◆eAA16RTlRw2e さんの作品一覧
http://s2-d2.com/archives/36612112.html
http://s2-d2.com/archives/36612112.html
506: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/03(日) 00:35:02.07:GfJvogyR0 (1/4)
―通気ダクト
昇降機「」ギュオオオオオン――ガゴンッ
*
スタスタスタ トコトコトコ パタパタパタ
*
―大坑道 ソフィア占拠区画付近
アインズ「ここから先は奴の占領地となる。皆、準備は良いか?」
クロシュ「ん!」
ロンドン「作戦のおさらいをしようか。この先で私たちは二手に分かれる。暴れまわって警備を引き付ける陽動部隊と、ソフィアの無力化を図る実行部隊。人選は――」
妖精「私たち旅の一行にメアリーとレインを加えたのが実行部隊で、それ以外が陽動……でもこれだと実行部隊に戦力が偏りすぎない?」
リーシア「ご心配なく〜。陽動部隊の目的は戦いに勝つことではなく、敵の注意を引き付けて引っ掻き回すことですので。ドワーフのロンドンさんと坑道ガイドの私に、素早いヴィトナちゃんとベテラン冒険者のアッシュさん、そして強くてタフなアインズさんに殿を任せれば完璧というわけですね〜」
ヴィトナ「ああ。逃げ回って生き残るの、得意だ」
アッシュ「おう。俺も生き汚さにゃ自信があんぜ!」
アインズ「心配はいらん。例え勇者の剣であろうとも、我が竜角の槍で凌ぎ切って見せよう」
竜角の槍「」シャキン
ロンドン「てなわけ。最悪モドキとの正面戦闘を避けらんないあんたたちの方が負担激重なんよ」
リーシア「ですね……。モドキ対策は大丈夫ですか?」
レイン「……ええ。私に少し考えがあるわ」
フメイ「!」
セイン「レイン……決心してくれたのか」
レイン「出くわさないのが一番よ。後はなるようになる。それだけ」
ロンドン「ここから突っ切れば一気にソフィアまで辿り着けるはず。後はどれだけ奴を手早く始末できるかだねえ」
メアリー「……私にお任せ頂ければ……ソフィア氏を、一撃で無力化して差し上げられます……」
アインズ「……一応聞いておくか。このメアリーという女は、何者だ?」
妖精「あー……ええと、まあ、ちょっとした助っ人だよ。少しでも戦力の足しになればと思って……」
アインズ「信用できるのか? 不穏な気配を感じるが」
妖精「私が許可しないと魔法が使えないように封印してあるから大丈夫」
アインズ「なら良いが……」
レイン「あなたたちが連れてた捕虜よね」
アッシュ「あっ、セイントレアの王女様か……!?」
メアリー「そのお話はまたの機会に」
ヴィトナ「……クロシュたちの仲間、なったのか?」
メアリー「そうです」
ヴィトナ「そうなのか! なら、仲間だ」
メアリー「はい。仲間です」ニコニコ
妖精「仲間にした覚えはないけど……まあ一時的な仲間ってことでいいか」
*
―通気ダクト
昇降機「」ギュオオオオオン――ガゴンッ
*
スタスタスタ トコトコトコ パタパタパタ
*
―大坑道 ソフィア占拠区画付近
アインズ「ここから先は奴の占領地となる。皆、準備は良いか?」
クロシュ「ん!」
ロンドン「作戦のおさらいをしようか。この先で私たちは二手に分かれる。暴れまわって警備を引き付ける陽動部隊と、ソフィアの無力化を図る実行部隊。人選は――」
妖精「私たち旅の一行にメアリーとレインを加えたのが実行部隊で、それ以外が陽動……でもこれだと実行部隊に戦力が偏りすぎない?」
リーシア「ご心配なく〜。陽動部隊の目的は戦いに勝つことではなく、敵の注意を引き付けて引っ掻き回すことですので。ドワーフのロンドンさんと坑道ガイドの私に、素早いヴィトナちゃんとベテラン冒険者のアッシュさん、そして強くてタフなアインズさんに殿を任せれば完璧というわけですね〜」
ヴィトナ「ああ。逃げ回って生き残るの、得意だ」
アッシュ「おう。俺も生き汚さにゃ自信があんぜ!」
アインズ「心配はいらん。例え勇者の剣であろうとも、我が竜角の槍で凌ぎ切って見せよう」
竜角の槍「」シャキン
ロンドン「てなわけ。最悪モドキとの正面戦闘を避けらんないあんたたちの方が負担激重なんよ」
リーシア「ですね……。モドキ対策は大丈夫ですか?」
レイン「……ええ。私に少し考えがあるわ」
フメイ「!」
セイン「レイン……決心してくれたのか」
レイン「出くわさないのが一番よ。後はなるようになる。それだけ」
ロンドン「ここから突っ切れば一気にソフィアまで辿り着けるはず。後はどれだけ奴を手早く始末できるかだねえ」
メアリー「……私にお任せ頂ければ……ソフィア氏を、一撃で無力化して差し上げられます……」
アインズ「……一応聞いておくか。このメアリーという女は、何者だ?」
妖精「あー……ええと、まあ、ちょっとした助っ人だよ。少しでも戦力の足しになればと思って……」
アインズ「信用できるのか? 不穏な気配を感じるが」
妖精「私が許可しないと魔法が使えないように封印してあるから大丈夫」
アインズ「なら良いが……」
レイン「あなたたちが連れてた捕虜よね」
アッシュ「あっ、セイントレアの王女様か……!?」
メアリー「そのお話はまたの機会に」
ヴィトナ「……クロシュたちの仲間、なったのか?」
メアリー「そうです」
ヴィトナ「そうなのか! なら、仲間だ」
メアリー「はい。仲間です」ニコニコ
妖精「仲間にした覚えはないけど……まあ一時的な仲間ってことでいいか」
*

モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」

絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」

タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」

玲音「風邪を引いてしまったようだ…」

苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
507: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/03(日) 00:36:19.99:GfJvogyR0 (2/4)
アインズ「では――陽動部隊、先んじて出陣する!」シュバッ
ロンドン「あたしらに続けェ!」シュババッ
シュババババッ
レイン「さて、私たち実行部隊も行きましょうか」
クロシュ「ん!」
フメイ「ん」チリチリ
セイン「ああ」
聖女「はい……!」
リュアン「い、行けます!」
妖精「いつでも」
メアリー「真の正しい世界の為に――」
レイン「行くわよ――首を洗って待っていなさい、ソフィア……!!!」シュバッ
◇
アインズ「では――陽動部隊、先んじて出陣する!」シュバッ
ロンドン「あたしらに続けェ!」シュババッ
シュババババッ
レイン「さて、私たち実行部隊も行きましょうか」
クロシュ「ん!」
フメイ「ん」チリチリ
セイン「ああ」
聖女「はい……!」
リュアン「い、行けます!」
妖精「いつでも」
メアリー「真の正しい世界の為に――」
レイン「行くわよ――首を洗って待っていなさい、ソフィア……!!!」シュバッ
◇
508: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/03(日) 00:39:04.44:GfJvogyR0 (3/4)
本日はここまで。次回ソフィア決戦編。お楽しみに
本日はここまで。次回ソフィア決戦編。お楽しみに
509:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/03(日) 02:58:30.53:xdrynTwIo (1/2)
おつおつ
できることはやった、あとは(コンマ)神に祈ろう
おつおつ
できることはやった、あとは(コンマ)神に祈ろう
510:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/03(日) 10:46:35.41:tTOedo6Oo (1/1)
メアリーが不穏ですな
メアリーが不穏ですな
511: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/03(日) 20:25:03.76:GfJvogyR0 (4/4)
クロシュさんたちはできることを概ねやりきったと見て良いかと思います。後は実際コンマ次第と言えるかもしれません。運命神はきまぐれなので気を抜かずに進むのが良いでしょう
メアリーさんはデロデロを良しとし、曇りなき善意で動いているようです。クロシュさんも正しいと思うことをするのが良いでしょう
そして本日は急用が入ったため、更新は見送りとなりました。明日更新できたらする予定です。よろしくお願いします
クロシュさんたちはできることを概ねやりきったと見て良いかと思います。後は実際コンマ次第と言えるかもしれません。運命神はきまぐれなので気を抜かずに進むのが良いでしょう
メアリーさんはデロデロを良しとし、曇りなき善意で動いているようです。クロシュさんも正しいと思うことをするのが良いでしょう
そして本日は急用が入ったため、更新は見送りとなりました。明日更新できたらする予定です。よろしくお願いします
512:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/03(日) 20:26:12.99:xdrynTwIo (2/2)
あいよー
あいよー
513:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 02:11:13.34:1EM46KRwo (1/1)
おつです
両者共でアインズが登場しているから一瞬間違えそうになった
他にも外伝出身者が出たりするかな?
おつです
両者共でアインズが登場しているから一瞬間違えそうになった
他にも外伝出身者が出たりするかな?
514: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:49:58.73:kZ6nu19h0 (1/16)
それでは本日更新していきたいと思います。よろしくお願いいたします
アインズ氏は出身地がはっきりしていたことと、クロシュたちの旅路がその地域と交わったことにより、この度登場することとなりました
出身地や活動地域が判明している人物であれば、今後もクロシュたちの旅路次第で出会う可能性があります。逆に言うとクロシュたちの旅路から離れたところにいる人や、そもそも出身地や活動地域・年代が明らかでない人は出しづらいということでもあるかもしれません。
もしこのスレに登場して欲しい人物がいる場合、登場人物募集の際に同名の案を投下していただければ前向きに検討することが可能です。投下する際は、募集要項・時代・地域・情勢とすり合わせておくのが良いでしょう
(二次創作スレにおけるフェルメール氏のような案が理想的な例と言えるかもしれません)
(必ずしも採用を約束できるわけではありません。ご了承ください)
それでは本日更新していきたいと思います。よろしくお願いいたします
アインズ氏は出身地がはっきりしていたことと、クロシュたちの旅路がその地域と交わったことにより、この度登場することとなりました
出身地や活動地域が判明している人物であれば、今後もクロシュたちの旅路次第で出会う可能性があります。逆に言うとクロシュたちの旅路から離れたところにいる人や、そもそも出身地や活動地域・年代が明らかでない人は出しづらいということでもあるかもしれません。
もしこのスレに登場して欲しい人物がいる場合、登場人物募集の際に同名の案を投下していただければ前向きに検討することが可能です。投下する際は、募集要項・時代・地域・情勢とすり合わせておくのが良いでしょう
(二次創作スレにおけるフェルメール氏のような案が理想的な例と言えるかもしれません)
(必ずしも採用を約束できるわけではありません。ご了承ください)
515: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:51:24.62:kZ6nu19h0 (2/16)
―大坑道 深部
シュタタタタッ
妖精「こっちは警戒されてない。陽動が上手くいっているのかな」
リュアン「誘い込まれてる……とかじゃないですよね……?」
聖女「ロンドンさんの情報を信じましょう。ここを突っ切れば一直線に辿り着けるはずです」
フメイ「セイン。モドキの気配はある?」
セイン「……多数の気配がロンドンたちの作戦方面へ向かっている気配を感じる。陽動に引っかかったらしい――だが」
レイン「……ソフィアのこと。自身の周囲にも戦力は残してあるのでしょう」
セイン「ああ。その数――2。まともにやり合えば、僕たちに勝ち目はない」
妖精「一応、私の方でも以前カリス相手に使った呪い除去の術式を用意してはあるけれど……通じる可能性は低いと思う。レインの策はどう?」
レイン「……通じるか通じないかは、やってみないとわからないわ」
妖精「通じなかったら撤退を視野に――」
セイン「!! こちらに急接近している!!」
レイン「気付かれた……!?」
鋼鉄の扉「」バゴンッ!!
スタスタ…
ソフィア「二手に分かれて侵入とは。私も舐められたものだね」スタスタ
四本の機械腕「」ワシャワシャ
サインモドキA「……」スタスタ
サインモドキB「……」スタスタ
クロシュ「!」
妖精「ソフィア……ロスチャイルド!」
ソフィア「せっかく見逃してあげたのに。どうして命を無駄にするような真似……を………」
フメイ「?」
リュアン「か……固まってしまいました……?」
セイン「……?」
ソフィア「えっ……き、キミは……サイン……!!?」
セイン「違う」
ソフィア「ち、違う……!? で、でも、だって、キミの気配……魔力の波長……まるで、まるで……」ガクガク
セイン「僕はセイン。カリス・ノーランドに造られた勇者スライムだ」
ソフィア「カリスの……勇者、スライム……?」
セイン「そうだ。証拠を見せる」デロ―
デロデロ―ポン!
スライムセイン「〜〜」モニョモニョ
―大坑道 深部
シュタタタタッ
妖精「こっちは警戒されてない。陽動が上手くいっているのかな」
リュアン「誘い込まれてる……とかじゃないですよね……?」
聖女「ロンドンさんの情報を信じましょう。ここを突っ切れば一直線に辿り着けるはずです」
フメイ「セイン。モドキの気配はある?」
セイン「……多数の気配がロンドンたちの作戦方面へ向かっている気配を感じる。陽動に引っかかったらしい――だが」
レイン「……ソフィアのこと。自身の周囲にも戦力は残してあるのでしょう」
セイン「ああ。その数――2。まともにやり合えば、僕たちに勝ち目はない」
妖精「一応、私の方でも以前カリス相手に使った呪い除去の術式を用意してはあるけれど……通じる可能性は低いと思う。レインの策はどう?」
レイン「……通じるか通じないかは、やってみないとわからないわ」
妖精「通じなかったら撤退を視野に――」
セイン「!! こちらに急接近している!!」
レイン「気付かれた……!?」
鋼鉄の扉「」バゴンッ!!
スタスタ…
ソフィア「二手に分かれて侵入とは。私も舐められたものだね」スタスタ
四本の機械腕「」ワシャワシャ
サインモドキA「……」スタスタ
サインモドキB「……」スタスタ
クロシュ「!」
妖精「ソフィア……ロスチャイルド!」
ソフィア「せっかく見逃してあげたのに。どうして命を無駄にするような真似……を………」
フメイ「?」
リュアン「か……固まってしまいました……?」
セイン「……?」
ソフィア「えっ……き、キミは……サイン……!!?」
セイン「違う」
ソフィア「ち、違う……!? で、でも、だって、キミの気配……魔力の波長……まるで、まるで……」ガクガク
セイン「僕はセイン。カリス・ノーランドに造られた勇者スライムだ」
ソフィア「カリスの……勇者、スライム……?」
セイン「そうだ。証拠を見せる」デロ―
デロデロ―ポン!
スライムセイン「〜〜」モニョモニョ
516: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:52:31.75:kZ6nu19h0 (3/16)
ソフィア「ああ……なるほど……そういう、ことだったのか……。カリス……カリス・ノーランドォォォォ!!!!」
激しく猛る四本の機械腕「」ワシャシャシャ!!!
フメイ「わわ……!?」
リュアン「き、急に叫んで……」
レイン「こいつ……頭がイカれたの?」
ソフィア「お前たち、勇者スライムの細胞を奪え!! 一欠片でも良い!!」
サインモドキAB「!」
光の残像「」パヒュン――
妖精「はっ!? ま、まずいセイン!!」
スパパッ!!
スライムセイン「〜〜!!」モニャニャ
シュタッ
セインの細胞片を手にしたサインモドキA「……」
立ちはだかるサインモドキB「……」
クロシュ「……!!」
モニョモニョ…ポン!
セイン「すまない、しくじった……!」
フメイ「セイン、大丈夫……!?」
セイン「奴の言った通り、細胞を一欠片切り取られただけだ。支障は全くない」
妖精「で、でも――あいつの目的って――」
試験管に詰められたセインの細胞片「」キュキュッポン!
ソフィア「よくやった。お前たちはこいつらをここで足止めしろ。殺しても良い」
サインモドキA「……」ジリ
聖剣モドキ「」シャキン
サインモドキB「……」ジリ
聖剣モドキ「」シャキン
ソフィア「では私はこれで。クク……ハッハハハ……ファーッハッハッハ!!」シュタッ
聖女「ソフィアさんが撤退していきます!」
レイン「ソフィア!! 待ちなさい、ソフィアッ!!!」
立ちふさがるサインモドキAB「……」ザザッ
セイン「……こいつらをどうにかしなければ、追うこともできない」
妖精「くう……レイン!! 策があるんでしょ!!」
レイン「くそっ……ええあるわよ!!! やってやろうじゃないの!!!!」コォォォ――
レイン「私に……堕ちろ!!!」
心魔法の波動「」ポワン――!!!
サインモドキA「……」
サインモドキB「……」
キラキラキラ――
光となって消えていくサインモドキたち「」キラキラキラ…
ソフィア「ああ……なるほど……そういう、ことだったのか……。カリス……カリス・ノーランドォォォォ!!!!」
激しく猛る四本の機械腕「」ワシャシャシャ!!!
フメイ「わわ……!?」
リュアン「き、急に叫んで……」
レイン「こいつ……頭がイカれたの?」
ソフィア「お前たち、勇者スライムの細胞を奪え!! 一欠片でも良い!!」
サインモドキAB「!」
光の残像「」パヒュン――
妖精「はっ!? ま、まずいセイン!!」
スパパッ!!
スライムセイン「〜〜!!」モニャニャ
シュタッ
セインの細胞片を手にしたサインモドキA「……」
立ちはだかるサインモドキB「……」
クロシュ「……!!」
モニョモニョ…ポン!
セイン「すまない、しくじった……!」
フメイ「セイン、大丈夫……!?」
セイン「奴の言った通り、細胞を一欠片切り取られただけだ。支障は全くない」
妖精「で、でも――あいつの目的って――」
試験管に詰められたセインの細胞片「」キュキュッポン!
ソフィア「よくやった。お前たちはこいつらをここで足止めしろ。殺しても良い」
サインモドキA「……」ジリ
聖剣モドキ「」シャキン
サインモドキB「……」ジリ
聖剣モドキ「」シャキン
ソフィア「では私はこれで。クク……ハッハハハ……ファーッハッハッハ!!」シュタッ
聖女「ソフィアさんが撤退していきます!」
レイン「ソフィア!! 待ちなさい、ソフィアッ!!!」
立ちふさがるサインモドキAB「……」ザザッ
セイン「……こいつらをどうにかしなければ、追うこともできない」
妖精「くう……レイン!! 策があるんでしょ!!」
レイン「くそっ……ええあるわよ!!! やってやろうじゃないの!!!!」コォォォ――
レイン「私に……堕ちろ!!!」
心魔法の波動「」ポワン――!!!
サインモドキA「……」
サインモドキB「……」
キラキラキラ――
光となって消えていくサインモドキたち「」キラキラキラ…
517: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:53:31.48:kZ6nu19h0 (4/16)
レイン「……えっ?」
リュアン「サインモドキさんたちが……消えていく……?」
フメイ「どういうことなの? 妖精」
妖精「し、知らないよ!」
キラキラキラキラ……
カラン――
聖剣モドキ「」
聖剣モドキ「」
フメイ「あ、聖剣……の偽物?」
セイン「………」スタスタ…スッ
光となって消えていく二振りの聖剣モドキ「」キラキラキラ…
聖女「聖剣の偽物も……光に……?」
セイン「……ああ」
妖精「この剣……光を編まれて造られたものみたい。ほどけば、簡単に光に還るんだ……」
リュアン「………じゃあ、もしかして……勇者モドキさんたちも……」
セイン「……自分自身で、自分をほどいたようだ。どうしてかは……わからないが」
フメイ「……レインのこと……好きになったから……?」
レイン「………」
妖精「レイン……魔法の手応えは……あったの?」
レイン「………あの時……サインの時も……手応えなんて、なかった。今回も……」
フメイ「じゃあ……どうして……?」
レイン「……わからない。わからないけれど……一つ、わかったこともある」
クロシュ「ほえ……?」
レイン「急いで追うわよ。あのアホが、どうしようもないことをしでかす前に――」
◇
レイン「……えっ?」
リュアン「サインモドキさんたちが……消えていく……?」
フメイ「どういうことなの? 妖精」
妖精「し、知らないよ!」
キラキラキラキラ……
カラン――
聖剣モドキ「」
聖剣モドキ「」
フメイ「あ、聖剣……の偽物?」
セイン「………」スタスタ…スッ
光となって消えていく二振りの聖剣モドキ「」キラキラキラ…
聖女「聖剣の偽物も……光に……?」
セイン「……ああ」
妖精「この剣……光を編まれて造られたものみたい。ほどけば、簡単に光に還るんだ……」
リュアン「………じゃあ、もしかして……勇者モドキさんたちも……」
セイン「……自分自身で、自分をほどいたようだ。どうしてかは……わからないが」
フメイ「……レインのこと……好きになったから……?」
レイン「………」
妖精「レイン……魔法の手応えは……あったの?」
レイン「………あの時……サインの時も……手応えなんて、なかった。今回も……」
フメイ「じゃあ……どうして……?」
レイン「……わからない。わからないけれど……一つ、わかったこともある」
クロシュ「ほえ……?」
レイン「急いで追うわよ。あのアホが、どうしようもないことをしでかす前に――」
◇
518: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:54:58.99:kZ6nu19h0 (5/16)
―ソフィアの研究室
警報「」ビービービー
カチャカチャカチャカチャ
ソフィア「……っ!? 失敗作の信号が途絶えた……!? あいつら、一体どうやって……!?」
ソフィア「だが……もういい!! 失敗作どもなんかもういらない……これで、これで、完成するんだ……!!」
大きな試験管「」コポコポコポ
ソフィア「サイン……サイン、サインサインサイン……あああ待ち切れない……!!! 早く、早く早く……!!」
鋼鉄の扉「」バァン!!!
レイン「ソォフィアァァァ!!!!」バサッ
ソフィア「誰かと思えば……サインを誑かした下賤な淫売か。今はあの勇者スライムにお熱なのかい?」
レイン「貴様……何をしようとしている!?」
ソフィア「見てわからないかな。お前たち魔族のせいで死んだサインを、私の隣に呼び戻してるとこだよ」
レイン「巫山戯るな!! サインは……死んだのよ!! 死んだものはどうあっても戻らない――そんなこともわからないほどに愚かなのか、貴様は……!!」
ソフィア「フン、下らない定説だね。今までは単に死を覆す手段がなかっただけさ。だが――ここでは違う!! この私の研究領域では――可逆的な変化に過ぎない!!」
四本の機械腕「」ワシャシャシャ――
高周波振動刃「」シャキン
魔導機関銃「」ジャキッ
魔導誘導弾倉「」ガコン
魔導再現器「」フォン
重装警備ゴーレム「」ドスン
重装警備ゴーレム「」ドスン
レイン「!」
―ソフィアの研究室
警報「」ビービービー
カチャカチャカチャカチャ
ソフィア「……っ!? 失敗作の信号が途絶えた……!? あいつら、一体どうやって……!?」
ソフィア「だが……もういい!! 失敗作どもなんかもういらない……これで、これで、完成するんだ……!!」
大きな試験管「」コポコポコポ
ソフィア「サイン……サイン、サインサインサイン……あああ待ち切れない……!!! 早く、早く早く……!!」
鋼鉄の扉「」バァン!!!
レイン「ソォフィアァァァ!!!!」バサッ
ソフィア「誰かと思えば……サインを誑かした下賤な淫売か。今はあの勇者スライムにお熱なのかい?」
レイン「貴様……何をしようとしている!?」
ソフィア「見てわからないかな。お前たち魔族のせいで死んだサインを、私の隣に呼び戻してるとこだよ」
レイン「巫山戯るな!! サインは……死んだのよ!! 死んだものはどうあっても戻らない――そんなこともわからないほどに愚かなのか、貴様は……!!」
ソフィア「フン、下らない定説だね。今までは単に死を覆す手段がなかっただけさ。だが――ここでは違う!! この私の研究領域では――可逆的な変化に過ぎない!!」
四本の機械腕「」ワシャシャシャ――
高周波振動刃「」シャキン
魔導機関銃「」ジャキッ
魔導誘導弾倉「」ガコン
魔導再現器「」フォン
重装警備ゴーレム「」ドスン
重装警備ゴーレム「」ドスン
レイン「!」
519: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 16:57:04.22:kZ6nu19h0 (6/16)
クロシュ「!」タタッ
妖精「追いついた……わっ!?」
フメイ「これ……ソフィアと、敵?」
セイン「……モドキはいない、か」
ソフィア「キミたちが優れた力を持っていることはわかっている。この戦力じゃ太刀打ちできないこともね。でも――サインを迎えるまでの時間なら、十分に稼げる――!!」
ソフィアの背後にある大きな試験管「」コポコポコポ
聖女「あ、あの試験管は……!?」
リュアン「大きな……とても大きな光の力を感じます……!! まさか――」
メアリー「新たな……かなしみの、産声が……」
ソフィア「さあ――大団円の前奏といこうじゃないか!!!!」
――ボス戦闘 ソフィア・ロスチャイルド――
◇ソフィア・ロスチャイルドが〈愛〉を発動!!
自身のコンマ+50、会心+50、痛恨回避+50!!
さらに精神異常による不利効果無効!!
さらに敗北時一度だけ耐える!!
◇ソフィア・ロスチャイルドが〈時間稼ぎ〉を発動!!
自身のコンマ+50、自身の優勢および会心を無効化!!
◆坑道突撃隊 満腹度[18/15]
コンマ+90(連携+15、薄明+15、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇パッシブ(条件を満たすと自動発動)
・連携(常にコンマ+15)
・残火(敗北時1度だけ復活。復活後アクティブ使用不可)
・結界(1度だけ劣勢・痛恨を無効)
・埋火(敗北危機のとき、コンマ+20、会心+20)
・追風(優勢時、次ターンコンマ+10)
・変天(痛恨時1度だけコンマの1桁と2桁を入れ替える)
・薄明(最初のターンコンマ+15)
・閃光(常にコンマ+40、会心+40)
・魅了(敵コンマ-25、異性には効果2倍)
・斥力(常にコンマ+15、痛恨回避+15)
・温泉(最大満腹度+5、復活反動無効)
・食事(余剰満腹度+3、コンマ+5)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています
3ターン経過すると何かが起きます
↓1コンマ
01-30 膠着
31-95 優勢
96-00 会心
クロシュ「!」タタッ
妖精「追いついた……わっ!?」
フメイ「これ……ソフィアと、敵?」
セイン「……モドキはいない、か」
ソフィア「キミたちが優れた力を持っていることはわかっている。この戦力じゃ太刀打ちできないこともね。でも――サインを迎えるまでの時間なら、十分に稼げる――!!」
ソフィアの背後にある大きな試験管「」コポコポコポ
聖女「あ、あの試験管は……!?」
リュアン「大きな……とても大きな光の力を感じます……!! まさか――」
メアリー「新たな……かなしみの、産声が……」
ソフィア「さあ――大団円の前奏といこうじゃないか!!!!」
――ボス戦闘 ソフィア・ロスチャイルド――
◇ソフィア・ロスチャイルドが〈愛〉を発動!!
自身のコンマ+50、会心+50、痛恨回避+50!!
さらに精神異常による不利効果無効!!
さらに敗北時一度だけ耐える!!
◇ソフィア・ロスチャイルドが〈時間稼ぎ〉を発動!!
自身のコンマ+50、自身の優勢および会心を無効化!!
◆坑道突撃隊 満腹度[18/15]
コンマ+90(連携+15、薄明+15、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇パッシブ(条件を満たすと自動発動)
・連携(常にコンマ+15)
・残火(敗北時1度だけ復活。復活後アクティブ使用不可)
・結界(1度だけ劣勢・痛恨を無効)
・埋火(敗北危機のとき、コンマ+20、会心+20)
・追風(優勢時、次ターンコンマ+10)
・変天(痛恨時1度だけコンマの1桁と2桁を入れ替える)
・薄明(最初のターンコンマ+15)
・閃光(常にコンマ+40、会心+40)
・魅了(敵コンマ-25、異性には効果2倍)
・斥力(常にコンマ+15、痛恨回避+15)
・温泉(最大満腹度+5、復活反動無効)
・食事(余剰満腹度+3、コンマ+5)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています
3ターン経過すると何かが起きます
↓1コンマ
01-30 膠着
31-95 優勢
96-00 会心
520:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 16:58:53.40:MZVkeKNv0 (1/3)
居合
居合
521: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 17:43:46.46:kZ6nu19h0 (7/16)
四本の機械腕「」ガションガション!
魔導機関銃「」ジャキッ
ギュイィィィーン――
ガガガガガガッ!!!!
降り注ぐ弾丸の雨「」ガガガガガガッ!!!!
大盾クロシュ「んわわわわ!!?」カカカカカンッ
妖精「聖女とリュアンはクロシュの大盾に隠れて!! 一発でも致命傷になり得る!!」
聖女「は、はい!!」
リュアン「ううっ、悔しいけどそうするしか……!!」
斥力「」フォン―
空中で静止する弾丸「」ピタッ
ポロッ ポロポロッ カランコロン
メアリー「……私も、導師クロシュに守られたいのですが……」
妖精「メアリーはその魔法で自分を守れるでしょ!」
弾かれる弾丸「」キンキンッ
セイン「フメイ、大丈夫か?」
フメイ「うん。届く前に溶かす」
レイン「やるじゃない」
フメイ「当然。クロシュがみんなを守るなら……クロシュのことは、フメイが守る!」バッ!
火球「」シュボッ!!
爆発する重装ゴーレム「!」ドガンッ!
ソフィア「チッ……ならこれはどうだ!」ガシャコン!
魔導誘導弾「」バシュウウウウッ!!!
セイン「ミサイル! フメイ、あれは溶かすな!!」
フメイ「どうすればいいの!!」
メアリー「お任せを」スッ
斥力「」フォン――
反転する魔導誘導弾「」クルンッ バシュウウウウ!!
ソフィア「!」
ドガァァァン!!
魔導障壁「」ヴン―
ソフィア「……なぜメアリー・ロード・セイントレアがそこにいて、こいつらに協力している?」
メアリー「真の正しい世界の為、です」
四本の機械腕「」ガションガション!
魔導機関銃「」ジャキッ
ギュイィィィーン――
ガガガガガガッ!!!!
降り注ぐ弾丸の雨「」ガガガガガガッ!!!!
大盾クロシュ「んわわわわ!!?」カカカカカンッ
妖精「聖女とリュアンはクロシュの大盾に隠れて!! 一発でも致命傷になり得る!!」
聖女「は、はい!!」
リュアン「ううっ、悔しいけどそうするしか……!!」
斥力「」フォン―
空中で静止する弾丸「」ピタッ
ポロッ ポロポロッ カランコロン
メアリー「……私も、導師クロシュに守られたいのですが……」
妖精「メアリーはその魔法で自分を守れるでしょ!」
弾かれる弾丸「」キンキンッ
セイン「フメイ、大丈夫か?」
フメイ「うん。届く前に溶かす」
レイン「やるじゃない」
フメイ「当然。クロシュがみんなを守るなら……クロシュのことは、フメイが守る!」バッ!
火球「」シュボッ!!
爆発する重装ゴーレム「!」ドガンッ!
ソフィア「チッ……ならこれはどうだ!」ガシャコン!
魔導誘導弾「」バシュウウウウッ!!!
セイン「ミサイル! フメイ、あれは溶かすな!!」
フメイ「どうすればいいの!!」
メアリー「お任せを」スッ
斥力「」フォン――
反転する魔導誘導弾「」クルンッ バシュウウウウ!!
ソフィア「!」
ドガァァァン!!
魔導障壁「」ヴン―
ソフィア「……なぜメアリー・ロード・セイントレアがそこにいて、こいつらに協力している?」
メアリー「真の正しい世界の為、です」
522: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 17:45:15.05:kZ6nu19h0 (8/16)
レイン「おもしろ武器はこれでお終いかしら?」
ソフィア「言ってろ。ここから射撃を繰り返せば、お前たちもいずれ疲弊する」
リロード中の魔導機関銃「」プシュー カチャカチャ
発射される誘導弾「」バシュウウウウッ!!
メアリー「機関銃のリロードタイムはミサイルで誤魔化す……。四本腕、便利ですね……」
斥力「」フォン―
ソフィア「でも対処できないだろう? そのミサイルを跳ね返したところで、私の障壁は破れない――」
妖精「ならこれはどう!? クロシュ今だ!!」
空クロシュ「ん!」
空間跳躍大盾「」ヴォンッ!!!
ソフィア「!!?」
ガギィィンッ!!
吹っ飛ぶ2本の機械腕「」ベギャッ!!
ソフィア「ぐあっ!」
フメイ「やった!」
レイン「アッハッハ!! ざまあみなさい、クロシュが剣で武装していれば今ので一刀両断だったわ!!」
ソフィア「チィィ……スライムの威を借る売女が……!!!」ギリリ
◆坑道突撃隊 満腹度[12/15]
コンマ+85(連携+15、追風+10、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています
3ターン経過すると何かが起きます。現在1ターン経過
↓1コンマ
01-35 膠着
36-95 優勢
96-00 会心
レイン「おもしろ武器はこれでお終いかしら?」
ソフィア「言ってろ。ここから射撃を繰り返せば、お前たちもいずれ疲弊する」
リロード中の魔導機関銃「」プシュー カチャカチャ
発射される誘導弾「」バシュウウウウッ!!
メアリー「機関銃のリロードタイムはミサイルで誤魔化す……。四本腕、便利ですね……」
斥力「」フォン―
ソフィア「でも対処できないだろう? そのミサイルを跳ね返したところで、私の障壁は破れない――」
妖精「ならこれはどう!? クロシュ今だ!!」
空クロシュ「ん!」
空間跳躍大盾「」ヴォンッ!!!
ソフィア「!!?」
ガギィィンッ!!
吹っ飛ぶ2本の機械腕「」ベギャッ!!
ソフィア「ぐあっ!」
フメイ「やった!」
レイン「アッハッハ!! ざまあみなさい、クロシュが剣で武装していれば今ので一刀両断だったわ!!」
ソフィア「チィィ……スライムの威を借る売女が……!!!」ギリリ
◆坑道突撃隊 満腹度[12/15]
コンマ+85(連携+15、追風+10、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています
3ターン経過すると何かが起きます。現在1ターン経過
↓1コンマ
01-35 膠着
36-95 優勢
96-00 会心
523:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 17:56:45.09:T5Aa5IdyO (1/1)
居合
居合
524: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 18:32:36.63:kZ6nu19h0 (9/16)
空クロシュ「〜〜!」モニョニョニョ
大盾「」ググググ
妖精「――はっ!? 待ってクロシュ、同じ技を連続で使うと――」
空間跳躍大盾「」ヴォン!!!
ギンッ!!
激しい火花「」バヂィッ!!
高周波振動刃「」ヴーン…
空クロシュ「!!?」モニャニャ!!?
ソフィア「所詮はスライムだね。有効な技が見つかったと思えば馬鹿の一つ覚え。同じ手が二度通用する程度の雑魚しか相手にして来なかったのかい?」
フメイ「この……!! 一回防いだくらいで調子乗って……!!」チリリッ
ソフィア「でもその一回は、致命的な一回かもしれないよ。ねえ、サイン?」チラッ
大きな試験管「」コポコポコポ
リュアン「あっ……試験管の光の魔力が、さらに大きくなって……!」
セイン「くっ……ソフィアを止めなければ……!!」
クロシュ「〜〜…」モニャニャ
妖精「クロシュ!! さっきの反省は後にして、今はあいつを止めることを考えて!!」
クロシュ「う、うん……!」
メアリー「……」スッ
白影スライム「」モニョッ
★メアリーが〈デロデロ〉を発動
◆坑道突撃隊 満腹度[6/15]
コンマ+75(連携+15、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています。現在2ターン経過
このターン終了時、戦闘終了していなかった場合何かが起きます
↓1コンマ
01-95 ??
96-00 会心
空クロシュ「〜〜!」モニョニョニョ
大盾「」ググググ
妖精「――はっ!? 待ってクロシュ、同じ技を連続で使うと――」
空間跳躍大盾「」ヴォン!!!
ギンッ!!
激しい火花「」バヂィッ!!
高周波振動刃「」ヴーン…
空クロシュ「!!?」モニャニャ!!?
ソフィア「所詮はスライムだね。有効な技が見つかったと思えば馬鹿の一つ覚え。同じ手が二度通用する程度の雑魚しか相手にして来なかったのかい?」
フメイ「この……!! 一回防いだくらいで調子乗って……!!」チリリッ
ソフィア「でもその一回は、致命的な一回かもしれないよ。ねえ、サイン?」チラッ
大きな試験管「」コポコポコポ
リュアン「あっ……試験管の光の魔力が、さらに大きくなって……!」
セイン「くっ……ソフィアを止めなければ……!!」
クロシュ「〜〜…」モニャニャ
妖精「クロシュ!! さっきの反省は後にして、今はあいつを止めることを考えて!!」
クロシュ「う、うん……!」
メアリー「……」スッ
白影スライム「」モニョッ
★メアリーが〈デロデロ〉を発動
◆坑道突撃隊 満腹度[6/15]
コンマ+75(連携+15、閃光+40、斥力+15、食事+5)
会心+40(閃光+40)
痛恨回避+15(斥力+15)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
◆ソフィア・ロスチャイルド
コンマ+70(愛+50、時間稼ぎ+50、地の利+40、戦力差-70)
痛恨回避+50(愛+50)
※ソフィア・ロスチャイルドは時間稼ぎをしています。現在2ターン経過
このターン終了時、戦闘終了していなかった場合何かが起きます
↓1コンマ
01-95 ??
96-00 会心
525:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 18:33:23.91:MZVkeKNv0 (2/3)
星屑
星屑
526: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 21:18:32.13:kZ6nu19h0 (10/16)
星屑を食べても会心率は増えないため、この判定では完全な無駄遣いとなります
本当に食べますか?
※食べようと食べまいと、コンマによる運命は既に決しています
↓1〜 先取2票
1.食べる
2.食べない
星屑を食べても会心率は増えないため、この判定では完全な無駄遣いとなります
本当に食べますか?
※食べようと食べまいと、コンマによる運命は既に決しています
↓1〜 先取2票
1.食べる
2.食べない
527:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 21:19:12.68:MZVkeKNv0 (3/3)
2
2
528:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/04(月) 21:21:30.78:9YBKDg5io (1/1)
2
2
529: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:02:31.70:kZ6nu19h0 (11/16)
試験管「」ピシッ パキッパキパキッ
ソフィア「来た……!! サイン、サインここだよ……!! 早く、早く私の――」
ピョンッ ベニョッ
溶け始めるソフィア「……えっ…………」デロ…
白影スライム「」モニョモニョ
溶け始めるソフィア「あ、え……え………?」デロロ…
クロシュ「……!!?」
妖精「えっ……!? め……メアリー!!?」
メアリー「……」
割れる試験管「」バリィン…!!
スタッ
サイン?「……」
溶けているソフィア「あ……ああ……サイン、サイン……やっと……やっと会えた……サイン……!!!」デロデロ…
サイン?「……」
溶けているソフィア「サイン、サイン……ごめんよ、ごめん……せっかく君を呼んだのに……私は……」デロデロ…
サイン?「……」スタスタ
ギュッ
溶けているソフィア「ふあっ……。だ、だめだサイン……今の私に触れたら……せっかく蘇った君まで……!」デロデロ…
溶け始めるサイン?「……」デロロ
溶けているソフィア「ばか……ばかばか……!!! どうして……どうしてこんな時に……私を……選んじゃうんだ……!!!」デロデロデロ…
溶けているサイン?「……」デロデロ…
溶けているソフィア「ばかぁ……」デロデロデロ…
溶けているサイン?「……」デロロ…
溶けていくソフィア「でも、でも……」デロロロロ…
溶けていくサイン?「……」デロロロロロ…
溶けていくソフィア「ふ、ふへ、へ……わたしのこと……やっと……えらん、で……」デロロロロロロ…ポロポロ…
デロロロロロ…
溶けていくサイン?「……」チラッ
レイン「!」
セイン「!」
クロシュ「……!」
モニョモニョ―ポン!
星スライムクロシュ「〜〜!!!」モニョニョニョニョ!!!
――――――
―――
―
試験管「」ピシッ パキッパキパキッ
ソフィア「来た……!! サイン、サインここだよ……!! 早く、早く私の――」
ピョンッ ベニョッ
溶け始めるソフィア「……えっ…………」デロ…
白影スライム「」モニョモニョ
溶け始めるソフィア「あ、え……え………?」デロロ…
クロシュ「……!!?」
妖精「えっ……!? め……メアリー!!?」
メアリー「……」
割れる試験管「」バリィン…!!
スタッ
サイン?「……」
溶けているソフィア「あ……ああ……サイン、サイン……やっと……やっと会えた……サイン……!!!」デロデロ…
サイン?「……」
溶けているソフィア「サイン、サイン……ごめんよ、ごめん……せっかく君を呼んだのに……私は……」デロデロ…
サイン?「……」スタスタ
ギュッ
溶けているソフィア「ふあっ……。だ、だめだサイン……今の私に触れたら……せっかく蘇った君まで……!」デロデロ…
溶け始めるサイン?「……」デロロ
溶けているソフィア「ばか……ばかばか……!!! どうして……どうしてこんな時に……私を……選んじゃうんだ……!!!」デロデロデロ…
溶けているサイン?「……」デロデロ…
溶けているソフィア「ばかぁ……」デロデロデロ…
溶けているサイン?「……」デロロ…
溶けていくソフィア「でも、でも……」デロロロロ…
溶けていくサイン?「……」デロロロロロ…
溶けていくソフィア「ふ、ふへ、へ……わたしのこと……やっと……えらん、で……」デロロロロロロ…ポロポロ…
デロロロロロ…
溶けていくサイン?「……」チラッ
レイン「!」
セイン「!」
クロシュ「……!」
モニョモニョ―ポン!
星スライムクロシュ「〜〜!!!」モニョニョニョニョ!!!
――――――
―――
―
530: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:03:31.39:kZ6nu19h0 (12/16)
―??
ザァーン… ザザァーン…
「俺の残り火が……迷惑をかけた」
レイン「……!! サイン……サインなの!!?」
セイン「……」
クロシュ「……」
「……レイン。ソフィアのことを……許してやってくれないか。あいつも……本当は、ただ……俺たちと同じで……。寂しかった、だけなんだ……」
レイン「サイン……」
「……寂しいからといって、越えてはならない一線がある……というのも、わかる。だが……俺たちに、ソフィアだけを糾弾する資格なんて……ない、と思う」
レイン「……」
「……セインも……ようやく、俺から解放されたのに……また面倒事に巻き込んで、すまなかった」
セイン「……今回は、僕自身が自ら首を突っ込んだ。だから……問題ない」
「そうか……。ならば……これからも、自分と仲間を大事にしてくれ」
セイン「ああ」
「……クロシュ」
クロシュ「!」
「レインとセインをここに呼んで……話させてくれて……ありがとう」
クロシュ「うん」
「………勇者の力は……今の弱った君の体では、負担が大きい。だからこの前は、君を拒絶するような真似をしたんだ。すまなかった」
クロシュ「んーん……。だいじょうぶ……!」
「……もし、必要な時が来て……その時に君が、十分に力を取り戻していたら……その時に改めて力を貸そう。まあ……君にはもう、既にたくさんの絆と力があるから……必要な時は来ないかもしれない」
クロシュ「そうなの?」
「ああ。君はもう、たくさんの人から、たくさんのものを託されている」
クロシュ「そうかも……」
「ここまで来てくれて……セインとレインと、友達になってくれて……ありがとう。セイントレア王国を嫌いにならないでくれて……ありがとう」
クロシュ「!」
セイン「……サインは、セイントレア王国のことが……好きなのか?」
「思うところは、ある。でも……あの国は、俺の生まれ育った国で……たくさんの人と出会って、好きになって、応援されて……守りたかったって気持ちは、本当だったんだ。その過程で……あまりにもたくさんの命を……傷付けて、壊してしまった」
クロシュ「……」
レイン「……」
セイン「……」
―??
ザァーン… ザザァーン…
「俺の残り火が……迷惑をかけた」
レイン「……!! サイン……サインなの!!?」
セイン「……」
クロシュ「……」
「……レイン。ソフィアのことを……許してやってくれないか。あいつも……本当は、ただ……俺たちと同じで……。寂しかった、だけなんだ……」
レイン「サイン……」
「……寂しいからといって、越えてはならない一線がある……というのも、わかる。だが……俺たちに、ソフィアだけを糾弾する資格なんて……ない、と思う」
レイン「……」
「……セインも……ようやく、俺から解放されたのに……また面倒事に巻き込んで、すまなかった」
セイン「……今回は、僕自身が自ら首を突っ込んだ。だから……問題ない」
「そうか……。ならば……これからも、自分と仲間を大事にしてくれ」
セイン「ああ」
「……クロシュ」
クロシュ「!」
「レインとセインをここに呼んで……話させてくれて……ありがとう」
クロシュ「うん」
「………勇者の力は……今の弱った君の体では、負担が大きい。だからこの前は、君を拒絶するような真似をしたんだ。すまなかった」
クロシュ「んーん……。だいじょうぶ……!」
「……もし、必要な時が来て……その時に君が、十分に力を取り戻していたら……その時に改めて力を貸そう。まあ……君にはもう、既にたくさんの絆と力があるから……必要な時は来ないかもしれない」
クロシュ「そうなの?」
「ああ。君はもう、たくさんの人から、たくさんのものを託されている」
クロシュ「そうかも……」
「ここまで来てくれて……セインとレインと、友達になってくれて……ありがとう。セイントレア王国を嫌いにならないでくれて……ありがとう」
クロシュ「!」
セイン「……サインは、セイントレア王国のことが……好きなのか?」
「思うところは、ある。でも……あの国は、俺の生まれ育った国で……たくさんの人と出会って、好きになって、応援されて……守りたかったって気持ちは、本当だったんだ。その過程で……あまりにもたくさんの命を……傷付けて、壊してしまった」
クロシュ「……」
レイン「……」
セイン「……」
531: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:04:08.51:kZ6nu19h0 (13/16)
「クロシュ……まだ幼い君に……僕たち先人が残した、世界の無理難題を押し付けることになってしまって……本当にすまない」
クロシュ「んーん。わたし……だいじょうぶ! みんな、一緒だから……!」
「……良かった。君が、人に頼ることのできる子で……そして、頼れる人たちが君の周りにいて……本当に良かった」
セイン「……サインには、いなかったのか」
「……そんなことはない。例えば……レインとか……」
レイン「……取って付けたように言わなくたって良いわ……。あなたの本心なんて……今初めて聞いたのよ、私……」
「……すまない」
レイン「謝りたいのはこっち……。一番近くにいたのに……あなたを、頼らせてあげられなかった……」
「………もっと頼れば良かったな。生きてる間は……全然、そんな発想ができなかったんだ……」
レイン「……ねえ……私も、そっちに……行けないの……?」
「……白い影のスライムに触れれば……星に溶けて、一つになる……。レインがそうしたいのなら……俺は、止めない」
レイン「……来て欲しいとは、言ってくれないのね……」
「好きな人には、生きていて欲しいんだ。エゴかもしれないけど」
レイン「……わかってる。やり残したこともあるし、まだそっちには行けないわ」
「ああ。でも……テロ行為は、もう……」
レイン「……人間の子に、言い負かされたの。だから……もうやめるわ……」
「そうか……!」
セイン「……ソフィアと、勇者モドキたちは……どうなる?」
「……デロデロに溶けて……星に還ると思う」
クロシュ「……」
「……クロシュ……気に病まないで欲しい。メアリー王女は……君を守りたい一心だったんだ」
クロシュ「!」
「俺は……デロデロが良いかどうか、判断できないが……。少なくとも、闘争や飢餓の苦しみの中で死ぬよりは……優しいんじゃないかって、思う……。本当は……そんな苦しみなんて最初からないのが、一番だが……」
レイン「……無理よ。命は、相争うようにできている……。デロデロにでもならない限り、苦痛からは逃れられないわ」
「………そうだな」
クロシュ「……」
「クロシュ……まだ幼い君に……僕たち先人が残した、世界の無理難題を押し付けることになってしまって……本当にすまない」
クロシュ「んーん。わたし……だいじょうぶ! みんな、一緒だから……!」
「……良かった。君が、人に頼ることのできる子で……そして、頼れる人たちが君の周りにいて……本当に良かった」
セイン「……サインには、いなかったのか」
「……そんなことはない。例えば……レインとか……」
レイン「……取って付けたように言わなくたって良いわ……。あなたの本心なんて……今初めて聞いたのよ、私……」
「……すまない」
レイン「謝りたいのはこっち……。一番近くにいたのに……あなたを、頼らせてあげられなかった……」
「………もっと頼れば良かったな。生きてる間は……全然、そんな発想ができなかったんだ……」
レイン「……ねえ……私も、そっちに……行けないの……?」
「……白い影のスライムに触れれば……星に溶けて、一つになる……。レインがそうしたいのなら……俺は、止めない」
レイン「……来て欲しいとは、言ってくれないのね……」
「好きな人には、生きていて欲しいんだ。エゴかもしれないけど」
レイン「……わかってる。やり残したこともあるし、まだそっちには行けないわ」
「ああ。でも……テロ行為は、もう……」
レイン「……人間の子に、言い負かされたの。だから……もうやめるわ……」
「そうか……!」
セイン「……ソフィアと、勇者モドキたちは……どうなる?」
「……デロデロに溶けて……星に還ると思う」
クロシュ「……」
「……クロシュ……気に病まないで欲しい。メアリー王女は……君を守りたい一心だったんだ」
クロシュ「!」
「俺は……デロデロが良いかどうか、判断できないが……。少なくとも、闘争や飢餓の苦しみの中で死ぬよりは……優しいんじゃないかって、思う……。本当は……そんな苦しみなんて最初からないのが、一番だが……」
レイン「……無理よ。命は、相争うようにできている……。デロデロにでもならない限り、苦痛からは逃れられないわ」
「………そうだな」
クロシュ「……」
532: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:05:08.41:kZ6nu19h0 (14/16)
遥か彼方の空に浮かぶ白い光「」ユラユラ
「……そろそろ、時間だ」
レイン「!! ねえ、サイン……また、お話できないの?」
「……これは……ソフィアが繋げた細い糸を、クロシュが手繰り寄せることで起こった……一時的な、奇跡のようなものだと思う。きっと……二度目は、ない」
レイン「そう……そう、よね……。わかってる……また……お話ができて……できて……ほん、とうに……」グスッ
「……君を置いていってしまう不甲斐ない男を……どうか許してくれ……」
レイン「い、いいのよ……。あなたこそ……あなたを支えてあげられなかった、不甲斐ない女を……許して……」グスグス
グスグス メソメソ
クロシュ「……先、出る?」
セイン「……大丈夫なのか? クロシュがいなくなっても」
クロシュ「うん……。たぶん、だいじょうぶ……」
セイン「……そうか。それなら……二人きりにしてやろう」
クロシュ「ん」
トプン――
――――――
―――
―
遥か彼方の空に浮かぶ白い光「」ユラユラ
「……そろそろ、時間だ」
レイン「!! ねえ、サイン……また、お話できないの?」
「……これは……ソフィアが繋げた細い糸を、クロシュが手繰り寄せることで起こった……一時的な、奇跡のようなものだと思う。きっと……二度目は、ない」
レイン「そう……そう、よね……。わかってる……また……お話ができて……できて……ほん、とうに……」グスッ
「……君を置いていってしまう不甲斐ない男を……どうか許してくれ……」
レイン「い、いいのよ……。あなたこそ……あなたを支えてあげられなかった、不甲斐ない女を……許して……」グスグス
グスグス メソメソ
クロシュ「……先、出る?」
セイン「……大丈夫なのか? クロシュがいなくなっても」
クロシュ「うん……。たぶん、だいじょうぶ……」
セイン「……そうか。それなら……二人きりにしてやろう」
クロシュ「ん」
トプン――
――――――
―――
―
533: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:06:03.95:kZ6nu19h0 (15/16)
スライムクロシュ「!」モニョッ
セイン「っ!」バッ
妖精「あ、クロシュ! セイン!」
フメイ「起きた!」
セイン「状況は?」
リュアン「……えっと……ソフィアさんが……」
聖女「……白影スライムさんがぶつかって……溶けて、消えました……」
スライムクロシュ「……」
メアリー「………間違ったことをしたとは、思っておりません……。例え……導師クロシュの、意に沿わずとも……」グッ
スライムクロシュ「……」
アッシュ「お〜い!!」タッタッタッ
アインズ「急にモドキたちが溶けて消えた! 上手くいったのか!」タッタッタッ
フメイ「あっちも無事みたい……」
聖女「作戦は……成功したのですね……」
セイン「……ああ」
妖精「………帰ろうか。地上へ……」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョ…
☆ソフィア・ロスチャイルドの企みを打ち砕きました
・ソフィア・ロスチャイルドはデロデロに溶けて星に還りました
◆
スライムクロシュ「!」モニョッ
セイン「っ!」バッ
妖精「あ、クロシュ! セイン!」
フメイ「起きた!」
セイン「状況は?」
リュアン「……えっと……ソフィアさんが……」
聖女「……白影スライムさんがぶつかって……溶けて、消えました……」
スライムクロシュ「……」
メアリー「………間違ったことをしたとは、思っておりません……。例え……導師クロシュの、意に沿わずとも……」グッ
スライムクロシュ「……」
アッシュ「お〜い!!」タッタッタッ
アインズ「急にモドキたちが溶けて消えた! 上手くいったのか!」タッタッタッ
フメイ「あっちも無事みたい……」
聖女「作戦は……成功したのですね……」
セイン「……ああ」
妖精「………帰ろうか。地上へ……」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョ…
☆ソフィア・ロスチャイルドの企みを打ち砕きました
・ソフィア・ロスチャイルドはデロデロに溶けて星に還りました
◆
534: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/04(月) 23:22:05.90:kZ6nu19h0 (16/16)
本日はここまで。大山脈編も終わりに近づいています。明日可能なら更新の予定です
ところで少々質問があります
今回の戦闘について、実は最適なアクティブ技を選んでいれば完勝できるものでした。>>1はそんなに難しくしているつもりはないのですが、もしかして難しいのでしょうか
(1ターン目に冷獄と居合を同時使用すれば+40となり優勢以上確定、2ターン目に冷獄を使えば前ターン分と合わせて永続+40となり完封確定ゲームセット、となります)
現状の戦闘難易度について
↓1〜 次回の更新まで(多数決ではありません)
1.難しいと思う
2.ふつうと思う
3.易しいと思う
0.自由回答(具体的な内容を書き込んでください)
本日はここまで。大山脈編も終わりに近づいています。明日可能なら更新の予定です
ところで少々質問があります
今回の戦闘について、実は最適なアクティブ技を選んでいれば完勝できるものでした。>>1はそんなに難しくしているつもりはないのですが、もしかして難しいのでしょうか
(1ターン目に冷獄と居合を同時使用すれば+40となり優勢以上確定、2ターン目に冷獄を使えば前ターン分と合わせて永続+40となり完封確定ゲームセット、となります)
現状の戦闘難易度について
↓1〜 次回の更新まで(多数決ではありません)
1.難しいと思う
2.ふつうと思う
3.易しいと思う
0.自由回答(具体的な内容を書き込んでください)
535:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 01:21:41.14:UbK3aDCEo (1/3)
そもそもコンマ+と会心+の違いもよく理解してない
星屑でコンマ+30で勝ったものかと思ってた
そもそもコンマ+と会心+の違いもよく理解してない
星屑でコンマ+30で勝ったものかと思ってた
536:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 03:11:47.94:G8sw/ASMO (1/1)
乙
選択は1
難しいというか安価スレだと最適解が分かってもコントローラーを握れない問題がある
乙
選択は1
難しいというか安価スレだと最適解が分かってもコントローラーを握れない問題がある
537:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 03:32:15.09:UY79sOUTo (1/3)
おつ
束の間の奇跡か…
難度自体は易しい物だと感じます。お陰で気楽に参加出来るので助かってます。
しかし参加者全員に仕様を理解してもらうのは難しいとも思いますね…
おつ
束の間の奇跡か…
難度自体は易しい物だと感じます。お陰で気楽に参加出来るので助かってます。
しかし参加者全員に仕様を理解してもらうのは難しいとも思いますね…
538:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 04:04:15.64:tvJjQlboo (1/1)
おつです
戦闘も色恋面も負けてたソフィアが最後の最後にちょっとだけ救われたの泣けますね……
アンケは2
自分は分かってない事あるが、全部書いてあるので分かる人はちゃんと分かってそう
(そんな時は読みに徹してる)
おつです
戦闘も色恋面も負けてたソフィアが最後の最後にちょっとだけ救われたの泣けますね……
アンケは2
自分は分かってない事あるが、全部書いてあるので分かる人はちゃんと分かってそう
(そんな時は読みに徹してる)
539:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 08:19:57.01:2K4r13MuO (1/1)
乙
アンケは個人的には2だけど更新確認してどれが最適解か考えている内に安価埋まる時もある。
場合によっては数秒〜十数秒単位で安価埋まる時あるから、普通の行動安価の時はともかく大きく今度の展開が左右しそうな戦闘安価の時は少し猶予時間みたいなのが欲しいとは少し思うけどテンポが悪くなって無理そうかな
乙
アンケは個人的には2だけど更新確認してどれが最適解か考えている内に安価埋まる時もある。
場合によっては数秒〜十数秒単位で安価埋まる時あるから、普通の行動安価の時はともかく大きく今度の展開が左右しそうな戦闘安価の時は少し猶予時間みたいなのが欲しいとは少し思うけどテンポが悪くなって無理そうかな
540: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 20:20:53.67:0DPW1a2I0 (1/10)
皆様ご回答ありがとうございます
まずは戦闘におけるルールや仕様をわかりやすく刷新することを目標としていきたいと思います
また、運命に関わる重大な判定の方法も見直したいと思います。多少テンポが悪くなってしまっても、納得のいく運命へ進むことの方が大事と考えております
これらの変更がどのような実装となるかは未定ですが、少々お時間をいただきたいと思います。次の滞在地へ着く頃には新システムが完成している……と良いと思います
レインちゃんがサインさんとお話できたのは、本来は起こり得なかった出来事でした。そして今後、このような事態が再び起こる可能性もとても低いと思われます。この奇跡のような出来事に、レインちゃんは少しだけ救われたかもしれません。レインさんが八つ当たりじみた破壊活動に身を投じることはもうないでしょう
ソフィアちゃんは今回、とても不利な戦を愛の力で耐え切り、最後の最後でサインくんと再会を果たして選ばれることができました。その末路が彼女にとって良いものだったのかどうか、あかちゃんスライムのクロシュにはわかりません。結局、愛とは何だったのか。デロデロになって一つになれたのなら、良かったのかな……?などと思いながら、クロシュは瓶の中で眠りにつくのでした
皆様ご回答ありがとうございます
まずは戦闘におけるルールや仕様をわかりやすく刷新することを目標としていきたいと思います
また、運命に関わる重大な判定の方法も見直したいと思います。多少テンポが悪くなってしまっても、納得のいく運命へ進むことの方が大事と考えております
これらの変更がどのような実装となるかは未定ですが、少々お時間をいただきたいと思います。次の滞在地へ着く頃には新システムが完成している……と良いと思います
レインちゃんがサインさんとお話できたのは、本来は起こり得なかった出来事でした。そして今後、このような事態が再び起こる可能性もとても低いと思われます。この奇跡のような出来事に、レインちゃんは少しだけ救われたかもしれません。レインさんが八つ当たりじみた破壊活動に身を投じることはもうないでしょう
ソフィアちゃんは今回、とても不利な戦を愛の力で耐え切り、最後の最後でサインくんと再会を果たして選ばれることができました。その末路が彼女にとって良いものだったのかどうか、あかちゃんスライムのクロシュにはわかりません。結局、愛とは何だったのか。デロデロになって一つになれたのなら、良かったのかな……?などと思いながら、クロシュは瓶の中で眠りにつくのでした
541: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 20:21:19.24:0DPW1a2I0 (2/10)
―竜神村 滞在最終日前日
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武: 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:煤けた不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*5 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*1 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
・山越えの手段または道筋を探す
◯努力目標
・リュアンの離脱を阻止する(達成!)
・坑道に潜む者の正体を暴く(達成!)
・異常気象原因を突き止める(達成!)
・愛について考える (達成!)
◯個人目標
・世界樹の石炭 [5/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□竜神村
村内:ダウンの家、広場、鍛冶屋、食堂、温泉、道場、祠、他
村外:樹霜の森、坑道入口、坑道通気ダクト、他
……………………………………………………………………………………
□坑道突撃隊
・ヴィトナ ・レイン ・リーシア
・アッシュ ・アインズ ・ロンドン
……………………………………………………………………………………
☆激しい戦いを終え、全員が多くの経験値を獲得しました
―竜神村 滞在最終日前日
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武: 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:煤けた不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*5 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*1 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
・山越えの手段または道筋を探す
◯努力目標
・リュアンの離脱を阻止する(達成!)
・坑道に潜む者の正体を暴く(達成!)
・異常気象原因を突き止める(達成!)
・愛について考える (達成!)
◯個人目標
・世界樹の石炭 [5/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□竜神村
村内:ダウンの家、広場、鍛冶屋、食堂、温泉、道場、祠、他
村外:樹霜の森、坑道入口、坑道通気ダクト、他
……………………………………………………………………………………
□坑道突撃隊
・ヴィトナ ・レイン ・リーシア
・アッシュ ・アインズ ・ロンドン
……………………………………………………………………………………
☆激しい戦いを終え、全員が多くの経験値を獲得しました
542: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 20:23:36.77:0DPW1a2I0 (3/10)
―朝
ダウンの家 客室
手紙「」パサッ
セイン「……」
妖精「何て?」
セイン「集落周辺に出没する白影スライムが増加しているそうだ……」
フメイ「え……」
クロシュ「……」
セイン「……だが……」
クロシュ「……セインちゃん……集落……戻る……?」
セイン「……戻っても、大丈夫か……?」
フメイ「モドキももういないし、大丈夫。集落のこと……守って欲しい」
セイン「……」
妖精「大丈夫だよ! 山越えについてはロンドンが坑道案内してくれる約束になったしさ」
セイン「……そうだな。じゃあ……僕は、集落に戻ることにする」
クロシュ「ん!」
フメイ「みんなのこと、お願い」
セイン「ああ。みんなのことは、必ず守る」
クロシュ「黄色ちゃんと、灰色ちゃんは……わたしたちに、まかせて……!」
セイン「ああ。そっちは、任せた」
☆明日の出発時、セインがパーティを離脱します
◇
―朝
ダウンの家
ダウン「そう……明日には発つのね」
聖女「はい」
レイン「……次はどこへ行くの?」
リュアン「大山脈を越えた先……北部地方です。クロシュちゃんが、そっちの方から大きなデロデロの気配を感じたらしくて」
レイン「……北に行くのなら……あなたたち人間は、気を付けなさい。あそこはリーリア滅亡の地……。元リーリアの者も、そうでない者も……ほとんどの者は人間を同じ生命として見ないわ」
リュアン「……!」
レイン「か弱い女だからと言って容赦してくれるとは思わないことよ。リーリアの民は、容赦されなかったのだから……」
聖女「……はい。心得ておきます」
レイン「……一緒に行ってあげたいけれど……私が一緒にいるといろいろ拗れるから……悪いわね……」
リュアン「えっ……? どういうことなんですか? レインさんもリーリアの民なんじゃ……?」
ダウン「あー、えっとね……。レインちゃんはほら、サインくんとラブラブになっちゃったじゃない? でもリーリア民にとっては、サインくんは王国が誇る最悪の人間兵器だったわけで……」
聖女「あっ……」
レイン「そういうこと……。姉さんも、私の身内だからって同じくらい憎まれてるわ」
ダウン「まあそうねぇ……。石を投げられたからこっちに移り住んだってわけではないけれど……確かに居心地は悪かったわぁ……」
リュアン「そうだったんですね……」
レイン「あなたたちなら大丈夫よ。年寄りで物知りな妖精も一緒だし」
聖女「妖精さんが聞いたら怒りそうです」
◇
―朝
ダウンの家 客室
手紙「」パサッ
セイン「……」
妖精「何て?」
セイン「集落周辺に出没する白影スライムが増加しているそうだ……」
フメイ「え……」
クロシュ「……」
セイン「……だが……」
クロシュ「……セインちゃん……集落……戻る……?」
セイン「……戻っても、大丈夫か……?」
フメイ「モドキももういないし、大丈夫。集落のこと……守って欲しい」
セイン「……」
妖精「大丈夫だよ! 山越えについてはロンドンが坑道案内してくれる約束になったしさ」
セイン「……そうだな。じゃあ……僕は、集落に戻ることにする」
クロシュ「ん!」
フメイ「みんなのこと、お願い」
セイン「ああ。みんなのことは、必ず守る」
クロシュ「黄色ちゃんと、灰色ちゃんは……わたしたちに、まかせて……!」
セイン「ああ。そっちは、任せた」
☆明日の出発時、セインがパーティを離脱します
◇
―朝
ダウンの家
ダウン「そう……明日には発つのね」
聖女「はい」
レイン「……次はどこへ行くの?」
リュアン「大山脈を越えた先……北部地方です。クロシュちゃんが、そっちの方から大きなデロデロの気配を感じたらしくて」
レイン「……北に行くのなら……あなたたち人間は、気を付けなさい。あそこはリーリア滅亡の地……。元リーリアの者も、そうでない者も……ほとんどの者は人間を同じ生命として見ないわ」
リュアン「……!」
レイン「か弱い女だからと言って容赦してくれるとは思わないことよ。リーリアの民は、容赦されなかったのだから……」
聖女「……はい。心得ておきます」
レイン「……一緒に行ってあげたいけれど……私が一緒にいるといろいろ拗れるから……悪いわね……」
リュアン「えっ……? どういうことなんですか? レインさんもリーリアの民なんじゃ……?」
ダウン「あー、えっとね……。レインちゃんはほら、サインくんとラブラブになっちゃったじゃない? でもリーリア民にとっては、サインくんは王国が誇る最悪の人間兵器だったわけで……」
聖女「あっ……」
レイン「そういうこと……。姉さんも、私の身内だからって同じくらい憎まれてるわ」
ダウン「まあそうねぇ……。石を投げられたからこっちに移り住んだってわけではないけれど……確かに居心地は悪かったわぁ……」
リュアン「そうだったんですね……」
レイン「あなたたちなら大丈夫よ。年寄りで物知りな妖精も一緒だし」
聖女「妖精さんが聞いたら怒りそうです」
◇
543: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 20:24:27.97:0DPW1a2I0 (4/10)
―竜神村 広場
村長「寒冷化の原因は地下にいたバーニングスライムたちの消失で……現在は、巨神マグヌスにより解消されつつある、と……」
アインズ「そしてソフィア・ロスチャイルドは、溶けて消えた。地下で怪しい研究をしていたようだが……それが表に出ることもないだろう」
村長「一件落着、か」
アインズ「……ああ」
村長「……よくやったな、アインズよ。そなたは……いつの間にか、セレナディア様と同様の立派な竜となっていたようだ」
アインズ「……」
村長「……嬉しくはないのか?」
アインズ「……母のことを、旅人たちから聞いた」
村長「なんと……! 外界での、セレナディア様のことを……!?」
アインズ「ああ……」
村長「セレナディア様は、外界でもさぞやご立派に人々を助け導く善き竜であらせられたのだろうな……」
アインズ「……」
村長「立派に成長したそなたの姿を、セレナディア様にお見せして差し上げたいな。アインズよ」
アインズ「フッ……そう、だな……」
◇
―ダウンの家
クロシュ「……」
セイン「クロシュ……どうした」
クロシュ「……ソフィアさんの、こと……考えてた……」
セイン「ソフィア・ロスチャイルドのことを?」
クロシュ「うん……」
セイン「……」
クロシュ「ソフィアさん……サインさん?と……一緒に、溶けるとき……笑ってた……」
セイン「笑っていたな」
クロシュ「………あれで……良かったの、かな……?」
セイン「……僕には……わからない」
クロシュ「……」
セイン「……だが……本人が、笑っていたのなら……良いんじゃないか」
クロシュ「!」
メアリー「……その通りです。セインさん」ヌッ
セイン「メアリー王女」
メアリー「彼女は……無事に、救われました……。後は……大いなるデロデロの中で……勇者サインと共に、末永く安らいでいられるはずです……」
クロシュ「そうなの……?」
メアリー「そうなのです。自信をお持ちください、導師クロシュ……」
クロシュ「……うん」
メアリー「このまま、救われぬ命を一つ残らずデロデロにしていきましょう。それが、私たちに課された使命――」
扉「」ガチャッ
アインズ「それを決めるのはお前ではない。クロシュ自身だ」ズカズカ
―竜神村 広場
村長「寒冷化の原因は地下にいたバーニングスライムたちの消失で……現在は、巨神マグヌスにより解消されつつある、と……」
アインズ「そしてソフィア・ロスチャイルドは、溶けて消えた。地下で怪しい研究をしていたようだが……それが表に出ることもないだろう」
村長「一件落着、か」
アインズ「……ああ」
村長「……よくやったな、アインズよ。そなたは……いつの間にか、セレナディア様と同様の立派な竜となっていたようだ」
アインズ「……」
村長「……嬉しくはないのか?」
アインズ「……母のことを、旅人たちから聞いた」
村長「なんと……! 外界での、セレナディア様のことを……!?」
アインズ「ああ……」
村長「セレナディア様は、外界でもさぞやご立派に人々を助け導く善き竜であらせられたのだろうな……」
アインズ「……」
村長「立派に成長したそなたの姿を、セレナディア様にお見せして差し上げたいな。アインズよ」
アインズ「フッ……そう、だな……」
◇
―ダウンの家
クロシュ「……」
セイン「クロシュ……どうした」
クロシュ「……ソフィアさんの、こと……考えてた……」
セイン「ソフィア・ロスチャイルドのことを?」
クロシュ「うん……」
セイン「……」
クロシュ「ソフィアさん……サインさん?と……一緒に、溶けるとき……笑ってた……」
セイン「笑っていたな」
クロシュ「………あれで……良かったの、かな……?」
セイン「……僕には……わからない」
クロシュ「……」
セイン「……だが……本人が、笑っていたのなら……良いんじゃないか」
クロシュ「!」
メアリー「……その通りです。セインさん」ヌッ
セイン「メアリー王女」
メアリー「彼女は……無事に、救われました……。後は……大いなるデロデロの中で……勇者サインと共に、末永く安らいでいられるはずです……」
クロシュ「そうなの……?」
メアリー「そうなのです。自信をお持ちください、導師クロシュ……」
クロシュ「……うん」
メアリー「このまま、救われぬ命を一つ残らずデロデロにしていきましょう。それが、私たちに課された使命――」
扉「」ガチャッ
アインズ「それを決めるのはお前ではない。クロシュ自身だ」ズカズカ
544: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 20:25:12.31:0DPW1a2I0 (5/10)
クロシュ「アインズさん!」
メアリー「アインズさん……」
セイン「珍しい。何かあったのか」
アインズ「……一つ、申込みにきた」
クロシュ「もうしこみ?」
アインズ「ああ。クロシュ――私と決闘しろ」
クロシュ「!?」
セイン「……どういう意味だ。次第によっては――」
アインズ「早まるな。命の取り合いをしたいわけじゃない」
メアリー「では……?」
アインズ「我が母……セレナディア・ベールグラッドを討ち取りしお前と、正々堂々勝負したい。それだけだ」
セイン「……復讐か?」
アインズ「違う……いや……違わない、かもしれん。決着を付けたいんだ……私自身の、この、わだかまる思いに」
クロシュ「わかった……。受けて、立つ……!」
アインズ「感謝する。では……日没前、樹氷の森で」
クロシュ「ん」
☆アインズと決闘することになりました
自由行動終了後、決闘イベントに移ります
☆努力目標を達成したので自由行動が3回分追加されます
竜神村滞在最終日前日。この行動終了後、決闘イベントに移ります
↓1〜6 自由行動 何をする?
クロシュ「アインズさん!」
メアリー「アインズさん……」
セイン「珍しい。何かあったのか」
アインズ「……一つ、申込みにきた」
クロシュ「もうしこみ?」
アインズ「ああ。クロシュ――私と決闘しろ」
クロシュ「!?」
セイン「……どういう意味だ。次第によっては――」
アインズ「早まるな。命の取り合いをしたいわけじゃない」
メアリー「では……?」
アインズ「我が母……セレナディア・ベールグラッドを討ち取りしお前と、正々堂々勝負したい。それだけだ」
セイン「……復讐か?」
アインズ「違う……いや……違わない、かもしれん。決着を付けたいんだ……私自身の、この、わだかまる思いに」
クロシュ「わかった……。受けて、立つ……!」
アインズ「感謝する。では……日没前、樹氷の森で」
クロシュ「ん」
☆アインズと決闘することになりました
自由行動終了後、決闘イベントに移ります
☆努力目標を達成したので自由行動が3回分追加されます
竜神村滞在最終日前日。この行動終了後、決闘イベントに移ります
↓1〜6 自由行動 何をする?
545:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:26:08.33:QjeSnOT90 (1/2)
ユウリに山越えのいい道ないか聞いてみる
ユウリに山越えのいい道ないか聞いてみる
546:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:29:08.69:nitrByQAO (1/2)
妖精フメイセイン、夢で脳内クロシュと遊ぶ
妖精フメイセイン、夢で脳内クロシュと遊ぶ
547:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:30:48.31:WpQSKuchO (1/1)
ソフィアの研究所から何かパワーアップアイテムないか調べてみる
ソフィアの研究所から何かパワーアップアイテムないか調べてみる
548:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:33:08.43:UY79sOUTo (2/3)
ヴィトナ達狼の群れと一緒に狩りに行ったり食事したりお昼寝したり遊んだり
ヴィトナ達狼の群れと一緒に狩りに行ったり食事したりお昼寝したり遊んだり
549:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:35:18.11:UbK3aDCEo (2/3)
メアリーと幸福論談議
メアリーと幸福論談議
550:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 20:36:58.10:TW+goQtM0 (1/1)
何故かあった福神と禍神の伝承について書かれた本を読んでみる
何故かあった福神と禍神の伝承について書かれた本を読んでみる
551: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 21:22:04.22:0DPW1a2I0 (6/10)
扉「」パタム
クロシュ「……」
メアリー「決闘、ですか……。導師クロシュ……あまり、ご無理をなさらぬよう……」
クロシュ「だいじょうぶ。デロデロとは、違うけど……これも、だいじ……」
メアリー「流石です……。導師クロシュは、心を救うことをお考えでいらっしゃるのですね……」
クロシュ「ほえ……? そうなの?」
メアリー「そうなのです」
クロシュ「そうなんだ」
セイン「メアリー王女……いい加減なことをクロシュに吹き込むのはやめて欲しい」
メアリー「心外です……。私は、導師クロシュの優しさに心から感銘を受けて……」
セイン「……僕の手には負えない。妖精か聖女を呼んでくるか……」
ガチャッ
リュアン「あ、クロシュちゃんとセインくんと……メアリーさん? お話中ですか?」
セイン「リュアン、助けてくれ」
*
リュアン「メアリーさんがクロシュちゃんを過剰に褒め称えているんですか……」
メアリー「正当な言葉を差し上げているだけです……。皆さんも、導師クロシュをもっと敬うべきです……」
クロシュ「んへへ……」
リュアン「ま、まあクロシュちゃんなら褒められて天狗になったりすることはないと思うけど……。でも、そうですね……一連の事件も解決したことですし、私も一度しっかりメアリーさんとお話したいと思っていたんです」
メアリー「まあ……リュアンさんも、やはりデロデロの良さにお気付きに……?」
リュアン「………ソフィア・ロスチャイルドはデロデロに溶けて消えました。メアリーさんは……正しいことをしたと、仰っていましたよね」
メアリー「はい」
リュアン「本当に……ソフィア・ロスチャイルドは、しあわせに終われたのでしょうか……?」
メアリー「……大好きな勇者サインに抱かれて、溶けていく……これ以上のしあわせは、彼女には望めなかったと愚考致します」
リュアン「でも……ソフィア・ロスチャイルドは、個として生きながら勇者サインとの愛を育むことを望んでいたんじゃ……? でなければ、あんな大掛かりな装置を作ってまで、彼を生き返らせようなんて……」
メアリー「………確かに、それはその通りだと思います。彼女の本当の望みは……個を維持したまま、勇者サインと末永く存在し続けることだったのでしょう……」
リュアン「ですよね……。でも……デロデロになってしまった……」
メアリー「……もし、彼女が望みを果たせたとして……その為に、どれだけの犠牲、苦痛、悲哀が生まれていたと思いますか?」
リュアン「!」
メアリー「勇者モドキたちだけではありません……。あれだけ大きな力と、死者をも蘇らせる技術……世に知れ渡れば、血で血を洗うおぞましき闘争は避けられなかったでしょう。ただでさえ優秀な兵器開発者として知られるソフィア・ロスチャイルド……彼女の技術は、数多の不幸を生み出します……。例え勇者サインとの睦まじき余生を送ろうとしても、その運命はおびただしい血に染まっていたことでしょう……」
セイン「であれば……あの場で、大好きな勇者サインと共に、溶けてしまうのが……彼女にとっても、最もしあわせだった……と?」
メアリー「そうです。彼女にとっても……それ以外の者たちにとっても……。あれが、最善だったのです……」
セイン「……確かに、そうかもしれない。ソフィアはカリスよりも邪悪ではなかったが……所業だけで言えば、カリスと大差なかった」
リュアン「……私も反論、思いつかない……」
クロシュ「……」
↓1〜 先取2票
1.反論は思いつかない……
2.やっぱりデロデロが良いのかも……
0.自由安価(票数は内容ごと)
扉「」パタム
クロシュ「……」
メアリー「決闘、ですか……。導師クロシュ……あまり、ご無理をなさらぬよう……」
クロシュ「だいじょうぶ。デロデロとは、違うけど……これも、だいじ……」
メアリー「流石です……。導師クロシュは、心を救うことをお考えでいらっしゃるのですね……」
クロシュ「ほえ……? そうなの?」
メアリー「そうなのです」
クロシュ「そうなんだ」
セイン「メアリー王女……いい加減なことをクロシュに吹き込むのはやめて欲しい」
メアリー「心外です……。私は、導師クロシュの優しさに心から感銘を受けて……」
セイン「……僕の手には負えない。妖精か聖女を呼んでくるか……」
ガチャッ
リュアン「あ、クロシュちゃんとセインくんと……メアリーさん? お話中ですか?」
セイン「リュアン、助けてくれ」
*
リュアン「メアリーさんがクロシュちゃんを過剰に褒め称えているんですか……」
メアリー「正当な言葉を差し上げているだけです……。皆さんも、導師クロシュをもっと敬うべきです……」
クロシュ「んへへ……」
リュアン「ま、まあクロシュちゃんなら褒められて天狗になったりすることはないと思うけど……。でも、そうですね……一連の事件も解決したことですし、私も一度しっかりメアリーさんとお話したいと思っていたんです」
メアリー「まあ……リュアンさんも、やはりデロデロの良さにお気付きに……?」
リュアン「………ソフィア・ロスチャイルドはデロデロに溶けて消えました。メアリーさんは……正しいことをしたと、仰っていましたよね」
メアリー「はい」
リュアン「本当に……ソフィア・ロスチャイルドは、しあわせに終われたのでしょうか……?」
メアリー「……大好きな勇者サインに抱かれて、溶けていく……これ以上のしあわせは、彼女には望めなかったと愚考致します」
リュアン「でも……ソフィア・ロスチャイルドは、個として生きながら勇者サインとの愛を育むことを望んでいたんじゃ……? でなければ、あんな大掛かりな装置を作ってまで、彼を生き返らせようなんて……」
メアリー「………確かに、それはその通りだと思います。彼女の本当の望みは……個を維持したまま、勇者サインと末永く存在し続けることだったのでしょう……」
リュアン「ですよね……。でも……デロデロになってしまった……」
メアリー「……もし、彼女が望みを果たせたとして……その為に、どれだけの犠牲、苦痛、悲哀が生まれていたと思いますか?」
リュアン「!」
メアリー「勇者モドキたちだけではありません……。あれだけ大きな力と、死者をも蘇らせる技術……世に知れ渡れば、血で血を洗うおぞましき闘争は避けられなかったでしょう。ただでさえ優秀な兵器開発者として知られるソフィア・ロスチャイルド……彼女の技術は、数多の不幸を生み出します……。例え勇者サインとの睦まじき余生を送ろうとしても、その運命はおびただしい血に染まっていたことでしょう……」
セイン「であれば……あの場で、大好きな勇者サインと共に、溶けてしまうのが……彼女にとっても、最もしあわせだった……と?」
メアリー「そうです。彼女にとっても……それ以外の者たちにとっても……。あれが、最善だったのです……」
セイン「……確かに、そうかもしれない。ソフィアはカリスよりも邪悪ではなかったが……所業だけで言えば、カリスと大差なかった」
リュアン「……私も反論、思いつかない……」
クロシュ「……」
↓1〜 先取2票
1.反論は思いつかない……
2.やっぱりデロデロが良いのかも……
0.自由安価(票数は内容ごと)
552:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 21:22:41.70:QjeSnOT90 (2/2)
1
1
553:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 21:23:43.15:nitrByQAO (2/2)
2
2
554:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 21:32:23.41:UbK3aDCEo (3/3)
2
2
555: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 22:24:10.39:0DPW1a2I0 (7/10)
クロシュ(やっぱり……デロデロが、良いのかも……)
クロシュ(デロデロなら……ぜんぶ、解決……!)
クロシュ(……でも、デロデロが嫌な人も……いる……)
クロシュ(むりやりは……やっぱり、だめっておもう……)
クロシュ(どうしたら……いいんだろ……)
メアリー「デロデロの良さ……わかっていただけましたか……?」
セイン「ああ」
リュアン「あれっセインくんもデロデロ派なの!?」
セイン「特に否定する理由はない。だが……黄色と灰色は、是非を考える間もなく溶かされてしまった。デロデロにするにしても……本人の意思は、可能な限り尊重すべきだ」
メアリー「……そうですね……。理想論としては……その通りです」
セイン「……」
メアリー「ですが……通常、生き死にについて当人の意思が尊重されるケースは稀です。全ての生命は同意なく誕生させられ、死する時も死の同意ができるケースは極めて少ない。デロデロだけに同意を必要とするのは、不公平だと思いませんか」
リュアン「え、ええと……? ど、どうなんでしょう……」
セイン「つまり、誕生と死にも同意が必要ということか」
メアリー「理想論としては、やはりその通りかもしれません」
クロシュ「じゃあ……みんなが、いいよって、言えば……みんな、デロデロになっても……いい……?」
リュアン「!?」
セイン「そういうことになるのか?」
メアリー「そういうことです」
クロシュ「でも……みんな、あんまり、いいよって……言わない……」
メアリー「そうなのです……。ほとんどの生命は、道理を解さぬ赤子のようなものなのです……」
リュアン「う、うう〜ん……? そうなのかな……そうなのかも……」グルグル
メアリー「導師クロシュ……あなたは、どうすればいいと思いますか……?」
クロシュ「……えと……みんなに……良さを、お話、する……?」
メアリー「100点満点です。流石は導師クロシュ……。しかし……みんなにゆっくりお話していたら、いつまで経ってもみんなをデロデロにし切れないのです……。だから……クロシュヴィアは、仕方なくデロデロを強行することにしてしまったのです……」
クロシュ「そうだった」
メアリー「はい、そうだったのです」
クロシュ(クロシュヴィアちゃんの、気持ち……わかる……)
クロシュ(ソフィアさんみたいに……デロデロでしか、しあわせになれないこと……ものすごく、ある……)
クロシュ(本人が、やだって、言っても……デロデロにしちゃえば、しあわせになれる……)
クロシュ(だから、クロシュヴィアちゃんのやり方も……ひどいけど、ひどくない……)
クロシュ(うーん……)
クロシュ(でもやっぱり、わたし……ちゃんと、自分で、デロデロを選んでほしい……)
クロシュ(難しいかな……?)
☆クロシュの価値観が少し動きました
◇
クロシュ(やっぱり……デロデロが、良いのかも……)
クロシュ(デロデロなら……ぜんぶ、解決……!)
クロシュ(……でも、デロデロが嫌な人も……いる……)
クロシュ(むりやりは……やっぱり、だめっておもう……)
クロシュ(どうしたら……いいんだろ……)
メアリー「デロデロの良さ……わかっていただけましたか……?」
セイン「ああ」
リュアン「あれっセインくんもデロデロ派なの!?」
セイン「特に否定する理由はない。だが……黄色と灰色は、是非を考える間もなく溶かされてしまった。デロデロにするにしても……本人の意思は、可能な限り尊重すべきだ」
メアリー「……そうですね……。理想論としては……その通りです」
セイン「……」
メアリー「ですが……通常、生き死にについて当人の意思が尊重されるケースは稀です。全ての生命は同意なく誕生させられ、死する時も死の同意ができるケースは極めて少ない。デロデロだけに同意を必要とするのは、不公平だと思いませんか」
リュアン「え、ええと……? ど、どうなんでしょう……」
セイン「つまり、誕生と死にも同意が必要ということか」
メアリー「理想論としては、やはりその通りかもしれません」
クロシュ「じゃあ……みんなが、いいよって、言えば……みんな、デロデロになっても……いい……?」
リュアン「!?」
セイン「そういうことになるのか?」
メアリー「そういうことです」
クロシュ「でも……みんな、あんまり、いいよって……言わない……」
メアリー「そうなのです……。ほとんどの生命は、道理を解さぬ赤子のようなものなのです……」
リュアン「う、うう〜ん……? そうなのかな……そうなのかも……」グルグル
メアリー「導師クロシュ……あなたは、どうすればいいと思いますか……?」
クロシュ「……えと……みんなに……良さを、お話、する……?」
メアリー「100点満点です。流石は導師クロシュ……。しかし……みんなにゆっくりお話していたら、いつまで経ってもみんなをデロデロにし切れないのです……。だから……クロシュヴィアは、仕方なくデロデロを強行することにしてしまったのです……」
クロシュ「そうだった」
メアリー「はい、そうだったのです」
クロシュ(クロシュヴィアちゃんの、気持ち……わかる……)
クロシュ(ソフィアさんみたいに……デロデロでしか、しあわせになれないこと……ものすごく、ある……)
クロシュ(本人が、やだって、言っても……デロデロにしちゃえば、しあわせになれる……)
クロシュ(だから、クロシュヴィアちゃんのやり方も……ひどいけど、ひどくない……)
クロシュ(うーん……)
クロシュ(でもやっぱり、わたし……ちゃんと、自分で、デロデロを選んでほしい……)
クロシュ(難しいかな……?)
☆クロシュの価値観が少し動きました
◇
556: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 22:25:06.75:0DPW1a2I0 (8/10)
―竜神村 広場
ワイワイ キャッキャ
聖女「今日のうちにお買い物を済ませておきたいですね」
妖精「といってもこの村はあんまり旅用品がないんだよね。旅人もほとんど立ち寄らない場所だから仕方ないんだけど」
フメイ「あの変な喋り方の行商人は?」
聖女「いる日といない日がありますね……。いない日はどこに行っているのでしょうか……」
妖精「あの行商人、あんまり関わり合いにならない方が良いかも……。なんか変な気配がするんだよね……」
フメイ「そうなんだ」
ユウリ「およ? 主ら……明日出立と聞いたぞよ」ヌッ
フメイ「あ、ユウリ」
聖女「はい。ユウリさんとも明日でお別れですね……」
ユウリ「寂しいぞよ……。わらわのこと、忘れるでないぞ」
妖精「ユウリこそ、頭を腐らせて忘れないようにね」
ユウリ「フフフ、わらわの術は腐敗に強いぞよ」
聖女「生命温泉に沈んでも存在を保てたくらいですし、かなり強力なのは間違いなさそうです」
ユウリ「ところで主ら、どうやって降りる気ぞ?」
妖精「ロンドンに下山坑道を案内してもらうことになった。あ、ロンドンってわかる? いつも兜かぶってるドワーフの」
ユウリ「ふむ……。では、わらわが良い抜け道を教えようぞ」
妖精「えっ? まあ……じゃあ聞くだけ聞いてみようかな」
ユウリ「フフフ……こう見えてわらわ、長生きで山に詳しいぞよ」
聖女「長生き……と言って良いのでしょうか……」
↓1コンマ
01-60 雪崩で塞がってる道を教わった……
61-90 通る予定の坑道を教わった
91-00 埋蔵金の場所を教わった
―竜神村 広場
ワイワイ キャッキャ
聖女「今日のうちにお買い物を済ませておきたいですね」
妖精「といってもこの村はあんまり旅用品がないんだよね。旅人もほとんど立ち寄らない場所だから仕方ないんだけど」
フメイ「あの変な喋り方の行商人は?」
聖女「いる日といない日がありますね……。いない日はどこに行っているのでしょうか……」
妖精「あの行商人、あんまり関わり合いにならない方が良いかも……。なんか変な気配がするんだよね……」
フメイ「そうなんだ」
ユウリ「およ? 主ら……明日出立と聞いたぞよ」ヌッ
フメイ「あ、ユウリ」
聖女「はい。ユウリさんとも明日でお別れですね……」
ユウリ「寂しいぞよ……。わらわのこと、忘れるでないぞ」
妖精「ユウリこそ、頭を腐らせて忘れないようにね」
ユウリ「フフフ、わらわの術は腐敗に強いぞよ」
聖女「生命温泉に沈んでも存在を保てたくらいですし、かなり強力なのは間違いなさそうです」
ユウリ「ところで主ら、どうやって降りる気ぞ?」
妖精「ロンドンに下山坑道を案内してもらうことになった。あ、ロンドンってわかる? いつも兜かぶってるドワーフの」
ユウリ「ふむ……。では、わらわが良い抜け道を教えようぞ」
妖精「えっ? まあ……じゃあ聞くだけ聞いてみようかな」
ユウリ「フフフ……こう見えてわらわ、長生きで山に詳しいぞよ」
聖女「長生き……と言って良いのでしょうか……」
↓1コンマ
01-60 雪崩で塞がってる道を教わった……
61-90 通る予定の坑道を教わった
91-00 埋蔵金の場所を教わった
557:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 22:38:47.57:ocjzibqeO (1/1)
はい
はい
558: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 23:49:28.65:0DPW1a2I0 (9/10)
ユウリ「ここからあっちに行って、そっちに行って、こっちに行ったところに……道があるぞよ!」
妖精(最初に通ろうとして雪崩で塞がってた道だ……)
ユウリ「フフフ……良き旅路を歩むのが良いぞよ」
聖女「ありがとうございます。ユウリさんも、竜神村の人たちと仲良くお過ごしくださいね」
ユウリ「無論ぞ。もし主らが死んだらわらわを喚ぶが良い。黄泉返らせてしんぜようぞ」
フメイ「えー、リビングデッドはやだ」
ユウリ「わがままは良からぬぞ」
◇
―ソフィアの研究所
割れた試験管「」
よくわからない機械「」
曲がりくねった配線「」
クロシュ「」キョロキョロ
リュアン「えっと……どうして、またここに……?」
レイン「奴の目論見はサインの復活だったことが判明しているけれど、背後関係や他の繋がりも洗っておく必要があるわ。ここの研究は絶対に表に出してはならないものだし、もし奴を支援していた組織なんかがあったなら潰さねばならない」
アッシュ「ロマンに決着を付けたと思ったら、今度は元テロリストと極悪兵器売買組織との仁義なき抗争に巻き込まれるのか俺……!?」
レイン「あなたたちが勝手に付いて来たんでしょう……。実際ソフィアは紛れもない武器商人でもあったから、そういう犯罪組織との抗争に巻き込まれる可能性はあるわ」
ロンドン「ウチらのシマに勝手にこんなもん作られて、黙って放っとくわけにもいかんのよね。面倒ったらありゃしねェけども」
アッシュ「まあ……俺も今は燃え尽きてるとこだし、別にいいぜ。犯罪組織との戦いってのも面白そうだしな」
リーシア「私はただの興味本位ですねぇ。使えそうなモノがあれば持って帰ろうと思ってましたけど、厄ネタにしかならなそうですかねえ」
地に落ちた高周波振動刃「」
レイン「……まあ、こういう道具なら持って帰っても良いんじゃないかしら。最大の問題は、死者を蘇らせ得るあの技術の方だから」
*
ユウリ「ここからあっちに行って、そっちに行って、こっちに行ったところに……道があるぞよ!」
妖精(最初に通ろうとして雪崩で塞がってた道だ……)
ユウリ「フフフ……良き旅路を歩むのが良いぞよ」
聖女「ありがとうございます。ユウリさんも、竜神村の人たちと仲良くお過ごしくださいね」
ユウリ「無論ぞ。もし主らが死んだらわらわを喚ぶが良い。黄泉返らせてしんぜようぞ」
フメイ「えー、リビングデッドはやだ」
ユウリ「わがままは良からぬぞ」
◇
―ソフィアの研究所
割れた試験管「」
よくわからない機械「」
曲がりくねった配線「」
クロシュ「」キョロキョロ
リュアン「えっと……どうして、またここに……?」
レイン「奴の目論見はサインの復活だったことが判明しているけれど、背後関係や他の繋がりも洗っておく必要があるわ。ここの研究は絶対に表に出してはならないものだし、もし奴を支援していた組織なんかがあったなら潰さねばならない」
アッシュ「ロマンに決着を付けたと思ったら、今度は元テロリストと極悪兵器売買組織との仁義なき抗争に巻き込まれるのか俺……!?」
レイン「あなたたちが勝手に付いて来たんでしょう……。実際ソフィアは紛れもない武器商人でもあったから、そういう犯罪組織との抗争に巻き込まれる可能性はあるわ」
ロンドン「ウチらのシマに勝手にこんなもん作られて、黙って放っとくわけにもいかんのよね。面倒ったらありゃしねェけども」
アッシュ「まあ……俺も今は燃え尽きてるとこだし、別にいいぜ。犯罪組織との戦いってのも面白そうだしな」
リーシア「私はただの興味本位ですねぇ。使えそうなモノがあれば持って帰ろうと思ってましたけど、厄ネタにしかならなそうですかねえ」
地に落ちた高周波振動刃「」
レイン「……まあ、こういう道具なら持って帰っても良いんじゃないかしら。最大の問題は、死者を蘇らせ得るあの技術の方だから」
*
559: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/05(火) 23:50:15.58:0DPW1a2I0 (10/10)
ガサゴソ…
レイン「……ん?」
机の片隅に置かれた写真立て『』
真顔のサインとそっぽを向いたソフィアが写っている写真『』
レイン「……」
リュアン「あっ……これ……」
クロシュ「サインさんと……ソフィアさん……?」
レイン「……みたいね……」
リュアン「このソフィアさん……今の私と同じくらいの年齢、ですかね……?」
レイン「……ええ。リーリア戦争の時も……丁度これくらいだったわ」
リュアン「……こうして見ると……普通の男の子と、女の子みたい、なのに……。この当時には、もう戦争に行って……」
レイン「………戦争なんてなかったら……。セイントレアが、あんな国じゃなかったら……。もっと違う出会い方も、あったのかもね……」
クロシュ「……」
レイン「ふふ、今更何言ってるのかしら私。そんなこと考えたって、何の意味もないのに……」
クロシュ「レインさん……ソフィアさんの、こと……今でも、きらい……?」
レイン「………ええ。嫌いよ。大嫌い」
クロシュ「……」
レイン「……でも……」
クロシュ「……?」
レイン「同じ人を、好きになって……その愛に、命を捧げた……。悔しいけれど……認めざるを得ない。今回は……私の、負け」
クロシュ「……!」
リュアン「レインさん……!」
レイン「……あ〜、やめましょこんな話! 馬鹿馬鹿しいったらありゃしないわ!! さっさと奴の情報や使えそうな物資を漁るわよ!」
リュアン「は、はい!」
クロシュ「ん!」
↓1コンマ
01-40 固形食料
41-70 高周波振動刃
71-90 魔導機関銃
91-00 副腕+魔導再現器
ガサゴソ…
レイン「……ん?」
机の片隅に置かれた写真立て『』
真顔のサインとそっぽを向いたソフィアが写っている写真『』
レイン「……」
リュアン「あっ……これ……」
クロシュ「サインさんと……ソフィアさん……?」
レイン「……みたいね……」
リュアン「このソフィアさん……今の私と同じくらいの年齢、ですかね……?」
レイン「……ええ。リーリア戦争の時も……丁度これくらいだったわ」
リュアン「……こうして見ると……普通の男の子と、女の子みたい、なのに……。この当時には、もう戦争に行って……」
レイン「………戦争なんてなかったら……。セイントレアが、あんな国じゃなかったら……。もっと違う出会い方も、あったのかもね……」
クロシュ「……」
レイン「ふふ、今更何言ってるのかしら私。そんなこと考えたって、何の意味もないのに……」
クロシュ「レインさん……ソフィアさんの、こと……今でも、きらい……?」
レイン「………ええ。嫌いよ。大嫌い」
クロシュ「……」
レイン「……でも……」
クロシュ「……?」
レイン「同じ人を、好きになって……その愛に、命を捧げた……。悔しいけれど……認めざるを得ない。今回は……私の、負け」
クロシュ「……!」
リュアン「レインさん……!」
レイン「……あ〜、やめましょこんな話! 馬鹿馬鹿しいったらありゃしないわ!! さっさと奴の情報や使えそうな物資を漁るわよ!」
リュアン「は、はい!」
クロシュ「ん!」
↓1コンマ
01-40 固形食料
41-70 高周波振動刃
71-90 魔導機関銃
91-00 副腕+魔導再現器
560:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/05(火) 23:52:11.84:UY79sOUTo (3/3)
何かあるかな
何かあるかな
561: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 00:24:07.14:ZhIMWp890 (1/15)
魔導機関銃「」ドン!
リュアン「わっ!? これ……あの弾丸をものすごい勢いで発射する鉄砲!」
レイン「……幸か不幸か、無傷ね……。持っていけば使えるけれど……」
クロシュ「!」ピコン!
レイン「……あなたの体格じゃ、構えることすら難しくないかしら?」
クロシュ「わたし……スライム!」モニョモニョ…
モニョモニョモニョ…ポン!
ガトリングクロシュ「〜〜!!」モニョニョ
リュアン「わあ!? クロシュちゃんがでっかい鉄砲を構えちゃった……!?」
レイン「流石ね……。そういえばあなた、力はかなり強いのよね……」
ガトリングクロシュ「えっと……ここ、こうして……」モニョモニョ
キュイィーン―
四方八方に飛び散る弾丸「」ガガガガガガガガガッ!!!!
ガトリングクロシュ「んわあああああ!!?!!?!??」ガタガタガタ
リュアン「わああああああ!!?!?!?!?」
レイン「ば、馬鹿!! 止めなさい!!! 早く止めて!!!」
カコン― キュルキュルキュル―…
デロデロ…
スライムクロシュ「」デロロ…
リュアン「し、死ぬかと思った……」
レイン「本当にもう……! ソフィアが撃つよりも怖かったわよ……!?」
スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…
レイン「このグルグル回転して撃ちまくる巨大な銃は反動が大きすぎる……。使うならしっかり練習することよ。良いわね」
スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ
☆魔導機関銃を拾いました
実戦で使うには練習する必要があります
◇
魔導機関銃「」ドン!
リュアン「わっ!? これ……あの弾丸をものすごい勢いで発射する鉄砲!」
レイン「……幸か不幸か、無傷ね……。持っていけば使えるけれど……」
クロシュ「!」ピコン!
レイン「……あなたの体格じゃ、構えることすら難しくないかしら?」
クロシュ「わたし……スライム!」モニョモニョ…
モニョモニョモニョ…ポン!
ガトリングクロシュ「〜〜!!」モニョニョ
リュアン「わあ!? クロシュちゃんがでっかい鉄砲を構えちゃった……!?」
レイン「流石ね……。そういえばあなた、力はかなり強いのよね……」
ガトリングクロシュ「えっと……ここ、こうして……」モニョモニョ
キュイィーン―
四方八方に飛び散る弾丸「」ガガガガガガガガガッ!!!!
ガトリングクロシュ「んわあああああ!!?!!?!??」ガタガタガタ
リュアン「わああああああ!!?!?!?!?」
レイン「ば、馬鹿!! 止めなさい!!! 早く止めて!!!」
カコン― キュルキュルキュル―…
デロデロ…
スライムクロシュ「」デロロ…
リュアン「し、死ぬかと思った……」
レイン「本当にもう……! ソフィアが撃つよりも怖かったわよ……!?」
スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…
レイン「このグルグル回転して撃ちまくる巨大な銃は反動が大きすぎる……。使うならしっかり練習することよ。良いわね」
スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ
☆魔導機関銃を拾いました
実戦で使うには練習する必要があります
◇
562: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 00:36:11.46:ZhIMWp890 (2/15)
レイン「……さて、めぼしいものは粗方回収したわね」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
リュアン「何かわかりましたか……?」
レイン「まあ……奴の取引先とか、スポンサーとか、いろいろね……」
ロンドン「しかしまあ、山を騒がせた悪の発狂科学者が、まさか恋する乙女だったなんてねェ……。世の中わからねェもんだ」
アッシュ「恋の力ってなスゲーもんだなあ。こんな地下深くを大改造して、何年も前に死んだ人を蘇らせちまうなんて……」
リーシア「私には理解できませんねぇ……。美味しいものを食べて、あったかい寝床で寝る……生きてくって、それで十分と思いませんか?」
アッシュ「俺はちょっと、わかるよ。ソフィアにとっては……勇者サインが、何よりも大切なロマンだったんだろ。それを笑う気にはなれねえ」
ロンドン「ロマンかぁ……。アッシュ坊やも一端の口を聞くようになったじゃないの」
アッシュ「坊やってなんだよ!? 俺はもう26だぞ!?」
ワイワイ ギャヤギャヤ
レイン(……)
レイン(……ほんと、馬鹿馬鹿しいわね……。今更……何を感傷的になっているのかしら、私……)
真顔のサインとそっぽを向いたソフィアが写っている写真『』コトン
クルッ
スタ スタ …
レイン(……さよなら、サイン)
レイン(………さよなら、ソフィア)
レイン(…………さよなら……私の、初恋……)
◆
レイン「……さて、めぼしいものは粗方回収したわね」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
リュアン「何かわかりましたか……?」
レイン「まあ……奴の取引先とか、スポンサーとか、いろいろね……」
ロンドン「しかしまあ、山を騒がせた悪の発狂科学者が、まさか恋する乙女だったなんてねェ……。世の中わからねェもんだ」
アッシュ「恋の力ってなスゲーもんだなあ。こんな地下深くを大改造して、何年も前に死んだ人を蘇らせちまうなんて……」
リーシア「私には理解できませんねぇ……。美味しいものを食べて、あったかい寝床で寝る……生きてくって、それで十分と思いませんか?」
アッシュ「俺はちょっと、わかるよ。ソフィアにとっては……勇者サインが、何よりも大切なロマンだったんだろ。それを笑う気にはなれねえ」
ロンドン「ロマンかぁ……。アッシュ坊やも一端の口を聞くようになったじゃないの」
アッシュ「坊やってなんだよ!? 俺はもう26だぞ!?」
ワイワイ ギャヤギャヤ
レイン(……)
レイン(……ほんと、馬鹿馬鹿しいわね……。今更……何を感傷的になっているのかしら、私……)
真顔のサインとそっぽを向いたソフィアが写っている写真『』コトン
クルッ
スタ スタ …
レイン(……さよなら、サイン)
レイン(………さよなら、ソフィア)
レイン(…………さよなら……私の、初恋……)
◆
563: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 00:40:59.68:ZhIMWp890 (3/15)
本日はここまで。次回はヴィトナちゃんたちと群れの仲間ごっこ編、夢の中で遊ぼう編、禍神と福神編、アインズとの決闘編です
ソフィアとの戦いを終えて、思い思いに過ごすクロシュたち。愛に生き、愛に溶けたソフィアの末路は、正しいものだったのか。メアリーとの問答に悩み、考え、さらに悩みながら、クロシュは少しづつ考えを深めていく。
エルダーサキュバスにもまた、青春があった。
ある男に恋をし、ある女といがみ合う――人間と何ら変わらぬ、心があった。
全ては運命に流され、溶け、消えていった。
ただ一人取り残されたエルダーサキュバスは――静かに別れを告げ、歩き出す。
奇跡はもう、起こらない。
それでは、本日もありがとうございました。次回はたぶん明日更新できたら更新の予定です
なおクロシュ氏の射撃技能は「使えなくもない」級なので、大きい機関銃を扱うにはしっかり練習する必要があります。さいわいパワーだけはあるので、がんばるのが良いでしょう
本日はここまで。次回はヴィトナちゃんたちと群れの仲間ごっこ編、夢の中で遊ぼう編、禍神と福神編、アインズとの決闘編です
ソフィアとの戦いを終えて、思い思いに過ごすクロシュたち。愛に生き、愛に溶けたソフィアの末路は、正しいものだったのか。メアリーとの問答に悩み、考え、さらに悩みながら、クロシュは少しづつ考えを深めていく。
エルダーサキュバスにもまた、青春があった。
ある男に恋をし、ある女といがみ合う――人間と何ら変わらぬ、心があった。
全ては運命に流され、溶け、消えていった。
ただ一人取り残されたエルダーサキュバスは――静かに別れを告げ、歩き出す。
奇跡はもう、起こらない。
それでは、本日もありがとうございました。次回はたぶん明日更新できたら更新の予定です
なおクロシュ氏の射撃技能は「使えなくもない」級なので、大きい機関銃を扱うにはしっかり練習する必要があります。さいわいパワーだけはあるので、がんばるのが良いでしょう
564:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 01:59:39.19:v6F9sVCHO (1/1)
デロデロ問題解決したらソフィアとサインは戻ってくるという意味では一番ハッピーエンドじゃないか
デロデロ問題解決したらソフィアとサインは戻ってくるという意味では一番ハッピーエンドじゃないか
565:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 02:41:00.87:R83hON1ko (1/1)
おつ
いきなり大型機関砲を扱うのは難しそうだけど、貴重な大火力の飛び道具だから身につける価値はありそうだ
おつ
いきなり大型機関砲を扱うのは難しそうだけど、貴重な大火力の飛び道具だから身につける価値はありそうだ
566:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 13:05:29.00:vcDEDXfso (1/1)
おつおつ
レインさん…切ない…
頑張って重戦車クロシュになろう!……なれる?
おつおつ
レインさん…切ない…
頑張って重戦車クロシュになろう!……なれる?
567: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 16:02:59.83:ZhIMWp890 (4/15)
デロデロ問題を解決すれば、デロデロ化した人やモノやスライムが帰ってくる可能性はあります。クロシュたちもそれを目的としている面があるため、これが解決したらソフィアさんやサインさんが戻ってくる可能性があると言えるでしょう。しかしながら、もしデロデロから戻れるとしても実際に戻るかどうかは本人の意思に委ねられるかもしれません。そうなった時にソフィアさんとサインさんが戻ることを選ぶかどうかは今のところ未知数と言えるでしょう
クロシュ氏が拾得した鉄砲は、ロスチャイルド・インダストリー社製らしからぬ無骨で重厚なデザインの魔導重機関銃です。地面への設置や戦車・大型ワイバーンへの積載を前提とした高重量・大反動仕様ですが、筋力やパワーがあれば携行使用も可能となっています。そしてクロシュ氏はスライムなので、これを携行して使うことができます。なおスライムのクロシュ氏にとってもすごい重さと反動なので、幼女の姿ですぐに使いこなすのはとても難しいかもしれません。しっかり射撃練習すれば、労力に見合った戦果を期待できるでしょう
レインさんは人間から見ればすごく年上のお姉さんですが、エルダーサキュバスという種で考えればまだまだ若いようです。この一連の出来事を終えて、レインさんは一つの区切りを付けました。彼女が今後どのような運命を歩むかは明らかになっていませんが、きっと今までよりも良い方へと向かうことでしょう
クロシュ氏が重戦車のパワーを得られるかどうかは、今のところ未知数です。クロシュさんは防御寄りの戦闘を得意としているので、堅牢な装甲で自分や仲間を守りつつ機銃や主砲の大火力で制圧する重戦車の作法は実際相性が良いかもしれません。クロシュさんが好んでいるカタツムリも、種によってはそういう戦術を得意としていることがあります
デロデロ問題を解決すれば、デロデロ化した人やモノやスライムが帰ってくる可能性はあります。クロシュたちもそれを目的としている面があるため、これが解決したらソフィアさんやサインさんが戻ってくる可能性があると言えるでしょう。しかしながら、もしデロデロから戻れるとしても実際に戻るかどうかは本人の意思に委ねられるかもしれません。そうなった時にソフィアさんとサインさんが戻ることを選ぶかどうかは今のところ未知数と言えるでしょう
クロシュ氏が拾得した鉄砲は、ロスチャイルド・インダストリー社製らしからぬ無骨で重厚なデザインの魔導重機関銃です。地面への設置や戦車・大型ワイバーンへの積載を前提とした高重量・大反動仕様ですが、筋力やパワーがあれば携行使用も可能となっています。そしてクロシュ氏はスライムなので、これを携行して使うことができます。なおスライムのクロシュ氏にとってもすごい重さと反動なので、幼女の姿ですぐに使いこなすのはとても難しいかもしれません。しっかり射撃練習すれば、労力に見合った戦果を期待できるでしょう
レインさんは人間から見ればすごく年上のお姉さんですが、エルダーサキュバスという種で考えればまだまだ若いようです。この一連の出来事を終えて、レインさんは一つの区切りを付けました。彼女が今後どのような運命を歩むかは明らかになっていませんが、きっと今までよりも良い方へと向かうことでしょう
クロシュ氏が重戦車のパワーを得られるかどうかは、今のところ未知数です。クロシュさんは防御寄りの戦闘を得意としているので、堅牢な装甲で自分や仲間を守りつつ機銃や主砲の大火力で制圧する重戦車の作法は実際相性が良いかもしれません。クロシュさんが好んでいるカタツムリも、種によってはそういう戦術を得意としていることがあります
568: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 16:04:11.51:ZhIMWp890 (5/15)
―大山脈 雪原
ヴィトナ「クロシュ! こっちだ!」
クロシュ「ヴィトナさん!」トテトテ
ヴィトナ「よく来た」
ボレアスルクスA「ワオン!」
ボレアスルクスB「ハッハッハッ」
フメイ「おお〜、あの時の綺麗なわんこたち」
ヴィトナ「わんこ?」
フメイ「フメイたちの住んでるとこもいる。わんこ」
ヴィトナ「そうなのか!」
妖精(クロシュたちの集落にいるのは犬だと思うけど……まあ、野暮なことは言わないでおこう……)
セイン「食料は大丈夫か?」
ヴィトナ「温泉湧いて、少しあったかくなった。なんとかなりそうだ」
フメイ「おお〜」
ヴィトナ「クロシュ、山の神にあっためてもらうよう言ったと、聞いた。ありがとう」
クロシュ「うん!」
ヴィトナ「今日は、お礼したい。美味いもの、食べよう」
クロシュ「!」パァァァ
フメイ「うまいもの!」
セイン「……良いのか? 少し暖かくなったと言ってもすぐに食料が生えてくるわけではないだろう」
ヴィトナ「恩には恩だ。掟にもそう書いてある」
妖精「私たちは余裕があるから、自分たちが食べる分を優先してね」
↓1コンマ
01-10 ホワイトメガロザメ(強敵)
11-40 シカ
41-70 イノシシ
71-90 ユキマグロ
91-00 ダイヤモンドダストガニ
―大山脈 雪原
ヴィトナ「クロシュ! こっちだ!」
クロシュ「ヴィトナさん!」トテトテ
ヴィトナ「よく来た」
ボレアスルクスA「ワオン!」
ボレアスルクスB「ハッハッハッ」
フメイ「おお〜、あの時の綺麗なわんこたち」
ヴィトナ「わんこ?」
フメイ「フメイたちの住んでるとこもいる。わんこ」
ヴィトナ「そうなのか!」
妖精(クロシュたちの集落にいるのは犬だと思うけど……まあ、野暮なことは言わないでおこう……)
セイン「食料は大丈夫か?」
ヴィトナ「温泉湧いて、少しあったかくなった。なんとかなりそうだ」
フメイ「おお〜」
ヴィトナ「クロシュ、山の神にあっためてもらうよう言ったと、聞いた。ありがとう」
クロシュ「うん!」
ヴィトナ「今日は、お礼したい。美味いもの、食べよう」
クロシュ「!」パァァァ
フメイ「うまいもの!」
セイン「……良いのか? 少し暖かくなったと言ってもすぐに食料が生えてくるわけではないだろう」
ヴィトナ「恩には恩だ。掟にもそう書いてある」
妖精「私たちは余裕があるから、自分たちが食べる分を優先してね」
↓1コンマ
01-10 ホワイトメガロザメ(強敵)
11-40 シカ
41-70 イノシシ
71-90 ユキマグロ
91-00 ダイヤモンドダストガニ
569:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 16:07:42.62:BdKJlhfE0 (1/1)
あ
あ
570: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 21:47:02.05:ZhIMWp890 (6/15)
ボレアスルクスA「」シュタタタッ
ボレアスルクスB「」シュタタタッ
イノシシ「プギーッ!!」ドドドドッ
回り込むヴィトナ「」バッ
ヒュオオオッ――
イノシシ「プギッ!?」
カチコチ…
氷漬けイノシシ「」カチンコチン
フメイ「おお〜!」
セイン「氷魔法が使えたのか……!」
妖精「いや……これは自然魔法! 雪と氷に特化した自然魔法だ!」
クロシュ「そうなの?」
ヴィトナ「そうなのか?」
*
―ボレアスルクスの巣穴
焚き火「」パチパチ
焼きイノシシ肉「」コンガリ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
ボレアスルクスたち「〜〜♪」ハグハグ
セイン「美味い」モグモグ
妖精「なるほど。生まれつき使える魔法なんだ」
ヴィトナ「ああ。魔法とは、知らなかった」
妖精「まあそりゃそうだよね。妖精も、自然魔法を魔法と思って使ってるやつはあんまりいないし」
ヴィトナ「妖精も、私たちの仲間なのか?」
妖精「系統としては全くの別だけど、同じ力を使えるって意味じゃ同類……仲間って言えるかも」
ヴィトナ「おお、そうなのか」
妖精「自然魔法が使えるなら精霊も見える?」
ヴィトナ「せいれい?」
妖精「私たち妖精みたいな姿で……例えば、より雪と氷に特化してて、吹雪の日なんかにはしゃいでる奴」
ヴィトナ「……あ、あれ……精霊……!? 死神じゃない、のか……!?」
妖精「ええっ!? 死神じゃないよ! 確かに鬱陶しい時もあるけど……」
ヴィトナ「でも、あいつらが連れて来る猛吹雪……たくさんの生き物、凍えて、死ぬ……」
妖精「あ、ああ〜……」
妖精(自然環境が過酷な場所じゃ、無邪気な精霊も死をもたらす脅威か。考えてみれば当然だ)
ヴィトナ「私たち、寒さに強い。でも、獲物が凍えたら、どうしようもない。だから……あいつら、苦手だ」
妖精「ま、まあ……あいつらは吹雪ではしゃいでるだけで、あいつら自身が吹雪を連れてきてるわけじゃないから……たぶん……」
☆イノシシを食べて元気になりました
明日の終わりまで、余剰満腹度+2、戦闘コンマ+5を得ます
*
ボレアスルクスA「」シュタタタッ
ボレアスルクスB「」シュタタタッ
イノシシ「プギーッ!!」ドドドドッ
回り込むヴィトナ「」バッ
ヒュオオオッ――
イノシシ「プギッ!?」
カチコチ…
氷漬けイノシシ「」カチンコチン
フメイ「おお〜!」
セイン「氷魔法が使えたのか……!」
妖精「いや……これは自然魔法! 雪と氷に特化した自然魔法だ!」
クロシュ「そうなの?」
ヴィトナ「そうなのか?」
*
―ボレアスルクスの巣穴
焚き火「」パチパチ
焼きイノシシ肉「」コンガリ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
ボレアスルクスたち「〜〜♪」ハグハグ
セイン「美味い」モグモグ
妖精「なるほど。生まれつき使える魔法なんだ」
ヴィトナ「ああ。魔法とは、知らなかった」
妖精「まあそりゃそうだよね。妖精も、自然魔法を魔法と思って使ってるやつはあんまりいないし」
ヴィトナ「妖精も、私たちの仲間なのか?」
妖精「系統としては全くの別だけど、同じ力を使えるって意味じゃ同類……仲間って言えるかも」
ヴィトナ「おお、そうなのか」
妖精「自然魔法が使えるなら精霊も見える?」
ヴィトナ「せいれい?」
妖精「私たち妖精みたいな姿で……例えば、より雪と氷に特化してて、吹雪の日なんかにはしゃいでる奴」
ヴィトナ「……あ、あれ……精霊……!? 死神じゃない、のか……!?」
妖精「ええっ!? 死神じゃないよ! 確かに鬱陶しい時もあるけど……」
ヴィトナ「でも、あいつらが連れて来る猛吹雪……たくさんの生き物、凍えて、死ぬ……」
妖精「あ、ああ〜……」
妖精(自然環境が過酷な場所じゃ、無邪気な精霊も死をもたらす脅威か。考えてみれば当然だ)
ヴィトナ「私たち、寒さに強い。でも、獲物が凍えたら、どうしようもない。だから……あいつら、苦手だ」
妖精「ま、まあ……あいつらは吹雪ではしゃいでるだけで、あいつら自身が吹雪を連れてきてるわけじゃないから……たぶん……」
☆イノシシを食べて元気になりました
明日の終わりまで、余剰満腹度+2、戦闘コンマ+5を得ます
*
571: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 21:47:31.16:ZhIMWp890 (7/15)
スライムクロシュ「」zzz
フメイ「」zzz
セイン「」zzz
妖精「あらまあ、ごはん食べたら丸まって寝ちゃって」
ヴィトナ「ここ、安全。妖精も、お昼寝するのが良い」
妖精「じゃあそうさせてもらおうかな」スッ
モニョッ
スライムクロシュ「」zzz
妖精「クロシュたんぽ使おっと」
◆
―クロシュの夢 会議室
セイン「――!」バッ
秩序クロシュ「あ、セインちゃん起きた!」
楽観クロシュ「セインちゃん!」
セイン「……これは……どういうことだ?」
フメイ「クロシュの夢の中だって」
セイン「なるほど」
中庸クロシュ「理解が早い……」
混沌クロシュ「流石セインちゃん」
妖精「ねえクロシュ……ちょっと、セキュリティというか……無防備すぎじゃない? 心の奥深くに他の人をほいほい呼び込んじゃだめでしょ」
中庸クロシュ「わたしが信頼してる人しか、入れないとおもう」
悲観クロシュ「うん……。カリスとか、絶対、入れない……」
セイン「なぜ僕たちをここに呼んだんだ?」
中庸クロシュ「呼んだんじゃなくて……入っちゃっただけ、とおもう……。わたし、けっこうそういう体質みたい……」
フメイ「んー……やっぱり、ちょっと心配……。クロシュ、誰でも信頼しちゃいそうだし」
悲観クロシュ「わたしもそうおもう……」
楽観クロシュ「そんなことないとおもう!」
混沌クロシュ「でもここってわたしの領域だから、悪いやつなんて簡単にねじふせられるんじゃないの」
秩序クロシュ「前に、リリーツィアさんに、ひどい目にあわされたよね……?」
混沌クロシュ「あっ……」
中庸クロシュ「せきゅりてぃ……強化した方が、いいかも……」
◆
スライムクロシュ「」zzz
フメイ「」zzz
セイン「」zzz
妖精「あらまあ、ごはん食べたら丸まって寝ちゃって」
ヴィトナ「ここ、安全。妖精も、お昼寝するのが良い」
妖精「じゃあそうさせてもらおうかな」スッ
モニョッ
スライムクロシュ「」zzz
妖精「クロシュたんぽ使おっと」
◆
―クロシュの夢 会議室
セイン「――!」バッ
秩序クロシュ「あ、セインちゃん起きた!」
楽観クロシュ「セインちゃん!」
セイン「……これは……どういうことだ?」
フメイ「クロシュの夢の中だって」
セイン「なるほど」
中庸クロシュ「理解が早い……」
混沌クロシュ「流石セインちゃん」
妖精「ねえクロシュ……ちょっと、セキュリティというか……無防備すぎじゃない? 心の奥深くに他の人をほいほい呼び込んじゃだめでしょ」
中庸クロシュ「わたしが信頼してる人しか、入れないとおもう」
悲観クロシュ「うん……。カリスとか、絶対、入れない……」
セイン「なぜ僕たちをここに呼んだんだ?」
中庸クロシュ「呼んだんじゃなくて……入っちゃっただけ、とおもう……。わたし、けっこうそういう体質みたい……」
フメイ「んー……やっぱり、ちょっと心配……。クロシュ、誰でも信頼しちゃいそうだし」
悲観クロシュ「わたしもそうおもう……」
楽観クロシュ「そんなことないとおもう!」
混沌クロシュ「でもここってわたしの領域だから、悪いやつなんて簡単にねじふせられるんじゃないの」
秩序クロシュ「前に、リリーツィアさんに、ひどい目にあわされたよね……?」
混沌クロシュ「あっ……」
中庸クロシュ「せきゅりてぃ……強化した方が、いいかも……」
◆
572: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 21:48:15.21:ZhIMWp890 (8/15)
―ダウンの家
玄関「」ガチャッ
クロシュ「ただいま……!」
聖女「おかえりなさい、クロシュさん。ヴィトナさんたちと楽しく遊べましたか?」
クロシュ「うん!」
聖女「それなら良かったです」
クロシュ「……! 本、読んでた?」
聖女「え? いえ、読んでいませんが……あれっ?」
テーブルの上に置かれた本『福神と禍神』
聖女「福神と禍神……ダウンさんが置いたんでしょうか?」
クロシュ「……読んでみる?」
聖女「そうですね……ちょっと気になるタイトルですし、読んでみましょうか」
マネキ「禍神だの福神だのが気になるのか?」ヒョコ
クロシュ「わ!」
聖女「あなたは……マネキさん!」
マネキ「いかにも」
聖女「……マネキさんも、神?なんですよね……? では……禍神と福神についてお聞きしても良いですか?」
マネキ「聞いてどうする? と普段なら問い返すところだが……お前たちには聞く権利があるか」
クロシュ「そうなの?」
マネキ「厳密に言えば、権利はない。そもそも、あらゆる行為には許可も権利も必要ないのだ」
クロシュ「??」
マネキ「言葉を厳密に運用すれば、齟齬が生じにくい――という話だ」
聖女「とりあえず、聞いたら答えてくれるということですか?」
マネキ「そうだ」
―ダウンの家
玄関「」ガチャッ
クロシュ「ただいま……!」
聖女「おかえりなさい、クロシュさん。ヴィトナさんたちと楽しく遊べましたか?」
クロシュ「うん!」
聖女「それなら良かったです」
クロシュ「……! 本、読んでた?」
聖女「え? いえ、読んでいませんが……あれっ?」
テーブルの上に置かれた本『福神と禍神』
聖女「福神と禍神……ダウンさんが置いたんでしょうか?」
クロシュ「……読んでみる?」
聖女「そうですね……ちょっと気になるタイトルですし、読んでみましょうか」
マネキ「禍神だの福神だのが気になるのか?」ヒョコ
クロシュ「わ!」
聖女「あなたは……マネキさん!」
マネキ「いかにも」
聖女「……マネキさんも、神?なんですよね……? では……禍神と福神についてお聞きしても良いですか?」
マネキ「聞いてどうする? と普段なら問い返すところだが……お前たちには聞く権利があるか」
クロシュ「そうなの?」
マネキ「厳密に言えば、権利はない。そもそも、あらゆる行為には許可も権利も必要ないのだ」
クロシュ「??」
マネキ「言葉を厳密に運用すれば、齟齬が生じにくい――という話だ」
聖女「とりあえず、聞いたら答えてくれるということですか?」
マネキ「そうだ」
573: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 21:50:09.37:ZhIMWp890 (9/15)
聖女「ええと、では……マネキさんは、福神ですか?」
マネキ「そうとも言える」
クロシュ「そうなんだ」
聖女「そうとも言える、ということは……そうでないとも言えるのですか?」
マネキ「そうだ」
クロシュ「そうなの?」
マネキ「吾輩は福神であり、禍神である」
クロシュ「わっ!?」
聖女「……運命神ですか?」
マネキ「そのように言われることもある」
聖女「じゃあ……私の力は――」
マネキ「それは吾輩の関知するところではない」
聖女「えっ? でも、運命神って……」
マネキ「吾輩は運命神の一側面に過ぎない。言うなれば、化身の一つである」
聖女「化身……!」
マネキ「そうだ。吾輩は運命神の化身の中でも、世への干渉に消極的な個体である」
聖女「消極的……つまり、積極的な化身の方もいらっしゃるのですか?」
マネキ「そうだ。そういう奴がしばしば信仰や畏怖を得て、福神や禍神などと呼ばれるようになる」
聖女「……あれっ、もしかして私も化身だったり?」
マネキ「力を持ち続けていれば、いずれそうなっていた可能性はあろう。今のお前は、少し運命に干渉する力を持っているだけの普通の人間だ」
聖女「化身は初めから化身というわけではないのですか?」
マネキ「いいや。初めから化身として生じる者がほとんどだ。お前のように祝福を受け、力を行使する内に理(ことわり)から外れて化身の一つとなってしまう者も極稀にいるが――そういう例は極めて少ない。ほとんどはお前のように途中で力を失うか、尋常な生命として死を迎える」
聖女「そうなのですね……」
クロシュ「そういえば……マグヌスさんが……禍神が、すべての生命、呪ったって……言ってた……」
マネキ「それも祝福の一つだ」
聖女「ええ……!?」
マネキ「そうだ。心からの祈りを捧げる者――身の丈に合わぬ、届かぬ願いを抱く者へ――運命を切り開く力を与える。恐らくそういうものだ」
聖女「……もしかして、それは……善意だったのでしょうか……」
マネキ「本体か、あるいは化身の一つか。何を思ってそんな祝福を与えたかなど吾輩の関知するところではない」
聖女「そうですか……。マネキさんは、本当に不干渉なんですね」
マネキ「この前お前たちに与えてやったように、全くの不干渉というわけでもない」
クロシュ「そうなんだ」
マネキ「今日はやらんぞ? 吾輩がどちらかに肩入れしたら、公平な決闘にならん」
クロシュ「わ! 知ってるの?」
マネキ「当然だ。吾輩は神であるゆえ」
☆マネキさんから禍神と福神のことを聞きました
◇
聖女「ええと、では……マネキさんは、福神ですか?」
マネキ「そうとも言える」
クロシュ「そうなんだ」
聖女「そうとも言える、ということは……そうでないとも言えるのですか?」
マネキ「そうだ」
クロシュ「そうなの?」
マネキ「吾輩は福神であり、禍神である」
クロシュ「わっ!?」
聖女「……運命神ですか?」
マネキ「そのように言われることもある」
聖女「じゃあ……私の力は――」
マネキ「それは吾輩の関知するところではない」
聖女「えっ? でも、運命神って……」
マネキ「吾輩は運命神の一側面に過ぎない。言うなれば、化身の一つである」
聖女「化身……!」
マネキ「そうだ。吾輩は運命神の化身の中でも、世への干渉に消極的な個体である」
聖女「消極的……つまり、積極的な化身の方もいらっしゃるのですか?」
マネキ「そうだ。そういう奴がしばしば信仰や畏怖を得て、福神や禍神などと呼ばれるようになる」
聖女「……あれっ、もしかして私も化身だったり?」
マネキ「力を持ち続けていれば、いずれそうなっていた可能性はあろう。今のお前は、少し運命に干渉する力を持っているだけの普通の人間だ」
聖女「化身は初めから化身というわけではないのですか?」
マネキ「いいや。初めから化身として生じる者がほとんどだ。お前のように祝福を受け、力を行使する内に理(ことわり)から外れて化身の一つとなってしまう者も極稀にいるが――そういう例は極めて少ない。ほとんどはお前のように途中で力を失うか、尋常な生命として死を迎える」
聖女「そうなのですね……」
クロシュ「そういえば……マグヌスさんが……禍神が、すべての生命、呪ったって……言ってた……」
マネキ「それも祝福の一つだ」
聖女「ええ……!?」
マネキ「そうだ。心からの祈りを捧げる者――身の丈に合わぬ、届かぬ願いを抱く者へ――運命を切り開く力を与える。恐らくそういうものだ」
聖女「……もしかして、それは……善意だったのでしょうか……」
マネキ「本体か、あるいは化身の一つか。何を思ってそんな祝福を与えたかなど吾輩の関知するところではない」
聖女「そうですか……。マネキさんは、本当に不干渉なんですね」
マネキ「この前お前たちに与えてやったように、全くの不干渉というわけでもない」
クロシュ「そうなんだ」
マネキ「今日はやらんぞ? 吾輩がどちらかに肩入れしたら、公平な決闘にならん」
クロシュ「わ! 知ってるの?」
マネキ「当然だ。吾輩は神であるゆえ」
☆マネキさんから禍神と福神のことを聞きました
◇
574: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 21:56:56.28:ZhIMWp890 (10/15)
―夕方
樹氷の森
ヒュオオオオオオオ――…
背を向けて立つアインズ「……来たか」
ザッ
クロシュ「……アインズさん」
クルッ
アインズ「……」スッ
竜角の槍「」シャキン
クロシュ「……」スッ
ラティアの大盾「」ガシン
ヒュオオオオオ――…
リュアン「クロシュちゃん……!」
フメイ「クロシュ……負けないで……!」
妖精「クロシュ……」
聖女「怪我をしませんように……」
セイン「……」
ダウン「それでは――両者、準備は良いわね?」
アインズ「ああ」
クロシュ「」コク
ダウン「では――始め!!」
――決闘 アインズ・ベールグラッド――
↓1コンマ
01-10 痛恨
11-60 劣勢
61-90 優勢
91-00 会心
―夕方
樹氷の森
ヒュオオオオオオオ――…
背を向けて立つアインズ「……来たか」
ザッ
クロシュ「……アインズさん」
クルッ
アインズ「……」スッ
竜角の槍「」シャキン
クロシュ「……」スッ
ラティアの大盾「」ガシン
ヒュオオオオオ――…
リュアン「クロシュちゃん……!」
フメイ「クロシュ……負けないで……!」
妖精「クロシュ……」
聖女「怪我をしませんように……」
セイン「……」
ダウン「それでは――両者、準備は良いわね?」
アインズ「ああ」
クロシュ「」コク
ダウン「では――始め!!」
――決闘 アインズ・ベールグラッド――
↓1コンマ
01-10 痛恨
11-60 劣勢
61-90 優勢
91-00 会心
575:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 21:59:11.47:ljy2j5DLo (1/1)
さて
さて
576: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 22:22:01.19:ZhIMWp890 (11/15)
タンッ
竜角の槍「」ビビビビッ!!
クロシュ「っ!」
ラティアの大盾「」カンカンカンッ!
アインズ「流石に正面の守りは堅いな……ならば!」バッ
ビュンッ!
クロシュ「わっ!?」
リュアン「アインズさんが、クロシュちゃんを飛び越えて――」
ザシュッ!!
クロシュ「〜!!」モニャッ!!
聖女「と、飛び越えざまに一突き!」
フメイ「わああ!! ずるい!! クロシュは盾だけなのに、ずるい!!!」プンスコ
セイン「盾以外を持ち込まなかったのはクロシュ自身だ……」
妖精「うう、クロシュ……!」
クロシュ「〜〜…」ジリ
アインズ「……」ジリ
竜角の槍「」シャキン
クロシュ「……」ジリリ
クロシュ(……つよい。守るだけじゃ、勝てない……武器が、いる……)
クロシュ(……ロンドンさんから、もらった本……読んだ……)
クロシュ(武器の……つくりかた……!)
モニョモニョ…
黒い刃「」ポン!
クロシュ「……」シャキン
アインズ「……武器を生成したな。どう来る……」ジリ
クロシュ「……」ジリリ
シュバッ
ギンッ!!
↓1コンマ
01-50 敗北
51-70 優勢
71-00 会心
タンッ
竜角の槍「」ビビビビッ!!
クロシュ「っ!」
ラティアの大盾「」カンカンカンッ!
アインズ「流石に正面の守りは堅いな……ならば!」バッ
ビュンッ!
クロシュ「わっ!?」
リュアン「アインズさんが、クロシュちゃんを飛び越えて――」
ザシュッ!!
クロシュ「〜!!」モニャッ!!
聖女「と、飛び越えざまに一突き!」
フメイ「わああ!! ずるい!! クロシュは盾だけなのに、ずるい!!!」プンスコ
セイン「盾以外を持ち込まなかったのはクロシュ自身だ……」
妖精「うう、クロシュ……!」
クロシュ「〜〜…」ジリ
アインズ「……」ジリ
竜角の槍「」シャキン
クロシュ「……」ジリリ
クロシュ(……つよい。守るだけじゃ、勝てない……武器が、いる……)
クロシュ(……ロンドンさんから、もらった本……読んだ……)
クロシュ(武器の……つくりかた……!)
モニョモニョ…
黒い刃「」ポン!
クロシュ「……」シャキン
アインズ「……武器を生成したな。どう来る……」ジリ
クロシュ「……」ジリリ
シュバッ
ギンッ!!
↓1コンマ
01-50 敗北
51-70 優勢
71-00 会心
577:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/06(水) 22:30:01.05:VJY9n4jdo (1/1)
まだおわれない
まだおわれない
578: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 23:53:27.37:ZhIMWp890 (12/15)
黒い剣閃「」シャシャッ!!
アインズ「!」ギンギンッ!
クロシュ「」タンッ!
ポン!
トカゲクロシュ「」シュタタタッ
リュアン「黒い剣で激しく切り込んだと思ったら……クロシュちゃんが消えた!?」
セイン「いや、消えていない! トカゲの姿による高速移動だ!」
聖女「ええっトカゲ!?」
シュタタタタッ
アインズ「見失ったか……!? どこから来る……!?」ジリリ
シュタタタタタッ
シュバッ
黒い刃「」シャンッ!!
ギン――バキッ!
折れた黒い刃「」ボムギ
クロシュ「んわ!!?」
アインズ「……一歩速ければ、危なかった」
竜角の槍「」ブォンッ!!
ドッギャァァァァァン!!!!
クロシュ「んわあああああ!!!?!?」ドッギャァァァァン!!
デロデロ…
スライムクロシュ「」デロロ…
ダウン「はいそこまで! 勝者、アイ――」
デロデロ…モニョモニョモニョモニョ…
ズンッ――
アインズ「!?」
聖女「えっ……!!?」
フメイ「わ……わわ……!!?」
リュアン「ええっ……えええっ……!!?」
ダウン「まあ……まあまあまあ……!!!」
「クロシュちゃんをいじめる悪い子は、だあれ?」ズン…
セイン「あれは……まさか……」
妖精「ど、どうして……お前が……!!」
アインズ「か……かあ、さん……!!?」
赤黒い巨竜に擬態したクロシュ?「ん〜……? あ、アインズ」ズン
妖精「セレナディア・ベールグラッド!!!?!?」
黒い剣閃「」シャシャッ!!
アインズ「!」ギンギンッ!
クロシュ「」タンッ!
ポン!
トカゲクロシュ「」シュタタタッ
リュアン「黒い剣で激しく切り込んだと思ったら……クロシュちゃんが消えた!?」
セイン「いや、消えていない! トカゲの姿による高速移動だ!」
聖女「ええっトカゲ!?」
シュタタタタッ
アインズ「見失ったか……!? どこから来る……!?」ジリリ
シュタタタタタッ
シュバッ
黒い刃「」シャンッ!!
ギン――バキッ!
折れた黒い刃「」ボムギ
クロシュ「んわ!!?」
アインズ「……一歩速ければ、危なかった」
竜角の槍「」ブォンッ!!
ドッギャァァァァァン!!!!
クロシュ「んわあああああ!!!?!?」ドッギャァァァァン!!
デロデロ…
スライムクロシュ「」デロロ…
ダウン「はいそこまで! 勝者、アイ――」
デロデロ…モニョモニョモニョモニョ…
ズンッ――
アインズ「!?」
聖女「えっ……!!?」
フメイ「わ……わわ……!!?」
リュアン「ええっ……えええっ……!!?」
ダウン「まあ……まあまあまあ……!!!」
「クロシュちゃんをいじめる悪い子は、だあれ?」ズン…
セイン「あれは……まさか……」
妖精「ど、どうして……お前が……!!」
アインズ「か……かあ、さん……!!?」
赤黒い巨竜に擬態したクロシュ?「ん〜……? あ、アインズ」ズン
妖精「セレナディア・ベールグラッド!!!?!?」
579: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 23:54:33.58:ZhIMWp890 (13/15)
セレナディア「ん〜……あ、決闘中だったんだっけ? それじゃ第二ラウンド、いく?」バサッ
アインズ「っ……!?」
セレナディア「んふふ……アインズがどれくらいおっきくなったか、お母さん見てみたいなあ?」
アインズ「ふっ……ははははっ!! いいだろう……母さん――悪竜セレナディアよ、いざ尋常に――」ググググ
ドンッ!!
巨竜アインズ「ギャオオオオオ!!!!」
ドガァァァァン!!!! ドガァァァァァン!!! ギュオオオオオッ!!!
バサッバサッバサッ ブオンッ!! ドグオンッ!! ドッギャァァァァン!!!!
*
アインズ「はあっ、はあっ……」グググ
セレナディア「ふぅ〜、これくらいにしとこっか。クロシュちゃんもクタクタみたいだし」ドスン
アインズ「……どういう状態なんだ。それは」
セレナディア「クロシュちゃんの中にいるの、私。すごいでしょ」
アインズ「……わけがわからないが……」
セレナディア「アインズ……おっきくなったねぇ」
アインズ「……ああ」
セレナディア「ねえ、ごはんは毎日食べてる? どんなもの食べてる? ちゃんと食べてる?」
アインズ「食べることばかりか!」
セレナディア「食べるのが一番大事でしょ?」
アインズ「……フッ……そうだな……。毎日ちゃんと、美味いものを食べてる。村の人たちのお陰でな」
セレナディア「おお〜。やっぱりこの村は良いとこだったんだねぇ。アインズをここに任せて良かったよぉ」
アインズ「……どうして、置いてったんだ」
セレナディア「ん〜……まあ、私って世間じゃ悪竜だったからねぇ。一つ所に留まるのも、子供を連れ回すのも、ちょっと危なかったのよね」
アインズ「……そうか」
セレナディア「……寂しかった?」
アインズ「………少しな」
セレナディア「アインズ〜〜!!」ズズズ
アインズ「うわっ!? その巨体ですり寄って来るな!!!」
◇
セレナディア「ん〜……あ、決闘中だったんだっけ? それじゃ第二ラウンド、いく?」バサッ
アインズ「っ……!?」
セレナディア「んふふ……アインズがどれくらいおっきくなったか、お母さん見てみたいなあ?」
アインズ「ふっ……ははははっ!! いいだろう……母さん――悪竜セレナディアよ、いざ尋常に――」ググググ
ドンッ!!
巨竜アインズ「ギャオオオオオ!!!!」
ドガァァァァン!!!! ドガァァァァァン!!! ギュオオオオオッ!!!
バサッバサッバサッ ブオンッ!! ドグオンッ!! ドッギャァァァァン!!!!
*
アインズ「はあっ、はあっ……」グググ
セレナディア「ふぅ〜、これくらいにしとこっか。クロシュちゃんもクタクタみたいだし」ドスン
アインズ「……どういう状態なんだ。それは」
セレナディア「クロシュちゃんの中にいるの、私。すごいでしょ」
アインズ「……わけがわからないが……」
セレナディア「アインズ……おっきくなったねぇ」
アインズ「……ああ」
セレナディア「ねえ、ごはんは毎日食べてる? どんなもの食べてる? ちゃんと食べてる?」
アインズ「食べることばかりか!」
セレナディア「食べるのが一番大事でしょ?」
アインズ「……フッ……そうだな……。毎日ちゃんと、美味いものを食べてる。村の人たちのお陰でな」
セレナディア「おお〜。やっぱりこの村は良いとこだったんだねぇ。アインズをここに任せて良かったよぉ」
アインズ「……どうして、置いてったんだ」
セレナディア「ん〜……まあ、私って世間じゃ悪竜だったからねぇ。一つ所に留まるのも、子供を連れ回すのも、ちょっと危なかったのよね」
アインズ「……そうか」
セレナディア「……寂しかった?」
アインズ「………少しな」
セレナディア「アインズ〜〜!!」ズズズ
アインズ「うわっ!? その巨体ですり寄って来るな!!!」
◇
580: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 23:55:26.11:ZhIMWp890 (14/15)
―夜
ダウンの家
クロシュ瓶「」デロロロ…グッタリ…
アインズ「すまん……。お前の負担を一切考えず、母さんと共に暴れ回ってしまった……」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
妖精「気にしないで。それより気持ちは晴れた? だって」
アインズ「ああ。凄まじい想定外ではあったが……まさか、母さんと会えるとは……。感謝するぞ、クロシュ……!」
クロシュ瓶「〜〜♪」モニョニョ
妖精「ふふ。クロシュもがんばった甲斐があったって」
アインズ「ああ……! ところで母さん……セレナディアは、今もクロシュの中にいるのか?」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
妖精「たぶんそう、だって。あの決闘でやられた時に、星脈の方からセレナディアが入ってきた……らしい」
クロシュ瓶「〜〜」モニョニョ
アインズ「一度クロシュに食べられた縁、ということなのか? 何とも不思議な話だが……お陰で、私は母さんと会えて、話ができたということだな」
妖精「まあそういうことだね」
アインズ「……クロシュたちは、明日また旅に出るそうだな」
妖精「うん……。えっと、セレナディアとは、また離れ離れになっちゃうけど……」
アインズ「ああ、それは良い。元々二度と会えるとは思っていなかったし、クロシュの中で生きていることもわかったんだ。それでもう、十分すぎるさ」
クロシュ瓶「〜」モニョ
アインズ「……今日は、本当にありがとう。弱体化してるというのに、痛い目に合わせてすまなかったな」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
アインズ「ははっ……ああ、次はお前がちゃんと力を取り戻してからだ。それまで、私もさらに研鑽を積んでおくぞ」
クロシュ瓶「〜!」モニョ!
☆アインズとの決闘に敗北しましたが、竜角の大槍を取り戻しました
◆
―夜
ダウンの家
クロシュ瓶「」デロロロ…グッタリ…
アインズ「すまん……。お前の負担を一切考えず、母さんと共に暴れ回ってしまった……」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
妖精「気にしないで。それより気持ちは晴れた? だって」
アインズ「ああ。凄まじい想定外ではあったが……まさか、母さんと会えるとは……。感謝するぞ、クロシュ……!」
クロシュ瓶「〜〜♪」モニョニョ
妖精「ふふ。クロシュもがんばった甲斐があったって」
アインズ「ああ……! ところで母さん……セレナディアは、今もクロシュの中にいるのか?」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
妖精「たぶんそう、だって。あの決闘でやられた時に、星脈の方からセレナディアが入ってきた……らしい」
クロシュ瓶「〜〜」モニョニョ
アインズ「一度クロシュに食べられた縁、ということなのか? 何とも不思議な話だが……お陰で、私は母さんと会えて、話ができたということだな」
妖精「まあそういうことだね」
アインズ「……クロシュたちは、明日また旅に出るそうだな」
妖精「うん……。えっと、セレナディアとは、また離れ離れになっちゃうけど……」
アインズ「ああ、それは良い。元々二度と会えるとは思っていなかったし、クロシュの中で生きていることもわかったんだ。それでもう、十分すぎるさ」
クロシュ瓶「〜」モニョ
アインズ「……今日は、本当にありがとう。弱体化してるというのに、痛い目に合わせてすまなかったな」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
アインズ「ははっ……ああ、次はお前がちゃんと力を取り戻してからだ。それまで、私もさらに研鑽を積んでおくぞ」
クロシュ瓶「〜!」モニョ!
☆アインズとの決闘に敗北しましたが、竜角の大槍を取り戻しました
◆
581: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/06(水) 23:56:35.72:ZhIMWp890 (15/15)
本日はここまで。次回、竜神村を出発して次の目的地へ編です。お楽しみに
本日はここまで。次回、竜神村を出発して次の目的地へ編です。お楽しみに
582:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/07(木) 02:51:20.37:OtEoW80no (1/1)
おつ
おお、こちらにも奇跡が…少しずつ力も取り戻してきて良い傾向だ
次は大陸北部の何処かかな?全域で人間超排斥傾向らしいしどうなるやら
おつ
おお、こちらにも奇跡が…少しずつ力も取り戻してきて良い傾向だ
次は大陸北部の何処かかな?全域で人間超排斥傾向らしいしどうなるやら
583:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/08(金) 00:59:59.71:KqH4usOAo (1/1)
悪竜の血族だけどアインズはほんとにまともドラゴンよね
悪竜の血族だけどアインズはほんとにまともドラゴンよね
584:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 10:55:14.28:WDjKp4LfO (1/1)
これはメアリーを絆すよりも先にクロシュがデロデロに説き伏せれるパターン
これはメアリーを絆すよりも先にクロシュがデロデロに説き伏せれるパターン
585:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 14:08:45.94:Z9ZGhd3F0 (1/1)
リュアンは気付いてないみたいだけど、レインを許した時点でリュアン自身はデロデロ化を望む理由が少し消えかけているのかも
リュアンは気付いてないみたいだけど、レインを許した時点でリュアン自身はデロデロ化を望む理由が少し消えかけているのかも
586: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 20:13:34.58:fSXgg9S50 (1/13)
セレナディアさんは強い力を持つ竜だったため、星脈に落ちてしまった後もある程度自力でクロシュを探すことができたようです。それにより、クロシュを見つけて戻ることができたのだと思われます。今後もこの調子で力を取り戻すのが良いでしょう
今現在聞いた話によると、大陸北部は恐ろしい人間排斥地帯となっているそうです。しかしながらレイン氏やダウン氏もリアルタイム情報を熟知しているわけではないため、実際にどうなっているかは闇に包まれていると言えます。気をつけるのが良いでしょう
アインズ氏は龍神の末裔であり悪竜の子ですが、それらと異なり邪悪ではないようです。竜神村で生まれ育ったことが関係しているのか、アインズ氏本人の気質によるものなのかは、今のところわかりません。なお悪竜セレスティア・ベールグラッドはすごく龍神的な性格・気質の持ち主であったと言えるそうです。セレナディアちゃんも悪竜ですが、食べること第一なので実のところあまり龍神的ではないようです
クロシュ氏はもともとデロデロを最初に世へ示した者であり、デロデロを良いものと思う姿勢は実のところずっと変わっていません。しかしデロデロを嫌がる者の存在を認識し、いろいろ考えたり悩んだりしてきたようです。今回のソフィアさんデロデロ化という決着は、やはりデロデロは全てを解決する――というクロシュ氏の最初の視点を補強することに繋がったのかもしれません。そして今後クロシュ氏がどのように考えていくかは、今のところ未知数と言えます
リュアン氏は、以前ほどデロデロ信仰に熱心ではありません。それはリュアン氏自身が他力による救済を求めなくなったことや、憎しみを捨てるよう努め始めたこと等の変化が大きく関係していると言えるかもしれません。とはいえリュアン氏は聖人ではないので、救われたい気持ちは依然として持っており、憎しみも完全に捨てきれてはいないようです。そして自分以外の者も救われて欲しいという気持ちもあるため、デロデロを否定することはできないようです
セレナディアさんは強い力を持つ竜だったため、星脈に落ちてしまった後もある程度自力でクロシュを探すことができたようです。それにより、クロシュを見つけて戻ることができたのだと思われます。今後もこの調子で力を取り戻すのが良いでしょう
今現在聞いた話によると、大陸北部は恐ろしい人間排斥地帯となっているそうです。しかしながらレイン氏やダウン氏もリアルタイム情報を熟知しているわけではないため、実際にどうなっているかは闇に包まれていると言えます。気をつけるのが良いでしょう
アインズ氏は龍神の末裔であり悪竜の子ですが、それらと異なり邪悪ではないようです。竜神村で生まれ育ったことが関係しているのか、アインズ氏本人の気質によるものなのかは、今のところわかりません。なお悪竜セレスティア・ベールグラッドはすごく龍神的な性格・気質の持ち主であったと言えるそうです。セレナディアちゃんも悪竜ですが、食べること第一なので実のところあまり龍神的ではないようです
クロシュ氏はもともとデロデロを最初に世へ示した者であり、デロデロを良いものと思う姿勢は実のところずっと変わっていません。しかしデロデロを嫌がる者の存在を認識し、いろいろ考えたり悩んだりしてきたようです。今回のソフィアさんデロデロ化という決着は、やはりデロデロは全てを解決する――というクロシュ氏の最初の視点を補強することに繋がったのかもしれません。そして今後クロシュ氏がどのように考えていくかは、今のところ未知数と言えます
リュアン氏は、以前ほどデロデロ信仰に熱心ではありません。それはリュアン氏自身が他力による救済を求めなくなったことや、憎しみを捨てるよう努め始めたこと等の変化が大きく関係していると言えるかもしれません。とはいえリュアン氏は聖人ではないので、救われたい気持ちは依然として持っており、憎しみも完全に捨てきれてはいないようです。そして自分以外の者も救われて欲しいという気持ちもあるため、デロデロを否定することはできないようです
587: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 20:14:06.37:fSXgg9S50 (2/13)
―朝
竜神村
朝の日差し「」キラキラ
精霊の幌馬車「」ポン!
セイン「……それじゃあ、僕は集落の方へ戻る。健康診断と、あちらの加勢に行かなければならない」
クロシュ「ん!」
フメイ「無理しちゃだめだから」
セイン「ああ、わかっている。……山を越えた先の北部地方となると、僕も光速移動ですぐに救援に向かうのが難しくなる。お前たちも十分に気を付けて、無理をしないように」
メアリー「光速移動なのに、すぐの救援が難しいのですか?」
セイン「ああ。光速移動はほとんど瞬間移動と同じだが、遮蔽物や霧、雲を通り抜けることができない。そして光速移動の魔力消費は、距離ではなく回数によるところが大きいんだ。この山を越えようとするならかなりの回数が必要になる。そうなると恐らく山越えする前に魔力切れする」
メアリー「なるほど……最速の移動手段と思っていましたが、意外と弱点があるのですね……」
リュアン「……あの、ところでメアリーさんは……」
メアリー「………どうすれば良いのでしょう?」
妖精「あー……とりあえず、まだ処分保留で……。しばらく穀潰しでいてもらう……」
メアリー「!」パァァァ
聖女「すごく嬉しそうです」
メアリー「すごく嬉しいです。導師クロシュと共に、巡礼の旅を続けられるなんて……」
妖精「勝手に巡礼の旅にしないで欲しいんだけど……」
*
村長「世話になった。できればもっと礼をしたいところだが……」
妖精「温泉は湧いても食べ物がすぐに増えるわけじゃないでしょ。今は村のことを優先してよ」
アインズ「ああ……。本当にいろいろ助かった。感謝する」
クロシュ「うん!」
ダウン「これからも大変だろうけど頑張ってねぇ。応援してるわ」
フメイ「ん」
レイン「リュアン……あなたたちも、生きなさいよ。変なとこで死ぬんじゃないわよ」
リュアン「はい……! レインさんも……!」
ヴィトナ「また、来い。お前たち、仲間だ。仲間、歓迎する」
クロシュ「うん!」
ユウリ「死した時はわらわを訪れよ。眷属にしてやるぞよ」
聖女「か、考えておきます……」
アッシュ「さあて、じゃあ俺は南側に降りるとすっか」
リーシア「坑道下山ルートのご案内、いります?」
アッシュ「お、じゃあせっかくだし頼もうかね。今回の冒険は通常の坑道をあんまり通らなかったしな!」
―朝
竜神村
朝の日差し「」キラキラ
精霊の幌馬車「」ポン!
セイン「……それじゃあ、僕は集落の方へ戻る。健康診断と、あちらの加勢に行かなければならない」
クロシュ「ん!」
フメイ「無理しちゃだめだから」
セイン「ああ、わかっている。……山を越えた先の北部地方となると、僕も光速移動ですぐに救援に向かうのが難しくなる。お前たちも十分に気を付けて、無理をしないように」
メアリー「光速移動なのに、すぐの救援が難しいのですか?」
セイン「ああ。光速移動はほとんど瞬間移動と同じだが、遮蔽物や霧、雲を通り抜けることができない。そして光速移動の魔力消費は、距離ではなく回数によるところが大きいんだ。この山を越えようとするならかなりの回数が必要になる。そうなると恐らく山越えする前に魔力切れする」
メアリー「なるほど……最速の移動手段と思っていましたが、意外と弱点があるのですね……」
リュアン「……あの、ところでメアリーさんは……」
メアリー「………どうすれば良いのでしょう?」
妖精「あー……とりあえず、まだ処分保留で……。しばらく穀潰しでいてもらう……」
メアリー「!」パァァァ
聖女「すごく嬉しそうです」
メアリー「すごく嬉しいです。導師クロシュと共に、巡礼の旅を続けられるなんて……」
妖精「勝手に巡礼の旅にしないで欲しいんだけど……」
*
村長「世話になった。できればもっと礼をしたいところだが……」
妖精「温泉は湧いても食べ物がすぐに増えるわけじゃないでしょ。今は村のことを優先してよ」
アインズ「ああ……。本当にいろいろ助かった。感謝する」
クロシュ「うん!」
ダウン「これからも大変だろうけど頑張ってねぇ。応援してるわ」
フメイ「ん」
レイン「リュアン……あなたたちも、生きなさいよ。変なとこで死ぬんじゃないわよ」
リュアン「はい……! レインさんも……!」
ヴィトナ「また、来い。お前たち、仲間だ。仲間、歓迎する」
クロシュ「うん!」
ユウリ「死した時はわらわを訪れよ。眷属にしてやるぞよ」
聖女「か、考えておきます……」
アッシュ「さあて、じゃあ俺は南側に降りるとすっか」
リーシア「坑道下山ルートのご案内、いります?」
アッシュ「お、じゃあせっかくだし頼もうかね。今回の冒険は通常の坑道をあんまり通らなかったしな!」
588: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 20:14:33.62:fSXgg9S50 (3/13)
ロンドン「お〜い、そろそろ行くよ〜」
クロシュ「!」
フメイ「ん」
リュアン「竜神村の皆さん……ありがとうございました!」
聖女「どうか皆さん、お元気で!」
妖精「竜神村と、それに関わった者たちに……精霊の加護がありますよう」
セイン「では僕は南へ帰ろう。お前たちも、元気で」
クロシュ「ん!」
リュアン「セインくんも、ありがとう!」
フメイ「体、大事にしてね」
聖女「集落の皆さんのこと、よろしくお願いしますね」
妖精「この子たちのことは任せて」
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
――大山脈編 完
クリアボーナス
↓1コンマ
01-60 満腹度最大値+2、運命賽、竜角の短剣
61-90 ↑+世界樹の石炭
91-00 ↑+会心賽(判定時に会心と書き込むと、コンマに関わらず最上の結果となる。一度使うとなくなる)
ロンドン「お〜い、そろそろ行くよ〜」
クロシュ「!」
フメイ「ん」
リュアン「竜神村の皆さん……ありがとうございました!」
聖女「どうか皆さん、お元気で!」
妖精「竜神村と、それに関わった者たちに……精霊の加護がありますよう」
セイン「では僕は南へ帰ろう。お前たちも、元気で」
クロシュ「ん!」
リュアン「セインくんも、ありがとう!」
フメイ「体、大事にしてね」
聖女「集落の皆さんのこと、よろしくお願いしますね」
妖精「この子たちのことは任せて」
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
――大山脈編 完
クリアボーナス
↓1コンマ
01-60 満腹度最大値+2、運命賽、竜角の短剣
61-90 ↑+世界樹の石炭
91-00 ↑+会心賽(判定時に会心と書き込むと、コンマに関わらず最上の結果となる。一度使うとなくなる)
589:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 20:17:51.95:ye1O26BJ0 (1/2)
あ
あ
590: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 20:49:30.14:fSXgg9S50 (4/13)
―大坑道 北部方面
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
竜角の短剣「」ポン!
妖精「竜の角を削って作られた短剣なんだって」
リュアン「竜の角……!」
聖女「竜神村では、偉業を成し遂げた者にこれが贈られる習わしがあるそうです」
フメイ「フメイたち、偉業を成し遂げたってこと?」
妖精「そういうこと。この短剣自体が立派で美しい品物だけど、鋭い刃物としても一級品だし、おまけに竜の加護もある」
クロシュ「わあ……!」
☆竜角の短剣をもらいました
竜神村への出入りが自由になります
また、刃物としても使えます
*
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
フメイ「……ん?」
世界樹の石炭「」ポン
聖女「これは……世界樹のクッキーです!」
クロシュ「わあ……!」
妖精「石炭……なぜこの馬車に? 一体誰が――」
張り紙『大山脈平定お疲れ様やで! これはマグヌスはんからのお届けもんや! 今後ともドノヴァン商店をよろしゅう!』
フメイ「マグヌスはあのおおきいのだよね。ドノヴァンっていうのは……誰だっけ?」
聖女「あの黒シルクハットの行商人さんですね……」
リュアン「マグヌスさんのこと……どうして知ってるんでしょうか……」
妖精「あの行商人……何者……?」
世界樹の石炭「」ポン
クロシュ「……食べて、いい……?」
妖精「あ、うん。見た感じ怪しい魔法とか呪いはなさそうだし、どっちかというとマグヌス由来の強い生命の力を感じるから、食べて大丈夫」
クロシュ「ん!」
モニョモニョ モグモグ メラメラメラメラ
石の賽「」コロン
白い賽「」コロン
☆世界樹の石炭が [6/8] になりました
☆運命賽を1つ手に入れました(6個)
☆会心賽を1つ手に入れました(2個)
◆
―大坑道 北部方面
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
竜角の短剣「」ポン!
妖精「竜の角を削って作られた短剣なんだって」
リュアン「竜の角……!」
聖女「竜神村では、偉業を成し遂げた者にこれが贈られる習わしがあるそうです」
フメイ「フメイたち、偉業を成し遂げたってこと?」
妖精「そういうこと。この短剣自体が立派で美しい品物だけど、鋭い刃物としても一級品だし、おまけに竜の加護もある」
クロシュ「わあ……!」
☆竜角の短剣をもらいました
竜神村への出入りが自由になります
また、刃物としても使えます
*
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
フメイ「……ん?」
世界樹の石炭「」ポン
聖女「これは……世界樹のクッキーです!」
クロシュ「わあ……!」
妖精「石炭……なぜこの馬車に? 一体誰が――」
張り紙『大山脈平定お疲れ様やで! これはマグヌスはんからのお届けもんや! 今後ともドノヴァン商店をよろしゅう!』
フメイ「マグヌスはあのおおきいのだよね。ドノヴァンっていうのは……誰だっけ?」
聖女「あの黒シルクハットの行商人さんですね……」
リュアン「マグヌスさんのこと……どうして知ってるんでしょうか……」
妖精「あの行商人……何者……?」
世界樹の石炭「」ポン
クロシュ「……食べて、いい……?」
妖精「あ、うん。見た感じ怪しい魔法とか呪いはなさそうだし、どっちかというとマグヌス由来の強い生命の力を感じるから、食べて大丈夫」
クロシュ「ん!」
モニョモニョ モグモグ メラメラメラメラ
石の賽「」コロン
白い賽「」コロン
☆世界樹の石炭が [6/8] になりました
☆運命賽を1つ手に入れました(6個)
☆会心賽を1つ手に入れました(2個)
◆
591: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 21:39:18.28:fSXgg9S50 (5/13)
―北部地方 南リーリア湿原 1日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
―北部地方 南リーリア湿原 1日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
592: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 21:39:43.64:fSXgg9S50 (6/13)
―大山脈 北部の麓
坑道の出口「」ガタンゴトン
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
ロンドン「デロデロ巡礼者御一行、北部へご到着〜」
リュアン「ここが……大陸の、北部……!」
遥か彼方へ広がる湿原「」ヒュオオオオ――
フメイ「これ……地面、デロデロ!」ツンツン
ぬかるんだ地面「」グジュ
ロンドン「大陸北部は大体こんな感じだよ。今は初夏だから綺麗な緑に覆われてるけど、冬になれば全面が凍りついて、それはそれで美しいんさ」
聖女「初夏……そういえば、暦上は初夏でしたね……。大山脈が寒すぎて季節感がおかしくなっています……」
リュアン「初夏……でも、南側に比べるとすごく涼しいというか……ちょっと肌寒いくらいです」
ロンドン「北部は寒冷地だからねえ」
綺麗に整備された木道「」ポン!
妖精「……それより、木道がすごく綺麗に整備されてるんだけど」
ロンドン「おん? そうだね」
リュアン「何か問題があるんですか?」
妖精「いや……北部で最も大きなリーリア国は10年前に滅亡してるはずでしょ。それなのに……なんでこんな辺鄙なとこの道が綺麗に整備されてるの」
リュアン「……あっ。確かに……変ですね……」
聖女「この付近に熱心に道路整備する人がいるんでしょうか?」
フメイ「あ、わかった。ドワーフでしょ、こういうの得意そうだし」
ロンドン「ブブー。ウチらは関わってません。山や坑道の周辺は多少整えたりするけどね」
フメイ「ええ? じゃあなんで?」
ロンドン「さあ、知らんね。ここ何年かでリーリアが劇的に復興を遂げたなんて噂もあるけど、あたしらドワーフは山を出ないからわからん」
妖精「ええっ!?」
リュアン「劇的に……復興!?」
ロンドン「行ってみりゃわかんじゃない?」
☆中央大陸北部地方に到着しました
新たなる旅路へ進みます
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
―大山脈 北部の麓
坑道の出口「」ガタンゴトン
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
ロンドン「デロデロ巡礼者御一行、北部へご到着〜」
リュアン「ここが……大陸の、北部……!」
遥か彼方へ広がる湿原「」ヒュオオオオ――
フメイ「これ……地面、デロデロ!」ツンツン
ぬかるんだ地面「」グジュ
ロンドン「大陸北部は大体こんな感じだよ。今は初夏だから綺麗な緑に覆われてるけど、冬になれば全面が凍りついて、それはそれで美しいんさ」
聖女「初夏……そういえば、暦上は初夏でしたね……。大山脈が寒すぎて季節感がおかしくなっています……」
リュアン「初夏……でも、南側に比べるとすごく涼しいというか……ちょっと肌寒いくらいです」
ロンドン「北部は寒冷地だからねえ」
綺麗に整備された木道「」ポン!
妖精「……それより、木道がすごく綺麗に整備されてるんだけど」
ロンドン「おん? そうだね」
リュアン「何か問題があるんですか?」
妖精「いや……北部で最も大きなリーリア国は10年前に滅亡してるはずでしょ。それなのに……なんでこんな辺鄙なとこの道が綺麗に整備されてるの」
リュアン「……あっ。確かに……変ですね……」
聖女「この付近に熱心に道路整備する人がいるんでしょうか?」
フメイ「あ、わかった。ドワーフでしょ、こういうの得意そうだし」
ロンドン「ブブー。ウチらは関わってません。山や坑道の周辺は多少整えたりするけどね」
フメイ「ええ? じゃあなんで?」
ロンドン「さあ、知らんね。ここ何年かでリーリアが劇的に復興を遂げたなんて噂もあるけど、あたしらドワーフは山を出ないからわからん」
妖精「ええっ!?」
リュアン「劇的に……復興!?」
ロンドン「行ってみりゃわかんじゃない?」
☆中央大陸北部地方に到着しました
新たなる旅路へ進みます
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
593:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 21:41:16.44:tlwnM7dPO (1/1)
あ
あ
594:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 21:41:18.35:DbKIC47R0 (1/1)
あ
あ
595: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 22:05:57.68:fSXgg9S50 (7/13)
https://gzo.ai/i/NsYka7O.png
―北部地方 南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
クロシュ「〜〜!」キョロキョロ
リュアン「……どこもかしこもぬかるみだらけです……。この木道が整備してあって良かったですね」
妖精「や、この程度のぬかるみなら大丈夫だよ。水の精霊にも協力してもらえることになってるから、走れるはず」
リュアン「ええっ!? すごい!」
聖女「まあ……大山脈登山の時も、猛吹雪の上り坂を普通に進めていましたからね……」
フメイ「普通の馬車は雪の上り坂を登れないの?」
聖女「登れません」
フメイ「そうなんだ」
*
―昼
南リーリア湿原
湿地きのこ「」ポン!
綺麗な水「」ポン!
妖精「というわけで……今日のお昼ごはんは、水ときのこ!」
クロシュ「わ〜!」パチパチ
フメイ「わ〜」パチパチ
聖女「わ〜」パチパチ
リュアン「わ、わ〜……」パチ パチ…
妖精「……リュアンは、ちょっと物足りない?」
リュアン「そ、そんなことないです! お水は貴重ですし、この湿地きのこも焼いて食べるとすごく美味しいって本に書いてありました!」
聖女「……人間にとって栄養不足なのは間違いないですね……」
妖精「まあそうだよね。足りない分は船旅ビスケットとか干し肉を食べよう」
*
焚き火「」パチパチ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
リュアン「うう……自分が恥ずかしくて情けないです……。クロシュちゃんとフメイちゃんは文句一つ言わず美味しく食べてるのに……」モグモグ
妖精「でもそれは仕方ないよ。スライムは優れた消化能力を持ってるから、同じものを食べても人間よりたくさん栄養を吸収できるんだ。クロシュが普段大食いなのに空腹に強いのは、少ない食料でたくさんの栄養を補給できるからなんだよ」
リュアン「な、なるほど……。勉強になります」
聖女「……あれ? つまりクロシュさんは、たくさん栄養を吸収できるスライムの体でたくさん食べている――つまり、ものすごくものすごい栄養を必要としている、ということでしょうか!?」
妖精「……そ、そういうことかも」
スライムクロシュ「〜〜?」モニョニョ モグモグ
☆きれいな水と湿地きのこを食べて余剰満腹度を3獲得しました
◆
https://gzo.ai/i/NsYka7O.png
―北部地方 南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
クロシュ「〜〜!」キョロキョロ
リュアン「……どこもかしこもぬかるみだらけです……。この木道が整備してあって良かったですね」
妖精「や、この程度のぬかるみなら大丈夫だよ。水の精霊にも協力してもらえることになってるから、走れるはず」
リュアン「ええっ!? すごい!」
聖女「まあ……大山脈登山の時も、猛吹雪の上り坂を普通に進めていましたからね……」
フメイ「普通の馬車は雪の上り坂を登れないの?」
聖女「登れません」
フメイ「そうなんだ」
*
―昼
南リーリア湿原
湿地きのこ「」ポン!
綺麗な水「」ポン!
妖精「というわけで……今日のお昼ごはんは、水ときのこ!」
クロシュ「わ〜!」パチパチ
フメイ「わ〜」パチパチ
聖女「わ〜」パチパチ
リュアン「わ、わ〜……」パチ パチ…
妖精「……リュアンは、ちょっと物足りない?」
リュアン「そ、そんなことないです! お水は貴重ですし、この湿地きのこも焼いて食べるとすごく美味しいって本に書いてありました!」
聖女「……人間にとって栄養不足なのは間違いないですね……」
妖精「まあそうだよね。足りない分は船旅ビスケットとか干し肉を食べよう」
*
焚き火「」パチパチ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
焼き湿地きのこ串「」コンガリ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
リュアン「うう……自分が恥ずかしくて情けないです……。クロシュちゃんとフメイちゃんは文句一つ言わず美味しく食べてるのに……」モグモグ
妖精「でもそれは仕方ないよ。スライムは優れた消化能力を持ってるから、同じものを食べても人間よりたくさん栄養を吸収できるんだ。クロシュが普段大食いなのに空腹に強いのは、少ない食料でたくさんの栄養を補給できるからなんだよ」
リュアン「な、なるほど……。勉強になります」
聖女「……あれ? つまりクロシュさんは、たくさん栄養を吸収できるスライムの体でたくさん食べている――つまり、ものすごくものすごい栄養を必要としている、ということでしょうか!?」
妖精「……そ、そういうことかも」
スライムクロシュ「〜〜?」モニョニョ モグモグ
☆きれいな水と湿地きのこを食べて余剰満腹度を3獲得しました
◆
596: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 22:49:36.85:fSXgg9S50 (8/13)
―夕方
南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
妖精「日がだいぶ傾いてきた。どこかに良い感じの野営地があれば良いんだけど……」
フメイ「……あっ! あそこ、あれ!」ビシッ
草原の広がる高台「」サワサワ
クロシュ「わあ!」
聖女「高台です!」
リュアン「あそこなら馬車を落ち着けられそうですね……!」
妖精「よし! じゃあ今夜はあそこで野営としよう!」
◇
―夕方
南リーリア湿原の高台
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
クロシュ「……!」
フメイ「誰かいる」
妖精「本当だ。あれは――」
小さな碑「」
跪いて祈る白金髪ロングの少女「……」
聖女「碑と……祈る、女の子……?」
リュアン「碑があるってことは……勝手に野営したらまずいでしょうか……?」
立ち上がってこちらに振り向く白金髪ロングの少女「」スクッ ジッ
クロシュ「!」
フメイ「こっち向いた」
妖精「とりあえず聞いてみよう。ここで野営して良いかどうか」
*
―夕方
南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
妖精「日がだいぶ傾いてきた。どこかに良い感じの野営地があれば良いんだけど……」
フメイ「……あっ! あそこ、あれ!」ビシッ
草原の広がる高台「」サワサワ
クロシュ「わあ!」
聖女「高台です!」
リュアン「あそこなら馬車を落ち着けられそうですね……!」
妖精「よし! じゃあ今夜はあそこで野営としよう!」
◇
―夕方
南リーリア湿原の高台
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
クロシュ「……!」
フメイ「誰かいる」
妖精「本当だ。あれは――」
小さな碑「」
跪いて祈る白金髪ロングの少女「……」
聖女「碑と……祈る、女の子……?」
リュアン「碑があるってことは……勝手に野営したらまずいでしょうか……?」
立ち上がってこちらに振り向く白金髪ロングの少女「」スクッ ジッ
クロシュ「!」
フメイ「こっち向いた」
妖精「とりあえず聞いてみよう。ここで野営して良いかどうか」
*
597: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 22:50:35.17:fSXgg9S50 (9/13)
精霊の幌馬車「」ピタ
クロシュ「こんにちは……!」トコトコ
白金髪ロングの少女「はい、こんにちは」ニッコリ
妖精「こんにちは。ちょっと良い? 私たちは旅の者なんだけど」
白金髪ロングの少女「ここで野営して良いかって?」
妖精「うん。良い?」
白金髪ロングの少女「そうだなあ……じゃあ、そこでお祈りしてってくれる? そしたら、良いよ」
聖女「お祈り……。あの碑について、お聞きしてもよろしいですか?」
白金髪ロングの少女「うん……。あれはね……10年前、ここで野営していた難民たちの、お墓」
聖女「!」
妖精「!」
リュアン「……!」
クロシュ「……」
フメイ「……」
白金髪ロングの少女「……あ、当時ここにいた全員が死んじゃったわけじゃないよ。私もその一人だったもの。でも……ちょっと、何割か……死んじゃったから」
聖女「……そう、だったのですね……。私たちのような旅の者でも良ければ……是非、ご冥福をお祈りさせてください」
白金髪ロングの少女「うん……お願いします」
*
小さな碑「」
クロシュ「」ナムナム
フメイ「」ナムナム
聖女「」ナムナム
リュアン「」ナムナム
妖精「」ナムナム
白金髪ロングの少女「ありがとう……」
妖精「ん……どういたしまして」
*
精霊の幌馬車「」ピタ
クロシュ「こんにちは……!」トコトコ
白金髪ロングの少女「はい、こんにちは」ニッコリ
妖精「こんにちは。ちょっと良い? 私たちは旅の者なんだけど」
白金髪ロングの少女「ここで野営して良いかって?」
妖精「うん。良い?」
白金髪ロングの少女「そうだなあ……じゃあ、そこでお祈りしてってくれる? そしたら、良いよ」
聖女「お祈り……。あの碑について、お聞きしてもよろしいですか?」
白金髪ロングの少女「うん……。あれはね……10年前、ここで野営していた難民たちの、お墓」
聖女「!」
妖精「!」
リュアン「……!」
クロシュ「……」
フメイ「……」
白金髪ロングの少女「……あ、当時ここにいた全員が死んじゃったわけじゃないよ。私もその一人だったもの。でも……ちょっと、何割か……死んじゃったから」
聖女「……そう、だったのですね……。私たちのような旅の者でも良ければ……是非、ご冥福をお祈りさせてください」
白金髪ロングの少女「うん……お願いします」
*
小さな碑「」
クロシュ「」ナムナム
フメイ「」ナムナム
聖女「」ナムナム
リュアン「」ナムナム
妖精「」ナムナム
白金髪ロングの少女「ありがとう……」
妖精「ん……どういたしまして」
*
598: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 22:52:19.21:fSXgg9S50 (10/13)
―夜
南リーリア湿原 碑の高台
焚き火「」パチパチ
白金髪ロングの少女「……デロデロ化を止める為に、旅をしてる?」
クロシュ「うん」
妖精「あれ、あんまり驚かない?」
白金髪ロングの少女「ん〜とね……デロデロ化っていうの、ここじゃ起きてないんだ」
クロシュ「!!?」モニャッ!?
フメイ「んえ!?」
妖精「ええっ!?」
聖女「えっ!!?」
リュアン「!!?」
白金髪ロングの少女「わ。そっちの方が驚いてない?」
妖精「そ、そりゃ驚くよ!! だって今、世界中が白影スライムが発生して、デロデロで……!!」
白金髪ロングの少女「噂じゃ聞いたことあったけど、本当だったんだ……」
クロシュ「わわ……」
聖女「本当にこっちでは起きてないんですね……。デロデロ騒ぎが……」
白金髪ロングの少女「うん」
妖精「どういうことなんだ……。北部地方で一体何が起きてるんだ……」グルグル
白金髪ロングの少女「北部地方以外で何かが起きてるんじゃないの?」
妖精「それはそうなんだけど……あなた……あ、名前聞いても良い?」
白金髪ロングの少女→リリア「あ、うん。私は……リリアって言うの。よろしくね」
☆祈る者リリアと出会いました
南リーリア湿原 碑の高台で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
―夜
南リーリア湿原 碑の高台
焚き火「」パチパチ
白金髪ロングの少女「……デロデロ化を止める為に、旅をしてる?」
クロシュ「うん」
妖精「あれ、あんまり驚かない?」
白金髪ロングの少女「ん〜とね……デロデロ化っていうの、ここじゃ起きてないんだ」
クロシュ「!!?」モニャッ!?
フメイ「んえ!?」
妖精「ええっ!?」
聖女「えっ!!?」
リュアン「!!?」
白金髪ロングの少女「わ。そっちの方が驚いてない?」
妖精「そ、そりゃ驚くよ!! だって今、世界中が白影スライムが発生して、デロデロで……!!」
白金髪ロングの少女「噂じゃ聞いたことあったけど、本当だったんだ……」
クロシュ「わわ……」
聖女「本当にこっちでは起きてないんですね……。デロデロ騒ぎが……」
白金髪ロングの少女「うん」
妖精「どういうことなんだ……。北部地方で一体何が起きてるんだ……」グルグル
白金髪ロングの少女「北部地方以外で何かが起きてるんじゃないの?」
妖精「それはそうなんだけど……あなた……あ、名前聞いても良い?」
白金髪ロングの少女→リリア「あ、うん。私は……リリアって言うの。よろしくね」
☆祈る者リリアと出会いました
南リーリア湿原 碑の高台で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
599:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 22:54:31.99:KXG52UFv0 (1/1)
妖精、フメイたんぽでくつろぐ
妖精、フメイたんぽでくつろぐ
600:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 22:54:49.24:9ClyeOTvo (1/1)
メアリーと王国やリーリア関連で雑談
なんならメアリーの血筋のコンプレックスについて解消する
メアリーと王国やリーリア関連で雑談
なんならメアリーの血筋のコンプレックスについて解消する
601:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 22:56:22.57:ye1O26BJ0 (2/2)
リリアとお話し
リリアとお話し
602: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 23:11:19.38:fSXgg9S50 (11/13)
クロシュ「リリアちゃん!」
リリア「うん。よろしくね、クロシュちゃん」
フメイ「リリア、いつもここでお祈りしてるの?」
リリア「ううん。今日はたまたま……お休みをもらって、来たの」
妖精「お休み? お仕事の?」
リリア「うん。何のお仕事かは……まだ秘密!」
リュアン「……でもここって周りに何もないし……リリアちゃん、どうやって来たの? 馬車とかもないよね?」
リリア「ふっふっふ……私、ちょっとだけ魔法が得意なんだ。例えば……ほらっ」フワッ
フヨフヨ
宙に浮くリリア「どう? 空を飛ぶ魔法」フヨフヨ
クロシュ「わあ!」
リュアン「すごい!」
妖精「……!?」
ストン
リリア「まあこんな感じだから、移動手段にはあんまり困ってないの」
聖女「なるほど……。ですが、女の子の一人旅は危険です。次からは、信頼できる強い方と一緒の方が……」
リリア「……そうだね。万が一ってこともあるだろうし、次からはそうしようかな」
何の話をする?
↓1〜2選択
1.デロデロについて
2.今のリーリアについて
3.10年前の難民について
0.自由安価(できないことはできない)
クロシュ「リリアちゃん!」
リリア「うん。よろしくね、クロシュちゃん」
フメイ「リリア、いつもここでお祈りしてるの?」
リリア「ううん。今日はたまたま……お休みをもらって、来たの」
妖精「お休み? お仕事の?」
リリア「うん。何のお仕事かは……まだ秘密!」
リュアン「……でもここって周りに何もないし……リリアちゃん、どうやって来たの? 馬車とかもないよね?」
リリア「ふっふっふ……私、ちょっとだけ魔法が得意なんだ。例えば……ほらっ」フワッ
フヨフヨ
宙に浮くリリア「どう? 空を飛ぶ魔法」フヨフヨ
クロシュ「わあ!」
リュアン「すごい!」
妖精「……!?」
ストン
リリア「まあこんな感じだから、移動手段にはあんまり困ってないの」
聖女「なるほど……。ですが、女の子の一人旅は危険です。次からは、信頼できる強い方と一緒の方が……」
リリア「……そうだね。万が一ってこともあるだろうし、次からはそうしようかな」
何の話をする?
↓1〜2選択
1.デロデロについて
2.今のリーリアについて
3.10年前の難民について
0.自由安価(できないことはできない)
603:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 23:13:53.75:9sBo7Wcvo (1/1)
2
2
604:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 23:14:46.53:emrqMp6qO (1/1)
2
2
605: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 23:15:54.11:fSXgg9S50 (12/13)
被ってしまったので再安価です
↓1選択
1.デロデロについて
3.10年前の難民について
0.自由安価(できないことはできない)
被ってしまったので再安価です
↓1選択
1.デロデロについて
3.10年前の難民について
0.自由安価(できないことはできない)
606:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/09(土) 23:19:20.56:wXxihUZZO (1/1)
3
3
607: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/09(土) 23:27:10.58:fSXgg9S50 (13/13)
リリアと今と昔の話をすることが決まったところで、本日はここまで
大山脈を越えてついに北部地方へ到着したクロシュ一行。そこは初夏の爽やかな風が通り抜ける、広大な湿原だった。
そして湿原を進んだ一行が出会ったのは、祈る少女リリア。彼女は何を思い、こんな場所に一人で祈りを捧げていたのか? 今リーリア国はどうなっているのか? 10年前、ここで何が起きたのか? 様々な疑問が渦巻く中、リリアから語られるものとは――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
次回の更新でリーリア情勢などが開示されるかと思いますので、その後改めて登場人物募集の告知なども行いたいと思います。よろしくお願いいたします
リリアと今と昔の話をすることが決まったところで、本日はここまで
大山脈を越えてついに北部地方へ到着したクロシュ一行。そこは初夏の爽やかな風が通り抜ける、広大な湿原だった。
そして湿原を進んだ一行が出会ったのは、祈る少女リリア。彼女は何を思い、こんな場所に一人で祈りを捧げていたのか? 今リーリア国はどうなっているのか? 10年前、ここで何が起きたのか? 様々な疑問が渦巻く中、リリアから語られるものとは――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
次回の更新でリーリア情勢などが開示されるかと思いますので、その後改めて登場人物募集の告知なども行いたいと思います。よろしくお願いいたします
608:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 01:14:50.52:Ds5dWjnSo (1/1)
おつ
どうやら北部編は壮大な話になりそうだ…
あと毎度画像が見れないのはおま環かしら?
おつ
どうやら北部編は壮大な話になりそうだ…
あと毎度画像が見れないのはおま環かしら?
609:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 09:45:52.62:shECogJMo (1/2)
リーリアにセイントレア王族いますってかなりやばい事態になるんじゃ
リーリアにセイントレア王族いますってかなりやばい事態になるんじゃ
610:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 10:59:55.04:tHrKZKryo (1/1)
おつおつ
実際燃費に見合うくらいは色々できるからクロシュ…
おつおつ
実際燃費に見合うくらいは色々できるからクロシュ…
611: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:04:21.53:Qh7Y/iOD0 (1/16)
https://gzo.ai/i/CsL5HEh.png
北部地方での冒険がどのようなものになるかは今のところわかりませんが、大きな流れがありそうな気はします
メタなことを言えば、デロデロの巻における中盤の山場みたいな感じを想定しています。そんな感じで臨んでいただけると良いかもしれません
画像はこちらの方でも見れなくなっていたため、再アップロードしたいと思います。なぜか時々すごい勢いでデリートされてしまうようです
リーリアにセイントレア王族がいると、ものすごくまずいことになりそうな気がしますが、実際にどうなるかは今のところ闇に包まれています。このことが今後どのような影響を及ぼすかは未知数ですが、なるようになると言えるかもしれません。きっと大丈夫でしょう
クロシュさんは大食いスライムですが、実のところ栄養の吸収効率も良いようです。吸収効率が良いのにドカドカ飲み食いしているとまるで穀潰しのようですが、一応それなりにがんばってはいるはずなので、決してタダ飯食らいというわけではない……と擁護しておきたいと思います。今後とも大食いあかちゃんスライムの活躍をご期待くださいませ
https://gzo.ai/i/CsL5HEh.png
北部地方での冒険がどのようなものになるかは今のところわかりませんが、大きな流れがありそうな気はします
メタなことを言えば、デロデロの巻における中盤の山場みたいな感じを想定しています。そんな感じで臨んでいただけると良いかもしれません
画像はこちらの方でも見れなくなっていたため、再アップロードしたいと思います。なぜか時々すごい勢いでデリートされてしまうようです
リーリアにセイントレア王族がいると、ものすごくまずいことになりそうな気がしますが、実際にどうなるかは今のところ闇に包まれています。このことが今後どのような影響を及ぼすかは未知数ですが、なるようになると言えるかもしれません。きっと大丈夫でしょう
クロシュさんは大食いスライムですが、実のところ栄養の吸収効率も良いようです。吸収効率が良いのにドカドカ飲み食いしているとまるで穀潰しのようですが、一応それなりにがんばってはいるはずなので、決してタダ飯食らいというわけではない……と擁護しておきたいと思います。今後とも大食いあかちゃんスライムの活躍をご期待くださいませ
612: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:06:19.97:Qh7Y/iOD0 (2/16)
クロシュ「………10年前の、こと……聞いても、いい……?」
リリア「あ〜……やっぱり気になるよね。うん……せっかくお祈りしてくれたんだもん、教えてあげる……」
◆
https://gzo.ai/i/z28lVv3.png
―10年前
南リーリア湿原
凍りついた湿地「」
白金スライム「〜〜!」ピョンピョン
「リリ? どうしたの?」
白金スライム→リリ「〜〜」モニョモニョ
ユキイチゴ「」ポン!
「わあ……! これ……リリが見つけたの!?」
リリ「〜〜」モニョニョ
「えっ……? リリはもう食べたの?」
リリ「〜〜」モニョモニョ
「だめだよ、リリも食べなきゃ」
リリ「〜〜」モニョモニョ
「スライムは少し食べるだけで大丈夫だからいい……? それ、本当……?」
リリ「〜〜」ピョンピョン
「まあ……確かに元気そうだけど……。でもお腹が空いたら我慢しちゃだめだよ。リリが見つけたんだからね」
リリ「〜!」モニョ
◆
クロシュ「………10年前の、こと……聞いても、いい……?」
リリア「あ〜……やっぱり気になるよね。うん……せっかくお祈りしてくれたんだもん、教えてあげる……」
◆
https://gzo.ai/i/z28lVv3.png
―10年前
南リーリア湿原
凍りついた湿地「」
白金スライム「〜〜!」ピョンピョン
「リリ? どうしたの?」
白金スライム→リリ「〜〜」モニョモニョ
ユキイチゴ「」ポン!
「わあ……! これ……リリが見つけたの!?」
リリ「〜〜」モニョニョ
「えっ……? リリはもう食べたの?」
リリ「〜〜」モニョモニョ
「だめだよ、リリも食べなきゃ」
リリ「〜〜」モニョモニョ
「スライムは少し食べるだけで大丈夫だからいい……? それ、本当……?」
リリ「〜〜」ピョンピョン
「まあ……確かに元気そうだけど……。でもお腹が空いたら我慢しちゃだめだよ。リリが見つけたんだからね」
リリ「〜!」モニョ
◆
613: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:10:16.97:Qh7Y/iOD0 (3/16)
―南リーリア湿原 難民野営地
カビたパンの欠片「」
オークの男「おい!! これは俺んだろうが!?」ガシッ
魔族のリーダー「ああ……? リーダーに口答えする気か?」
バギィッ!!
オークの男「ぐああっ!」ドガッ ゴロゴロ
キャァァァァ!! マタケンカカヨ…
魔族の医者「喧嘩は止せ。無駄な体力を使うな」スッ
魔族のリーダー「弱者はすっ込んでろ……!」ブォン!!
バキィッ ドゴッ! ゴロゴロ
オイイーシャサンニナニシテンダクラァ!! アンダトテメァァァ!!!
ドガッドガッ バギッ ボムギッ ドギャァァァン!!!
キャァァァァァァ!!!! タスケテクダサイ!! ハァ…ウンザリダヨ…
血を流して倒れたオークの男「」ピクピク
魔族のリーダー「医者だかなんだか知らねえがテメェは追放だ……。二度とリーリアの地を踏むんじゃねぇぞ……」
血を流す魔族の医者「……」ヨロ
「イーシャさん……! 大丈夫……!?」トテトテ
リリ「〜〜!」モニョニョ
魔族の医者「……私は問題ない。だが……もうここにはいられないようだ」
「そんな……」
リリ「〜〜…」モニャニャ…
魔族の医者「大丈夫だ。生き延びる術には長けている。私としては……君たちの方が心配だ」
「えっ……?」
魔族の医者「……食料が足りんのだ。この先も平等に分け合えば、全員が等しく餓死するだろう。奪い合いを許容するなら……力を持つ者だけは、冬を越せるだろうが……」
「……」
魔族のリーダー「おいガキ共ォ? そいつと話してたらお前らも追放すんぞ」ヌッ
「……ねえ……なんでこんなことするの? イーシャさんはお医者さんなんだよ。そんな人を追放しちゃったら――」
ガシッ ググッ
「ぎゃっ!?」
魔族のリーダー「ああん……? 口答えするってんならガキでも容赦しねェぞ……?」
「うぐぐ……」
魔族のリーダー「リーリアじゃ力こそ全てなんだ。ザイル様がそう決めたんだよ。弱ェ奴ァ生きる価値がねェってことだ。わかったか?」
「……だから……もっと力のあるセイントレア王国に負けて……こうなった、ってこと……?」
魔族のリーダー「――!! テメェ……このクソガキャァァァ!!!!」ブォンッ!!
ドガッッッ!!
「ぐえっ!」
リリ「〜〜!!!」モニャニャ!!! オロオロ
魔族のリーダー「……ガキだから、これで勘弁しといてやる……!!! だが次また同じことを言ってみろ……食料にしてやっからなァ……!!?」
「………」
◆
―南リーリア湿原 難民野営地
カビたパンの欠片「」
オークの男「おい!! これは俺んだろうが!?」ガシッ
魔族のリーダー「ああ……? リーダーに口答えする気か?」
バギィッ!!
オークの男「ぐああっ!」ドガッ ゴロゴロ
キャァァァァ!! マタケンカカヨ…
魔族の医者「喧嘩は止せ。無駄な体力を使うな」スッ
魔族のリーダー「弱者はすっ込んでろ……!」ブォン!!
バキィッ ドゴッ! ゴロゴロ
オイイーシャサンニナニシテンダクラァ!! アンダトテメァァァ!!!
ドガッドガッ バギッ ボムギッ ドギャァァァン!!!
キャァァァァァァ!!!! タスケテクダサイ!! ハァ…ウンザリダヨ…
血を流して倒れたオークの男「」ピクピク
魔族のリーダー「医者だかなんだか知らねえがテメェは追放だ……。二度とリーリアの地を踏むんじゃねぇぞ……」
血を流す魔族の医者「……」ヨロ
「イーシャさん……! 大丈夫……!?」トテトテ
リリ「〜〜!」モニョニョ
魔族の医者「……私は問題ない。だが……もうここにはいられないようだ」
「そんな……」
リリ「〜〜…」モニャニャ…
魔族の医者「大丈夫だ。生き延びる術には長けている。私としては……君たちの方が心配だ」
「えっ……?」
魔族の医者「……食料が足りんのだ。この先も平等に分け合えば、全員が等しく餓死するだろう。奪い合いを許容するなら……力を持つ者だけは、冬を越せるだろうが……」
「……」
魔族のリーダー「おいガキ共ォ? そいつと話してたらお前らも追放すんぞ」ヌッ
「……ねえ……なんでこんなことするの? イーシャさんはお医者さんなんだよ。そんな人を追放しちゃったら――」
ガシッ ググッ
「ぎゃっ!?」
魔族のリーダー「ああん……? 口答えするってんならガキでも容赦しねェぞ……?」
「うぐぐ……」
魔族のリーダー「リーリアじゃ力こそ全てなんだ。ザイル様がそう決めたんだよ。弱ェ奴ァ生きる価値がねェってことだ。わかったか?」
「……だから……もっと力のあるセイントレア王国に負けて……こうなった、ってこと……?」
魔族のリーダー「――!! テメェ……このクソガキャァァァ!!!!」ブォンッ!!
ドガッッッ!!
「ぐえっ!」
リリ「〜〜!!!」モニャニャ!!! オロオロ
魔族のリーダー「……ガキだから、これで勘弁しといてやる……!!! だが次また同じことを言ってみろ……食料にしてやっからなァ……!!?」
「………」
◆
614: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:11:58.14:Qh7Y/iOD0 (4/16)
―夜
南リーリア湿原 野営地のテント
リリ「〜〜…」モニョニョ…モニョモニョ…
「ありがと、リリ……。良くなったよ……」
リリ「〜〜…」モニョモニョ…
「ごめん……私が、口答えしちゃったせいで……リリまで、居づらくなっちゃったよね……」
リリ「〜〜」フルフル
「イーシャさん大丈夫かなあ……。あ、私たちの方が大丈夫じゃないんだっけ……」
リリ「〜〜…」モニョニョ…
「明日から……どう、し……よ……」カクン
「……」zzz
リリ「……」
モニョモニョ ピョン
◆
―朝
南リーリア湿原 野営地
「……リリ? リリ?」キョロキョロ
「リリ、どこにいるの……? リリ、リリ……!?」
*
「あのっ……! リリ、見てない……!?」
オークの男「俺は見てねぇが……」
ゴブリンの男「いなくなっちまったんかい……?」
「うん……!! 今朝起きたら、どこにもいなくて……!!」
◇
―南リーリア湿原
「リリ!! リリ、リリ!!」タッタッタッタッ
「はあ、はあ、はあ……どこにも……いない……」ハァハァ
「違う……!! 寂しがりのリリが、一人ぼっちでどこかに行くはずない……!!」
「探さなきゃ……見つけて、あげなきゃ……!!」フラフラ
◆
―夜
南リーリア湿原 野営地のテント
リリ「〜〜…」モニョニョ…モニョモニョ…
「ありがと、リリ……。良くなったよ……」
リリ「〜〜…」モニョモニョ…
「ごめん……私が、口答えしちゃったせいで……リリまで、居づらくなっちゃったよね……」
リリ「〜〜」フルフル
「イーシャさん大丈夫かなあ……。あ、私たちの方が大丈夫じゃないんだっけ……」
リリ「〜〜…」モニョニョ…
「明日から……どう、し……よ……」カクン
「……」zzz
リリ「……」
モニョモニョ ピョン
◆
―朝
南リーリア湿原 野営地
「……リリ? リリ?」キョロキョロ
「リリ、どこにいるの……? リリ、リリ……!?」
*
「あのっ……! リリ、見てない……!?」
オークの男「俺は見てねぇが……」
ゴブリンの男「いなくなっちまったんかい……?」
「うん……!! 今朝起きたら、どこにもいなくて……!!」
◇
―南リーリア湿原
「リリ!! リリ、リリ!!」タッタッタッタッ
「はあ、はあ、はあ……どこにも……いない……」ハァハァ
「違う……!! 寂しがりのリリが、一人ぼっちでどこかに行くはずない……!!」
「探さなきゃ……見つけて、あげなきゃ……!!」フラフラ
◆
615: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:14:11.75:Qh7Y/iOD0 (5/16)
―数日後
南リーリア湿原 野営地のテント
「……はぁ、はぁ……」ガタガタ
痩せたゴブリンの男「嬢ちゃん……! くそっ、すげぇ熱だ……! こんな時にイーシャさんがいてくれりゃあ……!」
テント入口「」バサッ!
痩せたオークの男「リリが見つかったぞ!! 野営地の近くで動けなくなってた!!」ズカズカ
ゴブリンの男「本当ですかい!!?」
オークに抱えられた弱ったリリ「……」グッタリ
オークの男「すげぇ弱ってんだ!! お前スライム語わかるだろ、なんとかしてくれ!!」
ゴブリンの男「ええっ!? お、おいしっかりしろい! どうしたんでぇ!?」
弱ったリリ「〜〜…」モニョ…
大量のユキイチゴ「」ポポポポポン!
ゴブリンの男「!?」
オークの男「へっ……!? こ、こいつぁ……」
弱ったリリ「〜〜…」モニョモニョ
ゴブリンの男「こ、これを……嬢ちゃんとみんなで、分けろ、って……」
オークの男「馬鹿野郎!! 真っ先にお前もだろうが!!!」
テント入口「」バサッ
痩せた魔族のリーダー「ほう……良いモン持って来たじゃねェか……」ユラァ
オークの男「テメックソリーダー野郎……!!」
魔族のリーダー「言ったよなァ……? ここじゃ力こそ全て……食料の回収、ご苦労だったぞ……!!」シュバッ!!
オークの男「殺す!!!」シュバッ!!
ドガッ!! ザシュッ!! ドグォン!! バギャッ!!
ドッギャァァァァァン!!!!
「はぁ……はぁ……」
(リリ……リリ……どこにいるの……リリ……)
(早く……リリを、探しに行かなきゃ……。きっと、一人ぼっちで、寂しがってる……)
モニョモニョ… モニョモニョモニョ…
(……あまい……ユキイチゴの、味……?)モグモグ
(リリ……ユキイチゴ、探すの……上手だったな……)モグモグ
(ちゃんと……食べてるかな……)モグモグ
(リリ……無理して……ないよね……)
◆
―数日後
南リーリア湿原 野営地のテント
「……はぁ、はぁ……」ガタガタ
痩せたゴブリンの男「嬢ちゃん……! くそっ、すげぇ熱だ……! こんな時にイーシャさんがいてくれりゃあ……!」
テント入口「」バサッ!
痩せたオークの男「リリが見つかったぞ!! 野営地の近くで動けなくなってた!!」ズカズカ
ゴブリンの男「本当ですかい!!?」
オークに抱えられた弱ったリリ「……」グッタリ
オークの男「すげぇ弱ってんだ!! お前スライム語わかるだろ、なんとかしてくれ!!」
ゴブリンの男「ええっ!? お、おいしっかりしろい! どうしたんでぇ!?」
弱ったリリ「〜〜…」モニョ…
大量のユキイチゴ「」ポポポポポン!
ゴブリンの男「!?」
オークの男「へっ……!? こ、こいつぁ……」
弱ったリリ「〜〜…」モニョモニョ
ゴブリンの男「こ、これを……嬢ちゃんとみんなで、分けろ、って……」
オークの男「馬鹿野郎!! 真っ先にお前もだろうが!!!」
テント入口「」バサッ
痩せた魔族のリーダー「ほう……良いモン持って来たじゃねェか……」ユラァ
オークの男「テメックソリーダー野郎……!!」
魔族のリーダー「言ったよなァ……? ここじゃ力こそ全て……食料の回収、ご苦労だったぞ……!!」シュバッ!!
オークの男「殺す!!!」シュバッ!!
ドガッ!! ザシュッ!! ドグォン!! バギャッ!!
ドッギャァァァァァン!!!!
「はぁ……はぁ……」
(リリ……リリ……どこにいるの……リリ……)
(早く……リリを、探しに行かなきゃ……。きっと、一人ぼっちで、寂しがってる……)
モニョモニョ… モニョモニョモニョ…
(……あまい……ユキイチゴの、味……?)モグモグ
(リリ……ユキイチゴ、探すの……上手だったな……)モグモグ
(ちゃんと……食べてるかな……)モグモグ
(リリ……無理して……ないよね……)
◆
616: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:15:14.80:Qh7Y/iOD0 (6/16)
―さらに数日後
南リーリア湿原 野営地のテント
「……はっ!?」ガバッ
隻眼になったゴブリンの男「おぉ……! 起きたか嬢ちゃん……!!」
「リリは……リリはどこ……!?」キョロキョロ
ゴブリンの男「……っ」
「ゴブリンのおじさん……!! リリは、リリは……!!?」
ゴブリンの男「………リリは……」
魔族のリーダー「ようやく起きたかァ? クソガキが」ヌッ
「……っ!?」
魔族のリーダー「ハハッ、あのスライムなら死んだぞ? 俺の為にユキイチゴをせっせと集めてくれてな? 自分じゃ一粒も食わないで、殊勝な奴だった。生きてりゃ俺の手下にしてやっても良かっ――」
パキン――
◆
―さらに数日後
南リーリア湿原 野営地のテント
「……はっ!?」ガバッ
隻眼になったゴブリンの男「おぉ……! 起きたか嬢ちゃん……!!」
「リリは……リリはどこ……!?」キョロキョロ
ゴブリンの男「……っ」
「ゴブリンのおじさん……!! リリは、リリは……!!?」
ゴブリンの男「………リリは……」
魔族のリーダー「ようやく起きたかァ? クソガキが」ヌッ
「……っ!?」
魔族のリーダー「ハハッ、あのスライムなら死んだぞ? 俺の為にユキイチゴをせっせと集めてくれてな? 自分じゃ一粒も食わないで、殊勝な奴だった。生きてりゃ俺の手下にしてやっても良かっ――」
パキン――
◆
617: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:17:24.17:Qh7Y/iOD0 (7/16)
―現在
南リーリア湿原 碑の高台
リリア「それから……この野営地では、力こそ全てっていう規範が撤廃されて……みんなで力を合わせて生きていくことになったの……。めでたし、めでたし……だね」
スライムクロシュ「〜〜…」ジワワ…ポロポロ…
フメイ「……」ジワワ…ギリリ…チリチリ…
リュアン「ま、待ってください! 今の流れで……どうやって、力こそ全てっていう方針が撤廃されたんですか……!?」
リリア「……たくさんの命が、犠牲になったから……。そのことを踏まえて、みんなで話し合ったの。それで……これからはそういうやり方をやめて……リリみたいに、優しい生き方をしようって……みんなで、合意したの。それだけだよ」
聖女「……うぅ……ぎ、犠牲に……なった人たちには……もう…届きませんが……! 彼らの、想いは……命はっ……!! 決して……けっして……!!」ポロポロ
リリア「……ありがとう……。みんなの為に……リリの為に……涙を、流してくれて……」
妖精(……いや、おかしい……。話を聞く限り、その魔族のリーダーだった奴が素直に力の支配を手放すとは到底思えない)
妖精(一体……何が起きたんだ? 当時の難民たちの間で……)
*
リリア「それから春が来て……その野営地で起こった新しい理念は、リーリア中に広まっていってね。それからリーリアは立ち直って、生まれ変わったの」
妖精「! じゃあリーリアが劇的な復興を遂げたっていう噂は――」
リリア「うん。本当のことだよ」
リュアン「!」
リリア「各地に散らばっていたリーリア難民たちも、新しい理念のもとで一丸となって復興に取り組んだの。二度と悲劇を繰り返さない――二度と痛みも苦しみを生み出させない――みんながその願いを分かち合って、どの国よりも強く、固く、一つに団結した。それが今の――真正リーリア」
妖精「真正……リーリア?」
リリア「そう。遥かな時を越えてようやく至った、真実にして正当なるリーリア。それが、今のこの国」
クロシュ「わあ……!」
聖女「すごいです!」
フメイ「ふうん……」
リュアン「真実にして……正当なる……」
リリア「良かったら復興した首都にも遊びに来てね。君たちなら歓迎するから」
☆10年前の難民野営地でのことと、現在のリーリアのことを聞きました
◇
―現在
南リーリア湿原 碑の高台
リリア「それから……この野営地では、力こそ全てっていう規範が撤廃されて……みんなで力を合わせて生きていくことになったの……。めでたし、めでたし……だね」
スライムクロシュ「〜〜…」ジワワ…ポロポロ…
フメイ「……」ジワワ…ギリリ…チリチリ…
リュアン「ま、待ってください! 今の流れで……どうやって、力こそ全てっていう方針が撤廃されたんですか……!?」
リリア「……たくさんの命が、犠牲になったから……。そのことを踏まえて、みんなで話し合ったの。それで……これからはそういうやり方をやめて……リリみたいに、優しい生き方をしようって……みんなで、合意したの。それだけだよ」
聖女「……うぅ……ぎ、犠牲に……なった人たちには……もう…届きませんが……! 彼らの、想いは……命はっ……!! 決して……けっして……!!」ポロポロ
リリア「……ありがとう……。みんなの為に……リリの為に……涙を、流してくれて……」
妖精(……いや、おかしい……。話を聞く限り、その魔族のリーダーだった奴が素直に力の支配を手放すとは到底思えない)
妖精(一体……何が起きたんだ? 当時の難民たちの間で……)
*
リリア「それから春が来て……その野営地で起こった新しい理念は、リーリア中に広まっていってね。それからリーリアは立ち直って、生まれ変わったの」
妖精「! じゃあリーリアが劇的な復興を遂げたっていう噂は――」
リリア「うん。本当のことだよ」
リュアン「!」
リリア「各地に散らばっていたリーリア難民たちも、新しい理念のもとで一丸となって復興に取り組んだの。二度と悲劇を繰り返さない――二度と痛みも苦しみを生み出させない――みんながその願いを分かち合って、どの国よりも強く、固く、一つに団結した。それが今の――真正リーリア」
妖精「真正……リーリア?」
リリア「そう。遥かな時を越えてようやく至った、真実にして正当なるリーリア。それが、今のこの国」
クロシュ「わあ……!」
聖女「すごいです!」
フメイ「ふうん……」
リュアン「真実にして……正当なる……」
リリア「良かったら復興した首都にも遊びに来てね。君たちなら歓迎するから」
☆10年前の難民野営地でのことと、現在のリーリアのことを聞きました
◇
618: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 21:20:50.13:Qh7Y/iOD0 (8/16)
―夜
碑の高台 精霊の幌馬車
頭を抱えて突っ伏すメアリー「……」
クロシュ「メアリーさん……!?」
リュアン「わ、どうしたんですか!? 具合が悪いんですか……!?」
メアリー「いいえ……。セイントレアの……罪の重さに……吐き気を、催し……」
リュアン「あっ……も、もしかしてリリアちゃんとのお話が聞こえて……?」
メアリー「………セイントレアは……永劫に渡り地獄で責め苦を受けるべき、最低最悪の、悪鬼羅刹、鬼畜外道の……邪智暴虐そのもの、です……」
フメイ「ん。全部セイントレアのせい。ドゲザして、リリに謝って、ユキイチゴを毎年たくさんお供えしなきゃだめ」
メアリー「はい……。その通りに……」
幌馬車の入口「」バサッ
リリア「わ〜、精霊さんの馬車! ほんとにここで寝ても良いの?」
聖女「はい、もちろんです!」
リリア「ありがとう。……あれっ、なんか重い空気……」
土下座メアリー「リリア様」ババッ
リリア「わっ! あなたも、デロデロを止める旅の仲間?」
土下座メアリー「いいえ……私は、わけあって彼らの捕虜となっている……メアリー・ロード・セイントレアと申します……」
リリア「えっセイントレア……!?」
土下座メアリー「はい……。この度は……私たちセイントレアが……あなたの国へ、多大なる……苦痛と、かなしみを……」
リリア「ああ……うん……。でもあなた、大した力もないお姫様の一人でしょ? 謝られても困るかなあ……」
土下座メアリー「」グサッ
リリア「それでみんなが帰って来たり、苦しみが癒やされたりするわけでもないし……。私としても、咎のないお姫様を責める気にはなれないよ」
土下座メアリー「……申し訳ありません……。身勝手な謝罪を押し付けてしまい、申し訳ありません……」
リリア「えっと……私にどうして欲しいの……? 許すって言えば、良い……?」
土下座メアリー「……いいえ。許さないでください。決して……」
リリア「ええ……」
土下座メアリー「許されてしまっては……いけないのです……。私たちは……」
リリア「……」
リリア「……それでも……リリなら、きっと許すと思う。あなたのこと……」
メアリー「……」
リリア「私たちも……許すよ。そういう……誰かを恨んだり、憎んだり、許さないって気持ちは……10年前に、置いてったから」
メアリー「………」ジワワ…
リリア「ごめん。許さないで欲しいっていう、あなたの気持ちは……叶えてあげられない」
メアリー「い、いえ……良いのです……。私が……私たちを、許しませんので……問題、ありません……」
リリア「そ、それは……問題ないって言えるの……?」
フメイ「許すとか許さないとか……何の話してるんだっけ?」
聖女「……ちょっと複雑ですね。許されたいのに、許されたくない……。人は、そういう矛盾した気持ちを抱いてしまうことがあるのです……」
リュアン「……」
クロシュ「……」
↓1〜 先取2票 何か口出ししてみる?
1.そっとしとく
2.わたしも許すと言う
3.代わりに許さないと言ってみる
0.自由安価(票数は内容ごと)
―夜
碑の高台 精霊の幌馬車
頭を抱えて突っ伏すメアリー「……」
クロシュ「メアリーさん……!?」
リュアン「わ、どうしたんですか!? 具合が悪いんですか……!?」
メアリー「いいえ……。セイントレアの……罪の重さに……吐き気を、催し……」
リュアン「あっ……も、もしかしてリリアちゃんとのお話が聞こえて……?」
メアリー「………セイントレアは……永劫に渡り地獄で責め苦を受けるべき、最低最悪の、悪鬼羅刹、鬼畜外道の……邪智暴虐そのもの、です……」
フメイ「ん。全部セイントレアのせい。ドゲザして、リリに謝って、ユキイチゴを毎年たくさんお供えしなきゃだめ」
メアリー「はい……。その通りに……」
幌馬車の入口「」バサッ
リリア「わ〜、精霊さんの馬車! ほんとにここで寝ても良いの?」
聖女「はい、もちろんです!」
リリア「ありがとう。……あれっ、なんか重い空気……」
土下座メアリー「リリア様」ババッ
リリア「わっ! あなたも、デロデロを止める旅の仲間?」
土下座メアリー「いいえ……私は、わけあって彼らの捕虜となっている……メアリー・ロード・セイントレアと申します……」
リリア「えっセイントレア……!?」
土下座メアリー「はい……。この度は……私たちセイントレアが……あなたの国へ、多大なる……苦痛と、かなしみを……」
リリア「ああ……うん……。でもあなた、大した力もないお姫様の一人でしょ? 謝られても困るかなあ……」
土下座メアリー「」グサッ
リリア「それでみんなが帰って来たり、苦しみが癒やされたりするわけでもないし……。私としても、咎のないお姫様を責める気にはなれないよ」
土下座メアリー「……申し訳ありません……。身勝手な謝罪を押し付けてしまい、申し訳ありません……」
リリア「えっと……私にどうして欲しいの……? 許すって言えば、良い……?」
土下座メアリー「……いいえ。許さないでください。決して……」
リリア「ええ……」
土下座メアリー「許されてしまっては……いけないのです……。私たちは……」
リリア「……」
リリア「……それでも……リリなら、きっと許すと思う。あなたのこと……」
メアリー「……」
リリア「私たちも……許すよ。そういう……誰かを恨んだり、憎んだり、許さないって気持ちは……10年前に、置いてったから」
メアリー「………」ジワワ…
リリア「ごめん。許さないで欲しいっていう、あなたの気持ちは……叶えてあげられない」
メアリー「い、いえ……良いのです……。私が……私たちを、許しませんので……問題、ありません……」
リリア「そ、それは……問題ないって言えるの……?」
フメイ「許すとか許さないとか……何の話してるんだっけ?」
聖女「……ちょっと複雑ですね。許されたいのに、許されたくない……。人は、そういう矛盾した気持ちを抱いてしまうことがあるのです……」
リュアン「……」
クロシュ「……」
↓1〜 先取2票 何か口出ししてみる?
1.そっとしとく
2.わたしも許すと言う
3.代わりに許さないと言ってみる
0.自由安価(票数は内容ごと)
619:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 21:22:45.33:qlKoXSLi0 (1/1)
2
2
620:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 21:25:04.22:/Y2lRD250 (1/1)
0とりあえずハグしてよしよししてみる
0とりあえずハグしてよしよししてみる
621:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 21:26:38.34:x0c4QXHHO (1/1)
>>620
>>620
622: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 22:15:38.01:Qh7Y/iOD0 (9/16)
モニョモニョ…ポン!
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
モニョッ
メアリー「……!? 導師クロシュ……何を――」
モニョモニョ…モニョモニョモニョ…
メアリー「はぅぅ……い、いけません……私は、あなたからこのようにされる資格など……」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョモニョ
フメイ「む〜……クロシュ、最近フメイ以外にモニョモニョしすぎ……」
聖女「私もモニョモニョされたいですねえ……」
リュアン「気持ち良いのかなあ……」
妖精「してって言えばしてくれると思う……」
リリア「……ふふ」
フメイ「?」
リリア「……なんだか……リリのこと、思い出しちゃって……」
フメイ「!」
リリア「リリも……つらい時、ああいう風にモニョモニョしてくれたから。スライムの子って、やっぱりそういうとこがあるのかな」
妖精「くっつきたがりなところはあるよね」
☆メアリーにモニョモニョしました
◆
モニョモニョ…ポン!
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
モニョッ
メアリー「……!? 導師クロシュ……何を――」
モニョモニョ…モニョモニョモニョ…
メアリー「はぅぅ……い、いけません……私は、あなたからこのようにされる資格など……」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョモニョ
フメイ「む〜……クロシュ、最近フメイ以外にモニョモニョしすぎ……」
聖女「私もモニョモニョされたいですねえ……」
リュアン「気持ち良いのかなあ……」
妖精「してって言えばしてくれると思う……」
リリア「……ふふ」
フメイ「?」
リリア「……なんだか……リリのこと、思い出しちゃって……」
フメイ「!」
リリア「リリも……つらい時、ああいう風にモニョモニョしてくれたから。スライムの子って、やっぱりそういうとこがあるのかな」
妖精「くっつきたがりなところはあるよね」
☆メアリーにモニョモニョしました
◆
623: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 22:16:11.06:Qh7Y/iOD0 (10/16)
―夜
精霊の幌馬車
スライムクロシュ「……」zzz
スライムフメイ「……」zzz
妖精「……」
妖精(フメイ……バーニングスライムの力を持っているけれど、バーニングスライムのように常にマグマのような熱を発してるわけじゃないみたい)
妖精(ちょっとだけ……どれくらいの熱なのか、触ってみよう)スス
モニョ
妖精(! ほんのり……クロシュよりもあったかい……! やっぱり、熱の力があるから……?)
スライムフメイ「……」ジト
妖精「わっ!」コテッ
モニョモニョ…ポン!
フメイ「妖精……なに?」
妖精「あ、ええと……フメイってバーニングスライムみたいだけど、熱さはどれくらいなのかなって思って」
フメイ「ふうん。どれくらいなの?」
妖精「ぽかぽかだった」
フメイ「そうなんだ」
妖精「たまにはクロシュたんぽじゃなくてフメイ自身がフメイたんぽになっても良いんじゃない?」
フメイ「んー……? あ、そっか」
妖精「うん」
フメイ「でもクロシュはもう寝ちゃってるし……妖精、お試ししてみる?」
妖精「え、私?」
フメイ「うん。なに、やなの?」
妖精「全然やじゃないよ!」
フメイ「ん」
デロデロ…ポン!
スライムフメイ「〜〜」モニョモニョ
妖精「じゃあお言葉に甘えて……」モニョッ
ポカポカ…
妖精(あ、これすっごいあったかい……)
スライムフメイ「……」zzz
妖精(フメイもう寝ちゃってる……。私も今日はこれで寝ちゃおうかな)
zzzzzz…
◆
―夜
精霊の幌馬車
スライムクロシュ「……」zzz
スライムフメイ「……」zzz
妖精「……」
妖精(フメイ……バーニングスライムの力を持っているけれど、バーニングスライムのように常にマグマのような熱を発してるわけじゃないみたい)
妖精(ちょっとだけ……どれくらいの熱なのか、触ってみよう)スス
モニョ
妖精(! ほんのり……クロシュよりもあったかい……! やっぱり、熱の力があるから……?)
スライムフメイ「……」ジト
妖精「わっ!」コテッ
モニョモニョ…ポン!
フメイ「妖精……なに?」
妖精「あ、ええと……フメイってバーニングスライムみたいだけど、熱さはどれくらいなのかなって思って」
フメイ「ふうん。どれくらいなの?」
妖精「ぽかぽかだった」
フメイ「そうなんだ」
妖精「たまにはクロシュたんぽじゃなくてフメイ自身がフメイたんぽになっても良いんじゃない?」
フメイ「んー……? あ、そっか」
妖精「うん」
フメイ「でもクロシュはもう寝ちゃってるし……妖精、お試ししてみる?」
妖精「え、私?」
フメイ「うん。なに、やなの?」
妖精「全然やじゃないよ!」
フメイ「ん」
デロデロ…ポン!
スライムフメイ「〜〜」モニョモニョ
妖精「じゃあお言葉に甘えて……」モニョッ
ポカポカ…
妖精(あ、これすっごいあったかい……)
スライムフメイ「……」zzz
妖精(フメイもう寝ちゃってる……。私も今日はこれで寝ちゃおうかな)
zzzzzz…
◆
624: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 22:16:50.63:Qh7Y/iOD0 (11/16)
―北部地方 南リーリア湿原 2日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
―北部地方 南リーリア湿原 2日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
625: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 22:18:20.95:Qh7Y/iOD0 (12/16)
―2日目 満腹度 [16/14]
南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
リリア「わ〜、良い乗り心地だねえ」
クロシュ「うん!」
風の精霊『でしょ〜。のんびり乗ってってね〜』ヒュルヒュル
リリア「うん。そうさせてもらうね」
聖女「目的地へはあとどれくらいですか?」
妖精「この速度なら、たぶん明後日の朝くらいには到着すると思う。ただ……行き先がこの方面だと――」
リリア「首都に着きそうだね」ヒョコ
妖精「そう。リーリアの首都に到着しそうな予感がする……」
リュアン「えっと……これは、クロシュちゃんが星脈を通して見た大きなデロデロを目指してるんですよね?」
妖精「そのはず……。でも、この国ではデロデロ化が起きていない……。どういうことなんだこれは……」
フメイ「リリア、首都にでっかいスライムとかいない?」
リリア「普通のスライムならいるよ!」
クロシュ「わあ……!」
聖女「オリシン国のシュヴィーさんが知ったら喜びそうですね……!」
リリア「……ところで、私も乗っちゃって良かったの?」
妖精「ん? まあ別に1人増えたくらいじゃ大して変わらないし。でも飛べるなら飛んでった方がもっと速いと思うけど」
リリア「お休みはまだ残ってるから大丈夫! 君たちのこと、もっと知りたいし」
クロシュ「わあ……!」
リリア「でも明後日からお仕事だから、今夜か明日の朝には首都に戻るよ。だからそれまで、よろしくね」
☆本日の終わりまで、旅にリリアが同行します
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
―2日目 満腹度 [16/14]
南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
リリア「わ〜、良い乗り心地だねえ」
クロシュ「うん!」
風の精霊『でしょ〜。のんびり乗ってってね〜』ヒュルヒュル
リリア「うん。そうさせてもらうね」
聖女「目的地へはあとどれくらいですか?」
妖精「この速度なら、たぶん明後日の朝くらいには到着すると思う。ただ……行き先がこの方面だと――」
リリア「首都に着きそうだね」ヒョコ
妖精「そう。リーリアの首都に到着しそうな予感がする……」
リュアン「えっと……これは、クロシュちゃんが星脈を通して見た大きなデロデロを目指してるんですよね?」
妖精「そのはず……。でも、この国ではデロデロ化が起きていない……。どういうことなんだこれは……」
フメイ「リリア、首都にでっかいスライムとかいない?」
リリア「普通のスライムならいるよ!」
クロシュ「わあ……!」
聖女「オリシン国のシュヴィーさんが知ったら喜びそうですね……!」
リリア「……ところで、私も乗っちゃって良かったの?」
妖精「ん? まあ別に1人増えたくらいじゃ大して変わらないし。でも飛べるなら飛んでった方がもっと速いと思うけど」
リリア「お休みはまだ残ってるから大丈夫! 君たちのこと、もっと知りたいし」
クロシュ「わあ……!」
リリア「でも明後日からお仕事だから、今夜か明日の朝には首都に戻るよ。だからそれまで、よろしくね」
☆本日の終わりまで、旅にリリアが同行します
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
626:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 22:19:16.33:shECogJMo (2/2)
あ
あ
627:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/10(日) 22:20:50.63:XMM/wy960 (1/1)
さて
さて
628: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 22:37:35.87:Qh7Y/iOD0 (13/16)
―南リーリア湿原
綺麗な沼「」キラキラ
クロシュ「わ〜!」
フメイ「きれい!」
妖精「ここで休憩してこっか」
*
精霊の幌馬車「」キキッ
スライムクロシュ「〜〜!」ピョンピョン パシャパシャ
フメイ「わ〜!」ピョンピョン パシャパシャ
リリア「わあ〜!」パシャパシャ
リュアン「わわっ水かけないでよお!」パシャパシャ
聖女「ふふ……すっかり打ち解けています」
妖精「そうだねえ……」
メチッ!
スライムクロシュ「!?」モニャッ!?
クロシュに吸い付くオオキイヒル「」チュー
スライムクロシュ「〜〜!!?!?」モニャニャニャ!!?!?
リリア「あっそれはオオキイヒル! 毒はないけど、ずっと吸い付かれると血とか栄養をいっぱい吸われちゃうから気を付けて!」
スライムクロシュ「〜〜!!!」モニャモニャ ジタバタ
フメイ「このお! クロシュから離れ――」
メチッ!
フメイに吸い付くオオキイヒル「」チュー
フメイ「んわ〜!!?」
*
焚き火「」パチパチ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
リュアン「うっ……こ、これ……食べられるんですか……?」
リリア「毒はないはず……あ、でも人間にとってはどうだったかな……。ごめん、人間の消化器官には詳しくないからわかんない……」
聖女「えっ……!? も、もう食べちゃいました……!」モグモグ
妖精「人間が食べても大丈夫だよ。オオキイヒルは見た目はけっこうアレだけど、毒はないし栄養も豊富だと思う」
リュアン「そ、そうなんですか……。妖精さん、詳しいんですね」
妖精「妖精は毒に詳しいんだ。他の生き物より毒に弱いから」
リリア「命に関わる問題なら詳しくならざるを得ない……ってことだよね」
妖精「そういうこと」
☆綺麗な水とオオキイヒルを食べて元気になりました
余剰満腹度を1と4獲得しました
◆
―南リーリア湿原
綺麗な沼「」キラキラ
クロシュ「わ〜!」
フメイ「きれい!」
妖精「ここで休憩してこっか」
*
精霊の幌馬車「」キキッ
スライムクロシュ「〜〜!」ピョンピョン パシャパシャ
フメイ「わ〜!」ピョンピョン パシャパシャ
リリア「わあ〜!」パシャパシャ
リュアン「わわっ水かけないでよお!」パシャパシャ
聖女「ふふ……すっかり打ち解けています」
妖精「そうだねえ……」
メチッ!
スライムクロシュ「!?」モニャッ!?
クロシュに吸い付くオオキイヒル「」チュー
スライムクロシュ「〜〜!!?!?」モニャニャニャ!!?!?
リリア「あっそれはオオキイヒル! 毒はないけど、ずっと吸い付かれると血とか栄養をいっぱい吸われちゃうから気を付けて!」
スライムクロシュ「〜〜!!!」モニャモニャ ジタバタ
フメイ「このお! クロシュから離れ――」
メチッ!
フメイに吸い付くオオキイヒル「」チュー
フメイ「んわ〜!!?」
*
焚き火「」パチパチ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
焼きオオキイヒル「」コンガリ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
リュアン「うっ……こ、これ……食べられるんですか……?」
リリア「毒はないはず……あ、でも人間にとってはどうだったかな……。ごめん、人間の消化器官には詳しくないからわかんない……」
聖女「えっ……!? も、もう食べちゃいました……!」モグモグ
妖精「人間が食べても大丈夫だよ。オオキイヒルは見た目はけっこうアレだけど、毒はないし栄養も豊富だと思う」
リュアン「そ、そうなんですか……。妖精さん、詳しいんですね」
妖精「妖精は毒に詳しいんだ。他の生き物より毒に弱いから」
リリア「命に関わる問題なら詳しくならざるを得ない……ってことだよね」
妖精「そういうこと」
☆綺麗な水とオオキイヒルを食べて元気になりました
余剰満腹度を1と4獲得しました
◆
629: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 23:57:37.98:Qh7Y/iOD0 (14/16)
―夕方
南リーリア湿原 農村
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
ウシ「モオー」
ヒツジ「メエー」
ニワトリ「コッコッコ」
クロシュ「わあ……!」
フメイ「ウシ……ヒツジ……ニワトリ!」
リリア「ここはノーソン村。湿原の環境を利用して農業や酪農をやってるんだよ」
リュアン「すごいです!」
聖女「これが復興の力……!」
妖精「今夜はここに泊まって行っても良いかな?」
リリア「もちろん良いと思う!」
◇
―夕方
南リーリア湿原 農村
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン
ウシ「モオー」
ヒツジ「メエー」
ニワトリ「コッコッコ」
クロシュ「わあ……!」
フメイ「ウシ……ヒツジ……ニワトリ!」
リリア「ここはノーソン村。湿原の環境を利用して農業や酪農をやってるんだよ」
リュアン「すごいです!」
聖女「これが復興の力……!」
妖精「今夜はここに泊まって行っても良いかな?」
リリア「もちろん良いと思う!」
◇
630: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 23:58:16.09:Qh7Y/iOD0 (15/16)
―夕方
農村の宿屋
カランコロン
宿屋のおじさん「おお!? リリア様!?」
リリア「うん。今夜6人、泊まっても良いかな?」
宿屋のおじさん「そりゃもちろんです!! お部屋は空いてますよ!!」
リリア「良かった。ありがとう」
フメイ「リリア……さま!?」
リュアン「リリアちゃん……偉い人だったの!?」
リリア「ああ〜……えっと……。隠してたわけじゃないんだけどね……」
カンカンカン! カンカンカン!
「賊が出たぞ〜!」「であえであえ〜!」
クロシュ「!」
聖女「賊……!?」
宿屋のおじさん「おっと……すみませんね、リリア様のお客様方。ここ最近は平和だったので、この鐘を聞くのも久しぶりなのですが……」
妖精「……落ち着いてるね? 村に賊が入って来たってのに」
宿屋のおじさん「はは、ええ。我々には大いなる加護がありますので。すぐに収まりますよ」
リュアン「で、でも……」
フメイ「焼きにいこ!」
クロシュ「ん!」シュタッ
聖女「そ、そういうわけなので! 私たちも加勢に行きます!」タタッ
宿屋のおじさん「ああっ、お客様方がそんなことする必要はないですよ! ああ行っちゃった……」
リリア「ふふ……でも、丁度良かったかも」
宿屋のおじさん「リリア様?」
リリア「私も行ってくるね。〝加護〟がちゃんと機能してるかどうか、たまには確かめなきゃ」スタスタ
カランコロン…
◇
―夕方
農村の宿屋
カランコロン
宿屋のおじさん「おお!? リリア様!?」
リリア「うん。今夜6人、泊まっても良いかな?」
宿屋のおじさん「そりゃもちろんです!! お部屋は空いてますよ!!」
リリア「良かった。ありがとう」
フメイ「リリア……さま!?」
リュアン「リリアちゃん……偉い人だったの!?」
リリア「ああ〜……えっと……。隠してたわけじゃないんだけどね……」
カンカンカン! カンカンカン!
「賊が出たぞ〜!」「であえであえ〜!」
クロシュ「!」
聖女「賊……!?」
宿屋のおじさん「おっと……すみませんね、リリア様のお客様方。ここ最近は平和だったので、この鐘を聞くのも久しぶりなのですが……」
妖精「……落ち着いてるね? 村に賊が入って来たってのに」
宿屋のおじさん「はは、ええ。我々には大いなる加護がありますので。すぐに収まりますよ」
リュアン「で、でも……」
フメイ「焼きにいこ!」
クロシュ「ん!」シュタッ
聖女「そ、そういうわけなので! 私たちも加勢に行きます!」タタッ
宿屋のおじさん「ああっ、お客様方がそんなことする必要はないですよ! ああ行っちゃった……」
リリア「ふふ……でも、丁度良かったかも」
宿屋のおじさん「リリア様?」
リリア「私も行ってくるね。〝加護〟がちゃんと機能してるかどうか、たまには確かめなきゃ」スタスタ
カランコロン…
◇
631: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/10(日) 23:58:44.82:Qh7Y/iOD0 (16/16)
―農村 広場
賊A「オレたちに近づくんじゃねェー!!」
粗末な槍「」ブンブン
賊B「それ以上近づいたら……こっ殺すぞっ!!」
粗末な剣「」ブンブン
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
フメイ「……!?」シュタ
クロシュ「……??」
妖精「……えっ!?」
リュアン「こ、これは……!?」
聖女「どういう状況なのでしょうか……!?」
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
賊A「ハァー、ハァー……や、やめろ……近づくな、来るな……!!」ガクガク
賊B「こ……殺す……ほ、本当に殺すぞ……殺すぞっ……!!」ガクガク
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
賊B「あ、あ、アアアアアア!!!!」バッ
振り上げた粗末な剣「」グアッ
にじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
振り下ろされる粗末な剣「」グオオオオッ!!
瞬間移動空穴「」ヴォン!
空クロシュ「!!」パッ!
妖精「あっ!? 女の子と賊の間に瞬間移動したクロシュが割って入って――」
フメイ「クロシュ!!!!」
ピタッ―
寸前で止まった粗末な剣「」
空クロシュ「…………?」
賊B「………お、お……?」
カラン カラン
地に落ちた粗末な剣「」
地に落ちた粗末な槍「」
―農村 広場
賊A「オレたちに近づくんじゃねェー!!」
粗末な槍「」ブンブン
賊B「それ以上近づいたら……こっ殺すぞっ!!」
粗末な剣「」ブンブン
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
フメイ「……!?」シュタ
クロシュ「……??」
妖精「……えっ!?」
リュアン「こ、これは……!?」
聖女「どういう状況なのでしょうか……!?」
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
賊A「ハァー、ハァー……や、やめろ……近づくな、来るな……!!」ガクガク
賊B「こ……殺す……ほ、本当に殺すぞ……殺すぞっ……!!」ガクガク
囲んでにじり寄る村人の男「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の女「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の老人「……」ニコニコ
囲んでにじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
賊B「あ、あ、アアアアアア!!!!」バッ
振り上げた粗末な剣「」グアッ
にじり寄る村人の幼女「……」ニコニコ
振り下ろされる粗末な剣「」グオオオオッ!!
瞬間移動空穴「」ヴォン!
空クロシュ「!!」パッ!
妖精「あっ!? 女の子と賊の間に瞬間移動したクロシュが割って入って――」
フメイ「クロシュ!!!!」
ピタッ―
寸前で止まった粗末な剣「」
空クロシュ「…………?」
賊B「………お、お……?」
カラン カラン
地に落ちた粗末な剣「」
地に落ちた粗末な槍「」
632: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/11(月) 00:00:08.35:G8s9rqrR0 (1/2)
賊A「……オレたち……何してんだ?」
賊B「………なんか、アホなことやってたな」
村人の幼女「おじちゃんたち、改心した?」ニコニコ
賊A「おお。改心した」
賊B「悪かったねえ。おじさん、ちょっと早まっちまったんだ」
村人の老人「間違いは誰にでもあることじゃ。次から気を付ければ良い」
村人の女「そうですよ。まだお若いんですから」
村人の男「これからはリーリアの為に……平和の為に、争いを無くす為に……この国の民として、働いてくれるね?」
賊A「おお、もちろんだ!」
賊B「償わせてくれ! 今ものすごく平和の為に働きてえ気分なんだ!!」
ワイワイ キャッキャ
クロシュ「…………????」
フメイ「ど、どうなってるの?」
リリア「ふふ……真正リーリアの団結、見てくれた?」スタスタ
聖女「リリアさん!」
リュアン「あ、あの……これは一体、どういうことなんですか!?」
リリア「真正リーリアは……あらゆる争いの根絶を目指しているの……。これは、その加護の一つ……。この地では、決して争いが起こらない。そして争いを望む者は、反転して平和を求めるようになるの」
妖精「なっ……!?」
リリア「ふふ……真正リーリアの良さ、わかってくれた?」ニッコリ
妖精「これは……洗脳だ!! こんな洗脳によってもたらされた平和なんて――」
リリア「……じゃあ妖精さんは、あの人の剣で、あの女の子の頭が割られていた方が良かったって思うの?」
妖精「違うよ!! そんなやり方しなくたって――」
リリア「じゃあ……あの賊の頭をかち割るの?」
賊A「〜〜!」ワイワイ
賊B「〜〜!」キャッキャ
村人たち「〜〜」ワイワイ
妖精「!」
リリア「彼らもまた……困窮した末にこんな暴挙に出てしまった、救うべき民に違いないの。なら……こうやって〝仲間〟に入れてあげて、共に働けるようにしてあげた方が……良いんじゃないかな?」
聖女「ですが……そこに自由意志は、あるのでしょうか……?」
リリア「……自由意思っていうのが……誰かを傷付けたり、奪ったり、殺したりする意思のことなら……そんなもの、必要ないよ」
聖女「……!」
リリア「短い間だけど……君たちと一緒に旅ができて、楽しかった」クルッ
クロシュ「リリアちゃん!」
リリア「首都で待ってる。君の理想と私の理想、どっちが正しいか……決着を付けたくなったら、いつでも来てね。クロシュちゃん」フワッ
フヨフヨ…ヒュオオオオオ――
クロシュ(リリアちゃんは……空を飛んで、帰ってった……)
クロシュ(リリアちゃんの、理想……。争いを止めて……世界を、平和にすること……)
クロシュ(………考えなきゃ……)
☆祈る者リリアと別れました
◆
賊A「……オレたち……何してんだ?」
賊B「………なんか、アホなことやってたな」
村人の幼女「おじちゃんたち、改心した?」ニコニコ
賊A「おお。改心した」
賊B「悪かったねえ。おじさん、ちょっと早まっちまったんだ」
村人の老人「間違いは誰にでもあることじゃ。次から気を付ければ良い」
村人の女「そうですよ。まだお若いんですから」
村人の男「これからはリーリアの為に……平和の為に、争いを無くす為に……この国の民として、働いてくれるね?」
賊A「おお、もちろんだ!」
賊B「償わせてくれ! 今ものすごく平和の為に働きてえ気分なんだ!!」
ワイワイ キャッキャ
クロシュ「…………????」
フメイ「ど、どうなってるの?」
リリア「ふふ……真正リーリアの団結、見てくれた?」スタスタ
聖女「リリアさん!」
リュアン「あ、あの……これは一体、どういうことなんですか!?」
リリア「真正リーリアは……あらゆる争いの根絶を目指しているの……。これは、その加護の一つ……。この地では、決して争いが起こらない。そして争いを望む者は、反転して平和を求めるようになるの」
妖精「なっ……!?」
リリア「ふふ……真正リーリアの良さ、わかってくれた?」ニッコリ
妖精「これは……洗脳だ!! こんな洗脳によってもたらされた平和なんて――」
リリア「……じゃあ妖精さんは、あの人の剣で、あの女の子の頭が割られていた方が良かったって思うの?」
妖精「違うよ!! そんなやり方しなくたって――」
リリア「じゃあ……あの賊の頭をかち割るの?」
賊A「〜〜!」ワイワイ
賊B「〜〜!」キャッキャ
村人たち「〜〜」ワイワイ
妖精「!」
リリア「彼らもまた……困窮した末にこんな暴挙に出てしまった、救うべき民に違いないの。なら……こうやって〝仲間〟に入れてあげて、共に働けるようにしてあげた方が……良いんじゃないかな?」
聖女「ですが……そこに自由意志は、あるのでしょうか……?」
リリア「……自由意思っていうのが……誰かを傷付けたり、奪ったり、殺したりする意思のことなら……そんなもの、必要ないよ」
聖女「……!」
リリア「短い間だけど……君たちと一緒に旅ができて、楽しかった」クルッ
クロシュ「リリアちゃん!」
リリア「首都で待ってる。君の理想と私の理想、どっちが正しいか……決着を付けたくなったら、いつでも来てね。クロシュちゃん」フワッ
フヨフヨ…ヒュオオオオオ――
クロシュ(リリアちゃんは……空を飛んで、帰ってった……)
クロシュ(リリアちゃんの、理想……。争いを止めて……世界を、平和にすること……)
クロシュ(………考えなきゃ……)
☆祈る者リリアと別れました
◆
633: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/11(月) 00:29:53.13:G8s9rqrR0 (2/2)
本日はここまで
ついに明らかとなる、真正リーリアの真実。それはあらゆる紛争の根絶を掲げた、絶対理想主義の国だった。
そして宣戦布告とも取れる発言をしたリリアの真意は、未だ推し量れず。あかちゃんスライムたちもまた、心を巡らせる。
真の正しさとは。真実にして正当とは。本当のしあわせは、どこに――
それでは本日もありがとうございました。
なお真正リーリア国の情報が明らかになった為、ここで登場人物募集の告知をいたします
◆
〈中央大陸北部〉
■概要
大陸を横断する大山脈より北の大地。平均気温が低く、冷涼な土地が多い。
かつて栄華を誇った魔族の大国リーリアや、人間の都市国家スノウタウンがあった。
現在、リーリア国は真正リーリアとして復興を遂げている。
■生態系
広大な湿地帯があり、大陸南部とは一風変わった生物種が見られる。
湿地帯にはザリガニがいる他、優れた薬効を持つ希少植物なども発見されている。
しかし湿原の奥地には極めて危険なヘルザリガニが潜んでいるため、注意が必要である。
〈真正リーリア〉
■概要
指導者リリアによって劇的な復興を遂げたリーリア国。
あらゆる争いの根絶を掲げ、国民一丸となって世界平和を目指している。
真正リーリア国内では一切の差別・争いなどが勃発せず、完全な平和と平等が実現している。
かつての国王ザイルにより掲げられた「力こそ全て」という規範はどこにもない。
ここでは誰もが仲良く手を取り合い、明日への希望を胸に抱く。
涙の一粒すらこぼれ落ちない、真実にして正当なる国である。
■産業
湿原を利用した酪農業が盛ん。
リーリア湿原特有の薬草類などを原料とした薬や嗜好品も数多い。
ステライトの埋蔵量がとても多く、装飾品などに加工されたものが積極的に輸出されている。
■情勢
この国では白影スライムが発生しておらず、スライム類の者もデロデロ化していない。
そのため他の国や地域が白影スライム対応に追われる中、この国は平常運行を維持している。
原因は今のところわかっていない。
■噂
・真正リーリアでは、指導者リリア自らが祈りを込めたというステライトのペンダントを国民全員が賜るらしい。
*
〈今回の募集キャラクター〉
①真正リーリアの民
真正リーリアの国民。老若男女存在する。
性別、年齢、種族は多様。生活環境は概ね良好。
数年前までは人間が迫害されていたが、今はそのような差別は全く起きていない。
全ての民の地位は平等であり、身分差や貧富の差は一切ない。
特別な事情がない限り、国民は必ず指導者から賜ったステライトの装飾品を身に着け、世界平和と争いの根絶を願う者である。
以前は別の考え方を持っていたとしても、現在は上記のような思想となっている。
②その他
流れ者、魔物、魔導機械、生物兵器など。①に該当しない者。
北部地方の他の地域に住む者や、スノウタウン難民もここに該当する。
北部地方に滞在する者は、真正リーリア民と同様に平和主義や闘争根絶を願うようになる傾向がある。それが高じて真正リーリアに帰化する者も少なくない。
不正な暴力等の犯罪行為を行おうとした者は、必ず平和主義者となりリーリアの民となる。(参考:本編に登場した賊AB)
*
(テンプレート)
【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】
【備考】
*
〈ルール〉
・作中に登場する際、設定等が若干変更される可能性があります。ご了承ください
・1つのIDにつき採用できるのは1案までのため、2つ以上の案を投下する際はご注意ください。IDの変更や別端末を使うなどして2つ以上の案を投下するのは禁止です
*
今週水曜日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には①〜②のいずれかの番号をご記載ください
ご質問やご感想などありましたらお気軽にどうぞ
本日はここまで
ついに明らかとなる、真正リーリアの真実。それはあらゆる紛争の根絶を掲げた、絶対理想主義の国だった。
そして宣戦布告とも取れる発言をしたリリアの真意は、未だ推し量れず。あかちゃんスライムたちもまた、心を巡らせる。
真の正しさとは。真実にして正当とは。本当のしあわせは、どこに――
それでは本日もありがとうございました。
なお真正リーリア国の情報が明らかになった為、ここで登場人物募集の告知をいたします
◆
〈中央大陸北部〉
■概要
大陸を横断する大山脈より北の大地。平均気温が低く、冷涼な土地が多い。
かつて栄華を誇った魔族の大国リーリアや、人間の都市国家スノウタウンがあった。
現在、リーリア国は真正リーリアとして復興を遂げている。
■生態系
広大な湿地帯があり、大陸南部とは一風変わった生物種が見られる。
湿地帯にはザリガニがいる他、優れた薬効を持つ希少植物なども発見されている。
しかし湿原の奥地には極めて危険なヘルザリガニが潜んでいるため、注意が必要である。
〈真正リーリア〉
■概要
指導者リリアによって劇的な復興を遂げたリーリア国。
あらゆる争いの根絶を掲げ、国民一丸となって世界平和を目指している。
真正リーリア国内では一切の差別・争いなどが勃発せず、完全な平和と平等が実現している。
かつての国王ザイルにより掲げられた「力こそ全て」という規範はどこにもない。
ここでは誰もが仲良く手を取り合い、明日への希望を胸に抱く。
涙の一粒すらこぼれ落ちない、真実にして正当なる国である。
■産業
湿原を利用した酪農業が盛ん。
リーリア湿原特有の薬草類などを原料とした薬や嗜好品も数多い。
ステライトの埋蔵量がとても多く、装飾品などに加工されたものが積極的に輸出されている。
■情勢
この国では白影スライムが発生しておらず、スライム類の者もデロデロ化していない。
そのため他の国や地域が白影スライム対応に追われる中、この国は平常運行を維持している。
原因は今のところわかっていない。
■噂
・真正リーリアでは、指導者リリア自らが祈りを込めたというステライトのペンダントを国民全員が賜るらしい。
*
〈今回の募集キャラクター〉
①真正リーリアの民
真正リーリアの国民。老若男女存在する。
性別、年齢、種族は多様。生活環境は概ね良好。
数年前までは人間が迫害されていたが、今はそのような差別は全く起きていない。
全ての民の地位は平等であり、身分差や貧富の差は一切ない。
特別な事情がない限り、国民は必ず指導者から賜ったステライトの装飾品を身に着け、世界平和と争いの根絶を願う者である。
以前は別の考え方を持っていたとしても、現在は上記のような思想となっている。
②その他
流れ者、魔物、魔導機械、生物兵器など。①に該当しない者。
北部地方の他の地域に住む者や、スノウタウン難民もここに該当する。
北部地方に滞在する者は、真正リーリア民と同様に平和主義や闘争根絶を願うようになる傾向がある。それが高じて真正リーリアに帰化する者も少なくない。
不正な暴力等の犯罪行為を行おうとした者は、必ず平和主義者となりリーリアの民となる。(参考:本編に登場した賊AB)
*
(テンプレート)
【名前】
【種族】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【魔法】
【備考】
*
〈ルール〉
・作中に登場する際、設定等が若干変更される可能性があります。ご了承ください
・1つのIDにつき採用できるのは1案までのため、2つ以上の案を投下する際はご注意ください。IDの変更や別端末を使うなどして2つ以上の案を投下するのは禁止です
*
今週水曜日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には①〜②のいずれかの番号をご記載ください
ご質問やご感想などありましたらお気軽にどうぞ
634:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/11(月) 01:21:10.68:jL5Ckn+go (1/1)
おつ
うーむ洗脳めいた術による思想統一と共産の大国…怪しくて恐ろしい匂いしかしない…
おつ
うーむ洗脳めいた術による思想統一と共産の大国…怪しくて恐ろしい匂いしかしない…
635:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/11(月) 07:30:25.13:d93tNji1o (1/1)
おつです
あっこの国ヤバい!
おつです
あっこの国ヤバい!
636:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/11(月) 11:00:50.03:KksyuPvQ0 (1/1)
おつです。
方や無上の幸福と引き換えにデロデロになる実質的な集団安楽◯、そしてこちらは自由意思を奪われた楽園に見せかけたディストピア。
破滅しか見えないこの世界の明日はどうなる?
おつです。
方や無上の幸福と引き換えにデロデロになる実質的な集団安楽◯、そしてこちらは自由意思を奪われた楽園に見せかけたディストピア。
破滅しか見えないこの世界の明日はどうなる?
637: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/13(水) 00:00:19.39:1hRLgbpA0 (1/1)
風雪新聞の調査によると、真正リーリア国は治安や幸福度が世界一高いらしく、その水準はなんとあの大魔女帝国をも上回るそうです。他にも労働生産性の高さや資源の効率的な運用など多くの面で優れており、同新聞の記者は真正リーリアの国家運営を一つの到達点であると高く評価しています。なおその記者は別の記事で、住みたくない国の一つに真正リーリアを挙げています
真正リーリアに立ち寄る旅人は、真正リーリアの主義・思想に共鳴する者と、忌避感を覚える者に大きく二分されるようです。忌避感を覚える者も、長期間滞在していると次第に真正リーリアの思想に共鳴できるようになります。同じ気持ちを分かち合えるのは、とても良いことです
自らの意思で考え、選択し、生きていくのは、つらく苦しく難しいことです。一歩間違えば戦争に轢き潰され、一歩間違えば隣人と殺し合いになり、一歩間違えば飢えて死ぬ。世界を丸ごとデロデロにしたり、みんなの自由を奪ったりしないと、全てを救うことはできないのかもしれません。そのやり方が正しいかどうかは、あかちゃんスライムのクロシュにはまだわからないようです
というわけで本日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には①〜②のいずれかの番号をご記載ください
募集キャラクターやルールについては>>633
↓1〜 23:59 まで
風雪新聞の調査によると、真正リーリア国は治安や幸福度が世界一高いらしく、その水準はなんとあの大魔女帝国をも上回るそうです。他にも労働生産性の高さや資源の効率的な運用など多くの面で優れており、同新聞の記者は真正リーリアの国家運営を一つの到達点であると高く評価しています。なおその記者は別の記事で、住みたくない国の一つに真正リーリアを挙げています
真正リーリアに立ち寄る旅人は、真正リーリアの主義・思想に共鳴する者と、忌避感を覚える者に大きく二分されるようです。忌避感を覚える者も、長期間滞在していると次第に真正リーリアの思想に共鳴できるようになります。同じ気持ちを分かち合えるのは、とても良いことです
自らの意思で考え、選択し、生きていくのは、つらく苦しく難しいことです。一歩間違えば戦争に轢き潰され、一歩間違えば隣人と殺し合いになり、一歩間違えば飢えて死ぬ。世界を丸ごとデロデロにしたり、みんなの自由を奪ったりしないと、全てを救うことはできないのかもしれません。そのやり方が正しいかどうかは、あかちゃんスライムのクロシュにはまだわからないようです
というわけで本日の 00:00 〜 23:59 を投下期間といたします。投下する案には①〜②のいずれかの番号をご記載ください
募集キャラクターやルールについては>>633
↓1〜 23:59 まで
638:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 00:14:05.87:ANKcb4rE0 (1/1)
②
【名前】 ルルナ・ネイラ
【種族】 夢魔の父と人間の母のハーフ
【性別】女性
【年齢】 17
【容姿】薄緑色の髪をした片目隠れ(青色と銀色のオッドアイ)の幼児体型
【性格】引っ込み思案で怖がりで繊細
【魔法】夢魔法
【備考】夢魔によって強制的に孕まされた人間の母のもとに生まれた。母親はそれでも彼女を愛したがハーフということで魔族と人間双方から母親共々疎まれ各地を転々としていたが、真正リーリア国付近で母親が病死したこと、真正リーリア国を気に入った事がきっかけで真正リーリア国に滞在している。
ハーフということが悪い方に作用している為か肉体の成長が遅く夢魔法もあくまで対象の夢や夢を通して深層心理に入り込めるものの、自由に作り替える事が出来ない。更に生命維持の為には通常の食事の他に他者の夢の中に入って夢を食べないといけない。(食べられた夢を忘れる以外の害は無い)
しかし多くの夢や深層心理の中に入っている内に国民がリリアによって自由意志を封じられた事、自由意志を封じられた事の苦しみを無自覚に悪夢という形で表れている人が多くいる事を知り、またその一方で本来なら誰かの自由意志によって一方的に傷付けられたり、奪われたり、殺されたりするような、真正リーリア国の中でしか生きられない様な弱者も多くいるのも夢を通して知ってしまい、この国の在り方について中途半端な自分ではどうしようもできないと分かっていても悩み続けている。
②
【名前】 ルルナ・ネイラ
【種族】 夢魔の父と人間の母のハーフ
【性別】女性
【年齢】 17
【容姿】薄緑色の髪をした片目隠れ(青色と銀色のオッドアイ)の幼児体型
【性格】引っ込み思案で怖がりで繊細
【魔法】夢魔法
【備考】夢魔によって強制的に孕まされた人間の母のもとに生まれた。母親はそれでも彼女を愛したがハーフということで魔族と人間双方から母親共々疎まれ各地を転々としていたが、真正リーリア国付近で母親が病死したこと、真正リーリア国を気に入った事がきっかけで真正リーリア国に滞在している。
ハーフということが悪い方に作用している為か肉体の成長が遅く夢魔法もあくまで対象の夢や夢を通して深層心理に入り込めるものの、自由に作り替える事が出来ない。更に生命維持の為には通常の食事の他に他者の夢の中に入って夢を食べないといけない。(食べられた夢を忘れる以外の害は無い)
しかし多くの夢や深層心理の中に入っている内に国民がリリアによって自由意志を封じられた事、自由意志を封じられた事の苦しみを無自覚に悪夢という形で表れている人が多くいる事を知り、またその一方で本来なら誰かの自由意志によって一方的に傷付けられたり、奪われたり、殺されたりするような、真正リーリア国の中でしか生きられない様な弱者も多くいるのも夢を通して知ってしまい、この国の在り方について中途半端な自分ではどうしようもできないと分かっていても悩み続けている。
639:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 01:15:12.02:2y90KGtg0 (1/1)
②
【名前】アルバ・ローランド
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20歳
【容姿】短い茶髪に筋肉質な長身。
【性格】物静かで年の割に成熟した思考の持ち主。ただし筋の通らないことには例え主君であっても意見する熱さも持ち合わせている。
【魔法】熱魔法(熱気をコントロールする魔法。武器への高熱付与、耐熱結界を展開するなどの用途がある)
【備考】セイントレア王国の騎士で以前はロイエ教原理派の信者。かつては多種族には冷淡であったが、世界めくれを契機に今はその考えを改めつつある。
メアリーとクロシュヴィア捜索の命を受け、冒険者に変装し北部までやってきたものの、中央に近づくにつれ精神に異変を感じるようになり辺境まで後退し、そのまま足止めを食らっている。
己の偏見や差別意識を改めさせてくれ、そして今、苦境に耐えて生き続けようとする人々の希望であるクロシュを尊敬し、同時にそんな人々の意思と覚悟、尊厳を踏みにじる教えとしてデロデロ教を嫌悪している。そしてデロデロ教に靡き、王族としてなすべき義務や使命を放棄したメアリーには内心憤りを感じている。
そんな思いとは別に、クロシュヴィアは本当にこの世の全ての殺意や悪意を溶かしきることができるのか、悪意を持つ何者かがクロシュヴィアを利用する可能性があるのではないかという疑念も抱いており、妖精達とは別方向での危機感を感じている。
両手剣を得意としているが、大抵の武器は問題なく扱える。
②
【名前】アルバ・ローランド
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20歳
【容姿】短い茶髪に筋肉質な長身。
【性格】物静かで年の割に成熟した思考の持ち主。ただし筋の通らないことには例え主君であっても意見する熱さも持ち合わせている。
【魔法】熱魔法(熱気をコントロールする魔法。武器への高熱付与、耐熱結界を展開するなどの用途がある)
【備考】セイントレア王国の騎士で以前はロイエ教原理派の信者。かつては多種族には冷淡であったが、世界めくれを契機に今はその考えを改めつつある。
メアリーとクロシュヴィア捜索の命を受け、冒険者に変装し北部までやってきたものの、中央に近づくにつれ精神に異変を感じるようになり辺境まで後退し、そのまま足止めを食らっている。
己の偏見や差別意識を改めさせてくれ、そして今、苦境に耐えて生き続けようとする人々の希望であるクロシュを尊敬し、同時にそんな人々の意思と覚悟、尊厳を踏みにじる教えとしてデロデロ教を嫌悪している。そしてデロデロ教に靡き、王族としてなすべき義務や使命を放棄したメアリーには内心憤りを感じている。
そんな思いとは別に、クロシュヴィアは本当にこの世の全ての殺意や悪意を溶かしきることができるのか、悪意を持つ何者かがクロシュヴィアを利用する可能性があるのではないかという疑念も抱いており、妖精達とは別方向での危機感を感じている。
両手剣を得意としているが、大抵の武器は問題なく扱える。
640:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 04:54:13.41:DfCvp/sso (1/1)
①
【名前】アルツ・フォン・アイスフェルト
【種族】人間 【性別】男性 【年齢】29
【容姿】黒茶色のショートヘアと鈍色の瞳を持つ、目付きの悪い青年。青緑色のスクラブウェアの上から白衣を羽織り、常に白のマスクを着けている。聴診器などの医療用具をポケットに携帯しているが、大体は魔法で代用出来るのであまり使用しない。身長174cm。
【性格】属性は中立・善。冷静沈着で愛想が無く、学者気質でやや気難しい。医療には非常に真摯だが、医療以外には興味が無い。患者であれば誰のどんな傷病でも必ず治療する一方で、そうでなければ何処の誰だろうと適当にあしらう。優しくも気長でもなく、時には合理に寄り過ぎたりもするが、自ら患者を生み出すような真似はしない。根治と献身を根底とした医学の闘士。
【魔法】極めて強力な回復魔法を扱う。軽い傷病なら触れるまでもなく一瞬で治し、重度の物でも数分で完治させる。死後間もないなら蘇生すら可能。また、対象のあらゆる情報を見抜いて暴く"看破の魔法"も扱う。主に患者の容態を診察する為に使い、患部を特定して集中的に治癒する事で上記の超絶的な治療を実現している。その他、清潔にする魔法や痛覚を止める魔法など、医療に使えそうな物は概ね扱える。
【備考】"医者とは己が全てを以て治す者"を信条に、医学の進歩と傷病の治療に全力を注ぐ闇医者。Dr.アイスフェルト。
出身はセイントレア王国。医者の名家に生まれ、両親の懸命な姿を見て自身も医学の道を志す。しかし、利権と名誉と回復魔法の才のみを重視した現在の医学界の在り方に辟易し、資格剥奪も覚悟の上で学界を脱退する。その後は各地を転々としていたが、数年前にとある魔族の医者から代行を頼まれた事で北部へ移り、現在は真正リーリアを拠点に活動している。なお、治療の邪魔になる恐れがあるとしてペンダントは身に付けていない。
専攻の回復魔法のみならず、手術の術式や薬学・栄養学・衛生学、果ては錬金術や眉唾な健康法まで、医療の役に立ちそうならどんな物でも修得する。治療費はしっかり請求するが、払えない者には労働か知識の提供で済ませる。意外と武闘派で、暴れる患者や治療の邪魔をする者には看破の魔法で見抜いた弱点にトウゲン帝国流按摩術(現実における八極拳)を叩き込む。メスは投げない。
好き:医学全般、聞き分けの良い患者、チョコレート
苦手:子供の相手、勝手な患者、精神論、煙草
夢:医者が要らない世界の実現
大嫌い:人を救わない医者、死
①
【名前】アルツ・フォン・アイスフェルト
【種族】人間 【性別】男性 【年齢】29
【容姿】黒茶色のショートヘアと鈍色の瞳を持つ、目付きの悪い青年。青緑色のスクラブウェアの上から白衣を羽織り、常に白のマスクを着けている。聴診器などの医療用具をポケットに携帯しているが、大体は魔法で代用出来るのであまり使用しない。身長174cm。
【性格】属性は中立・善。冷静沈着で愛想が無く、学者気質でやや気難しい。医療には非常に真摯だが、医療以外には興味が無い。患者であれば誰のどんな傷病でも必ず治療する一方で、そうでなければ何処の誰だろうと適当にあしらう。優しくも気長でもなく、時には合理に寄り過ぎたりもするが、自ら患者を生み出すような真似はしない。根治と献身を根底とした医学の闘士。
【魔法】極めて強力な回復魔法を扱う。軽い傷病なら触れるまでもなく一瞬で治し、重度の物でも数分で完治させる。死後間もないなら蘇生すら可能。また、対象のあらゆる情報を見抜いて暴く"看破の魔法"も扱う。主に患者の容態を診察する為に使い、患部を特定して集中的に治癒する事で上記の超絶的な治療を実現している。その他、清潔にする魔法や痛覚を止める魔法など、医療に使えそうな物は概ね扱える。
【備考】"医者とは己が全てを以て治す者"を信条に、医学の進歩と傷病の治療に全力を注ぐ闇医者。Dr.アイスフェルト。
出身はセイントレア王国。医者の名家に生まれ、両親の懸命な姿を見て自身も医学の道を志す。しかし、利権と名誉と回復魔法の才のみを重視した現在の医学界の在り方に辟易し、資格剥奪も覚悟の上で学界を脱退する。その後は各地を転々としていたが、数年前にとある魔族の医者から代行を頼まれた事で北部へ移り、現在は真正リーリアを拠点に活動している。なお、治療の邪魔になる恐れがあるとしてペンダントは身に付けていない。
専攻の回復魔法のみならず、手術の術式や薬学・栄養学・衛生学、果ては錬金術や眉唾な健康法まで、医療の役に立ちそうならどんな物でも修得する。治療費はしっかり請求するが、払えない者には労働か知識の提供で済ませる。意外と武闘派で、暴れる患者や治療の邪魔をする者には看破の魔法で見抜いた弱点にトウゲン帝国流按摩術(現実における八極拳)を叩き込む。メスは投げない。
好き:医学全般、聞き分けの良い患者、チョコレート
苦手:子供の相手、勝手な患者、精神論、煙草
夢:医者が要らない世界の実現
大嫌い:人を救わない医者、死
641:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 06:16:33.55:Y5jDmpWq0 (1/1)
②
【名前】キュー・ヒエムス
【種族】人間
【性別】女
【年齢】14歳
【容姿】黒髪おかっぱの少女、セーラー服っぽい服を着ている。
【性格】真面目で大人しい性格。本好き。
【魔法】闇属性魔法・記憶魔法(他人の記憶や思考をのぞいたり、見た物や場所の過去の映像を見ることができる)
【備考】パティの元教え子の少女で、彼女からは稀代の天才と呼ばれる程の才媛。天涯孤独だったところを彼女に拾われ育てられた。
現在は彼女の命令でリーリアの調査の為に滞在している。
②
【名前】キュー・ヒエムス
【種族】人間
【性別】女
【年齢】14歳
【容姿】黒髪おかっぱの少女、セーラー服っぽい服を着ている。
【性格】真面目で大人しい性格。本好き。
【魔法】闇属性魔法・記憶魔法(他人の記憶や思考をのぞいたり、見た物や場所の過去の映像を見ることができる)
【備考】パティの元教え子の少女で、彼女からは稀代の天才と呼ばれる程の才媛。天涯孤独だったところを彼女に拾われ育てられた。
現在は彼女の命令でリーリアの調査の為に滞在している。
642:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 12:15:20.83:tkSjCMq0O (1/1)
1
【名前】ゲラート
【種族】阿修羅
【性別】男
【年齢】28
【容姿】大柄で筋骨隆々とした屈強な体格、日に焼けた褐色の肌、短く刈り込まれた赤い髪。野生の獣を思わせる野性的で獰猛そうな顔立ち。全身を覆う重厚な黒い鎧。四本の腕。
【性格】正義感が強く、強きを挫き、弱きを助ける高潔な武人。旅人にも親切に対応するが、悪人には容赦しない。
【魔法】身体強化
【備考】
元々は修行のために各地を旅していた武人で、現在はリーリアの秩序を守る軍人。(リーリアに軍があるかはわからない)
修行中は何よりも戦いを好む戦闘狂で典型的な弱肉強食主義者だったが、リーリアについた後は紆余曲折の末に現在の思想に至る。
四本の腕で器用に剣や槍、弓など色々な武器を使いこなす四刀流の戦士。
今のメンタルでは皆さんのように凝った設定は思い付きませんね。
皆さんの豊かな想像力に脱帽です。
1
【名前】ゲラート
【種族】阿修羅
【性別】男
【年齢】28
【容姿】大柄で筋骨隆々とした屈強な体格、日に焼けた褐色の肌、短く刈り込まれた赤い髪。野生の獣を思わせる野性的で獰猛そうな顔立ち。全身を覆う重厚な黒い鎧。四本の腕。
【性格】正義感が強く、強きを挫き、弱きを助ける高潔な武人。旅人にも親切に対応するが、悪人には容赦しない。
【魔法】身体強化
【備考】
元々は修行のために各地を旅していた武人で、現在はリーリアの秩序を守る軍人。(リーリアに軍があるかはわからない)
修行中は何よりも戦いを好む戦闘狂で典型的な弱肉強食主義者だったが、リーリアについた後は紆余曲折の末に現在の思想に至る。
四本の腕で器用に剣や槍、弓など色々な武器を使いこなす四刀流の戦士。
今のメンタルでは皆さんのように凝った設定は思い付きませんね。
皆さんの豊かな想像力に脱帽です。
643:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 12:25:23.96:h6Ri+UBGO (1/1)
①
【名前】ハナ=フラワード
【種族】人間?
【性別】女
【年齢】不明
【容姿】緑髪ロングの長身女性
【性格】基本穏やかだが怒ると怖い
【魔法】光属性魔法と植物操作魔法
【備考】遥か昔からリーリアの郊外で花を育ててたまに売りにくる謎の女性。現在の国の方針には従っておらず、半ば忘れられているのでペンダントは持っていない。
①
【名前】ハナ=フラワード
【種族】人間?
【性別】女
【年齢】不明
【容姿】緑髪ロングの長身女性
【性格】基本穏やかだが怒ると怖い
【魔法】光属性魔法と植物操作魔法
【備考】遥か昔からリーリアの郊外で花を育ててたまに売りにくる謎の女性。現在の国の方針には従っておらず、半ば忘れられているのでペンダントは持っていない。
644:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 20:30:45.89:a59AWQSdo (1/1)
②
【名前】レイル・クロード
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】1200
【容姿】スラッとしたモデル体型のどこか陰鬱な雰囲気を纏った白髪美人。
【性格】自堕落なめんどくさがり
【魔法】同調魔法
自分と同じ自堕落さ、自分と同じ知能、自分と同じ魔翌力量、自分と同じ絶望、相手の何もかもを自分と同じにする。
それでもなお立ち上がる相手には全力の敬意を示す。
【備考】
デロデロ教最高幹部の一人。ザイルの姉。超がつくほどのめんどくさがりで、弟が建国した時も動かず、国が滅びた後も動かず、興味を示さなかった。どうせ自分が動いても終わりは同じだから。
とてつもなく知能が高く、大体のことの行く末を予見できてしまう。その能力の高さから、何もかもが想定通りになってしまう世界に絶望してしまった。
導師時代にはデロデロ思想に自らのエッセンスを加えたダラダラ教をこっそり広めていたためメアリーやフェルメールに度々怒られていた。
デロデロ思想自体には一応同調しているが、どちらかというとスウィートエンドよりハッピーエンド派。リリーツィアに眠らされたい。
デロデロ活動の一環と一応故国が復興したという情報を知りリーリアにやってきた。真正リーリアの空気がかなり馴染みが良くて、何だかデロデロにするやる気も起きなくなってきている。リリアの目論みや理想は理解したので、真正リーリアに綻びが出てくるその時まで今はこの国でゆったりしていようとリリア家の隣に住んでおり、普段はダラダラ教徒たちにお世話されている。別にデロデロを完全に放棄したわけではなく、やる気が出てきたら再開するつもり。
何で皆争うんだろう。何で皆奪い合うんだろう。何で皆仲良くできないんだろう。何でそんな簡単なこともできないんだろう。ねぇザイル。力こそ正義なんて思想が長続きするわけないでしょう。こんな世界に期待も望みも願いもかけてはいけないよ。だから全部デロデロに、もう何も考えなくてもいいように。
もう私も世界に絶望しなくていいように。
②
【名前】レイル・クロード
【種族】魔族
【性別】女
【年齢】1200
【容姿】スラッとしたモデル体型のどこか陰鬱な雰囲気を纏った白髪美人。
【性格】自堕落なめんどくさがり
【魔法】同調魔法
自分と同じ自堕落さ、自分と同じ知能、自分と同じ魔翌力量、自分と同じ絶望、相手の何もかもを自分と同じにする。
それでもなお立ち上がる相手には全力の敬意を示す。
【備考】
デロデロ教最高幹部の一人。ザイルの姉。超がつくほどのめんどくさがりで、弟が建国した時も動かず、国が滅びた後も動かず、興味を示さなかった。どうせ自分が動いても終わりは同じだから。
とてつもなく知能が高く、大体のことの行く末を予見できてしまう。その能力の高さから、何もかもが想定通りになってしまう世界に絶望してしまった。
導師時代にはデロデロ思想に自らのエッセンスを加えたダラダラ教をこっそり広めていたためメアリーやフェルメールに度々怒られていた。
デロデロ思想自体には一応同調しているが、どちらかというとスウィートエンドよりハッピーエンド派。リリーツィアに眠らされたい。
デロデロ活動の一環と一応故国が復興したという情報を知りリーリアにやってきた。真正リーリアの空気がかなり馴染みが良くて、何だかデロデロにするやる気も起きなくなってきている。リリアの目論みや理想は理解したので、真正リーリアに綻びが出てくるその時まで今はこの国でゆったりしていようとリリア家の隣に住んでおり、普段はダラダラ教徒たちにお世話されている。別にデロデロを完全に放棄したわけではなく、やる気が出てきたら再開するつもり。
何で皆争うんだろう。何で皆奪い合うんだろう。何で皆仲良くできないんだろう。何でそんな簡単なこともできないんだろう。ねぇザイル。力こそ正義なんて思想が長続きするわけないでしょう。こんな世界に期待も望みも願いもかけてはいけないよ。だから全部デロデロに、もう何も考えなくてもいいように。
もう私も世界に絶望しなくていいように。
645:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 22:26:14.96:yEYLZAl2O (1/1)
①
【名前】クリュナー・ゼスタフォーベル
【種族】エルダーサキュバス
【性別】女
【年齢】850
【容姿】黒いローブと貴族服を着た高身長お姉さん
【性格】丁寧でお世話好きな苦労人
【魔法】夢魔法と心魔法
【備考】
ザイル国王時代からのリーリアの忠臣。リリアの右腕。旧リーリアが滅び、国王も何処かへ消え、王国が侵攻する中、何とか残った国民たちを纏め上げか細いながらもリーリアの火を保ち続けていた。ある時現れたリリアによって瞬く間に真正リーリアとして故郷が復活し、その時からリリアに忠誠を誓うことにした。自由意思が削ぎ落とされる国になっていることは理解しているが、かつての地獄のようなリーリアを考えると今がベストだと信じている。統治側の人材が足りておらず、外部の人間の入国手続きや国民のお助けや食糧供給計画などなど一手に引き受けているため、フォール姉妹やザイルをはじめかつてのリーリアの民は早く帰ってこいと思っている。夢世界への往き来もできるので、国民の夢や心のなかも護ってくれるし、幸せな夢も見せてくれる。昔リリーツィアの弟子をしてたので腕は確か。
リリアの右腕として今とても忙しいがその忙しさが愛しくて仕方ない。国民が皆笑っている。幸福に生活している。きっとこれが正解なんだよねと深く考えないようにしている。
①
【名前】クリュナー・ゼスタフォーベル
【種族】エルダーサキュバス
【性別】女
【年齢】850
【容姿】黒いローブと貴族服を着た高身長お姉さん
【性格】丁寧でお世話好きな苦労人
【魔法】夢魔法と心魔法
【備考】
ザイル国王時代からのリーリアの忠臣。リリアの右腕。旧リーリアが滅び、国王も何処かへ消え、王国が侵攻する中、何とか残った国民たちを纏め上げか細いながらもリーリアの火を保ち続けていた。ある時現れたリリアによって瞬く間に真正リーリアとして故郷が復活し、その時からリリアに忠誠を誓うことにした。自由意思が削ぎ落とされる国になっていることは理解しているが、かつての地獄のようなリーリアを考えると今がベストだと信じている。統治側の人材が足りておらず、外部の人間の入国手続きや国民のお助けや食糧供給計画などなど一手に引き受けているため、フォール姉妹やザイルをはじめかつてのリーリアの民は早く帰ってこいと思っている。夢世界への往き来もできるので、国民の夢や心のなかも護ってくれるし、幸せな夢も見せてくれる。昔リリーツィアの弟子をしてたので腕は確か。
リリアの右腕として今とても忙しいがその忙しさが愛しくて仕方ない。国民が皆笑っている。幸福に生活している。きっとこれが正解なんだよねと深く考えないようにしている。
646:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 23:33:16.84:NxJXXyx9O (1/1)
②
【名前】 ワン・ダフル
【種族】犬の獣人?
【性別】♂?
【年齢】不明
【容姿】大きなリュックを背負ったモフモフの白い毛皮の犬の獣人の姿をしているが……?
【性格】気さくで人懐っこい……?
【魔法】収納魔法(自称)
【備考】
真正リーリア国やその周辺で最近商売をしている旅の行商人。各地域の珍しい商品を販売しているが神出鬼没で会えるかどうかは運次第。
実はその正体はイスファハーンのハイド・ストークの配下の諜報員。いざという時はハイド・ストーク同様黒装束に黒い仮面の姿になる為、名前や性別や容姿や性格も偽りの姿なのかもしれない。
あるいはこの経歴すら偽りでハイド・ストーク本人かもしれない。全ては闇の中。
②
【名前】 ワン・ダフル
【種族】犬の獣人?
【性別】♂?
【年齢】不明
【容姿】大きなリュックを背負ったモフモフの白い毛皮の犬の獣人の姿をしているが……?
【性格】気さくで人懐っこい……?
【魔法】収納魔法(自称)
【備考】
真正リーリア国やその周辺で最近商売をしている旅の行商人。各地域の珍しい商品を販売しているが神出鬼没で会えるかどうかは運次第。
実はその正体はイスファハーンのハイド・ストークの配下の諜報員。いざという時はハイド・ストーク同様黒装束に黒い仮面の姿になる為、名前や性別や容姿や性格も偽りの姿なのかもしれない。
あるいはこの経歴すら偽りでハイド・ストーク本人かもしれない。全ては闇の中。
647:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 23:49:48.71:iwmBLSaIo (1/1)
②
【名前】ノーランド
【種族】ホムンクルス
【性別】女
【年齢】稼働を始めて半年程度
【容姿】小柄で華奢な白衣少女。そのまんまカリスの顔。
【性格】品性のないイカれたマッドサイエンティストとして設計された心優しき少女
【魔法】最終program魔王化
大切な人を護るためなら使うことに恐怖はない
【備考】カリスが残した不測の事態に対する保険。全てに対する報復装置。
頭の中に度々カリスの命令信号が流れてくる設計であったが、真正リーリアの別手法の洗脳効果によってカリスの命令信号を上手いこと打ち消すことができた。
稼働してからずっと苦しみしか存在しない人生であったがそれをリリアが救ってくれた。自由意思の剥奪だなんだと言う者もいるが少なくとも私は救われているし幸福を感じている。ゆえにリリアのことが大好きだから、それを泣かす者たちのことは絶対に赦さない。
実は真正リーリアの洗脳効果もカリス脳波によって打ち消されているのでこの国における数少ないシラフの一人でもある。つまり彼女の自由意思によって彼女は自由意思が制限される国を選んだといえる。
こんな素晴らしい国に弓引くことができる者がいるとは思えないが、もしそうなら唯一暴力を振るえる私が排除しなければならないとリリアの思想を真っ向から否定するような感情を持ってしまう。皮肉にも愛に溢れた国の愛に溢れた少女が行き着く先に薄暗い暴力性が染みだしていた。旧リーリア国内に残されていたカリスの隠し研究所は危険で一杯だし、入りたくもないがリリアを守るためにはカリスの力を使う必要があると感じている。
普段はリリア家で家事手伝いをしている。料理が非常に上手い。首都では大体リリアの後ろを付いて回っている。
②
【名前】ノーランド
【種族】ホムンクルス
【性別】女
【年齢】稼働を始めて半年程度
【容姿】小柄で華奢な白衣少女。そのまんまカリスの顔。
【性格】品性のないイカれたマッドサイエンティストとして設計された心優しき少女
【魔法】最終program魔王化
大切な人を護るためなら使うことに恐怖はない
【備考】カリスが残した不測の事態に対する保険。全てに対する報復装置。
頭の中に度々カリスの命令信号が流れてくる設計であったが、真正リーリアの別手法の洗脳効果によってカリスの命令信号を上手いこと打ち消すことができた。
稼働してからずっと苦しみしか存在しない人生であったがそれをリリアが救ってくれた。自由意思の剥奪だなんだと言う者もいるが少なくとも私は救われているし幸福を感じている。ゆえにリリアのことが大好きだから、それを泣かす者たちのことは絶対に赦さない。
実は真正リーリアの洗脳効果もカリス脳波によって打ち消されているのでこの国における数少ないシラフの一人でもある。つまり彼女の自由意思によって彼女は自由意思が制限される国を選んだといえる。
こんな素晴らしい国に弓引くことができる者がいるとは思えないが、もしそうなら唯一暴力を振るえる私が排除しなければならないとリリアの思想を真っ向から否定するような感情を持ってしまう。皮肉にも愛に溢れた国の愛に溢れた少女が行き着く先に薄暗い暴力性が染みだしていた。旧リーリア国内に残されていたカリスの隠し研究所は危険で一杯だし、入りたくもないがリリアを守るためにはカリスの力を使う必要があると感じている。
普段はリリア家で家事手伝いをしている。料理が非常に上手い。首都では大体リリアの後ろを付いて回っている。
648:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 23:57:52.66:OLjDQKD7o (1/1)
2
【名前】エレノア・ブライアー
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】15
【容姿】茶髪のショートヘア、戦士風の動きやすい軽装、細身で引き締まった体
【性格】気が強くさっぱりしているが、繊細で不器用な部分もある。
【魔法】氷
【備考】流れ者の旅人。軽い身のこなしで片手剣を扱う。魔法は少し苦手
元スノウタウンの住民でミスティの幼馴染。今は旅人として各地を放浪し定期的に墓参りに帰ってくる
真正リーリアの人々については気味の悪さや抵抗を感じて距離を置いている
ミスティと同じように他の住民に逃がしてもらえたがミスティもエレノアもお互いに相手が生き延びていることを知らない
故郷の襲撃で孤独になったが、きっと家族や友人が自分と同じように生き延びていると信じて世界中を探し回っている
しかし頭の中のどこか冷静な部分ではわかっている。これまでに見つからなかったしこれからも見つからないだろう
自分はただ過去にとらわれて生きる意味や理由を見失い停滞しているだけだ
仮に生き残りと出会えたとしてどうしたいのだろう、その後どうすればいいのだろう。わからない
もしもその生き残りが自分と違って新たな居場所を作っていたとしたら、生きる希望を持っていたとしたら……それを心から祝福できるのだろうか
最近は、いっそのこと考えるのをやめて真正リーリアに染まってしまったほうがいいのではないかとも思い始めている
ダークヒーロー一行にミスティというものがいるらしいと噂に聞いたがさすがに同名の別人だろうと思っている
2
【名前】エレノア・ブライアー
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】15
【容姿】茶髪のショートヘア、戦士風の動きやすい軽装、細身で引き締まった体
【性格】気が強くさっぱりしているが、繊細で不器用な部分もある。
【魔法】氷
【備考】流れ者の旅人。軽い身のこなしで片手剣を扱う。魔法は少し苦手
元スノウタウンの住民でミスティの幼馴染。今は旅人として各地を放浪し定期的に墓参りに帰ってくる
真正リーリアの人々については気味の悪さや抵抗を感じて距離を置いている
ミスティと同じように他の住民に逃がしてもらえたがミスティもエレノアもお互いに相手が生き延びていることを知らない
故郷の襲撃で孤独になったが、きっと家族や友人が自分と同じように生き延びていると信じて世界中を探し回っている
しかし頭の中のどこか冷静な部分ではわかっている。これまでに見つからなかったしこれからも見つからないだろう
自分はただ過去にとらわれて生きる意味や理由を見失い停滞しているだけだ
仮に生き残りと出会えたとしてどうしたいのだろう、その後どうすればいいのだろう。わからない
もしもその生き残りが自分と違って新たな居場所を作っていたとしたら、生きる希望を持っていたとしたら……それを心から祝福できるのだろうか
最近は、いっそのこと考えるのをやめて真正リーリアに染まってしまったほうがいいのではないかとも思い始めている
ダークヒーロー一行にミスティというものがいるらしいと噂に聞いたがさすがに同名の別人だろうと思っている
649:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/13(水) 23:59:34.17:St4HjqQcO (1/1)
②
【名前】ソリュー・レッセフェール
【種族】ナーガラージャ
【性別】女
【年齢】1750
【容姿】ひたすらデカイ大蛇
【性格】マイペース
【魔法】変身
【備考】
通りすがりの大蛇。リーリア周辺に大昔から住んでいるので何でも知っている。大食漢。
②
【名前】ソリュー・レッセフェール
【種族】ナーガラージャ
【性別】女
【年齢】1750
【容姿】ひたすらデカイ大蛇
【性格】マイペース
【魔法】変身
【備考】
通りすがりの大蛇。リーリア周辺に大昔から住んでいるので何でも知っている。大食漢。
650:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/14(木) 00:02:16.03:9tGQO4gc0 (1/1)
すみません。>>639の投稿者ですが、少し内容を修正します。
②
【名前】アルバ・ローランド
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20歳
【容姿】短い茶髪に筋肉質な長身。
【性格】物静かで現実主義的な思考の持ち主。ただし筋の通らないことには例え主君であっても意見する年相応の熱さも持ち合わせている。
【魔法】熱魔法(熱気をコントロールする魔法。武器への高熱付与、耐熱結界を展開するなどの用途がある)
【備考】セイントレア王国の騎士で以前はロイエ教原理派の信者。かつては多種族には冷淡であったが、世界めくれを契機に今はその考えを改めつつある。
メアリーとクロシュヴィア捜索の命を受け、冒険者に変装し北部までやってきたものの、国内の異様な気配を感じ辺境まで後退し、そのまま足止めを食らっている。
己の偏見や差別意識を改めさせてくれ、そして今、苦境に耐えて生き続けようとするセイントレア王国の人々の希望となったクロシュに少なからず敬意を抱くようになり、そしてそんな人々の意思と覚悟、尊厳を踏みにじる教えとしてデロデロ教と、スライムとして超えてはならない種族の壁を越えてしまったクロシュヴィアを嫌悪している。同時にデロデロ教に靡き、王族としてなすべき責務や使命を放棄したメアリーには内心憤りすら感じている。
そんな思いとは別に、クロシュヴィアはこの世の全ての殺意や悪意を溶かしきることなど本当に可能なのか、悪意を持つ第三者がクロシュヴィアを利用する可能性もあるのではないか、という計画の破綻やその結果最悪の状況を迎える可能性があることも懸念している。
両手剣を得意としているが、大抵の武器は問題なく扱える。
すみません。>>639の投稿者ですが、少し内容を修正します。
②
【名前】アルバ・ローランド
【種族】人間
【性別】男
【年齢】20歳
【容姿】短い茶髪に筋肉質な長身。
【性格】物静かで現実主義的な思考の持ち主。ただし筋の通らないことには例え主君であっても意見する年相応の熱さも持ち合わせている。
【魔法】熱魔法(熱気をコントロールする魔法。武器への高熱付与、耐熱結界を展開するなどの用途がある)
【備考】セイントレア王国の騎士で以前はロイエ教原理派の信者。かつては多種族には冷淡であったが、世界めくれを契機に今はその考えを改めつつある。
メアリーとクロシュヴィア捜索の命を受け、冒険者に変装し北部までやってきたものの、国内の異様な気配を感じ辺境まで後退し、そのまま足止めを食らっている。
己の偏見や差別意識を改めさせてくれ、そして今、苦境に耐えて生き続けようとするセイントレア王国の人々の希望となったクロシュに少なからず敬意を抱くようになり、そしてそんな人々の意思と覚悟、尊厳を踏みにじる教えとしてデロデロ教と、スライムとして超えてはならない種族の壁を越えてしまったクロシュヴィアを嫌悪している。同時にデロデロ教に靡き、王族としてなすべき責務や使命を放棄したメアリーには内心憤りすら感じている。
そんな思いとは別に、クロシュヴィアはこの世の全ての殺意や悪意を溶かしきることなど本当に可能なのか、悪意を持つ第三者がクロシュヴィアを利用する可能性もあるのではないか、という計画の破綻やその結果最悪の状況を迎える可能性があることも懸念している。
両手剣を得意としているが、大抵の武器は問題なく扱える。
651: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/14(木) 00:10:25.13:3KkktTWz0 (1/2)
皆さんたくさんの案をありがとうございました。いろいろ考えていきたいと思います。
果たしてクロシュたちは誰と出会い、何を思い、どのような運命を紡ぐのか。
真正リーリア編、お楽しみに。
おまけ:白金スライムのリリと指導者リリアの肖像イメージです
〈慎重に運ぶ〉
https://gzo.ai/i/efXzNr3.png
〈首都で待ってる〉
https://gzo.ai/i/hTl1wVh.png
皆さんたくさんの案をありがとうございました。いろいろ考えていきたいと思います。
果たしてクロシュたちは誰と出会い、何を思い、どのような運命を紡ぐのか。
真正リーリア編、お楽しみに。
おまけ:白金スライムのリリと指導者リリアの肖像イメージです
〈慎重に運ぶ〉
https://gzo.ai/i/efXzNr3.png
〈首都で待ってる〉
https://gzo.ai/i/hTl1wVh.png
652:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/14(木) 00:12:23.56:SkC60Lcmo (1/1)
相変わらず画像が見えない
相変わらず画像が見えない
653: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/14(木) 00:23:29.55:3KkktTWz0 (2/2)
なんだか不安定なようなので、別のアップローダーにあげてみます
次回更新はたぶん土日の予定です。よろしくお願いします
〈慎重に運ぶ〉
https://i.imgur.com/sUuiBfB.png
〈首都で待ってる〉
https://i.imgur.com/bD2Pwvx.jpeg
なんだか不安定なようなので、別のアップローダーにあげてみます
次回更新はたぶん土日の予定です。よろしくお願いします
〈慎重に運ぶ〉
https://i.imgur.com/sUuiBfB.png
〈首都で待ってる〉
https://i.imgur.com/bD2Pwvx.jpeg
654:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/14(木) 00:39:53.68:IPyu7Cw1O (1/1)
乙
リリちゃんかわヨ…かなしいね…
リリアさんロリロリしてると思ってたらめっちゃ美少女だった
乙
リリちゃんかわヨ…かなしいね…
リリアさんロリロリしてると思ってたらめっちゃ美少女だった
655:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/14(木) 00:41:23.45:5VRCdz2jo (1/1)
おぉ画像見れた
一行の挑戦を待ち受けるって感じに捉えてたけど予想より無表情だった…
おぉ画像見れた
一行の挑戦を待ち受けるって感じに捉えてたけど予想より無表情だった…
656: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 14:56:37.68:yoXDfjbF0 (1/16)
リリさんは珍しい白金色のスライムでした。戦争時にはセイントレア兵などに追い回されたこともあったそうです。ある魔族の医者が残した手記によると、彼女はステラスライムの亜種、あるいは変種だったのではないかという考察が書かれています
リリアさんは無邪気で明るい振る舞いをする時もありますが、指導者と動く時はどちらかと言うと静かで粛々としていることの方が多いそうです。クロシュらと別れる時は、真正リーリア指導者としての面が表に出たのかもしれません
リリさんは珍しい白金色のスライムでした。戦争時にはセイントレア兵などに追い回されたこともあったそうです。ある魔族の医者が残した手記によると、彼女はステラスライムの亜種、あるいは変種だったのではないかという考察が書かれています
リリアさんは無邪気で明るい振る舞いをする時もありますが、指導者と動く時はどちらかと言うと静かで粛々としていることの方が多いそうです。クロシュらと別れる時は、真正リーリア指導者としての面が表に出たのかもしれません
657: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 14:57:18.38:yoXDfjbF0 (2/16)
―夜
農村の宿屋 客室
メアリー「……なんだか……大変なことに、なってしまいましたね……」
クロシュ「メアリーさん……」
メアリー「私は……彼女の理想について、何かを言える立場にありません……。この国に苦難を背負わせたセイントレアの私に……何かを言う資格など、あるはずもない……」
クロシュ「……」
メアリー「ただ、まあ……。争いの根絶を目指すなら、デロデロの方がより良いのでは……と、思わなくもないですが……」
リュアン「メアリーさんならそう思いますよね」
メアリー「はい。私はデロデロの信徒なので……」
フメイ「争いの……こんぜつ……」
聖女「……フメイさんも、思うところがありますか?」
フメイ「んー……争いが、いやって気持ちは……フメイ、わかる……」
聖女「はい……」
フメイ「でも……あれが、いいやり方かは……わかんない……」
聖女「……そうですね。まだ……私たちは、この国のことも……リリアさんのことも、何も知りません。慌てて答えを出す必要はないと思います」
フメイ「うん」
妖精「……私もちょっと感情的になっちゃったけど、確かにこの国のことを知るのは大事だ。外敵と見なされてもおかしくない私たちを見逃してくれたとも言えるし……。大きなデロデロを探しながら、いろいろ見て回ろう」
聖女「はい。ゆっくり考えていきましょう」
南リーリア湿原 農村の宿屋に宿泊します
↓1〜3 自由安価 宿泊中何をする?
―夜
農村の宿屋 客室
メアリー「……なんだか……大変なことに、なってしまいましたね……」
クロシュ「メアリーさん……」
メアリー「私は……彼女の理想について、何かを言える立場にありません……。この国に苦難を背負わせたセイントレアの私に……何かを言う資格など、あるはずもない……」
クロシュ「……」
メアリー「ただ、まあ……。争いの根絶を目指すなら、デロデロの方がより良いのでは……と、思わなくもないですが……」
リュアン「メアリーさんならそう思いますよね」
メアリー「はい。私はデロデロの信徒なので……」
フメイ「争いの……こんぜつ……」
聖女「……フメイさんも、思うところがありますか?」
フメイ「んー……争いが、いやって気持ちは……フメイ、わかる……」
聖女「はい……」
フメイ「でも……あれが、いいやり方かは……わかんない……」
聖女「……そうですね。まだ……私たちは、この国のことも……リリアさんのことも、何も知りません。慌てて答えを出す必要はないと思います」
フメイ「うん」
妖精「……私もちょっと感情的になっちゃったけど、確かにこの国のことを知るのは大事だ。外敵と見なされてもおかしくない私たちを見逃してくれたとも言えるし……。大きなデロデロを探しながら、いろいろ見て回ろう」
聖女「はい。ゆっくり考えていきましょう」
南リーリア湿原 農村の宿屋に宿泊します
↓1〜3 自由安価 宿泊中何をする?
658:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 14:58:25.79:7obpMl8N0 (1/3)
協力者がいないか探してみる
協力者がいないか探してみる
659:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 15:08:39.66:mdqEoOLRO (1/1)
真正リーリア国の現況について誰かから詳しく聞いてみる
真正リーリア国の現況について誰かから詳しく聞いてみる
660:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 15:48:13.41:PhXaSDTNO (1/1)
それでもメアリーをクロシュ信徒にしてみせるクロシュ
それでもメアリーをクロシュ信徒にしてみせるクロシュ
661: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:52:33.86:yoXDfjbF0 (3/16)
フメイ「メアリーはクロシュ教に入らないの?」
メアリー「私はもう既に、導師クロシュの信徒です」
クロシュ「ほえ?」
フメイ「そうなんだ」
メアリー「はい……」
リュアン「ちょ、ちょっと待ってください! メアリーさん……クロシュちゃんの信徒なんですか……!?」
メアリー「そうですが……」
リュアン「デロデロ教の信徒なんじゃないんですか……!?」
メアリー「その二つは、両立可能です……。相反するものではありません……」
リュアン「……」
リュアン「……言われてみれば、そうかも……」
クロシュ「そうなの?」
リュアン「うん……。クロシュちゃんはデロデロ教では、クロシュヴィア様よりも更に偉い、最高位の導師ってことになってるの。だから……デロデロの信徒であると同時に、クロシュちゃんの信徒であることは……おかしいことじゃない……のかも……」
クロシュ「そうなんだ」
リュアン「でも……クロシュちゃんの考え方は、クロシュヴィア様と違って、穏当で平和的なものです。クロシュちゃんの信徒なら、有無を言わさずデロデロにするやり方にも反対すべきじゃないですか」
メアリー「信仰と盲信は違います……。私は導師クロシュを深く敬愛して信仰しておりますが……導師クロシュのやることなすことの全てに賛意を示すような、愚かな狂信者に成り果てるつもりはありません……。そのような愚行は、何より導師クロシュにとって害にしかならない……」
リュアン(ものすごくまともなことを言い返されてしまった……! は、反論できない……)
メアリー「……そういうわけで……今後とも、よろしくお願い致します。導師クロシュ……」
クロシュ「ん!」
フメイ「一件落着?」
リュアン「一件落着かなあ……」
☆メアリーは既に導師クロシュの信徒を自認しています
*
フメイ「メアリーはクロシュ教に入らないの?」
メアリー「私はもう既に、導師クロシュの信徒です」
クロシュ「ほえ?」
フメイ「そうなんだ」
メアリー「はい……」
リュアン「ちょ、ちょっと待ってください! メアリーさん……クロシュちゃんの信徒なんですか……!?」
メアリー「そうですが……」
リュアン「デロデロ教の信徒なんじゃないんですか……!?」
メアリー「その二つは、両立可能です……。相反するものではありません……」
リュアン「……」
リュアン「……言われてみれば、そうかも……」
クロシュ「そうなの?」
リュアン「うん……。クロシュちゃんはデロデロ教では、クロシュヴィア様よりも更に偉い、最高位の導師ってことになってるの。だから……デロデロの信徒であると同時に、クロシュちゃんの信徒であることは……おかしいことじゃない……のかも……」
クロシュ「そうなんだ」
リュアン「でも……クロシュちゃんの考え方は、クロシュヴィア様と違って、穏当で平和的なものです。クロシュちゃんの信徒なら、有無を言わさずデロデロにするやり方にも反対すべきじゃないですか」
メアリー「信仰と盲信は違います……。私は導師クロシュを深く敬愛して信仰しておりますが……導師クロシュのやることなすことの全てに賛意を示すような、愚かな狂信者に成り果てるつもりはありません……。そのような愚行は、何より導師クロシュにとって害にしかならない……」
リュアン(ものすごくまともなことを言い返されてしまった……! は、反論できない……)
メアリー「……そういうわけで……今後とも、よろしくお願い致します。導師クロシュ……」
クロシュ「ん!」
フメイ「一件落着?」
リュアン「一件落着かなあ……」
☆メアリーは既に導師クロシュの信徒を自認しています
*
662: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:53:22.44:yoXDfjbF0 (4/16)
―夜
農村の宿屋
聖女「この国では、悪いことをしようとするとあのようなことになるのですか?」
宿屋のおじさん「そうだよ。この国には大いなる加護があるからね」
妖精「大いなる加護?」
宿屋のおじさん「ああ。リリア様の御力なんだよ。あれのお陰ですごく平和になったんだ、この国は」
聖女「では……あの加護がなかった頃は……」
宿屋のおじさん「……そりゃもう悲惨だったさ。どこもかしこも戦争の傷跡だらけで、寝床も食べ物もロクになくてね。あの頃はセイントレアの掃討兵だけじゃなく、同じ難民同士でさえ敵だった……。今日を生きる為に、昨日まで友だった者と殺し合い……一欠片のパンを奪い合う……」
妖精「………」
宿屋のおじさん「でも、あの加護が行き渡ってからはそんなことがなくなったんだ。どれほどひもじくても、食べものは分け合えるようになった。セイントレアの掃討兵すらも、戦いをやめて僕たちに糧食を分けてくれるようになったんだ」
聖女「セイントレアの……兵士さんも!?」
宿屋のおじさん「ああ。彼らも今じゃすっかりこの国の仲間になって、みんな仲良く働いてるよ。彼らにとっても平和が一番だったのさ」
妖精「……えっと……憎くないの? セイントレアは、戦争であなたたちを酷い目に遭わせたのに」
宿屋のおじさん「もちろん。加護を授かる前までは、僕もあいつらが憎くて憎くてたまらなかったんだけどね。今は綺麗サッパリ頭スッキリさ」
聖女「な、なんと……」
宿屋のおじさん「実際、加護を授かってからの方が遥かに調子が良いよ。憎しみで頭がいっぱいだと他のことに頭が回らなくなるし、寝ても覚めても気分は最悪だし、そのせいで些細なことで仲間と口論になるし……。当時はそんな状態でも自分を正常だと思っていたんだけど、今思うと全然そんなことはなかったね。憎しみってのは恐ろしいもんだよ」
妖精「そうなんだ……。まあ、調子が良いなら良かったね」
宿屋のおじさん「はは、それに今この国で一緒に働く元セイントレアの兵士たちを憎んだって仕方ないだろ? 一緒に働くなら、お互いに仲良く気持ち良く働けた方が良いさ」
聖女「それはまあ、その通りです……。普通は、実践するのがすごく難しいことだと思いますが……」
宿屋のおじさん「リリア様のもたらした加護のお陰で、この国なら誰もが簡単にできることだよ。どうだい? 君たちもこの国の仲間にならないか?」
妖精「今はまだやめとくよ……」
☆真正リーリアについてのお話を聞きました
◇
―夜
農村の宿屋
聖女「この国では、悪いことをしようとするとあのようなことになるのですか?」
宿屋のおじさん「そうだよ。この国には大いなる加護があるからね」
妖精「大いなる加護?」
宿屋のおじさん「ああ。リリア様の御力なんだよ。あれのお陰ですごく平和になったんだ、この国は」
聖女「では……あの加護がなかった頃は……」
宿屋のおじさん「……そりゃもう悲惨だったさ。どこもかしこも戦争の傷跡だらけで、寝床も食べ物もロクになくてね。あの頃はセイントレアの掃討兵だけじゃなく、同じ難民同士でさえ敵だった……。今日を生きる為に、昨日まで友だった者と殺し合い……一欠片のパンを奪い合う……」
妖精「………」
宿屋のおじさん「でも、あの加護が行き渡ってからはそんなことがなくなったんだ。どれほどひもじくても、食べものは分け合えるようになった。セイントレアの掃討兵すらも、戦いをやめて僕たちに糧食を分けてくれるようになったんだ」
聖女「セイントレアの……兵士さんも!?」
宿屋のおじさん「ああ。彼らも今じゃすっかりこの国の仲間になって、みんな仲良く働いてるよ。彼らにとっても平和が一番だったのさ」
妖精「……えっと……憎くないの? セイントレアは、戦争であなたたちを酷い目に遭わせたのに」
宿屋のおじさん「もちろん。加護を授かる前までは、僕もあいつらが憎くて憎くてたまらなかったんだけどね。今は綺麗サッパリ頭スッキリさ」
聖女「な、なんと……」
宿屋のおじさん「実際、加護を授かってからの方が遥かに調子が良いよ。憎しみで頭がいっぱいだと他のことに頭が回らなくなるし、寝ても覚めても気分は最悪だし、そのせいで些細なことで仲間と口論になるし……。当時はそんな状態でも自分を正常だと思っていたんだけど、今思うと全然そんなことはなかったね。憎しみってのは恐ろしいもんだよ」
妖精「そうなんだ……。まあ、調子が良いなら良かったね」
宿屋のおじさん「はは、それに今この国で一緒に働く元セイントレアの兵士たちを憎んだって仕方ないだろ? 一緒に働くなら、お互いに仲良く気持ち良く働けた方が良いさ」
聖女「それはまあ、その通りです……。普通は、実践するのがすごく難しいことだと思いますが……」
宿屋のおじさん「リリア様のもたらした加護のお陰で、この国なら誰もが簡単にできることだよ。どうだい? 君たちもこの国の仲間にならないか?」
妖精「今はまだやめとくよ……」
☆真正リーリアについてのお話を聞きました
◇
663: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:53:51.19:yoXDfjbF0 (5/16)
―深夜
農村の宿屋 客室
妖精「……」zzz
フメイ「……」zzz
リュアン「……」zzz
聖女「……」zzz
メアリー「……」zzz
クロシュ瓶「……」zzz
◆
―クロシュの夢
夢の集落
アイスの欠片「……クロシュのばか……たたかうの、下手になってる……?」
煤けたニワトリ「いいえ。半年前は歴戦の仲間たちが共にいたから、多少の失敗はカバーしてくれたし、クロシュも十全にやりたいことをやれていたの。でも今は違う。不利な戦い方を選ぶと、ダイレクトにその悪影響が反映されてしまうということよ」
アイスの欠片「ふうん……」
煤けたニワトリ「……言いたいことはわかるわ。あなたの力を有効に使えば、労せずに勝利できる戦がいくつかあった。でもクロシュはそうしなかった……」
アイスの欠片「なにか、いいやり方……ない?」
煤けたニワトリ「そうねぇ……。前にセレナディアがやったみたいに、クロシュを少し乗っ取って力を使わせるとか」
アイスの欠片「……そういうの、すきじゃない」
煤けたニワトリ「あら……優しいのね」
アイスの欠片「べつに……」
煤けたニワトリ「なら、本人に確認を取ってみるのはどうかしら?」
アイスの欠片「え?」
スライムクロシュ「!」ポン!
アイスの欠片「あ、ばかクロシュ」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ
*
煤けたニワトリ「というわけなんだけど、どう?」
スライムクロシュ「!」モニョ
アイスの欠片「……わかってるの? だれかに、体をつかわせるのって……ふつう、いやなこと……」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
煤けたニワトリ「アイスちゃんだからいい……ですって」
アイスの欠片「ばかじゃないの」ツーン
スライムクロシュ「〜!」モニャニャ
アイスの欠片「……まあ……いいなら、いい……。ばかクロシュが……みんなを、守れるよう……ちゃんと、やってあげる……」
☆〈冷獄〉がパッシブ化しました
(毎ターン終了時、相手コンマ-20累積、満腹度-1)
(満腹度減少を考慮し、アイスの判断で使わない場合もある)
煤けたニワトリ「ああそうそう。アイスに任せるようにすると、クロシュが能動的に使うよりも少し発動が遅れるようになると思うわ。体の主導権はあくまでクロシュだから、その辺りは承知しておいてね」
スライムクロシュ「〜」モニョ
煤けたニワトリ「本来は初手で使ってこそ強い技だったのだけれど……元々初手で使うことなんてほとんどなかったから問題ないわよね」
スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…
アイスの欠片「……ニワトリ……アイスより、ちくちく……」
◇
―深夜
農村の宿屋 客室
妖精「……」zzz
フメイ「……」zzz
リュアン「……」zzz
聖女「……」zzz
メアリー「……」zzz
クロシュ瓶「……」zzz
◆
―クロシュの夢
夢の集落
アイスの欠片「……クロシュのばか……たたかうの、下手になってる……?」
煤けたニワトリ「いいえ。半年前は歴戦の仲間たちが共にいたから、多少の失敗はカバーしてくれたし、クロシュも十全にやりたいことをやれていたの。でも今は違う。不利な戦い方を選ぶと、ダイレクトにその悪影響が反映されてしまうということよ」
アイスの欠片「ふうん……」
煤けたニワトリ「……言いたいことはわかるわ。あなたの力を有効に使えば、労せずに勝利できる戦がいくつかあった。でもクロシュはそうしなかった……」
アイスの欠片「なにか、いいやり方……ない?」
煤けたニワトリ「そうねぇ……。前にセレナディアがやったみたいに、クロシュを少し乗っ取って力を使わせるとか」
アイスの欠片「……そういうの、すきじゃない」
煤けたニワトリ「あら……優しいのね」
アイスの欠片「べつに……」
煤けたニワトリ「なら、本人に確認を取ってみるのはどうかしら?」
アイスの欠片「え?」
スライムクロシュ「!」ポン!
アイスの欠片「あ、ばかクロシュ」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ
*
煤けたニワトリ「というわけなんだけど、どう?」
スライムクロシュ「!」モニョ
アイスの欠片「……わかってるの? だれかに、体をつかわせるのって……ふつう、いやなこと……」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
煤けたニワトリ「アイスちゃんだからいい……ですって」
アイスの欠片「ばかじゃないの」ツーン
スライムクロシュ「〜!」モニャニャ
アイスの欠片「……まあ……いいなら、いい……。ばかクロシュが……みんなを、守れるよう……ちゃんと、やってあげる……」
☆〈冷獄〉がパッシブ化しました
(毎ターン終了時、相手コンマ-20累積、満腹度-1)
(満腹度減少を考慮し、アイスの判断で使わない場合もある)
煤けたニワトリ「ああそうそう。アイスに任せるようにすると、クロシュが能動的に使うよりも少し発動が遅れるようになると思うわ。体の主導権はあくまでクロシュだから、その辺りは承知しておいてね」
スライムクロシュ「〜」モニョ
煤けたニワトリ「本来は初手で使ってこそ強い技だったのだけれど……元々初手で使うことなんてほとんどなかったから問題ないわよね」
スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…
アイスの欠片「……ニワトリ……アイスより、ちくちく……」
◇
664: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:54:26.06:yoXDfjbF0 (6/16)
―夢の集落
ワイワイ キャッキャ
トプン―
薄緑髪の片目隠れ幼女「……」コソッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(……ごめんなさい。生きる為に……少しだけ……)コソコソ
セレナディア「なにしてるの? きみ」ヌッ
薄緑髪の片目隠れ幼女「あっ……ひ、ぁ……!!?」コテッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(でっかいドラゴン!!? 夢!? でも夢なのに実存がある……!!? なんで!!? なんで!!?)ガタガタ
セレナディア「ん〜? きみ、ここの住人じゃないよね? どこから来たの? 食べても良い?」ズシン ズシン
薄緑髪の片目隠れ幼女「!!!!」
薄緑髪の片目隠れ幼女(た、食べられちゃうの……!!? 嫌だ……!!)
薄緑髪の片目隠れ幼女(でも……私だって、今まで、たくさんの夢を食べてきた……。もしここでこのドラゴンに食べられちゃうとしたら……それは、因果応報、なのかも……)
セレナディア「いただきまぁ〜〜」ガパッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(でも――私、まだ―――)
ガキィン!!
薄緑髪の片目隠れ幼女「えっ!?」
光の障壁「」フォワン――
薄緑髪の片目隠れ幼女(こ、この障壁は……?)
蒼き星スライムの欠片「だめだよセレナちゃん……迷子の子を食べたりしちゃ……」モニョモニョ
セレナディア「んあ〜?」
シュヴィーの欠片「大丈夫……? ごめんね、ウチにセレナちゃんが……」モニョモニョ
薄緑髪の片目隠れ幼女「あっ……えっ……?」
薄緑髪の片目隠れ幼女(な……なんで夢の中に……実存的な存在が、こんなにいるの……!?)
◇
―夢の集落
ワイワイ キャッキャ
トプン―
薄緑髪の片目隠れ幼女「……」コソッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(……ごめんなさい。生きる為に……少しだけ……)コソコソ
セレナディア「なにしてるの? きみ」ヌッ
薄緑髪の片目隠れ幼女「あっ……ひ、ぁ……!!?」コテッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(でっかいドラゴン!!? 夢!? でも夢なのに実存がある……!!? なんで!!? なんで!!?)ガタガタ
セレナディア「ん〜? きみ、ここの住人じゃないよね? どこから来たの? 食べても良い?」ズシン ズシン
薄緑髪の片目隠れ幼女「!!!!」
薄緑髪の片目隠れ幼女(た、食べられちゃうの……!!? 嫌だ……!!)
薄緑髪の片目隠れ幼女(でも……私だって、今まで、たくさんの夢を食べてきた……。もしここでこのドラゴンに食べられちゃうとしたら……それは、因果応報、なのかも……)
セレナディア「いただきまぁ〜〜」ガパッ
薄緑髪の片目隠れ幼女(でも――私、まだ―――)
ガキィン!!
薄緑髪の片目隠れ幼女「えっ!?」
光の障壁「」フォワン――
薄緑髪の片目隠れ幼女(こ、この障壁は……?)
蒼き星スライムの欠片「だめだよセレナちゃん……迷子の子を食べたりしちゃ……」モニョモニョ
セレナディア「んあ〜?」
シュヴィーの欠片「大丈夫……? ごめんね、ウチにセレナちゃんが……」モニョモニョ
薄緑髪の片目隠れ幼女「あっ……えっ……?」
薄緑髪の片目隠れ幼女(な……なんで夢の中に……実存的な存在が、こんなにいるの……!?)
◇
665: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:55:12.21:yoXDfjbF0 (7/16)
―夢の診療所
蒼き星スライムの欠片「というわけで……不法侵入者だよ、クロシュちゃん」
クロシュ「ほえ……?」
薄緑髪の片目隠れ幼女→ルルナ「すす、すみません……!! あの、私、悪さをしてたわけじゃ、なくて……!! ちょっとだけ……ごはんを、もらおうと……」
煤けたニワトリ「勝手に夢を食おうとしてたってわけね」
ルルナ「うぐぅ……」
セレナディア「へ〜、私の同類か〜」
ルルナ「ええっ!?」
蒼き星スライムの欠片「夢喰いドラゴンのセレナちゃんがおかしいだけだから、安心してね」
ルルナ「ゆ、ゆめくい……ドラゴン……!?」
シュヴィーの欠片「ごはん……えっと、夢を食べられると……どうなるんですか?」
煤けたニワトリ「食べられた夢を忘れるわ。よほどのことがない限り、害になることはないはずよ」
セレナディア「そうなんだ〜。じゃあ私がバクバク食べた人たちも大丈夫だったってことね」
煤けたニワトリ「普通は食べられても問題ないけれど、一気に大量に喰われると意識や記憶に障害が発生することがあるし、最悪廃人化するわ」
セレナディア「へ〜」
ルルナ「ええっ!? そんな……じゃあ、私、まさか……!?」
煤けたニワトリ「普通の夢魔の食事量なら問題ないわよ。この大食いドラゴンは知らないけど」
ルルナ「よ、良かった……」ホッ
クロシュ「ルルナちゃん……おなか、空いてるの……?」
ルルナ「あ……え、ええと、ですね……」
シュヴィーの欠片「ここで作った料理とかでも、お腹の足しになったりしますか?」
ルルナ「あ、はい。美味しいごはんの夢は、やっぱり美味しいです」
シュヴィーの欠片「じゃあちょっと待っててください!」
ルルナ「えっ!? あ、あの――」
◇
―夢の診療所
蒼き星スライムの欠片「というわけで……不法侵入者だよ、クロシュちゃん」
クロシュ「ほえ……?」
薄緑髪の片目隠れ幼女→ルルナ「すす、すみません……!! あの、私、悪さをしてたわけじゃ、なくて……!! ちょっとだけ……ごはんを、もらおうと……」
煤けたニワトリ「勝手に夢を食おうとしてたってわけね」
ルルナ「うぐぅ……」
セレナディア「へ〜、私の同類か〜」
ルルナ「ええっ!?」
蒼き星スライムの欠片「夢喰いドラゴンのセレナちゃんがおかしいだけだから、安心してね」
ルルナ「ゆ、ゆめくい……ドラゴン……!?」
シュヴィーの欠片「ごはん……えっと、夢を食べられると……どうなるんですか?」
煤けたニワトリ「食べられた夢を忘れるわ。よほどのことがない限り、害になることはないはずよ」
セレナディア「そうなんだ〜。じゃあ私がバクバク食べた人たちも大丈夫だったってことね」
煤けたニワトリ「普通は食べられても問題ないけれど、一気に大量に喰われると意識や記憶に障害が発生することがあるし、最悪廃人化するわ」
セレナディア「へ〜」
ルルナ「ええっ!? そんな……じゃあ、私、まさか……!?」
煤けたニワトリ「普通の夢魔の食事量なら問題ないわよ。この大食いドラゴンは知らないけど」
ルルナ「よ、良かった……」ホッ
クロシュ「ルルナちゃん……おなか、空いてるの……?」
ルルナ「あ……え、ええと、ですね……」
シュヴィーの欠片「ここで作った料理とかでも、お腹の足しになったりしますか?」
ルルナ「あ、はい。美味しいごはんの夢は、やっぱり美味しいです」
シュヴィーの欠片「じゃあちょっと待っててください!」
ルルナ「えっ!? あ、あの――」
◇
666: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 20:56:26.21:yoXDfjbF0 (8/16)
夢のアップルパイ「」ポン!
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
アイスの欠片「……」モグモグモグ
蒼き星スライムの欠片「……♪」モニョモニョ モグモグ
セレナディア「〜〜♪」モグモグモグモグモグモグ
ルルナ「す、すみません……。私、勝手に夢に入ったのに……ここまで頂いてしまって……」
シュヴィーの欠片「いえいえ。お腹が空いたら、ごはんが一番です」
煤けたニワトリ「……でも興味深いわね。この国、夢魔の無銭飲食は見逃されているのかしら」
ルルナ「……!」
煤けたニワトリ「あなた、真正リーリアの者ではないでしょう?」
ルルナ「は、はい……。どうして……それを……?」
煤けたニワトリ「態度を見ればわかるわ。あなたも旅の者なの?」
ルルナ「……はい。ここしばらくは、この国で……こんな風に、人々の夢を勝手にもらいながら……細々と生活させてもらってますけど……」
煤けたニワトリ「なぜわざわざ、クロシュの夢を狙ったの?」
ルルナ「……え、と……その……」
煤けたニワトリ「この国の者の夢が……あまり美味しくないから?」
ルルナ「!」
煤けたニワトリ「図星って顔かしら?」
ルルナ「……ええと……美味しくないってわけじゃ、ないんです。むしろ……表層的には、明るくて、甘くて、幸せで……美味しい、です。でも……」
煤けたニワトリ「……同じ味ばかりで飽きた?」
ルルナ「……それもありますけど……えっと……少しえぐみが、あって……」
煤けたニワトリ「えぐみ?」
ルルナ「はい。怒りとか、悲しみとか、憎しみとか……そういう感情が抑圧されて、心の奥底に沈むと……えぐみとして、夢の味に表れるんです……」
煤けたニワトリ「なるほど……だからクロシュの夢を食べに来たってこと」
ルルナ「はい。とても美味しいです……クロシュちゃんは、優しい夢の持ち主なんですね……」
煤けたニワトリ「でも、クロシュの夢も少しえぐみがあったんじゃない?」
ルルナ「……と、当人の夢の中で……そういうことを言わせないでください」
煤けたニワトリ「……ごめんなさい。それもそうね」
まだお話できる
↓1〜2選択
1.真正リーリアのことどうおもう?
2.デロデロのことどうおもう?
0.自由安価(できないことはできない)
夢のアップルパイ「」ポン!
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
アイスの欠片「……」モグモグモグ
蒼き星スライムの欠片「……♪」モニョモニョ モグモグ
セレナディア「〜〜♪」モグモグモグモグモグモグ
ルルナ「す、すみません……。私、勝手に夢に入ったのに……ここまで頂いてしまって……」
シュヴィーの欠片「いえいえ。お腹が空いたら、ごはんが一番です」
煤けたニワトリ「……でも興味深いわね。この国、夢魔の無銭飲食は見逃されているのかしら」
ルルナ「……!」
煤けたニワトリ「あなた、真正リーリアの者ではないでしょう?」
ルルナ「は、はい……。どうして……それを……?」
煤けたニワトリ「態度を見ればわかるわ。あなたも旅の者なの?」
ルルナ「……はい。ここしばらくは、この国で……こんな風に、人々の夢を勝手にもらいながら……細々と生活させてもらってますけど……」
煤けたニワトリ「なぜわざわざ、クロシュの夢を狙ったの?」
ルルナ「……え、と……その……」
煤けたニワトリ「この国の者の夢が……あまり美味しくないから?」
ルルナ「!」
煤けたニワトリ「図星って顔かしら?」
ルルナ「……ええと……美味しくないってわけじゃ、ないんです。むしろ……表層的には、明るくて、甘くて、幸せで……美味しい、です。でも……」
煤けたニワトリ「……同じ味ばかりで飽きた?」
ルルナ「……それもありますけど……えっと……少しえぐみが、あって……」
煤けたニワトリ「えぐみ?」
ルルナ「はい。怒りとか、悲しみとか、憎しみとか……そういう感情が抑圧されて、心の奥底に沈むと……えぐみとして、夢の味に表れるんです……」
煤けたニワトリ「なるほど……だからクロシュの夢を食べに来たってこと」
ルルナ「はい。とても美味しいです……クロシュちゃんは、優しい夢の持ち主なんですね……」
煤けたニワトリ「でも、クロシュの夢も少しえぐみがあったんじゃない?」
ルルナ「……と、当人の夢の中で……そういうことを言わせないでください」
煤けたニワトリ「……ごめんなさい。それもそうね」
まだお話できる
↓1〜2選択
1.真正リーリアのことどうおもう?
2.デロデロのことどうおもう?
0.自由安価(できないことはできない)
667:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 20:58:18.27:fO5UDB530 (1/1)
1
1
668:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 21:02:47.29:w4i3kJ3FO (1/1)
0ルルナちゃんの事をもっと知りたい
0ルルナちゃんの事をもっと知りたい
669: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 22:15:38.31:yoXDfjbF0 (9/16)
クロシュ「ルルナちゃん……夢魔なの?」
ルルナ「うん……。半分くらい……」
クロシュ「……」ソワソワ
ルルナ「え、えっと……?」
煤けたニワトリ「あー、ええとね……。ある夢魔のバカタレにひどい目に遭わされたことがあるのよ、クロシュは。だから、ちょっと警戒せざるを得ないというか……」
ルルナ「えっ……!? そ、そうなの……!? それは……ご、ごめんね。私はそんなこと、しない……というか、できないから……」
クロシュ「ほえ……?」
ルルナ「えと……私、こんな風にこそこそしながら、盗み食いするくらいしかできないの。普通の夢魔なら、夢の内容を自由に作り変えたりすることもできる……らしいんだけど……」
煤けたニワトリ「あのバカタレは、その力でクロシュのトラウマをほじくり返すといった最悪な真似をしてきたわ」
ルルナ「ひ、酷い……!! そんなことをする夢魔がいるなんて……!!」
クロシュ「んへへ……わたし、もう、平気……!」
ルルナ「それなら良いけど……。夢魔って……やっぱり、最低のクズが多いんですか……?」
煤けたニワトリ「……そんなことはない……と思うわ。私の知ってるバカも、バカだけど普段はそこまでクズというわけじゃないし……」
クロシュ「ルルナちゃん……夢魔のこと、きらい?」
ルルナ「……嫌い。夢を食べなきゃ生きられない……寄生虫みたいな生態だし……」
煤けたニワトリ「それは全ての生き物に言えるんじゃないかしら……」
ルルナ「それは……そうですけど……」
煤けたニワトリ「深くは聞かないけれど……あなた自身の半分が夢魔である以上、無闇に嫌っても仕方ないわ。割り切りも大事よ」
ルルナ「はい……」
*
クロシュ「ルルナちゃん……真正リーリアのこと……どうおもう……?」
ルルナ「……良い国だなあって、思う。争いも、差別もないし……。半端者の私がいても、何も言われないどころか……親切にしてくれるし……」
クロシュ「わあ……!」
煤けたニワトリ「帰化も考えていたり?」
ルルナ「それは……考え中、です……。まだ……この国の〝加護〟に、意思を捧げる覚悟は……ないというか……。抑圧されたえぐみのことも、わかっちゃってるし……」
煤けたニワトリ「夢魔のあなたなら、洗脳を退けられたりしないかしら?」
ルルナ「んと……たぶん無理です。この国の加護って、心魔法による洗脳とは全く違うものみたいなので……」
煤けたニワトリ「ふむ……心魔法による防壁でもどうしようもないのか」
ルルナ「はい。もっと根本的な……深い部分に作用しているような……気がします……。曖昧な言い方で申し訳ないんですけど……」
煤けたニワトリ「いいえ、ありがたい情報よ。感謝するわ」
クロシュ「ルルナちゃん……夢魔なの?」
ルルナ「うん……。半分くらい……」
クロシュ「……」ソワソワ
ルルナ「え、えっと……?」
煤けたニワトリ「あー、ええとね……。ある夢魔のバカタレにひどい目に遭わされたことがあるのよ、クロシュは。だから、ちょっと警戒せざるを得ないというか……」
ルルナ「えっ……!? そ、そうなの……!? それは……ご、ごめんね。私はそんなこと、しない……というか、できないから……」
クロシュ「ほえ……?」
ルルナ「えと……私、こんな風にこそこそしながら、盗み食いするくらいしかできないの。普通の夢魔なら、夢の内容を自由に作り変えたりすることもできる……らしいんだけど……」
煤けたニワトリ「あのバカタレは、その力でクロシュのトラウマをほじくり返すといった最悪な真似をしてきたわ」
ルルナ「ひ、酷い……!! そんなことをする夢魔がいるなんて……!!」
クロシュ「んへへ……わたし、もう、平気……!」
ルルナ「それなら良いけど……。夢魔って……やっぱり、最低のクズが多いんですか……?」
煤けたニワトリ「……そんなことはない……と思うわ。私の知ってるバカも、バカだけど普段はそこまでクズというわけじゃないし……」
クロシュ「ルルナちゃん……夢魔のこと、きらい?」
ルルナ「……嫌い。夢を食べなきゃ生きられない……寄生虫みたいな生態だし……」
煤けたニワトリ「それは全ての生き物に言えるんじゃないかしら……」
ルルナ「それは……そうですけど……」
煤けたニワトリ「深くは聞かないけれど……あなた自身の半分が夢魔である以上、無闇に嫌っても仕方ないわ。割り切りも大事よ」
ルルナ「はい……」
*
クロシュ「ルルナちゃん……真正リーリアのこと……どうおもう……?」
ルルナ「……良い国だなあって、思う。争いも、差別もないし……。半端者の私がいても、何も言われないどころか……親切にしてくれるし……」
クロシュ「わあ……!」
煤けたニワトリ「帰化も考えていたり?」
ルルナ「それは……考え中、です……。まだ……この国の〝加護〟に、意思を捧げる覚悟は……ないというか……。抑圧されたえぐみのことも、わかっちゃってるし……」
煤けたニワトリ「夢魔のあなたなら、洗脳を退けられたりしないかしら?」
ルルナ「んと……たぶん無理です。この国の加護って、心魔法による洗脳とは全く違うものみたいなので……」
煤けたニワトリ「ふむ……心魔法による防壁でもどうしようもないのか」
ルルナ「はい。もっと根本的な……深い部分に作用しているような……気がします……。曖昧な言い方で申し訳ないんですけど……」
煤けたニワトリ「いいえ、ありがたい情報よ。感謝するわ」
670: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 22:16:07.14:yoXDfjbF0 (10/16)
ルルナ「クロシュちゃんは……どうして、この国に来たの? もしかして……リーリア民になるため……?」
クロシュ「んーん……。わたし……デロデロ、止めに、きた」
ルルナ「えっ?」
カクカクシカジカ
ルルナ「そ、そうなんだ……!? すごいなあ……まだちっちゃいのに……」
クロシュ「んへへ……」
ルルナ「あっ……ねえ、それで……この国の大きなデロデロ……見つけて、どうするの……?」
クロシュ「……?」
ルルナ「えっと……もし、例えば……そのデロデロが、この国の〝加護〟に関わってたりしたら……。そのデロデロ……壊しちゃう……?」
クロシュ「!」
煤けたニワトリ(大きなデロデロ……つまりデロデロ化現象が発生したのは半年前……。でもこの国の〝加護〟が発生したのは、恐らく9年くらい前……。だからデロデロが加護に関わっている可能性はかなり低いわね。クロシュ……どう答える?)
クロシュ「……わかんない。でも……考えたい……」
ルルナ「考えたい……」
クロシュ「うん……。わたし……この国、来たばっかりで……。加護のことも、よく、知らない……。だから……本当に、良いこと……正しいこと……考えたい……」
ルルナ「……! そ、そうだよね。何が、ほんとに正しいか……私も、わかんないもん……」
クロシュ「!」
ルルナ「みんな……いろんな感情も……やりたいことも、自分自身も……この国じゃ、加護に封じられて……。封じられた苦しみすらも、封じられて……不自然な平穏が、作られてる……」
クロシュ「……」
ルルナ「でも……そのお陰で、差別も争いもないのは本当だし……。私自身も、それにすごく助かってて……居心地良いって、思う……」
クロシュ「……!」
ルルナ「みんなが意思を封じられてるお陰で……傷付け合うことも、奪い合うこともなくなって、こんな平和が訪れるなら……。こんなやり方も、ありなのかも……」
クロシュ「……」
ルルナ「でもでも……意思を奪われて、作られた幸せは……本当に、幸せって言えるのかな……?っていう風にも……思ったり……」
クロシュ「……!」
ルルナ「うぅ……じ、自分で何言ってるかわかんなくなってきた……! ご、ごめんね。まとまらなくて……」
クロシュ「んーん……! ルルナちゃん……わたし、すごく、わかった……!」
ルルナ「そ、そうなの……!?」
クロシュ「うん……!」
ルルナ「……クロシュちゃんたちは……これから、首都に向かって……指導者のリリアさんと、お話するんだよね……?」
クロシュ「うん……」
ルルナ「あ、あの……! 私も……首都まで一緒に、行って良いかな……!? 私も……この国のこととか……リリアさんのこととか……たくさん、知りたいの……! それで……半端者の自分に、何ができるか……考えたくて……」
クロシュ「!」
ルルナ「あっ……ご、ごめん! いきなり、不躾すぎるよね。ごめんね……今のは聞かなかったことに……」
クロシュ「ん! いっしょに……行こ!」
ルルナ「えええ!? いいの」
クロシュ「うん! 馬車……いっぱい、乗れる!」
ルルナ「あ……ありがとう!!」
☆半夢魔のルルナが一時的に旅の道連れとなります
◆
ルルナ「クロシュちゃんは……どうして、この国に来たの? もしかして……リーリア民になるため……?」
クロシュ「んーん……。わたし……デロデロ、止めに、きた」
ルルナ「えっ?」
カクカクシカジカ
ルルナ「そ、そうなんだ……!? すごいなあ……まだちっちゃいのに……」
クロシュ「んへへ……」
ルルナ「あっ……ねえ、それで……この国の大きなデロデロ……見つけて、どうするの……?」
クロシュ「……?」
ルルナ「えっと……もし、例えば……そのデロデロが、この国の〝加護〟に関わってたりしたら……。そのデロデロ……壊しちゃう……?」
クロシュ「!」
煤けたニワトリ(大きなデロデロ……つまりデロデロ化現象が発生したのは半年前……。でもこの国の〝加護〟が発生したのは、恐らく9年くらい前……。だからデロデロが加護に関わっている可能性はかなり低いわね。クロシュ……どう答える?)
クロシュ「……わかんない。でも……考えたい……」
ルルナ「考えたい……」
クロシュ「うん……。わたし……この国、来たばっかりで……。加護のことも、よく、知らない……。だから……本当に、良いこと……正しいこと……考えたい……」
ルルナ「……! そ、そうだよね。何が、ほんとに正しいか……私も、わかんないもん……」
クロシュ「!」
ルルナ「みんな……いろんな感情も……やりたいことも、自分自身も……この国じゃ、加護に封じられて……。封じられた苦しみすらも、封じられて……不自然な平穏が、作られてる……」
クロシュ「……」
ルルナ「でも……そのお陰で、差別も争いもないのは本当だし……。私自身も、それにすごく助かってて……居心地良いって、思う……」
クロシュ「……!」
ルルナ「みんなが意思を封じられてるお陰で……傷付け合うことも、奪い合うこともなくなって、こんな平和が訪れるなら……。こんなやり方も、ありなのかも……」
クロシュ「……」
ルルナ「でもでも……意思を奪われて、作られた幸せは……本当に、幸せって言えるのかな……?っていう風にも……思ったり……」
クロシュ「……!」
ルルナ「うぅ……じ、自分で何言ってるかわかんなくなってきた……! ご、ごめんね。まとまらなくて……」
クロシュ「んーん……! ルルナちゃん……わたし、すごく、わかった……!」
ルルナ「そ、そうなの……!?」
クロシュ「うん……!」
ルルナ「……クロシュちゃんたちは……これから、首都に向かって……指導者のリリアさんと、お話するんだよね……?」
クロシュ「うん……」
ルルナ「あ、あの……! 私も……首都まで一緒に、行って良いかな……!? 私も……この国のこととか……リリアさんのこととか……たくさん、知りたいの……! それで……半端者の自分に、何ができるか……考えたくて……」
クロシュ「!」
ルルナ「あっ……ご、ごめん! いきなり、不躾すぎるよね。ごめんね……今のは聞かなかったことに……」
クロシュ「ん! いっしょに……行こ!」
ルルナ「えええ!? いいの」
クロシュ「うん! 馬車……いっぱい、乗れる!」
ルルナ「あ……ありがとう!!」
☆半夢魔のルルナが一時的に旅の道連れとなります
◆
671: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 22:16:36.86:yoXDfjbF0 (11/16)
―北部地方 南リーリア湿原 3日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 魔導機関銃 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
―北部地方 南リーリア湿原 3日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 魔導機関銃 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書 竜角の短剣
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯努力目標
・なし
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[04/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[06/09] 防御[02/06]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
672: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 22:17:25.51:yoXDfjbF0 (12/16)
―朝
農村 出入り門
精霊の幌馬車「」
ルルナ「あ、あの……! ふつ、ふつかものですがっ……!」ペコペコ
妖精「あ〜、クロシュから聞いてる。首都まで一緒に行きたいんでしょ? いいよ」
ルルナ「!」パァァァ
フメイ「ふうん。よろしく」
ルルナ「は、はい……よろしく、おねがいしますっ……」
リュアン「わからないことがあったら何でも聞いてね。ルルナちゃん」
ルルナ「はは、はいっ……!」
聖女「クロシュさん、また新しい友達ができたんですねぇ」
クロシュ「んへへ……」
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
―朝
農村 出入り門
精霊の幌馬車「」
ルルナ「あ、あの……! ふつ、ふつかものですがっ……!」ペコペコ
妖精「あ〜、クロシュから聞いてる。首都まで一緒に行きたいんでしょ? いいよ」
ルルナ「!」パァァァ
フメイ「ふうん。よろしく」
ルルナ「は、はい……よろしく、おねがいしますっ……」
リュアン「わからないことがあったら何でも聞いてね。ルルナちゃん」
ルルナ「はは、はいっ……!」
聖女「クロシュさん、また新しい友達ができたんですねぇ」
クロシュ「んへへ……」
↓1〜2コンマ 道中ランダムイベント
01-10 強敵
11-30 ぬかるみにはまった(腹-1)
31-35 綺麗な水 (腹+1)
36-40 ミズゴケ (腹+1)
41-45 湿地きのこ (腹+2)
46-50 ロータス根 (腹+2)
51-55 ソセジの穂 (腹+3)
56-60 ヌマイモ (腹+3)
61-65 オオキイヒル (腹+4)
66-70 ガマガエル (腹+4)
71-75 ヌマタニシ (腹+5)
76-80 ザリガニ (腹+5)
81-85 リーリアベリー(腹+8)
86-90 ヌママグロ (腹+10)
91-00 リーリアシロガネガニ(腹+20)
673:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 22:17:59.30:7obpMl8N0 (2/3)
あ
あ
674:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 22:20:14.10:DCaGisqSo (1/2)
ろ
ろ
675: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 23:13:27.11:yoXDfjbF0 (13/16)
―南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン…キキッ
ひしゃげた木道「」ボロッ
スライムクロシュ「〜!」モニョッ
リュアン「木道が……!」
聖女「完全に破壊されていますね……。一体なぜ……?」
妖精「ここに来るまで、木道は綺麗に整備されていた……。何者かが意図的に破壊したんだ」
ルルナ「ひえっ……!? か、加護のあるこの国で……こんなこと、できるんですか……!?」
フメイ「加護の通じないやつがいるってこと?」
妖精「わからない……。一応この馬車は多少の水上移動もできるから、ここからしばらく水上を行こう」
*
精霊の幌馬車・水霊式「」スイスイ
ズグンッ!!
スライムクロシュ「〜〜!?」モニャッ
ルルナ「あわっ!?」コテッ
フメイ「んわっ!?」コテッ
リュアン「よ、妖精さん!? 水上移動は問題ないんじゃ……!?」
妖精「も、問題ないはず……! 違う、これは水上移動の問題じゃなくて――」
ズグッズグッ!
水の精霊『んわわわ〜〜!!! 当機は未知の攻撃をうけております!! 速やかになんとかしてください〜〜!!』
妖精「攻撃を受けてる!!! なんとかしないと!!!」
*
―南リーリア湿原
精霊の幌馬車「」ガタンゴトン…キキッ
ひしゃげた木道「」ボロッ
スライムクロシュ「〜!」モニョッ
リュアン「木道が……!」
聖女「完全に破壊されていますね……。一体なぜ……?」
妖精「ここに来るまで、木道は綺麗に整備されていた……。何者かが意図的に破壊したんだ」
ルルナ「ひえっ……!? か、加護のあるこの国で……こんなこと、できるんですか……!?」
フメイ「加護の通じないやつがいるってこと?」
妖精「わからない……。一応この馬車は多少の水上移動もできるから、ここからしばらく水上を行こう」
*
精霊の幌馬車・水霊式「」スイスイ
ズグンッ!!
スライムクロシュ「〜〜!?」モニャッ
ルルナ「あわっ!?」コテッ
フメイ「んわっ!?」コテッ
リュアン「よ、妖精さん!? 水上移動は問題ないんじゃ……!?」
妖精「も、問題ないはず……! 違う、これは水上移動の問題じゃなくて――」
ズグッズグッ!
水の精霊『んわわわ〜〜!!! 当機は未知の攻撃をうけております!! 速やかになんとかしてください〜〜!!』
妖精「攻撃を受けてる!!! なんとかしないと!!!」
*
676: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 23:15:20.74:yoXDfjbF0 (14/16)
―南リーリア湿原 地獄沼
ズゴゴゴゴ――
泥「」ドパァン―!!
巨大なザリガニ「〜〜!!」ワシャワシャワシャ
クロシュ「んわわ〜〜!!?!?」
聖女「わああああ〜〜!!?!?」
フメイ「ざ……ザリガニ!!!!」
妖精「あれは――南リーリア湿原で最も危険な生物――ヘルザリガニ!! 出会ってしまった者はまず生きて帰れないと言われる――」
リュアン「い、生きて帰れない……!!?」
ルルナ「えっえっえっ……!!!? えええっ!!?!?」
妖精「と、とにかく生き延びることだけ考えて!! 何か手を考える!!」
クロシュ「う、うん!!」
ヘルザリガニ「〜〜〜!!!」ワシャシャシャシャ
――強敵 ヘルザリガニ――
▼ヘルザリガニが〈断頭鋏〉を発動!
自身の戦力・会心率が大幅に上昇し、結界貫通付与!!
▼ヘルザリガニが〈多脚蹂躙〉を発動!
泥沼の不利効果を無効化!!
▼ヘルザリガニが〈脱皮〉を発動!
敗北時一度だけ耐える!!
◆クロシュ一行 満腹度[22/14]
・戦力+10(連携+15、薄明+15、泥沼-20)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界 [1/1]
・痛恨コンマ反転 [1/1]
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り1)
◆ヘルザリガニ
・戦力+100(断頭鋏+50、地の利+50)
・脱皮 [1/1]
※戦闘ルールが変わりました
・アクティブスキルによるコンマ上昇で会心範囲に届いた場合は会心扱いとすることになりました
・いくつかのアクティブスキルの効果を調整しました
↓1コンマ
01-50 痛恨
51-95 劣勢
96-00 会心
―南リーリア湿原 地獄沼
ズゴゴゴゴ――
泥「」ドパァン―!!
巨大なザリガニ「〜〜!!」ワシャワシャワシャ
クロシュ「んわわ〜〜!!?!?」
聖女「わああああ〜〜!!?!?」
フメイ「ざ……ザリガニ!!!!」
妖精「あれは――南リーリア湿原で最も危険な生物――ヘルザリガニ!! 出会ってしまった者はまず生きて帰れないと言われる――」
リュアン「い、生きて帰れない……!!?」
ルルナ「えっえっえっ……!!!? えええっ!!?!?」
妖精「と、とにかく生き延びることだけ考えて!! 何か手を考える!!」
クロシュ「う、うん!!」
ヘルザリガニ「〜〜〜!!!」ワシャシャシャシャ
――強敵 ヘルザリガニ――
▼ヘルザリガニが〈断頭鋏〉を発動!
自身の戦力・会心率が大幅に上昇し、結界貫通付与!!
▼ヘルザリガニが〈多脚蹂躙〉を発動!
泥沼の不利効果を無効化!!
▼ヘルザリガニが〈脱皮〉を発動!
敗北時一度だけ耐える!!
◆クロシュ一行 満腹度[22/14]
・戦力+10(連携+15、薄明+15、泥沼-20)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界 [1/1]
・痛恨コンマ反転 [1/1]
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り1)
◆ヘルザリガニ
・戦力+100(断頭鋏+50、地の利+50)
・脱皮 [1/1]
※戦闘ルールが変わりました
・アクティブスキルによるコンマ上昇で会心範囲に届いた場合は会心扱いとすることになりました
・いくつかのアクティブスキルの効果を調整しました
↓1コンマ
01-50 痛恨
51-95 劣勢
96-00 会心
677:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 23:18:49.82:7obpMl8N0 (3/3)
空蝉
空蝉
678: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 23:42:50.97:yoXDfjbF0 (15/16)
フメイ「ほのお!」チリッ
炎「」ボンッ!!
高速後退するヘルザリガニ「」シュバッ!!
聖女「なんて後退スピード!!」
妖精「ヘルザリガニはザリガニ類の例に漏れず、後方への移動が速い! でも――」
リュアン「え、ええい!!」バッ
光線「」ビーッ!!
高速移動して避けるヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
ルルナ「わわわああっ!!? すごい勢いで旋回して避けてる!!!」
妖精「ヘルザリガニは後方以外への移動も速い!!」
フメイ「くそお、あんなにでっかいのに当たらない……!!」チリチリ
リュアン「ああっ!! こっちに突っ込んできます!!!」
迫るヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
フメイ「わああああ!!!」
リュアン「きゃあああああ!!!」
ルルナ「やだあああああ!!!」
ヘルザリガニの巨大鋏「」ギュオオオオオッ!!!
空クロシュ「!!」バッ!!
大きな空穴「」フォワンッ!!
大きな空穴に突っ込むヘルザリガニ「〜〜〜!!?!?」フォワン
遠い位置に現れるヘルザリガニ「」バシャァン!!
フメイ「クロシュの空間魔法で……遠くにふっとばした!」
空クロシュ「んゅ……あれよりとおくには……飛ばせない……!」モニャニャ
ルルナ「で、でも助かった……!! 空間魔法が使えるなんて、すごいクロシュちゃん!!」
遠くから迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャシャカ
リュアン「わあああ!! また来ます!! また来ます!!!」
妖精「水の精霊!! 出せる!!?!?」
水の精霊『がんばってるよぉ〜〜〜!!!!』
フメイ「ほのお!」チリッ
炎「」ボンッ!!
高速後退するヘルザリガニ「」シュバッ!!
聖女「なんて後退スピード!!」
妖精「ヘルザリガニはザリガニ類の例に漏れず、後方への移動が速い! でも――」
リュアン「え、ええい!!」バッ
光線「」ビーッ!!
高速移動して避けるヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
ルルナ「わわわああっ!!? すごい勢いで旋回して避けてる!!!」
妖精「ヘルザリガニは後方以外への移動も速い!!」
フメイ「くそお、あんなにでっかいのに当たらない……!!」チリチリ
リュアン「ああっ!! こっちに突っ込んできます!!!」
迫るヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
フメイ「わああああ!!!」
リュアン「きゃあああああ!!!」
ルルナ「やだあああああ!!!」
ヘルザリガニの巨大鋏「」ギュオオオオオッ!!!
空クロシュ「!!」バッ!!
大きな空穴「」フォワンッ!!
大きな空穴に突っ込むヘルザリガニ「〜〜〜!!?!?」フォワン
遠い位置に現れるヘルザリガニ「」バシャァン!!
フメイ「クロシュの空間魔法で……遠くにふっとばした!」
空クロシュ「んゅ……あれよりとおくには……飛ばせない……!」モニャニャ
ルルナ「で、でも助かった……!! 空間魔法が使えるなんて、すごいクロシュちゃん!!」
遠くから迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャシャカ
リュアン「わあああ!! また来ます!! また来ます!!!」
妖精「水の精霊!! 出せる!!?!?」
水の精霊『がんばってるよぉ〜〜〜!!!!』
679: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/16(土) 23:43:38.68:yoXDfjbF0 (16/16)
氷クロシュ「!」ポン! パキパキ
精霊の幌馬車の周囲に張り始めた氷「」パキパキパキ
聖女「氷! 泥沼がザリガニさんの独壇場なら、凍らせて地の利を奪おうってことですね!?」
氷クロシュ「う、うん! そうかも……!」
氷クロシュ(ありがと、アイスちゃん……!)
☆〈冷獄〉により泥沼の不利効果消滅
☆アクティブスキル〈撤退〉が追加されました
遠くから迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャシャカ
◆クロシュ一行 満腹度[19/14]
・戦力+15(連携+15)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界 [1/1]
・痛恨コンマ反転 [1/1]
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り1)
・撤退(コンマ+50、戦場から離脱する。他の技と併用可)
◆ヘルザリガニ
・戦力+80(断頭鋏+50、地の利+50、冷獄-20)
・脱皮 [1/1]
↓1コンマ
01-50 痛恨
51-95 劣勢
96-00 会心
氷クロシュ「!」ポン! パキパキ
精霊の幌馬車の周囲に張り始めた氷「」パキパキパキ
聖女「氷! 泥沼がザリガニさんの独壇場なら、凍らせて地の利を奪おうってことですね!?」
氷クロシュ「う、うん! そうかも……!」
氷クロシュ(ありがと、アイスちゃん……!)
☆〈冷獄〉により泥沼の不利効果消滅
☆アクティブスキル〈撤退〉が追加されました
遠くから迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャシャカ
◆クロシュ一行 満腹度[19/14]
・戦力+15(連携+15)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界 [1/1]
・痛恨コンマ反転 [1/1]
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り1)
・撤退(コンマ+50、戦場から離脱する。他の技と併用可)
◆ヘルザリガニ
・戦力+80(断頭鋏+50、地の利+50、冷獄-20)
・脱皮 [1/1]
↓1コンマ
01-50 痛恨
51-95 劣勢
96-00 会心
680:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/16(土) 23:49:03.56:DCaGisqSo (2/2)
居合撤退
居合撤退
681: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 00:12:10.07:OulOUlVt0 (1/9)
水の精霊『出せるよ〜〜!!』
妖精「よし出して!!!」
精霊の幌馬車「」ググググ…ドドドド
迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
ルルナ「わああああ!!! 追いつかれちゃう!! 追いつかれちゃう!!!」
リュアン「め、目眩ましです!!」バッ
光「」ピカッピカッ!!
ヘルザリガニ「」シャカシャカシャカ
リュアン「うう、あんまり効いてない!!」
妖精「ザリガニは視覚よりも触覚や嗅覚による知覚が得意だ! 光の牽制は効きにくいよ!」
カチン―
空クロシュ「……」スッ
鞘に収めた黒い刃「」
聖女「はっ! クロシュさん、その構えは――」
空クロシュ「――!!」バッ
空間跳躍する居合抜刀「」ヴォンッ!!!!
ガギィンッ!!!
ヘルザリガニ「〜〜!!?」ワシャシャシャ
リュアン「クロシュちゃんのむげん斬りが決まりました!!」
聖女「しかし堅い甲殻に阻まれて決定打に至りません!!」
フメイ「なら焼きザリガニにしてやる!!」ジジジジ
凝縮炎「」カッ!!
ドッギャァァァァァン!!!
ルルナ「や、やった!!」
リュアン「よ、よし! これなら――」
ピシッ…ピシピシッ…
弾け飛ぶヘルザリガニの脱皮殻「」バギョンッ!!
煙の中から現れる脱皮したヘルザリガニ「」ゴゴゴゴゴ…
フメイ「……!!?」
リュアン「だ……脱皮……!!?」
妖精「でも……脱皮をしたのなら、装甲が柔らかくなって慎重になるはず……! 追っては来ないだろう――」
離脱する精霊の幌馬車「」バシャバシャバシャ
妖精「この戦い……私たちの勝ちだ!!」
――撤退成功――
☆強敵との戦いを生き延び、運命賽の欠片を1つ手に入れました
◆
水の精霊『出せるよ〜〜!!』
妖精「よし出して!!!」
精霊の幌馬車「」ググググ…ドドドド
迫りくるヘルザリガニ「」シャカシャカシャカシャカ
ルルナ「わああああ!!! 追いつかれちゃう!! 追いつかれちゃう!!!」
リュアン「め、目眩ましです!!」バッ
光「」ピカッピカッ!!
ヘルザリガニ「」シャカシャカシャカ
リュアン「うう、あんまり効いてない!!」
妖精「ザリガニは視覚よりも触覚や嗅覚による知覚が得意だ! 光の牽制は効きにくいよ!」
カチン―
空クロシュ「……」スッ
鞘に収めた黒い刃「」
聖女「はっ! クロシュさん、その構えは――」
空クロシュ「――!!」バッ
空間跳躍する居合抜刀「」ヴォンッ!!!!
ガギィンッ!!!
ヘルザリガニ「〜〜!!?」ワシャシャシャ
リュアン「クロシュちゃんのむげん斬りが決まりました!!」
聖女「しかし堅い甲殻に阻まれて決定打に至りません!!」
フメイ「なら焼きザリガニにしてやる!!」ジジジジ
凝縮炎「」カッ!!
ドッギャァァァァァン!!!
ルルナ「や、やった!!」
リュアン「よ、よし! これなら――」
ピシッ…ピシピシッ…
弾け飛ぶヘルザリガニの脱皮殻「」バギョンッ!!
煙の中から現れる脱皮したヘルザリガニ「」ゴゴゴゴゴ…
フメイ「……!!?」
リュアン「だ……脱皮……!!?」
妖精「でも……脱皮をしたのなら、装甲が柔らかくなって慎重になるはず……! 追っては来ないだろう――」
離脱する精霊の幌馬車「」バシャバシャバシャ
妖精「この戦い……私たちの勝ちだ!!」
――撤退成功――
☆強敵との戦いを生き延び、運命賽の欠片を1つ手に入れました
◆
682: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 00:13:40.86:OulOUlVt0 (2/9)
というわけで本日はここまで
強敵ヘルザリガニとの死闘を逃げ切ったクロシュたち。首都への到達は目前に迫っていた
クロシュ一行に飛び入り道連れとなっていきなり死線をくぐるはめになったルルナさんの運命は、ひとまず安息へ。
おおきいザリガニちょっと食べたかったなあと思いつつ、安全が一番と胸を撫で下ろすあかちゃんスライムたちなのであった。
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いします
というわけで本日はここまで
強敵ヘルザリガニとの死闘を逃げ切ったクロシュたち。首都への到達は目前に迫っていた
クロシュ一行に飛び入り道連れとなっていきなり死線をくぐるはめになったルルナさんの運命は、ひとまず安息へ。
おおきいザリガニちょっと食べたかったなあと思いつつ、安全が一番と胸を撫で下ろすあかちゃんスライムたちなのであった。
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いします
683:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 01:12:38.80:PpF+xkLjo (1/1)
おつ
うぉぉこのザリガニ強い…
こういう無知性の生き物にはリリアの加護も効果無さそうだしなあ
おつ
うぉぉこのザリガニ強い…
こういう無知性の生き物にはリリアの加護も効果無さそうだしなあ
684:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 10:13:01.25:rcmjegxNO (1/1)
乙
頑張れルルナ。その苦難は必ず人生の糧になるだろう。
乙
頑張れルルナ。その苦難は必ず人生の糧になるだろう。
685:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 14:47:25.56:fpM3cjmvo (1/1)
おつおつ
今回上手く撤退できたのもいい経験だよクロシュちゃん
おつおつ
今回上手く撤退できたのもいい経験だよクロシュちゃん
686:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 16:02:52.56:z1VB03paO (1/1)
乙
そういえば北部地方も超危険地帯でしたね…
アイスちゃんツンツンでとても良い
乙
そういえば北部地方も超危険地帯でしたね…
アイスちゃんツンツンでとても良い
687:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 17:06:44.29:j1g/PAYTo (1/2)
力付くができない国だから首都まで行ったら戦闘はなさそうね
力付くができない国だから首都まで行ったら戦闘はなさそうね
688: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 18:45:51.53:OulOUlVt0 (3/9)
ヘルザリガニはとても強いザリガニなので、とても強いです。実のところ10年前のセイントレア軍に最も大きな被害を与えたのはこのヘルザリガニだったと言われています。沼地での正面戦闘はあの勇者サインですら避けたという記録が残っているそうです。それこそが〝地の利〟の恐ろしさであり、ヘルザリガニはオノゴロ兵法で言うところの風林火山を体現した存在と言えるかもしれません
そしてリリアちゃんの加護は、ヘルザリガニには及んでいないようでした。自然界の非知的生物にまで加護の範囲を広げていないのかもしれません。それがどのような意図に基づくものなのかは今のところわかりません
ルルナちゃんは、首都行きを決めてからいきなりこのような恐るべき事態に見舞われるとは思っていなかったようで、大きな心労を得たようでした。しかしながら、ヘルザリガニに出くわしつつも生還できたという経験は実際稀有なものなので、もしかしたら今後ヘルザリガニサバイバーとしての経験が役に立つ機会があるかもしれません。ルルナさんの今後の活躍にご期待くださいませ
普段は普通敵だろうと強敵だろうと返り討ちにして突き進むクロシュ一行ですが、今回は相手が悪かった上に、セインくんのような強い味方もいなかったため、珍しく撤退という選択を余儀なくされたのでした。しかしながら空蝉や居合などの能力を上手に使い鮮やかに撤退せしめた今回の経験は、クロシュにとって大きな力となるのも確かでしょう。クロシュさんの今後の活躍にご期待くださいませ
実のところ北部地方は超危険地帯でした。環境的な厳しさで言えば、冬季以外は大山脈ほど過酷ではありませんが、それでも広大な湿原や足を取られたら死ぬ泥沼が多いため、歩きやすい平野が広がる南部と比べると危険は大きいと言えます。そして何よりも北部地方を超危険地帯たらしめるのは、やはり湿原を闊歩するヘルザリガニなどの危険生物たちです。ヘルザリガニ以外にも、オオキイワニ、オオキイヘビ、ドクガエル等の危険な生物が多数生息しています。クロシュたちが噛まれた後焼いて食べたオオキイヒルも、人間が噛まれると出血が止まらずに死ぬことがあります(血液の凝固を阻止する成分を持つ)。リーリア湿原を移動する際はしっかり対策していくのが良いでしょう
アイスちゃんはものすごくツンツンですが、本心では最近苦戦しているクロシュさんたちのことをすごく心配しているのかもしれません。上手に戦って勝っていけば、アイスちゃんを安心させてあげられることと思います。アイスちゃんは集落において最年少のあかちゃんでもあるので、先輩スライムであるクロシュさんのがんばりどころかもしれません
首都まで行けば、野生生物などが入ってくるようなところもないと思われるため、暴力沙汰に巻き込まれる可能性はとても低いと予想されます。つまり今回の真正リーリア編では、力押しによるパワーが通じないということかもしれません(今までそのように問題解決を行ってきたことはない気がするので、特に問題はないかと思います)。安心安全な平和の国、真正リーリア国での滞在を楽しむのが良いでしょう
ヘルザリガニはとても強いザリガニなので、とても強いです。実のところ10年前のセイントレア軍に最も大きな被害を与えたのはこのヘルザリガニだったと言われています。沼地での正面戦闘はあの勇者サインですら避けたという記録が残っているそうです。それこそが〝地の利〟の恐ろしさであり、ヘルザリガニはオノゴロ兵法で言うところの風林火山を体現した存在と言えるかもしれません
そしてリリアちゃんの加護は、ヘルザリガニには及んでいないようでした。自然界の非知的生物にまで加護の範囲を広げていないのかもしれません。それがどのような意図に基づくものなのかは今のところわかりません
ルルナちゃんは、首都行きを決めてからいきなりこのような恐るべき事態に見舞われるとは思っていなかったようで、大きな心労を得たようでした。しかしながら、ヘルザリガニに出くわしつつも生還できたという経験は実際稀有なものなので、もしかしたら今後ヘルザリガニサバイバーとしての経験が役に立つ機会があるかもしれません。ルルナさんの今後の活躍にご期待くださいませ
普段は普通敵だろうと強敵だろうと返り討ちにして突き進むクロシュ一行ですが、今回は相手が悪かった上に、セインくんのような強い味方もいなかったため、珍しく撤退という選択を余儀なくされたのでした。しかしながら空蝉や居合などの能力を上手に使い鮮やかに撤退せしめた今回の経験は、クロシュにとって大きな力となるのも確かでしょう。クロシュさんの今後の活躍にご期待くださいませ
実のところ北部地方は超危険地帯でした。環境的な厳しさで言えば、冬季以外は大山脈ほど過酷ではありませんが、それでも広大な湿原や足を取られたら死ぬ泥沼が多いため、歩きやすい平野が広がる南部と比べると危険は大きいと言えます。そして何よりも北部地方を超危険地帯たらしめるのは、やはり湿原を闊歩するヘルザリガニなどの危険生物たちです。ヘルザリガニ以外にも、オオキイワニ、オオキイヘビ、ドクガエル等の危険な生物が多数生息しています。クロシュたちが噛まれた後焼いて食べたオオキイヒルも、人間が噛まれると出血が止まらずに死ぬことがあります(血液の凝固を阻止する成分を持つ)。リーリア湿原を移動する際はしっかり対策していくのが良いでしょう
アイスちゃんはものすごくツンツンですが、本心では最近苦戦しているクロシュさんたちのことをすごく心配しているのかもしれません。上手に戦って勝っていけば、アイスちゃんを安心させてあげられることと思います。アイスちゃんは集落において最年少のあかちゃんでもあるので、先輩スライムであるクロシュさんのがんばりどころかもしれません
首都まで行けば、野生生物などが入ってくるようなところもないと思われるため、暴力沙汰に巻き込まれる可能性はとても低いと予想されます。つまり今回の真正リーリア編では、力押しによるパワーが通じないということかもしれません(今までそのように問題解決を行ってきたことはない気がするので、特に問題はないかと思います)。安心安全な平和の国、真正リーリア国での滞在を楽しむのが良いでしょう
689: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 18:46:19.19:OulOUlVt0 (4/9)
―夜
南リーリア湿原 野営地
精霊の幌馬車「」
焚き火「」パチパチ
聖女「妖精さん……馬車は大丈夫ですか?」
妖精「うん、大丈夫そう。多少の傷や故障は自然治癒できるから」
ルルナ「はふぅ……。今日は……死ぬかと、思った……」グッタリ
クロシュ「ルルナちゃん……おつかれさま……」
リュアン「初日からすごく大変な目にあっちゃったね……」
ルルナ「クロシュちゃんたち……いつもこんな旅をしてるの……?」
クロシュ「……そうかも?」
フメイ「でも、あんなにやばかったのは初めてかも……」
メアリー「私も……死ぬかと思いました……。デロデロにならずに、死ぬのは……絶対に嫌です……」
妖精「明日の午前中には首都に着きそうだよ。みんな、そのつもりでいてね」
クロシュ「ん!」
フメイ「ん」
リュアン「はい」
聖女「はい!」
メアリー「はい……」
ルルナ「首都……もう着いちゃうんだ……!」
妖精「ルルナは行く宛とかないなら、しばらく私たちと一緒にいる?」
ルルナ「あ、え、いいんですか……?」
妖精「首都まで行って放り出す方が心配だし……」
ルルナ「でも、私……お返しできるもの、何も……。この馬車代だって……」
妖精「一人増えたところで大して変わんないって」
ルルナ「ええ、えと……じゃあ、必ず何かお返し、するので……。よろしく、お願いしますっ……!」
クロシュ「うん!」
妖精「わかった」
南リーリア湿原 首都近くの野営地で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
―夜
南リーリア湿原 野営地
精霊の幌馬車「」
焚き火「」パチパチ
聖女「妖精さん……馬車は大丈夫ですか?」
妖精「うん、大丈夫そう。多少の傷や故障は自然治癒できるから」
ルルナ「はふぅ……。今日は……死ぬかと、思った……」グッタリ
クロシュ「ルルナちゃん……おつかれさま……」
リュアン「初日からすごく大変な目にあっちゃったね……」
ルルナ「クロシュちゃんたち……いつもこんな旅をしてるの……?」
クロシュ「……そうかも?」
フメイ「でも、あんなにやばかったのは初めてかも……」
メアリー「私も……死ぬかと思いました……。デロデロにならずに、死ぬのは……絶対に嫌です……」
妖精「明日の午前中には首都に着きそうだよ。みんな、そのつもりでいてね」
クロシュ「ん!」
フメイ「ん」
リュアン「はい」
聖女「はい!」
メアリー「はい……」
ルルナ「首都……もう着いちゃうんだ……!」
妖精「ルルナは行く宛とかないなら、しばらく私たちと一緒にいる?」
ルルナ「あ、え、いいんですか……?」
妖精「首都まで行って放り出す方が心配だし……」
ルルナ「でも、私……お返しできるもの、何も……。この馬車代だって……」
妖精「一人増えたところで大して変わんないって」
ルルナ「ええ、えと……じゃあ、必ず何かお返し、するので……。よろしく、お願いしますっ……!」
クロシュ「うん!」
妖精「わかった」
南リーリア湿原 首都近くの野営地で野営します
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
690:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 18:48:14.94:hVToKAia0 (1/2)
妖精、ルルナと近くの野草取りをする
妖精、ルルナと近くの野草取りをする
691:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 19:02:59.61:3tegUoQTO (1/1)
なんでリーリアにはデロデロ攻勢に出てないのとメアリーに尋ねつつクロシュヴィア一派は楽しかったかと雑談
なんでリーリアにはデロデロ攻勢に出てないのとメアリーに尋ねつつクロシュヴィア一派は楽しかったかと雑談
692:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 19:35:43.29:NH0BTaKlO (1/1)
みんなで食事する
みんなで食事する
693: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 20:57:29.64:OulOUlVt0 (5/9)
―夜
南リーリア湿原 野営地
ガサゴソ
妖精「……お、これは」
細長い葉の草「」ポン
フメイ「草?」
妖精「これはノラ稲。秋にはお米が実るんだよ」
ルルナ「えっ、そうなんだ……!?」
フメイ「実ってる姿しか知らなかった……」
妖精「まあ普通そうだよね。自分で調べるか、栽培したことでもなければ知る機会はないと思う」
フメイ「フメイ、ヤマイモならわかる」
妖精「集落ではヤマイモを作ってたんだよね」
フメイ「うん」
ルルナ「すごい……。私、植物とか全然わからない……」
妖精「まあ……文明地帯で生きてれば、野生の植物がどんなものかなんてわからなくても問題ないからね。別に不思議なことではないと思う」
フメイ「でも、美味しいものがわかると、良いんじゃないの」
妖精「それはその通り。せっかくだし、この近くをちょっと探してみる? リーリア湿原は珍しい薬草が見つかることもあるらしいし、もしかしたら良いものがあるかも」
ルルナ「う、うん。じゃあ……探してみたい……!」
↓1コンマ
01-05 ヤバキノコ
06-20 ミズゴケ
21-35 湿地きのこ
36-50 ロータス根
51-65 ソセジの穂
66-80 ヌマイモ
81-95 リーリアベリー
96-00 幸運のどんぐり
―夜
南リーリア湿原 野営地
ガサゴソ
妖精「……お、これは」
細長い葉の草「」ポン
フメイ「草?」
妖精「これはノラ稲。秋にはお米が実るんだよ」
ルルナ「えっ、そうなんだ……!?」
フメイ「実ってる姿しか知らなかった……」
妖精「まあ普通そうだよね。自分で調べるか、栽培したことでもなければ知る機会はないと思う」
フメイ「フメイ、ヤマイモならわかる」
妖精「集落ではヤマイモを作ってたんだよね」
フメイ「うん」
ルルナ「すごい……。私、植物とか全然わからない……」
妖精「まあ……文明地帯で生きてれば、野生の植物がどんなものかなんてわからなくても問題ないからね。別に不思議なことではないと思う」
フメイ「でも、美味しいものがわかると、良いんじゃないの」
妖精「それはその通り。せっかくだし、この近くをちょっと探してみる? リーリア湿原は珍しい薬草が見つかることもあるらしいし、もしかしたら良いものがあるかも」
ルルナ「う、うん。じゃあ……探してみたい……!」
↓1コンマ
01-05 ヤバキノコ
06-20 ミズゴケ
21-35 湿地きのこ
36-50 ロータス根
51-65 ソセジの穂
66-80 ヌマイモ
81-95 リーリアベリー
96-00 幸運のどんぐり
694:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 21:01:24.79:2U2DoOkl0 (1/1)
はい
はい
695: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 22:13:46.65:OulOUlVt0 (6/9)
ガサゴソ
フメイ「! これ、ヤマイモ……!?」
妖精「おっ……芋類なのは間違いない! でもこの辺りに自生している芋類と言えば――」
グググググ…
ヌマイモ「」ポン!
ルルナ「これ……農村で見たことある! 確か、ヌマイモっていう――」
フメイ「ヤマイモじゃないの?」
妖精「すごく似てるけどちょっと違うイモだよ。言うなればこれは、水源の豊富な土地に適応して進化したヤマイモだね」
フメイ「そうなんだ」
妖精「せっかくだし今夜のごはんに加えてもらおう」
☆今夜のごはんにヌマイモが加わります
*
ガサゴソ
フメイ「! これ、ヤマイモ……!?」
妖精「おっ……芋類なのは間違いない! でもこの辺りに自生している芋類と言えば――」
グググググ…
ヌマイモ「」ポン!
ルルナ「これ……農村で見たことある! 確か、ヌマイモっていう――」
フメイ「ヤマイモじゃないの?」
妖精「すごく似てるけどちょっと違うイモだよ。言うなればこれは、水源の豊富な土地に適応して進化したヤマイモだね」
フメイ「そうなんだ」
妖精「せっかくだし今夜のごはんに加えてもらおう」
☆今夜のごはんにヌマイモが加わります
*
696: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 22:14:35.14:OulOUlVt0 (7/9)
―夜
精霊の幌馬車 車内
リュアン「あの、メアリーさん。どうしてリーリアではデロデロ現象が起きていないんですか?」
メアリー「さあ……。わかりません……」
クロシュ「そうなの?」
メアリー「はい……」
聖女「例えば、これもクロシュヴィアさんの計画だったりとかは……?」
メアリー「わかりません……」
クロシュ「そうなんだ」
メアリー「……前にもお話しましたが……クロシュヴィアの計画に、デロデロ教は関わっていないのです……。というか……クロシュヴィアの計画について、その全容を把握しているのはクロシュヴィア本人だけではないかと、思います……」
聖女「なるほど……。そういえば、オリシン国でもフェルメールさんはクロシュヴィアさんの計画を全然知らなかった様子でした……」
メアリー「はい……。かくいう私も、計画の中身を詳しくは知らないのです……。最終的に全てがデロデロになり、救われるという結末……それだけしか知らないと言っても、良いかもしれません……」
リュアン「そうなんですね……」
メアリー「……少し、悔しくはあります……。私も……デロデロの為に、役立ちたいのに……。でも……クロシュヴィアにとって、私は……共に戦う同士ではなく……救済すべき者の一人、なのかもしれません……」
クロシュ「………」
クロシュ(クロシュヴィアちゃん……ぜんぶ、自分一人で……背負う、つもりなのかも……)
クロシュ(もしかしたら……クロシュヴィアちゃんの、隣に、立てるの……わたしだけ、なのかも……)
クロシュ(やっぱり……クロシュヴィアちゃんと、ちゃんとお話……したい……)
クロシュ「メアリーさん……デロデロ教に、いたとき……みんな、楽しかった……?」
メアリー「……そうですね……。私は、最低最悪のセイントレア王族なので……あまりデロデロ教の場に顔を出せませんでしたが……。楽しかったです……。あの場では、私は下劣醜悪なるセイントレアの者ではなく……ただの一人の、デロデロを求める者でいられました……」
クロシュ「そうなんだ……」
メアリー「もちろん……他の方々も、嬉しさと希望に溢れておりました……。導師クロシュヴィアはもちろん……大勢の一般信徒たちも……あなたの姉君である僧侶さんも……そのお付きとなっていた白いスライムの子も……」
聖女「……!」
クロシュ「!」
メアリー「少し……あの頃が……懐かしいですね……。クロシュヴィアが、まだ穏当路線で……のんびりもにょもにょしながら、みんなでわいわい……デロデロの夢を、語り合って……。今ではもう……クロシュヴィアは、デロデロ教の場には姿を現さず……。スライムたちは、一足先に溶け去ってしまった……」
リュアン「………デロデロ教は……スライムの子たちが、外敵に怯えずのんびり暮らせる場だったのが……何より良かったのかもしれないですね……。穏やかなスライムの子たちがいると、場も和みますし……傷付いた人々も、スライムの柔らかさに癒やされていたように思えます……。今……ミュージアは、どうなっているのでしょう……」
メアリー「……あの場にいた、スライム以外の信徒たちも……。白影スライムに触れて、救われていれば……良いのですが……」
聖女「……」
クロシュ「……」
◆
―夜
精霊の幌馬車 車内
リュアン「あの、メアリーさん。どうしてリーリアではデロデロ現象が起きていないんですか?」
メアリー「さあ……。わかりません……」
クロシュ「そうなの?」
メアリー「はい……」
聖女「例えば、これもクロシュヴィアさんの計画だったりとかは……?」
メアリー「わかりません……」
クロシュ「そうなんだ」
メアリー「……前にもお話しましたが……クロシュヴィアの計画に、デロデロ教は関わっていないのです……。というか……クロシュヴィアの計画について、その全容を把握しているのはクロシュヴィア本人だけではないかと、思います……」
聖女「なるほど……。そういえば、オリシン国でもフェルメールさんはクロシュヴィアさんの計画を全然知らなかった様子でした……」
メアリー「はい……。かくいう私も、計画の中身を詳しくは知らないのです……。最終的に全てがデロデロになり、救われるという結末……それだけしか知らないと言っても、良いかもしれません……」
リュアン「そうなんですね……」
メアリー「……少し、悔しくはあります……。私も……デロデロの為に、役立ちたいのに……。でも……クロシュヴィアにとって、私は……共に戦う同士ではなく……救済すべき者の一人、なのかもしれません……」
クロシュ「………」
クロシュ(クロシュヴィアちゃん……ぜんぶ、自分一人で……背負う、つもりなのかも……)
クロシュ(もしかしたら……クロシュヴィアちゃんの、隣に、立てるの……わたしだけ、なのかも……)
クロシュ(やっぱり……クロシュヴィアちゃんと、ちゃんとお話……したい……)
クロシュ「メアリーさん……デロデロ教に、いたとき……みんな、楽しかった……?」
メアリー「……そうですね……。私は、最低最悪のセイントレア王族なので……あまりデロデロ教の場に顔を出せませんでしたが……。楽しかったです……。あの場では、私は下劣醜悪なるセイントレアの者ではなく……ただの一人の、デロデロを求める者でいられました……」
クロシュ「そうなんだ……」
メアリー「もちろん……他の方々も、嬉しさと希望に溢れておりました……。導師クロシュヴィアはもちろん……大勢の一般信徒たちも……あなたの姉君である僧侶さんも……そのお付きとなっていた白いスライムの子も……」
聖女「……!」
クロシュ「!」
メアリー「少し……あの頃が……懐かしいですね……。クロシュヴィアが、まだ穏当路線で……のんびりもにょもにょしながら、みんなでわいわい……デロデロの夢を、語り合って……。今ではもう……クロシュヴィアは、デロデロ教の場には姿を現さず……。スライムたちは、一足先に溶け去ってしまった……」
リュアン「………デロデロ教は……スライムの子たちが、外敵に怯えずのんびり暮らせる場だったのが……何より良かったのかもしれないですね……。穏やかなスライムの子たちがいると、場も和みますし……傷付いた人々も、スライムの柔らかさに癒やされていたように思えます……。今……ミュージアは、どうなっているのでしょう……」
メアリー「……あの場にいた、スライム以外の信徒たちも……。白影スライムに触れて、救われていれば……良いのですが……」
聖女「……」
クロシュ「……」
◆
697: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 22:15:21.56:OulOUlVt0 (8/9)
―夜
南リーリア湿原 野営地
焚き火「」パチパチ
聖女「……」
妖精「聖女、考えごと?」パタパタ
聖女「妖精さん」
フメイ「イモ、取ってきた。つかう?」
ヌマイモ「」
聖女「フメイさん。ありがとうございます……」
フメイ「……悩み、聞く?」
聖女「……悩みといっても……何度も何度も繰り返してきた、デロデロの是非についてなんです。たぶん、一生答えは出ません」
妖精「なるほど……。それでも考えずにはいられない……って感じか」
聖女「はい……」
フメイ「………じゃあ……美味しいもの、食べよ」
聖女「美味しいもの」
フメイ「うん。お腹いっぱいになったら……ちょっと、良いと思う」
聖女「ふふ……そうですね。じゃあせっかくですから、フメイさんが取ってきてくれたヌマイモを使いましょう」
☆使う食材には自動的にヌマイモが含まれます
↓1〜2 追加する食材を1〜2つ選択
肉類:ケモノ肉、ヒル肉、カエル肉
魚介:ドジョウ、ヌマタニシ、ザリガニ
野菜:ミズゴケ、湿地きのこ、ロータス根、ソセジの穂
穀物:パスタ、船旅ビスケット
果実:どんぐり、リーリアベリー
卵乳:粉末ミルク、カビチーズ
特殊:ゼラチン、岩塩、角砂糖、香辛料、星の粉
―夜
南リーリア湿原 野営地
焚き火「」パチパチ
聖女「……」
妖精「聖女、考えごと?」パタパタ
聖女「妖精さん」
フメイ「イモ、取ってきた。つかう?」
ヌマイモ「」
聖女「フメイさん。ありがとうございます……」
フメイ「……悩み、聞く?」
聖女「……悩みといっても……何度も何度も繰り返してきた、デロデロの是非についてなんです。たぶん、一生答えは出ません」
妖精「なるほど……。それでも考えずにはいられない……って感じか」
聖女「はい……」
フメイ「………じゃあ……美味しいもの、食べよ」
聖女「美味しいもの」
フメイ「うん。お腹いっぱいになったら……ちょっと、良いと思う」
聖女「ふふ……そうですね。じゃあせっかくですから、フメイさんが取ってきてくれたヌマイモを使いましょう」
☆使う食材には自動的にヌマイモが含まれます
↓1〜2 追加する食材を1〜2つ選択
肉類:ケモノ肉、ヒル肉、カエル肉
魚介:ドジョウ、ヌマタニシ、ザリガニ
野菜:ミズゴケ、湿地きのこ、ロータス根、ソセジの穂
穀物:パスタ、船旅ビスケット
果実:どんぐり、リーリアベリー
卵乳:粉末ミルク、カビチーズ
特殊:ゼラチン、岩塩、角砂糖、香辛料、星の粉
698:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 22:17:40.37:hVToKAia0 (2/2)
カエル肉ソセジの葉
カエル肉ソセジの葉
699:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 22:20:23.39:j1g/PAYTo (2/2)
ヒル肉
ミズゴケ
ヒル肉
ミズゴケ
700:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2026/05/17(日) 22:22:20.62:WeIQR4bs0 (1/1)
リーリアベリー 粉末ミルク
リーリアベリー 粉末ミルク
701: ◆eAA16RTlRw2e:2026/05/17(日) 22:40:50.71:OulOUlVt0 (9/9)
リーリア湿原風薬膳スープ「」ポン!
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
メアリー「……」モグモグ
リュアン「あの……ちらっと、カエルとかヒルが見えたんですけど……」
聖女「てへへ。クロシュちゃんたちが獲ってきてくれて……」
妖精「毒はないから大丈夫だよ」モグモグ
ルルナ「美味しいです……!」モグモグ
リュアン「……あっ、本当に美味しい……。あっさりしてて淡白な味……鶏肉みたい……。全然いけますね……」モグモグ
聖女「ヌマイモをすりおろして作ったトロロと、湿原のミズゴケを出汁に使ってます。すぐそこに生えていたソセジの穂も一緒に煮込んで、ほんのり甘く香ばしい味に仕上がったかと思ってます!」
リュアン「ソセジの穂って……あのソーセージみたいな植物ですか?」
聖女「はい。中にはふわふわの種子がいっぱい詰まってるんですよ」
ルルナ「あれ食べられるんだ……。ていうか今食べてるんだよね……」モグモグ
フメイ「ねえ、トロロってヤマイモでもできるの?」
聖女「はい、できると思います。でもヤマイモはヌマイモより水分が少ないので、このトロロとはまた違った味わいになるかと思います」
フメイ「そうなんだ。今度試してみよ、クロシュ」
スライムクロシュ「〜〜!」モニョ!
☆美味しいものを食べて元気になりました
明日の終わりまで、余剰満腹度+2、戦闘コンマ+5
◆
リーリア湿原風薬膳スープ「」ポン!
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ
フメイ「〜〜♪」モグモグ
メアリー「……」モグモグ
リュアン「あの……ちらっと、カエルとかヒルが見えたんですけど……」
聖女「てへへ。クロシュちゃんたちが獲ってきてくれて……」
妖精「毒はないから大丈夫だよ」モグモグ
ルルナ「美味しいです……!」モグモグ
リュアン「……あっ、本当に美味しい……。あっさりしてて淡白な味……鶏肉みたい……。全然いけますね……」モグモグ
聖女「ヌマイモをすりおろして作ったトロロと、湿原のミズゴケを出汁に使ってます。すぐそこに生えていたソセジの穂も一緒に煮込んで、ほんのり甘く香ばしい味に仕上がったかと思ってます!」
リュアン「ソセジの穂って……あのソーセージみたいな植物ですか?」
聖女「はい。中にはふわふわの種子がいっぱい詰まってるんですよ」
ルルナ「あれ食べられるんだ……。ていうか今食べてるんだよね……」モグモグ
フメイ「ねえ、トロロってヤマイモでもできるの?」
聖女「はい、できると思います。でもヤマイモはヌマイモより水分が少ないので、このトロロとはまた違った味わいになるかと思います」
フメイ「そうなんだ。今度試してみよ、クロシュ」
スライムクロシュ「〜〜!」モニョ!
☆美味しいものを食べて元気になりました
明日の終わりまで、余剰満腹度+2、戦闘コンマ+5
◆
◆eAA16RTlRw2e さんの作品一覧
http://s2-d2.com/archives/36612112.html
http://s2-d2.com/archives/36612112.html























コメント 0