1 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:26:15.89wPRQb54Q0 (1/11)

すごく短いです。



みほ「あ!見て見て優花里さん!数年前まで精子だったっぽい人たちが歩いてるよ!」


優花里「西住殿、あれは子どもっていうんですよ」


みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことならなんでも知ってるんだね」


優花里「あれは戦車じゃないですよ、西住殿」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1621171575



2 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:29:46.19wPRQb54Q0 (2/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!人がゴミのようだよ!」

優花里「西住殿、あれはゴミですよ」

みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことなら大抵は知ってるんだね」

優花里「あれは戦車じゃないですよ、西住殿」


3 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:30:23.55wPRQb54Q0 (3/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!人がゴミのようだよ!」

優花里「西住殿、あれはゴミですよ」

みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことなら大抵は知ってるんだね」

優花里「あれは戦車じゃないですよ、西住殿」


4 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:32:12.71wPRQb54Q0 (4/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!あそこに無線傍受機っぽいものがあるよ!」

優花里「に、西住殿ぉ!あれは無線傍受機ですよ!!!」

みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことなら割と知ってるんだね」

優花里「……恐縮です」

優花里(なぜ私の評価が少しずつ下がっているのでしょうか)


5 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:34:02.75wPRQb54Q0 (5/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!あそこに死にかけの人っぽい人が歩いてるよ!」

優花里「西住殿、あれはお年寄りって言うんですよ」

みほ「わぁ、優花里さんは戦車を知ってるんだね」

優花里「あれは戦車じゃないですよ、西住殿。もっと言うと冷泉殿のおばあ様ですよ。体調が悪そうなので病院に連れて行ってあげましょうか」


6 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:35:42.37wPRQb54Q0 (6/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!あそこに戦車っぽいものが規定オーバーっぽい数置いてあるよ!」

優花里「あれは……まさかデコイ!?」

みほ「でも戦車っぽいよ?」

優花里「あれは戦車じゃないですよ西住殿!」


7 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:37:05.54wPRQb54Q0 (7/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!なんだかすぐ目の前まで暗闇っぽいものが迫ってきてるよ!」

優花里「西住殿、それは眠りですよ」

みほ「わぁ、優花里さんは……戦……車って……」スヤァ

優花里「お疲れ様です、西住殿」


8 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:38:40.66wPRQb54Q0 (8/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!なんだか皆やる気が出てるっぽいよ!」フリフリ

優花里「西住殿のおかげですよ」シャカシャカ

みほ「あああんあん♪あああんあん♪」フリフリ

優花里「振り付けがちょっと怪しいですよ、西住殿」


9 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:40:38.70wPRQb54Q0 (9/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!筋肉モリモリっぽい人たちがチームに入ってくれるっぽいよ!」

優花里「西住殿、私にはただのヒョロガリオタクにしか見えませんよ」ヒソヒソ

みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことならたくさん知ってるんだね」

優花里「あの方たちは戦車じゃないですよ、西住殿」

優花里(やっぱりただのヒョロガリオタクにしか見えないなあ)


10 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:42:03.74wPRQb54Q0 (10/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!お姉ちゃんっぽい人がいるよ!」

優花里「西住殿、あれは黒森峰のフラッグ車ですよ」

まほ「なんだかここで決着をつけるしかないっぽいなあー!」

みほ「わぁ、ほんとだ!それじゃあ……受けて立ちます!」キリッ

優花里「負ける気がしないですよ、西住殿!」


11 ◆hYtTxlG6Rk2021/05/16(日) 22:44:27.56wPRQb54Q0 (11/11)

みほ「あ!見て見て優花里さん!あそこに泣いてるっぽい人たちがいっぱいいるよ」

優花里「西住殿、あれは泣いてるんですよ」

みほ「わぁ、なにか悲しいことがあったのかなあ。わたしになにかできることないかなあ」

優花里「嬉しくて泣いてるんですよ。それにもうたくさんしてもらったんですよ、西住殿」

みほ「わぁ、優花里さんは戦車のことならなんでも知ってるんだね!」

優花里「……あなたには敵いませんよ、西住殿」



おわり