1 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 18:35:44.63l0ly/h2PO (1/6)

前スレ


【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その4【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1596880862/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1599125744



2 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 18:41:20.00l0ly/h2PO (2/6)

ーー足りないもの鎮守府


ドガーーン!


菊月提督「どうした!?」


多摩「爆発音がした!!」


ジリリリリリリ…


菊月提督「深海棲艦の攻撃か?しかし何も前兆が無かったが…」


多摩「提督は緊急警報!こっちは艤装を展開して現地の確認に向かう!」


菊月提督「無茶はするな、まずは爆発音の正体を優先してくれ」


多摩「言われなくても!!」ガチャッ


菊月提督「…一体何が起こったんだ」


シュパーーー…


菊月提督「ん?あの海上を移動しているのは…」


3 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 18:45:39.73l0ly/h2PO (3/6)

ーー


雲林院『二人は先に逃げてくれ』


『そんな!雲林院様を置いて逃げられません!』


雲林院『私がここに居るのが知られた。ここの連中に迷惑をかけたくない』


『でも…!』


雲林院『私は不本意ながらここに保護され、鎮守府の一部を爆破して逃げたことにする』


『危険過ぎます!』


『せめて私達も!』


雲林院『二人は私とは違う。危険な目にあわせたくないんだ』


『雲林院様……』


……


雲林院「これで良かった、世話になった連中に迷惑をかけられないからな」


雲林院「爆発させた部屋は何も無い部屋だ、鎮守府に被害が出ることも無いだろう」


雲林院「…もっと鎮守府から離れておくか」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど


4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 18:51:34.56v4FfGmJDO (1/3)

たておつ

やはり望月の予知通りか
身を隠すなら私達にはうってつけの仲間が居るのを知っているだろうと菊月
ひとまず曙達がよく潜伏していたセーフハウスに転移させる


5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 19:25:59.47zKxc8nILo (1/5)

過ごした時間を回想しつつ、どこにいこうか、とにかく離れようと思案する


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 19:28:12.30jsnr6zTCO (1/3)

記憶で見た海月姫達が隠れ家にしていたいところへ向かう


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 19:30:42.5494AFX1OZo (1/2)

>>4


8 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 19:45:18.68wxMUJDe10 (1/6)

ーー海上


バシュッ


雲林院「む」


菊月「やはり望月の予知通りか」


雲林院「鎮守府を爆破はしたが被害は出していない」


菊月「分かっている、お前を責めに来たんじゃない」


雲林院「なら私から離れろ危険に晒すことになるぞ」


菊月「誰が来ようと返り討ちにする、問題は無い」


雲林院「相手の事をよく知らないくせにそんな事は言うな」


菊月「私なら言えるんだ」


雲林院「…」


9 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 19:51:10.95wxMUJDe10 (2/6)

菊月「身を隠すのに適した場所がある。そこを使え」


雲林院「いいのか」


菊月「私達にはもう必要無いからな」


雲林院「ならば有り難く使わせてもらう」


菊月「あの二人はどこに居る?」


雲林院「二人なら先に逃げた」


菊月「本当か?出て行く所は見かけなかったぞ」


雲林院「嘘を…」


菊月「嘘かどうかは分かるんだろう?」


雲林院「…」


菊月「私は心を読めないがお前が考えていることは分かる。あの二人は無視しろ」


雲林院「何故だ」


菊月「お前の命の方が大事だからだ。お前が面倒な奴らに捕まれば更に面倒なことになる」


雲林院「本気か」


菊月「あの二人は元々居なかったものと思え。子どもの我儘は聞きたくないんだ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 20:08:44.81jsnr6zTCO (2/3)

私は全力で見を守るからあの子達のことは助けてやってほしい
私の初めての友達だから


11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 20:29:59.02zKxc8nILo (2/5)

大人しくしてやるからと尊大に>>10
菊月は(自分を棚に上げて)素直に言え、生きづらいぞそれ、と



12 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 20:37:16.63wxMUJDe10 (3/6)

雲林院「自分の事は自分で守るだからあの子達のことは助けやって欲しい」


菊月「…」


雲林院「派手なこともしない、大人しくしてる」


菊月「…」


雲林院「無害とは言え鎮守府を爆破した。私が責任を持って直すから」


菊月「…」


雲林院「それから…」


菊月「素直に言え。その歳でそんなことを言ってると生き辛くなるぞ」


雲林院「……」


13 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 20:39:52.70wxMUJDe10 (4/6)

雲林院「あの二人は大事な存在だ」


雲林院「化け物扱いされていた私の側にずっと居てくれた」


雲林院「お祖父様が死んでも、あの二人だけは…」


雲林院「…」


雲林院「初めてできた友達なんだ」


雲林院「だから……助けて…」


菊月「ふん、初めからそう言え」


雲林院「……」


菊月「子どもの世話は苦手なんだ、泣くなら身を隠してからにしろ」


雲林院「…」バシュッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 20:46:36.09v4FfGmJDO (2/3)

ちっ…敵の心当たりを聞いておけばよかったな
まあいい、いずれ判ると菊月愚痴る
逃げた二人を捕獲…保護する為、チーム菊月出動


15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 21:10:16.2394AFX1OZo (2/2)

>>14


16 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 21:21:41.67wxMUJDe10 (5/6)

ーー


菊月「敵の心当たりを聞いておけばよかったな。まあいい、いずれ判るだろう」


望月「おいっす菊月~」


菊月「何か見えたか」


望月「バッチリ見えたね。結論から言うと二人はもう捕まってるよ」


菊月「チッ…」


望月「しかも場所が分からない。これはお手上げかもね」


菊月「二人はどうなる」


望月「予知で見えたのは殺される所だねぇ」


菊月「どいつもこいつも…」


17 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 21:23:45.47wxMUJDe10 (6/6)

望月「どうする?」


菊月「ここで見捨てる方が後味が悪い。一応探すぞ」


望月「一応、ね」


菊月「なんだ」


望月「いんや~別に~」


菊月「…」


望月「雲林院と菊月って似てるよね、扱い方も同じ」


菊月「それを本人の前で言うな」


望月「はいはい。じゃ、ちゃっちゃと探しちゃおっか」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 21:42:29.00zKxc8nILo (3/5)

捕まった二人サイド
雲林院の居場所を吐けと脅されるも絶対口を割らない二人


19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 21:44:34.92jsnr6zTCO (3/3)

この短時間で行けるところなんてたかが知れてる
曙が見つけられないなら近辺で曙にも見えないところにいるだろう

(曙って障害物があったら見えないとかじゃなかったよね?)


20 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 22:01:15.30l0ly/h2PO (4/6)

菊月「この短時間で行ける所はたかが知れている。曙が見つけられないなら、普通では見えないような場所に居る」


望月「普通ならそれでいいんだけどさ、ある可能性を忘れてるよ」


菊月「何だ」


望月「相手が移動してる。つまり車か何かで二人を連れ去った」


菊月「…」


望月「あたしが見えたのは二人がガチガチに拘束されて動けない所。移動してるかまでは分からないね」


菊月「…どうするんだ」


望月「ま、なんとかなるって。今までだってそうだったじゃん」


菊月「…リュウジョウ達も働かせるぞ」


21 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 22:05:29.71l0ly/h2PO (5/6)

ーー??


「「~~~~」」


(何を言ってるのかな…)


(多分私達を尋問する人を呼んでる)


(そうなの?)


(私達を捕まえたあの人達は事情は知らない。余計な事を知られないように日本語が分からない人達を使ってる)


(こっちの仕事は済んだって連絡をしてるんだ…)


(私達は雲林院様が居ないとただの一般人。それを知ってる人の仕業だ)


(…殺されちゃうのかな)


(雲林院様が助かるならそれでいい)


(うん、そうだね)


22 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 22:08:55.21l0ly/h2PO (6/6)

「「……」」


(足音が遠くなっていった。ここから離れたんだ)


(尋問役が来る…)


(…怖い?)


(雲林院様の孤独に比べたら全然よ)


(そうだよね)


(いい、何をされても喋っちゃいけないわ)


(分かってるよ)


(雲林院様、どうかご無事で…)


(……)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 22:23:20.61v4FfGmJDO (3/3)

まったく…仕事とはいえこんな少女を尋問とはなあ…とぼやきながら現れた尋問役
口をつぐんて何も喋らない二人に困ったなあ…これじゃあこっちが処分されてしまうとまたぼやく


24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 22:56:05.78zKxc8nILo (4/5)

>>23


25 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 23:08:26.05j8fX8lGO0 (1/3)

ーー


「まったく、仕事とはいえこんな少女を尋問とはなあ…」


「……」


「……」


「あのさ…大体分かるよね?居場所くらい教えてくれない?」


「……」


「……」


「困ったなあ…これじゃあこっちが処分されちゃうって…」


「本当はやりたくないんだよ?こっちは女の子をいじめる趣味なんか無いってのに…」


「……」


「……」


「はぁ……殺せって依頼じゃないだけマシか」


26 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 23:15:33.89j8fX8lGO0 (2/3)

ーー


「ーーーー!!」


「耐えちゃダメだよ……もっと強いのをやるしか無いじゃん…」


「ーーーーっ!!」


「もぉ~普通の女の子なら爪剥がすだけで悲鳴をあげるのに…」


「先に謝っとくけど本当にごめん」ギラッ


「……」


「……」ピクッ


「君かな」グサッ


「…………ぁ…!」


「ごめん何か喋って。そうじゃなきゃこっちの子は死んじゃう」


「……」


「…嘘だよ死なないよ。でもそう言うしか無いんだ」


「……」


「……ぅ…」


「今の内に喋って。次の奴らは君を玩具にして壊すつもりだ。もっと酷い目に遭うんだよ」


「今喋れば君達は殺されずに済む。だから…喋って」


「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 23:49:18.473cIlquA9o (1/1)

それでも喋らない二人
そもそも事情を把握しているのに無事ですむわけもないと考えてる

一方で菊月達はハグロの念写で誘拐犯の特定に成功
車がわかれば後は芋蔓


28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/03(木) 23:51:25.58zKxc8nILo (5/5)

尋問担当が変わると目の前の娘達がどうなるかわかるだけに尋問者も必死
けど鬼になりきれないので取れる手もなくなって時間が過ぎていく


29 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/03(木) 23:55:59.54j8fX8lGO0 (3/3)

「……」


「…………」


「どうして……自分達の置かれている状況は分かるよね!?」


「……」


「…………」


「この後待っているのは殺されるどころの話じゃないんだ!今ならまだ…!」


「……」


「…………」


「……無理だ…これ以上は…」


ガチャッ


「もういい、次の奴らに任せろ」


「…………分かったよ」


30 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 00:03:43.07XA0t3YZS0 (1/8)

ーー


「何も聞き出せないとはな、報酬は無しだ」


「…そうだろうね」


「役立たずのお前も処分する。と言いたい所だが特別に許してやろう」


「…………彼女達を使うのか」


「おっ、当たりだ。若い女は久しぶりだからな」


「あれは若過ぎる、少女だ」


「そういうのが好きな奴が多いって話だ」



ーーーーーーーー!!



「お、結構楽しんでるみたいだな」


「……!」


「許してはやるがこの事は喋るなよ、まあ言われなくても分かってるだろうがな」


「…………あぁ」


「ふ…少女を救えずに悲劇のヒーロー気取りか?全く、尋問屋が笑わせてくれるなよ」


「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:13:46.854RzNZ6JEo (1/2)

羽黒の念写で場所を駆使して特定した菊月達は監禁場所に向かう
二人を殺さずおもちゃにしているのを把握した菊月がおこおこおこおこで逃げる暇も与えず二人以外アジトごと全部錆に変える


32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:22:28.26AvnSkF+TO (1/1)

>>31
救助後は即離脱
曙に周囲で私達を目撃した者は?と聞くと奴ら錆になったわって

あとはグラーフがどれだけがんばってくれるか


33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:22:31.45tNCdj3wgo (1/2)

>>31
背後関係を聞き出すためかろうじて何人か半殺しで残す菊月


34以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:23:42.90/2WjUatDO (1/3)

どうにかならないかと考えながら無力感に苛まれ帰路につく最初の尋問役
その後>>31


35 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 00:33:46.98XA0t3YZS0 (2/8)

ーー


「あ……あ…ぁ…」


「…………」


「おいこっちはもう反応しなくなったぞ」


「死んだか。ま、刺されてたしな」


「俺が傷口を抉ったのが悪かったか?」


「それしかないだろ」


「だってよ、そうしたら締まりが良くなったんだよ」


「そうだな、新品からガバガバになるまで使い込んじまったもんな」


「「「はははははは……」」」


「………ぁ…」


「さて、コイツはいつまで持つかな?」


「便所一号はもう死んじまったぞ~」


「責任持って楽しませろよ二号」


「………や…」


ピカッ


「ん?」


「何か光っ…………」


「な………」


36 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 00:38:18.39XA0t3YZS0 (3/8)

望月『状況はどう?ハグロの念写でなんとか近くまでは分かったけど、詳細までは分からなかったからね~』


菊月「……」


曙『何か答えなさいよ!』


望月『まさかさ~全員やっちゃった?』


菊月「下衆共は全員錆にした」


望月『あっちゃ~』


曙『一人くらい生かして情報を聞き出し…!』


菊月「黙れ」


曙『な、何よ……』


菊月「グラーフに準備をさせろ」


望月『…間に合わなかった?』


菊月「いいから早く!」


望月『はいはい…了解』


37 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 00:43:21.74XA0t3YZS0 (4/8)

「…………」


菊月「私が分かるか?」


「…………」


菊月「あと少しで助かるんだ」


「…………」


菊月「おい!!」


「……」ガクッ


菊月「……グラーフ!!」


バシュッ


グラーフ「ひぃ……臭いが…」


菊月「なんとしてでも助けろ」


グラーフ「でも…死体は……」


菊月「いいから助けろぉ!!」


グラーフ「はひぃ!!」


菊月「この……クソぉぉ…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


38以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:49:45.50/2WjUatDO (2/3)

一人は治療がギリギリ間に合い一命を取り止めた
ほんの僅かの差で最初の一人に間に合わなかった事で菊月は怒りより落ち込んでしまう


39以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:58:48.10po3ijnz6O (1/2)

2名とも当分は面会謝絶
完全に息絶える寸前だったがどうにか命は助かる


40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 00:59:01.34FweoOLNeO (1/2)

>>38
一命をとりとめた方が欠片を差し出す
友達の印にもしもの為に渡されたと
(ポーラに渡すならこの二人だと十二分にありえるよね…?)


41 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 01:06:46.52XA0t3YZS0 (5/8)

ーー


リュウジョウ「なんとかあの二人は助かったんやな、良かったわぁ」


菊月「……」


リュウジョウ「折角助かったんやからもっと嬉しそうな顔しいや」


菊月「二人は助からなかった」


リュウジョウ「何を言うてんのよ、重傷には変わりないけど命だけは助かったやん」


菊月「違う。二人とも確かに死んだんだ」


リュウジョウ「何を言うてんの…?」


菊月「私達では……助けられなかったんだ……」


バシュッ


雲林院「私が説明してやる」


リュウジョウ「あ…あんた!よくも鎮守府を爆破しよって!」


雲林院「黙れ出来損ない共」


リュウジョウ「う……?」


42 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 01:10:44.57XA0t3YZS0 (6/8)

雲林院「二人にはお守りを渡しておいた。それには欠片が入っていた」


菊月「その欠片のお陰で……二人の命は繋ぎ止められた」


雲林院「助けると言ってこのザマか」


リュウジョウ「待…待ってや!皆んな必死になって探したんやで!」


雲林院「必死になって二人の命すら救えないのか」


菊月「……すまなかった」


雲林院「お前の謝罪に価値は無い」


菊月「……」


雲林院「この事は一生忘れない」


43 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 01:15:07.68XA0t3YZS0 (7/8)

雲林院「私がバカだった」


雲林院「お前達を信じた私がバカなんだ」


雲林院「お前達も敵だ」


リュウジョウ「待ってぇや!」


雲林院「待てば二人の心の傷は治るのか」


菊月「……」


雲林院「お前達の大切なものも奪ってやる」


リュウジョウ「あかん!そんなことはさせへん!」


雲林院「止められるものなら止めてみろ」


リュウジョウ「う……!」


雲林院「やっと分かった、お祖父様は何も間違って無かったんだ」


雲林院「私のこの力は世界を消す為にある」


雲林院「待っていろ」


雲林院「お前達から殺してやる」


菊月「……」


雲林院「……」バシュッ


リュウジョウ「菊月…」


菊月「…司令官を守れればそれでいい。私はそれでいいんだ……」


ーー


44 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/04(金) 01:15:37.55XA0t3YZS0 (8/8)

新スレでも宜しくお願いします


コメントなどあればお願いします


45以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 01:20:35.11/2WjUatDO (3/3)

お疲れ様でした
ここにもまた自分を見失った者が一人…
欠片があったって菊月達が動かなかったら二人は結局助からなかっただろうにね


46以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 01:22:16.10FweoOLNeO (2/2)

サクッと助けようと思ったけど流石にやりすぎかなと思って留めてたらこうなっちゃったよ…
それにしても誰も彼も思考の振れ幅が極端すぎない…?

心は読めるんだから菊月達が手を抜いてた訳じゃないことや本気で憤ってた事は分かるはずなのに


47以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 01:25:35.00po3ijnz6O (2/2)

心が読めることはすなわち拷問を受けた2人の叫びも聞こえるということじゃないか?
そもそも仲間を傷つけられて、頑張ったなら仕方ないでは片付かないだろうし
死亡しなかっただけまだ切れるカードが残ったと信じるしかない


48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 01:34:32.584RzNZ6JEo (2/2)

でも発端は雲林院の作戦ミスなんだよな…
鎮守府を爆破して混乱させて力のない二人を護衛もなく逃がそうとするって敵からしたら捕まえて下さいって言ってるみたいなもんだし
あと一人で見つけ出して救助できたかといえばそうとは限らないし

頭に血が上ってるだけでもっと冷静になってくれることを祈るしかない


49以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/04(金) 01:34:49.21tNCdj3wgo (2/2)

おつ
ああ…くそやらかしたすまん……
雲林院にとって二人がとても大切な存在になってるのがわかったのはいいがそれ故まだ許せんだろうしなあ…


50 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 18:33:15.24V4XJ8D4c0 (1/12)

ーー足りないもの鎮守府


菊月提督「菊月から聞いての通り、ここに深海棲艦の大群が侵攻してくる」


菊月「来るのが分かっているならその前に止めればいい。全員総出で迎撃に当たる」


多摩「その情報の信憑性はあるのか」


菊月「望月の予知や偵察の結果だ、間違えるはずが無い」


多摩「……」


夕張「総出ってことは私も…?」


菊月提督「いや夕張や非戦闘組は自分の役割を果たしてくれ」


ガングート「私は出るぞ」


多摩「行かせられるはずが無い」


ガングート「そんな事を言ってる場合ではないだろう」


多摩「……」


51 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 18:36:04.85V4XJ8D4c0 (2/12)

菊月(深海棲艦を集め、操っているのは雲林院だ)


菊月(あいつは私達を全滅させた後、司令官を殺そうとしている)


菊月(そんなことはさせない。あいつが動き出す前に決着をつけてやる)


菊月(一対一なら雲林院には勝てない。だが多人数なら勝機はある)


菊月(あいつの能力は凄まじいが実戦を経験していない。そこを突く)


菊月(私達に勝てると思うなよ雲林院)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


52以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 18:48:04.10wyP8nidDO (1/7)

戦闘の準備をしている最中病院から連絡が来る
入院している二人がどうしても話したいと言っているらしい
自分達がこうなった事で雲林院がどういう行動に出るか解っていたようだった


53以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 18:58:22.18qwQVh2MYO (1/2)

>>52
だからなにかしてしまう前に止めたいと言っている


54 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 19:09:17.24V4XJ8D4c0 (3/12)

ーー


ピピピピピ…


菊月提督「誰だ」ガチャッ


憲兵『俺だ。病院から電話だぞ』


菊月提督「病院から連絡?」


憲兵『例のガキのお供二人が入院してる病院だ』


菊月提督「何の用なんだ、こっちは取り込み中だぞ」


憲兵『二人からメッセージがあるそうだ』


菊月提督「馬鹿を言うな、あの二人は喋るどころか正気を取り戻していないんだろう。あんな目に遭ったんだから当然だ」


憲兵『そうだ喋れる状態じゃない。だがメッセージが書かれたメモがあったそうだ』


菊月提督「メモか…」


55 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 19:13:27.22V4XJ8D4c0 (4/12)

憲兵『病室にメモが落ちていたらしい。どうにかして書いたのか、それともああなることが分かっていて事前に用意していたかのどちらかだ』


菊月提督「内容は?」


憲兵『まだ聞いていない。お前に直接知らせてくれとでも書いてあったんじゃないか』


菊月提督「分かった、病院と繋げてくれ」


憲兵『了解っ…と』ガチャッ


菊月提督「あの二人が…俺に伝えたいこと」


菊月提督「恐らく雲林院絡みには違いないだろうが、どんな事が書いてあったんだ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


56以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 19:19:31.54wyP8nidDO (2/7)

乱れた文字で屋敷へという言葉とお嬢様を助けてと書いてあった
まったくあいつらは…お互いに助けてと言い合っている事に苦笑する菊月
屋敷に雲林院を止められる何かがあるのか?と


57以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 19:34:28.19aXFfzdNvo (1/5)

>>56


58 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 19:38:44.86V4XJ8D4c0 (5/12)

ーー


菊月「それでメモには何が書いてあったんだ」


菊月提督「乱れた字で屋敷へ、お嬢様を助けて、と書いてあったそうだ」


菊月「お嬢様と書いてあったということは事前に用意してあったか」


菊月提督「それは確認のしようが無い」


菊月「あいつら……」


菊月提督「雲林院が閉じ込められていた地下のある屋敷に何かがある。それを確認してきてくれるか?」


菊月「あそこなら一度行ったことのある場所だ、神威の能力も使えるから容易いな」


菊月提督「残された時間は少ない頼んだぞ菊月」


59 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 19:43:04.20V4XJ8D4c0 (6/12)

ーー雲林院邸、屋敷


バシュッ


菊月「やはり誰も居ないか。雲林院を狙っている連中もここには居ないと分かっているんだな」


菊月「屋敷の中は以前曙と探索したが何も無かった。ということは地下だ」


菊月「地下で雲林院と合流した後はすぐにここから出ていった。だからほとんど探索できていない」


菊月「地下は確かシェルターだと言っていたな。それ相応の食糧もあると」


菊月「それ以外に何かあるとは思えないが…探してみてからだな」


菊月「雲林院を倒す、止める方法のヒントでも見つかればいいが…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


60以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 20:02:24.47aXFfzdNvo (2/5)

誰が書いたか分からないが、過去の雲林院の事を記した記録を見つける


61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 20:07:10.02V6fH1S8yo (1/7)

地下シェルターの部屋を見ていくと絵を見つける
下手な絵と上手な絵が入り混じってるけれど平和を願ったであろう絵

約束…雲林院に思い出させたいということか…と菊月

その後>>60


62 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 20:14:59.55bclxWEzhO (1/8)

ーー


菊月「これは絵か。下手な絵と上手な絵が入り混じってる…雲林院とあいつらが描いたものだな」


菊月「どの絵にも共通のモチーフはない。だがあるテーマは共通していそうだ」


菊月「どの絵も全て平和を願っている…皆で手を取り合うようなありきたりの絵もある」


菊月「これを見せたかった……この絵を…」


菊月「……そうか雲林院にこれを思い出せと言いたいのか」


菊月「口で言うより見せた方が早い。この絵は全て持っていくか」ゴソゴソ


菊月「あの二人が見せたかったのはこれだろう。だからもう一つ見つけたコレはあいつらは知らないはず」ゴソッ


菊月「これは雲林院に関する記録か……」



63 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 20:19:38.88bclxWEzhO (2/8)

菊月「この記録を見て違和感を覚えた。雲林院の年齢とこの資料の古さが合わない」


菊月「雲林院はずっと前から存在している?だがそんな事は言っていなかったし、言動も歳相応のものだ」


菊月「資料も痛んでいて読むのが難しいか…」


菊月「……これは」


……××の×片より……××の…生×れし××…


菊月「…ダメだ、辛うじて文字が読めるだけか」


菊月「とにかくこの絵は回収できた、これ以上得られるものが無いなら長いは無用だ」


菊月「この絵で雲林院を止められれば…一瞬でも隙を作れば勝機はある」


菊月「司令官はやらせはしない…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 20:33:09.68qwQVh2MYO (2/2)

頭に血が登っていたのが少し落ち着いた雲林院
二人に力がないと分かって二人だけにしてしまった自分にも非があると頭の片隅にある
それがこんなことをしてあの二人を放っておいていいのかと時折考えさせる


65以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 20:36:36.71wyP8nidDO (3/7)

帰りがけに誰も居ないはずなのに呼ばれたような気がした菊月
探してみると厳重に封印された箱を見付ける
何か長いものが入っているような形の鉄箱だった
能力で開けようと試みるが何故か効かない


66 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 20:42:25.76V4XJ8D4c0 (7/12)

ねぇ…


菊月「誰だ!?」


…………


菊月「誰も居ない…気配も感じない。気のせいか…」


ねぇ……


菊月「いや聞こえる。どこから聞こえるんだ?」


ねぇ…………


菊月「上か。もう屋敷内は探したはずだが…行くだけ行ってみるか」



67 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 20:48:42.26V4XJ8D4c0 (8/12)

ーー


菊月「声のする部屋に来てみたが、やはりここには何も無い」


……ギッ


菊月「…壁の中からだと?私の能力を使えば壁くらいどうということはないが……」ズズズッ


菊月「……なんだこの箱は」


……


菊月「錆させた壁の破片にはまじないやその類いの言葉が書かれていた。この鉄箱は封印されていたのか?」


菊月「一つ分かるのはこれはまともなモノじゃない。鉄箱にも関わらず錆が一つも無い」


菊月「この鉄箱には長いモノでも入っていそうな形はしているが……」


菊月「リスクはあるが開けるしかないだろう」ズズズッ


菊月「……」


68 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 20:51:38.03V4XJ8D4c0 (9/12)

ーー足りないもの鎮守府


リュウジョウ「能力で開けられへんだからって持って帰ってきよって!」


菊月「あそこに置いておく意味がない」


リュウジョウ「せやけど!」


菊月「私の能力で開けられないということは能力絡みだ。持って帰ってくる以外に選択肢は無い」


リュウジョウ「…まあええわ。その絵は役に立ちそうやしな」


菊月「これを雲林院に見せれば動揺するはずだ。それを機に一気にやる」


リュウジョウ「可哀想やけどやるしかないもんなぁ…」


菊月「奴の場所が分かり次第作戦開始だ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 21:00:12.64V6fH1S8yo (2/7)

>>64


70以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 21:22:11.73aXFfzdNvo (3/5)

>>69


71 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 21:25:44.73V4XJ8D4c0 (10/12)

同じ内容は再安価


下2 


72以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 21:32:31.42pZP6Ey4GO (1/3)

菊月提督と海月姫の会話
あの子、雲林院は昔の私達と同じ感情に囚われてるわ
誰かを恨んで本来の自分を見失ってる
だからこそ助けてあげないと駄目なのよ


73以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 21:40:29.09/GuihwTdo (1/1)

>>64


74 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:00:09.31V4XJ8D4c0 (11/12)

ーー


(私のミスだ)


(二人に力がないと分かっていたのに、結果的に二人だけにしてしまった)


(でも私ならそのミスを無かったことにできた。いくらでもリカバリーできたんだ)


(だが菊月がそれをさせなかったんだ)


(自分達がやるから私は身を隠せと。出しゃばるから二人は傷付いた)


(菊月も、その周りの奴らも許せない)


75 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:04:37.57V4XJ8D4c0 (12/12)

(本当は一刻も早く二人を治してやりたい。だが菊月達を放置すればまた同じことを繰り返す)


(お祖父様の言っていた通りだ。弱者は邪魔者だ、圧倒的な力でねじ伏せる必要がある)


(全員、皆殺しだ)


(提督も同じだ奴も敵なんだ)


(弱者は大人しくしていろ)


(わらわらと群れるだけ邪魔なんだ)


(…菊月達は私が動く前に行動を起こすのか)


(菊月は私がそれを知らないと思っている。愚かな奴だ)


(さぁ、終わらせよう)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


76以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 22:15:09.67wyP8nidDO (4/7)

情けないわね
少し大人びた自分の声が聞こえたような気がした

一方菊月サイド
望月が予知を視る
箱を雲林院が開けたらいいらしいよ
というか多分開けられるのはあの子だけみたい
そうしたら思い出すって何を思い出すのか知らないけどね


77以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 22:17:26.48V6fH1S8yo (3/7)

強者の理論で前に出ていく雲林院に>>76


78 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:25:06.77bclxWEzhO (3/8)

情けないわね


(…今のは幻聴だ)


(私の声に似ていたがそんな筈は無い)


(深海棲艦達は囮で私はもう行動を起こしている)


(菊月達をここから離すのが目的だ)


(奴らが瞬間移動で戻ってきても対処できる。束になった所で無駄だ)


(出来損ない共が……)


79 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:27:45.63bclxWEzhO (4/8)

ーー


望月「菊月が持って帰ってきた箱だけど、どうやらそれが鍵を握ってるみたい」


菊月「この箱がか」


望月「その箱を雲林院が開けたらいいらしいっていうか、多分開けられるのはあの子だけみたい」


菊月「開けるとどうなる?」


望月「何かを思い出すみたい」


リュウジョウ「えらい抽象的やなぁ」


曙「内容は分からないの?」


望月「そこまでは予知で分かんなかったんだよね~」


80 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:30:54.87bclxWEzhO (5/8)

曙「しかしあんたの予知でそこまで細かい共が分かるだなんて珍しいわね」


リュウジョウ「いつもやったら箱を開けな死ぬとか、断片的やもんな」


望月「うーんそれくらいヤバいってことかな?でも死ぬなら予知が見えなくなるから違うんだよね」


リュウジョウ「ここに来て力が強くなったとか違うか?いずれにせよ詳細が分かるのはええことや」


望月「ま、そういうことにしとこっか」


曙「雲林院かいそうな場所が分かったんでしょ。その箱も持っていくわよ」


菊月「…よし、奇襲して奴を叩くぞ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


81以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 22:40:00.07pZP6Ey4GO (2/3)

奇襲しようとした菊月達に>>75をぶつける雲林院
それを聞いて私達への怒りだけならまだ理解もできたが…と言って菊月は絵を見せる

お前はあの子達もその夢も否定したんだぞ。自分が何を言ってるのか分かっているのか?


82以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 22:45:20.87c8oGldEno (1/2)

>>81
自分達の力が至らなかった事を棚に上げるつもりはない
だが力に堕ちたお前をあの子達が見たいと思うのかとも

どうせ命乞いだと雲林院が菊月を読んでも命乞いから出ている言葉ではない
むしろあの子達のメッセージだとわかる


83 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:51:58.59bclxWEzhO (6/8)

ーー海上


曙「目的地まであとどのくらい?」


菊月「まだもう少しかかる」


望月「秘書艦達には深海棲艦の方を頑張ってもらってるんだし、パパっと決めちゃいたいね」


リュウジョウ「いざとなったらこっちには切り札もおるんやし大丈夫やで」


荒潮「できれば私の力は使いたくないわね~」


菊月「相手は子どもだが油断するとこちらがやられる。出せる戦力は全て出す」


荒潮「分かってるわよ~」


望月「とっておきの策が時間を止めてフルボッコはちょっと大人気ないけどね」


84 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:55:16.50bclxWEzhO (7/8)

バシュッ


雲林院「遅かったな」


曙「う!?」


菊月「…こちらの動きに気付いていたか」


雲林院「命乞いは聞かない、ここで全員…」


菊月「これごと私達をやるつもりか?」バサッ


雲林院「……」


菊月「あの屋敷の地下シェルターで見つけた絵だ。あの二人と共に描いた絵だろう」


菊月「お前はあの地下で平和を願っていた。それは何よりの事実だ」


85 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 22:58:55.33bclxWEzhO (8/8)

菊月「お前はのやろうとしていることはあの二人とその夢も否定することになる」


雲林院「……」


菊月「…あの二人を助けられなかったのは私達に力が足りなかったからだ。それを言い訳するつもりは無い」


雲林院「…」


菊月「だが、力に溺れ堕ちたお前をあの二人が見たいと思うのか?」


雲林院「…嘘は言っていないようだな」


菊月「あの二人を救えるのはお前だけだ。こんな所で油を売ってる暇があるならさっさと病院に行け」


雲林院「…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:08:13.93wyP8nidDO (5/7)

お前は何故そんなにも私を気にかける
記憶を読んでも私にはよく解らないと雲林院
お前は…数少ない私の友人だったんだ、曙達以外では初めてのな
お前は知らないだろうがなと菊月


87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:17:11.79V6fH1S8yo (4/7)

>>86
友人…という言葉を呟やいてあの時の言葉は雲林院も大切だからだったとわかる
雲林院が病院に向かって二人を見ると自分達の受けた事による恐怖じゃなくて、雲林院を孤独にしてしまうことや間違いを犯さないかという心配で満たされてた


88 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 23:23:35.68Lpws72XD0 (1/4)

雲林院「お前は何故そんなにも私を気にかける。私にはよく解らない」


菊月「お前は…私の知ってるお前は私の友人だったんだ」


雲林院「友人…」


望月「菊月に友達なんかほとんど居ないし、そりゃあ大切だったんだよ」


菊月「うるさい」


望月「友達が少ないのは事実じゃんか」


菊月「……」


雲林院「あの時の言葉は、私の為でもあった…」


89 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 23:27:42.06Lpws72XD0 (2/4)

菊月「お前は離れた所からでも心が読めるだろう。あの二人がどんな気持ちか…」


曙(ちょっと、意識は戻ってないんじゃないの?)


菊月(二人はあのメモを書いている。意識はある……はずだ)


曙(そんな賭けみたいなこと…!)


菊月(確認する時間が無かったんだ、仕方ない)


雲林院「二人の……心…」


雲林院「……」



下2 コンマ判定

奇数   ○
偶数   ×
ゾロ目 ×××××


90以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:31:44.94aXFfzdNvo (4/5)

覚えている限り二回目のコンマ判定…頼む!


91以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:31:44.98V6fH1S8yo (5/7)

正気を取り戻していないだから意識はあるはずじゃ…
怖すぎる


92以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:32:42.09wyP8nidDO (6/7)

ゾロ目なにそれどうなるの…


93以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:32:44.12V6fH1S8yo (6/7)

すまん…ちゃんと読み返して状況確認したつもりだったのに…


94以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:33:15.10aXFfzdNvo (5/5)

もうやだぁ…ごめんなさい…


95以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:34:59.13pZP6Ey4GO (3/3)

運ゲーだから仕方ないけど重要局面を運ゲーにはしてほしくなかったかな…


96以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:38:00.37c8oGldEno (2/2)

きっついなぁ…


97 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 23:43:53.89Lpws72XD0 (3/4)

雲林院「…お前らの言いたいことはよく分かった」


菊月「……」


雲林院「全員くたばれ」バシュッ


曙「ちょ、ちょっと……失敗したじゃないの!!」


菊月「……神威、急いで私達を…」


望月「あ…!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


リュウジョウ「どないしたんよ!?」


望月「やられた…!あたしが見てた予知は雲林院が見せてたヤツだ!」


曙「どういう意味よ!?」


望月「あたしが見た予知は、雲林院が作った映像で上書きされたモノ!」


菊月「なん…だと……」


望月「早く戻らないと司令官が!司令官がぁ!!」


98以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:45:08.73V6fH1S8yo (7/7)

多分xxxxxは世界を呪ってたとかじゃないかな…


99 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/05(土) 23:47:01.82Lpws72XD0 (4/4)

ーー足りないもの鎮守府


菊月提督「ぐ……ぅぅぅ…!」


雲林院「人とは脆いものだ。こんなちっぽけな刃物で生命活動を終える」ドロッ


菊月提督「やめ……」


雲林院「命乞いをしても無駄だ。艦娘は出払っていて菊月達も居ない」


菊月提督「ちが……」


雲林院「二人が受けた苦痛はこんなものじゃない。お前は苦しんで死んでいけ」


菊月提督「ぐ……」


雲林院「人を殺す…こんな簡単だと思わなかったな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


100以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/05(土) 23:51:22.80wyP8nidDO (7/7)

そこまでにしなさいと海月姫が刃物を掴む
彼を殺せばどうなるか…私の意識を読んでみなさい
言われてつい海月姫の意識を読んだ雲林院の顔が恐怖に染まった


101以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:00:03.113RNWgAWrO (1/4)

簡単だと思わなかったと言いつつ賢者モードになってやった事の罪を自覚する雲林院
二人との約束を思うと体が震えだして止まらなくなってとっさに提督の傷を塞ぐ

そして菊月提督が実体験を元に雲林院の感情がわかること、でもそれに捕らわれると助けられる大切な人を助けられないことを説く


102 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:06:36.490TruSUal0 (1/34)

雲林院「……この虚無感はなんだ。やるべきことをやったはずなのに…」


雲林院「どうして……体が…………」ガタガタ


(お嬢様!)
(雲林院様~)


雲林院「なんで二人の声が……どうして…」


雲林院「う…ううぅ……?」


菊月提督「……ぅ…」


雲林院「あ…傷……治さ…ないと……」


雲林院「あれ……どうして…そんな……殺す…はず……」


菊月提督「俺なら……分かる…ぞ……その…感情が…」


雲林院「提督……?」


103 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:11:40.980TruSUal0 (2/34)

菊月提督「俺も……罪を犯した……数多くの…命を奪った……」


雲林院「私は……」


菊月提督「深海海月姫もそうだ……罪を……因果を…背負った……」


雲林院「あ、あぁ……」


菊月提督「それに捕らわれる……何も助けられなく…なる……誰も…何も………」


雲林院「あぁぁぁぁぁ……」ガタガタ


菊月提督「お前は予知……未来を見ることも…できるんだろう…」


雲林院「ひ…………!」


菊月提督「もう遅い……お前は因果に……捕われた…」


シュルシュルシュルシュルッ


雲林院「ぎゃあ……っ!!」


104 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:14:29.120TruSUal0 (3/34)

バリーンッ


菊月提督「う……」


深海海月姫「あなた!!」


菊月提督「大丈夫……だ…」


深海海月姫「早く手当てをしないと!」


菊月提督「それより……」


深海海月姫「あなたより大切なものなんて無い!」


菊月提督「富士……は…」


深海海月姫「…………」


菊月提督「そう……か」


深海海月姫「ごめんなさい……私では止められなかったの…」


菊月提督「分かっている……トドメをささなければ…因果は……巡らない…」


105以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:16:39.453RNWgAWrO (2/4)

うーんこんなことになるとは


106 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:19:02.200TruSUal0 (4/34)

富士(よくも……)


富士(よくもお父さんをーーーー!!)


雲林院「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ベキベキ


富士(うわぁぁーーーー!)ギチギチ


雲林院「げぼ……っ」ベチャッ


雲林院(そうか……私の力は…汚れなき魂にのみ……宿る…)


雲林院(殺意を持って……他人を…何の落ち度もない人間を…殺そうとした……)


雲林院(それは……立派な罪……)


ベキベキベキベキ


雲林院(因果は…巡る……)


雲林院(私の死を持って……この因果は…)


グチャッ


雲林院(終わる………………)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:25:38.30UVRD6EKDO (1/9)

側に置いてあった箱に雲林院の吐いた血がかかる
すると箱が開き槍が飛び出して雲林院を救った
これは…お祖父様が私には触れるなといつも言っていた箱の…何故私はわざわざこれの映像を見せたのか…
震える手で槍を掴むと全てを実感と共に思い出した


108以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:27:36.96Ppn1QeRYo (1/6)

雲林院が目を覚ますとあの二人と同じ病室
今のお前に力はない、だがその子達にはお前が必要だろう
幸い提督は生きているんだ因果で諦めるな断ち切れと菊月
あとこの箱はお前のものだから渡しておくと

富士は騒ぎを聞きつけた龍驤がなだめてる
乱暴のしすぎはあかんよって


109 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:38:10.340TruSUal0 (5/34)

ーー病院


雲林院「……」


雲林院「……病院…」


菊月「隣を見てみろ」


雲林院「あ……」


「……」
「……」


菊月「二人と同じ病院にしてやった、有り難く思え」


雲林院「……」


菊月「今のお前に力はないが、二人にはお前が必要だろう」


雲林院「……」


110 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:44:03.770TruSUal0 (6/34)

菊月「提督は生きている。だが因果ごときで諦めるな」


雲林院「…無理だ」


菊月「そんなものくらい断ち切れ。あと…この箱はお前のものだから渡しておく」ゴトッ


雲林院「……」


菊月「お前はこの中身を知ってるな?」


雲林院「…そうだ」


菊月「中身については触れないでおいてやる。後はお前次第だ」


雲林院「……ありがとう、菊月」


菊月「ふん…」


111 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:49:42.240TruSUal0 (7/34)

ーー


龍驤「そっか、怪我させちゃったんだね」


富士「ぐす…」


龍驤「お父さんがやられそうになったんだから止めるのは間違ってない。けど乱暴のし過ぎはいけないね」


富士「ごめんなさい…」


龍驤「私に謝るよりその子に謝ろ?」


富士「うん…」


龍驤「よしよし、これからも気を付けるんだよ」


ーー


112以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:53:12.29Ppn1QeRYo (2/6)

終わり前にタメがあるのはなんか起こる気配


113 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 00:53:22.820TruSUal0 (8/34)

ーー


八島「さて、たまには解説でもしとこうかな」


朝潮「八島さん…」


八島「あ、ダメダメ。ここに来るならちゃんと名前を変えて。因果に潰されちゃうよ」


朝潮「……」


敷島「はい、分かりました」


八島「よしよし。じゃ、やっていこうか」


敷島「八島さん解説って何を?」


八島「雲林院についてに決まってるじゃん」


敷島「人物について…?」


八島「それを決めるのはあたしじゃないよね、下2さん?何が知りたい?」


114以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:54:48.47Ppn1QeRYo (3/6)

質問コーナーだ!ksk


115以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 00:57:53.183RNWgAWrO (3/4)

まずは>>63の文章との関連を
あの槍にまつわる生い立ちだと思ってるんだけど


116以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 01:00:46.12PTdwa/n3o (1/8)

おお!彼岸こたつコンビ久しぶり!


117 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 01:06:50.150TruSUal0 (9/34)

八島「アレね。薄々分かってると思うけどポーラとかに配ってた欠片は槍の鏃の部分ね」


敷島「槍が力を持っていたんですか?」


八島「槍が持ってたというより持たせたんだよ」


敷島「力を持たせた?」


八島「雲林院は槍とセットみたいなもの。生まれる前からその役割が決まっていた」


敷島「だから彼女が生まれる前の古い資料や記録があったんですね」


八島「ある意味実験みたいなことをしたんだよ。普通なら成功しないんだけど結果は大成功。どうしてだと思う?」


敷島「……因果」


八島「その通り。雲林院は扉の影響、帳尻合わせで生まれた存在。だからその力を宿すことに成功した」


118 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 01:12:47.550TruSUal0 (10/34)

敷島「彼女が扉を開いたんじゃなかったんですね」


八島「雲林院も巻き込まれた側だし」


敷島「でも彼女は力を失ってしまった…」


八島「そういう制約というか槍がそうだったからね。でも完全に消えてはないと思うよ」


敷島「菊月提督さんは死にませんでしたからね」


八島「ま、幼女が全身の骨を砕かれちゃったんだしトントンってことにしてあげようよ」


敷島「八島さんがそう言うなら…」


八島「じゃあもう遅いし今日はここまで。以上八島でした」


敷島「同じく敷島でした」


八島「ち、な、み、に。いつでもあたしが来るとは思わないでね。今日来たのは偶々」


八島「だってさ、虫干しでもしておかないとダメになっちゃうかもしれないじゃん?」


八島「あっれ~~何がだろうね~気になるね~~~~」


八島「じゃ、またね」


119 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 01:13:52.680TruSUal0 (11/34)

good
bad
death



コメントなどあればお願いします


120以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 01:16:18.373RNWgAWrO (4/4)

ですよね~
この最後はヒントをくれたのかな
八島やお姉ちゃんもちょくちょく出さないとってことなんだろうか


121以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 01:21:55.68UVRD6EKDO (2/9)

お疲れ様でした
雲林院が記憶を取り戻す時は来るのだろうか
ゾロ目だったらその時点で皆殺し確定だった…?
その場合富士闇落ちまで行きそう
虫干しってぬいぐるみかな?


122以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 01:42:29.59PTdwa/n3o (2/8)

おつおつ
デス引かなくて良かった…本当に…
菊月雲林院で(周りにメッチャ影響でるてるけど)友情の衝突に着地できて良かったよおぉ

八島融合?継承?してからちょいちょい人を食った口調が出てるな…名前の業かな?


123 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:10:40.520TruSUal0 (12/34)

ーー


提督「そんなことがあったのか…」


菊月提督「刺された傷はグラーフに治してもらって被害は軽く済んだがな」


提督「幹部さんは何と言っていた?」


菊月提督「本来なら処分があってもおかしくないが、奴は雲林院の事情を知っている。厳重注意やその辺りの処分になりそうだ」


提督「そうか…しかしまさか彼女が……」


菊月提督「色々と巡り合わせが悪かった結果だ、雲林院一人を責めるべきではないだろう」


提督「そうだな…」


菊月提督「力の使い方を間違えれば誰だって悪になれるんだ」


124 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:14:34.040TruSUal0 (13/34)

菊月提督「今日お前を呼んだのは世間話をするためじゃない。知らせがあるんだ」


提督「俺にか?」


菊月提督「傷は治ったとはいえ一応怪我人だ。幹部が言うには数日でもいいから休めと」


提督「そうか……」


菊月提督「普通なら秘書艦が代理になるが、丁度目の前に謹慎明けの横須賀の提督がいる」


提督「……」


菊月提督「何が言いたいか分かるな?」


提督「…幹部さんに話が通っているなら断る必要は無い」


菊月提督「俺に代わって数日間、この足りないもの鎮守府の提督を任せるぞ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 19:21:12.20UVRD6EKDO (3/9)

多少変わっているが久しぶりの慣れ親しんだ執務室にてやはりここは落ち着くなと提督
横須賀の執務室は立派すぎるんだ…


126以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 19:22:44.54Ppn1QeRYo (4/6)

北上がそこに座ってるの見るのは久しぶりだねーってやってくる
手には赤ちゃんを抱っこして


127 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:29:35.970TruSUal0 (14/34)

ーー足りないもの鎮守府


提督「…この景色も久しぶりだな」


北上「おいっす提督~」ガチャッ


提督「北上…」


北上「いやぁ~提督をそこに座ってるの見るのは久しぶりだねぇ」


提督「そうだな……抱いているのはきたかみか?」


北上「そだよ~あたしの可愛い可愛い子どもだよ~」


きたかみ「んぁーーー」


提督「…北上に似て可愛いな」


北上「もうちょっと~あたしには旦那がいるんだから口説くとかやめてよ~」


提督「……そんなつもりじゃなかったんだが」


128 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:36:50.950TruSUal0 (15/34)

多摩「おみゃーは自分の持ち場に戻れにゃ」ガチャッ


北上「そうは言うけどさ、せっかく提督がここに居るんだよ?」


多摩「そんなの関係ないにゃ」


北上「はいはい…っと。じゃあまた後でね~」ガチャッ


提督「多摩が秘書艦…だったな」


多摩「多摩くらいしかまともなのがいないからにゃ」


提督「……」


多摩「復帰したてだからって仕事は待ってくれないにゃ。雲林院が集めた深海棲艦を殲滅するために、ほぼ全員出撃した件の後始末もたっぷり残ってるにゃよ」


提督「それは大変そうだ…頑張るしかないな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


129以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 19:43:03.18/46UgAdPo (1/2)

旧足りないもの鎮守府にいなかった人員に改めて挨拶
菊月提督独自のやり方などがあったら教えて欲しいと


130以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 19:48:03.63PTdwa/n3o (3/8)

>>129


131 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:55:23.400TruSUal0 (16/34)

ーー


曙「あたし達に話ってなによ」


提督「改めて挨拶をと思ったんだが…」


望月「そういうのはいいよ~こっちは好き勝手にやってるし」


提督「そうは言ってもな…」


リュウジョウ「他人の心配より自分の心配しいや。あんたは臨時やけどここの提督に戻ったんやで」


千代田「言っとくけど提督は私にとって一人だけ。あんたなんか提督とは思わないからね!」


グラーフ「顔…人相悪い……怖い…」


提督「……」


望月「ね?相手にするだけ時間の無駄だと思うよ」


提督「…菊月提督はこんなことを毎日……」


望月「いやいや、司令官の言うことはちゃんと聞くよー」


132 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 19:59:22.410TruSUal0 (17/34)

多摩「菊月提督は仕事はできるにゃ。提督と同じかそれ以上の実力はあるにゃ」


曙「当たり前でしょ!あたし達の提督なのよ!」


多摩「…ずっとこんな調子にゃ。コイツらは無視していいと思うにゃよ」


千代田「なによその言い方!」


提督「……」


グラーフ「ひぃぃ…睨まれてるぅ…!」


提督「…菊月提督ができる奴なのは間違いないようだな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


133以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 20:02:21.06cqSGg2Rv0 (1/2)

曙たちをスルーするのも
かわいそうなので北上に
彼女らのしつけを命ずる


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 20:11:36.41Zb6bc4b3O (1/4)

横須賀には提督が足りないもの鎮守府を数日臨時で受け持つと連絡が入る
菊月提督が負傷とは向こうは中々大変みたいですなと漣


135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 20:16:16.895fDksSrbo (1/1)

>>134
龍驤は主婦やってるのかも聞いとく


136 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 20:21:09.450TruSUal0 (18/34)

ーー


漣『あ~そっちの話はさっき幹部さんから聞きましたよー』


提督「そうだったか、連絡が遅れてすまない」


漣『菊月提督が負傷とは中々大変みたいですな』


提督「かなり大変だったらしい」


漣『ま、無事ならそれでオッケーってやつですよ。あとこっちのことは心配しないで大丈夫です』


提督「本当か?」


漣『そうですねぇ強いて言うならあの人の様子はどうですか?』


提督「龍驤……か」


137 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 20:27:14.520TruSUal0 (19/34)

漣『あの人は相変わらずですか?ちゃんと主婦の仕事をしてんでしょうねぇ』


提督「……」


漣『ご主人様ぁ?』


提督「…ちゃんとしていたんだ。まるで別人かと思うくらい……」


漣『演技じゃないとしたらそれが素なのかもしれませんね』


提督「……」


漣『あの女は調子に乗らせないで下さいよ。ちゃんとご主人様が調教するんです』


提督「調教…」


漣『言い方に拘ってるんじゃねぇですよ!要はあの女をコントロールしろって言いたいんです!』


漣『それくらい分かるでしょうがよぉ!!ええ!?ボケてんじゃねぇですよ!!』


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 20:45:30.30Ppn1QeRYo (5/6)

聞こえてくる声を聞いて漣さんヒートアップしてますねとS朝潮
八島さんは漣も口調荒く言ってるけど優しい子だねって
手元には鋭意製作中の人形があって今は衣装をS朝潮と考えてる
着物ベースなんだけど趣味を入れて和メイドもいいかななんて


139以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 20:53:45.05Zb6bc4b3O (2/4)

>>138
朝ちゃんの趣味的にはどう?と意見を求める八島


140 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:02:12.470TruSUal0 (20/34)

「ーーーー!!」


S朝潮「漣さんヒートアップしてますね…」


八島「そりゃあ大好きな提督が帰ってこないんだもん、イライラもしちゃうよね」


S朝潮「漣さんは口調荒いですけど優しい人なんです」


八島「漣もある意味提督と同じだよね。潜水新棲姫がいないとダメなんだよ」


S朝潮「…さっきから何を作ってるんですか?や 」


八島「ん~人形。本体はできたんだけどあとは衣装なんだよね」


S朝潮「着物ベースでいくんじゃなかったんですか?」


八島「それも良かったんだけど、あたしの趣味を入れて和メイドもいいかなって思ってるんだよね~」


141 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:05:59.470TruSUal0 (21/34)

八島「朝ちゃんはどう思う?」


S朝潮「八島さんの好きなのがいいと思います」


八島「そうだよね~朝ちゃんに聞くとそう答えるもんね~」


S朝潮「……嫌なんですか?」


八島「ちょ…こんなので怒るとか無しだって」


S朝潮「……」


八島「え、え?あたし何かした!?」


S「……」


八島「だぁーーー!もう敷島はいいから!あたしが呼ぶ時以外はやめてって!」


S朝潮「……」


八島「なに…?何でそんなに怒ってるの?あたし何もしてないよ!」


S朝潮「安価」


下2 台詞やその他行動など


142以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:11:15.92UVRD6EKDO (4/9)

何もしてないからです
もっと構ってください

拗ねた犬みたいになってる


143以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:13:46.41PTdwa/n3o (4/8)

無言で八島のお腹に前から抱きつく
(構って攻撃)


144以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:14:06.40cqSGg2Rv0 (2/2)

メイド服着せてください


145以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:16:19.10ZDWNnIZwo (1/1)

>>142
八島がごめんね~って慌てだすと
なーんて慌てる八島さんも可愛いですね…ちゅ、などと惚気けて笑いだすS朝潮
このこのこのぉ~ってS朝潮を抱えてぐりぐりする八島 

でも八島さんがいいと思う物がいいのは本当です。私も好きになりたいです。さあ完成させましょう!


146 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:18:42.920TruSUal0 (22/34)

S朝潮「……」ダキッ


八島「ぬふぅん……」


S朝潮「……」


八島「えっと…朝ちゃん…?」


S朝潮「……」グリグリ


八島「えっと…頭をお腹に擦り付けて…楽しい…の?」


S朝潮「……」


八島「……あ…」


八島「……」


八島(分かった…朝ちゃんが怒ってる理由が分かった……あたしが何もしなかったからだ…)


147 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:24:46.440TruSUal0 (23/34)

八島(いや、あのさ……朝ちゃんが大切なのは本当なんだよ?でもさ…手の出し方とか……分かんないって…)


八島(あ……そうだ…結婚するとまで言っちゃったんだ…いくら安価だからって…もう少し表現を考えるべきだったかな……)


八島(どうしよう……朝ちゃんは何をすれば満足してくれるんだろ…)


S朝潮(……)


八島(とりあえずこのまま抱き締めてあげて…後は……流れで…話でも聞いてあげれば……うん…分かってくれるよね…)


S朝潮(……)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:27:17.23UVRD6EKDO (5/9)

長らく魂のみだったのでスキンシップには疎い八島
肉体的欲求も知識としては知っているがどうしたらいいか解らずテンパる
こう…するんです
とS朝潮が


149以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:33:58.94Ppn1QeRYo (6/6)

抱きしめて話そうと思ったけど雰囲気に押されてなんとかキスまではできる
でもその先はわからなくて正直にやり方わかりません!と白状する八島さん

S朝潮はできる限りしてくれて気持ち伝わりましたと笑って、でも八島さん初心すぎますよといぢわるにクスっと笑いながら一緒に少しずつ進んでいきましょうと言う



150 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:38:56.710TruSUal0 (24/34)

八島「朝ちゃん…!」ダキッ


S朝潮「……」


八島「ん………んぅ…」


S朝潮「……んっ」


八島「……」


S朝潮「……」


八島「…ごめんなさいこの先のやり方がわかりません!」


S朝潮「……」


八島「だって…知識はあるけど……やり方なんて…」


S朝潮「ふふふ…できる限りのことはしてくれました。その気持ちは伝わりましたよ」


八島「朝ちゃん……」


151 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 21:46:48.800TruSUal0 (25/34)

S朝潮「でも八島さん初心過ぎますよ。たかがキスであんなに…」


八島「だってさ!」


S朝潮「いいですよ、一緒に少しずつ進んでいきましょうね」


八島「…うん」


S朝潮「……あともう少し注意した方がいいですよ」


八島「えぇ?」


S朝潮「私はY子さんの体、力をもらって新しい力を得ました」


八島「うん…」


S朝潮「ということは…貴女と繋がろうと思えば繋がれるんですよ」


八島「…?」


S朝潮「あ……そうだ…結婚するとまで言っちゃったんだ…」


八島「は!?」


S朝潮「とりあえずこのまま抱き締めてあげて…後は……流れで…話でも聞いてあげれば…」


八島「な、なんで朝ちゃんが!?」


S朝潮「気付いてましたか?私も途中から八島さんの心の中に居たんですよ」


八島「朝ちゃん……!」


S朝潮(ふふふふふ…絶対幸せにして下さいね……)


八島「朝ちゃんに力を宿したのは失敗だったのかなぁ……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


152以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:51:06.89UVRD6EKDO (6/9)

ところでその人形なんですが…
××さんの為の依り代ですよね

名前が呼べないのがこんなに不便だとは思いませんでした
漣さんとかはどういう認識になってるんですかねとS朝潮


153以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 21:58:55.41Zb6bc4b3O (3/4)

>>152
人形が完成すればまたお話できるんでしょうか
ご挨拶もしないといけないですし


154 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 22:07:07.200TruSUal0 (26/34)

S朝潮「ところでその人形なんですが…」


八島「話戻るんだ……」


S朝潮「それって××さんの為の依り代ですよね」


八島「あーうん…まあそうだよね」


S朝潮「名前が呼べないのがこんなに不便だとは思いませんでした」


八島「因果のある名前を背負ってしまったからね。あたしの忌み名と逆みたいな」


S朝潮「漣さんとかはどういう認識になってるんですか?」


八島「何か居たっていう程度の認識かな。それが誰なのか分かってないし、何をしたのかすら覚えてない」


S朝潮「そうなんですね…」


155 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 22:12:06.880TruSUal0 (27/34)

S朝潮「人形が完成すればまたお話できるんでしょうか。ご挨拶もしたいですし」


八島「どうかな…それはあたしには分かんないよ」


S朝潮「…分かりました」


漣「ーーーー!」


八島「お…話に出したから現れたね」


S朝潮「かなり怒ってる感じですね…」


八島「電話してもイライラは収まるどころか増してしまったと」


S朝潮「大丈夫でしょうか漣さん…」


八島「ま、なんとかなるって。漣は心配しなくていいやつだからさ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


156以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 22:18:13.63PTdwa/n3o (5/8)

やけ食いしようとしたら新棲姫が既に食堂にいた
こんな時は顔を合わせない方がお互いいいでしょ、いやそういう時だからこそ漣を癒やすと(端からみたらイチャイチャの)押し問答


157以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 22:20:38.19UVRD6EKDO (7/9)

覚えてるのも居るみたいだけどね
世界が改変されても記憶を保ってるあいつらは例外中の例外
さぞかし気持ち悪い思いをしてると思うよと八島
名前が出てこない奴に嵌められたとかね
その後>>156


158 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 22:29:20.040TruSUal0 (28/34)

S朝潮「八島さん、漣さんは覚えてないって言ってましたけど…」


八島「一部覚えてるのも居るみたいだね。でもあいつらは例外中の例外」


八島「扉で世界が改変されても記憶を保ってるあいつらがおかしいんだよ」


S朝潮「どうして記憶が…」


八島「扉関係はあたしにも分かんないよ。でもさぞかし気持ち悪い思いをしてると思うよ」


八島「もう名前が出てこない奴に嵌められたとか、誰を憎んでいいか分かんないだろうし」


八島「ま…騙された方が悪いってことにするしかないんじゃないかな?」


S朝潮「……」


八島「とりあえずこれくらいにしといてさ、後は見守っておこうよ」


S朝潮「…はい」


159 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 22:32:22.340TruSUal0 (29/34)

ーー食堂


漣「……」


潜水新棲姫「そんな顔をしてどうしたんだ」


漣「イライラするんでやけ食いってやつですよ」


潜水新棲姫「体に悪いぞ」


漣「ちょっと書庫に帰ってくれません?こんな時は顔を合わせない方がお互いいいでしょう」


潜水新棲姫「いやそういう時だからこそ漣を癒やす」


漣「やめて下さいよ」


潜水新棲姫「やめない。ワタシは漣の嫁なんだ」


漣「嫁なら旦那の言うことを聞くもんです」


潜水新棲姫「亭主関白には反対だ」


160 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 22:37:15.160TruSUal0 (30/34)

神通「見て下さい…」


黒潮「なんやあの二人、真っ昼間からイチャイチャしよって」


神通「最近の漣さんは心配でしたが…そんなことは無かったみたいですね…」


黒潮「当たり前やあのクソピンクは他人に迷惑かけとるだけや」


神通「それは…言い過ぎですよ…」


黒潮「それより心配なんは霞や。今が司令はんが一番側におったらなあかん時期や」


神通「妊娠が分かってすぐ…提督が意識不明にもなりましたからね…」


黒潮「やっと会えると思ったらまた数日帰ってくるのが延びる。よぉ見といたらなあかんな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


161以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 22:52:31.08PTdwa/n3o (6/8)

本当に駄目そうと自分で判断したら勝手に何が何でも会いに行くから心配しなくていいわよ
様子見に来た黒潮神通に宣言する霞
…張り付くかぁと黒潮ら


162以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 22:52:37.02Zb6bc4b3O (4/4)

霞は落ち込む暇もない
なぜなら伯母さん?になる榛名がマタニティ用品揃えて、ケアの仕方覚えて、早く休めるようにして、趣向品は母体にいいもの探してと張り切りまくってるから
張り切りすぎよお姉様と呆れつつも嬉しい霞


163 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:00:53.49rDhoVpWIO (1/2)

ーー霞の部屋


霞「……」


榛名「霞ちゃん!また新しいマタニティ用品を用意しましたよ!」


霞「……」


榛名「それだけじゃありません!お腹周りのケアの仕方も覚えてきました、早速試してみましょう!」


霞「…それはまだいいわ」


榛名「なら早く体を休めて下さい!薬の調合なん絶対にしちゃいけません!」


霞「分かってるから…」


榛名「霞ちゃんにはそう言って守らなかった前科があります!油断できません!」


霞「……」


164 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:05:55.47rDhoVpWIO (2/2)

榛名「そうです他にも妊娠中の方にいいものがあると聞いたんです!まだまだ探してきますね!」


霞「張り切りすぎよお姉さま…」


榛名「だって霞ちゃんが妊娠!子どもを産むんですよ!」


霞「そうだけど…」


榛名「きっと霞ちゃんに似た可愛い子どもが産まれてくるんです!」


霞「榛名お姉さまったら…私が落ち込む暇なんか与えてくれないわね」


霞「本音を言えば司令官にはずっと隣に居て欲しい。夜中に突然不安になってしまうことがあるの」


霞「でもお姉さまが騒がし過ぎて…それどころじゃないのよね」


榛名「次はあれで……その次は…」


霞「でも…嬉しいからいいわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


165以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:13:31.29UVRD6EKDO (8/9)

黒潮の改二用艤装を改装している明石夕張秋津洲
再び改二になろうという黒潮の負担を減らす為に試行錯誤している
夕張の様子を気にする二人
そういえば夕張ってもう大丈夫なのと聞こえないように話す


166以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:14:01.0245LXZMRXO (1/1)

>>165


167 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:22:12.630TruSUal0 (31/34)

ーー工廠


明石「秋津洲ちゃん、次はこっち…」


秋津洲「その後はこれを……」


黒潮「うちの改二用艤装の改装は難儀してるみたいやなぁ」


明石「はっきり言ってかなり苦戦してます」


秋津洲「このクセが独特過ぎるかも…」


黒潮「体に負担が大きい割に劇的に強くなるわけやない。無理して改二にする必要は無いかもしれんけど、それでもやりたいんや」


明石「黒潮さんの気持ち、分かります。だかは私達もお手伝いしてるんですけど…」


秋津洲「これは苦労するかも」


黒潮「うちにも手伝えることがあったら言うてな、何でもやるで」


168 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:25:21.740TruSUal0 (32/34)

明石「あの…じゃあ一ついいですか?」


黒潮「何や?」


明石「夕張さんの様子はどうなんでしょうか?」


秋津洲「確かに気になるかも。夕張は足りないもの鎮守府に残ったから様子がよく分からないかも」


黒潮「あかんって聞けへんから悪くは無いと思うで」


明石「悪くないことを知りたいです。確認してもらえませんか?」


黒潮「うちが~?」


秋津洲「直接言ってきてとは言ってないかも。電話とか色々手段はあるかも!」


黒潮「…ま、何でもするって言うたしええよ。夕張の様子、確認するわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


169以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:32:42.72PTdwa/n3o (7/8)

せっかくだし提督の様子見兼ねて外出届だして直接行く事に
もう普通に食べさせあいしよった提督代理にピキピキしつつ許可を貰う


170以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:34:19.926oPdqYmEO (1/1)

>>169


171以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:35:20.73PTdwa/n3o (8/8)

(漣が提督代理って文言出てきてないじゃんね見間違えたごめんなさい)


172 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:41:16.420TruSUal0 (33/34)

ーー食堂


黒潮「おい」


漣「あーん…」


潜水新棲姫「ん…美味しい」


漣「次は漣の番ですよ、早く早く」


潜水新棲姫「待ってくれ、はいあーん」


漣「あーーーん…」


黒潮「聞いとんかこのクソピンク」


漣「何すか邪魔しないでもらえません?」


黒潮「こっちもお前と話したくなんか無いんや。用事があるから仕方なしや」


漣「ならその用事を諦めろってんですよ」


黒潮「ふざけとん違うぞ」


173 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/06(日) 23:44:49.800TruSUal0 (34/34)

黒潮「外出許可証や。これから司令はんの所に行ってくる」


漣「なぜそれを漣に?」


黒潮「今から出るからや!執務室に行って提督代理、秘書艦代理に判子もらう時間が勿体ないやろが」


漣「ほーん」


黒潮「面倒臭いことはお前がやっとけ、暇なんやろ」


漣「暇じゃないっすねぇ、嫁とラブラブタイム中なんすよ」


黒潮「ええからやっとけよ。書類は渡したからな」


漣「全く…自由人はいいですな」


潜水新棲姫「漣、あーん…」


漣「すいませんね、急な仕事が入ったんで続きは夜っすね」


潜水新棲姫「…ん」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


174以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:49:48.95UVRD6EKDO (9/9)

久しぶりの外出でのびのびする黒潮
買い食いしながら鎮守府に着く頃には両手一杯に食べ物のお土産が


175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/06(日) 23:51:43.58/46UgAdPo (2/2)

埋め合わせはたっぷりしてくれないと嫌だからなとあざとく言う潜水新棲姫と、うちの嫁は世界一と抱きつく漣のバカップル
その後174


176 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/07(月) 00:00:48.186fiHL1yf0 (1/5)

漣「…さて、執務室に……」


潜水新棲姫「漣……」ダキッ


漣「お…?」


潜水新棲姫「埋め合わせはたっぷりしてくれないと…嫌だからな」


漣「……んとにもぉーー!上目遣いであざといんですよぉーー!」ギュッ


潜水新棲姫「んふ……」


漣「あーやばい…うちの嫁は世界一だわ……」


潜水新棲姫「そんな…褒め過ぎだ……」


漣「いーやそんなこと無いっすよ、本当に可愛いわぁ…」


神通(漣さん…早く執務室に行った方がいいですよ……)


177 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/07(月) 00:03:15.966fiHL1yf0 (2/5)

ーー足りないもの鎮守府


北上「久しぶり~ってどうしたのさその荷物」


黒潮「来る途中で買い食いしまくったらこうなったんよ」


北上「流石は大食いだねぇ~」


黒潮「お土産は皆んなで分けてな。それで夕張はどこにおる?」


北上「いつも通り工廠~」


黒潮「ありがとうな、ほな行ってくるわ」


北上「この量を持ち運ぶか……流石は黒潮だねぇー」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/07(月) 00:14:20.3422poiPcDO (1/2)

よ…よお、元気しとる?
あら黒潮さんわざわざ横須賀からどうしたんですか?
なんとなくしどろもどろになってしまう黒潮
見た所普通に見える
考えてみたら夕張はかなり危険な状態にまでいったはずなのにいつの間にか復帰している
何があったんやろ…と


179以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/07(月) 00:28:38.257O/voFwTo (1/2)

>>178


180 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/07(月) 00:33:21.976fiHL1yf0 (3/5)

ーー工廠


黒潮「よ…よお、元気しとる?」


夕張「黒潮さん!わざわざ横須賀からどうしたんですか?」


黒潮「ちょっとした用事でな…」


夕張「そうでしたか、せっかくここに来たんですしゆっくりしていって下さいね!」


黒潮「そうさせてもらうわ…」


夕張「じゃあ私は作業に戻りますね!」


黒潮「……夕張は普通に見えるな」


黒潮「それはええことなんやけど、違和感は感じるわな…」


181 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/07(月) 00:36:48.866fiHL1yf0 (4/5)

黒潮「夕張はかなり危険な状態までいったはずやのに、いつの間にか復帰しとる」


黒潮「普通やったら無理や、普通に生活するだけでも大変やのに…」


黒潮「……何かがあったんや。それしかない」


黒潮「考えられるのは……」


ヒュンッ


黒潮「う!?」


カラーン……


夕張「いけないいけない!手が滑っちゃいました!」


黒潮「き…気を付けてな。こっちの方まで工具が飛んできたで」


夕張「勿論です!」


黒潮「……気のせいやんな、うん。うちを狙ったんじゃない…」


夕張「~~~~」


黒潮「夕張は…何も無い。それを確認できて良かったんや……」


ーー


182 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/07(月) 00:37:14.796fiHL1yf0 (5/5)

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします


183以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/07(月) 00:43:35.6722poiPcDO (2/2)

お疲れ様でした
触れてはいけない事もある…
アルカイックスマイルになってそう


184以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/07(月) 00:48:32.087O/voFwTo (2/2)

おつおつ
同じ手は駄目ですよとね…
S朝潮ちゃん力使いこなしてて笑っちゃう


185以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/07(月) 23:37:55.50ctIZi6NGO (1/1)

夕張の復帰っていつの間にかではなかったよね?
過程は語られなかったけど迎えに行って横須賀に顔出したところはあったはずだけど


186以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/08(火) 00:33:48.04uCgWVrMDO (1/1)

退院したという描写はありましたね…
ただ完全に復調したのかとか療養の過程は確かに見受けられませんでしたが
もう治ったかどうかはこれからかな


187以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 00:08:22.91c6ml6VbBo (1/2)

その3の埋め立てレスが気になって仕方ない


188 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 18:40:22.814C/F80bkO (1/10)

ーー足りないもの鎮守府


黒潮「謹慎明けの提督はちゃんと仕事してるみたいで良かったわぁ」


提督「あぁ、もちろんやってるぞ」


黒潮「直接ここに来る必要は無かったかもしれんけど、来てよかったわぁ」


提督「ここの景色か?」


黒潮「それは司令はんこみやで。司令はんとここの景色が合ってるんよ」


提督「…そう言ってくれて嬉しい」


黒潮「横須賀なんかよりもこっちの方が司令はんらしいわ」


提督「そうかもしれないが立場上甘えてはいられない。俺に与えられたのは横須賀鎮守府の提督という仕事なんだ」


黒潮「それが分かってるんやったらええんやで」


189 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 18:43:38.294C/F80bkO (2/10)

提督「ところで黒潮はここに何をしに来たんだ?」


黒潮「それは…まぁ」


提督「…?」


黒潮「うちも用事が済んだら帰るよ。それより司令はんはいつ帰ってくんの?」


提督「菊月提督の状況次第だ。長くても一、二週間といった所だろう」


黒潮「そうか、漣らも限界が近いから早く帰ってきてな」


提督「もちろんだ。菊月提督が帰ってくればすぐにでも横須賀に帰る」


黒潮「それやったらええけど…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


190以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 18:48:13.27GUjgYgpjO (1/1)

夕張について詳しく確認する


191以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 18:48:34.722OzckduDO (1/1)

ふたつの鎮守府に提督に会いたがっている艦娘が居る
それを解ってて提督を引き抜いた幹部さんちょっと恨むで…と黒潮



192以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 18:49:23.30WZB3afSL0 (1/4)

菊月提督の見舞を
しようと夕張が提案


193 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 19:08:32.36MDNNzZUe0 (1/10)

ーー


黒潮「しかし幹部はんも厄介なことしてくれたなぁ。二つの鎮守府で一人の提督の取り合いや」


黒潮「そうなるって解っとってやったんやろ、幹部はんはちょっと恨むな」


駆逐棲姫「幹部がすまない」


黒潮「う…ぉ!?」


駆逐棲姫「どうした?」


黒潮「なんでクキがここにおるんよ?」


駆逐棲姫「揉めた。夫婦喧嘩というヤツだ」


黒潮「またかいな。ちょっと前もやって仲直りした所と違うかったか?」


駆逐棲姫「前のは幹部が悪い。今度のは私が悪いんだ」


黒潮「ほぉん…せやから逃げてきたって?」


駆逐棲姫「ここに提督が居ると聞いた。知らない場所に逃げるよりはいい」


黒潮「そうかもしれんけどレ級が幹部はんをシめる前に仲直りしときや」


駆逐棲姫「分かってる」


194 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 19:11:15.51MDNNzZUe0 (2/10)

駆逐棲姫「ここに来たのはそれだけが理由じゃないぞ」


黒潮「他に何があるんよ?」


駆逐棲姫「何かイヤなものを感じたんだ」


黒潮「えらい抽象的やなぁ」


駆逐棲姫「第六感と言えばいいのか。とにかく言葉で表せない何か変なものを感じとった」


黒潮「菊月らと違ってクキには何も無いんやろ?単なる気のせいと違うか」


駆逐棲姫「その可能性もある」


黒潮「ま、ほとぼりが冷めたら一緒に帰ろか。一人で帰るよりええやろ?」


駆逐棲姫「そうだな…頼む」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


195以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 19:27:21.69HXhsuhHqO (1/1)

夕張が元気になったきっかけを考える黒潮
元気になったから迎えに行ったけど退院直前の様子はどうだっただろうと


196以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 20:01:22.01FP9XzIy2o (1/3)

>>195


197 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 20:18:50.03MDNNzZUe0 (3/10)

ーー食堂


黒潮「……夕張や」


黒潮「あいつはいつ元気になったんや。再起不能とまで言われとったのに、いつの間にか退院しとる」


黒潮「そもそもうちは途中経過を知らん。迎えには行ったけど退院する直前やからもう元気やった」


黒潮「…入院中に何かがあった」


黒潮「それしか考えられへん。他に方法も無い」


黒潮「本人に聞くのが一番やろうけど……」


夕張(あ、ごめんなさい!工具がそっちに…)


黒潮「…違う。あれは偶然やない。うちを狙ってたんや」


198 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 20:22:50.72MDNNzZUe0 (4/10)

黒潮「司令はんは詳しい事情は知らんはずや。もう横須賀に行っとったからな」


黒潮「……横須賀には司令はんだけが行ったんやったか?」


黒潮「夕張を迎えに行った?うちが?」


黒潮「あれ…その時うちは横須賀におったはず……」


黒潮「あ、あぁ……?」


黒潮「何や……頭痛い…何かが……」


黒潮「こんな時に…改二の……頭痛…」


黒潮「い…痛い……わけが…分かれへん…」


黒潮「うちは……何を……何を…?」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


199以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 20:23:33.53moVMHki+o (1/1)

kskst


200以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 20:35:23.12Gq9yD52BO (1/2)

クキがどうしたしっかりしろと心配する


201 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 20:40:49.83MDNNzZUe0 (5/10)

駆逐棲姫「ん、あれは…」


黒潮「うう、うぅぅ……」


駆逐棲姫「どうしたんだ黒潮、なにを苦しんでいる?」


黒潮「頭が……」


駆逐棲姫「具合が悪いのか?なら誰かを…」


夕張「私に任せて下さい!」


駆逐棲姫「夕張か丁度良かった、黒潮の体調が悪そうなんだ」


夕張「はい!工廠に連れて行きますね!」


駆逐棲姫「頼んだぞ」


……


駆逐棲姫「さっきは普通だったが急に具合が悪くなったのか。私は感覚が鈍いからそういう経験は無い」


駆逐棲姫「少し心配だったが夕張に任せれば問題無いだろう。あいつも医療班だったはずだ」


駆逐棲姫「…ん?工廠に連れて行くと行ってたか?いや、聞き間違いだろう」


202 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 20:43:23.77MDNNzZUe0 (6/10)

ーー


黒潮「……待て…」


夕張「あ、起きてましたか。おぶって移動してるんで暴れないで下さいね~」


黒潮「うちを…どこに……」


夕張「大丈夫ですよ」


黒潮「お前……質問に…答えろ……」


夕張「機嫌が悪いみたいですね、でもすぐに良くなりますから大丈夫ですよ!」


黒潮「おい……」


夕張「もう少し待ってて下さいね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


203以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 20:45:51.67WZB3afSL0 (2/4)

夕張の工具飛ばしについて
殺意のなかったことが知れる


204以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 20:52:20.32oc0enxOQo (1/1)

丁度工廠に向かってた北上と鉢合わせして明らかに体調が悪いんだから向かう先は医務室でしょと突っ込まれる
クキはやっぱり違う何かおかしいと気づいて人を呼んで工廠へ向かう


205 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 20:58:37.34MDNNzZUe0 (7/10)

ーー工廠


夕張「……」


北上「待った」


夕張「北上さん」


北上「黒潮、体調悪いんだよね?だったら連れて行くのは医務室でしょ」


夕張「そんなことよりお子さんは放っておいて大丈夫なんですか?」


北上「あの子なら憲兵が見てるから平気」


夕張「そうでしたか。なら…」


北上「話を戻そうよ。黒潮は…」


夕張「どうして北上さんが黒潮さんの体調が悪いのを知ってるんですか?知ってたなら北上さんが介抱してあげないといけないですよ」


駆逐棲姫「私が教えたんだ」


夕張「……クキさん」


206 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 21:01:24.59MDNNzZUe0 (8/10)

駆逐棲姫「私はずっと違和感や嫌な感じがしてたんだ」


夕張「それが?」


北上「まずこっちの質問に答えて」


夕張「なんなんですか二人とも、私が何かしましたか?」


駆逐棲姫「まだ質問に答えないか」


夕張「だから…」


北上「だから?」


夕張「…そもそも二人で一人を責めるなんて不公平ですよ。私達はそんなことしちゃいけません」


駆逐棲姫「どうする?」


北上「どうするもこうするも無いよねぇー」


夕張「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


207以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 21:05:08.56WZB3afSL0 (3/4)

夕張「黒潮が敵じゃないのはわかってます」


208以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 21:16:32.55Gq9yD52BO (2/2)

菊月達や提督も到着してじゃあ責めはしないから病人に工廠で何をしようとしてたのか見せてもらおうと
変な動きをした瞬間に止めに入る準備は万全



209 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 21:26:32.49MDNNzZUe0 (9/10)

提督「夕張、お前を責めたりはしない」


夕張「……」


菊月「今ここで、黒潮になにをしようとしたのか私達に見せろ」


夕張「…………」


北上「産後だからって甘く見てる?一応これでも強い方だからね」


駆逐棲姫「私も籠手を装備しておこう」


菊月「何かあればお前の命は無い。この状況が分かるな?」


夕張「……!!」ブンッ


黒潮「ぁ……」


提督「黒潮!」


夕張「……!」ダダダッ


駆逐棲姫「逃げた…か」


210 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 21:30:21.61MDNNzZUe0 (10/10)

ーー


夕張「はぁ…はぁ…!」


望月「鎮守府の中であたし達と追いかけっこはどうかな?」バシュッ


夕張「…!」


曙「どうあがいても負けるのが分かってないのね」バシュッ


夕張「……」


リュウジョウ「大人しくしぃや~」バシュッ


夕張「……」


菊月「無駄な抵抗は止めろ。大人しく捕まってもらうぞ」


夕張「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


211以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 21:35:12.40WZB3afSL0 (4/4)

工廠で速吸に泣きつき
「特務艦なら曙たちを
何とかして」と頼む夕張


212以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 21:39:52.01c6ml6VbBo (2/2)

最後は千代田に捕まってお縄
提督は夕張をなあなあにするんじゃなくてちゃんと治療をしようと向き合って話す
そのためにも千歳たちも交えて今、夕張が何を感じて何を考えてるのかを聞き出す


213以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 22:01:39.60rMcqoRHko (1/1)

>>212
最初は口をつぐんでた夕張も徐々に話し始める


214 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:04:47.964C/F80bkO (3/10)

夕張「……!」


曙「コイツ、力づくで!?」


望月「おーおー、確かにここじゃ曙の火は使えないもんねぇ」


リュウジョウ「呑気に言うてる場合か!」


望月「言ってていいんだよ~あたしの能力忘れた?」


リュウジョウ「…なるほどな」


菊月「やれ、千代田」


千代田「言われなくても!」ガシッ


夕張「ぐ……!?」


菊月「千代田の怪力から逃げられるはずが無い。抵抗するだけ無駄だからな」


夕張「……」


菊月「…揃ったな。工廠に戻るぞ」


215 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:12:34.404C/F80bkO (4/10)

ーー工廠


提督「夕張」


夕張「……」


提督「ここには夕張の敵は居ない」


夕張「……」


提督「夕張の頭の中で何かが暴れても俺達は味方だ」


夕張「……」


提督「…きっかけは龍驤だった。あいつは病院からの診断書を誤魔化して俺に見せていた」


提督「気付かない俺もどうかしていたが、冷静になってその診断書をよく見て思った。これは素人にしてはでき過ぎている」


提督「龍驤はそういうことは得意だとは聞いたことがない。だが龍驤はあの診断書を作った」


提督「……夕張が手伝っていたんだな?」


夕張「……」


提督「そう考えれば全て辻褄が合うんだ」


216 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:20:47.834C/F80bkO (5/10)

提督「龍驤の性格から言って一方的に得をする取り引きはやらない。夕張と龍驤の間で何かしらの約束事があった」


提督「その内容までは分からないが、推測はできる」


提督「夕張、自分の病気を分かっていたな?」


夕張「……」


提督「龍驤とお互いに黙っておくことで保険をかけた。余程のことがない限りこの秘密は守られる」


提督「それで良かったのかもしれない。事実かなりの間騙し通せたからな」


提督「だが…余程のことが起きた。龍驤の診断書改竄が俺に知れた」


提督「結果的に龍驤は夕張のことを喋らなかったが、夕張は気が気じゃなかったはずだ」


提督「その事を確かめる為に黒潮を捕まえて工廠で…」


夕張「……龍驤さん本人から聞けばいいじゃないですか」


提督「できなかったから黒潮を尋問しようとしたんだろう」


217 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:24:03.064C/F80bkO (6/10)

北上「工廠裏で冷蔵庫見つけた。尋問したあとやっぱ殺すつもりだったみたい」


夕張「違う!!」


北上「はぁ~…あんたさ、自分がおかしいこと…」


夕張「うるさい!」


北上「あたしじゃダメだ。提督、お願いね~」


提督「……夕張」


夕張「近付くな!触るな!」


提督「なあなあにしておくのはもう止めよう。ちゃんとした治療を受けるんだ」


夕張「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 22:42:05.97FP9XzIy2o (2/3)

提督のためなんですよ!
何でわかってくれないんですか!
工具を振り回す夕張にしかし提督は本気で当てる事がないと確信しているので正面から(抱きしめ)捕縛


219以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 22:47:36.83R1wW6/0/O (1/1)

>>218
どんだけ工具を振り回してもどんだけ悪態をついても絶対放さない提督にいろんなものが溢れてくる夕張


220 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:51:15.324C/F80bkO (7/10)

夕張「この……!!」ガシッ


千代田「工具を持った!?これだけ囲まれてるのに往生際の悪い…!」


菊月「待て」


夕張「提督のためなんですよ!」ブンッ


千代田「このまま止めないと危ないわよ!」


菊月「いいから見てろ」


夕張「何でわかってくれないんですか!」ブンッ


提督「……」


夕張「私みたいな頭のおかしい艦娘は!解体されるべきなんです!」ブンッ


提督「……」


夕張「く……!!」


221 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 22:54:52.834C/F80bkO (8/10)

提督「……」ギュッ


夕張「やめ……離せ!」


提督「……」


夕張「やめろ!やめろぉーー!」ブンブンッ


提督「……」


夕張「貴方みたいな変人、最初から気に入らなかったんですよ!」


提督「……」


夕張「うっ…訴えてやる!このセクハラ提督!」


提督「……」


夕張「さっさと…離せぇ……!」


提督「……」


夕張「この…この……!」ブンッ


提督「……もういいんだ夕張」


夕張「……」


夕張「…………」カランッ


222 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 23:00:36.164C/F80bkO (9/10)

提督「薬では誤魔化せない。ならばトリガーを使っていたんだな」


夕張「……はい」


提督「あれは身体能力を上げる際には大きな負荷がかかる。だがそうでない場合副作用はほとんどない」


夕張「……はい」


提督「トリガー無しだとどうなる?」


夕張「病院で無差別殺人を行った熊野より状態は悪いです」


提督「……」


夕張「周りの人達は全員敵。皆んな階段から私を落とそうとしてくるように見える」


夕張「普通に歩いていても階段を歩いているような感覚になって…」


提督「自分を客観的に見れているのもそれのお陰か」


夕張「トリガーがあってもこれなんです。本当、笑えますよね」


提督「…夕張」


夕張「分かりましたよ、トリガーは解除します」


提督「あぁ、いくら副作用が無いとは言ってもトリガーは良いものじゃない」


223 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 23:04:00.894C/F80bkO (10/10)

夕張「提督」


提督「どうした?」


夕張「私、信じてますから」


夕張「普通なら解体するしかない私を提督なら助けてくれる」


提督「当たり前だ」


夕張「…その言葉を聞いて安心しました」


菊月「お前を捕まえるのに多少手荒になる可能性はあるぞ」


夕張「分かってます、もしもの時はお願いしますね」


提督「……夕張」


夕張「今、解除します……トリガーを…」ガチッ


夕張「提督……」


提督「夕張」


夕張「絶対に……助けて下さいね…」


提督「…あぁ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


224以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 23:24:58.30gCpDIZMBo (1/1)

魂の抜けた様になった夕張をすぐに拘束
龍驤に夕張の事を話し知っている事を聞き出す


225以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/10(木) 23:42:18.65FP9XzIy2o (3/3)

>>224


226 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 23:48:42.61mt9YFpXo0 (1/2)

ーー


菊月「トリガーとかいうデバイスを停止させた夕張は暴れるどころか魂が抜けたようにその場に崩れ落ちた」


龍驤「暴れなくて良かった」


菊月「お前はどこまで知っていた?」


龍驤「菊月は何て言って欲しい?」


菊月「ふざけているのか」


龍驤「あはは、そうかもしれない」


菊月「笑い事じゃないのは分かっているだろう!」


龍驤「うるさいなぁもう」


菊月「……自分は絶対に殺されないとでも思ってるんじゃないだろうな?」


龍驤「思ってるよ。菊月が殺せても周りが止めるから」


菊月「……」ギリッ


227 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/10(木) 23:58:10.86mt9YFpXo0 (2/2)

龍驤「全部知ってたって言っても何も変わらない。夕張のはそれくらい深刻」


龍驤「私のお陰で今までのらりくらりとやってこれたんじゃないかな」


菊月「…クズが」


龍驤「クズなのは知ってるくせに。こっちは一億も殺してるんだから今更偽善者ぶるつもりも無いよ」


菊月「……」


龍驤「言っておくけど菊月も同じだから。菊月提督の為に何人も殺したけど自分を正当化してる」


龍驤「私のもそれと同じ。だから菊月は私を責められない」


菊月「私はお前のように開き直ってはいない」


龍驤「同じだよ。同じ罪を背負ってる私だから分かる」


龍驤「…勘違いしてるのはそっちじゃない?どう足掻いても人殺しは幸せになれない。そういう風にできてるから」


龍驤「そっちもせいぜい仮初の幸せを楽しんでなよ」


菊月「安価」


下2 菊月の台詞やその他起こったことなど


228以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/11(金) 00:08:00.54JxbOUlVDO (1/2)

お前は…(…誰だ)
何故か口には出せずに飲み込む菊月
今は夕張の事だと頭を切り替える


229以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/11(金) 00:36:02.168TzAhpYCo (1/1)

>>228
お前の提督の為にも夕張をなおさにゃならん、協力してもらうぞ


230 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/11(金) 00:53:28.96uFBWzuwk0 (1/2)

菊月「お前は……(誰だ…)」


龍驤「ん?」


菊月「…………」


菊月「とにかく夕張をどうにかする。お前の提督の為でもある」


龍驤「うん、頑張ってね」


菊月「……」


菊月(なぜだ。なぜ私は口を噤んだ。どうして続きを口にしなかった)


龍驤「……」ニコニコ


菊月(……何だこの得体の知れない嫌な感じは)


ーー


231 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/11(金) 00:54:05.47uFBWzuwk0 (2/2)

続く


コメントなどあればお願いします


232以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/11(金) 00:58:02.88JxbOUlVDO (2/2)

お疲れ様でした
標準語龍驤はかわいいけどなんか怖い
語尾が取れた卯月とか金剛もそういう時は本気モードだしやっぱり違う


233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/11(金) 01:10:18.00MHO3s4ZRo (1/1)

おつでした
夕張関係藪蛇って思ってました…ガッツリ本筋やん……
標準語龍驤の態度はどうせ助からないから拗ねてるとも見えるがはてさて
艦娘から艦娘の成分を抜いたら何が残っているのだろうか…


234 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 18:15:03.43ezEe4bgS0 (1/23)

ーー病院


提督「冗談ですよね…?」


「この状況で冗談が言えるほど私はまだ人間ができていません」


提督「そんな……夕張が…」


「彼女の体は限界を超えるという言葉では表せないくらいに疲弊しきっています。どうやっても回復は望めません」


提督「数日前まで普通に生活していたんですよ!?」


「それも彼女が作ったデバイス、『トリガー』のお陰でしょう」


提督「そんな……」


「あそこまで酷い状態は見たことがありません。全ての数値が酷く明日にでも容態が急変しても何も不思議じゃありません」


提督「……」


235 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 18:21:14.76ezEe4bgS0 (2/23)

提督「…まだ可能性はあります。例えば内臓を治療したり…」


「するだけ無駄です。たとえ全ての内臓をまるで新品のようにしたとしても、彼女の体がそれに耐え切れません」


提督「……」


「彼女の体を一から作り替えれば助かる可能性はあります。しかしそんなことは不可能ですし、もしできたとしてそれは彼女そのものと言えるでしょうか?」


提督「……」


「貴方が提督として彼女にしてあげられることは、彼女を解体して楽にしてあげることかもしれません」


提督「医者が…それを言うんですか?」


「普通なら言いません、どんな手を使ってでも彼女を生き存えさせると言います。しかし彼女はそれを言うことすら躊躇うくらいに酷い」


「意識が戻ったとしても激痛と妄想で……」


提督「……」


「貴方が治療を望むならこちらも全力を尽くします。ですが私が言ったことをどうか覚えておいて下さい」


提督「…夕張を宜しく頼みます」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


236以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 18:32:52.50TpspWGdDO (1/10)

帰る前に眠る夕張の様子をじっと見ている提督
その後ろにいつの間にか立っている八島と敷島
助ける事自体は不可能じゃない、だけどそれは提督と夕張に新たな業を背負わせる
選ぶのは貴方です司令官

普段とは雰囲気がまるで違う二人


237以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 18:35:20.41ZA0QDBego (1/5)

夕張を必ず助けると約束した
方法を探るために幹部さんにも相談する


238 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 18:46:21.29ezEe4bgS0 (3/23)

ーー


幹部『私の方にも夕張君のカルテを送ってもらったんだ』


提督「率直に言って…どうですか?」


幹部『私はね、全ての艦娘には幸せになる権利があると思ってるんだ。だからこそ手を伸ばし続けてきた』


幹部『医者が匙を投げようとも私だけは最後まで諦めないと。そう決めていたんだ』


提督「じゃあ夕張も…」


幹部『だが例外はある。助けたとしても残りの命が無ければ意味がないんだ』


提督「……」


幹部『残りの命を伸ばせるならどんな方法でもやる。しかし夕張君はもう…』


提督「そう……ですか」


239 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 18:55:33.11ezEe4bgS0 (4/23)

幹部『夕張君の解体を勧められたのは理解できる。彼はとても良い医者なんだろう』


提督「……」


幹部『君が諦めないというのなら私も協力する。だが限界があるということは知っておいてくれ』


提督「…………分かりました」


幹部『提督君がどんな選択肢を選んでも君は悪くない。誰も君を責めたりしない』


提督「……」


幹部『彼女は仕方ないと、間違っても君を悪者になんかしない』


提督「仕方なくなんてないんです。夕張は私が……自分のせいで…」


幹部『…こういうこともあるんだ、提督君』


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


240以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 18:59:00.15TpspWGdDO (2/10)

見かねた新棲姫が提督に助言
艦娘として生きるではなくてもいいなら方法が無い訳ではないと
上手くいく保証は無いし夕張の精神状態を考えれば暴走する危険性もあると前置きしてから
夕張を深海棲艦化させるという案を出してくる


241以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:01:55.85mF8c+OT10 (1/2)

夜逃げしようとする夕張。海の
藻屑になりたいと願ったけれど
……提督に止められてしまった


242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:10:13.46ZA0QDBego (2/5)

>>240
漣も由良も絶望的な状態から深海棲艦が寄生したことで生き残ったんだ
残された方法はこれか整備士がなにかできることを祈るくらいしか…


243 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:17:52.53ezEe4bgS0 (5/23)

ーー


提督「……」


提督「…………」


ピピピピピ…


提督「……」ガチャッ


潜水新棲姫『相当参ってるらしいな提督』


提督「……あぁ」


潜水新棲姫『ワタシは医者じゃないから夕張を治療することはできない』


提督「…知っている」


潜水新棲姫『だからワタシにできることを提督に教えようと思う』


244 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:21:31.08ezEe4bgS0 (6/23)

潜水新棲姫『夕張をワタシ達と同じにする。深海棲艦にするんだ』


潜水新棲姫『艦娘としては生きれなくなるが、夕張が死ぬということも無くなる』


提督「……」



潜水新棲姫『だが上手くいく保証は無い上に夕張の精神状態を考えれば暴走する危険性もある。賭けるには危険過ぎる』


提督「…それでも可能性はあるんだな」


潜水新棲姫『由良が深海棲艦のコアを捕食して生き存えたように、成功する可能性はある』


提督「……そうか」


245 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:25:06.61ezEe4bgS0 (7/23)

潜水新棲姫『これが最後の手段だ。整備士に頼れないなら祈るくらいしか方法は無い』


提督「祈る…」


潜水新棲姫『非現実的だがこれくらいしか提督ができることは無い』


提督「……助言、感謝する」


潜水新棲姫『最後の手段だからと言ってそれが最善とは限らない。もし暴走すれば解体どころか夕張をワタシ達が殺すことになるんだぞ』


提督「……」


提督「…………」


潜水新棲姫『よく考えて、結論を出してくれよ』


下2 この後の展開やその他起こったことなど


246以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:27:04.84mF8c+OT10 (2/2)

「まだ見ぬ世界が見えるかも」と夕張は大喜びする


247以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:32:04.48TpspWGdDO (3/10)

方法としては幹部が確立した深海棲艦の細胞移植だ
規定されている以上の細胞を移植して現在の細胞を侵食させ完全に深海化させると説明する新棲姫
わざわざ危険を冒して何処かの深海棲艦を捕まえる必要は無いと


248以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:33:06.75zBbyfVBzO (1/8)

夕張は俺を本気で信じてくれたからトリガーを解除してくれた。
だから俺は夕張を信じる。

話を前にすすめるために深海棲艦組、深海棲艦寄生組、整備士を始めとした技術者組と徹底的にリスクや方法を徹底的に打ち合わせ。


249 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:38:12.50ezEe4bgS0 (8/23)

ーー


夕張(提督……)


夕張(私は…貴方を…信じます……)


提督「……」


提督「夕張は俺を本気で信じてくれたからトリガーを解除してくれた。そんな俺が夕張を信じないでどうする」


提督「可能性がゼロで無いならそれを信じる。夕張はまだ助かるんだ」


提督「…夕張は絶対に助ける」


提督「その為には準備と人が必要だ。大変だろうが全てを揃える」


250 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:43:50.34ezEe4bgS0 (9/23)

ーー数日後


提督「皆んな、集まってくれてありがとう」


潜水棲姫「これだけいれば何とかなりそうだけど…」


潜水新棲姫「人が集まった所で成功率は変わらない」


漣「悔しいですけど嫁の言う通りなんすよね」


由良「万が一があれば私がやる」


球磨「クマはほとんど役に立たないクマよ?」


由良「居ないよりはマシ」


タシュケント「ごめんね、整備士は表に出れないから代わりにあたしが来たんだけど…」


漣「コロス」


タシュケント「まぁそうなるよね…」


潜水新棲姫「その話は後にするぞ。今は夕張が優先だ」


251 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:47:47.58ezEe4bgS0 (10/23)

提督「何をどうやっても成功率は変わらないんだな」


潜水新棲姫「そうだ」


提督「……」


由良「提督」


由良「夕張とはこれで最後になるかも」


由良「お別れは」


提督「……いい」


由良「どうして」


提督「失敗した時のことは考えたくない」


由良「…」


球磨「しかしよく病院から夕張を持ち出せたクマね」


漣「あ、もちろん無許可ですよ。ですからなにかあれば全てご主人様の責任になります」


球磨「うぉ~それはまたワイルドクマね」


252 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 19:51:05.93ezEe4bgS0 (11/23)

潜水棲姫「うだうだしてる時間は無いよ」


潜水新棲姫「提督、さっさとやるぞ」


由良「用意して」ジャキッ


球磨「クマーー!」ジャキッ


漣「お願いしますよ…!」ジャキッ


タシュケント「……こっちもいいよ」


潜水新棲姫「提督」


提督「…なんだ」


潜水新棲姫「合図は提督が出してくれ」


提督「……」


潜水新棲姫「提督」


提督「…やれ!夕張を助けてくれ!」


下2 コンマ判定


奇数  ○
偶数  ×
ゾロ目 ?


253以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:51:38.20zL5HahTDo (1/1)

きついな


254以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:53:23.29ZA0QDBego (3/5)

お願いします…


255以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:54:39.87gkjmMDrFo (1/6)

うっしゃぁぁぁあああああああ>>254ナイスぅぅうううううううう!!



256以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:55:34.06TpspWGdDO (4/10)

この判定怖すぎる


257以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 19:57:11.85zBbyfVBzO (2/8)

半丁博打は怖いよ~


258 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:04:52.28ezEe4bgS0 (12/23)

潜水新棲姫(艦娘を深海棲艦にする。これは普通の方法では不可能だ)


潜水新棲姫(深海棲艦との戦闘で艦娘が沈んでも必ず深海棲艦になるとは限らない)


潜水新棲姫(どうやれば深海棲艦になるという規則性は無いが、共通点はある)


潜水新棲姫(それは沈むまで猶予があったということだ。問答無用で沈められた艦娘が深海棲艦になったのは聞いたことがない)


潜水新棲姫(例外はあるかもしれない。だがそんなことを言ってはいられないだろう)


潜水新棲姫(夕張を深海棲艦にするには致命傷を負わせ、そしてその後……トドメをさす)


潜水新棲姫(成功率は低いだろう、だがやると決めたのならやるしかない)


259 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:07:51.68ezEe4bgS0 (13/23)

ーー


ズズズ……


球磨「どうクマ!?」


潜水棲姫「かなり手加減はしたから大丈夫なはず…!」


夕張「…」


提督「夕張!!」


夕張「え…ぁ……あぁぁぁぁ……」


由良「…」


漣「とりあえずは成功……」


潜水新棲姫「あとはこのまま暫く待つ」


提督「どれくらい待つんだ!」


潜水棲姫「死ぬ……ギリギリまで…」


提督「ぐ……」


潜水新棲姫「それしかないんだ」


260 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:11:36.10ezEe4bgS0 (14/23)

夕張「ぁ……や…」


由良「意識が」


球磨「ショックで戻ったクマか…?」


夕張「い……いや……だ………死…死にたく…な…い……」


提督「夕張…」


夕張「な……なんで…どう……して…」


球磨「クマ…」


夕張「提督………」


提督「……」


夕張「信じて………たのに…」


提督「……」


夕張「提督を……信…じて………」


夕張「……」


261 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:15:16.83ezEe4bgS0 (15/23)

八島「成功率が低いって言ってるのにさ、二分の一はフェアじゃないよね」



下2 コンマ判定



八島「悪く思わないでよね、そんな簡単なものだと思われたらこっちも困っちゃうもん」


八島「言っとくけどこれでかなりオマケしてあげてるからね?あたしを恨むのは筋違いってことで」


八島「全てはカミサマが決めることなんだよ」


262以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:17:30.64gkjmMDrFo (2/6)

ふぇぇ


263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:17:49.61zBbyfVBzO (3/8)

夕張を信じて


264以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:19:38.73TpspWGdDO (5/10)

ん?同じ判定をもう一度?


265以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:22:02.75gkjmMDrFo (3/6)

(何かパーセンテージかな)


266 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:28:48.30ezEe4bgS0 (16/23)

八島「ごめんごめんコンマが何かどうかを書き忘れたけど、奇数の時点で夕張は救われたよ」


八島「偶数ならもちろん夕張は死ぬ。それどころか何人かやられたかもねぇー」


八島「あ、ちなみに今回ゾロ目だった場合どうなってたかは言わないよ。なんでかなぁ?」


八島「それともう、一つ追加で安価を取っておこうかな。深海棲艦になった夕張の見た目とか何か特徴を教えてよ、下2」


八島「今日はあたしの出番は終わりかな?一応さよならはしておこうかな」


八島「以上八島でした。今日も参加してくれてありがとうね」


267以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:34:17.68TpspWGdDO (6/10)

エメラルドの目に同じ色の髪
肌は深海棲艦のもの
夕張がよく使っていたドローンが専用艤装となって顕現している


268以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:35:50.52gkjmMDrFo (4/6)

へそ出しチューブトップに極ミニスカ
毛先だけ蛍光グリーンになった白髪、髪長さアップ

ゾロが単純成功じゃないなら2連偶数は16%なんだよなあ心臓に悪いんですが八島反省しろ


269以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:36:54.61zBbyfVBzO (4/8)

助かった!


270 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:45:20.41ezEe4bgS0 (17/23)

夕張「……」


夕張「…………」


夕張「……………ぁ」ビクッ


潜水新棲姫「今だ!!」


潜水棲姫「ごめん夕張…!」バシュッ


ドガーーンッ…


漣「命中……しましたね」


球磨「あとは祈るだけかクマ」


提督「夕張……夕張…!」


由良「…」


潜水新棲姫「どうだ」


潜水棲姫「……手応えはあった。成功したか沈んだかのどっちかだと思う」


潜水新棲姫「……そうか」


271 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 20:50:15.26ezEe4bgS0 (18/23)

ズズズズズ……


由良「来た」


潜水新棲姫「この気配……成功したようだな」


深海夕張「……」


提督「夕張……!」


球磨「見た目も変わってるし、深海棲艦にはなったみたいだクマね」


漣「チューブトップにミニスカ。深海棲艦っぽいですな」


潜水棲姫「髪の毛も変わってる。殆ど白髪になって…毛先だけ緑かな?」


潜水新棲姫「髪の長さも伸びた。間違いなく成功したようだな」


深海夕張「……」


提督「夕張…すまないこれしか方法が無かったとはいえ……夕張を傷付けた……本当にすまない…」


深海夕張「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


272以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:58:23.93TpspWGdDO (7/10)

死にたくない
その一心が成功の一因だったと夕張は気付いていた
あれだけ自分が嫌になって自暴自棄になっていてもやっぱり私は生きたかったんだ…と


273以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 20:59:25.18zBbyfVBzO (5/8)

いいえ…提督やみんなの想いが伝わりました
どんな形であれ助けてくれてありがとうございます
感謝の涙が頬をつたっており発狂する様子もない

自分が生きていても良いとやっと確固たる証拠ができて安定した
プラス>>272


274 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:03:14.59ezEe4bgS0 (19/23)

深海夕張「いいえ……皆さんや……提督の想いが……伝わりました……」


提督「夕張…!」


深海夕張「どんな形であれ……助けてくれて…ありがとう……ございます……やっぱり…提督を信じて……良かった……」


潜水棲姫「ねぇ…」


潜水新棲姫「そうだ、まだ安心はできない」


由良「…」


深海夕張「私……気付いたんです………」


275 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:09:52.29ezEe4bgS0 (20/23)

深海夕張「死にたくない…… その一心が……私を……」


深海夕張「 あれだけ…自分が嫌になって……自暴自棄になっていも………やっぱり私は…生きたかったんです……」


深海夕張「提督……」


深海夕張「助けてくれて……ありがとう………」ポロポロ


提督「夕張…夕張…!」ダキッ


漣「やれやれ、どうやら大丈夫そうですな」


球磨「助かったのは嬉しいクマ。でもこんなあっさりいくものかクマ?」


潜水新棲姫「夕張の精神状態が大きかったんだろう。自分は生きていても良い、生きたいと願っていた」


潜水棲姫「良かったね夕張…」


漣「さぁ皆さん、撤収がてら始末書を書く準備でもしておきましょう。普通に考えれば犯罪ですからね~」


由良「…」シュバッ


球磨「由良が逃げたクマ!」


漣「由良さんは仕方ありませんけど、そこでコッソリ帰ろうとしてるお前は許しませんよ~」


タシュケント「……」


提督「……!」


漣「…良かったですねご主人様」


下2 この後の展開やその他起こったことなど





276以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 21:14:50.97zBbyfVBzO (6/8)

鎮守府に戻るとみんなが迎える
北上は夕張イメチェンしたじゃ~んといじってきたり


277以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 21:20:24.99ZA0QDBego (4/5)

>>276
駆けつけたいけどと横須賀工廠組だけでもオンラインで参加してる


278 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:24:51.31ezEe4bgS0 (21/23)

ーー足りないもの鎮守府


北上「おー随分とイメチェンしたじゃ~ん」


深海夕張「…はい」


北上「ん~まぁでも夕張には変わんないわけだし。これまで通りよろしく~」


深海夕張「…はい!」


北上「あたしはこれくらいにして…はい皆んな~お待ちかねの深海夕張だよ~」スッ


「「「夕張さん!!」」」


深海夕張「み、皆さん……」


北上「皆んないっぺんに声出し過ぎだって~あたしのタブレットのスピーカー壊れたらどうするのさ~」


明石『夕張さん大丈夫ですか!?』


深海夕張「えっと…この通り元気です」


明石『良かった……!』


279 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:28:57.60ezEe4bgS0 (22/23)

「「……」」


北上「さて、夕張と横須賀組は暫く話してるだろうし放っておいていいと」


漣「……」ギリギリ


タシュケント「……」


北上「問題はこっちだよねぇ」


潜水新棲姫「提督達は始末書や説明や何やらで忙しい。漣だって本当はそうなんだが無理矢理帰ってきた」


北上「どっからどう見ても漣ヤバくない?ブチ切れてるでしょ」


潜水新棲姫「ワタシでも止められないかもしれない。そうなったらいきなり深海夕張の出番だ」


北上「あのタシュケントは強いんじゃないの?」


潜水新棲姫「そうだとしてもここは工廠だ。暴れてしまうのはまずいだろう」


北上「確かに…穏便に済ましてくんないかなぁ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 21:39:05.16TpspWGdDO (8/10)

当時のもろもろをそれはもう事細かくねちねち説明する漣
頭の穴がどうとか感触がどうとか
自分にもダメージ入ってるでしょそれ…と呆れ半分ハラハラしてる北上


281以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 21:44:54.53zBbyfVBzO (7/8)

>>280に対して弁明なんてできるはずもないタシュ
ただただ過去の事を誠心誠意謝罪する

漣も成長してるのでもう気が済むだけこんこんとぶちまけて
あんたも何度死んだかわかんねえんだろうからこれでチャラです
整備士のところで真っ当に生きろ


282 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:52:28.94ezEe4bgS0 (23/23)

漣「何かね、物音がしたんですよ。一応確認しに行くかと思ったら嫁が寝てる部屋から血が流れ出てたんですよ」


漣「その時点で嫌な予感はしてました。でも僅かな希望を抱きながらドアを開けると……嫁が死んでたんですよ」


漣「見た瞬間死んでるなっていうのは分かりましたよ。ご丁寧に眉間に穴が空いて脳みそ漏れてんですもん」


漣「信じられなくて嫁を触ったら……もう心臓は動いてませんでした」


漣「あの感触は一生忘れませんよ。自分の愛した女が目の前で死んでるんですよ」


タシュケント「……」


北上「そんな詳しく言うと自分にもダメージ入るでしょ…」


潜水新棲姫「ほうほう」


北上「なんであんたは頷いてんのさ」


潜水新棲姫「死んだ直後のことは知らないからな。そうかやはりそうなっていたんだな」


北上「……はぁ~…」


283 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 21:58:09.23qZrYHKvcO (1/5)

タシュケント「…言い訳なんかしない。君の大切な人を殺してしまって本当にごめん」


タシュケント「謝って済む問題じゃない。けどあたしにはこれしかできないんだ」


漣「……それで済むと思ってんじゃねぇーーー!」


北上「…一応用意しとこ」ジャキッ


潜水新棲姫「大丈夫だ」


北上「ブチ切れ一歩手前じゃん。危ないって」


潜水新棲姫「漣はいつまでも昔のままじゃない」


284 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 22:01:05.37qZrYHKvcO (2/5)

漣「……」


漣「……あぁもう!!」


漣「あんたは何度死んだか分かんないんでしょう!これくらいにしといてやりますよ!!」


タシュケント「…ありがとう」


漣「ただし!整備士のところで真っ当に生きるのが条件だからな!」


タシュケント「勿論さ、もう誰も殺さない」


漣「信用できるはず無いのに……!ここで手を出したら……!」


潜水新棲姫「漣」


漣「……二度は無いと思え!!」


タシュケント「十分、肝に銘じておくよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


285以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 22:21:11.45gkjmMDrFo (5/6)

漣タシュのやり取りと新棲姫を見て北上「いいねぇ、羨ましいよお二人さん」


286以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 22:26:00.96TpspWGdDO (9/10)

疲労困憊したように椅子に座って頭を抱える漣
さて、旦那を慰めるのは嫁の役割で特権だと新棲姫が向かう
二人だけにしてあげようかとタシュを連れて離れる北上


287 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 22:31:34.93qZrYHKvcO (3/5)

漣「はぁ……はぁ……」


漣「うぅぅぅぅぅぅぅ…!!」


潜水新棲姫「…漣」ギュッ


漣「……」


潜水新棲姫「旦那を慰めるのは嫁の役割であり特権だ」


漣「……」ギュッ


潜水新棲姫「ワタシはここに居る。漣の嫁で深海棲艦のワタシは目の前にいる」


漣「……」


潜水新棲姫「ワタシは間違いなくワタシなんだ」


漣「……」


北上「ちょっと、ねぇ」


タシュケント「……」


北上「ここにはもう居なくていいんじゃない?」


タシュケント「そうだね…うん」


北上「夕張はまだ話してるし、あたし達が移動しよっか」


288 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 22:36:35.35qZrYHKvcO (4/5)

ーー


北上「~~」


タシュケント「あたしのことは憎んでるよね」


北上「そりゃあねぇ。だからと言って別になにもしないけど」


タシュケント「……」


北上「提督を見てたら分かるでしょ?一人の艦娘を助けるために全力であそこまでするんだもん」


タシュケント「あの提督の艦娘だからか…」


北上「あたし達は一筋縄ではいかないからね。ま、潜水新棲姫が生きてるっていうのも大きいかな」


タシュケント「もし死んだままだったら?」


北上「リンチ。提督が止めても死ぬまで殺してた」


タシュケント「それは当然だよ、あたしは許されないことをずっとし続けてきたんだ」


北上「それが今では整備士の助手かぁ。なんというかまぁ、出世したよね」


タシュケント「そんなつもりじゃない。これはあたしがやるべきことなんだと思ってる」


289 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 22:39:24.00qZrYHKvcO (5/5)

タシュケント「百人殺したのなら百一人助ける。それどころじゃない、二百三百と助けるんだ」


北上「百人ねぇ」


タシュケント「…正直百人よりもっと殺してる。だからあたしは死ぬまで整備士の所で多くの命を助ける」


北上「…百人より多くても四桁はいってないでしょ」


タシュケント「流石にそれは…」


北上「…一億も背負った龍驤さんはどうしろってのさ……」ボソボソ


タシュケント「…?」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 22:56:42.57zBbyfVBzO (8/8)

夕張はひとしきりよろこびの言葉を受けたあとにそれにしても服装もなかなか際どくなったといじられて赤くなったり


291以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 23:01:38.82gkjmMDrFo (6/6)

>>290
特に工廠組から


292 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 23:12:28.63IqH/abVY0 (1/4)

ーー


深海夕張「皆さんありがとうございます、その言葉がとっても嬉しいです!」


秋津洲『……夕張~ちょっとカメラを下に向けて欲しいかも』


深海夕張「こうですか……?」


秋津洲『うわ!やっぱりスカートが短いかも!』


明石『本当ですね…』


深海夕張「え、ちょっと…!」


陽炎『歩いただけで下着がチラ見ね。金色より目立つなんて許せないわ』


深海夕張「そんなこと言われても知りませんよ!」


秋津洲『夕張、残念ながら提督はそれじゃ興奮しないかも』


深海夕張「何で提督が出てくるんですか!!」


293 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 23:16:53.27IqH/abVY0 (2/4)

明石『お臍も丸出しでポイント高いです』


陽炎『ていうか司令のことは皆んな好きなんだから慌てる必要は無いじゃない』


秋津洲『夕張~~?』


深海夕張「もう知りません!通信切りますよ!」プツッ


深海夕張「全くもう…スカートが短いのは私のせいじゃないのに!」


深海夕張「あ、北上さんこのタブレットありがとうございました」クルッ


漣「ん…んん……」


潜水新棲姫「あぁ……」


深海夕張「……」


深海夕張「…とりあえず撮影しておきましょう」スッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど


294以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 23:31:05.12TpspWGdDO (10/10)

そういえば整備士から横須賀に居る伊400と夕雲を引き取ってきてほしいと言われてたんだけどとタシュケントが提督に話す
仮にも一人は仲間だったからね
それに夕雲ももうあそこに捕まえておく必要も無いよね
提督に許可を貰ったら帰りに寄るつもりなのだと


295以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/12(土) 23:42:46.75ZA0QDBego (5/5)

>>294
人手はいくらあってもいいくらいだからね


296 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 23:51:01.85IqH/abVY0 (3/4)

ーー


タシュケント「やぁお疲れ様」


提督「……」


タシュケント「整備士から横須賀で軟禁されてる伊400と夕雲を引き取ってきて欲しいって言われてるんだけど?」


提督「……」


タシュケント「仮にも一人は仲間だったし、人手はいくらあっても困らないからね。許可をくれるなら帰りに寄って引き取りたいんだけど」


提督「…無理だ」


タシュケント「どうして?夕雲はもうあそこで捕まえておく必要は無いよね?」


提督「……」


タシュケント「厄介払いができると思ってあたし達に任せてくれればいいんだよ」


提督「……」


タシュケント「うーーん…どうしようかな」


297 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/12(土) 23:57:04.03IqH/abVY0 (4/4)

タシュケント「あの二人から旧大本営の情報を引き出したらそっちに教えるっていうのはどう?」


提督「あの二人はずっと旧大本営に居たわけじゃない」


タシュケント「何がダメなのさ?」


提督「…あの二人を自由にさせると龍驤が危険な目に遭う」


タシュケント「それは結局関係無かったんでしょ?」


提督「やめてくれ!」


タシュケント「……」


タシュケント(なるほどな、この人は明確な敵が欲しいんだ。自分の大切な人が傷付けられた時に誰かのせいにしたい)


タシュケント(自分のことは棚に上げて、か。ある意味安心したかな、この人も一人の人間なんだ)


タシュケント(さて…整備士にはどう言っておこうかな…)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


298以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 00:19:04.50cPSY4cIQo (1/6)

そのまま報告
自分の考察も述べる


299以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 00:22:15.02OtggaJIDO (1/6)

まあ仕方無いか…下手に誤魔化してもいずれはバレる
正直に提督に拒否されたと伝えておこうとタシュケント
だけど捕虜の扱いは丁重に頼むよと提督に残し帰還


300 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 00:27:48.17zaNLp+/00 (1/25)

タシュケント(まあ仕方無いか、下手に誤魔化してもいずれはバレちゃうし提督に拒否されたと伝えておこうかな)


タシュケント「分かった、連れて帰るのはやめておくよ。だけど捕虜の扱いは丁重にね」


提督「……」


タシュケント「丁重にね!」


提督「…………あぁ」


タシュケント「…あたしは先に帰るよ。これでも一応表は堂々と歩けないんだ」


提督「……」


タシュケント「またね提督さん」


301 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 00:32:50.62zaNLp+/00 (2/25)

ーー


整備士「断られちゃったか…」


タシュケント「彼も人間なんだよ、それが知れただけでも良かったんじゃないかな」


整備士「うーん…」


タシュケント「ダメだった?」


整備士「そうだね。多少強引でも良かったから伊400君は欲しかったなぁ」


タシュケント「……」


整備士「これから接触を続けてもらえるかな?心を開いてくれればきっといい返事をもらえるようになると思うんだ」


タシュケント「同志、伊400に拘るのはどうして?彼女じゃないといけない理由があるのかい?」


整備士「安価」


下2 整備士の台詞やその他起こったことなど


302以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 00:37:29.09OtggaJIDO (2/6)

理由はあるよ
でもそれは彼女が帰って来たら多分解るかな
気になるかい?なら頑張って(にっこり


303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 01:09:18.10cPSY4cIQo (2/6)

帰って来てくれたら話すから
そこまで急ぎではないけどね、仲良くするんだよ


304 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 01:15:46.36zaNLp+/00 (3/25)

整備士「それは彼女が帰って来てくれたら話すよ」


タシュケント「へぇ、だったら…」


整備士「そこまで急ぎではないから、時間をかけて仲良くするんだよ」


タシュケント「…分かったよ同志」


整備士「提督さんは本当に興味深いなぁ。いつも僕の予想を覆される。まるでアニメのキャラクターみたいだね」


整備士「いやキャラクターなのは僕か。彼から託されたベルトもあるし…」


整備士「うん、やることはまだまだ沢山あるね」


タシュケント(いつもにも増して同志の顔が悪そうだ…)


ーー


305 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 01:20:05.26zaNLp+/00 (4/25)

八島「16%もあったんだ、多過ぎちゃったみたいだね」


八島「次にやる時はもっと少なくしないとねぇ~」


八島「ま、次があるかどうか知らないけど」


八島「夕張はエピローグに出て無かったんだし死んでてもおかしくなかったよねぇ~」


八島「反省しろとかそんなこと言われたらまたちょっかい出したくなるよね」


八島「……お楽しみに」


八島「以上八島でした。今日も遅くまでわざわざありがとう」


ーー


306 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 01:20:45.43zaNLp+/00 (5/25)

今日はここまで


コメントなどあればお願いします


307以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 01:29:30.25OtggaJIDO (3/6)

お疲れ様でした
キャラクターか…前にも言ってたね…


308以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 02:02:59.36cPSY4cIQo (3/6)

乙乙
S朝s…敷島ちゃん!八島の手綱ぎちぎち握っといて!

キャラクター…メタ的な気付きを誰かがするんかな


309 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 19:35:39.08zaNLp+/00 (6/25)

ーー足りないもの鎮守府


菊月提督「やれやれ、俺が休んでいた数日の間に随分と面倒なことをしてくれたようだな」


提督「…すまなかった」


菊月提督「緊急事態だったのは理解できるがせめて俺に連絡はいれるべきだったな」


提督「冷静に考えられないくらい焦っていたんだ」


菊月提督「そうだろうな。まぁ丸く収まったのならこれくらいにしといてやる」


提督「……助かる」


310 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 19:39:07.42zaNLp+/00 (7/25)

菊月提督「深海棲艦化した夕張とはまた話しておく。お前は先に横須賀に帰るんだ」


提督「あぁ…」


菊月提督「借りていた家から荷物はもう引き上げてあるな?」


提督「用意は済ませてある」


菊月提督「龍驤も病院に帰るそうだな」


提督「退院はあくまで一時的なものだからな」


菊月提督「…俺の代わりに提督業をご苦労だった。幹部にも宜しく言っておいてくれ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


311以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 19:48:39.84zaNLp+/00 (8/25)

あげ忘れ

安価 下2


312以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 19:50:24.09OtggaJIDO (4/6)

帰る前にS朝潮の部屋に寄っていく提督
朝潮が帰って来たのは横須賀だから部屋はそのまま
いつからか色々な思いを吐き出したり確認する場所になっていた


313以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 19:58:01.82kwRkF0rIO (1/3)

龍驤を病院まで送っていく提督
名残惜しいけどまた迎えに来る約束をする


314 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 20:03:29.29zaNLp+/00 (9/25)

ーー病院


龍驤「わざわざありがとう」


提督「……」


龍驤「やっぱりキミと居ると楽しかったよ。名残惜しいけどお別れだね」


提督「…また迎えに来るからな」


龍驤「司令官、無理をしてまでここに来ないでね」


提督「俺は龍驤の為なら…」


龍驤「それどころじゃないでしょ。霞のことも考えてあげて」


提督「……」


315 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 20:08:15.34zaNLp+/00 (10/25)

龍驤「霞だけじゃなくて朝霜も。司令官は私だけに構ってちゃいけない」


龍驤「私のことは忘れてもいいんだよ?」


提督「そんなことはできない!俺にとって龍驤は全てなんだ!」


龍驤「その考えがダメだって言ってるの」


提督「だが……」


龍驤「司令官」


提督「……」


龍驤「私のこと、忘れてくれないの?」


提督「無理だ……」


龍驤「司令官は私と一緒に居ると不幸になるんだよ」


316 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 20:15:22.95zaNLp+/00 (11/25)

龍驤「私は一人じゃ抱え切れないくらい因果を背負ってる。周りに誰か居ればその人も巻き込む」


龍驤「…霞の子どもにまで影響があるかもしれないんだよ?」


提督「何をどう言われても無理だ。龍驤を忘れることなんてできない」


龍驤「はぁ……本当なら喜ぶとこなんだろうけど、今は逆だよ」


龍驤「指輪…外して」


提督「できない」


龍驤「私のは電車に轢かれた時に粉々になったけど、司令官はずっとはめてた。その指輪がキミを苦しめる」


提督「絶対に外さない」


龍驤「外してくれないと別れる」


提督「……」


龍驤「霞の子どもの扱いがややこしいなら霞と籍を入れてね。私だけに構うのはもう終わりにしないと」


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


317以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 20:31:04.64OtggaJIDO (5/6)

龍驤
こうして髪を下ろしても、話し方が違っても貴方や皆にとって私は「龍驤」なの
この意味が解る?と



318以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 20:54:21.42p5L2DqBOo (1/3)

別れることだけは避けたい提督だけど指輪も身から離したくない
左手から右手の薬指へ
>>317


319 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 21:12:49.96zaNLp+/00 (12/25)

龍驤「こうして髪を下ろしても、話し方が違ってもキミや皆にとって私は『龍驤』なの」


龍驤「司令官、この意味は解る?」


提督「……」


龍驤「私という存在に因果が絡み付いている。姿形が変わっても逃げられない」


龍驤「司令官、霞の子どもに罪は無いんだよ。それなのに悲しい運命を背負わせるの?」


龍驤「お願い、私のことが好きなら早く指輪を外して」


提督「……」


提督「龍驤と……別れることだけは認められない」スッ


320 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 21:16:26.74zaNLp+/00 (13/25)

龍驤「…指輪を右手の薬指にしたんだ」


提督「左手の薬指に指輪をはめると意味を成す。ならその指を避ければ意味は無くなる」


提督「これは……指輪だ。何の意味も無い…指輪なんだ」


龍驤「……それでもいいよ」


提督「……」


龍驤「言わなくても分かると思うけどキミのことは大好きだから。だからこそ私を忘れて欲しかった」


龍驤「司令官」


龍驤「幸せに…なってね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


321以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 21:19:57.72cPSY4cIQo (4/6)

ああ…絶対にお前と幸せになる、待っててくれ


322以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 21:23:03.02kwRkF0rIO (2/3)

あぁ、幸せになるさ
みんなまとめて幸せにする(龍驤も)


323 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 21:28:38.47zaNLp+/00 (14/25)

提督「あぁ、幸せになるさ」


龍驤「……うん。じゃあ…」


提督「皆んなまとめて幸せになるんだ」


龍驤「……」


提督「龍驤にどれだけの罪や因果があろうと関係ない。俺が幸せにする」


龍驤「…現実はそんなに甘くないよ」


提督「俺はやる前から諦める馬鹿じゃないんだ」


龍驤「……」


提督「龍驤も絶対に幸せにする」


324 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 21:32:36.58zaNLp+/00 (15/25)

提督「絶対に迎えに来るからな」ギュッ


龍驤「……」


龍驤「……ウチ…」


龍驤「ほんまはこんな事言うたらあかんけど……でも…言いたい…」


龍驤「司令官……ウチの事…忘れやんといて…」


提督「当たり前だ」


龍驤「ずっと好きでおって…」


提督「大好きだ」


龍驤「もっと…抱き締めて……」


提督「龍驤……」ギュゥゥ


龍驤「好き…好きやで司令官……」


325 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 21:34:47.04zaNLp+/00 (16/25)

龍驤「……キミのこの温もりはずっと忘れれへんよ」


提督「……」ギュッ


龍驤「……ここまでだよ」スッ


龍驤「もう行かないとダメなんでしょ。早く帰らないと」


提督「……」


龍驤「キミの活躍を祈ってるよ。じゃあね……司令官」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


326以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 21:43:03.377Aa4+9iNo (1/2)

深海夕張が行く前に会えないですか…と


327以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 21:55:40.24cPSY4cIQo (5/6)

病院出てから連絡が来て出たら>>326


328 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 22:00:34.60zaNLp+/00 (17/25)

ーー


提督「……もしもし」ピッ


深海夕張『提督、今どちらにいらっしゃいますか?』


提督「…龍驤を病院に送り届けた所だ」


深海夕張『良かった、まだ帰ってなかったんですね』


提督「……」


深海夕張『帰る前に会えないですか?』


提督「…すまない、鎮守府に寄る時間は無い」


深海夕張『鎮守府でなくとも構いません。どこかで待ち合わせれば会えますか?』


提督「……あぁ」


深海夕張『良かった!じゃあ待ち合わせ場所ですが…』


329 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 22:03:10.76zaNLp+/00 (18/25)

ーー駅


深海夕張「こっちです提督!」


提督「……」


深海夕張「こんな端っこですいません、この格好目立っちゃうので…」


提督「…気にしてないさ」


深海夕張「……あ、指輪…」


提督「……龍驤と少し、な」


深海夕張「…分かりました、深くは聞きません」


提督「…それで、用事か何かあったのか?」


深海夕張「安価」


下2 夕張の台詞やその他起こったことなど


330以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 22:18:38.88p5L2DqBOo (2/3)

龍驤さんのこときちんと謝っていなかったので…
気にしない言うかもしれませんがケジメの為にも謝らせてください。

それと龍驤さんは自分が許されないって考えてますよね?
要因は人によって違いますけど誰かに何かに許されるだけでなく自分が自身を許せること、それが解決のために一番大切です。
身を持って理解したので伝えておきたかったんです。


331以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 22:21:37.527Aa4+9iNo (2/2)

>>330


332 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 22:31:08.00zaNLp+/00 (19/25)

深海夕張「龍驤さんのこときちんと謝っていなかったので…」


提督「いや……」


深海夕張「気にしないって言うかもしれませんけど、ケジメの為にも謝らせてください。本当にごめんなさい」


提督「……」


深海夕張「これだけじゃありません。提督に伝えたいこともあるんです」


深海夕張「龍驤さんは自分は許されないって考えてますよね?」


提督「そう言っていたな…」


深海夕張「要因は人によって違いますけど、誰かや何かに許されるだけでは足りないんです。自分が自身を許せること、それが一番大切なんです」


提督「……」


333 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 22:40:14.66zaNLp+/00 (20/25)

深海夕張「私は身を持って理解したので伝えておきたかったんです。龍驤さんは何か言っていましたか?」


提督「自分は許されない、だから関わると不幸になると」


深海夕張「だから指輪を右手に…」


提督「龍驤は夕張の言うことの真逆だった。自分は決して許されないとまで言っていた」


深海夕張「それは……かなり良くありません」


提督「自分で自分を許す…簡単なことではない」


深海夕張「正当化とは違います。被害者がいるなら謝罪の気持ちを忘れてはいけません」


提督「……龍驤が心配だ…」


深海夕張「お気持ちは分かりますがもう時間が…」


提督「……」


深海夕張「…次に会う時にこの話をしてあげて下さい」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


334以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 22:54:34.10kwRkF0rIO (3/3)

菊月が龍驤との会話を思い出す
龍驤は1億殺した。間接的に人々が産まれる可能性を潰した

ならワクチンや治療薬で救われた人々は…?
あのまま全人類が衰退して血で血を洗う戦争が起きれば低く見積もっても人類の半数以上は死んでいた、そしてその後生まれるはずだった命は、、、
回避できたのは富士の抗体によるものだが、一番重要なのは富士が人間と深海棲艦と艦娘ハイブリッドだったこと。龍驤が腕と足を捧げたからだ

龍驤は誰よりも殺してしまったがそれ以上に誰よりも救っている


335以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 23:02:46.66aKLaPlLBo (1/1)

>>334


336 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 23:10:40.38zaNLp+/00 (21/25)

ーー


菊月「龍驤は一億殺した。全て直接殺したわけではないが間接的に人々が産まれる可能性を潰したんだ」


菊月「その因果は簡単には消えないだろう。そもそも一億を助けることは不可能だ」


菊月「だがそれは直接的な話だ。ならワクチンや治療薬で間接的に救われた人々はどうなる?」


菊月「あのまま全人類が衰退しき、血で血を洗う戦争が起きれば……世界は滅んでいた」


菊月「ワクチンは富士の抗体によるものだが、一番重要なのは富士が人間と深海棲艦の間に生まれ、龍驤が腕と足を捧げたからあの形、富士を保つことができた」


菊月「ならば……龍驤は一億殺してしまったがそれ以上に救っていると考えられる」


337 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 23:16:13.17zaNLp+/00 (22/25)

八島「きひひひ、随分と自分勝手な言い草だねぇ」


菊月「……」


八島「おっとと、あの笑い方は控えないと」


菊月「何の用だ」


八島「いやぁ~扉の関係者が随分とアホなこと言ってるなぁと思ってね」


菊月「……」


八島「菊月提督と深海海月姫は殺した以上に救ってる。あの『富士』の親だしね」


菊月「龍驤も同じだ」


八島「違うよバーーーカ!」


菊月「……」


八島「腕と脚じゃなくても良かったし、そもそも龍驤である必要は一ミリも無かった。龍驤は何も関係ない」


八島「龍驤の命を貰ったとかなら話は別だよ?でもたかが腕と脚が無くなっただけ。しかも元々無かった所だしね」


菊月「……」


八島「因果をそう簡単に消せると思うな」


338 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 23:22:21.73zaNLp+/00 (23/25)

八島「因果は魂に纏わり付く。いくら偽善を積んでも消えることはない」


菊月「…どうすれば消える」


八島「そんなこと言ってる間はどうやっても無理だよね」


菊月「……」


八島「龍驤には関わるだけ損するよ。菊月提督が怪我したのも龍驤のせいだし」


菊月「あれは雲林院が狂ったせいだ」


八島「狂わせたのが龍驤なんだよねぇ」


菊月「……」


八島「ハッピーエンドが欲しいならもっと頭を使って考えなよ。油断してると菊月もやられちゃうかもね~」


菊月「…もういい、消えろ」


八島「きひひ、本当のこと言っちゃってごめんね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


339以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 23:27:50.25OtggaJIDO (6/6)

あたしもやばいかも…最近「八島」に引きずられてる
八島さんには私が居ます
そんな事にはさせませんと寄り添うS朝潮
司令官…頑張って…と呟く


340以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 23:28:43.12cPSY4cIQo (6/6)

横須賀に帰ると真っ先に霞が人目を憚らず抱きついてきた
暫くこうさせてと

(融合…どっちもおる状態なんやな)


341 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 23:33:07.59zaNLp+/00 (24/25)

ーー横須賀鎮守府


提督「遅くなってしまったか…ここに帰るのも久しぶりだな」


霞「司令官!」


提督「霞…?」


霞「……っ!!」ダキッ


提督「お、おい…ここはまだ部屋じゃ…」


霞「暫くこうさせて…!」


提督「……」


霞「……」ギュッ


提督「……霞」ナデナデ


霞「ん……」


342 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/13(日) 23:38:07.81zaNLp+/00 (25/25)

霞「あなたが側に居なくてもお姉さまが居るから寂しくは無かった」


霞「けど……あなたの顔を見た途端…」


提督「……放ったらかしにしてしまったな」


霞「ううん…帰ってきてくれるって…待ってたから……」


提督「…あぁ」


霞「…ありがとう、もう大丈夫だから」スッ


提督「そうか」


霞「あ……指輪」


提督「これは…」


霞「もう…そこまで責任を取らなくていいのに」


提督「ん……?」


霞「龍驤さんに代わって、その…私との指輪を…左の薬指に……しなくても…」


提督「……」


霞「龍驤さんに悪いし……指輪も…必要ないわよ……」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど


343以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 23:52:58.883Ok0cV70o (1/1)

龍驤とのやり取りを話してすまんと提督
謝らないでとちょっと拗ねる霞だかすぐにいつもの調子でもう一つ同じ指に指輪しなさいよ!と言い放つ


344以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/13(日) 23:58:10.05p5L2DqBOo (3/3)

提督は改めて霞を抱きしめて、いや、指輪は買おうって
だけどショックを与えるかもしれないがここは空けて置かないとダメなんだ
霞を蔑ろにするわけではなくて誰もを幸せにする決意の証だからわかって欲しい

霞も声色や言葉に秘めた強さ(いつもならここであやまりそうなのに謝らないから)を感じて
全くもうって感じでなら私も側で支えてあげるわよと
でも買ってもらえるなら指輪は給料何ヶ月分かしら~♪なんて


345 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/14(月) 00:10:42.0128ss/dTp0 (1/3)

提督「……」ダキッ


霞「やぁん……どうしたのよ…」


提督「霞との指輪は買うが、ここは空けておかないといけないんだ」


霞「え…………」


提督「もちろん霞を蔑ろにするわけじゃない。皆んなを幸せにする決意の…証なんだ」


霞(いつもならすまないってまず謝るのに。こんなに真剣に言うってことは本気なのね…)


霞「…分かったわよもう。なら私も側で支えてあげるわ」


提督「…ありがとう」


霞「でも指輪は買ってもらえるのよね。なら給料何ヶ月分かしら?」


提督「…………すまない。ある事情で金は無いんだ」


霞「あ…………コスプレ…グッズ…」


提督「……気持ちは込める」


霞「……このクズぅ!!」


ーー


346以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/14(月) 00:13:24.18/DOUHM52O (1/2)

終わる前にタメがあるときは何かある…


347 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/14(月) 00:14:58.4428ss/dTp0 (2/3)

八島「融合?違う違う、あいつはあたしの中にはいないよ」


八島「この物語の向こう側で名前を失ったあいつはもう何者でも無い。何もすることはできない」


八島「あたしが誰だか忘れたの?」


八島「八島は世界を滅ぼす。世界を破滅へと導く」


八島「まぁあたしってそういう存在だから。困ってる人に手を差し伸べることなんか簡単にはできないって」


八島「あたしの取り扱いには十分に気を付けてね」


八島「じゃ、またね~」


ーー


348 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/14(月) 00:15:39.5828ss/dTp0 (3/3)

今日はここまでです


コメントなどなどあればお願いします


349以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/14(月) 00:18:22.68/DOUHM52O (2/2)

絶対にハッピーエンドは迎えたい
だからしっかり考える!


350以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/14(月) 00:18:31.07uHtyM0PDO (1/1)

お疲れ様でした
朝潮とのやり取りも結局無駄だった
そして仮に龍驤が龍驤を辞めてもこれも無駄と…


351以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/14(月) 00:21:40.88AZmn02Jho (1/1)

おつでした
油断してたけどやっぱりまだ名前呼ばない方がええんか…?
今週もなかなか展開ハードだった…今はカスミチャンの心地よい罵倒に身を委ねたい…


352以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/15(火) 06:47:47.95QEUVT8I1O (1/1)

過去スレ読み返してきたけど、雲林院さんの時の虫干し発言あたりから、特に今回は言動が変わってるわね
なんていうのかな、キャラクターとして安価操作される八島と、カミサマモドキとして世界の平衡(メタく言うと難易度調整?)を保つ××、みたいな?
物語の向こう側が「その後-1」(本線以外での殴り合い)なのか「その誤」(本当に違う世界)なのかピンとこないけど、Y子から八島を名乗った彼女なら、世界を滅ぼす云々を決めつける発言するかな?とは思う
融合ではなくそもそも××がいないのなら、あの時ひとつになったのは何だったのかな?それとも八島の因果に呑みこまれたかな?
そしてあの時の覚悟はその程度のものだったのかな?それともこれもまた龍驤の因果が引き起こしてる、絶対バッドエンドモードなのかな?
長文スマソ


353以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/16(水) 12:44:40.156IN8znrIO (1/1)

流れぶった切って申し訳ないがこの前書き込もうとしたのとその3の埋め立てレスが半分合ってた
wimは書き込もうとしたのでwayはわからない
まだヒントが足りないのかもしれない


354 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 18:40:56.00weu8WH5PO (1/6)

ーー横須賀鎮守府


漣「さーて今日も忙しいですよ」


潜水新棲姫「提督は帰ってきたぞ」


漣「ご主人様は霞や朝霜さんのフォローで忙しいですからね」


潜水新棲姫「そういうことか」


漣「お二人とも龍驤さんに比べれば強いですが、放ったらかしにされてましたからね」


潜水新棲姫「連絡はマメにあっただろう」


漣「ご主人様は向こうであの女とイチャイチャ同棲生活を送ってましたから。そりゃあ怒りますよ」


潜水新棲姫「漣も怒っているのか」


漣「当たり前です。漣には貴女という大切な嫁が居ますが、まだご主人様とは関係が切れたとは思ってませんからね」


潜水新棲姫「……それをワタシの前で言うのか」


漣「言える自信があるからですよ。漣の絶対的な一位は貴女なのには変わりありません」


355 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 18:44:10.98weu8WH5PO (2/6)

漣「貴女にはコソコソと隠し事をしたくもありません。だからこうやって包み隠さず言うんです」


潜水新棲姫「確かにそうだな。ワタシがコスプレして提督と愉しんでいたのも漣に報告していた」


漣「正直ご主人様と尻で楽しんだ後の貴女とヤるのは気持ち良くて仕方ないんすよ。あれはやめられませんね」


潜水新棲姫「お互いに得をするからWin-Winの関係というやつか」


漣「そうでしょうね」


潜水新棲姫「…そういう話はここまでにしよう。提督の分まで仕事を頑張るんだ」


漣「了解ですぞ~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


356以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 19:00:28.42IknMniI7O (1/4)

霞のお腹の成長具合はいかほどかな?


357以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 19:02:52.51sw93OUrDO (1/6)

他のまだ戦力が整っていない鎮守符からの支援が欲しいとの要請が

これまではこちらが支援を受ける側でしたがこれも横須賀鎮守符の役目なんですかねぇ…と漣


358 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 19:21:58.40wvLrCKAA0 (1/14)

ーー


漣「他の鎮守符からの支援要請がきましたねぇ」


潜水新棲姫「これも横須賀鎮守府だからなんだろう」


漣「でしょうな。これまではこちらが支援を受ける側でしたが、これからはその逆なんでしょう」


潜水新棲姫「龍驤の映像もあって漣達は強者揃いと思われているのもある」


漣「それは否定しませんよ。皆さんの努力は側で見てきましたからね」


潜水新棲姫「漣、支援の内容によっては瑞鶴達を送ることになる」


漣「……ま、向こうもそれは分かってるはずです」


359 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 19:25:09.51wvLrCKAA0 (2/14)

潜水新棲姫「本来なら支援要請はもっと沢山来ても良かった。横須賀鎮守府はそういう立ち位置だからな」


漣「でも漣達がここに来てからは要請はありませんでした。ということは……」


潜水新棲姫「他の奴らもこの鎮守府の事情を知っていた」


漣「障害のある艦娘に支援なんて、というのもあったんでしょう」


潜水新棲姫「それなのに支援が来たということは漣達は認められたということ。もしくは…」


漣「そうも言ってられないくらい切羽詰まったか」


潜水新棲姫「どっちにしろ支援には応えるしかないな」


漣「当たり前です、バリバリ支援は出しますよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


360以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 19:28:26.657B8KGZlPO (1/1)

一応その鎮守府に知り合いがいないか横須賀組に聞いてみる


361以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 19:39:55.13MY8bT3n0o (1/4)

>>360
蒼龍に感(反応)あり


362 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 19:54:33.32wvLrCKAA0 (3/14)

ーー


青葉「支援要請がきてる鎮守府に知り合いが居ないか、ですか」


名取「そこは知らないかな…」


山城「私は覚えはないわ」


秋雲「秋雲さんも無いよ~」


Y朝潮「私もです」


蒼龍「……」


ポーラ「その鎮守府なら~蒼龍さんが~」


蒼龍「…」ビクッ


漣「蒼龍さん、お知り合いでも居るんですか?」


蒼龍「……一応ね」


漣「なら話が早いですね、そちらの方に向かってくれますか?」


蒼龍「…それは強制?」


漣「強制ではありませんよ。あくまで行ってくれたらいいなという提案です」


蒼龍「……」


363 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 19:57:10.17wvLrCKAA0 (4/14)

ポーラ「じゃあ~支援にはポーラと蒼龍さんが行きます~」


蒼龍「ちょっと…!」


漣「重巡と空母なら支援要請の条件を満たしますね。問題が無いならお二人にお願いしたいのですが」


ポーラ「いいですよぉ~」


蒼龍「……」


漣「蒼龍さん本当にいいんですね?」


蒼龍「…ええ」


漣「分かりました、それでは向こうにはお二人が支援に向かうと伝えておきます」


蒼龍「……」


ポーラ「大丈夫ですよ~ポーラが居ますからね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


364以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:01:19.06sw93OUrDO (2/6)

あの反応…何かありますねぇ
ポーラさんも得体が知れないし
こちらでも調べてみた方がいいんでしょうかと嫁に相談する漣


365以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:04:31.45IknMniI7O (2/4)

支援先は栄転した蒼龍が支援に来ると歓迎ムードで話題がもちきり


366 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 20:10:31.27wvLrCKAA0 (5/14)

ーー蒼鎮守府


「あの話聞いた?」


「聞いた聞いた!」


「横須賀に栄転した蒼龍さんが来てくれるんだって!」


「蒼龍さんが来るなら安心できる」


「なんたってあの蒼龍さんだもんね!」


「これであの海域も支配海域にできそうだね」


「あと一人強力な空母が居れば十分戦える!」


「蒼龍さん以外にも重巡が来るって、これはもう勝ったも当然だよ!」


367 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 20:13:55.77wvLrCKAA0 (6/14)

蒼提督「はいはい無駄話はそこまで!」


「提督!」


蒼提督「蒼龍が来るのは心強いけどそれに甘えてちゃ意味ないよ!」


「確かに…」


「蒼龍さんに情けない所は見せられないや!」


蒼提督「ほらさっさと訓練に戻る!」


「「「はい!」」」ダダダッ


蒼提督「全く…蒼龍が来るってだけで浮かれてちゃどうしようも無いね」


蒼提督「それにしてもあの蒼龍がねぇ…横須賀は知ってて寄越したのかしら?」


蒼提督「ま…戦力になってくれるならこっちは問題ないけど」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


368以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:26:08.32sw93OUrDO (3/6)

蒼龍とポーラが到着
歓迎されるがやたらお菓子を渡される
蒼龍さんこれ好きでしたよね!とか食べてる姿がかわいいとか
しかし蒼龍は渋い顔



369以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:35:51.50PPnNX0yno (1/4)

>>368
渋い顔はすぐに引っ込むけど
この子達私を優しい良いお姉さんだとずっと思ってるのよ!とポーラに後で漏らすくらい良心グサグサ来てる


370 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 20:41:58.56wvLrCKAA0 (7/14)

ーー数日後


「「「蒼龍さん!!」」」


蒼龍「…皆んな久しぶりね」


「蒼龍さんこれ好きでしたよね!良かったら食べて下さい!ー


蒼龍「…ええ」


「あの食べてる可愛い姿をまた見たいな…」


蒼龍「……」


「貴女も強いんですか?」


ポーラ「それなりですね~」


「ふーん…」


「やっぱり蒼龍さんが一番だもんね!」


蒼龍「……」


371 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 20:44:33.46wvLrCKAA0 (8/14)

ーー


ポーラ「いやぁ~熱烈な歓迎でしたね~」


蒼龍「……ポーラ」


ポーラ「はい~?」


蒼龍「あの子達は…私を優しくて良いお姉さんだとずっと思ってるのよ…」


ポーラ「そうでしょうね~」


蒼龍「……」


ポーラ「あんな純粋無垢な子達を~上手に騙しましたね~」


蒼龍「…!!」


ポーラ「こう言われた方が~楽ですよね~」


蒼龍「………そうね、そうかもしれないわね」


372 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 20:46:57.69wvLrCKAA0 (9/14)

ポーラ「馬鹿みたいに~全てをさらけ出す必要もありません~支援に来てる間だけでも~良いお姉さんを演じて下さいね~」


蒼龍「…分かったわ」


ポーラ「それじゃあ提督さんに~ご挨拶に行きましょう~」


蒼龍「提督って…」


ポーラ「もちろん蒼提督のままですよ~」


蒼龍「……」


ポーラ「実際にお会いするのが楽しみです~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


373以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:50:16.59sw93OUrDO (4/6)

執務室に向かう途中
提督も女性で男の目がまったく無い鎮守府
ある意味無法地帯だった
廊下に下着が干してあるのを見てさすがのポーラもちょっと引いてる


374以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 20:56:09.22IknMniI7O (3/4)

>>373を見かけながら蒼提督のところへ行くと
ようこそというべきかおかえりと言うべきか我が元エースと迎えられる


375 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 21:02:21.09wvLrCKAA0 (10/14)

ポーラ「……これは?」


蒼龍「気にしないで、この鎮守府独特の文化みたいなものだから」


ポーラ「廊下の至る所に下着を干してあるのが?」


蒼龍「ここは憲兵も居ないし提督も女性。男の目が無いのよ」


ポーラ「だからってこれは……」


蒼龍「お風呂あがりに全裸なんかありきたりよ。それどころか部屋では皆んな服なんか着たないんじゃないかしら」


ポーラ「横須賀よりアレな鎮守府があるだなんて…」


蒼龍「昼間から喘ぎ声が聞こえる横須賀も大概よ」


376 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 21:06:40.39wvLrCKAA0 (11/14)

ーー執務室


蒼提督「ようこそ…というべきよりおかえりと言うべきね。元エースさん」


蒼龍「…お久しぶりです」


ポーラ「横須賀鎮守府から支援要請を受けてやってきたポーラと蒼龍です~」


蒼提督「ありがとう。早速で悪いけど貴女は席を外してもらえるかしら?」


ポーラ「その必要はありませんよ~」


蒼提督「どうして?」


ポーラ「ポーラは~全部知ってますから~」


蒼提督「そう、やっぱり確信犯だったのね。横須賀はやっぱりそういう鎮守府なのよ」


ポーラ「違いますぅ~事情を知ってるのはポーラだけなんです~」


蒼提督「信じられるはず無いでしょ。貴女が知ってて横須賀が知らないはず無い」


ポーラ「ポーラの口は~ワインのコルクより硬いんですよ~」


蒼提督「意味が分からないわ」


377 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 21:09:41.55wvLrCKAA0 (12/14)

ポーラ「だって~あんなことを横須賀の人達に言いふらしても~何も得しませんよ~」


蒼提督「…そうね、確かにそうかもしれないわね」


ポーラ「ちらっとは言っちゃいましたけど~何があったのかは推測できないようにしておきました~」


蒼提督「貴女は一体何者?」


ポーラ「えへへへへ~」


蒼提督「…まぁいいわ、事情を知ってるならそこに居てもいい」


ポーラ「はい~」


蒼提督「蒼龍」


蒼龍「…………はい」


蒼提督「安価」


下2 台詞やその他起こったことなど


378以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 21:13:03.88sw93OUrDO (5/6)

あの一目惚れして追いかけていった監査官とはその後どうなったの?

ああ…あの浮気男の事ですか…(ハイライトオフ
視察の先々で現地妻作りまくってたんですよあのクズ


379以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 21:34:59.44MY8bT3n0o (2/4)

>>378


380 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 21:44:02.09wvLrCKAA0 (13/14)

蒼提督「あの一目惚れして追いかけていった監査官とはその後どうなったのよ」


蒼龍「あの…浮気男の事ですか……」


蒼提督「はぁ……だからやめとけって言ったのよ」


蒼龍「視察の先々で現地妻作りまくってたんですよあのクズ!」


蒼提督「知らないわよ」


蒼龍「私は…あんな男の為に……!」


蒼提督「この鎮守府を捨てた。書類やら何やら色々と誤魔化した甲斐があったんじゃないの?」


蒼龍「……」ギリッ


蒼提督「私の情けで皆んなは真実は知らないまま。どうせ帰ってくることは無いと思っていたのもあるけど」


蒼龍「…私だって帰ってくるつもりはありませんでした」


381 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 21:51:29.76wvLrCKAA0 (14/14)

ポーラ「嘘が誠になって助かったのは~貴女もですよね~」


蒼提督「何のこと?」


ポーラ「蒼龍さんが出て行った時に~皆んなには栄転だって嘘付きました~」


蒼提督「……どこまで知ってるの?」


ポーラ「全部です~」


蒼提督「どこまでって聞いてるの」


ポーラ「ここを出ていって所属無しになった蒼龍さんが~いつの間にか別の鎮守府に異動になってた所も知ってます~」


蒼龍「え……」


ポーラ「貴女は優しい人なんですね~」


蒼提督「……」


蒼龍「なにそれ……私…知らない……」


ポーラ「そうですよね~帰る所の無くなった蒼龍さんは~幹部さんを頼ろうとしました~けど~君には帰る場所があるって言われたんですよね~」


蒼龍「幹部さんが……所属先を決めてくれたんじゃ…」


ポーラ「違いますぅ~全部蒼提督が裏でやってくれてたんですよ~」


蒼龍「提督が……どうして……?」


蒼提督「安価」


下2 台詞やその他起こったことなど


382以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 21:52:46.79PPnNX0yno (2/4)

言わせないでよ…バカ


383以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 21:59:50.21IknMniI7O (4/4)

蒼龍がそんなことになったらあの子達も悲しむじゃない
別に蒼龍のためなんかじゃないんだから!

提督…!

仲は良さそうですね~


384 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 22:08:44.56weu8WH5PO (3/6)

蒼提督「……あの子達が悲しむじゃない」


ポーラ「そうですかねぇ~」


蒼提督「べ、別に蒼龍のためなんかじゃない……わよ…」


蒼龍「提督……」


ポーラ「えへへ~やっぱりポーラは席を外しますね~」


蒼龍「あ……」


ポーラ「積もる話もあると思いますよ~」


蒼龍「……うん」


ポーラ「じゃあごゆっくりと~」ガチャッ


385 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 22:11:26.58weu8WH5PO (4/6)

ポーラ「お二人は仲が良さそうでよかったです~」


ポーラ「廊下に下着が干してあるのはどうかと思いますけど………とにかく~これで蒼龍さんも心配ありませんね~」


ポーラ「さて~それじゃあポーラもやりたいことをしましょう~」


ポーラ「この近くにはアレがあって……」


ポーラ「ふん、ふん……」


ポーラ「…よし。ポーラも動きましょう~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


386以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 22:16:58.73MY8bT3n0o (3/4)

ポーラによる横須賀鎮守府の評判聞き取り


387以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 22:40:13.06U/T2j/vHo (1/1)

練度確認のため蒼龍とポーラを組み込んだ艦隊で演習を


388 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 22:46:51.81weu8WH5PO (5/6)

ーー演習場


ポーラ「あの~ポーラはやることが…」


蒼龍「まずは私達がどれだけやれるかを見たいそうよ」


ポーラ「だからって…」


蒼龍「貴女が何をしようが私は干渉しない。でも私達の本来の仕事を忘れないで」


ポーラ「……分かりました」


蒼龍「今日は珍しく素面なんでしょ、頼りにしてるわよ」


ポーラ「はい~」


ポーラ(本当はワイン飲みましたけど、気付いてないなら言う必要はありませんね)


389 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 22:50:54.70weu8WH5PO (6/6)

蒼龍「数では負けてるんだから油断しないで!」


ポーラ「二対六のハンデ戦くらい~なんてことありません~」


蒼龍「機動力では負けてることを頭に入れて」


ポーラ「勿論です~」


蒼龍「後は…」


ポーラ「向こうの旗艦から叩く、ですね~」


蒼龍「…そうよね、横須賀に配属されるくらいの実力はあるんだものね」


ポーラ「旗艦の蒼龍さん~お願いします~」


蒼龍「情けない所は見せられないのよ、完全勝利でいくから!」バシュッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど


390以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 22:57:40.01PPnNX0yno (3/4)

負けないけれど自分がいなくなってからの成長を確かに感じる蒼龍


391以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 23:12:38.40sw93OUrDO (6/6)

>>390の後
見慣れない子が居るわね
私が出て行った後に入った子かしら?と蒼龍
この子ドロップ艦娘なんですよ!珍しいでしょ?と他の艦娘が


392 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 23:18:48.33VkebXK7C0 (1/5)

ーー


ポーラ「やっぱり勝ちましたね~」


蒼龍「…皆んな成長してた」


ポーラ「はい~ノーダメージとはいきませんでしたね~」


蒼龍「この私に一撃当てるなんて。私が居た頃に比べたら…」


ポーラ「皆さん頑張ったんですよ~」


蒼龍「……」


ポーラ「そういえば~ポーラの知らない子が居ましたね~」


蒼龍「確かに…見慣れない子が居たわね。私が出て行った後に配属された子かしら?」


393 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 23:22:44.67VkebXK7C0 (2/5)

「蒼龍さんやっぱり凄いです!」


蒼龍「ありがとう。それより今演習に出てたあの子って…」


「あの子はドロップ艦なんですよ!珍しいですよね?」


蒼龍「ドロップ…それは知らなくて当然だわ」


ポーラ「その話詳しく聞きたいです~」


蒼龍「ポーラ?」


ポーラ「蒼龍さんの歓迎会があるんですよね~私も参加しますから、その時に色々教えて下さい~」


「もちろんですよ!」


蒼龍「貴女、用事がどうとか言ってなかった?」


ポーラ「ポーラは~より実入りのありそうな方を優先するんですよ~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


394以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 23:37:03.05MY8bT3n0o (4/4)

絡んで相手を酔い潰しながら色々聞き出していくポーラ

(駆逐艦って飲めましたよね…?)


395以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/17(木) 23:38:42.44PPnNX0yno (4/4)

>>394
ポーラは飲めば飲むほど好調になってく
お酒はポーラの燃料なんです~


396 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 23:47:57.76VkebXK7C0 (3/5)

ーー


「それれぇ~気付いたらぁ~あの子がドロップしてたんれすぅ~」


ポーラ「なるほど…ありがとうございました」


「んえぇぇ~~」


ポーラ「やっぱりドロップには規則が…でも条件を満たしてもドロップしない時も…」ぶつぶつ


蒼龍「ポーラぁ…」


ポーラ「…蒼龍さ~ん酔ってますね~」


蒼龍「飲まされまくって…もう…」


ポーラ「仕方ありませんね~」


蒼龍「駆逐艦達も…ベロベロよ…」


ポーラ「お疲れ様です~」


397 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 23:52:27.98VkebXK7C0 (4/5)

蒼龍「貴女は…駆逐艦を酔わせて…何を…」


ポーラ「ちょっとした情報収集ですよ~」


蒼龍「程々に…しなさいよ…」


ポーラ「もちろんです~」


蒼龍「それにしても… 貴女…どれだけ飲んでるのよ…」


ポーラ「お酒はポーラの燃料なんです~」


蒼龍「なによ…それ…」


ポーラ「飲めば飲むほど調子が良くなるんです~!」


蒼龍「信じられないけど…その様子を見たら…嘘じゃ無いんでしょうね…」


ポーラ「あははは~!」


398 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/17(木) 23:55:00.71VkebXK7C0 (5/5)

ーー


ポーラ「皆んな酔い潰れて寝ちゃいましたね。あれだけ飲んで騒いだら当然です」


ポーラ「さて~これからはポーラの時間ですね~」


ポーラ「朝までには帰れるように~素早く済ませましょう~」


ポーラ「…とその前に残ってるお酒を~」グイッ


ポーラ「……ぷはぁ~!」


ポーラ「燃料満タン~出発~!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


399以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 00:03:02.533R78ZR3DO (1/3)

そんなポーラが僅かな敵意を感じ取る
視線を向けると件のドロップ艦娘が居た
気のせいか眼がオーラを纏っているように見えたがすぐに立ち去ってしまった


400以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 00:09:18.226U3by+0vo (1/1)

この近辺で不穏な組織の芽がないかの調査
大きくなる前に美味しいお酒が飲めるように指導することでラブアンドピース


401 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 00:18:43.48W1vHBDsJ0 (1/6)

ーー


ポーラ「旧大本営派全て滅んだわけじゃありません。あの組織だってそうです」


ポーラ「日本の各地に散らばって力を蓄えようとしている。そんなことは許しません~」


ポーラ「不穏な芽がないか調べましょう~芽は育つ前に摘み取るんです~」


ポーラ「もし変なことを考えてたら~皆んなで美味しいお酒が飲めるように考えを直してもらいましょう~」


ポーラ「こんな都会から離れた場所は~目立ちませんから隠れるには好都合ですらかね~」


ポーラ「……やりましょう」


402 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 00:23:01.23W1vHBDsJ0 (2/6)

ポーラ「情報によるとこの地域に怪しい集団がいるそうです」


ポーラ「それが旧大本営や組織に関係するなら対処しないといけません」


ポーラ「またあんなことになったら皆んなでお酒なんか飲めませんからね~」


ポーラ「説得が無理なら仲間に入れてもらって、少しずつ情報を引き出しましょう」


ポーラ「そもそも何も無ければいいんですけど~」


ポーラ「…この辺りですね」


ポーラ「何もないのが一番ですけど、どうでしょうか~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


403以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 00:35:26.853R78ZR3DO (2/3)

監視カメラやトラップが仕掛けられているのを見付けるポーラ
割と厳重ですねぇ~警戒心が高そうです~
殲滅なら簡単ですけど手加減するとなると逆に大変かもしれません~



404以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 00:37:48.20CRa468pmO (1/1)

情報を辿った先、建物の中で出会ったのは日用品とかの内職をしてる深海棲艦達のコミュニティ

アッ、イヤッ、私タチハ怪シイモノジャ…
バカ!ソレハアヤシイ奴ガ言ウコトダ!
スミマセン…ゴ迷惑オカケシテマスカ…?

友好的だけどコミュニケーションがうまくない子達の為に仕事を取ってきてた子がいたら噂がジワジワ広がった様子


405 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 00:48:31.79W1vHBDsJ0 (3/6)

ーー??


ポーラ「これは…?」


「アッ…!!」


「違ウ!私達ハ怪シイモノジャナイ!」


「バカ!ソレハ逆効果ダ!」


ポーラ「内…職……ですか?」


「ウ……ソウダ…」


ポーラ「どうして…こんなことを……?」


「オ前ハ…私達ノ敵カ…?」


ポーラ「……違いますよ~」


「分カッタ…ナラ全テ話ス」


406 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 00:56:42.54W1vHBDsJ0 (4/6)

ーー


ポーラ「それはまた…おかしなことになりましたね~」


「私ガオ金ノ為ニ仕事ヲ始メタノガキッカケダッタ」


ポーラ「そうですねぇ、いくら友好的だと言ってもお金をもらえるわけじゃありませんからね~」


「ソノ噂ガ広マッテ…気付イタラコンナコトニ」


ポーラ「うーん…」


「モシカシテ私達ハ迷惑ダッタカ?」


ポーラ「迷惑なんかじゃありませんよ~」


「ナラ良カッタ」


ポーラ「……あっ!!」


「ドウシタ?」


ポーラ「あの~…皆さんは普段どこに居るんですか?」


「コノ近クノ海域デ、近クニ隠レ家ガ…」


ポーラ「……最近この近くで深海棲艦の動きが活発に…そういうことだったんですね~」


407 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 00:59:52.17W1vHBDsJ0 (5/6)

ポーラ「安心して下さい、皆さんのことは何とかできるかもしれません~」


「本当カ?」


ポーラ「確認ですけど~艦娘には危害は加えませんね~?」


「勿論ダ」


ポーラ「分かりました~では鎮守府にご案内します~」


「鎮守府ニ!?」


「大丈夫ナノカ?」


ポーラ「平気ですよ~皆さん酔い潰れてまともに戦える人なんて居ませんから~」


「ソレモソレデ、ドウナンダ」


ポーラ「細かいことはいいんです~では鎮守府に向けて出発ですよ~!」


ーー


408 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/18(金) 01:00:27.39W1vHBDsJ0 (6/6)

遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします


409以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 01:02:49.538CW882aXo (1/1)


最近殺伐とした展開と対応に悩む展開ばかりだったから、こう言うほんわか路線が一番嬉しい


410以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 01:07:34.303R78ZR3DO (3/3)

お疲れ様でした
シリアス安価なら割とすぐに思い付いてしまうけどほのぼのは逆に難しいと感じる


411以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 01:09:38.783b5SYX82O (1/1)

乙です
ほんわかすきすき


412以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/18(金) 01:12:46.54bWhnsgtmo (1/1)

乙乙
男の目まったく無いと恥じらい消えると言いますしね…
蒼龍過去が(比較的)穏健でほぅっとした、よかった…


413 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 18:20:01.05nFz4zn3Y0 (1/13)

ーー横須賀鎮守府


漣「それでは行ってきますねご主人様!」


提督「二人とも頼んだ」


潜水新棲姫「蒼龍達が向かった鎮守府に何人も深海棲艦が押し寄せるとはな」


漣「全員敵意は無いらしいんですけど、人数が多いので通訳的な存在が欲しいって蒼提督が半泣きになりながら連絡してきましたから」


潜水新棲姫「数人なら電話なんかでもいいが結構な人数が居るらしい」


漣「だから直接行くしかないってことですな」


提督「敵意の無い深海棲艦を無理に海に還す必要は無い。陸で生活できるようにしてやりたい」


漣「ご主人様の考えは分かってますよ。場合によっては何人か連れて帰ってくるかもしれませんぜ」


提督「構わない。とにかく彼女達を助けてやってくれ」


414 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 18:22:37.71ePkEdDE7O (1/8)

春雨「秘書艦は私に任せて下さい」


漣「本当なら任せられませんけど、そうも言ってられないんですよね」


潜水新棲姫「速吸が居るから大丈夫だ」


漣「…とにかく急いで来て欲しいとのことですので早速現地に向かいます」


提督「また何かあれば連絡してくれ」


潜水新棲姫「了解だ」


漣「それではちゃちゃっとすませてきましょうかね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


415以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 18:32:51.96tDbRNLfxo (1/5)

蒼提督の鎮守府では深海棲艦達がギラついた目でお掃除とか洗濯物かたしたりしてる
トンデモナイ!トンデモナイ!見ラレナイ所コソキチンシナクチャ!


416以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 18:36:05.53qB8AXyfTO (1/2)

>>415
ああ~どんどんキレイになっていく~と悲しいのか嬉しいのかわからない悲鳴が
収納の使い方もなってないと教えられたりしてる


417 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 18:42:49.22nFz4zn3Y0 (2/13)

ーー蒼提督の鎮守府


蒼提督「なんなのよこれは…」


「次ハコレダ」


「コレハマダ洗イ足リナイナ」クンクン


「やめてぇ!!下着の匂いを嗅ぐのだけはやめて!」


「下着は放っておいていいからぁ…!!」


「トンデモナイ!見ラレナイ所コソ綺麗ニスル!」


「あんたなんかスカートすらはいてないくせに!!」


「コレハファッションダ!」


418 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 18:46:42.97nFz4zn3Y0 (3/13)

ポーラ「鎮守府がどんどん綺麗になりますね~」


蒼提督「…もうすぐ横須賀から応援が来るのよ。それまで大人しく…」


ポーラ「じゃあ次は~掃除をしましょうね~」


「私モ手伝ウゾ」


蒼提督「ちょっと…」


「ああ~……廊下が…鎮守府が…どんどんキレイになっていく…」


「オイ!艦娘ノ責任者ハオ前カ!」


「ひぃ!?」


「収納ノ使イ方ガナッテナイ!軽イ物ノ上ニ重イ物ヲ乗セルナ!」


「…ひぃぃ~ん!」


蒼提督「…もうどうにでもなればいいわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


419以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:06:52.46MR6oftZdo (1/1)

部屋でもキチンと制服着ろvs部屋でくらいは好きにさせて 
の対立を蒼龍が仲裁してと泣きつかれる
蒼龍は(蒼龍も)部屋だらしない派なので何とかそちらを立てたい


420以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:13:42.57tDbRNLfxo (2/5)

>>419


421 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 19:20:21.37nFz4zn3Y0 (4/13)

ーー


漣「あのですね、こっちはそこそこ急いで来たんですよ。それで最初に言われることがそれって…」


潜水新棲姫「喧嘩の仲裁か。しかも理由がしょうもない」


蒼龍「うるさいわね…部屋でくらい好きな格好をさせて」


「そうだそうだー!」


「流石蒼龍さん!」


漣「艦娘側が自由にさせろで、深海棲艦側はちゃんとしろと言ってると」


「部屋デモ服ヲ着ルノハ当タリ前」


漣「まあぶっちゃけ漣もそうだと思いますよ」


「裏切るのかー!」


漣「裏切るも何も…まあ気持ちは分かりますがそれじゃいけませんよ」


「何がだ!」


漣「蒼提督も含め、この鎮守府の艦娘にはあるものが足りません」


蒼提督「……」


422 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 19:24:50.99nFz4zn3Y0 (5/13)

潜水新棲姫「これを見ろ」キラッ


「指輪…!しかも左手の薬指!」


漣「漣にもありますよ」キラッ


「貴女は提督と…いや違う、深海棲艦のとデザインが同じ!」


潜水新棲姫「ワタシは漣の嫁だ」


「艦娘と深海棲艦が!?!?」


「しかも同性…」


漣「あ、漣は女で間違い無いですけどアレは生えてますよ」チラッ


蒼提督「ぶふぅ!!」


「な、は…えぇ!?」


漣「まぁ何が言いたいかって言うとですね、皆さんには女の要素がまるで無いんですよ」


漣「今の生活は楽かもしれませんけど……一生独身かもしれませんぜ?」


「「「!!」」」


423 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 19:28:34.26nFz4zn3Y0 (6/13)

潜水新棲姫「お前達みたいのを干物女というんだ」


「ひ、干物…!」


蒼龍「そうとは限らないんじゃないの。深海棲艦はただの綺麗好きなだけなんだろうし、部屋でだらし無くても男くらい…」


「ン……」モジモジ


蒼龍「は…?なによその反応」


「実ハ…ソノ……」


「男ナラ……」


蒼龍「……」バターン


「蒼龍さんが倒れたー!」


蒼提督「……」


「蒼提督も倒れてたーー!」


「医務室に運べー!」


漣「…帰っていいですかね」


潜水新棲姫「面白そうだからもう少しいよう」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


424以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:33:42.102AxaTj9DO (1/4)

割と辺境の鎮守府で街からも遠く出会いも無い
なるべくしてなったんだと蒼提督
なんかこう出会いの場を提供してくれないかしら!?と漣に泣き付く
おやぁやぶ蛇…と漣が心底めんどくさそう


425以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:34:44.46JhWqLvOC0 (1/3)

干物と聞いて「酒の
肴にぴったりです~」
と感じているポーラ


426以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:36:40.17WpRuE3UVO (1/1)

>>424


427以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:37:17.00qB8AXyfTO (2/2)

女子力を高めようとし始める面々
まずは部屋では下着だけでなくスパッツやインナーも着て過ごすように


428 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 19:48:15.65nFz4zn3Y0 (7/13)

ーー


蒼提督「ここは割と辺境の地で街からも遠い…だから出会いも何も無いのよ」


蒼提督「あの子達がずぼらな性格になったのは私の管理不届なのもある。けどなるべくしてなったのよ!」


漣「で?」


蒼提督「出会いの場を提供してよ!横須賀鎮守府の秘書艦なんだから知り合いも多いでしょ!?」


漣「漣は秘書艦代理です」


蒼提督「なんでもいいからぁ!」


漣「これは面倒臭いことになりましたな…」


429以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 19:55:14.43kTEt1a6zo (1/5)

(蒼提督もジャージで執務してるんだろうなぁ…w)


430 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 19:56:18.97nFz4zn3Y0 (8/13)

潜水新棲姫「あいつらへの聞き取りが終わったぞ」ガチャッ


漣「どうでしたか?」


潜水新棲姫「全員友好的だった理由は男だ。街に潜入中に仲良くなって、そのままいい関係になったらしい」


漣「全員とは驚きましたな」


蒼提督「……ちょっと待ちなさい、全員じゃないはずよ。あの連中は近くに潜んでた奴らよね?一度全員倒そうとして総攻撃を仕掛けた時に、ここには居ない奴が私達を蹴散らしたのよ」


潜水新棲姫「それは駆逐古姫だろう。あいつらが雇ったらしい」


蒼提督「雇ったぁ!?」


潜水新棲姫「艦娘が大勢で攻めてくるのが分かってたから、沈めない程度に追い払って欲しかったそうだ」


漣「深海棲艦が深海棲艦を雇うってあるんですね」


潜水新棲姫「聞いたことは無い。だがその駆逐古姫は金が欲しかったそうだ。なんでも大切な人の為だとか言っていたそうだぞ」


漣「変わった深海棲艦ですねぇ…」


431 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 20:02:01.22ePkEdDE7O (2/8)

蒼提督「……」


潜水新棲姫「急に大人しくなったぞ」


漣「そりゃそうですよ。ここに来た深海棲艦全員に男が居て、挙げ句の果てに作戦までバレてんですもん」


蒼提督「……どこから情報が漏れたの?」


潜水新棲姫「お前だ。総攻撃の前に珍しく合コンに誘われただろう?その時のメンバーに深海棲艦が…」


蒼提督「あ"ぁぁぁぁぁぁもぉぉぉぉぉぉ!!」


漣「ちなみに合コンの結果は?」


潜水新棲姫「蒼提督以外お持ち帰りされた」


漣「…ドンマイ」


潜水新棲姫「ちなみにここの鎮守府の皆んなには出張と言って合コンに行ったらしいが、その嘘はバレてたぞ」


蒼提督「…殺せ……もう…」


漣「…漣達の任務はこれで完了ってことにしときますかね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


432以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 20:07:15.50kTEt1a6zo (2/5)

蒼提督命令で、というより蒼提督が深海棲艦の提言を聞く姿勢になったので艦娘側も従う流れに
鬼気迫る「行き遅れないようにするのよ……」との言葉が重かった


433以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 20:08:59.592AxaTj9DO (2/4)

まあ一応出会いの場は提督に連絡して頼んでみますよと漣
それよりその駆逐古姫が気になりますね、もう少し詳しく聞かせてください
なんだ嫁の前で浮気宣言かと冗談めかして新棲姫
そんなわけ…解ってるとまた人前でイチャイチャ


434 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 20:17:03.58nFz4zn3Y0 (9/13)

漣「まあ一応出会いの場はご主人様に連絡して頼んでみますよと」


蒼提督「お願いぃぃ……!」


漣「これでよしと。それよりその駆逐古姫が気になりますね、もう少し詳しく聞かせてください」


潜水新棲姫「気になる?」


漣「一度資料で見たことあるんですよ。顔もハッキリしてて…」


潜水新棲姫「なんだ嫁の前で浮気宣言か」


漣「そんなわけないじゃないですか。気になるっていうのはあくまで…」


潜水新棲姫「冗談だ解ってる。漣はワタシのことを愛しているからな」


漣「当たり前ですって。だから…」


蒼提督「……」


漣「……あ」


蒼提督「消えろ……」


漣「…うぃっす」


435 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 20:21:22.14ePkEdDE7O (3/8)

ーー


漣「マジ殺されるかと思いましたな」


潜水新棲姫「行き遅れた女ほど怖いものはない」


蒼龍「何言ってるのよ」


漣「これはこれは蒼龍さん、なんとか立ち直ったみたいですな」


蒼龍「…私にも色々事情があるのよ」


漣「触れて欲しくないものは誰にだってあります、深くは聞きませんよ」


蒼龍「…その様子だと本当にポーラは喋ってないのね」


漣「ポーラさん…そういえば彼女はどこに?」


蒼龍「貴女達と入れ替わるように出て行ったわよ。なんでも次がどうとかって」


潜水新棲姫「ポーラも中々曲者だぞ」


漣「漣達に危害を加えないなら放置で大丈夫ですよ。その内横須賀に帰ってくるでしょうからね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


436以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 20:24:55.08JhWqLvOC0 (2/3)

ポーラ目撃情報が入ってくる。酒を
何リットルも飲み歩いてるんだとか


437以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 20:42:05.85kTEt1a6zo (3/5)

蒼提督と蒼龍二人会話パート
お互いが相手の方がまだいいと慰め合ってる
(どっちもどっち?とは言えない…)


438以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 20:42:36.60dhzgiPRAO (1/4)

例の酒造に戻ってお嫁さん候補欲しくないですか~?とポーラ
お仕事でじゃなくて家族と1杯するのもいいと思いますよ~
しかも相手は美人さん揃いです~

反応を示す人が出てくる

(こうすれば収入のために少し値上げして市場を壊さないようにできますね~みんなハッピーです~)


439 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 20:53:00.70nFz4zn3Y0 (10/13)

ーー大本営、某施設


ポーラ「皆さん~お嫁さんとか欲しくないですか~?」


「興味無いかな。今はお酒の研究と、空いた時間に兵器の…」


ポーラ「お仕事じゃなくて~家族と一緒にお酒を飲むのもいいと思いますよ~」


「いやでも…」


ポーラ「しかも相手は美人さん揃いですよ~」


「うーん…」


「……」


ポーラ(いいですね~何人か反応してくれてますね~)


ポーラ(結婚して家族が増えればお金が必要になります。その為に少し値上げして、相場を安定させられます~)


440 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 20:58:47.52nFz4zn3Y0 (11/13)

ポーラ(この人達は悪い人じゃありません。兵器の事を考えてる暇なんか無いくらい、日常を潤せばいいんです)


ポーラ(旧大本営の大和派の技術者はこれでもう大丈夫ですね)


ポーラ(これで一安心といきたいですけど、まだまだ脅威は残っています。それを全て片付けて、皆んなで美味しいお酒を飲みたいです)


ポーラ(力はどこか一つに集中してはいけません。皆んなでちょっとずつ力を持てば誰も争おうとなんかしませんよ)


ポーラ(組織や旧大本営は世界を征服しようとまでしてました。あんなことはもう起こってはいけません)


ポーラ(力のシーソーは動かないのがベストですからね~)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


441以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:00:06.212AxaTj9DO (3/4)

イチャイチャにイラッときた蒼提督だが仕事はこなす
駆逐古姫についての戦闘記録や接触時の資料等をまとめ漣に手渡す

それに合わせて友好的な深海棲艦が居るという報告も大本営に上げないとならないわねと状況に適応し始める


442以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:07:05.42tDbRNLfxo (3/5)

>>441
駆逐古姫はこちら追い払うだけで沈めようとはしてなかったことも思い出す
深海棲艦達が言うには人間と敵対している奴らのようなギラついた感じはない様子


443 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 21:13:12.38nFz4zn3Y0 (12/13)

ーー蒼提督の鎮守府


蒼提督「これが雇われたとかいう駆逐古姫との戦闘記録と資料よ」スッ


漣「ありがとうございます」


蒼提督「それ以外にも友好的な深海棲艦が居るって報告も大本営に上げないといけないわね」


漣「姫級なら尚更ですな。友好的だというなら有難いです」


蒼提督「駆逐古姫は私達を追い払うだけで沈めようとはしてこなかった。本気を出せばこちらはやられていたわね…」


漣「是非とも彼女は大本営や横須賀に連れて帰りたいですな」


潜水新棲姫「追加の情報だ。それは無理だろう」ガチャッ


漣「どんな情報があるってんですか?」


潜水新棲姫「その駆逐古姫は深海棲艦ですら無い可能性がある」


蒼提督「どういうことなのよ?」


444 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 21:17:06.66nFz4zn3Y0 (13/13)

潜水新棲姫「そいつは艦娘を追い払ったあと、突然姿を消したそうだ」


漣「姿を消す…」


潜水新棲姫「別次元が別世界がどうとか言っていたらしい。意味は分からないが菊月達と同じようなものだとしたら納得できる」


漣「なるほど…」


蒼提督「ちょっと待って私は全く分からないんだけど」


漣「この世には言葉じゃ説明できないこともあるってことですよ」


蒼提督「意味が分からないんだけど」


潜水新棲姫「理解しようとするだけ無駄ということだ」


445以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:19:29.06dhzgiPRAO (2/4)

なるほど!あの駆逐古姫か!


446 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 21:21:20.96ePkEdDE7O (4/8)

漣「さて…漣達はもう帰っても大丈夫ですかね?」


蒼提督「潜水新棲姫にはまだ居て欲しいわ」


潜水新棲姫「言葉なら心配ない。一人呑み込みの早い奴が居たからそいつに人間の言葉のコツを教えた」


蒼提督「……なら問題無いわね」


漣「蒼龍さん達はどうしますか?支配海域も何も無くなってしまいましたけど」


蒼提督「一応様子を見させて欲しいわ。蒼龍みたいな戦力はあって困らないもの」


漣「では引き続きこちらの鎮守府に支援を継続する形で」


蒼提督「そうしてもらえると助かるわ」


漣「分かりました、ご主人様にはそ伝えておきますね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


447以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:23:17.47JhWqLvOC0 (3/3)

縛られているポーラを発見


448以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:40:49.67dhzgiPRAO (3/4)

ポーラが集めた人たちと出会いの場開催!
研究バカだった野郎共と元干物女だった蒼提督鎮守府なので初めはぎこちなくもそれぞれが相手を見つけていく


449以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 21:46:09.15kTEt1a6zo (4/5)

>>448
始めはお互いガチガチだったのでポーラ幹事が積極的に呑んで飲ませて空気を変える


450 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 21:56:32.36ePkEdDE7O (5/8)

ーー後日


ポーラ「さぁ皆さんいきますよ~乾杯~!」


「「「「乾杯…」」」」


ポーラ「……ぷぁ~!ビールもいいですねぇ~!」


「もうジャッキ開けてる…」


ポーラ「今日は合コンなんですから~皆さんいっぱいお喋りして~沢山飲んで下さいね~」


「「「「……」」」」


ポーラ「店員さ~ん、ピッチャーでお酒お願いします~」


「「「「……」」」」


ポーラ(皆さんぎこちないですね~ここはポーラが盛り上げていきましょう~!)


ポーラ「皆さん~まずは……」


451 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 22:01:07.98ePkEdDE7O (6/8)

ーー


ポーラ(いいですねぇ、皆さん自然と相手を見つけて楽しく飲んでます。こういうお酒は美味しいです~)


「ポーラさん飲みすぎじゃないですか?」


ポーラ「これくらい問題ありません~ポーラはちっとも酔ってませんよ~」


「あれだけ飲んでたのに…凄いや」


ポーラ「貴方はどうですか~楽しく飲んでますか~」


「…こんな場を作ってもらっておいて何ですが、やっぱり自分には合わないみたいです」


ポーラ「あら~……」


「でも他の奴らは仲良くやってるみたいなんで、それで良いですよ」


ポーラ「ダメですよ~」


「いやでも…」


ポーラ「だったら貴方の相手はポーラがします~」


「ポーラさんが…?」


ポーラ「ほらほら~楽しくお酒を飲みしょう~!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


452以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 22:20:57.36tDbRNLfxo (4/5)

静かな感じで飲むこともできるポーラ
話を聞いて仕事はできるのに自己評価が低すぎるから周りに呑まれちゃうんですね~と分析
もっと自分に自信を持ったらいいんですよチュなんて励ましてあげる


453以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 22:35:29.06dhzgiPRAO (4/4)

>>452
一瞬何が起こったかわからない技術者さん


454 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 22:42:07.19ePkEdDE7O (7/8)

ーー


ポーラ「貴方は仕事はできるのに、自己評価が低すぎるから周りに呑まれちゃうんですね~」


「周りに呑まれる…」


ポーラ「貴方が旧大本営と関わる前の話です。あそこで自分を強く持てば、きっと今頃は凄い技術者だったと思いますよ」


「…それが今ではこんなですか」


ポーラ「大和に関わったのは良くありませんでしたけど、今はちゃんとしてるじゃないですか~」


「……」


ポーラ「……」チュッ


「え……?」


ポーラ「もっと自分に自信を持ったらいいんですよ~」


「ポーラ…さん……」


ポーラ「えへへへ~」


455 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 22:45:55.26ePkEdDE7O (8/8)

ーー


ポーラ「今日は美味しいお酒が飲めました~!皆さんもほとんど相手を見つけて…むふふふ~お持ち帰りですね~」


ポーラ「今日は大成功でした~!ポーラも帰って祝杯です~」


「あの…!」


ポーラ「…技術者さん?一人で帰ったんじゃありませんでしたか~?」


「まだもう少し飲みたくて…」


ポーラ「そうですか~なら何人か呼び戻し…」


「いえ、その…ポーラさんと……」


ポーラ「…そういうことですか~もちろんいいですよ~」


「ありがとうございます…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


456以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 22:55:47.072AxaTj9DO (4/4)

お酒が飲めない蒼提督
合コンでもそのせいでノリきれず失敗したが今回はあまりお酒に強くない技術者が居て介抱してる内にいい雰囲気になっていた
あら?貴女もお持ち帰りかしら?とポーラを冷やかす


457以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 23:09:07.21uP6b4FiKo (1/1)

>>456
技術者くんがお持ち帰りなんかじゃ…と否定するといいんですか~?とポーラが

その後あいつ変わったなぁと周りに言われる技術者くん
さらに幸せそうにしてる参加したメンバーをみて新たな希望者も


458 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 23:29:35.76T1kDCknU0 (1/3)

蒼提督「あら、貴女もお持ち帰り?」


ポーラ「蒼提督~?確か、お酒は飲んでませんでしたよね~?」


蒼提督「そう…お酒が飲めないせいで今まで失敗続きだったの。でも今日は…」


「実は僕も…」


ポーラ「ええ?貴方はお酒の試飲もしてますよね~?」


「……すいません。本当は苦手だったんです」


ポーラ「そんな……知りませんでした…ごめんなさい……」


「あ、でも作ってるお酒は飲みやすくて苦痛じゃありません。嫌だったら辞めてます」


ポーラ「なら…良かったです」


「僕達はこれからバーに行くんです。ノンアルコールの美味しいカクテルが飲めるそうなんです」


蒼提督「ポーラにそのお店を教えてもらっておいて良かったわ」


459 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 23:34:00.12T1kDCknU0 (2/3)

「あの…自分はお持ち帰りなんかじゃ……」


蒼提督「あら違ったの?」


ポーラ「お持ち帰らなくていいんですか~?」


「え!?」


蒼提督「あら…」


「提督さん、僕達も行きましょうか」


蒼提督「…そうね、後は任せておきましょうか」


「ポーラさん…」


ポーラ「さぁ~楽しい二次会の始まりですよ~!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


460以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 23:50:23.00kTEt1a6zo (5/5)

なんやかんやで自宅にお持ち帰られるポーラ


461以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/19(土) 23:52:39.26tDbRNLfxo (5/5)

静かなバーで2次会のあと自宅で3次会


462 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/19(土) 23:59:08.17T1kDCknU0 (3/3)

ーー


ポーラ「お邪魔しま~す」


「こんな部屋ですいません…」


ポーラ「仕方ありませんよ~貴方は研究ばっかりでほとんど帰らないんですから~」


「…すいません」


ポーラ「場所は関係ありません~それじゃあ三次会の開催です~!」


「コンビニに売ってるようなお酒で良かったんですか?」


ポーラ「ポーラはお酒なら全部大好きです~!」


「それなら良かったです」


ポーラ「はいじゃあ~乾杯~!」


463 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 00:05:37.02rSj+9xt+0 (1/23)

ポーラ「でも知りませんでした~」


「何がですか?」


ポーラ「貴方って~お酒強かったんですね~」


「お酒を作るようになったからです。昼間から試飲で…」


ポーラ「それだけでお酒に強くなんかなりません~きっと素質があったんですね~」


「…そんな素質はいりませんでしたよ」


ポーラ「技術者さん~もう過去のことはいいじゃないですか~」


「……」


ポーラ「ポーラと一緒に飲んで~大和と関わったことは忘れましょう~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


464以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:14:07.48g8ux6bHDO (1/5)

忘れ…私もなにか忘れているような~?
だいぶお酒も進んでご機嫌になったポーラは深く考えず

後日蒼提督の鎮守府から連絡が入り例のドロップ艦娘が居なくなった、何か知らないかと


465以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:17:47.58mxlnsdaKO (1/2)

技術者さんが朝起きるとシャワー借りてます~と聞こえてくる


466 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 00:32:23.94rSj+9xt+0 (2/23)

ーー翌日


「ん……」


ポーラ「もしかして起こしちゃいましたか~?」


「ポーラさん…」


ポーラ「シャワーお借りしましたよ~」


「すいません…昨日は……」


ポーラ「謝っちゃいけませんよ~」


「はい…」


ポーラ「ポーラもいっぱい楽しみました~技術者さんも楽しかったですか~?」


「……はい」


ポーラ「皆んなで美味しいお酒が飲めて~ポーラも大満足でした~」


ポーラ「こういうのは~またやってもいいかもしれませんね~!」



ーー


467 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 00:35:38.39rSj+9xt+0 (3/23)

ーー


ポーラ「あ、技術者さん…ちょっといいですか?」


「何でしょう…」


ポーラ「今度空いてる時間に~これを作って欲しいんです~」ピラッ


「……これくらいならなんとかできますけど」


ポーラ「良かったです~これを二つお願いしますね~」


「それは大丈夫ですけど、何に使うんですか?」


ポーラ「それは~内緒です~」


「でも…」


ポーラ「また…貴方のお部屋にお邪魔させて下さいね」ボソボソ


「…分かりました。ちゃんと二つ、作っておきます」


ポーラ「えへへへ~お願いしますね~」


ポーラ「……力は均等じゃないといけませんから」


ーー


468 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 00:36:17.84rSj+9xt+0 (4/23)

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします


469以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:38:26.961hsZbGeto (1/6)

ん~?なんだぁ?


470以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:39:26.19g8ux6bHDO (2/5)

お疲れ様でした
技術者一人に作れる物で力関係の何か…


471以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:43:22.87UIru4gs0o (1/2)

しかも二つとな
まあーでもタダで体重ねたりしねぇだろうなぁとは思ってたよこのポーラは
蒼提督は無事に春来たと期待しとる
おつ


472以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:46:25.95g8ux6bHDO (3/5)

力は均等とは言っても現状某国も傀儡の技術を持ってるから突出してるよね…
日本とそこ以外の国との力関係はどうなっているんだろう


473以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:47:32.10mxlnsdaKO (2/2)

もっとほのぼのしたいんだ😭


474以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 00:48:39.85mNaBfY4bo (1/3)

あと某国には念願の艦娘ハーフもいるしな


475以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 01:20:50.951hsZbGeto (2/6)

そういえば駆逐古姫はあのスレの駆逐古姫かな?
前もローソン店員の二人がゲスト出演してたし


476 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 19:34:52.56rSj+9xt+0 (5/23)

ーー


漣「私が嫁と共に横須賀鎮守府に帰ってきた時、目にしたのは最悪の光景でした」


漣「執務室に血は散乱し、朝霜さんが取り乱し、霞さんは放心状態でした」


漣「提督に何かあった。その事実だけはすぐに理解できました」


漣「情けない話ですが私はその時点で思考が止まってしまったんです。いつもなら怒りが先にくるようなシチュエーションですが、動揺し過ぎると何もできなくなるんですね」


漣「そんな中冷静だったのは嫁です。何があって被害状況はどうなんだと秘書艦の皐月さんに聞いていました」


漣「後で聞いたら嫁も動揺はしたらしいんですが、すぐに切り替えたんですって。ほんと…流石って思いますよね」


漣「私も嫁のおかげでなんとか頭は回るようになったので、自分の仕事をしようと思ったんです」


477 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 19:40:01.80rSj+9xt+0 (6/23)

漣「まず確認しなければいけないのは誰にやられたのか。外部や深海棲艦にしろ、それは真っ先に確認すべき事柄です」


漣「ですが…私は医務室に走りました。提督とこんな形でお別れだなんて嫌だったからです」


漣「嫁の待て!と止める声が聞こえましたが無視しました。聞こえないフリをして走り出したんです」


漣「この私の行動は褒められたものじゃありません。職務放棄もいいところですよ」


漣「秘書艦代理としてやるべきことは何もせずに医務室に走り出す……」


漣「でも私の気持ちも分かってくれませんか?提督のことは嫁に次いで大切な人なんです」


漣「私はそんな大切な人の無事を確認したかった…ただそれだけだったんですよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


478以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:05:29.32mNaBfY4bo (2/3)

春雨がやっぱり手を出そうとしたので速吸の折檻によりこの光景になった模様
なお提督は軽い精神的ショックですんだ


479以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:06:46.93UIru4gs0o (2/2)

提督は無事ですから、今は会いたくないそうですから、面会できません
応対するのは春雨


480 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 20:17:12.26rSj+9xt+0 (7/23)

ーー医務室


漣「提督!!」


春雨「提督は無事ですから…中にはちょっと…」


漣「そこをどけ!早く提督に会わせろ!」


春雨「て……提督が言ってましたよ。今は会いたくないそう…なんです」


漣「……」


春雨「間違いなく無事ですから……」


漣「…命を賭けられますか」


春雨「はい…絶対に……大丈夫です…」


漣「……分かりました、信じましょう」


春雨「漣さんは…執務室に戻った方が……」


漣「言われなくてもそうしますよ」タタタッ


春雨「……」


春雨「…………」


春雨「逃げるなら今のうち!」ダッシュ


481 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 20:25:19.32rSj+9xt+0 (8/23)

ーー執務室


漣「あのクソアマーーーーー!!」


朝霜「汚れた……パパが汚されちまったよぉ…」グスグス


速吸「申し訳ありません…報告の為に早霜さんを連れて大本営に向かった隙を突かれて…」


早霜「油断……してしまったわね…」


霞「…………」


潜水新棲姫「血は提督や春雨の鼻血だったり、体の何処かから出た血だそうだ。余程激しく襲い掛かったんだな」


漣「ご主人様をぼろぼろにした挙句…逃げるなんて許せねぇ!!」


潜水新棲姫「冷静になれ、漣では春雨に勝てない」


漣「じゃあこのまま泣き寝入りしろってんですかよぉ!」


482 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 20:28:15.80rSj+9xt+0 (9/23)

明石「あの……」ガチャッ


漣「ご主人様はどうなんですか!!」


明石「このままだと…入院になるかも…しれないです…」


漣「絶対に許せない……半殺しにしてやる」


潜水新棲姫「漣、落ち着くんだ」


朝霜「…待てよ漣、あたいもやる」


早霜「ダメよ姉さん」


朝霜「こっちは家族がやられてんだ、無視なんかできねぇ」


漣「漣も重巡棲姫の力を使えばそれなりに戦えます。ご主人様の仇は取りますからね!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


483以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:30:34.32FlqGzLUcO (1/5)

任せるとやり過ぎると察した早霜「速吸、付いてこれるかしら?」
早霜の意図を察した速吸「それが任務ですから」


484以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:30:54.0424RRTbYF0 (1/1)

春雨を部屋の片隅に
見つけたが……油で
滑って転ばされた漣


485以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:37:10.891hsZbGeto (3/6)

>>483
皐月は漣たちの様子を見てまずは幹部さん経由で治療をお願いしたほうがいいんじゃ…と


486 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 20:47:10.51rSj+9xt+0 (10/23)

早霜「やっぱりダメ。朝霜姉さん達には任せられない」


漣「どういう意味なんですか!」


早霜「速吸、私についてこれる?」


速吸「…ええ、それが任務ですから」


朝霜「なに勝手に話進めてんだよ!」


皐月「早霜の言う通りだよ!まずは幹部さんを頼って治療をお願いするのが先!」


漣「何をしゃしゃり出て来てんですか!」


皐月「僕はこの鎮守府の秘書艦なんだよ!大人しく僕の言うことを聞いて!」


漣「クソが……!」


487 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 20:50:34.92rSj+9xt+0 (11/23)

霞「……」ふらっ


皐月「危ない!」ガシッ


霞「……」


皐月「意識が無い……霞は病院に運ぶよ。二人とも手伝って!」


朝霜「……」


皐月「霞のお腹の中には司令官の赤ちゃんが居るんでしょ!何かあったらどうするの!!」


漣「…分かりましたよ、至急手配します」


皐月「……後はお願い」


速吸「はい、特務艦としての仕事は果たします」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


488以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 20:57:32.07FlqGzLUcO (2/5)

追い忍ならぬ追い変態達も春雨を追いかける


489以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 21:00:56.06phEwthiro (1/1)

>>488
白露「最近大人しかったから油断した、済まない。本当に提督に危害を加えたのならちょっと許されない」


490 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 21:09:02.37rSj+9xt+0 (12/23)

ーー


白露「最近大人しかったから油断してた。本当にごめん」


早霜「謝るのなら姉さん達にして」


村雨「速吸が来て怯えていたのも演技だったかもしれないわね…」


時雨「あの提督に危害を加えたのは許されないことだね」


速吸「春雨さんはどこに逃げたのか…当てはありますか?」


白露「いくつかあるよ。一つ分かってるのは行ったことの無い所には逃げない」


村雨「でもあの子は特務艦時代の時に視察という名の淫行行脚をしていたわよ」


時雨「どの鎮守府にも居る可能性があるんだね」


491 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 21:12:13.39rSj+9xt+0 (13/23)

速吸「私は一人でも春雨さんを捕まえられます。皆さんはどうですか?」


白露「ハッキリ言って一対一じゃ厳しいかな。二人でなら勝てると思うけど」


村雨「速吸と早霜は離れられないのよね?」


早霜「そういう規則だから…」


時雨「効率は悪いけどある程度まとまって行動するしか無いよ。僕達までやられたら元も子もないから」


速吸「…ではそれでいきましょう」


白露「春雨はほとぼりが冷めるまで身を潜めるはず。短期決戦でいくしかないよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


492以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 21:36:58.341hsZbGeto (4/6)

春雨の足取りを追っていく早霜達


493以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 21:46:44.82FlqGzLUcO (3/5)

逃げなきゃ…でもあの子可愛い…いけない我慢我慢…(鼻血ぽたぽた
痕跡をバッチリ残して逃げてく春雨


494 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 21:51:44.36rSj+9xt+0 (14/23)

ーー


春雨(もっと遠くに逃げなきゃ…あぁでもあの子可愛い…)


春雨(う……男の人とあんなに激しくシたの久しぶりで……体が元気になり過ぎて…)ボタボタ


春雨(鼻血が止まらない……なんとかしないとすぐにバレちゃう…)


春雨(仕方ない…ここは奥の手で……)


春雨(奥の……手…奥の方まで……あんなに…)ボタボタ


春雨(あぁダメ…出血多量で死んじゃう……早く…あそこに…)


495 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 21:54:44.97rSj+9xt+0 (15/23)

ーー


白露「これ、どう思う」


村雨「血と混じって粘液も落ちてる」


白露「明らかに春雨が通った後だね」


村雨「男の人を襲って元気になって鼻血を吐き出すなんて、世界であの子だけよ」


白露「これで大体の場所は分かった。速吸達も呼んで合流しよう」


村雨「あの子を放置すればするほど被害者が増える可能性がある。早くしないと…」


白露「捕まえていっちばんキツイお仕置きもしないとね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


496以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 22:16:21.61RGp7kWceo (1/1)

春雨、視察で千人(重複カウント有り)以上切りを達成して百戦(どころじゃない)錬磨技術を手に入れ無尽蔵の絶倫と化して一回りはアレが大きくなった深海綾波にバッタリ遭遇する

なにげに相手にしてたのがみんな特務艦なのでスペックも上がってる

そしてお互いにコイツ"できる"とキュピーンって感じ取る


497以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 22:21:35.371hsZbGeto (5/6)

>>496
春雨
恐らく戦力は互角…
性力は…互角っ?いやっそれ以上!?


498 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 22:30:47.59rSj+9xt+0 (16/23)

ーー大本営


深海綾波「なんだってんだよもう…視察なんて名前だけしか残ってねぇだろぉ…」


(全国やりまくり行脚でしたね)


深海綾波「先っぽが乾く暇なんか無かったって…」


(でも良いこともありましたよ。視察のお陰で累計千人を超えました)


深海綾波「それの何が嬉しいんだよ…」


(レベルアップしたかもしれません。大きさが増してスタミナも無限大に近付きました)


深海綾波「嬉しくねぇ~!速吸にでもバレたら一日中絞られるだけだ!」


(絶倫は大きなアドバンテージです。これでまた生き残る確率が増えましたよ)


深海綾波「そこまでしないといけないのかよぉ…」


499 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 22:34:08.01rSj+9xt+0 (17/23)

「……」


深海綾波「ん…クキが居るな。また幹部とでも喧嘩したのか」


「……」キイッ


深海綾波「いや、車椅子に乗ってるってことは義足の調整中か?」


「……」


深海綾波「ウロチョロされると目障りだな。幹部の所に連れて行くか」


(あ)


深海綾波「おいクキ、幹部なら…」


春雨「……」クルッ


深海綾波「……ぎゃっ!」


春雨「じゅるっ」


500 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 22:39:06.62rSj+9xt+0 (18/23)

ーー


春雨「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…!」


深海綾波「なんて力だよ…!片腕だけで私を引っ張って空き部屋に叩き込むなんてよぉ!」


(これはマズイですよ)


春雨「私には分かりますよ…!綾波さんのあそこは前とは違う!!」


深海綾波「やべぇ……!この春雨、いつもと違うぞ!」


(絶好調って感じですね。先に謝っておきますけど私の力を使ってもどうしようも無いかもしれません)


深海綾波「なんでだよ!あの技使えよ!」


(性行為中にできるものならして下さいよ)


深海綾波「そんな……オッ!!」


春雨「あは…あはぁ……あはぁぁぁぁ……!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


501以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 22:49:12.57FlqGzLUcO (4/5)

押され気味になるけどこんなところで負けねぇ!背負ってるものが違うんだよ!(深海綾波の背中を支えるみんなの想い)と奮い勃つ
綾波は(違うのはぶら下げてるものじゃないですかね)ってツッコミ
真剣勝負()の末ついに春雨を撃破して更に経験値を獲得


502以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 22:51:44.15g8ux6bHDO (4/5)

痕跡を追って来た白露達に見付かった
追われてる身でずいぶん暢気なものだよね
声が聞こえてたよと春雨を捕縛しようとする


503 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 22:59:43.17rSj+9xt+0 (19/23)

ーー


白露「まさか駆逐棲姫に変装するだなんて」


村雨「大本営に居れば情報も入ってくる。遠い鎮守府に逃げるより現実的ね」


時雨「あとは捕まえるだけだと思ってたけど…」


「あぁぁぁ~~!!」


早霜「追われているのに随分と陽気なものね」


速吸「この気配は間違いない…よくも綾波様を…!」ギリッ


白露「綾波が倒れちゃう前に春雨を回収しよっか」


村雨「そこまでよ春雨、いい加減にしなさい」ガチャッ


504 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 23:02:37.98rSj+9xt+0 (20/23)

もわぁ…


早霜「なんて臭い…」


時雨「…見て、春雨が!」


春雨「ご、ごめんな…さ…もう…許して……」


深海綾波「お前から仕掛けてきたんだろうが…よぉ!」


春雨「おごっ!!」


白露「春雨が……!?」


村雨「あの春雨がいいようにされてるっていうの…?」


早霜「……」


505 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 23:07:42.33rSj+9xt+0 (21/23)

春雨「あぁ、ぁ、ぁぁぁ……ダメ…飛ぶ…飛んじゃう…!」


深海綾波「お前は…いい加減に反省しろ!!」


春雨「お"っ!おぉぉぉっ!!」ビクンッ


春雨「…………」


春雨「……」ガクッ


深海綾波「……勝った…」


時雨「ありがとう…そしてお疲れ様って言っておこうかな」


深海綾波「早く…コイツを連れて帰ってくれ…」


白露「…貴女、一体何者?」


深海綾波「ただの…特務艦だよ……」


速吸「綾波様…」


早霜「貴女はいいの?」


速吸「…今は任務中です。私用を優先するわけにはいきませんから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


506以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 23:16:07.751hsZbGeto (6/6)

春雨は天井を知ったことで自身をセーブできるようになって性欲が溢れださなくなった


507以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 23:26:43.50MALYOfBqO (1/1)

さらなる高みを見つけ、次はそこに到達しようと決心する春雨


508以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 23:40:42.50FlqGzLUcO (5/5)

遅いだけかもだけど一応

鎮守府に連れて帰られた春雨は>>506でひたすら反省


509 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 23:42:29.37rSj+9xt+0 (22/23)

ーー横須賀鎮守府


春雨「私が気絶させられるなんて思いもしませんでした。世界は広いんだと改めて確認できました」


春雨「私はもっと高みを目指します。性欲の向こう側…それは一種の天国(Heaven)だと思うんです」


春雨「そこに到達できればきっと…私が求めている答えがあるんです」


漣「…遺言はそれでお終いですか?」


春雨「……」


漣「天国だか地獄だか知りませんけど、こっちはあんたのせきでご主人様が大怪我してんすよ!!」


春雨「ごめんなさい…」


漣「絶っっっ対に許しません!!」


510 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/20(日) 23:48:50.07rSj+9xt+0 (23/23)

漣「骨盤にヒビが入って気管にも異常有り!どうせ声を出させない為に首でも締めてたんでしょうよ!」


春雨「大声を出そうとしてたので…」


漣「骨盤にヒビ!?アホみたいに騎乗位で動き過ぎだ!!」


春雨「だって…提督さんから動いてくれなかったから…」


漣「我慢ならねぇ……お前だけは…」


潜水新棲姫「冷静になるんだ漣。暴力は何も解決しない」


漣「先に暴力を振るったのはアイツでしょうがよ!」


春雨「ごめんなさい……」


漣「どうやっても許さない……あんたはご主人様だけじゃなくその家族も傷付けた!どうやっても責任なんかとれないんですよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


511以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 23:53:17.16mNaBfY4bo (3/3)

当人だけの責ではないだろうと新棲姫
春雨が性欲異常で必要な措置をあまりとってなかったこちら側にも問題の一端はあるし、提督をただ一人だけの監視のままというのは組織として問題があったと


512以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/20(日) 23:56:57.89g8ux6bHDO (5/5)

>>511
そんな話を聞いている内にようやく事態の重みを悟ってきた春雨の顔がみるみる青ざめていく


513 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 00:12:30.21UlFednI80 (1/23)

潜水新棲姫「何度も言うが冷静になれ。ワタシ達にも責任はあるんだ」


漣「何が!?」


潜水新棲姫「春雨の性欲は異常だというのに必要な措置をあまり取っていなかった。霞の薬を与えていたくらいだ」


潜水新棲姫「それに提督を一人だけの監視のままというのは組織としても問題があった」


漣「……」


潜水新棲姫「秘書艦代理が認められるなら執務室には二人以上の艦娘を配備することは可能なんだ。事実何度かそういう状況はあっただろう」


漣「漣達は春雨を管理し切れなかった……」


潜水新棲姫「春雨の監視と提督の護衛がきちんとしていれば今回の悲劇は無かった」


漣「……」


潜水新棲姫「今回はこれで良かったんだ。もし春雨ではなく艦娘による自爆テロなら提督は死んでいた」


漣「死……」


514 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 00:16:29.64UlFednI80 (2/23)

春雨「あ…あのぅ……」


潜水新棲姫「お前も事の重大さが分かってきたようだな」


春雨「私はそんなつもりじゃ……」


潜水新棲姫「殺すつもりは無かった。殺人事件の加害者がよく吐く台詞だ」


潜水新棲姫「春雨、お前は提督を殺せたんだ」


春雨「……」


潜水新棲姫「お前がプライベートで何をしようと構わない。だが他人に迷惑だけはかけるな」


春雨「…気を付けます」


潜水新棲姫「…話はこれくらいにして提督の様子を見に行こう。喋れる状態なのかも確認しておきたい」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


515以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 00:23:12.52qHhWlWnZo (1/4)

死ぬようなことはないけど声はガラガラになってて困ってる

菊月は流石に治してやってくれ…と菊月提督に頼まれてる
頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは良くないと言われて仕方ないな…と


516以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 00:27:46.39/5EL/pygO (1/1)

>>515+当分抱く事をやめようと思うくらいには抜かれて、良かった面も考えてみればあるかもしれないと提督


517 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 00:38:03.63UlFednI80 (3/23)

ーー医務室


提督「痛みはあるが…死ぬようなごどは…ない…」


漣「声がガラガラじゃないですか…」


提督「少じ…不便だな…」


潜水新棲姫「明石、提督は自力で歩けるのか?」


明石「無理です。車椅子での移動でも提督に負担がかかります」


潜水新棲姫「本来ならば入院して絶対安静といった所か」


漣「菊月さん、流石に治してくれますよね?」


菊月「話を聞いた時は無視をするつもりだった。だが司令官から言うから来るだけきてみれば…」


漣「確かに怪我をした理由に問題はありますけど、この怪我なら納得ですよね?」


菊月「勘違いするな、司令官が頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは都合が悪いと言ったからだ」


漣「なんでもいいんで後でグラーフさんをお願いしますよ」


518 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 00:47:06.58UlFednI80 (4/23)

漣「ご主人様が横須賀に来てから災難続きで見てられないです。何も悪いことなんかしてないのに…」


提督「いや…今回のは…少じいいごどは…あっだ…」


提督「当分…抱ぐ事をやめようど…思うように…なっだ…」


漣「プチ絶倫のご主人様が、それくらい空っぽにされたってことですか…」


提督「そう考えれば…良がっだど…」


漣「ご主人様はそうかもしれませんけどね、朝霜さんはどうするんですか」


提督「それは…だな…」


漣「そういうスキンシップを選んだのはご主人様なんですから、きちんと相手をしてあげて下さいね」


提督「そうだった…な…」


菊月(龍驤に関わるからこうなるのだと、いい加減認めるべきだ)


ーー


519 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 00:47:41.02UlFednI80 (5/23)

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします


520以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 00:51:36.02o8ztnEghO (1/1)

乙でした
綾波がパワーアップ!
やっぱトラブル関連はこれくらいの規模でハチャメチャしてるくらいが好きだなぁ


521以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 00:51:42.73kJClX8hDO (1/6)

お疲れ様でした
やっぱり貞操帯云々は無かった事になってるみたいだね


522以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 00:57:23.20qHhWlWnZo (2/4)

おつです
早く穏やかにほんわかできるようになりたいな…


523以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 01:17:31.98eOtI4zhio (1/4)

おつおつ
その論法に乗るな!菊月!
今回うまいこと進行しているなぁ流石です
新棲姫は本当に要


524以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 01:26:10.38/NHfbOUvo (1/1)

皐月ちゃん秘書艦権限使ったの初めてだよね
もっと秘書艦面していいのよ


525以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 01:56:01.83kJClX8hDO (2/6)

読者が理解が深くて安定しているから安心して読んでいられる
以前のようにぶっ飛んだ安価をどう捌くか見られなくなったのはちょっとだけ…


526 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 19:14:35.10UlFednI80 (6/23)

ーー横須賀鎮守府


幹部「あえて詳しいことは聞かないが、随分と大変だったらしいね」


提督「……はい」


幹部「後遺症も無く治ったというのなら、悪いが提督として働いてもらうよ」


提督「もちろんです」


幹部「さて…今日はまずこれを見て欲しい」ピラッ


提督「何かが燃えている写真…」


幹部「これは海の向こう、ロシアのとある廃工場跡だ。この周辺でソビエト派の生き残りが目撃されていてね、この廃工場には何かあると睨んでいたんだ」


提督「その工場を燃やしたということはやはり…」


幹部「それがね、これをやったのは私達では無いんだよ」


提督「じゃあ一体……」


幹部「…焼け跡を調査した結果、この工場には組織が使用していたとされる傀儡の製造機が見つかったんだ」


提督「それが……燃えてしまった」


527 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 19:21:22.91UlFednI80 (7/23)

幹部「老幹部がいなければあの機械は満足に動かすことはできなかったと推測できる。かといって燃やして処分するにはあまりにも惜しい」


提督「仲間割れでしょうか?」


幹部「違う……これは誰かによる破壊工作だよ」


提督「なぜそんなことを…いえ、やる意味が分かりません。破壊するのでは無く奪うというのなら理解できます」


幹部「提督君、私がこれを事故や仲間割れでないと判断したのには理由がある」


幹部「この火災で……誰も死傷者が出なかったんだ。ソビエト派の連中も近くの住民も、誰も怪我一つしていない」


幹部「この火災の凄まじさは写真を見ればわかるだろう?それなのに怪我人すら居ないんだ」


提督「……この施設だけを破壊するという明確な意思があった」


幹部「破壊活動を行なった誰かはここに何があるのを知っていたんだ。そうとしか思えない」


提督「…脅威が減ったと喜ぶべきでしょうか」


幹部「一筋縄ではいかないだろうがね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


528以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 19:45:56.81eOtI4zhio (2/4)

傀儡狙いか、と読んでしまう提督達
傀儡艦娘達に周りで怪しい事はなかったか聞き取りをすることに


529以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 19:47:01.431jZxlgb2O (1/3)

休みだから今日もやるのね

ポーラ
兵器としての傀儡を大量生産できるのは影響が大きすぎでしたね~


530 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 19:59:05.84UlFednI80 (8/23)

ーー


ポーラ(兵器として傀儡を大量生産できるのは~影響が大き過ぎますね~)


ポーラ(これであの国の脅威は減りました。あとは旧大本営派にどれだけ力が残っているかですね~)


ポーラ(核が無くなって大和も居なくなった。普通に考えれば脅威でも何でも無いですけど油断はできません)


ポーラ(それとあとやらないといけないのは…)


ポーラ(あ……そうでした、今日はあの人達と会うんです)


ポーラ(遅れないように、早めに行かないといけませんね~)


ポーラ(それでは…失礼しますね~)


531 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 20:04:47.33UlFednI80 (9/23)

ーー??


「オブザーバー、今日は参加されるんですね」


ポーラ「はい~」


「ではどうぞこちらへ…」


ポーラ(組織の会合には参加しないといけません。どこかの国が変なものを開発してたらすぐに分かりますからね~)


ポーラ(艦娘を兵器なんかにさせません。人殺しをするために艦娘は存在してるんじゃないんです)


「……」


ポーラ(始まりましたね~)


ポーラ(戦争で商売ができなくなるような世界に、早くなって欲しいですね~)


下2 この後の展開やその他起こったことなど


532以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 20:15:54.76kJClX8hDO (3/6)

組織の出資者達が集まって話し合っている
我々の理念は世界の均衡を保つ事

某国の出資者の裏切りによりそれが脅かされたがそれももう無くなったと語る
かつて老幹部もそれを目指していた
その意志は我々が継いでいくのだと


533以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 20:25:07.90qHhWlWnZo (3/4)

まずは艦娘の社会融和状況についての話題
やはり日本が一歩先を進んでいて好状況、大本営が変わったことの影響が大きい
他の国へも波及させる方法を検討していく必要あり


534 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 20:36:16.14UlFednI80 (10/23)

ーー


「……」


ポーラ(艦娘の話題。他の国にも普及すべき…ですか)


ポーラ(大本営が変わったことで日本が好状況。人権も認められている)


ポーラ(これを利用しない手は無い。艦娘を軍人として扱って……)


ポーラ(うーん…これは私の求めているものじゃありません)


ポーラ(艦娘の技術が世界に広まってしまったら、物量のある国が強大な力を手にしてしまいます)


ポーラ(そんなのはダメです。こうなったらアレを使いましょう)


ポーラ「…すいません、これをあの人達に渡してくれませんか?」スッ


「…分かりました。すぐに手配しますオブザーバー」


535 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 20:44:16.94UlFednI80 (11/23)

「これは?」


「オブザーバーから皆さんへと」


「……兵器の設計図か?」


「ほう……」


「核より高威力で、確実に仕留められる」


「これが量産できれば…」


「艦娘を作って教育するより安いな」


「これを我々に渡すか。オブザーバーも分かっているようだな」


「管理された戦争は平和である」


「それが我々の思想だからな」


536 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 20:49:00.12UlFednI80 (12/23)

ポーラ「よかったです~艦娘から興味を逸らせました~」


ポーラ「あの設計図には~欠点があるので絶対に完成しません~」


ポーラ「荷電粒子砲だなんて~夢のまた夢ですからね~」


ポーラ「艦娘は人殺しの兵器なんかじゃない…」


ポーラ「…さて~ここはもういいですね~」


ポーラ「ポーラはまた~自分のやるべきことをやりましょう~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


537以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 20:52:57.60kJClX8hDO (4/6)

何者でもないという事は何者にもなれるという事なのよ…なんですよ~
そしてポーラは新たな火種になりそうなものを探しに行く


538以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 21:02:34.280/xWs/ae0 (1/1)

↑+とある大型艦娘にメガ粒子砲が
積み込まれるとのうわさを耳にした


539以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 21:08:38.91PHoCPQ2xo (1/1)

ポーラ「さて~ここの会合は重要なので緊張しますね~」
とあるビルに入る彼女、表札には「酒税を下げる会」と記されている


540以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 21:09:24.261jZxlgb2O (2/3)

酒造の様子をに行くとぴょこぴょこ嬉しそうにする技術者くん
もう~///何かあったのか勘ぐられちゃいますよ~
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…


541 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 21:15:29.68UlFednI80 (13/23)

ーー


ポーラ「何者でもないという事は~何者にもなれる~ふふ~ん~」


ポーラ「さて~ここが噂の施設ですね~」


ポーラ「ここでは艦娘に載せる新兵器を作ってるって聞きました~」


ポーラ「メガ…粒子砲?よく分かりませんけど~量産されるとダメなら対処しないといけません~」


ポーラ「横須賀の金剛と榛名さんが使ってる連結砲みたいに~限定的なものなら放置ですね~」


ポーラ「どうなんでしょうかね~~」


542 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 21:21:01.82UlFednI80 (14/23)

ポーラ「……」


ポーラ「来るだけ無駄でしたねぇ~あんなの成功するはずありません~」


ポーラ「仮にできたとしても~量産なんかできませんね~」


ポーラ「……下らない」


ポーラ「そんな時間があればお酒でも作ってればいいんです~」


ポーラ「力を均等にする、それだけなのにこんなに難しいだなんて~」


ポーラ「そんなに殺したいなら、自分でも殺してればいいんですよ~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


543以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 21:24:20.451jZxlgb2O (3/3)

>>540


544以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 21:48:51.38eOtI4zhio (3/4)

>>540
口調とかは努めていつも通りにしているので周りの技術者にバレバレ


545 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 21:58:12.92UlFednI80 (15/23)

ーー大本営、某施設


ポーラ「……」キョロキョロ


「ポーラさん!」


ポーラ「もう~そんな嬉しそうにしないで下さいよ~」


「あ、すいません…」


ポーラ「何かあったって~皆んなに知られちゃうじゃないですか~」


「はい…」


「おい…あいつとポーラさんって…」


「マジか…」


「女になんか興味無かったはずだろ…?」


「この酒蔵もそうだが、人は変わるってことなのかもな」
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…


546 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 22:00:29.65UlFednI80 (16/23)

「あの…今日は何を?」


ポーラ「貴方の顔を見に来ただけですよ~」


「そんな…」


ポーラ「うふふ~美味しいお酒を作って下さいね~」


「ポーラさんの為に頑張ります!」


ポーラ「お願いしますね~」ニコッ


「なんて素敵な…こんな人が僕の…」


ポーラ「えへへへへ~」


547 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 22:02:52.06UlFednI80 (17/23)

ポーラ「あの~ところでアレはできましたか~?」


「はい、頑張ってすぐに完成させました」


ポーラ「ありがとうございます~また持って帰りますね~」


「ポーラさん、あれは一体何に使うんですか?前にも聞いたかもしれませんけど…」


ポーラ「……」チュッ


「えぇっ!?」


ポーラ「うふふ~今夜、お部屋にお邪魔しますね~」


「…はい、お待ちしてます」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


548以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 22:26:24.56kJClX8hDO (5/6)

大本営内を散策するポーラ
訓練施設に差し掛かり人の気配がして覗いてみる
深海綾波が近接戦闘の訓練をしていた
手首に包帯を巻いているのはなんなのだろうと聞いてみるとまあまだまだ未熟って事だよ…ですよ
と半端に綾波として振る舞う


549以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 22:30:23.40qHhWlWnZo (4/4)

この根本から再設計しないとどれだけ改良しないと完成しない設計図…
彼は人としても技術者としても素敵ですね~
なんて思いながら>>548


550 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 22:40:00.97UlFednI80 (18/23)

ーー


ポーラ「彼は本当に役に立ちますね~アレを作ってもらう以外に絶対に完成しない設計図も作ってくれるなんて~」


ポーラ「丁度いい人が見つかって良かったです~彼みたいなのは欲しかったんですよ~」


ポーラ「……あれ~?大本営の訓練施設…誰かが使ってるんですかね~」


ポーラ「少し気になりますね~誰が居るんでしょうか…」チラッ


深海綾波「……」


ポーラ「…少しお話していきましょう~」


551 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 22:43:44.73UlFednI80 (19/23)

ポーラ「綾波さんお疲れ様です~」


深海綾波「…ポーラさん」


ポーラ「近接戦闘の訓練ですか~?」


深海綾波「ええ…」


ポーラ「手首に包帯を~巻いているのはなんですか~?」


深海綾波「まだまだ未熟って事だよ……ですよ…」


ポーラ「あはは~変に気を使わなくていいですよ~」


深海綾波「何が…ですか」


ポーラ「貴女の正体は~知ってますから~」


深海綾波「……」


ポーラ「半端に寄生してしまうと~苦労も多いですよね~」


深海綾波「……」ガチャッ


ポーラ「……あれ~?なんで部屋の鍵をかけたんですか?」


深海綾波「お前に聞きたいことができた」


ポーラ「……」


552 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 22:48:56.30UlFednI80 (20/23)

深海綾波「私は綾波に半端に寄生した深海棲艦だ。それを誰から聞いた?」


ポーラ「それは~秘密で…」


深海綾波「…」バギッ


ポーラ「……」


深海綾波「これは紛れも無く鉄アレイだ。私はそれを握りつぶせるほどの力がある」


ポーラ「……」


深海綾波「誰から聞いた、言え。この事実を知ってる奴は限られた奴で全員何があっても喋るヤツじゃない」


深海綾波「私ほど保身に命を賭けてる奴は居ないんだよ!言えないなら力づくで黙らせるしかねぇ!!」ゴォッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど


553以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 22:56:13.59kJClX8hDO (6/6)

中の綾波に止められる
止めた方がいいです…彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません
そんな気がするんですと

心配しなくても私は誰にも話しませんよ~お墓まで持っていきますとポーラ

誰から聞いたかの問ですけど~始めから知っていましたので皆ちゃんと秘密は守ってますよ~


554以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 23:08:44.41bK11YtvDO (1/1)

>>553
信用できないなら代わりにポーラの秘密1つ教えちゃいます


555 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 23:21:34.37UlFednI80 (21/23)

(ダメです)


深海綾波「な…なんだよ綾波!なんで止めるんだ!」


(止めた方がいいです。彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません)


深海綾波「多分なんて言葉信用できるか!」


(そんな気がするんです。そうじゃないと…)


ポーラ「心配しなくても私は誰にも話しませんよ~お墓まで持っていきます~」


深海綾波「…そうじゃねぇんだよ。誰から聞いたのかをこっちは聞いてんだ!」


ポーラ「それですけど~始めから知ってたので~」


深海綾波「はぁ!?」


ポーラ「秘密はちゃんと守ってますよ~」


深海綾波「意味が分からねぇって…」


556 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 23:24:57.87UlFednI80 (22/23)

ポーラ「信用できないなら~代わりにポーラの秘密一つ教えちゃいます~」


深海綾波「…分かった、それで判断してやる」


ポーラ「それは~……」


……


深海綾波「お、お前!!なに考えてんだよ!!」


ポーラ「ポーラは~皆んなで仲良くお酒を飲みたいだけなんです~」


深海綾波「自分が何をやろうとしてるのか分かってんのか!?」


ポーラ「はい~」


深海綾波「……綾波、やっぱりコイツはここで止めるべきだ」


(……)


深海綾波「綾波…?どうしたんだよおい!」


ポーラ「あら~寝ちゃったみたいですね~」


深海綾波「…何をした」


ポーラ「何も、ポーラは何もしてませんよ~」


深海綾波「……」


557 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/21(月) 23:28:11.28UlFednI80 (23/23)

ポーラ「ポーラの秘密、誰にも話さないで下さいね」


深海綾波「……」


ポーラ「もし喋ったら~永遠に綾波さんは起きないかもしれませんね~」


深海綾波「……お前は何なんだ」


ポーラ「お酒が大好きな艦娘ですよ~」


深海綾波「……やってやれねぇって!武蔵といいなんでこんな奴ばっかりいやがんだよぉーー!」ガチャッ


ポーラ「あちゃ~逃げちゃいましたか~」


ポーラ「足りないものがまた一つ…えへへへへ~」


ポーラ「早く皆んなで美味しいお酒が飲みたいですね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


558以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 23:48:12.39eOtI4zhio (4/4)

起きた綾波に話を聞くも容量をえない回答で余計怖くなっちゃう深海綾波


559以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/21(月) 23:54:33.19Hy/105y+O (1/1)

>>558
絶対に話しちゃダメなやつだ……と黙秘を誓う


560 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 00:03:20.48zDb60Ob30 (1/20)

ーー


深海綾波「なぁ、なんで急に寝たっていうんだよ…」


(私だって常に起きてるわけじゃありません)


深海綾波「おい…なんだよそれぇ…」


(もういいじゃないですか、それより早く訓練に戻りましょう)


深海綾波(綾波が言い淀むってなんなんだよ…こんなの絶対に誰にも話せない…)


深海綾波(それにあのポーラって奴…あんな考えまともじゃねぇって…)


深海綾波(喋ったらそれこそ…死……)


深海綾波(やってらんねぇよぉ……!安心して眠れる日はいつになるっていうんだよぉ…)


(……力を平等に。彼女はそう言っていましたが、一言も平和にしたいとは言ってなかったんですよ)


ーー


561 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 00:03:46.54zDb60Ob30 (2/20)

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします


562以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 00:10:31.99uKHMnkm+o (1/5)


その3ではみんな仲良く平和な世界にって言ってたはずだけど…
キャラ付が固まったせい?


563以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 00:10:32.97UWNkFLmDO (1/3)

お疲れ様でした
やっぱりポーラはそうなのか…言動と設計図でもしかしてとは思ったんだけど
どんな秘密かは解らないけど例えば世界を滅ぼす爆弾があって解除も不可能ならどうするか…とか



564以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 00:16:11.32xD1Ah5k5o (1/4)

おつおつ
全員核持とうぜ!論者…?
技術者くん頑張れ…頑張れ…


565以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 00:22:39.05GRxJYchSO (1/1)

うーんやっぱそんな感じだよね
最初は仲良く~平和に~って言ってたはずなのがだんだん安価外で力を平等にってキャラを作ってた気がしてた
最初だからキャラがぶれてたってことかな 

でも戦争を良しとしてるわけじゃなさそうだよね
戦争が起きたら当然みんな仲良くお酒飲めるわけないし


566以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 00:49:54.54In8yG7a3O (1/1)

第三次世界大戦で使われる武器は予想もつかないが、第四次世界大戦は石と木の棒で争うことになる、的な名言があるやん?
そのくらいになればお酒仲良く呑めそう(白目)


567 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 19:23:42.25zDb60Ob30 (3/20)

ーー横須賀鎮守府、執務室


Y朝潮「私がやるに決まってるでしょう!」


朝霜「いーや、司令の隣は譲れねぇ」


Y朝潮「貴女は特務艦です!秘書艦代理の仕事なんかをしてる暇があるなら、他のことをして下さい!」


朝霜「なんだと?」


潜水新棲姫「朝から元気だなコイツらは」


漣「元気っていうかバトられるのも困るんですけど」


潜水新棲姫「これが女の戦いというヤツか」


漣「あながち間違ってはいませんねぇ」


568 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 19:27:29.74zDb60Ob30 (4/20)

漣「春雨さんの一件で秘書艦代理は常に二名置くことに決まりました。一人は漣がやるとして、もう一人の枠を争ってるんですよ」


潜水新棲姫「毎日同じ奴がやるわけじゃないだろう。漣だってそうじゃないか」


漣「あの二人が拘ってるのは記録ですよ。二人目の秘書艦代理として正式に名前を残したいんです」


潜水新棲姫「提督の取り合いか」


漣「これは中々いい勝負になりそうですよ」


潜水新棲姫「…ところで提督はどうした?」


漣「精密検査という名の逃亡です。また一つ賢くなったみたいですね~」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


569以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 19:33:11.21UWNkFLmDO (2/3)

骨盤にヒビと聞いたが自由に動けるのか?と新棲姫
というかそれで提督を一人にしていたら意味が無いなと


570以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 19:38:19.65xrcVzXpxO (1/1)

(記録上なら3名にすればいいんじゃないのか?
交代でやるんだから2名でも3名でも変わらないだろう)
と思ってる新棲姫
まあ収集がつかなくなったらそうするかと考えてる


571 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 19:45:47.80zDb60Ob30 (5/20)

潜水新棲姫(そもそも記録上なら三人にすればいいんじゃないのか?交代でやるんだから二人でも三人も変わらないだろう)


漣「……」


潜水新棲姫(漣も同じことを考えていそうだな。収集がつかなくなったらそれを提案するか)


Y朝潮「……私が司令官の隣に相応しいんです!」


朝霜「バーカそれはあたいだ。司令はあたいのパパでもあるんだぜ?」


Y朝潮「そんなの誰でも言えます!本物の親子じゃないのは貴女も理解しているでしょう!」


朝霜「そんなの分かってんだよ。でも司令はあたいを受け入れてくれたんだ。お前と違ってな~」


Y朝潮「ぐっ……!!」


572 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 19:50:26.50zDb60Ob30 (6/20)

Y朝潮「あのメンヘラ朝潮はどうにかなったと思ったら今度は朝霜が…!」


朝霜「はっ、そんなこと言ってる内はどうやっても無理だ」


Y朝潮「なんですか!?」


朝霜「ほら、諦めて部屋に戻ってろ。あ、た、い、が秘書艦代理だ」


Y朝潮「……納得いきません!!なぜ私は司令官に受け入れてもらえないんですか!」


朝霜「下心しかねぇ奴なんか無理に決まってるだろ」


Y朝潮「メンヘラ朝潮は!!」


朝霜「はぁぁ…よく司令はこれの相手してられたよな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど


573以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 20:02:25.27Cd7/Rt5y0 (1/1)

「ギネス世界記録に挑戦しよう」なんてんで、
駆逐艦娘全員で秘書艦をやろうと漣が提案


574以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 20:04:39.13vGba0D2yO (1/1)

口の悪さは心の汚さ
取り繕っていても他人は見ているし、切羽詰まった場面で化けの皮が剥がれるぞと注意する潜水ちゃん


575以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/09/22(火) 20:05:01.17UWNkFLmDO (3/3)

改めて諭すように朝霜が
S朝潮はもう司令だけを見てるわけじゃない
あいつは変わったんだ
…あたいの先に行っちまったとボソリ
お前はまだスタート地点なのさと


576 ◆I4lwDj9Dk4S22020/09/22(火) 20:13:02.39zDb60Ob30 (7/20)

朝霜「あの朝潮はもう司令だけを見てるわけじゃねぇ、あいつは変わったんだ」


Y朝潮「そんなの…!」


朝霜「……あたいの先に行っちまったんだよ」


Y朝潮「…先?」


朝霜「あたいは司令の優しさにつけ込んで体の関係まで持ち込んだ。口に出せば最低な奴だよ」


朝霜「でも…それでも司令は受け入れてくれた」


Y朝潮「…同情ですか」


朝霜「あたいは司令と出会って無かったら早霜に殺された。あたい一人どころか何人も巻き込んで死んでたかもしれねぇんだ」


朝霜「司令が優しいって意味、分かるだろ」


Y朝潮「……」