446 ◆eXipHdytqM2019/12/22(日) 15:51:18.56U3CXJU7y0 (2/5)



 箱根に着いたのは、もう夕方の頃だ。
 度重なる災害やドゥームズの襲撃によって、箱根は大きな被害を受けた。塩原は源泉が増えたが、箱根は逆に大幅に源泉を減らしてしまった。
 打開策として造られたのが、温泉を集約し宿泊やレジャーも兼ね備えた、箱根温泉タワーであった。

「4名様ですね。ごゆっくりどうぞ」

 部屋着となっている作務衣を受け取ると、ロッカーで着替えて共用ホールに出てきた。ここから温泉やレストラン、或いは宿泊施設へと行くことができる。

「取り敢えず、汗を流そっか」

 アキラが提案した。



↓1コンマ

00〜50 普通の風呂
51〜90 混浴(水着着用)
91〜99 家族風呂


447以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/22(日) 15:54:30.39p9ut5aC0o (1/1)

てー


448 ◆eXipHdytqM2019/12/22(日) 16:14:22.89U3CXJU7y0 (3/5)



「ふぅ…」

 広い湯船に肩まで浸かって、ユウナは溜め息を吐いた。湯はどちらかというとぬるめで、長く入っていられるようであった。何より、近くにパートナーの3人がいないので、他の客がいるにも関わらずいつもより静かに思えた。
 一人になると、どうしても意識は来週の九州奪還作戦に移る。
 共に出撃するサイドは、頼もしい男だと思う。しかし、彼は九州に居座るドゥームズ、『ポリボア』を直接見てはいないはずだ。そもそも、アレを直に見たのは、ネストではユウナただ一人だろう。
 多種多様な形態をもつドゥームズとの戦闘は、順調に見えてその実、薄氷を踏むような危うい戦闘の繰り返しだ。最初に出撃したクラウドバスターでは、まるで対応できずに応援を呼ぶこともある。

「…3人とも、か」

 クラウドバスター・サヴェージ。高い攻撃力と機動力で、素早く敵を捻じ伏せる。しかし、脚部は脆く、全体的なバランスも上半身に偏っている。伸びる腕の他に、離れた敵への対応手段が無いのも気になる。
 クラウドバスター・マジカル。棘付きハンマーとオルゴン波攻撃で、遠近ともに対応可能。ドゥームズの体液で装甲を強化することが出来、しかも空も飛べる。だが、腕力は低い。武器を奪われれば、一気に不利になるだろう。
 クラウドバスター・ヴェノム。一番クセが強い機体だ。並大抵の攻撃ではびくともしないが、こちらからはまともな攻撃もできない。ちまちまと噛んで毒を流し、倒れるまでじっと耐えるしかない。機動力も、殆ど無いに等しい。

 これらの機体を使い分けて、敵に対処することになる。ポリボアだけならまだ良いが、現在の九州は例の黒雲に覆われている。新たなドゥームズが、何体かは棲み着いていると考えて然るべきだ。

「…結局は、出たとこ勝負だな」

 そう結論づけると、彼は欠伸をした。大きなガラス窓の向こうでは、夕日が山の向こうに沈もうとしていた。



449 ◆eXipHdytqM2019/12/22(日) 20:58:55.59U3CXJU7y0 (4/5)



「…うわ」

 浴場に入って、カオリの発した第一声がそれであった。
 視線の先には、かかり湯する2人の女。黒髪と金髪、どちらも見上げるほどの長身で、腹筋はバキバキ。胸には巨大な果実。
 怪獣だ。自分もそれなりのモノを持っているのを棚に上げて、彼女は思った。
 さて、その2人であるが、どちらも黙りこくったまま、揃って湯船に足を入れた。

「…付いて来ないでもらえるかしら」

「別に、付いてきてないけど?」

 何をまたバチってるんだか。カオリは半ば呆れ気味に思った。

「馴れ合うつもりは無いって、いつも言ってるでしょう?」

「馴れ合ってるつもりは無いんだけどなぁ?」

「…」

 黙ったまま、距離を取るセレナ。アキラは追うことはせず、その場で脚を伸ばした。

「…アキラさん、もう良くないですか?」

 カオリは彼女に近寄ると、こそっと耳打ちした。

「ベタベタしたくないって言うなら、言う通りにすれば良いじゃないですか。別に、一緒にクラウドバスターに乗るわけでもないし」

「…何か、負けた気がするんだよね」

「何が」

「折角、あんたとは仲良く慣れたのに、あの人を諦めたら、こっちが負けた気がする」

「勝ち負けじゃないと思うんですけど…」

「まあ、今度の作戦では嫌でもずっと一緒だし、何か変わると思うけどね」

 そう言うと彼女は、湯船の水面を指で弾いた。



 外はもう真っ暗で、終電も近い。ネストに帰るならすぐに経たないと間に合わないが、今は長期休暇中だ。幸いここには宿泊施設もあるため、泊まるという選択肢もある。



↓1 泊まる or 帰る


450以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/22(日) 21:25:16.23idwShNPR0 (1/1)

泊まる


451 ◆eXipHdytqM2019/12/22(日) 21:28:45.31U3CXJU7y0 (5/5)

今夜はここまで

あったらドゥームズ案を投げてほしい
ドカッと使う機会があるかも知れないから


452以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/22(日) 22:26:35.00IgfSMvwM0 (1/1)



ドゥームズ・クィーンビー
巨女を模した上半身と蜂の下半身を持つ(ハチ娘的な感じ)
しかし、下半身の蜂の部分には針が無く穴が開いている。
ここから、小型の蜂たちを大量に吐き出す。吐き出された蜂たちは小型のため一体一体の攻撃翌力自体はそれ程ではないものの、集団で攻められると厄介。また、物を集める習性があり、クラウドバスターの持っている剣や銃などを奪ってしまうこともある。
クィーンビーの上半身が奪ったものを握るとクィーンビー様に最適化されてしまい、クラウドバスターの戦闘力が大幅にダウンし、クィーンビーの戦闘力が大幅に上がるという結果を招く


453以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/23(月) 17:45:15.47orKpZkdG0 (1/1)

ドゥームズ・サウザンドアイ

その名のとおりに全身に千の目玉を持つ女性型のドゥームズ
フヨフヨと漂っているだけだが、敵影を発見すると全身の目玉からレーザーを無差別に乱射する
本体は移動力・防御力・スピードは殆んどない、索敵能力は非常に高い、レーザーは威力は高め
自分が不利になるとレーザーの乱射をやめて一点集中のレーザーを放つ その威力と輝きは超新星に例えられるほど


454以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/26(木) 21:15:40.46uRQWYvTd0 (1/1)

ドゥームズ案
『レギオン』

見た目は超大型の立方体、全てが金属質でできている
移動能力は無くその場から一切動かない
攻撃手段らしいものも無く、あるとすればあらゆる物体を動けなくさせるトラクタービームが2つ3つ程度

この立方体は「要塞」であり、中には数千人もの人間大の「兵士」を抱えている
地上に送られた「要塞」はその場で「兵士」を吐き出し続け、攻撃を開始する
外に出た「兵士」はクラウドバスターそっちのけで「人間」を対象にする
(もっとも、ドゥームズ出現の際は人間の避難が済んでいるはずなので、実際は建造物等の破壊がメインになる)
クラウドバスターから攻撃されれば一応は抵抗するが、「兵士」の攻撃翌力は弱く、クラウドバスターには大したダメージを与えられない

「要塞」と「兵士」は共通してビーム兵器の類が一切通用しない
どれだけの大出力・大口径のそれであっても完全に「無視」する
「兵士」の方はクラウドバスターの他の攻撃はもちろん、人間の武器兵器で倒すことができるが
「要塞」の方は外部からではあらゆる攻撃を耐え抜いてしまう

レギオンの対処法は「要塞」の中に人間が入り込み、白兵戦でもって内部から破壊するしかない
「要塞」の中心にコアがあり、それを破壊すれば「兵士」も全て消滅する

元ネタは「新スタートレック」以降のシリーズに登場する「ボーグ」


455 ◆eXipHdytqM2019/12/28(土) 18:40:27.19JWE2llMv0 (1/3)







「はあっ、はあっ…あああああっっっ!!!」

 叫びながら激しく腰を振ると、サヴェージの爪が相手を抉った。

「らああっ! があっ!」

 彼の下で、アキラはぐったりとして動かない。

「はあっ…あ゛あっ! ぐっ、あああっっ!!」

 引きちぎらんばかりの勢いで、胸を掴み、膣内に精を放つ。
 4本の鉤爪が、敵の頭部を毟り取った。
 足元には、銀色の残骸。クラウドバスター・タレットだったもの。クラウドバスター・ナーワルだったもの。
 そして…頭を奪われた、クラウドバスター・コウガが、サヴェージの足元に崩れ落ちた。







「…っ!?」

 布団から跳ね起きて、彼は辺りを見回し、そしてほっと息を吐いた。

「また夢…」

 この頃、ろくな夢を見ない。大抵は『ドゥームズ・デイ』の光景を基にしたものだが、今度は自分がドゥームズになる夢ときた。ストレスのせいか、それとも…

「…目、冴えたな」

 まだ外は暗い。布団の上で胡座をかいて、ユウナはどうしたものかと考え込んだ。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

①眠れるまで布団に潜る

②部屋の外を散歩する

③備え付けの風呂に入る

④その他、要記述


456以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 18:43:51.85RfNsqtOv0 (1/1)

2


457以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 18:49:42.52KUg9O1W+o (1/1)

3


458以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 18:51:24.57OsbnMvVDO (1/2)

場所によって交流する子が変わる感じかな
2


459 ◆eXipHdytqM2019/12/28(土) 23:07:42.36JWE2llMv0 (2/3)

 考えた末、彼は布団を出た。畳敷きの部屋を出てスリッパを履くと、スイートルームの扉を開けて廊下へと出てきた。
 最上階にはユウナたちの泊まる部屋しか無く、従って部屋を出れば後は休憩用のソファと、下に降りるエレベーターがあるばかりだ。
 確か、景色の見えるラウンジが2つ下の階にあったはずだ。そう思い、エレベーターに向かおうとしたその時

「…見つけました」

「はっ? …うわっ!」

 突然、後ろから肩を掴まれ、引き倒された。

「クソッ、何だよお前…」

 立ち上がろうとした彼の視界が、肌色に染まった。

「パイロットY#2、ユウナ」

 よく見ると、肌色の真ん中には深い裂け目がある。視界の外から、細い手が伸びてきて、その裂け目を広げた。

「わたしの女性器は、あなたに最適化されています」

 桜色の穴が、ユウナの目の前に広がる。

「従って、最大効率でオルゴンを発生し」

「…ユウナ?」

「!」

 はっと振り返ると、そこにはアキラ。

「どうしたの? 廊下になんて寝て」

「今、そこに誰か…」

 言いかけて、声の主が既に影も形もないことに気付く。

「…いや、何でもない」

 ユウナは立ち上がると、部屋に引き返した。
 結局、その夜は少しも眠れなかった。


460 ◆eXipHdytqM2019/12/28(土) 23:12:03.55JWE2llMv0 (3/3)



 翌朝。眠そうに目を擦るユウナを見て、カオリが尋ねた。

「眠れなかったんですか」

「…ああ」

「誰か、イビキでもかきましたっけ」

「そうじゃない」

 欠伸を一つ。
 昨日のあの出来事は、何だったのだろうか。何故、相手は自分の名を知っていたのだろうか。そして、どうやってタワーの最上階に侵入し、そして一瞬のうちに消えたのだろうか…
 温泉タワーを出る。今日も休暇は続いている。このまま帰ってもいいし、もうしばらく観光しても良い。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

①ネストに帰る

②外出を続ける(行き先も明記)


461以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 23:32:09.21FNqiZZ1W0 (1/1)

1


462以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 23:46:02.43ibGIu3UK0 (1/1)

できれば前日のお出かけでカオリが喜びそうなスポットに行きたいが…
2ショッピングセンター(中で新作アニメのイベントが行われている)


463以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/28(土) 23:49:12.96OsbnMvVDO (2/2)

1


464 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 00:36:51.61cXh4E85g0 (1/6)

ここで一旦区切る


465 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 14:22:25.56cXh4E85g0 (2/6)



 ネストの居住区に戻ると、端末に着信のアラートが届いていた。

「誰からだ…?」

 差出人には、『大河内サイド』とある。

”出撃の前々日に、私の居住区でささやかなパーティをしようと思っております。よろしければ、ご一緒にいかがでしょうか”

「へぇ、マメな人だね」

 アキラが感心したように言う。

「行くの?」

「返事は当日で良いって書いてある。その日になって決めれば良いだろ」

 メールに付箋マークをつけると、ユウナは端末を閉じた。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?(2/7日目)


466以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 14:42:20.79W5ZQKuaP0 (1/1)

今日は家でのんびり過ごす


467以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 14:47:58.258xzKWZxDO (1/2)

今日は居住区で過ごすことに
最初は各自好きなDVDをレンタルしてきてその後DVD観賞


468以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 14:52:38.42UXzaf3Rn0 (1/1)

>>467


469 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 15:26:19.85cXh4E85g0 (3/6)



 ユウナがソファでうたた寝していると、突然警報が鳴った。

”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”

「ユウナ!」

 トレーニングルームから、セレナが走ってきた。

「待て、オレたちは非番だ」

「…今日のファーストは…」

 一拍遅れてやって来たアキラが、テレビを点ける。内部回線を選ぶと、ドックの様子が映った。

「クラウドバスター・ソリッドと、リーマー…」

 画面が、ドローンの映像に切り替わる。どこかの水田の上空を覆う黒雲から、まさに怪獣が解き放たれようとしていた。



↓1コンマ

00〜40 ハガードクラブ
41〜60 オロチ
61〜80 クイーンビー
81〜98 サウザンドアイ
99    マリッジブルー


470以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 15:36:16.558xzKWZxDO (2/2)

はい


471以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 15:39:07.53rpBDa0Em0 (1/2)

これはコンマが高い方がまずいのか?


472 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 21:53:50.30cXh4E85g0 (4/6)

 雲の中から、一匹の大蛇が姿を現した。
 と思うや、その隣から別の蛇が次々に現れた。そして露わになったのは、8本の首を持つ巨大な蛇のドゥームズであった。

「まるで、この間一緒に戦った…」

 セレナが呟く。

「どっちも、発想は一緒ってことか」

 小柄なリスザルめいた形状のクラウドバスター・リーマーが、画面内に乱入してきた。両手に爪で首を掻き毟り、ダメージを与えていく。しかし、傷は瞬く間に修復されていく。蛇は反撃するように、太い首を振り回し、口から何かの液体を吹き掛ける。ソリッドは警戒に当たっているらしく、画面に入ってこない。

「セカンドは誰だ?」

「Y#9、チェンと、X#30、マリーナで…機体名はクラウドバスター・グランパス」

「Grampus、シャチね。強そうな名前じゃない」

「どっちにしても、オレたちがわざわざ気にすることじゃないな」

 そう言うとユウナは、またソファに寝そべった。そこへ、セレナが口を出した。

「また寝る気?」

「良いだろ」

「勿体ないわね」

「今日はゆっくりするって言っただろ…」

 渋々、起き上がる。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

①やっぱり寝る

②やっぱりトレーニング

③その他、要記述


473以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 21:54:55.09rpBDa0Em0 (2/2)

1


474以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 22:09:27.159LqUfuEH0 (1/1)

1


475以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 22:11:34.88HoYZ/Sgs0 (1/1)

1


476 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 22:27:44.61cXh4E85g0 (5/6)

 ……が、すぐにまた横になった。

「何よ、結局寝るの」

「やっぱりゆっくりする」

 そう言うとユウナは、有無を言わさず目を瞑った。



「はぁ…はぁ…」



「はっ…うっ、はぁ…」

「…」



「はぁっ…っ……?」

 妙な肌寒さを感じて、彼は目を覚ました。主に下半身が寒い。だが、局所的に温かい…

「……!」

「…あ、おはよ」

 いつの間にかソファの脇に、アキラが膝を突いて座っていた。それだけでなく、彼女は寝ているユウナのズボンを下ろし、取り出した彼のペニスを舌で舐め回していた。

「…何やってる」

「うなされてたから、つい」

「つい、って」

 話が繋がらない。ただ、気遣うような彼女の顔を見ると、そんなことなどどうでも良くなってきた。

「…アキラ、こっち来い」

「うん」

 手を引くと、彼女はソファの上に登ってきた。
 誰もいない、薄暗くなったリビングで、どちらからともなく、2人は唇を合わせた。



↓1〜4でコンマ上から2つ どうする?


477 ◆eXipHdytqM2019/12/29(日) 22:36:29.78cXh4E85g0 (6/6)

(収拾つかないから>>224みたいに他の人呼ぶのは無しね)

(それから今夜はここまで)

(安価下)


478以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/29(日) 23:03:22.28M64s7Sbe0 (1/1)

繋がったまま抱き合ってじっとする
激しい運動はしないということで


479以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/30(月) 00:27:16.84ZkTjvJ+N0 (1/1)

2のほうが良かったかな
>>478


480以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/30(月) 00:31:54.27erh0Ru8b0 (1/1)

パイずりしてもらう、乳首をよせさせ乳首が擦れるように挿入。同時に絶頂


481以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/30(月) 07:08:49.09L/CYexUB0 (1/1)

縦パイズリで胸の中に射精


482 ◆eXipHdytqM2019/12/31(火) 17:56:51.49XdVx9YXT0 (1/4)



「君、こういうの好き?」

 大きな乳房でユウナのペニスを挟むと、アキラは尋ねた。
 柔らかい2つの果実が、いきり立つ肉棒を優しく包み込み、上下に揺れる。

「…」

 答えずに、目を逸らすユウナ。アキラは微笑むと、両手に力を込めて挟んだ。

「んっ…んっ…」

 胸の谷間で、ペニスを扱く。先程の口淫のおかげで、肉棒は肌の間を滑らかに滑った。

「はっ、んっ…♥」

「っ、はぁっ」

 ユウナの腰が小さく跳ねた。いよいよ速さを増そうとするアキラに、彼は言った。

「ちょっと、手を貸せ」

 そう言うと彼は、乳房を掴む位置を変え、膨らんだ2つの先端を合わせるように内側に向けた。

「これでいい…?」

「ああ」

 彼は頷くと…くっつきあった乳首の間を擦らせるように、ペニスを突き入れた。

「あっ、ああぁっ、んんっ…♥」

 甘い声を上げ、身悶えするアキラ。一度根本まで腰を進めると、ユウナは不意にぐいと引いた。

「ひっ♥」

 そして、勢いよく腰を突き出した。

「んっ、あああぁっっ♥♥♥」

「っ!」

 絶頂するアキラ。硬く膨らんだ乳首と乳首の間で、ユウナも勢いよく射精した。


483 ◆eXipHdytqM2019/12/31(火) 22:23:44.41XdVx9YXT0 (2/4)

「はっ…汚れちゃった…」

 顔にべったりとついた精液を指で拭うと、恐る恐る口に運ぶ。

「うぇ」

「拭け」

 床に転がっていたティッシュを拾い、差し出すユウナ。

「うん…」

 数枚抜いて顔や胸を拭き、丸めてゴミ箱へ。……外して床に落ちた。

「…ま、いっか」

 ショートパンツとショーツを脱ぎ、ソファの上で脚を広げた。両腕を差し上げ、誘う。

「おいで」

「ん」

 コンドームを被せ、既に濡れた穴に肉棒を押し入れた。

「んっ…♥」

 奥まで挿入すると、そのまま倒れ込むように抱きついた。

「…動かないの?」

「ん」

「そっか。ゆっくりするって言ってたもんね」

 胸の谷間に顔を抱き寄せ、頭を撫でる。柔らかなおっぱいに顔を埋めながら、ユウナは黙って彼女の腰を両腕できつく抱き締めた。



484 ◆eXipHdytqM2019/12/31(火) 22:25:11.00XdVx9YXT0 (3/4)



 部屋が、すっかり暗くなった頃。

「…あ」

 不意に、アキラが呟いた。

「ちょっとおっきくなった」

「…」

 すり、ユウナが小さく腰を揺らす。

「んっ…びくびくしてる。出そう?」

「…」

 こくり。小さく頷く。
 アキラは、両脚を彼の腰に絡め、両腕で頭を抱き締めた。

「…いいよ♥」

「ぅあ」

 ユウナの腰が、びくんと跳ねた。

「はぁっ…出てる…あったかい…♥」

「はぁ…ぁっ…ぅ…」

 いつもよりも、絶頂が長い。コンドームの先端が精液で膨らんでいくのを、アキラははっきりと感じた。

「んぁ…いっぱい出たね…」

「…」

「抜いて、ゴム付け替えなきゃ。外れちゃう」

「…」

 ユウナは、動かない。アキラも、絡めた手足を解こうとはしない。

「…いいよ。君との赤ちゃん、産むって約束したもんね」

 背中を曲げ、唇を重ねる。ユウナは背伸びしたせいで、ゴムを残してペニスが抜けてしまった。

「やだ、抜けちゃった。また挿れて…」

 いそいそと、勃ちかけのイチモツを再び挿入する。

「ふぁ、あっ…♥♥」

 ザーメン塗れのペニスが、今度は少しの隔たりも無く、アキラの胎内に収まった。
 部屋に朝日が射す頃には、そこは彼の子種で満たされていた。アキラ自身も満ち足りた顔で、寝息を立てるユウナの頭を優しく撫で続けていた。


485 ◆eXipHdytqM2019/12/31(火) 22:25:53.25XdVx9YXT0 (4/4)

今夜はここまで

良いお年を


486以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/31(火) 22:34:30.26dzM1Ngnl0 (1/1)



良いお年を


487 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 17:39:03.87MYXAKSCv0 (1/8)

「…何かこの部屋、臭わない?」

「何ででしょうねーハイそれより朝ご飯出来ましたよー!」



 端末に、新しい着信があった。宛名を見ると、見覚えのない名前が書かれていた。

「『ドゥームズ研究所』…?」

 メールには、来る作戦に向けてドゥームズについての現時点での研究と、その成果を伝えたいから研究所に来るようにと書いてあった。

「前にネストで講義がありましたね。その時に、講師の人がここから来てました」

「へぇ…」

 メールに改めて目を通す。これまでは、ネストで学んだ知識だけでも対処できた。これからは、最新の知見も取り入れないと対応できないと言うことだろうか…?



↓1 研究所に
①行く

②行かない


488以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 17:46:30.95dxKC+P5lO (1/1)

1


489×ネスト ○クレードル  ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 18:03:21.47MYXAKSCv0 (2/8)



 居住区から、ゴンドラに乗って一度格納庫に降りる。それから籠を乗り換え、暗いトンネルを横や縦に移動していく。

「確かに、倒した後のドゥームズについて、あんまり気にしたことは無かったなぁ」

「死骸はすぐに密閉幌でパッケージングして、それから処理施設に運ぶのよ」

 すかさずセレナが講釈する。アキラは「へぇ」と頷いた。

「ホルマリン漬けのドゥームズとか、見せられたりするんですかね…?」

 やや震える声で、カオリが呟く。

「さあな。取り敢えず、これが無駄足にならなきゃ…」

 言いかけたその時、ゴンドラが止まった。
 目の前には、巨大な鉄の扉。警戒色のテープで縁取りされ、中央にはバイオハザードを始め無数の危険物標識が大きく表示されている。

「…き、緊張しますね」

「…」

 ゴンドラを降りた4人の目の前で、扉がゆっくりと開いた。



↓1〜3でコンマ最大 研究者の名前や性別など、できるだけ詳しく


490以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 18:39:51.333Ch+mA890 (1/2)

名前 シエル・レナード
性別 女
緑色の巻き髪、眼鏡をかけたつり目の美人。Aカップの148センチ


491以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 18:40:51.43IyudX6eW0 (1/1)

櫛名田 レイル
ピンク色の長髪を持った10代前半ぐらいに見える少女……の様な姿をした男
年齢は秘密にしているが、30代以上であることは確実であるとの事
好奇心旺盛な性格で気になったものには首を突っ込まないと気が済まない。半面、目的の為ならば冷酷になることもいとわない
なお、理想のタイプは自分と同じ用紙の女の子とのこと


492以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 18:41:31.90aZtjMZcDO (1/1)

名前 マユー・アイリス
性別 女性
ボサボサのくすんだ長髪に眼鏡ソバカスの女性


493以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 18:42:09.68Y2BkGNUU0 (1/1)

榊 キョウヤ

中年の男で、ビジュアルとしてはまあ普通
眼鏡型のディスプレイ端末をかけており、端末のガラス面に何かしら情報が常に表示されている

ドゥームズ研究を始めたのは知的好奇心のため
いわゆるクトゥルフ神話に出てくるような化け物の類に昔から興味があり
ドゥームズの存在が無ければ間違いなく世間から爪弾きにされてたであろう変人
「ドゥームズ研究あっての自分、自分あってのドゥームズ研究」が持論であり口癖

クラウドバスター含め人間には興味なし
研究はあくまでも自分のためにやっているのであって、研究成果を教えるのは「頼まれたから」にすぎない
仮にドゥームズに人類が滅ぼされたところでどうでもいいというスタンス

「知りたいからさ。私の目的はそれしかない
 なぜ彼らが生まれ、存在し、生きるのか。ただ解き明かすだけ
 そのために私はここにいるのさ」


494 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 22:18:29.06MYXAKSCv0 (3/8)

 ドアの向こうに立っていたのは、意外にも若い女であった。

「アー、話は聞いてます。どうもどうも」

 眠そうな声で挨拶すると、いきなり右手に持った端末をユウナたちに向けた。

「!」

 アラート音。彼らの端末に、電子化された名刺が届く。



『国立ドゥームズ研究所 技能主任 マユー・アイリス』



「研究所にようこそ。マユーについてはその名刺に書いといたんで、暇な時にでも」

 それだけ言って、歩き出した。

「取り敢えず奥に移動しましょう。サンプルとか、色々見せるものはあるんですけど、それはまあ順を追って」

「はぁ」

 隣を歩きながら、横目で彼女の顔を見上げる。
 若い女とは分かるのだが、金とも茶ともつかない髪はボサボサのざんばらだし、分厚い眼鏡の下にはそばかすが散っている。化粧っ気の欠片もない。いかにも研究一筋で生きてきたといった感じだ。
 白い廊下を歩き、辿り着いたのは円形に机の並んだ会議室。各々席につくと、マユーは端末を操作した。

「ここでの主な業務は、クラウドバスターによって討伐されたドゥームズの死骸を回収して、解剖したり実験したり、サンプルを採取したりしてその生態とかを調べることで…」

 机の真ん中に、映像が浮かび上がる。映像には、これまで戦ってきたドゥームズや、様々な実験器具が映っている。

「そこでの成果を、クレードルでの教育に反映させたり、クラウドバスターの機能に組み込んだりします、はい」



495 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 22:19:00.57MYXAKSCv0 (4/8)

 映像が消える。

「…そこ、窓から下を見てみてください」

 指差す先には、大きなガラス窓。
 歩み寄って、見下ろしたカオリが悲鳴を上げた。

「ひいぃぃぃっっ!!?」

「な、何…うわっ!」

 会議室の下には、緑色の床の巨大な空間が広がっていた。
 その真中に横たわっているのは、昨日出現した、8本首の蛇のドゥームズであった。

「名称は『オロチ』と定義されました。…まんまですね」

「アレは…何をしているの?」

 セレナの質問に、マユーはガラスに手を突きながら言った。

「空間ごとCTスキャンにかけた後、解剖するところです。ただ、ぶっ裂いてから血液が強酸でしたじゃシャレにならないんで、一通り体液とか肉片とか調べてから取り掛かります」

 よく見ると、緑の空間はいくつかのパーティションに区切られていて、隣の区画には真新しい血痕が残っている。

「もちろん、一度に一体じゃ間に合わないんで、同時に4体まで並行して解剖できます」


496 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 23:03:03.81MYXAKSCv0 (5/8)

 再び席に戻る。

「じゃ、本題に入りましょうか」

 映像が浮かび上がる。今度は、黒雲の映像だ。

「マユーたちがパイロットに伝えておきたいのは、ドゥームズの構造とか機能よりも、その出現方法です」

 黒雲の中から、蛇の頭がゆっくりと降りてくる。昨日、居住区から見た中継と同じものだ。

「今の段階で、コイツが南極から黒雲を介して出てきたということが分かってます」

「それは、ドローンの映像から?」

「そう」

 映像が切り替わる。今度は黒雲に覆われた南極大陸を、遠くから映しているものだ。殆ど氷の溶け切った大地にひしめく怪獣の中に、巨大な蛇の頭が見えた。

「…でも、妙なことに」

 画面に、何かの波形を示すグラフが現れた。2つ並んだグラフは、全く違う形をしている。

「右がドゥームズに制圧される前の南極大陸で採取した、土の質量分析。左がオロチの地面に接してる部分の皮膚の質量分析。この通り、全く一致しない」

「…何が言いたい」

「コイツは南極の地面を踏んでない」

「いや、踏んでただろ」



497 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 23:03:39.35MYXAKSCv0 (6/8)

「でもコイツの足に南極の土はくっついてないんですー!」

 突然、マユーが声を張り上げた。と思うや、片手で口を抑え、気まずそうに会釈した。

「…失礼。で、今度はコイツが現れた中部第6ブロックの土。こっちとは波形の一部が一致する」

「…つまり?」

「オロチ…と言うよりも、ドゥームズは」

 ずい、机の上で、マユーが身を乗り出した。間近に見ると、分厚い眼鏡の向こうは澄んだ瞳をしていた。

「黒雲を通る過程で、一度分解され、再構成される」

「…」

 黙り込んで、画面を見つめるセレナとカオリ。アキラは質問した。

「じゃあ…あの雲は、一体何なの?」

「それが今の主な研究課題」

 ちらりと、窓の方に目を遣る。

「現時点で分かっているのは、あの雲が無いとドゥームズは身体を維持できないということ。活動停止し、黒雲が消滅した後、ドゥームズの死骸はゆっくりと『溶け』ていきます」

「溶けて…」

 呟くユウナ。この辺りの話は、クレードルで聞いた記憶がある。



498 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 23:05:30.35MYXAKSCv0 (7/8)

「何より、地球上に存在する内の4割の核弾頭をぶち込んでも、傷一つ付かなかった相手が、よく分からないセックスパワーであっさり死ぬ事実。このことから、ドゥームズの身体を構成しているものは多かれ少なかれ、クラウドバスターのそれと共通していると考えます」

「Stop, stop!」

 セレナが慌てて止めた。

「話が見えないわ。オルゴン波でドゥームズを倒せることが、どうしてドゥームズとクラウドバスターの共通性に繋がるというの?」

「水溶性の物質が水に溶け、脂溶性の物質が油に溶ける…それと同じで、オルゴンで出来ているからこそオルゴンによって溶かし、崩すことができる。そういう理解で構いません」

「…」

「ここからは、マユー個人による仮説です。…ドゥームズと黒雲の関係は、クラウドバスターとオルゴンボックスの関係に似たものと考えます」

「黒雲が、ドゥームズを操っている?」

「それは分かりません。ただ、黒雲から何らかのエネルギーが供給されていることは確かでしょう。或いは、黒雲そのものがドゥームズの身体の材料なのかも。もっと具体的に言うなら、3次元的に実体を得たオルゴン粒子、オルゴンとナノマシンを一緒にしたもの、ではないかと、マユーは考えてるわけです」

 一息に言い終えると、マユーは深呼吸した。それから、再び眠そうな声になって言った。

「…以上、本題終わり。後は適当に見学でもしていきましょうか」



↓1〜3 見学する場所、またはマユーへの質問


499 ◆eXipHdytqM2020/01/01(水) 23:06:59.17MYXAKSCv0 (8/8)

今夜はここまで

もっとロボットバトルを全面に押し出していきたいことだなあ

安価下


500以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 23:09:53.533Ch+mA890 (2/2)

おつ


501以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/02(木) 09:35:06.202fLnxx4G0 (1/1)

今まで現れたドゥームズの博物館


502以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/02(木) 23:37:11.50KUhoDcL+0 (1/1)

質問 なぜドゥームズの研究をしているのか


503 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 17:07:49.93xUkaB8us0 (1/1)

あといっこ

できたら今夜始める


504以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/03(金) 17:13:42.20KhWJJX2DO (1/2)

質問
ドゥームズの研究の中で何か気になったことはあるかどうか


505 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 20:38:36.50QqjYZ/uE0 (1/6)



「一つ、気になったんだけど」

 施設内を歩く道すがら、アキラが尋ねた。

「マユーさんが、ドゥームズ研究を始めたのは、何でなの?」

「人類を脅かす存在に科学の力で立ち向かい、人々の未来の幸福に貢献するため」

 と、ここまで言って、ふと目を細めた。

「…などと、心にもない綺麗事を言ってみることです。もう叶いました」

「へっ?」

「冗談はさておき。院生時代のマユーの研究テーマは、オルゴン力学でした。でも、アクセプトの数でどうしても『アイツ』に勝てないんで、極地へのドゥームズ出現を機にテーマを変えました」

「『アイツ』って…」

 眼鏡の向こうで、目元が歪む。

「知ってるでしょう。…エリザベート・ライヒ。マユーの、研究室の同期です」

 マユーが立ち止まった。
 廊下の突き当りには、ガラスの扉があった。看板には『展示室』の文字。

「最後に、ここ見て行きましょうか」

 ドアを開け、中に入る。


506 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 22:00:37.40QqjYZ/uE0 (2/6)

 広い室内には、人の背丈ほどのドゥームズのミニチュアが、ずらりと並んでいた。

「今まで撃破されてきた、日本に出現したドゥームズの模型を、説明と一緒に展示してあります」

「凄…」

 カオリが呟く。

「『オロチ』は解析中なのでまだありませんが、『サラマンダー』は先日完成しました」

 並んだ模型の端にあるのは、セレナと初めて倒したトカゲのドゥームズ。砲弾を放つ背中の穴まで精巧に再現されている。
 黄金の鳥、ケツァルカトル。蜘蛛のようなアルタ・オクタ。サラマンダーよりは小柄で、よりトカゲに近い姿のシュネル。目玉と触手に覆われた、おぞましいロータス。そして、更に前に出現したドゥームズたちを越え、展示室の最奥に並べられていたのは

「…っ」

「一番奥が、ドゥームズ・デイに出現した個体群です。左から『ピラー』『バンサー』『ガリバー』」

 ユウナの顔が歪む。それをちらりと一瞥すると、マユーは続けた。

「…一番右はまだ空席です。最後の個体『ポリボア』は、まだ倒されていませんので」

「それを、私たちがこれから倒しに行くのよ」

 胸を張るセレナに、マユーは頷いた。

「はい、良いサンプルをお待ちしてます」


507 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 22:49:30.91QqjYZ/uE0 (3/6)

「あ、変な質問かもですけど…」

 ふと、カオリが口を開いた。

「ドゥームズ・デイから研究してたってことは、言ってみればドゥームズについては一番長く研究してるってことじゃないですか」

「まあ、そういうことになります」

「何かこう…ふわっとした質問で申し訳ないんですけど…こう、研究してて『あれっ?』って思ったとか、『何か変だな?』ってなったこととか、ありますか?」

「…」

 黙り込むマユー。

「あー…ごめんなさい。変なこと訊いちゃいましたね」

「いえ」

 おもむろに、マユーが片手を上げた。

「ちょっと待って下さい。今、頭の中で整理してます」

 それから、ぽつりぽつりと話し始めた。

「…ドゥームズ研究は、実際のところ違和感の連続で…特にオルゴン力学をやってた身からすると、ドゥームズとクラウドバスターの類似性に嫌でも目が行くんですけど…」

「さっき言ってた、黒雲と」

「しーずーかーにー聞ーけーっ! …失礼。細かい共通点を挙げればキリが無いので後でお送りしますけど、ドゥームズの詳しい構造や生態が分かっていなかった頃から、どうしてクラウドバスターシステムの発想に至ったのか、考えると恐ろしくて…」

 段々と、早口になっていく。

「だって焼夷弾も核も、中性子爆弾さえ効かない相手に、ピンポイントでオルゴンが効くなんて普通考えます? 大昔のオカルトを実証したは良いものの、今日に至るまでろくすっぽ実用化できてなかったものを…確かに極地制圧から4年のスパンがあったとは言え、初めて人のいる地を襲った『ドゥームズ・デイ』の時には既に試作品が出来上がっていて、それも丁度ドゥームズが襲撃した日本に用意されていて、パイロットも工面して…あまりに虫がよすっ」

 息が切れたのか、ゼエゼエと喘ぎながら言う。

「…良すぎる」

「博士が怪しいって、そう言いたいのか」

 ユウナが、マユーを睨む。
 マユーは、臆すること無く頷いた。

「その通り。オルゴンで以てドゥームズを倒せると最初に宣い、クラウドバスターシステムを提唱し……そして、『自ら実行した』のが、アイツだから」

「…えっ?」

 アキラが、目を見開いた。

「『自ら実行した』? それって」

 マユーが、頷いた。そして、答えようとしたその時、ユウナが彼女を制止した。

「ユウナ…」

「…もう良い。オレが話す」

 彼は、震える息を吸い、そして言った。

「ドゥームズ・デイの日、2機のクラウドバスターが出撃した。一機はガリバーにやられた『クラウドバスター・ローンウルフ』。そしてもう一機が、『クラウドバスター・プライマス』。操縦者はオレと……」

 3人を順に見て、続ける。



508 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 22:50:36.32QqjYZ/uE0 (4/6)




「……パイロットX#1、エリザベート・ライヒ博士だ」





509 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 22:51:12.41QqjYZ/uE0 (5/6)

今夜はここまで


510 ◆eXipHdytqM2020/01/03(金) 22:59:39.26QqjYZ/uE0 (6/6)

今の内に安価だけ投げとこう



↓1〜3でコンマ最大 明日は何をする?(4/7日目)


511以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/03(金) 23:39:11.72uXP288PK0 (1/2)

トレーニング


512以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/03(金) 23:48:42.01Ij+WoRKn0 (1/1)

女の子3人と話し合い個別でデート
ジャンケンの結果カオリと最初にデートすることに


513以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/03(金) 23:49:52.22KhWJJX2DO (2/2)

>>467


514以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/03(金) 23:56:46.07uXP288PK0 (2/2)

ケツァルカトルって>>234-243に出てきた怪鳥のことでおk?


515 ◆eXipHdytqM2020/01/04(土) 17:20:39.934V93x6iY0 (1/1)

そうです

今日はしんどいので更新はない


516 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 19:42:29.56ovyUQdhK0 (1/7)

 蒸し暑いトレーニングルームに、マシーンの軋む音だけが響く。アキラとセレナは言わずもがな、カオリでさえ派手に呻いたりはせず、黙々と鉄アレイを上下している。
 ユウナは、そこにはいなかった。

「…ねえ、セレナ」

「…What」

「あんたって、どうしてクラウドバスターに、乗ろうと思ったの」

 バーを上下に動かしながら問うアキラ。セレナは、ペダルを蹴りながら答える。

「ドゥームズを、多く殺すため」

「ドゥームズが、憎いの?」

「ええ。奴らは…私の、大切な人を、殺した」

「そうなんだ」

 沈黙。
 再び、アキラが問う。

「…ユウナは、何で戦ってるんだろ」

「彼も、家族を殺された、んじゃないの」

「えっ?」

 アキラの手が止まる。

「どうしてそう思うの?」

 セレナも、手を止める。

「彼に、同じ質問をされたの。クラウドバスターのパイロットになったのは何故かって。ドゥームズ
を殺すためと答えたら、真っ先に親を殺されたのか訊かれた。きっと彼もドゥームズに親を殺されたから、そう思ったのよ」

「それは無いよ。だってユウナ、オレに家族はいない、家族がいないことを憐れむ気持ちも分からないって、前に言ってたもん」

「What?」

 眉をひそめるセレナ。

「じゃあ、どうして…」

「…やっぱ」

 そこへ、カオリが控えめに口を挟んだ。

「博士、なんじゃないですかね…?」



517 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 19:52:58.51ovyUQdhK0 (2/7)



 自室にて。机の前に座って、ユウナはじっと昔のことを思い出していた。

 彼には、生まれてから7歳までの記憶が無い。
 物心付いた時、彼はアメリカにいて、広い家で1日の半分を独りで、そしてもう半分をライヒ博士と2人で暮らしていた。彼女が、彼の家庭教師であった。彼は、学校に通ったことが無かった。
 その頃、彼女はまだ博士号を持っていなかったし、研究の話が2人の間で出ることも無かった。ユウナは彼女を『リザ』と呼んだ。彼は彼女を大切に思っていたし、一緒にいる時は食事も、入浴も、寝る時も一緒で、少しも疑問に思わなかった。

「…」

 11歳の頃、彼はリザと共に日本に渡ってきた。この頃にはリザは博士号を取っており、それまでとは比較にならないほど忙しくなった。その頃彼は、初めて同世代の他人と接した。そして、『家族』という概念を知った。
 親がいない子供なんて、珍しくない。血縁亡国論が廃れて久しいが、それでも我が子をAI管理された育成施設に引き渡す夫婦は今でもいる。
 しかしユウナは、人並みに家庭の中で育った子供たちを見た。父に叱られたと泣く子を見た。母に褒められたと喜ぶ子を見た。兄弟を失ったと、塞ぎ込む子を見た。家族とは、そういうものだと思った。
 故に、彼は言った。



「リザは、ぼくの家族なんだね」



 ___リザは、はっきりと、「違う」と言った。
 この瞬間、彼の世界から、彼の『家族』は永遠に消えた。



518 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 19:53:36.52ovyUQdhK0 (3/7)





「パイロットY#2」

「! 誰だっ!?」

 立ち上がり、振り返る。そして、息を呑んだ。

「お、お前は…」

「決戦の時が近付いています」

 それは、有無を言わさぬ勢いで彼に歩み寄ると、そのままベッドの上に押し倒した。
 腰の上に跨り、胸に両手を置く。

「従来のクラウドバスターでは対抗不可能です。あなたとわたしが結合することで、直ちに最大戦力を得ることが可能です」

「そ…そんなの知るかよ!」

 ユウナは叫んだ。

「大体、お前は何者だ?」

「それは、あなたがご存知の筈」

「知ってるから訊いてるんだ! だって…あいつは、もう」

「ユウナ?」

 突然、部屋のドアが外からノックされた。
 その瞬間、それは跡形もなく消え去った。

「そろそろお昼にするけど、どうする?」

「あ、ああ」

 ドアを開け、顔を覗かせるアキラに、ユウナはベッドから降りて歩み寄った。

「オレも行く。午後からは、オレもトレーニングするよ」


519 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 19:56:07.45ovyUQdhK0 (4/7)



「ふぅー、今日も追い詰めた!」

 ストレッチを終え、伸びをするアキラ。その隣でノビるカオリに、まだストレッチを続けるセレナ。

「…さ、汗流しに行こっかな」

 誰にともなくそう言うと、彼女はちらりとユウナを見た。そうして、妖しげに目を細めた。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?


520以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 20:30:04.94fS4Brvkl0 (1/1)

全員で風呂に入る


521以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 20:31:07.49VvGjmbKDO (1/2)

カオリを介抱する


522以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 20:32:25.68PqhEn94Q0 (1/2)

>>520


523 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 20:57:25.26ovyUQdhK0 (5/7)



「日本人って、いつもこうなの?」

「み、皆が皆こんなことしないですよ…」

 呆れ気味に言うセレナに、湯船の隅から答えるカオリ。ユウナとアキラは、そんなやり取りなどお構い無しで、隣りあった椅子に座って身体を洗っている。

「そう言えば、大河内さんから誘われてるの、明日だよね。行くの?」

「明日考える」

 頭を洗いながら、ユウナは短く返事する。胸をスポンジで擦りながら、アキラがまた尋ねた。

「そう言えばさ」

「うん?」

「さっき、部屋で何か叫んでたけど、アレ何?」

「!」

 ユウナはどきりとした。
 先程の出来事を、彼女に話しても良いものだろうか…



↓1

①話す

②話さない


524以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 20:58:48.02PqhEn94Q0 (2/2)

2


525 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 21:07:14.48ovyUQdhK0 (6/7)

「…いや、何でもない」

 迷った末、話さないことにした。
 あれに触れるとなると、必然的にドゥームズ・デイの詳細に触れることになる。既にある程度は話してしまったが、これ以上はまだ伏せておきたかった。



 翌日。
 サイドから誘われている、出撃前パーティの日だ。もし行くなら、午前中に返事することになっている。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?(5/7日)

①行く

②行かない(代わりにどうするか明記)


526以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 21:33:03.77VvGjmbKDO (2/2)

1


527 ◆eXipHdytqM2020/01/06(月) 21:42:01.58ovyUQdhK0 (7/7)

今夜はここまで

安価下


528以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 21:51:45.128QKGHfKX0 (1/1)




529以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/06(月) 22:11:45.82cfiKJfYS0 (1/1)

1


530 ◆eXipHdytqM2020/01/08(水) 21:21:46.73fTbIeGJr0 (1/3)

 パーティに参加する旨をメールすると、すぐに返事が来た。



”こちらの居住区はNE01です。15時から開始の予定なので、良い時にお越しください”



「まだ結構時間がありますね」

 カオリが言った。

「どうします?」



↓1〜3でコンマ最大 どうする?


531以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 21:40:54.27IO6XJYZK0 (1/2)

アキラおススメの映画をみんなで見る


532以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 21:43:08.76SRBxN6kS0 (1/2)

カオリが借りてきた映画を見る


533以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 21:45:29.78l7zpUNMDO (1/2)

パーティーで着用する服を選ぶことになり、女の子達のファッションショーみたいになる


534 ◆eXipHdytqM2020/01/08(水) 21:58:20.95fTbIeGJr0 (2/3)

「そうだ!」

 不意にアキラが声を上げた。

「どうした?」

「折角お呼ばれしてるんだし、いつもの格好じゃ失礼じゃない?」

「言われてみれば」

「Sure…」

「…」

 同調する女2人。きょとんとするユウナ。

「試着ができる通信販売があるらしいから、良いのを選んでみようよ」



 端末から、ショッピングサイトにアクセス。各々服のサイズを入力し、気になる服を片っ端から選択していく。
 1時間後。宅配物のゴンドラに乗って、大きな箱が運ばれてきた。



↓1〜次回の更新まで 試着する服の詳細(それぞれ、誰が着るかも併記。ユウナも可)


535 ◆eXipHdytqM2020/01/08(水) 21:58:48.77fTbIeGJr0 (3/3)

そして今夜はここまで

安価下


536以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 22:33:26.37xFybKBte0 (1/1)

ユウナにはバシッとタキシードで決めてもらおう
女装させるよりも逆にかわいく見えるというオチ付きで


537以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 23:00:23.25IO6XJYZK0 (2/2)

セレナ
マーメイドドレス


538以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 23:06:03.96/bZ2nOwTO (1/1)

カオリ
ラヴチャンのコスプレ衣装


539以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 23:07:54.45l7zpUNMDO (2/2)

カオリ
ちょっと冒険して大人っぽいセクシーなドレス


540以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/08(水) 23:08:56.13SRBxN6kS0 (2/2)

カオリ 黒を基調としたチャイナドレス


541以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/09(木) 00:07:50.261gPLsT4T0 (1/1)

アキラ スリットの深い青のチャイナ服


542以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/09(木) 00:11:54.35nJrv0sL10 (1/1)

なんか最近安価に選ばれなかったり、選ばれたとしても他の二人と毛色が違うネタ安価でカオリ不遇だなぁ


543 ◆eXipHdytqM2020/01/09(木) 16:07:04.88kNrvGb/A0 (1/1)

アキラとセレナの衣装案もうちょっと欲しい


544以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/09(木) 16:29:58.1629YVdDyR0 (1/1)

複数案採用か
セレナ 上品さと煌びやかさを合わせ持った刺繍が施された和服


545以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/09(木) 17:13:37.75lCzRbWXgO (1/1)

アキラ
ベージュ色のIラインドレス


546 ◆eXipHdytqM2020/01/09(木) 19:48:54.35YxFRBaVv0 (1/1)

各自(ユウナ除く)3つずつ出たら締め切ろうかな

あとラ『プ』チャンだ、二度と間違えるな


547以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/10(金) 07:04:00.70w5J5u/Js0 (1/1)

セレナ

Xラインの黒のドレス


548以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/10(金) 19:42:20.96IcS0yLWR0 (1/1)

アキラ

和ゴス


549 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 14:56:48.218EiqsWCU0 (1/10)

「じゃあ、着替えてくるね」

 それぞれ注文した服を手に、部屋へと引っ込んでいった。



「ち、違うんです! カタログに、第1期の復刻版が載ってたからつい」

 必死に弁明するカオリ。彼女が着ているのは、燕尾服とビキニを合わせたような露出の高い服に、パンツ丸出しのフリフリスカート。そう、魔法少女ラジカル☆ラプチャンの衣装である。

「そっ、そういうアキラさんだって!」

「んー?」

 アキラはアキラで、黒い和服にフリルや鎖を付け、下をミニスカートにした服を着ている。

「ちょっと、気になっちゃった」

「何をしているのよ」

 呆れるセレナ。彼女は肩口とスカートの広がった、Xラインの青いドレスを着ている。シンプルだが、品のある佇まいだ。

「…まあ、流石にこれでは行きませんよ」

 カオリは首を横に振った。



「ちょっとカオリ、真似しないでよ」

「それはこっちの台詞ですって!」

 アキラは深いスリットの入ったセクシーな青いチャイナドレス、カオリはと言うと、これまた黒地に金糸で模様の入ったチャイナドレスであった。

「あのね、あなた達、真面目に選ぶ気はあるの?」

 水色のグラデーション模様のマーメイドドレスを纏ったセレナが、溜め息を吐いた。起伏に富んだ彼女の体型に、この着こなしの難しいドレスが非常にマッチしている。

「暴力だ! 遺伝子の暴力だ!!」

 カオリが喚く。

「…大丈夫、次は真面目に選んだから」



「…おお」

 思わず嘆息するユウナ。
 セレナが着ているのは、何と和服。青色中心だった先程までとは打って変わり、綺羅びやかな紅白色で、派手ながら上品な刺繍も入っている。

「ど…どうかしら」

「そうきたかぁ」

 腕組して頷くアキラ。彼女は、今度はシンプルにベージュ色のIラインドレスを着ている。線の細い服だけに、彼女の体型が殊更強調される。
 そんな2人を、ぼうっと眺めているカオリ。すっかり萎縮していた彼女の背中を、ユウナが叩いた。

「シャキッとしろよ」

「ひっ…だ、だって、やっぱりうちには、こんな服は」

 彼女が勇気を振り絞って纏ったのは、紫色のドレス。背中は大きく開いており、胸元も谷間を強調するように切れ込みが入っている。スカートも、左の腿をむき出したアシンメトリーだ。

「そんなことないよ」

 アキラが、笑顔で肩を叩いた。


550 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 14:58:23.718EiqsWCU0 (2/10)

↓1〜5 多数決

それそれどれにする? 3人全員に投票

(例)
アキラ→Iラインドレス

カオリ→チャイナ

セレナ→マーメイドドレス



なおラプチャンは流石にナシな


551以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 15:14:35.24kRq2rC+g0 (1/1)

アキラ→Iラインドレス

カオリ→紫色のドレス

セレナ→マーメイドドレス



552以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 15:19:03.03ACsYvwLq0 (1/1)

アキラ→Iラインドレス

カオリ→チャイナ

セレナ→マーメイドドレス


553以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 15:40:15.7116USH0wDO (1/1)

アキラ チャイナ
カオリ セクシー
セレナ 和服


554以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 16:03:17.49ygol7k9j0 (1/1)

アキラ スリットの深い青のチャイナ服
カオリ ちょっと冒険して大人っぽいセクシーなドレス
セレナ 上品さと煌びやかさを合わせ持った刺繍が施された和服



555以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 16:07:16.60XoJhS5hPo (1/1)

セレナ→和服
アキラ→チャイナ
カオリ→紫色のドレス


556 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 16:36:17.748EiqsWCU0 (3/10)



 約束の時間の30分前には、4人はゴンドラに乗ってサイドたちの居住区へと着いていた。
 結局、アキラは青いチャイナドレス、セレナは紅白の和服、そしてカオリは思い切って紫色のドレスを選んだ。

「…他の居住区に行くのは初めてだな」

 ユウナが呟いた。彼も、珍しくタキシードと正装だ。

「えっと、呼び鈴的なのは…」

 ゴンドラから降り、辺りを見回していると、奥から一人の女が走ってきた。

「あああっ、はっ、お早い到着で……ええっ!?」

 ぼさぼさ髪でジャージ姿の女は、4人を見るなり素っ頓狂な声を上げた。

「どっ、どどどどうしっ、どうしよ…」

「サイドさんのパートナーか?」

 ユウナの質問に、彼女はこくこくと何度も頷いた。

「いっ、いっ、イナバですっ、あのっ、サイドくんは奥で…」

「…早く来すぎたかしら」

 セレナが、やや声を張り上げて言った。途端にイナバが竦み上がり、首をぶんぶんと横に振った。

「ひぃっ!? そそっ、そんなことななないっ、ですっ。おおお奥に、案内します」

 そう言うと、カクンと後ろを向き、小走りに進み始めた。


557 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 17:03:04.308EiqsWCU0 (4/10)

「ひょっとして、何か間違えてましたかね…?」

 服の背中や胸元を気にしながら、カオリが小声で言った。

「どうなんだろ。イナバさん、随分ラフな格好だけど」

「ここっ、こっ、こちらに、どうぞ」

 広いリビングを抜け、裏の扉を出ると、そこは木材の張られたテラスであった。
 外に出た瞬間、セレナがピクリと反応した。

「この匂い…」

 果たして、テラスの真ん中には大きなコンロが据え付けてあって、その前に屈み込んで1人の男と、2人の女が火熾しに励んでいた。

「…よし、点いたぞ」

 言いながら男が振り返る。そして、4人の姿に気づき、絶句した。
 緑色の地味なシャツに着古されたオーバーオールを穿き、軍手をして顔に煤まで付けた男。厚着の上からでも分かる筋肉質な肉体に反して表情は穏やかで、意外にもアキラと同じくらい、セレナよりもずっと低い身長であった。

「あっ、もう到着しちゃったの? ごめんなさいね、今」

 遅れて振り返った片方の女も、畏まった4人の姿に目を丸くした。

「…ささ、サイドくん、ど、どうしよ」

「あー…ツツジさん、一昨年の式典で着たスーツ…あれ、どこに仕舞ったか覚えてるか」

 4人は、全力で止めた。


558 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 17:36:48.238EiqsWCU0 (5/10)



「お野菜焼けましたよー」

 ユキナという名の女が、ナスやピーマンなどの野菜を皿に取り分ける。
 ユウナたち4人は綺羅びやかな服装で、立ったまま炭火焼きの肉や野菜を味わっていた。

「いやー、申し訳ないことをした」

 タレの入った皿を手に、サイドは頭を掻いた。

「こちらの言葉が足りなかったせいで、変に緊張させてしまったか。ちょっとしたバーベキューパーティのつもりだったんだが」

「いえ、とんでもないです。こっちが勝手に勘違いしただけで」

 すぐにアキラが手を振った。

「えっと…改めて、アキラです。クラウドバスター・サヴェージの」

「うぇっ? あっ、どうも、カオリです…うちはマジカルで、この前はお世話になりました」

「クラウドバスター・ヴェノムのパイロット、セレナ・アンソニーよ。Mr. 大河内、お会いできて光栄です」

「ああ、ご丁寧にどうもありがとう」

「サイドさんと、ヤゴローのパイロットをしてました、大河内ツツジです。この度は来ていただいてありがとうございます」

 恭しく頭を下げる、サイドと同年代の女。暗い茶髪を肩まで伸ばして、白い七分丈シャツとジーンズの上から、エプロンを付けている。背は高くないが、脚が長い。

「…ユウナだ。明後日から、よろしく頼む」



559 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 17:37:25.018EiqsWCU0 (6/10)

「ああ」

 それぞれ握手を交わす。ユウナの手を握った時、サイドはニヤッと笑って、小声で言った。

「…もう少し小さいのかと思っていたよ」

「!」

 それを聞いて、ユウナは思わず返した。

「もう少し、大きいのかと思ってた」

「ステルス機のコックピットは、オルゴンボックスの比じゃなく狭くてね。身長が高いと却って不利なんだ」

 そこへ、2人の女が歩いてきた。2人の間に手を繋がれてやって来たのは、小さな男の子であった。

「紹介しよう。ツツジさんとおれの息子、マイルだ」

 手を離した途端、ツツジの後ろに隠れるマイル。サイドは苦笑した。

「…この通り、人見知りだ」

「こんにちは」

 しゃがみ込み、笑顔で挨拶するアキラ。マイルは泣きそうな目で瞬きした。

「アタシたち以外には慣れてないからね〜」

 連れてきた女の一人が言った。赤毛で華奢な体格の白人であった。

「でも、可愛いでしょ。毎晩、誰がお風呂に入れるかで取り合いになるんだよ」

「こちらはメイア。セレナ君なら分かるんじゃないか? オロチのパイロットだ」

「ども〜」

「でも、ユウナさんも…」

「…」

 もう片方の、大柄な女が言いかけて、ユウナの目つきに気付いて口を噤んだ。

「…その、タキシード似合ってますよ。とってもかわ、じゃない、カッコいい」

「フミコだ。彼女は一番最近ここに来た。クラウドバスター・ドウジとして、今度の作戦に参加する予定だ」


560 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 17:45:36.998EiqsWCU0 (7/10)

 食事や会話が弾み、時間が過ぎていく。秘蔵のワインも持ち出して、宴会の様相を呈してきた。

「国防軍時代を思い出すよ」

 赤い顔で、サイドが言った。

「OB会になると、おれたち現役はどこまで気をつければいいやら、ヒヤヒヤしながら酒を飲んだものだ。それこそ、ジーパンなんかで来るOBを、君たちみたいにめかしこんで出迎えたものだよ…」

「はあ…」

 酒が飲めないユウナは、努めて耳を傾け、相槌を打つ。同じく飲めないカオリも同様だ。19歳のアキラとセレナは、向こうで白ワインに舌鼓を打っていた。



↓1〜3 会話の話題


561以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 18:56:05.11O5uxBBZF0 (1/1)

それぞれのパートナーたちについて


562以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 19:02:02.37LUIdzDKT0 (1/1)

マイルの遊び相手をする


563以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/12(日) 20:27:31.24XPfcrIwC0 (1/1)

クラウドバスターについて


564 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 21:34:32.308EiqsWCU0 (8/10)

「…ときに、パートナーたちとは上手くやってるか」

「それなりに」

 ちらりと隣のカオリを見て、それから向こうの2人を見る。カオリが頷いた。

「良いと思いますよ。その…時々、だいぶエッチですけど」

「ははっ」

 軽く笑って、ワインを一口。

「それくらいの甲斐性が無いとな」

「あんたはどうなんだ。7人も抱えて、大丈夫なのか?」

「ああ。だが、おれ一人の力じゃないさ」

 グリルの側で、黙々と肉を焼くツツジに目を遣る。

「彼女が纏めてくれてるのが、何より大きいんだ」

「パパ…」

 そこへ、マイルがとことことやって来た。

「どうした、ママやお姉ちゃんたちは?」

 彼は答えず、恐る恐るユウナの方へと近寄った。

「…な、何だよ」

「…お姉ちゃん?」

「っ!?」

 思わず身を乗り出しかけて、カオリに腕を引っ張られた。

「ユウナさん! …ボク、この人はお兄ちゃん。オーケー?」

「おにいちゃん…?」

「おれ以外の男に会う機会が、そもそも無かったからな。珍しいんだろう。…マイル、ママたちのところへ行こうか」

「…いや」

 ところが、ユウナはサイドを止めた。それから、マイルの目の前にしゃがみ込んだ。彼の目を見て、言う。

「ユウナだ。お前、名前は?」

「…マイル」

「そうか」

 ぎこちない手付きで、小さな頭を撫でる。

「子供の相手が得意なんだな」

「そういうわけじゃない。ただ、こういう風に扱われたことがある、ってだけだ」

「…そうか」

 サイドは静かに頷いたが、それ以上は追求しなかった。


565 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 22:10:41.758EiqsWCU0 (9/10)

 結局、屋内から椅子を持ってきて座ることにした。ユウナの膝の上には、マイルが座っている。

「あんた、元々空軍だったってな。…クラウドバスターは、どう思う」

「どう、と言われてもなぁ」

 サイドは考え込むようにグラスに口を付けた。

「…見ず知らずの若い女性の初めてを奪い、命懸けの状況で肌を重ねる…客観的に見れば、とんでもない兵器だよな」

「ああ、オレもそう思う」

「だが…3年も乗っていると、これ無しの人生はもはや、想像できない」

「…」

 黙りこくるユウナ。サイドは、彼の目をじっと見た。

「…国防軍からネストに移るに当たり、過去の戦闘記録は全て閲覧した」

「!」

「ドゥームズ・デイに出現した、4体のドゥームズも…2機の、プロトタイプのことも」

 彼は、深い溜め息を吐いた。

「…兵士でもない、13歳の子供が背負うには、あまりに酷い運命だ。その時に、おれがあの場にいなかったことを、まず悔やんだ」

「そ、そんなこと」

 思わず口を挟んだのは、カオリ。

「サイドさんだって、長い間一人でこの国を守ってきて…その間に、ツツジさんは2回も」

「カオリ君」

「っ!」

 突然、サイドが低い声で言った。

「その話は…マイルには生涯しないと、決めている」

「っ…ご、ごめんなさい…」

 涙ぐむカオリ。サイドは、慌てて両手を振った。

「あ、ああ、済まない。怒ったわけじゃないんだ。気に病まないでくれ」

 それから、取り繕うように外に目を向けた。

「…もう、日も暮れてきたな。明日は朝からミーティングだ」

「ああ」

「君にとっては、遺恨の一つだろう。過去の借りを返す、またとない機会だ」

「…そうだな」

 膝からマイルを下ろし、椅子から立ち上がる。

「…ちょっとは、マシになると良い。よろしく頼む」

 それから、他の女性たちと会話するアキラとセレナに声をかけた。

「そろそろ帰るぞ」

「えー、もう帰っちゃうの?」

「明日も朝早いからな。…セレナ、肉ばっかり食ってんじゃねえよ」


566 ◆eXipHdytqM2020/01/12(日) 22:11:08.278EiqsWCU0 (10/10)

今夜はここまで


567 ◆eXipHdytqM2020/01/14(火) 22:20:18.13iJ6qStSi0 (1/2)

 午前10時。8人のパイロットと2人の研究者、そして1人の男が、ネスト地下の会議室に集まっていた。

「…ごめんなさいね、こればっかりは、関わらないわけにはいかないわ」

「…」

 ユウナは黙ってそっぽを向いた。
 ライヒ博士は、寂しそうに笑うと言った。

「何はともあれ、これで揃ったわね。知らない人もいると思うから、改めて自己紹介しましょう。……私は、エリザベート・ライヒ。今回の作戦の統括責任者をさせてもらうわ。こちらは」

「ドゥームズ研究所技能主任、マユー・アイリス」

 ぶっきらぼうに名乗ったのは、先日ユウナたちを研究所に呼んだ、マユー・アイリス研究員。相変わらず長い髪はぼさぼさで、曇った分厚い眼鏡をかけている。

「アー…ドローンや、クラウドバスターから送られた映像を元に、リアルタイムでドゥームズの解析を行い、皆さんに還元します、ハイ」

 そこまで言って、彼女は何気なくアキラの方を見た。
 目が合った瞬間…アキラは、マユーの目が怯えているのに気付き、ぎょっとした。

「彼女は、私の大学時代の同期なの」

「…そーです」

「次に、こちらは」

 ライヒが、隣に立つ黒人の男を示す。

「今回の作戦の、輸送部隊を率いるジェイス・バードマン中佐よ。彼はクラウドバスターのパイロットではないけれど、輸送機連隊の指揮官として西海岸の奪還に貢献したの。今回は、我が国初めての遠方作戦ということで、オブザーバーも兼ねて招聘したわ」

「わたしは、ジェイス・バードマン、です」

 太い声で、彼は言った。日本語で話したのはそれだけで、すぐに早口の英語で話し始めた。一瞬遅れて、首から提げた翻訳機の音声が追いかける。

「今回の作戦で、偵察ドローンと無人輸送機隊の旗艦に搭乗します。作戦の概要は、後で話します」



568 ◆eXipHdytqM2020/01/14(火) 22:22:11.86iJ6qStSi0 (2/2)

「次に、いよいよ今回の主役、クラウドバスターのパイロットたちを紹介するわ」

 テーブルの上に、立体ホログラムが浮かび上がる。まず現れたのは、バランスの良い人型で背中に2本の短剣を差し、腕に蛇型ドローンを巻きつけた、クラウドバスター・コウガ。

「パイロットY#3、大河内サイドだ。よろしく。コウガが出ているということは、ユキナ君かな」

「ユキナです」

 黒髪をショートカットにした、小柄な女が頭を下げる。昨日のバーベキューパーティで、ツツジと一緒に肉や野菜を焼いていた、おとなしそうな雰囲気の女だ。
 コウガが消え、次に現れたのは大きく翼を広げた、銀色の鳥。しかし、鋭い鉤爪の生えた足は3本あった。

「これはクラウドバスター・カラス。見ての通り、飛行能力を持つ」

「そしてあーしが、カラスのパイロットのクロハって訳よ!」

 ぎょろりと目の大きい女が、ずいと身を乗り出した。随分と若そうな見た目だ。15歳くらいに見える。

「クロハは、クレードルのエリートでね。おれのところに来たのが16歳の頃だ。カラスは、戦闘というよりは偵察を主にすることになるだろう」

 カラスが消え、最後に現れたのは無骨な巨人。手には青いオルゴンの光を纏った、長い棍棒を握っている。

「そしてこいつが、おれたちの主力機、クラウドバスター・ドウジだ。ツツジさんが子育てに専念するようになってからは、こちらが最大火力を担っている」

「お願いします」

 昨日の大柄な女が、長躯を縮めるようにお辞儀した。

「…あっ、フミコっていいます」

 続いて、ドウジの代わりにクラウドバスター・サヴェージが投影された。

「…ユウナだ」

 ジェイスの方を見て、彼は名乗った。

「まず、アキラとはクラウドバスター・サヴェージに搭乗する」

「あたしがアキラです。サヴェージは近接型で、スピードと火力重視の機体です。見ての通り、脚が弱点だけど」

 マジカルが投影されると、カオリが口を開いた。

「あっ、カオリです。うちのはクラウドバスター・ラプチャン…じゃなかった、マジカルです。能力は、色々…っていうか魔法少女ラジカル☆ラプチャン第一期を見れば大体分かりますんで…駄目?」

 最後に、ヴェノムが投影された。

「…クラウドバスター・ヴェノム。私がパイロットのセレナ・アンソニーよ」

「…」

 ジェイスの眉がぴくりと動いた。

「防御力、再生力に優れている。腕からは毒を流し込むこともできる。その代わり、機動力や火力は低い」

「あなた…」

 ジェイスが何か言いかけて、黙った。



569 ◆eXipHdytqM2020/01/16(木) 21:19:31.06BoEUeE+J0 (1/5)

「じゃあ、作戦の概要を話しましょうか」

 ヴェノムの画像が消え、次に浮かび上がったのは、毛むくじゃらのイノシシめいた怪獣だった。

「これが今回のメインターゲット、『ポリボア』よ。ドゥームズ・デイに東海地方に現れた4体の内、こいつだけがプロトタイプの追撃を逃れて九州地方に逃げ、居座った」

 イノシシの足元に、小さな九州を模った地図が浮かび上がる。

「直近のドローンからの写真によると、まだ阿蘇外輪山の中心に居座っているみたい。でも、九州は全域が既に壊滅状態にある」

 地図の陸地が、真っ赤に点滅した。

「これは、ポリボアの性質によるもの。このドゥームズは、見た目は巨大なイノシシに見えるけれど、実際は小さな針の塊よ。そして、この針の一つ一つが独立した生命体であることが分かっている」

 地図の脇に、細い針状の物体が表示される。マユーが付け加えた。

「小さいと言っても、人の背丈くらいはあります。こいつが時速30kmくらいで飛んできて、刺さったりします。端的に言って脅威です。単独では、あまり他の個体と離れて行動はできませんが」

 縦横無尽に飛び回る、茶色い針。飛びながらその先端が二股に割れ、やがて2本に増殖した。

「また、緩やかにですがこいつは増殖します。本当に緩やかに、ですが。どのくらい緩やかかというと、クラウドバスター・プライマスにぶった斬られた身体3分の1が今のサイズに戻るのに3年かかるくらいには緩やかです。従ってちょっとぐらい残っても慌てる必要はありません」

「…」

 硬い顔のユウナ。心配そうに彼に視線を向ける3人の女。

「一番の問題は、九州全域を覆う黒雲です。いつ新たなドゥームズが出てきてもおかしくありません。というか、既に数体確認してます。作戦中は、ポリボアだけでなくそいつらにも対処しないといけません。まあ、こちらでナビゲートします」



570 ◆eXipHdytqM2020/01/16(木) 21:43:49.96BoEUeE+J0 (2/5)

 そこまで進んで、ようやくジェイスが口を開いた。

「作戦中の物資支援について説明します。カタパルトによるクラウドバスター輸送に先立って、輸送機連隊を飛ばします。黒雲下でも行動可能な偵察ドローン30機と、大型無人輸送機6機、我々指揮隊の乗る有人機1機です。輸送機の中身は、簡易ドックです」

 今まで表示されていたポリボアの画像が消え、代わりに金属の柱と透明な隔壁で構成された箱が浮かび上がる。

「この中でのみ、クラウドバスターは機体換装を行うことが出来ます。また、第2陣からは補充用ナノマシンもお送りします。この簡易ドックを、九州の6箇所に投下・設置します」

 福岡、熊本、鹿児島、大分、宮崎、佐賀に光の点が灯る。

「また、食糧や消耗品なども供給する予定ですが、輸送機はドゥームズに対して無力ですので、予定通りにいかないことがあります。全力は尽くしますが」

「頼りにしている」

 サイドの言葉に、ジェイスは親指を立ててみせた。
 ライヒが再び口を開く。

「クラウドバスターの行動は、いつもの出撃とそう変わりないわ。起動した状態でカタパルトに載せ、北九州めがけて飛ばす。着陸後から作戦開始よ。作戦中は、2機が離れる事態は避けて。できるだけ早く戦闘区の全容を把握し、伝えるから、無理に索敵しようとはしないでね。あくまで安全が第一だから、作戦続行が困難と判断すれば、すぐに撤退を指示するわ」

「…」

 ユウナが鼻を啜った。彼を一瞬だけ見て、彼女は問いかけた。

「以上、こちらから伝えることは全部だけど、何か質問は無い?」



571 ◆eXipHdytqM2020/01/16(木) 21:44:43.60BoEUeE+J0 (3/5)

「クラウドバスターを動かせるのは2人だろう。残りのパイロットXはどうする?」

 サイドの質問に、ライヒはぽんと手を打った。

「そうだった。…操縦には参加できないけれど、オルゴンボックスに搭乗はできるわ。作戦中は常に全員がオルゴンボックスに搭乗し、操縦者以外は待機することになる。AIを調整して、シートベルト完備の席を作ってもらうわ」

「分かった」

 サイドが頷いた。



↓1〜3 作戦に関する質問


572 ◆eXipHdytqM2020/01/16(木) 21:54:02.02BoEUeE+J0 (4/5)

あ、とくに無いなら無いって書けばOK

安価下


573 ◆eXipHdytqM2020/01/16(木) 22:56:35.81BoEUeE+J0 (5/5)

 無さそうなので進める



「…他には、特に無いみたいね。今回のミーティングの内容は後で居住区の端末に送っておくから、確認してね。じゃあ、明日から頑張りましょう」



 居住区に戻ってきた。昼食も終え、午後からはまた自由時間だ。出撃前、最後の安息の時となるだろう。



↓1〜3でコンマ最大 どうする?


574以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/16(木) 23:37:56.33iGG+o0CDO (1/1)

皆と軽く散歩


575以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/17(金) 00:46:13.65yFDx8KOM0 (1/1)

昔のホームドラマの再放送を見て、何となく未来の家族予想図について語り合う


576以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/17(金) 06:25:19.948FHeOdFs0 (1/1)

4P