393以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:15:40.219wqH6fex0 (1/1)




394以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:15:47.96i0l5ifTuO (2/2)

メッシャミーン


395以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:16:52.53Pvqdqyuno (1/1)

紳士な


396 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 23:25:45.91HbREKz9d0 (6/8)

21→12:へ、下手な訳じゃないから……(震え声)


神風「んしょ、んしょ!」グイグイ

ショタ提督「うあっ!?そ、そこは……!」

神風「痛いということは、その分だけ体が疲れたり不調だという証拠ですね。んっんっ!」グイグイ

ショタ提督「っくぅ!か、神風ちゃん!少し手加減して……んうっ!?」

ショタ提督(ゆ、指で押されたところが……こう、ギュウって……!)

神風「我慢出来ないほどの痛みなら、力を緩めるけど……どうする?」グイグイ

ショタ提督「あっ、あぁっ……」

ショタ提督(だけど……ここで我慢しないと、マッサージの意味が無い気がする……)

ショタ提督「……だ、大丈夫!そのままで……ひゃうっ!」

神風「分かりました。なら次はこっちの足を……!」グイグイ

ショタ提督「はぁうっ……!」

神風「もうしばらく我慢して下さい。足さえ終えれば、後は痛く無いマッサージですから!」グイグイ

ショタ提督「う、ん……!んやっ、あんっ……!」

神風「………」グイグイ

ショタ提督「そ、そんなところ……んぃっ!あぁっ、くふっ……!」

神風(な、何だか変な気分に……って何考えてるの私!相手は病人なのよ!?邪念は捨てなきゃ!)グイグイ

ショタ提督「ふぁぁ……っ!んくっ……!」


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


397以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:26:34.048GnaJczT0 (1/1)

はい


398 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 23:36:01.19HbREKz9d0 (7/8)

4×1.0=4 4+63.5=67.5/100


神風「……は、はい!これでおしまいです!」

ショタ提督「はぁっ、はぁっ……///」クタァ

神風「………」

神風(やっぱりこう、ちょっとそそ……だからダメだってば私!えっちなのはいけないと思います!)フルフル

ショタ提督「ふわぁ……///」

神風「え、えっと、どうでしたか?」

ショタ提督「ん……さっきより体が軽くなったかも。疲れも取れたみたい……」クイクイ

ショタ提督(その代わり、最初はもの凄く痛かったけどね……あはは……)

神風「なら良かったです。またマッサージしてほしくなった時はいつでも言って下さいね?」

ショタ提督「うん、ありがとう」ニコッ

神風「………」

ショタ提督「……どうしたの?」

神風「いえ、何でも無いです。何でも……」

ショタ提督「……?」

神風(司令官の純粋な目が刺さる……さっきまで邪心を抱いてた私が恥ずかしい……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(また、神風ちゃんに……皆に、気を遣わせてしまった。これじゃダメなのに……)


399 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 23:55:12.27HbREKz9d0 (8/8)

――8ターン目


ブラウン管テレビ『新しくオープンした○○遊園地。人気アトラクションは、現在でも長い行列が出来ています!』

ショタ提督「……遊園地、か」

長門「………」

ショタ提督「昔、父さんと母さんに連れて行ってもらったっけ……懐かしいなぁ」

長門「い、今だって行こうと思えば行けるじゃないか!ほら、提督なら1日くらい仕事を休んでも怒られたりしないだろう?」アセアセ

ショタ提督「そういう訳にはいかないよ。すべきことはきちんとしなきゃ。有給休暇を取得するならまだしも」

長門「だったら有給を取れば良い!あ、それとも人ごみが辛いのか?だとしたら我々の給料を出し合って、遊園地を1日貸切に……!」

ショタ提督「尚更ダメだよそんなこと!長門さん、自分のお金はちゃんと自分の為に使わなきゃ!」

長門「いや、しかし……」

ショタ提督「……ありがとう、長門さん。僕のことを気にかけてくれて」

長門「………」

ショタ提督「だけど、やっぱり無理だと思う。観覧車やゴーカートみたいなアトラクションなら何とかなるけど……」

長門「……!」

ショタ提督「ジェットコースターみたいな激しい乗り物は体力的に……もちろん、皆が乗っているのを眺めるなら大丈夫だと思う」

長門「………」

長門(やはりそうなのか……確かに、激しい乗り物にをしようものなら、担当医師からドクターストップがかかってもおかしくない……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(こんなことなら、元気な内にもっと遊びに行って……思いっきり楽しめば良かったな。もちろん、今更昔を悔やんでも仕方ないけど……)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:63/100
↓3神風のコンマ 親愛度:67.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


400以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:55:46.09ihFwrLpZ0 (1/1)




401以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:56:06.62t/4HSNkDO (1/1)

はい


402以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 23:56:48.46coYjZnfx0 (1/1)




403以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:00:25.70OlJm69Qg0 (1/1)




404以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:01:44.78VVM1CL4gO (1/4)

あまぎる回避かよ
チッ(天城おめでとう)


405以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:05:35.94/O4kolpVo (1/1)

ここから全てを取り戻せ天城


406 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/08(月) 00:13:01.14baoHWcZI0 (1/3)

天城「そんなことが……」

雲龍「えぇ。殺気長門さんが……」

天城「………」

雲龍「今はまだ鎮守府や近所を普通に出歩けているみたいだけど、このままだと提督は……」

天城「やめて下さい縁起でも無いことをッ!」

雲龍「……ごめんなさい。でも、いずれは覚悟しなきゃいけないことかもしれない」

天城「……っ」

雲龍「私だって、提督の容態が良くなる可能性を諦めた訳じゃない。けど……」

天城「……分かって、ます。雲龍姉様が言いたいことは……だけど……っ!」

雲龍「……!」

天城「どうしても、その可能性を……考えたくないんです。怖いんです……!」

雲龍「………」

雲龍(天城……)

天城「………」

天城(けれど、提督の意志を否定する訳にはいかない……私達が悲しめば悲しむほど、提督は一層この世に未練を残してしまいます……)

天城「……っ」ジワッ…



ショタ提督は……

直下


407以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:16:24.728xQW77mV0 (1/2)

明石にビー玉コースターを作ってもらっていた


408 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/08(月) 00:29:58.08baoHWcZI0 (2/3)

明石「ここをこうして、よし。後少しで……!」カチャカチャ

ショタ提督「……!」ワクワク

明石「……?」

天城(提督は良いとして、明石さん?何か作っているみたいですけど……?)

明石「ふぅ……完成しました!」

ショタ提督「わぁ……!」

天城「……!」

天城(あれは……ビー玉コースター?明石さん、いつの間にそんな複雑な物を……)

明石「我ながら見事な出来栄えです!さ、提督!入口にビー玉を入れてみて下さい!」

ショタ提督「う、うん……こう?」スッ…

コロコロコロ… カシャーン! パタンパタンパタン… カーン! ※ピタゴラスイッチ的な感じで仕掛けが作動している様子をご想像下さい

ショタ提督「す、凄い……!凄いよ明石さん!」キラキラ

天城「………」

天城(確かに凄いです……!1つ1つの仕掛けが、順番に動いていって……見ているだけで楽しいです……!)

明石「これくらいでしたらいつでも作りますよ?何てったって工作艦ですから!」

ショタ提督「いや、流石にそれは悪いよ……」

明石「むしろ作らせて下さい!提督、室内で出来る遊びでも楽しいことは沢山あるんです!」

ショタ提督「……!」

天城「……!」

明石「私に出来ることといえば、物作りの技術を活かすくらいですし……それで提督を楽しませられるなら、喜んで腕を振るいますよ!」

明石(だって……遊園地に行くことすら難しいだなんて、悲しすぎるじゃないですか……!)

天城「………」

天城(明石さんがビー玉コースターを作った理由が分かりました。きっと、明石さんも長門さんの話を聞いて……)



天城の行動

直下


409以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:30:57.15VVM1CL4gO (2/4)

殺気長門……ショタの命を奪おうとする病魔に怒り心頭なのかな


410以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:34:05.89VVM1CL4gO (3/4)

安価は雲龍や葛城にも協力をお願いして
紙細工だが動く観覧車作って提督に披露する


411 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/08(月) 00:40:07.21baoHWcZI0 (3/3)

>>409
また誤字……度々申し訳ありません。『殺気→さっき』です。

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。少し長めの内容でも大丈夫です。
ただ、今回もR-18(正確には提督とヒロインの性行為)系の安価は、申し訳ありませんが安価下とさせていただきます。
R-18G、R-15くらい(その手の描写はカット、あるいは簡略化など)の内容はOKです。
複数の周のヒロインが主役となる内容の場合は、どの周のヒロインかを指定していただくか、指定無しの場合はアンケートを取ります。

小ネタ安価
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

※0:55までに↓5まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます


412以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:44:32.93ILn5fRvY0 (1/1)


失意の47週目元嫁が何やかんやで
42週目提督に弟子入りしちゃう話


413以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:45:05.34TWAKpdnSO (1/1)

42週目の138億2000万年の旅


414以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:46:28.69sSyIdLsMO (1/1)

42周目があのなとりのねとり小ネタに出てきた地獄に落ちる話 なお最終的に地獄追い出される


415以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:48:10.05hPq/jbUDO (1/1)

ギャグ補正でキンクリしまくりながら妊娠・出産する42週目潮・羽黒


416以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:50:26.658xQW77mV0 (2/2)

43週目提督が全艦娘と和解した日


417以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 00:50:31.86VVM1CL4gO (4/4)

47週目の息子娘がハッピーエンドから
成長後に艦娘や他週提督絡みの相手と
良い関係になるラブコメディとか

つか42週絡みは全部混ぜて採用できそうやね


418以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 01:04:27.86PPl0AZMbO (1/1)


安価の過半数に42周目がねじこまれてて草
嫁組はともかく42周目提督意外と住民に好かれてるなwwww


419以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 01:20:27.90+iATlW3qO (1/1)

良くも悪くもギャグ空間に持ち込めば鬱展開だろうが何だろうがどうとでもなるからな


420以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 06:45:59.2673Tkxj230 (1/1)

>>418小ネタ安価募集に気づいてれば嫁組がギャグ抜きに提督とイチャイチャして提督を照れさせたかった
つまり嫁組好きよ


421以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/08(月) 13:17:06.11rQhhMBNA0 (1/1)

本編の展開が前回のおまけ含めてシリアス続きってのもあるのかもな>42週目待望論

改めてあいつの嫁が潮と羽黒ってのも又良い味出してるんだよなあ


422 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 20:00:52.82U1NNZvyd0 (1/7)

22:00~23:00頃開始予定です。


423 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:00:49.96U1NNZvyd0 (2/7)

始めます。


424 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:07:16.92U1NNZvyd0 (3/7)

天城「………」

天城(だったら、私も……!明石さんと同じ考えを持っているのは、私も同じですから……!)ダッ

――

雲龍「……明石さんがそんなことを」

天城「はい。なので、私も何か提督に楽しんでいただける物を作りたいなって……」

葛城「そういうことなら私にも手伝わせて!」

雲龍「私も協力するわ。提督に笑顔になってもらいたいのは、私達の総意だから……!」

天城「ありがとうございます、雲龍姉様。葛城もありがとう……!」

――

明石「仕掛けは作動後に自動的に戻るようにしておきましたから、ビー玉さえあれば何度でも遊べますよ!」

ショタ提督「そこまで考えて作ってあるんだ……ごめんね?気を遣わせちゃったみたいで」

明石「だから気にしないで下さいってば。私が好きでやっていることですから」ニコッ

ショタ提督「……明石さん」

天城「失礼します、提督」ガチャ

ショタ提督「天城さん……」

明石「あっ、天城さん!見て下さいこれ!提督の為に作ったんですよ!」

天城「はい、さっき通りすがりに見ました。外から眺めていた私でも分かるほどに精巧な出来です……!」

天城(こんな凄い物の後だと、提督に差し出すのが少し恥ずかしい気も……いえ、そんなこと言っちゃダメ。雲龍姉様と葛城にも手伝ってもらったのに……!)

天城「あの、提督。これを……」スッ…

ショタ提督「これは……」

明石「……紙の観覧車?」

天城「………」

天城(急ごしらえなので、少し不安ですけど……提督、喜んでくれるかな……?)


反転コンマ判定:天城の紙の観覧車の完成度は?

01~49:単純な形で、ほぼ平面
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:立体。結構凝った形
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:立体。非常に複雑かつ綺麗な形で、まさに紙のアートと言える作品
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


425以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:08:49.21zv4mHbKf0 (1/2)




426 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:18:37.83U1NNZvyd0 (4/7)

21→12:惜しい!


ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(1枚の紙に、簡略化した紙の観覧車が付けられていて……)

明石「………」マジマジ

明石(なるほど。動かさない部分は糊付けし、動かす部分は中央だけ画鋲で止めることで、スライドさせて動かせるようにしてるんだ……)

天城「えっと、こうすれば観覧車を動かせるようになっていて……」スーッ

ショタ提督「あっ、本当だ……!」

天城「……やっぱり、つまらないですか?」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ。僕の為に、これを作ってくれたんだよね……?」

天城「それはもちろんです!」

ショタ提督「その気持ちだけでも、凄く嬉しいのに……紙とはさみを使って、観覧車を作ってくれたと思うと……」スーッ

ショタ提督「……感激しちゃったんだ。明石さんのビー玉コースターと一緒に、僕の宝物にしたいと思う程に……!」

天城「あ……!」

明石「提督……」

ショタ提督「ありがとう……僕の為に、本当にありがとう……!」

ショタ提督「大切にするから……!ビー玉コースターも、紙の観覧車も……どっちも、大切にするからね……!」ニコッ

天城「……!」

天城(提督が、笑顔に……!頑張って作った甲斐がありました……!)

明石(……この笑顔を、私達は……後、何回見ることが出来るのかな……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


427以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:20:00.879b3oV/3DO (1/2)

はい


428 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:32:16.42U1NNZvyd0 (5/7)

7×1.0=7 7+50=57/100


ショタ提督「……」スーッ

ショタ提督(これを、僕の為に……)

ショタ提督「………」スッ…

コロコロコロ… カシャーン! パタンパタンパタン… カーン!

ショタ提督「わぁ……」

ショタ提督(どっちも、僕にとっての……大切な宝物。最期の思い出の品……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕は後、何回紙の観覧車とビー玉コースターで遊ぶことが出来るだろう……)

ショタ提督「………」フルフル

ショタ提督(いや、後ろ向きに考えちゃダメだ……ただでさえ短いと宣告された寿命が、余計に縮まってしまう……)

ショタ提督「………」ナデ…

ショタ提督(頑張ろう。頑張って、残りの人生を楽しもう。そうでないと、天城さんや明石さんの気遣いを……無駄にしてしまう)

ショタ提督(これ以上、僕のせいで……皆に負担をかける訳にいかないんだ。だから僕は、絶対に暗い顔を見せちゃダメだ……!)



天城(提督、私達が作った玩具を見て……一瞬だけ、悲しそうな顔を……)

明石(……誰よりも1番辛いのは、提督なんです)

天城(……はい)

明石(私達に出来るのは、提督が今も抱いている恐怖を……少しでも、和らげてあげることだけです)

明石(……そんなことしかしてあげられない、無力な私達が嫌になりますが)ギリッ

天城「……っ」ズキッ

天城(提督……)


429 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:47:57.57U1NNZvyd0 (6/7)

――9ターン目


ショタ提督「………」カキカキ

秋雲「………」カキカキ ※秘書艦

ショタ提督「……秋雲ちゃん、大丈夫?」

秋雲「え、何が?」カキカキ

ショタ提督「その、ずっと絵を描いてるけど……手が疲れないのかなって……」

秋雲「大丈夫!あ、私に手伝って欲しい仕事があるならすぐ言ってね!全力で片付けるから!」カキカキ

ショタ提督「う、うん……」カキカキ

ショタ提督(秋雲ちゃん、昔から漫画を描くのが趣味だったけど……今も変わってないんだね)

秋雲「………」カキカキ

秋雲(残さなきゃ……写真や動画とは違う、私の手で……提督が生きてきた証を……!)カキカキ

秋雲(こんな酷い言い方はしたくないけど……提督は、いつ死んでしまうか分からない……)カキカキ

秋雲(もし、急に提督が命を落としたとして……その時、提督との思い出の物が何も残ってなかったら……)カキカキ

秋雲「……っ!」カキカキ

秋雲(ダメっ!泣くな私っ!ここで泣いたら、私の真意が提督に伝わっちゃう……!)カキカキ

秋雲(今、まだ元気な提督には……出来る限り、病気のことを思い出して欲しくない……!)カキカキ

秋雲(いずれこの絵は、提督に見せるつもりだけど……それは今じゃない……!)カキカキ

秋雲(提督……ごめんね。でも、私は……自分の手で、提督との思い出を残したいの……っ!)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……秋雲ちゃん)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:63/100
↓3神風のコンマ 親愛度:67.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


430以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:48:30.83JF7S0qfVO (1/1)

p


431以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:48:48.79zv4mHbKf0 (2/2)




432以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:49:01.619b3oV/3DO (2/2)

はい


433以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:49:09.03sx5XtZuTO (1/1)

はい


434以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/10(水) 23:49:14.1718YPVk/y0 (1/1)




435 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/10(水) 23:58:17.41U1NNZvyd0 (7/7)

漣「……あの秋雲ちゃんがマジな顔で?」

曙「……えぇ」

漣「……そっか。確かに、秋雲ちゃんが考えそうなことだよね」

曙「………」

漣「あのエロい漫画ばかり描いてた秋雲ちゃんが、ね……」

曙「………」

漣「……皆、程度は違えど……追い詰められてるってことか」

曙「そんなの当たり前じゃない。私だって……!」プルプル

漣「……!」

曙「提督が後1年で死ぬと聞いた時は、目の前が真っ暗になって……それで……!」

漣「………」

曙「どうして私達を先に置いて逝くのよ……!どうして、どうしてぇ……!」ジワッ

漣「………」

曙「うっ……うぅっ……!」ウルウル

漣(……辛いのは曙ちゃんだけじゃない。皆や、私だって……そして……)

漣(1番辛いのは、提督……今だって、1人で死の恐怖と戦って……!)



ショタ提督は……

直下


436以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 00:15:46.54I8hNGdLvo (1/1)

得体のしれない料理の出前とってる(チャレンジしてみたかったと)


437 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 00:35:31.206TQ3p5YB0 (1/8)

ショタ提督「………」

漣「……?」

漣(机にいると思ったら、どうも仕事はお休みしてるみたいだけど……ん?机の上に何かあるけど……)ジー

ショタ提督「………」

ショタ提督(今まで一度は頼もうと思っていても、勇気が出ずに手を出せなかった)

ショタ提督(だけど、僕はもう後先短いから……思い切って、頼んでみたんだけど……)

濃厚ギトギト激辛激甘ごちゃ混ぜラーメン「」ドォォォン!

漣「!?」

漣(あ、あれは……近所のラーメン店の出前限定メニューで『一度食べたら忘れられない』と評判の、濃厚ギトギト激辛激甘ごちゃ混ぜラーメン……!?)

漣(噂によれば、あれを食べた人は辛さと甘さの悪い部分を強調した味に苦しみ、ギトギトの野菜に胃をやられるって聞いたことあるんだけど……!?)

漣(まさか提督、全てを諦めて自殺するつもり!?いやいやちょっと待って!?確か私達と一緒に思い出作るって言ってなかった!?)

ショタ提督「………」ドキドキ

ショタ提督(怖いからハーフサイズにしたのは正解だったかも……よ、よしっ。人生一度きり……!こういうのも楽しまなきゃ……!)

ショタ提督(心残りなんて無いように……い、いざっ……!)

ショタ提督「……い、いただきます。ずるるっ……うぅっ!?」

漣(あああああっ!?どーして食べちゃうんですかぁ!?)

ショタ提督「うっぐ……んうぅっ……!」プルプル

ショタ提督(む、胸焼けするような甘さと、口の中全てが激痛とも言える辛さが同時に襲って来て……!)プルプル

ショタ提督(しかも濃厚でギトギトな油だらけの具材が、嫌というほど口に絡み付いて……!)プルプル

ショタ提督「……み、みふぅ~っ(水ぅ~っ)!?」ダッ

漣(ですよねー!自分から死に逝ってどうすんですか提督!目に見える地雷を踏むなんて提督らしくないですよ!?)

ショタ提督「ごくごくごくごくごくごくごくごくっ!ぷはぁっ!う゛ぁ゛ぁ゛っ゛!ま゛だぐぢがい゛だむ゛ぅ゛……ぎぼじわ゛る゛い゛ぃ゛……」

漣(ほーら言わんこっちゃない……)


漣の行動

直下


438以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 00:39:45.15pOrjOLyAO (1/2)

リアクションの取り方のお手本を見せると言って
ヤバそうなものを痩せ我慢しつつ肩代わりして
実際にリアクションで提督を笑わせにかかる


439 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 00:42:23.796TQ3p5YB0 (2/8)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


440以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 00:44:15.64Y/GyQFyLO (1/1)

おつ


441以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 00:46:11.17Ln/DQ64g0 (1/1)


今週はかなり数字の伸びがおとなしいな
少しでもこの提督との間に思い出を
作らせようとするコンマの計らいって感じか


442 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 17:18:09.006TQ3p5YB0 (3/8)

22:30~23:30頃開始予定です。


443 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 23:11:25.866TQ3p5YB0 (4/8)

始めます。


444 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 23:13:13.666TQ3p5YB0 (5/8)

漣「……!」キッ

漣(これ以上提督にあんなゲテモノを食べさせる訳にはいかない!こうなったら私が……)


ショタ提督「………」

ショタ提督(ま、まだ口の中が気持ち悪い……それに胃も重たくなって……で、でも、残すのはダメ……うっぷ……)

漣「何やらお困りのようですね!」バーン!

ショタ提督「ざ、ざざな゛み゛ぢゃ゛ん゛……」

漣「全くもう!こんな得体の知れない物を食べ切れるのは極一部の人だけですよ?いくら気になったからといって無理をするのはいただけませんねぇ」

ショタ提督「ん゛ん゛っ゛……し、知ってたの?」

漣「いえ、傍から眺めていればそれくらい分かりますって」

ショタ提督「あぅ……」

漣「ということで、この劇物は私が代わりに処理しちゃいますね!」

ショタ提督「えっ!?それは……」

漣「いや、別に捨てる訳じゃありませんよ。ちょ~っとお腹の中に押し込むだけです!」

ショタ提督「もっとダメだよ!?今食べたばかりの僕も吐き気を抑えるのが精一杯で……うぷっ」

漣「確かにどう見ても不味そうですもんね。なので折角ですし、えげつない物を食べた時に大事なリアクションというものをお教えしましょう!」

漣(正直、私もこのヤバそうな毒物から全力疾走で逃げ出したいけど……暗くなってる提督を元気付けるには、これくらいしないと……!)

ショタ提督「……リアクション?」

漣「ただ食べて不味そうにするだけでは一般人。ハンサムな人なら衝撃を受けた時、それはもう大袈裟なアクションをしてこそですから」キリッ

ショタ提督(それってハンサムというより芸人さんじゃ……)

漣「という訳でここからは私の独擅場です!見てて下さいよ~?これがリアクション芸です!ずるるるるるるるぅっ!」

ショタ提督「わっ!?そんな一気に食べたら……!」

漣「………」

ショタ提督「……さ、漣ちゃん?」

漣「………」プルプル


反転コンマ判定:漣のリアクションは?

01~49:★直下型ボム★
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:えづきながら不味さを突っ込みまくる
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:鼻から麺を出しつつ噴き出して転げ回る
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


445以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:13:59.08zOgmY9wEo (1/1)

(゚∀゚)キタコレ!!


446以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:14:02.11Mx+9+um90 (1/2)




447 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 23:27:17.716TQ3p5YB0 (6/8)

08→80:『★ゲロ中継生ライブONAIR中★』は回避


漣「うげぇっ!?」

ショタ提督「わっ!?」ビクッ

漣「ゲホッゲホッ!?な、何じゃこりゃあ!?作った奴ぁ一体何考えてんだこれぇ!?」

ショタ提督「え、えっと……」

漣「激辛と激甘を混ぜるとか正気の沙汰じゃないって!?口の中がしつこい甘味と火を吹く辛さのダブルパンチとか耐えられる訳ないでしょうがっ!」

漣「うぶっ!?あっダメだこれ油断すると吐く吐いてしまうこれは不味い!でも食べなきゃもったいないお化けが出るから食べねば!ずるるるるるるっ!」

ショタ提督「………」

漣「ごばぁっ!?おえええええっ!比叡さんと磯風ちゃんがタッグを組んで作ったバイオテロ兵器と同レベルでしょこれぇ!?」

漣「大体濃厚=油ギトギトの発想からしておかしい!そこは豚骨とかコクがしっかりしてるってことでしょーが!」

ショタ提督「………」

漣「マジで作った奴はどういう神経してんの!?味見したの!?それとも味見してOK出した結果がこれなの!?」

漣「だとしたら今すぐ病院行って来い!絶対味覚おかしいから!常人ならこんな不味さの最上級を突っ走る料理なんて出さないからっ!」

ショタ提督「………」

漣「ずるるるるるるるるっ!おうええええぇぇぇぇっ!食べるだけで魂が汚染されるうううううううっ!」

ショタ提督「……ぷっ」

漣「……!」

ショタ提督「あっ、ご、ごめ……あはははっ、いや、その、リアクションが面白くて……」

漣「……受けました?正直滑るのを覚悟してたんですけど」

ショタ提督「そんなことないよ……ふふっ、笑っちゃいけないのに……あははっ……」

漣「………」

ショタ提督「ぼ、僕も同じことを考えて……いや、作った人をおかしいとは思わないけど……その、味が……あはっ、あはははっ!」

漣(……とりあえず、提督が笑ってくれたみたいなので結果オーライかな。あ、でもこれ完食しなきゃいけないのはやっぱキツい……でも言ったからには食べないと!)

漣「……ずるるるるるるるっ!おぐっ!?うぶぅっ!?やっぱダメっ!舌と胃が拒絶反応起こしてる!食べたら陸で轟沈しゅりゅううううっ!」

ショタ提督「だ、大丈……ぶっ!あはっ、ごめ、あははっ……!」

ショタ提督(わ、わざと壮絶な表情してない……?だから、余計に……!)プルプル


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


448以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:30:24.25Mx+9+um90 (2/2)




449 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 23:40:06.686TQ3p5YB0 (7/8)

5×1.5=7.5 7.5+63=70.5/100


漣「」チーン

漣(た、食べ切った……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(す、凄い……麺はもちろん、具材やスープも何1つ残さず完食しちゃった……)

漣「………」

ショタ提督「さ、漣ちゃん……」

漣「い、今……話しかけないで下さい。ちょっとでも油断すると胃袋の物が逆流して大惨事に……おえっ」

ショタ提督「……ごめんなさい。僕のせいで……」

漣「良いんですよ……ご主人様には、好きなことをして生きて欲しいですから……」

漣「その為なら、私達はどんなフォローでもしますし……どんなことにでも、力になります……!」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(漣ちゃん……)

漣「ただ、今後はこういったことを可能な限り控えていただけると……うぷっ」

漣(もう限界……未だに口の中は世紀末だし、お腹は何かゴロゴロ言ってるし……後で胃薬貰おうかな……)

漣(人間の薬が艦娘に効くかはともかく、飲まないよりはマシでしょ……うぅっ、ぎぼじわ゛る゛い゛……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……もう、こんなことはやめよう。心残りがあることより、皆にこんなことをさせてしまう方が……辛い、から……)


450 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/11(木) 23:52:40.526TQ3p5YB0 (8/8)

――10ターン目


ブラウン管テレビ『任天堂が開発した最新携帯ゲーム機、ゲームボーイ!大好評発売中!』

ショタ提督「………」

ブラウン管テレビ『同時発売のスーパーマリオランドも好評発売中!』

ショタ提督「………」

ショタ提督(そういえば、前に読んだ雑誌で新発売って掲載されてたっけ……)

ブラウン管テレビ『映画・テレビ10周年記念作品!ドラえもん、のび太の日本誕生!大ヒット上映中!』

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕が着任した時、ちょうどドラえもんのアニメが始まったんだよね。懐かしいなぁ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(世の中は今も刻一刻と進歩していっている。新しい物が開発されたり、色々な作品が生み出されたり……)

ショタ提督(もし、僕が病気にかかっていなかったら……技術の進歩や進んでいく時代と一緒に、僕も歩めたのかな……)

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(僕が、末期癌さえ患っていなければ……)

ショタ提督「……!」フルフル

ショタ提督(いけない!また弱気になっちゃってた!僕がこんなことじゃ、ますます皆に辛い思いをさせてしまうのに……!)

ショタ提督(マイナス思考は捨てなきゃ……!皆と楽しい思い出を作るって、決めたんだから……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:70.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:67.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


451以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:53:36.11x9MBUkVl0 (1/1)

えい


452以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:53:53.35gd5yRbk4o (1/1)

えい


453以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:54:14.13RFdE633DO (1/1)

はい


454以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:55:43.71pOrjOLyAO (2/2)




455以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/11(木) 23:57:01.966XsU8i3zO (1/1)




456 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/12(金) 00:05:04.88GdkGJwEb0 (1/3)

漣「うぅ……」

敷波「まだお腹の調子が悪いの?」

漣「いや、それはとっくに治まったんだけどさ。あの味を思い出す度に……おえっ」

敷波「だったら無理して食べずに捨てたら良いのに。司令官も漣も変なところで几帳面なんだから」

漣(だって、あのまま放っておいたら提督が1人で無理して食べちゃいそうだったし……)

敷波「あれからお客さんから文句を言われたか、そもそも人気が無かったのかは知らないけど、あのゲテモノはメニューから消えたんだって」

漣「残念でも無いし当然だよね」

敷波(真顔……よっぽど不味かったのか)

漣「………」

漣(そんなことより、さっき提督がテレビを見て泣きそうになってたけど……何かあったのかな)

漣(余命宣告された人が主役のドラマでも映っちゃったか、それともドキュメンタリーでも見ちゃったか……)

漣「………」スクッ

敷波「……司令官の所?」

漣「………」コクッ

漣(とにかく、様子を見に行かないと……1人で抱え込んでたら、せめて愚痴くらいは聞いてあげないと……)

漣(……それくらいしかしてあげられないのが悔しいけど)

敷波「………」

敷波(漣、強いなぁ……私なんて、司令官の顔を見るだけで辛くなって……涙を堪えるのが大変なのに……っ」ウルッ…


ショタ提督は……

直下


457以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/12(金) 00:07:07.30v89Xv9V+O (1/2)

アルバムを眺めている


458以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/12(金) 00:07:21.83D3/DsjDvO (1/1)

動物ものを見ていて癒されようとしたが
感動ものの展開に耐えられず涙を流し続けていた


459 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/12(金) 00:20:01.62GdkGJwEb0 (2/3)

ショタ提督「………」ペラリ…

漣「……っ!」

漣(て、提督!それは……)

ショタ提督「……ふふっ、懐かしいなぁ」ペラリ…

ショタ提督(これ、僕が初めて着任した日に撮った写真……あの頃は12歳だった僕も、今はもう22歳か……見た目は変わってないけど)

ショタ提督(あの頃の僕は、それこそろ120歳まで生きてみせるって意気込んでたっけ……それが今は、余命1年……)

ショタ提督「………」ペラリ…

漣「………」

ショタ提督「あっ、この写真……元帥に褒められた時だ。そういえば、青葉さんが撮ってくれてたんだっけ……」

ショタ提督(昔の僕は、病気なんて全然せずに……毎日、元気一杯に人生を謳歌して……)

漣「………」

漣(あれ?てっきり、昔に戻りたいと泣き出すかと思ったんだけど……)

ショタ提督「………」ペラリ…

ショタ提督(これはハイキングに行った時、これは水族館に行った時……これは、遊園地に……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

漣「っ!」

ショタ提督「いけない……僕は別に、過去に縋ろうとアルバムを開いた訳じゃない……少しだけ、昔を懐かしもうとしただけで……」グシグシ

ショタ提督(だって、ここで泣いてしまったら……残りの時間を、全否定することになってしまう。そんなことじゃ、ダメなんだ……!)

ショタ提督「………」ペラリ…

ショタ提督(だけど……元気だった頃のことを思い出していると、どうしても……だから泣いちゃダメだってば、僕……っ!)グシグシ

漣「………」

漣(……やっぱり、提督は死の恐怖に心を蝕まれそうになってる。それを、昔の思い出に浸ることで誤魔化そうとして……)

漣(だけど、それがいけないことだと分かっていて……今も、無理矢理前を向こうとして……そのせいで、余計に心が辛くなって……!)

漣「……っ」ズキッ…


漣の行動

直下


460以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/12(金) 00:26:12.33+WbDB5QYo (1/1)

耐えきれずに後ろから抱きしめてから、何とか明るいノリで誤魔化そうとする


461 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/12(金) 00:26:40.09GdkGJwEb0 (3/3)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


462以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/12(金) 00:39:50.41XMCzmVKMo (1/1)




463以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/12(金) 01:08:34.59v89Xv9V+O (2/2)

おつ


464 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/14(日) 21:23:57.211HILe6ZL0 (1/1)

本編の更新はお休みさせていただきます。申し訳ありません。
小ネタが完成しましたので、専用スレにて投下致します。


465 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 17:54:24.70VgcsEXQg0 (1/7)

22:00~23:00頃開始予定です。


466 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:02:09.47VgcsEXQg0 (2/7)

始めます。


467 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:04:32.73VgcsEXQg0 (3/7)

漣「……っ!」グッ

漣(眺めてる場合じゃない!提督が悲しんでいるのなら全力で励まさないと……!少しの間だけでも、辛い気持ちを忘れさせてあげないと……!)


ショタ提督「……っ」ジワッ…

ショタ提督(僕、こんなに涙脆かったっけ……病気のせいで、心まで弱くなっちゃったのかな……っく……)グシグシ

漣「………」ガチャッ!

ショタ提督「……!」ピクッ

ショタ提督(い、今、ドアが開く音が……)

漣「………」スタスタ

ショタ提督「……っ」グシグシ

ショタ提督(皆に、僕が泣いているところを見られる訳にはいかない……僕のせいで、皆に負担をかけたくなんだ……だから泣くな、僕……)グシグシ

漣「……失礼しますっ!」ダキッ

ショタ提督「……!?」

漣「全くもう!ご主人様は1人で抱え込み過ぎなんですよ~!男が女に痴態を見せちゃいけないだなんて、元号も平成に変わったというのに前時代的ですってば~!」ギュウッ

ショタ提督「そ、その声……漣ちゃん?」

漣「おや、よく分かりましたね!ぶっちゃけ声だけなら朧ちゃん達も同じ……いや、そんなこまけぇこたぁいいですね!」

漣「辛い時は愚痴でも何でも、思う存分ぶちまけちゃって下さい!弱音?情けない?いえいえ、どんと来いですよ!」

ショタ提督「……!」

漣「大体、本当に見られたくないなら厳重に鍵かけるくらいはしないと。通りすがりの私ですら普通に提督の姿がチラっと見えちゃいましたし」

ショタ提督「………」

漣「ま、好都合ですけどね。そのお陰でご主人様をこうして励ますことが出来るんですから!」

ショタ提督「あ……」

漣「誰だって死ぬのは怖いものです。だから遠慮せずに思いっきり泣きじゃくって良いんです!それが人間ってもんですよ!」ポンポン

ショタ提督「……漣ちゃん」

漣「………」

漣(湿っぽい空気は何となくアレだったから、咄嗟に明るく振る舞ったけど……大丈夫だよね?デリカシー無い発言とか無かったよね?)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:泣きそうになるが我慢してしまう
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:少しだけ、静かに泣く
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:感極まって泣いてしまうが……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


468以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:05:17.139Vty+mxg0 (1/1)




469 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:17:26.83VgcsEXQg0 (4/7)

13→31:罪悪感が勝った


ショタ提督「………」

ショタ提督(……見られてたんだ。僕が1人で涙ぐんで……いや、少し……本当に少しだけ、悲しい気持ちになっていた所を……)

漣「あんまり母性の象徴は大きくないですが、無いよりはマシだと思います!ですから胸に顔をうずめてくれても良いですよ?」

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(あぁ、僕はまた……漣ちゃんに、負担をかけて……僕がこんな調子じゃ、ダメなのに……)

ショタ提督「……っ!」グシグシ

漣(……あ、あれ?)

ショタ提督「……ごめんなさい。僕、いつも皆のお世話になりっぱなしで……」

漣(そこは私を抱き締めてワンワン泣くところじゃ……)

ショタ提督(これ以上、皆に気を遣わせる訳にはいかない……)

ショタ提督「……もう、大丈夫だから」スッ…

漣「あ……」

ショタ提督「励ましてくれてありがとう……お陰で元気が出たよ」

漣「………」

漣(嘘、だよね……だって、提督……今にも辛そうな顔してるから……)

ショタ提督「………」


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


470以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:18:03.10Oz4lK96J0 (1/2)




471 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:33:35.26VgcsEXQg0 (5/7)

10×1.0=10 10+70.5=80.5/100


ショタ提督(よいしょっと……これで全部片付いたかな)

漣「……本当に、もう大丈夫なんですか?」

ショタ提督「……うん」

漣「………」

漣(絶対さっきまでの辛さを引きずってる……でも、本人が『大丈夫』と言う以上、私が追及するのはダメだよね)

ショタ提督「………」

ショタ提督(さっき、漣ちゃんに抱き締められた時……最初は『申し訳無い』という気持ちばかりだったけど……)

ショタ提督(今、改めて思い出してみると……漣ちゃんを通して、温かい体温が伝わってきて……)

ショタ提督「………」ギュッ

ショタ提督(締め付けられていた心が、楽になったような気がして……)

漣「……!」

漣(提督が、ほんの少しだけ……笑顔に……!)

ショタ提督「……ありがとう、漣ちゃん」

漣「……いえいえ!専属メイドとしてご主人様のお役に立てたのなら何よりです!」

ショタ提督「専属メイドって……あははっ、もう……」

漣「………」

漣(そう、この笑顔。私達は……ううん、私は……提督の、この笑顔を守りたい……!)


472 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:43:52.35VgcsEXQg0 (6/7)

――11ターン目


ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(僕が弱気になっちゃダメだ……!残りの1年で、楽しかった思い出を作るって決めたじゃないか……!)

ショタ提督(実際、余命よりも長く生き続けた人だっている……僕だって、気の持ち方次第では……)フラッ…

ショタ提督「あれ?うぐっ!?」バタッ!

ショタ提督「痛た……何も無い所で転ぶなんて……」スクッ…

ショタ提督「……?」フラ…

ショタ提督(……今、体に……いや、足に力が入らなかったような……)

ショタ提督「よいっしょっと……!」ググッ…!

ショタ提督(普通に立ち上がるのに、ここまで力を入れないといけないなんて……もしかして、また風邪を……?)

ショタ提督(だけど、体調は良好……とは言えないけど、全身のダルさや熱っぽさは感じないし……)

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(まさか……いや、“まだ”そんなことないよね……?)

ショタ提督「………」スタ…スタ…

ショタ提督(……う、うん。“意識すれば”ちゃんと歩ける。よろけることなく、普通に進める……)

ショタ提督(だから大丈夫……“まだ”大丈夫なはず、なんだ……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:67.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


473以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:44:28.43Oz4lK96J0 (2/2)




474以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:45:10.91Ptbkr1kDO (1/1)

はい


475以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:45:40.576g5aZbqS0 (1/1)




476以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/16(火) 23:46:48.42MNLGNUHI0 (1/1)




477 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/16(火) 23:58:25.43VgcsEXQg0 (7/7)

旗風「さっき、司令が廊下で何度もよろけていて……」

神風「……そうなの?また風邪をひいちゃったのかな……」

旗風「………」

神風「……旗風?」

旗風「……神姉さん」

神風「………」

旗風「あの……これって、風邪じゃなくて……」

神風「……やめて」

旗風「……!」

神風「分かってる……“兆候”だということは、分かってるの……」

神風「だけど……それを認めてしまったら、司令官が……私達の前から、すぐにいなくなっちゃうような気がして……」

旗風「………」

旗風(今までの神姉さんなら、迷わず私達に『現実から目を背けるのはダメよ』と叱っていた……と思います)

旗風(でも、今の姉さんは……私達と同じように、動揺して……それに、私も……うぅっ、司令……)

神風「………」

神風(……司令官。大丈夫……よね?“まだ”……元気でいてくれる、よね……?)


ショタ提督は……

直下


478以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/17(水) 00:26:42.354g4/jJezO (1/1)

吐血してる


479 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/17(水) 00:27:51.47t6gdpLIz0 (1/1)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


480以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/17(水) 01:16:29.12RezKP3Sso (1/1)

おつの


481以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/17(水) 01:17:16.758QOhAGEKO (1/1)




482 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/18(木) 18:28:48.23zkATdSlV0 (1/5)

22:00~23:00頃開始予定です。


483 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/18(木) 23:07:16.33zkATdSlV0 (2/5)

始めます。


484 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/18(木) 23:09:57.56zkATdSlV0 (3/5)

ショタ提督「………」

神風「………」

神風(ソファに座ってる……ちょっと休憩してるだけよね?別に他意は無いよね?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(大丈夫……少し休めば治るはず……だって、まだ数ヶ月しか……)

ショタ提督「……うっ」

神風「……?」

ショタ提督「うぐっ……げほっ!」

神風(えっ、司令官……?)

ショタ提督「げほっげほっ!ごほっ!」

神風(まさか……い、いや、違う!ただの風邪よね?この前のがぶり返して……)

ショタ提督「はぁはぁ…………うっ!?」ベトッ…

神風「……ッ!?」ビクッ

ショタ提督(ち、血が……手に血が付いてる……)

神風(あっ……い、嫌……)

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(……“まだ”じゃない。“もう”なんだ……タイムリミットが、近づいてきて……っ!)ガクガク

神風(嘘……嘘よ。だって、まだ半年も経ってないのよ?なのに、どうして……どうして……!)ガクガク

神風(どうして司令官が血を吐いてるの!?ねぇ!?ねぇってば!?)


神風の行動

直下


485以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/18(木) 23:23:18.79lIhzm/EB0 (1/1)

提督を寝かせて急いで医者を呼んでくる


486 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/18(木) 23:42:00.02zkATdSlV0 (4/5)

神風「……っ!」フルフル

神風(落ち着きなさい神風!慌ててる場合じゃないでしょう!?こういう時こそ冷静にならなきゃ……!)

神風(司令官の吐血は、まず間違いなく癌の進行によるもの。だとしたら私がすべきことは……!)


ショタ提督「………」

ショタ提督(……覚悟していたつもりだった。だけど……甘かったのかもしれない)

ショタ提督(今までは、体に目立った不調は無かった。だからこそ……油断していた)

ショタ提督(僕の体は、確実に病魔に蝕まれている。さっきよろけたのも、そのせいだと思う……)

ショタ提督「……っ」ブルッ…!

ショタ提督(今の吐血で、死の感覚が鮮明に伝わってきた……怖い。死ぬのが怖くて、たまらない……!)ガクガク

ショタ提督(こうしている間にも、僕はどんどん命を削っている……余命はあくまでも目安。もしかしたら、1年どころか明日死ぬことだって――)

神風「司令官っ!」バタン!

ショタ提督「……っ!」

神風「待ってて!すぐに布団を敷くから!」ガサガサ

ショタ提督「か、神風ちゃん……まさか、今の……」

神風「ごめんなさい。部屋の前を歩いてた時に……はい!すぐ横になって!」バサッ

ショタ提督「あ……」

神風「急いでお医者さんを呼んで来るから!そのまま安静にしておくこと!」

ショタ提督「で、でも……」

神風(死なせない……!司令官を、そう簡単に……死なせたりはしない……!)ダッ

ショタ提督「……うぅっ」

ショタ提督(僕はまた、皆に……神風ちゃんに、負担を……)ズキッ…


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:医者、神風に病状を伝える(病気かなり進行)
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:医者、提督と神風に病状を伝える(病気やや進行)
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:医者、提督と神風に病状を伝える(病気の進行というより……)
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


487以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/18(木) 23:44:56.00tfFXBdCc0 (1/1)




488以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/18(木) 23:45:06.48B3N3SNBd0 (1/2)




489以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/18(木) 23:46:06.61B3N3SNBd0 (2/2)

>>487
やるじゃん


490 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/18(木) 23:55:59.79zkATdSlV0 (5/5)

00:せ、セーフ……?


医者「ふむ……」

ショタ提督「………」

神風「どうですか……?」

医者「恐らく、癌の進行というよりは副次的な病状ですね」

神風「副次的……?」

医者「はい。癌による影響で身体の免疫機能が弱体化したことで、他の病気を併発しかかっている状況です」

ショタ提督「た、他の病気を併発……!?」

神風「それって大丈夫なんですか!?」

医者「もちろん、吐血した血液を調べてみないと正確な診断は難しいですが……大抵の場合は薬で完治しますので心配ありません」ニコッ

神風「……よ、良かったぁ」

医者「ですが油断は禁物です。今回は早期発見なので治療が行える状態でしたが、発見が遅れた場合は……最悪、余命が縮まる危険もあります」

ショタ提督「……!」

神風「……っ」

医者「48周目提督さん、神風さん。今後、少しでもお体に異常が見当たりましたら、すぐにご連絡下さい。可能な限りの処置を致します」

神風「……分かりました。ありがとうございます」

ショタ提督「……ありがとうございます」

神風(お医者さんを呼んで正解だったわね……万が一私達が気づかず、司令官さえ自覚症状が無かったら……)ゾクッ

医者「48周目提督さん。今の貴方の体は、正常な方よりも著しく免疫が低下しています。くれぐれも衛生面や健康面に気をつけて下さいね?」

ショタ提督「……はい」

ショタ提督(……神風ちゃんのお陰で、僕は……ただでさえ短い寿命を、無駄に縮めてしまうことにはならなかったんだ……)

ショタ提督(負担をかけて申し訳無いという気持ちはもちろんだけど、それ以上に……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下


491以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/18(木) 23:56:29.95csAuhjGDO (1/1)

はい


492以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:04:37.75rViFZi+hO (1/1)

えい


493 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 00:13:41.24g5/eiHwq0 (1/6)

5×2.0=10 10+67.5=77.5/100


医者「それではお大事に」

ショタ提督神風「ありがとうざいました……」

スタスタ…

ショタ提督「………」

神風「……その」

ショタ提督「………」

神風「うぅ……」

神風(どう声をかければ良いのかな……寿命が縮むような病気じゃなかったことは安心だけど……)

神風(司令官の癌が治った訳じゃない。それなのに『良かった』と言うのは……増して『余命』のことを蒸し返すのも……)

ショタ提督「……神風ちゃん、ありがとう」

神風「……え?」

ショタ提督「神風ちゃんがお医者さんを呼んでくれたお陰で、僕は……気づかない間に、余命が早くなるような事態に陥らずに済んだ」

ショタ提督「実はね?神風ちゃんに、僕が吐血する所を見られた時は……『しまった』と思っちゃったんだ」

神風「……!」

ショタ提督「また、皆に心配をかけてしまう……皆に、負担をかけてしまうって……」

神風「そ、そんな!負担だなんて……」

ショタ提督「だけど、神風ちゃんが見てくれていたからこそ……こうして、早い内に病気を見つけることが出来たんだ」

ショタ提督「もし誰にも知られていなかったら、僕は……恐怖で混乱して、診療所や病院に行くのが怖くなったかもしれない」

ショタ提督「だけど、神風ちゃんが急いでお医者さんを連れて来てくれた。動けなくなりそうな僕の代わりに、神風ちゃんが動いてくれたんだ」

神風「あ……」

ショタ提督「だから……本当にありがとう、神風ちゃん」ニコッ

神風「司令、官……」

神風(病気の併発が無くなっただけで……今だって、死の恐怖に苦しんでるはずなのに……)

神風(昔のような……元気だった頃のような、笑顔を向けてくれて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……負けるな、僕。決めたじゃないか……今更、悔やんだりしないって……!)グッ…!


494 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 00:35:04.15g5/eiHwq0 (2/6)

――12ターン目


広場

ミーンミンミンミーン…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……初夏になった。そろそろかき氷や素麺の需要が上がる季節……あ、クーラーの使用頻度も劇的に上がるね)

ショタ提督「………」チラッ

龍田「………」

大淀「………」

ショタ提督(だけど、皆は鎮守府から出ることが無い。今までなら、それぞれでプールに行ったり、海に行って夏を満喫していたはずなのに……)

ショタ提督「……ねぇ」

朧「あ、はい。何ですか?」

ショタ提督「その、僕の自意識過剰だったらごめんね?えっと……皆、僕に遠慮して……鎮守府で過ごすことは無いよ?」

艦娘達「………」

ショタ提督「ほら、僕なら室内でも皆との思い出は作れるからさ。僕のことは気にせず、姉妹や仲の良い人同士で遊びに……」

大鯨「……それではダメなんです」

ショタ提督「え……?」

リベッチオ「私達は、提督さんと一緒にいたいの!提督さんを置いて遊びに行っても……楽しくも、何とも無いよ……」

瑞穂「リベッチオちゃんの言う通りです。今の提督に、私達の我儘で無理をさせる訳にはいきませんし……」

涼月「私達が提督を置き去りにして、自分達だけ楽しい思いをするはずがありません。皆、少しでも長く提督といたいんです」

ショタ提督「……っ!」

天龍「そういうことだ。むしろ提督の方こそ、俺達に気を遣うことは無いからな?」

ショタ提督(皆……)

ショタ提督「……ありがとう。そう言ってもらえると、気が楽になったかも……あ、そろそろ仕事に戻らなきゃ……それじゃ、また後でね……?」タタタ…ッ

艦娘達「………」















ガチャ バタンッ

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督「……!」グシグシ

ショタ提督(ごめん……ごめんね……!僕のせいで、こんなことになって……!皆に、気を遣わせてばっかりで……!)

ショタ提督(今までみたいに、皆と一緒に海やプールに行きたいのに……僕が身体のことを気にする余り、皆に迷惑ばかりかけて……!)

ショタ提督(ごめんね……本当に、ごめんね……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:77.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


495以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:38:57.36XRcly2B6o (1/1)




496以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:39:16.036S+a/gay0 (1/1)

ぽい


497以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:42:05.96K+uMdefDO (1/1)

ふん


498以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:42:14.82BlXQaBXDO (1/1)

そい


499 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 00:54:54.56g5/eiHwq0 (3/6)

神通「………」

川内「あの様子じゃ、絶対に自分を責めてると思う……癌になったせいで、私達に迷惑をかけてるって」

神通「……っ」ズキッ…

神通(病気だけじゃない……提督は、私達に気を遣って……それで、一層苦しんで……)

川内「もちろん、私達は提督の体が第一だと思ってる。それだけじゃない。我慢してる訳じゃなくて、本心でそう考えて……」

神通「………」

川内「そう話しても、提督はいつも……申し訳なさそうな顔ばかりで……」

神通「姉さん……」

川内「……出来ることなら、今すぐにでも私が病気を全て引き受けたい」

神通「……うん。私も」

川内「だけど、それすら出来ない。本当に、私達って……戦闘以外、何も出来やしない……情けなくって、嫌になるよ……っ!」ギリッ…!

神通「………」

神通(それでも、私達は……出来る全てのことを、提督にしてあげないといけない。いや、してあげたい……!)



ショタ提督は……

直下


500 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 00:56:00.91g5/eiHwq0 (4/6)

すみません間違いました!神通ではなく神風の出番でした!すぐ書き直します!


501以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 00:58:22.13ve/20I9qo (1/1)

鎮守府に居ながら皆んなに涼をとってもらおうと大浴場に水を張る計画立ててる


502 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 01:05:14.61g5/eiHwq0 (5/6)

神風「………」

松風「あの様子じゃ、絶対に自分を責めてると思う……癌になったせいで、僕達に迷惑をかけてるって」

神風「……っ」ズキッ…

神風(病気だけじゃない……司令官は、私達に気を遣って……それで、一層苦しんで……)

松風「もちろん、僕達は司令官の体が第一だと思ってる。我慢してる訳じゃなく、本心でそう考えて……」

神風(この前吐血したのだって……ひょっとしたら、病気の併発だけじゃなくて……)

松風「そう話しても、司令官はいつも……申し訳なさそうな顔ばかりで……」

神風「……っ」

神風(病気のことと、私達に気遣うことの……ストレスに板挟みに……)

松風「……出来ることなら、今すぐにでも僕達が病気を全て引き受けたい」

神風「……!」

松風「だけど、それすら出来ない。本当に、僕達って……戦闘以外、何も出来やしない……情けなくって、嫌になるよ……っ!」ギリッ…!

神風「……松風」

神風(……それでも、やっぱり私は……司令官に、笑顔になってもらいたい。少しの間だけでも、病気のことを忘れて……楽しい時間を過ごして欲しい……!)



ショタ提督は……

直下


503以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 01:11:26.63QpBfdwmWO (1/1)

.>>501


504 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/19(金) 01:12:29.67g5/eiHwq0 (6/6)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


505以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/19(金) 14:07:58.92V6uksC+3o (1/1)

おつおつ


506 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/26(金) 18:32:29.61JXJeIDXW0 (1/5)

22:30~23:30頃開始予定です。


507 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/26(金) 23:02:18.88JXJeIDXW0 (2/5)

始めます。


508 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/26(金) 23:04:08.90JXJeIDXW0 (3/5)

ショタ提督「……どう、かな?」

妖精「う~ん……」

神風「……?」

神風(妖精さんと話してる。建造や装備に何か不備があったのかな……?)

妖精「ただ水を張るだけなら簡単だよ。遊具を据え付けるなら結構な作業になるけど」

ショタ提督「……なるほど」

神風(水を張る?何の話を……)

妖精「それにしても、大浴場をプール代わりにする、か……中々思い切ったアイディアだね」

ショタ提督「あはは……」

神風「……!」

妖精「………」

妖精(『せめて鎮守府内で皆に水遊びを楽しんでほしい』か……提督、こんな状況でも艦娘達のことを考えて……)

妖精(本当は、提督が1番辛いのに……それでも、自分のことより皆を心配するなんて……)

神風「……っ」ズキッ

神風(司令官、それって……やっぱり、自分の病気に責任を感じて……)

妖精「……あの広さなら、簡単なウォータースライダーくらいなら何とか据え付けられると思う。やってみるね?」

ショタ提督「……ありがとう。こんな無茶な話を真剣に考えてくれて」

妖精「気にしないで。長い付き合いでしょ?」

妖精(私達だって、提督と10年間一緒にいたんだもの。病気で苦しむ提督の為なら、何だってしてあげたいから……!)

神風「………」

神風(司令官……貴方はどうしていつも、無理をしてまで私達の為に……)

神風(それに、私達が出かけないのは……貴方が重荷だからじゃなくて、心から一緒の時間を過ごしたいと思っているからで……)


神風の行動

直下


509以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/26(金) 23:14:31.20nbj4wbKbo (1/1)

妖精に頼み込んで流れる大浴場にしてもらう
プカプカ浮かんでるだけでも提督も楽しめるように


510 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/26(金) 23:35:14.58JXJeIDXW0 (4/5)

神風「………」

神風(せめて、私にも何か手伝えることは……う~ん……)

神風「……!」ピーン!


妖精「とりあえず、大まかな完成図はこんな感じかな」

ショタ提督「わぁ……凄い!これなら十分室内プールと呼べるよ!」

妖精「その代わり、使う資材は多くなりそうだけど……」

ショタ提督「大丈夫!蓄えなら私的利用範囲の限界まで使っても余るくらいだから!」

妖精「ありがとう。それなら余裕で完成させられるよ!」

ショタ提督(良かった……後は皆が楽しんでくれるかどうかだけど……)

コンコン

ショタ提督「……?はい、どうぞ」

神風「失礼します」

ショタ提督「あ、神風ちゃん。今、妖精さんと室内プールの話を……」

神風「えぇ。全部筒抜けだったわよ?」

ショタ提督「……そ、そうなんだ」

妖精「だろうね。だってこの部屋のドア薄いから、普通の声色でも耳を澄ませば中の声が聞こえてくるもん」

ショタ提督「………」

ショタ提督(気がつかなかったよ……いや、やましいことは何も無いから良いんだけどね)

神風「ウォータースライダーの案は大賛成だけど、どうせなら流れるプールにしてみるのはどうかな?」

ショタ提督妖精「流れるプール?」

神風「そうすれば、激しい運動が出来ない司令官も……浮き輪で浮かんでいるだけでも、十分楽しめるでしょ?」

ショタ提督「あ……!」

妖精(……盲点だったよ。流石は提督の秘書艦を多く務めた内の1人、提督のことをよく考えてるね。私達も見習わなくちゃ!)

妖精「確かに良いかもしれない。ただ、そうなると資材や開発時間も相応に増えるけど……」

神風「あっ、それもそうよね……どれくらい?」

妖精「ちょっと待ってね?頭の中で計算してみるから……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(自分でもそこまで考えていなかったのに……神風ちゃん、僕の為に……)


反転コンマ判定:必要資材と時間は?

01~49:資材はともかく時間は結構かかるかも。すぐには無理
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:そこそこ。1週間もあれば……
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:意外と簡単だった。明日にはすぐ出来ます!
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


511以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/26(金) 23:35:30.689Qybk0Yb0 (1/1)




512 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/26(金) 23:47:21.27JXJeIDXW0 (5/5)

68→86:むしろ普通の工事と比べたらかなり早い方


妖精「……資材は多少の追加、時間は大体1週間くらいかな?」

ショタ提督「そんなすぐに!?」

神風「相変わらず凄い技術ね……」

妖精「そんなことないよ。だって……」

妖精(所詮は開発特化の技術だから、施設や物は作れても人1人の病気すら……)ギリッ

ショタ提督「……妖精さん?」

妖精「……ううん、何でも無い。もちろんあくまでも目安だから、出来るだけ早く完成するよう頑張るね?」

ショタ提督「無理しないでね?本当はこんなことをしてもらうだけでも申し訳……」

妖精「ストップ!」

ショタ提督「……!」

妖精「それは私達が好きでやってることだから、提督は気にしなくて良いの。必要以上に気を遣い過ぎるのは、提督の悪い癖だよ?」

神風(……それについては妖精さんと同意見ね)

ショタ提督「あぅ……ごめんなさい」

妖精「だから気にしないでってば!ただ、作業中は少し騒がしくなるから、入渠する皆には事前に説明しておいてね?」

ショタ提督「もちろんだよ」

神風「分かったわ」

ショタ提督(まさか1週間で完成するだなんて……妖精さん達は本当に凄いなぁ……)

ショタ提督(それだけじゃない。神風ちゃんも……)チラッ

神風「……良かったですね、司令官」ニコッ

ショタ提督「……うん。ありがとう、神風ちゃん。お陰で楽しい室内プールになりそうだよ」

ショタ提督(プールのことだけじゃなく、僕のことも考えてくれていて……嬉しかった)

ショタ提督(だけど同時に、少し申し訳思っちゃった……やっぱり僕は、皆に気を遣わせてしまっているんだって……)

神風「………」

神風(これで司令官に、少しでも楽しんでもらわないと。そして一緒に楽しい思い出を……楽しかった記憶を、司令官に……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


513以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/26(金) 23:48:46.48tO0R0PeyO (1/1)




514 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 00:00:03.246k5nCrwI0 (1/13)

8×1.5=12 12+77.5=89.5/100


大浴場

妖精「スライダー完成ー!次は流れるプールを作っちゃうよー!」

妖精達「おーっ!」

ショタ提督(や、やっぱり早い……)

神風(もうここまで完成してるだなんて……)

ショタ提督「……これで皆、喜んでくれるかな」

神風「もちろんよ。現に私もいつここで遊べるかワクワクしてるもの!」

ショタ提督「………」

神風「……どうしたの?」

ショタ提督「いや、その……意外だなぁって」

神風「そうかな?」

ショタ提督「うん。神風ちゃん、どちらかと言うと騒いでる皆をたしなめるお姉さんだと思ってたから」

神風「まぁ、確かにそんな時もあるけど……私だって駆逐艦だし、こういうアトラクションは結構好きよ?」

神風(それに、司令官と一緒に楽しめるなら……今の私にとっては、何でも楽しいと思う……いや、思ってみせるけど)

ショタ提督「……そっか」

神風「えぇ」

ショタ提督「ふふっ……神風ちゃんと流れるプールかぁ。楽しみだなぁ……」ニコッ

神風「……!」

神風(司令官、笑顔になってくれた……!そう、私達は……私は、その笑顔を守る為に……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……癌にさえなっていなければ、僕は……神風ちゃんと、もっと長い時間を歩むことが出来たはずなのに)

ショタ提督(こんな状態じゃなければ、もっと素直に喜べたはずのに……!うぅっ……!)


515 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 00:10:59.376k5nCrwI0 (2/13)

――13ターン目


大浴場兼室内プール

暁「きゃ~っ♪」ジャーッ!

電「は、速過ぎるのです~!」ジャーッ!

ズバシャーン!

天龍「おいおい!これくらいでビビるなって!」

暁電「えへへ~♪」


ショタ提督(E:浮き輪)「………」プカプカ

ショタ提督(ウォータースライダー、やっぱり駆逐艦の皆に大人気だなぁ……)

ショタ提督「………」チラッ


妖精「ここは洗濯機ゾーン!グルグル回っちゃうよ~!」

五十鈴「きゃっ!体が勝手に動くわ!?」

長良「普段は海の上をスイスイ走ってるけど、こういうのも新鮮で楽しいね!」

清霜「武蔵さーん!戦艦パワーで逆走しちゃって下さい!」

武蔵「任せろ!ぬおおおおおおおおおっ!」ザバザバ


ショタ提督「………」プカプカ

青葉「司令かーん!こっち見て下さーい!」パシャパシャ!

ショタ提督「………」ノシ フリフリ

ショタ提督(皆、やっぱり海水浴やプールに行きたかったんだ……凄く楽しそう)

ショタ提督(なのに僕のせいで……皆を、我慢させちゃって……)

神風「もうっ。司令官、こんな時にそんな顔はダメですよ?」

ショタ提督「あ……」

漣「そうです!この際何もかも忘れて全力でエンジョイしちゃいましょう!」

ショタ提督「神風ちゃん、漣ちゃん……そう、だね。遊ばないと損だよね。よしっ、僕も洗濯機ゾーンに……」ザブザブ

神風「………」

漣「………」

神風(司令官……きっと、本人は楽しんでるつもりなのかもしれないけど……)

漣(いつもの、少し悲しそうな顔のままで……どことなく、寂しげで……)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


516以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:11:31.900NbI6fDso (1/5)




517以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:11:36.01A2pxbOM30 (1/1)




518以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:12:33.84heXx19yDO (1/4)

はい


519以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:12:45.00kp1+kHcg0 (1/1)

えい


520以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:14:27.00hF5s/d60O (1/2)

神風絶妙な位置に来たな
そしてここで神通さん00とは


521以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:16:22.23Rur7LYlJO (1/1)

そして相変わらず空気の天城


522 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 00:27:10.986k5nCrwI0 (3/13)

川内「あ~!すっごく楽しかったなぁ~!」

神通「うん。私も……」

川内「こうして提督と一緒に外……じゃないけど、それに近いことで遊んだのって何年振りだっけ……」

神通「……少なくとも、5年以上前なのは間違いないと思う」

川内「……そっか。もう、5年経つんだ……」

神通「………」

川内「思えば、あの時が提督や私達の……ターニングポイントだったのかもしれない」

川内「もしもあの時、提督に癌が見つかっていなかったら……ずっと、そんな風に考えちゃうんだよね」

神通「……姉さん」

川内「もちろん、無駄な現実逃避だってことは分かってる。そんなことしたって、提督の苦しみが無くなる訳じゃ無い」

川内「だけどね?提督と私達がプールで一緒に遊んで……本当に、昔の時間が帰って来たのかと思って、嬉しかった……!」

神通「……!」

川内「こんな時間が、いつまでも続けば良いと思ってたけど……そうもいかない。現実は……病気は、待ってくれないから……」

神通「……っ」ズキッ

川内「……ごめん。折角楽しい気分だったのに、暗い雰囲気にしちゃって」

神通「……ううん、大丈夫。私も、姉さんと同じこと考えてたから……」

神通(提督……でも、さっきは童心に帰ってはしゃいでましたよね?少しでも、嫌なことを……忘れられていましたよね……?)

神通「………」


ショタ提督は……

直下


523以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:31:04.41enkUUn5ho (1/2)

妖精さん達を労ってる


524 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 00:32:40.276k5nCrwI0 (4/13)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


525以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 00:36:40.47enkUUn5ho (2/2)

おつでした


526以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 02:05:04.18QG1wTX27O (1/1)

おつ


527以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 04:39:20.55heXx19yDO (2/4)

乙でした


528 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 16:41:31.536k5nCrwI0 (5/13)

18:00~19:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。


529 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 18:35:48.316k5nCrwI0 (6/13)

始めます。


530 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 18:38:21.696k5nCrwI0 (7/13)

ショタ提督「本当にありがとう」ペコッ

妖精達「だから気にしないでってば」

神通「………」

神通(提督が話しているのは……妖精さん?)

妖精「何度も言うけど、私達が好きでやったことだから、提督がそんな申し訳なさそうにしなくて良いの」

ショタ提督「でも、1週間近くずっと働きっぱなしで……」

妖精「いや~、手持無沙汰で暇になるより、こうして提督や艦娘達の為に動いてる方が性に合ってるからさ。あははっ」

妖精達(何よりも、ずっと辛そうな提督が楽しんでくれるなら……腕の見せ所だと思ってたし!)

ショタ提督「……皆」

神通「………」

神通(妖精さん……軽く笑って流してますけど、提督の笑顔の為に頑張ったんですよね……?)

神通(私達も同じ思いですから、貴女達の表情を見るだけで……分かってしまうんです)

神通(私達も妖精さんも、提督の為に必死なんだって……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕がお風呂に入ってる時も、ずっと作業していたほどなのに……)

ショタ提督(それでも妖精さん達は、こうして微笑みながら僕のことを気遣ってくれる……)

ショタ提督(本当は僕が皆を気遣うべき立場なのに……病気だからって、ずっと皆に支えてもらってばかりじゃダメなのに……)

妖精達「………」

妖精達(あぁ、やっぱり気にしてる……私達を労わってくれるのは嬉しいけど、提督は何も気にしなくても良いのに……)

神通「………」

神通(……提督、いつもの辛そうな表情に戻ってしまいました。きっと、妖精さんに無理をさせてしまったことを申し訳なく思っているんですね)

神通(それに対して妖精さんも、提督に何か言いたげな表情……きっと、いつも私達が考えていることですね……)

神通「………」



神通の行動

直下


531以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 18:40:23.96E3+j3kn00 (1/1)

「わたしたちにも妖精が
ついているかも」と艦娘
仲間に言い触らしてみる


532以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 18:47:44.27ZHo6WzCVO (1/1)

まーた荒らしの糞改行か


533以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 18:56:11.89EqLE6py50 (1/1)

>>531が無効なら提督と一緒に妖精さんたちのお礼を考える


534以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 18:58:21.49fZxV4fC90 (1/1)

この糞改行って京アニ放火殺人犯と同レベルのキチガイだよな


535以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 18:59:25.92hF5s/d60O (2/2)

内容が意味不明というか
艦これプレイしたことない奴の
安価内容だもんなこれ


536 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 19:21:47.826k5nCrwI0 (8/13)

>>531は流石に前後の展開と脈略が無い為、申し訳ありませんが安価下とさせていただきます。

神通「………」

神通(よく考えれば、提督だけでなく私達も妖精さんのお陰で楽しい時間を過ごすことが出来ました)

神通(それなら私は、こんな所で提督と妖精さんの様子を伺っている場合じゃ……)


ショタ提督「………」

妖精達「………」

妖精達(提督、ずっと申し訳なさそうな顔したままか……さて、どうしたものかな……)

コンコン

ショタ提督「……どうぞ」

神通「し、失礼します……」ガチャ

ショタ提督「あ、神通さん……」

妖精達「あれ?神通さん?」

神通「えっと、その……ちょうど、提督と妖精さんの話が聞こえてきて……私からもお礼を言わせて下さい」

神通「提督や私達の為に、浴場に室内プールを作ってくれて……ありがとうございますっ!」ペコッ

ショタ提督「……!」

妖精達「いや、だから私達は好きでやって……」

神通「提督!一緒に妖精さんにどんなお礼をすれば良いか考えましょう!」

ショタ提督「あっ……そうか。僕達も妖精さん達に何かお礼をすれば良かったんだ……!うん、そうしよう、神通さん……!」

妖精達「………」

妖精達(これ、提督が2人に増えただけだよね……もう。気にしなくて良いのに……)

ショタ提督「でも、お礼って何が良いかな?」ボソボソ

神通「例えば送り物……う~ん、妖精さんって何を貰えば嬉しいんでしょうか……?」ボソボソ

ショタ提督「好きな食べ物も分からないよね。そもそも一緒に食事したことも無いから……」

神通「そもそも改めて考えてみると、私達は妖精さんのお世話になりっぱなしでは……?」

ショタ提督「そう、だよね……だったら尚更、何かお礼をしないと……!」

妖精達「………」

妖精達(小声で話してるつもりなんだろうけど、全部聞こえちゃってる……と言うか、私達本人に直接聞けば良いと思うんだけど……)


反転コンマ判定:提督&神通が考えたお礼とは?

01~49:明石と夕張に妖精用遊具を作ってもらう
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:1週間の休暇
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:妖精達「その気持ちだけで十分だよ。強いて言えば、提督と皆が楽しく過ごしてくれることかな」
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


537以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 19:23:25.940NbI6fDso (2/5)

のワの


538 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 19:35:41.836k5nCrwI0 (9/13)

94→49:助けて明石えもん!夕張えもん!


工廠

ショタ提督「という訳でして……」

神通「お力を貸して下さいませんか……?」

明石「なるほど。確かに1週間働き詰めだった妖精さん達には、私達としても何かお礼をしたいですね」

夕張「プール開発と並行して私達の艤装整備もしてくれてましたもんね……今度は私達の腕を見せてあげましょう!」

ショタ提督「資材や費用は僕が何とかするよ。私的利用の限度はまだまだ余裕があるから……!」

神通「なら私はお2人のお手伝いを……雑用でも何でも引き受けます!」

明石「いえ、提督と神通さんは何も……いえ、ここはお言葉に甘えさせてもらいましょう」

夕張「“提督と私達”によるお礼ですし、全員が何かしらの形で関わっていた方がお礼らしさが増しますしね!」

ショタ提督「ありがとう、2人共……」ペコッ

神通「ありがとうございます。明石さん、夕張さん」ペコッ

明石夕張「いえいえ。とはいえ、何を作れば良いでしょうか?」

ショタ提督「室内プールみたいに、妖精さん達が楽しめるような物はどうかな……?」

神通「あ、妖精さん向けの遊具ですね?良いと思います……!」

明石夕雲「遊具ですか……よしっ!構想は出来上がりました!後は作るだけです!」

ショタ提督「………」チラッ

神通「………」コクッ

ショタ提督神通(これで、妖精さん達に少しでも喜んでもらえると良いんだけど……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


539以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 19:39:13.49heXx19yDO (3/4)

はい


540 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 19:52:58.376k5nCrwI0 (10/13)

9×1.0=9 64+9=73/100


明石「出来ましたよ妖精さん!」

夕張「小型コーヒーカップです!」

妖精達「わぁ……!」キラキラ

ショタ提督「す、凄い……!」

神通「遊園地でお馴染みのあのコーヒーカップが、妖精さんに合わせたサイズに……!」

明石「単1電池2個で1ヶ月間連続運転出来ますよ!」

夕張「更にスピードも自由に調節可能です!」

妖精達「これ、本当に明石さんと夕張さんが……?」

明石夕張「はい!一晩で仕上げました!」

ショタ提督神通(こんな精巧な機械を一晩で……!?)

妖精達「じゃあ早速乗ってみても良い?」

明石夕張「もちろんです!その為に持って来ましたから!」

妖精「やったー!じゃあ私はここ!」

彩雲妖精「なら私はこっち!」

烈風妖精「えっと、私は……」

ショタ提督「………」

神通「………」

妖精達「わ~!本当に回ってる~!ありがとう~!すっごく楽しい~!」クルクル

ショタ提督(……妖精さん達、喜んでくれて良かった)

神通(本当に楽しそう……それに、提督も微笑んで……)

明石「故障した時はすぐ言ってね?」

夕張「すぐに駆けつけて修理するから!」

妖精達「はーい!」クルクル

妖精達(ちょっと申し訳ない気もするけど、ここまでしてくれたなら逆に思う存分楽しまないとダメだよね!)


541 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 20:01:30.206k5nCrwI0 (11/13)

――14ターン目


48周目提督実家

母「それで、体調の方は大丈夫なの?」

ショタ提督『うん。何とかね』

母「無理してない?ちゃんと休んでる?」

ショタ提督『大丈夫だってば。今だって普通に……っ』

母「……提督?」

ショタ提督『……電話で話とか、出来てるでしょ?』

ショタ提督(一瞬、頭がフワっとして、視界が真っ白に……貧血かな。倒れなくて良かった……)

母「………」

ショタ提督『あ、そろそろ仕事に戻らなきゃ……それじゃ、また電話するね?』

母「……えぇ。体に気を付けてね?少しでも疲れたと思ったら、すぐに休憩してね?」

ショタ提督『分かってる。ありがとう母さん。父さんにも伝えておいてね?』ガチャ

母「………」

母(……嘘、ね。あの子、前よりも無理してる……声が少しだけ震えていたもの)

母(それだけじゃない。一瞬だけ、声が途切れて……周りから他の人の声は聞こえなかったし、きっと提督に何か……)

母「……っ」ジワッ

母(ごめん……ごめんね……?親なのに……子供がこんなにも辛い思いをしているのに……)

母(何もしてあげられなくて……ただ、黙って見ていることしか出来なくて……っ!)

母「うっ……ううっ……!」ポロポロ

母(どうして……どうして提督が、こんな目に遭わなきゃいけないのよ……!どうしてよぉ……!)ポロポロ


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:73/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


542以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:02:21.750NbI6fDso (3/5)

頑張れ天城


543以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:05:07.88osY4Acji0 (1/1)




544以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:08:01.61Khtlr3f/o (1/1)

よし


545以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:08:17.69wXsrGRATO (1/1)

天城「(´・ω・`)」


546以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:08:24.97ep+4BMkg0 (1/1)




547 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 20:14:03.516k5nCrwI0 (12/13)

那珂「妖精さん、さっきもコーヒーカップで遊んでたよ」

神通「気に入ってもらえたみたいで良かった……」

那珂「………」

神通「……那珂ちゃん?」

那珂「その話題だけで終われば、普通の日常だったんだけどね……」

神通「………」

神通(それって……)

那珂「提督、さっき両親に電話してたんだけど……見ちゃったんだ」

神通「………」

那珂「一瞬、電話をソファに落として……頭を押さえながら、倒れそうになってたのを」

神通「っ!」ズキッ

那珂「……やっぱり、癌が」

神通「言わないで」

那珂「……ごめん」

神通「……っ」ウルッ

神通(提督……そんな……)


ショタ提督は……

直下


548以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:19:40.620NbI6fDso (4/5)

自分でもまずいと思ったのかソファで仮眠とってる


549 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/27(土) 20:23:49.686k5nCrwI0 (13/13)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


550以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:31:04.390NbI6fDso (5/5)

乙でした


551以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/27(土) 20:43:29.18heXx19yDO (4/4)

乙です


552 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 16:47:04.01TWrP4Aw40 (1/9)

18:00~19:00頃開始予定です。


553 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 18:32:44.07TWrP4Aw40 (2/9)

始めます。


554 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 18:34:42.73TWrP4Aw40 (3/9)

ショタ提督「………」

神通「………」

神通(提督、ソファで寝転がって……)

ショタ提督「……ただの貧血や体調不良なら良いんだけど」

神通「……!」

ショタ提督「状況が状況だから……どうしても嫌な想像が浮かんできちゃう……」

神通「……っ」ズキッ

神通(それって、さっき那珂ちゃんが言ってた……)

ショタ提督「ふぅ……横になってるからか、さっきみたいな感じはしなくなったかな」

ショタ提督「今の僕は、少しの不調が重症に繋がる危険性が高い……無理はしない方が良いよね」

神通「………」

ショタ提督「……自分で自分が情けないよ。昔なら、こんなこと……無かったのに……」

ショタ提督(そのせいで、皆に迷惑をかけてしまって……僕のせいで……)

神通「………」

ショタ提督「あははっ、ダメだなぁ……弱音なんて、吐いちゃいけないのに……」

ショタ提督「後ろ向きに考えれば考えるほど、死が近づいちゃうのに……」

神通「……っ」

ショタ提督「……でも、皆の前でこんなことは言えない。不安にさせるようなことは……言っちゃいけないんだ」

ショタ提督「だからせめて、一人の時は……良いよね?少しくらい、弱音を吐き出しても……良いよね……?」

ショタ提督「今だけ、悲しい気持ちを曝け出して……皆の前ではまた、出来る限りいつも通りに振る舞って……」

神通(提督……)ウルッ


神通の行動

直下


555以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 18:40:07.70QdvNZlZB0 (1/1)

ショタ提督の弱音を黙って聞き続ける


556以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 18:41:18.41GZwTYsotO (1/1)

自分を始めとする艦娘達が
艦だった時の記憶を持っていることを改めて告げる
その上で死への恐怖や弱った気持ちは
遠慮なく告げてくれるよう諭す


557 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 18:58:48.05TWrP4Aw40 (4/9)

神通「……っ」グシグシ

神通(本当は今すぐにでも声をかけたいですが……提督の本音を知りたいという気持ちも……)

神通(盗み聞きのようなことをしてしまうことになってしまうけど……ここで提督の気持ちを知ることが出来れば、私達が取るべき行動も分かるはず……!)


ショタ提督「……どうして」

神通「……!」

ショタ提督「どうして……癌なんかに、なっちゃったんだろう……今まで、健康にはそれなりに気をつかってきたはずなのに……」

ショタ提督「運動だって、適度にこなしてきたのに……5年前までは、病気にかかることだって珍しいくらいだったのに……」

ショタ提督「それが……どうして、今なの……?どうしてもっと、お爺さんになってからじゃないの……?」

神通「………」

ショタ提督「まだまだ、頑張りたかったのに……皆と一緒に、鎮守府で楽しく過ごしたかったのに……」

ショタ提督「そんな願いさえ、叶わないと言うの……?僕、何か悪いことをしたの……?」

神通「………」

ショタ提督「何で……どうして……!こんな……!どうしてぇ……!」ウルッ

ショタ提督「僕は皆と一緒にいたいだけなのに……!普通の日常を過ごしたかっただけなのに……!」ウルウル

ショタ提督「うっ……うぅっ……悔しい……悔しいよ……辛いよぉ……っ!」

神通「……っ」ジワッ

神通(提、督……本当は、そこまで追い詰められて……)ウルウル


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、ひとしきり静かに泣いて少しスッキリする
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:神通、我慢出来ず部屋に入ってしまう
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……神通さん、そこにいるよね?」
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


558以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:02:17.91aRVGMeYjO (1/2)

o


559 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 19:13:15.74TWrP4Aw40 (5/9)

91→19:涙を流すことはストレス発散になる


ショタ提督「………」グシグシ

神通(あ……)

ショタ提督「……うん、ちょっとだけ辛い気持ちが治まったかも」

神通「………」

ショタ提督「泣いたらスッキリするって話を聞いたことがあったけど、本当なんだね……」

ショタ提督「流石に希望に満ち溢れるとまでは言えないけど、さっきよりは冷静になれたかな……」

神通「………」

ショタ提督「……大丈夫。少し休んで、起き上がったら……また、いつもの僕」

ショタ提督「癌の弱音を出来るだけ吐かず、提督としての仕事をこなす……48周目提督」

ショタ提督「……こんなところで死んでたまるもんか。余命の限界まで、生きるって決めたから……!」パンパン

神通「………」

ショタ提督「僕が暗い気持ちになっていたら、皆を悲しませちゃう……そんなことは、したくない……!」

ショタ提督「皆には、僕が死ぬその時まで……出来る限り、笑顔でいて欲しいから……!」

神通「……っ」ウルッ

神通(提督……それは、私達も同じです……提督には、最後まで……いえ、本当はこんなこと、考えたくありませんけど……)

神通(それでも……!最後の瞬間まで、病気のことを忘れて……笑顔でいてほしいんですよ……?)

神通(でも、そう思えば思う程……提督を、追い詰めることになってしまって……!)

神通「……っ」ウルウル


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


560以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:18:29.75ZNG9uDaDO (1/2)

はい


561 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 19:30:15.76TWrP4Aw40 (6/9)

5×1.0=5 5+73=78/100


ショタ提督「………」カキカキ

神通「………」

神通(提督……仕事中は、いつも真剣な顔をしていて……でも、その裏で……)

ショタ提督「……あっ、間違っちゃった。訂正訂正……」カキカキ

神通(死の恐怖や苦しみを、必死に抑え込んで……そして……)

ショタ提督「………」カキカキ

神通(私達には、無理をしていつも通りに振る舞おうとして……)

ショタ提督「……これで良し。次は編成か……えっと……」カキカキ

神通「………」

神通(私達は……どうすれば、良いんでしょうか……)

ショタ提督「………」カキカキ

神通(提督の気持ちを尊重して、一緒に明るく振る舞うべきか……)

ショタ提督「う~ん、ここは軽空母の人に出てもらった方が良いかな?」カキカキ

神通(それとも、苦しむ提督を支えて励ますべきか……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……公私混同しちゃダメだ。仕事は仕事として、精一杯しないと……)

神通「………」

神通(分かりません……私はどうすれば、提督の辛さを取り除いて差し上げられますか……?誰か、教えて下さい……!)


562 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 19:41:20.22TWrP4Aw40 (7/9)

――15ターン目


先輩提督「こんにちは~。48周目提督は……って寒ッ!?」

大淀「あ、先輩提督さん。こんにちは」

先輩提督「どうも、こっちの大淀……ところでこの寒さは何だ?冷房の効き過ぎ……って、決まってるか」

大淀「……はい」

先輩提督(十中八九、提督の為だろうな。俺だって提督がこっちに来ると分かっていたら絶対に全室冷房入れるし)

大淀「執務室や提督が長時間活動する場所は適温に、それ以外はかなり効かせているんです。今の提督が熱中症になってしまえば大変なので」

先輩提督「……そうだな」

ショタ提督「あれ?先輩?」

先輩提督「よう、提督。お中元が届いたけど食べ切れないから、差し入れ代わりにと思ってな」スッ

ショタ提督「わぁ~、素麺だ!ありがとうございます、先輩!」

大淀「良かったですね、提督」ニコッ

ショタ提督「うんっ!じゃあ早速間宮さん達に渡してくるね!」スタスタ…

先輩提督「……それで、提督はどうだ?」

大淀「……この前から、何も無い所でよろけたり転倒する回数が増えてきているんです」

先輩提督「そうか……俺も出来る限り提督と会って様子を見るようにするから、大淀達も頼む」

大淀「もちろんです」

先輩提督「………」

先輩提督(日に日に弱っていって……いや、そういう風に考えるな!まだ死ぬと決まった訳じゃないだろう!?)

先輩提督(提督にそんなことを考えていると悟られる訳にはいかないんだ!俺まで諦めムードになってどうする!)

先輩提督「……っ」ギリッ

大淀「………」

大淀(先輩提督さん……)


↓1天城のコンマ 親愛度:57/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:78/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


563以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:42:36.35D6A2pJ0I0 (1/1)

せいや


564以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:43:57.60e/dWhvHC0 (1/1)

さて誰が来る


565以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:45:34.81GFZXWyATO (1/1)




566以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:47:07.22a5kRhhlc0 (1/1)




567以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 19:50:44.527TM3126FO (1/1)

しかしゾロ目からの10出して20上げても最下位な天城に果たして勝利の女神は微笑んでくれるのか


568 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 20:02:05.62TWrP4Aw40 (8/9)

葛城「冷房よし、生理食塩水よし、スポーツドリンクよし、緊急連絡先の電話番号よし……」

天城「………」

葛城「これで万が一の事態にも安心ね。尤も、そんなことにならないよう気をつけなきゃいけないけど」

天城「………」

葛城「……天城姉、大丈夫?」

天城「……うん」

葛城「………」

葛城(やっぱり、前に提督が吐血した時の話が相当ショックだったのかな……無理も無いよね。私も驚いたから……)

天城「………」

天城(私には、何が出来るのかな……何をしてあげられるのかな……)

天城(この前みたいに、折り紙の観覧車を作ってあげることは出来ても……)

天城「……っ」

天城(今も苦しむ提督を救ってあげることすら……それに、提督は徐々に体の調子を崩して……)

天城「……っ!」フルフル

天城(い、いけないっ!私までマイナス思考に陥ってどうするの!私達こそ前向きでいなきゃいけないのに……!)


ショタ提督は……

直下


569以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 20:23:07.77PwJJdj3Xo (1/2)

素麺茹で上がり待ち


570 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/28(日) 20:25:49.26TWrP4Aw40 (9/9)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


571以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 20:30:28.86PwJJdj3Xo (2/2)

乙でした


572以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 22:01:16.53aRVGMeYjO (2/2)

おつ


573以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 22:03:07.50ZNG9uDaDO (2/2)




574以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/28(日) 22:32:22.313KCJwRdA0 (1/1)

乙です
今回は本当に競った展開が続いていて面白いな


575以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/29(月) 01:13:49.6537RmdZBiO (1/1)

全員が均等に上がるのもそれはそれで緊張するな
17週目みたいな事にならないといいが
提督が死にかけてる状況で失恋とか怖すぎる


576 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 16:43:09.2478QbLfov0 (1/10)

18:00~19:00頃開始予定です。


577 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 18:14:19.6078QbLfov0 (2/10)

始めます。


578 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 18:16:17.7178QbLfov0 (3/10)

グツグツ…

ショタ提督「………」ワクワク

天城「………」

天城(あれは……さっき提督が先輩提督さんから貰った素麺、でしたっけ)

ショタ提督「まだかな……」ワクワク

天城「………」

グツグツ…

ショタ提督「去年はあまり食べられなかったから、今年は沢山食べたいな……」ワクワク

天城「……っ」ズキッ

天城(そう……提督は去年まで、闘病生活のせいで……美味しい物をお腹一杯食べる余裕も……)

天城(無理に食べれば戻してしまう日々……それに対して、今は普通に食事を取れるように……)

グツグツ…

ショタ提督「素麺ももちろんだけど、ご飯って……あんなに美味しかったんだよね」

ショタ提督「一時期、病院食さえ受け付けないこともあったからなぁ……ご飯を美味しく食べられるって、本当にありがたいよ」

天城「………」

グツグツ…

ショタ提督「……そろそろ良いかな?よし、お湯からすくって、冷やさないと……」パタパタ

ショタ提督「あっでも、冷やし過ぎるとお腹を壊しちゃいそうだし……少しぬるめにしておいた方が良いかも」

天城「………」

天城(でも、折角ご飯を普通に食べられるようになっても……その代償が、余命宣告だなんて……っ!)ギリッ



天城の行動

直下


579以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 18:20:35.05r73ESONgo (1/2)

色々な薬味を作って食べて貰う


580 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 18:34:57.6278QbLfov0 (4/10)

天城「………」

天城(だからこそ、提督には今の生活を最大限楽しく過ごしてもらいたい……その為にも、私に出来ることは……!)ダッ

――

厨房

天城「……!」トントントン

間宮「天城さん、それは……」

天城「提督が素麺を食べようとしているので……!」ゴリゴリ

間宮(……なるほど、そういうことですか)

――

ショタ提督「………」ザバァ

ショタ提督(氷もやめておいた方が良いよね。水道水だけでも十分冷めたし、これで……)

コンコンコン

ショタ提督「……?どうぞ」

天城「失礼します」ガチャ

ショタ提督「あれ?天城さん?どうしたの?」

天城「いえ、提督が素麺を食べようとしてる所が見えたので……これを」スッ

ショタ提督「……!これって、薬味?それも、色々な……」

天城「はい。ネギはもちろん、素麺に合いそうな薬味を見繕ってみました」

ショタ提督「………」

ショタ提督(天城さん……わざわざ僕の為に……)

天城「……もしかして、お節介だったでしょうか?」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ。ありがとう天城さん。喜んで使わせてもらうね?」

天城「あ……はいっ!」

ショタ提督(ネギ、玉子、わさび、しょうが、刻み海苔……どれも美味しそう。う~ん、どれにしようかな……?)


反転コンマ判定:提督が選んだ薬味は?

01~49:わさびとしょうが……でも入れすぎた!
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:王道の海苔と玉子とネギ!
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:えぇい全部だぁ!
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


581以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 18:38:10.28fd3FpmEN0 (1/1)

はい


582 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 18:52:35.2978QbLfov0 (5/10)

28→82:そんなことよりお素麺たべたい


ショタ提督「じゃあ、まずはネギと玉子と海苔で……」

天城「分かりました!どうぞ!」スッ

ショタ提督(つゆに海苔とネギを混ぜて……玉子も入れて、よく混ぜて……と)カシュカシュ

ショタ提督「これでよし。いただきます。ずるるるっ……」

天城「どうですか?」

ショタ提督「………」モグモグ

ショタ提督(チュルンと口の中に入っていく素麺に、カツオの風味が効いたつゆ……)モグモグ

ショタ提督(ネギの仄かな酸味が麺とつゆの味を引き立てて、麺に絡まった海苔がまた良いアクセントで……)モグモグ

ショタ提督(そして最後はしっかり刻まれたフワフワの玉子。あぁ、口の中が美味しさに包まれて……!)モグモグ

ショタ提督「………」ゴクンッ

天城「………」

ショタ提督「……美味しい」

天城「あ……!」

ショタ提督「すっごく美味しいよ!ネギも玉子も海苔も、一緒に食べると素麺が一層美味しくなっちゃった!」

ショタ提督「手が止まらない!もっと食べたいっ!ずるるるっ!もぐもぐ……んくっ、はぁっ……♪」

天城「……喜んでもらえて良かったです」ニコッ

ショタ提督「玉子が無くなったら、次はわさびとしょうがを……ずるるるっ!もぐもぐ……んふぅ……♪」

天城「………」

天城(提督、美味しそうに食べてくれてます。その顔を見られただけでも、持って来た甲斐がありました……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


583以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 18:53:18.94i+Aik1nZO (1/1)




584 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 19:02:36.4978QbLfov0 (6/10)

4×1.5=6 6+57=63/100


ショタ提督「ふぅ……ごちそうさまでした」

天城「お粗末様でした」

ショタ提督「天城さんが作ってくれた薬味のお陰で、美味しい素麺が食べられたよ」ニコッ

天城「……!」

ショタ提督(もちろん素麺を持って来てくれた先輩も。また改めてお礼を言わないと)

天城「………」

ショタ提督「まだまだ余ってるし、今度は皆で流し素麺でもしようかな?」

天城「……良いと思います」

ショタ提督「本当に?あ、でもそうなると長い竹を用意しないと……それに沢山のつゆも……」

天城「それなら必要な物は私達で用意しますから」

ショタ提督「流石に悪いよ……」

天城「いえ、むしろ用意させて下さい!きっと、皆さんも提督と一緒に流し素麺がしたいはずです!」

ショタ提督「………」

天城「………」

ショタ提督「……うん。じゃあ、竹を組むのを手伝ってもらおうかな」

天城「分かりました。その時はいつでも言って下さいね?」

天城(……少しでも、提督とささやかながら幸せな日常を送れるというのなら……私達は、全身全霊でお手伝いします)

天城(提督の笑顔が、私達の幸せですから……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(天城さん……)


585 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 19:15:46.4278QbLfov0 (7/10)

――16ターン目


ショタ提督「………」チラッ

パワーストーン「」キラキラ…

ショタ提督「………」チラッ

お守り「」チョコン

ショタ提督「………」チラッ

四葉のクローバー「」チョコン

その他幸運グッズ「」ジャーン

ショタ提督「……あの、これは?」

八丈「私達がかき集めた幸運グッズだよ」

ショタ提督「幸運グッズ?」

石垣「えぇ。少しでも提督が……元気になるように」

ショタ提督「……ありがとう。だけど、これは流石に飾り過ぎじゃないかな?」

八丈石垣「そんなことないっ!」

ショタ提督「ひゃっ!?」ビクッ

八丈「あっ、ご、ごめんなさい……でも、こうでもしてないと……私達、不安で……」

石垣「迷信かもしれない。気休めかもしれない。だけど……少しでも、提督には前向きでいてほしいから……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そう、か……僕はまた、自分の態度のせいで……皆に、負担をかけてちゃって……)

八丈「………」

石垣「………」

八丈石垣(お願い、神様……どうか提督の病気を治して……!奇跡を起こして……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:63/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:78/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


586以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:17:01.81y7klGyh90 (1/1)




587以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:17:22.92V1BjqCMf0 (1/2)

たあっ


588以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:17:24.41kBgcxWFDO (1/1)

はい


589以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:18:07.39E0p3/Kj30 (1/3)




590 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 19:30:18.4878QbLfov0 (8/10)

川内「………」スッ

神通「………」

お守り「」チョコン

川内「……これでよし」

神通(健康祈願のお守り……)

川内「本当は、こういう物に縋るのはあまり良くないんだけどね……」

神通「………」

川内「でも、私達は……せめて、提督の病状が快方に向かうことを祈るくらいしか……」

神通「………」

川内「………」

神通「姉さん……」

神通(姉さんの気持ちは痛い程分かります。私も、こうして提督が元気になってほしいと願ってばかりです)

神通(だけどそれは願うだけ。医者でさえ匙を投げた病気を、私達が治して差し上げることさえ出来ない……)

神通「……っ」



ショタ提督は……

直下


591以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:32:14.37V1BjqCMf0 (2/2)

トイレの前へへたり込んでて動かない


592以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 19:35:18.65E0p3/Kj30 (2/3)

テレビで放送されている祭りの様子を見ている


593 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 19:48:14.6478QbLfov0 (9/10)

神通「……?」

神通(いませんね……てっきり仕事中かと思いましたが……)

神通(ですが書きかけの書類が残ったままとなると……さっき部屋を出たばかりでしょうか?)

神通(……少し探してみましょう。万が一のこともありますし……)スタスタ…

――

神通「………」スタスタ

神通(机の様子を見る限り、外出中という訳では無さそうです。となると、建物の中にいる可能性が……)

「う……」

神通「……?」

神通(今の声は……提督?向こうから聞こえてきたような……)スタスタ

ショタ提督「……っ」

神通「……っ!?」ビクッ

神通(えっ、て、提督?トイレの前で何を……)

ショタ提督「はぁはぁ……は、早く……」

神通(と、とりあえず命の危険は無さそうですけど……)

ショタ提督「と、トイレ……漏れそう……!」プルプル

神通「………」

ショタ提督(うぅっ……おしっこ我慢して書類片付けようとしたのが間違いだった……!)プルプル

ショタ提督(しかも、他のトイレもちょうど皆が使ってるし……最後のトイレも使用中……)プルプル

ショタ提督(あぁでも、これ以上動けない……油断すると……うっぐ……!)プルプル

神通(……そ、そういうことでしたか。でも、緊急事態ということに変わりありません!えっと、どうすれば……!?)オロオロ


神通の行動

直下


594以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 20:29:43.31Vyx08mpio (1/1)

全速力で波止場に輸送


595 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/04(日) 20:30:43.3178QbLfov0 (10/10)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
更新頻度が少なく、投下速度も遅くなってしまい申し訳ありません。それではまた次回の更新でお会いしましょう。


596以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 20:37:14.38r73ESONgo (2/2)

おつおつ


597以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/04(日) 21:13:14.49E0p3/Kj30 (3/3)




598 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 17:18:40.23CWkW/ZQT0 (1/16)

18:00~19:00頃開始予定です。


599 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 18:48:02.80CWkW/ZQT0 (2/16)

始めます。


600 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 18:50:15.92CWkW/ZQT0 (3/16)

神通「……っ!」ダッ

神通(って何を悩んでいるんですか私は!すべきことは1つに決まっているでしょう!)


神通「提督っ!」

ショタ提督「……じ、神通……さん……?」

神通「すみません!少しだけ動かします!よいしょっ!」ヒョイッ!

ショタ提督「ひゃっ!?」

ショタ提督(お、お姫様抱っこ……!?)

神通「既に限界なんですよね!?今すぐ波止場までお連れしますから!」タタタッ

ショタ提督「どうして分かったの……?」

神通「うずくまりながら漏れそうと言っている人がいたら誰でもすぐ気がつきますよ!」

ショタ提督「う……た、確かに……」

神通「後少しだけ我慢して下さい!全力疾走で、尚且つ揺らさずに向かいますから!」タタタッ

ショタ提督「……う、うんっ」

ショタ提督(だけど、僅かな振動でも……膀胱が刺激されてぇ……っ!)

神通「……っ!」タタタッ

神通(ただでさえ提督の精神状態は不安定……これ以上、辛い思いをさせる訳には……!)

ショタ提督「うっ、うぅっ……!」

神通(どうか、どうか間に合って……!)タタタッ


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:神通、足を滑らせてしまい……
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:ギリッギリで間に合った!
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:走ってる途中で空きになったトイレを発見!
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


601以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 18:51:23.88oGM4fOKrO (1/5)

え、間に合わない可能性あんのかい


602以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 18:52:35.64oGM4fOKrO (2/5)

ヒエ~ッ
神通さん本拠すぎる


603 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 19:01:08.49CWkW/ZQT0 (4/16)

88:末広がり


ショタ提督「っくぅ……!」プルプル

神通「……っ」タタタッ

神通(提督の限界がすぐそこに……早く辿り着かないと……!)

島風「ふぅ……」ガチャッ

神通「……!」

島風(今までなら『速さもトイレも私が1番』って騒いでたけど、そんな気分にはなれないよ……)

神通(島風ちゃんが個室から……ということは、つまり……!)

神通「……提督っ!空きが出ましたよ!」タタタッ

ショタ提督「本当……!?」プルプル

島風「えっ、提督?それに神通さん……?」

神通「島風ちゃん!そこをどいて下さーいっ!」タタタッ

島風「ひゃっ!?」サッ

神通「さぁ提督!今すぐここで!」スッ…

ショタ提督「あ、ありがとう……!ひうぅっ!漏れる~!」ダッ

ガチャバタンッ!

島風「………」

神通「な、何とか間に合いました……」

島風「……えっと」

神通「島風ちゃん!早く出てくれてありがとうございます!お陰で提督の心が救われました!」

島風「う、うん。どういたしまして……?」

<ふわぁ……♪


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下


604以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:01:53.82GEx/e0f70 (1/2)




605以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:04:54.418vBKd0kPO (1/1)

しかしマジで均等に上がっていってるな・・・なお天城


606 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 19:13:05.81CWkW/ZQT0 (5/16)

2×2.0=4 4+78=82/100


ショタ提督「ふぅ……♪」ガチャ

神通「あっ、提督……」

ショタ提督「ありがとう神通さん……お陰で助かったよ」

ショタ提督(後少しで我慢出来なくなっちゃうところだったから……危なかったぁ)

神通「いえ、お役に立てたようで良かったです。ですが1つだけ言わせて下さい」

ショタ提督「……うん」

神通「トイレくらいいつでも行って良いんです!お願いですから自分のお体より仕事を優先することは止めて下さい!」

神通「漏らしてしまうだけならまだしも、酷い場合は膀胱炎になる可能性だってあるんですよ!」

ショタ提督「……うん」

神通「もっと自分のお体を大事にして下さい!それが私達全員のお願いです!」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(神通さん……)

神通「………」

ショタ提督「……ごめんなさい。僕、また皆に……神通さんに迷惑をかけちゃって」

神通「……いえ、私こそすみません。提督が頑張って下さっているのは、私達の為なのに……」

ショタ提督「だけど、本当にありがとう。神通さんが来てくれたお陰で、何とか間に合ったから……」

神通「……困った時はいつでもお呼び下さい。ですが、くれぐれも無茶だけはしないで下さいね?」

ショタ提督「………」コクリ

神通「………」

神通(やっぱり男子トイレを増設した方が良いでしょうか……?)


607 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 19:24:06.74CWkW/ZQT0 (6/16)

――17ターン目


青葉「………」カキカキ


『○月×日 晴れ

司令官の肌……血色が徐々に悪くなっていっている。

本人は自覚していない……いや、もしかしたら自覚した上で普段通りの振る舞いをしているのかもしれない。

だけど、傍から見れば……大事な人が日に日に弱っていく姿を見るのは辛い。

元気だった頃……司令官と一緒に楽しく遊んだ日々を思い出してしまい、泣きそうになる。

でも、私が悲しみに暮れている場合じゃない。本当に辛いのは司令官だから。

せめて私達だけでも、司令官を励ます為に……少しでも余命を伸ばす為にも、今までのように振る舞わないといけない。

頭では分かっている。けれど感情が追いついてこない。このままでは、いつ司令官の前で泣き出してしまうか分からない。

だからこそ、こうして日記を書いて気持ちを整理するしかない。

考えたくは無いけれど……いつか、この日記を見て懐かしさを感じる日が来るのかもしれない。

司令官と過ごした日々を思い出す……そんな日がやって来るのかもしれない。

出来ることなら、奇跡が起きて司令官の病気が治って欲しい。それが私達の願いだから』


青葉「………」スッ…

衣笠「……青葉、それ……」

青葉「……写真ばかりだけじゃなくて、こういった形で思い出を残すのも良いかなって」

衣笠「………」ウルッ

青葉「……やめてよ。そんな顔されちゃったら……私まで……」ウルッ

衣笠「ご、ごめん……!」グシグシ

青葉「………」ウルウル

青葉(司令官……うぅっ……)ウルウル


↓1天城のコンマ 親愛度:63/100
↓2漣のコンマ  親愛度:80.5/100
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:82/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


608以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:25:01.1208JJoRx1o (1/3)




609以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:30:18.56wVej7uKJ0 (1/1)

はい


610以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:30:43.33GEx/e0f70 (2/2)




611以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:31:01.92Z8sTk/0DO (1/1)

はい


612 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 19:44:23.11CWkW/ZQT0 (7/16)

狭霧「……漣ちゃん」

漣「何?」

狭霧「提督は……本当に苦痛を取り除いてもらってるんですよね?」

漣「……どうして急にそんなこと考えたの?」

狭霧「だって……!提督、日に日に弱っていって……!この前だって、廊下で何度もよろけて……!」

漣「………」

狭霧「でも、提督に具合を聞いても『大丈夫だよ』という答えしか……私、不安で……怖くて……っ!」

漣「……うん。その気持ち、分かるよ。私も最初はそうだった」

狭霧「“最初は”……?」

漣「だけどさ。ここで私達までどん底に落っことされてちゃ、提督を励ますにも励ませないでしょ?」

漣「今も必死に生きている提督の為だからこそ……私達がしっかりしなくちゃいけない」

狭霧「……!」

漣「少しでも、提督に長生きしてもらう為に……私達が、提督にとっての生きる希望にならなきゃ!」

漣「今までずっとお世話になってきたでしょ?だから今度は私達が提督を支える番だって!」

狭霧「……強いんですね、漣ちゃんは」

漣「……そんなこと無いよ。私だって、少し前までは狭霧ちゃんと同じだったから……」



ショタ提督は……

直下


613 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 19:48:59.61CWkW/ZQT0 (8/16)

少し休憩します。20:30~21:00頃再開予定ですが、著しく遅れそうな場合やもう1度休憩を挟む場合は再度連絡致します。
このレスは安価下でお願いします。


614以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:50:29.72l92+UDwd0 (1/1)

「南無阿弥陀仏」と
何千回も書いている


615以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 19:55:16.68r66QPE8VO (1/1)

これは例の改行荒らしか?


616 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 20:27:33.90CWkW/ZQT0 (9/16)

すみません。再開時間を21:30~22:00頃に繰り下げます。


617以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 21:09:34.383wdn+fTB0 (1/3)

健常者でも文字を何千回も書くなんて無理だろ
荒らし云々以前に無効だわこんなん

ただ折角だし
「『南無阿弥陀仏』という言葉が浮かんで書こうとしたが書けず
そこから好奇心が湧いて仏教や念仏に関する漢字や単語を調べている」
とかなら有りなんじゃね


618 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 21:49:59.88CWkW/ZQT0 (10/16)

再開します。
>>614は流石に展開が飛躍し過ぎている為、申し訳ありませんが今回は>>617をアレンジする形で採用させていただきます。


619 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 21:53:38.67CWkW/ZQT0 (11/16)

ショタ提督「………」ペラッ…

漣「……?」

漣(あれって辞書?それに他にも色々な本が……しかも分厚い)

ショタ提督「……死後、か」

漣「!?」

ショタ提督(改めて考えてみれば、僕は宣告通りなら……後1年で死んでしまう)

ショタ提督(つまり、ほんの数年前まで実感が無かった……“死”が目前まで迫って来ていることになる)

ショタ提督「……人は死んだら、どうなるのかな」ペラッ…

漣「………」

ショタ提督「仏教について書かれた文献を見てみたら、基本は良い人が極楽浄土に迎えられて、悪い人が地獄に落とされるみたいだけど……」

ショタ提督(そもそも、良い人や悪い人の定義って何?一切悪いことをしていない人間は、きっと世の中にほとんどいないはず……)

ショタ提督(だって、生き物を殺しただけで罪というのなら、夏に蚊を潰しただけでも重罪になってしまうし……)

ショタ提督(人との関わりを円滑に行う為の建前でさえ、嘘をついたとみなされて重罪になっちゃうよね……)

ショタ提督(もちろん、どこまでを悪と定義するかは正確には分からないけど……)

漣「………」

ショタ提督「キリスト教では……こっちでも天国に行くみたい。だけど、科学的には意識も何も無い“無”になるとも考えられているし……」

ショタ提督(……こればかりは、死んでみないと分からない。だって、死んで生き返った人なんて……いないから)

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(そう考えると……やっぱり、怖い。いざ、自分の命が無くなってしまう日が……自分がどうなるか分からなくなる日が、刻一刻と近づいてきてると思うと……)

漣「……っ」

漣(提督……そんなこと考えちゃダメだよ。少しでも前向きでいないと……心が先に、弱っちゃうよ……!)


漣の行動

直下


620以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 22:02:02.80ZBEW7rue0 (1/5)

たまらず抱きしめる


621 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 22:21:04.26CWkW/ZQT0 (12/16)

漣「……っ!」グッ

漣(こんな所で突っ立ってちゃダメだよね。目の前で提督が苦しんでるなら、何とかするのが私の役目……!)


ショタ提督「………」パタン…

ショタ提督(怖い……今まで、出来るだけ考えないようにしていたけど……やっぱり、怖いよ……!)

ショタ提督(僕は……どうなるの?天国や地獄に連れて行かれるの?それとも、幽霊になっちゃうの?)

ショタ提督(僕という意識さえ、消えて無くなってしまうの……?)

漣「……!」バタンッ!

ショタ提督「……!?」ビクッ

ショタ提督(さ、漣ちゃん……!?いけない!僕がこんなことで落ち込んでいると知られちゃったら、皆を不安に……!)

漣「………」スタスタ

ショタ提督「……え、えっと、漣ちゃん?どうし……」

漣「っ!」ダキッ!

ショタ提督「えっ……?」

漣「……死ぬのが怖いんですよね?」ギュウッ

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(あ……もう、バレちゃってたんだ……うぅ……)

漣「すみません。部屋をちらっと見たら、ご主人様が……その、悲しそうな顔で図鑑を読んでるのが見えたもので……」

ショタ提督「………」

漣「……大丈夫です。私達が……私がいますから」

ショタ提督「……!」

漣「ご主人様が辛い時、悲しい時……怖くなってしまった時、いつだって……私が傍にいます」

漣「決してご主人様を……提督を、1人にしたりしませんから……!」

ショタ提督「………」

漣「それに、まだ死ぬと決まった訳じゃないんです。そういうことを無暗に考えちゃダメですってば」ギュッ

漣「それよりも、少しでも長く生きることを考えて下さい……!提督が生きてくれるなら、私は……何だってしますから……!」

漣(今の私の立場では、これくらいしか言えない……あぁもうっ!どうしてもっと気の利いた言葉をかけてあげられないんだろう……!)

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:涙を流しかけるも……
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:号泣する
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:号泣してから……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


622以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 22:21:39.08ZBEW7rue0 (2/5)




623 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 22:35:04.26CWkW/ZQT0 (13/16)

08→80:そりゃ泣きたくもなる


ショタ提督「……っ」ギュッ

漣「あっ……」

ショタ提督「うっ……ご、ごめんっ……ちょっとだけ……ほんのちょっと、だけ……っ」ジワッ

漣「……はい」ナデナデ

ショタ提督「ぐすっ……やだ……やだよぉ……!死にたくないよぉ……!」ポロポロ

漣「………」ナデナデ

ショタ提督「毎日、自分の死が迫って来てると思うと……ひっく……凄く、怖くて……!」ポロポロ

ショタ提督「前向きに考えなきゃって思っても……ぐすっ、えぐっ……どんどん、悪い方に考えちゃって……!」ポロポロ

漣「………」ナデナデ

ショタ提督「皆を不安にしないよう、今まで通り……振る舞おうと、してもっ……ぐしゅっ……!」ポロポロ

ショタ提督「やっぱり、怖くて……明日には、すぐに死んじゃうんじゃないかって……!」ポロポロ

漣「………」ナデナデ

ショタ提督「どうして……どうして、僕が……死ななきゃ、いけないの……?」ポロポロ

ショタ提督「どうして……僕が、こんな……辛い思いをしなきゃ、いけないの……?」ポロポロ

漣「……っ」ナデ…

ショタ提督「嫌……嫌だぁ……っ!もっと、皆と一緒に……生きたい、のに……っ!」ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……うぅっ、ああぁぁぁっ……うわぁぁぁっ……!」ポロポロ

漣「……っ!」ジワッ

漣(提督……っ)ウルウル


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


624以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 22:36:13.00ZBEW7rue0 (3/5)

そい


625以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 22:40:04.86oGM4fOKrO (3/5)

おおっとお


626以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 22:42:37.203wdn+fTB0 (2/3)

佳境に入って徐々にスパートがかかってきたな


627 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 22:49:47.15CWkW/ZQT0 (14/16)

10×1.5=15 15+80.5=95.5/100 《-- リーチ --》


ショタ提督「ぐすっ……」

漣「………」

ショタ提督「………」

漣「………」

ショタ提督(漣ちゃんの体、温かい……恐怖で壊れかけていた心を、包み込んでくれるような……)

漣「……っ」

漣(あ……あ、あははっ……どうしよう。今、提督を思いっきり抱き締めたからかな……)

漣(それとも、提督の本音を……目の前で、話してもらったからかな……)

ショタ提督「……漣ちゃん」

漣「……っ!」ギュッ!

ショタ提督「んっ……」

漣(私……提督に、抱いてはいけない感情を……抱いちゃった、かも……)

漣(いや、違う……とっくの昔に、そうなっていて……たった今、ようやく自覚しちゃったんだ……)

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(……いけない。そんなこと……考えちゃ、ダメだ……!)

漣「……っ」ギュウッ

漣(あぁっ、どうしよう……!こんなこと、提督に……言えるはず、無いよ……っ!)

漣(だって、そんなことしたら……提督の心を、余計に締め付けるようなことに……なっちゃうよ……っ!)

漣(だけど……1度、分かっちゃったら……気持ちに、蓋が出来ないよ……提督……提督っ……!嫌……嫌ぁっ……!)

ショタ提督「……っ」ギリッ

ショタ提督(漣ちゃんは……いずれ死んでしまう僕のことを、支えようとしてくれている……)

ショタ提督(それなのに、僕は……そんな漣ちゃんに、心を寄り添わせようとするだなんて……!)

ショタ提督(許されるはず、無いじゃないか……!僕はもうすぐ、死んでしまうのに……誰かを、そんな……っ!)


628 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 23:01:28.72CWkW/ZQT0 (15/16)

――18ターン目


ショタ提督「はぁっ、はぁっ……!」フラフラ…

ショタ提督(体が重い……死期が迫って来たせいか……?)

ショタ提督(それとも、気持ちの問題……)

ショタ提督「……あっ」ヨロッ…

ショタ提督「うぐっ!」ズデンッ!

ショタ提督「……っく」フラッ…

ショタ提督(体も、病魔が蝕んでいって……それだけじゃない……)

ショタ提督(心も……病気と、自分勝手な感情のせいで……不安定になって……)

ショタ提督「……僕、もうすぐ……死ぬのかな……」ポツリ…

ショタ提督(もしかすると、この世に未練を残して……死んじゃうのかな……)

ショタ提督「……っ」フラフラ…


――


漣「………」

漣(ダメだよ、私……この気持ちは、封印しなきゃ……いけないのに……)

漣(いけないと考えれば考えるほど……提督の顔が、頭に浮かんできて……)

漣「……っく!」パシンッ!

漣(痛……でも、まだ……頭の中は、晴れない……)

漣(むしろ、痛みのせいで……一層、提督が恋しくなって……)

漣「……っ!」フルフル

漣(だから、ダメだってば……!懸命に生きようとしている提督に、こんなことを伝えてしまったら……!)

漣(どんな結果だったとしても、提督の心に負担をかけてしまうことに繋がるのに……!)

漣「……っ」ジワッ

漣(気のせい……あくまでも、艦娘として提督を労わろうとしてるだけ……)ウルウル

漣(そこに男女の意識は無い……あるはずが無い……!あっちゃダメなの……!)ウルウル


↓1天城のコンマ 親愛度:63/100
↓2漣のコンマ  親愛度:95.5/100 《-- リーチ --》
↓3神風のコンマ 親愛度:89.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:82/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


629以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:02:44.2308JJoRx1o (2/3)

さあこ


630以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:03:28.37ZBEW7rue0 (4/5)

てい


631以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:04:04.59oGM4fOKrO (4/5)

リーチの表記が従来と違うな


632以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:04:05.70jrXn+OHe0 (1/2)




633以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:04:57.08oGM4fOKrO (5/5)

(ヤバい)


634 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/11(日) 23:10:12.91CWkW/ZQT0 (16/16)

漣「………」

神風「………」

漣「………」

神風「………」

漣「………」

神風「………」

漣「………」

神風「………」

神通「うぅ……」ビクビク

神通(漣ちゃんと神風ちゃん……無言で、しかも真剣な目で睨み合っていて怖いです……)



















天城「………」

天城(80以上の人達は大変ですね……私はここから低みの見物です……はぁ……)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


635以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:10:56.36ZBEW7rue0 (5/5)

おつ


636以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:11:48.0708JJoRx1o (3/3)

おつおつ
漣も神風も最後まで気を抜くんじゃないぞ…


637以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:14:23.053wdn+fTB0 (3/3)


神通はゾロ上昇が低かったのが逆に功を奏したか


638以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:15:45.93jrXn+OHe0 (2/2)




639以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/11(日) 23:19:52.02kWkZTc2jO (1/1)




640以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 00:36:22.62VV9XtITCO (1/1)


正直この週だと結ばれるパターンと失恋するパターンどっちもどうなるかめっちゃ気になる
提督もうフラフラだし時系列昔だしで嫌な予感しかしないのが逆にドキドキする
しかも神風次でリーチ確定だしいろんな意味で面白くなってきた


641 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 20:23:09.76Bi8NrYjo0 (1/6)

22:00~23:00頃開始予定です。


642 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 22:58:54.05Bi8NrYjo0 (2/6)

始めます。


643 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 23:02:18.49Bi8NrYjo0 (3/6)

神風「………」

神風(最近、漣ちゃんの様子がおかしい。少し前までは、私と一緒に司令官を励まそうとしてたのに……)

神風(昨日だって、1人で頭を抱えて……もしかして、司令官が死んでしまうことの恐怖が膨らんで……)

神風「………」

神風(だけどそれ以上に、司令官も……最近、よくフラついていて……外を出歩けば、必ずと言って良いほど転んでしまう)

神風(何だか、急に体が衰弱したかのように……まさか、そんな……!余命はまだ先のはずなのに……)

神風「……っ」フルフル

神風(いや、悪い方に考えちゃダメ。もしかしたら、また風邪をひいて……それでも、司令官が無理をしてるだけかも)

神風(そう。そうよ……司令官は、死なない……まだ、死なない……!)

神風「……っ!」ズキッ

神風(……“まだ”って何よ。そこは“絶対”と言わなきゃいけないのに……っ!)



ショタ提督は……

直下


644以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:10:27.44UN9cnJYeO (1/2)

強い咳は骨を痛めるので
咳き込まないよう抑えているが
喉からの痛み衝動が抑えきれず
少しずつでも咳をして耐えている


645以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:23:22.89UN9cnJYeO (2/2)

春先や夏に栄養不足して骨が弱り気味な時に
盛大にくしゃみするとアバラがいっちゃうことがあります
自然治癒しようにも何気に固定が難しい部位ですし
くしゃみの度に治りそうな感じだったアバラが
再度ずれた感じして痛みが不定期に襲います
皆さんもご注意を


646 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 23:27:59.21Bi8NrYjo0 (4/6)

ショタ提督「コホッ、コホッ……!」

神風(あ……)

ショタ提督「ん゛ん゛っ……やっぱり、喉が痛い……」

神風「………」

ショタ提督「……ゲホッ!あっ、いけない……また……ゴホッ!」

神風(……司令官、ソファで休んでるみたいだけど……酷く咳き込んでる……?)

ショタ提督「はぁはぁ……強く咳き込むのはダメだ。喉の骨を痛めちゃう……」サスサス

ショタ提督(だけど、喉の痛みやいがらっぽさが治まらない……座っていても、体の不調は止まらないのか……)

ショタ提督(これも全て、僕の心が弱いせいだ……死が間近に迫っているような立場で、あんな感情を抱いてしまうなんて……!)

ショタ提督「……っ!ゴホッ!」

神風「……!」

ショタ提督「うぅっ……せめて、少しずつ……やんわりとしなきゃ……コホッ、コホッ……」

ショタ提督(皆に迷惑をかけないだなんて言っておきながら、こんなことになっちゃうなんて……)

ショタ提督「コホッ……んんっ、ケホッ……!」

ショタ提督(胸が痛い、喉が痛い、体が言うことを聞かない……こんな状態で、僕が……)

ショタ提督「……っ!」グッ…!

ショタ提督(皆に対して、そういった感情を抱こうとするなんて……許されるはず、無いじゃないか……!)

神風「………」

神風(……落ち着くのよ、私。司令官は喉を傷めてるみたいで、咳が止まらなくなってる……それを踏まえた上で、どうするか決めないと……)


神風の行動

直下


647以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:30:27.13g+4dTLTJ0 (1/1)

医者を呼ぶ


648以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:31:53.05azaidBPA0 (1/1)

暖かいハーブティーを
妹達と協力して用意する


649 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 23:42:03.53Bi8NrYjo0 (5/6)

神風「……!」

神風(そうだ!この前みたいに、かかり付けのお医者さんを……!)ダッ


ショタ提督「ゲホッゲホッ!あっ、また……んんっ……」

ショタ提督(咳を抑えようと思えば思う程……返って意識しちゃって、喉が気持ち悪く……)

神風「司令官!」

ショタ提督「あ、がみがぜぢゃ……ん゛ん゛っ!」

医者「こんにちは、48周目提督さん」

ショタ提督「……!こ、こんにちは……」チラッ

神風「……えぇ。私が連絡して、ここに来てもらったの。司令官、最近体調が優れないみたいだったから……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(神風ちゃん……そうか。僕はまた……うぅっ……)

医者「それで、症状と言うのは……体がフラつくのと、喉の痛みということで宜しいですか?」

ショタ提督「……はい」

医者「分かりました。では早速診察致しますので、こちらに……」

ショタ提督「……お願いします」

医者「ではまず……はい、口を開けて?」

ショタ提督「んぁ……」

医者(……ふむ)

神風「………」ドキドキ

神風(お願い!どうか……症状が悪化して、死期が早まっただなんて……最悪の結果じゃありませんように……!)


反転コンマ判定:医者の診断は?

01~49:医者「軽い風邪ですね」
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:医者「軽い風邪と、ストレスからくる症状ですね」
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:医者「……神風さん。少しだけ席を外していただけますか?」
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


650以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:42:16.18m+WowmzX0 (1/1)




651 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/12(月) 23:51:32.24Bi8NrYjo0 (6/6)

18→81:万病の元、ストレス。しかしその理由は……


医者「………」スッ

ショタ提督「………」

神風「あ、あのっ!それで……どう、なんですか……?」

医者「……軽い風邪と、ストレスからくる症状ですね」

ショタ提督「……!」

神風(風邪は想定内だとして……ストレス?それって、やっぱり仕事のし過ぎじゃ……)

医者「48周目提督さん。最近、何か悩み事を抱えてはいませんか?」

ショタ提督「それ、は……」

医者「あぁいえ。お話しづらいことでしたらすみません。ただ、心当たりがあるかどうかだけ確かめようと思いまして」

ショタ提督「……はい。原因は、自分の中では分かっているつもりです」

神風「司令官!だから無理してお仕事するのはやめてって……」

ショタ提督「………」

医者「神風さん。そういう反応は、場合によっては患者さんを追い詰めてしまうことになりかねません」

神風「あっ……ご、ごめんなさい」

ショタ提督「……ううん、ありがとう神風ちゃん。僕のことを、心配してくれてるんだよね?」

ショタ提督「少なくとも、仕事とは無関係だよ。それは断言する。だから安心して……って、この体たらくだと無理だよね。うぅ……」

神風「司令官……」

神風(……重症じゃないことが分かったのは良かったけど、ストレスが原因だなんて……それって、やっぱり死への恐怖……なのかな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、僕が自分で自分の首を絞めただけなんだ……!僕の心が弱いせいで……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

※リーチ確定です


652以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:54:26.49BWAAWRrDO (1/1)

はい


653以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/12(月) 23:59:25.44t+FCECyHO (1/1)

限界突破したwwwwww
あれ?これ漣にたけぞうが直撃するフラグ・・・?


654以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 00:00:11.11ZRaSX8R+0 (1/3)

一発ゴールか
果たして漣は…


655以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 00:02:40.13EnDzOxzD0 (1/2)

しばらく目を離していたらまさかの結果になってて草


656 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 00:06:35.659e2ZziW70 (1/15)

神風「やったぁ!リーチの壁を突き破っちゃった!」

漣「う、嘘……マジで……?い、いやいやっ!ここから私だって追いついてみせるんだからっ!」

武蔵(15周目)「ん?呼んだか?」

漣「呼んでないっス!!」

神通(あぁ、神風ちゃんが1番に……わ、私も後に続かないと……!)

天城(私はゆっくりお茶でも飲みながら観戦してましょうか……)つ麦茶 ズズッ


短くてすみませんが今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


657以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 00:09:28.85ZRaSX8R+0 (2/3)


こりゃ次回は目が離せないな


658以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 00:11:07.93EnDzOxzD0 (2/2)




659以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 01:04:11.51e91D8q13o (1/3)

乙でした
漣……健闘を祈る


660以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 09:36:53.033YJ3DQZNO (1/1)


本当神風の名に恥じぬ一瞬のスパートだったな
あとは本当漣だねえ
交流回数多いしパターンも様々だしで
失恋した日には出家とかで世の中捨てそうな未來しか見えん


661 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 18:26:13.889e2ZziW70 (2/15)

22:00~23:00頃開始予定です。


662 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:43:02.109e2ZziW70 (3/15)

始めます。まずは告白パートからです。


663 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:45:32.319e2ZziW70 (4/15)

9×1.5=13.5 13.5+89.5=103→100/100 《-- END開放 --》


医者「では、また何かありましたらいつでもご連絡下さい。お大事に」

ショタ提督「はい。ありがとうございました」

神風「……ありがとうございました」

ガチャ バタン…

ショタ提督「………」

神風「………」

ショタ提督(僕はまた、神風ちゃんに……皆に、迷惑をかけてしまった……)

ショタ提督(それだけじゃない。ただの体調不良ならともかく、ストレスで体の調子を崩してしまうだなんて……)

ショタ提督「……っ」ギリッ…!

ショタ提督(皆に迷惑をかけず、楽しい思い出を作るだなんて言っておきながら……僕はどうして、こうも情けない奴なんだ……!)

ショタ提督(皆が……神風ちゃんが、こうして僕のことを気遣ってくれているのに……僕のことを、いつも元気付けようとしてくれているのに……)

ショタ提督(その気持ちを、仇で返すようなことを……!僕の心が弱いせいで……!)

ショタ提督「……っ」ズキッ

ショタ提督(しかも、僕はダメな人間なんだ……漣ちゃんだけでなく、神風ちゃんにまで……依存しようとしている)

ショタ提督(死への恐怖ですり減った心を癒してもらおうと……神風ちゃんに、寄りかかろうとしてしまっている……!)

ショタ提督(もう長くない立場の僕が、そんなことを考えるなんて……本当に、最低じゃないか……っ!)

ショタ提督「うっ……うぅっ……!」

ショタ提督(もう嫌だ……こんな情けない自分も、病気で死んでしまうことも、神風ちゃん達に迷惑をかけてしまっていることも……全部、嫌だ……っ!)


664 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:47:45.349e2ZziW70 (5/15)

神風「………」

神風(司令官の病状が風邪とストレスだと分かって、心底ホッとした……だけど、同時に……)

神風「……っ」ギュッ

神風(私が、司令官に抱いていた思いに……気がついた。気がついてしまった。自覚してしまった……)

神風(私は、司令官を『提督』として大切に思っていた。それは間違いない……)

神風(だけど、徐々に弱っていく司令官を一生懸命支えようとしている内に……自分の中で、『提督に対する信頼』以上の感情が芽生えてしまって……)

神風「………」

神風(本当は、こんな気持ち……ずっと胸の内にしまっておかなければならない)

神風(だって……こんなことを話せば、司令官も私も……どっちも、辛い思いをしてしまう……)

神風(優しい司令官のことだから、私にその気が無くとも……私からの告白を、きっと真剣に考え続けてしまう)

神風(そうして、余計にストレスを抱え込んで……司令官の死を、早めてしまうかもしれない……!)

神風「……っ」プルプル

神風(だけど、一度自覚してしまったら……気づいてしまったら……もう、我慢出来ない……!)

神風(司令官は、本当に……こんなこと、考えたくも無いけど……いつ死んでしまうか、分からない……)

神風(それなのに、まだ生きてくれている司令官が目の前にいて……私は、そんな司令官に特別な感情を抱いてしまっていて……)

神風(こんな状況で、自分の気持ちに蓋をするだなんて……出来ないよ……無理、だよ……っ!)

神風「………」クルッ

ショタ提督「っ……!」ビクッ

神風「……司令官」

ショタ提督「な、何……?」

神風「今から私は、貴方に……最低なことを言います。貴方が苦しむと分かっている癖に、自分のエゴを……押し付けます」

ショタ提督「エゴ……?」

神風(ごめんなさい、司令官……こんな最低な私を、許して……!)


665 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:48:37.699e2ZziW70 (6/15)


























「私は、貴方のことが好きです。いえ、愛しています……!」



























666 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:49:45.109e2ZziW70 (7/15)

ショタ提督「……ッ!?」

神風「……っ」ジワッ

ショタ提督「か、神風……ちゃん……?」

神風「ごめん、なさい……!こんなことを言われても、司令官は困ってしまうだけなのに……!」ウルウル

神風「余命宣告を受けて、それどころじゃないのに……余計に、負担をかけてしまうようなことを……!」ウルウル

ショタ提督「……!」

神風「だけど、無理なの……っ!ずっと、隣で司令官を支えてきて……出来る限り、楽しい時間を過ごそうと考え続けていたら……!」ポロポロ

神風「貴方のことを、艦娘としてではなく……1人の女性として、最後まで傍にいたいと考えるようになっちゃって……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

神風「でも、そんな我儘が……許されるわけ、無い……!私の勝手な感情で、司令官にストレスを与えてしまうことなんて……!」ポロポロ

神風「それでも……せめて、司令官が生きてくれている間に……自分の想いを伝えたかった……聞いて欲しかったの……っ!」ポロポロ

ショタ提督「………」

神風「ごめんなさい……!貴方のことを、好きになってしまって……ごめんなさい……っ!」ポロポロ

ショタ提督「……神風、ちゃん」

神風「ぐすっ……ひっく……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……信じられなかった。まさか、僕だけじゃなくて……神風ちゃんまで、同じことを考えてくれていただなんて……)

ショタ提督「……っ」グッ…!

ショタ提督(本当は、拒絶した方が良いに決まってる。神風ちゃんの心を、僕で縛り付けるなんて……そんなこと、してはいけないに決まってる……!)

ショタ提督(『こんな体では、神風ちゃんを守れない』……『近い内に、神風ちゃんを残して逝ってしまうからダメ』……)

ショタ提督(そう、言わないといけないのに……はっきり、断らないといけないのに……!)

ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(……僕は、やっぱり……情けなくて、最低な人間だ。神風ちゃんからの告白を聞いて――)

神風「司令、官……」ポロポロ

ショタ提督「……っ!」ダキッ

神風「あ……」ポロポロ


667 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:50:52.109e2ZziW70 (8/15)


























「……ありがとう。僕も、神風ちゃんのことが……好き。大好きだよ……!」


(――嬉しいと、感じてしまったから……!)



























668 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:54:29.879e2ZziW70 (9/15)

神風「あっ、あぁっ……!」ポロポロ

ショタ提督「……ごめんね。僕のせいで……辛い思いをさせちゃって……」ギュウッ

神風「……何、で」ポロポロ

ショタ提督「え……?」

神風「何で……拒絶、しないの……?」ポロポロ

ショタ提督「……!」

神風「どうして……受け入れて、くれるの……?私、てっきり……拒否されると思って……」ポロポロ

神風(『僕は病気で先が長くないから付き合えない』って……そう言われると、覚悟してたのに……!)

ショタ提督「……僕も、神風ちゃんと同じで……我儘だったんだ」

神風「え……?」ポロポロ

ショタ提督「例え、いつ死んでしまうか分からない体だとしても……この先、どんどん弱っていってしまうことになったとしても……」

ショタ提督「……少しでも長い時間を、神風ちゃんと……一緒に、過ごしたいと思っちゃったから……!」

神風「……っ!」ポロポロ

ショタ提督「……本当は、凄く怖いんだ。いつ死んでしまうか分からない、病魔に蝕まれていく体が……本当に、怖い……!」ジワッ

ショタ提督「だけど……それでも、残された僅かな時間を……最愛の人と、寄り添って……生きたいと思って……!」ウルウル

神風「司令……官……!」ポロポロ

ショタ提督「……ごめんね。こんな弱くて、情けなくて……大好きな人を守れないどころか、迷惑になってしまうような人間で……ごめんね……っ!」ポロポロ

神風「……そんなこと、ありません。私は今までずっと、司令官に助けられてきたもの……!」ギュッ

ショタ提督「あ……」ポロポロ

神風「それに、余命を宣告された後だって……私達の為に、全力を尽くしてくれて……!」ポロポロ

神風「それほど優しくて、温かい人だから……私は、貴方と最後まで一緒にいたいと思ったの……!」ポロポロ

ショタ提督「神風、ちゃん……うっ、うあぁっ……!」ポロポロ

神風「司令かぁん……ぐすっ、えぅっ……!」ポロポロ

ショタ提督神風「うぐっ、うわぁぁぁぁ……っ!」ポロポロ


669 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:55:30.359e2ZziW70 (10/15)

ショタ提督「………」グスッ

神風「………」グスッ

ショタ提督「……僕達、どれくらい泣いてたんだろう」

神風「えっと……あっ、お医者さんが帰ってから、30分も経ってる……」

ショタ提督「そっか……ねぇ、神風ちゃん」

神風「……?」

ショタ提督「……本当に、僕で良かったの?」

神風「……うんっ」

ショタ提督「……!」

神風「むしろ、貴方だからこそ……かな」

ショタ提督「神風ちゃん……」

神風「………」ギュッ

ショタ提督「あっ……」

神風「これからは、恋人として……ずっと、傍にいるからね。今まで以上に、貴方のことを支えるからね。だけど……」

ショタ提督「………」

神風「出来れば、少しでも……長生き、してね……?」

ショタ提督「……うん、努力するよ。これ以上、皆に負担をかける訳にはいかないし……」

ショタ提督「恋人が悲しむ顔は、もう……見たくないから……」

神風「司令官……!」

ショタ提督「……神風ちゃん」

神風「……?」


670 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 22:57:03.709e2ZziW70 (11/15)


























「僅かな時間かもしれないけど……残されたひと時の間、僕と一緒に過ごして下さい。僕の傍に……いて下さいっ」


「……もちろんよ。貴方を1人になんてしない。どんな時でも……最後の瞬間まで、私が傍にいるからね……!」


――親愛度:100/100


――[シュパァッ…!]:100/100


――[パシュッ…!]:100/100















――“愛”:100/100


671 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 23:01:05.779e2ZziW70 (12/15)

――19ターン目


いつもの喫茶店

先輩提督「そうか……」

ショタ提督「……はい」

神風「………」コクリ

先輩提督「………」

先輩提督(神風は48周目提督の余命を覚悟した上で告白し、48周目提督はそれに答えた、か……)

先輩提督(2人の目は、凄く透き通っていて……それでいて、熱く燃え盛る炎のような強さを秘めている)

先輩提督(神風は『好きな人に対する愛を永遠に忘れたりはしない』という気持ちが見えてくるし……)

先輩提督(何より48周目提督は、『例え我が身が朽ち果ててでも、最愛の人を……艦娘達を守る為に全てを捧げる』覚悟が伝わってくる)

先輩提督(この先、こんな強い意志を宿した目の人間には……まず出会えないだろうな。もし出会えたとしたら……)

先輩提督(……48周目提督の代わりとは言わないが、その人間への協力を惜しまないようにしよう。絶対に……!)

先輩提督「……48周目提督」

ショタ提督「……?」

先輩提督「こんな可愛い女の子を彼女にするなんてなぁ。お前も中々やるじゃないか!ははっ!」ポンポン

ショタ提督「あわわっ、先輩!ちょっと……///」

先輩提督「そして……神風」

神風「……はい」

先輩提督「どうか……最後まで、48周目提督の傍にいてやってほしい。俺も可能な限り様子を見に来るようにはするけど……」

先輩提督「……いつでも隣で支えることが出来るのは、神風だけだからな」

神風「任せて下さい。艦娘として、恋人として……絶対、司令官に寂しい思いはさせません」

ショタ提督「………」

ショタ提督(神風ちゃん、それに先輩まで……僕の為に……)








漣「………」ジー

漣(神風ちゃん、あれから提督といつも一緒にいるけど……まさか……)

漣「……っ!」フルフル

漣(いや、そんなはず……だって、そんなことしたら……提督が、余計辛く……)

漣「……っ」ズキッ

漣(私、どうしたら良いのかな……)


↓1天城のコンマ 親愛度:63/100
↓2漣のコンマ  親愛度:95.5/100 《-- リーチ --》
↓3神風のコンマ 愛:100/100 《-- END開放 --》
↓4神通のコンマ 親愛度:82/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし神風が最大値の場合は即ENDです


672以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:02:30.86ZRaSX8R+0 (3/3)

さてどうなる


673以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:02:45.11e91D8q13o (2/3)

さあ頼む


674以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:03:47.72dRMoltQP0 (1/1)




675以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:03:58.952JFk64MDO (1/1)

はい


676以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:05:04.74e91D8q13o (3/3)

ナイス天城


677 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 23:11:53.329e2ZziW70 (13/15)

天城「………」

天城(この前から、神風ちゃんが提督にかなり距離を詰めている気がする……)

雲龍「神風ちゃん、最近よく提督の隣にいることが多くなったわね……」

天城「……姉様もそう思いますか?」

雲龍「えぇ。それとは対照的に、漣ちゃんは提督と距離を置いているみたいだけど……」

天城「漣ちゃんが……?」

天城(そういえば、前は神風ちゃんと漣ちゃんが率先して提督の世話をしていたけど……今は神風ちゃんを見かけることが多くなって……)

天城「………」

天城(も、もしかして……あの2人、そういう……?)

雲龍「……天城?」

天城「………」

天城(でも、提督は……まさか、神風ちゃんはそれを覚悟して……?)



ショタ提督は……

直下


678以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:16:18.52xnCA0cMLO (1/1)

調子が悪いので
横になって神風にお茶をゆっくりとしたペースで飲ませてもらっている


679 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 23:25:34.799e2ZziW70 (14/15)

ショタ提督「はぁはぁ……」

神風「………」ナデナデ

天城「………」

天城(やっぱり、神風ちゃんが傍に……それに提督、また具合が悪そうです……)

神風「……はい、司令官。こういう時は、温かいお茶で体を温めないと」スッ

ショタ提督「ありがとう……んっ……」ゴクッ…

神風「大丈夫?」

ショタ提督「うん……少しフラついただけだから」

天城「………」

神風「そうは言うけど、最近転ぶ頻度が増えてるでしょ?やっぱり無理してない?」

ショタ提督「そんなことは……」

神風「………」

ショタ提督「……無理をしてるつもりは無いけど、徐々に転びやすくなってきたんだ」

神風「……っ」

天城「……っ」ズキッ

天城(提督……病気が進行して……っ)

神風「……お願いだから、どこかに行く時は私に言ってね?絶対に着いて行くから」

ショタ提督「……ありがとう。その時は、お願いします……」

神風(今はまだ何とか歩くことが出来てるけど、場合によっては車椅子を使うことも考えておかなくちゃ……)

天城「………」

天城(神風ちゃん、平静を装ってるけど……一瞬だけ、顔に出て……)

天城(でも、私も……今の話を聞いて、ショックで……あれだけ元気だった提督が、まともに歩けないようになるかもしれないなんて……っ!)


天城の行動

直下


680以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/13(火) 23:34:28.176eP4IzGW0 (1/1)

姉妹に頼んで
紙細工でゆったりと見て楽しめそうなものを簡易で作成しプレゼント
(水槽を再現し中の魚が動く感じ)


681 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/13(火) 23:59:51.879e2ZziW70 (15/15)

天城「………」

天城(そういえば、前に観覧車を作って提督に差し上げたことがありましたっけ……)

天城「……!」ダッ

天城(あまり出歩けないというなら、せめて部屋でも楽しめる物を……!」

――

雲龍「……なるほど、分かったわ。すぐに取り掛かりましょう」

葛城「もちろん手伝うよ!天城姉の頼みだし、何より提督の為だもの!」

天城「ありがとうございます、姉様!葛城もありがとう……!」

天城(この前の観覧車は本当に簡易的な物だったし、今度こそは……!)

――

ショタ提督「んっ……美味しい……」

神風「良かった。司令官、麦茶が好きだったもんね?」ナデナデ

ショタ提督「うん……他のお茶も飲めるけど、やっぱりこれが1番……」

コンコン

ショタ提督「……?はい、どうぞ」

天城「失礼します」ガチャ

ショタ提督「天城さん……あっ」

ショタ提督(あれは……もしかして、この前みたいに……?)

神風「あれ?天城さん?今日は非番だったはずじゃ……」

天城「あ、ううん。そうじゃなくて、部屋で休んでいる提督に……これを渡そうと思って来たんです」スッ

天城「外に行けなくても、せめて提督には鎮守府の中で楽しい時間を過ごしてもらいたくて……!」

神風「……!」

ショタ提督「これって……やっぱり……!」

ショタ提督(折り紙で作られた……!)

天城「………」


反転コンマ判定:天城達が作った水槽のクオリティは?

01~49:簡易的な水槽
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:中々凝った作りの水槽
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:非常に複雑かつ綺麗な形で、まさに紙のアートと言える作品
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


682以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:02:40.93qCRBFU4D0 (1/2)




683 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:13:21.80WXIISOoh0 (1/11)

93→39:それでも十分手先は器用


ショタ提督「わぁ……♪」

神風(紙で作られた水槽……それに、横に付いてる取っ手を動かせば……)スッスッ

ショタ提督「あっ、魚が動いた……!凄い……!」

天城「………」

天城(結局、また時間と紙が足りないせいで……前の観覧車と同じレベルの出来に……)

神風「……天城さん。これを司令官の為に……」チラッ

天城「………」コクリ

ショタ提督「ありがとう、天城さん……この前の観覧車といい、この水槽も……見ているだけで楽しいよ」

神風「私からもお礼を言わせて下さい。ありがとうございます、天城さん」ペコッ

天城「いえ!むしろこれくらいの物しか差し上げられずすみません!」

天城(本当は、もっと凝った仕上がりにしたかったんだけど……)

ショタ提督「……♪」スッスッ

神風「それにしても、前と後ろの紙と切り込みで水流を再現するなんて……」マジマジ

天城「………」

天城(提督が喜んでくれたのは幸いですが……せめて事前に準備していれば、これ以上の物を作れたかもしれないのに……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


684以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:14:24.96d7gne8jnO (1/1)




685以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:14:49.49LHWD7g+yO (1/5)




686 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:24:41.45WXIISOoh0 (2/11)

6×1.0=6 6+63=69/100


神風「これも天城さんが作ったんですよね?」クルクル

天城「はい。と言っても、材料と時間の関係でこれくらいの物しか……」

神風「いえいえ!実際にこれを綺麗に作ろうと思ったら手先が器用でないと難しいですよ!」

神風「紙をハサミで切るだけでも、油断すると歪んでしまいますし……」

天城「そ、そうかな……?」

ショタ提督「僕もそう思う。観覧車も、この水槽も……僕にとっては、一生の宝物だよ」

ショタ提督(本当に……僕にはもったいないくらいの、宝物……だよ……)

天城「提督……」

神風「……!」

神風(司令官、今……凄く悲しそうな顔を……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(神風ちゃんも、天城さんも……僕のことを、いつも気遣ってくれて……)

ショタ提督(それなのに、僕は……皆に、心配ばかりかけて……)

神風「……司令官」ギュッ

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(神風ちゃんが、手を……)

神風「あまり思いつめないで?私達が好きでやっていることだもの。ね?天城さん」

天城「……神風ちゃんの言う通りです。私達は提督のお役に立てることが1番の喜びですから」ニコッ

ショタ提督「神風ちゃん、天城さん……うん、ありがとう……!」


687 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:33:13.66WXIISOoh0 (3/11)

――20ターン目


ショタ提督「………」カキカキ

神風「………」

神風(恋人になってから、私は常に司令官と行動を共にしている)

神風(だからこそ、今までは分からなかったこと……司令官の病状や本音が、見えてきて……)

ショタ提督「……ふぅ」

神風「……大丈夫?」

ショタ提督「うん。何とかね……」

神風「………」

神風(嘘では無いんだろうけど……きっと、最初に余命宣告された時より……無理をしてる)

神風(目に見えて肌の血色が悪くなってきているし、体力も少しずつ低下してきていて……)

神風(今はまだ近くまで外出することが出来るけど……このままだと、いずれは……)

ショタ提督「……ちょっと喉が渇いちゃった。水を……」スッ

神風「あ、司令官は座ってて?私が持って来るから」スタスタ

ショタ提督「ううん。それくらい自分で……」

神風「良いから良いから。大好きな人だからこそ、私がしっかり支えてあげたいの」

ショタ提督「神風ちゃん……えっと、じゃあ……お願い、します」

神風「任せて!」

神風(……例え司令官の病状が悪化して、それこそ寝たきりの状態になったとしても……私は司令官を支え続ける)

神風(そして、あまり想像したくないけど……最後の瞬間まで、司令官の傍にいる。いてみせる……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:69/100
↓2漣のコンマ  親愛度:95.5/100 《-- リーチ --》
↓3神風のコンマ 愛:100/100 《-- END開放 --》
↓4神通のコンマ 親愛度:82/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし神風が最大値の場合は即ENDです


688以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:33:31.038TQSDuU5O (1/1)

えい


689以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:33:55.31VB5/8Xp1O (1/1)




690以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:34:03.54Z0s9BFPLo (1/7)

てい


691以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:34:11.62/AamIf7eO (1/1)




692以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:34:20.89qCRBFU4D0 (2/2)

はい


693以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:35:49.12BXkFiCY2O (1/1)

たけぞうの呪いですねこれは


694以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:36:17.73LHWD7g+yO (2/5)

漣ェ…


695 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:45:06.10WXIISOoh0 (4/11)

神風「ゴールっ!司令官、大丈夫……私はどんな時でも、貴方の傍にいるからね……!」

神通(前回の無念を晴らせませんでした……)シュン

天城(結局、私だけ60台……)シュン

漣「」

漣「」

漣「」












漣「」

漣(えっ何この結末。私武蔵さんと同じ立場になっちゃったの?先にリーチまで行ったのに負けちゃったの?)

漣「……ウソダドンドコドーン!」ブワッ


という訳で、提督が不治の病に苦しみながらも神風と心を通じ合わせた48周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へと移りたいと思います。

※このレスではまだ安価を取りません。


696以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:46:41.72lryKFBvsO (1/8)

最後の最後でこれか
漣が一番低い数値ってのも救われないねえ


697 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:48:13.33WXIISOoh0 (5/11)

恒例の注意事項です。

※今回ENDを迎えた艦娘(神風)はNGです。

※今回登場した艦娘(天城、漣、神通)はNGです。

※今までにENDを迎えた艦娘(>>4-8をご参照下さい)もNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風・日進は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。

次の>>1のレスからスタートです。


698 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:49:48.34WXIISOoh0 (6/11)

1人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:54までに↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


699以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:49:53.83LHWD7g+yO (3/5)

鳳翔


700以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:50:06.04Z0s9BFPLo (2/7)

朝風


701以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:50:07.311rrFInJcO (1/5)

イムヤ


702以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:50:32.14lryKFBvsO (2/8)

アーク


703以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:51:55.26Ssbc2GsPo (1/1)

弥生


704 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:53:40.84WXIISOoh0 (7/11)

1人目:弥生(26→62)
2人目

↓1~↓4で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:57までに↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


705以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:53:44.77LHWD7g+yO (4/5)

鳳翔


706以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:53:52.461rrFInJcO (2/5)

イムヤ


707以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:53:58.57Z0s9BFPLo (3/7)

朝風


708以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:54:15.05lryKFBvsO (3/8)

佐渡


709 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:54:35.77WXIISOoh0 (8/11)

すみません!1番下の行の↓5という記述は↓4の間違いです!このレスは安価下でお願いします。


710 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:56:16.00WXIISOoh0 (9/11)

2人目:鳳翔(77)
3人目

↓1~↓4で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:59までに↓4まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


711以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:56:24.42EyKJPekA0 (1/2)

サラトガ


712以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:56:53.32Z0s9BFPLo (4/7)

朝風


713以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:57:05.40lryKFBvsO (4/8)

ガンビー


714以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:57:06.921rrFInJcO (3/5)

イムヤ


715 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 00:58:40.93WXIISOoh0 (10/11)

3人目:伊168(92→29)
ラスト4人目!

↓1~↓4で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※1:02までに↓4まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


716以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:58:56.47Z0s9BFPLo (5/7)

朝風


717以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 00:59:32.49lryKFBvsO (5/8)

村雨


718以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:00:13.04EyKJPekA0 (2/2)

時雨


719以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:01:06.642iw2/WgMo (1/1)

マックス


720以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:03:24.83lryKFBvsO (6/8)

選んでおいて何だが
村雨がここまで未登場だったことに驚く


721以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:05:01.63Z0s9BFPLo (6/7)

深夜でいつもより競争率低かった筈なのにぐぬぬ…


722以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:05:43.99PRHTXdVIO (1/1)

駆逐潜水と幼い子ばかりの中に一人混ざるおばさん


723以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:06:43.46lryKFBvsO (7/8)

まあ引けんときはコンマ引けんもんよ
切り替えて安価で貢献していこうぜ


724以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:10:03.861rrFInJcO (4/5)

48周目が終わってあと2周目このスレも終わりだと思うと悲しいな


725 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/14(水) 01:15:08.73WXIISOoh0 (11/11)

4人目:村雨(49→94)

という訳で49周目ヒロインは、
弥生、鳳翔、伊168(47周目より再登場)、村雨となります。
イムヤは前回のリベンジを果たせるのか、初登場となる弥生、鳳翔さん、村雨はどのような活躍を見せてくれるのか、
こちらとしても楽しみです。

それでは今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
エピローグの構想は既に出来上がっていますので、時間さえあれば早めに投下出来ると思います。

問題は49周目提督の設定で、はっきり言いますと全く考え付いていません!真っ白です!
50周目は既に思いついているのですが……もしかするとオープニングはかなり時間がかかりそうです。
どうしても思いつかない場合は、歴代の安価ショタ提督で採用されなかった設定を参考にするか、掟破りとして今回も安価で設定を決めるという形にするかもしれません。
何にせよ可能な限り早く投下するか連絡しようと思いますので、しばらくお時間をいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。


726以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:16:23.301rrFInJcO (5/5)




727以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:17:01.32LHWD7g+yO (5/5)

おつおつ


728以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:18:59.76lryKFBvsO (8/8)

乙です
過去の没案から拾うのは面白そう
しかしここに来て初参加3人とは


729以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 01:22:28.91Z0s9BFPLo (7/7)


最後の締めになる50周目提督の設定が今から既に楽しみでもある


730以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 07:58:33.92fVpHVDQSo (1/1)

おつでした
取り敢えず漣が一回失恋回避した所で安心して寝たのになあにこれえ


731以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/14(水) 08:02:22.78bQHm+MhX0 (1/1)

おお…一日参加できていなかったら48周目も49周目のキャラ募集も終わってたぜ…


732 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:04:09.43T5SWWZev0 (1/47)

エピローグ、投下します。


733 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:05:21.01T5SWWZev0 (2/47)

ショタ提督「………」スタ…スタ…

ショタ提督(神風ちゃんが隣にいてくれるようになってから、何となくだけど……病気の進行が、少し遅くなっているような気がする)

ショタ提督(病は気からと言うけれど、これって本当かもしれない。実際、今までより体調を崩すことが無くなって……)

ショタ提督(転ぶ頻度も少なくなったお陰で、執務室から近い距離なら……こうして1人でも出歩くことが出来る)

ショタ提督(もちろん、油断するとフラついてしまうから、歩く時は足や姿勢をしっかり意識しないといけないけど……)

ショタ提督「………」スタ…スタ…

ショタ提督(……何でもかんでも、神風ちゃんに頼り切りになってしまうのはダメだ。こうして歩ける以上、出来る限りのことは自分で……)

ショタ提督(そして、神風ちゃんに安心してもらわなきゃ……!恋人だからこそ、依存してしまうのは……)

『ぐすっ……』

ショタ提督「……?」

ショタ提督(今、部屋から神風ちゃんの声が……)

神風『ひっく……うぅっ……』

ショタ提督(もしかして、泣いてる……?)

『……寂しいよぉ』

ショタ提督「……っ!?」

神風『こんなこと、司令官には絶対言えないけど……寂しいよ……私だけ、置いていかれるのは……嫌ぁ……!』

神風『覚悟していたつもりだったけど……やっぱり、自分だけ取り残されて……好きな人が、先に死んじゃうかもしれないなんて……!』

神風『いずれ、私は1人になっちゃって……大好きな人の温もりさえ、感じることが出来なくなって……!』

神風『ぐすっ……うぅっ……ごめんなさい、司令官……こんな、こんな勝手なこと……考えちゃって……!』

神風『出来ることなら、司令官との愛の証が欲しい……でも、そんな無理をさせる訳にはいかない……!』

神風『だけど、寂しいよ……辛いよぉ……えぐっ、うあぁっ……!』

ショタ提督「………」


734 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:06:15.74T5SWWZev0 (3/47)

ショタ提督(……僕は、何て馬鹿なんだ。僕なんかと恋人になってしまったら……神風ちゃんが辛い思いをしてしまうのは、当然じゃないか……!)

ショタ提督(そう分かっていたはずなのに、僕は自分の感情を優先して……挙句の果てには、神風ちゃんをここまで苦しい気持ちにさせて……!)

ショタ提督「……っ!」ギリッ…!

ショタ提督(自分の情けなさと、体の弱さが嫌いだ……結局、僕は……神風ちゃん達に、負担をかけてしまってばかりで……っ!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……神風ちゃんが悲しいというなら、僕は出来る限りのことをして……神風ちゃんを、安心させないといけない)

ショタ提督(だって、ただ守られているだけなのは……恋人とは言えない。それじゃ子供と同じじゃないか……)

ショタ提督(だから僕は、恋人として……神風ちゃんの望みを、全身全霊で叶えたい。叶えさせて欲しい……!)

ショタ提督「……愛の証、か」

ショタ提督(神風ちゃんは『せめて僕との愛の証が欲しい』と言っていた。少なくとも、物で満足してもらえることじゃない……と思う)

ショタ提督(だとしたら、他に考えつくのは……)

ショタ提督「……っ」グッ

ショタ提督(やるしかない、か……!神風ちゃんの為なら、僕自身に負担をかけることだって……!)

ショタ提督「……神風ちゃんっ!」ガチャッ!

神風「っ!?し、司令官……随分長かったけど、もしかしてお腹壊しちゃった……?」グシグシ

神風(いけない……!泣いているところを、司令官に見られちゃったら……不安にさせちゃう……!)

ショタ提督「………」スタ…スタ…

神風「……司令官?」

ショタ提督「……ごめんね」ダキッ

神風「あっ……」


735 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:07:13.96T5SWWZev0 (4/47)

ショタ提督「神風ちゃんばかりに、辛い思いをさせて……本当に、ごめんね……っ!」ギュッ

神風「え、えっと……何を言って……」

ショタ提督「……聞こえてきちゃったんだ。神風ちゃんが1人で、泣いている声が……」

神風「……っ」

ショタ提督「……僕、恋人失格だよ。大好きな人がこんなに悩んでいたというのに、気づくことすら出来なかっただなんて……」

神風「そ、そんなことない!司令官はそれどころじゃないし、私が勝手に弱音を吐いてただけで……!」

ショタ提督「ごめんね……僕のせいで、ごめんね……っ!」

神風「………」

神風(司令、官……)

ショタ提督「……さっき、愛の証が欲しいって言ったよね」

神風「………」コクリ

ショタ提督「だったら……今すぐ、病院に行こう。神風ちゃんも一緒に……!」

神風「病院……?どうして……っ!?」

神風(ま、まさか……)

ショタ提督「情けない話だけど、僕はもうかなり体力が落ちてしまっている。だから……」

神風「で、でもっ!無理することに変わりないでしょう!?そんなことをして、もし体に負担がかかってしまったら……!」

ショタ提督「………」フルフル

神風「……!」

ショタ提督「決めたんだ。僕は神風ちゃんの恋人だから……神風ちゃんが望んだことは、何でもしてあげたいって」

ショタ提督(例えそれが、僕の身を削ることだったとしても……最愛の人の為に、何か……させて欲しい……!)

神風「……司令官、司令官っ……!うぅっ……嬉しい……本当はこんなこと、思っちゃダメなのに……凄く、嬉しいよ……っ!」ギュッ

ショタ提督「……っ」ギュッ















漣「………」

漣(……何それ)


736 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:08:38.37T5SWWZev0 (5/47)

――病院


医者「体外受精、ですか」

ショタ提督「……はい」

神風「………」

ショタ提督「僕の体に負担がかかることは承知の上です。お願い、出来ませんか……?」

医者「……48周目提督さん。性行為をしないとは言っても、自慰や射精時による心臓への負担は決して無視出来るものではありません」

ショタ提督「………」

医者「もちろん、お話に聞く限り、現時点での48周目提督さんの体力なら射精は可能でしょう。ですが、身体に負荷がかかることも事実です」

ショタ提督「……!」

神風「……っ」

医者「最悪の場合、余命が縮まる可能性もあります。それだけでなく、抗がん剤による影響で精巣がダメージを負っていることも考えられます」

医者「もし精子が生きていなければ……男性不妊となり、体外受精による妊娠は非常に困難だと言えるでしょう」

ショタ提督「………」

神風「………」

医者「それでも……本当に、よろしいですか?」

ショタ提督「……はい」

神風「……お願い、します」

医者「……分かりました。では、日程が決まり次第連絡致します」

ショタ提督「……ありがとうございます!」

神風「ありがとう、ございます……」ペコッ

ショタ提督(これで……神風ちゃんの不安を和らげることが出来る。神風ちゃんを、少しでも……笑顔にすることが出来る……!)

神風「………」

神風(上手くいけば、これで司令官と私の子供が……お願い!どうか私を、無事に妊娠させて……!)

ショタ提督(……だけど、その前に……)チラッ

神風「……?」


737 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:10:21.55T5SWWZev0 (6/47)

――数日後・鎮守府内の広場


青葉「それでは誓いのキス、いっちゃって下さい!」

ショタ提督「……はい」スッ

神風「……んっ」

チュッ…

パチパチパチ…!

ショタ提督「……小規模な式でごめんね?」

神風「ううん、そんなこと無い……!こうして司令官と夫婦になれただけでも、すっごく嬉しいもの……!」

ショタ提督「……ありがとう」

ショタ提督(子供を持つと決めた以上、婚姻届を出して……夫婦になって、そして……形だけでも、式を挙げてあげたかったから……!)

先輩提督「………」

先輩提督(48周目提督、神風……)

父「………」グシグシ

母「……っ」ジワッ

父(提督……どうしてこんな、泣かせることを……っ!)ウルウル

母(今でも辛いはずなのに、神風ちゃんや私達の為に……結婚式を開いてくれるなんて……!)

艦娘達「おめでとう……!」パチパチ

神通「提督も、神風ちゃんも……輝いてます……!」パチパチ

天城「はい……!同感です……!」パチパチ















漣「………」パチパチ

漣(神風ちゃん、アンタは……)


738 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:11:59.02T5SWWZev0 (7/47)

――数週間後


神風「……♪」サスサス

神風(良かった……本当に良かったぁ……!あれから無事、妊娠出来て……!後はお腹の中の子供が無事に大きくなってくれれば……)

漣「………」ザッ…

神風「……あれ?漣ちゃん?」

漣「……神風ちゃん。ちょっとだけ、良い?」

神風「う、うん。大丈夫だけど……」

神風(何だか、顔つきが険しいような……そういえば漣ちゃん、最近は司令官と距離を置いているみたいだけど……)

漣「……どうして」

神風「え……?」

漣「どうして……提督に無茶なことをさせたの……?」

神風「無茶なことって……」

漣「決まってるでしょ!?体外受精のことだよ!」

神風「っ!?」ビクッ

漣「ただでさえ提督は体が弱ってきてるんだよ!?それなのに自分が子供欲しいからって、提督にそんなことをさせるなんて……!」

神風「そ、それは……」

漣「分かってる!私がそんなこと言えるような立場じゃないって!」

漣(私が行動出来なかったせいだとか、自分だけ提督に想いを伝えてズルいだとか……)

漣(自分だけ結婚式を開いて憎いだとか……そういう醜い感情、嫉妬も入ってるけど……!)

神風(嫉妬……?)

漣「だけどっ!提督に無理をさせたことだけは……それだけは、許せない……!」ギリッ…!

神風「あ……っ」

漣「確かに神風ちゃんは提督と恋人同士だよ!?多少の我儘なら許されるかもしれない!」

漣「でも!自分が先に告白しておきながら、いざ親しくなると寂しいだなんて!それで提督に無理をさせて子供が欲しいだなんて……!」

漣「アンタのせいで提督が早死にしちゃったらどうしてくれるの!?どう責任取ってくれるの!?」ジワッ

神風「っ!!」ズキッ


739 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:13:39.96T5SWWZev0 (8/47)

漣「私だって……私達だって、提督に長生きして欲しいと思ってる……!なのにアンタは、自分の我儘を押し通して……!」ポロポロ

神風「う、ぁ……」ガクガク

漣「離ればなれになるのが嫌なら、最初から告白なんてしないでよっ!アンタがそうやって悲しめば悲しむほど……!」ポロポロ

漣「1番辛い気持ちになるのは、提督でしょ……っ!」ポロポロ

神風「わ、私、は……」ガクガク

漣「辛い時に支えるだなんて言っておいて、むしろ迷惑かけてるのはアンタの方でしょ!?」ポロポロ

漣「今だって、提督は死の恐怖と戦ってるのに……!私達の為に、怖い気持ちを押し殺してくれてるのに……!」ポロポロ

漣(それが分かってるから、私は自分の気持ちを心の中に押し込んだのに……!)

神風「……ごめん、なさい……」ジワッ

漣「……っ!」

神風「ごめんなさい……!そんなつもりじゃ、無くて……それで……ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」ポロポロ

神風「皆のことを考えず、自分の我儘を司令官にぶつけて……ごめんなさい……っ!」ポロポロ

漣「泣きたいのはこっちの方だよ!自分が何をしたか分かって……!」ポロポロ









ショタ提督「漣ちゃん!もうやめてっ!」









漣「あ……」ポロポロ

神風「し、司令……官……」ポロポロ

ショタ提督「神風ちゃんを責めないで!悪いのは……全部、僕なんだ……!」バッ

神風「……!」ポロポロ


740 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:16:22.71T5SWWZev0 (9/47)

漣「ど、どうして!神風ちゃんが勝手なことを言ったせいで……」ポロポロ

ショタ提督「いや、むしろ神風ちゃんに辛い思いをさせてしまった……僕の責任だから……!」

ショタ提督「子供を作ろうと決めたことも……僕が自分で決断した結果だから……!」

漣「……っ!」ポロポロ

ショタ提督「……ごめんね、漣ちゃん。僕のせいで、また……漣ちゃんや皆に、迷惑をかけて……」

神風「………」ポロポロ

漣「……ぐすっ!ご主人様の……提督の馬鹿……馬鹿ぁっ……神風ちゃんの……馬鹿ぁ……っ!」ポロポロ

漣「私だって寂しいのに……辛くて、苦しいのに……!それなのに、あんなことするなんて……!」ポロポロ

漣「嫌……嫌だよぉ……!提督、死なないで……!もっと、長生きしてよぉ……っ!」ポロポロ

神風(漣、ちゃん……)ポロポロ

ショタ提督「………」ナデ…

漣「あ……」

ショタ提督「約束する。僕はまだ死なない……少なくとも、神風ちゃんとの子供が生まれてくるまでは……石にかじりついてでも、生きてみせる……!」ナデナデ

ショタ提督「余命の1年を超えてしまうけど……絶対に、生き延びてみせるから……!」ナデナデ

ショタ提督「だから、僕に怒るのは当然だとして……神風ちゃんのことを、悪く思わないであげて……?」ナデナデ

神風「……!」ポロポロ

漣「………」

ショタ提督「……ダメ、かな?」ナデナデ

漣「……ズルいです。そんな風に、優しい顔を向けられて……温かい手で、撫でられたら……!」

漣「提督はもちろん、神風ちゃんのことも……許して、あげたく……なっちゃうじゃないですか……!」

漣(抑え込んでいた気持ちが、また……膨れ上がっちゃうじゃないですか……っ!)

ショタ提督「……ありがとう、漣ちゃん」ナデナデ

漣「ん……」

漣(あぁ、これが惚れた弱みって奴なのかな……)

漣「……神風ちゃん。アンタがしたことは、まだ納得がいかないけど……提督に免じて、許すことにする」

神風「……漣ちゃん」

漣「その代わり……絶対、元気な赤ちゃんを産んでよ……!でないと、提督が悲しむから……!」

神風「……うん、分かったわ。何が何でも、元気な子を産んでみせる……!」

漣「そして……」クルッ

ショタ提督「……?」

漣「提督も……約束通り、長生きして下さいよ……?」

漣(あまりにも早く、死んじゃったら……私、どうなっちゃうか……分かりませんから……)

ショタ提督「……うんっ」

ショタ提督(約束したからには……絶対、子供の顔を見なきゃ……それまで、死ぬ訳にはいかない……!)


741 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:18:05.95T5SWWZev0 (10/47)

――2ヶ月後・病院


看護師「ほら、ここが動いているでしょう?これがお子様の心臓ですよ?」

神風「わぁ……!」

ショタ提督「凄い……!」

神風「あの、性別は分かりますか……?」

看護師「そうですね。パッと見ると、左の子が男の子で、右の子が女の子でしょうか?あくまでもエコーで見た予想ですけどね」

看護師「ですが私、今までお子様の性別当てを外したことが無いんです!」フンス

ショタ提督「あはあっ、そうなんですか?なら信頼出来ますね!」

神風(初めての子供が双子……出産は大変そうだけど、嬉しい……!)

看護師「そろそろつわりが起き始める頃ですので、神風さん本人はもちろん、旦那さんも奥さんを気にかけてあげて下さいね?」

ショタ提督「はい。もちろんで……あ、れ……?」フラッ

ショタ提督(何だか、頭が真っ白になって……体に力が、入らなくて……)バタッ

神風「えっ……し、司令……官……?」

看護師「よ、48周目提督さん!?大丈夫ですか!?」

ショタ提督「………」

看護師「た、大変!こちら超音波検査室!男性の方が突然倒れました!はい、至急応援を……」

神風「司令官!しっかりして!司令官っ!」

ショタ提督「う、ぅ……」


742 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:19:28.06T5SWWZev0 (11/47)

――


医者「……落ち着いて聞いて下さい」

ショタ提督「………」

神風「………」

医者「48周目提督さんの身体は、既に限界が近づいてきています」

ショタ提督「限界……」

神風「あの、それって……」

医者「……後数ヶ月。長くても半年……症状が悪化すれば、更に短くなる可能性もあります」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そう、か……もう、そんな状況にまで……)

神風「そん、な……」

医者「48周目提督さん。ここからは入院による治療をお勧めします。少しでも生存率を高める為には、常に治療出来る環境に身を……」

ショタ提督「……分かりました。お願いします」

神風「……!」

ショタ提督「僕は、後もう少しだけ……生きないといけないんです。神風ちゃんとの子供を見るまで……死ぬ訳には、いかないんです……!」

医者「……了解しました。それでは早速入院手続きの方を……」

ショタ提督「……神風ちゃん、大丈夫だよ……絶対に、生き延びてみせるから……ね?」ニコッ…

神風「司令、官……」

神風(本当は、凄く怖いはずなのに……私の為に、気丈に振る舞ってくれて……消えてしまいそうな、けれど優しい笑顔を向けてくれて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(これ以上、神風ちゃんや漣ちゃん達を悲しませたくない……!何が何でも、生きてみせる……!)


743 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:20:49.82T5SWWZev0 (12/47)

――数ヶ月後・病室


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(あれから僕は入院し、その間にどんどん体が弱っていって……同時に神風ちゃんも、妊娠でお腹が膨らみ始めて……)

コンコンコン

ショタ提督「あっ……はい、どうぞ」スッ…

漣「失礼します。提督、調子はどうですか?」

ショタ提督「漣ちゃん……うん、今日は良い方かな」

漣「なら良かったです!ではいつも通り……行きましょうか!」

ショタ提督「……うんっ」

ショタ提督(僕はもう、誰かの助け無しでは……まともに出歩くことすら出来なくなってしまった)

漣「はい、じゃあ抱き上げますよ?よいしょ~っと!」グイッ

ショタ提督(今はこうして、漣ちゃんに協力してもらいながら……車椅子に乗らないと、外出さえままならない)

漣「本当に軽いですよね~。いくら私が艦娘だとしても、ここまで楽々持ち上げることが出来ちゃうと……」グッ…!

漣(車椅子を押すにしても、あまり力をかけずに済む……それだけ、提督が痩せちゃったから……)

ショタ提督「あはは……でも、本当にありがとう。そしてごめ……」

漣「だから謝罪はいらないって言ったじゃないですか!私が自ら神風ちゃんの代わりに提督を助けるって名乗り出たんですから!」

ショタ提督「……うん」

漣(神風ちゃんが妊娠で動けない以上、誰かが提督を励ましてあげないといけない。誰かが代わりに傍で助けてあげないといけない……)

漣(だったら、私がやるしか無いでしょ……!神風ちゃんのことはどうでも良いけど、好きになっちゃった人のことを……放っておける訳、無いじゃん……!)

漣「………」

漣(提督、お願いだから死なないで下さい……私、まだ……貴方の傍に、いたいんですから……貴方と、過ごしていたいんですから……っ!)


744 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:22:21.44T5SWWZev0 (13/47)

――神風の病室


コンコンコン

神風「はい、どうぞ」

漣「ちわ~っす」

ショタ提督「神風ちゃん……」

神風「司令官。それに漣ちゃん……今日も来てくれたの?」

ショタ提督「もちろんだよ。むしろ、ごめんね……?本当は僕が色々神風ちゃんをサポートしたいのに……」

神風「気にしないで。むしろ司令官こそ安静にしていてね?頑張って元気な子を産んで、司令官に見せたいから……!」

ショタ提督「……ありがとう」

漣「そうだよ!こっちだって心配してるんだから!」

神風「漣ちゃん……」

漣「あ、勘違いしないで。神風ちゃんの為じゃなくて、提督が悲しい顔をするのが嫌なだけだから」

ショタ提督「え、えっと……」

神風「……うん、分かってるから」ニコッ

漣(その笑顔は絶対分かってない。本当に神風ちゃんのことなんて気にも留めてないのに)

ショタ提督「………」

ショタ提督(漣ちゃん、僕の為にありがとう。そして神風ちゃん……傍で支えてあげられなくて、本当にごめんね……!)

ショタ提督(神風ちゃんはいつだって、僕のことを傍で支えてくれていたのに……!)

ショタ提督(だから、せめて……生きるから。絶対、子供の顔を見るから……僕、頑張るから……!)


745 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:25:11.71T5SWWZev0 (14/47)

――数ヶ月後・分娩室前


神風『ふんっ……うあぁぁっ!んぐぅっ……!』

ショタ提督「……っ」ドキドキ

漣「………」

漣(神風ちゃんが陣痛を起こしてからもう5時間……これが安産なのか、難産なのかは分からないけど……)

漣(少なくとも、今も神風ちゃんが死ぬ気で頑張っていることだけは分かる)

漣「………」チラッ

ショタ提督「……っ」ドキドキ

ショタ提督(神風ちゃん……うぅっ、僕がもし健康なら、傍で手を握っていてあげられたのに……)

ショタ提督(そんなことさえ出来ない自分が、本当に嫌になる……!ここから、祈ることしか出来ないなんて……)

漣「……何不安そうな顔してるんですか、提督」

ショタ提督「あ……」

漣「神風ちゃんなら大丈夫ですよ。だって、病気で苦しむ提督を無視して我儘を押し通した強者ですから!」

漣「出産だって、きっと……いえ、必ず成功させるはずです!だから提督……ソワソワする気持ちは分かりますけど、信じてあげましょう」

漣「無事に出産を終えて、自分に可愛い子供を見せてくれるって……!」

ショタ提督「……漣ちゃん」

ショタ提督(こんな時まで、僕を励ましてくれて……神風ちゃんだけじゃない。僕は本当に、皆に助けてもらいながら……)

漣「……っ」ドキドキ

漣(本当は……私も、心臓が壊れそうになってしまうほど……不安に、押し潰されそうで……)ドキドキ

漣(でも、ただでさえ緊張している提督がいるのに……私まで弱音を吐いてしまったら、それこそ提督を一層苦しめちゃうから……っ!)ドキドキ


746 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:27:41.40T5SWWZev0 (15/47)

『……おぎゃっ!おぎゃあっ!』

ショタ提督「あ……っ!」

漣「……!」

ショタ提督(この声って……!)

助産師「48周目提督さん!無事生まれましたよ!」ガチャ

ショタ提督「ほ、本当ですか!?」

漣(……良かった、本当に……!)

助産師「えぇ!さぁ、早く奥さんとお子さんに会ってあげて下さい!」

ショタ提督「分かりました!」

漣「……行きましょう、提督!」グッ

ショタ提督「うんっ……!」

神風「はぁっ、はぁっ……」

ショタ提督「神風ちゃんっ……!」

神風「あ……司令、官……漣、ちゃん……」

息子「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」

娘「あぁっ!うえぇんっ!」

漣「この子達が……提督と、神風ちゃんの……」

漣(……提督の血を受け継いだ子供、か)マジマジ

ショタ提督「……!」

神風「……えぇ。あの時、看護師さんが言ってくれた通り……双子の、男の子と女の子だったよ……!」

ショタ提督「……っ!」ギュッ

神風「あっ……」

ショタ提督「ありがとう……!無事、産んでくれて……ありがとうっ……!」ジワッ

神風「……ふふっ。司令官も、子供達と同じで……泣き虫、なんだから……」ナデナデ

ショタ提督「だって、だってぇっ……!」ポロポロ


747 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:29:53.51T5SWWZev0 (16/47)

神風「それよりも、司令官……子供達を、抱いてあげて……?」

ショタ提督「あ……」ポロポロ

息子「おぎゃっ!ほぎゃーっ!」

娘「うわぁぁんっ!びゃぁぁんっ!」

ショタ提督「……うん。じゃあ、えっと……こう、かな……?」スッ…

ショタ提督(あっ……温かくて、柔らかい……そっか。本当に……生まれたんだ……!)ポロポロ

ショタ提督「……よしよし。よく頑張ったね……?僕が2人のお父さんだよ……?」ナデナデ

息子「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」

娘「びええええっ!」

漣(男の子はどことなく提督に似ていて、女の子は神風ちゃん似……かな?)

ショタ提督「……2人共、凄く……可愛いなぁ……僕、親馬鹿になっちゃいそうだよ……」ポロポロ

漣「……そういえば、名前はどうするんですか?」

神風「それは……もう、考えてあるの……ね?」

ショタ提督「うんっ……男女の双子はもちろん、2人共男の子だったり、女の子だった時の名前もね……!」ポロポロ

















ショタ提督「息子の名前は……僕の名前から取って、1周目父。娘の名前は……神風ちゃんの名前から取って、かみかぜ……」ポロポロ

1周目父(0)「うわああああんっ!」

かみかぜ(0)「うえええええんっ!」

















漣「1周目父に、かみかぜですか……良い名前だと思います」

神風「ふふっ……でしょ?」

ショタ提督「えへへ……1周目父、かみかぜ……生まれてきてくれて、ありがとう……!」ナデナデ

ショタ提督(どうか……僕より、長生きしてね……?絶対に……僕が生きた時より、長い人生を歩んでね……?)ポロポロ

1周目父「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」

かみかぜ「うええええんっ!」

神風「……っ」ジワッ

神風(良かった……司令官に、子供の顔を見せることが出来て……!)ウルウル


748 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:30:56.24T5SWWZev0 (17/47)































神風「だけど……私が感じていた、そんなささやかな幸せは……突然、終わりを告げることになった――」
































749 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:32:46.10T5SWWZev0 (18/47)

――1週間後・集中治療室


ガチャッ!

神風「はぁっ、はぁっ……!」

ショタ提督「………」ピッ…ピッ…

神風「……ぁ」

神風(後1日で退院するはず……そう思っていたら、司令官が危篤だと告げられて……)

ショタ提督「………」ピッ…ピッ…

神風「……せ、先生!司令官は……?」

医者「……最善を尽くしましたが、もう……今夜が山です」

神風「そん、な……!」

ショタ提督「………」ピッ…ピッ…

神風「司令官……ねぇ、司令官ってば……」ギュッ

ショタ提督「……神、風……ちゃ……」

神風「っ!?そう、私よ!神風よ!分かる!?」

ショタ提督「あ……」コクリ…

神風「どうして……長生きしてくれるって、言ったじゃない……!」ジワッ

ショタ提督「………」

神風「頑張って、生き抜くって……約束、してくれたじゃない……!」ポロポロ

ショタ提督「……ご、め……ん……ね……」

神風「うぁ……っ」ポロポロ

神風(もう、意識が朦朧としていて……まともに話すことさえ、出来なくなっているだなんて……!)ポロポロ


750 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:35:04.09T5SWWZev0 (19/47)

ガチャッ!

神風「……!」ポロポロ

父母「提督ッ!!」

先輩提督「48周目提督ッ!!」

ショタ提督「あ……」

神風「お義父さん、お義母さん……それに、先輩提督さんも……」ポロポロ

父「提督、俺達が分かるか!?」

ショタ提督「……父、さ……ん……母……さ、ん……」

母「あぁっ……提督……っ!」ジワッ

先輩提督「48周目提督……」

ショタ提督「せ、ん……ぱ、い……」

神風「ほら、司令官のご両親や、先輩提督さんも来てくれたわ!それに……」ポロポロ

1周目父「すぅ……すぅ……」

かみかぜ「んぅ……」

神風「1周目父とかみかぜもここに……!」ポロポロ

ショタ提督「ん……」ナデ…

神風「分かるでしょ?1週間前、貴方が泣いて喜んでくれた……私達2人の子供よ……!」ポロポロ

ショタ提督「……ん」ナデ…ナデ…

1周目父「んふぅ……」

かみかぜ「ふぁ……」


751 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:36:19.71T5SWWZev0 (20/47)

ショタ提督「……と、う……さん……母、さ……ん……」

父「っ、な、何だ!?」

母「えぇ、私達はここにいるわ!」

ショタ提督「今、まで……育てて、くれ……て……本当に、あり……がと、う……!」

父「当たり前じゃないか!お前は大事な……息子、だから……!」ジワッ

母「そうよ……!子供を可愛がるのは、親として……当然、でしょ……?」ジワッ

ショタ提督「………」ニコ…

父「っく……うぐっ……!」ポロポロ

母「ぐすっ、えうっ……提、督ぅ……!」ポロポロ

ショタ提督「……先、輩……」

先輩提督「……あぁ」

ショタ提督「僕の、分……まで……頑張って、くれ……ます、か……?海の、平和……守って、くれ……ま、す……か……?」

先輩提督「……分かった、約束する。お前が成し遂げられなかった分は……俺が、絶対に……やり切って、みせる……!」ジワッ

先輩提督「絶対に元帥まで上り詰めて……日本海軍を、しっかり支えてみせるからな……!」ポロポロ

ショタ提督「………」ニコ…

先輩提督「うっ……うぅっ……!」ポロポロ

ショタ提督「……神風、ちゃん」

神風「あ……」ポロポロ


752 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:38:55.14T5SWWZev0 (21/47)

ショタ提督「……もっと、長生き……した、かったんだ……けど、な……」

神風「……っ」ポロポロ

ショタ提督「ごめ、ん……ね……?こ、んな……ことに、なっ……ちゃっ、て……」

神風「……司令官」ポロポロ

ショタ提督「今、まで……本当、に……あり、がと……う……僕、お世、話に……なりっ、ぱなし……で……」

神風「そんな!むしろ私達の方こそ、司令官にいつもお世話になって……!」ポロポロ

ショタ提督「……子、供……」

神風「あっ……う、うん……」ポロポロ

ショタ提督「……えへ、へ……やっぱ、り……か、わ、いい…………」ナデ…

1周目父「すぅ……」

かみかぜ「んにゅ……」

ショタ提督「2人、には……強く、て、逞し……くて……そ、れで……優、しい……子に、なって……欲し、い……な……」

神風「……約束する。私が絶対、2人を……強くて、逞しくて、司令官のように優しい子に……育ててみせるから……!」ポロポロ

ショタ提督「……あ、り……がと、う……」

神風「うん……うんっ……!」ポロポロ

ショタ提督「……ん」ナデ…

神風「あ……」ポロポロ

ショタ提督「……神、風……ちゃん……」

神風「何……?」ポロポロ


753 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:39:46.85T5SWWZev0 (22/47)


























「今、まで、も……そ、して……こ、れ、か……ら……も……愛、し……て…………る………………よ………………………………」



























754 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:41:04.22T5SWWZev0 (23/47)

ショタ提督「………」

神風「……司令、官……?」ポロポロ

ピーッ…!

神風「あ……っ」ポロポロ

ショタ提督「」

医者「……10時39分、ご臨終です」

神風「――ッ!!」

父「……うあああああああああっ!」ポロポロ

母「嫌……嫌ぁっ!提督っ!提督うううううううううっ!」ポロポロ

先輩提督「畜生……畜生ッ……!」ポロポロ

神風「………」スッ…

ショタ提督「」

神風(冷たい……じゃあ、司令官は……本当に……)ポロポロ

神風「……うぐっ、うぅっ……!」ポロポロ

神風(……分かってた。いずれこの時が来ることは……分かってた……けどっ……!)ポロポロ

神風(どうして……まだ、子供達は幼いのよ……?これから、父親の背中を見て育つところなのよ……?)ポロポロ

神風(それなのに、司令官……貴方が先に死んじゃったら……!)ポロポロ

神風「……っ!」フルフル

神風(いや……ここで悲しんでいたら、司令官を困らせちゃう……!)グシグシ

神風(だって、司令官は……私が悲しまないよう、寂しい思いをしないよう……こうして、子供を残してくれた……)チラッ

1周目父「ん……」

かみかぜ「みゅ……」

神風「……っ」

神風(この悲しみを引きずってはいけない……でないと、司令官が悲しんじゃうから……!)


755 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:42:16.32T5SWWZev0 (24/47)

――数日後・48周目鎮守府


神風「これは……取っておこう。こっちは……流石に捨てるしかないか」

神風(お葬式も終えて、病院から遺品を受け取って……自宅はご両親がやってくれているから、鎮守府の遺品整理は私が……)

神風(もちろん子育てもしっかりやっているけど、今だけは……漣ちゃんが代わってくれている)

神風(本当なら朝風達に頼もうと思ったんだけど……漣ちゃんが『私にやらせて!お願いだから!』って、必死にせがんで来たから……)

ガサッ…

神風「……?」スッ

神風(これは……エンディングノート?もしかして、司令官が……)

神風「………」

神風(読んで、良いのかな……でも、こういうのって……遺書の代わりに残すと聞いたことがあるし……)

神風「………」ペラリ…


ショタ提督『皆がこの本を読んでいる時、僕はきっと……既に亡くなっていると思います』

ショタ提督『ですが、少しでも皆との思い出や、僕が生きて来た証を残そうと思い……このノートを書くことにしました』

ショタ提督『つまり黒歴史ノート作成ですね分かります……えっと、フレーズってこういう使い方で良いのかな?』


神風「……!」

神風(司令官直筆の、メッセージ……?)


ショタ提督『堅苦しいことは抜きにして、ここからは僕が皆と過ごした時に感じた気持ちを書いていこうと思います』

ショタ提督『大体堅苦しいことは遺書に書くべきだろ常考……漣ちゃんから教えてもらったフレーズって、難しいね。あはは……』

ショタ提督『やっぱり、僕なりに書きやすい書き方でいこうと思います。あっ、でも、所々にフレーズを挟んじゃったりして』


756 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:42:57.32T5SWWZev0 (25/47)

神風「………」ペラッ…


ショタ提督『天城さんが作ってくれた、折り紙の観覧車や水槽……貰った時、本当に凄く嬉しかったなぁ』

ショタ提督『僕の為に作ってくれて……僕のことを、気にかけてくれていて……』

ショタ提督『今でも大切に飾っています。眺めているだけでも楽しいから……あ、もちろん時々取り出して遊んでるよ?』

ショタ提督『それに、素麺を食べようとした時に持って来てくれた薬味、凄く美味しかったよ。出来ればまた食べたいなぁ』


神風「………」

神風(紙の水槽……あの時、天城さんが持って来たあれね。私も驚いたっけ……)

神風「………」ペラッ…


ショタ提督『癌になってから初めて風邪をひいた時、神通さんに看病してもらったんだけど……恥ずかしかったなぁ』

ショタ提督『まさか、あ~んでお粥を食べさせてもらうなんて……うぅ、書いていたら思い出してきちゃった……』

ショタ提督『でも、お陰ですぐに治っちゃった。改めて、ありがとう神通さん』


神風「………」

神風(そんなことがあったんだ。知らなかったわ……)

神風「………」ペラッ…


757 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:43:43.82T5SWWZev0 (26/47)

ショタ提督『漣ちゃんには、さっきも言ったけど色々なフレーズを教えてもらったんだよね』

ショタ提督『お陰でノートの内容が少し明るくなりそう。㌧クス!えっと、ありがとうって意味だよね?』

ショタ提督『他にも、僕が食べ切れなかった濃厚ギトギト激辛激甘ごちゃ混ぜラーメンを、代わりに食べてくれたこともあったよね?』

ショタ提督『あの時は本当にごめんなさい。それ以来、同じラーメンは二度と頼んでないんだ……』

ショタ提督『それだけじゃない。僕が1人で悩んでいる時、胸を貸してくれて……ありがとう』

ショタ提督『あの時、自分の死が怖くなっちゃって……だけど、励ましてもらったお陰で……元気が出たんだ』


神風「………」

神風(漣ちゃんの内容は、他の人と比べて多いみたい。それだけ色々な思い出があったのかな……)

神風(でも、私についてのことが全然書かれてない……どうして……)ペラッ


ショタ提督『そして……皆と過ごした中で、1番長い時間を過ごした……神風ちゃん』


神風「あっ……!」


ショタ提督『神風ちゃんには、本当にお世話になったっけ……感謝と同時に、申し訳無い気持ちで一杯だよ』

ショタ提督『マッサージをしてくれたことがあったよね?正直、かなり痛かったけど……後で体の調子が良くなったんだ!』

ショタ提督『他にも、僕が吐血しちゃった時や咳き込んだ時……大急ぎでお医者さんを呼んでくれたよね?』

ショタ提督『もしもあの時、神風ちゃんの助けが無かったら……僕の寿命は、もっと短くなっていたかもしれない』

ショタ提督『でも、神風ちゃんのお陰で……身体的にも、精神的にも救われたんだ。ありがとう、神風ちゃん』

ショタ提督『あっ、大浴場を流れるプールにして欲しいって提案してくれた時も、凄く嬉しかったんだ』

ショタ提督『体力が無くなっていく僕の為に、そこまで考えてくれてたんだって……そう思うと、心の中が温かくなって……』

ショタ提督『浴場で神風ちゃん達と一緒に泳いだ時も……少しの間だけ、病気のことを忘れて……童心に戻ることが出来たんだ』


神風「……司令官」

神風(もうっ、不安にさせないでよ……でも、良かった……私のことも、ちゃんと書いてくれて……)

神風「……あれ?」ガサッ

神風(これ、手紙……?それも、私宛……いや、正確には、私や子供達宛……)ガサガサ…


758 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:44:25.53T5SWWZev0 (27/47)

ショタ提督『神風ちゃん・1周目父・かみかぜへ』

ショタ提督『この手紙は、1周目父とかみかぜが生まれてから書きました』

ショタ提督『神風ちゃんに、最後に伝えたいことを……全部、書きたかったからです』

ショタ提督『そして、将来大きく育つであろう1周目父とかみかぜに……僕からのメッセージを残したかったからです』

ショタ提督『今、神風ちゃんが読んでくれている……読んでくれていると信じるね?この手紙の他に、後2枚の手紙があるんだけどね?』

ショタ提督『その手紙は、それぞれ……子供達が10歳になった時、そして……20歳になった時に、渡して欲しいんだ』

ショタ提督『ごめんね?こんなややこしい頼み事をお願いしちゃって……本当に、迷惑かけてばかりだよね、僕』


神風「………」

神風(そんなこと、無いのに……)


ショタ提督『……神風ちゃん。僕のことを好きになってくれて、ありがとう。僕と結婚してくれて……ありがとう』

ショタ提督『僕も、ずっと鎮守府で過ごしている内に……頼りがいがあって、面倒見が良くて……とても優しい神風ちゃんに、惹かれちゃいました』


神風「………」


ショタ提督『どんな時でも、隣で励ましてくれて……どんなに辛くても、傍で支えてくれて……』

ショタ提督『神風ちゃんがいなかったら、僕はここまで生きることは出来なかったと思います』

ショタ提督『それに、可愛い子供を2人も産んでくれて……もう、言葉では言い表せないほど感謝しています』

ショタ提督『頑張って生まれてきてくれた1周目父とかみかぜ、そして……頑張って産んでくれた、神風ちゃん』

ショタ提督『3人共、僕にとって……命よりも大切な、かけがえのない宝物です』


神風「……っ」ウルッ


759 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:45:33.43T5SWWZev0 (28/47)

ショタ提督『神風ちゃんと一緒に生きられなくて、ごめんなさい。神風ちゃんを残して旅立ってしまって……ごめんなさい』

ショタ提督『1周目父、かみかぜ……父親らしいことをしてあげられないまま、先に死んじゃって……ごめんなさい』

ショタ提督『子育てを手伝ってあげられなくて、ごめんなさい。一緒に、子供の成長を喜び合うことが出来なくて……ごめんなさい』


神風「う、ぁ……」ジワッ


ショタ提督『でも、これだけは言わせて下さい。僕は……神風ちゃんのことが大好きです』

ショタ提督『例え、先に死んでしまっても……僕の気持ちが変わることはありません』

ショタ提督『死んでしまったら、どうなるか分からないけど……僕は絶対に、神風ちゃんのことを想い続けます』

ショタ提督『それだけじゃない。1周目父とかみかぜのことも……見守っています。ずっと、ずっと……』


神風「ぐすっ……ひぐっ……!」ポロポロ


ショタ提督『神風ちゃん、1周目父、かみかぜ……』

ショタ提督『どうか、長い人生をしっかり歩んで……僕より沢山沢山、生きて下さい』

ショタ提督『1周目父、かみかぜ……いずれ、2人の思い出話を……一杯、い~っぱい、聞かせてね?』

ショタ提督『そして……神風ちゃん。どうか……2人のことを、よろしくお願いします』

ショタ提督『僕は、世界で1番……3人のことを、愛しています。いつまでも、いつまでも……愛し続けているからね……!』


神風「うぅっ……うあぁぁっ……!司令官……しれぇかぁんっ……!」ポロポロ

神風(私も……愛してる……!例え、先に死んじゃっても……旅立って、しまっても……!)ポロポロ

神風(この気持ちは……絶対に、変わらないから……!私だって、ずっと……ずっとずっと、ずっとぉ……っ!)ポロポロ

神風(司令官のことを……愛してる、からぁ……っ!だから、約束するっ……!1周目父と、かみかぜを……立派に育て上げて……!)ポロポロ

神風(いずれ、貴方の元に……行くから……!そして、長い長いお土産話を……聞かせて、あげるからね……っ!)ポロポロ

神風「うぐぅっ……うわああああああああんっ!ぐしゅっ、ひぐぅっ……うわああああああああああんっ!」ポロポロ


760 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:47:20.66T5SWWZev0 (29/47)

――――――――――

――――――

―――

司令官からの手紙を読んだ日から、私は子育てに一層時間を割くようになった。

艦娘としての活動は、しばらく育児休業という形で休ませてもらった。

この時期に親としての愛を注げるかどうかで、子供の大まかな性格が決まると言っても過言じゃないもの。


1周目父(2)「うええええええええええええんっ!」

神風「はいはい、ミルクでちゅよ~?」スッ

1周目父「んむっ……んくっ、んくっ……」

漣「神風ちゃーん!かみかぜちゃんのおしめ取り替えたよー!」

かみかぜ(2)「あぶあぶ……♪」

神風「あっ、はーい!」


子育てに必要な費用はもちろん私が全額負担しようと考えていたけれど、朝風達が自分達の給料を出し合って援助してくれた。

それだけじゃない。漣ちゃんまで、私の子育てに協力を惜しまないと言ってくれた。理由を聞いたら……


漣『提督の子供なんだよ?協力しない理由なんて無い!』


と、力強く答えてくれた。本当に、朝風達や漣ちゃんには今後足を向けて眠れないわね。

そして、新しく着任した“提督”も……私の育児に強力してくれると言ってくれた。

司令官が生前、元帥と相談して色々な手続きを進めてくれていたらしい。自分の死後、私達に迷惑がかからないようにって……

お陰で司令官が亡くなってから、僅か半月で新しい“提督”がこの鎮守府にやって来た。

その“提督”も良い人で、私達艦娘のことを第一に考えてくれる人だった。ほとんどの皆は彼を信頼しているけれど……

司令官と特に仲が良かった漣ちゃん、神通さん、天城さんは……どこか一歩引いた距離で彼と接している。

もちろん私もその1人。だって、私が心の底から愛しているのは……司令官だけだもの。


761 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:50:05.29T5SWWZev0 (30/47)

それから数年が経ち、今年も司令官の命日がやって来た。私は1周目父とかみかぜを連れて、毎年通っている……あの墓地へ向かう。


――墓地(※22周目提督の両親や35周目提督の妻が埋葬された場所と同じ)


神風「………」

1周目父(5)「………」

かみかぜ(5)「………」

神風(司令官……1周目父とかみかぜは、今年も元気に成長してくれました。貴方が見守ってくれているお陰ね)


線香をあげ、両手を合わせ、目を閉じて……今年あった出来事を、心の中で司令官に報告していく。

1周目父が幼稚園で私の似顔絵を描いてくれたこと、かみかぜがお手伝いをしてくれるようになったこと、先輩提督さんがまた出世したこと……

本当は、何時間かけても話し切れないことが沢山あるけれど……一生懸命、記憶を整理して……上手くまとめて伝える。


神風「……ん、もう良いよ」

1周目父「……このお墓の下に、お父さんがいるんだよね?」

神風「うん。今でも、1周目父やかみかぜのことを見守ってくれているのよ?」

かみかぜ「そうなの?でも、分かんない……」

神風「目には見えなくても、きっと……近くにいるはず」

神風(そうでしょ?司令官……)


――うん、もちろんだよ。ずっと、見てるからね?


神風「………」

神風(……空耳、かな。今、懐かしい声が聞こえたような……)

1周目父かみかぜ「……お母さん?」

神風「……ううん、何でもないよ」ナデナデ

1周目父かみかぜ「んっ……♪」


762 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:51:12.92T5SWWZev0 (31/47)

私は結局、解体しないまま現役の艦娘として最前線で活動し続けている。理由はもちろん、子供達の育児費用を稼ぐ為。

だから司令官が初めて来た日から、私の容姿は一切変わっていない。もちろん、ずっとこのままでいるつもりは無い。

1周目父とかみかぜが1人前になって、私から自立していって……そこから老後の生活資金が溜まってから、“提督”に解体申請しようと考えている。

それまでは2児の母として、しっかり頑張らないといけない。ただ、私1人の力だけじゃない。


1周目父(10)「見て見てー!絵の具で描いたお母さんや漣お姉ちゃんの似顔絵!」ペラッ

漣「おぉっ!上手いねー!特に私なんて凄く似てる!」

かみかぜ(10)「私も描いたの!ほらっ!」ペラッ

朝風「わぁ~!私達の絵じゃない!よく描けてるわね~!」

神風「………」ニコッ

神風(司令官も、これだけ元気な2人を見たら……喜んでくれるよね?)


朝風達に、漣ちゃん……私が出撃で帰るのが遅い時は、朝風達や漣ちゃんが1周目父とかみかぜの面倒を見てくれている。

もちろん私が非番の時は、つきっきりで子供達の面倒を見ている。そのお陰で、2人は元気にのびのびと育ってくれている。

やがて、更に月日が経ち……先輩提督さんが、ついに元帥にまで上り詰めた。

あの人も、司令官と交わした約束を覚えていて……その為に、必死に努力したんだと思う。この前、一緒にお食事に行った時……


先輩提督改め元帥(45)「……これでワシは、48周目提督との約束を……守ることが出来たのだろうか」

神風「……はい。きっと、司令官も……喜んでくれていると思います」

元帥「だと良いんだが……」

元帥(見ているか、48周目提督……ワシは、約束通り……お前の代わりに、成し遂げてみせたぞ……!)

神風「ところで、どうしておじさん臭い話し方にしたんですか?」

元帥「……新任だからと、周りに舐められない為だな。その為だけに髭も伸ばした」

神風「ふふっ、なるほど……」


目を少し潤ませながら、司令官に約束を果たしたと……力強く言っていたもの。

そういえば、しばらくしてから……先輩提督さん、『あいつと同じ炎を瞳に宿した少年と出会った』と言っていたっけ。

司令官と同じ目ということは……その子もきっと、司令官と同じように……優しい子なのかな。


763 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:52:11.66T5SWWZev0 (32/47)

それからも艦娘と子育てを両立しつつ、時には朝風達や漣ちゃんに助けてもらいながら……司令官が亡くなって、20年程の月日が流れた。

1周目父もかみかぜも、すっかり大きくなっちゃって……私や漣ちゃん達を見て育ったからか、2人共海軍の道を進むと言い出した時はびっくりしちゃった。

ただ、最初から憲兵志望だったかみかぜはともかく……1周目父は司令官ほどの才能には恵まれなかったのか、提督にはなれなかった。

それでも諦めず海軍所属の仕事に就いたと聞いた時は……才能には恵まれなくても血は争えないのかなって、思わず笑っちゃった。

そんな1周目父も、仕事場で素敵な人と巡り合って……職場恋愛の果てに結婚した。かみかぜは『兄さんもう結婚したの!?』と言って驚いてたなぁ。

ただ、早かったのは結婚だけじゃなくて……なんと1年目に妊娠!この時はかみかぜだけじゃなく、私や朝風達、漣ちゃんも唖然としてたっけ。

そして、私にとって……司令官の死や子供達の誕生と同じくらい、絶対に忘れられない日がやって来た。


『うぅっ……!あっ、くぁっ……!』

『頑張れ、1周目母……!僕はここにいるからな……っ!』

神風「………」ドキドキ

神風(懐かしいなぁ……20年前は、私が出産する側だったのに……今度は私が待つ側だなんて……)ドキドキ

『……おぎゃあっ!おぎゃあっ!』

神風「……っ!」

『おめでとうございます!元気な男の子ですよ!』

神風(男の子……私の、孫……!)

看護師「……神風さん!息子さん夫婦とお孫さんに、会いに行ってあげて下さい!」ガチャ

神風「あっ……は、はいっ!」タタタッ

1周目父(20)「ありがとう、1周目母……本当に、ありがとう……!」ポロポロ

1周目母(20)「はぁっ、はぁっ……もうっ、1周目父君は……泣き虫、なんだから……」

1周目父「だって……!」ポロポロ

神風「1周目父!1周目母(はは)さん!」タタタッ

1周目父「あっ、母さん……!」ポロポロ

1周目母「神風ちゃ……じゃなくて、お義母さん……!」


764 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:53:23.31T5SWWZev0 (33/47)

神風「お疲れ様!初めての出産、大変だったでしょ?」

1周目母「は、はい……!でも、頑張った甲斐がありました……!」

1周目父「あぁ!1周目母が頑張ってくれたお陰で……こんなに元気な男の子が生まれてくれたんだ!」

神風「あ……」














1周目提督(0)「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」














神風「………」

一目見て、私は感じた。この子は……私の、初めての孫は……私にとって、1番愛している……

神風「……っ」ジワッ

1周目父「か、母さん……?」ポロポロ

神風「ぐすっ……ご、ごめんなさい……その、あまりにも、嬉しくって……!」ポロポロ

1周目母「……親子だね」クスッ

1周目父「う、うるさいなぁ……!」グシグシ

司令官の、面影を感じた。初めて見たはずなのに、懐かしい感じがして……!

どことなく、顔も似ていて……直感で分かった。この子は将来、敏腕な提督になるって……!

1周目母「……1周目父君。その子を、お義母さんに……抱かせてあげて……?」

1周目父「……あぁ。ほら、母さん……僕達の子供で、母さんにとっての……初孫だよ」

神風「……うんっ」ポロポロ

1周目提督「うえぇぇんっ!うえぇぇんっ!」

神風「ふふっ……初めまして。貴方のおばあちゃんだよ……?って、どう見てもお姉ちゃんにしか見えないと思うけど……」ナデナデ

1周目父(解体してないから、見た目が昔のまま止まってるもんな……)ポロポロ

神風「……この子の名前は?」ポロポロ

1周目父「それならもう決めてるんだ。僕と1周目母の名前を使って、1周目提督……どう?」

神風「1周目提督……うん、凄く良い名前だと思う……!」ポロポロ

神風「生まれてきてくれて、本当にありがとう……1周目提督……っ!」ポロポロ

1周目提督「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」


765 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:55:44.77T5SWWZev0 (34/47)

それから私は孫を……1周目提督を思う存分可愛がった。1周目父やかみかぜとはまた違った、言葉では言い表せない可愛さがあるもの。


神風「ジャーンケーン……」

1周目提督(2)「じゃーんけーん……」

神風「ポンッ!」

1周目提督「ぽんっ!」

神風「あらら、負けちゃった!1周目提督は強いね~!」ナデナデ

1周目提督「えへへぇ♪」

神風(あぁ、可愛い……♪それに、赤ちゃんの時よりも司令官の面影が強くなってきたような……♪)ナデナデ

ショタ提督「ん~♪」

かみかぜ(22)「本当に可愛い……兄さん!この子、私が貰っても良い?」ナデナデ

神風「ダメよ!私が貰うんだから!」

1周目父「どっちも却下に決まってるじゃないか!」

神風かみかぜ「え~?1周目父(兄さん)のケチ~」

1周目父「親子揃ってハモるなよ……可愛いのは否定しないけど」

1周目父(それにしても、1周目提督は教えたことを何でも吸収しちゃうんだよな……もしかすると、本当に僕のお爺さんの才能が……?)


1周目提督は私の予想通り、司令官の才能を見事に受け継いでいて……提督に関する知識をみるみる内に身に付けていった。

それを見た1周目父は、自分では叶えられなかった提督になることを……代わりに1周目提督に実現してもらおうと考えたみたい。

1周目母さんも大賛成で、それからは英才教育が始まった。もちろん、教育と言っても無理はさせてはいない。と言うより、無茶なことは私がさせないもの!

それから1周目提督はメキメキと実力をつけて、特別学校も首席で一発合格。あの時は私もかみかぜも驚いたっけ……

ただ、この頃から1周目父と1周目母さんの仕事が急激に忙しくなって……会いに行きたいのに中々仕事を休めない日々が続いた。

もちろん、1周目提督に寂しい思いをさせる訳にはいかないから、代わりに私やかみかぜが暇を見つけては会いに行ってあげた。

その甲斐あって、1周目提督は真っ直ぐ良い子に育ってくれた。私も海軍所属だから、1周目父と1周目母さんの忙しさは十分に理解している。

けれど、せめてもう少しくらいは会いに行ってあげて欲しかったかな。1周目提督、寂しくてたまにベッドで泣いていたらしいもの。


766 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:56:40.59T5SWWZev0 (35/47)

――――――――――

――――――

―――

それから更に10年程の月日が流れて……1周目提督も10歳になった。この前会った時は『沢山のお友達が出来たんだ~!』と言って喜んでたっけ。

1周目提督が鎮守府に着任してからも、定期的に様子を見に行っている。だって、可愛い孫の顔を見られるのよ?行かない理由が無いじゃない!

でも、それだけじゃない。私がお腹を痛めて産んだ……1周目父とかみかぜのことも、しっかり気にかけているわ。

司令官が残してくれた、私の大事な宝物だもの。目に淹れても痛くないほど愛している子供だもの。大切にしないはずが無い。

そして今日は司令官の命日。毎年やっているように、司令官に会って……去年起こった出来事を話してから、子供達の様子を見に行かないとね。


――墓地


神風「………」パシャッパシャッ

神風(このお墓、いつ見ても綺麗……もしかして、誰かがかなりの頻度でお掃除しに来てくれているのかしら……)

神風「………」

神風(司令官……お元気ですか?私は貴方が見守ってくれているお陰で、去年も何事も無く過ごすことが出来ました)

神風(1周目父もかみかぜも、立派に大きくなって……孫の1周目提督も、すっかり提督として活躍していて……)

神風(貴方が鎮守府に植えた苗木も、今ではすっかり大木に成長しちゃって……うちの鎮守府の名所になっちゃいました)

神風(あっ、そうそう。前に話した、先輩提督さんが貴方と同じ目をしていた男の子っていうのは……)

「……先客がいたか」

神風「あっ……先輩提督さん」

元帥(60)「先輩提督、か……ワシをその名で呼ぶ人間は、もはや君1人となってしまったのぅ」

神風「ふふっ。それにしても、お爺さん口調がすっかり板につきましたね」

元帥「まぁな。この地位についてからも、あいつとの約束を忘れたことは無い。今までの努力を水の泡にせんよう、必死に食らいついた結果じゃ」

神風「……きっと、今の言葉を聞いて……司令官も、喜んでくれていると思います」

元帥「だと良いんじゃがのぅ……」


767 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:57:59.50T5SWWZev0 (36/47)

神風「………」

元帥「………」

神風「……もう、40年経つんですね」

元帥「あぁ。ワシらが初めて、あいつと……48周目提督と出会ったあの日から、な……」

元帥「もし、あいつが生きておったら……今頃、君と共に孫を見てメロメロになっていたじゃろうに……」

元帥「いや、先に子供達の成長振りに感動するのが先じゃな。あいつが嬉し涙を流す姿が目に浮かぶわい」

神風「ふふっ、確かに……衰えないものですね。思い出というものは」

元帥「そう、じゃな……あいつとの思い出があるお陰で、ワシはここまでやって来られた。こうして、元帥として海軍を引っ張って来ることが出来ている」

元帥(……本当なら、ワシではなく……あいつが、この立場にいたかもしれないというのに)

元帥(ワシでは無く、本当に優秀なあいつこそが……この立場に相応しかったのに。どうして先に……)

元帥「……っ」グッ…

元帥(いや、だからこそワシは……あいつの無念を晴らす為に、努力に努力を重ねてここまで成り上がった)

元帥(他ならぬ、あいつとの約束を守る為……あいつを、安心させる為……!)

元帥「……あの時の言葉は、ワシへの……激励という名の、最後のプレゼントだったのかもしれぬな」

神風「先輩提督さん……」

元帥「………」

元帥(なぁ、48周目提督……ワシはもう、今年で60歳じゃ。油断すると、いつポックリ逝ってしまうか分からん……)

元帥(無論、ワシもそう簡単に死ぬつもりは無いが……もしかすると、ワシとお前が再会出来る日も、そう遠い未来では無いかもしれんな……)

元帥(……もう少しだけ、待っていてくれ。いずれ、また……あの世で会おうじゃないか)

元帥(その時は、ワシが歩んだ長い人生を……オールナイトで聞かせてやろう。話し終えるまで、寝かさぬからな……?)


――あははっ……うん、是非聞かせてね。


元帥「………」

元帥(毎年、報告を終える度に……懐かしい声が聞こえる。とうとう耳がボケてしまったのかのぅ……)

神風「………」

神風(先輩提督さん……もしかして、貴方も……)


768 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 18:59:24.97T5SWWZev0 (37/47)

神風「……さて、と」スクッ

元帥「おや、もう行くのか?」

神風「はい。私はもう、伝えたいことは伝えきりました。これからは息子達の様子を見に行こうと思いまして」

元帥「あぁ、1周目父やかみかぜか。最近は仕事も一段落ついたようじゃし、顔を出してやると喜ぶじゃろうな」

神風「えぇ。では、また……」

元帥「……またな、神風」

神風「………」スタスタ…


元帥と別れの挨拶を交わし、次に向かう場所へ足を運ぶ。と言っても、ここからそう遠くは無い。

私の娘、かみかぜが働く駐屯地は……1周目提督が活動している1周目鎮守府や、この墓地から徒歩で十分辿り着ける距離だもの。

だからこそ、会いたいと思った時はいつでも会いに行くことが出来る。もちろん、仕事の邪魔をしないよう、時間帯には配慮して。


――駐屯地


神風「こんにちは、ショタ憲兵君」

ショタ憲兵「あっ、神風ちゃん。えっと、どの鎮守府から?」

神風「ふふっ、48周目鎮守府よ」

ショタ憲兵「……なるほど。すみません、神風“さん”。見た目ではどうしても、他の鎮守府の神風ちゃんと見分けがつかないものでして……」

神風「ううん。こればかりは仕方ないもの。それで、娘は……」

ショタ憲兵「かみかぜ先輩なら、今ちょうど休憩中です。良ければお呼びしましょうか?」

神風「えぇ。お願い出来るかな?」

ショタ憲兵「もちろんです!すぐお連れしますね!」タッタッタ…

神風(相変わらず初めて会った時から見た目が変わってないわね、あの子……私も人のことは言えないけど)


769 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:00:48.95T5SWWZev0 (38/47)

かみかぜ(30)「お母ひゃん、ろうひたの?ショタ憲兵君が呼んでるってひっへはけど……」

神風「うん。ちょっと近くを通りかかったから……どうしたの?話し方が変よ?」

かみかぜ「実は、お茶で火傷ひひゃっへ……」

神風「なるほど……もう、慌てて飲むからよ」

かみかぜ「うぅ……」

かみかぜ(さっき、29周目鎮守府へ視察に行った時に出して貰ったお茶があまりに熱くて……29周目提督さん、大丈夫かな……?)


10年前に“女憲兵”として活動を始めたかみかぜ。司令官の遺伝子が微妙に働いているせいか、もう三十路なのに見た目は20代にしか見えない。

就職してあっという間に結婚した1周目父と違って、未だ独り身なのよね。もちろん、結婚するかしないかは個人の自由だし、私は特にうるさく言うつもりは無いけど。

本人も『1周目提督君みたいな可愛い子供は欲しいけど、好きな人っていうのが中々出来なくて……それに今は仕事が恋人だから!』と言っていたし、あまり気にしていないのかな。


かみかぜ「……それで、お母さんがここに来たのって……お父さんの命日だから?」

神風「……覚えていてくれたの?」

かみかぜ「当たり前じゃない。お母さんってば、毎年かかさず連絡してくるもの」クスッ

神風「あれ?そうだったかな……」

かみかぜ(……無意識だったんだ)

かみかぜ「大丈夫。お仕事を終えたら、ちゃんとお墓へお参りに行くから」ニコッ

神風「……ありがとう、かみかぜ」

かみかぜ「ううん。だって、私や兄さんがここにいるのは……お母さんはもちろん、お父さんのお陰だもの」

神風(……司令官。私達の娘は、凄く良い子に育ってくれたわ)


770 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:01:49.77T5SWWZev0 (39/47)

神風「それじゃ……」スクッ

かみかぜ「あれ?もう帰るの?」

神風「えぇ。今日はしばらく振りに顔を見たかったのと、お参りのことを言いに来ただけだから。次は1周目父の所に行かないと」

かみかぜ「そうなんだ。またね、お母さん。兄さんによろしく伝えといて」

神風「うん。またね、かみかぜ。いくらお仕事が好きでも、無理だけはしちゃダメよ?」スタスタ…

かみかぜ「分かってるってば~」

神風(かみかぜは元気そうで良かった。まぁ、ここは余程の緊急事態にならない限り激務になることは無いし……)


次に向かうのは、1周目父と1周目母さんが働いている場所。だけどここから少し遠いから、電車に乗らないといけないのがネックかな。

でも、今日は大切な日だから……それに1周目父とは、私もあまり会えていないから……こんな日くらい、ちゃんと顔を合わせて……


1周目父「ひぃ~……」

1周目母「はぁ~……」

神風「……?」

神風(あれは……1周目父?それに1周目母も……ふふっ、こんな偶然ってあるのね)クスッ

神風「……1周目父、それに1周目母さん」

1周目父母「え?うおっ(きゃっ)、母さん(お義母さん)!?どうしてここに!?」

神風「それはこっちの台詞よ。私はかみかぜに用があってここに来てたんだけど、貴方達は?」

1周目父「いや、僕達もちょうど駐屯地に届ける物があったから……」

1周目母「たまたま休憩時間だった私達に、向こうへ至急持って行って欲しいと頼まれちゃいまして……」

神風「……なるほど。相変わらず忙しそうね」


771 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:02:30.47T5SWWZev0 (40/47)

海軍関係の仕事に就いた1周目父。そして彼と結婚し、夫婦で同じ仕事をしている1周目母さん。

2人が配属された職場は最近、本当に忙しい状況が続いていて……未だに自宅へ帰れない日々が続いているらしい。

普通なら労働基準法違反だから、早く辞めなさいと言うところだけど……幸か不幸か、2人にとってはやりがいのある仕事で……

それでいて、夫婦で仕事しているものだから……忙しいということさえ除けば、それほど不満は無いみたい。

少なくとも、2人の口から聞いた言葉だから嘘だとは思わないけど……ここまで働き詰めで、本当に大丈夫かしら?


神風「……貴方達、少しは休んでる?」

1周目父「何とかな。職場に泊まり込む日々だけど、一応6時間睡眠は確保してる」

1周目母「1周目父君の言う通りです。かなり忙しいですけど、何とか過労死するほどでは無いので……」

1周目父母「ただ、1周目提督に会ってあげられないのが1番ネックだけど(ですけど)……」ズーン

神風「はぁ……私や朝風達、漣ちゃんがいて良かったわ。でないと実質ネグレクトだもの」

1周目父「本当にごめん……だけど、流石に母さん達が近くにいないなら、転職してでも1周目提督の傍にいたさ!」

1周目母「はい。それは自信を持って言えます!」

神風「なら良いけど……1周目提督、普段は明るく振る舞ってるけど、時々寂しくて泣いてることもあるのよ?だから出来るだけ顔を出してあげてね?」

1周目父母「うぅ……ごめんなさい」


2人は1周目提督のことを愛しているし、可愛がろうとする意志はある。だからこそ私達は、2人の代わりに1周目提督の傍にいてあげることが多かった。

これがもし本気で育児放棄しようものなら、その時は引っぱたいたり説教してでも改心させるつもりだったけどね。流石にその心配は杞憂だったけど。


772 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:03:24.81T5SWWZev0 (41/47)

神風「ところで1周目父。今日が何の日かは覚えてる?」

1周目父「……もちろんだよ。父さんの命日でしょ?」

1周目母「はい。1周目父君、毎年この日になるとお義父さんの話をするので……」

神風「それなら良いの。無理にとは言わないけど、出来ればお参りに行ってあげてね?司令官……お父さんも喜ぶと思うから」

1周目父「うん。今日はちょうどここに用事があったし、帰りに寄って行くよ」

1周目母「あ、私も一緒に行くね?ちゃんと挨拶しておかないと……1周目父君だって、私の両親にいつもしっかり挨拶してくれるから」ニコッ

1周目父「……ありがとう、1周目母」

神風「………」

神風(……司令官。私達の息子は、ちょっと仕事漬けで大変なことになってるけど……やっぱり、良い子に育ってくれたわ)

神風「それじゃ1周目父、くれぐれも無理しちゃダメよ?1周目母さんも、しっかり休息を取ってね?」

1周目父「あはは……善処するよ」

1周目母「はい、ありがとうございます」ペコッ

神風「ん、じゃあまたね?」スタスタ

1周目父「うん。またな、母さん」

1周目母「それではまた……!」


これで子供達にはもちろん、先輩提督さんにも会うことが出来た。1周目父の職場に向かう分の時間が余ったわね。さて、どうしようかな……

いや、迷うまでも無いわね。ここから近くて、暇さえあれば私が顔を出している場所があるじゃない!私にとって、司令官や子供達に負けないくらい大事な子がいる……!


773 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:04:38.60T5SWWZev0 (42/47)

――1周目鎮守府


神風「こんにちは~!」

鈴谷(1周目)「……神風ちゃん?」

1周目提督(10)「あれ?神風お姉ちゃん?さっき遠征に……あっ、そっか!おばあちゃんだー!」ダキッ

神風「ふふっ。今日も元気一杯ね、1周目提督」ナデナデ

1周目提督「うんっ!えへへ~♪」スリスリ

鈴谷「あぁっ、そうだった!ごめんなさい神風さん!ちゃん付けで呼んでしまって……!」

神風「気にしないで。実際に分かりづらいのは仕方ないもの。私もたまに誰がどの鎮守府の人か分からなくなるし……」


私にとっての初孫、1周目提督。目に入れても痛くない程に可愛い、孫の男の子。

司令官の血をしっかり受け継いで……抜群の手腕で、かつての司令官のように皆を引っ張って行く……頼もしい子。

2年くらい前から、司令官と瓜二つの顔つきになって……面影があるどころか、司令官の生き写しとしか思えない子。

出来ることなら、司令官にこの子の微笑みと敏腕振りを見せてあげたかったな……いや、もしかすると、今も傍で見守っていてくれているのかな。


鈴谷「今日も遊びに来てくれたんですか?」

神風「えぇ。そのつもりだけど……1周目提督」

1周目提督「なぁに?」

神風「今日が何の日か……覚えてる?」

1周目提督「うんっ!おじいちゃんのお墓参りに行く日だよね!」

神風「正解!よく出来ました!」ナデナデ

1周目提督「んふぅ~♪」


774 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:05:44.69T5SWWZev0 (43/47)

神風「ふふっ……毎年、ちゃんと覚えていてくれたんだ」

鈴谷「えっと、お墓参りって……?」

神風「あ、鈴谷さんにはまだ話していなかったわね。今日は私の夫……1周目提督にとっての、祖父が亡くなった日なの」

鈴谷「……!」

神風「末期癌でね。余命1年と言われて……それでも、私と結婚してくれて……子供という宝物まで残してくれた……」

神風「今でも、ずっと……私が愛している人。ひと時も忘れたことが無い、最愛の人……」

鈴谷「……そう、だったんですか」

神風「……ごめんなさい。暗い話をしてしまって」

鈴谷「いえ、そんな……!」

1周目提督「おばあちゃんが言うにはね?僕のことは、おじいちゃんが見守ってくれてるんだって!」

鈴谷「……おじいちゃんが?」

1周目提督「うんっ!だから僕ね、会ったことが無いけど……おじいちゃんのこと、大好きなんだ!」

1周目提督「おじいちゃんがいてくれたから、お父さんがいる。かみかぜおばちゃんがいる!そして……僕がいる!」

1周目提督「だから……僕は、鈴谷お姉ちゃんと出会うことが出来たんだって!」ダキッ

鈴谷「提督……///」

神風「ふふっ……鈴谷さん。1周目提督のこと、大切にしてあげて下さいね?」

鈴谷「もちろんですよ!私だって提督のこと、大好きですから!何があっても守ってみせます!」

1周目提督「鈴谷お姉ちゃん……!」パァッ

神風「………」クスッ

神風(司令官……安心して下さい。貴方の血は、孫の1周目提督にしっかり受け継がれています。それだけでなく、凄く良い子に育ってくれました)


775 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:06:32.04T5SWWZev0 (44/47)


























(これからも……1周目父やかみかぜ、1周目提督を……そして、私のことを……見守っていて下さいね……?)


――もちろんだよ。ずっと、愛しているからね……神風ちゃん。



























776 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:07:31.30T5SWWZev0 (45/47)

――墓地


漣「………」パシャッパシャッ

漣(提督……貴方が死んでしまった30年前から、私の時間は……止まっています)

漣(最後に提督が残してくれた宝物……1周目父君とかみかぜちゃんを見て、私はこの子達を神風ちゃんと共に育てようと決めました)

漣(だって、大好きな人が旅立ってしまった私には……その2人しか、提督を感じることが出来る存在が残っていなかったから)

漣(神風ちゃんの育児に協力して、時には私が母親代わりとしてお世話して……我が子同然のように育てました)

漣「………」

漣(そうして、2人は成長して……巣立っていきました。そして……私は、絶望しました)

漣(提督の存在を感じられる人が……自分の傍から、いなくなってしまったから……)

漣(そのまま、空っぽになった心で敵と戦う日々を過ごしていると……1周目父君夫婦が、子供を産んでくれました)

漣(当然、私は神風ちゃんに頼み込んで……その子、1周目提督君のお世話を手伝わさせてもらいました)

漣(また、提督を感じられる存在が傍にいる……そう考えると、私は失っていた生き甲斐を得ることが出来たんです)

漣(しかも1周目提督君は、運命であるかのように……成長すればするほど、まるで提督の生まれ変わりのようにそっくりとなっていく)

漣(死んだはずの提督が目の前に現れてくれたかのような衝撃を受けました。神風ちゃんがゾッコンになるのも無理はありません)

漣「………」スッ…

漣(私も、1周目提督君に……提督を、貴方を……重ねていましたから)

漣「……っ!」ガシッ!

漣(でも、ね……?その子だって、成長していく訳ですよ……そして、私の元から……去って行くんです……)

漣(私に生き甲斐を与えてくれた……提督を感じられた存在が、また……目の前から、消えて行くんです……)

漣「……提督。私は……これから先、どうやって生きていけば良いんでしょうか……?」ググッ…

漣「答えて下さいよ……この下に、眠っているんでしょう……?だったら、今すぐ起きて……」

漣「もう一度、私に……元気な姿を、見せて下さいよ……!神風ちゃんのように、私のことも……愛して下さいよ……」

漣「毎日……毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日、こうして……お墓に来ているんですよ……?」

漣「お願いですから……もう一度、あの穏やかで、優しくて……懐かしい声を、聞かせて下さいよ……」ハイライトオフ

漣「………」


777 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:09:50.68T5SWWZev0 (46/47)

漣「……何て、ね」

漣(こんな馬鹿なことをしたって……無意味なことくらい、分かってる……)

漣(結局、私は……提督の死を、未だに受け入れることが出来ていないだけなんだ……)

漣(だからこうして、神風ちゃんが産んだ子供……“提督の遺伝子を受け継いだ”子供に依存して……)

漣(その次は、“提督の遺伝子と姿を受け継いだ”孫に依存して……)

漣(成長していくにつれて、提督と見間違えるほどに似ていく様子を見て……ますます、その子に提督の姿を重ねてしまって……)

漣「……あはっ、あはははっ……」ジワッ

漣(私、馬鹿だなぁ……30年前、神風ちゃんよりも先に……自分の我儘を押し通していたら……)ポロポロ

漣(私が、提督に愛してもらって……こんな、惨めな日々を送らずに済んだかもしれないのに……)ポロポロ

漣(空っぽの心で、ただただ敵と戦うだけの日々を……過ごさずに、済んだかもしれないのに……)ポロポロ

漣「くふっ……あははっ……」ポロポロ

漣(何だか、笑えちゃう……30年経っても、何の進歩も無い私が情けなさ過ぎて……笑えてきちゃう……)ポロポロ

漣(いつまでも、好きだった人の死を引きずり続けて……それを乗り越える努力すら放棄して……)ポロポロ

漣(……ふふっ。今の私って、きっと……光が無くなった目で、涙をボロボロ流す……生きる屍みたいに、成り果ててるんだろうな……)ポロポロ

漣「………」ポロポロ

漣(……でも、別にそれでも良い。今更、乗り越えることなんて……不可能だから……)ポロポロ

漣(30年間、ただただ退化し続けた私に……救いなんて、あるはずが無いもんね……)ポロポロ

漣(姉さん達も心配してくれてるけど、皆は良いよね……新しい提督を、信頼してるんだもの……)ポロポロ

漣(私は40年前からずぅ~~~~~~~~~~~~~~っと、心から信頼しているのは……提督ただ1人だけ、だから……)ポロポロ














(……提督。また明日、来ますね……今の私には、もう……このお墓しか、縋れる存在がありませんから……)














神風 GOOD END


778 ◆0I2Ir6M9cc2019/08/15(木) 19:10:39.06T5SWWZev0 (47/47)

怒涛の伏線回収……と言う名の後付け設定のオンパレードとなってしまいました。
まさかここまで長くなってしまうとは……提督の生死をどうするかは悩みましたが、最終的にこのような形となりました。

提督を死亡させる展開、そして提督とヒロインの孫が1周目提督という設定は構想途中で決まりました。
最初は2周目提督の父親という設定にしようかとも思いましたが、2周目の設定を読み直して無理そうだと考え断念しました。
そして1周目の設定を見直していると、偶然にも両親が作中で全く登場していなかった為、そのまま48周目に合わせて設定を組み立てていきました。
今回は展開が展開ですので、お気に召さない内容でしたら申し訳ございません。特に漣ファンの皆様、本当にごめんなさい。

オープニングはまだまだ時間がかかりそうです……もうしばらくお時間をいただけると幸いです。


779以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/15(木) 19:16:42.76yeDjc24E0 (1/1)

乙でした
失恋は勿論悲しいけど
結ばれたのが一人だけだからこそこの結末に綺麗につながったと考えると何とも言えない気分になる


780以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/15(木) 19:26:18.58UVdmnbNio (1/1)

おつ
必然の失恋、というのはあんまりだけどそのやうに決まっていたと言われても納得いく、よく繋げた


781以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/15(木) 19:41:50.487JipTp9GO (1/1)

おつおつ
いつも住民が投げた設定をここまでのクオリティに仕上げる>>1ほんと凄いわ
ってか神風おばあちゃんが1週目提督に今週提督を重ねて我慢出来ず逆レする近親相姦エロ小ネタとか
病んだ漣が今週提督を諦め切れず似てる1週目提督を襲うNTR小ネタとか
神風とか漣が今週提督の死に耐えられず後を追う鬱小ネタ君とか今週だけで妄想が捗るな(ゲス顔)


782以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/15(木) 21:58:00.36TRydVsHA0 (1/1)

乙です
採用された安価がエピローグで出てきたせいで感情移入しまくりですよ畜生

この漣は何とかして外伝とかで幸せにしてあげたい
48週目でトップレベルに頑張ってヒロインとしても最後まで存在感見せてくれて
失恋の結果があったからこそこうした素晴らしいエンディングになったんだろうけど

うん、救われてくれないと可哀想すぎるよ……


783以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/08/16(金) 01:10:33.47z+kW8vr00 (1/1)

>>781
孫との近親相姦・・・某野球バラエティーかな?
冗談はさておきずっと前に「ショタ提督とヒロインの子供主人公にしたら面白そう」って誰か言ってたけど孫とはいえ実現するとはな
しかもその孫がこのスレ最初の主人公なのも感慨深い