1 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:30:52.40sXysqYo30 (1/10)


< しかいない >






提督「フ-……そんな世界なら、よかったのになぁ」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………客人って続くもんだけど、どうかな。この後も楽しいかな」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………ま、どうでもいっか。癒されに行けばいいだけだし」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1607956251



2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/14(月) 23:35:42.74VOACYeiB0 (1/1)

建て乙


3 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:38:57.25sXysqYo30 (2/10)


< 寒風吹き荒ぶ中案の定お客様参りまして >







提督「やー……アレを初めて提案したときのあいつの顔は傑作だったな」

あきつ丸「恐らく殿下も似たような顔をしたでしょうな」

提督「報告上げただけだから知らんね。……実に余裕ぶって美味そうにコーヒー啜ってゲロマズって顔したぜ」

あきつ丸「どうせ適当に投げた缶コーヒーか何かでありましょう? 」

提督「そりゃあそうだけどな。陸軍省の喫煙所で話したから」

あきつ丸「それはそれは……陸軍にも随分と非道な仕打ちを」

提督「俺はたまたまポロッと海軍の秘中の秘を失言しただけなんだよなぁ」

あきつ丸「これでもまだ籍があるのですがね自分」

提督「知るかよ。…………火、呉れない? ライターごとあげちゃって」


4 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:41:49.95sXysqYo30 (3/10)


< 受け渡しは終わった後で >







提督「ふぅ…………で? 」

あきつ丸「遂に名前すら呼ばれなくなったのでありますか、自分は」

提督「ある種親愛の情だよねそれ。……どうなの? 」

あきつ丸「何がでありますか」

提督「俺の友達尾行して楽しい? 暴露てるのに」

あきつ丸「暴露ている尾行をするのにも意味はありましょう。
暴露ていることを理解できぬ者も、その先を見通せぬ阿呆もいるからして」

提督「くっだらな。……あいつは」

あきつ丸「ええ」

提督「切るとなったら俺でも切るぜ。俺の為だと信じ切って」

あきつ丸「それが友人というものでありましょう。自分に友人などおりませんが」

提督「時雨が泣くな」

あきつ丸「そう、でありましょうか……? 」

提督「当然。あと普通に俺も他人扱いされたら泣く」

あきつ丸「それはそれは。……提督殿」

提督「うん? 」

あきつ丸「自分もライターのプレゼントをしても? 」

提督「それはそれは……貰っとくよ、ありがと」


5 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:45:35.73sXysqYo30 (4/10)


< 今日の私たちにはさようなら >







提督「へーい高雄」

高雄「? もう、いつも通りに? 」

提督「いいんじゃないたぶん。……アホなやつの相手させて悪かったな」

高雄「いえ。あなたが手放しに喜べる友人なんて私にとっても友人以上ですから」

提督「そう? ……うん? 袖に何か付いてる? 」

高雄「…………」

提督「…………」

高雄「…………」

提督「…………」

高雄「…………私も煙草、始めましょうか? 」

提督「冗談。ライターに色々仕込む為に高雄の服、駄目にしちゃあ悪いよ」


6 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:46:22.32sXysqYo30 (5/10)


前のアレ
【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1581775360/


とてもではないが最近ではないアレ
【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1540730295/


中二病罹患者らしいアレ
【艦これ】うちの鹿島がなんか違うけどそれがいい
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1520773555/



7 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:47:19.91sXysqYo30 (6/10)


【大湊警備府】①好きなもの ②苦手(嫌い)なもの





提督……①多過ぎて絞れない ②多過ぎて絞れない

高雄……指輪持ち。①主人(主人) ②自分の目の色

愛宕……指輪持ち。①夫である彼氏 ②走ること

加賀……指輪持ち。①仲間 ②寂しい時間

雲龍……器用富豪。①忘我の快楽 ②放置プレイ

天城……金亀換酒。①姉様 ②麦酒の類い

明石……両刀遣い。①彼氏と彼女 ②選択すること

叢雲……桜梅桃李。①美味しいもの ②優柔不断

漣………灑々落々。①団欒 ②心の弱い自分

瑞穂……甘辛両刀。①彼女 ②レズを認めること

海風……純情苛煉。①あの人 ②有象無象の人間

江風……酒入舌出。①スポーツ観戦 ②お酒セーブ

Littorio…火樹銀火。①情夫 ②スポーツ全般

Roma……温和怜悧。①平和 ②ヘラヘラした相手

龍田……幸災楽禍。①愛する者 ②現在は特に無い

扶桑……淫靡婦人。①讃美歌 ②不躾な視線

山城……火中の華。①愛すべきモノ ②それ以外

阿賀野…史学妖怪。①五胡十六国時代 ②運動

能代……姉の御守。①姉妹 ②運動

涼月……被常識人。①初なんとか ②常識外のもの

初月……中二患者。①あるじ様 ②無様な存在

涼風……間者の類。①気の良い仲間 ②綺麗事

旗風……花紅緑柳。①激辛料理 ②ピュア芸の誹り

松風……美人王子。①揶揄い ②つまらない相手

伊13……エロ水着。①妹の幸せ ②飲み過ぎる妹

伊14……変態水着。①酒 ②姉の不幸せ


8 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:48:30.93sXysqYo30 (7/10)


【横須賀鎮守府】①好きなもの ②苦手(嫌い)なもの



金剛……天衣無縫。①姉妹とのティータイム ②悪

霧島……温厚毒実。①姉妹とのティータイム②敵

時雨……跖狗吠尭。①安らかなひと時 ②天真爛漫

春雨……春雨肉汁。①優しい姉 ②面倒臭い姉

浜風……浜行方正。①姉妹 ②姉妹を惑わす者

鈴谷……ヒト誑し。①カッコイイヒト ②下戸

鹿島……十年一剣。①某信念の狗 ②好かれること

若葉……屋上同盟。①甘味 ②麦酒類

Graf Zeppelin…屋上同盟。①淑女 ②金髪

Warspite…クイーン。①淑女的彼氏 ②強い酒類

Aquila……愚者十得。①幸せな日々 ②戦闘

Pola……酒酔酒解。 ①美味い酒 ②不味い酒

大淀……腹黒眼鏡。①木洩れ日と読書 ②不慮案件

那珂……救世偶像。①仲間 ②怖い姉と五月蝿い姉

満潮……嗚呼哀哉。①あるヒト ②面倒な上官

大井……眼中無人。①どこぞのKさん ②Kさんの敵

Maestrale…幼気盛り。①友人達 ②泥酔したAさん






あきつ丸……繊細無比。①Sさん ②正義面した人間



9 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:49:12.93sXysqYo30 (8/10)


【大湊警備府長期移籍中】①好きなもの ②苦手(嫌い)なもの



赤城……面従腹背。①皆様の幸せ ②皆様の不幸せ


10 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:49:45.19sXysqYo30 (9/10)


【横須賀鎮守府②】①好きなもの ②苦手(嫌い)なもの




蒼龍……暗香疎影。①皆様の幸せ ②皆様の不幸せ


11 ◆5z7C0EoTrg2020/12/14(月) 23:52:02.64sXysqYo30 (10/10)


改めて前の
【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1581775360/


まずはまた間を開けて申し訳ありませんでした
ちょっと忙しかったり忙しくなかったりしました

相変わらず来年の目標も一年で1スレですたぶん
またよければ暇なときにでも覗いてください

ありがとうございました


12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/15(火) 00:00:54.46Ll6iCUUL0 (1/1)

乙 気長に待ってますよ


13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/15(火) 01:35:13.87DiW9siYYo (1/1)

お疲れ様です
年末はしゃーない


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/15(火) 04:32:42.66WgydDtm0o (1/1)




15 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:08:35.20122xXwwR0 (1/26)


< 「提督が鎮守府に着任しました! 」 >







提督「「これより艦隊の指揮に入ります」、か」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………一回目も二回目も横須賀で艦隊を指揮した気は無いし、
南方では泊地だしその後は要港部と警備府だよな」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………妙に何回も聞いた気がするフレーズなんだけど夢で見たのか? うん? 」


16 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:09:44.34122xXwwR0 (2/26)


< 冗談ですってば、冗談 >







海風「雲龍さんにとっては凄くどうでもいいと思うんですけど」

雲龍「何? 」

海風「割と穴が拡がるっていうか伸びるのって早いですよね。
あんなに早く全部咥え込めるようになるとは思ってませんでした」

雲龍「あぁ……でも確かに凄いわね」

海風「内臓って感じはしないですけど何となく押し上げられてる感覚凄いんですよ。
持ち上げられてるとは違うんですけど」

雲龍「私も分かるわ。身長が高いから順応が早かっただけでそれなりにいっぱいいっぱいだから」

海風「正常位でお腹の上に乗っけられたら明らかに大きさおかしいですもんね。
身体の中だからただ直線でそのまま挿入ってるわけじゃないんでしょうが」

雲龍「そうね……あぁ、なんだかそう言われると今すぐヤりたくなってきた。ね? 」

提督「…………誘い方下手過ぎると思わない? 」

江風「あのさ……そういう問題じゃ、無いと、思うけど? 」


17 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:10:58.86122xXwwR0 (3/26)


< 和製ブリジット・バルドー >







雲龍「知ってます? 扶桑が加賀さんの顔好きって」

加賀「……え? 」

雲龍「気を付けた方がいいかも、しれませんね」

加賀「…………」

扶桑「後退りしなくても……その加賀さんは加賀まりこのことですし」


18 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:12:05.09122xXwwR0 (4/26)


< だからつまり……うん? >







加賀「酷いわね。私の顔なんて醜いから見たくもないなんて」

扶桑「そんなこと言いましたか私」

山城「でもよく考えると姉さまが一番組み合わせ多いのって加賀さんでは? 」

天城「あの人と寝るときに? 」

山城「あの人に弄ばれて啼かされるときに」

加賀「そういえば……む」

扶桑「だからなんだっていうんですか……偶然ですからね、ぐ・う・ぜ・んっ」


19 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:13:26.21122xXwwR0 (5/26)


< 魔窟で語る常識とは >







雲龍「その辺扶桑と山城の違いよね。あなた未だに女は扶桑しか知らないんでしょう? 」

山城「当然のことね。男はこれからもあの男だけだし」

雲龍「その点扶桑は」

加賀「取り敢えず私はあるわね」

天城「天城もまぁ……」

雲龍「と、まぁこんな感じで完全にふしだらな女よね。……私は扶桑知らないけれど」

扶桑「そんなことを言われても」

山城「私はそんなふしだらでメスにされたりオスに媚びる姉さまでもお慕いしておりますから」

扶桑「あのね……」

龍田「そもそも姉妹と寝て当然って部分をさも不埒じゃないみたいな言い方はねぇ~……」


20 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:14:40.84122xXwwR0 (6/26)


< ナイフを扱う人間の良心云々 >







加賀「いい? アルコールが駄目なのではないの。アルコールが偶然駄目な人間の本性を暴くだけなのよ」

天城「それでは世の中駄目な人間ばかりですね」

赤城「まったくですね。たかが数杯で千鳥足になり人が変わりときに轢き殺し」

加賀「つまりこれだけ飲んでも本性が大した被害を撒き散らさない私たちは善に……あら、ありがとう美味しそうね」

能代「いえ、ありがとうございます。
…………アルコールが暴けてないだけで駄目なヒトなのは間違い無いと思いますけど」


21 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:15:50.12122xXwwR0 (7/26)


< 薄暗い中暖色の灯りなんてあったりして >







赤城「さすが能代さん、美味しいです。……こう、信じていただけないかもしれませんが」

能代「ええ」

赤城「こういう小鉢を肴にしてゆっくり飲みながらお話しするの、とても好きなんですよ」

天城「赤城さんも将来退役できれば小料理屋なんて始めてみますか? 」

赤城「私は退

加賀「退役できるとは思わない、なんて言わない約束ですよ赤城さん」

赤城「失礼しました。……そうですねぇ、私はきっと退役なんてしないと思いますよ」

能代「護国の軍人であり続けたいと? 」

赤城「と、いうよりかは近くで見続けていたいんです。
自分を犠牲にして守ったものがどんな風に成長していくのか」

加賀「ふ……赤城さんらしいです」

赤城「加賀さんはあの人に着いていきますか? 」

加賀「どうでしょう。どうせ私は妻にはなれないでしょうし……大学生になってみたいんです」

天城「それでは皆さん天城のお店にご招待しましょうか。
開業資金はたっぷりとありますから豪華にできますよ」

能代「足りなくても良いATMがありますしね。
……平和過ぎて怖いんだけど能代がおかしいのかな? 」


22 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:19:32.45122xXwwR0 (8/26)


< 酒と泪だけじゃあ女はやっていけないから >






加賀「でも……今時小料理屋って流行るものなのかしら」

天城「その辺は天城の腕次第ですね。それに小規模なお店でお酒が出る、というだけの括りです」

赤城「元同僚を呼べば最悪一見はいなくても安泰な気がしますが」

能代「阿賀野姉ぇには月一とか言いつけておきますけどね」

天城「そんなこと言わずに毎日来てくださいな」

能代「それでは天城さんの休みも無いじゃないですか」

天城「構いませんよ。皆さんの顔が見られてお話を聞けるのなら」

赤城「それでたまに混ざってみたりして? 」

天城「ええ、そういう生活に心惹かれないなんて今の天城が嘘であるのと同義で

加賀「つまりあの人との逢瀬はできないわね。少なくとも夜には」

天城「……」

能代「……」

赤城「……」

加賀「……」

天城「……能代さん? 阿賀野さんには不定休もあると伝えていただけますか? 」

能代「えぇ……」


23 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:20:48.11122xXwwR0 (9/26)


< 演技力が必要ってわけでも無いが >







旗風「キスって美味しいですよねぇ……ねぇ松姉さん」

松風「ん、あぁそうだね」

提督「魚だな? 」

愛宕「お魚でしょ? 」

雲龍「魚よね」

松風「さ、ささささ魚にきききき決まってるじゃないか」

龍田「魚ね。……わざとかもしれないけれどあなた物凄い大根役者ね」


24 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:22:10.05122xXwwR0 (10/26)


< 片方の掌と心温めて >







提督「この自販機だけでどんだけポイント貯めたことか。……何? 」

加賀「あたたかい紅茶。冷酒で温まってはいるけれど」

提督「ん……」

加賀「ありがとう」

提督「ん……はぁ」

加賀「……」

提督「……」

加賀「……」

提督「……俺、冷たいコーヒーにしちゃったわ」

加賀「ん……冷たいわね」



25 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:25:39.24122xXwwR0 (11/26)


< 掴んだ手は離したくないのです >







漣「あらあらー、どーもお熱いこって」

提督「ん? 」

加賀「手は冷たいわ」

漣「加賀さんあったかい紅茶持ってもう片方ご主人様の手握ってるでしょ。……漣には? 」

提督「しゃーねーな……ほら」

漣「放課後を応援してくれる飲み物で」

提督「カルピスね。お前高校生じゃねぇだろうが」

漣「ありでーす。ふぅ……」

提督「…………」

加賀「…………」

漣「…………」

提督「…………漣くんさ、コーヒーのプルタブ開けてくれない? 」


26 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:28:15.50122xXwwR0 (12/26)


< だから……離したくないんです >







漣「ほいよー。……ご主人様」

提督「あん? 」

漣「せめて開けて飲んで冷たくなって手握りません? 」

提督「分かってねぇなお前」

加賀「あなたが来なければもっと長くいたから」

漣「へいへいサーセン。…………じゃあ漣いるんですしもうちょっと離れる努力、したら? 」


27 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:29:56.14122xXwwR0 (13/26)


< ただ温もり抱き締めて黙して >






提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………なんかまた誰か来そうな足音だな」

加賀「無粋ね。…………紅茶、冷めてしまったわ」


28 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:32:07.83122xXwwR0 (14/26)


< 理由としての存在 >








明石「つくりました! 」

提督「捨てろ」

明石「守りました! 」

提督「捨てろ……捨ててくれ頼む」

山城「ふっ、ふふふふ……あはっ」

龍田「ふふ……アイドル風ポスターねぇ」

提督「わざわざ軍刀持って撮影させられた時点で察知しておくべきだった」

明石「このwwキメwwww顔…………ww! 」

提督「今までに無い凄まじい悪意を感じるんだが……おい明石」

明石「はい? 」

提督「その顔やめねぇと今日は瑞穂丁度良く酔わせて色々吹き込んでおくからな」

明石「やめました! 」

瑞穂「えーっと……? 」


29 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:33:36.46122xXwwR0 (15/26)


< 愉快な家族 >







提督「しっかし……よくできてんなこれ」

明石「編集ソフト使いましたからねー」

提督「んなもん経費で落とすなよ……」

明石「用途聞かずに承認したの少将閣下でしょ? 」

提督「そうだけども。有給消化啓発の職場内ポスター作ってくれるかもしれないじゃん? 」

明石「億に一つも無いでしょうそれ。……つくります? 」

提督「よっぽど暇ならな。まず消化させてやれる気がしないが」

明石「まぁ、普段から有給生活みたいなものですし不満はありませんよ」

提督「そっか。……龍田くんさぁ、何でコピーしてきてんの? 馬鹿なの? 山城くんも笑うのいい加減やめたら? ねぇ? 」



30 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:35:44.88122xXwwR0 (16/26)


< 染まり切るということ >







山城「おいしくなぁれ☆ 萌え萌えきゅん☆ 」

提督「よくお前それを完璧な笑顔でできるな」

山城「罰ゲーム命令したのあなたじゃない」

扶桑「山城の演技力を舐めないでほしいものですね」

提督「そういう問題じゃねぇよ」

山城「罰ゲームを本気でやるというのは」

提督「あん? 」

山城「つまり次へのプレッシャーです。……当然、続けるわよね麻雀」

龍田「とうぜーん」

愛宕「はいはい」

阿賀野「山城さんは鬼でも殺しに行くのかな? 」

涼風「何そのヤベぇ目付き」

江風「…………えー、江風は

山城「あ? 」

江風「ウィッス。……よくあンたら爆笑して見ていられるなこンなの」



31 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:37:05.21122xXwwR0 (17/26)


< 宵闇近く冥府も近く >







提督「あ、でさ山城」

山城「何? 私は見た通り忙しいの」

提督「配牌見てるだけじゃねぇか。……お前が注いでくれたこの酒さ」

山城「ええ」

提督「ちゃんと美味しくなってるのか? 」

山城「はぁ? そんなわけ無いじゃない馬鹿なの? 」

提督「ちょっとはアフターも頑張れよ。……江風次俺と代われな」

江風「はいよー。……逃げ出せる嬉しさはあるけど一回は罰ゲーム受けるってことなンだよなそれ」



32 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:38:25.54122xXwwR0 (18/26)


< 沈んだときの年齢にしてみると >







愛宕「十四歳ね」

高雄「十六歳……うぅん、結婚はできますか」

江風「ほぼほぼ犯罪じゃねーか。十六歳とか一番あぶねーわ」

雲龍「私なんて一歳二ヶ月よ? 」

天城「姉様より七ヶ月程年嵩になりますね」

加賀「私は二十歳ですのであまり変わりませ……変わりませんったら! 」






扶桑「……私は三十歳越えてるわけだけれど」

山城「……私も二十八歳ですか」

提督「俺はお前らが一番楽しみだよ、色んな意味で」


33 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:40:34.09122xXwwR0 (19/26)


< 女性ノ機嫌ハ複雑怪奇 >







愛宕「それはもう艦“ 娘 ”ではないわねぇ~」

赤城「それは今もでは? 」

扶桑「えっ……」

赤城「? 」

山城「……赤城さんでも言って良いことと悪いことがあるんですよ」

赤城「はぁ。いえね、彼の嗜好上その方が、と……女って面倒臭い生き物ですねぇ……」


34 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:43:03.71122xXwwR0 (20/26)


< 成長の余地があるととるかどうか >







龍田「あら、じゃあ私もいいんじゃない? 」

提督「龍田ちゃんは……二十五歳くらいかヤベぇな」

阿賀野「軽巡組だと阿賀野たちは幼児になるよねー」

能代「そうね」

叢雲「十四歳か。あんまり変わらなさそうね」

漣「漣は十二歳だから今より小さくなるのかー」

海風「七歳なんてあの人絶対振り向いてくれないね。……漣は自分を今何歳だと思ってるわけ? おかしくない? 」


35 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:45:31.16122xXwwR0 (21/26)


< 可愛いお婆ちゃんなら別にいいよね的な >







提督「取り敢えず金剛辺りが喚いた末にIowaを見て絶句するパターンだな」

愛宕「七十五歳ってもう全部どうでもよくなってそうな年齢よね」

高雄「穏やかにあれるのならそれもいいかもしれないわ」






金剛「ん……くちゅんっ」

あきつ丸「随分と可愛らしいくしゃみだなお婆ちゃん」

金剛「お婆ちゃんじゃねぇデース……ううぅん、風邪? 」

霧島「このご時世それはあんまり……いえ、私たちが死ぬとは到底思えませんけれども」


36 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:47:23.08122xXwwR0 (22/26)


< ワナワナする罠 >







扶桑『はい……採用よろしくお願い致します』

江風『はい! 採用よろしくお願い致します! 』






漣「と、こう二人がバイトの面接に来るわけじゃないですか」

山城「姉さま以外を採用する人間が存在して? 逆を選ぶのは盲か逆張りかロリコンのどれかよ」

江風「ひっでぇ」

漣「分かってませんなぁ山城さん。……ご主人様は? 」

提督「どっちも落とすか江風だけ採用する」

山城「あ“っ“? 」

扶桑「別に悔しくなんてありませんけれど……当然のように理由は訊きたくないわね」


37 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:48:35.20122xXwwR0 (23/26)


< クラッシャーの気配とも言える >







提督「えー、だって履歴書の内容は知らないけど扶桑の外見と所作でコンビニバイト志望とかぜってー中身ヤベぇ女だもん」

山城「なるほど」

江風「なるほど」

漣「ね? 納得できたでしょう? 」

扶桑「貶される部分無しで褒められてはいるのですね」

提督「無いからね。……や、一週間限定で居酒屋バイトした能力だけはある即戦力の馬鹿もいたはいたけどさ」


38 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:51:10.96122xXwwR0 (24/26)


< 移動式地雷 >






海風「江風は何故採用するんですか? 」

提督「や、見た感じ普通にバイトしたい学生だろう? 」

江風「そう? 」

提督「何か? オレはお姉さんですぅとか言いたいのか? 」

江風「そーいうことじゃないけどさ」

提督「それにまぁ……うん、お前たぶん気に入られるタイプだぞ」

江風「うン? 」

提督「特に同世代なら男にも女の子にも」

海風「江風は誰にも渡しませんよ? 」

提督「あのさ、これは仮定の話であって……お前バイトの面接行くなら海風の存在匂わせるなよ? 」

江風「自分で仮定の話に現実乗っけてンじゃン……」


39 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:52:47.66122xXwwR0 (25/26)


< 誰に? >







龍田「山城ってもう単純に愛が重くて貪欲なだけっぽいわよねぇ~」

愛宕「それがいいところじゃない。
高雄みたいに他への異常な攻撃性があったり、
高雄みたいに自分を求めてくれないと自傷しそうな気配があったり、
高雄みたいに定期的に愛情を確認する為の言葉遊びが必要だったりしないんだから」

龍田「あなた姉に対してその恣意的な評価はなんなのよ。大なり小なり皆そんな感じじゃない」

愛宕「だとして高雄の欲しがりは病的だと思うけど」

龍田「そう……まぁ、翻って山城、ってなれば本当に重いだけなのが正しいわよね」

愛宕「好きな人と抱き合ってるから気持ち良くて幸せ、とか純粋に思ってそうよね」

龍田「分からなくもないわ」

Littorio「絶妙に最低で正確そうなこと言ってますけれど……取り敢えず、謝っては? 」


40 ◆5z7C0EoTrg2020/12/19(土) 23:53:36.27122xXwwR0 (26/26)


ひっどい天気でうんざりしてきましたねぇ……

ありがとうございました


41以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/20(日) 00:27:53.999PU9YNoO0 (1/2)




42 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:23:37.55KN04ADPt0 (1/11)


< お客様 >






葛城「…………」

夕立「…………」

葛城「…………」

夕立「…………」

葛城「…………」

夕立「…………ステーキ、レア! 」

提督「へい」

高雄「お肉、お持ちしますね」

葛城「なんでだよ……なんで? 今滅茶苦茶カッコ良く飲んでたじゃん……」



43 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:24:22.13KN04ADPt0 (2/11)


< するっと馴染む >







夕立「葛城さん食べさせてくれるなら我慢する」

提督「俺もクソ面倒くせぇもん焼かなくて済むな」

葛城「我慢して焼いて。乙女の貞操の危機だから」

夕立「乙女(笑)」

提督「貞操(笑)」

雲龍「危機(笑)」

葛城「カッコ笑いとか口で言うな! ……雲龍姉ぇはいきなり現れて妹馬鹿にするのやめな? 」


44以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/20(日) 23:26:22.39MS7wkYsio (1/1)

お疲れ様です
足元、気をつけてね


45 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:28:17.83KN04ADPt0 (3/11)


< 懇親会中止で好き勝手飲んでるだけですので >







夕立「というか葛城さんの貞操なんてもう無いでしょ」

葛城「や……えと」

雲龍「安心しなさい。私よりはまともだわ」

提督「お前と比べたら仕事でやってる分ある意味娼婦の方がまともだろうよ」

雲龍「こんなに一途なのに」

夕立「一途なのに妹と寝るんだ」

雲龍「あなただって戦闘狂でもお昼寝だって好きでしょう? 」

夕立「なるほどっぽい! ……でも夕立は戦闘狂じゃないよ? 」

提督「何言ってんだこいつ」

雲龍「葛城の貞操並に嘘っぽいわね」

夕立「ぽい? 」

提督「ぽいぽい」

葛城「ぽくないから。一応それなりにまともだから。……何故この姉しかここにいないのか。もう一人はどこで遊んでるの? ねぇ? 」


46 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:31:36.42KN04ADPt0 (4/11)


< ナマモノというかなんというか >






加賀「天城なら秋雲に捕まっていたわよ」

赤城「和服の着方脱ぎ方なんて訊かれていましたね」

葛城「な、なるほど……? 」

漣「ぜってーいかがわしいことに利用されるやつだそれ」

提督「天城モデルの何かアレなやつ描くのかあいつ」

夕立「けっこーエッグいの描くっぽい」

提督「マジかー。…………訓示垂れた後即行で肩の筋肉見せてって言われたんだけど嫌な予感がするな」


47 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:33:31.69KN04ADPt0 (5/11)


< あるべき姿と見せるべき姿と隠せない私 >







江風「卑怯だよな、ぽいぽい巫山戯たこと言いっ放しかと思いきや真面目な顔でイカれたこと言えたり」

海風「全部実力で黙らせられるでしょ。加賀さんとか赤城さんと同じ類い」

Roma「巫山戯た言動と追随を決して許さない独歩で言うならBismarckと同類なのかもね」

涼風「それは褒め過ぎ」

Roma「でも、なんとなくでも思わない?
彼女みたいな相手に喧嘩を売るっていうのは実質的な自殺だと本能的に思わされる感覚」

涼風「天下の大帝国がたかが夕方一時の小雨に恐怖を覚えるとでも? 」

Roma「あら、Romaは雷雨の夜に生まれたのよ? 原初の恐怖を刻み込まれているの」

涼風「ハンッ……」

江風「ってもまぁぽいぽい言ってるのも擬態だと思えば……ンー…………寒気、してくるよな」



48 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:34:58.14KN04ADPt0 (6/11)


< 話に割り込まれたので >







提督「ま、言い訳をさせてもらえるならあれだな、
軍人になった上に政争に巻き込まれた時点で聖人であれるなんてことは有り得ねぇのよ」

葛城「そこをなんとかするのが提督さんの甲斐性ってやつでしょ」

提督「生憎と絞られ過ぎて残っておりませんね」

愛宕「んー? 返しましょうか? 」

提督「どっから? 」

雲龍「当然マ

愛宕「愛を込めたお料理で」

葛城「くっだらない……雲龍姉ぇはなんでそこで傷付いたような顔できるのかな? 」


49 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:35:53.11KN04ADPt0 (7/11)


< ちょっとした秘密のコレクション >







雲龍「首輪」

葛城「ちょっとした……? 」

天城「秘密の……? 」

雲龍「天城って私のこと見下げ果てた淫乱扱いするくせに割と甘くみてるわよね」

天城「防衛本能です」

葛城「それ分かる」

雲龍「瑞鶴さんってノーマルなの? 」

葛城「ドの付くノーマル。私が引くくらいノーマル」

天城「まぁ、レズですけれどね」

葛城「それはそれ、これはこれ」

雲龍「ふぅん……そう、あなたの方が割と…………そ、ありがとう」

提督「なんつー話して……や、いいけどな別に。ほら夕立ちゃんステーキ焼けたぞ」


50 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:37:54.98KN04ADPt0 (8/11)


< 流転する他愛無さ >






葛城「や、何回愛してるとか好きとか言われても問題無いから。
好きな人に言われるのに飽きとか来ないから」

提督「おい、何かまともなこと言い始めたぞお前らの妹」

雲龍「女の子の日なんでしょうたぶん」

天城「もしくは風邪を引いたか」

夕立「なるほど。提督さん、さすがの焼き加減っぽい! 」

提督「なるほどな。それ程でも」

葛城「せめて女だけのときにする冗談でしょそれ……あと今日は違うし、違うし! 」


51 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:39:05.05KN04ADPt0 (9/11)


< 本日のハイライト >







葛城「え、レズだけど」

瑞穂「」

明石「ほえ……」

葛城「何か文句ある? 別にあっても気にしないけど」

瑞穂「」

明石「やー……文句は無いです、はい。無問題ですとも」






瑞穂「」

龍田「? 何がクリティカルだったの? 」

明石「なんというか……今に至ってなお割り切れない自分に気づかされたのがショックだったようで……」


52 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:47:18.04KN04ADPt0 (10/11)


< 舞台裏(厨房) >






提督『ーー昨今の情勢を鑑みて懇親会は中止。
ただしささやかな料理と酒は用意しているので各自明日からの演習に備えるように』






愛宕「ってキメ顔で言った後にね? 」

高雄「? ええ」

愛宕「夕立ちゃんとかそれなりに仲の良い子だけさり気無く夜は誘ったじゃない」

高雄「この棟に? 」

愛宕「うん。演習中開放する棟には殆どの将校と艦娘が詰めてるけど」

高雄「実際あの人は朝から将校の相手をしていたわけだしいいじゃない別に」

愛宕「文句じゃないわよ? 朝から下らない話続けてたのずーっと側で見てたから」

高雄「ええ」

愛宕「歓待用は業者入れたからいいとして……私に何人分までならこっちの分用意できるか訊いてきたのは面白かったわ」

高雄「なんだか結婚式みたいね」

愛宕「そうそう。あれでもしあと何人かいけるって言ったら誰呼んだのかなって」

高雄「さぁ……? 」


53 ◆5z7C0EoTrg2020/12/20(日) 23:47:45.50KN04ADPt0 (11/11)


ありがとうございました





54以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/20(日) 23:49:16.989PU9YNoO0 (2/2)

乙 遂に葛城が来たか(夕立も)


55以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/21(月) 04:48:28.68cG1tG0O3o (1/1)




56 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:11:38.12Tc/ARY800 (1/23)


< おかしいというのを否定はしないけれど >







明石「や、頭がおかしいと頭が弱いは別物でしょう」

初月「まぁ、雲龍さんとかを見てると本当にそう感じるよ」

雲龍「私が弱いのは頭じゃなくて唇とか頬だものね」

明石「はいはい。……こういうとこをまぁ回転が早いと言えるかどうか、ですけども」


57 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:12:41.62Tc/ARY800 (2/23)


< 羞恥も何も感じさせないっていうのは不可能だと思う >







提督「ある深淵なる疑問があるんだがね高雄さん」

高雄「今日はどう下らなさを深めるつもりです」

提督「おっぱいには癒し効果があるらしい。特に大きくて綺麗なのは」

高雄「はぁ」

提督「物は試しに一時間ぐらいずっと見させてくれ」

高雄「そんなのいつもやってい……単にずっと見る、だけ? 」


58 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:15:06.38Tc/ARY800 (3/23)


< 初心者の振り回すモノ程怖い物も無い >







雲龍「今のご時世だと棒術の動画なんてものもありふれているのよね」

天城「でしょうね。寧ろ人気かは別として存在しないジャンルの動画なんてあるのかどうか」

雲龍「無さそう。……それでね? 」

天城「棒術を始めたい、と」

雲龍「一昨年だったか一昨々年だったか随分前にLittorioとそんな話をしたのよ」

天城「姉様なら割とすんなり人間の達人レベルまではいきそうですね」

雲龍「分からないけれど……それで」

天城「嫌です」

雲龍「…………」






雲龍「何もあそこまで強く断らなくても……」

提督「あー……まぁ、取り敢えずそこはこう、型で? 」


59 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:15:48.37Tc/ARY800 (4/23)


< いつもの幕間 >







雲龍「姉様並の精神破壊兵器と遊びでも戦いたくなんてありません、なんて」

提督「おおもう……」

雲龍「まるで私が乱暴者みたいな。……どちらかというと乱暴にされたいのに」

天城「そんなこと言うからですよ……」



60 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:19:22.54Tc/ARY800 (5/23)


< 実際に始めてみるかは、さて >







提督「つーかあれじゃね? 鍛錬型とはいっても真剣ぶん回せる加賀がいるじゃん」

雲龍「……ぁ」

加賀「私も構わないけれど……条件があります」

提督「うん? 」

加賀「必ず最低月に一回は見にきてくれること」

提督「そんなんでいいの? 」

加賀「弓を月一で見に来てから言ってくれるかしら」

雲龍「加賀さんは寂しがり屋の構ってちゃんなのよ? 」

提督「え、あー……」

加賀「それが条件。……あと雲龍はせめてもう少し言葉を繕いなさい。まるで私が駄々っ子みたいじゃない」




61 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:20:43.32Tc/ARY800 (6/23)


< そんな想い出、唐突に >






天城『姉様が用意したテーブルって四角いですよね』

雲龍『? そうね』

天城『虚しくなりません? 』

雲龍『何故? 』

天城『これ以上家族が……同居人が増えることなんてきっと無いのに』

雲龍『? あなたと対面なんだからいいじゃない。細長いテーブルでも買う? 』

天城『……いえ』






雲龍「ふむ……ね」

提督「あん? 」

雲龍「新しい家族、欲しくない? 」

提督「…………は? 」


62 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:22:44.98Tc/ARY800 (7/23)


< 転居届は不要で御座います >







提督「あ、そういう……」

雲龍「孕ませてくれるとしても私に子供を育てる覚悟や資格なんて無いわ」

提督「覚悟は兎も角資格はあると思うが。……雲龍」

雲龍「うん? 」

提督「いいよ。お前がそれで少しでも幸せになるなら葛城の席、用意してやる」

雲龍「……ありがとう」

提督「いーえ、大したことではありませんのでお嬢様」

雲龍「莫迦。……………………本当に、心臓でもなんでも、捧げるから」


63 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:23:56.56Tc/ARY800 (8/23)


< うん? メタ? >






秋雲「Lv.18とかで進化するのをさ」

漣「うん」

秋雲「進化キャンセルでレベル上げ続けるって普通に虐待だと思うんだよね」

漣「まぁ……そう? 若い頃を維持してあげていると思えば」

秋雲「そんなの人間の勝手でしょ。改二の戦闘衣気に入らないとか言われるあれだよあれ」

漣「」

瑞穂「メタイノハチョット……」


64 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:28:09.25Tc/ARY800 (9/23)


< あっ……(察し) >







秋雲「でもさー、尻肉波打たせて壁に押し付けられる高雄さんとか見てみたいよねー」

叢雲「いや、あの……何? 」

海風「ごめん……ちょっと飲ませ過ぎた」

江風「か、江風はまだまともだぞ! 」

叢雲「まともな女は酔って下らないことほざく女を別のテーブルに連れてこない」

漣「でもさぁ、さっすがにカシオレだけでここまでアホになると思わないじゃん? 」

叢雲「あなたが一番強いんだから抑えておきなさいよ」

漣「無理無理。さっきまで龍田さんと山城さんに絡まれてたんだから」

叢雲「秋雲が? 」

漣「秋雲が」

叢雲「はぁ。…………あなた変なこと言っても許すからせめていきなり吐いたりしないで。
それだけ守るなら、ここ座りなさいな」


65 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:29:21.48Tc/ARY800 (10/23)


< ノーガード戦法極め中 >







秋雲「中に出されるのだけはイヤっていうのはまぁ分からないでもないんだけどさ」

漣「何言い出したの君」

秋雲「もうどうせ犯されてるんだから嫌悪感とか殺意は仕方無いとして最悪その後ピルでも使えばいいんじゃないかな」

漣「まぁ……いやいやいや」

秋雲「寧ろクソ野郎が変な嗜好してなきゃマグロでいた方が嫌がられそうだよね」

漣「何故秋雲がそんなこと突然口走り始めたのかも知りたくないよ漣」

秋雲「やー、訓練終わりの苦しみというか爽快感というかねー? 」

漣「漣以外で解放してくれませんかねぇ……そういうのは雲龍さんで足りて溢れて瘴気放ってるんで」

雲龍「あのね…………さすがに発想が悪魔的というかなんというか。
そんな割り切り方普通できないわよ」



66 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:30:04.79Tc/ARY800 (11/23)


< 絡めるなら誰であれ絡め >







秋雲「思ったんだけどさ」

提督「んー? 」

秋雲「オークとかゴブリンって血は赤だったり青だったり緑だったりするくせに」

提督「お、おう? 」

漣「話は読めた」

秋雲「なんでセーエキは絶対白いんだろう」

提督「……は? 」

漣「そんなこったろーとー……」


67 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:33:39.68Tc/ARY800 (12/23)


< 今年も今年とて >







提督「かったる……ってのはまぁ仕事の延長だと思えばいいけどさ」

高雄「ええ」

提督「年始過ぎまでここ詰めてるんだし派遣されてきてるあいつらに年賀状とか要らねぇ気がする」

高雄「今年も頑張ってくださいね」

提督「はいはい。……いきなり世の中で年賀状消滅デモとか流行り出したりしてくれねぇかなマジで」


68 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:34:56.92Tc/ARY800 (13/23)


< 他方ぼんやりと >







時雨「あー……なんかヒトも人も少ないと思ったら大規模演習か」

春雨「外国組まで連れてよくやるよね」

浜風「食堂が空いていて言うこと無いですよ」

時雨「あっ、そう……」

春雨「ここに残されたってことは一応精鋭扱いされてるってことでいいのかな? 」

浜風「いいんじゃない? 何故か夕立は呼ばれたけど」

時雨「あぁ、あれは夕立が参加させてくれないなら暴れるって駄々こねただけ」

浜風「えぇ……」

春雨「恥ずかしいよね。……それが認められるくらいの戦績ってのが物凄い怖いけど」


69 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:38:02.96Tc/ARY800 (14/23)


< 真の意味での鬼札というもの >







時雨「まぁ、どうしても提督に対して敵愾心燃やしてる将校がいるってのも理由でさ」

浜風「ここから引き抜いてもいいギリギリの切り札が夕立だと? 」

時雨「うん。夕立はあれで上官へのウケ悪くないし」

春雨「嫌な利害の一致を見てしまったわけですね、はい」

時雨「うん。……仮に夕立で勝ったって大した意味は無いと思うけどね、心の底から」

春雨「誰も指揮官の能力は見ないもんね……」



70 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:40:19.53Tc/ARY800 (15/23)


< 借り駄弁り >






夕立「ぽいぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっ?! 」

漣「よっわ。君現実とのギャップおかしくない? 」

秋雲「一気に酔い冷めたよ五月蝿いなぁ。
……や、さすがに秋雲さんもゲームキューブなんて殆ど触ったこと無いんだけど」

江風「やっぱこれそういうゲームなのか。最近ここに導入されたンだけど」

海風「雲龍さん個人のだけどね」

涼風「パーティーゲームでは弱い夕立の図、なんて時雨に見せたら爆笑しそうだな」





雲龍「ふぅ……結構頑張ったわ」

漣「あ、雲龍さんどーも。お料理当番終わりました? 」

雲龍「二時間しっかりとね。……寝床は確保してくれてるのはいいけどそもそもゲームを持って行った方が早くないかしら」


71 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:41:49.29Tc/ARY800 (16/23)


< パーティーゲームって素晴らしいと思う今日この頃 >






漣「や、漣の部屋はむーちゃんが休んでますんで」

海風「私たちの部屋はスペースがちょっと。主に江風の所為ですけど」

夕立「夕立たちはあくまで仮の部屋だしあっちで楽しそうにするのはよくないから」

涼風「食堂だとか談話室も誰に見られるか分かんないし」

雲龍「あ、そう……変なところで真面目にされると調子狂うわね」


72 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:44:32.22Tc/ARY800 (17/23)


< 大人の会話(偽) >






愛宕「よく考えるとここって随分と大きな人生の墓場よね」

提督「あん? 」

山城「結婚を人生の墓場とするなら、そうかもしれないわね」

扶桑「何人分の墓石があるのかしら」

高雄「十匹分くらいはまぁ優に」

扶桑「私たちって匹で数えられるのね」

高雄「“ 機 “だとか“ 台 ”の方がお好みでしたらそちらで。
あぁ、“ 隻 ”は英霊に申し訳無いので駄目です」

愛宕「一応は生き物だしペット霊園くらいなら許される? 」

高雄「罪を割引きに割り引いてなら」

山城「それが無いなら産廃置き場が関の山ね」

提督「愛宕は最初俺に言ったんじゃねぇのかよ。
……高雄ちゃんちょっと今日はもう飲むのやめたら? 」


73 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:48:42.53Tc/ARY800 (18/23)


< 部屋の扉を開けただけなのに >







雲龍「ん……? あら、遅いお帰りね」

天城「裸にハイヒールってあのですね……」



74 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:49:40.40Tc/ARY800 (19/23)


< 愉快な客人たちが帰って片付けを >





 

雲龍「こう……着替えをしていたのだけれど途中から色々と探し物だとかを……その過程で履いてしまっただけよ」

天城「その過程が全く理解できないのですが」

雲龍「私にも分からないわ」

天城「はぁ……? 」


75 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:51:46.11Tc/ARY800 (20/23)


< つまり全てといえる >







高雄「ん……そろそろ甲斐性も売り切れですか? 」

提督「最初から売ってねぇの。……まだ撫でてないと駄目? 」

高雄「心を込めていれば時間なんて気にならなくなるものです」

提督「や、時間は気にしてねぇとな」

高雄「そう……私が」

提督「うん? 」

高雄「私が気にする時間はあなたといられる残りの時間だけ、ですよ」

提督「ん……」



76 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:52:46.41Tc/ARY800 (21/23)


< 二人きり寝室でする話ではないでしょう? >






提督「……俺の制服の臭いそんなに好きなのか? 」

高雄「寧ろ時々、嫌い。煙草の嫌な臭いも他の女の不愉快な臭いもします」

提督「そうか」

高雄「ええ」

提督「…………」

高雄「…………」

提督「…………そんなに嗅ぎたいなら今度高雄のも貸してくべやいたっ! 」



77 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:55:40.47Tc/ARY800 (22/23)


< 高雅の失楽 >







高雄「ふぅ……ベッドにへたり込んで、あなたに抱えられて見下ろされて」

提督「うん」

高雄「心臓を高鳴らせて、腰を震わせて、内臓を戦慄かせて……淺ましい女になったものです。
酔っているだけの方がまだ何倍もマシな程に」

提督「男目線過ぎるかもしれないけど女の子の幸せではあると思うよ。あくまでその一つとして」

高雄「……ええ」

提督「それともあれかい? 今から高尚な話ばかりする明晰で聖人かくやな女神でも目指す? 」

高雄「いいえ。それでは見下ろした先のあなたが砂粒程にも見えないでしょう? 」

提督「言うね。…………似たような場所から引き摺り下ろした感覚では、あるんだけど」



78 ◆5z7C0EoTrg2020/12/21(月) 22:56:19.54Tc/ARY800 (23/23)


ありがとうございました



79以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/21(月) 23:16:36.02dCIw9KAf0 (1/1)

乙 葛城も警備府所属になるのかな?


80 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:23:10.55QlYNlWYV0 (1/16)


< 真面目にお仕事 >







愛宕「で、誰出すの? 」

提督「ん? 」

愛宕「一応今日ある模擬戦はトリにあなた指揮の編成も出すわけでしょう? 」

提督「雲龍、天城、扶桑、阿賀野、海風、江風」

愛宕「ふぅん……? 」

提督「気は進まないが安心しろ。最低でも最終日にはお前も出す」

愛宕「まぁ、記録係が必要だものねぇ~」

提督「あぁ。…………ガッチガチに編成組み続けてたら訓練の意味無ぇしな」


81 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:24:27.08QlYNlWYV0 (2/16)


< 瘴気漂う愉快な >







赤城「えーと……ここは第一航空戦隊が参ります? 」

加賀「ここは譲れません」

提督「譲っていいから。雲龍と天城で十分優勢取れてるから」

加賀「勝ちは詰めて詰めて詰め切っておくべきかと」

提督「お前は相手の面子を立てるってことを覚えてくれねぇかな」

加賀「あなたを侮辱した男の顔なんて汚泥を塗りたくっても足りませんが」

提督「はぁ。……赤城くん君は大人でしょなんとかして」

赤城「私は客将みたいなものなので知りません」

提督「……高雄」

高雄「頼む相手を間違っているのでは」

龍田「あなたを侮辱したなんて初めて聞いたわぁ~」

提督「…………詰んだ」



82 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:25:14.97QlYNlWYV0 (3/16)


< 勝つと知っているからですよ? >







叢雲「あのね、あんたが指揮権持ってるんだから命令不服従でどうにかしなさいよ」

提督「下手なことしたらこいつら怖いもんむーちゃん」

叢雲「むーちゃん言うな。……そういえばここで営倉っていう感じのアレ見たこと無いわね」

漣「一応存在はしてるけど一番漣たちの生活エリアに近かったやつは」

叢雲「ええ」

漣「ご主人様がただの倉庫にしちゃってますもんね! 」

提督「あぁ」

加賀「あちらの国では懲罰房をモンキーハウスと呼ぶそうね」

龍田「一番お猿さんっぽい人が頭っていうのも愉快よねぇ~」

提督「はいはい。……気持ちは分かったから取り敢えず観戦しておけよ後輩だろう一応」


83 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:27:28.29QlYNlWYV0 (4/16)


< ちなみに普通に勝ちました >







提督「つーかお前はペラペラと会議の中身を暴露すんじゃない」

愛宕「てへぺろっ? 」

高雄「そもそも副官として会議に随伴していたのだから愛宕は面子なんて知っているわよね」

愛宕「まぁ、ほら、皆さんにはこの人から発表しなきゃでしょう? 」

提督「それなら尚更変な部分だけ暴露すな。
……侮辱っていうか遠回しに殿下の靴の味は美味いのかって訊かれただけだからな? 」

高雄「それは遠回しだろうがなんだろうが侮蔑に変わりないのでは」

加賀「そうよね。……それで? 」

提督「あん? 」

加賀「しっかり“ 美味過ぎてしゃぶり続けるつもりだが何か ”と返したのよね? 」

提督「当然。……魂落とす程美味だって答えてやったさ、最高の笑顔で」


84 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:30:01.29QlYNlWYV0 (5/16)


< ある種最もフラットに観ていた方々 >







Littorio「横須賀から派遣されてきたとはいっても大したこと無さそうですね」

Roma「最後のはあくまで模擬戦なわけでしょう?
試したことの無い組み合わせや戦術も使ってみる場なわけで」

Littorio「それでも、よ。少なくとも今日見た中でここの最優に比肩し得るのは何人かしか」

Roma「当然、一線級の人員は横須賀や呉に張り付いているわけだけれどね」

Littorio「何も弱いと言っているわけでは。……でも」

Roma「? 」

Littorio「夕立という子にはあまり当たりたくないですね」

Roma「まったくもって。…………魚雷が生き物に見えたのなんて初めての悪夢よ、私」



85 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:30:59.02QlYNlWYV0 (6/16)


< 屈託、欠片もありませんでした >







提督「よく考えるとこのクソ寒い時期に演習延期した奴マジで馬鹿だな」

高雄「あなたもその一人かと」

提督「っても俺は日程調整にはあんまり関わってねぇし」

愛宕「あらぁ、派手に吹っ飛んだわねぇ~」

提督「吹っ飛んだのにそのまま空中でバランス取って着地って頭おかしいのかあいつ」

高雄「あれ、たぶん当たって飛ばされることまで計算してますよ」

提督「マジかー……やっべぇなバトルジャンキー」






夕立「提督さん! 褒めて褒めてっ」

提督「はいはいよく頑張りました。
……さすがに満身創痍で片腕吹き飛ばされてる血塗れの女の子に笑顔向けられたくはないなぁ」



86 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:38:14.44QlYNlWYV0 (7/16)


< 劇的ビフォーアフター(戯) >






提督「つーか君さ……もうちょっと頭使える子でしょ? うん? 」

夕立「? 」

提督「一応君はあっちの何とかかんとか中佐が指揮してたの知ってる? 」

夕立「知らなかったっぽい! 特に指示聞いてないし」

提督「えぇ……」

夕立「そんなことよりこの場で一番偉くて将来夕立を使う可能性が高い人間にアピールするのが筋でしょ? 」

高雄「夕立さんを使う程の戦闘なんてあまり気が進みませんね」

愛宕「私も。……でも一応挨拶くらいしてきたら? この後の反省会が延びるとちょっとうんざりするの」

夕立「はーい。……あ、タオル一枚借りるっぽい! 」






江風「なンだあれ化け物かな? 」

海風「残念ながら一応の姉妹だね」

涼風「噛み付いたら離さないというか……あたいには普段とのギャップが演出に見えるくらいだよ」


87 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:41:47.74QlYNlWYV0 (8/16)


< 翻訳コンニャクって美味しいのかな? >






葛城「死ぬ……マジで死ぬ、ヤバい。意味分かんないんだけど……」

雲龍「安心しなさい。いきなり腹パンされた方が戦闘じゃない分痛いくらいだから」

葛城「意味分かんないんだけど……」

天城「訳すと……えーと、覚悟と身構えができる分ダメージを負うのが葛城が悪い、となります」

雲龍「翻訳ありがとう」

葛城「あのさ……意味分かんないんだけど」


88 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:43:03.24QlYNlWYV0 (9/16)


< カシュクールとかお洒落で好き >







秋雲「嗚呼……ニットおっぱい……」

高雄「あの……ん、身の危険を感じるわ」

秋雲「そのギュッと自分を抱き締めるのもいいですねー」

天城「お客様とはいえこれは……姉様化しないでいただけますか」

秋雲「この際UネックとかVネックもみたい! 谷間見えるエグいやつをこの機会に! 」

天城「どの際ですそれは。……あんまりそれ単体では着ないと思いますけれど」

雲龍「だからいいんじゃない。リブ編み重ね着だとかと合わせてもそれはただのお洒落なコーデよ」

天城「はぁ」

高雄「んん……何か、あの人とは違う目の怖さが…………何? 」

秋雲「ふへへ……」



89 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:44:51.30QlYNlWYV0 (10/16)


< しかも独り酒 >






Littorio「んふふ……」

高雄「? どうしたの? 」

Littorio「あぁ、変な笑い方でしたね。ごめんなさい」

高雄「別に。……それで? 」

Littorio「あの人がセンスの悪い眼鏡を掛けてきたとして」

高雄「? ええ」

Littorio「“ 似合ってる? “からの“ 似合ってない “まではいいじゃないですか」

高雄「そうね」

Littorio「“ あいつは似合ってるって言ってたんだけどなぁ ”という発言への返答をシミュレートしていました」

高雄「はぁ。……巫山戯たことをお酒の肴にするのはいいけれど何故、そんなピンポイントなの? 」


90 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:47:25.41QlYNlWYV0 (11/16)


< 戯言着飾って生きる日々を >







龍田「あの人そこまで昇進に対して熱意は無いみたいだけどぉ」

山城「野心の無い人間は自分の為にああまで腐った手段講じないと思うけれど」

龍田「全く無いとは言ってないもの。……仮にそういう野心の強い人がいたとしてね? 」

山城「ええ」

龍田「あと少しで理想に手が届く、っていうところで理不尽に閉ざしてあげたら付き従った皆さんはどうなるかしら」

山城「取り敢えず何がしかの方向性で暴走しそうね」

龍田「でしょう? その指向性を上手く制御できるならこの戦争なんて一年待たずに終わると思わない? 」

山城「あぁ……言いたいこと、分かった」

龍田「あの人ってそういう実証実験みたいなのの被験者だったりしそうよね~」

山城「物凄く良いところで深海棲艦の皆さんに惨殺されるのね? 」

龍田「そうそう。暴走する私たちが楽しみだわぁ」

扶桑「……そんな悪辣過ぎること考えるのはあなたたちくらいだと思いたいところね」



91 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:51:45.62QlYNlWYV0 (12/16)


< ♪ 曲がりくねった道の先に(未知の咲に) >







山城「そもそもあれの野心はある意味では元帥になるより得難いものではあるでしょう」

龍田「そうねぇ。モテモテハーレム王国を建国したい、だったかしら」

山城「名称は兎も角そんな感じね」

龍田「曲がりなりにもほぼほぼ目当ての生活手に入れた辺りが怖いところ」

山城「手に入れるより維持する方が余程面倒だなんて思ってもみなかったみたいだけれど」

龍田「それは仕方無いんじゃないかなぁ。釣った魚にふんだんに餌を与えつつね?
周りには食べるなと釘を刺してリリースの勧めを断って家にも帰らず釣り場の近くで遊んでるんだから」

扶桑「言い得て妙というかなんというか。……私も雲龍に対する天城みたいな翻訳者が欲しいところだわ」


92 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:52:54.55QlYNlWYV0 (13/16)


< 玉になり、滴る >







雲龍「ッ………………………………………」

瑞穂「……? 」

雲龍「…………………………………………」

瑞穂「…………? 」

雲龍「…………………………………………」

瑞穂「…………あのぅ? 」

雲龍「ん…………紙で指の腹を切ったの。わざとじゃないわよ? 」

瑞穂「はぁ」

雲龍「浮き上がる血を眺めていただけ。人間らしさってこういうことかなって」

瑞穂「そういうことではないと思いますけれど……」


93 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:54:07.92QlYNlWYV0 (14/16)


< 酔いも醒めようというもの >







雲龍「まぁ、こうやって半分だけ修復してみたりした方が暇潰しにはなるわね」

瑞穂「なりませ……そんなことできるんですか雲龍さん」

雲龍「? できないの? 」

瑞穂「そこまで細かくなんてできませんよ。
傷がある程度離れていればできるでしょうけれど基本的に直すか直さないかでしょう」

雲龍「……分からないわね。ねぇ? 」

明石「や、それ普通に異常ですよ……レベル的には化け物一段階やめてるやつですってば」


94 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:57:34.13QlYNlWYV0 (15/16)


< フィナーレの為のセミフィナーレ >







提督「お、いいところに一人酒。赤城は? 」

加賀「お手洗いついでに肴の追加を。あなたは? 」

提督「下らない会議が終わったところ。……加賀くん、明日は君別メニューな」

加賀「あら、本気で懲罰房を経験させてくれるのかしら? 」

提督「ちげぇよ。所謂ところの改二化ってやつ。明石には話付けてるから」

加賀「はぁ……今、このタイミングで? 」

提督「最終日の模擬戦、まかせたぞ」

加賀「…………ええ」






赤城「べつに構いませんけれどね ” だから好きなのよ……酷い男 ”とか顔覆って呟いて、
剰え勝手にキラキラするのは止めてほしいですねぇ」


95 ◆5z7C0EoTrg2020/12/22(火) 21:58:00.74QlYNlWYV0 (16/16)


ありがとうございました



96以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/22(火) 22:08:28.72b3sBUW150 (1/1)

乙 遂に改二きたか


97 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:06:57.49VRP/WQ1Q0 (1/12)


< お役所のお仕事 >







提督「…………邪魔臭ぇな」

愛宕「まぁ……そうね」

提督「談話室と食堂に置いていいか? 」

愛宕「いいんじゃない? お花は好きだし虫が出る時期でもないし」






漣「業者に頼まれて買わされた、と」

海風「いいじゃん。どうせ経費でしょう? 」

漣「癒着だよ癒着これー、ねー? 」

涼風「祝い用のスタンドフラワーかぁ。ある種不謹慎の極みだな」

高雄「構いませんけれどね……これを民間とのパイプと言っていいんでしょうか」


98 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:09:39.10VRP/WQ1Q0 (2/12)


< 科学者というものA >







明石「はい、終わりです」

加賀「こんなもので? 」

明石「ようは貯まったポイントを肉体に還元してるだけですから。
ゲーム的な発想に過ぎるかもしれませんが」

加賀「ふぅん……」

明石「加賀さんはその貯まったポイントが多いのと特殊なアレなんですけどね」

加賀「はぁ」

明石「色々変化できるってことですよ。こう、シャキーンジャーンドーンって」

加賀「あなた得意分野なら無理な例えはやめた方がいいわ。全く意味が分からないもの」

明石「一応その書類に“ 戊 ”とか“ 護 ”とか書いてるでしょう? それです」

加賀「単行本並に分厚いわね。……後で読むわ」

明石「そうなるでしょ? お堅い言葉で説明しても誰も分かってくれませんし。
……ほらほら行った行った。あの人に見せてくるんでしょ? うん? 」


99 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:10:58.40VRP/WQ1Q0 (3/12)


< 悪鬼羅刹って笑うのかな? >







提督「夕立たちはいいなぁ……派遣されてても演習後は自由時間長くて」

愛宕「あなたはその後が本番だものね。素晴らしい会議」

提督「クッソダルいわマジで。反省会とか本当に意味あんのかこれ」

愛宕「会議をしました、っていうのは意味のあることでしょう? なし崩しにお酒が入るとしても」

提督「まぁそうだけども。……じゃ、あとは俺だけでおもてなししてくるから」

愛宕「はいはーい。酌婦が必要になったらいつでも呼んでね? 」

提督「ばーか。…………あいつらの方が拒否しそうだけどなお前らの評判聞いてれば」


100 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:12:21.69VRP/WQ1Q0 (4/12)


< 未亡人プレイの為に喪服を用意するのは許されるだろうか >







雲龍「どう? 」

天城「さすがに不謹慎過ぎるのでは? 」

雲龍「今更? 」

天城「それでもやって良いことと悪いことがあるんですよ姉様。
第一あの人が嫌がりそうじゃありません? 」

雲龍「最近あの人上手い具合におかしくなってきてるから」

天城「だとしたら姉様の所為でしょうけどね。……でもさすがにやめてくださいよ? さすがに、庇い切れませんから」


101 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:13:55.51VRP/WQ1Q0 (5/12)


< 脳が壊れる(欺) >







山城「あの人は? 」

愛宕「将校何人かとお酒」

山城「懇親会は中止と言いつつ? 」

愛宕「まだお友達面できる程度の皆さんとお話しだから許してあげて」

山城「許す許さないではないけれど……くだらないことね」

愛宕「そのくだらないことが私たちの為になったりするんだから」

山城「それが、くだらないことだっていうのよ。そんなことしないで休んでいればいいのに」

愛宕「まぁねぇ~。それができるならしてると思うんだけどぉ……」

天城「龍田さんとお酒追加で持って行きましたけれど嫌味なくらい笑顔で話していましたよ。ちょっと見ないくらい」

龍田「つまり最高に面白くないってことよねぇ。
……天城ちゃんがビールケース何個も担いでるの見て一番笑ってたとは思うけど」


102 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:14:47.46VRP/WQ1Q0 (6/12)


< 罪無き悪意無き遠慮無き団欒 >







秋雲「え、何この肉塊は」

Littorio「? ステーキ用の牛肉ですが」

秋雲「えぇ……? これ、全部食べられるの? 」

Littorio「? 何人いると思っているのです」

葛城「もう胸焼けしそう」

雲龍「大変ね。肉って焼けたら縮むのよ? 」

葛城「あぁん? 」

瑞穂「どこからでもそういう話に結び付けられるのは便利というかなんというか……いえいえ」



103 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:15:27.50VRP/WQ1Q0 (7/12)


< 科学者というものα >







明石「宇宙人? いるに決まってるじゃないですか」

阿賀野「そうなの? 」

能代「真っ先に否定しそうなのに」

明石「だってですよ? いた方が面白いし私は楽しいですからね。
来ないだけでいるに決まってるんですよ、宇宙人」

伊13「なる、ほど……? 」


104 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:18:16.33VRP/WQ1Q0 (8/12)


< それでも胸を張って笑みを >






夕立「ここのヒトたちの方が未知の生命体よりよっぽど宇宙人っぽい! 」

涼風「お前が言うな」

海風「本当そうだね」

江風「まったくだぜ」

阿賀野「寧ろ夕立ちゃんの動きが宇宙人だよね」

能代「どころか宇宙人すら超越した何か? 」

夕立「……ぽい? 」

明石「まぁ、否定はできませんけどね。……ここで生活始めたら宇宙人だって腰抜かすでしょうよ」


105 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:19:11.66VRP/WQ1Q0 (9/12)


< 真っ暗な海眺めて、紫煙と寄り添って >







提督「んんっ……フゥ-…………かったる」

加賀「お疲れ様。隣、良い? 」

提督「ん……」

加賀「……」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………相変わらず、さ」

加賀「? 」

提督「綺麗だね。……フ-…………」

加賀「…………あなたの、隣にいるからですよ、__さん」


106 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:20:06.25VRP/WQ1Q0 (10/12)


< 笑み深く、情は熱く >







提督「悪いな。様子見に行ってやれなくて」

加賀「いいえ、見ていて特段面白いものでも……明石が話し相手になってくれましたし」

提督「そっか」

加賀「ええ」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………ん」

加賀「…………? 」

提督「煙草吸ってたら、手、冷たくなっちゃった」

加賀「ん…………本当に、仕方の無い、人ですね」



107 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:22:32.31VRP/WQ1Q0 (11/12)


< 舌華 >







加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………」

提督「…………」

加賀「…………ねぇ」

提督「うん? そろそろ部屋、戻るか? 」

加賀「そうね。……私、煙草を始める気は無いわ」

提督「? あぁ」

加賀「でも、そう……少しだけ薫る、というのは嫌いじゃなくなったんです。何年か前に」

提督「……」

加賀「紫煙だけではなくてその薫り、下さらない? 」

提督「もっとストレートに誘って欲しいな。……………………おいで」


108 ◆5z7C0EoTrg2020/12/23(水) 22:23:20.00VRP/WQ1Q0 (12/12)


ありがとうございました



109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/23(水) 22:37:34.48LDrCib3i0 (1/1)




110 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:00:59.43pcBSCz/L0 (1/14)


< 笑顔で、舞う >







夕立「えっ? 高雄さんと愛宕さん? 嫌っぽい! 仲間なんて嫌! 敵がいい! 」

高雄「はぁ」

愛宕「……ふふ」

江風「お、おう……」

海風「……状況を知らなければとんだ間抜けって感じだよね」







提督「……………………」

瑞穂「うわぁ……凄い、切り返し」

阿賀野「何でアレ直撃させられるんだろう」

能代「夕立ちゃん並に怖いですね」

提督「…………………………………………」

明石「私が言うのもなんですけど……あなたの奥さん二人って時々悪魔に見えますよね」


111 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:02:36.58pcBSCz/L0 (2/14)


< 我が道を征く >







加賀「というかそもそもあの二人は最終日以外出さないんじゃなかったかしら」

提督「怒るなよ……今日と明日が何の日か知ってるか」

阿賀野「1914年の歴史的な独英休戦とボードゥアンのエルサレム王即位! 」

加賀「当然クリス……は? 」

提督「そういうことだよ……二日とも缶詰めってのを盾に押し切られたんだ」

加賀「……は? 」

能代「……阿賀野姉ぇはよくこの加賀さんの前で死ぬ程面白くないこと言えるね」


112 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:04:44.86pcBSCz/L0 (3/14)


< 凶器が乱舞 >







提督「付き合って以来初めてクリスマス期間のデート行けない代償」

加賀「ふぅん……? 」

提督「…………なんで俺クリスマス中嫁が傷付くの眺めてそれを事務的に処理させられるんだろう」

能代「えーと、ほら、あんまり損しょ

提督「あ”あ”ん”っ”? 」

能代「し、失礼しましたっ。……負傷、しない、かも? 」

提督「…………全く心に響かない慰めをどうもありがとう」

能代「……あ、ははは、は……? 」

明石「夕立ちゃんが狂喜乱舞して戦いたいって望んでましたからねぇ…………」


113 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:05:33.49pcBSCz/L0 (4/14)


< 海に咲く罪咎 >







愛宕「スッキリ? 」

高雄「まぁ……そうね」

愛宕「実戦じゃないから本当にスポーツって感じ」

高雄「下手を打つと当然沈むけれどね」

愛宕「でも私たちでしょう? 」

高雄「そうね」

愛宕「んふ……嗚呼…………心の底から化け物って感じ。悲しくなるくらい楽しかったもの」

高雄「…………そう、ね」


114 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:07:42.48pcBSCz/L0 (5/14)


< 寒々と沸々と >







提督「…………はぁ」

叢雲「シャキッとしなさい馬鹿。あんた、軍人、あの二人、軍人。
当然いつか死ぬかもしれないって覚悟が今を幸せにするんでしょうが」

提督「ん……」

叢雲「あの二人の前ならそういう顔でいいから、私たちの前ではまともな軍人でいなさいよ」

提督「…………」

叢雲「平和ボケ甚だしいわ。…………あんたにはッ、信じた私たちに背中を見せる義務があるのッ」

提督「ッ……………………悪かったよ。そんな、辛そうな顔、しないでくれ」



115 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:10:33.11pcBSCz/L0 (6/14)


< “ いつも通り ” >







愛宕「どうだった? 」

提督「お疲れ。……悪くはないけどお前は高雄のカバーに頼り過ぎ。
効果的な突撃と無謀な突出は違うんだから次は修正しろ。
特に今回は相手を最初から認識している弊害が多過ぎる。
仕方の無い部分もあるとはいえ夕立ばかりマークするな。
お前の目的は夕立の撃破か? ストレスの解消か? 違うだろうが。
無傷での生還を大前提に敵全体の全容を把握しつつ撃滅することだ馬鹿」

愛宕「ん……分かった。次はどうにかする」

提督「そうしろ。……高雄」

高雄「はい」

提督「今すぐ実戦に突入するなら愛宕の突撃をカバーする従来通りの組み合わせでいい。
だが今はあくまで演習だ、次は極力カバーしてやるな。
最大限に二人が活きる戦い方はこれまでの通りだろうがそれに頼り過ぎて慢心が見るに耐えない」

高雄「……はい」

提督「そもそもお前は相手の初弾を甘く見過ぎでーー






叢雲「まったく……最初っからあれでやりなさいよ馬鹿」

漣「発破かける役って大変だねぇ……お疲れ様むーちゃん」

叢雲「むーちゃん言うな! 」


116 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:11:45.24pcBSCz/L0 (7/14)


< (非)ソロ者の悪夢 >







江風「あーいうトコだよな。一応は有能なの」

龍田「何でも表裏なのよ。二人の生存率を最大限高める為の勝利とその戦術」

山城「だから死んだ目でずっと真面目に観続けているわけね」

龍田「勝てば良かろうなのだ、っていうところ?
……あんなに夕立ちゃんが愉しそうなんだから効果は抜群ね」


117 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:12:26.53pcBSCz/L0 (8/14)


< 楽しければ何でもいいと思うよ >







漣「今年もあと一週間かー」

叢雲「そうね」

漣「今年何か良いことあった? 」

叢雲「それなりには」

漣「そっか。ならいいや」

叢雲「ええ」

漣「……」

叢雲「……」

漣「…………今年さ、中身のある会話ってした? 」

叢雲「まぁ……それなりには? 」



118 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:14:58.64pcBSCz/L0 (9/14)


< 喫煙所、独り >






提督「フ-……明日もやんのかあれ」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………まぁ、平和ボケは平和ボケだよな。らしくなかった」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………」

提督「次世代の夢を創る仕事、前の世代に頑張ってほしかったなぁ……」


119 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:18:33.44pcBSCz/L0 (10/14)


< 一人、寄り付いて >






赤城「であれば、出逢うことすら無かったでしょうね」

提督「…………今お前と話す気分じゃない」

赤城「別に難しい話も嫌な話もしませんよ、今は」

提督「他にお前と話すことあったっけ」

赤城「失礼な。益体も無い話や意味の無い話、馬鹿らしい話を楽しんできたでしょう? 」

提督「…………フ-」

赤城「私とて、あなたや彼女たちへの親愛は、あるのですよ? 」

提督「知ってるよ。…………切り替えた、全部無理矢理切り替えたから本当に心配そうな顔なんてしないでくれ、怖くなってきた」

赤城「本っ当に失礼ですねぇ……」


120 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:20:34.82pcBSCz/L0 (11/14)


< 日常を楽しむ為に必要な日常という儀式 >







漣「ジェネリックATMなご主人様ー」

提督「んだよ……素直に財布扱いされた方がまだマシだな。何? まだ酒殆ど入ってないんだけど」

漣「暇なんで風俗の話しましょー」

提督「巫山戯んな馬鹿」

漣「寝取りプレイ専門風俗とか無いんです? 」

提督「あのさぁ……」

漣「人妻風俗じゃーなんかちょっと違うじゃないですか。JDとか寝取りたいでしょ? ん? 」

提督「俺は何でもかんでも下半身で物考えるアホじゃねぇから」

漣「またまたー。野生の愛宕さんとかいたら勝手に保護して閉じ込めるでしょ? 」

提督「意味が分からないんだけど……」

叢雲「保護までは普通でしょうよそれ。
……上手くいけば愉快な話し相手くらいにはなりそうだし」



121 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:22:48.05pcBSCz/L0 (12/14)


< 巻き髪とかリボンスカートとかサマンサとかそんな感じかな >







提督「つーか海軍将校の肩書き見て股開くJDとかぜってー面倒臭ぇから願い下げだわ」

漣「ほーん? 」

愛宕「JDコスすればいいの? 」

提督「こういう嫁がいるわけだしな。……でもJDコスって、なんだ? 」


122 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:23:16.45pcBSCz/L0 (13/14)


< 非日常であるという前提 >







提督「っても……そうだな。風俗って所謂異世界というかさ、
普通では関われない世界に踏み入れるって感じだと思うんだよな」

漣「あぁ、一応続けてくれるんすね。
……肩書見せればヤれそうなJDより普通なら訴えられるかもしれない人妻の方がいいって? 」

提督「単に乱れられるより次の子もお願いしますね♥︎ とか言われた方が燃えそうではある」

漣「なるほどなるほど」

愛宕「一人目の可能性すら限り無く低い石女でごめんなさいねぇ~」

提督「」


123 ◆5z7C0EoTrg2020/12/24(木) 23:23:43.51pcBSCz/L0 (14/14)


ありがとうございました



124以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/24(木) 23:39:37.58Pzw+ptpH0 (1/1)




125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/25(金) 12:20:25.64b3YGCdnoO (1/1)



艦これ的には海域ドロップするのが野生の艦娘?


126以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/25(金) 14:52:14.13JdBqUGx10 (1/1)

前スレで親友と“ 艦娘の複製 ”計画について言ってるから同名艦ってのがいない世界観で
野生の艦娘ってのはまだ軍の管理下に無い艦娘のこと?
だから深海棲艦倒して艦娘でてくる海域ドロップじゃなくて工廠等で建造される艦娘しかいないのかな?


127 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:08:03.68l7CPmI6y0 (1/7)


< ただ、二人在れれば >







愛宕「クリスマス、終わっちゃった」

提督「……そうだな」

愛宕「色々と理由付けて無理矢理戦闘訓練させてもらったけど」

提督「ん」

愛宕「別にクリスチャンでもないしどうでもよかったのよ、本当は」

提督「知ってる」

愛宕「あなたに八つ当たりして、覚えていてほしかったの、来年まで」

提督「忘れないよ。どんな理由であれ、くだらない意地であれ、何も楽しませてやれなかったんだから」

愛宕「そうじゃなくて……うぅん……」

提督「無理矢理言葉にしなくてもいいさ。お前が言いたいことは分かる」

愛宕「んん……何だと思う? 」

提督「肩に頭、載せたいんじゃない? 」

愛宕「正解だけど大外れ、ってところね。取り敢えず手、握って」

提督「それはそれは…………ん」


128 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:08:55.71l7CPmI6y0 (2/7)


< 街頭インタビューVTRでも眺めつつ >







葛城「やっぱこのご時世ナンパとかも減ってるのかな? 」

江風「知らねーよ何故江風の方向いた」

雲龍「まぁ……元々マッチングアプリだとかに流れていそうじゃない? 」

天城「あんまり詳しくはありませんが写真の修正だとかが効かない分ナンパの方がいい方もいるのでは? 」

雲龍「なるほど。確かにそうね」

葛城「男は色んな意味でナマが好き、と」

江風「そら嫌いじゃないだろーけどな……」



129 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:09:22.76l7CPmI6y0 (3/7)


< 擦れていると言うと言い過ぎなラインで >







明石「葛城さんが割りかし下ネタいけて反面女の子っぽい女の子してる所為で」

葛城「はい? 」

明石「なんだか妙に自分が大人みたいな錯覚を覚えて困ってるんですよ。どうしてくれるんですか」

葛城「意味分かんな。明石さんも女の子してるじゃん」

明石「じゃない、とは言いませんけども……言葉では説明しにくいですねぇ……」


130 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:10:05.75l7CPmI6y0 (4/7)


< 素(レズ) >







葛城「あっ、メスにされてばかりで女の子って感じではないってこと? 」

明石「えぇ……」

天城「……姉様」

雲龍「さすがに私はそこまで悪くないと思うけど……」


131 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:10:51.81l7CPmI6y0 (5/7)


< 実感と重みと説得力のあるお言葉 >







葛城「てーか私も割と女の子忘れてることあるけどね」

雲龍「あぁ、輸送機の中で口半開きにしながら涎垂らして寝てたり」

葛城「は? 」

天城「しかも半笑いで」

葛城「は? 」

明石「やー、そういう感じのベクトルじゃないんで私。それは別のアレ」

瑞穂「そういう忘れ方をするともう戻れなくなりそうですものね」

葛城「……私いじめられてません? 」

加賀「さぁ……私も似たような扱いされることあるから」

赤城「そういう扱いをされたいとは思いませんけれど……全くされない方が疎外感のあるものなんですよ? 」


132 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:11:27.32l7CPmI6y0 (6/7)


< 載せて、載せられて、抱き付かれて抱き締めて >







愛宕「あなたの人生で私だけが、って」

提督「うん? 」

愛宕「そういう生を望んだことが無いとは言えないけれど」

提督「うん」

愛宕「こういう生も悪くないって思わせてくれて、思える程幸せにしてくれて、ありがと」

提督「別に。……死期でも悟ったの? 」

愛宕「んーん、単にセンチなだけ。ありがちだけど年の瀬の魔力ってやつね」

提督「そ……」

愛宕「……」

提督「……」

愛宕「…………」

提督「…………」

愛宕「…………♪ 」

提督「ん…………こちらこそ、こんなにだらしないやつを幸せにしてくれて、ありがとう」


133 ◆5z7C0EoTrg2020/12/26(土) 23:12:53.00l7CPmI6y0 (7/7)


一応建造的なアレと極々低確率のドロップ的なアレとドロップ的なサルベージ的なアレ、って感じですね
あくまでエッセンスなので忘れていただいても何ら問題は無いですけども

ありがとうございました


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/26(土) 23:41:12.32fXegchK/0 (1/1)




135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/27(日) 02:04:37.45WMZSTZfQ0 (1/1)

>>1乙


136 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:00:26.77PBTI8azaO (1/7)


< 失礼だけど笑ってしまった名前 >








提督「友達の伊達は嫁さんがマキさんだな」

叢雲「実際はどうか知らないけど割とそれ結婚で悩みそうよね」

提督「どうなんだろうな。赤井翠さんとかも実在するらしいけど」

叢雲「山佐佳奈さんとかも聞いたことある気がするわ」

提督「うん? 」

叢雲「ヤマサカナ、山の魚」

提督「あぁ、そういう……伊達のお母さんがさ」

叢雲「ええ」

提督「マキコっていうらしい。それ海兵のとき聞いて笑ってたんだよね」

叢雲「んん……それはまた」


137 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:00:56.78PBTI8azaO (2/7)


< らしくある >








提督「幸せならどうでもいいと思うけどな。……でさ」

叢雲「ええ」

提督「なんで年末に極限までくだらない話して全員の着付け待ってるんだろう」

叢雲「さ、さぁ……? 」


138 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:01:55.25PBTI8azaO (3/7)


< 祓え不幸を >







天城「年末と年始両方で集合写真を撮ると決めたのはあなたでしょう」

瑞穂「恒例行事ですしね」

提督「俺去年は年始が晴れ着で年末は普段着ってした気がするんだけど」

天城「何故かあなたが和服を着るからです」

提督「年始は大礼服着ろって言われたんだもん和服の出番無いじゃん」

高雄「年始は縮小してとはいえ訓示を与えたりと祝いの席ですからね。
正装して和服にして正装して、なんて整える私も面倒ですよ」

提督「だそうだ」

天城「はぁ」

瑞穂「しかしこうしてシャンとしているところを見ると本当に……いえいえ」

叢雲「……明石」

明石「はい? 」

叢雲「フラフラ血迷わせずにちゃんと繋ぎ止めておきなさいよ? 」

明石「や……えぇ…………? 」


139 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:03:16.98PBTI8azaO (4/7)


< イったっぽい! ぽい……? >








愛宕「女も男も大概面倒臭いしそもそも人間だって化け物だって個人差があるけどね?
割にちょろい生き物なのよ思考する時点で」

夕立「ふーん? 」

愛宕「ちょっと優しくされただけですぐコロっといっちゃったりね? 」

夕立「ちょっと強いだけの子なんて好きにならないけど? 」

愛宕「あの人戦闘力は人間レベルだけどベッドだと強いのよ? 」

夕立「夕立はそれ知らないから。知ってもいいの? 」

愛宕「私は別にいいけど? 」

夕立「えっ、いいの? 」

愛宕「いいっぽいいいっぽい」

夕立「ぽいー……? 」

高雄「……馬鹿な会話で頭がおかしくなりそう」

海風「姉がご迷惑をお掛けし……愛宕さんも大概ではありますけども」


140 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:04:13.35PBTI8azaO (5/7)


< イメージという事実 >







海風「そもそも夕立姉さんって激しく噛み付いたりしそうだから危ないですよ」

夕立「海風は夕立のことを何だと思ってるの? 」

海風「攻撃性に支配されてる飢えた狂犬」

夕立「酷いっぽーい。夕立はこれでも利口な方だよ? 」

海風「利口ね……高雄さんとか見て馬鹿って言える?
馬鹿じゃないから安心してってちゃんと私の目見て言える? 」

夕立「え……」

高雄「おかしいでしょう? 何故そこで私に飛び火するんですか……」


141 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:14:38.94PBTI8azaO (6/7)


< 来年もどうぞよろしく >






提督「えー、本年もまぁ楽しく過ごしましたが」

高雄「世情など何処吹く風に」

愛宕「なんとなくいつも通りに」

加賀「時折後輩にいじめられつつ」

雲龍「そんなわけ」

天城「愛ですとも」

明石「愛かは兎も角敬愛ではありますよね」

瑞穂「敬愛なんかではなくて、愛をください。肉の欲で構いませんからぁ! 」

叢雲「誰よこんな年末まで酔わせ倒させたの」

漣「さぁね。どうでもいいでしょそんなの」

江風「あぁ^~……! 」

海風「ぴょんぴょん飛び跳ねるのは何かのギャグなの? 」

阿賀野「絶妙に馬鹿っぽいよね」

夕立「っぽい? 」

能代「ぽいぽい」

秋雲「ぽいよねー」

葛城「ぽいわー」

Littorio「ぽいですとも」

伊13「ノリ、いい、んですね」

伊14「いいっぽいいいっぽーい」

Roma「馬鹿ばっか」

龍田「年の瀬でもここらしいわねぇ~」

扶桑「でも悪くは、ないわ」

山城「お蕎麦、揃いましたよ」

涼月「この量を越すまでに食べ終わるんでしょうか」

初月「いざとなれば加賀さんがいる」

涼風「赤城さんはフライング駄目だぜ? 」

赤城「ほえ? 」

旗風「もう既にずるずるしてるけど」

松風「仕方無いね。赤城さんだし」

提督「そうだな。……ま、変わらぬ明日で新年を迎えられれば、それにこしたことは、無いかなって」





142 ◆5z7C0EoTrg2020/12/31(木) 23:16:17.04PBTI8azaO (7/7)


本年も本当にありがとうございました
なんとはなしにぼんやりなんとなく続きますが来年もどうぞよろしくお願い致します

皆さん良いお年をお過ごし下さい
どうぞ良い一年になりますように

ありがとうございました


143以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/31(木) 23:21:46.72ZqSJ9e2a0 (1/2)

乙 来年もよろしくね


144以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/31(木) 23:38:34.38mGA5RPthO (1/1)

乙乙

今年も楽しませてもらってありがとうございました
来年もよろしゅうです

にしても大湊組と夕立の親和性高いな



145以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/12/31(木) 23:58:11.56ZqSJ9e2a0 (2/2)

>>144
そりゃ時雨の妹で海風・江風・涼風の姉だぞ
てか登場してる白露型でまともなの春雨だけか...


146 【吉】 2021/01/01(金) 21:57:30.55d4p5TGt+0 (1/4)


新年あけましておめでとうございます
今年も大概低速ですがよろしくお願い致します



2016年……吉
2017年……末吉
2018年……ピョン吉
2019年……凶
2020年……吉
2021年……?



147 ◆5z7C0EoTrg2021/01/01(金) 21:58:16.14d4p5TGt+0 (2/4)


< 時々は狭い湯船もいいよね >







愛宕「はうぅん……」

提督「ん……もっと力抜いていいよ」

愛宕「それでは遠慮なーく」

提督「んー……」

愛宕「…………」

提督「…………」

愛宕「…………はぅぅん? 」

提督「はうぅん? 」

愛宕「ふぅぅん」

提督「はうん……? 何か触った? 」

愛宕「んーん、あったかいなぁって」

提督「そっか。……よく考えなくてもさ」

愛宕「んー? 」

提督「こんな馬鹿なことしててこれから今年一番目の訓示垂れに行くとか笑っちゃうよな」

愛宕「いいじゃない別に。あったまって行きなさいよ」

提督「まぁね」

愛宕「ん……」

提督「……」

愛宕「……」

提督「……はうぅん? 」

愛宕「はうぅーん……? 」



148 ◆5z7C0EoTrg2021/01/01(金) 22:01:11.72d4p5TGt+0 (3/4)


< 諸々終わりまして >






提督「疲れた」

愛宕「疲れたわねぇ~」

高雄「そうね」
 
提督「尊敬してもいねぇ蹴落としてぇ相手に挨拶するあいつらの方がよっぽどお疲れ様だが……ぁ」

愛宕「? 」

高雄「? 」

提督「あけおめことよろ? 」

愛宕「ことよろー」

高雄「今年もよろしくお願いします。……そんなこと、わざわざ言わなくてもいいじゃない? 」


149 ◆5z7C0EoTrg2021/01/01(金) 22:02:36.06d4p5TGt+0 (4/4)


取り敢えずこれだけやってまだ吉以上が出ないのは悲しいような違うような

2016年……吉
2017年……末吉
2018年……ピョン吉
2019年……凶
2020年……吉
2021年……吉

改めて今年もよろしくお願い致します
ありがとうございました


150 【大凶】 2021/01/01(金) 22:17:42.172TGF31sY0 (1/1)




151以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/01(金) 23:11:34.31u4HyinpzO (1/1)

乙ー


152 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:46:36.07PItIbRAc0 (1/10)


< こういうとき、あるよね >






明石「月姫リメイク……」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「あの人はあんまりこういうの分からないし漣さんは翡翠が分からないとか言ってたし……」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「やべぇ誰もこの話できない……? 」



153 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:47:55.76PItIbRAc0 (2/10)


< 聞き上手とお呼び >







秋雲「そんなときは何でもテキトーに話す機械になる有料お助け人秋雲さん! 」

明石「あ、そういうの間に合ってますんで」

秋雲「またまたー、旧デザのこととか並行世界のこと話したいんでしょー? 」

明石「そうだけどうっぜぇからパスで」

秋雲「えー? 」

明石「つーかいつだったか忘れましたけどあなたも翡翠知らないとか言ってませんでした? 」

秋雲「言いましたけどー、何でもテキトーに話す機械になる有料お助け人ですよ? 」

明石「それ間に合ってるんですって。そういう面倒臭い変なのとかうっざいの何人いると思ってるんですか」

龍田「んー? 呼んだ? 」

明石「呼ぶか。……型月の話できる龍田は余計怖いし嫌だしまだマシかもしれないけど」


154 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:48:38.66PItIbRAc0 (3/10)


< 触らぬ女に祟り無し >







龍田「えー、ほら、何の話か知らないけど元カレの趣味とか? 」

明石「元カレの趣味語る龍田とか見える地雷じゃん」

秋雲「そもそも龍田さんは存在が地雷ですもんねー」

龍田「あなたよくそんなこと言え……でも」

秋雲「はい? 」

龍田「ある意味では逸材よね。江風ちゃん方向に」

秋雲「? 」

龍田「……ふふ」

明石「失言重ねる方向とはまた違うと思いますけど……ま、いっか。私関係無いし」



155 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:49:20.62PItIbRAc0 (4/10)


< 感じ入るものがあったらしい>







秋雲「」

雲龍「……」

秋雲「」

海風「? これ、どうしたんですか? 」

雲龍「えっと、天城がね? 私も絵が趣味って口走ってしまって……」

海風「……嗚呼」

雲龍「たぶんこの子の描くものとは方向性が違うから困らせるって言ったのに」

海風「や……そういうことじゃないと思いますけど」

雲龍「? 」

秋雲「」



156 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:50:13.74PItIbRAc0 (5/10)


< 相対的な価値の暴落 >







漣「どう? この腐れ変態女凄いでしょ? 」

雲龍「褒めてとは言わないけど、暴言? 」

秋雲「……凄いっていうかなんていうか普通に売れるよこれ」

漣「だよねー。雲龍さん次気分乗って風景画描いたら」

雲龍「? 」

漣「ご主人様誑し込んでテキトーな賞に出してみません? 」

雲龍「嫌。あなたたちだから見せても許せるのよ、こんなの」

漣「えー? お金はー? 」

雲龍「あの人に集りなさいよ」

漣「くれって言ったらくれる人なんて面白くないですよー」

雲龍「我儘ね……」

秋雲「はぁ。……漣も全然本気じゃないんだね、こんな雑な会話に流していくんだから。おっかしいなぁ……」



157 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:50:56.82PItIbRAc0 (6/10)


< 扱いに困る >







漣「あ、いたいた。そーいや! 」

提督「あん? 」

漣「去年一年いい子にしてましたよ? 」

提督「だから? 」

漣「St.Nikolaus! 」

提督「発音いいな。俺の次くらいに」

漣「ねーねーパパーサンタはー? 」

提督「うるせぇな……ほら」

漣「これは? 」

提督「インパクトミント。ドイツ製のミントタブレットだな。まだあるから一個やる」

漣「ど、どーも。……なんでこんなぽーんと変に珍しいものくれるかなこのおじさん」


158 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:52:16.46PItIbRAc0 (7/10)


< 描くのって割と知識要るよね >







秋雲「ふむふむ、あんましハイブランドで固めたりはしないんですねー」

愛宕「まぁね。一応お金はあるけど固め過ぎても面白くないでしょう? 」

秋雲「基本やっすい服しか買わないっていうか買えないこと多いんで。
下手すると子供服着れちゃうこともあるし」

愛宕「漣もそんなこと言ってた気がする。……でも結構その辺はなんとかなるものよ? 」

秋雲「なんとかなるのは分かりますよ? 姉妹にも友達にもお洒落が趣味っていますし」

愛宕「興味、無いの? 」

秋雲「興味はそこら辺のテキトーな女子よりあるんですけど……はは」

愛宕「? 」

漣「興味の理由が違いますからなぁ……」


159 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:55:15.47PItIbRAc0 (8/10)


< 悪意無く見透かされるような >







あきつ丸「自分は殿下へのメッセンジャーではないと何度言えば分かるのでありますか」

提督「あきつちゃんの身体で弱いところ三つおしえてくれたらかな」

あきつ丸「まったく阿呆も度を越すと……葛城でいいのでありますか」

提督「だって頼まれちゃったもん。苦しそうに縋り付く女の子に」

あきつ丸「早々に金蔓化しそうな台詞ですな」

提督「もっと使ってやりてぇのにあいつら全然頼んでくれねぇの。
金でも情報でも恩でもなんでもいいんだけど」

あきつ丸「笑止。だから好きになったのでありましょう? 」

提督「まぁ、ね。……あきつちゃんさ」

あきつ丸「? 」

提督「何か、変わった? っていうか心境が劇的に変化する何か無かった? 特に、恋とかその辺で」

あきつ丸「はぁ。…………これだから女衒将校との会話は嫌なのであります」


160 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:56:30.84PItIbRAc0 (9/10)


< 成功し続ける綱渡りという価値 >







提督「遂に鈴谷と一線越えたのか? 」

あきつ丸「だとしたらどうする」

提督「別に。おめでとうって言うだけだよ」

あきつ丸「露程も……露どころか滴り落ちる程思っているのでしょうな」

提督「当然だろう? あきつちゃん友達だし」

あきつ丸「実にツゴウノイイオトモダチ、でありますね」

提督「まぁまぁ。その辺は利害が一致してるから許してくれ」

あきつ丸「ふん。……もう一度お聞きしますが葛城を大湊警備府附に、これだけで? 」

提督「あと何人かなら呉れてやる、って言われてるけど俺も捧げる対価は大切にしたいからさ」

あきつ丸「左様で。…………いっそ鈴谷を望んでくれた方がすっぱり諦めて全力で抗ってやるものを」


161 ◆5z7C0EoTrg2021/01/02(土) 23:56:58.39PItIbRAc0 (10/10)


ありがとうございました



162以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/02(土) 23:57:49.52kka9z7k60 (1/1)




163 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:11:47.53EOOJR4b40 (1/11)


< 瓦解への道筋 >







龍田「横須賀はかの元帥閣下が通常部隊と艦娘部隊の両方を統括しているわけだけど」

山城「呉や舞鶴を含めて他の拠点は全て別々の指揮系統だものね」

龍田「各地に元帥閣下直属の将校が統率する各拠点があるだけで、
敢えて通常部隊と艦娘部隊を統括する軍人は存在しないけれど、
それってようは艦娘っていうのは元帥閣下の駒でしかないってことよね」

山城「我が主人様も、その一人」

龍田「これは非常に良くないことなわけ。
元帥閣下が不世出の英傑且つやんごとない血脈だからどうにかなっているだけで」

山城「舞踊に最適な愉快過ぎる足場ね」

龍田「それを補強するために各地の拠点は殿下の狗ばかりに。……これを踏まえて」

山城「踏まえて? 」

龍田「我が主人様がいなくなれば段階的にだけど間接的にこの国が滅茶苦茶になるっていうのは面白いわね」

山城「確かに」

高雄「何がどう面白いっていうんですか……仮にも好いた相手でしょうに」


164 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:12:33.88EOOJR4b40 (2/11)


< 独善を裁く罪罰なんてありまして? >







龍田「冗談よ。……無いの? 」

高雄「? 」

龍田「暗殺されそうになったこと」

高雄「ありますよ? なんならば私も依頼されたというか裏切りを教唆されたことがありますし」

山城「恐ろしいことね」

高雄「それを極限まで抑える為に不愉快でもあきつ丸やその他の有象無象と関係を持っているわけで」

龍田「そういう方向に繋がっていくわけね。……で? 」

高雄「はい? 」

龍田「あの人はその暗殺者、全部知ってるの? 」

高雄「そんなわけ。あの人にはでき得る限り綺麗な手で生きてもらわなければ困りますから。…………ただ、ひたすらに私の為に」



165 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:13:52.80EOOJR4b40 (3/11)


< 闇とかではなくて本当にシンプルに >







提督「高雄と愛宕の二人と一応は結婚したと言えなくもないわけだよな、巫山戯た書類と装備に含まれる指輪だが」

加賀「そうね。あと一応私とも」

提督「お前はいいんだよ。別に姉妹がいるわけじゃないから」

加賀「……あぁ」

提督「摩耶と鳥海が義妹か……って考えると怖いというか申し訳無いよね。
喜びとかじゃなくてこう、何か単純に悪いことをしている気分になる」


166 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:15:38.36EOOJR4b40 (4/11)


< 敢えて作法を守らないこともまた時には >







明石「さて、当警備府恒例の巨大鏡餅様ですが」

瑞穂「ですが? 」

明石「これ十一日まで飾っておくって邪魔でしょうがないですよね」

天城「一応は神様の滞在する場所ですから」

阿賀野「こんな瘴気漂う場所に滞在するとか物好きな神様だよねー」

能代「寧ろ邪神の類は喜んでいるのでは」

明石「というか常駐してるのがお供物食べる感覚なんじゃあ」

瑞穂「だとしても、ですよ。これ以上頭の痛くなる事態にならないよう祈っておくのは無意味ではありません」

能代「お膝元で祈るって逆効果じゃあ……」

Littorio「あぁ、ウイルスの収束を初詣に祈念するみたいな」

能代「……」

瑞穂「……」

阿賀野「そう考えると……これ今すぐ撤去して包丁でバラバラにした上で食べた方が、よくない? 」


167 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:16:25.26EOOJR4b40 (5/11)


< や、それって避妊のしようも無いよね >







扶桑「キスだけで子供ができるのなら」

山城「は、はい? 」

扶桑「何度も試せていいわね……嗚呼…………」

山城「…………姉、さま? 」

提督「…………俺に対する不満か? 回数をまだ増やせと? 冗談だろう? 」


168 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:16:57.64EOOJR4b40 (6/11)


< 強いって自称するのも…… >







扶桑「いえ……こう、なんとはなく思っただけです」

提督「つまり無意識の欲求、と」

夕立「提督さんベッド限定で強いんじゃなかったの? 」

提督「あのさ……いや、どう答えればいいのそれ」



169 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:17:49.54EOOJR4b40 (7/11)


< 女の子から言われると逆に怖い >







雲龍「あ、そうだ」

高雄「? 」

雲龍「高雄、もしあの人が死んでもまだ生きたい気持ちが欠片くらいあったとして」

高雄「砂一粒程も無いでしょうけれど……あったとして? 」

雲龍「三十になっても独身だったら結婚してあげる」

高雄「は、はぁ……ありがとう、ございます? 」


170 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:19:10.85EOOJR4b40 (8/11)


< 飼ってほしい相手を飼うのはつまらないのです >







愛宕「えー、高雄が駄目ならじゃあ私は誰が貰ってくれるの? 」

雲龍「何年経っても姉妹婚なんてどうせ許されないわよ。諦めて他探しなさい」

高雄「あなた好みの子はいないの? 」

愛宕「むーちゃん」

高雄「なるほど」

雲龍「むーちゃんもいいわね。高雄が死んでいれば求婚するわ」

叢雲「むーちゃん言うな。…………あなたたちに飼われるくらいなら私の方から漣に求婚して逃げるわよ怖いわね」


171 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:25:42.32EOOJR4b40 (9/11)


< 貰う側と言われて嬉しいかは別として >






雲龍「ん……じゃあ、うちの葛城をあげるわ」

愛宕「ずいずいに爆撃されそう」

高雄「勢い余って葛城さんも巻き込みそうね」

叢雲「そこは天城勧めておきなさいよせめて」

雲龍「天城はほら……小料理屋開いて常連のバツ一と再婚するから」

愛宕「なるほど」

高雄「妙にしっくりきますね」

叢雲「あんまり幸せそうじゃないのも似合いそうね」

天城「黙って聞いていれば……姉様が貰われていけばいいじゃないですか」

雲龍「趣味じゃない」

愛宕「趣味じゃないわ」

葛城「気は合いそうだけど……や、そもそも私って貰われる側なのは確定なの……? 」


172 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:29:16.04EOOJR4b40 (10/11)


< でも同性なら趣味の話になると思うの >







瑞穂「明石さん、ちゃんと貰ってくださいね? 」

明石「や、え、えぇ……? 」

瑞穂「あら、明石さんが貰われる側の趣味だというのなら瑞穂も……」

初月「趣味とかそういう話じゃないと思うが……姉さん、閃いたみたいな顔をするのはどうなんだ? 」


173 ◆5z7C0EoTrg2021/01/04(月) 23:29:43.31EOOJR4b40 (11/11)


ありがとうございました



174以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/04(月) 23:30:07.41ys8yDg1y0 (1/1)




175 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:06:46.77iAbNbgLs0 (1/14)


< HENTAI COUNTRY >







提督「丑年だからさ」

愛宕「うん? 」

提督「牛柄の水着とか買ったら面白そうだなって思ったんだよ」

愛宕「? いいんじゃない? 」

提督「あまりにもヴァリエーションとかが有り過ぎて逆に困惑中」

愛宕「あー……うん? 今更? 」


176 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:08:28.31iAbNbgLs0 (2/14)


< 新年が殊更大事にならない程毎日が >







雲龍「ぁ……」

提督「あん? 」

雲龍「Happy 乳 Year を忘れたわ。そういう意味では」

提督「忘れたままでよかったんだが」

雲龍「去年も言おうと思ったのにまた忘れるなんて……不覚」

提督「来年も再来年も永遠に忘れてろ」

愛宕「ほぼ毎日祝わないといけないものねー」

雲龍「あぁ……そういう」

提督「ちげーよばーか。ちげーからな? 違うぞ? 高雄も変に同意した顔やめてくれない? 」



177 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:09:27.94iAbNbgLs0 (3/14)


< 本ッ当企業向けとか要らねーと思うの >







提督「っても……来年は虎柄水着で再来年はバニーか」

愛宕「年始ってそういう数え方するんだったかしら」

提督「もう面倒臭過ぎてそれでいい気がしてきたわ。年賀状が無ければまだ頑張れる」

雲龍「あれ楽しみなんだから無くなったら困るわ」

提督「お前は来たやつの当たり外れ見てダラダラするだけだろうが」

愛宕「切手シートなんて、ねぇ」

雲龍「あぁ、邪魔といえば邪魔だと思って」

提督「思って? 」

雲龍「あなたのアカウントをつくってフリマアプリで売ればいいと思うわ。今思っただけだけれど」

提督「それならまぁ」

高雄「はぁ。……いいから、出していない相手の選別早く進めていただけます? 」


178 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:11:39.50iAbNbgLs0 (4/14)


< 年賀状も出せないこんな世の中じゃ >






提督「こんなもんじゃねぇのか。ほぼ抜けは無いと思う」

高雄「まぁ、リスト外からなんて逆に予想し易かったでしょうから」

提督「うん。ちょちょっと終わらせるわこの辺」

高雄「はい。……そういえば先日も年賀状撲滅デモが始まればいいなんて話をしていましたけれど」

提督「したっけ? や、心から同意できるからたぶんしたんだろうが」

高雄「環境問題と絡めてSNS上で上手く立ち回れば物議を醸すくらいはできそうですよね」

提督「ん……まぁ」

高雄「演習相手の底も知れましたし、暇をいただけるなら素敵なSNS生活でも始めてみます? 」

提督「悪辣に過ぎるんじゃねぇかなそれ。……別に本気で絶滅させたいわけでもねぇし」


179 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:13:18.79iAbNbgLs0 (5/14)


< なんでも無いことだからこそ衒い無く >







高雄「言いましたね? 」

提督「は? 」

高雄「言質はいただきました」

提督「おい、そんな本気で止めたいわけじゃ……おーい」

高雄「ふふ……では、私はコーヒーを淹れてきますので」

提督「あ、そう……なんでこんな下らないことで艶のある顔できるの君」


180 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:14:16.72iAbNbgLs0 (6/14)


< かんじあそび >







雲龍「愛しい愛しいと言う心……で、戀」

天城「はぁ」

雲龍「つまり愛しい愛しいと言う化け物みたいな木も存在するってことね」

天城「ちょっと意味が……団欒の欒ですか? 」

雲龍「ええ」

瑞穂「綺麗な言葉と漢字でも雲龍さんの舌にかかれば簡単に品の無い意味に聞こえますね」

天城「まったくです」

雲龍「今のは品の無い話じゃあ……いえ、高尚な話って言い張るつもりは毛頭無いけれども」


181 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:14:44.71iAbNbgLs0 (7/14)


< 孌 / 㜻 >







雲龍「ちなみに“ みめよい ”と読む容貌が美しいって意味の字は愛しい愛しいと言う女って書くわね」

天城「はぁ」

雲龍「更にその異体字は女偏に下心で意味同じ」

天城「……」

雲龍「すなおだとかしたうって読みもあるけれどこれなら割と品が無……うん? 」

瑞穂「……瑞穂が悪かったですから無理にそういう話に向けないでください」

天城「……姉様ってどうしてこう意味の無いことばかり知っているんでしょうね」


182 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:15:46.21iAbNbgLs0 (8/14)


< 享受する気は勿論あるのだけれど >







雲龍「誰しもそんなものじゃない。……ちなみに非人名用漢字なの。よかったわね」

天城「まぁ、意味としても字体としても悪くはありませんが画数は多いですものね」

雲龍「名前なんてラベルなんだから分かりやすい方がいいものよ」

天城「姉様も天城も分かりやすいというか平易な方ですしね。龍はちょっと怪しいですけれど」

雲龍「一応人口に膾炙しているってことで。別に私は“ 竜 ”でもいいし」

天城「はぁ。……子供の名前、なんて考えるのは楽しいことなのでしょうか」

雲龍「きっと、ね。夢見るのも努力するのも、自由よ」

天城「ですね。…………せめて、いつかあの人が死んで百年後くらいには、実現すると、嬉しいです」


183 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:16:26.07iAbNbgLs0 (9/14)


< 愛してくれる人により愛してもらえるよう首輪を贈るのは許されるだろう







雲龍「か >

天城「あんまりウケは良くないかと」

雲龍「この前いい感じにお酒と雰囲気で寝室まで持っていったらリードは楽しそうだったのよね」

瑞穂「雲龍さんがあの意味の分からないくらい巫山戯たトレーニングをこなして頭脳労働にまで手を出した日ですか? 」

雲龍「ええ。ハートが燃えるってああいうことを言うんだって実感したわ」

瑞穂「違うと思いますけれど……」

雲龍「そう? 」

天城「そんな積み上げて騙し討ちみたいな」

雲龍「本気で拒まれれば私だって謝るわよ」

天城「それを知っているからあの人も無理矢理ノるんじゃあ……」

雲龍「それくらい甘んじてほしいものよ。……そもそも言い出したのは私じゃないし」

天城「はい? 」

海風「私です」

天城「はぁ……」

江風「…………姉貴に首輪なんて捧げ持って来られた日には膝から崩れ落ちるンじゃねーのかテートク」


184 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:17:39.75iAbNbgLs0 (10/14)


< 自分でラベリングできるとして >







秋雲「秋雲さんたちに用意された戸籍ってテキトーにそれっぽい名前付けられてるじゃん」

漣「だねー。古くも無く新しくも無いありがちな名前」

秋雲「基本的に雑に付けられた無用の長物だからダッサい名前だったり好みじゃないじゃん? 」

漣「まぁ……でも実際殆ど使わないし」

秋雲「そ・れ・が! じゃじゃーん! 強くお願いす・れ・ば」

漣「保険証常に所持かよ君」

叢雲「えーと、コシミズ……“ 輿水 幸子 ”? 」

秋雲「フフーン! 」

漣「えぇ……」


185 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:18:40.03iAbNbgLs0 (11/14)


< 遊びに本気≒人生 >







秋雲「まぁ、世に出ないというか出られない自信があるからこそのネタだけどね。自己満足の」

漣「ちなみに名前をアニメキャラと同じ名前にするには如何程の代償を支払ったので? 」

秋雲「十日間フルで身体機能異常励起し続けて……同好の士である将校の満足する、絵を……捧げました! 」

漣「えぇ……」


186 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:19:05.59iAbNbgLs0 (12/14)


< 予定調和染みた >







葛城「どうなってんの海軍……それでいいのか帝国……」

秋雲「誰も損なんてしてないでしょ? 」

漣「そこまでさせる将校もクソ馬鹿だけどさ、
そこまでしてそんなものしか手に入れられない秋雲は損してると思うよ」

叢雲「時間の方が明らかに大事よね」

葛城「てーか一応私たち税金暮らしでしょうが」

漣「あ、知ったこっちゃないんでそれは」

秋雲「どーでもいーよね」

葛城「確かに」

叢雲「……それはショートコントか何かなの? 」


187 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:20:35.23iAbNbgLs0 (13/14)


< 今日の私にさようなら >







提督「ふぃー……今日も疲れただるい。……どした? 」

愛宕「お布団暖めておきました? 」

提督「そりゃどーも……ん」

愛宕「ふふ、まだあったかいわね身体」

提督「風呂入って髪乾かしてすぐだし」

愛宕「暖めておく必要無かった? 」

提督「いてくれる必要はあったよ。……初めて触るパジャマだ」

愛宕「そこは初めて見るパジャマだけど似合ってるぜ、ってところでしょう? 」

提督「足すな。……手」

愛宕「んー……」

提督「……ん」

愛宕「…………」

提督「…………」

愛宕「…………」

提督「…………」

愛宕「…………また、あした」

提督「ん、また、明日も明後日もいつまでも」


188 ◆5z7C0EoTrg2021/01/05(火) 23:21:02.22iAbNbgLs0 (14/14)


ありがとうございました



189以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/05(火) 23:31:01.30iTWM1sL20 (1/1)

乙 とりあえず秋雲にスカイダイビングさせてみるか?


190以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/05(火) 23:41:44.82D7z7fTtDO (1/1)

どっかの輿水幸子かよ


191以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/05(火) 23:44:07.86l9wsOGt2o (1/1)

そういえば同じ声よね


192 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:23:46.29skH08+KO0 (1/9)


< 寝顔を眺めながらコーヒーっていいよね >







愛宕「んー…………? 」

提督「おはよう。コーヒーなら淹れてあるよ」

愛宕「シャワー浴びたら貰う。……何時? 」

提督「(4+4)/4+4時ちょっと過ぎ」

愛宕「はぁ……ばーか」

提督「んんっ……寝てから六時間くらいかな」

愛宕「そ……んぅ……」

提督「寝ててもいいさ。ゆっくりしとけ」

愛宕「そ、うねぇ……んー……」

提督「…………」

愛宕「…………」

提督「…………」

愛宕「…………おでこにチューしてくれたら、起きる」

提督「手の甲を選ばせていただいても? 」

愛宕「ばーか」


193 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:25:31.34skH08+KO0 (2/9)


< 好みというだけですが >







提督「なんかこれも結構前に話した気がするんだけどさ」

漣「? 」

提督「フローラと結婚しようがビアンカと結婚しようがデボラと結婚しようが側室ぐらい持てばいいんじゃねぇのかな」

漣「ハーレムエンド含めてブランド的なアレとかゲームのテーマ的に駄目じゃないのって話になりませんでしたっけ」

提督「や、でももうその辺はいいと思うんだよな。
ジェンダーとかそういうのはどっかしらで突っついてくるんだから。
なんならR15指定とかで出せばいい」

漣「別に漣はそういうエンドあってもいいじゃんとは思いますけども」

秋雲「エロ同人のネタを狭めるのは創作として近年駄目な方向行ってる潮流を感じるので駄目です」

提督「えー……」

漣「まぁ……」

秋雲「介護で山奥幽閉とか商家の為にも他の男と結婚とか素晴らしいじゃないですか、ねぇ? 安易に馬とかよりも、ねぇ……? 」


194 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:26:58.42skH08+KO0 (3/9)


< むつかしいおはなし >







提督「俺はその辺よく分からねぇけどさ、一応グレーゾーンなんじゃねぇの」

漣「明確に二次創作に対してお気持ち表明してるとこもありますしね」

秋雲「それを否定はできないよ。それは作品に対する思い入れとか当然の権利だもん。でもさ」

提督「あん? 」

秋雲「SNSがここまで浸透してね、敢えて奨励したりステマじゃないステマ狙ってるとこは増えてると思うよ」

提督「そうなの? 」

漣「なんとなくそうなのかなって思うときはありますねー」

提督「ふーん……」

秋雲「どうでもいいといえばいいんだけどさ。
……別に秋雲さんは売ったりしてるわけでもないしね」


195 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:27:55.68skH08+KO0 (4/9)


< 質実共に >






秋雲「まぁ、そういう硬かったり面倒な話は置いといて」

提督「ん? おう」

秋雲「明確に姉妹とまではいかなくとも同じ血筋の女の子全員娶るってやっぱ浪漫? 」

提督「すげーぶっ込み方。……まぁ、いいんじゃねぇの? 」

漣「ご主人様割と現在進行形でしょそれ。特にそこ興奮ポイントじゃない気がする」

提督「そう言われるとそうか」

秋雲「なんだこの社会の敵」

漣「今頃気付いたの? 」

秋雲「だって外面だけはいいじゃんこの人」

漣「まーねー」

提督「はいはい。……曲がりなりにも正義の味方なお前らに言われると実際何も反論はできねぇな俺」


196 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:29:26.30skH08+KO0 (5/9)


< 意味が分かると脳が壊れる話 >







明石『ん……瑞穂さんが、一番安心します』

瑞穂『もっと、抱き締めて、ください……強く、締め付けて、離したくならないように』






瑞穂「はぁ……」

天城「……? 」

瑞穂「いえね…………あれって1/1での一番じゃないんだな、と」

天城「は、はい……? 」


197 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:30:18.71skH08+KO0 (6/9)


< 言葉の裏というものにはほぼ全て >







雲龍「更に穿ってみると単に安心するだけで快感も幸福感も一番ではないみたいね」

瑞穂「…………」

天城「…………」

雲龍「そんなのその辺のペットだとかぬいぐるみと同……うん? 」

葛城「…………なんで雲龍姉ぇは無造作に追い討ちかけたの? 」


198 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:30:56.69skH08+KO0 (7/9)


< そう思ってしまう方が悪い云々 >






雲龍「いえね、実際素直に考えると盛った後のラリったクールタイム以外では割とそう聞こえると思うけれど」

瑞穂「…………」

葛城「だからさ……」

天城「…………姉様って何故か最近瑞穂さんへの当たり強くありません? 」


199 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:32:06.34skH08+KO0 (8/9)


< 勝ち負けの話ではないと思うものの >






葛城「そもそもさ、私は男に抱かれたこと無いから知らないけど」

雲龍「ええ」

葛城「男、っていうかあの人みたいにタッパあって筋肉質な人と瑞穂さんじゃあ安心感の意味が違うと思うよ」

雲龍「そうね」

葛城「瑞穂さんのは普通に好きだから安心できるわけでさ、
あの人のには単に身体大きいからって意味もあると思う」

瑞穂「……そう、ですね…………ええ」

葛城「うん? 」

天城「……普通に好き、という表現も穿てそうですけれどね、
身体が大きいからってだけの相手に負けている扱いはさすがにどうなのです」


200 ◆5z7C0EoTrg2021/01/07(木) 23:36:51.67skH08+KO0 (9/9)


何かのキャラと同姓同名の方って割といますよね
何人かお会いしたことがあります

ありがとうございました


201以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/07(木) 23:51:15.46/huzjKt80 (1/1)




202以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/08(金) 02:05:08.57+2ccrLGiO (1/1)

乙ー

大昔テレビでアメリカの国立公園の紹介してて
その時出てきた担当者だかなんだかの人が
ジム・キャノンって名前でビックリしたことが


203 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:15:44.29QnSA60dC0 (1/13)


< 革新的だと確信する >







提督「紐パン……」

高雄「はい? 」

提督「や、変こと呟いたんじゃねぇよそんな目で見るな。……紐パンがあるんだ、そこに」

高雄「? ……? 」

提督「な? 」

高雄「……ええ」

提督「……執務室は鍵掛けてないし無断での侵入とは言わねぇけど執務室のデスクに紐パン置き去りって凄い斬新だな」


204 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:16:10.72QnSA60dC0 (2/13)


< 革新的だと確信する >







提督「紐パン……」

高雄「はい? 」

提督「や、変こと呟いたんじゃねぇよそんな目で見るな。……紐パンがあるんだ、そこに」

高雄「? ……? 」

提督「な? 」

高雄「……ええ」

提督「……執務室は鍵掛けてないし無断での侵入とは言わねぇけど執務室のデスクに紐パン置き去りって凄い斬新だな」


205 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:19:32.64QnSA60dC0 (3/13)


< ノータイムで >






提督「まぁ、高雄が今履いてるエロい紐パン見せてくれるなら喜んで見るけど」

高雄「はぁ……どうぞ? 」

提督「え、何本当に捲って見せてく……

高雄「さ、犯人探しに行きましょうか」

提督「あ、あぁ。……………………スリットって、いいな」


206 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:21:18.93QnSA60dC0 (4/13)


< 幕間 >






提督「取り敢えず犯に……雲龍探すか」

高雄「ええ。……………………割とこう勢いで見せたら妙にドキドキしたのは言わない方が、いいわね」


207 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:22:21.92QnSA60dC0 (5/13)



< 最近簡単に見せてくれるのも逆にいい気がしてきた >







雲龍「え、私知らないけれど」

提督「えー……」

高雄「詰みましたね」

雲龍「そんな私ならするだろうみたいな……ほら、ちゃんと履いてる」

提督「わざわざ捲って見せるなエロいな」

雲龍「ありがと。……天城のも見る? 」

提督「何言ってんだお前見な……いや、見るに決まってんだろう」

天城「決まってません。……いえ、でも本当に天城ではありませんからねそのエグいの」


208 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:23:19.70QnSA60dC0 (6/13)


< 研究者の目 >








雲龍「まぁ、天城は朝食後ずっと私と一緒だから……残念だけど無いわね」

提督「高雄も俺といたしな。お前ら三人はほぼ有り得ないわけか」

高雄「ほぼ? 」

提督「そもそもこんなことをした意味も分からないけどさ、
雲龍たちがグルだったり高雄が俺の目を盗むくらいはやってやれないことは無い」

高雄「まぁ……そうね、そこまで言われると」

提督「取り敢えず高雄たちではないと思ってはいるけどな。……しっかし」

雲龍「? 」

提督「なんか絶妙に俺の好みだなこれ。絶妙ってーか滅茶苦茶滾るわこれ」

高雄「……む」

雲龍「ふぅん……? 」

天城「あの……余計なこと言った自覚あります? 」

提督「……うん? 」


209 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:24:38.67QnSA60dC0 (7/13)


< 無くなると普通に困る >







鹿島「あれ、ブラが無い……? 」

あきつ丸「うん? 」

鈴谷「はい? 」

鹿島「えーと……うん? あれ……? 」

あきつ丸「遂に正義面のし過ぎで頭が壊れたのでありますか」

鈴谷「色ボケする程何かヤってたっけカシマール」

鹿島「あのですね……いえ、本当に無いんですよ。ショーツはあるのに」

あきつ丸「……着けていたでありますよね? 」

鈴谷「まーじっくりは見てないけど脱いでたと思うよ。
さすがに脱衣所でブラしてないの見たら違和感あるし」

鹿島「…………」

あきつ丸「…………」

鈴谷「…………」

鹿島「…………これが俗に言うところの変態さん、ですか? 」


210 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:25:37.12QnSA60dC0 (8/13)


< 想像するだに >






あきつ丸「はぁ……うんざりするであります」

鈴谷「たまたま鈴谷たち三人しか大浴場にいなかったしねー。
脱衣所なんてしょーじき誰でも入れるといえば入れるし」

鹿島「…………」

あきつ丸「何故こんなことで聴取を受けなければいけないのでありますか。誰が損をした」

鈴谷「や、カシマール損してるじゃん。ランジェ結構高いやつでしょ? 」

あきつ丸「それくらいすぐに買えるだろうが。……しかし」

鈴谷「うん? 」

あきつ丸「通常こういったものはショーツの方な気がするのであります。ブラでも、いいのか? 」

鈴谷「知らないよ鈴谷変態じゃないし。……カシマール? 」

鹿島「…………悪寒が、止まりません。それと物凄く、恥ずかしいです」

鈴谷「あー……」


211 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:26:34.15QnSA60dC0 (9/13)


< セカンドレイなんとか >







鈴谷「で、どんなんだっけ? 」

鹿島「はい? 」

鈴谷「どーいうブラ盗られたの? 」

鹿島「えーと……? 」

あきつ丸「……鈴谷、ある種セクハラのラインすら越えていないかそれは」

鈴谷「え、いや、ちがっ」


212 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:27:44.92QnSA60dC0 (10/13)


< 誰に盗られるのが一番マシだろうか、みたいな >







鈴谷「やー、え、うーん……ほら、あー……」

あきつ丸「慰めの言葉など無いであります。盗られてしまったものはもうどうしようもない」

鈴谷「そうだけどそうじゃなくて。……心当たりは? 」

鹿島「え、えーと…………うぅん……」

鈴谷「うん? 」

あきつ丸「……はぁ、言うな、分かった」

鹿島「あはは、は、は……? 」

鈴谷「? 」

あきつ丸「鈴谷……残念だが心当たりが多過ぎるようであります」

鈴谷「えぇ……」

鹿島「……………………」

あきつ丸「まぁ、しかし……よく考えると横須賀に限ってもこんな事件が初めてという方が驚くな、ある意味では」


213 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:28:27.48QnSA60dC0 (11/13)


< 脛が傷だらけの女神たち >








伊14「そーいや加賀さんと赤城さんって」

加賀「? 」

赤城「? 」

伊14「赤城さんがいつまでいるか分からないからお互い一人部屋なんですか?
横須賀では二人部屋だったんでしょ? 」

加賀「え……」

赤城「えーと……」

伊14「うん? 」

加賀「こう……お互い見られたくないモノだとかコトだとか……」

赤城「恥ずかしい写真だとか着替えがしにくい、だとかなら良かったんですけどねぇ……」



214 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:29:47.15QnSA60dC0 (12/13)


< 脛の傷を舐めたがる人 >







加賀「まぁ、でも……私は構いませんよ」

赤城「私もまぁ」

加賀「どうせなら一つの部屋にしてみますか? 新年早々ではありますけれど」

赤城「私もいつまでいるか分かりませんが逆に荷物は少ない方ですしね。……少将閣下? 」

提督「いいぞ。……一応軍事施設だし俺も書くけどお前らも書類必要なんだぞこれ」

加賀「そこは有能な少将閣下にお任せ致しますので」

赤城「今後の戦果にご期待くださいませ? 」

提督「はいはい。……赤城の戦果って期待値ごと吹き飛ばす悪寒がするな、こう良い意味ですら」



215 ◆5z7C0EoTrg2021/01/08(金) 23:31:13.62QnSA60dC0 (13/13)


まぁ、何にも意図せずであろうからこそ驚く度合いは中々に

ありがとうございました


216以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/08(金) 23:39:42.989wlM/5bO0 (1/1)

乙 迷宮入りか


217 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:20:43.98YXHMJ3+vO (1/1)


< 全力で世に憚る >







龍田「あ、そうだ初詣行く? 」

愛宕「何をさも唐突に思い付いたような顔で宣ったのよ」

山城「はぁ……このご時世に? 」

龍田「このご時世だからこそよぉ~。皆様の不幸せを払拭しなくちゃ」

扶桑「収束祈念で初詣に行く人間を散々嘲笑って煽った後でしょうあなた」

龍田「ヒトデナシの化け物だから寧ろ正しい行いじゃないかなって」

山城「……む。そう言われると考慮に値し

愛宕「しないわよ馬鹿」

龍田「そう? どうせ私たち死なないけど保菌者にはなるじゃない? 出歩く間抜けを駆逐できるわぁ」

扶桑「あのね……」


218 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:21:35.07608Wafr+0 (1/5)


< 仕事終わりってなんかこう……ね? >







提督「あぁぁぁぁ……」

雲龍「なに? 」

提督「エロいことしたい。今めっちゃしたい」

雲龍「そう……」

提督「そうなの」

雲龍「……」

提督「……? 」

雲龍「ん…………だいじょぶ」

提督「…………冗談にこう返されるのはお約束だからいいけどお前今何で紐パン解いたんだ? 」


219 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:22:02.45608Wafr+0 (2/5)


< 其は魔法の紐 >







雲龍「こう、すぐにでも挿れたいのかと」

提督「お前のこと一度でも道具扱いした? ねぇ俺そんな欲望見せたことある? 酷くない? 」

雲龍「見せてくれたらいいなって」

提督「なんなのきみ……あと」

雲龍「まだあるの? 」

提督「だとして紐パンの紐解くとかねぇわ。お前全く何にも分かってないわ。やり直し」

雲龍「はぁ……? 」


220 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:23:13.03608Wafr+0 (3/5)


< 勿論ただの気分 >







提督「まぁ、仕事終わりの一杯くらいさせてくれ」

雲龍「用意……してるわ。高雄と愛宕は今日もう来ないから」

提督「あ、そういう……あとシャワーも」

雲龍「新しいタオルは脱衣所に」

提督「ありがとう、用意いいな」

雲龍「着替えは自分で好きなものをどうぞ」

提督「ん」

雲龍「私、ここにいるけれど……欲しい肴があれば言って」

提督「ナッツが少しあればいいかな。大して飲む気も無いし」

雲龍「ん……いってらっしゃい」

提督「はいはい」






提督「この時期の風呂はやっぱすげ……

雲龍「? おかえり」

提督「…………全く何の脈絡も無くバニーってなんなの? 」



221 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:24:24.08608Wafr+0 (4/5)


< 発情兎 >







雲龍「うん? 」

提督「あのさ……なんなのそれはきみ」

雲龍「私、うさぎさんなの」

提督「ちょっと無理あるだろうお前。……なんで兎なら俺の話聞かなくていいんだよ」

雲龍「兎に祭文っていうでしょう? 」

提督「猫なら小判が玩具になるし豚は綺麗好きだから真珠も守ってくれるだろうよ」

雲龍「うさぎさんはこうびのことしかかんがえられないの」

提督「じゃあずっと考えてれば? 」

雲龍「この辺の床が勝手に濡れていくけれどいいの? 」

提督「放置プレイは嫌なんじゃなかったのかよ……こえーよお前」


222 ◆5z7C0EoTrg2021/01/11(月) 21:25:23.88608Wafr+0 (5/5)


特にこことは関係ありませんがこんなの終わらせました
よければどうぞ
【艦これ】明石「つくりました! 」提督「捨てろ」【コンマ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1610354603/


ありがとうございました


223以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/11(月) 21:35:48.98BtF6iUea0 (1/1)




224 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:48:00.636Qzm0jy20 (1/9)


< 自業自毒 >






雲龍『やめて! そんな、そんなこと、無い……っ』

提督『身体はそうは……いや、いいけどな。すぐに釣れるのは小物って決まってるから、さッ』

雲龍『ッ! ……駄目……駄目なの、駄目、こんな……っ……あの人より、もっと……凄っ……! …………あっはっ』






提督「……………………」

雲龍「寝取られフリプレイ、割とよかったわね。あなたもちゃんとノれてたし」

提督「……………………死のうかな俺」



225 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:49:10.866Qzm0jy20 (2/9)


< あくまで中身がノーマルなのがまた >







提督「こう……脳がぶっ壊れる寸前だった気がする」

雲龍「ようは気持ち良ければいいのよ。頭の誤作動でも錯覚でもなんでもいいわ」

提督「んなわけ……んなわけ……」

雲龍「お手軽に背徳感と征服感を得られておまけで精神的被虐も唆られるなんて羨ましいわね」

提督「なんでや……なんでやねん俺」

雲龍「そこはワイでしょう? 」

提督「どうでもいいよそんなの……ふへぇ」



226 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:50:08.236Qzm0jy20 (3/9)


< 求道者というもの >







提督「つーかお前さ」

雲龍「? 」

提督「ヤってるときは何も思わなかったけどまさかI字バランスまで行けんの? 」

雲龍「ん……うん? 」

提督「無意識の開脚なのかよ……ウンリューちゃんの身体どうなってんの本当」

雲龍「Y字まではそれなりに頑張ったからその先も自然と? 」

提督「あ、そう……何で君そんな世の中に平気で喧嘩売れるの? 」

雲龍「うん……? 」



227 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:52:30.516Qzm0jy20 (4/9)


< 知らなくてもいいこと >






提督「あれ、そもそも何で寝取られフリプレイなんていう頭おかしいノリになったんだっけ」

雲龍「大して飲んでもいなかったのに忘れたの? 」

提督「或いは頭の悪い行動を封印したのか」

雲龍「思い出させてあげましょうか? 」

提督「要らん。……でもバニーから寝取られって本当どういう状況だったんだろう」


228 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:53:22.666Qzm0jy20 (5/9)


< 二人きりと独りきり >







加賀「……? 」

赤城「? 」

加賀「?? 」

赤城「あぁ……」

加賀「! 」

赤城「……」

加賀「っ…………」

赤城「…………ふふ」

加賀「…………ん」

天城「首を傾げて訊ねて教えて試して快心で……。
微笑ましいですけれども付き合わされる身になってほしいものですね」


229 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:57:44.316Qzm0jy20 (6/9)


< 一閃、放って >






加賀「ごめんなさいね。納得がいかなかったから……つい」

天城「別に嫌ではありませんけれど」

赤城「雲龍さんはあの人と、ですものね。葛城さんは? 」

天城「幸せそうな顔でベッドにいるでしょうね。あくまで客人ですから」

加賀「あちらの棟で一人部屋だったかしら」

天城「ええ」

赤城「それはそれは。……妙な気配を感じたのは錯覚でしょうか」

加賀「? 」

天城「? 」






葛城「……………………」

扶桑「? どうしたの? 」

葛城「……………………瑞鶴さんの気持ち、分かった気がする。カッコいいもんあれ」

扶桑「はい? 」


230 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:58:58.686Qzm0jy20 (7/9)


< 毒気無しに >








伊14「実際今まで何人と付き合って何人食い物にしてきたの? 」

提督「あのさ……」

漣「君は今までに食べたパンの枚数を覚えているのかね? 」

提督「あのさ……」

夕立「3.682枚! 」

提督「あのさ……いや、お前それ適当だよな? 何か自信あり気な顔だけどマジとかそんな……おーい? 」


231 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 22:59:54.376Qzm0jy20 (8/9)


< 割と納得のいかないこと >







葛城「雲龍姉ぇがあれで加賀さんに信頼されるくらい成長していて且つ何故か元々頭がいいこと」

加賀「あの言動しかできないことを代償に悪魔からそれを獲得したと答えは出ていた筈だけれど」

天城「中々にフェアなものですよね悪魔って」

葛城「あのぽややーんとしつつも時折影があってキリっとした顔もできる雲龍姉はどこへ……? 」

加賀「水底、かしら」

天城「天城たちの手が届かないところですよね」

葛城「悲しいなぁ……それが幸せそうな雲龍姉ぇが一番悲しい」

加賀「まぁ……才能に努力を重ねるのが上手いだけであの子程健気で努力家な子もいないわよ」

葛城「そっすかねー……」






雲龍「ん……舐めないでったら、ざらざらしないで」

加賀「はぁ。…………動物全般から無条件に好かれる方がよっぽど納得なんて……」



232 ◆5z7C0EoTrg2021/01/12(火) 23:00:22.646Qzm0jy20 (9/9)


ありがとうございました



233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/12(火) 23:05:33.66G4tCoBOR0 (1/1)




234 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:01:04.5842VIIV8+0 (1/8)


< ピグマリオン哀歌 >







雲龍「できる限り動くな、か」

天城「? 」

雲龍「いえ、割と文章の綺麗な小説に当たったから気分がいいのだけれど」

天城「当然の様に官能を省かないでいただけます? 」

雲龍「伝わればいいのよ言葉なんて。……出来得る限り着飾って人形になって、ただ抱き締められるって」

天城「はぁ」

雲龍「ある意味では最高に生き物扱いの反対よね……嗚呼……」

天城「……まぁ、動きの少ない分穏当で周りの精神的被害は少ないですしいいのじゃないですか」

葛城「えぇ……? 」



235 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:02:29.4542VIIV8+0 (2/8)


< 今日も今日とて >







葛城「そもそもそれを私が着せ替え人形にされてるときに言う意味」

雲龍「他意は無いわ」

天城「あまり動かないで。帯、大事なの」

葛城「はいはーい」

雲龍「普通こういうのって洋服でやるものよね。……そういえば」

葛城「ん? 」

雲龍「trick or treat」

葛城「は? 」

雲龍「おかしをくれなきゃうなじをなめるわよ」

葛城「……は? 」

天城「だから、動かないの」

葛城「いやいやいや……えぇ……? 」


236 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:03:42.4142VIIV8+0 (3/8)


< ボケボケボケボケボケボケボケボケ……ツッコミくらい >







雲龍「おかしをくれなきゃいたずらするわよかつらぎちゃん」

葛城「だーから着せ替え人形にされてんだから持って……あ」

雲龍「うん? 」

葛城「雲龍姉ぇにとっては天城姉ぇもおかしみたいなものでしょ? あげる」

雲龍「ありがとかつらぎちゃん」

葛城「いえいえ。可愛い雲龍ちゃんのためですから」

天城「成立しませんね。とうに姉様の物ですから天城は」

雲龍「そういえばそうだったわね。……おかしは? 」

葛城「えーと、えー……えと」






Littorio「構いませんけれどね……それで何故Littorioがお菓子づくりを? 」

雲龍「私は兎も角葛城が悪ノリして天城までボケてしまった結果よ」

天城「あぁすれば姉様の矛先を逸らせるんですね」

葛城「逸らしたといえばまぁ……でも取り敢えず逸らさないと永遠にあの流れ終わらなさそうだったしなぁ」


237 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:08:22.5242VIIV8+0 (4/8)


< expect it 'til then !っぽい! >







漣「……………………」

叢雲「? 何変な顔してるわけ? 」

漣「や、なんてーか……夕立さんとか葛城さんとお風呂行ったことある? 」

叢雲「ん……いえ、そういえば無いわね。浴場で会ったこと自体はあるけど。あと夕立“ さん ”? 」

漣「漣も何故か無かったんだけどさっき一緒だったの。
特にこう流れも無く自然と行こっか、って」

叢雲「ええ」

漣「夕立さん超エグいの履いててさ、エロいっすねーとか言ってたら」

叢雲「? 」

漣「“ 私は漣みたいなのも、好きだよ? ”って。
耳元で、漣にだけ聞こえるように、滅茶苦茶艶のある囁き方で」

叢雲「…………」

漣「…………あの後いつものぽいぽいに戻ったけどさ、なんだったんだろうあれ」


238 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:13:38.9142VIIV8+0 (5/8)


< はしたなさとは寧ろ対極の >







提督「執務机に座ってるとさ」

高雄「ええ」

提督「どうもふんぞり返って足組んで深く座りたくなる」

高雄「そうされればいいのでは? 間違い無くここでは一番偉いわけですし」

提督「や、なんか身内の前だからこそ逆にそういうことすると違和感というか変な感じになるんだ」

高雄「面倒な。……それなら」

提督「うん? 」

高雄「私があなたに座りましょうか? 」

提督「どうぞ? ……ん……高雄って時々欲望に支配されて脈絡も流れもガン無視するよな。別にいいけど」


239 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:14:36.4842VIIV8+0 (6/8)


< いつまでも暖かくならなくてもいいや、なんて >






高雄「欲に塗れているなら向き合って座りますから」

提督「じゃあ背中預けてお腹に腕回させるのは何? 」

高雄「寒いだけです」

提督「あ、そう……ん」

高雄「ん……あんまり、うなじに顔押し付けないで」

提督「…………ん」

高雄「…………」

提督「…………」

高雄「…………」

提督「…………あったかくなった? 」

高雄「全然足りませんね。……身体の芯がから冷えてるんですよ、私」


240 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:16:20.2142VIIV8+0 (7/8)


< 寒さの価値 >







高雄「んん……それにしてもさすがに冬の大湊は寒いですね」

提督「っても一回多少あったかくなる筈なんだけどな」

高雄「天気予報はあくまで予報ですから」

提督「まぁね。……何色? 」

高雄「当てられたら、休憩しましょうか」

提督「んん……黒、と見せかけて白? レース細かいの」

高雄「それ、あなたが今見たいやつでは? 」

提督「かもね。どう? 」

高雄「さぁ? 」

提督「さぁ? って……」

高雄「ふふ……コーヒー淹れてきます。ゆっくり、考えていてください」





愛宕「? 何で着替え? 断線したの? 」

高雄「別に。ちょっと、暖かくなりたかったから」

愛宕「ふぅん……? 」


241 ◆5z7C0EoTrg2021/01/13(水) 23:16:46.7842VIIV8+0 (8/8)


ありがとうございました



242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/13(水) 23:25:17.210VvxmGwV0 (1/1)

乙 夕立は姉妹があれだからな


243以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/13(水) 23:26:41.15LZ71dGGDo (1/1)

ガチレズっぽい


244以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/14(木) 19:47:06.41iZgKgGHX0 (1/1)


高翌雄すき


245 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:12:43.58A6m4bBTz0 (1/11)


< 須く(誤用) >







雲龍「ん……確かに挿れられてしまえば私はただの雌犬に成り下がるけれど」

天城「そんなものでは済まされませんが」

雲龍「五月蝿い。……私が奉仕している間は私が主人なのよ」

葛城「まぁ、それは分からないでもない」

雲龍「瑞鶴さんってあれで受けだったりするの? 」

葛城「んん……割合でいえば私の方が攻めかな。明確にはお互い考えてないと思うけど」

雲龍「そう……天城ちゃん? 」

天城「なんです雌犬姉様」

雲龍「こうやって恥じらいを持ちつつもサラッと話してくれる子になってくれると、嬉しいわ」

天城「……自分で言うのも変な話ですけれどそれはもう天城ではないのでは」

葛城「さっすが雌犬姉ぇ、本気で頭おかしいね」

雲龍「はいはい。……それを爽やかそうな笑顔で言う方が頭のおかしいことだと思うの」



246 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:13:49.23A6m4bBTz0 (2/11)


< 犬種にも色々ありますが >







天城「まぁ、姉様はこれはこれで飼い慣らされた優秀な猟犬と言えないこともないので」

葛城「雌犬前提の話だけどね」

雲龍「分かってないわね。猟犬という前提を破壊されて作り直されて調教されて雌犬になったのよ」

天城「知ったことですか」

葛城「鶏と卵、って言おうと思ったけど慣用句に失礼だよね」

雲龍「慣用句に失礼ってあなたね……」


247 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:14:27.63A6m4bBTz0 (3/11)


< (自主規制) >






天城「まぁ……だとして戦闘能力も今やズバ抜けたものですし」

葛城「まぁ、知ってるよそれは。……提督さんは首輪でも付けておいた方がいいんじゃない? 」

雲龍「あら、この上首輪まで与えてもらえるの? 」

天城「指輪の一つ前くらいですものね、姉様にとっては」

雲龍「ええ。…………間に直接手指で絞めてもらう、が入るっていうのは言わない方がいいわね」


248 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:16:14.08A6m4bBTz0 (4/11)


< ただ思う儘に >






夕立「漣? 」

叢雲「ええ、昨日何かしたんでしょう? 」

夕立「? 別にただの気分と流れの遊びだよ? 」

叢雲「ふぅん? ガチレズってわけでもないのね」

夕立「正直分からないっぽい。好きになれば、それか気に入れば男とか女とか関係無いでしょう? 」

叢雲「あるでしょうが。あなたに食い荒らされる方の身にもなってあげなさい」

夕立「食い荒らされる程圧倒的に弱い方が悪いっぽい! 夕立は純粋無垢! 悪くない! 」

叢雲「あなたね……」



249 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:17:02.13A6m4bBTz0 (5/11)


< 下品と言っているわけでもなく >







夕立「というか夕立は結構なんでもお上品に食べるよ? 」

叢雲「あなたね、テーブルマナーならこれだって上級だけど上品な人間って言える? 」

提督「や、そこで俺に飛び火させる意味」

夕立「提督さんは今後誰かに刺されない限りお上品だよ?
食い散らかしたと思われた瞬間刺されるんだよ? 」

叢雲「む、一理

提督「一理もねーよ。欠片もねーわ」

夕立「壮大に自分たちに都合の良い暗示かけて誤魔化してるだけのくせに」

提督「あぁん? 」

叢雲「あなたたちね……」


250 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:18:02.50A6m4bBTz0 (6/11)


< 笑みだけは本当に無垢な >







夕立「大体提督さんって高雄さんたちを人間として見てるんじゃなくて」

提督「あん? 」

夕立「自分が化け物扱いされたくないだけでしょ? 違う? 」

提督「は? 」

夕立「この際化け物の定義なんてどうでもいいっぽい。
単に社会から逸れた異常者って意味の存在に見られたくないだけ、防衛機制だよね」

提督「……」

夕立「それか自分だけはまともでいないといけない、
なんていう笑える責任感かしら? 」

提督「…………」

叢雲「あなたねぇ……いや、そもそも発端は私なんだけど」



251 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:18:32.10A6m4bBTz0 (7/11)


< 琴線、握り締められて >






愛宕「あんまりこの人虐めないの。メンタル弱いんだから」

夕立「はーい」

提督「……夕立ちゃんさ」

夕立「ぽい? 」

提督「ステーキでも食べる? 」

夕立「レア! 」






漣「うぃー……お風呂はいいですなーやっぱ」

叢雲「そう」

漣「このクソ寒い季節だと一日抜きなんて考えら……なんで夕立さんと二人でマジな顔して飲んでんの? 」


252 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:19:29.28A6m4bBTz0 (8/11)


< 疑惑は疑惑のままに >








叢雲「まぁ……何かしら感じ入るところでもあったんでしょ、たぶん」

漣「ふぅん……? 」

叢雲「よかったわね、横須賀が夕立のこと手放してくれないであろうこの状況で」

漣「や……えーと……うん? もしかして本当に警戒してないといけないの? あの狂犬を……? 」


253 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:20:43.67A6m4bBTz0 (9/11)


< いつかそれがお姉様になりませんように >







叢雲「最近大規模な戦闘が無くて弛んでたからちょっと強い言葉貰っただけでコロっと傾いちゃったみたいね、あれ」

漣「愛宕さんたちの戦傷で目死んでましたからなー」

叢雲「雰囲気的に悪巧みしてそうな顔だけど……嫌な感じに生気取り戻してるわね」

漣「夕立さん好みのステージでも用意してあげるのかな? 」

叢雲「あなたその“ 夕立さん ”はもう固定なのね。……そうなると」

漣「うん? 」

叢雲「私たちも投入される公算が大きいわけだけどどうするの? 」

漣「そりゃあ本気でぶっ殺すつもりでやるよ」

叢雲「そ。…………まぁ、あれで明日の夕食なんて話してることも有り得る馬鹿二人ではあるけど、どうかしらね」


254 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:25:37.76A6m4bBTz0 (10/11)


< 日付け回って頭回って >







夕立「ふぅ……有意義な時間だったっぽい」

叢雲「結局私たちも巻き込んで……飲み過ぎた」

夕立「ごめんね? そろそろ横須賀戻らないとって考えてちょっとはしゃいじゃった」

叢雲「別に嫌じゃない。……じゃ、また明日、じゃなくて今日」

夕立「はいはーい、また朝に! 、とその前に」

叢雲「あん? 」

夕立「叢雲が許可出さない限り漣に手は出さないから安心して? じゃーねー! 」

叢雲「あ? ちょっとあなた待ち……………………簡単に他人の心掻き乱して良い度胸ね、まったく」


255 ◆5z7C0EoTrg2021/01/14(木) 23:26:13.01A6m4bBTz0 (11/11)


ありがとうございました



256以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/14(木) 23:39:21.4805pqnF7a0 (1/1)

乙 たしかにこの娘は夕立さんだな


257 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:19:24.20QRybbhuH0 (1/7)


< 限定永遠試用中です >







提督「んん、さみーな朝の風呂上がり……このタオル妙にあったかくない? 」

愛宕「たった今まで抱き締めてたから」

提督「あ、そういう……ん、なんかこれすげぇいい匂いする」

愛宕「化け物の生体臭フレグランス限定発売中なの」

提督「表現の酷さよ。…………本当にいい匂いだと思ったんだけどそう言われると何か嫌に思えるな」


258 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:20:16.08QRybbhuH0 (2/7)


< 唐突に懐抉るように >







天城「お座敷遊び、してみませんか? 基本無料ですよ」

葛城「ですよー」

加賀「…………は? 」


259 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:21:02.21QRybbhuH0 (3/7)


< 当然遊びたいだけですが何かございまして? >







天城「いえね、こう、色々と暇だったものですから」

加賀「あなた雲龍姉妹ではまだまともな方なのが取り柄だったでしょうが」

葛城「いや、あの……私は? 」

天城「葛城、自己の客観視は大切ですよ? 」

葛城「あのさ……」

加賀「あなたがまともな方なら私は聖人になれるわ」

天城「いえ、それは無いかと」

加賀「……」

葛城「天城姉ぇは素面のくせに何をどうしたいの……? 」


260 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:23:29.84QRybbhuH0 (4/7)


< 虎拳でもしてたのかな? >






天城「お座敷遊びの真髄は会話ですからね。結構お話の仕方も考えてみたんですよ」

加賀「だから試させてほしい、と。あの人に頼むべきじゃないかしら」

天城「本物の方に行ったことありそうですし……。
そもそも自分から会話を盛り上げたいタイプでしょう? 」

加賀「だからといって私に……この子は? 」

天城「芸妓側ですね。葛城は瑞鶴さんへの気持ちを大切にしたいそうなので」

葛城「や、あの……一言も言われてない……」

加賀「そう……誰かもう一人客側が欲しいところね」






雲龍「…………自室で妹たちと尊敬する先輩が四つ足になっていた場合の作法って? 」

山城「知らないわよそんなの…………僚友の部屋で愛する姉が四つん這いになっていた場合の作法があるならおしえてほしいくらいなのだけれど」


261 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:24:29.30QRybbhuH0 (5/7)


< 時、動き出して >







葛城「あぁぁぁぁっ!? 雲龍姉ぇに憐れなものを見る目で見られたぁ?! あぁぁぁぁぁぁぁ?! 」

加賀「…………山城もいたわね」

扶桑「…………不幸だわ」

天城「…………姉様のあの目って普段を知る分ですけれど、よりキますよね」


262 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:28:46.73QRybbhuH0 (6/7)


< まともとは何か >







扶桑「……今度から空母の集まりに参加するときはよく考えて決めるわ」

加賀「……そうね」

天城「……申し訳、ありません」

葛城「……唯一参加していないヒトがまとも過ぎるだけで実は皆アレなんじゃあ」

扶桑「いえ、それは無いわ」

加賀「無いわね」

天城「ありませんよね」

葛城「や、この後に及んでさぁ……」






赤城「くしゅんっ……ぅん? 」

龍田「? 可愛い女の子の演技でも練習しているんですか? 」

赤城「これでも素で可愛い女でありたいと思っているんですけど……良い噂をされているといいですねぇ」


263 ◆5z7C0EoTrg2021/01/15(金) 23:29:23.54QRybbhuH0 (7/7)


ありがとうございました



264以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/15(金) 23:35:47.620Zgydu++0 (1/1)




265 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:04:45.76Y4gZvN9W0 (1/7)


< 良い匂いなのか嫌な臭いなのか >







山城「まぁ、あなたがストレートって割と信じられないのは確かね」

龍田「えー? 」

扶桑「陰湿に絡み付いてきそうなイメージはあるわね」

山城「表裏中身外面全て陰湿なんだから当然のイメージね」

龍田「あのねぇ……」

夕立「え? ストレートに決まってるでしょ? 匂いがストレートっぽい! 」

山城「匂い……? 」



266 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:05:30.55Y4gZvN9W0 (2/7)


< 見せる趣味はございません >







秋雲「まー、龍田さんはストレートでもバイでもレズでも面白いからいいんじゃない? 」

龍田「あのね……いや、でも逆に面白くない子なんている? 」

秋雲「いないですけどー、でもやっぱ龍田さんは特に面白いと思うんですよ」

龍田「うぅん? 」

秋雲「ね、今度横須賀行ったら天龍さん誘ってみません? カメラは用意しておきますから、ね? 」

龍田「……? 」

山城「私がおかしいの? みたいな顔で見られても」

扶桑「仮に天龍なんて誘ったら簡単に受け入れそうだものね」

山城「姉さま? そういうことではないでしょう……? 」


267 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:06:26.80Y4gZvN9W0 (3/7)


< 好きでそうしているわけでも >







葛城「私はレズだからストレートの気持ちは分かんないんだけどさ」

龍田「え、ええ」

葛城「実際ずっと好きな男と一緒に生活してて思い切って踏み込めば押し切れる状態でね?
それでもグダグダしてんのって情け無くないの? 」

龍田「…………」

夕立「ほぼ唯一のウィークポイントを踏み付けるなんて中々できることじゃないっぽい! 」

秋雲「大して仲良い程でもないのにね。
……でもこれで奥手な龍田さんも悪くないし秋雲さんはどっちでもいいと思うよ? 」


268 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:08:14.42Y4gZvN9W0 (4/7)


< 説得力のあるお言葉 >







海風「江風はちょっと言語が怪しいと思うの、特に発音」

江風「や、これは江風のらしさっていうかさ、ン? 」

夕立「英語も割と危ないんでしょ? 」

江風「っても簡単なコミュニケーションくらいは取れるぜ? 」

夕立「海上だと割と死活問題っぽい。友軍との通信って緊急なの多いよ? 」

江風「そうなったら姉貴に頼むよ」

海風「私が沈んで救援頼むときかもよ? 」

江風「そンときは潔く一緒に死ぬよ。姉貴も一人で逝くのは寂しいだろ? 」

海風「江風……」

夕立「そこで頬染めるのは間違ってるっぽい。……そもそも沈ませないくらい言えないの? 」



269 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:09:13.63Y4gZvN9W0 (5/7)


< ありふれた一コマ >







江風「てーか江風さ、ガキも若干そうだけど実は言葉通じないの苦手なンだよ」

海風「子供はあの人も似たようなこと言ってた気がする」

夕立「取り敢えずHello! OK! でなんとかなるっぽい」

江風「それに対する反応が分からないじゃンか。
そんなの犬に対してワンワン言ってンのと同じだぜ? 」

海風「ん……」

夕立「なんか珍しく面白いこと言ったね」

提督「そうだな。……君ら一応演習前の確認事項共有してる意識ある? そろそろキれるよ俺」


270 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:10:03.29Y4gZvN9W0 (6/7)


< 言語@実例 >








夕立「それとっぽいっぽい! 」

江風「トッポ? 」

夕立「じゃなくて! とっぽい! 」

江風「とっ、ってなンだよ」

夕立「と・っ・ぽ・い! 」

江風「だーから! 」

夕立「そーいうとことっぽいっぽい! 」

江風「……あぁン? 」



271 ◆5z7C0EoTrg2021/01/16(土) 23:11:15.03Y4gZvN9W0 (7/7)


ありがとうございました



272以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/16(土) 23:16:05.32KWHFZeub0 (1/1)




273 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:00:10.19nkIOAs090 (1/6)


< 仕方無いね >







提督「男にはね、好きな子に着てほしいコーデがあるんだ」

高雄「それは分かりますけども」

提督「でもその中にはさ、見せびらかしたいやつと自分以外の誰にも見せたくないやつがある」

高雄「はぁ」

提督「高雄だってあるだろう? 自分のセンスで選んだのは同じでも見せたいのと自分で楽しみたいのと」

高雄「まぁ……コーデはいいでしょう、あなたに着てほしいものだってあるわけですからね」

提督「うん」

高雄「この際どい水着がコーデと言えるのかどうかについてはもう少し別のお話が必要だと思いますが」

提督「やー……」



274 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:00:49.13nkIOAs090 (2/6)


< 不満というわけではなくて >







提督「だからほら、他人には見せたくないタイプのアレだから」

高雄「別に着るのもその後も構いませんけれど……あのね」

提督「あぁ」

高雄「室内で着る用の水着というのはどうなのです」

提督「えー……? 」

高雄「それはこちらの反応なのですが……」



275 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:02:06.58nkIOAs090 (3/6)


< 2018.1.17 >







瑞穂「実は記念すべき日だったんですよ、先日」

葛城「うん? 」

瑞穂「初めて明石さんと一夜を過ごした日なんです、二年前の十七日」

葛城「なるほど。それは確かに記念日だね」

瑞穂「でもあのヒトそういうの覚えていないタイプなんですよね……」

葛城「あー……瑞鶴さんもそんな感じだなぁ」

瑞穂「記憶力というか頭は随分と回るのにどうしてなんでしょうね」

葛城「注意が向いてないっていうか……でも本当どうしてなんだろうねぇ」






明石「や、一応覚えてないわけでも……」

葛城「ふぅん? なんで瑞穂さんにはああ思わせてるの? 」

明石「重いんですよ……正直こう、怖いっていうか」

葛城「あー……」



276 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:03:48.32nkIOAs090 (4/6)


< そういう二人だと思うの >







雲龍「葛城には言えないけれど瑞鶴さんって」

天城「? ええ」

雲龍「葛城のことを本当に一番だと想ってくれているのかしら」

天城「一応はそうなのでは? あれであの子も聡い子ですし代用品扱いくらい気付くでしょう」

雲龍「他の子に手を出したって話も聞かないのは確かね。……それなら」

天城「? 」

雲龍「百年だか二百年経って仮に戦争が終われば私たちに挨拶してもらえるのね。
“ 妹さんをお婿さんにください ”って」

天城「どうでしょうね。…………姉様は葛城を夫側に見ているのに挨拶は瑞鶴さん側だと? 」



277 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:04:48.96nkIOAs090 (5/6)


< 誓って悪いイメージでは御座いませんが >







雲龍「特に他意は無いわ。なんとなく面白そうかなって」

天城「確かに訪問される側としては面白いかもしれませんけれど」

雲龍「その後私たちも翔鶴さんのところへ挨拶にいかなければいけないわね」

天城「まぁ……手順としては」

雲龍「その頃には翔鶴さんも二児の母とかになっていそうだしすんなりいきそう」

天城「……うぅん? 」



278 ◆5z7C0EoTrg2021/01/20(水) 00:06:27.09nkIOAs090 (6/6)


特にこことは関係ありませんがよければどうぞ
気分転換も中々いいものかもしれないです

【艦これ】加賀「借りました」提督「捨てろ」【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1610978752/

ありがとうございました


279以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/20(水) 00:06:55.408dd8mjjWo (1/1)

お疲れ様です


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2021/01/20(水) 00:30:01.04gpZ3lAxy0 (1/1)

乙 雲龍編とか見てみたいねまともなのか相変わらずなのか気になる