ーーーー次の日ーーーー

矢部「今日も練習頑張るでやんすパワプロくん」

パワウヨ「矢部くん、君って右翼？それとも左翼？」

矢部「どういう意味でやんすか？その言い方で統一するなら中堅でやんす」

パワウヨ「！！、右翼でも左翼でもないのか」

矢部「そんな驚くことでもないでやんす…まあ右翼も左翼もどっちも練習でたまに守るでやんすが…」

パワウヨ「なんだって？矢部くんは一体どっちの味方なんだ」

矢部「味方も何もチームメイトでやんすよ、外野は一応どこでも守れるでやんす」

パワウヨ「尖閣諸島も竹島も守るだって！？ガチガチの右翼じゃないか」

矢部「？？　いや、あんまり肩が強くないからどっちかというと左翼守るでやんす」

パワウヨ「なんだって！？猪狩って左翼なのか！？」

パワウヨ「おいクソ左翼猪狩、俺と勝負だ！！」

猪狩「なんなんだいきなり…まあいいよ、ライジングキャノンで屠ってあげるよ」

パワウヨ「キヤノン！？日本製のカメラじゃないか、君もどっちつかずなんだな」

猪狩「何言ってるかわからない、日本語喋ってくれよ」

パワウヨ「あ、やっぱり反日か。俺を苛立たせたんだからね」

猪狩「？」

早川あおい「どうしちゃったのパワプロくん、いきなり猪狩と対決だなんて」

パワウヨ「あ、リベラル左派だ」

早川あおい「リベラルサハ？」

パワウヨ「女を甲子園に出場させようとして運動してる奴なんてリベラル左派以外ありえないだろ」

早川あおい「え、そうなの？」

パワウヨ「ネットで見たからな」

阿畑「パワプロ、そんなにかっかすんなや！腹減っとんのやろワイのたこ焼きやるで～」

パワウヨ「お前、関西人だしどうせ在日朝鮮人だろ？そんな奴の作ったたこ焼きなんていらねえよ」

阿畑「なんやお前、昨日までおいしそうに食ってたやないか」

パワウヨ「昨日までの俺がどうかしてたんだ、こんなもの土に返したほうがマシだよ」

ベチョッ

阿畑「ワ、ワイのたこ焼きが…！なにしてくれとんねんパワプロ！！」

パワウヨ「お前ってただのへなちょこナックルを起源主張して自分のオリジナル変化球と称してるしな…、完全にアウトだわお前。目も細いし真っ黒ですわ」

阿畑「別に起源主張なんかしとらんわ！」

パワウヨ「2号だか3号だかダサい名前つけて、北朝鮮のミサイルかよ。日本海にでも投げてこいよ」

阿畑「お前ええ加減にせえやほんまに！あったまきたで！みんなには悪いがもう帰らせてもらうわ！こんな奴と練習なんてやってられんわ」

矢部「帰っちゃったでやんす…」

パワウヨ「論破されたのがよほど悔しかったんだろうね、国に帰ってくれるといいけど…」

九十九「阿畑があんなにキレるなんて一体何があったんや？」

パワウヨ「あ、九十九、お前は右翼？左翼？」

九十九「え？オレが得意なのはライトやが…」

パワウヨ「うおおおお！！やっと本当の右翼に会えた！うれしいよ！」

九十九「…？」

矢部「九十九は外野からのレーザービームが特徴でやんすね、おいらも真似したいでやんす」

パワウヨ（ﾋﾟｸｯ

パワウヨ「レーダー照射だって！？」

ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

パワウヨ「九十九お前…確か阿畑と親友だったな？」

九十九「せやがそれがどうしたんや？」

パワウヨ「縁切れよあんなやつとは！」

九十九「なんでや？誰と仲良くするも個人の自由やろ、お前やて矢部と仲ええやん」

パワウヨ「在日阿畑と仲良くするなんてお前も反日か…！」

九十九「ざいにち？」

矢部「九十九くん、実はかくかくしかじかで…」

九十九「あっ…（察し）、オレも今日は練習を休ませてもらうで。すまんなみんな、ほなまた」

パワウヨ「へえ、反日の癖にいさぎよいじゃないか」

パワウヨ「ほーんと、みんなどうかしてるよ、日本国旗のようなユニフォームを着てるからみんな愛国だと思ったのに」

六道聖「赤白ってだけで日本国旗は無理ありすぎじゃないか？」

パワウヨ「六道さん、君の神社は確か英霊を祀って居るよね？」

六道聖「いや祀ってないぞ、それに"神社じゃなくて寺だし"」

パワウヨ「寺なのに祀ってないのかよ、反日神社じゃないか」

六道聖「ええ…（絶句」

※神社じゃなくて寺だし
簡単にいうと、お寺は仏教、神社は神道という異なる宗教の施設。
見た目の違いとしては、仏像やお墓のある所がお寺で、鳥居のあるのが神社だ。


橘みずき「ちょっとパワプロ！落ち着きなさいよ」

パワウヨ「落ち着いていられるか！そういえば青髪と赤白のユニフォーム…お前さては韓国人だろ吊り眼だし」

橘みずき「はぁ？韓国人の人って野球しちゃいけないの？差別はいけないわよ、差別はんたーい」

パワウヨ「擁護するってことはやっぱりそうじゃん、出ていけよ小悪魔チョン」

橘みずき「あんたは悪魔ね…！」

新島「おい！いい加減にしろパワプロ！」

パワウヨ「三十路なのに子供居ないってお前反日か？」

新島「は？何言ってるんだ、私は高校生だが」

パワウヨ「将来そうなりそうだから言ってんだよ、産めよ育てよ！少子化対策しろよ！」

新島「天誅！」

十六夜「落ち着きなよ、一体なんなのこの騒ぎは」

パワウヨ「お前確か金要求してくる奴だよな？まるで某国みたいだな」

十六夜「某国？」

パワウヨ「はいはい二刀流の起源は某国！壁画に二刀流に挑戦している人間が描かれてる！」

十六夜「いきなり何キレてんの？意味わかんないんだけど」

パワウヨ「あ、お前も青髪に赤白のユニフォームだったな、はい、反日！」

小山雅「パワプロくん、言い過ぎだよぉ…」

パワウヨ「ん？お前は男か女かわからないLGBTじゃないか。気持ち悪いな。生産性のない奴はさっさと出て行けよ」

小山雅「ぼ、ボクは女だよ、別にLGBTなんかじゃ…女性の高校野球参加は許されてないから変装したんだ」

パワウヨ「なんだって！？結局のところリベラル左派じゃないか！LGBTでリベラル左派、それに俺を怒らせた！これは3アウト！出ていけ！！」

小山雅「う、うう…」

川星ほむら「差別も大概にするッスよパワプロさん」

パワウヨ「あ、非正規労働者だ。お前が非正規労働者なのは自己責任だから文句言うなよ、非正規の負け犬気質が移るからあっち行ってくれ」

川星ほむら「ひ、ひどいッス…」

パワウヨ「ひどいのはお前のバイト人生だよ、貧弱なステイタスな癖に意外性と土壇場のヘッスラでなんとでもできると思うなよ」

太刀川「パワプロさあ、ちょっと暴れすぎでしょ一体どうしたの」

パワウヨ「あ、お前か。これをあげるよ」

太刀川「なにこれ？」

パワウヨ「何って食器のフォークだよ」

太刀川「ハハハ、面白いなパワプロは！変化球のフォークと掛けてるのかな？上手いねー」

パワウヨ「何笑ってるんだ？早く受け取れよ」

太刀川「流石にしつこいよパワプロ、もうギャグはいいって」

パワウヨ「大真面目だよ。お前ら後進国出身者は箸使えないだろ？あ、日本語わからねえか」

太刀川「はあ？何言ってんの！？」

パワウヨ「なんだその反抗的な態度は！？肌黒の外国人労働者の癖に日本人様にそんな態度とっていいのか！？解雇してもいいんだぞ」

太刀川「…！！　外国人労働者の人をバカにしてんのも許せないんだけど！あんた何言ってるかわかってんの！？」

パワウヨ「おーこわ、やっぱこいつらは危険因子だ、何しでかすかわからないから早めに追い出すべきだ！」

太刀川「ほむら、雅、もう帰ろ？バカみたいだ、こんな差別主義者と一緒のチームなんて」

矢部「三人とも帰っちゃったでやんす…」

パワウヨ「外国人労働者をはじめとした社会不適合者三人娘が逃げだしたぞー！残していった持ち物全部燃やせ！」

猪狩守「お、お前何言ってんだ！？なんで私物を燃やす必要なんかあるんだ」

パワウヨ「うるせえ、日本で実例あるんだからいいだろ！外国人労働者の怪我は治療費出すの渋れ！逃げ出した外国人労働者の私物は全部燃やせ！」

猪狩守「え、ええ…」

矢部「じ、事実でやんすよこれ…技能実習生の告発でやんす、ベトナム人実習生の日本で受けた"実体験の話"でやんす」

猪狩守「おいおい本当のことなのかよ…」

※"実体験の話"
怪我に治療費渋ったりや私物を燃やすだのの話は
2016年7月に来日したベトナム人男性のマンさん（23）が実際に受けた実体験から引用しているぞ。

六道聖「まあ落ち着くんだパワプロ」

パワウヨ「ハァ、ハァ…右派の六道さんの顔に免じてここは我慢してやるよ…ちくしょー！このチーム結局、右派が矢部君と六道さんだけじゃないか！」

六道聖「私は中道聖、保守だぞ」

矢部「なんでおいらと聖ちゃんが右派なんでやんすか？」

パワウヨ「だって右打席で入るだろ！」

矢部「意味がわからないでやんす…」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

パワウヨ「ん？なんだよリベラル左派早川あおい」

早川あおい「ねえねえ、ボクも一応右打席なんだけど」

パワウヨ「そんなこと俺は知らなかったし無効、リベラル左派の言うことなんて嘘ばかりだしな」

早川あおい「あーもうさっきからなんなのそのリベラルサハって！オリジナル変化球！？」

パワウヨ「うわ、キレた！キレやすい奴は反日だ！」

猫塚かりん「パワプロ落ち着くりゅん」

パワウヨ「お、野良猫じゃん。今度写真撮らせてくれよ、ツイッターのサブ垢アイコンに使うからさ」

猫塚かりん「一体何個サブ垢持ってるにょろ？」

パワウヨ「リツイート用に10個は持ってるよ、アニメアイコン2つ、歴史の偉人2つ、日章旗2つ、動物アイコン4つだ。あと気持ち悪い語尾やめろよ無能っぽいし」

猫塚かりん「酷いなり」

美藤千尋「お前短気になったな」

パワウヨ「あ、弱視じゃん。日本人はみんな目が2.0なのにお前は弱視、ってことは反日だな」

美藤千尋「ジャクシ？ハンニチ？初めて聞く単語だな」

パワウヨ「おいおいバカでもあるのかよ。バカは反日と決まってるから尚更反日だな」

美藤千尋「ハンニチって言ってる時凄い楽しそうだな！私も使っていいか？」

パワウヨ「いいよ、せーの」

パワウヨ・美藤千尋「反日！反日！反日！反日！反日！」

美藤千尋「おお！応援みたいで楽しいな！ハンニチって奴には頑張ってほしいな！」

パワウヨ「おいおい反日を応援してるのかよ…やっぱりお前反日だわ」

大空美代子「パワプロくん、雰囲気変わったねー」

パワウヨ「あ、元ヤンだ。ヤンキーって授業出ない反体制派だよな。だからお前も反日だろどうせ」

大空美代子「？？、私日本好きだけどー」

パワウヨ「おいおいミートＧな癖に日本好きとかやめてくれよ、日本がけがれる。やっぱり反日だったわ」

大空美代子「…（ｲﾗｯ」

パワウヨ「おいおい何ピキってんだよヤンキー野郎、早く仲間のヤンキーと反日行為してこいよ」

大空美代子「……」

ネトウヨこのスレ見てるんだろ？ｗｗｗ

小鷹美麗「パワプロいい加減冗談きついぞ」

パワウヨ「あ、タカ派だ。反日だな」

小鷹美麗「私はリベラルだよ」

パワウヨ「じゃあ反日だな」

星井スバル「おいパワプロ、どうした」

パワウヨ「お、メンタル弱男じゃん。このチームでもエースになれなきゃどっかに転校すんだろ？時間の問題だな」

星井スバル「ひ、ひどいじゃないか俺は別にそんな気持ちで前の学校を辞めたんじゃ…」

パワウヨ「大体お前はいつも炎上する癖になんでマウンド立ってんだ？まるで反日のようにずぶといよな。だから反日だな」

星井スバル「う、うううう…」

友沢「なんだなんだ、この騒ぎは」

パワウヨ「あ、貧乏人だ。お前の家族絶対ナマポ貰ってんだろ、不正受給者め」

友沢「な、なんだよいきなり…酷いな…」

パワウヨ「友沢って両打だっけ？でも左バッターのイメージ強いから左派だな」

友沢「うう…貧乏だからってひどいぞ…」

橘みずき「友沢は家庭を支えるためにバイトしてるのよ！？」

パワウヨ「知らねえよそんなこと、どうせ捏造だろ。その高そうなグラサンでも売ってこいよ反日」

野球ゲームの話？

猪狩進「パワプロさん、その決めつけはいくらなんでもひどいですよ。それに生活保護が悪いわけでもないし…」

パワウヨ「うるせえ！！隠れ左派猪狩進が！お前が実は左で打席に入るってことは知ってんだぞ
　　　　　　左バッターは全員このチームから出ていけ！反日が！」

猪狩進「もう我慢なりませんね、追い出しましょうよこの人」

猪狩守「頭おかしくなったんだろうね」

パワウヨ「頭おかしいのはお前たちだろ！！反日の陰謀だー！！」

矢部「走って行ったでやんす」

六道聖「みんな落ち着くのだ。パワプロがイライラしてるのは今日だけだと思うから我慢しよう」

橘みずき「聖の顔に免じて我慢するけど、次変なこと言ったら私も今日休むから」

矢部「代わりに謝っておくでやんす、申し訳ないでやんす、ダイジョーブ博士にも相談しておくでやんす」

早川あおい「ダイジョーブ博士でも治せなさそうだけど、あんなポンコツ」

パワウヨ「そこのお前たち達聞いてくれー、奴らは反日だ！！」

矢部「申し訳ないでやんす…」

友沢「あ、監督が来た」

神童「集合だ！」

神童「"シートバッティング"を始めるぞ、指定の守備位置につけ。投手は守…」

パワウヨ「党首！？」

矢部「いい加減黙っててくれでやんす…」

※"シートバッティング"
シートとは守備陣が守備に付いていること。
守備陣がポジションに付いた上で行うバッティング練習がシートバッティング。
ランナーを置いたりケースを決めることもあれば、打順を決めて試合のように回したりなど、実戦にかなり近い練習形式だ。

神童「ん？阿畑と太刀川はどこだ？早くマウンドに行ってほしいんだが」

六道聖「監督、太刀川と阿畑さんは今日練習休みです。小山、川星、九十九さんの三人も同様です」

神童「なんでそんなに欠員なんだ？インフルエンザか？」

六道聖「まあ色々ありまして…なんていうかその…」

橘みずき「ある意味病気の影響で合ってるでしょ」

六道聖「多分明日はみんな来ると思います」

神童「ふむ…まあとにかく投手は今いる人で回してくれ、ショートは小山が居ないか…。友沢、悪いが今日は守備に専念してくれるか」

友沢「わかりました」

神童「外野は…九十九が居ないとなるとライトが少ないな」

パワウヨ「はい！俺やります！」

神童「パワプロ、お前はレフトレギュラーだろ。レフトに専念してくれ」

パワウヨ「…」

神童「レフトやセンターの控えは、今日はライトも守ってくれ。チャンスだと思え」

ザコプロ達「はいっ！」

カキーン

早川あおい「あー打ち上げちゃった…」

猪狩守「フン、僕から打とうなんて百年早いよリベラル左派早川あおい」

友沢「パワプロ、レフト行ったぞーっておい！」

矢部「なんでレフト居ないんでやんすー！！」



早川あおい「やったー二塁打だー」

猪狩守「くそっ、平凡なフライだったのに」

矢部「パワプロくん！一体どこ守ってるでやんす！こんな近くに寄ってたらレフトがら空きでやんすよ！」

パワウヨ「何でって、センター寄りに守ってるのさ」

矢部「ええ！？センターはオイラでやんすよ！？」

パワウヨ「何驚いてるんだよ。俺は昨日生まれ変わったんだ、もう左翼は守らないよ」

矢部「なんでやんすか、それ。うーん…ゴミかな」

パワプロやりたくなってきた

神童「おいパワプロ！一体何してるんだ」

パワウヨ「監督、もう俺は左翼なんて守りたくありません。反日の左翼のために戦いたくありません」

神童「反日？何をバカなことを言ってるんだお前は！政治思想をグラウンドに持ち込むな！」

猪狩進「監督、実はかくかくしかじかで…」

神童「…なるほど、5人が休んだのもそういうことか。パワプロ、チームの和を乱したお前は一週間練習不参加だ！」

パワウヨ「なんでですか！？俺はただ、反日を追い出しただけなのに！」

神童「自分がチームメイトに吐いた暴言を反省してくるんだ！」

パワウヨ「！！、辞めてやるっ！こんなアメリカかぶれの偏向指導の監督のもとで野球なんかやってられるか！たかが教員が調子に乗るなよ！？」

～野球人生の終わり～

その後暴れまわった俺は、チームを解雇された。これからもネットと街宣運動で真実を伝えるつもりだ。
日本を取り戻すその日まで。


パワウヨ「くそっ、韓国スクリプトのせいで韓国について語れないじゃないか！こっちはムンＪ民の生い立ちから信念、血液型まで調べてきたってのに！」

矢部（その情熱を他に生かせばよかったでやんすのに…）

END

わざわざ書き溜めてたのか