1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 10:31:38.16HVglxb5e0 (1/4)

P「さぁーって今日も仕事頑張るかぁ」

P「気合入れて早くに来すぎたなぁ。まあ、誰もいない事務所でのんびりコーヒー飲んで新聞読むのも楽しいしいいんだけども」

prrrrrrrr

P「おっと誰だこんな早くに…っと、良くしてくれてる取引先の人からだ…。なんだろう…」

P「はい!346プロ…え、あ、そういうのいいからって…はは…。すみません。え、釣り…ですか?」

P「あー。前言ってましたね!うぉ。すごいっすね!?さすがAさん!上手いんだからもう~いやおだててるとかじゃないっすよ!」

P「最近ですか?いやぁ2.3日前に久しぶりに行けましてね~」

幸子「おはよーございますー」

幸子「おっと…お電話中ですか…静かに入った方がいいですね」

P「いやもう!急にビンビンきて!しばらくこないだろうと思って気を抜いてたからもう…ビックリして起き上がって…ええ。でもやっぱアレですね…。久しぶりにいくとやっぱり…最高だなって思いましたよ。やめられませんねぇ」

幸子(び、ビンビン…?やめられない?な、何の話してるんでしょう…)

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2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 10:43:39.89HVglxb5e0 (2/4)

P「いやぁまた一緒に行きたいっすねぇ~。え、マジっすか!?その日空いてますよ!行きましょう行きましょう!あ、そのために電話してくれたんすか!?いや嬉しいなぁ」

P「いい所見つけたんですか?いや楽しみです」

幸子「………」

P「え?あー。なるほどアイドルでですかー」

幸子(アイドル?)

P「んー。え?Aさんの竿握ってくれる子いないのかって…?いやぁどうだろう…」

幸子(えっえっえっ…アイドルに取引先の人の竿を…に、握らせる…!?)

P「んー…」チラッ

幸子「!?」

P「あっ、いましたよー!Aさんの立派な竿握ってくれそうな子が!」

幸子「嫌ですよー!!!!!!!」

P「ええ、ええ。もうガッツのあるの子なんでね!たぶん初めてだと思うんですけど!きっとやってくれますよ!」

幸子「何勝手に話進めてるんですかー!!!!」


3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 10:57:47.36HVglxb5e0 (3/4)

P「ええ、はい。ちょっと今から聞いてみるんで。また後で連絡しますね」

幸子「嫌で嫌です嫌です嫌です嫌です!!!

P「な、なんだよ幸子。どうした?電話聞いてたのか。そんなに嫌か?」

幸子「当たり前じゃないですかー!!!ボクそんなことするためにアイドルになったんじゃないです!」

P「いやなんだよ大げさだなぁ。初めてだから不安か?大丈夫。すぐ慣れるし上手くなるよ。幸子なら」

幸子「別に上手くならなくていいです!そこまでして取引先の人に気に入られたいですんか!?」

P「なんだよ失礼だなぁ!普通に仲がいいだけだよ!まあ実際こういう付き合いがあって良くしてもらってるところはあるけどさぁ」

幸子「こういう付き合い…?まさか既に他の誰かに…さ、竿…///とか握らせたんですか!?」

P「え?いやまだ誰も…。まあ強いて言うなら俺か?俺は握ったことあるけど。Aさんの」

幸子「Pさん握ったんですか!?え、え!?喜んでもらえたんですか…?」

P「喜ぶっていうか…。『おお、上手い上手い』って褒めてもらえて。まあそっから更に仲良くはなったかな」

幸子「Pさん上手いんですか!?っていうか取引先の人はどっちもイけるんですか!?もう訳わかんないですよ!」

P「どっちもいけるってなんだよ!?」

幸子「え……咥えたりとかもしたんですか…?」

P「咥えねえよ!危ないなぁ!俺が急に竿咥えだしたら引かれるだろ!」

幸子「ボクは握ってる時点で引いてますけどね!!!!」



4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 13:31:29.68U1i83jWcO (1/2)

P「あれか、壊すのが不安か?まあ普通にやってりゃ壊すなんてことないけど。大丈夫、なんかあったら俺が弁償するから」

幸子「壊す!?気軽に言ってますけどそんなことしませんよ!!弁償って!それじゃすまないと思いますけど!?」

P「あーまあもちろん謝るけどな。すみませんって」

幸子「いやそれじゃ許してくれないと思いますけどね!?だいたいそんな強く握ることなんかないと思いますけど!?」

P「いや握って壊すのは無理だろ!?どんだけ握力強いんだよ!」

幸子「そんなに固くなるんですか!?」

P「固くなるって何!?固いよ!最初から!」

幸子「常にカチカチなんですか!?」

P「そうだよ!?」

幸子「知りませんでした…」

P「まあもし不安なら、練習するか」

幸子「…えっ…」

P「俺の竿で」

幸子「嫌ですよ!!」


5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 13:47:11.46U1i83jWcO (2/2)

幸子「最低ですね!!」

P「そんな嫌か!?俺の竿握るの?もちろん使う時には綺麗にしとくよ」

幸子「そういう問題じゃないですよ!」

P「何が問題なんだよー。いやあれだぞ?最近は結構女の子も楽しんでやってるんだぞ?」

幸子「絶ッ対嘘ですよ!」

P「いやほんとほんと。ビクビクって感じた時のあの瞬間が癖になるとか」

幸子「生々しい話やめてください!!!!」

P「食わず嫌いってやつだよ。俺も最初は親父に無理やりやらされてたんだけどさ」

幸子「お父さんに!?やれって言われてですか!?」

P「やれって言われって言うか、まあ、お前もやってみろみたいな感じでな」

幸子「それでやったんですか?」

P「まあ、いやいやだったけどな」

幸子「おかしいですよPさん!感覚がおかしい!」

P「そうかぁ?まあ、それで最初はつまらなかったんだけど、やってたら楽しくなってきてさぁ。ビクビクってきた時にグワァッと引き上げるわけよ」

幸子「引き上げる!?」

P「でも相手も必死だからあっちこっち暴れ回るわけよ」

幸子「暴れ回る!?そんなに激しいことしてるんですか!?」

P「そらそうよ。俺もムキになって力で対抗しようとしたらさ、親父が『力だけで上げようとするな!千切れるそ!』って言ってきてさ」

幸子「千切れる!?」

P「そうそう。もうそっからはバトルよ。それがまた楽しくてさぁ。いや1回幸子にも経験してほしいねぇ」

幸子「いや何かちょっと興味は湧きましたけど絶対イヤです!」


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 14:11:08.59HVglxb5e0 (4/4)

P「えー…。はぁ、まあいいや。じゃあ…まゆに頼もうかな」

幸子「まゆさんに何させる気ですかー!!」

P「まゆなら喜んでついてきてくれると思うし…。一緒に遊びたいって言ってたからさ」

幸子「まゆさんはそういう意味で遊びたいって言ってたわけじゃないと思いますけど!?」

P「そういう意味ってどういう意味だよ!?釣りだって遊びだぞ!」

幸子「え……釣り…?」

P「え…?」

幸子「……あー。釣りですか…」

P「釣りだけど…?」

幸子「ふーーん。なるほどですね…。行きますか?釣り…」

P「え、何急に!?あんな嫌がってたのに!?」

幸子「いやぁまあ気が変わったと言いますか?ボクもPさんと遊びたいなーって思ってましたし?その折角の機会をまゆさんには渡せないなーとか思いまして?Pさんを独り占めーみたいな感じですよ?」

P「え、なに!?なにほんと…なんで急にデレだしたの!?」

幸子「つ、ツンデレってやつですよ!ツンデレしてみたんですよ!!」

P「そ、そう…じゃあ…取引先の人には幸子連れてくって言っとくな…?」

幸子「は、はーい!楽しみですよーーー…」





まゆ「へー…幸子ちゃん……そうだったんですねぇ……」

~終わり~


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 14:18:04.98fBbjykNDO (1/1)

逃げてー

幸子、逃げてー!


8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 15:10:30.80A3F5dgONo (1/1)

アンジャッシュSS流行れ流行れ…
おつおつ


9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/02/11(火) 23:02:46.40ot6YKEtao (1/1)

シンプルに面白かった