◆0I2Ir6M9cc さんの作品一覧
http://s2-d2.com/archives/16919053.html
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882:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:57:51.53:Nt2bSzYyo (3/5)
2
2
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
883:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:58:01.51:3IQ1NYtbO (1/1)
2
2
884:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:58:22.89:NDtBuonwO (1/1)
曇らせなきゃ(使命感)
2
曇らせなきゃ(使命感)
2
885:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:59:03.64:e8vgtgumO (6/8)
1
1
886:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:59:37.59:+CszXXrH0 (2/4)
1
1
887:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 22:59:45.56:yMkrjIfDO (3/4)
1
1
888:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:00:36.61:1LfspNbfO (1/2)
2でも残り3で50なんだよなあ
普通に考えたら1じゃないのか
2でも残り3で50なんだよなあ
普通に考えたら1じゃないのか
889:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:02:30.42:I2vj2n3r0 (1/3)
飛行機ポチポチが暴れてるとしか思えないんだが
飛行機ポチポチが暴れてるとしか思えないんだが
890:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:04:41.51:Nt2bSzYyo (4/5)
那智のときは満場一致で2だったのに凄い言われようだな
那智のときは満場一致で2だったのに凄い言われようだな
891:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:05:56.27:1LfspNbfO (2/2)
>>883は再度書き込みできるかな
できるならば2でもまあしゃーないか
>>883は再度書き込みできるかな
できるならば2でもまあしゃーないか
892: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/02(日) 23:05:59.48:ZUZcJllf0 (18/19)
ショタ提督「………」
浜波「………」
ショタ提督(僕は……)
浜波(私は……)
ショタ提督(嫁ちゃんを愛さないといけない……のに……)
浜波(例え、奥さんが……あいつが、いたとしても……)
ショタ提督(……浜波ちゃんへの気持ちが、どんどん大きくなって……)
浜波(……司令のことが、好き……!)
ショタ提督(でも、それは……っ!)
浜波(法律なんて、関係無い……!だって……!)
ショタ提督(許されない、こと……!法的な意味だけじゃない……!)
浜波(あいつは、司令を……大切に、してあげられないのに……!)
ショタ提督(僕は……何があっても、嫁ちゃんを愛する……“責任”が……!)
浜波(だったら、そんな奴なんて……捨ててでも、私を……見てほしい……)
ショタ提督「……っ」ジワッ
浜波(私を、選んでほしい……!)
――好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
――直下
※コンマ3以上でEND開放が確定します
ショタ提督「………」
浜波「………」
ショタ提督(僕は……)
浜波(私は……)
ショタ提督(嫁ちゃんを愛さないといけない……のに……)
浜波(例え、奥さんが……あいつが、いたとしても……)
ショタ提督(……浜波ちゃんへの気持ちが、どんどん大きくなって……)
浜波(……司令のことが、好き……!)
ショタ提督(でも、それは……っ!)
浜波(法律なんて、関係無い……!だって……!)
ショタ提督(許されない、こと……!法的な意味だけじゃない……!)
浜波(あいつは、司令を……大切に、してあげられないのに……!)
ショタ提督(僕は……何があっても、嫁ちゃんを愛する……“責任”が……!)
浜波(だったら、そんな奴なんて……捨ててでも、私を……見てほしい……)
ショタ提督「……っ」ジワッ
浜波(私を、選んでほしい……!)
――好感度 コンマ一の位×1.0 上昇
――直下
※コンマ3以上でEND開放が確定します
893:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:06:48.84:c+pQTjcDO (1/1)
ぬ
ぬ
894:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:07:07.82:+CszXXrH0 (3/4)
3以上
3以上
895:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:08:23.03:+CszXXrH0 (4/4)
>>893
ありがとう……!
>>893
ありがとう……!
896:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:08:25.50:xXGRqa2A0 (1/2)
いずれにせよ決定か
良かった良かった
いずれにせよ決定か
良かった良かった
897:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:09:40.69:e8vgtgumO (7/8)
愛情オーバーフローw
このまま提督くんと息子娘ちゃんを愛情たっぷり包み込むんだなぁ
愛情オーバーフローw
このまま提督くんと息子娘ちゃんを愛情たっぷり包み込むんだなぁ
898:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:12:48.79:I2vj2n3r0 (2/3)
こうなるとイムヤが失恋しないか心配だが
ゴールしない限り浜波による浸食が延々続くんやな
つかイムヤ失恋した場合
元嫁に「お前のせいで……!」と良いボート的な展開になりそうなんですが
こうなるとイムヤが失恋しないか心配だが
ゴールしない限り浜波による浸食が延々続くんやな
つかイムヤ失恋した場合
元嫁に「お前のせいで……!」と良いボート的な展開になりそうなんですが
899: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/02(日) 23:15:02.22:ZUZcJllf0 (19/19)
浜波「勝った……!これで司令と、相思相愛の関係に……!」
伊168「ま、まだ終わった訳じゃないわ!」
春風「はい!諦めたらそこで試合終了です!」
霧島「ここから巻き返していくわよ!」
息子「やっと新しいお母さんが出来るんだね~!」
娘「待ちくたびれちゃったよ~!」
浜波(45周目)「………」
浜波(45)(失恋の無念を晴らしてくれたのは嬉しいけど……色々と大丈夫かな、これ……)
今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
浜波「勝った……!これで司令と、相思相愛の関係に……!」
伊168「ま、まだ終わった訳じゃないわ!」
春風「はい!諦めたらそこで試合終了です!」
霧島「ここから巻き返していくわよ!」
息子「やっと新しいお母さんが出来るんだね~!」
娘「待ちくたびれちゃったよ~!」
浜波(45周目)「………」
浜波(45)(失恋の無念を晴らしてくれたのは嬉しいけど……色々と大丈夫かな、これ……)
今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
900:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:17:44.55:/VmuvECAo (4/4)
おつおつ
もうイチ抜け確定したから言えるけど最速二回失恋とかありえない呪いにならなくて本当によかった……
おつおつ
もうイチ抜け確定したから言えるけど最速二回失恋とかありえない呪いにならなくて本当によかった……
901:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:21:16.15:xXGRqa2A0 (2/2)
作者のプロットの範疇とはいえ
NTRされても全然可哀想と思えない現妻だったな
正直提督の心が離れていって狼狽する様子なんかは見てみたいぞ
作者のプロットの範疇とはいえ
NTRされても全然可哀想と思えない現妻だったな
正直提督の心が離れていって狼狽する様子なんかは見てみたいぞ
902:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:25:25.33:Nt2bSzYyo (5/5)
乙
乙
903:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:29:42.29:yMkrjIfDO (4/4)
乙です
浜波おめでとう
乙です
浜波おめでとう
904:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:40:00.12:e8vgtgumO (8/8)
今嫁NTRバッサリ切り捨てか幸せ家族を見せつけられ倒すのかどっちがより心抉るのだろうか?
今嫁NTRバッサリ切り捨てか幸せ家族を見せつけられ倒すのかどっちがより心抉るのだろうか?
905:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/02(日) 23:57:15.35:I2vj2n3r0 (3/3)
今嫁のベースは大分前にシリーズ完結した某ゲームの
荒井一族なんかも元ネタの一部になってたりするのかね
悪あがきで同意が無ければ離婚はできないとか言ってきそうだし
今嫁のベースは大分前にシリーズ完結した某ゲームの
荒井一族なんかも元ネタの一部になってたりするのかね
悪あがきで同意が無ければ離婚はできないとか言ってきそうだし
906:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 00:09:05.74:XHB/uqfEO (1/1)
>>905
保険金目当てで主人公を潰しにかかってくる畜生女を許すな
>>905
保険金目当てで主人公を潰しにかかってくる畜生女を許すな
907:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 00:20:41.99:WAOApk5NO (1/1)
正史だとあれはただの事故だから…(震え声)
まあそんな女がシリーズ第一作目の正史彼女になってる時点でアレなんだが
正史だとあれはただの事故だから…(震え声)
まあそんな女がシリーズ第一作目の正史彼女になってる時点でアレなんだが
908:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 00:26:53.85:uvvzaPhq0 (1/1)
2の時点では過労死させてその保険金で裕福に暮らしながら次の生け贄を探していたのを
3で事故死にマイルド修正する程度にはスタッフが当初ガチで振り切れてたんだよなあ
2の時点では過労死させてその保険金で裕福に暮らしながら次の生け贄を探していたのを
3で事故死にマイルド修正する程度にはスタッフが当初ガチで振り切れてたんだよなあ
909:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 00:41:44.52:nROmmJSNO (1/1)
このスレも一部の提督とか一部の週のぶっ飛び具合とか某ゲームっぽい気がする
小ネタの救いがないガチ鬱展開も含めて
このスレも一部の提督とか一部の週のぶっ飛び具合とか某ゲームっぽい気がする
小ネタの救いがないガチ鬱展開も含めて
910:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 07:51:22.23:lLNpHsiA0 (1/3)
しかし霧島辺りを差し置いて
気の弱そうな駆逐艦の浜波に真っ先にNTRされる展開ってのも業が深いよな
それだけ提督が病んでたってことにもなるし
エンディング後のifとかも今回は色々できそうでそちらも気が早いが楽しみになってくる
例のあいつがルドマンと化して世界観変えたりとか
息子くんを11の主人公にして自分はランプの魔人になって…書いててなにがなんだか
しかし霧島辺りを差し置いて
気の弱そうな駆逐艦の浜波に真っ先にNTRされる展開ってのも業が深いよな
それだけ提督が病んでたってことにもなるし
エンディング後のifとかも今回は色々できそうでそちらも気が早いが楽しみになってくる
例のあいつがルドマンと化して世界観変えたりとか
息子くんを11の主人公にして自分はランプの魔人になって…書いててなにがなんだか
911:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 15:01:53.88:TrCTbfWoO (1/1)
これ絶対小ネタで元妻に提督か浜波が刺されるやつやん
BGMはもちろんカーナーシーミノー
これ絶対小ネタで元妻に提督か浜波が刺されるやつやん
BGMはもちろんカーナーシーミノー
912:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 15:02:44.05:IXyFMl4tO (1/1)
提督にそこまで愛情あるのだろうかこの元妻って
提督にそこまで愛情あるのだろうかこの元妻って
913:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 15:10:02.78:hvkHHjVf0 (1/1)
実は托卵で息子と娘は本当の提督の子供ではないという可能性も
もしそうなったらあまりに子供たちが不憫だが
実は托卵で息子と娘は本当の提督の子供ではないという可能性も
もしそうなったらあまりに子供たちが不憫だが
914: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 17:38:40.39:aCfZkRwR0 (1/9)
22:00~23:00頃開始予定です。
22:00~23:00頃開始予定です。
915:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 19:08:29.29:79RjLNczO (1/1)
>>913
托卵となると相手の男が必要になるからな
流石にここからポッと現れて現嫁共々敵役にするのは
唐突すぎる気が
ただ托卵だとしたら娘ちゃんに無限の可能性が生まれ出すんだよな
>>913
托卵となると相手の男が必要になるからな
流石にここからポッと現れて現嫁共々敵役にするのは
唐突すぎる気が
ただ托卵だとしたら娘ちゃんに無限の可能性が生まれ出すんだよな
916:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 19:15:43.59:lLNpHsiA0 (2/3)
托卵で艦娘適正持ってたりした場合
満潮か山風が凄くしっくりくるんだが
托卵で艦娘適正持ってたりした場合
満潮か山風が凄くしっくりくるんだが
917:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 19:22:07.83:fIfoxsW6O (1/1)
(艦娘適正ってこのスレで人間が艦娘になった例とかあったか・・・?)
(艦娘適正ってこのスレで人間が艦娘になった例とかあったか・・・?)
918:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/03(月) 19:26:39.37:lLNpHsiA0 (3/3)
無いなら作れば
良いじゃない(次週イギリス艦登場祈願)
無いなら作れば
良いじゃない(次週イギリス艦登場祈願)
919: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 22:10:25.99:aCfZkRwR0 (2/9)
始めます。告白&シリアスパートからですが、今回も長くなりそうです。
始めます。告白&シリアスパートからですが、今回も長くなりそうです。
920: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 22:11:38.35:aCfZkRwR0 (3/9)
――自宅
息子「………」
娘「………」
息子(お父さん、もう限界なんだ……さっきだって、部屋で泣いて……)
娘(ずっと、お母さんから酷いことを言われ続けて……殴られたりもして……)
息子(これ以上、傷ついていくお父さんを……見たくないよ……!)
娘(それに、もう……お母さんのことなんて、どうでも良い……!)
息子「……娘」
娘「……お兄ちゃん?」
息子「お父さん、確か……前に、浜波お姉ちゃんの名前を呟いてたよね」
娘「……うん。それに、浜波お姉ちゃんも……『新しいお母さんが欲しい?』って……」
息子「………」
娘「………」
息子「……今すぐ、確かめに行こう!」スクッ
娘「……うんっ!」スクッ
息子「もしかすると、お父さんを……お母さんから、引き離せるかもしれない……!」ダッ
娘「あっ、待って……!」タタタッ
息子娘(お父さんを助けなきゃ……!お母さんから、守らなきゃ……!このままじゃ、お父さんが……っ!)
――自宅
息子「………」
娘「………」
息子(お父さん、もう限界なんだ……さっきだって、部屋で泣いて……)
娘(ずっと、お母さんから酷いことを言われ続けて……殴られたりもして……)
息子(これ以上、傷ついていくお父さんを……見たくないよ……!)
娘(それに、もう……お母さんのことなんて、どうでも良い……!)
息子「……娘」
娘「……お兄ちゃん?」
息子「お父さん、確か……前に、浜波お姉ちゃんの名前を呟いてたよね」
娘「……うん。それに、浜波お姉ちゃんも……『新しいお母さんが欲しい?』って……」
息子「………」
娘「………」
息子「……今すぐ、確かめに行こう!」スクッ
娘「……うんっ!」スクッ
息子「もしかすると、お父さんを……お母さんから、引き離せるかもしれない……!」ダッ
娘「あっ、待って……!」タタタッ
息子娘(お父さんを助けなきゃ……!お母さんから、守らなきゃ……!このままじゃ、お父さんが……っ!)
921: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 22:20:58.30:aCfZkRwR0 (4/9)
――47周目鎮守府・執務室前
浜波「………」
浜波(結局、部屋の前に来ちゃった……いてもたってもいられなくて……)
浜波「……っ」
浜波(でも、どう言えば良いの……?まさか『奥さんを捨てて私を選んで』って……直球で……?)
浜波(いや、ダメ……!そんなことを言えば、司令を……一層、苦しめてしまうことに……!)
浜波(だけど……もう、気持ちに火が付いちゃった……好きに、なっちゃった……)
浜波(今更、この想いを抑え込むなんて……出来ないよ……!だって……だってぇ……っ!)ギュッ…!
浜波(司令を愛してあげたい……!あいつの恐怖から解放してあげたい……!傍でずっと、支えてあげたい……!)
浜波(日に日に、その想いが強くなっていって……!こんなこと、許されるはずが無いのに……!)
浜波(法律や社会の倫理なんて、関係無い……!私は、司令のことが……でも……でもぉっ……!)
浜波「……っ」プルプル…
浜波(手が……足が、動かない……!目の前に、司令がいるのに……いつでも、気持ちを伝えられるのに……!)
浜波(常識と、司令を苦しめてしまうかもしれない恐怖が……体を、縛り付けて……!)
「……あれ?浜波ちゃん?」
浜波「っ!?」ビクッ!
「あ、ごめんね?驚かせるつもりは無かったんだけど……」
浜波「……あ、貴方は……36周目提督、さん……?」
36周目提督「うん。少し、47周目提督さんに……重要な話があってね」
――47周目鎮守府・執務室前
浜波「………」
浜波(結局、部屋の前に来ちゃった……いてもたってもいられなくて……)
浜波「……っ」
浜波(でも、どう言えば良いの……?まさか『奥さんを捨てて私を選んで』って……直球で……?)
浜波(いや、ダメ……!そんなことを言えば、司令を……一層、苦しめてしまうことに……!)
浜波(だけど……もう、気持ちに火が付いちゃった……好きに、なっちゃった……)
浜波(今更、この想いを抑え込むなんて……出来ないよ……!だって……だってぇ……っ!)ギュッ…!
浜波(司令を愛してあげたい……!あいつの恐怖から解放してあげたい……!傍でずっと、支えてあげたい……!)
浜波(日に日に、その想いが強くなっていって……!こんなこと、許されるはずが無いのに……!)
浜波(法律や社会の倫理なんて、関係無い……!私は、司令のことが……でも……でもぉっ……!)
浜波「……っ」プルプル…
浜波(手が……足が、動かない……!目の前に、司令がいるのに……いつでも、気持ちを伝えられるのに……!)
浜波(常識と、司令を苦しめてしまうかもしれない恐怖が……体を、縛り付けて……!)
「……あれ?浜波ちゃん?」
浜波「っ!?」ビクッ!
「あ、ごめんね?驚かせるつもりは無かったんだけど……」
浜波「……あ、貴方は……36周目提督、さん……?」
36周目提督「うん。少し、47周目提督さんに……重要な話があってね」
922: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 22:36:50.59:aCfZkRwR0 (5/9)
36周目提督「どうしてそこに立っているの?用があるなら、部屋の中に……」
浜波「そ、それは……」
36周目提督「……?」
浜波「……っ」プルプル…
36周目提督「……!」
36周目提督(浜波ちゃん……体が震えていて、汗を垂らして……それでいて、何かを堪えようとしている……)
36周目提督(風邪や体調不良?いや、もしそうだとしたら、わざわざ執務室に来る理由が無い。自室で安静にしているはず)
36周目提督(それなら、部屋の前で……こんなに、体を震えさせるようなことは……僕が思いつく結論は、1つしか無い)
36周目提督「……浜波ちゃん。もしかして……47周目提督さんのことが……?」
浜波「っ!?」ビクッ!
36周目提督「………」
36周目提督(図星、みたいだね。僕だって、伊達に半世紀を生きて来た訳じゃない。これくらいのことなら、見破れる自信がある)
36周目提督(なるほど……ここで佇む理由が分かったよ。浜波ちゃんの立場からすれば……悩まない人間の方が、珍しいと言える)
36周目提督「……浜波ちゃん」
浜波「………」
36周目提督「落ち着いて?君の気持ちを知ったとして、僕にそれを止める権利は無い……いや、それよりも……」
36周目提督「……もしかすると、浜波ちゃんの気持ちを伝える……手伝いが出来るかもしれない」
浜波「……え?ど、どういう……こと……?」
36周目提督「僕がここに来た理由は、47周目提督さんに重要な話をする為……その重要な話の内容というのが、これなんだ」スッ…
浜波「……ビデオカメラ?」
36周目提督「浜波ちゃん。もう1度、改めて聞くよ。君は……本当に、47周目提督さんのことが……好きなんだね?」
浜波「……うん。好き……大好き……!あいつに、嫁さんに苦しめられてる司令を……私がずっと隣で、癒したいと思う程に……!」
36周目提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。言いづらいことを聞いてしまって。だけど……それなら、この映像を見せても……大丈夫かな」
浜波「映像……?」
36周目提督「この映像には……47周目提督さんの、今までの人生を覆しかねないほどに……重大な出来事が映っているんだ」
36周目提督「本当は、まず本人に見てもらいたかったんだけど……浜波ちゃんの覚悟が本物だというなら、見てもらった方が……良いかもしれない」
36周目提督(恐らく、47周目提督さんがこの映像を見たら……きっと、とてつもないショックを受けてしまう)
36周目提督(けど、47周目提督さんのことを本気で好きだと言う浜波ちゃんなら……47周目提督さんを、支えることが出来ると思うから……!)
浜波「……!」
36周目提督「その気持ちが生半可なものじゃない……僕は友人達を代表して、ここに来たんだ。浜波ちゃんの気持ちを……言葉を、信じるよ?」
浜波「……うん。お願い……それを、見せて……!」
36周目提督「……分かった。じゃあ、いくよ……?」ピッ
浜波「――!」
36周目提督「どうしてそこに立っているの?用があるなら、部屋の中に……」
浜波「そ、それは……」
36周目提督「……?」
浜波「……っ」プルプル…
36周目提督「……!」
36周目提督(浜波ちゃん……体が震えていて、汗を垂らして……それでいて、何かを堪えようとしている……)
36周目提督(風邪や体調不良?いや、もしそうだとしたら、わざわざ執務室に来る理由が無い。自室で安静にしているはず)
36周目提督(それなら、部屋の前で……こんなに、体を震えさせるようなことは……僕が思いつく結論は、1つしか無い)
36周目提督「……浜波ちゃん。もしかして……47周目提督さんのことが……?」
浜波「っ!?」ビクッ!
36周目提督「………」
36周目提督(図星、みたいだね。僕だって、伊達に半世紀を生きて来た訳じゃない。これくらいのことなら、見破れる自信がある)
36周目提督(なるほど……ここで佇む理由が分かったよ。浜波ちゃんの立場からすれば……悩まない人間の方が、珍しいと言える)
36周目提督「……浜波ちゃん」
浜波「………」
36周目提督「落ち着いて?君の気持ちを知ったとして、僕にそれを止める権利は無い……いや、それよりも……」
36周目提督「……もしかすると、浜波ちゃんの気持ちを伝える……手伝いが出来るかもしれない」
浜波「……え?ど、どういう……こと……?」
36周目提督「僕がここに来た理由は、47周目提督さんに重要な話をする為……その重要な話の内容というのが、これなんだ」スッ…
浜波「……ビデオカメラ?」
36周目提督「浜波ちゃん。もう1度、改めて聞くよ。君は……本当に、47周目提督さんのことが……好きなんだね?」
浜波「……うん。好き……大好き……!あいつに、嫁さんに苦しめられてる司令を……私がずっと隣で、癒したいと思う程に……!」
36周目提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。言いづらいことを聞いてしまって。だけど……それなら、この映像を見せても……大丈夫かな」
浜波「映像……?」
36周目提督「この映像には……47周目提督さんの、今までの人生を覆しかねないほどに……重大な出来事が映っているんだ」
36周目提督「本当は、まず本人に見てもらいたかったんだけど……浜波ちゃんの覚悟が本物だというなら、見てもらった方が……良いかもしれない」
36周目提督(恐らく、47周目提督さんがこの映像を見たら……きっと、とてつもないショックを受けてしまう)
36周目提督(けど、47周目提督さんのことを本気で好きだと言う浜波ちゃんなら……47周目提督さんを、支えることが出来ると思うから……!)
浜波「……!」
36周目提督「その気持ちが生半可なものじゃない……僕は友人達を代表して、ここに来たんだ。浜波ちゃんの気持ちを……言葉を、信じるよ?」
浜波「……うん。お願い……それを、見せて……!」
36周目提督「……分かった。じゃあ、いくよ……?」ピッ
浜波「――!」
923: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 22:47:53.58:aCfZkRwR0 (6/9)
――執務室
ショタ提督「……っ」フルフル…
ショタ提督(ダメなんだ……僕は嫁ちゃんを、愛さなければならないんだ……愛する“責任”があるんだ……)
ショタ提督(だから、他の女の子に気持ちを寄せるだなんて……そんなこと、あってはいけないんだ……!)
ショタ提督(僕は既に、嫁ちゃんを2度も傷つけてしまっている……ただでさえ最低な僕が、他の女の子に……)
ショタ提督「……うっ、ぁ……!」
ショタ提督(この気持ちは……浜波ちゃんへの、想いは……きっと、僕が彼女の優しさに……甘えてしまっているだけなんだ……!)
ショタ提督(嫁ちゃんがいるのに……本当なら、そんなことを……考えるだけでも、いけないことなのに……!)
ショタ提督(でも……日を追うごとに、浜波ちゃんへの気持ちは……強くなっていって……!)
ショタ提督(鎮守府にいる時だけじゃない……家にいる時でも、脳裏に浜波ちゃんの顔が浮かび上がってきて……)
ショタ提督「……っ!」フルフルフルフル!
ショタ提督(くっ……!忘れるんだ、僕……この気持ちは、何かの間違いなんだ……!)
ショタ提督(例え、そうじゃなかったとしても……封印しなきゃ、いけないんだ……!)
ショタ提督(だって、そうしないと……僕は、嫁ちゃんを……また、傷つけてしまう……いや、それどころじゃない……!)
ショタ提督(嫁ちゃんを、裏切ることに……でも……でもっ!そう考えていても……浜波ちゃんのことばかり、考えて……!)
ショタ提督「ううっ……ぐぅっ……!」ギリギリ…!
ガチャ…
ショタ提督「っ!?」ビクッ
浜波「……司令」
ショタ提督「は、浜波……ちゃん……」
ショタ提督(な、何でこのタイミングで……いけない!僕には嫁ちゃんがいるんだ……!だから、浜波ちゃんをそういう目で見るのは……!)
36周目提督「……こんにちは、47周目提督さん」
ショタ提督「……え?36周目、提督さん……?」
――執務室
ショタ提督「……っ」フルフル…
ショタ提督(ダメなんだ……僕は嫁ちゃんを、愛さなければならないんだ……愛する“責任”があるんだ……)
ショタ提督(だから、他の女の子に気持ちを寄せるだなんて……そんなこと、あってはいけないんだ……!)
ショタ提督(僕は既に、嫁ちゃんを2度も傷つけてしまっている……ただでさえ最低な僕が、他の女の子に……)
ショタ提督「……うっ、ぁ……!」
ショタ提督(この気持ちは……浜波ちゃんへの、想いは……きっと、僕が彼女の優しさに……甘えてしまっているだけなんだ……!)
ショタ提督(嫁ちゃんがいるのに……本当なら、そんなことを……考えるだけでも、いけないことなのに……!)
ショタ提督(でも……日を追うごとに、浜波ちゃんへの気持ちは……強くなっていって……!)
ショタ提督(鎮守府にいる時だけじゃない……家にいる時でも、脳裏に浜波ちゃんの顔が浮かび上がってきて……)
ショタ提督「……っ!」フルフルフルフル!
ショタ提督(くっ……!忘れるんだ、僕……この気持ちは、何かの間違いなんだ……!)
ショタ提督(例え、そうじゃなかったとしても……封印しなきゃ、いけないんだ……!)
ショタ提督(だって、そうしないと……僕は、嫁ちゃんを……また、傷つけてしまう……いや、それどころじゃない……!)
ショタ提督(嫁ちゃんを、裏切ることに……でも……でもっ!そう考えていても……浜波ちゃんのことばかり、考えて……!)
ショタ提督「ううっ……ぐぅっ……!」ギリギリ…!
ガチャ…
ショタ提督「っ!?」ビクッ
浜波「……司令」
ショタ提督「は、浜波……ちゃん……」
ショタ提督(な、何でこのタイミングで……いけない!僕には嫁ちゃんがいるんだ……!だから、浜波ちゃんをそういう目で見るのは……!)
36周目提督「……こんにちは、47周目提督さん」
ショタ提督「……え?36周目、提督さん……?」
924: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 23:08:14.58:aCfZkRwR0 (7/9)
36周目提督「突然お邪魔してごめんなさい。今日は……重要な話をしに来たんだ」
ショタ提督「重要な、話……?」
浜波「………」
ショタ提督「あ、あの……」
ショタ提督(浜波ちゃん……何だか、様子がおかしいような……今にも泣きそうな、それでいて怒りに満ちた表情で……)
ショタ提督(ま、まさか!僕が何かとてつもない失敗を……!?それで、36周目鎮守府にも被害が……)
36周目提督「貴方に見てもらいたい物があって……」スッ…
ショタ提督「……えっと、これは?」
浜波「3周目鎮守府製の……性能を極限まで引き上げた、超高性能ビデオカメラ……」
ショタ提督「ビデオカメラ?あの、話が見えないんですけど……」
浜波「……司令」
ショタ提督「……う、うん」
浜波「今から見てもらう映像には、あいつの……嫁さんの、信じられないほどに……醜くて、汚らわしい真実が映ってる……!」ギリッ…!
ショタ提督「み、醜い……?」
36周目提督「きっと、いや、確実に……貴方に衝撃を与えることになると思う。けど……こうして証拠が出揃った以上、友人達と相談して……貴方に伝えておくべきだと、判断したんだ」
ショタ提督「……っ」ゾクッ
ショタ提督(何だか、背中に嫌な悪寒が……まるで、この映像を見ると……後戻りが、出来なくなるかのような……)
浜波「……言いたいことは、後で全部聞くから……お願い。どうか、見て……!」
36周目提督「僕からも、お願いします……!」
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波ちゃんと、36周目提督さんの険しい表情……きっと、それほどに重大な映像なんだ……)
ショタ提督(……でも、2人の表情は真剣そのもので……きっと、僕以上に……何か、覚悟を決めて……!)
ショタ提督「……うん、分かった」
浜波「……!」
36周目提督「……本当に?」
ショタ提督「はい。お願いします……」
36周目提督「……ありがとう。それじゃ、今から再生するけど……どうか、落ち着いて……出来る限り、心を落ち着けて……見てほしいんだ」
浜波「………」
ショタ提督「……はい」
浜波「……いくよ、司令」カチッ
ブゥン…
ショタ提督「……!」
ビデオカメラが映し出す立体映像……そこには、彼の……47周目提督の、嫁への気持ちを全て打ち砕く“事実”が露わとなった。
これは、今から10年前……まだ彼が海軍学校に通い始めたばかりの頃まで遡る。彼と“彼女”の出会いの日――
36周目提督「突然お邪魔してごめんなさい。今日は……重要な話をしに来たんだ」
ショタ提督「重要な、話……?」
浜波「………」
ショタ提督「あ、あの……」
ショタ提督(浜波ちゃん……何だか、様子がおかしいような……今にも泣きそうな、それでいて怒りに満ちた表情で……)
ショタ提督(ま、まさか!僕が何かとてつもない失敗を……!?それで、36周目鎮守府にも被害が……)
36周目提督「貴方に見てもらいたい物があって……」スッ…
ショタ提督「……えっと、これは?」
浜波「3周目鎮守府製の……性能を極限まで引き上げた、超高性能ビデオカメラ……」
ショタ提督「ビデオカメラ?あの、話が見えないんですけど……」
浜波「……司令」
ショタ提督「……う、うん」
浜波「今から見てもらう映像には、あいつの……嫁さんの、信じられないほどに……醜くて、汚らわしい真実が映ってる……!」ギリッ…!
ショタ提督「み、醜い……?」
36周目提督「きっと、いや、確実に……貴方に衝撃を与えることになると思う。けど……こうして証拠が出揃った以上、友人達と相談して……貴方に伝えておくべきだと、判断したんだ」
ショタ提督「……っ」ゾクッ
ショタ提督(何だか、背中に嫌な悪寒が……まるで、この映像を見ると……後戻りが、出来なくなるかのような……)
浜波「……言いたいことは、後で全部聞くから……お願い。どうか、見て……!」
36周目提督「僕からも、お願いします……!」
ショタ提督「………」
ショタ提督(浜波ちゃんと、36周目提督さんの険しい表情……きっと、それほどに重大な映像なんだ……)
ショタ提督(……でも、2人の表情は真剣そのもので……きっと、僕以上に……何か、覚悟を決めて……!)
ショタ提督「……うん、分かった」
浜波「……!」
36周目提督「……本当に?」
ショタ提督「はい。お願いします……」
36周目提督「……ありがとう。それじゃ、今から再生するけど……どうか、落ち着いて……出来る限り、心を落ち着けて……見てほしいんだ」
浜波「………」
ショタ提督「……はい」
浜波「……いくよ、司令」カチッ
ブゥン…
ショタ提督「……!」
ビデオカメラが映し出す立体映像……そこには、彼の……47周目提督の、嫁への気持ちを全て打ち砕く“事実”が露わとなった。
これは、今から10年前……まだ彼が海軍学校に通い始めたばかりの頃まで遡る。彼と“彼女”の出会いの日――
925: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 23:29:37.72:aCfZkRwR0 (8/9)
47周目提督はとある一般家庭に生まれ、両親の元でごく普通に育てられてきた。
そのお陰か、彼は真面目で責任感のある人物へ育ち……何気なくテレビに映っていた艦娘の映像を見たことで、提督になることを決意した。
そして彼は中学生時代から海軍学校に入学する為の勉強をし続け……見事に合格した。今から10年前の出来事である。
しかし、その裏で……彼の人生の歯車を狂わせる、歪んだ影が這い寄ろうとしていた……
――海軍学校
嫁(14)「え~?どうせパパとママの仕事を継ぐんだから、わざわざここで勉強なんてしなくて良いでしょ~?」
嫁父「こらこら、そういう訳にはいかないよ。お前には、いずれどんな仕事をするかきっちり学んでもらわないとな」
嫁母「そうよ?留年してもお金ならいくらでも出すから、ここで最低限のノウハウは身に付けてね?」
嫁「めんどくさいなぁ~」
その歪んだ影こそが、彼を散々苦しめた嫁である。彼女の両親はかつてのコネ提督の両親と同等の地位を築いており、海軍でも顔が利く人物である。
しかし、彼女の両親は……初めて生まれた娘を溺愛してしまった。ある意味、彼が苦しむことになった最大の要因と言えるだろう。
溺愛されて育てられてきた嫁は……案の定歪んでしまった。その整った顔立ちとは裏腹に……
全てが自分の思い通りにならなければ、すぐに怒りを露わにする我儘な性格となってしまったのだ。
嫁(あ~あ、勉強なんてやだなぁ。周りはムサい男ばっかだし、話し相手になりそうな女の子もほとんどいない……)スタスタ
嫁(いたとしても、どいつもこいつもクズばっかり。すぐに怒ったり、叩こうとしてきたり……どうせそんな奴らは育てられてきた環境が悪かったんでしょうけど)
嫁(誰か“私よりも弱そうで、何があっても私に逆らわなくて、私を養ってくれるほどにクソ真面目で有能な奴”なんかいないかしら……)
溺愛されて育った彼女は、同性や異性に求める理想が信じられないほど高かった。それなのに、自身に非があるとは絶対に認めないのだ。
これでは彼女と友人となれる人物なんていない。いるはずが無い……
しかし、彼女は“運良く”見つけてしまった。そして彼は“運悪く”見つけられてしまった。
嫁「……ん?」
ショタ提督(16)「……♪」トコトコ
ショタ提督(わぁ……立派な建物だな~……!今日からここで提督になる為の勉強か……よしっ、頑張るぞー!)
嫁「……ふ~ん♪」ジュルリ
嫁(背が小さくて弱そうだし、無理矢理にでも言うことを聞かせそう……しかも、提督なら将来有望だし……見た目も真面目そうね……)
嫁(それに幼児体型だけど、あどけない顔も悪くないし……あいつ、良いかも♪)
嫁(よし、絶対モノにする!この私をその気にさせたこと、光栄に思いなさいよ?フフフ……♪)
彼は彼女にターゲットとされてしまった。この瞬間こそが……彼にとって、10年に及ぶ地獄の始まりだったのだ……
47周目提督はとある一般家庭に生まれ、両親の元でごく普通に育てられてきた。
そのお陰か、彼は真面目で責任感のある人物へ育ち……何気なくテレビに映っていた艦娘の映像を見たことで、提督になることを決意した。
そして彼は中学生時代から海軍学校に入学する為の勉強をし続け……見事に合格した。今から10年前の出来事である。
しかし、その裏で……彼の人生の歯車を狂わせる、歪んだ影が這い寄ろうとしていた……
――海軍学校
嫁(14)「え~?どうせパパとママの仕事を継ぐんだから、わざわざここで勉強なんてしなくて良いでしょ~?」
嫁父「こらこら、そういう訳にはいかないよ。お前には、いずれどんな仕事をするかきっちり学んでもらわないとな」
嫁母「そうよ?留年してもお金ならいくらでも出すから、ここで最低限のノウハウは身に付けてね?」
嫁「めんどくさいなぁ~」
その歪んだ影こそが、彼を散々苦しめた嫁である。彼女の両親はかつてのコネ提督の両親と同等の地位を築いており、海軍でも顔が利く人物である。
しかし、彼女の両親は……初めて生まれた娘を溺愛してしまった。ある意味、彼が苦しむことになった最大の要因と言えるだろう。
溺愛されて育てられてきた嫁は……案の定歪んでしまった。その整った顔立ちとは裏腹に……
全てが自分の思い通りにならなければ、すぐに怒りを露わにする我儘な性格となってしまったのだ。
嫁(あ~あ、勉強なんてやだなぁ。周りはムサい男ばっかだし、話し相手になりそうな女の子もほとんどいない……)スタスタ
嫁(いたとしても、どいつもこいつもクズばっかり。すぐに怒ったり、叩こうとしてきたり……どうせそんな奴らは育てられてきた環境が悪かったんでしょうけど)
嫁(誰か“私よりも弱そうで、何があっても私に逆らわなくて、私を養ってくれるほどにクソ真面目で有能な奴”なんかいないかしら……)
溺愛されて育った彼女は、同性や異性に求める理想が信じられないほど高かった。それなのに、自身に非があるとは絶対に認めないのだ。
これでは彼女と友人となれる人物なんていない。いるはずが無い……
しかし、彼女は“運良く”見つけてしまった。そして彼は“運悪く”見つけられてしまった。
嫁「……ん?」
ショタ提督(16)「……♪」トコトコ
ショタ提督(わぁ……立派な建物だな~……!今日からここで提督になる為の勉強か……よしっ、頑張るぞー!)
嫁「……ふ~ん♪」ジュルリ
嫁(背が小さくて弱そうだし、無理矢理にでも言うことを聞かせそう……しかも、提督なら将来有望だし……見た目も真面目そうね……)
嫁(それに幼児体型だけど、あどけない顔も悪くないし……あいつ、良いかも♪)
嫁(よし、絶対モノにする!この私をその気にさせたこと、光栄に思いなさいよ?フフフ……♪)
彼は彼女にターゲットとされてしまった。この瞬間こそが……彼にとって、10年に及ぶ地獄の始まりだったのだ……
926: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/03(月) 23:47:25.44:aCfZkRwR0 (9/9)
ショタ提督「ふぅ……」トコトコ
ショタ提督(今日も宿題が沢山出たなぁ……早く寮に帰って片付けないと)
嫁「……ねぇ、そこのアンタ」
ショタ提督「……僕ですか?」クルッ
嫁「一緒に遊ばない?私、アンタのこと……気にいっちゃったかも♪」
ショタ提督「………」
ショタ提督(えっ、何この人……もしかして、逆ナンパ……?でも、こんな幼児体型の僕をナンパする人なんて……)
ショタ提督(じゃあ……やっぱり、危ない感じの……きっと、詐欺か何かで……?)
ショタ提督「……え、えっと、すみません。忙しいので……」スタスタ
嫁「あっ、コラ!待ちなさい!ちょっと!ねぇってば!」
ショタ提督「………」スタスタスタ…
嫁「……チッ」
嫁(何よアイツ……小学校や中学校なら、私の美貌にデレデレする奴ばっかだったのに……!)
嫁(これはやり方を変えた方が良いわね……警戒心が強いってことは、男の癖に身持ちも固いんでしょうし……)
一度は彼女の脅威から逃れた彼だが……厄介なことに、彼女は狙った獲物を逃さないタイプだったのだ。
自力では難しいと理解した彼女が、次に取る行動と言えば……恐らく察しがつくだろう。
――数日後
ショタ提督「………」トコトコ
ショタ提督(何だったんだろう、あの人……昨日も一昨日も現れなかったから、やっぱり“そういう”……?)
嫁「……待ちなさい」
ショタ提督「っ!?」ビクッ
ショタ提督(あっ……あ、あの時の……)
嫁「そう怯えないでよ。あの時は少~し焦り過ぎただけだから」
ショタ提督「………」
嫁「アンタのことを話したら、パパとママがアンタを気に入ったのよ。真面目な優等生だから、一度会ってみたいって」
ショタ提督「え、えっと……」
嫁「まだ怪しんでる?だったら調べてみなさいよ。私の名前は嫁。パパは嫁父、ママは嫁母」
嫁「2人とも、大本営では有名な海軍関係者。それもかなり上位に属する人って分かるから」
ショタ提督「………」つスマホ スッスッ
ショタ提督(あ……確かに情報が載ってる……それに、この嫁さんという人のことも……じゃあ、本当に……?)チラッ
嫁「………」ニヤリ
そう、“両親の地位”を利用することである。今の彼女の台詞に“嘘は一切含まれていない”ことと、“彼の真面目な性格”……
この両者が掛け合わさった結果が、後の……彼にとっての、最大の悲劇に繋がることになってしまう。
ショタ提督「ふぅ……」トコトコ
ショタ提督(今日も宿題が沢山出たなぁ……早く寮に帰って片付けないと)
嫁「……ねぇ、そこのアンタ」
ショタ提督「……僕ですか?」クルッ
嫁「一緒に遊ばない?私、アンタのこと……気にいっちゃったかも♪」
ショタ提督「………」
ショタ提督(えっ、何この人……もしかして、逆ナンパ……?でも、こんな幼児体型の僕をナンパする人なんて……)
ショタ提督(じゃあ……やっぱり、危ない感じの……きっと、詐欺か何かで……?)
ショタ提督「……え、えっと、すみません。忙しいので……」スタスタ
嫁「あっ、コラ!待ちなさい!ちょっと!ねぇってば!」
ショタ提督「………」スタスタスタ…
嫁「……チッ」
嫁(何よアイツ……小学校や中学校なら、私の美貌にデレデレする奴ばっかだったのに……!)
嫁(これはやり方を変えた方が良いわね……警戒心が強いってことは、男の癖に身持ちも固いんでしょうし……)
一度は彼女の脅威から逃れた彼だが……厄介なことに、彼女は狙った獲物を逃さないタイプだったのだ。
自力では難しいと理解した彼女が、次に取る行動と言えば……恐らく察しがつくだろう。
――数日後
ショタ提督「………」トコトコ
ショタ提督(何だったんだろう、あの人……昨日も一昨日も現れなかったから、やっぱり“そういう”……?)
嫁「……待ちなさい」
ショタ提督「っ!?」ビクッ
ショタ提督(あっ……あ、あの時の……)
嫁「そう怯えないでよ。あの時は少~し焦り過ぎただけだから」
ショタ提督「………」
嫁「アンタのことを話したら、パパとママがアンタを気に入ったのよ。真面目な優等生だから、一度会ってみたいって」
ショタ提督「え、えっと……」
嫁「まだ怪しんでる?だったら調べてみなさいよ。私の名前は嫁。パパは嫁父、ママは嫁母」
嫁「2人とも、大本営では有名な海軍関係者。それもかなり上位に属する人って分かるから」
ショタ提督「………」つスマホ スッスッ
ショタ提督(あ……確かに情報が載ってる……それに、この嫁さんという人のことも……じゃあ、本当に……?)チラッ
嫁「………」ニヤリ
そう、“両親の地位”を利用することである。今の彼女の台詞に“嘘は一切含まれていない”ことと、“彼の真面目な性格”……
この両者が掛け合わさった結果が、後の……彼にとっての、最大の悲劇に繋がることになってしまう。
927: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 00:03:05.29:y8/PSk+V0 (1/17)
――嫁自宅
嫁父「そうかそうか、君が47周目提督君か」
ショタ提督「は、初めまして!この度はお招きいただき、ありがとうございます!」
嫁母「そう緊張しないで?娘から話は聞いたわよ?良い人そうで友達になりたいって」
嫁父「入試成績も調べてみたら優秀だし、日頃の素行も良好。娘が気に入るのも無理は無い」
ショタ提督「い、いえ!そんな……」
嫁「でしょー?」
彼は嫁に誘われ、そのまま嫁家に招待……否、“誘い込まれた”。更に、彼女の両親にも興味を抱かれてしまった。
このことが、彼をより苦しめ……嫁と縛り付ける一因となる。尤も、この後に更なる悲劇が待ち受けているのだが。
嫁父「娘はどうも友人を作るのが苦手で、昔から喧嘩してばかりでね……」
ショタ提督「そうなんですか?」
嫁「ぱ、パパ!悪いのは相手だって言ってるでしょ!」
嫁母「そんな気難しい娘が、こうして友人を連れて来るのは本当に珍しいことなの。今日は来てくれて本当にありがとう」ニコッ
嫁「ママまで……」
ショタ提督「……いえ、こちらこそありがとうございます」
嫁父「寮には私から連絡を入れておく。ウチで夕飯を食べて行ってはくれないか?」
ショタ提督「えっ、良いんですか?」
嫁母「えぇ。だって、娘はまだ一緒にいたいみたいだし」チラッ
嫁「………」
ショタ提督「……じゃあ、お言葉に甘えて……」
嫁(よしよし、ここまでは上手くいったわね……?)
それから彼は、嫁家での夕食をご馳走になった。ここまでなら、彼女が少し強引に彼を自宅に招いただけの話で済んだのだ。
だが、彼女はここで本性を現す。そして、その刃を向けられた彼が……犠牲になってしまう。
――嫁自宅
嫁父「そうかそうか、君が47周目提督君か」
ショタ提督「は、初めまして!この度はお招きいただき、ありがとうございます!」
嫁母「そう緊張しないで?娘から話は聞いたわよ?良い人そうで友達になりたいって」
嫁父「入試成績も調べてみたら優秀だし、日頃の素行も良好。娘が気に入るのも無理は無い」
ショタ提督「い、いえ!そんな……」
嫁「でしょー?」
彼は嫁に誘われ、そのまま嫁家に招待……否、“誘い込まれた”。更に、彼女の両親にも興味を抱かれてしまった。
このことが、彼をより苦しめ……嫁と縛り付ける一因となる。尤も、この後に更なる悲劇が待ち受けているのだが。
嫁父「娘はどうも友人を作るのが苦手で、昔から喧嘩してばかりでね……」
ショタ提督「そうなんですか?」
嫁「ぱ、パパ!悪いのは相手だって言ってるでしょ!」
嫁母「そんな気難しい娘が、こうして友人を連れて来るのは本当に珍しいことなの。今日は来てくれて本当にありがとう」ニコッ
嫁「ママまで……」
ショタ提督「……いえ、こちらこそありがとうございます」
嫁父「寮には私から連絡を入れておく。ウチで夕飯を食べて行ってはくれないか?」
ショタ提督「えっ、良いんですか?」
嫁母「えぇ。だって、娘はまだ一緒にいたいみたいだし」チラッ
嫁「………」
ショタ提督「……じゃあ、お言葉に甘えて……」
嫁(よしよし、ここまでは上手くいったわね……?)
それから彼は、嫁家での夕食をご馳走になった。ここまでなら、彼女が少し強引に彼を自宅に招いただけの話で済んだのだ。
だが、彼女はここで本性を現す。そして、その刃を向けられた彼が……犠牲になってしまう。
928:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 00:11:23.40:wlcWjPSAO (1/2)
両親は普通にいい人っぽいのかな…
両親は普通にいい人っぽいのかな…
929:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 00:17:14.87:xweNIxWv0 (1/1)
自分を守る権力に胡座かいて傍若無人かました挙げ句
因果応報で報いを受けた奴が過去の週にもいたんだよな
そっちは最終的には改心して許されたが今回のこいつはちょっと厳しいんじゃないかこれだと
自分を守る権力に胡座かいて傍若無人かました挙げ句
因果応報で報いを受けた奴が過去の週にもいたんだよな
そっちは最終的には改心して許されたが今回のこいつはちょっと厳しいんじゃないかこれだと
930: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 00:23:53.97:y8/PSk+V0 (2/17)
――数日後・嫁自宅
嫁「………」ゴソゴソ
嫁(しばらくの間、一緒に話してみて分かった。あいつはガードが固い。多分、私が迫ったところで……断られるのがオチね)
嫁(だったら、あいつをその気にさせるしか無いんだけど……それも無理ね。あいつ、真面目だから理性も強そうだし……)
嫁「……あった」スッ
嫁(残っている選択肢は……私が既成事実をゲットすること。でも、まともな方法じゃ無理ね……だから……)
嫁「………」トポトポ…
嫁(幸い、今日はパパもママも仕事で朝帰りになるはずだから……ふふっ♪)ニヤリ
嫁「……お待たせ」
ショタ提督「わぁ……美味しそう!」
嫁「ウチの中でも、かなり高いぶどうジュースよ?心して飲んでよね?」
ショタ提督(うっ、そう言われると飲みづらいかも……い、いやいや!折角嫁さんが僕の為に出してくれたんだ!味わって飲まなきゃ……!9
ショタ提督「……いただきます。ん……んんっ!?///」
嫁「何よ。まさか不味いなんて言う気?」
ショタ提督「い、いや、そうじゃないんだけど……何か、喉が火傷するくらい熱くて……///」
嫁「あー、このジュースは温めた方が美味しいのよ。ほら、気にせず飲んで。お代わりもあるから」
ショタ提督「う、うん……こくっ……///」
嫁(……馬鹿ね。パパの大好物、アルコール度数が凄く高いワインだとも知らずに……)クスッ
彼女は溺愛されて育ったが故に常識というものを知らない。更に、自身の行為に罪悪感を抱くことも無い。
それでいて、自分の我儘を押し通す為には手段を選ばない性格。その結果……彼女はあろうことか、彼を泥酔させる作戦に出たのだ。
当然、何も知らず、そして何も疑っていなかった彼は、彼女の策略に嵌ってしまい……
ショタ提督「う……///」フラフラ
ショタ提督(何だか、頭がクラクラする……それに、眩暈が……///)
嫁「どうしたの?顔色悪いわよ?」
ショタ提督「だ、大丈夫……うぅっ……///」
嫁「なんならそこのベッドで休む?来客用だから、眩暈が収まるまで眠ってて良いわよ」
ショタ提督「……あ、ありがとう。じゃあ、少しだけ……///」フラフラ
嫁「………」ジー
ショタ提督「ん……///」ポフッ
ショタ提督(あっ……フワフワで、柔らかい……これじゃ、そのまま……眠っちゃいそう……///)
ショタ提督「……すぅ///」
嫁「……提督?」
ショタ提督「んぅ……///」
嫁(……完全に眠ったわね。それじゃ……ふふっ……♪)ヌギッ…
彼女は服を脱ぎ、そのまま彼の服も脱がしていく。人間の体というのは不思議なもので、例え本人が眠っていたとしても……
体に刺激を与えられれば、生き物である以上は何らかの反応を示してしまうのだ。それはこのような状況でも例外では無く……
嫁(ちょっとするだけで見事に……さて、アンタは私が気に入った相手。絶対に離れられなくしてやるんだから……んっ……!///)
ショタ提督「ふぅ……くぅ……///」
――数日後・嫁自宅
嫁「………」ゴソゴソ
嫁(しばらくの間、一緒に話してみて分かった。あいつはガードが固い。多分、私が迫ったところで……断られるのがオチね)
嫁(だったら、あいつをその気にさせるしか無いんだけど……それも無理ね。あいつ、真面目だから理性も強そうだし……)
嫁「……あった」スッ
嫁(残っている選択肢は……私が既成事実をゲットすること。でも、まともな方法じゃ無理ね……だから……)
嫁「………」トポトポ…
嫁(幸い、今日はパパもママも仕事で朝帰りになるはずだから……ふふっ♪)ニヤリ
嫁「……お待たせ」
ショタ提督「わぁ……美味しそう!」
嫁「ウチの中でも、かなり高いぶどうジュースよ?心して飲んでよね?」
ショタ提督(うっ、そう言われると飲みづらいかも……い、いやいや!折角嫁さんが僕の為に出してくれたんだ!味わって飲まなきゃ……!9
ショタ提督「……いただきます。ん……んんっ!?///」
嫁「何よ。まさか不味いなんて言う気?」
ショタ提督「い、いや、そうじゃないんだけど……何か、喉が火傷するくらい熱くて……///」
嫁「あー、このジュースは温めた方が美味しいのよ。ほら、気にせず飲んで。お代わりもあるから」
ショタ提督「う、うん……こくっ……///」
嫁(……馬鹿ね。パパの大好物、アルコール度数が凄く高いワインだとも知らずに……)クスッ
彼女は溺愛されて育ったが故に常識というものを知らない。更に、自身の行為に罪悪感を抱くことも無い。
それでいて、自分の我儘を押し通す為には手段を選ばない性格。その結果……彼女はあろうことか、彼を泥酔させる作戦に出たのだ。
当然、何も知らず、そして何も疑っていなかった彼は、彼女の策略に嵌ってしまい……
ショタ提督「う……///」フラフラ
ショタ提督(何だか、頭がクラクラする……それに、眩暈が……///)
嫁「どうしたの?顔色悪いわよ?」
ショタ提督「だ、大丈夫……うぅっ……///」
嫁「なんならそこのベッドで休む?来客用だから、眩暈が収まるまで眠ってて良いわよ」
ショタ提督「……あ、ありがとう。じゃあ、少しだけ……///」フラフラ
嫁「………」ジー
ショタ提督「ん……///」ポフッ
ショタ提督(あっ……フワフワで、柔らかい……これじゃ、そのまま……眠っちゃいそう……///)
ショタ提督「……すぅ///」
嫁「……提督?」
ショタ提督「んぅ……///」
嫁(……完全に眠ったわね。それじゃ……ふふっ……♪)ヌギッ…
彼女は服を脱ぎ、そのまま彼の服も脱がしていく。人間の体というのは不思議なもので、例え本人が眠っていたとしても……
体に刺激を与えられれば、生き物である以上は何らかの反応を示してしまうのだ。それはこのような状況でも例外では無く……
嫁(ちょっとするだけで見事に……さて、アンタは私が気に入った相手。絶対に離れられなくしてやるんだから……んっ……!///)
ショタ提督「ふぅ……くぅ……///」
931: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 00:52:50.39:y8/PSk+V0 (3/17)
――数時間後
ショタ提督「……ん」グシグシ
ショタ提督(あ、あれ……?僕、いつの間に寝ちゃって……それに、ここは……)キョロキョロ
嫁「……今頃起きたの?」
ショタ提督「……え?」
ショタ提督(よ、嫁さん?何で……それに服を着て……ま、待って!そういえば、僕も体がスースーするような……)ゴソゴソ
ショタ提督「……っ!?」
ショタ提督(下半身に違和感……そして、この状況……ま、まさか……!)ガクガク
嫁「……最低」ギロッ
ショタ提督「うっ……!よ、嫁さん……これって、僕が……?」
全裸の男女がベッドで横たわっている状態。ともすれば、性知識の無い者以外は……一線を越えてしまったと考えるのが自然だろう。
尤も、彼の場合は彼女に泥酔させられた挙句、強姦されてしまったのだが……この事実を知る者は、彼女以外にいない。
だからこそ、傍から見れば……誰もが彼女の味方をし、彼は悪人として裁かれる立場となる。それだけに、彼の脳は予想外の出来事で真っ白だった。
嫁「………」
嫁(さっきまでのことを覚えてないのね……ま、それを見越して沢山飲ませたんだけど)
嫁(仮に覚えてたら『私が間違って出したお酒で理性を失って襲った』ということにしたけど、記憶が無いなら好都合ね)ニヤッ
嫁「……アンタ、昨日……人の家のお酒を間違って飲んだ上に……嫌だって言ったのに、私を……無理矢理……」
ショタ提督「う、嘘……」
嫁「まさか『覚えてない』なんて言うつもりじゃないでしょうね?これは強姦よ?立派な犯罪でしょうが!!」
ショタ提督「あ……ぁ……!」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!僕、覚えてない……!でも、お酒を間違って飲んだって……)
ショタ提督(そ、そういえば……さっきから、頭がズキズキ痛むような……じゃあ、やっぱり……!)
ショタ提督「………」サァッ
嫁「………」ニヤッ
嫁(真っ青になってる……『私のせい』じゃなく、『自分がやった』と思い込ませれば……強烈な罪悪感を植え付けることが出来る)
嫁(こうすれば、提督を私から離れられないようにすることが出来るって訳。既成事実もばっちりゲットしたし……それに……)
ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!」ガバッ!
嫁「……土下座如きで許しを乞うつもり?」」
ショタ提督「あ、謝って済む問題じゃないけど……ごめんなさいっ!本当にごめんなさいっ!せ、責任は取りますから!」
嫁「……!今、何て?」
ショタ提督「せ、責任を取ります!あ、あのっ、こんなことで許してもらおうと思っては……うぅ……」
嫁「……ふ~ん。そこまで言うなら、許してあげないことも無いかしら。あはっ……♪」ゾクゾク
嫁(言質は取ったわ。後は逃げようとしたら、今の言質と……未成年飲酒と強姦罪で脅せば、間違いなく……ふふっ)ニヤリ
こうして、彼は嫁の罠に嵌り……以後、彼女との結婚を前提とした交際をすることになってしまった。
尤も、仮に彼がここで自分の無罪を主張したとしても……実際に体内からアルコール反応が検知される上に、この状況で彼の言葉を信じる者は皆無だろう。
更に、彼女が両親に報告すれば……彼は罪人となり、まず間違いなく海軍学校から永遠に追放されることになってしまう。
この積み重なった“彼女の策略”により、彼は……彼女に手綱を握られている状態となってしまった。これこそが、彼の……悲劇の“始まり”だったのだ。
――数時間後
ショタ提督「……ん」グシグシ
ショタ提督(あ、あれ……?僕、いつの間に寝ちゃって……それに、ここは……)キョロキョロ
嫁「……今頃起きたの?」
ショタ提督「……え?」
ショタ提督(よ、嫁さん?何で……それに服を着て……ま、待って!そういえば、僕も体がスースーするような……)ゴソゴソ
ショタ提督「……っ!?」
ショタ提督(下半身に違和感……そして、この状況……ま、まさか……!)ガクガク
嫁「……最低」ギロッ
ショタ提督「うっ……!よ、嫁さん……これって、僕が……?」
全裸の男女がベッドで横たわっている状態。ともすれば、性知識の無い者以外は……一線を越えてしまったと考えるのが自然だろう。
尤も、彼の場合は彼女に泥酔させられた挙句、強姦されてしまったのだが……この事実を知る者は、彼女以外にいない。
だからこそ、傍から見れば……誰もが彼女の味方をし、彼は悪人として裁かれる立場となる。それだけに、彼の脳は予想外の出来事で真っ白だった。
嫁「………」
嫁(さっきまでのことを覚えてないのね……ま、それを見越して沢山飲ませたんだけど)
嫁(仮に覚えてたら『私が間違って出したお酒で理性を失って襲った』ということにしたけど、記憶が無いなら好都合ね)ニヤッ
嫁「……アンタ、昨日……人の家のお酒を間違って飲んだ上に……嫌だって言ったのに、私を……無理矢理……」
ショタ提督「う、嘘……」
嫁「まさか『覚えてない』なんて言うつもりじゃないでしょうね?これは強姦よ?立派な犯罪でしょうが!!」
ショタ提督「あ……ぁ……!」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!僕、覚えてない……!でも、お酒を間違って飲んだって……)
ショタ提督(そ、そういえば……さっきから、頭がズキズキ痛むような……じゃあ、やっぱり……!)
ショタ提督「………」サァッ
嫁「………」ニヤッ
嫁(真っ青になってる……『私のせい』じゃなく、『自分がやった』と思い込ませれば……強烈な罪悪感を植え付けることが出来る)
嫁(こうすれば、提督を私から離れられないようにすることが出来るって訳。既成事実もばっちりゲットしたし……それに……)
ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!」ガバッ!
嫁「……土下座如きで許しを乞うつもり?」」
ショタ提督「あ、謝って済む問題じゃないけど……ごめんなさいっ!本当にごめんなさいっ!せ、責任は取りますから!」
嫁「……!今、何て?」
ショタ提督「せ、責任を取ります!あ、あのっ、こんなことで許してもらおうと思っては……うぅ……」
嫁「……ふ~ん。そこまで言うなら、許してあげないことも無いかしら。あはっ……♪」ゾクゾク
嫁(言質は取ったわ。後は逃げようとしたら、今の言質と……未成年飲酒と強姦罪で脅せば、間違いなく……ふふっ)ニヤリ
こうして、彼は嫁の罠に嵌り……以後、彼女との結婚を前提とした交際をすることになってしまった。
尤も、仮に彼がここで自分の無罪を主張したとしても……実際に体内からアルコール反応が検知される上に、この状況で彼の言葉を信じる者は皆無だろう。
更に、彼女が両親に報告すれば……彼は罪人となり、まず間違いなく海軍学校から永遠に追放されることになってしまう。
この積み重なった“彼女の策略”により、彼は……彼女に手綱を握られている状態となってしまった。これこそが、彼の……悲劇の“始まり”だったのだ。
932: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 00:56:24.78:y8/PSk+V0 (4/17)
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!これで全体の半分くらいです。
実は初期プロットでは『提督と嫁が居酒屋にいき、提督を泥酔させて嫁がお持ち帰りからの既成事実』という展開だったのですが……
よく考えると提督も嫁も未成年だったので、急遽プロットを組み直し、このような形となりました。
若干不自然な展開になってしまったことをお詫び申し上げます。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!これで全体の半分くらいです。
実は初期プロットでは『提督と嫁が居酒屋にいき、提督を泥酔させて嫁がお持ち帰りからの既成事実』という展開だったのですが……
よく考えると提督も嫁も未成年だったので、急遽プロットを組み直し、このような形となりました。
若干不自然な展開になってしまったことをお詫び申し上げます。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
933:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 01:00:04.48:wlcWjPSAO (2/2)
乙
乙
934:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 01:01:24.40:k5pysI7uo (1/2)
おつおつ
さあー浜波はこの悪女とどう対峙するのか
おつおつ
さあー浜波はこの悪女とどう対峙するのか
935:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 01:17:09.29:cjIoKsrjO (1/1)
乙
提督みたいな善人から糞嫁みたいな屑まで色んなキャラを書きわけてるなあ
この糞嫁と20週目提督から金をむしり取った糞女ならどっちのが終わってるだろうか
乙
提督みたいな善人から糞嫁みたいな屑まで色んなキャラを書きわけてるなあ
この糞嫁と20週目提督から金をむしり取った糞女ならどっちのが終わってるだろうか
936: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 18:26:00.85:y8/PSk+V0 (5/17)
22:00~23:00頃開始予定です。
22:00~23:00頃開始予定です。
937: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:00:29.27:y8/PSk+V0 (6/17)
始めます。
始めます。
938: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:03:08.03:y8/PSk+V0 (7/17)
嫁父「ま、まだ出会って1ヶ月も経っていないのに交際とは……」
嫁母「しかも『結婚を前提としたお付き合いをさせてほしい』だなんて……近頃の娘はこれが普通なのかしら……」
嫁「提督ってば、私に心底惚れちゃったみたいで~♪」
ショタ提督「……はい」
ショタ提督(今の僕に、断れる資格なんて……あるはずが無い。むしろ、許してくれたことを感謝してもしきれないよ……)
嫁(アンタから貰った既成事実のことは伏せてあるけど、アンタが変なことをしたら……すぐにでも、パパとママに……)
嫁による泥酔事件から1週間も経たない内に、彼女は両親に彼と交際することを告げていた。
無論、彼を自分から逃れられないよう……退路を断つ為である。そして追い打ちをかけるように、彼にも両親に挨拶させた。
彼は自責の念に駆られ、彼女の真意に気づくことなど……出来るはずが無い。しかし、彼女の行動はこれだけに留まらず……
――47周目提督・実家
父「け、結婚を前提とした……!?」
母「提督、それ、本当なの……!?」
ショタ提督「………」コクリ
嫁「この度は47周目提督君とお付き合いをさせていただいている嫁と申します。初めまして、お義父様、お義母様」ペコリ
彼を更なる鎖で自身と繋ぎ止めておく為に……彼の両親にまで、彼女は強引に挨拶にやって来たのだ。
そして、自身の両親に告げたことと同じ内容の話を彼らに伝えた。彼らは当然のことだが驚愕した。
まさか、今まで女性に縁が無かった息子が……このような容姿端麗な彼女を連れて来たというのだから。
ショタ提督「……っ」
ショタ提督(ごめんなさい……嫁さん……本当に、ごめんなさい……!)
父「………」
母「………」
父(だけど、それにしては……)
母(提督、あまり嬉しそうには見えないけど……)
嫁父「ま、まだ出会って1ヶ月も経っていないのに交際とは……」
嫁母「しかも『結婚を前提としたお付き合いをさせてほしい』だなんて……近頃の娘はこれが普通なのかしら……」
嫁「提督ってば、私に心底惚れちゃったみたいで~♪」
ショタ提督「……はい」
ショタ提督(今の僕に、断れる資格なんて……あるはずが無い。むしろ、許してくれたことを感謝してもしきれないよ……)
嫁(アンタから貰った既成事実のことは伏せてあるけど、アンタが変なことをしたら……すぐにでも、パパとママに……)
嫁による泥酔事件から1週間も経たない内に、彼女は両親に彼と交際することを告げていた。
無論、彼を自分から逃れられないよう……退路を断つ為である。そして追い打ちをかけるように、彼にも両親に挨拶させた。
彼は自責の念に駆られ、彼女の真意に気づくことなど……出来るはずが無い。しかし、彼女の行動はこれだけに留まらず……
――47周目提督・実家
父「け、結婚を前提とした……!?」
母「提督、それ、本当なの……!?」
ショタ提督「………」コクリ
嫁「この度は47周目提督君とお付き合いをさせていただいている嫁と申します。初めまして、お義父様、お義母様」ペコリ
彼を更なる鎖で自身と繋ぎ止めておく為に……彼の両親にまで、彼女は強引に挨拶にやって来たのだ。
そして、自身の両親に告げたことと同じ内容の話を彼らに伝えた。彼らは当然のことだが驚愕した。
まさか、今まで女性に縁が無かった息子が……このような容姿端麗な彼女を連れて来たというのだから。
ショタ提督「……っ」
ショタ提督(ごめんなさい……嫁さん……本当に、ごめんなさい……!)
父「………」
母「………」
父(だけど、それにしては……)
母(提督、あまり嬉しそうには見えないけど……)
939: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:07:36.36:y8/PSk+V0 (8/17)
それからと言うものの、彼お互いの両親に認められた恋人関係となったことで……彼女は、彼から離れなくなった。
無論、彼女の束縛は彼にとって……非常に負担となる。しかし、彼はずっと自身が犯したと思い込んだ罪の意識に苛まれている。
それに加え、彼女に弱み……否、捏造された弱みを握られている彼は、もはや奴隷同然と言っても良いほどだろう。
嫁(15)「今週末は講義が無いんでしょ?だったら一緒に出掛けましょうよ!駅前に新しいショッピングモールが出来たのよ!」
ショタ提督(17)「で、でも……来週は試験だし、宿題も……」
嫁「……私に逆らう訳?」ギロッ
ショタ提督「……っ!」ビクッ
嫁「あんなことをしておいて?それなのに恋人より勉強を取るんだ……へぇ……」
ショタ提督「……ご、ごめん、なさい。一緒に……行くから……」
嫁「最初からそう言えば良いのよ。そうと決まれば、朝からあの施設に行って、次は……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(そう、だ……僕は、あんなことをしてしまったクズなんだ……だから、せめて……)
ショタ提督(嫁ちゃんを、幸せにしなければならない……責任を、取らなきゃいけないんだ……)
こんなことが毎日のように続き、彼の精神は消耗していった。しかし、彼は我慢し続けたのだ。
自分の責任だから、自分が悪いから……彼女の策略に嵌められたことに気づかないまま、彼女の鎖に縛り付けられていった。
だが、彼女は我儘で傲慢ではあるが……彼への好意は、確かにあった。彼女がここまで必死なのは、彼に一目惚れに近い感情を抱いていたからなのだ。
しかし、その愛情は酷く歪んでおり……到底、まともな恋愛感情と呼べるものでは無かった。
その上、彼女は相手を思いやることが出来ず……好きだからこそ、相手に自分というものをぶつけ、異常なまでに独占しようとした。
それがまた、彼の心を圧迫してしまった。彼、否、多くの者から見れば……彼女の好意を抱く者に対する行動は、正気の沙汰では無かった。
そんな状況でも、彼は空いている時間を利用して勉強し……留年することは無く、何とか2年で海軍学校を卒業することが出来た。
それからと言うものの、彼お互いの両親に認められた恋人関係となったことで……彼女は、彼から離れなくなった。
無論、彼女の束縛は彼にとって……非常に負担となる。しかし、彼はずっと自身が犯したと思い込んだ罪の意識に苛まれている。
それに加え、彼女に弱み……否、捏造された弱みを握られている彼は、もはや奴隷同然と言っても良いほどだろう。
嫁(15)「今週末は講義が無いんでしょ?だったら一緒に出掛けましょうよ!駅前に新しいショッピングモールが出来たのよ!」
ショタ提督(17)「で、でも……来週は試験だし、宿題も……」
嫁「……私に逆らう訳?」ギロッ
ショタ提督「……っ!」ビクッ
嫁「あんなことをしておいて?それなのに恋人より勉強を取るんだ……へぇ……」
ショタ提督「……ご、ごめん、なさい。一緒に……行くから……」
嫁「最初からそう言えば良いのよ。そうと決まれば、朝からあの施設に行って、次は……」
ショタ提督「………」
ショタ提督(そう、だ……僕は、あんなことをしてしまったクズなんだ……だから、せめて……)
ショタ提督(嫁ちゃんを、幸せにしなければならない……責任を、取らなきゃいけないんだ……)
こんなことが毎日のように続き、彼の精神は消耗していった。しかし、彼は我慢し続けたのだ。
自分の責任だから、自分が悪いから……彼女の策略に嵌められたことに気づかないまま、彼女の鎖に縛り付けられていった。
だが、彼女は我儘で傲慢ではあるが……彼への好意は、確かにあった。彼女がここまで必死なのは、彼に一目惚れに近い感情を抱いていたからなのだ。
しかし、その愛情は酷く歪んでおり……到底、まともな恋愛感情と呼べるものでは無かった。
その上、彼女は相手を思いやることが出来ず……好きだからこそ、相手に自分というものをぶつけ、異常なまでに独占しようとした。
それがまた、彼の心を圧迫してしまった。彼、否、多くの者から見れば……彼女の好意を抱く者に対する行動は、正気の沙汰では無かった。
そんな状況でも、彼は空いている時間を利用して勉強し……留年することは無く、何とか2年で海軍学校を卒業することが出来た。
940: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:12:33.07:y8/PSk+V0 (9/17)
そして、卒業式を迎えてすぐに……彼女は両親に“必死に”頼み込み、結婚式をひらいて貰った。それはもう、盛大に……
しかし、新郎である提督は……やはり疲れ切った目をしていた。しかし、彼は必死にそれを心の内側に押し込めた。
心にあるのは、常に彼女からの辛辣な言葉と……自分を責め続ける言葉だ。彼からすれば、この状況で不安を言う等、出来るはずが無かった。
――結婚式場
神父「それでは、夫婦で誓いのキスを」
嫁(16)「はいっ!」
ショタ提督(18)「……はい」
嫁「………」チュッ
嫁(ふふっ、結婚かぁ……これでますます、提督と一緒にいられる……私から、離れられないように出来る……!)
嫁(だけど、ここを卒業してしまうと……最悪、離婚される可能性もあるのよね……だったら、絶対に私から逃れられない“物”で……!)
ショタ提督「………」チュッ
ショタ提督(これで僕が夫、嫁ちゃんが妻になるのか……夫として、絶対に嫁ちゃんを幸せにしないと……)
ショタ提督(例え時が経とうとも、僕がしてしまった罪は消えない……一生をかけて、嫁ちゃんを養うという責任を取らないといけないんだ……!)
嫁父「ぐすっ……うぅっ、娘が……少し前まで赤ん坊だった娘が、あんな立派に……!」グスグス
嫁母「もう、貴方……さっきから泣き過ぎですよ……」ウルッ
父「………」
母「………」
父(やっぱり、あまり嬉しそうじゃないな……)
母(あの子は隠しているつもりなんだろうけど、私達には分かる……)
父母(提督は……この結婚を、心のどこかで……望んでいないのかも……)
そしてケーキカットやブーケトスを済ませた後……彼と彼女の、2人だけになれる時が訪れた。所謂、結婚初夜である。
尤も、これが彼にとって……再び、大きな鎖で縛り付けられる……不幸な出来事が引き起こされてしまうのだが……
そして、卒業式を迎えてすぐに……彼女は両親に“必死に”頼み込み、結婚式をひらいて貰った。それはもう、盛大に……
しかし、新郎である提督は……やはり疲れ切った目をしていた。しかし、彼は必死にそれを心の内側に押し込めた。
心にあるのは、常に彼女からの辛辣な言葉と……自分を責め続ける言葉だ。彼からすれば、この状況で不安を言う等、出来るはずが無かった。
――結婚式場
神父「それでは、夫婦で誓いのキスを」
嫁(16)「はいっ!」
ショタ提督(18)「……はい」
嫁「………」チュッ
嫁(ふふっ、結婚かぁ……これでますます、提督と一緒にいられる……私から、離れられないように出来る……!)
嫁(だけど、ここを卒業してしまうと……最悪、離婚される可能性もあるのよね……だったら、絶対に私から逃れられない“物”で……!)
ショタ提督「………」チュッ
ショタ提督(これで僕が夫、嫁ちゃんが妻になるのか……夫として、絶対に嫁ちゃんを幸せにしないと……)
ショタ提督(例え時が経とうとも、僕がしてしまった罪は消えない……一生をかけて、嫁ちゃんを養うという責任を取らないといけないんだ……!)
嫁父「ぐすっ……うぅっ、娘が……少し前まで赤ん坊だった娘が、あんな立派に……!」グスグス
嫁母「もう、貴方……さっきから泣き過ぎですよ……」ウルッ
父「………」
母「………」
父(やっぱり、あまり嬉しそうじゃないな……)
母(あの子は隠しているつもりなんだろうけど、私達には分かる……)
父母(提督は……この結婚を、心のどこかで……望んでいないのかも……)
そしてケーキカットやブーケトスを済ませた後……彼と彼女の、2人だけになれる時が訪れた。所謂、結婚初夜である。
尤も、これが彼にとって……再び、大きな鎖で縛り付けられる……不幸な出来事が引き起こされてしまうのだが……
941: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:21:23.57:y8/PSk+V0 (10/17)
――高級ホテル最上階・スイートルーム
嫁「……これで全部、と」プスッ
嫁(どうせ提督のことだから、子供を作ろうと言っても……間違いなく反対されるでしょうね)
嫁(でも、こうして……用意しておいたゴムに、穴をあけておけば……もちろん、これだけではダメ)
嫁(わざわざ急いで結婚式を挙げてもらったのは……ふふっ……)
嫁「……穴があいたゴムに、私の“危険日”……この2つが重なれば、間違いなく……!」
ガチャ…
嫁「……!」
ショタ提督「……お風呂、上がったよ」ホカホカ…
嫁「……っ」ゴクッ…
嫁(ば、バスローブ姿だなんて……アンタ、誘ってる訳……?い、いやいや!こいつのペースに流されちゃダメ!)
嫁「ふぅ……じゃ、早速シましょうか」
ショタ提督「……嫁ちゃんが、そう言うのなら。あっ、でも……嫁ちゃん、今日は……大丈夫な日?」
ショタ提督(今まで、嫁ちゃんと性行為をすることは何度もあったけど……避妊だけは、しっかりやってきた)
ショタ提督(僕が責任を取れるかじゃなく、嫁ちゃんを妊娠させてしまうなんて……これ以上、彼女に負担をかけるようなことは……!)
嫁「……えぇ、もちろん。そんなに不安ならゴムも付ける?」スッ…
ショタ提督「………」コクリ
ショタ提督(良かった……ゴム、持って来てくれたんだ……これなら、大丈夫……)
嫁(引っかかったわね?さて、後は思う存分……熱い夜を過ごせば……♪)ペロッ
彼は再び、彼女の罠に嵌められてしまった。更に、今回は……“彼女の言葉を信じた”からこそ起きた悲劇である。
穴があいた避妊具に、彼女の危険日……この2つが重なった結果が、どうなってしまったかは……想像に難くないだろう。
――高級ホテル最上階・スイートルーム
嫁「……これで全部、と」プスッ
嫁(どうせ提督のことだから、子供を作ろうと言っても……間違いなく反対されるでしょうね)
嫁(でも、こうして……用意しておいたゴムに、穴をあけておけば……もちろん、これだけではダメ)
嫁(わざわざ急いで結婚式を挙げてもらったのは……ふふっ……)
嫁「……穴があいたゴムに、私の“危険日”……この2つが重なれば、間違いなく……!」
ガチャ…
嫁「……!」
ショタ提督「……お風呂、上がったよ」ホカホカ…
嫁「……っ」ゴクッ…
嫁(ば、バスローブ姿だなんて……アンタ、誘ってる訳……?い、いやいや!こいつのペースに流されちゃダメ!)
嫁「ふぅ……じゃ、早速シましょうか」
ショタ提督「……嫁ちゃんが、そう言うのなら。あっ、でも……嫁ちゃん、今日は……大丈夫な日?」
ショタ提督(今まで、嫁ちゃんと性行為をすることは何度もあったけど……避妊だけは、しっかりやってきた)
ショタ提督(僕が責任を取れるかじゃなく、嫁ちゃんを妊娠させてしまうなんて……これ以上、彼女に負担をかけるようなことは……!)
嫁「……えぇ、もちろん。そんなに不安ならゴムも付ける?」スッ…
ショタ提督「………」コクリ
ショタ提督(良かった……ゴム、持って来てくれたんだ……これなら、大丈夫……)
嫁(引っかかったわね?さて、後は思う存分……熱い夜を過ごせば……♪)ペロッ
彼は再び、彼女の罠に嵌められてしまった。更に、今回は……“彼女の言葉を信じた”からこそ起きた悲劇である。
穴があいた避妊具に、彼女の危険日……この2つが重なった結果が、どうなってしまったかは……想像に難くないだろう。
942: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:34:43.86:y8/PSk+V0 (11/17)
――約1ヶ月後・自宅
ショタ提督「う、そ……」
嫁「嘘も何も、これが証拠よ」スッ
彼女が彼に差し出した妊娠検査薬。そこには、はっきりと2本の線が現れている。そう……陽性である。
すなわち、彼女が妊娠しているという証である。しかし、彼にとっては……予想だにしない事実だったのだ。
ショタ提督「ど、どうして……確かに、避妊していたはずなのに……!」
嫁「あのねぇ。例え安全日でゴムしてようが、避妊確率は100%じゃないのよ?それくらい常識でしょうが」
ショタ提督「あ……っ」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!どうしようどうしようどうしよう……!?僕は、また……!)
ショタ提督(嫁ちゃんに……負担を、かけてしまっただなんて……!あぁっ、僕があの時、念の為にピルを買って来ていたら……っ!)
嫁「………」ニヤッ
嫁(狼狽えてる狼狽えてる……♪提督のことだから、間違いなく自分を責めているでしょうね……)
嫁(だからこそ、そこにつけ込めば……提督に、更なる罪の意識を刷り込ませれば……)
嫁(私のことを、絶対に捨てたりしない……私から、離れられないように……!)
嫁(その為の“子供”だもの……♪こいつさえいれば、提督は私の思うが儘に……!)
そう。彼女は彼の性格を既に熟知していた。だからこそ、彼が『嫁が妊娠したのは自分のせいだ』と考えることは予想済だったのだ。
故に、彼女の策略は……正に効果覿面であった。彼に『自分のせいで嫁を妊娠させてしまった』という重圧をかけることで……
泥酔事件以来の、彼の『責任を取らないといけない』という自責の念を……より一層強めることが出来る。
ショタ提督「ご、ごめんなさい……あぁっ、ぼ、僕のせいで……ごめんなさい……!」
嫁「……妊娠しちゃったものは仕方ないわ。私……産むから。まさか、中絶しろだなんて言わないでしょうね?」ギロッ
ショタ提督「言う訳ないよッ!!むしろ……僕のせい、なのに……怒らないの……?」
嫁「だって、私は子供欲しかったもん。流石に未成年で母親になるのは予想外だったけど」
嫁「それに子供は、提督を私と結びつける……最強の鎖だし」ボソッ
ショタ提督「……え?」
嫁「ううん、何でもない。孕ませた以上、アンタだって父親だからね?仕事ばっか明け暮れず、子育てにもちゃんと協力しなさいよ」
ショタ提督「……もちろんだよ。絶対に……“責任を持って”、嫁ちゃんと一緒に……お世話するから……!」
嫁「………」ニヤリ
彼女は、子供を“提督の足かせ代わり”としか考えていなかった。彼を騙してまで妊娠したのも、彼を束縛する為に過ぎない。
そんな彼女が、子供に愛情を注ぐことなど……出来るはずが無い。後に妊娠した子供は男女の二卵性双生児と発覚するが……
彼が『双子で嬉しい』という気持ちを抱いたのに対し、彼女は……『鎖代わりなのに2人とか勘弁してよ』である。
そして、彼は彼女の目論見通り……自分を責め続け、責任を取る為に……必死に仕事に取り組むようになった。
しかし、これが……彼女の不満を溜め込む要因となってしまった。そう、彼が鎮守府にいることが多くなったことをきっかけに……
――約1ヶ月後・自宅
ショタ提督「う、そ……」
嫁「嘘も何も、これが証拠よ」スッ
彼女が彼に差し出した妊娠検査薬。そこには、はっきりと2本の線が現れている。そう……陽性である。
すなわち、彼女が妊娠しているという証である。しかし、彼にとっては……予想だにしない事実だったのだ。
ショタ提督「ど、どうして……確かに、避妊していたはずなのに……!」
嫁「あのねぇ。例え安全日でゴムしてようが、避妊確率は100%じゃないのよ?それくらい常識でしょうが」
ショタ提督「あ……っ」ガクガク
ショタ提督(ど、どうしよう……!どうしようどうしようどうしよう……!?僕は、また……!)
ショタ提督(嫁ちゃんに……負担を、かけてしまっただなんて……!あぁっ、僕があの時、念の為にピルを買って来ていたら……っ!)
嫁「………」ニヤッ
嫁(狼狽えてる狼狽えてる……♪提督のことだから、間違いなく自分を責めているでしょうね……)
嫁(だからこそ、そこにつけ込めば……提督に、更なる罪の意識を刷り込ませれば……)
嫁(私のことを、絶対に捨てたりしない……私から、離れられないように……!)
嫁(その為の“子供”だもの……♪こいつさえいれば、提督は私の思うが儘に……!)
そう。彼女は彼の性格を既に熟知していた。だからこそ、彼が『嫁が妊娠したのは自分のせいだ』と考えることは予想済だったのだ。
故に、彼女の策略は……正に効果覿面であった。彼に『自分のせいで嫁を妊娠させてしまった』という重圧をかけることで……
泥酔事件以来の、彼の『責任を取らないといけない』という自責の念を……より一層強めることが出来る。
ショタ提督「ご、ごめんなさい……あぁっ、ぼ、僕のせいで……ごめんなさい……!」
嫁「……妊娠しちゃったものは仕方ないわ。私……産むから。まさか、中絶しろだなんて言わないでしょうね?」ギロッ
ショタ提督「言う訳ないよッ!!むしろ……僕のせい、なのに……怒らないの……?」
嫁「だって、私は子供欲しかったもん。流石に未成年で母親になるのは予想外だったけど」
嫁「それに子供は、提督を私と結びつける……最強の鎖だし」ボソッ
ショタ提督「……え?」
嫁「ううん、何でもない。孕ませた以上、アンタだって父親だからね?仕事ばっか明け暮れず、子育てにもちゃんと協力しなさいよ」
ショタ提督「……もちろんだよ。絶対に……“責任を持って”、嫁ちゃんと一緒に……お世話するから……!」
嫁「………」ニヤリ
彼女は、子供を“提督の足かせ代わり”としか考えていなかった。彼を騙してまで妊娠したのも、彼を束縛する為に過ぎない。
そんな彼女が、子供に愛情を注ぐことなど……出来るはずが無い。後に妊娠した子供は男女の二卵性双生児と発覚するが……
彼が『双子で嬉しい』という気持ちを抱いたのに対し、彼女は……『鎖代わりなのに2人とか勘弁してよ』である。
そして、彼は彼女の目論見通り……自分を責め続け、責任を取る為に……必死に仕事に取り組むようになった。
しかし、これが……彼女の不満を溜め込む要因となってしまった。そう、彼が鎮守府にいることが多くなったことをきっかけに……
943: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 22:53:23.11:y8/PSk+V0 (12/17)
――3年後・自宅
嫁(19)「アンタねぇ!私より鎮守府の奴らが大事な訳!?」
ショタ提督(21)「そ、そういう訳じゃ……」
嫁「約束したでしょ!仕事ばかり明け暮れず、子育てを手伝いなさいって!」
ショタ提督「……っ」
息子(3)「………」ビクビク
娘(3)「………」ビクビク
彼女は、自分がしたことなど棚に上げ……彼をひたすら責め続けた。自分達より仕事を優先していると罵った。
かつてはほぼ毎日共に過ごしていた彼が……平日は、ほぼ夜までいない。これが彼女の我儘な性格と独占心を刺激し、彼への罵倒に繋がった。
ショタ提督「だ、だけど……帰ってからは、ちゃんと息子と娘のお世話もしてるし……家事だって……」
ショタ提督(というより、家事は……洗濯や掃除は、休みの日に僕がほとんど……)
そう。彼女は溺愛されて育ったが故に……家事をまともにこなすことが出来なかったのだ。
それだけなら、まだ努力で何とかなる。しかし彼女は、自身の能力不足を努力で補おうとしないばかりか……
嫁「言い訳するなっ!アンタがいないからこんなことになってんでしょうが!」バキッ!
ショタ提督「うっ……!」バタッ
ショタ提督(……ごめん、なさい……ごめんなさい……!僕のせいで、ごめんなさい……っ!)
娘(お、おかあさん……こわいよぉ……)ビクビク
息子(おとうさん……かわいそう……なんで、たたかれてるの……?)ビクビク
絶対に自分の非を認めず、全てを彼のせいだと決め付け……言い訳にすらならない罵倒を繰り返していた。時には暴力さえ……
このような状況が8年間続き、彼の心は徐々に……ストレスと疲労、そして……重く圧し掛かる自責の念により、すり減っていった。
息子と娘も、自分達の世話をロクにせず……常に父親に当り散らしてばかりの母親に、愛想を尽かせていった。
そして2人は、母親からのストレスや恐怖を……父親が注いでくれる愛情で和らげていた。だからこそ、父親である彼を心から慕い……
浜波達に……彼の心を助けるよう、願ったのだ。そして浜波も、彼と共に過ごしている内に……彼を支えたいと、心から思うようになった。
それが例え、社会的倫理に背くことだとしても……それでも、彼を……提督を、彼女の束縛から救う為に……!
――3年後・自宅
嫁(19)「アンタねぇ!私より鎮守府の奴らが大事な訳!?」
ショタ提督(21)「そ、そういう訳じゃ……」
嫁「約束したでしょ!仕事ばかり明け暮れず、子育てを手伝いなさいって!」
ショタ提督「……っ」
息子(3)「………」ビクビク
娘(3)「………」ビクビク
彼女は、自分がしたことなど棚に上げ……彼をひたすら責め続けた。自分達より仕事を優先していると罵った。
かつてはほぼ毎日共に過ごしていた彼が……平日は、ほぼ夜までいない。これが彼女の我儘な性格と独占心を刺激し、彼への罵倒に繋がった。
ショタ提督「だ、だけど……帰ってからは、ちゃんと息子と娘のお世話もしてるし……家事だって……」
ショタ提督(というより、家事は……洗濯や掃除は、休みの日に僕がほとんど……)
そう。彼女は溺愛されて育ったが故に……家事をまともにこなすことが出来なかったのだ。
それだけなら、まだ努力で何とかなる。しかし彼女は、自身の能力不足を努力で補おうとしないばかりか……
嫁「言い訳するなっ!アンタがいないからこんなことになってんでしょうが!」バキッ!
ショタ提督「うっ……!」バタッ
ショタ提督(……ごめん、なさい……ごめんなさい……!僕のせいで、ごめんなさい……っ!)
娘(お、おかあさん……こわいよぉ……)ビクビク
息子(おとうさん……かわいそう……なんで、たたかれてるの……?)ビクビク
絶対に自分の非を認めず、全てを彼のせいだと決め付け……言い訳にすらならない罵倒を繰り返していた。時には暴力さえ……
このような状況が8年間続き、彼の心は徐々に……ストレスと疲労、そして……重く圧し掛かる自責の念により、すり減っていった。
息子と娘も、自分達の世話をロクにせず……常に父親に当り散らしてばかりの母親に、愛想を尽かせていった。
そして2人は、母親からのストレスや恐怖を……父親が注いでくれる愛情で和らげていた。だからこそ、父親である彼を心から慕い……
浜波達に……彼の心を助けるよう、願ったのだ。そして浜波も、彼と共に過ごしている内に……彼を支えたいと、心から思うようになった。
それが例え、社会的倫理に背くことだとしても……それでも、彼を……提督を、彼女の束縛から救う為に……!
944:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 22:58:05.10:dZin+Pd+O (1/1)
嫁のほうは嫁のほうで一応提督に対して情は抱いていたというのがなんとも
嫁のほうは嫁のほうで一応提督に対して情は抱いていたというのがなんとも
945: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 23:14:11.16:y8/PSk+V0 (13/17)
――――――――
――――
ブゥン…
ショタ提督「………」
浜波「……これで、全部」
36周目提督「………」
ショタ提督「……この、映像……どうやって……」
36周目提督「……3周目提督君が用意したビデオカメラはもちろん、16周目提督君が持つタイムマシンと……27周目提督君の、姿や存在を消し去る能力を併用したらしいんだ」
ショタ提督「………」
36周目提督「それだけじゃない。この映像に映っていた事実は、僕を含めて……一部の友人達が把握している」
36周目提督「事実を知る者が多いほど……相手の罪を指摘する際に、有利になるからね」
36周目提督「そして、嫁さんのご両親による権力も心配いらない。いざと言う時は、僕が元帥に連絡して……47周目提督さんのことを守ってもらう」
36周目提督「だから、もう……嫁さんの言いなりになる必要は無いんだ。浜波ちゃんや、僕達が……絶対に、貴方を守るから」
ショタ提督「………」
36周目提督「そして……貴方の過去を覗き見るようなことをしてしまって、ごめんなさい」
36周目提督「だけど、3周目提督君が言うには……最初に嫁さんのことを調べたら、すぐに黒だと発覚したらしいんだ」
36周目提督「そこで嫁さんが貴方に取った行動を調べていく内に……これらの事実が明らかとなったんだ」
ショタ提督「………」
浜波「司令……」
ショタ提督「………」ヘナヘナ…
浜波「あっ……!」
36周目提督「………」
ショタ提督「そん、な……全部、全部……嫁ちゃんが、仕組んだこと……だったの……?」ジワッ…
ショタ提督「ずっと、自分のせいだって……自分が悪いと思って、頑張って来たのに……耐えて、きたのに……」ウルウル
ショタ提督「それが、全部……嫁ちゃんの、罠だったなんて……そんな、ことって……っ!」ポロポロ
浜波「……っ」
36周目提督「………」
ショタ提督「僕の、苦労は……なんだったの……!?今までの我慢は、全部……無駄だったの……!?」ポロポロ
ショタ提督「僕が必死に嫁ちゃんを愛そうとしたのも……全部、無駄だったの……!?僕はずっと騙されていたの!?ずっと耐えていた僕が馬鹿だったの!?」ポロポロ
ショタ提督「息子と娘が生まれたのも、僕の失敗じゃなくて……全部、嫁ちゃんが仕組んで……!しかも、逃げられない足かせの為だったなんて……そんなの……っ!」ポロポロ
ショタ提督「酷い……酷過ぎるよ……!嫁ちゃんにとって、息子と娘は……単なる、道具に過ぎなかったの……!?」ポロポロ
息子「僕達、が……」
娘「道、具……?」
ショタ提督「……っ!?」
浜波「え……?」
36周目提督「……!」
――――――――
――――
ブゥン…
ショタ提督「………」
浜波「……これで、全部」
36周目提督「………」
ショタ提督「……この、映像……どうやって……」
36周目提督「……3周目提督君が用意したビデオカメラはもちろん、16周目提督君が持つタイムマシンと……27周目提督君の、姿や存在を消し去る能力を併用したらしいんだ」
ショタ提督「………」
36周目提督「それだけじゃない。この映像に映っていた事実は、僕を含めて……一部の友人達が把握している」
36周目提督「事実を知る者が多いほど……相手の罪を指摘する際に、有利になるからね」
36周目提督「そして、嫁さんのご両親による権力も心配いらない。いざと言う時は、僕が元帥に連絡して……47周目提督さんのことを守ってもらう」
36周目提督「だから、もう……嫁さんの言いなりになる必要は無いんだ。浜波ちゃんや、僕達が……絶対に、貴方を守るから」
ショタ提督「………」
36周目提督「そして……貴方の過去を覗き見るようなことをしてしまって、ごめんなさい」
36周目提督「だけど、3周目提督君が言うには……最初に嫁さんのことを調べたら、すぐに黒だと発覚したらしいんだ」
36周目提督「そこで嫁さんが貴方に取った行動を調べていく内に……これらの事実が明らかとなったんだ」
ショタ提督「………」
浜波「司令……」
ショタ提督「………」ヘナヘナ…
浜波「あっ……!」
36周目提督「………」
ショタ提督「そん、な……全部、全部……嫁ちゃんが、仕組んだこと……だったの……?」ジワッ…
ショタ提督「ずっと、自分のせいだって……自分が悪いと思って、頑張って来たのに……耐えて、きたのに……」ウルウル
ショタ提督「それが、全部……嫁ちゃんの、罠だったなんて……そんな、ことって……っ!」ポロポロ
浜波「……っ」
36周目提督「………」
ショタ提督「僕の、苦労は……なんだったの……!?今までの我慢は、全部……無駄だったの……!?」ポロポロ
ショタ提督「僕が必死に嫁ちゃんを愛そうとしたのも……全部、無駄だったの……!?僕はずっと騙されていたの!?ずっと耐えていた僕が馬鹿だったの!?」ポロポロ
ショタ提督「息子と娘が生まれたのも、僕の失敗じゃなくて……全部、嫁ちゃんが仕組んで……!しかも、逃げられない足かせの為だったなんて……そんなの……っ!」ポロポロ
ショタ提督「酷い……酷過ぎるよ……!嫁ちゃんにとって、息子と娘は……単なる、道具に過ぎなかったの……!?」ポロポロ
息子「僕達、が……」
娘「道、具……?」
ショタ提督「……っ!?」
浜波「え……?」
36周目提督「……!」
946:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 23:14:51.70:pSmtX+Im0 (1/1)
浜波ちゃんの告白に期待するぇ
浜波ちゃんの告白に期待するぇ
947:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 23:21:49.62:Yv7o3Z4A0 (1/1)
これ子供らが知ったら投身しかねない案件だよなぁ…と思ってた矢先にぃィィ!?
これ子供らが知ったら投身しかねない案件だよなぁ…と思ってた矢先にぃィィ!?
948: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 23:29:15.32:y8/PSk+V0 (14/17)
ショタ提督「息子……娘……?」ポロポロ
浜波「い、いつからそこに……」
息子「い、今……お父さんが……言ってた、よね……?」ガクガク
娘「お母さんにとって……私達は、お父さんの足かせって……」ガクガク
ショタ提督「いや、違うんだ!これは……!」ポロポロ
36周目提督「……息子君、娘ちゃん。今のは……」
息子「じゃ、じゃあ……僕達は……」ジワッ
娘「お父さんにとって……邪魔、だったの……?」ジワッ
ショタ提督「なっ!?」
浜波「息子君!娘ちゃん!それは違うよ!司令は、2人のことを……そんな風には……!」
息子「う、ううん……それは、分かってる……」ポロポロ
娘「でも……私達がいたから、お父さんは……お母さんから、逃げられなくて……!」ポロポロ
浜波「違うの!話を聞いて!」
息子「お母さん、だけじゃない……僕達も、お父さんのことを……」ポロポロ
娘「苦しめてたんだ……私達のせいで、辛い思いをさせちゃってたんだ……」ポロポロ
息子(お父さん達が、部屋で真剣な話をしてたから……ちょっと、耳をすましてたら……)ポロポロ
娘(お母さんが、お父さんに酷いことをしてて……それで、私達を産んだのも……お父さんを、逃がさないようにする為で……)ポロポロ
息子(僕達がいたから……僕達なんかが、生まれてきちゃったから……)ポロポロ
娘(お父さんは……ずっと、私達の為に……我慢し続けて……)ポロポロ
36周目提督(……息子君、娘ちゃん)
浜波「……っ」
ショタ提督「………」
息子「……お父さん、ごめんね……?」ポロポロ
娘「私達も、お母さんと一緒で……お父さんの心を、傷つけてたんだよね……?」ポロポロ
ショタ提督「……違う」
息子「ぐすっ……僕達……」ポロポロ
ショタ提督「違うんだ、2人とも……」
娘「生まれない方が……ひっく……良かった、のかな……」ポロポロ
36周目提督「……っ!」
浜波「そ、そんなこと……」
ショタ提督「――っ!!」ダッ
ショタ提督「そんなこと無いよッ!!」ガバッ! ギュウッ!
息子「……え?」ポロポロ
娘「あ……」ポロポロ
ショタ提督「息子……娘……?」ポロポロ
浜波「い、いつからそこに……」
息子「い、今……お父さんが……言ってた、よね……?」ガクガク
娘「お母さんにとって……私達は、お父さんの足かせって……」ガクガク
ショタ提督「いや、違うんだ!これは……!」ポロポロ
36周目提督「……息子君、娘ちゃん。今のは……」
息子「じゃ、じゃあ……僕達は……」ジワッ
娘「お父さんにとって……邪魔、だったの……?」ジワッ
ショタ提督「なっ!?」
浜波「息子君!娘ちゃん!それは違うよ!司令は、2人のことを……そんな風には……!」
息子「う、ううん……それは、分かってる……」ポロポロ
娘「でも……私達がいたから、お父さんは……お母さんから、逃げられなくて……!」ポロポロ
浜波「違うの!話を聞いて!」
息子「お母さん、だけじゃない……僕達も、お父さんのことを……」ポロポロ
娘「苦しめてたんだ……私達のせいで、辛い思いをさせちゃってたんだ……」ポロポロ
息子(お父さん達が、部屋で真剣な話をしてたから……ちょっと、耳をすましてたら……)ポロポロ
娘(お母さんが、お父さんに酷いことをしてて……それで、私達を産んだのも……お父さんを、逃がさないようにする為で……)ポロポロ
息子(僕達がいたから……僕達なんかが、生まれてきちゃったから……)ポロポロ
娘(お父さんは……ずっと、私達の為に……我慢し続けて……)ポロポロ
36周目提督(……息子君、娘ちゃん)
浜波「……っ」
ショタ提督「………」
息子「……お父さん、ごめんね……?」ポロポロ
娘「私達も、お母さんと一緒で……お父さんの心を、傷つけてたんだよね……?」ポロポロ
ショタ提督「……違う」
息子「ぐすっ……僕達……」ポロポロ
ショタ提督「違うんだ、2人とも……」
娘「生まれない方が……ひっく……良かった、のかな……」ポロポロ
36周目提督「……っ!」
浜波「そ、そんなこと……」
ショタ提督「――っ!!」ダッ
ショタ提督「そんなこと無いよッ!!」ガバッ! ギュウッ!
息子「……え?」ポロポロ
娘「あ……」ポロポロ
949:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 23:31:05.31:LAu84Bqw0 (1/1)
不謹慎かもだけど
映像が完全にドキュメンタリー番組風に脳内再生されてしまった
不謹慎かもだけど
映像が完全にドキュメンタリー番組風に脳内再生されてしまった
950: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 23:43:11.57:y8/PSk+V0 (15/17)
息子娘「お、お父、さん……?」ポロポロ
ショタ提督「生まれてこない方が良かっただなんて……そんなこと、1度も考えたことが無いよ!」ギュウッ!
ショタ提督「息子と娘が僕の足かせ?道具?確かに、嫁ちゃんはそう考えていたかもしれないけど……」
息子「……っ」ズキッ…
娘「うぅ……」
ショタ提督「僕は違う!2人を迷惑と思ったことなんて1度も無い!息子も娘も……僕の、人生の宝物と言えるほどに……大切な家族なんだ!」
息子「……!」
娘「……!」
ショタ提督「息子、娘……さっき、言ったよね?自分達が僕のことを苦しめてしまっていた、って……」
息子「……うん」
娘「………」コクリ
ショタ提督「じゃあ、僕の口からはっきり言う。2人は、僕のことを苦しめてなんかいない」
ショタ提督「むしろその逆で……嫁ちゃんから受けたストレスも、2人と一緒に過ごしたり……楽しく笑い合ったりして……」
ショタ提督「僕にとって、安らぎだった……ううん、そんなレベルじゃない……2人がいてくれたお陰で、僕は……」
ショタ提督「この8年間……ずっと、頑張ることが出来たんだ。息子と娘が、傍で励ましてくれたから……!」
息子「……お父、さん……!」ジワッ
娘「……っ!」ジワッ
ショタ提督「……だから、嫁ちゃんの言うことなんか……吹き飛ばすほどに、僕から……感謝の気持ちを、伝えるね……?」
ショタ提督「……“生まれてきてくれて、ありがとう”……!僕の家族でいてくれて、本当にありがとう……!」ギュウッ
ショタ提督「こんなに優しい息子と娘が、ずっと一緒にいてくれて……僕は、最高に……幸せ者だよ……!」ナデナデ
息子「……お、お父さん……うぅっ……ぐすっ、うああぁぁぁっ……!」ポロポロ
娘「お父さん……ひっく……うええぇぇぇぇん!お父さぁぁぁぁぁんっ!うわあああああああんっ!」ポロポロ
息子娘「お、お父、さん……?」ポロポロ
ショタ提督「生まれてこない方が良かっただなんて……そんなこと、1度も考えたことが無いよ!」ギュウッ!
ショタ提督「息子と娘が僕の足かせ?道具?確かに、嫁ちゃんはそう考えていたかもしれないけど……」
息子「……っ」ズキッ…
娘「うぅ……」
ショタ提督「僕は違う!2人を迷惑と思ったことなんて1度も無い!息子も娘も……僕の、人生の宝物と言えるほどに……大切な家族なんだ!」
息子「……!」
娘「……!」
ショタ提督「息子、娘……さっき、言ったよね?自分達が僕のことを苦しめてしまっていた、って……」
息子「……うん」
娘「………」コクリ
ショタ提督「じゃあ、僕の口からはっきり言う。2人は、僕のことを苦しめてなんかいない」
ショタ提督「むしろその逆で……嫁ちゃんから受けたストレスも、2人と一緒に過ごしたり……楽しく笑い合ったりして……」
ショタ提督「僕にとって、安らぎだった……ううん、そんなレベルじゃない……2人がいてくれたお陰で、僕は……」
ショタ提督「この8年間……ずっと、頑張ることが出来たんだ。息子と娘が、傍で励ましてくれたから……!」
息子「……お父、さん……!」ジワッ
娘「……っ!」ジワッ
ショタ提督「……だから、嫁ちゃんの言うことなんか……吹き飛ばすほどに、僕から……感謝の気持ちを、伝えるね……?」
ショタ提督「……“生まれてきてくれて、ありがとう”……!僕の家族でいてくれて、本当にありがとう……!」ギュウッ
ショタ提督「こんなに優しい息子と娘が、ずっと一緒にいてくれて……僕は、最高に……幸せ者だよ……!」ナデナデ
息子「……お、お父さん……うぅっ……ぐすっ、うああぁぁぁっ……!」ポロポロ
娘「お父さん……ひっく……うええぇぇぇぇん!お父さぁぁぁぁぁんっ!うわあああああああんっ!」ポロポロ
951: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 23:46:25.09:y8/PSk+V0 (16/17)
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
後は浜波の決意(告白)を提督に伝えてシリアスパートは終了です。半分と言っておきながら、予想以上に長くなってしまいました……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
後は浜波の決意(告白)を提督に伝えてシリアスパートは終了です。半分と言っておきながら、予想以上に長くなってしまいました……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
952: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/04(火) 23:47:02.97:y8/PSk+V0 (17/17)
すみません。>>950を超えたみたいですので、少し早いですが次スレを立ててきます。
すみません。>>950を超えたみたいですので、少し早いですが次スレを立ててきます。
953:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/04(火) 23:48:34.72:k5pysI7uo (2/2)
おつおつ
子はかすがいを呪詛にする嫁ェ…
おつおつ
子はかすがいを呪詛にする嫁ェ…
954: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/05(水) 00:03:05.53:TExqIUD50 (1/2)
立ててきました!
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リベッチオ「その34!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/
先にこちらを使い切ってから次スレに移行する予定です。
それでは今度こそ!次回の更新でお会いしましょう。
立ててきました!
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リベッチオ「その34!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/
先にこちらを使い切ってから次スレに移行する予定です。
それでは今度こそ!次回の更新でお会いしましょう。
955: ◆0I2Ir6M9cc:2019/06/05(水) 00:03:59.27:TExqIUD50 (2/2)
956:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 00:23:42.67:WxFXIpMKO (1/1)
乙
提督はもちろん息子くんと娘ちゃんがとにかく不憫でならんわこれ
なんというかこの糞嫁はヤンデレとメンヘラが混ざったような奴だな
そして設定思いつかないという割にこんな話作る>>1の引き出しも凄い
乙
提督はもちろん息子くんと娘ちゃんがとにかく不憫でならんわこれ
なんというかこの糞嫁はヤンデレとメンヘラが混ざったような奴だな
そして設定思いつかないという割にこんな話作る>>1の引き出しも凄い
957:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 00:25:23.48:sve8g4OG0 (1/1)
乙
乙
958:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 09:08:51.09:emQLh7fA0 (1/2)
乙です
嫁は究極の自己中って表現したらしっくりくる感じだなあ
……以前から粘着して文句言い続けてた奴を女にして権力持たせたらと考えたら
妙にイメージに合ってしまったんだが(言うべきじゃなかったか?これ)
乙です
嫁は究極の自己中って表現したらしっくりくる感じだなあ
……以前から粘着して文句言い続けてた奴を女にして権力持たせたらと考えたら
妙にイメージに合ってしまったんだが(言うべきじゃなかったか?これ)
959:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 10:06:56.48:WkBNRw1A0 (1/1)
言うべきじゃなかったか?とか思いながら言ってる時点で、お前もモラルより自分の欲優先させた自己中だと思うぞ
言うべきじゃなかったか?とか思いながら言ってる時点で、お前もモラルより自分の欲優先させた自己中だと思うぞ
960:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 12:51:13.36:bANS6J2bO (1/1)
どうせ小ネタ安価の時に叩かれてた文盲だろそいつ
どうせ小ネタ安価の時に叩かれてた文盲だろそいつ
961:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 12:56:56.71:y2vWX2it0 (1/1)
>>958から>>960見てもぶっちゃけ自分が正しい、気に入らなければどんな暴言はいても許されるといった糞嫁みたいなメンタルうじゃうじゃいるよな艦これスレ関係なく
>>958から>>960見てもぶっちゃけ自分が正しい、気に入らなければどんな暴言はいても許されるといった糞嫁みたいなメンタルうじゃうじゃいるよな艦これスレ関係なく
962:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 13:20:43.55:emQLh7fA0 (2/2)
すまんね
皆少なからず内心腹立ててただろうし
今回こういう形で意趣返しがなされていたと思うと痛快で痛快でね
牛乳でも飲んで続き待とうぜ
すまんね
皆少なからず内心腹立ててただろうし
今回こういう形で意趣返しがなされていたと思うと痛快で痛快でね
牛乳でも飲んで続き待とうぜ
963:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:10:45.02:Ho84UzBTO (1/1)
>>961
自己紹介かな?
>>961
自己紹介かな?
964:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:15:12.57:5hgtkvIz0 (1/1)
まあ作者の意図は知らんが
こういう形で散々粘着してきた奴が制裁受けると思うと正直スカッとするわ
嫁へのヘイトも薄れるしな
まあ作者の意図は知らんが
こういう形で散々粘着してきた奴が制裁受けると思うと正直スカッとするわ
嫁へのヘイトも薄れるしな
965:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:22:21.88:5q9gxtumO (1/1)
制裁とか気持ち悪すぎて草
やっぱこいついつものゲェジだわ
この前もID変えて連投してたしどうせ自演してんだろ
制裁とか気持ち悪すぎて草
やっぱこいついつものゲェジだわ
この前もID変えて連投してたしどうせ自演してんだろ
966:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:32:54.39:yEl3jrBV0 (1/1)
この単発末尾Oいつも暴言吐いてるな
リアルで提督嫁みたいな奴だ
この単発末尾Oいつも暴言吐いてるな
リアルで提督嫁みたいな奴だ
967:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:36:20.95:gnQAD2Rk0 (1/1)
とりあえず不人気と文盲と言ってれば論破した気になれるとてもおめでたい頭してるのはある意味羨ましい
とりあえず不人気と文盲と言ってれば論破した気になれるとてもおめでたい頭してるのはある意味羨ましい
968:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:39:52.84:79dAxVb70 (1/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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969:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:40:20.42:79dAxVb70 (2/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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970:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:40:47.91:79dAxVb70 (3/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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971:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:41:19.48:79dAxVb70 (4/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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972:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:41:48.21:79dAxVb70 (5/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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973:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:42:19.09:79dAxVb70 (6/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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974:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:42:46.27:79dAxVb70 (7/32)
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975:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:43:18.21:79dAxVb70 (8/32)
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976:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:43:45.16:79dAxVb70 (9/32)
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977:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:44:15.67:79dAxVb70 (10/32)
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978:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:44:48.87:79dAxVb70 (11/32)
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979:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:45:21.42:79dAxVb70 (12/32)
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980:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:46:19.95:79dAxVb70 (13/32)
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981:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:46:47.65:79dAxVb70 (14/32)
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982:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:47:26.67:79dAxVb70 (15/32)
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983:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:47:58.68:79dAxVb70 (16/32)
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984:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:48:26.40:79dAxVb70 (17/32)
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985:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:49:03.30:79dAxVb70 (18/32)
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986:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:49:30.30:79dAxVb70 (19/32)
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987:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:49:57.05:79dAxVb70 (20/32)
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988:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:50:29.92:79dAxVb70 (21/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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989:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:50:59.54:79dAxVb70 (22/32)
990:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:51:29.65:79dAxVb70 (23/32)
991:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:52:02.41:79dAxVb70 (24/32)
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992:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:52:29.60:79dAxVb70 (25/32)
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993:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:53:03.03:79dAxVb70 (26/32)
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994:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:53:30.16:79dAxVb70 (27/32)
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995:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:53:59.15:79dAxVb70 (28/32)
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996:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:54:28.54:79dAxVb70 (29/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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997:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:54:57.51:79dAxVb70 (30/32)
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998:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:55:26.65:79dAxVb70 (31/32)
あれな単発湧いてるしリセット埋め
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999:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:55:54.39:79dAxVb70 (32/32)
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1000:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/06/05(水) 14:55:56.59:A36KfagDO (1/1)
次スレは全年齢版だがR版にはいなかった変改行荒らしも参加する地獄
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