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703: ◆VM1BXrkk7PfX:2018/11/14(水) 20:15:03.61:gpaaYXjX0 (2/14)
……喧噪の中、彼は荷物を背負って夜の街を歩いていた。
「………………」
あの街よりも僅かに冷たい空気を感じながら、目的の場所までやってくる。
星明りも少なく、静かでもない。
だが、この庭は厳かな空気が漂い……動物たちも静かな寝息を繰り返す。
……番たる彼らも、人間離れした彼を感知できずにいた。
「依頼を受けに来ました」
館の扉を開け、彼は静寂を破壊する。
「……前払った時よりも高いのね」
「ええ、あの泥を回収できたので少しだけ仕事を選べるようになったので」
彼は見上げるように首を上げ、依頼主……玲瓏館 美沙夜を見上げる。
「ですが安心を、こう見えて聖杯戦争には……すでに勝利を収めているのです」
「……少しは冗談は言えるようになったのね……良いわ、実績は重要ですからね」
少しだけ笑みを浮かべ、彼女は階段を下りてくる。
「さて……召喚をしたいのですが」
「工房があるわ……触媒は?」
彼は懐から、古い木片を見せる。
「また勝ちます」
その言葉を聞き、彼女は目を細め笑う。
『勝利を、あなたに』
~GOOD END~
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……喧噪の中、彼は荷物を背負って夜の街を歩いていた。
「………………」
あの街よりも僅かに冷たい空気を感じながら、目的の場所までやってくる。
星明りも少なく、静かでもない。
だが、この庭は厳かな空気が漂い……動物たちも静かな寝息を繰り返す。
……番たる彼らも、人間離れした彼を感知できずにいた。
「依頼を受けに来ました」
館の扉を開け、彼は静寂を破壊する。
「……前払った時よりも高いのね」
「ええ、あの泥を回収できたので少しだけ仕事を選べるようになったので」
彼は見上げるように首を上げ、依頼主……玲瓏館 美沙夜を見上げる。
「ですが安心を、こう見えて聖杯戦争には……すでに勝利を収めているのです」
「……少しは冗談は言えるようになったのね……良いわ、実績は重要ですからね」
少しだけ笑みを浮かべ、彼女は階段を下りてくる。
「さて……召喚をしたいのですが」
「工房があるわ……触媒は?」
彼は懐から、古い木片を見せる。
「また勝ちます」
その言葉を聞き、彼女は目を細め笑う。
『勝利を、あなたに』
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