1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 01:49:15.19pLIdTQex0 (1/11)

実は私にも、妹が居るんです。
知ってましたかプロデューサー?

知らないですよね。

私、隠してましたから。

あっ、いえ出来が悪いからとかでは無いんです!

凄く出来た子なんです、えぇホントに
私とは違って凄く出来た子なんです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1594572554



2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:18:03.86pLIdTQex0 (2/11)

勉強が出来て、運動が出来て、愛想が良くて、可愛くて、人が出来ていて、ホントにホントに優秀な子なんです。

お父さんやお母さんは何も出来ない私にも、分け隔てなく平等に愛してくれました。感謝しかありません。

それで、妹にはなくて私にはある物ってなんだろうって
私には何があるんだろうって。


3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:19:23.12pLIdTQex0 (3/11)

必死に必死に手探りで探したんです。

そしたら、やっと見つけられました。

ただの女の子だった私は魔法にかけられて
私はお姫様になる事が出来ました。
私はアイドルになる事が出来たんです!


4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:20:43.97pLIdTQex0 (4/11)

プロデューサーには感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

でも、


5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:24:08.06pLIdTQex0 (5/11)

堀裕子「あ、プロデューサー来てくれたんですか?」

堀裕子「私が行っちゃう前にプロデューサーに会えて本当に良かったです」

堀裕子「…立……で……さい!」

堀裕子「あ、飛行機の音が少しうるさいですね…」

堀裕子「…はい」


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:25:34.31pLIdTQex0 (6/11)

堀裕子「では、気を取り直して」

堀裕子「プロデューサー!今までありがとうございました!」

堀裕子「凄くお世話になりました…」

堀裕子「それと…迷惑も沢山かけてしまいました」


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:26:11.10pLIdTQex0 (7/11)

堀裕子「あの子は私とは違ってサイキックも使いこなせますし、迷惑もかけません」

堀裕子「頭も良いですし、愛想も良くて、スタイルも凄く良いんです…」

堀裕子「あはは…これって嫉妬なんですかね」

堀裕子「私は最後まで何にもなれませんでしたが、あの子は絶対にシンデレラになれると思います」


8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:26:56.19pLIdTQex0 (8/11)

堀裕子「私はもう行きますが、私の分まであの子をプロデュースしてあげてくださいね」

堀裕子「宜しくお願いしますねプロデューサー」

堀裕子「…プロデューサー?」

堀裕子「だ、駄目ですよ!俺も一緒に行くなんて!」

堀裕子「プロデューサーにはまだ他の子達も居るんですから…」


9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:28:54.44pLIdTQex0 (9/11)

堀裕子「………」

堀裕子「分かりました。いえ、嫌なんかじゃ無いです!」

堀裕子「本当です!嬉しいです。嬉しいですけども!」

堀裕子「………そうなんですか。私もそうですよ」

堀裕子「ありがとうございますプロデューサー」


10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:29:57.17pLIdTQex0 (10/11)

堀裕子「あの…良ければお願いがあるんですけど」

堀裕子「手を握ってくれませんか?」

堀裕子「いざ行くってなると少し緊張しちゃって…」

堀裕子「…ありがとうございます」

堀裕子「それじゃあ…改めて…行きましょうかプロデューサー!」


11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/13(月) 02:32:10.30pLIdTQex0 (11/11)

堀裕子「もう何も怖くありません!プロデューサーが居れば何処でだって百人力です!」

堀裕子「あ、最後に一ついいですか?」

堀裕子「私は本当に本当に駄目な人間です。最後まで役立たずでごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。来世では人間に生まれませんように。」

堀裕子「…はい!じゃあ、せーの!」








誰も居なくなった海岸では、ただただ
風の抜ける音がヒューヒュー鳴っていた。

おわり


12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/14(火) 04:18:56.64LWBUxCt1o (1/1)

🤔???