1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 12:51:03.02Rlmv6zEWo (1/1)

前スレ
【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/





理樹(…朝になった。)

理樹「んん…」

理樹(いつも通りの朝…とは一つ違うところがあった。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(そう、隣に佳奈多さんが寝ているのだ…)

理樹「…」

理樹(寝顔は始めてみるけど…普段よりも安らかに見える。)

佳奈多「んん…むにゃ…ん…」

理樹(…おっ、何かいいそうだ…どんな夢を見ているのか、少し気になるなぁ…)

佳奈多「…>>2」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585713062



2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 12:54:23.79uO0awQlj0 (1/1)

もう食べられないよ~


3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 13:25:06.94jJJHRM4jO (1/1)

理樹「…へぇ、そんな夢見るんだ、意外だね…」

理樹(もっと見てたい気もするけど、そろそろ起こしてあげよう。)

理樹「佳奈多さん、朝だよ。」

佳奈多「ん…?…あら、もう朝なのね…」

理樹「おはよう佳奈多さん、夢では何を食べてたの?」

佳奈多「…は?何が?」

理樹「何って…もう食べられないって言ってたから…」

佳奈多「…寝言?」

理樹「うん。」

佳奈多「……」

理樹(佳奈多さんは顔を赤くして…)

佳奈多「…忘れて…」

理樹「え、なんで?」

佳奈多「良いから、忘れなさい。忘れなかったら死んでやるから。」

理樹「ええー…まあ、そこまで言うなら…」

理樹(でもそこまで恥ずかしくもない気がするけど…)




理樹「…さて、じゃあ、とりあえず、朝ごはんでも食べに行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(朝ごはんに行くと…)

理樹「あ、あそこにいるのは…>>4」


4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 13:44:50.00wb7ltxzbO (1/1)

クド


5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 18:28:22.09SOpENIjmO (1/1)

理樹「あ、クド!」

クド「あ、リキ!それと…あ、佳奈多さん。」

佳奈多「クドリャフカ…昨日はごめんなさいね。連絡もなしに…」

クド「いえ、良いんです。リキと一緒にいたんですね。お二人はカップルですから、その…イロイロあったんですよね。…ですが、次からはちゃんと連絡がほしいのです!」

佳奈多「ええ、わかったわ。」

クド「はい、お願いします……それにしても、ボーイフレンドと一夜を過ごすなんて、佳奈多さんも大人なのですね。なんだか色っぽく見えますー。」

佳奈多「>>6」


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 20:51:40.61EWGh80zAO (1/1)

あなたも混ざる?


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/01(水) 21:24:17.0302o8Ugb+O (1/1)

クド「わ、わふ!?そ、それは…ちょっと…わふぅ…」

佳奈多「…冗談よ。」

クド「わふっ!で、ですよね!そんなことあり得ないですよね!」

佳奈多「ええ…もし本当にそんなことしたら直枝を殺して私も死ぬからね。」

クド「えっ。」

理樹「あ、あはは…」



理樹(その後、3人でご飯を食べていると…)

理樹「…あ、あれは…>>8」


8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/02(木) 01:40:34.01BKhYtfHjO (1/1)

まさと


9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/02(木) 14:56:00.83gb+8QPTBO (1/1)

理樹「あ、真人。」

真人「お、理樹!会いたかったぜぇぇ!」

理樹「わっ!」

理樹(真人に抱きつかれる。)

理樹「ちょっと止めてよ真人…」

真人「だってよぉ、最近理樹は2日に一辺くらいしかいてくれねぇから理樹成分が足りねぇんだ!」

理樹「ええー…」

真人「くそっ、二木が羨ましいぜ…俺の理樹を…」

佳奈多「あなたの、では無いでしょう?」

真人「ぐっ…確かにそうだが…でもよ、寂しいんだよ。俺は!バンドもしてねぇし!もっと構ってくれよ!」

理樹「>>10」


10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/02(木) 17:06:48.0862bBdGzA0 (1/1)

今日は皆で筋肉祭りだ


11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 13:24:11.52eM6E4y6tO (1/1)

真人「おっ、やってくれるのか?」

理樹「うん、筋肉祭りだ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…え、なに、何が始まったの?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「わふー!筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「クドリャフカまでどうしたの!?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…何これ、何?」

理樹「佳奈多さんもやろう!楽しいよ!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「>>12」


12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 14:17:54.50/ly+8LGc0 (1/1)

き…きんにくいえいいえい(棒読み)


13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 17:56:18.464qdVM7uQo (1/1)

理樹「よし、これで佳奈多さんも筋肉王国の一員だね!」

真人「よし、この調子で仲間をどんどん増やしていこうぜ!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多(井ノ原はともかく直枝までバカに…もう、何なのこれ…)




理樹「…あ、まずあそこに…>>14」


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 18:07:56.26FcQv8lFrO (1/1)

はるちんが


15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 20:33:03.94kESoLaL2O (1/1)

理樹「よーし、葉留佳さんから取り込むぞ!」



葉留佳「あ、理樹くん!お姉ちゃん、他のみんなも!おはー!」

理樹「葉留佳さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「おおう!?何ですカ!?」

佳奈多「…きんにく…いぇぃいぇーぃ…」

葉留佳「…お姉ちゃんまで取り込まれてる…一体何が起こってるんですカ…」

佳奈多「やめて…あんまり見ないで…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「え、ちょ、ちょっと、何を…あ、あ、あーーーーっ!」



葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳までも…一体、これになんの力があるというの…)

理樹「よーし、この調子でどんどん行こう!次は…>>16」


16以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/03(金) 22:57:54.24297s2yF3O (1/1)

小毬


17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/04(土) 11:55:31.52ru2N/L0BO (1/1)



理樹「やあ小毬さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「ほあぁ!みんなどうしたの?」

佳奈多「…ほんと、どうしちゃったのかしら…」

理樹「筋肉がうずいて仕方ないのさ!さあ一緒に!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「みんな、どうしちゃったの…や、やめてよぉ!ほ、ほあぁぁぁぁぁっ!」




小毬「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「よーし、小毬さんも仲間だ!次は…」

佳奈多「…ちょっと待って。」

理樹「え、何?」

佳奈多「これ、目標は何?」

理樹「筋肉王国の建築さ!」

佳奈多「>>18」


18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/04(土) 14:35:12.782gxM5yEG0 (1/1)

何を言っているのかわからない…


19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/04(土) 19:05:38.24cou9K9xRO (1/1)

理樹「何って…その通り、僕たちの筋肉旋風(センセーション)で王国を作るのさ!」

佳奈多「センセーション…?何か知らないけど…いままでなんとなく乗っかってしまったけど…直枝、そろそろ目を覚ましたら?」

理樹「僕はいたって正気だよ?」

佳奈多「正気じゃないわ、直枝。どうしたの?」

理樹「筋肉が唸って仕方ないのさ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…あなたたちね…ふざけるのもいい加減にしなさーーい!!!!」

理樹「>>20」


20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/04(土) 23:35:49.55pYsrRRbRO (1/1)

ごめんなさい
ふざけすぎました


21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/05(日) 12:07:55.78UpDLiJZtO (1/1)

佳奈多「大体あなたたちはいつもこんなバカな事ばかりして!いったいどれほど学校の風紀が乱されているかわかってる?そもそも…」ガミガミ

理樹「はい、ごめんなさい、すみません…」

理樹(佳奈多さんにものすごく絞られた…)





理樹「ねぇ佳奈多さん…そろそろ許して…」

佳奈多「…許して、ねぇ…そうね、じゃあ、直枝、罰則として…>>22」


22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/05(日) 14:30:25.19GSqyFQ0W0 (1/1)

一週間エッチな事禁止


23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/05(日) 18:12:56.773WVqLewTO (1/1)

理樹「えっ、そんなぁ…」

佳奈多「文句は言わない!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「じゃあ、そういうことでね。わかった?」

理樹「わかりました…」

理樹(…怖かった…佳奈多さんを怒らせないようにしないと…)



理樹(その後、僕たちは午前の授業を受けて…)

理樹(…やっと昼休みになった……さて、じゃあご飯に…)

美魚「…直枝さん。」

理樹「あ、西園さん、どうかした?」

美魚「いえ、一緒に昼ごはんでもいかがかと。」

理樹「>>24」


24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/05(日) 22:02:09.87ureoBm+DO (1/1)

よろこんで!
折角だから二人っきりで食べようよ。


25以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 11:40:37.11LjeHgm1MO (1/2)

美魚「ええ、それでは、いつもの中庭に行きましょうか。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、中庭に来て、木の下に座る。)

理樹「…それにしても、西園さんから誘ってくるってなんだか珍しい気がするよ。」

美魚「…そうですね、ですが、直枝さんに関しては積極的に行かねばと思ってますので。」

理樹「えっ?」

美魚「ふふ、何でもありません…それより、直枝さん…せっかく二人ですし、>>」26


26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 12:53:11.76oifeHwVfo (1/1)

薄い本でも一緒に読みましょう


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 13:57:24.39rAIX4LWpO (1/1)

理樹「えっ…」

美魚「良いじゃないですか、誰にも見られませんし、それに教室だと邪魔が入って読めないんです。」

理樹「邪魔って?」

美魚「なぜか鈴さんが休み時間の度に意味もなく声をかけてきたり、百合小説を読ませようとしたり、BL本を百合本に差し替えてきたりするんです。何か知りませんか。」

理樹「いや、僕は何も…」

美魚「そうですか、ならよいです…まあともかく、読みましょう、一緒に。」

理樹「…仕方ないなぁ…」

美魚「はい、では、もっと近くに…」

理樹「えっ?」

美魚「近くに来ないと読めないですから。」

理樹「あ、うん…」




理樹(そういうことで、二人で本を読んだ。)

美魚「…いかがですか?」

理樹「…うーん、やっぱり僕にはちょっと、よくわからない…」

美魚「…そうですか…わかってほしかったですが、まあいいです。わかってもらえずとも、こうやって同じ本を読んでいるだけでも十分です。」

理樹「えっ?」

美魚「一緒に本を読んで、同じものを見て、同じ空気を感じて、同じ世界に浸る…こういうことって、ドキドキしませんか?私はしますよ。直枝さんは、ドキドキしますか?」

理樹「>>28」


28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 16:57:19.52rwA25pVV0 (1/1)

ドキドキはしないけどムラムラしてきた


29以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 18:56:37.26rSf4Z4whO (1/1)

美魚「ふふ、私で発散しますか?」

理樹「…いや、でも、気持ちが伴わないでそんなことしちゃダメだと思うんだ。」

美魚「…ならば私はオーケーですよ?」

理樹「えっ…」

美魚「さあどうしますか、直枝さん、ここには誰も来ませんよ。」

理樹「…>>30」


30以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 19:47:11.02MqsKAxWRO (1/1)

ごめん、それはできないよ


31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 20:19:28.112T3SU0T4o (1/1)

理樹「僕には心に決めた人がいるから…」

美魚「…そうですか…」

美魚(まあこの段階ではそうでしょう…そんなに簡単にいくとは思っていません。)

美魚「わかりました…そうですよね。まあ、良いでしょう。」

理樹「…ごめん。」

美魚「謝ることではありませんよ…残念ですけどね。…では、読み終わりましたし、戻りましょうか。直枝さん。」

理樹「うん…」




理樹(教室に戻るとき…)

佳奈多「…あら?直枝と…美魚さん?」

理樹「あっ…佳奈多さん…」

佳奈多「…何してたの?」

理樹「いや、二人で昼御飯を食べてたんだよ。」

佳奈多「>>32」


32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 20:29:59.77x2aj2k5/O (1/1)

はぁ!?(マジギレ)


33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/06(月) 22:56:00.61LjeHgm1MO (2/2)

佳奈多「直枝、あなた…昨日、気を付けろって言ったでしょ!」

理樹「いや、だから西園さんはそういう人じゃないって…」

佳奈多「あなたはそう思っても、私はそうは思えないわ!そもそもどういう人かとか関係なく、恋人がいる人が他の異性と一緒にいるなんてそれ事態が…」

美魚「…落ち着きましょう。佳奈多さん。」

佳奈多「落ち着いてなんかられないわよ。…そもそも、あなたのせいでしょう?あなた、どういうつもりで誘ったのかしら?」

美魚「ただご飯を一緒に食べたかっただけですが?一人は寂しいので。」

佳奈多「取って付けたような建て前ね…まあいいわ、西園さん…これから先はこういうことはやめてくれる?」

美魚「>>34」


34以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 00:15:36.50CkUtVElNO (1/1)

善処します


35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 14:38:16.131adBV6w6O (1/1)

佳奈多「善処って…やらないってこと?」

美魚「…善処します。」

佳奈多「…まあ、そういうつもりしかないならそれはそれで構わないわ…こっちはこっちでやるだけよ。…直枝!」

理樹「はい!何ですか?」

佳奈多「…委員会室に来るように。」

理樹「え、でも…」

佳奈多「来なさい。良いわね?」

理樹「…はい…」

美魚「…佳奈多さん、束縛の強い女性は嫌われますよ?」

佳奈多「黙って。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんのところに行く。)

理樹「……えーと、佳奈多さん……すみませんでした。」

佳奈多「>>36」


36以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 15:10:18.25NoIiBlHuo (1/1)

西園さんに恋人を作らせれば解決出来る?


37以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 18:18:52.131SU3TPObO (1/1)

理樹「えっ?」

佳奈多「…彼女があなたに手を出してこなくなるような方策を考えてやりましょうって言ってるの。あなただって迷惑してるでしょ?」

理樹「え、いや…説教じゃないんだって思って…」

佳奈多「怒られたいの?」

理樹「いや、大丈夫です…」

佳奈多「そうよね。…で、あなたはどう思う?」

理樹「うーん、ちなみに誰を恋人に据えようとしてるのさ?」

佳奈多「>>38」


38以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 18:39:39.39iJs7midNO (1/1)

井ノ原


39以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 20:29:25.09veITJ4MMO (1/1)

理樹「えっ、謙吾じゃなく真人?」

佳奈多「ええ、井ノ原のほうが使いやすくて都合がいいわ。鈴さんは百合に目覚めさせたいみたいだったけどそれよりかはこっちの方が確率が高いわ…井ノ原はバカだけど顔も悪くないし、人柄も普通でしょうしね。直枝、西園美魚は井ノ原のことどう思ってると思う?」

理樹「うーん、特に何も思ってなさそうだよね。普通の友達なんじゃないかな。」

佳奈多「じゃあ逆に井ノ原は西園美魚さんのことどう思ってる?」

理樹「さぁ…?そういう話聞いたことないなぁ…それも普通の友達くらいじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね…じゃあ、直枝、放課後までに井ノ原に聞いてきてくれる?それで放課後またここに来て。」

理樹「え、今日の練習は…」

佳奈多「…練習したら西園美魚と接触することになるでしょ、今日の私たちの練習は無しよ。…わかったわね?」
 
理樹「…わかったよ…」



理樹(…というわけで…)

理樹「…ねぇ、真人。」

真人「おう理樹、なんだ?」

理樹「…真人ってさ、好きな人いる?」

真人「お?なんだ突然。」

理樹「いや、ちょっと…気になっただけ。」

真人「そうか…まあ、そうだな…理樹だな。」

理樹「女の子で。」

真人「なら…うーん…>>40」


40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/07(火) 22:04:09.37o9lc9MZHO (1/1)

西園は可愛いと思うな


41以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/08(水) 11:41:29.34foTkMnejO (1/1)

理樹「えっ、本当?」

真人「ああ、筋肉はねぇけど、かわいいよな。」

理樹「うん、わかった、ありがとう!」

真人「おう、別に感謝されることじゃねぇよ、事情は知らねぇがこれくらいならいつでも答えてやるぜ。」



理樹(放課後…)

理樹「…ということだったよ。」

佳奈多「わかったわ、これは朗報ね。まあ問題はこれからな訳だけど。西園美魚をどうやってそっちに向かせるか…」

理樹「何か考えはあるの?」

佳奈多「…そうね、やっぱり接点を増やすことでしょう。だから…まず、直枝。あなた私と一緒にいない時は出来る限り井ノ原と一緒にいるようにして。」

理樹「真人と?」

佳奈多「ええ、そうすればあなたと彼女が二人きりになることを防いだ上で、井ノ原との接触を増やせるわ…」

理樹「そううまく行くかなぁ…」

佳奈多「…やってみなきゃわからないでしょう。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…直枝、あなたは考えある?」

理樹「僕は…>>42」


42以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/08(水) 18:17:46.87VFiEinzP0 (1/1)

ダメだどれだけ考えても真人と西園さんが一緒にい様子を想像できない


43以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/08(水) 19:04:27.349yizTdsqO (1/1)

理樹「…ごめん…」

佳奈多「…まあ、そうよね。私も中々想像できないわ。」

理樹「やっぱりちょっと、真人はやめた方が…」

佳奈多「…いいえ、でも井ノ原にやってもらうしかないわ。」

理樹「じゃあ、どうやって?」

佳奈多「…考えるわ、これから。直枝、いっしょに考えて。」

理樹「難しそうだけど…うん、考えてみよう…」





その頃…
恭介「…お、今日は理樹と二木はいないのか。」

葉留佳「なんか二人で色々あるそうですヨ。」

あーちゃん先輩「あらー、二人で色々って、一体何してるのかしら、にゅふふ。昨日は朝帰りだったって話だしねー。」

葉留佳「えっ、そうなんすか?」

あーちゃん先輩「そうよ。」

葉留佳「うひゃー、だとしたらお赤飯準備しなきゃですネ!」

恭介「2回目で朝帰りとは理樹も中々やるな。まだ交際して間もないだろうに。」

あーちゃん先輩「私たちも出来るだけ早くしてみたいわね。にゅふふ。」

恭介「>>44」


44以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 00:48:27.49tTsS0mby0 (1/2)

いや、そういう事は結婚してからだ


45以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 13:42:53.05QHilnzbEO (1/1)

あーちゃん先輩「ええー、じゃあチューは?」

恭介「マウストゥーマウスなら、付き合って一年くらいじゃないか?」

あーちゃん先輩「手繋ぐのは?」

恭介「それは3回デートした後くらいだろうな。」

葉留佳「おおう、けっこうガード固めっすね。」

恭介「そういうことはちゃんとしないとな。」

あーちゃん先輩「ええー。私はいつでもウェルカムなのに。」

恭介「すまんな。」

あーちゃん先輩「…じゃあデート積み重ねてくしかないわね…というわけでさ、週末どっか行こうよ。」

恭介「そうだな…じゃあ、>>46」


46以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 16:13:36.53EyYK/OHHO (1/1)

釣りに行こう


47以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 19:21:48.78HmU93UZ5O (1/1)

あーちゃん先輩「釣り?」

恭介「ああ、結局あのあと釣竿を買ったからな、試したい。」

あーちゃん先輩「あれ買ったのね…そう、わかったわ、じゃ、週末でいい?」

恭介「ああ。」

葉留佳「釣りっすかー良いですよネ。何かこうマグロをぐぁー!って釣るのとかかっこいいですよネ!」

恭介「お、わかるのか、あれの良さが。やっぱマグロはロマンだよな。」

葉留佳「わかりますヨ!あのでっかいのをバーン!ってやるのが…」

恭介「おっ、良いな、よし、三枝、お前も釣りに…」

あーちゃん先輩「ちょっと、何他の人までつれてこうとしてるのよ。」

恭介「おっとすまん、ついな…」

葉留佳「おっと、彼女サンのお止めがかかりましたネ、残念ですけど、断念せざるを得ませんナ。…しっかしデートとは、良いですネ。憧れますヨ。」

あーちゃん先輩「葉留佳ちゃんも作ればいいじゃない、恋人。」

葉留佳「いやー、中々いい人っていないんですヨ。」

恭介「真人とか謙吾とかはどうなんだ。」

葉留佳「二人とも友達としてはいいんですヨ、でも恋人とはちょっと違う気がしますネ。」

恭介「そうか…」

葉留佳「いやー、いい人見つけたお姉ちゃんが羨ましいですヨ。本当に。今ごろ二人で何してるんすかねぇ…」





理樹「…だめだ、全然何も思い付かないよ…」

佳奈多「…そうね、井ノ原がそういう展開になるのが全く想像できないからね…」

理樹「うん…少し疲れてきた…ねぇ佳奈多さん。」

佳奈多「何?」

理樹「休憩がてら、>>48」


48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 20:07:03.86tTsS0mby0 (2/2)

マッサージでもしようか?


49以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 20:43:14.52IVzLU7bCO (1/1)

佳奈多「ええ、頼める?」

理樹「じゃあ…肩から…」トントン

佳奈多「あっ…くっ…んん…いい感じよ…」

理樹「…」モミモミ

佳奈多「んっ…ふっ…気持ちいいわ…」




葉留佳(何してるのかあまりに気になりすぎたので盗み聞きに来てやりましたヨ…さあ、二人が何をしてるのか…)

佳奈多「あっ…んっ…そこっ…気持ちいい…直枝、上手いじゃない…」

理樹「佳奈多さんがどこが良いかは何となくわかるからね…」

佳奈多「あっ…そこっ…」

葉留佳「…>>50」


50以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 21:13:30.13nYb1qdT/O (1/1)

えずく風紀委員
略してef
みたいなことしてるんですか?


51以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/09(木) 21:23:38.70g5v8f/FxO (1/1)

葉留佳(いかがわしいですなぁ、これは…)

佳奈多「んっ…んん…」

葉留佳(どうしましょうカ、これ…)
突入する
そっとしておく
>>52


52以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/10(金) 06:59:29.39nIEm790yO (1/1)

突入


53以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/10(金) 12:24:54.50h4YnMMKBO (1/1)

葉留佳(よーし、レッツ、突入!)

葉留佳「お姉ちゃん!ちゃんと避妊はしましょうネ!」バーン!

佳奈多「え!?葉留佳!?」

理樹「は、葉留佳さん?な、何の事?」

葉留佳「…ありゃ?理樹くん、いったい何を…」

理樹「何って…見ての通り、マッサージ…だけど…」

葉留佳「え?」

佳奈多「…葉留佳、私たちが何してるって思ったのかしら?まさか…」

葉留佳「それは…やはは、はるちん、はやとちりっ!」

佳奈多「…あなたね……」

葉留佳「いやー、邪魔して悪かったですネ、それでは、さよならさんかく!」

理樹「あ、ちょっと待ってよ。」

葉留佳「えっ。何?」

理樹「いや。実は二人で考えてたことがあるんだけど、なかなか決まらないから、葉留佳さんも協力してくれないかな?」

葉留佳「考えてたこと?」

佳奈多「実は…」





葉留佳「ふむふむ、なるほどなるほど、そーいう事ですか、わかりましたヨ!」

理樹「何かいい考えはある?」

葉留佳「そーですな…>>54なんてどうですカ。」


54以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 02:16:25.27rKNNcChMO (1/1)

あきらめる


55以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 12:22:45.44rNpVA8aJO (1/1)

理樹「えっ。」

葉留佳「だって考えてみてくださいヨ、真人くんがそういうのに興味あると理樹くんは思いますカ?」

理樹「…正直、思ってない…」

葉留佳「ですよネ。なら、どう考えたって無駄ですヨ。」

佳奈多「…じゃあどうしたら…」

葉留佳「普通に勝負すればいいんじゃないですカ。」

佳奈多「…普通に?」

葉留佳「お姉ちゃんと理樹くんはカップルなんですから、堂々と迎え撃てばいいだけと思いますけどネ。」

佳奈多「>>56」


56以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 13:13:26.221BI6+f5fo (1/1)

西園さんを椅子に縛り付けて
その前でエッチすればいいってこと?


57以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 14:31:01.30wP2u29nao (1/1)

葉留佳「いやいやいや…そんな極端な…もっと普通にラブラブしてればいいんですヨ。」

佳奈多「普通に…って?」

葉留佳「ほら、例えばお姉ちゃんって基本理樹くんと二人の時しかデレてないでしょ?」

佳奈多「…まあ…」

葉留佳「それを回りに人がいるところでもデレるようになればみおちんを含めた回りにもアピールできますヨ。まあつまり、エッチまでいかずとも、二人の関係性をアピールすると言うことですナ。」

佳奈多「アピール…」

葉留佳「人がいるとこでチューとか。」

佳奈多「>>58」


58以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 17:57:59.41QaQewbWF0 (1/1)

そ、そんなふしだらな事人前で出来るわけないでしょ!


59以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 18:35:08.18+a3V50A8O (1/1)

葉留佳「別にそれくらいいいと思いますけどネ。」

佳奈多「ダメよ、そんな白昼堂々出来ないわ。風紀委員なのに…」

葉留佳「もうすぐ委員会も入れ替わるんだし、大丈夫ですヨ!」

佳奈多「大丈夫じゃないわ!」

葉留佳「みおちんはグイグイ来そうですから、お姉ちゃんももっとグイグイ行かないと。回りの目なんて気にしてられないって。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「理樹くんだって場所を選ばずイチャイチャしたいですよネ?」

理樹「え、まあ…そうだね。」

葉留佳「ほら理樹くんだってしたがってますヨ!恥じらいは捨てなきゃ、勝てませんヨ!」

佳奈多「……」

葉留佳「さあ、レッツ、グイグイ!」

佳奈多「>>60」


60以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 21:42:20.234jO5g1WhO (1/1)

やってやろうじゃねえかよこの野郎


61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/11(土) 22:50:53.592LcVyhfvO (1/1)

葉留佳「なら、まず、イチャイチャしましょう!」

佳奈多「…イチャイチャ?」

葉留佳「イエス!」

佳奈多「具体的に何よ…」

葉留佳「そうですなぁ…まず、名前で呼び会うとか?」

佳奈多「無理。」

葉留佳「即答ですか…じゃあ、>>62」


62以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/12(日) 02:18:09.16qVxFPmvtO (1/1)

腕を組んで歩くとか?


63以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/12(日) 12:02:27.4566pCg6cwO (1/1)

葉留佳「これなら仲良しアピールできますしネ。」

理樹「あ、それくらいなら出来るんじゃない?」

佳奈多「…まあ、それくらいなら…」

葉留佳「なら、実際やって見ましょうヨ。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんと腕を組んでみる。)

佳奈多「…じゃあ…行くわよ。」ギュッ…

理樹「…!うん…!」

理樹(佳奈多さんは片腕を僕の腕に組んでくる。大丈夫だと思っていたけど、実際やって見ると思ったよりもドキッとする。)

佳奈多「…結構恥ずかしいけど…これでいいの?」

葉留佳「そうですネ…でも出来ればこう、腕に抱きつく感じがいいんじゃないですかネ。」

佳奈多「抱きつくって…そんなこと…」

葉留佳「みおちんに負けないためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」ギュッ

葉留佳「おお、良いっすネ!」

理樹(…!密着度がより上がって…)

佳奈多「…直枝、どうかしら?」

理樹「>>64」


64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/12(日) 18:28:59.511ZZG0o+b0 (1/1)

ムラムラしてきた


65以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/12(日) 18:41:20.60aQYp6L2aO (1/1)

佳奈多「なっ…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、今日も…」

佳奈多「…ふしだらな事は禁止。」

理樹「だ、だよね…」

佳奈多「…まったく…大丈夫かしら…」

理樹「た、たぶん平気…」

葉留佳「理性崩壊しそうになったら言ってくださいヨ、避妊具買ってくるんで。」

理樹「いやいやいや…止めてよ…」

佳奈多「直枝が努力すれば大丈夫なのよ。我慢しなさいよ?」

理樹「もちろんさ。…で、このあとは?」

葉留佳「適当に学校歩けば良いと思いますヨ。」





理樹(というわけで、歩いていると…)

理樹(あれは…>>66)


66以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/12(日) 22:41:46.21m9VkftxIO (1/1)

ささささささみさん


67以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 13:37:46.31azVVylOzO (1/1)

理樹「ささささささみさん…」

佐々美「笹瀬川佐々美ですわ!なんであなたまで間違えますの!?」

理樹「ごめん、噛んじゃった…」

佐々美「噛んだ、のレベル越えてますわよ!?まったく失礼な御仁ですわ!」

佳奈多「…直枝、彼女は?リトルバスターズのメンバーじゃないわよね?」

理樹「あ、えーっとね、彼女は笹瀬川佐々美さん、ソフトボール部のエースで鈴の…友達?」

佐々美「友達じゃありませんわ!ライバルですわ!」

佳奈多「あらそう…私は…」

佐々美「あなたの事は存じてますわ。風紀委員長の二木佳奈多さんですわよね。あなたは学内でも有名な存在ですから。それに神北さんからもよく聞きますしね。」

佳奈多「そう…」

佐々美「…聞いてはおりましたが、本当にあなたたちお付き合いを始めたのですね。しかも大層仲の良い様子…意外ですわ。」

理樹「え、そう?」

佐々美「少々前から噂は流れておりましたが、実際そういうところを目にしたことはありませんでしたからね。」

佳奈多「…そうね、あんまり騒がれたくなかったから。それに、仕事に支障もありそうだから。」

佐々美「まあ確かに、風紀委員として恐れられるあなたが公でこんなふしだらな事をしてるとなると、騒がれるでしょうし、影響もありますでしょうね。実際今日も朝帰りをしたとかで噂になってましたわよ?」

佳奈多「>>68」


68以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 14:47:34.94cQaANo49O (1/1)

それはマズいわね


69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 18:47:47.87iY38MfzDO (1/1)

佳奈多「ばれないように気を付けたつもりなんだけどね…これからの風紀委員の活動に支障がでないと良いけど。」

佐々美「あなた本人が規則を破っているわけですから、説得力が落ちてしまいますわね。」

佳奈多「くっ…」

佐々美「仲がよろしいのは結構でございますが、節度を持たないと色々大変なことになりますわよ?不埒な行為は慎んだ方がよろしいですわ。」

佳奈多「…わかってるわよ…」

佐々美「ならよろしいのですが。…では、わたくしはそろそろ用事がありますので失礼しますわ!」

理樹「あ、うん…」




理樹(次にあったのは…>>70)


70以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 20:32:44.93ZMJF2KIyO (1/1)

古式みゆき


71以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 21:49:54.178EsjdwGGO (1/1)

理樹「あ、古式さん…」

古式「あ、あなたは宮沢さんのお友達の…それに、二木さんも。…お付き合いを始めたと言うのは本当だったんですね、おめでとうございます。」

理樹「うん、ありがとう。古式さん、あのあとはどうしてる?」

古式「はい、なんとか、やってます。」

理樹「そう、なら、良かった。謙吾とは最近どうなの?」

古式「宮沢さんにはいつもお世話になってます。助けてもらっただけでも感謝してもしきれないのに、そのあとも色々相談に乗ってもらったりしていて…今もすこし相談したいことがあって宮沢さんを探してたんです。」

理樹「そうだったんだ…謙吾なら僕たちの部室にいるんじゃないかな。」

古式「そうですか、ありがとうございます…二人の時間を邪魔してしまい、申し訳ありませんでした、では…」

理樹「いや、気にしないでよ。じゃあね。」



佳奈多「…あの子、立ち直れてるようね。」

理樹「あ、佳奈多さんも知ってる?」

佳奈多「あれだけ騒ぎになったからね…でも、あの様子なら大丈夫そうね。良かったわ。」

理樹「うん。良かったよ。」





理樹(それにしても、さっきから普段それほど話さない人とよく会うなぁ…あ、次は…>>72)


72以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/13(月) 23:54:34.43V3vIIBtDO (1/1)

佐々美の取巻き三人娘


73以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 12:05:38.84ffRVx9T1O (1/2)

取り巻き1「佐々美さま、どこにいらっしゃるのでしょう…」

取り巻き2「自主練をなさっているわけではありませんでしたし…」

取り巻き3「お部屋にいらっしゃる訳でもありませんでしたしね…」

取り巻き1「…おや、ちょっとおまちください、なにやらあそこからかすかに佐々美さまの香りが…」

取り巻き2「そうですわね…なにやらあちらから…」

取り巻き3「どうやらあの方からいたしますわね…そこのお方、すこしよろしいですか?」

理樹「…あ、僕?」

取り巻き1「はい、すこしお尋ねしたいことが…」

理樹「えーっと…君たちは?なにか見たことある気がするけど…あ、もしかして、笹瀬川さんの取り巻きの…えーっと…」

取り巻き1「私たちは、渡辺咲子!」

取り巻き2「川越令!」

取り巻き3「中村由香理!…ですわ。」

理樹「あ、そんな名前だったんだ…」

理樹(わからない人のために説明しておくと、左の金髪の子が渡辺さん、真ん中の子が川越さん、右の緑髪の子が中村さんだよ!)

理樹「…で、どうかしたの?」

渡辺「私たち、佐々美さまを探していたのですがどこにもいらっしゃらず…」

川越「困り果てていたところにあなたたちが来て…」

中村「そこから佐々美さまの残り香を感じたので、話を聞きたいのですわ!」

理樹「の、残り香って…」

佳奈多「…なんで文章を分割して話してるの?」

渡辺「そこは今は」

川越「どうでも」

中村「よろしいですわ!」

渡辺「佐々美さまの」

川越「居場所を」

中村「ご存じでは?」

理樹「確かにさっきあったけど…用事っていってどこかいっちゃったし…具体的なことはわからないんだ。」

渡辺「なんと言うことでしょう!」

川越「私たちの知らない」

中村「用事があるなんて!」

渡辺「直枝さん、佐々美さまは」 

川越「一体いつ、どこで、どちらの」

中村「方向へお行きになりましたの?」

理樹「えー…すこし前、廊下で…あっちかな。」

渡辺「ならば、今から」

川越「追いかければ」

中村「間に合いますわね!」

渡辺「ありがとうございました。」

川越「それでは、私たちは」

中村「急ぎますので」

渡辺「ごき」

川越「げん」

中村「よう!」


74以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 12:06:14.71ffRVx9T1O (2/2)

理樹「あ、うん…」

佳奈多「…なんだったの、彼女たち…」

理樹「さあ…?」 



理樹「さて、そろそろ戻ろうか…」

佳奈多「そうね、戻りましょう…」



葉留佳「あ、お帰りですヨ!どうでした?」

佳奈多「>>75」


75以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 14:58:35.44+rXQ+nj2O (1/1)

この学校は変な人が多すぎるわね


76以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 18:33:08.73XfqlRzmEO (1/1)

佳奈多「変なのはあなたたちリトルバスターズだけかと思ってたけど、それ以外にも一杯いたわ。」

葉留佳「変人じゃないですヨ。個性的なだけですヨ!」

佳奈多「それを変人って言うの…」

理樹「まあ確かに濃い人が多いけど、みんないい人だから…佳奈多さんも最近よく触れるようになっただろうからわかるだろうけどね。」

佳奈多「どうかしら…私にはまだまだ理解できないことが多いわね。今朝の悪ふざけとか。」

理樹「あはは…あの件はごめん…」

佳奈多「まあ、もう良いけど…さて、で、葉留佳、校内歩いてきたけど、これでもうおしまいで良いかしら?」

葉留佳「まだアピールが足りない気がするんですヨ。みおちんが敵なら、みおちんの目に届くようなとこでアピールしないとダメじゃないですカ。…つーわけで、今からみおちんのとこへ行って、そこで>>77」


77以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 19:13:00.45ERoP/j24o (1/1)

フレンチキス


78以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 20:31:14.43n7ON2LBbo (1/1)

佳奈多「…!そんな破廉恥な…」

葉留佳「でも、効果抜群だと思いますけどネ。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「勝つためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」



理樹(…というわけで、西園さんのいそうな、いつもの場所にいくと…)

美魚「…」

理樹「あ、いた…」

佳奈多「そうね…」

理樹「…じゃあ、佳奈多さん…大丈夫?」

佳奈多「ええ、覚悟は出来てるから、大丈夫…」

理樹「…うん。じゃあ…」




美魚「…!」

美魚(あれは直枝さんと…佳奈多さんですか…一体何しに来たのでしょうか…)

理樹「…」チュッ!

佳奈多「んっ…んむっ…んんっ…ん…」

美魚「…>>79」


79以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/14(火) 22:39:56.67yp++Ucit0 (1/1)

あーそういうことね 完全に理解した


80以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/15(水) 11:47:04.13VfxJJ4WlO (1/2)

佳奈多「んっ…んむ…むむっ…はぁっ……」

美魚「そういうことですか、はい、ええ、わかりましたよ。ええ…」

佳奈多「んん…んっ…」

美魚「わかりました、そういうことですね、はい、ええ、はい、ええ、わかりましたよ、ええ…」

理樹(そういって西園さんはどこかへ歩いていった。僕は佳奈多さんから口を離す。)

佳奈多「んっ…はぁっ…はぁ…直枝、長いわよ……」

理樹「ごめん。もっとしたい気持ちが抑えられなくて…」

佳奈多「…私は恥ずかしさで死にそうだったのよ?」

理樹「ごめん…」

佳奈多「…まあ、いいわ…それで、彼女は?」

理樹「なにか、完全に理解した、とかいってどこかいっちゃったけど…」

佳奈多「…完全に理解した…どういうことかしらね、私たちの関係性を理解した、ということかしら。」

理樹「さあ…どうだろう…」





美魚「…さて…」

美魚(…先程は動揺してしまいました…なんとか動揺はまさか人目も憚らずあんなことをするほどまでに関係が進んでいるとは思いませんでした…これは、いかにしましょうか…)

美魚(…そうですね。ひとまずは、>>81)


81以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/15(水) 13:14:00.72HdQgbLpIo (1/1)

風紀を乱している生徒がいると教師に密告しましょう


82以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/15(水) 17:13:12.24VfxJJ4WlO (2/2)

美魚(我々学生にとって告げ口は手段としてはなかなかの禁じ手……ですが…)

美魚「…こちらにも覚悟は、あります…」




葉留佳「どーでした、上手く行った?」

佳奈多「…まあ、上手く行ったんじゃないかしら。動揺はしてたようだし。」

葉留佳「ほうほう、なら良かったですヨ!」

理樹「協力ありがとう、葉留佳さん。」

葉留佳「いやいやー、気にしないでくださいヨ。…そいじゃ、はるちんはここで!練習に戻りますヨ。またいつでも頼ってくださいネ!」

理樹「あ、うん…僕らは、どうしようか?この後。」

佳奈多「>>83」


83以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/15(水) 23:54:13.35pU/r977i0 (1/1)

自分たちも練習に行く


84以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/16(木) 12:46:57.02b54rc7g4O (1/1)

理樹「まあ、そうだよね。じゃ、いこうか。」

佳奈多「ええ…」




理樹「みんな、こんなに遅くなってごめん。」

佳奈多「すこし、色々ありまして…」

恭介「おっ、理樹、来たか。」

あーちゃん先輩「色々って一体ナニしてたのかしら~にゅふふ。」

佳奈多「ちょっと今後のこととか話してただけです。」

あーちゃん先輩「あらあら今後って何?結婚?」

佳奈多「違います!からかわないでください。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ごめんごめん。じゃ、早速練習しましょうか。」





恭介「…そういえば理樹と一緒に練習するのってあまり無かったよな。」

理樹「まあ僕は最初から個別だったからね…」

恭介「じゃあ今日は理樹の演奏を初めて聞けるわけか。」

理樹「演奏って…そんな大したものじゃないよ…」

恭介「いや、お前は個別指導でぐんぐん伸びてるはずだ…ちょっと、聞かせてくれ。理樹。」

理樹「…ちょっとだけだよ?」




理樹「…どうかな?」

恭介「>>85」


85以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/16(木) 22:49:26.36d3yE23hV0 (1/1)

素晴らしい演奏だ!俺の見込み通り理樹は音楽の神に愛されているな!



86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/17(金) 13:36:43.84q9Q2hcjKO (1/1)

理樹「大袈裟だなぁ。」

恭介「いや本心さ、野球のときといい、理樹は天才的なセンスがある。」

理樹「いやいやいや…僕にはそんなのないって…」

恭介「いや、ある。すげぇぜ理樹!今からプロの門、叩こうぜ!」

理樹「いやいやいや…僕はプロにはならないよ…」

恭介「なんだ、もったいないな…いい才能をもっているのに…」

理樹「それをいうなら恭介だって、何でも良くできるし、今回もすごく上手く弾けてるじゃないか。」

恭介「ははは、ありがとな。理樹、…だが、お前の才能は俺を越えてると俺は思ってるぜ。自信持てよ、お前はリーダーなんだからな。」

理樹「恭介…うん、ありがとう。」





理樹「…うん、今日はこの辺にしておこう。」

あーちゃん先輩「そうだね、もう時間だし。」

恭介「よーし。じゃ、理樹、今日は俺たちと遊ぼうぜ!」

理樹「遊ぶって、何を?」

恭介「今日は鈴とかも交えて、>>87」


87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/17(金) 14:13:36.76oM6+35VXO (1/1)

ジェスチャーゲーム


88以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/17(金) 20:20:49.40iP6Drum/O (1/1)

理樹「ジェスチャーゲームって…伝わる?」

恭介「ま、なんとかなるだろ…じゃ、早速部屋に行こうぜ!」



恭介「…はい、というわけで、ジェスチャーゲームをやる!」

謙吾「おっ、良いな!楽しみだ!」

真人「やってやるぜ!」

鈴「まて、伝わるのかそれ。」

恭介「それはお前たちの表現力次第だな。ルールは一人が問題を出して、一人がジェスチャーをして、残りが答える。良いな?」

理樹「うん、良いよ。」

恭介「じゃ、とりあえずやってみるか、出題者俺、ジェスチャーするのは理樹な。」

理樹「オッケー。」


理樹(えーっと、お題は…>>89)


89以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/17(金) 22:10:27.68Jz5SAVLy0 (1/1)

筋トレ


90以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/18(土) 12:09:47.39DUAWyrtIO (1/1)

理樹(良かった、そんなに難しくない…よし…腕立て伏せとか腹筋とかをしてればわかるよね…)

理樹「…」

理樹(腕立て伏せやら腹筋やらをする、みんな、わかって…)

鈴「よし、腕立て伏せだな。」

理樹(そんな単純じゃないよ! )

謙吾「そんなシンプルなはずないだろう…そうだな…真人じゃないか?」

理樹(惜しいけど違う!)

真人「へっ、わかったぜ…答えは、筋肉祭り!」

理樹(違う!)

真人「筋肉旋風!」

理樹(違うよ!)

真人「筋肉さんがこーむらがえった!」

理樹(違うって…もっとシンプルに!) 

謙吾「まさか…暴徒とかした筋肉か!?」

理樹(何なのそれ!?違うよ!さっきから答えが変な方向に…謙吾も何かギアが入っちゃったし…)

鈴「アホかお前ら、そんな変な言葉なわけないだろ。」

理樹(そうだよ。まだ鈴はまともなはず…頼むよ鈴!鈴だけが頼りだ!)

真人「じゃあ鈴は答えなんだと思うんだよ?」

鈴「…答えは……んー…ガッツいしまつとかじゃないか。」

理樹(えええ!?)





真人「…なんだよ、まさか答えが筋トレだったとはな…」

謙吾「くっ、盲点だった…」

理樹(…はぁ…はぁ…答え出るのに15分かかったよ…すごく疲れた…)

恭介「お疲れ、理樹。次はお前が出題者だ、ジェスチャーをするのは、鈴。」

鈴「あたしか、いいだろう、やってやる。」



理樹(お題は…そうだなぁ、>>91)


91以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/18(土) 12:24:34.63VNbWrvLYO (1/1)

恭介


92以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/18(土) 19:00:52.76WJpSCx8HO (1/2)

鈴「…ほう、なるほどな。よし。やるぞ。」

鈴「…」

理樹(鈴は何やら間抜けな顔をしながら、左腕を少し曲げて立つ。)

鈴「……これで終わりだ。」

真人「…え、これで終わりかよ?」

謙吾「なんだこれは…まるでわからん…」

恭介「もはやジェスチャーなのかも不明だな。」

鈴「がんばれ、いつも近くにいるやつだぞ。」

理樹「鈴、ヒントいっちゃだめだって…」

鈴「なにぃ、そうなのか…すまん…」

謙吾「いつも近くにいるやつで、あの間抜けな顔…そうか、そういうことか…」

真人「おっ、なんかわかったのか?」

謙吾「答えは、真人だ!」

鈴「違う。」

謙吾「何、違うのか!?」

真人「おい!間抜けな顔から俺って何が言いてぇんだ!」

謙吾「間抜けな顔と言えばお前だろう?」

真人「なんだと!?おめぇのほうが間抜けな顔だぜ!鈴、答えは謙吾だろ!?」

鈴「違う。」

恭介「そうだな…神北か?」

鈴「そんなわけあるかっ!」ボコッ!

恭介「ぐはっ!」

鈴「こまりちゃんはこんな顔しない。」

真人「わかったぜ、バカっぽいってんなら、三枝だ!」

鈴「違う。」

謙吾「鈴からみるとそう見えてるとすれば…笹瀬川か?」

鈴「あり得なくはないが、違うな。」

恭介「能美!」

真人「西園!」

謙吾「まさか…来ヶ谷か?」

真人「二木か?」

鈴「違う。全部違う。」

真人「くそっ。おい、あと恭介と理樹だけだぜ。」

謙吾「なるほど、だとしたら…」

真人「まあ、理樹じゃねぇよな…」

恭介「まさか…俺か?」

鈴「そう、お前だ。」


93以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/18(土) 19:01:25.10WJpSCx8HO (2/2)


恭介「なん…だと…全然似てないと思うんだが…」

鈴「似てる、あの顔できょーすけのバカさをあらわしている、完璧なジェスチャーだな。あたしにはそう見えてるぞ。」

恭介「ぐはっ…そうか、俺、あんな風に見えてるのか…」

理樹「落ち込まないで恭介、ほら、あれはデフォルメだから、僕にはちゃんとかっこよくうつってるから!」

恭介「何…本当か?」

理樹「うん、かっこいいよ恭介!」

恭介「そうか…ありがとう理樹!元気が出たぜ!よし、次行こうぜ!」

理樹(よかった、なんとか元気になってくれた…)

恭介「次は出題鈴、ジェスチャー真人だ。」

真人「俺か…見せてやるぜ!俺の表現力!」


鈴(お題か……よし、>>94)


94以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/18(土) 21:20:30.55slBXiUJBO (1/1)

「バカ」だな


95以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/19(日) 11:53:51.93Dcd/WYf6O (1/1)

真人(何…「バカ」だと…中々難しい上に、なんか自分に言われてるみたいで気に食わんが…やるしかねぇな。)

真人「…」

謙吾「また間抜け顔だな。」

理樹「それでなんかくねくねしてるっていうか…変な動きをしてるね……」

恭介「まさか…また俺か!?」 

真人「さすがにちげぇよ…」

理樹「…真人がやってるし、これこそ謙吾とか?」

真人「違う。まあ近いがな。」

謙吾「俺が近い…?こんなことをした覚えはないが…」

恭介「謙吾が近い、か…ロマンティック大統領か?」

真人「違う!」

謙吾「ロマンティック要素はないからな…よくわからんが、まさか、剣道か?だとしたら剣道を侮辱されているが…」

真人「違う!」

理樹(間抜け顔で、変な動きで、かつ鈴が出しそうなお題…っていうと…)

理樹「もしかして…バカ、とか?」

真人「おっ、正解!さすが理樹!」

恭介「なるほど、確かにバカっぽかったな。」

謙吾「それならいっそなにもしない方が分かりやすかったな。」

真人「んだと!?どういう意味だ!」

謙吾「お前は普段からバカだから普通にたっているだけでバカのジェスチャーになる、ということだ。」

真人「はぁーー!?」

理樹「喧嘩はやめようよ、真人、謙吾…」

真人「ちっ、理樹がそういうなら…」

謙吾「仕方のない…」

理樹「さて、それじゃ、次行こうか…」

恭介「次は出題真人、ジェスチャー謙吾だな。」

謙吾「ふっ、良いだろう。」


真人(お題は…そうだな、>>96)


96以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/19(日) 13:11:25.07d7N4aUs2O (1/1)

柔道


97以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/19(日) 15:35:09.69JjLB1IOZO (1/1)

謙吾(なにっ…柔道…剣の道を進む俺に柔道をさせるというのかっ…くっ、だが…屈辱だが、やらざるを得ない…!)

謙吾「…!」

理樹「あ、良かった、間抜け顔じゃない…」

恭介「さすがに3連続はしつこいからな。…それで、これは…」

理樹(謙吾は気合いをいれるようなポーズをしたあと、何かを投げるような動きをする。)

鈴「なんだ、あの投げるやつか。」

理樹「投げるやつって…一本背負い?」

鈴「そう、それだ。」

謙吾「惜しいな。」

恭介「じゃああれか、柔道。」

謙吾「正解だ。…くっ、真人、やってくれたな…お前は人として倫理に外れた行為をした…剣道をしている俺に柔道をさせるとは…俺に剣道を裏切らせるということだ!俺は屈辱でたまらなかった…柔道をしてしまうなど…剣道にたいして会わせる顔がない…もう俺に…剣を握る資格があるのか…?」

真人「へっ、作戦通り、お前ならそう考えると思ってたぜ…一度柔道に裏切ったお前に剣を握る資格はねぇ!その竹刀を捨てろ!」

謙吾「くっ…そうせざるを得ないか…」

理樹「いやいやいや!大袈裟だって、別にそれくらいいいと思うよ?」

謙吾「何?…だが、俺は一度剣の道を裏切った…」

鈴「なんでじゅうどう一回だけでそうなるんだ。同じぶどうなんだから平気だろ。」

理樹「そうだよ、別にどっちもやってる人だって一杯いるし…」

謙吾「…た、確かに…」

鈴「バカだな、こいつ。」

真人「ちぇっ、竹刀さえなければ謙吾に負けることなんてねぇから持たせないようにしようと思ったのによぉ…」

恭介「普通にバトルってことにすれば謙吾は竹刀で戦えないぞ。」

真人「あ、確かに。」

鈴「こいつもバカか…」



恭介「よし、次は俺がジェスチャー、出題謙吾だな…謙吾、頼んだぜ!」

謙吾(お題は…よし、>>98)


98以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/19(日) 22:05:54.61J8h+148c0 (1/1)

理樹


99以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 12:21:49.441sXyFt3aO (1/1)

恭介(ふっ、理樹か…ずっと近くであいつを見ていた俺を見くびるなよ?)

恭介「……」

理樹「…あれ?恭介?ジェスチャーしてる?」

恭介(ん?待て…ふと思えば…理樹の特徴的な動きってなんだ…?真人なら筋肉、謙吾なら剣道、鈴は猫…だが…)

鈴「なんか考えてるな。」

真人「てことは難しいお題なんだな。」 
恭介(考えろ、俺の理樹への愛情が試されるときだ!…よし、とりあえず…)

恭介「…」

理樹(恭介はバットを構えるような仕草をする。)

理樹「え…野球?」
 
恭介「違う。」

真人「素振りか?」

恭介「違う。よく見ろ…」

理樹(そういってバットをふるような仕草をする。)

鈴「わかった、理樹だ。」

恭介「正解!」

真人「おいおい、マジかよ!?よく理樹に絞り込めるな。」

鈴「バットの振り方が理樹だったぞ。」

恭介「さすが鈴、お前も練習中理樹に釘付けだったか。」

鈴「>>100」


100以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 12:32:51.376tc9ZV4tO (1/1)

当然だ


101以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 14:30:59.08gPkFovNKO (1/1)

理樹「えっ、なんか照れるなぁ…」

真人「くそっ、理樹なら俺も見てたのによぉ…」

恭介「愛が足りない。」

鈴「そーだ、愛がたりないぞ。」

真人「くそぅ…悔しいぜ…」

理樹「いやいやいや…普通わからないからね…」




理樹「さて、とりあえず一周したね…どうする?」

恭介「>>102」


102以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 14:39:26.03K2XnTfH6o (1/1)

出題者とジェスチャーする人の組み合わせを変えてもう一周するか


103以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 15:20:37.79IFRygwDSO (1/1)

理樹「じゃ、ジェスチャーは僕がやろうかな。」

真人「なら、次は俺が出題だ!」

恭介「オーケー、それでいくぞ。」



真人(お題は…>>104)


104以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 17:47:37.01xQHOYMqwO (1/1)

目からごぼう


105以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/20(月) 20:29:30.19kYi3qOZEO (1/1)

理樹(え、目からゴボウ?どうしよう、これ…実際に存在しないことわざだ…なんとか、やるしかないか…)

理樹「…」

理樹(手でなるほど!と納得した感じを表現し、その後、目から何か落ちた…というのを自分なりにあらわす。)

恭介「わかったぜ!目から鱗!」

理樹「違うよ。惜しいけど…」

恭介「なんだと!?」

鈴「なにぃ…じゃあなんなんだ。」

理樹「がんばって推測して…」

謙吾「もう一回見せてくれ。」

理樹(もう一回同じことをやったあと、手で幅を表して、それが長いものを表現する。)

恭介「…なんだ…あれは…」

謙吾「ふっ…そうか…なるほど、わかったぞ。」

鈴「なにぃ…」

謙吾「答えは…目からゴボウ、だ!」

理樹「正解!」

鈴「おい待て、なんだそのことば。知らないぞ。」

謙吾「真人は目から鱗を目からゴボウと間違って覚えている。」

鈴「なんだそういうことか、やっぱり真人はバカだな。どうしようもないな。生きてるかちがないな。」

真人「なんでちょっと間違っただけなのにそこまで言わなきゃなんねぇんだよ!」

理樹「ちょっとと言っていいのかな…ま、良いや、次行こうか。」

恭介「次は、ジェスチャー鈴、出題俺だ。」



恭介(…よし、お題は…>>106)


106以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/21(火) 03:44:55.56Ke8wVSQ50 (1/2)

便座カバー


107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/21(火) 12:50:52.35wAua6bhGO (1/1)

鈴「できるか!」

恭介「おっと鈴、しゃべってはいけないぞ…頑張れ、鈴なら出来る!」

鈴「…仕方ないな…うりゅ…どうするか…よし…お前ら、やるぞ。すぐわかれ。」

理樹「が、頑張るよ…」

理樹(そういって鈴は腕で何かの形を表している。あの形は…何か、わっかみたいなものかな。)

鈴「…」

真人「…え、またこれだけかよ…」

謙吾「また全然わからないな…」

鈴「お前ら、わかれ。」

理樹「って言われても…フラフープ?」

鈴「違う。」

真人「あれか、バスケットボールのゴールか?」

鈴「違う。」

謙吾「ポートボールかもしれんな。」

鈴「ちがう、お前ら、全然ダメだな。」

理樹「っていわれてと、わっかみたいな感じってことしか…」

鈴「うりゅ、仕方ないな…、こうで、こう…だ。」

理樹(同じことをしたあと、鈴は何かに座るような動作をする。)

真人「座ったな。」

謙吾「余計わからんな。」

理樹「座る、わっかっぽいもの…なんだろうね?」

謙吾「…痔の人が使うクッションか?」

鈴「違う!が、なんか近い気がするぞ。」

理樹「え、近いの?」

謙吾「クッションが…近い?なんなんだ…」

真人「…便座じゃね?わっかっぽくて、座る…」

鈴「おっ、近いぞ。」

理樹「あれ、正解じゃないの?」

鈴「ああ、くちゃくちゃ近いぞ。」

謙吾「ならば、便座ヒーター!」

鈴「違う。」

謙吾「なにぃ!」

真人「わかったぜ!便座カバーだ!」

鈴「正解だ。」

真人「よっし!」

鈴「正解が出たってことは、今回も完ぺきなジェスチャーだったな。」

理樹「いやいやいや…色々察する力が必要だったよ…」



鈴(次はあたしが出題、ジェスチャーは謙吾だぞ。…よし、お題は、>>108)


108以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/21(火) 13:29:07.05I2S8ZIS6O (1/1)

小毬ちゃん


109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/21(火) 18:38:35.37zYiACCe6O (1/1)

謙吾(神北か……あの朗らかな感じをいかに表現するかだな…よし…行くぞ!)

謙吾「…」

恭介「満面の笑顔だな。あとなんか手ふったりしてるな…とりあえず言ってみるか…いい笑顔の奴っていうと…理樹。」

謙吾「違う。」

真人「笑顔か…ボディビルダー!」

謙吾「違う。」

理樹「うーん、わからないなぁ…何か、明るい人っぽいけど」

謙吾(これだけではさすがに伝わらないか…よし、ならば…仕方ないが…やるしかないか…)

謙吾「…」

理樹(謙吾は胸の辺りで何かが盛り上がっているということを表現してるようだ、だとすると…)

真人「なんだ、大胸筋がでかいのか?」

恭介「いや違うな…あれはたぶん、胸が大きいことをあらわしている…」

真人「よっしゃ、なら、来ヶ谷!」

謙吾「違う!」

恭介「なら、神北だな。」

謙吾「正解!」

恭介「ふっ、笑顔で胸があるといったらあいつしかいなぐはっ!」

謙吾「なっ、鈴、何を…ぐふっ!」

理樹「恭介、謙吾!」

鈴「あれでわかるのは、こまりちゃんをせーてきな目で見てるからだ。こまりちゃんの大きさなんて凝視してないとわからないからな。きしょいぞ。あと、謙吾はジェスチャーがにてなかった、こまりちゃんはもっとかわいいぞ。こまりちゃんをばかにしてるのか。」

謙吾「くっ…俺なりに頑張ったんだが…」

恭介「きしょい…だと…ぐはっ!」

理樹「恭介ーー!」





恭介「…そうだよな、大丈夫だよな!よーし、次いくぜっ!」

理樹(ふぅ、時間はかかったけど、なんとか立ち直ってもらえた…次は出題が謙吾、ジェスチャー真人だね。)

謙吾(お題か…よし、>>110)


110以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/21(火) 22:14:56.42Ke8wVSQ50 (2/2)

理樹子


111以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 13:16:54.80PMbVAyHIO (1/1)

真人(なにぃ!理樹子…女装した理樹…くっ、どうやって女装を表現するってんだ!…くそっ、やるしかねぇ!)

真人「…」

理樹「…あ、また野球だ…」

恭介「あれは…誰のフォームだ?」

鈴「さあな…わからん。」

真人(とりあえず理樹であることを伝えようとしたが…伝わらねぇか…くっ…なら…)

理樹「あっ、別の動きを…」

恭介「動き的に…なんだ、なにかを否定してるな。」

理樹(恭介の言う通り、真人はなにか断っているような動作をしている。手や首などを三回振るというのを繰り返している。)

鈴「…なんだあれ。」

恭介「…はっ!もしかして…」

理樹「え、恭介、何かわかった?」

恭介「あれは…いやいやいや、だ!」

理樹「え、なにそれ…」

恭介「なにって…お前の口癖だろ。気づいてないのか?…まあいい、とりあえず答えは…いやいやいや!」

真人「惜しいが、ちがう!」

恭介「なんだと!?」

鈴「理樹か。」

真人「惜しいが、ちがう!」

真人(よし、なんとか理樹は伝わった…あとは…)

理樹「…ん?なんだろう…」

理樹(なにか女の子っぽい仕草をしている…)

理樹「…もしかして、女装した僕?」

真人「よし、伝わった!」

理樹「ええ、ほんとに!?」

鈴「なにぃ…」

恭介「真人、女装した理樹のかわいさを全然表現できてなかったぞ。」

真人「さすがに俺であれを表現するのは無理だぜ…すまねぇな。」

恭介「まあ、そうだな…よし、最後は俺ジェスチャー、出題真人だな!」



真人(お題か…>>112)


112以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 16:06:06.400Et8lwPAo (1/2)

サンシャイン池崎


113以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 18:25:53.82hkM+IxZPO (1/1)

恭介(ふっ、楽勝だな…見ろ!)

理樹(恭介は体をすごく後ろにそらせたあと、すごい形相をしながら元に戻した。)

鈴「なんだ、きしょい顔だな。」

恭介「ぐふっ!」

理樹「恭介、ダメージうけないで!ジェスチャーにいってるだけだから!」

恭介「そ、そうか、そうだな…すまん、取り乱して…」

理樹「うん、いいよ…それで、答えは…」

謙吾「何か、ああ言うことをやる芸人がいた気がするな。」

鈴「げいにんか…あたしはよくわからん。」

理樹「あー…たしか…サンシャイン池崎、だっけ?」

恭介「正解!さすが理樹だぜ!」

謙吾「なんで突然サンシャイン池崎なんだ…?」

真人「一周回って変化球だと思ってな。」

鈴「わけわからんぞ。」

恭介「ま、伝わったし、良いだろ。…よし、満足したから、そろそろ終わりにするか。」

理樹「うん、そうだね。」



理樹(その後、恭介たちは各々の部屋に戻っていった。)

真人「うし…じゃ、俺たちもそろそろ寝る準備するか。」

理樹「うん、そうだね…」

理樹(今日は色々とあったなぁ…そんなことを考えながら、今日も夜は更けていく…)


114以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 18:30:25.923jJOsLPyO (1/1)




翌日
理樹(…朝起きて、学食でご飯を食べて、その後登校する。)

理樹「さあ、今日も一日頑張ろう…」

理樹(そんなことをいいながら、教室へ向かっていると…>>115さんとであった。)


115以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 18:53:52.240Et8lwPAo (2/2)

佳奈多


116以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 20:13:45.55MXGG06rnO (1/1)

理樹「あ、佳奈多さん、おはよう。」

佳奈多「あら直枝、おはよう。」

理樹「佳奈多さんもこれから教室だよね、途中までだけど一緒にいこうか。」

佳奈多「ええ。行きましょう。」



理樹「…そういえば佳奈多さんは昨日の夜は何してたの?」

佳奈多「>>117」


117以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/22(水) 20:32:57.32/04JWz9i0 (1/1)

はるか来ヶ谷あーちゃんの面子で麻雀


118以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 12:07:28.97s6f4rNucO (1/1)

理樹「へぇ、佳奈多さん麻雀できるんだ。」

佳奈多「昨日始めてやったけどね。」

理樹「そうなんだ、楽しかった?」

佳奈多「まあ、お金とかを賭けないのであれば、なかなか悪くなかったわね。」

理樹「そう。実は僕も昔恭介に教えてもらったことがあるから、麻雀少しできるんだよね。」

佳奈多「そう、なら、また今度一緒にやってみたいわね。」

理樹「うん、そうだね……」

理樹(佳奈多さんもずいぶん丸くなったと言うか…遊びとか、色々付き合ってくれるようになったなぁ…)

佳奈多「…どうしたの、じっとこっち見て。」

理樹「あ、いや…佳奈多さん、ずいぶん丸くなったなって。」

佳奈多「…そうかしら?」

理樹「うん、少し前なら麻雀なんて絶対ダメっていう人だっただろうし…」

佳奈多「…確かに、そうね…どこかのお人好しさんの影響かしら。」

理樹「あはは、そうかもね。…あ、そろそろ教室だね。それじゃ、また後でね。」

佳奈多「ええ、また。」



理樹「…………」



理樹(…さて、昼休みだ。今日はどうしようかな?)
1佳奈多に会いに行ってみる
2さすらう
3真人と遊ぶ
>>119


119以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 12:19:50.51Tzu3GJqPO (1/1)




120以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 19:10:14.58OnoZ/zUmO (1/1)




理樹「ねぇ真人、新しい筋肉の理論を思いついたんだ。聞いてよ。」

真人「おっ、またなにか思いついたのか、良いぜ!ぜひ聞かせてくれ!」

理樹「うん、名付けて、筋肉スパイラル理論さ。」

真人「スパイラル…なんかかっこいい名前だな!それで、どういう理論だ?」

理樹「それはね、まず誰か一人が筋肉を鍛えてるとするよね。」

真人「ああ。」

理樹「すると、それを見ていた人が筋肉に憧れて、ああ、俺も鍛えないとな、と思い始めるじゃない。」

真人「ああ。そうだな!」

理樹「そして、その人が鍛えている様子を誰かがみて、その誰かが筋肉に憧れて筋トレを始めると…?」

真人「…はっ、まさか…無限に筋肉が広がっていく!?」

理樹「そう、そしてそれが巡りめぐって元々鍛えてた人にまた回れば…」

真人「その鍛えてたやつは更なるビルドアップを始める…そしてそれを見たやつが…」

理樹「またビルドアップを始める…つまり、誰か一人が筋肉を鍛えることで、全員の筋肉が無限に鍛えられていくというわけさ!」

真人「おお!すげぇ!すげぇぜ理樹!…てことは、俺が筋肉を鍛えることで…」

理樹「そう、世界の全員の筋肉が鍛え上げられていくのさ。真人に影響されたこの僕のようにね。」

真人「うおおおお!だとしたら、俺ももっと鍛えなきゃなんねぇな!早速鍛えてくるぜ!」

理樹「その意気だよ真人!僕もトレーニングだ!」

真人「うおおお!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」





理樹(こんな感じで一通り遊んだのち…)

真人「…理樹…」

理樹「何?」

真人「これ、やるよ。」
>>121を手に入れた!


121以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 20:26:18.877/vSqfASo (1/1)

遊園地のペアチケット


122以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 21:18:56.59PwDMfkPNO (1/1)

理樹「えっ、良いの?」

真人「俺が持っててももて余すからな…行ってこいよ。二木と。」

理樹「真人…ありがとう!」



理樹「………」




理樹(…さて、放課後…)

理樹「…じゃ、佳奈多さん、練習いこうか。」

佳奈多「ごめんなさい直枝、先に行っててくれる?」

理樹「え、どうかしたの?」

佳奈多「先生に呼び出されたから。…この前の朝帰りがよくなかったかしら。」

理樹「その件だけなら昨日に言われそうなものだけど…まあ、とりあえず、わかったよ。みんなにも行っておくね。」

佳奈多「ええ、頼むわ。また後でね。」

理樹「うん…」




理樹「…というわけで、しばらく佳奈多さんは来ないって。」

あーちゃん先輩「あらあら珍しいわね。」

恭介「何したんだろうな。あいつが。」

美魚「…」

美魚(…想定通りですね…)

美魚「…まあ、練習していればいずれ来るでしょう。では、直枝さん、そろそろ個人練習に…」

葉留佳「あっ、みおちんみおちん、ちょっと待って!」

美魚「……何ですか。」

葉留佳「いやー、実はちょっと出来ないところがあるんでみおちんに教えて欲しいんですヨ。」

美魚「>>123」


123以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/23(木) 22:46:27.32G4xZwul5O (1/1)

しょうがないですね


124以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/24(金) 15:48:09.44V0Ipj2KWO (1/1)

葉留佳「ありがとうみおちん!」

美魚(二人の時間を長くとりたいですが…断るのも不自然ですからね。)

美魚「…直枝さん、しばらく自主練習しててください。」

理樹「あ、うん…」



理樹(僕、恭介、あーちゃん先輩で練習をする。)

恭介「おっ、今日も理樹がいるのか、いいな、やる気が出るぜ。」

あーちゃん先輩「よろしくねー。」

理樹「よろしく。そういえば、二人は最近どう?」

恭介「>>125」


125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/24(金) 16:50:28.52DdmvXJUTO (1/1)

企業の最終面接まで進んだぜ


126以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/24(金) 18:08:29.85jFey4zUYO (1/1)

恭介「週明けに面接にいってくる。」

理樹「あ、そうなんだ。おめでとう。今回は受かると良いね!」

あーちゃん先輩「そうなの、頑張ってね、恭介。」

恭介「ああ、次こそは決める!」

理樹「寮長さんの方は?何かありました?」

あーちゃん先輩「んー…>>127」


127以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/25(土) 08:21:46.35h9XSkfAaO (1/1)

親がお見合いしろって言ってきた


128以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/25(土) 14:17:11.24UkVpwmwAO (1/1)

理樹「えっ…」

恭介「何!?聞いてないぞ!?」

あーちゃん先輩「だって初めて言ったし。」

理樹「え、それ…大丈夫なんですか?」

あーちゃん先輩「私は嫌なんだけどねー…でも親の言うことだしね。」

恭介「そうか…そうなのか…」

理樹(恭介は何か考え込み始める。)

理樹「そんな、望まない結婚なんて…」

あーちゃん先輩「しょうがないことなの。これほ。」

理樹「そんな…そんなのダメですよ!ねぇ、恭介!」

恭介「>>129」


129以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/25(土) 22:08:39.22IX1TKn5H0 (1/1)

新たなミッションが始まったようだな、その見合いぶち壊してやるぜ


130以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/26(日) 14:26:51.15X8OZfDTeO (1/1)

あーちゃん先輩「えっ…」

恭介「それはいつ行われる?」

あーちゃん先輩「えーっと…文化祭の一週間後…」

恭介「なら、あと2週間強か…十分時間はあるな。よし、計画を考えよう。」

あーちゃん先輩「え、ちょっと待って…本気でやる気?」

恭介「ああ、俺はお前を離すつもりはないからな。」

あーちゃん先輩「恭介…」

恭介「一応確認しておく。お前はその縁談を望んでいるか?」

あーちゃん先輩「…ううん。望んでない…」

恭介「よし、なら…お前を助ける。悪を成敗する正義の味方…リトルバスターズがな!」




恭介「…さて、それじゃ、まず、お前の家の事情を教えてもらおうか。」

あーちゃん先輩「えーっとね…私の実家は地方の名士で…といっても今は名ばかりだけど…で、その血を絶やさないために親戚の人間と結婚しろって言われてるのよ。」

理樹「あれ、なにか、すごく聞いたことある…」

恭介「>>131」


131以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/26(日) 16:46:58.07FKTIFTY/0 (1/1)

親戚同士か…かなり厄介だな


132以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/26(日) 18:53:19.91RkFb/1TOO (1/1)

恭介「複雑な事情がありそうだな…」

あーちゃん先輩「まあね……色々複雑よ…本家と分家とか、いろいろ…」

恭介「わかった。…お見合いはどこで?あま…の実家とかか?」

あーちゃん先輩「えーっと…そうね、あま…の本家で」

理樹「え、あま、何って?後ろの方が良く…」

恭介「家の間取りとかわかるか?」

あーちゃん先輩「ごめんなさい、詳しくは…」

恭介「そうか。…よし、やるべきことはわかった…まず、いろいろと調べる必要がありそうだな…」

理樹「そうだね…じゃあ、今から調べに行こうか。」

恭介「ああそうだな、今日はもう練習とか言ってる場合じゃない!」

あーちゃん先輩「私は…」

恭介「お前はなにもしなくていい、俺たちに任せてくれ。普通に過ごしていてくれ。」

あーちゃん先輩「え、ええ…」

恭介「じゃあ、行ってくる!」



理樹「さて、まず、何から調べよう?」

恭介「>>133」


133以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/26(日) 23:05:28.36vXZ5a8x6O (1/1)

お見合い相手の親戚とはどんな人物か


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/27(月) 12:19:25.87M+bTcIgeO (1/1)

理樹「まあ、そうだね…でも、どうやって?」

恭介「決まってるだろう、直接会いに行く。」

理樹「ええっ、そんなことできる?」

恭介「何とかしてみせるさ。使用人として潜入するとかな。」

理樹「今時使用人なんているのかな…」

恭介「ま、なんにせよ、接触の方は俺でやる、理樹はいろいろ情報を集めてほしい。」

理樹「うん、わかったよ。とりあえず今日はどちらも情報集めになりそうだね。」

恭介「ああ、そうだな。」



理樹(…というわけで、各々で調べる。)

理樹(えーっと…どうしようかな…)
1ネットや新聞などで家のことを調べてみる
2寮長周辺の人物から聞き込みをしてみる
3その他
>>135


135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/27(月) 12:45:55.48fX8+pmASO (1/1)




136以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/27(月) 19:35:58.56nNeOj8wrO (1/1)



理樹(…とりあえず、図書館に行って、過去の新聞やインターネットなどで、なにか起こってないか調べることにする。)

理樹「えーっと…あ、ま…」

理樹(…当然だけど、中々見つからないなぁ…結構ありふれた名字だし…)

理樹「…ん?」

理樹(……18年ほど前の記事だ…未成年者略取…どうやら女性…その人の名字は寮長さんと同じだ…が何者かに誘拐されたという事件だ。なにか、関係がありそうだな…)

理樹「…もっと調べてみよう…」





その頃…
佳奈多「ごめんなさい、遅れたわ…先生に結構絞られてたから…あら、直枝は?」

葉留佳「理樹くんなら寮長さんと話してたあと、急いで出ていきましたけどネ。」

佳奈多「あーちゃん先輩と…?何かあったんですか。」

あーちゃん先輩「…>>137」


137以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/28(火) 04:12:34.87K/K7z5B5O (1/1)

お家の事情がちょっとね


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/28(火) 10:43:36.28o8QdcFPsO (1/2)

佳奈多「…事情?」

あーちゃん先輩「まあでも、大丈夫よ、かなちゃんが心配することじゃないから。」

あーちゃん先輩(このことを言ったら絶対かなちゃんも協力する…だけど、こんなリスキーなことにかなちゃんまで巻き込んじゃいけないわよね。かなちゃんにはそんな心配をかけたくもないし…)

佳奈多「…本当ですか?直枝…それとたぶん棗先輩も動いてるということは、大丈夫じゃないんじゃないですか?」

あーちゃん先輩「だいじょぶだいじょぶ!本当に!ささ、そんなことはいいから、練習練習!」

佳奈多「…ごまかさないでください、私はあーちゃん先輩にはいろいろとお世話になりました、だから、困っているのならあなたの力になりたいんです。」

あーちゃん先輩「あらあら、直枝君みたいなこと言うわね。でも、本当に、かなちゃんまで巻き込むことじゃないから。」

佳奈多「ですが…」

あーちゃん先輩「さぁ、この話はもうおしまい!もう時間はないんだから、ちゃんとやりましょ?」

佳奈多「………」




しばらく後…
理樹(…夜になったので、寮に帰ってきた、恭介に今日の成果を報告してこよう…)


恭介「…ふむ、誘拐事件か…」

理樹「うん。」

恭介「何か関係がありそうだな。でかしたぞ。理樹。」

理樹「ありがとう恭介…そっちはどうだった?」

恭介「>>139」


139以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/28(火) 20:30:39.77raPdCDeb0 (1/1)

使用人の募集はしてなかった


140以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/28(火) 20:54:49.29o8QdcFPsO (2/2)

恭介「別の接触方をこれから考える。」

理樹「そっか…頑張ってね。恭介。」

恭介「ああ。絶対やってやる…理樹。お前は今日は帰ってていいぞ、しっかり休め。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(その後、部屋に戻り、しっかりと休んだ。今日も夜が更けていく…)



 

翌日
理樹(いつもの通り、ご飯を食べて、登校すると…)

佳奈多「…直枝。待ってたわよ。」

理樹「あ、佳奈多さん。おはよう。どうしたの?」

佳奈多「突然だけど、一ついいかしら?」

理樹「うん、何?」

佳奈多「…昨日、あーちゃん先輩と何を話したの?」

理樹「え?」

佳奈多「あーちゃん先輩に聞いてもごまかされたから、あなたに聞いてるわ。…何があったの?」

理樹(うーん…どうしよう?)
言う
言わない
>>141


141以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 07:38:02.55PeFlIpw+O (1/1)

言わない


142以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 12:19:38.26YJieIzrwO (1/1)

理樹「…ごめん、僕からもまだ言えないよ…」

佳奈多「…どうして?」

理樹「寮長さんが言わなかったってことは、たぶん寮長さんは佳奈多さんを巻き込みたくはないと思ってるんだよ。それなりに危ないことも起こり得るし。」

佳奈多「…だとしても…あーちゃん先輩にはいろいろと世話になってるから、それに…実家の事って聞いてるから…もし、私みたいなことになってるとすれば、あの人も私のように苦しんでるとすれば…危険でも、私は力になりたいの。」

理樹「…気持ちはわかったよ。…でも、大丈夫、佳奈多さん。寮長さんのことは今のところ僕たちだけでなんとかするから。…寮長さんは佳奈多さんの助けが必要になる時になったら、きっと言ってくれる。助けを求めてくるよ。けどまだ言ってないってことは、まだ大丈夫ってことだから。佳奈多さんは心配する必要はないよ。」

佳奈多「でも…」

理樹「僕を、僕たちを信じて、今は全部僕たちに任せて。佳奈多さん。」

佳奈多「……絶対、大丈夫っていえる?」
 
理樹「うん、大丈夫。」

佳奈多「……なら、今は信じてあげる。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「ただ、もしあーちゃん先輩が大丈夫じゃなかったら…許さないから。」

理樹「うん、わかってるよ。絶対、僕たちで助けるから…」





理樹(…そして、昼休み…)

理樹(…さて、今日は何をしようかな…そんなことを考えていると、>>143が声をかけてくる。)


143以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 12:41:05.64BymIpD0vo (1/1)

恭介


144以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 13:26:37.77MLsyIfdjO (1/1)

恭介「よう、理樹。」

理樹「あ、恭介。いい考えは浮かんだ?」

恭介「まあ何個か思いついたから、放課後にやってみる。」

理樹「そう。なら良かった。じゃあ今は何をしに?」

恭介「ちょっと昨日からこのことばかり考えて疲れてきたからな、休み時間くらい息抜きをしようかと思った。理樹もいろいろ考えて疲れてきた時なんじゃないか?」

理樹「まあ、そうだね…じゃ、何する?」

恭介「>>145なんてどうだ?」


145以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 18:49:06.21+EtD6PZQO (1/1)

トランプ


146以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 18:57:01.38uf5MoBFjO (1/1)

理樹「あ、良いね。」

恭介「よし、じゃ、とりあえずいつもの5人を集めよう。」

理樹「うん!」




鈴「トランプか、ずいぶんふつうだな。」

謙吾「まあ、たまにはいいんじゃないか。」

真人「だな。…で、トランプっつっても、何すんだ?」

恭介「5人だし、とりあえずババ抜きでもするか…一番負けたやつは、>>147」


147以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 20:28:46.66hK5L1iMIO (1/1)

ペヤング激辛ENDを食べる


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 21:00:10.0950sphKfHO (1/1)

理樹「え、そんなの買ったの?」

恭介「ここに準備してある。」

鈴「これ辛いやつか、ぜったいやじゃ!」

恭介「なら、勝てばいい。…よし、じゃ、やるぞ。」



鈴「…」

恭介「…お前、持ってるな…」

鈴「ないぞ。ババなんて持ってないぞ。」

恭介「ふっ、ごまかしても無駄だ…」

鈴「…」

恭介「…お前はいつもこういうとき、ババを見る癖がある…」

恭介「…こいつだっ!」

恭介(俺が引いたカードは…)

恭介「…なにっ!?ババ…だと…」

鈴「…ふん、いつまでもしてやられるあたしじゃないぞ。」

恭介「…ふっ、なかなかやるようになっじゃないか…よし…次、お前だぞ。」

真人「ちっ、この中にババがあるのか……」

恭介「…」

真人「…俺の筋肉がこれがババだとうずいてるぜ…だとしたらこいつは避けて…これだ!…なにっ!?」

謙吾「ふっ、お前もジョーカーをひいたようだな。」

真人「くそう…だとしても、すぐお前に引かせてやる…」

謙吾「ふっ、俺が引くことはない…俺にはわかるからな。」

真人「何?」

謙吾「………見えたっ!こいつだっ!」

真人「へっ…何が見えたんだ?」

謙吾「な、何!?」

理樹(謙吾もひいたんだ…)



理樹(そんなこんなでやってるうちに、みんな手札は相当少なくなってくる。…さあ、誰が負けになるか…)
最下位
>>149


149以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/29(水) 22:14:35.51jFV35VZ50 (1/1)

恭介


150以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/30(木) 12:28:12.76hREUaj1aO (1/1)

理樹「…」

恭介「…」

理樹(最後まで残ったのは僕と恭介だった、今は僕がひく番だ。)

理樹「…こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「…じゃあ、こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「……」

理樹(どっちだろう…恭介の反応、目線、呼吸…すべてから判断して…)

理樹「…こっちだ!」

理樹(結果は…)

理樹「…やった!」

恭介「…くっ…理樹。さすがだぜ…大きくなったな。」



理樹(…というわけで、罰ゲームは恭介だ。)

理樹「わぁ、凄い色…」

真人「臭いだけでも辛さが伝わってくるぜ…」

恭介「ふっ、自分で買ってきたんだ、覚悟はできてる。…じゃあ、いただきます。」

理樹(恭介はそれを口に運ぶ。)

恭介「…ん、意外といけ…ぎゃああああああ!」

理樹「恭介!?」

恭介「ぐぁぁぁっ!辛い!ぐぁぁぁ!」

理樹「そんな辛いんだ…かわいそう…」

鈴「でも罰ゲームだからな。」

恭介「ぐっ…くっ…」ズルズル

恭介「ぐぎゃぁぁぁあぁっ!」

真人「そんな辛ぇのか、逆に食ってみてぇな、一口いいか?」

謙吾「なにっ、真人が行くのか…なら俺も食わねばならんな。俺も一口いこう!」

恭介「か、かまわんぞ…」

真人「じゃあ、いただきます…ぎゃああああああ!」

謙吾「大げさだな、そんな辛いわけ…ぐああああっ!」

理樹「真人ー!謙吾ー!」

鈴「こいつら、バカだ!」 


恭介「はぁ…はぁ…自分で設定した罰ゲームで死にかけたぜ…」

理樹「恭介、大丈夫?」

恭介「平気だ……おっと、休み時間が終わる頃合いだな…じゃ、またな。理樹。」

理樹「うん。今日の放課後はどうする?」

恭介「俺はまた接触を試みてみようと思う、お前は今日は好きにしてていいぞ。文化祭のこともあるしな。」



理樹(…放課後になった、恭介からは今日は好きにしていいと言われてるけど…どうしよう?)
1 昨日と同じく、ネットや新聞で情報集め
2 あーちゃん先輩周辺人物への聞き込み
3 文化祭の練習
4 その他自由安価
>>151


151以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/30(木) 14:34:41.10B2MNZgI2O (1/1)

2


152以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/04/30(木) 19:25:46.92ZYXxNUvwO (1/1)



理樹(…今日は寮長さんの関係者…知り合いからいろいろ話を聞いてみることにした。)

理樹「ありがとね。急に呼び出したのに来てくれて。」

クド「いえ、全然構いませんよ、オールライト、なのです!」

理樹(まずは寮長さんの後輩で、僕も親しいクドから聞いてみることにした。)

クド「それで、今日はどうしたんですか?」

理樹「実は、寮長さんのことで少し聞きたいことがあって…」

クド「わふ?寮長さんのことですか?てっきりなにか佳奈多さんのことで相談かと思ってましたが…まあいいです、なんですか?リキ。」

理樹「うん。寮長さんの実家についてなにか知ってることがあったらなって。」

クド「寮長さんの実家ですか……どうでしたかねぇ……あ、料理とか裁縫とかがとっても上手なのは実家にいた頃すごく仕込まれたとか言ってましたよ。」

理樹「ほかには?」

クド「あとは…>>153」


153以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/01(金) 12:17:22.07biwqvi0n0 (1/1)

実家には罠がいっぱい設置されている


154以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/01(金) 14:44:01.45jPhFs7phO (1/1)

理樹「え、そんなダンジョンみたいな家ある?」

クド「ほんとかどうかはわかりませんが…でも、言ってはいました。」

理樹「そっか…他にはまだある?」

クド「そうですねぇ…私はこのくらいですかね。すみません。」

理樹「いや、大丈夫、ありがとう。」

クド「いえ。…ですが、こんなこと聞いて、リキはいったい何をするつもりなんですか?」

理樹「ごめん、それはまだ言えないよ。」

クド「わふー、そうですか…」

理樹「もしクドたちの力が必要になったらまた言うから、よろしくね。」

クド「はい、いつでもいってください!」



理樹(次は…)

理樹「…ごめんね、佳奈多さん、いきなり…」

佳奈多「…いいわよ、別に。…それで、何?」

理樹「いや、佳奈多さんにもあーちゃん先輩のこといろいろ聞いておきたくて。」

佳奈多「いろいろ?…それって、実家のこと?」

理樹「うん、なにか知らない?」

佳奈多「>>155」


155以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/01(金) 14:58:27.54up+Xbw4Xo (1/1)

婚約者候補が3人いる


156以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/01(金) 18:29:12.04l9ShHbG0O (1/1)

理樹「えっ…それ、どこ情報?」

佳奈多「ちょっと前、噂として小耳に挟んだことがあるのよ。その頃はとるに足らない噂だと思ってたけど、あーちゃん先輩の実家でなにかがあるっていう話を聞いたから、これももしかしたらと思っただけ。」

理樹「そっか。まだある?」

佳奈多「私があまり実家のこととか話したくなかったから、そういう話題は避けてきたところもあるし、私からはこれ以上はあまりないわね。」

理樹「わかったよ。ありがとう。佳奈多さん、時間とっちゃって。」

佳奈多「…別にこれくらい良いわ。…それじゃ。…直枝、頑張りなさいよ。」

理樹「うん、頑張るよ。それじゃ。」




理樹(僕の知り合いで寮長さんと知り合いっていうと…あ、あと一人いた…)



鈴「…なんだ、理樹。急に呼び出して。」

理樹「ごめんね、鈴。聞きたいことがあったんだ。」

鈴「それは別にいい。が…二人でいて、大丈夫か。うたがわれないか。」

理樹「大丈夫。佳奈多さんも僕がいろいろ調べてるのは知ってるから、許してくれるよ。」

鈴「そーか…なら良いか。…で、話はなんだ。」

理樹「鈴が猫関連で寮長さんと仲良くしてるって聞いたから、鈴にもいろいろ寮長さんのことについて聞きたくて。」

鈴「りょーちょーについてか…飼ってる猫の名前は、クロフォード3世だぞ。」

理樹「いや、そういうんじゃなくて…家のこととかさ。」

鈴「家…なんか、でっかいらしいぞ。」

理樹「うん、大きい家にすんでたんだね。あとは?」

鈴「>>157」


157以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/02(土) 06:05:56.13YcrPC7PbO (1/1)

お化けが出る


158以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/02(土) 12:10:16.13W9QnLghNO (1/1)

理樹「え、幽霊でるの?」

鈴「ああ、きょーふの館らしい。」

理樹「誰から聞いた?」

鈴「りょーちょー、今年の夏に里帰りして無かったんだ、理由を聞いたら…」

あーちゃん先輩『んー………うちの実家、お化けが出て怖いからかなー、にゅふふ。』

鈴「とか言ってたぞ。」

理樹「…え、それで納得したの?…」

鈴「ああ、おばけ、こわがる人もいるだろ。」

理樹「そ、そうだね…」

理樹(たぶん寮長の引き継ぎとか、色々あったからで、寮長さんの冗談だと思うけど…罠とか幽霊とか…どんな家なんだろう…)

鈴「理樹、そんなこと聞いてどーするんだ。」

理樹「ちょっと、色々あって。調べてるんだよ、寮長さんのこと。」

鈴「…そーか。いろいろか。」

理樹「うん。…他にはまだある?」

鈴「他か………>>159」


159以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/02(土) 20:09:01.05/sqxkTvI0 (1/1)

猫がよく集まって来るらしいぞ


160以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 12:34:54.02fAcumVGFo (1/1)

理樹「あー…そう…」

鈴「ああ、うらやましいな。」

理樹「そうだね…」



理樹(…うーん、噂話程度が多かったけど、それなりに話は聞けたかな。)

理樹「よし、いったんこの辺にしとこう。」



理樹「…今日の収穫はこんなものだったよ。」

恭介「3人もいる可能性があるっていうのか…それに家に罠がある可能性も…本当なら、面倒だな。」

理樹「そうだね…」

恭介「くっ、ようやく一人とはなんとか接触できそうだっていうのに…」

理樹「え、そうなの?」

恭介「ああ、人脈は作っておくものだな。なんとかなりそうだ。」

理樹「そっか、それは良かった。」

恭介「…まああと二人いるとなると中々大変だが…障害がある方が燃える。…よし、もう少し頑張るぜ!理樹、情報、サンキューな。」

理樹「うん、恭介も、頑張ってね…」



理樹(…このあとはどうしよう…よし…>>161)


161以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 13:55:23.03EqYTHUIT0 (1/1)

佳奈多さんとイチャイチャしよう


162以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 18:44:24.250j2HYUo3O (1/1)

理樹(佳奈多さんに会いたいな…よし…)

理樹「…もしもし、佳奈多さん?」

佳奈多『…直枝?どうかした?』

理樹「いや、ただ会いたくなったからさ。…今から、会えない?」

佳奈多『…別に良いわよ。』

理樹「やった。いまどこにいる?」

佳奈多『>>163』


163以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 18:49:48.59KgxmaPApo (1/1)

女子トイレ


164以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 19:35:29.03lIXDjSmbO (1/1)

理樹「そっか、トイレ中ごめん…」

佳奈多『別に構わないわ…』

理樹「どこのトイレ?」

佳奈多『女子寮。』

理樹「そっか…じゃ、とりあえず女子寮の前までいくから、そこで、待ってて。」

佳奈多『ええ…』




理樹「…ごめんね、待たせちゃって。」

佳奈多「いえ、大丈夫よ。そんなに待ってないから。…さて、じゃあ、とりあえず、場所写しましょうか。」

理樹「え、そう?」

佳奈多「…ここだと人に見られるでしょ?…昨日先生に注意されたから、あんまり目立たないところに…」

理樹「うーん…じゃあ、>>165」


165以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/03(日) 21:51:51.30b8rXGWAGO (1/1)

体育倉庫


166以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/04(月) 13:18:12.540qFnIBowO (1/1)




理樹「…ここなら、誰にも見られないよね。」

理樹(僕が選んだのは、体育倉庫の中だ。あまり使われていないここならば、中々人も入ってこないだろう。)

佳奈多「良いけど…暗い密室って、ちょっと苦手ね…」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「ちょっと、昔を思い出すから。」

理樹「……ああ、そっか…ごめん…」

理樹(佳奈多さんも、葉留佳さんほどではなくとも、虐待を受けていたんだった。…軽率だったかな?)

佳奈多「良いのよ、大丈夫。ちょっと苦手、ぐらいだし……」

理樹(そういったあと、少し恥ずかしそうにしながら…)

佳奈多「……直枝と、一緒だから…直枝となら、怖くないから…」

理樹「佳奈多さん……」

理樹(そんな風に思ってくれてるとわかり、僕は佳奈多さんが愛しくなる、だから、僕は佳奈多さんにキスした。)

佳奈多「…んっ…」

理樹「んん…んっ…」

佳奈多「…はぁっ……はぁ…直枝…いきなりしないで…驚くでしょ。」

理樹「ごめん…でも、愛しくて、したくてたまらなくて。昨日も今日もほとんど会えなかったし。」

佳奈多「…まあ、そうね…」

理樹「だから、ちゃんと時間をとれるときくらいは…ダメかな?」

佳奈多「ダメじゃ…ないけど…」

理樹「じゃあ、佳奈多さん、もう一回…良いかな。」

佳奈多「…仕方ないわね…」





理樹(…しばらく後…)

理樹「…そういえば佳奈多さん、週末空いてる??」

佳奈多「>>167」


167以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/04(月) 21:13:58.59D+QJ4bqdo (1/1)

空いてるけど


168以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 14:02:59.45YJ1J9Zj1O (1/1)

佳奈多「それがなに?」

理樹「いや、前真人に遊園地のチケットもらったんだ、週末、一緒にどうかなって。」

佳奈多「遊園地…わかったわ、良いわよ。週末ね。」

理樹「やった。ありがとう!楽しみにしてるね。」

佳奈多「ええ……あら、そろそろ時間ね。じゃあ、戻りましょうか。」

理樹「うん、そうだね…」
コンマ判定
下一桁が偶数で、閉じ込めイベント発生
>>169


169以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 15:18:43.20JU6UxNcyO (1/1)

そい


170以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 18:56:53.88Z6oIPdh2O (1/1)

理樹「じゃあ、帰ろうか…」

理樹(僕は入り口の扉を開けようとする。)

理樹「ん?…あれ…そんなはず…」

佳奈多「…どうしたの?」

理樹「…開かない…」

佳奈多「えっ!?そんなはずは……ほんとだわ、開かない…」

理樹「鍵、閉められちゃったのかな…」

佳奈多「そんな…だったら、戻れないじゃない。このままだとまた門限を破ることになってしまうわ…」

理樹「とりあえず外に誰かいないかな…誰かー!いませんかー!」ドンドン

シーン…

理樹「だめだ、誰もいないみたい…」

佳奈多「なら、誰かに連絡をいれて助けを求めましょう。クドリャフカとか…」

理樹「そ、そうだね…」

佳奈多「あら…繋がらないわね…」

理樹「うん、僕も…何故かわからないけど、ここ電波がとっても良くないみたいだね。」

佳奈多「…だとしたら…」

理樹「連絡手段は無い…ね。」

佳奈多「…ちょっと、どうするの!?」

理樹「…どうしようか…うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「>>171」


171以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 19:04:43.800p69X+yrO (1/1)

火災報知器を誤作動させる


172以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 20:45:40.26JyRFoSX1O (1/1)

佳奈多「火災報知器なんてついてる?」

理樹「ほら、あそこにそれらしいのが…」

佳奈多「あら、そうね…」

理樹「あれを何とかしてならせば僕たちがいることを知らせられるんじゃないかな。」

佳奈多「鳴らせればって…どうするの?それに、騒ぎにならないかしら?」

理樹「背に腹はかえられないよ…手段に関しては…ここ、あんまり掃除されてなさそうだから、埃とかもたまってそうだし、なんとかなると思う。…どうかな?」

佳奈多「…仕方ないわね…」



理樹(…というわけで、やってみることにする。)

佳奈多「あれ、とどく?」

理樹「この跳び箱とかを使えば…一緒に運んで。」

佳奈多「ええ。」



理樹(少しして、足場が完成する。)

理樹「それじゃ、やってみるね。」

佳奈多「ええ…」
コンマ判定
下一桁が奇数で成功
>>173


173以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/05(火) 22:21:35.59zsjtol4K0 (1/1)

筋肉筋肉


174以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/06(水) 12:57:29.9996HiQfu8O (1/1)

ビー!ビー!
理樹「やった!なった!これで誰か人が来るはずだね!」

佳奈多「そうね…良かったわ。最初はどうなることかと思ったけど…良くあんなことすぐ思い付いたわね。見直したわ、直枝のこと。すごいわね。」

理樹「ありがとう。…さて、それじゃ、助けが来るまで、待ってようか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(…しばらくすると、警備員がやって来て、扉が開けられる。)

警備員「…?おや、火事なんておこっていないぞ?」

佳奈多「警備員さん。すみません、なにか、誤作動したみたいで…」

警備員「誤作動?まったく、人騒がせな…だが、それならそれでいいとして…君たち、どうしてこんなところにいたんだ?」

佳奈多「…それは……」

理樹「僕たちで体育倉庫の整理をしてたんですが、物が多いのと、汚れてるのとで、かなり時間が経っちゃって。ずっと中にいて作業してると時間も良くわからなくて…気がついたらこんな時間になってました。すみません。」

警備員「ふむ、なるほど…しかし、一回鍵を閉めたときにそんな中で作業をしてる感じではなかったが…まあ、気がつかなかっただけか……事情は了解しました、ですが、もうこんな時間だから、今日はもう寮に戻りなさい。」

理樹「はい、すみませんでした…」






理樹「…ふぅ、なんとかなったね。」

佳奈多「ええ…」

理樹「それじゃあ、佳奈多さん、またね。」

佳奈多「ええ、また…」




理樹(…部屋に戻ってくる、今日はもう寝よう…明日は何があるかな、そんなことを考えながら、今日も夜が更けていく…)


翌日
理樹(さて、今日は金曜日…今日も登校すると…>>175にであった。)


175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/06(水) 13:14:33.39n7EETHxBO (1/1)

生活指導の先生


176以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/06(水) 14:13:03.53wc/OmpLuO (1/1)

理樹「あ、先生、おはようございます…」

生徒指導の先生「直枝か。ちょうど良かった。」

理樹「え、何か?」

生徒指導の先生「何か?じゃないだろう。直枝、昨日の夜、お前が二木と体育倉庫に行っているのを見かけたぞ。」

理樹「…あー…その事ですか…」

生徒指導の先生「どうやら二木の素行が乱れぎみである原因は直枝だったようだな…直枝、放課後、俺のところに来るように。」

理樹「…は、はい…」



理樹(うう…朝から気が重い…あの先生、怖いって噂されてるし…)

美魚「…朝から災難でしたね。」

理樹「あ、西園さん…見てたんだ…」

美魚「はい。生徒指導の先生に目をつけられてしまったようですね。」

理樹「はは、参ったよ…」

美魚「…これからは校内ではあまり佳奈多さんと一緒にいない方がいいのでは?」

理樹「>>177」


177以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/06(水) 14:52:52.23VtEWfLdyO (1/1)

ほとぼりが冷めるまでは仕方ないか


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/06(水) 18:10:42.31XwZIVqheO (1/1)

理樹「そうせざるを得ないよね…」

美魚「ええ、そうでしょうね。」

美魚(直枝さんまで指導されるのは少し申し訳ないですが…私の計画通りですね。)

美魚「ふふふ…」

理樹「?西園さん、どうしたの?」

美魚「いえ、なんでもありません…」

理樹「そ、そう…」




理樹「……」




理樹(…さて、休み時間だ、今日はなにしようか。…よし、>>179)


179以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/07(木) 00:57:59.86LODlxT6IO (1/1)

読書


180以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/07(木) 13:11:33.90t572RcBSO (1/1)


真人「おう?読書なんて珍しいな。」

理樹「たまにはこういうのも良いよ。何か、落ち着くよね。真人もやってみたら?」

真人「いや、遠慮しとくぜ…俺、本読んでたらだんだん頭が痛くなってくるんだよ…」

理樹「まあ、そうだよね。」

真人「理樹のやることには出来るだけ付き合ってやりてぇけど、これは無理だぜ…理樹と遊ぶ予定だったが、仕方ねぇ、一人でトレーニングでもしてくるか…」

理樹(そういって真人は外へ出ていく。)

理樹(なにか寂しそうだった、悪いことしたかな…帰ったらトレーニングに付き合ってあげようかな。)

理樹(…なんてことを考えていたら…)

美魚「読書ですか、良いですね。」

理樹「あ、西園さん、びっくりした…」

美魚「失礼、読書のお邪魔でしたか?」

理樹「いや、大丈夫だよ。」

美魚「そうですか、なら良かったです…なるほど、ミステリーですか。」

理樹「うん、ちょっと面白そうだったから、借りてみたんだ。なにかおすすめとかあるの?」

美魚「そうですね。その作者だと、物理学者が主人公のシリーズや仮面がタイトルにつくシリーズで有名で、それも面白いですが、貴重なデータ、などのシリーズではない単発の物も好きですね。」

理樹「うん。」

美魚「違う作者でも良いとなれば、館が舞台になるものであるとか、アイスクリームから始まるシリーズであるとか、名字と名前で同じ漢字が出てくる人が書いた作品であるとか、色々ありますね。」

理樹「うん。」

美魚「最近出た話題作ですと、中間、ですとか、少し前ですが、別荘で殺人事件が起こる作品ですとかがありますね、あれらはやはり話題になっただけはあるなかなかの物で…」

理樹「うん。」 

美魚「古典となれば日本ならば江戸川乱歩などになるでしょうね、古い本でありながらも今なお色褪せないものがありまして…」

理樹「…うん…」

美魚「海外となるともっと豊富ですね。コナン・ドイル、モーリス・ルブラン、アガサ・クリスティ、レイモンド・チャンドラー…どれも有名ですが、そのなかでも…」

理樹「…」

美魚「あ、そうですね、ハードボイルドといえば…」

理樹「…」

理樹(どうしよう、全然止まらない!こんな饒舌な西園さん初めてだ!)

美魚「…この文学の流れを組んだ作品として産み出されたのが…」

理樹「あの、西園さん?」

美魚「はい、なんでしょう。」

理樹「うん、もう、大丈夫…」

美魚「そうですか…まだ語り足りないですが…まあいいです。…直枝さん。」

理樹「何?」

美魚「良かったらですが、今持っている私のおすすめの物があるのですが、お貸ししましょうか?」

理樹「え、良いの?じゃあ、貸してもらおうかな。」

美魚「はい、返すときにまた感想を聞かせてくださいね。」

理樹「うん。」

美魚「…さて、ではそろそろ失礼しましょうか、何やら殺気を向けられている気がしますので。」

理樹「殺気?」

佳奈多「……」

理樹「あっ…」

佳奈多「>>181」


181以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/07(木) 19:27:26.88rQ0DWLX60 (1/1)

そこに正座


182以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/07(木) 21:22:50.94L/f7WwABO (1/1)

理樹「え?」

佳奈多「正座。」

理樹「…はい…」

佳奈多「…直枝、何で私が怒ってるか、わかる?」

理樹「…僕と西園さんが…仲良くしてたからでしょうか…」

佳奈多「ええ、まずはそうね、長々とお喋りしたり、本を借りたり…よくもまあ、あんなに仲良さそうに出来るわね?」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「あとは?」

理樹「え、あとは……すみません、わかりません…」

佳奈多「…前にいったことが伝わってない、わかってくれないことに怒ってるのよ。」

理樹「あー…」

佳奈多「あー、じゃないの!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「私の忠告は、あなたにとって無視していいものなの?直枝にとって私はそんなに軽いのかしら?」

理樹「いいえ、そんなことはありません…」

佳奈多「…なら、それを行動にともなわせて。肝に命じておきなさい。」

理樹「はい…命じます…」

佳奈多「…直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「…次やったら……わかってるわね?」

理樹「…はい…」

理樹(目が怖い…)

佳奈多「…西園美魚も、これ以上変なことするのは止めてくれる?」

美魚「ただお友だちとして談笑していただけですが?」

佳奈多「…とぼけないで。…西園美魚。あなたの思い通りにはさせないから…あなたに直枝は渡さない…」

美魚「>>183」


183以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/07(木) 23:31:27.41elK9wt2UO (1/1)

私は男性と付き合うつもりはないですから(嘘)


184以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/08(金) 12:28:03.08O0VNsHfMO (1/1)

美魚「ご安心を…ふふ。」

佳奈多「…もはや、あなたの言うことは信じれないわ。」

美魚「そうですか、ずいぶんと信用を失ったものですね。それならそれでも構いませんよ。」 

佳奈多「…」

美魚「…」

理樹(うう…怖い…二人とも…)

佳奈多「…直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「また放課後、来なさい。」

美魚「無理ですよ、直枝さんは今日生徒指導の先生に呼び出されてますから。」

佳奈多「生徒指導?」

美魚「あなたとの関係で呼ばれたようです。」

佳奈多「…なら、そのあとでいいわ、待ってあげるから。」

美魚「…あまり学内では一緒にいない方がいいのでは?お互いに迷惑がかかりますよ。」

佳奈多「>>185」


185以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/08(金) 13:03:28.57VLH5VbRKo (1/1)

もしかしてあなた何かした?


186以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/08(金) 18:57:18.76woxNV0b/O (1/1)

美魚「…どういうことですか?」

佳奈多「あなたが先生に告げ口したんじゃないか、ってこと。」

美魚「私が…ですか。…ふふ、まさか。私は直枝さんの事は、言ってませんよ。」

佳奈多「…直枝の事は、ね……」


佳奈多(疑わしいわ…でも、証拠がない以上はこれ以上言っても仕方ないし…)

佳奈多「…まあいいわ……西園美魚。」

美魚「はい、なんですか。」

佳奈多「…会う会わないは、私たちで決めること、あなたに言われることじゃないわ…」

美魚「私はお二人を心配してるだけですよ。」

佳奈多「どうだか…」
キーンコーンカーンコーン

佳奈多「…時間みたいね…それじゃ、直枝。忘れないでね。」

理樹「はい…」

美魚「…直枝さん、怖がってますね。可哀想です。」

佳奈多「黙りなさい…」




理樹(…というわけで、放課後だ。午後は生きた心地がしなくてあんまり授業聞けなかった…はぁ、このあとは説教だし…嫌だな…)



その頃…
佳奈多「…」

佳奈多(直枝がいないあいだにも、西園美魚が何もしでかさないための対策を考えておかないと…どうしようかしら。)

佳奈多「………」

佳奈多(考えていると…)

葉留佳「いえーい!お姉ちゃん、やはー!」

佳奈多「…葉留佳…」

葉留佳「おやおやどうしましたマイシスター、元気ないですヨ!ファイト一発!しゃかしゃかへい!」

佳奈多「うるさいわ…ちょっと、西園美魚のことで考えることがあるのよ。」

葉留佳「あー、あの事ですカ。なんか昼間もいろいろやってましたしネ。それなら、このはるちん、一緒に考えてあげますヨ!…よし、思いついた!」

佳奈多「…早いわね、一応聞いてあげるわ。何するの?」

葉留佳「>>187」


187以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/08(金) 21:33:33.004ROzv1uD0 (1/1)

はるちんがずっと理樹にベッタリくっついておく


188以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/09(土) 11:49:03.77vW32gExUO (1/1)

葉留佳「お姉ちゃんの代わりにはるちんが理樹くんを見張ってあげますヨ!はるちんがいれば理樹くんとみおちんと二人だけになるってことは防げますヨ!それに何を話してたかとかもわかりますヨ!」

佳奈多「…あなたが直枝といたいだけでしょ?」

葉留佳「ぎくー!」

佳奈多「図星みたいね。」

葉留佳「………まあ、確かにそういう副次的な目的もあるのはありますケド…でも安心してお姉ちゃん!いるだけで、変なことはしないから!」
 
佳奈多「…」

葉留佳「ちゃんと分をわきまえながらべったりとくっつくから、お姉ちゃん、良いですよネ?この案。」

佳奈多「……>>189」


189以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/09(土) 12:44:18.10Ne7RmzUzO (1/1)

了承


190以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/09(土) 13:37:04.232qos0KbUO (1/1)

葉留佳「いえーい!やりましたヨ!」

佳奈多「…ただ、変なことしたら、許さないからね?」

葉留佳「もちろん、やりませんヨ!…そいじゃ、お悩み解決したし、はるちんはここで、ばいばい!」

佳奈多「…ええ…」



佳奈多(…直枝が来るまで何しましょうか…そうね、>>191)


191以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/09(土) 18:53:46.39kh9StK6Y0 (1/1)

恋愛漫画でも読もうかしら


192以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/09(土) 20:41:27.30Nm9VIRBHO (1/1)

佳奈多(そういえば、少し前にクドリャフカが貸してきた漫画があったはずね…読んでみましょうか…)

佳奈多「……」

佳奈多(…風紀委員として、学校で漫画を読むなんて…別によほどの内容でない限り禁止されてる訳じゃないけど…)

佳奈多「……」

佳奈多(…まあ、ここなんて仕事をする私くらいしか来ないから、まあいいわね…)

佳奈多「…」パラ…パラ…




佳奈多「うっ…うっ…」

佳奈多(なんて…いい話なの…)

佳奈多「うう…うっ…」
ガラガラ
理樹「ごめん、佳奈多さん、遅くな…え、なに、どうしたの?」

佳奈多「うう…直枝ぇ…これ…」

理樹「…あ、漫画…」

理樹(これを見て泣いてたんだ…確か、これ今女の子の間で泣けるって話題なんだっけ。)

理樹「えーっと…大丈夫、話できる?」

佳奈多「…ちょっと…待ってて…」

理樹「あ、うん…」




佳奈多「…ごめんなさいね、ああいうのはじめてだった物だから、取り乱してしまったわ。」

理樹「あ、うん、大丈夫…」

佳奈多「…さて……直枝。…今日は怒る気だったけど、何かそんな気分じゃなくなったから…また、対策についてね。」

理樹「うん…」

佳奈多「まず直枝、あなたは、どうすればいいと思う?」

理樹「>>193」


193以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 00:29:04.61UJLjohaY0 (1/1)

真人を四六時中背後に控えさせておくとか?


194以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 11:51:04.49VPpcGEx6O (1/1)

佳奈多「…やっぱりそういう発想になるわよね…」

理樹「あ、佳奈多さんもそういう感じだったんだ…」

佳奈多「私は葉留佳にいてもらおうかと思ってたけどね。」

理樹「そっか…まあ、とにかく、二人きりの状況を作らないことが大事だよね。」

佳奈多「ええ…あと、西園美魚を出来るだけ自由に動かせないことよね。」

理樹「それなら…鈴とか、他のみんなに出来るだけ西園さんに絡んでもらう、とかじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね。…他には?」

理樹「…うーん、なにかな…ちょっと、考えてみよう…」




その頃
美魚「…」

美魚(向こうもこれから色々してくる可能性が高いですね。いかにしましょうか…)

美魚「…」

美魚(……おや、あそこに誰かいますね、あれは…>>195)


195以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 14:09:25.82vPjJycInO (1/1)

来ヶ谷


196以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 14:23:49.87fgNPBe14O (1/1)

美魚「…来ヶ谷さんですか。」

来ヶ谷「…おや、西園女史じゃないか…ふむ、いかにも悩める乙女と言う感じの顔をしているな。」

美魚「そうですか?」

来ヶ谷「ああ、どうだ、お姉さんにその悩み、吐き出してみないか。悩み相談はよくされるから、力になれるぞ。」

美魚「そうですね…ならば、恋敵の倒しかたを教えてください。」

来ヶ谷「>>197」


197以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 17:39:27.04VQl5dqb8o (1/1)

百合に目覚めさせたらいい


198以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 18:17:43.63HveR1+NOO (1/1)

美魚「百合…ですか。」

来ヶ谷「ああ。」

美魚「そのためには何を?」

来ヶ谷「そうだな…手っ取り早く私が仕込んでもいいんだが、それは手荒だから止めておこうか。…相手を百合に目覚めさせるには、まずはその相手の親しい者の中で、一番素質の有りそうなものに接触して、より仲良くなるように誘導していけ。」

美魚「親しい人…ですか。」

来ヶ谷「ああ、そしてその者と相手がより深く仲良くなるようにしていけば、いずれ二人とも百合になっていると言うわけだ。」

美魚「…なるほど…」

来ヶ谷「まあ、頑張りたまえよ、西園女史。」

美魚「はい…」




美魚(佳奈多さんに親しい人といえば…まずはあの人ですかね…)



葉留佳「おおう!みおちん、やはー!」 
美魚「…どうも、三枝さん。」

美魚(さて、三枝さんに素質があるか…)

美魚「…突然ですが、良いですか。」

葉留佳「え、なに、どしたの?」

美魚「…あなたのお姉さんの事、どう思ってます?」

葉留佳「え、そりゃあ…」
コンマ判定
葉留佳の百合の素質
数値が高いほど素質がある
>>199


199以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/10(日) 22:53:20.45kQ45EmJIO (1/1)

それ


200以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/11(月) 12:23:55.33kq3t33PwO (1/1)

葉留佳「大好きですヨ。」

美魚「…それはどういう意味でですか?」

葉留佳「もちろん家族として、お姉ちゃんとしてですネ。」

美魚「お出かけとかは?」

葉留佳「んー…買い物に付き合ってもらうとかはありますヨ。」

美魚「…では、スキンシップはどれくらいしてます?」

葉留佳「そうですネ…まあ手繋いだり、ハグしたりとかはありますナ。あと後ろからおっぱい揉んで怒られたこともありますネ…まあ、でもこれくらいなら普通ですヨ。多分!」

美魚「…なるほど…」

美魚(…仲が良い姉妹、くらいですかね…)

美魚「…わかりました。」

葉留佳「みおちん、こんなこと聞いてどうするの?」

美魚「ちょっと調査をしてまして。」

葉留佳「調査?気になりますネ!よかったらはるちんも手伝いますヨ?」

美魚「いえ、結構です。」

葉留佳「遠慮しなくても良いんですヨ?どうせ練習くらいしかやることないから暇だし。」

美魚「遠慮ではなく、うるさくて邪魔なだけですから…」

葉留佳「ガーン!はっきり言わないでくださいヨ!はるちん傷つきますヨ!」

美魚「…ではオブラートに包んで…三枝さんに手伝われても作業が進むどころか進まなくなるので、すみません。」

葉留佳「ちょっと変わっただけですヨ!…うわーん!前から思ってたけど、みおちん、はるちんだけに厳しいですヨー!」

美魚「そうでしょうか?その気はないんですが…まあともかく、私は調査せねばならないので、失礼します。」



美魚(…はぁ、騒がしい人でしたね…さて、次は、あの人です…)




クド「わふー!西園さん、こんにちは!」

美魚「はい、どうも。さっそくですが、能美さん。一つお聞きしても良いですか。」

クド「はい、なんですか?」

美魚「あなたのルームメイトについて、どう思ってます?」

クド「そうですね…」
コンマ判定
クドの百合の素質
数値が高いほど素質がある
>>201


201以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/11(月) 16:04:30.32gSAbxhE+O (1/1)

はい


202以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/11(月) 18:39:32.28+zBAQf5JO (1/1)

クド「優しい良い人だと思います!」

美魚「…なるほど。…普段その人と部屋でどのようなことをしますか?」

クド「そうですね、一緒に宿題をやったり、今日あった面白いこととか、趣味のこととか話したりですね。」

美魚「ドキドキしたりは?」

クド「ドキドキ…?別に、しませんよ。」

美魚「…なるほど。」

美魚(普通のルームメイトで、それ以上でもそれ以下でもないですね、これは。)

美魚「わかりました、ありがとうこぞいます。」

クド「いえ、良いですよ、西園さん、グッバイなのです!」




美魚(…どうやら二人ともそれほど脈は薄そうですね…佳奈多さんと関係の深い寮長さんは恭介さんがお好きなようですから、厳しいでしょう…まあ、いないなら仕方ないですね、三枝さんで妥協しますか…さて、とすれば、いかに百合に持っていくかですね。…まず、二人をより仲良くさせる必要があるわけですが…何か遊びに行けるようなチケットでも渡せば良いでしょうか。)

美魚「…準備も大変ですが、何とかしましょう…」



その頃
佳奈多「…さて、色々話してきたけど…やっぱり、常に誰かといるって言うのが一番かしら。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…前もそう言って失敗したわけだけど…」

理樹「今回こそは徹底するよ…」

佳奈多「…頼むわよ?」

理樹「うん…」

佳奈多「…じゃあ、今日は解散ね。」

理樹「うん。そうしようか。…佳奈多さん、今日は…」

佳奈多「今日の夜は会うのはやめましょう。」

理樹「あ、そうだよね…」




理樹(…というわけで、夜が空いてしまった、何しよう…よし、>>203)


203以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/11(月) 21:41:22.96ZZq2O8Mm0 (1/1)

真人と筋肉について朝まで語り合おう


204以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/12(火) 08:14:26.336Brg+g89O (1/1)

理樹「ねぇ真人、筋肉について語ろう!」

真人「おう、良いぜ!じゃあ理樹。まずは好きな筋肉について教えてくれ!」

理樹「うーん、雄々しい大胸筋も良いけど、僕は慎ましい広背筋かな!真人は?」

真人「シンプルに俺は腹筋だぜ!」

理樹「あー、腹筋って何かセクシーだよね!」

真人「おっ、わかってるじゃねぇか、理樹。良いよな!」

理樹「良いよね……」



真人「…よし、じゃあ次は新たな筋肉理論について語ろうぜ!」

理樹「うん、実はすでに一個考えたのがあるんだ!」

真人「おっ、なんだ、聞かせてくれ!」

理樹「うん、まず真人、筋肉ってさ、無限に増えて、大きくなっていくものじゃないか。」

真人「ああ、筋トレに終わりはないからな!」

理樹「そうだよね、それで、自然界には筋肉と同じで、ずっと大きくなり続けていくものがあるよね。」

真人「何?それは一体なんだ?」

理樹「…宇宙さ。」

真人「宇宙…だと?」

理樹「そうさ、筋肉も宇宙も共に無限に広がる世界なんだよ。」

真人「何!?…ってことは…」

理樹「そう、筋肉とは…宇宙なのさ。」

真人「うおおおお!すげぇ!筋肉がそんな壮大なものだったなんて!…より筋肉への尊敬度が上がったぜ…」

理樹「ははは、僕もさ…」

理樹(こんな感じで一晩中語り合った…)






翌日
理樹「……」

理樹(…眠い…今日が土曜日でよかった…)

理樹「…」

理樹(…佳奈多さんとのデートは明日だ。…やるべきことは今日やらなきゃ…まずは何しよう?)
1楽器練習
2恭介の手伝い
3自由安価
>>205


205以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/12(火) 12:51:23.04TFs5kOeno (1/1)

1


206以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/12(火) 16:24:43.25kNYr1QEnO (1/1)

理樹(…今日はひさしぶりに楽器の練習でもしよう…腕がなまるといけないからね。)



理樹(…というわけで、いつもの練習をしてる場所に向かう。)

理樹「…よーし、やるぞ。」




理樹(…しばらく一人で練習していると…)

理樹(…あ、誰か来たみたい…誰かな…)
来た人
>>207


207以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/12(火) 20:34:58.21mN0iVoa5O (1/1)

あーちゃん先輩


208以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/13(水) 12:42:05.94GdTSnxH0O (1/1)

あーちゃん先輩「あら、直枝くん、おはよー。早いね。」

理樹「あ、寮長さん。おはようございます。寮長さんも練習ですか?」

あーちゃん先輩「ええそうよ。ちゃんとやらなくちゃだめだもの。」

理樹「最後の文化祭ですからね。3年生は。」

あーちゃん先輩「そう、最後の楽しみかもしれないものだから、頑張らないと。直枝くんも、これの他にも恋やらなんやら色々忙しいだろうけど、ちゃんと練習もやるのよ?」

理樹「はい!」

あーちゃん先輩「よろしい。…さて、じゃあ、練習…の前に…聞いておきたいことがあるわ。」

理樹「…なんですか?」

あーちゃん先輩「昨日直枝くんがかなちゃんに凄く怒られてたって聞いたけど、何があったの?」

理樹「え…そっちですか?」

あーちゃん先輩「それ以外聞くことある?」

理樹「いや…実家の件の進捗状況とか…」

あーちゃん先輩「あー、それは大丈夫、恭介たちのこと信用してるから。」

理樹「…そうですか…」

あーちゃん先輩「で、何があったの?」

理樹「それは…」




あーちゃん先輩「ふーん…西園さんもねぇ…モテ男は辛いわねー。にゅふふ。」

理樹「寮長さんはどうすればいいと思います?」

あーちゃん先輩「いっそ二人とも愛しちゃえば?」

理樹「>>209」


209以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/13(水) 15:16:08.44fAsXOx8io (1/1)

もし恭介にもう一人恋人がいるとしたら
怒らないでいられますか?


210以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/13(水) 19:01:20.27ndWVmog6O (1/1)

あーちゃん先輩「うーん…怒るわね。」

理樹「ですよね。…僕の場合はもう怒られるじゃすまない事が起こるので…」

あーちゃん先輩「あー…かなちゃん、ちょっと愛が重そうだもんねぇ。」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「…まあ、それなら、ちゃんと直枝くんがどんなことをされようがしっかりと気持ちを保ち続けるしかないでしょ。直枝くん、一途そうだから出来そうだけどね。」

理樹「出来ますかね…」

あーちゃん先輩「出来るわよ、頑張りなさい。」

理樹「はい。」

あーちゃん先輩「…さて、じゃ、練習、やりましょうか…」





理樹(二人で練習をしていると…次に来たのは、>>211)


211以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/13(水) 20:56:06.59qNPkzueE0 (1/1)

ささみ


212以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/13(水) 22:51:38.39tdcPkHOtO (1/1)

佐々美「ちょっとあなたたち、朝から何をガンガン鳴らしていますの!?」

理樹「えっ、笹瀬川さん?」

佐々美「あら、直枝理樹…あなたでしたのね、この騒音の正体は。」

理樹「騒音?」

佐々美「そうですわ!私たちは隣の部屋で文化祭の準備をしていたんですけれども、あなたたちの音が聞こえてきて、集中できないですわ!音量を下げてくださいまし!」

理樹「あ、それは…ごめんね。さしせがわさん。」

佐々美「笹瀬川ですわ!なんで前は言えてたのに言えなくなってますの!?」

理樹「ごめん…」

佐々美「頼みますわよ!」

理樹「…で、さっき文化祭の準備って言ってたけど、なにするの?」

佐々美「我々がやるのは、>>213」


213以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/14(木) 03:28:36.73Ni4vnAEhO (1/1)

ネコミミメイド喫茶


214以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/14(木) 12:35:16.38DOft3GRhO (1/1)

理樹「ネコミミメイド喫茶…あれ、笹瀬川さんって猫嫌いじゃなかった?」

佐々美「別にネコミミくらい何てことありませんわ。実際の猫ではないのですから。」

理樹「あ、そっか…」

佐々美「貴方も良ければ来てくださいませね。」

理樹「え、良いの?」

佐々美「構いませんわよ。宮沢様もぜひつれてきてくださいませね!」

理樹「あ、うん…」

理樹(それが目的だったんだ…)

佐々美「では、ごきげんよう。」

理樹「うん、またね。さささがわさん。」

佐々美「さすせっ…笹瀬川ですわ!」

理樹「今かんだよね?」

佐々美「おだまりっ!」




理樹「…ふぅ…」

あーちゃん先輩「今のも直枝くんのお友達?女の子の友達多いわよね直枝くん。かなちゃんも大変でしょうね。」

理樹「笹瀬川さんは僕って言うか、鈴の友達ですけど…」

あーちゃん先輩「でも友達は友達でしょ?あの子はザ・お嬢様キャラみたいで楽しそうね。にゅふふ。」

理樹「楽しそうって…」

あーちゃん先輩「あの子もだけど、この学校って、恭介やあなたたちを初めてとしてさ、結構個性的な人が多いじゃない。」

理樹「そうですね…」

あーちゃん先輩「だから、いろんな人出会えて、いろんな事を話して、いろんな事があって…全然退屈しなかった。面白かったわね…この学校生活。…ほんと、もうすぐ終わっちゃうのね…」

理樹「寮長さん…」

あーちゃん先輩「…ごめんなさい、なんか湿っぽくなっちゃった。さー、気を取り直して、やるわよ、練習!音量には気を付けながらね。」

理樹「あ、はい…」




理樹(…次に来たのは、>>215)


215以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/14(木) 18:09:45.841rpHl/mU0 (1/1)

小毬


216以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/14(木) 18:53:06.1495GqqmDkO (1/1)

小毬「みんな、おはよー!がんばってるー?」

理樹「あ、小毬さん。」

小毬「あ、理樹くん。…と、寮長さんで…あれ?今日はふたりしかいないの?」

理樹「今のところはね。まあ今日は自主練習だから何人来るかわからないけど。」

小毬「そっか~。せっかく人数分お菓子つくってもってきたんだけどね~。」

理樹「ありがとう小毬さん!みんなの分もとりあえず置いといて。来たら食べるだろうから。」

小毬「うん、わかったよ~。」

理樹(持ってきたものを机の上に置く。)

小毬「ねぇ理樹くん。寮長さん、せっかくだから、一曲聞かせて~。」

理樹「一曲と言われても、二人しかいないけど…」

小毬「それでも良いから、ね?」
 
理樹「…良いですか?」

あーちゃん先輩「全然良いわよ。…それじゃ、やりましょう。」




理樹「…どうだった?」

小毬「>>217」


217以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/15(金) 01:07:23.69NCmEF1cV0 (1/1)

もっと練習しちゃいなよ、ゆー


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/15(金) 13:13:38.39mpvf3VHBO (1/1)

理樹「…だめだった?」

小毬「ううん、ダメじゃないんだよ。じょーずなんだけど、ただ、練習すればもっとよくなるかなって思っただけだよ~。」

あーちゃん先輩「のびしろがあるって事じゃない。良かったわね。」

小毬「うんうん、そういう事だよ~。」

理樹「のびしろ…うん、ありがとう。もっと頑張るよ。」

小毬「うん、理樹くん、ファイトだよ~!…それじゃ、練習のおじゃましちゃだめだから、私はそろそろ戻るね~。聞かせてくれて、ありがとう!」

理樹「あ、うん、こっちも、ありがとう…」




理樹「…そろそろお昼ですね…」

あーちゃん先輩「そうね…じゃ、ご飯行きましょうか。お腹すいたし。」

理樹「はい…」



食堂

理樹「…」

理樹(食堂にいくと、何やら人だかりができている)

理樹(あれ、何があったんだろう…)
何があった?
>>219


219以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/15(金) 18:45:45.96gQkwqyN7O (1/1)

西園さんが百合本を頒布している


220以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/15(金) 20:48:26.07B9eNTiG4O (1/1)

理樹(ちょっと見てこよう…)

理樹(人だかりをかき分けて、中に入っていくと…)

美魚「…」

理樹「あ、西園さん…」

美魚「おや、直枝さん…」

理樹「……」

美魚「…なぜ後ろに下がるのです?」

理樹「いや、ちょっと…昨日の事もあるから…」

美魚「今日はそういう目的じゃないので安心してください。今日は本を頒布しているだけですから。」

理樹「本?」

美魚「直枝さんも一冊いかがですか。」

理樹(本…いつも西園さんが読んでるような、男の人同士のやつかな…)

理樹「いや、僕は良いよ…」

美魚「そういわずに。BLではないので。」

理樹「え、そうなの?」

美魚「はい、なので是非。」

理樹「え、じゃあ、貰おうかな…」

美魚「はい、どうぞ。」

理樹「ありがとう。」

美魚「良ければ、他の人にも広めていってくださいね。」

理樹「うん。」

あーちゃん先輩「あらあら、何配ってるの?」

美魚「少し本を書いたので、配っております。」

あーちゃん先輩「へー。面白いわね。私にもくれる?」

美魚「どうぞ。」

美魚(…佳奈多さんに私が直接渡すのは難しいですから、直枝さんなどの周辺人物から渡してもらいましょう…)

あーちゃん先輩「ありがとう。」

美魚(この調子で、地道に百合を広めていけば、いずれは佳奈多さんも…ふふふ…)

美魚「…では、別のところで私は配ってきます。それでは。」

理樹「うん…」




理樹(その後…)

あーちゃん先輩「…さて、直枝くんは午後どうする?」

理樹「>>221」


221以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 00:46:46.64T2WbO54X0 (1/1)

午後も練習あるのみです


222以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 12:20:25.02DgmdH3FRO (1/1)

あーちゃん先輩「わかったわ、じゃ、午後もよろしくね。」

理樹「はい、よろしくお願いします。」

あーちゃん先輩「午後は誰か来ると良いんだけどねー。」

理樹「でも恭介は色々忙しいでしょうし…」

あーちゃん先輩「とするとかなちゃんたちが来るかどうかね。何か知らない?」

理樹「いや、知らないです。」

あーちゃん先輩「そっか、なにしてるのかなー。二人とも。」

理樹「さあ…何してるんですかね?ちょっと聞いてみましょうか。」
プルルルルル…
佳奈多『…何?直枝。どうしたの?』

理樹「いや、佳奈多さん、今何してる?」

佳奈多『>>223』


223以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 16:38:12.21Zqcf2e1FO (1/1)

百合本読み耽ってる


224以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 17:43:12.99oND2IG4HO (1/1)

理樹「あ、配ってたあれ?」

佳奈多『クドリャフカから貸してもらったから知らないけど…何かそんなことを言ってたわね。』

理樹「そっか、おもしろい?」

佳奈多『女の子同士が恋愛してるのはどうかと思うけど、まあ悪くはないわよ。』

理樹「そう…ところでさ、これから練習これる?」

佳奈多『練習…ええ、良いわよ。ちょっと待ってて。』

理樹「うん、わかったよ、よろしくね。」

理樹「…佳奈多さんはこれるそうです。」

あーちゃん先輩「そう。良かったわ。」

理樹「次は葉留佳さんにも聞いてみよう…」
プルルルル
葉留佳『理樹くん、やはー。どしたの?』

理樹「とつぜんごめんね。三枝さん。今何してるかなって。」

葉留佳『>>225』


225以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 19:39:21.94kzNyTiD0O (1/1)

みおちんとレズセ


226以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/16(土) 20:35:33.05sKomycvAo (1/1)

理樹「レ、レズセ…?」

葉留佳『女の子同士のまぐわいですネ。』

理樹「まぐわい…って、えええ!?本当?」

葉留佳『ほんとほんとー、みおちんもここにいるもん。替わります?』

理樹「うん…」

葉留佳『みおちんみおちーん、電話変わって!』

美魚『…なんですか三枝さん。』

葉留佳『えーっと…ゴニョゴニョ…』

美魚『ふむ、なるほど。』

理樹「え、何?」

美魚『失礼、色々ありまして。替わりました。』

理樹「あ、そう…で、西園さん、さっき葉留佳さんが言ってたことは…」

美魚『ええ、とてもはげしいプレイでした。』

理樹「ええ!?」

美魚『三枝さん、最終的にはトんでましたし。』

理樹「えええええ!?」

美魚『…まあ、そういうことなので、本日は練習には行けません、ご容赦を。』

理樹「え、う、うん…」

美魚『…では。』

あーちゃん先輩「…何て?」

理樹「何か…大変なことが行われてました…」

あーちゃん先輩「大変な…?」

理樹「…はい、大変な…」

あーちゃん先輩「大丈夫なの?それ。様子見に行った方が…」

理樹「大丈夫です。そっとしておいてあげましょう。」

あーちゃん先輩「…そう、何かは知らないけど、まあ、平気なのよね。…じゃあ、来るのはかなちゃんだけ?」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「オッケー、じゃ、練習に戻りましょうか。」


理樹(…佳奈多さんも合流して、練習に戻ったけど…さっきの件がかなり気になる…)

理樹「……」

佳奈多「…直枝?」

理樹「あっ…何?佳奈多さん。」

佳奈多「こっちが聞きたいわね。直枝、どうかした?何だか上の空みたいだけど。」

理樹「あ、いや、ちょっと…西園さんと、えーっと…」

佳奈多「ちょっと…何?まさか、西園美魚となにか…」

理樹「違うよ、僕じゃなくて…西園さんと葉留佳さんが…」

佳奈多「葉留佳がどうかしたのかしら?」

理樹「その…レ…」

佳奈多「レ?」

理樹「レズセックスしてるって…」

佳奈多「……は?」

理樹「レズセックス……」

佳奈多「>>227」


227以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/17(日) 01:04:50.42SbveLFqFO (1/1)

これで直枝にアプローチしなくなるわね


228以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/17(日) 13:47:23.93QKBJ1xi0O (1/1)

佳奈多「まあそれは良かったけど…葉留佳は…やっぱり、そういう趣味だったなんて…」

理樹「…やっぱり?」

佳奈多「…一回キスされたことがあって…あの時はびっくりさせるためって言ってたけど、やっぱりあれは…そういうのだったのかしら。」

理樹「…うーん、そうかもね…」

佳奈多「だとしたら…ちょっと、葉留佳とどう接すれば良いのか…」

理樹「普段通りに接してあげれば良いんじゃないかな。」

佳奈多「…出来るかしら…」

理樹「…頑張ろう…」

佳奈多「ええ…」





少し前の事…
葉留佳「やはは、理樹くん、ビックリしてましたネ!」

美魚「はい、そうですね。」

葉留佳「ナイス対応力でしたヨ。」

美魚「それはどうも。」

美魚(…予想外の事ですが、上手くいきましたね。本当にレズセックスをしたわけではありません。三枝さんが私の本を見て、突然思いたってやったドッキリを上手く使えました。直枝さんは信じている様子でしたから、ネタバラシをするまでは、向こうの警戒心を解けるでしょう…)

葉留佳「…で、みおちん、私を呼び出したのって本を配りたかっただけ?」

美魚「それもありますが…もうひとつ目的が。」

葉留佳「え、なになに?」

美魚「渡したいものがありまして。」

葉留佳「ほう。何ですか?」

美魚「こちらです、私だともて余すので、ぜひお姉さんとでもと。」

葉留佳「これは…>>229」


229以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/17(日) 19:35:24.56iIcBky7yO (1/1)

期末試験の予想問題


230以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/17(日) 20:21:23.69hW2MKMkJO (1/1)

葉留佳「え、良いの?」

美魚「はい、ぜひお姉さん等との勉強会などにお役立てくださいね。文化祭が開ければテストですから。」

葉留佳「やった、ありがとうみおちん!」

美魚「…」

美魚(計画を進める上では三枝さんの好感度をまず上げておかねばなりませんからね…佳奈多さんの動向なども知れるかもしれませんしね。)

美魚「…三枝さん、このあとのご予定は?」

葉留佳「予定?うーんとね…予定は、無いですヨ!」

美魚「そうですか…では、この後、少しよろしいですか?」

葉留佳「え、なになに?何するの?」

美魚「三枝さんとはこれからより仲良くしていきたいので…>>231でもと。」


231以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 06:06:19.81ixUr3bsBO (1/1)

お茶


232以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 12:14:47.50YSCCt9HSO (1/1)

葉留佳「良いですネ!行きますヨ!」

美魚「では、行きましょうか、ついてきてください。」

葉留佳「あいさー!れっつ、ごー!」






葉留佳「んー!美味しいですナぁ。さすがみおちん!」

美魚「どうも…」

美魚(…さて、お茶を誘うところまでは出来ました、ここから、どうしましょうか…まずは、当たり障りのないような…)

葉留佳「ねぇ、みおちんみおちん!おはなししよ!」 

美魚「…はい。」

葉留佳「んーとね、じゃあ…みおちん、聞いていい?」

美魚「なんですか。」

葉留佳「>>233」


233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 13:01:58.43KnLVieAyo (1/1)

さっきのドッキリを本当にする気はない?


234以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 13:16:27.81HLQUg3MkO (1/1)

美魚「…はい?」

葉留佳「さっきのドッキリ…本気にしてみない?」

美魚「…」

美魚(そんな…三枝さんはまだ本気の百合の段階ではないはず…)

美魚「…本気ですか?」

葉留佳「うん。」 

美魚「…」

美魚(…驚きました…ですが、これはこれで、好都合でしょう…)

美魚「…三枝さん、本当に私の事を好きなのでしょうか?」

葉留佳「え?」

美魚「もっと別の…好きな人がいるんじゃないですか?その好きな人が、もう手に入らないから、諦めているのではないんですか?」

葉留佳「>>235」


235以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 16:31:31.39nFwX+xxo0 (1/1)

…みおちんは何でもお見通しなんですねー


236以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 18:44:00.72coui9puto (1/2)

美魚「わかりますよ。三枝さんとはそれなりに長くいます。…それに、私も同じ、好きな人が、手に入らなくなっている人ですからね。」

葉留佳「…そうだったね…」

美魚「…ですが、私は諦めていません。諦めない限り、可能性があると思っています。ですから、三枝さんも、諦めてはいけないと、諦めなければかならず掴めると、私は思いますよ。…まだ、好きなんですよね、その人の事。」

葉留佳「…うん…」

美魚「なら…私も後押しします、ですから…諦めずに、もう一度、やってみませんか?三枝さん。」

葉留佳「…そうだね…簡単に諦めちゃってたかも、私。…うん、はるちん、もう一回、頑張ってみますヨ!」

美魚「その意気です……それで、三枝さん、その好きな人と言うのは…」

葉留佳「それは…」
1お姉ちゃん
2理樹くん
>>237


237以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 19:03:27.89H5VGYXtkO (1/1)




238以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/18(月) 20:37:43.42coui9puto (2/2)

葉留佳「お姉ちゃん…」

美魚「…そうですか…」ニヤリ

美魚(これは…好都合です…育成するまでもなく最初から百合だったとは…)

美魚「…では、お互い、頑張りましょう…」

葉留佳「うん。…でも、どうすれば良いんですかネ。」

美魚「幸いなことに貴女たちは姉妹なわけですから、何をするにしてもやりやすいでしょう。まずは接する時間を増やしましょう。」

葉留佳「なるほどですヨ。」

美魚「佳奈多さんは今練習をしてるはずですから、とりあえず行ってみては?」

葉留佳「そうですネ、行ってきますヨ!」




葉留佳「いえーい、みんな、やはー!」

佳奈多「あっ、葉留佳……き、来たのね。」

葉留佳「あ、お姉ちゃん、挨拶代わりの…ハグ!」ダキッ!

佳奈多「…!ちょっと…やめなさい…」

葉留佳「えー、良いじゃん!大好きなお姉ちゃんとのスキンシップスキンシップ!よーしこのまま、ほっぺたすりすり!」

佳奈多「>>239」


239以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 00:09:22.29FnSF3tSNO (1/1)

あなたは西園さんと付き合っているのでしょう?
彼女を嫉妬させたいの?


240以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 12:23:58.11dJ/T/gfjO (1/1)

葉留佳(まだネタバラシには早いですからネ…)

葉留佳「うーんとね、姉妹だからオッケー!」

佳奈多「ちょっと…オッケーじゃないわよ…やめなさい…」

葉留佳「やめませんヨ!うりうりー!」

佳奈多「…葉留佳…あなたね…言っておくけど、私にそういう趣味は無いから…」 

葉留佳「>>241」


241以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 19:43:35.52zHSa6JND0 (1/1)

お姉ちゃんははるちんが嫌いなんですか?


242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 20:45:38.55cgaIVr7AO (1/1)

佳奈多「それは…好きだけど…それは妹としてで…」

葉留佳「じゃ、良いじゃん?」

理樹「……葉留佳さん、突然そんなベタベタして、どうしたの?」

葉留佳「んーとね、今日のはるちんは欲望に忠実なだけですヨ!」

佳奈多「…わりといつもそうじゃない?」

葉留佳「ふっふっふっ、いつも秘めてた欲望があったんですヨ。」

あーちゃん先輩「あら、じゃあ実はかなちゃんにそういうあれなの?」

葉留佳「やはは、どうですかネー?」スリスリ

佳奈多「…ちょっと、もう、離しなさい!」

佳奈多(葉留佳を引き剥がす。)

葉留佳「ええー、いいじゃん。減るもんじゃないのにー。」

佳奈多「駄目よ。恋人でもないのにこんな長くハグするなんて。」

葉留佳「むむぅー…理樹くんならいいの?」

佳奈多「それは…まあ…」

葉留佳「うぬぬ…理樹くん!」

理樹「何?」

葉留佳「負けないですヨ!!」

理樹「…え、何が?」

葉留佳「お姉ちゃんは渡しませんヨ!」

理樹「>>243」


243以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 21:09:07.56qZT1q+W9O (1/1)

佳奈多さんの妹になるつもりはないけど?


244以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/19(火) 22:02:19.84d6vE5bPuO (1/1)

葉留佳「そういうことじゃないですヨ!」

理樹「え、じゃあ何?」

葉留佳「はるちんのほうがお姉ちゃんの事好きってこと!」

理樹「あー…」

葉留佳「お姉ちゃんも、理樹くんよりも私の方が好きだよね?恋愛的な意味で。」

佳奈多「それは直枝の方が好きだけど…」

葉留佳「…うわーん!ちょっとくらい考えてくれてもいいじゃないですカ~!」

佳奈多「…ごめんなさい、でも、事実だから。妹として大切には思っても、それは恋愛とは別だから。あなたへの感情は恋愛じゃないわ。」

葉留佳「えー…」

佳奈多「何を考えてるのかは知らないけど、あなたとは、姉妹以上にはなれないからね。」

葉留佳「>>245」


245以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/20(水) 09:40:48.26MGoxJuLYO (1/1)

うーん手強い、
でもそこがいい。


246以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/20(水) 11:08:55.71YsrE9H+KO (1/1)

葉留佳「簡単に手にはいるとは思ってませんからネ!」

佳奈多「…」

葉留佳「理樹くん、戦いは始まったばかりですヨ!今日のところはこの辺にしておいてあげますがネ!」

理樹「え、ええー…」

葉留佳「そいじゃ、また!」

理樹「…どっか行っちゃったよ…」

あーちゃん先輩「あらあら、ちょっと変わった三角関係?あ、西園さんを加えたら四角か…」

理樹(なんにせよ、面倒なことになってきてる…)

あーちゃん先輩「二人ともモテモテねー、羨ましいわ。にゅふふ。」

佳奈多「…嬉しくないんですが…」





葉留佳「…というわけで帰ってきたけど、どうしましょうかネ、このあと。」

美魚「>>247」


247以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/20(水) 23:03:48.91z08qaFyJ0 (1/1)

あせらずのんびりいきましょう


248以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/21(木) 12:41:28.01FxpJMIBsO (1/1)

美魚「急いては事を仕損じる、ですよ。」

葉留佳「ほうほう!てことは、今日はもういいと言うわけですネ。」

美魚「まあそうですね、急にアプローチされたところで、困惑するだけでしょうから。時間はあります、ゆっくりと、進めていきましょう。」

葉留佳「そうですナ…」






理樹「……何か、大変なことになってきたよね…どうしようか?」

佳奈多「…そうね、面倒なことにはなってきてるわね。…でも、大丈夫よ。葉留佳が何してこようが、私がなびくことはないから。」

理樹「佳奈多さん…」

佳奈多「…直枝も、大丈夫でしょうね?」

理樹「もちろんさ。好きなのは佳奈多さんだけだよ。」

佳奈多「……なら、これ以上考えることは無いわね。…普通に、練習に戻りましょう。」

理樹「うん…」




理樹(……その後……)

理樹「…ふぅ、今日はこんなものかな…」

あーちゃん先輩「そうね、私らはだいぶやってるからね…じゃ、今日は終わろうか。」

理樹「はい。お疲れさまでした…」

理樹(さて、このあとはどうしようかな…よし、>>249)


249以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/21(木) 14:16:55.26eE3fFY/So (1/1)

前に鈴が西園さんの本を百合本に変えてたから、
西園さんが百合になったって教えてあげよう


250以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/21(木) 20:53:03.15NNcuk4MfO (1/1)




理樹「…というわけで、そういうことになったから。」

鈴「ん、そーか、あたしのごくひの活動が成功したな。」

理樹「極秘…」

理樹(西園さんはいなかったけど、回りに人がいっぱいいるところでやってたからバレバレだったよ…)

鈴「…なんだ、わざわざそんなことを言うためだけにきたのか。」

理樹「まあそうだね、それと、鈴も僕たちにいろいろ気を回してくれたみたいだから、直接感謝もしときたくてさ。」

鈴「…別に、かんしゃされることじゃないぞ。理樹にしあわせになってほしくて、勝手にやっただけだからな。」

理樹「それでも、助けてはくれたからね。ありがとう。鈴。」

鈴「…うりゅ…」

理樹「…じゃあ、鈴、またね。」

鈴「…待て。理樹。」

理樹「え、何?」

鈴「明日、でーとをするらしいな。」

理樹「え、鈴に言ったっけ?」

鈴「真人からきいた。」

理樹「そう。…それが、どうかしたの?」

鈴「…楽しんでこいよ。」

理樹「…うん、ありがとう。」




理樹(…というわけで、当日!)

佳奈多「…ごめんなさい、少し遅れたわ。」

理樹「いや、全然大丈夫…あ、今日は制服じゃないんだ。」

佳奈多「遊園地に片方だけ制服はおかしいと言われて…変かしら?」

理樹「ううん、可愛いよ。」

佳奈多「…」

理樹(佳奈多さんは少し照れ臭そうにしている。)

理樹「…それじゃ、行こうか。」

佳奈多「ええ…」



遊園地
理樹(遊園地に着いた。人気の遊園地らしく、賑わっている)

理樹「…佳奈多さん、最初は何がいい?」

佳奈多「そうね…よくわからないから、あなたが決めていいわよ。」

理樹「え、じゃあ…」
1ジェットコースター
2お化け屋敷
3コーヒーカップ
>>251


251以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/21(木) 22:28:07.56vUh9t1A/0 (1/1)

2


252以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 14:00:25.89ybz0DvGTO (1/2)



お化け屋敷
理樹「佳奈多さん、こういうところとかって大丈夫?」

佳奈多「お化け屋敷には入ったことはないけど、別にお化けが特段苦手って事はないわね。」

理樹「そっか、じゃあ、大丈夫かな。…それじゃ、行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(お化け屋敷の中を進んでいく。)

お化け「グゥワーー!」

佳奈多「ひっ!」ビクッ!

理樹「…大丈夫?佳奈多さん。」

佳奈多「大丈夫…驚いただけだから、怖くないから…」

理樹(…と言いながら先へいくと、手が天井から降ってくる。)

佳奈多「ひゃっ!」

理樹「…大丈夫?」

佳奈多「……直枝。」

理樹「何?」

佳奈多「前いって。」

理樹「…怖い?」

佳奈多「…怖くない。」

理樹「なら、別に佳奈多さんが前でも…」

佳奈多「いいから、前いって!」

理樹「…さっきから僕の事つかんで離さないけど…」

佳奈多「…怖くない。」

理樹「ええー…まあいいけどさ。」

理樹(怖いなら怖いで言えばいいのに…)




理樹「…ふぅ。いやー、良かったねー。」

佳奈多「……」

理樹「…大丈夫?」

佳奈多「大丈夫…あれは作り物…作り物だから…」

理樹(言い聞かせてる…)




理樹「…さて、次は…」
1ジェットコースター
2コーヒーカップ
3メリーゴーランド
>>252


253以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 14:00:58.20ybz0DvGTO (2/2)

ミス
>>254


254以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 14:02:26.236Cs0DBVpo (1/1)

1


255以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 18:36:14.15uXAsMBNyo (1/1)

ジェットコースター
理樹「遊園地に来たんだから一回くらいは乗っとかないとね。」

佳奈多「ジェットコースターね。」

理樹「こういう絶叫系みたいなのは平気?」

佳奈多「…どうかしら…まあでも、楽しいという話は聞いたことがあるわ。そうなの?」

理樹「うん、僕は結構好きかな。こういうの。」

佳奈多「そう。…なら、楽しいんでしょうね。」

 


理樹(しばらく待って、僕らの番になった。)

理樹「…あ、動き出したね。」

佳奈多「ええ、そうみたい。…これ、危なくないの?落ちないかしら?」

理樹「ちゃんとベルトと安全バーで固定してるから大丈夫だよ…落ちるとか怖いこと言わないでよ…」

佳奈多「ごめんなさい、心配だから…」

理樹(そう話してる間にもどんどんジェットコースターは昇っていく。)

佳奈多「…まだ登るの?これ。」

理樹「この昇ってるときの緊張感もジェットコースターの醍醐味だよね。」

佳奈多「…そうなのね…」


理樹「…あ、そろそろ一番上だね、そろそろ来るよ。」

佳奈多「…来るって、何が…っっ!」

理樹(ジェットコースターが斜面を一気に滑り落ちていく。)

理樹「いやっほうううう!」

佳奈多「っっっっっ!!!!」






 
理樹「…あ、もう終わっちゃった…楽しかったね、佳奈多さん。」

佳奈多「>>256」


256以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 19:25:01.32C8ur9mJEO (1/1)

漏れちゃった


257以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 20:43:36.07kNutKWzMO (1/1)

理樹「えっ…」

佳奈多「……」

理樹「…」

理樹(…どうやら本当らしい…ど、どうしよう…僕が、なんとか、フォローしなきゃ…)

理樹「…ぼ、僕もだよ!」

佳奈多「えっ?」

理樹「いや、思ったよりも早くて、僕もちょっと出ちゃったよね!」

佳奈多「…」

理樹「だから、ちょっと着替えとか、なんとか、探そう!」

佳奈多「…」



理樹(…なんとか着替えを見つけてきて、佳奈多さんに着替えてもらう。)

佳奈多「…ごめんなさいね…」

理樹「ううん、気にしないで、僕もだから…さて、じゃあ、気を取り直して、行こう、ね?」

佳奈多「…ええ、ありがとう…」

理樹「次は何がいい?」

佳奈多「>>258」


258以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/22(金) 21:12:13.07cvqnSvpc0 (1/1)

あえてフリーフォール


259以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/23(土) 12:41:46.74Hryj9IvDO (1/2)

佳奈多「あれかしら。」

理樹「あれって…フリーフォールだよね…え、何かもっと平和な物の方がよくないかな…メリーゴーランドとか…」

佳奈多「いえ、もうあんなことが起こらないためにも、ちゃんと慣らしていかないと…だからまずは、あれに乗るわ。」

理樹「もう乗らないって方向性じゃないんだ…」

佳奈多「…逃げてたらなにも解決しないじゃない。それに、直枝はジェットコースターとか、ああいうの好きなんでしょう?」

理樹「うん。」

佳奈多「直枝が好きなら…私も好きになりたいから。」

理樹「…」



理樹(あんなことを言われたからには止めることは出来なかった。)

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、落ち着いていこうね。」

佳奈多「ええ…大丈夫よ…大丈夫…」

理樹(平気かな…)


理樹「…佳奈多さん、来るよ。」

佳奈多「ええ……!」

理樹(急降下が始まる。)

佳奈多「っっ!」

理樹「わあああっ!」




理樹「…佳奈多さん、大丈夫?」

佳奈多「……なんとか…大丈夫…」

理樹「あ、良かった…」

佳奈多「…でも…なんでみんな声を出す余裕があるのかしら…楽しめるようになるには、時間がいりそうね。」

理樹「まあ、慣れとかもあるんじゃないかな…そんなあせることは無いからね。その人にあった楽しみかたをすればいいから、遊園地は。」

佳奈多「そうなの?」

理樹「そうだよ。だから無理をしないで行こう、ね?」

佳奈多「ええ…」

理樹「…じゃ、次はどうする?」

佳奈多「…そろそろ、ご飯とか?」

理樹「あ、そんな時間か…うん、じゃあ、食べようか。」


260以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/23(土) 12:42:18.46Hryj9IvDO (2/2)



理樹(お店を探してきて、そこでご飯を食べる。)

理樹「あ、やっぱりハンバーガーなんだ…」

佳奈多「良いじゃない、別に…それにしても、これで2000円近くするって、割高じゃない?」

理樹「あはは、こういうところでそれは気にしちゃ駄目だよ。」

佳奈多「そうなのね…まあ、いいわ、いただきます…」

理樹(佳奈多さんはモグモグとハンバーガーを頬張っている。)

理樹「…」

佳奈多「……何よ、じっと見て。」

理樹「いや…モグモグ食べてて、可愛いから…」

佳奈多「っ!」

理樹(佳奈多さんの顔が赤くなる。)

佳奈多「…あなたはいつも…突然そんなこと言って…」

理樹「良いじゃないか、誉めてるんだから。」

佳奈多「…恥ずかしいじゃない。」

理樹「ごめんごめん。気をつけるよ。」

佳奈多「…やめる気ないでしょ?」

理樹「あ、ばれた?」

佳奈多「…あなたね…」





理樹「…さて、午後はどれにのる?」

佳奈多「>>262」


261以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/23(土) 12:50:04.69qzdKP1tkO (1/1)

メリーゴーランド


262以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/23(土) 18:47:28.25vqSTqbEMO (1/1)

理樹「うん、良いね、乗ろうか。」


メリーゴーランド
佳奈多「…これ、こうやってまたがってればいいの?」

理樹「うん。」

理樹(二人ならんで乗ると、メリーゴーランドが動き出す。)

理樹「あっ、始まった…」

佳奈多「そうみたいね……」

理樹「佳奈多さんはメリーゴーランド乗ったことってある?」

佳奈多「記憶には無いわね。」

理樹「そっか、どう?初めてのメリーゴーランド。」

佳奈多「何か…不思議な感じね。ただ乗って回ってるだけだけど、何か…」

理樹「あ、なんとなくわかるよ。何て言うか、ファンシーな非日常というか、童心に帰れる感じがするよ。」

佳奈多「童心…ふふ、そうなのかもね。」

理樹「僕も乗ってて昔の事を思い出したよ。こういう気分になれるのも遊園地の魅力だよね。」

佳奈多「そうね…ふふっ…」

理樹「あはは…」






佳奈多「…中々良かったわね、直枝。」

理樹「うん、楽しい気持ちになれて良かったよ。」

佳奈多「次は何か直枝がしたいことして良いわよ。」

理樹「え、じゃあ、>>263」


263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/23(土) 23:47:26.44SCz2unSy0 (1/1)

ゴーカート


264以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/24(日) 12:27:19.92sRsc1V1gO (1/2)

佳奈多「ゴーカート…どういうものなの?」

理樹「まあ、ちっちゃい車みたいなものかな。乗って遊べるんだよね。」

佳奈多「そうなのね。…じゃ、行きましょうか。」


乗り場
理樹「えーっと、じゃあ…2人乗りかな。」

佳奈多「そうね。」



理樹(ゴーカートを走らせる。ほどよい疾走感が心地いい。)

佳奈多「結構上手ね。直枝。」

理樹「まあ、恭介からちょっと聞いたことがあるからね、車の運転。」

佳奈多「そうだったの。」

理樹「僕も3年生になったら取ろうかな、免許。車でいろんなところ行きたいよね。」

佳奈多「ふふ、そうね。」

理樹「佳奈多さんは、どんなとこいきたい?」

佳奈多「>>265」


265以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/24(日) 14:14:43.16Ua5oJptbO (1/1)

稚内


266以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/24(日) 19:06:08.80sRsc1V1gO (2/2)

理樹「稚内…北海道かぁ、良いね。夏とか涼しそうだし。海産物とかも美味しそうだよね。」

佳奈多「それもそうだけど…とにかく、遠くに行ってみたいのよ。」

理樹「遠くに?」

佳奈多「今までそんな長距離移動して遊びにいくなんてなかったから、気になるのよ。」

理樹「そっか…じゃあ、免許とれたら行こう、稚内。いや、いっそ北海道一周とかね。」

佳奈多「…そんな時間もお金もあるの?」

理樹「…無いね…あはは……これから頑張って貯めるよ…」

佳奈多「…それでどうにかなるのかしら…」

理樹「なんとか頑張るさ…」





理樹「…ふぅ、楽しかった!」

佳奈多「そうね、乗ってるだけだったけど、心地よかったわ。」

理樹「なら良かった…」

理樹(さて…時間的に、あんまり何個も出来ないくらいだね…)

理樹「佳奈多さん、時間的にもう少ししか入れないけど…なにする?」

佳奈多「>>267」


267以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/24(日) 19:46:01.99sC/hKDRMO (1/1)

観覧車


268以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/25(月) 13:56:35.38y7yR3bP4O (1/1)

理樹「…観覧車…良いね。行こう。」



観覧車
理樹「…」

佳奈多「…」

理樹(僕と佳奈多さんで向き合って座る。)

理樹「楽しかったね、今日は。」

佳奈多「ええ…朝は色々あったけど…正直、あれでもう、終わったって思ったわ。」

理樹「あはは…あれは僕もだから、気にしなくていいって…」

佳奈多「……あれ、嘘でしょう?」

理樹「えっ?」

佳奈多「…私は着替えたのに、あなたは着替えなかったでしょう?漏らしたのなら、それは不自然だわ。あなたは優しいから、私に恥をかかせないために嘘をついてくれた…そうでしょう?」

理樹「……」

佳奈多「…今日もあなたにたよってばかりで…いつも私はあなたに迷惑かけてばかりで、あなたの優しさに救われてばっかりで…」

理樹「…そんなことは無いよ。佳奈多さん。僕だって佳奈多さんから、いろんな物をもらってるから…佳奈多さんといることで、得たものが一杯あるから。迷惑なんて思ってないよ。」

佳奈多「>>269」


269以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/25(月) 20:32:53.35f7uqd/DnO (1/1)

ほんと?


270以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/25(月) 21:52:58.83g82Yob0cO (1/1)

理樹「もちろん。嘘なんてつかないさ。」

佳奈多「…じゃあ、証明して。」

理樹「証明?」

佳奈多「…私への気持ちを、証明して。」

理樹「…うん、良いよ。」

理樹(僕は佳奈多さんの顎に手を当てる。もちろん佳奈多さんは拒まない。だから…)

理樹「大好きだよ、佳奈多さん。」

理樹(佳奈多さんとキスをする。)

佳奈多「…んっ…ん……」

理樹「…わかってくれた?僕の気持ち。」

佳奈多「…>>271」


271以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/26(火) 11:47:59.93SmpYAmEl0 (1/2)

よくわからなかったからもう一度


272以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/26(火) 14:10:17.33UiJZIkDqO (1/1)

理樹「…そっか。いいよ、伝わるまで、何度でもやるさ。」チュッ

佳奈多「んっ…んん…あっ…ん…直枝…まだ、足りないわ…」

理樹「…佳奈多さん…」チュッ

佳奈多「…んん…」





理樹(…その後、何回もキスしていたら…)

理樹「…あ、着いちゃったね…」

佳奈多「…あら…そうみたい。」

理樹「わかってくれた?僕の気持ち。」

佳奈多「ええ…良くわかったわ。」

理樹「…良かった…」 

佳奈多「…じゃあ、残念だけど、そろそろ帰りましょうか。遅くなっちゃうからね。」

理樹「うん、そうだね…」 



理樹(…学校まで帰ったあと…)

佳奈多「…それじゃあ、今日は楽しかったわ、ありがとう。」

理樹「うん、僕も楽しかったよ。…佳奈多さん。このあとは…だめ?」

佳奈多「>>273」


273以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/26(火) 15:48:29.084bgx212Eo (1/1)

だ~めっ!!


274以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/26(火) 19:13:25.39m4b3BBDvO (1/1)

佳奈多「また目をつけられちゃうから。」

理樹「あ…そうだよね…」

佳奈多「…そんな残念そうな顔したって、ダメなものはダメよ。…そうね…直枝。」

理樹「え、な…んっ…」

理樹(佳奈多さんが僕にキスをしてくる。)

佳奈多「…今日はこれで我慢して。」

理樹「…佳奈多さん…」

佳奈多「…じゃあまた、明日学校でね。」

理樹「うん。また明日…」







翌日
理樹(今日は月曜日だ。今週末が文化祭だから、それに向けて頑張っていこう…)

理樹(そんな決意をしながら登校すると…>>275とであった。)


275以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/26(火) 23:57:55.05SmpYAmEl0 (2/2)

謙吾


276以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/27(水) 14:00:33.75jf/ljutGO (1/1)

謙吾「おっ、理樹じゃないか!」

理樹「あ、謙吾。」

謙吾「文化祭まであと一週間、楽しみだな!理樹。」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「バンドはどんな調子だ?」

理樹「うん、まあ、なんとかなりそうかな。」

謙吾「そうか。まあ理樹と恭介ならそうだろうな。」

理樹「謙吾はなにかやるの?」

謙吾「俺たち剣道部は>>277」


277以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/27(水) 22:27:13.68USGOM+Tx0 (1/1)

オカマバーだ


278以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/27(水) 22:51:08.08SPFFyyv/O (1/1)

理樹「……オカマ…」

謙吾「…俺はやりたくなかった…俺は止めた…だが部長の決定には逆らえん…くっ…」

理樹「…そっか…」

理樹(謙吾でオカマ…妙にはまってそうなのが、また…)

謙吾「理樹、知り合いには剣道部には来ないように言っておいてくれ…」

理樹「う、うん、言っとくよ…まあ、頑張ってね、謙吾…」

謙吾「…ああ…頑張って耐え忍ぶ…」




理樹(…次に話しかけてきたのは、>>279)


279以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/28(木) 00:20:10.36oimuOIRZO (1/1)

笹瀬川さん


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/28(木) 12:39:03.796TGW6zPkO (1/1)

佐々美「ごきげんよう、直枝さん。」

理樹「あ、ささせがわさん。」

佐々美「笹瀬川…おっと、言えてましたわね。」

理樹「どうしたの?珍しいね、そっちからなんて。」

佐々美「いえ、先ほど宮沢さまと親密に話されていたので、何を話していたのかと。」

理樹「何って…文化祭のことだけど…」

佐々美「文化祭…もしや、宮沢さまも何かやりなさるの?」

理樹「うん…まあ…」

佐々美「それは何を?」

理樹「えっと…うん……喫茶店、かな…」

佐々美「喫茶店、ですか。なるほど、剣道部ですわね、わかりましたわ。…シフトなどは?」

理樹「それはわからないね。」

佐々美「わかりましたわ。それはこちらで入手致しましょう…そしてその時間はわたくしのシフトを外していただかなければ…」

理樹「…」

佐々美「…良くわかりましたわ、協力感謝しますわ、直枝さん。」

理樹「うん…気を付けてね、笹瀬川さん。」

佐々美「気を付ける?」

理樹「いや、文化祭で謙吾のとこ行くなら…」

佐々美「何を気を付けることがありますの?」

理樹「いや、詳細は言えないけど…ちょっと、謙吾がアレで…」

佐々美「アレ?…なんだか知りませんが、宮沢さまなら何でも受け入れますわ!」

理樹「そう、なら、止めないけど…」

佐々美「…では、直枝さん、またどこかで…」

理樹「うん、またね、笹瀬川さん。」

佐々美「さしせがわ…笹瀬川ですわ!」

理樹「僕はちゃんと言えたのに…」

佐々美「おだまりなさい!」



理樹(…そろそろ授業が始まるね…)


理樹「…」



理樹(…休み時間だ。)

理樹「…今日はなにしよう?」
何をする?
>>281


281以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/28(木) 17:57:54.96Lkgr6IIco (1/1)

真人と過ごす


282以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/28(木) 20:49:02.48zTZn/VB0O (1/1)


理樹「真人、少しいい?」

真人「おう、良いぜ!どうした、理樹。」

理樹「実は、今日もね、新しい筋肉理論を考えたのさ。」

真人「何ぃ…そんなにも筋肉理論を思い付くとは…まさか理樹、お前…筋肉か?」

理樹「うん、筋肉さ!」

真人「それで、どんな理論なんだ?」

理樹「それはね…筋肉ビッグバン理論さ。」

真人「なん…だと…どういうことだ?」

理樹「筋肉は無から有を産み出せるんだよ。」

真人「なん…だと…そんなことができるのか!?」

理樹「そうだね…筋肉があれば、物を圧縮したり、伸ばしたりできるよね。」

真人「ああ。」

理樹「それを応用すれば、あらゆる物の原子の組成を帰ることができるのさ。」

真人「何ぃ…そんなことが…」

理樹「そして、原子の組成を変え続ければ、無から有を産み出すことは可能…というわけさ。」

真人「うおおおお!すげぇ!それをやるためには、もっと鍛え上げなきゃな!」

理樹「うん、そうだね!」






理樹(…真人と遊んだ後…)

真人「…なあ、理樹。」

理樹「何?」

真人「これ、やるよ。」
>>283を手に入れた!


283以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/28(木) 22:55:29.23+j1CiIXT0 (1/1)

焼肉食べ放題のお店の半額クーポン


284以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/29(金) 12:34:12.437g1AAimmO (1/1)

理樹「え、良いの?」

真人「ああ、肉くってタンパク質を補給して、さらに良い筋肉になってくれ!」

理樹「うん、頑張るよ!ありがとう!」





理樹(…その後、授業が終わり…)

理樹「よし、今日も文化祭が近いし、練習しよう…」




理樹(…練習場に行くと…>>285が先に来ていた。)


285以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/29(金) 13:00:24.83GiO5+4YcO (1/1)

恭介


286以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/29(金) 13:50:04.66kyVvoBLoO (1/1)

恭介「よう、理樹か。」

理樹「あ、恭介、練習で会うのは久しぶりだね。」

恭介「ああ、さすがに一週間前だからな、顔を出そうと思った。あっちの方も目処はついたしな。」

理樹「そっか、良かった!」

恭介「準備はできた。文化祭が終わったら本格的に動くから、準備しててくれ。」

理樹「うん。」

恭介「頼んだぞ。…さて、それじゃ、練習、やるか。」

理樹「そうだね。」



理樹(…次に来たのは…>>287)


287以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/29(金) 15:16:37.76w9uuWwH2o (1/1)

あーちゃん先輩


288以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/29(金) 19:13:15.82n/k7aRBBO (1/1)

あーちゃん先輩「やっほー、やってる?」

理樹「あ、寮長さん。やってますよ。」

恭介「よう、お前か。」

あーちゃん先輩「あら恭介、久しぶりね。」

恭介「別に教室とかで会ってるだろう?」

あーちゃん先輩「あらそうだった、にゅふふ。でも練習は久しぶりでしょ?」

恭介「まあな。」

あーちゃん先輩「腕、鈍ってない?」

恭介「安心しろ、ちゃんと弾ける。」

あーちゃん先輩「そう、なら良いわ。じゃ、私も練習、始めましょうか。」



あーちゃん先輩「♪~♪~」

理樹「何か、いつもより声出てません?」

あーちゃん先輩「あらそう?恭介もそう思う?」

恭介「まあな、前よりも声も出てるし、良くなってるな。綺麗になってるぞ。声も。」

あーちゃん先輩「>>289」


289以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/30(土) 06:06:38.81l04Xs/ow0 (1/1)

それじゃ本番もこの調子で出来るようにがんばらないとねー


290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/30(土) 12:51:21.47vPeGPo8jO (1/1)

あーちゃん先輩「喉のケアとかにも一応気を使わないとねー。」

恭介「お前、ボーカルはバンドの要だからな。健康管理は頼むぞ。」

あーちゃん先輩「わかってるわよ。最後の文化祭、出しきりたいからね。学生最後の楽しみでしょ?」

恭介「学生最後じゃないさ、文化祭の後も俺が楽しませてやるからな。」

あーちゃん先輩「>>291」


291以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/30(土) 17:00:08.96g7isq1eMo (1/1)

トゥンク


292以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/30(土) 19:05:10.40MBxaIAAlO (1/1)

あーちゃん先輩「恭介……うん、そうね、楽しみにしてるわ。」

恭介「ああ、任せろ。」

あーちゃん先輩「頼りになるわね、好きよ。にゅふふ。」

恭介「ははは、俺もさ。」

あーちゃん先輩「じゃあチューして。」

恭介「それはダメだ。」

あーちゃん先輩「ええー。」

恭介「そういうことはもっと積み上げていった上でやらなきゃな。」

あーちゃん先輩「キスくらい別に良いでしょ、そう思わない?直枝くん。」

理樹「えっ、いや…考え方は人次第かなって…」

あーちゃん先輩「直枝くんたちはもうしてるんでしょ?イロイロと。」

理樹「え、まあ…」

あーちゃん先輩「直枝くんたちはもう一歩先なんだから、私たちもキスくらい…」

恭介「理樹はキス魔だからな。キスまで行くのは一般よりも早いはずだ。」

あーちゃん先輩「一歩先に行ったのは?」

恭介「そりゃ、主人公だからだろうな。」

あーちゃん先輩「あー、そっか…なら早いよねぇ。」

理樹(今ので納得するんだ…)

恭介「まあそういうことで、理樹はそういう体験において手を出すのが早いんだ。俺たちは俺たちでゆっくり進めていけば良いだろう?」

あーちゃん先輩「ええー。でも、早くしてみたいわ。」

佳奈多「…何の話してるんですか?」

あーちゃん先輩「あ、かなちゃん来たんだ。いやね、ファーストキスとかについて話してたのよ。」

佳奈多「…はぁ。」

あーちゃん先輩「かなちゃん、ファーストキスってどうだった?初体験は、どうだった?」

佳奈多「>>293」


293以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/30(土) 23:33:43.38ZpMprBXrO (1/1)

記憶にございません


294以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 14:13:15.41N8wYCnAQO (1/1)

あーちゃん先輩「そんなことはないでしょ。教えなさいよ、にゅふふ。」

佳奈多「…記憶にありません。」

あーちゃん先輩「言うつもりはないのね。…じゃあ、直枝くんに聞こ。どうだった?」

理樹「え、いや…」

佳奈多「…言ったら、許さないからね。」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「あらあら、そこまで秘密にしたいの?」

佳奈多「そんなこと他の人に言うことじゃありませんから。」

あーちゃん先輩「堅物なのは変わらないわねー。」

佳奈多「堅物とかじゃないです。…無駄話してないで、練習やりますよ。頑張らなきゃいけないでしょう?」

あーちゃん先輩「はいはい、そうね。しょうがないわね、やりましょうか…」





理樹(最後に来たのは…)

葉留佳「やはー、遅れてごめんですヨ!」

理樹「あ、葉留佳さん…」

佳奈多「…葉留佳…何してたの?」

葉留佳「ちょっと、みおちんといろいろありまして。」

佳奈多「…そう…色々、ね…まあいいわ、早く準備して、あなたも…」

葉留佳「あ、その前にお姉ちゃん。」

佳奈多「何?」

葉留佳「ハグしていい?」

佳奈多「なんで?」

葉留佳「えーっとね、やる気が出るから!」

佳奈多「>>295」


295以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 14:22:05.03UnKsGad2o (1/1)

彼女の西園さんに頼みなさい


296以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 18:16:43.31S8DXyJdUO (1/1)

葉留佳「今みおちんいないじゃん?だから代わりにお姉ちゃんで…」

佳奈多「だめよ。西園美魚を呼べば良いでしょう?」

葉留佳「今日もこれないってみおちん言ってましたヨ。だから。」

佳奈多「なら我慢しなさい。」

葉留佳「お姉ちゃんがダメなら理樹くんにしますヨ?」

佳奈多「…なんでそうなるの…」

葉留佳「一番二番がダメなら、三番の人にハグするってことですヨ。」

理樹(3番僕なんだ…)

葉留佳「さあ、お姉ちゃん、選択の時ですヨ!お姉ちゃんオア、理樹くん!」

佳奈多「>>297」


297以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 19:51:43.75QOKuyaRT0 (1/1)

直枝…私の為に犠牲になりなさい


298以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 21:48:38.60Sy7LLoYkO (1/1)

理樹「えっ。」

葉留佳「じゃあ…理樹くんで我慢しますヨ、理樹くん、覚悟ー!」ギュッ!

理樹「わっ!」

葉留佳「ほうほう、これが普段お姉ちゃんが味わってる感触…」

理樹「わっ、ちょっと…」

葉留佳「いやー、理樹くんは理樹くんで悪くないですナ。」スリスリ

理樹「やめてよ、葉留佳さん…」

葉留佳「…あ、ちょっとお姉ちゃんの臭いがする気がする…」クンクン

あーちゃん先輩「…ねぇかなちゃん、あれ、良いの?」

佳奈多「自分の身を守るために仕方ないです…」

恭介「というか三枝はしばらく見ないうちに何があったんだ?前はあんなベタベタするような感じじゃなかった気がするんだが。」

佳奈多「土曜日くらいからなぜかあんな感じで…急に抱きつこうとして来たりとか…」

恭介「ほう。ついにあいつも姉妹愛に目覚めたか。その気持ちはわかるぞ。俺の場合は妹にだがな。」

あーちゃん先輩「ちょっと?どういうこと?」

恭介「大丈夫だ、今はそこまでじゃないからな。」

あーちゃん先輩「そう、ならいいけど。」

理樹「ちょっとみんな、見てないで助けてよ!」

佳奈多「…ごめんなさいね…」

あーちゃん先輩「別に良いんじゃない?ハグくらい。」

恭介「頑張れよ、理樹。」

理樹「ええええ…」




葉留佳「ふぃー、満足しましたヨ。」

理樹「…」

理樹(なにか、すっごく疲れた…)

葉留佳「さー、そいじゃ、練習練習!やりますヨ!」

恭介「…まあ、そうだな。」

あーちゃん先輩「今日は全員揃ったし、会わせてみない?みんなで。」

葉留佳「おお、良いですナ。」

佳奈多「…良いんじゃないですか。」

理樹「良いと思いますよ。」

あーちゃん先輩「じゃ、各々準備して。」



理樹(…というわけで、全員で合わせてみた。)

理樹「…どうだったかな…」

恭介「>>299」


299以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/05/31(日) 22:20:01.12ZNdKV2WDO (1/1)

70%の出来だな
まだまだ成長の余地がある


300以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/01(月) 16:14:17.69c9N/lT5nO (1/1)

恭介「理樹、お前は普通に弾きすぎた。もっと気持ちを出して良いんだぞ。」

理樹「う、うん…」

恭介「二木、正確に弾こうとし過ぎなんじゃないか。遅れてるところがあったぞ。」

佳奈多「はい…」

恭介「三枝、自由にやり過ぎてリズムが乱れてたぞ。」

葉留佳「やはは、ごめんなさいですヨ…」

恭介「お前は音程はとれてるが表現力が足りてない。」

あーちゃん先輩「表現力、難しいこと言うわね…まあ、頑張るけど。」

恭介「そして俺自身も、所々楽しくなってきてミスしたところがあった…俺が気がついていただけでこれだから、他にも各々思うところがあるだろう。残りの一週間で、この30%を埋めなきゃならん。皆、それぞれの課題を意識して練習をしていかないと、間に合わない。これから一週間、気合い入れていくぞ。」

理樹「うん!…それじゃ、各々言われたこと、思ったことを意識して、もう一回やってみよう。」

佳奈多「ええ…」




理樹(その後、合わせる練習を何回もして…)

理樹「…そろそろ疲れてきたから、一端休憩にしよう!」 

恭介「よし、休憩か…しっかり休めよ。」

理樹「うん…」



葉留佳「ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「休憩ですネ。」

佳奈多「ええ、だから?」

葉留佳「マッサージでもしてあげますヨ?」

佳奈多「>>301」


301以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/01(月) 16:38:35.46QM1b7wF0O (1/1)

直枝に頼むから結構よ


302以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/01(月) 18:26:04.55qu/YkG2EO (1/1)

佳奈多「よろしく。」

理樹「うん。いいよ。」モミモミ

佳奈多「…ん…」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(羨ましい…)
 
理樹「どう?気持ちいい?」

佳奈多「んん…良いわ…」

葉留佳(…理樹くんのこと、邪魔したくなってきましたナ…何かいたずらを…そうですネ、>>303)


303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/01(月) 21:47:31.84RvnDW95I0 (1/1)

理樹くんにチュウしてみましょう


304以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/02(火) 12:25:03.09wFU+rOFGO (1/1)

葉留佳(…よーし、やってやりますヨ…お姉ちゃん共々、絶対びっくりしてマッサージどころじゃなくなりますネ!)

葉留佳「…理樹くん!」

理樹「え、なに…」

葉留佳(こっちを向いた、今ですヨ!)

理樹「!?!?んっ…」

佳奈多「!?」

葉留佳「やはは、唇、頂戴しましたヨ!…びっくりした?」

理樹「…うん、ビックリしすぎて、状況が飲み込めてないよ…」

葉留佳「お姉ちゃんは?びっくりした?」

佳奈多「…>>305」


305以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/02(火) 14:09:44.55JlmkgWk4O (1/1)

ぶちギレ絶縁宣言


306以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/02(火) 19:14:11.18LXBnPe59O (1/1)

佳奈多「びっくりした?じゃないわ!」

葉留佳「!?」

佳奈多「葉留佳、あなた、人の恋人に何をしてるの!」

葉留佳「…マジで怒ってます?」

佳奈多「怒ってるわよ!葉留佳!何でこんなことしたの!?」

葉留佳「…えーと…二人をビックリさせたくて…」

佳奈多「ビックリさせたくて、ですって?…そんなことの為だけに、私の目の前で、直枝にキスしたって言うの?」

葉留佳「はい…」

佳奈多「…ふざけないで…」

葉留佳「…」

佳奈多「ふざけないで!そんな軽い気持ちでやって良いことじゃないわ!あなたの行動で、どれだけ私が嫌な気持ちになるか、傷つくか、わからないの!?」

葉留佳「…ごめんなさい…」

佳奈多「この前からずっとそう…いつまであなたは私を困らせるの!?いつまで私に嫌な気持ちをさせるつもり!?せっかく戻った関係性を、また壊したいの!?」

葉留佳「…それは…」

佳奈多「そっちがそのつもりなら、こっちからそうしてやるわ!」

葉留佳「え…?」

佳奈多「葉留佳…もうあなたのことを、妹とは思わないから。」

葉留佳「そ、そんな…お姉ちゃん…」

佳奈多「…私はもう、あなたのお姉ちゃんじゃないわ…」

理樹(そう言うと、佳奈多さんは自分の鞄を取る。)

佳奈多「…練習する気分じゃなくなった。今日はもう帰るわ。」

葉留佳「ちょっと、待って…」

理樹(葉留佳さんは佳奈多さんを掴もうと手を伸ばしたけど…)
パンッ!
葉留佳「…!」

理樹(佳奈多さんはその手を払う。)

佳奈多「さようなら。…三枝さん。」

葉留佳「っ!」

理樹(佳奈多さんは部屋から出ていく。)

葉留佳「……」

理樹「…葉留佳さん…大丈夫?」

葉留佳「…」

理樹(葉留佳さんはあまりのことに放心しているようだ…この状況はよくない、二人がまた絶縁してしまうことは、三枝さんにも佳奈多さんにも良くないことだ。…なんとかしなきゃ。僕は、どうするべきか…とりあえず、今の状況を何とかしなきゃいけないから…やるべきことは…)
1 葉留佳を慰める
2 佳奈多を追う
>>307


307以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/02(火) 21:02:48.36/O12axI5O (1/1)

2


308以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/03(水) 13:41:16.02gyB7+o9RO (1/1)

理樹「恭介、葉留佳さんの方、見ててくれる?」

恭介「ああ。」

理樹「僕は佳奈多さんを追ってくるよ。ちょっと話してくる!」

恭介「ああ、言ってこい。」





理樹「はぁ…はぁ………佳奈多さん!」

佳奈多「…直枝……何しに来たの。」

理樹「何しに来たって…さっきの事だよ。」

佳奈多「…さっきの…ああ、あの事ね。なら大丈夫よ。…もう終わったんだから。縁を切ったことで。私とあの子はもう関わらない。それで…終わり。」

理樹「…本当にそれで良いの?」 

佳奈多「…構わないわ、昔に戻るだけだから…そう、昔に戻るだけ…そう、だから、もういいから……帰って。」

理樹「そうはいかないよ。」

佳奈多「どうして?」

理樹「このままだったら、佳奈多さんは絶対後悔するから。放ってはおけないよ。…佳奈多さん、今なら戻れるから、仲直りできるから、だから…戻ろう。」

佳奈多「…無理よ。もう、終わったの…」

理樹「そんなこと…」

佳奈多「無理よ!私はあの子に言っちゃいけない事を言った!またあの子を傷つけた!私はあの子と仲直りする資格なんてないわ!」

理樹「…」

佳奈多「だから…もう…無理なの…もう…帰って…」

理樹「>>309」


309以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/03(水) 13:49:19.92Vt9t8L9AO (1/1)

僕達を別れさせるために西園さんが
何か仕組んだのかもしれない
葉留佳さんと話してみよう?


310以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/03(水) 20:52:42.50sCmEpcHfo (1/1)

佳奈多「…そんなことある…?」

理樹「まあ、とにかくさ。一緒に話そう?」ガシッ

理樹(僕は佳奈多さんの手を掴み、連れていこうとする。)

佳奈多「ちょっと…離して…」

理樹「良いから、行こう…」





理樹「…連れてきたよ。」

佳奈多「…」

恭介「そうか。」

理樹「葉留佳さんは…大丈夫?」

恭介「大丈夫だ。…それじゃ、後はお前たちに任せたぞ。俺たちは出てるからな。」

理樹「うん、ありがとう…」


理樹「じゃ、というわけで…」

葉留佳「…あの、お姉ちゃん…」

佳奈多「…」

葉留佳「…その…あらためて、ごめんなさい…」

佳奈多「>>311」


311以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/03(水) 22:30:42.02H4qYWC6qO (1/1)

私達を別れされる為に
西園さんにそそのかされたの?



312以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/04(木) 13:41:59.36wWwCNJz/O (1/1)

葉留佳「…えっとね、確かに私を後押ししたのはみおちんだけど、別れさせろとまでは言われてないし…」

理樹「…焚き付けられてはいたってこと?」

葉留佳「…それは…うん。」

理樹「葉留佳さん、そういえば来る前に西園さんと何かしてたって言ってたよね。何してたの?」

葉留佳「ちょっと会って話してた…」

理樹「具体的には?何か言われた?」

葉留佳「>>313って…」


313以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/04(木) 14:12:27.95DRKL9dSmO (1/1)

姉妹愛は悪いことじゃない


314以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/04(木) 18:28:55.28kUBp8D1CO (1/1)

葉留佳「だからまぁ、そうなのかなってことで…積極的に…」

理樹「そう…佳奈多さん、葉留佳さんは西園さんにそそのかされただけなんじゃないかな。やっぱり。」

佳奈多「でもチューしたりとかは自分で考えたわけでしょう?」

葉留佳「それは…うん…」

佳奈多「…つまりこの子は自分の意思で行動をしてるのよ。」

理樹「いや、でもそれも西園さんによる誘導が影響してるわけで…」

佳奈多「理由はどうあれ、行動は変わらないわ…この子は私たちの関係を壊そうとした。」

葉留佳「…そう思ったのなら、ごめんなさいですヨ…でもそんな気はなくて、私は少し構ってほしかっただけで…理樹くんとお姉ちゃんっていう大好きな二人がどんどん遠くへいっちゃうような気がしたから、それが寂しくて………本当に、二人を別れさせようとか、そんな事は考えてなかった…」

佳奈多「…」

葉留佳「今まで通りでいいから、恋人じゃなくていいから…どうか、また、私と…」

佳奈多「>>315」


315以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/04(木) 18:32:17.41Mrkx4ELbO (1/1)

今回は許すけど
次は社会的に潰すから覚悟しなさい


316以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/04(木) 20:32:54.43uNdX+52VO (1/1)

葉留佳「…え、許してくれるの…?」

佳奈多「ええ…私も頭に血が登ってついあんなことをいっちゃって…ごめんなさい、葉留佳。こんな私を、許してくれる?」

葉留佳「…お姉ちゃん…うんっ!これで仲直りですネ!お姉ちゃんっ!」

理樹(葉留佳さんは佳奈多さんに抱きつこうとし…)

佳奈多「…もう…」

理樹(今回は佳奈多さんも応じる…よし、これで一件落着…)




佳奈多「…さて、じゃあ、直枝。」

理樹「何?」

佳奈多「…このあと、少し良い?」

理樹「良いけど、どうしたの?」

佳奈多「諸悪の根元、西園美魚に会いに行くわよ。」

理樹「諸悪って…」

葉留佳「あ、みおちんなら>>317にいるって。」


317以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/05(金) 02:52:59.40PnA0LbxYO (1/1)

背後


318以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/05(金) 12:38:53.941BSZZwi4O (1/1)

理樹「えっ!?」

美魚「…どうも、諸悪の根元です。」

理樹「わっ…いつからいたの?」

美魚「三枝さんたちが抱擁しはじめた辺りからですよ。ついに成就したのかと思っていたのですが…どうやら違うようですね。」

佳奈多「そうよ。…あなた、葉留佳まで利用して何か企んでいたようね…」

美魚「人聞きの悪いですね。ただ三枝さんを後押ししただけです。お友達として。別にあなたたちの関係の破壊をするために利用したわけではないですよ。」

佳奈多「…あくまでそういうのね…とにかく、葉留佳にこれ以上変なことを吹き込むのはやめてくれる?」

美魚「変なことを吹き込んだつもりはありませんが。…まあ、善処しましょう。」

佳奈多「いつもあなたそうやって言葉を濁して…変える気ないでしょ?」

美魚「…ええ、そうですね。…あなたに言われて変えるなら、もう諦めてますよ、直枝さんの事は。」

佳奈多「…いい加減にしなさいよ?そろそろ諦めなさい……」

美魚「嫌です。」

理樹「えーっとさ、二人とも…落ち着こう?ここは一旦抑えて…」

佳奈多「…そもそも直枝がフラフラしてるのがこれの原因じゃない。」

理樹「えっ?」

美魚「そうですね。はっきり迷惑とか嫌いとでも言われれば諦めのつくものを、直枝さんは今まで通り接してくださりますから、チャンスを感じるわけです。」

理樹「え、ええ!?」

佳奈多「そう、なら直枝、はっきり言ってあげて。西園美魚に。」

美魚「…直枝さんはそんなこと言いませんよ。そうですよね、直枝さん。私は迷惑ではありませんよね。」

理樹「え、ええー…」

理樹(ど、どうしようか…)
1迷惑だと言う
2黙る
3この場から逃げ出す
>>319


319以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/05(金) 12:40:58.30LT41zA6E0 (1/1)

3


320以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/05(金) 19:13:02.07gCJS900fO (1/1)

理樹「……ごめん!」ダッ!

佳奈多「…!ちょっと…」

美魚「…答えに窮して逃げ出したようですね。」

葉留佳「おっかける?お姉ちゃん。」

佳奈多「ええ。…答えは聞かせてもらわなきゃ…」





理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(……筋としては、西園さんに迷惑だと言うのが正しいだろう。…でも僕はそうは言えなかった。佳奈多さんはもちろん大切だけど、西園さんも大事な友達だ。友達に迷惑だなんて中々言えなかった。僕は決断できなかった。)

理樹(僕としては佳奈多さんと西園さんも出来れば仲良くしてほしい。本来は恋人の佳奈多さんの肩を持つべきなんだろうけど、でも、そうすると西園さんと佳奈多さんの関係、そして僕と西園さんの関係は崩れてしまう。恋と友情。どっちも取ろうとするのは贅沢なのかもしれない。…頑張りたいけど、そのためのいい考えが浮かばなかった。だから僕は逃げ出した。)

理樹(………きっと佳奈多さんは怒っているだろう……いい考えが浮かぶまではなんとか待避しないと…)

理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(…よし、>>321のところにかくまってもらおう。)


321以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/05(金) 23:53:23.163Q2CmKiVO (1/1)

謙吾


322以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/06(土) 11:55:20.049cvlERSAO (1/1)



理樹「…はぁ…はぁ…」

理樹(なんとかここまでこれた…ここならしばらく安全だろう…)
トントン
理樹「謙吾、いる?」

謙吾「いるぞ、理樹。どうしたんだ?」

理樹「謙吾、しばらく匿って!」

謙吾「匿う?一体何があったんだ?」

理樹「話はあとでするから、とりあえず入れて!」

謙吾「別に構わないが…」

理樹「ありがとう!」




理樹「…ふぅ…」

謙吾「さて、それで、どうしたんだ?」

理樹「実は…かくかくしかじかで…」

謙吾「なるほど。そういうわけか…逃げるとは、今のお前らしくもないな。」

理樹「だって上手い方法が思い付かなくて…どうすれば二人仲良くなったまま解決できるのか…」

謙吾「…俺もそんな状況は経験したことはないから、良くわからないな。」

理樹「だよね…うーん…どうしようかなぁ…」
トントン
謙吾「むっ…誰か来たな…理樹、ちょっと隠れていろ…」

理樹「あ、うん…」



謙吾「…誰だ?」

謙吾(来たのは…>>323)


323以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/06(土) 12:25:58.141o0G2pHOO (1/1)

神北


324以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/06(土) 13:50:32.44xWxr4cujO (1/1)

小毬「私だよ~。」

謙吾「…なんだ、神北か…驚かせるな…」

小毬「ほえ?」

謙吾「おっと、気にしないでくれ…で、どうかしたのか?」

小毬「えっとね~、これを、さーちゃんが謙吾くんに渡してきてくれって言ってたから来たんだよ~。」

謙吾「…笹瀬川か…」

小毬「うん、今回は何が書いてあるんだろうね~?」

理樹(二人の会話が聞こえてくる。…謙吾がたまに持ってるラブレターってこうやって手に入れてたんだ…まあいいや、小毬さんなら特にかくれる必要も…)

謙吾「……さあな…で、用件はこれだけか?」

小毬「あ、えっとね、謙吾くんは理樹くんがどこにいるか知らない?」

理樹(!?)

謙吾「…理樹が?どうかしたのか?」

小毬「えっとね、さっきメールではるちゃんとかなちゃんが理樹くんを探してるって言ってたから、どうしたんだろうね~?」

謙吾「…そうか…」

小毬「?どうしたの?」

謙吾「いや…俺は知らんな。理樹はここには来ていない。」

小毬「そっか~。見かけたらかなちゃんたちに伝えてあげてね~。」

謙吾「あ、ああ…」

小毬「それじゃ、またね~。」



謙吾「…よし、理樹。出てきて良いぞ。」

理樹「うん…」

謙吾「…面倒なことになったな、向こうは回りの人間にも声をかけているようだ。リトルバスターズメンバーはここにいれてはいけないことになる。」

理樹「そうだね…」

謙吾「誰が来ようが油断せずに隠れていろよ、理樹。」

理樹「うん…」




理樹(…次にここに来たのは…>>325)


325以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 05:01:23.85sLfm7FtuO (1/1)

ストレルカ&ヴェルカ


326以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 12:20:56.61FpyPTWB9O (1/1)

謙吾「…なにか物音がするな…少し見てくる。」

理樹「うん…。」

謙吾(扉を開けると…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

謙吾「これは…い、犬?」

理樹(犬…ってことは…)

理樹「ヴェルカとストレルカ…かな。ほら、クドが飼ってる…」

謙吾「…能美の…まさか、二木がたまに連れてるあの犬か…?」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「…だとしたら相当まずいんじゃないか…?」

理樹「…うん、そうだね…」

理樹(ここに二匹が来てるってことは…佳奈多さんが犬を使って捜索した可能性がすごく高い…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

理樹「…どうしよう謙吾…」

謙吾「お前は隠れていろ…俺で何とかしよう。」

理樹「え、大丈夫?」

謙吾「任せろ、理樹。」

理樹「…ありがとう、謙吾。頑張って。」




謙吾(…少しすると、予想通り、犬の鳴き声を聞いた二木がここにやって来る。)

佳奈多「…ここね…ここはたしか…宮沢の部屋だったかしら…宮沢、出なさい。いるんでしょ?」

謙吾「……なんだ。どうした、二木。」

佳奈多「単刀直入に聞くわ。直枝がここにいるでしょう?」

謙吾「知らんぞ、来ていない。何を根拠にそんなことをいってるんだ?」

佳奈多「この子達に臭いをたどらせたのよ。」

ヴェルカ「アン!」

ストレルカ「ワン!」

佳奈多「…この子達の鼻は誤魔化せないわよ。宮沢。おとなしく直枝を出しなさい。」

謙吾「だから理樹は来ていないぞ。二木。」

佳奈多「…じゃあ、どうしてここから直枝の臭いがすることを説明できるの?」

謙吾「それは…おそらく俺が所持している理樹の下着の臭いだな。」

佳奈多「………は?」

謙吾「…今まで誰にもいっていないが、実は俺はつい最近理樹の汗や体臭が染み込んだ下着のシャツを入手し、保管をしていたんだ…ちょうど今からそれを堪能しようとしていたところで…」

佳奈多「……」

謙吾「…まあそういうことで、理樹の臭いが俺の部屋からするわけだ。理樹はここにはいない。」

佳奈多「>>327」


327以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 13:06:14.87exHHEZ3Q0 (1/1)

変態!変態!変態!


328以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 18:15:35.86ur8MQh7UO (1/1)

佳奈多「それこそ風紀を乱すことだから捜査する必要があるわ!」

謙吾「ま、まて、人の趣味嗜好を風紀を乱すなどと言うのは…」

佳奈多「良いから、通しなさい!即刻回収よ、そんなものは!」

謙吾「待て…それは俺の大切な物なんだ…」

佳奈多「知らないわそんなこと!」

謙吾「くっ…どうしても通ると言うのなら…俺を倒してからいくんだな!!」

佳奈多「なっ…」

謙吾「さあ二木、剣なら貸してやる…俺と勝負だ!!」

佳奈多「…嫌よ。剣道部って言ってももう
幽霊部員だし…」

謙吾「ならバトルでも良いぞ。…ともかく、俺が倒れるまで、ここは通さん!」

佳奈多「…」
どうする?
1仕方ないから戦う
2そんな時間はないからやめておく。
3自由安価
>>329


329以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 18:24:55.99HA291xeGo (1/1)

本当は直枝がいるんじゃないの?


330以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 21:10:27.88qeMDX5JWO (1/1)

佳奈多「…やっぱり、ほんとは直枝がいるんじゃないの?」

謙吾「なっ……」

佳奈多「…さっきから必死なのが怪しいわ…頑なに部屋にいれようとしないし、すぐに力に訴えようとした。それに、下着所持なんて変態的なことを私にさらりと言ったのも不自然よね。…下着なんてのは嘘で、本当に隠したい何かがその部屋にある…そうじゃない?」

謙吾「…ちがう…」

佳奈多「…それに良く見たら、宮沢が履いてるもの以外にもう一個履き物があるじゃない。中に誰かいるんでしょう?」

謙吾「それは…真人だ。」

佳奈多「本当に?なら井ノ原も出てきなさい。別に隠れなくてもいいじゃない。」

謙吾「…ちょっと今真人は出てこれない…」

佳奈多「どうして?」

謙吾「…それは…とてつもなく腹を壊したからだ。」

佳奈多「なら声で良いから聞かせなさい、トイレにノックして。」

謙吾「…」

佳奈多「…出来ないの?」

謙吾「…くっ…」

佳奈多「…やっぱり、ここに直枝が隠れてるのね…さっさと通しなさい、宮沢、すぐ退くなら、あなたにはなにもしないから。」

謙吾「>>331」


331以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/07(日) 23:44:18.32ZZ9/xpuxO (1/1)

お前には失望したぞ二木


332以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/08(月) 14:46:11.78bp1bYBtUO (1/1)

佳奈多「…何ですって?」

謙吾(もはや理樹がここにいることが露見している以上は…説得あるのみだ!)

謙吾「…相変わらずなお前に失望した。理樹と接して変わったと思ってたんだがな…」

佳奈多「…それがなんなの?」

謙吾「…二木、理樹の事で必死になるのはわかるが…お前は理樹を信用できないか?」

佳奈多「…信用?してるわよ。直枝の事は。」

謙吾「ならばなぜそこまで理樹を追いかける?縛り付けようとする?それはお前が理樹を信用してないことのあらわれじゃないか?」

佳奈多「…」

謙吾「詳しくは知らんが、理樹、二木、西園の三人の間に何かあったそうじゃないか。理樹は逃げ出した。その場でよい解決が思い付かなかったからだ。だが今は必死に考えている。…だから二木、理樹を信じてるなら、理樹がちゃんと答えをだせるまで、待ってやってくれないか。」

佳奈多「>>333」


333以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/08(月) 20:30:09.059pNSbdRAO (1/1)

今回は引き下がる


334以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/08(月) 21:41:17.45hPekZclLO (1/1)

謙吾「そうか…ありがとう。」

佳奈多「…早く答えを出すように言いなさいよ。」

謙吾「ああ…」



謙吾「…というわけで、待ってくれることになった。」

理樹「ありがとう!謙吾!」

謙吾「とはいえあんまり長いとまた怒る可能性があるからな、お前も出来るだけ早く考えをまとめろよ。理樹。」

理樹「うん…実は、隠れてる間に一個思い付いたんだ。」

謙吾「ほう?どうするんだ?」

理樹「>>335ってどうかな。」


335以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 01:07:41.79a9J/Qd4H0 (1/1)

僕を優勝賞品にしてバトルトーナメントを開く


336以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 13:05:38.06Ei6ICkfzO (1/1)

謙吾「…理樹、それで良いのか…?二木でも西園でもないやつが出てくる可能性があるぞ。」

理樹「あ、そっか…」

謙吾「まあそれだと俺にもチャンスがあるから、別に構わんがな。」

理樹「えっ…謙吾もそういう…」

謙吾「別にそっち系じゃないが、理樹ならありだ。」

理樹「えええ…」

謙吾「ふっ、冗談だとも、半分な。」

理樹「半分…」

謙吾「別に俺の趣味はどうでもいい。…ともかく、その案は余計に事態を混乱させるな。」

理樹「うーん、だめかなぁ…じゃあ…佳奈多さんと西園さんの二人で…それだと余計に仲悪くなっちゃうか…」

謙吾「だろうな。」

理樹「…どうしたらいいのかなぁ…佳奈多さんも西園さんも、どうやったら仲良くしてくれるのか…」

謙吾「…お前を西園が盗ろうとしているから二木は西園を警戒し、嫌う。西園も二木の事を恋敵として対立してるわけだからな。なかなか難しいだろう。」

理樹「だよね…西園さんが僕の事を諦めてくれれば、佳奈多さんと西園さんが対立する理由がなくなるわけだけど…」

謙吾「…ならば、いっそ西園の事ははっきりフッた方がいいんじゃないか?」

理樹「えっ?」

謙吾「西園が執着するのも、はっきり断られてないからなんじゃないか。」

理樹「>>337」


337以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 13:53:54.19sw/XwLS2o (1/1)

わかったよ
西園さんをふってくるよ


338以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 15:45:39.99YkR4gqyWO (1/1)




理樹(…というわけで…。)

理樹「…西園さん!」

美魚「…おや、直枝さん。ちゃんと考えはまとまったんですか。」

理樹「うん、色々考えて…これからのために、やっぱりちゃんと言わなきゃダメだなって思って……」

美魚「…なるほど。…それで、その言わなければいけないこととは?」

理樹「西園さん………ごめん。」

美魚「…」

理樹「僕は佳奈多さんが好きだから、西園さんの気持ちに答えることは出来ないよ。だから…ごめん…これからも友達のままで…いてくれないかな。」

美魚「……>>339」
1仕方ありませんね。
2嫌です。
3自由安価
>>339


339以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 18:17:06.48Rozj68A8O (1/1)


それは本当に直枝さんの考えですか?
誰かからそうしろと言われたのではありませんか?


340以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/09(火) 19:52:39.59SofvR59NO (1/1)

理樹「えっ…それは…」

理樹(す、鋭い!)

美魚「…その反応と言うことは、誰かに言われたんですね。」

理樹「…なんでわかったの?」

美魚「わかりますよ。ずっと直枝さんの事を見てましたから。」

理樹「……西園さん…」

美魚「本心でフラれないかぎり私はおれません。諦めませんよ。」

理樹「…本心で…」

美魚「人の心を動かすには、心のこもった言葉でなくては。…本心を聞かせてください。」

理樹「…本心…僕の本心としては、三人全員仲良く入れたら言いなって思ってるよ…」

美魚「>>341」


341以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 09:05:40.889xPbTV3fO (1/1)

強欲ですね


342以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 13:41:42.34I+LRwiSkO (1/1)

理樹「やっぱりそうなのかな…」

美魚「はい、仲良くするなんて、今さら困難でしょう。佳奈多さんは私を嫌っていますし。」

理樹「だとしても、僕はそれを実現させたいから…西園さんと同じで、僕も諦めないから。」

美魚「…そうですか…頑張ってください。…無駄でしょうが。では、また。」
 



理樹(西園さんと別れて…)

理樹「…よし、じゃあ今度は佳奈多さんと話してこよう…」




佳奈多「…ようやく答えが出たみたいね。直枝。」

理樹「うん、僕は…3人みんな、仲良くなってほしいって思ったよ。」

佳奈多「>>343」


343以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 15:54:34.81fYdj13J9O (1/1)

あの泥棒猫と仲良くするのは無理ね

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/974
で言ったこと忘れてないわよね?


344以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 18:40:10.23SZ8tKBGFO (1/1)

理樹「…うん、それはもう、わかってるよ…あんなこと言われたら忘れられないよて」

佳奈多「…なら、選択肢は一つじゃないかしら?…私と西園美魚が仲良くするのは無理、そして、直枝が私を捨てたらその時は、私も貴方も一緒に……それくらい私はあなたのことを想ってるんだから。…直枝は私の事を想ってくれてる?」

理樹「もちろんさ。」

佳奈多「…じゃあ、西園美魚とは手を切って、私たちが幸せになるためには、それしかないから。」

理樹「そんなことはないよ…僕は友達との関係も諦めたくない。」

佳奈多「……あなたは私だけじゃ不満なの?私じゃ、不満?」

理樹「…そういう訳じゃないよ。」

佳奈多「なら、どうして?どうしてそこまで西園美魚にこだわるの?」

理樹「…西園さんもリトルバスターズの仲間だからね。佳奈多さんはもちろん大切な恋人だけどね。」

佳奈多「……」

理樹「…そういうわけだから、僕は二人が仲直りするまで、諦めないから。」

佳奈多「……どうせ無駄になるだけ…といっても止めないでしょうね、あなたは。…勝手にしなさい。……じゃ、今日はもう帰るから……最後に、直枝。」

理樹「…何?」

佳奈多「…私は直枝だけいればいいと思ってるから。…他を失ってもいいくらい、それだけあなたを愛してるから。…それを忘れないでね。…それじゃ。」

理樹「…うん。」




理樹(…さて、というわけで…)

理樹「二人の仲を取り持つのは中々難しそうだけど…やるしかない…」

理樹(…考え込んでいると…>>345と遭遇した。)


345以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 18:42:00.61QPreFQH5o (1/1)

あーちゃん先輩


346以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/10(水) 20:31:11.81eSedueqsO (1/1)

あーちゃん先輩「あ、直枝くん、いたいた!」

理樹「あ、寮長さん…どうしたんですか?」

あーちゃん先輩「どうしたんですかーじゃないわよ。別室に移れって言われてから待っても待っても呼ばれないし、それで練習場を見に行ったら誰もいないしで…探したのよ?」

理樹「あー、そうでしたね。すみません…ちょっと、佳奈多さんと葉留佳さんの喧嘩から…色々ありまして忘れてました…」

あーちゃん先輩「色々?何よ、今度はあなたとかなちゃんで何かあったのかしら?」

理樹「いや、西園さんが着まして…佳奈多さんといざこざがあって…」

あーちゃん先輩「あー…あの二人ねぇ…」

理樹「板挟みと言うか…間にたたなきゃいけない僕は大変ですよ…仲良くしてほしいんですけど…」

あーちゃん先輩「あの二人は難しいわよねぇ。かなちゃんも西園さんもわかり会う気が無さそうだし。」

理樹「そうなんですよ…どうすればいいと思います?」

あーちゃん先輩「>>347とか?にゅふふ。」


347以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/11(木) 09:30:57.74CNBy4Jo2O (1/1)

飲み会


348以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/11(木) 14:31:11.49uR4DPpjFO (1/1)

理樹「いやいやいや!僕たち未成年ですよ!」

あーちゃん先輩「わかってるわよ、飲み会っていっても、ほら、お食事会みたいな感じよ。」

理樹「お食事会…」

あーちゃん先輩「他のみんなも呼んでおけば気まずさも少ないだろうし、良いんじゃない?…あ、でも直枝くんがいっちゃダメよ、絶対ギスギスするから。」

理樹「なるほど…じゃあ、葉留佳さんとかに頼んで、やってもらってみようかな…ありがとうございます、寮長さん。」

あーちゃん先輩「にゅふふ。どういたしまして。お役に立てたなら良かったわ。…それで、直枝くん。今日の練習はもう終わりって事でいい?」

理樹「あ、はい、すみません…」

あーちゃん先輩「良いわよ、そっちも大変みたいだからねー。…それじゃ、またね。」

理樹「あ、はい…」



理樹(…部屋に戻る前に、葉留佳さんにおねがいをしておく。)

理樹「…というわけだかさ、葉留佳さん、お願いできないかな。」

葉留佳「>>349」


349以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/11(木) 21:27:28.6433B2yKLgO (1/1)

美魚ちんは私の彼女なんだけど
忘れてないデスよね?


350以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/12(金) 13:02:46.44GuTO1eicO (1/1)

理樹「えっ、葉留佳さんは佳奈多さんのことが好きって事じゃなかった?」

葉留佳「いやいやー、何言ってんですカ。もちろんお姉ちゃんは好きですけど、それとこれは別枠ですヨ。」

理樹「あと西園さんも百合とかそんな風に思えなかったんだけど…」

葉留佳「気のせいですヨ。」

理樹「ええー…本当?」

葉留佳「ほんとほんと!」

理樹「…疑わしい気がするんだけど…西園さんはまだ僕の事諦めてないって言ってたし…」

葉留佳「いやいやそれはなんていうか…あれですヨ、元カレへの未練みたいなヤツですヨ。」

理樹「いやいやいや、元カレじゃないし…それにさ、もし本当にそうならさ、二股かけようとしてる西園さんを止めてやろうとか思わない?…それに、葉留佳さんも西園さんも言ってるだけで、実際そんな感じの事をしてるのは見ないしさ…」

葉留佳「それは……」

理樹「…ねぇ葉留佳さん、あのときいってたことって…嘘なんじゃない?」

葉留佳「…」

葉留佳(>>228でのドッキリがバレかけてる……どうしましょうか…)
1バラす
2ごまかす
>>351


351以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/12(金) 13:19:41.12q8cQkt1xO (1/1)

バラス


352以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/12(金) 18:29:28.15sC+28pboO (1/1)

葉留佳「やははー、バレた?」

理樹「…やっぱり嘘だったんだ…なんで嘘を?」

葉留佳「ビックリするかなって。」

理樹「またそんな理由で、混乱させるだけのことをして…」

葉留佳「理樹くん、めんご!」

理樹「…まあいいけどさ…葉留佳さん、次からはそういうことはやらないでね?」

葉留佳「はいはーい!わかりましたヨ!」

理樹「…で、改めて聞くけど、やってくれる?」

葉留佳「>>353」


353以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/12(金) 21:10:00.47ZD6drpfV0 (1/1)

しょうがないやりますよー


354以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 12:20:33.99Nz1GfpUDo (1/1)

葉留佳「騙してたお詫びもしなきゃだめですしネ…女の子メンバーは全員呼ぶ感じ?」

理樹「まあ、できればそうだね。」

葉留佳「わかりましたヨ。じゃ、今日にでもさっそくやりますかネ。」

理樹「え、そんな急に大丈夫?」

葉留佳「だいじょぶだいじょぶ!前のパジャマパーティーでも突然誘ってもみんな来たんだから!」

理樹「あ、確かに…」

葉留佳「よーし、それじゃ、はるちんに任せて!」


葉留佳(というわけで…)

葉留佳「第二回、リトルバスターズ女子会~!」

小毬「ぱちぱちぱち~!」

クド「わふー!」

鈴「…」パチパチ

来ヶ谷「第二回なのか。」

葉留佳「前のパジャマパーティーが第一回ですヨ。」

来ヶ谷「あの時は理樹くんもいたが…まあ、実質女子だから別に構わんか…」

美魚「一名リトルバスターズではない人がいるのは大丈夫なんですか。」

佳奈多「…なら、帰るけど。」

葉留佳「まーまーまー!細かいことは気にしちゃダメですヨ!お姉ちゃんもすぐ帰るとか言わないでくださいヨ!」

佳奈多「…葉留佳、西園美魚もいるならいるって言いなさい。言われたら最初から来なかったのに…」

葉留佳「忘れてた!ごめんなさいですヨ!ま、でも来ちゃった以上は楽しんでくださいヨ!みおちんもね!」

佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…はい、というわけで、始めますヨ。まずは皆さん、ご注目!」

来ヶ谷「ほう、これは…調理器具だな。」

葉留佳「というわけで、みんな、食事会のために、これからごはんを作りますヨ!」

鈴「はるかが準備するんじゃないのか。」

葉留佳「うっ…だってだって~今日突発的にやるのに~はるちんが7人分も準備できるわけないじゃないですカー。」

佳奈多「…そんな突発的にやるからじゃない…」

葉留佳「まあまあ、クッキング、楽しいでしょうし、良いじゃないですカ!ネ?」

小毬「うんうん、良いね~!」

来ヶ谷「まあ、良いだろう…」

葉留佳「よーし!それじゃ、手分けしてサクサクやっていきましょう!」



佳奈多「…」

美魚「…」

クド「わふー!レッツ、クッキング!佳奈多さん、西園さん、よろしくお願いします!」

佳奈多「…ええ。よろしくね、クドリャフカ。」

美魚「はい能美さん、よろしくお願いします。」

佳奈多(…まさか西園美魚と同じ分担になるなんて…)

クド「…わふ?二人とも目を会わせようとしないのは何でです?」

佳奈多「いえ、なんでもないわクドリャフカ、さっそくやりましょう?」

美魚「なんでもないですよ、能美さん。担当を確認しましょうか。」

クド「?はい…えーと、私たちの作るのは…>>355」


355以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 12:50:01.75wuqoCIeoo (1/1)

カレー


356以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 19:09:14.60w/1PoPIKO (1/1)

美魚「じゃあとりあえず野菜を切る感じですかね。」

クド「そうですね。では二人でお願いします。私はご飯の支度をして来ますね!」

佳奈多「え、ちょっと…ご飯なら私が…」

クド「いや、私がやります、お米とかを研ぐのって大変ですから、私がやりますよ!」

佳奈多「…いや、でも…」

クド「大丈夫ですから、それじゃ、お二人、お願いしますね!終わったら戻ってくるので!」

佳奈多「…」

美魚「…」


佳奈多「…」トントン

美魚「…」トントン



クド「…わふー、戻ってきました、お二人とも、どうです?」

佳奈多「…あら、戻ったのね、今から煮るくらいだけよ」

美魚「…おや、戻りましたか能美さん、今から煮るところですよ。」

クド「…あれ、なんで二つの鍋で別々にやってるんですか?」

佳奈多「…別に特に理由はないわ。」

美魚「やりやすいようにやったらこうなりました。」

クド「…お二人、やっぱり何か…ずっと静かでしたし…何か喧嘩したのなら、仲良くした方が…」

佳奈多「>>357」


357以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 19:20:33.30HpakwXgdO (1/1)

私の彼氏を奪おうとしている泥棒猫と仲良くしろと?


358以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 20:51:17.09K7NQ3GADO (1/1)

クド「えっ?リキをですか?」

佳奈多「そうよ、彼女は直枝を盗ろうとしてるのよ!」

美魚「人聞きの悪いですね。好きな人に恋することの何がいけないんですか。」

佳奈多「いけないわよ!この泥棒猫!」

クド「わふー!佳奈多さん、落ち着いてください!西園さんも、盗ろうとするなんてだめですよ!」

美魚「では聞きますが、能美さんは納得してるんですか?佳奈多さんと直枝さんが付き合ってることに。自分の方がふさわしいと思ったことはありませんか?」

クド「それは…そんなこと無いですよ。佳奈多さんは素敵な人ですから。私よりもふさわしいと思ってますよ。西園さんがそう思ってるんだとしたら、佳奈多さんのことを誤解してるだけだと思います。」

佳奈多「クドリャフカ…」

クド「だから、盗るなんて、やめましょう?」

美魚「>>359」


359以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/13(土) 23:32:35.54nC/dPMsz0 (1/1)

誤解なんてしていませんよ、私も佳奈多さんは素敵な人だと思います。でも自分よりもふさわしいなんて卑下することは出来ません。直枝さんにふさわしいのは私自身だと確信しています。


360以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/14(日) 15:04:06.97bJPoafqdO (1/1)

美魚「だから諦めないのですよ。」

クド「西園さん…でも、だからって…」

美魚「…能美さん。私はなにを言われようがやめるつもりはありませんし、佳奈多さんとも馴れ合うつもりはありませんよ。」

クド「西園さん…」

佳奈多「クドリャフカ、わかったでしょう?もう無理なのよ、私たちは。」

クド「佳奈多さん…そんな無理だなんて…」

美魚「安心してください。能美さんまで嫌うことはしませんから。」

佳奈多「そうよ、あなたには何にもないんだから、気にしないで。」

クド「そんな…わふぅ…」

佳奈多「…さ、それじゃあ、続きやるわよ、料理の。」



佳奈多(…しばらく後…)

佳奈多「…はい、完成ね。」

美魚「出来ました。」

葉留佳「お、出来ました?…おやおや?どうして別々で作ってるんですカ?」

佳奈多「…別に良いじゃない。」

美魚「食材は同じですから、味もほぼ同じです。問題はないでしょう。」

葉留佳「ほうほう…」

葉留佳(…狙い通りにいってないようですナ…)

クド「わふぅ…ごめんなさい…私は止めたんですが…」

葉留佳「いやいや、クー公は悪くないですヨ…」

葉留佳(思った以上に根が深そうですなぁ…ま、気を取り直して、次いきましょう…)



葉留佳「…カレー、豚カツ、サラダ…よーし、完成ですね!」

鈴「カツカレーか。」

小毬「美味しそうだね~!」

葉留佳「はいじゃあ、食べましょういただきます!」





佳奈多「…なんであなたと向い合わせなの…」

美魚「…なぜか席が決められていたので、仕方ないでしょう…」

佳奈多(…はぁ、他の人と話すしかないわね…隣は…>>361) 


361以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/14(日) 15:35:33.718gttp0jSO (1/1)

姉御


362以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/14(日) 19:15:59.45N93UfqueO (1/1)

来ヶ谷「やあ、君が隣か。」

佳奈多「……来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだね、その面倒くさいというような顔は。」

佳奈多「実際あなたは色々引っ掻き回しに来ますからね。」

来ヶ谷「ははは、私は楽しみたいだけだよ。今は君で楽しませてもらうことにするかな。」

佳奈多「…やめてください。」

来ヶ谷「まあそういうな、佳奈多君も話し相手を探していただろう。ちょうどいいじゃないか。」

佳奈多「…別にそんな…」

来ヶ谷「それに、何か悩みとかあるんじゃないか?理樹くんとの性活のマンネリとか、欲求不満とかな。」

佳奈多「ないです!」

来ヶ谷「無いのか。毎日してるとすればそろそろそういう時期かと思ってたがな。」

佳奈多「違います!セクハラはやめてください!」 

来ヶ谷「あいにく女の子へのセクハラは半ば趣味だからな。やめられそうもない。クドリャフカ君や小毬くんが一番良いが、君も十分対象だからな。」

佳奈多「…やめてください…私には恋人がいるんで。」

来ヶ谷「はは、そうだな。君に手を出したら理樹少年が黙っていないか。…では、対象をあちらに写すとするかな。」

佳奈多「…あちら?」

来ヶ谷「西園女史は何か悩みがあるかな?なんでも受け止めるぞ。」

美魚「>>363」


363以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/15(月) 17:25:27.19RxISKzZy0 (1/1)

ではセクハラのコツを伝授してください


364以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/15(月) 18:43:23.37WTECe34rO (1/1)

来ヶ谷「ほう、君がそんなことを聞きたいとは意外だな。まあ、構わんがね。教えてやろう。」

佳奈多「…そんなこと教わって、なにするつもり?また何か変なことをするのかしら?」

美魚「別に私が何をどうしようが勝手でしょう?」

佳奈多「勝手だけどね、何かされると迷惑なのよ。」

美魚「ならば私の望むところですね。」

来ヶ谷「おや、私が見ない間に更にギスギスしてるな、理樹くんがらみで何かあったのかな?」

佳奈多「ありましたよ。泥棒猫さんと色々とね。」

来ヶ谷「ほう、泥棒猫…」

美魚「まだ盗ったわけではないのに泥棒猫はおかしいと思いませんか。」

佳奈多「盗ろうとした時点で罪なのよ。」

来ヶ谷「まぁ、落ち着きたまえ、二人とも。今この場で争ったとて理樹くんは手に入らんぞ。無駄な争いは体力を減らすだけだぞ。」

佳奈多「>>365」


365以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/15(月) 20:11:27.93G4SKKQjqO (1/1)

それもそうね


366以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/15(月) 20:52:02.65L/oc3147o (1/1)

佳奈多「…もう、あんまり関わらないことにするわ…」

美魚「それがお互いのためですね。」

来ヶ谷「…まあ、それがいいだろう。お互いの精神衛生的にな。…よし、じゃあ、あらためて、セクハラを教えてやろう。」

美魚「はい、よろしくお願いします…」

 
佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…姉御~、二人、大丈夫そうですか?」

来ヶ谷「まあ大丈夫だ、仲良くなりはしないがこれ以上敵対はしないようにしておいたぞ。」

葉留佳「ええー、それじゃダメじゃないですカ…」

来ヶ谷「これが妥当な落とし所だと思うがね。」

葉留佳「ええー…」

葉留佳(やっぱ難しいですなぁ…でもまだ、諦めちゃいけないですヨ!)


佳奈多(しばらく後…)

葉留佳「…はい、みんな、ちゅうもーく!」

佳奈多「…どうしたの?」

葉留佳「そろそろご飯も終わる頃なので…次は、>>367」


367以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 00:24:32.17ne2nl3+BO (1/1)

ビンゴ大会


368以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 15:09:49.73xxF8ndvfO (1/1)

佳奈多「ビンゴ?」

葉留佳「そうですヨ!一番早く揃えた人には豪華景品が待ってますヨ!」

佳奈多「…本当に豪華なの?」

美魚「…本当に豪華なんですか。」

葉留佳「ほんとほんと!なんで二人とも疑うんですカ。」

佳奈多「だってゲストにご飯作らせるような主催じゃない。」

葉留佳「いやいや、ご飯は準備できませんでしたケド、景品準備するくらいならやりますヨ。一人で。」

美魚「その景品って何ですか。」

葉留佳「そりゃ当たってからのお楽しみってことで。」

美魚「…大丈夫ですか?」

葉留佳「大丈夫!そいじゃ、みんなビンゴカード配りますヨ!景品は一個、早いもん勝ち!それじゃ、レッツ、ビンゴ!」
勝者
>>369


369以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 16:17:43.145TiTaNYHo (1/1)

佳奈多


370以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 19:30:00.263FdZnOuCO (1/1)

葉留佳「えーと、じゃあやりますよ…」

美魚「ビンゴマシンなんてよく準備しましたね。」

葉留佳「やはは、借りるの結構大変でしたヨ…そいじゃ最初の数字は……30!」

佳奈多「…あら、あるわね…」

葉留佳「次は…11!」

佳奈多「…それもあるわね…」

来ヶ谷「ほう、ずいぶん順調なようだな。」

佳奈多「何故かね…」




葉留佳「数字は…73!」

佳奈多「…また…」

美魚「…何かのイカサマですか。」

佳奈多「そんなわけないでしょう。何を根拠にそんなこと言うのかしら?」

美魚「葉留佳さんはあなたの妹ですから、そういうこともやろうと思えばできるだろうということだけです。」

佳奈多「やらないわよ。そもそもあそこのビンゴマシンでランダムじゃない。」

葉留佳「はいそこー、喧嘩は良くないですヨ!…それじゃ、気を取り直して…そろそろ誰かが揃う頃じゃないですかネ…次の数字は…42!」

佳奈多「……あ、揃ったわね。」

美魚「…」

小毬「わー!かなちゃん凄ーい!」

鈴「やるな。」



葉留佳「あ、お姉ちゃん揃った?ならもっと高らかに宣言してくださいヨ。そんなさらっと言わずに!当たったときの喜び爆発がビンゴの醍醐味ですからネ!」

佳奈多「…当たるものが何かもわからないのに喜べと言われても…何がもらえるの?」

葉留佳「むっふっふ、こりゃ喜びますヨー…景品は…こいつですヨ!」

佳奈多「これは…>>371」


371以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 19:46:30.47T3qI32pt0 (1/1)

理樹子の写真多数と学食の食券5000円分


372以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/16(火) 21:29:20.28RmD4zVabO (1/1)

佳奈多「…何この写真……」

葉留佳「女装理樹くん。」

佳奈多「いやそうじゃなくて…どうやって手にいれたのよ?」

葉留佳「秘密ですヨ!」

佳奈多「えええ…何よそれ…」

葉留佳「あれ、嬉しくない?いらないですかネ?」

佳奈多「……もらうけど…」

葉留佳「むふふ、お姉ちゃん、むっつりですな。」

佳奈多「…変な風に思わないでくれる?」

美魚「持っててどうするんですか。」

佳奈多「…別に勝手でしょう?」

美魚「…どう思いますかね、直枝さんは。」

佳奈多「…別に認めてくれるわよ、直枝は。そういう人じゃない。」

葉留佳「はいはーい、言い争いはだめですヨ。…はい、というわけで、ビンゴ大会でした~!」  



来ヶ谷「…よし、じゃあ葉留佳くん、次のプログラムは?」

葉留佳「えーと…自由にやりましょうネ!」

佳奈多「もうないのね…」

美魚「…なら、>>373でもやりましょうか。」


373以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 04:13:06.76Fi+tr1K7o (1/2)

百合本朗読会


374以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 12:13:13.62Kw4zY0asO (1/1)

葉留佳「え、なんすかそれ…」

美魚「前配っていたものとは別のものを朗読しますよ、私が。」

来ヶ谷「ほう、百合か。是非ともクドリャフカくんや小毬くんに聞いてもらいたいところだな。」

クド「わふ?」

小毬「ふぇ?」

鈴「おい、純真なこまりちゃんたちを変な方に引き込もうとするな。」  

来ヶ谷「ははは、冗談だとも。二人は純真だから実にかわいいのだからな、もちろん君もね。とても可愛らしい。」

鈴「やめろ口説くな。そういう趣味はないぞ。」

来ヶ谷「別に口説いてないさ、素直な感想だとも。」

美魚「…あの、良いですか。朗読の話は…」

来ヶ谷「まあ聞きたい人だけ聞けばいいんじゃないか。他の人はまあ自由にやればいい。」

葉留佳「あたしは聞こ!」

佳奈多「…じゃあ私は…>>375でもしてるわ。」


375以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 12:49:31.35E6MZHt1UO (1/1)

ソシャゲ


376以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 13:38:09.15BT3TRu4zO (1/1)

葉留佳「えー、おもいっきり一人遊びじゃないですカ。」

佳奈多「…別に自由でしょう?」

葉留佳「いやいや、でもできればもっと複数でやるような…」

佳奈多「別にいいでしょ、あなたは朗読聞くんでしょう?聞いてこれば良いじゃない。」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(…このままじゃ不味いですネ…なんとかせねば…)

葉留佳「んー…じゃあやっぱりお姉ちゃんと遊ぶ!遊ぼ!」

佳奈多「>>377」


377以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 13:47:29.15Fi+tr1K7o (2/2)

藤井聡太七段が有名な将棋


378以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 18:13:33.91UCSkMnctO (1/1)

佳奈多「打てる?」

葉留佳「打てないから教えて!」

佳奈多「…はぁ、仕方ないわね…」

葉留佳「ありがとー!」

クド「わふー、将棋ですか。私もしたくなってきましたね。」

小毬「くーちゃん将棋出来るの?すごーい!私あんまりやったことがないからよくわからないんだ~。」

クド「昔祖父に教わったことがありまして。」

鈴「あたしは少し打てるが、昔きょーすけに勝てなかった記憶があるな。」

クド「打てるんですか、鈴さん、少しやってみませんか?」

鈴「…まあ、別にいいぞ。」

美魚「…おや、こっちは私たちだけですか。」

来ヶ谷「まあそれはそれでいいだろう、じっくりねっとり読んでいこうじゃないか。」




佳奈多「…駒の動かし方はわかった?」

葉留佳「オッケーオッケー!問題なし!」

佳奈多「…大丈夫かしら……まあいいわ、それじゃ、早速打ってみましょうか。」

葉留佳「お姉ちゃんお姉ちゃん!負けたほう罰ゲームにしません?」

佳奈多「…あなた好きね、罰ゲーム。私もそんなに強くはないけど、初心者のあなたの不利になるだけじゃない?」

葉留佳「罰ゲームがないと面白くないじゃないですカ。罰ゲームは…>>379」


379以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/17(水) 18:18:14.25/vILzL0SO (1/1)

服を脱ぐ


380以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 13:41:03.75RtexEOByO (1/1)

佳奈多「…何でよ。」

葉留佳「なんとなく。いいでしょ?」

佳奈多「嫌よ。」

葉留佳「何でですカ。ここ女の子しかいないのに。」

佳奈多「夏じゃないから寒いし…恥ずかしいし…」

葉留佳「負けなきゃいいんですヨ。それに理樹くんには全部見せてるわけで…」

佳奈多「それとこれは話が別よ。嫌だからね私は。」

葉留佳「まあまあ、たぶんはるちんが負けますからネ、心配しないでくださいヨ、だから、やりましょう、ネ?」

佳奈多「…どうしても譲らないのね…はぁ…仕方ないわね…本気で価値にいくから…」
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>381


381以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 16:26:05.96Pd77/FQmO (1/1)

はい


382以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 18:55:12.66f8fszEZsO (1/1)



葉留佳「えい!」パチッ!

佳奈多「…!」

佳奈多(葉留佳…手の予想が全くつかない…なかなか難しいわ…)

佳奈多「…」パチッ!

葉留佳「そりゃっ!」パチッ!

佳奈多「…」

佳奈多(早いから考える時間もくれないし…)

佳奈多「…パチッ!」

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多(!しまったわ…)

佳奈多「っ!…」パチッ!

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多「っ!?…」パチッ!

葉留佳「そいやっ!王手!」パチッ!

佳奈多「……っ……詰み、ね…」

葉留佳「いえーい!勝った!王将討ち取ったりー!」

佳奈多「……」

葉留佳「というわけで、罰ゲーム!お姉ちゃん、脱いじゃいましょう!」

佳奈多「…っ……一番上だけでいい?」

葉留佳「いや、下着以外の上は脱ぐ感じで。」

佳奈多「…いつまで?」

葉留佳「はるちんがいいって言うまで。」

佳奈多「…」

葉留佳「はい、ほらいいから、脱いじゃいましょうヨ!」

佳奈多「…仕方ないわね…」



佳奈多「…はぁ…恥ずかしいわ…」

葉留佳「おお、いいすなぁ、エロいっすなぁ。」

佳奈多「…あまり凝視しないで。」

葉留佳「やはは、ごめんごめん。」

佳奈多「…もういい?」

葉留佳「だめ。もうちょっと堪能したいですネ。お姉ちゃんはそのままで次は…>>383」


383以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 19:31:52.89CmymJIPxO (1/1)

鈴と打つ


384以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 20:50:07.39SzyHOf9fO (1/1)

葉留佳「鈴ちゃん、やろー!」

鈴「まて、まだクドと終わってない…」

クド「王手です。」

鈴「あ…終わったな。…あたしも脱ぐか。」

クド「わふー!脱がなくても大丈夫ですよ!」

鈴「そうか…じゃあはるか、やるぞ。」

クド「じゃあ佳奈多さんは私とやりましょうか。同じ部屋の私ならそんなに恥ずかしくないでしょうし…」

佳奈多「そうね…いいけど…寒いわ…」

クド「えーっと…じゃあ、このマントでも…」

佳奈多「…ありがとう…」



鈴「よし、はるか、あたしとは何をかける。」

葉留佳「鈴ちゃんとは…>>385」


385以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/18(木) 20:58:10.36+yOYUL2no (1/1)

髪飾り


386以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/19(金) 13:22:19.76/TF8dhBeO (1/1)

鈴「なにぃ…良いのか。大事なものって聞いてるぞ。」

葉留佳「まあ2個あるし、一個だけなら…それに、もうこれがなくてもお姉ちゃんのこと信じられるから、大丈夫!」

鈴「…そうか。」

葉留佳「はるちん負けないからね!そのチリンチリンなる髪飾りを奪ってやりますヨ!」

鈴「別に髪飾りはいらんが、負けられんな…」

 


佳奈多「…」パチッ!

クド「…わふぅ…どうしましょうかね…」

来ヶ谷「…ほう、将棋か…」

クド「あ、来ヶ谷さん、朗読は終わったんですか?」

来ヶ谷「いや、終わってないが、佳奈多くんがずいぶん攻めたファッションをしているのが見えてな。気になったから来た。下着姿にマントは中々だぞ。君まさかそういう趣味が…」

佳奈多「…ただの罰ゲームです…脱がされて、寒いからマントを借りてるだけで…」

来ヶ谷「ほう、そうか…理由はなんにせよ悪くないぞ、佳奈多くん。」ハァハァ

佳奈多「…ジロジロ見ないでください…変態ね…変態。」

来ヶ谷「格好的には君のほうが変態だがね。」

佳奈多「…言わないでください。」





葉留佳「えいやー!」パチッ!

鈴「うっさいはるか。集中できん…」

葉留佳「それも作戦ですからネ!ほいやー!ちょあー!」

鈴「…」
勝者
>>387


387以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/19(金) 15:12:57.63tNFF9ezlO (1/1)




388以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/19(金) 18:35:39.00dqW0tn4iO (1/1)



鈴「…王手だな。」

葉留佳「あっ…うむむ…むむむ…」

鈴「…」

葉留佳「……やはは、負けちった…」

鈴「よし、勝ったな。」

葉留佳「いやー、鈴ちゃん強い!さすがですナ…そいじゃ、お約束の髪飾り、一個!」

鈴「ん、一応もらっとく。」

葉留佳「…ぬぬぬ…負けたままは悔しいから、鈴ちゃん、もう一個もかけますヨ!!だからもう一回!」

鈴「別に構わんが、また負けたら髪飾りなくなるぞ、いいのか。」

葉留佳「大丈夫!今度こそ負けないから!鈴ちゃん、今度こそ…覚悟!」






鈴「…王手だな。」

葉留佳「…ありゃりゃ……詰みましたナ…」

鈴「よし、髪飾りくれ。」

葉留佳「むむむ…はい。」

鈴「ん。」

葉留佳「うむむむ……」 

葉留佳(…髪飾りがなくなってしまいましたヨ…)

葉留佳「…お姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「髪飾り、無くなっちゃった。」

佳奈多「…そうみたいね。それで?」

葉留佳「…いやー、お姉ちゃんの髪につけてるやつの半分、妹のはるちんにまた譲ってくれないかなって…やはは…」

佳奈多「>>389」


389以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/19(金) 20:35:24.08h9ZO8unz0 (1/1)

可愛い妹の頼みなら仕方ないわね


390以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/20(土) 12:24:43.81eogiudW0O (1/1)

佳奈多「…もう賭けたりするんじゃないわよ。」

葉留佳「やったー!お姉ちゃん、ありがとう!やっぱりこれがないとはるちんダメですからナ。」

佳奈多「調子がいいわね、さっきはなくても大丈夫とか言ってたのに。」

葉留佳「だって、とられてみても思ったけど、やっぱりあったほうが落ち着くなーって。やっぱりお姉ちゃんとの繋がりの証を持ってたいみたいですヨ。」

鈴「…はるか、そんな大事なら別にこれ返してやるぞ。」

葉留佳「いやいやー、遊びとはいえ、賭けに負けたものをそんな簡単に返してもらうわけにはいきませんからナ。」

鈴「そうか…よし、なら、かなた。」

佳奈多「何?」

鈴「かなた、はるかの髪飾り、やる。」

佳奈多「え?」

鈴「これなら問題ないだろ。」

佳奈多「>>391」


391以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/20(土) 20:55:20.9826/9Cm750 (1/1)

ならそれを賭けて私と勝負しましょう


392以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/21(日) 12:28:57.902093KpwdO (1/1)

鈴「なるほどな。なら何をかけるんだ。」

佳奈多「私も髪飾りをかけるわ。それでいいかしら?」

鈴「ん、いいぞ。それじゃ、やるか。」



葉留佳「…はい、というわけで始まりました、髪飾りを賭けた最後の勝負!二木佳奈多7段対棗鈴8段!」

佳奈多「別に段位なんて持ってないけど…それに、実況なんていらないんじゃない?」

葉留佳「ほら、それは雰囲気?細かいことは気にしないでくださいヨ。…というわけで、実況は私三枝葉留佳、解説は神北小毬6段をお呼びしました。よろしくお願いします。」

小毬「よろしくお願いしまーす。」

鈴「こまりちゃん、将棋出来ないって言ってたが、できるのか。」

小毬「私なりにがんばるよ~。」

佳奈多「クドリャフカじゃダメなの?」

葉留佳「クー公でも良いけど、こまりんの方が喋ってないから、そっちがいいかなーって。まま、それはいいから、始めてくださいヨ!」




葉留佳「さあ、始まりました…最初の動き、どう見ますか?神北6段。」

小毬「どっちもちゃんと考えててすごいよね~。」

葉留佳「なるほど。どちらもすごいと言うわけですね。」

小毬「うんうん、二人とも、ファイトだよー!」





鈴「…」パチッ!

葉留佳「…おっと、攻めた一手が出ましたね。」

鈴「これ、攻めてるのか。そんなつもりはないぞ。」

葉留佳「えっ?えー…はるちんにはそう見える!ねぇ、神北7段もそう思うよね?」

小毬「うんうん、せめてるせめてる!鈴ちゃん頑張って!」

鈴「…ああ頑張るぞ、こまりちゃん。」

佳奈多「…どうでも良いけど、神北さんは6段じゃなかったかしら?」

葉留佳「あれ、そうでしたっけ?間違えちゃいました、やはは。」

佳奈多「あなた実況ごっこするならせめてもっとちゃんとやりなさいよ…」



佳奈多「…王手。」

鈴「なにぃ…」

葉留佳「さあ、そろそろ対局も佳境といったところでしょうかネ。」

小毬「ドキドキだね~。鈴ちゃん、かなちゃん、頑張ってー!」

佳奈多「…!」

鈴「…!」
勝者
コンマ判定、下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>393



393以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/21(日) 20:50:49.18ZYRpBbnw0 (1/1)

がんばれがんばれ


394以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/22(月) 14:54:08.92/YMFmuwGO (1/1)

(今さら佳奈多は髪留め一個しか持ってないことを思い出しました…佳奈多は>>390で葉留佳に一個しかない髪留めを渡したということになります。鈴が2個、葉留佳が一個持ってます。勘違いがありました。すみませんでした。)

鈴「…なら、こうだ。」

佳奈多「っ!」

葉留佳「おおーっと!ここでこの返し!素晴らしい返しです!」

小毬「そうなの?」

葉留佳「うん。たぶん素晴らしい返し!お姉ちゃん困ってるっぽいし!」

小毬「じゃあかなちゃんがピンチなんだね、かなちゃん、ファイトー!」

佳奈多「……」



鈴「…王手だな。」 

葉留佳「おっと、これは……」

佳奈多「…参りました。」

葉留佳「決まったー!二木佳奈多対棗鈴!勝ったのは棗鈴だー!」

小毬「すごーい!鈴ちゃんおめでとー!」パチパチ

鈴「…」

小毬「…あれ?鈴ちゃんどうしたの?」

鈴「…まずいな、勝ってしまった…」

小毬「勝っちゃだめなの?」

鈴「あたしが髪飾りを返してやろうと思って始まってるのについ勝っちゃったぞ、これじゃ返せない、どうしようこまりちゃん。」

小毬「ええ~。それは困っちゃったねぇ…」

佳奈多「…良いわよ別に返さなくて。そういう勝負なんだから。」

鈴「…良いのか?」

佳奈多「良いわ。好きに使って。」

鈴「…かなたがそういうなら…貰っとく。」

葉留佳「じゃあお姉ちゃん、さっき貰ったのはやっぱりお姉ちゃんに…もともととられてるのは私のだし…」

佳奈多「良いわ。葉留佳がもってなさい。これ持ってなきゃ落ち着かないんでしょ?私は大丈夫だから。」

葉留佳「でも…」

佳奈多「持ってなさい。必要な人が持ってるべきだわ。」

葉留佳「…お姉ちゃん…」

佳奈多「…さて、そろそろ疲れたから将棋はやめましょうか。」

小毬「じゃあ>>395でもする~?」


395以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/22(月) 15:27:27.389sCmEDkxo (1/1)

かなちゃんは服を着て
罰ゲームなしの大富豪


396以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/22(月) 19:21:20.94PFhA6D7SO (1/1)

鈴「いいと思う。平和だしな。」

佳奈多「…服着てもいいかしら?」

葉留佳「うーん、ま、もういいですヨ。」

佳奈多「…やっと着れるわ…マント、感謝するわ、クドリャフカ。」

クド「わふー、気にしないでください!」

小毬「えーっと…ゆいちゃんとみおちゃんはまだ読んでるみたいだから、とりあえずこの5人でやってよっか!」

鈴「ルールはどうする。縛りはつけるか。」

葉留佳「革命とかは必要でしょうナ。」

クド「8切りもあったほうが良いですかね。イレブンバックはいれますか?」

小毬「階段はどうする~?」

佳奈多「…ちょっと待って、皆何を言ってるの?」

葉留佳「何って…大富豪のルール?」

佳奈多「…ちょっと、一個ずつ説明して…」

葉留佳「えー、お姉ちゃん大富豪知らないの~?」

佳奈多「基本的なルールは知ってるけど、そういうのはわからないわ。やったことないもの。」

葉留佳「しょうがないですナ、このはるちんが教えてしんぜよう!」




葉留佳「…ってわけで、こういうローカルルールを入れたら大富豪がさらに楽しくなるって訳ですヨ!」

佳奈多「…なるほどね、大体わかったわ。」

葉留佳「よーし、それじゃ、先行はじゃんけんで決めますヨ!レッツ、スターティン!」



佳奈多(私が一番最初ね…普通の大富豪なら少ない数を出すのだろうけど、今回は色々ルールがあるから考えなきゃいけないわね…まあとりあえず、6くらいにしときましょう。)

葉留佳「ハートの6ですか…よーし、はるちんのこいつをくらえ!K!」

鈴「なにぃ…パス…」

クド「わふー!三枝さん、攻めますね…パスしておきます。」

小毬「うーん、ここはパスかなぁ。」

佳奈多「パス。」

葉留佳「ふふふー、ここからはるちんタイムの始まりですヨ!!」

佳奈多(やっぱり葉留佳は最初からどんどん切ってくるタイプ…そこに無理に付き合う必要はないわ…)

葉留佳「よっしゃー、ガンガンいきますヨ!」
勝者
>>397


397以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/22(月) 20:14:41.462F1/mA4e0 (1/1)

クドリャフカ


398以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/23(火) 12:09:45.76lwQgk4MoO (1/1)





葉留佳「ほいや!J!」

鈴「イレブンバックか…よし、なら、ここで3だな。」

佳奈多(鈴さんも中々思いきりがいいみたいね。)

鈴「みんなパスだな。…よし、じゃあ、7のペアだ。」

クド「…どうしましょうかね…わふぅ……出しても大丈夫でしょうか……はい、とりあえず、9のペアで。」

佳奈多(クドリャフカは慎重に考えていくタイプのようね。)

小毬「うーんとね…じゃあ~、13のペアだよ~!」

佳奈多「…パス。」

佳奈多(上げてきた……小毬さんが一番読めないのよ…何かふわふわしてると言う感じというか…)

小毬「みんなパスかな?……じゃあ次は…5だよ~。」

佳奈多「なら…9。」

葉留佳「…うむむむむ…パスですヨ…」

佳奈多(そうこうしてる間に葉留佳は息切れしてきてるわね…さあ、どうなるか…)


鈴「よし、Kだ。」

クド「…そろそろですかね…2です!」

佳奈多(…攻めてきたわね…)

クド「…誰もだしませんね。…では、次は…6のスリーカードです!」

小毬「うーん、出せないねぇ、パスだよ~。」

佳奈多「…止められないわね、パス。」

葉留佳「パス!」

鈴「無いな。」

クド「でしたら…これで上がりです!11のペアです!」

佳奈多(…一着はクドリャフカ…)

クド「わふー!一位です!アイアムウイナーオブリッチパーソンなのです!」

小毬「おめでとー!あとクーちゃん。カードゲームの大富豪は英語でCareer pokerとかPresidentっていうんだよ。」

クド「そうなのですか?」

小毬「前ゆいちゃんから聞いたんだ~。」

クド「わふー、直訳じゃダメなんですね。英語は難しいです…」

小毬「まだまだ頑張らないとね~…じゃ、ゲームの続きしよっか…あ、11だから、これで私も上がりだね~。」

佳奈多「…!」

佳奈多(意外ね、小毬さんが二位…)




佳奈多(…その後の最終結果は、私が平民、鈴さんが貧民、葉留佳が大貧民だった。)

葉留佳「いやー、最初にだしすぎましたナ…」

佳奈多「次はもっと計画性を持ちなさい…さて、じゃあ、もう一回やりましょうか。」

小毬「次はあっちの二人も誘おうよ~ねぇゆいちゃん、みおちゃん。一緒にやろ~?」

美魚「>>399」


399以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/23(火) 15:26:49.76ZKHqKWpRO (1/1)

受けてたちます


400以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/23(火) 20:01:02.39WHmv9TjBo (1/1)

佳奈多「…」

来ヶ谷「よし、なら私もやってやろうじゃないか。」

小毬「参加してくれるんだね、ありがとー。二人は平民さんからだね~。」

美魚「はい、わかりました。」 

葉留佳(おおー、さすがはこまりん!二人を誘い込むことが出来ましたナ。)

来ヶ谷「ルールはどうしている?5スキップ、7渡しなどはありかな?」

葉留佳「やってないですネ。お姉ちゃんが初心者なんで。」

来ヶ谷「なんだ、そうか…そういうのがあるほうが楽しめるんだがな。まあいいだろう。」

美魚「それでは、やりましょうか。」

佳奈多「…私抜けようかしら。」

葉留佳「まぁまぁまぁ、お姉ちゃん、大富豪は2回目からが楽しいやつですからネ。やりましょう?」

佳奈多「でも…」

葉留佳「いいから、もう一回やりましょうヨ!!」

佳奈多「…」
勝者
>>401


401以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/23(火) 20:28:58.679gbRD9Gt0 (1/1)

美魚ちん勝利


402以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/24(水) 14:13:29.761OdO2wAUO (1/1)

葉留佳「…じゃあ、えーっと…クドリャフカ様、年貢でございやす!」

クド「わふー、ありがとうございます!」

佳奈多「…その口調は何?」

葉留佳「ほら、はるちん大貧民でございやすから。」

佳奈多「…それ、いる?」

葉留佳「そこは雰囲気でごぜぇやすよ。お姉ちゃん。」

佳奈多「なんなのよ、それ…」

鈴「……こまりちゃん、年貢でごぜーやすー。」

小毬「鈴ちゃんも真似するんだ~。うん、鈴ちゃん、ありがとう~。」





来ヶ谷「…2だ。」

小毬「ほぁあ…パスだよ…」

佳奈多(…来ヶ谷さんは何を考えているの佳なんてわからないからまあいいとして…)

来ヶ谷「…では、素直に5だ。」

美魚「…8で流します。」

佳奈多「…」

佳奈多(西園美魚…何を考えてるのか…)

美魚「…では、5のフォーカード、革命で。」

佳奈多「!?」

佳奈多(革命…しまったわね、大きいカードしか手札にはない…)

葉留佳「おおー、やりますなぁ。」

美魚「…誰もいませんね。…では、4で上がりです。」

小毬「わー、すごーい!早い!」

鈴「やるな。」

美魚「…あとは皆さん、頑張ってくださいね。」



葉留佳「…はい。9!上がり!」

佳奈多「…」

葉留佳「やったー!貧民ですヨ!」

佳奈多(調子が崩れたわ……まさか大貧民になるなんて…)

葉留佳「じゃ、最後にもう一回やりましょうヨ!」

美魚「やりましょうか。」

佳奈多「…」


美魚「…さあ大貧民さん、私にカードを。」

佳奈多「……」

美魚「…そんな睨み付けないでください。」

佳奈多「…いいから早くカードを寄越しなさい…」

葉留佳(おお…バチバチしてますナ…)
次の勝者
>>403


403以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/24(水) 15:42:28.41QgaqxMJNO (1/1)

葉留佳


404以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/24(水) 19:06:32.95PZnL+Pz7O (1/1)

葉留佳(とはいえそこで勝ちを狙いにいくのがはるちんなのだ!)

佳奈多「…」

葉留佳(…最初は大貧民、お姉ちゃんからスタート…これはチャンス!)

佳奈多「…4。」

葉留佳「必殺、8!」 

鈴「む…」

葉留佳「からの…必殺、10のスリーカード!!」

鈴「むむ…パス。」

クド「ないです。」

葉留佳「みんな、無いですカ?…ふっふっふっ、なら…6のペア!」

鈴「なんだ、普通だな。…9のペア。」

クド「わふぅ、パスです…」

来ヶ谷「ここは…まだいいか、パス。」

小毬「パスだよ~。」

美魚「…では、12のペアを。」

佳奈多「…パス。」

葉留佳「パス!」

美魚「……皆さん無いようですね。では私は…無難に、5くらいですかね。」

佳奈多「…なら、7。」

佳奈多(…葉留佳はいつも通りなら息切れのはず…)

葉留佳「もう一枚必殺の…8!」

佳奈多「…!」

葉留佳「そして…最後の、345階段!上がり!やりましたヨ!戦略の勝利!貧民から大富豪!アメリカンドリーム!」

佳奈多「…」  

美魚「…おめでとうございます。」

葉留佳「お姉ちゃん、あとは頑張ってくださいネ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳に上がられたとなると、厳しいわね…)





佳奈多(…結局、また上がれなかった…)

葉留佳「よーし、じゃあもう一回…」

鈴「大富豪飽きたな、別のトランプゲームやらないか。」

クド「良いんじゃないですか?」

葉留佳「ええー。せっかく大富豪なのにぃ…まあいいですヨ、なら…>>405」


405以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/24(水) 19:53:13.16Zc1dteAv0 (1/1)

心理戦が面白いインディアンポーカーなんてどうでしょ


406以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/25(木) 14:25:42.18iRrpt7XJO (1/3)

佳奈多「インディアンポーカー?何それ?」

クド「わふぅ…私もわからないです。」

美魚「…インディアンポーカーとは、まず参加者全員にカードを一枚配り、それを自分以外に見えるように、頭の前に掲げて、他の人のカードや反応から自分のカードを推理して、勝負をするか下りるかを判断します。そして勝負をした人の中でもっともカードの数が大きい人が勝ちですね。」

小毬「勝った人はどうなるの?」

美魚「勝った人は勝負をした人の掛け金を全てとれます、そうなると掛け金をあげるかどうかというのも駆け引きになりますね。…ですが、本当にお金をかけるわけにはいきません、どうしましょうか。」

来ヶ谷「西園女史、チップならあるぞ。」

佳奈多「…なんでそんなものを…」

来ヶ谷「こんなこともあるかと思ってな。…さて、聞くよりもやってみたほうが早い、早速やってみようか。」


葉留佳「自分のは見ちゃダメですからネ……そいじゃ、せーので見せてくださいヨ…せーの!」
葉留佳 3
クド  1
小毬  6
鈴 10
来ヶ谷 5
美魚  9
佳奈多(…なるほどね、こうやって他人のカードが見えているわけね…)

葉留佳「そいじゃ、一分間の話し合いタイム!スタート!」

小毬「わー、鈴ちゃんいいカードだね~。」

鈴「そうなのか。…小毬ちゃんは低めだな、気を付けた方がいいぞ。」

小毬「そうなんだ…低めなんだねー、じゃあ勝負はしない方がいいのかな~。」

クド「来ヶ谷さん、あまり強くないですね。私のはどうですか?」

佳奈多(…見た感じ、こういう正直者…嘘の苦手そうな純粋な人と…)

来ヶ谷「能美女史、良いカードだぞ、どんどん勝負していくと良い。」

クド「わふー、そうですか。」

葉留佳「みおちーん、めちゃくちゃ強いのひいてますネー。やはは。」

美魚「そうなんですか?三枝さんも中々ですが。」

佳奈多(…ああいう人を騙そうとするペテン師に別れてるわね…)

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃんははるちんのカード、どうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないんじゃない?」

葉留佳「悪くない…ほうほう…悪くないなら、少なくともお姉ちゃんのには勝てますナ。お姉ちゃんはあんまり勝負しない方が良いですヨ?」

佳奈多「…なるほどね。」 

佳奈多(葉留佳によれば、これは弱いカード…だけど、信用に値するかどうか…そうね…ここは…)

佳奈多「…クドリャフカ。」

クド「わふ?」

佳奈多「…来ヶ谷さんはああいってたけど、あなたのために、勝負しない方が良いわ。」

クド「そうですか?来ヶ谷さんも三枝さんも強いっていってくれたんですけど…」

佳奈多「あの二人は息をするように嘘をはくから、気を付けなさい…で、私の方はどう?」  

クド「佳奈多さんは…中々強いです!勝負をしても良いと思います!」

佳奈多「…なるほど、ありがとう。」

佳奈多(…さて、次は…)

来ヶ谷「佳奈多くん。良いかな?」

佳奈多「…来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだ、詐欺師を見るような目で私を見ているな。このゲームでは感情が顔に出るようでは勝てないぞ?…それで佳奈多くん、君は私のカードをどうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないですけど、強くはない…私が見えてるなかでは、3番目ですね。」

来ヶ谷「ほう…私から見れば君が3番目だがね。信じるか信じないかは君の自由だが。」

佳奈多(油断ならないわね……)


407以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/25(木) 14:26:13.92iRrpt7XJO (2/3)





葉留佳「…はい、1分たったので相談タイム終わり!」

佳奈多(…さて…葉留佳が言うには私は弱く、クドリャフカが言うには強い…来ヶ谷さんがいうには私は3位…つまり8、7、6のどれか…誰のいうことを信じるかね…正直一番信用ならないのは来ヶ谷さん、次いで葉留佳だけど…)

葉留佳「さー、それじゃ、勝負をする人はそのままカードをもって、降りる人は下ろしてくださいヨ!それでは…せーの!」
佳奈多(…どうする?)
降りる
勝負する
>>408


408以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/25(木) 16:00:27.19cZ/d/cUvO (1/1)

勝負する


409以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/25(木) 18:34:30.82iRrpt7XJO (3/3)

佳奈多(ここはクドリャフカを信じて、強いカードのはず…)

佳奈多「…」

葉留佳「…えーと、勝負をしたのは…はるちん、お姉ちゃん、鈴ちゃん!クー公!…そいじゃ、自分のカードを確認!」
葉留佳 3
鈴   10
佳奈多 8
クド  1
クド「わふっ!?…騙されました…」

鈴「…よし、こまりちゃんを信じてよかった…」

葉留佳「あちゃー!3ですカ…みおちんと姉御に騙されましたヨー!」

佳奈多「…」

来ヶ谷「言っただろう、3番目だとな。」

佳奈多(くっ…来ヶ谷さんが本当の事を言ってたなんて…)

葉留佳「それじゃ、負けて人は鈴ちゃんにチップを渡して…よーし、なら、自分のカードを確認して良いですヨ!」

美魚「…なるほど、9でしたか、悪くなかったですね。」

来ヶ谷「5か、なんともいえんな。」

小毬「6だったよー。しょーぶしないでよかったー!」

葉留佳「さあ、それでは気を取り直して…第二ゲーム!スタート!」




佳奈多(…次は…)

葉留佳 9
クド  6
小毬  3
鈴   6
来ヶ谷 J
美魚  7

佳奈多(…なるほど、来ヶ谷さんがJを持っている…厄介ね…)

佳奈多「…」

美魚「…佳奈多さん。」

佳奈多「……何?」

美魚「あなたの数字、弱いですよ、勝負はやめた方がいいかと。…どうですか。私の数字は。」

佳奈多「…」

佳奈多(あえて私に聞いてきた…ということは何かの企みの可能性が高いわね…私はどう返すか…)
1.嘘をつく
2.あえて正直に言う
>>410


410以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/25(木) 21:53:46.69lfiYrudfo (1/1)

1


411以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/26(金) 12:29:56.66ci3QPgKLO (1/1)

佳奈多「強いわよ。」

美魚「勝てそうですか?」

佳奈多「ええ、勝負をした方がいいわね。来ヶ谷さんにも負けないし。」

美魚「…なるほど、わかりました。」

佳奈多(……私が彼女を騙すように、向こうも私を騙そうとするでしょう…だとしたら、彼女の言うことは嘘ということになるわね…)

美魚「…」

美魚(…おそらく佳奈多さんは私を信用しないでしょうが…さて、私は佳奈多さんの言葉をどう解釈するべきでしょう。佳奈多さんが私と同じ思考だとしたら……)

美魚「…」

佳奈多「…」




葉留佳「はい、時間終了!勝負をするか決めてくださいネ…はい、どうぞ!」

佳奈多「…」
勝負する
勝負しない
>>412


412以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/26(金) 14:45:12.50cBUeKIb6o (1/1)

勝負しない


413以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/26(金) 18:14:36.30R+jOuHP+O (1/1)

佳奈多(ここは…あえて彼女を信じてみましょう…)

葉留佳「えーと、勝負したのは…はるちん、姉御、みおちん、こまりん!それじゃ、一斉に…せーの!」

来ヶ谷「ふふ、私の勝ちだな。」

葉留佳「むむむ…9…思ったよりも低いですナ…」

小毬「ほわぁ…3だったよ…」

美魚「…なるほど…」

美魚(佳奈多さんも私と同じくあえて真実を言うという選択をして来ると思いましたが…誤算でしたね。思ったよりも単純な人だったのですね。)

佳奈多「…賭けてない人も見ましょうか…私のは、2…」
 
佳奈多(…彼女は真実を言っていたようね…私はあなたを信用しないと思ったんでしょうが…甘かったわね。)

葉留佳「むむ、はるちん二連敗ですヨ…次こそ逆転してやりますヨ!…てことで、次!」




葉留佳 6
クド  8
小毬 10
鈴   3
来ヶ谷 5
美魚  Q

佳奈多(…西園美魚はQ…勝つにはおそらく、西園美魚に勝負させない必要性があるわね…)

美魚「…今度はどうですか?佳奈多さん。」

佳奈多「…そうね…」
また嘘をつく
今度は本当の事を言う
>>414


414以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/27(土) 01:16:02.92YloQeVEYO (1/1)




415以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/27(土) 12:16:32.34GNYVX2g0O (1/1)

佳奈多「…そんなにね。鈴さんや来ヶ谷さん辺りになら勝てる、ってところかしら。…信じるかどうかはあなた次第だけどね。」

美魚「なるほど。」

佳奈多「…私のは?」

美魚「…そうですね、葉留佳さんまでなら勝てる、それくらいの強さでしょうか。勝負はしなくていいかと。」

佳奈多「…そう…」

美魚「…先程私は嘘つきのあなたとは違い、本当の事を言いましたからね、佳奈多さん。」

佳奈多「…今回はどうだか…泥棒猫は、いつ騙して来るかわかったものじゃないわ…」

美魚「…」

佳奈多「…」

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」

佳奈多「…何、今ちょっと考えてるのに…」

葉留佳「いやー、数、どうっすか。」

佳奈多「…普通よ、あまり勝負をしかけない方がいいくらいかしらね。」

葉留佳「なるほど~。」

佳奈多「…わかったなら、もういいかしら?考えたいから。」

葉留佳「…お姉ちゃん、みおちんをライバル視してますナ…」

佳奈多「ライバルじゃないわ、彼女は…敵よ。」

葉留佳「おおう…」

葉留佳(なんか余計仲悪くなってませんかネ…)




葉留佳「はい、時間終了!」

佳奈多「…」

美魚「…」

佳奈多(…さあ、どうするか…)

美魚(さあ、どうしましょうか…)
勝負をかけるか書けないか
コンマ判定
下一桁目が奇数なら佳奈多は勝負をする。
下二桁目が偶数なら美魚は勝負する
>>416


416以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/27(土) 21:32:56.84jjVZ9DuR0 (1/1)

そいやそいや


417以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 13:18:15.669cZZ1Tw8O (1/1)

佳奈多(……彼女は私に疑われているのをわかっているわ、だから前回はあえて本当の事をいった…そして今回も同じ手を使うとは考えにくいわけだけど、でも、その心理を利用してまた…というのもあり得る…そうね、ここはまた…)

美魚(…さて、前回佳奈多さんは嘘をついてきました…今回はどうなるでしょうか。可能性としては今度は逆に本当の事をいう…、しかし、佳奈多さんはそうシンプルでしょうか。…今回は本当の事をいってくると踏んで、逆に今回もあえて嘘をついた…その可能性もありますね…ここは…)

美魚「…」

葉留佳「勝負をしたのは…みおちん、こまりん、はるちん!それじゃあ…どうぞ!」

美魚「…やりましたね。」

小毬「ほわぁ…負けちゃったよ…」

葉留佳「むぅ…また微妙なカードでしたなぁ…ちぇー、これで3連敗ですヨ…」

佳奈多「…あなたはもっと考えなさい…」

葉留佳「でも心理戦とか得意じゃないんですヨ…ていうかお姉ちゃん、どうして勝負しなかったんですカ。」

佳奈多「え?」

葉留佳「見てくださいヨ、自分のカード。」

佳奈多「…これは…Q…」

葉留佳「うん、勝負すればみおちんと分けれたんですヨ。」

佳奈多「…なるほど………やられたわね…」

美魚「……今回は私の勝ちですね、佳奈多さん。」

佳奈多「……ええ、泥棒猫さんは騙すのが得意みたいね。私には真似できないわ。」

美魚「誉め言葉ですね。どうも。」

葉留佳「…」

葉留佳(…うーん、上手くいかないですナ…なんとかならないっすかね…ここは、別の事を…)

葉留佳「…さーて、そろそろなんか別の事しましょうヨ!」

佳奈多「なら…>>418」


418以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 15:57:13.71yZxILwdXO (1/1)

試験が近いから解散で


419以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 18:37:05.04hWFpH15tO (1/1)

葉留佳「えっ、もう?」

佳奈多「もうっていっても、かなり時間はたってるわよ?それに、文化祭が終わって一週間もすればテストなんだから、そろそろやらないと駄目よ。」

小毬「そうかもねぇ…」

鈴「確かにテストは近いな。」

葉留佳「…むむ……じゃあ、女子会はここで解散して、皆で勉強会とか?」

クド「わふー、いいですね!」

佳奈多「…この騒がしいメンバーで集まっても勉強にならないんじゃないかしら?」

葉留佳「でも楽しいですヨ。」

佳奈多「…なら、やればいいけど、私は帰るわ。」

葉留佳「えー…そんなお姉ちゃん一人だけのけ者みたいな事出来ないですヨ…」

来ヶ谷「ならば最初にいった通り、今日は別に解散でも良いんじゃないか?勉強会ならばまたあとにやればいい。」

葉留佳「姉御まで…」

来ヶ谷「葉留佳くん、急いては事を仕損じる、またの機会にやるのでも問題がないなら、急ぐこともない。」

葉留佳「むむむ……皆、解散でいい?」

鈴「まあ、仕方ないな、良いぞ。」

小毬「うん、良いよー。」

クド「別に構いませんよ。」

美魚「良いですよ。」

葉留佳「…じゃあ、今日は解散!みんな、また会う日まで!」




火曜日
葉留佳「…という感じでしたヨ!」

理樹「…そっか。」 

理樹(やっぱり、上手くはいかないなぁ…)

理樹「…どうしたら良いのかなぁ…」

葉留佳「やっぱり近くで見てても、かなり険悪に感じましたヨ。中々厳しいんじゃないですかネ…」

理樹「…」

葉留佳「…ま、とにかく昨日の事は伝えましたからネ…じゃ、理樹くん、また放課後練習で!」

理樹「あ、うん…」

理樹(…どうしたものかなぁ…)

佳奈多「…直枝?」

理樹「あ、佳奈多さん、どうしたの?」

佳奈多「…葉留佳と何か話してるみたいだったから。ちょっと声かけただけよ。」

理樹「そっか。昨日女子会をやったって聞いたから、葉留佳さんから聞いてたんだよ。佳奈多さんもいたんだよね?」

佳奈多「ええ、いたわね。」

理樹「どうだった?」

佳奈多「>>420」


420以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 19:17:48.54UPoWnytg0 (1/1)

まあ…悪くなかったかな


421以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 21:29:40.71sK8e3C18O (1/1)

佳奈多「将棋を指したり、トランプをしたりね。」

理樹「そう、よかった。」

佳奈多「…ただ、西園美魚がつっかかってくるのが不快だったけど。」

理樹「…そっか…」

理樹(やっぱり上手くいってないね…)

佳奈多「…直枝、あなたは何してたの?」

理樹「僕は普通に勉強したり、真人とあそんだり………あれ?」

佳奈多「…?どうかした?」

理樹「いや…そういえば佳奈多さん、いつもと何か違う気が………あ、佳奈多さん、いつも髪留めつけてるのに、今日は…」

佳奈多「ああ、そのこと…昨日色々あって、あげたのよ。葉留佳に。」

理樹「え?佳奈多さんはあれ一個しか持ってなかったと思うけど…大事なものだよね?」

佳奈多「そうだけど、良いのよ、別に。」

理樹「え、良いの…?」

佳奈多「気にしないで、大丈夫だから。あれがなくても私は葉留佳を信じていられるから。」

理樹「…そっか、まあ佳奈多さんがそういうなら良いけど……でも何か、少しの変化だけど、慣れないよね。」

佳奈多「…変なら明日から何か別ので留めてくるけど。」

理樹「いや、変じゃないよ。それはそれで似合ってるから。」

佳奈多「…そう…」

理樹(少し嬉しそうな顔をする。)

佳奈多「……じゃあ、そろそろ授業始まるから、教室に戻るわ。」

理樹「あ、そんな時間か…うん、またね。佳奈多さん」

佳奈多「…ええ。また。」


理樹「………」


昼休み
理樹「……」
理樹(さて、今日は…)
1佳奈多と会う
2真人と遊ぶ
3自由安価
>>422


422以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/28(日) 22:34:13.34xXXJ2c4uO (1/1)

2


423以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/29(月) 15:39:26.60i1byfXnbO (1/1)



理樹「…やあ真人。今日も遊ぼう!」

真人「ああ良いぜ、実はな理樹、俺は昨日発見したことがある。」

理樹「それは是非聞きたいね。何?」

真人「それはな…筋肉革命のその先さ。」

理樹「革命のその先……響きだけでもすごそうだね、それはどういうものなの?」

真人「まず、筋肉を鍛えると時々暴徒とかすよな。」

理樹「うん、疑いようがなくそうだね。」

真人「そして、その暴徒と化した筋肉を俺はいつも鎮めようとしてるわけだ。」

理樹「うん。」

真人「だが、そこで鎮めようとしないと革命になる。…だがこの前、俺はそれでもなお筋肉を鍛え、鎮めなかった…そしたら、どうなったと思う?」

理樹「…どうなったの?筋肉センセーション?」

真人「…違う。……革命の先に、筋肉連邦が完成する。」

理樹「筋肉…連邦…?なんて楽しそうな連邦だ…」

真人「それは体が筋肉、すべてが筋肉…あらゆるものが筋肉の連邦…そんな世界が見えたぜ…」

理樹「それは…すごいね…」

真人「理樹、お前も筋肉連邦…見たくねぇか?」

理樹「…見たい…どうすれば見れる?」

真人「それは…ガンガン鍛える!よし理樹、行こうぜ!鍛えに!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」






理樹「…ふぅ、良いトレーニングだった…」

真人「…理樹…これ、やるよ。」
>>424を手にいれた!


424以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/29(月) 20:11:01.96hm6DQWgrO (1/1)

ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画観覧券


425以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/30(火) 12:27:44.94WHEZFEySO (1/1)

理樹「アニメ映画のチケット…?」

真人「行ってこいよ…二人で…」

理樹「うん、ありがとう…でも何か、いつもいろいろ貰っちゃって…良いの?」

真人「気にすんな、普段世話になってるお礼だぜ!」

理樹「そんな、別に良いよ…僕だって真人には世話になってるし…」

真人「いいや、俺の方が理樹の世話になってる。昔からずっとな。だから今は俺がお前を助ける番だ。」

理樹「そんなこと…」

真人「なんか、理樹と二木と西園の間でなんか…変な感じになってるんだろ?俺ができるのはこうやって応援するくらいだからな。幼馴染みとして、それくらいやらせてくれ。理樹。」

理樹「真人…うん、ありがとう。」

真人「へっ、良いってことよ!」



理樹(その後…)

理樹「……」   



理樹(…授業が終わり、放課後だ。)

理樹(…さて、昼休みに筋トレして疲れたけど、今日も練習にいこう…)



練習場
恭介「お、理樹か。」

理樹「あ、恭介…早いね。」

恭介「俺は気合い入ってるからな。…それより理樹、昨日は平気だったのか?」

理樹「あ、うん、佳奈多さんと葉留佳さんはなんとかなったよ…でも…」

恭介「なんだ、他に何かあったのか?」

理樹「…いや、何でもないよ。僕がどうにかしなきゃいけない事だから。恭介も他に考えることがあるだろうし…」

恭介「…そうか、理樹がそういうなら、お前に任せよう。」

理樹「…うん、ありがとう。恭介。」

恭介「…で、他のやつらは?」

理樹「来ないとは聞いてないから、待ってれば来ると思うよ。」

恭介「そうか、なら、もう少し待つか…」

理樹「そうだね…」



理樹(…待っていると…>>426が来た。)


426以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/30(火) 13:22:21.02gV+nQ6KpO (1/1)

葉留佳


427以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/30(火) 19:47:33.72C9UQTCklO (1/1)

葉留佳「みなさん、やはー。」

理樹「…葉留佳さんか…」

恭介「…三枝か…」

葉留佳「え、なんか二人して、「なんだ、お前か…」みたいな雰囲気を感じるんですケド…まあそりゃ理樹くんにとってはお姉ちゃんの方が良いのはわかりますがネ。」

理樹「いやいやいや、そんなつもりは…」

葉留佳「なんか雰囲気ににじみ出てましたヨ!!なんだあいつか…うるさいのがきたなぁ…みたいな感じがありましたヨ!特に恭介さんから!」

恭介「まあ、正直ちょっと思ったな。」

葉留佳「えっ!?」

恭介「あいつの方がよかったともおもった。」

葉留佳「あいつって…寮長さん?」

恭介「ああ。」

葉留佳「…理樹くんは?」

理樹「…正直、最初佳奈多さんに見えて、葉留佳さんとわかって、ちょっと、残念というか、なんというか…」

葉留佳「…あれ、もしかしてはるちん、ウザがられてますカ…?」

恭介「ほう、ようやく気がついたか。」

理樹「恭介!?ちょっと…」

葉留佳「…そうっすカ…ウザがられてましたカ…」

理樹「いやいやいや、そんなことないよ?葉留佳さん、僕はそこまで思ってないよ?」

葉留佳「理樹くんもちょっとは思ってるんだ…」

理樹「いや、そういう訳ことじゃなくて…」

葉留佳「もはやこのバンドではるちんは必要とされていないんですネ……うわーん!バンドやめてやるー!」

理樹「ちょっと、そんなこと言わないでよ、葉留佳さん!僕は葉留佳さんのことうざいとか思ってないから!」

葉留佳「うわーん!」

佳奈多「…何、ちょっと…どうしたの?」

理樹「あ、佳奈多さん、葉留佳さんがちょっと…」

佳奈多「葉留佳が何?」

葉留佳「…お姉ちゃんははるちんのことウザいと思う?」

佳奈多「>>428」


428以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/06/30(火) 21:26:42.13ygSTmf5Z0 (1/1)

そんなこと思う訳ないでしょ!
誰かにそう言われたの?そんな奴私がぶっ飛ばしてやるわ!


429以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/01(水) 12:51:52.572p12LojBO (1/1)

葉留佳「…恭介さんと理樹くん…」

佳奈多「…そう…じゃあ…直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…そんなこと言うんじゃないわよ。次から。」コツン。

理樹(軽く僕の頭を小突く。)

理樹(あ、良かった…こんなものですんだ…)

佳奈多「…棗先輩。」

恭介「…」

佳奈多「…妹を傷つけたあなたの罪は重いわ…償いなさい!」ドガバキッ!

恭介「ぐはぁぁぁぁっ!」

理樹「恭介!」

恭介「ぐっ…理樹…あとは…任せたぜ…ガクッ…」

理樹「恭介ー!」

葉留佳「おおぅ…良い右ストレートが入りましたネ…」

佳奈多「…妹を傷つけたんだから、当然よ。」

葉留佳「あと、理樹くんには甘いですネ。」

佳奈多「…それは…」

葉留佳「ひゅー、ラブラブですナ!」

佳奈多「…やめて…違うわ、直枝の方が罪が軽いと思っただけだから…」

葉留佳「いやいや、そうじゃないでしょー、やっぱラブだからでしょー。」

佳奈多「…違うから……直枝。」

理樹「…はい。」

佳奈多「…葉留佳とはこれからも仲良くいなさい。…いずれは…その…あなたの義妹になるかもしれないんだし…」

理樹「…うん…そうだね…」

葉留佳「じゃ、今からお義兄ちゃん呼びに慣れといた方が良いっすかネ、理樹お義兄ちゃん!」

理樹「やめてよ…」

佳奈多「まだ違うんだから、やめなさい。」

葉留佳「やはは、わかってますヨ。お姉ちゃん、理樹くん。」

理樹「もう…葉留佳さんは…」

理樹(その時…)

あーちゃん先輩「みんな、やっほー。遅れてごめんねー。」

理樹「あ、寮長さん…」

恭介「…」

あーちゃん先輩「…あらあら、恭介どうしたの?」

理樹「かくかくしかじかで…」

あーちゃん先輩「>>430」


430以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/01(水) 13:17:41.239/FDyR0Io (1/1)

自業自得ね


431以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/01(水) 18:40:56.71N8qoCmBxO (1/1)

あーちゃん先輩「…ちょっと意識落ちるほどの威力で殴ったなのはどうかと思うけどね。」

佳奈多「妹を傷つけたんですから、当然です。」

あーちゃん先輩「あら、かなちゃんついにシスコンが前面に出てきたわね。」

佳奈多「シスコンじゃないです。普通です。」

あーちゃん先輩「どうかしらねぇ。にゅふふ。」

佳奈多「からかうのはやめてください…やりますよ、練習。」

あーちゃん先輩「恭介がのびてるけど?」

恭介「…」チーン…

あーちゃん先輩「…ちょっとくらい待ってあげない?…ていうか、これ大丈夫?」

佳奈多「…さぁ、どうでしょう…手加減はしてないので。」

あーちゃん先輩「…ちょっとー、恭介ー、大丈夫ー?」

恭介「ぐっ…ぐ…」

あーちゃん先輩「あ、良かった、意識復活したわ…」

恭介「ぐ…ぐうっ……」

あーちゃん先輩「大丈夫?立てる?」

恭介「…ちょっと、大丈夫じゃないな…まだ立てない。」

あーちゃん先輩「じゃあどうすれば良いかしら?」

恭介「…>>432をしてくれれば…立てるかもしれないな…」


432以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/01(水) 22:48:35.21Mb1O6bIi0 (1/1)

理樹が女装


433以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/02(木) 14:13:09.02HBtwO+AGO (1/1)

理樹「えっ。」

あーちゃん先輩「…直枝くん…わかってるわね?」

理樹「いやいやいや、なんで…」

あーちゃん先輩「そうしないと恭介が立てないんだから。」

理樹「嫌ですよ、恭介、何か別の…」

恭介「いや、理樹の女装じゃなきゃ…だめだ…」

あーちゃん先輩「ほら、観念なさい。直枝くん。」

理樹「え、いや…」

理樹(逃げようとするが…)
ガシッ!
葉留佳「逃げちゃだめですヨ。理樹くん。」

理樹「葉留佳さん?」
ガシッ!
佳奈多「…我慢なさい。」

理樹「佳奈多さんまで!?」

あーちゃん先輩「にゅふふ、さぁ、覚悟ー!」



理樹子「…もう…何回目なのさ…」

あーちゃん先輩「あらー、わたし始めてみたけど、かわいいわね。写真撮らなきゃ。」カシャカシャ

理樹子「や、やめてくださいよ…」

恭介「おお…良い…これなら…立てる!」

理樹子「…うん、恭介立てたね、ならもうこれで…」

恭介「いや、今日はそのままで頼む。」

理樹子「えええ!?嫌だよ!」

恭介「頼む、俺のやる気のためだ。別に俺たち以外に見られる訳じゃないし、何より面白くないか、そっちのほうが。」

葉留佳「それにかわいいし。ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「……まあ…」

恭介「皆もそういっている。理樹…頼む。」

理樹子「…ええー……もう、仕方ないなぁ…」

恭介「やったぜ!いやっほう!」

あーちゃん先輩「…すごいテンション上がったわね。…なんか悔しいわ…ねぇ、恭介。」

恭介「なんだ?」

あーちゃん先輩「理樹くんと私、どっちがかわいいと思う?」

恭介「>>434」


434以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/02(木) 15:28:13.53PV+eaV05O (1/1)

彼女の前で理樹と答えるわけないだろ


435以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/02(木) 18:37:54.47sk0az0HcO (1/1)

恭介「お前の方が可愛いさ。」

あーちゃん先輩「そうよねー安心したわ、にゅふふ。」

恭介「わざわざわかりきってることを…」

あーちゃん先輩「それでも確認したいのよ。」

恭介「そうか、そんなものなのか。」

あーちゃん先輩「そんなものよ。……よし、それじゃ恭介起きたし、練習始めちゃおっか。とりあえず。」

理樹「あ、はい…」

理樹(本当にこのままやるんだ…)




理樹「……うん、とりあえず一曲引いてみたけど…」

恭介「…確かに前より進歩はしてるがな……まだ足りないな。俺たちの目指すものはこんなものじゃない。」

理樹「うん、そうだね。」

葉留佳「まだだめっすカ…」

理樹「うん、葉留佳さんはやっぱりまだアドリブしちゃう癖があるし…あとパフォーマンスしようとして乱れたりとか…」

葉留佳「え、パフォーマンスダメ?」

恭介「別にダメではないが、そういうのはもっと確実な技術をつけてからにするべきだろう。」

葉留佳「へーい。」

恭介「キーボードは…逆に楽譜通り引きすぎていると感じがやはり強いな。」

佳奈多「はい、気を付けます。」

恭介「ギターは…何か、恥ずかしそうに弾いてたな。なんか演奏が縮こまっていたぞ。」

理樹「そりゃそうだよ…誰のせいだと思ってるのさ…」

恭介「ボーカルは…まあ、いい。」

あーちゃん先輩「あら、そう?やったー、にゅふふ。」

恭介「理樹、俺はどうだった。」

理樹「そうだなぁ…ちょっと乱れてたよね、リズムが。」

恭介「そうか、ベースがずれるとすべてが崩れかねんからな、それは反省しなきゃいけないな。」

理樹「うん…それじゃ、反省を踏まえて、もう一回やってみようか。」

恭介「おう!」




理樹(…しばらくそれをやった後…)

恭介「よし、それじゃ、休憩!」

理樹「…ふぅ…」

理樹(一旦休憩だ…誰に話しかけよう?)
誰にする?
>>436


436以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/02(木) 19:32:31.18pnU2DkR2O (1/1)

恭介


437以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/07/02(木) 21:58:45.93qvhrEtsyO (1/1)

理樹「おつかれさま、恭介。」

恭介「おう、おつかれ。理樹。…いや、理樹子?」

理樹「やめてよ…」

恭介「はは、すまん。」

理樹「もう…」

恭介「…さて、理樹、喉乾いただろう。飲み物を買いに行こう。俺がおごってやるから。」

理樹「ありがとう!いこうか。」


理樹(…二人で飲み物を買いにいくと…>>438に出会った。)