1 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:26:59.31Ucxb9mJ30 (1/7)

このスレは安価やコンマで、剣と魔法な世界を生き延びていくスレでした
無事に本編を終え、おまけイベントまで行えるのもご参加くださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます
亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を

1スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1540304018/
2スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1542121865/
3スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543929376/
4スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1545921848/
5スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1548681923/
6スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1551797151/
7スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1554041371/
8スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556032998/
9スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1559569280/
10スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562509135/
11スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1567088566/
12スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571062469/
13スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1580309195/




2 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:27:51.74Ucxb9mJ30 (2/7)

~簡単な当スレの解説~

※ストーリーそのものは1~10スレ目で完結済です
※キャラクター詳細や歩んだ道のり等は、過去スレをご参照ください
※1000ボーナスや残ったゾロ目チケットを消費してのおまけのイベントがメインのスレとなります
※チケット残数は現在1枚
※これまでのおまけは以下の通り

EX1【戦いを終えて~~深紅の令嬢との約束~~】
EX2【戦いを終えて~~帝国皇女姉妹の冒険~~】
EX3【戦いを終えて~~聖国新米衛生兵の奮闘~~】
小イベ『綺麗綺麗しましょ』
EX4【戦いを終えて~~帝国皇女と王国騎士の触れ合い~~】
EX5【戦いを終えて~~帝国恋愛模様~~】
EX6【戦いを終えて~~帝国第二皇子の初体験~~】
小イベ『歌うことは心の豊かさ?』
EX7【戦いを終えて~~帝国恋愛模様・今と過去~~】
EX8【戦いを終えて~~帝国メイド長と可愛いコ達~~】
EX9【戦いを終えて~~帝国兄妹の旅行~~】
EX10【戦いを終えて~~聖国・愛の祭り~~】
EX11【戦いを終えて~~かつての帝国皇女姉妹~~】
EX12【戦いを終えて~~三国教育事情~~】
EX13【戦いを終えて~~帝国第三皇子と大切な人達~~】




3 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:29:09.54Ucxb9mJ30 (3/7)

・このスレは参加して下さる皆さんのおかげで成り立っています
・行動選択、多数決以外でのゾロ目は基本的になんらかのボーナスがつくと思います(状況的に奇数より偶数ゾロの方がいい結果が多いです)
・判定は通常判定と特殊判定がありますが、基本的に差はありません。特殊判定はゾロ目チケットが使えないだけです
・ゾロ目の中でも00はハイパークリティカル。確実にプラス傾向のイベントになります
・頻繁に安価とコンマ判定が飛びます
・質問には答えられる範囲で答えます
・特殊判定は判定内容により、高コンマがよかったり低コンマがよかったりと変化します
・コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう。ある意味ここが一番大事です
・ゾロ目チケットは範囲外のゾロ目三連打やイベント等で補充されるかも……?
・おまけのイベント等は、その都度安価募集。多数決とコンマを用いて採用します
・処理している情報量が増えた&想定外なこと乱舞の為、数値を間違えることが多々あります。お許しください
・抜けている判定などがあれば、ご指摘をお願いします




4 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:31:51.16Ucxb9mJ30 (4/7)

前スレで次スレ案内する前に埋まってしまったけど大丈夫かな?
そして前スレ1000覚悟はしていましたが、了解致しました
ただ、デートが長引く可能性がある+キアラとマックスが至るまでの過程を色々考えるので、お時間は頂くと思います

とりあえず今は目の前のアーシャさんを処理します(白目)


5以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:34:45.756g1KA3yL0 (1/1)

新スレ乙です!
とうとうキアラとマックスの初めてが見られる…だと…!?
前スレ1000グッジョブ!


6以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:35:36.33rcH0MdWS0 (1/1)

うーん、次スレのリンク貼られるまで待とうとしたらあの自己中らしき奴に>>1000埋められてたか…



7 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:42:49.58Ucxb9mJ30 (5/7)

前スレ特殊判定結果(>>994、>>995)


アーシャとのデート・本の購入

1アーシャの選んだ本

01~20:ペットの本(健全)
21~40:王国料理本
41~60:裁縫の本
61~80:王国戦術書
81~00:スカーレット将軍著書

偶数ゾロ目:家族旅行の本
奇数ゾロ目:ペットの本(いかがわしい)

コンマ77

 7 7

奇数ゾロ目:ペットの本(いかがわしい)


※清楚な出で立ちの黒髪美人がこんな本を凝視している姿をご想像ください(白目)


2アベルサイフダメージ

50>28

※基準値を下回った為、ダメージ無し。ちゃんと予算は多めに持っているようです

――


アーシャ「……」キョロキョロ


王国レシピ本「……」テーン


アーシャ「……」キョロキョロ


王国裁縫本「……」ミテミテ


アーシャ「……」ワクワク

アーシャ「ど、どうしよう。こんなに色々あると、目移りしちゃう……」

アーシャ「かといって、全部買うなんて真似ははしたないにも程があるわ」

アーシャ「きょ、今日はアベルの好意に甘えて一冊だけ……///」


王国戦術書「……」ズーン


アーシャ「あら、これは王国の?」ペラペラ…

アーシャ「へぇー……ふむふむ……」ジー…

アーシャ「っていけないいけない。このままじゃ読みふけっちゃう」モドシ

アーシャ「もう少し、どんな本があるかを確認して……」



スカーレット本「……」ズギャアアァァン!




アーシャ「きゃっ!?///」




8以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:47:16.88DMbhMuVMO (1/1)

デートの開幕から何ロケットスタートしてんだアーシャ…


9 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:52:44.72Ucxb9mJ30 (6/7)

アーシャ「お、驚いたわ……」ドキドキ…

アーシャ「あんな本まで置いているなんて、王国はすごいですね……」

アーシャ「流石にあれは私には早すぎる気がしますし……///」

アーシャ「……あら?」





『今日からペット生活~~ご主人様に躾けてもらおう!~~』




アーシャ「ん゛っ!?」

アーシャ「こ、これは……!?」ドキドキ

アーシャ「……」キョロキョロ…


アーシャ「……///」ペラペラ

アーシャ「~~///」パタパタ!



王国民1「ママー、あのおねーさんなにしてるのー?」

王国民2「きっとスカーレット将軍の部下なのよ。そっとしておきましょう?」



アーシャ(す、すごい……こ、これが王国流……///)

アーシャ(こ、こんな……///)

アーシャ(も、戻しましょう。いくらなんでも、アベルとのデートでこんな……)スッ…


鍛えられた兵士「お、あったあった! やっぱ残り少なかったか。危なかったぜ!」スッ!

アーシャ「あっ……」

アーシャ(お、男の人も買うんだ……)

アーシャ(そして今の人が買ったおかげで、これが最後の一冊に……)

アーシャ(……)

アーシャ(……)ゴクリ…


……


――


10以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:56:00.33FrHdz9wbO (1/1)

なんで買ってるんだよ一般兵


11以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:58:04.63QScXzCwy0 (1/2)

きっとスカーレット将軍の部下なのよ。そっとしておきましょう?


12 ◆gEU9La026k2020/04/10(金) 23:58:58.97Ucxb9mJ30 (7/7)

――

……




アーシャ「……///」モジモジ…

アベル「ん、アーシャ。いい本は見つかったかな?」

アーシャ「え、えぇ……///」

アーシャ「ただその、何と言うか……」

アベル「はは、心配するな」

アベル「アーシャのことだ。意表をついて戦術書を選ぶといったことも想定済みだ」

アベル「確かに戦術書は高めだが、それくらい――」



アーシャ「こ、これなんですけど……///」サッ!



『今日からペット生活~~ご主人様に躾けてもらおう!~~』ズドーン!



アベル「ん゛おっ!?」

アーシャ「さ、流石に恥ずかしいんですけれど、でも最後の一冊で……///」モジモジ…

アベル「」

アベル「」

アベル「」

アベル(お、落ち着くんだ。ここは冷静になれアベル……!)



追加特殊判定
↓1コンマ二桁


13以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/10(金) 23:59:20.23QScXzCwy0 (2/2)

n


14 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 00:07:15.211+ACzyg80 (1/8)

アベルの挺身

75>23

※基準値を下回った為、羞恥心も何もかも投げ捨てます

――

アベル(落ち着くんだ。アーシャが人知れず、変わった趣味を持っていたことはもう知っていることじゃないか)

アベル(し、しかしこのアーシャが、清楚な彼女がこんな本を買う場所を見られたら?)

アベル(何も知らない王国の民に、奇異の目で見られてしまうのではないか?)

アベル(――それだけは避けねば!)グッ!



アベル「わ、わかった。その本がいいんだな?」パシ

アーシャ「え?」

アベル「き、君の好きな本を選ぶように言ったのは俺だ。何の問題も無い」

アーシャ「ま、待ってアベル! それは私が払って……」アセアセ

アベル「代金も俺が払うと言った。つまり……」




アベル「――これを会計に持っていくのも俺一人だっ!」ダダダ!



アーシャ「アベルーッ!?」




アベル「この本を頂こうか!」ドン!

会計「えーっと、……え?」ヒキ…

アベル「……」ゴゴゴゴ…

会計「お、贈り物ですか……?」


アベル「――自分用だっ!!!」


ザワザワ…


会計「か、かしこまりましたー……」



アーシャ(アベル……ごめんなさいっ……!)ウッウッ…



……


――


15 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 00:09:53.051+ACzyg80 (2/8)

まさかの本の購入から始まったあたりで今日はここまで
……いつものことながら、開幕の判定のゾロ目率高過ぎませんかね?
なおアーシャは分別はついているので、買って外でこれを読んだりはしません

本日もありがとうございました!


16以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 00:15:50.144lfplcHyO (1/1)

おつおつ
ほら真面目な優等生だってたまには弾けたくなる日もあるし?
しかしスカーレットさんの所業って国民にも知れ渡ってしかも理解?されてることもびっくり


17以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 00:28:45.28AEZfTCcDO (1/2)

乙です
キアラとマックスの初体験がどうなるかも今から楽しみ


18以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 06:24:44.09mAQxEEMV0 (1/1)

おつです
アベル男前だなあ…


19以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 12:29:07.70XIcGTvWb0 (1/1)

偶数ゾロならば姉は別としてアーシャ家とかなり和気藹々できた可能性があったかこれは

まあシュタイナーもそうだったけど一手違うだけで全く展開が変わるのが改めて醍醐味よな


20以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 22:08:41.83b7gzTIY4O (1/1)

間違いなくゾロ目でプロットズタズタだろうに吐血こそすれちゃんと展開を書くスレ主は結構貴重だよね
最初から危ない判定を表に入れなければいいってのはあると思うけど


21 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:47:19.201+ACzyg80 (3/8)

こんばんはー
短いですが少しだけ再開です


22 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:48:04.701+ACzyg80 (4/8)

――


……


アベル「ほら、アーシャ」スッ…

アベル「贈り物用の包装でなくてすまないが、受け取ってくれ」

包まれた本「……」ピッチリ

アーシャ「あ、ありがとうアベル」ギュ…

アーシャ「いえ、この場合はごめんなさいよね……」

アベル「別に、構わないさ」

アベル「誰にだって、好みはある。それに前に言っただろう?」

アベル「この程度で、俺が君を手放すことはないよ」

アベル「……まぁ、確かに以前と同じように驚いてしまったのは事実だがな」ポリポリ…

アーシャ「ご、ごめんなさい///」

アーシャ「まさか王国でこんな本が、堂々と売られているなんて思わなくて」

アーシャ「そ、それにこの本、最後の一冊だったの!」

アーシャ「もし次に来た時に無くなっていたらと思うと、つい……///」

アベル「まあ君がそう言うということは、おそらく次は無くなっていたんだろうな……」

アベル「恐らくだが、この本は王国兵向けの本だろうからな」

アーシャ「え、そうなんですか!?」

アベル「何しろあのスカーレット将軍がいるからなぁ……」

アベル「マックスやパトラの話を聞く限り、兵士にそういった趣味の者がいても不思議ではない」

アベル「だからアーシャ。あまり気に病むことではないぞ」

アベル「確かに帝国では珍しい趣味だが、王国では普通のこと……」

アベル「これから更に王国との交流が増えれば、理解者もきっと増えるだろう」

アーシャ「アベル……」ジーン…






アベル「――でも読むのは帰ってからにしような?」

アーシャ「そ、それくらいの配慮はできますよ///」





23 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:48:52.011+ACzyg80 (5/8)

――

……


【王国・王都】


アベル「さて、こっちには質のいい服屋があるんだが……」

アベル「アーシャ、何か希望はあるか?」

アーシャ「そうですね……」

アーシャ「折角ですけれど、今日は服は大丈夫ですよ」

アベル「そうか?」

アーシャ「ええ。私、あまり派手なものは苦手で……」

アーシャ「どちらかといえば、大人しい服の方が好きなんです」

アーシャ「その、アベルからすれば飾り気の無い女と思われてしまうかもしれないけど……」

アベル「いや、そんなことはないぞ? 今着ているその服も、アーシャによく似合っているからな」

アーシャ「あ、ありがとうございます///」

アーシャ「確かに王国製の服の方が、質感や見栄えはいいのかもしれませんけど……」

アーシャ「私は簡素だけど丈夫で長持ちする帝国製の方が好きですね」

アーシャ「だから、今日じゃなくて……」

アーシャ「ま、また今度……帝国で一緒にお買いものする時に、見繕って頂けるかしら?///」

アベル「ああ、了解した。今度は帝国の店も調べておくよ」

アーシャ「///」

アーシャ(ちょっとずるいかもしれないけど……)

アーシャ(これでまた、アベルとおでかけできますね……///)

アベル「……しかし、たまには違う格好のアーシャというのも新鮮かもしれないな」

アベル「その、なんだ……以前の温泉で髪型を変えていた君は、その……///」

アーシャ「ふふ、あなたが望むならそれも悪くないかも……?」






アーシャ「――でも、流石にあの服はちょっと……」


宝石服「……」ジャランジャラン!


アベル「安心しろ、あれは流石に俺も許容できない」

アーシャ「本当に王国って色々なものがあるのね……」





24 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:49:49.461+ACzyg80 (6/8)

――

……


アーシャ「……♪」

アベル「いいのか、アーシャ?」

アーシャ「何がです?」

アベル「いや、服だけでなく他の店も……」

アベル「軽く眺めるばかりで、買ってはいないだろう?」

アベル「本のことなら気にするな。なんなら鎖を買ってくれと言われても、俺はもう動じないぞ?」

アーシャ「だ、大丈夫ですから///」アセアセ

アーシャ「……」

アーシャ(アベル。あなたは、卑しい私を知っても受け入れてくれた)

アーシャ(家柄なんかじゃなくて、ありのままの私自身を見てくれた)

アーシャ(そんなあなただから、私は……)

アーシャ「……」ギュ…

アベル「アーシャ?」

アーシャ「私は、この時間をこうして……」

アーシャ「あなたと手を繋いで過ごせているというだけで、とても幸せなんです///」

アーシャ「こんな時間を過ごせるだなんて……昔は、想像もしていませんでしたから」

アーシャ「あなたの野心を知って、それからあなたに協力することを決めて……」

アーシャ「城塞に転がりこんで、エリスちゃんとロウルちゃんとも一緒に過ごして……」

アーシャ「大人になって、あなたに愛して貰えて……///」

アーシャ「思えばあなたと出会って以来、私はずっと幸せが続いているかもしれませんね」クスリ

アベル「……///」





25 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:50:45.191+ACzyg80 (7/8)

アーシャ「だからアベル。このまま……」









クゥ~…








アーシャ「」

アベル「……」

アーシャ「……」

アーシャ「……///」パタパタ

アベル「くく……」プルプル

アベル「いや、すまなかった。君が本当に望んでいるものを察せられなかったとは恥ずかしい」

アーシャ「ま、待って待ってアベル///」パタパタ

アーシャ「今のは違うんです! 決してそういうわけでは……!?」

アベル「ああ、わかっているとも」

アベル「可愛らしい催促にも応えられるよう、飲食店の場所も把握できているからな?」

アベル「昼時で混んでいるかもしれないが……アーシャ、何を食べたい?」

アーシャ「も、もうアベル……!///」

アベル「何、ちょうど俺も腹は減っていたところだ」クゥ

アーシャ「ア、アベルだって鳴らしているじゃない……!///」

アベル「俺のはいつものことだ。アーシャが先に鳴らしたことに意味がある」

アベル「君はなかなか隙を見せてくれないしな」クツクツ

アーシャ「……///」


……


――


26 ◆gEU9La026k2020/04/11(土) 23:51:49.521+ACzyg80 (8/8)

――

……

【王国・飲食店】



アーシャ「へぇ~……」キョロキョロ

アーシャ「王国でも、こんなお洒落だけど親しみやすいお店もあるんですね」

アベル「王国はやはり、豪奢さに重きを置く店も多いが……」

アベル「国王がまともになった影響も大きいんだろうな」

アベル「下手に格式ばらず、気兼ねなく入れる店も増えているみたいだぞ?」

アーシャ「なるほど……」キョロキョロ

アベル「……」

アベル(……アーシャの性格的に、あまり高すぎる店を選ぶとかえって遠慮してしまいそうだからな)

アベル(前に見かけた庶民寄りの店を選んだものの……)

アベル(こ、これでよかったんだろうか?)ドキドキ…

アベル(しかしここならアーシャが本当に凄まじい空腹でも、満足いくまで食べられるだろうし……)ムム…

アーシャ「アベル?」

アーシャ「っとすまない。注文は決まったかな?」

アーシャ「ええ」




特殊判定
↓1~2コンマ二桁




27以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 23:52:06.81add57j/K0 (1/1)




28以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 23:52:22.82AEZfTCcDO (2/2)

はい


29以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 23:52:52.43N1WFbbn6O (1/1)

そぉい


30以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/11(土) 23:57:40.90hUyJfDFQO (1/1)

たっか


31 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 00:03:27.28bA8NdmV90 (1/7)

判定を取ったあたりで今日はここまで。よかったまたゾロ目じゃなくて……
アーシャは実家帰省時のコンマがかなり重要になってしまうと思いますが、そこはご了承ください

それとは別の問題で、正直一晩考えたのですが、どうにもキアラとマックスの一線越えまでの過程が現時点で全く思いついていません(白目)
今までもコンマがめちゃくちゃな荒ぶりをしてきて頭を悩ませたことは多々あるのですが、はっきり言うと今回が一番きついです
というのも、キアラのガード判定が総じて異常なまでに高い超鉄壁なのが原因です(白目)
以前お伝えした通り、このスレの最後のイベントはダブル偶数ゾロの影響もありアベルとエリスの結婚式→式後の一夜→妊娠の予定でした
でもこれまでの流れで、皇族の結婚式はアベルが一番(キアラが式を挙げるにしても後)でキアラは貞操観念が強い(式を挙げてから初夜)
という状態に加えて、夢オチは以前使ってしまっているという塞がり具合(白目)

お手すきの方、何か妙案がございましたらお願いします(土下座)

本日もありがとうございました!


32以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 00:09:50.58DRqv0ko0O (1/1)

おつおつ
確かに相当難しいな……ここはマックスとキアラのお忍びデート止まりにして、一線越えはアベルエリスの式の後に後日談的な感じで盛り込むとかかな?

ただ事情が事情だし夢オチ二回目でも個人的には構わんよ


33以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 00:16:44.69mGmuJ8C50 (1/2)

代わりにゾロ目チケット1枚でもみんな怒らないと思う


34以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 00:25:40.069yLgI4pb0 (1/2)

乙です!
キアラとマックスの初体験正直もの凄く見たいですが無理なら夢オチでも構いませんよ!
ただできればやっぱり見たいなー


35以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 00:25:50.68Olu2OSHr0 (1/1)


夢オチでなかったらスカーレットさん著の官能小説のモデルが明らかにキアラとマックスでそれをうっかり見てしまったキアラかマックスの妄想とかかな?
仮にゾロ目券に変換するにしてもキアラとマックス主体のイベントが優先的に選ばれるようにしてほしいかな


36以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 00:30:59.349yLgI4pb0 (2/2)

すみません、コメントしたばっかりでアレですが夢オチにするにしてもマックスとキアラが初体験の後祝福される感じのも見たいかなというわがままみたいな気持ちはあります
まあ最終的に決めるのは>>1なのでどんな決断でも構いません!


37以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 10:27:23.72TwLRVUf90 (1/1)

最後の一つ前のイベントに回して、キアラとマックスの関係がばれるor自分から付き合ってると公表する→マックスがキアラとの仲を認めてもらうため、アベル等が出す様々な試練(別名ボスラッシュ)を受ける→それを乗り越えてキアラとマックスの結婚が正式に認められる→一旦数年後に時間が飛んで結婚と初夜

もしくは一気に十数年後まで飛んで未来(他のカップルの夫婦生活や子供たちの姿を出しつつ)の物語ということで、
キアラとマックスの子供に、かつての四天と同等以上に知性と自我を持つほど進化したキアラの大天使が性教育という形で初体験の様子を赤裸々に語ってしまうとか

後半はネタに走ってしまったけど、夢オチではなく現実に起こせそうな初体験イベントで思いついたのを書いてみました

どうしても無理そうならキアラかマックス主体(健全orちょいエロ?)のイベントを再安価という手もあるけど最終的な判断は>>1に任せます


38以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 11:01:08.006GZj7fW/O (1/1)

実際無理に現代の時点での初夜は入れなくても良い気はする
何らかの原因でキアラが発情しちゃったとか
マックスが理性を失って……でも起きなければね


39以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 15:24:29.72mGmuJ8C50 (2/2)

いつやってほしいとは書かれてないし、終盤まで置いといてもいいのでは?
その間に判定とかまたすれば変わるかもしれない


40以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 17:36:51.68z3PJtdc30 (1/1)

過去に>>1000の内容にイチャモンつけていざ自分が無理難題取ったらゾロ目券に替えろとか他人の振りして後回しでもいいとか自己中の極みだなID:mGmuJ8C50


41 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:39:47.48bA8NdmV90 (2/7)

こんばんはー
色々な案をありがとうございます
とりあえず、極力安価コンマ結果は曲げたくないので、こちらも色々と考えさせていただきます
万が一どうしようもないと判断した場合は、キアラとマックスの別のイベントでという形になってしまうかもしれませんが……
まずは、結構時間かかりそうかつトップバッターのアーシャが既に波乱ありそうなデートイベントをしっかりこなしていこうと思います

少しだけですが、判定結果から再開です


42 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:40:27.60bA8NdmV90 (3/7)

パフェを注文、どうなる?

1:パフェのサイズ

01~40:ミニサイズ。すぐに食べ終わっちゃうよ?
41~60:ノーマルサイズ。順当に
61~80:ビッグサイズ。甘いものは別腹
81~00:スカーレット将軍考案の超ビッグサイズ

コンマ81

81~00:スカーレット将軍考案の超ビッグサイズ

2アベルの耐久力

82>75

※基準値を上回った為、最後まで食べさせ合い

――


……


アベル「よかったのかアーシャ?」

アーシャ「何がです?」モッモッ…

アベル「サンドイッチだけだなんて。さっきの音から察するに……」

アーシャ「も、もう!///」

アーシャ「アベルだって、似たようなものじゃないですか!」

アーシャ「むしろ紅茶ばかり飲んで、お腹は大丈夫なの?」

アベル「ああ。それに流石は王国というべきか、紅茶がいい香りでな……」

アーシャ「確かに、この値段でこの味は相当なものだと思いますけど……」

アベル「パンも凄く柔らかい。いや、軽いというべきか?」

アーシャ「そうですね。気がついたら口の中から無くなっているような不思議な感じです」

アベル「おそらく帝国のパンとは根本的に作り方が違うのだろうな」

アーシャ「……」モッ…

アーシャ「……」

アーシャ「確かにこのサンドイッチも、すごくさっぱりとしていて食べ易いです」

アーシャ「ですが……」

アベル「軽くてまだ腹は満たされていない、か?」

アーシャ「むぅ……///」

アベル「はは、遠慮するなアーシャ。俺も少し食べたりないとは思っていた。何か追加しようか?」

アーシャ(――来ましたねアベル)

アーシャ(少し恥ずかしいけれど、私がいつまでもあなたにからかわれたままだと思わないでくださいね?)

アーシャ(このメニューが軽いことは予測済。そして優しいあなたなら、追加の注文も認めてくれる……)

アーシャ(これなら、あなたも少しは恥ずかしがってくれるかしら?)





43 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:41:15.82bA8NdmV90 (4/7)

アーシャ「で、ではお言葉に甘えて……もう一品だけ、追加注文をしても?」

アベル「ああ。構わないよ」

アーシャ「ありがとうアベル。それじゃあ……」

アーシャ「折角あなたと一緒にいるんですから。今しか食べられないこれを」スス…










『男女ペアのお客様限定! あの深紅の令嬢が考案した限定メニュー!!
 スカーレットレッドヴァーミリオンベリーベリーベリーキャッスルカップルパフェ~~燃え滾る愛の甘味城塞~~』








アベル「しょ、正気かアーシャ!?///」ガタ!

アベル「俺もメニューを見た瞬間から、この明らかに浮いている異様なものは目に入ってはいたが……」

アーシャ「正気ですよ? 普段食べられないもの、食べてみたくないですか?」

アーシャ「これなら、私もあなたも物足りないお腹が満足すると思うのだけれど」

アベル「く……」

アベル「わ、わかった。君がそこまで食べたいというなら……」

アーシャ「ありがとうアベル」クスクス

アーシャ「それじゃあ……すみません、追加の注文をしても大丈夫ですか?」

店員「はい、ありがとうございます! ご注文は?」

アーシャ「えっと……///」

アーシャ「このスカーレットレッドヴァーミリオンベリーベリーベリーキャッスルカップルパフェ~~燃え滾る愛の甘味城塞~~を///」

店員「かしこまりました!」バッ!

アーシャ「い、いざ注文すると恥ずかしいですね……///」

アベル「……指で示しながら、これを一つでも通じたんじゃないか?」

アーシャ「……///」


……


――




44 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:44:51.43bA8NdmV90 (5/7)

……


店員1「お、お待たせいたしました~……」プルプル…

店員2「ご注文の、スカーレットレッドヴァーミリオンベリーベリーベリーキャッスルカップルパフェ~~燃え滾る愛の甘味城塞~~になります」





甘味城塞「……」ズオオオオオォォォォォ!




アベル「な、なんだこの大きさは!?」

アーシャ「それに凄く赤いわ……」

店員1「このパフェは、カップルのお客様限定のメニューでございます」ニコニコ

店員2「これでもかとふんだんに使った、ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、三種の赤がお客様の食欲と愛をかきたてます」ニコニコ

店員1「またこのパフェをお召し上がりいただく際には……」




店員2「――愛の炎をより強く燃え上がらせるため、お二人にはお互いの口にスプーンを運んでいただきます」ニッコリ




アベル「」

アーシャ「」



店員1「こちら、専用のスプーンになっております」ナガーイ

店員2「それでは、どうぞごゆっくり燃えあがってくださいませ」ニコニコ



アベル「」

アーシャ「」

甘味城塞「……」

アベル「――はっ、呆けている場合じゃない。まさかここまで常軌を逸しているとは思わなかったが……」

アーシャ「まさにそびえ立つお城ですね。赤いクリームも、果汁を練り込んであるのかしら?」

アーシャ「色々と参考にしてみたいこともあるけれど、今は……///」

アベル「うむ……/// 頼んだのは俺達だし、これほどのものを作るには職人もかなりの神経を使ったことだろう」

アーシャ「作ってくれた人の想いと、食材を無駄にしないためにも……」

アベル「た、食べるしかないな……///」

アーシャ「た、食べさせ合いで、ですね……?///」

アベル「……///」

アーシャ「……///」




45以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 23:45:11.13ZRQgZgscO (1/1)

なんだそのスタバの呪文じみたスイーツは…


46 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:45:46.84bA8NdmV90 (6/7)

アベル「……アーシャ、口をあけてくれ」

アーシャ「ん……///」プルプル…

アーシャ「あむ……///」モムモム…

アーシャ「お、美味しいです。とってもさわやかでさっぱりしていますね」

アーシャ「そ、それではアベル? 今度は私が。あーんってしてください」

アベル「くっ……///」アー…

アベル「ん……///」パクッ

アベル「こ、これは随分と甘いクリームだな。砂糖も惜しげなく使っているのか?」

アーシャ「果物の方はすっきりとした酸味ですから、それで調和をとっているのかしら?」

アベル「なるほど。それならば……今度は両方同時に口に運ばなければな?」ヒョイ

アーシャ「そ、そうですね///」アーン…

アーシャ「んむ、やっぱり一緒に食べることを想定しているのかも?」

アベル「とはいえ、このそびえ立つ高さ、クリームの量が圧倒的だぞ?」

アーシャ「……」

アーシャ「それならアベル、たっぷりのクリームをどうぞ……?」コンモリ

アベル「ま、待てアーシャ! そんなに一口で甘いクリームだなんて……」

アーシャ「ふふ、今更隠さないで? アベル、甘いもの大好きでしょう?」

アーシャ「あなたが真っ先にメニューのデザートに目をやったの、私が気がつかないとでも?」クスクス

アベル「くぅ……!?///」

アーシャ「ほらほら、また口をあけてくださいな?///」

アベル「ん……凄い甘さだ……///」トロン…

アベル「アーシャも、試してみるといい///」スッ…

アーシャ「あ、甘ぁい……///」


……


――




47 ◆gEU9La026k2020/04/12(日) 23:47:11.91bA8NdmV90 (7/7)

アーシャ(本当は甘いもの食べたいのに我慢しているアベルに、恥ずかしがりながらも食べて欲しかっただけなのに///)

アーシャ(こうやって一口一口、交互に食べさせ合うだなんて……///)


アベル(アーシャに子供のようにこうして物を食べさせて貰うことは、初めてではない)

アベル(しかしこうも何度も、お互いがいつまでも食べさせ合うなんて経験はないぞ……///)


アーシャ(私がスプーンをアベルの口に運ぶ度に、恥ずかしげな表情を浮かべてくれる……)

アーシャ(それでいて、口の中いっぱいに甘いものが広がった時、ちょっとだけ嬉しそうにする)

アーシャ(普段はなかなか見られないようなアベルの顔を、こんな間近で見られるだなんて……///)


アベル(俺がスプーンをアーシャの口に運ぶ度に、真っ赤に染まった彼女の顔が愛おしい……)

アベル(それでいて気品も損なうまいと、綺麗に食べて見せるアーシャの健気な振る舞いがまた……)

アベル(知的で冷静な彼女を、俺がこんな顔にさせているのだと思うと……余計に気恥ずかしい……///)



アーシャ「はい、アベル……///」アーン…

アベル「ほら、アーシャ……///」アーン…



アーシャ(アベルの顔は真っ赤。きっとロウルちゃんに見せたらからかうこと間違いなしね)

アベル(アーシャの顔は真っ赤だ。なるほど、パフェだけじゃなくて確かに食べる側も真っ赤になるということか……)

アーシャ(だけど幾度も幾度も繰り返していると、だんだん感覚が麻痺してきちゃう……)

アベル(間違いなく恥ずかしい。恥ずかしいが、アーシャのこんな顔が見られるなら悪くないかとすら思えてしまう)


アベル(それよりも、今一番問題なのは……)

アーシャ(別方向からやってきた、この恥ずかしさ……)



パフェ「……」チョビ…



アベル(あれだけ難攻不落に見えた城塞が、陥落……完食寸前というこの事実)ダラダラ

アーシャ(恥ずかしくて、どれだけ食べたかは憶えていないけれど……)ダラダラ




アベル(――こ、ここまで生クリームに飢えていたと思われていないだろうな?///)ドキドキ…

アーシャ(――これを食べきってしまうくらい、お腹を空かせていたなんて思われてないですよね?///)ドキドキ…



アベル「……アーシャ」スッ…

アーシャ「……アベル」スッ…



パフェグラス「」カラン…



アーシャ(なく、なっちゃった……)

アーシャ「あ……」

アベル「?」



特殊判定
↓1コンマ二桁



48以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 23:48:39.56Vd6DDIz60 (1/1)




49以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/12(日) 23:54:11.48wvkTjlQ6O (1/1)

おしり


50 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 00:00:05.97Or8jhzod0 (1/11)

残った生クリーム量

56>50
※基準値を上回った為……?

――


アーシャ「もう、アベル? 夢中になってパフェを食べたのはわかりますけど……」

アーシャ「ほっぺたに、少し生クリームが残っていますよ?」

アベル「な、何……?」

アーシャ「ふふ、なんだか可愛いですね」

アベル「あ、あれだけの量を食べたんだ。多少はついても……」

アーシャ「あ、待ってアベル。私がとってあげますから……///」ズイ

アベル「そ、そうか――」





チュッ…




アベル「っ!?///」

アーシャ「ふふ、綺麗にとれましたよアベル?///」

アーシャ「ごちそうさま……///」ペロリ

アベル「」

アーシャ「~~~っ///」

アーシャ(わ、私ったら、勢いでとんでもないことを……!?)ワタワタ

アベル「……アーシャ」

アーシャ「は、はい!?」ビク




チュゥ…




アーシャ「っ!?!?///」ボッ!

アベル「……君は唇に残っていた」

アベル「――まだ食べたりないくらいに、甘くて美味かったぞ?」

アーシャ「~~~~っ!!?///」バタバタ!


アベル(お、俺はなんてことを……///)




店員1「……」ニコニコ

店員2「……」ニコニコ

アベル&アーシャ「「!?」」

店員1「パフェ、追加注文なさいますか?」

アベル&アーシャ「「お会計お願いしますっ!!!」」


……


――



51以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 00:04:01.66pLBs8skqO (1/2)

そういやこのシリーズって多分だけど大食いキャラいなかったよね


52 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 00:08:18.20Or8jhzod0 (2/11)

――


【王国・街道】


アベル「……///」

アーシャ「……///」

アベル「……///」

アーシャ「……///」

アベル「……///」

アーシャ「……///」

アベル「……///」

アーシャ「……///」

アベル「…………」

アベル「な、なんだか熱いな///」

アーシャ「そ、そうですね///」

アベル「店も見たし、腹も膨れた」

アベル「ちょっとどこかで、涼みながら休憩でもしようか?///」

アーシャ「は、はい! そうしましょう!///」アセアセ



アベル(な、なんだこの恥ずかしさは……///)

アーシャ(あぁ、私ったらなんてことを……///)



……


――


53 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 00:13:34.30Or8jhzod0 (3/11)

【王国・公園】


ソヨソヨ…



アベル「……ふぅ」

アーシャ「いい風ですね……」

アベル「ああ……」

アベル(おかげでようやく顔の熱もひいてきた……)

アーシャ(慣れないことはするものじゃありませんね……///)

アベル「しかし、何気なく寄ってみたが……」

アベル「何の変哲もないこういった場所ですら、王国のレベルの高さを感じるな」

アーシャ「ええ。風も気持ちいいし風景もよくて……」

アーシャ「今度は、こういったところでお弁当も悪くないかもしれませんね」

アーシャ「今だとエリスちゃんのお弁当に負けてしまうかもしれませんけど……」

アーシャ「私だって、パトラさんに教えつつ自分の練習だって怠ってはいなかったんですよ?」

アベル「流石はアーシャだな。これは次の弁当が楽しみだ」

アーシャ「ふふ、期待していてね? この広い緑の景色に負けないくらい、いいお弁当を用意してみせますから!」

アーシャ「あ、そういえばパトラさんのご両親は……」

アベル「ん? ああ。そういえば確かこの辺りに住まわれていたな」

アベル「とはいえ天幕暮らしだ。今はもう移動なさっているかもしれないが……」

アーシャ「前にパトラさんからちょっと聞いてて、一度お会いしてみたいと思ったんだけれど……」

アーシャ「流石に難しそうですね」

アベル「そうだなぁ。仮にお会いできたとして、アーシャも結構な衝撃は受けるだろうし」

アーシャ「……そう言われると余計に会ってみたい衝動にかられる、人間の不思議ですね」

アーシャ「……」

アーシャ(貴族の両親、か……)



特殊判定
↓1コンマ二桁


54以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 00:14:30.85GrxZ2MGDO (1/3)

はい


55 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 00:25:14.58Or8jhzod0 (4/11)

アーシャ、実家への想い

01~40:正直、一人で帰るのは怖い……(アベルの言葉によっては和解あり)
41~80:なんとか両親とは和解できるといいな。両親とは
81~00:帰る気なんてないんですけど、一応最後の礼儀として……

コンマ85

81~00:帰る気なんてないんですけど、一応最後の礼儀として……


※アーシャ、挨拶と同時に両親と敵対決定!


――


判定を取ったあたりで今日はここまで……
うん、アーシャの実家への帰り具合コンマといい、よっぽど帰りたくないみたいですね(白目)
本やパフェで悶えてましたが、実家に帰った瞬間にこれで波乱は確定です

本日もありがとうございました!


56以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 00:27:16.205NIEBSLIO (1/1)


そもそも手紙だけ投函とかで帰らなくても良くねとか思う


57以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 00:31:24.77pLBs8skqO (2/2)

おつおつ

やっぱりコンマさんはロックス隊といい腐敗貴族といいクズ指数高いキャラへの慈悲が無い


58以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 01:00:55.78WaYsKWXoO (1/1)

おつです

シャナの設定レスを出した者なんですがアーシャが1家を見限った理由として
・本編前にアーシャがシャナ友人の自殺関係を問い詰めてシャナが殺意を煽る様に喋って、刃物を提供した上で更に殺意を煽る。両親が突然現場に現れてシャナは泣いて両親に抱きつく(もちろん嘘泣きで両親の凸もシャナの仕込み)。完全に勘違いした両親がアーシャの言い分を聞こうともせずに責め立ててシャナ側につく。この件でアーシャは両親を完全に見限った

っていうのを思いついたんですが如何でしょうか?


59以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 08:23:47.19BImliWpW0 (1/1)

おつおつ
こんだけ楽しげなアーシャも姉どころか親と遭遇したら開戦待った無しってデート時の反動もあってすごいことなりそう
アベルがなんとか止めてくれるといいけど


60以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 08:45:20.33GrxZ2MGDO (2/3)


実家との和解可能性少しはあるかなと思ったけど完全に縁を切るルートか


61以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 13:57:41.19itemwHd8O (1/1)

最初の本選びに家族旅行があったり今回の判定も8割で和解の可能性提示してたり、>>1も和解ルートの可能性高めてると思うがコンマ神が容赦ないな…


62 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:38:15.30Or8jhzod0 (5/11)

こんばんはー
時の流れでアーシャ家も軟化しているかもと思い、和解判定も用意していましたが、シャナと併せて綺麗に吹っ飛んだ次第です
今日も少しづつ進めて行きます


>>58
案をありがとうございます
ただ、アーシャの両親(というか家)は地位の確保のを最優先としており、
アーシャも当初はそれに従っている状況の中でアベルと出会って……
なので、アーシャの家への不信はこの保身貴族+シャナの存在とある程度固まっています


63 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:38:48.30Or8jhzod0 (6/11)

コンマ85

81~00:帰る気なんてないんですけど、一応最後の礼儀として……

――

アーシャ「……」

アーシャ「本当に、パトラさんが羨ましいわ」

アベル「どういう意味だ?」

アーシャ「恵まれない人に、私財をなげうって……」

アーシャ「たとえ自分の家が没落してなおその姿勢を貫くというのは、並大抵の覚悟ではできません」

アベル「あの人達は少々行き過ぎていた感じもするがな」

アベル「パトラが必死に頑張っていたのも、わかる気がするよ」

アーシャ「ふふ。でもパトラさん、とても誇らしげでもありましたよ?」

アーシャ「……貴族として誇れる両親。私とは、大違い……」ボソリ…

アベル「……アーシャ」

アーシャ「なんですアベル?」

アベル「君は以前、俺に言ったな。両親の命で、俺に接触をはかったと」

アーシャ「えぇ、その通り。当時の私自身も、保身の為にそれに逆らわなかった……」

アベル「俺はそんなことを少しも考えず、あの日からずっと君と共に暮らしてきた」

アベル「俺の記憶が確かなら、君はあれから一度も家に帰っていなかった気がするが……」

アーシャ「その通り。何度か手紙だけは送りましたけど、それだけです」

アベル「……やはり、家とはあまりいい関係を築けているわけではないのか」

アーシャ「……」





64 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:39:27.04Or8jhzod0 (7/11)

アベル「だが……」ギュ…

アーシャ「っ……!///」

アベル「こうして、君ともこういった関係になったんだ」

アベル「少し遅くなったが、やはり君のご両親には報告すべきだとは思う」

アベル「複数人に手を出すなど、かなり恥知らずととられかねんが……」

アベル「思惑とは異なるとはいえ、君は確かに俺との繋がりを持った」

アベル「俺と共にそれを報告すれば、少なくとも君は……」

アーシャ「ふふ、アベルったら。エリスちゃんがいるのに、本当に私とも結婚してくれるというのですか?」

アベル「当たり前だろう?」

アーシャ「まったく……悪い人ですね。あなたも、私も」

アーシャ「もしエリスちゃんがアベルの独占欲強かったら、どうなっていたのかしら?」

アベル「……」ダラダラ…

アーシャ「でも……やっぱり、嬉しい」コテン

アーシャ「これからもこうして、あなたと一緒にいられるんだって思うと……///」

アベル「アーシャ……」ナデ…

アーシャ「……そうですね。この幸せを、より確かなものにする為にも」

アーシャ「最低限の礼儀……いえ、けじめはつけるべきなのかも」

アベル「けじめ……?」

アーシャ「……アベル、この後もまだ時間を頂いちゃっても大丈夫?」

アベル「ああ、勿論。君が行きたい場所があるなら――」

アーシャ「――本当は、もう少しここで一緒にゆっくりしていたいけれど」

アーシャ「今のこの幸せな気持ちならきっと、私もしっかりと割り切れると思うから」

アーシャ「だからアベル――私の我儘を、聞いて貰えるかしら?」

アベル「アーシャ……?」



……


――


65 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:40:40.93Or8jhzod0 (8/11)

――



【帝国・アーシャ家】



アベル「ここが……」

アーシャ「何年振りかしら……変わっていませんね」

アベル「アーシャ、やはり……」

アーシャ「大丈夫。手筈通りに、お願いします」

アーシャ「そうすればきっと、アベルも理解できると思いますよ」

アベル「……」

アベル(アーシャの話が本当ならば、俺は……)

アベル「……わかった」

アーシャ「ごめんなさいアベル。せっかくの時間を、こんなことに使ってしまって」

アベル「元はと言えば俺がそれを口にしたからだ。俺こそ、また今度埋め合わせをしよう」

アーシャ「ふふ、それじゃあ今度はさっきも言ったけれどお弁当を持って一緒に、ね?」

アベル「ああ、約束だ」

アーシャ「ふふふ……!」ニコリ

アーシャ「さて……」




アーシャ「――その為にも、早いところ片づけちゃいましょうか」




アベル(秀才。この言葉はまさにアーシャを表している)

アベル(誰にでも優しく、温厚で、真面目で、優雅で……)

アベル(そんな彼女が、ここまで明確な敵意を誰かに見せたのは……初めてだろう)



アーシャ「……」コンコン


ガチャ…


使用人「はい、どちら様で――」


アーシャ「父と母。そして姉に伝えてください」



アーシャ「――不出来な娘、アーシャから大切な話があると」




……


――




66 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:41:42.76Or8jhzod0 (9/11)

――


……



アーシャ父「おぉっ……! 久しいなアーシャ!」

アーシャ母「何年振りかしら? 手紙も数年に一通で、寂しかったんですよ?」

アーシャ「……ご無沙汰しております。父上、母上」ペコリ

アーシャ父「うむ。つもる話はあるだろうが……」チラ…

アーシャ母「まずは……」チラ…

アーシャ父「そ、そちらの黒騎士様が……?」チラチラ

アーシャ母「こんなところで立ち話もいけません。どうか、兜を脱いでお上がりください?」チラチラ

黒騎士「……」スッ…





アベル「――お邪魔する」





アーシャ父(おおおおぉぉぉぉ! あの顔は、間違いない!)グッ!

アーシャ母(アーシャ、やったのですね! これで我が家はさらに……!)グッ!



アベル「……」



アーシャ「……姉上は?」

アーシャ父「ああ、シャナは……」




特殊判定
↓1~2コンマ二桁




67以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:41:59.15ywPFenhl0 (1/2)




68以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:42:15.19GrxZ2MGDO (3/3)

はい


69 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:44:38.51Or8jhzod0 (10/11)

うわあああぁぁぁぁぁ(白目)
何度目かわからないけどやっぱり皆さん判定内容見えてませんか(吐血)


70以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:46:31.853ucbGP3c0 (1/2)

低コンマでやばいの引くタイプだったか…


71以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:47:11.47b3sKKf3KO (1/2)

シャナの在宅判定+機嫌判定とかかな?


72 ◆gEU9La026k2020/04/13(月) 23:54:37.99Or8jhzod0 (11/11)

シャナ判定

1:シャナのアーシャへの今の感情(姉妹仲最悪の為、-15補正。最大値50)

15-15

= 0


 よ く も 帰 っ て こ れ ま し た ね ? これを機にあらゆる手段を講じて殺しましょう


※アーシャに対してはむしろ殺意が募っていたようです(白目)


2:シャナのアーシャ以外への慈悲(キャラシート補正により-20補正)

19-20

= 0

 た だ じ ゃ あ 殺 し ま せ ん ♪ またお友達みーんな追い込んであげます♪


※アーシャの関係者全員がターゲティングされました(白目)


※アーシャ家内で、追加イベント発生です(吐血)

――

アーシャ母「声はかけてありますから、きっともうすぐ……」


コツ…


アーシャ「……!」ピク!



コツ…コツ…



シャナ「――久しぶりね、アーシャ」コツコツ…

シャナ「久々に顔を見せたと思ったら、まさかアベル皇子と一緒だなんて」

シャナ「お姉ちゃん、驚いちゃったわぁ……」



アベル(この女が、アーシャの姉……そして……)



シャナ「初めまして、アベル皇子」

シャナ「アーシャの姉、シャナと申します。どうぞ、お見知りおきを」ペコリ

アベル「……ああ」

アベル(こいつ……)



イベント発生につき追加特殊判定
↓1~2コンマ二桁


73以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:55:28.193ucbGP3c0 (2/2)




74以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:55:42.32ywPFenhl0 (2/2)




75以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:56:05.28b3sKKf3KO (2/2)

もう追放しか無いんじゃないかなこの姉……というかアベルの周りだと一番危なそうなのはティア辺りか


76以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:56:28.44bFHh2Ne/O (1/1)

この姉はあかん(白目)


77以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:59:17.67ns/fFEP50 (1/1)

もうこいつ抹殺してもいいんじゃないかな?(暴論)


78以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/13(月) 23:59:46.98su8OLG+zO (1/1)

こんなんただの王国腐敗貴族第二弾じゃねえか(白目)


79 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 00:07:38.61/f3/knSZ0 (1/13)

1シャナの今のアベルへの評価


85>19(ふん、どれだけ経とうが、妾の子は妾の子。第一皇子以外に価値などないというのに……)

※基準値を下回った為、アベルに靡いたりということもないようです

2シャナのレベル(貴族教育+初期帝国から時間経過の為1/2撤廃。奇数ゾロ目だと……?)

コンマ32

レベル32

※最終決戦時のアーシャのレベルは331です。

――



シャナ(ふん……やはり、妾の子ですね)

シャナ(いくら外見を鎧で隠したところで、私に相応しい品性や知性というものを感じられません)

シャナ(まさかあのアーシャが本当に第三皇子を籠絡できたというのは驚きですが……)

シャナ(いつもいつも、ちょっと私より試験の成績がよかっただけで、他に取り柄の無いあの子が絡め取れる程度の存在)

シャナ(そう、落ちぶれた者同士では、ある意味お似合いかもね……?)クスクス


アベル(これは、凄いな……)

アベル(この手の侮蔑の視線にはとうに慣れたつもりだったんだが……)

アベル(ここまでのものは、初めてだ……)


シャナ「あら、どうなされたのですか?」クスクス

アベル「……いや」


アベル(俺も人のことをいえんが、この女も仮面を被り、本性を隠している類だ)

アベル(それも、得体の知れない程の……)

アーシャ「……」

アーシャ母「と、ところでアーシャ?」

アーシャ母「久しぶりに帰ってくるなり、アベル皇子と一緒に大切な話があるって……」ドキドキ…

アーシャ父「そ、それはつまり……」ドキドキ…



アベル「……率直に言おう。彼女、アーシャを……我がものとしたい」



アーシャ両親((き、きたあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!))グッ!

シャナ「……」フンッ…



アベル「……」

アベル「……そのための挨拶と、いくつかの確認に来たのだ」

アーシャ父「か、確認、でございますか……?」

アベル「何、簡単なことだ……」



……


――


80 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 00:09:25.90/f3/knSZ0 (2/13)

――

……



使用人「し、失礼致します……」コト…

アベル「……ありがとう」

アーシャ「……」


アーシャ父「……」ドキドキ

アーシャ母「……」ドキドキ

シャナ「……」

アベル「……」コク…

アベル「そう身構えずともいい。先にも言ったが、簡単なことだ」

アベル「この娘を我がものとするにあたって、改めていくつか確認したいことがあるだけのこと」

アーシャ父「……」ゴクリ…

アベル「アーシャとは数年間を過ごしたが、なるほど見事な娘だ」

アーシャ父「あ、ありがとうございます……!」

アベル「貴族の娘はそれなりにいるが、全てがこの域には達していない」




アベル「――いったい、どのような教育をしてきたのか。少し、それが気になっただけだ」




アーシャ母「そ、それは……」シドロモドロ…

アベル「……実力主義に近い教育か?」

アーシャ母「!!」ピク!

アベル「……恥じる必要はない。実力主義はこの世の理。間違ってはいない」

アーシャ母「え?」

アーシャ父「し、しかしアベル皇子は……」




81 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 00:13:04.73/f3/knSZ0 (3/13)

アベル「……父ギルバートに戦いを挑んだ件か?」

アベル「簡単なこと。あれは全て、兄アドルランの計画だからだ」

一同「「!?」」

アベル「この世は実力主義。我はそれを信念としている」

アベル「だからこそ……兄との決闘に敗れた際、兄の計画に従うことにした」

アベル「たとえそれが我が理想と反していたとしても、強者の兄がそれを正しいといえば、正しくなる」

アベル「ただそれだけのこと。我が実力主義に重きを置いているのは今も昔も変わらない……」

アーシャ父「おぉ、そうだったのですか……! いやはや、やはりアベル皇子は聡明でいらっしゃる!」

アーシャ父「ならばきっと、ご満足いただけることでしょう!」

アーシャ母「ええ、ええ! 何しろ……」

アーシャ父「当家も――実力主義を信念に、発展を遂げてきたのですからな!」

アベル「……」

アベル「聞かせて貰おう。実力主義の教育を」

アーシャ父「はい。まず、他の貴族に劣らぬよう様々な技能を身に付けさせます」

アーシャ父「勉学は勿論のこと、当然剣の腕も」

アーシャ母「そして、ギルバート様の理念を忠実に守り……弱者は排除していきました」

アーシャ母「いくら教育を施そうと、弱者と関わればろくなことになりませんからね」

アーシャ父「お恥ずかしい話、アーシャは当時はここの理解が足りなく、難儀したものです」

アーシャ父「世話係にしていた使用人、たまたま外で出会った薄汚い子供すらを友達などと呼ぶ有様で……」

アーシャ母「見かねたシャナが、身の程を弁えない連中を躾けてくれなければ、アーシャも今頃は堕落していたでしょう」

シャナ「いえ、姉として、貴族として。当然のことをしたまでですよ?」ニコリ

アーシャ父「この通り、シャナは当時から賢い子で助かったものです」

アーシャ父「しかしまさか、諦めていたアーシャがこんな……」

アーシャ母「うぅ、本当に成長したのねアーシャ……!」




アーシャ「……っ」ギリッ…

アベル「……」ギュ…

アベル(アーシャ……)





82 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 00:15:58.14/f3/knSZ0 (4/13)

えー、中途半端なところですが今日はここまで
……おかしい、純粋なデートの後の挨拶だから、やんわり和解とかも考えていたのにどうしてこうなったな勢いで殺伐としてきています
かつてのシュタイナー彷彿させるレベルですよこれは……(白目)
既にもう極限状態な気もしますが、まだ若干判定は残っていたりします

本日もありがとうございました!


83以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 00:23:50.30mB2nafF00 (1/2)

乙です!
うーんこのクソ貴族


84以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 00:27:30.69PEPLXfPAO (1/1)


アドルランやキアラに届く縁談申し込み元も
大抵はこんな感じのペラい連中なんだろうな
シャナさんはアーシャのローキックで
色々な意味で再起不能になるのが良さそうやね


85以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 00:32:23.86Ft+oSX14O (1/1)

おつです
レベル32なら親子揃ってアーシャにバスケされるレベルだけど、まぁ性格的に直接手を汚さない厄介さとかあるんだろうなぁ


86以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 00:32:29.00+nbhUHw0O (1/1)

おつおつ
シャナがってよりこれもう家全部駄目ですね(断言)
アーシャの意思にもよるけど、もうお家取り壊ししていいんじゃないかな?


87以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 07:42:14.66EUhs3enGO (1/1)

今回のアーシャ家ってアベルのif状態かもな
カインが改心せずに無能且つ狡猾なままでノワールさんが荒ぶらず
他の身内とも佳い関係が築けていない……全く別物になるけど有り得たのも事実


88以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 10:07:23.35Wch4tf/10 (1/1)

こんな連中も割と余裕で更正させてしまいそうなマークス修道院


89 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:02:04.83/f3/knSZ0 (5/13)

こんばんはー
判定コンマにどきどきしつつ、今日もゆったり進めて行きます


90 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:02:31.83/f3/knSZ0 (6/13)

アベル(なるほど、アーシャが俺達に家のことをあまり語らないわけだ……)

アベル(俺も、念入りに仮面を被らねばな……)

アベル「成程。実力主義の基本、弱者の淘汰を徹底的に行ったわけか」

シャナ「ええ。ですけど、ただ邪魔者を殺すのも貧民共と同じで能が無いでしょう?」

シャナ「だから、私は優雅に貴族らしく躾けたのです」

アベル「……?」

アーシャ父「シャナはアーシャと違って、こちらの才が特に素晴らしくてですね……」

アーシャ母「貧民の中には、誰かを殺されると敵討ちにくる野蛮な人がいるでしょう?」

シャナ「まぁ、最初の頃はアーシャもその野蛮人だったのですけど……?」チラ

アーシャ「……」

シャナ「私はちょっと、自称アーシャの友達と『お話』して『遊んだ』だけなのに」

シャナ「この子ったら、私がお友達を殺したんだって泣き喚いて、みっともないったらありませんでしたのよ?」

アーシャ母「あの頃は、本当に大変でした……」

アーシャ父「何度アーシャに、我々は付き合う人間を選ぶべきなのだと教え込んだことか……」

シャナ「何人身の程を弁えるまで躾けたかは忘れてしまいましたけど……何年かはかかりましたよね?」

アーシャ母「ええ……アーシャが黙々と稽古に励むようになるまで、苦労の連続でしたね……」

アーシャ父「しかし我々の努力も、ようやくこうして実を結んだのだと思うと……!」ウッ…

アーシャ「……」

アベル(違う……っ!)

アベル(努力をしたのはアーシャの方だ! 断じて貴様らなんかじゃない……っ!)ギリッ…

アーシャ「……」ソッ…

アベル(アーシャ、君の方が……)グッ…






91 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:03:46.49/f3/knSZ0 (7/13)

アベル「……」

アベル「……面白いものだな」

アーシャ父「え?」

アベル「我は、アーシャをなかなか見つからない逸材と思っている」

アベル「だからこそ、我がものにしたいと思ったのだが……」




アベル「――あなた達の話を聞く限り、姉のシャナはさらに優れた逸材ということなのか?」

アベル「――実に、興味深い」




シャナ「!!」

アーシャ父「え、ええ! その通りでございます!」

アーシャ母「確かに、試験結果などでは僅かにアーシャに劣っていましたが……」

シャナ「……」ギリィ…

アーシャ母「その程度、些細なことでしかありません」

アーシャ父「先程も申しました通り、シャナは完璧な心構えの持ち主です」

アーシャ父「ゆくゆくは、アドルラン皇子と共に、我が家に更なる栄光をもたらしてくれる子だと確信しております!」

シャナ「当然ですわ」フフン

アーシャ母「ですからまさか、本当にアーシャがアベル皇子に選んで頂けるなんて、信じられない光栄ですわ」

アーシャ父「ああ。我が家にアドルラン皇子に加えてアベル皇子まで……盤石と言う言葉すら可愛く聞こえますな!」ハハハハ!

アーシャ父「シャナ、アドルラン皇子との仲はどこまで進んでいるのかな……?」

シャナ「っ……ご、ご心配には及びません」

シャナ「あの方は多忙ですから、なかなかお会いすることはできませんけど……」

シャナ「お会いできた日には、これ以上ない程に濃密な時間を過ごしていますわ」


アベル(……よくもまあ、そこまで見え透いた嘘を吐けるものだ)

アベル(アドルラン兄様からは勿論、ヒバリやルーシェからもシャナの存在は一度たりとも聞いていない)

アベル(あの兄様のことだ。興味の無い貴族の女など、いても頭と視界から消して鍛錬のことを考えるだろうからな)

アベル(ヒバリがずっと傍にいたことで、自分も近づけると思いあがりでもしたのか、この女は?)




92 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:05:27.24/f3/knSZ0 (8/13)

アベル「なるほど……兄アドルランも認める程の……」

アベル「それはそれは――ますます興味がわく」クツクツ…

アーシャ(アベル……?)

アベル「兄の……やがて我の義姉になる方に、手出しするような真似はできないが」

シャナ(おぞましい、何を当たり前のことを。この妾の子は……)イラッ…

アベル「ああ、しかしやはり興味深い」

アベル「我にとっての逸材アーシャ。それを超えるというシャナ……」

アベル「少しでもいいから、この目で見てみたいものだ」

アベル「――我の見識を広めるためにも、二人の実力差というものを」



シャナ「!!」

アーシャ「!!」ピク!



アベル「そうだな……実力主義、やはり力こそが全て」

アベル「どうだろうか。我が想像もできぬほどのその実力……見せていただけないだろうか?」

シャナ「っ……」

アーシャ父「そ、それは……」

アーシャ父(ど、どうする? あれから何年も経ったが、昔から武術はアーシャの方が秀でていた)

アーシャ父(いや、シャナもアドルラン皇子と仲を進める程。きっと今はより強く成長しているに違いない)

アーシャ父(し、しかしシャナが勝ってしまったら、アベル皇子はアーシャではなくシャナを選んでしまうのではないか?)

アーシャ父(それは不味い。本命はシャナが連れてくる次期皇帝のアドルラン皇子だ)

アーシャ父(アベル皇子に、このままアーシャを貰って貰うのが一番得をするのだが……)ムムム…


シャナ「――ご心配なく、父上」スッ…

アーシャ父「シャナ?」

シャナ「……」

アーシャ「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁




93以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:06:05.50wdXRYVBc0 (1/1)




94 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:16:37.27/f3/knSZ0 (9/13)

シャナの承認(前判定により範囲増大)


50>25

※基準値を超えたため、シャナ承認

――


シャナ「いいじゃないですか」

シャナ「折角、アベル皇子たってのご希望なのです……」

シャナ「ここは貴族として、それを叶えることこそが最優先。違いますか?」

アーシャ父「し、しかし……」チラ…

アーシャ「……」

アーシャ「姉上の、仰る通りですね」

アーシャ(アベル、あなたもしかして……)

アベル「……」コクン

アーシャ「……皇族の方が望まれるのであれば、私達が断ることはできないでしょう」

アーシャ「――たとえそれが、受け入れ難い結果に繋がるとしても」

シャナ「ふふ……あなたも、少しはお利口さんになったみたいね♪」

シャナ「そう。いくら私達が貴族でも、皇子の命とあらば……」

シャナ「本当は、すごくすごく心苦しくても……」



シャナ「――あなたと、戦わなければならないのですよ?」ニコリ



アーシャ「……」

シャナ「――ところで、アベル皇子?」

アベル「?」

シャナ「私も妹も、実力を示すことに異存はありません」

シャナ「ですが……」


了承したため追加特殊判定
↓1コンマ二桁




95以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:18:22.640OhpY8YtO (1/4)

何だろ


96以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:18:25.56M7b8FtuuO (1/2)

せいや


97以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:25:44.31ZLo75CmnO (1/3)

アーシャ両親の腐り具合どこかで既視感あると思ったらあれだ、FE風花雪月のベルナデッタの父親だわ
あれも
・帝国貴族
・平民への差別意識
・娘への度を超えた躾
・娘から嫌われている
・娘が強キャラ
と共通点が多い


98 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:28:36.63/f3/knSZ0 (10/13)

模擬戦か、決闘か

01~50:模擬戦
51~99:決闘

コンマ64

51~99:決闘

※決闘になった為……

――


シャナ「折角、アベル皇子の目の前で披露するのです」






シャナ「――美しくない訓練用の木製武具なんて、無粋でしかないでしょう?」




シャナ「――正式な決闘。一対一の、正規の武器を用いた戦いを所望しますわ♪」



一同「「!?」」



アーシャ父「な、何を言いだすんだシャナ!?」アセアセ

アーシャ母「決闘ってあなた……血がでるのですよ!?」アセアセ

シャナ「ええ、心得ております♪」

シャナ「アベル皇子におみせするのに、半端なものでは失礼でしょう?」



シャナ(待っていましたよ、この時を……♪)


シャナ(皇族立ち合いの場で、正式に、アーシャ、あなたを……)





シャナ(――この手で殺せるなんて……♪)ゾクゾク!

シャナ(あぁ、これで。忌々しい妹を葬り去り、かつての僅かな傷を拭い去って、私は更に高みに……♪)




アベル「……っ」

アベル(……どこまで愚かなんだ、この女は)

アベル(アーシャを相手に、真剣を抜かせるだと? もはや自殺願望でもあるようにしか見えんぞ……)

アベル(アーシャには万が一もないだろうが……)チラ…

アーシャ「……」チャキン

アベル「アーシャ……」

アーシャ「……大丈夫ですよ、アベル」ボソリ…

アーシャ(ええ、大丈夫……)


……


――


99以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:31:16.010OhpY8YtO (2/4)

トンファーキック待ったなしやな


100以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:32:38.46ZLo75CmnO (2/3)

「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」


101以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:33:41.43M7b8FtuuO (2/2)

これシャナ死んだんじゃね?


102 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:34:53.15/f3/knSZ0 (11/13)

――

……



【帝国・アーシャ家庭園】




アベル「……では、両者共準備はいいか?」


シャナ「えぇ、いつでも?」

アーシャ「……」コクリ


アベル「……決闘はどちらかが、降参するか――死ぬまでだ」


アベル「……良いのだな、二人とも?」



シャナ「ふふん……勿論ですよ?」

アーシャ「……ええ」




アーシャ父「……」ドキドキ

アーシャ母「……」ドキドキ


アベル「……わかった」

アベル「……」スゥ…





アベル「――始めっ!!!」バッ!



シャナ「……!」バッ!

アーシャ「……!」バッ!



特殊判定
↓1コンマ二桁

※コンマ次第で……


103以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:35:31.90xYMBkm9I0 (1/1)




104以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:35:42.690OhpY8YtO (3/4)

まだえっちな目に遭ってないのでロストは嫌よぉぉぉ


105以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:37:48.51mB2nafF00 (2/2)

むしろシャナは死んでいいだろこれ


106以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:40:29.22QY0WcmH60 (1/2)

高い方で死ぬなら死んだな


107 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:41:53.70/f3/knSZ0 (12/13)

おぉ……これはまた凄いところが……(白目)
アーシャの理性の踏みとどまりなのかも……


108以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:42:59.71ZLo75CmnO (3/3)

この反応は半殺しでギリ踏みとどまった辺りか?


109以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:43:31.420OhpY8YtO (4/4)

これはギリギリセーフか
つかアベルが流石に殺しそうならば止めるだろうしなあ


110以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:45:36.08q2CrjGCA0 (1/1)

アーシャがバスケに夢中になりすぎて
シャナの生命が0になる前にタイムオーバーでミリ残った感じ?


111以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:48:14.17QY0WcmH60 (2/2)

もし殺しちゃってもシャナの悪評を流しておけば「死んでもしゃーない」感じでごまかせそうだが……


112以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/14(火) 23:48:44.501zc/dUwTO (1/1)

世紀末スポーツゲームかと思ったら戦国陸上だった件
あれは永久すると減らないことで話題だし


113 ◆gEU9La026k2020/04/14(火) 23:59:59.03/f3/knSZ0 (13/13)

シャナとの命懸けの決闘。募り募ったアーシャは……


01~05:無駄な争いはしない
06~30:武器を速攻で弾いてプライド粉砕
31~80:一回全力で顔面粉砕してからマウント
81~90:誰の目からも明らかな蹂躙
91~95:心身再起不能確定
96~00:公開処刑

コンマ90

81~90:誰の目からも明らかな蹂躙

――



「さぁ、アーシャ――」



シャナが口を開いた次の瞬間、辺りに鈍い音が響いたのを誰もが聞いた。



「かっ……へ……?」



一番その音を遅く聞いたのは、シャナ自身だ。
何が起きたのか、わからない。
声をあげようと、妹を罵りいたぶろうと思うが、それができない。


「――たとえば、敵陣で」


そんな時に、澄んだ妹の声は嫌に耳にするりと入ってきた。


「迂闊にも隊から離れ、一人油断している兵士がいた時」


「――生け捕りにしたければ、まずは叫べないように喉を潰す。よくある手ですよね、姉上?」


「――あなたが、あの子にした仕打ちの一つ。知らないとは、言いませんよね」


「あ……あ゛あ゛あ゛ぁ……!?」


ようやくシャナは、自分の喉が妹の手によって破壊されたのだということを知る。
すぐそばから両親の悲鳴も聞こえた気がするが、痛みと恐怖でそれどころではない。
目の前にいる妹の、見たこともない程の殺意。




114以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:05:03.56byusCcU6O (1/2)

正直Sにはたまらん展開ですわこれ
下手なエロシーンよりも興奮する


115 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 00:09:48.20+iHRaPm50 (1/10)

「っ……ひゅ……ぁ……!」

「どうしたんですか姉上? 口をパクパクさせて」

「それは、姉上の言うみっともない姿なのではないですか?」


アーシャは淡々と言葉を続ける。
それが、余計に恐ろしさを増幅させる。
まいった、そう口にしたいのに、掠れた音しか出てこない。


「……」


涙を零しながら、立会人の姿を見る。
しかし彼は動かない。
両親がかけあっているが、全て聞き流している。
濃紫の瞳には、底知れぬ冷たさがあった。

そう、これは自らが望んだ決闘。

死ぬか、降参を口にしない限り、終わらない。


「あれ? まだ降参なさらないんですか姉上?」

「――私、まだこの剣、抜いてもいないのに?」


衝撃。


左脚に激痛が奔り、声にならない悲鳴をシャナはあげて草の上をのたうちまわる。
何をされたかなんて、もうどうでもいい。
わかるのは、自分の脚があらぬ方向に曲がっていることだけだ。


「ほら、まだです。ちょっと蹴っただけですよ? まだ剣を抜いていません」


怒るでも、笑うでもない。
ただただ冷静に、淡々と。


「脚が折れたくらいで泣き叫ぶな。これは確か、あなたが階段から突き落とした使用人の子に言った言葉ですよね?」

「あ゛あ゛ぁっ……!」

「片足でも立てます、立ちなさい……だったかしら?」


ひっ、と短い悲鳴をあげて、シャナは残された脚でなんとか立ち上がり、逃げ出そうとする。


「いぎぃっ……!?」

「そうしてあなたは、あの子をさらに突き飛ばした」


直後、再びの鈍い音。
そして無事だった筈の脚を襲う激痛。
両の脚が砕かれたシャナは、もう立ち上がれない。


116以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:13:51.06OZsPRvtr0 (1/1)

これでギリギリ心を折れないって凄い技術では?


117 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 00:22:49.12+iHRaPm50 (2/10)

「っ……っ……」

こんなものは、もはや決闘とは呼べない。
ただの蹂躙……
そう、絶対的な強者が獲物を屠る行為。
もう、やめてくれ。
そう声に出せたなら、どれだけよかったことか。

「……」

アーシャは、小さく息を吐き出しただけ。
でも、次の瞬間にはあの剣を抜かれるかもしれない。

自分は他に、妹の友に何をしたのだったか。
自分で直接殺したことはない。
だが、鬱憤を晴らす様にいたぶってきたのは事実。
生きる希望を奪い、しかし殺しはしない。やがて絶望した弱者が自ら命を絶って行っただけ。
そうだ。喉を潰して声を奪った。
両脚を砕いて自由を奪った。
あと、何を奪った……?



ああ、そうだ。


目にゆっくりと針を差し込んで、光を奪ってやりもしたんだった。




「さて、そろそろ……」



優雅に引き抜かれた細剣の先端が、まるであの日の光を奪う針のように見える。
やめてくれ、頼むから。


もう、やめて。


お願いします。



追いつめた弱者達が、みんな口にした言葉。


今の自分は、それを口に出来ない程、さらに惨めだ。

それでも、シャナは願った。

ただ、生きたいと……



「……っ! ……っ!」


両脚を折られて、元から這いつくばっていた地面に、シャナは必死に頭を擦り付けた。
まだ無事な両手も前に差し出し、生まれて初めて心の底から誰かに許しを乞うた。


「……」


ゆっくりと鞘に納められる細剣。


「……降参を口にしていないが、その構えは降参を示しているだろう」

「アーシャ、それでいいな?」

「ええ……」



その言葉を聞いた瞬間、シャナは意識を手放した。



……

――


118 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 00:25:07.08+iHRaPm50 (3/10)

アーシャが姉の抹殺をコンマ1の差でぎりぎり踏みとどまったあたりで今日はここまで
あと一回だけ判定が残っていますが、それはまた後日

本日もありがとうございました!


119以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:29:40.69goHRlPnCO (1/1)

おつおつ
本当にコンマさんの匙加減が絶妙
あと

>>目にゆっくりと針を差し込んで、光を奪ってやりもしたんだった。

これ、かつて実質自分の身代わりに弟が視力失ってるアドルラン兄様からしたら究極の地雷じゃないか


120以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:35:42.905pSJHfBJO (1/1)

おつおつ
シャナには当然の報いだけど、いつもほのぼのやイチャラブ書いてる>>1がこういう展開書けたことに驚き
なんかコンマ運がよかっただけで下手すりゃヒロイン達も負けたらこういう目にあってたのかと思うとぞっとする


121以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:38:11.38byusCcU6O (2/2)


再起不能ではないが再起には相当険しい道のりやね
……両親共々ゾロ目券で改心させつつ更正させるのも有りかもしんない


122以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 00:42:49.39CZYPpK6u0 (1/2)

乙です!
抹殺しても良かったけどコンマ神は生かす道を選んだか…


123以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 18:06:23.72k3ONUHyIO (1/1)

そういえばこのシリーズって肉親殺しもコンマで徹底的に弾かれてるんだよね

お兄ちゃんとは早々に和解してパパンもフローレンも生存、シュタイナーもリーナ・アルフォートと敵対するけど、トドメどころか実は一回も二人からは攻撃喰らってない(リーナは護衛の天使消し飛ばしただけ、アルフォートは妹組に全部持ってかれた)
それに加えて今回のシャナへの寸止めですよ


124以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 18:38:14.739TNiCW9JO (1/1)

お兄ちゃんとの和解、王城組との早期交流、一夫多妻容認、結婚指輪、パパンとフローレンの生存、結婚式……
このスレの殊更重要そうな判定が全部偶数ゾロ叩き出してるのが凄いわ
アルフォンスの連続66からの判定振り直してなおエリスに狙われるとか、テンション上がりきったところで偶数ゾロってパパンにミンチにされたマラートとか、
最後の決戦で意地の奇数ゾロ連打で波動ぶっ放してきたシュタイナーとか、聖国サイドもコンマ運すごいけど


125 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:43:32.28+iHRaPm50 (4/10)

こんばんはー
本当に大事なところの判定を一発偶数ゾロってのを何度もってのが、アベル達の被害ほぼ0でエンディング迎えられた最大の要因だと思います……

遅くなりましたが、アーシャパート最後まで進めればと思います


126 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:44:45.63+iHRaPm50 (5/10)

――


シャナ「」ピクピク



アーシャ母「ああ、シャナ!」

アーシャ父「な、なんと惨い……!」バッ!

アーシャ母「アーシャ! あなた一体何を考えているの!?」

アーシャ「姉上が、私との決闘を望まれた。だから、応じたまでですよ?」

アーシャ父「な、何もここまで……!」

アベル「……命があるだけ、儲けものだと思うがな」

アーシャ父「!!」ビクッ!

アベル「……失望させてくれる。どれ程かと期待すれば、この程度とは」

アベル「あれだけ大きな口を叩いて、アーシャに掠り傷も負わせられない体たらく」

アベル「強者が聞いて呆れる……」

アーシャ母「あぁ……」ブルブル

アベル「しかしこれでわかった。アーシャの才は、この家の教育によるものではないということがな」

アベル「アーシャよ。この女とは違い、貴様は我が見込んだ通りのようだ」

アベル「今後とも、我に尽くすがいい」

アーシャ「仰せのままに」ペコリ

アーシャ父「あ……」

アーシャ父「アーシャの方は、貰って頂けるのですね……!?」

アベル「……あぁ」


アベル「――しかし、貴様達の家が弱者に過ぎないとわかった以上、遠慮はいらんな」

アーシャ母「え?」

アベル「弱者はただ奪われる。その仕組みはよく理解しているだろう?」






アベル「――貴様らにアーシャは任せられん。我が、今この時を持って、奪い取らせて貰おう」






アーシャ両親「「!?」」







127 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:45:15.39+iHRaPm50 (6/10)

アーシャ父「ま、待ってくださいアベル皇子、そんな!?」アセアセ

アベル「黙れ。あれだけ強者の持論を述べておいて、いざ自分が狩られる時はそんな態度か?」

アーシャ母「ア、アーシャを娶ってくださるということは、当然私達の地位も……」

アベル「下らん。我はアーシャを奪うと言ったのだぞ?」

アベル「今後、アーシャにはこの家との縁を断ち、我のものとして生きて貰う。そういうことだ」

アベル「当然――貴様らの地位は保証しかねるな」

アーシャ父「わ、我々はこの帝国では有数の貴族なのですよ!?」アセアセ

アベル「帝国では、な。そして言わせて貰うが……」

アベル「我ら皇族も付き合う人間は選ぶ。貴様達もその考えでここまでやってきたのだろう?」

アベル「我はアーシャ個人に価値を見出し、貴様達は不要と判断した。それだけのことだ」

アベル「ではな……行くぞ、アーシャ」スタスタ

アーシャ「はい」スタスタ

アーシャ「……」クルリ




アーシャ「父上、母上……そして姉上」

アーシャ「今まで、お世話になりました」ペコリ

アーシャ「――さようなら」





アーシャ父「あ、あぁ……!」ガクリ…

アーシャ母「こ、こんなことって……!」ガクリ…

シャナ「」ピクピク…



アベル「……」

アベル「ああ、そうだ。最後にもう一つ」

アーシャ両親「「!?」」ビックゥ!

アベル「我に見限られたからといって、そこまで悲観する必要もないだろう」

アーシャ父「……はい?」





128 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:45:45.01+iHRaPm50 (7/10)

アベル「我が選ばなかったというだけで、兄がシャナを選ぶこともあるだろう?」

アーシャ母「!!」

アベル「そうすれば、我のものとなる以上の栄誉は約束される」

アーシャ父「お、おぉ……」

アーシャ父「そうだ、そうであった! アーシャなどおらずとも、我が家の未来は既に決まっていたではないか!」

アーシャ母「そう、そうです! あなた、シャナの怪我が治ったらすぐにでもアドルラン皇子と!」

アーシャ父「ああ、私としたことが、なんてつまらないことで取り乱してしまったのだろう……」

アーシャ父「やれやれ……では、第三皇子殿? その武力しか取り柄の無いハズレの娘でよければどうぞどうぞ」

アーシャ母「私達は、第一皇子のアドルラン様と共に更なる地位を手に入れるのです……」

アーシャ母「その際には、あなたがアーシャの狼藉を咎めなかったこと……しっかり報告させていただきますからね?」

アーシャ母「あなたが奪い取れるのは、アーシャだけ。この家も地位も奪えないし、もう跨がせません」

アーシャ母「どうぞ、お早いお引き取りを?」フフ…

アベル「ああ、そうさせて貰おう」








アベル「――この家は、第一皇子に自惚れた女を嫁がせようとしたと、父上に報告しなければならないからな」






アーシャ両親「「」」





129 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:46:13.36+iHRaPm50 (8/10)

アーシャ父「ま、まままま、待ってくださいアベル皇子――」


アベル「いやはや、これは怖い。父上は次期皇帝アドルランの妻、つまりは未来の皇妃には大きな期待を寄せていたからな」

アーシャ「ええ。築いた帝国がこの後どうなるか、それを決めかねないですからね」

アベル「当然、父上の思想は理解しているだろう?」

アベル「そう、我など足下にも及ばない超実力主義。己が力で全てを切り拓く、圧倒的な力の信奉者」

アベル「そんな父が、もし兄に力無き娘を推薦していることが知れたら……」

アーシャ父「し、知れたら……?」





アベル「――まず、父上本人が直接シャナの実力をはかるために、戦いを挑んでくるだろうな」





シャナ「」ビクンビクン!

アーシャ「まぁ、大変ですね姉上。ギルバート様は文字通り、竜すら一捻りにしてしまうお方……」

アベル「アーシャ相手にあれでは、もはやどんな状態になってしまうかはとても言えないな……」

アーシャ母「」ブクブク…

アベル「そしてシャナを消せば、ますまず父上の怒りは燃え盛ることだろうな」

アーシャ「決闘に臨んだら、不完全燃焼。当然、残った力は別の方向に向かいますよね。そうなると……」





アベル「――怒りのあまり、この家を父上自らが解体するだろうな」

アーシャ「ああ、怖い!」





アーシャ父「」

アーシャ父「」



アベル「話は終わりだ。我は大人しく、アーシャだけを頂いて帰るとしよう」スタスタ




アーシャ父「」

アーシャ母「」

シャナ「」


……

――




130 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:46:46.06+iHRaPm50 (9/10)

――


……


アーシャ父「あああぁぁぁ……!」ガタガタ!

アーシャ母「一体、一体どうすればいいのぉ……!?」ブルブル!

シャナ「」コヒューコヒュー…

アーシャ父「シャナを皇妃にしなければ、我が家の栄光の道が……」

アーシャ母「でも、このままだとシャナは……どうなってしまうの!?」

アーシャ父「わからん、わからんが……」


シャナ「」ズタボロ


アーシャ父「少なくとも、これがマシに思えてくる程の酷い目に遭わされてしまうかもしれない……!」

アーシャ父「何しろ、あのギルバート様なのだ……!」

アーシャ母「これより酷いって、もうそれは殺されるっていうことですよ……!?」

アーシャ父「ああ、どうすればいいんだ!」

アーシャ父「このまま帝国で地位を維持したい! しかしこのままでは何もかもを喪ってしまう!」グルグル!

アーシャ母「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁




131以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 23:47:30.26CZYPpK6u0 (2/2)




132以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/15(水) 23:52:22.82TKCW+SwmO (1/1)

アーシャさんは帰ったら心行くまでペット扱いでのプレイを所望しそう


133 ◆gEU9La026k2020/04/15(水) 23:58:27.21+iHRaPm50 (10/10)

アーシャ家、その後どうする?

01~45:聖国、聖国に亡命しましょう!
46~90:王国、王国なら新しい貴族との繋がりも……!
91~00:いや、流石にギルバート様もそこまではしないでしょう?大丈夫ですよ

コンマ26

01~45:聖国、聖国に亡命しましょう!

――



アーシャ母「もう、帝国にはいられません……」ブルブル

アーシャ母「どれだけお金と地位があっても、この国ではやはり力が無いと、狩られてしまう……!」

アーシャ母「そうです……聖国、聖国に逃げるのです……!」

アーシャ父「そ、そうか! 聖国も今では王国と帝国とも関係を持っていると聞く……!」

アーシャ父「見ず知らずの帝国貴族でも、疑われもせず穏やかな暮らしが手に入るではないか……!」

アーシャ母「優雅な暮らしから遠のいてしまうのは辛いけれど……」

アーシャ母「大切なのは、生きることです……」ガクリ…

アーシャ父「……」

アーシャ父「いや、まだあきらめるのははやいぞ!」

アーシャ母「え?」

アーシャ父「確か、今の聖国は二人の代表、兄妹が国を治めていると聞いたが……」

アーシャ父「兄の方は器量のいい――独り身だと聞いたことがある」

アーシャ父「この兄に、シャナを近づけるのだ! そうすれば……!」

アーシャ母「――シャナは聖王妃として、絶対的な地位を得られる!?」

アーシャ父「その通り! そして聖王家の影響力が大きい聖国なら、我々の権力も今以上に……!」グッ!

アーシャ父「それに聖国ならシャナの怪我も治せる。これぞまさに神の導きではないか!?」

アーシャ父「こうしてはおられん! すぐに聖国に発つ準備をしなくては!」バタバタ!

アーシャ母「ええ! ほら、シャナ! 辛いでしょうけど頑張って! あなたの輝かしい未来も待っているんですよ!?」

シャナ「」ズルズル…


……

――




134以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:00:18.91EFl+kjMGO (1/2)

いっそ清々しいまでに腐ってやがる……


135 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 00:01:20.23iKOhy9680 (1/14)

――

……


アベル「……よかったのか、アーシャ?」

アーシャ「ええ」

アベル「父上に報告する気もないし、仮にしたところで興味も持たず、捨て置けの言葉で片されるかもしれないが……」

アベル「あの一族は、今後どうするつもりだ?」

アーシャ「あれだけ脅せば……そうですね、まだ欲にしがみついたまま聖国辺りに逃げ出すんじゃないでしょうか?」

アーシャ「あ、今度念の為、アルフさんに姉を警戒するように伝えておかないと」

アベル「さ、流石に連中の性格をよく理解しているんだな……」

アーシャ「ふふ、悲しいことに血は繋がっていますからね」

アーシャ「……」

アーシャ「ごめんなさいアベル。折角の日の最後なのに、私の我儘にあなたを巻き込んでしまって……」

アベル「いや、俺は別に……」

アベル「……アーシャが、家の事を俺に語らなかった理由は、よくわかったよ」

アベル「しかしやはり……」


アーシャ「――私が帰るべき場所は、あなたやみんながいるあの城塞だけです」


アーシャ「昔の私は弱くて……あの子達の事も、助けてあげられなかった」

アーシャ「喪うのが怖くて、いつの頃からか、ただ両親の命に従うだけの人形になっていたんです」

アーシャ「そうあることを望まれた、作られた名家の娘……」

アーシャ「でも、あなたは……家柄なんて気にせず『アーシャ』を見てくれた」

アーシャ「たとえどんな苦境に立たされても、絶対に折れない。そんな強い意志を感じさせてくれたあの瞳」

アーシャ「私や家が愚かなのだということを教えてくれたあなたに、私は焦がれて。そして……」

トン…

アーシャ「今、ここにいます……///」

アーシャ「名家の娘じゃない。ただのアーシャとして、ここに……///」

アベル「……」ギュ…

アベル「……アーシャはアーシャだよ。昔も、今も変わらない。手放すものか」

アーシャ「……ありがとう、アベル」

アーシャ「あなたはいつも、私を照らしてくれる……」


136 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 00:03:09.48iKOhy9680 (2/14)

アーシャ「さっきも、あなたが止めてくれなければ……私は姉を突き刺していたと思います」

アベル「俺としては、別にそれでも構わなかったのだがな」

アベル「……あんな者でも、君の肉親だからな」

アーシャ「もう、それなら最初から予定外のことをしないで貰える?」

アーシャ「突然実力を見せろだなんて、私への殺意を隠せていない姉なら、決闘を選ぶとわかっていた筈でしょう?」

アベル「俺も、想像を上回る状況にかなり苛立っていたからな……」

アベル「すこし、俺の私情も入り過ぎたか。すまなかった」

アーシャ「いえ、それは私も。あなたの立会いのもと、あの子達の苦しみの一部でも刻み付けてやるって……」

アーシャ「我ながら、頭に血がのぼりすぎました」フゥ…

アーシャ「やっぱり、あそこは堪えて本来の策で行くべきだったのではないでしょうか?」

アベル「しかしなアーシャ、本来の策って……」







ペット首輪「……」ズギャアアァァン!

ペットリード「……」ジャジャーン!







アベル「……これを君につけて四つん這いにさせるって……効果があったか甚だ疑問だぞ……?」






137以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:06:38.24q/gEYGDvO (1/2)

まぁ聖国にはマークス神父がいるし、あの人なら数年~十年ぐらいの説法(筋肉)で改心させることも出来るんじゃないかなっていう謎の安心感がある

あとアーシャまでドピンク組に片足突っ込んでないこれ?


138 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 00:07:13.16iKOhy9680 (3/14)

アーシャ「ぜ、絶対に効果はあったと思いますよ?」

アーシャ「我のものにすると言ったな! それはこういうことだ! 見ろ、お前の娘は者ではなく物なのだ!」

アーシャ「お前達も、この家畜と同じように調教されたいか! ……とかアベルがちゃんと言ってくれれば」

アベル「……俺は確実に危険人物として見られるだろうな」

アーシャ「私もですね」

アーシャ「でも、向こうからしたら関わり合うとろくなことにならない。つまり縁を切ってしまおうと判断される筈です」

アーシャ「姉も、いくらか鬱憤は減ったでしょうしね」

アベル「まあ、今となっては済んでしまったことだが……」

アベル「……」

アベル「ところでアーシャ?」

アーシャ「はい?」

アベル「アーシャの家に向かって、これを機に縁を切ると決めたのは数時間前の王国でだ」







アベル「――なんでその時から、首輪などをバッグの中に入れていたんだ?」






アーシャ「……///」

アベル「そ、そんな顔をしても答えにはなっていないぞアーシャ!?」

アーシャ「アベルは……ありのままの私を受け入れてくれるのですよね……?///」

アベル「あ、ああ! それは勿論……」

アーシャ「……そういうことです///」

アベル「!?」

アーシャ「さ、すっかり遅くなってしまったわ。そろそろ帰りましょう?」

アーシャ「城塞に戻るまでがデートですよ。さ、繋いで貰えるかしら?」

アベル「こ、この首輪をか!?///」

アーシャ「も、もう!/// 違います、手ですよ! 手!///」

アベル「あ、そうだよな……すまないアーシャ///」ギュッ

アーシャ「……///」ギュ…






アーシャ(……ちょ、ちょっと考えちゃった///)

アーシャ(でも、手を繋ぐのも大好きだから、これでいいかな……♪)

アーシャ(アベル、こんな私ですけれど……)



アーシャ「これからも、一緒にいてくださいね?」スリスリ…

アベル「こちらこそ、これからもよろしくな。アーシャ」ナデナデ…




……

――


139以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:10:28.56F205ig/YO (1/2)

尻尾あったらタケコプターになってそう


140 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 00:11:15.51iKOhy9680 (4/14)

アーシャとの一日が済んだあたりで、今日はここまで
元々アーシャ家はよろしくない貴族の予定でしたが、シャナ設定+その後のコンマでえらいことになりましたね……
ですがぎりぎり踏みとどまれたので、アーシャも解放感は得られたことでしょう

さて、最後に次のデート相手を↓1~3多数決コンマで先に決めておこうと思います
デート内容に関してはまた後日改めて自由安価募集致します

本日もありがとうございました!


141以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:12:26.07F205ig/YO (2/2)

おつ

淫ピのシアさんで


142以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:12:39.35cY5rAJzz0 (1/1)

ティア


143以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:13:02.589pF2l5MDO (1/2)

乙です
ティアで


144以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:14:54.47EFl+kjMGO (2/2)

おつおつ
本来の作戦の場合のシャナ達の反応もちょっと気になるな……
次はペット流れでシアさんとか


145以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 00:15:46.84q/gEYGDvO (2/2)

おつおつ
次はティアで決定として、とりあえず聖国に挨拶には行かないとな
あと何となく気になるのは、ティアの胸はキアラルート(突然変異)なのかフィーアルート(親からの血筋)なのか


146以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 16:40:51.124OtpyMaf0 (1/1)

そういや今回アーシャもだけど、アベルがここまで露骨に相手に敵意向けるのも初めてか?両親への非難の言葉も演技じゃなくて素だろうし
ティアも不明だけど両親次第でまた波乱ありそう


147 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:11:16.06iKOhy9680 (5/14)

こんばんはー
次はティアとのデートですね。どうなるか……
それに伴う判定及び、デート内容の自由安価まで進めればと思います


148 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:12:13.94iKOhy9680 (6/14)

――

……


【帝国・アベルの城塞】


アベル「すまん、少し遅くなったな」

アーシャ「すみません。私事でちょっと」

ロウル「おかえりなさい。どうでしたか、一日ゆったり過ごされて?」

アーシャ「ええ、ちょっと厄介な問題も片付いたし、充実した一日でしたね///」

アベル「そうだな」

アベル「しかし、明日こそは――」

エリス「それが……」



新人メイド「ど、どこからお掃除すればいいのー!?」ワタワタ

新人執事「お、おい。茶器の並べ方これであってるっけ!?」ワタワタ



エリス「鍛錬場は勿論、城塞内でもお仕事を全部持っていかれちゃって……」オロオロ

パトラ「身体が鈍ってしまいそうですけど、これは後進の研修。邪魔をするわけにもいきません」

ティア「でも、ただお部屋に籠ったままというのもいけないかなって……」アセアセ

シア「アベルさん達がおでかけしている間に、すご~くいいことを思いついたんですよ~?」

アベル「いいこと?」

シア「この状況下、私達もアベルさんもしばらく時間を持て余しちゃいますので~……」



シア「日替わりで、私達がアベルさんとおでかけしてみようかな~って!」パン!



アベル「ひ、日替わり……?」

ロウル「アーシャさんが今日のおでかけで満足されたみたいですし、悪くないと思いますよ?」

パトラ「ええ。団体行動は多かったですけど、アベルさんと二人でおでかけする機会というのは、あまりありませんからね」

エリス「もちろん、アベル様が受け入れ難いのであれば、大人しくお部屋に閉じ籠もります……」

アベル「うっ……」


ヒロインズ「「……」」ジー…


アベル「……」チラ

アーシャ「私だけ楽しい時間を満喫するわけにもいかないでしょう?」

アーシャ「アベル、覚悟を決めるべきですよ?」フフフ

アベル「……」ハァ…

アベル「わかった。ただ、あまり期待はしないでくれよ……?」



ヒロインズ「「やった!!!」」ピョン!





149 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:12:46.65iKOhy9680 (7/14)

アベル(確かに、誰かと個人個人でゆっくりとした時間は、取れてこなかったかもしれない……)

アベル(そして今日という日がある以上、アーシャだけを特別扱いするわけにも……)

アベル(ここは全員と出かけるべき。それはわかるが……)




アベル(……デートの知識など、俺にはほとんどないというのにどうしろと)ガクリ…




アベル(合間で、そういった本で勉強をした方がいいかもしれんな)

アベル(あとは、アーシャのように洒落た服の用意も必要か……?)ムムム…

ロウル「あんまり難しく考えなくていいんですよーアベルさん?」

ロウル「気分転換のちょっとしたお散歩ですよお散歩!」

アベル「しかしだな……」

アーシャ「ふふ、自信を持ってアベル。私は大満足ですよ?」ニコニコ

アベル「くぅ、期待値をあげないでくれアーシャ……!」

アベル「……少し、俺も計画を練ってくる」スタスタ






……




アーシャ「ふふふ、直球で伝えることにしたんですねみんな?」

シア「はい~。アーシャさん、とっても嬉しそうだったので、乗っからせてもらいました~」

ロウル「あくまでアベルさんとアーシャさんの個人的なデートですからね」

ロウル「余計な詮索はしませんけど、アーシャさんの表情を見れば上々だったのはよくわかります」

ロウル「これは、この後も期待できるかもしれませんね!」パタパタ!


150 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:13:39.84iKOhy9680 (8/14)

アーシャ「私もまた別の日に約束をしてもらったから、きっとみんなも何回でもおでかけはできる筈よ?」

エリス「な、何回もアベル様と二人っきりでおでかけ……」ゴクリ…

パトラ「しかし、今回は他の方々の協力もあってのまとまった空き時間です」

エリス「まずはみんなで一回ずつアベル様との時間を堪能してからですね」

パトラ「そうですね。マックスは何故だか、俺も新米だから仕事手伝ってくるって言って聞かなかったのですが……」

ロウル「一番大変な鍛錬場の再建を自ら選んだんですよね? そうなるとマックスさんはおでかけ難しそうですから……」

アーシャ「残った候補は、私以外のみんなですね」


エリス「……」ドキドキ

ロウル「……」ドキドキ

シア「……」ドキドキ

パトラ「……」ドキドキ

ティア「……」ドキドキ


シア「明日、アベルさんとおでかけするのは誰なのか……」

シア「またまた、このくじ引きで決めますよ~!」サッ!

パトラ「さ、最終的には全員に巡ってくるとわかっていても、ドキドキしますね」

シア「それじゃあ、せーのでいきますよ~?」





一同「「せーの……!」」シュッ!





ティア「……あ?」アタリ!





151 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:14:56.48iKOhy9680 (9/14)

シア「ティアさんが当たりくじですね~」

ティア「わ、私!? 私なんかがアーシャさんの次なんて、大丈夫なんでしょうか……!?」ワタワタ

ティア「そ、それにいざアベル様と二人っきりだなんて……///」

アーシャ「大丈夫ですよティアちゃん。アベルはちゃんと、私達のことを見てくれていますから」

アーシャ「アベルが何をするかも今考えてくれているかもしれないけど……」

アーシャ「たまには、ティアちゃんから我儘を言ってみるのもいいじゃないかしら?」

ティア「私の、我儘……?」

アーシャ「ええ。実は私も、ちょっと我儘を言ってしまったの」

エリス「アーシャさんの我儘……想像もつきません……」

ロウル「そりゃあアベルさんも驚いたでしょうね……」

ロウル「まあ、ここにいる皆さんだとアベルさん、私以外の我儘はなんでも聞いてくれそうですけどねぇ」

シア「大丈夫、ロウルさんの我儘も聞いてくれますよ~」ポヤポヤ

ロウル「う~ん……私、普段が普段なもので///」

ロウル「とにかく、ティアさんの我儘は大丈夫でしょうし、今から考えとくのはありだと思いますよ?」

シア「勿論、無理に我儘を考える必要もないですよ~?」

エリス「アベル様とただ歩くだけ……それだけでも、十分嬉しい時間ですものね」

アーシャ「ティアちゃんは、どこに行くのかしら……?」

パトラ「……」



パトラ「あの、ちょっとよろしいでしょうか?」



一同「「?」」





152 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:16:07.19iKOhy9680 (10/14)

パトラ「ふとした疑問なのですが……」

パトラ「確かに三国間の協定で、各国の出入りは自由になっています」

パトラ「ですがティアさん……私の記憶通りだと、最初に帝国に捕まってから聖国に戻っていませんよね?」

ティア「は、はい。どうしてもアベル様の隊に入りたくて……」

ティア「ヒバリさん達の根回しもあって、そのまま今に至ります……」

パトラ「やはり……」

パトラ「折角のアベルさんとのおでかけですから、明日すぐにというわけではないのですが」

パトラ「ご両親がご健在なら、無事である報せは出した方がいいと思いますよ?」

パトラ「私も人のことはあまり言えないのですが……///」

パトラ「それでも、王国騎士として戦場を駆けていた私と、教会のシスターであったあなたは立場が違いますからね」

パトラ「急に前線の衛生兵として送り出されたとあっては、不安も感じてしまうかなと……」

パトラ「……すみません。お節介でしたね」ペコリ

アーシャ「……でも、確かに家への報告は必要かもしれませんね」

アーシャ「手紙だけでも問題はないと思いますけど、何か区切りをつけたい思いがあるなら……」

ティア「あの、その……」

ティア「……」


特殊判定
↓1~3コンマ二桁




153以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:16:32.98hF8WRsaJ0 (1/1)




154以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:16:44.779pF2l5MDO (2/2)

はい


155以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:17:22.31m4BKZUHMO (1/1)

おまたせ


156 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:20:46.54iKOhy9680 (11/14)

きゃあああぁぁぁぁ!?(白目射出)
これは流石に想定してなかったというかどうしようこれぇ!?(吐血)


157以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:27:28.48GJYCK9Iz0 (1/1)

どういう判定なのか気になるんですが……


158以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:33:01.93HGJnweK6O (1/1)

流石聖国だけあってコンマさんが絶好調だなぁ(白目)


159 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:36:34.97iKOhy9680 (12/14)

ティア家あれこれ(前判定より、両親生存は確定)

1ティア両親のアベルへの心証(聖王撃破+リーナの演説により評価補正相殺)

98(道を違えそうになっていた聖国をエカチェリーナ様と共に正してくれた、恩人です)

※非常に高評価。元から穏健派だったようです


2ティア、連絡はしてたの?

>50

コンマ77

 7 7


奇数ゾロ:正直に赤裸々に全部手紙にして送ってます


※氷プレイまでばれています(白目)


3おまけ。ティアの胸は遺伝?

偶数:お母さん遺伝
奇数:神の悪戯

コンマ31

奇数:神の悪戯


※……娘にド変態な真似をしている他国の皇子をほぼ最高評価で受け入れる両親ってどういうことなのでしょう?(白目)

――



ティア「その……」

ティア「確かに、実家には戻っていないのですが……」

ティア「ちゃんと、お母さんとお父さんへお手紙は送っています」

パトラ「あ、なんだ……で、ですよね、お恥ずかしい///」

ティア「あの日、すごく怖くて……ただ、生きたいと願ってしまって……」

ティア「お父さんとお母さんの顔も、思い出しました……」

ティア「でもアベル様に救って頂いて、本当に嬉しくて……!」

ティア「流石にすぐにお手紙を送ることはできなかったんですけれど……」

ティア「戦争が終わって、すぐにお手紙を書いたんです」

ティア「帝国のカインさんとアベル様に、命を救われたって」

ティア「帝国は異教徒なんかじゃなくて、優しい人が沢山いる国だったって!」

シア「うんうん、その通りですよ~」

シア「私はアベルさんに無理を言って、戦争真っ只中で実家に戻りましたけれど~……」

シア「改めて戻るのもいいかもしれませんね~」

ティア「わ、私はまずアベル様の隊になる為に必死で、そこまで考えはまわってなかったです……///」

ティア「でも、小まめにお手紙は出していたんです」




ティア「――アベル様に、この身の全てを捧げたことも///」ポッ!




一同「「」」





160以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:40:55.14VrkPeR7eO (1/1)

一族揃って淫乱シスターの可能性……?


161以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:41:23.813itut4OMO (1/1)

身体はともかく性癖は両親の遺伝だったんじゃないのかなこの娘()


162以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:43:23.67M3rqubJUO (1/2)

ティアママももしかしたらティアパパに堕とされたド淫乱シスターだったのかもしれない


163 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:50:33.08iKOhy9680 (13/14)

パトラ「え、えーっと……」

ロウル「それはつまり……?」

エリス「あ、アベル様と一緒に――」





ティア「はい/// アベル様と一緒に朝までずっと汗まみれ――




シア「わああああぁぁぁぁぁ/// な、なんてことを手紙に書いちゃっているんですかあぁぁぁぁ!?///」パタパタ





ティア「そうしたらお父さんもお母さんも喜んでくれて///」




一同「「」」




アーシャ(……ティアちゃんの家、私とは違った意味でよろしくない気配がします……)

アーシャ(このままだと、私達も恥ずかしい思いをしてしまいそうですし……)チラ…

パトラ(話題を戻しましょう……)コクン

パトラ「そ、そうでしたか! それはなによりですね!」アセアセ

アーシャ「それなら何の気兼ねも無く、明日のおでかけの計画を練れますね!」アセアセ

シア「そ、その通りです~! さぁ、ティアさん考えましょう~?」アセアセ

ティア「……///」

ティア「アベル様と、二人で……///」

ティア「そうですね……」ウーン…



……



――


164 ◆gEU9La026k2020/04/16(木) 23:53:49.39iKOhy9680 (14/14)

えー、なんかティア家が混沌とした事態となりましたが、今日はここまで
まだ混乱していますが、進めつつ色々考えたいと思います
それでは、ティアのデート内容を自由安価募集したいと思います

本日もありがとうございました!

↓1~3あたりコンマ二桁自由安価(混ぜれそうなら混ぜます)


165以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/16(木) 23:57:57.98M3rqubJUO (2/2)

おつおつ
とりあえずは聖国で両親とご対面して、あとはティアの思いでの場所とか色々案内してもらうのはどうだろ?

……あと欲を言うと両親の夜の内容バレてる流れでティアとのエロ見たいのはあったりする(地味にまだ本番のあるシーンは一回だけだし)


166以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/17(金) 00:24:33.142yJlg/Dt0 (1/1)

>>165+場所の候補としては野生や保護された動物と戯れることができる自然公園とか


167以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/17(金) 07:41:31.21C9BfrEug0 (1/1)

おつです
アベルが手作りサンドイッチとか持っていってピクニックデートはどうでしょう?


168以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/17(金) 08:26:28.0870mIywD10 (1/1)

乙ー
聖国って王国より散策してないし、ティアから教わりながらゆったり散歩も悪くないかも


169以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/17(金) 19:12:16.09dARwKOd10 (1/1)

なんとなくティアの両親は父が年下で母が年上の印象がある
いや、これまでの夫婦やカップルは大体男が年上で女が年下だからそろそろ逆パターンもあるかなとか、母親もティアやシア並みの淫乱疑惑が出てきているからとかの勝手なイメージだが


170以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/17(金) 19:15:41.6118JUWv2/O (1/1)

ティアって元々シスターだから教会に所属してたと思うんだけど、マラート司祭の教会所属だったから徴兵されたのか、それとも徴兵されてマラート司祭の部隊に配属されたのかどっちなんだろ?
もしも後者なら教会にも挨拶行くべきかね?


171 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:24:37.82pGeWVDmO0 (1/11)

こんばんはー
すみません、間が空いてしまいましたが、とりあえず今日はティア家まで進めて行こうと思います


172 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:25:13.44pGeWVDmO0 (2/11)

――


ティア「……」

ティア「アベル様となら、どんな場所でも安心できると思いますけど……」

ティア「や、やっぱり緊張はしてしまいます……」ブルブル

シア「大丈夫ですよ~。アベルさんですもの~」

パトラ「しかし、緊張してしまうという気持ちもわかります」

パトラ「私も、今からかなり緊張していると言いますか……///」

ロウル「ふーむ、まぁ確かに、私達はアベルさんとの付き合いが長いですけど……」

アーシャ「ティアちゃんはまだ部隊配属になってから日が浅いですからね」

アーシャ「それに元々遠慮がちですし、この緊張を解すには……」

エリス「鍛錬にうちこみましょう!」

ティア「えぇっ!?」ガーン!

エリス「と、言いたいところですけど、今はそれもできませんからね……」

エリス「そうなると……自分が落ち着ける場所などはいかがでしょう?」

ティア「落ち着ける場所、ですか?」

パトラ「いいですね。でもおでかけをしてかつ落ち着ける場所となると……」

シア「!!」ピコーン!

シア「それなら、いい案がありますよ~」

シア「ティアさんが、王国や帝国のどこかに行きたい場所があるなら、そこが一番ですけど~」

ティア「だ、大丈夫です」






173 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:26:36.21pGeWVDmO0 (3/11)

シア「――聖国のティアさんのお気に入りの場所に行くんですよ~!」

シア「ティアさんはアベルさんと一緒で楽しいですし、アベルさんも聖国を知るいい機会になります~」

ロウル「おぉ、言われてみれば確かに、聖国はあまりしっかりと観光していませんでしたねぇ」

アーシャ「あの日、市街地も駆けたけど……なんだか本当に一気に駆け抜けちゃいましたからね」

エリス「その後はドレスを……///」

パトラ「強い目的を持っての訪問……穏やかな観光は、確かに一度もしていませんね」

パトラ「マックスの報告だと、危険な司教こそいたものの聖国全体は平和な空気だったと言いますし」

ティア「聖国に、アベルさんと……」






ティア「」ガタガタガタガタガタ!






シア「えぇぇぇぇぇ~!?」ガーン!

シア「わ、私の案、そんなに駄目でしたか~!?」オロオロ

ティア「リリリリリーナ様ががががががが……」ガクブル!

ロウル「あぁー……」ナットク

ロウル「大丈夫でしょう。凄い顔はされるかもしれませんが、もう射殺案件にはならないと思いますよ?」

アーシャ「まさか彼女も、自国で騒ぎを起こすことはないと思います。……多分ね?」

パトラ「そもそも都合よく街中で遭遇するということもないのでは?」

エリス「い、いざと言う時も、アベル様がいらっしゃるわけですし!」アセアセ

ティア「そ、そうか……アベル様もいるから……大丈夫?」ホッ…



ロウル(リーナさん、自国の敬虔な信徒にここまで怖がられるのは、王女としてまずいですってぇ……)






174 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:27:46.82pGeWVDmO0 (4/11)

ティア「そ、それなら……」

ティア「行ってみたいところ……」

ティア「アベル様にご紹介したい場所なら、あります……///」

シア「よかったです~!」

ティア「でも、アベル様に気に入っていただけるかどうか……」ブルブル…

アーシャ「ふふ、大丈夫ですよ」

アーシャ「今日一日アベルと一緒にいた私が、保証します」

アーシャ(……とはいえ、ティアちゃんのこの感じ……)

アーシャ(アベルからもフォローがしやすいように、明日はティアちゃんということは伝えておこうかしら?)

ティア「アーシャさん……」

アーシャ「さ、行きたい場所も決まったみたいだし、今日はそろそろ休んだ方がいいですよ?」

アーシャ「ドキドキしすぎて、すぐには眠れないなんてこともあるかもしれませんしね?」

ティア「は、はい!?」





シア(あ、ああは言いましたけど~……)

シア(わ、私もアベルさんとおでかけ、するんですよね~……///)

ロウル(場所、したいこと……確かにいざ言われると……)

パトラ(悩んで、しまいますね……これは)

エリス(ティアさんのように、アベル様に喜んで頂ける場所を選ぶというのも選択肢ですけど……)




一同((じ、自分の時の場所考えてなかったなぁ……))




……


――


175 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:28:55.82pGeWVDmO0 (5/11)

――


……


【城塞・アベルの私室】



アベル「明日はティアと?」

アーシャ「ええ。黙っていた方があなたも楽しめたと思うんだけど……」

アーシャ「あの子はあの通り、控えめな子ですからね」

アーシャ「アベルの事は信用していますけど、もしかしたら出先で何かあるかもしれません」

アベル「成程、俺が予め用意を整えておく為というわけだな」

アーシャ「そういうことです」

アベル「……俺にできる用意など、たかが知れている気がするが」

アーシャ「ふふ、それでも頑張るんですよ?」

アーシャ「大丈夫。今日は私にとってとてもいい日になったんだもの……」

アーシャ「本当に、ありがとうアベル」

アベル「いや、俺の方こそ。ありがとうアーシャ」

アーシャ「ふふ、私にしたように、ティアちゃんのこともしっかり見てあげてくださいね?」

アベル「……」

アベル「流石にティアにあの本は……」

アーシャ「あ、あれは本当に忘れてください///」

アーシャ「残り一冊になったのがいけないんですっ!///」プイッ!

アベル(改めて、アレが売れる王国の謎が深まった気がするな……)

アーシャ「あ……」

アベル「?」

アーシャ「あと、機会があればでいいのですが……ティアちゃんのご両親にもちゃんと会っておいた方がいいかも」

アベル「む、そういえば確かにそうだな」

アーシャ「……果たしてアベルがどう伝わっているのかが怖いですけど」ボソリ…

アベル「ん、何か言ったか?」

アーシャ「い、いえ何も! とにかくアベル、明日も頑張りつつ、楽しんでくださいね」

アーシャ「それじゃあ、お休みなさいアベル」

アベル「ああ、お休みアーシャ」


パタン…


アベル「……」

アベル「今日を踏まえて、出来ることか……」




……

――



176 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:29:54.15pGeWVDmO0 (6/11)

――



……翌日




ティア「きょ、今日はよろしくお願いしますアベル様!」ペコリ!

アベル「ああ、よろしくティア」

アベル「とはいえ、息抜きの外出だ。そこまで硬くならなくていいぞ?」

ティア「は、はい!」

アベル「さて、折角の機会だ。早速出ようと思うんだが……」

アベル「ティアはどこか、行きたい場所はあるか?」

ティア「あの、その……」

ティア「アベル様が、お許しくださるなら……」

ティア「せ、聖国の方に、行きたいなと……!」

ティア「その、アベル様に是非、見て頂きたいものもありますので……」

アベル「ほう?」

ティア「……」ドキドキ

アベル「それは気になるな。よし、聖国に向かうことにしようか」

ティア「あ、ありがとうございます!」パアァ!

ティア「あ、あと……」モジモジ…

アベル「?」






ティア「わ、私のお父さんとお母さんにも、会って頂けたら……///」




アベル(さ、流石アーシャ。こうなることを読んでいたいたのか……?)

アベル(しかし好都合だ。むしろ挨拶としてはかなり遅くなってしまっているからな)

アベル「いや、構わない。俺の方が先に気にするべきことだったな」

アベル「先にご両親に御挨拶に伺ってからでも、大丈夫か?」

ティア「は、はい! 勿論です!」

アベル「よし、それじゃあ行こうかティア。ほら、手を」ギュ

ティア「あっ……///」



ティア(ど、どうしよう……)

ティア(まだ出発もしてないのに、もう……嬉しい……///)



……


――




177 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:31:28.26pGeWVDmO0 (7/11)

――

……


【聖国・王都】



アベル「……やはり、帝国とも王国とも違う、独特な雰囲気があるな」

ティア「マックスさんもですけれど、やはり他国の方には不思議に感じる方が多いようですね?」

ティア「……」スゥー…

ティア「うん、もう前みたいに嫌な空気じゃありません……」

ティア「私の知っている、落ち着いた聖国の空気です……」

アベル「リーナとアルフの尽力もあるだろうが……」

アベル「やはり、元々聖国の人々に温厚な者が多かったということなんだろうな」

ティア「はい……!」

アベル「しかしティア、よかったのか?」

ティア「な、何がでしょう?」

アベル「……あまり変わり映えのしない俺が言うのも変だが」クロシフクー

アベル「ティアのそれは、仕事着ではないのか? 休みの日ぐらいは……」

ティア「あ、す、すみませんアベル様!?」シロホウイー

ティア「そ、その、ですね……///」

ティア「アベル様も知っての通り、私の身体はその……///」

ティア「ですので、実はこの服が一番隠しやすくて……///」

アベル「そ、そうだったか。すまん、気が利かずに……」

ティア「い、いえ! 私こそ、アベル様とのお出かけで申し訳ないです……」

アベル「いやいや、俺の方こそこんなただの真っ黒で……」

アベル「……今更だが、俺のこの出で立ちは聖国ではあまりに異質すぎるのでは?」

ティア「それは大丈夫ですよ? 確かに聖国は、建造物も衣服も穢れの無い白を基調としていますけど……」






ティア「――そんな中で、マークス神父の上半身がどれだけ異彩を放っていたと思います?」

アベル「なるほど、納得した」

ティア「ですから、ご安心ください!」

ティア「わ、私はアベル様の格好……好きです///」

アベル「そ、そうか?」

ティア「きっと、お父さんもお母さんもアベル様を気に入ってくれる筈……」

ティア「もうすぐ、着きますよ」


……


――


178 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:34:59.92pGeWVDmO0 (8/11)

――


……


【聖国・ティアの実家】




アベル「ここが……」

ティア「はい。小さいですけれど、私の実家になります」

ティア「両親は、少しは魔法が使えましたけど……」

ティア「神に愛されている、という程でもなく。兵士や神父になることもありませんでしたから」

ティア「本当に、私を含めて普通の聖国の民です」

ティア「ですので、もし万が一アベル様に失礼があっても……」オロオロ

アベル「だ、大丈夫だ。むしろ俺の方が失礼だからな……」

ティア「ど、どうしてですか?」

アベル「考えてもみろ。ティアが帝国に衛生兵として送られて来てから、まともに帰らせていなかったんだぞ?」

アベル「確かに一時は捕虜にしたとはいえ、戦争が終わって尚報告に向かわなかったというのは……」

ティア「あ、それは大丈夫です。私、お手紙は送っていましたから……」

ティア「アベル様のことも、しっかり……!」

アベル「そうだったか……すまないな、本来ならば俺がしっかりするべきなんだが」

ティア「いえ。そ、それでは……開けますよ?」

アベル(そこまで緊張しなくてもいいと思うんだがなぁ……)

アベル(昨日アーシャの実家の真実を見てしまったし、むしろ普通の両親の方が遥かにありがたい……とは言えないが)


コンコン…



ティア「お父さん、お母さん。お久しぶりです、ティアです!」





おまけ特殊判定
↓1~3コンマ二桁




179以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:35:31.23EqPSqof60 (1/2)




180以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:35:46.9659EVy90DO (1/1)

はい


181以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:36:09.00m1BhrbiJ0 (1/3)




182以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:39:25.2727TbCUG2O (1/1)

何か出たぞオイ


183以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:39:49.33Yt0p+BoBO (1/1)

やったぜ。


184 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:41:07.23pGeWVDmO0 (9/11)

……はい!?(白目吐血)

しょ、少々お待ちください……


185以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:41:48.49m1BhrbiJ0 (2/3)

意外と落ち着いていた


186以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:43:23.300DUK61QTO (1/3)

コンマさんもインターバルで力を溜めておられたのか


187 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:52:17.29pGeWVDmO0 (10/11)

3連特殊判定結果(前判定により、ティアの性癖理解は確定)

1:ティア母の純愛願望度

23(ティア、なんて羨ましい……!)

※おそらくティアの資質は遺伝です(白目)


2:ティア母の夜レベル

96(神は仰った! これは新たな生命を産む神聖な行為! だから大丈夫なのぉ!)

※おそらくティアの資質は遺伝です(白目)


3:ティア家の挨拶に来たアベルへの期待度

コンマ00

 ハ イ パ ー ク リ テ ィ カ ル 


※ハイパークリティカルの為……?


――


<ンアアアァァ!? コンナトキニ!?



アベル「!?」ビクッ!

ティア「///」



ドタバタ!


ガタンガタン!


アベル「……な、何やらお忙しいようだし、日を改めて……」ソロリ…



ガチャ!




ティア母「まぁ、ティア……!」ツヤツヤ!

ティア「お母さん……!」

ティア母「よく無事で……! ちょ、ちょっとだけ待っていてくださいね?」アセアセ




アベル(……何故だろう、すごく嫌な予感がする)ダラダラ…



……


――



188以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:54:33.660DUK61QTO (2/3)

……この流れもしかして両親の目の前で孫作っちゃう?()


189 ◆gEU9La026k2020/04/18(土) 23:55:38.93pGeWVDmO0 (11/11)

えー……すみません、もう少し進める予定でしたが、予想外の結果になったため今日はここまで
おまけの判定でしたが、この母親+クリティカルの為、ちょっとだけイベント追加ですね(白目)
そしてさらにおまけでティア父の夜レベルも↓1コンマ二桁で取っておきましょうか

本日もありがとうございました!


190以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:55:52.24EqPSqof60 (2/2)




191以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:57:38.270DUK61QTO (3/3)

おつおつ
そして新たなギュボボボボ被害者が生まれてしまった……


192以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:57:51.702uV9fbsaO (1/1)

コンマ神仕事し過ぎだろ……
一体何が始まるんです!?


193以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:58:35.33m1BhrbiJ0 (3/3)

1人しか子供生まれていないのか……


194以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/18(土) 23:59:30.41Brv1Mx140 (1/1)

ティア父、アベルにティア母寝取られそう(白目)


195以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 00:00:30.42RjkP/RG80 (1/1)

乙です!
このタイミングでハイパークリティカルは草


196以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 00:03:33.31ZSJ8DFjN0 (1/1)

よし、ティアパパは童顔で小柄な体格ということにして疑似オネショタ路線で行こう(願望)


197以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 00:05:57.43qw+/ARqUO (1/1)

アーシャ家とは違った意味でやっべー家だな
ティアが16歳だからティアママンは40前後……ノワールママンに夜レベル含め近い筈なのに、この溢れ出る危険な香りはなんなのか


198以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 00:06:13.75Xlrkford0 (1/2)

アベルがティア母攻略して母娘丼みたい(適当)


199以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 09:39:44.52OfJBo1ncO (1/1)

スカーレットさんと凄く仲良くなれそうなティア一家である


200以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 23:00:19.10Mgor+YEnO (1/1)

ティアの反応だと家の中で何が起こってたのか明らかに察してたっぽいし、もしかすると幼少期から両親の営みを見続けてたのかもしれない


201 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:44:00.28F852cuJ70 (1/8)

こんばんはー
ゆったり昨日の00による追加おまけ判定まで進めればと思います
……おまけのおまけのおまけってどうしてこうなった(白目)


202 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:45:08.41F852cuJ70 (2/8)

ティア父の夜レベル

24(僕は捕食される側です……)

※かつてのカインレベルに搾り取られているようです

――


ティア母「まぁ、ではこの方が!?」

ティア「はい、帝国のアベル皇子です!」

ティア母「娘の命を救って頂き、本当にありがとうございました……!」フカブカ

アベル「い、いえ。私は……」

アベル(丁寧な女性だ。先程の悪寒は気のせいか……?)

ティア母「あなた、ティアが帝国のアベル皇子と一緒に戻られましたよ!」

ティア母「はやくはやく!」







ティア父「ど、どうも、初めまして……」ゲッソリ…





アベル「ぉっ!?」

アベル(奥から、ひどくやつれた男性が……)

アベル(ま、まさかこの男性が……!?)

ティア父「む、娘を助けて頂いたそうで……本当に……」プルプル…

ティア「だ、大丈夫お父さん……?」

アベル「ティア、お父上は具合が悪そうだ。少し、休んでいて貰おう」

ティア「は、はい。では私が……」

アベル「いや……」チラ

ティア母「?」

アベル「ティアも積もる話があるだろう?」

ティア「え、ええ……」

ティア母「そうですね。あなたには色々と聞きたいことがあります」

ティア「わ、私も……!」


アベル「だ、大丈夫ですか?」

ティア父「も、申し訳ないです……」

ティア父「ちょっと、肩をお借りしても……?」

アベル「ええ、どうぞ」サッ…



……


――




203 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:46:05.27F852cuJ70 (3/8)

――



【ティア家・とある部屋】



アベル「ソファ……ここでよろしいのですか?」

ティア父「ええ……」トサリ…

ティア父「その……寝室は今、とても……///」

アベル「……」

アベル(まさかとは思ったが、嫌な予感が的中したか……)

ティア父「本当に申し訳ありません……まさか、娘だけでなく僕までこんな……」

アベル「流石にそのお顔を見れば、私でなくとも心配すると思いますよ?」

アベル「急に押しかけてしまった形ですし、日を改めて……」

ティア父「いえ、お気づかいなく……」

ティア父「日を改めても、大体僕はいつもこんな具合ですので……」

アベル「……」ゾッ…

ティア父「はは、しかし本当に驚いたなぁ……」

ティア父「まさか帝国のアベル皇子が、こんなに優しい人だっただなんて」

ティア父「ティアの手紙にあった通りの方ですね……」

アベル「……ティアは、手紙になんと?」

ティア父「優しくて、あったかくて、傍にいると安心できて……」

アベル「……///」









ティア父「――私を縛って氷で躾けてくれる素晴らしいお方だと」







アベル「おいティアァァァ!?」ガタン!

ティア父「おや、違うのですか?」

アベル「ちがっ……わなくはないのですが、その……」シドロモドロ






204 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:47:14.45F852cuJ70 (4/8)

ティア父「あはは、大丈夫ですよ……」

ティア父「別に、娘を傷物にしたとかで怒り狂うわけではありません」

アベル「……」ドキドキ

ティア父「むしろ――本っ当に申し訳ありませんでしたっ!!!」ガバッ!

アベル「なっ!? か、顔をあげてください!?」ワタワタ

ティア父「おそらく娘から、ティアから懇願されたのではありませんか?」

アベル「うっ……」

ティア父「手紙を読んで、ティアの無事は何よりも嬉しい報せでした……」

ティア父「しかし同時に、恐れていたことが起きてしまったかと、アベル皇子の身も案じておりました……!」

アベル「お、恐れていたこと?」

ティア父「はい。いえ、大元は僕がいけないのですが……」

アベル「?」

ティア父「僕はさしたる才もありませんでしたが、人々の役に立とうと医者をしていました」

ティア父「いかに神の御加護がある魔法といえど、僕達人間が扱う魔法は万能ではありませんから」

ティア父「回復魔法も使えますが、頼り切りはよくないと薬の調合ばっかりしていたんです」

アベル「立派なお考えではないですか。しかし、それとティアは……」

ティア父「……」

ティア父「ある日のことです。僕の元に、一人の女性が運ばれてきました」

ティア父「彼女は酷い怪我で、高位の治療師がいる教会まではとても持ちそうになかったんです」

ティア父「この人を助けられるのは僕しかいない……ありったけの薬と、僕に出来る限りの魔法を施しました」

ティア父「そして彼女は一命を取り留め……今では、僕の妻となっています」

アベル「おぉ……」

アベル「……」

アベル「し、失礼ですが、どこにもあなたの落ち度はない。むしろ誇るべきだと思うのですが……」

ティア父「……そ、それが」




205 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:48:10.28F852cuJ70 (5/8)

ティア父「現物の薬を使う以上、どうしても回復魔法による治療よりも請求費は高くなってしまいます」

ティア父「いかに聖国といえども、全く金銭のやりとりをしていないわけでもありません」

ティア父「他国よりは遥かに控えた価格とはいえ、当時の彼女には大金でした」

ティア父「彼女は一命を取り留めた後、私にこう言ったんです。先生にお支払いできるだけのお金を持ち合わせておりません」







ティア父「――だから、この身体で払います! とね……」トオイメ






アベル「」

ティア父「ご覧の通り、部屋で薬の調合ばっかりしていた僕はヒョロヒョロで」ヒョロ…

ティア父「混乱した僕は、すぐさま彼女に押し倒されたんです」

アベル「」

ティア父「ごめんなさいごめんなさいと謝りながら、彼女は僕を貪りました……」

アベル「」

ティア父「こんな身体でごめんなさい、胸が薄くてごめんなさい、だからせめてこちらで精一杯……!」

ティア父「彼女は僕に跨りながら、とんでもない腰づかいで動き、膣壁は容赦なく僕を絞め続けた……」

アベル「」

ティア父「先生、罵ってください! この駄目な女を、罵って縛って叩いてください!」

ティア父「私は一生、先生の肉奴隷になると誓います! こちらの穴も使ってください!」

ティア父「……もう僕の意識はほとんどありませんでしたが、多分その場でお尻にも呑み込まれたんだと思います」

アベル「」

ティア父「手紙を読んで、確信しました。ティアは、妻から引き継いではいけない才能を引き継いでしまったのだと……」ブルブル…

アベル「」





206 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:50:11.18F852cuJ70 (6/8)

ティア父「なんとか当時の妻とも、そういった爛れた関係を正そうと思ったのですが……」

ティア父「先生見捨てないで、と潤んだ瞳で迫られてしまうと、その……///」

ティア父「結局、断りきれぬまま関係が続いてしまい、彼女はティアを身籠りました」

アベル「」

ティア父「あ、誤解が無いように言っておきますけど、彼女は少々性的に強いだけであって……」

ティア父「普段はとっても献身的で優しくて、私の仕事の手助けもしてくれるんですよ?」

ティア父「ですから私も、責任を取らねばと……アベル皇子?」

アベル「」ハッ!

アベル「し、失礼しました。かなりその、衝撃的な内容だったので……」

ティア父「ですよねぇ……」ハハハ…

ティア父「しかしアベル皇子も、恐らくはティアに相当強く迫られたのではありませんか?」

アベル「え、えぇ……」

ティア父「よくぞご無事で……」

ティア父「私は長年の研究の成果として、この独自調合した薬を毎日服用してなんとか命を繋いでいますが……」

アベル「ティ、ティアも普段は大人しい子ですから……」

ティア父「いやいや、油断はなりませんよアベル皇子」

ティア父「妻も、しばらくはティアの為に控えていましたが……」

ティア父「――年月が経つとやがて、あの子に妹か弟を作ろうと前以上の凄まじさに」トオイメ

アベル「」

ティア父「僕の精力が弱いのか、未だにティアに妹も弟もいないんですけどね」トオイメ

ティア父「いいなぁアベル皇子は。見るからに逞しい身体で、きっと夜もお強いのでしょう?」

アベル「」

ティア父「これならもしティアがあの頃の妻のようになっても、なんとかなるかな……?」

ティア父「いやぁ、憧れちゃうなぁ」

アベル「」






アベル(挨拶に伺った家で、こんな内容の話をするなんて予測できるわけないだろう……!?)





……


――


207 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:50:57.36F852cuJ70 (7/8)

――


ティア父「……」ゴクゴク…

ティア父「ふぅ、これでまたしばらくは大丈夫」スクッ

アベル(だ、大丈夫なんだろうか……)

ティア父「これでも、以前よりは慣れましたから」

ティア父「それに僕も妻も歳を取りましたからねぇ……お互い、衰えはあるんですよ」

アベル「そ、そうなのですか?」

ティア父「……彼女が1で僕が9の割合だと思いますけど」ゲソ…

アベル「……」

ティア父「だから彼女も最近では少し変わってきたんです」

ティア父「ティアからの手紙を受け取ってからは、より一層」

アベル「よ、よかった。あまり無茶をしては――」








ティア父「――妹や弟は駄目でも、ティア自身に子供が一杯生まれそうでよかったって、はしゃいではしゃいで」








アベル「」






ティア父「……」ポン

アベル「」

ティア父「本当に申し訳ありません……」

ティア父「さぁ、そろそろ居間に戻りましょう。あまりお時間を割いていただくのも申し訳ない」ヨイショ

アベル「」






アベル(今の話を聞いてからでは、あまり戻りたくないっ……!)





……

――


208 ◆gEU9La026k2020/04/19(日) 23:52:28.23F852cuJ70 (8/8)

――


……



ティア父「ごめんよ、心配をかけて」

ティア母「あらあなた、大丈夫ですか?」

ティア父「アベル皇子に薬のある部屋まで運んでいただいて、休めたからね。大丈夫さ」

ティア「お父さん、よかった……」ホッ…

ティア「アベル様、ありがとうございます」ペコリ

アベル「い、いや……」

ティア母「ねぇ、あなた聞いてくださる?」

ティア母「今、ティアと話していたんだけど……」






ティア母「アベル皇子――夜がすっごくお強いんですって///」






アベル「」

ティア父「おぉ、やはり。服の上からでもわかる、逞しい身体をしているからねぇ」

ティア「その……し、下の方も、すごく、ご立派で……///」キャッ!

ティア母「意識が飛ぶ朝まで愛して頂けたそうですよ/// まるであの日の私とあなたみたいですね///」

ティア父「はははは……立場が完全に逆だけど……」ボソリ…

アベル「」

ティア「え? お父さんとお母さんも?」

ティア母「あら、そういえば話してなかったかしら?」

ティア母「私は昔、この人に命を救われてね。でも返せるものが何もなかったから、この身体で返したの///」

ティア「まあ///」

ティア母「ふふ、やっぱり親子なのかしら……?」

ティア母「……」



00クリティカル・おまけ特殊判定
↓1コンマ二桁



209以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 23:52:41.25ptHiKoY20 (1/1)




210以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/19(日) 23:55:33.35Xlrkford0 (2/2)




211 ◆gEU9La026k2020/04/20(月) 00:09:44.15JwgPsB7G0 (1/2)

ティア母の昂ぶった理由(高夜レベルの為補正-20)

01~30:慈愛母「ティア、本当にいい人と出会えてよかったですね……」
31~99:性欲母「ティア、ちょっと実際にどんな具合か見せていただくことは……?」

00:???

コンマ25

01~30:慈愛母「ティア、本当にいい人と出会えてよかったですね……」


※娘の『本当の』幸せを願うお母さんだったようです

――


ティア母「本当に、良かった……」ポロポロ…

アベル「……!?」

ティア「お、お母さん!?」ワタワタ

ティア母「……アベル皇子?」

アベル「は、はい!?」

ティア母「ティアの話を聞いていて、よくわかりました」

ティア母「――あなたは、本当にティアを愛してくれているのだと……」

アベル「え?」

ティア母「……私も、この子も。この地区で生まれ、育ちました」

ティア母「この地区を統括していたのはマラート司教。とても厳格な方でしたが……」

ティア母「彼は、私達に教えの一環で帝国と王国の有様も説いていたのです」

ティア母「――帝国は野蛮な異教徒の集まりで、女は拷問された後に性処理の肉奴隷にされてしまうのだと」

ティア母「この子も、当然それを前提として考えていた筈です」

ティア「……」コクリ

ティア母「確かに、私もこの人に獣のように犯されるのは大好きです///」

ティア母「でも、それは……この人にされるから。もし、帝国の野蛮な男に、それ以上の行為を……ティアに強制していたとしたら」

ティア母「震えが止まりませんでした……」

ティア母「でも、そんなことはなかった。いえ、あなたが助け出してくれたおかげで、ティアはそのような目に遭わなかった」

ティア母「そればかりか……こんなに嬉しそうに、幸せそうにティアが語る程に、愛してくださった」

ティア母「子供の頃からこの子が悩んでいる身体も、気にせずに。ありのままに……」

ティア母「――本当に、ありがとうございます」フカブカ

アベル「……っ」




212以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:11:32.12Sg7cBiUl0 (1/2)

ちょっと高い方見たかった……


213 ◆gEU9La026k2020/04/20(月) 00:13:20.29JwgPsB7G0 (2/2)

中途半端なところですが、今日はここまで
自分で高めに用意しておいてなんですけど、完全な色欲一家にならなくてよかったなと思います(白目)
完全両親公認の後、自然公園に向かう流れとなりますが……

フレーバーですが、触れ合う動物の名前をよろしければ2~3挙げて頂けると助かります

本日もありがとうございました!


214以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:17:52.628b1mCAlW0 (1/1)

乙です!
↓2だったらどうなってたのかもの凄く気になるww
あ、動物は鹿とかどうでしょう?


215以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:20:45.09Sg7cBiUl0 (2/2)

動物は、カピバラで。いるかわからないけど

あとゾロ目のリクエストとかで「パラレル設定でこういうのみたい」のはありなのでしょうか?


216以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:24:19.19ekuz/CaDO (1/1)

乙です
動物はウサギでお願いします


217以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:25:15.64eY6D1HrjO (1/1)

おつおつ
よかったかなりやばいお母さんだったけど、ちゃんとティアの心配しててくれて……
動物はネズミとか?種類によっては意外と可愛いというかハムスターもその仲間だし


218以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 00:40:32.23vPvHLmgSO (1/1)

エロ方面に突き抜けてるけど他は有能ってやっぱりスカーレットさんじゃないか(確信)
ウサギを見ていて微笑ましいと思ったら交尾始めちゃってあてられちゃう二人とか


219以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 08:27:12.76Eg0TCphc0 (1/1)

パトラ家シア家もまともだったし、ティア家も一応娘思い
アーシャの悲惨さがより際立つな…


220以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/20(月) 13:09:05.11k8XHvwe7O (1/1)

パトラ家はちょっとまともじゃなかったんじゃないかなあ……良い人達ではあるけど
まあこの先シアやパトラの家族と会う場合少なくとも
アベルへの評価は最低保証80-90はありそうで安心ではある


221 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:36:29.24otF3GHeP0 (1/6)

こんばんはー
今日も少しづつですが再開します
自然公園の判定までいければと思います


222 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:38:07.37otF3GHeP0 (2/6)

――

……



ティア父「……ティアは、子供の頃から何故か胸の発育がよくてね」

ティア母「私にちょっと分けて欲しいぐらいに、どんどん育ってしまって……」

ティア「///」

ティア父「中には心無い言葉をかける者もいてね。辛い思いをしてきたんだ」

ティア母「私まで批難されたことがあるんですよ? 日夜色に狂う女だなんて失礼しちゃうわ」

ティア父「はははは……」

アベル「やはり聖国だからと言って、そういった輩が全くいないというわけではないのですね」

ティア母「ええ。神もお認めになられている行為を忌み嫌うなんて、あちらがおかしいのだと思います」

ティア父「神は偉大な方ですし、我々聖国の民の多くが神の御力……魔法に秀でているのは間違いないでしょう」

ティア父「ですが、だからといって我々は神ではなく人間……他国の人達と同じなのですよ」

ティア母「幼いエカチェリーナ様やアルフォンス様にすら、批難の言葉があった国ですからね……」

アベル「なるほど……」

ティア父「そんな環境でしたが、僕達も娘には真っ直ぐ幸せな道を歩んで欲しいと願った」

ティア母「いろいろとすくすく育ったティアが、教会で働き始めて……」

ティア母「そして、兵として徴集されたと聞いた時は驚きました」

ティア「わ、私も嫌だったけど、マラート司教が……」

ティア父「……聖王様もですが、聖国は高位の存在の権力が大きすぎるのかもしれませんね」

ティア母「でも、エカチェリーナ様とアルフォンス様……」

ティア母「そしてこうしてアベル皇子も動いてくださっているのです。きっと、聖国も本来の姿を取り戻すことでしょう」






223 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:40:06.63otF3GHeP0 (3/6)

ティア父「ティア、今やアベル皇子は聖国にとっても大きな意味を持つ方だ」

ティア父「精一杯、お助けするんだよ?」

ティア「はい!」

ティア母「私達にはあなたが幸せを掴むことが、何よりの良い報せです」

ティア母「アベル皇子、不束な娘ですけれど……どうかよろしくお願い致します」

アベル「いえ……私もまだ未熟者。彼女にも助けられてばかりです」

ティア「そ、そんなことは……///」

ティア母「奴隷でなく、皇子の妻の一人として頂けるだなんて……本当に光栄なことです」













ティア母「――これは、近いうちに早くも孫の顔が見れると思ってもいいんですよね!?」ハァハァ!







アベル&ティア「「!?!///」」ボッ!

ティア父「こらこら!?」アセアセ

ティア母「私達では、なかなかティアの弟か妹を用意できませんでしたが、アベル皇子ならば大丈夫!」

ティア母「あっ、良い報せが続いている今なら、身体も喜んで妊娠しやすくなっているかも?」

ティア母「あなた! 子どもと孫の同時誕生を狙いましょう///」バッ!

ティア父「うわああああぁぁぁぁ!?」バターン!


アベル「」

ティア「ご、ごめんなさいアベル様。二人とも、昔からすごく仲が良くて……///」


ティア父「す、すみませんアベル皇子っ! 大したお構いもできず……!」ググ…

アベル「い、いえ! 突然押しかけたのはこちらですから!?」

ティア父「ほ、本当に危ない時は、僕に声をかけて頂ければ、同じ薬を処方しますので、あっ……!?」ズル!


アベル「し、失礼いたしました!」バッ!

ティア「お、お父さんお母さん、また来ますね!」バッ!


アアァァー…


……

――



224 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:42:01.35otF3GHeP0 (4/6)

――



【聖国・街道】


アベル「……凄いご両親だな」

ティア「ええ……///」

アベル「もっと落ち着いて挨拶をしたかったところだが、止むを得ないか」

アベル「今日は、ティアとの時間だしな」ナデ…

ティア「///」

アベル「ところでティア、実家以外に行きたいところがあるとのことだったが?」

ティア「は、はい! その……」

ティア「……」

ティア「アベル様や、部隊の皆さんは……きっと、聖国が異教徒に厳しい国だったと思われていますよね?」

アベル「……今はともかく、過去のことを言っているなら否定はできないな」

アベル(エリスの両親の件もある。おそらく、シュタイナーが聖王となるその前から既にその兆候は……)

ティア「そうですよね……」

ティア「私も、すごく悲しかったです。落ち着いて平和だった聖国が、あんな物々しい雰囲気になって……」

ティア「教会すら、息苦しかった程なんです。シスター失格ですよね……」

アベル「そんなことはない。ティアはただ、この国が変わっていくことが嫌だったんだろう?」

ティア「はい……」

ティア「――でも、今も昔も好きな場所はあるんです」

ティア「子供の頃、この身体のせいであまり人前に出たくなかった時……」

ティア「マラート司教の部隊に配属となる前、心を落ち着かせたかった時……」

ティア「神へのお祈りと同じくらい、私を支えてくれた場所……」

ティア「聖国の、博愛の心を感じられる場所……そこに、アベル様をご案内したいと思います///」

アベル「ティアの支えとなった場所か……その言い方だと、教会ではないのだな」

ティア「はい。こっちです……!」タタタ!

アベル「おっと、慌てるなティア!?」


……


――




225 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:43:29.84otF3GHeP0 (5/6)

――

……


【聖国・自然公園】


ドオォォォォォン!



アベル「こ、ここは……」

ティア「聖国が誇る、自然公園です!」エヘン!

ティア「人以外の動物にも慈愛の心を持って接する、神の大切な教え……」

ティア「この辺り一帯はその為に、保護区域となっているんです」

アベル「野生動物の保護、人の不可侵……なるほど、実に聖国らしい」

ティア「かつては聖王様……今は、リーナ様が結界を張ってくださっているので、野生動物の保護具合は他国よりもずっと優れている筈です」

アベル「あのシュタイナーが……」

ティア「聖王様も、本来はとても心優しい方だったのですよ?」

ティア「そしてこの自然公園は野生動物の保護だけでなく、一部は飼育もされているんです」

ティア「動物と触れ合い、慈愛の心を学ぶ為だそうですが……」

ティア「――この触れ合える動物が、可愛くて可愛くて///」モジモジ

ティア「昔は、本当にここでずぅっと動物さん達と戯れていたんです……///」

アベル(すごく、嬉しそうだな。本当に動物が大好きらしい)

ティア「ですので、今日は是非アベル様にもそれを知って頂こうかと!」

アベル「確かに、帝国にはこんな広大な自然公園も……ましてや動物と触れ合う機会などなかったな」

アベル「ま、まったくの未経験者が入っても、大丈夫だろうか?」ドキドキ

ティア「はい! アベル様なら大丈夫ですし、万一の時は私がお助けします……!」グッ!

アベル「すまないな。それじゃあ折角だ。ティアのおススメの動物がいればそれから紹介して貰えるか?」

ティア「かしこまりました! それでは、まずは……」


……


――


226 ◆gEU9La026k2020/04/21(火) 23:45:01.14otF3GHeP0 (6/6)

――



【触れ合いの場・鹿ゾーン】



鹿「……」トコトコ…



ティア「ほら、アベル様! 見てください!」パタパタ!

ティア「可愛い鹿さんが、のんびりお散歩をしています!」パタパタ!

アベル「ま、まさか真っ先に案内されるのが鹿とは……」

アベル(てっきり、犬や猫かと……)

アベル(いや、自然公園という珍しさを考えれば当然のことか?)

アベル(しかし、鹿か……)


ティア「かわいいですねぇ……///」

鹿「……」トコトコ…


アベル「……」ジー…


鹿「!!」ハッ!

アベル「……」

鹿「……」


特殊判定
↓1~2コンマ二桁



227以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/21(火) 23:45:31.36TStS7gDS0 (1/1)




228以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/21(火) 23:45:41.95Gweh7zGDO (1/1)

はい


229以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/21(火) 23:45:44.49V0UAO/HH0 (1/1)




230以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/21(火) 23:50:18.64xw/nhrOjO (1/1)

鹿と聞くとまず最初に雄叫びやステップで混乱させてきたり踏みつけやかちあげで大ダメージぶちこんでくる記憶が蘇る


231 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 00:02:37.24e8NjSG8Q0 (1/10)

1:アベルにとって、鹿とは?

50>36(美味い。昔からいいご馳走だよな)
※基準値を下回った為、アベルにとって鹿は食糧のイメージが強いようです

2:アベルの動物あやし技量

95(なんとなく、どこを触れば喜ぶか察せられる天性の感覚)>70

※基準値を超えたため、ティアと共に仲良く撫でられます

※鹿は食べるものと思いつつも、しっかりと懐かせることもできる不思議な状態に

――


アベル「……」

アベル「――丸々としていて、美味しそうじゃないか……」ゴクリ…



鹿「!?」ガーン!

ティア「!?」ガーン!



ティア「だ、駄目ですよアベル様っ!?」ユサユサ!

アベル「――はっ!? 俺は何を!?」

鹿「……」プルプル

ティア「アベル様、今この子を食べたいって……」

アベル「す、すまない。怯えさせてしまったな……」スッ…

鹿「!!」ビク!


ナデナデ…


鹿「!?」

鹿「……」

鹿「……///」スリスリ

ティア「えっ……!?」

アベル「ふぅ、どうにか許して貰えたらしいな……」ナデナデ

ティア「アベル様凄いです……!? わ、私も……」ナデナデ

鹿「///」ホクホク

ティア「~♪」

アベル「……成程、確かにこうしてみると可愛いな」ナデナデ

ティア「で、ですよね!」ナデナデ

ティア「でもアベル様、さっきはどうして……?」

アベル「……」

アベル「帝国にも、野生動物はいたんだ」

アベル「正確には、整備されていない暗黒街故に、森がそのまま残っていたと言うべきだろう」

アベル「……そこの鹿は凄まじく凶暴でな。妙な動きで俺を惑わしたかと思えば、思いっきりかちあげて殺しに来た」

ティア「」

アベル「ロウルが仕留めてくれなければ、危ないところだったよ。だがそういう苦労もあり、その後の鹿肉は特に美味くてな……」

アベル「そうだ、あいつとこの鹿ではまず目つきが違うと言うのに。怖がらせて本当にすまなかったな」ナデナデ

鹿「///」

ティア(や、やっぱり帝国は怖いところのようです……)




232 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 00:05:54.79e8NjSG8Q0 (2/10)

ふれあい途中ですが、今日はここまで
食肉と思いつつもあやす技能が高いというのはどういうことなのか……
非常に高い値だった為、カピバラもウサギも判定無しで一緒になでなでできますね

本日もありがとうございました!


233以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 00:18:47.46AfPbV9ypO (1/1)


ケ○ビステップ


234以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 00:53:41.72d0/tUUfqO (1/1)

おつおつ!やはり鹿はそのイメージ強すぎるよなぁ…
撫で撫で技能はエリスやロウルで自然と上達した感ある


235以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 12:46:31.36FF4BIlXsO (1/1)

前の料理判定の時にロウルが鹿料理してたしこの結果は必然か
ところでこの判定カピバラとうさぎにはしないよね?うさぎはともかくカピバラは食われる姿が想像できん


236 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:27:53.58e8NjSG8Q0 (3/10)

こんばんはー
今日もゆっくり再開です


237 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:28:33.97e8NjSG8Q0 (4/10)

――

……


鹿「……///」

ティア「ふふふ……///」ナデナデ

アベル「……」

アベル「いい顔だな、ティア」

ティア「えっ?///」

アベル「動物と触れ合っている時、すごく嬉しそうだ」

アベル「見ているこちらまで、嬉しい気分になるよ」

ティア「そ、そんな……///」

ティア「わ、私なんかじゃなくて、この子をみてあげてください!///」

アベル「はは、そうだったな」ナデナデ

鹿「……///」

アベル「しかし、本当によく人に馴れているな?」ナデナデ

ティア「アベル様の撫で方が上手いのも大きいと思いますけど……」

ティア「元々は、やむなく野生区域とは別の環境で過ごしてきた子が多いからなんです」

アベル「というと?」

ティア「主に、魔物に襲われて傷を負った子達を、聖国の人が助けてその流れで……ということが多いです」

アベル「なるほどな……やはり、聖国にも魔物は出没するか」

ティア「はい。数は少ないですけれど……」

アベル「昔は、もっと数が多かったと聞くが、謎の多い生き物達だな」

アベル「連中は好戦的かつ、一般的な動物よりも殺傷能力に秀でている。こうして保護しなければ、狩り尽くされるわけか」

ティア「その前に聖国兵が鎮圧するんですけれど、間に合わないことも多くて……」

ティア「たとえば両親を殺されてしまった仔を保護して、一人前になったら野生に返すということもするのですが……」

鹿「……」ペロペロ

ティア「きゃっ!?///」

アベル「こうして、懐ききってしまうこともあると。そして飼育した側も、情が湧いてしまうんだな」

ティア「そ、その通りです///」





238 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:29:45.57e8NjSG8Q0 (5/10)

鹿「……」ペロペロ

ティア「もう、くすぐったいですよ……///」

アベル「この鹿も、ティアは自分の味方だと分かってくれているんだな」

ティア「わ、私が弱すぎて脅威として見られていないというのもあるかもしれませんけど……」

アベル「そう卑下するな。ティアの優しさは、動物にも伝わっている筈だ」

ティア「そうだと、いいのですが……///」



鹿2「……」トコトコ…



アベル「ん? もう一匹……角が無い雌か?」

ティア「あ、この子を呼んでいるみたいですね」

鹿「……」チラ

ティア「……」

ティア「ちょ、ちょっと名残惜しいですけれど、夫婦の仲をお邪魔するわけにもいきませんね」スク

ティア「ここにくればいつでも触れあえますし、今日はここまでにしておきましょう」

ティア「アベル様にお見せしたい動物は、まだいますしね」

アベル「そうか。では、またな」フリフリ

鹿「……」ショボン

ティア「また来ますね……!」




……

――




239 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:31:12.84e8NjSG8Q0 (6/10)

――


【触れ合いの場・カピバラゾーン】



カピバラ「……」ノホーン…



アベル「……」

アベル「な、なんだあの生き物は……?」

ティア「あ、アベル様でもご存じないのですね?」

アベル「ああ、あれは……ネズミか?  それにしてはえらく大きいが」

ティア「あの子は、聖国でも珍しい動物……カピバラさんですよ!」キラキラ!

アベル「カピバラ……」

ティア「すっごく大人しくて、平和で、のんびり屋さんで、聖国でも特に人気のある子ですよ」

ティア「……のんびりしすぎて、魔物に襲われたらひとたまりもないので保護しているのですが」

アベル「確かにあの顔つきは、争いとは無縁そうだな……」




カピバラ「……」トコトコ…

カピバラ「……」

カピバラ「……キュル?」トコトコ…



アベル「!?」ズザ!

ティア「ど、どうしたんですかアベル様っ!?」

アベル「な、なあティア、確認しておきたいんだが……」



アベル「――あのカピバラ、急に白い翼が生えてきて暴風を起こしたりしないよな?」ドキドキ

ティア「しませんよ!?」ガーン!

カピバラ「キュル?」ジー…

アベル「そう、だよな。すまない、忘れてくれ」



アベル(サクと鳴き声が似ていて、どうにも頭の中で姿がちらつく……)





240 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:32:58.23e8NjSG8Q0 (7/10)

ティア「大丈夫ですよ。本当にこの子はとても大人しい子で……」オイデオイデ

カピバラ「キュルー」トコトコトコ!

ティア「こうして撫でてあげると」ナデナデ

カピバラ「キュルーン……///」ホクホク

ティア「ほら、とっても可愛いんです///」ナデナデ

アベル「すごいな。さっきの鹿よりもさらに警戒心が薄いというか……」スッ…

カピバラ「……」ブワッ!

アベル「ぬおっ、毛が逆立った!? これは威嚇か……?」

ティア「違いますよ。これはもっと撫でて撫でてという合図です」ナデナデ

アベル「そうなのか。随分と変わった生き物だが……」ナデナデ


カピバラ「キュルル……///」ホッコリ


アベル「……確かに可愛いな」ナデナデ

ティア「ですよねぇ……///」ナデナデ

アベル「……」ナデナデ

カピバラ「……」ホクホク

アベル「……」




特殊判定
↓1コンマ二桁


241以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 23:33:46.099CFFfgeU0 (1/2)




242 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:45:31.54e8NjSG8Q0 (8/10)

カピバラとの触れ合い、この後どうなる?

偶数:林檎を食べさせてやる
奇数:アベル、さらに撫で続行

コンマ09

奇数:アベル、さらに撫で続行

――


カピバラ「……」ホクホク

アベル「嬉しそうだな……」ナデナデ

ティア「この子達は、撫でて貰うことが元々大好きですからね」ナデナデ

ティア「ふふ、こんなに目を細めちゃって……♪」

アベル(……)

アベル(……この感じ、どことなくロウルを彷彿とさせる……)

アベル(尻尾の周りを撫でれば、このカピバラも喜ぶのだろうか?)

アベル「……」スッ…

ティア「アベル様?」

アベル「……」サワサワ…

カピバラ「!?」




カピバラ「キュ……キューン……///」ウットリ…



ティア「!?」

アベル「おお、ここか? この辺りが気持ちいいのか?」サワサワ…

カピバラ「キュ、キュ……///」トローン…

ティア(ほ、本当に凄いアベル様……)

ティア(何も教えていないのに、この子達が一番気持ちいい場所を探り当てた……!?)

カピバラ「キュ~……///」コテン…

アベル「ん、横になってそんな……もっと撫でろと言うのか?」サワサワ

ティア(ああ、アベル様の手がお尻を撫でる度に、あの子あんなに気持ち良さそうに……)

ティア(お、お尻を……///)ドキドキ…

ティア(……)


特殊判定
↓1コンマ二桁


243以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 23:46:35.257aB5HNDDO (1/1)

はい


244 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:48:41.66e8NjSG8Q0 (9/10)

おいティア……(白目)


245以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 23:49:08.36cgu3pf7z0 (1/2)

相変わらずティアはやばい


246 ◆gEU9La026k2020/04/22(水) 23:57:00.62e8NjSG8Q0 (10/10)

ティアの理性


25≧25


※基準値と同値の為……?

――


ティア「……」ゴクリ…

ティア(アベル様に、お尻を撫でられる……)

ティア(あ、あんなに、気持ちよくなるまで……?)



カピバラ「キュゥ……///」ピクピク

アベル「このまま撫で続けたら、眠ってしまうんじゃないか……?」サワサワ



ティア「あ、あの、アベル様?」

アベル「ん、どうしたティア?」

ティア「その……///」







ティア「――私も、カピバラさんの気持ちを知りたいなって……///」ヨツンバイ





アベル「」

ティア「ほ、本当にお尻を撫でられるだけで、あんなに気持ちいいのかなって///」フリフリ…

アベル「」

ティア「わ、私のお尻も撫でてください……///」



追加特殊判定
↓1コンマ二桁


247以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 23:58:10.559CFFfgeU0 (2/2)




248以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/22(水) 23:59:41.58cgu3pf7z0 (2/2)

コンマ神ィ!


249以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:01:03.29cfQ8lDbOO (1/1)

聖国のこのタイミングでの奇数ゾロとか確実にやばいですわwww


250 ◆gEU9La026k2020/04/23(木) 00:02:29.70oukkewjH0 (1/3)

 う わ あ あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ お い ぃ っ ! ? (爆発四散)

本当にこの子どうなっているの……少々お待ちください


251以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:03:47.459W4F7xYX0 (1/2)

イッチがまるで北斗神拳喰らったようなレベルのダメージ受けている…


252以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:07:24.29T0Pm9pou0 (1/2)

もはや恒例行事
それにしても聖国の夜関連コンマは神がハッスルしてるよね


253以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:09:05.939W4F7xYX0 (2/2)

>>252
待って…もしかして聖国の聖って実は『性』の方なんじゃ……?


254以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:10:29.75lt5s9Xw1O (1/1)

これはティア発情かな?

続けたまえ


255 ◆gEU9La026k2020/04/23(木) 00:16:41.77oukkewjH0 (2/3)

――

アベルの対応

01~85:「落ち着けティア。カピバラが不思議がるだろう?」
85~95:「……一撫でだけな?」
96~00:「服の上からだが、それくらいは我慢するんだぞ?」

偶数ゾロ:軽く撫でただけで本当にコロンとカピバラと一緒に寝ちゃうティア
奇数ゾロ:スイッチインアベル。外だけどちょっと意地悪に悪戯

――
コンマ55
 
 5 5 

奇数ゾロ:スイッチインアベル。外だけどちょっと悪戯

――


ティア(あ、ああぁぁぁ……///)

ティア(わ、私ったら、勢いでなんてことを……///)

ティア(アベル様とのおでかけで、この子達と触れ合えるだけで満足なのに……)

ティア(す、すぐに立たなきゃ……)


サワ…


ティア「んひぃ!?///」



アベル「――どうだ、ティア? 気持ちいいか?」サワサワ…

ティア「ひ、あっ……!?///」ゾクゾク…!

ティア(ア、アベル様の声が、耳元で……!?///)

アベル「なるほどなるほど……」

カピバラ「……」スヤァ…

アベル「この子も眠ってしまった。少しの間だけ――代わりの『動物』を撫で回すのも悪くないかもな?」ニヤリ

ティア(アベル様の雰囲気が、あの時みたいに……)

ティア(ああっ……アベル様、こんな私の魔が差した欲にもお応えいただけるのですね……!)ゾクゾク!


……


――


256以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:19:07.71T0Pm9pou0 (2/2)

>>253なんかそれはそれであり得そうで怖いかも知れない
えっ、シスターってそんな夜の素質が必要な仕事だったっけ(混乱)


257 ◆gEU9La026k2020/04/23(木) 00:19:49.84oukkewjH0 (3/3)

えー……いつも思うんですけど、よりによってな位置を綺麗にぶち抜かれたあたりで今日はここまで
流石にデート途中なんで本番まではないですけど、悪戯はしちゃいます。まだウサギ残ってるのに……
アーシャといいティアといい、これこの後のヒロインデートもゾロ目狙撃覚悟しておかなきゃダメかなぁ……

本日もありがとうございました!


258以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 00:30:46.30ypwMUagWO (1/1)

おつおつ
ほっこりからのティア発情からのアベルSモードってこのスレのコンマ神ほんとやばい

>>253
シアさん→聖国シスター。説明不要のエロさ
エリス→聖国ハーフ。ピュアだけど生クリームソーププレイににんっしんっ確定
ティア→聖国シスター。カピバラを見て発情する←NEW!
あながち間違ってないな


259以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/23(木) 05:37:40.21vTAxdI+DO (1/1)


ああ……次は尻尾生やしたり固いもの口にする展開だ……


260 ◆gEU9La026k2020/04/25(土) 23:59:30.66xtnI9DeT0 (1/1)

こんばんはー
すみません、連絡も無くかなり間が空いてしまいました……
明日には更新再開できるかと思いますので、よろしくお願いします

そして先にコンマ判定を済ませておきます
特殊判定
↓1コンマ二桁


261以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/26(日) 00:02:01.69N7auCsNi0 (1/1)

ゾロ目


262 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:43:28.71tdSbVaE30 (1/8)

こんばんはー
またしても遅くなってしまい申し訳ないです……
とりあえず、触れ合い後の次の判定まで進めればと思います

そして先取りしたコンマがまたすごい値でびっくりです(白目)


263 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:43:57.06tdSbVaE30 (2/8)

――


ティア「んっ、あぁ……///」

アベル「どうしたティア、そんな声を出したりして」サワサワ…

ティア「はっ、ふぅ……///」

ティア(やだ、声が抑えられない……!///)

ティア(アベル様の手、とっても優しいけど……)

アベル「お前もカピバラみたいに甘えた声を出していいんだぞ?」サスリサスリ…

ティア「あっ、あっ、あぁぁ……///」

ティア(どう、して……///)





ティア(――も、物足りないよぉ……///)





ティア「あ、アベル、様……///」フリフリ…

アベル「やれやれ……」

アベル「尻尾が無いのに、幻視したぞ? もう少し強くしてほしいのか?」モニュッ!

ティア「んっ、くあぁ……♪」ゾクゾク!

ティア(お尻、揉まれちゃってる……///)

ティア(お外なのに、カピバラさんがそこにいるのにっ……)




ティア(私――気持ちよくなっちゃってる……!///)ブルブルッ!




アベル「……」モニュモニュ…






264 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:45:33.93tdSbVaE30 (3/8)

ティア「はぅっ……はぁっ……///」

ティア(駄目なのに、こんなの駄目なのに……///)

ティア(どうして、どうしてこんなに気持ちいいの……!?)

ティア「アベル、様ぁ……もっと、もっとぉ……///」

アベル「……カピバラなら、この辺りを特に嬉しそうにしていたかな?」ツプ…

ティア「あんっ!?/// そこ、はぁ……///」プルプル…

ティア(は、入ってる……!?)

ティア(私の不浄の穴に、お尻に、少しだけど、アベル様の指が入ってるの!?///)

ティア「だ、めぇ……♪」

アベル「ん? 何が駄目なんだ。さっきまでとやっていることは一緒だぞ?」サワサワ…

ティア「んっ、くぅ……♪」フルフル…

ティア(ああ、お尻撫でられてる……///)

ティア(本当に、優しく撫でられてる、それだけだけど……っ)

ティア(たまに、アベル様の片手が私のお尻、広げるように動いて……♪)

ティア(もう片方の手の親指が、少しだけお尻の中に入ってきてるんだ……♪)

アベル「クク……」グリッ…

ティア「あっ……♪」ビクン!

ティア(今の……あっ、もう行っちゃった……)

アベル「ティア……」サスリサスリ…

ティア「んうぅぅ……///」

ティア(また、優しく撫でてっ……///)

ティア(お尻が、切ないですアベル様……)

ティア(撫でている時にたまに押すだけじゃなくて、もっと、もっとぉ……///)





265 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:49:30.22tdSbVaE30 (4/8)

ティア「アベル様、アベル様ぁ……///」グイグイ!

アベル「お、おいティア?」

ティア「もっと、強くても大丈夫です……///」グイグイ!

ティア「法衣越しじゃ、どれだけ頑張っても指先だけです……///」ペロン…

ティア「し、下着も、邪魔ですよね……?///」トロ…

ティア「もっと強く、深く……直接……♪」ゾクゾク!

アベル「……」






アベル「よし――そろそろ立て、ティア」




ティア「……え?」







アベル「ティアの望みは、カピバラと同じようにされて気持ちいいか知ることだろう?」

アベル「結果はこの通り。カピバラでなくとも、十分気持ち良さそうな声だったじゃないか」

アベル「流石にあれ以上強くすれば、カピバラもきっと嫌がっただろうからな」

アベル「どうだ? カピバラ気分は味わえたかティア?」クツクツ…


ティア「~~~~~!?///」




266 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:53:28.28tdSbVaE30 (5/8)

ティア「あ、その、私……!?///」カアァ!

アベル「しかしやはりティアとカピバラは違うらしいな」

アベル「カピバラは気持ちよさげに眠ってくれたが、ティアは息を荒げて興奮するばかり」

ティア「い、言わないで……///」

アベル「自ら尻を押し付け、あまつさえ下着まで脱ごうとするとあっては、快眠とは程遠いな」

ティア「あああぁぁぁ……///」

ティア(私、なんてことを……!)

ティア(でも、でも……)



ティア(アベル様の声を耳元で感じながら、あんなにお尻を弄られたら……)

ティア(き、気持ちよくなって当然じゃないですかぁ……///)



アベル「さて……触れ合いはここまでにしておくか」

ティア「あっ……」シュン…




カピバラ「グッ!」ムスゥ!




アベル「……この子も、ティアの声で眠りから呼び戻されて少し不機嫌そうだしな」

ティア「ああああぁぁぁぁ!? ご、ごめんなさいごめんなさい! 私……!?」ワタワタ

アベル「……俺も少し悪戯が過ぎたな。すまなかったな二人とも」

アベル「これで少しは許してくれるだろうか?」ナデナデ

カピバラ「キュルル……///」コテン…

ティア「んっ……///」



ティア(お尻じゃなくて、頭だけど……)



ティア(やっぱり、アベル様に触ってもらうとすごく気持ちいい……///)ホクホク



……


――



267 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:55:18.25tdSbVaE30 (6/8)

――


……


【触れ合いの場・ウサギゾーン】



ティア「さ、先程は失礼致しました……///」

アベル「いや。カピバラ気分は楽しめたかな?」

ティア「は、はい……///」

ティア(ほ、本当はもっとあのまま……///)モジモジ…

ティア(でも、危なかった。本来の目的を見失っちゃ駄目……)

ティア(今日はアベル様に、聖国の良い面も知って頂かねば!)グッ!

ティア「つ、次は私が一押しの動物との触れ合い場です!」

ティア「とっても可愛いんです……♪」

アベル「ほう、先程のカピバラよりも?」

ティア「な、悩ましいですけど、守ってあげたくなるのは今から会いに行く子でしょうか?」

アベル「ならば……先程のティアよりも?」

ティア「~~~っ!?///」ボッ!

ティア「わ、忘れてくださいアベル様///! ほ、ほらアベル様! あの子ですよ!」ワタワタ





ウサギ「……」ピョンピョン




アベル「ウサギか……」

ティア「はい! 見た目も仕草も、とっても可愛いんです///」





268 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:56:53.79tdSbVaE30 (7/8)

アベル「……なるほど、本当に保護されて人に慣れているんだな」

アベル「野生のウサギなら、ここまでの接近を許さずに地面を蹴って警戒心を表す筈だからな」

ティア「ええ。臆病な子が多いですけど……」オイデオイデ

ウサギ「……」タタタ!

ティア「ここの子はほら、こうしてあちらから寄ってきてくれるんです///」ナデ…

アベル「おぉ……」ナデ…

ウサギ「……///」フルフル…

アベル「確かに生きたウサギをこんな風に撫でられたのは初めてだ」

ウサギ「……」ヒクヒク

アベル「これは確かに、かなり貴重な体験かつ……悪くない///」ナデナデ

ティア(やった……!)

ウサギ「……」ジー…

アベル「……この目は、何かを訴えかけている?」

ティア「あ、もしかしてご飯かも?」

ティア「さ、さっきはつい忘れてしまいましたけど……///」

ティア「この自然公園には、一部に野菜の用意がされていて、それを食べさせてあげることもできるんですよ」

アベル「無償で、か? 随分と気前のいい……」

ティア「この子なら、ニンジンの用意がされている筈なんですけど……」キョロキョロ






ウサギ2「……」ピョンピョン

ウサギ3「……」キョロキョロ


アベル「他にもウサギがいるからな。用意されている分を食べ尽くしたんじゃないか?」

ティア「いえ、用意はかなりされているので……あ、あっちの籠ですね」

アベル「ん、あの籠か。他のウサギに隠れて見落として――」







ウサギ4「……!」パンパン!

ウサギ5「……///」ブルブル!







アベル「」

ティア「」

アベル「と、取り込み中か……」

ティア「」

ティア「……」

ティア「……///」





269 ◆gEU9La026k2020/04/26(日) 23:59:09.78tdSbVaE30 (8/8)

特殊判定結果(>>261)

ティアの発情(前判定より判定軟化、基準値-25)


70>69(だ、駄目……! 我慢、しないと……///)


※ティア、超ギリギリセーフ!

――



ティア(ああ、後ろからあんなに……///)

ティア(大人しくて可愛いこの子達も、やっぱり子づくりの時は……///)

ティア(わ、私も……///)トロッ…




アベル「すまない、ちょっとだけこの籠を借りるぞ」サッ


ウサギ4「……!」

ウサギ5「///」


アベル「おぉ、結構重いな……」ズシ…

アベル「こんなに野菜が……帝国なら、普通に盗難にあってしまうだろうな」

アベル「ティア、本当にこれは……」

ティア「~~~~っ!///」バタバタ!

アベル「ど、どうしたティア!?」

ティア「アベル様、神様、愚かな私をお許しくださいっ……!」

アベル(ま、まさか……)チラ…


ウサギ5「///」ビクンビクン!


アベル(……今度、あの体位でやってほしいということなのだろう)

アベル(だが今は……)

アベル「……よくわからないが、これだけあれば俺もティアも餌やりを楽しめるだろう?」ヒョイ

ティア「あ……」

アベル「このウサギが怖がらないやり方、教えて貰えるか?」

ティア「!! は、はい! お任せください!」

ティア(そう、今はこの子達との触れ合いにきたの! だから、ちゃんと我慢しないと……!///)


……

――



270 ◆gEU9La026k2020/04/27(月) 00:05:36.75fdSM6i/y0 (1/4)

――

……


ウサギ「……♪」モシャモシャ

アベル「おおっ……美味いか?」

ウサギ「ぷぅ、ぷぅ♪」

アベル「これは……」

ティア「喜んでいますね。はい、こっちもどうぞ?」サッ

ウサギ「~~♪」モシャモシャ

ティア「可愛い……///」

アベル「ティ、ティア? 俺にももう一つニンジンをくれないか?」

ティア「ふふ、もちろんですよ」サッ

アベル「ほら、まだこっちにもあるぞ?」

ウサギ「ぷぅ♪」

アベル「……」

アベル「いかん、柄にもなく何か癖になってしまいそうだ……!」

ティア「いいじゃないですかアベル様?」

ティア「この子達と触れ合って、慈しみの心を学ぶ……」

ティア「それがこの自然公園の目的の一つなのです」

ティア「だから、アベル様の抱かれたその感情は、どこもおかしくないのですよ……?」

アベル「だ、だがな……」

ウサギ「ぷ?」

アベル「……こ、このことは秘密にしておいて貰えるか?」

ティア「はい、アベル様の望みであれば」

ティア(皆さんは私よりもずっと長くアベル様を見て来られたのです)

ティア(多分、アベル様がこの子達にも優しいって、気付かれてると思いますよ?)



271 ◆gEU9La026k2020/04/27(月) 00:14:11.18fdSM6i/y0 (2/4)

ウサギ「~~♪」モシャモシャ

アベル「……それにしてもこのウサギ、よく食べるな」

アベル「白くて柔らかくて大人しくて、どことなくティアに似ていると思ったが……」

ティア「ア、アベル様?/// それは、私が普段から食べ過ぎだという警告なのでしょうか……?」

アベル「ああいや違う違う。そういう意味ではない」

アベル「ティアに似ているとは思ったが、食欲だけは似ていないなと、そう思っただけだ」

アベル「ティアはむしろ、普段からもう少し食べた方がいいと思うぞ?」

ティア「そ、その……も、元々小食だと思うのですが、誰かに見られていると恥ずかしいといいますか……///」

ティア「それに、帝国の食糧事情を考えると、私なんかが一杯おかわりをしてしまうのは……///」

アベル「くく……なんだ、そんな遠慮などいらないというのに」

アベル「帝国も、以前よりはだいぶ改善されている。みんなもアーシャの食事はよく食べているだろう?」

アベル「ティアだけ遠慮して満足に食べられないなど、あってはならないことだぞ?」

ティア「……///」

アベル「まあ、食が細そうなのもわかるが……」ゴソゴソ

ティア「?」

アベル「……一応、昼食を作ってきたのだが、これくらいは食べられるか?」パカッ



ティア「――えっ!?」



特殊判定
↓1コンマ二桁



272以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/27(月) 00:16:19.51K+n6+q9pO (1/1)

とう


273 ◆gEU9La026k2020/04/27(月) 00:18:45.29fdSM6i/y0 (3/4)

アベルのコンマ運どうなってんだこれ!?(白目)


274 ◆gEU9La026k2020/04/27(月) 00:25:16.62fdSM6i/y0 (4/4)

アベル、慣れない手作り弁当。味はともかく(技能94)量大丈夫なの?
※西瓜割り同様、程々(コンマ50)が最良

←01(少ない)~50(適量)~99(多い)→

コンマ51


51(限りなくティアに配慮した量。美味しく綺麗に食べ終えると同時に満足感も得られる)


※ほぼ最良の結果です(白目)

※これにより、昼食後追加イベント

――


お弁当判定を取って結果だけ公表したあたりで今日はここまで
ティアはギリギリで盛るのを回避、アベルはほぼ最高の結果ってどういうことなの……
少しだけイベントを追加した後、平和に過ごすことになりそうです

本日もありがとうございました!


275以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/27(月) 08:27:32.36btI9chEH0 (1/1)

おつおつ。アベルはほんと戦闘以外のコンマ強いな
しかし改めるとティアのこの反応、アベル隊ヒロインってもしかしてパトラさん以外みんなペット属性ある?


276以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/27(月) 10:06:25.38seVI9PsgO (1/1)

エリス:アベルのために尽くす忠臣
アーシャ:ペット願望持ち
ロウル:唯一の動物属性持ち(身体的な意味で)
シア:牝奴隷願望持ち
ティア:上に同じ(※こっちの方がヤバい)


277以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/27(月) 12:09:55.46DV/sPF6JO (1/1)

パトラさんもチョコの時の反応見る限り危ない可能性も…?
しかしティアは確かにうさぎっぽいな。白くて臆病でそして発情頻度(ry
ロウルは明確に狼(喜ぶ反応はまさに小型犬だが)だけど他の子は動物だと何に似てるかな


278 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:34:02.40oV8b3v1g0 (1/8)

こんばんはー
たびたび間が空いてしまい申し訳ないです……
とりあえず、以前の判定から追加判定まで再開です


279 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:34:58.58oV8b3v1g0 (2/8)

51(限りなくティアに配慮した量。美味しく綺麗に食べ終えると同時に満足感も得られる)

――


サンドイッチ「……」ジャーン!



ティア「えっ、えっ!? アベル様が、これを……!?」

アベル「あ、ああ。あまり普段作らないんだが……///」

アベル「ティアと折角外に出かけるのだから、作っておいた方がいいと思ってな」

アベル「元々はティアの性格上、あまり人目につく場所での食事は好まないだろうと思ってだったが……」

アベル「今日の天候、そして自然豊かな場所。はからずも絶好の場所じゃないか」

アベル「先程ちらりと見えたが、飲食可能な場所も用意されているのだろう?」

ティア「は、はい。あちらの方に、自然と動物を眺めながら持ち込んだものを食べられる場所が……」

ティア「で、でも……」

アベル「ん、やはり量が多かったか?」

アベル「普段のティアを見ていて、これくらいがちょうどいいのではないかと思ったんだがな」

ティア「ふ、普段の私!?///」カアァ…

ティア「アベル様、私がご飯食べているところ、見ていらしたんですか……?///」

アベル「あ、安心してくれ! 決してやましい気持ちがあったわけではないぞ?」アセアセ

ティア「///」





280 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:36:07.86oV8b3v1g0 (3/8)

アベル「……俺も自分が料理は似合わないとは思う」

アベル「アーシャがいつも作ってくれるし、俺もみんなもアーシャの料理は大好きだ」

ティア「はい、アーシャさんのお料理、どれも美味しくて大好きです」

アベル「彼女の素晴らしいところは、たとえ安い食材でも廃棄率を極限まで減らし、かつ完成した品が美味いことだ」

アベル「彼女も好きで作っているということで、俺もついつい甘えてしまうが……」

アベル「当然、休みたい日もあるだろう。あるいはなんらかの事情で用意できないこともあるかもしれない」

アベル「そんな時、代わりに誰が作るという話になった時は……俺が動かざるをえないだろう?」

アベル「今でこそエリスは見違えるほどの成長をしたが、当時は本当に……独創的だったからな」

アベル「それにやはりたまには隊を率いる者として、料理を振舞う場面も出てくるかもしれない」

アベル「そう思うと、自分の技術だけじゃなく……食べて貰うみんなのことも考える必要がある」

ティア「みんなのこと?」

アベル「ああ。元々帝国では何かを食べられるだけでも十分に幸せなことだった」

アベル「おかげで俺の舌もどうやら大抵のものを美味いと認識できるようになっているようだが……」

アベル「やっぱり、美味しいの中にもみんなの好みが見え隠れするからな」

アベル「一番わかりやすいのはロウルだな。彼女は肉類は下手に味を弄らず分厚く切ったものを好んでいる」

ティア「あ、それは確かに私でもわかりますね」

アベル「他の子も、ロウルほどわかりやすくはないがしっかり好みがある」

アベル「それを知る為にも、ついつい食事中はそれぞれの反応を目で追ってしまうんだよ」






281 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:38:03.18oV8b3v1g0 (4/8)

アベル「そしてティアは、食が細い」

ティア「うっ」

アベル「好む味付けはさっぱりとしたもの」

ティア「ううっ」

アベル「肉と野菜の比率は常に野菜多め」

ティア「うううぅっ……///」

アベル「ただし、鳥胸肉の時はいつもよりも食べる速度がはやい」

ティア「は、恥ずかしいですからもうやめてくださいっ!///」

ティア(ああぁぁ/// 全部アベル様の言う通りだよぉ……///)

アベル「とまあ、そういった具合だ」

アベル「あくまで俺が見た感じからであって、違ったらすまない」

アベル「それに偉そうなことを言っておいて、見ての通り簡素なものだからな」

ティア「か、簡素って……」


サンドイッチ「……」ジャジャーン!


ティア「……」ゴクリ

ティア(綺麗で、美味しそうで、量も丁度いい……)

ティア「ぜ、絶対にすごく手を込んでますよね!?」アセアセ

アベル「いや、そんなことはないぞ?」





282 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:38:50.59oV8b3v1g0 (5/8)

アベル「流石に挟んでいるパンを焼いている余裕はなかったから市販のものだし」

ティア「パンから手作りだともっと萎縮しちゃいますよ……!?」

アベル「中身の具も、簡単なものだ」

ティア「……本当ですか?」ジトリ

ティア「さ、参考までにお伺いしてもよろしいでしょうか?」

アベル「ん、別にいいが……」

アベル「鳥胸肉は皮を全て引きはがして分ける。勿論剥した皮は別の料理用に取っておくぞ?」

アベル「……少し不安はあったが、肉は酒蒸しした」

ティア「!」ビックン!

アベル「念入りに飛ばしたから安心してくれ。蒸して粗熱を取ったらほぐしてボウルに入れる」

アベル「事前に用意しておいた塩と胡椒とレモンを混ぜた汁とあえる。これで具は出来上がりだ」

ティア「こ、これは!?」

アベル「野菜はもっと簡単だ。ニンジンもキャベツも千切りにして塩揉みしてレモン汁をかけただけだぞ」

アベル「あとはパンを二等分にして中央に切りこみを入れる」

アベル「内部にマスタードバターを薄く塗ってからレタスを敷いて、そこにさっきの肉と野菜を一緒に挟む」

アベル「これで完成だ。どうだ、難しい手順はどこにもなかっただろう?」

ティア「そ、そうかもしれませんけど……」

ティア(でも、この美味しそうな見た目は……)

ティア(そう簡単にできるとは思えません……!)ゴクリ…






283以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/29(水) 23:41:54.935UWrECegO (1/2)

更新きたと思ったら飯テロォ!


284 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:42:47.70oV8b3v1g0 (6/8)

アベル「まあ気を付けるところがあるとすれば、水気はよく取ることくらいかな」

ティア「キャベツ、紫色ですけどこれは……」

アベル「王国産は色々な色があって楽しくてな。こちらの方が彩りがいいと思わないか?」

ティア「は、はい」

アベル「あと、申し訳程度だが食後の甘味として一応これも持ってきた」パカッ



ウサギリンゴ「……」テーン



ティア「わぁ、可愛い! ……こ、これもアベル様が?」

アベル「い、言うな!/// わかっている、わかっているぞ! 似合わないことぐらい///」

ティア「そ、そんなことないです!?」アセアセ

アベル「……俺も、何故だかその切り方が身体に染みついているんだ」

アベル「た、食べられそうになかったら言ってくれ。俺が責任を持って食べる」

ティア「いえいえいえ!? ぜ、是非食べさせてくださいアベル様っ!?」



ウサギ「ぷぅ♪」モシャモシャ



ティア(ニンジン多めのサンドイッチに、ウサギさん林檎……)

ティア(もしかしてアベル様、私がここに来ることも読んでたり……!?)

ティア(……さ、流石にそれはないよね?)


……


――



285 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:45:53.46oV8b3v1g0 (7/8)

――


……

【自然公園・休憩所】




アベル「なるほど、丘の上の休憩所か」

アベル「これは気持ちのいい光景だな」

ティア「ええ、本当に……」

アベル「しかも、妙な人工物があるでもなくそのまま草の上に座れる贅沢さ……」ファサ…

ティア「……」ファサ…

アベル「我ながら、弁当を持ってきてよかったと思うよ」カパ

アベル「あ、紅茶の用意もあるぞ。飲みたくなれば言ってくれ」

ティア「す、すみませんアベル様……」

ティア「本来であれば私が色々とアベル様を気遣うべきですのに……」

アベル「はは、別にこれくらいなんということは無い。気にするな」

アベル「よし、それじゃあ……」

ティア「い、いただきます……!」


パクッ!


ティア「!!」

ティア「お、美味しい……!」パクパク!

アベル「お気に召してくれたようでなによりだ」ホッ…

ティア(本当に、美味しい……)

ティア(アベル様の言う通り、ものすごく手が込んでいるわけじゃないけど……)

ティア「……」


追加特殊判定
↓1コンマ二桁


286以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/29(水) 23:46:26.75yh0ChSeE0 (1/1)




287以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/29(水) 23:46:50.885UWrECegO (2/2)

はい


288以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/29(水) 23:49:44.51r21BQvnKO (1/1)

おしり


289以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/29(水) 23:51:29.2641beJX8z0 (1/1)

25秒遅かったらやばかったな


290 ◆gEU9La026k2020/04/29(水) 23:57:53.06oV8b3v1g0 (8/8)

ティア、感情の動き(アベルの最高弁当により補正+20)

75+20
=95(わ、私もアベル様に……///)>50

※基準値を超えたため……

――


ティア(美味しいけど、ただ美味しいだけじゃない……)パクパク

ティア(食べやすくて、私でももう一口もう一口ってなっちゃう)パクパク

ティア(このサンドイッチ、本当に私のために作ってくださったんだって……)

ティア(アベル様の想いが、伝わってきます……///)パクパク



アベル「……」ジー…



ティア「ひゃあ!?///」

ティア「ど、どうしてそんなに私を見ているんですかアベル様っ!?///」ドキドキ

アベル「くく、いやな? 頬張っている様がさっきのウサギに似て愛らしいなと」

ティア「~~~~!///」パタパタ!

ティア「んぅ!?」

アベル「っと、喉に詰まったか? ほら、これを飲んで」サッ

ティア「……!」コクコク

アベル「大丈夫かティア?」

ティア「ア、アベル様のせいですよ……!?」ナミダメ

アベル「す、すまない」

ティア「もう……///」






291 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 00:08:31.44Rr/F8y440 (1/11)

ティア「……アベル様?」

ティア「アベル様はやっぱり、美味しいご飯はお好きですか?」

アベル「そうだな……」

アベル「何かを食べられるだけで幸せではあるが、確かに欲を言ってしまうとそうなるな」

ティア「……アベル様がお好きなものは?」

アベル「基本的にはなんでも食べる主義だが……」チラ

アベル「あえて言うなら、この林檎だろうか?」シャリシャリ

ティア「そ、そうなのですね」

ティア「……」

ティア(私は……)

ティア(私は、アベル様の肉奴隷になるつもりだった……)

ティア(ちゃんと覚悟を決めて、どんな責め苦も受け入れる気でいた)

ティア(でもアベル様は、私を……愛してくれて……///)

ティア(あんなに激しく、私のこの身体を求めてくれた……///)

ティア(隊の皆さんに、戦闘は当然ほかの技能で全然勝てなくて……)

ティア(私はやっぱり、肉穴としてご奉仕するしかないと思っていたけど……)

ティア(アベル様のお弁当を食べていると……愛の表現の仕方は、一つだけじゃないって思える)

ティア(心のどこかで、望んじゃいけないとわかっていながら、諦めきれていなかった……)

ティア(――正しくアベル様を愛し、愛されたいというこの想い)

ティア(今はまだ、届かないけれど……)

ティア(前のシチューは、結構評価して貰えたし……)

ティア(私も、もっともっと頑張って……)



ティア(――この身体以外で、アベル様を笑顔にさせてみたいです///)






292以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:10:36.788FIq67I80 (1/3)

ティアの料理判定したっけ?


293以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:13:11.373LWB3xeDO (1/1)

ティアとの夜イベの前にやったよ
ゾロ目ではないけど確かそれなりに高数値だったはず


294 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 00:16:14.88Rr/F8y440 (2/11)

ティア「ふふ……///」

アベル「ふっ……」

ティア「!?」ハッ!

ティア「ア、アベル様!? ど、どうして今、笑われたのですか!?」アセアセ

ティア(もしかして、声に出てた……?///)

アベル「いや、すまないな」

アベル「俺も、まだまだ読みが甘かったということだ」

ティア「え?」


バスケット「」カラッポ


アベル「まさか、あっという間に俺の分まで食べてしまうとは驚いたよ」

ティア「!?///」ボッ!

ティア「あ、ああああ、あの、申し訳ありませんでしたっ!?」

アベル「いや、気に入ってくれたなら嬉しいよ。今度はもう少し多めに用意しよう」

アベル「ただ、今日はその分この林檎は俺が多めに貰うからな?」シャリシャリ

ティア「本当に申し訳ありません~!?」ガバッ!

アベル「いやいや、なかなか珍しいものがみれて満足だよ」ニヤリ

ティア「~~///!」

アベル「ただ、食べ過ぎているかもしれないからな」

アベル「せっかくの景色だ。少し、ここでこのまま休憩しようか」

ティア「はい……///」



特殊判定
↓1コンマ二桁



295以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:16:43.1189PN7Pe60 (1/1)

えい


296以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:21:17.928FIq67I80 (2/3)

見えるぞ……叫び声を出して白目になっている>>1が……


297 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 00:23:08.85Rr/F8y440 (3/11)

なんで最後にのんびり終わるはずの内容でまでとどめの奇数ゾロ出せるんですかねぇティアさーんっ!?(白目吐血)
えー、混乱していますが、判定を取ったあたりで今日はここまで
なんでこのまま平和に終わるところで本当にこの子は……
ちなみにティアの料理技能は71と高めです(アベル隊全体が高すぎて霞んでいますが十分高い)

次でティアとのデートの終了となりますが……
ちょっと今週、諸事情につきいつも以上に更新が安定していないです
そのため、次のデート対象安価は次回更新時の最後に取ろうと思います(上手くいけば明日に来れるかも)

本日もありがとうございました!


298以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:27:09.189mVtQysF0 (1/1)

乙です!
ちなみにさっきのやつ偶数ゾロだったらどうなってたのかものすごく気になる…!


299以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:30:16.41F2DySRH6O (1/2)

乙!
このシュタイナーじみた飛び交うゾロ目はやはり聖国の神はコンマ神なのか…!?
せっかくドエロシスターが他の分野にも目覚めそうなのに何が起きるのか気になる


300以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 00:47:43.71OaScROg8O (1/1)

おつおつ
ドピンクシスター+奇数ゾロ目+休憩と来たら休憩(意味深)が最初に浮かんだわw


301以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 02:10:47.04MgEDl6dKO (1/1)


これは身体以外でアベルを笑顔にからの
やっぱまずは身体でアベルを笑顔にしたいってパターンかな


302以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 08:39:41.97/OzPxbFD0 (1/1)

コンマ神「シスターは絶対にエロくします」


303以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 11:39:23.53OszMKe1TO (1/1)

(――この身体以外で、アベル様を笑顔にさせてみたいです///)

(でもどうすれば良いのか方法が分かりません……)

(まずは私が出来ることからですね!)ヌギヌギ

こうか


304 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:30:33.35Rr/F8y440 (4/11)

こんばんはー
それでは短いですが、ティアデート最後の追加判定まで進んでいきたいと思います


305 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:31:26.30Rr/F8y440 (5/11)

穏やかな時間。公園での休憩

偶数:アベル
奇数:ティア

コンマ11

 1 1


奇数ゾロ目:膝枕は膝枕だけど……

――


ソヨソヨ…


アベル「いい風だ……」

ティア「はい。お天気もよくて、本当に……」ポカポカ

アベル「帝国にも、こういった場所を作りたいものだな」

アベル「何もかもを忘れて、自然の中でこうやって風に吹かれる」

アベル「そして可愛らしい動物が過ごす、触れ合える」

アベル「こんなにも平和な時間は、俺や帝国には無縁の存在だったからな……」

アベル「……」

アベル「俺は昔、聖国での暮らしに憧れていたこともあるんだ」

ティア「そ、そうなのですか?」

アベル「ああ。差別も無く、飢えも無い。神の名の許に誰もが平等な国」

アベル「帝国の子供の目には、本当に眩しく映ったんだ」

ティア「……」

アベル「勿論、今は帝国が問題を抱えていたように、聖国には聖国の問題があったことも理解している」

アベル「父上を下した以上、俺は責任を持って帝国と運命を共にしなければならないこともな」

アベル「だがやはり、聖国には昔の俺が描いた幸せもこうして確かに実在していた」

アベル「ありがとう、ティア」

ティア「い、いえ! 私はただ……///」





306 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:32:55.36Rr/F8y440 (6/11)

ティア「私も、帝国の良い面を知れたから、アベル様にも聖国の良い面を知って頂きたくて……」

アベル「帝国の、良い面?」

ティア「はい。……元々は、司教様達の教えの影響も大きかったのですけど」

ティア「私達聖国の民にとって、王国は堕落した国。帝国は野蛮な国という認識でした」

アベル「……間違ってはいないんだがな」

ティア「いいえ、間違っていますよ?」

ティア「確かに、パトラさんのお話しを聞くと王国には堕落された方も多いのでしょう」

ティア「でもそれを語るパトラさんはそうじゃない。決して全ての人が堕落しているわけではありませんでした」

ティア「帝国もそうです。あの日、皇帝の剣で粉々に砕かれるマラート司教の姿は多分、一生記憶から消えません」

ティア「思い出すだけで、身体が震えてしまうくらい……」ブルブル…

ティア「でも、同時にあの日はカインさんに助けられて……そして、アベル様にお会いすることができました」

ティア「怖い思いをしたけど、いいこともあった。帝国にも、ちゃんと優しい人がいた」

ティア「兵士の人達も強面の方が多いですけど、私が治療した時は、笑顔でお礼を言ってくれました」

ティア「平等を良しとする聖国も……陰では、そうでなかった部分もあります」

ティア「結局……どこの国にも、いい人も悪い人もいる。いいところも悪いところもある」

ティア「国の一括りで決めつけないで、もっとしっかりと自分の目で見てみる……」

ティア「聖国から出た私が、気がつくことのできた大切なことです」

ティア「そしてその機会を与えて、救ってくださったアベル様には、本当に感謝しかありません」

ティア「アベル様、本当にありがとうございます」ペコリ

アベル「……/// 最初にティアを連れ出したのはカイン兄様だ。礼ならそっちに頼む///」フイッ

ティア「ええ、カインさんにも感謝していますよ?」フフ

ティア「それでもやっぱり……一番はアベル様なのです」コテン…




307 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:34:50.40Rr/F8y440 (7/11)

アベル「ティア……」ナデ…

ティア「皆さんがアベル様を慕う気持ち……よくわかります」

ティア「それに、アベル様の傍にいるだけでなんだか安心感があるんです」

ティア「だからきっと、動物たちもすぐにアベル様に懐いたんだと思いますよ?」

アベル「そういうものなのか?」

ティア「はい。優しさを持たない人に、あの子達は近寄りませんよ」

ティア「それに……ふぁ……?」

アベル「ティア?」

ティア「アベル様にこうして撫でて頂けると……ますます安心してしまうといいますか……」

ティア「なんだか、気持ちよくて、眠気さえもが……」カクンカクン…

アベル「そ、それは陽気のせいじゃないか?」

ティア「ふあぁ……ご、ごめんなさい……」ウツラウツラ…

アベル「……結構歩いたからな。ティアも知らず知らず疲れが溜まっていたのかもしれん」

アベル「少し、横になるといい。俺の膝でよければ貸そう」

ティア「お、おそれ、おおい……」ムニャ…

ティア「それに、食べて、すぐ横に、なると……」

ティア「だらしない、からだにぃ……」ポテ…

ティア「んみゅ……」

ティア「……」スヤァ…

アベル「……」ナデナデ…





308 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:35:35.40Rr/F8y440 (8/11)

……



ティア「くー……くー……」

アベル「いい寝顔だな……」

アベル「やはり疲れが溜まっていたんだろう」

アベル「アーシャ達とティアの体力差をもう少し考えておくべきだったか」

アベル「今度は、もっと気を遣わないとな」ナデナデ…

ティア「んぅ……」コロン…

アベル「おっと。危ない、俺側に寝返りをうったか」

アベル「流石に地面に顔面衝突させるわけにはいかんからな……」

アベル「起こさないように、慎重に少し腕で支えてやるか」グイ…

アベル「このまま俺の方に顔を向けていれば、転がり落ちることもあるまい」

ティア「……くーくー」

アベル「よし、まだ寝ているな……」








ティア「……」ドキドキドキドキドキドキ

ティア(はわわわわぁぁぁぁぁ///)

ティア(つい眠気に負けてしまいましたが……)

ティア(起きるなり、なんなんですかこの状況!?///)

ティア(神よ、これは私への試練なのですかっ!?///)

ティア(ア、アベル様の逞しい太ももの感触……///)スリスリ…

ティア(アベル様のいい匂い……///)スーハー…

ティア(そ、それに……///)ゴクリ…




ティア(ちょっと顔を動かせば、アベル様のおちんちんがすぐそこに……!?///)

ティア(……って、駄目です駄目です! 肉奴隷以外でもって、さっき誓ったのに……!///)

ティア(……)


追加特殊判定
↓1コンマ二桁




309以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:36:22.94xnUB/q4G0 (1/1)




310以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:37:22.34F2DySRH6O (2/2)

このドピンクシスターめ!


311 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:38:57.38Rr/F8y440 (9/11)

あぶねええぇぇぇぇ!!!(白目)


312以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:39:17.868FIq67I80 (3/3)

1足りなかったか…


313 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:51:41.90Rr/F8y440 (10/11)

ムラムラティア、我慢できる?


95>94(ああぁ……欲しい、欲しいけど駄目なのぉ……///)

※基準値を下回った為、さっきの誓いを守って我慢成功!

※でもすっごくギリギリだ!

――


ティア(あっ、あっ……///)モゾ…

ティア(アベル様に、撫でられてる……///)

ティア(それに、ちょっとだけ身体動かすと……)ムニュウ…

ティア(おっぱいが、アベル様の太ももに押されて……///)


ムニュムニュ…


ティア(あ、はぁぁ……こう動けば……)モゾ…

グニ!

ティア(あぅ、乳首……いいの……♪)グリグリ…

ティア(このまま、ずりずりと動けば……)ズリ…

ティア(アベル様が、アベル様が……だ、だめなの……)グッ…




アベル「だ、大丈夫かティア? もぞもぞ動いてやはり俺の足では寝ずらかっ――」




ティア「はわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」ビクビクビクーン!

アベル「うおぅ!?」ビクッ!

ティア「ご、ごごごごごごめんなさいアベル様ぁぁぁぁぁ!?」グルン!

アベル「待てティア! そっちに転がると坂に……!」


コロン…


ティア「あれ?」


コロンコロン!


ティア「ああああぁぁぁぁぁぁ!?」コロコロ!

アベル「ティアアアァァァァ!?」ダッ!



ティア(これは罰なのですね……)コロコロ…

ティア(神よ、どうか私に強き意志をお与えくださいっ……!)コロコロ…


……


――




314 ◆gEU9La026k2020/04/30(木) 23:54:42.71Rr/F8y440 (11/11)

最後の判定を取ったあたりで今日はここまで
ティアのコンマは極端だったりギリギリだったり気が休まりませんね(白目)
なんとか我慢はできたので、この後は平和に帰宅となります

そして次のデート相手を先に決めておこうと思います
ロウル、シア、パトラ、エリスのいずれか
↓1~3多数決コンマ


315以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:57:55.41A9MFXiuQO (1/1)

おつおつ
次は平和にロウル行っておきたい


316以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:58:24.01wi6N8a7rO (1/1)

おつおつ
コンマさんマジトリックスター

次はロウルで
エリスは最後、二連聖国もちょっと避けてみたい


317以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/04/30(木) 23:59:29.29AP+JGzSDO (1/1)


ロウル


318以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/01(金) 00:01:17.4934Q88c1IO (1/1)

シアさんも気になるがこの流れだと真っピンクになりかねんしロウルで健全デート


319 ◆gEU9La026k2020/05/01(金) 00:03:26.802Ln124Uj0 (1/1)

思ったより埋まるのが速かった……
次のデートはロウルとなりました。
明日は来れるか少々怪しいので、↓1以降で先にロウルとのデート内容なども募集しておきます
本日もありがとうございました!


320以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/01(金) 07:28:52.24E6F/PJ2cO (1/1)

貧民街を回りながらアベルと色々な思い出を振り返る
あるいは裁縫に使う物品をロウルの希望で見てから
アベルがロウル為に女の子らしい服を買ってあげようと服屋へ


321以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/01(金) 08:13:19.1914wVe/BK0 (1/1)

ロウルに誘われアベルのお裁縫チャレンジ
簡単なもので大丈夫です


322以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/02(土) 00:52:24.03H+dThFdKO (1/1)

ロウルは両親いないんだっけ?
もう挙がってるけど服を見に行くのはいいな。あんまり着飾るイメージ無いからこそたまにはって感じで


323 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:06:55.567N5CDY5B0 (1/9)

こんばんはー
日を跨いでしまいましたが、次の判定部分まで少しだけ再開です

ロウルとのデート内容は思い出の地を巡りつつ、服屋でロウルの服を見たりアベル裁縫チャレンジとなりそうですね
そうなると帝国内かな?


324 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:07:31.967N5CDY5B0 (2/9)

――

……



アベル「だ、大丈夫かティア?」

ティア「は、はい。ご迷惑をおかけしました///」

アベル「すまないな。やはり俺の足では寝心地が悪かっただろう」

アベル「今度は予め寝具一式を持参すべきか……?」

ティア「い、いえ決してそのようなことは!?」ワタワタ

ティア「むしろ私には過ぎたご褒美といいますか……///」

ティア「多分、私以外の皆さんもきっとお喜びになると思いますよ?」

アベル「そ、それはそれでなんだか恥ずかしいな……///」

ティア(私の方が恥ずかしいことを考えていたのは、黙っておきましょう///)

アベル「まあ、休めたというならそれでいいんだが……」

アベル「それじゃあティア、次はどこに向かう?」

ティア「……」

ティア「いえ、今日はもう帰りましょう」

アベル「え? もういいのか?」

ティア「はい。奥の森もありますけれど、深入りすると結構時間がかかってしまいますからね」

ティア(それに何より、私の下着がもう……///)トロトロ…

アベル「そうか……」

アベル「では、他の動物はまたの機会に見せてもらえるか?」

ティア「!!」

ティア「はい、勿論です!」

ティア「こ、今度は……」

ティア「今度は、私がお弁当をご用意致します……///」

ティア「アベル様ほど、上手くできるとは思えませんけど……」

アベル「そんなことはないよ。次を楽しみにしているぞ?」

ティア「えへへ……///」


……

――



325 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:08:15.027N5CDY5B0 (3/9)

――

……


ティア「えっと、次はこっちですね」テクテク

アベル「来た道とは違う道で帰るのは何故かと思ったが……」テクテク

アベル「なるほど、こういうことか」

ティア「はい。保護区域は景観を壊さない為に建造物も少ないのですが」

ティア「こちらはその分、聖国式の建築物が多いのです」

ティア「特にここは、古き時代から残っている歴史深い通り……」

ティア「異教徒と誰かを排してしまう前の時代からあった場所なんです」

アベル「ここも、俺に見せたかった場所というわけだな」

ティア「はい。賑やかさは無いですけど、とても落ち着いて安らぐ場所でしょう?」

アベル「落ち着く、かは難しいな」

アベル「厳かというか、気を引き締めざるをえない空気と言うか……」

ティア「ふふ、やっぱりそうですよね」

アベル「?」

ティア「聖国の人でも、この辺りは特に神の御力を感じる場所として有名ですから」

ティア「何かに迷ってしまった時、揺らいでしまった時、神に新たな誓いをたてたい時……」

ティア「そんな時に、ここを訪れる人は多いのです」

ティア「そして……あの泉の中で、神の像にお祈りをするんですよ」

アベル「あそこか。あの女神が、聖国の神の姿なのか?」

ティア「いえ、あれは聖書に記載のある神の御姿の一つに過ぎません」

ティア「神は大いなるお方。その姿は定まっていませんし、歴代の聖王様でも感じ取れるのは神の声のみ」

ティア「いつの頃からかはわかりませんが、あの像の御姿は聖国の民の中では馴染み深いものになっていますけど」





326 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:09:04.937N5CDY5B0 (4/9)

アベル「いかにも、慈愛に溢れているという具合だな……」

ティア「ええ。だからこの御姿が特に広まっているというのもあるのでしょう」

アベル「聖国のわかりやすい象徴ということか。ん、この像は……」

ティア「四天様の像ですね。四天様も聖書にその御姿の記載があるのです」

アベル(シュタイナーが生み出したものとそっくりだな……)

ティア「四天様も天使様を束ねる長にして、神の補佐を担う大いなる存在」

ティア「この世の理を司り、我々をお守りくださっているんですよ」

アベル「神に並び、聖国の信仰を集める存在か……」

アベル「それにしては、随分と像が小さいな?」

ティア「それは仕方がないんです。神の像との比率の関係が……」

アベル「……神は四天が小さく見える程に巨大なのか?」

ティア「ええ、何しろ大いなる方ですから!」

アベル(……シュタイナーが天使を作れるならば、神に似せて作れるのではないかと思ったこともあるが)

アベル(この体躯では、シュタイナーの魔力でも作成は厳しかったということか)

アベル(或いは、彼も流石に偽神は作りたくなかったのか……今となってはわからないか)

アベル「……色々と、考えさせられる場所だな」

ティア「ええ……」

アベル「ところでティア、俺にここを見せたかったということは、俺に神の像の前で誓いをたてろと言うことか?」

ティア「ち、違います違います!?」ワタワタ




327 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:09:55.507N5CDY5B0 (5/9)

ティア「アベル様は神の信徒ではありませんから、無理強いはできませんよ」

ティア「ただ、ここも聖国を象徴する場所ですし、落ち着いた場所ですからご紹介したくて……」

ティア「あ、あと……」

アベル「あと?」

ティア「私は少し神に懺悔をしないといけないなって……///」

アベル「な、何かあったのか?」

ティア「い、言えません!///」

ティア「神への祈りや懺悔の内容は、あまり他言しないものですよ?///」

アベル「そうなのか……」

ティア「すみません、少しだけ……」スッ…


ティア「……」オイノリ

神の像「……」



アベル「……」

アベル(ティアの祈る姿……流石に、様になっているな)

アベル(凄く真剣だ。彼女も色々とある身、信ずる者に伝えたい言葉は沢山あるのだろう)






ティア(神よ! 愚かな私をお許しくださいっ!)

ティア(私は肉欲に幾度となく溺れかけたはしたない女ですっ!)

ティア(でも……)

ティア(――仕方がないんですっ! 私はもうアベル様専用の身体になっちゃったんですっ!)

ティア(新たな生命のためとかではなく、ただ私の身体に刻まれた快楽が忘れられないんですっ!)

ティア(悔いています! 悔いております! 本当なのですっ!)

ティア(だから、だからどうか慈悲深き我らが神よ……)

ティア(私に、欲に抗う意志の力を。そして……)


神の像「……」



アベル(一体何を祈っているのだろう……)


……

――



328 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:10:26.337N5CDY5B0 (6/9)

――


……


【帝国・アベルの城塞】



アーシャ「あら? 思ったよりも早かったですね?」

ティア「その、私の問題もありまして……///」

アベル「結構動いたからな。ティアには疲れがたまりやすかったかもしれん」

アベル「まあ、行けなかった場所はまた今度な」

ティア「はい……///」

アーシャ「あらあら」フフ

アーシャ「その様子だと、二人とも楽しめたみたいですね?」

ティア「///」

アベル「ああ。聖国の良い場所を巡って来たよ」

アベル「帝国にもああいった場所は欲しいところだな」

アベル「しかしアーシャがここにいるとなると……」

アーシャ「ええ、相変わらずローズさんの部隊にお仕事は全部持っていかれているわ」

アーシャ「明日もおでかけねアベル?」ニコニコ

アベル「むぅ……今日の反省を踏まえるなら、相手の体力にも気を遣って……」ブツブツ…

ティア「アベル様、私は元気ですから大丈夫ですよ……!?」

アーシャ「ふふ、アベルは結構そういうこと気にしがちだから」

アーシャ「あの様子だと、今夜もまた色々悩んじゃうかしら?」クスクス

アーシャ「ティアちゃん、アベルとのお出かけはどうでした?」

ティア「よ、よかったです///」

ティア「……」

ティア「それで、あのですね……今度は、私がお弁当を用意したいのですが……」

ティア「アーシャさんさえご迷惑でなければ、お弁当の作り方を教えていただけると……」チラ…

アーシャ「あら、アベルったら早速お弁当作り始めたんですね」

アーシャ「ええ。私ももっと上達したいし、喜んで協力させて貰いますね?」

ティア「ありがとうございます……!」


……


――


329 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:11:35.397N5CDY5B0 (7/9)

――



ロウル「……」ピクピク

ロウル「どうやら、ティアさんも満足されてお戻りになられたようですよ?」

シア「よかったです~。ティアさん、かなり緊張していましたからね~」

パトラ「……」

パトラ「き、緊張度合なら、私も負けていないと思いますよ?ドキドキ

パトラ「シアさん、毎日このくじ引きをするの止めにしませんか?」

パトラ「こちらも、心の準備というものが……」

ロウル「およ? それじゃあパトラさんはくじを引かない、アベルさんとのおでかけ無しでいいんですか?」

パトラ「そ、それとこれは別ですっ!?///」

エリス「……」ドキドキ…

シア「ほら~、エリスさんもさっきからずっとドキドキして待っているんですよ~?」

シア「勿論、私も~」ドキドキ…

エリス「パトラさん、多分みんなドキドキしています……」

パトラ「そ、そうですよね。何しろアベルさんと一日おでかけ……」ドキドキ

ロウル「もー、お散歩なんですからそこまで緊張しなくていいんですよ皆さーん?」

ロウル「引かなきゃはじまりませんし、そろそろ行きましょう!」

シア「そ、それじゃあ……」




一同「「せーの……っ!」」シュッ!






ロウル「……おぅ!?」アタリ!






330 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:12:12.057N5CDY5B0 (8/9)

パトラ「あ、ロウルさんが当たりですね」ホッ…

エリス「ロウルさんなら緊張もしていませんし、ちょうどよかったかもしれません」

シア「私達は、今の内にこの緊張をどうにかしておきましょう~」





ロウル「」ガタガタガタガタガタ




一同「「!?」」



ロウル「あばばばば……ま、まさか私が引いちゃうなんて……!?」ガタガタ

ロウル「だ、大丈夫でしょうか!? アーシャさんにティアさん、確実にアベルさんの中で敷居は上がっていますよね!?」

ロウル「どうしようどうしようどうしよう……」

ロウル「私、本当にアベルさんとただお散歩したかっただけなのに……」

ロウル「お散歩だけとわかったら、アベルさんもつまらないでしょうし……」グルグル

ロウル「私は一体どうすればっ!?」



パトラ「一番緊張していたのロウルさんじゃないですか!?」ガーン!

エリス「だ、大丈夫ですよロウルさん。アベル様なら、どんなことも受け入れてくれますから!」アセアセ

シア「そうですよ~。難しく考えない方がいいと思いますよ~?」

ロウル「うぅ……」

ロウル(困りました……)

ロウル(確かにアベルさんなら、とは思いますけど……)

ロウル「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁


331以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/03(日) 00:12:32.55AhGRt12A0 (1/1)




332以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/03(日) 00:14:01.73DggszuWHO (1/1)

デート編入ってからみんなコンマ荒ぶってないか?w


333 ◆gEU9La026k2020/05/03(日) 00:15:39.687N5CDY5B0 (9/9)

開幕ゾロ目ってこれもう二桁入るくらい被弾しているんじゃないですかねぇ!?(白目)
と、とにかく判定をとったあたりで今日はここまで

ただロウルのデート内容に問題はないんですけど、女の子らしい服がいざとなると思いつかない……
こちらはちょっと考えるか、安価に頼ってしまうかもしれません
本日もありがとうございました!


334 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 22:57:46.54NoqUyt7e0 (1/10)

こんばんはー
コンマがこの後もあらぶらないことを祈りつつ、ロウル編ゆったり進めて行こうと思います


335 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 22:58:33.78NoqUyt7e0 (2/10)

特殊判定結果
ロウルのデートへの心の余裕

コンマ55

 5 5

奇数ゾロ:「お散歩だけじゃ駄目……もっと身体を張らないと!?」グルグル


※精一杯アベルにアプローチしますが……
※若干後の判定が増えます

――


ロウル(アーシャさん……)

ロウル(なんでもできる、頼れるお姉さんです)

ロウル(でも、最近はたまーに変なことを言いだします)

ロウル(何故か私の耳と尻尾も時々羨ましそうに見られている気がしますし……)

ロウル(以前ご一緒した時の様子からしても、どうにもペットな扱いを望まれています)

ロウル(もし、アーシャさんとアベルさんのおでかけが『そういった散歩』なのだとしたら……)

ロウル(わ、私もやっぱり四つん這い首輪した方がいいんですか……!?)グルグル

ロウル(……)

ロウル(いや、アーシャさんはそれでも分別はしっかりしている人です)

ロウル(貴重なお休みですから、きっと有意義に使ったに決まっています)ウンウン

ロウル(……じゃあティアさんは?)

ロウル(アベルさんの部隊では一番の新人で、エリスさんと同じく最年少です)

ロウル(なんというか、見た目や佇まいにあの不安な戦闘技能……守ってあげなきゃって気分になる人ですよねぇ)

ロウル(でも、それに反するかのようなとんでもないものをお持ちですからね)

ロウル(ご本人は気にしているようですし、リーナさんのあの反応からして聖国には居づらかったかもしれません)

ロウル(それでもやっぱり、あれは嫉妬を通り越して凄いとしか言えません)

ロウル(あの揉み心地たっぷりなシアさんより大きいわけですから、アベルさんも夢中になっているかも……)

ロウル(それに、アベルさんへのあの懐きっぷり。私も最初からそうしていればなぁ……)

ロウル(あの様子なら、たとえ外でも喜んで裸になるくらいは……)

ロウル(……)

ロウル(いや、ティアさんも聖国の敬虔な信徒ですからね)

ロウル(流石にそんな真似はしないでしょう。こんなことを考えちゃうだけで、それこそ神様に怒られますね)






336 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:01:22.11NoqUyt7e0 (3/10)

ロウル(つまり結局、二人ともやましいこともなく普通に楽しまれて……)チラ…


エリス「?」


ロウル(エリスさん……誰よりも早く、私よりも早く、本当に子供の頃からアベルさんを想ってきた人)

ロウル(あんなちっちゃい頃から今まで、ひたすらにアベルさんの為にあらゆる努力を欠かさない尊敬できる人)

ロウル(一夫多妻にすら寛容で、こんなくじ引きすら許してくれる。本当に頭があがりません……)


シア「?」


ロウル(シアさん……多分、アベルさんの計画が大きく動く切っ掛けを作った人)

ロウル(いつでも誰にでも優しくて、アベルさんの命も救ってくれて、そして私達の性教育の師でもあります)

ロウル(あげくあの身体ですからね。どう頑張っても勝てるわけがありませんよ……)


パトラ「?」


ロウル(パトラさん……シアさんと同じく、王国との良好な関係は彼女がいなければ成り立たなかった筈です)

ロウル(貧民街の子供達からも慕われて、それを嫌な顔一つ見せずに面倒を見る優しくて頼りになる本当の貴族)

ロウル(でも鎧で隠しているだけで、シアさんと同じくらい魅惑的な身体の持ち主。その差にアベルさんも……)


ロウル「……」






ロウル(だ……駄目ですってこれえええええぇぇぇぇぇ!?)

ロウル(アーシャさんとティアさんが、え……えっちなことしていなくても、この後が駄目……!)

ロウル(私よりもずっと肉感的なお二人に、一番アベルさんへの忠愛が高いエリスさん!?)

ロウル(ぜぇったいにアベルさんの方が我慢しきれなくなりますって!)

ロウル(どうしようどうしよう、折角の二人きりのおでかけ。ちゃんと思い出にしたいです……)

ロウル(でも皆さんいい人ばかりで、しかもスタイルもよくて、私だけが貧相で……)

ロウル(――こ、こうなったらやられる前にやるしかないんですか!?)グルグル

ロウル(アーシャさんとティアさんがまだなら、私の方から今の内に行った方がいいんですかねぇ!?)グルグル!?





337以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:05:56.72IsMAdWeJO (1/1)

ティアは半ばアウトだったよね…
残るメンバーだとシアが本気でデート中発情しそう


338 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:06:44.22NoqUyt7e0 (4/10)

ロウル「あーうー!?」グルグル!



シア「ま、ますます混乱しちゃったみたいです~?」

エリス「ロウルさん……」

パトラ「しかし、エリスさんとロウルさんは幼少期からアベルさんと共に過ごしてきたのでしょう?」

パトラ「私やシアさんと比べると、緊張はしにくいと思っていましたが……」

エリス「いいえ、パトラさん」フルフル

エリス「確かに私達は、アベル様とずっと一緒でした」

エリス「でも、ずっと一緒で……家族のようなものだったんです」

エリス「私にとってもロウルさんにとっても、アベル様は頼りになる……お兄さんで」

エリス「後になってその地位と目的を知って、仕えるべきご主人様になってからは……」

エリス「そういう感情を持ってはいけないと、蓋をしていたんです」

エリス「だから、アベル様に……あ、愛して頂ける今は///」

エリス「なんでもないようなことでも、気恥ずかしさを覚えてしまうものです……///」

パトラ「な、なるほど……///」


ロウル「ええそうですよそうですよ! キャベツを信じていた頃が懐かしいですよぉ!///」

シア「できればあの時のことは忘れて下さい~///」パタパタ!

シア「……でも、だからといってアベルさんとロウルさんの信頼関係は無くなっていませんよ~?」

シア「緊張するかもしれませんけど、ここはいつも通りの自然体が一番いいんじゃないかな~って~」ポヤポヤ

ロウル「し、自然体……ですか」ゴクリ

ロウル「……」


……


――




339 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:10:21.84NoqUyt7e0 (5/10)

――



……翌日




マックス「あ、アベル皇子。おはようございます! 今日はどちらにおでかけですか?」

アベル「おはようマックス。行き先はまだ決まっていないんだが、今日もしばらく留守にするだろう」

アベル「しかしすまないな。本当に休暇も取らずに働き詰めで大丈夫か?」

マックス「いえいえこの程度は大丈夫ですよ。ローズさんが連れてきたメイドと執事もいますしね」

マックス「それにキアラちゃんとフィーアちゃんに、重い建材運ばせて怪我させちゃうなんて嫌ですしね」

アベル「あの二人も時々無茶をするからなぁ……」

アベル「すまないマックス。苦労をかけるが、よろしく頼む」

マックス「ええ、もちろんですよ!」ビシ!

マックス「まあ見ててくださいって。あと数日以内に元の鍛錬場に……ん?」



ロウル「およ、お早いですねお二人とも。おはようございます」ペコリ



アベル「ああ、おはようロウル」

マックス「おはようロウルちゃん」

アベル「……」

マックス「……」

マックス「ところで……」


特殊判定
↓1コンマ二桁





340以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:11:02.18X0evG4uDO (1/1)

はい


341以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:11:49.18kReO1g+k0 (1/3)




342 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:26:20.61NoqUyt7e0 (6/10)

攻めすぎぃ!

ロウルのアプローチ作戦。服の布面積で誘惑だ!


18(かなり最小限。身軽だけどふともとやお腹周りは全部出てる)

――


マックス「そ、その格好に荷物、ロウルちゃんとアベル皇子が出かけるのかな?///」

ロウル「ええ。今日はお願いしますよアベルさーん?」ウリウリ

アベル「あ、あぁ……///」



マックス(うおぁぁ……おっぱいは無いけど、なんだこれ……なんだこれ!?)ドキドキ

マックス(え? ロウルちゃんってこんなに身体……ええぇ!?///)ドキドキ

アベル(ど、どうしたんだロウル……今日はまた一段とその、布が少ないような……?)ドキドキ



ロウル(ああああぁぁぁ……///)カアァ!

ロウル(み、見られてますね! 見られてますよこれはぁ……///)

ロウル(アベルさんは表情を崩していませんけど、心なしか頬が赤いですし……)

ロウル(マックスさんに至ってはもうしっかり視線を感じます……///)

ロウル(でも、これで確信しました。たとえ胸が無くとも、私はまだ戦えます……!)グッ!



ロウル「いやぁ、晴天に恵まれてこれも日頃の行いですかねぇ///」

ロウル「むしろ暑いくらいで、こんな陽気でいつものローブや装備なんてつけられませんよねぇ」パタパタ

ロウル(本当に顔だけはすっごく熱いです……)

アベル「そ、そうだな……///」

アベル(暑い……のか?)

アベル(いやしかし、確かにいつもロウルには耳と尻尾を隠すローブばかり……)

アベル(よし、ロウルの希望を聞いて可能であればあの場所へ……)

アベル「それじゃあ今日は一日よろしくなロウル」

ロウル「ええ、期待してますよアベルさん?」ニヤリ


マックス(す、すげぇアベル皇子! もういつもの顔に戻ってる……)




343 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:35:17.20NoqUyt7e0 (7/10)


アベル「ロウルは行きたい場所とかはあるか?」

ロウル「ん~……そうですねぇ」ムムム

ロウル「……」

ロウル「それではですね……」



……




マックス「……すごかったなぁ」ドキドキ


ティア「あ、マックスさん。おはようございます」ペコリ

マックス「あ、おはようティアちゃん。と、アーシャさんも?」

アーシャ「おはようございます。っと……その様子だともうアベルとロウルちゃんは出かけちゃった後かしら?」

マックス「え? ええ。ついさっきですけどね」

アーシャ「うぅ、ティアちゃんとのお料理に夢中になって、ロウルちゃんへのアドバイスが遅れてしまうなんて……」

マックス「アドバイス?」

アーシャ「そう。……ロウルちゃん、格好はどうでしたか?」

マックス「どうって、その……///」

マックス「か、かなり刺激的というか、太ももが眩しいというか……///」

アーシャ「ああ、やっぱり……」ガクリ

ティア「ロウルさん、大胆です……///」

マックス「だ、だよね/// でもアーシャさんのその反応だと、何かまずかったんですか?」

アーシャ「実は私も一度犯してしまった過ちなのだけれど……」



アーシャ「――アベルは女性の過度な露出は苦手なんですよ……」



マックス「」

ティア「」


……


――




344 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:43:54.79NoqUyt7e0 (8/10)

――


……


【帝国・貧民街】



アベル「本当によかったのかロウル?」

ロウル「何がです?」

アベル「折角の休みだというのに、向かう先がここではいつもと変わらないだろう?」

ロウル「だから言ったじゃないですか、お散歩だって」

ロウル「それに、丸っきりいつもと同じわけでもないでしょう?」

ロウル「アベルさんも私もほら、こんな軽装です」

ロウル「今まではどうしても警邏や公務での来訪で、武装した状態でばかり来ていましたからねぇ」

ロウル「皇族の一人が無防備にここを歩くだなんて、ちょっと前までは誰も想像もできなかった筈です」

ロウル「……ちょっと、改めて昔と今の違いを実感したかったんですよ」

アベル「ロウル……」

ロウル「あっ、もしかしてアベルさんあれですか!?」

ロウル「ここには†聖暗黒騎士アベル†の装いじゃないと来たくなかったとかですかぁ?」ニヤニヤ

ロウル「それならそうと言ってくれれば、ちゃんと用意しましたのにぃ」ニヤニヤ

アベル「だ、誰がそんなことを言った!? そんなわけがないだろう……」

アベル「正直、俺も黒騎士としての立ち振る舞いには結構気を張っていたんだぞ?」

アベル「今となってはカイン兄様が尽く悶えるのにも少し共感してしまうぐらいだ……」

ロウル「あー、あの人はあの人で思い出したくない過去作ってましたもんねぇ」

ロウル「しかもそこから復帰する要因がまた思い出したくない凄惨なものですし……」

アベル「言ってやるな……」





345 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:49:16.52NoqUyt7e0 (9/10)

ロウル「しかし黒騎士の姿で無いことに不満がないなら、一体どうして?」

アベル「いや、元から不満は無いよ」

アベル「ただ、ロウルが俺に遠慮をしたのではないかと、そう思っただけだ」

ロウル「あっははは! この私が、アベルさんに遠慮するわけないじゃないですかぁ!」

ロウル「私、思ったことはアベルさん相手でもがんがん言っちゃいますからねー?」

アベル「はは、そうか。それならいいんだが」





アベル「……ロウル、やはり少し肌を出し過ぎなのではないか?///」





ロウル「んっ!?///」ビクン!

ロウル「や、やぁですよぉアベルさん?」ドキドキ

ロウル「元々私は身軽さが売りで、軽装のことが多かったでしょう?」

アベル「それはそうだが、軽装にも限度というものが……」

ロウル「い、いいですかアベルさん? 弓兵は素早さ身上なんですよ?」ドキドキ

ロウル「どの道、弓を射れない程に接近されたらお終いです」

ロウル「そうなると防具なんてあって無いようなもの。むしろ拘束具とも言えてしまうかもしれません」

ロウル「つまり弓兵が完全な状態、完璧全力の機動力を確保するには、可能な限りの装備品を脱ぎ去ってしまうのが一番なんです!」

ロウル「そう、これは今後に備えた私の更なる飛躍のためなんですっ!」ドキドキ

アベル「そ、そうだったのか。すまない……」

ロウル「いえいえ、わかっていただければそれでいいんです」

アベル「……///」ドキドキ

ロウル「……///」ドキドキ






346 ◆gEU9La026k2020/05/04(月) 23:52:03.59NoqUyt7e0 (10/10)

アベル(と、ということはなんだ……?)

アベル(これから先、ロウルの装備はこれくらい際どいものになるということか……!?)ドキドキ


ロウル(ああああぁぁぁぁ! や、やっぱり大胆に攻めすぎましたかねこれはぁぁぁぁ!?///)

ロウル(で、でもちゃんと大切なところは隠していますし、まだ大丈夫ですよね……?///)ドキドキ





少年「あ、ロウルねーちゃんだ!」タタタ!

少女「それに、鎧着てないけどアベル様だ!」タタタ!




アベル「んっ!?」ピクン!

ロウル「っぉ!?」ピクン!


アベル「おお、久しぶりだなお前達」ドキドキ

ロウル「お元気そうでなによりです」ドキドキ

アベル&ロウル((こ、子供達の前では平常心でいないと……))



少年「なぁアベル様、なんかいま帝都の方が大変だって聞いたんだけど大丈夫なのか?」

少女「その、元皇帝陛下がまたあらぶっている、とか?」

アベル「はははは……いや、大丈夫だ。心配はいらないよ」

ロウル「ちょっと運動不足っていうだけで、また皇帝に返り咲こうというわけではないですよ」

ロウル(多分、今のところは……)

少年「そっか。アベル様達がそういうなら大丈夫なんだろうけど」

少女「それにしても珍しい……というより、初めてかも?」

アベル「何がだ?」

少女「鎧を着ていないアベル様。相変わらず真っ黒だけど、お洋服だけだし……」

少年「……」


特殊判定
↓1~2コンマ二桁



347以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:53:24.96UQzQCeoIO (1/1)

はい


348以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:53:30.75kReO1g+k0 (2/3)




349以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/04(月) 23:54:16.20kReO1g+k0 (3/3)

判定次第では今日も白目でるかなー?


350 ◆gEU9La026k2020/05/05(火) 00:04:20.17YRBFPA0Y0 (1/2)

特殊判定結果


1:少年のロウルの格好に対する反応(子供補正+10)

96+10

= 1 0 0 ( エ ロ い )>85


※子供故にド直球での指摘入ります(白目)
※指摘されたので後ほど……?


2:貧民街の現在の治安(三皇子の功績により合計補正+15)

75+15

=90(今までが嘘みたい。たまに残党がいるけど治安はとってもよくなりました)>50

※基準値を超えたため、襲われる心配も無くなりました

――


少年「いやお前、アベル様も珍しいけどさ……」

少年「それ以上に凄いものがあるだろ……///」ドキドキ


アベル「ん?」

ロウル「え?」

少女「なに?」








少年「――なんか今日のロウル姉ちゃんすっげーエロい///」ドキドキ







ロウル「ん゛っ!!?」ビクンビクン!

アベル「ほら見た事かロウル! わかったら俺の上着を貸すから少し隠せ!」バサ!

ロウル「///」プシュウゥゥゥゥゥ…

少年「……アベル様の上着の下から見える姉ちゃんの脚が余計に……///」

ロウル「~~~~ッ!?」カアアァァ!

少女「こ、こら! お姉ちゃんに変なこと言わないのっ!」ゴン!

少年「あてっ!?」


……


――


351 ◆gEU9La026k2020/05/05(火) 00:08:09.31YRBFPA0Y0 (2/2)

えー、途中ですが今日はここまで
ロウルの服装コンマがかなり際どい値が出て冷や冷やした直後の遭遇一発目でもう指摘されるというね……
しばらくロウルは恥ずかしがりながらもアベルと一緒にお散歩することになりそうです
なおこれにより洋服店訪問はアベルからの誘いで確定となりましたが、見繕ってあげる服でいい案がある方はお願いします(土下座)

本日もありがとうございました!


352以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/05(火) 00:23:46.008h25OnJQ0 (1/1)

乙です!
服…、ボーイッシュな格好してみるとか….?


353以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/05(火) 00:25:43.937ICPXDIhO (1/1)

これはむしろロウルの服を入手する大義名分ができたのかも


354以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/05(火) 05:41:00.16CRsRPzyC0 (1/1)

おつです
ワンピースに麦わら帽子とかがあれば
ちゃんと尻尾と耳が出せるように加工してもらいたいです


355以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/05(火) 07:00:18.82jXCdWQANO (1/1)

おつおつ
個人的趣味になるけど巫女服のようなものとか?
ロウルのぺったんボディなら似合いそうな気するし


356以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/05(火) 11:58:42.05Qcopy9W80 (1/1)

こういう子には似合わないからと着そうにないドレスやフリフリものも捨てがたい


357 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:54:29.50CEb9d6m80 (1/7)

こんばんはー
短いですが、次の判定部分まで進めればと思います


358 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:55:04.22CEb9d6m80 (2/7)

――




少年「ご、ごめんよ姉ちゃん……」

ロウル「い、いやいや。確かに子供にはちょっと刺激が強すぎたかもしれませんね///」

アベル「だから言っただろうロウル……」

少女「……」

アベル「ん、どうした?」







少女「う、上着を脱いだアベル様の上半身逞しいなぁって……///」ポッ…






アベル「」

少年「お、お前だって俺と似たようなもんじゃないか!?」

少女「わ、私は違うもん……!?」

ロウル(アベルさんの上着……)クンクン…

ロウル(な、なんてやっている場合ではありません。このままでは子供達の教育によろしくありません)

ロウル(とにかくこの場は、発端の私がなんとか鎮めないと……)

ロウル「あ、あのですね? 私もアベルさんがこんな格好なのも作戦の一環なのですよ?」

少年&少女「「え?」





359 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:55:35.59CEb9d6m80 (3/7)

ロウル「まあ、確かにご指摘の通り今日の私は服の面積が少ないです」

ロウル「そしてアベルさんも鎧を着ていないし、ご覧の通り軽装です」

ロウル「なんでだか、わかりますか?」

少年「な、なんでって……」チラ

少女「わ、わからないです」

ロウル「うんうん、それはそうですよね」

ロウル「実はこんな軽装なのは、アピールのためなんですよ」

少年「アピール?」

ロウル「ええ。確かに以前はこの場所も治安がよろしくなかったですけど……」

ロウル「最近は、かなり改善された筈です」チラ

アベル「……ああ。完璧、とまでは言えないが前と比べれば格段に治安は良くなった筈だ」

アベル「お前達のように、子供達まで立ちあがってくれたというのも大きいのだがな」

少年「へへ……///」

少女「ううん、アベル様にアドルラン様、それにカイン様がここを気にかけてくれるようになったからだよ?」

ロウル「みんながみんな、頑張った成果ですよ」

ロウル「ただ、どうしても嫌な連中やまだ不安で外をお散歩できないっていう人もいますからね」

ロウル「だから私とアベルさんが、すっごい軽装で動き回っているんです」

ロウル「こんな服で出歩いても大丈夫なくらい、治安は良くなったんですよっていう宣伝といえばいいんですかね?」

ロウル「万が一妙な輩がいても、私達なら楽に取り押さえられますますからね。それを釣れるかもしれないという思いもあります」





360 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:56:02.46CEb9d6m80 (4/7)

少年「へえぇ……そうだったのか!」

少女「私達のためにそこまで頑張ってくれてるんだ……!」ジーン…

ロウル「あはは、なにこの程度は当然ですよ。ねえアベルさん?」

アベル「あ、ああその通りだ。もう黒騎士としてここを見回ることもないだろう」

アベル「……次回はもう少し露出を抑えた軽装でくるよ」

ロウル「そ、そうですね」アセアセ

少年「俺達のための作戦だったってのに、本当にごめんよ……」

ロウル「いえいえ! 私も先に説明するべきでしたからね!」アセアセ

アベル(軽装の理由がさっきと違うのは、黙っておこう……)

アベル「だが本当に、治安はよくなったようだな」

アベル「以前ならこの格好で歩いていれば、俺も狙われていただろう」

少女「アベル様が見回ってくれるようになってから、威張る人もだいぶ減ったの!」

少年「それにあの日。アベル様達が皇帝陛下に宣戦布告した時、嫌な連中が顔出して来ただろ?」

ロウル「ああ、あのよくわからない人達ですね」

少年「あの時にあいつらまとめて縛り上げてさ、俺達でも頑張ればこの程度の相手なら勝てるんだって自信にもなったんだ」

少女「もっと強い人を相手に頑張っているアベル様達に、あんな人たちのことまでお願いするわけにはいかないって」

少女「みんなみんな、前よりももっと頑張れるようになったんだよ」

少年「今まで守ってもらってばかりだったからな。今度は俺達がここのみんなを守って見せるぜ!」

アベル「ははは、頼もしい限りだな」





361 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:56:30.12CEb9d6m80 (5/7)

ロウル「将来有望な兵士さんですね。おや……?」クンクン

アベル「ん、この匂いは……」

少年「あ、やべ! 今朝の炊出しもう始まってるのか!? 急がないと!」ダッ

少女「じゅ、順番を守らなきゃいけないから慌てなくても大丈夫だよ!? ああ、もう!」

少女「ごめんなさい。あの子、どうもまだ突っ走っちゃうから……」

ロウル「いやいや、子供は元気なのが一番ですよ」

アベル「その通りだ。そしてあまり長蛇の列に並ぶのも嫌だろう?」

アベル「また今度、あの子と一緒に話を聞かせてくれ」

少女「は、はい! それじゃあ、また……!」ペコリ


タタタ…


アベル「……あの子達も、本当に立派になったな」

ロウル「えぇ……」

ロウル「食糧の供給って、この辺りはどのくらい進んでいるんです?」

アベル「治安はともかく、やはり食糧の完全な安定供給となるとな……」

アベル「大量に用意しやすい煮込みものや乾物ばかり、味の面はどうしても二の次になってしまうのが現状だ」

ロウル「毎日何かを食べられるっていうだけでも、大きな進展でしょう? これからきっともっとよくなりますよ」

ロウル「ほら、あっちの方は自分で畑を耕しておられるみたいですし」

ロウル「ここの人達も、もうただ黙って奪われ続けるだけの人じゃないんですから」

アベル「そうだな……」

ロウル「……アベルさん?」

アベル「ん、どうした?」

ロウル「その、この格好については謝罪しますけど……///」

ロウル「ちょっとだけ、このままお散歩につきあってもらえますか?」


……

――


362 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:57:40.28CEb9d6m80 (6/7)

――

……


【貧民街・街道】


ロウル「……」テクテク

アベル「……」テクテク

アベル(……確かにあの子の言う通り、ロウルの脚が……)ムズ…

ロウル「あっ」

アベル「!」ピク!

ロウル「懐かしいですねぇ。ほらここ……」

アベル「ただの林……いや、違うここはそうか」

アベル「夜襲を受けて執拗に追われて、あの日逃げ込んだ場所か」

ロウル「ええ、あの時はまだ私も未熟でした……」

アベル「いや、それを言えば俺もだ」

アベル「暗黒街を抜け出し、まだましな貧民街まで辿りついたことで俺もどこかで油断していた」

ロウル「……いえ、やっぱりあの時は私が一番油断していました」

アベル「ロウル?」

ロウル「……」

ロウル「私、物心ついた時には一人で生きていました」

ロウル「両親がどんな人なのか、私はどうして人とは違う姿なのか、未だに知らないままです」

ロウル「それでも、この耳と尻尾は珍しいもので。捕まればお金にされるということだけは幼い身でもわかりました」

ロウル「誰にも頼れず一人でそういった連中から逃げ続け、何をするでもなくただ生き続けて……そしてついに、死にかけて」

ロウル「そんなあの日、あなたは見ず知らずの私を助けてくれた」

ロウル「傷が治ってから、人を信じるということができなかった私は、あなたに酷い言葉を口にしたものです」

アベル「……さてな。そんな酷いことを言われた記憶は無いな」

ロウル「もう……」




363 ◆gEU9La026k2020/05/06(水) 23:58:47.27CEb9d6m80 (7/7)

ロウル「エリスさんと一緒に三人で生き延びて、ちょっとずつだけど前に進んで……」

ロウル「……今だから言いますけど、本当に嬉しくて楽しくて、たまらなかったんです」

ロウル「だからつい……私も油断しきって、警戒を怠って……」

アベル「どんな人間も、常に気を張っていれば疲労する。ロウルは悪くないよ」

ロウル「これでも幼いながらに、耳と鼻の感覚には自信があったんですけどねぇ……」

ロウル「あの時の夜襲は、幸せを手に入れた私に苦境の時間を思い出させてくれましたよ」

ロウル「子供相手に容赦なく追剥してこようとする大人達」

ロウル「応戦しようとする私とエリスさんを嗜めて、ここまで逃げることを提案したアベルさん」

ロウル「結局、アベルさんの考えが正しくて、私達はこうして無事でいられるんですよね……」

アベル「別に、大した作戦でもない」

アベル「あの時は暗く、凶暴な生物も潜む林の中に逃げ込むのはかなりの危険を伴うものだった」

アベル「賊も子供三人とその危険、どちらを選ぶか。それを考えたんだ」

アベル「俺の最初の予測では、あそこで諦めてくれるはずだったんだがな」

ロウル「あいつら、まさかの林の中まで来ましたからね……」

アベル「あれは流石に驚いたな。とはいえあの時、奴らは広い範囲を捜索するために全員が散る愚策を取ってくれたからな」

アベル「息を潜め固まっていた俺達の元に誰かが辿りついても、一人だけなら楽に処理できたというわけだ」

ロウル「いやぁ、本当に危ないところでしたよねぇ……」

ロウル「そういえば、あの後……」


特殊判定
↓1~2コンマ二桁



364以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/06(水) 23:59:16.68DFnR6b1D0 (1/1)




365以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/06(水) 23:59:31.39+hNLM6XDO (1/1)

はい


366以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/06(水) 23:59:44.83BwNQy+7c0 (1/1)

ゾロ目


367 ◆gEU9La026k2020/05/07(木) 00:13:23.38mNEitybz0 (1/2)

特殊判定結果

1当時の夜襲切り抜け後

01~33:三人揃って怯えていた
34~66:三人とも怯えていたが、みんな堪えた
67~99:怯えている二人をアベルがあやした

コンマ68

67~99:怯えている二人をアベルがあやした


2現在のロウルの羞恥心

50>39

※基準値を下回った為……?

――


ロウル「あの後、私もエリスさんも怖くて震えていたのに」

ロウル「アベルさんだけは、ずっと冷静でしたよねぇ……」

ロウル「正直あれは今までの中でも、かなり危険な状態だった筈です。よく平気でしたね?」

アベル「いや、俺もあの時は恐怖を感じていたよ」

アベル「だからこそ、三人で生き延びられるように必死に頭を働かせた」

アベル「……」

アベル「俺にとっての恐怖は、お前達を奪われることだ」

ロウル「っ!?///」

アベル「だから、離すまいと……震えるお前達を両腕かき抱きながら、俺はずっとそう考えていた」

ロウル「……///」

アベル「ふふ、そうしているうちにお前達が安心したように眠ってくれたのは、本当に嬉しかったよ」

ロウル「あ、ぅ……///」

ロウル「だって、アベルさんの腕の中にいると、本当に安心できたんですもの……」

ロウル「……こ、子供の頃の話ですよ!?///」ワタワタ

ロウル「い、今はエリスさんはいませんけど、今もアベルさん同じことできますか!?///」

ロウル「でき――」


アベル「……これでいいか、ロウル?」ギュゥ…

ロウル「は、はわぁっ!?///」ドキドキ




368 ◆gEU9La026k2020/05/07(木) 00:15:08.00mNEitybz0 (2/2)

途中までですが、今日はここまで
結構厳しめにしても、アベル女の子の前では隙を出しませんね……
服の指摘はされましたけど、現在羞恥心が下回ったのでロウルはこの後もちょっとだけ勇気を出し続けます。

本日もありがとうございました!


369以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/07(木) 00:17:46.16LD2WEJlu0 (1/1)




370 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:06:08.89Y2Nayeko0 (1/9)

こんばんはー
立て続けに間が空いてしまい本当に申し訳ないです……
ようやく一段落ついてきたので、以前の更新頻度に戻せればと思います

それでも短いですが、少しだけ再開します


371 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:06:45.07Y2Nayeko0 (2/9)

ロウル(アベルさんに後ろからだだ抱きしめられ……っ///)

アベル「流石に、あの頃のように俺の中に収まることはないか」グッ…

ロウル(あぁっ、アベルさんの息が声が匂いが上からあぁぁ……!?)ドキドキ

アベル「立派になったな、ロウル」

ロウル「ふ、ふふん! 当然でしょう?」ドキドキ

ロウル(待って待って待って……///)

ロウル(そりゃあ、子供の頃はこうして抱きしめられて……)

ロウル(私は一人じゃないんだって、ぐっすり寝ても大丈夫だって、思えましたけども……///)

ロウル(お、大人になった今こんなことをされると……///)




ロウル(――な、なんだかお腹の奥が熱くなってくるような///)ドキドキドキ…




ロウル(というよりも)

ロウル(こんな服で出てきたもんだから……)

ロウルお腹「……」サスサス…

ロウル(ア、アベルさんの手で直に撫でられてるっ……///)

ロウル「……」ゴクリ…



追加特殊判定
↓1コンマ二桁




372以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/09(土) 23:07:48.25sa6zqQ2E0 (1/1)




373 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:22:29.19Y2Nayeko0 (3/9)

ロウルの発情度


50>25(いやいや、ここ外ですよ!? 不味いですって!)

※基準値を下回ったため、耐えきります

――



ロウル(き、気持ちいいですけど……///)

ロウル(こんなところでするのは、それこそ獣ですって!)

ロウル(私、耳と尻尾ありますけど人間ですもん! 節制というものは心得ています!)

ロウル(……ちょっと、勿体ないけど)

ロウル「こーら、アベルさん?」パシ

アベル「ん?」

ロウル「いたいけな女の子のお腹を直接撫でまわすなんて、変態と思われても仕方がありませんよ?」

アベル「!?」

ロウル「まぁ? 私の身体の魅力に抗えないという気持ちはわかりますけどねぇ?」ニヤニヤ

アベル「す、すまないっ!?」

ロウル「あはははは! いいですって。冗談ですよ、冗談」

ロウル「……昔、こうして撫でられて、くすぐったくて」

ロウル「でも嫌じゃなくて、悪態つきながらもアベルさんにじゃれていた、子供の頃の私」

ロウル「アベルさんも、思い出してくれたんでしょう?」

アベル「……ああ」

ロウル「私も、懐かしかったです」

ロウル「……でも、さっきもいいましたけどそれは子供の頃の話ですからね?」

ロウル「今のアベルさんと私がやったら、あらぬ誤解を受けるのはアベルさんですから気をつけてくださいよ?」

アベル「わ、わかった」

ロウル「……ちゃんと場所を弁えてなら、大歓迎ですので」ボソリ…

アベル「ん?」

ロウル「何でもありませんよー? さて、もう少しお付き合い願いますよ?」

ロウル「次はそうですね……」


……


――


374以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/09(土) 23:26:23.00fwb35WEIO (1/1)

ロウル、それ言うとティアの立場が(白目)


375 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:27:08.66Y2Nayeko0 (4/9)

――

……


【帝国貧民街・居住区付近】


ロウル「おうおう、ここも懐かしいですねぇ」

ロウル「暗黒街ばりに淀んでいた記憶がありますが」

ロウル「ふむ、帝都と比べるとまだまだといった具合ですけどこれは……」

アベル「ここも、当時と比べると変わってきたな」

ロウル「昔、ここでも苦労しましたよねぇ……」

ロウル「食べれそうな木の実や生き物が残っていないんですもん」

アベル「今思うと、他の区画に比べて住民の数が集まり過ぎていたのが原因だろうな」

アベル「少人数であれば、十分に食いつなげただろうに」

ロウル「まあ、少し食糧が多くて水源もあるなんてわかったら、他の場所からも群がる人が出て当然ですけどねぇ」

アベル「おかげで結局は食糧を巡っての殺し合い。殺されるのは決まって弱者ばかりだったな……」

ロウル「あの時、何人かは助けられたと思いますけど……今どうしているんでしょうね」

アベル「わからん。俺達が助けた後にやはり命を落としたか、どこかへ逃げたか……」

アベル「昔も今も、俺達に出来ることは目の前の人を一時的に救うことしかできないんだ」

ロウル「それでも、見殺しにするよりはいい選択だったと思いますよ?」

ロウル「この調子で全帝国民を救えるような凄い政策、期待してますよアベルさん?」ウリウリ

アベル「む、無茶を言う。そのつもりで動きはするが、時間はかかるぞ」

ロウル「わかってますって。私もずっと助けてあげますから、あの頃のように……」

ロウル「諦めずに、ゆっくりでも前に進んでいきましょう。ね?」

アベル「……そうだな。よろしく頼むぞ、ロウル」

ロウル「お任せあれ!」






376 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:29:45.88Y2Nayeko0 (5/9)

ロウル「大丈夫ですって。かなり凄惨だったこの場所がこれだけまともになっているんです」

ロウル「アベルさんが政が苦手でも、意外となんとかなりそうですよ?」

アベル「悪かったな……」

アベル「しかしまともになったとはいえ、何しろ元が元だ。まだまだ改善の余地はありそうだな」

ロウル「私としては、死体の臭いが無くなっただけでも凄い進歩だと思いますよ」

アベル「それは確かにな。ん、あれは……」





住民1「配給に頼りっぱなしじゃ、いざって時にまた苦労するからな」

住民2「やっぱり狩りは続けないとまずいよなぁ……」





ロウル「ほうほう、殊勝な心がけの人達ですね」

アベル「元々、そうして生き延びて来た者達だ。習慣づいているというのもあるだろうが……」

ロウル「この辺りの獲物って確か……」

アベル「あぁ……」



特殊判定
↓1コンマ二桁



377以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/09(土) 23:32:10.38WeBWgARN0 (1/2)




378 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:43:15.30Y2Nayeko0 (6/9)

貧民街・配給以外での食糧事情

50>38(飲み込めればそれは全部貴重な食料!)

※基準値を下回ったため、狩猟食に変化なし

――


カラス「カァー! カァー!」バサバサ!



住民1「あ、くそ逃げるな!?」

住民2「貴重な肉が飛んで行っちまう!?」




アベル「……やはり、あれなのか」

ロウル「嫌でしたけど、死体につられてやってくるカラスが一番多く目にする獲物でしたからねぇ」

アベル「死臭が無くなっても、カラス達もすっかりここに住み馴れてしまったということか」

ロウル「そして住民もそれを狩って食べることに慣れてしまい、今も続いていると」

ロウル「……別に私は平気なんですけど、今後の他国との交流を考えると、こういった食生活も控えた方がいいんですかね?」

アベル「なかなか、難しい問題だな……」

アベル「俺も食べているうちに慣れたし、現状でアレが彼らの食糧になっていることも事実だ」

アベル「衛生面に気を遣うようにすれば、意外といけるんじゃないか?」

ロウル「ま、それは追々考えるとして……」



カラス「カァー!」ミクダシ


住民1「くそ、嫌な目しやがって!」



ロウル「ちょっとだけ、手伝ってあげますかっ!」ビシュ!



カラス「グゲ!?」ドスゥ!


ボト…


カラス「」



住民達「「!?」」




379 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:53:54.64Y2Nayeko0 (7/9)

アベル「おぉ、相変わらずすごい命中精度だな」

ロウル「昔はあいつに矢も当てられなくて、すすり泣いたものですよ……」

ロウル「でも、アベルさんのおかげですよ。私に狩猟術や生きる術を教えてくれたから、今の私があるんです」

アベル「元々は、母上の教えだがな。役に立てたなら、何よりだが」

ロウル「ふふん、そして今ではこうして投石だけで撃ち落とせるんですから、我ながらなかなかの上達具合です」

アベル「ふふ、初めて矢で撃ち落とした時は本当に大はしゃぎしていたな」

ロウル「そ、それは……アベルさんだって、嬉しくなりません? そういった時って」

アベル「ああわかるよ。俺もロウルの上達に驚くと同時に、笑うお前の姿が嬉しかったからな」

ロウル「……///」

アベル「……あのカラスがあの後まさか、あんなことになるとは思わなかったが」

ロウル「あー駄目駄目! エリスさんのあれはもう忘れましょう!」ワタワタ!




住民1「い、今のは一体……」

住民2「すげぇ、石を投げて仕留めたのか!?」

住民1「あれは、まさかアベル様!?」



住民達「「――そしてなんか際どい服の子がいるぞ!?///」」



ロウル「~~~~!?///」パタパタ!

アベル「ほらな? 子供達以外からも、そういう目で見られてしまうんだ……」

アベル「……」

アベル「なぁロウル。こうして貧民街も、昔よりもよくなったことはわかったんだ」

アベル「もし、お前が嫌じゃなければ……次は、俺が行きたい場所に行ってもいいか?」

ロウル「え?」


……


――




380 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:56:49.37Y2Nayeko0 (8/9)

――

……


【帝国・帝都】


ロウル「て、帝都まで……」

ロウル「アベルさん、一体どこに向かわれるつもりなんです?」

アベル「……俺も、人の事を言えた義理ではないが」

アベル「ロウル、流石にその服装は不味かったと思う」

ロウル「あうぅ……///」

アベル「……」

アベル「だが、だからと言っていつもの格好。目深にかぶれるフード付きのローブばかりというのも不味いだろう」

ロウル「え?」

アベル「確かに、今までの帝国の情勢であれば耳持ちの者は狙われていただろう」

アベル「それでなくとも、容姿のいい華奢な弓兵。徒党を組んで囲い攫う輩も現れたかもしれない」

アベル「だが、今は違う」

アベル「完璧ではないが治安もよくなり、ロウルもずっと強くなった」

アベル「そして、俺も傍にいる」

アベル「……お前も、もう自由に女の子らしくお洒落というものをしてもいいと思うんだ」

ロウル「ね、年中真っ黒なアベルさんに言われたっ!?」ガーン!

アベル「だから、俺も人の事は言えないといっただろうが!///」

アベル「もういい! とにかくだ、俺がロウルに普段とは違う服を着て貰いたいと思っただけだ!」

アベル「嫌なら、後で脱ぎ捨ててくれて構わない! だから……」



帝国服屋「……」エイギョウチュウ



アベル「あそこに入るぞロウルッ!」グイ!

ロウル「えぇっ!? ちょ、ま、待ってくださいよぉ!?///」


……


――


381 ◆gEU9La026k2020/05/09(土) 23:58:38.60Y2Nayeko0 (9/9)

――

……


【帝国服屋店内】



ロウル「い、いいですって別に!」ワタワタ

ロウル「私はほら、この耳と尻尾ですし!」パタパタ

ロウル「さっきもいいましたけど、動きやすい格好の方が色々と都合がですね!?」アセアセ

アベル「観念しろロウル。俺が言い出したら聞かない男なのは知っているだろう?」

ロウル「で、ですけどぉ……」

ロウル(お、お洒落そうな服が沢山……)

ロウル(私には、似合わないと思うんですけどねぇ……)

ロウル(でも……)チラ


アベル「……」フーム…


ロウル(アベルさんの目つき、凄く真剣です)

ロウル(本当に、私なんかのために服を選んでくれているんだ……)




アベル「……」ムムム…

アベル(さて、勢いで入ったはいいが。やはり悩ましいな)

アベル(洒落た格好など、まず俺自身が勉強する側だ)

アベル(そんな俺がロウルに似合った服を探せてやれるかは怪しい)

アベル(とはいえ、ロウルに違う格好をしてもらいたいというこの気持ちは本物だ)

アベル(……ここは、俺の直感に頼ろう。ロウルが着て、一番似合いそうなのは……



――

※アベル、どの服を選ぶ?

1:男の子っぽいが、活発なロウルには一番馴染むか? ボーイッシュな服
2:なんだか涼やかなイメージが心地よいな。 ワンピースと麦わら帽子
3:見慣れないが美しい衣装、王国からの輸入品だろうか? 巫女服
4:新たな道が開けるかもしれない。このいかにもな少女服! ふりふりした服
5:アーシャは何着か持っていたが、ロウルはないだろう。 大人なドレス
6:その他自由安価

↓1~3多数決コンマ


382以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/09(土) 23:59:27.86WeBWgARN0 (2/2)

4


383以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 00:00:42.952LpwXKLDO (1/2)

3


384以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 00:01:09.50jBpfaVI/0 (1/1)

2


385以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 00:01:44.87HA6bMdIbO (1/1)

3


386 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 00:05:21.22CZlarFVC0 (1/7)

票数分散、コンマ95最大値のため

3:見慣れないが美しい衣装、王国からの輸入品だろうか? 巫女服

普段着?になるかはわかりませんけど、確実にいつもの服とは違う新鮮さがありますね
購入する服が決まったあたりで今日はここまで

本日もありがとうございました!


387以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 13:00:30.654X/lvtVA0 (1/1)

乙です
巫女服着た姿のイメージが東方の某犬耳キャラでしっくりきたわ


388以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 18:31:33.60WdtNvaCFO (1/1)

おつおつ
地味に>>374から三連偶数ゾロ出てるしロウルもこの後荒ぶるんじゃと期待してしまう
てか巫女服ってコスプレに近いしアドルラン兄様と遭遇したらめっちゃ褒めてくれそう


389 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:15:10.83CZlarFVC0 (2/7)

こんばんはー
それでは今日も少しづつ再開です


390 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:16:24.26CZlarFVC0 (3/7)

アベル、見慣れない美しい装束を発見

――


アベル「ん、これは……」


巫女服「……」テテーン


アベル(随分と、独特な服だな)

アベル(明るく、上下でくっきりとした色分け……)チラ…


ロウル「……」オロオロ…


アベル(ロウルは店の入り口まで戻ってしまったか)

アベル(俺が何を選ぶかまでは見えないだろうし、都合はいい)

アベル(清廉な雰囲気、そしてこの肌の露出の少なさ。これはいい具合の服をみつけたかもしれない)

アベル(肌着の上にこの白衣を着て、それから下の紅衣を履く……いや、結びつけるのかこれは?)

アベル(この衣服の感じ、以前の温泉宿にあったあれに少し似ているな)

アベル(そうなると、王国からの輸入品なのだろうか?)

アベル「……」

アベル「すまないが、少しいいだろうか?」


店員「はいっ!? なんでございましょうアベル様っ!?」ビクーン!


アベル「いや、そこまで警戒しなくても大丈夫だ」

店員(皇族の方があの服をじっくり観察されていれば、誰でも驚きます!)

店員「も、申し訳ありませんが、そちらは女性用となっておりまして……」ビクビク

アベル「いや、俺が着るわけではないぞ……?」






391 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:17:30.25CZlarFVC0 (4/7)

アベル「着るのは、俺が連れている少女なんだが」

店員「あ、ですよねー!」アセアセ

アベル「この服は、見たところ帝国のそれとはだいぶ違うな」

アベル「以前少しだけ似た服を着たことがあるのだが、これは王国産か?」

店員「は、はい! その通りでございます!」

店員「あの日以来、王国や聖国との交流も少しづつではありますが増えておりまして」

店員「中には長期滞在や移住する方もいらっしゃいます」

店員「そう言った方のご要望にお応えし、当店はこれからの時代にも適応しようと……」アセアセ

アベル「だからそこまで慌てずとも。別に抜き打ちの査定に来ているわけではない」

アベル「俺の格好を見ろ。こんな格好で公務をするわけがないだろう?」

店員「そ、それは確かにそうなのですが……」

店員「カイン様は、戦時も私服もスーツということが多く判断に困るという例がありまして……」

店員「ああっ!? 失言でした! お忘れくださいっ!?」ガバ!

アベル「ああ、わかっているよ」

アベル(カイン兄様も、俺とは違った理由で普段の服に悩まれているんだろうな……)

アベル「とにかく、今日の俺はただの客だ」

店員「か、かしこまりました」

アベル「では続けて聞きたいのだが……」



アベル「……この服、尻尾を出せるようにすることは可能か?」



店員「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁


392以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/10(日) 23:18:09.152LpwXKLDO (2/2)

はい


393 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:31:40.11CZlarFVC0 (5/7)

店員の獣人への嫌悪感

50>
15≧15

※基準値を下回った為、嫌悪感無し
※さらに第二基準と同値の為、むしろ大好き

――


店員「も、もしかして」

アベル「ん?」



店員「もしかしてアベル様も、獣人がお好きなんですかっ!?」クワッ!




アベル「ど、どうした急に!?」

店員「わかります、わかりますよ……!」グッ!

店員「以前、王国からとある貴族の方がお越しになられた時に初めて目にしたのですが……」

店員「その時に連れられていた猫の耳を生やした子のまぁ可愛いこと可愛いこと!」

店員「やはり尻尾の問題がありまして、その時は当店も用意が出来ておらず心苦しさのあまり身が割けそうでした!」

店員「ですが二人は責めることなく、手直しで時間がかかってもいいと仰ってくれたのです」

アベル「そ、そうか」

店員「あれ以来、私はそういったお客様が現れてもいいように、色々と考えました」

店員「何しろただの人間である私達には、尻尾の都合はまるでわかりません」

店員「適当に穴を開けただけでは、尻尾が上手く出せないかもしれない!」

店員「大きすぎたら、お尻が見えてしまうかもしれない!」

店員「こうした問題を解決するにはどうしたらいいかっ!」バン!

店員「そう、答えは簡単です。その道の人に手伝って貰うのが一番!」

店員「なので……」リーン!




猫娘「はーい! 呼んだ―?」ピョコ



店員「その彼女に仕事を補佐して貰うことにしたのです!」

アベル「」



394 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:41:42.84CZlarFVC0 (6/7)

店員「彼女のおかげで、当店はまだ少量ではありますが尻尾対策完備の服のご用意があります!」

猫娘「あ、呼ばれたからそうなんだろうけど、このお客さんって私達にも理解ある人なんだね」

猫娘「嬉しいなぁ。王国だと変な奴に捕まると大変なことになっちゃうし……」

店員「安心してくれ。この御方は今の帝国のトップの一人であるアベル様だ」

店員「そのようなお方が理解を示されたとなれば、帝国の未来は明るいぞ!」

猫娘「やったー! 主様と引っ越してきて正解だったね!」

アベル「」

店員「っと、失礼致しました。少々浮かれてしまい……///」

店員「こちらの服の穴開きは既に奥にご用意があります」

店員「お連れの方がいらっしゃれば、すぐにでもご試着できますよ」

アベル「そ、そうか」

アベル(正直、これは想定していなかったな……)

アベル(いや、ロウルが嫌な思いをしなくていいんだ。むしろありがたい)

アベル「わかった。少しだけ待っていてくれ」


ロウルー?

!?



ロウル「うぅ、耳も尻尾も全く隠さないで店内に来いだなんて、アベルさん何考えて……」




店員「狼もイイッ!」ブパ!

猫娘「仲間だ!」キラキラ!




ロウル「うえええぇぇぇぇぇ!?」



……


――


395 ◆gEU9La026k2020/05/10(日) 23:50:31.11CZlarFVC0 (7/7)

――

……


【試着室】


ロウル「ま、まさかこんな場所で同族の方と出会うなんて……」

猫娘「私とは耳も尻尾も違うけどね。かっこいいなー」

ロウル「あ、ありがとうございます///」テレ…

ロウル「しかしアベルさん、俺が服を選ぶって言ってましたけど……」

巫女服「……」

ロウル「ま、また妙なものを選ばれたものですねぇ」シゲシゲ

ロウル「あまり、激しく動くことには適していなさそうです」

ロウル「というより、この服の構造……んん?」

猫娘「あ、やっぱり着方わからないかな?」

猫娘「私は主様に何回か着させて貰ったことあるけど、着つけ手伝った方がいい?」

ロウル「うぅ、ここまで来て着ずに出るのも選んでくれたアベルさんに申し訳ないです」

ロウル「……申し訳ありませんが、よろしくお願いします」ペコリ

猫娘「はーい!」



……



シュルシュル…



猫娘「……ここでこうして、こう」シュ…

猫娘「そしてここで結ぶ」ギュッ!

ロウル「なるほどなるほど。仕組みさえ理解すれば、思ったよりも楽ですね」

ロウル「動きやすいかは、また別問題ですけど」

猫娘「あはは……」




396 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 00:06:37.13uxci9VyD0 (1/11)

ロウル「アベルさん、こういった変わった服が好きなんですかねぇ?」

ロウル「多分生まれて初めてですよ、こんな服着たのは」

ロウル「まったくアベルさんは……」

猫娘「……」

猫娘「すごく、大切なんだね。あの男の人のこと」

ロウル「うぇっ!?///」ワタワタ

猫娘「隠さなくてもいいよ。私も、助けてくれた主様のことが大好きだから」

ロウル「……あなたも、やはり?」

猫娘「うん。自分がどうしてこんな姿なのかもわからないまま、気がついたら売り物にされてた」

猫娘「その時に私を買ったのが主様。きっと酷いことされるんだって、怖かった……」

猫娘「散々暴れて酷いことも言ったけど……それでも主様は、怒らないで私をずっと可愛がってくれているの」

ロウル「……王国の、腐っていない貴族の方だったのですね」

猫娘「うん。本当に、私を買ってくれたのが主様でよかったよ」

猫娘「あなたも、あの人に買われたの?」

ロウル「……」

猫娘「あ、ごめんなさい。私……」

ロウル「いや、いいんですよ。自分と一緒の種族がこうして話すなんてなかなかないですからねぇ」

ロウル「私も、物心ついた時には周りから狙われていました」

ロウル「子供ながらに一人孤独に生きて逃げ続けて……とうとう捕まりそうになった時」

ロウル「そんな時にあの人は、自らを危険に冒してまで助けてくれたんです。その後も、今に至るまでずっとね」

猫娘「わぁ……///」パタパタ

ロウル「なかなか、素直に気持ちは伝えられません。伝えても、むしろあの人からはどうしたと不思議がられるかもしれません」

ロウル「まあ元々は最初から素直になっていなかった私のせいなんですけどね///」パタパタ

猫娘「じゃ、じゃあその格好であの人に伝えちゃおうよ!」

ロウル「えっ!?」

猫娘「あなたもだいぶ印象変わったと思うから、中身も変わったと思って正直に、さぁ!」グイグイ!

ロウル「ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ!?」


……


――



397 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 00:12:07.79uxci9VyD0 (2/11)

――

……


アベル「……」ソワソワ

店員「ご安心くださいアベル様」

店員「あの子にあの服を選ばれたアベル様は、間違っておられません!」

店員「さぁ、もうすぐです。もうすぐですよぉ……」ハァハァ…

アベル「……」





ロウル「……」ヒョコッ



アベル「ロウル?」

ロウル「その、アベルさん?」

ロウル「私なんかに服を選んでくれたのはありがたいのですが……」

ロウル「これはあまり着慣れていない服といいますか……」

ロウル「多分、ヒバリさんとかが一番似合う服なんじゃないかなーって……」

アベル「……俺は、ロウルが着た姿を見たいな」

ロウル「あぅ……///」

ロウル「……あーもう! わかりましたよぉ!///」



バッ!




巫女ロウル「こ、これで満足ですかっ……!?///」





特殊判定
↓1~2コンマ二桁



398以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 00:12:47.66/qH4M0UD0 (1/2)




399以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 00:13:02.49rbAU2EiDO (1/2)

はい


400 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 00:14:02.11uxci9VyD0 (3/11)

……皆さんやっぱりコンマ操れるんじゃないですかね?(白目吐血)


401 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 00:17:20.01uxci9VyD0 (4/11)

と、とりあえず判定を取ったあたりで今日はここまで
本当に結構大事な判定はほとんどが偶数ゾロの最良結果を持っていくのはなんでなんだろう?

本日もありがとうございました!


402以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 00:22:09.89mRbfMLDP0 (1/1)

乙です!
もう偶数ゾロが予定調和みたいになってるww


403以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 00:22:50.16/qH4M0UD0 (2/2)

乙乙


404以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 00:26:53.23u+/PUPHMO (1/2)

おつおつ
この感じだとアベルにドストライクだった感じかな
店側のコンマも良かったし不安がるロウルに対してのコンマ神の加護がすごい


405 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:26:11.90uxci9VyD0 (5/11)

こんばんはー
今日も短いですが進めて行きます
偶数ゾロ目率って本当に5パーセントなのか疑問がつきませんね……


406 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:26:54.87uxci9VyD0 (6/11)

特殊判定
↓1~2コンマ二桁


普段着ることの無い巫女服、どう?


1:アベルの反応

コンマ66

 6 6

偶数ゾロ目: も う 普 段 か ら 着 せ よ う 

※もしかしたらアドルランの性癖が伝染ってきているのかもしれません(白目)


2:ロウルの抵抗

50>49(ア、アベルさんが選んでくれた服ですから、着ますよ……///)

※基準値を下回った為、このまま着ていてくれます

※アベルが突き抜けロウルも抵抗が無いため……?

――




アベル「おっ……おぉ……///」フルフル…



ロウル「ちょ、なんですかその反応は!?///」

アベル「す、すまない。俺も語彙力はあまりなくてな……」

アベル「その、なんだ……」





アベル「――どうしようもなく似合っている。これ以外の言葉が思いつかん……///」





ロウル「~~~っ!?///」バタバタ!

店員「ですよねっ!」

猫娘「やったね!」

ロウル「くぅ、なんなんですか、この恥ずかしさは……///」

ロウル「た、確かに? 着てみると我ながら意外としっくりくる気はしますけども」

ロウル「尻尾も苦になりませんし、ちょっと可愛いかな、とも思いますけど」

ロウル「でもやっぱり、動くのには適していないと思うんですよね!」

ロウル「その、あまり派手に動いちゃうと着崩れてしまうと言いますか……」

ロウル「この垂れた袖とか、かなり足先まで覆ってくるこの袴というものは開脚には適してなくてですねぇ……」

アベル「……」

アベル「激しく動かなければ問題ないな」

ロウル「えぇっ!?」




407 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:28:19.86uxci9VyD0 (7/11)

アベル「服については詳しくないが、おそらくこの服は聖国の祈服に似たものなのではないか?」

店員「ええ、そのように聞いております」

アベル「静かに整然と。そんな印象を受けたよ」

ロウル「うぅ、どうしてそんな服を私に……///」

アベル「似合うと思ったのもあるが、やはり露出だな」

アベル「弓兵としての常識ある軽装は認可できたが、流石にあそこまで大胆なものは駄目だ」

アベル「ロウルも、貧民街をうろついてわかったと思うがな」

ロウル「うぐぐ……」

アベル「まぁ……つまるところ、あまり他の者の前で肌を晒して欲しくないという俺の我儘だ」

ロウル「ア、アベルさん……///」

アベル「だがしかし、俺の想像以上だ」

アベル「ただ肌を隠し、露出を控えるだけじゃない」

アベル「普段は活発な印象を受けるロウルが、服一つでここまで印象が変わるとはな……」

ロウル「ど、どういう印象です……?」

アベル「……こういうと怒るだろうが、淑やかさだな」

アベル「ロウルの赤眼と銀の髪も色合い的に合っていて、落ち着いた雰囲気の中にも意志の強さを感じられるし……」

アベル「それに、ロウルの細くしなやかな身体の邪魔もしていない。凛とした佇まい……」

アベル「あとはなぜだろうか? 弓を射る姿や短刀を振るう姿もきっと様になると確信が持てる」

アベル「……非の打ちどころがないな」

ロウル「う、うあああぁぁ……///」プシュゥゥゥ…

アベル「もういっそ、普段から着ていてほしいと思ってしまうくらいだ」

ロウル「そんなにですか!?」





408 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:30:19.22uxci9VyD0 (8/11)

ロウル(アベルさんがあんなに褒めてくれるなんて、そりゃあ嬉しいですよ……)パタパタ

ロウル(私自身、普段は絶対着ない服に浮足立っている自覚もあります)

ロウル(それでも、やっぱり……)

ロウル「あ、あのですねアベルさん?」

ロウル「私はこれでもアベルさんの副官ですし、それを誇りに思っています」

ロウル「貧民街も以前よりも遥かに安定して、こうして正体を隠さずにお買いものもできる……」

ロウル「本当に、アベルさんや私達が望んでいた世界に近いづいているんだなって、実感できます」

ロウル「……だけど、欲のある人間というものはしぶといものです」

ロウル「思った以上の数がいるし、個々も蹴散らして尚執拗に狙ってくることがあります」

ロウル「王国と聖国にも、よからぬ考えの輩がいたんです」

ロウル「それこそ、帝国だって嫌な貴族が今も秘密裏に何かを画策しているかもしれないんです」

ロウル「アベルさんを狙う敵が、今後も現れないとは限らないんですよ」

ロウル「……私は、あなたを守りたい。これはからかいではなく、私の本心です」

ロウル「だから……こ、この格好では目立ってしまいますし、動きの制限があってですね///」アセアセ

アベル「……ありがとう、ロウル」










アベル「だがエリスもメイド服、それも丈の長いスカートで戦場を駆けぬけていたぞ?」









ロウル「エリスさんのばかぁ!///」

アベル「さらに言ってしまうと、ローズさんの格好はもっとすごい」

ロウル「そうでした、今や帝国はメイドが主戦力になっているんですよねぇ……」ガクリ…






409 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:33:23.60uxci9VyD0 (9/11)

ロウル「うぅ、その二人を例に挙げられたら、服を理由に戦えないって言えないじゃないですかぁ……」

アベル「そうか、やはり俺が柄にもなく興奮しているだけで、ロウルは嫌なんだな……」

ロウル「あ、いや、そうじゃなくて!」アセアセ

ロウル「私も思ったよりいい服だって思いますし、選んでくれたアベルさんには感謝しかありませんよ!」

ロウル「ただ、ただですよ? 普段からこの格好ってなると……」

ロウル「と、当然城塞のみんなや、街中の人にまで見られるんですよ……?///」

ロウル「アベルさん、さっき私の肌をあまり人にみられたくないとか……///」

アベル「肌を見せるのと可愛らしい様を見せるのは全く別だと思うが」

ロウル「あううぅ!?///」

ロウル(こ、こんなにぐいぐい来るアベルさん初めてです……)

ロウル(本当に、それだけこの服が私に似合っているということなんでしょうか?)パタパタ

ロウル「……」ゴクリ…

ロウル「……」

ロウル「…………」

ロウル「あー、もう! わかりました!」

ロウル「きょ、今日は折角のお休みなわけですし、この服の着心地も悪くないことは認めましょう!」





ロウル「ま、まずは……今日だけ、試しに着続けてあげても、いいですよ……///」パタパタ





アベル「おぉ、本当かロウル!」パアァ!

ロウル「……と、特別ですからね?///」ピョコピョコ!

猫娘(耳があんなに……素直じゃないなぁ)ホクホク




410 ◆gEU9La026k2020/05/11(月) 23:35:35.33uxci9VyD0 (10/11)

店員「いやはや、本当に実にお似合いですよ……!」

店員「この姿を見せないだなんて、帝国の損失です!」

ロウル「そんな、アベルさんといい大げさですよ……///」

アベル「安心しろロウル。何か妙なことを言ってくる輩がいれば黒氷を叩きこんでやる」

ロウル「アベルさんも、少し落ち着きましょう!? いつもの冷静さを取り戻してくださいよ!」

アベル「そうは言われてもだな……」チラチラ

ロウル(わ、悪い気はしませんけど、やっぱり凄い恥ずかしい……)

店員「アベル様の興奮、私もよくわかりますとも」

店員「まさか帝国にもこんな逸材がいたとは……」

店員「……」

店員「ところで、なのですが」

アベル「?」

店員「見たところこのお嬢さん、よく髪を結いあげているのでしょう?」

店員「ここは一つ、髪をおろすことで更なる変化を楽しんで見るのもよいのでは?」

ロウル「!?」

アベル「ふむ……」



※ロウルの髪、おろす? おろさない?

※ロウルの基本髪型はポニーテール(アーシャより長め)です


おまけ多数決安価
↓1~3




411以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 23:39:25.10rbAU2EiDO (2/2)

おろす


412以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 23:46:11.06MkeUKwPR0 (1/1)

せっかくだしおろす


413以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 23:46:23.578QmcOvO20 (1/1)

おろそう


414以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/05/11(月) 23:47:21.00u+/PUPHMO (2/2)

おろしちゃおう