まず浜面に勝てよ

フレンダ「あれ？麦野って高校生だったの？」

麦野「フレンダぁ～？それってどういう意味かにゃ～ん？」ﾆｺｯ

フレンダ「ご、ごめんなさぁぁぁい!!」

絹旗「ところで麦野、上条が超攻略できないんですか？良ければ協力しましょうか？」

麦野「あぁ頼むよ。コイツ強くてなにやっても効かないっていうか･･････」

未元物質

なんか始まったな

むぎのんが上条さんを攻略するSSと聞いて

保守

絹旗「ああ、『幻想殺し』ですね。上条には特殊能力があって、こっちの特殊能力が全然効かないんですよ」

麦野「そういうことか。どうりで何回ぶっ放しても勝てねぇ訳だ」

滝壺「なんかむぎのらしいね」

麦野「それに回避力もずば抜けて高い上に対処も的確すぎるんだよコイツは…」

絹旗「あー、それは『前兆の感知』のせいですね。上条の特殊能力その２ですよ。
　　　　　　　　　　　　　　上条はこの能力で相手の行動を予測、察知してるので攻撃を当てることすら超難しいんですよね」

麦野「異能全てを打ち消すだけでもチートだってのに、その能力は反則だわ。
　　　　　　　　　　　　　　　全く、なにを考えてるのよこのゲームの製作者は…」

絹旗「それと麦野、属性とかは超どうしてますか？」

麦野「一応こんな感じ」

絹旗「あちゃー、ロリとツンデレですか･･････」

麦野「なんかマズいのか？」

絹旗「上条に対しては超最悪の組み合わせですね。そもそも上条にはロリの居候が居ますのでロリに対しては超耐性があるんです。それどころか居候には相当な被害を被っているのでむしろロリを避ける傾向にあります」

麦野「そうだったのか･･････」

絹旗「そしてツンデレは超論外です。あの超鈍感な上条はツンデレでは一切振り向きません。ポ○モンでいえば『こうかはないようだ』です」

麦野「じゃあ上条に有効な属性って？」

絹旗「気の回る寮の管理人風なお姉さん属性ですね。選択肢はなるべく超ストレートなものがいいです」

滝壺「きぬはた詳しいね」

絹旗「超当然です！このゲームは超極めましたから」

麦野「じゃあ絹旗のアドバイス通りにもう一回やってみっか」

絹旗「あ、忘れてました。上条にはもう１つ特殊能力がありまして」

麦野「まだなんかあんの？」

絹旗「はい、『説教』という特殊能力があります。あまり自分を低く見たりマイナスの発言をすると上条究極奥義『そげぶ』まで一気にもってかれるのでご注意を」

麦野「了解です。絹旗先生」

絹旗「せ、先生は超言いすぎです」

滝壺「きぬはたはほんとにこのゲームが好きなんだね」

絹旗「もちろんです！だってこのゲームはですね･･････」

特質だろ

保守

フレ//ンダ

～小一時間後～

絹旗「･･････ということですよ･････上条には７万回以上超やられてやっと…･
　　　　　　　　　　　　　って麦野？滝壺？超どうしたんですか？まぶたに目なんか描いて」

麦野「恐れ入ったよ絹旗･･････」

滝壺「きぬはたすごーい（棒）」

麦野「とにかく上条を攻略するとすっか。まってろよぉ～か～みじょ～う」ﾌﾌﾌ

絹旗「なんか麦野が超怖いです･･････」

フレンダ「ね、ねぇなんか私忘れられてない？」

麦野「あれ？まだいたんだ」

フレンダ「oh･･････」

アニェーゼ「上条当麻が強すぎて攻略出来ねぇです」

姫神「上条くんが強すぎて。攻略できない…」

ミサカ20000「上条当麻強すぎだろ！？(使用キャラセロリで)攻略できねぇんだけど！？バグか！？」

保守

～数分後～

麦野「クッソ!なんだコイツ!?アドバイス通りにやってんのにっ」

ﾊﾞｰﾁｬﾙ上条さん『無能力者に居場所はあるかって？あるに決まってんだろ!!俺達がマイナスだって？馬鹿馬鹿しい、俺達こそがプラスなんだ！そんなつまんねぇ幻想なんか、自分でどうにかしやがれ!!』ﾊﾞｰﾁｬﾙｿｹﾞﾌﾞ!
ｰGAME OVERｰ

麦野「･･････これ無理ゲーなんじゃねぇか？」

絹旗「アタックのタイミングも超難しいですからね。こればっかしはアドバイスのしようが･･････」

保守

絹旗「あと、麦野はバトルパートで右腕を(ナイフで)狙いまくってたようですが…」

麦野「へ？そりゃあ幻想殺しは厄介だが物理攻撃に対しては無力だし、敵の長所は先に潰しておいた方が良いだろ…？」

絹旗「それが、間違いの元なんです。上条の右手を痛めつけたり、切り落としたりしてしまうと上条の真の能力が目覚めて覚醒してしまい、逆に超手に負えなくなってしますんですよ」

麦野「……は？」

絹旗「その覚醒時の特殊能力名は『ドラゴンストライク』。何種類かのドラゴンが上条の右手から飛び出してきて敵を全て噛み砕き粉砕する能力」

麦野「……」

絹旗「あと稀ですが、上条自身もドラゴン化することがあり、こうなるとHPが２００万越えでも即死するので超注意が必要です」

麦野「……お前なぁ…ふざけんなよ　それを先に……」

絹旗「いえいえ、今の状態では確かにゲームオーバーなってしまうでしょうが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　課金アイテム『魔神』を入手することで上条の覚醒能力にも対処することが出来ます」

保守

お前が第6位だったのか

麦野「課金アイテムだぁ……？」

絹旗「はい、ゲーム内のショップにある優れたアイテムをリアルマネーを出して買うことが出来るサービスなんですけど…」

絹旗「ここを、クリックして。あーしてこうしてっと」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

絹旗「ほら、これです。購入できる魔神のリストが超出てきましたよ」

・オティヌス　５６万円
・オティヌス(サンタver)　２２４万円
・増正　１０２万円
・娘々　４５３万円
・娘々(水着ver) 　１０３８万円
・キメラ　３４万円
　　　　・
　　　　・
　　　　・

ここんとこチョコチョコ禁書SSまた見かけるようになってオジサンウレシイ

値段が完全にこいつら対象…

麦野「高っ！ただのデータなのにこんな高いの買えるかよっ！」

絹旗「えー、麦野はレベル５なんですから奨学金もたんまりもらってますよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このくらいの金額ならば、はした金の内に超入らないんですか？」

麦野「アホ！そういう問題じゃねえよ…！そもそもこんなクソゲー如きに払う金額じゃねえっての。こんなの絶対買わないからな！」

絹旗「え？でも魔神がないと上条攻略はほぼ不可能ですよ？」

麦野「よし決めた」

絹旗「え？」

滝壺「むぎの？」

麦野「リアル上条攻略してくる」

絹滝ﾝﾀﾞ「ﾌﾞﾌｩ～ｯ!!」

麦野「ゲームで攻略できねぇならもう現実で攻略するしかないだろが！！」

フレンダ「普通逆よ！」

麦野「細かい事は気にすんな」

フレンダ「でもうまくいったら年の差カップルになるわけか～」

麦野「･･････」ｹﾞｼｯ!ｹﾞｼｯ!ｹﾞｼｯ!

フレンダ「わかった！謝るから無言で踏んづけるのは止めて！」

麦野「じゃあいってくる」ガチャ　バタン

絹旗「……（ﾁｯ、麦野は相変わらず超ドケチですねえ……せっかくの臨時収入が超パアになりましたよ……）」

リアルの上条さんとはなんとなく馬が合いそう

～上条さん家の玄関前～

上条「で、ゲームで落とせないから現実の上条さんを落としに来たと･･････」

麦野「そうよ」

上条「誰だよ俺を乙女ゲーのキャラに使ったのは･･････」

麦野「製作会社は『TUTIMIKADO』って所らしい」

上条「はぁ…やっぱりあのゴミ野郎の仕業だったですのことよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　……ちょっといいか？すぐ済むから」ｶﾞﾁｬ

麦野「おい、そっちは隣の部屋･･････」

ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｶﾐﾔﾝ!ｲｷﾅﾘｺﾌﾞｼｦﾌﾘｱｹﾞﾙﾄﾊﾅﾆｺﾞﾄﾆｬ･･･ｷﾞｬｧｧｧ!!ｿｹﾞﾌﾞ!!

上条「ふぅ、お待たせ」ﾊﾞﾀﾝ

上条「で、何だったっけ？」

麦野「だ～か～ら～、お前を落としに来たんだって」

上条「あ～そうそう、俺を落としに･･････って上条さんに何するつもりでせうか!?」

麦野「安心しろ、落とすだけだから」

上条「充分何かしてますよねぇ!?何かの罰ゲームかなんかでせうかぁ！？！？！？！？！？」

麦野「さっきまでの話をキレイサッパリ忘れてんじゃねぇよ!!こちとらゲームで落とせずにイライラしてんだよぉ!!」ﾊﾞｼｭｯ!!

上条「だからってそのストレスを上条さんにぶつけるんじゃありませ～ん!!」ﾊﾟｷｰﾝ!

麦野「待てやゴルアァァァ!!」ﾀﾞｯ

上条「不幸だぁぁぁ!!」ﾀﾞｯ


～おわり～

なんだこのオチ
こっからが本番だろが