1以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/15(火) 16:50:35o2z5cLQw (1/1)

魔力で動く人形、魔法人形(マジドール)

心のありか

魂の器

果たしてそれらは━━━━━


2以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/15(火) 19:32:53mxwwfRz6 (1/2)

・・・・・

?「腹へったなぁ…」

パンひとつが100G
対して俺の財布にゃ56G
うん、パンひとつ買えないな。

?「餓死…餓死してしまう。これが世界を救った英雄の末路かよ…」

英雄。
そう、俺はかつてそういうものであった。
勇者の仲間、戦士。
屈強な肉体で勇者と前線で肩を並べ
肉弾戦が不向きな魔法使いや僧侶を守り
強烈な一撃をお見舞いする

戦士「あの!有名な!戦士だよ!」

グゥ~

戦士「…」

戦士「でけぇ声出したらさらに腹へった…はぁ…」


3以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/15(火) 19:36:58mxwwfRz6 (2/2)

戦士「な、なんでもいい…空腹を少しでも…」

ガサゴソ

戦士「木の根…これをかじって何とか空腹をまぎらわすか…」

ガシガシガシ

戦士「青臭さと土臭さが吐き気を催す…唾液と混ざりさらに臭みが増す…」

ガシガシガシ

戦士「だが何かしら口に入れているだけで多少は…ましに…」

ガシガシガシ

戦士「なる…わけねぇよな」


4以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/15(火) 23:27:079U2ULhgQ (1/1)

マシンドールかな?


5以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/17(木) 00:44:55oj7FbJ/. (1/1)

グゥ~

戦士「あぁ…どうしてこうなった。勇者、魔法使いに僧侶、そして俺…魔王を倒した俺らには輝かしい未来が約束されていた筈だ…なのに」

戦士「国王の企みで、勇者と魔法使いは投獄、僧侶は国外追放…次は俺の番だと察した俺はこうやって人里離れた山奥でひっそりと隠居生活…」

戦士「なぜだ…なぜなんだ。俺たちは世界を救った英雄だろ?救うべき人間にこんな目に合わされるだなんて、酷いぜ…」

戦士「その点、女騎士のやつは上手くやったよ。早々にパーティーから離脱して国王に取り入った。もしかしたら俺たちがこんな目に合っているのも…あるいは…」

ガシガシガシ

戦士「チッ、だとしてもどうにもならねぇわな…俺はただ木の根をしがむしかないのだから」


6以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/17(木) 00:53:29Tguayp22 (1/2)

グゥ~
クラッ…

戦士「空腹でめまいがしてきたぜ。ハハッ、このまま倒れちまうかぁ?」

クラッ
ズキッ

『…』
『…』
『…て
『…生きて』
『約束』

『生きて。約束、でしてよ?』

ハッ

戦士「!」

戦士「…」

フゥ

戦士「だ、よな」


7以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/17(木) 01:19:24Tguayp22 (2/2)

ムクリ

戦士「しゃあねぇ、残り少ない体力だが山に出て野生動物を狩るか。生きるためには食わなきゃ、だ」

テクテクテク
ガチャリ

戦士「だよな、ヒメ…」


8以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/17(木) 01:28:56CDtx0oWI (1/1)

・・・・・

かつて魔王を倒すために七人の勇敢なる者が旅に出た。
なんやかんやあって、いつのまにか五人になっていた。

勇者、魔法使い、僧侶
戦士、姫騎士

この五人はなんやかんやあって
魔王城にたどり着いた。
四天王とか三魔将とか忍十三人衆とか
なんかいっぱい出てきたけどなんとかなった。
しかしなんとかならないところもあって
姫騎士が命を落とした。

それからさらになんやかんや
なんやかんやあって、魔王は倒された。

それがこの国の、ちょっと昔のお話…


9以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/19(土) 12:17:21GvICZzgU (1/1)

きたい


10以下、名無しが深夜にお送りします2020/09/24(木) 22:02:37mIwq8t6Y (1/1)

・・・・・

戦士「ソイヤッハ!」

スカッ

戦士「くそっ、野生のウサギを狩ろうと斧を振り下ろすも空振りした俺!」

ウサギ「よく喋る肉人形だ」

戦士「!?」

戦士「口悪いな君!」

ウサギ「そうやってのたまう暇があるなら何故再び斧を振りかざさない?チャンスは…運命の分かれ目はお前の都合とは関係なくやってくる。準備が整うまで待っていたら貴様は一生何もできないぞ」

戦士「めっちゃ喋るやんけ」