526以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 15:10:27.03vvyuwOomO (1/1)

2


527 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 15:30:03.61eROrFJqF0 (5/25)

タカヨシ(キヤマさんを駅まで送らなきゃ)

タカヨシ「悪いけど…また今度だ」

OL「え~!折角誘ったのに~♡」

チャラい女「じゃあ、この後また別の店行こ!」

OL「そうしよっか!」

OL「今日は、ありがと、イケメン君!」

チャラい女「そんじゃ、お代置いとくよママー!」

ヤナギ「はーい、また来てね~♡」

キヤマ「…」スースー///

タカヨシ(キヤマはぐっすり眠っている)

ヤナギ「いや~、助かったわ~!」

タカヨシ「それは…よかったです」

ヤナギ「ホント―にありがとうね♡」

ヤナギ「これ、ほんの気持ちだけど…」

タカヨシ(さ、酒瓶…?)

タカヨシ「あ、ありがとうございます」

ヤナギ「いいのよ♡それより…」

キヤマ「…たか…くん…」スースー

ヤナギ「この子、寝ちゃったわね…」

タカヨシ「ええ。…僕、この人背負って帰ります」

ヤナギ「…まさか?」

タカヨシ「しませんよ。大丈夫です」

ヤナギ「ならよかった♡」

ヤナギ「また来てね、タカヨシ君♡」

タカヨシ「ま、また来ます…」




528 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 15:30:35.81eROrFJqF0 (6/25)

――繁華街

キヤマ「タカヨシ…君…」スースー

タカヨシ(キヤマさんが僕の背中で寝息をたてている)

タカヨシ(僕の名前…寝言?)

キヤマ「うぅ…?」

タカヨシ(起きたのか?)

キヤマ「ここは…あれ?」

タカヨシ「…おはようございます」

キヤマ「…タカヨシ…君?」

キヤマ「ど、どうなってるの…?」

タカヨシ「はぁ…。合コンの後、酔いつぶれてたので」

タカヨシ「僕が背負って帰ってるんです」

キヤマ「あっ…!」///

タカヨシ(思い出したようだ…)

キヤマ「ごっごめんなさい私…!」カァーッ///

タカヨシ「気にしないでください…」

キヤマ「ま、まさかタカヨシ君がいるなんて思わなかった…」///

タカヨシ「僕もキヤマさんが来るとは思ってませんでした」

キヤマ「な、なんで合コンなんてやってたの…?」

タカヨシ「…あそこのママに頼まれて…仕方なくです」

キヤマ「そ、そうだったんだ…」ホッ///

キヤマ「あ、ゴメンね!今すぐ降りるから…」

タカヨシ「別にいいですよ、駅までこのまま送りますよ…」

キヤマ「…!」///

キヤマ「ね、ねえ」

タカヨシ「…?」

キヤマ「わ、私なんか酔った勢いで話しちゃったかな…?」アセアセ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「好きな人の話をしてましたよ」♡
2.「いえ、何も」


529以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 16:03:56.30o9cXlvYU0 (2/4)




530 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 16:16:49.98eROrFJqF0 (7/25)

タカヨシ「好きな人の話をしてましたよ」

キヤマ「…!」///

キヤマ「…き、聞いちゃった?」///

タカヨシ「ええ、最初から最後まで…」

キヤマ「あわわわわ…」カァーッ///

タカヨシ「でもヒントだけでしたよ」

タカヨシ(まあ大体予想はつくけど…)

キヤマ「あ、そうなの?よかったぁ~」アセアセ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「両想い…でしたね」♡
2.「酔いは醒めてきましたか?」


531以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 17:18:54.663ExqnTzO0 (1/7)

2


532 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 17:47:06.16eROrFJqF0 (8/25)

タカヨシ「酔いは醒めてきましたか?」

キヤマ「え、ええ…ありがとう!」///

タカヨシ「…もう駅に着きましたね」

キヤマ「あっ!じゃあ降りるね…!」

タカヨシ「それじゃあ、また…」

キヤマ「うっ、うん!ありがと!」タッタッ

タカヨシ(僕も帰るか)

――自室 【火曜日】

タカヨシ(あれ…学生証どこに置いたっけ…)

タカヨシ(まあいいか)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(さて…今日は何をしようかな)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.メイド喫茶に行く
3.用務員室に行く
4.図書室に行く



533以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 17:52:13.50o9cXlvYU0 (3/4)




534以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 17:52:33.70487m31LSO (1/3)

1


535 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 17:57:36.09eROrFJqF0 (9/25)

タカヨシ(今日はコダマさんに会いに行くか…)

――メイド喫茶“キャッツボックス”

店員1「いらっしゃいませニャー!」

タカヨシ「一人で」

店員1「かしこまりました!それではこちらのお席にどうぞニャー!」

店員1「ご指名はありますかにゃん?」

タカヨシ「…コダマさんで」

店員1「にゃっ!…」ビクッ

タカヨシ「…」

店員1「い、今すぐ…お呼びしますにゃ~!」ダッ


536 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 18:01:43.39eROrFJqF0 (10/25)

数分後

タカヨシ(今日は何を頼もうかな…)

コダマ「…また来たのね」

タカヨシ「嫌でしたか?」

コダマ「別に…」ズイッ

タカヨシ(強引にソファに割り込んできた…)

コダマ「貴方も懲りないわね」

タカヨシ「?」

コダマ「…こんな不愛想なメイド指名したりなんかして」

タカヨシ「僕の勝手でしょう?」

コダマ「まあ、そうだけど…」

タカヨシ「…」

コダマ「…ねえ」

コダマ「なんで私を指名するの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「可愛いから」
2.「なんとなく」
3.「なんだか…一緒に居ると落ち着くから」
4.「似ているような気がするから…」


537以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 18:29:46.163ExqnTzO0 (2/7)

3


538 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 18:49:02.18eROrFJqF0 (11/25)

タカヨシ「なんだか…一緒に居ると落ち着くから」

コダマ「…へえ」

タカヨシ「なんだ?」

コダマ「不思議ね、あなた」

タカヨシ「…そうか?」

コダマ「私と一緒に居て落ち着くなんて」

コダマ「周りの目とか気にならないわけ?」

タカヨシ「ああ、別に」

タカヨシ「それに周りの視線なんて僕には関係ない」

コダマ「…」

コダマの関心をかなり引けた。

タカヨシ「…それより、“にゃん”って言わないのか?」

コダマ「言ってほしい?」

タカヨシ「別にどっちでもいい」

コダマ「分かった…にゃん」

タカヨシ「やめておこうかな」

コダマ「…賢明な選択ね」

店員2「ご、ご注文はお決まりですかにゃん?」

タカヨシ「それじゃあ、オムライスで」

店員2「か、かしこまりましたにゃん!」ダッ

コダマ「…私嫌われてるのかな」

タカヨシ「急にどうした?」

コダマ「…ごめんなさいお客様の前で」

タカヨシ「別に気にしなくていいよ…」

タカヨシ(今更お客様って言われても)

タカヨシ「なんでそう思うんだ?」

コダマ「…色々と心当たりがあるから」

タカヨシ「…」

コダマ「私、二年働いてるって言ったでしょ?」

タカヨシ「ああ」

コダマ「なのに殆ど他の子と話さないの」

タカヨシ「…」

コダマ「この仕事が嫌いなせいかな?」

タカヨシ「嫌いなのか?」

コダマ「…自分からやろうと思ってやった訳じゃないからね」

コダマ「不愛想であんまり指名も来ないから…ここに居られるのが不思議なくらい」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「それじゃあ僕が指名する」
2.「指名が増えるといいな」
3.「もっと態度を変えてみたらどうだ?」


539以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 19:12:08.49487m31LSO (2/3)

1


540 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 19:38:16.53eROrFJqF0 (12/25)

タカヨシ「それじゃあ僕が指名する」

コダマ「えっ…?」

タカヨシ「コダマさんが楽になるように、僕が指名する」

コダマ「…」

コダマ「フフッ…」

タカヨシ「?」

コダマ「…あなた、若いのに言ってることは物好きなおじさんと変わらないわね」

タカヨシ「そうかもな」

コダマ「…でも、その澄んだ目は違う」

コダマ「他のお客さんは…そんなに澄んだ瞳はもってない」

タカヨシ「ただ単に光の当たり加減じゃないのか?」

コダマ「フフッ…あなたって意外と面白いかも」

タカヨシ(コダマさんが笑ってるのってなんか新鮮だな)

コダマとの関係が深まった。

タカヨシ「芸人にはなれないけど…」

コダマ「それもそうね…」

店員2「…お待たせしましたにゃん!」コトッ

コダマ「届いたね」

タカヨシ「ああ」

タカヨシ「それじゃあ、またアレ頼む」

コダマ「…任せて」

コダマ「ラブラブラブ、ハートにキュンキュン!」

タカヨシ(心なしか、前よりセリフに生気が感じられる)

コダマ「…完成したわ」

タカヨシ「…これは?」

コダマ「血だまり…マーク2よ」

タカヨシ(あんまり変わらないじゃないか)

タカヨシ「それじゃあいただきます」

コダマと楽しい時間を過ごした。
コダマとの関係が深まった。コダマは少しずつ心を開いてくれている。

――自室 夜

タカヨシ(オムライス美味しかったな…)

タカヨシ(さて…ん?)

キヤマ『今日暇~…だったりして…あはは』

タカヨシ(キヤマさんからのメールだ…相変わらず件名で誰か分かってしまう)

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.キヤマの誘いに乗る
2.ミカの家に行く
3.本屋に行く
4.ゲームセンターに行く
5.勉強する


541以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 20:07:13.943ExqnTzO0 (3/7)

2


542 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 20:23:14.01eROrFJqF0 (13/25)

タカヨシ(…キヤマさんには悪いけど、今日はミカの家に行こう)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカいるか?」ゴンゴン

ミカ「あーちょっと待って!」



ミカ「ごめんごめん、入っていいわ!」ガチャッ

タカヨシ「夜遅くにすまん」

ミカ「気にしないで!…今お茶入れるからね」

タカヨシ(いつもの座布団に座ろう)ボフッ

タカヨシ(そういえば、ベッドの下に色々と本が隠してあったっけ…)チラッ

タカヨシ(…なんか増えてるぞ)

タカヨシ(…アダルト雑誌が置いてある)

ミカ「何してるの~?」

タカヨシ「な、何でもない」ビクッ

ミカ「…それならいいんだけど」

ミカ「お茶持ってきたわ」

タカヨシ「ありがとう」ズズッ

タカヨシ「…そういえば、なんで変なあだ名がついてるんだ?」

ミカ「私?…よく分からないけど」

ミカ「誰とも話さないし、いつも変な行動ばっかしてるからじゃないかしら」

タカヨシ「変な行動…か」

ミカ「だって、あなたと初めて会った時の事覚えてる?」

タカヨシ「ああ、クラスで匂いを嗅がれた」

ミカ「そう!…それで私とおんなじ匂いがするって…」

タカヨシ「鼻が利くのか?」

ミカ「人より少しね…特に“他の女の匂い”とか」

タカヨシ「…!!!」

ミカ「…なーんてね、そんなの分かったらすごいわ」

タカヨシ「そ、そうだな」ズズズッ

ミカ「ね、ねえ…」///

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「も、もう結構夜も更けてきたし…」///

ミカ「お風呂…一緒に入っていかない?」

タカヨシ(どうしよう)

安価↓1

1.そうしよう
2.いや、だめだ


543以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 20:25:11.79487m31LSO (3/3)

1


544 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 20:40:09.65eROrFJqF0 (14/25)

タカヨシ「ああ、そうさせてもらう」

ミカ「よ、よかった!じゃ、じゃあ今から沸かすね」///



ミカ「す、スイッチ入れてきた~」///

タカヨシ「ああ」

ミカ「ま、待ってる間何かする?」

タカヨシ(何をしようか…)

タカヨシ「」

安価↓1五番はごじゆうに

1.「ゲームでもするか」
2.「何がしたい?」
3.「テレビでも見よう」
4.「…ベッドの下の本の話をしよう」
5.「              」


545以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 20:49:33.933ExqnTzO0 (4/7)

3


546 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 21:02:12.95eROrFJqF0 (15/25)

タカヨシ「テレビでも見よう」

ミカ「いいわよ」ピッ

ニュース『近年、アカウントをハッキングし個人情報を盗み出す犯罪組織“レッドカルテ”の活動が活発化しています』

ニュース『盗み出した個人情報を公開するなど、非常に悪質…』

ミカ「最近はこの手のニュースばかりね」

タカヨシ「…聞いたことがないな」

ミカ「インターネットでは話題よ」

ミカ「ハッキングして、画像フォルダやらSNSの履歴を抽出して」

ミカ「そのままオンラインに公開するの」

ミカ「中には裸の写真とか、そういうのもあるの」

タカヨシ「…その犯人の目的は金か?」

ミカ「どうやら違うみたい。ちょっと調べただけなんだけど…」

タカヨシ「自己欲求を満たすためか?」

ミカ「そーなんじゃない?」

タカヨシ(だとしたらミュージアムが存在するかもしれない)

タカヨシ(けど、本名が分からないんじゃお手上げだな…)

タカヨシ(また今度詳しく調べよう)

ニュース『続いては、カップル特集です』

ミカ「…!!」

タカヨシ(ミカがテレビに食いついた)

ニュース『おそろいコーデや…プレゼントなどもいいでしょう…』

タカヨシ「…勉強中か?」

ミカ「え、ええ」///

ミカ「…カップルとか付き合うとか、詳しくないから…」///

ミカ「少しでもタカヨシが喜べばいいなって思って…」///

タカヨシ「涙が出そうだ」

ミカ「真顔で言わないで!」

オフロガワキマシター

ミカ「あっ!沸いたみたい!」



547 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 21:07:06.69eROrFJqF0 (16/25)

――脱衣場

タカヨシ「な、なあ」

ミカ「なに?」

タカヨシ「二人で入るには…狭いんじゃないか?」

ミカ「え?全然入れると思うけど…」

タカヨシ(ミカは服を脱ぎ始めてしまった)

タカヨシ「…なあ、やっぱり交代で入らないか?」

ミカ「えっ!今更?」

タカヨシ「でも、入ったら絶対触れ…」

ミカ「つべこべ言わずに早く入るわよ!」

タカヨシ「…はい」



ミカ「じゃあ、私先に浸かってるわね」ザッパァーン

タカヨシ(た、タオルなしか…)

タカヨシ(前かがみで…)

ミカ「なんで前かがみなのかな~?」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もう年かな…」
2.「腰が…痛い」
3.「分かってるだろ。自然現象だ」


548以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 21:32:28.75o9cXlvYU0 (4/4)




549 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 21:44:02.39eROrFJqF0 (17/25)

タカヨシ「分かってるだろ。自然現象だ」

ミカ「別に隠さなくてもいいのに~♡」ニヤニヤ///

タカヨシ「なぜだ」

ミカ「だってもう一回見たもん」///

タカヨシ「…そういうのをセクハラって言うんだ」ガタッ

ミカ「もう…もっと自信もっていいのに♡」///

タカヨシ「なんで自信持っていいか分かるんだ?」

タカヨシ「まさか…」

ミカ「ち、違う!…他の人のは見てない!」///

タカヨシ(とりあえず髪を洗おう)スッ

ミカ「ほ、ほら…本とかそういう媒体で…ね?」///

タカヨシ「…本とかアニメのサイズは当てにならない」シャカシャカ

ミカ「で、でもあなたのも引けを取らないわよ?」///

タカヨシ「セクハラだ」

ミカ「わ、悪かったわね!」///

タカヨシ「まあ、褒めてもらって悪い気はしないようなするような…」

ミカ「どっちなの…?」

ミカ「あ、そうだ」ザバァッ

タカヨシ「?」

タカヨシ「まだ、体を洗ってないから交代できな…」

ミカ「私が背中流してあげよっか?♡」///

タカヨシ「あのなあ…」

ミカ「まあまあ、そう言わずに」

ミカ「たまには洗ってもらうのも、いいんじゃない?♡」///

タカヨシ(はぁ…どうしようか)

安価↓1

1.頼む
2.いや、やめておこう


550以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 21:45:04.333ExqnTzO0 (5/7)

1


551 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 21:56:33.10eROrFJqF0 (18/25)

タカヨシ「頼む」

ミカ「りょーかーい!♡」ムニュッ

タカヨシ「…!」

ミカ「ちゃーんと綺麗に流してあげるからね~♡」ムニュッ///

タカヨシ(よし!)

タカヨシ「小さいな…」

ミカ「もー!そんなこと言うならやめるわよ!」///

タカヨシ「本当にすまなかった」

ミカ「むふふ~、それでよろしい!♡」

タカヨシ(…夢心地だ)

ミカ「どうですか~お客様?♡」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「最高だ」
2.「…金取られるんですか?」
3.「…チェンジ」


552以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 22:02:19.83tU44KsF4O (1/1)

1


553 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 22:11:34.89eROrFJqF0 (19/25)

タカヨシ「最高だ」

ミカ「それは…よかった~♡///」ムニュムニュ

タカヨシ「…」

ミカ「上がったらきっと背中すべすべになるわ♡」///

何だか魅力がかなり向上した気がする。

タカヨシ(泡でぬるぬるして…変な気持ちに…)

ミカ「あ、お客様!…こちらも洗いますか~?♡」ニヤニヤ

タカヨシ(そ、それは不味い!)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ダメだ」
2.「お願いします」♡


554以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 22:18:16.13NXxAeQr6o (2/3)

2


555 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 22:31:11.78eROrFJqF0 (20/25)

タカヨシ「…お願いします」

ミカ「かしこまりました~♡」ニヤニヤ///



ミカ「二人で入るときついわね…」ザバァーッ

タカヨシ「…」ボーッ

ミカ「大丈夫?」

タカヨシ「あ、ああ」

タカヨシ(すっきり…じゃなくてさっぱりした)

ミカ「もう、腑抜けた顔しちゃって…」///

タカヨシ「なあ…」

ミカ「何?」

タカヨシ「こういう時間がいつまで続くんだろう」

ミカ「何よ急に~…まあちょっと私も考えるときあるけど…」

ミカ「…タカヨシの転校って一時的なんでしょ?」

タカヨシ「まあ、そうだな…」

ミカ「…やだよ」

タカヨシ「?」

ミカ「…そんなのやだよ」

タカヨシ「…」

タカヨシ(ミカは今にも泣きだしそうだ…)

タカヨシ(…)

タカヨシ「…」サワッ

ミカ「ちょ、ちょっと!今触ったでしょ!」///

タカヨシ「すまん、手が滑った」

ミカ「バカ!…まあ、タカヨシならいいか」///

ミカと特別な時間を過ごした。

――自室 【水曜日】

タカヨシ(ね、寝坊か…?)

タカヨシ(…よし!何とか間に合いそうだ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業中に寝てしまった…)

タカヨシ(先生にこっぴどく叱られてしまった)

タカヨシ(さて…どうしようか?)

安価↓1

1.用務員室に行く
2.メイド喫茶に行く
3.ゲームセンターに行く
4.図書室に行く
5.部室に行く


556以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 22:39:27.373ExqnTzO0 (6/7)

5


557 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 23:01:48.36eROrFJqF0 (21/25)

タカヨシ(ケンジはどうしてるだろうか)

タカヨシ(部室に行ってみよう)

――部室

タカヨシ「ケンジいるか?」ガラッ

ケンジ「うおぉっ!…相棒かよ」ビクッ

ケンジ「せめてノックくらいしろよ…」

タカヨシ(今、スマホで何か見ていたな…)

タカヨシ「今、何見てたの?」

ケンジ「なっ、何でもねーよ」ソワソワ

タカヨシ(ケンジは部室で変な物見たりするやつじゃないからな)

タカヨシ(と言うことは…)

タカヨシ「さては…誰かと連絡を取ってたな?」

ケンジ「!…ほ、ほっといてくれよ」

タカヨシ「見られちゃまずいような内容なんて、なおさら気になる…」

ケンジ「は、はぁ!?」

タカヨシ「…見せろっ!!」グイッ

ケンジ「ちょ、やめろって!!」

ケンジ『いつ会えますか?』

マミ『え~ケンジ君が会いたいならいつでも~』

ケンジ『じゃあ~に会いましょう!』

マミ『おっけー!』

タカヨシ「…ケンジ彼女できたのか?」

ケンジ「そ、そーだよ!!」///

タカヨシ「どこで知り合ったんだ?」

ケンジ「え、SNSで偶然知り合ったんだよ」

タカヨシ「会ったことあるのか?」

ケンジ「ま、まだねーよ!」///

タカヨシ「ふむ」

ケンジ「“ふむ”ってなんだよ!なんか言えよ!」///

ケンジ「…お、お前見たからには付き合ってもらうからな!」

タカヨシ「な、なにを?」

ケンジ「お前も待ち合わせ場所に来んだよ!」///

タカヨシ「なぜそうなった」

ケンジ「見たからには生かしておけねえ。って訳で頼む相棒」

タカヨシ(面白そうだし、まあいいか)

タカヨシ「よし、乗った」

ケンジ「よっしゃ!そう来なくっちゃ、んじゃ、暇なとき連絡してくれ!」スタスタ

タカヨシ(上機嫌でどこかへ行ってしまった…)

タカヨシ(引き受けちゃったけど大丈夫か?)




558 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 23:02:17.00eROrFJqF0 (22/25)

――自室 夜

タカヨシ(夜になったな…何をしようか)

安価↓1

1.用務員室に行く
2.メイド喫茶に行く
3.ゲームセンターに行く
4.本屋に行く


559以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 23:05:58.35NXxAeQr6o (3/3)

3


560 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 23:23:03.23eROrFJqF0 (23/25)

タカヨシ(ゲームセンターで憂さ晴らしだ)

――ゲームセンター

タカヨシ(カナデいるかな…?)

カナデ「…」シクシク

タカヨシ(あれは…カナデじゃないか)

タカヨシ(な、泣いている?)

タカヨシ「か、カナデ…」

カナデ「…!」

カナデ「お、お兄…」ダッ

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ「いきなり抱き着いて…どうしたんだ」

カナデ「うぐっ…ひぐっ…」ポロポロ

タカヨシ(ひどい…か、顔があざだらけだ)

タカヨシ「…お母さんにやられたのか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「なんてことを…」

タカヨシ「カナデ、ちょっとついてこい」

――薬局

カナデ「…」ビクッ

タカヨシ「痛いだろうけど、じっとするんだ…」

タカヨシ「…クソッ!」

カナデ「…嫌いに」

タカヨシ「?」

カナデ「嫌いに…ならないで…」

タカヨシ「なんでだ?」

カナデ「も、貰ったゲーム機も…」

カナデ「お洋服も…売られちゃった…」ポロポロ

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフ採用

1.「そんなので嫌いになる訳ないじゃないか!」
2.「別に気にしない。ずっと好きだ」
3.「              」


561以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/24(火) 23:25:15.393ExqnTzO0 (7/7)

1


562 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 23:36:33.91eROrFJqF0 (24/25)

タカヨシ「そんなので嫌いになる訳ないじゃないか!」

カナデ「…ほんと?」ポロポロ

タカヨシ「ああ、また買ってあげるよ」

カナデ「あ…ありがとう」ポロポロ

タカヨシ「可哀そうに…」ギューッ

カナデ「…」

タカヨシ「なんでお母さんはカナデのことを殴るんだ?」

カナデ「そうすると…気持ちが…いいって…」

タカヨシ(なんて奴だ…)

タカヨシ(…快楽目的なら母親にもミュージアムがあるかもしれない)

タカヨシ「…カナデの家、どこにあるんだ?」

カナデ「…なんで?」

タカヨシ「今から行く」

カナデ「で、でも…お母さん…がいる」

タカヨシ「別に関係ない。案内してくれ」

カナデ「…」コクッ


563 ◆5mGdnN/fe22019/12/24(火) 23:57:45.09eROrFJqF0 (25/25)

――アパート「イングランド」

カナデ「…ここ」

タカヨシ(このアパートか…)

タカヨシ「お母さんの名前、なんていうんだ?」

カナデ「ナガレ…チサト…」

タカヨシ「…ナガレ・チサト」

ナビ『ミュージアムへようこそ…』

タカヨシ(よし、ヒットした)

グォォォォン…

タカヨシ(ついたか…ここがチサトミュージアムか)

チサト・シャドウ「誰だてめー…なにしにきた」

タカヨシ「」

安価↓1 四番はセリフ採用

1.「お前を殺しに来た」
2.「…カナデを救いに来た」
3.「貴様を葬り去ってやる」
4.「           」


564以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 00:08:22.08wFoKPxy2o (1/1)

2


565以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 00:09:15.43RZ1Mp1ZeO (1/3)

2


566 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 00:15:58.77XRNIaV1+0 (1/8)

タカヨシ「…カナデを救いに来た」

チサト・シャドウ「カナデぇ?…ああ、そういえばあの“人形”にそんな名前付けたっけ」

タカヨシ「…真実を見せてもらおうか」

チサト・シャドウ「真実?…アイツがサンドバッグだってこと以外なんもねえよ!」

タカヨシ「…ペルソナっ!ホームズ!」

チサト・シャドウ「そんなへぼそうなので私に勝てるかなぁ!」ブゥン

キィィン

チサト・シャドウ「なっ、はじき返された?」

タカヨシ「ヒートライザ!」シュワァァン

チサト・シャドウ「くそっ!くそっ!」ブゥゥン

キィイィィン

タカヨシ「いくらやっても無駄だ」

チサト・シャドウ「くうううう…」

タカヨシ「サイダン」ブォォォォン!

チサト・シャドウ「ぐうううあああああ…」ドサッ

チサト・シャドウ「ば、バカな…強すぎるわ…」

タカヨシ「…」ザッザッ・・・

チサト・シャドウ「…い、いやあああ!来ないで!」

タカヨシ「…」カチャッ

チサト・シャドウ「こ、殺さないで…!」

安価↓1

1.殺す
2.殺さない


567以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 00:22:08.75g1ZLAjGJo (1/2)

2


568 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 00:30:29.34XRNIaV1+0 (2/8)

タカヨシ「…」スッ

タカヨシ「なんでカナデを殴ったんだ?」

チサト・シャドウ「…自分が情けないから」

チサト「自分が…カナデになんにもしてやれないから…」

チサト「あの子のお父さん、逃げちゃったの…」

タカヨシ「…」

チサト「それで…私…泣くしかなかった…」

チサト「お金もなかったから、カナデを学校に行かせられなかった」

チサト「…だから…その気持ちをカナデにぶつけたの…」

チサト「もう…どうしようもなかったの…」

タカヨシ「」

安価↓1 四番はセリフ採用

1.「このクズが」
2.「死んで償え…」
3.「お前の泣き言なんか聞いてない」
4.「           」


569 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 01:35:04.02XRNIaV1+0 (3/8)

今日はおしまいです安価↓


570以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 06:02:17.36dmOOxCvB0 (1/1)

4.「なぜ周りに助けを求めなかった、そうすれば少しは変わったはずだ」


571 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 13:56:41.73XRNIaV1+0 (4/8)

タカヨシ「なぜ周りに助けを求めなかった、そうすれば少しは変わったはずだ」

チサト「…」

チサト「みんな、私を避けてた」

チサト「…あんな人、危なくて汚らしいからって…夫に逃げられて可哀そうだって」

タカヨシ「…」

チサト「だから…誰も助けてくれなかったの…」

チサト「許して…お願い…」

安価↓1 三番はセリフ採用

1.「だからと言って殴っていい理由にはならない」
2.「カナデに許しを乞うんだな…」
3.「             」


572以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 14:02:45.65RZ1Mp1ZeO (2/3)

2


573 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 14:15:46.88XRNIaV1+0 (5/8)

タカヨシ「カナデに許しを乞うんだな…」

チサト「…」

タカヨシ「許されるかは…僕にも分からない」

タカヨシ「だけど、自分の非を認めて謝るんだ」

チサト「わ…分かったわ」

チサト「こんな私を…生かしてくれて…ありがとう…」ドサッ

タカヨシ(そろそろミュージアムが瓦解する頃だろう)

タカヨシ(早く抜け出すぞ)

――クレープ屋

タカヨシ「どうだ?美味しいか?」

カナデ「うん…」コクッ///

タカヨシ「そりゃよかった…」

タカヨシ(あの後、カナデを部屋に行かせた)

タカヨシ(果たして…カナデのお母さんは真実を受け入れたのだろうか?)

タカヨシ「なあ」

カナデ「?」モグモグ

タカヨシ「お母さん、何か言ってたか?」

カナデ「…泣きながら…ずっとごめんなさいって…言ってた」モグモグ

カナデ「なんで…謝るのかな…」

タカヨシ(カナデは殴られるのが当たり前と思ってしまっている)

タカヨシ(だから、なんで謝罪されたのか理解するのは難しいだろう)

タカヨシ「人は、自分がいけないことをしてしまったっていう時に謝るんだ」

カナデ「うん…」コクッ

タカヨシ「だから、カナデのお母さんも、何か悪いことをしたと思ったんだよ」

カナデ「…お母さん」

タカヨシ(やっぱり…カナデの母親は彼女しかいない…か)

タカヨシ「…それじゃあ、またゲーム機買ってやるよ」

カナデ「ほ、ほんと?…」ワクワク

タカヨシ(カナデの目が輝いている)

タカヨシ「もちろん。それじゃあ、行こうか」

カナデと特別な時間を過ごした。
カナデとの関係が更に深まった。

――自室 【木曜日】

タカヨシ(ふい~…寝坊だ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(…今まで遅刻ゼロだったことに驚きだ)

タカヨシ(まあそれも今日で終わりだけど)

タカヨシ(さて、何をしよう)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.ミカの家に行く
5.図書室に行く


574以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 14:35:47.09g1ZLAjGJo (2/2)

5


575 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 14:40:42.87XRNIaV1+0 (6/8)

タカヨシ(今日は図書室に行こう)

――図書室

タカヨシ(…本を読むには絶好の場所だ)

タカヨシ(今日は何の本を読もうか…)

安価↓1

1.プラネタリウム特集
2.公園デート特集
3.プレゼントには何が欲しい?


576以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 14:45:24.22NmiAn4jRo (1/1)

3


577 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 14:53:25.06XRNIaV1+0 (7/8)

タカヨシ(“プレゼントには何が欲しい?”…これを読んでみよう)



タカヨシ(へえ…これは渡したらダメなのか…)

ペラペラ

タカヨシ(こんなのがいいのか?…女性はよく分からないな…)

数分後

タカヨシ(よし、読み終わった)

本を読んだことで、プレゼントが可能になった。

タカヨシ(早く読み終わってしまった…)

タカヨシ(残りの時間は何をしようか?)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.ミカの家に行く
5.帰る


578以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 15:09:41.82QqDPq5y30 (1/1)

1


579 ◆5mGdnN/fe22019/12/25(水) 15:12:32.56XRNIaV1+0 (8/8)

長時間離席しますまた夜に戻るかもです


580以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/25(水) 15:12:41.43RZ1Mp1ZeO (3/3)

5


581 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 13:16:46.300zhv/8AI0 (1/7)

タカヨシ(残りの時間は…メイド喫茶にでも行こう)

――ホテル街

タカヨシ(“キャッツボックス”まで歩くとなると、結構かかるんだな…)

タカヨシ(この辺りの建物はほとんどホテルだな…)

???「俺の言う事が聞けないのか!」

タカヨシ(中年の男と…女性が口論をしている)

タカヨシ(よく見ると…中年男性の向かい側にいる女性はコダマさんだ)

タカヨシ(いつもメイドの恰好だったから、普段着だと中々見分けがつかない…)

コダマ「や、やめてください…!」グイッ

???「俺にそんな態度取っていいと思ってるのか!」

???「お前に金落としてやってるおかげで、お前はまだあそこで働けてるんだよ」

コダマ「…!」

タカヨシ(コダマさんは嫌がっている…どうしよう)

安価↓1

1.止めに入る
2.様子を見る


582 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 13:17:57.310zhv/8AI0 (2/7)

安価↓1


583以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/26(木) 13:25:25.21ZcnYQykMo (1/1)

1


584 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 13:44:01.930zhv/8AI0 (3/7)

タカヨシ(…止めに入ろう)

???「一発殴らねえと分かんないか?あ!」ブゥン

タカヨシ「何してるんですか」ガシッ

???「…!」

コダマ「えっ…!」

???「な、なんだお前」

タカヨシ「…警察呼びましょうか?」

???「なっ!」

コダマ「…」

周りの人「なんだ?痴話喧嘩か?」「…ねえ、男の人女の人殴ろうとしてなかった?」

???「チッ…ふざけるのもいい加減にしろ!」

コダマ「…」

???「…もうお前なんかに金は落とさないからな」タッタッタッ…

コダマ「…あなた」

タカヨシ「?」

コダマ「タカヨシ君、よね?」

タカヨシ「そうです」

コダマ「…ちょっと付き合ってくれる?」

タカヨシ「ええ、いいですよ」


585 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 13:59:05.750zhv/8AI0 (4/7)

――カフェ

コダマ「…さっきは」

コダマ「ありがとう…」

タカヨシ「…気にしないでください」

タカヨシ「偶然あの現場に出くわしただけですから」

コダマ「そうなの…」

コダマ「…」

タカヨシ(コダマさんはなんだか元気がなさそうだ)

コダマ「見られ…ちゃったね」

タカヨシ「何をですか?」

コダマ「…あの人、前に言ってた物好きのおじさん」

タカヨシ「いつも、お店でコダマさんを指名してるっていう人ですか?」

コダマ「そう…声を荒げてた男の人がそうなの…」

タカヨシ「またなんで男の人はあんなに怒ってたんですか?」

コダマ「…」

コダマ「…金払ってるんだからエッチさせろって」

タカヨシ「…」

コダマ「それで、嫌だったけど最初は仕方なくオッケーした」

コダマ「でも、ホテルの前に来たらやっぱり怖くて…」

タカヨシ「嫌だって言ったんですね」

コダマ「そう…そしたらあの人が怒って…あなたが止めに入ってくれた」




586 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 14:00:18.440zhv/8AI0 (5/7)

タカヨシ「…本当に止めに入って良かったんでしょうか?」

コダマ「え?」

タカヨシ「お客さんが減ったら、コダマさんが困る」

コダマ「フフッ…あなた高校生のくせに大人みたいなこと考えるわね」

コダマ「…良かった。あれで良かったの…」

タカヨシ「…」

コダマ「お店、やめることになっちゃうかも知れないけど」

コダマ「あれで良かった…」

タカヨシ「コダマさん…」

コダマ「…」

コダマ「ねえ、前に私が殴られてないかって聞いたよね?」

タカヨシ「ええ、聞きました」

コダマ「…殴られてる」

タカヨシ「…!」

コダマ「ほとんど毎日ね…あざができないように痛めつけてくる…」

タカヨシ「だ、誰に?」

コダマ「兄よ…私の部屋に居候してるお兄ちゃん」

タカヨシ「…」

コダマ「殴られる以外にも、色々された…」

タカヨシ「酷いですね」

コダマ「ええ。でも慣れてきたかも」

タカヨシ「…」

コダマ「…なんか重い話しちゃってごめんなさい」

コダマ「なんか…あなただと全部受け止めてくれるような気がして」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…全部受け止めますよ」♡
2.「そうですか?」
3.「よく言われます」


587以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/26(木) 14:43:18.97PIVf/9Zh0 (1/1)

1


588 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 15:06:16.620zhv/8AI0 (6/7)

11時頃まで離席します


589 ◆5mGdnN/fe22019/12/26(木) 23:16:58.030zhv/8AI0 (7/7)

タカヨシ「…全部受け止めますよ」

コダマ「…」

タカヨシ「話を聞くだけしかできないけど…」

コダマ「ありがとう…この悪夢を共有できただけでも、かなり楽になった」

タカヨシ「…」

コダマ「今まで、誰にも話せなかったから…」

コダマ「…でもなんでだろ。誰にも話せなかったのに、あなたには話せた」

タカヨシ「…」

コダマ「あなたには不思議な魅力があるのかも…」

タカヨシ「本当にそうだったらいいんですけどね」

タカヨシ(コダマの兄にミュージアムがあるなら、彼女を救えるかもしれない)

タカヨシ(今回はそれに賭けてみよう)

タカヨシ「…こんなこと聞いちゃ悪いですが」

コダマ「何?」

タカヨシ「今お兄さんとどこに住んでるんですか?」

コダマ「…ここよ」

コダマから住所を教えてもらった。

タカヨシ「それと、お兄さんの名前は?」

コダマ「それ、知って何になるの?…まあいいけど」

コダマ「児玉 英二(こだま えいじ)よ…」

タカヨシ「…それだけ分かれば十分です」

コダマ「あなた…何を企んでるの?」

タカヨシ「しばらくしたら分かりますよ」

タカヨシ「それじゃあ、僕はここらへんで失礼します」

コダマ「…ええ」

――コダマの住むアパート

タカヨシ(ここか…やっぱりミュージアムの反応がある)

タカヨシ(このミュージアムを攻略すればコダマさんを救える)

――エイジ・ミュージアム

タカヨシ(無事に侵入できたみたいだ…)

エイジ・シャドウ「ちっ…なんだお前」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ユリさんを救いに来た」
2.「お前を殺しに来た」
3.「誰だと思う?」


590以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/26(木) 23:44:49.19/rB8GA+L0 (1/1)

1


591 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:01:33.01WnNAKuLS0 (1/31)

タカヨシ「ユリさんを救いに来た」

エイジ・シャドウ「ああ、アイツか…いい金づるだよほんと」

エイジ・シャドウ「しかも、暇なときの遊び道具になってくれるんだから」

タカヨシ「クズが」

エイジ・シャドウ「クズ?それはあいつだよ。俺に対してなんも抵抗できないんだから」

タカヨシ「本当のクズが誰か教えてやろう」

エイジ・シャドウ「へえ、どうやって?」

タカヨシ「…ペルソナっ!リャナンシー!」

エイジ・シャドウ「力尽くって訳か…どうせお前もあのクズと変わんないのに」

エイジ・シャドウ「無駄に足掻きやがって!うぜえんだよ!」ブゥン

タカヨシ「ぐうっ…」ズサッ

エイジ・シャドウ「どうだ!効いたかぁ?」

タカヨシ「ラクンダ!」ビュゥゥン

エイジ・シャドウ「ぐっ…防御力低下なんて小賢しい…」

タカヨシ「ペルソナっ!ホームズ!」

タカヨシ「ヒートライザ」シュワァァン

エイジ・シャドウ「ちまちま変えやがって…マジでうぜえんだよ!」ブゥオン

キュィィン

エイジ・シャドウ「なっ、反射された?」

タカヨシ「サイダン!」ブゥォオォン

エイジ・シャドウ「いてええええ!…いたいよおお」ドッサアアァァ

タカヨシ「…呆気ないな」

エイジ・シャドウ「な、なんで俺がこんなクズに弄ばれてんだよ!」

タカヨシ「…」

エイジ・シャドウ「…あのおもちゃみたいに大人しくしてればいいのに」

タカヨシ「…救いようのないクズだな」スチャッ

エイジ・シャドウ「お、おいそれって…や、やめてくれ!撃たないでくれ!」

タカヨシ「命乞いの前に何か言うことがあるんじゃないか?」

エイジ・シャドウ「!…あのおもちゃか!持って行っていいぞ!」

エイジ・シャドウ「お、俺もあれを弄ぶのは飽きてたしよお!へへへ…」

安価↓1

1.殺す
2.生かす


592以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 00:02:49.24DYjgWUSt0 (1/12)

2


593 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:11:28.85WnNAKuLS0 (2/31)

タカヨシ「…」スッ

エイジ・シャドウ「ひっ…な、なんだよ!ビビッて撃てねえのか!」ムクッ

タカヨシ「…もうこのミュージアムは崩壊する」

エイジ・シャドウ「お、俺の世界が…壊れるのか」

タカヨシ「ああ、もうお終いだ」

エイジ・シャドウ「ああああ!全部あのおもちゃのせいだああああ!」

エイジ・シャドウ「許さねねええええ!犯して殺してやるぞおおおお!」

安価↓1

1.「黙れ…殺すぞ」
2.「…」


594以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 00:21:04.62AKVwp9pZO (1/1)

2


595 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:30:43.60WnNAKuLS0 (3/31)

タカヨシ「…」

エイジ・シャドウ「…やっぱり、挑発には乗らねえか」

エイジ「…」

エイジ「…ごめんな、ユリ」

崩壊するエイジ・ミュージアムを後にした。

――自室 【夜】

タカヨシ(エイジ・ミュージアムは崩壊した…)

タカヨシ(これで、きっと彼は本当の自分と向き合うだろう)

ピロン

タカヨシ(?…メールか)

キヤマ『ね、ねえ。美味しいレストラン見付けたんだけど…』

タカヨシ(…まさか俺の奢りじゃないだろうな)

タカヨシ(さて、どうするか)

安価↓1

1.キヤマの誘いに乗る
2.ゲームセンターに行く
3.ミカの家に行く
4.本屋に行く


596以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 00:32:58.29DYjgWUSt0 (2/12)

1


597 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:36:10.83WnNAKuLS0 (4/31)

タカヨシ(レストランか…ちょっと興味あるな)

――ボヤージュ

タカヨシ(げっ…ちょっと高そうじゃないか…)

タカヨシ(まあ、金なら腐る程…って訳にもいかないんだよな)

キヤマ「あっ!タカヨシ君!」

タカヨシ「キヤマさん…」

キヤマ「遅れてごめんなさい!ほんとうに!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「全然待ってないですよ」
2.「丁度今来たところです」
3.「結構待ちました」


598以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 00:37:13.93ea/TyytDO (1/1)

2


599 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:45:38.03WnNAKuLS0 (5/31)

タカヨシ「丁度今来たところです」

キヤマ「そうなの?よ、よかったぁ~」

キヤマはほっとしている。

キヤマ「そ、それじゃあ入ろっか!」スタスタ

タカヨシ「ええ」

店員「いらっしゃいませ」

キヤマ「キヤマです…」

店員「お待ちしておりました」

店員「コートはこちらでお預かりします」

タカヨシ(客はみんなきちっとした身なりだ…レジベスト着てきて良かった)

店員「それでは、こちらへどうぞ…」

タカヨシ「…」

キヤマ「…」

店員「こちらの席になります」

タカヨシ(こ、個室じゃないか…)

タカヨシ(きゃ、キャンドルまで…)

キヤマ「あっ、ありがとうございます…」

キヤマ「…そ、それじゃあ座ろ」

タカヨシ「…はい」


600 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 00:49:35.76WnNAKuLS0 (6/31)



タカヨシ(メニューがない…と言うことは…コース料理)

タカヨシ(う、うへえぇぇぇ…一体いくらするんだここ)

キヤマ「ね、ねえタカヨシ君」///

タカヨシ「何ですか?」

キヤマ「結構オシャレでしょ、このお店」

タカヨシ「ええ、凄くオシャレです」

キヤマ「よ、よかったぁ」///

キヤマ「喜んでもらえなかったらどうしようかなぁって…」

安価↓1

1.「キヤマさんと一緒ならどこでも嬉しいですよ」♡
2.「こんな豪華なレストラン…誰でも喜びますよ」


601以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 01:14:36.53rVFXcNgpo (1/1)

1


602 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 01:30:08.89WnNAKuLS0 (7/31)

タカヨシ「キヤマさんと一緒ならどこでも嬉しいですよ」

キヤマ「えっ…!」///

タカヨシ「キヤマさんといると凄く落ち着くし…」

タカヨシ「可愛いから、癒されます」

キヤマ「そ、そんなぁ」///モジモジ

キヤマは頬を赤らめた。

タカヨシ「予約するの大変だったでしょう?」

キヤマ「まあね…でもタカヨシ君…とだし、頑張れた!」///

タカヨシ「僕なんかのために…すみません」

キヤマ「あ、謝らなくていいよ!」

キヤマ「それに、誘ったのは私だし…」

タカヨシ「ありがとうございます…」

タカヨシ「…でも、良かったんですか?」

キヤマ「?」

タカヨシ「こういう所って…“大切な人”と来る場所でしょう?」

キヤマ「…!」///

タカヨシ「僕なんかが…ここに来ちゃって」

キヤマ「そ、それはもちろん…」///

キヤマ「た、タカヨシ君が…たい…」

キヤマ「やっぱり何でもない!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕も、ここに来るとしたらキヤマさんを誘います」♡
2.「…何か飲み物頼みますか?」
3.「聞かないでおきましょう」


603 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 02:08:56.60WnNAKuLS0 (8/31)

寝ます~安価↓


604以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 06:03:09.69DYjgWUSt0 (3/12)

3


605 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 06:44:00.47WnNAKuLS0 (9/31)

タカヨシ「聞かないでおきましょう」

キヤマ「ええ、お願いね」///

店員「失礼します…」

早速料理が運ばれてきたようだ。



タカヨシ(美味しい…こんなに美味しいものは食べたことがない)

キヤマ「おいし~!」

キヤマさんは目を輝かせている。

タカヨシ「…キヤマさん」

キヤマ「ん?何?」

タカヨシ「どうして、ここまで僕によくしてくれるんですか?」

キヤマ「…だって、タカヨシ君は私を救ってくれたじゃない」

タカヨシ「ああ、あの噂ですね」

キヤマ「そう。あの後、犯人も逮捕されて、きっと父も母も喜んでいるわ」

タカヨシ「…本当に残念です」

キヤマ「いいの!…もう過ぎたことだし」

キヤマ「ただちょーっとメディアの叩き方が容赦なかったけどね!」

キヤマは笑っている。

タカヨシ「メディアも都合のいい見出しにしか興味ありませんからね」

キヤマ「ほんと…そうね」

キヤマ「でも…本当にありがとう」

タカヨシ「大したことはしてないです…」

キヤマ「本当にそうかしら?」

タカヨシ「え?」

キヤマ「一人の人間を救った男にしては、さっぱりしたセリフね」

タカヨシ(そんなものかな…?)

タカヨシ「他にキザなセリフ思いつかないですよ?」

キヤマ「ふふっ…そういうのって、案外自然に出てるものよ」

キヤマと食事を楽しんだ。
キヤマとの関係が更に深まった。

――自室 【金曜日】

タカヨシ(昨日いい物を食べたおかげか、目覚めがいい)

タカヨシ(今日は…どうしよか)

安価↓1

1.学校をサボる
2.登校する


606以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 07:22:09.07DYjgWUSt0 (4/12)

2


607 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 07:28:42.64WnNAKuLS0 (10/31)

タカヨシ(学校はちゃんと行かないとな…)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業は寝てた。罪悪感はない)

タカヨシ(さて、放課後はどうしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.メイド喫茶に行く
4.図書室に行く
5.用務員室に行く
6.帰る


608以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 07:30:47.48lSkBGCk3O (1/2)

3


609 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 07:40:59.04WnNAKuLS0 (11/31)

タカヨシ(メイド喫茶に行こう…コダマさんも気になるし)

――メイド喫茶「キャッツボックス」

店員1「いらっしゃいませにゃー!」

タカヨシ「あのー、コダマさんで」

店員1「かしこまりましたにゃん!」

タカヨシ(あれ?なんだか前と反応が違うぞ…)

タカヨシ(前はもっと…動揺してたのに)



タカヨシ(結構待たされるんだなぁ…)

コダマ「タカヨシ君…」

タカヨシ「あっ、コダマさん」

コダマ「…また来たのね」

タカヨシ「嫌でしたか?」

コダマ「そうかも…」

タカヨシ(コダマさんは笑っている…)

コダマ「隣、座るね」ズイッ

タカヨシ「あ、相変わらずねじ込んできますね…」

コダマ「積極的な方がいいでしょ?」

タカヨシ「まあ、そうですね…」

コダマ「ねえ…」

タカヨシ「?」

コダマ「…何をしたの?」

タカヨシ「何がですか?」

コダマ「私の兄に、何かしたでしょ?」

タカヨシ「…」

安価↓1

1.「何も」
2.「少し…話し合っただけです」
3.「秘密…です」


610以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 08:44:40.12Ue/ghBCt0 (1/3)

3


611 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 13:41:24.95WnNAKuLS0 (12/31)

タカヨシ「秘密…です」

コダマ「…」

タカヨシ「なんで僕が何かしたと思ったんですか?」

コダマ「…泣いて謝ってきたから」

タカヨシ「…」

コダマ「今朝、泣きながら謝ってきたの」

コダマ「自然とそうなるなんて、考えられない」

コダマ「絶対何かあったと思ったの。それで、あなたが兄の名前と住所を聞いたのを思い出したの」

タカヨシ「…」

コダマ「…やっぱりあなたなんでしょ?」

タカヨシ「…」

コダマ「一体、兄にどんな魔法をかけたの?」

タカヨシ「魔法じゃないですよ」

コダマ「だったらなんなの」

タカヨシ「…マジックです。タネも仕掛けもある」

タカヨシ「不思議な力なんて使えませんからね」

コダマ「…そのタネと仕掛けっていったい何なの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「分からない方が面白いでしょう?」
2.「説明が面倒くさいんで…」
3.「ご想像にお任せします」


612以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 13:42:58.13BMc1jKiJo (1/3)

1


613 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 14:06:49.67WnNAKuLS0 (13/31)

タカヨシ「わからない方が面白いでしょう?」

コダマ「…すごい誤魔化すわね」

コダマ「知られたくないなら…いいわ、聞かないであげる」

タカヨシ「…」

コダマ「けど、これだけは言わせて」

コダマ「…ありがとう」

コダマからの信頼を得られた。

コダマ「…不思議」

コダマ「こんなことが起こるなんて…信じられない」

タカヨシ「そうですか?」

コダマ「ええ、あなたはもっと自覚を持った方がいいわ」

コダマ「“一人の人生を大きく変えた”という自覚を」

タカヨシ「…そんな大げさな事じゃない」

タカヨシ「僕はただ…一人の人間に“真実”を見せただけだ」

コダマ「真実…を」

タカヨシ「…すみません、なんか辛気臭くなっちゃって」

コダマ「別にいいの、私が話を振ったから」

タカヨシ「そういえば、コダマさん」

コダマ「?」

タカヨシ「やっと笑ってくれましたね」

コダマ「…!」///

コダマ「き、気が付かなかった…」

タカヨシ「…それじゃあ、“血だまりオムライス”お願いします」

コダマ「ええ、もちろん」



タカヨシ(血だまりオムライスは相変わらず美味しいな)

コダマ「ねえ」

タカヨシ「?」

コダマ「もう帰っちゃうの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「まだ帰らないですよ」♡
2.「もうそろそろ帰ります」


614以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 14:08:24.71auejr+JXo (1/1)

1


615 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 14:37:32.92WnNAKuLS0 (14/31)

タカヨシ「まだ帰らないですよ」

コダマ「よかった」

コダマ「ちょっと付き合って」

タカヨシ「は、はあ」

――観覧車

タカヨシ「そ、それで…」

コダマ「何?」

タカヨシ「観覧車オプションはいくらですか…?」

コダマ「そうね…六万円かしら」

タカヨシ「…」

コダマ「フフッ…嘘よ」

タカヨシ「今、ここから飛び降りようかなと思ってました」

コダマ「あら、飛び降りてもいいのよ?」

タカヨシ「…遠慮しておきます」

タカヨシ「それより、本当の金額は?」

コダマ「タダ…無料よ」

タカヨシ「…」

コダマ「私が…個人的にあなたと一緒に居たかったから」

タカヨシ「そうなんですか…」

コダマ「ねえ」

タカヨシ「なんですか?」

コダマ「あなた、彼女とかいるの?」

安価↓1

1.「いないですよ」♡
2.「秘密…です」♡
3.「…います」


616以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 15:15:36.31lSkBGCk3O (2/2)

3


617 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 16:17:00.82WnNAKuLS0 (15/31)

タカヨシ「…います」

コダマ「同い年?」

タカヨシ「そうです」

コダマ「そうなの…是非見てみたい」

コダマ「こんな大人びた高校生と付き合ってる女の子の顔」

タカヨシ「見ても面白くないですよ」

コダマ「…でも見てみたい」

タカヨシ「…」

コダマ「まあ、無理強いはしないけどね」

コダマ「…なんか不思議」

コダマ「あなたといると、私を縛っていたものが解けていく気がする」

タカヨシ「きっと気のせいでしょう」

コダマ「フフッ…そうかしら?」

コダマと楽しい時間を過ごした。

タカヨシ(そろそろ帰ろう)

――自室 【金曜日】

タカヨシ(さて、どうしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く ♡
2.ゲームセンターに行く ♡
3.用務員室に行く
4.本屋に行く
5.スナックに行く
6.寝る


618以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 16:57:45.32ZIGfqc/D0 (1/1)

1


619 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 17:21:46.95WnNAKuLS0 (16/31)

タカヨシ(今日はミカの家に行こう…)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカー!」ゴンゴンゴン

ミカ「ちょ、ちょっと待って!」



ミカ「ちょっと、強く叩きすぎ」ガチャッ

タカヨシ「すまない」

ミカ「次からは優しく、ね?」

ミカ「入っていいわよ、ちょっと散らかってるけど」

タカヨシ「お邪魔しまーす」

ミカ「今お茶入れるね」

タカヨシ「いつもすまんな」

ミカ「まあ…これくらいはね?」タッタッタッ

タカヨシ(いつもの座布団に座ろうか)ボフッ

タカヨシ(前よりちょっと片付いたような気がする…)

タカヨシ(気のせいか?)

タカヨシ(…)

タカヨシ(タンスから下着がはみ出している…)

タカヨシ(さっき焦ってしまい忘れたのだろう)

タカヨシ(…どうしようか)

安価↓1

1.戻してあげよう
2.そっとしておこう


620以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 17:24:44.09DYjgWUSt0 (5/12)

2


621 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 19:01:34.72WnNAKuLS0 (17/31)

タカヨシ(そっとしておこう…)

ミカ「…ごめーんおまたせ、これお茶ね」コトッ

タカヨシ「サンキュー」ズズッ

ミカ「ねえ、あなた最近頻繁に家来るわね」

タカヨシ「迷惑か?」

ミカ「ぜ、全然そんなことないけど…」///

ミカ「ほ、ほら頻繁に会うと…離れられなくなっちゃうし…」///

タカヨシ「ならもっと会えばいい」

ミカ「さ、流石に毎日はダメ!…同棲してるんじゃないんだからさ…」

ミカ「ね、ねえ…」

タカヨシ「?」ズズッ

ミカ「耳かき…してあげよっか?」///

タカヨシ(まーたいかがわしい本の影響か…)

タカヨシ(でも悪くない話だな…どうしよう)

安価↓1

1.頼む
2.やめておこう


622以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 19:12:37.168bNyXn6/O (1/1)

1


623 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 19:21:20.50WnNAKuLS0 (18/31)

タカヨシ(…)

タカヨシ「頼む」

ミカ「よし来た!…それじゃあ膝の上に…」///

タカヨシ「分かった」プニッ

タカヨシ(快適な枕だ…)

ミカ「そ、それじゃあやるよ…?」///

コショコショ

タカヨシ(ああ…昇天しそうだ…)

ミカ「どう?気持ちいい?」///

タカヨシ「…ああ」

ミカ「よかった」///



ミカ「…これで良し!はい終わり~!」

タカヨシ「ありがとう…ミカの声がクリアに聞こえる!」

ミカ「そんな大袈裟な…」

ミカ「でもまあ、喜んでくれたならよかった」///

タカヨシ(また頼もうかな…)

ミカ「そ、そうだ…」

ミカ「せっかくだから、泊ってかない…?」///

タカヨシ(…ど、どうしようか)

安価↓1

1.「そうするよ」
2.「今日は帰る」


624以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 19:24:06.12DYjgWUSt0 (6/12)

1


625 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 19:34:11.84WnNAKuLS0 (19/31)

タカヨシ「そうするよ」

ミカ「やったー!」///

タカヨシ「それより、来客用の布団は買ってあるのか?」

ミカ「え?何それ」

タカヨシ「何それって…僕の寝る場所がないじゃないか」

ミカ「あるでしょ」スッ

タカヨシ(み、ミカのベッド…まさか)

タカヨシ「また一緒に寝るのか?」

ミカ「…もちろん♡」///

タカヨシ(…)

安価↓1

1.一緒に寝る ♡
2.床で寝る


626以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 19:47:44.83nr8yYzMWo (1/1)

1


627 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 20:02:15.17WnNAKuLS0 (20/31)

タカヨシ「…分かった」

ミカ「えへへ~素直ね♡」///

タカヨシ「なっ…」

ミカ「もうそろそろ寝よっか♡」///

タカヨシ「で、でもまだ早い…」グイッ

タカヨシ(べ、ベッドの上に押し倒された)

ミカ「いーの、夜はまだ長いから♡」///

ミカと夜を共にした。

――ミカの部屋 【土曜日】

ミカ「…」スースー・・・

タカヨシ(…うぅ、もう朝か)

タカヨシ(裸のミカが隣で寝息を立てている…)

ミカ「タカ…ヨシ…」スースー・・・

タカヨシ(…そっとしておこう)

――自室 

タカヨシ(さてと…今日は何をしようか)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.コダマに連絡を取る
4.本屋に行く
5.ケンジに連絡を取る


628以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 20:05:42.79DYjgWUSt0 (7/12)

5


629 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 20:19:28.95WnNAKuLS0 (21/31)

タカヨシ(ケンジのやつ、彼女できたとか言ってたっけ)

タカヨシ(しょうがない…言ってやるか)

――みなとみらい

ケンジ「おう!相棒!」

タカヨシ「女の子は…?」

ケンジ「それがさぁ…一人で会うのはまだ怖いからって、他の女の子連れてくるんだってさ」

タカヨシ「へえ」

ケンジ「お前が来てくれて助かったよ!マジサンキュー!」

タカヨシ「気にすんな、約束だからな」

ケンジ「そういう堅実なところ、頼りになるぜ」

???「あの~、ケンジ君ですか?」

ケンジ「…!」///

タカヨシ「…!」

タカヨシ(ケンジの言ってた娘ってこの子か…)

ケンジ「そ、そうっす…」///

???「あ、良かった~私【安価】です」

ケンジがネットで知り合った清楚系の女性の名前 安価↓1


630以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 20:30:27.97DYjgWUSt0 (8/12)

水樹 清香(みずき きよか)


631 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 20:44:42.57WnNAKuLS0 (22/31)

ミズキ「あ、良かった~私、水樹 清香(みずき きよか)です」

ケンジ「あっ、ども…えーっと、ケンジっていいます…」///

タカヨシ(ケンジ…デレデレじゃないか)

タカヨシ(ん?ミズキさんの後ろにいるのは…)

ミズキ「あれ、君がケンジ君のお友達~?」

タカヨシ「どうも、タカヨシって言います」

???「ね、ねえミズキちゃん帰ろうよ…」

ミズキ「あんたねえ、恥ずかしがってばっかりじゃなんもできないよ!」グイッ

???「ちょ、ちょっとミズキちゃん!」

タカヨシ(前に押し出された…可哀そうに)

???「え、えーっと…【安価】っていいます…よろ…しく」アセアセ///

ミズキが連れてきた内気な女性 安価↓1


632以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 20:56:31.49BMc1jKiJo (2/3)

追川 望(おいかわ のぞみ)


633 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 21:12:22.94WnNAKuLS0 (23/31)

ノゾミ「え、えーっと…追川 望(おいかわ のぞみ)って言います…よろ…しく」アセアセ///

タカヨシ「よろしく、ノゾミ」

ノゾミ「…!」スッ///

タカヨシ(ミズキの背後に隠れてしまった…)

タカヨシ(何か悪いことを言ってしまったか?)

ミズキ「ノゾミ…あなた彼氏いるのにダメでしょ~」ニヤニヤ

ノゾミ「なっ、何がですか…?」///ソワソワ

ミズキ「分かってる癖に~」ニヤニヤ

ノゾミ「あぅ…」///

ケンジ「じゃ、じゃあ早速遊びに行くか…!」///

ミズキ「そうね!」

――ショッピングモール

ケンジ「いや~ミズキさん写真で見るより可愛いっす…」///

タカヨシ(ケンジ…べた過ぎる…)

ミズキ「そう?ありがと~!」

ケンジ「…」

ミズキ「…」

ノゾミ「…」

タカヨシ「…」

タカヨシ(ぐう、この空気は重い…)

タカヨシ(どうだろう、ここは流れを変えてみるか?)

安価↓1

1.変える
2.変えない


634以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 21:16:33.77Ue/ghBCt0 (2/3)

1


635 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 21:29:35.82WnNAKuLS0 (24/31)

タカヨシ「なあ、ケンジ」

ケンジ「う、おう、なんだ相棒?」

タカヨシ「…僕ちょっとノゾミちゃんとそこら辺まわってくるよ」

ノゾミ「はわっ…!?」///

ケンジ「おう!そんじゃあ、俺はミズキさんとまわってるよ!」

タカヨシ(これは一つ貸しにしておく)

ミズキ「いいね!それじゃあ、ノゾミ楽しんできてねー!」タッタッ…

ケンジ「元気でやれよ!」タッタッ…

タカヨシ(ケンジとミズキはどこかへ行ってしまった)

ノゾミ「あ、あのぅ…」///

タカヨシ「どうした?」

ノゾミ「はうっ!…何でも…ないです」キュンキュン///

タカヨシ「?それならいいけど」

タカヨシ「…僕たちもどこかまわるか」

ノゾミ「う、はい…」///



タカヨシ「…」

ノゾミ「…」///

タカヨシ「ねえ」

ノゾミ「はいっっ!」///

タカヨシ(今一瞬声が裏返った…)

タカヨシ「ノゾミちゃんって彼氏いるんだっけ?」

ノゾミ「は、はい」

タカヨシ「優しい?」

ノゾミ「と、とっても…」

ノゾミ「そ、それにカッコいい…です」

タカヨシ(ふーんそうなんだ)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「彼氏さん、優しい人なんだね…」
2.「つき合って長いの?」
3.「ねえ、今日は彼氏さんになんて言い訳してきたの?」ニヤリ ♡


636以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 21:39:07.77DYjgWUSt0 (9/12)

2


637 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 21:48:43.48WnNAKuLS0 (25/31)

タカヨシ「つき合って長いの?」

ノゾミ「な、長いかは分からないですが…に、二年…」

タカヨシ「十分長いよ!…仲いいんだね」

ノゾミ「そ、そうなんです…!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「彼氏さんに不満はないの?」♡
2.「是非会ってみたいね」
3.「可愛い服だね」♡
4.「洋服に興味ある?」


638以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 21:50:32.68dyrVkA7KO (1/2)

4


639 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 21:59:52.07WnNAKuLS0 (26/31)

タカヨシ「洋服に興味ある?」

ノゾミ「えっ?…い、一応…」

タカヨシ「それじゃあ、服見ていこうよ」

ノゾミ「はっ、はい!」



ノゾミ「そういえば…た、タカヨシさんは…」///

タカヨシ「?」

ノゾミ「か、彼女とかいるんですか…?」///

安価↓1

1.「いるよ」
2.「さあ、どうかな」
3.「こんなヤツにいる訳ない」


640以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 22:05:03.92Ue/ghBCt0 (3/3)

2


641 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 22:16:33.34WnNAKuLS0 (27/31)

タカヨシ「さあ、どうかな?」

ノゾミ「えっ!…で、でもいそぅ…」///

タカヨシ「そう思う?」

ノゾミ「は、はいぃぃ…」///

タカヨシ「それより、彼氏さんを差し置いて僕なんかと一緒に居ていいの?」

ノゾミ「今日は…ミズキの付き添いで来た…だけだから…」///

タカヨシ(    )

多数決安価↓1~3

1.(彼氏さんには悪いけど、こんなに可愛い子を放ってはおけない)
2.(彼女には彼氏がいる。そっとしておこう)


642以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 22:24:59.55DYjgWUSt0 (10/12)

2


643以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 22:26:16.63dyrVkA7KO (2/2)

2


644 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 22:40:07.84WnNAKuLS0 (28/31)

タカヨシ(彼女には彼氏がいる。そっとしておこう)

タカヨシ「それもそうだね…」

ノゾミと連絡先を交換した。ノゾミと買い物を楽しんだ。



ケンジ「おう!相棒!待たせたな」

ミズキ「ごめんノゾミ~!」

タカヨシ「全然待ってない」

ノゾミ「大丈夫…だよ」

タカヨシ「それじゃあ、今日は解散か?」

ケンジ「おう、そうだな」

ケンジ「それじゃあ、ノゾミちゃん、またな」

ノゾミ「ま、また今度…」

ミズキ「それじゃ、行きましょっかケンジ!」

ケンジ「おうよ!」

タカヨシ(えっ、この後も二人でどこかまわるのか…)

ノゾミ「そ、それじゃあ、た、タカヨシ…君」///

ノゾミ「さようなら…」///

タカヨシ「ああ、またね」

――自室 夜

タカヨシ(さて…何をしよう…?)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.コダマに連絡を取る
4.本屋に行く
5.寝る


645以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 22:43:51.09DYjgWUSt0 (11/12)

4


646 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 22:49:32.05WnNAKuLS0 (29/31)

タカヨシ(今日は本屋に行こう…)

――本屋

タカヨシ(今日は…知っている人はいないみたいだ)

タカヨシ(何を読もうか…)

安価↓1

1.犯罪組織「レッドカルテ」の犯行
2.豪華、プラネタリウム特集
3.女性を悦ばせる夜のテクニック特集


647以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 23:04:53.94BMc1jKiJo (3/3)

1


648 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 23:12:23.46WnNAKuLS0 (30/31)

タカヨシ(“犯罪組織「レッドカルテ」の犯行”…か)

タカヨシ(最近話題になっているハッカー集団の特集だ)

ペラペラ

タカヨシ(ふむ…画像や個人情報の流出…現金目的でない犯行…か)

ペラペラ

タカヨシ(いろいろな事が書いてあったな…)

タカヨシ(またミカとこれについて話し合わなければ)

――自室 【日曜日】

タカヨシ(ふわああぁ…朝か…)

タカヨシ(今日は…何をしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマと連絡を取る
4.ノゾミと連絡を取る
5.用務員室に行く


649 ◆5mGdnN/fe22019/12/27(金) 23:15:01.42WnNAKuLS0 (31/31)

今日は寝ます安価↓


650以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/27(金) 23:16:09.82DYjgWUSt0 (12/12)

1


651以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 00:17:25.83pWwptRdJo (1/2)

おつでした


652 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 17:30:53.95ORLW1VJM0 (1/15)

タカヨシ(今日はミカの家に行くか…)

――ミカの家

タカヨシ(また来てしまった…)

タカヨシ「ミカ―」コンコン

ミカ「あっ!いらっしゃい!」ガチャ

ミカ「ねえ、突然だけど買い物に行かない?」

タカヨシ「ああ、いいよ」

ミカ「じゃあいきましょ!」

――横浜 ショッピングモール

ミカ「カップル多いわね…」

タカヨシ「そうだな」

タカヨシ「でも、僕たちもそうだろ?」

ミカ「まあね」///

ミカ「ねえ、初めて二人で来た時のこと覚えてる?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もちろん」
2.「…ええと」


653以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 18:04:15.53pklahGZK0 (1/2)

1


654以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 18:05:05.87NQskmodG0 (1/1)

はい


655 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 18:28:16.78ORLW1VJM0 (2/15)

タカヨシ「もちろん」

ミカ「よかった!忘れてるかと思ってた」

ミカの機嫌が良くなった。

タカヨシ「それより、服でも見るか」

ミカ「そうしましょ!」



ミカ「あー可愛いな~!」

タカヨシ(なぜこんなにも服に夢中になれるのか…)

タカヨシ「いいのあったか?」

ミカ「…ええ、それはもう沢山!これも可愛いな~」

タカヨシ(どうしよう…)

安価↓1

1.買ってあげよう
2.自分で買えるだろう


656以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 18:32:05.41pklahGZK0 (2/2)

1


657 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 18:43:49.41ORLW1VJM0 (3/15)

タカヨシ(…どれか買ってあげよう)

ミカ「…これ、凄い可愛い!」

タカヨシ「どれだ?」

ミカ「これ!…可愛くない?」

タカヨシ「ああ、ミカが着たら絶対似合う」

ミカ「ほんと?…じゃあ、試着しちゃおっかな」///

・・・

店員「とってもお似合いです!」

ミカ「ど、どうタカヨシ?」///

タカヨシ「ああ、凄く似合ってる」

タカヨシ「あの、これ全部ください」

ミカ「えっ…?」

店員「かしこまりました~、お会計はこちらです~」

タカヨシ「これで」

店員「ありがとうございます~!」

ミカ「ね、ねえタカヨシ」

タカヨシ「なんだ、そのまま着て帰るのか?」

ミカ「い、いや違うけど…」

・・・

タカヨシ「…」

ミカ「な、なんかゴメンね」

タカヨシ「何が?」

ミカ「ほら、洋服買ってもらっちゃって」

タカヨシ「いいんだ、気にするな」

タカヨシ「僕も、ミカには可愛い物を着てほしいし」

ミカ「…!」///

ミカ「…た、タカヨシ…」///

タカヨシ「…いやだったか?」

ミカ「そんな訳ないじゃん!…凄く、嬉しかった」///

タカヨシ「それならよかった」

ミカ「…」///

ミカ「…ね、ねえ」///

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「私…夢見てるのかな」

タカヨシ「夢?」

ミカ「そう、凄くカッコよくて優しい彼氏と一緒にデートなんて」

ミカ「夢でも見てるみたい…」///

タカヨシ「…」

安価↓1

1.ミカの頬をつねる
2.「僕もだ」
3.「夢なんかじゃない」


658以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 18:57:29.75PH0ib8HlO (1/6)

3


659 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 19:09:12.66ORLW1VJM0 (4/15)

タカヨシ「夢なんかじゃない」

タカヨシ「僕たちの思い出もね」

ミカ「そ、そうね…」///

ミカ「私たち、本当につき合ってるんだもんね」///

タカヨシ「そうだ…」

ミカ「…私、タカヨシの事しか考えられないかも」///

タカヨシ「え?」

ミカ「た、タカヨシのことが好きすぎて…もうダメかも…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「死ぬな」
2.「め、メンヘラ…」
3.「重たい恋になりそうだ」


660以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 19:15:12.85jFrz4VfRO (1/4)




661 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 19:28:02.14ORLW1VJM0 (5/15)

タカヨシ「重たい恋になりそうだ」

ミカ「えへへー、それでも背負ってくれるんでしょ?」///

タカヨシ「ああ、もちろん」

ミカ「やったー!…大好き♡」///

ミカと特別な時間を過ごした。

――自室 夜

タカヨシ(…メールか?)

コダマ『また遊んでよ、タカヨシ君』

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.ノゾミと連絡を取る
4.コダマの誘いに乗る


662以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 19:30:26.46PH0ib8HlO (2/6)

4


663 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 19:59:07.33ORLW1VJM0 (6/15)

タカヨシ(コダマさんの誘いに乗るか…)

――遊園地「パーパーランド」

タカヨシ(遊園地だけど、夜はイルミネーションか…いいね)

コダマ「…」

タカヨシ(あれは…コダマさんか)

タカヨシ「コダマさん」

コダマ「あら、タカヨシ君」

タカヨシ「遅れてすみません」

コダマ「大丈夫、私も丁度来たところだから」

タカヨシ「それじゃあ行きましょうか…」

コダマ「ええ」



コダマ「急に呼び出したりして、ごめんなさいね」

タカヨシ「いえ、全然大丈夫ですよ」

タカヨシ「むしろ、誘われて嬉しかったです」

コダマ「フフッ…それなら良かった」

コダマ「ねえ、イルミネーションって綺麗?」

タカヨシ(と、突然…)

タカヨシ「綺麗だと思いますよ」

コダマ「…でも、夜しか輝けないの」

タカヨシ「…」

コダマ「それって悲しくない?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…夜しか輝かないからこそ綺麗なんじゃないですか?」
2.「昼夜輝いてたらなんの面白みもないですよ」
3.「そうですね…」


664以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 20:00:25.41PH0ib8HlO (3/6)

1


665 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 20:13:42.12ORLW1VJM0 (7/15)

タカヨシ「…夜しか輝かないからこそ綺麗なんじゃないですか?」

コダマ「そうかしら?」

コダマ「女性は、いつだって綺麗でありたいと思う生き物よ…」

タカヨシ「…けれどそうは問屋が卸さない」

コダマ「たしかに…老いからは逃れられない…例外なくね」

コダマ「あなたの言う通り、永遠じゃないからこそ綺麗だって感じられるのかもね」

タカヨシ「…女性の話ですか?」

コダマ「ええ」

タカヨシ「…」

タカヨシ「そういえば、コダマさんメイド喫茶では順調ですか?」

コダマ「…辞めた」

タカヨシ「…え?」

コダマ「辞めちゃった…もう働く理由もないし」

タカヨシ「そ、そうなんですか」

コダマ「なんか残念そうね」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「メイド服姿が見られないのは残念です」♡
2.「そんなことないですよ」
3.「まあ…少し残念です」


666以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 20:17:10.854EIKw9hR0 (1/1)

1.


667 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 20:31:22.52ORLW1VJM0 (8/15)

タカヨシ「メイド服姿が見られないのは残念です」

コダマ「…」///

コダマの気を引けたようだ。

コダマ「あなたって…変態?」///

タカヨシ「ちょ、直球ですね…」

タカヨシ「ちなみに違います」

コダマ「でも…別にあなたならいいか」

タカヨシ「なんでですか?」

コダマ「だって…変な事しないでしょ?」

タカヨシ「する訳ないです」

タカヨシ(…)

コダマ「なんかあなたを見てると…」

タカヨシ「…?」

コダマ「また純粋な恋愛がしたいなって思った」

タカヨシ「…コダマさんまだ若いからできますよ」

コダマ「いえ…もうこの年になるとそんなのない」

コダマ「飲みに行って、持ち帰って…終わりって感じ」

タカヨシ「は、はあ…」

タカヨシ「コダマさんそういう経験あるんですか?」

コダマ「へ…?」///

タカヨシ「いや、だから飲み…」

コダマ「あなた、意外と度胸あるのね」///

タカヨシ「え…?」

コダマ「…いいわ、あなたにだけ教えてあげる」

タカヨシ「そ、それはどうも…」

タカヨシ(一体なんのことやら…)

コダマ「“ゼロ”よ…」///

タカヨシ「…はい」

コダマ「何その顔…意外だった?」///

タカヨシ「ま、まあ…」

タカヨシ(コダマさん、何か勘違いしてないか…)

コダマ「フフッ…やっぱりあなたも高校生ね」

タカヨシ「元からそうです」

コダマ「あなた、大人びてるから、同い年の人と“デート”してるみたいだった」

タカヨシ「で、デート…」

コダマ「…ちょっと、高台にのぼってみない?」




668 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 20:31:53.54ORLW1VJM0 (9/15)

――高台

タカヨシ「…眺めがいい」

コダマ「ええ、ほんと」

タカヨシ「…」

コダマ「…」

コダマ「私、いい年して恋しちゃったみたい」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕もです」♡
2.「そう…ですか」
3.「僕もしたいです」


669以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 20:40:04.27PH0ib8HlO (4/6)

2


670 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 20:52:49.88ORLW1VJM0 (10/15)

タカヨシ「そう…ですか」

コダマ「ええ、なんだか若い頃に戻った気分」///

タカヨシ(今でも十分若いんだけどなあ)

コダマ「…私、可愛くないから誰も振り向いてくれなかった」

タカヨシ「…」

コダマ「大学生になって、体目当てのチャラい男ばっかり話しかけてきて」

コダマ「素直な人なんて一人もいなかった」

タカヨシ「そうなんですか」

タカヨシ(確かにコダマさんは…“大きい”からな)

コダマ「ねえ、この後なんか食べに行こうよ」///

タカヨシ(さて、どうするか…)

安価↓1

1.「もちろん」
2.「今日は無理」


671以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 20:56:38.04jMGN+yejo (1/1)

1


672 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 21:09:31.36ORLW1VJM0 (11/15)

タカヨシ「もちろん」

コダマ「よかった…安心して、私の奢りでいいから」

タカヨシ(ほっ…)

――居酒屋

コダマ「ぷは~…やっぱりお酒は美味しい…」

タカヨシ「そ、そうなんですか?」

コダマ「…まだ子どもは知らなくていいの」

タカヨシ(僕は大人しくコーラでも飲もう)

コダマ「私…結構お酒弱いんだよね…」///

タカヨシ「え、なんで飲んだんですか?」

コダマ「…人にはね、自分を出さなきゃならない時があるの」///

コダマ「でも、出せない。そういう時に、コレを飲むの」///

タカヨシ「…は、はあ」

コダマ「…あと、女の子にエッチ持ちかけるときね」///

タカヨシ「…」

タカヨシ「それで、コダマさんは自分を出すんですか?」

コダマ「ええ…まあね…」///

コダマ「…実は私、あなたの事好きになっちゃったみたい」///

タカヨシ「…!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「いいと思いますよ」♡
2.「でも、彼女いますよ」
3.「…僕なんかでいいんですか?」♡
4.「もっと別の人を好きになった方がいいですよ」


673以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 21:15:24.30jFrz4VfRO (2/4)




674 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 21:27:54.61ORLW1VJM0 (12/15)

タカヨシ「でも、彼女いますよ」

コダマ「へ~それがどうしたの?」///

タカヨシ「…!」

コダマ「別に私があなたを好きになっちゃダメな理由にはならない…」///

タカヨシ「だ、だけど…浮気は…」

コダマ「…もうとっくにしてるんでしょ?」///

タカヨシ(!!!)

タカヨシ(バレてる?そんなはずないけど)

タカヨシ「はあ…ハッタリですね」

コダマ「バレちゃったか…ま、いいわ」///

コダマ「それじゃあ…色仕掛け作戦~」グイッ///

タカヨシ(コダマさんが胸元を大きく開けている)

タカヨシ「くっ…卑怯な…!」

コダマ「どう?効いた~?」///

安価↓1

1.「効かない」
2.「ま、参りました…」♡
3.「だ、だめだだめだだめだだめだだめだだめだ…」


675以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 21:30:02.44PH0ib8HlO (5/6)

3


676 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 21:33:53.61ORLW1VJM0 (13/15)

タカヨシ「だ、だめだだめだだめだだめだだめだだめだ…」

コダマ「フフッ…いくら唱えても無駄よ」///

コダマ「ねえ、どうするの?私もう終電逃しちゃった…♡」///

タカヨシ(…)

多数決安価↓1~3

1.家に泊める ♡
2.いや、ダメだ



677以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 21:39:56.04jFrz4VfRO (3/4)




678以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 22:12:37.55PH0ib8HlO (6/6)

2


679 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 22:40:22.38ORLW1VJM0 (14/15)

タカヨシ(いや、ダメだ!)

タカヨシ「それは…残念です」

タカヨシ「タクシー呼びますか?」

コダマ「…フフッ」///

タカヨシ(なんだ、今の不敵な笑みは)

コダマ「ますます好きになっちゃった…」///

タカヨシ「え?」

コダマ「私、あなたになら本当にあげてもいい♡」///

タカヨシ「何を?」

コダマ「私の…処女♡」ボソッ///

タカヨシ「…!」///

コダマ「…考えておいて、私はずっと待ってるから♡」///

コダマと楽しい時間を過ごした。…コダマは僕に気がある。

――自室 【月曜日】

サラ「おい!起きろ!」

タカヨシ「うわあっ!…サラさん、帰ってきてたんですか」

サラ「そーだ!もうとっくに帰ってるし、朝だ、起きろ!」

タカヨシ「はいっ!」

――担帝学園 放課後

タカヨシ(はあ…早起きは苦手だ)

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.用務員室に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.帰る
6.部室に行く
7.校内を散策


680以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 22:48:07.19jFrz4VfRO (4/4)




681 ◆5mGdnN/fe22019/12/28(土) 23:05:50.64ORLW1VJM0 (15/15)

今日は終わります



682以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/28(土) 23:27:27.93pWwptRdJo (2/2)

おつあつー


683以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/06(月) 05:27:58.78A+kj5Vuao (1/1)

新年はやっぱり忙しいんですかね…
戻ってきてくれよ~頼むよ~


684 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 01:33:15.66M4zaw2+90 (1/9)

>>683 お待たせしてすみません。また明日から書き込みます~


685以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 01:35:14.192gxOAFmfo (1/2)

やったぜ。
あけおめことよろ


686以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 01:54:14.26pKN8Kkzao (1/2)

成し遂げたぜ


687 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 20:54:36.25M4zaw2+90 (2/9)

タカヨシ(校内散策でもするか…)

――担帝学園 連絡橋

タカヨシ(連絡橋は待ち合わせスポットなのかな…)

タカヨシ(こうして学校を回ってると、改めて生徒が多いと感じさせられるなぁ)

???「うわああああぁぁぁぁぁー!」ドテッ

タカヨシ(うわっ、びっくりした)

???「し、静まれ!我が右腕よおおおおお!」ブンブンブンブン

通行人「…なにあれ」「あいつ、大丈夫か?」「あれ、噂の子?」

タカヨシ(…連絡橋の真ん中で何を騒いでるんだあの女子は)

???「いかん!力が抑えられぬうううぅぅぅぅ!」

???「ダメだ!…いまここで力を開放すれば…皆を巻き込んでしまう!」

通行人「…」クスクス

タカヨシ(クサい芝居だ)

???「だれかあああ!だれか止めてくれええええ!」ブンブンブン



安価↓1

1.止めてあげる
2.…放っておこう


688以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 21:25:30.192gxOAFmfo (2/2)

1


689 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 21:41:37.24M4zaw2+90 (3/9)

タカヨシ(く…止めてやるか)

???「うおおおあああぁぁぁぁ!」

タカヨシ「あ、あの…」

???「!」クルッ

タカヨシ「大丈夫…ですか?」

???「あ、ありがとう同志…!おかげで治まってきたぞ!」

タカヨシ(うそくさ)

???「…さては、貴様能力者だな?」

タカヨシ「え?」

???「くーくくく、誤魔化さなくてよい。我が“ジャッジメント・アイ”の前ではどんな嘘もお見通しだ」

タカヨシ「じゃっじ…なんだって?」

???「ジャッジメント・アイ!…主が我に与えたもうた能力だ!」

タカヨシ「は、はあ…」

タカヨシ(なんかヤバいのに声かけちゃったかな…?)

???「貴様…名は?」

タカヨシ「…タカヨシです」

???「なんと…間抜けな名だ」

タカヨシ「すみま…せん」

???「ここは“一般人”の礼儀を重んじて名を名乗ろう」

???「我が名は“タナトス”!死を司る…“使者”だ」

タカヨシ「タナトス?…ええと…」

タカヨシ(彼女のバッグには…【安価】って書いてあるけど…)

痛い少女の名前 安価↓1


690以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 21:59:28.50pjuj+ReK0 (1/3)

安西 好子(あんざい よしこ)


691 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 22:27:51.80M4zaw2+90 (4/9)

タカヨシ(彼女のバッグには…安西 好子(あんざい よしこ)って書いてあるけど…)

タカヨシ「アンザイ…さん?」

アンザイ「真名を言うな!…しかし、貴様。なぜ真名を知っている?」

タカヨシ「だってバッグに名前書いてありますよ」

アンザイ「なっ!…不覚!」ガタッ

タカヨシ(いちいちリアクションが大袈裟なんだよなぁ…)

アンザイ「…まあよい。我を助けてくれた恩は忘れないぞ」

タカヨシ「その割に横柄な態度じゃないですか?」

アンザイ「う、うるさい!」

タカヨシ「…」

アンザイ「…」

タカヨシ「そ、それじゃあ僕はこれで…」グイッ

アンザイ「どこに行くのだ!」

タカヨシ「えっ?」

アンザイ「我の秘密を知ってしまったからには…生かしておけない」

タカヨシ「そんなこと言われても…死ぬ気は更々ありませんよ」

アンザイ「…では、契約を結ぶのだ」

タカヨシ「は?」

アンザイ「いいから来い!」

タカヨシ「ちょ、ちょっと!」


692 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 22:57:45.63M4zaw2+90 (5/9)

――超常現象研究部 部室

アンザイ「入れ!」

タカヨシ「お、お邪魔します…」

タカヨシ(なんか不気味な部屋だな…)

タカヨシ(あそこに転がってるのは…マネキン?)

アンザイ「ふっ、そこの椅子に掛けるがいい」

タカヨシ「どうも」ガタッ

タカヨシ「このお菓子食べていいんですか?」

アンザイ「なっ、貴様意外と図太いな。まあ、いい」

タカヨシ「…」ボリボリ

アンザイ「…無言で食うな無言で!」

タカヨシ「す、すみません」

タカヨシ「で、でも話すことなんて…」

アンザイ「あるぞ」

アンザイ「貴様にはこの部に入ってもらう!」

タカヨシ「は?」

アンザイ「お菓子に手を付けておいて今更“さようなら”じゃ済まされないぞ」

アンザイ「それに、貴様は我の真名を知ってしまった。それに能力も!」

アンザイ「そんな奴を野放しにしておくわけにはいかない!」

タカヨシ「…まあ、入るだけなら」

アンザイ「やった!…じゃなくて、賢明な選択だ」

タカヨシ(いま素で喜んだな)

タカヨシ「けど、どんな活動をするんですか?」

アンザイ「超常現象全般の研究だ」

タカヨシ「…俗にいうオカルト的な?」

アンザイ「その呼び名は気に入らないが…そうだ!」

タカヨシ「…」

タカヨシ「ところで、その眼帯と包帯は?」

アンザイ「いい目の付け所だ!」

アンザイ「これは我が力を抑制するためのいわば装具…」

アンザイ「しかし、我の力は強大。故に、抑えきれていない…」

タカヨシ(意味ないじゃないか)

アンザイ「さっきの発作もソレのせいだ」

タカヨシ「へ、へえ。大変なんだね」

アンザイ「凡人には分かるまい」

タカヨシ「…」

アンザイ「では、これから貴様にはここの部員として活動してもらうぞ!」

アンザイと楽しい時間を過ごした。…どうやらかってに入部させられたみたいだ。




693 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 22:58:18.61M4zaw2+90 (6/9)

――自室 夜

タカヨシ(夜か…何をしよう)

安価↓1

1,ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.用務員室に行く


694以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 23:00:50.71pKN8Kkzao (2/2)

2


695 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 23:10:00.87M4zaw2+90 (7/9)

タカヨシ(ゲームセンターに行くか…)

――ゲームセンター

タカヨシ(夜なのに混んでるな…)

タカヨシ(メダルゲームでもやろうかな)

カナデ「…」キョロキョロ

タカヨシ(あれは…カナデか?)

タカヨシ「カナデ」

カナデ「!」ピタッ

カナデ「…」ダッ

タカヨシ(物凄いスピードで走ってくる)

カナデ「…」ギューッ///

カナデ「た、タカヨシ…」///

タカヨシ「元気にしてたか?」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「そうか、それは良かった」

カナデ「…」///

タカヨシ「今日も何かゲームするか」

カナデ「…」コクッ///

――プリクラコーナー

タカヨシ「こ、これゲームじゃないよね…?」

カナデ「入って…」///

タカヨシ「う、うん」

タカヨシ(プリクラなんて撮ったことないぞ…)

アナウンス『3…2…』

タカヨシ(な、何かポーズをとればいいのか?)

カナデ「…」グイッ

タカヨシ「な、なんだカナデ」

カナデ「顔…近づけて」///

タカヨシ「分かった」グイッ

カナデ「…」///

タカヨシ「…」

タカヨシ(近い…)

安価↓1

1.キスする♡
2.何もしない


696以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 23:17:31.72pjuj+ReK0 (2/3)

2


697 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 23:23:38.97M4zaw2+90 (8/9)

タカヨシ(…今は我慢しよう)

タカヨシ(人が入ってきたら大変だ)

カナデ「ね…ねえ」

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「ちゅ、チュー…しない?♡」///

タカヨシ「また、後でな」

パシャッ

――ゲームセンター ラウンジ

タカヨシ「カナデ…意外とプリクラのセンスあるかもな」

カナデ「えへ…へへ」///

タカヨシ「ありがとう…これ、大事にするよ」

カナデ「わ、私も…」///

カナデ「た…かよしとの…ツーショット」ニヘラ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ご飯でも食べに行こう」
2.「ゲーム機でも見に行くか」
3.「カフェでお茶する?」
4.「そろそろ帰るか」


698以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/07(火) 23:41:17.34pjuj+ReK0 (3/3)

2


699 ◆5mGdnN/fe22020/01/07(火) 23:51:00.70M4zaw2+90 (9/9)

タカヨシ「ゲーム機でも見に行くか」

カナデ「…」コクッ

――ゲームショップ「ゲットオフ」

タカヨシ「色々あるな…」

カナデ「わぁ~…」ジーッ

タカヨシ(カナデが携帯ゲーム機に釘づけになっている…)

カナデ「…」ジィーッ

安価↓1

1.買ってあげる
2.放っておこう


700以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 00:05:01.888o/9yn6/0 (1/5)

1


701 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 00:18:42.69n2oxgAY/0 (1/17)

タカヨシ(買って…あげるか)

タカヨシ「カナデ、それ借りるぞ」ガッ

カナデ「えっ…?」



店員「ありがとうございます~」

タカヨシ「ほら、これ」

カナデ「…」モジモジ///

タカヨシ「欲しそうにしてたから…あげる」

カナデ「い…いいの?」

タカヨシ「ああ。気兼ねなく遊んでくれ」

カナデ「でっ…でも…」モジモジ

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「か、カナデ…何も…」

カナデ「してない…」

タカヨシ「何を…?」

カナデ「お兄の…喜ぶ…こと」モジモジ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「そんなこと気にしなくていい」
2.「それじゃあ、何かお願いしようかな」
3.「それなら一つ貸しだな」


702 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 01:06:45.43n2oxgAY/0 (2/17)

今日は寝ます~ 安価↓


703以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 01:22:51.74EzFVzkZ8o (1/1)

2


704 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 17:05:51.42n2oxgAY/0 (3/17)

タカヨシ「それじゃあ、何かお願いしようかな」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「…とは言うものの、何がいいんだろ」

カナデ「な…何でもいいよ」///

タカヨシ(なんでもいい…か)

タカヨシ(それじゃあ…)

カナデにお願いする内容 安価↓1 来なさそうだったら勝手に〆ます


705 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 19:11:48.01n2oxgAY/0 (4/17)

タカヨシ(それじゃあ、今度遊園地にでも誘うか…)

タカヨシ「じゃあ、今度付き合ってよ」

カナデ「なにに…?」///

タカヨシ「まあ、その時のお楽しみ」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「それじゃあ、帰ろうか」

カナデと特別な時間を過ごした。

――自室 【火曜日】

タカヨシ(う…朝か)

タカヨシ(早く学校行かないと)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(さて…何をしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.用務員室に行く
3.コダマの家に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.超常現象研究部の部室に行く
6.帰る


706以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 19:42:39.388o/9yn6/0 (2/5)

5


707 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 20:22:07.92n2oxgAY/0 (5/17)

タカヨシ(せっかくだし、あの変な部活に顔出すか…)

――超常現象研究部 部室

タカヨシ「どうもー」ガチャッ

アンザイ「おお、来たか!入れ」

タカヨシ「暇だから来た」

アンザイ「一言余計だが…まあいい!」

アンザイ「早速だが、今日は調査を行うっ!」

タカヨシ「ちょ、調査?」

アンザイ「そうだ!…しかし、今はまだ明るい」

タカヨシ「どういう事?」

アンザイ「調査は生徒が帰った後の学校で行う!」

タカヨシ「でも、俺たちも帰らなきゃ…」

アンザイ「ダメだ!…調査が先だ!」

タカヨシ「は、はあ…」



タカヨシ(最終下校のチャイムが鳴ってしばらく経つ)

タカヨシ(もう照明も全部落ちて、俺たちしか残っていないみたいだ)

アンザイ「…」スースー

タカヨシ(ね、寝てる?)

タカヨシ「アンザイ!…起きろ!」ユサユサ

アンザイ「きゃっ!…脅かすな!」

タカヨシ「じゃあ寝るな…」

タカヨシ「それで、これから何をするんだ?」

アンザイ「それはもちろん、“噂”の検証だ」

タカヨシ「噂?」

アンザイ「そうだ!…C棟三階の女子トイレに、夜幽霊が出るという噂だ!」

タカヨシ「えぇ…ただの噂だろ?」

アンザイ「…本当かも知れないだろう?」

タカヨシ「そんなバカな…」

アンザイ「とにかく、真偽はこの“ジャッジメント・アイ”が決める!」

タカヨシ「…」

アンザイ「ほら、行くぞ!」

タカヨシ「ああ」


708 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 20:36:46.50n2oxgAY/0 (6/17)

――担帝学園 C棟三階 女子トイレ前

アンザイ「…」ギュッ

タカヨシ「…」

タカヨシ「…なあ」

アンザイ「ひゃっ!」ビクッ

アンザイ「…なんだ?」

タカヨシ「そろそろ手、放してくれないか?」

アンザイ「あ、ああいいだろう」ギュッ

タカヨシ「は、放してない…」

アンザイ「う、うるさい!とにかく入るぞ!」

タカヨシ「え、でも俺男子…」

アンザイ「ここに女子がいるから大丈夫だ!」

タカヨシ「…」

タカヨシ「はあ…じゃあ、入りますよ…」サッ

アンザイ「…」ガタガタ

タカヨシ(暗くて良く見えないな…)

タカヨシ(あれは…!)

タカヨシ「あ、アンザイ!」

タカヨシ「…誰かいる」

???「…誰?」

アンザイ「しゃ、喋った!」ガクブル

タカヨシ「君こそ…こんな夜中に何してる?」

???「…ここ、私のおうち」

タカヨシ「家?」

???「そうなの…」

???「…」

???「みんな、死んじゃえばいいのに」ボソッ

タカヨシ「…なんだって?」

???「みんなしんじゃえ!」グワッ

タカヨシ(な、なんだ!…目が赤く光ってる?)

タカヨシ(これは…人間じゃないぞ…)

アンザイ「あ、あわわわわ…」ガクッ

タカヨシ「アンザイ!」

アンザイ「…」

タカヨシ(くそ、腰が抜けたのか…)

???「今から、ふたりとも殺してあげる」シャキッ


709 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 20:37:15.48n2oxgAY/0 (7/17)

タカヨシ「か、カッター?」

タカヨシ(やばい、このままじゃ本当に殺されかねない)

タカヨシ「アンザイ!早く立て!」

アンザイ「…」シャーッ

タカヨシ(も、漏らしてる…これはもうだめだ)

???「ふふっ…大人しいのね…」トコトコ

タカヨシ「くっ…」

ドクン

タカヨシ(!…なんだ?)

ドクンドクン

タカヨシ「ぐうっ…」ドクン

タカヨシ(この感覚…まさか)

タカヨシ(そんなはずない!…ここで使えるわけがない…)

???「逃げないの~?」

タカヨシ(…仕方ない、試してみるか)

タカヨシ「…ペルソナっ!リャナンシー!」パリン

???「!」

タカヨシ(できた…)

???「あなたも、力がつかえるの?」

タカヨシ「“あなたも”って…どういうことだ」

???「奇遇ね…」

???「…アラミタマっ!」ブワッ

タカヨシ「!!」

タカヨシ(ぺ、ペルソナ?…このバケモノ、ペルソナが使えるのか?)

???「私も…使えるのよ」

???「フレイラ!」シュルルルル

タカヨシ(こ、攻撃が来る!)

タカヨシ(チェンジしなきゃ…)

タカヨシ「ペルソナ、ホームズ!」パリン

キュイイィィイン

???「は、弾かれたの?」

タカヨシ(ま、間に合った…)

???「そんな…フレイラ!」シュルルル…

キュイイィィイイン

タカヨシ「何度やっても無駄だぞ」

???「くっ…」フッ

タカヨシ「!」

タカヨシ(…き、消えた?)

タカヨシ(ま、まさか逃げたのか?)

タカヨシ「…」

アンザイ「…」

タカヨシ(仕方ない…ここは一旦退こう)



710 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 20:40:55.12n2oxgAY/0 (8/17)

――超常現象研究 部室

タカヨシ(や、やっと着いた…)

アンザイ「…」

タカヨシ(アンザイを抱えてきたけど…結構な重労働だった…)

タカヨシ「アンザイ、大丈夫か?」

アンザイ「う、うん…」

タカヨシ「それじゃあ、降ろすぞ…」ドサッ

アンザイ「…」

タカヨシ「…本当に大丈夫か?」

アンザイ「…これって、夢?」

タカヨシ「違う…と思う」

アンザイ「…私、着替えなきゃ」

タカヨシ(いつもと口調が違う…そんなにショックだったのか)

タカヨシ「あ、ああ。それじゃあ、外で待って…」

アンザイ「だ、ダメ!」

タカヨシ「え?」

アンザイ「こ、怖いから…中で待ってて!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…仕方ないな」
2.「ダメだ、外で待ってる」


711以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 20:49:19.53T2qYOiR0O (1/3)

1


712 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 21:13:07.74n2oxgAY/0 (9/17)

タカヨシ「仕方ないな…」

アンザイ「…じゃあ、着替える…」///

タカヨシ(なんで僕が一緒に居ないといけないんだ…)

アンザイ「…」

タカヨシ「…」

アンザイ「ちょ、ちょっと!そっち向け!」///

タカヨシ「分かったよ…」

アンザイ「…」

タカヨシ「…」

アンザイ「こっち、向かないんだな」

タカヨシ「え?…だって見るなって」

アンザイ「でも…興味くらいあるんじゃない?」///

タカヨシ「そんな…子どもみたいな…」

アンザイ「お前も子どもだろ!」

タカヨシ(…)

安価↓1

1.見る♡
2.いや、やめておこう


713以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 21:27:58.16WY7W/wMRO (1/1)

1


714 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 21:34:59.01n2oxgAY/0 (10/17)

タカヨシ(…)

タカヨシ「…」チラッ

アンザイ「あ!…見たな!♡」///

タカヨシ「って!ここで、下着も着替えるのか!」サッ

アンザイ「お前、我のジャッジメント・アイによると…むっつりスケベだ!」

タカヨシ「そんな不名誉な…」

アンザイ「しかし、やけに反応が薄いな」

タカヨシ「…」

アンザイ「フツーだったら鼻血とか…そーゆーものだろう?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「子どもじゃあるまいし…」
2.「見慣れてる」
3.「偏見だ」


715以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 21:37:07.93gufM0N1Qo (1/1)

2


716 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 22:02:35.41n2oxgAY/0 (11/17)

タカヨシ「見慣れてる」

アンザイ「なっ!」///

アンザイ「お前…とんでもないことを言ったな」

タカヨシ「そうか?」

タカヨシ「アンザイのじゃっじめんと…なんとかってやつで見抜けてただろ?」

アンザイ「も、もちろんだ!」

アンザイ「…それで、見慣れてるとは?」///

タカヨシ「え?」

アンザイ「だからどーいうことだと言っているのだ!」///

タカヨシ「…聞かなくても分かるだろ」

アンザイ「い、妹とか姉とかだろう?」///

タカヨシ「姉も妹もいない」

アンザイ「なっ!…では、誰だ!」///

タカヨシ「なあ…」

アンザイ「なんだ!」///

タカヨシ「むっつりスケベはお前じゃないのか…?」

アンザイ「う、うるさい!口答えするな!」///

タカヨシ(全く、命の恩人になんて恩知らずな…)

アンザイ「ま、まあいい」///

アンザイ「今度詳しく聞いてやるからな!」///

アンザイと楽しい時間を過ごした。アンザイとの関係が深まった。

――自室 夜

タカヨシ(ずいぶん遅くまで連れまわされた…)

タカヨシ(さて、どうしよう…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.用務員室に行く
5.ノゾミに連絡を取る
6.レンタルビデオ店に行く


717以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 22:11:58.108o/9yn6/0 (3/5)

6


718 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 22:21:20.02n2oxgAY/0 (12/17)

タカヨシ(なんか映画でも借りてみるか…)

――レンタルビデオ店

タカヨシ(あー、この映画借りられてるな…)

タカヨシ(こっちは新作で高い…見たいけど)

タカヨシ(…)

タカヨシ(こっちは邦画か…ってあれ?)

キヤマ「…」キョロキョロ

タカヨシ(あれ、キヤマさんじゃないか?)

タカヨシ(声をかけてみるか?)

安価↓1

1.声をかける♡
2.かけない


719以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 22:34:17.34JgfQHBG90 (1/1)

1


720 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 22:46:20.79n2oxgAY/0 (13/17)

タカヨシ「…キヤマさん?」

キヤマ「きゃあっ!」ビクッ

ガッシャーン

タカヨシ(も、持っていたディスクを落とした…)

タカヨシ「す、すみません。脅かすつもりは…」

キヤマ「だ、大丈夫!」ソワソワ

タカヨシ「あ、僕も拾いま…」

キヤマ「大丈夫!本当に大丈夫だから!」ソワソワ

タカヨシ「まあそんなこと言わずに…え」

タカヨシ(キヤマさんの落としたこれ…“教師と生徒の禁断の関係”)

タカヨシ(こ、これって…)

キヤマ「あ、ああああううううう、どうしよう…」///

キヤマ「ち、違うのタカヨシ君!…これは友達から頼まれて…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「男友達、いませんよね」♡
2.「余計な詮索はしないでおきます」
3.「そんな、嘘つかなくてもいいですよ…」♡


721以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 22:50:44.198o/9yn6/0 (4/5)

2


722 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 22:57:26.90n2oxgAY/0 (14/17)

タカヨシ「余計な詮索はしないでおきます」

キヤマ「あ、ありがとう…」///

キヤマ「このこと…秘密にしておいて」///

タカヨシ「もちろん」

キヤマ「そ、それじゃあね…」ダッ

タカヨシ(走り去っていった…)

タカヨシ(僕も洋画を借りて帰ろう)

――自室 【水曜日】

タカヨシ(しまった…寝坊だ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(こっぴどく叱られてしまった…)

タカヨシ(次からは気を付けよう)

タカヨシ(…さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.用務員室に行く
5.ノゾミと連絡を取る
6.超常現象研究部の部室に行く
7.帰る


723以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 23:06:55.57T2qYOiR0O (2/3)

7


724 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 23:18:59.99n2oxgAY/0 (15/17)

タカヨシ(今日は帰るとするか…)

――自室

タカヨシ(バッグはそこら辺に置いておこう…)

タカヨシ(さて…どうしようか?)

安価↓1

1.ミカを部屋に呼ぶ
2.キヤマを部屋に呼ぶ
3.コダマを部屋に呼ぶ
4.ノゾミを部屋に呼ぶ
5.アンザイを部屋に呼ぶ
6.ネットサーフィンをする
7.借りてきた映画を見る
8.夜まで寝る


725以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 23:22:52.228o/9yn6/0 (5/5)

1


726 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 23:34:29.95n2oxgAY/0 (16/17)

タカヨシ(ミカを呼ぼう…)

プルルル…

ミカ『もしもし?』

タカヨシ「ああ、今大丈夫?」

ミカ『いいわよ』

タカヨシ「もしよかったら、部屋に来ないか?」

ミカ『え!行きたい!』

タカヨシ「良かった。すぐ来てもらって構わない…」

ツーツーツー…

タカヨシ(切るの早すぎ…)



タカヨシ(この漫画、新刊出てたっけ?…)

コンコン

ミカ「入っていい~?」

タカヨシ「あ、いいよ」

ミカ「お邪魔しまーす!」ガチャッ

ミカ「これがタカヨシの部屋か~!」

タカヨシ「すまん、少し散らかってるけど、くつろいで」

ミカ「全然綺麗だけどね」

タカヨシ「そうか?…ミカの部屋も綺麗だと思うけど」

ミカ「そう?…結構汚いよ、私の部屋」

ミカ「さてと…」チラッ

タカヨシ「…言っておくけど、ベッドの下には何もないぞ」

ミカ「え~、本の一冊二冊くらいないの?」

タカヨシ「そんなもの読まない…」

ミカ「そーなんだ。意外」

タカヨシ「一体どんなイメージを抱いてるんだか…」

ミカ「横…座るね」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「どうぞ」♡
2.「そっちに椅子がある」


727以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/08(水) 23:40:16.01T2qYOiR0O (3/3)

1


728 ◆5mGdnN/fe22020/01/08(水) 23:53:57.59n2oxgAY/0 (17/17)

タカヨシ「どうぞ」

ミカ「えへへ…失礼しま~す」///

タカヨシ(ラベンダーのいい香りがする…)

タカヨシ「シャンプー変えた?」

ミカ「あ!気が付いた?」

ミカ「一昨日、新しいシャンプー買ったんだ~」

タカヨシ「どおりで…いい匂いだ」

ミカ「あ、ありがと…」///

タカヨシ「今日はわざわざすまない」

ミカ「いいの、タカヨシの部屋見てみたかったし」

タカヨシ「そうか、今日が初めてか」

ミカ「そう。いつも私の部屋だったから…」

タカヨシ「そうだ、お茶入れてくる」

ミカ「いいの!…お構いなく」

タカヨシ「…そうか」

ミカ「でも、気遣いありがとうね」

ミカ「それで…何する?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ミカは何がしたい?」
2.「映画でも見よう」
3.「話でもするか」


729以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/09(木) 00:11:28.73W2IZqrwt0 (1/1)

3


730 ◆5mGdnN/fe22020/01/09(木) 00:21:09.57flw+SwaF0 (1/1)

今日は終わります~


731以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/09(木) 00:56:48.57cMlRE/3ao (1/1)

おつー



732以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2020/01/23(木) 03:38:13.89XWok5okNo (1/1)

結局飽きたのか?失望したわ