1:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:05:55:jWVIZJO. (1/147)
書き直します
書き直します
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:06:59:jWVIZJO. (2/147)
男「俺だってお前なんかに興味ねーし!」
幼「どうかな....?」
男「な、なんだよ....」
幼「君、会話の時たまに胸に視線をやるよね」
男「っ」
幼「あれ、女子側からしてみればバレバレなんだよ」
男「俺だってお前なんかに興味ねーし!」
幼「どうかな....?」
男「な、なんだよ....」
幼「君、会話の時たまに胸に視線をやるよね」
男「っ」
幼「あれ、女子側からしてみればバレバレなんだよ」
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:07:29:jWVIZJO. (3/147)
男「それはあれだな、視線が下に行ってしまう癖で」
幼「あぁ 太ももか」
男「そうそう」
幼「ハァ....」
男「いや待て今のはノリでボケただけであって」
幼「何故君のような性獣がボクより成績が優秀なのか本当に疑問だよ」
男「そんなの俺がしっかり勉強してるからだろッ」ドヤッ
幼「また胸に視線を送ったね」
男「話聞けよ」
男「それはあれだな、視線が下に行ってしまう癖で」
幼「あぁ 太ももか」
男「そうそう」
幼「ハァ....」
男「いや待て今のはノリでボケただけであって」
幼「何故君のような性獣がボクより成績が優秀なのか本当に疑問だよ」
男「そんなの俺がしっかり勉強してるからだろッ」ドヤッ
幼「また胸に視線を送ったね」
男「話聞けよ」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:08:52:jWVIZJO. (4/147)
幼「君の親友の友君」
男「ん?友がどうした」
幼「先日、彼女らしき人物とデートをしていたようだよ」
男「は?」
幼「××駅で美人な先輩と手を繋いでいるところを目撃されたようだね」
男「え?友が?友に彼女?年上の?は?」
幼「先を越されたようだね」
男「何かの間違いだろ」
幼「君の親友の友君」
男「ん?友がどうした」
幼「先日、彼女らしき人物とデートをしていたようだよ」
男「は?」
幼「××駅で美人な先輩と手を繋いでいるところを目撃されたようだね」
男「え?友が?友に彼女?年上の?は?」
幼「先を越されたようだね」
男「何かの間違いだろ」
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:09:25:jWVIZJO. (5/147)
幼「また一人童貞友達を失ってしまったね」
男「あいつだってまだ童貞かもしれんだろ」
幼「どうだか....っと、噂をすれば....」
男「!?」
友「キャッキャッ」
先輩「ウフフ」
男「............」
幼「青春だね」
男「マジカヨ....」
幼「また一人童貞友達を失ってしまったね」
男「あいつだってまだ童貞かもしれんだろ」
幼「どうだか....っと、噂をすれば....」
男「!?」
友「キャッキャッ」
先輩「ウフフ」
男「............」
幼「青春だね」
男「マジカヨ....」
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:09:58:jWVIZJO. (6/147)
男「もういいや そろそろバイトの時間だし....」
幼「君はいてもお荷物だろうけどね」
男「うっせ」
幼「........今日は何時までバイトなんだい?」
男「23時までだったかな?」
幼「高校生が23時まで働くのは違法だね 通報しておくよ」
男「ヤメロ!」
幼「ッ、冗談に決まっているだろう」
男「もういいや そろそろバイトの時間だし....」
幼「君はいてもお荷物だろうけどね」
男「うっせ」
幼「........今日は何時までバイトなんだい?」
男「23時までだったかな?」
幼「高校生が23時まで働くのは違法だね 通報しておくよ」
男「ヤメロ!」
幼「ッ、冗談に決まっているだろう」
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:11:21:jWVIZJO. (7/147)
男「ハァ...」
幼「死ぬのかい?」
男「いやなんだよその質問....」
幼「君は学生の本分を知っているのかな?」
男「わあってるよ」
幼「........無理をしないように」
男「んー」
幼「君のお母さんが迷惑するだろう」
男「ハァ...」
幼「死ぬのかい?」
男「いやなんだよその質問....」
幼「君は学生の本分を知っているのかな?」
男「わあってるよ」
幼「........無理をしないように」
男「んー」
幼「君のお母さんが迷惑するだろう」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:11:54:jWVIZJO. (8/147)
男「迷惑なんてしてねーよ」
幼「君はどうでもいいけど、君のお母さんのような人の良い女性が苦労するのは胸が痛むからね」
男「俺は?」
幼「んー、んー、うん」
男「そんなに悲しいかー」
幼「今日の夕御飯のことを考えていた」
男「お前俺が死んだりしたら悲しむくさに」
幼「ご祝儀代がかさむからね」
男「香典な」
男「迷惑なんてしてねーよ」
幼「君はどうでもいいけど、君のお母さんのような人の良い女性が苦労するのは胸が痛むからね」
男「俺は?」
幼「んー、んー、うん」
男「そんなに悲しいかー」
幼「今日の夕御飯のことを考えていた」
男「お前俺が死んだりしたら悲しむくさに」
幼「ご祝儀代がかさむからね」
男「香典な」
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:14:37:jWVIZJO. (9/147)
・
・
・
男「ただいま」
男母「あらあらお帰りなさい」
男「まだ起きてたの?」
男母「もうそろそろ寝るとこほだったのよ」
男「そっか」
男母「お風呂に入る?」
男「ガス代勿体ないから水シャワーにするよ」
男母「駄目よう せめてお湯にしなきゃ」
男「夏だし平気だよ」
・
・
・
男「ただいま」
男母「あらあらお帰りなさい」
男「まだ起きてたの?」
男母「もうそろそろ寝るとこほだったのよ」
男「そっか」
男母「お風呂に入る?」
男「ガス代勿体ないから水シャワーにするよ」
男母「駄目よう せめてお湯にしなきゃ」
男「夏だし平気だよ」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:15:15:jWVIZJO. (10/147)
男母「風邪引かないでね?」
男「母さんこそ体壊しちゃ駄目だよ」
男母「ウフフ 平気よ おやすみ」
男「うん おやすみ」
男「........さて、シャワー入って眠気覚ますか」
男「今日は英文法進めとかないとな」
ーーーー 男の住むボロ賃貸の隣の一軒家
幼「........」
幼「まだ灯りが点いてる........」
幼「........」
男母「風邪引かないでね?」
男「母さんこそ体壊しちゃ駄目だよ」
男母「ウフフ 平気よ おやすみ」
男「うん おやすみ」
男「........さて、シャワー入って眠気覚ますか」
男「今日は英文法進めとかないとな」
ーーーー 男の住むボロ賃貸の隣の一軒家
幼「........」
幼「まだ灯りが点いてる........」
幼「........」
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:15:50:jWVIZJO. (11/147)
翌朝
男「ふぁぁ......」
幼「真夜中まで自家発電していたのかい?」
男「ンガッ なんじゃそりゃ」
幼「夜中まで電気点けっぱなしは勿体ないよ」
男「起きてたのかよ」
幼「君の喘ぎがうるさくてね」
男「喘いでねーよ」
幼「ティッシュの消費も馬鹿にならないだろう」
男「だから喘ぐような事してねーよ」
翌朝
男「ふぁぁ......」
幼「真夜中まで自家発電していたのかい?」
男「ンガッ なんじゃそりゃ」
幼「夜中まで電気点けっぱなしは勿体ないよ」
男「起きてたのかよ」
幼「君の喘ぎがうるさくてね」
男「喘いでねーよ」
幼「ティッシュの消費も馬鹿にならないだろう」
男「だから喘ぐような事してねーよ」
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:16:46:jWVIZJO. (12/147)
幼「にしても窓全開だと虫が入るだろうに」
男「網戸も虫除けもしてるよ まあ夜でも暑いからな」
幼「エアコンつけなよ」
男「勿体ない」
幼「扇風機は?」
男「無くてもいける暑さだった 多分」
幼「ふうん」
男「今日は図書館→フードコートのコンボで酷暑を凌ぐぜ」
幼「フードコートだなんて....ボクには集中出来るような環境じゃないね」
男「慣れだよ慣れ」
幼「自宅の方がクーラーも利いてるし落ち着けるからね」
男「あーはいはいよかったな」
幼「にしても窓全開だと虫が入るだろうに」
男「網戸も虫除けもしてるよ まあ夜でも暑いからな」
幼「エアコンつけなよ」
男「勿体ない」
幼「扇風機は?」
男「無くてもいける暑さだった 多分」
幼「ふうん」
男「今日は図書館→フードコートのコンボで酷暑を凌ぐぜ」
幼「フードコートだなんて....ボクには集中出来るような環境じゃないね」
男「慣れだよ慣れ」
幼「自宅の方がクーラーも利いてるし落ち着けるからね」
男「あーはいはいよかったな」
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:17:20:jWVIZJO. (13/147)
幼「もしよければ君にも使わせてあげてもいいよ」
男「なにっ!?」
幼「15分500円ね」
男「高っ」
幼「破格だよ 君なんぞがボクの部屋を利用できるんだから」
男「昔はしょっちゅう使用したけどな」
幼「そうだね その時の利用料金もまだ未払いだし」
男「えぇ....」
幼「もしよければ君にも使わせてあげてもいいよ」
男「なにっ!?」
幼「15分500円ね」
男「高っ」
幼「破格だよ 君なんぞがボクの部屋を利用できるんだから」
男「昔はしょっちゅう使用したけどな」
幼「そうだね その時の利用料金もまだ未払いだし」
男「えぇ....」
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:18:01:jWVIZJO. (14/147)
・
・
・
その日のお昼
友「いやぁー うちの学食も微妙だよなあ」
男「そうか?280円ラーメンの大盛無料デーなんて日には自炊せずに学食1択だけどな」
友「俺の彼女が行く大学の食堂と比べたらなぁ」
男「ナチュラルに彼女自慢すんなや」
友「悪い悪い けどお前こそ羨ましいわ」
男「?」
友「とぼけんなよ 幼馴染ちゃんがいるくせに」
男「幼馴染は俺なんか眼中無いぞ?」
友「またまた....」
・
・
・
その日のお昼
友「いやぁー うちの学食も微妙だよなあ」
男「そうか?280円ラーメンの大盛無料デーなんて日には自炊せずに学食1択だけどな」
友「俺の彼女が行く大学の食堂と比べたらなぁ」
男「ナチュラルに彼女自慢すんなや」
友「悪い悪い けどお前こそ羨ましいわ」
男「?」
友「とぼけんなよ 幼馴染ちゃんがいるくせに」
男「幼馴染は俺なんか眼中無いぞ?」
友「またまた....」
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:18:48:jWVIZJO. (15/147)
男「結構理想高いからな あいつ」
友「そうなの?」
男「3Kってやつは必須じゃないのか?そもそも男子側だってあいつに近寄らないだろ」
友「(それはお前がいるからでは?)」
男「まあ裏では仲良い男子とかいても不思議じゃないけどさ」
友「幼馴染ちゃんとLINEとかしてねーの?」
男「してないな そもそも俺自体が未だにガラケーという」
友「あぁぁ じゃ、lineもできねーのな」
男「うむ ガラケーでもできるらしいが必要な通話のみでいい」
友「ご立派な節約魂ですな」
男「結構理想高いからな あいつ」
友「そうなの?」
男「3Kってやつは必須じゃないのか?そもそも男子側だってあいつに近寄らないだろ」
友「(それはお前がいるからでは?)」
男「まあ裏では仲良い男子とかいても不思議じゃないけどさ」
友「幼馴染ちゃんとLINEとかしてねーの?」
男「してないな そもそも俺自体が未だにガラケーという」
友「あぁぁ じゃ、lineもできねーのな」
男「うむ ガラケーでもできるらしいが必要な通話のみでいい」
友「ご立派な節約魂ですな」
16:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:19:35:jWVIZJO. (16/147)
友「でも幼馴染ちゃんが男子と話してるの、あんまり見た事ねーな」
男「根暗だからな」
友「でもスタイルはすげえいいよな」
男「お前彼女いるくせに」
友「そりゃあ彼女が一番だぜ ぷにぷにの唇にあの柔らかい胸に細い腕....」
男「しねー」
友「まあお前にわかる日がくるといな(フッ」
男「調子に乗るなよ畜生!羨ましかなんかねーからなっ」
友「でも幼馴染ちゃんが男子と話してるの、あんまり見た事ねーな」
男「根暗だからな」
友「でもスタイルはすげえいいよな」
男「お前彼女いるくせに」
友「そりゃあ彼女が一番だぜ ぷにぷにの唇にあの柔らかい胸に細い腕....」
男「しねー」
友「まあお前にわかる日がくるといな(フッ」
男「調子に乗るなよ畜生!羨ましかなんかねーからなっ」
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:21:19:jWVIZJO. (17/147)
・
・
・
ーーー放課後ーーー
男子「よっす幼馴染ちゃん!」
幼「?」
男子「これから皆でカラオケ行こうって話なんだけどさ!幼馴染ちゃんも行こうって!」
幼「ごめん ボクはいいや」
男子「えぇぇ 男子の奢りだぜー?」
幼「他人の歌を聞くのも、見せ物みたいに聞かれるのもあんまり好きじゃないんだよね」
男子「そこをなんとか!幼馴染ちゃん!!」
幼「んー……」
・
・
・
ーーー放課後ーーー
男子「よっす幼馴染ちゃん!」
幼「?」
男子「これから皆でカラオケ行こうって話なんだけどさ!幼馴染ちゃんも行こうって!」
幼「ごめん ボクはいいや」
男子「えぇぇ 男子の奢りだぜー?」
幼「他人の歌を聞くのも、見せ物みたいに聞かれるのもあんまり好きじゃないんだよね」
男子「そこをなんとか!幼馴染ちゃん!!」
幼「んー……」
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:21:52:jWVIZJO. (18/147)
ーーーカラオケ 大部屋
女子「幼馴染ちゃんが来るなんて珍しい事もあるんだねぇ」
幼「奢りと聞いたので」
女子「私もそれが一番の理由かなー?」
幼「........」モグモグ
女子「でもさ、○○校のお金持ち君達が来るってのも大きな理由あなー」
幼「そうだね」
女子「この部屋の貸し切るお金も彼ら持ちなんだってー」
幼「素晴らしいね ただ学力的にも見た目的にも偏差値は40がいいところかな」
ーーーカラオケ 大部屋
女子「幼馴染ちゃんが来るなんて珍しい事もあるんだねぇ」
幼「奢りと聞いたので」
女子「私もそれが一番の理由かなー?」
幼「........」モグモグ
女子「でもさ、○○校のお金持ち君達が来るってのも大きな理由あなー」
幼「そうだね」
女子「この部屋の貸し切るお金も彼ら持ちなんだってー」
幼「素晴らしいね ただ学力的にも見た目的にも偏差値は40がいいところかな」
19:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:23:27:jWVIZJO. (19/147)
男子s「ねね!幼馴染ちゃんってLINE教えて!」
幼「無理です」
男子s「えぇ!教えてよっ」
幼「ゴメンなんだけど 仲の良い人にしか教えていないんだ」
男子s「えええ....」
幼「そういうわけだから」
男子s「じゃあまた今度遊ぼうね 俺、幼馴染ちゃんともっともっと仲良くなるよ!」
幼「は、はぁ」
男子s「もっともっと楽しませてみせるっ!頑張っちゃうぜ!」
幼「............」
男子s「(はい好感度上がった 少しドキッとしたべ?)」
幼「(......一番苦手なタイプだな)」
男子s「ねね!幼馴染ちゃんってLINE教えて!」
幼「無理です」
男子s「えぇ!教えてよっ」
幼「ゴメンなんだけど 仲の良い人にしか教えていないんだ」
男子s「えええ....」
幼「そういうわけだから」
男子s「じゃあまた今度遊ぼうね 俺、幼馴染ちゃんともっともっと仲良くなるよ!」
幼「は、はぁ」
男子s「もっともっと楽しませてみせるっ!頑張っちゃうぜ!」
幼「............」
男子s「(はい好感度上がった 少しドキッとしたべ?)」
幼「(......一番苦手なタイプだな)」
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:24:33:jWVIZJO. (20/147)
・
・
・
その日の夜 とあるフードコート
男「............」カキカキ
男「............」カキカキ
男「(混んできたのかな?)」カキカキ
男「(2人席一人で使ってるわけだし......退くか)」
<ガタッ
男「あっ、すいません 今退きまッ........なんだ幼馴染か」
幼「あれ? 君のことだから飛び跳ねて喜ぶかと思ったのに」
・
・
・
その日の夜 とあるフードコート
男「............」カキカキ
男「............」カキカキ
男「(混んできたのかな?)」カキカキ
男「(2人席一人で使ってるわけだし......退くか)」
<ガタッ
男「あっ、すいません 今退きまッ........なんだ幼馴染か」
幼「あれ? 君のことだから飛び跳ねて喜ぶかと思ったのに」
21:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:25:05:jWVIZJO. (21/147)
男「なにしてんだよ」
幼「こっちが聞きたいよ」
男「俺は見ての通り勉強だ」
幼「ここは勉強するところじゃないよ」
男「わかってるよ 今退くって」
幼「何も買わないで水だけは飲んでいるとか....ドン引きだよ」
男「くっ!貧乏臭くて悪かったな!」
幼「それでもこうしてボクが向かいに座れば様になるんじゃないのかい?」
男「なにしてんだよ」
幼「こっちが聞きたいよ」
男「俺は見ての通り勉強だ」
幼「ここは勉強するところじゃないよ」
男「わかってるよ 今退くって」
幼「何も買わないで水だけは飲んでいるとか....ドン引きだよ」
男「くっ!貧乏臭くて悪かったな!」
幼「それでもこうしてボクが向かいに座れば様になるんじゃないのかい?」
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:25:41:jWVIZJO. (22/147)
男「その見せびらかすようにパフェを食べれば様になると?」
幼「そうだね 格差社会としての縮図も所々見せれるし」
男「絶対集中出来ないんだが」
幼「この程度で集中出来ないのは言語道断だね」
男「一度切れた集中なんだ」
幼「ふぅん ボクが邪魔したって言いたいんだ」
男「違う違って」
男「その見せびらかすようにパフェを食べれば様になると?」
幼「そうだね 格差社会としての縮図も所々見せれるし」
男「絶対集中出来ないんだが」
幼「この程度で集中出来ないのは言語道断だね」
男「一度切れた集中なんだ」
幼「ふぅん ボクが邪魔したって言いたいんだ」
男「違う違って」
23:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:27:08:jWVIZJO. (23/147)
男「にしても、なんでこんな時間にフードコートなんているんだよ」
幼「甘いものが食べたくなったから」
男「甘いモンなら今日行ったカラオケでたらふく奢って貰えばよかったのに」
幼「な、なんなんななななんで君がカラオケのことを知ってるんだい?」
男「何でって、俺も誘われたし....」
幼「誘われた?君が?」
男「男子の奢りと聞いて即断った」
幼「何故君なんかを誘ったんだろうね」
男「まったくだ!俺にも奢ってくれ!」
男「にしても、なんでこんな時間にフードコートなんているんだよ」
幼「甘いものが食べたくなったから」
男「甘いモンなら今日行ったカラオケでたらふく奢って貰えばよかったのに」
幼「な、なんなんななななんで君がカラオケのことを知ってるんだい?」
男「何でって、俺も誘われたし....」
幼「誘われた?君が?」
男「男子の奢りと聞いて即断った」
幼「何故君なんかを誘ったんだろうね」
男「まったくだ!俺にも奢ってくれ!」
24:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:27:50:jWVIZJO. (24/147)
幼「惨めだね」
男「そうだな 与えられることを求めちゃいけないな」
幼「一口あげようか」
男「いや、遠慮しておく」
幼「どうして?」
男「口以外に突っ込まれそうで怖いからだ」
幼「きっと恐らく平気だよ 多分」
男「ヤル気MAXじゃねーか」
幼「惨めだね」
男「そうだな 与えられることを求めちゃいけないな」
幼「一口あげようか」
男「いや、遠慮しておく」
幼「どうして?」
男「口以外に突っ込まれそうで怖いからだ」
幼「きっと恐らく平気だよ 多分」
男「ヤル気MAXじゃねーか」
25:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:28:38:jWVIZJO. (25/147)
幼「勿体無いなー 美味しいのに」
男「ハァ....」
幼「どうかしたの?」
男「ん?いや、少し疲れてるのかなーって」
幼「今死体みたいな顔になっていたよ」
男「まだ生きてる」
幼「ここ、今日は20時で閉まるそうだよ」
男「嘘だろ?」
幼「そこに書いてあるじゃないか それにさっきも放送が流れていたよ」
男「.......マジカヨ」
幼「良かったね」
男「しょうがないか....マックか家だな」
幼「あそこのマックは店内での勉強は禁止になったんだよ」
男「ええぇ」
幼「勿体無いなー 美味しいのに」
男「ハァ....」
幼「どうかしたの?」
男「ん?いや、少し疲れてるのかなーって」
幼「今死体みたいな顔になっていたよ」
男「まだ生きてる」
幼「ここ、今日は20時で閉まるそうだよ」
男「嘘だろ?」
幼「そこに書いてあるじゃないか それにさっきも放送が流れていたよ」
男「.......マジカヨ」
幼「良かったね」
男「しょうがないか....マックか家だな」
幼「あそこのマックは店内での勉強は禁止になったんだよ」
男「ええぇ」
26:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:29:14:jWVIZJO. (26/147)
幼「君みたいなのが水やらコーヒー一杯で何時間も粘るからだろうね」
男「そんな....畜生....なんて日だ……」
幼「諦めて家ですればいいじゃないか」
男「そうするかー」
幼「........」
男「そろそろ帰るかな」
幼「入館料さえ払えば、ボクの部屋を貸してあげてもいいよ」
男「なんだよ入館料って....」
幼「君みたいなのが水やらコーヒー一杯で何時間も粘るからだろうね」
男「そんな....畜生....なんて日だ……」
幼「諦めて家ですればいいじゃないか」
男「そうするかー」
幼「........」
男「そろそろ帰るかな」
幼「入館料さえ払えば、ボクの部屋を貸してあげてもいいよ」
男「なんだよ入館料って....」
27:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:30:10:jWVIZJO. (27/147)
幼「初回限定サービスもあるけどね」
男「どうせろくなサービスじゃねえんだろ」
幼「初回三時間は無料だよ」
男「っ 」
幼「冷房はもちろんアリ」
男「っっ」
幼「冷たい麦茶も飲み放題」
男「っ!み、魅力的なサービス内容だな」
幼「ただし」
男「やっぱり “ただし” なんだな....」
幼「初回限定サービスもあるけどね」
男「どうせろくなサービスじゃねえんだろ」
幼「初回三時間は無料だよ」
男「っ 」
幼「冷房はもちろんアリ」
男「っっ」
幼「冷たい麦茶も飲み放題」
男「っ!み、魅力的なサービス内容だな」
幼「ただし」
男「やっぱり “ただし” なんだな....」
28:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:30:43:jWVIZJO. (28/147)
幼「やる内容は週末用に出された宿題」
男「なるほどね。部屋貸すから宿題手伝えってか」
幼「うん」
男「どちらにせよ片付けないといけない事だし、お邪魔させてもらう」
幼「ちなみに部屋を汚す度にペナルティーだからね」
男「汚さねーよ」
幼「一歩足を踏み入れる度に汚れていくものだとカウントするから」
男「......ハァ」
幼「やる内容は週末用に出された宿題」
男「なるほどね。部屋貸すから宿題手伝えってか」
幼「うん」
男「どちらにせよ片付けないといけない事だし、お邪魔させてもらう」
幼「ちなみに部屋を汚す度にペナルティーだからね」
男「汚さねーよ」
幼「一歩足を踏み入れる度に汚れていくものだとカウントするから」
男「......ハァ」
29:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:31:39:jWVIZJO. (29/147)
幼「お母さんにLINEをするから待っていてくれるかな」
男「あぁ」
幼「君のような盛りのついた飢えた性獣を家に招くとなると警戒態勢をしかないといけないからね」
男「アホか」
幼「どうかな?」
男「幼馴染の仲につけこんで手を出すほど童貞こじらせてねえし」
幼「いやらしい眼で見てくるくせに」
男「見てない!(見てます!)」
幼「....どうかな?」
幼「お母さんにLINEをするから待っていてくれるかな」
男「あぁ」
幼「君のような盛りのついた飢えた性獣を家に招くとなると警戒態勢をしかないといけないからね」
男「アホか」
幼「どうかな?」
男「幼馴染の仲につけこんで手を出すほど童貞こじらせてねえし」
幼「いやらしい眼で見てくるくせに」
男「見てない!(見てます!)」
幼「....どうかな?」
30:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:32:16:jWVIZJO. (30/147)
・
・
・
幼馴染の家 の前
幼「ちょっと」
男「何だよ」
幼「何でついて来るのかな?」
男「お前の家で宿題やるからだろ」
幼「えっ?」
男「そっちの提案だろ! “何言ってんのコイツ” みたいな眼で見るな!」
幼「不審者を見るような眼だと言ってほしい」
男「どっちの眼でも失礼だぞ」
・
・
・
幼馴染の家 の前
幼「ちょっと」
男「何だよ」
幼「何でついて来るのかな?」
男「お前の家で宿題やるからだろ」
幼「えっ?」
男「そっちの提案だろ! “何言ってんのコイツ” みたいな眼で見るな!」
幼「不審者を見るような眼だと言ってほしい」
男「どっちの眼でも失礼だぞ」
31:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:33:22:jWVIZJO. (31/147)
幼「とりあえず少し部屋を片付けたいから外で待っていてくれないかな?」
男「ん わかった」
幼「勝手に入ってくるなんて言語道断だよ」
男「待ってるけどそのまま忘れるなよ?」
幼「それに関しては保証は出来ないけど」
男「しろよ。お前マジ10分経ったら帰るからな」
幼「あ、待ってる間は……くれぐれも」
男「?」
幼「くれぐれもお母さんには見つからないように」
男「幼馴染の?」
幼「そう」
幼「とりあえず少し部屋を片付けたいから外で待っていてくれないかな?」
男「ん わかった」
幼「勝手に入ってくるなんて言語道断だよ」
男「待ってるけどそのまま忘れるなよ?」
幼「それに関しては保証は出来ないけど」
男「しろよ。お前マジ10分経ったら帰るからな」
幼「あ、待ってる間は……くれぐれも」
男「?」
幼「くれぐれもお母さんには見つからないように」
男「幼馴染の?」
幼「そう」
32:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:34:08:jWVIZJO. (32/147)
男「え?俺が来るって連絡してあるんだろ?」
幼「いいからっ 待っておくこと!」スタスタ ガチャ
男「なんだよ....まあいいか」
男「にしても」
男「幼馴染の家に入るのは小学校以来か?....うん」
男「懐かしいな……なんか緊張してきた」
・
・
・
・
男「え?俺が来るって連絡してあるんだろ?」
幼「いいからっ 待っておくこと!」スタスタ ガチャ
男「なんだよ....まあいいか」
男「にしても」
男「幼馴染の家に入るのは小学校以来か?....うん」
男「懐かしいな……なんか緊張してきた」
・
・
・
・
33:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:34:57:jWVIZJO. (33/147)
ガキ『何で女なのにボクとか言ってんだよー!』
幼『うぅ....』
ガキ『コイツ本当はオトコなんじゃねーの?』
幼『ち、違うもん ボクは女の子だもん!』
ガキ『髪も短くてオトコみたいだしオトコだろ!』
幼『オトコじゃないもん....』
男『おいっ!』
ガキ『っ、』
幼『あっ』
男『また幼馴染ちゃん虐めてるな!?』
ガキ『ハッ!お前、幼馴染のこと好きなんだろ!?』
男『スススすす好きとかそそそそんなんじゃないししし!』
ガキ『すーきなんだ好きなんだー!』ギャハハハ
幼『ボクは好きじゃないもん!』
男『マジカヨ!?』ガーン (゚◇゚)
ガキ『何で女なのにボクとか言ってんだよー!』
幼『うぅ....』
ガキ『コイツ本当はオトコなんじゃねーの?』
幼『ち、違うもん ボクは女の子だもん!』
ガキ『髪も短くてオトコみたいだしオトコだろ!』
幼『オトコじゃないもん....』
男『おいっ!』
ガキ『っ、』
幼『あっ』
男『また幼馴染ちゃん虐めてるな!?』
ガキ『ハッ!お前、幼馴染のこと好きなんだろ!?』
男『スススすす好きとかそそそそんなんじゃないししし!』
ガキ『すーきなんだ好きなんだー!』ギャハハハ
幼『ボクは好きじゃないもん!』
男『マジカヨ!?』ガーン (゚◇゚)
34:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:35:38:jWVIZJO. (34/147)
ガキ『ップ』
男『........なんて日だ』ションボリ
ガキ『ップハハハハ! 男だせー!』
男『うぅ....』
ガキ『男がオトコに振られたぞー!わぁーい!』
男『ふ、振られてないし!』
幼『クスクス』
男『いや幼ちゃんも何笑ってんの!?』
ガキ『皆に言いふらしてやろー!』
男『あっ!待てっ!........っ、逃げるの早っ』
ガキ『ップ』
男『........なんて日だ』ションボリ
ガキ『ップハハハハ! 男だせー!』
男『うぅ....』
ガキ『男がオトコに振られたぞー!わぁーい!』
男『ふ、振られてないし!』
幼『クスクス』
男『いや幼ちゃんも何笑ってんの!?』
ガキ『皆に言いふらしてやろー!』
男『あっ!待てっ!........っ、逃げるの早っ』
35:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:36:14:jWVIZJO. (35/147)
男『平気?』
幼『ボクになんか用?』
男『いや、なんかちょっかい出されてたから』
幼『出されて無いよ』
男『嘘だあ?』
幼『嘘じゃないもん』
男『また幼ちゃんのことオトコだなんだ言ってたんでしょ』
幼『........』プイッ
男『きっと幼ちゃんが可愛いからちょっかい出すんだね』
幼『かっ、可愛っ....』
男『平気?』
幼『ボクになんか用?』
男『いや、なんかちょっかい出されてたから』
幼『出されて無いよ』
男『嘘だあ?』
幼『嘘じゃないもん』
男『また幼ちゃんのことオトコだなんだ言ってたんでしょ』
幼『........』プイッ
男『きっと幼ちゃんが可愛いからちょっかい出すんだね』
幼『かっ、可愛っ....』
36:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:37:55:jWVIZJO. (36/147)
男『どっからどうみても女の子なのにねっ』ニコニコ
幼『........う、うるさいなあ ほっといてよ』
・
・
・
・
幼馴染の部屋
幼「片付けないと....」セッセッ
幼「男が部屋にくる……」
幼「........」
幼「……フフ」
男『どっからどうみても女の子なのにねっ』ニコニコ
幼『........う、うるさいなあ ほっといてよ』
・
・
・
・
幼馴染の部屋
幼「片付けないと....」セッセッ
幼「男が部屋にくる……」
幼「........」
幼「……フフ」
37:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:38:28:jWVIZJO. (37/147)
幼母『男君のところはお父さんがいなくなっちゃったから、しっかり面倒見てあげてね?』
幼『いなくなったの?』
幼母『遠い遠い場所に行ってしまったの』
幼『??』
幼母『二度と会えないくらい遠い場所に行っちゃったから....寂しくさせちゃ駄目よ?』
幼『?? わかったー』
男『........』
幼『男君』
男『あ、幼ちゃん』
幼母『男君のところはお父さんがいなくなっちゃったから、しっかり面倒見てあげてね?』
幼『いなくなったの?』
幼母『遠い遠い場所に行ってしまったの』
幼『??』
幼母『二度と会えないくらい遠い場所に行っちゃったから....寂しくさせちゃ駄目よ?』
幼『?? わかったー』
男『........』
幼『男君』
男『あ、幼ちゃん』
38:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:39:11:jWVIZJO. (38/147)
幼『元気無いね』
男『そうかな?』
幼『うん』
男『気のせいだよ』
幼『....?気のせいじゃない』
男『........』
幼『…………』
幼「よし、片付いた」
幼「ふぅ」
幼『元気無いね』
男『そうかな?』
幼『うん』
男『気のせいだよ』
幼『....?気のせいじゃない』
男『........』
幼『…………』
幼「よし、片付いた」
幼「ふぅ」
39:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:39:44:jWVIZJO. (39/147)
男「あいつまだかよ....」
<ガチャッ
男「おっ」
幼母「おっ?」
男「って、どうも....ご無沙汰してます....」
幼母「あら?あらあらあら!?」
男「ど、どうも」
幼母「男ちゃんじゃないのー!上がって上がってー!」
男「いいんですか?」
幼母「んもちろん!さっ!早くっ!早くっ!」
男「あいつまだかよ....」
<ガチャッ
男「おっ」
幼母「おっ?」
男「って、どうも....ご無沙汰してます....」
幼母「あら?あらあらあら!?」
男「ど、どうも」
幼母「男ちゃんじゃないのー!上がって上がってー!」
男「いいんですか?」
幼母「んもちろん!さっ!早くっ!早くっ!」
40:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:40:38:jWVIZJO. (40/147)
幼母「幼馴染が彼氏連れてくるっていうからー!」
男「??」
幼母「やっぱり男君だったのねぇー」
男「彼氏?いや別に付き合っては」
幼母「幼馴染なら今必死で部屋を片付けているからッーー」
幼「ッッッ!」 バタン!
男「おっ」
幼母「あら」
幼「こっち!!!」グイッ!
男「うぉっ!?」
幼母「……お赤飯あったからしら」
幼母「幼馴染が彼氏連れてくるっていうからー!」
男「??」
幼母「やっぱり男君だったのねぇー」
男「彼氏?いや別に付き合っては」
幼母「幼馴染なら今必死で部屋を片付けているからッーー」
幼「ッッッ!」 バタン!
男「おっ」
幼母「あら」
幼「こっち!!!」グイッ!
男「うぉっ!?」
幼母「……お赤飯あったからしら」
41:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:41:19:jWVIZJO. (41/147)
男「ちょっ!そんな引っ張るなって!」
幼「んもう!何で入ってきてるんだい!?」
幼馴染の部屋
男「おばさんが勝手に....」
幼「見つかった君が悪い」
男「いやぁ....そんなこと言われても」
幼「な、なんか変な事言われなかったかい?」
男「ちょっ!そんな引っ張るなって!」
幼「んもう!何で入ってきてるんだい!?」
幼馴染の部屋
男「おばさんが勝手に....」
幼「見つかった君が悪い」
男「いやぁ....そんなこと言われても」
幼「な、なんか変な事言われなかったかい?」
42:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:43:46:jWVIZJO. (42/147)
男「変な事?」
幼「........うん」
男「変っていうか、おばさんは俺と幼馴染が付き合ってると勘違いしてるみたいだったぞ?」
幼「........、そ、そうかい それは最悪な勘違いだね」
男「最悪で悪かったな 後でちゃんと否定しとけ」
幼「ボクはそのつもりだよ」
男「変な事?」
幼「........うん」
男「変っていうか、おばさんは俺と幼馴染が付き合ってると勘違いしてるみたいだったぞ?」
幼「........、そ、そうかい それは最悪な勘違いだね」
男「最悪で悪かったな 後でちゃんと否定しとけ」
幼「ボクはそのつもりだよ」
43:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:44:58:jWVIZJO. (43/147)
男「そんなことより、宿題やるんだろ」
幼「.......うん」
ーーー小一時間後
<コンコン
幼母「オホホホー 失礼ー」
幼「うぐっ な、何かな?」
幼母「差し入れでーす」
男「わざわざありがとうございます」
幼母「いいえいいえー」
幼「ほらっ 用が済んだなら出ていきなよ」
幼母「ウフフ それもそうね」ウフフ
男「そんなことより、宿題やるんだろ」
幼「.......うん」
ーーー小一時間後
<コンコン
幼母「オホホホー 失礼ー」
幼「うぐっ な、何かな?」
幼母「差し入れでーす」
男「わざわざありがとうございます」
幼母「いいえいいえー」
幼「ほらっ 用が済んだなら出ていきなよ」
幼母「ウフフ それもそうね」ウフフ
44:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:45:45:jWVIZJO. (44/147)
幼母「男君、着替えはあるの?」
男「へ??」
幼「ちょっ」
幼母「あら?泊まっていくんでしょ?」
男「? 泊まりはしませんけど」
幼母「あらー?」
幼「んもう!いいからっー!出でって!」バタン!
男「幼馴染のお母さんも変わってないな」
幼「フゥ そ、そうだね お泊まりだなんて子供じゃあるまいし」
幼母「男君、着替えはあるの?」
男「へ??」
幼「ちょっ」
幼母「あら?泊まっていくんでしょ?」
男「? 泊まりはしませんけど」
幼母「あらー?」
幼「んもう!いいからっー!出でって!」バタン!
男「幼馴染のお母さんも変わってないな」
幼「フゥ そ、そうだね お泊まりだなんて子供じゃあるまいし」
45:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:46:18:jWVIZJO. (45/147)
男「差し入れは嬉しいけど....」
幼「........」
男「なぜ赤飯なんだ...」
幼「君の好物だからじゃないかな?」
男「別に好きでも嫌いでも無いんだが」
幼「いいじゃないか別に 食費が浮いて良かったね」
男「余計なお世話だ」
男「差し入れは嬉しいけど....」
幼「........」
男「なぜ赤飯なんだ...」
幼「君の好物だからじゃないかな?」
男「別に好きでも嫌いでも無いんだが」
幼「いいじゃないか別に 食費が浮いて良かったね」
男「余計なお世話だ」
46:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:47:36:jWVIZJO. (46/147)
男「....美味い」
幼「炊きたてだからね」
男「この漬け物も」
幼「そうだろうね」
男「そしてこの煮物も」
幼「普段の君の食事を考えれば美味しいだろうね」
男「....うむ」
幼「ちゃんと栄養のあるものもを食べているのかい?」
男「....美味い」
幼「炊きたてだからね」
男「この漬け物も」
幼「そうだろうね」
男「そしてこの煮物も」
幼「普段の君の食事を考えれば美味しいだろうね」
男「....うむ」
幼「ちゃんと栄養のあるものもを食べているのかい?」
47:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:48:36:jWVIZJO. (47/147)
男「んー、....まあ」
幼「どうせプロテインやらサプリメントやらで済ませているんだろう」
男「プロテインは飲んでるけど、サプリメントは逆に金かかるだろ」
幼「ふぅん」
男「白米は自炊して半額の総菜を買う!これにつきるな」
幼「おや?ベランダで自家栽培していたんじゃなかったのかい?」
男「カラスさんがね....」
男「んー、....まあ」
幼「どうせプロテインやらサプリメントやらで済ませているんだろう」
男「プロテインは飲んでるけど、サプリメントは逆に金かかるだろ」
幼「ふぅん」
男「白米は自炊して半額の総菜を買う!これにつきるな」
幼「おや?ベランダで自家栽培していたんじゃなかったのかい?」
男「カラスさんがね....」
48:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:49:09:jWVIZJO. (48/147)
幼「君は小学校の時も朝顔を枯らせていたね」
男「毎日世話してたのになー」
幼「肥料をやり過ぎたんだっけ?」
男「そうそう! たくさんやればやるだけ育つと思ってたからさ」
幼「欲を張りすぎて哀れな結果を招いてしまったわけだね」
男「まだ子供だったしな」
幼「ま、君の場合は栄養が足りなすぎて枯れないか心配だね」
男「一応考えてはいるんだぜ?」
幼「具体的には?」
男「んー、まずはご飯にプロテインをかけてみたんだ」
幼「........」
男「これがとてつもなく不味くてだな」
幼「普通ならかける前に気づくよね?」
男「その時は新たな発見に飢えてたんだよ」
幼「君は小学校の時も朝顔を枯らせていたね」
男「毎日世話してたのになー」
幼「肥料をやり過ぎたんだっけ?」
男「そうそう! たくさんやればやるだけ育つと思ってたからさ」
幼「欲を張りすぎて哀れな結果を招いてしまったわけだね」
男「まだ子供だったしな」
幼「ま、君の場合は栄養が足りなすぎて枯れないか心配だね」
男「一応考えてはいるんだぜ?」
幼「具体的には?」
男「んー、まずはご飯にプロテインをかけてみたんだ」
幼「........」
男「これがとてつもなく不味くてだな」
幼「普通ならかける前に気づくよね?」
男「その時は新たな発見に飢えてたんだよ」
49:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:50:37:jWVIZJO. (49/147)
男「とりあえず頑張って食べたんだけどな」
幼「食べ物で遊ぶと罰が当たるよ」
男「本気でイケると思ったんだよ」
幼「君のお母さんも大変だね....そんな味覚の息子がいると」
男「うっせぇな....」カキカキ
幼「っげ」
男「どうした?」
幼「も、もうそんなところまで進んでいるのかい?」
男「何驚いてるんだよ」
幼「ちょっと見せたまへよ」
男「写す気だろ」
幼「失礼だね 参考にするだけだよ」
男「とりあえず頑張って食べたんだけどな」
幼「食べ物で遊ぶと罰が当たるよ」
男「本気でイケると思ったんだよ」
幼「君のお母さんも大変だね....そんな味覚の息子がいると」
男「うっせぇな....」カキカキ
幼「っげ」
男「どうした?」
幼「も、もうそんなところまで進んでいるのかい?」
男「何驚いてるんだよ」
幼「ちょっと見せたまへよ」
男「写す気だろ」
幼「失礼だね 参考にするだけだよ」
50:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:51:40:jWVIZJO. (50/147)
幼「見せなよ」ヒョイッ
男「あっ、おい返せ!」ガバッ
幼「フフフ 返してほしくッーーにゃっ!?」
男「うおっ!?」ドサッ
幼「...........んっ.....」
男「いっててて....」
幼「........」
男「す、すまん大丈夫か?」
幼「ど、どさくさに紛れて抱きつこうとしたね?」
男「いやいや!わざとじゃないって!」
幼「見せなよ」ヒョイッ
男「あっ、おい返せ!」ガバッ
幼「フフフ 返してほしくッーーにゃっ!?」
男「うおっ!?」ドサッ
幼「...........んっ.....」
男「いっててて....」
幼「........」
男「す、すまん大丈夫か?」
幼「ど、どさくさに紛れて抱きつこうとしたね?」
男「いやいや!わざとじゃないって!」
51:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:52:12:jWVIZJO. (51/147)
幼「汚された....」
男「なっ!まだどこも触ってねえし!」
幼「まだっ!?」
男「いや、だからそういう まだ じゃなくってだな....」
幼「........」ジトッー
男「そんな眼で見ないでっ!」
幼「........君の前では薄着を控えた方がいいみたいだね」
幼「汚された....」
男「なっ!まだどこも触ってねえし!」
幼「まだっ!?」
男「いや、だからそういう まだ じゃなくってだな....」
幼「........」ジトッー
男「そんな眼で見ないでっ!」
幼「........君の前では薄着を控えた方がいいみたいだね」
52:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:52:43:jWVIZJO. (52/147)
男「なっ....!」
幼「ふぅ....騒いだら暑くなってきたよ」パタパタ
男「ッーー」ゴクリ
幼「ほら」
男「ず、ずるいぞ!そんなの誰だって意識するだろ!」
幼「ふぅーん ボクの体でいかがわしい事を考えちゃったんだ」
男「考えてないわっ!」
男「なっ....!」
幼「ふぅ....騒いだら暑くなってきたよ」パタパタ
男「ッーー」ゴクリ
幼「ほら」
男「ず、ずるいぞ!そんなの誰だって意識するだろ!」
幼「ふぅーん ボクの体でいかがわしい事を考えちゃったんだ」
男「考えてないわっ!」
53:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:53:26:jWVIZJO. (53/147)
幼「どうかな?」チラッ
男「........、さあ?」
幼「暑い暑い」パタパタ
男「知るか........」チラッ
幼「ほら見た」
男「クソッ!」
幼「君もまだまだだね」
男「これは男子として健全だからこその反応だと思いまーす」
幼「ふぅーーん」
幼「どうかな?」チラッ
男「........、さあ?」
幼「暑い暑い」パタパタ
男「知るか........」チラッ
幼「ほら見た」
男「クソッ!」
幼「君もまだまだだね」
男「これは男子として健全だからこその反応だと思いまーす」
幼「ふぅーーん」
54:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:53:57:jWVIZJO. (54/147)
男「あぁぁもうっ!」
幼「カルシウム不足かな?」
男「集中できねぇ....そろそろ帰ろうかな....」
幼「っ」
男「な、わけで」
幼「駄目だよ ボクの宿題がまだ途中じゃないか」
男「知るかよそんなの」
幼「君、ボクの部屋を利用しておいてそんな言葉が吐けるのかい?」
男「俺は終わったんだ」
幼「そうかい なら規約違反として」
男「何だよ規約違反って!」
男「あぁぁもうっ!」
幼「カルシウム不足かな?」
男「集中できねぇ....そろそろ帰ろうかな....」
幼「っ」
男「な、わけで」
幼「駄目だよ ボクの宿題がまだ途中じゃないか」
男「知るかよそんなの」
幼「君、ボクの部屋を利用しておいてそんな言葉が吐けるのかい?」
男「俺は終わったんだ」
幼「そうかい なら規約違反として」
男「何だよ規約違反って!」
55:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:54:37:jWVIZJO. (55/147)
幼「私の宿題を終わらせずに帰るなんて規約違反に決まってるじゃないか」
男「ならとっとと終わらせるぞ」
幼「そう、なら教えてくれてもいいよ」
男「ナチュラル上から目線」
幼「向かい合っていやらしい眼で体見られる嫌だから隣にきなよ」
男「帰るぞ貴様」
幼「本気にすると言うことは少なからず見ていたという事だよね?」
男「あぁもう!やるぞ!」
幼「私の宿題を終わらせずに帰るなんて規約違反に決まってるじゃないか」
男「ならとっとと終わらせるぞ」
幼「そう、なら教えてくれてもいいよ」
男「ナチュラル上から目線」
幼「向かい合っていやらしい眼で体見られる嫌だから隣にきなよ」
男「帰るぞ貴様」
幼「本気にすると言うことは少なからず見ていたという事だよね?」
男「あぁもう!やるぞ!」
56:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:55:33:jWVIZJO. (56/147)
幼「ヤルって....な、何をだい?」
男「そのヤルじゃねーよ」
幼「ん?君の言う“そのヤル”というのは一体......」
男「宿題だぼけ」
幼「ボクにはそうは聞き取れなかったけど」
男「もう宿題しましょうよ幼ちゃん....」シクシク
幼「....、随分と懐かしい呼び方やをしたね」
幼「ヤルって....な、何をだい?」
男「そのヤルじゃねーよ」
幼「ん?君の言う“そのヤル”というのは一体......」
男「宿題だぼけ」
幼「ボクにはそうは聞き取れなかったけど」
男「もう宿題しましょうよ幼ちゃん....」シクシク
幼「....、随分と懐かしい呼び方やをしたね」
57:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:56:34:jWVIZJO. (57/147)
男「わからないところは教えるから」
幼「ん……」
男「?」
幼「隣」トントン
男「はいはい」
・
・
・
・
男「これで式ができるだろ?」
幼「....ん」クンクン
男「聞いてる?」
幼「ん、き、聞いてるっ」
男「この式さえできれば後はいつもと同じだよ」
幼「ん わかった」
男「わからないところは教えるから」
幼「ん……」
男「?」
幼「隣」トントン
男「はいはい」
・
・
・
・
男「これで式ができるだろ?」
幼「....ん」クンクン
男「聞いてる?」
幼「ん、き、聞いてるっ」
男「この式さえできれば後はいつもと同じだよ」
幼「ん わかった」
58:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:57:07:jWVIZJO. (58/147)
やべ私にしちゃったままだったわ
やべ私にしちゃったままだったわ
59:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:57:40:jWVIZJO. (59/147)
男「はい次な」
幼「ん 休憩する」
男「うおい」
幼「糖分が足りなくなってね コーヒーを入れてくるよ」
男「あ、俺のも」
幼「380円」
男「高っ」
幼「しょうがない 海より深いボクの懐に感謝するんだね」
男「はい次な」
幼「ん 休憩する」
男「うおい」
幼「糖分が足りなくなってね コーヒーを入れてくるよ」
男「あ、俺のも」
幼「380円」
男「高っ」
幼「しょうがない 海より深いボクの懐に感謝するんだね」
60:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:58:11:jWVIZJO. (60/147)
男「砂糖入れすぎだろ」
幼「うるさいなあ」
男「あぁあぁ糖尿病になるなこりゃ....」
幼「君は?」
男「一個ずつでいいや」
幼「ん」
男「にしても」
幼「?」
男「幼馴染の部屋、そんなに変わってないのな」
幼「汚れるからそんなに見ないでくれるかな?」
男「なぜ汚れるんだ....お?」
幼「?」
男「あれ懐かしいな 俺があげた人形じゃん」
幼「しまッーー」
男「島?」
男「砂糖入れすぎだろ」
幼「うるさいなあ」
男「あぁあぁ糖尿病になるなこりゃ....」
幼「君は?」
男「一個ずつでいいや」
幼「ん」
男「にしても」
幼「?」
男「幼馴染の部屋、そんなに変わってないのな」
幼「汚れるからそんなに見ないでくれるかな?」
男「なぜ汚れるんだ....お?」
幼「?」
男「あれ懐かしいな 俺があげた人形じゃん」
幼「しまッーー」
男「島?」
61:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:58:44:jWVIZJO. (61/147)
幼「(しまった....隠すの忘れた....)」
男「おちんちん」
幼「あ、あれは処分に困っていてね」
男「結構大きいからなー その人形」
幼「う、うん」
男「なんでベッドの上に放置してんだよ」
幼「それは、その、サンドバッグに使っていてね....」
男「サンドバッグ!?」
幼「(しまった....隠すの忘れた....)」
男「おちんちん」
幼「あ、あれは処分に困っていてね」
男「結構大きいからなー その人形」
幼「う、うん」
男「なんでベッドの上に放置してんだよ」
幼「それは、その、サンドバッグに使っていてね....」
男「サンドバッグ!?」
62:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:59:17:jWVIZJO. (62/147)
幼「新しいフェイバリットをその人形で練習するんだ」
男「えぇ」
幼「順逆自在の術はもうできるよ」
男「えぇ...」
幼「ほら、無駄話はいいから宿題の続きをするよ」
男「自分が休憩するって言い出したんじゃねーか」
幼「もう糖分とカフェインの補給は終わったからね」
幼「新しいフェイバリットをその人形で練習するんだ」
男「えぇ」
幼「順逆自在の術はもうできるよ」
男「えぇ...」
幼「ほら、無駄話はいいから宿題の続きをするよ」
男「自分が休憩するって言い出したんじゃねーか」
幼「もう糖分とカフェインの補給は終わったからね」
63:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 22:59:48:jWVIZJO. (63/147)
男「コーヒーなんて飲んだら眠れなくなるだろ」
幼「ボクは君と違うからね」
男「ワサビ苦手なくせに」
幼「っ」
男「そんなに砂糖入れるなら無理してコーヒー飲むなよ」
幼「うるさいなあ」
男「コーヒーなんて飲んだら眠れなくなるだろ」
幼「ボクは君と違うからね」
男「ワサビ苦手なくせに」
幼「っ」
男「そんなに砂糖入れるなら無理してコーヒー飲むなよ」
幼「うるさいなあ」
64:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:01:52:jWVIZJO. (64/147)
・
・
・
・
男「よし、終わりっ!」
幼「ん」
男「今何時....って日付変わっとるがな」
幼「いつまで居座る気かな?」
男「お前なぁ」
幼「夜中まで居座ってボクの寝込みを襲うつもりだろう」
男「誰が襲うか」
・
・
・
・
男「よし、終わりっ!」
幼「ん」
男「今何時....って日付変わっとるがな」
幼「いつまで居座る気かな?」
男「お前なぁ」
幼「夜中まで居座ってボクの寝込みを襲うつもりだろう」
男「誰が襲うか」
65:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:02:25:jWVIZJO. (65/147)
男「ご両親は?」
幼「とっくに寝ているさ」
男「男の俺がいるのに?」
幼「空気にしか思われてないんじゃないかな?」
男「えぇぇ 一応男女が同じ部屋にいるんだぜ?」
幼「見知らぬ男が家にいるとはワケが違うんだよ)
男「ご両親は?」
幼「とっくに寝ているさ」
男「男の俺がいるのに?」
幼「空気にしか思われてないんじゃないかな?」
男「えぇぇ 一応男女が同じ部屋にいるんだぜ?」
幼「見知らぬ男が家にいるとはワケが違うんだよ)
66:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:03:04:jWVIZJO. (66/147)
男「でも俺も帰るかな」
幼「っ」
男「それじゃ」
幼「き、きみ!」
男「?」
幼「なんか汗臭いよ....うん」
男「え?お、俺が?マジ?」クンクン
幼「うん」
男「え?えっ?ずっと汗臭かったの!?」
幼「う、うん!」
男「でも俺も帰るかな」
幼「っ」
男「それじゃ」
幼「き、きみ!」
男「?」
幼「なんか汗臭いよ....うん」
男「え?お、俺が?マジ?」クンクン
幼「うん」
男「え?えっ?ずっと汗臭かったの!?」
幼「う、うん!」
67:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:03:36:jWVIZJO. (67/147)
幼「お風呂に入ってきたらどうだい?」
男「帰ってシャワー入るよ」
幼「シャワーじゃ落ちないよ」
男「いや落ちるだろ」
幼「またガス代ケチる気だね?」
男「夏場は特にシャワーだけでいいだろーが」
幼「だから臭いんだよ、うん」
幼「お風呂に入ってきたらどうだい?」
男「帰ってシャワー入るよ」
幼「シャワーじゃ落ちないよ」
男「いや落ちるだろ」
幼「またガス代ケチる気だね?」
男「夏場は特にシャワーだけでいいだろーが」
幼「だから臭いんだよ、うん」
68:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:04:09:jWVIZJO. (68/147)
幼「もうこの際だからウチのお風呂貸してあげてもいいけど」
男「けど、お高いんでしょう?」
幼「なんとっ、0円のところタオルも付いて9980円だよ」
男「おお、一万切るのか!やっすぅーい」
幼「今ならボクも一緒に入ってあげてもいいよ」
男「えっ」
幼「おや?本気にしたのかい?」
男「いや....いらないオプションだなーって」
幼「もうこの際だからウチのお風呂貸してあげてもいいけど」
男「けど、お高いんでしょう?」
幼「なんとっ、0円のところタオルも付いて9980円だよ」
男「おお、一万切るのか!やっすぅーい」
幼「今ならボクも一緒に入ってあげてもいいよ」
男「えっ」
幼「おや?本気にしたのかい?」
男「いや....いらないオプションだなーって」
69:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:04:47:jWVIZJO. (69/147)
幼「そんな事言って、いざボクが入ってきたら喜ぶよね?」
男「そういや、昔は何回か一緒に入ったよな」
幼「うん あっちこっち触られまくったよ....」シクシク
男「いや、全く触ってない」
幼「どうだか」
男「あの時はあんまり女の子として見てなかったわけだし」
幼「そんな事言って、いざボクが入ってきたら喜ぶよね?」
男「そういや、昔は何回か一緒に入ったよな」
幼「うん あっちこっち触られまくったよ....」シクシク
男「いや、全く触ってない」
幼「どうだか」
男「あの時はあんまり女の子として見てなかったわけだし」
70:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:05:20:jWVIZJO. (70/147)
幼「あの時は?まるで今は....」
男「男と女だろ 一応な、一応」
幼「やっぱり喜ぶんじゃないか」
男「なんでそうなるんだよっ」
幼「せっかく背中くらいは流してあげようと思ったのに」
男「いや、いいって....」
幼「まあとっとと入ってきなよ」
男「おう.......って入らねえよ」
幼「あの時は?まるで今は....」
男「男と女だろ 一応な、一応」
幼「やっぱり喜ぶんじゃないか」
男「なんでそうなるんだよっ」
幼「せっかく背中くらいは流してあげようと思ったのに」
男「いや、いいって....」
幼「まあとっとと入ってきなよ」
男「おう.......って入らねえよ」
71:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:05:51:jWVIZJO. (71/147)
幼「沸いてるよ」
男「いやだからって」
幼「お母さんが用意してくれたみたいだ」
男「いやさあ」
幼「君の為に」
男「いや........」
幼「わざわざ、君の為に、厚意で」
男「........はい」
幼「早く入ってきなよ」
幼「沸いてるよ」
男「いやだからって」
幼「お母さんが用意してくれたみたいだ」
男「いやさあ」
幼「君の為に」
男「いや........」
幼「わざわざ、君の為に、厚意で」
男「........はい」
幼「早く入ってきなよ」
72:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:06:32:jWVIZJO. (72/147)
男「いいのか?」
幼「うん」
男「じゃあ入るよ すぐ出るけど」
幼「ゆっくりすればいいのに」
男「長風呂入ったら眠くなるんだよ」
幼「昔からそうだよね」
男「ま、こんな時間なわけだし....すぐ出ないとな」
幼「........」
男「いいのか?」
幼「うん」
男「じゃあ入るよ すぐ出るけど」
幼「ゆっくりすればいいのに」
男「長風呂入ったら眠くなるんだよ」
幼「昔からそうだよね」
男「ま、こんな時間なわけだし....すぐ出ないとな」
幼「........」
73:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:07:12:jWVIZJO. (73/147)
・
・
・
浴槽
男「(まさか幼馴染の家の風呂に入るとは)」
男「(変な妄想しないうちに出なければ)」
幼「ねえ」
男「うおっ な、なんだよっ」
幼「いや、浴槽で寝てないかと思ってね」
男「寝ねーよ」
幼「そうかい ならいいけどね」
・
・
・
浴槽
男「(まさか幼馴染の家の風呂に入るとは)」
男「(変な妄想しないうちに出なければ)」
幼「ねえ」
男「うおっ な、なんだよっ」
幼「いや、浴槽で寝てないかと思ってね」
男「寝ねーよ」
幼「そうかい ならいいけどね」
74:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:07:44:jWVIZJO. (74/147)
男「そろそろ出るところだ」
幼「ふぅん」
男「........お前はそこで何してるんだよ」
幼「? 洗面所を掃除しているんだよ」
男「俺が出れないだろ」
幼「気にせず出てくればいいじゃないか」
男「アホか タオルも無しに」
幼「君のはボクのと違って成長してないだろう」
男「しとるわアホ」
男「そろそろ出るところだ」
幼「ふぅん」
男「........お前はそこで何してるんだよ」
幼「? 洗面所を掃除しているんだよ」
男「俺が出れないだろ」
幼「気にせず出てくればいいじゃないか」
男「アホか タオルも無しに」
幼「君のはボクのと違って成長してないだろう」
男「しとるわアホ」
75:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:08:17:jWVIZJO. (75/147)
幼「まだ10分はかかりそうかな」
男「おい、のぼせちまうだろ」
幼「せいぜい気をつけることだね」
男「ハァ....」
・
・
・
・
男「やっと上がれた....」
幼「顔、真っ赤だよ」
男「横になりたい....」
幼「まだ10分はかかりそうかな」
男「おい、のぼせちまうだろ」
幼「せいぜい気をつけることだね」
男「ハァ....」
・
・
・
・
男「やっと上がれた....」
幼「顔、真っ赤だよ」
男「横になりたい....」
76:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:09:07:jWVIZJO. (76/147)
男「のぼせてはいないが、眠くなってきた....」
幼「ふぅん」
男「帰る」
幼「えっ」
男「帰る」
幼「っ」
男「帰って寝る」
幼「そ、そんなフラフラじゃ危ないよ」
男「家隣じゃねーか」
幼「そういう問題じゃないよ」
男「のぼせてはいないが、眠くなってきた....」
幼「ふぅん」
男「帰る」
幼「えっ」
男「帰る」
幼「っ」
男「帰って寝る」
幼「そ、そんなフラフラじゃ危ないよ」
男「家隣じゃねーか」
幼「そういう問題じゃないよ」
77:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:09:40:jWVIZJO. (77/147)
男「眠い」
幼「ボクの部屋のベッドを使わせてあげてもいいよ」
男「誰がつかうか....」
幼「とりあえず具合悪いならベッドに横になりなよ」
男「........」ドサッ
幼「少し休んでから考えるといいよ」
男「ん........そうする........」
幼「うん........」
男「........zzz ....zzz」
幼「....男?」
男「....zzz....zzz」
男「眠い」
幼「ボクの部屋のベッドを使わせてあげてもいいよ」
男「誰がつかうか....」
幼「とりあえず具合悪いならベッドに横になりなよ」
男「........」ドサッ
幼「少し休んでから考えるといいよ」
男「ん........そうする........」
幼「うん........」
男「........zzz ....zzz」
幼「....男?」
男「....zzz....zzz」
78:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:10:12:jWVIZJO. (78/147)
幼「ねぇってば」ツンツン
男「んにょっ........zzz」
幼「寝た?」
男「....zzz....zzz」スースー
幼「よし 男の宿題だけ処分しなくちゃね」チラッ
男「....zzz....zzz」スースー
幼「........」ゴクリ
幼「............」
幼「本当に寝たのかな?」サワサワ
男「んんん........zzz....」
幼「ねぇってば」ツンツン
男「んにょっ........zzz」
幼「寝た?」
男「....zzz....zzz」スースー
幼「よし 男の宿題だけ処分しなくちゃね」チラッ
男「....zzz....zzz」スースー
幼「........」ゴクリ
幼「............」
幼「本当に寝たのかな?」サワサワ
男「んんん........zzz....」
79:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:11:35:jWVIZJO. (79/147)
幼「君、女の子の部屋でよく熟睡できるね」
幼「.....」クンクン
幼「ボクを女の子として見てるのかい?」
男「zzz....zzz」
幼「........」
幼「........きっと見てくれてるよね?」
男「zzz........zzz」
幼「........」チュ
幼「君、女の子の部屋でよく熟睡できるね」
幼「.....」クンクン
幼「ボクを女の子として見てるのかい?」
男「zzz....zzz」
幼「........」
幼「........きっと見てくれてるよね?」
男「zzz........zzz」
幼「........」チュ
80:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:12:08:jWVIZJO. (80/147)
・
・
・
・
翌朝
男「........ん 朝か....」
男「........朝?........ふがっ!?」
男「こ、ここは!」
幼「ボクの部屋だよ」
男「ぁぁああぁぁ........寝落ち....」
幼「確信犯だろう ベッドまで占領しておいて」
男「えー?俺こんな行儀良くベッドで寝てたっけ?」
幼「うん」
男「えぇー........?」
・
・
・
・
翌朝
男「........ん 朝か....」
男「........朝?........ふがっ!?」
男「こ、ここは!」
幼「ボクの部屋だよ」
男「ぁぁああぁぁ........寝落ち....」
幼「確信犯だろう ベッドまで占領しておいて」
男「えー?俺こんな行儀良くベッドで寝てたっけ?」
幼「うん」
男「えぇー........?」
81:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:12:41:jWVIZJO. (81/147)
幼「おかげでボクはソファーで寝るはめになったじゃないか」
男「起こしてくれれば....」
幼「居直るのかい?」
男「す、すいません」
幼「まったく....君の図々しさには驚かされるよ」
男「すまぬ....すまぬ....」
幼「この責任はとってもらうからね?」
男「えっ、と.... どうやって取ればいいんですかね」
幼「おかげでボクはソファーで寝るはめになったじゃないか」
男「起こしてくれれば....」
幼「居直るのかい?」
男「す、すいません」
幼「まったく....君の図々しさには驚かされるよ」
男「すまぬ....すまぬ....」
幼「この責任はとってもらうからね?」
男「えっ、と.... どうやって取ればいいんですかね」
82:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:13:29:jWVIZJO. (82/147)
幼「君、今日の予定は?」
男「今日?今日は特に何も無いな バイトも休みにしたから勉強するつもりだった」
幼「そうかい つまり暇人なんだね」
男「いやまあ....そうなのかな?」
幼「なら少し付き合ってもらうよ」
男「はぁ?何にだよ」
幼「何でもいいじゃんか 荷物持ち係なんだから」
男「....は?」
幼「君、今日の予定は?」
男「今日?今日は特に何も無いな バイトも休みにしたから勉強するつもりだった」
幼「そうかい つまり暇人なんだね」
男「いやまあ....そうなのかな?」
幼「なら少し付き合ってもらうよ」
男「はぁ?何にだよ」
幼「何でもいいじゃんか 荷物持ち係なんだから」
男「....は?」
83:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:14:00:jWVIZJO. (83/147)
ーーー昼
男「で、何買うんだよ」
幼「さあ?」
男「さあ?って」
幼「特に決めてはいないよ 買いたいモノがあれば買っていくけど」
男「重いのは止めような」
幼「そのために君を連れてきているんだけどね」
男「.......ハァ」
ーーー昼
男「で、何買うんだよ」
幼「さあ?」
男「さあ?って」
幼「特に決めてはいないよ 買いたいモノがあれば買っていくけど」
男「重いのは止めような」
幼「そのために君を連れてきているんだけどね」
男「.......ハァ」
84:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:14:35:jWVIZJO. (84/147)
男「服でも買うのか?」
幼「部屋着のシャツでも買おうかな 薄着のやつ」
男「ふーーん」
幼「今いやらしい妄想をしたね?」
男「いや全く」
幼「ふーーん」
男「なぜ部屋着でいやらしい妄想をしなくちゃならねーんだよ」
幼「じゃあ水着」
男「!?」
男「服でも買うのか?」
幼「部屋着のシャツでも買おうかな 薄着のやつ」
男「ふーーん」
幼「今いやらしい妄想をしたね?」
男「いや全く」
幼「ふーーん」
男「なぜ部屋着でいやらしい妄想をしなくちゃならねーんだよ」
幼「じゃあ水着」
男「!?」
85:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:17:19:jWVIZJO. (85/147)
幼「君も素直な反応するね」
男「してやったんだ どうせ買わないくせに」
幼「つまらないね」
男「まずお前泳げないだろ」
幼「うるさい」
男「一度溺れかけたのを助けてやったっけ」
幼「また昔の話を恩着せがましく....」
幼「君も素直な反応するね」
男「してやったんだ どうせ買わないくせに」
幼「つまらないね」
男「まずお前泳げないだろ」
幼「うるさい」
男「一度溺れかけたのを助けてやったっけ」
幼「また昔の話を恩着せがましく....」
86:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:17:52:jWVIZJO. (86/147)
男「恩着せがましくないだろ」
幼「あ、あれはボクは溺れていたわけじゃなくて....君が出しゃばって助けにくるのが....」
男「ゲホゲホ泣いていたくせにな........」
幼「うるさいなあ せっかく水着を見定めてもらおうと思ったのに....」
男「なにっ!?」
幼「嘘だよばーか」
男「知ってたし」
幼「ちょっと期待したくせに」
男「微粒子レベルでな」
男「恩着せがましくないだろ」
幼「あ、あれはボクは溺れていたわけじゃなくて....君が出しゃばって助けにくるのが....」
男「ゲホゲホ泣いていたくせにな........」
幼「うるさいなあ せっかく水着を見定めてもらおうと思ったのに....」
男「なにっ!?」
幼「嘘だよばーか」
男「知ってたし」
幼「ちょっと期待したくせに」
男「微粒子レベルでな」
87:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:18:25:jWVIZJO. (87/147)
幼「ハァ....君とくだらない やりとりをしたおかげでお腹が空いてきたよ」
男「もう昼過ぎてるからなあ」
幼「君のおごりとは言え いいものを食べたいね」
男「んんん?」
幼「どうしたのかな?そんな顔して」
男「なーんで俺が奢ることになってるんだ?」
幼「当たり前じゃないか....今のご時世、初デートでは男子が奢るのがマナーなんだよ」
男「なんだよデートって」
幼「ッッッ、デ、デートてととと言うのはねっ......その、周りから見たらボクらはアレにゃんだよ?」
男「にゃん?」
幼「ハァ....君とくだらない やりとりをしたおかげでお腹が空いてきたよ」
男「もう昼過ぎてるからなあ」
幼「君のおごりとは言え いいものを食べたいね」
男「んんん?」
幼「どうしたのかな?そんな顔して」
男「なーんで俺が奢ることになってるんだ?」
幼「当たり前じゃないか....今のご時世、初デートでは男子が奢るのがマナーなんだよ」
男「なんだよデートって」
幼「ッッッ、デ、デートてととと言うのはねっ......その、周りから見たらボクらはアレにゃんだよ?」
男「にゃん?」
88:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:18:56:jWVIZJO. (88/147)
幼「男女二人でお店に入ったらカップルに見えるだろう?」
男「んー、まあそうだな」
幼「と、言うわだよ これは疑似デートなんだ」
男「疑似デート......」
幼「君、昨日お給料日だったじゃないか」
男「なんで把握してんの?」
幼「2つ掛け持ちしてて15日と25日がお給料日なことくらい知ってるよ」
男「........」
幼「つまり財布の紐はゆるゆると言うわけだ」
男「カッチカチやぞ」
幼「男女二人でお店に入ったらカップルに見えるだろう?」
男「んー、まあそうだな」
幼「と、言うわだよ これは疑似デートなんだ」
男「疑似デート......」
幼「君、昨日お給料日だったじゃないか」
男「なんで把握してんの?」
幼「2つ掛け持ちしてて15日と25日がお給料日なことくらい知ってるよ」
男「........」
幼「つまり財布の紐はゆるゆると言うわけだ」
男「カッチカチやぞ」
89:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:19:29:jWVIZJO. (89/147)
幼「さっ、どこかお店に入ろうか」
男「ハァ....」
幼「ここは学生らしく、ゼイサリアにしよう」
男「いい心構えだ」
幼「デザートもドリンクバーもしっかり注文するけどね」
男「」
幼「ほら、入るよ」
幼「さっ、どこかお店に入ろうか」
男「ハァ....」
幼「ここは学生らしく、ゼイサリアにしよう」
男「いい心構えだ」
幼「デザートもドリンクバーもしっかり注文するけどね」
男「」
幼「ほら、入るよ」
90:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:20:04:jWVIZJO. (90/147)
幼「フライドポテトとタコのカルパッチョとたらこクリームパスタと食後にストロベリーアイスをください」
店員「おちん」
男「ミラノ的ドリアで....」
店員「ちん」
幼「ドリンクバー二つ」
男「」
店員「おちんちん」
幼「以上で」
幼「フライドポテトとタコのカルパッチョとたらこクリームパスタと食後にストロベリーアイスをください」
店員「おちん」
男「ミラノ的ドリアで....」
店員「ちん」
幼「ドリンクバー二つ」
男「」
店員「おちんちん」
幼「以上で」
91:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:20:54:jWVIZJO. (91/147)
幼「せっかくドリンクバーを注文したのだからつぎにいかないとね」
男「まったくだ」
幼「君の分も入れてきてあげるよ」
男「烏龍茶で」
幼「ミックスね」
男「は?えっ?」
幼「はい 君の分」
男「なんだこの色!?」
幼「美味しいよ 多分 」
男「これを飲めと....?」
幼「炭酸入ってるし平気だよ」
男「なんで平気になるんだっ!」
幼「.......パシらせておいて酷いね」
男「........」
幼「せっかくドリンクバーを注文したのだからつぎにいかないとね」
男「まったくだ」
幼「君の分も入れてきてあげるよ」
男「烏龍茶で」
幼「ミックスね」
男「は?えっ?」
幼「はい 君の分」
男「なんだこの色!?」
幼「美味しいよ 多分 」
男「これを飲めと....?」
幼「炭酸入ってるし平気だよ」
男「なんで平気になるんだっ!」
幼「.......パシらせておいて酷いね」
男「........」
92:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:21:29:jWVIZJO. (92/147)
・
・
・
幼「うん 美味しかった」
男「な」
幼「さて」
男「出るのか?」
幼「ん その前に」
男「あぁトイレか」
幼「それは言葉に出すものじゃないよ」
男「はいはい」
・
・
・
幼「うん 美味しかった」
男「な」
幼「さて」
男「出るのか?」
幼「ん その前に」
男「あぁトイレか」
幼「それは言葉に出すものじゃないよ」
男「はいはい」
93:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:22:17:jWVIZJO. (93/147)
・
・
・
・
ーーートイレから戻って
幼「あれ?....男がいない」
幼「........」
店員「さっき会計済まして出て行きましたー」
幼「っ....」
ーーー店の外
男「おっ、やっとか」
幼「むぅ、レディに対して失礼だよ」
男「怒んなって」
幼「食い逃げかい?」
男「怒るぞ」
・
・
・
・
ーーートイレから戻って
幼「あれ?....男がいない」
幼「........」
店員「さっき会計済まして出て行きましたー」
幼「っ....」
ーーー店の外
男「おっ、やっとか」
幼「むぅ、レディに対して失礼だよ」
男「怒んなって」
幼「食い逃げかい?」
男「怒るぞ」
94:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:22:59:jWVIZJO. (94/147)
男「ちゃんと払ったよ」
幼「えっ....えっと、いくらかな?」
男「安かった」
幼「........」
男「ほら行こうぜ」
幼「ゼイサリアごときでドヤ顔かれるなんて」
男「くそっ!会計払わないで店出ればよかった!!」
幼「これじゃあ君に借りができたみたいで気持ち悪いね」
男「ちゃんと払ったよ」
幼「えっ....えっと、いくらかな?」
男「安かった」
幼「........」
男「ほら行こうぜ」
幼「ゼイサリアごときでドヤ顔かれるなんて」
男「くそっ!会計払わないで店出ればよかった!!」
幼「これじゃあ君に借りができたみたいで気持ち悪いね」
95:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:23:29:jWVIZJO. (95/147)
男「別にいいだろ」
幼「よくないよ これはボクと気分的な問題なんだ」
男「いつも世話になってるからさ」
幼「........」
男「なんだよその顔」
幼「君に借りを作るなんてもってのほかだからね」
男「借りって言ったってたかが昼飯じゃんか」
男「別にいいだろ」
幼「よくないよ これはボクと気分的な問題なんだ」
男「いつも世話になってるからさ」
幼「........」
男「なんだよその顔」
幼「君に借りを作るなんてもってのほかだからね」
男「借りって言ったってたかが昼飯じゃんか」
96:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:24:01:jWVIZJO. (96/147)
幼「い、一応言っておくけどね ボクはちゃんと払うつもりだったんだよ?」
男「で、本当に俺に奢られたから気に食わないとな?」
幼「まあその通りだね」
男「俺も幼馴染に奢るつもりだったんだ 」
幼「本当かな?」
男「それでもって、いざ会計になったら幼馴染が割り勘にするだろうから先に会計しただけだし」
幼「ッ........」
男「もういいだろ 俺へ自分の意志で金払ったんだから」
幼「........」
幼「い、一応言っておくけどね ボクはちゃんと払うつもりだったんだよ?」
男「で、本当に俺に奢られたから気に食わないとな?」
幼「まあその通りだね」
男「俺も幼馴染に奢るつもりだったんだ 」
幼「本当かな?」
男「それでもって、いざ会計になったら幼馴染が割り勘にするだろうから先に会計しただけだし」
幼「ッ........」
男「もういいだろ 俺へ自分の意志で金払ったんだから」
幼「........」
97:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:24:32:jWVIZJO. (97/147)
幼「これじゃあ本当に君に借りができたみたいじゃないか」
男「だーかーらー」
幼「........オホン」
男「?」
幼「君が奢ったんだ ボクも何か恋人らしい行動を取らないとね」
男「奢るのって恋人らしいのか?」
幼「もちろん デートだもん」
幼「これじゃあ本当に君に借りができたみたいじゃないか」
男「だーかーらー」
幼「........オホン」
男「?」
幼「君が奢ったんだ ボクも何か恋人らしい行動を取らないとね」
男「奢るのって恋人らしいのか?」
幼「もちろん デートだもん」
98:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:25:04:jWVIZJO. (98/147)
男「恋人らしい行為ってなんだ?」
幼「んー ....う、腕を組んであげてもいいよ」
男「腕っ!?」
幼「うん」
男「そそそ、それはさすがにアグレッシブ過ぎないか....ッ」
幼「フフフ 腕を組むくらいどうってことないだろう」
男「い、いやそっちはどうってこと無くても恥ずかしいのだが....」
男「恋人らしい行為ってなんだ?」
幼「んー ....う、腕を組んであげてもいいよ」
男「腕っ!?」
幼「うん」
男「そそそ、それはさすがにアグレッシブ過ぎないか....ッ」
幼「フフフ 腕を組むくらいどうってことないだろう」
男「い、いやそっちはどうってこと無くても恥ずかしいのだが....」
99:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:25:36:jWVIZJO. (99/147)
幼「なに赤面しているんだい?」
男「してねーよっ」
幼「本当はしてほしいんだろう?」
男「誰がッー」
幼「ほら」グイッ
男「おっふ......」
幼「..........ど、どうだい?」
男「はい」
幼「はいって....」
幼「なに赤面しているんだい?」
男「してねーよっ」
幼「本当はしてほしいんだろう?」
男「誰がッー」
幼「ほら」グイッ
男「おっふ......」
幼「..........ど、どうだい?」
男「はい」
幼「はいって....」
100:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:26:14:jWVIZJO. (100/147)
男「はい」
幼「どうなんだい?」グイッ
男「いや、はいまあ腕を組んでるなあって......はい....」
幼「もっと喜びたまへよ」ムニュッ
男「ッッ!?(こ、この腕に当たる感触はまさしく!)」
幼「どうなんだい?」
男「は....はい........はぅっ」
男「はい」
幼「どうなんだい?」グイッ
男「いや、はいまあ腕を組んでるなあって......はい....」
幼「もっと喜びたまへよ」ムニュッ
男「ッッ!?(こ、この腕に当たる感触はまさしく!)」
幼「どうなんだい?」
男「は....はい........はぅっ」
101:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:26:47:jWVIZJO. (101/147)
幼「な、なんかこっちまで恥ずかしくなってくるじゃないか」
男「いやだって腕とか組まれるの初めてですしお寿司ペプシ」
幼「昔よく手を繋いだじゃないか」
男「ガキの時代と比べられても」
幼「今とまるで感触が違うと?」ムニュッ
男「やっぱりわざとか....!」
幼「何がかな?」ムニュッ
男「“当ててんのよ”ってやつだろ........?」
幼「な、なんかこっちまで恥ずかしくなってくるじゃないか」
男「いやだって腕とか組まれるの初めてですしお寿司ペプシ」
幼「昔よく手を繋いだじゃないか」
男「ガキの時代と比べられても」
幼「今とまるで感触が違うと?」ムニュッ
男「やっぱりわざとか....!」
幼「何がかな?」ムニュッ
男「“当ててんのよ”ってやつだろ........?」
102:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:29:29:jWVIZJO. (102/147)
幼「まったく....すぐ破廉恥なことを考えるんだね」
男「誰だって意識するわっ!」
幼「嫌なのかい?」
男「い、いや別に嫌ってわけじゃなくてだな」
幼「嬉しいんだね」
男「なぜその2択なんだ」
幼「まったく....すぐ破廉恥なことを考えるんだね」
男「誰だって意識するわっ!」
幼「嫌なのかい?」
男「い、いや別に嫌ってわけじゃなくてだな」
幼「嬉しいんだね」
男「なぜその2択なんだ」
103:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:30:03:jWVIZJO. (103/147)
幼「ほら ちゃんと歩きなよ」
男「わーってる」
幼「........」
男「........」
幼「........」
男「........」
幼「ね、ねえ」
男「な、何だ」
幼「これ....歩き難いね」
男「....うん」
幼「ほら ちゃんと歩きなよ」
男「わーってる」
幼「........」
男「........」
幼「........」
男「........」
幼「ね、ねえ」
男「な、何だ」
幼「これ....歩き難いね」
男「....うん」
104:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:30:42:jWVIZJO. (104/147)
幼「やめようか」パッ
男「おうっ」
幼「そんなに残念がらなくても」
男「なってない なってない」
幼「腕を組んでも恋人のようには出来なかったね」
男「お互い経験値が低いんだな」
幼「ボクは君よりあるとは思うけど」
男「てぇマジ?」
幼「やめようか」パッ
男「おうっ」
幼「そんなに残念がらなくても」
男「なってない なってない」
幼「腕を組んでも恋人のようには出来なかったね」
男「お互い経験値が低いんだな」
幼「ボクは君よりあるとは思うけど」
男「てぇマジ?」
105:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:31:12:jWVIZJO. (105/147)
幼「うん」
男「っても誰とも付き合った事ないくせに」
幼「それはどうかな?」
男「ッッ!?」
幼「まあ無いけどね」
男「そ、そうか....」
幼「おや?何をホッとしているのかな?」
男「別にー??幼馴染に先越されたと思っただけだし....」
幼「うん」
男「っても誰とも付き合った事ないくせに」
幼「それはどうかな?」
男「ッッ!?」
幼「まあ無いけどね」
男「そ、そうか....」
幼「おや?何をホッとしているのかな?」
男「別にー??幼馴染に先越されたと思っただけだし....」
106:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:31:52:jWVIZJO. (106/147)
幼「........ね、ねえ」
男「ん?」
幼「そそそそういえば....君は先月に4組の女さんに告白されたそうじゃないか....」
男「まあ、されたけど何で知ってんだよ」
幼「....断ったそうだね」
男「あんまり接点無かったしな」
幼「ふぅん」
男「それに俺は勉強とバイトで精一杯だからさ」
幼「........ね、ねえ」
男「ん?」
幼「そそそそういえば....君は先月に4組の女さんに告白されたそうじゃないか....」
男「まあ、されたけど何で知ってんだよ」
幼「....断ったそうだね」
男「あんまり接点無かったしな」
幼「ふぅん」
男「それに俺は勉強とバイトで精一杯だからさ」
107:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:32:23:jWVIZJO. (107/147)
幼「ボクは君がモテるって都市伝説クラスの噂を聞いてね」
男「モテるっ?俺が!?」
幼「うん」
男「そりゃ都市伝説だな....モテたことなんて経験無いぞ」
幼「君、高校に入って何人に告白されたんだい?」
男「へー?何人とか言われてもなあ....」
幼「6人だよ」
男「そうだっけ? いやなんでお前が知っているんだ」
幼「ボクは君がモテるって都市伝説クラスの噂を聞いてね」
男「モテるっ?俺が!?」
幼「うん」
男「そりゃ都市伝説だな....モテたことなんて経験無いぞ」
幼「君、高校に入って何人に告白されたんだい?」
男「へー?何人とか言われてもなあ....」
幼「6人だよ」
男「そうだっけ? いやなんでお前が知っているんだ」
108:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:33:04:jWVIZJO. (108/147)
幼「なんとなく」
男「つーか、そんなのカウントしないって」
幼「うわっ....この発言....」
男「俺告白とかされても誰にも言ってないんだけどな....」
幼「き、きっと告白した女子が君ごときに振られたと広めているんだよ」
男「えぇー」
幼「ま、まったく何で君なんかに告白するんだろうね」
幼「なんとなく」
男「つーか、そんなのカウントしないって」
幼「うわっ....この発言....」
男「俺告白とかされても誰にも言ってないんだけどな....」
幼「き、きっと告白した女子が君ごときに振られたと広めているんだよ」
男「えぇー」
幼「ま、まったく何で君なんかに告白するんだろうね」
109:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:33:41:jWVIZJO. (109/147)
男「んー?妥協されてるのかもな」
幼「妥協?」
男「ほら、下手にイケメンだったり高みを狙うよりは手頃に思われてたり」
幼「そんなことないよっ」
男「えっ?」
幼「えっ?」
男「何か言った?」
幼「え、えっと....」
男「んー?妥協されてるのかもな」
幼「妥協?」
男「ほら、下手にイケメンだったり高みを狙うよりは手頃に思われてたり」
幼「そんなことないよっ」
男「えっ?」
幼「えっ?」
男「何か言った?」
幼「え、えっと....」
110:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:34:54:jWVIZJO. (110/147)
男「そりゃあ恋人とか興味無いわけじゃないし」
幼「ふーん」
男「ま、今の俺には恋人まで作ると荷が重いって話よ」
幼「できた事無い人が言ってもね....」
男「う、うっせえな!俺だってそりゃカップルは羨ましいんだよっ」
幼「おや?羨ましいんだ」
男「高校生活な一つの楽しみだろ」
男「そりゃあ恋人とか興味無いわけじゃないし」
幼「ふーん」
男「ま、今の俺には恋人まで作ると荷が重いって話よ」
幼「できた事無い人が言ってもね....」
男「う、うっせえな!俺だってそりゃカップルは羨ましいんだよっ」
幼「おや?羨ましいんだ」
男「高校生活な一つの楽しみだろ」
111:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:35:45:jWVIZJO. (111/147)
男「てか幼馴染のほうはどうなんだよ」
幼「何が?」
男「彼氏の一人や二人、いてもおかしくないだろ」
幼「ボクは別に必要としていないからね 羨ましくもないし」
男「へぇ」
幼「それに男子に性的な目で見られるのも好きでないんだ」
男「(エロい体しておいて....)」
幼「今いやらしい事を考えたね?」
男「いえいえ考えてませんとも」
男「てか幼馴染のほうはどうなんだよ」
幼「何が?」
男「彼氏の一人や二人、いてもおかしくないだろ」
幼「ボクは別に必要としていないからね 羨ましくもないし」
男「へぇ」
幼「それに男子に性的な目で見られるのも好きでないんだ」
男「(エロい体しておいて....)」
幼「今いやらしい事を考えたね?」
男「いえいえ考えてませんとも」
112:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:36:19:jWVIZJO. (112/147)
男「幼馴染の夢は玉の輿だもんな」
幼「はっきり言うと女性なら誰だって財力のある人間には目がいくものだよ」
男「ま、そりゃ立派なステータスだもんな」
幼「品定めしていく内に三十路を越えて売れ残りになってしまうからね」
男「売り手市場から一気に買い手市場だもんな」
幼「そういうことだね」
男「ていうか私立行けば良かったじゃんか」
男「幼馴染の夢は玉の輿だもんな」
幼「はっきり言うと女性なら誰だって財力のある人間には目がいくものだよ」
男「ま、そりゃ立派なステータスだもんな」
幼「品定めしていく内に三十路を越えて売れ残りになってしまうからね」
男「売り手市場から一気に買い手市場だもんな」
幼「そういうことだね」
男「ていうか私立行けば良かったじゃんか」
113:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:36:52:jWVIZJO. (113/147)
幼「ボクは別にそこまでお金持ちと結ばれたいわけじゃないよ」
男「はいはい」
幼「むぅ」
男「まあ幼馴染なら苦労はしないだろうよ」
幼「どういうことかな?」
男「幼馴染ほどの外見なら金持ちの方から寄ってくるからな」
幼「ボクはきちんと中身を見てくれる人を選びたいね」
幼「ボクは別にそこまでお金持ちと結ばれたいわけじゃないよ」
男「はいはい」
幼「むぅ」
男「まあ幼馴染なら苦労はしないだろうよ」
幼「どういうことかな?」
男「幼馴染ほどの外見なら金持ちの方から寄ってくるからな」
幼「ボクはきちんと中身を見てくれる人を選びたいね」
114:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:37:39:jWVIZJO. (114/147)
男「財力で選ぶ奴のセリフかそれ」
幼「うるさいなあ」
男「で、昨日のカラオケでは見つかったのか?」
幼「駄目だね」
男「駄目なのか」
幼「お金持ちの息子ってだけで教養も無いような人たちだったよ」
男「....お前、理想高いよな」
幼「そうかな?」
男「財力で選ぶ奴のセリフかそれ」
幼「うるさいなあ」
男「で、昨日のカラオケでは見つかったのか?」
幼「駄目だね」
男「駄目なのか」
幼「お金持ちの息子ってだけで教養も無いような人たちだったよ」
男「....お前、理想高いよな」
幼「そうかな?」
115:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:38:13:jWVIZJO. (115/147)
男「必ずダメ出しから入るし」
幼「それは否定できないかも」
男「ま、いい奴が見つかるといいな」
幼「........」
男「で、服はいいの見つかったのか?」
幼「えっ?えっ、と....」
男「必ずダメ出しから入るし」
幼「それは否定できないかも」
男「ま、いい奴が見つかるといいな」
幼「........」
男「で、服はいいの見つかったのか?」
幼「えっ?えっ、と....」
116:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:38:43:jWVIZJO. (116/147)
・
・
・
・
男「さて、帰ったら勉強せんとな」
幼「君は勉強のことしか頭に無いのかい?」
男「センターに向けて対策練らないと」
幼「センター???まだ高校二年なのに?」
男「んー、うん」
幼「気が早いね」
・
・
・
・
男「さて、帰ったら勉強せんとな」
幼「君は勉強のことしか頭に無いのかい?」
男「センターに向けて対策練らないと」
幼「センター???まだ高校二年なのに?」
男「んー、うん」
幼「気が早いね」
117:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:39:23:jWVIZJO. (117/147)
男「んん........」
幼「どうかしたの?」
男「ま、俺には塾やら予備校やらに行く金も出せるかわからないラインなんだよ」
幼「それは残念だったね」
男「ああ」
幼「....あ、あのさ」
男「?」
幼「今日は、その、ご飯ありがとう....」
男「お礼言われる程のランチの質でもないぞ」
男「んん........」
幼「どうかしたの?」
男「ま、俺には塾やら予備校やらに行く金も出せるかわからないラインなんだよ」
幼「それは残念だったね」
男「ああ」
幼「....あ、あのさ」
男「?」
幼「今日は、その、ご飯ありがとう....」
男「お礼言われる程のランチの質でもないぞ」
118:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:39:56:jWVIZJO. (118/147)
幼「そ、そのまあ腕を組んだだけじゃ対価にならないと思うんだ」
男「いや俺は別に対価とか」
幼「あ、あのその....ボクの部屋でよければいつでも勉強しにおいでよ」
男「へっ」
幼「連絡さえくれれば自習室として使ってくれてもいいよ」
男「いや、それは流石に申し訳ないと言うか」
幼「そ、そのまあ腕を組んだだけじゃ対価にならないと思うんだ」
男「いや俺は別に対価とか」
幼「あ、あのその....ボクの部屋でよければいつでも勉強しにおいでよ」
男「へっ」
幼「連絡さえくれれば自習室として使ってくれてもいいよ」
男「いや、それは流石に申し訳ないと言うか」
119:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:40:29:jWVIZJO. (119/147)
幼「君は残念ながら勉強は人並み以上に出来るからね」
男「残念で悪かったな」
幼「宿題を中心に自習しにおいでよ」
男「でも幼馴染の親にも気を遣わせて悪いだろ」
幼「いやいやむしろもった気を遣わせてあげなよ」
男「はぁ??なんでだよ」
幼「なっ、何でもだよ....」
幼「君は残念ながら勉強は人並み以上に出来るからね」
男「残念で悪かったな」
幼「宿題を中心に自習しにおいでよ」
男「でも幼馴染の親にも気を遣わせて悪いだろ」
幼「いやいやむしろもった気を遣わせてあげなよ」
男「はぁ??なんでだよ」
幼「なっ、何でもだよ....」
120:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:41:05:jWVIZJO. (120/147)
男「そりゃ冷房の効いた部屋で勉強できるのははっきり言ってすごい魅力的だからな」
幼「そうだろうね」
男「でも俺幼馴染の連絡先知らないし」
幼「!!! そ、そうだね 連絡先を交換しようよ」
男「そうだな」
幼「君は未だにガラケーなんだよね」
男「悪かったな」
男「そりゃ冷房の効いた部屋で勉強できるのははっきり言ってすごい魅力的だからな」
幼「そうだろうね」
男「でも俺幼馴染の連絡先知らないし」
幼「!!! そ、そうだね 連絡先を交換しようよ」
男「そうだな」
幼「君は未だにガラケーなんだよね」
男「悪かったな」
121:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:41:44:jWVIZJO. (121/147)
幼「まったく....しょうがないからメールで相手してあげるよ」
男「なんかムカつく」
幼「何故君なんかにボクの連絡先を教えてあげなければならないのかね」
男「えぇ....自分で提案しておいて....」
幼「それと!ボクのアドレスとか他人に教えないように」
男「あー 稀に聞かれるんだよな」
幼「そのたびに知らないと答えているのかい?」
幼「まったく....しょうがないからメールで相手してあげるよ」
男「なんかムカつく」
幼「何故君なんかにボクの連絡先を教えてあげなければならないのかね」
男「えぇ....自分で提案しておいて....」
幼「それと!ボクのアドレスとか他人に教えないように」
男「あー 稀に聞かれるんだよな」
幼「そのたびに知らないと答えているのかい?」
122:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:42:14:jWVIZJO. (122/147)
男「あぁ まあそのたびに嘘だろ嘘だろ言われるけどな」
幼「ふぅん これからも教えないように頼むよ」
男「今まで通り 知らないって言っとけばいいわけだ」
幼「えっ、と....“知ってるけど教えない”でいいんじゃないかな?」
男「えぇ?知ってるって言ったら余計面倒だろ」
幼「むぅ」
男「俺押しに弱いし」
幼「そうだった 君は誘惑に弱い男だったね」
男「あぁ まあそのたびに嘘だろ嘘だろ言われるけどな」
幼「ふぅん これからも教えないように頼むよ」
男「今まで通り 知らないって言っとけばいいわけだ」
幼「えっ、と....“知ってるけど教えない”でいいんじゃないかな?」
男「えぇ?知ってるって言ったら余計面倒だろ」
幼「むぅ」
男「俺押しに弱いし」
幼「そうだった 君は誘惑に弱い男だったね」
123:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:43:01:jWVIZJO. (123/147)
男「変な言い方にするなや」
幼「君だって安易に教えられたら嫌だろう?」
男「確かに」
幼「ボクだって同じさ だからボクにアポなんて取ろうとせずにきっぱり断ること いいね?」
男「はーい」
幼「....わかっているのかな?」
男「変な言い方にするなや」
幼「君だって安易に教えられたら嫌だろう?」
男「確かに」
幼「ボクだって同じさ だからボクにアポなんて取ろうとせずにきっぱり断ること いいね?」
男「はーい」
幼「....わかっているのかな?」
124:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:43:40:jWVIZJO. (124/147)
男「メアドとか手打ちでいいんだよな....?」
幼「これだからガラケー民は....」
男「あんまり交換とかしないからさ」
幼「他の男子とかは?」
男「友の奴が俺のメアド聞かれたら教えてるっぽくて、そいつから俺にメール来たらコッチが登録してる感じかな?」
幼「へぇ....そ、それは女子も一緒なのかい?」
男「んー?そうだな たまにメアド渡されたりしたけど」
男「メアドとか手打ちでいいんだよな....?」
幼「これだからガラケー民は....」
男「あんまり交換とかしないからさ」
幼「他の男子とかは?」
男「友の奴が俺のメアド聞かれたら教えてるっぽくて、そいつから俺にメール来たらコッチが登録してる感じかな?」
幼「へぇ....そ、それは女子も一緒なのかい?」
男「んー?そうだな たまにメアド渡されたりしたけど」
125:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:44:39:jWVIZJO. (125/147)
幼「君が顔文字使ったりしているのを想像すると吐き気と頭痛が同時にくるね」
男「うるせえな 幼馴染はどうなんだよ」
幼「君には使わないであげるよ」
男「幼馴染の方が顔文字使いそうなイメージ無いけどなあ」
幼「失礼な」
男「えぇー幼馴染が(`・ω・´)とか(。・ω・。)とか使ってるって考えたら....ブフッ」
幼「君のメアドを片っ端からスパムに登録しておくよ」
男「すいませんでした」
幼「君が期待しているような可愛い顔文字も絵文字無いよ」
幼「君が顔文字使ったりしているのを想像すると吐き気と頭痛が同時にくるね」
男「うるせえな 幼馴染はどうなんだよ」
幼「君には使わないであげるよ」
男「幼馴染の方が顔文字使いそうなイメージ無いけどなあ」
幼「失礼な」
男「えぇー幼馴染が(`・ω・´)とか(。・ω・。)とか使ってるって考えたら....ブフッ」
幼「君のメアドを片っ端からスパムに登録しておくよ」
男「すいませんでした」
幼「君が期待しているような可愛い顔文字も絵文字無いよ」
126:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:45:28:jWVIZJO. (126/147)
土曜日 昼 学校
教諭「はい!講習はこれにて終了!みんな土曜日なのにお疲れ様!」
生徒「起立 気を付けーおちんちーん」
男「ありがとうございまんこしたー」
「終わったー」 「帰りにラーメン行こうぜ!」
男「(さすがに午後は教室閉めるよな......)」
幼「午後は教室使えないよ」
男「ぬおっ!?」
幼「どうせ居残って勉強でもしようとしていたんじゃないのかい?」
男「......まあ」
幼「君の考えそうなことだね」
土曜日 昼 学校
教諭「はい!講習はこれにて終了!みんな土曜日なのにお疲れ様!」
生徒「起立 気を付けーおちんちーん」
男「ありがとうございまんこしたー」
「終わったー」 「帰りにラーメン行こうぜ!」
男「(さすがに午後は教室閉めるよな......)」
幼「午後は教室使えないよ」
男「ぬおっ!?」
幼「どうせ居残って勉強でもしようとしていたんじゃないのかい?」
男「......まあ」
幼「君の考えそうなことだね」
127:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:46:07:jWVIZJO. (127/147)
男「15時からバイトだから微妙に時間余っちゃうんだよな」
幼「バイト先に休憩室は無いのかい?」
男「そういや.....あるけど駄目だな まああるには、ある」
幼「?」
男「女先輩とかいたら勉強どころじゃないし」
幼「女先輩......?」ピクッ
男「2コ上の人でさ ○○女子大通ってるめっちゃ頭いい人なんだけどさ」
幼「ふぅぅん で、その学業優秀の先輩がいて何で駄目なんだい?」
男「いやもうマシンンガントークでね 話かけてきまくりなんだよ...」
男「15時からバイトだから微妙に時間余っちゃうんだよな」
幼「バイト先に休憩室は無いのかい?」
男「そういや.....あるけど駄目だな まああるには、ある」
幼「?」
男「女先輩とかいたら勉強どころじゃないし」
幼「女先輩......?」ピクッ
男「2コ上の人でさ ○○女子大通ってるめっちゃ頭いい人なんだけどさ」
幼「ふぅぅん で、その学業優秀の先輩がいて何で駄目なんだい?」
男「いやもうマシンンガントークでね 話かけてきまくりなんだよ...」
128:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:46:40:jWVIZJO. (128/147)
幼「ふぅん.....あっそ...」
男「今日シフト被ってるんだよな...帰りに捕まるとこれまた話が長いんだよ」
幼「帰りって何時なんだい?」
男「今日は22時だ 長い長い一日だ」
幼「それは大変だね」
男「無理やり晩飯奢ってくるのし」
幼「...........」
男「面倒見はいいんだよな ちょっとお節介だけど」
幼「今日とか御馳走にでもなればいいじゃないか」
幼「ふぅん.....あっそ...」
男「今日シフト被ってるんだよな...帰りに捕まるとこれまた話が長いんだよ」
幼「帰りって何時なんだい?」
男「今日は22時だ 長い長い一日だ」
幼「それは大変だね」
男「無理やり晩飯奢ってくるのし」
幼「...........」
男「面倒見はいいんだよな ちょっとお節介だけど」
幼「今日とか御馳走にでもなればいいじゃないか」
129:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:47:17:jWVIZJO. (129/147)
男「いやいや 与えられる事に慣れるのは男としてさ」
幼「と、言いつつ期待しているくせに」
男「期待も何も向こうが奢るって言ったら断っても聞かないんだよ」
幼「そんなお節介さんなのかい?」
男「やばいね」
幼「........」
男「先々週なんて断ったら『じゃあウチに食べに来い!』だぜ?流石に焦ったな」
幼「っ!?」
男「仮にもあんた一人暮らしだろって...」
男「いやいや 与えられる事に慣れるのは男としてさ」
幼「と、言いつつ期待しているくせに」
男「期待も何も向こうが奢るって言ったら断っても聞かないんだよ」
幼「そんなお節介さんなのかい?」
男「やばいね」
幼「........」
男「先々週なんて断ったら『じゃあウチに食べに来い!』だぜ?流石に焦ったな」
幼「っ!?」
男「仮にもあんた一人暮らしだろって...」
130:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:47:50:jWVIZJO. (130/147)
幼「い、いかっ....」
男「イカ?」
幼「ぃぃ、行かなかったのかい?そそそ、その先輩の家とやらに」
男「流石に断るよ 気まずいし」
幼「ふぅぅぅん 君にしては意外な選択肢だったね」
男「なんで意外なんだよ」
幼「君のような野獣はてっきりその先輩も御馳走になるのかと」
男「んな真似するか 好きでもないし」
幼「っ、...そう」
幼「い、いかっ....」
男「イカ?」
幼「ぃぃ、行かなかったのかい?そそそ、その先輩の家とやらに」
男「流石に断るよ 気まずいし」
幼「ふぅぅぅん 君にしては意外な選択肢だったね」
男「なんで意外なんだよ」
幼「君のような野獣はてっきりその先輩も御馳走になるのかと」
男「んな真似するか 好きでもないし」
幼「っ、...そう」
131:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:49:12:jWVIZJO. (131/147)
──────夜 男のバイト先
男「ふぅ....(あと15分か)」
先輩「あぁーやっと暇になったね」
男「ですな」
先輩「お腹ペコペコのバッキバキだよー」
男「バッキバキて...」
先輩「まあ私腹筋割れてるし」
男「おぉ、流石陸上部!」
先輩「見る?」
男「えっ、遠慮しておきます」
先輩「フフフ 時に男君!夜ご飯はどこで食べるのかにゃ?」
男「家帰ってから食べます」
──────夜 男のバイト先
男「ふぅ....(あと15分か)」
先輩「あぁーやっと暇になったね」
男「ですな」
先輩「お腹ペコペコのバッキバキだよー」
男「バッキバキて...」
先輩「まあ私腹筋割れてるし」
男「おぉ、流石陸上部!」
先輩「見る?」
男「えっ、遠慮しておきます」
先輩「フフフ 時に男君!夜ご飯はどこで食べるのかにゃ?」
男「家帰ってから食べます」
132:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:49:45:jWVIZJO. (132/147)
先輩「ええぇ?家帰るまでに餓死しちゃったらどうするの?」
男「どんな極限状態ですか」
先輩「明日休みでしょ?なら先輩が御馳走するよ!」
男「いやいや大丈夫ですって」
先輩「遠慮しないでよう」
男「してないですって あっ、ほらお客さッーー」
先輩「いらっしゃいませい!」
幼「ストレートティーください アイスで」
先輩「はい お待ちください」
男「(何でアイツが...)」
先輩「およよ?どしたの?」
先輩「ええぇ?家帰るまでに餓死しちゃったらどうするの?」
男「どんな極限状態ですか」
先輩「明日休みでしょ?なら先輩が御馳走するよ!」
男「いやいや大丈夫ですって」
先輩「遠慮しないでよう」
男「してないですって あっ、ほらお客さッーー」
先輩「いらっしゃいませい!」
幼「ストレートティーください アイスで」
先輩「はい お待ちください」
男「(何でアイツが...)」
先輩「およよ?どしたの?」
133:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:50:18:jWVIZJO. (133/147)
男「あ、いや、知り合いなんです」
先輩「えっ?あのおっぱい大きい子?」
男「いや、まあ、はい......」
先輩「彼女か!!」
男「いや付き合ってるとかじゃないんですけどね」
先輩「ふぅん……見せつけてくれるね」
男「あ、いや、知り合いなんです」
先輩「えっ?あのおっぱい大きい子?」
男「いや、まあ、はい......」
先輩「彼女か!!」
男「いや付き合ってるとかじゃないんですけどね」
先輩「ふぅん……見せつけてくれるね」
134:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:50:50:jWVIZJO. (134/147)
客席
男「ほいアイスティー こんな時間に何しに来たんだよ」
幼「ちょっと近くまで用事があってね」
男「用事?こんな時間に?」
幼「まだ九時台じゃないか」
男「まぁそれもそうだけどさ ここらへん夜になると真っ暗だし」
幼「そうだね」
男「とりあえず22時過ぎまで待ってろよ」
幼「む」ピクッ
男「もう用事は住んだんだろ?」
幼「う、うん」
男「じゃあ俺も一緒に帰るからさ 上がるまで待っててくれ」
幼「ッ、しょうがにゃいなあ...」
客席
男「ほいアイスティー こんな時間に何しに来たんだよ」
幼「ちょっと近くまで用事があってね」
男「用事?こんな時間に?」
幼「まだ九時台じゃないか」
男「まぁそれもそうだけどさ ここらへん夜になると真っ暗だし」
幼「そうだね」
男「とりあえず22時過ぎまで待ってろよ」
幼「む」ピクッ
男「もう用事は住んだんだろ?」
幼「う、うん」
男「じゃあ俺も一緒に帰るからさ 上がるまで待っててくれ」
幼「ッ、しょうがにゃいなあ...」
135:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:51:27:jWVIZJO. (135/147)
アップ後
先輩「えっ!?もう帰っちゃうのかい?」
男「あいつ待たせてるんで」
先輩「一緒に帰宅?それとも今夜は......おちょめちょめ!?」
男「おちょっ?いや、まあ家が近所なんですよ」
先輩「へえぇ いいなあ」
男「いいのか悪いのか」
先輩「男君が22時に上がるって知ってたの?」
男「まあ、多分」
先輩「ふぅん あぁっぁあ!羨ましいね!」
男「?」
アップ後
先輩「えっ!?もう帰っちゃうのかい?」
男「あいつ待たせてるんで」
先輩「一緒に帰宅?それとも今夜は......おちょめちょめ!?」
男「おちょっ?いや、まあ家が近所なんですよ」
先輩「へえぇ いいなあ」
男「いいのか悪いのか」
先輩「男君が22時に上がるって知ってたの?」
男「まあ、多分」
先輩「ふぅん あぁっぁあ!羨ましいね!」
男「?」
136:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:52:03:jWVIZJO. (136/147)
男「?」
先輩「君も罪な男だねえ」
男「な、なんすか茶化さないでくださいよ」
先輩「フフフ 照れない照れない」
男「あぁもう!お疲れ様でしたっ!」
先輩「はいはいお疲れ様!そんでもって御馳走様!」
男「んじゃ!」
先輩「.....ハァ 羨ましい」
男「?」
先輩「君も罪な男だねえ」
男「な、なんすか茶化さないでくださいよ」
先輩「フフフ 照れない照れない」
男「あぁもう!お疲れ様でしたっ!」
先輩「はいはいお疲れ様!そんでもって御馳走様!」
男「んじゃ!」
先輩「.....ハァ 羨ましい」
137:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:52:36:jWVIZJO. (137/147)
男「おう」
幼「ん」
男「帰ろうぜ」
幼「ん」
男「どうした?」
幼「あの先輩に晩御飯誘われてないのかい?」
男「ん?まあ毎回の事だし断ったけどさ」
幼「ボクなんかほっといて食べに行けばいいのに」
男「そういうわけにはいかないだろ」
幼「........」
男「ほらっ 帰ろうぜ」
幼「ん」
男「おう」
幼「ん」
男「帰ろうぜ」
幼「ん」
男「どうした?」
幼「あの先輩に晩御飯誘われてないのかい?」
男「ん?まあ毎回の事だし断ったけどさ」
幼「ボクなんかほっといて食べに行けばいいのに」
男「そういうわけにはいかないだろ」
幼「........」
男「ほらっ 帰ろうぜ」
幼「ん」
138:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:53:09:jWVIZJO. (138/147)
帰路
男「徒歩だったのか」
幼「ん」
男「用事ってなんだったんだ?」
幼「君には関係の無いことだよ」
男「教えてくれたっていいじゃんかよ」
幼「無いったら無いよ」
男「はいはい分かりました」
幼「にしても」
男「?」
幼「実に美人な先輩だったね」
帰路
男「徒歩だったのか」
幼「ん」
男「用事ってなんだったんだ?」
幼「君には関係の無いことだよ」
男「教えてくれたっていいじゃんかよ」
幼「無いったら無いよ」
男「はいはい分かりました」
幼「にしても」
男「?」
幼「実に美人な先輩だったね」
139:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:53:39:jWVIZJO. (139/147)
男「ああ女先輩か」
幼「そして確かに壊れたラジオ感は出ていたね」
男「だろ?止まらないんだよ」
幼「あんな美人な先輩にご飯に誘われるんなんて......それを断るなんてね」
男「美人は別に関係無いけどな」
幼「勿体無いことするね」
男「奢ってもらうのって気が引けるだろ」
男「ああ女先輩か」
幼「そして確かに壊れたラジオ感は出ていたね」
男「だろ?止まらないんだよ」
幼「あんな美人な先輩にご飯に誘われるんなんて......それを断るなんてね」
男「美人は別に関係無いけどな」
幼「勿体無いことするね」
男「奢ってもらうのって気が引けるだろ」
140:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:54:20:jWVIZJO. (140/147)
幼「おや?招待されたんじゃないのかい?先輩の部屋という花園に」
男「言い方おっさん臭っ!」
幼「食欲と有り余った性欲も満たされるはずだったのにね」
男「いちいち突っ込むのも面倒くせぇ」
幼「........オホン ま、ませっかく御馳走してもらえるチャンスだったのにボクのせいで潰れてしまったわけだね」
男「いや別にそんな風には」
幼「あ、あ、あれだね お詫びにボクの家が夜ご飯を出せばいいんじゃないのかな?」
男「?」
幼「ボクの家で食べていきなよ」
幼「おや?招待されたんじゃないのかい?先輩の部屋という花園に」
男「言い方おっさん臭っ!」
幼「食欲と有り余った性欲も満たされるはずだったのにね」
男「いちいち突っ込むのも面倒くせぇ」
幼「........オホン ま、ませっかく御馳走してもらえるチャンスだったのにボクのせいで潰れてしまったわけだね」
男「いや別にそんな風には」
幼「あ、あ、あれだね お詫びにボクの家が夜ご飯を出せばいいんじゃないのかな?」
男「?」
幼「ボクの家で食べていきなよ」
141:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:54:50:jWVIZJO. (141/147)
男「いやいやそれが一番気が引けるんだって」
幼「今お母さんに連絡するよ」
男「そんな急に」
幼「OKだそうだよ」
男「早ッ」
幼「LINEは早いんだよ」
男「そ、そうなのか」
幼「それで、食べて行くんだよね?」
男「でも.....」
幼「ボクの母親は君のためにもう夜ご飯を作っているだろうね...」
男「えぇ」
幼「その気持ちを無下にするなら別に」
男「わ、わかったよ御馳走になるよ」
幼「そう ついでに宿題もやろうね」
男「いやいやそれが一番気が引けるんだって」
幼「今お母さんに連絡するよ」
男「そんな急に」
幼「OKだそうだよ」
男「早ッ」
幼「LINEは早いんだよ」
男「そ、そうなのか」
幼「それで、食べて行くんだよね?」
男「でも.....」
幼「ボクの母親は君のためにもう夜ご飯を作っているだろうね...」
男「えぇ」
幼「その気持ちを無下にするなら別に」
男「わ、わかったよ御馳走になるよ」
幼「そう ついでに宿題もやろうね」
142:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:55:23:jWVIZJO. (142/147)
男「そっちがメインだったろお前」
幼「何を言うんだか......御馳走になっておいて」
男「まぁ明日休みだからいいけどさ」
幼「また寝る気だね」
男「今度は寝ねーよ」
幼「どうだか」
男「寝ないって」
男「そっちがメインだったろお前」
幼「何を言うんだか......御馳走になっておいて」
男「まぁ明日休みだからいいけどさ」
幼「また寝る気だね」
男「今度は寝ねーよ」
幼「どうだか」
男「寝ないって」
143:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:57:40:jWVIZJO. (143/147)
幼母「遠慮しないでねっ!」
男「いつもスイマセン......」
幼父「男君の親父には俺が若いころにかなり世話になったからな!遠慮するな!」
男「は、はぁ(幼父さんかなり酔ってるな)」
幼父「今日はあれらろ!!泊まってくんだろ!?ん!?」
男「い、いやそういうワケでは....」
幼父「られー?幼馴染が今晩は男君が泊まッーんぐぉ!?」
幼母「遠慮しないでねっ!」
男「いつもスイマセン......」
幼父「男君の親父には俺が若いころにかなり世話になったからな!遠慮するな!」
男「は、はぁ(幼父さんかなり酔ってるな)」
幼父「今日はあれらろ!!泊まってくんだろ!?ん!?」
男「い、いやそういうワケでは....」
幼父「られー?幼馴染が今晩は男君が泊まッーんぐぉ!?」
144:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:58:13:jWVIZJO. (144/147)
幼「ほら、酔っ払いはとっとと死んで」
幼母「お父さん大分酔ってるみたいね」
幼「お母さん、この酔っ払いを部屋まで」
幼母「はいはい」
男「お前なぁ......お父さんにエルボーかますなよ」
幼「お酒入るとあることないこと喋るからね」
───────幼馴染の部屋
幼「は?」
男「だから俺はもうやってあるんだって」
幼「あ、あ、あの量の宿題を?」
幼「ほら、酔っ払いはとっとと死んで」
幼母「お父さん大分酔ってるみたいね」
幼「お母さん、この酔っ払いを部屋まで」
幼母「はいはい」
男「お前なぁ......お父さんにエルボーかますなよ」
幼「お酒入るとあることないこと喋るからね」
───────幼馴染の部屋
幼「は?」
男「だから俺はもうやってあるんだって」
幼「あ、あ、あの量の宿題を?」
145:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:58:45:jWVIZJO. (145/147)
男「結局バイトまでの時間と休憩中に終わっちまった」
幼「そ、そういうところは恐れ入るね」
男「下手に残しておくとプランたてにくいからさ」
幼「そう」
男「...」
幼「......」
幼「ッ、......強いて言うならココとココとココと他には」
男「めっちゃあるやん」
幼「教えてくれてもいいよ」
男「.......ハァ」
幼「ほら、隣来てよ」トントン
男「はいはい」
男「結局バイトまでの時間と休憩中に終わっちまった」
幼「そ、そういうところは恐れ入るね」
男「下手に残しておくとプランたてにくいからさ」
幼「そう」
男「...」
幼「......」
幼「ッ、......強いて言うならココとココとココと他には」
男「めっちゃあるやん」
幼「教えてくれてもいいよ」
男「.......ハァ」
幼「ほら、隣来てよ」トントン
男「はいはい」
146:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:59:16:jWVIZJO. (146/147)
・
・
・
幼「うん、終了」
男「お前殆ど俺の写したしただけじゃねーか」
幼「減るもんじゃないし」
男「いいように利用しやがって」
幼「お詫びにお風呂を貸してあげるよ」
男「もう夜遅いしいいよ」
幼「せっかく君のために沸かしたのに?」
男「いや、でもですねえ」
幼「わざわざ沸かしたガス代......」
男「俺の断れないツボをグイグイ圧すな」
・
・
・
幼「うん、終了」
男「お前殆ど俺の写したしただけじゃねーか」
幼「減るもんじゃないし」
男「いいように利用しやがって」
幼「お詫びにお風呂を貸してあげるよ」
男「もう夜遅いしいいよ」
幼「せっかく君のために沸かしたのに?」
男「いや、でもですねえ」
幼「わざわざ沸かしたガス代......」
男「俺の断れないツボをグイグイ圧すな」
147:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/13(日) 23:59:46:jWVIZJO. (147/147)
幼「ちょろいからね」
男「はい」
幼「遠慮されるような事ではないよ せっかく準備したんだし」
男「準備してから言われると断りにくい」
幼「知ってて準備してるんだよ」
男「ハァ...」
幼「はい早く行っておいで」
男「えぇ」
幼「はよ」
男「ハァ はいはい」
幼「ちょろいからね」
男「はい」
幼「遠慮されるような事ではないよ せっかく準備したんだし」
男「準備してから言われると断りにくい」
幼「知ってて準備してるんだよ」
男「ハァ...」
幼「はい早く行っておいで」
男「えぇ」
幼「はよ」
男「ハァ はいはい」
148:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:00:19:.iShZW4M (1/36)
男「ふああ」
幼「長いお湯だったね 遠慮しないタイプだったんだね」
男「お前が洗面所にいるから出られなかったんだろ...」
幼「おや?」
男「んなんだぁよ...」
幼「眠そうだね」
男「んん......帰らなければ........」
幼「あっ」
男「ん?」
男「ふああ」
幼「長いお湯だったね 遠慮しないタイプだったんだね」
男「お前が洗面所にいるから出られなかったんだろ...」
幼「おや?」
男「んなんだぁよ...」
幼「眠そうだね」
男「んん......帰らなければ........」
幼「あっ」
男「ん?」
149:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:00:52:.iShZW4M (2/36)
幼「君に渡すものがあるんだった」
男「はえ?」
幼「その前にお風呂に入ってくるから待っててね」
男「ええぇぇっぇ」
幼「今玄関とか窓開けるとセコム来るからね(大嘘)」
男「軽い軟禁じゃねぇか」
幼「寝ててもいいよ」
男「そういわけには...」
幼「っじゃ」
男「......眠い......」
・
・
・
・
・
・
幼「君に渡すものがあるんだった」
男「はえ?」
幼「その前にお風呂に入ってくるから待っててね」
男「ええぇぇっぇ」
幼「今玄関とか窓開けるとセコム来るからね(大嘘)」
男「軽い軟禁じゃねぇか」
幼「寝ててもいいよ」
男「そういわけには...」
幼「っじゃ」
男「......眠い......」
・
・
・
・
・
・
150:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:01:22:.iShZW4M (3/36)
───────────────
小学生時代のお話
男「おはよう幼ちゃん!」
幼「おはよう男君」
.......男君のお父さんが居なくなったと聞いてから随分と時間が経った
��亡くなった��ではなくて、��居なくなった��という話はどこか引っかかっていたけど
男「昨日突き指したところすごい腫れちゃったよー」
幼「気をつけないと駄目だよ?」
いつも通り彼は元気だった
男君のお父さんが居なくなってから、彼と男母さんは隣のアパートに引越してきた」
元から親同士が仲良く、同じように仲の良かった私はとても嬉しかった
私一人だった登下校が彼との二人での登下校になった。二人だけの時間。男君も同じように嬉しく思っているんだろうと思った
───────────────
小学生時代のお話
男「おはよう幼ちゃん!」
幼「おはよう男君」
.......男君のお父さんが居なくなったと聞いてから随分と時間が経った
��亡くなった��ではなくて、��居なくなった��という話はどこか引っかかっていたけど
男「昨日突き指したところすごい腫れちゃったよー」
幼「気をつけないと駄目だよ?」
いつも通り彼は元気だった
男君のお父さんが居なくなってから、彼と男母さんは隣のアパートに引越してきた」
元から親同士が仲良く、同じように仲の良かった私はとても嬉しかった
私一人だった登下校が彼との二人での登下校になった。二人だけの時間。男君も同じように嬉しく思っているんだろうと思った
151:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:01:53:.iShZW4M (4/36)
ある日 土曜日
男「あ、おはよう」
幼「おはよう」
男「.......」
幼「ねぇねぇ、たこ焼きマントマン見た?」
男「あっ、あっ、うーん......見てないや」
幼「そっかー ボクも途中までしか見てないけどね」
男「.......」
幼「元気無いね」
男「そんなことないよ」
幼「そう? 嫌だなぁ今日...」
男「......」
幼「授業参観だなんて...来なくていいのに.......」
ある日 土曜日
男「あ、おはよう」
幼「おはよう」
男「.......」
幼「ねぇねぇ、たこ焼きマントマン見た?」
男「あっ、あっ、うーん......見てないや」
幼「そっかー ボクも途中までしか見てないけどね」
男「.......」
幼「元気無いね」
男「そんなことないよ」
幼「そう? 嫌だなぁ今日...」
男「......」
幼「授業参観だなんて...来なくていいのに.......」
152:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:02:24:.iShZW4M (5/36)
─────────学校
先生「はい!じゃぁ今日は作文をね!発表ね!してもらいます!」
生徒「ヤダヤダー」
先生「フフフフ 今年は誰に読んでもらうかはぶっつけ本番で指名しますからねぇ」
男「........」キョロ...
幼「嫌だなぁ」キョロキョロ
「ゲッ!俺のトーチャン!」「あ!○○のお母さんだ!」
「おぉ、△△の母ちゃんの着物だぞ!」「●●の母ちゃんってマジでマサイ族だったんだな!」
幼「あっ!」
男「!?」
幼母「チャオー」フリフリ
幼「うぅ....(何で来るかなぁぁ)」
男「.....」ガックリ
先生「はい!幼馴染さん!読んでくださーい!」
幼「っ!?」
─────────学校
先生「はい!じゃぁ今日は作文をね!発表ね!してもらいます!」
生徒「ヤダヤダー」
先生「フフフフ 今年は誰に読んでもらうかはぶっつけ本番で指名しますからねぇ」
男「........」キョロ...
幼「嫌だなぁ」キョロキョロ
「ゲッ!俺のトーチャン!」「あ!○○のお母さんだ!」
「おぉ、△△の母ちゃんの着物だぞ!」「●●の母ちゃんってマジでマサイ族だったんだな!」
幼「あっ!」
男「!?」
幼母「チャオー」フリフリ
幼「うぅ....(何で来るかなぁぁ)」
男「.....」ガックリ
先生「はい!幼馴染さん!読んでくださーい!」
幼「っ!?」
153:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:03:00:.iShZW4M (6/36)
幼「------です。おわり」
パチパチパチんこパチパチパチパチパチ
先生「いやはや本当に素晴らしい作文でした」
幼母「よっ!にっぽんいちー!」 \ドッ/
幼「あぅうぅぅ」
「ギャハハハ!幼の母ちゃん面白ぇー!」
先生「さあて次は」
「幼馴染読んだんだから次は男の番ー!」「そうだー!」
男「えっ えっ?」
先生「.......」
「ほら恥ずかしがってないで読めよ男ー!」「はーやく!はーやく!」
先生「と、言うわけで読め読めうるさいけど本当は自分が読みたくてしょうがない△△!」
「えぇ!?」「アハハ!△△だせー!」
先生「さ、読んでみよう!」
男「ホッ」
幼「------です。おわり」
パチパチパチんこパチパチパチパチパチ
先生「いやはや本当に素晴らしい作文でした」
幼母「よっ!にっぽんいちー!」 \ドッ/
幼「あぅうぅぅ」
「ギャハハハ!幼の母ちゃん面白ぇー!」
先生「さあて次は」
「幼馴染読んだんだから次は男の番ー!」「そうだー!」
男「えっ えっ?」
先生「.......」
「ほら恥ずかしがってないで読めよ男ー!」「はーやく!はーやく!」
先生「と、言うわけで読め読めうるさいけど本当は自分が読みたくてしょうがない△△!」
「えぇ!?」「アハハ!△△だせー!」
先生「さ、読んでみよう!」
男「ホッ」
154:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:03:31:.iShZW4M (7/36)
-----授業終了
幼「もう!なんで来るの!?」
幼母「だってぇー授業参観だしぃー」
幼「ばかばかばか!」
幼母「オホホホ それじゃ、私は先に帰るわねっ」
幼「帰ってよもう」
男「......」
幼「変にお洒落までしてくるなんて......ああ恥ずかしい」
男「そうかな?」
幼「男君のお母さんは?」
男「仕事」
幼「仕事かぁ いいなぁ」
-----授業終了
幼「もう!なんで来るの!?」
幼母「だってぇー授業参観だしぃー」
幼「ばかばかばか!」
幼母「オホホホ それじゃ、私は先に帰るわねっ」
幼「帰ってよもう」
男「......」
幼「変にお洒落までしてくるなんて......ああ恥ずかしい」
男「そうかな?」
幼「男君のお母さんは?」
男「仕事」
幼「仕事かぁ いいなぁ」
155:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:04:03:.iShZW4M (8/36)
男「なんで?」
幼「だって仕事だったら来ないでしょ?」
男「......うん、来ない」
幼「ボクなんて来ちゃった挙句に作文まで読まされたよ」
男「良かったよ?幼ちゃんの作文」
幼「良くないよっ 恥ずかしいだけだもん」
男「そう?かなぁ」
男「なんで?」
幼「だって仕事だったら来ないでしょ?」
男「......うん、来ない」
幼「ボクなんて来ちゃった挙句に作文まで読まされたよ」
男「良かったよ?幼ちゃんの作文」
幼「良くないよっ 恥ずかしいだけだもん」
男「そう?かなぁ」
156:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:04:36:.iShZW4M (9/36)
運動会 お昼
男「...........」
「お弁当食べよう!」「うわぁ!△△ん家の弁当すげぇ!」「お父さん撮ってー!」「●●の父ちゃんシマウマの肉獲ってきてるぞ!!」
男「.............」
男「......」スタスタスタ
幼「......」キョロキョロ
幼母「どうしたの?」
幼父「男君はどこだ?」
幼「それが探してるんだけど...」
運動会 お昼
男「...........」
「お弁当食べよう!」「うわぁ!△△ん家の弁当すげぇ!」「お父さん撮ってー!」「●●の父ちゃんシマウマの肉獲ってきてるぞ!!」
男「.............」
男「......」スタスタスタ
幼「......」キョロキョロ
幼母「どうしたの?」
幼父「男君はどこだ?」
幼「それが探してるんだけど...」
157:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:05:42:.iShZW4M (10/36)
幼父「んー?午前中は玉入れに出ていたんだよなあ?」
幼「誰かと食べているのかな?」
幼母「だといいけれど...」
幼「ボクもお腹空いた」
幼父「おう!パパもお腹空いたぞ!」
幼母「男君の分はあってもパパの分は無いわよ」
幼父「おうぅ」
幼父「んー?午前中は玉入れに出ていたんだよなあ?」
幼「誰かと食べているのかな?」
幼母「だといいけれど...」
幼「ボクもお腹空いた」
幼父「おう!パパもお腹空いたぞ!」
幼母「男君の分はあってもパパの分は無いわよ」
幼父「おうぅ」
158:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:06:14:.iShZW4M (11/36)
ーーーー校内 図書室
男「...........」ガサガサ
男「おにぎりじゃなくてパンにすればよかった」
男「...明太子にすればよかった......」
男「雨...降ればよかったのに...」
____午後
幼「どこに行ってたんだい?」
男「ん ちょっとね」
幼「お母さん来た?」
男「仕事」
幼「そっか」
男「ん」
ーーーー校内 図書室
男「...........」ガサガサ
男「おにぎりじゃなくてパンにすればよかった」
男「...明太子にすればよかった......」
男「雨...降ればよかったのに...」
____午後
幼「どこに行ってたんだい?」
男「ん ちょっとね」
幼「お母さん来た?」
男「仕事」
幼「そっか」
男「ん」
159:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:06:44:.iShZW4M (12/36)
男「ん」
幼「あれ?じゃあお昼は誰と食べてたの?」
男「え、と、友達と...」
幼「そっか ならいいなだけど」
男「うん」
幼「.........」
男「ん」
幼「あれ?じゃあお昼は誰と食べてたの?」
男「え、と、友達と...」
幼「そっか ならいいなだけど」
男「うん」
幼「.........」
160:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:07:32:.iShZW4M (13/36)
<<<小学校 六年生>>>
幼馴染の家
幼父「よっ!ほっ!」
男「えぃ!」
ゲームオーバー!
幼父「おっとと、また負けちゃったな!」
男「俺の勝ちー!」
幼父「強いなぁ男君は!」
男「えへへ」
幼「お父さんが弱いんだよ」
幼父「そういえば来週は運動会だな」
幼父「そうねえ」
幼「嫌だな」
男「......」
<<<小学校 六年生>>>
幼馴染の家
幼父「よっ!ほっ!」
男「えぃ!」
ゲームオーバー!
幼父「おっとと、また負けちゃったな!」
男「俺の勝ちー!」
幼父「強いなぁ男君は!」
男「えへへ」
幼「お父さんが弱いんだよ」
幼父「そういえば来週は運動会だな」
幼父「そうねえ」
幼「嫌だな」
男「......」
161:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:08:05:.iShZW4M (14/36)
幼父「親子参加種目は二人三脚と綱引きと......あとなんだっけか?」
幼「出なくていいよ」
幼父「どうだ男君!俺と二人三脚でないか!?」
幼「っ」ムスッ
男「えっ?」
幼父「男君足速いし優勝できると思うぞ!ガハハ!」
幼「(最近パパって男君に甘いよね)」
幼母「(仕方ないじゃない......)」
幼「(......)」
幼父「どうだ?」
男「えっ?い、いいのかな?」
幼父「親子参加種目は二人三脚と綱引きと......あとなんだっけか?」
幼「出なくていいよ」
幼父「どうだ男君!俺と二人三脚でないか!?」
幼「っ」ムスッ
男「えっ?」
幼父「男君足速いし優勝できると思うぞ!ガハハ!」
幼「(最近パパって男君に甘いよね)」
幼母「(仕方ないじゃない......)」
幼「(......)」
幼父「どうだ?」
男「えっ?い、いいのかな?」
162:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:08:40:.iShZW4M (15/36)
幼父「いいに決まってるだろう!俺と組めば優勝間違い無し!」
幼「むう」ムスッ
男「えへへ、じゃ、じゃあ」
幼「駄目」
男「っれ?」
幼父「っと、いいじゃないか別に」
幼「二人三脚はあくまで親子だもん」
幼母「いいじゃないの別に……」
幼父「そうだぞ 親子みたいなもんなんだし」
幼「むう!パパは私のお父さんでしょ!?」
幼母「ほらほら嫉妬しなーいの」
男「あ、あの......」
幼「駄目ったら駄目!」
幼父「ハッハッハ!嫉妬だなんてなー じゃあ幼二人三脚出るか!?」
幼「出るわけないじゃん」
幼父「いいに決まってるだろう!俺と組めば優勝間違い無し!」
幼「むう」ムスッ
男「えへへ、じゃ、じゃあ」
幼「駄目」
男「っれ?」
幼父「っと、いいじゃないか別に」
幼「二人三脚はあくまで親子だもん」
幼母「いいじゃないの別に……」
幼父「そうだぞ 親子みたいなもんなんだし」
幼「むう!パパは私のお父さんでしょ!?」
幼母「ほらほら嫉妬しなーいの」
男「あ、あの......」
幼「駄目ったら駄目!」
幼父「ハッハッハ!嫉妬だなんてなー じゃあ幼二人三脚出るか!?」
幼「出るわけないじゃん」
163:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:09:13:.iShZW4M (16/36)
幼父「なら別に男君と出てもいいだろう」
幼「むう」
男「い、いいの?」
幼母「もちろんよ」
幼父「優勝するぞー!」
男「へへへ.....親子二人三脚.....」
幼「駄目!パパは私のお父さんなの!」
男「でも幼ちゃんのお父さんは」
幼「駄目に決まってるじゃん!男君のお父さんじゃないんだしっ!」
幼母「幼馴染ねぇ」
幼父「だいたい男君お父さんいないくせっ!!!」
男「ッ......」
幼父「!」
幼母「!!」
男「あっ、そ、そうだったー!俺お父さんいないんだったー!」
幼父「なら別に男君と出てもいいだろう」
幼「むう」
男「い、いいの?」
幼母「もちろんよ」
幼父「優勝するぞー!」
男「へへへ.....親子二人三脚.....」
幼「駄目!パパは私のお父さんなの!」
男「でも幼ちゃんのお父さんは」
幼「駄目に決まってるじゃん!男君のお父さんじゃないんだしっ!」
幼母「幼馴染ねぇ」
幼父「だいたい男君お父さんいないくせっ!!!」
男「ッ......」
幼父「!」
幼母「!!」
男「あっ、そ、そうだったー!俺お父さんいないんだったー!」
164:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:09:46:.iShZW4M (17/36)
幼「.........え、えっとその、あの、その.....」
男「だから駄目なんだった!ごめんね幼ちゃん!俺もう帰らなきゃ!」
幼「あ、あの」
男「お邪魔しましたー!」
幼母「ッ」バチーン!
幼父「ちょっ!?ビビビンタですか....」アワワ
幼「痛ッ!?」
今現在最初で最後の母の激怒。痛かったけど...だけどそれ以上に痛かったのは男なんだろう
自分の軽率な発言。そのあとの男の表情は一生忘れられない
授業参観の時も、運動会の時も、誰かを捜すように周りを見渡していた彼の心をしった
突きつけられる彼の現実を、彼の痛みを......どうして私はもっと早く気付いてあげられなかったのだろう
幼「.........え、えっとその、あの、その.....」
男「だから駄目なんだった!ごめんね幼ちゃん!俺もう帰らなきゃ!」
幼「あ、あの」
男「お邪魔しましたー!」
幼母「ッ」バチーン!
幼父「ちょっ!?ビビビンタですか....」アワワ
幼「痛ッ!?」
今現在最初で最後の母の激怒。痛かったけど...だけどそれ以上に痛かったのは男なんだろう
自分の軽率な発言。そのあとの男の表情は一生忘れられない
授業参観の時も、運動会の時も、誰かを捜すように周りを見渡していた彼の心をしった
突きつけられる彼の現実を、彼の痛みを......どうして私はもっと早く気付いてあげられなかったのだろう
165:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:10:18:.iShZW4M (18/36)
運動会前日
TV「明日は快晴です!山下!金返せ!」
幼「.......」
幼母「運動会日和ねえ」
幼「ねえお母さん」
幼母「なあに?」
幼「あのね、明日のお弁当なんだけどさ......」
運動会前日
TV「明日は快晴です!山下!金返せ!」
幼「.......」
幼母「運動会日和ねえ」
幼「ねえお母さん」
幼母「なあに?」
幼「あのね、明日のお弁当なんだけどさ......」
166:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:11:03:.iShZW4M (19/36)
────翌日運動会 お昼
男「.........」
「▽▽の家も一緒に食べよう!」「お父さん!綱引き出ようよ!」
「父ちゃん、二人三脚前に食いすぎないでよ」
「●●の母ちゃん50m4秒台らしいぞ」「やべえだろそれ」
男「........」スタスタ
─────校内図書室
男「(お昼、食べよう......)」
幼「図書室での飲食は禁止だよ」
男「ッ!?」ビクッ
幼「まったく....どこに行くのかと思えば」
────翌日運動会 お昼
男「.........」
「▽▽の家も一緒に食べよう!」「お父さん!綱引き出ようよ!」
「父ちゃん、二人三脚前に食いすぎないでよ」
「●●の母ちゃん50m4秒台らしいぞ」「やべえだろそれ」
男「........」スタスタ
─────校内図書室
男「(お昼、食べよう......)」
幼「図書室での飲食は禁止だよ」
男「ッ!?」ビクッ
幼「まったく....どこに行くのかと思えば」
167:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:11:36:.iShZW4M (20/36)
男「な、なんだ幼ちゃんか」
幼「トイレの時以外は校内に入っちゃダメって先生言ってたじゃんか」
男「.....俺は毎年入ってるし」
幼「毎年ねぇ」
男「で、どうしたの?みんな外にいるよ?」
幼「い、いや、その」
男「?」
幼「ボ、ボクもここでお昼を.....」
男「そっか」
幼「......」
男「......」
幼「と、言うワケだよ」
男「じゃあ一緒に食べようか」
幼「っ、うん」
男「な、なんだ幼ちゃんか」
幼「トイレの時以外は校内に入っちゃダメって先生言ってたじゃんか」
男「.....俺は毎年入ってるし」
幼「毎年ねぇ」
男「で、どうしたの?みんな外にいるよ?」
幼「い、いや、その」
男「?」
幼「ボ、ボクもここでお昼を.....」
男「そっか」
幼「......」
男「......」
幼「と、言うワケだよ」
男「じゃあ一緒に食べようか」
幼「っ、うん」
168:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:12:55:.iShZW4M (21/36)
幼「そうだ」
男「?」
幼「おかずの交換っこをしようよ」
男「え?....でも俺コンビニのおにぎりだよ?」
幼「っっっとと、そ、そうだったね」
男「ごめん...」
幼「まあでもいいよ ボクの親はどうやらおかずてんこ盛りにしてしまったらしいんだ」
男「そっか」
幼「ほら、あげる」
男「えっ、いいの?」
幼「遠慮しないでよ はい」
幼「そうだ」
男「?」
幼「おかずの交換っこをしようよ」
男「え?....でも俺コンビニのおにぎりだよ?」
幼「っっっとと、そ、そうだったね」
男「ごめん...」
幼「まあでもいいよ ボクの親はどうやらおかずてんこ盛りにしてしまったらしいんだ」
男「そっか」
幼「ほら、あげる」
男「えっ、いいの?」
幼「遠慮しないでよ はい」
169:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:13:43:.iShZW4M (22/36)
幼「これとかこれとかこれとか」
男「わぁ...」パァ
幼「おにぎりだけじゃパワー出ないからね」
男「いただきます」
幼「どうぞ」
男「モグモグ」
幼「.......毎年ここで一人で食べてたのかい?」
男「モグモグ......ん....」
幼「そう」
男「.........」
幼「.........」
男「.......結局、今年も来なかったんだ」
幼「お父さん?」
男「来るわけないのにね」
幼「これとかこれとかこれとか」
男「わぁ...」パァ
幼「おにぎりだけじゃパワー出ないからね」
男「いただきます」
幼「どうぞ」
男「モグモグ」
幼「.......毎年ここで一人で食べてたのかい?」
男「モグモグ......ん....」
幼「そう」
男「.........」
幼「.........」
男「.......結局、今年も来なかったんだ」
幼「お父さん?」
男「来るわけないのにね」
170:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:14:16:.iShZW4M (23/36)
幼「......」
男「ありがとう幼ちゃん」
幼「っ」
男「今年は楽しい運動会だったかも」
幼「まだ終わってないじゃないか」
男「それもそうだね」
幼「......」
男「ありがとう幼ちゃん」
幼「っ」
男「今年は楽しい運動会だったかも」
幼「まだ終わってないじゃないか」
男「それもそうだね」
171:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:14:58:.iShZW4M (24/36)
・
・
・
・
・
・
・
・
委員長「では!体育祭にむけての種目別エントリーを始めます!!」
委「内村君と荒波君は代表リレー」
委「石川君と梶谷君と筒香君と下園君は騎馬戦!」
委「多村君が怪我をしてしまったので欠場」
委「井納君はパン食い競争!」
委「男!」
男「あー、俺は玉入れがいいなー」
委「そんな種目は無い」
男「疲れないやつで」
委「安心しろ お前にはとっておきの種目がある。内定済みだし拒否権も無い」
男「んっ?え?」
・
・
・
・
・
・
・
・
委員長「では!体育祭にむけての種目別エントリーを始めます!!」
委「内村君と荒波君は代表リレー」
委「石川君と梶谷君と筒香君と下園君は騎馬戦!」
委「多村君が怪我をしてしまったので欠場」
委「井納君はパン食い競争!」
委「男!」
男「あー、俺は玉入れがいいなー」
委「そんな種目は無い」
男「疲れないやつで」
委「安心しろ お前にはとっておきの種目がある。内定済みだし拒否権も無い」
男「んっ?え?」
172:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:15:29:.iShZW4M (25/36)
ちょっと前
幼「なんでボクが二人三脚なんかしなければならないんだい?」
委「そこをなんとか.....!!」
幼「.....」
委「ウチのクラスから一組出さなきゃいけないんだけど生憎出せるのが幼馴染さんとこだけなのよ...」
幼「どういう意味だい?」
委「で、でも男のほうは了承してくれてるんだよ!(嘘)」
幼「っ」ピクッ
委「とととりあえず相手はともかく男女二人三脚には出てくれるみたいでさ」
幼「別に彼が出ようがボクには関係ないけど」
委「そ.....そうだよな.....」
ちょっと前
幼「なんでボクが二人三脚なんかしなければならないんだい?」
委「そこをなんとか.....!!」
幼「.....」
委「ウチのクラスから一組出さなきゃいけないんだけど生憎出せるのが幼馴染さんとこだけなのよ...」
幼「どういう意味だい?」
委「で、でも男のほうは了承してくれてるんだよ!(嘘)」
幼「っ」ピクッ
委「とととりあえず相手はともかく男女二人三脚には出てくれるみたいでさ」
幼「別に彼が出ようがボクには関係ないけど」
委「そ.....そうだよな.....」
173:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:16:02:.iShZW4M (26/36)
幼「他をあたってみなよ ま、相手なんて見つからないだろうけど」
委「んー、まぁ男とペアならいいって子は何人かいるからそっち当たるかあ」
幼「ッッッ」キュピーン
委「ぴぇっ(なっーーなんだ??殺気っ!?)」
幼「そんな罰ゲームじみたことを引き受けてくれる人がいるとでも?」
委「へ?ま、まあ......」
幼「.....ふぅん」
委「ギャル子ちゃんとか『別に男っちとなら全然余裕っしょ!』みたいなノリだったし」
幼「それはやせ我慢だね」
委「えぇ!?そ、そんな風には見えなかったけど.....むしろノリノリだったような」
幼「ギャル子ちゃんはクラスのムードメーカーだから気負わせたくないものだね」
委「んんん、あ!でも」
地味子『うーーん....え?男君がペアなんですか?そ、それなら....』
委「って言っててくれてたし」
幼「他をあたってみなよ ま、相手なんて見つからないだろうけど」
委「んー、まぁ男とペアならいいって子は何人かいるからそっち当たるかあ」
幼「ッッッ」キュピーン
委「ぴぇっ(なっーーなんだ??殺気っ!?)」
幼「そんな罰ゲームじみたことを引き受けてくれる人がいるとでも?」
委「へ?ま、まあ......」
幼「.....ふぅん」
委「ギャル子ちゃんとか『別に男っちとなら全然余裕っしょ!』みたいなノリだったし」
幼「それはやせ我慢だね」
委「えぇ!?そ、そんな風には見えなかったけど.....むしろノリノリだったような」
幼「ギャル子ちゃんはクラスのムードメーカーだから気負わせたくないものだね」
委「んんん、あ!でも」
地味子『うーーん....え?男君がペアなんですか?そ、それなら....』
委「って言っててくれてたし」
174:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:17:12:.iShZW4M (27/36)
幼「地味子ちゃんは断れない優しい子だからね」
委「えぇぇぇ....あ、で、でも留学生のユリアンちゃんは」
ユリアン「オレ....ツヨイヤツ.....モトメル....」
委「だったし!」
幼「あの子のポテンシャルに二人三脚は役者不足だね」
委「あ、でも影薄子ちゃんは!」
影薄子「..............」コクッ
委「って返事くれたし!」
幼「寝ていただけだよ」
委「それならあの子は!」
幼「ダメ」
委「あの子!」
幼「駄目」
委「あの子!」
幼「め」
幼「地味子ちゃんは断れない優しい子だからね」
委「えぇぇぇ....あ、で、でも留学生のユリアンちゃんは」
ユリアン「オレ....ツヨイヤツ.....モトメル....」
委「だったし!」
幼「あの子のポテンシャルに二人三脚は役者不足だね」
委「あ、でも影薄子ちゃんは!」
影薄子「..............」コクッ
委「って返事くれたし!」
幼「寝ていただけだよ」
委「それならあの子は!」
幼「ダメ」
委「あの子!」
幼「駄目」
委「あの子!」
幼「め」
175:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:17:56:.iShZW4M (28/36)
委「ハァハァ.....じゃ、じゃあどうしろと.....」
幼「しょうがないからボクが出るしかないね」
委「(最初からそう言ってよ....)」
幼「クラスのためだからね」
委「あ、ありがとう...」
委「ハァハァ.....じゃ、じゃあどうしろと.....」
幼「しょうがないからボクが出るしかないね」
委「(最初からそう言ってよ....)」
幼「クラスのためだからね」
委「あ、ありがとう...」
176:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:18:33:.iShZW4M (29/36)
そんで
委「お前は二人三脚」
男「?」
委「幼馴染さんと」
男「は?」
委「確定事項につき拒否した場合は内申に影響するおそれもあるとかないとか」
男「選択の自由は?」
委「あと打ち上げについてなんだけど」
男「えぇー...」
そんで
委「お前は二人三脚」
男「?」
委「幼馴染さんと」
男「は?」
委「確定事項につき拒否した場合は内申に影響するおそれもあるとかないとか」
男「選択の自由は?」
委「あと打ち上げについてなんだけど」
男「えぇー...」
177:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:19:04:.iShZW4M (30/36)
放課後練習
男「で、だな」
幼「最悪だね」
男「お前こそなんで断らなかったんだよ」
幼「仕方ないよ ボクも断腸の思いだったんだ」
男「.......」
幼「ま、こうなってしまった以上はクラスの皆に迷惑はかけれないからね」
男「まあな」
放課後練習
男「で、だな」
幼「最悪だね」
男「お前こそなんで断らなかったんだよ」
幼「仕方ないよ ボクも断腸の思いだったんだ」
男「.......」
幼「ま、こうなってしまった以上はクラスの皆に迷惑はかけれないからね」
男「まあな」
178:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:19:35:.iShZW4M (31/36)
幼「フム で、このハチマキを足に巻くわけだけど」
男「左右どっちがいいんだよ」
幼「......」
男「な、なんだよ急に黙るなよ」
幼「ボクにいい考えがあるんだ」
男「?」
幼「これを君の首に巻いて君が這いつくばる。それにボクが跨ってゴールを目指すっていう画期的な案なんだけど」
男「突っ込まんぞ」
幼「フム で、このハチマキを足に巻くわけだけど」
男「左右どっちがいいんだよ」
幼「......」
男「な、なんだよ急に黙るなよ」
幼「ボクにいい考えがあるんだ」
男「?」
幼「これを君の首に巻いて君が這いつくばる。それにボクが跨ってゴールを目指すっていう画期的な案なんだけど」
男「突っ込まんぞ」
179:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:20:19:.iShZW4M (32/36)
幼「冗談だよ こんなの君にとってはただのご褒美だからね」
男「ドMか俺はあんめ」
幼「まったく.....ふざけたこと言ってないで左右どっちか決めなよ」
男「俺は終始真面目だったぞ じゃあ俺が右 幼は左な」
幼「ん」
男「とりあえず.....実際に走ってみるか?」
幼「冗談だよ こんなの君にとってはただのご褒美だからね」
男「ドMか俺はあんめ」
幼「まったく.....ふざけたこと言ってないで左右どっちか決めなよ」
男「俺は終始真面目だったぞ じゃあ俺が右 幼は左な」
幼「ん」
男「とりあえず.....実際に走ってみるか?」
180:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:21:11:.iShZW4M (33/36)
幼「その前に」
男「? どうした?」
幼「まず二人三脚とはボクの体には一切触れないこと」
男「え?それ無理じゃね?」
幼「汗をかかないこと 息もダメ こっちも見ないこと」
男「......」
幼「なんだいその目は?」
男「いや、なんていうか嫌なら嫌とはっきり言ってくれ」
幼「っ」
男「とりあえず委員長には俺のほうから言っておくよ 二人三脚って意外とハードみたいだし幼にはキツ」
幼「オホン」
幼「その前に」
男「? どうした?」
幼「まず二人三脚とはボクの体には一切触れないこと」
男「え?それ無理じゃね?」
幼「汗をかかないこと 息もダメ こっちも見ないこと」
男「......」
幼「なんだいその目は?」
男「いや、なんていうか嫌なら嫌とはっきり言ってくれ」
幼「っ」
男「とりあえず委員長には俺のほうから言っておくよ 二人三脚って意外とハードみたいだし幼にはキツ」
幼「オホン」
181:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:21:43:.iShZW4M (34/36)
幼「わかったよ しょうがないなあ」
男「はえ?」
幼「委員長に迷惑かけれないし練習してあげるよ」
男「っても息もするし汗もかくし体だって密着すれば多少は触れるぞ」
幼「我慢するよ」
男「どうせ始めたらぶう垂れるくせに」
幼「君は失礼だね どうせ二人三脚に乗じて淫らなハプニングを期待していたんだろうに」
男「してないけど」
幼「どうだか」
男「ハァ あぁもうやるぞ」
幼「わかったよ しょうがないなあ」
男「はえ?」
幼「委員長に迷惑かけれないし練習してあげるよ」
男「っても息もするし汗もかくし体だって密着すれば多少は触れるぞ」
幼「我慢するよ」
男「どうせ始めたらぶう垂れるくせに」
幼「君は失礼だね どうせ二人三脚に乗じて淫らなハプニングを期待していたんだろうに」
男「してないけど」
幼「どうだか」
男「ハァ あぁもうやるぞ」
182:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:22:16:.iShZW4M (35/36)
男「っよっと....(ギュ」
幼「きつい」
男「きついくらいが丁度いいんだって」
幼「近い」
男「仕方ないだろ」ガシッ
幼「んぇッ!?」
男「うわっ....お、お前変な声出すなよっ」
幼「きききき君が急に肩抱き寄せるから!」
男「え、だって二人三脚ったら肩組まないと走れないだろ?」
幼「しょ、しょーだけど....」
男「っよっと....(ギュ」
幼「きつい」
男「きついくらいが丁度いいんだって」
幼「近い」
男「仕方ないだろ」ガシッ
幼「んぇッ!?」
男「うわっ....お、お前変な声出すなよっ」
幼「きききき君が急に肩抱き寄せるから!」
男「え、だって二人三脚ったら肩組まないと走れないだろ?」
幼「しょ、しょーだけど....」
183:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/14(月) 00:22:47:.iShZW4M (36/36)
男「痛かったか?」
幼「平気 気持ち悪かったけど」
男「すいませんね」
幼「迂闊だった 確かに二人三脚は肩組んでたね」
男「あとはシンクロですな」
幼「君は早漏だから先にテンポ取りそうで嫌だよ」
男「はぁ」
幼「早漏テンポテンツと改名するべきだね、うん」
男「突っ込まないからな」
幼「事実だと認めるんだね?」
男「違うわ!!」
男「痛かったか?」
幼「平気 気持ち悪かったけど」
男「すいませんね」
幼「迂闊だった 確かに二人三脚は肩組んでたね」
男「あとはシンクロですな」
幼「君は早漏だから先にテンポ取りそうで嫌だよ」
男「はぁ」
幼「早漏テンポテンツと改名するべきだね、うん」
男「突っ込まないからな」
幼「事実だと認めるんだね?」
男「違うわ!!」
184:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/15(火) 20:15:11:LGXgIa0g (1/1)
おつ
おつ
185:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:36:38:AWASrtxQ (1/34)
男「お前な、女子なら早漏とかいう言葉は控えろよ」
幼「焦らないでよ」
男「呆れているんだ とりあえず練習するぞ」
幼「はいはい」
男「んと 1 2 1 2 の掛け声で足出してけばいっか」
幼「君は手を出すが早いからゆっくりね」
男「なんの話だ」
男「お前な、女子なら早漏とかいう言葉は控えろよ」
幼「焦らないでよ」
男「呆れているんだ とりあえず練習するぞ」
幼「はいはい」
男「んと 1 2 1 2 の掛け声で足出してけばいっか」
幼「君は手を出すが早いからゆっくりね」
男「なんの話だ」
186:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:37:09:AWASrtxQ (2/34)
男「とりあえず幼の右足の歩幅に俺が合わせる」
幼「はい」ヒョイ
男「こんなもんか」
幼「む」
男「なんだよ」
幼「肩の触り方がいやらしい」
男「いやらしくないだろ」
幼「なんか嘗め回すようにさわってくるから」
男「ソフトに触ってるんです」
幼「ソフトタッチというやつだね」
男「んん?んー、タッチではないだろ」
男「とりあえず幼の右足の歩幅に俺が合わせる」
幼「はい」ヒョイ
男「こんなもんか」
幼「む」
男「なんだよ」
幼「肩の触り方がいやらしい」
男「いやらしくないだろ」
幼「なんか嘗め回すようにさわってくるから」
男「ソフトに触ってるんです」
幼「ソフトタッチというやつだね」
男「んん?んー、タッチではないだろ」
187:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:37:42:AWASrtxQ (3/34)
幼「ん」
男「時間も無いし練習しようぜ」
幼「走るのかい?」
男「まずはゆっくりな」
幼「あんまり興奮して早く腰動かさないでね?」
男「足な」
幼「っけ」
幼「ん」
男「時間も無いし練習しようぜ」
幼「走るのかい?」
男「まずはゆっくりな」
幼「あんまり興奮して早く腰動かさないでね?」
男「足な」
幼「っけ」
188:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:38:15:AWASrtxQ (4/34)
男「せーの」
幼「せーの」
男「いっち」ヒョイ
幼「に」ヒョイ
男「いっち」ヒョイ
幼「今えっちって言った?」ピタッ
男「いっーちょえ!?」ズザッー
幼「ちょちょちょ、転ばないでよ」
男「止まるなよっ!」
幼「だって今なんか卑猥な言葉が聞こえたから.....」
男「どんだけ思春期脳だよ ったく...」
幼「怪我しないでよね?」
男「あやうくしかけたわ」
男「せーの」
幼「せーの」
男「いっち」ヒョイ
幼「に」ヒョイ
男「いっち」ヒョイ
幼「今えっちって言った?」ピタッ
男「いっーちょえ!?」ズザッー
幼「ちょちょちょ、転ばないでよ」
男「止まるなよっ!」
幼「だって今なんか卑猥な言葉が聞こえたから.....」
男「どんだけ思春期脳だよ ったく...」
幼「怪我しないでよね?」
男「あやうくしかけたわ」
189:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:39:01:AWASrtxQ (5/34)
周り「なにやってんだお前ら」
周り「相変わらず仲良いな 優勝頼むぜ」
男「.....予選突破も怪しい.......」
幼「まったくだよ」ハァ
男「とりあえず.......」
男子「いちに!いちに!いちに!」
女子「ああああああああああああ!!!」
男「あのペアくらいとは言わないけどそれなりに走れないと本番で大恥だからな」
幼「まったくだね 君のせいとは言え恥をかくのはボクもごめんだし」
男「おうテメェだったら真面目に練習しろや」
周り「頼むぜお前らー」
周り「男が羨ましいよ...」
周り「最低でも決勝行けよなー」
幼「ボク、あまり走るのとは不得手なんだけど」
男「知ってるよ」
周り「なにやってんだお前ら」
周り「相変わらず仲良いな 優勝頼むぜ」
男「.....予選突破も怪しい.......」
幼「まったくだよ」ハァ
男「とりあえず.......」
男子「いちに!いちに!いちに!」
女子「ああああああああああああ!!!」
男「あのペアくらいとは言わないけどそれなりに走れないと本番で大恥だからな」
幼「まったくだね 君のせいとは言え恥をかくのはボクもごめんだし」
男「おうテメェだったら真面目に練習しろや」
周り「頼むぜお前らー」
周り「男が羨ましいよ...」
周り「最低でも決勝行けよなー」
幼「ボク、あまり走るのとは不得手なんだけど」
男「知ってるよ」
190:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:39:34:AWASrtxQ (6/34)
男「まずは一緒に走ることから合わせようぜ」
幼「それが一番難しいんだよ」
男「まぁそうかもしれんが」
幼「........」
男「よしっ」ガシッ
幼「にょっ」
男「とりあえずあのラインまで走るぞ」
幼「ハイハイわかったよ」
男「せーっの」
・
・
・
・
・
放送「チンポンマンポーン 今日の練習時間はしゅーりょー早よ帰れ」
男「っげ、もうこんな時間か...」
幼「まったくだね」
男「まずは一緒に走ることから合わせようぜ」
幼「それが一番難しいんだよ」
男「まぁそうかもしれんが」
幼「........」
男「よしっ」ガシッ
幼「にょっ」
男「とりあえずあのラインまで走るぞ」
幼「ハイハイわかったよ」
男「せーっの」
・
・
・
・
・
放送「チンポンマンポーン 今日の練習時間はしゅーりょー早よ帰れ」
男「っげ、もうこんな時間か...」
幼「まったくだね」
191:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:40:07:AWASrtxQ (7/34)
男「ふう....」
幼「なんだいその溜息は」
男「二人三脚でも結構疲れるもんだな」
幼「まるでボクとのペアが一番疲れるみたいじゃないか」
男「そうは言ってないだろ」
幼「........」ジーッ
男「な、なんだよ」
幼「ちょっとボクの胸とかに意識してたくせに」
男「んがっ!あ、あれは...!」
幼「おや?否定しないんだ」
男「いやちょっと待て待て待て」
幼「あれだけ体が密着してるのもおかしいと思ったんだよ」
男「不可抗力だって!密着してるのはしょうがないだろ!」
幼「ふぅん」
男「ふう....」
幼「なんだいその溜息は」
男「二人三脚でも結構疲れるもんだな」
幼「まるでボクとのペアが一番疲れるみたいじゃないか」
男「そうは言ってないだろ」
幼「........」ジーッ
男「な、なんだよ」
幼「ちょっとボクの胸とかに意識してたくせに」
男「んがっ!あ、あれは...!」
幼「おや?否定しないんだ」
男「いやちょっと待て待て待て」
幼「あれだけ体が密着してるのもおかしいと思ったんだよ」
男「不可抗力だって!密着してるのはしょうがないだろ!」
幼「ふぅん」
192:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:40:39:AWASrtxQ (8/34)
男「そりゃちょっとくらい意識はするだろ!」
幼「まったくそんなにムキにならなくても」
男「お前が茶化してくるからだろ」
幼「幼馴染なのにそんなの意識しちゃうんだね」
男「当たり前だろ」
幼「えっ?」
男「いや、男と女なんだから意識するのは当たり前だろ.....幼馴染同士とか関係ねーし」
幼「.......そ、そうなんだ」
男「なんだよ今度は急にしおらしくなって」
幼「君もあれだね、あれ」
男「アレ?」
幼「ボクはもう着替えに行くから じゃっ」
男「あーハイハイ」
男「そりゃちょっとくらい意識はするだろ!」
幼「まったくそんなにムキにならなくても」
男「お前が茶化してくるからだろ」
幼「幼馴染なのにそんなの意識しちゃうんだね」
男「当たり前だろ」
幼「えっ?」
男「いや、男と女なんだから意識するのは当たり前だろ.....幼馴染同士とか関係ねーし」
幼「.......そ、そうなんだ」
男「なんだよ今度は急にしおらしくなって」
幼「君もあれだね、あれ」
男「アレ?」
幼「ボクはもう着替えに行くから じゃっ」
男「あーハイハイ」
193:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:41:12:AWASrtxQ (9/34)
━━━━━更衣室
幼「...........」
女子「あれ?幼馴染ちゃんどったの?」
幼「へ?」
女子「いや、機嫌いいなあってね」
幼「そ、そう?」
女子「うん もしかして男君と何かあった?あったの!?」
幼「特には何も無かったけど....彼はやはりケモノだったね」
女子「.....?そ、そうなの?」
幼「うん」
女子「なんか男君に嬉しいことでも言われたのかと....」
『意識するのは当たり前だろ 幼馴染同士とか関係ねーし』
幼「......ないない」
女子「ムフフ どーだか?」
━━━━━更衣室
幼「...........」
女子「あれ?幼馴染ちゃんどったの?」
幼「へ?」
女子「いや、機嫌いいなあってね」
幼「そ、そう?」
女子「うん もしかして男君と何かあった?あったの!?」
幼「特には何も無かったけど....彼はやはりケモノだったね」
女子「.....?そ、そうなの?」
幼「うん」
女子「なんか男君に嬉しいことでも言われたのかと....」
『意識するのは当たり前だろ 幼馴染同士とか関係ねーし』
幼「......ないない」
女子「ムフフ どーだか?」
194:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:42:02:AWASrtxQ (10/34)
体育祭一週間くらい前 まぁ一週間くらい前だよだいたい
男「はい」
後輩「あ、ありがとうございます!」
男「そんなかしこまってお礼言われるほどの事じゃないけど.......」
後輩「いえいえ!男先輩は教えるの上手ですから!」
男「そう言われると調子乗るからやめて!」
後輩「フフフ あの、男先輩も二人三脚出るんですよね?」
男「ん、出るよ も ってことは後輩ちゃんも?」
後輩「はい!出ます!」
男「おー」
後輩「.........あ、あの先輩」
男「?」
体育祭一週間くらい前 まぁ一週間くらい前だよだいたい
男「はい」
後輩「あ、ありがとうございます!」
男「そんなかしこまってお礼言われるほどの事じゃないけど.......」
後輩「いえいえ!男先輩は教えるの上手ですから!」
男「そう言われると調子乗るからやめて!」
後輩「フフフ あの、男先輩も二人三脚出るんですよね?」
男「ん、出るよ も ってことは後輩ちゃんも?」
後輩「はい!出ます!」
男「おー」
後輩「.........あ、あの先輩」
男「?」
195:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:42:35:AWASrtxQ (11/34)
後輩「私と勝負しませんか?」
男「勝負?」
後輩「そうです!二人三脚で!」
男「あー どっちが勝つかみたいな?」
後輩「はい!」
男「いいね けど俺のところは予選突破も怪しそうだわ」
後輩「そ、そうなんですか...?」
男「幼馴染の奴がなあ.....」
後輩「そ、それでですね先輩 もしよければこの勝負にちょっと条件をつけたいんです!」
男「条件?」
後輩「はい!」
男「え?え?条件とな?」
後輩「それは明快!勝ったほうの言うことを聞く!です!」
男「..........えぇ」
後輩「どうでしょう!?」
後輩「私と勝負しませんか?」
男「勝負?」
後輩「そうです!二人三脚で!」
男「あー どっちが勝つかみたいな?」
後輩「はい!」
男「いいね けど俺のところは予選突破も怪しそうだわ」
後輩「そ、そうなんですか...?」
男「幼馴染の奴がなあ.....」
後輩「そ、それでですね先輩 もしよければこの勝負にちょっと条件をつけたいんです!」
男「条件?」
後輩「はい!」
男「え?え?条件とな?」
後輩「それは明快!勝ったほうの言うことを聞く!です!」
男「..........えぇ」
後輩「どうでしょう!?」
196:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:43:09:AWASrtxQ (12/34)
男「えぇえええぇぇっぇぇぇぇぇぇ」
後輩「先輩にとって悪い話ではないと思います!」
男「な、なんでさ」
後輩「例えば先輩が勝てばコレをあげます!」
男「そ、そ、それは食堂の食券!!?」
後輩「21枚あります....フフフ」
男「そ、それは魅力的すぎる...!」
後輩「別に私も無理難題の注文をするつもりじゃありませんよ?」
男「えぇ...でも....」
後輩「そのほうが楽しいし!」
男「むう....」
後輩「ね?(食券チラッー」
男「いやでも」
後輩「はい勝負成立です!では来週の本番は楽しみにしています!」
男「あっちょっー」
男「えぇえええぇぇっぇぇぇぇぇぇ」
後輩「先輩にとって悪い話ではないと思います!」
男「な、なんでさ」
後輩「例えば先輩が勝てばコレをあげます!」
男「そ、そ、それは食堂の食券!!?」
後輩「21枚あります....フフフ」
男「そ、それは魅力的すぎる...!」
後輩「別に私も無理難題の注文をするつもりじゃありませんよ?」
男「えぇ...でも....」
後輩「そのほうが楽しいし!」
男「むう....」
後輩「ね?(食券チラッー」
男「いやでも」
後輩「はい勝負成立です!では来週の本番は楽しみにしています!」
男「あっちょっー」
197:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:43:39:AWASrtxQ (13/34)
・
・
・
・
幼「そんなくだらない誘い文句を真に受けたと」
男「いやなんか勝手に話が進行してしまって」
幼「君もキッパリ断れないね」
男「別に食券に目が眩んだわけじゃないぞ」
幼「でもどうするんだい?言うこと聞くだなんて」
男「んー、まぁ後輩ちゃんの言うことだから宿題の手伝いとかかな?」
幼「.......」
・
・
・
・
幼「そんなくだらない誘い文句を真に受けたと」
男「いやなんか勝手に話が進行してしまって」
幼「君もキッパリ断れないね」
男「別に食券に目が眩んだわけじゃないぞ」
幼「でもどうするんだい?言うこと聞くだなんて」
男「んー、まぁ後輩ちゃんの言うことだから宿題の手伝いとかかな?」
幼「.......」
198:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:44:12:AWASrtxQ (14/34)
・
・
・
・
幼「やあ」
後輩「! 幼馴染...先輩!」
幼「なにやら男に勝負を仕掛けたそうじゃないか」
後輩「はい!」
幼「何を考えてるか知らないけど」
後輩「フフフフ 本当に知らないんですか?」
幼「ッ」
後輩「体育祭本番 私が勝ったら男先輩貰いますから」
幼「は?」
後輩「聞こえなかったんですか?男先輩、私の彼氏にするから」
幼「ふうん」
・
・
・
・
幼「やあ」
後輩「! 幼馴染...先輩!」
幼「なにやら男に勝負を仕掛けたそうじゃないか」
後輩「はい!」
幼「何を考えてるか知らないけど」
後輩「フフフフ 本当に知らないんですか?」
幼「ッ」
後輩「体育祭本番 私が勝ったら男先輩貰いますから」
幼「は?」
後輩「聞こえなかったんですか?男先輩、私の彼氏にするから」
幼「ふうん」
199:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:44:44:AWASrtxQ (15/34)
後輩「約束は約束ですからね」
幼「『私の彼氏になって』とでも言うつもりかい?」
後輩「そこらへんは色々考えてます どうせ勝つのは私ですからね!」
幼「っ」ピキ
後輩「男先輩なら誠心誠意伝えれば断れないって信じてますし!」
幼「男に好意は無いかもよ?」
後輩「そんなの関係ないですよ 私の事好きにしてみせますから」
幼「っっ」ピキキ
後輩「フフフフ 楽しみです」
後輩「約束は約束ですからね」
幼「『私の彼氏になって』とでも言うつもりかい?」
後輩「そこらへんは色々考えてます どうせ勝つのは私ですからね!」
幼「っ」ピキ
後輩「男先輩なら誠心誠意伝えれば断れないって信じてますし!」
幼「男に好意は無いかもよ?」
後輩「そんなの関係ないですよ 私の事好きにしてみせますから」
幼「っっ」ピキキ
後輩「フフフフ 楽しみです」
200:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:45:15:AWASrtxQ (16/34)
幼「そんな条件飲むわけないと思うけどね」
後輩「別に方法はいくらでもあります!ウチに呼んで既成事実作るって手段もアリですし!」
幼「っっっ」ピキピキキ
後輩「あぁぁ 早く体育祭来ないかなー」
幼「そうだね....」
後輩「あ、行っちゃうんですか?」
幼「これから練習があるんでね あとそれから」
後輩「?」
幼「二人三脚なんだ 勝ったらボクの言うことも聞いてもらうからね?」
後輩「.....望むところですよ」
幼「........ふん」
幼「そんな条件飲むわけないと思うけどね」
後輩「別に方法はいくらでもあります!ウチに呼んで既成事実作るって手段もアリですし!」
幼「っっっ」ピキピキキ
後輩「あぁぁ 早く体育祭来ないかなー」
幼「そうだね....」
後輩「あ、行っちゃうんですか?」
幼「これから練習があるんでね あとそれから」
後輩「?」
幼「二人三脚なんだ 勝ったらボクの言うことも聞いてもらうからね?」
後輩「.....望むところですよ」
幼「........ふん」
201:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:45:46:AWASrtxQ (17/34)
宣戦布告の夜 幼馴染の家
幼「........................」
幼「『私のこと好きにしてみせますから』」
幼「........」
・
・
・
・
・
翌日 放課後
男「練習しないのか?」
幼「うるさい」
男「えぇ...」
幼「ボクはちょっと考え事をしているんだよ」
男「そうか」
宣戦布告の夜 幼馴染の家
幼「........................」
幼「『私のこと好きにしてみせますから』」
幼「........」
・
・
・
・
・
翌日 放課後
男「練習しないのか?」
幼「うるさい」
男「えぇ...」
幼「ボクはちょっと考え事をしているんだよ」
男「そうか」
202:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:46:23:AWASrtxQ (18/34)
後輩「せーんぱい!」
男「うわっ!? びっくりした...」
後輩「フフフフ ちゃんと練習してますか?」
男「見ての通り!」
幼「む」
後輩「わお!仲の良いお二人には練習なんて必要ないんですね!」
男「そういうワケでは」
後輩「先輩、ちゃんと約束守ってくれるんですよね?」
男「え、えっとまぁその常識の範囲内だったらね」
幼「......」
後輩「せーんぱい!」
男「うわっ!? びっくりした...」
後輩「フフフフ ちゃんと練習してますか?」
男「見ての通り!」
幼「む」
後輩「わお!仲の良いお二人には練習なんて必要ないんですね!」
男「そういうワケでは」
後輩「先輩、ちゃんと約束守ってくれるんですよね?」
男「え、えっとまぁその常識の範囲内だったらね」
幼「......」
203:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:46:54:AWASrtxQ (19/34)
後輩「私、勝ったら先輩の彼女にしてもらいます!」
幼「ッッッ!!」
男「かのッーー?ジョジョ?」
後輩「聞こえなかったんですか?先輩の恋人にしてもらいます!」
男「え、えぇぇぇっとそれは常識の範疇から逸脱しているような」
後輩「私じゃダメですか?」
男「いやダメとかそういう話じゃなくてさ」
後輩「嫌いなんですか?」
男「いや好き嫌いの話ではなくて」
後輩「言うこと聞いてくれるんですよね?」
男「あのですね後輩ちゃん」
後輩「では先輩!予選通過頑張ってくださーい!それではー」スタスタ
後輩「私、勝ったら先輩の彼女にしてもらいます!」
幼「ッッッ!!」
男「かのッーー?ジョジョ?」
後輩「聞こえなかったんですか?先輩の恋人にしてもらいます!」
男「え、えぇぇぇっとそれは常識の範疇から逸脱しているような」
後輩「私じゃダメですか?」
男「いやダメとかそういう話じゃなくてさ」
後輩「嫌いなんですか?」
男「いや好き嫌いの話ではなくて」
後輩「言うこと聞いてくれるんですよね?」
男「あのですね後輩ちゃん」
後輩「では先輩!予選通過頑張ってくださーい!それではー」スタスタ
204:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:47:26:AWASrtxQ (20/34)
幼「おや?追わないのかい?」
男「参ったなマジで」
幼「来月には彼女になっているかもしれないのに」
男「いや、それはちょっと......」
幼「彼女では不服だと?」
男「いきなり付き合えとか言われてもなぁ......ハァ......」
幼「そんなに喜ぶと気味悪いよ」
男「うん喜んでるようには見えないよね?」
幼「脱童貞だー!みたいに張り切ってるようにしか」
男「どういう眼をしているんだ」
幼「おや?追わないのかい?」
男「参ったなマジで」
幼「来月には彼女になっているかもしれないのに」
男「いや、それはちょっと......」
幼「彼女では不服だと?」
男「いきなり付き合えとか言われてもなぁ......ハァ......」
幼「そんなに喜ぶと気味悪いよ」
男「うん喜んでるようには見えないよね?」
幼「脱童貞だー!みたいに張り切ってるようにしか」
男「どういう眼をしているんだ」
205:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:47:57:AWASrtxQ (21/34)
幼「後輩ちゃんはいい子だよ」
男「んん、それは知ってる」
幼「じゃあなんで?」
男「......なんでもだよ お前好きじゃないけどいい男に負けたら付き合えって言われたどうする?」
幼「家柄や将来性を吟味した上で結論を出すね」
男「......あっそ」
幼「でも君、わざと負けたりしないだろうね」
男「するかアホ」
幼「後輩ちゃんはいい子だよ」
男「んん、それは知ってる」
幼「じゃあなんで?」
男「......なんでもだよ お前好きじゃないけどいい男に負けたら付き合えって言われたどうする?」
幼「家柄や将来性を吟味した上で結論を出すね」
男「......あっそ」
幼「でも君、わざと負けたりしないだろうね」
男「するかアホ」
206:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:48:30:AWASrtxQ (22/34)
・
・
・
大分前
男『(確かウチの学校入学試験日今日なんだよな)』
男『(ま、図書館塔は開いてるみたいだしそこで勉強しよ)』
後輩『ッ.....ッッ........!!』
男『?』
後輩『(無い!無い.....!!!!!Suicaどころかパスケースごとない!!)』
男『....?ど、どうかしたの?』
後輩『ッ、あ、あっあっの.....』
・
・
・
大分前
男『(確かウチの学校入学試験日今日なんだよな)』
男『(ま、図書館塔は開いてるみたいだしそこで勉強しよ)』
後輩『ッ.....ッッ........!!』
男『?』
後輩『(無い!無い.....!!!!!Suicaどころかパスケースごとない!!)』
男『....?ど、どうかしたの?』
後輩『ッ、あ、あっあっの.....』
207:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:49:04:AWASrtxQ (23/34)
男『(えっと、この駅で降りたってことはウチに受験するのかな?)』
後輩『(あ!こ、この制服...●●高校の人)』
男『なんか尋常じゃないくらい焦ってるから....』
後輩『え、ええっと...えっと.....グスッ....』
男『!? (え!?泣くの!?どうした!!?痴漢にでも遭ったのか!?)』
後輩『グスツ....じ、実は....かくかくしかじか』
男『あーなるほど、パスケースには受験票も入っていたと(説明口調)』
男『(えっと、この駅で降りたってことはウチに受験するのかな?)』
後輩『(あ!こ、この制服...●●高校の人)』
男『なんか尋常じゃないくらい焦ってるから....』
後輩『え、ええっと...えっと.....グスッ....』
男『!? (え!?泣くの!?どうした!!?痴漢にでも遭ったのか!?)』
後輩『グスツ....じ、実は....かくかくしかじか』
男『あーなるほど、パスケースには受験票も入っていたと(説明口調)』
208:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:49:38:AWASrtxQ (24/34)
後輩『わ、わわたし受験もう...できない...』
男『とりあえず学校行こうよ 俺からもお願いしてみるから』
後輩『えっ。。。』
男『こんなところで泣いてなってしょうがないよ 駅員さんには俺から伝えるしとりあえず学校へ行こうよ 試験時間に間に合わんくなる』
後輩『で、でも私受験票が』
男『でもじゃない 行くぞ』
後輩『は、はい!』
後輩『わ、わわたし受験もう...できない...』
男『とりあえず学校行こうよ 俺からもお願いしてみるから』
後輩『えっ。。。』
男『こんなところで泣いてなってしょうがないよ 駅員さんには俺から伝えるしとりあえず学校へ行こうよ 試験時間に間に合わんくなる』
後輩『で、でも私受験票が』
男『でもじゃない 行くぞ』
後輩『は、はい!』
209:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:50:09:AWASrtxQ (25/34)
・
・
・
・
幼「君も随分と人がいいね」
男「いや誰だってそれくらいはするだろ」
幼「いいや、しないとは思うけどね」
男「そうかな...」
幼「可愛い女の子が困っていればするだろうけどね」
男「まるで俺に下心があったみたいな言い方ヤメロや」
幼「あったくせに」
男「ねーよ」
幼「......」
・
・
・
・
幼「君も随分と人がいいね」
男「いや誰だってそれくらいはするだろ」
幼「いいや、しないとは思うけどね」
男「そうかな...」
幼「可愛い女の子が困っていればするだろうけどね」
男「まるで俺に下心があったみたいな言い方ヤメロや」
幼「あったくせに」
男「ねーよ」
幼「......」
210:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:50:39:AWASrtxQ (26/34)
体育祭二日前
男「ふう」
幼「大分私の足を引っ張らなくなってきたね」
男「俺が幼の歩幅に合わせてるんだろーが」
幼「それで、タイムはどうだったんだい?」
男「99秒だ」
幼「100秒切ったんだね」
男「まーなー」
幼「君の自家発電とどっちが早いかな?」
男「急に下ネタぶっこむのやめろ」
体育祭二日前
男「ふう」
幼「大分私の足を引っ張らなくなってきたね」
男「俺が幼の歩幅に合わせてるんだろーが」
幼「それで、タイムはどうだったんだい?」
男「99秒だ」
幼「100秒切ったんだね」
男「まーなー」
幼「君の自家発電とどっちが早いかな?」
男「急に下ネタぶっこむのやめろ」
211:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:51:09:AWASrtxQ (27/34)
男「偵察部隊によると優勝候補は後輩ちゃんらも含めて95秒とからしい」
幼「毒でも盛ろうか」
男「二人三脚は男女ペアで出るから得点高いんだと......そりゃどのクラスも本気になりますわ」
幼「それで、このままで勝てるのかい?」
男「予選は突破できそうじゃないか?」
幼「あの子に勝てるのかい?」
男「も、もちろん勝ちますとも」
男「偵察部隊によると優勝候補は後輩ちゃんらも含めて95秒とからしい」
幼「毒でも盛ろうか」
男「二人三脚は男女ペアで出るから得点高いんだと......そりゃどのクラスも本気になりますわ」
幼「それで、このままで勝てるのかい?」
男「予選は突破できそうじゃないか?」
幼「あの子に勝てるのかい?」
男「も、もちろん勝ちますとも」
212:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:51:40:AWASrtxQ (28/34)
幼「でも負けても可愛い年下の彼女ができて嬉しいんじゃないのかい?」
男「だーかーらー 万が一そうなっても断るよ」
幼「でも約束なんだから断れないだろう」
男「ッぐ.....だったらもっと頑張ろうぜ」
幼「うーーん、そうだ」
男「?」
幼「もしボクらのペアが勝ったらボクが君の言うこと聞いてあげるよ」
男「へあ?」
幼「でも負けても可愛い年下の彼女ができて嬉しいんじゃないのかい?」
男「だーかーらー 万が一そうなっても断るよ」
幼「でも約束なんだから断れないだろう」
男「ッぐ.....だったらもっと頑張ろうぜ」
幼「うーーん、そうだ」
男「?」
幼「もしボクらのペアが勝ったらボクが君の言うこと聞いてあげるよ」
男「へあ?」
213:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:52:16:AWASrtxQ (29/34)
幼「後輩ちゃんのペアに勝ったら」
男「うーん、と、それは、うんわかった」
幼「だからもっと頑張らないとね」
男「とは言っても幼はもうクタクタじゃん」
幼「ボクはまだ平気だよ」
男「お前もともと体育系じゃないんだし」
幼「まあ確かに君の強引なリードに少し疲れてはいるね」
男「ちょっと休憩しようぜ」
幼「後輩ちゃんのペアに勝ったら」
男「うーん、と、それは、うんわかった」
幼「だからもっと頑張らないとね」
男「とは言っても幼はもうクタクタじゃん」
幼「ボクはまだ平気だよ」
男「お前もともと体育系じゃないんだし」
幼「まあ確かに君の強引なリードに少し疲れてはいるね」
男「ちょっと休憩しようぜ」
214:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:52:57:AWASrtxQ (30/34)
幼「心配には及ばないよ」
後輩「私は絶対に手は抜きませんからね」
幼「そう気合たっぷりに言われても......」
後輩「でも負けたら男先輩は私の彼女になっちゃいますよ?」
幼「そうだね」
後輩「もしかして、『きっと男なら断る』って考えてません?」
幼「っ」
幼「心配には及ばないよ」
後輩「私は絶対に手は抜きませんからね」
幼「そう気合たっぷりに言われても......」
後輩「でも負けたら男先輩は私の彼女になっちゃいますよ?」
幼「そうだね」
後輩「もしかして、『きっと男なら断る』って考えてません?」
幼「っ」
215:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:53:33:AWASrtxQ (31/34)
後輩「そもそも幼馴染先輩は男先輩のこと好きなんですよね?」
幼「だ、.......」
後輩「明後日の本番前に確認しておきたくって」
幼「それと二人三脚と何の関係があるんだい?」
後輩「大アリじゃないですか 何とぼけてるんですか」
幼「だ、だいたいボクは......」
後輩「好きなんですよね?」
後輩「そもそも幼馴染先輩は男先輩のこと好きなんですよね?」
幼「だ、.......」
後輩「明後日の本番前に確認しておきたくって」
幼「それと二人三脚と何の関係があるんだい?」
後輩「大アリじゃないですか 何とぼけてるんですか」
幼「だ、だいたいボクは......」
後輩「好きなんですよね?」
216:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:54:06:AWASrtxQ (32/34)
後輩「最初、お二人は付き合ってるのかなー?って思ってたんです」
幼「......」
後輩「男先輩は優しくてかっこいいし、幼馴染先輩は美人だし」
後輩「でも、そういう仲じゃないのなら遠慮無くいかせてもらいます」
後輩「使える手段はなんでも使います!」
幼「......」
後輩「で、男先輩のこと好きなんですよね?」
幼「......」クルッ
後輩「ちょ、に、逃げるんですか?」
後輩「最初、お二人は付き合ってるのかなー?って思ってたんです」
幼「......」
後輩「男先輩は優しくてかっこいいし、幼馴染先輩は美人だし」
後輩「でも、そういう仲じゃないのなら遠慮無くいかせてもらいます」
後輩「使える手段はなんでも使います!」
幼「......」
後輩「で、男先輩のこと好きなんですよね?」
幼「......」クルッ
後輩「ちょ、に、逃げるんですか?」
217:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:55:10:AWASrtxQ (33/34)
幼「.....」クルッキョロキョロ
後輩「......何してるんですか?」
幼「だ、だれもいない?」
後輩「私たちしかいませんよ」
幼「そ.....オホン」
後輩「好きなんですよね?男先輩のこと」
幼「.........ん」コクン
後輩「.......そ、そうですか」
幼「ん、こ、これ男には内緒だにょっ?駄目だよ?」グイグイッ
後輩「い、言いませんってば!ちちちち近いですって!」
幼「.....」クルッキョロキョロ
後輩「......何してるんですか?」
幼「だ、だれもいない?」
後輩「私たちしかいませんよ」
幼「そ.....オホン」
後輩「好きなんですよね?男先輩のこと」
幼「.........ん」コクン
後輩「.......そ、そうですか」
幼「ん、こ、これ男には内緒だにょっ?駄目だよ?」グイグイッ
後輩「い、言いませんってば!ちちちち近いですって!」
218:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/20(日) 22:55:43:AWASrtxQ (34/34)
幼「小さい時からずっと好き」
後輩「わ、わかったから近いですって!(めっちゃ目がすわってて怖い!)」
幼「君みたいに真っ直ぐな子に男は弱い」
後輩「でしょうね」
幼「ボクらが勝ったら勝ったで言うこと聞いてもらう」
後輩「.....男先輩に近づくなとでも言いたいんですか?」
幼「そんなんじゃないよ それじゃ、ボク行くから」
後輩「フフフフ、頑張りましょうね ていうか幼馴染先輩」
幼「何?」
後輩「幼馴染先輩ってクール美人かと思ったけど、結構可愛いんですね」
幼「......うるさい」スタスタ
幼「小さい時からずっと好き」
後輩「わ、わかったから近いですって!(めっちゃ目がすわってて怖い!)」
幼「君みたいに真っ直ぐな子に男は弱い」
後輩「でしょうね」
幼「ボクらが勝ったら勝ったで言うこと聞いてもらう」
後輩「.....男先輩に近づくなとでも言いたいんですか?」
幼「そんなんじゃないよ それじゃ、ボク行くから」
後輩「フフフフ、頑張りましょうね ていうか幼馴染先輩」
幼「何?」
後輩「幼馴染先輩ってクール美人かと思ったけど、結構可愛いんですね」
幼「......うるさい」スタスタ
219:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/09/21(月) 07:34:44:qnbugaxY (1/1)
おつ
おつ
220:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:05:34:fDQpPa7. (1/11)
>>213と>>214で時系列空いてます。すまんこ
>>213と>>214で時系列空いてます。すまんこ
221:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:13:32:fDQpPa7. (2/11)
後輩「でも、負けないですよっ」
・
・
・
・
お昼
後輩『(なんとか試験は受けさせてもらったけど...)』
教員『えっと、後輩さんは....あ、いたいた貴方ね』
後輩『?』
教員『コレ』
後輩『!! 私の.....パスケース....!!』
教員『ウチの生徒が届けてくれたの 朝に落としたって女の子がいるからって駅まで行って落とし物が無いか尋ねてくれたそうよ』
後輩『ありがとうございます!』
教員『お礼は届けてくれた先輩に言ってね。そのためには午後も試験頑張らなきゃね』
後輩『はい……!』
後輩「でも、負けないですよっ」
・
・
・
・
お昼
後輩『(なんとか試験は受けさせてもらったけど...)』
教員『えっと、後輩さんは....あ、いたいた貴方ね』
後輩『?』
教員『コレ』
後輩『!! 私の.....パスケース....!!』
教員『ウチの生徒が届けてくれたの 朝に落としたって女の子がいるからって駅まで行って落とし物が無いか尋ねてくれたそうよ』
後輩『ありがとうございます!』
教員『お礼は届けてくれた先輩に言ってね。そのためには午後も試験頑張らなきゃね』
後輩『はい……!』
222:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:18:08:fDQpPa7. (3/11)
試験終了
夕方
後輩『(試験はできてるはず……!大丈夫……!)』
後輩『……あっ』
男『あっ』
後輩『あ、あの!今朝はありがとうございました!』
男『無事受けられたみたいだね』
後輩『はい!』
試験終了
夕方
後輩『(試験はできてるはず……!大丈夫……!)』
後輩『……あっ』
男『あっ』
後輩『あ、あの!今朝はありがとうございました!』
男『無事受けられたみたいだね』
後輩『はい!』
223:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:32:04:fDQpPa7. (4/11)
後輩『是非お礼がしたいのですが……!』
男『えぇっ!?いや、いいって』
後輩『いけません!母の教えですので』
男『たまたま?なだけだし』
後輩『先輩が声をかけてくれたおかげです』
男『いや……まぁ……』
後輩『(先輩とか言っちゃった……)試験を受けさせてもらえたので落ちても悔いはないです』
男『落ちてもとかいきなりネガティブな』
後輩『私、先輩に声をかけてもらえなかったら試験受けられてないですよ』
後輩『是非お礼がしたいのですが……!』
男『えぇっ!?いや、いいって』
後輩『いけません!母の教えですので』
男『たまたま?なだけだし』
後輩『先輩が声をかけてくれたおかげです』
男『いや……まぁ……』
後輩『(先輩とか言っちゃった……)試験を受けさせてもらえたので落ちても悔いはないです』
男『落ちてもとかいきなりネガティブな』
後輩『私、先輩に声をかけてもらえなかったら試験受けられてないですよ』
224:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:37:14:fDQpPa7. (5/11)
男『まあ真っ白になってたもんね、君』
後輩『あとは塾に持っていって自己採点して……結果を待つのみです』
男『おぉ自己採点か……俺も去年やったなあ』しみじみ
後輩『あっ、せ、先輩は今一年生なんですか?』
男『うん だからなんか先輩って言われると歯がゆいっすね、はい』
後輩『(じゃあ私が受かったら来年もいるんだ……)』
男『時間大丈夫なの?』
男『まあ真っ白になってたもんね、君』
後輩『あとは塾に持っていって自己採点して……結果を待つのみです』
男『おぉ自己採点か……俺も去年やったなあ』しみじみ
後輩『あっ、せ、先輩は今一年生なんですか?』
男『うん だからなんか先輩って言われると歯がゆいっすね、はい』
後輩『(じゃあ私が受かったら来年もいるんだ……)』
男『時間大丈夫なの?』
225:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:41:42:fDQpPa7. (6/11)
後輩『へ?あ、はい……?』
男『もしよければ試験問題見せてほしいんだけど……いいかな?』
後輩『あ!は、はい!何時間でも見てください!』
男『何時間でもって……』
ーーー中庭 購買のテラス
後輩『わ、私、座ってていいんでしょうか』
男『へーきへーき』ペラペラ
後輩『うぅ……』
男『………………』ペラペラ
男『…………………』
男『……………………』
後輩『(めっちゃ真剣に見てる……)』チラッ
後輩『(……)』ドキドキ
後輩『へ?あ、はい……?』
男『もしよければ試験問題見せてほしいんだけど……いいかな?』
後輩『あ!は、はい!何時間でも見てください!』
男『何時間でもって……』
ーーー中庭 購買のテラス
後輩『わ、私、座ってていいんでしょうか』
男『へーきへーき』ペラペラ
後輩『うぅ……』
男『………………』ペラペラ
男『…………………』
男『……………………』
後輩『(めっちゃ真剣に見てる……)』チラッ
後輩『(……)』ドキドキ
226:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:54:52:fDQpPa7. (7/11)
後輩『あ……あの……どうでしょうか……』
男『今年も結構難しいね』
後輩『ここ、国数英は自校作成ですもんね』
男『国語65 数学51 英語67』
後輩『へっ?』
男『去年の平均点なんだ』
後輩『や……やっぱり難しいんですね』
男『まあ早慶レベルだからね……これに関しては……』ペラペラ
後輩『(か、かっこいい……!この心地いい先輩風……!!)』
後輩『あ……あの……どうでしょうか……』
男『今年も結構難しいね』
後輩『ここ、国数英は自校作成ですもんね』
男『国語65 数学51 英語67』
後輩『へっ?』
男『去年の平均点なんだ』
後輩『や……やっぱり難しいんですね』
男『まあ早慶レベルだからね……これに関しては……』ペラペラ
後輩『(か、かっこいい……!この心地いい先輩風……!!)』
227:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 21:59:25:fDQpPa7. (8/11)
男『理社はどうだった?』ペラペラ
後輩『あ……け、結構できました』
男『そっか』
後輩『満点は無いと思うんですけど……とりあえず全部解けたって感じです』
男『…………』ペラペラ
男『おぉ…………社会とか一通り全部合ってそうだけどね……』
後輩『ほ、本当ですか!?』
男『うん、でもまあ理社に関しては90点以上は欲しいってのが切実』
後輩『な、なるほど』
男『理社はどうだった?』ペラペラ
後輩『あ……け、結構できました』
男『そっか』
後輩『満点は無いと思うんですけど……とりあえず全部解けたって感じです』
男『…………』ペラペラ
男『おぉ…………社会とか一通り全部合ってそうだけどね……』
後輩『ほ、本当ですか!?』
男『うん、でもまあ理社に関しては90点以上は欲しいってのが切実』
後輩『な、なるほど』
228:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 22:12:16:fDQpPa7. (9/11)
男『あとは内申点』
後輩『ですよね……』
男『うち、内申点に関しては甘々だからさ』
後輩『らしいですね、聞きましたそれ』
男『普通は内申点1点で6点換算なんだけど、今年は7.8点換算っぽいし』
後輩『ひえっ……それは初耳です』
男『内申点あれば誰にでもチャンスはあるって方針だからねぇ』
後輩『確かに……それもあって私、ここにしたのもあります』
男『あとは内申点』
後輩『ですよね……』
男『うち、内申点に関しては甘々だからさ』
後輩『らしいですね、聞きましたそれ』
男『普通は内申点1点で6点換算なんだけど、今年は7.8点換算っぽいし』
後輩『ひえっ……それは初耳です』
男『内申点あれば誰にでもチャンスはあるって方針だからねぇ』
後輩『確かに……それもあって私、ここにしたのもあります』
229:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 22:17:10:fDQpPa7. (10/11)
後輩『にしても三教科の平均点……やっぱり難しいんですね』
男『塾で去年の問題やらなかったん?』
後輩『うっ……やりました……』
男『あ、あまり宜しくないといった顔だけど』
後輩『三教科とも40点台で……』
男『40点台か……うーん、まあ模試と考えれば』
後輩『先生が去年の平均点教えてくれない理由がわかりました』
男『いやいや40点台でも合格してる人たくさんいたようち』
後輩『そうなんですか!?』
男『(幼馴染とか)30点台叩き出して合格してる人もいたし』
後輩『はぇ……』
後輩『にしても三教科の平均点……やっぱり難しいんですね』
男『塾で去年の問題やらなかったん?』
後輩『うっ……やりました……』
男『あ、あまり宜しくないといった顔だけど』
後輩『三教科とも40点台で……』
男『40点台か……うーん、まあ模試と考えれば』
後輩『先生が去年の平均点教えてくれない理由がわかりました』
男『いやいや40点台でも合格してる人たくさんいたようち』
後輩『そうなんですか!?』
男『(幼馴染とか)30点台叩き出して合格してる人もいたし』
後輩『はぇ……』
230:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 22:17:18:cnyMeDBI (1/1)
今来たけど面白そうな予感
今来たけど面白そうな予感
231:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/11(日) 22:33:00:fDQpPa7. (11/11)
幼馴染『男』
後輩『っ』
男『わ、びっくりした』
幼馴染『何してるんだい?』
男『いや、ちょっと今日の試験問題見せて貰っててさ』
幼馴染『ふぅん』
後輩『(わぁ…………)』
幼馴染『ナンパしてるんだ』
男『してねえよ』
後輩『(すごい美人……)』
幼馴染『男』
後輩『っ』
男『わ、びっくりした』
幼馴染『何してるんだい?』
男『いや、ちょっと今日の試験問題見せて貰っててさ』
幼馴染『ふぅん』
後輩『(わぁ…………)』
幼馴染『ナンパしてるんだ』
男『してねえよ』
後輩『(すごい美人……)』
232:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/16(金) 01:16:47:RAZxkeug (1/1)
面白い
面白い
233:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/25(日) 01:40:47:yEFaNJc. (1/1)
最初に書いたのは6年前?
今度は落とさず書ききって
最初に書いたのは6年前?
今度は落とさず書ききって
234:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/10/31(土) 00:25:15:P0nZKFUY (1/1)
頑張ります
頑張ります
235:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:36:57:3gkwUvoY (1/8)
幼馴染『どうせ去年俺は国語98点立ったぜーって自慢してたんじゃないのかい?』
男『してないよ それに97点だし』
後輩『きゅきゅきゅーじゅーななっ!?』
男『まあ数学がその分低かったけどね』
幼馴染『で、知り合いなのかい?』
男『いや』
後輩『えっと、あの……かくかくしかじかでして……』
幼馴染『ふ う ん ……』
後輩『(あっ……)』
幼馴染『どうせ去年俺は国語98点立ったぜーって自慢してたんじゃないのかい?』
男『してないよ それに97点だし』
後輩『きゅきゅきゅーじゅーななっ!?』
男『まあ数学がその分低かったけどね』
幼馴染『で、知り合いなのかい?』
男『いや』
後輩『えっと、あの……かくかくしかじかでして……』
幼馴染『ふ う ん ……』
後輩『(あっ……)』
236:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:39:50:3gkwUvoY (2/8)
後輩『(この人……)』
幼馴染『君も気持ち悪いくらいお節介だね』
男『それで結構』
後輩『あ、あの』
男『?』
後輩『お二人って……付き合ってるんですか?』
幼馴染『ッ、……』チラッ
男『付き合ってないよ』
幼馴染『……そ、そんな風に見られるなんてね』
後輩『そ、そうなんですか……てっきり……』
後輩『(でも何となくわかる)』
後輩『(この幼馴染って人は……)』
後輩『(この人……)』
幼馴染『君も気持ち悪いくらいお節介だね』
男『それで結構』
後輩『あ、あの』
男『?』
後輩『お二人って……付き合ってるんですか?』
幼馴染『ッ、……』チラッ
男『付き合ってないよ』
幼馴染『……そ、そんな風に見られるなんてね』
後輩『そ、そうなんですか……てっきり……』
後輩『(でも何となくわかる)』
後輩『(この幼馴染って人は……)』
237:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:50:41:3gkwUvoY (3/8)
後輩『(……この先輩が好きなんだ)』
体育祭前日
男「いちにっいたにっ」
幼「ッ、……にっ……にっ……」
友「っよし、いいタイム!」
男「まじ?」
友「明日の本番、午前中の予選は突破できそうだな」
男「問題は午後か」
幼「…………」
友「一年生のペアにすげえ速いのいるらしいからな」
男「知ってる」
後輩『(……この先輩が好きなんだ)』
体育祭前日
男「いちにっいたにっ」
幼「ッ、……にっ……にっ……」
友「っよし、いいタイム!」
男「まじ?」
友「明日の本番、午前中の予選は突破できそうだな」
男「問題は午後か」
幼「…………」
友「一年生のペアにすげえ速いのいるらしいからな」
男「知ってる」
238:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:53:33:3gkwUvoY (4/8)
男「まあ、まずは走りきって予選突破だな」
幼「……ふん」
男「どうした?」
幼「別に」
男「不機嫌じゃん」
幼「じゃない」
友「お?痴話喧嘩なら本番終わってからにしてくれ」
男「そんなんじゃないって」
男「まあ、まずは走りきって予選突破だな」
幼「……ふん」
男「どうした?」
幼「別に」
男「不機嫌じゃん」
幼「じゃない」
友「お?痴話喧嘩なら本番終わってからにしてくれ」
男「そんなんじゃないって」
239:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:56:20:3gkwUvoY (5/8)
夕方
男「幼馴染」
幼「……何」
男「えっと、なんだ……一緒に帰ろうぜ」
幼「ッ、……ん」プイッ
男「え?どっち?」
幼「ん!」プイッ
男「そっぽ向きながらOKみたいに言われても」
幼「…………」グイッ
男「あのネクタイ苦し」
夕方
男「幼馴染」
幼「……何」
男「えっと、なんだ……一緒に帰ろうぜ」
幼「ッ、……ん」プイッ
男「え?どっち?」
幼「ん!」プイッ
男「そっぽ向きながらOKみたいに言われても」
幼「…………」グイッ
男「あのネクタイ苦し」
240:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 17:59:52:3gkwUvoY (6/8)
ーーー帰路
男「なんか緊張するな」
幼「……どーしてさ」
男「いやいやだって二人三脚走るわけだし」
幼「……君は……わざと負ける気なんだろう……」
男「なんでだよっ」
幼「後輩ちゃんと付き合うための口実に」
男「付き合わないって」
幼「でも約束してる」
男「してないよ、むこうが勝手に言ってるだけだろ」
ーーー帰路
男「なんか緊張するな」
幼「……どーしてさ」
男「いやいやだって二人三脚走るわけだし」
幼「……君は……わざと負ける気なんだろう……」
男「なんでだよっ」
幼「後輩ちゃんと付き合うための口実に」
男「付き合わないって」
幼「でも約束してる」
男「してないよ、むこうが勝手に言ってるだけだろ」
241:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 18:04:40:3gkwUvoY (7/8)
幼「……君は」
男「?」
幼「あれだけ迫られたら……後輩ちゃんが君のこと好きだってわかってるんだろう?」
男「……まぁ……だろうとは……」
幼「後輩ちゃんはいい子だよ」
男「それと付き合うかどうかは別だろ」
幼「…………」
男「とりあえず、きっちり勝ったうえできっぱり断らないと」
幼「……断る理由があるのかい?」
男「えっと……そりゃあ……」
幼「…………」
幼「……君は」
男「?」
幼「あれだけ迫られたら……後輩ちゃんが君のこと好きだってわかってるんだろう?」
男「……まぁ……だろうとは……」
幼「後輩ちゃんはいい子だよ」
男「それと付き合うかどうかは別だろ」
幼「…………」
男「とりあえず、きっちり勝ったうえできっぱり断らないと」
幼「……断る理由があるのかい?」
男「えっと……そりゃあ……」
幼「…………」
242:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/08(日) 18:11:11:3gkwUvoY (8/8)
男「あるよ……」
幼「ないよ」
男「ある」
幼「ない」
男「あるって!」
幼「っにょ、」ビクッ
男「……ごめん」
幼「奇声はやめてくれないかな?」
男「奇声ではない」
幼「まったく……」
男「あるよ……」
幼「ないよ」
男「ある」
幼「ない」
男「あるって!」
幼「っにょ、」ビクッ
男「……ごめん」
幼「奇声はやめてくれないかな?」
男「奇声ではない」
幼「まったく……」
243:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/10(火) 07:41:41:8CLbDFFk (1/1)
頑張れ
頑張れ
244:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/18(水) 20:36:19:v8Jn1mQ2 (1/1)
すまん、がんばる
すまん、がんばる
245:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 20:46:48:drGR6kWw (1/7)
幼「ねえ」
男「?」
幼「ホントに負けても断れるのかい?」
男「え?断るけど……」
幼「ふぅん……」
男「な、なんだよ」
幼「お試しでいいからって言われたら?」
男「お試しぃ?」
幼「そ」
幼「ねえ」
男「?」
幼「ホントに負けても断れるのかい?」
男「え?断るけど……」
幼「ふぅん……」
男「な、なんだよ」
幼「お試しでいいからって言われたら?」
男「お試しぃ?」
幼「そ」
246:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 20:49:31:drGR6kWw (2/7)
男「ガールフレンド(仮)的な?」
幼「んー、まあ」
男「尚更断るってーの」
幼「グイグイ来られても?」
男「えぇ」
幼「グイグイ迫ってきたらどうするの?」
男「そ、それは……」
幼「ほら」
男「うぐっ」
幼「この時点で危ないじゃないか」
男「ガールフレンド(仮)的な?」
幼「んー、まあ」
男「尚更断るってーの」
幼「グイグイ来られても?」
男「えぇ」
幼「グイグイ迫ってきたらどうするの?」
男「そ、それは……」
幼「ほら」
男「うぐっ」
幼「この時点で危ないじゃないか」
247:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 20:53:39:drGR6kWw (3/7)
男「勝てばいいんだよ勝てば」
幼「どうだか…」
男「まずは予選突破しねえとな……」
幼「足を引っ張らないようにね」
男「おめーがな」
男「勝てばいいんだよ勝てば」
幼「どうだか…」
男「まずは予選突破しねえとな……」
幼「足を引っ張らないようにね」
男「おめーがな」
248:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 20:57:48:drGR6kWw (4/7)
体育祭当日
後輩「おはようございます!」
幼「ん、おはよう」
後輩「お元気そうですね!」
幼「この顔がそう見えるかい?」
後輩「物凄く気合いが入っています!」
幼「不機嫌なだけだよ」
後輩「男先輩と何かあったんですか?」
幼「ん、何もない……」
体育祭当日
後輩「おはようございます!」
幼「ん、おはよう」
後輩「お元気そうですね!」
幼「この顔がそう見えるかい?」
後輩「物凄く気合いが入っています!」
幼「不機嫌なだけだよ」
後輩「男先輩と何かあったんですか?」
幼「ん、何もない……」
249:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 21:01:23:drGR6kWw (5/7)
後輩「私、遠慮しませんからね!」
幼「まあ、ボクも負ける気はないよ」
後輩「ッ……フフフ、やっとやる気になってくれましたね」
後輩「でも勝つのは私たちのペアですよ」
ロボ「ソーダ ソーダ」
幼「……ずるくないかい?」
後輩「何を言ってるんですか彼もれきっとした在校生なんですから」
ロボ「ソーダ」
幼「ハァ……」
後輩「私、遠慮しませんからね!」
幼「まあ、ボクも負ける気はないよ」
後輩「ッ……フフフ、やっとやる気になってくれましたね」
後輩「でも勝つのは私たちのペアですよ」
ロボ「ソーダ ソーダ」
幼「……ずるくないかい?」
後輩「何を言ってるんですか彼もれきっとした在校生なんですから」
ロボ「ソーダ」
幼「ハァ……」
250:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 21:03:12:drGR6kWw (6/7)
二人三脚 予選
男「さて」
幼「……」プイッ
男「なんだよ」
幼「わざと負ける気だね」
男「負けねーよ」
幼「ッふん」
男「予選はさすがに突破しねえと」
二人三脚 予選
男「さて」
幼「……」プイッ
男「なんだよ」
幼「わざと負ける気だね」
男「負けねーよ」
幼「ッふん」
男「予選はさすがに突破しねえと」
251:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 21:11:48:LHtl8ibM (1/1)
見てるぞ
見てるぞ
252:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 21:50:14:mEJd4jI. (1/1)
男「3つの組に別れるけど」
後輩「がんばってくださーい!!」
男「あの優勝候補たちとは別の組だからな」
幼「あれいいの?」
ロボ「コーホー」
男「知らん」
男「3つの組に別れるけど」
後輩「がんばってくださーい!!」
男「あの優勝候補たちとは別の組だからな」
幼「あれいいの?」
ロボ「コーホー」
男「知らん」
253:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/21(土) 21:50:30:drGR6kWw (7/7)
あれ
あれ
254:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/22(日) 07:53:22:AOOrO9e6 (1/1)
はよ
はよ
255:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/22(日) 22:32:57:wThhPzCM (1/1)
頑張りたまへ
頑張りたまへ
256:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/22(日) 23:46:22:ZzpCA7sI (1/3)
男「とにかく予選突破して午後の決勝に残らないと」
幼「ん」
「「次の組は準備してください」」
男「キツくないか?」ギュッ
幼「キツい」
男「えぇ……このくらいは?」ぎゅっ
幼「ゆるい」
男「おい」
幼「なに」
男「朝からずっと不機嫌だな」
幼「別に……」
男「とにかく予選突破して午後の決勝に残らないと」
幼「ん」
「「次の組は準備してください」」
男「キツくないか?」ギュッ
幼「キツい」
男「えぇ……このくらいは?」ぎゅっ
幼「ゆるい」
男「おい」
幼「なに」
男「朝からずっと不機嫌だな」
幼「別に……」
257:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/22(日) 23:53:10:ZzpCA7sI (2/3)
男「ほら」
幼「ほらって何が」
男「幼馴染は不機嫌な時『別に』ってよく言うから」
幼「勝手に決めつけないでくれるかな」
男「(なんでそんな不機嫌なんだ……)」
幼「とっとと結び直してくれないかな?」
男「はいはい……」ギュッ
男「ほら」
幼「ほらって何が」
男「幼馴染は不機嫌な時『別に』ってよく言うから」
幼「勝手に決めつけないでくれるかな」
男「(なんでそんな不機嫌なんだ……)」
幼「とっとと結び直してくれないかな?」
男「はいはい……」ギュッ
258:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/22(日) 23:56:23:ZzpCA7sI (3/3)
「「位置について……ヨーイ……」」チンポ!
男「いちにっ いちにっ」
幼「ッちに……に……」
ゴール!!
男「ハァハァ……」
幼「ハァハァ」
男「声ちっさくないすか?」
幼「君が隣でハァハァえっちにえっちに言うからだよ」
男「言っとらんわ」
「「位置について……ヨーイ……」」チンポ!
男「いちにっ いちにっ」
幼「ッちに……に……」
ゴール!!
男「ハァハァ……」
幼「ハァハァ」
男「声ちっさくないすか?」
幼「君が隣でハァハァえっちにえっちに言うからだよ」
男「言っとらんわ」
259:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 00:03:06:MGiykUJ. (1/11)
男「ま、ダントツで1着だったし決勝もいけそうだな」
幼「……ふん」
男「とりあえず足のほどッーー」
幼「どーせ勝つ気ないくせに」クルッ
男「どおまっ」ズッデン グギッ
幼「きゃっ!?」
男「ッッ……」
幼「ご、ごめん」
男「ま、ダントツで1着だったし決勝もいけそうだな」
幼「……ふん」
男「とりあえず足のほどッーー」
幼「どーせ勝つ気ないくせに」クルッ
男「どおまっ」ズッデン グギッ
幼「きゃっ!?」
男「ッッ……」
幼「ご、ごめん」
260:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 00:07:02:MGiykUJ. (2/11)
「ちょっと大丈夫??」
「コケたねえ」
男「ッ……」
幼「ほ、ほどくのわからなくて」
男「いっ……ッ……」
幼「……、……男?」
男「(っべぇヤッた……)」
幼「え、え?大丈夫……だよね?」
男「ちょっと、、、保健室行ってくる」
「ちょっと大丈夫??」
「コケたねえ」
男「ッ……」
幼「ほ、ほどくのわからなくて」
男「いっ……ッ……」
幼「……、……男?」
男「(っべぇヤッた……)」
幼「え、え?大丈夫……だよね?」
男「ちょっと、、、保健室行ってくる」
261:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 00:16:14:MGiykUJ. (3/11)
幼「あっ、待って……」
保健室
保険医「足捲って」
男「ッ……」
保険医「あらぁ」
幼「(腫れてる……)」
男「ッーー」
保険医「そんなに痛い?」
男「足もなんですけど……」サッ
幼「ちょ、その左手!」
保険医「ちょっとそれ折れてるわよ」
幼「あっ、待って……」
保健室
保険医「足捲って」
男「ッ……」
保険医「あらぁ」
幼「(腫れてる……)」
男「ッーー」
保険医「そんなに痛い?」
男「足もなんですけど……」サッ
幼「ちょ、その左手!」
保険医「ちょっとそれ折れてるわよ」
262:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 00:19:56:MGiykUJ. (4/11)
男「さっきよりめっちゃ痛いっす」
保険医「さっきまではアドレナリンが分泌されていたからそんなに痛くなかったのよ」
男「ぐぅ……」
幼「びよよよびょびよょういんに」
男「落ち着け」
幼「びょにょ」
保険医「足の方は捻挫だとしてもかなり深刻よ?左手に関しては誰が見ても折れてるってわかるし」
男「痛み止め飲んで頑張ります」
幼「っ」
保険医「先生の言ってること聞いてた?」
男「さっきよりめっちゃ痛いっす」
保険医「さっきまではアドレナリンが分泌されていたからそんなに痛くなかったのよ」
男「ぐぅ……」
幼「びよよよびょびよょういんに」
男「落ち着け」
幼「びょにょ」
保険医「足の方は捻挫だとしてもかなり深刻よ?左手に関しては誰が見ても折れてるってわかるし」
男「痛み止め飲んで頑張ります」
幼「っ」
保険医「先生の言ってること聞いてた?」
263:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:36:29:MGiykUJ. (5/11)
保険医「見過ごすわけにはいきません」
男「あれですあれ」
保険医「あれ?」
男「いいからテーピングだ!ってやつです」
保険医「あのねぇ……」
幼「すぐ病院行ったほうがいいんじゃないのかい?」
保険医「その通りよ」
男「……」
幼「ご、ごめん……その、元はと言えばボクの不注意なのに」
保険医「見過ごすわけにはいきません」
男「あれですあれ」
保険医「あれ?」
男「いいからテーピングだ!ってやつです」
保険医「あのねぇ……」
幼「すぐ病院行ったほうがいいんじゃないのかい?」
保険医「その通りよ」
男「……」
幼「ご、ごめん……その、元はと言えばボクの不注意なのに」
264:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:45:49:MGiykUJ. (6/11)
男「せっかく……」
幼「?」
男「いや、なんでもない」
幼「はっきり言ったらどうなんだい?」
男「何でないって」
保険医「ほらそこ、イチャイチャしないの」
男「して」
幼「ません」
保険医「いい?午後の競技に出る出ないの話じゃないの」
男「あい……」
男「せっかく……」
幼「?」
男「いや、なんでもない」
幼「はっきり言ったらどうなんだい?」
男「何でないって」
保険医「ほらそこ、イチャイチャしないの」
男「して」
幼「ません」
保険医「いい?午後の競技に出る出ないの話じゃないの」
男「あい……」
265:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:48:41:MGiykUJ. (7/11)
後輩「先輩ッー!!」ガチャン
男「っ 」
幼「チッ」
保険医「静かに入ってきなさい!」
後輩「ス、スイマセン!」
保険医「まったくもう……」
後輩「先輩がお怪我をなされたと聞いて!」
男「まあ大した……大した怪我みたいで」
幼「見ての通りだよ 君は頭のネジでもハズレたのかい?」
後輩「むぅ!幼馴染先輩ひどい!」
後輩「先輩ッー!!」ガチャン
男「っ 」
幼「チッ」
保険医「静かに入ってきなさい!」
後輩「ス、スイマセン!」
保険医「まったくもう……」
後輩「先輩がお怪我をなされたと聞いて!」
男「まあ大した……大した怪我みたいで」
幼「見ての通りだよ 君は頭のネジでもハズレたのかい?」
後輩「むぅ!幼馴染先輩ひどい!」
266:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:51:11:MGiykUJ. (8/11)
幼「ボクらはこの通り決勝には出られなくなったから」
男「後輩ちゃんは頑張ってね」
幼「……ッ……」
後輩「そ、そうですか」ホッ
幼「ん?」
男「どうした?幼馴染」
後輩「そ、それでは私はこれで」
幼「待ちなよ」
後輩「失礼しむぁ?」
幼「君、今……何かホッとしなかったかい?今」
幼「ボクらはこの通り決勝には出られなくなったから」
男「後輩ちゃんは頑張ってね」
幼「……ッ……」
後輩「そ、そうですか」ホッ
幼「ん?」
男「どうした?幼馴染」
後輩「そ、それでは私はこれで」
幼「待ちなよ」
後輩「失礼しむぁ?」
幼「君、今……何かホッとしなかったかい?今」
267:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:54:05:MGiykUJ. (9/11)
後輩「し、ひ、してないですよ」
男「幼馴染、あの約束は無理矢理で」
幼「勝ったんだよね?予選」
後輩「……」
男「えっ?えっ???」
後輩「この勝負、引き分けですね……!!」
男「えっ??ま、負けたの!?」
後輩「いやその実は……」
後輩「し、ひ、してないですよ」
男「幼馴染、あの約束は無理矢理で」
幼「勝ったんだよね?予選」
後輩「……」
男「えっ?えっ???」
後輩「この勝負、引き分けですね……!!」
男「えっ??ま、負けたの!?」
後輩「いやその実は……」
268:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 20:57:37:MGiykUJ. (10/11)
後輩の組の予選
後輩「行くよロボちん!」
ロボ「了解シタ」
後輩「あれ?ロボちんその靴おかしくない?」
ロボ「秘策」
後輩「???」
ロボ「昨日、ローラー付キノシューズ発見、タダチニ購入」
後輩「え、それ」
位置について ヨーイ
後輩「ちょっ」
ロボ「後輩ハ掴マッテレバイイ」
パァン!!
後輩「いやぁぁああぁぁぁ!!!!」
後輩の組の予選
後輩「行くよロボちん!」
ロボ「了解シタ」
後輩「あれ?ロボちんその靴おかしくない?」
ロボ「秘策」
後輩「???」
ロボ「昨日、ローラー付キノシューズ発見、タダチニ購入」
後輩「え、それ」
位置について ヨーイ
後輩「ちょっ」
ロボ「後輩ハ掴マッテレバイイ」
パァン!!
後輩「いやぁぁああぁぁぁ!!!!」
269:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/23(月) 21:00:43:MGiykUJ. (11/11)
男「失格!?」
後輩「はい……タイヤ付きのシューズを履いてきてたばかりに……」
男「いやファイティングコンピューターの時点で反則だけど」
後輩「今回はお互いに」
幼「お互いに?」
後輩「へ?」
幼「ボクらは予選突破」
後輩「……!」
幼「君は失格」
男「やめて差し上げろ」
幼「どっちの勝ちかな?」
後輩「うぐっ……ぐぅ……先輩たちです……」
男「失格!?」
後輩「はい……タイヤ付きのシューズを履いてきてたばかりに……」
男「いやファイティングコンピューターの時点で反則だけど」
後輩「今回はお互いに」
幼「お互いに?」
後輩「へ?」
幼「ボクらは予選突破」
後輩「……!」
幼「君は失格」
男「やめて差し上げろ」
幼「どっちの勝ちかな?」
後輩「うぐっ……ぐぅ……先輩たちです……」
270:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/11/24(火) 19:53:34:pFdJRql. (1/1)
そうきたか
そうきたか
271:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 21:39:41:4qXXTcog (1/14)
幼「そうだよね?」
後輩「しょうでひゅ……」
幼「まったく……くだらない賭け事までして」
後輩「うぅ」
男「また来年な、後輩ちゃん」
幼「っ」
後輩「先輩…!」キュン
幼「そうだよね?」
後輩「しょうでひゅ……」
幼「まったく……くだらない賭け事までして」
後輩「うぅ」
男「また来年な、後輩ちゃん」
幼「っ」
後輩「先輩…!」キュン
272:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 21:48:17:4qXXTcog (2/14)
幼「ほら病院行くよ」
保険医「幼馴染さんは行かないわよ」
幼「うぐ」
後輩「私が」
保険医「貴方たちは行きません」
・
・
・
・
後輩「先輩、大丈夫ですかね?」
幼「……だと思う」
後輩「幼馴染先輩」
幼「?」
幼「ほら病院行くよ」
保険医「幼馴染さんは行かないわよ」
幼「うぐ」
後輩「私が」
保険医「貴方たちは行きません」
・
・
・
・
後輩「先輩、大丈夫ですかね?」
幼「……だと思う」
後輩「幼馴染先輩」
幼「?」
273:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 21:51:43:4qXXTcog (3/14)
後輩「私に言うこと聞かせるんじゃないんですか?」
幼「んー、そんな話してたっけ」
後輩「してました」
幼「何を怯えているんだい?」
後輩「うぅ……だって男先輩に近付くなとか……言うんじゃないかって」
幼「ボクがそんな下衆に見える?」
後輩「み、見えません!断じて!」
幼「そういう命令してもいいけど」
後輩「私に言うこと聞かせるんじゃないんですか?」
幼「んー、そんな話してたっけ」
後輩「してました」
幼「何を怯えているんだい?」
後輩「うぅ……だって男先輩に近付くなとか……言うんじゃないかって」
幼「ボクがそんな下衆に見える?」
後輩「み、見えません!断じて!」
幼「そういう命令してもいいけど」
274:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:12:30:4qXXTcog (4/14)
後輩「ひえぇ……」
幼「ハァ……するわけないでしょ」
後輩「ほぅぉ、本当ですか?」
幼「君は本気でこの方法で彼女になるつもりだったのかい?」
後輩「だってぇ」
幼「ハァ」
後輩「とっとと二人がくっついてくれれば諦めるのに……」
幼「っ」
後輩「ひえぇ……」
幼「ハァ……するわけないでしょ」
後輩「ほぅぉ、本当ですか?」
幼「君は本気でこの方法で彼女になるつもりだったのかい?」
後輩「だってぇ」
幼「ハァ」
後輩「とっとと二人がくっついてくれれば諦めるのに……」
幼「っ」
275:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:16:51:4qXXTcog (5/14)
後輩「周りも皆そう思ってますよ」
幼「ぼ、ボクらは別に……」
後輩「でも好きなんですよね?男先輩のこと」
幼「…………」キョロキョロ
後輩「いませんって誰も」
幼「…………ん」コクン
後輩「(この人やっぱ強ぇな)」
幼「な、内緒だよっ!?」グイッ
後輩「わわはわわわかってますって!顔近い!」
幼「あんまり……」
後輩「?」
後輩「周りも皆そう思ってますよ」
幼「ぼ、ボクらは別に……」
後輩「でも好きなんですよね?男先輩のこと」
幼「…………」キョロキョロ
後輩「いませんって誰も」
幼「…………ん」コクン
後輩「(この人やっぱ強ぇな)」
幼「な、内緒だよっ!?」グイッ
後輩「わわはわわわかってますって!顔近い!」
幼「あんまり……」
後輩「?」
276:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:23:21:4qXXTcog (6/14)
幼「男の負担になりたくないんだ」
後輩「負担……?」
幼「きっと男は真剣に悩むから」
幼「ボクが相手でも君が相手でも」
幼「それで成績に響いたら申し訳ないし」
後輩「んなもん悩ませればいいんですよ」
幼「っ」
後輩「悩んでもらって答え出してもらいましょうよ」
幼「男の負担になりたくないんだ」
後輩「負担……?」
幼「きっと男は真剣に悩むから」
幼「ボクが相手でも君が相手でも」
幼「それで成績に響いたら申し訳ないし」
後輩「んなもん悩ませればいいんですよ」
幼「っ」
後輩「悩んでもらって答え出してもらいましょうよ」
277:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:34:45:4qXXTcog (7/14)
後輩「私たちだって悩んでるんですし」
幼「そうだけど…」
後輩「先輩、一度でいいから男先輩に素直になってみればいいと思います」
幼「……」
後輩「いつもいつもつっけんどんなの勿体ないです」
幼「…………」
後輩「はっきり言うと破壊力は高いと思いますよ」
幼「……………………」
後輩「私たちだって悩んでるんですし」
幼「そうだけど…」
後輩「先輩、一度でいいから男先輩に素直になってみればいいと思います」
幼「……」
後輩「いつもいつもつっけんどんなの勿体ないです」
幼「…………」
後輩「はっきり言うと破壊力は高いと思いますよ」
幼「……………………」
278:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:50:22:4qXXTcog (8/14)
・
・
・
・
夜
男母「ごめんねえ幼馴染ちゃん」
幼「いえいえ」
男母「じゃあ当直行ってくるね」
男「いってらっしゃい」
幼「お気をつけて」
バタン
男「うーん……」ブラブラ
幼「痛むかい?」
男「まあ……」
・
・
・
・
夜
男母「ごめんねえ幼馴染ちゃん」
幼「いえいえ」
男母「じゃあ当直行ってくるね」
男「いってらっしゃい」
幼「お気をつけて」
バタン
男「うーん……」ブラブラ
幼「痛むかい?」
男「まあ……」
279:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 22:54:16:4qXXTcog (9/14)
男「まあ足は捻挫だったし」グッグッ
幼「でも手は」
男「まぁ利き腕じゃないから」
幼「……」
男「なんか、その、気にすんなよ」
幼「ごめん」
男「いいって」
幼「本当に……ごめんなさい……」
男「うん、だからもう謝るの禁止な」
男「まあ足は捻挫だったし」グッグッ
幼「でも手は」
男「まぁ利き腕じゃないから」
幼「……」
男「なんか、その、気にすんなよ」
幼「ごめん」
男「いいって」
幼「本当に……ごめんなさい……」
男「うん、だからもう謝るの禁止な」
280:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 23:07:18:4qXXTcog (10/14)
幼「………」
男「えっと……帰らんでいいの?」
幼「ん、平気」
男「そういや打ち上げ行ったの?」
幼「行かないよ」
男「そっか…… 」
幼「……」
男「……」
幼「………」
男「えっと……帰らんでいいの?」
幼「ん、平気」
男「そういや打ち上げ行ったの?」
幼「行かないよ」
男「そっか…… 」
幼「……」
男「……」
281:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 23:10:27:4qXXTcog (11/14)
幼「ねぇ」
男「ん?」
幼「さっき保健室でさ、『せっかく』って言いかけたよね」
男「うっ」
幼「あれ、何て言おうとしてたのかなって」
男「あれは……その……」
幼「何だい?」
男「いや、せっかくさ……」
幼「ねぇ」
男「ん?」
幼「さっき保健室でさ、『せっかく』って言いかけたよね」
男「うっ」
幼「あれ、何て言おうとしてたのかなって」
男「あれは……その……」
幼「何だい?」
男「いや、せっかくさ……」
282:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 23:16:10:4qXXTcog (12/14)
男「せっかくさ、幼馴染と二人三脚だったから……もう一回出たかったなあって……思っただけだよ」
幼「ッッ」
男「来年同じクラスかも種目があるのかもわからないしさ」
幼「ふ、ふぅん……」
男「なんだよその顔」
幼「そ、そそそんなにボクと二人三脚を走りたかったのかい?」
男「うん……俺はな」
幼「…………」
男「何だよ黙んなよ」
幼「ボクも……まあ、あと一回くらいならいっしょに走ってあげてもよかったよ」
男「せっかくさ、幼馴染と二人三脚だったから……もう一回出たかったなあって……思っただけだよ」
幼「ッッ」
男「来年同じクラスかも種目があるのかもわからないしさ」
幼「ふ、ふぅん……」
男「なんだよその顔」
幼「そ、そそそんなにボクと二人三脚を走りたかったのかい?」
男「うん……俺はな」
幼「…………」
男「何だよ黙んなよ」
幼「ボクも……まあ、あと一回くらいならいっしょに走ってあげてもよかったよ」
283:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 23:24:39:4qXXTcog (13/14)
男「ふふっ……何だそれ」
幼「ッ、(笑った……)」
男「幼馴染?」
幼「……好き」
男「え?」
幼「君の笑った顔……大好き……」
男「わ、わら……??(いや、えっ?)」ドキドキ
幼「困ってる時の顔も真剣な時の顔もムッとしてる時の顔も全部好き」
幼「笑ってる時の顔が一番好きなんだ、ボク」
男「え、えと……」
幼「……」チラッ
男「(顔近い……)」ドキドキドキドキ
男「ふふっ……何だそれ」
幼「ッ、(笑った……)」
男「幼馴染?」
幼「……好き」
男「え?」
幼「君の笑った顔……大好き……」
男「わ、わら……??(いや、えっ?)」ドキドキ
幼「困ってる時の顔も真剣な時の顔もムッとしてる時の顔も全部好き」
幼「笑ってる時の顔が一番好きなんだ、ボク」
男「え、えと……」
幼「……」チラッ
男「(顔近い……)」ドキドキドキドキ
284:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/05(土) 23:31:07:4qXXTcog (14/14)
幼「最近笑ってるかい?」
男「言われてみれば、そんな笑ってないかもな」
幼「久々に見たよ、君の笑顔」
男「……」
幼「小さい時からずっと大好きなんだ、君の笑顔」
男「……うん」
幼「……ごめん」
男「 幼馴染……(……震えてる)」
幼「最近笑ってるかい?」
男「言われてみれば、そんな笑ってないかもな」
幼「久々に見たよ、君の笑顔」
男「……」
幼「小さい時からずっと大好きなんだ、君の笑顔」
男「……うん」
幼「……ごめん」
男「 幼馴染……(……震えてる)」
285:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/06(日) 17:26:15:d0A4bhYw (1/2)
幼「……あのっ……」
男「幼馴染」
幼「ッ、な、何だい……?」
男「一応聞くけど、その、そのさっきの好きってさ……そういう好きってことだよな?」
幼「…………」ムスッ
男「(えっ!?違うの!?)」
幼「…………」
男「えっ、えっとさ……俺の思ってる好きと同じでいいんだよな……??」
幼「……あのっ……」
男「幼馴染」
幼「ッ、な、何だい……?」
男「一応聞くけど、その、そのさっきの好きってさ……そういう好きってことだよな?」
幼「…………」ムスッ
男「(えっ!?違うの!?)」
幼「…………」
男「えっ、えっとさ……俺の思ってる好きと同じでいいんだよな……??」
286:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/06(日) 17:27:53:d0A4bhYw (2/2)
幼「ッ……」ピク
男「幼馴染?」
幼「君の思ってる、好き、とは??」
男「えっ」
幼「説明してくれないかな?」
男「いや、あの、」
幼「君の思っている好きって」
男「好きって事だよ!」
幼「っにょ」
男「にょ?」
幼「ッ……」ピク
男「幼馴染?」
幼「君の思ってる、好き、とは??」
男「えっ」
幼「説明してくれないかな?」
男「いや、あの、」
幼「君の思っている好きって」
男「好きって事だよ!」
幼「っにょ」
男「にょ?」
287:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 21:44:03:3T43yCl6 (1/11)
男「恋愛感情としてだよ」
幼「……ん」
男「な、なんだよ」
幼「なんでもないけど」
男「……違った?」
幼「違くない」
男「恋愛感情としてだよ」
幼「……ん」
男「な、なんだよ」
幼「なんでもないけど」
男「……違った?」
幼「違くない」
288:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 21:46:00:3T43yCl6 (2/11)
幼「もっかい」
男「?」
幼「もっかい好きって言ってくれたらわかると思うんだけど」
男「えぇ……」
幼「言えないのかい?」
男「なんかズルくないか?」
幼「言えないんだね……」
男「す、好きだよ」
幼「もっかい」
男「?」
幼「もっかい好きって言ってくれたらわかると思うんだけど」
男「えぇ……」
幼「言えないのかい?」
男「なんかズルくないか?」
幼「言えないんだね……」
男「す、好きだよ」
289:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 21:50:56:3T43yCl6 (3/11)
幼「もっかい」
男「パス」
幼「ッチ」
男「恥ずかしいだろ」
幼「……ボク、嫌なやつだよ」
男「……?」
幼「自分でわかるくらい嫉妬深い」
男「幼馴染が?」
幼「うん」
幼「もっかい」
男「パス」
幼「ッチ」
男「恥ずかしいだろ」
幼「……ボク、嫌なやつだよ」
男「……?」
幼「自分でわかるくらい嫉妬深い」
男「幼馴染が?」
幼「うん」
290:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 21:55:05:3T43yCl6 (4/11)
幼「……」
男「えっと、なんかグダグダになったな」
幼「……ん 男、怒ってる?」
男「へ?怒ってないよ」
幼「そっか」
男「そんな顔してたか?」
幼「少し……そう見えただけだよ」
幼「……」
男「えっと、なんかグダグダになったな」
幼「……ん 男、怒ってる?」
男「へ?怒ってないよ」
幼「そっか」
男「そんな顔してたか?」
幼「少し……そう見えただけだよ」
291:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:00:09:3T43yCl6 (5/11)
男「俺、自信無いんだ」
幼「男……?」
男「なんていうか、こう……恋人とかできても……上手くやれる自信が無い」
男「小さい頃には父さんいなかったし……きちんとした父親になれるって自信もない」
男「わかってると思うけど家だって貧乏だしきっと迷惑かけまくッー」
幼「……」ギュー
男「おっ、おいっ」
幼「ボクもない」
男「……」
幼「でもね、男」
男「俺、自信無いんだ」
幼「男……?」
男「なんていうか、こう……恋人とかできても……上手くやれる自信が無い」
男「小さい頃には父さんいなかったし……きちんとした父親になれるって自信もない」
男「わかってると思うけど家だって貧乏だしきっと迷惑かけまくッー」
幼「……」ギュー
男「おっ、おいっ」
幼「ボクもない」
男「……」
幼「でもね、男」
292:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:03:14:3T43yCl6 (6/11)
幼「男と一緒ならって……いつも思ってるんだ」
男「ッ……」ギュ
幼「あ、あのさ」
男「?」
幼「ボクなりに……その、素直な……素直に……言うから……その……」
男「うん……幼ちゃんの言葉で聞かせてほしい 」
幼「はぅ」
幼「男と一緒ならって……いつも思ってるんだ」
男「ッ……」ギュ
幼「あ、あのさ」
男「?」
幼「ボクなりに……その、素直な……素直に……言うから……その……」
男「うん……幼ちゃんの言葉で聞かせてほしい 」
幼「はぅ」
293:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:11:56:3T43yCl6 (7/11)
幼「…………」
幼「…………」
幼「…………や、やっぱり難しいね……うん……」
男「ふふっ、なんだそれ」
幼「っ、……ボク、男の負担になりたくない」
男「負担?」
幼「きっと……たくさん迷惑かけると思うんだ」
男「お互い様だろ」
幼「…………」
幼「…………」
幼「…………や、やっぱり難しいね……うん……」
男「ふふっ、なんだそれ」
幼「っ、……ボク、男の負担になりたくない」
男「負担?」
幼「きっと……たくさん迷惑かけると思うんだ」
男「お互い様だろ」
294:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:16:34:3T43yCl6 (8/11)
男「俺、昔から今の幼馴染がずっと好きだよ? 」
幼「でも恋人になったら変わるかも」
男「変わらないよ」
幼「わかんないよ」
男「変わらんないって」
幼「ほ、ほらこういうところが負担になるかもって思うんだ…」
男「?いつもの幼馴染だろ?」
幼「むぅ……」
男「俺、昔から今の幼馴染がずっと好きだよ? 」
幼「でも恋人になったら変わるかも」
男「変わらないよ」
幼「わかんないよ」
男「変わらんないって」
幼「ほ、ほらこういうところが負担になるかもって思うんだ…」
男「?いつもの幼馴染だろ?」
幼「むぅ……」
295:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:20:01:3T43yCl6 (9/11)
男「まあでも」
幼「、」
男「たまに、こう……素直に好きって言っては……ほしいかも……」
幼「…… うん」
男「……」
幼「ボクのこと嫌いにならないでね」
男「ならないよ」
幼「嫉妬深いしわがままだし、ひねくれてるし自分のこと未だに僕って言うし」
男「まあでも」
幼「、」
男「たまに、こう……素直に好きって言っては……ほしいかも……」
幼「…… うん」
男「……」
幼「ボクのこと嫌いにならないでね」
男「ならないよ」
幼「嫉妬深いしわがままだし、ひねくれてるし自分のこと未だに僕って言うし」
296:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:21:51:3T43yCl6 (10/11)
幼「えっちな事だってなんでもするから」
男「?!!!?」
幼「……だから……嫌いにならないでほしい……」
男「な、ならないって」
幼「……ホントだね?」
男「う、うん しれっとすごい発言すんなよ」
幼「言わせておいて」
男「いや言わせてはない」
幼「えっちな事だってなんでもするから」
男「?!!!?」
幼「……だから……嫌いにならないでほしい……」
男「な、ならないって」
幼「……ホントだね?」
男「う、うん しれっとすごい発言すんなよ」
幼「言わせておいて」
男「いや言わせてはない」
297:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 22:24:04:3T43yCl6 (11/11)
男「なあ幼馴染」
幼「……ん」
男「俺と付き合ってください」
幼「ん」
男「恋人になるってことな」
幼「ん」
男「え?え?いいんだよね?」
幼「しょうがないからね」
男「結局いつもと変わってないような」
男「なあ幼馴染」
幼「……ん」
男「俺と付き合ってください」
幼「ん」
男「恋人になるってことな」
幼「ん」
男「え?え?いいんだよね?」
幼「しょうがないからね」
男「結局いつもと変わってないような」
298:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/14(月) 23:39:00:qLiQQA0g (1/1)
にょ
にょ
299:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 19:18:02:3nahN.6o (1/11)
・
・
・
・
『やーいオトコンナー!』
幼『うぅ……』
男『おい!!』
『出た!おとこんなのカレカノジヨ!』
男『どっち!?てか幼ちゃんいじめんな!』
幼『うぅ……』
男『幼ちゃん平気?』
幼『彼氏じゃないのに……』シクシク
男『そっちかよ!!』
・
・
・
・
『やーいオトコンナー!』
幼『うぅ……』
男『おい!!』
『出た!おとこんなのカレカノジヨ!』
男『どっち!?てか幼ちゃんいじめんな!』
幼『うぅ……』
男『幼ちゃん平気?』
幼『彼氏じゃないのに……』シクシク
男『そっちかよ!!』
300:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 19:20:50:3nahN.6o (2/11)
『ギャハハ!男ふられたー!!』
『お前らほんとに面白いなあ』
『お似合いだぞー』
男『茶化すなよ!』
幼『フフフ』クスクス
男『いや幼ちゃんも何で笑ってんの!?』
『幼菌が移るぞ男ー!』
男『は?』
『幼馴染に触られるとオンナになっちゃうだぜ!オンナはオトコになっちゃうんだよ!』
男『なにそれ』
幼『……』
『ギャハハ!男ふられたー!!』
『お前らほんとに面白いなあ』
『お似合いだぞー』
男『茶化すなよ!』
幼『フフフ』クスクス
男『いや幼ちゃんも何で笑ってんの!?』
『幼菌が移るぞ男ー!』
男『は?』
『幼馴染に触られるとオンナになっちゃうだぜ!オンナはオトコになっちゃうんだよ!』
男『なにそれ』
幼『……』
301:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:17:01:3nahN.6o (3/11)
幼『ッグス……ヒッグ……』
『やべ……』
男『…………お前らさぁ』
『男もキレる!逃げろー!』
男『あっ、おい!!』
男『ったく……』
幼『グスン』
男『大丈夫?』
幼『触っちゃだめ!』
幼『ッグス……ヒッグ……』
『やべ……』
男『…………お前らさぁ』
『男もキレる!逃げろー!』
男『あっ、おい!!』
男『ったく……』
幼『グスン』
男『大丈夫?』
幼『触っちゃだめ!』
302:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:19:45:3nahN.6o (4/11)
男『えっ』
幼『男くんもいじめられちゃう』
男『ほら』ギュ
幼『にょ』
男『はい触った』
幼『駄目だよぉ……』
男『これで明日もオトコならさっきのは嘘って事でしょ?』
幼『……ん』
男『えっ』
幼『男くんもいじめられちゃう』
男『ほら』ギュ
幼『にょ』
男『はい触った』
幼『駄目だよぉ……』
男『これで明日もオトコならさっきのは嘘って事でしょ?』
幼『……ん』
303:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:32:25:3nahN.6o (5/11)
男『帰ろ?』
幼『ん』
男『幼ちゃん?』
幼『……男くんは優しいね』
男『ま、まあお父さんから女の子には優しくしろって言われてるからね』
幼『(……女の子‥……)』
男『あ、お父さんだ!』
男父『よぉー男ォ!幼馴染ちゃんと手ぇ繋いじゃってー!』
男『あっ』
幼『あっ』
男父『可愛いねぇおめーらは』
男『帰ろ?』
幼『ん』
男『幼ちゃん?』
幼『……男くんは優しいね』
男『ま、まあお父さんから女の子には優しくしろって言われてるからね』
幼『(……女の子‥……)』
男『あ、お父さんだ!』
男父『よぉー男ォ!幼馴染ちゃんと手ぇ繋いじゃってー!』
男『あっ』
幼『あっ』
男父『可愛いねぇおめーらは』
304:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:38:27:3nahN.6o (6/11)
男父『好きな女の子には優しくしろって言ってるからねえ』
男『ちょ、』
幼『…………ふーん』
男『いやそれは』
男父『幼馴染ちゃん嬉しそうだねえ』
幼『うっ、れしくない!』
男父『好きな女の子には優しくしろって言ってるからねえ』
男『ちょ、』
幼『…………ふーん』
男『いやそれは』
男父『幼馴染ちゃん嬉しそうだねえ』
幼『うっ、れしくない!』
305:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:42:25:3nahN.6o (7/11)
男『実はね、さっきいじめっ子たちがかくかくしかじか』
男父『なーーーるほど』
幼『……』
男父『幼馴染ちゃんは美人になる顔つきだからな』
幼『ほ、ほんと!?』
男父『間違いないね、男子たちも幼馴染ちゃんが可愛くていじめてくるんだよ』
男『でも泣かせるのはよくないよ』
男父『そりゃ男が守ってやれ』
男『う……うん』
男父『オトコなんだろ?』
男『うん』
男『実はね、さっきいじめっ子たちがかくかくしかじか』
男父『なーーーるほど』
幼『……』
男父『幼馴染ちゃんは美人になる顔つきだからな』
幼『ほ、ほんと!?』
男父『間違いないね、男子たちも幼馴染ちゃんが可愛くていじめてくるんだよ』
男『でも泣かせるのはよくないよ』
男父『そりゃ男が守ってやれ』
男『う……うん』
男父『オトコなんだろ?』
男『うん』
306:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:44:12:3nahN.6o (8/11)
幼『でも男くん、明日女の子になっちゃうかも』
男『ならないって』
男父『がはは!そしたら可愛がってやる』
男『やめてよ!』
幼『……ねぇ男くん?』
男『?』
幼『男くんは……男くんのままでいてね?』
男『……?う、うん』
男父『…………』
幼『でも男くん、明日女の子になっちゃうかも』
男『ならないって』
男父『がはは!そしたら可愛がってやる』
男『やめてよ!』
幼『……ねぇ男くん?』
男『?』
幼『男くんは……男くんのままでいてね?』
男『……?う、うん』
男父『…………』
307:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:47:46:3nahN.6o (9/11)
・
・
・
・
幼「男は……変わって……ないよ」
男「?」
幼「まあ 」
男「?」
幼「子供のころは可愛かったよ、君」
男「な、なんだよ」
・
・
・
・
幼「男は……変わって……ないよ」
男「?」
幼「まあ 」
男「?」
幼「子供のころは可愛かったよ、君」
男「な、なんだよ」
308:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 20:52:11:3nahN.6o (10/11)
幼「それに優しいからね」
男「優しくできてる?」
幼「ボク以外の子にも」
男「は、はい……」
幼「別に優しくする分には構わないけど」
男「してるつもり無いんだけどな」
幼「ふーん」
幼「それに優しいからね」
男「優しくできてる?」
幼「ボク以外の子にも」
男「は、はい……」
幼「別に優しくする分には構わないけど」
男「してるつもり無いんだけどな」
幼「ふーん」
309:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 21:05:03:3nahN.6o (11/11)
男「てっきり」
幼「てっきり?」
男「幼馴染は金持ちの男と付き合ってるもんだと思ってた」
幼「失礼だね」
男「よく言ってたじゃん」
幼「あれは……その……ゴニョゴニョ」
男「デートは男の驕り、プレゼントは高校生でも最低三万」
幼「あ、あぁいうのは冗談として捉えてほしいんだけどね」
男「眼がマジだった」
男「てっきり」
幼「てっきり?」
男「幼馴染は金持ちの男と付き合ってるもんだと思ってた」
幼「失礼だね」
男「よく言ってたじゃん」
幼「あれは……その……ゴニョゴニョ」
男「デートは男の驕り、プレゼントは高校生でも最低三万」
幼「あ、あぁいうのは冗談として捉えてほしいんだけどね」
男「眼がマジだった」
310:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/16(水) 21:51:07:XrdTfS9g (1/1)
311:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:39:59:Sla97kq2 (1/9)
男「……一応、俺なりに頑張るからさ」
幼「だ、だめ!」
男「っ?だめ?」
幼「君はあれでしょ?大学行くためにお金は 貯めているんだろう?」
男「まあ……予備校にも行きたいし」
幼「そっちが優先」
男「いや、まあそうだけどさ」
男「……一応、俺なりに頑張るからさ」
幼「だ、だめ!」
男「っ?だめ?」
幼「君はあれでしょ?大学行くためにお金は 貯めているんだろう?」
男「まあ……予備校にも行きたいし」
幼「そっちが優先」
男「いや、まあそうだけどさ」
312:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:47:44:Sla97kq2 (2/9)
幼「大体あーいうのは……君の気を……引く……ためであって……」
男「えぇ!?」
幼「オホン……そんなことより、めでたくボクが恋人になってあげたんだよ」
男「なっ……ていただきました?」
幼「ちょっと……その……恋人らしい事でもしてみたらどうだい?」
男「き、急に言われても」
幼「大体あーいうのは……君の気を……引く……ためであって……」
男「えぇ!?」
幼「オホン……そんなことより、めでたくボクが恋人になってあげたんだよ」
男「なっ……ていただきました?」
幼「ちょっと……その……恋人らしい事でもしてみたらどうだい?」
男「き、急に言われても」
313:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:50:30:Sla97kq2 (3/9)
男「(この状況で恋人らしいこと…?)」
幼「……」ドキドキ
男「(恋人らしいこと!??!)」
幼「ほ、ほら……」
男「えっ、えっ……と……」
幼「……な、なんだい?」
男「スキンシップ的な意味ですよね」
幼「んーーー?んーーー……」
男「いやとぼけかた」
男「(この状況で恋人らしいこと…?)」
幼「……」ドキドキ
男「(恋人らしいこと!??!)」
幼「ほ、ほら……」
男「えっ、えっ……と……」
幼「……な、なんだい?」
男「スキンシップ的な意味ですよね」
幼「んーーー?んーーー……」
男「いやとぼけかた」
314:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:52:58:Sla97kq2 (4/9)
幼「君も盛りがすごいね」
男「普通そう思うぞ!」
幼「すふすすススきすきんしっぷとか……」
男「こんな時間に部屋ですることなんてッー」
幼「……」
男「する……こと……??」
幼「……ぅ」
男「(……)」
幼「君も盛りがすごいね」
男「普通そう思うぞ!」
幼「すふすすススきすきんしっぷとか……」
男「こんな時間に部屋ですることなんてッー」
幼「……」
男「する……こと……??」
幼「……ぅ」
男「(……)」
315:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:55:03:Sla97kq2 (5/9)
男「な、なあ」
幼「ん 何かな?」
男「えっと、その、家帰らなくていいのか?」
幼「平気だよ」
男「え?まだ平気ってこと?」
幼「日が昇ろうとも平気という話なんだけど」
男「オゥ……」
幼「……」
男「泊……まるんですね」
男「な、なあ」
幼「ん 何かな?」
男「えっと、その、家帰らなくていいのか?」
幼「平気だよ」
男「え?まだ平気ってこと?」
幼「日が昇ろうとも平気という話なんだけど」
男「オゥ……」
幼「……」
男「泊……まるんですね」
316:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 20:58:08:Sla97kq2 (6/9)
幼「君の看病をしなくてはならないからね」
男「幼の母さんたち何て言ってんのさ」
幼「別に……君は無駄に信頼されているからね」
男「えぇ」
幼「今にも襲いかかって来そうなのに」
男「どんなフィルターかければそう見えるんだよ」
幼「……オホン、それより君」
男「?」
幼「君の看病をしなくてはならないからね」
男「幼の母さんたち何て言ってんのさ」
幼「別に……君は無駄に信頼されているからね」
男「えぇ」
幼「今にも襲いかかって来そうなのに」
男「どんなフィルターかければそう見えるんだよ」
幼「……オホン、それより君」
男「?」
317:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 21:03:40:Sla97kq2 (7/9)
幼「その……汗は流さなくていいのかい?」
男「……あっ」
幼「ボクは帰宅してから流しているけど」
男「幼馴染帰ってから風呂にしようと思ってたから」
幼「ふーん」
男「入ろうかな」
幼「お母さん、湯船張っていてくれてたよ」
男「うーん」
幼「シャワーなんて身体冷えるよ」
幼「その……汗は流さなくていいのかい?」
男「……あっ」
幼「ボクは帰宅してから流しているけど」
男「幼馴染帰ってから風呂にしようと思ってたから」
幼「ふーん」
男「入ろうかな」
幼「お母さん、湯船張っていてくれてたよ」
男「うーん」
幼「シャワーなんて身体冷えるよ」
318:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 21:06:09:Sla97kq2 (8/9)
男「入るか……」
幼「そうしたまへよ」
男「何か企んでないか?」
幼「し、失礼だね」
男「企むとき腕組むよな」
幼「むっ」パッ
男「ほら」
幼「そういって胸に目をやる理由をつける」
男「なんでだよ」
男「入るか……」
幼「そうしたまへよ」
男「何か企んでないか?」
幼「し、失礼だね」
男「企むとき腕組むよな」
幼「むっ」パッ
男「ほら」
幼「そういって胸に目をやる理由をつける」
男「なんでだよ」
319:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/26(土) 21:09:05:Sla97kq2 (9/9)
幼「その手足で平気なのかい?」
男「足はまあ動くし」
幼「手は?」
男「右手使えるから」
幼「うーん……危険だね」
男「なんでだよ」
幼「怪我して初日だし……慣れてないんじやないかな?」
男「平気だって」
幼「どうだか」
幼「その手足で平気なのかい?」
男「足はまあ動くし」
幼「手は?」
男「右手使えるから」
幼「うーん……危険だね」
男「なんでだよ」
幼「怪我して初日だし……慣れてないんじやないかな?」
男「平気だって」
幼「どうだか」
320:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/12/27(日) 18:13:39:lWADuKOQ (1/1)
これは幼が襲うパターンだな
これは幼が襲うパターンだな
321:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/01(金) 17:07:17:jLl2k6dk (1/1)
④
④
322:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:30:30:s4rNF/n. (1/10)
男「とりあえず入るか……」
幼「着替えられるのかな?」
男「やってみる」
幼「転びそう」
男「平気だって」
幼「ふーん」
男「とりあえず入るか……」
幼「着替えられるのかな?」
男「やってみる」
幼「転びそう」
男「平気だって」
幼「ふーん」
323:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:35:21:s4rNF/n. (2/10)
洗面所
男「(うーん、難しい)」ヌギヌギ
男「(利き腕とはいえ片手だとボタンも)」
幼「苦戦しているね」ガチャ
男「うほい!」
幼「ボクが外してあげようか?」
男「……はい」
幼「む、やけに従順だね」
男「そうでもしないとずっとここにいそうだからな」
洗面所
男「(うーん、難しい)」ヌギヌギ
男「(利き腕とはいえ片手だとボタンも)」
幼「苦戦しているね」ガチャ
男「うほい!」
幼「ボクが外してあげようか?」
男「……はい」
幼「む、やけに従順だね」
男「そうでもしないとずっとここにいそうだからな」
324:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:38:08:s4rNF/n. (3/10)
幼「ほら、外してあげるよ」
男「あ、う、うん……」
幼「…………」
男「…………」
幼「(男の……肌……)」
男「(なんか恥ずかしいな)」
幼「(……触りたい)」
男「全部取れたな」
幼「ワイシャツは洗濯機に入れておくよ」
男「せんきゅ」
幼「ほら、外してあげるよ」
男「あ、う、うん……」
幼「…………」
男「…………」
幼「(男の……肌……)」
男「(なんか恥ずかしいな)」
幼「(……触りたい)」
男「全部取れたな」
幼「ワイシャツは洗濯機に入れておくよ」
男「せんきゅ」
325:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:41:39:s4rNF/n. (4/10)
幼「……」
男「あ、あとは自分でできるから」
幼「ふ、ふーん……」
男「(えぇ)」
幼「本当に?」
男「平気だって」
幼「転んだりされても困るんだよ」
男「ベルト外せば落ちてくるしパンツもずり下ろせる、うん」
幼「ふーーーん」
幼「……」
男「あ、あとは自分でできるから」
幼「ふ、ふーん……」
男「(えぇ)」
幼「本当に?」
男「平気だって」
幼「転んだりされても困るんだよ」
男「ベルト外せば落ちてくるしパンツもずり下ろせる、うん」
幼「ふーーーん」
326:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:48:42:s4rNF/n. (5/10)
男「(……ならば)」
男「まあ、そこまで心配すんなら頼むわ」
幼「へ?」
男「下も脱がしてくれ」
幼「下、にょ?」
男「なんだよ、出来ないのか?」
幼「……や、やって差し上げようじゃないか」
男「(ここまでやれば恥ずかしくなって退散するな)」
幼「え、えっと……(ベルトを……)」カチャカチャ
男「(何っ!?)」
幼「……」カチャカチャ
男「ッ……」
男「(……ならば)」
男「まあ、そこまで心配すんなら頼むわ」
幼「へ?」
男「下も脱がしてくれ」
幼「下、にょ?」
男「なんだよ、出来ないのか?」
幼「……や、やって差し上げようじゃないか」
男「(ここまでやれば恥ずかしくなって退散するな)」
幼「え、えっと……(ベルトを……)」カチャカチャ
男「(何っ!?)」
幼「……」カチャカチャ
男「ッ……」
327:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:52:49:s4rNF/n. (6/10)
幼「(この音……なんかえっち……)」カチャカチャ
男「……」ドキドキ
幼「……」
男「(やばい、やばいぞこれ)」
幼「難しいね……」
男「(構図が卑猥すぎる……つーかちょっと……固くなってキタ)」
幼「えっと、えっと……ぬ、脱ぐの?」
男「……も、もうここまでしてくれたなら一人でできるよ」
幼「……/// ふーん」
幼「(この音……なんかえっち……)」カチャカチャ
男「……」ドキドキ
幼「……」
男「(やばい、やばいぞこれ)」
幼「難しいね……」
男「(構図が卑猥すぎる……つーかちょっと……固くなってキタ)」
幼「えっと、えっと……ぬ、脱ぐの?」
男「……も、もうここまでしてくれたなら一人でできるよ」
幼「……/// ふーん」
328:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:57:14:s4rNF/n. (7/10)
幼「(男の肌……)」
男「? どうした?」
幼「ッ」ギュッー
男「!!??」
幼「……」ギュッー
男「ちょっ!?幼馴染??」
幼「これはだね……男の胸囲の確認」
男「なぜ!? 」
幼「成長過程として確認しておかないと」
男「なぜ!?しかも胸囲で?」
幼「ねぇ」
幼「(男の肌……)」
男「? どうした?」
幼「ッ」ギュッー
男「!!??」
幼「……」ギュッー
男「ちょっ!?幼馴染??」
幼「これはだね……男の胸囲の確認」
男「なぜ!? 」
幼「成長過程として確認しておかないと」
男「なぜ!?しかも胸囲で?」
幼「ねぇ」
329:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 08:59:36:s4rNF/n. (8/10)
男「?」
幼「腕」
男「腕?」
幼「こういうときは……後ろに回すんだよ」
男「……」ギュ
幼「……」
男「治ったらもっとしかっり抱き締められるんだけどな」
幼「別に抱き締めてとは言ってない」
男「……」
幼「うそ」
男「(やばい)」
幼「……?」
男「?」
幼「腕」
男「腕?」
幼「こういうときは……後ろに回すんだよ」
男「……」ギュ
幼「……」
男「治ったらもっとしかっり抱き締められるんだけどな」
幼「別に抱き締めてとは言ってない」
男「……」
幼「うそ」
男「(やばい)」
幼「……?」
330:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 09:03:37:s4rNF/n. (9/10)
男「(だめだ、エレクチオンがもう)」
幼「……(な、なんか当たってる気がする)」ドキドキ
男「(やばいやばいやばい胸押し付けられてもう)」
幼「そ、そろそろ」チラッ
男「あ、う、うん」
幼「……」
男「(これ俺引かれてないか??)」
幼「……ね、ねえ」
男「なんだよ」
男「(だめだ、エレクチオンがもう)」
幼「……(な、なんか当たってる気がする)」ドキドキ
男「(やばいやばいやばい胸押し付けられてもう)」
幼「そ、そろそろ」チラッ
男「あ、う、うん」
幼「……」
男「(これ俺引かれてないか??)」
幼「……ね、ねえ」
男「なんだよ」
331:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/02(土) 09:03:59:s4rNF/n. (10/10)
男「(だめだ、エレクチオンがもう)」
幼「……(な、なんか当たってる気がする)」ドキドキ
男「(やばいやばいやばい胸押し付けられてもう)」
幼「そ、そろそろ」チラッ
男「あ、う、うん」
幼「……」
男「(これ俺引かれてないか??)」
幼「……ね、ねえ」
男「なんだよ」
男「(だめだ、エレクチオンがもう)」
幼「……(な、なんか当たってる気がする)」ドキドキ
男「(やばいやばいやばい胸押し付けられてもう)」
幼「そ、そろそろ」チラッ
男「あ、う、うん」
幼「……」
男「(これ俺引かれてないか??)」
幼「……ね、ねえ」
男「なんだよ」
332:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/06(水) 21:19:44:3dm4pcN6 (1/4)
幼「……君の、ソレ」
男「ッ……」クル
幼「む」
男「タンマ」
幼「む」
男「……ちょっと、その、追い付かない」
幼「……?」
男「心が、その……追い付かないっていうかさ」
幼「……君の、ソレ」
男「ッ……」クル
幼「む」
男「タンマ」
幼「む」
男「……ちょっと、その、追い付かない」
幼「……?」
男「心が、その……追い付かないっていうかさ」
333:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/06(水) 21:32:12:3dm4pcN6 (2/4)
男「えっと……その……」
幼「……」
男「いや……俺、幼馴染のこと好きだったけど……諦めてたから……」
幼「っ、な、なんで?」
男「何でってお前金持ちどうこう言ってたじゃん」
幼「……ッ、え、えっと……」
男「その……」
男「えっと……その……」
幼「……」
男「いや……俺、幼馴染のこと好きだったけど……諦めてたから……」
幼「っ、な、なんで?」
男「何でってお前金持ちどうこう言ってたじゃん」
幼「……ッ、え、えっと……」
男「その……」
334:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/06(水) 21:34:40:3dm4pcN6 (3/4)
男「幼馴染がそういうので判断しないってのはわかってるよ」
幼「……ん」
男「けどさ」
幼「……ごめんね」ギュッ
男「!!??????」
幼「あ、あれは……本当は君の気を引きたかったから……」
男「えぇ…(えぇっ!?)」
幼「えっと、その……」
男「(そんな背中に押し付けられたら……!!)」
男「幼馴染がそういうので判断しないってのはわかってるよ」
幼「……ん」
男「けどさ」
幼「……ごめんね」ギュッ
男「!!??????」
幼「あ、あれは……本当は君の気を引きたかったから……」
男「えぇ…(えぇっ!?)」
幼「えっと、その……」
男「(そんな背中に押し付けられたら……!!)」
335:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/06(水) 21:37:07:3dm4pcN6 (4/4)
男「マジで」
幼「……?」
男「マジでタンマ」
幼「……?」
男「えっと、……うん……」
幼「…………」ニヤッ
男「(なっ……悪寒が)」
幼「ここまでの君の焦りっぷりも新鮮だね」
男「お、おい」
幼「背中に幸せな感触でもあるのかな?」
男「……おまえなぁ」
男「マジで」
幼「……?」
男「マジでタンマ」
幼「……?」
男「えっと、……うん……」
幼「…………」ニヤッ
男「(なっ……悪寒が)」
幼「ここまでの君の焦りっぷりも新鮮だね」
男「お、おい」
幼「背中に幸せな感触でもあるのかな?」
男「……おまえなぁ」
336:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 20:58:57:KLarAi.6 (1/7)
幼「ボクのこと……諦めてたんだね」ギュー
男「いやそれは」
幼「君が焦るところ見るのも……新鮮な気がする」
男「誰だって焦るこれは」
幼「……ボクは」
男「ん」
幼「ボクは君の事、諦めた事なんて一度も無いよ」
男「ッ、……」
幼「ボクのこと……諦めてたんだね」ギュー
男「いやそれは」
幼「君が焦るところ見るのも……新鮮な気がする」
男「誰だって焦るこれは」
幼「……ボクは」
男「ん」
幼「ボクは君の事、諦めた事なんて一度も無いよ」
男「ッ、……」
337:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:02:27:KLarAi.6 (2/7)
幼「ボクに追い付いてみせてよ」
男「……」
幼「できるよね?君なら」ギュ
男「おう……」
幼「明日から学校でも恋人できるのかな?」
男「幼馴染のほうこそどうなんだよ」
幼「ボクはできるよ、うん、……うん」
男「ふーん」
幼「ボクに追い付いてみせてよ」
男「……」
幼「できるよね?君なら」ギュ
男「おう……」
幼「明日から学校でも恋人できるのかな?」
男「幼馴染のほうこそどうなんだよ」
幼「ボクはできるよ、うん、……うん」
男「ふーん」
338:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:03:54:KLarAi.6 (3/7)
幼「……」
男「……」
幼「……」
男「そ、そろそろ風呂入る」
幼「離してほしいのかい?」
男「まぁ……」
幼「……」ドキドキ
男「?」
幼「ッ(えいっ)」マモンスマン握り!
男「ッッ!!?」
幼「……」
男「……」
幼「……」
男「そ、そろそろ風呂入る」
幼「離してほしいのかい?」
男「まぁ……」
幼「……」ドキドキ
男「?」
幼「ッ(えいっ)」マモンスマン握り!
男「ッッ!!?」
339:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:12:14:KLarAi.6 (4/7)
幼「ッ!!??」
男「おまッーー」
幼「……ッ、っ、……」ニギ
男「何して」
幼「ん」パッ
男「急にどーした!?」
幼「さ、お風呂入りなよ」
男「いや、え?今」
幼「盛りすぎ、入りなよ」
男「えぇ……」
幼「ッ!!??」
男「おまッーー」
幼「……ッ、っ、……」ニギ
男「何して」
幼「ん」パッ
男「急にどーした!?」
幼「さ、お風呂入りなよ」
男「いや、え?今」
幼「盛りすぎ、入りなよ」
男「えぇ……」
340:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:15:08:KLarAi.6 (5/7)
ーーー風呂
男「(びっくりした……マジで心臓止まった)」
男「にしても」
男「(勃ったまんまだし……)」
男「髪洗わなきゃな」
ーーーー男の部屋
幼「……」ドキドキ
幼「……うぅ」ドキドキドキドキ
ーーー風呂
男「(びっくりした……マジで心臓止まった)」
男「にしても」
男「(勃ったまんまだし……)」
男「髪洗わなきゃな」
ーーーー男の部屋
幼「……」ドキドキ
幼「……うぅ」ドキドキドキドキ
341:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:18:22:KLarAi.6 (6/7)
ちょっと前
「男子のアソコって竹輪みたいなもんだよ」
「えー?竹輪かなあ」
「え?なになに経験あるの!?」
「バイト先の先輩!?」
幼「……」
「幼馴染ちゃんはどう思う?」
幼「ッ、ボクはそういうの経験無いから」
「えー男君手は出さないの?」
幼「出すも何も付き合ってないよ」
「意外」
「ね」
「てっきり付き合ってるのかと思ってた」
ちょっと前
「男子のアソコって竹輪みたいなもんだよ」
「えー?竹輪かなあ」
「え?なになに経験あるの!?」
「バイト先の先輩!?」
幼「……」
「幼馴染ちゃんはどう思う?」
幼「ッ、ボクはそういうの経験無いから」
「えー男君手は出さないの?」
幼「出すも何も付き合ってないよ」
「意外」
「ね」
「てっきり付き合ってるのかと思ってた」
342:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/07(木) 21:21:03:KLarAi.6 (7/7)
・
・
・
・
幼「ちくわ……、???」
幼「ぜ、全然太いし」
幼「硬ぃ……」
幼「ここここここのくらいあったし」
幼「竹輪じゃないじゃん……あんなの……」
幼「触っちゃった……」
幼「……」ドキドキ
・
・
・
・
幼「ちくわ……、???」
幼「ぜ、全然太いし」
幼「硬ぃ……」
幼「ここここここのくらいあったし」
幼「竹輪じゃないじゃん……あんなの……」
幼「触っちゃった……」
幼「……」ドキドキ
343:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/10(日) 22:11:49:HN4e.DHo (1/4)
男「うーん」
男「(片手だけだと洗いにくいな)」
幼「洗えてるかい?」コンコン
男「」
幼「おや?」ガラッ
男「どぁっ!?おまっ」
幼「反応が無いのが悪い」
男「あ、洗えてるって」
幼「ふーん」
男「うーん」
男「(片手だけだと洗いにくいな)」
幼「洗えてるかい?」コンコン
男「」
幼「おや?」ガラッ
男「どぁっ!?おまっ」
幼「反応が無いのが悪い」
男「あ、洗えてるって」
幼「ふーん」
344:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/10(日) 22:32:31:HN4e.DHo (2/4)
幼「ほんとに?」
男「時間はかかるけど洗えてる」
幼「ねえ」
男「?」
幼「……」
男「どうした?」
幼「……怒った?」
男「怒ってないって」
幼「ほんと?」
幼「ほんとに?」
男「時間はかかるけど洗えてる」
幼「ねえ」
男「?」
幼「……」
男「どうした?」
幼「……怒った?」
男「怒ってないって」
幼「ほんと?」
345:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/10(日) 22:34:11:HN4e.DHo (3/4)
男「びっくりはしたけど」
幼「じゃあ洗ってあげるよ」
男「おう」
男「おうっ!?」
男「えっおま」クルッ
幼「はい」ガシッ
男「!?」
幼「振り向かないこと」
男「えぇ」
幼「いいかい?」
男「は、はい」
男「びっくりはしたけど」
幼「じゃあ洗ってあげるよ」
男「おう」
男「おうっ!?」
男「えっおま」クルッ
幼「はい」ガシッ
男「!?」
幼「振り向かないこと」
男「えぇ」
幼「いいかい?」
男「は、はい」
346:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/10(日) 22:36:06:HN4e.DHo (4/4)
幼「クス……君は尻に敷かれるね」
男「もうすでに」
幼「左手がそんなんじゃ」シャコシャコ
男「あ……でもいいかも」
幼「きちんと洗えないじゃないか」
男「おぉ……」
幼「クス……君は尻に敷かれるね」
男「もうすでに」
幼「左手がそんなんじゃ」シャコシャコ
男「あ……でもいいかも」
幼「きちんと洗えないじゃないか」
男「おぉ……」
347:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 12:51:35:2clH1kOE (1/1)
頑張っとるなあ
頑張っとるなあ
348:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 17:58:04:yE8yIilM (1/22)
幼「中々面白いね、コレ」シャコシャコ
男「っすか」
幼「痒いところはございませんかー?」
男「ないでーす」
幼「ここ?」サワサワ
男「目!眼ェ!」
幼「間違えた」
男「危ねぇっ!」
幼「中々面白いね、コレ」シャコシャコ
男「っすか」
幼「痒いところはございませんかー?」
男「ないでーす」
幼「ここ?」サワサワ
男「目!眼ェ!」
幼「間違えた」
男「危ねぇっ!」
349:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:01:39:yE8yIilM (2/22)
幼「流すよ」
男「ん」
幼「えーと……45℃?」
男「39℃」
幼「冷たくないかい?」
男「すんごく熱いですね45℃は」
幼「ワガママだね……」ジャー
男「ひゃっん!」
幼「ッ、」
幼「流すよ」
男「ん」
幼「えーと……45℃?」
男「39℃」
幼「冷たくないかい?」
男「すんごく熱いですね45℃は」
幼「ワガママだね……」ジャー
男「ひゃっん!」
幼「ッ、」
350:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:03:31:yE8yIilM (3/22)
男「冷たッッ!」
幼「シャワーあるあるの最初のほう冷たいやつだね」ジャー
男「わかっててやったろ」
幼「知らないよ君の家のシャワー事情なんて」
男「クッ」
幼「ほら顔は下」
男「あい」
幼「……ひゃんって言ったね」
男「クッ!!」
男「冷たッッ!」
幼「シャワーあるあるの最初のほう冷たいやつだね」ジャー
男「わかっててやったろ」
幼「知らないよ君の家のシャワー事情なんて」
男「クッ」
幼「ほら顔は下」
男「あい」
幼「……ひゃんって言ったね」
男「クッ!!」
351:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:07:14:yE8yIilM (4/22)
幼「やっぱり洗いにくいね」
男「流すだけならもうできるよ」
幼「うーん」
男「ありがと」
幼「うーん……」
男「ん?」
幼「ちょっとタンマ」キュ
男「え、ちょまだシャンプー残ってるんですが」
幼「少し待ってて」
男「いや中途半端なの一番寒いっす」
幼「しょーがないなあ……流しててもいいけどこっち振り向かないでね」
男「わかったよ」
幼「やっぱり洗いにくいね」
男「流すだけならもうできるよ」
幼「うーん」
男「ありがと」
幼「うーん……」
男「ん?」
幼「ちょっとタンマ」キュ
男「え、ちょまだシャンプー残ってるんですが」
幼「少し待ってて」
男「いや中途半端なの一番寒いっす」
幼「しょーがないなあ……流しててもいいけどこっち振り向かないでね」
男「わかったよ」
352:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:08:57:yE8yIilM (5/22)
男「ふぅ」
男「(まあでも髪の毛は助かったな)」
ーーーガラッ
男「幼?」
幼「なんだい?」
男「あの、ボディのほうはですね、大丈ブッー!?」
幼「目隠し」
男「何で!?」
幼「いいから」
男「いやよくないって!」
男「ふぅ」
男「(まあでも髪の毛は助かったな)」
ーーーガラッ
男「幼?」
幼「なんだい?」
男「あの、ボディのほうはですね、大丈ブッー!?」
幼「目隠し」
男「何で!?」
幼「いいから」
男「いやよくないって!」
353:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:12:21:yE8yIilM (6/22)
幼「よしっ」ギュッ ギュッ
男「なあ幼馴染流石に」
幼「洗ってあげる」
男「いや」
幼「はいまずは腕」
男「ハァ……」
幼「怒った?」
男「怒ってないよ」
幼「(男の腕……)」ゴシゴシ
男「ヒャハッ、おまワキぐりぐりすんなよ」
幼「臭いがたまる箇所なんだよ」グリグリ
男「だぁわかってるけどさッ、」
幼「ねえ」
幼「よしっ」ギュッ ギュッ
男「なあ幼馴染流石に」
幼「洗ってあげる」
男「いや」
幼「はいまずは腕」
男「ハァ……」
幼「怒った?」
男「怒ってないよ」
幼「(男の腕……)」ゴシゴシ
男「ヒャハッ、おまワキぐりぐりすんなよ」
幼「臭いがたまる箇所なんだよ」グリグリ
男「だぁわかってるけどさッ、」
幼「ねえ」
354:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:15:54:yE8yIilM (7/22)
男「?」
幼「こっち、向ける……?」
男「そ、それは……」
幼「前も洗わないと」
男「じじじ自分でできっから」
幼「どうだか」
男「おれ真っ裸、OK?」
幼「うん」
男「恥ずかしい、OK?」
幼「うん」
男「?」
幼「こっち、向ける……?」
男「そ、それは……」
幼「前も洗わないと」
男「じじじ自分でできっから」
幼「どうだか」
男「おれ真っ裸、OK?」
幼「うん」
男「恥ずかしい、OK?」
幼「うん」
355:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:24:26:yE8yIilM (8/22)
幼「じゃあ洗うね?」
男「いやいやいやいや」
幼「恥ずかしいのは……」
男「ん」
幼「お互い様じゃないかな?」
男「……?ど、どういう」
幼「目隠し……、取ればわかるよ」
男「…………(え?え??それって……)」
幼「フフフ」
幼「じゃあ洗うね?」
男「いやいやいやいや」
幼「恥ずかしいのは……」
男「ん」
幼「お互い様じゃないかな?」
男「……?ど、どういう」
幼「目隠し……、取ればわかるよ」
男「…………(え?え??それって……)」
幼「フフフ」
356:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:27:34:yE8yIilM (9/22)
幼「取らないのかい?」
男「トレナイヨ……」
幼「こういう駆け引きは苦手なんだね」
男「ズルイヨ」
幼「別にそっち向いててもいいよ」
男「うん、ていうか洗ってくれるなら背中だろ」
幼「ワガママだね……」ゴシゴシ
男「ハァ……」
幼「取らないのかい?」
男「トレナイヨ……」
幼「こういう駆け引きは苦手なんだね」
男「ズルイヨ」
幼「別にそっち向いててもいいよ」
男「うん、ていうか洗ってくれるなら背中だろ」
幼「ワガママだね……」ゴシゴシ
男「ハァ……」
357:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:32:12:yE8yIilM (10/22)
幼「……」ゴシゴシ
男「……」
幼「……前、洗うね」ス
男「えっ」
幼「……」ピタ
男「……(……こ、……この感触)」
幼「腕回せば……」ゴシゴシ
男「……(当てられて、あれ?おっぱ?え?)」
幼「前も簡単に洗えるからね……」ゴシゴシ
男「ッ、(あれ?これ?幼馴染も……)」
幼「ねえってば」
幼「……」ゴシゴシ
男「……」
幼「……前、洗うね」ス
男「えっ」
幼「……」ピタ
男「……(……こ、……この感触)」
幼「腕回せば……」ゴシゴシ
男「……(当てられて、あれ?おっぱ?え?)」
幼「前も簡単に洗えるからね……」ゴシゴシ
男「ッ、(あれ?これ?幼馴染も……)」
幼「ねえってば」
358:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:34:54:yE8yIilM (11/22)
男「ほぁっ?な、なに」
幼「どうしたんだい?」フフフ
男「耳元でやめろ」
幼「ね、ねぇ……」
男「な、んだよ……」
幼「怒った?」
男「怒ってないよ」
幼「盛ってる?」
男「……盛ってない」
幼「じゃあ下も洗っても」
男「それはまずい」
男「ほぁっ?な、なに」
幼「どうしたんだい?」フフフ
男「耳元でやめろ」
幼「ね、ねぇ……」
男「な、んだよ……」
幼「怒った?」
男「怒ってないよ」
幼「盛ってる?」
男「……盛ってない」
幼「じゃあ下も洗っても」
男「それはまずい」
359:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:39:27:yE8yIilM (12/22)
幼「まずいの?」
男「お前さっきだって」
幼「あれは予習だよ、うん」
男「びびったくせに」
幼「び、そ、そういうワケじゃないよ」
男「男子ってのはあーなるんだよ」
幼「ボクじゃなくても?」
男「幼馴染だから」
幼「ボクじゃない他の子でもあぁなるんじゃないのかい?」
男「ならないよ」
幼「まずいの?」
男「お前さっきだって」
幼「あれは予習だよ、うん」
男「びびったくせに」
幼「び、そ、そういうワケじゃないよ」
男「男子ってのはあーなるんだよ」
幼「ボクじゃなくても?」
男「幼馴染だから」
幼「ボクじゃない他の子でもあぁなるんじゃないのかい?」
男「ならないよ」
360:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:45:58:yE8yIilM (13/22)
幼「ほんとに?」
男「幼馴染さ……」
幼「な、なに?」
男「好きな相手にここまでされたら……」
男「流石に……その……もう我慢できない……」
幼「ッ」
男「俺が目隠し取ったら恥ずかしいだろ」
幼「べ、別に……」
男「じゃあ取るわ」
幼「えっ!?ちょっ!」
男「ほら」
幼「ほんとに?」
男「幼馴染さ……」
幼「な、なに?」
男「好きな相手にここまでされたら……」
男「流石に……その……もう我慢できない……」
幼「ッ」
男「俺が目隠し取ったら恥ずかしいだろ」
幼「べ、別に……」
男「じゃあ取るわ」
幼「えっ!?ちょっ!」
男「ほら」
361:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:49:00:yE8yIilM (14/22)
幼「うぅ」
男「取らないけど」
幼「そんなにボクのあられもない姿を見たいのかい?」
男「……大方、バスタオル用意してそうだけどな」
幼「ッチ」
男「とりあえず……その辛抱できないというわけですよ」
幼「うぅ」
男「取らないけど」
幼「そんなにボクのあられもない姿を見たいのかい?」
男「……大方、バスタオル用意してそうだけどな」
幼「ッチ」
男「とりあえず……その辛抱できないというわけですよ」
362:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:50:41:yE8yIilM (15/22)
幼「いいよ」
男「だからッー、え?」
幼「そしたら目隠し取っていいから」
男「いやぁ……うーん」
幼「こっち向いてよ」
男「……」
幼「君……今はそういうムードだよ……」
男「わかった」クルッ
幼「いいよ」
男「だからッー、え?」
幼「そしたら目隠し取っていいから」
男「いやぁ……うーん」
幼「こっち向いてよ」
男「……」
幼「君……今はそういうムードだよ……」
男「わかった」クルッ
363:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:55:41:yE8yIilM (16/22)
男「(恥ずかしッ……)」
幼「……オホン」
男「オホンじゃねーよ」
幼「これって……」
男「さっきよりはエクスタシーしてないよ」
幼「ハンダチ……」
男「知ってんのかい」
幼「フーーーム……」
男「……(ぜってえ見られてる)」
幼「(すごい……)」
男「(恥ずかしッ……)」
幼「……オホン」
男「オホンじゃねーよ」
幼「これって……」
男「さっきよりはエクスタシーしてないよ」
幼「ハンダチ……」
男「知ってんのかい」
幼「フーーーム……」
男「……(ぜってえ見られてる)」
幼「(すごい……)」
364:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 18:57:58:yE8yIilM (17/22)
男「(クソ見られてると思うと!!)」
幼「!?」
男「(たってくる……)」
幼「……」ゴクリ
男「な、なあ」
幼「ッッ、な、な、なんだい?」
男「前向いたはいいけどどうすんだよ」
幼「うーん……しばらくは観察させてもらうよ」
男「(クソ見られてると思うと!!)」
幼「!?」
男「(たってくる……)」
幼「……」ゴクリ
男「な、なあ」
幼「ッッ、な、な、なんだい?」
男「前向いたはいいけどどうすんだよ」
幼「うーん……しばらくは観察させてもらうよ」
365:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 19:01:16:yE8yIilM (18/22)
男「えぇ」
幼「き、君はこんな卑猥で凶暴なモノを……」
男「男子はみんなこうなるよ」
幼「(思ってたより全然大きい……)」
幼「男」
男「ん?」
幼「ボクのこと好き……?」
男「……そりゃ、好きだよ」
幼「ボクも男のことが好き」
男「えぇ」
幼「き、君はこんな卑猥で凶暴なモノを……」
男「男子はみんなこうなるよ」
幼「(思ってたより全然大きい……)」
幼「男」
男「ん?」
幼「ボクのこと好き……?」
男「……そりゃ、好きだよ」
幼「ボクも男のことが好き」
366:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 19:02:51:yE8yIilM (19/22)
男「なんかムスコに言ってない??」
幼「フフフ」
男「(この笑い……)」
幼「コレ、触ってもいい?」
男「!!?」
幼「いいよね?」
男「断れないムード作ったな?」
幼「フフフ」
男「えっと」
男「なんかムスコに言ってない??」
幼「フフフ」
男「(この笑い……)」
幼「コレ、触ってもいい?」
男「!!?」
幼「いいよね?」
男「断れないムード作ったな?」
幼「フフフ」
男「えっと」
367:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 19:06:31:yE8yIilM (20/22)
幼「いいよね?」
男「……」ゴクリ
幼「痛かったりしたら言ってね」
男「あの」
幼「……」サワ
男「ッ……」
幼「(うぅ……すごぃ……)」ニギニギ
幼「(固い……ボクの手の甲なんかより全然……)」ニギニギ
幼「(こっちの……これが……)」タマタマ
幼「いいよね?」
男「……」ゴクリ
幼「痛かったりしたら言ってね」
男「あの」
幼「……」サワ
男「ッ……」
幼「(うぅ……すごぃ……)」ニギニギ
幼「(固い……ボクの手の甲なんかより全然……)」ニギニギ
幼「(こっちの……これが……)」タマタマ
368:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 19:09:18:yE8yIilM (21/22)
男「(やべぇ……)」
男「(触られてるだけなのにすげえ気持ちい……!)」
幼「これって……精巣?」
男「……うん」
幼「キンタマさん?」サワサワ
男「なぜさん付けッー」
幼「わっ、いいい痛かった!?」
男「いやっ、逆です……」
幼「これ……?」サワサワ
男「あのっ、それまじで腰に力入らなくなる」
男「(やべぇ……)」
男「(触られてるだけなのにすげえ気持ちい……!)」
幼「これって……精巣?」
男「……うん」
幼「キンタマさん?」サワサワ
男「なぜさん付けッー」
幼「わっ、いいい痛かった!?」
男「いやっ、逆です……」
幼「これ……?」サワサワ
男「あのっ、それまじで腰に力入らなくなる」
369:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/11(月) 19:11:29:yE8yIilM (22/22)
幼「ふーん(すごい……動いてる)」サワサワ
男「ッ、」
幼「ボク……これ好きかも」
男「えぇ」
幼「コレが弱点なんだよね?」
男「全人類どころか哺乳類のオス共通の弱点だと思う」
幼「痛いの?」
男「……真面目な話、指でツンツンされてだけで倒れこむ自信ある」
幼「そっ、そうなんだね……」サワサワ
幼「ふーん(すごい……動いてる)」サワサワ
男「ッ、」
幼「ボク……これ好きかも」
男「えぇ」
幼「コレが弱点なんだよね?」
男「全人類どころか哺乳類のオス共通の弱点だと思う」
幼「痛いの?」
男「……真面目な話、指でツンツンされてだけで倒れこむ自信ある」
幼「そっ、そうなんだね……」サワサワ
370:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/12(火) 02:03:03:m8qh5wHo (1/1)
4
4
371:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/12(火) 22:56:39:9VqQajAY (1/1)
いいねえ
こういうのめっちゃ好き
いいねえ
こういうのめっちゃ好き
372:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/14(木) 01:14:18:jWSzOjOA (1/1)
当時のスレ見てた奴だけど、続きをうpしてくれて本当嬉しい…
当時のスレ見てた奴だけど、続きをうpしてくれて本当嬉しい…
373:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 16:13:32:mSb6zuTo (1/15)
幼「つまり、生殺与奪の権利はボクにあるわけだ」
男「おい」
幼「フフフ」ナデナデ
男「ッ……」
幼「どうしてほしいんだい?」
男「いやっ、……その……」
幼「言ってみたまへよ」
男「その、べつに、どうしても何も……」
幼「ほらほら」ツンツン
幼「つまり、生殺与奪の権利はボクにあるわけだ」
男「おい」
幼「フフフ」ナデナデ
男「ッ……」
幼「どうしてほしいんだい?」
男「いやっ、……その……」
幼「言ってみたまへよ」
男「その、べつに、どうしても何も……」
幼「ほらほら」ツンツン
374:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 16:18:10:mSb6zuTo (2/15)
男「へーきだってば……」
幼「平気とは?」ニギニギ
男「いや、その……流石に……」
幼「……むぅ」
男「これ以上は……」
幼「これ以上は?」ギュッ
男「ッ!」
男「へーきだってば……」
幼「平気とは?」ニギニギ
男「いや、その……流石に……」
幼「……むぅ」
男「これ以上は……」
幼「これ以上は?」ギュッ
男「ッ!」
375:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 16:21:36:mSb6zuTo (3/15)
男「その……出るもんが……」
幼「にょっ、出っ?」
男「わかってんだろ、」
幼「……はて……」
男「貴様」
幼「ほら怒ること無いよ」サワサワ
男「くぁっ……」
男「その……出るもんが……」
幼「にょっ、出っ?」
男「わかってんだろ、」
幼「……はて……」
男「貴様」
幼「ほら怒ること無いよ」サワサワ
男「くぁっ……」
376:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 16:27:26:mSb6zuTo (4/15)
幼「フフフ(男可愛い)」ギュッ ギュッ
男「まっ」
幼「んっ、これいいのかい?」ゴシッゴシッ
男「おまっ、わかってて……!」
幼「(気持ちいんだ……)」ゴシッゴシッ
男「待てって」ガシッ
幼「わっ」
男「ハァハァ……いやほんとに」
幼「怒った……?」
幼「フフフ(男可愛い)」ギュッ ギュッ
男「まっ」
幼「んっ、これいいのかい?」ゴシッゴシッ
男「おまっ、わかってて……!」
幼「(気持ちいんだ……)」ゴシッゴシッ
男「待てって」ガシッ
幼「わっ」
男「ハァハァ……いやほんとに」
幼「怒った……?」
377:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 16:30:35:mSb6zuTo (5/15)
男「怒ってないよ……ハァハァ……」
幼「ふーん」
男「それ、続けられると……その……出る」
幼「ッ」
男「それは……あれですよね……」
幼「ねぇ男」
男「?」
幼「君は、その、自家発電はしたことあるよね?」
男「自家はっ……まあ……そりゃ……誰だって……」
幼「君はあるのかい?」ギュッ
男「ごあっ!あ、あるよ!それずるいぞ!」
男「怒ってないよ……ハァハァ……」
幼「ふーん」
男「それ、続けられると……その……出る」
幼「ッ」
男「それは……あれですよね……」
幼「ねぇ男」
男「?」
幼「君は、その、自家発電はしたことあるよね?」
男「自家はっ……まあ……そりゃ……誰だって……」
幼「君はあるのかい?」ギュッ
男「ごあっ!あ、あるよ!それずるいぞ!」
378:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 17:48:09:mSb6zuTo (6/15)
幼「フフフ」
男「でも最近してない」
幼「ふーん」
男「な、なんだよ」
幼「健全な男子は毎日するって聞いたけど」
男「だからなんだよ…… 」
幼「してないんだ」ゴシッゴシッ
男「あっ、それッッ、」
幼「フフフ」
男「でも最近してない」
幼「ふーん」
男「な、なんだよ」
幼「健全な男子は毎日するって聞いたけど」
男「だからなんだよ…… 」
幼「してないんだ」ゴシッゴシッ
男「あっ、それッッ、」
379:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 17:51:33:mSb6zuTo (7/15)
幼「出してみてよ」
男「やだ」
幼「なんで」ギュッ
男「恥ずかしい」
幼「ここまでされておいてかい?」
男「……そうだよ」
幼「ここまできたらボクにも意地があるからね」ギュッ
男「ッ、どんな維持だよ」
幼「出してみてよ」
男「やだ」
幼「なんで」ギュッ
男「恥ずかしい」
幼「ここまでされておいてかい?」
男「……そうだよ」
幼「ここまできたらボクにも意地があるからね」ギュッ
男「ッ、どんな維持だよ」
380:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 17:54:04:mSb6zuTo (8/15)
幼「……出して……?」ゴシッゴシッ
男「(くっ、そ、そんな言われたら……)」
幼「(男の顔すごくいい……目隠しとりたいな……)」
男「あのっ、そのッ……」
幼「んー?」
男「けけ結構な量かも……その……」
幼「……ん……」
男「いやまじで引かれるから」
幼「引かないよ」
男「でも」
幼「……出して……?」ゴシッゴシッ
男「(くっ、そ、そんな言われたら……)」
幼「(男の顔すごくいい……目隠しとりたいな……)」
男「あのっ、そのッ……」
幼「んー?」
男「けけ結構な量かも……その……」
幼「……ん……」
男「いやまじで引かれるから」
幼「引かないよ」
男「でも」
381:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 17:57:42:mSb6zuTo (9/15)
幼「出してくれたら……もっと好きになるよ……ボク」
男「ハァ?(ヤバイヤバイヤバイ)」
幼「……」ドキドキ
男「ハァハァ……もう……」
幼「……(よし!)」ドキドキ
男「(ダメだもう……)」ヌルッ
男「!!??」
男「(なっ!!??)」
男「(なっ!?なにか絡んッッでっ……)」
男「ッ」ドクン
男「ーーーー」
幼「出してくれたら……もっと好きになるよ……ボク」
男「ハァ?(ヤバイヤバイヤバイ)」
幼「……」ドキドキ
男「ハァハァ……もう……」
幼「……(よし!)」ドキドキ
男「(ダメだもう……)」ヌルッ
男「!!??」
男「(なっ!!??)」
男「(なっ!?なにか絡んッッでっ……)」
男「ッ」ドクン
男「ーーーー」
382:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:00:33:mSb6zuTo (10/15)
幼「ッッッ」
男「ッーーハァハァ……」
幼「エホッ!ケホッ!!……ケホッ!!」
男「お、おい大丈夫か?」
幼「ケホッ……!タンマ……」
男「(さっきの感触といい……むせてるし……まさか……)」
幼「ホントに君は……」
幼「ッッッ」
男「ッーーハァハァ……」
幼「エホッ!ケホッ!!……ケホッ!!」
男「お、おい大丈夫か?」
幼「ケホッ……!タンマ……」
男「(さっきの感触といい……むせてるし……まさか……)」
幼「ホントに君は……」
383:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:03:16:mSb6zuTo (11/15)
男「いやごめんだから駄目だって」
幼「……まぁ、いいよ」
男「しょうがないだろ(どんくらい出たんだろ……)」
幼「しょうがない??」
男「いやだって最後のだってめっちゃ」
幼「……」
男「めっちゃ……」
幼「めっちゃ?」
男「気持ち……良かったです……はい……」
男「いやごめんだから駄目だって」
幼「……まぁ、いいよ」
男「しょうがないだろ(どんくらい出たんだろ……)」
幼「しょうがない??」
男「いやだって最後のだってめっちゃ」
幼「……」
男「めっちゃ……」
幼「めっちゃ?」
男「気持ち……良かったです……はい……」
384:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:05:39:mSb6zuTo (12/15)
幼「ふーん」
男「あの……そろそろ……」
幼「なんだい?賢者モードというやつかな?」
男「目隠しだけでも……」
幼「その前にこれ洗い流すから」ジャー
男「あ、はい」
幼「……」
男「……」
幼「結構ベタベタするんだね」
男「すまん」
幼「ふーん」
男「あの……そろそろ……」
幼「なんだい?賢者モードというやつかな?」
男「目隠しだけでも……」
幼「その前にこれ洗い流すから」ジャー
男「あ、はい」
幼「……」
男「……」
幼「結構ベタベタするんだね」
男「すまん」
385:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:07:23:mSb6zuTo (13/15)
幼「……うん、洗い流せたかな」
男「幼」
幼「なんだい?」
男「目隠し取ってほしい」
幼「ッ、どうしようかな」
男「……キスしたい」
幼「にょっ」
男「外してくれ」
幼「……」ホドキー
幼「……うん、洗い流せたかな」
男「幼」
幼「なんだい?」
男「目隠し取ってほしい」
幼「ッ、どうしようかな」
男「……キスしたい」
幼「にょっ」
男「外してくれ」
幼「……」ホドキー
386:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:09:40:mSb6zuTo (14/15)
男「……ふう」
幼「……ん」
男「(やっぱり……バスタオルなんて……)」
幼「あんまり見るものじゃないよ」
男「うるせえ」グイッ
幼「キャッ」
男「……」
幼「……」
男「……ふう」
幼「……ん」
男「(やっぱり……バスタオルなんて……)」
幼「あんまり見るものじゃないよ」
男「うるせえ」グイッ
幼「キャッ」
男「……」
幼「……」
387:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/17(日) 18:15:34:mSb6zuTo (15/15)
男「なんか順番が変な気もッーんッッ」
幼「ハァ……男ッん……しゅき……」
男「(コイツ……)」
幼「男くん……ハァ……」
男「(なんとなくわかってたけど……)」
幼「んっ、好き……」
男「幼馴染……(むっつりだ!!)」
幼「幼ちゃんって呼んで……」
男「幼……ちゃん……」
幼「男君しゅき……んむっ……」
男「(こんなんずるいわ……)」
男「なんか順番が変な気もッーんッッ」
幼「ハァ……男ッん……しゅき……」
男「(コイツ……)」
幼「男くん……ハァ……」
男「(なんとなくわかってたけど……)」
幼「んっ、好き……」
男「幼馴染……(むっつりだ!!)」
幼「幼ちゃんって呼んで……」
男「幼……ちゃん……」
幼「男君しゅき……んむっ……」
男「(こんなんずるいわ……)」
388:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/21(木) 23:38:15:6mpV6Vk. (1/1)
むっつり幼馴染とか
最高かよ
むっつり幼馴染とか
最高かよ
389:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/22(金) 23:37:54:Av2HG1Y2 (1/1)
明日後進します
明日後進します
390:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:42:36:eiflgVX. (1/9)
男「ちょっ」
幼「ハァ……ハァ……」
男「は、入ろうぜ」
幼「ん……」
男「(まあムコウ向くよな)」
幼「あまりジロジロ見ないでくれるかな?」
男「背中じゃん」
幼「……」
男「ちょっ」
幼「ハァ……ハァ……」
男「は、入ろうぜ」
幼「ん……」
男「(まあムコウ向くよな)」
幼「あまりジロジロ見ないでくれるかな?」
男「背中じゃん」
幼「……」
391:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:45:06:eiflgVX. (2/9)
幼「狭いけど脚は平気かい?」
男「うん」
幼「腕は湯船に漬かれないんだね」
男「こっちはな」
幼「……」
男「……」
幼「……」
男「(あーなんか急に恥ずかしくなってきた!)」
幼「ねぇ」
男「ん?」
幼「狭いけど脚は平気かい?」
男「うん」
幼「腕は湯船に漬かれないんだね」
男「こっちはな」
幼「……」
男「……」
幼「……」
男「(あーなんか急に恥ずかしくなってきた!)」
幼「ねぇ」
男「ん?」
392:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:47:35:eiflgVX. (3/9)
幼「その……引いた……?かなって……」
男「いや全然」
幼「ホントかい?」
男「幼馴染がそっち系なのなんとなく勘づいてたし」
幼「は?」
男「いや、あのそっち系ってのはですね」
幼「……」
男「こう…なんていうか性的なことに興味ある側の……って意味で」
幼「その……引いた……?かなって……」
男「いや全然」
幼「ホントかい?」
男「幼馴染がそっち系なのなんとなく勘づいてたし」
幼「は?」
男「いや、あのそっち系ってのはですね」
幼「……」
男「こう…なんていうか性的なことに興味ある側の……って意味で」
393:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:49:29:eiflgVX. (4/9)
幼「(……うぅ)」
男「だから」
幼「き、君だからね」
男「?」
幼「君相手だから仕方なく興味持ってあげてるだけだよ」
男「えぇ」
幼「下手に盛って暴れられても困るし、うん」
男「アホか」
幼「(……うぅ)」
男「だから」
幼「き、君だからね」
男「?」
幼「君相手だから仕方なく興味持ってあげてるだけだよ」
男「えぇ」
幼「下手に盛って暴れられても困るし、うん」
男「アホか」
394:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:54:10:eiflgVX. (5/9)
幼「(恥ずかしくてそっち向けない……)」
男「幼」グイッ
幼「きゃっ」
男「……」ギュー
幼「にょ……ッ」
男「(胸……浮くんだな……)」
幼「ど、どさくさに紛れて……」
男「ごめん」
幼「……いいけど」
幼「(恥ずかしくてそっち向けない……)」
男「幼」グイッ
幼「きゃっ」
男「……」ギュー
幼「にょ……ッ」
男「(胸……浮くんだな……)」
幼「ど、どさくさに紛れて……」
男「ごめん」
幼「……いいけど」
395:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:56:06:eiflgVX. (6/9)
幼「背中に」
男「くっ」
幼「なにやら当たるんだけど」
男「(さっき出したばかりだというのに!)」
幼「抱き締めるだけでそうなっちゃうのかい?」
男「らしい……」
幼「立派なケモノだね、それ」
男「返す言葉もございません」
幼「背中に」
男「くっ」
幼「なにやら当たるんだけど」
男「(さっき出したばかりだというのに!)」
幼「抱き締めるだけでそうなっちゃうのかい?」
男「らしい……」
幼「立派なケモノだね、それ」
男「返す言葉もございません」
396:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 08:57:52:eiflgVX. (7/9)
幼「まあ、ボクだけにならいいけど」
男「幼馴染だけだよ」
幼「ッフ」
男「?」
幼「よく聞こえなかった」
男「ハァ?」
幼「……」
男「幼馴染だけだよっ」
幼「にょ」
男「にょ?」
幼「……まあ、ボクだけならしょうがないよね」
幼「まあ、ボクだけにならいいけど」
男「幼馴染だけだよ」
幼「ッフ」
男「?」
幼「よく聞こえなかった」
男「ハァ?」
幼「……」
男「幼馴染だけだよっ」
幼「にょ」
男「にょ?」
幼「……まあ、ボクだけならしょうがないよね」
397:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 09:02:28:eiflgVX. (8/9)
・
・
・
風呂上がり
男「ぼーっとする」
幼「盛るから……」
男「あのなぁ」
幼「何をしてるんだい?」
男「何って勉強するに決まってんだろ」
幼「!」
男「なんだその顔」
幼「ボクは用事を思い出したから」
男「はいはい」
幼「む」
・
・
・
風呂上がり
男「ぼーっとする」
幼「盛るから……」
男「あのなぁ」
幼「何をしてるんだい?」
男「何って勉強するに決まってんだろ」
幼「!」
男「なんだその顔」
幼「ボクは用事を思い出したから」
男「はいはい」
幼「む」
398:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 09:04:04:eiflgVX. (9/9)
男「なんだよ」
幼「引き留めないのかい?」
男「そっちでテレビ見てろよ」
幼「電気代の無駄だね」
男「じゃあ本でも読んでろ」
幼「活字は嫌い」
男「スマホ見てればいいだろ」
男「なんだよ」
幼「引き留めないのかい?」
男「そっちでテレビ見てろよ」
幼「電気代の無駄だね」
男「じゃあ本でも読んでろ」
幼「活字は嫌い」
男「スマホ見てればいいだろ」
399:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 18:56:53:UZ0w/c8o (1/14)
幼「そんなにボクにいてほしいんだね」
男「宿題終わってるのか?」
幼「んー?んー、んー」
男「見せんぞ」
幼「宿題なんて家にあるわけだし」
男「あ、そっか」
幼「一緒にやって成し遂げたらそれを借りるにとにするよ」
男「……」
幼「さ、集中だよ」
男「ハァ」
幼「そんなにボクにいてほしいんだね」
男「宿題終わってるのか?」
幼「んー?んー、んー」
男「見せんぞ」
幼「宿題なんて家にあるわけだし」
男「あ、そっか」
幼「一緒にやって成し遂げたらそれを借りるにとにするよ」
男「……」
幼「さ、集中だよ」
男「ハァ」
400:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 18:59:28:UZ0w/c8o (2/14)
・
・
・
男「……」カキカキカキ
幼「……」ジーッ
男「えっと…………」カキカキカキ
幼「……」クンクン
男「……」カキカキカキ
幼「(スイッチ入ってる……)」
男「んー……」カキカキ
幼「(カッコイ……)」クンクン
・
・
・
男「……」カキカキカキ
幼「……」ジーッ
男「えっと…………」カキカキカキ
幼「……」クンクン
男「……」カキカキカキ
幼「(スイッチ入ってる……)」
男「んー……」カキカキ
幼「(カッコイ……)」クンクン
401:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:01:28:UZ0w/c8o (3/14)
男「よし、終わり!」
幼「ふーーっ」
男「お前何もしてないだろ」
幼「頑張ってたよ」
男「途中ペンすら持ってなかった」
幼「持たないほうが集中できるんだよ」
男「何でだよ」
幼「ボクも協力したんだから明日見せてね」
男「はいはい」
男「よし、終わり!」
幼「ふーーっ」
男「お前何もしてないだろ」
幼「頑張ってたよ」
男「途中ペンすら持ってなかった」
幼「持たないほうが集中できるんだよ」
男「何でだよ」
幼「ボクも協力したんだから明日見せてね」
男「はいはい」
402:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:02:42:UZ0w/c8o (4/14)
男「さて……もうこんな時間か……」
幼「そうだね」
男「……」
幼「……」
男「ん?」
幼「な、なんだい?」
男「えっと……あれか?」
幼「……あれ、とは?」
男「泊まっていく……やつですか?」
男「さて……もうこんな時間か……」
幼「そうだね」
男「……」
幼「……」
男「ん?」
幼「な、なんだい?」
男「えっと……あれか?」
幼「……あれ、とは?」
男「泊まっていく……やつですか?」
403:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:09:44:UZ0w/c8o (5/14)
幼「……」サッ
男「何故ガード体制をとる」
幼「いやらしい視線を感じた」
男「ていうか泊まるって本気だったのか」
幼「君は怪我人なわけだし」
男「平気なのに」
幼「寝ている間にベッドから落ちて死なれても困るからね」
男「怪我関係ないだろそれ」
幼「……」サッ
男「何故ガード体制をとる」
幼「いやらしい視線を感じた」
男「ていうか泊まるって本気だったのか」
幼「君は怪我人なわけだし」
男「平気なのに」
幼「寝ている間にベッドから落ちて死なれても困るからね」
男「怪我関係ないだろそれ」
404:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:12:55:UZ0w/c8o (6/14)
男「えっと……」
幼「……」
男「じゃ、じゃあ……寝るか……」
幼「ふーん」
男「何だよ」
幼「何でもないよ」
男「枕、もう一個あるから持ってくる」
幼「ん」
男「えっと……」
幼「……」
男「じゃ、じゃあ……寝るか……」
幼「ふーん」
男「何だよ」
幼「何でもないよ」
男「枕、もう一個あるから持ってくる」
幼「ん」
405:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:15:27:UZ0w/c8o (7/14)
男「シングルだから狭いけどな」
幼「君は壁側」
男「こっち?」
幼「怪我人なんだから」
男「あ、はい」
幼「先に横になってて」
男「先にって」
幼「ボクは少し着替える」
男「あ、う、うん」
男「シングルだから狭いけどな」
幼「君は壁側」
男「こっち?」
幼「怪我人なんだから」
男「あ、はい」
幼「先に横になってて」
男「先にって」
幼「ボクは少し着替える」
男「あ、う、うん」
406:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:17:35:UZ0w/c8o (8/14)
ベッド
男「(寝れるかな……)」
男「(落ち着かねえ)」
男「(ていうかこれ……一緒に寝るってこれって……)」
幼「お待たせ」
男「あ、電気そこな」
幼「こう?」カチッ
男「そ」
幼「暗いね」
ベッド
男「(寝れるかな……)」
男「(落ち着かねえ)」
男「(ていうかこれ……一緒に寝るってこれって……)」
幼「お待たせ」
男「あ、電気そこな」
幼「こう?」カチッ
男「そ」
幼「暗いね」
407:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:20:03:UZ0w/c8o (9/14)
男「平気か?」
幼「へーきだよ」ドスン
男「……」
幼「仰向けなんだ」
男「怪我してっからな」
幼「ふふ」ツンツン
男「やめい」
幼「痛むかい?」
男「痛み止め飲んだから平気」
男「平気か?」
幼「へーきだよ」ドスン
男「……」
幼「仰向けなんだ」
男「怪我してっからな」
幼「ふふ」ツンツン
男「やめい」
幼「痛むかい?」
男「痛み止め飲んだから平気」
408:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:22:21:UZ0w/c8o (10/14)
幼「そっか」
男「少し眠くなるけど」
幼「それは好都合だね」
男「ぜってえ先に寝ないからな」
幼「それは無駄な抵抗だよ」
男「……」
幼「……」
男「もっとこっち寄れ」
幼「む」
幼「そっか」
男「少し眠くなるけど」
幼「それは好都合だね」
男「ぜってえ先に寝ないからな」
幼「それは無駄な抵抗だよ」
男「……」
幼「……」
男「もっとこっち寄れ」
幼「む」
409:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:25:16:UZ0w/c8o (11/14)
男「ほら」
幼「そうやって身体を密着させるプランだね」
男「幼ちゃんこっち」
幼「ッ……うん」ギュッ
男「ッ……(着替えってのは……)」
幼「どうしたんだい?」ギュッ
男「いや……(なにぬねノーブラチェンジだったのか)」
幼「右腕に意識集中させてるよね?」
男「……はい」
男「ほら」
幼「そうやって身体を密着させるプランだね」
男「幼ちゃんこっち」
幼「ッ……うん」ギュッ
男「ッ……(着替えってのは……)」
幼「どうしたんだい?」ギュッ
男「いや……(なにぬねノーブラチェンジだったのか)」
幼「右腕に意識集中させてるよね?」
男「……はい」
410:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:28:09:UZ0w/c8o (12/14)
幼「君って興味ないふりして」
男「くっ」
幼「胸を見るよね」
男「健全な証拠だろ」
幼「ただのスケベさんだよ」
男「しょうがないだろ」
幼「ふーん……」ペロッ
男「おあっ!?」
幼「君って興味ないふりして」
男「くっ」
幼「胸を見るよね」
男「健全な証拠だろ」
幼「ただのスケベさんだよ」
男「しょうがないだろ」
幼「ふーん……」ペロッ
男「おあっ!?」
411:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:31:43:UZ0w/c8o (13/14)
幼「ちょっと、変な声出さないでくれるかな」
男「いや耳!」
幼「フフフ、間抜けな声」
男「不意討ち」
幼「フフフ」ペロッ
男「ちょまっ」
幼「怪我してる今じゃないと……」ペロッ
男「おまっ」
幼「こんな遊びできないからね」
幼「ちょっと、変な声出さないでくれるかな」
男「いや耳!」
幼「フフフ、間抜けな声」
男「不意討ち」
幼「フフフ」ペロッ
男「ちょまっ」
幼「怪我してる今じゃないと……」ペロッ
男「おまっ」
幼「こんな遊びできないからね」
412:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/23(土) 19:34:11:UZ0w/c8o (14/14)
男「人が半身使いにくいのいいことに」
幼「フフフ ごめんごめん」
男「こそばゆい」
幼「寝にくいかい?」
男「んー?まあ仰向けでも寝るからそこまでは」
幼「そっか」
男「幼馴染こそ寝にくいんじゃ?」
男「人が半身使いにくいのいいことに」
幼「フフフ ごめんごめん」
男「こそばゆい」
幼「寝にくいかい?」
男「んー?まあ仰向けでも寝るからそこまでは」
幼「そっか」
男「幼馴染こそ寝にくいんじゃ?」
413:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/24(日) 21:49:09:3XJDyhts (1/1)
おつcurry
がんばれ
おつcurry
がんばれ
414:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/25(月) 21:43:03:dZUC/1lk (1/4)
幼「平気」
男「そか」
幼「君の部屋、冬は寒そうだね」
男「暖房無いからな」
幼「君はこんなに暖かいのにね」ギュッ
男「っ」
幼「人肌だから温かいと言うべきかな」
男「(柔らかいです)」
幼「平気」
男「そか」
幼「君の部屋、冬は寒そうだね」
男「暖房無いからな」
幼「君はこんなに暖かいのにね」ギュッ
男「っ」
幼「人肌だから温かいと言うべきかな」
男「(柔らかいです)」
415:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/25(月) 21:43:13:inwq/8w. (1/1)
幼「平気」
男「そか」
幼「君の部屋、冬は寒そうだね」
男「暖房無いからな」
幼「君はこんなに暖かいのにね」ギュッ
男「っ」
幼「人肌だから温かいと言うべきかな」
男「(柔らかいです)」
幼「平気」
男「そか」
幼「君の部屋、冬は寒そうだね」
男「暖房無いからな」
幼「君はこんなに暖かいのにね」ギュッ
男「っ」
幼「人肌だから温かいと言うべきかな」
男「(柔らかいです)」
416:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/25(月) 21:46:42:dZUC/1lk (2/4)
幼「冬はボクが温めてあげようか?」
男「えっ」
幼「一泊1万」
男「いや金とるんかい」
幼「出世払いでいいよ」
男「……と、言うと」
幼「そういうこと」
男「……」
幼「……」
幼「冬はボクが温めてあげようか?」
男「えっ」
幼「一泊1万」
男「いや金とるんかい」
幼「出世払いでいいよ」
男「……と、言うと」
幼「そういうこと」
男「……」
幼「……」
417:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/25(月) 21:52:56:dZUC/1lk (3/4)
幼「眠くないのかい?」
男「眠いよ」
幼「ふーん」
男「なんだよ」
幼「襲われるかと思ってね」
男「いいのかよ」
幼「……」
男「腕がなあ……」
幼「あぅ」
幼「眠くないのかい?」
男「眠いよ」
幼「ふーん」
男「なんだよ」
幼「襲われるかと思ってね」
男「いいのかよ」
幼「……」
男「腕がなあ……」
幼「あぅ」
418:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/25(月) 21:56:07:dZUC/1lk (4/4)
男「つーかさっき襲われたし」
幼「む」
男「……さ、さっきのさ」
幼「……」
男「目隠ししてた時」
幼「何が気になるのかな?」ツネリ
男「いでで!!」
幼「さっきのことは忘れること」ツネリ
男「わ、わかったっ!!」
男「つーかさっき襲われたし」
幼「む」
男「……さ、さっきのさ」
幼「……」
男「目隠ししてた時」
幼「何が気になるのかな?」ツネリ
男「いでで!!」
幼「さっきのことは忘れること」ツネリ
男「わ、わかったっ!!」
419:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:32:54:YIhdFqCg (1/10)
男「つねるなよ」
幼「君が悪い」
男「えぇ…」
幼「忘れられないのかな?」
男「忘れます忘れます」
幼「忘れちゃうんだね」
男「何て言うのが正解なんだ」
幼「あんなことさせておいて……」
男「つねるなよ」
幼「君が悪い」
男「えぇ…」
幼「忘れられないのかな?」
男「忘れます忘れます」
幼「忘れちゃうんだね」
男「何て言うのが正解なんだ」
幼「あんなことさせておいて……」
420:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:34:56:YIhdFqCg (2/10)
男「あんなこととは?」
幼「あんなことだよ」
男「……」
幼「む」
男「(さっきあんだけ出したのに……)」
幼「……」
男「(勃って……)」
幼「ケモノ?」
男「これはですね、その」
男「あんなこととは?」
幼「あんなことだよ」
男「……」
幼「む」
男「(さっきあんだけ出したのに……)」
幼「……」
男「(勃って……)」
幼「ケモノ?」
男「これはですね、その」
421:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:43:34:YIhdFqCg (3/10)
幼「君って案外そういうの興味あるんだね」
男「……悪いかよ」
幼「硬派気取ってるくせに」
男「気取ってない」
幼「ふーん」サワサワ
男「っ、おい」
幼「(固い……)ねえ」
男「……なんだよ」
幼「君って案外そういうの興味あるんだね」
男「……悪いかよ」
幼「硬派気取ってるくせに」
男「気取ってない」
幼「ふーん」サワサワ
男「っ、おい」
幼「(固い……)ねえ」
男「……なんだよ」
422:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:53:10:YIhdFqCg (4/10)
幼「自家発電、するんだよね」
男「……」
幼「ね?」ツン
男「すッる……」
幼「もうちゃんと答えないから」
男「ムスコを人質にするな」
幼「ごめんごめん」サスサス
男「ぐぅ」
幼「自家発電、するんだよね」
男「……」
幼「ね?」ツン
男「すッる……」
幼「もうちゃんと答えないから」
男「ムスコを人質にするな」
幼「ごめんごめん」サスサス
男「ぐぅ」
423:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:55:34:YIhdFqCg (5/10)
幼「その、一人でする時さ」
男「(なんか嫌な質問な気が)」
幼「ど……どーするの……」
男「(やっぱりね!」
幼「発電方法」
男「恥ずかしいだろそんなもん」
幼「ボクには何も包み隠さず教えてくれるんじゃないのかい?」
男「そんな約束してない」
幼「教えてくれないんだね」
幼「その、一人でする時さ」
男「(なんか嫌な質問な気が)」
幼「ど……どーするの……」
男「(やっぱりね!」
幼「発電方法」
男「恥ずかしいだろそんなもん」
幼「ボクには何も包み隠さず教えてくれるんじゃないのかい?」
男「そんな約束してない」
幼「教えてくれないんだね」
424:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 08:58:13:YIhdFqCg (6/10)
男「教えない」
幼「ふーん」
男「幼馴染が教えてくれたら言う」
幼「へっ?」
男「幼ちゃんが教えてくれたらなー」
幼「……」
男「(よし逃げ切った)」
幼「ボクは……たまにするよ……」
男「教えない」
幼「ふーん」
男「幼馴染が教えてくれたら言う」
幼「へっ?」
男「幼ちゃんが教えてくれたらなー」
幼「……」
男「(よし逃げ切った)」
幼「ボクは……たまにするよ……」
425:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 09:03:10:YIhdFqCg (7/10)
男「(!!????!!)」
幼「(ホントは毎日してるけど……)」
男「そ、そりゃ女子だってすすすするもんな」
幼「男のこと思って……」
男「……」ゴクリ
幼「体育祭の練習の時とか……身体が触れるから……」
男「う、うん」
幼「オホン と、いうわけだ」
男「えぇ」
男「(!!????!!)」
幼「(ホントは毎日してるけど……)」
男「そ、そりゃ女子だってすすすするもんな」
幼「男のこと思って……」
男「……」ゴクリ
幼「体育祭の練習の時とか……身体が触れるから……」
男「う、うん」
幼「オホン と、いうわけだ」
男「えぇ」
426:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 09:05:24:YIhdFqCg (8/10)
男「どうやってするのか聞いてない」
幼「にょ」
男「……いや、単純に興味ある」
幼「ド変態だね、君」
男「えぇ 自分だって聞いてきたくせに」
幼「……ボクの事好き?」
男「好きだよ」
幼「ほんと?」
男「いつからかわからないくらい昔から好きだった」
幼「うぅ」
男「どうやってするのか聞いてない」
幼「にょ」
男「……いや、単純に興味ある」
幼「ド変態だね、君」
男「えぇ 自分だって聞いてきたくせに」
幼「……ボクの事好き?」
男「好きだよ」
幼「ほんと?」
男「いつからかわからないくらい昔から好きだった」
幼「うぅ」
427:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 09:07:31:YIhdFqCg (9/10)
幼「横向き……なれるかい?」
男「えっと、幼ちゃんの方に向けばいいのかな?」
幼「うん」
男「OK……いよっと……」
幼「……」
男「(顔が……)」
幼「手、貸して」
男「? ほい」サッ
幼「横向き……なれるかい?」
男「えっと、幼ちゃんの方に向けばいいのかな?」
幼「うん」
男「OK……いよっと……」
幼「……」
男「(顔が……)」
幼「手、貸して」
男「? ほい」サッ
428:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/01/30(土) 09:10:05:YIhdFqCg (10/10)
幼「……指で」スッ
男「ッ……」
幼「ここにね……ずっと触ってると……その……」スリスリ
男「(上の方なんだな……)」ギュ
幼「ちょっ!」
男「あ、ごめっ」
幼「優しく触って」
男「ん……」スリスリ
幼「そこ……」
男「(やべえクッソえろい)」
幼「……指で」スッ
男「ッ……」
幼「ここにね……ずっと触ってると……その……」スリスリ
男「(上の方なんだな……)」ギュ
幼「ちょっ!」
男「あ、ごめっ」
幼「優しく触って」
男「ん……」スリスリ
幼「そこ……」
男「(やべえクッソえろい)」
429:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/03(水) 10:09:21:waFGri8c (1/1)
素晴らしい
素晴らしい
430:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:28:05:kPJ/NW66 (1/11)
幼「……はい、おしまい」
男「え、あっ、うん……」
幼「……」
男「……」
幼「む」
男「いや……うん……」
幼「な、なんだい?」
男「……えろい……なあって……」
幼「……はい、おしまい」
男「え、あっ、うん……」
幼「……」
男「……」
幼「む」
男「いや……うん……」
幼「な、なんだい?」
男「……えろい……なあって……」
431:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:32:10:kPJ/NW66 (2/11)
幼「君がね」
男「えぇ」
幼「はい、次は君の番」
男「なっ」
幼「ボクは教えた」
男「……ク……」
幼「ボクにだけ教えて?」
男「ふ、普通に握って……動かすだけだよ」
幼「君がね」
男「えぇ」
幼「はい、次は君の番」
男「なっ」
幼「ボクは教えた」
男「……ク……」
幼「ボクにだけ教えて?」
男「ふ、普通に握って……動かすだけだよ」
432:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:34:11:kPJ/NW66 (3/11)
幼「ふーん……」サワサワ
男「っお、おいッッ」
幼「これもいいの?」
男「……ッ」
幼「握ってないのに」
男「そ、そういうのは初めてっていうか……」
幼「ふーん……」
男「なんだよ」
幼「少し触らせてよ」
幼「ふーん……」サワサワ
男「っお、おいッッ」
幼「これもいいの?」
男「……ッ」
幼「握ってないのに」
男「そ、そういうのは初めてっていうか……」
幼「ふーん……」
男「なんだよ」
幼「少し触らせてよ」
433:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:36:22:kPJ/NW66 (4/11)
男「触ってんじゃん」
幼「直に」
男「直に!?」
幼「さっきも触らせてきたじゃないか」
男「俺から触らせたみたいに!」
幼「ボクの触ったくせに」
男「いや服の上からだぞ」
幼「君のは直」
男「……」
幼「それが等価交換」
男「触ってんじゃん」
幼「直に」
男「直に!?」
幼「さっきも触らせてきたじゃないか」
男「俺から触らせたみたいに!」
幼「ボクの触ったくせに」
男「いや服の上からだぞ」
幼「君のは直」
男「……」
幼「それが等価交換」
434:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:39:40:kPJ/NW66 (5/11)
幼「ズボン下げるよ」
男「ええ」
幼「腰上げてよ」
男「あ、待って」
幼「む」
男「横向きで腰上げたら足にくるかも」
幼「あっ」
男「つーわけで今回は」
幼「ズボン下げるよ」
男「ええ」
幼「腰上げてよ」
男「あ、待って」
幼「む」
男「横向きで腰上げたら足にくるかも」
幼「あっ」
男「つーわけで今回は」
435:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:41:05:kPJ/NW66 (6/11)
幼「仰向け」
男「ッ、」
幼「ほら」
男「ハァ……」ドサッ
幼「怒った?」
男「怒らないよ」
幼「脱がすね」
男「……」
幼「……だめ?」
幼「仰向け」
男「ッ、」
幼「ほら」
男「ハァ……」ドサッ
幼「怒った?」
男「怒らないよ」
幼「脱がすね」
男「……」
幼「……だめ?」
436:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:45:30:kPJ/NW66 (7/11)
男「俺は尻に敷かれるのかな」
幼「……素質はあるね」
男「まあ現状でこれだしっッ!?」ドサッ
幼「フフフ」ドサッ
男「おごっ」
幼「む」
男「い、いきなり上に」
幼「重いって言った?」
男「言ってない」
男「俺は尻に敷かれるのかな」
幼「……素質はあるね」
男「まあ現状でこれだしっッ!?」ドサッ
幼「フフフ」ドサッ
男「おごっ」
幼「む」
男「い、いきなり上に」
幼「重いって言った?」
男「言ってない」
437:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:47:38:kPJ/NW66 (8/11)
幼「ね、ねぇ」
男「?(胸の感触がすごい……)」
幼「さっ、さっきみたいにさ?その……」
男「さっき?」
幼「『キスしたい』って言って……みなよ……」
男「へ」
幼「早く」
男「えなんか恥ずかしい」
幼「ね、ねぇ」
男「?(胸の感触がすごい……)」
幼「さっ、さっきみたいにさ?その……」
男「さっき?」
幼「『キスしたい』って言って……みなよ……」
男「へ」
幼「早く」
男「えなんか恥ずかしい」
438:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:49:05:kPJ/NW66 (9/11)
幼「したくないんだ」
男「したいよ」
幼「何を?」
男「……キスしたい」
幼「しょうがにゃいなぁ……」
男「(クソ……)」
幼「したくないんだ」
男「したいよ」
幼「何を?」
男「……キスしたい」
幼「しょうがにゃいなぁ……」
男「(クソ……)」
439:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:51:27:kPJ/NW66 (10/11)
幼「大人のちゅーは?」
男「(ちゅーって……)」
幼「ほらぁ」
男「(舌出してやるやつだよな……)」
幼「えへっ」
男「!?」
幼「ーーー」
男「ーーー」
幼「ッッ,ハァハァ」
男「(舌なげぇ……)」
幼「大人のちゅーは?」
男「(ちゅーって……)」
幼「ほらぁ」
男「(舌出してやるやつだよな……)」
幼「えへっ」
男「!?」
幼「ーーー」
男「ーーー」
幼「ッッ,ハァハァ」
男「(舌なげぇ……)」
440:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/06(土) 08:55:03:kPJ/NW66 (11/11)
幼「ハァハァ……がっつきすぎだよ」
男「どっちが」
幼「アソコさん……すごい硬いけど」
男「そりゃ……ね……」
幼「いい?」
男「えっと」
幼「えっと?」
男「あの、その……」
幼「ハァハァ……がっつきすぎだよ」
男「どっちが」
幼「アソコさん……すごい硬いけど」
男「そりゃ……ね……」
幼「いい?」
男「えっと」
幼「えっと?」
男「あの、その……」
441:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 08:45:20:hu0CppJQ (1/6)
男「そのさ、風呂場じゃないし……もし出たりしたら」
幼「ん」
男「だから」
幼「大丈夫」
男「何が!?」
幼「その時は責任とるから」
男「いやいや幼ちゃんにかかったら」
幼「へーき」
男「そのさ、風呂場じゃないし……もし出たりしたら」
幼「ん」
男「だから」
幼「大丈夫」
男「何が!?」
幼「その時は責任とるから」
男「いやいや幼ちゃんにかかったら」
幼「へーき」
442:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 08:48:24:hu0CppJQ (2/6)
幼「責任とるから」
男「それ普通男側が言うセリフ」
幼「こんなにしておいて」サワサワ
男「ッ」
幼「脱がすね」
男「おぅ……」
幼「……ゎ」
男「……(さっき出したのに……)」
幼「……」ニギッ
幼「責任とるから」
男「それ普通男側が言うセリフ」
幼「こんなにしておいて」サワサワ
男「ッ」
幼「脱がすね」
男「おぅ……」
幼「……ゎ」
男「……(さっき出したのに……)」
幼「……」ニギッ
443:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 08:53:50:hu0CppJQ (3/6)
幼「本当に熱いんだね……」
男「……ッ、」
幼「フフフ」
男「な、なんだよ」
幼「これを」シゴッシゴッ
男「ッ、」
幼「えっ、あっごめん」
男「もっ……少し根本を……」
幼「こ、こう?」
男「うん」
幼「本当に熱いんだね……」
男「……ッ、」
幼「フフフ」
男「な、なんだよ」
幼「これを」シゴッシゴッ
男「ッ、」
幼「えっ、あっごめん」
男「もっ……少し根本を……」
幼「こ、こう?」
男「うん」
444:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 08:56:27:hu0CppJQ (4/6)
幼「んー……」
男「?」
幼「立ってた時より難しいね」
男「そ、そうなん?」
幼「ん……」シゴッ
男「ッ」
幼「……こう?」
男「……あぃ」
幼「んー……」
男「?」
幼「立ってた時より難しいね」
男「そ、そうなん?」
幼「ん……」シゴッ
男「ッ」
幼「……こう?」
男「……あぃ」
445:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 08:59:52:hu0CppJQ (5/6)
幼「ふむふむ」シゴッ シゴッ
男「ふむふむって」
幼「こんなことなら予習しておくべきだった」
男「へぇ?」
幼「君を骨抜きにする予習」シゴッ
男「いやっシゴキながらッ……」
幼「うーん」
幼「ふむふむ」シゴッ シゴッ
男「ふむふむって」
幼「こんなことなら予習しておくべきだった」
男「へぇ?」
幼「君を骨抜きにする予習」シゴッ
男「いやっシゴキながらッ……」
幼「うーん」
446:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/20(土) 09:01:40:hu0CppJQ (6/6)
幼「ねえ」
男「な、なんだよ」
幼「座ってよ」
男「座る?」
幼「ベッドに座る感じ」
男「幼ちゃんは?」
幼「いいから座って?」
男「う……うん」
幼「ねえ」
男「な、なんだよ」
幼「座ってよ」
男「座る?」
幼「ベッドに座る感じ」
男「幼ちゃんは?」
幼「いいから座って?」
男「う……うん」
447:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/21(日) 07:11:41:JUmLiQCE (1/1)
4
4
448:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/21(日) 10:06:12:HgRWYm4s (1/1)
��
��
449:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:23:30:rNfW6G9M (1/9)
幼「それでよし」
男「(あ、前に座るのね)」
幼「こっちのがやりやすそう」
男「(暗いとはいえ……)」
幼「君もオスだよね」
男「……まぁ」
幼「認めるんだ」
男「こんな状態ですし」
幼「……」ニギッ
幼「それでよし」
男「(あ、前に座るのね)」
幼「こっちのがやりやすそう」
男「(暗いとはいえ……)」
幼「君もオスだよね」
男「……まぁ」
幼「認めるんだ」
男「こんな状態ですし」
幼「……」ニギッ
450:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:26:14:rNfW6G9M (2/9)
男「ッ」
幼「フフフ」
男「あっ、あの、やりやすいって何を」
幼「今からすること」
男「……?……(まさか)」
幼「君は……、ボクのこと好きだよね?」
男「好きだよ」
幼「ボク以外に!」ギュッ
男「ッ!?」
男「ッ」
幼「フフフ」
男「あっ、あの、やりやすいって何を」
幼「今からすること」
男「……?……(まさか)」
幼「君は……、ボクのこと好きだよね?」
男「好きだよ」
幼「ボク以外に!」ギュッ
男「ッ!?」
451:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:29:18:rNfW6G9M (3/9)
幼「そんな声も顔も見せちゃダメ」
男「に……握りながら言うな……」
幼「ダメだよ?」
男「見せないって」
幼「一生ボクにだけにしか見せちゃダメだからね?」
男「……うん」
幼「可愛い子に誘惑されても」
男「されないよ」
幼「そんな声も顔も見せちゃダメ」
男「に……握りながら言うな……」
幼「ダメだよ?」
男「見せないって」
幼「一生ボクにだけにしか見せちゃダメだからね?」
男「……うん」
幼「可愛い子に誘惑されても」
男「されないよ」
452:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:33:40:rNfW6G9M (4/9)
幼「される」ギュッ
男「あおっ」
幼「わかった?」
男「わ、わかりました……」
幼「フフフ」サワサワ
男「うぐ」
幼「気持ちい?」
男「ん……指先でそう撫でられると……」
幼「ふーん」サワサワ
幼「される」ギュッ
男「あおっ」
幼「わかった?」
男「わ、わかりました……」
幼「フフフ」サワサワ
男「うぐ」
幼「気持ちい?」
男「ん……指先でそう撫でられると……」
幼「ふーん」サワサワ
453:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:36:25:rNfW6G9M (5/9)
幼「裏側がいいんだ」
男「……」
幼「どうなのかな?」サワサワ
男「……」
幼「爪たてるよ」
男「イイ!いいです!!」
幼「ちゃんと答えること」
男「クソ……」
幼「ねえ」
男「な、なんだよ」
幼「裏側がいいんだ」
男「……」
幼「どうなのかな?」サワサワ
男「……」
幼「爪たてるよ」
男「イイ!いいです!!」
幼「ちゃんと答えること」
男「クソ……」
幼「ねえ」
男「な、なんだよ」
454:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:38:52:rNfW6G9M (6/9)
幼「どうしてほしい?」
男「……」
幼「もう、わかってるんじゃないのかい?」
男「さ、さぁ?」
幼「もう」
男「どうしてって……」
幼「わかってるくせに」
男「……」
幼「男くん」
男「……さっき、風呂場でしたやつ……」
幼「む、そうきたか」
幼「どうしてほしい?」
男「……」
幼「もう、わかってるんじゃないのかい?」
男「さ、さぁ?」
幼「もう」
男「どうしてって……」
幼「わかってるくせに」
男「……」
幼「男くん」
男「……さっき、風呂場でしたやつ……」
幼「む、そうきたか」
455:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:42:12:rNfW6G9M (7/9)
幼「風呂場でしたやつ……?」
男「クッ」
幼「どのことかなぁ?」
男「……」
幼「先っぽに爪を」
男「めっ!」
幼「とぼけるからだよ」
男「幼馴染のほうこそ」
幼「む」
幼「風呂場でしたやつ……?」
男「クッ」
幼「どのことかなぁ?」
男「……」
幼「先っぽに爪を」
男「めっ!」
幼「とぼけるからだよ」
男「幼馴染のほうこそ」
幼「む」
456:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:45:23:rNfW6G9M (8/9)
幼「ねぇ」
男「?」
幼「二人きりのときは幼ちゃんってほしい」
男「あ、うん……」
幼「男くんはどうしてほしい?」
男「えっと……幼ちゃん……その……」
幼「フフフ」サワサワ
男「また……口に出しちゃうかも……だから」
幼「いいよ」
幼「ねぇ」
男「?」
幼「二人きりのときは幼ちゃんってほしい」
男「あ、うん……」
幼「男くんはどうしてほしい?」
男「えっと……幼ちゃん……その……」
幼「フフフ」サワサワ
男「また……口に出しちゃうかも……だから」
幼「いいよ」
457:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/02/27(土) 20:48:57:rNfW6G9M (9/9)
幼「ボクのこと好き?」
男「うん」
幼「嫌いにならない?」
男「ならないよ」
幼「君がそこまでいうならしょうがないなあ…」
男「あのなぁ」
幼「どこをどうすればいいのか言ってね?」
幼「ボクのこと好き?」
男「うん」
幼「嫌いにならない?」
男「ならないよ」
幼「君がそこまでいうならしょうがないなあ…」
男「あのなぁ」
幼「どこをどうすればいいのか言ってね?」
458:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:32:37:2mHTVHsk (1/8)
・
・
・カット
・
・
幼「口ゆすいできた」
男「ん……ごめん」
幼「君も見た目によらずあれだね」
男「あれ?」
幼「精力というか、出すものがあるというか……」
男「いや、それは……溜まってた……といいますか……」
幼「ふーん」
・
・
・カット
・
・
幼「口ゆすいできた」
男「ん……ごめん」
幼「君も見た目によらずあれだね」
男「あれ?」
幼「精力というか、出すものがあるというか……」
男「いや、それは……溜まってた……といいますか……」
幼「ふーん」
459:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:34:38:2mHTVHsk (2/8)
幼「溜めない時もあるんだね」
男「いや別に意図的にそういうことしてるわけでは」
幼「君、あれはどうするのさ」
男「今度は何のあれだよ」
幼「自家発電のお供だよ」
男「あー……(おかずね)」
幼「えっちなの見るんだ」
男「見ないよ」
幼「ふーん」
幼「溜めない時もあるんだね」
男「いや別に意図的にそういうことしてるわけでは」
幼「君、あれはどうするのさ」
男「今度は何のあれだよ」
幼「自家発電のお供だよ」
男「あー……(おかずね)」
幼「えっちなの見るんだ」
男「見ないよ」
幼「ふーん」
460:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:37:13:2mHTVHsk (3/8)
幼「じゃあどうするのかな?」
男「それは……別に……」
幼「ボクのこと考えてたり?」
男「……まぁ……」
幼「ふうん」
男「ハァ」
幼「君、もう今度から一人でするのは禁止ね」
男「へ?」
幼「じゃあどうするのかな?」
男「それは……別に……」
幼「ボクのこと考えてたり?」
男「……まぁ……」
幼「ふうん」
男「ハァ」
幼「君、もう今度から一人でするのは禁止ね」
男「へ?」
461:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:40:52:2mHTVHsk (4/8)
幼「自家発電禁止令」
男「何故!?」
幼「……」
男「あ、いや別にそのいいんだけど」
幼「他の何かお供にして出されるのも癪だからね」
男「お供にしないよ」
幼「ねえ」
男「?」
幼「自家発電禁止令」
男「何故!?」
幼「……」
男「あ、いや別にそのいいんだけど」
幼「他の何かお供にして出されるのも癪だからね」
男「お供にしないよ」
幼「ねえ」
男「?」
462:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:44:43:2mHTVHsk (5/8)
幼「……」
男「どうした?」
幼「ボク、やっぱり嫉妬深いし独占欲も強いと思う」
男「んー、……うん」ナデナデ
幼「……」
男「嫉妬させないようにするし独占していいから」
幼「言ったね?」
男「切り替え早」
幼「手始めに性欲から独占しようかな」
幼「……」
男「どうした?」
幼「ボク、やっぱり嫉妬深いし独占欲も強いと思う」
男「んー、……うん」ナデナデ
幼「……」
男「嫉妬させないようにするし独占していいから」
幼「言ったね?」
男「切り替え早」
幼「手始めに性欲から独占しようかな」
463:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:47:34:2mHTVHsk (6/8)
男「おかしい気もする」
幼「そして睡眠欲も」
男「眠いのね」
幼「うん」
男「寝よっか」
幼「ん」
男「幼ちゃん」
幼「?っん」
男「おかしい気もする」
幼「そして睡眠欲も」
男「眠いのね」
幼「うん」
男「寝よっか」
幼「ん」
男「幼ちゃん」
幼「?っん」
464:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:49:07:2mHTVHsk (7/8)
幼「君にしてはやるね」
男「一本取らないとな」
幼「おやすみ」
男「おやすみ」
幼「君にしてはやるね」
男「一本取らないとな」
幼「おやすみ」
男「おやすみ」
465:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/06(土) 08:51:16:2mHTVHsk (8/8)
・
・
・
夜明け
幼「……ん?」
幼「(……あ、男の部屋か……)」
男「ーー」カリカリカリ
幼「(まだ暗いのにもう勉強してる……)」
幼「(男くん……)」
幼「(……ねみゅい……)」スヤスヤ
・
・
・
夜明け
幼「……ん?」
幼「(……あ、男の部屋か……)」
男「ーー」カリカリカリ
幼「(まだ暗いのにもう勉強してる……)」
幼「(男くん……)」
幼「(……ねみゅい……)」スヤスヤ
466:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/20(土) 23:18:44:5atGmWC2 (1/1)
見てるよーまだかな?
見てるよーまだかな?
467:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 20:38:31:BYoCaKks (1/18)
朝
幼「……、朝!」
男「ん?」カリカリ
幼「……朝?」ボケー
男「あさ?だけど」
幼「……んん……なんで男くんがいるのかな」
男「俺の部屋だからです」
幼「……あー」
男「(寝ぼけすぎだろ)」
朝
幼「……、朝!」
男「ん?」カリカリ
幼「……朝?」ボケー
男「あさ?だけど」
幼「……んん……なんで男くんがいるのかな」
男「俺の部屋だからです」
幼「……あー」
男「(寝ぼけすぎだろ)」
468:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:15:32:BYoCaKks (2/18)
幼「……!」
男「どうした?」
幼「寝られなかったのかい?」
男「いや、しっかり寝られたよ」
幼「でもかなり前から勉強してた」
男「あぁ……まあ」
幼「ほら」
幼「……!」
男「どうした?」
幼「寝られなかったのかい?」
男「いや、しっかり寝られたよ」
幼「でもかなり前から勉強してた」
男「あぁ……まあ」
幼「ほら」
469:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:17:40:BYoCaKks (3/18)
男「違うって」
幼「?」
男「今日も休みだし幼ちゃんと過ごすなら先に課題済ませとこうって思っただけ」
幼「……ふーん」
男「何だよ」
幼「あっそ」
男「(寝起きは機嫌悪いのかな……)」
幼「トイレ」
男「あ、うん」
男「違うって」
幼「?」
男「今日も休みだし幼ちゃんと過ごすなら先に課題済ませとこうって思っただけ」
幼「……ふーん」
男「何だよ」
幼「あっそ」
男「(寝起きは機嫌悪いのかな……)」
幼「トイレ」
男「あ、うん」
470:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:20:49:BYoCaKks (4/18)
・
・
・
幼「ボク、一度家に戻るね」 ←歯だけ磨いた
男「おけ」
幼「お腹空いてないかい?」
男「空いてきたな」
幼「持ってくるから待ってて」
男「あ、うん」
・
・
・
幼「ボク、一度家に戻るね」 ←歯だけ磨いた
男「おけ」
幼「お腹空いてないかい?」
男「空いてきたな」
幼「持ってくるから待ってて」
男「あ、うん」
471:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:24:35:BYoCaKks (5/18)
幼馴染の家
幼「ただいま」ガチャ
幼母「!」
幼父「!」
幼「(あ、昨日の体育祭土曜日だっから今日日曜日か)」
幼父「お、おかえりーー」そわそわ
幼母「おかえりぃ」そわそわ
幼「(うわ面倒な雰囲気)」
幼馴染の家
幼「ただいま」ガチャ
幼母「!」
幼父「!」
幼「(あ、昨日の体育祭土曜日だっから今日日曜日か)」
幼父「お、おかえりーー」そわそわ
幼母「おかえりぃ」そわそわ
幼「(うわ面倒な雰囲気)」
472:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:27:22:BYoCaKks (6/18)
幼「男に朝御飯持ってくから」
幼父「そっかあ」
幼母「幼馴染ちゃん……大人っぽくなったわね」
幼「してないよ」
幼父「!!」
幼母「してなっ?あら、何の話かしら」
幼「……」ツーン
幼父「俺は男くんを信じていた!」
幼母「幼馴染ちゃんと一晩過ごして襲わない男がいるの!?」
幼「あの、怪我人なんだけど」
幼「男に朝御飯持ってくから」
幼父「そっかあ」
幼母「幼馴染ちゃん……大人っぽくなったわね」
幼「してないよ」
幼父「!!」
幼母「してなっ?あら、何の話かしら」
幼「……」ツーン
幼父「俺は男くんを信じていた!」
幼母「幼馴染ちゃんと一晩過ごして襲わない男がいるの!?」
幼「あの、怪我人なんだけど」
473:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:31:30:BYoCaKks (7/18)
幼父「そ、そうだよ母さん」
幼母「そそそうだっわね」
幼「……ま、治ったらわからないけど」
幼父「!?」
幼母「そうよね!」
男「クシュン……クシュン!」
男「花粉……?」
幼「持ってきたよ」
男「はやっ」
幼「君ほどじゃないよ」
幼父「そ、そうだよ母さん」
幼母「そそそうだっわね」
幼「……ま、治ったらわからないけど」
幼父「!?」
幼母「そうよね!」
男「クシュン……クシュン!」
男「花粉……?」
幼「持ってきたよ」
男「はやっ」
幼「君ほどじゃないよ」
474:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:33:37:BYoCaKks (8/18)
男「何がだよ」
幼「サンドイッチ作ってきた」
男「ありがとう」
幼「ん」
男「てか幼ちゃんなお父さんたち平気だった?」
幼「まあ少し取り乱してたけど平気じゃないかな」
男「ええ」
幼「男くんと今度熱く語らないとな!って息巻いてたよ」
男「えぇ……」
男「何がだよ」
幼「サンドイッチ作ってきた」
男「ありがとう」
幼「ん」
男「てか幼ちゃんなお父さんたち平気だった?」
幼「まあ少し取り乱してたけど平気じゃないかな」
男「ええ」
幼「男くんと今度熱く語らないとな!って息巻いてたよ」
男「えぇ……」
475:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:35:58:BYoCaKks (9/18)
男「ごちそうさまでした」
幼「うん」
男「……ハァ」
幼「死ぬのかい?」
男「なんでだよ」
幼「溜め息つくから」
男「いや、バイトもしばらく出られないし……少し考えてた」
幼「……!」
男「来月には復帰したいなあ」
幼「む、無理はダメだよ」
男「うん」
男「ごちそうさまでした」
幼「うん」
男「……ハァ」
幼「死ぬのかい?」
男「なんでだよ」
幼「溜め息つくから」
男「いや、バイトもしばらく出られないし……少し考えてた」
幼「……!」
男「来月には復帰したいなあ」
幼「む、無理はダメだよ」
男「うん」
476:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:38:18:BYoCaKks (10/18)
幼「あ、あのさ」
男「?」
幼「その、ほら、君はバイト出来なくなるのもボクのせいじゃないか」
男「違うよ」
幼「原因はボクにある」
男「だからって」
幼「その、君の負担がね?その……減るなら……お昼とか……」
男「おひる?」
幼「今度から……ボクが作ってくればいいんじゃないかな?」
男「えっ、」
幼「って……思ってね」
幼「あ、あのさ」
男「?」
幼「その、ほら、君はバイト出来なくなるのもボクのせいじゃないか」
男「違うよ」
幼「原因はボクにある」
男「だからって」
幼「その、君の負担がね?その……減るなら……お昼とか……」
男「おひる?」
幼「今度から……ボクが作ってくればいいんじゃないかな?」
男「えっ、」
幼「って……思ってね」
477:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:41:00:BYoCaKks (11/18)
幼「それくらいはさせてほしい」
男「うーんでも」
幼「罪滅ぼしってわけじゃないけど……それくらいする義務はあると思うんだ」
男「いや義務って」
幼「断るなら昨日の出来事親に言うね」
男「うぉい!」
幼「どうする?」
男「初手でジョーカー切ってどうする?って」
幼「それくらいさせてね」
男「いやまあ助かるけど……うん……」
幼「それくらいはさせてほしい」
男「うーんでも」
幼「罪滅ぼしってわけじゃないけど……それくらいする義務はあると思うんだ」
男「いや義務って」
幼「断るなら昨日の出来事親に言うね」
男「うぉい!」
幼「どうする?」
男「初手でジョーカー切ってどうする?って」
幼「それくらいさせてね」
男「いやまあ助かるけど……うん……」
478:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:47:27:BYoCaKks (12/18)
男「あ」
幼「?」
男「そろそろ母さん帰ってくるな」
幼「夜勤明けだよね」
男「うん、あと」
幼「?」
男「多分だけど病院の先生とできてるっぽい」
幼「お金持ちかな」
男「いやおい」
男「あ」
幼「?」
男「そろそろ母さん帰ってくるな」
幼「夜勤明けだよね」
男「うん、あと」
幼「?」
男「多分だけど病院の先生とできてるっぽい」
幼「お金持ちかな」
男「いやおい」
479:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:51:51:BYoCaKks (13/18)
幼「重要じゃないか」
男「そりゃお医者さんになるくらいだから金持ちだろうよ」
幼「ふーん」
男「いい人なら良いけどさ」
幼「あ」
男「足音きたな」
幼「帰って来た?」
男「うん」
幼「重要じゃないか」
男「そりゃお医者さんになるくらいだから金持ちだろうよ」
幼「ふーん」
男「いい人なら良いけどさ」
幼「あ」
男「足音きたな」
幼「帰って来た?」
男「うん」
480:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:53:08:BYoCaKks (14/18)
幼「ねえ」
男「ん?ッー」
幼「……」
男「ッ……」
幼「おはようのってやつ」
男「っまえなぁ」
男母「ただいまあ」
幼「ねえ」
男「ん?ッー」
幼「……」
男「ッ……」
幼「おはようのってやつ」
男「っまえなぁ」
男母「ただいまあ」
481:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:55:28:BYoCaKks (15/18)
・
・
・
・
男「なわけで」
幼「ん」
男「母さんが仮眠で寝る前にスマホを購入」
幼「確認の電話するもんね」
男「これがスマホ……」
幼「脱ガラケーおめでとう」
男「電源入れます……!」
幼「(男くん楽しそう)」
・
・
・
・
男「なわけで」
幼「ん」
男「母さんが仮眠で寝る前にスマホを購入」
幼「確認の電話するもんね」
男「これがスマホ……」
幼「脱ガラケーおめでとう」
男「電源入れます……!」
幼「(男くん楽しそう)」
482:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 21:58:19:BYoCaKks (16/18)
・
・
・
幼「これで完了」
男「電話帳の人間に勝手にいくの?」
幼「もういってるよ」
男「あ、友からきた」
幼「向こうが登録すればやりとりできるよ」
男「わ、先輩だ」
幼「ッチ(あの腹筋見せびらかし女か)」
男「彼女に設定してもらいました……っと」
幼「!!」
・
・
・
幼「これで完了」
男「電話帳の人間に勝手にいくの?」
幼「もういってるよ」
男「あ、友からきた」
幼「向こうが登録すればやりとりできるよ」
男「わ、先輩だ」
幼「ッチ(あの腹筋見せびらかし女か)」
男「彼女に設定してもらいました……っと」
幼「!!」
483:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 22:02:09:BYoCaKks (17/18)
男「これがスタンプ……」
幼「その調子でどんどんボクが設定したとアピールしていくんだね」
男「えぇなんで」
幼「なんでも」
男「グループ?なにこれ」
幼「クラスの皆が入ってるんだよ」
男「おぉ、いじめの温床になりうるやつ!」
幼「入ってないの君だけだよ」
男「ええ」
男「これがスタンプ……」
幼「その調子でどんどんボクが設定したとアピールしていくんだね」
男「えぇなんで」
幼「なんでも」
男「グループ?なにこれ」
幼「クラスの皆が入ってるんだよ」
男「おぉ、いじめの温床になりうるやつ!」
幼「入ってないの君だけだよ」
男「ええ」
484:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/21(日) 22:08:02:BYoCaKks (18/18)
幼「君以外みんなスマホ持ちだし」
男「ホントにガラパゴスしてたんだな俺」
幼「(ていうかボクが招待したかったのに)」
男「友から招待されました……」
男「彼女が設定して」
幼「ちょっ!」
男「いやクラスだと恥ずかしいか」
幼「そ、そそそうだよ」
幼「君以外みんなスマホ持ちだし」
男「ホントにガラパゴスしてたんだな俺」
幼「(ていうかボクが招待したかったのに)」
男「友から招待されました……」
男「彼女が設定して」
幼「ちょっ!」
男「いやクラスだと恥ずかしいか」
幼「そ、そそそうだよ」
485:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/22(月) 09:46:47:JqmBe2vk (1/1)
ふむふむ
ふむふむ
486:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/22(月) 22:43:45:NPCGNJtk (1/2)
男「でも明日登校するわけだし」
幼「聞かれたら答えればいいんじゃないかなそういうのは」
男「まあ……そうか」
幼「そうだよ」
男「茶化されるかな」
幼「だろうね」
男「でも明日登校するわけだし」
幼「聞かれたら答えればいいんじゃないかなそういうのは」
男「まあ……そうか」
幼「そうだよ」
男「茶化されるかな」
幼「だろうね」
487:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/22(月) 22:48:14:NPCGNJtk (2/2)
学校 下校時間
男「わり」
幼「遅い」
男「職員室行っててさ」
幼「ん だからって走ってこないで」
男「へ」
幼「足」
男「まああれくらいなら平気だよ」
幼「だめ」
学校 下校時間
男「わり」
幼「遅い」
男「職員室行っててさ」
幼「ん だからって走ってこないで」
男「へ」
幼「足」
男「まああれくらいなら平気だよ」
幼「だめ」
488:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/27(土) 22:34:30:LROI0.dQ (1/1)
見てるよ
見てるよ
489:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/03/28(日) 08:46:18:Fx6cLVlo (1/1)
し円
し円
490:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 14:43:17:2ckoQDmg (1/26)
後輩「せんぱーーーい!!」シュババ
男「わ」
幼「ッチ」
後輩「先輩!」
男「後輩ちゃん」
後輩「腕平気ですか!?足も!!」
男「平気だよ」
後輩「そうでしたか……」
幼「……」
後輩「ん……?」
後輩「せんぱーーーい!!」シュババ
男「わ」
幼「ッチ」
後輩「先輩!」
男「後輩ちゃん」
後輩「腕平気ですか!?足も!!」
男「平気だよ」
後輩「そうでしたか……」
幼「……」
後輩「ん……?」
491:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 14:46:13:2ckoQDmg (2/26)
後輩「なんか……二人の距離感が……」
男「あー、まあ……(すごいな)」
幼「まあ?」
男「まあ、と言うか……」
後輩「まさか…………お付き合いを……?」
男「うん、俺たち付き合ってる」
後輩「!!」
幼「……」
後輩「幼馴染先輩……!」
後輩「なんか……二人の距離感が……」
男「あー、まあ……(すごいな)」
幼「まあ?」
男「まあ、と言うか……」
後輩「まさか…………お付き合いを……?」
男「うん、俺たち付き合ってる」
後輩「!!」
幼「……」
後輩「幼馴染先輩……!」
492:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 14:48:21:2ckoQDmg (3/26)
幼「男、校門で先に待っててよ」
男「え?」
幼「いいから」
後輩「ほら先輩はシッシッ」
男「わ、わかったよ……」
ーーーーー校門
男「(いやまあ何話してるのかは)」
男「(気になるっちゃ気になる……)」
幼「男、校門で先に待っててよ」
男「え?」
幼「いいから」
後輩「ほら先輩はシッシッ」
男「わ、わかったよ……」
ーーーーー校門
男「(いやまあ何話してるのかは)」
男「(気になるっちゃ気になる……)」
493:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 14:54:43:2ckoQDmg (4/26)
幼「あの」
後輩「なんか謝ろうとかしてません?」
幼「む……してない……」
後輩「まあ二人がとっととくっついてくれたおかげで安堵してます」
後輩「勝てっこないって思ってましたし」
後輩「ちぐはぐ進むようなら遠慮しなかったですけどね」
幼「たまたまボクが……昔から男の近くいる存在だったってだけだよ」
幼「あの」
後輩「なんか謝ろうとかしてません?」
幼「む……してない……」
後輩「まあ二人がとっととくっついてくれたおかげで安堵してます」
後輩「勝てっこないって思ってましたし」
後輩「ちぐはぐ進むようなら遠慮しなかったですけどね」
幼「たまたまボクが……昔から男の近くいる存在だったってだけだよ」
494:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 14:59:33:2ckoQDmg (5/26)
後輩「それはちょっと違うと思いますよ」
幼「?」
後輩「私はあの日……声を掛けてくれてのが男先輩だったから」
後輩「誰でも好きなったってワケじゃないですし」
幼「そうかな」
後輩「あの日幼馴染先輩との関係も気になってお二人同時に気になる存在になってました」
幼「なんでボクも……」
後輩「まあでもやっぱ顔ですよね」
幼「素直だね」
後輩「それはちょっと違うと思いますよ」
幼「?」
後輩「私はあの日……声を掛けてくれてのが男先輩だったから」
後輩「誰でも好きなったってワケじゃないですし」
幼「そうかな」
後輩「あの日幼馴染先輩との関係も気になってお二人同時に気になる存在になってました」
幼「なんでボクも……」
後輩「まあでもやっぱ顔ですよね」
幼「素直だね」
495:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 15:04:40:2ckoQDmg (6/26)
後輩「そりゃ男先輩みたいな人ならまだしも外見がそれほどでも無い人だったら」
後輩「感謝こそすれど好きにはなりません!」
幼「まぁ…そう言われてみれば……」
後輩「幼馴染先輩だってそうですよ!」
幼「へ?」
後輩「男先輩は幼馴染先輩だったから好きなんだと思います」
幼「……あ、ありがと……」
後輩「(クソッ、強ぇなこの人)」
後輩「そりゃ男先輩みたいな人ならまだしも外見がそれほどでも無い人だったら」
後輩「感謝こそすれど好きにはなりません!」
幼「まぁ…そう言われてみれば……」
後輩「幼馴染先輩だってそうですよ!」
幼「へ?」
後輩「男先輩は幼馴染先輩だったから好きなんだと思います」
幼「……あ、ありがと……」
後輩「(クソッ、強ぇなこの人)」
496:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 15:07:00:2ckoQDmg (7/26)
後輩「エッチしました?」
幼「しっ……急に何だい?」
後輩「え?し、したのかなあって」
幼「訊ねておいて恥ずかしくならないでよ」
後輩「ちゅ、キスは!?」
幼「え?えー……」キョロキョロ
後輩「わ!その反応したやつじゃないですか!」
幼「声大きいよ」
後輩「どどどどうでした??」
幼「ま、まあ男が盛ってきて大変だったかなあって」
後輩「あの男先輩が……盛る……!」
後輩「エッチしました?」
幼「しっ……急に何だい?」
後輩「え?し、したのかなあって」
幼「訊ねておいて恥ずかしくならないでよ」
後輩「ちゅ、キスは!?」
幼「え?えー……」キョロキョロ
後輩「わ!その反応したやつじゃないですか!」
幼「声大きいよ」
後輩「どどどどうでした??」
幼「ま、まあ男が盛ってきて大変だったかなあって」
後輩「あの男先輩が……盛る……!」
497:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 15:09:25:2ckoQDmg (8/26)
男「クシュン……クシュン!」
男「おせぇな……クシュン!」
後輩「まあでも男子なら普通ですよね」
幼「そ、そうだね」
後輩「毎日自家発電してるっていうし……」
幼「(毎日!?) 」
後輩「男先輩も例外ではなかったんですねぇ」
幼「ま、まあ男も♂だからね」
後輩「先輩はそういうこと興味ないんですか?」
幼「な、ないよっ」
男「クシュン……クシュン!」
男「おせぇな……クシュン!」
後輩「まあでも男子なら普通ですよね」
幼「そ、そうだね」
後輩「毎日自家発電してるっていうし……」
幼「(毎日!?) 」
後輩「男先輩も例外ではなかったんですねぇ」
幼「ま、まあ男も♂だからね」
後輩「先輩はそういうこと興味ないんですか?」
幼「な、ないよっ」
498:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 15:12:13:2ckoQDmg (9/26)
後輩「ある顔じゃないですか」
幼「君はどうなのさ」
後輩「私はありますよ!」キッパリ
幼「なんかただのオープンスケベだね」
後輩「じゃあ先輩はむっつりですねっ!」
幼「む」
後輩「結構興味ありますよね?」
幼「……ッチ」
後輩「舌打ちで返事しないでください」
後輩「ある顔じゃないですか」
幼「君はどうなのさ」
後輩「私はありますよ!」キッパリ
幼「なんかただのオープンスケベだね」
後輩「じゃあ先輩はむっつりですねっ!」
幼「む」
後輩「結構興味ありますよね?」
幼「……ッチ」
後輩「舌打ちで返事しないでください」
499:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 15:20:10:2ckoQDmg (10/26)
後輩「男先輩のほうはどうなんですか」
幼「かなり押しに弱いね」
後輩「ほほぉ」
幼「まあでもボクの考えてくれてるからね」
幼「この前もボクと過ごす時間のこと考えて早朝に起きて勉強してたくらいだし」
幼「ボクの欲しい答え恥ずかしながらも言ってくれるし」
後輩「あ、ノロケないでください」
幼「まあでも君が後押ししてくれたおかげだよ」
後輩「塩を送ってしまったわけですか」
幼「君はボクなんかより女の子してるし可愛いから」
後輩「……確かに」
幼「少し残念だけど」
後輩「男先輩のほうはどうなんですか」
幼「かなり押しに弱いね」
後輩「ほほぉ」
幼「まあでもボクの考えてくれてるからね」
幼「この前もボクと過ごす時間のこと考えて早朝に起きて勉強してたくらいだし」
幼「ボクの欲しい答え恥ずかしながらも言ってくれるし」
後輩「あ、ノロケないでください」
幼「まあでも君が後押ししてくれたおかげだよ」
後輩「塩を送ってしまったわけですか」
幼「君はボクなんかより女の子してるし可愛いから」
後輩「……確かに」
幼「少し残念だけど」
500:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:24:33:2ckoQDmg (11/26)
幼「ボクはこれからも男の隣にいたいし誰にも譲る気も無い、取られる気もない」
後輩「強い」
幼「……さて、男待たせてるから」
後輩「はいっ!」
幼「ありがとね、後輩ちゃん」
後輩「むっつり先輩……」
幼「おい」
幼「ボクはこれからも男の隣にいたいし誰にも譲る気も無い、取られる気もない」
後輩「強い」
幼「……さて、男待たせてるから」
後輩「はいっ!」
幼「ありがとね、後輩ちゃん」
後輩「むっつり先輩……」
幼「おい」
501:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:27:25:2ckoQDmg (12/26)
幼「お待たせ」
男「なに話してたんだよ」
幼「あんまり大した話じゃないよ」
男「気になるな」
幼「君の性欲について話してた」
男「えぇ」
幼「本当は毎日自家発電してるって」
男「しっ……てないよ!どんな話してたんだよ」
幼「今のタメは……」
幼「お待たせ」
男「なに話してたんだよ」
幼「あんまり大した話じゃないよ」
男「気になるな」
幼「君の性欲について話してた」
男「えぇ」
幼「本当は毎日自家発電してるって」
男「しっ……てないよ!どんな話してたんだよ」
幼「今のタメは……」
502:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:29:58:2ckoQDmg (13/26)
男「なんだよっ」
幼「怒った?」
男「怒ってない」
幼「焦ったのかな?」
男「焦ってもいない」
幼「君はそういう事に興味あるよね」
男「そう……いう……はて……?」
幼「えっちなこと」
男「ズバッと言わないで」
男「なんだよっ」
幼「怒った?」
男「怒ってない」
幼「焦ったのかな?」
男「焦ってもいない」
幼「君はそういう事に興味あるよね」
男「そう……いう……はて……?」
幼「えっちなこと」
男「ズバッと言わないで」
503:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:32:05:2ckoQDmg (14/26)
幼「逃げるから」
男「あ、あるよ……」
幼「ふーん」
男「幼ちゃんはむっつりだよな」
幼「ッ」ボカッ
男「いでっ」
幼「(後輩ちゃんと同じことを……)」
男「殴んなよ」
幼「殴られる発言だったね」
男「わりと興味あるんじゃないの?」
幼「逃げるから」
男「あ、あるよ……」
幼「ふーん」
男「幼ちゃんはむっつりだよな」
幼「ッ」ボカッ
男「いでっ」
幼「(後輩ちゃんと同じことを……)」
男「殴んなよ」
幼「殴られる発言だったね」
男「わりと興味あるんじゃないの?」
504:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:36:21:2ckoQDmg (15/26)
幼「それは君の願望じゃないかな?」
男「まあ……そうかもだけど」
幼「っ」ピクッ
男「(結構なむっつりだと思うんだけどなあ)」
幼「君の方がいやらしいじゃないか」
男「ぐっ」
幼「中学生の頃から胸ばっかり見てきた」
男「みみみてない!」
幼「じゃあ触らせない」
男「見てました!」
幼「それは君の願望じゃないかな?」
男「まあ……そうかもだけど」
幼「っ」ピクッ
男「(結構なむっつりだと思うんだけどなあ)」
幼「君の方がいやらしいじゃないか」
男「ぐっ」
幼「中学生の頃から胸ばっかり見てきた」
男「みみみてない!」
幼「じゃあ触らせない」
男「見てました!」
505:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:38:35:2ckoQDmg (16/26)
幼「ド変態じゃないか」
男「いや健全だって」
幼「ふーん」
男「クソッ」チラッ
幼「ほら見た」
男「ガン見するから」ジーッ
幼「……ハァ」
男「おぉ」
幼「なに」
男「嫌悪感丸出しって顔だな」
幼「君がそうさせた」
幼「ド変態じゃないか」
男「いや健全だって」
幼「ふーん」
男「クソッ」チラッ
幼「ほら見た」
男「ガン見するから」ジーッ
幼「……ハァ」
男「おぉ」
幼「なに」
男「嫌悪感丸出しって顔だな」
幼「君がそうさせた」
506:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:40:16:2ckoQDmg (17/26)
男「そういう表情結構好きかも」
幼「はぁ?」
男「あんま見たこと無いから」
幼「ドMだね……」
男「家着いたな」
幼「夜に君の家行くから」
男「あ、はい」
幼「お母さん当直なんだし」
男「なんで把握してんの」
男「そういう表情結構好きかも」
幼「はぁ?」
男「あんま見たこと無いから」
幼「ドMだね……」
男「家着いたな」
幼「夜に君の家行くから」
男「あ、はい」
幼「お母さん当直なんだし」
男「なんで把握してんの」
507:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:41:54:2ckoQDmg (18/26)
幼「LINEしてるから」
男「ッッ、……」
幼「君を宜しくと」
男「いつの間に」
幼「わりと前からだよ」
男「はぇー……」
幼「夜ご飯も作るから食べないこと」
男「作るって言ったって材料とか」
幼「持ってくるから」
幼「LINEしてるから」
男「ッッ、……」
幼「君を宜しくと」
男「いつの間に」
幼「わりと前からだよ」
男「はぇー……」
幼「夜ご飯も作るから食べないこと」
男「作るって言ったって材料とか」
幼「持ってくるから」
508:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:44:16:2ckoQDmg (19/26)
男「そか、助かる」
幼「何を期待したんだい?」
男「何って」
幼「いやらしいこと……考えたよね?」
男「考えてない」
幼「ふーん」
男「嘘です、考えました」
幼「……しないこと」
男「そか、助かる」
幼「何を期待したんだい?」
男「何って」
幼「いやらしいこと……考えたよね?」
男「考えてない」
幼「ふーん」
男「嘘です、考えました」
幼「……しないこと」
509:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:46:33:2ckoQDmg (20/26)
男「……しない?」
幼「自家発電」
男「しねえよ」
幼「ふーん」
夜
幼「ご飯できたよ」
男「おお」
幼「トーチ炒め」
男「おお!」
幼「唐揚げは家から持ってきたから」
男「ありがてぇ……ありがてぇ……」
男「……しない?」
幼「自家発電」
男「しねえよ」
幼「ふーん」
夜
幼「ご飯できたよ」
男「おお」
幼「トーチ炒め」
男「おお!」
幼「唐揚げは家から持ってきたから」
男「ありがてぇ……ありがてぇ……」
510:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:49:34:2ckoQDmg (21/26)
・
・
・
男「さて、皿も洗ったし」
幼「っ」ドキッ
男「続きするか」
幼「ッ……君は勉強してないと死ぬのかい?」
男「あと2問」
幼「ふーん」
男「俺は理系のセンスが無いからとにかく問題こなすしかないんだよ」
幼「それ、ボクより点数上なのにイヤミにしか聞こえないよ」
男「なら一緒に解こう」
幼「お風呂洗ってきてあげるっ」
・
・
・
男「さて、皿も洗ったし」
幼「っ」ドキッ
男「続きするか」
幼「ッ……君は勉強してないと死ぬのかい?」
男「あと2問」
幼「ふーん」
男「俺は理系のセンスが無いからとにかく問題こなすしかないんだよ」
幼「それ、ボクより点数上なのにイヤミにしか聞こえないよ」
男「なら一緒に解こう」
幼「お風呂洗ってきてあげるっ」
511:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:52:15:2ckoQDmg (22/26)
男「シャワーにするからいいって」
幼「へえ」
男「なんだよ」
幼「前みたいなこと期待してるんだ」
男「し…し…て……なくはない……」
幼「ほら」
男「なんだよ」
幼「なんでも」
男「シャワーにするからいいって」
幼「へえ」
男「なんだよ」
幼「前みたいなこと期待してるんだ」
男「し…し…て……なくはない……」
幼「ほら」
男「なんだよ」
幼「なんでも」
512:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:54:25:2ckoQDmg (23/26)
男「さてとりあえず問題解くから」
幼「ん」
男「少し集中する」
幼「ん」
男「なんで隣にいるんだ」
幼「ボクも解く」
男「ほう」
幼「さあ気にしないで解きたまえ」
男「はいはい……」
男「さてとりあえず問題解くから」
幼「ん」
男「少し集中する」
幼「ん」
男「なんで隣にいるんだ」
幼「ボクも解く」
男「ほう」
幼「さあ気にしないで解きたまえ」
男「はいはい……」
513:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:56:20:2ckoQDmg (24/26)
・
・
・
幼「出来たの?」
男「2問目……わかんね……」
幼「君にもわからない問題があるんだね」
男「かなりあるよ」
幼「でも一問目は解けたんだろう?」
男「いや、時間かかりすぎてる……今答え見るけど……」パラパラ
男「……うーん」
幼「どうなのさ」
男「間違ってた」
・
・
・
幼「出来たの?」
男「2問目……わかんね……」
幼「君にもわからない問題があるんだね」
男「かなりあるよ」
幼「でも一問目は解けたんだろう?」
男「いや、時間かかりすぎてる……今答え見るけど……」パラパラ
男「……うーん」
幼「どうなのさ」
男「間違ってた」
514:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 19:58:24:2ckoQDmg (25/26)
幼「珍しいね」
男「あー、ここの公式違うんだ」
男「むっず……」
幼「ボクには問題文の段階でもうわけわからない」
男「俺も最近理解してきた」
幼「こんな問題、テストに出ないじゃないか」
男「大学受験では出るんだよ」
幼「ふーん」
男「でも解けなかった」
幼「珍しいね」
男「あー、ここの公式違うんだ」
男「むっず……」
幼「ボクには問題文の段階でもうわけわからない」
男「俺も最近理解してきた」
幼「こんな問題、テストに出ないじゃないか」
男「大学受験では出るんだよ」
幼「ふーん」
男「でも解けなかった」
515:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/03(土) 20:28:20:2ckoQDmg (26/26)
幼「ご、ごめん……邪魔したね」
男「んーん、幼ちゃんは隣にいてくれると落ち着くから」
幼「ぅ」
男「まあ受験とかは一年以上先だしな」
幼「そうだよ、きっと君なら大丈夫」
男「うん……」
幼「心配なのかい?」
男「まぁ」
幼「ご、ごめん……邪魔したね」
男「んーん、幼ちゃんは隣にいてくれると落ち着くから」
幼「ぅ」
男「まあ受験とかは一年以上先だしな」
幼「そうだよ、きっと君なら大丈夫」
男「うん……」
幼「心配なのかい?」
男「まぁ」
516:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/05(月) 14:30:23:hdsov076 (1/5)
男「頭打ちな感じがしてさ」
幼「予備校とかには行かないのかい?」
男「来年行くかもな」
幼「行きなよ」
男「結構金かかるんだぜ」
幼「みたいだね」
男「三教科なら40万50万とかするんじゃないな」
幼「た、高いね…」
男「頭打ちな感じがしてさ」
幼「予備校とかには行かないのかい?」
男「来年行くかもな」
幼「行きなよ」
男「結構金かかるんだぜ」
幼「みたいだね」
男「三教科なら40万50万とかするんじゃないな」
幼「た、高いね…」
517:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/05(月) 14:34:09:hdsov076 (2/5)
男「成績に応じて少し安くなったりもするけど」
幼「良いと安くなるのかい?」
男「実績に繋がるからな……割安にしてでも在籍してほしいんだよ」
幼「特待生ってことね」
男「夏期講習とか冬期講習とかはさらに別料金だし」
幼「えぇ」
男「貧乏人は這い上がれないシステムですよ」
男「成績に応じて少し安くなったりもするけど」
幼「良いと安くなるのかい?」
男「実績に繋がるからな……割安にしてでも在籍してほしいんだよ」
幼「特待生ってことね」
男「夏期講習とか冬期講習とかはさらに別料金だし」
幼「えぇ」
男「貧乏人は這い上がれないシステムですよ」
518:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/05(月) 14:39:24:hdsov076 (3/5)
幼「君はきっと報われるよ」
男「……う、うん」
幼「なんかボク無責任なこと言ったね今」
男「いやこっちこそ気遣わせてごめん」
幼「……ん」
男「……」
男「さて」
幼「?」
男「シャワー入ってくる」
幼「うん」
幼「君はきっと報われるよ」
男「……う、うん」
幼「なんかボク無責任なこと言ったね今」
男「いやこっちこそ気遣わせてごめん」
幼「……ん」
男「……」
男「さて」
幼「?」
男「シャワー入ってくる」
幼「うん」
519:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/05(月) 14:42:46:hdsov076 (4/5)
男「あ、先に」
幼「ボクは入ってきた」
男「どうりでフローラルな香りがすると」
幼「洗ってあげるよ」
男「いや」
幼「嫌なんだね」
男「いや、そういうイヤじゃなくて」
幼「素直になったらどうなんだい?」
男「あ、先に」
幼「ボクは入ってきた」
男「どうりでフローラルな香りがすると」
幼「洗ってあげるよ」
男「いや」
幼「嫌なんだね」
男「いや、そういうイヤじゃなくて」
幼「素直になったらどうなんだい?」
520:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/05(月) 14:46:27:hdsov076 (5/5)
男「あのーその……やっぱり裸を見られるのがですね」
幼「女の子じゃあるまいし」
男「(ぜってえ勃つから恥ずかしいんだよ!)」
幼「髪だって洗いにくいくせに」
男「そうだけど」
幼「嫌なのかい?」
男「嫌じゃ……ないです……」
幼「フフフ 君は本当に尻に敷かれるね」
男「くそ」
男「あのーその……やっぱり裸を見られるのがですね」
幼「女の子じゃあるまいし」
男「(ぜってえ勃つから恥ずかしいんだよ!)」
幼「髪だって洗いにくいくせに」
男「そうだけど」
幼「嫌なのかい?」
男「嫌じゃ……ないです……」
幼「フフフ 君は本当に尻に敷かれるね」
男「くそ」
521:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/06(火) 21:55:35:wKG9nUXs (1/1)
Shien
Shien
522:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 21:58:16:sn9GMDQ2 (1/27)
幼「怒った?」
男「怒らないって」
幼「風邪引いたらあれだからね、ふざけないでするから」
男「……なら……まあ……」
ーーー
男「目隠しはするんかい」
幼「なに?」
男「なんでもないです」
幼「痒いところはございませんか?」
男「ないです」
幼「怒った?」
男「怒らないって」
幼「風邪引いたらあれだからね、ふざけないでするから」
男「……なら……まあ……」
ーーー
男「目隠しはするんかい」
幼「なに?」
男「なんでもないです」
幼「痒いところはございませんか?」
男「ないです」
523:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:00:18:sn9GMDQ2 (2/27)
幼「ここ?」
男「おわっちょ!耳ッ……」
幼「気持ち悪い声出さないでくれるかな」
男「てめえ」
幼「流すよ」
男「あい」
幼「ーーー」ジャー
男「(服……着てんのかな……)」
幼「ーーー」ジャー
男「(ええい考えるな)」
幼「ここ?」
男「おわっちょ!耳ッ……」
幼「気持ち悪い声出さないでくれるかな」
男「てめえ」
幼「流すよ」
男「あい」
幼「ーーー」ジャー
男「(服……着てんのかな……)」
幼「ーーー」ジャー
男「(ええい考えるな)」
524:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:01:58:sn9GMDQ2 (3/27)
幼「ねえ」
男「ん?」
幼「身体はどうするんだい?」
男「自分で洗えるよ」
幼「その左手で?」
男「……洗えることは洗えるし」
幼「ふーん……」
男「……」
幼「……」
幼「ねえ」
男「ん?」
幼「身体はどうするんだい?」
男「自分で洗えるよ」
幼「その左手で?」
男「……洗えることは洗えるし」
幼「ふーん……」
男「……」
幼「……」
525:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:07:50:sn9GMDQ2 (4/27)
幼「じゃ、ボクはこれで」
男「まっ……て……」
幼「!」
男「……まあ、その」
幼「んー?んんんー?」
男「身体も……頼んます……」
幼「フフフ しょうがないなあ」
男「(クソ……)」
幼「じゃ、ボクはこれで」
男「まっ……て……」
幼「!」
男「……まあ、その」
幼「んー?んんんー?」
男「身体も……頼んます……」
幼「フフフ しょうがないなあ」
男「(クソ……)」
526:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:09:35:sn9GMDQ2 (5/27)
幼「君も素直になったね」
男「素直というのかこれは」
幼「でも、まだ足りないね」
男「……?」
幼「もっともっとボクに甘えてよ」ボソ
男「ッ(耳元でッ……)」
幼「ボクにだけ甘えてね……?」
男「……うん」
幼「君も素直になったね」
男「素直というのかこれは」
幼「でも、まだ足りないね」
男「……?」
幼「もっともっとボクに甘えてよ」ボソ
男「ッ(耳元でッ……)」
幼「ボクにだけ甘えてね……?」
男「……うん」
527:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:12:20:sn9GMDQ2 (6/27)
幼「洗うね」
男「あい……」
幼「にしても」
男「言わないでくれ」エレクチオーン
幼「なんで?」
男「何でもなんだ」
幼「君は変態なの?」
男「生理現象なの!」
幼「ふーん……」
幼「洗うね」
男「あい……」
幼「にしても」
男「言わないでくれ」エレクチオーン
幼「なんで?」
男「何でもなんだ」
幼「君は変態なの?」
男「生理現象なの!」
幼「ふーん……」
528:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:15:37:sn9GMDQ2 (7/27)
幼「……」ゴクリ
男「いやほんとに、これはその」
幼「ここは最後ね」
男「ッ……そ、」
幼「そ?」
男「そういう一言が……やばいんだって」
幼「へぇ、期待しちゃってるんだ」
男「期待ってかその……期待……」
幼「えっちなこと」
男「えっ……はい……」
幼「……」ゴクリ
男「いやほんとに、これはその」
幼「ここは最後ね」
男「ッ……そ、」
幼「そ?」
男「そういう一言が……やばいんだって」
幼「へぇ、期待しちゃってるんだ」
男「期待ってかその……期待……」
幼「えっちなこと」
男「えっ……はい……」
529:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:19:39:sn9GMDQ2 (8/27)
幼「目隠しされてるのに……」
男「なら取れよ」
幼「だーめ」
男「……」
幼「ほら、洗うから」シャコシャコ
男「なぜお尻からぁん!!」
幼「目隠しされてるのに……」
男「なら取れよ」
幼「だーめ」
男「……」
幼「ほら、洗うから」シャコシャコ
男「なぜお尻からぁん!!」
530:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:21:29:sn9GMDQ2 (9/27)
・
・
・
幼「ムスコは自分で洗ってね」
男「え、あっ、はい」
幼「ん?何だいその反応」
男「いや別に」
幼「まるでボクに洗ってもらえるとでも」
男「思っ……ゴニョゴニョ」
幼「ほら流す前に洗いなよ」
男「え、なんか恥ずかしい」
・
・
・
幼「ムスコは自分で洗ってね」
男「え、あっ、はい」
幼「ん?何だいその反応」
男「いや別に」
幼「まるでボクに洗ってもらえるとでも」
男「思っ……ゴニョゴニョ」
幼「ほら流す前に洗いなよ」
男「え、なんか恥ずかしい」
531:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:23:40:sn9GMDQ2 (10/27)
幼「流しちゃうよ」ジャー
男「クソッ」
幼「(男君が自分で自分の……)」
男「いやこれ恥ずかしいんだが」
幼「ん」
男「なんだその反応」
幼「もっとしっかり洗わないのかい?」
男「見えないから」
幼「ふーん」
幼「流しちゃうよ」ジャー
男「クソッ」
幼「(男君が自分で自分の……)」
男「いやこれ恥ずかしいんだが」
幼「ん」
男「なんだその反応」
幼「もっとしっかり洗わないのかい?」
男「見えないから」
幼「ふーん」
532:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:25:10:sn9GMDQ2 (11/27)
幼「えっちだね」
男「え?」
幼「あ」
男「……」
幼「さ、流そうね」
男「あつっ!」
幼「これは失礼」
男「何度にしてんだよっ」
幼「うるさいなぁ」
幼「えっちだね」
男「え?」
幼「あ」
男「……」
幼「さ、流そうね」
男「あつっ!」
幼「これは失礼」
男「何度にしてんだよっ」
幼「うるさいなぁ」
533:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:26:58:sn9GMDQ2 (12/27)
・
・
・
幼「髪まで乾かしてもらえるなんて」
男「感謝します」
幼「はい乾いたよ」
男「ありがとう」
幼「歯磨きは仕上げも自分でしてね」
男「教育テレビかよ」
・
・
・
幼「髪まで乾かしてもらえるなんて」
男「感謝します」
幼「はい乾いたよ」
男「ありがとう」
幼「歯磨きは仕上げも自分でしてね」
男「教育テレビかよ」
534:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:28:07:sn9GMDQ2 (13/27)
夜
男「眠くなってきた」
幼「ふーん」
男「泊まってくんだろ?」
幼「……うーん」
男「?」
幼「んー」
男「戻るんか?」
幼「君の態度次第」
夜
男「眠くなってきた」
幼「ふーん」
男「泊まってくんだろ?」
幼「……うーん」
男「?」
幼「んー」
男「戻るんか?」
幼「君の態度次第」
535:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:30:42:sn9GMDQ2 (14/27)
男「ええ」
幼「君がどうしてもって引き留めるならってこと」
男「なんだそれ」
幼「どうなんだい?」
男「泊まってけよ」
幼「うーん」
男「ええ」
幼「うーん」
男「ええ」
幼「君がどうしてもって引き留めるならってこと」
男「なんだそれ」
幼「どうなんだい?」
男「泊まってけよ」
幼「うーん」
男「ええ」
幼「うーん」
536:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:33:53:sn9GMDQ2 (15/27)
男「えっ……と、隣で……寝てくれると……」
幼「うーん」
男「一緒に寝たいです」
幼「んー……」
男「ほら、寝るぞ」
幼「帰ろうかな」
男「っ」
幼「引き留めてみせてよ」
男「ええ??」
男「えっ……と、隣で……寝てくれると……」
幼「うーん」
男「一緒に寝たいです」
幼「んー……」
男「ほら、寝るぞ」
幼「帰ろうかな」
男「っ」
幼「引き留めてみせてよ」
男「ええ??」
537:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:36:11:sn9GMDQ2 (16/27)
幼「ほらっ」
男「待てって」ガシッ
幼「にょっ」
男「……こういうこと?」ギュッ
幼「んー……ん」
男「(……ブラしてないな)」
幼「60点ってとこかな」
男「なんだよそれ」
幼「君にしては高得点だよ」
男「60で?」
幼「ほらっ」
男「待てって」ガシッ
幼「にょっ」
男「……こういうこと?」ギュッ
幼「んー……ん」
男「(……ブラしてないな)」
幼「60点ってとこかな」
男「なんだよそれ」
幼「君にしては高得点だよ」
男「60で?」
538:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:38:15:sn9GMDQ2 (17/27)
幼「ん、あと何で」
男「?」
幼「硬いのが当たっているのかな?」
男「……すいません」
幼「何で?」
男「えっと……抱き締めたら……その」
幼「さりげなく胸に腕当ててる」
男「くっ」パッ
幼「だめ」ギュッ
男「ッ」
幼「ん、あと何で」
男「?」
幼「硬いのが当たっているのかな?」
男「……すいません」
幼「何で?」
男「えっと……抱き締めたら……その」
幼「さりげなく胸に腕当ててる」
男「くっ」パッ
幼「だめ」ギュッ
男「ッ」
539:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:41:17:sn9GMDQ2 (18/27)
幼「寝るまえに」
男「?」
幼「…………」
男「どうした?」
幼「続きの最後、しよっか」
男「ッ、えと」
幼「座って」
男「……こうか?」ドサッ
幼「ん」
幼「寝るまえに」
男「?」
幼「…………」
男「どうした?」
幼「続きの最後、しよっか」
男「ッ、えと」
幼「座って」
男「……こうか?」ドサッ
幼「ん」
540:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:42:59:sn9GMDQ2 (19/27)
幼「フフフ」
男「な、なんだよ」
幼「これから何すると思う?」
男「……」
幼「何されると思う?」
男「幼ちゃん」
幼「なあに?」
男「その、キスしたい……んだけど」
幼「……うん、しよ」
幼「フフフ」
男「な、なんだよ」
幼「これから何すると思う?」
男「……」
幼「何されると思う?」
男「幼ちゃん」
幼「なあに?」
男「その、キスしたい……んだけど」
幼「……うん、しよ」
541:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:45:56:sn9GMDQ2 (20/27)
幼「ボクが跨がるから」ドサッ
男「ッ」
幼「(男くんの……当たる……)」
男「ーーー」
幼「ーーー」
男「ハァハァ」
幼「男くん……男く……ハァハァ」
男「(あーくそ爆発しそう)」
幼「ハァハァ……出したいの?」
男「……」コクン
幼「ボクが跨がるから」ドサッ
男「ッ」
幼「(男くんの……当たる……)」
男「ーーー」
幼「ーーー」
男「ハァハァ」
幼「男くん……男く……ハァハァ」
男「(あーくそ爆発しそう)」
幼「ハァハァ……出したいの?」
男「……」コクン
542:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:48:01:sn9GMDQ2 (21/27)
幼「……するね」
男「いいの?」
幼「ん」
男「えっと、で、出るよ??」
幼「ん」
男「……じゃあ」
幼「毎日してあげる」
男「えっ?」
幼「ほら脱いで」
幼「……するね」
男「いいの?」
幼「ん」
男「えっと、で、出るよ??」
幼「ん」
男「……じゃあ」
幼「毎日してあげる」
男「えっ?」
幼「ほら脱いで」
543:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:50:44:sn9GMDQ2 (22/27)
幼「ほらほら」グイッ
男「おわっ」ビーン!!
幼「ッ、……す、すごいね」
男「あい」
幼「ちょっとは」
男「? 」
幼「ちょっとは勉強したつもりだから」
男「!?」
幼「その、どこをどうすればとか……」
男「えぇ」
幼「ほらほら」グイッ
男「おわっ」ビーン!!
幼「ッ、……す、すごいね」
男「あい」
幼「ちょっとは」
男「? 」
幼「ちょっとは勉強したつもりだから」
男「!?」
幼「その、どこをどうすればとか……」
男「えぇ」
544:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:52:50:sn9GMDQ2 (23/27)
幼「君に喜んでもらえるように」
男「やはりむっつりだったか……」
幼「爪たてるよ」
男「嘘ごめん」
幼「まあ画で見て覚えても」サワサワ
男「ッ」ビクッ
幼「実演はどうなるかな」
男「……」
幼「もし痛いとかなら言ってね」
男「う、うん」
幼「君に喜んでもらえるように」
男「やはりむっつりだったか……」
幼「爪たてるよ」
男「嘘ごめん」
幼「まあ画で見て覚えても」サワサワ
男「ッ」ビクッ
幼「実演はどうなるかな」
男「……」
幼「もし痛いとかなら言ってね」
男「う、うん」
545:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 22:58:08:sn9GMDQ2 (24/27)
・
・
・
・
男「ハァハァ……」
幼「(前より量が……)」
男「ごめんなんか」
幼「(すごい……)」
男「すげぇ出たと思う」
幼「ん……平気」
男「(ていうか幼ちゃん……)」
幼「まだ大きいんだね……んっ」
男「(とてつもなく舌長ぇのでは……?)」
・
・
・
・
男「ハァハァ……」
幼「(前より量が……)」
男「ごめんなんか」
幼「(すごい……)」
男「すげぇ出たと思う」
幼「ん……平気」
男「(ていうか幼ちゃん……)」
幼「まだ大きいんだね……んっ」
男「(とてつもなく舌長ぇのでは……?)」
546:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 23:01:53:sn9GMDQ2 (25/27)
幼「ちゃんとイケた?」
男「……うん」
幼「そっか……んっ」
男「ちょっ」
幼「なんだろうこれ、癖になるね」ペロペロ
男「へぁッ……くせっ?」
幼「君のそういう顔も」
男「いやだってそれ……腰抜けるって……」
幼「気持ちい?」
男「うん……」
幼「ちゃんとイケた?」
男「……うん」
幼「そっか……んっ」
男「ちょっ」
幼「なんだろうこれ、癖になるね」ペロペロ
男「へぁッ……くせっ?」
幼「君のそういう顔も」
男「いやだってそれ……腰抜けるって……」
幼「気持ちい?」
男「うん……」
547:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 23:03:17:sn9GMDQ2 (26/27)
幼「自分でするより?」
男「……うん」
幼「本当?」
男「ほんとだって」
幼「ふーん」サワサワ
男「なんだよっ」
幼「ボクが見たのだと」
男「?」
幼「案外自家発電のがいいって男子もいるみたいでね」
男「アンケート、的な?」
幼「そ」
幼「自分でするより?」
男「……うん」
幼「本当?」
男「ほんとだって」
幼「ふーん」サワサワ
男「なんだよっ」
幼「ボクが見たのだと」
男「?」
幼「案外自家発電のがいいって男子もいるみたいでね」
男「アンケート、的な?」
幼「そ」
548:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/09(金) 23:05:57:sn9GMDQ2 (27/27)
幼「あとこういうのだと……イけないって彼氏もいるって書いてあってね」
男「ごめんなさいバリバリ出しました」
幼「うん」
男「それとその」
幼「ん……なんだい……?」
男「次元が違うレベルで気持ちいいです……はい……」
幼「ふ、ふーん」
男「左足無事でも立ってられないと思う」
幼「変態だね」
幼「あとこういうのだと……イけないって彼氏もいるって書いてあってね」
男「ごめんなさいバリバリ出しました」
幼「うん」
男「それとその」
幼「ん……なんだい……?」
男「次元が違うレベルで気持ちいいです……はい……」
幼「ふ、ふーん」
男「左足無事でも立ってられないと思う」
幼「変態だね」
549:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/11(日) 20:32:08:z6s5Iuo2 (1/1)
みてるぞ
みてるぞ
550:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/11(日) 22:19:07:XHIN2cXM (1/1)
刺袁
刺袁
551:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 22:35:59:cXGmCDuw (1/9)
ーーーーベッドに二人
幼「痛み止め飲んだ?」
男「うん」
幼「さっき痛そうにしていたね」
男「心拍数上がるとね」
幼「ズキズキするのかい?」
男「まあ……あと温かくなると少し痛むかな」
幼「そっか」
ーーーーベッドに二人
幼「痛み止め飲んだ?」
男「うん」
幼「さっき痛そうにしていたね」
男「心拍数上がるとね」
幼「ズキズキするのかい?」
男「まあ……あと温かくなると少し痛むかな」
幼「そっか」
552:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 22:48:40:cXGmCDuw (2/9)
男「ま、そのうち治るからな」
幼「ん」
男「もう少しこっち来いよ」
幼「ん」ピト
男「ぬ」
幼「なんだい?」
男「いや(胸が…… )」
幼「何が当たってると思う?」
男「胸です……」
男「ま、そのうち治るからな」
幼「ん」
男「もう少しこっち来いよ」
幼「ん」ピト
男「ぬ」
幼「なんだい?」
男「いや(胸が…… )」
幼「何が当たってると思う?」
男「胸です……」
553:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 22:55:04:cXGmCDuw (3/9)
幼「さっき出したのにもう盛ってる」
男「いやこれは」
幼「ねえ」
男「なに」
幼「君は胸が大きい方がいいのかい?」
男「……まあ」
幼「まあ?」
男「大きいのがいいです」
幼「さっき出したのにもう盛ってる」
男「いやこれは」
幼「ねえ」
男「なに」
幼「君は胸が大きい方がいいのかい?」
男「……まあ」
幼「まあ?」
男「大きいのがいいです」
554:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 22:59:31:cXGmCDuw (4/9)
幼「変態だね」
男「健全だよ」
幼「昔からボクの胸見てきた」
男「み……てたよ」
幼「オカズにしてたんだね」
男「……」
幼「ふん」ツネリ
男「いだっ!」
幼「変態だね」
男「健全だよ」
幼「昔からボクの胸見てきた」
男「み……てたよ」
幼「オカズにしてたんだね」
男「……」
幼「ふん」ツネリ
男「いだっ!」
555:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 23:06:18:cXGmCDuw (5/9)
幼「でも」
男「?」
幼「君に以前告白してきた○○さん」
男「あー」
幼「ボクより胸大きいよ」
男「そ、そうなのか」
幼「後悔してる? 」
男「してない」
幼「触っておけばよかったって」
男「思ってない」
幼「でも」
男「?」
幼「君に以前告白してきた○○さん」
男「あー」
幼「ボクより胸大きいよ」
男「そ、そうなのか」
幼「後悔してる? 」
男「してない」
幼「触っておけばよかったって」
男「思ってない」
556:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 23:08:30:cXGmCDuw (6/9)
幼「ふーん」
男「……」
幼「眠いね」
男 「ん……」
幼「頭こっちにおいでよ」
男「……?」
幼「フフフ おやすみ」
男「おやす……」
幼「ふーん」
男「……」
幼「眠いね」
男 「ん……」
幼「頭こっちにおいでよ」
男「……?」
幼「フフフ おやすみ」
男「おやす……」
557:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 23:12:34:cXGmCDuw (7/9)
朝
幼「……ん」
幼「……」
幼「(結局……)」
男「……うーん」カリカリカリ
幼「(寝起きで真剣な男くん見られるのも……)」
幼「(特権だよね……)」
男「ーー」カリカリカリ
幼「フフフ」
男「えっ?」
幼「っ」
朝
幼「……ん」
幼「……」
幼「(結局……)」
男「……うーん」カリカリカリ
幼「(寝起きで真剣な男くん見られるのも……)」
幼「(特権だよね……)」
男「ーー」カリカリカリ
幼「フフフ」
男「えっ?」
幼「っ」
558:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 23:13:32:cXGmCDuw (8/9)
男「あ、お、おはよう」
幼「ん」
男「今笑ってた?」
幼「笑ってない」
男「ええ?」
幼「気のせいじゃないかな」
男「そうかなあ」
幼「そうだよ」
男「あ、お、おはよう」
幼「ん」
男「今笑ってた?」
幼「笑ってない」
男「ええ?」
幼「気のせいじゃないかな」
男「そうかなあ」
幼「そうだよ」
559:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/13(火) 23:15:36:cXGmCDuw (9/9)
幼「ほんとに早起きだね」
男「目覚めがいいんだよ」
幼「ふーん」
男「すげえ深く眠れる」
幼「そう……なのかい?」
男「うん、すごいよ」
幼「痛み止めのおかげだよ」
男「それは一人で寝るときも飲んでる」
幼「ふ、ふーん」
幼「ほんとに早起きだね」
男「目覚めがいいんだよ」
幼「ふーん」
男「すげえ深く眠れる」
幼「そう……なのかい?」
男「うん、すごいよ」
幼「痛み止めのおかげだよ」
男「それは一人で寝るときも飲んでる」
幼「ふ、ふーん」
560:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/14(水) 01:36:12:AwcCnFGQ (1/1)
幼ちゃん好き
幼ちゃん好き
561:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:16:36:0XTOHDzU (1/10)
男「幼ちゃんは眠れてる?」
幼「まあ」
男「起こしちゃったけど」
幼「寝起きはいい感じだよ」
男「そっか」
幼「君は頑張るね」
男「周りはもっと頑張ってるよ」
男「幼ちゃんは眠れてる?」
幼「まあ」
男「起こしちゃったけど」
幼「寝起きはいい感じだよ」
男「そっか」
幼「君は頑張るね」
男「周りはもっと頑張ってるよ」
562:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:19:53:0XTOHDzU (2/10)
幼「ねえ」
男「?」
幼「その、君は……目指すところは上の大学になるわけじゃないか」
男「そりゃね」
幼「国立?」
男「今は……そんな具体的な目標がさ」
幼「そっか」
幼「ねえ」
男「?」
幼「その、君は……目指すところは上の大学になるわけじゃないか」
男「そりゃね」
幼「国立?」
男「今は……そんな具体的な目標がさ」
幼「そっか」
563:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:24:23:0XTOHDzU (3/10)
幼「あんまり無理しないでね?」
男「うん」
幼「治ってもバイト入れすぎないこと」
男「う、うん」
幼「返事に力がないね」
男「いや、はい……」
幼「治ってからもお弁当とかはボクが作るから」
男「いやそれは申し訳」
幼「嫌なの?」
男「嫌じゃないです」
幼「あんまり無理しないでね?」
男「うん」
幼「治ってもバイト入れすぎないこと」
男「う、うん」
幼「返事に力がないね」
男「いや、はい……」
幼「治ってからもお弁当とかはボクが作るから」
男「いやそれは申し訳」
幼「嫌なの?」
男「嫌じゃないです」
564:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:27:33:0XTOHDzU (4/10)
幼「いつからボクに遠慮できる分際になったのかな?」
男「それじゃあ有り難く作ってもらいます」
幼「よろしい」
男「さて……朝ごはん食べるかな」
幼「ん、サンドイッチ作ってよ」
男「えぇ……」
幼「いつからボクに遠慮できる分際になったのかな?」
男「それじゃあ有り難く作ってもらいます」
幼「よろしい」
男「さて……朝ごはん食べるかな」
幼「ん、サンドイッチ作ってよ」
男「えぇ……」
565:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:32:57:0XTOHDzU (5/10)
クリスマスシーズン
男「もうすぐクリスマスか」
幼「そうだね」
男「ケーキが半額になるからいいよな」
幼「……」
男「なんだよ」
幼「いや、哀しいねって」
男「この時ぐらいしか気軽にケーキ食べれらないんだぞ」
幼「う、うん」
クリスマスシーズン
男「もうすぐクリスマスか」
幼「そうだね」
男「ケーキが半額になるからいいよな」
幼「……」
男「なんだよ」
幼「いや、哀しいねって」
男「この時ぐらいしか気軽にケーキ食べれらないんだぞ」
幼「う、うん」
566:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:37:42:0XTOHDzU (6/10)
男「まあでも今年はバイト先で貰えるっぽいし」
幼「ふーん」
男「そこでだよ幼ちゃん」
幼「?」
男「クリスマスなんだけどさ」
男「俺と一緒に外販してほしい」
幼「がいはん?」
男「今年、オーナーが外でケーキ売りたいって言うからさ」
幼「それをボクに手伝えと?」
男「まあでも今年はバイト先で貰えるっぽいし」
幼「ふーん」
男「そこでだよ幼ちゃん」
幼「?」
男「クリスマスなんだけどさ」
男「俺と一緒に外販してほしい」
幼「がいはん?」
男「今年、オーナーが外でケーキ売りたいって言うからさ」
幼「それをボクに手伝えと?」
567:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:40:13:0XTOHDzU (7/10)
男「約三時間!売り切れで即終了!一万円!」
幼「ふーん」
男「美味しい話だと思います」
幼「あれだろう?ボクを紹介することで紹介料とか実はピンハネとか」
男「斡旋かい」
幼「そもそもクリスマスイヴに?」
男「は、はい」
幼「ボクを差し置いてバイトを?」
男「うぐ」
男「約三時間!売り切れで即終了!一万円!」
幼「ふーん」
男「美味しい話だと思います」
幼「あれだろう?ボクを紹介することで紹介料とか実はピンハネとか」
男「斡旋かい」
幼「そもそもクリスマスイヴに?」
男「は、はい」
幼「ボクを差し置いてバイトを?」
男「うぐ」
568:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:47:16:0XTOHDzU (8/10)
幼「いいご身分の彼氏だね」
男「いや、その……ごめん……差し置いたわけじゃなくて」
幼「ふーん」
男「それに早く売れればその後一緒にいられるしさ」
幼「ふーん」
男「オーナーには世話になってるから、その……力になりたいし」
幼「ふーん」
男「(あ、怒ってますね)」
幼「いいご身分の彼氏だね」
男「いや、その……ごめん……差し置いたわけじゃなくて」
幼「ふーん」
男「それに早く売れればその後一緒にいられるしさ」
幼「ふーん」
男「オーナーには世話になってるから、その……力になりたいし」
幼「ふーん」
男「(あ、怒ってますね)」
569:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:51:45:0XTOHDzU (9/10)
男「あー、ごめん」
幼「(む、愚図りすぎたかな)」
先輩「あー男くん発見!」
男「先輩」
幼「(腹筋見せたがりオンナ……)」
先輩「おや?デート中?」
男「一緒に帰ってて」
先輩「外販の話って……」
男「あーしてみたんですど」
男「あー、ごめん」
幼「(む、愚図りすぎたかな)」
先輩「あー男くん発見!」
男「先輩」
幼「(腹筋見せたがりオンナ……)」
先輩「おや?デート中?」
男「一緒に帰ってて」
先輩「外販の話って……」
男「あーしてみたんですど」
570:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/24(土) 23:56:46:0XTOHDzU (10/10)
先輩「だめっぽ?」
幼「……」
男「す、すいません」
先輩「へーきへーき!」
男「オーナー今年かなり気合い入ってたけど」
先輩「うちの大学の友達連れてくるからさ!」
男「そすか……」
先輩「たまにウチの店にくる○○とか●●とか、▲▲とかも呼んだし!」
男「おぉ」
先輩「だめっぽ?」
幼「……」
男「す、すいません」
先輩「へーきへーき!」
男「オーナー今年かなり気合い入ってたけど」
先輩「うちの大学の友達連れてくるからさ!」
男「そすか……」
先輩「たまにウチの店にくる○○とか●●とか、▲▲とかも呼んだし!」
男「おぉ」
571:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:00:25:SbvUBtcA (1/13)
先輩「ミスコン組だから強いよお?」
幼「ッ」ピクッ
男「デートとかしないんですね」
先輩「○○はそのあと彼氏とデートって言ってたかな?他はフリーだもん」
男「はぁ」
先輩「▲▲わかる?」
男「なんとなく……」
先輩「モデルやってるって子」
幼「ッ」ピクッ
男「あぁ、わかります」
先輩「ミスコン組だから強いよお?」
幼「ッ」ピクッ
男「デートとかしないんですね」
先輩「○○はそのあと彼氏とデートって言ってたかな?他はフリーだもん」
男「はぁ」
先輩「▲▲わかる?」
男「なんとなく……」
先輩「モデルやってるって子」
幼「ッ」ピクッ
男「あぁ、わかります」
572:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:03:58:SbvUBtcA (2/13)
先輩「そっかそっか、まあ男君にあれだけ話しかけてればね」
幼「!」
先輩「それじゃあこのメンバーで」
幼「宜しくお願いします」
男「え?」
先輩「で?」
幼「ん?」
男「や……手伝ってくれるん?」
幼「さっきOKしたじゃないか」
先輩「そっかそっか、まあ男君にあれだけ話しかけてればね」
幼「!」
先輩「それじゃあこのメンバーで」
幼「宜しくお願いします」
男「え?」
先輩「で?」
幼「ん?」
男「や……手伝ってくれるん?」
幼「さっきOKしたじゃないか」
573:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:05:36:SbvUBtcA (3/13)
先輩「え?出てくれるの!?」
幼「もちろん……」ピリピリ
先輩「嬉しー!」
男「え?え?」
先輩「それじゃあまた今度ねー!」
男「あ?え!?」
先輩「ばいばーい!」
男「行っちゃった」
幼「……」
先輩「え?出てくれるの!?」
幼「もちろん……」ピリピリ
先輩「嬉しー!」
男「え?え?」
先輩「それじゃあまた今度ねー!」
男「あ?え!?」
先輩「ばいばーい!」
男「行っちゃった」
幼「……」
574:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:07:55:SbvUBtcA (4/13)
幼「君は随分と」
男「?」
幼「年上からも人気があるんだね」
男「からもってなんだよ」
幼「……」
男「え?ていうかいいの?」
幼「乗りかかった船だからね」
男「(結局自分から乗ってきたような)」
幼「何?」
男「何でもないです」
幼「君は随分と」
男「?」
幼「年上からも人気があるんだね」
男「からもってなんだよ」
幼「……」
男「え?ていうかいいの?」
幼「乗りかかった船だからね」
男「(結局自分から乗ってきたような)」
幼「何?」
男「何でもないです」
575:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:12:31:SbvUBtcA (5/13)
男「いやでも心強い」
幼「ミスコン組とやらがいるじゃないか」
男「いやいやいや」
幼「ボク一人いたところでなにも変わらないと思うけどね」
男「変わるよ」
幼「ふーん」
男「その……幼ちゃんが……一番、ダントツなわけだし」
幼「ん?何か言ったかな?」
男「えっとですね、えーと……」
男「いやでも心強い」
幼「ミスコン組とやらがいるじゃないか」
男「いやいやいや」
幼「ボク一人いたところでなにも変わらないと思うけどね」
男「変わるよ」
幼「ふーん」
男「その……幼ちゃんが……一番、ダントツなわけだし」
幼「ん?何か言ったかな?」
男「えっとですね、えーと……」
576:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:19:58:SbvUBtcA (6/13)
幼「ほらほらハッキリ言わないとボクの機嫌は直らないよ」
男「幼ちゃんが好きです」
幼「にょっ」
男「あっ、と……ごめん変な言い方した」
幼「ッ……なかった」
男「?」
幼「聞こえなかった」
男「ええ!?」
幼「もっかい言ってくれると聞こえる」
男「……」
幼「ほらほらハッキリ言わないとボクの機嫌は直らないよ」
男「幼ちゃんが好きです」
幼「にょっ」
男「あっ、と……ごめん変な言い方した」
幼「ッ……なかった」
男「?」
幼「聞こえなかった」
男「ええ!?」
幼「もっかい言ってくれると聞こえる」
男「……」
577:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:32:06:SbvUBtcA (7/13)
男「幼ちゃんが……好きです……よ」
幼「うーん」モジモジ
男「え?え?なにその顔」
幼「え?うーんだなあって」
男「えぇ……」
幼「もっかい」
男「ッ」
幼「もう一回だけ言ってよ」
男「嫌だ」
幼「嫌なんだ」
男「幼ちゃんが……好きです……よ」
幼「うーん」モジモジ
男「え?え?なにその顔」
幼「え?うーんだなあって」
男「えぇ……」
幼「もっかい」
男「ッ」
幼「もう一回だけ言ってよ」
男「嫌だ」
幼「嫌なんだ」
578:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:33:46:SbvUBtcA (8/13)
男「恥ずかしい」
幼「ボクのこと好きじゃないんだね」
男「好きだよ」
幼「誰のことが?」
男「幼ちゃんのことが……」
幼「が?」
男「好きだって」
幼「ふーん」
男「いや反応」
男「恥ずかしい」
幼「ボクのこと好きじゃないんだね」
男「好きだよ」
幼「誰のことが?」
男「幼ちゃんのことが……」
幼「が?」
男「好きだって」
幼「ふーん」
男「いや反応」
579:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:38:26:SbvUBtcA (9/13)
幼「いやなんかね、こう……」
男「聞こえてたよね?」
幼「こう……ボクのことだけが、とか言うニュアンスだとはっきり聞こえると思うんだよね」
男「ええ」
幼「わかる?」モジモジ
男「幼ちゃんの事だけが好きだよ」
幼「適当に言ったね」
男「変に改まると恥ずかしい」
幼「ふーん」
幼「いやなんかね、こう……」
男「聞こえてたよね?」
幼「こう……ボクのことだけが、とか言うニュアンスだとはっきり聞こえると思うんだよね」
男「ええ」
幼「わかる?」モジモジ
男「幼ちゃんの事だけが好きだよ」
幼「適当に言ったね」
男「変に改まると恥ずかしい」
幼「ふーん」
580:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:41:03:SbvUBtcA (10/13)
幼「ボクには求めないのかい?」
男「言わないだろ」
幼「どうかな?」
男「言う気ない人の顔じゃん」
幼「言ってほしくないのかい?」
男「そりゃまあ……」
幼「ボクには求めないのかい?」
男「言わないだろ」
幼「どうかな?」
男「言う気ない人の顔じゃん」
幼「言ってほしくないのかい?」
男「そりゃまあ……」
581:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:45:41:SbvUBtcA (11/13)
男「無理して言葉に出さなくてもさ」
男「こうして隣にいてくれるだけで幸せだし毎日楽しいよ」
男「だから明日も頑張ろうって気になれるから」
幼「たんま」
男「?」
幼「男くんち行こ」
男「え?あ、うん」
幼「まあそのうち言ってあげるよ」
男「そのうちかよ」
幼「気が向いたらね」
男「無理して言葉に出さなくてもさ」
男「こうして隣にいてくれるだけで幸せだし毎日楽しいよ」
男「だから明日も頑張ろうって気になれるから」
幼「たんま」
男「?」
幼「男くんち行こ」
男「え?あ、うん」
幼「まあそのうち言ってあげるよ」
男「そのうちかよ」
幼「気が向いたらね」
582:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:48:21:SbvUBtcA (12/13)
男くんち
幼「男くんしゅきっ……しゅきっ……!」
男「(いやこれ)」
幼「ハァハァ……好き?」
男「うん……好きだよ……ッ」
幼「……あッ……知って……りゅ」
男「(キャラ変わりすぎでしょ)」
幼「男くんッ……」
男くんち
幼「男くんしゅきっ……しゅきっ……!」
男「(いやこれ)」
幼「ハァハァ……好き?」
男「うん……好きだよ……ッ」
幼「……あッ……知って……りゅ」
男「(キャラ変わりすぎでしょ)」
幼「男くんッ……」
583:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 00:50:01:SbvUBtcA (13/13)
事後
男「外販はコスプレするっぽいんだよね」
幼「聞いてない」
男「っぽい としか俺も聞いてない」
幼「女子大生のコスプレ拝めるね」
男「幼ちゃんのコスプレが見たいね」
幼「ボクはしないよ」
男「何でさ」
事後
男「外販はコスプレするっぽいんだよね」
幼「聞いてない」
男「っぽい としか俺も聞いてない」
幼「女子大生のコスプレ拝めるね」
男「幼ちゃんのコスプレが見たいね」
幼「ボクはしないよ」
男「何でさ」
584:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 22:34:36:TxbmoAcQ (1/1)
おまんこビーーーーム!!!!!
おまんこビーーーーム!!!!!
585:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/04/25(日) 22:57:57:6mQXrWU. (1/1)
しおり代わりに
しおり代わりに
586:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/01(土) 22:59:55:V6geP.lc (1/1)
めぐるちゃん
めぐるちゃん
587:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:25:42:qFYelomM (1/7)
12/24
店長「待ってたよ」
男「あ、オーナー」
幼「宜しくお願いします」ペコリ
店長「噂の彼女さんね」
男「なんすか噂のって」
店長「まあまあ、今日は美少女パワーで売り捌いてよ!」
12/24
店長「待ってたよ」
男「あ、オーナー」
幼「宜しくお願いします」ペコリ
店長「噂の彼女さんね」
男「なんすか噂のって」
店長「まあまあ、今日は美少女パワーで売り捌いてよ!」
588:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:27:47:qFYelomM (2/7)
先輩「よーし、幼馴染ちゃんはこっちでお着替えだよ」
幼「へ?」
男「えっ」
店長「とびきりの衣装でお願いします」
幼「ちょっ」
先輩「ささ、こっちきてー!」
男「(連れてかれた)」
店長「さあ男手はケーキを準備するよ!」
男「は、はい」
先輩「よーし、幼馴染ちゃんはこっちでお着替えだよ」
幼「へ?」
男「えっ」
店長「とびきりの衣装でお願いします」
幼「ちょっ」
先輩「ささ、こっちきてー!」
男「(連れてかれた)」
店長「さあ男手はケーキを準備するよ!」
男「は、はい」
589:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:32:12:qFYelomM (3/7)
先輩「じゃーん!」
「来たねJK」「髪は私にやらせてぇ」「男くんの彼女さんかあ」
幼「あ、あの」
先輩「幼馴染ちゃんはコスプレ的なのは嫌?」
幼「えっと……その……あんまり……」
「可愛いのにぃ」「ツインテしよ?ツインテ」
幼「露出するのは……」
先輩「ふむふむ」
「つまり露出せずにコスプレすればいいってことね」「じゃあおさげにしよ?ツインテがいい?」
先輩「じゃーん!」
「来たねJK」「髪は私にやらせてぇ」「男くんの彼女さんかあ」
幼「あ、あの」
先輩「幼馴染ちゃんはコスプレ的なのは嫌?」
幼「えっと……その……あんまり……」
「可愛いのにぃ」「ツインテしよ?ツインテ」
幼「露出するのは……」
先輩「ふむふむ」
「つまり露出せずにコスプレすればいいってことね」「じゃあおさげにしよ?ツインテがいい?」
590:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:35:36:qFYelomM (4/7)
先輩「男くんも楽しみにしてるんだし」
幼「えっ?」
先輩「男くんはいつも君の事ばっかり喋ってるからねえ」
幼「た、たとえば?」
先輩「えー?んー、お弁当の内容とか毎日自慢してくるけどなあ」
幼「そぅ……なんですね」
先輩「幼馴染ちゃんがコスプレするって聞いて喜んでたよ」
幼「ふーん」
先輩「幼馴染ちゃんはあんまり露出するの嫌い?」
先輩「男くんも楽しみにしてるんだし」
幼「えっ?」
先輩「男くんはいつも君の事ばっかり喋ってるからねえ」
幼「た、たとえば?」
先輩「えー?んー、お弁当の内容とか毎日自慢してくるけどなあ」
幼「そぅ……なんですね」
先輩「幼馴染ちゃんがコスプレするって聞いて喜んでたよ」
幼「ふーん」
先輩「幼馴染ちゃんはあんまり露出するの嫌い?」
591:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:39:33:qFYelomM (5/7)
幼「嫌いでは……ないですけど……あんまりしないから……」
先輩「よし!」
「しゃあこれいってみよう!」「派手な露出よりもエロいからね!」「ゴクリ」
幼「え、あのっ」
先輩「着せ替えタイムスタート!」
幼「ぴえ」
男「フゥ」
店長「よしよし」
男「売れますかね」
店長「まあ予約分だけでそこそこあるからね」
幼「嫌いでは……ないですけど……あんまりしないから……」
先輩「よし!」
「しゃあこれいってみよう!」「派手な露出よりもエロいからね!」「ゴクリ」
幼「え、あのっ」
先輩「着せ替えタイムスタート!」
幼「ぴえ」
男「フゥ」
店長「よしよし」
男「売れますかね」
店長「まあ予約分だけでそこそこあるからね」
592:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:42:44:qFYelomM (6/7)
店長「全部捌ける人員を揃えたつもりなんだけど……、お?」
男「……あ」
先輩「お待たせしゃーしたー!」
男「……!」
幼「……」
先輩「どーよ!」
男「どっ」
幼「……なに」
先輩「ほら男くんもフリーズしちゃってる」
男「……」パシャッ
幼「ちょっ」
男「可愛い」
幼「ッチ」
店長「全部捌ける人員を揃えたつもりなんだけど……、お?」
男「……あ」
先輩「お待たせしゃーしたー!」
男「……!」
幼「……」
先輩「どーよ!」
男「どっ」
幼「……なに」
先輩「ほら男くんもフリーズしちゃってる」
男「……」パシャッ
幼「ちょっ」
男「可愛い」
幼「ッチ」
593:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/05/05(水) 22:48:35:qFYelomM (7/7)
「うーん舌打ちしたいのはこっちのほう」「1ノロケいたーきやしたー」
先輩「名付けて控えめサキュバスです」
男「ネーミングセンス」
幼「こっち見ないでくれるかな」
先輩「露出は抑えつつもラインを強調しております」
「こちらミニスカも黒タイツで一安心でございます」「乳テントに置かれた御下げ髪が清楚なエロスを醸し出します」
男「ありがとうございます…!」
幼「も、もう何してるんだい!」
男「いやもうこんなに幼ちゃんの良さ引き出してくれててッーゴフェ」
幼「殴るよ」
男「いだい」
「うーん舌打ちしたいのはこっちのほう」「1ノロケいたーきやしたー」
先輩「名付けて控えめサキュバスです」
男「ネーミングセンス」
幼「こっち見ないでくれるかな」
先輩「露出は抑えつつもラインを強調しております」
「こちらミニスカも黒タイツで一安心でございます」「乳テントに置かれた御下げ髪が清楚なエロスを醸し出します」
男「ありがとうございます…!」
幼「も、もう何してるんだい!」
男「いやもうこんなに幼ちゃんの良さ引き出してくれててッーゴフェ」
幼「殴るよ」
男「いだい」
594:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/01(火) 07:47:29:2p92dXY2 (1/1)
まだかな
まだかな
595:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/07(月) 23:23:09:pSrK1VfQ (1/1)
待ってるよage
待ってるよage
596:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/08(火) 20:17:07:BpGaar.Q (1/1)
すまんな。明日あたりに
すまんな。明日あたりに
597:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/08(火) 22:40:06:Xyc3TUhk (1/1)
なんかイカしたIDだな
なんかイカしたIDだな
598:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 20:40:38:F/77MEPM (1/4)
19時
店長「アリガトォー!」
男「おぉ……全部売れた」
店長「君たちのおかげです!」
先輩「一個あたり+1000円ぼったくっても売れるんですねぇ」
「いやあそれも」「これも」
幼「……?」
男「(幼ちゃんの列だけ並びすごかったからな)」
店長「男君を雇って正解だったと思っている」
男「いや、このタイミングで言われても嬉しくないです」
19時
店長「アリガトォー!」
男「おぉ……全部売れた」
店長「君たちのおかげです!」
先輩「一個あたり+1000円ぼったくっても売れるんですねぇ」
「いやあそれも」「これも」
幼「……?」
男「(幼ちゃんの列だけ並びすごかったからな)」
店長「男君を雇って正解だったと思っている」
男「いや、このタイミングで言われても嬉しくないです」
599:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 20:47:29:F/77MEPM (2/4)
店長「はいこれ」
男「おぉー」
幼「……、」
店長「受け取って!幼馴染さんは日払いだから更に倍!」
男「ありがとうございます」
幼「え、い、いいんですか」
店長「労働の対価だよ!受けとるのは義務!」
幼「あ、ありがとうございます」
先輩「幼馴染ちゃん可愛いねぇ」
「ポニテはどうかなあ?」「ね!ツインテよりおさげだったでしょ?」「三つ編みがいいと思うけど」
先輩「いっそのこと前髪ぱっつんとか」
幼「ひっ」
男「じゃ、俺らはこれで!」グイッ
幼「にょっ」
店長「はいこれ」
男「おぉー」
幼「……、」
店長「受け取って!幼馴染さんは日払いだから更に倍!」
男「ありがとうございます」
幼「え、い、いいんですか」
店長「労働の対価だよ!受けとるのは義務!」
幼「あ、ありがとうございます」
先輩「幼馴染ちゃん可愛いねぇ」
「ポニテはどうかなあ?」「ね!ツインテよりおさげだったでしょ?」「三つ編みがいいと思うけど」
先輩「いっそのこと前髪ぱっつんとか」
幼「ひっ」
男「じゃ、俺らはこれで!」グイッ
幼「にょっ」
600:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 22:00:33:F/77MEPM (3/4)
先輩「幼馴染ちゃんまたねー!」
・
・
・
・
男「先輩たちに捕まると長いからな」
幼「ふーん」
男「お腹減ってないか?」
幼「販売前にケーキ食べたから……あまり……」
男「だよな」
幼「それよりその紙袋」
男「あぁこれか」
幼「余り物のケーキでも貰ってきたのかな? 」
男「ちげえよ」
先輩「幼馴染ちゃんまたねー!」
・
・
・
・
男「先輩たちに捕まると長いからな」
幼「ふーん」
男「お腹減ってないか?」
幼「販売前にケーキ食べたから……あまり……」
男「だよな」
幼「それよりその紙袋」
男「あぁこれか」
幼「余り物のケーキでも貰ってきたのかな? 」
男「ちげえよ」
601:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 22:03:19:F/77MEPM (4/4)
男「これは、ほら」
幼「……え」
男「何驚いてんだよ、クリスマスなら察しがつくだろうに」
幼「ボクに?」
男「ん」
幼「あ、ありがとう……(しまった……)」
男「大したもんじゃない」
幼「(ボク、なにも用意してない……!)」
男「な、なんだよ」
幼「あ、あのごめん……ボク用意してない」
男「これは、ほら」
幼「……え」
男「何驚いてんだよ、クリスマスなら察しがつくだろうに」
幼「ボクに?」
男「ん」
幼「あ、ありがとう……(しまった……)」
男「大したもんじゃない」
幼「(ボク、なにも用意してない……!)」
男「な、なんだよ」
幼「あ、あのごめん……ボク用意してない」
602:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 22:08:10:1lAeKtEA (1/1)
男「いいって、無理して今日出てもらったんだし」
幼「でも」
男「いつも弁当とか用意してくれてるからさ、そのお返しだと思ってほしい」
幼「うぅ……」
男「もし申し訳ないと思うなら」
幼「?」
男「そ、そのお下げの髪型たまにしてください」
幼「急に気持ち悪いね」
男「いや、ごめん」
幼「そんなにいいのかい?」
男「いいです」
幼「ふぅん」
男「いいって、無理して今日出てもらったんだし」
幼「でも」
男「いつも弁当とか用意してくれてるからさ、そのお返しだと思ってほしい」
幼「うぅ……」
男「もし申し訳ないと思うなら」
幼「?」
男「そ、そのお下げの髪型たまにしてください」
幼「急に気持ち悪いね」
男「いや、ごめん」
幼「そんなにいいのかい?」
男「いいです」
幼「ふぅん」
603:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/12(土) 08:38:37:qiXvTE2Q (1/1)
支縁
支縁
604:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/21(月) 20:27:15:K2hc.oY2 (1/1)
今週どこかで
今週どこかで
605:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 21:29:52:BSyksc3o (1/12)
幼「あれなのかな?」
男「?」
幼「初恋の人の髪型に似てるとか」
男「初恋は幼ちゃんだよ」
幼「嘘」
男「嘘じゃないって」
幼「幼稚園の時の先生」
男「えぇ」
幼「先生と結婚するって言ってたくせに」
男「そうなの?」
幼「あれなのかな?」
男「?」
幼「初恋の人の髪型に似てるとか」
男「初恋は幼ちゃんだよ」
幼「嘘」
男「嘘じゃないって」
幼「幼稚園の時の先生」
男「えぇ」
幼「先生と結婚するって言ってたくせに」
男「そうなの?」
606:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 21:36:04:BSyksc3o (2/12)
男「なんで幼ちゃんが覚えてるんだ」
幼「うるさい」
男「てかカップル多くね?」
幼「僕らもその一部なんだが」
男「確かに」
幼「……」
男「?」
幼「ほら」ピトッ
男「っ」
男「なんで幼ちゃんが覚えてるんだ」
幼「うるさい」
男「てかカップル多くね?」
幼「僕らもその一部なんだが」
男「確かに」
幼「……」
男「?」
幼「ほら」ピトッ
男「っ」
607:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:12:42:BSyksc3o (3/12)
幼「恋人っぽくしてあげるよ」むにゅ
男「っぽく……」
幼「嫌なのかい?」
男「嬉しいです!」
幼「ふーん」
男「何だよ」
幼「……別に」
幼「恋人っぽくしてあげるよ」むにゅ
男「っぽく……」
幼「嫌なのかい?」
男「嬉しいです!」
幼「ふーん」
男「何だよ」
幼「……別に」
608:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:17:10:BSyksc3o (4/12)
幼「ボクさ」
男「?」
幼「その……なんていうか、その」
男「どうしたの?」
幼「………恋人っぽくできてる?」
男「うん」
幼「即答だね」
男「っぽくじゃなくて恋人だし」
幼「それはそうなんだけど」
男「毎日支えてもらってる」
幼「そ、そうかな」
男「本当の意味でパートナーだと思ってる」
幼「っ」
幼「ボクさ」
男「?」
幼「その……なんていうか、その」
男「どうしたの?」
幼「………恋人っぽくできてる?」
男「うん」
幼「即答だね」
男「っぽくじゃなくて恋人だし」
幼「それはそうなんだけど」
男「毎日支えてもらってる」
幼「そ、そうかな」
男「本当の意味でパートナーだと思ってる」
幼「っ」
609:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:20:41:BSyksc3o (5/12)
男「あー、えっと、ごめん」
幼「‥……」
男「なかなかクサい台詞を言った気がする」
幼「ん、もっかい言ってみなよ」
男「えぇ」
幼「ほら」
男「恥ずかしいだろ」
幼「言えないんだね」
男「……いや、やっぱ恥ずかしい!」
幼「ふーん」
男「あー、えっと、ごめん」
幼「‥……」
男「なかなかクサい台詞を言った気がする」
幼「ん、もっかい言ってみなよ」
男「えぇ」
幼「ほら」
男「恥ずかしいだろ」
幼「言えないんだね」
男「……いや、やっぱ恥ずかしい!」
幼「ふーん」
610:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:25:45:BSyksc3o (6/12)
男「これからも俺のパートナーでいてくださいってこと」
幼「ん」
男「帰るか」
幼「ん」
男「なんで黙るんだよ」
幼「君がクサい台詞を言う度に黙ってしまう病気なのかも」
男「……」
幼「怒らないでよ」
男「怒ってないよ」
幼「ふーん」
男「これからも俺のパートナーでいてくださいってこと」
幼「ん」
男「帰るか」
幼「ん」
男「なんで黙るんだよ」
幼「君がクサい台詞を言う度に黙ってしまう病気なのかも」
男「……」
幼「怒らないでよ」
男「怒ってないよ」
幼「ふーん」
611:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:27:59:BSyksc3o (7/12)
幼「今日お母さんは?」
男「当直だよ」
幼「ふーん」
男「えっと、泊まりに……来ますか?」
幼「へえ」
男「何だよ」
幼「性の6時間」
男「出たそれ」
幼「明日が休みなのをいいことに」
男「うるせえ」
幼「今日お母さんは?」
男「当直だよ」
幼「ふーん」
男「えっと、泊まりに……来ますか?」
幼「へえ」
男「何だよ」
幼「性の6時間」
男「出たそれ」
幼「明日が休みなのをいいことに」
男「うるせえ」
612:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:31:59:BSyksc3o (8/12)
ーーーー男の家
幼「ねえ」
男「ん?」
幼「今日はお勉強しないの?」
男「しないよ、宿題もないし」
幼「ふーん」
男「したいの?」
幼「普段するのに」
男「いやまあ今日はいいかなって」
幼「これが性の六時間パワーなんだね」
男「あのなぁ……」
ーーーー男の家
幼「ねえ」
男「ん?」
幼「今日はお勉強しないの?」
男「しないよ、宿題もないし」
幼「ふーん」
男「したいの?」
幼「普段するのに」
男「いやまあ今日はいいかなって」
幼「これが性の六時間パワーなんだね」
男「あのなぁ……」
613:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:35:18:BSyksc3o (9/12)
幼「こんな日に君の家で過ごすなんて」
男「……」
幼「ボクの両親に会ったらなんて言うんだい?」
男「えっ」
幼「何て言うんだい?」
男「いや急になに」
幼「何て、言う、の・か・な?」
男「え、あ、えー……んー、お世話になってます!」
幼「それだけ?」
男「幸せにします!」
幼「にょ」
男「にょ?」
幼「こんな日に君の家で過ごすなんて」
男「……」
幼「ボクの両親に会ったらなんて言うんだい?」
男「えっ」
幼「何て言うんだい?」
男「いや急になに」
幼「何て、言う、の・か・な?」
男「え、あ、えー……んー、お世話になってます!」
幼「それだけ?」
男「幸せにします!」
幼「にょ」
男「にょ?」
614:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:38:14:BSyksc3o (10/12)
幼「君も気持ち悪いくらい気が早いね」
男「ごめん……」
幼「君さ」
男「?」
幼「こうして君の家で夜を過ごせるは何でだと思っているんだい?」
男「え?えーと……」
幼「……」
男「……その、認めてもらってる?……のでしょうか」
幼「ま、半分正解ってところだね」
男「残りは?」
幼「ん」
男「え?残りの半分は?」
幼「君も気持ち悪いくらい気が早いね」
男「ごめん……」
幼「君さ」
男「?」
幼「こうして君の家で夜を過ごせるは何でだと思っているんだい?」
男「え?えーと……」
幼「……」
男「……その、認めてもらってる?……のでしょうか」
幼「ま、半分正解ってところだね」
男「残りは?」
幼「ん」
男「え?残りの半分は?」
615:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:41:49:BSyksc3o (11/12)
幼「さあ?」
男「さあ!?」
幼「君が責任感があってボクを泣かせることもない甲斐性のある男だと思ってるからだよ」
男「あぅ」
幼「おや?」
男「プレッシャーのかかる」
幼「そうでもなければ一人娘の外泊なんて」
男「確かに」
幼「お隣同士、いかに君であろうと許してもらえるわけないじゃないか」
男「はい」
幼「さあ?」
男「さあ!?」
幼「君が責任感があってボクを泣かせることもない甲斐性のある男だと思ってるからだよ」
男「あぅ」
幼「おや?」
男「プレッシャーのかかる」
幼「そうでもなければ一人娘の外泊なんて」
男「確かに」
幼「お隣同士、いかに君であろうと許してもらえるわけないじゃないか」
男「はい」
616:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/27(日) 22:57:11:BSyksc3o (12/12)
男「甲斐性か……」
幼「そう」
男「(恋人として……きちんとできてるのかな)」
幼「あの」
男「ん?」
幼「その、心配することじゃないから」
男「えっと……親?」
幼「ん」
男「まあ……うん」
男「甲斐性か……」
幼「そう」
男「(恋人として……きちんとできてるのかな)」
幼「あの」
男「ん?」
幼「その、心配することじゃないから」
男「えっと……親?」
幼「ん」
男「まあ……うん」
617:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 22:49:03:WxE9FBFs (1/7)
幼「変な空気になったね」
男「なったな」
幼「これも性のろくじ」
男「いや関係ないだろ」
幼「む」
男「何だよ」
幼「誘ってきておいて」
男「いや、……はい」
幼「変な空気になったね」
男「なったな」
幼「これも性のろくじ」
男「いや関係ないだろ」
幼「む」
男「何だよ」
幼「誘ってきておいて」
男「いや、……はい」
618:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 22:54:03:WxE9FBFs (2/7)
幼「ねえ」
男「?」
幼「その、これ開けていいかな」
男「あ、プレゼントか」
幼「気になって夜も眠れなくなりそうで」
男「定番だよ」
幼「ムチ?蝋燭?」
男「何の定番だよそれ」
幼「む……」ガサゴソ
幼「ねえ」
男「?」
幼「その、これ開けていいかな」
男「あ、プレゼントか」
幼「気になって夜も眠れなくなりそうで」
男「定番だよ」
幼「ムチ?蝋燭?」
男「何の定番だよそれ」
幼「む……」ガサゴソ
619:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 22:56:40:WxE9FBFs (3/7)
幼「こ、これ」
男「マフラー」
幼「ぶあ、BALENCIAGAじゃないか」
男「うん」
幼「こ、ここれ高いよね」
男「高い」
幼「………………6桁?」
男「いかないくらいです」
幼「な、何でこんな高価なモノ」
男「いやまあ素材いいから長持ちするのかなって」
幼「こ、これ」
男「マフラー」
幼「ぶあ、BALENCIAGAじゃないか」
男「うん」
幼「こ、ここれ高いよね」
男「高い」
幼「………………6桁?」
男「いかないくらいです」
幼「な、何でこんな高価なモノ」
男「いやまあ素材いいから長持ちするのかなって」
620:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 22:59:12:WxE9FBFs (4/7)
幼「だからってBALENCIAGAは……」
男「幼ちゃんに合う!ってビビっときたのがこれしか無かったんだよ」
幼「確かに」すすっ
男「巻くんかい」
幼「デザインも色もすべてドンピシャなのがすごいね」
男「おお……」
幼「あのね、君がお金持ちの息子ならそこまで気負いしないよ」
男「はい」
幼「本当に嬉しいけど……」
幼「だからってBALENCIAGAは……」
男「幼ちゃんに合う!ってビビっときたのがこれしか無かったんだよ」
幼「確かに」すすっ
男「巻くんかい」
幼「デザインも色もすべてドンピシャなのがすごいね」
男「おお……」
幼「あのね、君がお金持ちの息子ならそこまで気負いしないよ」
男「はい」
幼「本当に嬉しいけど……」
621:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 23:01:10:WxE9FBFs (5/7)
男「誕生日も含めてさ」
幼「……」
男「年に一回くらいだから」
幼「もうあれね」
男「?」
幼「気持ちは嬉しいからこんなに高いモノじゃなくていいから」
男「う、うん」
幼「ごめんね、貰っておいて」
男「まあ先輩たちにもバレンシアガはやりすぎとは言われた」
幼「そうだよ」
男「誕生日も含めてさ」
幼「……」
男「年に一回くらいだから」
幼「もうあれね」
男「?」
幼「気持ちは嬉しいからこんなに高いモノじゃなくていいから」
男「う、うん」
幼「ごめんね、貰っておいて」
男「まあ先輩たちにもバレンシアガはやりすぎとは言われた」
幼「そうだよ」
622:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 23:07:02:WxE9FBFs (6/7)
幼「それにボクの方は何も用意してない」
男「いつもお昼用意してくれてるじゃんか」
幼「それは別」
男「年末になるし今年ありがとうって意味で受け取ってください」
幼「……ん」
男「なんかごめん」
幼「ん」
男「クリスマスだからこう、浮かれてた」
幼「君も浮かれるんだね」
男「幼ちゃんとクリスマスだからな」
幼「ふーん」
幼「それにボクの方は何も用意してない」
男「いつもお昼用意してくれてるじゃんか」
幼「それは別」
男「年末になるし今年ありがとうって意味で受け取ってください」
幼「……ん」
男「なんかごめん」
幼「ん」
男「クリスマスだからこう、浮かれてた」
幼「君も浮かれるんだね」
男「幼ちゃんとクリスマスだからな」
幼「ふーん」
623:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 23:13:23:WxE9FBFs (7/7)
男「なんていうか、普段通りに過ごすのが正解だったのかな」
幼「また来年頑張ればいいじゃないか」
男「……そうだな」
幼「来年は受験生だけどね」
男「うん」
幼「……」
男「大学生になってからも頑張るよ」
幼「ふーん」
男「なんていうか、普段通りに過ごすのが正解だったのかな」
幼「また来年頑張ればいいじゃないか」
男「……そうだな」
幼「来年は受験生だけどね」
男「うん」
幼「……」
男「大学生になってからも頑張るよ」
幼「ふーん」
624:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/30(水) 22:57:20:Ke0HHrD6 (1/1)
栞
栞
625:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:40:44:DduBYqb. (1/7)
男「なんだよ」
幼「そんな先のこと」
男「わかんないって?」
幼「んーん」
男「俺はただ一緒にむッー」
幼「……浮気しちゃ駄目だよ」
男「しないって」
幼「しないでね」
男「しないよ」
男「なんだよ」
幼「そんな先のこと」
男「わかんないって?」
幼「んーん」
男「俺はただ一緒にむッー」
幼「……浮気しちゃ駄目だよ」
男「しないって」
幼「しないでね」
男「しないよ」
626:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:43:39:DduBYqb. (2/7)
幼「嫌いにならないで」
男「ならないよ」
幼「ん」
男「俺の方こそ愛想つかさないでほしい」
幼「んー、どうだろ」
男「おい」
幼「君の頑張り次第じゃないかな」
男「頑張り……」
幼「冗談だよ」
幼「嫌いにならないで」
男「ならないよ」
幼「ん」
男「俺の方こそ愛想つかさないでほしい」
幼「んー、どうだろ」
男「おい」
幼「君の頑張り次第じゃないかな」
男「頑張り……」
幼「冗談だよ」
627:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:51:02:DduBYqb. (3/7)
幼「明日は予定あるのかい?」
男「ないよ」
幼「ふーん」
男「?」
幼「なら君のプレゼントを買いに行こう」
男「俺の?」
幼「貰いっぱなしはね」
男「いいって」
幼「よくないよ」
幼「明日は予定あるのかい?」
男「ないよ」
幼「ふーん」
男「?」
幼「なら君のプレゼントを買いに行こう」
男「俺の?」
幼「貰いっぱなしはね」
男「いいって」
幼「よくないよ」
628:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:55:07:DduBYqb. (4/7)
幼「遠慮しない」
男「俺のは日頃の感謝も含めてだってば」
幼「だめ」
男「わ、わかったよ」
幼「ボク自身がプレゼントになってあげてもいいよ」
男「………」
幼「……」ツネッ
男「いでっでで!!」
幼「何で黙るかな」
幼「遠慮しない」
男「俺のは日頃の感謝も含めてだってば」
幼「だめ」
男「わ、わかったよ」
幼「ボク自身がプレゼントになってあげてもいいよ」
男「………」
幼「……」ツネッ
男「いでっでで!!」
幼「何で黙るかな」
629:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:57:19:DduBYqb. (5/7)
男「変なこと言うから!」
幼「いらないのかい?」
男「いや、いるとかいらないとかじゃなくて」
幼「……」
男「も、貰います」
幼「ふーん」
男「一生大切にするから」
幼「……ん」
男「貰うね」
幼「きき聞こえなかった」
男「変なこと言うから!」
幼「いらないのかい?」
男「いや、いるとかいらないとかじゃなくて」
幼「……」
男「も、貰います」
幼「ふーん」
男「一生大切にするから」
幼「……ん」
男「貰うね」
幼「きき聞こえなかった」
630:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 22:58:51:DduBYqb. (6/7)
男「えっ」
幼「一生なんとかって台詞」
男「いや聞こえたでしょ」
幼「聞こえなかった」
男「……」
幼「もっかい」
男「一生大切にするからね」
幼「ん」
男「反応うすっ」
男「えっ」
幼「一生なんとかって台詞」
男「いや聞こえたでしょ」
幼「聞こえなかった」
男「……」
幼「もっかい」
男「一生大切にするからね」
幼「ん」
男「反応うすっ」
631:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/01(木) 23:03:04:DduBYqb. (7/7)
幼「約束だよ」
男「おう」
幼「……ボク、クラスメイトとかの前だと君に冷たいと思う」
男「いいんじゃないか?」
幼「……ん」
男「二人きりの時に寄り添ってくれれば」
幼「平気かい?」
男「あんまり気にしてない」
幼「ほんとはイチャイチャ見せつけたいんじゃないのかい?」
男「いや、なくは……ないけど」
幼「約束だよ」
男「おう」
幼「……ボク、クラスメイトとかの前だと君に冷たいと思う」
男「いいんじゃないか?」
幼「……ん」
男「二人きりの時に寄り添ってくれれば」
幼「平気かい?」
男「あんまり気にしてない」
幼「ほんとはイチャイチャ見せつけたいんじゃないのかい?」
男「いや、なくは……ないけど」
632:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 22:07:43:H9PqNUEA (1/1)
幼「ふーん」
男「俺、どちらかと言うと二人きりの時間が好きだから」
幼「ん」
男「こういう時間?と言うか」
幼「ん」
男「冬休みも……できるだけ一緒に過ごしたいって思ってる」
幼「ん」
男「聞いてる?」
幼「ん」
幼「ふーん」
男「俺、どちらかと言うと二人きりの時間が好きだから」
幼「ん」
男「こういう時間?と言うか」
幼「ん」
男「冬休みも……できるだけ一緒に過ごしたいって思ってる」
幼「ん」
男「聞いてる?」
幼「ん」
633:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/08(木) 12:45:00:69GKyZzU (1/10)
幼「まあ君がどうしてもと言うなら」
幼「たくさん一緒にいてあげるよ」
男「うん」
幼「しょうがないからね」
男「そうだな」
幼「少し疲れてるんじゃないのかい?」
男「そう……かな?」
幼「ほら、寝っころがりなよ」ドン
男「ちょ」
幼「まあ君がどうしてもと言うなら」
幼「たくさん一緒にいてあげるよ」
男「うん」
幼「しょうがないからね」
男「そうだな」
幼「少し疲れてるんじゃないのかい?」
男「そう……かな?」
幼「ほら、寝っころがりなよ」ドン
男「ちょ」
634:以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/08(木) 12:46:51:69GKyZzU (2/10)
男「あの」
幼「こっちは……」サワサワ
男「……ッ」
幼「すぐ元気になるみたいだけど」
男「そりゃッ……ね……」
幼「しょうがないなあ」
男「」
男「あの」
幼「こっちは……」サワサワ
男「……ッ」
幼「すぐ元気になるみたいだけど」
男「そりゃッ……ね……」
幼「しょうがないなあ」
男「」
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