1以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/06(火) 20:11:46.43nIa4Yytw0 (1/5)

前スレ ルフィ「暇だから安価で何かする」【安価 コンマ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1683277623/

の続きです。


2以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/06(火) 20:24:28.99nIa4Yytw0 (2/5)

※オリジナルのキャラや地名や設定が出てきています。
 前スレを読んでいただくことを強くお勧めします。
 また、>>1はアニオリと映画をウタ以外ほとんど知らないので、その辺のキャラの登場は未定です。


3以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/06(火) 20:25:35.86nIa4Yytw0 (3/5)

前回までのあらすじ>>4


4以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/06(火) 20:26:33.51nIa4Yytw0 (4/5)


暇だからとナミにハグしたルフィ。
しかしそれは性的な欲求の高まりからきたものであり、
それを正直に話すとナミは慰労と称してヌイてくれた。

そこから二人の関係は進展し、以前より思い合っていたことがわかると交際からの性交に発展する。
ルフィは性豪、ナミは処女という、お互いが想定しない事態に戸惑いながらも初夜は盛り上がり、二人は結ばれた。

だがルフィを狙うものが一味にもう一人。その名はニコ・ロビン。
ルフィはものの見事に籠絡され?、二人は結ばれた。

一晩と二日にして二人と関係を持ち、二人と恋人関係になったルフィ。
インガ島での出来事は流石の彼にも思い出深く、島を去ることを名残惜しく思っていたが……

滞在最終日にこの島に『ヨセヨセ屋』があることが判明。
その店は会いたい人を引き寄せることができる店であり、その面白さに目をつけたルフィはさらなる滞在を決定する。

はじめに一味がヨセヨセ屋で出会ったのはナミの義姉ノジコだった。
ノジコは義妹との再会を喜びつつも、内心、一目惚れしていたルフィとの再会をも喜んでいた。

積極的なノジコの誘惑とウソップによる迎撃により、ルフィはまたも手を出してしまうことになる。

そんなルフィも一度はヨセヨセ屋に足を運ぶも、そこでまさかのたしぎと出会ってしまい、
ひょんなことから彼女の任務である、百獣海賊団の残党の逮捕に協力するためにソープ店へと足を進めることになる。

そこで出会ったのは百獣海賊団残党のうるティだった。
事情を聞くと、弟のため稼ぐ必要があるとのことで、それに同情した二人は一度穏便に済ませることに。
しかしその店のノルマとしてうるティはルフィを射精させなくてはならなく、しかしそれには少し度胸がいる。
そこでたしぎは責任を負うと買って出て、ルフィとセックス。
ルフィはこの島に来て実に五人の女性と性交をしてしまう。

次の日もたしぎやロビンとセックスし、さらにその次の日にはノジコと恋人関係になる。



これまでの人生にも負けず劣らずの波乱の性経験をしていくルフィに、
ある時鉄槌が下されてしまう。

海軍中将ランボルト。インガ島の海軍基地を取り仕切る男。
ルフィのあまりの淫行に怒りをあらわにした彼は一味を襲撃。
結果、ルフィ ロビン ナミ うるティ の4名が収監されてしまう。

欲望の砦と呼ばれるその監獄では囚人に性的な経験を与える慣例があり、
その慣例により、まずうるティが触手の餌食となってしまう。
さらにナミもルフィと合流させられ、衆目の前で性交させられてしまう。

当然、船長が捕まったことをよしとはせず、麦わらの一味はある人物と協力して脱獄作戦を決意。
その人物とは、たしぎであった。
たしぎは海軍に派遣されたARROWという部隊で、麦わらの一味と協力して、
ランボルト中将の悪夢のような計画を阻止するべく行動していたのだ。

かくして、インガ島での麦わらの一味の騒動はピークを迎える。
物語は、滞在七日目の早朝。

海軍基地で起こった最初の爆音から、始まるのであった。




5以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/06(火) 20:28:22.97nIa4Yytw0 (5/5)

今はスレ立てだけです。
安価場所まで書けたら始まります。
このスレもよろしくお願いします。


6以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 07:23:58.643pOFczT0O (1/3)


………………
麦わらの一味 インガ島滞在七日目 早朝

インガ島 海軍基地 ランボルト執務室




扉「バァン!!!!」

海兵「ほほほ、報告します!!!!
   ただいま、基地内で……

   麦わらの一味の暴動と思わしき事件が……!!!!」

ランボルト「さぁ、行くぞ……っ!!」

シーダル「派手な登場だな。外壁でもやられたか?」



海兵「そ、それが……事件が起こったのは……欲望の砦ですっ!!」

ガバルディ「なんだと……?」

海兵「囚人が一人、脱走しています!!
   エラく強くて手が出せず……どうか幹部の方にきていただきたく……」

ガバルディ「そんなことせずとも、欲望の砦は落ちぬよ。
      なぜあれが監獄ではなく『砦』と呼ばれるか、考えたことはあるかね?」

海兵「……噂は聞いていますが、本当にあるんですか?
   あの施設に『地下ダンジョン』など」

ガバルディ「ああ、もちろん。
      まっていなさい。今、地下ダンジョンの入り口を開放しよう」

………………
 


7以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 07:25:38.473pOFczT0O (2/3)

………………

欲望の砦

うるティ独房

の、外




うるティ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」ぶおん!!!

ガスんっ!!!!!! 
ガラガラガラガラ……



海兵「うわぁぁぁ!!!??? 壁がぶっ壊れた!!!」

海兵「嘘だろ!? この独房付近の壁は全て海桜石が埋め込まれてるのに……
   なんで能力者が壁をぶち壊せるんだ!?」



うるティ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」ぶおん!!!

ガスんっ!!!!!! 
ガラガラガラガラ……



海兵「退避! 退避ーーー!!!!」

うるティ「……ふぅ……はぁ……ふぅ……はぁ……」



瓦礫の下の海兵「ぐ……貴様……どうして脱獄できた……?
        まさか、仲間の手引きか?」

うるティ「仲間ぁ? あちきには仲間はいないでありんす。
     麦わらは別に仲間と違うし……」

瓦礫の下の海兵「ではどうして……能力者であるお前が……?
        それにウイルスの弱体化も……」

うるティ「ぜぇーんぶ……あんたらのボス、いや、
     ここの監獄長がやらかしたことでありんす……

     これを見なんし」

ズニュル……

うるティ「んはぁう……んっ……」ゾクゾク

瓦礫の下の海兵「……っ!? しょ、触手……!?」



うるティ「そう。あの監獄長の能力で出てきた触手……
     の赤ちゃんでありんす」



瓦礫の下の海兵「赤ちゃん、ってまさか……」

うるティ「そのまさか……種付された個体を出産したんでありんす。
     すぐ潰してやろうかと思ったけど、これを出産した瞬間、急に力がみなぎったんでありんすよ。
     まるで憑き物が落ちたかのよう……」

瓦礫の下の兵士「そんな、ばかな!? どうして」

〜〜〜〜〜
回想
前スレの>>819のガバルディの長台詞

ガバルディ「オス個体は体液を出して人間の体内を循環させる。
      それにより『人間の体組織を体液内に確保』していくのだ。」

うんぬんかんぬん

ガバルディ「そうして母体とし選ばれた人間は触手に挟まれることで体内を蹂躙されるのだが、
      その分、『次の日にはすっきり』しているというわけだな」
〜〜〜〜〜


8以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 07:28:53.733pOFczT0O (3/3)


うるティ「そして、あとはこうして……」

ニュルン……

瓦礫の下の海兵「な、に……を……?」(首に巻きついてきた……っ)

うるティ「どうやって出たかの再現でありんすっ

     海桜石の扉の格子に巻きつけて……
     ……っ力一杯引っ張ったら、蝶番ごと扉が取れてきたんでありんす。

     パラミシアが出し終えたものって、海桜石関係ないのでありんすなぁ……?」

瓦礫の下の海兵「……っ」ゾッ

うるティ「その際に一匹触手がちぎれたんでありんすが……
     この通り、もう一匹ここに居るのでおんなじことがもう一回できるんでありんすよ」




うるティ「おんなじ力で人間の首を引っ張ったら、どうなるでありんしょ?
     あちき、とぉっても気になるでありんす……」



瓦礫の下の海兵「た、たすけっ……!!!」

うるティ「ウル解錠〜オープンザドア〜!!」ググッ




シュル……

うるティ「……なぁんて、殺したりしないでありんす。
     助けもしないけど……」

瓦礫の下の海兵「……」チーン

うるティ「気絶したか、やわな奴……
     おいで、ペーたん3号」

ペーたん3号「ニョムニョム……」



うるティ「さて、どうしんしょ……」




>>直下

1 偶然鍵を見つけてナミと合流する
2 偶然鍵を見つけてロビンと合流する
3 偶然鍵を見つけてルフィと合流する
4 鍵は見つけられず、だれとも合流できなかった。
5 鍵を見つけられなかったので全力で脱走を試みる。※うるティのみ地下ダンジョン回避
6 さっさと幹部をシメ上げる。 地下ダンジョン開放を阻止するために動く。 ※地下ダンジョン閉鎖
7 その他
 


9以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 07:29:40.74/G97mjtXO (1/1)

2


10以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 10:58:37.8237nCKt5c0 (1/12)



鍵「チャリン」

うるティ「ん?」

うるティ「これは、鍵? どこの……?」スッ

うるティ(4号室……端の部屋か……)

スタスタスタ



ロビン「ねぇ、今来たあなた。
    一体外で何が起こってるの?」

うるティ「この声は……………………」

………………

ロビン独房



キィ、 ガチャ……


ロビン「っ……誰?」



うるティ「おはようござりんす」

ロビン「……あなた……だったの」

うるティ「………………」

スタスタスタ……

ロビン「き、昨日のことなら謝るわ。
    だからその真顔で近づいてくるのやめて、お願い」

うるティ「………………」

スタスタスタ……

ロビン「っ!!!」ビクッ






ガチャリ

ガコン↓



ロビン「……! 海桜石の手錠……外してくれたの?」

うるティ「さっさと麦わらを解放するでありんす。
     このまま本部に運ばれるまで大人しくなんてしないでありんしょ?」

ロビン「……怒ってないの?」

うるティ「ちょっとは怒ってるでありんす。
     でも起きたら色々スッキリしてて、今はあんまり」

ロビン「そ、そう。でも、昨日のは本当に調子に乗りすぎたわ。
    ごめんなさい」

うるティ「その件については船に乗ってから落とし前をつけりんす。
     とにかくここから出……」
 


11以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 10:59:38.0037nCKt5c0 (2/12)




ザザーザ……ブッ……



ガバルディ『囚人諸君、聞こえるかね』



うるティ「っ」ギロンヌ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!


ガバルディ『え、なにこの、なに!? この威圧感……!? 覇王色の覇気飛ばしてるの誰!?
      やめろ! おいやめろ!!
      職員が倒れてる!!』

うるティ「お前だけは許さねぇ」

ガバルディ『脱走してるのお前か!? どうやってっ!?』

うるティ「あんたの触手のおかげで元気いっぱいでありんす。
     
     扉もペーたん2号でこじ開けて、そのあと鍵を回収して手錠も外したんでありんす。
     説明はこれで結構でござりんしょ?」

ガバルディ『触手で元気……!? まさか、ウイルスに侵された細胞も除去して……!?
      おいおい、まさか私の触手がそんなふうに利用されるとは……』

ロビン「……気をつけて」

うるティ「何を? ここから覇王色であいつの意識刈り取ってやるでありんす」

ロビン「……わざわざこんな状況で話しかけてくる監獄の長が、
    何も考えてないなんてことない。

    何か仕掛けてくるわ」



ガバルディ『うむ、その通りだニコ・ロビン。
      私は企んでいるぞ。

      君たちを地下ダンジョンへ導くための、この一手のために接触したのだ』



うるティ「……」

ロビン「……」



ガバルディ『ヒントをおしえてやろう。
      その独房には、脆弱性がある』

うるティ「……扉の蝶番?」

ガバルディ『それはお前が馬鹿力すぎたのだ!!
      本来能力者だから破れないはずなのに、まさか触手……

      じゃなくて、それ以外にもあるのだよ。
      物資補給のための穴があるだろう? 天井に……』

 


12以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 11:00:24.1937nCKt5c0 (3/12)


ロビン「……天井?」チラ

うるティ「……?」ジーッ



ガバルディ『ほい、ポチッっとな』

床「ガコンっ!!」

ロビン「あ」↓↓↓↓↓ ふわっ……

うるティ「え」↓↓↓↓↓ ふわっ……



ガバルディ『真実を交えた嘘というのは信じられやすいものだ。
      覚えておくといい』

うるティ「てっめぇぇぇ!!!! このやろおおおおおぉぉぉぉ!!!!
      いつか絶対殺すからなぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」ヒュウウウゥゥゥゥ↓↓↓

ロビン「地下ダンジョンって何があるのかしら」ヒュウゥゥゥゥゥゥゥ↓↓↓

うるティ「冷静か!!!」ヒュウウウゥゥゥゥ↓↓↓



ガバルディ『……落ちたか

      ふふふ、『何があるか』か。
      嫌でもすぐにわかるさ。
      地下ダンジョンとはいえ、そこも欲望の砦なのだから。

      どこかで会えるといいな。
      他の二人にも……な』



………………



13以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:31:46.3437nCKt5c0 (4/12)



………………

インガ島周辺 海上

サニー号 甲板



ジンベエ「この辺で良いのか?」

たしぎ「ええ。多分、先ほど聞いた計算の通りなら、ここから狙えば予定の位置に着弾する予定です」



ウソップ「たしぎの奴大丈夫なのか!?」

たしぎ「ええ、ご心配なく」

ウソップ「な、なぁ。チョッパー、本当にあいつも作戦に参加させていいのかよ?」



チョッパー「大丈夫だ。ドクターストップはかからない。
      例の副作用も抜けてる」

チョッパー(でも、作戦予定時刻に効果が抜けてるってことは……
      誰かとしたのかな……?)キョロキョロ

たしぎ(まさか昨日の夜のアレで副作用が抜けるなんて……
    よかった……ああ、というか、気持ちよかった……)ポヤン

たしぎ「っ」フルフル



サンジ「……まぁ、チョッパーがいいと言っているし、それを信じる他ないか」

ゾロ「どっちにしろ戦場に立てば同じだ。
   こっちの副作用まで察してくれる敵なんざいねぇよ。
   いたらそいつはカモだ」

ブルック「ヨホホホホっ そういうのと当たるとラッキーかも、なんちゃって」



フランキー「オーーーォォウイお前らぁ!! ちゃんと照準合ってるか!?」

ウソップ「照準はバッチリだ! 砲台の整備は?」

ノジコ「こっちもOKっ
    フランキーに言われた通り、出力とコーラの供給量は合わせてる」

 


14以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:32:20.2337nCKt5c0 (5/12)



フランキー「一応確認するぜ。
      本作戦は、まず海上から俺がカタパルトで空をとび、海軍基地に突っ込む!!
      そして、ここが作戦変更点。俺と一緒にサンジはカタパルトで射出され、
      現地にて解散。以後サンジの救出班と、俺の陽動部隊に分かれる」

サンジ「着弾後、俺は再全速で欲望の砦に向かう。
    俺だけ、潜入する必要がなくなったんでな」



ブルック「その後、海上から接岸して我々潜入部隊が基地に突入……ですね。
     たしぎさんが回復したから潜入までの経路はバッチリです」

たしぎ「ええ、おまかせを。
    潜入部隊はウイルスの拡散の阻止。その後、幹部の撃破やランボルト中将の撃破を狙います」

チョッパー「たしぎがなんとかするっては言ってたけど……
      生体兵器の取り扱いならおれも絶対ついていくよ」

ブルック「その潜入チームの護衛が……私たち、と」

ウソップ「そう! 俺たちだ。
     ……あくまで護衛だぞ!? 
     主に幹部をやっつけるのは、そう」

ゾロ「俺だな。幹部は全部俺に任せてもいいぜ」

フランキー「アーゥ!! 俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!!
      俺んとこに来た幹部は俺がきっちり処理してやんよぉ!」

ノジコ「フランキーのサポートは任せて。
    あたしは後で徒歩で合流。
    新参者だから顔も割れてないし、
    武器さえあればそこらの海兵くらいやっつけながら行くよ」

ジンベエ「撤退の合図をよこせばワシはいつでも船を回そう。
     しくじるなよ、お前さんたち」



フランキー「そいじゃあ行くぜぇぇぇ!?
      フランキーカタパルト 別名人間大砲!! 発射ぁっ!!!」

サンジ「……ナミさん。まっててくれ。今助けに行く……っ」



ッバシュウォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!→→→ →→→ →→→ →→→ →→→

ドヒュウッゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ………………





ゾロ「……よく飛ぶな」

たしぎ「……大丈夫、ですよね?」

ノジコ「フランキーはあの体だからともかく、サンジくんは危なくない?」

ウソップ「や、一応弱ってるけど空気が薄くなる高さまで空中歩行できたって言ってたから、
     途中でなんとかするだろ」



…………………………


15以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:34:53.4637nCKt5c0 (6/12)


…………………………

インガ島

海軍基地

の上空



フランキー「距離、威力。全てにおいて問題なし!!」ビュオオォォォォォォォ↓↓

サンジ「じゃ、俺はここいらで。地面にキスするのは流石にごめん被る」

フランキー「おい! どうせなら着地を派手に決めてぇ
      お前、俺を基地のど真ん中、中庭の広場にシュートしろ!!」

サンジ「んなことして大丈夫か?」

フランキー「あたぼうよ! 
      今の俺のケツには
      超合金! 対カマバッカ王国決戦兵器『鉄のオムツ』 が装備されてる。
      こいつで着地すりゃ無傷アンドデストロイって寸法よ!!」

サンジ「クズ鉄のオツムでよく考えたなその兵器」

フランキー「そんな褒めるなよ!!
      いいから、俺の背中を踏み台に、ルフィたち……いや、
      ラッキースケベを回収してこい!!」

サンジ「ああ、わかった。
    なら、どうせだから派手に行くぞ」

フランキー「分かってんじゃねぇか兄弟いぃっ!!」



サンジ「……っ」メラメラッ

サンジ「行くぜフランキー!!」ファッ






サンジ「……フライパン落とし 〜グーテポワレフライヤ〜!!!!」

ズッドム!!!!!!



フランキー「いい当たり……っ!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓



ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓






  


16以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:35:59.2537nCKt5c0 (7/12)





地上の海兵「……なんだ? なんか音しねぇか?」

海兵「なんの音だ?」

海兵「ははは、昨日は鉄球が降り注いだっていうじゃないか。
   今日は隕石でも降ってくるんじゃねーか?」

海兵「バカいえ、ここに藤虎の大将が居てたまるかよ」

海兵「あっはっはっはっはっは!!!!!」



海兵「たいへんだ!! 空をみろ!!!!」

海兵「!? まさか、隕石……!?」

海兵「違う!! アレは……あれは ぁぁぁぁ!!!」





フランキーのケツ「ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓」プリンッ





海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」




ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!
プリンッ



………………


17以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:56:25.8337nCKt5c0 (8/12)

………………

欲望の砦

地下ダンジョン



ゴゴゴゴゴ……



うるティ「……なんの音でありんしょ」

ロビン「わからない。けど……
    ……なんだか下品な音に聞こえる」

うるティ「なんでありんす? その妙な予感」



ロビン「それにしても……ここはなに?」

うるティ「地下ダンジョン、て書いてたけど……扉があって鍵もかかってない。
     これを、開ければいつかゴールに辿り着くでありんす?」

ロビン「そう、なのかしら。
    でも罠の可能性も……」

うるティ「壁は破壊不可能。
     天井も無理。

     先に進むほかないでありんしょ」

ロビン「そうね。罠とわかっても飛び込むしかない。
    たとえこの先に槍で身体全体に穴が開けられる罠が待っていようとも……」

うるティ「なんでそんなバイオレンスな妄想逞しいの?
     破滅願望でもあるの?
     なんか、そう考えると開けるの怖くなってきたでありん……」

ロビン「開けるわよ」

うるティ「聞けよ!!!!」




ギィ……ガチャ




ロビン「……」

ロビン(薄暗い部屋……正面の壁だけしか見えない)

うるティ「……?」

ロビン「何かしら、この部屋……」

うるティ「なにって、ほら、先に出口があるでありんす。
     さっさと通り過ぎるのが一番でありんすっ」

スタスタスタ

ロビン(この感じ……)

ロビン「あ、待って……! 入ってきた扉を閉めない方が……」



入ってきた扉「バタン」
鍵『ガチリ』


 


18以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 12:59:19.0237nCKt5c0 (9/12)


うるティ「……閉めちゃったでありんす」

ロビン「育ちが良いのね」

うるティ「百獣海賊団で育ったのに育ちがいいわけねーだろ」



ザザーザ……ブッ……



シモバア『おほん、聞こえとるかい?
     おや? 昨日の夢の首謀者と、その被害者筆頭じゃないか』

うるティ「だれだお前」

シモバア『私はバ・バア。シモシモの実の下ネタ人間。
     エロいことならおまかせのシモバアだよ』

うるティ「夢の話するってことは昨日のあれはお前か!?」

シモバア『要求してきたのはそっちの黒髪美人ちゃんじゃよ』

ロビン「ごめんなさい。女の子がいっぱいでテンション上がっちゃって」キッパリ

うるティ「堂々としてんなオイぃっ!!!!」



シモバア『その部屋はいわばチュートリアル。
     この地下ダンジョンの仕組みを一つ、教えてやろうと思ってね』

ロビン「なるほど、先に進むにはルールに従うしかないってわけね」

シモバア『ごめいさつ』

うるティ「……おい、おいおい待てよ!!
     あんたみたいのが出てきてる時点で嫌な予感しかしねぇっての!!」

シモバア『まぁ、だいたい予想通りだよ』





シモバア『その部屋はね、『セックスしないと出られない部屋』だよ』






うるティ「夢 再来っっっっ!!!!!」ズダぁん!!

 


19以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 13:00:45.7537nCKt5c0 (10/12)


ロビン「……それって、昨日の夢みたいな空間ってこと?」

シモバア『ああそうさ。
     その部屋は一回ポッキリのセックスで出られる部屋だ。

     とはいえ、条件はセックス。性行為。
     もちょっとはっきり定義しようか。

     二つの生命体による快楽を伴う行為によってのみ、条件が満たされる。
     この場合、どちらかがイキさえすれば条件は満たされると思ってよいぞ』



ロビン「……て、ことは」ゴクリ

うるティ「……え」



うるティ「え……えぇ!? まさか……ちょっ」

ロビン「……」タラリ

うるティ「ま、まさか、初対面でそんな……ねぇ?
     しかも女同士……ああ、そんな感覚あんたもあちきもあんましないか……」

ロビン「……」

うるティ「……ていうか、無理、でござりんしょ?」



ロビン「先に言っておくけれど。私、あなたと性行為はできるわ」



うるティ「っな、何言ってんだ、よ」(////

ロビン「あなただってそう抵抗はないはず。
    だって昨日あれだけ、ねえ?」

うるティ「バカじゃねーの!? あれは半分復讐心にとらわれてただけで、
     性愛対象が女ってわけじゃねーぞ!!」

ロビン「そう。私も性愛対象が女性というわけではないわ。
    どちらでも良いだけで」

うるティ「……っ
     そ、そう、なんだ。ふーん」



シモバア『もちろん、女同士は無理だってんなら、こういう方法もあるよ』



パッ

ロビン(薄暗かった壁が照らされて、別な扉が見えるようになった。
    扉には……)

うるティ「男 犬 おもちゃ 触手 ……他にも暗くてよく見えないのがあるけど、
     この看板の文字は……?」



シモバア『その扉の向こうで、あんたたちと性行為する準備のできてるヤツさね』



ロビン「……そう。そういうこと」

うるティ「っ……テメェ……よくも私の前にまた触手って文字見せたな」
 


20以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 13:04:49.0737nCKt5c0 (11/12)


シモバア『わたしを恨まないでおくれよ。
     これも仕事じゃ。
     それに、本当にここでセックスさえすりゃ、先には進めるんだ。

     明確な敵意があるなら私はここから出る方法なんて教えないよ。
     そもそもあんたたち海賊にはここを出てもっと島の経済を潤してほしいしね』

ロビン「おばあさんに敵意がないのはわかるわ。
    ……快楽主義に偏ってるところも見受けられるけど」

シモバア『そればっかりは性分じゃ。
     じゃがあんたらを気に入ってるのも事実。
     その部屋の管理者としてアドバイスくらいはしてあげるよ?』

ロビン「では、私たちはなるべく性行為をしないで外に出たいのだけれど。
    ここを性行為なしで突破する方法ってあるかしら?」

シモバア『それだけはない。
     ……多くはいえないが、ここは私の空間。
     故に、ここから出る方法は『セックス』と決まっておる』

うるティ「……セックス……だけ」



シモバア『さぁさ、選ぶといいよ。
     もちろん、あんたら二人で来たんだ。
     二人でしても部屋は反応する。

     どちらか一人が、男の扉を開けて、そこにいる男をイカせるのでも扉は開く。
     おもちゃの場合はそこにあるおもちゃで何をするか考えておくれ。
     あとは、犬を解放して獣と交わるでもよし、
     触手は……まぁ、ね。あまりおすすめしないよ』

うるティ「……」

シモバア『さて、どうするね?』



>>直下


1 うるティとロビンで百合セックス(要プレイ指定
2 『男』の扉を開く(どちらが相手をするか指定可能 両方も可
3 おもちゃの扉を開く(おもちゃ指定可能
4 犬の扉を開く  (生贄指定可能
5 触手の扉を開く (生贄指定可能 尚、うるティを指定した場合……?
6 『ヨセヨセ』の扉を開き、知り合いとセックスする。(誰と何するか指定可能 ※不可能の場合あり
7 その他

8 うるティ 咄嗟の思いつきで弱体化を回避




21以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 13:06:45.200tBnUWztO (1/2)

6でルフィ寄せられる?


22以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 13:07:52.460tBnUWztO (2/2)

あ、通った時何するかはうるティと人間の男との初セックスで


23以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/07(水) 13:12:15.2337nCKt5c0 (12/12)

寄せられますので>>22で書き始めます。

尚、競争的な意味合いもあるので、
次からは安価内容を二つに分けず一レスで書き切るようお願いします。

あと、次の更新は夜以降になると思います。


24以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:09:07.78rj9mJ2fi0 (1/49)



ロビン「……ヨセヨセ?」

シモバア『おや、見つけてしまったね。それは出張ヨセヨセ屋だよ』

うるティ「……ヨセヨセ屋!? それでペーたん呼ぼうそうしよう」

シモバア『ぺー? まぁ、いいけど』



ガチャリ



ロビン「……あら」

ヨセババ「こんにちは。お嬢ちゃんたち。
     ここは出張ヨセヨセ屋だよ」

うるティ「ん? なんかさっき聞いたような声でんすな」

ヨセババ「そりゃシモバアは私の姉妹だからね」

ロビン「それで見覚えがあると思ったのね。
    初めまして」

うるティ「……で、ヨセヨセしてくれるんでありんすか?」



ヨセババ「そーだよ。しかし、セックスできるかどうか聞いて、ダメなら拒否とみなす。
     それでいいかい?」

うるティ「あちきで精通したペーたんなら応じてくれるはずでありんす」

ロビン「……一応確認するけど、ペーたんってあなたの……」

うるティ「愛しい愛しい弟でありんすっ!」

ロビン「……そう」ニコ

ヨセババ「まぁ弟だろうがなんだろうがセックスできりゃ呼ぶよ?」

うるティ「オナシャス!!」




ヨセババ「さて……おや? うん……」




うるティ「……どう?」

ヨセババ「すっげぇ拒否された」

うるティ「んだおらぁぁぁぁぁああああああああああ!?
     ペーたんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ヨセババ「ほい、それじゃ次はあんたの番だよ」

ロビン「私?」

ヨセババ「扉を開いたんだ。呼べる可能性があるなら試してみなよ」

ロビン「……一番呼びたい人はいま投獄中なの。
    確か規約違反ではなくて?」

ヨセババ「あー、アレは海軍から『だめ』っていわれてるからできないのであって、
     場合によっては応じられるよ。
     規約に書かれてるのは能力だけじゃなくて法律的にダメなやつも含まれてんのさ」

うるティ「なんだ。それじゃ他にも呼ぼうと思えば呼べるってことでありんす?」

ヨセババ「……まぁね。
     とりあえず誰呼びたいのか言ってみな」

 


25以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:10:58.66rj9mJ2fi0 (2/49)




ロビン「この辺に捕まってると思うのだけど……
    麦わらのルフィ 呼べる?」

ヨセババ「ああ、大丈夫だね。呼べるよ」

うるティ「……え」



ヨセババ「さて、そいじゃ。
     出張だし簡略化していくよ
     ほい」

ボヤァぁぁん……

ボムっ!!

うるティ(煙が少ない。こっちのが埃少ないんだ)



ルフィ「……なんだ? どこだ!? ここどこだ!?」キョロキョロ



ロビン「ルフィ……! よかった、無事みたいね」

ルフィ「俺は無事だけどよ……ロビンも無事、みたいだな。
    あ、だけど……」

うるティ「……?」

ルフィ「ん、まぁ、お前は……なんか大変だったみてぇだな」

うるティ「ああ、知ってるんでありんすか。
     え……なんで知ってるんでんす?」

シモバア『あ、そりゃ私が教えちゃったのさ』

うるティ「なんかヤでありんす……」

 


26以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:13:51.37rj9mJ2fi0 (3/49)


ロビン「さて……ルフィ、早速だけどこの部屋の仕組みはわかる?」

ルフィ「さぁ?」

ロビン「……この部屋、セックスしないと出られないんですって」

ルフィ「……」

うるティ「……えっと」



ルフィ「そか、じゃ、するのか?」

ロビン「ええ」

ルフィ「わかった。頭突き、お前向こう向いてろ」




うるティ「ちょ! ちょっとまって!!
     麦わら! あんたナミと付き合ってんじゃないんでんすか!?!?!?」



ルフィ「ああ、ナミと付き合ってるぞ」

うるティ「だったら!! なんでその女とセックスする運びになるんでありんすか!?」

ルフィ「でもロビンとも付き合ってるぞ」

うるティ「はぁぁぁぁぁああああ????
     え、セフレ……的な? まぁ、そういうのならわかるけど……」

ルフィ「セフレじゃねー! 恋人だ」

うるティ「……あー、そう……?
     ん? んー、あんたらはそれでいいんだ?」

ロビン「私はこの関係に満足してるけど?」

うるティ「……あそ」

 


27以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:14:21.95rj9mJ2fi0 (4/49)



ロビン「でもね、ルフィ。ここでセックスするのは私じゃないわ」

ルフィ「……なんだ? ナミもいるのか?」

ロビン「そうじゃないわ。あなたがするのは、この子と」




うるティ「え」

ルフィ「え」





シーン……





ルフィ「ど、どういう理屈で?」
 


28以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:16:18.55rj9mJ2fi0 (5/49)

 

ロビン「……まず、あなたも知っての通り、この子は触手にそれはひどく犯されたそうよ。
    しかも初めてだったの。とても、かわいそうよね」

ルフィ「……そ、そうか……」





ロビン「それって誰のせい?」






ルフィ「………………………………」

うるティ「……」

ルフィ「……俺が、船に乗せるって言ったから、デス」

うるティ「……考えないようにしてたけど、それもそうか」ムカッ






ロビン「だから、ね?
    優しくハジメテをやり直しさせてあげることで罪滅ぼしをすれば良いのではなくて?」





うるティ「何だその理屈ぅ!!!?」

ルフィ「……それって意味あるのか?」

うるティ「ねぇよ!!!」

ルフィ「ねぇって言ってるぞ」

ロビン「ある」

ルフィ「あるって言ってるぞ」

うるティ「ねぇって!!」

ルフィ「……ねぇ、らしいぞ」



ロビン「あるのよ。うるティ」

うるティ「な……なん、だよ」タジ……



ロビン「確かにやり直したって、真実は変わらないけれど、
    傷が古くなる前に新しい快楽で上書きしてしまえばいいの」

うるティ「……」

ロビン「時間で治るような心の傷ならいいけど、
    心の傷は深ければ深いほど、早い段階でフォローがあった方が心の糧になるわ。
    ……あと、そういう助けがあれば自棄を起こさなくなるかも」

ルフィ「……」

ロビン「……だから、あなたはルフィにちゃんと初めてをやり直させてもらうべきだと思うの」

 


29以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:19:18.55rj9mJ2fi0 (6/49)


うるティ「……や、でも、さぁ」

ルフィ「……ロビンの言いたいことはわかった。
    俺はいいぞ」

うるティ「話早いなお前……
     話はわかったけど……」

モジモジ……

ルフィ「けど、なんだ?」

うるティ「や、その……確かに、上手な相手とヤれんのは、いいかもしんないけど……」ゴニョゴニョ

ルフィ「急にどした?」

うるティ「あ、あちきにも相手選ぶ権利があるって話でありんす」

ルフィ「なんだ、俺じゃダメか?
    まぁ好みくらいあるよな」

うるティ「……」

キュッ





うるティ「お前、相当遊んでんだってな」

ルフィ「ん、まぁな」

うるティ「んじゃ、セックスは上手、なんだよな」

ルフィ「どう思う?」

ロビン「私はあなたしか知らないもの。
    でも、あなたに抱かれた女はみんな満足してる」

ルフィ「だそうだ」

うるティ「どんだけの人数とヤってんだ」

ルフィ「……数えてねぇ」

うるティ「……そんだけヤってまだヤりたりねーのかよ」

ルフィ「こればっかりはなー……
    というか……あ……ん?」

ロビン「……」クス



ルフィ「ああ、なるほど……そういうことか」

うるティ「……」モジモジ



 


30以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:21:09.43rj9mJ2fi0 (7/49)


ルフィ「……うるティ。お前、俺に借りあるよな」

うるティ「そうでありんすね、お前ペーたん呼んでくれたし……」


ルフィ「お前ここで今返せ。
    次の部屋いくために、俺とセックスしろ」


うるティ「そこまでいうならしょうがないでありんすね。
     ……ようござりんす」



ロビン「話はまとまったみたいね」

ルフィ「ああ、そうだな」

ロビン「千紫万紅~ミルフルール~」



ブワァ…………!!



ヨセババ「おおお!!」
シモバア『おおお!!』

ロビン「揺籠~ベルソゥ~」

シュルシュルシュルシュル



ルフィ「……終わったらノックする」

ロビン「ええ。了解」



シュルシュルシュルシュル ピタッ



ヨセババ「こりゃなんだい?」

ロビン「私の能力はハナハナの実。自分の体を咲かせることができる。
    腕を無数に咲かせて、見ての通りドーム状に折り重ねたのよ」

ヨセババ「……揺籠ねぇ。洒落た心遣いじゃないか」

ロビン「ふふ、そう思う?」



……



31以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:22:24.93rj9mJ2fi0 (8/49)

……

揺籠の中



ルフィ「……」

うるティ「……」

ルフィ「なぁ」

うるティ「……う、ウス……」

ルフィ「うちの船乗ってどうだった?」

うるティ「? まぁ、よかったでありんすよ。
     ご飯も美味しいし」

ルフィ「そうだろっ それにいいやつばっかりだろ?」

うるティ「ん、まぁ、そうでありんすね」

ルフィ「にししっ! そのいい仲間の、ロビンのいうことだ。
    絶対悪いようにはならねぇから、安心しろ」

ススッ←

うるティ「っ! ちょ、っと、あの」

ススッ←

ルフィ「……?」

ススッ←

うるティ「ぅ……」

ススッ←

うるティ「……」(////



ルフィ「ははは、そりゃ緊張するよな。いきなりだしな」

うるティ「……ウス」(////



ルフィ「なぁ、ちょっとこの壁に触ってみろよ」

うるティ「……こ、こうでありんす?」

ルフィ「そう。で、耳当ててみろ」

うるティ「……」



ルフィ「なんも聞こえねぇだろ?」

うるティ「そうでありんすね」

ルフィ「あっちの声は聞こえねーし、姿も見えねぇ。
    だから揺籠なんだ」

うるティ「ゆりかご……」

ルフィ「ああ。んで、こっちの音も向こうにはわからないから、
    ここで起こったことは誰もわからねぇ。
    その点は安心しろ」

うるティ「そうなんだ」

 


32以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:23:52.98rj9mJ2fi0 (9/49)


うるティ「……というか、あの」

ルフィ「ん?」

うるティ「……」

ルフィ「……」

うるティ「……っ」

ルフィ「……」



うるティ「っ……あちk……
     私、初めかたわからないんで……
     よろしく、オナシャス……」

ルフィ「ん、わかった。
    それじゃあな、まず、逃げるな」

うるティ「あ、アス。サセン……」

ルフィ「あと、あんま緊張するな」

スタスタ

ルフィ「……」

ギュゥっ

うるティ「ぅひっ……!」ビクッ

ルフィ「……落ち着くまでこうしててやるから」

ギュ……



うるティ「っ……」ドキドキドキドキ

ルフィ「……」

うるティ「……」ドキドキドキドキ

ルフィ「……ん」



うるティ(人の体温……暖かい……
     それにこいつ、小さいくせに、やっぱ男の体してる……
     ……ペーたんよりは薄いけど……でも、オス、なんだなぁ)ドクン ドクン ドクン

うるティ(なんか、余計恥ずかしくなってきた……
     私の鼓動、全部聞こえてるのかな?)

うるティ(さっきからドキドキ ドキドキ うるさいくらいなってる……

     ドキドキ ドキドキ ……ドキ……ん?)



うるティ「……ていうかこの鼓動……
     お前もだいぶ緊張してんじゃねーか」

ルフィ「ぉ? そうか?
    それ多分緊張じゃなくてな……」

グリ……



うるティ「? なんか硬いのが……あ」

グリ……



ルフィ「……興奮してんだ。
    わかるよな?」

うるティ「ほぁっ……!? そっか。
     そうかぁ……興奮、してんだ」

 


33以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:25:42.98rj9mJ2fi0 (10/49)



うるティ「……もしかしてあちきも興奮……してんのかな?」ドキドキドキ

うるティ(風俗に居た時はこんな感じ無かったのに……)ドキドキ

ルフィ「そりゃお前しかわかんねーけど。
    そうだったら、俺は嬉しいぞ」

うるティ「……お前、本当にさっきまでのと同じ生き物でありんす?
     なんか、キザったい」

ルフィ「どうかな。男ってセックス始まると良くも悪くも変わるっていうぞ」

うるティ「ふーん」



ルフィ「……なぁ、キスしていいか?」

うるティ「え」

ルフィ「……」

うるティ(それってマスク取れってこと?
     まぁ、ここまで来て外さないのも変かもだし、こいつなら別にいいけど)

うるティ「よござんしょ。ちょっと待っておくんなし」

スッ

うるティ(……でも、もしドン引きされたらどうしよ)



ルフィ「待て、外さなくていい」

うるティ「は?」

ルフィ「マスク越しでいい」

うるティ「……それってキスになる?」

ルフィ「いいんだよ。
    
    だってお前、それ外したくないんだろ?」



うるティ「……」ポカーン


 


34以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:26:49.77rj9mJ2fi0 (11/49)


ルフィ「……どした?」

うるティ「……ずるい」

うるティ「あんたって、ずるい男」

ンギュッ

ルフィ「?」



うるティ(さっきからそう。

     私がめんどくさい女発動して……
     自分から『して欲しい』って言いたくないのも察して、
     敢えて借りを返すためのセックスにしてくれたことも。

     私が緊張してるのわかってたから、
     なんでもない話で落ち着かせようとしたのも。

     マスク外さないでいいってのも、こいつ、ほとんどこのマスクの意味気づいてるんだ。

     そういう、言わない優しさってやつ? ほんと……)


うるティ「……ずりぃよ」(////

ルフィ「……んー?」

ナデナデ

うるティ「……麦わら」

ルフィ「なんだ?」

うるティ「……マスクとるから、見てほしい。
     私の顔」

ルフィ「いいのか?」

うるティ「うん。見てほしい」

ルフィ「そか」

うるティ「だから撫でんのやめろ」

ルフィ「わりぃ、こうして欲しいのかと思って」

 


35以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:29:46.36rj9mJ2fi0 (12/49)


うるティ「はぁ……」(////

ルフィ「……」

うるティ「外すでありんす」

スル……パサ



うるティ「ん」

ルフィ「……思った通り可愛い顔してんな」

うるティ「ふーん、これでも?  んべ」




ルフィ「おっ! お前、スプリットなんだな」

うるティ「何その反応」

ルフィ「あ、わりぃ……コンプレックスだったんだっけな。
    でも、それ俺好きなんだよ」

うるティ「……はぁ? だから、どういう意味で喜んでんの?」

ルフィ「んー、い、言いたくねぇ」

うるティ「言え」

ルフィ「……その舌、セックスするとめちゃくちゃ気持ちいいんだ。
    キスも、余計に絡まって……なんつーか、その、エロい」

うるティ「……そっか、あんたほどともなるとこういう舌の人間て珍しくもないんでありんすね」

ルフィ「や、珍しいぞ。まだ三人くらいしか会ったことねぇ」

うるティ「ふーん」



うるティ「……三人もいたんだ?」

ルフィ「ああ」

うるティ(そっか。いるんだ……結構。
     それで夜の世界にいるってことは……本当にこの舌って エロいのか?)



うるティ「ふふ、そっかぁ、そうでありんすかぁ……♪」

うるティ(なんだろ、なんか……憑き物が落ちた気分……っ)

ルフィ「……なぁ、マスクとったってことは、キスしてもいいのか?」

うるティ「いいでありんすよ。そこまでいうなら、お好きにしなんし」

ルフィ「ああ、そうする」

スッ

うるティ(あ……)

 


36以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:30:39.85rj9mJ2fi0 (13/49)




チュ

ルフィ「ん」

うるティ「……ん」




うるティ「……んむ」

ヌチュ

ルフィ「……んん……ん」ピクッ

ヌチュル……クチュ……

うるティ(ふふん、先に舌 入れてやったぞ。
     どうだ麦わら)

ヌチュル……クチュ……ヌチュ……チュプ



うるティ(この舌、好きなんだろ?
     キスできて幸せか?)

ルフィ「……ん……ふ……」

チュパ……チュル……ンチュプ クチュ……

うるティ(……長いな)

レロ クチュ……ヌチュル……チュ……チュパ

ルフィ「ん……ん……」



うるティ「んはっ……はぁ……はぁ……」(////



うるティ「……な、長くね?」(////

ルフィ「長かったか? わりぃ」
 


37以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:31:27.97rj9mJ2fi0 (14/49)


ルフィ「……その、気持ち良すぎてよ。やめどきわかんなかった。すまん」

うるティ「っ! そ、そんなに好きなんでありんすか?」

ルフィ「言っただろ」

うるティ「いや、半分リップサービスかと」

ルフィ「違ぇって」



うるティ「……っ」ゾクゾクゾク

うるティ「な、なんか。ほんと……あんたが初めてで、よかった、かも……」

ルフィ「……そういうのは終わってからいうもんじゃねーか?」

モゾモゾ……



ルフィ「まだキスしかしてねぇじゃねーか な?」

モニュン……

うるティ「んぅっ……」(//// ピクン

モニュン……ムニュン……

うるティ「ぁ……ぅ……」

モニュン……ムニュン……

うるティ「……ん」

ルフィ「結構、あるよな」

うるティ「胸……のこと? まぁ、ある方か」ドキドキ

ルフィ「ん、俺、大きいの好きだ」

モニュン……ムニュン……



うるティ「んっ……」

うるティ(ナミ……ロビン……女海兵……)

うるティ「そうでありんしょうなぁ」クス

ルフィ「はは、やっとまともに笑ってくれたな」

うるティ「そりゃ、出会いが敵だったからでありんす。
     ……思えば、絆されたとかいうレベルじゃないところまで来たんでありんすなぁ」

ルフィ「……そうだな。
    俺も、まさかお前とこうなるとは思わなかった」

 


38以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:33:40.67rj9mJ2fi0 (15/49)


ゴソゴソ……

うるティ「ぅん……っ……」

ルフィ「脱がすぞ」

うるティ「ん……」

ゴソゴソ……パサ

うるティ「……っ」ドキドキ

ルフィ「全部脱がすからな」

うるティ「……ゥス」(////

パサ……



うるティ「……」(////

ルフィ「……おぉ」

うるティ「なんか、言えよ」

ルフィ「すっげぇ綺麗だ」

うるティ「……っ」(////



ルフィ「全部綺麗だけど、特に足がいいよな」

サワッ

うるティ「んっ……」ピクン

サワサワ……

ルフィ「敵の時は気になんなかったけどよ。
    実はソープで見た時から気になってしょうがなかった」

サワサワ……

うるティ「触り方……やらしいでありんす」

ルフィ「そりゃ、やらしいことしてるんだからな」

うるティ「んんっ……」

 


39以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:34:41.04rj9mJ2fi0 (16/49)


うるティ(足を撫でる麦わらの手が、暖かい。
     だんだん登ってくるその熱が、また胸に触れる)

モニュン……ムニュン……

うるティ「んっ……」

うるティ(……先っぽが、じんじんする。
     乳首、触ってほしい……)

クニ……

うるティ「んぅ……っ!」ピクン

クニ クニ……クイ

うるティ「んはぁ……ぁん……ん……」



ルフィ「うるティ」

うるティ「……ん」

うるティ(ちゃんと名前呼ばれた。ちょっと嬉しい……)

ルフィ「ん」



チュ……クチュル……ヌチュ……

うるティ(あ)

クチュ……チュク……ヌチュル……チュプ

うるティ(なんかわかったかも……
     エロい気分でキスすると、この舌)

レロクチュ……ヌチュルプ……チュプ……

うるティ(接触面多いから、相手の舌によく絡まる……
     それが気持ちいい、かも)

モニュン……ムニュ……

うるティ「ん……んは……んむ……んぅ……」

ルフィ「ん……ん……」
 


40以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:35:23.71rj9mJ2fi0 (17/49)


モミモミ……クニクニクニ……モニュン……ムニュン……
レロクチュ……ヌチュルプ……チュプ……

うるティ「んふぅ……んっ……んん……」

ルフィ「……んっ ん」



うるティ(キスしながら胸……
     なんか、器用だな、こいつ)

ススス……

うるティ(あ)

ススス……↓

うるティ(あぁ、手の熱が……下がってきた。
     マジか)

ススス……↓

うるティ「ぁ……」ピクッ



うるティ(ついに、触られるのか……っ! こいつに、あそこ……)



ルフィ「……いいか?」

うるティ「……っ」フイッ

ルフィ「触るぞ」

うるティ「……」コクン



クチュ……

うるティ「んぅっ……」ピクン

クチュ……ヌチュ

うるティ「んく……う……ぁ」 ピクンピクン

ヌチュ……クチ……

ルフィ「ぉ」

うるティ「?」

ルフィ「……んや、なんでもねえ」

うるティ「なんか、変でありんす?」

ルフィ「んや。思ったより濡れてただけ、だ。
    ほれ、指で糸引いてる」

ニチャァ……

うるティ「や、やめろ、バカっ」(////

ルフィ「いいんだよ、よく見てみろ。
    これが、お前がちゃんとセックスしたがってる証拠だ」

うるティ「……っ」

ニチャァ……

うるティ「もうっ わかったでありんすっ だから、やめなんし」ペシッ

ルフィ「にししっ 悪りぃわりぃっ お前の照れ顔珍しくて つい、な」

 


41以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:36:10.86rj9mJ2fi0 (18/49)



ルフィ「さて、そんじゃそろそろ横になれ」

うるティ「こう……でありんす?」

ペタッ ↓

ルフィ「あー、待て。背中痛ぇかもしれねぇから」ゴソゴソ

ルフィ「おれの上着、背中に敷いとけ」

うるティ「……ありがとござんす」

うるティ(ほんと手慣れてやがんな……そこはちょっとむかつく)イラッ

ゴソゴソ




ルフィ「楽にしてろよ。もうちょっと、下の方触るからな」

うるティ「ん……どうぞ」

ヌチュ……クチュ……

うるティ「あ、ぁ……んっ……ぁ」ピクン

ヌチュル……クチュ……チュプ……

うるティ「ぁ……っ んあっ……ぁ……」

ヌチ……クチ……ピチャ……

うるティ「ぁん……っ……んんっ……はぁ……はぁ」

ルフィ「どうだ?」



うるティ「……ん……っきもちい……」トロン

ルフィ「そか。ならよかった」

クチュクチュ……ヌチュ……

うるティ「ぁん……んぁっ……ぁ……っ」

ヌチュヌチュ……クリュクリュクリュ……

うるティ「んっ! ぁ……はぁ……はぁ……」

ルフィ「……」




クリュクリュクリュ……

うるティ「あっあっあっ……あ、クリ、いじられるの、好き……っ」

ルフィ「ん、わかった」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「あっ! ぁ……ああっ……はぁ、はぁ……ぁー……」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「んふぅっ……ぁんっんっ……」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ
 


42以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:37:00.81rj9mJ2fi0 (19/49)


うるティ「んくぅっ!……ふぅ……はぁ あっあっ……」ビクンッ……ビク

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「あ、っちょ、ちょっと……待って」

ルフィ「ん?」



うるティ「……っ イ、イッたので。ちょっと待って」(////

ルフィ「あ? いつの間に?」

うるティ「クリで、もう……」

ルフィ「そ、そうか。お前喘ぎ声小さいから、わからなかった」

うるティ「……もっと喘いだ方がいいでありんす?」

ルフィ「いやいや、無理して喘がなくていいよ」

うるティ「でも、男って喘ぎ声大きい方が興奮するんでありんしょ?」

ルフィ「それもそうだけど、無理して喘がれるのは一番困る。

    それに、お前の小さい喘ぎ声も十分興奮するぞ。
    まるで隠れてセックスしてるみたいでよ」

うるティ「……そっか そうでありんすか」ホッ

ルフィ「何ほっとしてんだよ」

うるティ「……あの女海兵……たしぎだっけ?
     あいつがすげぇ喘ぎ声するでありんしょ?
     ああいうのが好きなのかなっておもって、だけどあちきの喉からあの声は出なくて……」

ルフィ「そういやお前、他人のセックスのイメージあれか……
    そりゃ確かに誤解するかもなっ」



ルフィ「……てことは、もう準備いいってことだよな」

うるティ「それは、任せるでありんす。
     あちきは無理矢理にしか入れられたことないんで……」

ルフィ「ん、待ってろ。
    今忘れさせてやっから」

ゴソゴソ……


 


43以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:38:37.36rj9mJ2fi0 (20/49)



ルフィ「と……」

ボロン

うるティ「っ……」ピクッ

うるティ(あれが出た……そそり立ってる)

うるティ「……今ならわかるでありんすよ。
     これが、小さいんじゃなくて優しいんだってこと」

ルフィ「んー、どこまで優しくできっかな……
    お前可愛すぎて、こっちが我慢できなくなったらごめんな」

スリスリ

うるティ「あんたがそんなことしないことくらい、わかってるでありんす」

サワ……

ルフィ「ぉっ……」ピクッ

うるティ「……これ、あんたは何て呼んでるんでありんす?」

ルフィ「……チンコ、だな」

うるティ「ん、あんたのチンコ。カチカチでありんすね」

ルフィ「当たり前だろ。こんないい女を前にしてるんだから……それに」

サワサワ……

ルフィ「っ」ピクッ

うるティ「……触ってもらえて嬉しい?」

ルフィ「ああ……
    あ、そうだ……なぁ、一回舐めてくれるか?」

うるティ「ん、ふふ。そっか、あんたこれがよかったんでありんすね」

んべ

ルフィ「ああ、その舌……それでシて欲しかった」ゾクゾク……

 


44以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:39:16.18rj9mJ2fi0 (21/49)


ゴソゴソ

ルフィ「……そういや、舐めたことあるのか?」

うるティ「んーん。初めてでありんす。

     風俗んときはヌキは手でやってたし……口は最近まで誰にも見せてこなかったでありんす」

ルフィ「そっか。うん。無理しねぇようにな」

ナデナデ

うるティ「ん……」



うるティ「さて、チンコとご対面……」

ビキビキ……

うるティ「ふわ……真上向いてる。
     ふふ、舐めて欲しがってるようでありんす。

     可愛い……」

ツンツン

ルフィ「ん……っ」

ピクン

うるティ「……これを、舐めるんでありんしょ?
     こう……」ンベ

ヌチョ……

ルフィ「ぉ…………ああ……そうだ。
    少し、舌先で遊ぶ感じで」

うるティ「わかってやす。
     こうでござりんしょ?」ニヤリ



ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……




ルフィ「っおっ……ぉぉ……すげぇ……ぁっ」

ピクンピクン

うるティ「んぁ……んっ」

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

ルフィ「っ……ぁ……はぁ……はぁ……」ピクピク

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

うるティ「んぁ……ん、ん……」

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

ルフィ「はぁ、はぁ……」

 


45以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:40:07.71rj9mJ2fi0 (22/49)


うるティ「……これ、好き?」

ルフィ「ああ、好きだ。すげぇ、気持ちいい……っ」トロン

うるティ「くふっっ その顔……ふふ、
     なかなか可愛い顔するんでありんすねっ」

ルフィ「っ……あんま見るなよ」(////

うるティ「もっと見たいから、ちょっと激しくするでありんすよ?」

ルフィ「それは、いいな。頼む」



うるティ「それじゃ……口の中に……」アーン

パクッ↓

ルフィ「……ん」

うるティ「んむ」



ヌチュル……チュブ……グチュ……

うるティ「んっ」

ヌロォ↑

うるティ「んぷ……」

ヌプゥ……↓

ヌチュル……チュブ……グチュ……



ルフィ「ぉ……ふぅ……」



うるティ「んっ」

ヌロォ↑

うるティ「んぷ……」

ヌプゥ……↓

ヌチュル……チュブ……グチュ……



ルフィ「ふぅ、はぁ……」トロン


 


46以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:41:15.34rj9mJ2fi0 (23/49)


うるティ「んぷ、ん」チラッ

ルフィ「ん……すげえ気持ちい」

ナデナデ

うるティ(っ)キュンキュン



ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「ぉっ! ぉお……」

ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

ルフィ「はぁ、はあ……ぉ……っっ」

うるティ「ん……んはぁ……はぁ……んむ」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル
ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

うるティ「んむ……んっ……んーぅ……んっ……」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル
ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ



ルフィ「いいぞ。うるティ……
    その、舌で先っぽ絡めとるやつ、もっと頼む」

うるティ「んー? んふふ……」

ジュポ……ジュポ……ジュポ……ジュポ……

ルフィ「っ そ、それも気持ちいけどよ」

ジュポ……ジュポ……ジュポ……ジュポ……

ルフィ「そうじゃなくて、あー……お前、わざとやってんな?」

うるティ「んふっ」

ルフィ「ははは、余裕出てきたな」

ナデナデ

うるティ「ん……」

 


47以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:43:23.08rj9mJ2fi0 (24/49)


ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

ルフィ「んっ」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

うるティ「んぷ……んっ……んふぅ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「はぁ……はぁ……あ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「っ……」

うるティ「んっ……んんっ……んぅ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル



ルフィ「はぁ、はぁ……そろそろ、出そうだ……っ」

うるティ「んっ   ぁ……ぷは……」

うるティ「じゃ、どうするんでありんす?
     どこで、出したい?」シコシコシコ

んべっ

ルフィ「っ……いいな、その顔」

うるティ「?」シコシコシコ

ルフィ「その舌、見えるようにしながらイってもいいか。
    口の中じゃなくて顔見ながら……」

うるティ「……あんたがそれがいいってんなら、いいであり……」



うるティ「あ、よかないでありんすよ!
     それだと、この後顔汚れちゃったままになるでありんしょ!?」

ルフィ「あ、そか……わりぃ。興奮しすぎて忘れてた」

うるティ「……んもう、それじゃ、口の中で一回出すでありんすか?」ドキドキ

ルフィ「……いや、冷静になったし、大丈夫だ。
    すっげぇ気持ちよかったぞ」

ナデナデ

うるティ「……」モジ……
 


48以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:44:19.68rj9mJ2fi0 (25/49)


ルフィ「そろそろ本番、するか」

うるティ「……ん」

ゴロン



うるティ「……大丈夫?」

ルフィ「……ああ、大丈夫だ」

うるティ「……」

ルフィ「んじゃ、ちょっとお返しすっか」

うるティ「お返しって」

ガバッ

うるティ「ぁん……っ」ドキッ

ルフィ「舐めてもらったからな。舐めてやるよ」

うるティ「っ……」ドキドキドキドキ



ルフィ「ん」

チュ

うるティ「んぴっ!?」

ルフィ「?」

うるティ「……」(////

うるティ(変な声出たじゃねーかこのやろ……
     こっちだって、まさかそこにキスされると思ってねーよ!!)

うるティ「……っ」キッ

ルフィ「大丈夫、だから安心しろ」

うるティ「ぁぅ……」

うるティ(やっぱりさっきの『大丈夫』の意味、ちゃんと伝わっちゃってんだな。
     あー、風俗でオヤジ相手にしてたときのがまだ余裕だったわ……

     今は、こいつのペースに流されるのが……)

ルフィ「んんっ……んむ」

レロ……クチュ……



うるティ「あんっ……!」ピクン

うるティ(たまらなく、心地いい)

 


49以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:45:02.31rj9mJ2fi0 (26/49)



レロ……クチュ……ピチャ……

ルフィ「……ん」

うるティ「んっ……ぁ……ぁんっ」

レロ……クチュ……ピチャ……

トロォ……

うるティ「はぁ……んぁ……は……」



ルフィ「っと、舐めてやる必要もなかったか。
    すげぇ濡れてら」

うるティ「ん……え、もう終わり?」

ルフィ「ああ。あんまり舐めて俺の涎まみれになると、
    かえって本番痛くなるんだ。

    だから、お前の愛液が出てるならそれでいい」

うるティ「……」

ルフィ「なんだ、クンニでイキたかったか?」

うるティ「興味はある、でありんす」

ルフィ「はは、そりゃまたの機会にしよう。
    今は、な?」



クチュ……



うるティ「っ……!」ピクッ

うるティ(アソコに、チンコが……)

ルフィ「気持ちよくなろう。二人で」

うるティ「……ぉ、ぅ、ゥス」

ルフィ「お前緊張するとダメダメだな」

うるティ「ったりメーだろ!! 乙女だぞ!?
     経験人数1『本』だぞ!? バカにすんなよ!!」

ルフィ「わ、悪かったって。
    はは、でもそんくらい元気な方がいいや」

うるティ「んもう……さっさとするでありんす。
     遊び人麦わらのルフィの本領、見せておくんなし」

ルフィ「拗ねるなよ……な」

うるティ「んっ」



チュ……クチュ……ヌチュゥ
ピチャ……クチャ……



うるティ「んぅ……ん」

ルフィ「……このまま、入れるぞ」

うるティ「ん……ぅん……」コクン
 


50以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:45:47.06rj9mJ2fi0 (27/49)




ツプ



うるティ「あ……ぁ……」

ルフィ「……っ」



ツププ……



うるティ「んっ……」

ルフィ「……」



キチッ



うるティ「……ん?」

ルフィ「ぉ、やっぱりな」

うるティ「……なんか、突っかかってる……?」

ルフィ「ちょっといてぇぞ」

うるティ「いや、なんかこれ覚えがあるんだけど、
     おかしーだろちょっとまてよ、おいっ」

ルフィ「っ」



ズプッ
ブチッ プチチ……



うるティ「いっ…………!!?」ビクンッ!!

ルフィ「……」

うるティ「……っ っ!? はぁ?」
 


51以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:46:50.79rj9mJ2fi0 (28/49)


ルフィ「痛ぇか?」

うるティ「これって……まさか、処女膜、再生した?」

ルフィ「処女膜って再生すんのか?
    すくなくとも昨日の今日で再生しねぇよ。

    触手が細すぎたんだろ」

うるティ「……ぁ」

ルフィ「ちょっとだけ膜、残ってたんだな」

うるティ「……」ジッ

ルフィ「……あんま見ねぇほうがいいぞ。血出てるから」



うるティ「……」

うるティ「……はは、」

うるティ「あはは、そっかぁ……じゃ、これが初めてってことに、してあげるでありんす」

ギュッ

ルフィ「……ん、じゃ、もらったことにする」

ギュゥッ



うるティ「はは……へへ、へへへへ……
     これで、あちきも四皇の情婦でありんすねっ」

チュ ンチュ

ルフィ「……ん」

うるティ「さ、もう痛くないし動いて良いから。さっさと気持ちよくしておくんなし」

ルフィ「急に余裕だな」

うるティ「そうさせるのが目的だったくせによく言うでありんす」

ルフィ「だな。じゃ、動くぞ」

うるティ「ぁんっ♪」
 


52以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:47:42.67rj9mJ2fi0 (29/49)



ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「あん……ぁ……っ……んぁっ」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「ぅぁ……んっ……んん……んぁっ……」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「んんっ……んっ」



うるティ(なるほど、これは)



ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「ん……ふっ……っ……ぁっ」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「……んっ!……んんっ……はぁ  はぁ……」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「んふぅっ……ぁっ」




うるティ(世の人間が……ハマる、わけだわ)


 


53以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:48:40.06rj9mJ2fi0 (30/49)


ルフィ「うるティ……」スッ

うるティ「んっ!」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「んっ んんっ んっ んんっ」

ルフィ「……ん、んぅ……はぁ……んむ」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「んんっ……っ んっ……」



うるティ「ぷは……はぁ……はぁ」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

うるティ「麦わらぁ……私、
     あんたに頭突きかましたときも、こんな距離だったけどさ」

ルフィ「ん」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「あんときより……あんっ ずっと……興奮してる。
     戦闘の興奮より、私、……んっ……こっちが好きだよ」

タパン……タパン……タパン……タパン……
タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「俺も、お前とはこうしてる方がいいな」

うるティ「ふふ……はぁ、はぁ……ぁ……んっ」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「んっ……ん……ん」

うるティ「んふ……んっぅ……ん」



ルフィ「はぁ……はぁ……」

うるティ「……はぁ……はぁ」

うるティ「あのさ……」

ルフィ「?」

うるティ「……っ る……るー……」

ルフィ「……」

うるティ「る、ルフィ……?」

ルフィ「ああ」

うるティ「……っ だめだ、恥ずかしい!
     まだ麦わらって呼ぶっ!!」(////

ルフィ「あはは! いいよ、お前の好きにしろ」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「雰囲気出してみたかっただけでありんす……でも、も、むり」

タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「無理って……ああ。そっか」

うるティ「はぁはぁ……ぁっ……もう、イキそっ」

ルフィ「そうか。んじゃ、強くするぞ」

 


54以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:49:25.74rj9mJ2fi0 (31/49)



パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「んきぅっ!! ぁっ ぁっ ぁっ ぁっ!!」

ルフィ「っ……はぁ、はぁ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「ああっ あっ あっ あっ んぁはっ……んひっ!」ピクンピクン

ルフィ「こっちも……はぁはぁ……結構っ 限界だからな」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

ルフィ「っ……はぁ、はぁ……っ」

うるティ「ぁあんっ あっ……ぁあ……あー……ぁー……っ」ビクンビクン



うるティ(やば……この感じ……)

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「あ、っく……ぁっ!」

プシャっ プシュッ

うるティ(先にイキ始めちゃった……っ!)



 


55以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:50:12.15rj9mJ2fi0 (32/49)


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

うるティ「んっくっ! ぁっ! あっ!」

ルフィ「はぁ……はぁ……いく、ぞ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

うるティ「んっぐぅっ! 麦わらっ……はぁ、はぁ早く……出してっ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

ルフィ「はぁはぁ……っ……外に出すぞっ
    なぁ、舌に、だしていいか……」

うるティ「そ、それは……っ っん……んんっ!」



ガシっ



ルフィ「おわっ」

ルフィ(!? 体、足で掴まれた……?
    すげぇ力っ   って)

ルフィ「お、おまえぇっ!? なんで能力使ってまで、俺の体押さえつけてんだ!?」

うるティ「外に出すとか、つまんねーことすんなよ!!」

ルフィ「でも、お前、薬持ってねーだろ!?
    やべぇって、あっ……ちょ  出」 

うるティ「良いから、出せよ」

ルフィ「あ」

うるティ「出せって  のっ……」ギュゥゥゥゥゥ




 


56以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:50:51.76rj9mJ2fi0 (33/49)




ビュルルルルルル!!!!

うるティ「ん゚っ!!!!?」ビグン!

ルフィ「っく……っ!!」

ビュルルルルルル……っ! ビュルルっ……ビュル……!!

ルフィ「っはっ ぁ……ぉ……」

うるティ「んぅぅぅっ! っ……出てるぅっ……麦わらの、精液……っ」ビクンビクン!!

ビュルッ! ビュビュ……

うるティ「んはぁ……んっ」トロン……

ビュ……

ルフィ「はぁ、はぁ……あー……」

うるティ「……っ……んふぅ……ふぅ……」

ビュルル……ビュ……



ビュ……



うるティ「……はぁ はぁ……んは……ぁ はぁ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……う……ぁ」

うるティ「ん……んっ」

チュ……チュ

ルフィ「ん」

チュ……クチュ……ヌチュル……クチュ




 


57以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:52:31.92rj9mJ2fi0 (34/49)


ルフィ「はぁ…………おい、どうしてくれんだ」

うるティ「どうって、なんのことでありんしょ?」

ルフィ「俺は、外に出すつもりだったんだぞ」

うるティ「んふ、それはあちきにはわかりかねますなぁ?
     あんたがお漏らししたのがわるぅござんす」

ルフィ「お前が限界の時に引き寄せるからだろ……
    ああ、っく」

ピュル……

うるティ「ぁんっ  って、おまえ、言いながらまだ出てんじゃねーか」

ルフィ「……」

うるティ「なんか言えよ!!」

ルフィ「いや、今、改めて下半身は別な生き物だなって痛感してて……」

うるティ「男ってそういうもんなんでありんしょ?
     ……まぁ、可哀想だからそろそろ離してあげりんす」

ユル……

ルフィ「はぁ……ぁー……出しちまったけど、でも、気持ちよかった」

うるティ「……それは、こっちもでありんす。
     あの女……ニコ・ロビンのいう通りにしたのは癪でありんすけど」



ルフィ「……」ジーッ

うるティ「……」ジーッ

コポッ……

うるティ「んっ……」

うるティ(中の性液が……溢れてきた。
     結構出てんな、これ……)

ポタ……
 


58以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:54:09.10rj9mJ2fi0 (35/49)


ルフィ「……」ソッ

ギュッ

うるティ「ん、なんでハグでありんす? もう終わりなんじゃ……」

ゴロン

ルフィ「出して終わりじゃねーよ」

うるティ「……まさかもう一回とか」

ルフィ「出せるけど違う」

うるティ(出せるんだ)

ルフィ「時間ねーから1分だけこうさせろ」

うるティ「……まさか、腕枕でピロートークのつもり?
     この状況で?」

ルフィ「そうだ」

うるティ「……盛り上がった手前言いにくいけど、
     脱出するためのセックスでありんしょ?
     ゆっくりしてる場合じゃないんじゃ……」

ルフィ「……そうだけども、だ」

うるティ「っ……やめろ! これ以上気遣われるとなんか……なんか!!」

ガバッ


ルフィ「んだよ。気遣ってるけどそれだけじゃねーよ」

うるティ「はぁ?」

ルフィ「……俺が好きで、そうしてるんだ。
    ダメか?」

うるティ「だめだ!! あちきの乙女回路をこれ以上狂わすな!!」

ルフィ「そっか。まぁ、お前がそれで良いならいいか」

うるティ「……言っとくけどな……お前は、これであちきの初体験の相手になっただけで、
     それ以上の感情は別にねーからな!!」

ルフィ「いいよ、それで。
    ……でも、こっから先、なんかあったら言えよ。
    そんくらいの責任は取るからよ」

うるティ「……っ ……ふんっ!」

 


59以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:55:12.14rj9mJ2fi0 (36/49)




ゴソゴソ

うるティ「いいぞ、ノックしろ」

ルフィ「ん。わかった」



コンコン





……

揺籠の外

コンコン

ロビン「終わったみたいね。揺籠を解除するわ」

シュルシュル……



シモバア『何が 終わったみたいね、だよ!』

ヨセババ「途中ですでに扉開いてたんじゃないかよっ!」



ロビン「そういう問題ではないことはわかっていたでしょ?
    乙女的問題よ」

シモバア『はぁ、私らもそんな時代はあったがされど』

ヨセババ「遠い昔の記憶さねぇ……」

ロビン「……」



……

揺籠の中

シュルシュル……



うるティ「……あんたってさ。
     いろんな女とヤってんのな」

ルフィ「ん?」


60以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:57:00.67rj9mJ2fi0 (37/49)


うるティ「いや、ソープで会った時にわかってたつもりだけど……
     やっぱり上手だし、女の扱いに慣れてるし……

     恋人いるのに、あちきなんかとセックスするし……」

ルフィ「なんだよ、説教か?」

うるティ「説教じゃねーけど。その倫理観どうなってんのかと思って。
     ……ナミの生放送では、独占欲丸出しの終わり方してたでありんしょ?」

ルフィ「お前も見てたのか!?!?」

うるティ「見せられたんでありんす」

ルフィ「……んまぁ、確かに俺は、俺の女が誰かに抱かれるのは嫌だけど……」

うるティ「自分は浮気しておいてぇ?」

ルフィ「……嫌だけど、それが本人の意思なら俺は口出さねーよ。
    浮気でも、他の男に惚れるんでも、
    なんにせよ束縛する気はねぇ。それだけだ」

うるティ「ふーん……」

ルフィ「でも嫌だとは言う」

うるティ「わがままなんだかなんなんだかよくわからん男でありんすね。
     そこは、『俺は浮気なんてゆるさねぇ』って言って自己中発揮しとけよ」

ルフィ「そうじゃねーんだよなー……」




 


61以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:58:15.07rj9mJ2fi0 (38/49)



ルフィ「……ん? そういや、俺ヨセヨセで来ただけだから、
    そろそろ帰らされんのか?」

うるティ「そういやそうでありんしたな」

ルフィ「ほれ、透けてきてる」ぼやん……

うるティ「ぎゃー! 幽霊ーー!!」



ルフィ「いやぁ、しっかし。わりいな頭突き」

うるティ「……何がでありんす?」ムスッ

ルフィ「仲間が絶対助けるって言ったのに、お前自分で出てたもんな」

うるティ「まだこの監獄出たわけじゃねーから、
     その辺はあんたの仲間のフォローを信じるでありんすよ」

ルフィ「ああ。そうしてくれ」

スゥッ


ルフィ「じゃーな。また外で会おう」

うるティ「あんたが出られるんならな」

ルフィ「ああ、それも任せろっ!」ぼわぁぁぁぁん……

ボシュッ






うるティ「……」

シュルシュルシュル……

〜揺籠解除〜



ロビン「……さ、行きましょ。扉は開いてるわよ」

うるティ「わかってるでありんす」

スタスタスタ……





シモバア『……』


………………
 


62以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 21:59:29.63rj9mJ2fi0 (39/49)

………………

時は少し遡って

地下ダンジョン

ナミルート



ナミ「……何よこれ」

ナミ(とつぜん地下に落とされて、そのさきの扉を開けてみたら、ずいぶん殺風景な部屋じゃない)

ナミ「……なんか不安ね。
   用心して、今入ってきた扉は閉じないようにしておきましょう」

キィィ……ピタッ



ナミ「……薄暗がりの向こうの壁に扉があるわね……」



ザザーザ……ブッ



シモバア『おほん 聞こえるかい?
     おやおや、そうかとは思ってたけど昨日の夢で姉妹でいちゃついてた妹の方』

ナミ「誰だ!! 私の封印すべき記憶ベストを知る人物は!!?」

シモバア『私はバ・バア。シモシモの実の下ネタ人間。
     エロいことならお任せのシモバアだよ』

ナミ「あなたは……」

シモバア『おや、妹……っていうか、『こっそりアナルパールちゃん』じゃないかい』

ナミ「……決めたわ。あなたの記憶が無くなるまでボコリいにいく」

シモバア『まぁまぁ、そんな怒りなさんなって。
     とにかくこの部屋の説明をするから聞いておいきよ』


ナミ「……はぁ」



……バ・バア説明中……

 


63以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:00:18.03rj9mJ2fi0 (40/49)


ナミ「……夢の続きみたいね
   でも今度は、セックスしないとダメなのね」

シモバア『そういうことさねぇ』



ナミ「よかった。後ろのドアを開けておいて……
   最悪この空間からでさえすればその能力からは逃れられる。

   ……間違ってる?」

シモバア『……私が敵だったら教えないよ?

     答えはNOじゃよ。
     間違ってなんかない。
     確かにこの部屋に入ってなければ、

     あんたはここで彼氏以外の見知らぬ男の射精を手伝う必要もないし、
     犬とまぐわう必要も、触手の悪夢を見ることもない。

     ただこの先には行けないけどね』

ナミ「……それでも、下手に動くよりマシよ。
   もうちょっと手前の様子見てくる」

シモバア『そうかい』



ナミ「……ん? ヨセヨセ? おばあさん、この扉何? ヨセヨセって書いてるけど」

シモバア『それは出張ヨセヨセ屋の扉じゃよ』

ナミ「しめた! これでルフィを呼べば……」

シモバア『すまんね。ヨセヨセ屋はラッキーボーナスみたいなもんでね。
     今日はこの部屋がラッキーの部屋じゃないのさ。
     その扉は閉まったままじゃよ。諦めておくれ』

ナミ「ちぇっ……」

シモバア(本当は他所で一回使うと使えない仕様なんじゃがね)





ナミ「さて、と……どうするか」



メラメラ……



ナミ「……? なんの音?」

……
 


64以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:04:01.59rj9mJ2fi0 (41/49)

……

時はもう少し遡って



欲望の砦

ナミの独房

ドッゴォォォォォォン!!!!

ガラガラ↓ ↓ ↓ ↓



サンジ「……フランキーの言った通りだ。
    物資補給の穴があるから、そこに沿って攻撃したら簡単に天井を破れたぜ」

キョロキョロ

サンジ(なんだこの部屋……真ん中にでっけぇ穴が空いてんな。
    いや、これは落とし穴……開いたばっかりってところか。まだ埃が舞ってやがる。
    ん?)

撮影機器「……」

サンジ(撮影道具がある……そして、シャワーを使った形跡。
    ……脱ぎ捨てられたバニーガールの衣装)

サンジ(間違いない。この部屋は、ナミさんが捕まってた独房!)ブシュッ

サンジ(っ! てことはこの下にナミさんが……!!?)

シュタッ……↓




 
トッ

サンジ「……? なんだ、地下にも通路が……殺しの罠ってわけじゃなさそうだが……」

スタスタ

サンジ(これも全てこの監獄の設備、ってことか。
    全く、地下ダンジョンとは恐れ入るぜ。
    少年心がくすぐられちまう)

スタスタ……

ピタッ



サンジ「……? 人の気配……いや、女の気配……
    ちがう、これは……ナミさんの気配!」



サンジ(そこの開けた扉の向こうからナミさんの声が聞こえる?
    誰かと話してるみたいだが……)



????『確かにこの部屋に入ってなければ、

     あんたはここで彼氏以外の見知らぬ男の射精を手伝う必要もないし、
     犬とまぐわう必要も、触手の悪夢を見ることもない』

ナミ「それでも…………マシよ」

????『そうかい』



サンジ「……っ!!!!?」

サンジ(ナミさんが……なにをするって……?

    男……? 犬!? 触手!!??)

サンジ「! まさか、あの扉から何か敵が出てくるって話か!?」
 
 


65以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:07:41.87rj9mJ2fi0 (42/49)


サンジ(話は見えたぜ。先に進むためにはあの扉から出てくる奴らを倒さなくちゃならねえんだな?)



メラメラ



サンジ(しかもそいつらは、

    俺の目の前で……

    こともあろうにナミさんを……

    さらには、未来の海賊王の女を……

    手籠にしようとしてるってわけだ)



メラメラメラメラ



スッ……



サンジ「……ナミさん、話は聞いた」

ナミ「……え!?!? さ、サンジ君!? なんでここに」

サンジ「どいててくれ。その壁はもう使えなくしてやる」

ナミ「ちょ、ちょっとまって、話を……っ」

サンジ「安心してくれナミさん!! ここからは、俺がナミさんを守る!!」

シュタッ!

 



サンジ「〜フォンテドュドーム〜!!」

ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!



サンジ(足の炎で、壁を蹴り壊しながら溶かして塞ぐ……!!
    こんな扉、全て溶かしてつぶしてやる!!!!)

ドガガガガガガガガ……シュウゥゥゥゥゥゥ……

 


66以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:08:42.71rj9mJ2fi0 (43/49)


サンジ「一丁あがりだ」

ナミ「……さ、サンジくん? なにして……」

サンジ「で? どうするんだ? 敵はもう出てこねぇみたいだが?」



シモバア『いや、敵っていうより、部屋を出る鍵みたいなもんだったんだけどね』



サンジ「へ?」

ナミ「あ! あー!!! サンジくん!!! 扉っ!!!」

サンジ「は、はい?」



ガチャリ

ナミ「あーーーーーーーーー!!!!」





サンジ「ど、どうしたんだナミさん」

ナミ「なんで扉閉めるのよ!! この良いとこ育ち!!
   わざと開けておいたのに!! 閉じ込められちゃったじゃないの!!」

サンジ「はぁぁ!?」



シモバア『……こりゃ。面白いことになったね』



ナミ サンジ 絶妙なタイミングで合流

……………………

 


67以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:14:54.54rj9mJ2fi0 (44/49)

……………………

海軍基地 地上

中庭 広間


フランキー「ぶぅーっとばっす! デンジャラッス 俺フランキーぃっ!!」



フランキー「鼻バルカン!!」

ズドドドドドドドドド!!!!

海兵「うわぁぁぁぁぁあああああ!!!!」



フランキー「エルボー大砲!!」

ドゴーン!!!!

海兵「ぎゃーーーーーーー!!!!!」



フランキー「膝からブラウニー!!」

チョコん

フランキー「チョコだけにチョコんとブラウニー  って、

      俺にお茶させるほど余裕な海軍基地ってどうなのよ!?
      もう追加の兵士はこねーのか!?
      砦にカチコむぞ!!!!」



タッタッタッタッタ

ノジコ「この島がそれほど平和だったってことでしょ」

フランキー「フンッ……この時代に平和ボケとは良い度胸だぜ」

ノジコ「……でも、あたしの初陣としてはだいぶやりやすいよ。
    いきなり新世界の猛者相手じゃなくて、ちょっと安心」

フランキー「そういやオメー……やたらくるの早いな」

ノジコ「あんたのつくったこれが規格外すぎたのっ」



乗用『究殺狩機』〜クサカリキ〜「ドルンドルルルルウ」



フランキー「ああ、その 
      草刈機のつもりが手違いで
      時速200キロで瓦礫を砕いて進める走破性を得てしまい、
      人の命を刈り取ることに特化してしまった悲しき農具か。

      お前に預けたのは正解だったようだな」b

ノジコ「おかげさまでここまでこれたけど……何人か死んでない?」

 


68以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:19:23.94rj9mJ2fi0 (45/49)







ランボルト「あいにくと、平和ボケしていたとしてもそこまでヤワではないのだよ」どどん!!







ランボルト「死にはせんよ」

フランキー「……っ」ズザッ

ノジコ「新手? 随分大きなナリしてるけど……」



ランボルト「……」ジロリ

フランキー「っ……」ゾッ



フランキー「へへ、ようやく骨のある奴が出てきたか」

ノジコ「なに? 強い?」

フランキー「ああ、強いなんてもんじゃねぇ。
      おそらく……ラスボスだぜ、こいつぁ」



ランボルト「その表現は似つかわしくなかろう。
      いわば正義の味方だぞ?  こちらは」

ノジコ「……」

フランキー「……」

ランボルト「何か申し開きはあるかね?
      無ければ、海賊相手に然るべき処置をとらせてもらうだけだが」



ノジコ「勝率は?」

フランキー「お前を守りながらだと0パーだ」

ノジコ「あたしが全力で逃げたら?」

フランキー「1パー」

ノジコ「……あたしが囮になるのは?」

フランキー「自己犠牲に走るバカヤローはうちの船に一人でいい。
      お前は走ってあっち←に逃げろっ!!」




ノジコ「……わかった」

ダッ!! →



フランキー「逆ぅぅ!!!
      方向音痴も一人でいい!!!!」


 


69以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:20:32.86rj9mJ2fi0 (46/49)


ノジコ「何言ってんの、一番逃げるのに確率高いの選んでんでしょうが」

ノジコ「バトルファーマー変形! チェーンソー!!」

ドルルルルンドドドドドドド

フランキー「! おめぇ……」

ノジコ「……こいつのカチコミくらったら、流石の中将でも痛いじゃ済まないでしょ?
    二人でこの場をなんとかするって選択肢も、あるんじゃない?」

ランボルト「その珍妙な機械で私とやり合うつもりかね?
      面白い。 相手はしてやるぞ」

ギラっ

フランキー「……っ」



フランキー(だめだ。いくらあのチェーンソーでも中将クラスには敵わねぇ……
      しかも俺の変態センサーが言ってる……!
      こいつは俺たち変態の天敵でもある。

      クッソクソ真面目だ!!!!

      つまり、この島でいうところの最強とも言える。遊びのねえ男……っ)



ノジコ「いくよっ」

ブオォオオオオオオオン!!!!

フランキー「ノジコ!!」

ノジコ「合わせてよ、先輩」

フランキー「っ! ……わかったよ」



ランボルト(……何かする気か?
      ロボは遠距離武装が多いようだが……
      あの回転ノコギリは接近を要する、合わせるには息が合っていないようだ)



フランキー「ウェポンズレフト!!」ドシュッ!!!!!!

ノジコ「ブロークンソーチェーン!!」バヅン!!!!!!!

ノジコ(コーラエンジンを過剰に稼働させて、チェーンソーの刃を強制的にぶった斬る。
    回転する刃は、その勢いを持って敵目掛けて飛翔する!!

    破壊を伴うから一度きりの一撃だけど……っ)

ジャラララララ!!!!

ノジコ(当たれば肉を削ぎ落とすくらいはするっ!)



 


70以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:25:10.67rj9mJ2fi0 (47/49)


ランボルト「小賢しいっ」ギュオッ

ギィン! ギィン!!

フランキー「チッ……弾かれたか!」

ギャリギャリギャリ ギチッ!!

ランボルト「っ! 私の薙刀に……あの機械から放たれた鎖が……!?」

ノジコ(しめた! チェーンソーの刃があいての武器に絡みついた!)

ボォン!!!!

ノジコ「……っ さらにウェポンズレフトの爆風も生きてるっ
    今のうちに」ダッ

フランキー「おう!」ダッ

ダダダダダ……

フランキー(よっし! 少しだが距離はとれた! 少しは時間稼ぎできるか……!!)



ランボルト「っ! 待て……爆風なんぞに足を止めるわけなかろう!!」

ビュオッ!!

フランキー「!? 速ぇぇ!!」

フランキー(不意打ちも騙し討ちも目眩しも通用しねぇ……
      やっぱりクソクソ真面目は戦いにきーぜ!!!)



フランキー「逃げるのは無理だ、ノジコ!!」ダダダダダ

ノジコ「じゃ、どうする!?」ダダダダダ

フランキー「まず、このまま逃げて、誰かと合流する!!」ダダダダダ

ノジコ「あんたロボだし強いんじゃないの!?」ダダダダダ

フランキー「強ぇぞ! でもな……今は本領が発揮できねぇせいで
      ホンモノにゃ、ちと及ばねえ」ダダダダダ

ノジコ「……っ じゃ、あれがホンモノってこと?」ダダダダダ

フランキー「ああ」ズザッ




ランボルト「ふむ、他の仲間の居場所をしっているから泳がせたが……
      どうやら見当違いだったようだ。
      貴様らはただ逃げ惑っているな?」

フランキー「こいつは俺じゃかなわねー……
      だからよ。作戦を変える」

ノジコ「……何?」

フランキー「おい! そこな中将!!」

ランボルト「ランボルトだ」




フランキー「ランボルトぉ! ……この女はな……俺の! 女だ!」どどん




ノジコ「……」

ランボルト「……」



ノジコ ランボルト「違う」


 


71以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:26:18.27rj9mJ2fi0 (48/49)



フランキー「アーウ!! ノジコ!! ここはノッておけ!!」

ノジコ「ごめん。あんたの女っていう空想に耐えきれなかった」

フランキー「空想ですら!!?」

ランボルト「臭いが違う」

フランキー「クソクソ真面目かと思いきや変態みてぇなこと言いやがる」



ランボルト「クソクソ真面目が故だ。
      貴様にはわからんだろうが……貴様からその女の臭いはしない」

フランキー「ってこたぁ……『こいつは俺の女だ。こいつに触れたくば俺から先に倒せ』作戦は」

ランボルト「貴様がもし、その女とだけ関係を持っていたなら聞いただろうが……」

フランキー「ったりめーよぉ!! 俺とノジコはマジのガチで愛し合う中で、
      互いのケツの黒子でさえ知ってる仲だぜ」




ランボルト「けしかランボル刀!!!!」ズバッシュ!!

フランキー「ギャー!!!!」

ノジコ「もっとやられればいいのに」

フランキー(危ねぇ……装甲ごと切られるかと思った……!)






72以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/08(木) 22:27:20.14rj9mJ2fi0 (49/49)



ランボルト「貴様からは麦わらと同じレベルの臭気が……いや、あれよりもひどい臭いがする!!
      貴様は町中の淫猥な臭いを一つに集めたような……そんな臭いがする!!」

フランキー「……なんで俺がウォーターセブンの商売女全員抱いた話しってるんだ?」

ランボルト「なるほど合点が行った。
      貴様はこの場で処刑する」

フランキー「バカヤロー!!冗談じゃねぇか!! ウソじゃねぇけど……」ダッ

ノジコ(あたしに話が及ぶ前に逃げよっ)ダッ



ランボルト「逃すかぁ!!!」ビュオッ



フランキー(やべっ、 逃げ切れねぇ……っ)

………………



73以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 01:59:08.33Fg6RrFeC0 (1/5)

………………

地下ダンジョン ナミルート



ナミ「……というわけなの」

サンジ「……っ……っ」ぐにゃぁ……

ナミ「なんなの、その顔?」



サンジ「……まずナミさん。
    あの扉を閉めてしまったことでこんな状況になってしまったことは詫びる。
    すまない」

ナミ「ええ、その気持ちはわかったわ」

サンジ「だが、壁を潰したのは衝動的だったとはいえ、完全に俺の意志だ。

    きっと話をちゃんと聞いたところで、
    俺はナミさんにあの扉の向こうの何かと対面させる気はなかった。
    
    だから、なんというか……その」

ナミ「……」

サンジ「……」



サンジ「すまない」

ナミ「いいわよ。
   もう謝るのは終わり。ここから出る方法を考えましょう?」

サンジ「か、考えなくちゃ、ダメなのか?」

ナミ「そりゃそうでしょう!?
   上でみんな戦ってるって言ったのサンジくんじゃない!」

サンジ「だだだだ、だけどな、ナミさん。
    この部屋……」



ナミ「そうよ! セックスしないと出られない部屋なのよ!!」



サンジ「ンハァぁぁあん!!!そんなはっきり言わないでくれぇぇぇぇえええ!!!!」ブシュウウウ!!

ナミ「鼻血を出すな!! 
   ここであんたが失血死なんてしたら、
   私あの溶け固まった壁壊してでも先進むからね!!」

サンジ「それだけはさせねぇ!!」ダラダラ

ナミ「血涙も流すな!!」



サンジ「はぁ……はぁ……」

ナミ「はぁ、はぁ……」



シモバア『痴話喧嘩かい?』

ナミ サンジ「まだ「違う!!」




74以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 02:02:15.54Fg6RrFeC0 (2/5)


サンジ「……まだ、って?」

ナミ「……これから、するのよ」

サンジ「……誰が」

ナミ「私が」

サンジ「誰と」

ナミ「サンジくんと」

サンジ「……な」ブシュッ

サンジ「なにを」





ナミ「セックス」





ナミ「……」

サンジ「……」






サンジ理性による我慢 一回目

>>直下のコンマ


00〜79 成功
80〜99 失敗


※計三回成功することでサンジは一切ナミに手出ししなくなり、
 騒動解決まで脱出不可能になります。



75以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 02:18:39.15n2KTNCOMO (1/1)

はい


76以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 03:00:31.60Fg6RrFeC0 (3/5)


サンジ「……ナミさん」

ナミ「……」

サンジ「俺にはできねぇよ」

ナミ「そういうと思った」ハァ……

サンジ「だろ?
    わかってていってるなら、ちょっと意地悪だぜ」

ナミ「でも、効果はあったわ。
   鼻血モードじゃないサンジくんを引き出せた」

サンジ「チッ……意地悪どころか性悪か。
    そんなところも素敵だが……

    しかし俺はナミさんの交際関係を知っちまってるから、
    これ以上は動かないぜ?」

ナミ「やっぱり知ってたんだ……」

サンジ「……一応確認してもいいか?」

ナミ「いいわよ。私は、ルフィと付き合ってる。
   男女の関係よ。間違いない」

サンジ「……それでいて、なんで俺とセックスできる?」

ナミ「仕方ないから」

サンジ「仕方ないからでできちまうのかよっ
    もっと自分を大切に……」

ナミ「勘違いしないで。誰でもいいわけじゃない」スッ

サンジ「っ……っ!!」グラッ



ナミ「……正直、ここにいるのがサンジくんで安心してるの」

キュッ

サンジ「……っ なみさ……」ドクン……ドクン……

サンジ(だめだ。近寄られると……意思が……っ
    そんないじらしく袖なんか掴まないでくれっ 嗚呼っ!)
 


77以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 03:01:40.89Fg6RrFeC0 (4/5)


ナミ「壁を壊してくれたのも、ちょっとほっとしてる。
   ありがとね」

サンジ「礼なんて……俺は……っ」ドキドキ……




ナミ「だから 責任とってチンポ出しなさい」




サンジ「情緒ぉっ! ナミさん! 情緒ぉっ!!」

ナミ「何よ! この私が抜いてあげるって言ってんのよ!?」

サンジ「いや、抜いてあげるって……

    だから俺はナミさんに浮気もさせたくないし、
    ルフィに悪いからナミさんに手を出すのは絶対無理だって!!」

ナミ「でもこの先に行けないと。地上でどんな戦いになってるかわからないわよ?
   ウイルスとか、ワクチンとか……地雷とか……」

サンジ「たしぎちゃんが言ってたな。
    地雷がどうとか……ありゃ本当なのか?」

ナミ「ええ。本当よ。
   あいつらのワクチンには弱点があるの。
   明確に何かはわからないけど……」

サンジ「……その路線で敵に弱体化を仕掛けるのもありか。
    あいつら、うまくやってくれてるといいが」

ナミ「あいつら。じゃなくて、私たちが積極的に行かなくちゃダメでしょ」

サンジ「つっても、なぁ」



ナミ(どうにかしてサンジくんにその気になってもらうしかここから出る方法はない。
   ルフィには悪いけど、あっちだって浮気してるしこのくらい別にいいわよね?)

サンジ(なんてこった……俺が、ナミさんと?
    本来なら喜ぶべきところだし、相手が望むなら不倫もいとわねぇが……

    ナミさんの相手がルフィってのは流石に……)

シモバア(焦ったいねぇ……)


78以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 03:07:30.92Fg6RrFeC0 (5/5)


ヤってもいいナミ VS ヤりたくないサンジ

>>直下

ナミのアクション

1 直接的に誘惑する 
  ※サンジの我慢力-10
2 何もしない
  ※サンジの我慢力そのまま
3 思い直してちょっと大人しくしてる
  ※サンジの我慢力+10


>>その次

サンジのアクション

1 理性を保とうとしてタバコを吸う
 ※サンジの我慢力+10
2 タバコを吸っていいか聞く
 ※サンジの我慢力そのまま
3 なんとかルフィの話をして気を紛らわそうとして失敗する。
 ※サンジの我慢力-10



>>その次

シモバアのアクション

1 媚薬を気化させて流す。
 ※サンジの我慢力-10
2 ここから出ないなら出ないでいいや、と何もしない
 ※サンジの我慢力そのまま
3 ムードの良い曲を流すが的外れ
 ※サンジの我慢力+10


寝ます。
安価が11:00までに全部埋まらなければ再度安価とっていただいて大丈夫です。


79以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 07:25:03.32L72GTKy5O (1/1)

3


80以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 07:28:35.47btyIW9cmO (1/1)

1


81以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/09(金) 07:29:40.96MJ1nBQ/PO (1/1)

2


82以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:43:27.35IoyxBRks0 (1/25)


サンジ「……」カチッシュボ

ジジジ……スゥー……



ナミ「はぁ、でも、ほんとどうしよう。
   誰か助けに来てくれないかしら」

サンジ「……」スパーァ……

サンジ「壁を蹴っても無駄。覇気の及ぶ能力ってわけでもない。
    こりゃ、本当に待つしかねぇな」

ナミ「……」

ナミ「ねぇ、サンジくん。本当に待つだけでなんとかなると思う?」

サンジ「……というより、待つ以外の選択肢がねぇ。
    先にも言った通り、俺は君に手を出せねぇよ」

ナミ「そう、ちなみに本音は?」

サンジ「今 メチャクチャ興奮を我慢してる」スパーァ

ナミ「そっか……」



ナミ(まぁ、女好きでいっつもあんな調子のサンジくんが、
   この状況で何も思わないはずないわよね。
   
   我慢、してるんだ。
   なら私も、もう少し待って見た方がサンジくんにとっては優しいのかな)



ナミ「……ごめんね。変な感じになって。
   でも私も、もうちょっと待ってみる」

サンジ「あ、ああ。そうか。わかってくれたなら俺も助かる」

ナミ「本音は?」

サンジ「流石に、本気でホッとしてるよ。
    さっきみたいな調子で来られるといくらなんでも決心が揺らぎそうだった」

ナミ「そっかぁ……そうよねこの私が魅力ないなんてことはないわよね」

サンジ「その点はすまないと思っている。
    君の誘惑に答えられない時点でオスとしては不能もいいところだ」

ナミ「いいの。サンジくんはそれで……
   ああ、でも、気が変わったらいつでも言って?」

サンジ「だからぁ……」




サンジ我慢100 自動成功 コンマ判定なし


 


83以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:46:05.32IoyxBRks0 (2/25)


シモバア『なんだい、結局しないのかい?』

サンジ「するわけねぇだろ!! 空気読め!!」

シモバア『折角いい雰囲気の音楽でも流そうかと思ったのに』

サンジ「余計なお世話だし、急にそんなもん流されりゃ逆に冷めるだろ」



ナミ「ねぇ、おばあさん。ここから出るにはセックス。
   それはよくわかったつもりだけど、本当に出る方法は一つもないの?」

シモバア『ないんだが……まぁ、言うてもこれも悪魔の実の能力の力さね。
     当然穴はあるし、限りもある』

サンジ「それを教えてくれよ!! 人が悪いババアだな」

シモバア『言ってもあんたたち、どうしようもないからねぇ。
     んなら言うけど、

     私も仕事でこれやってるんだ。上司がいる。
     その上司が倒されたり、もっといい条件や報酬を提示されりゃ
     当然こんなところ管理してる場合じゃないよね』

サンジ「上司……? そっか、じゃあやっぱりこの騒動が解決すれば……」

ナミ「騒動っていうか……私たちが脱獄しないと騒動は終わらないでしょ?」

サンジ「ランボルトだよ。
    ここの中将。あいつさえなんとかすればこの場は収まる。

    上司ってのも大方そいつだろ」

シモバア『そういうことさね』

ナミ「……」

サンジ「どうしたんだ? ナミさん」

ナミ「ねぇ、たとえば……私たちが外に出ないことで……
   戦力が不足してるなんてことは……」

サンジ「……ある、だろうな。
    今の俺たちは全力を出せる状態じゃねぇ。
    敵にワクチンもある。
    こっちにも2本ワクチンはあるが……」

ナミ「……何か問題があるの?」

サンジ「ああ。使用したが最後……
    しばらくムラムラがおさまらねぇらしい」

ナミ「ねぇ、まさかと思うけど……もしかしてたしぎが使ったりした?」

サンジ「? なんでわかる?」



シモバア『ああ。そういうこと』

ナミ「ちょっと! おばあさん。これ以上は何も言わないであげてっ!」

シモバア『わかってるよ。しぇっしぇっしぇ』

サンジ「……?」


 


84以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:47:46.14IoyxBRks0 (3/25)



シモバア『まーぁ、こちらとしてはね。
     あんたたちを弱らせるのが主な仕事。
     だけど足止めさえできればあんたたちが何もしなくても上司への言い分はたつ。

     だから、本心としては残念だけど、
     あんたたちがここで立ち止まるのであればこちらからは何もしないよ』



サンジ「残念ってなんだよ」

シモバア『あたしゃ海賊を応援してんのさ。
     この島の経済には不可欠だからね。
     それに……ランボルトを止めてくれるなら、私も色々と助かるんだよ』

ナミ「……おばあさん?」



………………


85以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:49:49.24IoyxBRks0 (4/25)


………………

海軍基地 中庭 周辺




ランボルト「貴様、なぜ邪魔をする……」

ギリギリギリギリギリギリギリギリギリ……



フランキー「ふぅー……助かったぜ」

ノジコ「あんたが来てくれなかったら、どうなってたことか……」





カヤロ「いやいや、お店の常連さん一味を死なせたくなくてね。
    ははは、しかしやはり重いね
    そのランボル刀とやら」

ギリギリギリ

ランボルト「貴様が出る幕ではないと思うがな……?
      海賊を助けて何をするつもりだ?」

カヤロ「……彼らにはこの島から退去してもらう。
    それでどうだろう?」

ランボルト「……」

ギリギリ……

ギリ……



ランボルト「つまり、貴様は私の味方になると、そう言いたいのか?」

カヤロ「そうでもない。
    君の野望にはうんざりだが、彼らを生かすためなら、
    協力するしかないと思ったまでさ」

ランボルト「ふむ。なるほど、流石に情報には聡い」

カヤロ「当然だろう。この新世界で最も価値のある兵器は、

    生体兵器でも、君の持つような恐ろしい巨大な武器でも、
    後ろの彼のように機械仕掛けの大量破壊兵器でもない。



    情報だよ」


 


86以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:52:14.55IoyxBRks0 (5/25)


フランキー「……なるほど、あれが噂の影の皇帝ってやつか」

ノジコ「たいそうな二つ名だ。
    ……だからルフィもあの人に一目置いてたんだ」



カヤロ「よしてくれ。隠居の身にその名前は重すぎる」

ランボルト「で、この場をどう収めるつもりかね。
      カヤロ船長」

カヤロ「君の最も知りたかったであろう情報を教えよう。
    現在抱えている君の作戦の脆弱性も、全て覆る悪魔の実の存在だ。
    お心当たりは、あるだろうね」



ランボルト「……!! 双子悪魔の実か」



カヤロ「そう、伝説の双子悪魔の実は存在する。
    しかも、君のすぐ近くにあったのだよ」

ランボルト「そんなバカな……っ
      あれだけ探しても見つからなかったものが何故……」



フランキー「双子悪魔の実ぃ?
      なんだその伝説ぁ」

カヤロ「知らなくても無理はない。私の故郷の伝説だ。
    そしてその伝説が伝わってるのも今や故郷とこの島のみ。

    それにおとぎ話だと皆信じ込んでいる」



カヤロ「……双子悪魔の実、それは二つで一つ、いや……
    ある意味では二つで三つ分の能力を得られる悪魔の実のことだ。

    私の島には双子が多くてね。そのせいで生まれた伝説だと思われていたが……
    ふふ、果たして真実はどうだか」



ランボルト「っ……ああ、そうだ、その通りだ。
      正体はなんなのだ? どこにあるんだ!?
      誰かが持っている能力なのか!?」

ノジコ(急に興奮しだした ……よっぽどその実がほしいみたい)


 


87以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:54:49.58IoyxBRks0 (6/25)


カヤロ「正体までは……だが双子悪魔の実を持っていたのは君の部下だったようだよ」

ランボルト「!!? まさか……そんなはず…………!!!」

カヤロ「気付いたようだね。
    証拠でもお見せしようか?」

ランボルト「そうだな。証拠がないことには信用もできん。
      見せろ」

カヤロ「では彼らを見逃してくれるかい?」

ランボルト「……見逃すことはできん。
      優先順位が変わるだけだ」

カヤロ「ふむ。今はそれで結構。フランキー君、ノジコ君。
    聞いていくかね?」

ノジコ「……フランキー、逃げようっ」

フランキー「待てノジコ……
      先輩の言うことは聞くもんだぜ」

ノジコ「でもっ!」

フランキー「情報は武器、だったな?
      俺たちもその大層な武器とやらを手に入れようじゃねえか」

ノジコ「武器より命じゃないのかい?」

カヤロ「構わないよ。この男の求めるものは君たちを仕留めることより重いものだ。
    聞いた後で逃げても彼は君たちを追いかけない。
    だろう?」

ランボルト「早く言え」



カヤロ「双子悪魔の実を持っているのは……
    イーリア君とファンキー君だ」



ランボルト「……」

カヤロ「……」

ランボルト「証拠を」

カヤロ「では」

スッ

カヤロ「ところで、ランボルト君は私の能力を知っているかね?」

ランボルト「話には聞いている。
      貴様の嫁は部下だからな」

カヤロ「おしゃべりな奥さんを持つと秘密もできやしないね。
    さて、それじゃ説明は……フランキー君に向けてしようか」

フランキー「おう、助かるぜ」


 


88以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:56:24.74IoyxBRks0 (7/25)



カヤロ「私はシルシルの実の諜報人間。
    知りたいことは、知ることができるなら知れる」

フランキー「……地味だな」

カヤロ「さっきもいっただろう。情報は武器。
    それに救われたのは一体どこの誰だ?」

フランキー「そりゃそうだ。悪い」

カヤロ「しかし、まぁ地味と言うのも無理ない。
    何せこの能力は、『絶対にしゃべる気のない、隙の無い人間』には通用しない。
    覇気による防御も可能だ」

ノジコ「それで諜報と名乗れるの?
    結局秘密は握れないんじゃ……」



カヤロ「プルトンの設計図 トム君 アイスバーグ君 ココロ君……
    カティ・フラム君の数奇な運命について語ってもいいのだよ?」



フランキー「!?」

カヤロ「……」

フランキー「……オメェ、何企んでやがる」

カヤロ「勘違いしないでくれ。ちっぽけな自己顕示欲だよ。
    私はこんなことも知ってるんだぞ、っていうね」

フランキー「ケっ!! ガキか!!」

カヤロ「地味と言ってくれたお礼だよ! ふんっ

    秘密は秘密でも、人は四六時中気を張っていられるかい?
    複数人が知っていることがらを、誰もが決死の思いで秘密にできるかい?

    できないんだ。誰かは絶対、口の緩む瞬間がある。
    四皇の暗殺計画ですら漏れるところへは漏れる。
    ……ああ、これは君たちの知らない話だったか」

フランキー「……ともかくあんたの情報量が俺らの先の先にあることはわかった」


 


89以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 12:58:40.91IoyxBRks0 (8/25)


カヤロ「さて、待たせたねランボルト君。
    これが、ある時のイーリア君とファンキー君の会話だよ。
    シルシルの能力で、君たちに聞かせてあげよう。
    情報を」



スッ ぽわぁぁぁあん

イーリア『すまないファンク……もう、限界だ』

FG『そうか!!!! じゃあ!!!! ベッドへ行かなくてはな!!!!』

イーリア『ああ、今日もお前のたぎる欲情をぶつけてくれ……』

FG『冗談を!!!! そう言いながらいつもお前が攻めて終わるだろうが!!!!』


パッ



ランボルト「……」

フランキー「……」

ノジコ「……」

カヤロ「……」



ノジコ「今のって、なんか、まるで……不器用にもよるを誘うやり取りみたいな」(////



カヤロ「ふふふ、すまない、間違えた」



ランボルト「けしかランボル……」ゴゴゴゴゴ……

カヤロ「まーてまてまて!! 本当だから! 本当だから!
     私も年だから能力にブレがね!?」

ランボルト「間違いを責めるのではない。
      私の前でけしからん会話を聴かせた罪だ」ゴゴゴゴゴ……



フランキー「で、その続きはどこに課金すりゃ見れる?」

カヤロ「そういうのはうちの婆さんの管轄なんで」

フランキー「店を教えろ」

ノジコ「フランキー!!」ゴンっ


 


90以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:01:09.67IoyxBRks0 (9/25)


カヤロ「……気をとりなおして」



スッ ぽわぁぁぁあん

イーリア『そろそろ、だな』

FG『ああ、維持するには今』

イーリア『二人揃わないと能力が使えないのは、少し面倒だったか』

FG『だが、あの二つの実を一人で食べる気にはなれなかっただろう。
  私も、お前も』

イーリア『そうだな。それでも、私たちには意味がある。
     ……世界にとっても、な』

FG『そのとおりだ。さあ、俺たちの世界を維持しよう』

パッ



ランボルト「……世界の維持、二つの実……なるほど」

カヤロ「これがシルシルの実の諜報能力。
    誰かが喋ったことがあることなら聞き出せるんだ」

フランキー「恐ろしい能力だぜ……ってことは、俺が今までどんなプレイを風俗でカマシてきたかも知ってるってことか」

カヤロ「興味がなくて知る意味はないと思ったからそこまでは……」



ランボルト「イーリア……FG……そうか、そうか、あいつら……」

カヤロ「しかも彼らは私の故郷の出身だと。
    条件は合致するだろう?」

ランボルト「……」

ランボルト「……」

ランボルト「……」

カヤロ「……もし、彼らが今、麦わらとの戦いで能力が使えなくなったらどうする?
    今すぐ、向かうべきではないかね?」







ランボルト「……失礼する」クルッ


スタスタスタ



 


91以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:02:45.05IoyxBRks0 (10/25)


フランキー「おいおい、本当に見逃してもらえたぜ」

ノジコ「……」

カヤロ「な? 情報は武器になる」



ノジコ「ねぇ、でもこの状況を見逃すって相当じゃない?
    もしかしてその実の能力って……
    あたしらをここで見逃してもお釣りが来るくらいヤバいもんなんじゃ……」

カヤロ「ああ、その通り。
    彼が探しているものは、それこそ世界がひっくり返るような代物さ」

フランキー「ワンピースみてぇだな」

カヤロ「……っ そ、そこまで言うと、持ち上げすぎかもな。
    だが……ワンピースに影響を与えうるものの一つではある」

ノジコ「……それじゃ、あいつ止めないとやばくない?
    あいつの目的って」

フランキー「ああ、性欲禁制世界だ。
      けしからんもクソもあるかってんだ。
      そいつは阻止しねぇと夜の女たちが泣くぜ」

カヤロ「……もっともだ。
    さて、君たちはこれからどうする?
    ランボルトを倒すかい?」

フランキー「それが最終目的だが……今会って考えが揺らぎそうだ。
      あいつを倒さずに解決する方法はあるか?」

カヤロ「……どうかな。
    倒して、世界を危険にさらした罪で投獄するのが一番だと思うが」

ノジコ「でも勝てなさそうなんでしょ?
    あんたたちでも敵わないなら、どうすんのさ」

フランキー「そうだなぁ、ありゃ船長案件だ」



ノジコ「……その船長、絶賛弱体化中だけど」

フランキー「それが問題だ。しかも投獄中」


 


92以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:03:30.67IoyxBRks0 (11/25)


カヤロ「……君たち、倒せる算段を持って挑んでるんじゃないのかい?」

フランキー「いんや? 今回はほとんど出たとこ勝負だったぜ。
      特に幹部連中とあの中将には、あってみねぇとわからねぇって感じでよ」

ノジコ「あたしは、四皇のクルーだと思って信じ切ってたけど、
    ……もしかして大ピンチ?」

フランキー「だな」



カヤロ「……っなんてことだ。
    君たちがあまりに堂々と乗り込むからランボルトを倒してくれるのかと思って、
    私もだいぶ危ないカードを切ったんだがね……

    双子悪魔の実の実在を知らせたのは拙かったかもしれない……」

フランキー「結局あいつの狙ってる能力ってのはなんなんだ?」

カヤロ「……ふむ、なんと言うべきか……」

ノジコ「……?」





カヤロ「……なんでもできる能力、とでも言おうかね」





………………



93以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:04:25.85IoyxBRks0 (12/25)

………………

海軍基地 裏口



たしぎ「……中庭で騒動が起こっているうちに、なんとか潜入できましたね」

ウソップ「海軍の制服を奪って身につけたはいいけどよ……
     たしぎは顔見られちゃまずいんじゃないか?」

たしぎ「もちろん私も着替えます」ゴソゴソ

ウソップ「……お、おう」

ブルック「……ほほう」



たしぎ「……あっち、向いててくださいっ」プンスコ

ウソップ「悪い悪い……」

ブルック「せめてパンツだけでも」



チョッパー「おれ達は変異株のウイルスを探しにいく。
      ランボルトがどう言うつもりかはわからないけど、
      そうそう簡単に見つかるものでもないはずだ」

たしぎ「ですが心あたりはあります。
    欲望の砦の中に研究所がありました。

    おそらくガバルディの研究所だと思うのですが、
    そこで汎用ワクチンも入手できたのです」

チョッパー「……行ってみるしかないな」



たしぎ「……早速いきま……あれ?
    一緒に潜入していたロロノアは……?」

ブルック「え? いませんけど」

たしぎ「まさかもう戦いに行ったのですか!?
    血の気の多い……」



ウソップ「あ、いや、違くて。 ただの迷子」

ブルック「そうそう。いつものことです」

チョッパー「そんくらいわかっとけよー!」


たしぎ「潜入して数分ですよ!?
    みんな一緒にいたはずなのに……!」


ブルック「あの人の心配してたら命がいくつあっても足りませんよ。
     まぁ私一つ命亡くしてますけど」

ウソップ「そうだそうだ。それよりも俺たちは俺たちの心配をするべきだ!」

チョッパー「そうだそうだー!」

たしぎ「なんて危機感のない……っ
    それでも、ロロノアだって弱体化しているんですよ?
    一応様子を見に行った方が」

ウソップ「目的地があるのにゾロを探すだなんてワンピース求めに行くより難しくね?」

チョッパー「だな……しかも知らない場所で」



ブルック「仕方ないですねぇ。
     じゃ、ちょっとだけ周り見てみますか」



………………


94以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:05:37.24IoyxBRks0 (13/25)

………………

海軍基地内

ゾロ「お前達はウイルスの変異株とやらを潰しに行くんだってな?
   途中までは俺もいくが、
   幹部に行き会ったらそこからはお前達とは別行動だ。いいな?」



シーン………………



ゾロ「……ったく、あいつら迷子か」キョロキョロ



イーリア「仲間を探しているようだなゾゾノア」

ゾロ「……」

イーリア「……」

FG「イーリア!!!! ロだ!!!! ロ!!!!」



ゾロ「なんだお前ら」

イーリア「お初にお目にかかる。
     手前はインガ島海軍基地が剣客。イーリアと申す。
     ろ、ろー……」

FG「ロロノア・ゾロだな!?!??!」

ゾロ「ああ」

イーリア「……貴殿に会えるのを、一日千秋の思いで待ち焦がれていた。
     ああ、何度お前でセンズリこいたことか」

ゾロ「ああ?」

FG「すまねぇロロノア!!!! こいつ変態だけど!!!!
  あんたをリスペクトしてる気持ちだけは本当だ!!!!」

ゾロ「あー……」

イーリア「いかんな。緊張しているようだ」

FG「これでも普段より下ネタ喋ってない方なんだ!!!!
   あんたにあえて緊張してるから!!!!」

ゾロ「……」

イーリア「とかく、貴殿とは一度剣を交えたかった。
     ああ、剣だけでなく、下の方も交えたいと思うほど」

FG「イーリア!!!! 浮気はダメだぜ!!!!」

ゾロ「嗚呼」




ゾロ「おめでとう、お前ら」




イーリア「? なんだ」

FG「うん?」





ゾロ「お前ら、俺の中で過去一番めんどくせえ敵認定されたぞ。
   誇れ」



 


95以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:08:20.83IoyxBRks0 (14/25)


イーリア「……記憶に残る敵となれた。
     うむ、喜ばしいことだ。正直濡れたぞ、ロノアア」

FG「今までに比べば一番惜しいぞ!!!!」

ビキビキ

ゾロ「好き勝手言う手合いとはよくやってきたが……
   お前らみたいな人を置いてけぼりにする天才は初めてだ。

   変態女と歩く公害選挙カーの組み合わせに、こんなにイライラさせられるのもな」



イーリア「ああ、だが敵意をむき出しにしてくれると言うのも、
     存外悪くない」チャキ

ゾロ「……! おまえそれ、三刀流か?」

イーリア「私の三刀流と、貴殿の三刀流
     どちらが優れているか……
     いや、違うな。

     正々堂々ではないことも 本来なら貴殿が上だと言うのも百も承知
     とにかく、貴殿から一本取りたい」

FG「ふんぬはははは!!!! 安心しろロロノア!!!!
  俺はお前達の決闘を邪魔するつもりはない!!!!
  イーリアに怒られちゃうからな!!!!」

ゾロ「連れねぇこと言うなよ。
   この女一人じゃ物足りねぇ。
   一緒にかかってこい。どうせお前らもニコイチで闘ってきたタチだろ?」

FG「……なぜ分かる」

ゾロ「闘うつもりはないとか言っておきながら、
   お前の間合いと変態女の間合いが、共闘の意思構えを見せてる。

   特に、お前のリーチの長さには何か一芸を感じる。

   単品で戦ってもきっと曲者同士だ」



FG「……」

 


96以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:09:42.10IoyxBRks0 (15/25)


イーリア「だが、ここは私の出番だ。ロアロア。
     3Pはまたの機会にしてもらおう」

ゾロ「お前はほんとうに俺をリスペクトしてるのか!!?
   さっきからいちいち名前を間違えやがって!!」

FG「いや、しかしイーリア!!!!
  そうも言ってられねぇぞ!!!!」

イーリア「なんだ、ファンク」



FG「新手だ!!!!」



ゾロ「……?」チラッ

霊体ブルック「あ、もう! ゾロさんたらぁっ
       やっぱり全然違うところに居た!

       みんな探してたんですからね!?」ドロローン

FG「ぎゃあああああああ!!!! ゆーれー!!!!!!!!」

ゾロ「うるせっ…………っ!!」

霊体ブルック「しかし見たところ多勢に無勢。
       私も含めて変人変態のフルオーケストラじゃありませんか。
       いやぁ、実に面白そうな会場ですが……」

ゾロ「なんだよ。お前様子見に来ただけだろ?
   余計な手出しすんなよ。特にあっちの三刀流女は俺がやる」

霊体ブルック「なんと!! 三刀流ってゾロさん以外にも使えたんですね!?」

イーリア「練習したらできた」

FG「たくさん練習したんだぞ!!!!」

ゾロ「だそうだ。で、その相手をしなくちゃならねぇんでな。
   お前達とはここで別れる」
 


97以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:11:07.38IoyxBRks0 (16/25)


霊体ブルック「潜入して数秒でもう別れてたくせに!!?
       まぁ、それはいいですけど一気に二人相手するなんて無茶ですよ。
       ここはお一人私が引き摺り込みますので」

ゾロ「……っておまえ、霊体のくせになんかできるのか?」



霊体ブルック「ええ、練習したらできました」



FG「な、なんだ、そのお化け……なにか、するのか!!??」ゾゾッ

霊体ブルック「ええ、実に幽霊っぽい技……会得しちゃったんですよ」

霊体ブルック「霊体経験50と2年。
       人生経験38年……私、魂について色々わかって来て、
       ソウルキングなんて異名も世界から賜りました。

       しかしキングはママには敵わなかったんです。
       ビッグマムとの戦いで、魂分野の戦いで私負けたんですよ」

ゾロ「……そういや、そんな話だったな」

霊体ブルック「悔しくて……とぉっても悔しくてですね。
       年甲斐もなく対抗心なんか燃やしちゃったりして……
       それで夜な夜な訓練することにしたんです。

       魂についてあれこれ、そう……!
       就寝中のゾロさんの魂を使って!!」

ゾロ「人のテャマスィーで何してくれてんだおまぇ!!!!」

霊体ブルック「怒られちゃう前に逃げちゃいましょう。ではそちらの御仁。
       お気を確かに、共に参りましょう」

FG「な、何をする気だ!?!? 怖いやつか!?!?
  怖いやつなのか!?!?」

霊体ブルック「考えようによっては」



霊体ブルック「お命頂戴 魂の協奏曲〜コンチェルト〜!!!!」

ズボッ!!

FG「ぎゃーーーーーーーー!!!!!」



 


98以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:12:11.73IoyxBRks0 (17/25)









ゾロ「……?」

イーリア「……?」

FG「……?」



霊体ブルック「……ふぅ、さて。
       あなたの魂、いただきました」

FG「い、いや、生きてるが……?」

霊体ブルック「ええ。体はね。
       でも、10分後に同じことが言えますか?」

ゾロ「説明しとけ。わかってねぇぞ。俺も」

霊体ブルック「では僭越ながら。
       私、どんな相手でも覇気防御を貫いて魂を抜き取れるようになりまして、
       そう、こんなふうに」

魂「ぼわぁん……」



FG「それは……?」



霊体ブルック「貴方の魂です……
       これは10分体の外にあると意識を失います」

FG「ひぃっ!!!!」

霊体ブルック「その後。30分以内に魂が戻らないと……」

FG「やめろぉ!!!! いうな!!!! 怖いぃ!!!!」

霊体ブルック「ヨッホホーのホー!
       というわけでゾロさん! 私戦線離脱しますので、後はごゆっくり」

ゾロ「チッ……わぁったよ、そいつはくれてやる」

霊体ブルック「追いかけっこしーましょー!
       手ーのなーるほうへー! あ、今手鳴らせないんだった」

ヒュルルルル……→→→→

FG「待ってぇぇぇ!!!! 俺の魂ぃいぃぃぃいい!!!!」

ズドドドドドドドドドドド→→→→





シーン……

ゾロ「……」

イーリア「随分愉快な幽霊だな」

ゾロ「ああ、うちの自慢の骨だ」

イーリア「骨なのか幽霊なのか」

ゾロ「どっちでもいいだろ。やんぞ」チャキ



ゾロ「お前の付け焼き刃、ズタボロに引き裂いてやる」



………………
 


99以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:14:24.33IoyxBRks0 (18/25)

………………

欲望の砦

たしぎ「このさきに研究所があります」

チョッパー「おいウソップ! 急がないと見つかっちまうぞ!」

ウソップ「ぜぇ、はぁ……骨背負いながら走ってる身にもなってくれ」

抜け殻ブルック「……」カランコロン



チョッパー「……様子を見に行ってるのはわかるけど……
    物言わぬ骸骨って、こんなに不気味なんだな」

チョッパー「物言う骸骨の方が世の中的には不気味ですけどね。
      まぁブルックさんに関しては確かに喋ってる方が不気味じゃないですけど」

ウソップ「はぁ、はぁ……ちょっと待った。
     少し休憩させてくれ……」



ムクッ
ブルック「いけません! みなさん早く走って!!」



チョッパー「ぎゃー!! 骨が喋ったーっ!!」

たしぎ「きゃー!! いきなりは怖いーっ!!」

ウソップ「ぎゃー!! 背中でいきなり動くなーっ!!」



ブルック「それどころじゃありませんよもー!
     今からとんでもないのが近づいてきますから! みなさん離れて離れて!」

シュタッ
 


100以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:15:46.36IoyxBRks0 (19/25)




ウソップ「なんだどうした!? バレたのか?」

ブルック「まだ私しか見つかってません。
     なので隠れてください」

たしぎ「っ急ぎましょう」

チョッパー「で、でも、いいのか!?
      ブルック一人で……」

ブルック「はい。私の土俵に誘い込みましたので。後はこれを10分間死守すれば勝ちです」

チョッパー「……それって……?」






ズドドドドドドドドド

FG「シューティングスター!!」ブォン

ブルック「キタぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ヒュぅぅぅぅぅ カクッ!



ウソップ「ん? なんか飛んできて……」

チョッパー「瓦礫が曲がり角で、直角に曲がったぁぁぁぁぁ!!?」

ウソップ「こっちに向かってくるっぅぅぅぅぅぅ!!」

たしぎ「隠れましょう、はやくっ! おそらくあれはFGの技っ」



ブルック「さて、仕込みは済みました。
     あとは」チャキッ

スパパパパ

飛んできた瓦礫「ガラガラ……」



ブルック「奏でましょう。この喜劇の舞台で、
     貴方と私、二人だけの協奏曲」

FG「おまぇぇ……俺の魂を、返せえぇぇぇえええええええ!!!!」

ブルック「うるさっ」



………………


101以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:17:25.18IoyxBRks0 (20/25)

………………



地下ダンジョン

ルフィルート



ルフィ「……まいったな。ヨセヨセ屋で呼ばれた時は助かったとおもったんだがなー。
    戻ってきたらまた海桜石の手錠に繋がれてやんの」

ジャラリ……

ルフィ「仕方ねー。
    先進むか」


ドア「……」


ルフィ「ドアか  こんなところにちゃんとした ドアがあるなんてな……

    ……まさか、人ん家か!?」


コンコン

ルフィ「すんませーん!! 誰かいやがりますかー!?」

ルフィ「……」

ルフィ「……」



ルフィ「おほん。 ゴメンクダサーイ」

ルフィ「……」

ルフィ「……」





ルフィ「開けろよ!!!!」ドガン!!

バンっ!!!!

扉「グシャァッ!!」



ガラガラ……




ザザーザ……ブッ

シモバア『ちょーっとちょっとちょっと!! あんた何してくれてんだい!?』

ルフィ「こんな道の真ん中に家を建てるな!! 迷惑だろ!!」

シモバア『家じゃねーよ!!』

ルフィ「なんだ家じゃなかったのか。
    飯は?」

シモバア『ねーよ!!』

ルフィ「んだよ。飯ねーのか」
 


102以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:18:59.42IoyxBRks0 (21/25)


シモバア『もし家だったとしたら
     扉ぶち破って押し入って飯食わせろとか、お前は蛮族かっ』

ルフィ「海賊だ。
    家を壊したのは仲間を助けに行くためだから致し方なしだな。
    ドアだけ壊して後で謝るつもりだった。
    飯は、あわよくばだ」

シモバア『倫理観ん……
     まぁ、いいわい。
     さて、ここはセックスしないと出られない部屋……』

ルフィ「なんだここもか!?
    ……ていうか俺一人だけど?」

シモバア『まぁ話をお聞きよ。
     あんたにはここであの扉の向こうからセックスする相手を選んでもらう。
     まぁ、どっちがどうなるかは任せるけどね』

ルフィ「あん? なんだ、相手選べるのか。
    風俗みてぇだな」

シモバア『これ見てもそう言えるかい。

     一つ目の扉 『男』』

ルフィ「おい」

シモバア『二つ目の扉 『犬』』

ルフィ「待て」

シモバア『三つ目の扉 『触手』』

ルフィ「待てって」

シモバア『四つ目の扉 『おもちゃ』』

ルフィ「待てって!!」

シモバア『なんだい』



ルフィ「おもちゃってなんだ」

シモバア『おもちゃ持った男が出てくるよ』

ルフィ「男かよ!! せめてオナホ持った女出てこいよ!!」ダン ジャラリ

シモバア『だまらっしゃい!! 贅沢言うんじゃないよ!!
     この島じゃ女手は普通の仕事と風俗で手いっぱいなんだよ!!』

ルフィ「お、女なしで……どうするんだ、俺は」

シモバア『さぁねぇ』

 


103以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:20:24.80IoyxBRks0 (22/25)


ルフィ「……無理やり先に進めねぇのか?」

シモバア『無理だよ、ここで足止めすんのが私の仕事さ。
     悪意はないが仕事意欲はあるんでね』

ルフィ「扉あんじゃねぇか。俺は先進むぞ」

シモバア『だから無理だって……』



きぃぃ……



ルフィ「空いたぞ」



シモバア『でえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?』



ルフィ「ばあちゃん嘘つきだな!」

シモバア『ちょ、ちょっとだけ待て、いや、待って、お願い。
     なんでお前このセックス部屋から出られた!?』

ルフィ「……なんでって、扉が、あったから……?」

シモバア『はぁ……いや。あのねぇ、この部屋は本当にセックスしないと出られない部屋なんだよ。
     だから出られるのはおかしいはずなんだ。

     さきに言っておくけど、覇気も能力も及ばない、私の能力でできた部屋なんだ』

ルフィ「……へー。でも俺、覇気もなんも使ってねぇぞ」



シモバア『この能力が通用しないかったのは、あんたが二人目だよ……』



ルフィ「なんだ。効かないやついるんじゃん」
 


104以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:21:14.49IoyxBRks0 (23/25)


シモバア『そうだけども。おそらくこの世で二人きりだよ。
     いや、今はあんた一人か……』

ルフィ「効かなかったやつって誰だよ」



シモバア『……海賊王 ゴール・D・ロジャー。
     あんたもここ〜新世界〜にいるんだ。あれの後追っかけてるタチだろ?』



ルフィ「……そうか」

シモバア『どうしてあんたとあいつに効果がないのかが知りたい。
     ……あんた、何かをしたわけじゃなさそうだね』

ルフィ「なんもしてねぇよ。
    開けたら開いたんだ」

シモバア『なんか、海桜石で体を覆ってるとか、そういうことあるかい?』

ルフィ「ねぇよっ!! あったら動けねぇだろうが。
    手錠だけだ」ジャラリ

シモバア『……いや、多分答えは出ないんだろうね。
     あの時と同じで』

ルフィ「……なんなんだ。俺はさきに行くぞ」



シモバア『ああ、せめて時間稼ぎをさせておくれ』

ルフィ「んなこと言われて待つ奴がいるか」

シモバア『まぁまぁ、仲間の話だよ。興味ないかい?』

ルフィ「いいよ自分で見にいくし」

シモバア『……ったく、なんなんだい。
     取引だよ。取引』



シモバア『あんたがここで立ち止まれば、
     今足を止めている二人をさきに進めてやってもいいよ』

ルフィ「足を止めてる二人?」
 


105以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:22:11.20IoyxBRks0 (24/25)


シモバア『ああそうさね。
     このセックスしないと出られない部屋は、今他に二つ稼働している。
     一つはさっきあんたが解放してきた部屋。
     もう一つは、あんたの彼女が入ってる部屋』

ルフィ「……ナミか」

シモバア『そうじゃよ。そこに、助けに入った男が一人一緒に閉じ込められてる。
     ぐるぐる眉毛のいい男』



ルフィ「! ナミとサンジか!!」



シモバア『そう。その二人がさっきからずっとさきに進めていないんじゃよ。
     あんた一人がここで立ち止まってくれれば、後の二人をさきに進めてやってもいい』

ルフィ「……」

シモバア『あんたとしても、こんな部屋に彼女と男を二人で置いておくのは忍びないだろう?』

ルフィ「……あー、ナミとサンジ、か……
    で、他の扉は……? 犬とか男とか」

シモバア『潰されたよ』

ルフィ「……なるほどな。そういうことか。
    なら、俺立ち止まる必要ねぇや」

スタスタスタ



シモバア『おいおいおい!!!! 貞操感ん!!!!
     まって、まってって!!』

ルフィ「んだよぉ。しつこいばあちゃんだな」

シモバア『……いいのかい? 本当に』



ルフィ「ああ、だってよ。
    ナミがもしサンジとセックスしたとしても、それがナミの意思なら俺は文句言わねぇ」


 


106以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:25:47.23IoyxBRks0 (25/25)


シモバア『浮気を許すのかい?』

ルフィ「この状況でセックスするのを浮気っていうか?
    しょうがねぇだけだろ。

    それにどこの誰かもわかんねー奴ならヤだけど、
    相手がサンジなら絶対に悪いようにはならねぇし……」

シモバア『男の方が我慢できなくて襲う可能性もあるんじゃないのかい?』

ルフィ「サンジに限ってそれだけはありえねぇぞ」

シモバア『え、でも鼻血……』

ルフィ「あいつは嫌がる女に手を出すような男じゃねぇから」



シモバア『っと、これ以上は無駄のようだね。
     意地悪が過ぎたよ』

ルフィ「ていうかばあちゃん敵なんだろ?
    なんか喋り過ぎじゃね?」

シモバア『敵じゃないよ。仕事であんたらにエッチなことさせなくちゃならねぇの。
     もしくは時間稼ぎ。
     どちらかをちゃんとやったって上に示さないと海軍と仲良くできないのさ」

ルフィ「仕事かぁ……あと立場ってやつもあんだな。
    めんどくせぇけど、大変そうだな」

シモバア『ふふふ、だからね、実のところあんたたちに恨みなんてないし、
     なんだったら勝てるならランボルトとやりあっても欲しいし……

     私の目的はただの保身。あんたたちをエロい目に遭わすか時間稼ぎか。
     タイムorエロスだよ』

ルフィ「タイムorエロス……?」



シモバア『1か0かじゃない話に切り替えよう。
     あんたはここで少しだけ私と話をする』

ルフィ「……俺に得がねぇぞ?」

シモバア『あるさ。その『お話』だけで、さっきの二人を先に進ませてやるってんだ』

ルフィ「いいのか? ばあちゃんはそれで」

シモバア『ああ。どちらもウイルスの弱体化はすでに受けているからね。
     それに先の部屋ではどうせ弱体化を受けざるを得ない状況が待ってる。
     欲望の砦は、そう簡単には逃しちゃくれないよ』

ルフィ「……っ」

シモバア『あんたが話に応じてくれれば、この先のアドバイスなんかもしてあげよう。
     さて、どうする?』


>>直下

1 話には応じない。 ナミとサンジは騒動解決まで諦める。

2 話に応じる。   ナミとサンジを先に行かせ、シモバアと少し話をする。

3 通信機を壊す。  今後シモバアの話は全て聞こえなくなる。
 


続きはまた今度


107以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:26:26.94DQ01ZJ68O (1/1)

2


108以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/10(土) 13:27:32.18m7ugPYacO (1/1)

2


109以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 02:53:53.75fbK8rmfM0 (1/57)


ルフィ「ばあちゃん……」

シモバア『……ん?』

ルフィ「ごめん、ばあちゃん。
    俺、ばあちゃんくらいの歳の女抱いたことねぇから、
    上手く勃つかわからねぇけど……」

シモバア『ナンパしてんじゃねぇよ!!!』

ルフィ「そうか。話だけつって店の奥に連れてくのもナシだぜ」

シモバア『キャッチじゃねぇよ!!』

ルフィ「……壺売らねぇ?」

シモバア『あんたそんなのに引っかかってきたのかい?
     なんかかわいそうだねぇ……』

ルフィ「まぁ、いいや。話するだけであいつら解放してくれるんだろ?
    今の俺が先に進むよりももしかしたらそっちのが戦力になるかもしれねぇし」

シモバア『そうさねぇ。私も四皇の足止めをしたとすれば申し分がたつ。
     さて、足止めの方法だが……』

ルフィ「ああ、なんだ?」

シモバア『私の能力が効かなかったあんたの、人となり が知りたい。
     そこでだ、ここは欲望の砦、そして私はシモバア。
     とくりゃあ下ネタの一つでも話してもらいたいってもんよ』

ルフィ「……ん?」



シモバア『あんたの人生に最も影響を与えた性経験を語っておくれ。
     それがあんたを知る何よりの情報になる』



ルフィ「……」

シモバア『もちろん口外しないよ。
     とはいえ、信用なるかわからないけどね』

ルフィ「……まぁ、もう取引には応じちまったしな」

シモバア『ああ、そうだったそうだった。
     あの二人を解放せにゃならんね』



………………
 


110以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 02:54:33.10fbK8rmfM0 (2/57)

………………

地下ダンジョン

ナミルート


ガチャリ

ナミ「ん?」

サンジ(タバコの匂いだけ吸えタバコの匂いだけ吸えタバコタバコタバコタバコ)



ナミ「ちょっと、サンジくん」

サンジ「なんだバタコさん」

ナミ「扉、開いてる」



サンジ「なんだって!?」



サンジ「……なんだって……」

サンジ「そうか、そうか……そりゃ、よかった」ぐにゃぁ……

ナミ「どう言う顔よ」

サンジ「我慢し切れたという達成感と、それでもやっぱりどこかにあったエロ心が……」



シモバア『ちょいとおまえさんら。
     扉は開けといたから進んでもいいよ』

サンジ「なんで急に……?」

シモバア『あんたんとこの船長が取引に応じてくれたのさ。
     ちょっとだけ、私とおしゃべりしてくれるってね』

サンジ「なんだそりゃ……」

ナミ「そ、そんな……まさか、ルフィってば……
   おばあさんまでイケるっていうの!?」

シモバア『……あんたもそういう発想かい』

ナミ「そんなことになったら、私いつまで抱かれちゃうのかしら」(////

サンジ「……正直尊敬するぜルフィ」

シモバア『違うっつってんだろ!!』



シモバア『ともかく、あんたらは先に進みな。
     もっとも次の部屋がここより安全って訳でも、ないんだがねぇ』

サンジ「なんだよそれ……この部屋のがマシとかあるのか」

シモバア『選択の余地があっただけマシだと思うけどね』

ナミ「……よくわかんないけど、まぁいいわ。
   行きましょ、サンジくん」



………………


111以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 02:55:08.71fbK8rmfM0 (3/57)

………………

ルフィルート



シモバア『二人は先に行ったよ』

ルフィ「そうか……」

シモバア『で、話すネタは決まったかい?』

ルフィ「そうだな……ちと恥ずかしいけどよ。
    とっておきのがある」

シモバア『そりゃ楽しみだねぇ!
     さぁさ、話しておくれ』

ルフィ「……話は、x年前に遡るんだけど」





…………



112以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 02:58:56.10fbK8rmfM0 (4/57)

…………
数年前

ルフィ少年時代

童貞卒業の日





エース「ルフィ、お前どこ行くんだ?」

ルフィ「っ……! な、なんでもねぇ」

エース「なんでもねぇってお前……こんな夜に出かけるなんて珍しいじゃねぇか」

ルフィ「……散歩、だよ。散歩。腹減ったし、狩でも肉も食ってくる」

エース「そうかよ」




…………

フーシャ村

酒場『PARTYS BAR』



マキノの部屋



マキノ「……ルフィ、シャワー終わった?」

ルフィ「終わったぞ」

マキノ「ちゃんと髪拭いてないじゃない、ほら」

ルフィ「や、やめろって……そうじゃないだろ!」

マキノ「そうじゃない、って?」

ルフィ「男が髪拭いてもらうなんておかしいぞ」

マキノ「……そうね。もう『男の子』って言えなくなるのかしらね」

ルフィ「ん」



マキノ「『男』になる日、だもんね」



ルフィ「……お、おう」

マキノ「ふふ、でも裸になるのはまだ早くない?」クスクス

ルフィ「なんでだよ。後で裸になるんだ。別にいいだろ?」

マキノ「じゃあ、私が最初から裸だったら嬉しい?」

ルフィ「……う、嬉しいぞ?」

マキノ「ふふふ、そう言ってくれるのは嬉しいかも。
    ……その素直に女性を褒めるところは大事にしてね。
    女は結構、そういうの好きよ」

ルフィ「そうか。じゃあ、いっぱい褒めるぞ」

マキノ「待って。いつでもどこでも褒めるんじゃダメよ。
    ちゃんと、そういう雰囲気だなって思ったら……ね」

ルフィ「そういう雰囲気って、なんだ?」

マキノ「ふふふ。そのうちわかるようになるわよ。
    ……それがわかったら、一人前かな」

ルフィ「そうか、そういうもんか」
 


113以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 02:59:42.57fbK8rmfM0 (5/57)


マキノ「じゃあ、ご褒美」スルスル……

パサ

シュルシュル……



マキノ「……裸だけど、どう?」

ルフィ「っ」ドクン

マキノ「……なんでもいいわ。感想を言うの」

ルフィ「すっごく、エロい」

マキノ「うん、よく言えたわね。
    でも、もっと正直なのはそのおちんちんよね」クスクス

ギンギン

ルフィ「あ、あんまし見るなよ」

マキノ「恥ずかしいの?」

ルフィ「……恥ずかしいぞ、結構」

マキノ「そっか、ルフィにもそう思うことってあるんだ」

ルフィ「もしかしてバカにしてる?」

マキノ「そうでもないわ。恥ずかしいって思う気持ちも大事だと思うし……
    なにより、そういう反応って……結構そそられるものがあるから」ニコ

スッ

ルフィ「ぉ」

マキノ「おいで、ルフィ」

グイッ

ルフィ「ん、うん」

マキノ「……私の体を、よく見ていいから。
    ルフィの体もよく見せて」



ルフィ「……」ジーッ

マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……」チラッ

マキノ「……?」チラッ

ルフィ「……」(////

マキノ「ん、どう?」



ルフィ「チンコが……イテェ」

マキノ「うん。そっか。どうしたい?」

ルフィ「触りたい、けど……いいのか?」

マキノ「ふふふ、いいのよ。そのために来てくれたんでしょ?」

 


114以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:00:38.30fbK8rmfM0 (6/57)


ルフィ「ほ、本当か?
    じゃ、じゃあ触るぞ」

マキノ「ん、それじゃ」

ボフッ


マキノ「……ベッドの上で、ね?」

ルフィ「っ」ドキドキドキ

ギシッ



ルフィ「触る、からな」

マキノ「ええ、どうぞ」



モニュン……

ルフィ「っ!」ドキッ

マキノ「んっ」

グニュン……

マキノ「あっ、それは強過ぎよ」

ルフィ「ご、ごめんマキノっ 大丈夫か?」

マキノ「大丈夫。だからもっと触ってみて」クスクス

ルフィ「ん、わかった」



モニュン……ムニュン……

マキノ「ん……」

モニュン……ムニュン……

マキノ「んふ……ん……」

ルフィ「な、なぁ、マキノ。苦しいのか?
    苦しいんならやめるぞ?」

マキノ「あははっ 苦しいんじゃないわ。
    気持ちいいのよ」

ルフィ「おっぱい触られると気持ちいいのか。そうか」

マキノ「そう。でも、エッチなことする時以外は触っちゃダメよ?」

ルフィ「それくらいわかるって」


 


115以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:01:52.94fbK8rmfM0 (7/57)


マキノ「……ねえ、おっぱい触るの好き?」

ルフィ「……すきだな」

マキノ「……吸ってみたり、しない?」

ルフィ「吸う? お前母乳出るのか?」

マキノ「違うの。舌で気持ち良くしてあげるのよ」

ルフィ「……でも、なんか赤ちゃんみたいでやだな」

マキノ「私はぁ、してほしいんだけどなぁ?」

ルフィ「んー……」



パクッ

ルフィ「こ、こうか?」

モゴモゴ

マキノ「んはっ ぁ……そう」ピクン

ルフィ(おお……)

チュ……ンチュゥ……

マキノ「んはぁ……ぁ……はぁ……ん」

ルフィ「……っ」

チュル……クチュ……チュゥゥ……

マキノ「ぁん……んっ……もうちょっと、強くていいわ」

ルフィ「ん」

チュゥゥっ……チュ……っ

マキノ「ぁ……はぁ……んっ! 
    ね、ちょっと、優しく、噛んでみて」トロン

ルフィ「ん」

ハミッ……

マキノ「ぁっ……っく……んふっ」

ルフィ「……」

ミチッ

マキノ「んぁっ、そ、そのくらい……ぁっ」

ルフィ「いはくねーのか?」

マキノ「んぅ、ん……ありがと、気遣ってくれて」

ナデナデ


ルフィ「っ! な、撫でるのはやめろ。
    なんか、違う」

マキノ「ふふふふ、そうだったわね。
    でも、撫でるってそんなに恥ずかしいこと?」

ルフィ「頭撫でんのはガキ扱いの証拠だろ!?」

マキノ「……そうでもないんだけどなぁ。
    女の人にもよるけど、私のは、『気持ちいいんだよ』っていう合図もあるの」

ルフィ「……んー……そうか、でもなぁ……
    マキノにそうされると、ガキ扱いされてるみたいな気がする」

マキノ(鋭いわね)

マキノ「さて、気持ち良くしてもらったからそろそろ私があなたを気持ち良くしてあげるわね」

ルフィ「お、おう」ドキドキ

 


116以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:02:53.71fbK8rmfM0 (8/57)


マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……」

マキノ「……」じーっ

ルフィ「……?」

マキノ「どうして欲しい?」

ルフィ「っ、マキノは、どうしてぇんだよ」

マキノ「ちゃんと言って欲しい」クスクス

ルフィ「っ……なんか、あれだろ?
    チンコは手で擦ると気持ちいいし、そういうの、してくれねぇか?」

マキノ「ふふふ、いいわよ。手でしてあげる」

ルフィ「ああ、頼む」



サワッ

ルフィ「っ」ビクン

マキノ「……ふふ」

サワサワ……

ルフィ「んっ……」

ギュっ

ルフィ「ぉ……っ く」

マキノ「……もしかして、出そう?」

ルフィ「んや、違う……」

マキノ「いいのよ。出しても」

ルフィ「まだセックスしてねぇし」

マキノ「うーん……でもぉ」

シコシコシコ……

ルフィ「っく……ぅ」プルプル

マキノ「出すの我慢すると、一番気持ちいい射精のタイミング、逃しちゃうわよ」クスクス

シコシコシコ……

ルフィ「え?」
 


117以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:03:26.92fbK8rmfM0 (9/57)


マキノ「我慢しすぎると、変な出し方しちゃうでしょ?
    だから一番気持ちいい時に出しちゃうのが、一番いいの。

    わかる?」

シコシコシコ……

ルフィ「っ……わかった。じゃあ……」

シコシコシコ……

マキノ「ん、出したい時に出して」

ルフィ「っ で、出る」



シコシコシコ……

ビュルルルッ!

ルフィ「っぁっ……!」

ビュルルルッ……ビュルルルッ……

マキノ「あっ! うふふ、すごぉい」

ビュルッ……ビュ……

ルフィ「ぁ……はぁ、はぁ……」

ビュルルルッ……

シコシコシコ……

ルフィ「んくっ……ぁ」

ビュルッ……



マキノ「……ん、いっぱい出たね」

ルフィ「はぁ……はぁ……」

マキノ「一回出したら、落ち着いたかな?」

ルフィ「……」

ギンギン

ルフィ「まだ、落ち着かねぇ」

マキノ「あらあら」


 


118以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:09:15.13fbK8rmfM0 (10/57)

マキノ「もう一回したい?」

ルフィ「……ああ、今度はセックスしてみたいぞ」

マキノ「んー、確かに、今ならまだできそうね。じゃーぁ」

ルフィ「ぉっ」

ゴロン……


ギシッ

マキノ「……私が、上になってあげるね」

ルフィ「ちょっと待てよ。これじゃあまるで俺がされてるみてぇだ」

マキノ「乗っかられるの、いや?」

ルフィ「ん……」ジーッ

マキノ「……」

ルフィ「……」(////



マキノ「ルフィは、こうして乗っかられるの嫌なんだね。
    それは多分喧嘩でこうなると負けるから、でしょ?」

ルフィ「……そうなのかな」ドキドキ

マキノ「そう。だけど、今そこから見る女の体、どう?」

ルフィ「うん、すげぇ興奮する」ドキドキ

マキノ「セックスは喧嘩じゃないから、いいのよ?
    乗っかられて興奮しても、いいの」ピトッ

ルフィ「おわっ!!」

マキノ「……そういえば、ハグもしてなかったわね。
    どう? 素肌で触れ合うのは」

ルフィ「っ……! すげぇ、あったけぇ」ドキドキドキドキ

マキノ「ん、私もあったかい。
    裸で抱き合うのって、すごく気持ちいいわよね?」

ルフィ「ああ……うん……っ ぁ、マキノ……」

マキノ「んー?」




ルフィ「さっきから乗っかられて……ずっとチンコが、マキノの腹に擦れてて……
    もう、それだけで」

マキノ「うん、当たってるのわかってるよ。ルフィ。
    こうしてほしいんだよね?」

スリスリ

ルフィ「ぁ……っ ぐ……はぁ……はぁ……」

マキノ「それとも、抱きついて、圧迫して欲しいのかな?」

ンギュゥゥゥゥ……

ルフィ「はぁ……はぁ……」


マキノ「擦り付けたいの?」

スリスリ

ルフィ「はぁ……はぁ……!」

マキノ「圧迫ぅ? どっち?」

ンギュゥゥゥゥ……

ルフィ「はぁ……はぁ……!!」

 


119以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:09:53.93fbK8rmfM0 (11/57)



ルフィ「やべ、出る」

マキノ「ん……さっき、私なんて言った?」

ルフィ「……気持ちいい時に、出す?」

マキノ「そう」

ンギュゥゥ……

マキノ「いいのよ。そのまま出してっ」

ルフィ「はぁ、はぁ……っぅっ!」


ビュルルルッ! ビュルッ!

ルフィ「っく……ぅ」

マキノ「ぁっ! ん……ふふ、お腹に出てるっ」

ビュルッ

マキノ「すっごぉい、ルフィのおちんちん……二回目なのにすっごく良くはねるっ」

ビュルルルッ……

マキノ「……ん」

ギュゥゥッ……

ルフィ「あっ……っく」

ルフィ(抱き寄せられると、チンコに圧がかかって……)

ビュルッ……

ルフィ「……はぁ、はぁ……」



ルフィ「はへぇ……きもちい……い」

クタッ


マキノ「ふふふふ、また出ちゃったね」

ルフィ「はぁ、はぁ……ごめん、マキノ……もう一回」

マキノ「ちょっとまって。
    二回も出したでしょ?
    もうそろそろ終わりにしましょ?」

 


120以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:11:15.17fbK8rmfM0 (12/57)


ルフィ「や……その」

マキノ「……ふーん」

ギンギン

マキノ「……そっか、ルフィはまだできるんだ?」

ルフィ「ああ、まだ元気だぞ」

マキノ「でもだーめ」

ルフィ「なんでだよ。まだセックス……」

マキノ「んー、ルフィ。三回連続でオナニーしたことある」

ルフィ「ある」

マキノ「……三回目、出にくくなかった?」

ルフィ「な、なんで知ってるんだ!?」

マキノ「なんででしょうね。
    とにかく、そんなに終わりがないおちんちんを入れられると、
    女の人は長くセックスに付き合わなくちゃいけないでしょ?」

ルフィ「長い方が良いって聞いたけど……」

マキノ「長すぎると、ここが擦れ過ぎて痛くなっちゃうの」

クパァ……

ルフィ「あ、……ぅわ……」

マキノ「……どう? 入れてみたい?」

ルフィ「うん。い、いれていいのか?」


マキノ「ルフィが、今セックスするのを我慢できるなら、入れても良いわよ」


ルフィ「? ん?  んん?」

マキノ「感覚だけ、覚えて帰ってね」

ヌチュ……

ルフィ「ぁっ……ぉ……マキノ、これって」

マキノ「うん、おマンコに、入れてるね」

ルフィ「っあ」

ヌプププ……↓

マキノ「は、ぁぁん……」

ルフィ「っく……ぁ……」

ヌプププ……↓

ルフィ「……っ」

マキノ「んぁ、ぁ……」



ヌプンっ……

ルフィ「はぁ……はぁ……」

マキノ「ぁっ……ああっ……」ビクン


 


121以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:12:10.35fbK8rmfM0 (13/57)


マキノ「……ふふ、 繋がっちゃったね」

ルフィ「はぁ、ぁ……すげぇ、マキノ……」

マキノ「どうすごいの? 言ってみて」ツツー……→

ルフィ「っっぉ! や、めろっ 乳首撫でるなっ
    くすぐってぇっ」

マキノ「んふふ」

ルフィ「マキノの中、すげえ熱い……それにトロトロで……っ」

マキノ「うん、うん」

ルフィ「……すっげぇ、気持ちい」トロン……



マキノ「ぁっ……ん」ゾクゾクゾク



マキノ「………………ふーぅ」

ヌポッ↑

マキノ「はい、おしまい」



ルフィ「え」

マキノ「感触だけ、よ。
    今日はこれで終わり」

ルフィ「そ、そんなぁ……」

マキノ「また今度、ね」

ルフィ「なぁ、マキノ続きさせてくれよ」

マキノ「んー、どうしようかな」

ルフィ「……ぅー……」

マキノ「じゃあ……約束しよっか」

ルフィ「あ、ああ。約束だな。するする」
 


122以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:13:50.16fbK8rmfM0 (14/57)

マキノ「……じゃ、ちょーっと、痛くするよ」

ルフィ「ぇ、いてぇのはやだな……」

マキノ「ちょっとだから、それに約束の印をつけるの。
    いいでしょ?」

ルフィ「ああ、わかった」スッ

マキノ「ふふ、目閉じちゃって、可愛いっ」クスクス

ルフィ「早くやれよ」

マキノ「はぁい……それじゃあ」



チュプッ

ルフィ「……っ え、首、齧るのか?」

マキノ「ん」

チュゥ……

ルフィ「ん」

チュゥゥゥゥゥ……

ルフィ「え、ちょ」

チュゥゥゥゥゥ……っ!

ルフィ「っ」

チュパッ

マキノ「んはっ……」

ルフィ「……?」


マキノ「……ふふ、鏡で確認してみて」

ルフィ「なんだよ」チラッ



ルフィ「あ」

マキノ「どう?」

ルフィ「なんだよ、このアザ……」

マキノ「キスマークよ」

ルフィ「血吸われたのかと思った」

マキノ「違うわ。このキスマークはね、次のセックスの約束。
    これが消える前に、夜、私のところに来てね」

ルフィ「……消える前ならいつでもいいのか?」

マキノ「そうよ。
    だから、」

サワッ

マキノ「このキスマークを見る度に、私を思い出して」

ルフィ「っ……」

マキノ「……いい?」

ルフィ「……わかった」



マキノ「そう、ふふ、良い子ね」

ンギュゥッ




……………… 


123以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:14:30.13fbK8rmfM0 (15/57)

………………

現在

インガ島

地下ダンジョン ルフィルート



ルフィ「……そのあとはもう大変だった。
    消えてねーか確認するために鏡みてはムラムラ。
    水面で首見てはムラムラ
    触ってはムラムラ」

シモバア『魔性の女じゃの』

ルフィ「ああ、すっげぇ女だった」


………………


124以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:15:43.33fbK8rmfM0 (16/57)

………………
数年前
童貞卒業翌日 夜
マキノの部屋


ルフィ「シャワーって、毎日浴びなくちゃなんねぇのか?」ほかほか

マキノ「海賊としてはどうか知らないけど、女の人を抱く時は、
    絶対にシャワーを浴びること。

    いい? 絶対よ?」

ルフィ「わ、わかった」

マキノ「……しょうがない場合もあるけど、
    清潔にしてないといやだからね。少なくとも私は」



ルフィ「わかったけども、だ。
    今日は、裸にならねえのか?」

マキノ「うん」

ルフィ「……酒場の服のままだけど」

マキノ「……ちゃんとシャワーを浴びた後に、もう一回着てるの。
    意味は、すぐにわかるわ」

ルフィ「?」



マキノ「いつも酒場で見てるマキノを抱くのよ?
    それって、どう思う? 

    みんなに愛想よくしてるいつもの私の格好……それを、好きにできるのよ?」

ルフィ「お、おお、なるほど、そりゃ、エロいな……」

マキノ「ふふふ、そう言ってくれると思った」



ギシッ

マキノ「じゃぁ、今日は昨日の続き、しよっか」

ルフィ「ああ……もちろん」

ギンギン

マキノ「もう裸恥ずかしくない?」

ルフィ「いや、今日は俺だけ裸だから、また別な恥ずかしさがあるぞ」

マキノ「それもそうね。だけど、その恥ずかしさもいずれスパイスになるから」

ルフィ「?」



マキノ「昨日の続きって言ったけど、
    一回ここを触ってみて」

ルフィ「ここって……ああっ!」

クパァ……

マキノ「そう、おまんこ」

ルフィ「マンコ……まん……マンコっていうのか」

マキノ「ふふふ、そんなに連呼しないで。
    その言い方、あまり上品じゃないの。好きじゃない子もいる。
    だから、アソコとか、濁して言うと良い人が多いかな」

ルフィ「それじゃ伝わりにくくないか?」

マキノ「良いのよ。それで」

ルフィ「んー?」


 


125以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:16:27.30fbK8rmfM0 (17/57)



マキノ「……ここをね、触るの。
    昨日おっぱいを触ったの覚えてる?」

ルフィ「そりゃ、覚えてるよ」

マキノ「あの時より優しく触るの。
    ここは女の体で一番デリケートなところだから」

ルフィ「バリケード?」

マキノ「デリケート。 繊細な場所なの……
    ああ、『繊細』もわからないか……

    弱点……? っていえば良いのかな。
    ここを優しく触られると、女は気持ち良くなるのよ」

ルフィ「そうなんだな……」

マキノ「……触ってみて」

ルフィ「っ……ああ」ゴクリ



ルフィ「……」ソッ

マキノ「……」

ルフィ「……」

マキノ「……」



クチュ……



マキノ「んっ」ピクン

ルフィ「ぉわ」

マキノ「……?」

ルフィ「……濡れてる」

マキノ「ん、そうよ。
    昨日おちんちん入れた時、ぬるっとしたでしょ?
    それが、女の人の愛液よ」

ルフィ「愛液……これが」

クンクン



ルフィ「……」

マキノ「……どう?」

ルフィ「く」

マキノ「……」ゴゴゴ……



ルフィ「……良い匂いじゃ、ない」

マキノ「そうかもしれないわね……
    でも、そのうち気にならなくなるわよ」

 


126以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:17:11.35fbK8rmfM0 (18/57)


ルフィ「えぇー……そうか?」

マキノ「ええ」ムクッ

ルフィ「?」

マキノ「だって、人間の体って匂いが結構するものなのよ。
    口の中だって……」

ルフィ「……」

マキノ「ん、まぁ、キスはお預けって約束だったわよね」

ルフィ「ああ、そうだったな」




マキノ「……でも、慣れてくると匂いはあんまり気にしないの。
    証拠に、ほら」アーン

マキノ「ん」スッ←

ルフィ「ちょ、マキノ!?」ヒョイッ←

マキノ「? どうしたの?」

ルフィ「な、なんで、チンコ食おうとした!?」

マキノ「……っ  あははは! た、食べないわよっ
    ふふ、そっか、食べられると思った?」

ルフィ「……違うのか、すまん。本能的に口の中からは逃げるようになってんだ……」

マキノ「あ、それは私の配慮が足りなかったかも……
    サバイバル、大変だよね……」



マキノ「食べないから安心して、ほら、これが口の中」アーン

ルフィ「……ぉ、おう」

マキノ「舌と……唇……そして、よだれ……

    これで、おちんちんを気持ち良くするの」

ルフィ「……っ」ゾクッ



ルフィ「……歯、とか、当たると痛くねーか?」

マキノ「それを上手にやるのが、フェラっていうのよ」

ルフィ「フェラ……」

マキノ「よくわかった? それじゃ、してあげる」

ルフィ「で、でもチンコって洗っても洗っても臭ぇぞ?
    一応、めちゃくちゃ洗ったけど」

マキノ「うん、知ってる。
    けどね、さっきも言った通り、慣れてくると気にならないの」

マキノ「じゃ、するわよ」

ルフィ「……っ」ゴクリ……

 


127以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:18:23.06fbK8rmfM0 (19/57)




マキノ「ぁ……んむ」

パクッ

ルフィ「うお……お……」プルプル……

マキノ「……ん」

ヌプ……ゥ……↓

ルフィ「ぅあっ……ぁあ……」

マキノ「……ん」

ヌロォ……↑

ルフィ「ぅ……」

マキノ「んふぅ……」

ヌププ……↓

ルフィ「ぁ……はぁ……はぁ……」

マキノ「んー……」

ヌロォ……↑


ヌポッ


マキノ「んふふ、どう? フェラ、気持ちいい?」

ルフィ「はぁ……はぁ……すげぇ、気持ちい」プルプル

マキノ「そう、よかった」クスクス

ルフィ「あ、あの、マキノ」プルプル

マキノ「なぁに?」

ルフィ「……出そう……」
 
 
マキノ「そっか。よく言えたね。
    で、どうしてほしい?」ニコニコ

ルフィ「さっきのフェラで……してくれねぇか?」

マキノ「うん、それじゃ私からのお願いも聞いてくれる?」

ルフィ「え?」

マキノ「気持ちよかったら、私の頭を撫でて。
    気持ちいいよーって気持ち、伝えてちょうだい」

ルフィ「わ、わかった」



マキノ「それじゃ、もう一回するね」アーン

ルフィ「ああ、頼む……っ」プルプル

パクッ

マキノ「ん」
 


128以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:19:03.91fbK8rmfM0 (20/57)


ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「お……ぁっ」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

マキノ「んふ……んんっ……んっ……んむ……」

ルフィ「うおっ、おおおっ……はぁ、はぁ……マキノ……ぁっ」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「あ、で」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「っく!!」ビクン



ビュルルルル!!

ルフィ「ぁっ」ビクン

マキノ「んぷっ……んーぅ……んぅん……」

ビュルルルル……ビュルッ ビュルルルッ……

ルフィ「うぉ……ぉ……あっ……やべ」

マキノ「ん……ん?」

ナデナデ

ルフィ「マキノ……気持ちいいっ、 すげえ、きもちい」

ナデナデ

マキノ「んぅ……んー……」トロン

チュゥゥゥゥゥ……チュゥゥゥゥゥ……

ルフィ「ぉっ! ぉ……まき、の」

ビュルルルッ……

チュウゥ……チュゥゥゥゥゥ……

マキノ「んー……んーーー……んうぅぅ……」

ズチュッ チュッ……

ルフィ「ぁ……はぁ……はぁ……」

ナデナデ……ナデナデ……

マキノ「……ん……」



チュパッ

マキノ「…………」モゴ

ルフィ「え、っと、マキノ?
    口の中、出しちゃったけど」
 


129以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:19:44.27fbK8rmfM0 (21/57)


マキノ「んぁ」

ルフィ「!」

ルフィ(口の中に、俺の性液が……)



マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……だ、出してもいいぞ。臭いだろ」

マキノ「ん……」



ゴクン……



マキノ「……」

ルフィ「……え」

マキノ「んく……ほら、飲んじゃった」んべっ

ルフィ「っ」ドキッ



マキノ「ほらね、匂いとか気にならないの。
    だから、ルフィも女のアソコの匂いなんて気にしないようになって。
    ……慣れてくると、この匂いで勃起しちゃうようになるかも」

ルフィ「そ、そうか」

マキノ「エッチな匂い、って思えばいいのよ」

ルフィ「……これが、エロい匂い」クンクン



マキノ「ね、今度は私を触って。
    さっきよりも、しっかり触っていいわよ」

ルフィ「ああ、わかった。優しく、だよな」

ギシ……

ルフィ「……触るぞ」

マキノ「ん、はい」




クチュ……

マキノ「……んっ」ピクン
 


130以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:22:25.33fbK8rmfM0 (22/57)

ルフィ「……」

クチュ……ヌチュ……

マキノ「ん……んぁ……は……」

クチュクチュ……ヌチュ……クリュ

マキノ「あっ!」ピクン

ルフィ「ん? 痛かったか?」

マキノ「……ううん、違う。今のところはね、特別気持ちいいところなの……」

ルフィ「ん、ここか」

クリュ クリュ……

マキノ「ぁっあ……ぁぁぁ……」トロン

ルフィ「……」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「ぁっぁっ……ぁあっ! んっ!」

ルフィ「っぉ……ぉお」

マキノ「はぁ、はぁ……ね、もっと、さわってぇ」トロン

ルフィ「ぁ、ああ」



クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「はぁはぁ……あっ あっ あっ……んっ!!」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

ルフィ「……っと、優しく、だよな」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「やぁ、あっ……ああっ! あんっ」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「ルフィ……あっ あっ
    上手、すっご、く、いいっ」ビクンビクン

ルフィ「気持ちいいのか? マキノ」

マキノ「いい、すっごく、いい……
    あぁ……さっきのもう一回してっ ちょっと、強めに……っ」

ルフィ「ん。こうか」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「ああんっ あっ あっ……ぁぁぁっ つづけ、てっ」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「んっ! いい、っ、いく、いくっ……」

ルフィ「っ はぁ……はぁ……」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「っくっぅうううぅっ!!」ビクンビクン

ピシュッ!

ルフィ「おわっ……!」

マキノ「んんっ! ──────っ!」ピクンピクン

ピシュッ……

ルフィ「あ……ぉぉ」ビチャ……



131以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:23:15.88fbK8rmfM0 (23/57)


マキノ「はぁ、はぁ……ルフィ……」

ルフィ「……これ、漏らしたのか?」クンクン

マキノ「違うの、女も気持ち良くなると、出ちゃう人もいるのよ……
    それは潮っていうの」

ルフィ「塩?」

マキノ「んーん、潮」

ルフィ「……」クンクン

ペロ

ルフィ「んむ……変な味」

マキノ「んー……味は、知らないけど。
    でも無理して舐めなくてもいいわよ」

ルフィ「……」



マキノ「ふう、さて、じゃどっちも一回イっちゃったけど……」

クパァ

マキノ「続き、できるよね?」

ルフィ「……ああ」

ゴソゴソ……



チュプ……

マキノ「ん……あれ、ふふ。
    ルフィ、昨日ので入れる場所覚えた?」

ルフィ「や、よくわかんねぇけど」

マキノ「うん、初めて自分で入れるのに、
    ちゃんとわかってるんだね。

    そこが、私の……おまんこの穴だよ」

ルフィ「ん……わかった。
    ……いいんだよな?」

マキノ「いいよ。ルフィの、好きに動いて」

ルフィ「……っ ああ、入れるぞ」


 


132以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:26:08.04fbK8rmfM0 (24/57)

ヌププ……→

マキノ「ぁあん」

ヌププププ……→→

マキノ「ぁああっ……ぁあ……」


ルフィ「っ……ふぅ……は」

ヌプン……ヌチュ……

マキノ「ぁー……ぁっん」

ルフィ「っっ……ぉ……やっぱ、あったけぇ……」

マキノ「ん、あったかいだけ?」

ルフィ「それに、気持ちいい。……すげぇ、気持ちいい」

マキノ「うん。そっか、私もルフィのおちんちん気持ちいいよ……っ」

ルフィ「……動いても、いいか?」

マキノ「ええ。いいわよ」



ルフィ「じゃ、じゃあ」

ヌロォッ……←

マキノ「ぁっ」

パン! →

マキノ「あぁんっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ」


パン パン パン パン パン……

マキノ「あっあっあっあっ ルフィ、ちょっと」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

パン パン パン パン パン……

マキノ「んっ……ぁっ あっ! ああっ……! 最初から激しいのは、だめ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……すげぇ、気持ちいい。
    マキノ、すっげぇ気持ちいいっ」

パン パン パン パン パン……

マキノ「あはは、聞こえてないかなー?
    ……うん、今は、いいよ。そのまましてっ」

ルフィ「ご、ごめん。マキノ、腰止まらねぇっ……」

パン パン パン パン パン……
パン パン パン パン パン……

ルフィ「はぁ、はぁ……出そう、出そうだ……」

マキノ「あっあっ……中は、ダメだからね?
    わかってる?」

ルフィ「あ! ああ、わかってる。中には出さねぇっ!!」

マキノ「えらいえらいっ 約束、だもんね」

パン パン パン パン パン……
パン パン パン パン パン……

ルフィ「はぁ、はぁ……いく、いくっ」

マキノ「うん、そしたら抜いてっ 抜くのっ」

ルフィ「っ」

ヌボッ← ←

 


133以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:26:56.84fbK8rmfM0 (25/57)


マキノ「んひぅっ!!」ビクン!

ルフィ「はぁ、はぁ……ぁっぁ」

マキノ「っ」プルプル

ルフィ「っく、出るっ」



ビュルルルッ! 

マキノ「んぁ」

ビュルルルルル! ビュルルルル! ビュッ……

ルフィ「ぁっ……ぁ」

マキノ「ゃん、すっごい出てるっ」

ビュル……ビュル……

ルフィ「はぁ、はぁ……」

マキノ「……ふふ、こうすると、もっと気持ちよく出せるでしょ?」

ギュムッ シコシコシコシコ……

ルフィ「あっ……ぁあっ それ、いい。あ」

ビュッ

シコシコシコシコ……

ビュっ

ルフィ「はぁーぁ……はぁ……はぁ……」

マキノ「ふぅ……はぁ……はぁ……」

ルフィ「ぅ、すげぇ……よかった」クテッ

ドサッ

マキノ「あっ」



マキノ「……ルフィ?」

ルフィ「ん……スゥ……スゥ……」Zzz……

マキノ「あらら」クスッ



………………


134以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:28:01.71fbK8rmfM0 (26/57)

………………

現在

地下ダンジョン ルフィルート


シモバア『なるほどのう』

ルフィ「わかるか?
    ここで着衣でセックスしたのはそれもマキノの罠だったんだ。

    次の日、酒場であいつをみただけで……俺は勃起するようになった。
    日中でもだ」

シモバア『……やるのう』

ルフィ「……だから、毎晩のようにヤりに行った。
    そりゃそうだろ。覚えたての男と、やれる女がいれば、
    なぁ?」

シモバア『当然じゃ。水滴が地面に落ちるように、必然じゃ』

ルフィ「だからなんで俺なんかにマキノが入れ込んでくれるか気づくのに時間がかかったんだ。
    でも、ある日エースにそれをみられたことで発覚した」

シモバア『ああ、わかるぞ。わかるぞぉ』

ルフィ「キスマークだ……
    エースも、昔、おんなじことされてたらしくて……」

シモバア『っしぇっしぇっしぇ!! 義兄弟じゃなくて穴兄弟になってしもうたのか!!』



………………


135以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:28:33.44fbK8rmfM0 (27/57)

………………

数年前



マキノの部屋



ルフィ「マキノぉ……マキノぉ……」

スリスリ……

マキノ「あらー? どうしたの?
    最近男らしくなったなーって思ったのに甘えん坊プレイ?」

ルフィ「そうじゃなくてよぉ……エースのことだ。
    マキノ。エースともヤったことあるのか?」

マキノ「……エースに聞いたの?」

ルフィ「……首のこれ、見られてよ。
    そしたらエースが青ざめた顔してたから問い詰めたら……」

マキノ「……もしかして、喧嘩した?」

ルフィ「いや……喧嘩にはならなかった。
    俺が、マキノは俺の女だ! って言ったら……」



マキノ「……そう、そんなこと言ったの?」ゾクゾク



ルフィ「そしたらエースのやつ……
    その関係は、今すぐやめろって……」

マキノ「そっか、エースはそんなふうに考えちゃったんだ」シュン

ルフィ「なぁ、マキノ。マキノは悪い女なんかじゃないよな?
    それにエースとは……」



マキノ「ごめんね。ルフィ。
    私は悪い女よ」

ルフィ「え」



マキノ「私ね。本当は……すごく悪い女なの。
    好きな人がいて、その人ともセックスしてる。
    なのに、あなたたちみたいな年頃の子も好みで……浮気しちゃってる」

 


136以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:29:39.96fbK8rmfM0 (28/57)


ルフィ「……」

マキノ「……ごめんね。体だけの約束だったけど……私のこと、好きになっちゃってた?」

ルフィ「……」

マキノ「……ごめん、ね」



ルフィ「……あ、いや、謝るなよ。
    俺が勝手に思ってただけだし……」

マキノ「……」

ルフィ「……今日は、帰るわ。
    邪魔したな」クルッ

スタスタ

マキノ「……待って」

ルフィ「……」ピタッ



マキノ「……セックスするのって、悪いこと、なのかな?」

ルフィ「……」

マキノ「恋人がるのに他の人とセックスして、何が悪いのかなぁ?」

ルフィ「それは、裏切りになるから悪いんじゃねぇのか?」

マキノ「相手がそれを許したら?
    バレても、全然怒らないどころか……好きなように生きてることを喜ばれたら?」

ルフィ「そ、そんなことあるのか?」

マキノ「……お互いが自由な恋愛って、そういうこともあるんだと思う。

    当然、相手を思って貞操を守るのも一つの愛の形だと思うけど。
    愛し合いながらもお互いの性を全うするのも、一つの愛の形、だと思う」



ルフィ「……」

マキノ「……」

ルフィ「な、なぁ。もしも、俺がその、マキノの好きな人で……」

マキノ「……」

ルフィ「……マキノに、浮気はやめろって言ったら……」



マキノ「ルフィのことは好きだけど……恋人はあなたじゃないの」

ルフィ「っ」



マキノ「……もしも話は、嫌いじゃなかったの?」

ルフィ「わ、忘れてくれっ! もう、ここには来ないから」

 


137以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:30:16.23fbK8rmfM0 (29/57)


マキノ「ねぇ、待って。お願い、こっちみて」



ルフィ「なんだよ!!」クルッ

チュ……







ルフィ「……ん!?」

マキノ「……ん」

チュ……クチュ……ヌチュ……

マキノ「んむ……んむぅ……ん……」

ヌチュル……クチュ……



ルフィ「……っ!」



ギュゥッ……

マキノ「ぁ……はぁ……はぁ……っ」



ルフィ「っ……っ……くっ」

マキノ「……お願い。今日は帰らないで」

ルフィ「っ!」




トンッ

マキノ「っ……」フラッ

ドサッ
ギシッ……

ルフィ「……」

マキノ「……あっ……」

マキノ「……うん……いいよ。
    来て、ルフィ……」

ギシッ

ルフィ「……マキノ。今日は、ちょっと優しくできねーかも」

マキノ「ん、好きにしていいよ。
    ルフィの好きなように……」


 


138以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:31:58.83fbK8rmfM0 (30/57)



ゴソゴソ……

ルフィ「……」

マキノ「はぁ……はぁ……」

ヌプ……トロオ……

ルフィ「……っ  なんで、もうマンコこんな濡れてんだよ。
    おかしいだろ」

マキノ「ごめん。もう、ルフィに気づかれたのとか……エースくんのこととか……
     ……浮気って、意識した時から、もう……」

ルフィ「そうかよ……っと」


ズプゥッ!!



マキノ「んはぁぁ゙ん!!」ビクン

ルフィ「くっ……」

ギチ……



ルフィ「はぁ……相変わらず、気持ちいいけど……」

マキノ「はぁ、はぁ……ぁ……いつもより、おっき……」

ルフィ「ああ……そうだろうな。
    なんでかわからねーけど」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「あっ! あっ! あっ! ぁああ゙あんっ!!」

ルフィ「今日は、もう、止まんねーぞっ」

 


139以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:32:29.65fbK8rmfM0 (31/57)



パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「いい、すっごく……いい!
    ルフィ、そのまま、してっ」

ルフィ「はぁ、はぁ……マキノ……マキノぉ……」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「あっ あ゙っ! んぁああ゙っ! あっんぁっ!!」

ルフィ「っはぁ、はあ……ぁー、ぁ……っく」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「んぐっ! あっ! だ、め、もう、興奮しすぎててっ……あああっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ……っ……ぁぁ……恋人のことでも、考えてたのかよっ……っ」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「ぁ、いく……いっく、いぐいぐ……んぁああっ!!」

ルフィ「はぁ、はぁ……イケよ。俺とのセックスでイけっ!」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

ルフィ「恋人じゃないチンコで……イけっ!」

マキノ「んひぐ! いぐっ! ぁああ゙っ! ああっ! あっ!!」ビクンビクン


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 


ルフィ「はぁ、はぁ……キス、するぞ」

マキノ「うん! してっ ルフィ、キス、キスしながらイキたいっ」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

チュッ ヌチュッ……チュルクチュ……ヌチュ……

マキノ「ん゙ふぅ……んんんっ! んんっ! ……っんくぅっ」

ルフィ「ん……はぁ……んうむ……んむっ……!!」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

パンっ! 
グリグリっ……



マキノ「んふぅぅ゙ぅんっ!!!!」ビクンビクン!!

ブシュッ! ブシュゥッ!!


 


140以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:33:06.70fbK8rmfM0 (32/57)



ルフィ「んぐ……いく、ぞっ」

マキノ「んはぁっ! あっ! ルフィ、そと、……外に……」

ルフィ「中に、出してやる……っ! 
    マキノは……はぁ、はぁ」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

ルフィ「マキノは、俺の女だっ!!」

マキノ「ぁああっ! ああっ! だめ、だめぇっ……ああっ」


パンっ!!!



ビュルウルルルルルルルル!!

マキノ「んぁああああ゙んっ!!!」

ビュルルルッ!!

マキノ「んほぉっ! んぁぉっ!! い、っぐ……いくっ!」

ビュルルルッ……ビュル ビュッ……

マキノ「んはぁぁぁん……はぁぁぁ……あーぁあ」ゾクゾクゾク



ルフィ「はぁ……はぁ……」

ビュッ……ビュ……

マキノ「はぁん……ぁ……あん」

ルフィ「……はぁ あぁ……はぁはぁ……」



ルフィ「……マキノ」

マキノ「ぁん」

チュ……ンチュ……

マキノ「んむ……んぷ……んむぅ……ぁん」

ルフィ「んふ……ん……んむ……んっ」

チュルクチュ……ヌチュル……チュ……チュプ……

マキノ「んふぅ……んーむ……ん……」

ルフィ「……んんん……ん? ……ん」

ぷはっ



ルフィ「……ごめん。
    マキノ、中に……」

 


141以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:34:29.00fbK8rmfM0 (33/57)


マキノ「え?
    あ、ああ、いいの。うん、大丈夫……」

ルフィ「……でも、キスも」

マキノ「………………ねぇルフィ」

ルフィ「え?」



マキノ「中出しも、キスもOKって言ったら……
    私とセックス、続けてくれる?」

ルフィ「っ……」ムラムラムラッ





マキノ「……首のキスマーク、つけてほしくなった……?」ニヤリ

ルフィ「……あ、あぁ……」クラクラ

マキノ「……約束、しよ」

ルフィ「──────っっ!」



ルフィ「ほし、い」




マキノ「じゃ、ほしかったら、このまま続けて……?」

ギシッ

マキノ「今度は私が上になるから……」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ルフィ「あぁっ ぁ……な、なぁ、でも、中……」

マキノ「いいよ、ルフィなら」

ルフィ「お、おい、それはまずいだろ……!」

マキノ「だって、ルフィにはもう大事なもの、あるんでしょ?」



ルフィ「……」

マキノ「いつかいなくなっちゃうなら、
    今、ルフィといっぱい愛し合いたいなぁ」

ルフィ「……っ ああ。そう、だな」

マキノ「ふふ、あなたが旅立つまで、いっぱいセックスしよう。ね?」




ルフィ「……あ、ああ。わかった」



………………


142以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:36:09.38fbK8rmfM0 (34/57)

………………

現在



シモバア『すげぇぇぇ、その女。やべぇぇぇ』

ルフィ「な?
    気持ちがキレそうなところで、今まで封印してたキスも中出しも教えてきたんだ。

    そっからズルズルと関係は続いて……
    ああ、もう、本当に、旅立つ少し前くらいまで……」

シモバア『よくあんたその女から抜け出せたね』

ルフィ「んー……実はな、そこから結構、マキノのもっとヤベーところ見せられてな」

シモバア『ほう』

ルフィ「……あいつ、本当の目的は……
    俺とエースを飼い慣らして3P……どころか、サボもいつか手篭めにして、
    4Pしたかったらしくて……

    いや、正直そこまでなら俺も……興味あるんだ。
    俺の女を、複数のチンコで汚すのとか、あと他の男とどんなセックスするのか、とか……
    興味あったし……だけどな。
    マキノの最終目的は4P……俺たち男にも、セックスしてほしかったみたいなんだ」

シモバア『わかるぅー! 行き着くところは男色ショタじゃよ』

ルフィ「そこはわかるなよ!!!!

    とにかく、俺のケツも狙われ始めた頃で距離をとり始めたんだけど……
    あの女……距離取り始めたらすげぇ勢いで離れていくんだ!!

    だからよぉ……結局こっちが未練たらたらで自然消滅して……
    それからしばらく年上女じゃないと抜けない体に……」メソメソ

シモバア『あー、すごい。しっかり汚染されてるねぇ。
     倫理観も、貞操観念も……そうかそうか。かわいそうにねぇ』

ルフィ「うう、ばあちゃん。でも俺、後悔はしてねぇんだ。
    ただよ。思い出すと胸が締め付けられる。
    だから、この話をすると結構辛ぇんだ」グスグス

シモバア『その気持ちに答えを出せた時が、あんたの恋の航海の終わりだよ』

ルフィ「……答えなんて出るのか?」

シモバア『90年生きてても出ない答えもある。とだけは言っておこう。
     その答えを出せると思わず生きるのが、長生きのコツじゃと私は思うね』

 
 


143以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:36:41.05fbK8rmfM0 (35/57)


ルフィ「……はぁ……そっか。

    んでも、ばあちゃん聞き上手だな。
    俺話して少しすっきりしたよ」ズズッ

シモバア『私も、濃厚な話を聞けてよかった』

ルフィ「ああ、俺、今日ばあちゃんと話せてよかった」

シモバア『そんなに感謝されると私も困るねぇ。
     足止めが目的だったわけじゃし』



ルフィ「え? 足止め?」

シモバア『……』

ルフィ「あ、そういや、俺なんでここで話してたんだっけ?」

シモバア『……地下ダンジョンを抜けるために、
     仲間の犠牲になってあんたは時間を使って話をしていたんじゃよ』

ルフィ「……あっ 思い出した」









ルフィ「ヤベェっ! 長話してる場合じゃなかった!! なんで止めねーんだ! ばあちゃん!」

シモバア『足止め目的じゃし、何よりあんたの白熱した語りに心打たれておったからの』

ルフィ「だぁぁぁぁ!! いそがねぇと!!」ダッ

ダダダダダダダダダダ→→→→

シモバア『騒がしい男だね……だが』




シモバア『……もしも話は嫌いか。
     なるほど、そういうところなのかもしれないねぇ』




………………
 


144以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:37:43.02fbK8rmfM0 (36/57)

………………


インガ島 海軍基地
欲望の砦
地上



ブルック「私のぉ〜
     お墓の〜 まぁーえでー

     泣かないでくださいー」シャカシャカシャカシャカ←←←←

FG「うおおおおおおお!!!!」ズドドドドドド!!!!←←←←

ブルック「そこにぃ〜 私は〜 いません〜
     眠ってなんか〜 いません〜」シャカシャカシャカシャカ→→→→

FG「まてぇぇぇぇぇぇぇl!!!!」ズドドドドドド!!!!→→→→

ブルック「千のふーんふーんふーん〜
     千ふーん ふふん ふふふふ〜ん」シャカシャカシャカシャカ←←←←

FG「魂返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ズドドドドドド!!!!←←←←

ブルック「あのぉぉぉ おおきなぁぁ そぉらぉぉおおおををおおおおおお」シャカシャカシャカシャカ→→→→

FG「悲しい曲はやめろぉぉぉぉぉ 涙が出るぅぅぅ!!!!」ズドドドドドド!!!!→→→→







すぐそばのガバルディ研究室

たしぎ「うるさい……」

ウソップ「確かにうるさいが、この喧騒は俺たちにとって好都合だ」

チョッパー「そうだぞ。これならガチャガチャならしてもの探しても絶対大丈夫なはずだっ」

たしぎ「確かにそうですね。ウイルスの変異株を探す任務にとっては、
    騒音は味方っ!」メガネフキフキ

 


145以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:39:33.74fbK8rmfM0 (37/57)




ウソップ「っしゃ、気合い入れるぞ!」

チョッパー「どんとこい!!」

たしぎ「早いところ済ませましょう」メガネフキフキ

ウソップ「おおー!」

チョッパー「おおー!」

ガバルディ「おおー!」

たしぎ「では、ウソップはあちらの棚を……
    チョッパー君は専門知識があるだろうから、あちらの薬品室を……

    そしてあなたは」メガネスチャッ↓



ガバルディ「……どこを探せばいいのかね? たしぎ大佐殿」




たしぎ「……! あなたは、幹部のガバルディっ!!」

チョッパー「幹部いるぅぅぅううう!!??」

ウソップ「なんでだー!?!? 完璧な潜入だったのにーぃ!!」

たしぎ「っ……気をつけてください。
    こいつは能力者です。
    能力は……」



ガバルディ「ショクショクの実……っ!!」

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」

イボ触手「ムニョムニョ……」





チョッパー「ぎゃーっ!! きぼぢわどぅいっ!!」

ウソップ「うぉっ、こいつら……」

たしぎ「っく……捕まってはいけませんよ。
    何をされるかわかったものでは……」



ガバルディ「お前たち、ここで何してる……
      まぁおおよその見当はついているのだが……?」

ウソップ「ぁ、ぁっ……おわ、をわた」

チョッパー「……でも、お前実はポンコツだろ」



ガバルディ「……なんだと?」

チョッパー「お前がここに先回りしていたということは、
      ここに重要な何かがあるということ……

      つまり、変異株ウイルスはこの部屋にあるってことだ!!」どどん



ウソップ「!」

たしぎ「……!!」


  


146以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:41:52.18fbK8rmfM0 (38/57)


たしぎ「……たしかに、科学者が急いでここに来たということは……」

ウソップ「その確率は、ぐっと上がるな」



ガバルディ「ふむ、ガバガバルディの汚名挽回してしまったようだ。
      しかし、君たちが私の研究内容に触れることは叶わぬよ。

      なぜなら、この触手たちを相手に君たちは今から闇に沈む……」



触手「ニョムー!」

触手「ニョムー!」

イボ触手「ムニョーン」


チョッパー「ぐひぃ、やっぱり気持ち悪い……っ」

ウソップ「なんだ苦手か? 仕方ねえ、ここは俺に任せろ」

たしぎ「何か妙案でも……?」



ウソップ「古来より、触手ってのは女を弄ぶ生き物と聖典『エロホーン』で定められている。
     こいつらも例外じゃねぇはずだ!!」

たしぎ「……」(////

ウソップ「くらえ!!
     必殺 母星〜マザーボシ〜!!」


かーちゃん1型「ぼよん」

かーちゃん2型「ぼよん」

かーちゃん3型「ぼよよん」



ウソップ「これでどうだ! 触手ども!!」

チョッパー「ウソップ! どこにそんなダッチワイフを持ち歩いてたんだ!?」

ウソップ「これはエアーダッチワイフ。
     そう、空気で膨らむから持ち運びも便利。
     そして射出すると同時に空気が入るようにダイヤルを組み込んである!!」

たしぎ「あ、あの、エアーダッチワイフってことは……それって、使用済み……っ」

ウソップ「んなわけあるか!! 武器に俺の何かがついてたら臭いだろうが!!

     俺はオナホ派だ!!」どどん



チョッパー「て、ことは、おまえまさか……」



ウソップ「今まで隠してて悪いなチョッパー……
     ここからは俺に任せろ。

     何せ、俺もあのDの名を持つものだったんだ……」

チョッパー「D! ゴール・D・ロジャーと同じ……D……!!
      ウソップのDって、なんのDなんだ!?」

ウソップ「俺の名は、 ゴッド・D・ウソップ。
     神に約束せし『童貞』の名を持つ、永遠の紳士さ」

チョッパー「カッケェぇぇぇぇぇえええええええ!!!! のか?」


 


147以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:44:14.69fbK8rmfM0 (39/57)

ガバルディ「ああ!なんてことだ! 触手は穴の空いている人型目掛けて飛んでいくっ!!」


触手「ニョムー!」

かーちゃん1型「ボヨンボヨン」

触手「ニョムー!」

かーちゃん2型「ボヨンボヨン」

イボ触手「ムニョーン!!」

かーちゃん3型「ぼぼよんぼぼよん」



ウソップ「みろ!! 触手どもがマザーボシにくらいついた!!」

チョッパー「今のうちににっげろー!」

ウソップ「バカいえ!!今のうちに本体を叩くんだ!!」

たしぎ「そ、そうですね……今のうちに……」





ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

たしぎ「ひっ……」ゾッ

ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

チョッパー「あ、ああが、あぁぁぁぁ……マザーボシが……ああ」ブルブル

ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

ウソップ「お、おいおい、触手君たち?
     そ、そんなに激しいの? 君たち……
     ちょ、かーちゃん達を乱暴に扱うな!!」



ズッチョズッチズボズボ!!!!
ズチョズチョっ!! ズボズボ!! ズッボズッボ!!


たしぎ「あ、あの……これ、もし捕まったら……同じこと……
    されちゃうんですか」ヒクヒク

ウソップ「お、おおお、おちつけ! 女だ、女を狙うはずだ!!
     だから俺たちは前に出るぞチョッパー!!」

チョッパー「ひんぃー!! こわいよぅー!!」



ガバルディ「触手君達はねぇ……穴があって人型なら関係ないよ? オスメスは」



ウソップ「ヒュッっ カヒュッ こふっ」(過呼吸

チョッパー「──────っ!!!」




ズチョズッチョズッチョ
ギリギリギリギリ……

かーちゃん1型「っパァあん!!!!」
かーちゃん2型「ぱぁん!!!」
かーちゃん3型「ぼふす……ぅぅ……」





ウソップ「ぎゃあああああ!!!! かーちゃんずが破裂したあぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

チョッパー「俺も破裂させられるのか!? 破裂の運命なのか!?
      おれやだぁー!! 触手ヤダァあー!!」
 


148以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:45:26.74fbK8rmfM0 (40/57)


ガバルディ「あーらら、やっぱまともな人体じゃないと種付けもできないんだねぇ」

たしぎ「種付って!? まさか、あの触手達は……」

ガバルディ「そうさ。犯して種付けする触手達。
      実にこの欲望の砦らしいだろう?」



ウソップ「や、やべぇ……苗床にされる」

チョッパー「うそっぷぅ……おれ、足元がすくんで……」

たしぎ「しっかりしてください!!」



たしぎ(触手……よくわからないけど見た目的に斬撃が効きそう。
    ならば私が触手を相手して、ウソップとチョッパー君に……)

チョッパー「あがががが……」

たしぎ(だめだっ チョッパー君は呑まれてるっ
    なら、ウソップに……)

ウソップ「おいたしぎぃ! なんだその目は……!
     俺に何を期待している!?」

たしぎ「……っ 仕方ないでしょう!? 
    今ここであなたがあいつをやらなくて誰がやるというんです!?」

ウソップ「俺がやる前に、俺がヤられたらどうする!?
     お前責任取れるのかよぉ!!」

たしぎ「自分でなんとかなさい!!」

ウソップ「ひっでぇ!! 無情! 鬼大佐!!」



ガバルディ「さぁ、運命は決まったかね?」

たしぎ「っ……ウソップ。私が前にでます、その隙に……っ」



ウソップ「ぎゃーっ!! 絡まれた!! もうだめだー!!」

触手「ニョムー!!」


チョッパー「ウソップー!! 大丈夫かーっ!! 今助け……たすけ……こ、こえぇぇ」

ウソップ「ちょ、チョッパー! お前は逃げろ! お前が捕まると絵的にまずい!!
     そして、今から起こることをせめて見ないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
     ああ、ひきずられていくぅぅ!!!!」ズルズルズルズル←←←←



たしぎ「あーもう!! めちゃくちゃですよ!!」

ガバルディ「お前達も全員、触手に沈めぇ!!」







ザッザッザッザッザ……

 


149以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:47:11.16fbK8rmfM0 (41/57)


フランキー「おいおい、穴を狙う触手の群れ、だってぇ?」


ザッザッザッザッザ……

フランキー「そんな卑猥なワード聞いたらヨォ……おっ勃っちまうじゃねぇか!!!」



たしぎ「……! あなたは……どうしてここに?」

フランキー「よぅ、加勢に来たぜ」

たしぎ「揺動はどうなってるんですか!?」

フランキー「揺動なんて仕事はよ、パワフルな新人に任せてきちまったぜ。
      コーラ続く限りあの暴走ゴーカートは止まりゃしねぇよ」



………………
一方その頃 中庭では




乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「……」

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「……んー、乗ってるだけってのも、退屈かな」ノビーッ

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「知ってる知ってる。どこでも新人の仕事なんて、こんなもんだって」

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!



海兵「中庭の大量殺戮兵器をなんとかしろおぉ!!」

海兵「無理です!! 覇気で防御しても回転する刃の勢いが強すぎて、吹き飛ばされますっ!!」

ガインガイン ガン ガン ガン    ガガガ   がんっl!!!

海兵「うわぁぁぁぁああああああ!!!!」

ノジコ「はい、いっちょうあがりー」



………………


150以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:47:51.73fbK8rmfM0 (42/57)

………………

ガバルディ研究室



フランキー「アーゥ!!! 俺が来たからにゃぁこの場は任せろ!!
      超特大のウェポンズレフトぉっ!!
      やつの顔面にぶちこんでやらぁ!!」

ガシャコン!!

たしぎ「もう、あなたの性能を疑ってる場合じゃありませんね。
    ガバルディ。覚悟してくださいっ」

ガバルディ「触手は穴ある人間全てを苗床に変える……っ
      お前らみんな、性的に触手に沈めぇぇぇ!!!!」



チョッパー「ダメだフランキー!!
      ウソップもやられて、多分今頃は部屋の隅でお見せできないことになってる!!
      お前だってその体でも穴はあるんだろ!?」

フランキー「かわいそうなウソップ……それもひとえにあいつの準備が足りなかったせいだが……」

触手「ニョンムー!!」シュバッ
触手「ニョンムー!!」シュバッ
触手「ニョンムー!!」シュバッ

チョッパー「危ねぇ!! フランキー!!」






ガインガインガン!! プリンっ







フランキー「……対カマバッカ王国決戦兵器『鉄のオムツ』
      まさかこいつを履いていたことが、ここでも役に立つなんてヨォ……」プリンッ

触手「にょ、む……にょ……」
触手「ナムゥ……」
触手「チーン」

チョッパー「ケツに鉄のオムツが……!!?」

ガバルディ「しまった! あんな目立つケツをしていたら、全ての触手がいろめきだってしまって……」


 


151以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:50:34.96fbK8rmfM0 (43/57)


たしぎ「っ……」ビュォッ!

ガバルディ「! っ」(前衛への対応が、おろそかに……っ!)

イボ触手「ムニョーン」
イボ触手「ムニョーン」
イボ触手「ムニョーン」

ニュルリッ

ガバルディ「おお! 間に合った! オス個体達は本能的に、あのケツを避けたのだ!!」

ガバルディ(前情報によるたしぎ大佐の技程度なら、この壁でことは足りるっ
      一度防いでしまえば……っ)

たしぎ「その程度の数なら……影響ありませんね」チャキ……

ガバルディ(何を……? 情報通りなら、これで防御は整うはずっ)




ズパッ

ズパパパパ……っ!


たしぎ「乱れ斬時雨……!!」

ガバルディ「なっ……!」

ガバルディ(嘘だ。情報では斬時雨は一瞬で斬撃を与える技のはず……なのに)


ズパパパパ……っ!


ガバルディ(なのになぜ、あの女の構えの後……斬撃がこんなにも続くんだ!!?)



たしぎ「あなたがクソヤブだという情報は、確かのようですね。

    ワクチンの複製はチョッパー君がすぐやってくれましたし、
    自分の情報の管理も雑。ワクチンの扱いも雑。

    そして何より……あなた自身、最新の情報を得ることを忘れている」

ズパパパパ……っ!!!!!!

ガバルディ「覇気、覇気でぼうぎょ……! ああ、ああああ!!」




たしぎ「私も、成長しているのです。
    技も力も、心も」




ズパッ!!!!

ガバルディ「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」



フランキー「ウェポンズ、レフトォおおおおおおおお!!!!!!」

ボッシュっ!!!

ヒュルル……→→→



ガバルディ「あ……」

ガバルディ(覇気防御……間に合うかな……)

カッ……!!!!




………………


152以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:52:19.63fbK8rmfM0 (44/57)

………………

研究室の外

遠くのおと「ドガァァァァァンン!!!!!!!!」



ブルック「いーま〜 あーいーたいー
      あなぁーたにー 伝えたいことがー
     たーくさんーあーるー♪」

FG「やべろぉぉぉ!!!! 泣かせるなあぁぁあぁ!!!!」

ブルック「それにしても悲しい歌歌うだけで弱っちゃうなんて、
     流石にあなたも感受性豊かすぎませんかね?」

FG「涙脆いのだ!!!!」

ブルック「……しかし、そろそろ歌ってばかりいるのも疲れました。
     あなたが気を失うのも、あと3分と言ったところでしょう。

     3分でちょうど終わる歌で悲しい歌は持ち合わせてなかったので……

     ここらでちょっと、堅気の勝負といきましょうかね ヨホホ」

FG「お前ぇぇ……舐めてるのか!!!?」

ブルック「めっそうもございません。
     ただ、このまま背中をむけていたら危ないと察知したまでで」

ゴォォッ!!

ブルック「……っ!」スッ↓

ドゴォォォン!!



ブルック「……投擲、ですか。
     それも壁のレンガを引っこ抜いての……」

FG「その!!!! 通りだ!!!! 骨男!!!!」

ブルック「ソウルキングです」

FG「そうか!!!!では聞け!!!!ソウルカイザー!!!!」

ブルック「え、今の呼び名何!? 勝手に進化させないで、嬉しくなっちゃう!!」

FG「俺はモノを投げる技に特化して鍛えている!!!! 故に、このようなこともできる!!!!」




FG「ふんっ!!!!」

壁の煉瓦「べこぉっ!!」

FG「武装玉!!」

壁の煉瓦「ギュバッ!!」



ブルック「!! 煉瓦に武装色の覇気を……!?」


 


153以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 03:54:37.61fbK8rmfM0 (45/57)


FG「くらえ!!!! 黒鉄のシューティングスター!!!!」ブォン!!

武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」


ブルック「ひぇぇぇぇぇえ!!!! 危ない!!」スカッ


ドッゴォォォォオオオオオオオン!!!!


ブルック「!? 壁が易々と……!?」

ガラガラガラ……



FG「ふんぬははははは!!!!これによって瓦礫ができたな!!!!
   俺の弾がまた増えたということだ!!!!」

ブルック「っげぇぇぇっ!! そんな、実質弾無限じゃないですか!!
     チートですよチート!!」

FG「俺の魂を握っていて何をいう!!!! さらにこんなこともできるぞ!!!!」



FG「ふんっ!!!!」

壁の煉瓦「べこぉっ!!」

FG「武装玉!!」

壁の煉瓦「ギュバッ!!」

FG「見聞色……!!」キラッ



ブルック「……っ!? やばい、あれは……
     さっきの……!?」

シャカシャカシャカシャカ……←←←

FG「遅い!!!! 行くぞ!!!! 黒鉄のシューティングスター『見聞ナビゲーション』!!」

武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」←←←

ブルック「直線でしか来ないはず……壁を曲がったら」

シャカシャカシャカシャカ……←←↓

ブルック「流石に壁を貫通はしませんしね……これで防げるはず」



武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」←←←↓ カクッ



ブルック「え、なんで曲がっ……」オオオォ

ドッゴォォォォオオオオオオオン!!!!!!!!!



FGが気絶するまで 後2分


………………
続きはまた今度


154以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 17:50:35.72fbK8rmfM0 (46/57)



………………

地下ダンジョン

ナミルート



ナミ「ここから先が次の部屋ってわけね」

サンジ「……」ゴソゴソ

ナミ「……サンジ君」

サンジ「なんだい? ナミさん」

ナミ「……ちょっとだけ、タバコ控えてくれる?」

サンジ「? あ、悪い、煙たかったか?」

ナミ「副流煙気にするタチじゃないけど、
   ……もしこの部屋で何かしなくちゃならなかった時。
   煙たいキスはあんまりいい思い出にならないわよ」

サンジ「……お、おい。だから俺は絶対手ェ出したりしないって」

ナミ「……さっきのお婆さんの話聞いてた?
   次の部屋が、さっきの部屋より安全である保証はない。
   選択の余地があっただけマシ、ってね」

サンジ「俺が手を出さざるを得ない状況ってなんだ?」

ナミ「ん……例えば、
   開けると乱交部屋に繋がってて、
   私が狙われないようにエッチなことし続けなくちゃいけないとか」

サンジ「妄想逞しいなおい……」

ナミ「あとは、
   開けると触手だらけの部屋で、
   狙われないように番のフリしなくちゃいけないとか」

サンジ「しょ、触手!?」

ナミ「なんかね、いるらしいのよ。詳しくはわかんないけど……」

サンジ「まさかナミさん……そのなんとも言えない何かに
    何かされたのか!?」ブシュゥッ

ナミ「鼻血出すか怒るかどっちかにしなあさい。
   私は何もされてないわよ……」
 


155以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 17:51:14.20fbK8rmfM0 (47/57)


サンジ「『は』……ってことは」

ナミ「なんでもな……いえ、サンジ君になら話したほうがいいかも……
   絶対に誰にも言わないでね」

サンジ「……うるティちゃんか……」

ナミ「……ええ。
   結構、手ひどくやられたみたいで……」

サンジ「……」ギリッ……

ナミ「とにかく、私も触手にヤられるなんてごめんだから……
   でてくるようだったら絶対守ってよね」

サンジ「ああ、痴漢だろうが触手だろうが乱交野郎だろうが、
    ナミさんを守ると決めたからには俺に任せろ……っ!」

ナミ「その調子よ。よろしくねっ」



ナミ「それじゃ扉開けてくれる」

サンジ「ああ、お任せを」



ギィィッ……



サンジ「……なんだこりゃ」



>>直下

1 乱交部屋
2 触手部屋
3 痴漢電車 ……電車?



156以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 17:54:59.99nTHbb01kO (1/1)

3


157以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 17:55:01.74Oo34ynKqO (1/1)

3


158以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:08:09.45fbK8rmfM0 (48/57)


………………

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ナミ「……」

サンジ「……」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……




ナミ「ねぇ、何これ。あ、よく見たら今来た扉がない!!」

サンジ「……ああ、えっと」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ナミ「……箱が移動してる……? それにスーツ姿の人たちばっかりだし、
   すし詰め状態ね……」

サンジ「ナミさん、ちょっと……ちょっといいか。
    この連結部の、そう、この扉の向こうの狭い空間にちょっと来てくれ」

ナミ「え? でも身動き取りにくっ」

ギュゥギュゥ……



ナミ「っ」(人と全然距離が取れない! 市場のタイムセールより過密っ)

モブおじA「……」スッ

サワ

ナミ「んひっ!? 今、誰かさわった!?」

ザワザワ



サンジ「ナミさんっ」

グイグイ

サンジ「おい、どけよオッサン」

モブおじA「あ、すみません。ぶつかっちゃったみたいで、えへ、えへ」

ナミ「サンジくぅんっ 今、誰かにお尻さわられ……」

サンジ「……とにかく来るんだ」



グイグイ


……
 


159以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:08:50.20fbK8rmfM0 (49/57)

……

電車連結部のあの空間


ナミ「はぁ はぁ……人ばかりで息が詰まるかと思った」

サンジ「大丈夫だったか? とにかく、一旦落ち着いてくれ」

ナミ「大丈夫だけど。さっきの触られたおっさんからお金請求しないと」

サンジ「セクハラにも逞しく反応するナミさんも素敵だ……
    この空間がなんなのかわからないが、見覚えがある。

    ……あんまり堂々と語れることでもないがな」

ナミ「……なんなの? サンジ君はこの空間に見覚えがあるって……
   まさかこの箱、ジェルマの最新技術とか……!?」



サンジ「男の妄想シリーズ 第34集
    通勤に使用する過密な乗り物で起こる痴漢行為」

ナミ「……」

サンジ「第34集で初登場したそれは、瞬く間にエロ本業界に波乱を巻き起こした。
    密室内で密着する男女。それも不特定多数。
    その中で巻き起こる劣情の押し付け合い。

    電車痴漢シリーズはそれ自体がジャンルとなって、エロ業界を突き進んでいる。
    その妄想が、これそのものなんだよ」

ナミ「……エロ本の世界、ってこと?」

サンジ「ああ。この架空の乗り物は海列車にも似てるが、
    構造自体や化学的発想は全くのSF。
    ミンク族のエレキテルをエネルギーに動くなんていうトンデモ代物だ。
    まだコーラエンジンのほうが現実性があるだろ?」

ナミ「確かにそうね。
   ……でも、なんでこんな地下にこんなものが」



 


160以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:09:57.30fbK8rmfM0 (50/57)



ザザーザ……ブッ


シモバア『詳しいね、兄さん。
     そう、そこは痴漢電車部屋。
     今あんたらが見ているのは私の能力で見ている幻覚みたいなもんさね』

ナミ「……はぁ……あっそ。
   まさかこんな予測の斜め上の世界に飛ばされるとは思わなかったわ」

サンジ「……」

シモバア『そっちの兄さんは斜め上ではなかったみたいだけどねぇ』

サンジ「……すまないナミさん。正直俺は頭にこれがよぎってた……」

シモバア『じゃあ、なんとなくわかるかね? この部屋の仕組み』



サンジ「ああ。つまりここは男の妄想シリーズの世界。
    痴漢電車という空想の世界だ。

    俺の認識が確かなら、この痴漢電車では女性は痴漢に拒否権を持たない。
    問題を起こせばむしろ駅のトイレで激しく犯されてしまう。
    また、男も連れ合いを助けるために暴力行為を起こすと闇に葬られてしまう……

    それが暗黙のルール……ちょ、ちょっとナミさん?
    視線が痛い。すっごく話てて辛いから、その目をやめてくれないか」

ナミ「詳しすぎて引いてるのよ。
   ……男って、思った何倍かはバカよね」

サンジ「それは否定しないし、俺もそのバカの一人だが……
    とにかくここじゃナミさんに拒否権はねぇ。
    穏便にすませつつ目的地に着くまで我慢しなくちゃならんが……
    そんなことは俺が許さねぇ」

ナミ「じゃあ、どうするの? ずっとここに居るとか?」

サンジ「ここはダメだ。いずれ車掌が俺たちを電車内に押し込んでくる。
    この痴漢電車を穏便にすませる方法は、痴漢を受け入れてしまうか……
    もしくは……」

ナミ「もしくは……?」

サンジ「……壁際で、俺とナミさんがずっと抱き合ってるとか……」モゴモゴ


 


161以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:10:31.57fbK8rmfM0 (51/57)


ナミ「……サンジくん。
   言葉を濁さなくてもいいわ。はっきりと条件を言って」

サンジ「ああ……言いたくねぇ」フルフル

ナミ「仕方ないでしょ!? 
   それとも私が訳のわからないおっさん達にいいようにされるのが見たいわけ?」

サンジ「んなわけあるかぁ!!」ブシュゥッ

ナミ「じゃあ、どうすればいいか言って」(鼻血……)



サンジ「……この痴漢電車で女性を守り抜く方法は一つ。
    痴漢電車に入らば痴漢電車に従うしかない。

    俺が……ナミさんに痴漢行為を働くしか……ない」



ナミ「……」

サンジ「……」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……


ナミ「……」

サンジ「……っ」アセッ


ガタンゴトン……ガタンゴトン……



サンジ「……」ぐにゃぁ……

ナミ「さっきの部屋で大人しくしてた方がマシだったって顔?」

サンジ「その通り……デス」


 


162以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:11:12.30fbK8rmfM0 (52/57)


ナミ「んー、で、どうする? サンジ君私に触れる?」

サンジ「さわっ! 触るって……っ!」

ナミ「そうしないと守れないんでしょ?
   ……守るって約束、したわよね?」

サンジ「しししし、したけども、だ。
    俺は……」

ナミ「サンジくん、童貞ってわけじゃないでしょ?
   いくらかは経験ありそうだと思ってるけど……」

サンジ「っ」

ナミ「じゃ、女性に性的な行為ができないわけじゃない。
   いつもの騎士道精神とこれは別でしょ?」

サンジ「……もっともだが、問題は相手がナミさんであることと」

ナミ「ルフィに悪いと思うなら尚更守るために触りなさいよ」



サンジ「……」グラグラ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


ナミ「っ 誰か来た」


車掌「おや、こんなところにいては危ないですよ。ささ、車内へ」



サンジ「……チッ……行くしかない、ナミさん」

ナミ「え、ええ」



………………

痴漢電車 車内



ギュウギュゥ

サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「とにかく壁際に移動しよう」

ナミ「わかったわ。私ちょっと動きにくいから、なんとか道中よろしくね」

サンジ「……」


>>直下

1 サンジ ナミの手を引いて移動
 ※ナミが少なからず痴漢行為を受けてしまいます。

2 サンジ ナミを抱き抱えながら移動
 ※ナミが受ける痴漢行為を減らせますが、サンジの理性が減少します。

3 サンジ ナミに痴漢している芝居をする。
 ※成功するとナミが受ける痴漢行為を減らせ、サンジの理性も少ない減少で済みます。
  失敗するとナミが痴漢行為を受けてしまいます。

4 サンジ 痴漢する。
 ※サンジの理性が激減しますが、ナミがモブに触られることはなくなります。



163以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 19:12:32.78tXt7zJuL0 (1/1)

2


164以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:35:53.24fbK8rmfM0 (53/57)


サンジ「ナミさん。こちらへ」

ナミ「ん」

グイッ

ナミ「ぁ……ふふ、エスコートにしては情熱的じゃない?」

サンジ「男の腕に抱かれるのはお嫌いですか?」

ナミ「いいえ。よくってよ」



グイグイ……←

サンジ(……とはいえ、ナミさんをこの腕に抱きつつ
    このオッサンどもの群れをかき分けるのは至難の業だ。

    ナミさんに触れさせねぇようにするには、
    どうしても密着しながら移動するしかねぇ)

ナミ「……ん、ごめん、サンジ君……今、人の圧でちょっと浮いてるかも」

サンジ「こっちもちょっと身動きが取れなくなった。
    ……壁、というか出口の扉まで後少しだが」

ナミ「え? 壁じゃないの?」

サンジ「ああ、ある意味では壁だ。
    この電車っていう乗り物は駅に着くまで扉が開かないようにできてる。
    その扉の前で、到着と同時に出られるようにしながら二人で待つのが今の目的なんだ。
    到着までは壁に背中を預けると思っていい」

ナミ「……なんとなくわかったわ」


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


サンジ「……ん?」


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

「あん……あっ……」
「ぐひひ……おお、良い感触だぁ……」



ナミ「……今の声って」

サンジ「……見ちゃいけない」

ナミ「でも、明らかに変だった!」バッ→



モブ女「はぁ……はぁ……あんっ やめてぇ……ぁぁん」

モブおじA「はぁはぁ……お嬢ちゃん、良いおっぱいしてるねぇ……はぁ、はぁ」



ナミ「何よあれっ。完全に痴漢じゃない。
   ちょっとそこのあんた、やめなさいよ……っ」

サンジ「ナミさん。だめだっ」

ナミ「でも、やめさせないと」




モブおじB「なんだい、お嬢ちゃんも混ざりたいのかい?」スッ

ナミ「ちょっと、何? あんたも仲間……?」



  


165以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:38:37.03fbK8rmfM0 (54/57)


モブおじB「まぁまぁ、落ち着いて……お嬢ちゃんも触ってあげるから」

サワ

ナミ「は、はぁ!? 何触って……っ」

モブおじC「ここに乗ってるのはOK娘だけだから、いいんだよねぇ?」

サワ

ナミ「やめなさいってば……っ!!」



グイッ←

ナミ「わ……っと」←

サンジ「すまねぇ。この人は俺の女だ。
    初めて乗るんで……無作法を許してほしい」

ナミ「っ」ビクッ

モブおじB「なんだよ彼氏づれか」

モブおじC「カップルでこんなところ来るなんて、もしかして彼女を触らせにきたの?」

モブおじB「そっかそっか、こっちはいつでもいいからねぇ」





サンジ「失礼する」

グイグイ……←


ナミ「……なんで? サンジ君ならあの子も助けてくれると思ったのに……」

サンジ「この空間がなんだかはわからねぇが、よく見てくれナミさん。
    あの女の顔が、本気で嫌がってるように見えるか?」

ナミ「だってあの子、やめてって言ってるじゃないっ……」チラ





モブ女「あんっ……あっ だめぇ、痴漢さん……きもちよく、しないでぇ」

モブおじA「ぐへへっ 気持ちいいんだね。そりゃよかったなぁ……」





ナミ「……あー、そういうこと」シラッ

サンジ「……俺は幻覚だろうが女の悲鳴には駆けつける。
    しかし、ここにいる女は大体OK娘、つまり痴漢を求めてる女なんだ。

    そこで、この痴漢電車に迷い込んだイレギュラー的な女性が主人公になるのが、
    この痴漢電車モノのセオリーなんだ」

ナミ「それが、私ってことね」

サンジ「ああ」



 


166以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:39:51.06fbK8rmfM0 (55/57)


ナミ「……じゃあ、彼氏に守ってもらうわ」

ギュッ

サンジ「っ お、おい……ナミさん。そんな密着しなくてm」

サンジ「っ!」ピクッ



ナミ「……気づいた?
   ちょっと、自分でもびっくりだけど……震えてんの」プルプル

サンジ「……」

ナミ「怖かった」

サンジ「ん、大丈夫だ。こうしてれば流石に誰も手出ししないさ」

ギュゥッ




サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「このまま、少しずつ壁に移動しよう。
    この部屋を出る条件を聞き忘れたが……少なくともここに止まってるよりはマシだ」

ナミ「うん。お願い」

キュッ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


 


167以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:43:54.46fbK8rmfM0 (56/57)


サンジ(いつも頼もしい航海士が、俺の腕の中で震えている)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ「……」

サンジ(先ほどまで多かった口数は減り、会話もない)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


サンジ(ただ、電車の揺れに合わせて彼女が俺をつかむ力を強めるのを感じる。
    信頼してくれているのだろう。密着も、より強く感じる)


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


ナミ「……あ」ヨロッ

サンジ「っと」ガシ

ナミ「っ」ギュゥッ

サンジ「っ!」


サンジ(少しでも体が離れると擦り寄ってくる。
    こんなに怯えたナミさんを見たことがない。
    可哀想に)



サンジ(可哀想……なのだが)


サンジ(冷静に振る舞おうとすればするほど、
    感じるのだ。

    熱 膨らみ 布擦れの音 香り……
    全身で彼女を感じてしまう)



ナミ「……ごめんね。サンジ君は我慢してるのに」

サンジ「なんのことだ?」

ナミ「や、胸とか……ずっと押し付けちゃってて……
   我慢してる人にこれは、あんまりかなって思うけど……
   でも離れるの怖いし」

サンジ「なんのことだ?」

ナミ「……だから、サンジ君は我慢してるのに、こんな密着してごめんねって」

サンジ「なんのことだ?」



ナミ「……さ、サンジ君。まさか」

サンジ「なんのことだ?」




ナミ「帰ってきなさい!! 口だけ動かして意識飛んでる場合じゃないでしょ!!」ペシッ

サンジ「ああ!? すまない。
    意識しないようにしすぎて感情を押し殺してた」

ナミ「ったくぅ……そろそろ壁だから。
   ちゃんと守ってよ?」

サンジ「わかってる。今ので目が覚めた」

クルッ

トン




168以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:46:14.64fbK8rmfM0 (57/57)


サンジ(さてこれで、ナミさんを壁に配置し、俺がオッサンから彼女を守る体勢になったが……)

ナミ「はぁ……ありがと。
   本当に、サンジ君がいてくれてよかったわ」

サンジ「それは俺も思う。
    ここに俺がいなかったらと思うとゾッとするぜ」

サンジ(体勢は整ったが……大問題が一つ……
    意識がはっきりしているせいで……逃れられない欲求に耐えなくてはならなくなった)



ナミ「……重ね重ね申し訳ないけど、わざと押し当ててるわけじゃないからね」

サンジ「……わかってるって」

ムニュン……ムニムニ……

サンジ「……」

ナミ「……今鼻血出さないでね」

サンジ「ああ、その段階はとうに超えてる。
    今は鼻血の向こう側さ」

ナミ「なにそれ」

サンジ(手を出す気はねぇ。
    だが、この状況で不可避な生理現象を抑えることは、果たして可能なのか?)



ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………



サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「……」

ナミ「……」

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………




サンジ 勃起我慢 >>直下のコンマ

00〜60 成功 巧みに自分の心理を操り、勃起を我慢する。

61〜89 失敗 ちょっとエロい雰囲気になる。

90〜99 大失敗 射精る。痴漢からナミを守る目的だけは大成功を収める



※この部屋?でニ度エロい雰囲気になるとなんらかのエロイベントになります。
 


169以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/11(日) 21:47:29.39eePp/hkXO (1/1)

ほい


170以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:36:11.67ob+XTpFz0 (1/36)


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ「……ん」モゾ

サンジ「……」ムラッ

ムクムク

サンジ「ああ、ナミさん。
    一つ話、というかなんというか、なんだが……」

ナミ「何?」

サンジ「ルフィと付き合って、どうだ?
    あいつ女と付き合うとかできるのか?」

ナミ「何よ急に……ああ、でも、あいつ結構女の扱いは上手よ。
   デートも、まぁ、及第点……よりちょっと低いくらい」

サンジ「なんだ。デートなんてできる程度には器用なのか、あいつ」

ナミ「意外よね」クス

ナミ「買い物してる間もおとなしかったわよ。
   でも、好きなことしてる時がやっぱり一番いい顔するわ」

サンジ「だろうな。
    でも買い物に付き合わせて我慢できるってのは、むしろ驚いたな」

ナミ「……気になる? ルフィのこと」

サンジ「まぁな」

ナミ「ふーん……そう」



ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

キィィ……っ!!

ナミ「きゃっ 何今の」グラッ

サンジ「一応乗り物だからな。ブレーキも踏むことがあるさ」グラッ

モニュン

ナミ「……あ」

サンジ「……モガモガ」

ナミ(谷間にサンジ君の顔が埋まっちゃった)(////

サンジ「……」

ナミ「さ、サンジ君。ごめんね。息できてる?」

サンジ「……」

ナミ「サンジ君!?」



サンジ(普段なら死んでもいいと思うところだが……今死んだら誰がナミさんを守るっ!?)

サンジ「生きてるよ。生きてるさ。
    ああ、だから大変なんだ」

ムクムク

ナミ「なんの話?」

サンジ「そういえば知ってるか? ナミさん

    牛の解体で当然、オスの牛は玉も竿も食材として切り落とされるんだ。
    そう、切り落とされるんだ。
    珍味として食材に使われることもある」

シオシオ……

ナミ「……急になんの話?」

サンジ「心の玉と竿を切り刻んだまでさ」

 


171以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:37:10.54ob+XTpFz0 (2/36)



ナミ「……もしかしてサンジ君、さっきからかなり我慢してる?」

サンジ「当たり前だろ。
    少しでも気が緩んだら今俺は鼻血に倒れているところだ。

    だから意識的にルフィの話をしたり……
    心のあれを切り刻んで、興奮をおさめたりしてる」

ナミ「ふーん。そっか。
   そこまでしないと抑えきれないんだ?」

サンジ「そんな質問をするような女は自分の魅力を自覚した方がいい」

ナミ「してるわよ」


サンジ「……ナミさん」

スッ

ナミ「え」

ナミ(顔近……っ)

サンジ「……」

ナミ(え、近いっていうか……もうこれ)

サンジ「……目を閉じて」

ナミ「っ」ビクッ



ナミ「キス、するの?」トクン……トクン……

サンジ「……だめか?」

ナミ「ちょ、っとまって……触るのはいいけど」ドキドキ

サンジ「いいから、目を閉じて」

ナミ「や、キスは……」ドキドキドキドキ



ナミ(触ってもいいけど、キスはだめっ
   キスは……なんか、浮気っぽい感じがして、ダメ!)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(ああ、でも近づいてくるサンジ君の顔……
   この顔はずるいっ)ドキドキ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(だって、どんだけ鼻血流しても、どんだけエロコックでも……
   どんだけ眉毛ぐるぐるでも……
   基本的にはイケメンなんだもの……!!)ドキドキドキドキ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(する、のかな……しちゃう、のかな……?
   サンジ君、もう我慢できないのかな……?)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(でもここまで我慢させたんだもん。
   ちょっとくらい……好きなようにさせても……)

スッ

ナミ「んっ……」ピクッ










 


172以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:40:51.27ob+XTpFz0 (3/36)


サンジ「右後ろの男、何かしようとしてる。
    今から少しだけ触るから、そっちを見ながら軽く声を上げてくれ」

モブおじD「……」ジーッ

ナミ「……」

ナミ「……」

ナミ「……」

サンジ「……もしかして本当にキスされると思った?」



ナミ「……あんた、後で一発殴らせなさい」(////

サンジ「いくらでも」



サワ

ナミ「んっ……」ピクッ

サワサワ

サンジ「……」

ナミ「は……ぁ……んっ!」ピクッ



モブおじD「……なんだ、先客か」



サンジ「これでわかっただろ?
    もはやこの電車の中の男全員が君に欲情してる」

ナミ「……」

サンジ「隙を見せれば手を伸ばされるだろう」

ナミ「でも、サンジ君がいるから」

サンジ「そうだな。俺が誰にも触らせないようにはするが……
    ナミさんも警戒してくれ」



ナミ「……わかった」




ナミ(周りの男全員って……そんな、それじゃ……
   今感じてる視線全部から感じるこのやな感じは……全部……)

モブおじB「……」ジーッ
モブおじC「……」ジーッ
モブおじD「……」ジーッ

ナミ(むき出しの性欲が体に突き刺さる。
   おっさんたちのねちっこい視線……

   しかも無銭。これが一番問題)

ナミ(こんな奴らにくれてやるエロはないわ。
   ていうかそもそもこいつら人間? 空想の世界に当たり前のようにいる奴らって何?)
 


173以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:42:10.79ob+XTpFz0 (4/36)


ピンポンパンポーン



『本日は、イメクラ『シモシモ屋』の痴漢電車にご乗車いただき。
 誠にありがとうございます』



ナミ「……イメクラ?」

サンジ「……そう、聞こえたな」



『当車輌はまもなく、フリープレイゾーンに入ります。
 痴漢行為のみご利用のお客様は、四番車両にお留まりください。
 なお、二番車輌は超過密のため、三番車輌との扉は完全封鎖させていただきます』



サンジ「さっきチラッと見えた。ここは二番車輌だ。
    そしてさっき連結部で見た隣の車両は三番車輌」

ナミ「一番車両には何があるの?」

サンジ「さぁな、そこまでは……」



『フリープレイゾーンをご希望でないお客様は一番車両にお進みください』



ナミ「……そもそもフリープレイとか、イメクラって何?」

サンジ「イメクラは」

ナミ「あ、ごめん。イメクラの意味は知ってる。
   これって、風俗店の一部ってことよね?」

サンジ「そのようだな」

ナミ(シモシモ屋ってことは、まさかあの婆さん……これも副業!?
   海軍付きの監獄の一部管理と、イメクラと、エログッズ屋って、どんだけ稼ぐ気よ!?)



ナミ「ともかく一番車両に進めばフリープレイゾーンからは抜けられるのよね?
   なら移動しない?」

サンジ「……しかし、何があるかわからないぞ?」

ナミ「ここよりはマシ……はっ」

ナミ(さっきも、とりあえず先に進んだら
   こんなトンデモ空間につながってた……!

   ここよりひどい展開なんてあるか知らないけど、
   もしかしたらこのままここにいた方がマシってこともあるの?)

サンジ「……ここは、ナミさんの決定に従おう。
    留まるか、進むか」

ナミ「……ここにいてもいつ終わるかわからないものね」

 


174以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:43:31.86ob+XTpFz0 (5/36)



ピンポンパンポーン

『フリープレイゾーンです』

ナミ「!」

サンジ「!」

ザワザワザワザワ……



モブおじA「はぁ、はぁ……じゃ、入れるよ」

モブ女「は、はい……あっ……ぁあああんっ!」

ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ



ナミ「……この音、何?
   痴漢っていうよりこれ……」

サンジ「ああ、ヤってんな」

ナミ「ヤってるって、こんな人前で!?」



「あんあんっ! あぁあん! 痴漢に、犯されるぅーん♪」

「はぁはぁ、うぉ、たまんねー……」

「んぁっ だめだよぉ おじさぁん……こんなところでセックスなんてぇ……っ」 

パンパンパンパン

「あっあっ、いく、いくっ!!」

「ねぇー、おじさんいれてぇー……っ」

パンパンパンパン

パンパンパンパン





サンジ「……フリープレイゾーンってのは、こういうことか」

ナミ「こんなの、ただの乱交じゃない」

 


175以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:46:00.67ob+XTpFz0 (6/36)


サンジ「まぁ、あくまで風俗店だからな。
    痴漢で盛り上がってそのままするっていうプランの客もいるんだろ」

ナミ「……そっか。こいつら本当に痴漢の犯罪者ってわけじゃないんだもんね」

サンジ「あんまり見ない方がいい。
    まだ相手がいない奴もいる。そういうやつが近くにいると、
    このフリープレイゾーンじゃ何をしてくるかわからねぇ」

ナミ「っ し、しっかり守ってよね」

サンジ「……そのつもりだが」



モブおじB「やってない」

モブおじC「ああ、やってないな……」

モブおじD「いいんじゃないか? やってないなら」



サンジ(フリープレイゾーンじゃ相手がいるいない関係なく、
    痴漢されてない女はフリーとみなされるのか……?

    なら)




>>直下

※一番車輌はペア専用車輌です。


1 一番車両に向かう。
 ※モブ痴漢も視線もなくなるが、ナミとサンジは性行為せざるをえなくなる。

2 二番車両に留まってサンジがナミを触る。
 ※モブ痴漢や視線を激減させますが、サンジ勃起我慢が失敗しやすくなります。

3 二番車両に留まって、ナミには触らずこのまま我慢し続ける。
 ※なんやかんやあってモブ痴漢優勢になり、ナミがちょっと汚されます。
  エロい雰囲気になります。 一回目

4 逆にナミがサンジを触る。
 ※モブ痴漢を無くせますが、サンジ勃起我慢が失敗します。
  エロい雰囲気になります。 一回目


176以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 07:46:28.84DhOGEPupO (1/1)

1


177以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 13:48:58.11x+ZQ44BZO (1/1)

これまたヤるか停止するか選べるの?


178携帯から>>12023/06/12(月) 15:12:48.9986WvyCxzO (1/1)

サンジとナミの性行為は確定しているため
オーラルセックスや手コキ以上のことはします。


179以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 16:24:19.34VP/zrJyw0 (1/1)

安価で決まったから今回はしょうがないけど前にせっかくナミに手を出されるの防いだのに結局ヤらせますっていうのはやっぱり違う気がするわ
嫌な側からすると一回でも取られたら負けなわけだし
次からその辺の調整もしてほしい


180>>12023/06/12(月) 17:40:49.11ob+XTpFz0 (7/36)

このまま進めると今後色々と書きにくくなるので、NTR表現や浮気?表現について少し触れます。
>>1としては喧嘩や議論をしたいわけではないので、
この件についての返信や議論はご遠慮くださるようよろしくお願いします。

数少ない読者諸兄の皆さまの中でも、
このスレの表現に不満を抱いていない方はこのレスを丸々読み飛ばしていただいて結構です。
現在続きを書いている途中なので少々お待ちください。



まず最初に、NTR表現や浮気展開がありうることを>>1が注意書きしなかったことが原因だと思うので、その点を
謝罪申しあげます。
ここまで読んでいただいたのにこんな展開になってしまいました。ごめんなさい。

しかしながらこのスレをハーレムモノとして限定して書くつもりは>>1にはありませんでした。
作者側の浅ましい気持ちを吐露するのであれば、
ナミが捕まった時点でモブとのセックスや他の一味とのラッキースケベ展開以上の何かはアリだと思ってました。
また、今回のサンジの件で言うと、
一番最初のセックス部屋で三回我慢成功したら手を出さない決意を固めてもらう予定でしたが、
三回成功する前に次の部屋に行き、且つ自分が手を出さないとナミを守れない状況になったために、再度手を出すかどうか悩んでいます。
この件に関しては>>1の表現力と文章力が至りませんでした。

最初の展開でなんとなく話はルフィがメインでエロ展開をしていくようにはなっていますが、
今後の展開でも無理がない範囲で他の一味のエロシーンが入ったり、モブとのエロがあるかもしれません。

安価次第で今後もなんでも書くと思います。
自由記入でグロや鬱すぎるのが来た時はお断りすることもありますが……

なので、この時点でこのスレに不都合を感じている方はぜひ読み止ていただくようお願いします。
勝ち負けなどではなく『このスレこんな感じになったんだ、ふーん』と思って手を止めていただければ幸いです。

どうか平和的に解決したく思っているので、この件については何卒、ご返信をご遠慮くださるよう再度お願いします。


181>>12023/06/12(月) 18:06:22.46ob+XTpFz0 (8/36)


ナミ「……」

クイッ

サンジ「ナミさん?」


ナミ「……一番車両にいきましょう。
   私、あんまりここに居たくない」

サンジ「そうか、わかった」




モブおじB「一番車両……?」
モブおじC「一番車両かよ……仕方ないなぁ」
モブおじD「他の嬢探そ」

スー……

ナミ「? なんか、視線が急になくなったわね」

サンジ「……もしかして一番車両の話聞こえたんじゃないか?」

ナミ「……なるほど。一番車両って、もしかして途中退場の隠語なんじゃない!?」

サンジ「そっか、だから名前出しただけで対象外になったんだな。
    それもそうか、こんな過密状態じゃ具合悪くなるやつもいるさ」



グイグイ←←←

サンジ「すんませ、通りまーす」

ナミ「一番車両に行くのでー」



サンジ「ほら、さっきよりだんぜん進める。
    ここから抜け出すのはこれが正解だったんだ」

ナミ「そうよね。どんなところにも抜け道はあるって話よ!」

サンジ「楽勝楽勝ー♪」

ナミ「助かったー」



一番車両のドア手前

車掌「あぁ、一番車両ご利用ですか?」

ナミ「そうなんですぅ」

サンジ「ああ、開けてくれるか?」

車掌「はい。2名さま一番車両へ」



モブおじA「あ、すみません。私らも」

モブ女「お願いします……」ハァハァ



サンジ「っ」ドキッ

サンジ(さっきまでヤってたやつらだ。完全に事後っぽい衣服の乱れだが……
    終わったのか?)

ナミ「こら、あんまり見ないの」

サンジ「……ちょ、ちょっとくらいいいだろ。
    俺ナミさん相手にはちゃんと我慢したぜ?」

ナミ「それは偉いけど、まだ先もあるかもしれないんだし鼻血は勘弁してほしいわ」

 


182以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 18:07:09.59ob+XTpFz0 (9/36)




モブおじA「あ、すみません。ちょっと先にいいですか?」

モブ女「んはぁ……はぁ はぁ……」



サンジ「随分苦しそうだな」

ナミ「どうぞどうぞお先に」



車掌「では先にこちらのお二人で チケットを」

モブおじA「あ、はい。一番車両利用クーポンあります」

モブ女「ぁ……えっと、私は」

車掌「ああ、あなたは嬢じゃなくて一般参加の人ですね?
   パスあります?」

モブ女「はい。これですよね」





ナミ「……パスとか、チケットとか、なんの話?」

サンジ「俺たち大丈夫なのか? 捕まったりしねぇよな?」

車掌「あなたたちはー、あれ、チケットない?」

ザザーザ……ブッ

シモバア『その二人は欲望の砦は地下ダンジョンからのゲストだよ。
     入れてやんな』

車掌「え、ああ! 地下ダンジョンから起こしで!?
   へぇ、はぁ……大変ですねぇ。どうぞどうぞ」

シモバア『ほれ、通っていいよ』

サンジ「……よかった」

ナミ「なんとかなったわね。さ、行きましょ」

サンジ「ああ」




ウィーン

……
 


183以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 18:08:23.78ob+XTpFz0 (10/36)

……

一番車両~二番車両 連結部

サンジ「ふう、ヒヤヒヤしたな」

ナミ「ほんとに……でもよかった」

ギュゥッ

サンジ「お、おいおいナミさん!
    もうくっつかなくていいんだぜ?」

ナミ「ん……お礼になるかわかんないけど……
   こうしたかったの。

   ありがとね、サンジくん」

サンジ「そんな感謝されることでもないさ。
    俺だって誰ともわからんやつにナミさんが触られるのが嫌だっただけで」

ナミ「……さて、早速脱出しましょ。
   せっかくサンジ君が我慢してくれたんだもの、綺麗なまま出てやりましょ」

サンジ「それはいい考えだな。
    何が欲望の砦だ! ザマーミロってんだ」

ナミ「あはははは!」

サンジ「あはははは!」



ウィーン

……



184以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 18:09:39.67ob+XTpFz0 (11/36)

……

一番車両


モブ女「あんあん! ああぁん!」

パンパンパンパン!

モブおじA「はぁ、はぁ……っ おお、さっきよりも、しまるっ!」

パンパンパンパン!

モブ女「だ、だってぇっ。おじさんちんぽにだけ、集中できるからっ  ああんっ!」

パンパンパンパン!

モブおじA「ペア専用車両だもんなぁっ! はぁ、はぁ……ああ、はぁ、はぁ」

パンパンパンパン!




サンジ「……」

ナミ「……」



サンジ「……」カチッ カチッ

シモバア『施設内は禁煙だよ』

サンジ「あー……わりぃ」





シモバア『あんたらここを出口だと思ったみたいだけどね……
     ここは今聞こえた通り、ペア専用車両だ』


「あん あん あん  ああんっ」
パンパンパンパン!

「んぁあっ もっと、もっとおちんぽぉ」
パンパンパンパン!

「おじさんってば、娘みたいな歳の子に欲情しちゃってんのー?」
シコシコシコシコ

「やだおじさん……こんなところで大きくしたらハンザイだよぉ」クスクス
シコシコシコシコ

「んっ んっ んっ」
ジュポジュポジュポ



シモバア『公共の場だけど、ペア同士でしかセックスはしない。
     ただし、しないと出られない。
     ……まぁ、ここもまたセックスしないと出られない部屋、だね』

サンジ「芸がねぇな!!」



シモバア『そうかい? でもさっきと随分違うところが一つあるよ』

車掌「あのぉ、すみません。
   一番車輌はペア専用車輌なので、セックスしない方のご利用はちょっと……」



シモバア『聞いたかい?
     『しなくてもいい場所』 じゃないんだよ
     『しなくちゃならない場所』なのさ』



サンジ「マジか……」

ナミ「はぁ……こういうこと」
 


185以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 18:12:42.97ob+XTpFz0 (12/36)


サンジ「……ナミさん。二番車両に戻ろう。
    あっちで俺がちゃんと守ってやるから」

ギュッ

ナミ「……」ピタッ

サンジ「ナミさん? 二番車両に……」



ナミ「……」

サンジ「……」






ナミ「ここにいる」

サンジ「……」

ナミ「私、二番車両には戻りたくないから」

サンジ「……」

ナミ「ここで……しよ」





サンジ「……」

ナミ「……」





サンジ「ナミさん。俺は」

ナミ「……っ」ビクッ

サンジ「ああ、もう、怯えなくていいって」ギュッ

ナミ「ん……」

サンジ「今は手を出さないことが何よりナミさんを傷つけるってわかったよ。
    俺も腹決める」

ナミ「うん……ごめんね、せっかく我慢してくれてたのに」

サンジ「……」



>>直下

1 サンジがナミを手でイカせる  ※ナミ サンジに借りができたように感じる
2 ナミがフェラで抜いてあげる  
3 ナミが手コキで抜いてあげる  
4 アナルならノーカンってことでアナルでする
5 素股でする。(絶対挿入しない
6 素股でする。(どっちかが興奮しすぎて最後だけちょっと入れちゃう(要指定 事故も可
7 本番しちゃう(外出し限定

※どちらかがイけばこの場は先に進めます。



186以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 18:13:51.15PGere5UfO (1/1)

3


187以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:47:14.96ob+XTpFz0 (13/36)


ナミ「……あのさ、サンジくん。
   私、サンジ君の気遣いも無駄にはしたくないの。
   だからこういうのはどう?」

フリフリ

サンジ「……なんだ? ペッパーミルのフリか?」

ナミ「……両手でやると変か。これ、よ」

シコシコ

サンジ「……な、ナミさんの手でするってことか……?」

ナミ「そ。……粘膜接触だとほら、ちょっと変な感じになるでしょ?
   でもこれならまだマシじゃない?」



サンジ「ナミさんの……手で……」

ツツ……



ナミ「経験豊富なサンジ君には物足りないかもしれないけど……
   って、何鼻血流してるのよ!」

サンジ「まだ流してない」ズズッ

ナミ「今見えたわよ!」

サンジ「止まった。大丈夫だ」

ナミ「回復力ぅ……」

ナミ「というか……手コキでも、そんなに興奮するの?
   私、割とこれでも厳しいこと言ったかなって思ってるけど」

サンジ「はぁ、わかってねえな、ナミさん」



サンジ「快感の度合いは、どれだけ濃厚なセックスかよりもシチュエーションによるんだ。
    もちろん粘膜接触が気持ちいいことには変わりねぇが」

ギュ

ナミ「……ん」

サンジ「いつも俺たちを導いてくれる海図を書いてくれる、この頼もしい右手に
    こんな変態的な場所で奉仕してもらえるかと思うと、


    俺は興奮してやまない」


ナミ「っ……そ、そういうもん?」

サンジ「少なくとも俺はな。
    それに、もちろんただこのままってわけじゃないんだろ?」

ナミ「それは……ああ、もしかしてこういう意味?」

ゴソゴソ

ナミ「……見るのは何回め?」

サンジ「毎回気絶するほど喜んでるから数えるのは難しいな」

ナミ「ふふ、あっそ」



パサ……プルン



ナミ「……どう?」

サンジ「っ……たまらねぇよ」


サンジ(危ねぇ……トビそうになった)
 


188以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:48:46.69ob+XTpFz0 (14/36)


ナミ「ちょっとなら触ってもいいわよ」

サンジ「や、それはダメだ。手コキだけだろ?」

ナミ「……見るだけでいいの?」

サンジ「あー……いや、そう言われると……なぁ?」

ナミ「こんな機会、またとないわよ?」ニヤリ

サンジ「……じゃ、じゃあ……ちょっとだけ」



サンジ(ナミさんのおっぱい……目の前に……しかも、本人の許可あり……っ)



サンジ「っ……」ドキドキドキ

ナミ「……っ」ゾクゾク

ナミ(鼻血モードのサンジ君しか普段見てないけど……
   本当は普通に女慣れしてるはずよね。
   
   それなのに、こんなに真剣に私のおっぱいを見てくれてる……
   そんなに、興奮してくれるんだ)ゾクゾク



サンジ「……失礼、します」

モニュン……

ナミ「んっ」ピクン

サンジ「ぁ゙……」

ナミ「……?」

サンジ「……」

ナミ「どうしたの?」



サンジ「……予想より色っぽい声が聞こえて……
    その……脳がイキそうになった」

ナミ「……そ、そう。喜んで貰えたなら嬉しい、のかな?」

サンジ「あの、もう一度だけいいか?
    せっかくだからさ」

ナミ「いいわよ。何回でも……」



モニュン

ナミ「……ふふ、どう?」

サンジ「どうにかなりそうだ」

パッ

ナミ「あ、本当に一回でやめた」

サンジ「これ以上は……今後ナミさんのことを見るたびに思い出してしまう」


 
 


189以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:50:30.40ob+XTpFz0 (15/36)


ナミ「そっか。それじゃ早速、する?」シコシコ

サンジ「ん、頼む。
    ああ、俺座った方がいいかな?」

ナミ「どうされたい? リクエストくらい聞くわよ」

サンジ「ナミさんが楽なやり方で」

ナミ「サンジ君」

サンジ「っ……」

ナミ「本音は?」



サンジ「……立ったまま、胸を押し付けながら、お願いしマス」

ナミ「正直でよろしい。
   こう、ね」



ムニュンッ……

サンジ「ぉほぉっ!」


ナミ「……」


ムニュンッ……

サンジ「ああっ……ナミさん。俺、今まで生きててよかった」ズズッ

ナミ「鼻血通り越して泣くな!
   も、もー……そんなに嬉しいの?」

サンジ「正直、2年ぶりにナミさん達と再開できた時レベルで嬉しい」

ナミ「よかった。ホールケーキアイランドの件を口にしてたらちょっとだけ怒ったところだったわ」



ナミ「……こんなのでそんなに興奮してたら、どうするのよ」

ジィィ……↓

サンジ「っ、まさか、ナミさんが脱がすのか?」

ナミ「脱がす? とんでもない。
   ここは乗り物でしょ? なんとなく妙はわかったわ」



ゴソゴソ

サンジ「はぁ、はぁ……ぁあ」ゾクゾク

ボロン

ナミ「こうやってチンポだけ出してするのが、隠れながらしてるみたいでいいんでしょ?」

サンジ「……っ なんでそこまで理解してくれるんだ」

ナミ「男の欲望なら、なんとなくねぇー」

 


190以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:54:35.55ob+XTpFz0 (16/36)

サワッ

ナミ「触るわよ」

サンジ「ん……ぁあ」

ニギッ

サンジ「っ……」ピクン

ナミ「……わぁ」

サンジ「……?」

ナミ「そっか、チンポって、人によって違うのね」

サンジ「…………ナミさん。
    もしかして触るの二人目か?」

ナミ「え!? ああ……んー」

ナミ(どうしよう。ルフィが初めてって認めるのなんか恥ずかしいけど)

サンジ「そうなのか?」

ナミ(……サンジくん相手に強がっても、無駄っぽいわよね)

ナミ「実は、ね、そうなの」

サンジ「……そっか」



ムラッ



サンジ「ナミさん……俺のは、どうだ?」

ナミ「えっと……」

サンジ「遠慮しなくていい。ルフィと比較してもいいんだぞ」


ナミ「じゃあ言うけど、ルフィのがおっきい」


サンジ「そうか、はは、あいつ器に似てデカいのかもな」

ナミ「……でも、素のチンポの硬さは、
   サンジ君のが硬いかも」

シコシコ……

サンジ「っ……そうか」ドキドキ

シコシコシコシコ……

ナミ「それに、血管が浮き出て……
   なんか……ちょっと、男らしい?」

サンジ「……そのほかに、思ったことは?」ドキドキ

シコシコシコシコ……

ナミ「……硬くて、ゴツゴツしてて、
   少し長い。チンポって、人によってこんなに違うんだ」ドキドキ

サンジ「はは、そりゃそうだ」

シコシコシコシコ……

サンジ「ん……ふぅ……はぁ……ナミさんの胸だって、ルフィにとっては比較の対象になってるんだぜ?」

ナミ「そりゃそうでしょうね。
   ……サンジくんも、他の女と比べてる?」

シコシコシコシコ……

サンジ「ああ、今までで最高の感触だ。
    ん……はぁ……」

ナミ「それ、今まで何回言ったセリフ?」

サンジ「最高が一つでいいと思ってるやつは人生を楽しく生きれないって話だ」
 


191以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:55:52.40ob+XTpFz0 (17/36)


ナミ「……物は言いようね。
   でも、どうあれ褒められるのは嫌いじゃないわ」


んべっ

ナミ「ん」

ヌトォ……

サンジ「ぉ……ぉお」

サンジ(ナミさんの唾液が……俺のに……っ)ドキドキ

ビチャ

ナミ「これで、もっと気持ちよくなれる?」



ヌチャ……ピチャ……

サンジ「ああ、サービスが過ぎるくらいだ」

ナミ「そう。んじゃ、素直なお客さんにはそろそろイッてもらおうかしらね」

ヌチャ……ピチャ……

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「ぉっ……くっ……」

ナミ「私からも聞きたいことがあるの、サンジくん」


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「ん……なんだ?」



ナミ「サンジくん、って……私のこと、どう思ってるの?」



ピタッ

サンジ「……どう、って?
    最高にイイ女だと思ってるが?」

ナミ「ほぼノータイムでそれを答えられるのは本当に尊敬するわ。
   でも、そうじゃなくて……」

 


192以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:56:50.46ob+XTpFz0 (18/36)


サンジ「ナミさん。この状況でそれ聞くのはダメだぜ」

ナミ「……」

サンジ「……俺たちは、仕方なく性行為をした。
    そこに恋愛感情のかけらもない。

    それでいいと思うぜ。
    それとも」

モニュン……

ナミ「……んんっ」ピクン

サンジ「もっと俺の心に踏み入るつもりなら、俺も相応の覚悟を決めるけど……?」



ナミ「っ……悪かったわよ。
   んっ んむ」ベロォ……

ヌトォ ベチャ……


ナミ「ただ、本気で惚れてたんなら悪いなって思っただけ」


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「はぁ……はぁ……はぁ……っ
    っく……」

ナミ「……ん……ふぅ……ん」

サンジ「ああ、ナミさん……」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「イキそうだ……っ」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ナミ「いいわよ。手で、イッて」

サンジ「あぁ、……はぁ……あ……ナミさん」

ナミ「……っ」


ナミ(そんな、せつなそうな顔で名前呼ばないでよ……)ドキドキ


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「く……っ……出る」

ナミ「んっ……」

 


193以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:57:26.19ob+XTpFz0 (19/36)



ビュルルルルッ!

サンジ「っ……」ビクッ

ビュルルルッ……

ナミ「ぁ……すごっ」

ビュルルルッ……ビュルルルッ……ビュルッ ビュッ

サンジ「は、ぁ」

ナミ「あ、そうだった」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「うぉっ……」

ビュルルルッ! ビュルルルッ! ビュル……

ナミ「あは、すっごい量……っ」

ビュ……ビュ……

ナミ「ええぇ……すっごい」

ビュ……



ナミ「……」

シコシコ……

サンジ「うぉほっ ちょ、ちょっとまって」

シコシコ……

サンジ「もう、もう出ないって」

ナミ「あ、そう?」

サンジ「ああ、すげえよかった……」ハァハァ

ナミ「ん……すごい出たのね」

サンジ「そりゃあ……我慢してたからな」ハァハァ……



ガタンゴトン……ガタンゴトン……

サンジ(ああー 本当に気持ちよかった……ちょっと目眩するくらいだ)クラクラ

ナミ「……サンジ君って量多いのかしら?
   ルフィより出てる。

   ふふ、なんか、沢山出してもらうと搾り取った気がして気分いいわね」

サンジ(喜んでる? そっか、俺を射精させて喜んでるのか……

    可愛い女だな、ほんと)クラクラ

 


194以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:57:59.95ob+XTpFz0 (20/36)



サンジ「……ありがとな、ナミさん。
    最高の気分だ」

スリスリ

ナミ「あ、ちょ……」

サンジ「ん」

チュッ……チュッ……

ナミ「ちょっと! さ、サンジくんストップ」

サンジ「ん……?」



サンジ「……俺今何してた?」

ナミ「髪と、頬に、キスっ」(////

サンジ「……」

サンジ「……」

サンジ「わ、わるぃっ……!!
    ちょっと、あまりにも気持ちよくて我を……忘れてた」(////

ナミ「い、いいけど……
   何、サンジくんて出した後そんな感じなの?」

サンジ「……聞かないでくれ」

ナミ「だーめ、罰として教えなさい」

サンジ「……っ

    した後は、キスしたくならねーか!?
    俺はそうだぞ」(////

ナミ「わかるけど、私はダメよー。
   さっきまでせっかく我慢したんだから、最後まで私の貞操を守ってよね。
   サンジくんっ」

サンジ「ああ、わかってる。わかってるけど……ほんと、気が抜けただけなんだって」(汗

ナミ「わかったわかった。許してあげるから」


ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

 


195以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 20:58:40.01ob+XTpFz0 (21/36)




モブおじA「はぁ、はぁ……あー、終わった。
      しゃしょーさん。降り口どっち?」

車掌「あちらです」

モブおじA「ありがとね。さ、いくよ」

モブ女「んぁ……はぁ はぁ……はいぃ……」ウットリ






サンジ「……降り口はあっちか」

ナミ「行きましょ。ついでに手洗いがあればいいんだけど」

サンジ「ん、とりあえずこれを使ってくれ。
    捨てても構わない」サッ

ナミ「……ハンカチ常備してるのね。
   じゃ、これもらうわね」

サンジ「ああ」



ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ガタンゴトン……ガタンゴトン……



………………
 


196以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:26:25.03ob+XTpFz0 (22/36)


………………

地下ダンジョン

ロビンルート



ロビン「……セックスしないと出られない部屋の次はなんの扉かしらね」

うるティ「うへぇー まだあるんでありんすか?」

ロビン「どうかしらね。
    でもあれで終わりならこんな大層な地下施設作ると思う?」

うるティ「それはぁー……そうかもしれないでありんすねぇ。
     やだなぁ……」

うるティ(せっかくならこのままいい思い出を持ったまま終わりたい……

     いい思い出……思い出……)

うるティ「……」ボフンっ(////



ロビン(なんか、とってもいいセックスをしたみたいね……
    こんなに喜んじゃうような体験だったなんて、覗かなかったことを後悔するわ)



ロビン「……まぁ、私たちとの意思とは無関係に、向こうから不幸の知らせがやってくるわけだけど」

うるティ「んぇっ?」



不幸の知らせ「扉」ゴゴゴゴゴ





うるティ「……嫌な予感しかしねぇ」

ロビン「奇遇ね。私も嫌な予感がするわ」



うるティ「……」

ロビン「……」

扉「……」



ロビン「開けてみる?」

うるティ「まって、ちょっと、心の準備が……っ」

 



197以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:27:40.93ob+XTpFz0 (23/36)


ロビン「そう、それじゃあ待つ間にちょっとだけお話しする?」

うるティ「……なんでありんす?」

ロビン「この扉の向こうって、なんだと思う?」

うるティ「またセックス部屋とかでありんしょ?
     はぁ……今度は何を相手にしなくちゃならんのでありんす?

     とりあず、触手じゃないのであればあちきはなんとか精神は保てそうでありんす」

ロビン「……そうね。
    でもどうせ欲望の砦というくらいだから、
    またエッチなことさせられるんでしょうね」

うるティ「ぅうーん……初手頭突きでこの扉ぶち破ったらなんとかならんでありんすか?」

ロビン「じゃ、希望的観測で物を語りましょう」

うるティ「きぼーてきかんそく?
     願望ってことでいいんでありんすか?」

ロビン「ええ、そうね。例えば、私はマッサージをしてもらいたいかな。
    一晩固いベッドだったから癒されたいわ」

うるティ「……マッサージぃ……ねぇ……
     うーん。あちきはあのコックの料理がもう一回食べたいでありんす……」

ロビン「あら、そんなのここを出てお願いすればたくさん作ってくれるわよ?」

うるティ「そ、そうでありんすか?」

ロビン「でもお願いしすぎて食料を使い込まれても困るから、
    積極的なお願いは一日に一回にしてちょうだいね」

うるティ「あー、なんか、ここを出る意欲が俄然湧いてきたでありんす……っ!」



うるティ「よし、んじゃ、開けるでありんすよー!!」

ロビン「ふふ、その調子よ」



ガチャリ……


>>直下

部屋の中は何?

1 触手部屋(素通りチャンス
2 触手部屋(エロイベントあり
3 エロマッサージ屋
4 痴漢電車
5その他
 


198以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:28:31.33xkBa43D/0 (1/1)

1


199以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:46:38.85ob+XTpFz0 (24/36)

………………

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」


イボ触手「ムニョン」

イボ触手「ムニョン」

イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」




うるティ「……」メソメソ……

ロビン「……可哀想に」

うるティ「もういやでありんす……触手はやーでありんすー」メソメソ……

ロビン「なんとかここを抜け出る方法を考えましょう」

ナデナデ

うるティ「うわぁぁん ロビンお姉様ぁぁ……っ! なんとかしてぇぇっ!!」

ロビン「……」ムラッ


 


200以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:47:14.85ob+XTpFz0 (25/36)




ぺーたん3号「ニョム……」キリッ

ピョン


うるティ「っ!? な、なんでありんす? ぺーたん3号……っ」

ペーたん3号「ニョム ニョムニョム……ニョムンム ニョニョニョム」

うるティ「えっ! そんな……うそっ」

ペーたん3号「ニョームニョムニョム ニョムンム ニョム」キリッ

うるティ「そうなんでありんすかぁ!?」



ロビン「……あなた、この子の言ってることわかるの?」

うるティ「全然わかんねーでありんす」




ペーたん3号「ニョムー!!!!」

ピョン




うるティ「あー! ぺーたん3号が触手の群れに突っ込んだ!!」

ロビン「あ、危なくないかしら」




ペーたん3号「ニョムニョム……ニョムー!!」

触手「ニョム……」ゴゴゴ

イボ触手「ムニョン……」ゴゴゴ

ヌチョ ヌチョ ヌチョヌチョ……



ロビン「……」

うるティ「……」



ヌチョヌチョヌチョヌチョ……



ロビン「ねぇ、もしかして、なんだけど。
    これって、あの子犠牲になってくれてるんじゃない?」

うるティ「はっ! まさかそういうこと!?
     自分を犠牲にあちき達をいかせてくれるというの!? ぺーたん3号!!」


ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
 


201以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:48:03.18ob+XTpFz0 (26/36)


うるティ「嗚呼! もはやどれがどれだか見分けがつかない。
     しかも思いいれも特にないから探す気が起きないっ!!」

ロビン「辛辣ね……」

うるティ「当たり前だろ!!?? 
     勝手に子宮間借りして出てったやつのことなんて一々覚えてられっか!?

     十月十日かけて育んだならまだしも半日もいなかったやつだぞ!?
     ただの寄生虫だあんなの!!」

ロビン「確かにサナダムシに愛着湧いたらちょっと変よね」




ペーたん3号「ニョムーーーーーーーー!!!!」




うるティ「ああ、あの一際はしゃいでる触手がぺーたん3号か
     ……なんか、群れに帰って喜んでるようにも見えるでありんすな」

ロビン「そう言う解釈もできなくはないわね……」

うるティ「……」

ロビン「……」





ぺーたん3号が何目的で群れに加わったかはさておき、
道ができたかどうか 

>>直下のコンマ


00〜50 道ができた! 脱出成功
51〜80 道はできず……しかし……!?
89〜99 道はできなかった……
 


202以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 21:50:06.37jOYQQUGdO (1/1)

意外と触手の鳴き声がかわいい


203以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:32:07.23ob+XTpFz0 (27/36)



ウゾゾゾゾゾ……←

うるティ「お、おお!!」


ウゾゾゾゾゾ……→

ロビン「……まぁ、すごい」


←ウゾゾゾゾゾ→



うるティ「触手が……モーゼった」

ロビン(気持ち悪いわね)

ロビン「気持ち悪いわね」

うるティ「それは同意でありんすが……今のうちにわたるでありんすよ!!」ダッ

ロビン「そうね。ラッキーだったわ」ダッ



ペーたん3号「ニョムニョム ニョムニョー」



うるティ「ありがとうペーたん3号! どこにいるかわからないでありんすけど。
     多分あんたのことは明日には忘れるでありんすー!」キラキラ

タッタッタッタッタッタッタッタ……

ペーたん3号「ニョーーームニョーーーー」






ロビン(言葉の通じないニ種族が、
    言葉の通じないまま、理解し合わぬまま、お互いの目的を達して去って行く)タッタッタッタッタ……


ロビン「……なんか、不思議ね」ボソッ

うるティ「なんか言ったでありんすか?」

ロビン「いえ、なにも」



うるティ「とにかく! あの扉から出て……っ
     あちきたちんの地下ダンジョンは終わりにするんでありんすっ!」タッタッタッタッタッタッタッタ……

ロビン「そうね。いい思い出もできたことだし」タッタッタッタッタッタッタッタ……

うるティ「しっ! しばくぞテメェ!!」(////

ロビン「ふふ、ごめんなさい」









………………


204以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:32:49.73ob+XTpFz0 (28/36)

………………

時は少し遡って

ガバルディ研究所





ガバルディ「が、ぐ、は……」プルプル



たしぎ「! まだ倒れてない!」

フランキー「たしぎの剣と俺の攻撃をくらって立ってるとは……いい根性してやがるぜぇ……」

チョッパー「あれ!? あれ!? ウソップは!? あいつ大丈夫なのか!?」キョロキョロ



ガバルディ「はは、はははは!! 武装硬化が間に合ったぞ!!
      お前達は最後の詰めを……誤った!!」スッ

ブワァッ

触手「ニョムー!」
触手「ニョムー!」
イボ触手「ムニョンム!」



たしぎ「っ……とはいえ、そいつらはもう敵ではありません。
    切れば消える……っ」

フランキー「俺のケツもノーダメージだ。残念だったな」



ガバルディ「バカどもが!! そいつらはあくまで壁だっ」ダッ

ダッダッダッダッダ……



フランキー「てっんメェ!! 逃げる気か!?」

ガバルディ「ふふふふっ このままで死ぬものか……っ
      私は、逃げて、最後に……っ 最後に思いを遂げるぞぉ!!」

ダッダッダッダッダ……





ウソップ「どこに逃げるんだ? このゴッドウソップ様に背中を向けるとは……
     お前、わかってないな」

チョッパー「!? ウソップ!? お前……っ 今までどこに」

ウソップ「ふふふ、思い出したのさ。
     俺が二年間修行していたところには、こんな触手生物五万といた!!
     これより百倍長くてズルズルしたお化け触手なんか何度も絡まれ、何度も食した!!

     そう、ジャングルの王者ウソップとは俺のこと、
     蔓性植物なんて、俺の敵じゃねーってこった!!!」

触手「ニョ……ニョムぅ……」グッタリ

ワッサリ……

チョッパー「すげぇぇえ! 触手捕まえてるっ!!」
 


205以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:36:12.69ob+XTpFz0 (29/36)



ウソップ「後はこれをこうして……こうしてっ」

ギュ ギュ ギュッ ギュウっ



ウソップ「できた!! ゴム製じゃねぇが……
     魚人アーロンもこの技で沈んだともっぱらの噂!!

     俺の古来よりの超必殺技ぁ!!!!」

ぐぐぐぐ……

チョッパー「なんだってー!? まさか、その、
      その触手で作った輪っかは……!!」




ウソップ「ウソップ輪ゴム!! モデル『輪廻触手〜ウロボロス〜』」

ッバシュゥゥゥゥゥゥ!!!!




ウソップ(触手を結んで作った輪っかを丸め込んで弾として射出するっ

     無論軌道はめちゃくちゃだ。
     輪っかをまっすぐ飛ばすなんて無茶な話ではある。
     しかし)

たしぎ「たぁっ!」ズバッ

フランキー「ウェポンズライトぉ!!」どごん!!

スカッ スカッ

ウソップ(前方で戦ってる二人を避けながら、
     目標の男の頭上に当て……そして)



ドゴっ!!

ガバルディ「ははは! どこを狙っている……!?」

ウソップ「いや、そこでいい……俺の狙いは、お前に当てることじゃねぇ!!」

ウソップ(輪っかはあいつの足に、引っ掛けるだけでいいんだ!!)



触手輪廻〜ウロボロス〜「ベチャっ」↓

グイッ

ガバルディ「おっと」グラッ

ガバルディ(いかん!! バランスが……っ!)↓ ↓ ↓ ↓



ズダン!!
ガバルディ「へぶっ!!」

ゴロンゴロンゴロン……

 


206以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:37:42.51ob+XTpFz0 (30/36)



チョッパー「お、おい、ウソップ! 早く追いかけねぇと!!」

ウソップ「……いや、いい。俺の見聞色では……

     あいつはいずれ、触手に沈む」




ガバルディ「くそっ、なんてこった」ゴロン……

ガバルディ(まさか誰かの独房にまで転がり込むとは……
      いや、しかしこれは好都合……)

ポチッ



ガバルディ「ここは、ニコ・ロビンの独房……だ……ふははは……
      ここから、私も地下ダンジョンに行くぞっ そして……

      そしてっ……!!!」

ヒュぅぅぅぅぅ↓↓↓↓


………………


207以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:38:55.63ob+XTpFz0 (31/36)

………………

現在

地下ダンジョン ロビンルート

触手部屋 出口直前


ロビン「ふぅ……それにしても楽な部屋だったわね」

うるティ「結果論でありんすけどね」

ロビン「……ところで、何か聞こえない?」

うるティ「……そういや、なんかいるな」ピクッ



ダッダッダッダッダ……



ガバルディ「はぁ……はぁ……! ニコ・ロビン……っ!!」

ロビン「……あなた、誰?」

ガバルディ「そ、そうか。直接会うのは初めてだったな」



ガバルディ「私はガバルディ……ここの監獄長であり ショクショクの実の触手人間」

うるティ「っ」ビキビキビキビキ……



ロビン「そう、それでその監獄長さんが、一体なんの用?」

ガバルディ「ははは、ははははは、ここは欲望の砦だ。
      私も欲望に素直に、敗北の後の悪あがきをしにきたのだ!!

      お前を……この手で、犯すために……っ!!」

ロビン「あら、でもそれは叶わないわ」



ガバルディ「何を……」

ビュオッ……!!←

うるティ「ウル頭銃んんんんんん!!!!」ブォン!!!!

メッギャ…………!!!!

ガバルディ「っ!!!!!?」



ガバルディ(重い、いや、重いなんてもんじゃない!!!?
      穴、穴……穴だ!! 頭蓋に穴が空いた!!!!
      ただの頭突きで、頭蓋に穴が!?)



ゴッシャァアアアアアアアアアン!!!!← ← ← ←

ギャリギャリギャリギャリギャリ……!!!!


 


208以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:40:43.57ob+XTpFz0 (32/36)


ガバルディ「がっ がっ……あがっ……」ピクピク

うるティ「……ほぉーーーぉぉん?
     殺すつもりでズガったってのに生きてるでありんすね。
     こりゃ愉快でんすなぁ!?」





ロビン「あら、床に半身削られてるわね。
    これじゃ助からないかも」

うるティ「やりすぎって思うかよ?」

ロビン「いいえ。乙女を踏み躙ったおとこにはお似合いの末路だと思うわ。
    全身穴だらけで、とっても惨たらしい姿」



ガバルディ「おま、えら……私の能力を、聞いていなかったのか……?
      ショクショクの実の……」

うるティ「お前の能力は触手を完全にコントロールできないのは知ってる。
     だって、ペーたん3号はこの部屋の触手をかき分けた。

     やつの意思はともかく、こちらの理になることを奴はした……
     つまり、お前の意思はこいつらには関係ねぇ。

     違うかよ? あ゙ぁぁ゙!!?!??」

ガバルディ「っ……く……ぐぅぅ……しかし、新しい触手を出せば……
      ニコ・ロビン……お前をぉ……」



 



ロビン「……」

ロビン「……」

ロビン「ねぇ、さっきから私にこだわっているようだけど……
    もしかしてあなた、私のこと好きなの?」

うるティ「え」



ガバルディ「え、あ、お……」



ロビン「そう。わかったわ。そう言うことなのね」

ガバルディ「……っ」





ロビン「あいにくだけど、私、ルフィの女なの」





ガバルディ「え」

うるティ「……すげぇー……無惨な姿の敵にさらに、告白もされてねぇのにフったよ、この女」



………………


209以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:41:51.42ob+XTpFz0 (33/36)


………………

シーダル「……ようザビーダ。麦わらの一味、捕まえたか?」

ザビーダ「いや……だが欲望の砦が騒がしい。
     あっちに戦力は集中してるんじゃないか?」

シーダル「そうかもな。案外ガバルディのやつがやられてたりしてな」

ザビーダ「……ブッフッフッフ! それは僥倖!!」

シーダル「お前ほんと、ガバルディのこと嫌いな」

ザビーダ「ああ、あいつは好かん。
     能力が低いくせに怠け癖がある。クソヤブで卑怯者のクズだ」

シーダル「シーッシャッシャ!! そりゃ別に否定するところはねぇけどよ」

ザビーダ「あんな奴は自分の能力である触手に沈んでしまえば良いのだ」

シーダル「そんなん。地雷発動して超弱体化でもしないとありえねぇ話だろ」



ザビーダ「……ここだけの話、あいつの地雷ってなんだ?」

シーダル「あ? 言うわけねぇだろ。
     俺は時々砦警備するから知らされてるけど、一応機密だぜ」

ザビーダ「教えろ。いつかあいつの失脚をねらっているんだ」

シーダル「正直か! やめとけやめとけ。
     俺はあいつの仕事から甘い汁吸ってるところもあるからよ、絶対いわねぇぞ!?」

ザビーダ「ワンチュール一箱」



シーダル「あいつの地雷は ネトラレだぜ!!!!」



………………



210以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:42:39.49ob+XTpFz0 (34/36)

………………

地下ダンジョン ロビンルート

触手部屋



ガバルディ「あ、あが……ぉ……」

ガバルディ(ニコ・ロビンも……麦わらのルフィの女……!?
      な、なんだこの気持ち……まて、

      まてっ!!)

ガバルディ「っぐぅぅぅぅっ……!!」シュゥゥゥゥゥゥゥウ……



うるティ「……なんだこいつ」

ロビン「……急に苦しみ始めたわね」

うるティ「フラれたのがよっぽどショックだったんでありんすなぁ?
     地獄まで失恋背負って死ぬといいでありんすぅー♪」



ガバルディ(これがネトラレっ! 苦しい!! 胸が焦げるようだ!!
      脳が……焼ける……っ!!!!

      ワクチンが………………抜けるっ…………!!!!)

ガバルディ「ぐぎぃぃぃぐう……っ!!!」

ガバルディ(そうだ! 『丙』)スッ





丙の注射器『チャリッ……』

ロビン「……何か取り出した。注射器……?」

うるティ「んだよ、薬キメてどうにかするつもりか!?
     んな付け焼き刃であちきらどうにかできると思ったら大間違いだぞ」

うるティ(しかし正直今さっき一回麦わらとヤったから、
     ちょっとウイルスの効果出てきて調子出ねぇんだよな……

     あんまし強敵だとちときついか)タラリ


 


211以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:46:39.25ob+XTpFz0 (35/36)


ガバルディ(このままでは、ボロボロの肉体をかろうじて支えているワクチンが切れて……
      頭蓋の穴や体中の穴のダメージで死んでしまう……っっ!!!)

ガバルディ「丙を……丙を使いさえすれば……」プルプル……

プルプル……

プルプル……

プルプル……



ロビン「……」

うるティ「……」



触手「ニョムー……?」

→→ウゾゾゾゾゾ←←



ガバルディ「!! あ、やばい」



うるティ「え、な、なに」

ガバルディ「……や、やめろ、触手ども!! 私はお前達を作り出した張本人だぞ!!」

ロビン「……っ!!」スッ パシッ



→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←


ガバルディ「っ! やめろ! 何をすっ……あ、がばっ……げぼ……」

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←




うるティ「……っ! あ、うわ……うわぁぁぁ……


     すっげぇいい気味!!」キラキラッ!!


ロビン「……哀れね。
    うるティにくらった頭突きで転げ回ったせいで身体中に穴があるんだもの、
    その手の寄生虫には、肉の穴は大好物……よね」



ガバルディ「うごぁああああっ!!! ああっ! ああっ!! あああああっ!!!!
      脳に……脳に!!!!!!!」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←


 


212以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/12(月) 23:47:50.66ob+XTpFz0 (36/36)


ガバルディ「丙を! 丙を打たなくては!! おぼっ! まて、口に入るなっ!!
      おぼぼ……!!!!・????
      

      へ、丙は、どこだ!?!??!?」




ロビン「あら、丙ってこれのこと?」

丙の注射器「チャリッ……」

ガバルディ「!!!!!!??????」



ロビン「ごめんなさい。あなたが打つのをためらってた後、
    能力で奪い取らせてもらったわ」



ガバルディ「あああ!! ああああああ!!!! なんてことを……!!!! あああ」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←

ガバルディ「あああ!! やめ、やめろ……っ!!
      どの、穴にも、入るな!! やめろぉぉおおおおおおおお!!!!」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←



うるティ「……」

ロビン「……止め、刺す?」

うるティ「……面白いこと教えてあげるでありんす」



うるティ「あの触手。入った穴全部に卵産みつけるんでありんす」



ロビン「……」

うるティ「しかも、穴のダメージは修復するから、大体のことしても死なないんでありんす。
     ああ、アレにとっちゃ『死ねない』って言った方が正しいでありんすねっ⭐︎」

ロビン「そうなの」クスッ

うるティ「……生かしておいてあげるでありんす。
     あいつには、あいつの人生があるでありんすから」ニコニコ

ロビン「ええ、そうね」ニコニコ




ガチャリ……




インガ島 欲望の砦監獄長 ガバルディ 敗退

敗因 『触手ニ沈ム』

………………
 


213以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:29:46.98WXhovhhTO (1/5)

………………

ガバルディ研究所



チョッパー「あったぞ!! 変異株ウイルス!!」

たしぎ「よくやりました!!
    これで、とにかくランボルト中将の野望は阻止できますね……っ!」

ウソップ「一番重要な仕事は終わったな。
     はぁ……ん? チョッパー水持ってねーか、水飲ませてくれ……
     俺は触手との死闘で喉カラカラで死ぬ……」

チョッパー「ごめん、この水筒はダメなんだ。
      水ならどこかにあるよ。研究室なんだから真水くらい置いてるとおもうし……」

ウソップ「おお、あったあった」



フランキー「ふぅ、一仕事終えたのはいいが、俺はそろそろ後輩の様子を見に行ってくるぜ。
      ランボルトと行き合わなかったのも気になるしな」

チョッパー「ノジコを置いてきたんだっけな。
      早く行ってやった方がいいぞ!」

フランキー「……時によ、チョッパー」

チョッパー「ん? どした?」

フランキー「お前、ブレーンポイントで敵の弱点を探れるよな?」

チョッパー「診断〜スコープ〜のことか?
      でもあれは、あくまで頭脳で敵の脆い部分や重心の不安定な部分を見つける技で、
      知りもしない弱点を炙り出せる技じゃないんだ」

フランキー「そうか……いや、ランボルトの弱点とかねぇかなーって思ったんだが……」



たしぎ「でもあの、もしかしたら見当違いなはなしをするのかもしれないんですが……」

チョッパー「いいよ、言ってみてくれ」

たしぎ「……もしかして今のチョッパー君は、
    ウイルスのことも、ワクチンのことも知ってますよね?
    その構造と仕組み……体への影響も」

チョッパー「そう、だな。
      敵の使ってるワクチン……個人に適合させた地雷付きワクチンの構造も、理解はできた」

フランキー「すげぇなオメェ……」

たしぎ「それなら、対象と出逢いさえすれば、
    その体にウイルスとワクチンがどのように反応するか診断して、

    弱点……つまり、地雷を割り出すことはできたりするんじゃないでしょうか?」

フランキー「んなことできるのか!? つまりそれって、
      敵のワクチンに診断〜スコープ〜かけるっつーことだよな!?」



チョッパー「……敵のワクチンに診断〜スコープ〜?」



………………


214以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:32:16.47WXhovhhTO (2/5)

………………

地下ダンジョン

ルフィルート



ルフィ「……扉があるぞ」



ザザーザ……ブッ

シモバア『シモバアじゃよ』

ルフィ「おう、どした?」

シモバア『うむぅ、その向こうはの、
     お主の思い描くシチュエーションのエロそうな部屋が出てくる仕様になっておるのじゃ』

ルフィ「……つまり、あれか……好きなシチュエーションのエロが待ち構えてるのか?
    そりゃなんだ、ご褒美か?」

シモバア『結局この島で性行為することは、弱体化につながるからの、
     ご褒美だろうが拷問だろうなイってくれりゃそれでええのんよ』

ルフィ「なるほどなぁ。じゃご褒美だ!」

シモバア『しかし、その逆もありうる。
     思い描くシチュエーションは必ずしもご褒美ではない。
     ……嫌なことっちゅうのは、思い出したくなくても思い出してしまうものじゃないかの?』

ルフィ「ん?」



ルフィ「……まさか」

シモバア『そう、この扉の前に立った者の不安も、シチュエーションとなりうるのじゃ』

ルフィ「ちくしょう……ご褒美だけでいいのにぃ……」

シモバア『しかしの。さっきの出来事でお察しじゃろうが、
     あんたにこの部屋がちゃんtお作動するかわからんのじゃ』

ルフィ「そう嫌そうだったな。素通りしていいのか?」

シモバア『んー、できれば取引したいところじゃが、ほかの部屋の連中はもう先に行っとるからのう』

ルフィ「……ヤったのか?」

シモバア『しりたいのかい?』

ルフィ「んー、まぁいいや。後で聞く。
    今は自分の問題だな」

シモバア『さて、実はこの部屋。
     先ほどとは事情がちと違う

     先ほどの部屋はお主が扉に入った時点で作動する部屋。
     そして今回は、あんたが来る前にすでに仕掛けが施されてる部屋。

     効果はあるのかね』

ルフィ「仕組みがわからねーからなー。俺にはなんとも言えねぇよ」

キィィ



シモバア『あ、ちょっ あんた今頭空っぽであけたね!?
     閉じな閉じな』

ルフィ「あ? なんだよ」
 


215以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:35:21.01WXhovhhTO (3/5)

シモバア『入る前に扉の向こうがなんであるか考えた方がいいよ。
     せっかくなら自分の好きなシチュエーションがいいだろ?』

ルフィ「んまぁ、せっかくなら、ってんならそうか?」

シモバア『そうさそうさ。考えな?』

ルフィ「ははーん……なるほどぉ。
    ばあちゃんここで俺に一発ヤらせときたいんだな?」

シモバア『そのとおりじゃよーっ 他の部屋があんまり見ごたえのない結果だったのでのう。
     ああ、いや、電車の二人のやりとりはちと燃えたが……』

ルフィ「?」

シモバア『さて、何か面白いエピソードは聞けるかのう?
     おぬしの癖〜ヘキ〜を晒すのじゃ』


ルフィ「……癖、ねぇ……」ウーン

ルフィ「……なんだろなぁー……」ヌーン



シモバア『超抜いたエロ本のエピソードでもええんじゃよ』

ルフィ「……え、これ語らなくちゃいけねぇのか?」

シモバア『……』

ルフィ「んー、エロ本なんて最近読んでねぇからなぁ……」

シモバア『先に女とヤること覚えたタチだね。厄介な男だ』

ルフィ「……まーな」

ルフィ(ムラっときたシチュエーションでいいのか?
    もしくは……)

ルフィ「あれだな。俺あんまり病院かかったことねぇから、あの伝説の存在に出会いてぇ」

シモバア『伝説の存在……?』ゴクリ



ルフィ「エロい女医」



シモバア『ほう。男の夢って奴だね』

ルフィ「ああ、多分この先もずっと会えねぇ気がするからよ。
    エロい女医とかいう存在に会ってみてぇ。イメクラ行けって話になるかもしれねぇけど……
    こういう話でもいいのか?」

シモバア『いや、わからんよ。結局他のメンバーの妄想も具現化するからね』

ルフィ「なんだよ! 話し損じゃねぇか!!」

シモバア『ついでに言うと思い浮かべるだけでいいから話すだけ損じゃよ』

ルフィ「じゃあなんで喋らせた!!?」

シモバア『茶目っけ』

ルフィ「ぶっ飛ばすぞ!!」

シモバア『……そういえば、私が生まれる前にはとんでもなく美人な女医がいたとか聞いたかねぇ』

ルフィ「……」

シモバア『……』

ルフィ(ばあちゃんいくつだ……?)

シモバア『90年以上昔の話じゃよ』

ルフィ「!? お、俺まだなんも聞いてないぞ!!」

シモバア『顔が言っておったよ。
     なんつったかね、最終的にはあの海賊王のクルーになったんじゃなかったかね』

ルフィ「海賊王のクルーの美人女医……!?」

…………


216以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:36:27.77WXhovhhTO (4/5)

…………

サクラ王国

ドルトン執務室


ドルトン「それでサクラ王国の新生代医者の育成に出す諸費用の件なんですが……」

くれは「へ、へっ……」

ドルトン「……」(くしゃみか?)

くれは「っ」プルプル




くれは「くしゃみなんてしてたまるかぁぁぁ!!!!」ダン!!

ドルトン「っ」ビクッ!!





くれは「医者が不養生してる場合じゃないんだよ!!
    さぁ、会議続けるよ!!」

ドルトン「くしゃみくらいしても別にいいじゃないですか……」

くれは「その費用については出し惜しみする必要はないよ。
    やる気のない奴ぁへこたれて辞めるだろうがその分他のやつの取り分が増えるだけさ。
    だから安心してその費用は多めに割りふっ   

    へックショァァァァああああああああイ!!!!!!!!」




………………
 


217以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:38:19.82WXhovhhTO (5/5)

………………


ルフィ「ははは、やっぱり伝説の生き物か、美人女医。
    それだと設定盛りすぎだもんなっ!

    医者って言ったらトナカイかパイナップルか死の外科医か鯨治す医者って決まってるし」

シモバア『あんたの医者感ブレまくりだねぇ……』



シモバア『とにかく、どうなるかは知らんけど思い浮かべたなら扉開けな』

ルフィ「ああ」



キィィ……



部屋の中は? >>直下

1 美人な女医付きの診療所 
2 夜の逢引
3 痴漢電車
4 マッサージ店


登場してしまう知り合い>>その次

Aマキノ(ヨセヨセ
B レイジュ 居る 
C レベッカ (ヨセヨセ
D その他

 


218以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:45:51.10GXeu/uHV0 (1/1)

マッサージ


219以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 10:48:09.14fhWwqE1QO (1/1)

C


220以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 15:57:16.21cHLAKR/B0 (1/6)


………………

店員「いらっしゃいませ」

ルフィ「あ、病院じゃねぇ」

店員「……?」

シモバア『ああ、この人ぁいいんだよ。
     欲望の砦って言えば上には通じるようになってるから、
     適当に案内しな』

店員「シモバア様案件ですね。わかりました」

ルフィ「……ばあちゃんすげぇんだな。
    顔見ただけで即対応じゃん」

シモバア『まぁ全国のシモシモ屋店舗の会長兼『お室』担当じゃからの』

ルフィ「オヒツ?」

シモバア「ほかほかご飯の炊き方ならお任せ……じゃないわ!!
     『お室』というのはな、イメクラ用の特殊な空間のことじゃ。
     例えば痴漢電車とか、触手部屋とか乱行部屋とか……
     そしてここがそのうちの一つ」

店員「マッサージ店で、ございます。
   ところでお客様は……表のマッサージ屋さんと裏のマッサージ屋さん、どちらがお好みですか?」

ルフィ「マッサージ……?
    なんだ、エロい店じゃねーのか?」

シモバア『まぁまぁ、たまには新鮮なエロを享受せい。
     表で案内しな』

店員「かしこまりましたー! どうぞこちらへ」

グイグイ

ルフィ「ちょ! ひ、引っ張んなって!!
    俺今弱体化しすぎて……あーぁぁぁあぁぁ……」ズルズル



………………


221以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 15:57:56.91cHLAKR/B0 (2/6)


………………

シモシモ屋 『お室』空間

マッサージ店 個室



ルフィ「……なんだ?
    これに着替えるのか?」

店員「はい」

ルフィ「これあれだな。チョッパーが体の検査するときに着せてくるやつに似てるな!」

店員「……あっ! 病院の検査着ですか? そうかもしれませんねぇ」クスクス

ルフィ「んで、なんだ? ねーちゃんがやってくれんのか?
    表って言うくらいだから、エロいのじゃねーんだろ?」

店員「ああ、いえいえ。
   表っていうのは、『表っぽい』という意味で。
   ヤル事はしっぽりグッチョリとなっておりますっ!」

ルフィ「……なるほどな。そういう店っていうテイか。
    そういや、パンツも履くなって言われたしな……
    わりぃな、野暮なこと聞いて」

店員「いえ。ご理解いただけて何よりです。
   ですが担当は私ではなくて、ヨセババ様より指定の嬢が後ほどお伺いしますので、
   あ、嬢って言っちゃよくないですよね。
   マッサージ師が後ほどお伺いしますので、こちらの部屋でお待ちください」

ルフィ「ん、そうか。わかった」

スタスタ
ガチャリ


ルフィ「行っちまったな。
    ……俺さっきのねーちゃんでもよかったんだけど……」

ルフィ「……あれ? ばーちゃん? おーい……
    そっか、もうばーちゃんが声かけてこねぇってことは、来るんだな」



ルフィ(わざわざ用意されてるってことは、まさか知り合いか?
    ナミとかロビンなら最高なんだけど……微妙な知り合いとか来たらどんな顔すりゃいいんだ?)



 


222以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 15:58:58.45cHLAKR/B0 (3/6)




コンコン

????「お待たせしました。
     入ってもよろしいですかっ」

ルフィ「お、おう。いいぞ」



ガチャリ




レベッカ「ルーシー! マッサージしにきたよ!!」

ルフィ「……」

レベッカ「久しぶりだね! あの後大丈夫……な訳ないよね。
     絶対疲れてると思ってさ、マッサージの話来た時即OKしたの!

     今日はいっぱいお話しして、いっぱいマッサージしてあげるねっ」



ルフィ「チェンジぃぃぃいいいいい!!!!」



レベッカ「ええぇぇぇ!?」

ルフィ「はぁ、はぁ……れ、レベッカ。
    この店何かわかってんのか!?」

レベッカ「え、マッサージやさん?
     私ヨセババさんって人に呼ばれて来ただけであんまりわかってないけど、

     でもこのマニュアル通りにやれば大丈夫って任されたから、
     きっと大丈夫だよ」

ルフィ「……っ ま、マニュアル?
    ちょっと見せろ!」

レベッカ「え……ルーシー、なんか 怒ってる?」

ルフィ「怒ってなんかないぞ!
    久しぶり! 会えて嬉しいぞ! 兵隊元気か!」

レベッカ「お父さんは元気だよ。
     ルフィの事心配してた。

     ……ねぇ、私、もしかして来ちゃ迷惑だった?」シュン

ルフィ「んあ゙ー! そんなわけねぇだろ。会えて嬉しいのは本当だ」

レベッカ「っ……よかった」ホッ

ルフィ「だけど、な。いいか、落ち着いてきけ……」




ルフィ(待てよ……?
    この状況で、ここがエロい店だってわかってしまったら……
    まるで俺が呼んだみてえに思われねぇか?)
 


223以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:01:02.85cHLAKR/B0 (4/6)


レベッカ「あ、もしかして、私のマッサージの腕に不安があるんでしょ?
     でも大丈夫。私、戦いはやめたけどトレーニングはしてるの。
     だから筋肉はちゃんとあるよっ」ムンッ

ルフィ「……そこを心配してんじゃねーんだよなぁ」

ルフィ(穏便に帰ってもらうために、マニュアルを確認しねぇと……)



ルフィ「……まず、マニュアルってのを見せてくれ」

レベッカ「ん、はい」

ルフィ「サンキュー。……にしてもお前、明るくなったなぁ」ペラッペラッ

レベッカ「え?」

ルフィ「会った時はあんな感じだったけど、素はそんな感じだったんだな」ペラッペラッ

ルフィ(最初は真面目なマッサージだな……だんだん際どいところをやってく感じか)

レベッカ「そっか。ルーシーには剣闘士の私しか見てもらってなかったね。
     そのあとはすぐ国を脱出したし……
     お礼もちゃんとしたかったんだけどね」

ルフィ「そうだな。もっと居たかったぞ。
    ドレスローザ冒険したかった」ペラッペラッ

ルフィ(ああ、このページからは完全にエロいことヤらせてんな)

レベッカ「私も、ルーシーともっとお話ししたかったよ。
     一緒に街を回ったり、買い物して回ったり……
     って、それじゃまるでデートみたいか」



ルフィ「んぁあ、デートか、デートもいいなぁ」ウワノソラァ

レベッカ「え」



レベッカ「で! でもっ ほらっ ルーシーそういうの興味ないかなって。
     女の人とご飯食べに行ったりとか、しなさそう。硬派っぽいし」

ルフィ「めちゃくちゃ興味あるぞ(飯は)」ペラッペラッ

ルフィ(なんで本番の指示まであるんだこの本……)

レベッカ「え、えぇえぇぇぇえ!!」



レベッカ「え、でも相手私だよ?
     え、そういうふうに言われるの初めて……なんか、ど、ドキドキしちゃうね」ドキドキ

ルフィ「そりゃするだろ。デートなんだから」ペラッペラッ

レベッカ「あ、あわわ……なんか、余裕だね。そういうの慣れてるの?」(////

ルフィ「ん? ああ、慣れてるぞ(こういう店は)」

レベッカ「そっか……それじゃ、エスコートしてもらったり、なんて……」モジモジ



ルフィ(やべ 話聞いてなかった。 エスコートってなんの話だ?)

レベッカ「そしたら……あー……お父さんにも挨拶とか、する?」ドキドキドキドキ



ルフィ「ん! ああ、するする。兵隊にはちゃんと挨拶しねえとな」



ルフィ(しばらく泊めてもらった恩もあるし、レベッカにゃ弁当も奢ってもらってるしな!)

 


224以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:01:58.67cHLAKR/B0 (5/6)


レベッカ「ひぇっ! い、意味わかってる……?」(////

ルフィ「ん? ああ……挨拶だろ。大事だよな」



レベッカ「ぁ……ぁぁ……え、えっと」

レベッカ「ふっ、ふつつつか者ですが! よろしく、おねがいしますっ!」

ルフィ「あ、よろしくで思い出した。
    マッサージするときな、このページまででいいぞ」



レベッカ「なんで流すのっ!!?
     け、結構、勇気振り絞って言ったんだけど!!?」(////

ルフィ「いや、だって。マッサージの話、だろ?」

レベッカ「結婚の話っ!!!!」

ルフィ「なんだって!? 俺は結婚はしねぇ!!」

レベッカ「じゃさっきの話なんだったの!?」

ルフィ「……」

レベッカ「はあ……はぁ……」



ルフィ「ごめんなさい。聞いてませんでした」

レベッカ「ルーシーのバカっ!!!!」



…………

説明後



ルフィ「なはははは! わりぃわりぃ、デートの話から結婚の話になってるとは思わなかった」

レベッカ「びっくりしたぁー。私、一応王族なのに海賊に輿入れしちゃうところだったよ」

ルフィ「ていうか、お前も断れよ! よくねーだろ、こんな海賊なんかについてきて」

レベッカ「こんなっていうけどっ 私にとっては英雄だよ。
     お父さんと同じくらい、素敵なひとだから……」ゴニョゴニョ

ルフィ「ん? なんだって?」

レベッカ「なんでもないっ……
     とにかくマッサージするよ。
     私にできる恩返し見つかってよかったよっ

     マニュアルどおり、ちゃんとやるから、これで少しでも恩返しさせてっ」ニコニコ



ルフィ「あ、ああ、でもその折ってるページの先は見るなよ。
    その先には……えーっと」

ルフィ(この年の奴相手になんて言えばいいんだ……?)

ルフィ「そ……その先には、俺の弱点が書いてある。
    お前にはまだ見せらんねぇ」

レベッカ「え、ルーシーの弱点? 知りたいっ」

ルフィ「やめろぉ! そ、それを知ったら、お前も狙われるようになるだろ」

レベッカ「だれから?」

ルフィ「ほ、他の四皇からだ。
    俺は今四皇何だぞ?」

レベッカ「ふーん、そっかぁ……残念」

 


225以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:13:32.07cHLAKR/B0 (6/6)


レベッカ「あ、そう言えば着替えてって言われてたんだ。
     これ渡されてたんだけど」フクゥ

ルフィ「ん、そうか。んじゃそっちの部屋で着替えるか?」

レベッカ「ううん。ここで着替えろって」

ルフィ「……あー、なるほど」

クルッ

ルフィ「俺はあっち向いてるから、準備してくれ」

レベッカ「はーい」


ゴソゴソ……スル……パサ……

レベッカ「……あ、今ルーシーが着てるのとほとんど同じだね」

ルフィ「なんてもん着せてんだ……」

レベッカ「短すぎて……見えちゃうね、これ。
     まぁ剣闘士時代の方がもっとあれな格好してたか」

ルフィ「それも、そうだな」


ゴソゴソ

レベッカ「はい、着替えたよ」

ルフィ「ん。それじゃ頼む」



レベッカ「それじゃーぁ……」




レベッカの性経験 >>直下


1 ヤリマン
 実はエッチ大好きで、お父さんには内緒だけど剣闘士の中ではサセッ子ベッキーの名前で通っている。
 店の意図を完全に理解し、最初からチンコに手を伸ばす。攻め気味

2 経験豊富
 安売りはしてないが、少しは慣れている。
 店の意図を理解した上でルフィの気遣いを無視して性行為をする。

3 一度だけヤったことがある
 ちょっと試しにセックスした経験がある。
 店の意図は理解できず、途中まで疑う事なくマッサージをするが……

4 処女A
 処女だが知識はある。
 店の意図は理解できず、途中まで疑う事なくマッサージをするが……

5 処女B
 処女で無知
 なんの疑いもなくマッサージを最後までやって且つ約束のページを超えて……

6 レイプ経験あり
 ルーシーはエッチな事なんてしないはずと信じてやまない。

7 今現在彼氏がいて性経験もあるし知識もある。
 抜きだけは積極的にしてくれる。

8 その他



※全ての選択肢で性行為はするので、プレイ内容の指定も可能。
 指定がない場合適当にヤらせます。



226以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:18:55.55OHX94FxP0 (1/2)

5


227以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:42:41.25OHX94FxP0 (2/2)

うわ指定し忘れた...
胸を使って搾り取る、親しい女性がいると知って少し病むって書き込みたかったけど無理だったら本当にいいです


228以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/13(火) 16:58:59.95hUhv8yvQO (1/1)

外野から言わせてもらうと病むのはめんどくさいから嫉妬するくらいならいいよ
あとはスレ主にお任せだぁ


229以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/15(木) 05:02:47.997igAj1mK0 (1/53)

レベッカ「まずは背中から、ね。
     ルーシーうつ伏せになって?」

ルフィ「ああ」ゴロン

レベッカ「それじゃ、乗っかるよー」

ルフィ「ん、ぁあ」

ルフィ(その服装で乗っかる時点で結構絵面的にヤバいな)


ノシッ
プリン

レベッカ「っと、背中触るね」

ルフィ「? あ、ああ 」

ムニムニ

ルフィ「……?」

レベッカ「っしょ」

グイ……グイ……

ムニムニ

ルフィ「……なぁ、レベッカ。
    お前、その服……ズボンとかなかったのか?」



レベッカ「うん。裸になってこれ着てって言われたから、
     今パンツも履いてないよ」



ルフィ「……っ」ムラッ

ルフィ(なんてことさせるんだ、この店)

レベッカ「あ、ごめん。もしかして汚い、かな?
     ちゃんとお風呂は入ってるけど」

ルフィ「そういう問題ではなくてだな……いや、わかってないならいい。
    汚いとかは思わないぞ、全然」

レベッカ「そう? それじゃ続けるね」

ルフィ「……」



グイ……グイ……

レベッカ「っ……っ……」

ルフィ「ん」

グイ……グイ……

レベッカ「ん……っと」

グイ……グイ……

グイ……グイ……

ムニムニ



ルフィ「……」ムラッ

ルフィ(だめだ。いくら相手がレベッカでも……年下でも……
    生のケツとマンコ擦り付けられてりゃ、ムラムラするわ)





230以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/15(木) 05:03:51.907igAj1mK0 (2/53)


レベッカ「んっ……ん」

グイ……グイ……

レベッカ「……ルーシーの体って、なんかぷにぷにしてるね」

ルフィ「ん? おまえ、俺がゴム人間だってこと忘れてねーか?」

レベッカ「あ、いや。お父さんの背中と随分違うなって」

グイ……グイ……
グイ……グイ……

ルフィ「そりゃそうだな。
    んでも、ぷにぷにかぁ……」

レベッカ「あれ、いやだった?」

ルフィ「ちょっと複雑だ」

レベッカ「えー、でも、私はこういう肌好きだよ」



ピトッ

ムニッ



ルフィ「……なんでくっつく?」



レベッカ「えへへ、だめ?
     男の人の背中って、大きくてなんか好きなんだよね」

ルフィ「それ、絶対俺と父親以外にやるなよ?」

レベッカ「え? なんで?」

ルフィ「お前の体でやると男は変に喜んじまうだろ」

レベッカ「確かにそういう人も居たかも」

ルフィ「お前なぁ……」

 


231以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2023/06/15(木) 05:07:02.377igAj1mK0 (3/53)



グイ……グイ……
グイ……グイ……

レベッカ「ん……っ  ん……」

クチ……

レベッカ「ふ…………はぁ……っ」

グイ……グイ……
グイ……グイ……
クチュ……

レベッカ「?」ピタッ

ルフィ「……どした?」

レベッカ「ん、なんか……変。
     いつもより、息が上がっちゃう」

ルフィ「いつもって、ああ、もしかしてお前兵隊……父ちゃんにもこれやってるのか?」

レベッカ「うん。お父さんにもマッサージしてるけど……
     なんか、今日は……暑いし、ドキドキする」



ルフィ「……あー」



ルフィ「……せ、背中はもういいよ。
    ありがとな」

レベッカ「ん、わかった。次は腕やるね」

ヒョイッ

ルフィ(背中から生ケツの感触が遠のいた。けど……
    なんだか、少し湿り気を感じる。

    ……やっぱりレベッカ、感じてたのか?)