1以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:34:25.780/7O5VyiV0.net (1/5)

主人公はナローシュ君16歳、舞台はは剣と魔法のナーロッパで。
最終目標>>4
旅の仲間の数>>6
主人公のスキル(ほぼこれだけで戦うものとする)>>8
ハーレムの規模>>10

 全く先が見えないなコレ。


2以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:34:58.261I5WIQiPia.net (1/1)

童貞卒業


3以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:35:09.317s8+DTEn2H.net (1/3)

究極のvipperになる


4以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:35:13.799POtJR02o0.net (1/1)

母に楽をさせる


5以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:35:48.405s8+DTEn2H.net (2/3)

4人


6以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:36:02.8282iarTXXua.net (1/1)

13人


7以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:36:06.963aac6pc6n0.net (1/3)

48人


8以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:36:21.199aac6pc6n0.net (2/3)

おでん


9以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:36:22.686IWL21iIA0.net (1/1)

肩叩き


10以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:36:36.354hjcgaJBt0.net (1/1)

50万人


11以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:37:51.495/7O5VyiV0.net (2/5)

最終目標→母に楽をさせる
旅の仲間→13人
スキル→おでん
ハーレムの規模→50万人

…マジ?


12以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:39:28.022JJpcOlwoa.net (1/1)

独裁者かなんか?


13以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:40:47.125/7O5VyiV0.net (3/5)

俺はナローシュ、訳あってこの世界に転生した男だ。
俺の生まれた家は貧乏で、しかも母一人の片親。この16年、ずっと世話になって来た。
そんな母に楽をさせるべく、俺は一攫千金目指して冒険者になる事を決めた。

まずは村を出て、近くの町で冒険者ギルドに入るべきだろう。俺のスキル<<おでん>>で、一体どこまで戦えるのか。
町の名前>>16


14以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:41:09.519f7UUEYXq0.net (1/1)

ちくわぶ


15以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:41:53.996s8+DTEn2H.net (3/3)

マサラタウン


16以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします🐙2023/06/03(土) 23:41:59.640LiGj3ewe0.net (1/1)

グンマー


17以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:44:12.724kMDitUFKa.net (1/1)

まとめとくわ


18以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:44:41.070PqWQ3th0d.net (1/2)

自販機でおでん缶売れば無双できる


19以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:45:04.0890G5al/URa.net (1/1)

スキルおでんとか強いな炊き出しに使える


20以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:48:16.306db+mfvCp0.net (1/1)

スキルオーディンは強い


21以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:52:25.813/7O5VyiV0.net (4/5)

 という訳で、俺はグンマーの町にやって来た。ここのギルドに入る事にしよう。
「すいません、冒険者になりたいんですけど。」
「では、こちらの水晶に触れてください。能力に応じて等級を与えます。」
「分かりました~。」

 差し出された水晶に触れると、受付嬢は訝し気な顔で俺の顔を見る。
「スキル...<<おでん>>?聞いた事がありませんね。」
「アツアツのおでんを召喚するスキルです。実戦経験は無いのでアレですが、使い方次第ではきっと…」
「は、はぁ。まあ分かりました、その他のステータスは人並み程度ですから銅等級ですね。」
 
 晴れてギルドに加入し、銅等級を与えられた。さぁ、初クエスト行って見ようか!と、掲示板を眺めていた所に声が掛かる。
「君、新人だよね?」
 振り向くと、そこには…

一人目の仲間の性別…は女で、名前>>23、容姿>>25


22以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:53:26.501GruxTmG5p.net (1/1)

はんぺん


23以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:53:36.011HH1qnUrF0.net (1/1)

ちくわ


24以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:53:38.640u5Anttrca.net (1/1)

芋煮


25以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:53:46.215PqWQ3th0d.net (2/2)

ちくわぶ


26以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:53:52.979aac6pc6n0.net (3/3)

マツコデラックス


27以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/03(土) 23:58:17.083/7O5VyiV0.net (5/5)

「私、ちくわって言うの!同じ銅等級の冒険者よ。良かったら一緒にクエスト受けない?」
 確かに女の声、しかしその見た目は巨大な…ちくわぶだった。
「えっ、えーとその…まあ良いですけど。」
 衝撃が俺の思考を乱れに乱れた状態へと陥らせる。ちくわぶが喋っている…?いやまず何故ちくわぶなんだ…?

 困惑する俺をよそに、彼女、いやちくわぶ女は「これが良いわね!」と、一枚の依頼書を手に取る。
クエスト内容はモンスター5体の討伐だった。

 対象モンスター>>29 


28以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 00:04:24.034ZV8TsnDw0.net (1/5)

てか楽させるだけなら家帰っておでん大量生産してりゃええやん
何やっとんコイツ


29以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 00:06:15.1860rre6D170.net (1/1)




30以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 00:24:27.260ZV8TsnDw0.net (2/5)

「母さんを…討伐!?」
「そう言えばあの村から来たって言ってたわね、母さんって…」
 ちくわぶは何かを悟ったように、俺に同情の目を向ける。

「このモンスターはね、人の子供を攫って育て上げ、最後には眷属として使役する…そう言うヤツなの。」
「そんな…じゃあ俺は…」
 知らなかった、知りたくも無かった。俺の母さんがモンスターだって…?
「母さんを、楽に…」
 俺は虚ろな目でギルドを後にする。歩くたびに全身がプルプルと震えるちくわぶと共に、残酷な現実に向かって。

「帰って来たよ、母さん。」
 今朝出たばかりの家。そこには母が、討伐対象が居た。
「お帰り、ナローシュ。今朝は早かったんだね。」
 なんの変哲もない、いつも通りの母さん。でもそれは確かに、モンスターなんだ。
「母さん…ごめん。」
 俺はアツアツのおでんを手に、母親に駆け寄る。

「…ッ!!!」
 明確な殺意を前に怯む母、俺は彼女とテーブルを挟んで睨みあう。その時だった。
「キャァァァァァァァ!!!」
 彼女が突然、耳を劈く悲鳴を上げる。家の前で待って居たちくわぶが驚いて入って来た。
「どうしたの!?」
「初撃を避けられた、それにこの悲鳴は…」
 嫌な予感は当たるモノ。悲鳴に呼び寄せられた同族が4体、窓を突き破って入ってくる。

戦闘開始 勝つor負ける>>32

一応最後までやりたいのでレスつかんかったら力技で畳む


31以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 00:30:30.942g28Ej79aa.net (1/1)

負ける


32以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 00:32:32.3259QekNlDn0.net (1/1)

勝つ


33以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 01:18:23.819ZV8TsnDw0.net (3/5)

終わらせるかな

「クソっ…」
 明らかに分が悪い、まさか5体纏めて相手する事になるとは。
―それにしても、まさか近所のおばさんが皆モンスターだったなんて。どうなってんだよこの村は!

「ちょっと、何ボサっとしてんのよ!」
 ちくわぶは既に臨戦態勢、俺も腹を括らなければ。
両手に串おでんを召喚する。おでん二刀流、俺が森で鍛えていた戦術の一つだ。

 そうこうしている内に、モンスター達がその正体を顕にする。まさに怪物と言った醜悪な姿、これを母親と呼んでいたなんて…
「クッソおぉぉぉぉぉ!!」
 ヤケになった俺は、元母親に向かって突っ込み、その首をこんにゃく部分で斬りにかかる。
超高温のこんにゃくは流体の様な振る舞いをして首に吸着し、更に熱を持った内部が接触部を焼く。
「死に晒せ怪物めが!!」
 肉が焦げる嫌な臭いと共に、彼女の首が両断された。切り口は見事に加熱されている。

 殺傷性のあるおでんに怯んだ残り4体が、ちくわぶの放った火球をモロに食らう。低級とは言え冒険者だ、不意を突けばこの程度やってのける。
「勝った…」
 やけに香ばしい室内、立っているのは俺とちくわぶの2人だけ。
しかし彼女はやけに暗い顔でモンスターの亡骸を見ている。あぁそうか、俺が母親を殺めた事に同情して…

「出よう。このままじゃお前、燻されちまうだろ?」
「そうね、報告に帰らなきゃ。」

 俺は村を出た。今朝とは違い、横に少し臭いのついたちくわぶを連れて。
「なあ、ちくわ。」
「どうしたの?」
「…今日はありがとな。」
 突き付けられた非情な現実。しかし同時に、それを知れた事が嬉しかった。
「―…どういたしまして。」
 顔と思われる上端から20cm程の部分が、恥じるようにそっぽを向く。
緋色の空を映す彼女に、俺はそっと身を寄せた。顔をうずめると、母親のそれに似た底知れぬ包容力を感じさせる。

「泣いて良いんだよ。」
 俺は言われるがままに泣いた。涙はすっと、彼女の肌に吸い取られていく。

 少し塩気が付いて、香ばしい薫りを纏ったちくわぶ。いや、ちくわ。俺はこの先も彼女と共に在ろうと心に決めた。

 グンマーに戻り、報告を終え、宿を取る。自然と2人部屋を頼んでいた僕に、彼女は文句も言わず付いてきてくれた。
「…いいよ。」
 明かりも付けない薄暗い部屋で、彼女はベッドの上。今日知り合ったばかりだけど、俺は確かに彼女を愛していた。
「―…なあ、これどこに入れりゃ良いんだ?」
 素朴な疑問で始まる行為。窓から差す月の光が、彼女の身体に俺の影を落とす。

 数日後、ちくわぶの魅力に目覚めた俺はスキルを深化させ、遂に鍋物全般を召喚する事に成功した。
最初期に召喚した3体のちくわぶと、ちくわ。その4人と旅をする中で、俺は「練り物」の魅力を知った。
 その魅力を世間に広めようと、俺は練り物専門風俗「練り物倶楽部」を立ち上げ、グンマーを始めとする近隣都市にチェーン展開した。
そうして産み出された、実に50万の擬似マン〇。その売り上げを元手に、俺は生き別れの母を見つけ、田舎の領地を爵位付きで購入した。

「ぱぱ、おかーさんはどうしてちくわぶなの?」
「それはな?ナロ子。実は俺にも分からないんだ。」
「なにそれ、わけわかんなーい!」
 俺も良く分からなかったこの第二の人生。しかし俺は今、確かに幸せを掴んでいるんだ。
 
 ~And they lived happily ever after.~

 くぅ疲 安価でマトモな話書ける人ってエグいんだなマジで…


34以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 01:20:15.957ZV8TsnDw0.net (4/5)

もっとROMって研鑽を積みます。失礼しました。


35以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 01:20:52.3230sKg3/Hf0.net (1/1)

なかなかよかった


36以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします2023/06/04(日) 01:23:46.457ZV8TsnDw0.net (5/5)

>>35 そう言って頂けると救われます。