1 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:50:21.33kDXsMymA0 (1/9)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1559659821



2 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:51:34.51kDXsMymA0 (2/9)

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422605769/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」鈴谷「その2♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423328344/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」朝潮「その3です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424020032/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鶴「その4!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424941947/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」島風「その5だよ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425654691/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」如月「その6♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426169857/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」川内「その7!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426944703/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」球磨「その8クマ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427730734/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」間宮「その9です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428746777/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」多摩「その10にゃ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429547143/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」榛名「その11です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430823836/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」白露「その12!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432282465/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」浜風「その13です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433770380/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」曙「その14!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435504865/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」衣笠「その15♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437665162/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」龍驤「その16や!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440082227/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」伊401「その17!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445175707/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449994217/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」秋月「その19です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452778265/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455092615/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458467515/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」天津風「その22!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462545598/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」磯風「その23だ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466169972/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」北上「その24だね」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469871357/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」妙高「その25です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472915106/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」春雨「その26です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477148904/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」響「その27だよ」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481986283/


3 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:52:27.05kDXsMymA0 (3/9)

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」葛城「その28!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488208324/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」雷「その29よ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492952563/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リットリオ「その30です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505053897/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」五月雨「その31です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521566862/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鳳「その32!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535367799/

※SS速報VIPが開けなかった時期に↓のスレで、復旧後に↑のスレで進行していました。

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鳳「32……出張版?」【安価・コンマ】
http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1536744110/l10

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/


4 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:53:27.72kDXsMymA0 (4/9)

★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END

★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END

★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END

★4周目:虐待を受けた少年
川内

呂500
扶桑

川内END

★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END

★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END

★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END

★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END

★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END


5 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:54:04.82kDXsMymA0 (5/9)

★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END

★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END

★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END

★14周目:捻くれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END

★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END

★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END

★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END

★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND

★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END


6 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:54:30.86kDXsMymA0 (6/9)

★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END

★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END

★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END

★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END

★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END

★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END

★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END

★29周目:フリーター&浪人し続けた弟想いの25歳
U-511
ビスマルク
長門
加賀

長門END

★30周目:平行世界へ自由に移動出来る少年
ポーラ

ヴェールヌイ
アイオワ

ヴェールヌイEND


7 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:55:21.20kDXsMymA0 (7/9)

★31周目:深海棲艦が派遣した子供スパイ
鬼怒
ローマ
名取
阿賀野

阿賀野・鬼怒END

★32周目:艦娘達の幼馴染20歳
親潮
比叡
三隈
朝雲

三隈END

★33周目:深海棲艦の心臓を移植した少年
ビスマルク
山雲
利根
グラーフ・ツェッペリン

山雲END

★34周目:無口で引っ込み思案な人見知り
摩耶
ウォースパイト

加賀

朧END

★35周目:妻を亡くした寡男24歳
大井
ビスマルク
木曾
望月

大井END

★36周目:前世の記憶を持つ中身は50歳の転生者25歳
Z3
朝雲
大和
夕立

大和END

★37周目:やたらポジティブな馬鹿少年
天龍
風雲
加賀
山風

山風END

★38周目:何でもこなすけどマッチョに憧れる同性愛者21歳
神通
皐月
木曾
卯月

皐月END

★39周目:先祖代々伝わる少年忍者
加賀
夕立
秋雲
朝雲

朝雲・夕立END

★40周目:艦娘達の記憶の化身
龍田
木曾
文月
ビスマルク

ビスマルク・木曾END


8 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:56:45.61kDXsMymA0 (8/9)

★41周目:料理の天才20歳
三日月
松輪
卯月
神風

松輪END

★42周目:ギャグ補正が強すぎるトラブルメーカー
狭霧
羽黒
速吸


潮・羽黒END

★43周目:心を閉ざした艦娘達の救世主
加賀
愛宕
由良
コマンダン・テスト

愛宕・加賀END

★44周目:自我や感情を得たアンドロイド
鹿島
あきつ丸
夕雲
伊400

鹿島END

★45周目:表は気弱で引っ込み思案、裏は気性が荒い二重人格持ち
浜波
巻雲
天霧
隼鷹

巻雲END

★46周目:部屋に引きこもりがちで他人と話すのは苦手だけど母性があって常に女装している男の娘
鳥海
那智
名取
武蔵

那智END

★47周目:嬶天下の嫁に苦しんでいる2児の父26歳
浜波
霧島
伊168
春風

※現在、浜波END確定


9 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/04(火) 23:58:02.61kDXsMymA0 (9/9)

システムについて
※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


※R-18安価・信頼度に関わる安価について

R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価の場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

★前後の展開と比べてあまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は安価下とさせていただきます。

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬・中旬・下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りは基本的にNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


★※小ネタ安価について

★★本編終了後や本編開始前に小ネタ安価を取ることがあります。採用条件等は基本的に以下の通りですが、場合によってはこちらで追加条件を指定することがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

★また、似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とし、残りは安価下とさせていただきます。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

尚、エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレにて投下いたします。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。


10 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/05(水) 00:00:07.54bn6A3Mtv0 (1/2)

http://ss.vip2ch.com/jmp/1422605769

読者の方々がWikiを作成して下さいました。
こちらもご参照下さい。


11 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/05(水) 00:01:07.03bn6A3Mtv0 (2/2)

前スレを使い切り次第、こちらにて進行する予定です。


12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:11:56.68r/2iD7A6O (1/1)

前スレが末尾0の自演で荒れまくってるな。しかも変な奴が連投してスレ埋めたし
叩かれるようなこと書いて図星突かれたのがよっぽど悔しかったのかね


13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:29:33.56xsYbS2S20 (1/1)

自分のことは完全に棚に上げているリアル糞嫁の末尾Oがさっそく降臨していて草


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:40:12.74rv9vdyrnO (1/1)

よっしゃもっと荒れろ荒れろ


15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:45:21.80XHZvybh7O (1/1)

せや!どさくさに紛れて荒らしたろ!


16以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:52:08.34g289JAoAO (1/1)

>>13
ブーメラン刺さってんぞ
お前のせいで荒れたんだろうがゴミ野郎


17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:53:10.382ElqYfnWO (1/1)

>>16
ええぞええぞ
その調子でこのスレ荒らして潰すんやで


18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 15:58:17.29hluwXaDz0 (1/1)

>>16
ブーメランブーメランwww


19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 16:00:38.03Ld594f4mO (1/1)

煽りカスと煽り耐性0の煽り合いいいゾ~これ
この調子で>>1000まで埋めてくれや


20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 16:03:28.784ch3nu4rO (1/1)

んほお~末尾Oと末尾0の二刀流でID変えながらスレ荒らすのたまんねえ~


21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 16:04:55.46xmeoq806O (1/1)

うんち!


22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 17:56:09.0309BpGtQA0 (1/1)

わざわざ飛行機ポチポチしながら発狂とはどこまでも小物
こいつと嫁を照らし合わせて続き読むのが今から楽しみやね


23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 18:10:18.15noAJEqEW0 (1/1)

末尾Oの自演バレバレっぷりはまだしもニワカっぷりと底の浅さがやべーな
これはそのうち両親に刺殺されても仕方ない


24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 18:17:41.70IJEF3OwP0 (1/1)

子供部屋おじさんの喧嘩ほど見苦しいものはないな早く熊沢英一郎みたく親に刺殺されろ


25以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 20:03:27.076qC9bkUqO (1/1)

ほらほらもっと荒らせ荒らせ


26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/05(水) 23:59:59.36xGYX41b8O (1/1)

夏休みはまだ先なのになんでこんな荒れてるんですかねえ
もしもしの俺が言える立場じゃないがどっちの自演も露骨すぎ


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 00:09:57.758fO4zx+S0 (1/1)

とりあえず前スレ>>958は粘着されて当然の糞野郎だということは分かった


28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 00:21:04.38nd/8jNQ/O (1/1)

酷い話だよな
リアルで発狂して作中でも地獄に落とされて
そりゃ煽りカスにも目を付けられますわ


29以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 00:35:15.96g7IZhi1p0 (1/1)

不覚にも前スレ>>958くんが「糞嫁」を煽りに使ってるのを見て笑ってしまった
せっかくだから名取=NTR的な感じで前スレ>>958くんを糞嫁ちゃんと呼ぶことにしよう(提案)
嫁に感情移入してシンパシー感じてたみたいだし本望なんじゃないかな


30以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 07:14:01.78a5C0zW3wO (1/1)

ヘテロっち必死だねえ
普段暴言吐きまくって
自分に不都合が行きそうになると
火病が止まらなくなる典型的自己中


31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 07:25:18.18oYhlHnfA0 (1/2)

自覚なきゃここまでムキになって荒らさんからな
余程前スレから図星突かれて頭にきてたみたいだな
糞嫁ちゃんの同類多すぎて笑う


32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 07:41:22.42RtT/dwpMO (1/1)

粘着くんも粘着されてる馬鹿も
まとめて地獄行きだね(ニッコリ


33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 08:06:05.02p0bLkW5qO (1/1)

前スレ>>958が
粘着に刺し殺される展開はよ


34以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 12:28:18.99yKULjKos0 (1/1)

荒らしが多いわ


35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 13:08:53.50zU9jZyuwO (1/1)

>>30と>>31って前スレ>>958の二刀流自演じゃねーの?糞嫁ちゃんは>>958しかいねーじゃん
しかも覚えたての言葉を使いたがるところがいかにもクソガキっぽい
前スレでも平日の昼間から荒らしてたしクソガキかニートのどっちかだろうな


36以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 13:12:49.44oYhlHnfA0 (2/2)

ちょっと待って
思いっきり自分にブーメラン投げて刺さってる奴がいませんか


37以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 13:24:00.59eg3uFqGd0 (1/1)

……糞嫁を煽りに使ってるのって、このブーメラン自分の頭に刺さってる奴しかいなくね?


38以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/06(木) 14:33:23.4429Uk+BafO (1/1)

もう糞嫁をwikiの用語集に追加していいくらいだと思うんだがww
どの道キャラ紹介に追加されるだろうけど煽りとして利用されてるのは嫁しかいないしww


39 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:51:50.336S1nqKNg0 (1/41)

小ネタが完成しましたので、投下していきたいと思います。


40 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:53:16.196S1nqKNg0 (2/41)

『同一艦の集い』
※本編と同一世界です。


ある日……

いつもの喫茶店

春雨(1周目)「で、どうなの?18周目提督君とは上手くいってる?」

春雨(18周目)「えへへ……うんっ♪」

春雨(1)「そっか……いいなぁ、私も司令官ともっとお近づきになりたかったなぁ」

春雨(18)「1周目提督君のことだよね?でも、四六時中鈴谷さんと一緒にいるんだっけ?」

春雨(1)「そうなの!だから2人きりで遊びに行くこともままならなくて……」シュン

春雨(18)(1周目鎮守府の鈴谷さん、意外と独占心が強いんだね……)

春雨(13周目)「遅れちゃったぁ~……」シュパッ

春雨(18)「あ、13周目鎮守府の私!」

春雨(1)「テレポート能力があるのに随分遅かったね。何かあったの?」

春雨(13)「いや~、司令官に耳かきしてもらってたら……頭がトロトロになっちゃってぇ~……」ダラーン

春雨(1)「あー……」

春雨(18)「……と、とりあえず、床に倒れてるのはやめよう?不潔だから、ね?」

春雨(13)「え~?冷たくて気持ち良い~……」ダラーン

春雨(1)「うぅ……13周目鎮守府の皆は、どうしてこうもダメ人間なんだろう……」

春雨(18)「大体13周目提督君のせいだと思うけど……」

春雨(13)「そーゆー18周目鎮守府の私だって~……18周目提督君に頼んで、色々エッチなことしてるんでしょ~……?」

春雨(18)「ふえっ!?そ、そそそそそんなことは……あるかも///」

春雨(1)「え、えぇ……」

春雨(18)「ひ、引かないで!1周目鎮守府の私だって、1周目提督君におしっこ飲ませt」

春雨(1)「そ、それは小ネタ世界の話だよ!?///」


41 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:54:14.316S1nqKNg0 (3/41)

またある日……

秋月(12周目)「どう!?このコーディネート!どこからどう見ても美少女でしょ!?」つ写真 ズイッ

秋月(1周目)「まぁ、確かに可愛いけど……12周目提督君、嫌がってない?」

秋月(12)「いやいや、ちゃんと司令には許可を取ったよ?」

秋月(1)「と言いつつ、無理矢理認めさせたんじゃないの……?」ジトー

秋月(12)「………」メソラシ

秋月(1)「全く。最愛の人にそんなことしちゃダメでしょ?」

秋月(12)「だって可愛いもん」

秋月(1)「それでもダメ!」

秋月(12)「……もしかして、1周目提督君が私達の司令より可愛くないからって嫉妬してる?」ニヤッ

秋月(1)「……何ですって?」ピキッ

秋月(12)「だって~、1周目提督君も可愛いけど、私達の司令には到底叶わないしね」ニヤニヤ

秋月(1)「言ってくれるじゃない!だったらこれを見てよ!」つ写真 ズイッ

秋月(12)「……何これ?」

秋月(1)「司令がプールで遊んでた時に鈴谷さんが撮った写真!焼き写して貰ったの!どう?可愛いでしょ?」

秋月(12)「……うん、確かに可愛い。でも、やっぱり司令の魅力には勝てないかな?」ニヤッ

秋月(1)「まだ言う!?だったらもっと凄い写真だってあるんだから!」つ写真×大量 ドサーッ!

秋月(12)「こっちだって!」つ写真×大量 ドサーッ!

※この後滅茶苦茶写真を見せ合って提督自慢した


42 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:54:53.186S1nqKNg0 (4/41)

またまたある日……

足柄(1周目)「キーッ!鈴谷ちゃんの奴!提督を独り占めしちゃって~!」

足柄(28周目)「………」

足柄(1)「ちょっとは私に分けてくれたって良いじゃないの!ただでさえ良い男が見つからないってのに!」

足柄(28)「……まだそんなこと言ってるの?」

足柄(1)「当たり前じゃない!提督ほどの美少年、絶対に優良物件じゃない!何が何でもゲットしておきたかったのに!」

足柄(28)「……同じ足柄として恥ずかしいわ」

足柄(1)「……どういう意味?」

足柄(28)「私が最も大好きなのは、戦場での勝利を噛み締めることでしょ?男にそんなガツガツしちゃって、みっともないと思わない訳?」

足柄(1)「うるさいわね!人の勝手でしょ!?自分だって男の子に惚れて失恋……あっ」

足柄(28)「……っ」

足柄(1)「……ご、ごめんなさい。その……」

足柄(28)「……いや、私こそ……ごめんなさい」

足柄(1)「……まだ引きずってるの?」

足柄(28)「いや、もう乗り越えたつもり……それでも、たまに『自分が提督の隣に立っていたら』と想像しちゃうことはあるけどね……」

足柄(28)「だからこそ、出撃した時は思う存分暴れてるわ。この辛さを、勝利の喜びで上書きしようと思いながら……」

足柄(1)「………」

足柄(1)(……今日は奢ってあげよう。同じ私の好だし……うん)


43以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 00:55:18.20U+RpVuuYo (1/3)

うい


44 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:55:33.576S1nqKNg0 (5/41)

またまたまたある日……

五月雨(2周目)「じゃあ、20周目提督さんは……」

五月雨(20周目)「うん。完全ではないけど、徐々に女性不信を乗り越えていってる」

五月雨(16周目)「良かった……」

五月雨(20)「そっちはどんな感じ?」

五月雨(2)「え~っと……相変わらず朝潮ちゃんと瑞鶴さんに追い回されてるよ」

五月雨(16)「あ~……」

五月雨(20)「2周目提督さん、ご愁傷様……」

五月雨(2)(まぁ、提督は何だかんだで嫌がってはいないみたいだけど)

五月雨(2)「そっちは?」

五月雨(16)「嬉しそうに磯風ちゃんのご飯を食べてるよ。私達もその恩恵にあやかってるけど♪」

五月雨(2)「いいなぁ~」

五月雨(20)「うらやましいなぁ~」

五月雨(16)「それなら今度食べに来る?提督はもちろん、磯風ちゃんや比叡さんも歓迎してくれると思うから」ニコッ

五月雨(2)「本当に!?」

五月雨(20)「やったぁー!」

五月雨(16)「ふふっ♪」


45 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:56:09.536S1nqKNg0 (6/41)

またまたまたまたある日……

舞風(2周目)「……はぁ」

舞風(23周目)「………」

舞風(23)(な、何て声かけたら良いか分からない……)

舞風(15周目)「……だ、大丈夫?」

舞風(2)「……うん、もう乗り越えたから」

舞風(23)「そ、そっか!なら私とも楽しくお喋り出来r」

舞風(2)「うわああああああああああああああん!」ブワッ

舞風(23)「何でぇっ!?」

舞風(15)「あ~、その……23周目鎮守府の私は、23周目提督さんとお付き合いしてるから……」

舞風(2)「自分ばっかりズルいよおおおおおおおおっ!」ガシッ!

舞風(23)「ひゃうっ!?」

舞風(2)「私だって……私だって提督と……提督とぉっ……!それなのに……それなのに!23周目鎮守府の私だけ幸せになってえええええええっ!」グイグイ

舞風(23)「ゆ、ゆゆゆゆ揺らさないでででで!?」

舞風(15)「落ち着いて!八つ当たりは良くないよ!」ガシィッ!

舞風(2)「だって……だってぇ……!」

舞風(23)「あぅ……」クラクラ

舞風(2)「そりゃ乗り越えたとは言ったけど……こうして、余所で幸せになってる私を見せられたらぁ……自分が、惨めでぇ……うわああぁぁん……!」

舞風(15)「………」

舞風(15)(きっと、2周目提督さんと朝潮ちゃんと瑞鶴さんにイチャイチャを見せられて……色々、溜まってたんだろうなぁ……)


46 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:57:32.296S1nqKNg0 (7/41)

またまたまたまたまたある日……

名取(31周目)「………」汗ダラダラ

名取(31)(こ、こんにちは……31周目鎮守府所属の名取です。今日は、余所の鎮守府の私とこうしてお話しようと思ったんですけど……)ダラダラ

名取(3周目)「………」ブツブツ

名取(46周目)「うぇへへぇ……♪提督きゅん……♪///」クネクネ

名取(31)(い、一体どういう状況なんですかこれーーーーーーーー!?)ガビーン!

名取(31)「え、えっと……3周目鎮守府の私……?」

名取(3)「色仕掛け作戦は8周目提督さんの世界を見る限り禁じ手。となると残りは島風ちゃんと如月ちゃんを提督から引き離して……」ブツブツ

名取(31)「ヒィッ!?」

名取(31)(な、何だかこの私は怖いです!野獣みたいな眼光で怖いこと呟いてるよ!?3周目提督君、今すぐ逃げてええええええ!)

名取(31)「じゃ、じゃあ……46周目鎮守府の私は……」

名取(46)「ねぇねぇこれ見て!」つ写真 ズイッ

名取(31)「ふえっ!?な、何……これ……?」

名取(46)「何って提督きゅんに決まってるよぉ!ほらぁっ!この服見て!私がコーディネートしたの!どこからどう見ても絶世の美少女でしょ!?///」

名取(31)「え?あ、う、うん……凄く、可愛いけど……」

名取(46)「凄いなんて言葉じゃ言い表せないよ!那智さんと共同で考えに考え抜いたコーディネートなんだから!///」ハァハァ

名取(46)「あぁっ、出来ることなら那智さんとかいうガチ犯罪者なんて無視して今すぐ提督きゅんを食べちゃいたい……そして、そしてぇ……!///」ハァハァハァhァ

名取(46)「むっはあああああああああああああああああああああああああああっ!!///」鼻血ブッシュウウウウウッ!

名取(31)「きゃあああああああああああああああっ!?」ベチャッ

名取(3)「………」ベチャッ

名取(3)「……人が提督をモノにする計画を企てている時にナニしてくれてるの?舐めた真似するなら例え同一人物でも始末するよ?」ニッコリ

名取(46)「あへぇ……♪///」ビクンビクンッ

名取(3)「………」ブツブツ

名取(31)「………」ガクガク

名取(31)(お、同じ私とは思えない……!どうして……どうして、こんなおかしな性格に……!?)

名取(31)(もう嫌だあああああああああ!怖いよおおおおおおおおおお!誰か助けてえええええええええええっ!)


47 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:58:02.516S1nqKNg0 (8/41)

またまたまたまたまたまたある日……

朧(4周目)「………」

朧(34周目)「………」

朧(34)(本人は乗り越えたと言ってたけど……やっぱり、まだ気にして……)

朧(4)「……34周目鎮守府の私」

朧(34)「……うん」

朧(4)「34周目提督君とは、上手くいってる……?」

朧(34)「……もちろん。物静かだけど、優しくて……私にはもったいないくらいの良い子だよ」

朧(4)「そっか。良かった……そっちの私まで、こっちの私みたいな思いは……してほしくなかったから」

朧(34)「……!」

朧(4)「最初は、提督と川内さんが仲良さげにしているところを見るのも辛かったけど……今は、もう……応援出来るようになったしね」

朧(4)「だからこそ、貴女のことも……祝福出来る。尤も、貴女が34周目提督君と付き合うという話を聞いた時は、凄く複雑な気持ちだったけど」

朧(34)「………」

朧(4)「……34周目提督君を、大切にしてあげて?少なくとも、私みたいになっちゃ……ダメだからね?」

朧(34)「……うん、分かってる」

朧(34)(同じ私からの忠告……しっかり胸に刻んでおこう。私だって、4周目鎮守府の私のようになってしまう可能性があったから……)

朧(34)(自分が恵まれていることを自覚して、掴んだ幸せを……提督を、大事にしないと……!)


48 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:58:43.286S1nqKNg0 (9/41)

またまたまたまたまたまたまたある日……

扶桑(19周目)「ふふっ……♪///」ゾクゾク

扶桑(4周目)「……えっと」

扶桑(19)「あの感覚……忘れられないわぁ……///」

扶桑(4)「……な、何があったの?」

扶桑(19)「うふふ……提督にね?されちゃったの……///」

扶桑(4)「………」

扶桑(4)(この先は聞かない方が良い……私の第六感が告げてる……)

扶桑(19)「……刺激的絶命拳を///」ウットリ

扶桑(4)「し、刺激的……?」

扶桑(4)(あっ……!ここで疑問を口に出したら……!)

扶桑(19)「……分かりづらかったかしら?端的に言うとね?///」

扶桑(4)「や、やっぱり良いわ!言わなくても!」アセアセ

扶桑(19)「……浣ちょ」

扶桑(4)「だから言わないで!それ以上聞きたくないの!」

扶桑(19)「もうっ……同じ私なんだから、遠慮しなくても……///」

扶桑(4)「同じ私だからこそよ!お願いだからもう言わないで!」

扶桑(19)「あの時、提督の指が私の///」

扶桑(4)「やめてえええええええええええええええええええええええええええっ!」


49 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 00:59:25.906S1nqKNg0 (10/41)

またまたまたまたまたまたまたまたある日……

朝雲(6周目)「………」ズーン

朝雲(32周目)「………」ブツブツ

朝雲(39周目)「……ね、ねぇ。あっちの私達がお通夜状態なんだけど」

朝雲(36周目)「まぁ、あんな結果だと、ね……」

朝雲(6)「………」ジー

朝雲(32)「………」ジー

朝雲(39)(見られてる!露骨に見られてるっ!)

朝雲(36)(きっと、39周目鎮守府の私が妬まし……じゃなくて、羨ましいんだろうなぁ……)

朝雲(6)「……私は失恋」

朝雲(32)「私は出番無し……」

朝雲(39)「え、えっと……それは、あの……お気の毒に、と言いますか……」アセアセ

朝雲(6・32)「なのに……」ユラリ…

朝雲(32)「え?」

朝雲(36)(あ、これは不味そう。巻き添えを食わないように避難して……)ソーッ

朝雲(6・32)「自分だけ良い思いしてええええええええええっ!」ガバァッ!

朝雲(39)「ひゃああああああああああああっ!?」

朝雲(6)「司令と榛名さんがイチャついてるのを見て私が鬱になってる裏で!貴女は39周目提督君と甘い日常を過ごしてるんでしょ!?」ワシャワシャ

朝雲(32)「私なんて行動すら許されなかったのに!貴方はちゃっかり39周目提督君をモノにして!あぁ憎い!恨めしい!その幸せ、ちょっとは分けてよ!」グリグリ

朝雲(39)「や~め~てぇ~!髪の毛グシャグシャにしないで!あぁっ!?スカート降ろさないで!助けて36周目鎮守府の私ぃ~!?」ジタバタ

朝雲(36)「あ~……その、ご愁傷様」

朝雲(39)「薄情者ーーーーーーーーーーーーーー!」

朝雲(6・32)「このおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」ワシャワシャガシガシ

朝雲(39)「いいいいいいいいいいやあああああああああああああっ!?」ジタバタ


50 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:00:32.846S1nqKNg0 (11/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

鳥海(46周目)「きゅふっ、きゅふふふぅ~♪がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛でい゛どぐぐん///」写真スリスリ

鳥海(6周目)「………」ドンビキ

鳥海(21周目)「………」ドンビキ

鳥海(6)「ね、ねぇ……あれ、私なんだよね……?」ヒソヒソ

鳥海(21)「……にわかに信じがたいけど」ヒソヒソ

鳥海(46)「全部聞こえてるんだけどなぁ~?」ニッコリ

鳥海(6・21)「」ビクッ

鳥海(46)「貴女達こそどういうこと!?同じ私の癖して、提督きゅんの良さが分からないなんてっ!!」クワッ

鳥海(6)「いや、そんなこと言われても……」

鳥海(21)「むしろそこまで拗らせてる貴女の方がおかしいとしか……」

鳥海(46)「この分からず屋!だったらこれを見なさいっ!」つ写真 ズイッ

鳥海(6・21)「……女の子?」

鳥海(46)「どうですか!?今にも性的に食べたくなっちゃいそうになるほどプリティーでしょう!?///」ハァハァ

鳥海(6)「いや、確かに可愛いとは思うけど……」

鳥海(21)「この女の子、誰?47周目提督君って、確か男の子だったはず……」

鳥海(46)「は?何言ってるの?どこからどう見ても提督きゅんでしょ!女装してるからってその反応は酷くない!?」

鳥海(6・21)「嘘っ!?この美少女が!?」

鳥海(46)「恨みますよ那智さんめ~!自分ばっかり提督きゅんを独占して~!私だって提督きゅんと[ピー!]したり[バッキューン!]したり[アァーン♪]したいのにいいいいいいいいっ!///」ハァハァハァハァ

鳥海(6)「………」

鳥海(21)「………」

鳥海(6・21)(ダメだこの私早く何とかしないと)


51 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:01:56.816S1nqKNg0 (12/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

隼鷹(6周目)「ごくごくごくっ!ぷはぁっ!あ~昼間っから飲む酒は美味いなぁ~!///」グデングデン

隼鷹(45周目)「おいおい、飲み過ぎじゃないか?」

隼鷹(6)「」ピタッ

隼鷹(45)「……な、何?」

隼鷹(6)「お前本当に同じあたしか!?隼鷹なのか!?実は変装した飛鷹じゃないのか!?」グワシッ!

隼鷹(45)「うわっ!?そ、そんな訳ないだろ!正真正銘隼鷹だって!」

隼鷹(6)「嘘だッ!あたしが他人に『飲み過ぎじゃないか?』だなんて聞くはずないだろ!!」

隼鷹(45)「……あー、そういうことか」

隼鷹(6)「何があったんだよ!?明石か夕張に脳でも弄られたか!?」

隼鷹(45)「怖ぇーよ!?違うって。ただ単に、自主的に酒を飲まないようにしてるだけだよ」

隼鷹(6)「ま、マジで……?」ガクガクガクガク

隼鷹(45)「そこまで驚くことか?いや、提督が初めて鎮守府に来た時さ~、盛大にやらかしちゃって……提督におもっくそ睨まれてトラウマになりかけたんだよね」ポリポリ

隼鷹(6)「……それで酒が飲めなくなったってこと?」

隼鷹(45)「飲めないってほどじゃないけど、あの時はマジで提督に悪いことしたからさ……何か、飲む気になれなくて」

隼鷹(6)「どんだけ怖いんだよお前んとこの提督……」

隼鷹(45)「いや、あの時はあたしに非があったからキレただけで、普段は割と良い奴だぜ?」

隼鷹(45)(表の提督に酷いことをする奴に対しては裏の提督が容赦無く辛辣な対応してくるけど)

隼鷹(6)「ふーん……でも、自主的に酒を控えるとかすげーな。あたしにゃ一生無理だわ」

隼鷹(45)「だったら1週間くらい6周目提督とウチの提督をトレードしてみるか?」ニヤニヤ

隼鷹(6)「絶対お断りだ!!」


52 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:02:42.886S1nqKNg0 (13/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

雲龍(7周目)「………」ポー

雲龍(25周目)「………」ポー

雲龍(25)「……7周目提督君は元気?」

雲龍(7)「えぇ。白露ちゃんと一緒に長門さんから逃げ回りながらも、毎日活発に過ごしてるわ。25周目提督君は?」

雲龍(25)「相変わらず仕事に明け暮れてるけど、暁ちゃんが隣にいるお陰で……適度に休憩したり遊ぶようになったわ」

雲龍(7)「なら良かった……」

雲龍(25)「………」

雲龍(7)「……話すことが無いわね」

雲龍(25)「えぇ。お互い、特に目立つ活躍が無かったものね……」

雲龍(7)「でもまぁ、変にネタにされるよりは良いかも……」

雲龍(25)「逆に言えば地味ということにもなるけど……」

雲龍(7)「………」

雲龍(25)「………」

雲龍(7)「……天城はいつになったら登場するのかしら」

雲龍(25)「さぁ……」

雲龍(7)「………」ポー

雲龍(25)「………」ポー


53 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:03:58.926S1nqKNg0 (14/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

大和(7周目)「いや~、まさか私の登場回数を更新する人が現れるとは……」

大和(20周目)「運というのは本当にどうなるか分からないものね……」

大和(25周目)「当時は散々ネタにされてきたけれど……」チラッ

大和(36周目)「……その呪いも、ついに私で解呪されたんですよね」

大和(7)「そう!貴女のお陰よ!36周目鎮守府の私!」

大和(20)「貴女こそ全大和の希望の星!」

大和(25)「ありがとう……ネタ枠から卒業させてくれて、本当にありがとう……!」

大和(36)「あはは……」

大和(36)(実際、呪いのことを考えている暇なんて無かったんだけどね……提督と共に、悲惨な未来を回避することで精一杯だったから……)

大和(17周目)「……貴女達、何か忘れてない?」

大和(25)「え?」

大和(7)「何かって?」

大和(17)「36周目鎮守府の私ばかり話題になってるけど……1人、不幸な結末を辿った人を……」

大和(36)「……あっ」

大和(20)「そういえば、17周目鎮守府の私って……」

大和(17)「やっと思い出してくれた!?そうよ!そうなのよ!私は踏ん張ってリーチまで辿り着いたのに、最後の最後であのザマよ!?」

大和(17)「悔しくて、、辛くて、悲しくて……!しばらく私がどんな気持ちで過ごしたかなんて、貴女達には分からないでしょうね!」

大和(7・20・25・36)「………」

大和(17)「特に36周目鎮守府の私!貴女の頑張りは認めるわ!認めるけど……やっぱり、妬ましい……!」

大和(17)「どうしても『自分ばっかり幸せになって』という感情が湧いてしまうの……!ううぅぅぅ~っ……!」ギリギリ

大和(36)「……単なる失恋で甘えないで下さい。貴女は、最愛の人が……命を絶とうとするほどの絶望や苦しみ、悲しみを訴えている姿を……間近で見たことがあるんですか?」

大和(17)「……っ!」

大和(36)「提督が感じてきた絶望と比べれば……例え自分が失恋しても、大切な人が生きてくれている……それだけでも、幸せと思えるはずです」

大和(36)「事実、提督はその覚悟で私達を救ってくれたんです。そして何より、私は提督の想いを隣で感じてきましたから……」

大和(7・20・25)(お、重い……流石は36周目鎮守府の私……)

大和(17)「……ごめん、なさい」

大和(36)「……いえ、私こそごめんなさい。言い過ぎました……ですが、その妬みはお門違いというものです」

大和(17)「………」

大和(17)(でも……やっぱり、私にとっては……提督の隣に立てなかったことが、辛くて……)


54 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:04:36.746S1nqKNg0 (15/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

長門(7周目)「ウチの提督が天使に決まってるだルルォ!?///」ハァハァ

長門(14周目)「いーやっ!ウチのちょっと闇を抱えた提督こそ至高だと何度言えば分かるんだッ!!///」ハァハァ

長門(29周目)「………」

長門(29)(かつては私もこいつらの同類だったと思うと、本当に恥ずかしくなるな……)

長門(7・14)「29周目鎮守府の私もそう思うだろう!?」

長門(29)「……お前達2人の気持ちも理解出来なくはないが、それは競うことでは無いだろう?」

長門(7)「な、何だって!?」

長門(14)「どういうことだ!?」

長門(29)「7周目提督にも14周目提督にも、それぞれに魅力がある。お互いにしか無い魅力だ」

長門(29)「ナンバーワンよりオンリーワンという言葉もあるくらいだ。どちらかが優れ、どちらかが劣るなんてことは無いだろう?」

長門(7)「……お前、本当に私なのか?」

長門(29)「………」

長門(14)「かつての『可愛い子供が提督だったら嬉しい!』と高らかに宣言していたお前はどこにいってしまったんだ!?」

長門(29)「……そんな邪な気持ちは、とっくの昔に捨ててきた」

長門(7・14)「な、何だってええええええええ!?それでもビッグセブンかお前はあああああああああああっ!?」ガビーン!

長門(29)「はぁ……」

長門(29)(それはこちらの台詞だ。お前達はどちらも、提督の容姿や振る舞いにしか目がいっていないだろう?)

長門(29)(本当に愛する気持ちがあるのなら、そんなことを考える前に……『貴方の役に立ちたい。力になりたい』という心情になるはずだ)

長門(29)(現に私は、提督を……彼を、本気で愛し、支えていこうと決意することが出来たからな)


55 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:05:25.726S1nqKNg0 (16/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

不知火(9周目)「……そちらはどんな感じですか?」

不知火(24周目)「いつものように司令と毎日イチャイチャしてます」

不知火(9)「そうですか……はぁ……」

不知火(24)「……その様子ですと、9周目提督さんも龍驤さんと……?」

不知火(9)「はい。人目を気にせずラブラブしています」

不知火(24)「ふふっ……龍驤さんの気持ちが分かります。私もそうですから……」

不知火(9)「砂糖を吐く身にもなってほしいです……」

不知火(24)「それはさておき、未だに『ぬいる』とネタにされていることについて何か一言を」

不知火(9)「……よく人の黒歴史を掘り返すような真似が出来ますね」ジロッ

不知火(24)「貴女が弄られるということは、間接的に私も弄られているのと同じですし良いじゃないですか」

不知火(24)「何より、睨んでいるつもりなんでしょうが……少し怒ったような顔になっているだけで、全然睨めていませんよ?」クスッ

不知火(9)「ぬぅ……」

不知火(24)「……で、どうなんですか?」

不知火(9)「……いい加減やめてほしいですね。24周目鎮守府の私が結ばれた以上、弄るなら文月や比叡さんでしょう」

不知火(24)「確かにそうですよね。しかし、朝雲や比叡さん以降は出番が無いまま終わってしまった人が出ませんね」

不知火(9)「次はいつ出てしまうんでしょうか……フフッ、そうすれば仲間が増えるのに……」

不知火(24)(……掘り返した私が言えた立場ではありませんが、もう4年も前のことを未だに引き摺るというのはどうなんでしょうか)


56 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:06:24.896S1nqKNg0 (17/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

霞(9周目)「………」ビクビク

霞(23周目)「……まだ怖がってるの?」

霞(9)「ふえっ!?そ、そんなこと無いわよ!急に後ろや隣に立たれると心臓が飛び出そうになるだけで!」

霞(23)「それを怖がってるって言うんじゃない。同じ私なのに情けないわね」

霞(9)「うぅ……」

霞(23)「大体、9周目提督とはもうそこそこ一緒に過ごしてるんでしょ?いい加減慣れてあげないと、9周目提督が可哀相じゃないの」

霞(9)「それは分かってるんだけど……霊体だと、どうしても体が反射的に驚いて……」

霞(23)「ま、アンタ9周目のオープニングでも気絶してたもんね」

霞(9)「そ、それは……って私のことばっかり弄らないでよ!そっちこそどうなのよ!?」

霞(23)「え?私?」

霞(9)「そうよ!どうせドジばっかりな23周目提督さんのことをクズクズ言ってるんでしょ!」

霞(23)「いや、自分の失敗を省みて一生懸命努力してる人を罵倒したりしないわよ。仮にそんなことしていたら、それこそ私の方がクズじゃない」

霞(23)「そりゃふざけてたりワザとやらかしてるなら怒ってるところだけど……司令官は失敗こそ多いけど、いつも真剣に取り組んでるもの」

霞(23)「普段から私達の為に頑張ってくれてるのは見ていれば分かるし、むしろ応援してるわ。最近は舞風が傍にいるからか、目に見えてドジが減ってるけど」

霞(9)「……意外。アンタのことだから、てっきり罵倒しまくってるものだと思ってた……」

霞(23)「アンタねぇ、私のことを何だと思って……って、どっちも私か。ややこしいわね……」


57 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:07:17.386S1nqKNg0 (18/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

10周目鎮守府・シオイのケーキ屋

天津風(10周目)「はむっ、もぐもぐ……おいひい……」

天津風(15周目)「あーむっ……んぐっ!本当にここのスイーツは格別ね……41周目提督さんや16周目鎮守府の磯風や比叡さんに負けず劣らずの味……!」キラキラ

天津風(10)「……はぁ」

天津風(15)「……どうしたのよ、暗い顔しちゃって。10周目提督君とシオイがイチャついてるのを見て胸焼けしてるとか?」

天津風(10)「違うわよ……何で私だけ行動することすら許されなかったのかなって……」

天津風(15)「えっ、まだ引き摺ってるの!?」

天津風(10)「そういう訳じゃないけど、貴女を見ていたらね……複雑な気分になって」

天津風(15)「……!」

天津風(10)「同じ私なのに、こうも結果が違うと……はぁ……」

天津風(15)「いや、私に溜息つかれても……」

天津風(10)「分かってるわよ。別に貴女は何も悪くないことくらい。でも、自分自身は行動すら許されず、余所の私は恋人とイチャついてる所を見たら……どう思う?」

天津風(15)「あー……確かにモヤモヤするわね」

天津風(10)「でしょ?」

天津風(15)「でも貴女だって私の立場だったらイチャつくんでしょ?」

天津風(10)「当然じゃない」

天津風(15)「じゃあ私がいくら提督とイチャついても問題無いわね♪」

天津風(10)「む……」

天津風(10)(まぁ、私は私でアルバムに残ってる昔の提督を見たりして癒されてるから、出番が無かったこと以外は不満は無いんだけどね……何度でも言うわよ。出・番・が・無・か・っ・たこと以外はね!!)


58 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:07:57.386S1nqKNg0 (19/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

再びいつもの喫茶店

大鳳(10周目)「やっぱり……50年近くも待ち続けるのは辛かった?」

大鳳(22周目)「えぇ。それはもう……提督の目覚めが後少し遅ければ、私達全員……きっと、発狂していたわね」

大鳳(10)「………」

大鳳(10)(私達が提督と10年を共に歩んでいた裏で、22周目鎮守府の私やリベッチオちゃん達は……ずっと、苦しみ続けて……)

大鳳(22)「でも、今だからこそ言えるわ。諦めずに待ち続けて良かった、って……!」

大鳳(10)「……!」

大鳳(22)「例え記憶を失っていても……提督が目を覚ましてくれた時は、本当に……涙を堪えるのが精一杯だったっけ……」ウルッ

大鳳(22)「あっ……思い出したら、また……」グシグシ

大鳳(10)「………」

大鳳(10)(強いのね、貴女は……提督が蘇ると信じて、50年間……ずっと、ずっと……!)

大鳳(22)「……艦娘が解体しない限り歳を取らない存在で良かったわ。仮に私が普通の人間だったら……」

大鳳(10)「……22周目提督君が目覚めた時には、もう……お婆さんになっていたかもしれない、か」

大鳳(22)「そう。いや、酷い場合は……提督より先に、寿命や病気で亡くなっていたかもしれない」

大鳳(22)「だから、私は艦娘として生み出されたことを感謝しているの。お陰で、こうして提督と共に同じ時間を歩めるんだって」ニコッ

大鳳(10)「………」

大鳳(22)「……あっ、今、私のことを『精神年齢はお婆さん』だと思った?」

大鳳(10)「ギクッ!?い、いや、そんなことは……」アセアセ

大鳳(10)(……ごめんなさい。ほんのちょっとだけ……そう考えちゃった……)


59 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:08:30.266S1nqKNg0 (20/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

瑞鳳(21周目)「それでねそれでね!提督ってば凄いんだよ!?深海棲艦の大軍を1人で追い払っちゃって!」

瑞鳳(10周目)「その話はもう何十回も聞いたんだけど……いい加減耳にタコが出来そう」

瑞鳳(21)「え~?まだまだ提督の武勇伝はたっくさんあるのに~!」

瑞鳳(10)「いや、今の話だけでもうお腹一杯……というか、いつも思うことだけど21周目提督君強すぎない?」

瑞鳳(21)「そりゃ~戦艦棲姫さんの遺伝子が入ってるもん!」フンス

瑞鳳(10)「何で貴女が誇らしげなのよ」

瑞鳳(21)「自慢の彼氏だから!」

瑞鳳(10)「あ、そう……」

瑞鳳(21)「そういう貴女だって、10周目提督君の話になったら止まらないじゃない」

瑞鳳(10)「当たり前でしょ!10年間手塩にかけて育ててきたんだもん!」

瑞鳳(10)「初めて立った時は感動したなぁ~!シオイちゃん達と一緒に大騒ぎしちゃった!」

瑞鳳(21)「へ~……」

瑞鳳(10)「他にも、美味しそうにミルクを飲む姿は今でも鮮明に思い出せるよ!頬ずりしちゃったこともあるもん!」

瑞鳳(10)「他にも、一緒にお風呂に入ってあげたり、オムツを変えてあげたりもして……それからそれから……」

瑞鳳(21)「………」

瑞鳳(21)(私も提督の赤ちゃんを産んだら、こんな風になるのかな?流石にまだ早いけどね……でも、いずれは……♪)


60 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:09:59.996S1nqKNg0 (21/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

16周目鎮守府・食堂

磯風(11周目)「はぐはぐっ……うぅっ……!」ウルウル

磯風(16周目)「ど、どうした!?まさか泣くほど口に合わなかったか!?」アセアセ

磯風(11)「いや、逆だ……同じ私でも、こうも腕に差があると……自分の才能の無さに、悲しくなってきて……」

磯風(16)「あぁ、そういうことか……」

磯風(11)「はぁ……1度で良いから、これほどの料理を作ってみたいものだ……」

磯風(16)「……評価してもらえるのは嬉しいが、これは私の実力では無い。司令が作ってくれた道具の力だ」

磯風(11)「……そうなのか?」

磯風(16)「実際、私がまともな味の料理を作ることが出来るのは、この家庭科エプロンを身に付けているお陰だからな」

磯風(11)(そういえば、こちらの夕張が似たような道具を作ろうとしていたような……)

磯風(16)「比叡さんも同じで、司令の道具の力で料理の鉄人となった。だからこそ、私は料理の腕を『実力』と言うつもりは全く無い」

磯風(16)「しかし、仮に道具の力だとしても……食べてくれる人が笑顔になるなら、私は喜んで料理を振る舞っていくつもりだ」ニコッ

磯風(11)「……そうか」

磯風(11)(でも、道具のお陰だとしても……その心がけが、美味しい料理を作る秘訣なのかもしれないな)

磯風(16)「ところで、司令から新たに道具を貰ったのだが」スッ…

磯風(11)「ん?これは……赤い星型のシール?」

磯風(16)「これはお料理ワッペンという道具で、司令曰く服に付けるだけで手が自動的に動き、誰でもプロ並の料理を作ることが出来るようになるらしい」

磯風(16)(未来で売り出されたばかりの新製品らしく、あの41周目提督さんの料理の腕や10周目鎮守府のシオイのお菓子の腕を再現するプログラムが組み込まれていると言っていたが……)

磯風(16)(これって要するに、41周目提督さんの料理やシオイのお菓子が未来でも親しまれているということか……流石だ。改めて尊敬する……!)

磯風(11)「……!ぷ、プロ並……?」ゴクリ…

磯風(16)「私には司令が一から開発してくれた家庭科エプロンがあるし、もし良ければ使ってみるか?」

磯風(11)「頼むっ!!」


61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 01:10:16.79VMAMcD4A0 (1/2)

支援
霞辺りは提督のカーチャンも登場しても面白かったかも


62 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:11:03.846S1nqKNg0 (22/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

再びいつもの喫茶店

あきつ丸(11周目)「………」

あきつ丸(44周目)「………」

あきつ丸(11)「……そちらの提督殿はいかがお過ごしでありますか?」

あきつ丸(44)「感情を得てからは鹿島殿と常にイチャついているであります。そちらは?」

あきつ丸(11)「相変わらず夕張殿が作った謎の機械に振り回されているであります」

あきつ丸(44)「そういえば、そちらの鎮守府の夕張殿も中々の技術を有していたでありますな……」

あきつ丸(11)「………」

あきつ丸(44)「………」

あきつ丸(11)「……会話が続かないであります」

あきつ丸(44)「自分達は特に目立った活躍も無かったでありますからな……」

あきつ丸(11)「って、これでは雲龍殿達が語り合っていた時と同じ展開ではないですか!」

あきつ丸(44)「そう言われても、実際に話すネタが無いのだから仕方無いであります」

あきつ丸(11)「それはそうですが……うぅむ……そうだ!まるゆはいつになったら登場……」

あきつ丸(44)「それも雲龍殿が通った道であります」

あきつ丸(11)「むぐ……」

あきつ丸(11・44)(……もしかすると、失恋や出番無しよりも……中途半端に出番があり、尚且つ目立った活躍が無かった人が1番空気なのでは……?)


63以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 01:11:48.10U+RpVuuYo (2/3)

気付いてしまったか……


64 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:12:37.726S1nqKNg0 (23/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

とあるカラオケボックス(※過去に小ネタで1周目提督達や2周目提督達が訪れた店)

山雲(12周目)「ぐるぐる回~る♪ぐ~るぐる回~る♪」

山雲(33周目)(相変わらず12周目鎮守府の私は歌が上手ね~……)

特点『98点!アイドル目指そうぜ!』

山雲(12)「やった~!今回も高得点~!」

山雲(33)(ここだけ見れば普通なんだけど~……)

山雲(12)「これも可愛いお洋服を着せた司令さんの写真をお守りとして持ち歩いてるお陰ね~♪うふふふ~♪///」つ写真 スリスリ

山雲(33)「………」

山雲(33)(この有様だもの~……12周目提督君、ご愁傷様……)

山雲(12)「ちょっと~!何その目~!」

山雲(33)「いや、だってぇ……私、好きな人に女装させて写真を撮る趣味は無いし……」

山雲(12)「酷~い!同じ私なのに~!この司令さんの良さが分からないなんて~!」つ写真 グイグイ

山雲(33)「しゃ、写真を押し付けないで~!」

山雲(12)「それなら33周目提督君にも女装してもらえば良いのよ~!そしたら、私の気持ちも分かるはず~!」

山雲(33)「そんなことする訳……」

山雲(33)(……いや、司令さんなら、女装も『山雲ちゃんの頼みなら断る理由は無いよ』と言いながら、普通にやってくれそうなのがまた……)

山雲(12)「あっ、今悩んだわね~?」

山雲(33)「えっ?いや、違うから~!そうじゃなくて~!」アタフタ

山雲(12)「ウェルカムトゥ~アンダーグラウンド~♪」ニッコリ

山雲(33)「同類扱いはやめて~!」


65 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:13:59.206S1nqKNg0 (24/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

再びいつもの喫茶店

文月(13周目)「………」ズーン

文月(40周目)「………」

文月(40)(く、空気が重いよぉ……)

文月(13)「……私、いつになったら汚名返上出来るのかなぁ」ハイライトオフ

文月(40)(め、目に光が無い……出番が無かったのが、よっぽどショックで……)

文月(13)「えへへぇ……情けないよねぇ?反転コンマなのに、1度も司令官とお話出来なかったなんて……」

文月(40)「え、えっと……」

文月(13)「しかも、不知火ちゃんや天津風ちゃんには先を越されちゃうし……」

文月(40)「………」

文月(13)「どうせ私はこの先、ずぅ~っと『ふみる』ってネタにされ続けるんだぁ……」

文月(40)「………」

文月(40)(ど、どうしよう……何を言っても立ち直ってくれる気がしないよ……)

文月(13)「……とまぁ、愚痴はここまでにして」ハイライトオン

文月(40)「え……?」

文月(13)「そっちの私、体は大丈夫?ずっと昏睡状態だったんだよね……?」

文月(40)「……うん。艦娘だからか、目が覚めた時から普通に動き回れたよ」

文月(40)「これも全部、司令官が頑張ってくれたお陰なんだ……感謝してもしきれないよ」

文月(13)「………」

文月(13)(そう、なんだよね……さっきまで、散々愚痴ってた私が言えることじゃないけど……40周目鎮守府の私の方が、よっぽど辛い思いをして……)


66 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:14:51.346S1nqKNg0 (25/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

阿武隈(20周目)「由良姉さん、最近立ち直って来たと思ったら……43周目鎮守府の由良姉さんと意気投合しちゃって……」

阿武隈(15)「あー……」

阿武隈(20)「お陰でまた枕を濡らす日々が始まっちゃった……」

阿武隈(15)「……一応聞くけど、慰めてあげたりしてるの?」

阿武隈(20)「当たり前じゃない!けど、肝心の姉さんが悲しみに明け暮れてて……」

阿武隈(20)「話によると、こっちの姉さんよりも向こうの姉さんの方が重症らしいけど……」

阿武隈(15)「あっちの鎮守府はねぇ……43周目提督君を信じようと決めた時には、時既に遅しだもんね……」

阿武隈(20)「そう考えると……まだメソメソしてるだけの、こっちの姉さんはまだマシかなって」

阿武隈(15)「43周目提督君ほどの優しい子なら、今から告白しても間に合いそうだけど」

阿武隈(20)「傍についてる愛宕さんと加賀さんがガッチリガードしてるから無理だと思う」

阿武隈(15)「あー……」

阿武隈(20)「……というか、さっきから由良姉さんのことばかり話してるよね私達」

阿武隈(15)「だって、他に話すことが無いから……」

阿武隈(20)「雲龍さん、あきつ丸さんに続いて、私達も特に目立った活躍やネタにされるようなことも無かったもんね……」

阿武隈(15・20)「はぁ……もっとヒロインらしい活躍がしたかったなぁ……」


67 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:15:21.336S1nqKNg0 (26/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

武蔵(46周目)「ムキィィィィィィィィィッ!那智の奴ズルいぞおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」

武蔵(15周目)「………」

武蔵(46)「自分ばかり提督きゅんを独占するなんて!こっちがどれほどの思考を悶々とさせて過ごしているのか分かってるのかぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

武蔵(15)「………」ガクッ

武蔵(15)(この私は一体どうしてしまったんだ……もはや別人じゃないか)

武蔵(46)「そこのお前ぇ!テンション低いぞ!人がこれだけ愚痴を叫んでいるのに無反応とは寂しいじゃあないかッ!!」ズビシィッ!

武蔵(15)「……生憎、私はお前のような変態では無い」

武蔵(46)「そんな常識人ぶった陳腐な台詞はこれを見てから言ってもらおうか!!」つ写真 バッ

武蔵(15)「………」

武蔵(46)「どうだ!あまりの可愛さに心がぴょんぴょんするだろう!かくいう私も何度も萌え死んだからな!!///」ハァハァ

武蔵(15)「……お前は能天気そうで良いな」

武蔵(46)「何ッ!?何故だ!?何故この天使いや女神のような微笑みを向ける提督きゅんの写真を見て平然としていられるんだ!?」ガビーン!

武蔵(15)「はぁ……もう話しただろ。私は未だ……」

武蔵(46)「……あぁ。“まだ”15周目提督のことが好きなのか」

武蔵(15)「………」

武蔵(46)「確かにそれは気の毒だとは思うが、いつまでも後ろを向いていては幸せが逃げていくぞ!」

武蔵(46)「私のように、日々の中の幸福を見出せばいつでも温かい気持ちでいられる!そう!正に提督きゅんのお着替えタイムに遭遇した時のようにっ!!///」ハァハァ

武蔵(46)「想像してみろ!目の前にはしなやかで可憐な裸体を曝け出した提督きゅんの姿が……ふ、ふおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!///」鼻血ブシュウッ!

武蔵(46)「あ、またやってしまった。最近は妄想なら耐性がついてきたと思ったんだが……流石は魔性の提督きゅん……っ!///」ハァハァハァハァ

武蔵(15)「………」

武蔵(15)(例え死んでも見習いたいとは思わないが……こいつの妙な明るさは、今の私には少し羨ましい……)


68 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:16:28.386S1nqKNg0 (27/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

金剛(16周目)「私の目の前でイチャつかないで欲しいデェェェェスっ!!」

金剛(23周目)「Oh……」

金剛(23)(相当荒れてますネ~……これはかなりの愚痴を聞かされることを覚悟した方が良さそうデース……)

金剛(16)「テートクと磯風に悪気が無いのは分かりますガ、だからって四六時中イチャイチャするのはどうかと思いマース!」

金剛(23)「そ、それは確かに辛いカモ……」

金剛(16)「バット!テートクは私達の恩人ですし、磯風も日々デリシャスなランチやディナーを作ってくれている以上、文句も言えまセーン……」

金剛(23)(そういえば、この前16周目提督に淹れて貰ったティーはワンダフルな味でしたネー)

金剛(16)「だからこそ余計に辛いんですヨ……正直、醜い欲を抑え付けるのもキツくて……」

金剛(23)「醜い欲?」

金剛(16)「タイムマシン、過去改変……後は分かりますネ~?」

金剛(23)「……あっ(察し)」

金剛(16)「ですが、テートクの幸せが私の幸せ……その幸せを潰すような輩は私が許しまセン……!」

金剛(23)「……!」

金剛(16)「でもネ?テートクのタイムマシンを見ていると……どうしても、あの時に戻ってもっとテートクにアピールしていればと考えちゃいマス……」

金剛(23)「………」

金剛(16)「……だけど、それだけは絶対にしません。私達を未来の絶望から救ってくれた恩を、仇で返すようなことはしたくないんです」

金剛(16)「自分は寂しくても、悲しくなっても……提督、ついでに磯風の幸せを願うことこそ、私に出来る最大の恩返しだと思ってますから……」

金剛(23)「……そう、ですか。でも、やっぱり我慢し続けるのは辛いでしょう?愚痴くらいは聞きますから……同じ私の好ですし、またこうして一緒にお茶でもしましょう?」

金剛(16)「……サンキュー」

金剛(23)(……貴女の愛と心の強さは間違いなく本物。私が保証しマース)ニコッ


69 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:17:14.216S1nqKNg0 (28/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

41周目鎮守府・食堂

三日月(17周目)「はぐはぐはぐはぐはぐっ!がつがつがつがつがつっ!」つカツ丼

三日月(41周目)「……そんなに食べたら太るよ?」

三日月(17)「ふぁへふぁふぁひゃっへふぁへふぁひほっ!」

三日月(41)「日本語でお願い」

三日月(17)「ゴクンッ……食べなきゃやってられないよ!」

三日月(41)「そ、そこまで?」

三日月(17)「だって!後もう少しだったのに、選択肢でガードされて失恋だよ!?」

三日月(17)「おまけに序盤の私の『失恋します』発言がフラグだったなんて、誰が想定してると思う!?」

三日月(41)「あ~、あれは……」

三日月(17)「しかも貴女は貴女でパッとしないし!私の屈辱を晴らす為にももっと頑張ってよ!」

三日月(41)「理不尽な怒りを向けられても困るんだけど!?」

三日月(17)「あーもうっ!もぐもぐもぐもぐもぐっ!ばくばくばくばくばくっ!」つステーキ

三日月(41)「………」

三日月(41)(あ、荒れてるなぁ……同じ私とは思えないよ……)

三日月(17)「それに毎日こんな美味しいご飯ばかり食べてて羨ましい!恨めしい!憎い!」

三日月(41)「飯だけに?肉だけに?」

三日月(17)「………」

三日月(41)「ごめん冗談だからそんなゴミを見るような目で見ないで」


70 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:17:59.406S1nqKNg0 (29/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

再びいつもの喫茶店

加賀(29周目)「はぁ……」ズーン

加賀(39周目)「提督の少女姿……///」ハァハァ

加賀(18周目)「……誰かあの2人に声をかけなさい」

加賀(34周目)「無理です」

加賀(37周目)「特に後者は絶対にお断りね」

加賀(43周目)「………」

加賀(39)「今度は長門さんと結託して提督の寝込みを狙えば……///」ハァハァ

加賀(18)(……本当に同じ私なの?)

加賀(37)(見ているこっちの頭が痛くなってくるのだけれど……)アタマカカエ

加賀(29)「あの時、私がもう一歩踏み出していたら……うぅ……」

加賀(34)「で、貴女は貴女で初恋をまだ諦め切れていないと」

加賀(29)「………」

加賀(37)「引き摺るなとは言わないけど、その状態で提督や他の方に迷惑をかけるのは……」

加賀(29)「すべきことはしっかりこなしているわ。ただ、提督を見る度に胸が痛むだけよ……」

加賀(39)「だったら今からでも遅いに行けば!///」ハァハァ

加賀(18・34・37)「貴女は黙ってなさい!」

加賀(43)「………」

加賀(43)(貴女達は十分に幸せ者。本当に辛い状況まで追い込まれたら……そうやって、気兼ねなく話すことさえ出来なくなるもの)

加賀(43)(29周目鎮守府の私の失恋は気の毒だとは思うけれど……人を信じ、恋心を抱くことだって……恵まれた環境でないと、そんな余裕すら……)

加賀(43)(……でも、それを口に出してはいけない。向こうからすれば、私の方が悪い意味で特別な環境だったに過ぎない)

加賀(43)(結局は、個々の考えの押し付けでしか無いのだから……提督なら、きっと……今、私が考えたような言い方はしないはず)

加賀(43)(私も、提督から教わったことや……提督から注いでもらった愛を噛み締めて……今まで失った時間を、取り戻していかないと)

加賀(43)(提督と巡り合えたこと以上の幸せは無いかもしれないけど……今の人生を、いずれ『幸せだった』と思えるように……しっかり歩んでいかないといけません)


71 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:18:35.356S1nqKNg0 (30/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

天龍(37周目)「そっちは相変わらずか?」

天龍(19周目)「おう。毎日飽きずにセクハラかましてくるぜ。そんでもって被害に遭った奴にぶっ飛ばされるまでがテンプレだけどな!」

天龍(37)「ははっ!あいつも懲りないよなぁ~!諦めず何度もチャレンジする姿勢は立派かもしれないけど、方向性を間違い過ぎだっての!」

天龍(19)「だよなぁ。あいつ仕事は真面目にやるから尚更調子乗るんだよ……んでそっちは?」

天龍(37)「今日も元気に走り回って山風を困らせてたぜ」

天龍(19)「そか。でもま、あいつは素直で良い奴だからまだ安心出来るだろ?」

天龍(37)「そうは言うけどよ、たまにとんでもないことやらかすんだぞ?その度に俺や山風が必死に止めるんだけどさ」

天龍(19)「セクハラ魔人よりはマシだって!全く、あいつにはリットリオさんがいるってのに贅沢なもんだ!」

天龍(37)「……雷には触れてやらないんだな」

天龍(19)「それは……まぁ、あれだ。セクハラされる心配が無いってことだし」

天龍(37)「……あいつがリットリオさんばかり構って、それに頬を膨らませる雷の姿が容易に想像出来たんだけど」

天龍(19)「俺がほぼ毎日見てる光景だな」

天龍(37)「雷……」ホロリ

天龍(19)「とは言っても雷が好きな気持ちは本物みたいだけどな。セクハラ抜きならあいつ、普段から雷と一緒にいることが多いし」

天龍(37)「なら良いけどさ……」

天龍(37)(……俺んとこの提督は馬鹿だけど純粋な奴で良かったぜ。山風ともお似合いだしな)


72 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:19:33.336S1nqKNg0 (31/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

由良(20周目)「………」

由良(43周目)「ぐすっ……えうっ……!」ポロポロ

由良(20)「お互い、辛いよね……」

由良(43)「うん……ぐしゅ……そっちの私は……20周目提督さんの、女性不信を治そうとしたのに……」ポロポロ

由良(20)「……五月雨ちゃんに、負けちゃった……私が、勇気を出せなかったから……」

由良(43)「私も……ううん、私は……本当なら、提督さんを好きになる資格なんて……!」ポロポロ

由良(20)「……!」

由良(43)「私はずっと……提督さんに、酷い態度を取って……なのに、提督さんは……優しく、してくれて……!」ポロポロ

由良(43)「後から、やっぱり好きになりました……なんて……そんなこと……うぅっ……!」ポロポロ

由良(20)「……っ」ジワッ

由良(20)(そう、か……貴女は、私よりも……ずっと、ずぅっと……辛い思いをし続けて……)ウルウル

由良(20)(やっと、人を信じる心を取り戻した時には……もう、全てが手遅れで……)ポロポロ

由良(43)「うわぁぁん……!提督さぁん……!寂しいよぉ……!苦しいよぉ……!」ポロポロ

由良(20)「……うぐっ」ポロポロ

由良(43)「やだぁ……!置いていかないでぇ……!今までのこと、謝るから……!これからは、提督さんに尽くすからぁ……!」ポロポロ

由良(43)「お願い……!見捨てないでぇ……!愛宕さんと加賀さんの後ろで良いから……ぐすっ、うぅっ……!」ポロポロ

由良(43)「貴方の、隣に……いさせて……いさせてよぉ……うわぁぁん……!」ポロポロ

由良(20)「……私、だって……!五月雨ちゃんばかり、ずるいよ……!私も、提督さんのこと……好き、なのに……!」ポロポロ

由良(20)「ずっと、一緒にいて……いつしか、放っておけなくなって……なのに、五月雨ちゃんが……私より、先を行って……!」ポロポロ

由良(20)「私だけ、置いていかれて……ひっく……こんなの、あんまりだよ……酷いよぉ……っ!」ポロポロ

由良(20・43)「うわぁぁん……!提督さぁん……!寂しいよぉ……!ぐすっ、えぐっ……うえぇぇん……!」ポロポロ









店員「………」

店員(あそこのお客さん、2人共マジ泣きしてるんだけど……他のお客さんももらい泣きしてるし……うぅ、注文品持って行きづらいなぁ……)


73 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:20:07.936S1nqKNg0 (32/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

木曾(35周目)「……もう少しで呪い扱いされるところだったな」

木曾(38周目)「姉さん達が全員一発でENDまで突っ切るもんだから、俺だけ取り残されるんじゃないかと思ったぜ」

木曾(21周目)「呪いで済めばまだ良い方だ。俺なんて最初で最後の出番が回ってくるまで『きそる』とネタにされ続けたからな……」

木曾(38)「あー、そういえばそうだったか」

木曾(35)「でもまぁ、1回でも出番があったんだから良いじゃないか。余所の文月と比叡さんは未だに引き摺ってるからな」

木曾(40周目)「………」

木曾(40)(もし提督が助けてくれなかったら、俺はこうして余所の俺達と仲良く会話することも出来なかったんだよな……)

木曾(35)「……どうしたんだよ、希望の星?」

木曾(40)「……え?俺のことか?」

木曾(21)「お前以外に誰がいるんだ」

木曾(38)「俺達の無念を晴らしてくれたんだぜ?だから正しく俺達の希望の星だ!」

木曾(40)「……よしてくれ。そんな風に言われる柄じゃない。俺は数年間、昏睡状態になって……提督に凄く苦労させてしまった奴だ」

木曾(40)「そんな俺が、希望の星だなんて……むしろ、提督こそが俺にとっての希望の星なんだ……!」

木曾(21・35・38)「………」

木曾(40)「……どうした?」

木曾(21・35・38)「……すまない。不謹慎だった」

木曾(40)「いや、下手に気を遣われるよりは良い。ただ、希望の星は勘弁してくれるとありがたいけどな」

木曾(21・35・38)(そうだ、こいつは洒落にならない状況……生死の境目にいたんだ。それなのに、俺達は軽口と同じ感覚で……)

木曾(40)「だからそんなに重く受け止めなくて良いって。むしろ普通に話してくれる方が助かる」

木曾(21・35・38)「………」

木曾(40)(参ったな……これは俺がノリノリで『あぁ!お前達の無念は見事に晴らしたぜ!』と言った方が良かったか……?)


74 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:20:50.546S1nqKNg0 (33/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

那珂(26周目)「そろそろ↑の『また』の数が増えすぎてめんどくさくなってきたね」

那珂(21周目)「………」

那珂(26)「それはともかく、最近はウチの提督も少しずつ真面目になってくれてるんだ~!やっぱり嵐ちゃんがしっかり監視してくれてるお陰かな?」

那珂(21)「………」

那珂(26)「……ひょっとして、まだ失恋を引き摺ってるの?」

那珂(21)「……想像してみて」

那珂(26)「え?」

那珂(21)「鎮守府内はもちろん、戦闘中でも所構わず、好きな人が恋敵とイチャつく様子を延々と見せられる状況を……」

那珂(26)「……あー、その、何というか……」

那珂(21)「お陰でこっちへの精神ダメージは半端じゃないよ……普通の私みたいにアイドルとして振る舞える余裕なんか無くなっちゃうほどに……」

那珂(26)「………」

那珂(21)「はぁ……何で私はあの時、もっと勇気を出さなかったんだろ……そのせいで、こんな辛い日々を過ごすことになるなんて……」

那珂(26)(……どうしよう。どう言葉をかけて良いか分からないよ)

那珂(21)「しかも提督は相変わらず可愛くて、でも戦う時は見た目とは裏腹に凛々しくてカッコ良いんだもん……これじゃ、吹っ切れるのも吹っ切れないよ……」

那珂(21)「あぁ……提督……てぇとく……」グスッ

那珂(26)「………」

那珂(26)(……や、やっぱり那珂ちゃんは皆のアイドルじゃないとね!でないと、こんなことになっちゃう可能性もある訳だし……あはは……うん……)


75 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:21:26.046S1nqKNg0 (34/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

鬼怒(23周目)「はぁ……良いなぁ、31周目鎮守府の私は……」

鬼怒(31周目)「えっと……」

鬼怒(23)「31周目提督君や阿賀野さんと仲良く過ごしてるんでしょ~……?羨ましい……」

鬼怒(31)「いや、そんなこと言われても……」

鬼怒(23)「側近だとはいえ、31周目提督君の傍にいられるんだよね?あぁっ、凄く羨ましい……馬やらしい(※誤字に非ず)……」

鬼怒(31)「馬やらしいって……」

鬼怒(23)「……ごめん。こんなこと、貴女に愚痴っても仕方無いのに」

鬼怒(31)「あ、う、うん……」

鬼怒(23)「でもさぁ、私はこうして失恋に枕を濡らす裏で、余所の私は好きな人と結ばれてる……そう考えると、凄くやるせなくて……」

鬼怒(31)「……!」

鬼怒(31)(い、言われてみれば……私は提督を支えていくって決めたことで頭が一杯になってて、そこまで考える余裕が無かったけど……)

鬼怒(31)(23周目鎮守府の私からすれば……自分がその立場だと考えると、確かに……かなり、複雑な気持ちになっちゃうかも……)

鬼怒(23)「……でも、応援はしてるんだよ?同じ私同士だし、自分の幸せが願えないようじゃダメだもん」

鬼怒(31)「……ありがとう」

鬼怒(23)「けど、自分相手だからこそ……辛いこともあるんだって、失恋して分かっちゃった……」

鬼怒(23)「普通の人間なら、一卵性双生児でも無い限り“同一人物”は存在しないけど……艦娘なら、当たり前のように“同じ艦娘”が何人も存在してる」

鬼怒(23)「話が合ったり、気兼ねなく話せるという意味では良い友人になれるけど……今の私や貴女のような立場だと、同一人物故に妬みにも繋がりかねないと思って……」

鬼怒(31)「………」

鬼怒(31)(同じ自分だからといって、全ての点で話が合うとは限らないってことか……23周目鎮守府の私には、あまり提督の話をするのはやめとこ。うん……)


76 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:22:09.526S1nqKNg0 (35/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

ビスマルク(40周目)「………」スタスタ

ビスマルク(40)(急に『喫茶店に来なさい!』だなんて……呼び出すにしても雑過ぎるでしょ)

ビスマルク(40)「……場所の指定は無かったけど、喫茶店といったらいつものここよね?」カランコロン♪

ビスマルク(24周目・29周目・33周目・35周目)「おめでと~!」つクラッカー パァンッ!

ビスマルク(40)「きゃっ!?えっ、何これ!?」

ビスマルク(24)「決まってるじゃない!脱ドイツの呪い記念の祝賀会よ!」

ビスマルク(29)「今まで散々な思いをしてきたんだもの。これくらい盛大にやったって良いじゃない?」

ビスマルク(40)「あぁ、それで……でも、私が来店した瞬間にクラッカーを鳴らすのはどうなのよ」

ビスマルク(33)「それだけ貴女には感謝してるってこと!」

ビスマルク(35)「同時に、貴女が目を覚まして元の生活に戻れたことに対するお祝いでもあるんだから」

ビスマルク(40)「……!」

ビスマルク(24)「さっきの『おめでとう』だって、何も呪いだけのことじゃない」

ビスマルク(29)「同じ“私”が生きるか死ぬかの瀬戸際だった状況から抜け出してきたのよ?」

ビスマルク(33)「快気祝いじゃないけど、これくらいのお祝いはしても良いと思ったんだけど……」

ビスマルク(35)「……もしかして、不謹慎だったかしら」

ビスマルク(40)「………」

ビスマルク(40)(そういうことだったのね……てっきり、今さっきまでは自分達の呪い脱却のことを祝ってるのかと思ってたけど……)

ビスマルク(40)(私が全快したことを、ドッキリという形で……)

ビスマルク(40)「……ありがとう、皆。私の為に……そういうことなら、思いっきりのっからせてもらうわ」クスッ

ビスマルク(24・29・33・35)「……!」

ビスマルク(40)「……えぇそうよ!私のお陰で貴女達は呪いから逃れることが出来たんだから、う~んと褒めてくれても良いのよ?」

ビスマルク(24・29・33・35)(……ふふっ、それでこそ同じ私……ビスマルクね)

ビスマルク(40)「という訳で、呪い脱却と私の全快を祝って、思う存分食べて飲んで騒ぎましょう!私も遠慮せずいっぱい食べるわよ!」

ビスマルク(24・29・33・35)「そうこなくっちゃ!」


77 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:22:55.226S1nqKNg0 (36/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

グラーフ・ツェッペリン(24周目)「………」

グラーフ・ツェッペリン(33周目)「………」

グラーフ・ツェッペリン(24)「……話すネタが無いんだが」

グラーフ・ツェッペリン(33)「……同じく私もだ」

グラーフ・ツェッペリン(24)「しかし、このままでは雲龍やあきつ丸に続いて、二番煎じどころか三番煎じの展開になってしまう」

グラーフ・ツェッペリン(33)「何か無理矢理にでも盛り上がりそうな話題は無いものか……うぅむ……」

グラーフ・ツェッペリン(24)「……あ、そうだ。この前は不知火や清霜が前線で大活躍していたぞ」

グラーフ・ツェッペリン(33)(それってお前の鎮守府ではいつものことじゃないか……?)

グラーフ・ツェッペリン(33)「……そうそう。この間、admiralが両指1本逆立ちで鎮守府を歩き回っていたな。本人は特に辛そうな素振りも無く平静だった」

グラーフ・ツェッペリン(24)(いや、それはお前の鎮守府では日常光景だと思うが……)

グラーフ・ツェッペリン(33)「………」

グラーフ・ツェッペリン(24)「………」

グラーフ・ツェッペリン(24・33)「や、やはり話題が無い……」

グラーフ・ツェッペリン(24)「雲龍は姉妹のことについて触れられたが、私にはいないからな……いや、いずれは実装されるかもしれないが」

グラーフ・ツェッペリン(33)「おい、42周目提督に負けず劣らずのメタ発言だぞ」

グラーフ・ツェッペリン(24)「仕方ないだろう。それくらい言わないと会話が続かない」

グラーフ・ツェッペリン(33)「………」

グラーフ・ツェッペリン(24)「………」

グラーフ・ツェッペリン(24・33)(これならむしろネタ枠だった方が……いやいや、流石にそれは……)フルフル


78 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:23:36.696S1nqKNg0 (37/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

Z3(24周目)「………」

Z3(36周目)「……今日は飲まないのね」

Z3(24)「以前、貴女に……その……だから、流石に自重するわ……」

Z3(36)「……そうしてくれると助かるわ」

Z3(36)(あの時は本当に精神が大破したもの……まさか、自分の嘔吐物をぶっかけられる日が来るなんて……)

Z3(24)「はぁ……私、そこまで酒癖が悪かったのね……」ズーン

Z3(36)「それは、まぁ……失恋のせいが大きいと思うけど……」

Z3(24)「失恋……失、恋……」

Z3(36)「……あっ」

Z3(36)(まずい、うっかり地雷を……今からでも除去と言う名の話題転換を――)

Z3(24)「……うぅっ、提督……」

Z3(36)(――しないと……あぁ、遅かった……)

Z3(24)「地球に帰って来てくれた時……凄く、嬉しかった……けど、貴方は……そのまま、不知火の所に……」

Z3(36)「………」

Z3(24)「もし、私がもっと早く想いを伝えていれば……提督は、私の所に来てくれたのかもしれないのね……」

Z3(24)「あぁ……私にもっと、勇気があれば……こんな辛い思いをしなくて済んだかもしれないのに……」

Z3(36)「………」

Z3(36)(こうなっちゃうと、しばらくはこの調子なのよね……迂闊だったわ……)

Z3(36)「……ごめんなさい。私がそのことを話題にしたから……」ナデナデ

Z3(24)「提督……うぅ……」グスグス

Z3(36)(……でも、24周目鎮守府の私が言っていることは……ある意味、私にも当てはまる)

Z3(36)(36周目鎮守府の私達は……もし、提督が転生していなかったら……そのまま、全滅していたから)

Z3(36)(だけど、今は違う……提督が転生してくれたお陰で、私達全員が生き残る未来を歩むことが出来た)

Z3(36)(本来の歴史とは、異なる可能性の未来を掴み取ってくれた……提督には、一生足を向けて眠れないわ)


79 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:24:27.796S1nqKNg0 (38/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

那智(46周目)「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛っ゛!でい゛どぐぎゅ゛ん゛を゛ベロベロヂュ゛ッ゛ヂュ゛じだい゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ゛!!///」ハァハァハァハァハァハァ

那智(26周目)「…………………………………………………………………………………………………………」アタマカカエ

那智(26)(一体……本当に一体、何がどうしてこうなってしまったんだこの私はぁ……ッ!!)

那智(46)「おい貴様何をシケた面してるんだ!この私が死にそうなまでに思い悩んでいるというのにッ!!」

那智(26)「黙れ!これ以上私の精神に深刻なダメージを与えるな!」

那智(46)「失礼な奴だな!!仮にも同じ私だろう!?同一人物が悩んでいるというのにいささか辛辣ではないか!?」

那智(26)「じゃあ聞くが、貴様は一体何を悩んでいるというんだ?」

那智(46)「こうして喫茶店でお茶なんてしている時間が惜しい!一刻も早く帰って提督きゅんに頬ずりしたり一緒にお風呂入ったり甘えつくしたいっ!!///」ハァハァハァハァ

那智(26)「もう良い分かった聞いた私が馬鹿だった頼むからもう喋らないでくれ一生の願いだ」

那智(46)「こんなことしてる間にも提督きゅんは鳥海達にあられもない姿にされたり提督きゅんの膝枕でお昼寝したりしてるはず!!あああああ羨ましいいいいいいいいいいいいッ!!///」

那智(26)「喋るなって言ってるだろうが!!」

那智(46)「悪いが私を止められるのは提督きゅんと提督ちゃんと大天使46周目テイトクエルだけだッ!!後ついでに提督きゅんの両親」

那智(26)「………」

那智(26)(もう嫌だ……こいつといるだけでSAN値がゴリゴリ削られていく……このままでは陸地で轟沈してしまう……)

那智(26)(本当にどうしてこいつはこうなってしまったんだ……Wikiにも突っ込まれているが、私の面影がまるで無いじゃないか……)

那智(46)(は?お前大好きで可愛くて食べちゃいたくなるくらい愛しい男の娘が目の前に現れて堅物気取ってる余裕あると思ってんの?誰だってフニャフニャになるに決まってるだろうがあああああああっ!)ギロリ

那智(26)「心を読むな!いやむしろ私の脳内に向かって叫ぶなぁッ!」

那智(46)「そんなことを考えている悪い那智には提督きゅんいや提督ちゃん秘蔵写真攻撃してやるっ!食らえええええええっ!」つ写真 バシッ!

那智(26)「おふっ!?」

那智(46)「ほらほらどうだどうだ!?この世の誰よりも可憐で美少女だろう!?一目見ただけで虜になっちゃうほどだろう!?同じ私なら分かるだろいや分かるはずだ分からなかったらぶっ飛ばすっ!」グリグリ

那智(26)(しゃ、写真を顔に押し付けるな……!確かに可愛い見た目や服装だとは思うが、心まで浸食されるほどでも無いだろう!?)

那智(46)「特にこのお風呂に入る直前に押しかけて撮った写真が……ふほおおおおおおおおっ!ダメだ直視すると萌え死ぬうううううううううううううッ!!///」鼻血ブッシャアアアアアアッ!

那智(26)「………」ベットベト ※顔と上半身が血塗れ

那智(46)「おっと鼻から愛が流れ出てしまった……って嗚呼ーーーーーーーーーーーーーーッ!?秘蔵のお宝写真が血だらけにぃーーーーーーーーーーーーーーッ!!」ガビーン!

那智(26)「………」

那智(26)(もうやだこいつだれかわたしをたすけてしにそう)


80 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:25:13.426S1nqKNg0 (39/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

41周目鎮守府・食堂

卯月(26周目)「イタズラしようとしてもスルーされるか見破られてばかりで辛いぴょん……」

卯月(38周目)「優しく諭されちゃったせいでイタズラしづらいぴょん……司令官だけは本人からOK貰ってるから遠慮なくイタズラしてるけど」

卯月(41周目)「ぱくぱくぱくっ!はぐはぐはぐはぐっ!」つ熱々トロトロあんかけ炒飯(大盛り)

卯月(26)「……ちょっと、聞いてる?」

卯月(41)(あぁっ、いつ食べても司令官の料理は絶品だぴょん♪手が止まんな~い♪)

卯月(38)「もしも~し?41周目鎮守府のうーちゃ~ん?」

卯月(41)「がつがつがつがつがつがつっ!」

卯月(26・38)「ねぇってばぁ!」

卯月(41)「んぐぅっ!?んむむむぅ……!?」胸ドンドン

卯月(41)「っはぁ!ちょっと!人が食べてる時に大声出さないでよ!危うく喉に詰まらせて死ぬとこだったぴょん!」

卯月(26)「人が話しかけてるのに無視して食べ続ける方があり得ないぴょん!」

卯月(41)「そっちが勝手に押しかけて来たんでしょ!?」

卯月(38)「それはそうだけど~……やっぱり相手してくれないとつまんないぴょん」

卯月(41)「もうっ……で、何のようぴょん?別にうーちゃん達ってネタにされるような要素は無かったと思うけど?」ジトー

卯月(26)「……何でそんな機嫌悪いのさ」

卯月(41)「おやつタイムを邪魔されたら誰だって怒るぴょん」

卯月(38)「それくらい食べながらお喋りしてくれれば……えっ、ちょっと待って。おやつってその大盛り炒飯が!?」

卯月(41)「うん」

卯月(26)「どう見てもお昼ご飯にしか見えないんだけど!?」

卯月(41)「ウチでは普通だぴょん。これくらいならうーちゃんだけじゃなくて海防艦の皆も食べてるよ?」

卯月(26・38)「えぇ……(困惑)」

卯月(26・38)(うーちゃんにはちょっと厳しいかも……というか、それがおやつレベルってことはお昼や晩ご飯って……)

卯月(41)「はぐはぐはぐっ!んふぅ~♪」

卯月(26・38)「………」

卯月(26・38)(なるほど、道理で皆が激太りしてた訳ぴょん……それでも今は標準体型に戻ってる辺り、やっぱり27周目提督君って凄いなぁ……)


81 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:26:34.096S1nqKNg0 (40/41)

またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたある日……

再びいつもの喫茶店

夕立(28周目)「ほら!電が描いた絵、凄いでしょ?」スッ

夕立(39周目)「わぁ~!相変わらず上手いっぽい!写真にしか見えないもん!」

夕立(36周目)「………」

夕立(39)「でもでもっ!提督さんの忍術だって凄いんだよ!何人にでも分身出来ちゃうもん!」

夕立(28)「確かにそうかも!他にも女体化の術もあったよね?この前39周目鎮守府に遊びに行った時、39周目提督君が女の子になって長門さんや加賀さんに追いかけ回されてたっぽい!」

夕立(36)「………」

夕立(39)「だけど飛雷神の術だけはやっぱり怖いかも……」ブルッ

夕立(28)「あー、確か失敗しちゃったんだっけ?」

夕立(39)「うん……あの時は怖かったっぽい……」

夕立(28)「*ぎそうのなかにいる*」

夕立(39)「やめてよ!たまに夢で魘されるくらいにはショックだったのに!」

夕立(36)「………」

夕立(28)「……何か悩みがあるの?」

夕立(36)「……え?」

夕立(39)「いや、さっきから一言もお話してくれないから……」

夕立(36)「あっ……ごめんね。ちょっと考え込んでて」

夕立(28・39)「……?」

夕立(36)「本来、私はこの時点だと死んじゃってたはずだけど……提督さんのお陰で、こうして余所の鎮守府の私と楽しくお話出来てるでしょ?」

夕立(36)「これって、実は凄く幸せなことで……提督さんには、改めて感謝しないとって……」

夕立(28・39)「……!」

夕立(36)「それに、2人の話も新鮮で面白くて……私、13年間ずっと提督さんや大和さん達と一緒に頑張って来たから……」

夕立(28・39)(……そっか。だから36周目鎮守府の私は……よ~し、そういうことなら……!)

夕立(28・39)「だったら、もっとおかしいエピソードを話してあげるっぽい!」ニコッ

夕立(36)「あ……うんっ!もっと聞かせて!」











こうして、皆が集う喫茶店(一部例外あり)は今日も沢山の艦娘で賑わっているのでした。

おしまい♪


82 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/07(金) 01:27:33.036S1nqKNg0 (41/41)

まさかここまで長くなってしまうとは……予想以上に苦戦しました。小ネタって40レス前後も書くものだったっけ……(白目)
書いている途中で『どの艦娘に絞って書くかアンケートを取ろうかな?』とも考えましたが、既に半分を書き終えていたので、このまま全員分書いてしまうことにしました。
次からは複数の周のヒロインが主役となる小ネタは、どの周を中心にするかを指定していただけると幸いです。
歴代提督については、各周に1人なのでまだ何とかなりそうですが、艦娘となると人数が激増して書ききれなくなりそうなので……
浜波については、まだ47周目が終了していないので今回は除外しました。


83以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 01:29:31.13giElqjRpO (1/1)

乙です
何だかんだで全員網羅して書ききってしまうのは本当にすげえですよ


84以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 01:31:13.97U+RpVuuYo (3/3)

おお…本当に本当にお疲れ様
40レスの小ネタとは(哲学)
こういう半分楽屋ネタ好きなんだよなー懐かしい周もあったしまた読み返そう
ありがとうございました!!


85以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 13:00:02.80HT08GWfE0 (1/1)

歴史を感じる分量に感動しつつ、白露が7周目にしか登場してない事に
泣いた。由良さんの笑えなさを見てると勝ち逃げともいえるが


86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 13:23:25.85VMAMcD4A0 (2/2)

乙です
こうして見るとシリーズ中でね周回毎の作風が多様なんだなと良く分かる
改めてネタ回とシリアス回の差異がやべーなwwwwww

機会があればショタのかーちゃんな艦娘達による小ネタなんかも見てみたいな
あと次週の選択では天城挙げる人増えそうだ


87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/07(金) 20:01:10.80YRSavk/yO (1/1)

思わず吹き出すギャグ週からガチで胸が苦しくなるシリアス週まで幅広く楽しめる良スレ
今回の小ネタを見てたら1週目からの積み重ねがいかに凄い事なのか分かったわ
このスレが一本道の話だとここまでカオス(いい意味で)な事になってなかっただろうな・・・


88 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 17:07:08.97QjVtjYZa0 (1/19)

22:00~23:00頃開始予定です。


89以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 18:03:48.165aYuYzny0 (1/1)

浜波の告白楽しみ


90 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:10:24.06QjVtjYZa0 (2/19)

始めます。


91 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:12:47.59QjVtjYZa0 (3/19)

ショタ提督「………」ナデナデ

息子「………」ギュッ

娘「………」ギュッ

浜波「………」

浜波(息子君、娘ちゃん……)

36周目提督「……ごめんなさい、47周目提督さん。息子君と娘ちゃんが話を聞いていたことに気がつかなくて」

ショタ提督「……いえ、大丈夫です。2人にとっては凄くショックだったと思うし、僕も目の前が真っ暗になるほどでしたけど……」

ショタ提督「逆に、何が何でも……今まで以上に、子供達を愛してみせるという思いが強まりましたから」

息子娘「お父さん……」

浜波「………」

浜波(息子君、娘ちゃん……きっと、計り知れない絶望だったと思う。あいつが……母親が、自分達のことをあまり可愛がってくれていなかったことだけじゃなく……)

浜波(それどころか、司令を……父親を、自分から逃れられないようにする為の……道具として産み出されたに過ぎなかっただなんて……)

浜波(……だけど、司令は息子君達に『生まれてきてくれてありがとう』と言ってあげた。子供にとって、あれほど嬉しい言葉は……無いと思う)

浜波「………」

浜波(想定外の事態だったけど……奇しくも、司令と息子君達の絆は深まった。逆に、あいつのことは流石の息子君達も見限ったと思うけど……)

浜波(……後は、私だけ……司令に、私の想いを……36周目提督さんに見せた、覚悟を……伝えないと……!)

浜波「……司令」

ショタ提督「……浜波ちゃん」

浜波「どうして……36周目提督さんだけじゃなく、私まで一緒に来たか……分かる?」

ショタ提督「……え?」

浜波「あいつの真実を伝えるだけなら……36周目提督さんだけでも、十分に伝えられる。あえて私がこの場にいる必要は無い……」

浜波「だけど……私は無理を言って、36周目提督さんに……映像を、見せてもらったの。私の覚悟を伝えて……!」

36周目提督「……!」

ショタ提督「覚悟……」

息子娘「……浜波、お姉ちゃん?」

浜波「……司令」


92 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:14:09.69QjVtjYZa0 (4/19)


























「私は……貴方のことが好き。いや、愛してる……提督と艦娘の関係じゃなく、恋人……いずれは、夫婦の関係になりたいと考えるほどに……」



























93 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:16:54.79QjVtjYZa0 (5/19)

ショタ提督「……っ!」

息子「あ……!」パァッ

娘「そ、それって……!」パァッ

36周目提督「………」

浜波「だから、私は……貴方を柵から救い出す為に、この映像を見ることを選んだ」

浜波「司令の人生を否定するような内容……1度見てしまえば、後戻りは出来ない……」

浜波「だけど、私は……もう、覚悟は出来た。司令を、あいつから解放して……今まで辛い思いをしてきた分、私が隣で支え続けるって」

浜波「法律に背いてでも……社会的倫理に反することだとしても……司令を、愛するんだって……!」

ショタ提督「………」

息子「じゃ、じゃあ……浜波お姉ちゃん……!」

娘「私達の、新しいお母さんになってくれるの……?」

浜波「……なりたい。今すぐにでも、なってあげたい……でも……」ジッ

ショタ提督「あ……」

浜波「それは司令の気持ち次第……いくら私が司令を愛したいと思っていても、司令がそれを望んでくれない限り……」

浜波「無理強いは出来ないから。だって、司令の気持ちを尊重せず、強引に迫ってしまえば……あいつと、一緒だから……っ!」ギリッ…!

ショタ提督「………」

浜波「……だけど、本音を言えば……あんな奴なんか捨てて、私を選んでほしい……!」

ショタ提督「……っ!」

36周目提督(浜波ちゃん……)

浜波「司令……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波ちゃんは……僕が罪の意識に締め付けられている間にも、僕のことを考えてくれて……)

ショタ提督(それどころか、僕を嫁ちゃんから解放する為に……思い悩み、決意してくれて……)

ショタ提督(法律や倫理なんて無視してまで、僕のことを……そこまで、想ってくれて……)

ショタ提督(……だから、僕も……惹かれたんだ。嫁ちゃんよりも……僕のことを大切にしてくれる、浜波ちゃんに……!)

ショタ提督(だったら……僕も浜波ちゃんに、真剣に向き合わないと……浜波ちゃんが覚悟を決めてくれたように、僕も……!)

ショタ提督「……浜波ちゃん、ありがとう。こんな僕のことを、好きになってくれて」

浜波「……!」


94 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:19:21.19QjVtjYZa0 (6/19)

ショタ提督「だけど、浜波ちゃんの告白は……まだ、受け入れることが出来ない」

浜波「……っ!」ズキッ

息子「え……!?」

娘「そんな……!」

36周目提督(……なるほど、そういうことか)

浜波「……っ」ジワッ

浜波(やっぱり、ダメなんだ……あんな事実を突きつけられても、司令は……あいつのことを……)ウルウル

浜波(司令は『まだ受け入れることが出来ない』って……あれ?ちょっと待って……何か、引っかかるような……あっ!)

浜波「……司令」

ショタ提督「……うん」

浜波「その……“まだ”受け入れられないって、どういうこと……?」

息子「……!」

36周目提督(気がついたんだね、浜波ちゃん)

ショタ提督「……僕はまだ、正式には嫁ちゃんと夫婦ということになってる。実際、このまま浜波ちゃんと交際すれば……不倫になってしまう」

浜波「………」

ショタ提督「だから、そんなことにならないよう……嫁ちゃんと、けじめをつけなくちゃいけない」

浜波「けじめ……あっ、それって……!」

息子「……そうか!それで……」

娘「えっ、えっ?どういうこと?」

ショタ提督「そう。浜波ちゃん、君と堂々と交際する為に……僕は、嫁ちゃんと……離婚する」

浜波「……!」

娘(離婚……あぁっ!そっか!)

ショタ提督「もちろん、そう簡単に上手くいくとは思わない……でも……」


95 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:20:16.80QjVtjYZa0 (7/19)


























「必ず、嫁ちゃんと別れて……それから浜波ちゃんと、堂々とお付き合いをする。そして……いずれは再婚する。約束するから……!」



























96 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:21:29.61QjVtjYZa0 (8/19)

浜波「し、司令……!」パァッ

息子娘「お父さん……!」

36周目提督(47周目提督さん……)

ショタ提督「……僕も浜波ちゃんと同じ気持ちなんだ。実は、少し前から……嫁ちゃんのことより、浜波ちゃんのことを好きになっちゃって……」

浜波「……じゃあ、両想い……だったの……?」

ショタ提督「うん。でも、そんなこと……許されるはずが無い、嫁ちゃんを裏切る訳にはいかないと思ってたんだ」

ショタ提督「だけど、あの映像を見てからは……考えが変わった。むしろ、僕の方が……嫁ちゃんに、色々言いたいことがあるほどだから」

息子「うん!お母さん、本ッ当に最低だよ!」

娘「あんな人がお母さんだったなんて……気持ち悪い……」

ショタ提督「近い内に離婚の話を切り出すことに決めた。だけど、それまでは……浜波ちゃんとは、これまで通り鎮守府で一緒に過ごすことになるけど……」

浜波「……ううん、大丈夫。気持ちが通じ合ってるって分かっただけでも……凄く、嬉しい……!」

36周目提督「……話し合いには、僕や友人の誰かもお供するよ。貴方を苦しめた嫁さんとは……絶対に、離婚を成立させないといけない」

36周目提督「その為には、僕達も協力を惜しまないつもりだよ。だから日程を決めたら、すぐに連絡してね?」

ショタ提督「……ありがとうございます。でも、どうしてそこまで……僕の為に……」

36周目提督「僕も今まで、色々な人にお世話になったからね。だからこそ、困っている友人がいたら……何があっても、助けたいって思うようになったんだ」

ショタ提督「……!」

36周目提督(実際、僕は前世では誰にも頼れないまま……自殺まで追い込まれてしまったんだ。だからこそ、友人にそんな末路を歩んでほしくない)

36周目提督(1人で抱え込んでいるのなら、必ず相談にのって……可能な限り、力になってあげる。そう決めたんだ……!)

浜波「……司令。絶対に、貴方をあいつから解放する……そして、私が貴方を支えるから……」

ショタ提督「……ありがとう。僕も、嫁ちゃんと離婚したら……浜波ちゃんを心から愛することを誓う」

浜波「司令……!」

息子「その時は、新しいお母さんとしてよろしくね!」

娘「お父さん、出来るだけ早く離婚してね?」

ショタ提督「うん、分かってる。浜波ちゃん……」

浜波「……?」


97 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:22:48.10QjVtjYZa0 (9/19)

























「今はまだ、上司と部下の関係だけど……離婚してからは、恋人として……よろしくお願いします」


「……こちらこそ。あんな奴なんかと違って、私は……絶対に、貴方を愛するから……!」




――好感度:100/100


――[シュパァッ…!]100/100


――[パシュン…!]100/100――



















――“愛情度”:100/100



98 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:24:12.90QjVtjYZa0 (10/19)

次はリザルトです。


99 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:30:01.39QjVtjYZa0 (11/19)

自宅


ショタ提督「……ただいま」

息子「………」

娘「………」

嫁「今日は連絡通り帰って来たわね。いつもそうだったら良いのに」

ショタ提督「………」スタスタ

嫁「……何よ、その顔。まさか私に文句があるとでも?」

ショタ提督「……別に」

嫁「ちょっと待ちなさい。その言い方は何よ。明らかに不満そうね?」

嫁「家庭を顧みようともしないアンタが、家事や子育てをしてる私に逆らえる立場だと思ってんの?」ギロッ

ショタ提督(……その家事だって、いつも僕がフォローしてるじゃないか)

嫁「何!?俯いてないで何か言ったらどうなのよ!」バキッ!

ショタ提督「っぐ……!」バタッ

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「………」ムクリ

嫁「……な、何よ」

ショタ提督「……満足した?」

嫁「っ!?」

ショタ提督「殴りたいなら殴れば良い。苛立ちを感じるなら、僕に当たり散らせば良い」

ショタ提督「それで嫁ちゃんが満足するのなら、好きなだけやれば良いよ……」

嫁「………」

ショタ提督「………」

嫁「……ふ、ふんっ。偉そうに説教したつもり?もうご飯の時間だから、早く着替えてきてよ」

ショタ提督「………」スタスタ…

息子「………」スタスタ…

娘「………」スタスタ…

嫁「………」

嫁(な、何よ……怖い顔しちゃって。どんなに足掻いたところで、アンタは私から逃れられないのに……)







ショタ提督「痛た……」サスサス

娘「だ、大丈夫……?」

ショタ提督「うん、慣れてるから……それより、撮れた?」

息子「バッチリ!」つ透明小型カメラ(3周目鎮守府製)

ショタ提督(少しでも僕に有利な状況を作る為に、家での様子を録画した方が良いというアドバイスを貰ったけど……)

ショタ提督(これなら、いくらでもDVの証拠が用意出来そう……いきなりこれだもんね……)

ショタ提督(いずれは浜波ちゃん(100/100)とお付き合いする為に……いや、それだけじゃない)

ショタ提督(イムヤちゃん(88/100)や春風ちゃん(75/100)、霧島さん(69/100)に……これ以上、心配をかけないようにする為にも……!)


――『6ヶ月目』にて、彼は浜波と相思相愛の関係となり、嫁と離婚する決心をしたようです。


100以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:32:53.595m6/O12A0 (1/1)

決して愛していなかったわけではない
ただ致命的なレベルで愛し方を間違えてしまった結果こうなったんだよな


101 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:35:41.99QjVtjYZa0 (12/19)

7ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ

浜波「……はい」つお茶 コトッ

ショタ提督「……ありがとう」

浜波「ううん。あまり……無理しないでね……?」

ショタ提督「大丈夫。今の僕には、心から信頼を寄せられる……浜波ちゃんがいるから」ニコッ

浜波「……司令」

息子「僕達にとっても、浜波お姉ちゃんは一緒にいて安心出来るもん」

娘「家に帰りたくないよ……お母さん、嫌い……」

ショタ提督「ごめんね?もう少しだけ……待ってて?」

息子「うん。慌てて大失敗しちゃったら大変だもんね」

娘「でも、他の提督のお兄ちゃん達に頼めば、何とかしてくれるかも……」

浜波「それはそうだけど……」チラッ

ショタ提督「出来れば、36周目提督さん達の負担になるようなことにはしたくないんだ」

ショタ提督「協力してくれるだけでもありがたいのに、これ以上迷惑をかける訳にはいかないから……」

浜波「……大丈夫。必ず、司令を……お父さんを、あいつから……解放させるから……」ナデナデ

息子「ん……♪」

娘「あ……♪」






霧島「……司令と浜波ちゃん、随分と距離が近いわね」

春風「はい。何か……以前よりも、親しげに話しているような気が……」

伊168「………」

伊168(やっぱり私の予感が当たったわね。にしても、本当にこうなっちゃうなんて……)

伊168(だけど、大丈夫かしら……?バレたら大変なことになりそうだけど……)


↓1浜波のコンマ 愛情度:100/100 《-- END開放 --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:88/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし浜波が最大値の場合は即ENDです


102以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:36:50.94OeTPbG60o (1/2)

ほりや


103以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:37:05.43xfbcx1mR0 (1/1)

はあっ


104以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:37:24.28IGi1k9hk0 (1/2)

目指せ全員ハーレム


105以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:37:57.289etYru4DO (1/3)

はい


106 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:38:49.44QjVtjYZa0 (13/19)

同数なのでもう一度

↓1伊168のコンマ
↓2春風のコンマ

反転コンマが高い方が行動します


107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:39:21.25IGi1k9hk0 (2/2)




108以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:39:34.789etYru4DO (2/3)

はい


109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:39:41.62CNS88VSm0 (1/2)

同点決勝で一発ツモあたり、一波乱起きるでぇ


110 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:45:32.84QjVtjYZa0 (14/19)

神風「司令官と浜波ちゃん、何だか今までよりも仲良さげだけど……何かあったのかな?」

春風「……やはり司令官様が、その……」

神風「それか、浜波ちゃんが司令官の心を掴んで……って、どちらにしても結果は同じよね」

春風「はい……」

神風「……正直に言うとね?私は司令官と浜波ちゃんがくっつくことには賛成なの」

春風「……!」

神風「だって、どう考えても嫁さんと一緒にいたら……司令官は一生不幸なまま。それは火を見るより明らかよ」

春風「……同感です」

神風「だけど、それは社会的に許されることじゃない……それに、嫁さんのご両親は……」

春風「………」

神風「私達としては、むしろ司令官と浜波ちゃんが上手くいくようにサポートしたいところだけど……」

春風「………」

春風(司令官様……やはり、浜波さんと共に歩むことに決めたのでしょうか?茨の道を覚悟の上で……)



ショタ提督は……

直下


111以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:47:07.67T9HTa6aB0 (1/1)

浜波が作ったお弁当を浜波と互いに食べさせあっている


112 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 22:57:12.50QjVtjYZa0 (15/19)

浜波「はい、あ~ん……」スッ…

ショタ提督「い、いきなりそれは恥ずかしいよ……///」

春風「………」

春風(いよいよ生々しくなってきましたね……まさか、この鎮守府でお昼に放送している番組のようなことが起こってしまうなんて……)

浜波「……嫌、だった?」シュン

ショタ提督「えっ!?う、ううん!そんなことは……あ、あ~ん……はむっ」

浜波「……どう?」

ショタ提督「もきゅもきゅ……美味しい。美味しいよ、このお弁当……浜波ちゃん、こんなに料理が上手だったんだ……!」

浜波「……特訓、したから。司令の為に……」ニコ…

ショタ提督「……浜波ちゃん」

ショタ提督(文句ばかり言い続けて、全然家事を上手になろうとしなかった嫁ちゃんとは大違いだよ……)

ショタ提督(もちろん、繰り返せば慣れていくもので、今は何とか食べられるレベルにはなってるけど……)

春風「………」

春風(司令官様は既婚者……既婚者のはず……ですが、目の前の光景は初々しい恋人同士のそれで……)

浜波「じゃあ……交代」

ショタ提督「えっ?」

浜波「……んぁ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(こ、これは……そういうこと、だよね……?恥ずかしいけど、浜波ちゃんの為……!)

ショタ提督「……は、はい。あ~ん……///」スッ…

浜波「はむっ、もむもむ……ん、しっかり味見して作った甲斐があった……♪」ニコ…

春風「………」

春風(……司令官様、幸せそうです。もしも、司令官様があの方と出会っていなければ……こうして8年間も、苦しむことは無かったのに……)

春風(それはともかく、この空気を壊すのはいけませんよね……さて、どうしましょうか……)



春風の行動

直下


113以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:59:04.94DPkR0/wbO (1/2)

気を利かせてお茶を差し入れしつつ
自分の分のお弁当を持参して食事会に参加


114以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 22:59:26.99CNS88VSm0 (2/2)

食べ終わった頃合いにお茶を3つ運んでくる


115 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 23:16:01.85QjVtjYZa0 (16/19)

ショタ提督「………」キョロキョロ

浜波「……どうしたの?」

ショタ提督「いや、少しお茶を飲もうと思ったけど、そういえば手元に無かったな~って……」

浜波「あっ……ご、ごめんなさい……お弁当のことばかり考えて、お茶を用意してなかった……」

春風「……!」

ショタ提督「え?あ、ううん!浜波ちゃんを責めてる訳じゃないよ?ちょっと喉が渇いただけだから……!」アセアセ

春風「………」

春風(そういうことなら、ここは私がお茶を……そういえば、部屋に司令官様に渡そうと思っていたお弁当が……)

春風(流石に捨てる訳にはいきませんから、私が食べるとして……どうせなら、そのまま……)


浜波「………」シュン

ショタ提督「浜波ちゃん、落ち込まないで?その、誰にだってミスはあるから……」

浜波(司令を支えるって決めたばかりなのに……早速、こんな失敗を……)

春風「司令官様、失礼します」カチャ

ショタ提督「あ、春風ちゃん……」

浜波「……春風ちゃん?」

春風「その、お弁当を食べている姿を見かけまして……お飲み物を持っていらっしゃらなかったので、お茶をお持ちしました!」つお茶 コトコトッ

浜波「……!」

浜波(あぁっ、全然関係無い人にフォローされちゃった……うぅ、自分が情けない……)

ショタ提督「見てたんだ。えっと、気を遣わせちゃってごめんね?」

春風「いえいえ。普段から司令官様のお世話になっているのは私達ですから」

ショタ提督「……?そのお弁当箱は……」

春風「あ、これですか?実は……司令官様に渡そうと思っていたお弁当があったんですけど、司令官様には浜波さんが作ったお弁当がありますし……」

浜波(……そういえば、前にそんなこと言ってたっけ)

春風「自分で食べようと思ったんですが……その、もし良ければ、ご一緒させていただいてもよろしいですか?」

浜波「!?」

ショタ提督「え?それは……」チラッ

浜波「………」

浜波(折角、司令と2人きりで食べてたのに……)

ショタ提督(……どうしよう。仮にもお互い相思相愛の人同士で食べさせ合いをしているような状況で、他の異性を混ぜて食事というのは……)


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:浜波「だ、ダメっ……!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:浜波(お茶を持って来てくれたし、我慢しよ……)
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:浜波(私が春風ちゃんの立場なら……)
好感度上昇:大 ×2.0

直下


116以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 23:16:29.10v7eXrh0I0 (1/1)




117以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 23:21:47.69OeTPbG60o (2/2)

イチオオイ


118 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 23:25:01.81QjVtjYZa0 (17/19)

10→01:司令のお嫁さんカッコガチは私……!


浜波「だ、ダメっ……!」

ショタ提督「あ……」

春風「……!」

浜波「え、あ、その……」

浜波(ど、どうしよう……つい、本音が……お茶を持って来てくれた相手に、何てことを……)

春風「………」

ショタ提督(……今のが浜波ちゃんの本音、だよね?だったら、ここは僕が断った方が……)

春風「………」

浜波「うぅ……」

ショタ提督「……春風ちゃん。今回は……」

春風「……すみません。やっぱり、2人きりの時間をお邪魔するのはダメですよね」

浜波「あ……」

ショタ提督「……!」

春風「元々はお茶を差し入れに来るだけでしたので、私はこれで……」

浜波「ま、待って……その、今のは……」

春風「いえいえ、私こそ……図々しいことを言ってしまい、申し訳ございませんでした」パタン…

浜波「………」

ショタ提督「………」

浜波「やっちゃった……」

ショタ提督「いや、今のは僕がはっきり言えなかったから……」


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


119以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 23:26:14.189etYru4DO (3/3)

はい


120 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 23:42:07.13QjVtjYZa0 (18/19)

8×1.0=8 75+8=83/100


春風「………」モグモグ

神風「あれ?そのお弁当って、司令官に渡すやつじゃなかった?」

春風「いえ、その……司令官様は、既に浜波さんのお弁当を召し上がっていたので……」

神風「あ~……それで引き返して来たってことね」

春風「はい……あむっ、もぐもぐ……」

神風「それにしても、浜波ちゃんのお弁当かぁ……こういうのを、現地妻って言うんだっけ?」

春風「んぐっ!?ゲホッゲホッ……お姉様、そのような言い方は……」

神風「ご、ごめん。冗談のつもりだったんだけど……いや、ある意味冗談じゃ済まない状況なのよね」

春風「………」

春風(確かに、現状司令官様と浜波さんがしていることは……その……)

春風(ですが、司令官様は特に後ろめたさを抱いているようには見せませんでしたね……)

春風(もしかして、やはり茨の道であることを覚悟して……?)




浜波「……そういえば、これって不倫にならないのかな?」

ショタ提督「それは大丈夫。不倫は『配偶者以外の相手と性行為を行い、その関係が続いていること』が条件だから、一緒にご飯を食べるのは当てはまらないよ」

ショタ提督「ただ、浮気は定義が無いから……今の状況は、嫁ちゃんからすると確実に浮気になるかも」

浜波「そう、なんだ……」

ショタ提督「でも、こっちには色々な切り札があるんだ。最悪、こっちが慰謝料を支払うことになったとしても……離婚さえ出来れば問題無いんだ」

ショタ提督「そして……話し合いの場で、嫁ちゃんから浜波ちゃんが悪者扱いにされないよう全力を尽くすよ。約束する」

浜波「司令……!」

ショタ提督(確かに告白してきたのは浜波ちゃんから。でも、それを受け入れたのは僕だ。だから、悪いとするなら僕であって、浜波ちゃんに罪は無い)

ショタ提督(もちろん、嫁ちゃんには証拠を突き付けて話をするつもりだけど……絶対に、浜波ちゃんが悪いという結論になることだけは避けないと……!)

ショタ提督(そうなってしまえば、浜波ちゃんだけじゃなく……最悪の場合、春風ちゃん達にも被害が広がりかねないから……!)


――提督が以前より春風を意識するようになっていますが、やはり浜波以外の艦娘に恋愛感情は持っていないようです。


121 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/08(土) 23:56:34.65QjVtjYZa0 (19/19)

7ヶ月目:中旬


17周目鎮守府

17周目父「なるほど……貴方の奥さんは、随分とバイオレンスな人なんですね」

ショタ提督「……はい」

17周目母「全く!時には喧嘩をしたりすることはあっても、一方的に暴力を振るような人なんて妻失格じゃないですか!」

17周目父「少なくとも、俺も母と同意見です。相手を本気で愛しているなら、殴ろう等という発想になる訳がありませんから」

ショタ提督「………」

浜波「……お2人は、やっぱり……仲良しなんですか?」

17周目父「当ったり前じゃないですか!毎日息子を盗さt……思い出に残る写真を一緒に撮影してるくらいですから!」

17周目母「えぇ!少なくとも、私とお父さんは提督のことで意気投合してますもん!」

17周目父母「喧嘩してる暇があるなら一瞬でも多く提督と一緒にいたい!これに尽きる!あっはっはっは!」

17周目提督「お、お父さん……お母さん……///」

ショタ提督「……ふふっ、熱々なんですね」

17周目提督「は、はいっ……大好きな、お父さんと……お母さん、です……///」モジモジ

17周目父「もし奥さんのことで愚痴があるなら、何でも言って下さいね?同じ既婚者同士、相談に乗りますよ?」

17周目母「私もです。女性の心理は女性の方が理解していますし、いつでも話して下さい」ニコッ

ショタ提督「あはは……ありがとうございます」

17周目提督「ぼ、僕も……えっと、あの……力に、なります……!

ショタ提督「……17周目提督君も、ありがとう」

浜波「………」

浜波(ここの夫婦は仲良し……17周目提督君は、かなり恵まれてる方……)

浜波(息子君と娘ちゃんは、生まれた時から……ずっと、息苦しい環境で育ってきたから……)


↓1浜波のコンマ 愛情度:100/100 《-- END開放 --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:88/100
↓4春風のコンマ 好感度:83/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし浜波が最大値の場合は即ENDです


122以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/08(土) 23:59:14.58DPkR0/wbO (2/2)

(失恋だけは)まずいですよ!


123以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:00:24.53SJlln1ud0 (1/1)




124以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:00:52.639VhTbXsDO (1/4)

はい


125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:01:18.37eifUd77A0 (1/1)

これ決まったか


126以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:01:35.78mznaS0rP0 (1/5)

えい


127以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:02:56.76mznaS0rP0 (2/5)

間に合わなかったか…
とりあえず浜波おめ


128以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:03:06.71dDCpinzco (1/7)

乙女浜波、過去の自分の経験を活かし失恋者を出さずに決する


129以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:04:56.34tZU021e6O (1/7)

決まったな
下手にEND行かないままだと
読者も登場人物もSAN値ガリガリ削られそうだったし
とりあえず浜涙おめ


130 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:07:02.12qtpD+8GV0 (1/10)

浜波「ご、ゴール……!やったぁ……!」

伊168「う~ん、後少しだったんだけど……」

春風「惜しかったです……」

霧島(私なんて70台にすら届いてないんだけど……)


という訳で、提督が鬼嫁に悩まされ続けた47周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価に移りたいと思います。

※このレスではまだ安価を取りません


131以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:08:21.59dDCpinzco (2/7)

霧島さん普段の周から見ると何言ってんだって数値だぞ


132 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:09:06.36qtpD+8GV0 (2/10)

恒例の注意事項です。

※今回ENDを迎えた艦娘(浜波)はNGです。

※今回登場した艦娘(霧島、伊168、春風)はNGです。

※今までにENDを迎えた艦娘(>>4-8をご参照下さい)もNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風・日進は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。

次の>>1のレスからスタートです。


133 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:11:13.04qtpD+8GV0 (3/10)

1人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用


※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:14の時点で↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:11:17.52SvsTBHxEO (1/4)




135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:11:26.19n80qHN/0O (1/2)

秋雲


136以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:11:27.59tZU021e6O (2/7)

天城


137以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:11:34.36TjupVRlCo (1/5)

朝風


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:11:40.476OvKTfUlO (1/4)

弥生


139 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:13:07.60qtpD+8GV0 (4/10)

1人目:天城(59→95)

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:15までに↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


140以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:09.68SvsTBHxEO (2/4)




141以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:12.76dDCpinzco (3/7)

海風


142以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:33.17tZU021e6O (3/7)

ガンビアベイ


143以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:45.06s3cpIb7Ao (1/4)

神風


144以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:50.93TjupVRlCo (2/5)

朝風


145以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:13:52.85mznaS0rP0 (3/5)

神通


146以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:14:01.55/DsCKk2x0 (1/2)

陸奥


147 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:15:16.56qtpD+8GV0 (5/10)

2人目:漣(68→86)

3人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:18までに↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:15:19.44TjupVRlCo (3/5)

朝風


149以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:15:21.89s3cpIb7Ao (2/4)

神風


150以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:15:22.176OvKTfUlO (2/4)

弥生


151以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:15:29.59dDCpinzco (4/7)

海風


152以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:16:33.55GqHmiCruo (1/1)

占守


153 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:17:29.96qtpD+8GV0 (6/10)

3人目:神風(89→98)

ラスト4人目!

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:20までに↓5まで埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます


154以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:34.376OvKTfUlO (3/4)

弥生


155以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:34.78mznaS0rP0 (4/5)

神通


156以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:35.37dDCpinzco (5/7)

海風


157以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:37.719VhTbXsDO (2/4)

名取


158以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:37.95tZU021e6O (4/7)

阿武隈


159以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:38.15TjupVRlCo (4/5)

朝風


160以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:17:50.66RdHrv33a0 (1/2)

イヨ


161 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:22:01.19qtpD+8GV0 (7/10)

4人目:神通(78→87)

という訳で48周目ヒロインは

天城、漣、神風(41周目より再登場)、神通(38周目より再登場)となります。

神通さんは前回の無念を晴らせるのか、神風はリベンジを果たせるのか、天城と漣は初登場で華やかな勝利を飾れるのか!こちらとしても期待が深まります。


続いて3の倍数周限定!提督の設定安価へと移りたいと思います。

※このレスではまだ安価を取りません


162 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:24:00.78qtpD+8GV0 (8/10)

注意事項です。

※性別は男、外見年齢は10歳前後で固定です(年齢操作自由、男の娘等はOKです)。

※あまりにもぶっ飛んだ設定は多数決を取らせていただきます。

※>>1は軍事知識がほぼ皆無です。

※反転コンマで判定します。


0:27前後の>>1のレスから開始します。それまで提督の設定を練ってお待ち下さい。


163以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:25:21.23tZU021e6O (5/7)

知識と運動能力が人間離れする代わりに
見た目が幼くなり泳げなくなる実を食べてしまった


164以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:26:07.87tZU021e6O (6/7)

ギャーフライング
サーセン


165 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:27:03.92qtpD+8GV0 (9/10)

48周目提督の設定

↓1~↓10で反転コンマが最大の設定採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※0:32の時点で↓10まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の設定を採用させていただきます


166以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:07.15dDCpinzco (6/7)

猫耳猫尻尾付きショタ


167以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:08.73n80qHN/0O (2/2)

完全な二次元のAI提督 パソコンとかスマホの中にいるアプリみたいな感じで


168以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:13.25s3cpIb7Ao (3/4)

過去からのタイムスリッパー


169以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:14.76RdHrv33a0 (2/2)

体は男だけど心が女性でレズビアン


170以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:18.14/DsCKk2x0 (2/2)

スペランカー体質でよく死ぬ提督
毎回あの天国経由で生き返る


171以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:18.45TjupVRlCo (5/5)

異世界人(元居た世界はファンタジー世界的な)


172以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:23.46SvsTBHxEO (3/4)

父が海軍の偉い人だが仲が悪く実力で提督に上り詰めた青年


173以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:31.61mznaS0rP0 (5/5)

表向きは物静かで穏和だが、過去に艦娘に両親を殺され(?)内心艦娘に激しい憎悪を抱える提督


174以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:35.989VhTbXsDO (3/4)

不治の病で余命幾ばくもない合法ショタ提督



175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:46.70tZU021e6O (7/7)

知識と運動能力が人間離れする代わりに
見た目が幼くなり泳げなくなる実を食べてしまった
海を制覇し元帥になる野望を秘めた熱血漢


176以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:27:51.396OvKTfUlO (4/4)

不幸系ショタ


177 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/09(日) 00:41:37.80qtpD+8GV0 (10/10)

不治の病で余命幾ばくもない合法ショタ提督(98→89)

という訳で、48周目提督の設定は
不治の病を患い、余命が後僅かな合法ショタ提督となります。

う~ん、現代設定ですと開幕から16周目提督の万能治療薬や27周目提督の超能力でどうにかってしまいますね……
これは時系列を過去にすべきでしょうか?何はともあれこちらでも色々と設定を練ってみます。

それでは今回の更新はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
エピローグはある程度プロットが出来上がっていますので、そこまで時間はかからないと思います。
オープニングは少し時間がかかりそうですが、可能な限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

業務連絡(?)ですが、ここ最近ショタ提督の設定を考え出すのが難しくなってきましたので、申し訳ございませんがキリの良い50周目を最終回にしようと思います。
そして50周目終了でスレを畳み、新たな艦これスレを始めようと思います。内容はまだ未定ですが、安価と反転コンマを利用する方針は変わらないと思います。

後書きまで長文になってしまいすみません。また次回の更新でお会いしましょう。


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:44:27.11SvsTBHxEO (4/4)


とうとう終わりが見えてきたのか…


179以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:46:20.81dDCpinzco (7/7)

おつです
終わってしまうか…最後までお供します


180以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:49:25.98s3cpIb7Ao (4/4)


これはシリアス周回の予感
そしてこのスレももう終わっちゃうのか寂しいな


181以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 00:54:12.849VhTbXsDO (4/4)

乙です


182以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 08:35:06.56OsRphHlM0 (1/1)

乙乙
しかし、50回目で最終回か…
今回の艦娘安価には参加できなかったけど、残り二回となった艦娘安価で誰を出すかも色々考えておくかな
とにかく最後まで応援してる


183以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 08:44:16.16MSbf0HCSO (1/1)

乙です
小ネタで言及されてた天城が早速登場できたな
それにしても本当に長く続いてきたよなあ
そりゃネタも出尽くすわ


184以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/09(日) 21:35:27.35GmRQ8UssO (1/1)

幽霊、不老不死、未来人、メタモン、人と異種族のハーフ、クローン、宇宙人、超能力者、異世界人、転生者、ギャグ補正、ロボット、二重人格者・・・
長く続いてるだけあって某女子高生主役のラノベや某野球バラエティと同じくらい濃い属性の集まりだよなあ。終わってしまうのが寂しい限りだ


185 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:04:21.36cAhKXTtm0 (1/17)

エピローグ、投下します。


186 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:05:35.01cAhKXTtm0 (2/17)

ショタ提督「………」

浜波「………」

息子「………」

娘「………」

ガチャ…

ショタ提督達「……!」

嫁「……何でわざわざこんなところに呼び出したのよ。いつも言ってるでしょ?家事や子育てで忙しいって」ギロッ

浜波(こいつ……よくもまぁ、そんなことをぬけぬけと……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(今まで、僕は嫁ちゃんに責任を感じてきた。それ故に、どんな理不尽にも耐え続けてきた)

ショタ提督(だけど、もう……限界だよ。あんな真実を知ってしまったら……とてもじゃないけど、僕は……)

ショタ提督「……大丈夫。“嫁ちゃん次第”で、すぐに終わるから」

嫁「はぁ?どういう意味よ?」

ショタ提督「ただ、先に言っておくけど……」

ショタ提督(そろそろかな?事前に36周目提督さん達と話し合ったから、時間通りなら……)チラッ

ガチャ…

嫁「……?」チラッ

36周目提督「こちらです」

嫁父「すまないね。しかし、どうして元帥殿は私達をここに……?」

嫁母「義理の息子が勤める鎮守府に、何か問題でも起こったのかしら……?」

嫁「……パパ、ママ?」

嫁父「ん?嫁?」

嫁母「奇遇ね。私達、ちょっとお仕事の関係でここに……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(3周目提督君が言うには、○×占いで調べたらお義父さん達も味方に付いてくれるという結果が出たらしい)

36周目提督(その言葉を信じて、嫁父さんと嫁母さんをここに呼び寄せた。元帥の力を借りてね)


187 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:07:02.22cAhKXTtm0 (3/17)

ショタ提督「……お義父さん、お義母さん。ご無沙汰しています」ペコリ

嫁父「おや、提督君じゃないか。こちらこそ久しぶりだね」

嫁母「最後に会ったのはいつだったかしらね……」

息子「……おじいちゃん」

娘「おばあちゃん……」

嫁父「おやおや、可愛い孫達まで一緒だとは」

嫁母「にしても、今日は偶然が続くものねぇ……」

ショタ提督「……すみません。実は偶然では無いんです」

嫁父母「え?」

嫁「……?」

ショタ提督「今日は、嫁ちゃんに……別れを告げようと思うんだ」

嫁「……は?何言ってんのよ」

ショタ提督「………」スッ…

嫁「……なっ!?」

嫁父母「えっ……」

嫁(み、緑色の紙……これって、もしかしなくても……離婚、届……!?)

嫁(しかも、提督が付けていた指輪まで……う、嘘!?どうして……!?)ガクガク

ショタ提督「……認めて、くれるかな」

嫁「……じょ、冗談じゃないわよ!どうしてこんな物を出してくるのよ!?」

嫁父「て、提督君……これは……」

嫁母「どうして……」

ショタ提督「……それは、嫁ちゃ……いえ、嫁“さん”が全て知っています」

嫁「……っ」

嫁(嫁“さん”……そんな他人行儀な呼び方まで……!)


188 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:08:16.23cAhKXTtm0 (4/17)

浜波「……嫁さん」

嫁「な、何よ。大体、何でアンタまでここにいるのよ!それに余所の提督まで!」

36周目提督「……私は貴女のご両親をここに招くよう、元帥に指示された為です」

嫁「っ、じゃ、じゃあ!そこの艦娘は!?これは私達の問題でしょうが!」

浜波「いえ、司令が……47周目提督さんが勤める鎮守府の艦娘代表として、ここにいるだけです」

嫁「何が代表よ!人の家庭の事情に首を突っ込む気!?」

浜波「……まだ、分からないんですか?」

嫁「何がよ!?」

浜波「47周目提督さんが……どうして、離婚届を差し出したのかを……」

嫁「分かるはず無いでしょ!?こいつが勝手に……ちょっと、提督」

ショタ提督「………」

嫁「こんなことをして、無事で済むと思ってる訳?アンタ、私にしでかしたことを忘れたとは言わせないわよ?」ギロリ

浜波「……っ!」ギリッ!

娘「……っ」ズキッ…

息子「………」ギュッ

36周目提督「………」

ショタ提督「……やめた方が良いよ。もう、全部分かってるから」

嫁「は?まさかしらばっくれる気?この場でぜ~んぶバラしても良いのよ?そうするとアンタは……」

ショタ提督「……どうしても、自分で罪を認め……いや、自分の口で正直に話すつもりは無いんだね?」

嫁「いい加減にしなさい!これ以上言うと本気でバラすわよ!?今すぐアンタを……」

浜波「……司令。もういいよ。こんな奴……言っても無駄だから」

嫁「ちょっと。艦娘の分際で私の悪口を言って許されると……」

ショタ提督「お義父さん、お義母さん……いえ、“嫁父”さん、“嫁母”さん。見ていて下さい。これが貴方達の娘が犯した……罪です」スッ…

嫁父母(指の先は……ビデオカメラ?それにプロジェクターが……)チラッ

ショタ提督「……今から映し出される映像は、全て真実です。どうか目を背けず、最後まで見て下さい」

浜波「……再生、するね」カチッ

嫁「な、何よ。どんな映像かは知らないけど、こんな物で私を黙らせられるとでも――」


189 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:10:33.92cAhKXTtm0 (5/17)

――

嫁父「………」

嫁母「……っ」

嫁父(嫁が、提督君に……私のワインを飲ませて……)

嫁母(泥酔して眠ったところを、強姦するなんて……!?)

嫁父(それだけじゃない。避妊具に穴をあけ……)

嫁母(安全日と嘘をついてまで、子供を……しかも、2人を道具としか見ていなかっただなんて……)

嫁「――ッ!?」

ショタ提督「……以上が、嫁さんが僕に対して犯してきた罪の全てです」

息子「特に、家での暴力はほとんど毎日……」

娘「お父さん、いつも顔にあざがあって……」

浜波「……鎮守府でも、その痛みに耐えながら仕事をしていました」

36周目提督「何かあるのではと考え、こちらで調べてみましたが……その結果がこの映像です」

嫁父「………」

嫁母「………」

嫁「……っ」ガクガク

嫁(そ、そんな……どうして……どうして、私のしたことがバレ……)

嫁(い、いやっ!そんなはず無い!家でのDVはともかく、あれは……絶対、バレるはずが……!)

嫁(あの状況で部屋の中に隠しカメラなんて無いはず!そもそも私は計画を誰にも話していないし、カメラをセットする奴がいる訳無い!)

嫁(だとしたら……考えられる可能性は、1つしか……!)

ショタ提督「……これで、認めてくれる?」

嫁「……酷いじゃない」

ショタ提督「え?」

嫁「こんな……私を悪者にする為に、嘘の映像まで用意するなんてッ!!」

浜波「なっ……!?」

ショタ提督「………」

36周目提督「………」

息子「お、お母さん!?」

娘「何言って……」


190 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:12:04.82cAhKXTtm0 (6/17)

嫁「ふざけんじゃないわよ!?こんなの合成に決まってるでしょ!?嘘っぱちよッ!!」

ショタ提督「………」

嫁「自分が無能で情けないからって、こんな物を作ってまで私を悪者にしようとしてるの!?」

ショタ提督「………」

嫁「ハッ!良い度胸ね!これって全部、配役が逆じゃない!アンタが私にしたことでしょうが!」

浜波「……ッ!!」

息子「……っ!」

娘「………」

嫁「何?捕まるのが怖いから私のせいに仕向けようって訳!?見損なったわ!アンタがそこまで酷い奴だったなんて!」

36周目提督「………」

嫁「パパ!ママ!こんな奴、しばらく謹慎にしてやって!反省させないと分からないみたい!」

嫁父「………」

嫁母「………」

ショタ提督「……まだ、認めようとしないんだね」

嫁「認めるも何も、アンタがやったことでしょうが!まだ言う気!?」

ショタ提督「……分かった」

ショタ提督(それなら……無理矢理にでも、認めてもらう。こんな手段は、出来れば取りたくなかったけど……)

ショタ提督(今のは、本当に……頭に血が昇りそうだった。自分がやったことなのに、まさか……まだ、僕のせいにしようとするなんて……)

ショタ提督(……僕が左手を挙げれば、それが最後の手段を行使することのサイン。既に準備してくれている……)スッ…

浜波(司令が左手を……そう、だね。こんな奴なんかに……情けをかける必要は、無い……!)

36周目提督(……!使うんだね、あの道具を……)

「……分かりました。今すぐ“使用”しますね?」

ショタ提督(隣から小声が聞こえた。それは幻聴なんかじゃない……嫁さんが来る前から、僕の隣で待機してくれていた――)

「……っ!」プシュッ…!

嫁「ゲホッ!?な、何か急に煙たく……うっ!?」ドクンッ…!










3周目提督(E:透明マント)「………」

3周目提督(白状ガス……このガスを吹き掛けられた人は、何でも本当のことを正直に話してしまいます)

3周目提督(この為だけに、明石さんと夕張さんに開発していただきました。ですが、まさか使うことになるなんて……しかし、この人は本当に……酷過ぎますから……!)

ショタ提督(――透明マントを被って姿を消している、3周目提督君の声……!)


191 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:13:59.76cAhKXTtm0 (7/17)

嫁「そう!私が全部やったこと!この映像は100%真実よ!」

嫁父「なっ……!?」

嫁母「嘘……そんな……」

ショタ提督「………」

嫁「どうしても提督を私のモノにしたくて、犯罪だと分かっていながらワインで酔わせて襲ったの!」

嫁「それだけじゃない!私から逃れられないよう、ゴムにも細工して妊娠するようにした!」

嫁「子供がいれば提督は私から逃げようとしない!責任を取ってくれると思ったから!」

嫁「2人を愛そうと思ったことは1度も無い!提督を縛り付ける鎖……足かせとしか思ってなかった!双子だと発覚した時は鬱陶しいとさえ思ったわ!」

息子「………」

娘「………」

嫁父「………」

嫁母「………」

ショタ提督「……やっと、正直に答えてくれたね」

嫁「……ハッ!?い、今のは違……いや、全て本当……あぁもうっ!何がどうなって……」

浜波(白状ガスの効果は一瞬じゃない。3周目提督君の説明によれば、しばらくは続くみたい……)

36周目提督(その間、嫁さんは……ガスの効力で、話せば話すほど墓穴を掘ることになる)

嫁父「………」プルプル

嫁母「………」

嫁「パパ!ママ!私は悪く……いや、私が元凶!だからそうじゃ……そう!全ては私がやったこと!うぅっ……!」

嫁(ど、どういうこと!?隠してたことが勝手に口に出ちゃう……!?)

嫁父「お前は何ということをしてしまったんだ!未成年に飲酒させた上に強姦だぞ!?」

嫁母「……到底、許されることでは無いわ。まさか、貴女がそんなことをしていたなんて」

嫁「うぐぐ……ふ、フンッ!私が何をしようが、パパとママの権力を使えば揉み消せ」

36周目提督「それは無駄ですよ」

嫁「は?」

36周目提督「先程申しました通り、貴女のご両親は元帥に指示されてここにいらっしゃいました」

嫁「それがどうしたって言うのよ?」

36周目提督「おかしいとは思いませんか?どうして“47周目提督さんと貴女がここにいるタイミング”で、“都合良く両親までここを訪れたのか”を」

嫁「……っ!ま、まさか……アンタが……?」

36周目提督「はい。私が“直々に”元帥に依頼したのです。嫁父さんと嫁母さんを、47周目鎮守府に出張させてほしいと」

嫁「………」

36周目提督「要するに、私は元帥と親しい関係です。貴女の不始末を、ご両親の権力で揉み消そうと言うのなら……元帥に連絡し、真正面から阻止させていただきます」

嫁「……糞ッ!!」

嫁父(……なるほど。それで36周目提督さんが私達を……しかも、元帥と繋がっていたとは……)

嫁母(尤も、こんなことで権力を振りかざすほど、私達は愚かでは無いけどね。増して娘の不始末だというなら、猶更……)

36周目提督「………」

36周目提督(ごめんなさい、元帥殿……またしてもご迷惑をおかけしてしまって。ですが、友人を救う為……どうかお力をお貸し下さい……!)


192 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:16:24.27cAhKXTtm0 (8/17)

ショタ提督「……このことを公にするつもりは無い。僕は嫁さんの人生を壊す為に、貴女をここに呼び出した訳じゃない」

ショタ提督「だけど、離婚を認めてくれなかったら……分かるよね?」

ショタ提督(こんな、脅すような真似……いや、心を鬼にするんだ……!今までされてきた仕打ちを思い出すんだ……!)ギリッ…!

嫁「………」

浜波「………」

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「……嫁さん?」

嫁「……アンタ最低」ギロッ

ショタ提督「えっ……」

嫁「奥さんの私をよってたかって追い詰めるようなことをして!確かに映像の出来事は本当だけど、だからってここまでする!?」

浜波「……何を言って」

嫁「提督のことが好きになって、ちょっと私が強引なことしただけでしょ!?それでここまでキレるとか、アンタ器小さすぎじゃない!?」

息子「最低なのは、お母さんでしょ……!」キッ

娘「……!」キッ

嫁「何でお前達まで提督の味方してるのよ!誰が産んでやったと思ってんの!?この役立たずが!!」

息子「……っ!」ズキッ

娘「う……」ズキッ

浜波(こ、こいつ……まだ自分の子供のことを……!)

36周目提督「………」

ショタ提督「っ!嫁ちゃん!いい加減に――」














嫁父「いい加減にしないかッ!!」バシィッ!

嫁「あうっ!?」バタッ














ショタ提督「――!?」

浜波「……!」

36周目提督「……!」

息子娘「あ……!」


193 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:17:52.56cAhKXTtm0 (9/17)

嫁父「黙って聞いていれば、お前はさっきから……自分の非を一切認めず、相手のせいばかりにして……!」

嫁「ぱ、パパ……どうして叩いて……」

嫁父「まだ言うか!?自分がしてきたことを顧みてみろ!いや、顧みても尚そんなことを……!提督君に、少しでも悪いことをしたと思わないのか!?」

嫁母「……それだけじゃない。自分の子供を役立たずだなんて、どうしてそんな酷いことを言えるの!?子供の気持ちを考えたことが無いの!?」

嫁「それ、は……提督が、私だけを見ないから……子供も、提督のことを……引き留めてくれないから……」

嫁父「お前……っ!」

嫁母「貴女……っ!」

嫁「ヒッ……!や、やだ……叩かないで……!」ビクッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(嫁父さん、嫁母さん……)

36周目提督「………」

36周目提督(白状ガスのせいで、嘘をつくことが出来ない……だからこそ、嫁さんは両親をここまで怒らせて……)

浜波「………」スタスタ

嫁「……な、何よ」

浜波「……っ!」パシィッ!

嫁「うあっ!?」バタッ

ショタ提督「は、浜波ちゃん!?」

浜波「47周目提督さんは……司令は……鎮守府で働いている時も、ずっと……お前のことを、考えてた……」

浜波「どんなに殴られたり、罵声を浴びせられたりしても……お前の悪口なんて1つも言わず、『僕が嫁ちゃんを愛さなきゃ』って……」

浜波「それなのに、お前は……司令のことを、全然愛そうとしないで……自分の我儘ばっかり、押し付けて……!」

浜波「そんなの……そんなの、好きになったって言わない……!都合の良い玩具を見つけただけでしょ……!」

嫁「……っ!」

ショタ提督「……!」

浜波「司令は、玩具なんかじゃない……!どうして、愛してあげなかったの……!まさか、それが自分なりに愛しているとでも言うつもり……!?」

浜波「だとしたら……そんな歪んだ愛情、誰1人……いや、少なくとも……普通の人間には、受け入れられるものじゃない……!」

浜波「これ以上、司令を……息子君や娘ちゃんを、傷つけないで……!もう、司令の辛そうな顔を見るのは……耐えられない……!」

嫁「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波ちゃん……)


194 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:18:54.91cAhKXTtm0 (10/17)

息子「……怒ってるのは、浜波お姉ちゃんだけじゃない」

娘「私達だって……もう、限界……!」

嫁「お前達……」

息子「ずっと、家で見てきた……お父さんは、お母さんや僕達のことを一生懸命考えてくれていたのに……」

娘「お母さんは、そんなお父さんに文句ばかり言って……殴ったり、蹴ったり……酷いことばかり言って……」

息子「僕や娘のことも、役立たずって……あんまりだよ……」

娘「私達だって……好きでお母さんなんかに産んでもらった訳じゃない……!」

嫁「……っ!」

息子「お母さん……もう、無理だよ……いや、貴女のことを、お母さんと呼ぶことだって……本当は、嫌なのに……」

娘「貴女がお母さんだったことが……自分を産んだ親だというのが……怖くて、たまらない……!」

嫁「………」

息子「でも、お父さんは違った。どんなに辛い時でも……いつだって……!」

娘「私達に、優しい言葉をかけてくれた……頭を撫でてくれたりもした……!」

息子「そんな優しくてカッコ良いお父さんが、これ以上……お母さんみたいな、酷い奴に苦しめられるのは嫌だ……!」

娘「お願いだから……私達の最初で最後の、一生のお願い……」

息子娘「もう、お父さんや僕(私)達の前に現れないで。2度と顔を見せないで……貴女が母親だということが、人生で1番恥ずかしいよ……!」

嫁「………」

浜波「………」

浜波(実の息子や娘に、こんなことを言われる親が……現実に、それも私の目の前にいるなんて……)

36周目提督「………」

36周目提督(47周目提督さんが、息子君と娘ちゃんを大事にしてあげていて良かった……もし、47周目提督さんまで嫁さんのような人だったら……この2人の人生は……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(息子、娘……ごめんなさい……まだ幼い2人に、こんな……辛い言葉を、言わせてしまって……!)


195 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:21:46.41cAhKXTtm0 (11/17)

嫁父「……もう分かっただろう。お前は……提督君に、文句を言えるような立場では無いんだ」

嫁母「むしろ、本当は土下座しなきゃいけないくらいなのよ?あれだけのことをしておいて、離婚だけで済まそうって言ってくれてるのに……」

嫁「………」

ショタ提督「………」

嫁父母「そして……私達も……」スッ…

ショタ提督「……っ!?よ、嫁父さん、嫁母さん!何を……」

ショタ提督(どうして2人が土下座を……!?)

嫁父「こんなことになったのは、私達が娘を溺愛し過ぎたせいだ。もっと幼い頃から、甘やかさずにしっかり育てておくべきだったんだ……!」

嫁母「それで私達が被害を受けるだけならまだ良かった。だけど……あろうことか、こんな犯罪にまで繋がってしまっただなんて……!」

嫁父「すまなかった、提督君……謝って許されることでは無いと分かっている。けれど……!」

嫁母「どうか、謝らせて下さい……!娘が……私達のせいで、本当に……ごめんなさい……!」

ショタ提督「……嫁父さん、嫁母さん」

嫁父(あぁ、もう“お義父さん”や“お義母さん”とは呼んではくれないか……)

嫁母(いや、口を聞いてもらえるだけありがたいと思わなきゃ……だって、あんなことがあった後なのに……)

ショタ提督「……顔を上げて下さい」

嫁父母「………」スッ…

ショタ提督「お2人にお願いがあります。どうか、嫁さんに……僕との離婚を認めてくれるよう、説得してもらっても良いですか?」

嫁父「……無論、そのつもりだ」チラッ

嫁母「むしろ、説得しない理由が無いわ」チラッ

嫁「……っ」ビクッ


196 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:23:10.82cAhKXTtm0 (12/17)

嫁父「……嫁。今すぐ離婚届に署名しなさい」

嫁「……嫌」

嫁母「自分の立場が分かっているの?早く書きなさい」

嫁「嫌っ!」

嫁父「まだ提督君に迷惑をかけるつもりか!?」

嫁母「いい加減にしなさい、娘ッ!!」

嫁「嫌よ!初めて好きになった人なのに!どうして離婚しなきゃいけないの!?」

嫁父「まだ分からないのか!?お前は離婚どころか、今すぐ逮捕されても文句を言えないようなことをしたんだぞ!?」

嫁母「だけど提督君が、離婚だけで済ませると言ってくれているのよ!?このままだと、私達は……貴女を通報しなきゃいけなくなるわ!」

嫁「っ!?」

嫁父「私達は子供の育て方を間違えてしまった……けれど、自分の子供の罪を隠そうとするほど馬鹿じゃない」

嫁母「貴女が離婚届に署名しないと言うのなら……親として、海軍関係者として……貴女に然るべき罰を与えなければいけない」

嫁「………」

嫁父「これ以上、提督君を苦しめるのはやめろ。彼は自分を強姦し、子供を無理に作らせ、人生を狂わせた相手にも……こうして、慈悲を与えてくれているんだぞ?」

嫁母「本当に提督君のことが好きなら……今、ここで貴女がすべきことは……分かるわよね?」

嫁「………」

浜波「………」つペン スッ

嫁「……!」

浜波「早く書いて……」ギロッ

息子「お母さ……いや、嫁さん」

娘「お願いだから、書いてよ……」

36周目提督「………」

嫁「………」チラッ

ショタ提督「……書いて、くれるかな」

嫁「……っ!うぅっ……」


197 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:24:21.80cAhKXTtm0 (13/17)

――

嫁「………」スッ…

浜波「……どう?」

36周目提督「……うん、必要事項は全て記入されているね。これなら役所に出せば、問題無く受理されると思うよ」

嫁「………」

ショタ提督「……ありがとう、嫁さん」

嫁「……っ」ジワッ

浜波「……お前なんかに、涙を流せる資格があると思うの?」

嫁「……っ!?」

浜波「本当に泣きたいのは……司令なのに……」

嫁「……っ」

嫁父「……本当にすまなかった、提督君」

嫁母「娘を許してほしいとは言いません……いや、言えません」

嫁父「これからしばらくは、娘に常識を叩き込んでいく。時既に遅しかもしれないが……」

嫁母「これ以上、娘の犯罪に巻き込まれてしまう人を出す訳にはいきません……」

ショタ提督「………」

嫁「……提督」

ショタ提督「………」クルッ

嫁「あ……っ」

嫁(背中を、向け……今まで、1度も……そんなこと、無かったのに……)

嫁父「さぁ、来るんだ……!」ガシッ

嫁母「いつまでも、提督君を束縛してはダメ……!」ガシッ

嫁(やだ……提督が、離れていっちゃう……そんなの……そんなのっ……!)ジワッ

嫁「……嫌ぁっ!離れたくないよぉっ!」ポロポロ

嫁父母「なっ!?」

嫁「提督ぅっ!やだぁっ!こっち見てよぉ!見捨てないでよぉっ!」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(振り向くな、僕……!ここで振り向いたら、また……嫁さんが、僕を……!)

嫁父「まだそんなことを言っているのか!?」

嫁母「いい加減になさいっ!」

嫁「嫌あああああああああっ!提督ううううううううううっ!うわあああああああああああっ!」ポロポロ

スタスタ…


198 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:25:45.84cAhKXTtm0 (14/17)

36周目提督「……行ったみたいだね」

浜波「………」コクリ

3周目提督「ふぅ……まさか、最後の最期であんな駄々をこねるとは思っていませんでしたよ」つ透明マント バサァッ

息子「これで……お父さんは、あの人から……解放されたんだよね?」

ショタ提督「……うん。ただ、正式には離婚届が受理されてからだけどね」

娘「あ、そっか……でもでもっ!これで私達の新しいお母さんが……浜波お姉ちゃんになるんだよね?」

浜波「……!」

ショタ提督「もちろんそのつもりだけど……しばらくは、まだ再婚出来ないかも」

息子「え、何で?」

ショタ提督「まずは僕の両親に、嫁さんと離婚したことと……改めて、浜波ちゃんと交際することを伝えなきゃいけない」

ショタ提督「でも、それだと不倫と誤解されるかもしれない。だから、しばらくは今まで通りの日々を送った方が良いと思う」

娘「……そういうものなの?」

36周目提督「う~ん、僕達は事情を知っているから特に気にしないんだけど……世間って、意外と厄介だからね」

3周目提督「確かにしばらくは普段通りの生活を続けた方が無難だと思います。もちろん僕達は47周目提督さんの再婚ならいつでも祝福しますよ!」

浜波「………」

ショタ提督「……ありがとうございます、36周目提督さん。3周目提督君も、ありがとう」

36周目提督「いえ、困った時はお互い様ですよ」ニコッ

3周目提督「また悩みがあれば、いつでも相談して下さい!」

ショタ提督「息子、娘もありがとう。そして……ごめんね?子供にあんなことを言わせているようじゃ、親失格だよ……」

息子「そんなことないよ!お父さんはいつだって、僕達のことを大切にしてくれたもん!」

娘「『生まれてきてくれてありがとう』って言ってくれたでしょ?あの時、お父さんの子供で良かったって……心からそう思ったんだよ?」

息子娘「お母さんの子供だということは身の毛がよだつけど」

ショタ提督「………」

浜波(残念でもないし当然……)


199 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:27:36.21cAhKXTtm0 (15/17)

ショタ提督「そして……」クルッ

浜波「……!」

ショタ提督「浜波ちゃん……ありがとう。さっき、嫁さんのことを……引っぱたいてくれたよね?」

浜波「………」

ショタ提督「本当は、こんなこと考えちゃいけないけど……あの時、嬉しかったんだ」

浜波「……え?」

ショタ提督「浜波ちゃんが、僕の為に……嫁さんに対して、あそこまで怒ってくれたことが……」

浜波「あ……え、えっと、あいつの身勝手な言い方が……つい、頭にきて……」

ショタ提督「ううん。それだけ、僕のことを考えてくれてるのが伝わったよ。それに……」

ショタ提督「嫁さんが浜波ちゃんに叩かれて、少しだけ……すっきりしちゃった」ニコッ

浜波「……司令」

36周目提督「……そろそろ、2人だけの時間にしてあげた方が良いかな?」ボソッ

3周目提督「ですね……僕達はお暇しましょう。他の皆さんにも、47周目提督さんが離婚出来たことを伝えないと……!」ボソッ

スタスタ…

息子(あれ?3周目提督お兄ちゃんと36周目提督お兄ちゃんが部屋から出て行ってる……)

娘(急にどうしたんだろう……?)

ショタ提督「……こんな僕の為に、一生懸命になってくれて……本当にありがとう」

浜波「……ううん。司令こそ……辛かったはずなのに、私達の為に……ずっと、頑張ってくれて……ありがとう」

ショタ提督「まだ、交際という形になっちゃうけど……近い内に、えっと……1年以内に、改めて……プロポーズする」

浜波「……!」

息子「わぁ~!」パァッ

娘「ぷ、プロポーズだって!ドラマとかで言う台詞、初めて聞いちゃった!」パァッ

浜波「司令……嬉しい……っ!」ギュッ

ショタ提督「……僕だって」ギュッ

浜波(司令、笑顔になってる……それも、今まで見せたことの無いほど……優しくて、あったかい笑顔……)

ショタ提督(浜波ちゃん、やっぱり温かい……この温もりは、嫁さんといた時は……感じられなかった……)

ショタ提督(そうだ。僕は……これからは、浜波ちゃんを愛していく……ずっと、ずっと……!)

ショタ提督「……浜波ちゃん」

浜波「……?」


200 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:28:39.89cAhKXTtm0 (16/17)


























「今はまだ恋人だけど……いずれは、僕の隣で……一緒に、歩んで下さい……!」


「……うんっ」


「やっぱり、今すぐ結婚しちゃダメなの~?」


「早く浜波お姉ちゃんのことをお母さんって呼びたいなぁ~♪」
























浜波 HAPPY END!


201 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/11(火) 20:29:20.27cAhKXTtm0 (17/17)

オープニングはもうしばらくお待ち下さい。


202以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/11(火) 20:31:14.76UiqdEAAgo (1/1)

おつ
子供達をよしよししてやりたい、よく頑張ったね…なんかこの役を前回失恋に泣いた浜波がやるのは因果感じるわ


203以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/11(火) 20:41:38.59ArR2nzksO (1/1)


元嫁…あわれなやつよ…


204以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/11(火) 20:53:11.05UqCJDGEDO (1/1)

乙です
提督も浜波も子供たちも良く頑張った


205 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:43:32.46lu4d+CkT0 (1/10)

オープニング、投下します。


206 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:45:23.02lu4d+CkT0 (2/10)

オープニング


元帥「………」スタスタ…

元帥(……この日を忘れたことなど、今まで1度も無い。毎年、必ず……会いに行く)

元帥(あの時交わした約束をしっかり守っているぞ、と……伝えに行く)

元帥「……ふぅ」

元帥(この距離を歩くだけでも足腰に響く。やはり老いは残酷なものじゃのう……)

元帥「………」

元帥(じゃが、こうして老いていくこと……いや、普通に色々な経験をし、未来に向かって進む姿こそ……あいつが最も望んだこと)

元帥(それを残酷と言うならば、あいつに怒られてしまう……だからこそ、ワシは絶対に老衰以外で死ぬつもりは無い)

元帥(今のワシには、そのくらいのことしか出来ない……あぁ、今でも悔やむばかりじゃ……)

元帥(どうしてあいつが……あいつのような、好青年を絵に描いたような奴が……あんな目に遭わなければならなかったんじゃ……)

元帥(それでいて、今で言う2周目提督や36周目提督に匹敵する実力の持ち主じゃった……あの時から、優れた資質を見せていたというのに……)

元帥(幼き頃から、海軍史に残ると言われていたほどの目覚ましい手腕を……)

元帥「………」フルフル

元帥(いや、そんなことは関係ない。例え仕事が出来ずとも、ワシは……“ワシら”は、あいつを大切に考えていた)

元帥(だからこそ、ワシは……まだあいつの実力を知る前から、親しく……)

元帥「………」スタスタ…

元帥(……長く生きていれば、色々なことがある。あいつの孫が、同じように幼い身で提督になるとは……彼女から聞いた時は驚いたのう)

元帥(そして同時に、嬉しくもあった……まるであいつが、帰って来てくれたかのような……)ウルッ

元帥「……っ」グシグシ

元帥(いかん、年を取ると涙腺が緩くなってかなわんな……こんな姿、“彼女達”以外には格好悪くて見せられん……)

元帥「………」スタスタ…

元帥(見えて来たか……さて、今回はどんなことを話そうかのう……ん?あれは……)









「………」

元帥「……先客がいたか」

「あっ……――」


207 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:47:15.91lu4d+CkT0 (3/10)


























――――――30年前



























208 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:48:19.23lu4d+CkT0 (4/10)

――病院


ショタ提督「……余命1年、ですか」

医者「……はい」

天城「えっ……」

漣「そん、な……」

神風「……嘘」

神通「……!?」

医者「……もう、どのような治療をしても……回復は見込めないでしょう。全身に転移してしまっています」

父「何とか出来ないんですか!?」

母「貴方医者でしょう!?」

医者「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そっか……もう、助からないんだ……正直、覚悟はしてた。自分の体のことは、自分が1番よく分かってるから……)

ショタ提督(抗がん剤の副作用で抜け落ちた髪の毛、貧血で白くなった肌、日に日に悪くなる体調……それだけじゃない)

ショタ提督(何度検査しても、完治どころか悪化していく一方で……それでも、いつか治ると信じて治療を続けたけど……)

ショタ提督「………」チラッ

天城「こんな、ことって……」プルプル

漣「……っ!」ギリッ

神風「嘘よ……お願いだから、嘘だと言って……!」

神通「……っ」ジワッ

父「畜生……っ!」

母「お金なら出すから……提督を治して……治してよぉ……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(もう、父さんや母さん、皆は……限界だ。治らない僕の為に、ずっと傍で支え続けてきてくれて……)

ショタ提督(そんな皆に、これ以上……負担はかけられない。だから、僕は……自分の意思を伝える。明確に……)


209 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:49:22.97lu4d+CkT0 (5/10)

ショタ提督「……終末期医療に、切り替えて貰っても良いですか?」

48周目ヒロイン「――ッ!?」

父「なっ……!?」

母「そ、それって……!?」

医者「……!」

天城「あ、諦めるんですか!?」

ショタ提督「……そういうことになる、かな」

漣「で、でもっ!もしかすると医療技術の進歩で治せるように……」

ショタ提督「……後5年以上生きられるならあり得たかもしれないけど、1年では無理だと思う」

漣「……っ」

神風「……本気、なんですか?」

ショタ提督「………」コクリ

神通「……治療が辛かったから、ですか?」ポロポロ

ショタ提督「……確かに、治療が辛くなかったと言えば嘘になる。けど……理由は治療の苦痛だけじゃない」

ショタ提督「これ以上、皆に負担をかけたくないんだ。治る見込みが無くなった僕の為に、迷惑をかけるのは……」

父「何言ってるんだ!息子の命を救うことを迷惑だと思う親がどこにいる!?」

母「そうよ!迷惑だなんて思ったことは1度も……!」

ショタ提督「……ありがとう。父さん、母さん……だけど、無理しないで……?」

父母「……っ」

ショタ提督(僕の病状が悪くなっていくと同時に、どんどんやつれていく姿を見てきたから。そして……)

ショタ提督(2人が部屋で泣き崩れている姿を……見てしまったから。だから……もう、2人を苦しめたくない……)

天城「……私達だって、48周目父さんや48周目母さんと同じです!」

神風「迷惑どころか、皆進んで司令官を助けたいと思って……!」

ショタ提督「………」フルフル

48周目ヒロイン「……っ!」


210 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:51:00.94lu4d+CkT0 (6/10)

ショタ提督「……ありがとう。だけど、もう良いんだ……」

ショタ提督(実際、僕自身……余命宣告を受けたことで、気持ちがかなり不安定になっているかもしれない……)

ショタ提督(今まで、ずっと治ると信じて治療してきたけど……その希望を、真正面から打ち砕かれたから……)

ショタ提督「……っ」グッ…

ショタ提督(でも、皆に負担をかけたくないというのは……本当の気持ち。これは……何があっても、揺るがない……!)

漣「提督……」

神通「ぐすっ……うぅっ……」ポロポロ

医者「……3日」

ショタ提督「え……?」

医者「現状では、すぐに同意することは出来ません。3日ほど、自宅でよくお考えになって下さい」

医者「それでも意見が変わらなければ……もう1度こちらにお越しいただき、終末期医療の意思を申し出て下さい」

医者「その時は、終末期医療についての説明をお伝えし、もう1度十分に考えていただいた後……」

医者「改めて、48周目提督様ご本人の同意を得た上で……治療を開始させていただきます」

ショタ提督「……分かりました」

父「提督っ!」

母「……提督」

ショタ提督「……父さん、母さん。家でゆっくり話し合おう?」

父「……っ」ジワッ

母「あぁっ……」ジワッ

ショタ提督「そして……天城姉さん、漣ちゃん、神風ちゃん、神通さん」

48周目ヒロイン「……!」

ショタ提督「父さんや母さんから理解を貰ったら……その時は、鎮守府で皆に説明するよ。だから……3日だけ、時間をくれないかな?」

48周目ヒロイン「……分かり、ました」

48周目ヒロイン(……私達からは、提督〈司令官〉が生きていてほしいと思うけど……治療の辛さは、提督〈司令官〉にしか分からない)

48周目ヒロイン(だから、私達には……提督〈司令官〉の選択を、否定する資格は無い……でも……それでも……!)

48周目ヒロイン(提督〈司令官〉……お願いします。どうか……考え直して……!)


211 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:52:18.90lu4d+CkT0 (7/10)

――4日後・48周目鎮守府

48周目ヒロイン「………」

天城(……あれから提督は、3日間鎮守府に訪れませんでした)

漣(きっと、両親と真剣に話し合ってるんだと思う。そして、今日で4日目……)

神風(司令官が、私達に……決断を伝える日……)

神通(この日が怖くて、夜もまともに眠れませんでした……)

48周目ヒロイン(だけど……私達は今日、答えを聞かなければならない。例えそれが、私達にとって……辛い結果だったとしても……)

ショタ提督「………」ガチャ…

48周目ヒロイン「……っ!」ビクッ

ショタ提督「……部屋で待っててくれたんだね。ありがとう……」

48周目ヒロイン「………」

天城(提督、どうして……そんな……)

漣(覚悟を決めたような、悟ったような顔をしてるの……?)

ショタ提督「……父さんや母さんと、じっくり話し合ってきたんだ。そして……」

神風(やめて……それ以上は……!)

神通(聞くのが、怖い……!)









ショタ提督「……同意を貰って、終末期医療に臨むことに決めた」









48周目ヒロイン「――っ!」

48周目ヒロイン(私達にとって、1番聞きたくなかった言葉が……提督〈司令官〉の口から伝えられた……)

48周目ヒロイン(それはすなわち、提督〈司令官〉が……早過ぎる死を、受け入れるということ……)

48周目ヒロイン(私達が提督〈司令官〉に……別れを告げられたのと、同じことで……っ)ジワッ


212 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:53:39.30lu4d+CkT0 (8/10)

ショタ提督「………」

天城「……どうしても、ですか?」ウルウル

ショタ提督「………」コクリ

漣「……決意が揺らいだりは……しません、よね」ウルウル

ショタ提督「……うん」

神風「48周目父さんと、48周目母さんからは……反発されなかったんですか……?」ウルウル

ショタ提督「もちろんされた。けど……最終的には、分かってくれたんだ。息子が決めたなら、それを尊重するって」

ショタ提督(……泣きながら、だったけど。でも、もう……決めたんだ。皆に、負担をかけないって……!)

神通「……なら、せめて……何か、私達に……出来ることは……!」ウルウル

ショタ提督「………」

48周目ヒロイン「……っ」ポロポロ

ショタ提督「……ただ」

48周目ヒロイン「………」ポロポロ

ショタ提督「悔いを残さないよう……残された時間を、皆との思い出を作ることに費やそうと思う」

48周目ヒロイン「……!」

ショタ提督「薬で肉体の苦痛さえ取り除いてしまえば、今までは苦しくて出来なかったことも……行えるようになる」

ショタ提督「激しい運動や無理をすることは難しくても……普通の人間らしい生活なら……」

ショタ提督「10年前、ここに来たばかりの時ほどでは無くとも……何とか、こなせるようになる」

48周目ヒロイン「あ……」

ショタ提督「……今まで、病気だった僕に付き添ってくれた分……今度は僕が返していく番だよ」

ショタ提督「残りの1年を……僕は、精一杯生きる。そして……悔いが残らないよう、思い出を沢山作ってみせる……!」

ショタ提督(そして……1年後、“楽しい人生だったなぁ”と思いながら……笑顔で、皆とお別れするんだ……!)

48周目ヒロイン「………」ポロポロ

48周目ヒロイン(もう、そこまで……覚悟を、決めて……っ!)ポロポロ

天城「提、督……」ポロポロ

漣「……あぁもう!そんなこと言われたら……!」ポロポロ

神風「私達も、全力で……応えるしか、無いじゃないですか……!」ポロポロ

神通「ぐすっ……分かり、ました。それ、なら……」ポロポロ


213 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:54:35.31lu4d+CkT0 (9/10)


























48周目ヒロイン「これからは、病気で失った日々を……一緒に、取り戻していきましょう……!」ポロポロ


48周目ヒロイン(そして、いずれ訪れるであろう日を……笑顔で看取ってあげないと……!)


ショタ提督「……ありがとう。残り1年間……よろしくね?」


……こうして、末期ガンにより余命宣告を受けた合法ショタ提督と艦娘達の――――
























――――“最期の”鎮守府生活が始まりました。


214 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/14(金) 17:56:46.93lu4d+CkT0 (10/10)

やはり書きやすさ優先ということで、時系列を過去に設定しました。
今回は30年前が舞台ということもあり、申し訳ありませんが歴代提督は誰も登場させることが出来ません。
シリアス路線なので、時系列を無視出来る上にどうしてもギャグ展開になる42周目提督も今回はお休みです。
提督やヒロインの行動時に行う娯楽等も30年前(80年代後半~90年代前半)を想定していただけると幸いです。


215以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/14(金) 18:36:31.932vLQVPjjO (1/1)

過去の15周目提督なら出せそうではある


216以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/14(金) 20:12:20.20ok0K2yQPO (1/1)

不老不死提督って日本中放浪してたから無理じゃね?
それより余命宣告と30年前の時点で嫌な予感しかしない


217 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/15(土) 17:42:40.82dESCI85w0 (1/1)

本編の更新はお休みですが、少し余裕がありますので、小ネタ安価を取りたいと思います。少し長めの内容でも大丈夫です。
ただ、今回もR-18(正確には提督とヒロインの性行為)系の安価は、申し訳ありませんが安価下とさせていただきます。
R-18G、R-15くらい(その手の描写はカット、あるいは簡略化など)の内容はOKです。
複数の周のヒロインが主役となる内容の場合は、どの周のヒロインかを指定していただくか、指定無しの場合はアンケートを取ります。全周分書くのは大変なので……

小ネタ安価
↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

※17:50までに↓3まで安価が埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/15(土) 17:46:41.24NfaIiANvO (1/1)

息子くんと娘ちゃんがチート提督の誰かに助けてもらって過去に戻り提督が嫁に引っかからないようにする
それで提督は最初から浜波と結ばれるが息子くんと娘ちゃんの存在が消えてしまう悲しいエンド的な感じで


219以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/15(土) 18:17:47.61533TzQCOO (1/1)

今回の嫁と娘が艦娘になる話
嫁は人生の清算と償いを果たしていく感じ
娘は周囲に支えられながら息子と一緒に
一人前を目指して奮闘していく感じ


220以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/15(土) 18:21:16.22DO4xeDTA0 (1/1)

艦娘が母親だった週の
嫁艦と母艦と提督の日常ネタ
特に霞・雷・大鯨辺りは見たい


221以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/15(土) 19:34:39.98OxVkKEvI0 (1/1)

17:50までだからどっちにしろ>>218か


222以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/15(土) 20:34:57.67qo1jNRS9O (1/1)

これは鬱小ネタ君か・・・?とりあえず42周目助けてくれ!


223 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 18:03:26.55eAcGoSRd0 (1/6)

22:30~23:30頃開始予定です。


224 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 23:02:15.29eAcGoSRd0 (2/6)

始めます。


225 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 23:05:17.26eAcGoSRd0 (3/6)

――1ターン目


ショタ提督「………」カキカキ

天津風「ちょっと!?」

ショタ提督「え?どうしたの?」

天津風「何で仕事してるのよ!?無理して倒れたらどうするの!」

ショタ提督「大丈夫だよ。今はもう、体は大分楽になってるから」

天津風「だけど……」

ショタ提督「……確かに、僕は1年で沢山の思い出を作ると言った。でもね……?」

ショタ提督「ただ遊ぶだけじゃダメ。残された1年で……今まであまり手が付けられなかった分の仕事もしっかりこなさないと」

ショタ提督「これ以上、皆に迷惑をかける訳にはいかないから……」

天津風「………」

ショタ提督「もちろん、無理をするつもりも無い。定時になったら、ちゃんと切り上げるから。ね?」

天津風「……っ」ジワッ

天津風(全く、貴方は……こんな時まで、私達のことを……今までだって、かなり無理をして仕事をしてくれていたのに……)ウルウル

ショタ提督「さて、これは今すぐ片付けて、こっちは後でまとめて……」カキカキ

天津風「……そっちの書類は私がやるわ!」

ショタ提督「えっ、良いの?」

天津風「当たり前でしょう!?私達だって、少しでも貴方に楽しい余生を過ごしてもらおうと決めたんだから!」

天津風(だって、提督は……今までずっと、苦しみながら……っ!)

ショタ提督「……天津風ちゃん」

ショタ提督(……やっぱり、ここの皆は良い人ばかりだよ。こんな僕の為に……だけど、それも後1年で……)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:50/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:50/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


226以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:06:57.54ag/cZCSDO (1/2)

はい


227以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:07:11.3853Xargb60 (1/1)




228以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:09:28.85qJOb9DGz0 (1/1)




229以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:10:53.00glQGRp+K0 (1/2)

はい


230 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 23:17:02.97eAcGoSRd0 (4/6)

神通「………」

川内「………」

神通「……提督が決意したことです。これ以上、私達がとやかく言うことは……」

川内「………」

神通「……でも」

川内「……!」

神通「どうして……提督が、こんな辛い思いをしなければならないんですか……」

神通「10年間、ずっと……私達の為に、頑張ってくれてきた提督が……っ!」ジワッ

川内「………」

川内(神通……)

神通「……っ」グシグシ

神通(いえ、ここで泣いてはダメ……本当に辛いのは、提督なのですから……)

神通(私達に出来ることは、少しでも提督の余生を充実したものにして差し上げること……!)



ショタ提督は……

直下

※既に肉体の苦痛は薬で取り除いている為、余程無茶なことでなければ大丈夫です


231以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:19:30.91RcLOaFHSo (1/1)

書類仕事に過剰な手伝いを申し出る艦娘達にどうしたもんかと考えてる


232 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 23:34:03.97eAcGoSRd0 (5/6)

敷波「お願い!手伝わせて!」

ショタ提督「……気持ちは嬉しいけど、本当に大丈夫だから」

酒匂「そんなこと言わないで!お願いだから!」

神通「……?」

神通(えっと、これは……何の騒ぎでしょうか……?)

霞「書類くらい私達でこなすから!司令官は休んでて!」

ショタ提督「そういう訳にもいかないよ。今まで治療に時間を取られてた分を……」

ジョンストン「そのせいで無理が祟ったらどうするの!」

サミュエル・B・ロバーツ「お願いだから私達にやらせて!」

ショタ提督「う、うぅ……」

神通「……!」

神通(あ……ひょっとして、提督に仕事を休んでもらうよう説得して……)

時雨「僕達では頼りないかな?」

ショタ提督「ううん、そんなことは……」

古鷹「だったら良いですよね!皆さん、提督に少しでも楽をしてもらう為に頑張りましょう!」

艦娘達「おーっ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(どうしよう……皆が心配してくれるのは嬉しいけど、これだと仕事の大半を皆に任せることに……流石にそれは申し訳ないよ)

ショタ提督(だけど、僕が全部やると言ったら……皆、絶対に止めようとするよね……今だって、こんなことになってるし……)

神通「………」

神通(私達は提督に自由な時間を過ごして欲しい……ですが、提督は身の回りのことを自力でしたいと仰っていますし……)

神通(皆さんの言い分はもちろん分かります。ただ、提督の気持ちも尊重して差し上げたいです……私は、どちらの立場に回れば……)



神通の行動

直下


233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:43:29.64glQGRp+K0 (2/2)

提督の立場に立って、それとなく艦娘たちを引き離す


234 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/17(月) 23:58:19.29eAcGoSRd0 (6/6)

神通「………」

神通(……やはりここは、提督の意見を尊重しましょう。私達の……私の目的は、提督が残りの余生を幸せに過ごしてもらうことですから……!)


夕雲「提督!無理をなさらないで下さい!」

由良「提督さんしかこなせない仕事以外は、私達が代わりにやるから……!」

ショタ提督「え、えっと……」

神通「……あ、あのっ!皆さんっ!」

艦娘達「……え?」チラッ

ショタ提督「……神通さん」チラッ

神通「う……」

神通(周りからの注目が集まってます……い、いえっ!ここで緊張していたら、意見を言うことすら……が、頑張らないと……!)

神通「……皆さんの気持ちは分かります。私も、提督には……無理をしてほしくないと、思ってます……」

艦娘達「だよね(ですよね)(だよな)!」

ショタ提督「………」

神通「で、ですがっ!私達が自分の考えばかり押し付けていたら……それこそ、提督の心に負担がかかると思います……!」

艦娘達「……!」

ショタ提督「あ……」

神通「だから、その……提督が、自分で出来ると仰るのなら……可能な限り、その気持ちを尊重して差し上げてこそだと……」

艦娘達「………」

神通「あっ……え、偉そうなことを言ってすみません!ですが……提督の気持ちが、1番重要だと思うんです……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……神通さん)

神通「……提督、すみません。ご迷惑、でしたか……?」

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:艦娘達「じゃあそれが原因で提督が倒れたらどうするの!?」
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:艦娘達「確かに一理あるけど……」提督、神通の気遣いを嬉しく思う
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:艦娘達「……そう、かも」提督、神通の気遣いを嬉しく思うが、同時に……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


235以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/17(月) 23:59:50.61ag/cZCSDO (2/2)

はい


236 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/18(火) 00:09:16.794XSz3sRf0 (1/4)

61→16:余命宣告のショックでピリピリしてる(艦娘側が)


艦娘達「……だったら」

神通「……え?」

艦娘達「それで提督(司令官)(司令)(提督さん)(司令官さん)(司令官様)の体に負担がかかって……倒れでもしたらどうするの(どうするんですか)(どうするんだよ)!?」

艦娘達「貴女(神通さん)(神通)(お前)の言いたいことは分かる(分かります)けど、もしそれが原因で……!」

神通「……っ!」

ショタ提督「……み、皆!一旦落ち着いて!」

艦娘達「……っ」

ショタ提督「……ありがとう。神通さんも、皆も……僕のことを心配してくれてるんだよね?」

ショタ提督「だけど……本当に大丈夫だから。今だって、無理をしない範囲で仕事してるから……ね?」

神通「……申し訳、ありません」

艦娘達「……ごめん、なさい(すまない)」

ショタ提督「ううん、こちらこそ……元はと言えば、僕がこんなことになっちゃったから……」

神通「そんなことありませんっ!」

艦娘達「そんなことない(ありません)っ!」

ショタ提督「……!」

神通「提督は……何も、悪くありません……」

艦娘達「……悪いのは、全部……提督(司令官)(司令)(提督さん)(司令官さん)(司令官様)の体を蝕んだ、癌だから(ですから)……」

ショタ提督「……皆」

ショタ提督(いけない……僕のせいで、皆をピリピリさせてしまっている……僕が、癌にさえならなければ……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


237以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:10:53.08vEQsCihSo (1/3)




238 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/18(火) 00:23:10.454XSz3sRf0 (2/4)

8×1.0=8 8+50=58/100


神通「……っ」ウルウル

艦娘達「……っ」ウルウル

ショタ提督「み、皆……」

ショタ提督(まさか、皆がそのまま泣き出しちゃうなんて……)

神通「……すみません。癌のことを考えると……どうして……!」グシグシ

艦娘達「……っ!」グシグシ

白露(提督に何の罪も無いのに……)

筑摩(それどころか、ずっと真面目に頑張って来て下さったのに……)

ザラ(癌にかかっても、治療し続けた結果が……これだなんて……!)

黒潮(こんなん、あんまりやろ……!)

ショタ提督「………」

神通「………」ウルッ

艦娘達「………」ウルッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(こんなに心配してもらえるのって……凄く、幸せなことだよね……だけど……)

ショタ提督「……ありがとう、皆。僕なら……大丈夫だから」ニコッ

ショタ提督(だけど、心配してもらえるということは……同時に、心配をかけてしまっているということ)

ショタ提督(だったら、少しでも皆に安心してもらう為に……僕が弱気になっているようじゃダメなんだ)

ショタ提督(僕の元気なところを見せて……皆の心に、負担をかけないようにしなきゃ……!)

神通「………」

神通(提督……その笑顔は、本当に嬉しいから……ですか?それとも……死の恐怖を、我慢しながら……無理を、していませんか……?)

神通「……っ」ウルウル


239 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/18(火) 00:37:28.314XSz3sRf0 (3/4)

――2ターン目


いつもの喫茶店(※本編の30年前からも存在する老舗)

先輩提督(30)「……嘘、だろ?」

ショタ提督「………」

先輩提督「なぁ、嘘だと言ってくれよ……」

ショタ提督「……本当なんです。それで僕は、既に終末期医療に切り替えました」

先輩提督「……どうして……どうして、お前なんだよ……!」

先輩提督(着任して10年、ずっと真面目に頑張ってきて……しかも、このままいけば海軍史に残るほどの手腕を発揮しているとまで言われた程なのに……)

先輩提督(それほど努力して、成果を残してきた奴に……この仕打ちだと!?こいつが何をしたって言うんだよ!)

先輩提督「……っ」ジワッ

ショタ提督「……先輩?」

先輩提督「神も仏もいないのかよ……!癌が発覚した後も、治療しながら仕事するほど頑張った奴なんだぞ……!」ウルウル

先輩提督「それなのに、どうして48周目提督がこんな思いをしなきゃならないんだよ……!畜生……ッ!!」ギリッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(先輩……そこまで、僕のことを……心配してくれて……)

先輩提督「……48周目提督」

ショタ提督「……はい」

先輩提督「俺に出来ることがあったら何でも言ってくれ。力になるから……!」

ショタ提督「……ありがとうございます、先輩」

先輩提督「……っ」ウルウル

先輩提督(どうして世の中ってのはこうも理不尽なんだ……!良い人間ほど早く死んで、悪い奴ほどのさばっていく……!)

先輩提督(せめて……せめて俺が、もっと偉い立場にいたら……今以上に、48周目提督の力になってやれたのかもしれないのに……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:50/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:58/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


240以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:39:28.24U8jO5CNDO (1/2)

はい


241以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:40:44.482yCgChzaO (1/2)

o


242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:48:43.86vEQsCihSo (2/3)




243以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:53:34.22kNVLBGMyo (1/1)




244 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/18(火) 00:55:14.294XSz3sRf0 (4/4)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


245以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 00:59:23.962yCgChzaO (2/2)

おつ


246以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 01:01:40.17vEQsCihSo (3/3)

おつー


247以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 06:49:57.39ml2GNz8p0 (1/1)




248以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/18(火) 07:38:51.38U8jO5CNDO (2/2)

乙です


249 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 17:42:27.30nWxBqy5I0 (1/9)

22:00~23:30頃開始予定です。


250 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 22:09:07.27nWxBqy5I0 (2/9)

始めます。


251 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 22:11:32.47nWxBqy5I0 (3/9)

潮「ぐすっ……」ポロポロ

漣「……潮ちゃん」

潮「やだ……やだよぉ……提督が、後1年で……うぅっ……」ポロポロ

漣「………」

漣(あの日から、潮ちゃんは……ずっとこの調子で……)

漣(悲しい気持ちは痛いほど分かる。私だって、提督が死期を悟って終末期医療にすると言い出した時は……)

漣「……っ!」グッ…!

漣(だけど、私達が悲しめば悲しむほど……提督の心に、一層の負担をかけてしまうことになる。だから……!)

漣「………」ガチャ

潮「……漣ちゃん?」ポロポロ

漣「提督に……ううん、ご主人様に会いに行って来るっ!」バタン

漣(いつも通りの私を演じなきゃ……提督に、安心してもらう為に……!)タッタッタ…



ショタ提督は……

直下


252以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 22:18:35.99MdV9JvVQo (1/3)

なんか書いてる(エンディングノート)


253 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 22:34:50.09nWxBqy5I0 (4/9)

ショタ提督「………」カキカキ

漣「………」

漣(また仕事ばっかりして……いや、待った。あれは書類じゃなくて……ノート?)

ショタ提督「………」カキカキ

漣(もしかして日記……じゃないよね。目が真剣だもん。ハッ!?まさか遺書……!?)

ショタ提督「………」カキカキ

漣「……っ!」フルフル

漣(いやいや落ち着け私!流石に考え過ぎでしょ!半年以上経ってるならまだしも、1ヶ月も経ってない内から……)

ショタ提督「……こうやって、しっかり書き残しておかないと」カキカキ

漣「……!」

ショタ提督「余命1年だとしても、僕はいつ死んでしまうか分からない状態なんだ……」カキカキ

ショタ提督「油断せず、その時の為の備えを今の内に……僕がこれまで生きてきた証を……」

ショタ提督(そして……僕の死後、皆に伝えておきたいことを……!)

漣「………」

漣(……似たような物だった。そっか、あれ……エンディングノートだ……)

漣(普通はこういう時に書き記す物って、遺書ばかりがイメージされがちだけど……)

漣(中には、こうしてノートに色々なことを書き残す人もいるって……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(最初は遺書にしようと思ったけど、先輩に相談したら……エンディングノートという物もあるって……)

ショタ提督(僕としては、こっちの方が性に合ってるかも。遺書は何だか、固い感じがするから……)

漣「……っ」

漣(提、督……)



漣の行動

直下


254以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 22:47:42.909Hz+soKJO (1/2)

悲しさを押し殺して
中身が明るくなるように
様々なスラングをレクチャー


255以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 22:48:21.649Hz+soKJO (2/2)

一応「ノートの」中身が、です


256 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 23:02:58.57nWxBqy5I0 (5/9)

漣「……っ!」フルフル

漣(だから私が悲しんじゃダメ……!決めたでしょ、提督に安心してもらうって……!)

漣(提督は今も、どこか悲しげな顔でノートを書いてる……だとしたら、私の役目は……!)


ショタ提督「………」

ショタ提督(う~ん……書きたいことは沢山あるんだけど、どう書こうかな……)

漣「………」

漣(落ち着いて……いつも通り、いや、今まで通りに……)

漣「ご主人様~!何書いてるんですか~?」

ショタ提督「……っ!漣ちゃん……えっと、その……遺書みたいな物、かな……?」

漣「……っ」ズキッ

漣(うっ……だ、ダメっ!だから、私が悲しそうな顔をしてるようじゃ……!)

漣「……そうなんですか。でも、それなら……こういう時こそ、暗い文章じゃなくて明るい文章にした方が良いと思います!」

ショタ提督「……やっぱり、そう思う?」

漣「とーぜんです!何なら私が添削しましょうか?幸い、文が明るくなる表現も沢山知ってますし!」

漣(漫画やテレビを見ていて、適当に思いついた慣用句みたいなものだけど……お固い文章よりは明るくなるはず……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(漣ちゃん……一瞬、何かを堪えるような表情だったけど……それって……)

ショタ提督「……ありがとう。じゃあ……お願いしても良いかな?」

漣「おまかせあれ!」

漣(あれ?何故かこのフレーズを使ったら失敗しそうな予感が……いやいや気のせい気のせい!そんなオカルトあり得ないって!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(漣ちゃん……僕を元気付ける為に……)


反転コンマ判定:ノートの出来栄えは?

01~49:スラングだらけで返って読みづらく……
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:文の雰囲気が軽くなった
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、書いている途中で……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


257以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:04:06.96QBBC2sro0 (1/2)




258 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 23:17:01.86nWxBqy5I0 (6/9)

96→69:良い感じ!


漣「ここは『オナシャス』なんかどうですか?」

ショタ提督「オナシャス?」

漣「お願いしますを軽く言った感じです!」

ショタ提督「なるほど。じゃあ……」カキカキ

漣「………」

漣(文章もそうだけど……)ジー

ショタ提督「ここは『㌧クス』かな?ふふっ……」カキカキ

漣「………」

漣(提督、さっきより明るくなってる……)

ショタ提督「……これで良し、と」

漣「おっ、出来たんですか?」

ショタ提督「うん。ありがとう、良い文章になったかも」ニコッ

漣「力になれたのなら幸い!」

漣(……ここで『中を見せて』とは言っちゃいけない。ただでさえ辛い思いをしてる提督の心に、土足で踏み入るようなものだから)

漣(それに……出来ることなら、このノートを後80年くらいは見ずに済むことが……私達の願いだから)

ショタ提督「さて、これはしまっておいて……」ゴソゴソ

漣「……ご主人様」

ショタ提督「どうしたの?」

漣「……いえ、何でも無いです」

ショタ提督「……?」

漣(どうか……このノートの中身を見るのが、ずっと……ずぅっと、後でありますように……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


259以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:20:13.92igEEemoDO (1/2)

はい


260 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 23:30:37.09nWxBqy5I0 (7/9)

2×1.5=3 3+50=53/100


ショタ提督(さて、一先ずはこれで良いとして、ここにしまっておこう……)ガラッ

漣「……!」

ショタ提督「………」ゴソゴソ

漣「………」

漣(エンディングノートとはいえ、遺書の代わりみたいな物……それを、私の目の前で堂々としまうなんて……)

漣(私が勝手に中を見たり、そこから皆に広がったり……そういうことを、少しも考えずに……)

ショタ提督「……漣ちゃん」

漣「……え?」

ショタ提督「もしかして、まだ使いたい語句があった?」

漣「あ……いえ、そういう訳じゃないんですけど……そのノート、どこで買ったのかなって」

ショタ提督「先輩が取り寄せてくれたんだ。あの人には、10年前からお世話になりっぱなしだよ……」

漣「………」

漣(違う。提督は、私達のことを……心から信用してくれてるんだ。だから『勝手に出しちゃダメ』だとか『見ないで』って……言わないんだ……)

漣(だったら……その信頼を、裏切るような真似は……絶対に、出来ない……!)

漣「……ご主人様っ!」

ショタ提督「え?」

漣「これからも、た~っくさん!楽しい思い出を作りましょう!それこそ、脳の記憶中枢がオーバーヒートでヘヴン状態になるほどに!」

ショタ提督「……うん、よろしくね?」

ショタ提督(ヘヴン状態……?)


261 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 23:36:59.54nWxBqy5I0 (8/9)

――3ターン目


ショタ提督「………」カキカキ

榛名「提督!5時です!定時です!お仕事終了のお時間ですよ!」※秘書艦

ショタ提督「あ、もうそんな時間なんだ。了解……」

榛名「……『まだまだ出来る』という顔をしていらっしゃいますね」

ショタ提督「あはは……うん。正直、こんなに早く切り上げて良いのかなって」

榛名「当たり前じゃないですか!むしろもっと早くても良いくらいです!」

ショタ提督「………」

榛名「いくら薬の投与で苦痛が無くなっているとはいえ、無理をすれば……それだけ、提督が……っ」

ショタ提督「……ごめんなさい」

榛名「……いえ、こちらこそ申し訳ありません」

ショタ提督「今日はもうゆっくり休むよ。ご飯を食べて、お風呂に入って……リラックス、だよね?」

榛名「はい。お願いします……もし少しでもお辛いのでしたらすぐに私達を呼び出して下さい!」

榛名「入浴扶助はもちろん、食事扶助から何でも致しますから!」

ショタ提督「う、うん……ありがとう……」

ショタ提督(心配してくれるのは嬉しいけど、流石にそこまでは……)

榛名「……!」グッ

榛名(提督の余命を少しでも伸ばす為……そして、提督の負担を和らげる為……!私達に出来ることなら、何でもやります……!)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:53/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:58/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


262以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:37:28.34MdV9JvVQo (2/3)




263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:43:52.27QBBC2sro0 (2/2)




264以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:44:20.62igEEemoDO (2/2)

はい


265以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:44:49.053XOoODyn0 (1/1)




266 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/19(水) 23:46:02.22nWxBqy5I0 (9/9)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


267以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/19(水) 23:46:52.25MdV9JvVQo (3/3)

おつです


268以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/20(木) 00:55:06.86MKrLR+fVO (1/1)

シリアス空気をはねのけて漣ちゃん(祈


269以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/20(木) 08:08:28.69XM6kY/RA0 (1/2)


この週漣滅茶苦茶ハマり役だな
俺が死んだ時も周囲が臨終の直前とか明るく振る舞ってあげることで良い雰囲気で見送れたりしたしな


270以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/20(木) 10:39:14.56XM6kY/RA0 (2/2)

×俺が
○俺の祖父が


271 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 18:05:14.00bodSFzsL0 (1/9)

22:00~23:30頃開始予定です。


272 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 22:14:21.28bodSFzsL0 (2/9)

始めます。


273 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 22:16:11.97bodSFzsL0 (3/9)

朧「……漣は強いね」

漣「強い?」

朧「私は、まだ……油断すると、泣いちゃいそうなのに……」

漣「……そんなことないよ。私だって、提督の前で元気に振る舞うの……結構キツいし」

朧「………」

漣「だけど……泣いてばかりもいられない」

朧「……!」

漣「せめて、私くらいは笑顔で接してあげないと……提督の心を、元気にしてあげないと……!」

漣「周りが悲しむ中で、死の恐怖と戦うのは……きっと、とてつもなく辛いと思うから……!」

朧「………」

漣「ま、実際は悲しさを堪えるので精一杯なんだけどね……」

朧(……やっぱり、漣は強いよ)



ショタ提督は……

直下


274以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 22:26:45.27CYJ6Js1No (1/1)

海を見ている


275 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 22:39:50.68bodSFzsL0 (4/9)

ショタ提督「………」

漣「………」

漣(窓の外を見てる……海を眺めてるのかな……)

ショタ提督「……はぁ」

漣「………」

ショタ提督「泳ぐにはまだ寒いけど……こうして眺めているだけでも、何だか落ち着く……」

ショタ提督「広くて、綺麗な青色……まるで自分の悩みが、凄くちっぽけに思えて……いや、それは無いか……」

漣「………」

ショタ提督「……死んだ後は、どうなっちゃうんだろう。動物の最初の先祖は、海から生まれたと聞いたことがあるけど……」

ショタ提督「僕も、死んでしまった後は……魂となって、海にかえるのかな……?」

漣「………」

ショタ提督「それとも、やっぱり埋葬された遺体と一緒に……土にかえるのかな……?」

ショタ提督「もしかしたら、天国や地獄があったり……って、まだ死んでもいないのに、そんなこと考えちゃダメだよね」

漣「………」

ショタ提督「もっと、楽しいことを考えないと……昔は、浜辺で皆とよく遊んだっけ……あの時の僕は、まだ幼かったから……」

ショタ提督「10年前、鎮守府に着任したばかりの……まだ12歳だった頃、はしゃぎにはしゃいだっけ……懐かしいなぁ……」

漣「……っ」

漣(提督……)

ショタ提督「もう少し暑くなったら……最後にもう1度、皆と海で遊ぼうかな……思い出作りとして」

ショタ提督「昔を思い出して、泣かないようにしないと……僕のせいで、暗い雰囲気にしちゃダメだから……」

漣「………」

漣(私達の前では、平静を保っているように見せてるけど……そう、だよね。提督は、今も……死と向き合って……)



漣の行動

直下


276以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 22:42:36.984XaWq1Fd0 (1/1)

離れて様子を見る


277 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 22:56:33.76bodSFzsL0 (5/9)

漣「………」

漣(ここは声をかけない方が良いかな……きっと、弱音を吐いている姿を知られたくないだろうし……)


ショタ提督「………」

漣「………」

ショタ提督「……もう、10年になるんだよね。いつの間にか、僕も22歳か……」

ショタ提督「順調に仕事を続けて5年、癌が発覚して治療を続けて5年……まさか、10年経って死が間近に迫るとは思って無かったよ」

漣「………」

ショタ提督「……ねぇ、どうして僕はこんな早く死んでしまうんだろう」

漣「……!」

ショタ提督「……なんて、海に語りかけたところで……答えが返ってくる訳無いか」

漣「………」

ショタ提督「出来れば、後50年は生きたかったな……もっと長い時間、皆と一緒に過ごしたかったな……」

ショタ提督「だけど、いつ死ぬか分からない状態で……無理に長生きするのは、皆に迷惑がかかってしまう」

ショタ提督「そんなことになるくらいなら、潔く死を選ぶ……そう決意して、延命治療を諦めたけど……」

漣「……っ」ジワッ

ショタ提督「……どうして、癌なんかになっちゃったんだろうなぁ。情けないなぁ、僕……」

漣「……っ!」グシグシ

漣(泣いちゃダメ!本当に辛いのは、提督なんだから……!)


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、少しだけ……ほんの少しの間だけ……
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、気を取り直して仕事をしようとする……が、漣に気がつく
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、実は最初から漣の存在に気がついていて……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


278以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 22:56:52.60BpipmjgV0 (1/1)




279 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 23:06:17.89bodSFzsL0 (6/9)

60→06:誰にだって、人知れず泣きたい時がある


ショタ提督「………」

漣「………」

漣(せめて、涙は最期のお別れの時まで……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

漣(え……?)

ショタ提督「……悔しいなぁ。せめて、他の病気なら……こんなことには、ならなかったかもしれないのに……」ウルウル

ショタ提督「末期癌じゃなければ、完治する可能性はあったかもしれないのに……」ウルウル

漣「っ!」ズキッ

漣(て、提督……今、泣いて……)

ショタ提督「うぅっ……」ツー…

ポタッ…

ショタ提督「……っく」グシグシ

ショタ提督(いけない……ここで泣いちゃったら、きっと……我慢出来なくなる……)

ショタ提督(僕は残りの1年を、精一杯生きることに決めたんだ……それなのに、今から泣いているようじゃ……)

ショタ提督(皆との、楽しい思い出を作れなくなって……それどころか、悲しい記憶ばかり募ってしまう……!)

漣「………」

ショタ提督「……後5分だけ。もうちょっとだけ……海を眺めて、休憩したら……仕事に戻ろう」

ショタ提督(そして、弱くて情けない僕を押し込んで……今まで通りの僕で、いるようにしないと……)

漣「………」

漣(……見逃さなかった。見逃すはずがなかった……提督が、ほんの一瞬だけ見せた……床にポタリと落ちた、涙の滴を……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:08:08.370UVh+IEAO (1/2)

o


281 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 23:22:25.07bodSFzsL0 (7/9)

7×1.0=7 53+7=60/100


漣「……ただいま」ガチャ

朧「……おかえり。どうだった……?」

漣「………」

朧「……漣?」

漣「……いつも通り、仕事してたよ。少しはサボタージュしたって良いのに」

朧「……昔から真面目だったからね」

漣「うん……」

朧「………」

朧(どうも様子がおかしい……)

漣「………」

漣(言えなかった。提督が、1人で……一瞬だけ、泣いていたことを……)

漣(言えるはずがなかった。提督が、本当はまだ……死の宣告を、完全に覚悟しきれていないことを……)

漣(言いたくなかった。それでも、提督は……私達の前では、頑張って普段通りに振る舞おうと……無理していることを)

漣(だって、それが提督の望みだから。周りにはには知られず、私達の前では……今まで通りの“48周目提督”でいたい、ということだから)

朧「……漣。提督と何かあった?」

漣「……ううん、何もないよ。なんにも……」

朧「なら良いけど……」

漣(提督……本当に耐えられない時は、その気持ちを……ぶつけて下さい。全て、受け止めますから……)

漣(そんなことくらいしかしてあげられない自分が情けないけど……本当に、何でもしますから……!)


282 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 23:38:48.86bodSFzsL0 (8/9)

――4ターン目


憲兵「こちらが今回の作戦報告書でございます」

元帥「ありがとう。いつも済まないね……ふむ」マジマジ

元帥(48周目提督君……一時期は治療のせいで戦果が下がっていたが、急激に以前の水準に戻っている……)

元帥(尤も、その一時期の間も……間違いなく優秀と言えるだけの、素晴らしい成果を残していたけれど……)

元帥「……48周目提督君、最近は好調のようだね」

憲兵「……はい」

元帥「もしや病気が完治したのかい?だとしたらめでたいことだけど……」

憲兵「………」

元帥「……?」

元帥(憲兵君の表情が暗い……どうも、言葉を詰まらせているような……)

憲兵「……実は、逆らしいんです」

元帥「逆……?」

憲兵「彼は、余命宣告を受け……後1年の命しか、残っていないらしくて……」

元帥「なっ……!?」

憲兵「可哀相ですよね。これから出世していくかと思った矢先に、こんなことになってしまうなんて……」

憲兵「もし私が彼と同じ状況でしたら……絶望が頭を支配して、目の前が真っ暗になってしまうと思います」

憲兵「にも関わらず、彼はむしろ……今までの遅れを取り戻すかのように、戦果を挙げて……」

元帥「……そう、だったのか」

元帥(彼ほどの優秀な人材が消えてしまうのは……我が海軍としては非常に惜しい)

元帥(だけど、それ以上に……体に爆弾を抱えた状態だとしても、最期まで提督でいる道を選んだのか……)

憲兵「私達よりも遥かに若く、経験も浅いはずなのに……なんて立派な……!」

元帥(……せめて、彼が亡くなった後で色々と揉め事が起こらないよう準備しておこう。それくらいのことはしてあげないと)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:60/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:58/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


283以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:41:17.10AjrYpanE0 (1/1)




284以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:41:32.69O/+do5MDO (1/1)

はい


285以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:45:20.67i5eGLIHr0 (1/1)




286以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:47:18.380UVh+IEAO (2/2)

u


287以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/21(金) 23:49:33.77Em4MVXdTO (1/1)

漣強いな


288 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/21(金) 23:53:13.88bodSFzsL0 (9/9)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
ここからは日常パートのリクエストを募集したいと思います。可能な限り反映させます!
ただ、場合によっては取っていただいた内容を今回の設定に合わせてアレンジして採用することもあるかもしれません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。


289以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/22(土) 00:39:10.442d1GYToCO (1/2)

おつー


290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/22(土) 01:24:39.05Lbch4/6Wo (1/1)

おつおつ
気休めとわかっていてもパワーストーンとかを執務室に飾る艦娘
自粛する呑兵衛達
逆に思い出作りにと提督と飲んで飲まれてする普段飲まなさそうな娘
ひたすら提督にくっついている駆逐艦


291以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/22(土) 17:08:29.632d1GYToCO (2/2)

提督の前ではいつものような不遜な態度を崩さないが裏では泣いてるツンデレ艦


292以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/22(土) 22:44:39.039sJis0ww0 (1/1)

提督の思い出を忘れないように絵を描き続ける秋雲と日記を書き続ける青葉



293以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/22(土) 23:10:46.54Li/32UrjO (1/1)

妖精さん達も何か提督に出来ないかと会議


294 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 17:58:30.16pDTfmXhT0 (1/6)

22:30~23:30頃開始予定です。


295 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 22:53:57.63pDTfmXhT0 (2/6)

いつも数々のリクエスト、ありがとうございます!始めます。


296 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 22:56:34.49pDTfmXhT0 (3/6)

漣「………」

綾波「………」

綾波(漣……)

漣「………」

綾波(司令官を励ますと意気込んでるけど、時折急に落ち込むんだよね……)

綾波(でも、無理ないよ……私達だって、司令官の前で明るく振る舞うのも辛いから……)

漣「………」

漣(……提督は今も恐怖と戦ってる。それも、私達にそれを悟られないようにしながら)

漣(でないと、あの時みたいに……誰もいない状況で、涙ぐむはずが無い)

漣(今まではあくまでも予想だったけど……この前の出来事で、それは確信に変わった)

漣「……っ!」グッ…!

漣(だったら、私は……悲しみを抑えて、提督の辛さを和らげるしかないじゃんか……!)

漣(これ以上、提督が苦しむ姿は……見たくないから……!)



ショタ提督は……

直下


297以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/26(水) 22:59:42.86WP0aickq0 (1/1)

秘書官に膝枕されていた


298 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 23:12:45.71pDTfmXhT0 (4/6)

夕雲「………」ナデナデ ※秘書艦

ショタ提督「………」

漣「………」

漣(膝枕して貰ってる……ちょっと安心したかも。この前みたいに、1人で泣いていたらと思うと……)

夕雲「……気持ち良いですか?」ナデナデ

ショタ提督「……うん」

ショタ提督(最初は何度も断ったけど、半泣きで『お願いですから休んで下さい!』と言われちゃったら……流石に断れないよ)

夕雲「ふふっ……たまにはこうして、お仕事を忘れる日を作って下さいね?でないと……その、えっと……」

漣(あっ、馬鹿!)

ショタ提督「………」

漣「………」

ショタ提督(言葉を濁しているけど、夕雲ちゃんの言いたいことは……大方、予想がついてしまう)

漣(夕雲ちゃん、今……絶対『提督の寿命が縮んでしまったら』って、言おうとしたよね……)

漣(あぁもう!提督には、そういったことを悟らせるのは絶対にタブーなのに……!)

夕雲「……何でもありません。とにかく、今はこうして私の膝でお休みになられて下さい」

ショタ提督「……ありがとう」

夕雲「いえ……」

夕雲(提督に膝枕をしてあげられるのも……後、1年も無いのよね……)

漣「………」

漣(夕雲ちゃん、慌てて誤魔化したみたいだけど……提督、明らかに察してる。さっきよりも少しだけ、悲しげな表情になって……)

漣(同時に、膝枕の心地良さで……ほんのちょっと、現実を忘れることが出来ているような気もするけど……)


漣の行動

直下


299以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/26(水) 23:24:30.125zqin12VO (1/1)

漣も夕雲の膝を借りて提督と添い寝する


300 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 23:45:12.40pDTfmXhT0 (5/6)

漣「………」

漣(……同僚の膝枕ってのはちょっと抵抗あるけど、そんなこと言ってられないか)

漣(だって、決めたから。提督には、少しでも余命のことを忘れて……笑顔で過ごしてもらうって……!)


夕雲「………」ナデナデ

ショタ提督「………」

夕雲(表情が少し固いような……もしかして、やっぱり無理を言ったせいで……)

ショタ提督(膝の柔らかさや頭を撫でて貰っていることより、どうしても……申し訳無いという気持ちが勝ってしまう)

ショタ提督(皆に負担をかけないと決めたのに……結局、僕は皆に心配をかけてばかりで……)

漣「……お邪魔しま~す」ガチャ

夕雲「……漣さん」

ショタ提督「あ、漣ちゃん……」

漣「何やらご主人様が面白おかしいことをしているみたいでしたので、こっそり様子を見に来ちゃいました!」

夕雲「堂々と部屋に入っている時点でこっそりとは言わないんじゃ……」

漣「あ、そですね!私ったらうっかり屋さん!」テヘペロ♪

漣(そう、こんな感じで……いつもの、いや、今までの調子を崩さずに……出来るだけ明るく……!)

漣「という訳でご主人様、少しだけ右に寄ってくれませんか?」

ショタ提督「え?こ、こうかな……?」スッ…

夕雲「……?漣さん、一体何を……」

漣「こうする為に決まってんでしょ常考!」ポフッ

夕雲「ひゃっ!?」

ショタ提督「わっ……!」

漣「お~。この柔っこい感触は中々乙なものですなぁ~」

ショタ提督「え、えっと……」

夕雲「ちょ、ちょっと、漣さん……!」

漣「いや~、私も夕雲ちゃんのお膝を堪能してみようかなと!こうすれば提督と添い寝出来て一石二鳥ですし!」

夕雲「だからって、急に倒れ込まないで……一瞬、提督ごと私を押し倒すのかと思ったじゃない」

漣「サーセン!あ~でもこれはダメになるわぁ~」

漣(提督が暗い表情になっているなら……私達に、負い目を感じているのなら……)

漣(そんなこと考えられないほど、私が馬鹿なことをしちゃえば良い。それこそ、後から思い出しても良い記憶になるようなことを……!)

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:提督、さっきよりも負い目を感じて膝から離れてしまう
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:提督&漣、膝枕とナデナデの気持ち良さで眠り込む
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、漣の真意に気づく
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


301以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/26(水) 23:45:47.50obPd9nzg0 (1/1)




302 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/26(水) 23:57:51.97pDTfmXhT0 (6/6)

50→05:気を遣ってもらえばもらうほどに……


漣「あぁ~極楽極楽~♪」

夕雲(漣さん、一体何を考えて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……漣ちゃんが何を考えているかは、僕には分からない。けれど、きっと……)

ショタ提督(自惚れじゃなければ……僕のことを、漣ちゃんなりに励まそうとしてくれているのかもしれない)

ショタ提督(だけど、それは……夕雲ちゃんだけでなく、漣ちゃんにまで負担をかけてしまっているということに……)

漣「このまま朝までスヤスヤしちゃおっかな?」

夕雲「流石に私の足が持たないわよ……」

漣「………」チラッ

ショタ提督「………」

漣(暗い雰囲気を無理矢理にでも壊して、私が変なことをすることで朗らかな空気に……!)

ショタ提督「………」スッ…

夕雲「あっ……」

漣「……!?」

ショタ提督「……ありがとう、夕雲ちゃん、漣ちゃん。僕のことを、気遣ってくれて」

ショタ提督「だけど、本当に大丈夫。僕のせいで、返って皆の負担になるようじゃダメなんだ」

夕雲「……提督」

漣「……っ」ズキッ

ショタ提督「少し休んだら元気が出たよ。ここからは、また提示までお仕事に戻らないと」

夕雲「………」

漣「………」

漣(や、やっちゃったぁ……!提督を励ますつもりが、逆に気を遣わせちゃった……!)

漣(ただでさえ提督にはストレスフリーでいてもらわないといけないのに……!私のせいで、負担をかけちゃダメなのに……!)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:03:15.933nU9970DO (1/3)

はい


304 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/27(木) 00:19:56.01QTlYEAdO0 (1/3)

3×1.0=3 3+60=63/100


漣「………」トボトボ

漣(……ごめん、夕雲ちゃん。私のせいで、夕雲ちゃんまで巻き込んじゃって……)

漣「………」

漣(私はただ、提督を励まそうとしただけで……でも、そのせいで提督が……)

漣「……っ!」フルフル

漣(いや、だからそこで落ち込んじゃダメだってば!私が悲しめば、それだけ提督も辛い思いを……!)

漣「………」

漣(なんて、たった今提督を気遣わせちゃった私がそんなこと考えたって……)

漣「……っ」

漣(ごめんなさい、提督……貴方には、最期まで笑っていてほしいのに……それなのに……っ!)



ショタ提督「………」カキカキ

夕雲「……少し休みませんか?」

ショタ提督「……ううん、大丈夫だよ」カキカキ

夕雲「そう、ですか……」

ショタ提督(だって、まだ再開して5分も経ってないから……)

夕雲「………」

夕雲(やはり、こうして私達がお世話することも……提督にとって、負担になってしまうのかしら……)

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(ごめんね……本当は、僕が皆の世話をしないといけない立場なのに……!)

ショタ提督(僕が癌にさえならなければ、こんな……)

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(いけない……後ろ向きなことを考えれば考えるほど、皆に余計な心配をかけてしまう……!)

ショタ提督(僕が1番元気でいなきゃいけないのに……皆を、安心させなきゃいけないのに……!)


305 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/27(木) 00:33:09.47QTlYEAdO0 (2/3)

――5ターン目


食堂

隼鷹「ぐすっ……提督ぅ……」ポロポロ

千歳「どうして、提督が……えうっ……」ポロポロ

那智「……20歳を過ぎて、病気が治ったら……こうして、一緒に酒を飲もうと思っていたのに……!」ジワッ

加古「それすらも、叶わないのかよ……そんな、ささやかな願いすら……!」ジワッ

隼鷹「提督が……あいつが何したってんだよぉ……今までずっと真面目にやってきてたのに……!」ポロポロ

千歳「私達が飲み過ぎて吐いた時だって、苦笑しながらも背中をさすってくれてたのに……!」ポロポロ

ポーラ「それなのに、後1年の命だなんて……うぅっ、えぐっ……!」ポロポロ

那智「なぁ、神様……頼むよ……!生涯、一生酒が飲めなくなっても良いから……!」ウルウル

加古「提督を……提督の病気を、治してくれよ……お願いだから……っ!」ウルウル

伊14「今だって、提督は……文字通り、身を削って私達の為に……!」ポロポロ

伊19「こんな状況で、お酒なんて……飲める訳、ないの……!」ポロポロ

呑兵衛達「ううっ……提督……っ!」ポロポロ



ザラ「……信じられない」

千代田「飲んで泣き上戸になってると思ったら……素面で泣いてただなんて……」

飛鷹「……当たり前じゃない。隼鷹、ずっと部屋で泣いてるもの。『酒なんてどうでも良いから提督の命を助けてくれ』って……!」ジワッ

ザラ「……っ」ジワッ

千代田「……そう、だよ。お酒なんかより、提督の方が……お姉や私達が信頼してる、提督の方が……!」ジワッ

伊13(イヨちゃん……っ)ジワッ

古鷹「提督……てぇとくっ……!」ポロポロ

伊26「提督が何か悪いことしたの……?どうして提督が、こんな辛い思いをしなきゃいけないの……!?」ポロポロ

妙高「那智……っく……!」ジワッ


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:63/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:58/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


306以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:35:56.853nU9970DO (2/3)

はい


307以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:36:35.049Igcac1M0 (1/1)




308以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:39:22.22zEPWYmMI0 (1/1)

はい


309以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:39:47.99AZRlp5zFo (1/2)

のー


310 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/27(木) 00:44:02.98QTlYEAdO0 (3/3)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


311以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 00:49:11.05AZRlp5zFo (2/2)

おつ


312以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 01:02:30.363nU9970DO (3/3)

乙です


313以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/27(木) 01:26:53.51HXlnrwm3O (1/1)

おつつ


314 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:37:57.038HdUYkQU0 (1/28)

本編の更新はお休みさせていただきます。お待たせして申し訳ありません。
それでは小ネタが完成しましたので投下していきたいと思います。


315 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:39:09.338HdUYkQU0 (2/28)

『お父さんの幸せ』
※本編とは無関係です。














親子愛。それは切っても切れない絆で結ばれている家族の愛情。




その中でも、特に親と子の仲が良い人々にお尋ねしたい。




貴方は、あるいは貴女は……親の為なら、どこまで“自分を犠牲に”出来るだろうか?




犠牲といっても、自らの時間を割くことでは無い。それ以上の犠牲である。




臓器移植?介護?いや、それより遥かに辛い犠牲だと言って良いかもしれない。




そう。親の幸せを願う為に……自らが歩んだ“歴史”を……“存在”を否定することが出来るだろうか?




今宵は、その究極の問に答えを出した……ある子供2人をご覧いただくとしよう。




自己の全てを否定してでも、親の……父の幸福を望んだ、兄妹の行く末を――――

















316 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:41:13.788HdUYkQU0 (3/28)

――小学校からの帰り道

息子「………」トコトコ

娘「………」トコトコ

息子(両親の昔の話を聞いてくる宿題、かぁ……う~ん、どうしよう……)

娘(お母さんからは絶対に聞きたくないし、お父さんは……きっと、教えてくれるとは思うけど……)

息子(……普段から、お母さんに酷いことばかりされてるお父さんに……こんなことを聞くのは……)

娘(だけど、私達だけじゃ……何て書けば……)

息子「……僕達だけで調べようか」

娘「え……?」

息子「お父さんに無理に話してもらわなくても、他の提督のお兄ちゃん達の誰かに相談すれば……」

娘「あ……そっか。確か、8周目提督お兄ちゃんの所には、昔の出来事を見られるテレビが……」

息子「……よし。8周目提督お兄ちゃんに相談してみよっか。ダメだったら、他のお兄ちゃん達に頼めば良いし」

娘「うんっ」


――8周目鎮守府

8周目提督「昔の出来事を見られるテレビ……あぁ、タイムテレビのことか」

息子「うん。学校の宿題で、両親の昔の話を聞いてきなさいって……」

8周目提督「……なるほど、事情は分かった」

8周目提督(確かに、2人の立場では両親に質問しづらいことだな……断るのも2人が可哀相だし、ここは協力してやった方が良いだろう)

8周目提督「今、倉庫から出して来る。5分もかからないから、ここで待っていてくれ」スタスタ

娘「ありがとう!8周目提督お兄ちゃん!」

息子「よし、これでお父さんに嫌な思いをさせず宿題が出来る!」

娘「だけど、昔のことって言っても……いつの出来事を見れば良いのかな?」

息子「う~ん、やっぱり結婚前じゃないかな?お母さんはともかく、お父さんがどうしてあんな酷い人と結婚したかは気になるし」

娘「確かに……じゃあ、結婚するちょっと前を見てみよっと!」


317 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:41:55.398HdUYkQU0 (4/28)

――数十分後

息子「………」

娘「………」

息子(こ、これって……)

娘(嘘……そんな……)

息子(お父さんに、お酒を飲ませて……しかも、そのまま……これって、保健の授業でやってたやつだよね……?)

娘(それだけじゃない……結婚式の夜も、嘘をついて……お父さんと、エッチなことを……しかも……)

息子娘(僕〈私〉達のことを、道具扱い……お父さんを、自分から逃げられないようにする為の……っ!)

息子「……っ」ガクガク

娘「……っ」ガクガク

息子(僕達がいるせいで……僕達が“生まれた”せいで、お父さんは……ずっと、お母さんと離婚出来ずに……)

娘(お母さん、だけじゃない……私達も、お父さんのことを……傷つけていたなんて……!)

息子「………」フラフラ…

娘「………」フラフラ…

8周目提督「……ん?もう見終わったのか?良ければテレビを持ち帰っても……」

息子「……ううん、大丈夫。今日はありがとう……」フラフラ…

娘「………」フラフラ…

8周目提督「……?」

8周目提督(どうしたんだ?さっきと違って、顔色が悪かったが……)


318 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:42:42.378HdUYkQU0 (5/28)

――自宅

娘「ぐすっ……うぅっ……!」ポロポロ

息子「………」

娘「私達のせいで、お父さんが……苦しんで……今でも、お母さんに傷つけられて……!」ポロポロ

息子「……娘」

娘「ひっく……な、に……?」ポロポロ

息子「僕達……“生まれない方が良かった”のかな……」ジワッ

娘「……!」ポロポロ

息子「こうして、僕達が生きているだけでも……お父さんは、ずっと……お母さんから、逃げられない……」ウルウル

息子「僕達がいる限り……お父さんは、苦しみ続ける……お母さんの、計画通りに……」ウルウル

娘「……お兄、ちゃん……私達、どうしたら良いのかな……えぐっ……」ポロポロ

息子「……っ」ウルウル

息子(どうしよう……僕達がこうして“いる”だけで、お父さんを苦しめちゃう……)フラッ… カチッ

息子(あ……よろけて手が、テレビのリモコンに……)




『泣くなよ。今更そんなこと言ったって、取り返しが……取り返しが……つくかもしれない!』

『どうして?もしもボックスはもう無いんだよ?』

『タイムマシンを使うんだ!タイムマシンであの日に戻って、過去の僕らにもしもボックスを使わせないようにするんだよ!』




息子「……!」

娘「……っ!お、お兄ちゃん……!」

息子「……うん。今、確かに“タイムマシン”って……」

娘「他の鎮守府のお兄ちゃん達からタイムマシンを借りて、昔に戻って……私達が、お父さんをお母さんから守れば……!」


319 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:43:11.028HdUYkQU0 (6/28)

息子「……だけど、それは……ある意味、“死ぬ”覚悟をしなきゃいけない」

娘「……え?」

息子「娘……落ち着いて考えて?僕達は、お父さんとお母さんが結婚したから生まれたんだ」

娘「……うん」

息子「じゃあ、僕達がお父さんとお母さんの結婚を邪魔しちゃったら……どうなると思う?」

娘「どうなるって、私達が生まれなくなって……あっ、あぁっ……!」

息子「……気づいた?」

娘「………」コクリ




息子「お母さんからお父さんを守るということは……僕達は“生まれなかったことになる”」

息子「だから、きっと……お父さんを救えば、僕達は……“この世から消えてしまう”」




娘「……っ!」

息子「………」

娘「………」

息子「……でも、僕は……それで良いと思ってる」

娘「え……?」

息子「僕達がいるから、お父さんは……お母さんから逃げられない。だけど、僕達が生まれなかったら……最初からいなかったとしたら……?」

娘「……そっか。お父さんは、苦しまずに済む……幸せになれる……!」

息子「僕は、お父さんに幸せになってほしい。昔から、ずっとそう考えてた……僕達が消えることで、お父さんが幸せになれるなら……!」

娘「……うん。私も、お兄ちゃんと同じ気持ち……!」

息子「……覚悟は決めた?」

娘「……うんっ」ギュッ

息子「よし……じゃあ、まずはあそこに行かないと――」


320 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:43:47.658HdUYkQU0 (7/28)

――3周目鎮守府・工廠

明石(3周目)「姿を消す道具と……」

夕張(3周目)「他人の秘密を暴く道具?」

息子「うん。何かピッタリな道具は無いかな?」

明石「どうして急に……2人のことだから、悪い目的で使う訳じゃないことは分かるけど……」

娘「実は、私達のクラスで虐められてる子がいて……」

息子(これは嘘だ。本当の理由を話せば、絶対に『そんなことしちゃダメ』って止められる……)

娘(だから、いかにもな理由を作って……明石お姉ちゃんと夕張お姉ちゃんに、納得してもらわないと……!)

夕張「……なるほど。その虐めっ子を懲らしめて、虐められてる子を守る為か」

息子「うん。だけど、僕達が直接『虐めはやめて!』って言うのは……その、怖いから……」

娘「卑怯だってことは分かってるけど……それでも……!」

明石「………」チラッ

夕張「………」コクッ

明石「分かった。そういうことなら、喜んで道具を貸すね?」

息子「あ……!」パァッ

夕張「それに卑怯なんかじゃない。そうやって、友達を助けようとする気持ちは凄く立派よ?」

娘「お姉ちゃん……!」パァッ


――数分後・3周目鎮守府の外

息子「透明マントと、ウラオモテックスか……」スタスタ…

娘「透明マントは分かるけど、ウラオモテックスって……?」スタスタ…

息子「これを貼られた人は、普段からこっそりやってることを人前で堂々としちゃったり、隠していることをペラペラ話しちゃうんだって」

娘「あ……じゃあ、これをお母さんに貼っちゃえば……!」

息子「そういうこと。これでお父さんを守る為の道具を貰えたから、次は――」


321 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:45:24.618HdUYkQU0 (8/28)

――16周目鎮守府

16周目提督「タイムマシンを貸して欲しい?」

息子「うん……」

16周目提督「……理由を話して貰っても良いかな?」

娘「えっとね、今日……学校から、宿題が出て……」

16周目提督「宿題?」

息子「両親の昔の話を聞いてきなさいって……」

息子(8周目提督さんに話した理由と同じ。だけど、実際には……過去を変える為)

娘(明石お姉ちゃんや夕張お姉ちゃん以上に、本当のことは話せない……だけど、一応……全部、嘘という訳じゃない……!)

息子娘(昔のお父さんを見に行きたいという理由は、本当だから……!)

16周目提督「……あー、そういうことか」

16周目提督(息子君と娘ちゃんの両親は……47周目提督さんと嫁さんは仲が悪いらしいし、直接聞くのは気まずいよね)

16周目提督(だから、こうしてタイムマシンを使って自分達で見に行こうとした訳か……)

16周目提督「……事情は分かったよ。だけど、それはやめておいた方が良い」

息子「どうして?」

16周目提督「万が一、過去の47周目提督さんと出会ってしまって……過去が変わり、2人が生まれなくなってしまったら……」

息子娘「……っ」ズキッ

16周目提督「……息子君?娘ちゃん?」

息子「……だ、大丈夫!絶対に会わないようにするから!」

娘「う、うん!物陰に隠れて、こっそり見るだけ!」

16周目提督「う~ん……」

16周目提督(本当は僕がついて行った方が良いかもしれないけど……人の家族の事情に踏み込むような真似はダメだよね)

16周目提督「……分かった。だけど、絶対に悪用しちゃダメだよ?」スッ…

息子娘「……ありがとう、16周目提督お兄ちゃん!」


322 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:46:59.458HdUYkQU0 (9/28)

――

娘「……これで、必要な物が揃ったね」

息子「………」コクリ

息子(腕時計型のタイムマシン、透明マント2枚、ウラオモテックス……これで、お父さんを……!)

息子「……未練は無い?」

娘「……みれん?」

息子「えっとね、まだ生きたいとか、もっと楽しく過ごしたいとか……そういう気持ち。ちょっと言ってみただけ」

娘「……大丈夫だよ。もう、決めたから……!」

息子「……そっか。僕も覚悟は出来てる。それじゃ……行こう、10年前に……お父さんが、まだ不幸になる前に……!」カチッ

娘「……!」

パシュッ…!


――16周目鎮守府

16周目提督「………」

16周目提督(2人共、何となく……覚悟を決めたような顔をしていたような……)

磯風(16周目)「……どうした?」

16周目提督「……ううん。何でも無いよ」

16周目提督(胸騒ぎがする……ひょっとして僕は、取り返しのつかないことをしてしまったんじゃ……)

ピカッ…

16周目提督「……ん?何だか眩しくない?」

磯風「え?特にそんなことは……」

ピカアアアアアアアッ!

16周目提督「うっ……!」

磯風「し、司令?」

16周目提督(こ、この光景は見覚えがある……!確か、僕が過去を変えて気絶した日、夢の中で――)


323 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:49:49.488HdUYkQU0 (10/28)

――10年前・海軍学校

パシュッ…!

娘「……ここは?」キョロキョロ

息子「多分、海軍学校……お父さんが通ってた学校だと思う」

娘「じゃあ……本当に、私達は10年前の世界に……」

息子「タイムマシンが壊れていなければね。でも、こうして16周目鎮守府から一瞬で場所が変わったし……多分、過去に戻れたはず」

「……あれ?」

息子娘「っ!?」ビクッ

ショタ提督(16)(どうして子供がこんなところに……って、僕が言っても説得力無いか。こんな幼児体型だし……)

息子(……間違いない。この人は……このお兄ちゃんは……!)

娘(10年前の……まだ、お母さんに酷いことをされる前の……若い頃の、お父さん……!)

ショタ提督(……もしかして、クラスメイトの親戚かな?関係者以外立ち入り禁止の場所に、幼い子供が迷い込む訳が無いし……)

息子(って眺めてる場合じゃない!まさか、いきなり鉢合わせしちゃうなんて……!)

娘(ど、どうしよう!?いや、落ち着かなきゃ……!お父さんの子供ってことは気づかれていないはず……!)

ショタ提督「………」

息子「……えっと、お父……47周目提督、さん」

ショタ提督「えっ……」

ショタ提督(どうして、僕の名前を……)

娘「その……お母、じゃない、嫁さんには……気をつけて。絶対に、油断しないで……!」

ショタ提督(よ、嫁さんのことまで……いや、彼女は両親が有名だから、まだあり得ない話では無いけど……)

息子娘「そ、それじゃ……!」ダッ

ショタ提督「あっ、ちょっと待って……行っちゃった。一体、何だったんだろう……」

ショタ提督(それに『嫁さんには気をつけて』って……もしかして、勉強のし過ぎで疲れちゃったのかな、僕……)スタスタ…


324 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:50:16.738HdUYkQU0 (11/28)

――物陰

娘「……どう?」

息子「……本気にしてないと思う」

娘「やっぱり、そうだよね……初めて出会った子供が、いきなり『知り合いのお姉ちゃんに気をつけて』なんて言っても……」

息子「……うん。相手にされないか、怪しまれるだけだよね。やっぱり、僕達でお父さんを守らないと」

娘「この日、なんだよね?お父さんが、その……お母さんに、お酒を飲まされて……」

息子「タイムテレビで見た日付だし、間違いないはずだよ。時間的にも、後1時間もしない内に……」

娘「えっ!?じゃあ急がないと!?」

息子「ここからは透明マントを被ってお父さんについて行こう。まさか僕達が堂々とお母さんの家に入る訳にはいかないし……」

娘「う、うん……えっと、上から被るだけで良いんだよね?」ファサッ…

息子「確か、お姉ちゃん達はそう言ってたけど……よいしょっと」ファサッ…

シュゥゥゥゥン…

娘「わっ、本当に消えた!でも、お兄ちゃんの姿は見えるよ!半透明になってるけど」

息子「し~っ!姿が見えなくなっても声は聞こえるから、話す時は小声で……同じ透明マントを被ってる人には、相手の姿が見えるようになってるのかも」

娘「あっ、ごめん……でも、これならはぐれることは無さそう。お兄ちゃん、早くお父さんを……!」

息子「分かってる。急がないと……手遅れになってからじゃ、遅いから……!」

娘(手遅れになっても、もう1回タイムマシンで戻れば……あっでも、それだと今の私達と鉢合わせしちゃう……やっぱり、失敗しちゃダメ……!)


325 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:50:44.858HdUYkQU0 (12/28)

――嫁自宅前

ショタ提督「………」

ショタ提督(相変わらず大きい家だなぁ……おっと、眺めてる場合じゃない。インターホンを……)カチッ

ピンポーン…!

ショタ提督「………」

息子(E:透明マント)「………」

娘(E:透明マント)「………」

息子「おじいちゃん家、今とそんなに変わって無いね……」ヒソヒソ

娘「ちょっと新しい感じがする……でも、この後……ここで、お父さんが……」ヒソヒソ

息子「……絶対に、守ってみせる。お父さんの幸せの為に……頑張ろう、娘……!」ヒソヒソ

娘「……うんっ」ヒソヒソ

ガチャッ…

ショタ提督「あ……!」

嫁(14)「いらっしゃい!ほら、早く中に入って!」

ショタ提督「……うん。お邪魔します」

息子「………」ジトッ

娘「………」ジトッ

息子(若くて、それで今より背も低い……でも、嫌な顔つきは今のまま……)

娘(この時から、お父さんを苦しめていたなんて……本当に、酷いよ……!)


326 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:51:17.418HdUYkQU0 (13/28)

嫁「ジュースを入れて来るから、そこに座って待ってて」

ショタ提督「あ、お構いなく……」

嫁「……♪」ニヤリ スタスタ…

息子「………」チラッ

娘「………」コクッ

息子(タイムテレビの映像通りなら、お母さんはこの後……)

娘「その時を見計らって、あれを貼り付けないと……)

嫁「……さて、と。確か、パパのワインはこの戸棚に……」スッ…

息子(やっぱりそうだ!ここが……この時こそが、映像で見た……!)

娘(お母さんが、お父さんを苦しめることになる……最初の原因……!)

嫁「………」ゴソゴソ

娘「……お兄ちゃん、早くあれを!」ヒソヒソ

息子「……大丈夫。もう用意してあるから」グッ…

嫁「……あった」スッ

嫁(残っている選択肢は……私が既成事実をゲットすること。でも、まともな方法じゃ無理ね……だから……)

嫁「………」トポトポ…

嫁(幸い、今日はパパもママも仕事で朝帰りになるはずだから……ふふっ♪)ニヤリ







息子(そうはさせない……!お父さんのことは、僕達が守るんだ……!)スッ…!

ペタッ…!







嫁「んっ……あ、あれ?今、背中に何か……うっ!」ドクンッ…!

娘(やった!お母さんの背中に、ウラオモテックスが貼り付いて……!)


327 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:51:49.228HdUYkQU0 (14/28)

嫁「………」ズカズカ

ショタ提督「あっ、嫁……さん?」

ショタ提督(どうしたんだろう?顔つきが険しいような……)

嫁「……ほらっ!とっとと飲みなさいっ!」ズイッ

ショタ提督「うぐっ!?えっ、ど、どうし……」

嫁「早くこのワインを飲んで泥酔しなさい!そんでもって私に黙って犯されなさいよ!」グイグイ

ショタ提督「お、犯っ!?何を言って……それにワイン!?僕、まだ未成年だよ!?」

息子(よしっ!そのまま本音を全部話してしまえ!)

娘(お父さんに、その恐ろしい本性をバラしてしまえ!)

嫁「んなことどうでも良いのよ!とっとと飲んで犯されろっつってんの!」

嫁「そんでアンタが起きてから私を強姦したと嘘ついて、罪の意識を植え付けて私から逃げられなくしてやるんだから!」

嫁「アンタは私のモノよ!誰にも渡さないんだから!分かったら早く逆レイプされなさい!」

嫁(く、口と体が勝手に……!?一体、どうなって……どうして自分で提督に作戦を喋って……!?)

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(こ、怖い……!嫁さんが、まさか……そんなことを考えていただなんて……!)

嫁「何ビビッてんのよ!どうせ天井の染みでも数えてたらすぐ終わるわよ!

ショタ提督「……ご、ごめんなさい!あの、僕、急用を思い出したから……お邪魔しました!」ダッ

ショタ提督(ここにいたらダメだ……!僕、本当に襲われる……!今すぐ逃げないと……!)

息子娘(やった!これでお父さんをお母さんから守れ――)

嫁「っ!?ま、待ちなさいっ!」ガシッ!

ショタ提督「うあっ!?」

息子娘「――!?」


328 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:53:54.248HdUYkQU0 (15/28)

嫁「に、逃がすもんか……!こうなったら、ここで無理矢理にでも……!」グイッ!

ショタ提督「ヒッ!?や、やめ……っ!」

息子「そ、そうか!ウラオモテックスのせいで隠し事が出来ないから、ヤケになって……!」ヒソヒソ

娘「どうしようどうしよう!?このままじゃお父さんが……!」ヒソヒソ

息子「……行くよ、娘!お父さんを助けなきゃ!」ダッ!

娘「う、うんっ!」ダッ!

嫁「はぁはぁ……き、既成事実を作ってしまえば、後はそのまま……!」グイィッ!

ショタ提督「うぅっ……やめ、てぇ……!」

息子(そうはさせるか!)ガシッ!

娘(お父さんに酷いことしないでっ!)ガシッ!

嫁「うぐっ!?」

ショタ提督「……え?」

嫁「あ、あれ……?体が、動かない……!」グググッ

息子(させるもんかぁ……っ!)グググッ

娘(お父さん……早く逃げてぇ……!)グググッ

嫁(前と後ろから、体を掴まれてるような感覚が……まさか、心霊現象……!?)ゾクッ

嫁(い、いやそんな訳っ!この家に幽霊が出るなんて話、聞いたことが……!)

ショタ提督「……っ」ガクガク

ショタ提督(な、何が起こって……い、いやっ!それより早く、逃げ……ないと……!)

ショタ提督「……ッ!」ダッ

嫁「あぁっ!?こ、コラ!待ちなさい!待て!待てよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」グググッ!

息子(まだだ……!お父さんが、完全に外に出て逃げ切るまで……!)グググッ

娘(う、腕が痺れて……ダメっ!踏ん張らないと!お父さんを守らないと……!)グググッ

嫁「動けよ、私の体……動けよ、このぉっ……!」グググッ

息子(……よし、もう大丈夫だと思う。お父さんを追いかけないと!)ダッ

娘(あっ、お兄ちゃん!?待って!)ダッ

嫁(っあ!?きゅ、急に体の自由を奪う力が無くなって……いやそれより提督!提督は!?)

嫁「………」

嫁(……糞ッ!まさか逃げられるなんて……いや、まだ間に合う。パパとママの権力で提督を脅せば……ふふっ……)ニヤリ





――その翌日、嫁は背中に貼り残されたウラオモテックスの効果により、両親の前で47周目提督をモノにする魂胆を全て明かしてしまい、返って両親を激怒させてしまうことになる。

――よって、47周目提督の貞操は守られることとなるのだが……その話を知る者はいない。そう、父を守ろうとした兄妹でさえ……


329 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:54:38.478HdUYkQU0 (16/28)

――

ショタ提督「はぁっ、はぁっ……!」タタタッ…!

ショタ提督(寮を目指して全速力で走ったけど……足と、体力が限界……!)

ショタ提督「げほっ!ごほっ!っはぁ……ぜぇぜぇ……」

ショタ提督(こ、怖かった……!まさか、嫁さんがあんなことを……)

ショタ提督「……もう、嫁さんとは関わらないようにしよう。怖くて、今でも足が震えてるから……」

ショタ提督(外で見かけても、すぐに立ち去ろう……もう、まともに顔を見ることも出来ないから……)

「……だから言ったでしょ?」

「嫁さんには気をつけてって……」

ショタ提督「っ!?だ、誰……!?」ビクッ!

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「あ……き、君達は、さっきの……」

息子(お父さんがちゃんと安全な所まで逃げられるか、急いで追いかけたけど……)

娘(これだけ離れたら、大丈夫……だと思う)

ショタ提督「……どうして?」

息子娘「え?」

ショタ提督「さっき……僕のことや、嫁さんのことを……知っていたよね?えっと、どこかで会ったこと……あったかな……?」

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「あ、あの……」

息子「……ううん、無いよ」

娘「今日、初めて出会ったよ」

ショタ提督「じゃあ、何で……」


330 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:55:07.488HdUYkQU0 (17/28)

息子娘「……47周目提督、さん」

ショタ提督「……!」

息子「女の人とお付き合いする時は……自分のことを大切にしてくれる人にしてね?」

娘「例えば……艦娘のお姉ちゃん達とか!」

ショタ提督「か、艦娘って……僕、まだ提督にすら……いや、それより、君達は……?」

息子「……嫁さんとは、もう会っちゃダメだよ?」クルッ

娘「でないと、また……怖い目に遭っちゃうから」クルッ

ショタ提督「それは……うん。今日の出来事で分かったけど……ま、待って!せめて、名前を……」







息子娘「……さようなら、お父さん」タタタ…ッ!







ショタ提督「……えっ?今……あっ……」

ショタ提督(……行ってしまった。追いかけようとも思ったけど、まだ足と体力が回復していない……)

ショタ提督「……不思議な子達、だったな」

ショタ提督(まるで、僕が嫁さんに襲われてしまうことを……最初から、知っていたみたいに……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ありがとう、不思議な男の子と女の子。お陰で助かったよ。今度また見かけたら、改めてお礼を言わないと……)


331 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:55:34.998HdUYkQU0 (18/28)

息子「ふぅふぅ……!」タッタッタ…

娘「はぁはぁ……!」タッタッタ…

息子「……うん。お父さん、追って来てない」チラッ

娘「……みたい、だね」チラッ

息子「……!」

息子(あ……)

娘「……これで、お父さんは……お母さんに苦しめられる未来から、逃げられたのかな」

息子「……間違いないよ」

娘「本当に?」

息子「………」コクリ

娘「絶対?」

息子「……うん」

娘「………」

息子「だって、足を見て?」

娘「え?足って……っ!?」

息子「………」スゥッ…

娘「お、お兄ちゃん!?足が消えていって……!?」

息子「僕だけじゃないよ。娘だって……」

娘「……!」スゥッ…

息子「お父さんの過去が……歴史が変わった。これでお母さんと結婚する未来は無くなったんだ」

息子「だから……僕達は生まれなくなる。この世から……綺麗さっぱり、消えてしまう」

娘「………」


332 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:56:38.448HdUYkQU0 (19/28)

娘「……そっか。そう、なんだ……私達、ちゃんと……お父さんを、救えたんだ……!」スゥッ…

息子「……うん。そして、僕達も消えちゃって……お父さんを苦しみに閉じ込める人は、誰もいなくなる」スゥッ…

息子(腰から下が消えちゃった……後少しで、腕や体も消えて……)

娘「………」

息子「………」

娘「……お父、さん」ジワッ

息子「……!」

娘「うっ……うぅっ……!最後に……もう1回だけ、思いっきり……抱き締めて、欲しかったなぁ……」ポロポロ

息子「……娘」

娘「そして……『よく頑張ったね。偉い偉い』って……頭、撫でて欲しかったなぁ……っ」ポロポロ

息子「……僕、だって」ジワッ

娘「あ……」ポロポロ

息子「お父さんと……ずっと、一緒にいたかった……傍にいたかったよ……!」ポロポロ

息子「だけど……そんなことしたら、お父さんをますます苦しめちゃう……僕達のせいで……!」ポロポロ

息子「……僕達が、生まれてきたせいで……っ!」ポロポロ

娘「……っ!」ポロポロ

息子「……だから、これで良いんだ……お父さんの幸せを願うなら、僕達が消えることが……1番、良いんだ……」ポロポロ

娘「お兄、ちゃん……」ポロポロ

息子「………」スゥッ…

娘「………」スゥッ…

息子(もう、首から下が消えちゃった……)ポロポロ

娘(残ってるのは、私とお兄ちゃんの顔だけ……)ポロポロ


333 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:58:50.648HdUYkQU0 (20/28)

息子「……悔しいなぁ」ポロポロ

娘「……?」ポロポロ

息子「本当なら、泣いてる妹を慰めようと……手を握ってあげたいのに……手が無くなっちゃったから、出来ないよ……」ポロポロ

娘「……!」ポロポロ

息子「涙をぬぐってあげることも、出来ない……本当に、悔しいなぁっ……!」ポロポロ

娘「……お兄ちゃん」ポロポロ

息子「それに、僕は……僕だけは、泣いちゃダメなのに……!娘を慰めながら、せめて僕だけは……笑顔で消えていきたかったのに……」ポロポロ

娘「………」ポロポロ

息子「ひっく……ぐすっ……!」ポロポロ

娘「……っ!」フルフル

娘(我慢しなきゃ……!お兄ちゃんばかりに、辛い思いをさせちゃダメ……!せめて、表情だけでも……っ!)

娘「……お兄ちゃん」ポロポロ

息子「……え?」ポロポロ

娘「私なら……大丈夫、だから……お父さんが幸せになるんだよ?嬉しいに……決まってるよ……!」ポロポロ ニコッ…

息子「……あ、あははっ……涙が溢れてるよ?笑ってるつもりかもしれないけど、娘……今だって、泣いてるじゃないか……」ポロポロ

娘「そんなこと、ないよ……!これは、その……嬉し涙だもん!お父さんがお母さんから逃げられて、すっごく……嬉しくって……!」ポロポロ

息子「………」ポロポロ

娘「………」ポロポロ

息子「……そう、だね。これは……悲しい涙なんかじゃない。嬉し涙なんだ……そうに決まってるよね……!」ポロポロ

娘「うんっ……!」ポロポロ

息子「………」スゥッ…

娘「………」スゥッ…

息子(もう、口まで……喋ることすら、出来なくなっちゃった……僕達、もう……)ポロポロ

娘(何だか、眠くなって……ううん、眠いというより、私が私で無くなっていくような……心が、消えていくような……)ポロポロ

息子娘(……せめて、最後に……言葉では、伝えられなくなっちゃったけど……)ポロポロ


334 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 20:59:27.458HdUYkQU0 (21/28)


























(どうか……絶対に、幸せになってね……?さようなら、お父さ――――)


スゥッ…



























335 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:00:53.568HdUYkQU0 (22/28)

――“改変された”現在・16周目鎮守府

パァァァァッ…!

16周目提督「――!」

磯風「……どうした、司令?」

16周目提督「え?あ、ここは……」キョロキョロ

16周目提督(いつもの鎮守府……おかしいな。確かに過去が変わって……それに、2人に貸したはずのタイムマシンが腕に戻ってる……)

16周目提督「……うっ」クラッ…

16周目提督(頭の中に、何かが……覚えの無い記憶が、流れ込んできて……!)

16周目提督「………」

磯風「まさか、体調が悪いのか?だったらすぐベッドに……」アセアセ

16周目提督(う……嘘、だよね……?だって今、僕の頭に飛び込んできた記憶って……もし、この記憶が正しければ……っ!)ゾクリ…!

16周目提督「……っ!」ダッ

磯風「お、おい!?司令、どこ行くんだ!?」

16周目提督(簡易ワープ装置、どこにしまったっけ……?えっとえっと……あぁもうっ!こっちの方が早い!)グイッ!

16周目提督「ちょっと47周目鎮守府に遊びに行って来るねっ!」フワッ…

ギュイーン…!

磯風「………」

磯風(ほ、ホバーボードに乗って行くほどの急用なのか……もしかして、今の司令の慌てようは、その急用を思い出して……?)


336 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:02:37.818HdUYkQU0 (23/28)

――47周目鎮守府

16周目提督「お、お邪魔しますっ!」スタッ!

ショタ提督「うわっ!?え、えっと、16周目提督君!?」

16周目提督「はぁはぁ……」キョロキョロ

ショタ提督「ど、どうしたの?」

16周目提督「いえ、その……」

16周目提督(探さないと……息子君と娘ちゃんを見つけないと……!そんなはずない!だって、2人は宿題の為に……)チラッ

16周目提督「……ッ!?」

ショタ提督「……?」チラッ

16周目提督「………」

ショタ提督「……あの、16周目提督君?」

16周目提督「………」














浜波「あれ?16周目提督君……?」

はまなみ(8)「あっ、16周目提督お兄ちゃん。遊びに来てくれたの?」

16周目提督「………」

16周目提督(浜波お姉ちゃんの左手についている、高そうな指輪……それに、浜波お姉ちゃんを小さくしたような女の子……こ、これって……!)


337 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:04:57.658HdUYkQU0 (24/28)

16周目提督「……47周目提督さん」

ショタ提督「う、うん」

16周目提督「えっと……今から、すっごく変な質問をするけど……出来れば、正直に答えてくれると嬉しいかな……」

ショタ提督「変な質問……?」

16周目提督「……47周目提督さんは、浜波お姉ちゃんと“再婚”したの?」

16周目提督(分かってる。聞かなくても、僕の“新しい記憶”が……どうせ聞いても無駄だと告げている)

16周目提督(でも……それでも、聞かずにはいられない。もしかすると、僕が残酷な夢を見ているだけの可能性も……)

ショタ提督「そんな訳無いよ!僕は浜波ちゃん以外に付き合った女の人もいなくて……」

16周目提督「……っ、じゃ、じゃあ……子供は“双子”?」

ショタ提督「いや、はまなみ“だけ”だよ?」

16周目提督「………」

浜波「……?」

はまなみ「16周目提督お兄ちゃん……?」

16周目提督「……そう、だよね。あははっ、何言ってるんだろう、僕……」

ショタ提督「……双子、か。そういえば、昔……不思議なことがあったっけ」

16周目提督「昔……不思議……」

16周目提督(それって……いや、まだ……だけど……)

浜波「不思議なこと……?」

ショタ提督「うん。僕がまだ、海軍学校に通ってる時なんだけど……2人の子供が、知り合いの女の人に気をつけてって」

ショタ提督「最初はよく分からなかったけど、後からその人に強姦されそうになっちゃって……慌てて逃げて来たんだ」

ショタ提督(嫁さん……あの後、全然見かけなくなったっけ……僕自身、彼女に全く関心を向けようとしなかったけど)

浜波「ご、強姦……!?」

はまなみ「ごーかん?」キョトン

ショタ提督「しばらく走った後、それを伝えてくれた子供達がまた現れて……そのまま『さようなら、お父さん』と言いながら、去って行っちゃって……」

16周目提督「ッ!!」


338 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:05:35.178HdUYkQU0 (25/28)

浜波「そんなことがあったなんて……」

はまなみ「う~ん……よく分かんない」

16周目提督「………」

ショタ提督「改めてお礼を言いたかったんだけど、あれからずっと僕の前に現れることは無かったんだ。今、思い出しても不思議だなぁって……」

16周目提督「………」

16周目提督(間違い、無いよ……その2人は……その2人こそが、47周目提督さんの……本当の……っ!)

16周目提督「………」

ショタ提督「……16周目提督君?」

16周目提督「……突然お邪魔して、変なことを聞いてごめんなさい。それじゃ、僕はこれで……」フワッ…

ギュイーン…!

はまなみ「あっ、もう帰っちゃうの~?」

ショタ提督「……急にどうしたんだろう?」

浜波「何だか、信じられないものを見たような顔をしてたけど……」


――空中

16周目提督「……っ」ジワッ…

16周目提督(息子君と、娘ちゃんは……きっと、47周目提督さんの家庭の不幸を何とかする為に……自分を犠牲にして……!)ウルウル

16周目提督(どうして……僕達に相談してくれなかったの……!?僕達に話してくれれば、もっと……違う方法を考えたのに……!)ウルウル

16周目提督(誰にも知られることなく、47周目提督さんの為だけに……そんなことって、悲しすぎるよ……辛すぎるよ……っ!)ポロポロ

16周目提督「………」ポロポロ

16周目提督(……覚えて、おかなくちゃ。せめて……僕だけでも、息子君と娘ちゃんのことを……覚えておかなくちゃ……!)ポロポロ

16周目提督(だって……家族の不幸を救ったのに、それを誰も知らないだなんて……こんなこと、あんまりだよ……!)ポロポロ

16周目提督(だから……過去が変わったことを認識することが出来た、僕が……ちゃんと、2人のことを……覚えておかないと……!)ポロポロ

16周目提督(息子君と娘ちゃんは、もう……この世にはいないけど……いや、最初からいなかったことになっちゃったけど……)ポロポロ

16周目提督(……自分の命を犠牲にしてでも、家族の……47周目提督さんの幸せを願った、良い子達なんだって……!)ポロポロ

16周目提督「ぐすっ……うぅっ……!息子君……娘ちゃん……ひっく……えぐっ……!」ポロポロ


339 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:06:35.898HdUYkQU0 (26/28)

――47周目鎮守府

浜波「だ、大丈夫だった……?」

ショタ提督「うん。何故かその人が急に『今から泥酔させて襲う』と言い出したお陰で、僕は逃げ出すことが出来たんだ」

浜波「……その人、最低」

ショタ提督「……あの時、逃げ出して良かったよ」

浜波「え……?」

ショタ提督「そのお陰で、僕はその人の罠に嵌らず……浜波ちゃんという、最愛の人と結ばれることが出来た」

ショタ提督「それだけじゃない。こんなに可愛い娘にも恵まれたんだ。僕、本当に“幸せ”だよ」ニコッ

浜波「……司令///」

はまなみ「えへへっ♪」

ショタ提督「………」ジッ

浜波「……?」

はまなみ「お父さん?」

ショタ提督「……っ」ツー

浜波「あ……」

ショタ提督「あ、あれ?おかしいな……どうして、涙が……」ポロポロ

はまなみ「あれ?お父さん、泣いてる!」

ショタ提督「いや、違……これは、その……」ポロポロ




――お父さんを、慰めてあげて……?そして、今の幸せを守ってあげて……!




はまなみ「……えっ、誰?」

浜波「はまなみ?どうしたの……?」

はまなみ「その、今……声が聞こえて」

浜波「声?」

はまなみ「うん。『お父さんを慰めて。幸せを守ってあげて』って」

ショタ提督「……っ!うっ、うぅっ……!」ポロポロ

はまなみ「わっ!お父さん、また泣いてる!」

浜波「……大丈夫?」ナデナデ

ショタ提督「ぐしゅっ……分からない、分からないよ……だけど、凄く……嬉しくて、それなのに、悲しくて……ひっく……うぁっ……!」ポロポロ


340 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:07:33.138HdUYkQU0 (27/28)


























「……大丈夫。私は、何があっても……大好きな貴方の傍にいるから、ね……?」


「私も!お父さん大好き!」


「……うん。うんっ……!僕も、浜波ちゃんとはまなみのこと……大好き、だよ……!」
























~おしまい~


341 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/28(金) 21:08:04.678HdUYkQU0 (28/28)

少し補足します。8周目提督や16周目提督が息子と娘の目的をその場で勘付くことが出来なかったのは、本編とは違い歴代提督が47周目提督家の事情にそこまで踏み込んでいなかった為です。
描写不足で混乱させてしまい申し訳ございません。


342以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/28(金) 21:22:16.44Eoc6QzKDO (1/1)


悲しいなぁ…


343以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/28(金) 22:06:23.248voN8INc0 (1/1)

乙でした。
元ネタ(ドラ)では結婚相手変わっても子孫消えなかったけどあれは四代後だからなあ…


344 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 17:54:16.85U4hnVBg60 (1/9)

18:30~19:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。


345 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 18:31:45.77U4hnVBg60 (2/9)

始めます。


346 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 18:34:02.31U4hnVBg60 (3/9)

那珂「………」

神通「………」

神通(那珂ちゃん、最近……アイドルや歌のことを、話題に出さなくなって……)

那珂「……神通ちゃん」

神通「……え?」

那珂「歌で人を救うことが出来るって話、たまに耳にするけど……あれ、嘘だよね」

那珂「歌うだけで大切な人が元気になるのなら、私が何曲でも……何百曲でも、喉が潰れても歌う」

那珂「でも、現実は……どれだけ必死に歌ったとしても、人1人の命すら救うことが出来ない……!」

神通「……!」

那珂「いくら周りの人々を楽しませようとしたって……1番身近な人を助けることすら出来ないようじゃ、アイドル失格だよ……っ!」

神通「……那珂、ちゃん」

那珂「うぅっ……!」ウルッ

神通「………」

神通(かける言葉が見つからない……あの元気な那珂ちゃんでさえ、提督の余命宣告に苦しんで……)

神通(だけど、それは私も同じ……あの時の、皆さんのように……っ)ウルッ



ショタ提督は……

直下


347以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 18:40:07.87iZdfyLBG0 (1/4)

微熱が出てベッドで休んでいる


348以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 18:43:07.56HqIgWWbA0 (1/1)

那珂ちゃんそれはちゃうで
弱い人や弱っている人にこそ歌や踊りによる元気は届くものなんやで


349 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 18:52:39.58U4hnVBg60 (4/9)

ショタ提督「はぁはぁ……///」

神通「………」

神通(ベッドで寝ていますね……それに、どことなく顔も赤いような……)

ショタ提督「……///」つ水銀体温計 スッ

神通「……!」

ショタ提督「37.2度……軽い微熱か……///」

神通(て、提督!?まさか風邪をひいて……!?)

ショタ提督(昔ならともかく、今の僕の体は少しの病気が命取り……流石に今日は仕事を休んだ方が良いかな……)

ショタ提督(ここで無理をして、寿命を縮めてしまうようなことになってしまえば……皆に合わせる顔が無いし……)

ショタ提督「う、ぁ……///」

ショタ提督(悪化したらどうしよう……いや、ここで後ろ向きに考えちゃダメ。病は気からって言うし……)

ショタ提督(絶対に治る……!たかが微熱くらい、1日安静にしていればすぐに治るはず……!)

神通「……っ」オロオロ

神通(やっぱり、普段の無理が祟って……ど、どうしましょう!?免疫が弱っている提督にとって、風邪は重病になりかねません……!)

ショタ提督「熱さまシートは……あっ、そういえば切らしてたっけ……後で氷のうを……うっ、体に力が入らない……」

神通「………」

神通(看病するのは当然として、まずは……)



神通の行動

直下


350以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:01:06.50NMZg3cQEo (1/3)

おかゆ作って食べさせる


351 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 19:18:38.73U4hnVBg60 (5/9)

神通「………」

神通(まずは氷のうを用意して、次に風邪薬を持って来て、後は……!)ダッ


ショタ提督「はぁっ、はぁっ……///」

ショタ提督(体が熱い……それに、重い……闘病生活とはまた違った辛さが……)

コンコンコン…

ショタ提督「……?は、はい、どうぞ……///」

神通(マスク着用)「失礼します……」カチャ

ショタ提督「神通さん……あっ、僕、風邪ひいちゃったみたいで、その……///」

神通「はい。部屋を通りかかった時、ベッドで寝込む提督が見えたので……一応、マスクを……」

ショタ提督「あ……///」

神通「それより、提督は安静にしていて下さいね?今、看病しますから……」

ショタ提督「か、看病……?大丈夫だよ。これくらい、寝ていれば……///」

神通「いえ、油断すると症状が悪化してしまいますから。ここは私に任せて下さい」

ショタ提督「……神通さん///」

神通「まずは氷のうを……冷たいですよ?」スッ…

ショタ提督「んっ……///」

ショタ提督(冷えた氷がおでこに……気持ち良い……///)

神通「後は栄養補給ですね。少し待っていて下さい。お粥をお作りします」タタタッ

ショタ提督「……///」

神通「………」グツグツ…

ショタ提督(神通さんの優しさが、心に染みる……)

神通「お待たせしました」

ショタ提督(……随分早いね。いやまぁ、そんな凝った料理でもないけど……)

神通「提督はそのまま安静に。口を開けて下さい」スッ…

ショタ提督「……えっ///」

ショタ提督(いや、あの、これって……所謂『あ~ん』じゃ……)

神通「……す、すみません。ですが、病人である提督に自分で食べていただく訳には……」

ショタ提督「……///」

神通「だ、だから、その……口を開けて下さぃ……///」

ショタ提督「う、うん……///」

ショタ提督(こ、これは……///)


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~09:まさかの塩と砂糖を間違えた神通さん
10~49:あ~んが恥ずかしくて余計に熱が……
どちらも親愛度上昇:小 ×1.0

50~98:少し恥ずかしいけど、頑張って食べ切る
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:神通の優しさに胸を打たれて……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


352以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:20:55.62VPQcV9+U0 (1/2)

せいや


353 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 19:30:47.77U4hnVBg60 (6/9)

62→26:恥ずかしくて死にそう


神通「は、はい……提督……///」スッ…

ショタ提督「あ、あむっ……///」

ショタ提督(美味しい……だけど、それ以上に……///)

神通「……まだ、ありますよ?はい……///」スッ…

ショタ提督「う、うん……はむっ……///」

ショタ提督(その、かなり恥ずかしいんだけど……///)

神通「……うぅ///」

神通(お、お粥を食べさせてあげているだけなのに……何だか、意識してしまいます……///)

神通「……は、はいっ///」スッ…

ショタ提督「……あむっ///」

ショタ提督(こ、これ、まだ続くの……?///)

神通(後半分……が、頑張ります……!///)スッ…

ショタ提督「……はむっ///」

ショタ提督(うぁぁ……そ、そろそろ限界……さっきより熱が上がりそう……///)カァッ

神通(提督の顔がさっきより赤いような……まさか、風邪が悪化して……!?)

神通「……し、しっかり食べて治して下さいね?///」スッ…

ショタ提督「う、うん……あむっ……///」

ショタ提督(は、早く食べ終わらないと……これ以上は、羞恥心で倒れちゃいそう……!///)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


354以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:31:16.56iZdfyLBG0 (2/4)




355 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 19:45:04.65U4hnVBg60 (7/9)

6×1.0=6 6+58=64/100


ショタ提督「ご、ご馳走様……でした……///」

神通「は、はいっ……///」

ショタ提督(これ、絶対さっきより熱上がってるだろうなぁ……///)

神通(か、看病のはずなのに……どうしてこんなに、顔が火照ってしまうのでしょう……///)

神通「……えっと、あのっ、後は風邪薬を飲んで……ゆっくり、お休みになって下さい……///」

ショタ提督「あ、ありがとう、神通さん……///」

神通「い、いえっ!そんな……///」

ショタ提督「………」

神通「……///」

ショタ提督「……神通さん」

神通「は、はいっ///」

ショタ提督「その……少しだけ、手を握っててもらっても良いかな……?」

神通「……手?」

ショタ提督「……うん。情けない話だけど……弱っている今だと、悪夢を見てしまいそうだから……」

ショタ提督(実際、元気な時でも……自分が苦しむ夢や、過去の闘病生活の夢を見ちゃたりするから……)

神通「……!」

ショタ提督「でも、誰かが傍にいてくれれば、安心……って、ダメだな、僕……皆に負担をかけないって決めたのに……」

神通「……いえ、私で良ければ」スッ…

ショタ提督「……ありがとう」ギュッ…

神通「あ……」

ショタ提督「少し、眠るね……すぅ……」

神通「………」

ショタ提督「すぅ……すぅ……」

神通(……余程お疲れ、いえ、風邪で体力を消耗していたんですね。大丈夫です、提督……私達なら、ここにいますから……)

ショタ提督「ん……ふぅ……♪」


356 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 19:54:13.13U4hnVBg60 (8/9)

――6ターン目


いつもの喫茶店

先輩提督「風邪!?大丈夫だったのか!?」

ショタ提督「はい。何とか……」

先輩提督「今のお前は免疫が弱ってる状態なんだ!ちょっとの病気がそのまま……」

ショタ提督「………」

先輩提督「あ……す、すまん……」

ショタ提督「……いえ、心配して下さって、ありがとうございます」

先輩提督「……これからは、今まで以上に手洗いうがいをしっかりするんだぞ?風呂も毎日入って、体を清潔に保つことも忘れるなよ?」

ショタ提督「もちろんです。今回の微熱で懲りました……」

ショタ提督(い、色々な意味で……///)

先輩提督「………」

ショタ提督「……先輩?」

先輩提督「いや、俺も昔、艦娘に看病……いや、瀕死だった所を助けてもらったことがあったなって」

ショタ提督「あ、確か前にも話してましたよね?ちょうど10年前に……」

先輩提督「……あぁ。あの時助けてもらえなかったら、今頃俺はここにいなかっただろうな」

先輩提督(だけど、俺を助けてくれた提督は……48周目提督と同じように、不治の病で……っ!)ギリッ…!

先輩提督(その鎮守府は、未だに新しい提督が着任していないらしいし……大本営は何やってんだよ!)

先輩提督(それに、どうして……どうして良い奴ばっかり苦しんだり、先に旅立っていくんだよ……畜生……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(先輩……)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:63/100
↓3神風のコンマ 親愛度:50/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


357以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:57:42.12iZdfyLBG0 (3/4)




358以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:58:04.20HoBg2THDO (1/1)

はい


359以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 19:58:31.46VPQcV9+U0 (2/2)

はあっ


360以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 20:01:40.84NMZg3cQEo (2/3)




361以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 20:03:22.17BoQekxp1O (1/1)

あまぎる


362 ◆0I2Ir6M9cc2019/06/29(土) 20:05:46.37U4hnVBg60 (9/9)

休憩を挟んで再開する予定でしたが、どうも頭が回らないので今回はここまでにします。申し訳ございません。
お付き合いいただきありがとうございました!それではまた次回の更新でお会いしましょう。


363以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 20:18:58.11iZdfyLBG0 (4/4)




364以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/06/29(土) 20:22:48.22NMZg3cQEo (3/3)

乙乙


365以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/03(水) 13:00:14.13+3ARGcTr0 (1/1)

この先輩提督の話って、どっかで聞いた覚えない?


366 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 17:50:26.63VbxRas4y0 (1/6)

22:00~23:30頃開始予定です。


367 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 22:46:39.66VbxRas4y0 (2/6)

始めます。


368 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 22:49:01.65VbxRas4y0 (3/6)

神風「………」

春風「……お姉様」

神風「……っ」

春風「やっぱり、まだ……司令官様の決断を、認め……」

神風「……違う」

春風「……!」

神風「私は、司令官の気持ちを尊重すると決めたわ。ただでさえ苦しみ続けた司令官に、これ以上の無理をさせる訳にいかない。でも……」

春風「でも……?」

神風「理性ではそれを理解していても、感情では耐えられない……いや、耐えようとしても、悲しさが溢れ出してしまうの」

春風「……!」

神風「だって、後1年で……私達は、司令官と永遠に離ればなれになってしまうのよ?そんなの……簡単に、納得出来る訳……っ!」ジワッ

春風「お姉、様……私だって、同じです……司令官様が、そんな……っ」ジワッ

神風「………」グシグシ

神風(だけど、それを司令官の前で見せてはいけない。こんなことで、司令官に未練を残して欲しくない)

神風(だから、私は司令官が望むことなら……文字通り、何でもする。それが今までお世話になった私達に出来る、唯一の恩返しだと思うから)



ショタ提督は……

直下


369以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/04(木) 22:53:52.99wzIB/Jono (1/2)

木を植えている


370 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 23:09:38.27VbxRas4y0 (4/6)

神風「……?」

神風(あれ?部屋にいない……てっきり仕事してるのかと思ったけど……)

雲龍「提督なら広場に行ったわよ。何かを大切そうに抱えながら……」

神風「……え?」


――広場

ショタ提督「……ここにしようかな。日当たりも良いし……他の植物の成長を妨げることも無さそう」

神風「……!」

神風(あれは……苗木?お店で買って来たのかな?でも、どうして急に……)

ショタ提督「よいしょっと……」ザクザク

神風「………」

ショタ提督「後はこの木を植えて……これで良し、と」トントン…

神風(今になって植物を愛でることを趣味に……いや、それは唐突過ぎるような……)

ショタ提督「……丈夫な苗木を選んだからね。きっと、すくすく育つと思う。それこそ……僕が死んでしまった後でも」

神風「っ!?」

ショタ提督「少しでも、僕が生きていた証拠を……なんて、大袈裟な考えか。だけど……」ナデ…

ショタ提督「僕の代わりに、強く……どこまでも、高く生きて欲しい。そんな願いを込めるくらいは……良いよね?」

ショタ提督「もしかしたら、太く高く成長して……あの世からでも見えちゃったりして。だとしたら嬉しいな……ふふっ」

神風「………」

ショタ提督「おっと、感傷的になってる場合じゃないよね。まずは水をあげないと……」シャー

神風「……っ」

神風(司令官……普段は今までのように仕事熱心な一面しか見せないのに……)

神風(1人の時は、植物に自分の望みを照らすほどに……悲しんで……!)


神風の行動

直下


371以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/04(木) 23:22:14.931tB8TArl0 (1/1)

提督が咳き込んだため急いで医務室へ連れていく


372 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 23:42:13.94VbxRas4y0 (5/6)

ショタ提督「大きくなってね……?」ナデナデ

神風「………」

神風(それに、もし司令官がいずれ……その後、成長した木を見たら、私達はきっと……その度に、悲しくなって……)

ショタ提督「……コホッ」

神風「……?」

ショタ提督「んんっ!ゲホッ!ゲホッ!」

神風「っ!?」ビクッ

神風(ま、まさか、司令官の容態が悪化して……!?だとしたら、こんな所で隠れて見てる場合じゃない……!)

ショタ提督(喉がいがらっぽいな……この前の風邪、まだ完治してないのかも……)

ショタ提督「ゴホッゴホッ!」

神風「し、司令官っ!」バッ

ショタ提督「え?神風ぢゃ……ん゛ん゛っ!」

神風「大丈夫!?すぐに医務室に連れて行ってあげるから!」ガシッ!

ショタ提督「あっ、ま、待って!この咳は……ゲホッ!」

ショタ提督(の、喉のせいでまともに話せない……)

神風(ただでさえ司令官は体が弱ってるのに!ここで放っておいて、寿命を縮めるようなことになってしまえば……っ!)ゾクッ

神風「辛いならおぶって行くから!」ヒョイッ!

ショタ提督「わっ!?」

ショタ提督(一瞬で背中に抱え込まれちゃった!?)

神風「出来るだけ揺らさないようにするけど、ちゃんと捕まっててね!」ダッ!

ショタ提督「あ、あの……ゴホッ!」

ショタ提督(うぅ……せめて喉飴があれば……)

神風(こんなことで司令官を死なせたりはしない……絶対に……!)タタタ…ッ!


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、喉の調子が元に戻る
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:妖精「ただの風邪だよ?」神風(早とちりしちゃった恥ずかしい!)
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、風邪の症状がぶり返してしまうが……
親愛度上昇:大 ×2.0

直下


373以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/04(木) 23:43:54.25nN2J23Bi0 (1/1)

えい


374以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/04(木) 23:44:05.08TxPkJUwd0 (1/1)

はい


375 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/04(木) 23:59:13.01VbxRas4y0 (6/6)

25→52:そりゃ心配になるでしょ


――医務室

妖精「………」

ショタ提督「………」

神風「……どう?」

妖精「……うん、ただの風邪だね」

神風「……え?」

ショタ提督「やっぱり……」

妖精「この前熱出してたもんね。こういうのは治りかけに油断するとぶり返しがちだから気をつけてよ?」

ショタ提督「うん。やっぱりまだマスクを着けていた方が良かったかも……」

神風「………」

妖精「……どしたの神風ちゃん」

神風「じゃ、じゃあ……私が慌ててたのって……ただの早とちり?」

妖精「まぁ、そういうこと」

神風「ご、ごめんなさい司令官!私てっきり、司令官の病気が急に悪化しちゃったのかと思って……!」

ショタ提督「えっと……」

妖精「でも、恥ずかしがることじゃないよ?もし本当に提督の容態が悪化していたら、こうした迅速な対応こそが生きるか死ぬかの瀬戸際になってたかもしれない」

神風「……!」

ショタ提督「……!」

妖精「それに提督の体は免疫が落ちている状態だから、油断するよりは警戒してるくらいで良いと思う」

ショタ提督「………」

神風「妖精さん……」

ショタ提督「……ありがとう、神風ちゃん、妖精さん」

ショタ提督(僕の為に、そこまで必死になってくれて……後少ししか生きられない、僕の為に……)

神風「……ううん、単なる風邪で安心したわ」

神風(もし他の病気が併発していたら、今度こそ私達の方がショックで気絶してたかも……)

妖精「……気にしないで」

妖精(お礼を言われるような存在じゃないよ。提督の癌1つさえ治してあげられないから……)


ショタ提督の親愛度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下


376以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/04(木) 23:59:53.29wzIB/Jono (2/2)

あがれ


377 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/05(金) 00:14:01.97Tf7/cAE10 (1/3)

9×1.5=13.5 13.5+50=63.5/100


――広場

ショタ提督(E:マスク)「ケホッ……」

ショタ提督(しばらくはイソジンでうがいしなきゃ……あ、喉飴も買って来ないと)

神風「……本当にごめんなさい」

ショタ提督「そ、そんな……むしろ嬉しかったよ。こんな僕のことを、心配してくれてるんだって……」

神風「………」

神風(今の“こんな僕”という言葉の中に、それほどの悲しい気持ちが詰まって……)

ショタ提督「……神風ちゃん」

神風「……何ですか?」

ショタ提督「この木、どれほど伸びると思う?」

神風「………」

神風(答えを間違えちゃダメ……!ここは司令官が望んでいるであろう言葉を……!)

神風「……きっと、もの凄ーく!高くなると思います。お日様の光を浴びて、雨の水で潤って……もしかすると、この鎮守府のシンボルになっちゃうかもしれません」

ショタ提督「……うん。そうだと良いな……僕の分も、沢山生きてほしい。木の寿命は人間より遥かに長いから……」ナデ…

神風「……っ」

神風(司令官は今も、刻一刻と迫る死と戦っているのに……私達はそれを、傍で眺めていることしか出来ないなんて……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕が生きられなかった分も生きて……僕の代わりに、皆を見守っていてほしいな……)


378 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/05(金) 00:30:48.34Tf7/cAE10 (2/3)

――7ターン目


テレビテニス『プッ…ポッ…』

ショタ提督(13)『このっ!このっ!』グリグリ

白露『おっと!まだまだ!』グリグリ

夕立『2人共頑張るっぽーい!』

ププーッ!

ショタ提督『やった!』

白露『あちゃ~、負けちゃった……もう1回!』

村雨『ちょっと~!独り占めはダメでしょ!』

時雨『僕もやってみたいな……』

ショタ提督『うん!それじゃ交代するね?』

白露『えー!』

春雨『1回ずつで交代の約束じゃないですか……』

白露『ぶー』

江風『隙ありっ!』バッ!

白露『あっ!?勝手にコントローラ取るなぁ!』

『あはははははっ!』









チュンチュン…

ショタ提督「ん……」パチッ

ショタ提督(夢、か……懐かしいな。まだここに来て1年くらいしか経ってなかった頃……新しいゲームを買って、皆で遊んで……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(あの時は楽しかったなぁ……何も心配することなく、仕事しつつ皆と楽しい日々を過ごして……それで……)ジワッ

ショタ提督「……っ!」グシグシ

ショタ提督(いや、昔を懐かしんだって……仕方ないんだ。現実から逃げていても、僕の寿命が伸びることは……無いんだから……)

ショタ提督「………」スタッ

ショタ提督(今日も仕事しながら、皆と最期の思い出を作ることを頑張らなきゃ……今の僕には、それしか出来ないから……)


↓1天城のコンマ 親愛度:50/100
↓2漣のコンマ  親愛度:63/100
↓3神風のコンマ 親愛度:63.5/100
↓4神通のコンマ 親愛度:64/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します


379以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 00:35:41.05tV19ynLpO (1/2)




380以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 00:39:29.47eYWEgc5T0 (1/1)




381以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 00:39:47.78cbNkEcuDO (1/1)

はい


382以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 00:40:45.30c8cfb1KsO (1/1)




383 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/05(金) 00:43:58.69Tf7/cAE10 (3/3)

天城「………」

天城(あの、私の出番はまだでしょうか……?)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。


384以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 00:48:00.52tV19ynLpO (2/2)




385以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/05(金) 04:45:53.91lg702wsXO (1/1)

おつおつ
天城ェ・・・


386 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 18:55:49.09HbREKz9d0 (1/8)

22:30~23:30頃開始予定です。遅れそうな場合は再度連絡致します。


387 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 22:38:11.90HbREKz9d0 (2/8)

始めます。


388 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 22:40:56.76HbREKz9d0 (3/8)

神風「………」ジー

朝風「……何見てるの?」

神風「………」スッ…

朝風「あっ……」

朝風(確か、この前司令官が植えた苗木……)

神風「……不思議よね、朝風」

朝風「……?」

神風「私達は普段から、死と隣り合わせの状況で深海棲艦達と戦っているのに……“死”に対する覚悟なら、十分理解しているつもりだったのに……」

神風「それが、身近な人のことになると……こんなにも、辛くて苦しいことだったなんて……」

朝風「……!」

神風「だけど、本人は……司令官は、私が今感じている苦しみよりも……余程辛い現実を突き付けられて……」

朝風「神風姉……」

神風「……っ」ギリッ

神風(病気さえ無ければ、司令官は……あの苗木のように、これからも長い人生を歩んでいたはずなのに……っ!)



ショタ提督は……

直下


389以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 22:44:09.05i0l5ifTuO (1/2)

何とか鍛えようとリハビリレベルの運動を図るも
思うように体がついていかず横になって休んでいる


390 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 22:55:19.29HbREKz9d0 (4/8)

ショタ提督「はぁはぁ……」フキフキ

神風「……?」

神風(司令官が床に寝転がってる……それに、タオルで汗を拭いてるってことは、運動してたのかな……?)

ショタ提督「……まさか、ここまで体力が落ちてただなんて」

神風(え?)

ショタ提督「ずっと部屋にいても不健康だし、試しにストレッチや軽い運動がてら準備体操をしようとしたら……すぐに息切れしちゃって……」

神風「……っ!」ズキッ

ショタ提督「長い間治療してたからなぁ……その間に体力が落ちちゃったのかも……」

ショタ提督「昔は1日中走り回っても平気だったのに……うぅ、悔しいなぁ……」

神風「………」

神風(やめて……そういうこと、言わないで……)

ショタ提督「薬で苦痛は消してるとはいえ、確実に体は弱っていってるのかな……うぅ、情けないな、僕……」

神風(そんな……もうすぐ死ぬみたいなこと、言わないで……!)

ショタ提督「だけど、このままじっとしていたら、運動不足で余計に弱っちゃう……やっぱり軽い運動はしないと……よいしょっと」スクッ

ショタ提督「うっ……足が重い。5分寝ころんでたのに、まだ回復してないなんて……」

神風(私の我儘なのは分かってるけど……弱っていく司令官を見るのは、やっぱり辛い……)

神風(でも、1番辛いのは司令官……ここで私が参ってちゃダメ。何とか……辛い思いをしている司令官を元気付けないと……!)



神風の行動

直下


391以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/07/07(日) 22:59:08.89kwbMkRY/o (1/1)

真摯にマッサージ


392 ◆0I2Ir6M9cc2019/07/07(日) 23:14:46.15HbREKz9d0 (5/8)

神風「………」

神風(せめて、今の私に出来ることと言えば――)


ショタ提督(この調子だと、ランニングどころかウォーキングも厳しいかも……いや、短距離なら流石に……でも……)

神風「……司令官」

ショタ提督「あ、神風ちゃん……いや、これは体調が悪い訳じゃなくて」

神風「分かってます。運動しようとしたら、体力不足で動けなくなっちゃったんですよね?」

ショタ提督「見てたんだ。うん……情けない話だけどね」

神風「そんなことありません!むしろ本当はずっと安静にしていてほしいくらいです!」

神風(万が一、怪我をして傷が悪化でもしちゃったら……)

ショタ提督「……ありがとう。でも、ずっと動かないっていうのもどうかと思って」

神風「そう言うと思いました。なので今から私がマッサージします!」

ショタ提督「ま、マッサージ?」

神風「運動とは少し違いますけど、ツボを押すことで体の健康を促進出来るんですよ?もちろん疲労回復にも持って来いです!」

ショタ提督「それは知ってるけど……流石にそこまでしてもらうのは……」

神風「良いの!私がしたくてしてることなんだから!ほら、司令官。そこに寝転がって?」

ショタ提督「う、うん……えっと、じゃあ、お願いします」

神風「任せて!」

神風(――こうやって、少しでも司令官の余命を伸ばす努力をすること。さて、妹達へのマッサージで磨いた腕を見せなきゃ!)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:痛い痛い痛い!
親愛度上昇:小 ×1.0
50~98:ちょっと痛いけど気持ち良い
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:天に昇る心地良さ
親愛度上昇:大 ×2.0

直下