『…あれから、しばらく…』

…。

瑞樹『イッダ！！！』

早苗『ァイッダイ！！！』

楓『wwwwwww』

…。

『姫川 空手キック』

有香『セイッ』ベチィッ

友紀『ッアアアアアアアアアイ！！！！』

瑞樹『wwwwwww』
早苗『wwwwwww』
楓『wwwwwww』
菜々『wwwwwww』

…。

『最早これっきりだ。これはもうアイドルの仕事ではないと憤りを感じていた5人…』

『しかし、彼女達の健闘虚しくその地獄は今回もやってきた…』

…。

瑞樹「はいどーもー！！！」
【川島瑞樹】

早苗「あーははーい！！！」
【片桐早苗】

楓「どーもー」
【高垣楓】

友紀「こんばんはー！！」
【姫川友紀】

菜々「どうもー…」
【安部菜々」

瑞樹「……はい『笑ってはいけないアイドル24時ーー！！！！」

早苗「いよぉっ！！！！！」

瑞樹「…ww…」

早苗「はァい！！！」

楓「www…」

瑞樹「ちょっと」

早苗「はァい！」

瑞樹「…ww」パンッ

早苗「あ?ぇッ」

瑞樹「…え、何？」

早苗「…いやね、最近さ。このオープニングでね？アンタ(声)張るでしょ？」

瑞樹「…それはまあ、司会任されてますから…ね？」

友紀「はい」
菜々「はい」

早苗「それがね、今…ほら」

友紀「…あ。アレですよね」

楓「Twitterの…」

瑞樹「え？」

早苗「そう！何かあのー…Twitterのトレンドランキングだか何かで！」

友紀「『司会川島瑞樹』って入ったらしいんですよ」

早苗「そうそうそうそう！！」

瑞樹「…ああ…そう…」

楓「爆発の画像と一緒に『司会川島瑞樹』って入れられてるみたいですよ」
https://i.imgur.com/rurBnLn.jpg

瑞樹「…wwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

早苗「…へぇー…こんなのがね…」

友紀「どうなんですか？こういうのって…」

瑞樹「…いやまあ、ね？光栄ではあるけど…」

早苗「アタシの鼓膜もこれ何枚目か分かんないしね」

瑞樹「何でよっ」ペシッ

早苗「あ。鼓膜イったやばいやばい」

瑞樹「…w…それより、また始まったけど」

早苗「始まったわねー…痴態が」

菜々「痴態って…」

友紀「3回目って結構中だるみみたいなイメージがありますけどね」

早苗「年がら年中中だるみよ」

楓「…」ムニ

早苗「何でアタシよ！！」

瑞樹「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

友紀「…まあ、今年もやってきましたよねー…」

早苗「もう12月よ」

楓「ついこの間だと思ってました。初詣」

早苗「でしょ？」

菜々「思い出すとだらけますよね」

瑞樹「まー…それはあるわね」

早苗「あ。それ」

瑞樹「え？」

早苗「アンタさ、最近『分かるわ』使わないようにしてるでしょ？」

瑞樹「…w…別に、そういうわけじゃないからね？」

早苗「いやでもね。これ。矯正は成功よ」

瑞樹「・・・矯正・・・？」

友紀「？」

早苗「最近のね、川島瑞樹のトレンド」

瑞樹「…何言ってんのこの子…？」

菜々「いやちょっと…」

友紀「分かんないです…」

早苗「いや！これ聞いたらアンタらも「あー！」ってなる！絶対なるの！！」

楓「何となく分かります」

早苗「でしょ！？」

瑞樹「アンタ「絶対」とか「本当」とか使用頻度が高いわよね」

早苗「ww……いや、それはそういう場面に遭遇する事が多いから使ってるんであって…」

友紀「そろそろ前フリしてもらえます？」

早苗「え？…じゃあ、アンタ。はい」

楓「私ですか？」

早苗「たまには先に言いなさいよ」

楓「…じゃあ、最近の私のトレンドで…」

瑞樹「トレンドっていう言葉がトレンド入りしてるんだけど」

菜々「ナナも思いました」

楓「…あ、友紀ちゃん。菜々ちゃん」

友紀「はい？」
菜々「？」

楓「ちょっとこっち…両端…」

瑞樹「あー…」

早苗「ブルゾンね」

菜々「…」
楓「…」
友紀「…」

瑞樹「今やるならひょっこりはんじゃないの？」

菜々「…」
楓「…え？良い女になりたいけど、どうしたら良いか分からないって？」
友紀「…」

瑞樹「…」

楓「…テレビって、昔はカラーですら夢みたいに言われてたの」

菜々「…」
友紀「…」

楓「技術の進化に限界は無い。それは女の良さも同じ」

菜々「…」
友紀「…」

楓「でも唯一変わらない事はある。それも同じ」

菜々「…」
友紀「…」

楓「…何かって？」

瑞樹「…」

菜々「…」
楓「いつだって、見る側を喜ばせる為の努力をしてる」
友紀「…」

瑞樹「フリ」ペシッ

早苗「wwwwwww」

…。

『11月某日。5人はとある場所に呼び出されていた…』

瑞樹「…」

早苗「…あー…」

楓「…」

友紀「もう寒いねー…」

菜々「そうですね…」

早苗「ってゆーかね。雨」

友紀「あー…」

早苗「傘持ってきてないし」

瑞樹「常に持っときなさいよ」

早苗「いや邪魔じゃん」

楓「今携帯傘凄く小さいんですよ。持ち運び便利」

友紀「便利ですよね。これ」

早苗「何でそんなみんな持ってんの？」

菜々「こういうのって常用品じゃないんですか？」

早苗「何？雨に怯えてんの？溶けんの？」

友紀「追い出しますよ。こっちの肩濡れてんだから」

早苗「傘ちっさいもん」

友紀「入れてもらってこの言い方ですよ」

瑞樹「こういう先輩は駄目ね」

楓「駄目ですね」

【ここに並べ！】

早苗「そんな事よりアレよ」

友紀「あー…」

菜々「別にここから撮らなくても良いと思うんですよね。毎回」

友紀「着替えてバス乗るとこくらいから始めれば良いのに」

早苗「ここいらないわよね」

瑞樹「それはほら…毎週やってたら流れ的にそうなるだろうけど」

楓「たまにですからね」

ちひろ「みんなー」

早苗「でもホント何で？雨降るって聞いてないし」

友紀「そんなの知りませんよ」

早苗「もうさ、雨降ると寒いじゃない」

ちひろ「みんなー」

菜々「寒いですねぇ」

ちひろ「みんなー」

早苗「うるさぁぁぁあああああい！！！！！」

瑞樹「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」
菜々「wwwww」

ちひろ「みんなぁ」

瑞樹「ずぶ濡れよ」

友紀「傘持ってない人いましたね」

菜々「ナナ達が来るまでずっと立ってたんですか？」

早苗「鼻水出てるわよ」

ちひろ「み゛んな゛ぁ」

友紀「何か防寒具くらい着たら？」

楓「来るまで車で待機してたら良かったのに」

ちひろ「美人事務員。ちひろよ」

楓「無視されました」

瑞樹「そりゃねぇ」

ちひろ「毎度毎度こんな所に呼び出されて。貴方達それでも346の重鎮？」

瑞樹「そんな格好で言うこと？」

ちひろ「まあ良いわ。今回も貴方達には24時間動いてもらうから」

菜々「タオルありますよ」

早苗「ほれ」

ちひろ「その間は新人に逆戻りよ」フキフキ

楓「…

ちひろ「そして24時間。絶対に笑ってはいけないぶぁ」ゴシゴシ

友紀「もう面白いんだけど」

瑞樹「メイク落ちてるし」

早苗「みんな年齢相応になってきたわね」

ちひろ「じゃああの衣装部屋に行って着替えてきなさい。時間無いから」

菜々「そういえば今回も台本持ってないですね」

友紀「よっぽどリハーサルしたんじゃないの？」

ちひろ「…」ズルっ

瑞樹「鼻すすってる…」

早苗「リハしてたの丸分かりじゃない」

ちひろ「リ…」

瑞樹「え？」

ちひろ「早く着替えなさい。時間無いわよ」

友紀「リハって言いかけたよね」

ちひろ「…w…」

…。

…。

『5人がワゴンに入り衣装に身を包み、5分後…』

…。

ちひろ「…」


ちひろ「はい」パン


ちひろ「みんな一斉に出てきなさい」

https://i.imgur.com/HGNwmzn.jpg

瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」

ちひろ「やっぱり腐ってもアイドルね。ジャージでも似合ってるわ」

瑞樹「…」

早苗「…これ…」

ちひろ「片桐なんか胸のラインがパッツンパッツンじゃない」

早苗「…w…」

友紀「…あれ、衣装…」
菜々「衣装は…」

ちひろ「いつもいつも返ってくると、皺だらけで、汚れだらけ」

早苗「いやそれはアンタらのせい…」

ちひろ「クリーニング代もバカにならないから。これからはジャージ一本よ」

瑞樹「むしろこの方が動きやすくて良いわ」

楓「wwwww」

…。

『毎回恒例衣装変更、のはずが…』

『飾り付けのチェーンを縛る、浴衣を引きずる、しかしそれ以上に…』

『叩かれ過ぎた事により、ケツ部分に傷みが発生！！』

『衣装スタッフの激怒により、やむなくジャージで落ち着いた5人ではあるが…』

…。

早苗「…え、でもアレよね？悪いのあいつよね？」
https://i.imgur.com/DG11EYe.jpg

友紀「あの人ですね」
https://i.imgur.com/DG11EYe.jpg

菜々「そうですね」
https://i.imgur.com/DG11EYe.jpg

楓「まあそうですね」

瑞樹「あらまぁ」

ちひろ「・・・まあ、ジャージを着てもアイドルはアイドル。今から24時間。それで仕事してもらうわ」

早苗「絶対健康に良くないと思うんだけど」

ちひろ「再度説明するわね」

早苗「無視した…」

瑞樹「…w…」

ちひろ「今からの24時間、死ぬ気でアイドルの仕事に励む事」

友紀「そういうのパワハラって言うんだよ」

ちひろ「そしてこの間、絶対に笑ってはいけない事」

菜々「アイドルから笑顔奪ってどうするんですかね」

早苗「ホントよね」

ちひろ「確認出来たならあのバスに乗車しなさい。それから24時間スタートよ」

…。

『毎年恒例のことながらも、5人の顔は曇るばかり…』

『しかし乗らなければ始まらない。いつものようにしぶしぶバスに乗車する…』

『勿論、そのバスには…』

…。

【笑ってはいけないアイドル24時 START】プー

早苗「…これ毎回言ってるけどさ、アイドルがこうやってバス乗って事務所行くってどうなの？」

友紀「いるにはいるんじゃないですか？」

早苗「いや、普通タクシーかマネージャーに乗せてもらうかでしょ」

菜々「タクシーなんて贅沢ですよ」

早苗「いやそのうちAIが来て自動運転になるわよ」

瑞樹「…あれって免許いるの？」

早苗「…さあ…？」

【第1停留所 到着】プー

楓「来ますよー…」

友紀「あー…引き締め引き締め…」ペチペチ



瑞樹「！？」
早苗「！？」
楓「！？」

友紀「…」
菜々「…」

【突如流れるAngel breeze】

早苗「え…何何何…」

瑞樹「何で私のばっかりネタに使うのよ…」

菜々「…wwwwwww」

楓「…wwwwwww」

友紀「ん…wwwwwww」

瑞樹「ん…ん？」

川島父「…」

早苗「wwwwwww」

瑞樹「ん？」

川島父「ねえ、あなたがー…くーれーたー…」

【川島父が娘の曲を歌いながら登場】

瑞樹「・・・」

川島父「しろいぼぉーし、みなみかぁぜがぁ、とーばしたぁー…」

早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

川島父「…もういら…ン…」

ちひろ「…www…」

瑞樹「…」

川島父「ン゛ァ゛ン゛ッッ！！！」

瑞樹「wwwwwww」

『全員 アウトー』

川島父「…」

【娘の歌に喉を詰まらされた川島父】

瑞樹「バカwwwじゃないのwww」

早苗「何でwwwこんなん引き受けてんのwwww」

友紀「…あーやば…これ…やっば…」

楓「wwwww」

菜々「…あっ」

黒ジャージ「…」ダダダダダ

瑞樹「…あ」

黒ジャージ「…」ガシッ

瑞樹「…あーあ…」

黒ジャージ「…！」ベシィッ

瑞樹「ァイダッ！！」

早苗「あーあ」

友紀「父親の前で…」

ちひろ「…w…」

川島父「・・・」

瑞樹「…はあぁ…」

友紀「身内ネタはやめて下さいよ。ホントに」

早苗「これ何も知らなかったらただの不審者よね」

菜々「そうですね」

瑞樹「あのね…そう言うけど…」

【第2停留所 到着】プシュー

楓「…あら？」

早苗「…あー…気合い入れてこ」パンパン

友紀「そうですねー…」パンパン

瑞樹「……？」

菜々「…」パンパン

瑞樹「…？」

楓「…？」

志乃・礼子「ルネッサーンス！！！」

【柊志乃・高橋礼子】

全員「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「いだっ…」

早苗「アダッ」

楓「ッ…」

友紀「イタッ…」

菜々「ぁ痛っだい！」

【髭男爵ネタで来る346最年長アイドル】

礼子「…」

志乃「貴族の、おまんざぁい…」

早苗「…酒臭っ…」

瑞樹「こんなの酔ってないと無理でしょ」

【既に酔ってる最高齢アイドル2人】

志乃「ドラマ「陸王」に影響を受けてミッドフット走法を真似して足首を痛めた…」

瑞樹「ん…」

早苗「陸王…」

菜々「…」

志乃「ってそれ安部やないかーい！」チン
礼子「…」チン

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「・・・」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

瑞樹「あー…あレ゛ッ…ね」

早苗「何かイチジッ…足引きずってたわね」

楓「痛いっ」

友紀「…ッ…あー…」

菜々「あれそれっぽいの買いましたけど凄い足の裏痛いですよ。石とか踏むと」

早苗「そりゃ地下足袋だったら痛いに決まってるでしょ」

礼子「…」

志乃「…その日の仕事よりも控え室でのパワプロのアプリを優先して現場に遅刻して川島に激怒された…」

友紀「えっ？」

志乃「ってそれ姫川やないかーい！」チン
礼子「…」チン

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「・・・」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

菜々「すっごい長い間怒られてましたよね」

友紀「…ん…」

【メンバーの過去を抉っていく先輩2人】

志乃「飲めると思って瓶ビールをあおってそのまま瓶の中に全部吐いた…」

志乃「ってそれ高垣やないかーい！」チン

礼子「…」チン

楓「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

早苗「…あー…あれね…」

瑞樹「全然いけますよってね」

楓「w…」

『全員 アウトー』

志乃「多少ゲームの知識が増え、友達の子供にドヤ顔でゲームが得意だと吹聴した結果スマブラでボコボコにされた…」

志乃「ってそれ片桐やないかーい！」チン
礼子「…」チン

早苗「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

『川島 高垣 姫川 安部 アウトー』

早苗「いや！！違うって！！これ、聞いてよ！！いや違う！！！」

楓「wwwww」

早苗「違うって！！スマブラね！！？何か…いや、背景が！！凝りすぎて！！キャラが見辛いの！！！ねえ！！！」

瑞樹「うるさいっ！！！」ベシッ

…。

『徐々に、それでいて着実にメンバーの精神とケツにダメージを与えていく高橋礼子、柊志乃…』

『そして最後は…？』

…。

礼子「…」

早苗「アンタ色々笑ってるけどね。どうなの？」

瑞樹「私？…いや、別に…」

楓「でもこの空気は…」

志乃「…かわしまみじゅき5ちゃーい…ばぶーばぶー」

瑞樹「アッふ」

早苗「は？」

友紀「え？」

志乃「…」
礼子「…」

楓「…」

志乃「…めっちゃスベっとるやないかーい！」チン
礼子「…」チン

全員「wwwwwww」

『全員 アウトー』

友紀「…で、何ですかソレ…」スリスリ

瑞樹「…いや…」

早苗「え？何だって？」

楓「5ちゃい」

菜々「5ちゃい」

瑞樹「…いや…」

早苗「…」

瑞樹「…何か…」

楓「…」

瑞樹「…酔っ………」

友紀「…？」

早苗「え？よ？」

瑞樹「…これ…もう…」

菜々「…」

瑞樹「…もう…いい…」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

『片桐 高垣 姫川 安部 アウトー』

【第3停留所 到着】プシュー



瑞樹「ん…」

早苗「これなんだっけ」

【突如流れ出すハイファイ・デイズ】

友紀「薫ちゃん達が歌ってるやつですよ」

早苗「あー…」

菜々「同じ事務所の人の歌くらい覚えて下さい」

薫「わーい！」パタパタ
【龍崎薫】
仁奈「バスでごぜーまーす！」パタパタ
【市原仁奈】
桃華「…」テクテク
【櫻井桃華】

千枝「…」テクテク
【佐々木千枝】

楓「わぁ」

早苗「元気ー…」

友紀「可愛い…」

北斗「…」バタバタ
【伊集院北斗】

友紀「ん？」

薫「みんなー！ここ座ろー！」パンパン

桃華「はしたないですわよ。他のお客様もいらっしゃるのですから…」ちょこん

仁奈「一番乗りでごぜーますー！」ちょこん

千枝「仁奈ちゃん、こういう時は一番乗りじゃないよ」ちょこん

北斗「…」ストン

早苗「あれ普通にヤバい奴でしょ」

菜々「ヤバいですね」

楓「絵面凄いですね」

【佐々木千枝、 櫻井桃華、 龍崎薫、 市原仁奈、伊集院北斗が登場】

薫「ねえねえ！今日新メンバーが来るって本当！？」

千枝「そうみたいだねー」

友紀「多分目の前にいるよ」

早苗「今隣にいる変態よ」

瑞樹「隣の変質者よ」

仁奈「本当でごぜーますか！？」

北斗「みりあもびっくりしたよー！！」

早苗「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

『片桐 姫川 高垣 アウトー』

早苗「ちょっともおおおおおおおお！！！！！」

友紀「キモいwwwキモいwwwww」

楓「wwwwwww」

菜々「これ向こうの事務所は了解してるんですかね」

瑞樹「いやー…」

千枝「6人ユニットかー…大丈夫かなぁ？」

瑞樹「この絵面どうなの？」

友紀「普通に通報モンですけど」

桃華「あら？噂をすれば…」

薫「えっ！？」

「ー！」パタパタ

菜々「あぁ元気な足音…」

「ーー！！」パタパタパタパタ

友紀「え？何何何…」

みりあ「チャオー！！！」パタパタ

瑞樹「あー…」

早苗「そう来る感じ…」

【赤城みりあが伊集院北斗として登場】

薫「あー！新しい子だー！！」

みりあ「チャオー！！！」

北斗「…」

桃華「みりあさん。どうですの？新メンバーでしてよ」

北斗「…w…」

早苗「アイツ笑ったわよね？」

友紀「そりゃ笑いますよ」

薫「ねー！お名前なんて言うの？」

みりあ「？えっとねー…」

友紀「名札見てるけど…」

菜々「多分何て読むか考えてるんですよ」

みりあ「えっとねー…」

北斗「…」

【名前の読み方を考える赤城みりあ】

楓「凄い複雑そうな顔してますけど」

早苗「そりゃあね…」

薫「龍崎 薫だよー！よろしくねー！」

みりあ「伊「しゅう」院北斗だよー！よろしくね！」

瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」
菜々「wwwww」
北斗「wwwww」

『全員 アウトー』

早苗「地味にwww間違えられてるwwwイタッ…」

瑞樹「いしゅういん…アダッ」

楓「嫌な臭いするみたいな…痛いっ」

菜々「痛いっ…」

友紀「あっちも笑ってんじゃイッダ！！」

北斗「…www…」

薫「わーい！よろしくねー！」

桃華「北斗さん、北斗さん」

みりあ「なあに？」

桃華「…伊じゅう院…！」ボソ

早苗「…！！」
菜々「…！！！」

みりあ「え？」

桃華「…い・じゅう・いん…！」ボソ

みりあ「え？野獣？」

桃華「ブフッ」

【野獣院北斗】

北斗「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『片桐 高垣 安部 アウトー』

早苗「…あー！キッツ…」

瑞樹「毎回キツいわよ」

早苗「

比奈「…うへ、へへへ…」

菜々「？」

比奈「えへ…えへへぇ…」

【荒木比奈が暗い顔で登場】

早苗「何してんのアレ」

瑞樹「確か…〆切に間に合わないって悟った時の顔」

比奈「えへへ…あーもう終わりっス。終わりっスよ…絵描き失格っス」

友紀「〆切って漫画とかですか？」

瑞樹「あんまり…知らない」

早苗「っつかヤバイなら何でこの仕事引き受けてんのよ」

比奈「あー…アタシの人生終わりっスよ…」

楓「本業アイドルじゃないの？」

比奈「あー…こうなったら一層の事、346に名を刻むくらいのことしてやりたいっスね」

友紀「…いやいや…」

菜々「気が早いですって…」

比奈「…はぁぁぁぁ…ぁ…」



瑞樹「ん？」

早苗「は？」

心「生きてるって、なーんーだーろ…」

フレデリカ「生きてるって、なぁに」

瑞樹「は？」

心「生きてるって、なーんーだーろ…」

フレデリカ「生きてるって、なぁに」

友紀「何してんの…？」

早苗「そのネタ他局じゃない」

【テリーとドリー(心とフレデリカ)】

心「…はぁ…ぁぁぁぁ…い…」

菜々「・・・」

フレデリカ「！お姉ちゃん！！」

心「…何？いたの？」

友紀「セットで来たじゃん」

フレデリカ「どうしたの！！そんなトイレのスッポンみたいな顔してさァ！！！」

心「…それどんな顔…」

瑞樹「www…」

フレデリカ「お姉ちゃん！！！」

心「…w…いや…そういう顔にもなるさぁ…」

早苗「何で笑う犬…？」

楓「…ww」

心「あのねぇ…」

フレデリカ「うん！」

心「先月のライブも全体曲オンリー…」

フレデリカ「うんっ！」

心「今月のライブも全体曲オンリー…」

フレデリカ「うーんっ！」

心「こないだユニット組めた…」

友紀「www…」

菜々「まぁ…はい」←相方

心「来月のライブも全体曲オンリー…」

フレデリカ「うーんっ！」

早苗「wwwww」

心「このままじゃ！！来年も！再来年のライブも！！全体曲オンリー！！！！」

フレデリカ「お姉ちゃん！！」

心「毎回毎回個人曲無しで全体曲オンリー！！！！」

フレデリカ「フレデリカあるよ！！」
https://i.imgur.com/RBSoNWS.jpg

心「うるせえ！！！！！」ベシッ

友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」

心「毎日毎日同じことの繰り返しで！！！お姉ちゃん生きてる気がしないんだよォォォォォオオオオオ！！！」

フレデリカ「そんなことないよお姉ちゃァん！！！」

【既に笑いましたが、引き続きご覧下さい】

フレデリカ「お姉ちゃん！！これ見て！！手置いて！！」ズシッ
https://i.imgur.com/6cnAtxG.jpg

心「…何それ…」

フレデリカ「スイッチ！オン！！」ブィィィィィン

心「…何してんのこれ」

フレデリカ「そしたら！あのメガネの女の人の手に触る！！！」

比奈「・・・」

早苗「あー…そこでね」

心「ねえこれバチってなるやつだよね…痛いって絶対…」

フレデリカ「お姉ちゃん！！！弱虫！！」

心「え？」

フレデリカ「ケダモノ！！！この長野県！！！！」

心「長野は悪口じゃねぇ」

フレデリカ「良いから良いからぁ」

心「え？」

フレデリカ「フレを信じてぇ」

心「いや…」

フレデリカ「出来るよ出来るよぉ」

心「これは…勇気いるわ…」

フレデリカ「お姉ちゃん出来るよぉ」

心「…何かお姉ちゃん勇気湧いてきたよ…」

フレデリカ「出来るよ！お姉ちゃん出来るよ！！」

心「うるせえ！！やるっつってんだろ！！！」

フレデリカ「お姉ちゃん！！はいっ！！」

心「はいっ！！」
https://i.imgur.com/QHk8ubi.jpg

心「ッアアアアアアアアイ！！！！」
比奈「ッアアアアアアアアイ！！！！」

全員「wwwwwww」

『全員 アウトー』

【※佐藤心デビューシングル発売決定！】

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…ハァ…」

友紀「楓さん」

菜々「アイドルがしていい顔じゃないですよ」

楓「アイドルって何？」

瑞樹「ね」

菜々「それ言っちゃう…」

【プロダクション 到着】プシュー

早苗「あー…」

友紀「やっと着いた…」

ちひろ「全く貴方達は…バスの中でくらい大人しく出来ないのかしらね」

菜々「…」

ちひろ「さっさと降りなさい。時間は有限よ」

友紀「腹立つ…」

…。

『笑いの刺客に翻弄された5人…ようやくプロダクションにバスが停まり、束の間の安らぎを得ようとする…』

『そしてこのプロダクションこそ、伝説の男、武内氏が築き上げた、【武内プロダクション】なのである！！！』

…。

ちひろ「さあ、着いたわよ」

瑞樹「…」

楓「…」

ちひろ「ここがかつてアイドル界にその名を轟かせた名プロデューサー、武内氏が築き上げた【武内プロダクション】よ」

早苗「言うほど？」

友紀「知りませんよ」

ちひろ「見なさい。彼の写真よ」

楓「…」

https://i.imgur.com/4xrAU8d.png

楓「ブッフォ」
瑞樹「ンブッフ」
早苗「ブフッッ」

友紀「…うわー…」

菜々「あー…」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

ちひろ「…w…」

瑞樹「何こッ…何これ…www」

早苗「アダッ…似合わないわねこの人…」

楓「ン゛グッ…ン゛ン゛…」

友紀「いやー…でもそれって今までのイメージがあるかr」
https://i.imgur.com/4xrAU8d.png

友紀「rハハハハハハハハハハ」

菜々「…」

『姫川 アウトー』

友紀「あー…ダッ…」

ちひろ「ちなみに、彼の名前は…」

瑞樹「…」

早苗「…」

ちひろ「アレよ。アレ」

楓「…」

ちひろ「武内……あ…」

瑞樹「…」

ちひろ「武内・ジャック・ウエストウッドよ」

友紀「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

【AM8:00】

…。

『武内・ジャック・ウエストウッドの写真に目を通し、5人が向かった先…』

『…そこで、毎回恒例となった【アレ】に目をやるあの女…』

…。

ちひろ「じゃあここでしばらく休憩してて。また来るわよ」バタン

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

早苗「…」スッ

瑞樹「…何？」

早苗「…」スッ

瑞樹「アンタ開けて」ペシッ

早苗「…アンタから順番…」

瑞樹「…」

早苗「…じゅんばん…」

瑞樹「3○でそれが通用するって思ってんの？」

早苗「wwww」
菜々「wwww」

『片桐 安部 アウトー』

…。

『片桐が川島に対して訴えかけたそれ…』

『そう、引き出しネタである！！』

『しかし毎度起こる笑い以外の刺客…』

『互いに順番を押し付け合う中、川島から始まる事に…』

…。



瑞樹「…じゃ、行くわよー」

友紀「はーい」

菜々「はい」

瑞樹「まず1段目…っ」ガラッ

早苗「…」

楓「…」

瑞樹「…」

友紀「何かありました？」

瑞樹「…」スッ
https://i.imgur.com/NArl6FO.jpg

友紀「・・・」

菜々「・・・」

早苗「・・・」

瑞樹「…2段目ー…は、無い…3段目…」ガラッ

楓「…」

瑞樹「…」スッ
https://i.imgur.com/NArl6FO.jpg

早苗「・・・」
菜々「・・・」
友紀「・・・」

瑞樹「…」
https://i.imgur.com/NArl6FO.jpg

楓「…」

瑞樹「…」

【全員SAFE】

早苗「…あのね、ゆっくりし過ぎ。もっとサクサク行かないと」

菜々「いやでもこれ怖いですよ。本当に」

早苗「いやいや…すぐ！パッとやって、パッと終わらす！これが一番良いわけ」

瑞樹「早よせっ」ゲシ

早苗「素ッッ！！」

楓「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

『高垣 安部 アウトー』

友紀「…これ(引き出し)って、毎回アタシか菜々ちゃんがオチになってません？そういえば…」

菜々「いつも一番最後ですしね…いだっ」

楓「…痛いっ…じゃあ順番変える？」

早苗「菜々ちゃんからやってみる？」

菜々「…そうですねぇ…」

友紀「じゃあ、ちょっと様子見しようよ。菜々ちゃんで」

菜々「言い方…まあ、開けますかね…と」ガラッ

瑞樹「思い切ったわね」

菜々「無い…まあ、何か噴射されるとか以外なら別に驚くとかは無いですからね」ガラッ

友紀「あー…白い煙がねぇ。バーッてね…」

菜々「…あれー？」ガラッ

早苗「無い？」

菜々「無いですねぇ……あ」ガラ
https://i.imgur.com/x9uW1po.jpg
【謎のDVD】

友紀「うわー…これだよ」

早苗「来たわねー…いきなり」

楓「やっぱりオチ要員は菜々ちゃんなのね」

菜々「人を何だと思ってるんですか」

瑞樹「…それ、どうする？観るの？」

菜々「…いやー…」

友紀「やだなぁ…」

早苗「また蹴られるかもしれないからねぇ…」

楓「なら次私行きましょうか？」

菜々「そう…です…かねぇ？」

瑞樹「じゃあ次…」

楓「行きますよ」

早苗「この子はあんまそういう扱いが無いわよね」

友紀「一回蹴られたらアタシ達の苦労が伝わると思いますよ」

菜々「あれ凄い痛いんですからね」

瑞樹「この子もくらってるわよ。一回」

友紀「え？そうでしたっけ？」

早苗「あれよ。鬼ごっこ…鬼ごっこ？」

瑞樹「24時間耐久鬼ごっこ？」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466380823/

楓「鬼ごっこの…一番初めでしたかね」

菜々「あ。そうですよ。あれでもんどりうって」

楓「今でもたまに痛むからね」

友紀「いやそれは嘘でしょ」

早苗「すぐ大ごとにしようとしてるわよ」

楓「ホントなんですよ。だからもう走れませんよ」

瑞樹「早く開けなさいよ」

楓「ンッフ」

友紀「…」

菜々「…」

楓「……開けますかね」

早苗「笑ったわよ」

菜々「笑いましたね」

楓「大丈夫みたいですよ」

【見逃したのでセーフ】

友紀「見つかってないのかな…」

早苗「えー…ずるいそれ…」

楓「じゃあ開けます…あれ？」ガタガタ

早苗「ん？」

瑞樹「何？」

楓「…開きませんね…」ガタガタ

友紀「鍵かかってます？」

楓「ん…何か、引っかかってるみたい…」ガタガタ

早苗「ちょっとどいて」

楓「あ、はい」

早苗「何突っ込んだのかしらね…ん…！」ガタガタッ

瑞樹「…っていうか、楓ちゃんのだけ引き出し大きくない？」

楓「あ、言われてみれば…」

【他の引き出しよりかなり大きい高垣の引き出し】

早苗「何が入ってん…の！！」ガラッ

菜々「おおっ」

友紀「流石」

瑞樹「ゴリラね」

早苗「いやいや…この子が力無さすぎんのよ」

楓「…あ…」スッ

瑞樹「え？」

楓「…」ゴトッ
https://i.imgur.com/PEfgJp4.jpg

早苗「え…」

友紀「それって…」

菜々「あれですよ。和歌山にある酒造さんが作ってくれた…」

楓「コラボですよ。コラボ」

瑞樹「コラボって苗字書いてあるだけじゃない」

早苗「でも確か今売られてないんじゃなかったかしら」

楓「まあそうなんですけどね……あ」ガラ

早苗「…」
https://i.imgur.com/PEfgJp4.jpg

【一番下から大量の高垣】

友紀「めっちゃあるじゃないですか」

早苗「ギッチギチに入ってるわよ」

菜々「売られてないんですよね？もう」

早苗「多分これだけじゃないでしょ」

楓「…」

瑞樹「…売れたの？」

楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
友紀「…」
菜々「…」

楓「本当に誰でも良いから買って下さい」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『川島 片桐 姫川 安部 アウトー』

楓「……」

瑞樹「イダッ…」

早苗「調子に乗るから…イッタ！！」

友紀「木久蔵ラーメンじゃないんだから…あだっ」

菜々「痛いっ…」

楓「結構話題になったのに」

友紀「売れないってイメージがつくとホント売れなくなりますよ。そういうの」

早苗「これ中身水だしね」

楓「違うもん！！！！」

早苗「wwwwwww」

『片桐 アウトー』

菜々「何でそこだけ敏感なんですか」

楓「違うもん」

早苗「…あだっ……で、次は？友紀ちゃん？」

友紀「そう…しますかね。じゃあアタシで…」

友紀「…じゃ、開けまーす！」

菜々「…」

友紀「せーのっ」ガラッ

菜々「…あ」

友紀「…」

瑞樹「…？」

友紀「…」スッ

早苗「…え？まさかの？」

友紀「…何で？」
https://i.imgur.com/x9uW1po.jpg
【謎のDVD 2】

瑞樹「それ以外は？」

友紀「…無いで…あ」

菜々「？」

友紀「何か奥…何かある…」

楓「もう一枚あるのかしら？」

友紀「いや…あれ？これ…は…」スッ
【謎のスイッチ】

早苗「何それ」

友紀「いや…押します？」

早苗「やだ怖い」

友紀「いやでも押さないと何かアレじゃないですか」

菜々「何か落ちてこないですよね？蛇とか…」

友紀「いやー…」

瑞樹「とりあえず押してみたら？」

友紀「…じゃあ、押してみますね。ちょっと離れてて…」

菜々「はい…」

友紀「…行きまーす！！」

早苗「…！」

楓「…！」

瑞樹「…」

菜々「…」

友紀「…んっ！」ポチ

『ウッサミーン！！』

菜々「・・・」

瑞樹「・・・」

早苗「・・・」

楓「・・・」

友紀「…」ポチ

『ウッサミーン！！』

友紀「…」

楓「菜々ちゃんね」

菜々「そうですけども」

早苗「え？何も起きない？」

友紀「…」ポチ
『ウッサミーン！！』

瑞樹「何か違和感とかない？」

友紀「…」ポチ
『ウッサミーン！！』

瑞樹「…それで返事しない」

友紀「…」

瑞樹「…」

早苗「…」

友紀「…」ポチポチポチポチポチポチポチ
『ウッサ『ウ『ウッサミ『ウッサミ『ウッサミ『ウッサミ『ウッサミーン！！』

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

菜々「コラ」パァン
友紀「イビャッ」

菜々「人を何だと思ってるんですか」

瑞樹「仕方なイ゛ッ…でしょ」

早苗「イダッ…」

楓「悪いの友紀ちゃん…痛いっ」

菜々「もう触らないように。こっち入れときますからね」ピシャッ

友紀「…まあ、とりあえず早苗さんですよ。一番最後」

早苗「最後かー…」

瑞樹「自分が言い出したんでしょ」

早苗「まあそうだけどさ…開けるわよー…」

菜々「…」

早苗「…」ガラッ

瑞樹「…無いわね」

早苗「…」ガラッ

楓「無いですね」

早苗「…あっ」ガラッ

友紀「何かありました？」

早苗「…ん…ん？」スッ
https://i.imgur.com/8NoihVZ.jpg

菜々「…ブルドッグ…？」

瑞樹「…？何か…」スン…

楓「…臭い…？」

早苗「…」スッ

瑞樹「…」スン…

菜々「…」

瑞樹「…ン゛オ゛エッッ」

早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『片桐 高垣 姫川 安部 アウトー』

【本物のブルドッグがむしゃぶりついた人形】

瑞樹「クッサ…何それ…」

友紀「イダッ」

早苗「いや確かに臭いここからデッ…もキツイもん」

楓「…痛いっ…」

菜々「あうっ…」

瑞樹「もう本当近づけないでよそれ。犬がむしゃぶりついたやつでしょ」

早苗「…」

瑞樹「…」

早苗「…」スッ

瑞樹「…」

楓「…」

瑞樹「近づけるなって言ってるでしょお」グリグリ
早苗「クッサ！！！クッサァ！！！！オ゛エ゛ェ！！！」

楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『高垣 姫川 安部 アウトー』

友紀「アイドルがオエーとかやめてくれませんかねホント…イダッ」

楓「こんなの絶対…ダッ……ダメでしょ…」

菜々「痛っ…」

早苗「オエぇ」

瑞樹「…手ぇクサッ…」ジャー

早苗「ちょっとこれどっかやっといてよ。友紀ちゃん」

友紀「え？アタシですかぁ…？」

早苗「ホントこういうの苦手だから。無理」

友紀「…じゃあ、そこに置いてくださいよ」

早苗「え？」

友紀「いや、えじゃないんですよ。何ですかそのとぼけた顔は」

早苗「いや、え？」

瑞樹「どうしたの？」

楓「え？」

友紀「いや何ちょっと分からないみたいな顔してんですか。魂胆丸見えなんですよ貴方達」

早苗「ちょっと分かんない」

瑞樹「ねー」

友紀「いやいやいやおかしいですって」

楓「じゃあ私からハイ」

友紀「貴方一番信用無いんですよ」

楓「酷い…」

菜々「もう捨てておいた方が良いですよ」

友紀「そうですよ。そこにゴミ箱あるでしょ」

楓「あ、ここにあったんだぁ」

友紀「さっきから目の前にあったでしょ…」

早苗「あ、これね、これ」

瑞樹「そう…」

友紀「…」

楓「…」

菜々「…」

楓「あ手が滑っ」
友紀「丸見えなんですよアンタらマジで」グリグリグリグリ

楓「#☆=・%#?〒|○♪々〒÷°$￥！！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「wwww…」

『川島 片桐 安部 アウトー』

早苗「運動系は伊達じゃないわね痛いっ」

瑞樹「今の反応早かったわね…あだっ」

菜々「何なんですかこのくだり…イッタ！！」

楓「うえぇ…メイク落ちてない…？」

友紀「知らんスよ…手クサッ」ジャー

早苗「…で？後はそのDVDだけ？」

菜々「そうですねぇ。この2枚…」

友紀「…どうします？どっち先にします？」

瑞樹「友紀ちゃんのにしてみたら？」

早苗「意外と普通かもしれないわよ」

友紀「いや普通が分からないんですよ。こいつ(DVD)の」

菜々「何にしても嫌な予感しかしませんからね」

瑞樹「…まあ、とりあえず観てみたら？」

友紀「気にはなりますからね…じゃあ、アタシのから行きますよー…あれ？これ…あ、入る入る…」

楓「何も題名書いてないのが怖いわよね」

菜々「書いたらバレますからね」

友紀「はい入れました」ウィーン

友紀「…」

瑞樹「…何？」

早苗「え？」

春香『…』
冬馬『…』

友紀「何か映ったんですけど」

菜々「ありがちな青春ドラマっぽいですね」

春香『…』

冬馬『…そうか。親御さんの都合で…』

春香『うん。大阪。行くんだ』

冬馬『…そっか…』

菜々「何か始まりましたね」

早苗「関係は終わりそうだけどね」

冬馬『…』

春香『…何？冬馬君…』

冬馬『いや…』

春香『…』

楓「悩んでますねぇ」

冬馬『…あー…』ガリガリ

春香『…』

早苗「え？何ー…？」

冬馬『…ン゛』

菜々「何ですかねー…」

冬馬『ん！んん！！』

春香『わっ！？ど、どうしたの！？』

冬馬『は、春香！！』

春香『はいっ！？』

冬馬『…お、俺…俺…！！』

春香『…！』

冬馬『俺、お、お前が好きだ！！』

春香『！！！』

楓「わ」

冬馬『大好きだ！！！』

友紀「おー…」

冬馬『大好きだ！！春香ー！！！！』

早苗「あー良い感じ」

春香『…冬馬…君…』

冬馬『…ハァッ…ハァッ…』

春香『…』

冬馬『…』

春香『…』

瑞樹「…」

冬馬『…あー！気が済んだ！ははははは！』

春香『…』

冬馬『…じゃあな！春香！たまには帰ってこいよ！』

早苗「こんなんされたら二度と会わないけどね」

菜々「素敵じゃありませんか」

春香『！…冬馬君！！』

冬馬『！』

春香『…わた…私も…』

冬馬『…』

春香『私も、好き！！』

冬馬『！！！』

瑞樹「あら」
早苗「あら」
楓「あら」
友紀「わあ」
菜々「あら」

春香『不器用で、ぶっきらぼうな冬馬君が好き！！』

早苗「…」

冬馬『…』

春香『怒りっぽいけど、優しい冬馬君が好き！！』

冬馬『…』

春香『本当は努力家だけど、絶対に表に出さない冬馬君が好き！！』

冬馬『…！』

春香『お尻蹴られてる、姫川が好き！！』

友紀「ん？」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『友紀 空手キック』
『川島 片桐 高垣 安倍 アウトー』

友紀「ん？」

有香「押忍ッ！！」ガラッ

友紀「ん…ン゛！？」

【姫川に空手キック】

瑞樹「wwwwwwッww」

早苗「ヒーッ…！ヒーッ…！…ッ…」

楓「駄目www無理ィッ…ンフフフ…」

菜々「イッ…wwwww」

友紀「いやいやいやいやいや！！！おかしっ…おかしいって！！V(TR)観てただけじゃん！！！」

有香「押ォ忍！！！！」グイッ

友紀「嫌だって！！！アタシ何もしてないじゃん！！！」

有香「押忍ッ！！！」グイッ

友紀「ちょっ…ホント…アタシさぁ…」

有香「…ヤー！！」

友紀「…」

有香「ヤー！！」

友紀「…」

有香「ヤー！！！」

友紀「ヤアアアアアアアアアア！！！！！」
有香「アアアアアアアアアアア！！！！！」べシャア

友紀「ッアアアアアアアアアアアアアイ！！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 安部 アウトー』

友紀「…スーッ…フゥーッ…スーッ…フゥーッ…」

早苗「いった…何してんの？」

瑞樹「いだっ…知らないけど…」

楓「奇声ホントやめて…痛いっ」

菜々「あだっ…」

友紀「…あー今までで一番くるやつこれ…」

菜々「いきなりでしたからね」

早苗「そろそろコンクリ壊せそうね」

友紀「…っていうか…」

楓「？」

友紀「『姫川』って…」

瑞樹「…ンフッ…」

友紀「あ」

早苗「あ」

瑞樹「あ」

『川島 アウトー』

楓「私達全員あの人(ちひろ)にこの呼ばれ方よ」

友紀「まあそうですね」

瑞樹「いだっ…素に戻らないでよ」

楓「でもこれで痛み系のDVDは終わったんじゃない？」

菜々「痛み系しかないじゃないですか。ここにいると」

友紀「もうアタシやだよー…本当痔になるよこんなん」

早苗「痔ってアンタ…」

瑞樹「…とりあえずそっちも観ましょうよ。何があるかは分からないけど」

菜々「人ごとだと思ってますね。確実に」

瑞樹「いや…」

早苗「でもこっち側無いわね。特にこの子」

瑞樹「私だってまあまあくらってるのよ」

楓「でも一番痛み系逃れてますよ」

瑞樹「そんな事はないでしょ」

友紀「スタッフから優遇され過ぎじゃないですか」

瑞樹「ん…」

早苗「…」

友紀「…」

瑞樹「まあ5ちゃいだからねぇ」

友紀「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
菜々「wwwww」

『片桐 高垣 姫川 安部 アウトー』

早苗「いだっ…」

楓「伝家の宝刀みたいニ゛っ…言うのやめてもらえませんか…」

友紀「その台詞肘ついて言う事じゃないですからね…あだっ…」

菜々「凄い気にされてるじゃな゛…いですか」

瑞樹「…」

菜々「…ま。観ますかね。置いておいても仕方ないですし…」

友紀「…そうだねー…あーお願いします…！もーやめて！」ウィーン

『…』

菜々「蹴りだけは…蹴りだけは…！」



友紀「…？」

菜々「…？」

『～美しい日本語講座～』

早苗「美しい日本語講座…」

(CV 四条貴音)『美しい国…日本。そんな日本の言葉、日本語。皆さん…本日は日本語を勉強していきましょう』

早苗「あら」

『アイドル、大和撫子に必要不可欠なもの…正しい日本語を覚え、これからのアイドル生活に役立てていきましょう』

瑞樹「大事な事ね」

『本日講師を務めて頂く方は、765プロダクションが誇る沖縄出身の動物好きアイドル、我那覇響さんです』

楓「それっぽい…」

友紀「よくやってくれますよね」

『それでは、響。よろしくお願いします』

菜々「そうですねー…」

響『んなぁみーちはいさい。わんわ我那覇響やいびーん。ゆたしくうにげーさびら』

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「不意打ちはダメ、不意打ちはダメェ゛ッ」

早苗「予想してたけどねェ゛ッ…」

楓「何語講座なのこれ…いたいっ…」

友紀「無理無理無理…ィ゛ッ…ンフフ…」

菜々「あー…いだっ…」

早苗「昔の人でもああはならないでしょ…」

瑞樹「もう原型無いじゃない」

響『ちゅらくとぅば。日本語。ちゅーや沢山覚えていってね！』

友紀「あそこから標準語に直すの時間かかりそー…」

『それでは、レッスン1に行きましょう』

早苗「こっちは行っていいとは言ってないけどね」

『レッスン1 ～朝の挨拶～』

響『♪』

『おーい！！』
『響ちゃーん！』

響『ん？…お！』

瑞樹「ここは普通なのね」

『響ちゃん！』
『響ちゃん！おはよう！』

響『うきてぃーやいびーん。ちゅーもいいーウヮーチチやいびーんね！』

菜々「ンブフフフフフフ」

早苗「だからもぉンフフフフフフフフフ」

『片桐 安部 アウトー』

友紀「これ系弱いんだ」

楓「ね」

菜々「いや…もうこういう分かってるやつは…いだっ…」

早苗「ンフフフッッ…はぁ」

『分かりましたか？では次はレッスン2。お昼での会話、ですね』

瑞樹「解説しなさいよ」

『レッスン2 ～お昼の会話～』

『あ、もう12時だー』

『休日って時間経つの早いよねー…』

『響ちゃん。お腹へったねー…』

響『わたが空いたから、ぬー処か店んかいりっか』

早苗「…ン゛！！」

友紀「これホント何言ってんですかね」

楓「本人は分かってるのかしらね」

『覚えましたか？…それでは次は、夜。お別れの際に使う日本語を学びましょう』

瑞樹「覚えてないわよ」

早苗「まず学べないんだけど」

『レッスン3 ～夜～』

『あー！カラオケ楽しかったー！』

友紀「あんなんと行ったら何も楽しくないでしょ」

早苗「よく付き合ってくれるわね。この友達』

『響ちゃん。お疲れ様！』

『またねー！』

響『うたいみそーちー。またアチャー！』

早苗「～！！」

菜々「～！！」

友紀「おー…」

瑞樹「耐えきったわね」

菜々「いやー…きついですよまあまあ」

『皆さん。きちんと正しい日本語を覚えましたか？』

瑞樹「日本語として認めてないからね。こっちは」

『覚えた気にはなっていませんか？』

早苗「多分あいつよりは出来るわよ」

『…それでは、実際に使ってみましょう！』

菜々「？」

早苗「？」

『実際に使ってみよう～実用編～』

『おーい！おーい！』
『おはよー！』

友紀「実用はしてんですけどね。もう二十数年」

楓「ね」

『おっはよー！』

アナスタシア『Доброе утро. Сегодня это хорошая погода.』

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

『川島 片桐 安部 アウトー』

友紀「もう無茶苦茶だぁ」

楓「無茶苦茶だぁ」

続きまた明日書きます

乙！

【AM9:00】
…。

『引き出しネタを何とか乗り越えたものの、その顔からは既に疲労困憊の色が…』

『会話も無く、ただ机に突っ伏し時間が過ぎるのを待つ…』

『そんな中、あの女が姿を現わす…』

…。

ちひろ「…」ガチャ

瑞樹「…」

早苗「…」

ちひろ「こんな所で何気を抜いてるの。全くアイドルとしての自覚が足りない5人ね」

友紀「…」

ちひろ「まあ恐らく慣れない環境に疲れたのね」

菜々「慣れてますけど」

ちひろ「でも安心して。そんな悩めるアイドル達の悩みを聞くカウンセラーがここにはいるのよ」

早苗「カウンセラー…」

ちひろ「今からそのカウンセラーに会いに行くから。付いて来なさい」

楓「…」

…。

『悩めるアイドル達の悩みを聞き、解決するカウンセラーも常駐している武内プロダクション』

『その部屋に案内する、とちひろに連れられた先は…』

『…しかし、その前に…』

…。

ちひろ「ここが、武内プロダクションが誇るスーパーカウンセラーがいる部屋よ」

早苗「…」

瑞樹「普通の部屋…」

ちひろ「ただ、その前に注意事項があるわ」

友紀「もう散々聞いたんだけど」

ちひろ「カウンセラーである前に、この先生は霊能力者でもあるわ」

菜々「…」

早苗「・・・」

ちひろ「見えてはいけないものが見える。もし貴方達にそんなものがあるとしたら大問題よ」

楓「…」

ちひろ「でも安心して。先生なら解決出来るわ」

早苗「お手軽ね」

友紀「お手軽ですね」

ちひろ「じゃあ入るわよ。先生。先生ー」コンコン

『…どうぞ…』

瑞樹「お邪魔します…」
早苗「お邪魔します…」
楓「お邪魔します」
友紀「お邪魔しまーす…」
菜々「お邪魔します…」

小梅「あ、よ、ようこそ…」
【白坂小梅】

雫「…」
【及川雫】

ちひろ「あら。先客がいたみたいね」

瑞樹「…」

ちひろ「先生。その人は…」

雫「…」

小梅「この人は…ちょっと危ない…」

ちひろ「そうなんですね。…貴方達、ここは見学よ」

瑞樹「勝手にプライベート覗いて良いのかしら…」

友紀「あっちに許可取らなくて良いんですかね」

ちひろ「そこに座って。みんなで先生の力を見ると良いわ」

小梅「…」
雫「…」

早苗「耳穴だらけ」

菜々「まあそれは…」

【霊能カウンセラー 小梅の相談室】

小梅「…今日の、悩み…は？」

早苗「さっき危ないとか言ってなかった？」

雫「…実は、ずっと肩が重くて…」
楓「ぶら下げてる肉まん２つが犯人よ」
友紀「ぶら下げてるやつのせいだよ」

菜々「すっごい食い気味…」

小梅「…うん。肩…両肩？」

雫「はい…」

小梅「…それはね、きっと、貴方に取り憑いてる人のせいだと、思う…」

瑞樹「多分違うわよ」

小梅「あのね…貴方をね、じっと見てるの…ずーっ…と…」

雫「ほ、ほんとですか…？」

友紀「嘘だよ」

小梅「あ、あのね。あっちの、窓…」

雫「ま、窓…？」

小梅「窓に、いるの…」

雫「…？」

千早『…』ヌッ
藍子『…』ヌッ
【如月千早・高森藍子】

瑞樹「あ」

千早『…』

雫「い、いるんですか…？」

小梅「う、うん…いるの…」

藍子『…』

友紀「いるけどさぁ」

雫「…ど、どんな、お化けなんですか…」

小梅「えっとね…」

千早『…』
藍子『…』

小梅「…うん…うん…」

雫「ど、どんな感じなんですか！？」

小梅「…あのね？」

千早『…』

小梅「巨乳に恨みがある無乳の霊がいるの」
千早『ッ」ガラッ
藍子「ッ！！」ガシィ

早苗「wwwww」

瑞樹「wwwww」

菜々「www…」

『川島 片桐 安部 アウトー』

友紀「・・・」
楓「・・・」

千早「～！！！」バンバンバン
藍子「～！！！」グイィィィィ

【AM9:30】

…。

『カウンセラーの実力を垣間見た後、一行はちひろに促されるまま次の部屋へ…』

…。

ちひろ「本当、流石一流のカウンセラーね。素晴らしいの一言に尽きるわ」

菜々「ナナが言えたことじゃないですけど日本語おかしくないですかね」

友紀「台本にそう書いてあるんじゃないの？」

ちひろ「次はレッスンの講師を紹介するわ」

早苗「一気に紹介してよ」

ちひろ「この部屋にいる講師はどんなものよりも可愛らしい言葉遣いをマスターした伝説のアイドルよ」

瑞樹「いやー…」

楓「休みたい…」

ちひろ「可愛さのかけらもない貴方達に今日は色々教えてくれるらしいから」

早苗「可愛いって言われて飯食ってきたんだけど」

菜々「そうですよ」

ちひろ「さあ、入るわよ」ガチャ

瑞樹「ノックくらいしなさいよ」

ちひろ「先生。新人アイドルのみんなを連れてきました」

「…」

友紀「何回やれば新人から抜け出せるんだろ…」

ちひろ「さあ、貴方達。自己紹介して。まずは川島から」

瑞樹「…川島瑞樹、です」

「…」バンッ

瑞樹「…」

早苗「何かめっちゃ怒ったけど」

瑞樹「自己紹介しろって…」

友紀「可愛さが足りないんじゃないですか？」

瑞樹「自己紹介で…？」

菜々「もっと可愛らしくいきましょう」

瑞樹「…。……」

早苗「はい可愛らしく」

瑞樹「…うっうー！！！！」

早苗「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

瑞樹「かわしまみじゅきぃ！！！！」

菜々「wwww」

楓「wwwww」

瑞樹「5ちゃいでンフフフフフフフフフ」

ちひろ「wwwwwww」

『全員 アウトー』

友紀「いだっ…」

早苗「いや素直にキモいって言えル゛ッ…言えるわ…」

楓「今のはないですね…痛いっ」

菜々「ッ…イタい…」

「…ふむふむ…」

ちひろ「…」

早苗「…」

「…そうれすかそうれすか…」

友紀「…あー…」

七海「貴方達が新人のアイドルれすね！待っていました！」クル
【浅利七海】

早苗「誰だっけ」

菜々「自分のとこの所属してる人くらいはいい加減覚えて下さい」

七海「浅利七海、武内プロダクションのトレーナーなのれす！」

早苗「だって」

楓「だって」

友紀「ちょっと黙ってて下さい」

瑞樹「ね」

七海「…さて！」パン

菜々「…」

七海「先程『可愛らしい』挨拶をやってみてもらったわけれすが…」

瑞樹「…」

七海「まあ、30点！というところれすね！」

友紀「赤点免れましたね」

早苗「あんなん一発で停学なのにね」

瑞樹「はっ倒すわよ」

七海「しかし、れすよ？…まだまだ可愛くなれる！そんな方法があるのれす！」

友紀「…」

七海「それがこの七海が作った【浅利七海語】なのれす！」

早苗「あーめんどくさいやつ…」

【浅利七海語で可愛く喋ろう】

七海「まあ、説明するよりもれすよ。やってみた方が早いれすからね…」ゴソゴソ

七海「はい。ここにフリップがあります…」ドン

楓「…」

七海「はい。では瑞樹さん、これを読んれ下さい」
【でんでん虫】

瑞樹「…これ？」

早苗「これ…」

瑞樹「…でんでんむし…？」

七海「はい。違います」

早苗「…」

瑞樹「…」

七海「えー…正解…は、【れんれん虫】、れす」

友紀「…」

七海「はい。次はこれれす。早苗さん」
【デデンネ、デデデ大王と出会う】

早苗「…ででんね、でででだいおうとであう…」

七海「はい。全然違います」

早苗「…デデンネって何…？」

菜々「ポケモンです」

七海「正解は【れれんね、れれれだいおうとれあう】、れす」

早苗「あれ逆に言いづらくない？」

友紀「いや分かんないです…」

七海「えー、はい。次はこれなんで、あ、れすが」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

『川島、高垣、姫川、アウトー』

七海「…」

瑞樹「いっだ！」
早苗「あーダメダメコレ゛ッ…」
楓「無理に言おうとするから…いだっ」
友紀「あだっ…そうですね…」
菜々「怖いなぁもう…い゛っ…」

七海「はい！これれ皆さん可愛いアイドルになりました！」

瑞樹「じゃあどうしてお尻叩かれてるのかしら」サスサス

ちひろ「流石先生ね。アイドルに最も必要な可愛さをこんな短時間で伝授してしまうなんて」

友紀「…腹立つ…」

ちひろ「じゃあ次は常務に挨拶に行くわよ」

菜々「…」ピク

早苗「…あー…」

楓「菜々ちゃんは…」

【嫌な予感がする安部】

ちひろ「さあ行くわよ。常務を待たせてるんだから」

早苗「本来そっちを先に行かせるんだけどね」

【AM10:20】
…。

『トレーナー、浅利七海によるレッスンを受けて可愛さを得た川島達…』

『次は武内プロダクションの重鎮である常務が待つ部屋へ…』

…。



ちひろ「ここが常務の部屋よ」

瑞樹「…」

ちひろ「常務はとても厳しい方だから。礼儀には気をつけるように」

菜々「…」

ちひろ「特に片桐」

早苗「アタシィ？」

友紀「寧ろ貴方以外誰がいるんですか」

菜々「たまに番組に苦情来てるんですからね」

早苗「いや絶対こっちよ。何人の骨折ったか分からな」
瑞樹「…」パコッ
早苗「イ゛ッ」

ちひろ「さあ。入るわよ。常務。常務」コンコン

『どうぞ』

早苗「いたぃぃ」サスサス

瑞樹「…」

友紀「良い音してましたね」

ちひろ「新人アイドルを連れてきました」

？「…そう。じゃあ…先ずは、自己紹介して」

早苗「…何でどいつもこいつも後ろ向いてんの？」

菜々「ですねぇ」

？「自己紹介は…そうね、今喋った子にしてもらおうかしら」

早苗「アンタよ」

菜々「貴方ですよ」

友紀「どっちでもいいですよ」

？「じゃあ、そこのおさげの貴方」

瑞樹「それ知ってるならもう(名前)知ってるでしょ」

？「…セクシーに、自己紹介しなさい」

早苗「…」

楓「セクシーですって」

友紀「セクシーですよ」

早苗「…セクシー…？」

菜々「やってみてくださいよ」

早苗「セクシー…？」

友紀「セクシーです」

早苗「何？」

瑞樹「何って？」

早苗「おっぱい出す？」
瑞樹「…」ペシッ

友紀「…ンフッ…」

楓「あ」
早苗「あ」

友紀「…ン゛」

早苗「笑った」

友紀「咳です」

菜々「笑いましたね」

友紀「いや…」

早苗「え？」
瑞樹「え？」

友紀「咳だっす、あ、違」

早苗「wwwww」
楓「wwwww」
瑞樹「wwwww」
菜々「wwwww」
？「wwwww」

『川島 片桐 高垣 安部 アウトー』

早苗「アダッ…もおおおおおおおお！！！！」

瑞樹「いだっ…何で足の引っ張り合いになってるわけ…」

楓「痛いっ」

菜々「…い゛ッ」

友紀「咳ですよ。咳」

早苗「悪い顔してるわ…」

？「w…まあ、良いわ。自己紹介しなさい」

早苗「…片桐早苗です」

瑞樹「川島…瑞樹です」

楓「高垣楓です」

友紀「姫川友紀です」

菜々「安部菜々です…」

？「そう…私は」

楓「…」

奏「奏よ。速水奏」クル
【速水奏】

早苗「あ、はい」

奏「…よろしく」スッ
早苗「あ、はい…」キュ

奏「よろしく」スッ
瑞樹「…はい」キュ

奏「よろしく」スッ
楓「よろしくお願いします…」キュ

奏「よろしく」スッ
菜々「あ、はい」キュ
友紀「え…」

奏「じゃあみんな。改めてよろしくね」

友紀「・・・」

早苗「…」
瑞樹「…」

奏「…あ、忘れてたわね。貴方」

友紀「あ、ハ」
奏「よろしんーーーむ」ムチュウウウウウウ

友紀「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ク゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛！！！！！！？」ムチュウウウウウウ

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
ちひろ「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 安部 アウトー』

【速水常務に熱烈なキスをされる姫川】

友紀「オエェ」

瑞樹「あーおかし…あだっ」

早苗「あーそう来る…いだっ」

楓「オエってひどッ゛…酷くない？」

菜々「痛っ」

友紀「…いや、アタシノーマル…」フキフキ

早苗「予行演習出来たじゃない」

友紀「…いやいやまあまあ…」

早苗「え？」

友紀「え？」

早苗「初めてじゃないの？」

友紀「え？」

早苗「え？」

友紀「…いや…」

菜々「…」

友紀「もうアラサーなんスよ」

瑞樹「wwww」
早苗「wwwww」

『川島 片桐 アウトー』

【AM11:00】

『常務の部屋を後にした一行…』
『またも案内したい所があるというちひろにしぶしぶ従うが…』

…。

ちひろ「貴方達、ちゃんとアイドルという仕事を理解してるかしら？」

早苗「この仕事で飯食えるくらいには理解してんのよ」

ちひろ「その顔じゃ、理解してなさそうね」

早苗「しばきたい」

ちひろ「顔が可愛いだけがアイドルかしら？」

菜々「…」

ちひろ「歌が上手ければアイドルかしら？」

楓「…」

ちひろ「それだけではないわ。激しい動きも楽々出来るくらいのスタミナや運動神経も必要なのよ」

友紀「…」

ちひろ「今から貴方達の為にアクションの練習風景を見せてくれるアイドルがいるわよ」

瑞樹「…」

「おいーす」

「どうもー」
「どうもー」

「拓海さん入りまーす」

拓海「おいーす」
【向井拓海】

早苗「…」

ちひろ「流石ね。佇まいから既にアクション俳優顔負けよ」

拓海「今日は…」

「今日はですね、とりあえず予定通りに大立ち回りシーンやってもらって…」

拓海「はい」

「えー、では！3日目、室内での大立ち回りシーン撮影開始しまーす！」

拓海「うーし！」パンパン

友紀「これそもそも何のやつ？」

菜々「さあ…？」

【向井拓海によるアクションシーン撮影】

「…ァい3…！2…！…」

瑞樹「…」
早苗「…」

「…よーい、スタート！！」

拓海「…てめーら…」

『イーッ』
『イーッ』

拓海「死にてぇ奴から、かかってこい！！」

早苗「(役に)入ってるわねー…」

楓「そうですね」

菜々「敵サイド東映から借りてきましたね」

拓海「おらっ！！」
『イーッ』
拓海「おらっ！！」
『イーッ』
『イーッ』

友紀「おおー…」

拓海「でりゃっ！！」
『イーッ』
『イーッ』
拓海「でぇ…りゃあっ！！」
『イーッ！！』ドシィン

楓「わー」パチパチ

【最後の1人は背負い投げの大立ち回り】

菜々「おおー…」パチパチ
友紀「すごーい…」パチパチ

早苗「こういうのって、やられる側にも技術がいるのよね」

瑞樹「投げる側にね。合わせて跳ばなきゃいけないから…」

拓海「よーし。じゃあこんな感じで…」

監督「はい。じゃあ本番行きまーす」

ちひろ「本番が始まるみたいね。心して見なさい」

【最後のチェックを終え、本番突入】

拓海「…よーし…」

『イーッ』
『イーッ』
真奈美『…』
【木場真奈美】

早苗「ん？」

瑞樹「ん？」

友紀「あれ？真奈美さん…」

【本番に合わせ、木場真奈美登場】

拓海「死にてぇ奴から…かかってこい！！」

菜々「…」
楓「…」

拓海「おらっ！！」
『イーッ』
拓海「おらっ！！」
『イーッ』
『イーッ』

友紀「良いねぇ…」

拓海「でりゃっ！！」
『イーッ』
『イーッ』
真奈美「…」
拓海「でぇ…りゃっ…」グイッ
真奈美「…」

拓海「…ン゛ッ゛！！！」グッ
真奈美「…」

瑞樹「…www…」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwww」

拓海「…ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛！！！！！」グググググ

真奈美「…」

菜々「wwwww」

【背負い投げされてくれない木場】

真奈美「…」グイ

拓海「ホッ！？」

真奈美「…」パンッ
拓海「ン゛ブッ」

友紀「wwwww」

真奈美「…」ペシペシペシペシペシペシ
拓海「んブッ…ちょっ…カット！！カットォ！！」

菜々「wwwwwww」

真奈美「…」ペシペシペシペシペシペシペシペシペシペシ
拓海「カットォオォオォオォオォオォオォオォオォオォオ！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

拓海「カットオオオオオオオオオオォォォォォォォォ」ダダダダダダダダ
真奈美「…」シュタタタタタタタタ

ちひろ「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「イダッ」

早苗「あ痛っ」

楓「もうやだぁ…痛いっ」

友紀「イダッ！」

菜々「イ゛ッ…」

早苗「あーいらつく…」

友紀「いやホント…あ、うわ…」

瑞樹「…何？」

友紀「…いえ、あれ…まだ(やってる)…」

瑞樹「ん…？」

<ｶｯﾄｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫｫｫ!!!

瑞樹「…wwwwwww」

『川島 アウトー』

瑞樹「…いい加減にしなさいッ！！！」ベシッ

友紀「イッダァ！！？」

早苗「あ、良い音…」

瑞樹「あーもう…いだっ…」

楓「・・・」

友紀「…アタシ…悪くないよね…？」

菜々「ええ」

【AM12:30】

…。

『時刻が昼休憩に差し掛かった頃…』

『既に疲れ果てていた5人…』

『しかし、彼女達には束の間の安息すら許されていない…』

…。

『…』コンコン

瑞樹「…」

早苗「…」

『…』コンコン

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

『…』ゴンゴン

早苗「…何？」

瑞樹「どうぞー」

アナスタシア「…」ガラッ

友紀「！」ビクッ

アナスタシア「…」カラカラ
【アナスタシア】

菜々「…お昼ですか？」

アナスタシア「はい」

菜々「…どうも…」

アナスタシア「5人分、あります」

早苗「あー…確かにお腹空いたわ…」

友紀「…何か大きさ違わない？」

アナスタシア「違います」

友紀「いや違いますじゃなくてさ」

楓「…これって、全部違うの？」

アナスタシア「違います」

友紀「いや違いますじゃないって。っていうか一個もう見えたし」
https://i.imgur.com/XuU7K6j.jpg

アナスタシア「では、始めます」

瑞樹「何を？」

アナスタシア「今から、私、モノマネします」

菜々「…」

アナスタシア「それ、当てられた人から、選べます。この中から」バッ
https://i.imgur.com/Ojj8m9v.jpg
https://i.imgur.com/bSew6U4.jpg
https://i.imgur.com/TZE55qN.jpg
https://i.imgur.com/XuU7K6j.jpg
https://i.imgur.com/YmV4WJq.jpg

友紀「いやもう絶対あり得ない。特にそれ(カップ麺)」
https://i.imgur.com/XuU7K6j.jpg

菜々「…うな重は食べたいですねぇ」

早苗「…え、何？モノマネ？」

アナスタシア「はい。私、モノマネします」

瑞樹「…この子ってのがまた…」

アナスタシア「ちなみに、今から休憩終わるまで、笑って、良いです」

友紀「あ、そうなんだ」

早苗「いや笑って良いって言われても笑う所が無いけどね」

…。

『昼食を運んできたと思いきや、突如始まったモノマネクイズ！』

『当てられたものから何を食べるのかの権利を得る事が出来る為、燃える5人…』

『アナスタシアがモノマネした人間を当てるゲームなのだが…果たして！？』

…。

【昼食を賭けたモノマネクイズ開始】

アナスタシア「では、始めます」

菜々「…はい…」
瑞樹「…」
友紀「…」
楓「…」
早苗「…」

アナスタシア「…」ゴロン

友紀「…え？」

アナスタシア「…」グデー

楓「脱力…」

早苗「…脱力してる…」

アナスタシア「…藤村くぅん…」

瑞樹「…？」

アナスタシア「君の肉親を…俺はどんどんおm」
菜々「あ！ハイハイハイハイ！！！！」

友紀「え！？」

楓「…！あ、ハイ！」

アナスタシア「安部、早かったです」

菜々「安部ッ…いや、はい！えー…大泉洋！！」

アナスタシア「…ンー…」

早苗「大泉洋…」

菜々「大泉洋ですよね！？それ、大泉洋！！」

アナスタシア「惜しい。違います」ブー

菜々「え！？いや大泉洋ですよ！！今のは間違いなく！！」

アナスタシア「高垣、どうぞ」

楓「たッ…え、はい…えー…」

菜々「いやいやいやいやいや！！おかしいですよ！！！」

楓「えー…水曜どうでしょうの…」

アナスタシア「…」

菜々「そうですよ！水曜どうでしょうに出てた頃の大泉洋さんですよ！！」
友紀「静かに静かに」

早苗「w…うるさ…」

楓「パイ生地を練ってもらったけど、皿を焼きにいくから要らないって言われて怒った時の大泉洋」

アナスタシア「正解です」ピンポン

菜々「大泉洋ォォォォオオオオオオオ！！！！」

早苗「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

楓「やったぁ」

菜々「いやおかしいですよ。これ半分ナナ正解でしょ。少なくとも一口分くらいは正解でしょ」

瑞樹「どれだけうな重食べたいのよ」

楓「これもう私のだもん」ギュ

友紀「それ…可愛い…」

早苗「うな重抱き抱えるって金輪際無いシチュエーションじゃないの？」

菜々「これは納得いきませんよ。審議ですよ審議」

瑞樹「…まあまだ良いのが２つあるから」

早苗「…いやアタシ真面目に辛いの無理だからね。ホントに」

菜々「ナナも嫌ですよ」

友紀「みんな普通に昼休憩したいですよ」

アナスタシア「では、第2回戦。行きます」

瑞樹「…でもこれってその時の情景とかも答えなきゃいけないの？」

菜々「そうみたい…ですねぇ」

友紀「…いやそこまで(大泉洋)細かく見てないんだけど…」

楓「すっごい良い匂いするぅ」

アナスタシア「あのな」

早苗「…？」

アナスタシア「このテレビな、凄いんだど、今」

瑞樹「…？」

アナスタシア「これな、えっちでーでーだど今」

菜々「…あ、ハイハイハイハイ！！！！」

友紀「え？何？」

アナスタシア「安部、どうぞ」

菜々「えー…分かりますよ。いや、はい…えー…水曜どうでしょうの…！」

早苗「もうこれあっち(高垣、安部)に寄せてんじゃない」

菜々「ヨーロッパの旅の…！大泉洋がいとこのみっちゃんのモノマネした時！！！！」

友紀「いや分かんないって…」

アナスタシア「…アー、ダメです」ブー

菜々「え！？何で！？どこか間違ってました！？」

アナスタシア「ブブー」

友紀「可愛い」

菜々「…えー…？大泉洋がやったいとこのみっちゃんのモノマネじゃない…？」

瑞樹「…あ、ハイ」

アナスタシア「はい。川島、どうぞ」

瑞樹「…大泉洋の、いとこの…みっちゃん」

アナスタシア「正解です」ピンポン

菜々「合ってたじゃないですか！！！！」

アナスタシア「いとこのみっちゃんです」

早苗「あのみっちゃんね」

菜々「いやどのみっちゃんでも良いですよ！！！」

瑞樹「まあ、順当にね。幕の内貰うから」

菜々「いやその幕の内弁当6割貰う権利ありますよ。ナナには」

瑞樹「まあ仕方ないでしょ」

菜々「いや引き下がりませんよ。絶対貰いますよそれ。審議しましょうよ」

早苗「アタシらは出題者変えて欲しいんだけど」

友紀「そうだよ」

アナスタシア「第3回目、行きます。サービス問題です」

早苗「いつの大泉洋よ」

菜々「あー…せめて焼肉弁当で…」

アナスタシア「何が出るかな♪何が出るかな♪」パンパン

早苗「あ、そr」
友紀「あ、えt」
菜々「ハイハイハイハイ！！！」

アナスタシア「はい。安部、どうぞ」

菜々「サイコロを振った時の大泉洋！！！」

アナスタシア「ンー…」

菜々「そうでしょ！！？この空気ならそれですよね！？」

アナスタシア「ブブー」

菜々「いやせめて効果音鳴らして下さいよ！！！！」

早苗「あ、それなら分かるわ。ハイ」

菜々「いやいやいやいやダメですって。確かに嫌な予感はありましたけど」

アナスタシア「はい。片桐、どうぞ」

早苗「ごきげんようの小堺一機」

アナスタシア「正解、です」ピンポン

友紀「…名前すぐ出てこなかった…」

菜々「いやそういう問題じゃないんですよ。ナナに正解させる気ないでしょこの人」

…。

『アナスタシアによるモノマネだが、安部の中途半端な回答により悉く敵に塩を送ってしまう結果に！』

『残すはおにぎりと激辛ラーメンという究極の二択だが、どうなる！？』

…。

楓「すっごい美味しい」

瑞樹「煮物染みるわ…」

早苗「現役時代思い出すわねコレ」

友紀「おにぎりとカップ麺で争うってないよね」

菜々「もうおにぎりが良いですよ。この際」

友紀「アレだけは嫌だ…アレだけは…」

アナスタシア「では、最後です」

菜々「次ホントちゃんとして下さいね。ちゃんと審議して下さいよ」

アナスタシア「これは、とても、簡単です」

菜々「悪意だけは異常に満ち溢れてるんですがね。さっきから」

アナスタシア「では、行きます」

友紀「分かるのにしてよ。ホント」

楓「良い匂いしません？」

早苗「怒るわよ」

アナスタシア「…」
https://i.imgur.com/1dJcocc.jpg

菜々「…？」

瑞樹「あ、それ私の曲の」
友紀「じゃハイ」

菜々「えちょッッ！！！？」

アナスタシア「では、姫川、どうぞ」

友紀「Angel Breeze歌う瑞樹さん」

アナスタシア「正解です」ピンポン

菜々「いや何してるんですか貴方ァァァァアアアアア！！！」グワングワン

瑞樹「いや今のは本当ごめんなさいねぇえぇえぇえぇえぇえ」

友紀「アタシ悪くないもん」

菜々「いや、っていうかナナその前に何度も正解してますし。鰻も幕の内も食べる権利あるんですよ。本当は」

友紀「…」

菜々「でもその感情を押し殺して我慢したんですよ。分かりますよね」

友紀「…」

菜々「耐えましたよ。水曜どうでしょうヘビーユーザーとしても耐えましたよ。絶対間違ってないのに我慢したんですよ」

友紀「…」

菜々「そんな我慢が報われても良いと思いませんかね」

友紀「じゃあカップ麺あげるね」

菜々「あああああああああもおおおおおおおおお！！！！！」

友紀「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
アナスタシア「…www」

…。

『結果は川島が幕の内、片桐が焼肉、高垣がうな重、姫川がおにぎり、安部が激辛ラーメンというものに！』

…。

友紀「中にカルビ入ってるんですけどこれ。意外と当たりですよ」ムシャムシャ

楓「ホントだぁ」ゲフ

菜々「辛いですよぅ…でもちょっと慣れてきた…」ズルズル

早苗「こんなん何処で買ってきたわけ？」

瑞樹「さあ…」

アナスタシア「…ア、そのおにぎり」

友紀「？」ムシャムシャ

アナスタシア「それは、武内・ジャック・ウエストウッドが握ったものです」カラカラ

楓「ゲッフ」

友紀「えっ？」ムシャムシャ

瑞樹「あらそうなの？」

アナスタシア「では。さらば、です」バタン

友紀「…」ムシャムシャ

楓「…」

友紀「…」ゴクン

楓「…」

友紀「…」

楓「…美味しかった？」

友紀「…」

楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
菜々「…」

友紀「はぁい」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
楓「…www」

【PM1:30 控え室】

ちひろ「…」ガチャ

瑞樹「zzz…」
早苗「zzz…」
楓「zzz…」
友紀「zzz…」
菜々「zzz…」

ちひろ「…」パタン

【机に突っ伏して寝る5人のアイドル】

ちひろ「…」

瑞樹「zz…ッ」

ちひろ「…」

瑞樹「…？」

ちひろ「…」



瑞樹「！？」ビクッ
早苗「ホッ！！？」ビクッ
楓「ッ！？」ビクッ
友紀「ン゛ガッ！？」ビクッ
菜々「…？」

【大音量で鳴り響くおねシンちひろver】

ちひろ「良く寝てたじゃない。新人なのに良い身分ね」

瑞樹「…」ゴン
ちひろ「ングッ」

早苗「…あーびっくりした…」
楓「心臓バクバクしてる…」
友紀「ハー…ヤバ…」
菜々「…？」

ちひろ「…今…今から、専務の…専務、による集会があるから…」ジィィン

早苗「…専務？」

友紀「…あー…そういえば24時間やってるんだった…」

ちひろ「しかし貴方達には困ったものよ」

瑞樹「何が」

ちひろ「24時間女性に休憩も睡眠も無しに仕事させるなんてどういう事だと企画段階から苦情が来て」

楓「…」

ちひろ「ならばと休憩も睡眠も入れたら女性の寝顔を映すなんてどういう事だと苦情が入り」

早苗「ならやらなきゃ良いんじゃない？」

友紀「こんな机じゃロクに寝られないよ」

ちひろ「きっと今回もこんな机で寝かせるなんて女性蔑視だという苦情が入るのよ」

瑞樹「知らないわよ」

ちひろ「というストレスを抱えた専務が集会を開くというらしいわ」

菜々「貴方でしょ」

早苗「リーマンの本音が聞けたわね」

…。

『各方面に配慮した昼休憩も終わり、ちひろに連れられた先は…』

『各部署の社員が並ぶ集会…しかし』

『何やら多大なストレスを抱えた専務が待ち構えているというが…？』

…。

ちひろ「じゃあ、その奥から川島、片桐、高垣、姫川、安部の順に座ってくれるかしら」

瑞樹「…」

早苗「アタシら以外全員スーツ着てるんだけど」

楓「このジャージじゃどうにも…」

友紀「浮きますよね…」

菜々「…」

早苗「…」

菜々「・・・」
【何やら警戒している安部】

早苗「…今回も来るかしらね」

菜々「いや…もう良いですよこの流れは…」

友紀「…あー…あったね…」

ちひろ「全員揃いましたので、定例集会を行います。起立してください」

「「「「」」」」ズラッ

菜々「…ナナ何もしてませんよね？」

友紀「…まあ、特には」

ちひろ「礼。着席してください」

「「「「」」」」ズラッ

楓「前は鳥だったわね」

菜々「…今回は亥…ですかね」

瑞樹「何も貰ってないわよね？」

菜々「…んー…」

ちひろ「ここで、専務からの重大な報告があります」

巴「オウ。揃ったか」ズンズン

菜々「ン゛？」

友紀「・・・」
楓「・・・」
早苗「・・・」
瑞樹「・・・」

巴「…いつもご苦労。諸君らの働きぶりに感謝はしとる…」

菜々「・・・」

巴「まあ、それはそれとして。少し聞きたい事がある」

菜々「ン゛？」

「「「「」」」」ザワ…

巴「まあ、落ち着け。個人的な話じゃけ。じゃが報告しておきたい」

友紀「…」

巴「今朝、ウチの家が爆発した」

早苗「はっ？」

瑞樹「爆発…」

巴「それも何度も！じゃ。…もう跡形も無くなった」

楓「…」

巴「致し方なく今日はホテルに泊まる事にしたが、困った事じゃ」

友紀「…」

巴「あれは誰かによる陰謀じゃ。他所のプロダクションによるものかと思う」

菜々「…」

巴「その証拠もある。ウチの者が爆発の間際、聞いた言葉があると…」

菜々「…」

巴「甲高い声で『ウッサミーン』とな」

瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」

菜々「・・・」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

瑞樹「…いだっ」
早苗「あー…ここで来るか…あだっ」
楓「あんな押すかラ゛ッ…」
友紀「…いだいっ」

菜々「・・・」

巴「ウッサミーン、というのは恐らくウサギか何かに関するものじゃ」

菜々「・・・」

巴「そこでじゃ。ウサギに関するものを身に付けている者の仕業なのではないか、とウチらは考えている」

友紀「…」
https://i.imgur.com/8LpDnAc.jpg
菜々「…」スッ

友紀「！」

菜々「…」ポイ

友紀「！！！？？」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『片桐 高垣 アウトー』

友紀「・・・！？」

菜々「…」

【椅子の下に隠されたウサ耳】

早苗「もう無理…もう無理ィ゛ッッ」
楓「痛いっ」

巴「…まあ確かに、そんな奴が堂々としとる訳もない」

菜々「…」

早苗「してるけど…」

巴「…しかし、今回、ここでこんな物を見つけた」

菜々「…！？」
友紀「！？」

巴「よく分からんが、謎のスイッチじゃ。押すと例のウッサミーンが流れた」

瑞樹「…」

巴「勿論ホテルも爆発した」

楓「どれだけ影響あるの…」

巴「まさかとは思ったが。ウチはこれをとある部屋で見つけた」

早苗「…」

菜々「・・・」

巴「それは今から紹介する新人アイドル5人組が控え室として使っとる部屋じゃ」

菜々「・・・」

【頭を抱える安部菜々】

巴「申し訳ないが、紹介の前に少し取り調べさせてもらう。文句は言わさん」

友紀「・・・」

巴「…」ズンズン

ちひろ「…」

巴「お前は、このスイッチの持ち主か？」

ちひろ「…違います」

巴「…なら、お前か？」

瑞樹「違います…」

巴「お前か？」

早苗「…違います…」

巴「お前は？」

楓「違います…」

巴「・・・」

友紀「・・・」
菜々「・・・」ツンツン

巴「…」

友紀「・・・」
菜々「・・・」ツンツン

巴「お前か？」
友紀「違います」

菜々「違ああああああああああああああああああう！！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

菜々「違ああああああああああああああああああう！！！！！」

瑞樹「ヒッ…フフフフ…ン゛ッ」
早苗「おかしいって…おかしいっテェ！！！」
楓「ww…痛っ…」

巴「…お前、ではないな？」

友紀「はい」

菜々「何見てるんですか。ちゃんと見て下さいよ。ねえ、ちょっと。節穴ですか貴方」

巴「…こいつでもないならば…」

菜々「いやこの人ですよ。姫川友紀ですよ。ナナじゃありませんよ」

巴「…お前でもないんか？」

菜々「だからこの人ですって。見たら分かるでしょ。目泳いでるんですから。っていうか何処見てんですか。こっち向いて下さいよ」
友紀「…」→

巴「…こいつが嘘吐いとるんか？」

菜々「そうですよ！この人ですって！友紀さんが犯人ですよ！」

友紀「…」→

巴「しかし、ウサギの格好はしとらんぞ」

菜々「ナナだってしてませんよ！大体ね！見て下さいよこの人を！！」

友紀「…」→

巴「？」

菜々「何か爆発させそうな顔してるでしょ！！！！！」

友紀「wwwwwww」→
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

友紀「いやそレ゛ッ…それはちょっと違う…」
楓「どういう顔なの…痛いっ…」
早苗「必死過ぎテ゛ッ…しょ…」
瑞樹「もう早く終わらせてよ…あだっ」

巴「…ほうか…お前でもない、か」

菜々「違いますよ。そもそも犯人がこんなとこ堂々といるわけないんですよ」

巴「…まあ、それもそう、か」

菜々「ナナそんなことしませんよ」

「…専務！専務！！」ダダダダダダ

巴「ん？何じゃ」

菜々「…」

「…！…！」ゴニョゴニョ
巴「…？！…犯人が映像を送ってきたァ？」

菜々「…」

「ええ。しかしこの映像…ウッサミーンを連呼しているようで…」

友紀「…」

「その映像ですが、流しますか？」

巴「…ふん。ええじゃろ。そんな堂々としとる犯人。寧ろ見てみたいわ。家なんぞもう灰も同然じゃけ」

「分かりました！モニターに映します！」

友紀「…」

菜々「・・・」

巴「見せてもらおうかのう…そんな常識外れの奴の顔がどんなもんなのか…」


巴「貴様ァァァァァァアアアアアアアアアアアア！！！！！」

菜々「嫌だあああああああああああああああああ！！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

巴「やっぱり貴様じゃろがああああああああ！！！！！」

菜々「やだああああああああああああああ！！！！！」

瑞樹「www…イ゛ッ」
早苗「ヒーッ…ヒーッ…イ゛ッ」
楓「wwwwッwww」
友紀「イダッ…www」

巴「来い！！！お仕置きじゃ！！！！」グイグイ
菜々「やだああああああああああ！！！！！」

巴「往生際が悪いぞ！！とっとと観念せんか！！！」

菜々「ナナじゃないいいいいいいい！！！！あの人ォォォォオオオオオオオ！！！！」

友紀「…」←あの人

早苗「ッ～！！」バンバン
瑞樹「ッ～！！」バンバン

巴「お前っていう確証が出たじゃろうが！！！」

菜々「営業妨害ですううううう！！！ウッサミーンしてお金稼いでるんですうううううううう！！！！」

巴「やっぱりお前が犯人じゃろが！！！」

菜々「違ああああああああああああう！！！！！」

楓「～！！」バンバン
友紀「～！！」バンバン

巴「…オイ！！！」グイッ

菜々「ヒッ！！？」

巴「…」
菜々「…」

瑞樹「…？」
早苗「…？」
楓「…？」
友紀「…？」

巴「…ええか？」
菜々「…はい…？」







巴「今回も、お前じゃ」
菜々「」

瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

瑞樹「意味分からなイ゛ッダ…」
早苗「とっとと引っ叩かれてよ….アダッ」
楓「痛っ…」
友紀「ダッ…」

巴「ほら、歯ァ食いしばらんかい」グッ
菜々「あっ！嫌、ダメですって！！」
巴「…オイ！！！」
菜々「ァィッ」

楓「…」

巴「くどいんじゃ。観念せんか」
菜々「…じゃあ、一言…」
巴「なんじゃ」
菜々「一言だけ…良いですか…」
巴「なんじゃ」

早苗「…」

菜々「…」
巴「…」

瑞樹「…」

菜々「もうこんなのやだああああああああああ！！！！！」
巴「セイッ」スパァン
菜々「ン゛ウ゛ッ」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

瑞樹「…イタッ」
早苗「痛ッ」
楓「アイタッ…」
友紀「イッダ…」

菜々「…」ジンジン

巴「以上、集会は終わりじゃ！！解散！！」

菜々「…」

瑞樹「…あー…疲れた」
早苗「長いっての…」
楓「…」
友紀「…」

菜々「…」

楓「凄い(友紀ちゃん)見てる…」
友紀「…」

菜々「…」

早苗「謝って謝って…」
瑞樹「謝っておきなさいよ…」

友紀「…」

菜々「…」

友紀「…」スッ
https://i.imgur.com/8LpDnAc.jpg
菜々「…」

友紀「…」スチャ
菜々「…」

早苗「…」

友紀「…ウサ」
菜々「てい」パァン
友紀「ミ゛ッッッ」

早苗「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」

『川島 片桐 アウトー』

菜々「絶対許しませんからね！！！」スチャ

友紀「いだぃぃ」

瑞樹「…いだっ」
早苗「あだっ」

ちひろ「…良い集会だったわね」

楓「…どこが…？」

ちひろ「流石専務ね。気が引き締まる、良いお話を貰えたわ」

菜々「私的な話しかしてませんけど」

早苗「犯人探ししてただけじゃない」

ちひろ「さて、ここからだけど、少し控え室で待機してもらうから」

瑞樹「…」

【PM3:00】

…。

『ようやく終わった集会…』

『しかしまだ何かある様子…』

『…一先ず控え室に戻るが…』

…。

早苗「…あー…」

瑞樹「…」

楓「…」

友紀「疲れた…」

菜々「…」

早苗「！」

【川島の机に何かを発見した片桐】

瑞樹「…」

片桐「…」
瑞樹「？」

https://i.imgur.com/NArl6FO.jpg

瑞樹「何やねんこれ」ガシャアン

早苗「wwww」
友紀「wwww」
楓「wwww」

『片桐 高垣 姫川 アウトー』

続き今日の夜書きます

一旦乙！

https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1444302960/
瑞樹「特番で、笑ってはいけないアイドル24時」
瑞樹「24時間耐久鬼ごっこ？」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466380823/
瑞樹「特番で、笑ってはいけないアイドル24時2017」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488975747/
友紀「どうしたんですかこの人達」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535898267/

>>1に書くの忘れました
これ見てもらえたら何となく世界観分かると思います

ちひろ「みんな、ちょっと良いかしら」ガチャ

瑞樹「…」

ちひろ「これから貴方達の先輩アイドル達が住む女子寮に向かうから。準備して欲しいのよ」

早苗「…女子寮ねぇ…」

友紀「え…これってまたバス移動？」

ちひろ「女子寮まではバスで行くから。早く準備しなさい」

友紀「うわー…」

早苗「前もそうだったけど…」

楓「…」

早苗「バスで行ける女子寮って何なの？」

菜々「これバスまた色々あるんですよね…」

友紀「ねー…あーやだー！」

…。

『女子寮に向かう為、バスに乗り込む5人…』

『無論、そこにも笑いの刺客は潜んでいる…』

…。

ちひろ「はい。じゃあこっちに座って」

楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
友紀「…」
菜々「…」

早苗「…正月ってさ」

友紀「はい」

早苗「まあ、格付けとかやってるじゃない」

菜々「やってますねぇ」

早苗「で、2日はしゃべくりで」

友紀「はい」

早苗「まあそこからはさ、普段のレギュラー番組のスペシャルだったりね」

楓「段々流れが緩やかになってくるんですよね」

早苗「段々ねぇ…あ、今11月だった」

瑞樹「…あれ？この中で一番仕事(入り)早いの誰？」

友紀「アタシは年内最後にあるみたいで…」

早苗「まだ分からないでしょ」
【※収録は11月です】
瑞樹「流石に分かるでしょ」

楓「346のアイドルって、基本的に346グループから定期的に仕事貰うじゃないですか」

菜々「1年に1回以上はありますよねぇ」

瑞樹「定期的にLIVEも営業もやってるじゃない」

早苗「…で、さ」

友紀「…？」

早苗「ギャラは幾ら？」

友紀「は？」
菜々「は？」

早苗「え？」

友紀「何言ってんですかホント」

早苗「え？」

友紀「え？」

早苗「…」
友紀「…」

楓「…」

早苗「wwwww」
友紀「wwwww」

『片桐 姫川 アウトー』

瑞樹「何してるの？」

楓「空気悪くなっちゃう」

菜々「ホントですよ」

早苗「気になったから…あだっ」
友紀「人の年収なんか気にしないで下サ゛っいよ…」

菜々「っていうかもうすぐそこですよ。停まる所」

【停留所は目の前】

瑞樹「じゃあもう来るのかしら…」

【停留所 到着】

瑞樹「来るんだ」

楓「…あ。誰か…」

『～！』
『…』

瑞樹「…」

美優「ほら、このバスよ。乗って乗って」
【三船美優】

涼「ん…うん…」
【秋月涼】

【三船美優が秋月涼とともに登場】

美優「全く涼は…」

涼「ご、ごめんお姉ちゃん…」

友紀「あ」

早苗「どういう繋がり…？」

美優「これから一人暮らしするっていうのに、どうしてついてかなきゃいけないのかしら…」

涼「で、でも、一人暮らしって、僕、不安で…」

美優「あ…も、申し訳ありません…ちょっとうるさかったですか？」

早苗「え？あ、いや…」

瑞樹「…大丈夫…はい…」

【男らしくない弟を叱る姉】

涼「…」

美優「…あ、そうよ！」

涼「え？」

美優「…あの、すいません」

友紀「…は…え？はい？」

美優「もし良かったら、涼と少しお話してもらって良いですか？」

友紀「…え…？」

菜々「…」

瑞樹「貴方ご指名よ」

早苗「行きなさいよ」

友紀「え…？アタシ…？」

美優「お願いします！この通り男らしくない弟で…初対面の人と上手く会話出来ないんです」

友紀「…は、はぁ…」

涼「い、良いよ…大丈夫だよぉ…」

美優「大丈夫な訳ないでしょ！親とお姉ちゃんしか会話相手がいないなんて！」

涼「で、でも恥ずかしいよ…」

美優「全く涼は…」グイッ

涼「え？」

友紀「え？」

早苗「え？」

美優「タマ○ン付いてるんでしょ！！？」グギュッッ

涼「ン゛ッッッッ！！！！？」

友紀「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『全員 アウトー』

涼「ン゛…！！！グ…ゥ…！！！！」

友紀「うわー…イタッ…痛そ…」

早苗「あれ絶対加減間違エッ…たわよね」

瑞樹「まあ…イダッ…」

楓「ンフフフ…ンッ…」

菜々「…イタッ…」

美優「ちゃんと初対面の人とも堂々と会話出来るようにならないといつまで経っても男らしくなんて出来ないんだから…」

涼「…ちょ…ホンッ……待っ…ハーッ…スーッ…」

美優「じゃあ、お願いします！」

友紀「…え、これ続く…の…？」

美優「ほら！頑張って！」

涼「ン゛…え、えと…あの…ぼ、僕…秋月涼って言います…」

友紀「…あ、はい…知ってる…」

涼「え、えと…この度、県外の大学に行く事になりまして…その、一人暮らしする事になって…」

美優「…」

友紀「は、はあ…」

早苗「何か友紀ちゃん見てるけど…」

瑞樹「…え、嘘よね…？」

涼「え、えと…お名前、お聞きしても良いですか？」

友紀「え…あ、はい。姫川…友紀…です。はい…」

美優「ちょっと！！」

友紀「え！？」

早苗「え？」

美優「それじゃ練習相手になれませんよ！」

友紀「え？は？…は！？」

美優「貴方…！」

友紀「は…は？」

美優「男でしょう！！？」

友紀「違ァ゛う！！！！」

瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

瑞樹「いやいやいや…これちょっと…あいたっ」

早苗「やばいって。やばッ…やばいって」

楓「イダッ…」

友紀「いや、ちょっと待ってよ！違うから！！女だから！！！コレ男の髪型じゃないでしょ！！そっちと一緒でしょ！！？」

涼「………」

美優「タマ○ン付いてるんでしょう！！！？」
友紀「なァ゛い！！！！！」

瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
菜々「wwwww」

美優「全く…！」グイッ

涼「えっ？」

美優「男ならしっかりしなさいよ！！！！」グギュッッ

涼「ングッッッッゥ！！！！？」

友紀「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『全員 アウトー』

涼「ぁぁぁぁ…」

美優「さ、帰るわよ」ズルズル

友紀「イダッ…あーもう…こんなん大火傷じゃ済まないよ…」

早苗「ッダイッ…あーくだらな…」

瑞樹「何これ…あいたっ」

楓「痛っ…あっち…凄い痛そうだけど…」

菜々「まあ、そウッ…でしょうね…」

早苗「…まー…でも、よ」

友紀「はい？」

早苗「バレなくて良かったわね」

友紀「…あの、すいません…」

早苗「…」

友紀「頭おかしいんですか？」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwww」

楓「wwwww」

『川島 片桐 高垣 アウトー』

友紀「ホント最悪」
菜々「まあまあ」

【PM3:30】

…。

『女子寮に着いた5人…』

『しかし着くなり何やら妙な物が…』

…。

ちひろ「…あ。あれを見なさい」

瑞樹「え？何…」

【謎の白い巨大カーペット&白い巨大パネルのプレハブ】

早苗「えー…」

http://imas.gamedbs.jp/cg/image_sp/card/l_noframe/ea4fe8c4505af919b7191de04b281b93.jpg
【鷺沢文香】

早苗「えー怖い怖い…」

【鷺沢文香が水着姿で登場】

瑞樹「この時期に…」

菜々「寒そ…」

スタッフ「…」ガラガラ
http://www.sanwa-group.com/share/images/cranesanddollies/effects/fan_honda_450.jpg

早苗「え？」

瑞樹「え？」



楓「え？」

友紀「…」

文香「…！！」ビュウウウウウウウウウウウ

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

菜々「…」

文香「こ-----な！き--にき--」ビュウウウウウウウウウウウウウウウウ

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

【暴風の中名曲『WHITE BREATH』熱唱】

文香「---ど---い----！」ビュウウウウウウウウウウウウウウウウ

早苗「聞こえないwwwww聞こえないwwwww」

友紀「何wwwwwしてんのwwww」

文香「そ--------ゆ-----て--！」ビュウウウウウウウウウウウウウウウウ

楓「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

文香「あ---あお---！！」ビュウウウウウウウウウウウ

【既に笑いましたが、終わるまでご覧下さい】

文香「…！！」ビュゴォォォォォオオオオオオ

【風速アップ】

早苗「ヒーッ…！！ヒーッ…！！」

瑞樹「無理…！！お腹よじれる…！！！」

文香「！？」ゴロン

友紀「あ」

文香「ぁ-」ゴロンゴロンゴロン

早苗「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「あーこれおかし…いだっ…」

早苗「痛っ…」

楓「あ痛っ」

友紀「ダッ…www」

菜々「痛っ…体当たりですねぇ…」

ちひろ「流石武内プロダクションが誇るアイドルね。全く物怖じしない度胸も兼ね備えているみたいじゃない」

菜々「普通に苦情来ませんかねこれ」

文香「…」

友紀「隅っこで寝転がっちゃってるし」

早苗「放心してんじゃない」

…。

『ミュージックビデオの撮影をする鷺沢文香を後にして、女子寮に向かう一行…』

…。

ちひろ「…あ。早速先輩アイドルがいたわよ」

凛「～」
【渋谷凛】
奈緒「～」
【神谷奈緒】

早苗「見慣れた顔だぁ」

ちひろ「有名アイドルもちゃんとしたプライベートがあるのね。何だか嬉しいわ」

友紀「プライベートをカメラに映すんだ」

瑞樹「…ンフッ…」

早苗「あ」
楓「あ」
菜々「あ」

瑞樹「…」

『川島 アウトー』

瑞樹「本当そういう事言わないでね」
友紀「…すんません…」

楓「敏感になってるから…」

瑞樹「そう。敏感ニ゛ッ…なってるから」

ちひろ「せっかくだから、覗いていきましょうか」

早苗「プライベートなのに？」
瑞樹「…」

友紀「…」

瑞樹「…」ペシッ
早苗「wwwww」

『片桐 アウトー』

菜々「もうやめましょうよ。そういうの」
楓「空気悪くなっちゃう」

早苗「いやだって自然にさア゛ッッ」

凛「～」
奈緒「～」

【女子寮で会話する先輩アイドル達】

奈緒「いやー…もうさ、ほんっと嬉しいよ。コレ」

凛「この間のオーディション？受かったの？」

奈緒「そう！ポニキャン声たまオーディション！」

凛「あー…それで、アニメやるんだ」

奈緒「そーだよ！このオーディションってさ、アニメ界じゃ超有名なんだぞ！？」

凛「キャンたまオーディションが？」
奈緒「キャンッ？」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

【ポニキャンのオーディションを言い間違える渋谷凛】

奈緒「…そのポニキャン声たまオーディションでさ！」

【既に笑いましたが、そのままご覧下さい】

凛「うん」

奈緒「選ばれるとな、そーだなー…凛に分かりやすく教えるなら…」

凛「そのキャンたまオーディションって、大学で例えるとどんなもんなの？」

早苗「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
楓「……wwwwww」

奈緒「…ポニキャン声たまオーディション、を…大学で例えると…？」

凛「うん」

奈緒「そー…だなー…」

菜々「これ絶対苦情来るやつじゃ…」

奈緒「ポニキャン声たまオーディション、は…まあ、やっぱ国立大出身って言われるくらい凄いんだぞ！」

凛「キャンたまオーディションってそんな凄い」奈緒「ポニキャアアアアアアアアアアアアン！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」

凛「え？」

奈緒「ポニキャン！！声！！たま！！オーディション！！！」

凛「あー…」

奈緒「変な略し方すんなよ！ったく…」

凛「そのポニキャンたま声オーディションがさ」

奈緒「ポニキャン声たまァァァァァァァアアアアアアアアアアアア！！！！！」

早苗「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

早苗「どんだけキャンたま言うのよ…」

友紀「くだらないのに…」

『全員 アウトー』

瑞樹「いやもう一回で済むなら良いわ…あだっ」

早苗「アタシら多分コレ系弱いわねあイッダァ！」

楓「正直凄い下らなッ…」

友紀「いだっ…」

菜々「ア゛ダッ…あー…」

奈緒「声たまアアアアアアアァァァァァァァ…」ダダダダダダダ
凛「wwwwwww」ダダダダダダダ

早苗「中学生じゃないんだからさぁ…」

ちひろ「さて、この女子寮なんだけど」

瑞樹「何？」

ちひろ「ここに、副業で探偵をやっているアイドルがいるのよ」

早苗「それこそ撮るべきじゃなくない？」

ちひろ「何でも鼻が人間の3万倍強いらしくて、一度嗅いだ匂いは絶対に忘れないらしいわ」

楓「スニッファー刑事…」

ちひろ「その探偵アイドル、一ノ瀬志希はこの1階の奥の部屋に住んでるらしいわ」

早苗「もう(プライベート)無いよね？」

ちひろ「早速行ってみましょう。今回も何やら依頼を受けてるらしいから」

友紀「何で知ってんの？」

ちひろ「すいませーん。先生。お邪魔してもよろしいでしょうか」コンコン

『はーい』

友紀「無視だし」

ちひろ「お邪魔します」ガチャ

志希「…」
【一ノ瀬志希】

早苗「匂いねー…」

フレデリカ「志希にゃん！事件ですよ！事件！」

友紀「また来た…」

菜々「…」

【宮本フレデリカ再登場】

志希「お？今日も来たねー」

【一ノ瀬志希】

フレデリカ「志希にゃん！行方不明の犬を探して欲しいって！」

志希「ほーう。その辺の探偵ではダメなの？」

フレデリカ「志希にゃんに頼めばすぐ解決するでしょ！」

志希「ふんふん…ならしょーがない…にゃあ」

楓「やっぱりスニッファー刑事だぁ」

菜々「さっきから色んな方面に喧嘩売ってる気が…」

志希「で？どの犬を探せば良いのかな？」

フレデリカ「この子！」ピラ
http://wankolife.net/wp-content/uploads/2017/01/kairyou.jpg

志希「・・・・・」

早苗「あ…」

瑞樹「あー…」

フレデリカ「志希にゃん！大丈夫だよ！ちゃんと嗅ぎ分けられるように臭うやつ持ってきたから！」ガサガサ

志希「・・・・・」

【嫌な予感に真顔になる一ノ瀬志希】

https://i.imgur.com/8NoihVZ.jpg
フレデリカ「はい！嗅いで！！」

志希「！！！？」

楓「あれ臭かった…」

早苗「ねー」

【本物の匂い付きブルドッグぬいぐるみ再登場】

志希「…それ？」

フレデリカ「うんっ！」

志希「え？これ…え？」

フレデリカ「うんっ！」

瑞樹「あの子人一倍嗅覚凄いものね」

友紀「嫌だろーなー…」

志希「いや…でもさ、フレちゃん」

フレデリカ「うん？」

楓「…」

志希「…それ…」

早苗「…」

志希「クサくない？」
フレデリカ「クサい」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』

瑞樹「ンフフ…あだっ」

早苗「どんだけハッキリ言うのよ…いだっ」

楓「反応早い…早イッ…たい…」

友紀「いたっ…」

志希「いや…クサいんだぁ」

フレデリカ「だから、嗅ぎ分けは完璧だよね！」

志希「ブルドッグなら飼ってる人少ないから分かるでしょー…」

フレデリカ「ダメだよ！ちゃんと嗅がないと！」

志希「いやー…」

フレデリカ「はい嗅いで！今嗅いで！！」

楓「でもあの子変わった匂い好きですよ」

早苗「クサいもんはクサいわよ」

フレデリカ「はい！」

志希「…」スンスン

瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」

フレデリカ「…」

志希「ンヴォエッ」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」
フレデリカ「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「何これ…いだっ」

早苗「素直で良イ゛ッじゃない」

楓「あれ再度匂い付けたっぽい…いたっ」

友紀「あだっ…多分ベロンベロン舐められてますよアレ」

菜々「ンフフ…ングッ」

志希「…オエ…」

フレデリカ「もうちょっとちゃんと嗅がないと」

志希「え？」

フレデリカ「ほらほら」
志希「いやちょっ…クサイって…」

フレデリカ「ン゛グオェッッ」
志希「ン゛グオェッッ」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

『川島 片桐 姫川 アウトー』

瑞樹「あー…いだっ」

早苗「いだーい…」

友紀「何してんのさー…いだっ」

ちひろ「流石探偵アイドルね。見事な手腕だったわ」

瑞樹「えずいただけじゃない」

早苗「あれもう捨てるかどうかしてよ」

ちひろ「さて、これからだけど」

早苗「？」

ちひろ「やはりアイドルと言えばね。体力が必要になってくるから」

早苗「…えぇ？」

瑞樹「…嘘でしょ？」

菜々「…」

友紀「…え？アレじゃないよね…？」

ちひろ「じゃあ、外に出てもらうから」

楓「…」

友紀「…」

楓「やだぁー」パタパタ

友紀「…可愛い…」

ちひろ「…あ。外に出たら、笑っても良いけど…」

早苗「捕まっちゃダメなんでしょー…」

ちひろ「絶対に捕まってはいけないのね」

早苗「いや分かってるから…」

瑞樹「ねー………あれ…？」

友紀「……？」

凛「wwwwwww」ダダダダダダダ
奈緒「ポニキャン声たまァァァァァァァァアアアアアアアアアア！！！！！」ダダダダダダダ

友紀「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
菜々「wwwwwww」

『全員 アウトー』

瑞樹「…いたっ…」
早苗「まだ出てないからね…イッダ」
楓「…いたっ…」
友紀「いでっ…」
菜々「あ痛いっ」

ちひろ「じゃあ今から笑っても良いけど、捕まってはいけないから」

瑞樹「たまには貴方もやってみなさいよ」

ちひろ「始める前に、まず人質役をしてもらいたい子がいるわ」

早苗「いや絶対アタシやる」
楓「私やるぅ」
瑞樹「私でしょ」

ちひろ「人質として、安部に行ってもらうから」

菜々「はい」

早苗「は？」
瑞樹「は？」

菜々「ナナが一番苦労してるんですよ」

早苗「・・・」
瑞樹「・・・」
友紀「・・・」
楓「・・・」

菜々「この人達助ける気無さそうなんですけど」

ちひろ「しかし安部がいなくなると人手が足りなくなるわね」

早苗「じゃあこいつそのままで良いでしょ」

菜々「こいつって言いますか」

瑞樹「人質なんか人形で良いのにね」

ちひろ「新しい人を用意したから」

早苗「クビなの？」
菜々「ちょい」

【PM4:00】
…。

『笑ってはいけない時間は一旦止まり、女子寮の外に出る…』

『すると、そこには見覚えのあるドクロマークの台が…』

『…そう！今からの時間は【絶対捕まってはいけないアイドル】！！！』

『安部を人質とし、5人から4人になる筈だが…』

…。

早苗「…ょーし」グッグッ
瑞樹「早めに終わらせないとねー…」グッグッ

【入念なストレッチを欠かさない30超えアイドル2人】

友紀「そうですねー…何か腹立つし…」

ちひろ「みんなー」

楓「…？」

ちひろ「やっぱりね。貴方達4人だけじゃ花が無いから」

瑞樹「いやそれ…」
早苗「さっき聞いたから」
楓「…」

ちひろ「助っ人を呼んだからね」

友紀「…」

瞳子「よろしくお願いしまーす！」
【服部瞳子】

早苗「はーい来た。こういう事する」

瑞樹「本当ねー」

瞳子「え！？」

楓「久しぶりぃ」ギュ
瞳子「あ、は、はい。久しぶりです…」

早苗「ウチこういうの求めてないんだけど」

瞳子「いや、でも呼ばれたんですよ…」
楓「同期ですよ」

【※服部瞳子と高垣楓は元同期です】

瑞樹「あー…こういう感じにしちゃう…」

友紀「いやアタシははじめましてなんですけどね、まあ」

ちひろ「今回はこの5人で安部を助けてもらうから。頑張って頂戴」

…。

『助っ人に服部瞳子を呼び、再び5人体制となった一行』

『果たして無事鍵を見つけ出し安部を助け出せるのか…！？』

…。

【GAME START】

『第1鬼 出現』プシュー

珠美「いざっ！」バシュウ
【チャンバラ】

瑞樹「やばっ」

早苗「うわ来た来た！！」

友紀「逃げよ逃げよ！！」

楓「！！」

瞳子「え？えっ！？」

珠美「いざぁぁぁあああああああ！！！」

瑞樹「この子この子！！この子行って！！」ガシィ
瞳子「え！？ちょちょ、ちょっと！！」

珠美「いざあああああああああああ！！！！」バシバシ

瞳子「ちょっ…痛い痛い痛いって！！痛いってェ！！！」

早苗「あー…」ハァハァ

友紀「洗礼受けてる…」

楓「洗礼受けちゃった…」ハァハァ

瞳子「…いったー…」ハァハァ

瑞樹「いやー…」

楓「痛かった？」

瞳子「…いや、瑞樹さん…」ハァハァ

友紀「え？」

瞳子「瑞樹さん…に…押さえられて…」ハァハァ

友紀「うわー…」

楓「酷い」

瑞樹「いやちょっと良く分かんない」

友紀「貴方がそう言う時大概ボケてる時なんですよ」
瞳子「良くお分かりで」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」

『第2鬼 出現』プシュー

ありす「…ほっ！！」バシュウ
【ヘアバンド】

早苗「！？」
楓「！！」
瑞樹「w…っ！？」

瞳子「えっ…もう！？」
友紀「何かヘアバンドって書いてある…！」

瑞樹「ヘアバンドって何…！？」
ありす「～！！」ダダダダダダダ

瑞樹「え！？私！！？」

早苗「あーあ…」

楓「あっち行ったー」

友紀「バチが当たったんですよバチが」
瞳子「・・・」

瑞樹「ちょっ…早い早い！！」
ありす「…！！」ガシィ
瑞樹「早いってもおおおお！！！」

楓「ヘアバンド…」

瑞樹「…あーもう…」ゼェゼェ

ありす「…！」チョイチョイ

文香「っ」バシュウ

瑞樹「！？」
瞳子「…！？」

【ヘアバンドを持った鷺沢文香が登場】

文香「…」スタスタ

瑞樹「…」
文香「…」
ありす「…」ギュー

文香「…」グッ
瑞樹「…え…何？…何…？」

早苗「…」

文香「…」ググググググクグ…
瑞樹「え…怖い怖い怖い怖い怖い…！！」

友紀「…うわ…」

文香「…ッ！！」ベィンッ
瑞樹「オン゛ッフ！！」

早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」

ありす「…」トコトコ
文香「…」トコトコ

瑞樹「…ッ」

早苗「大丈夫ー？」
楓「鼻行きましたね」
友紀「…」

瑞樹「…」

瞳子「…え、大丈夫なんですか？」

瑞樹「…痛い…」
早苗「え？」

瑞樹「…っちゃ痛い…」

早苗「そんな痛くないって」
友紀「ですね」
瞳子「良くお分かりで」
楓「wwww」

『第3鬼 出現』プシュー

茜「ヤー！！！」バシュウ
【腕立て伏せ】

早苗「あーもう…！！」

友紀「いや…あれならまだ…！」

楓「～！！」

茜「ボンバァァァァァアアアアアアア！！！！」ダダダダダダダ

瑞樹「あっ…」ハァハァ
早苗「一番無理そうなの狙った…」ハァハァ
友紀「あの人は無理だろうなー…」ハァハァ
瞳子「疲れる…」ゼェゼェ

茜「捕まえ…たっ！！！」ガシィ
楓「ン゛グッッ！！？」

茜「ハイじゃあ腕立て30回ィ！！」

楓「え…ええ…？」ゼェゼェ

早苗「30回だって」

友紀「時間かかりますよこれ」

瞳子「楓さん…」

瑞樹「はいはい早く早く…」

楓「…い…いぃ…ち…！」プルプル
茜「…」

楓「……に…ぃ…ぃ…」ブルブル

茜「遅いッ！！」ズシン
楓「ゴフッッッッ」ドシン

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
瞳子「うわっ…」

【腕立て→のしかかり】

茜「…」スタスタ

楓「…」
瞳子「楓さん…？」ポンポン

早苗「起きないとまた来るわよ」

楓「もぉやだぁ…」

友紀「…可愛い」

『第4鬼 出現』プシュー

アナスタシア「ダッ」バシュウ
【スリッパ剣】

楓「ッ！！」バシュッ
瞳子「うわ速ッ！？」

早苗「いや何アレ何アレ！！」

友紀「いやちょっと良く…！」

アナスタシア「…！」ダダダダダダ

友紀「うわやっぱアタシじゃん！！」

アナスタシア「…！」ズドドドドドドド
友紀「やだー！！さっきのがまだ良かったー！！」ダダダダダダ

瑞樹「あの子の時は大概友紀ちゃんね」ハァハァ

早苗「1人一個ずつ来てないこれ…」ハァハァ

瞳子「も…無理…」ゼェゼェ

楓「…」ゼェゼェ

アナスタシア「♪」ガッシィ
友紀「…！あー…」ハァハァ

瑞樹「…え、スリッパよね？」

瞳子「何か剣って…」

アナスタシア「…」カポカポカポ
https://i.imgur.com/kX5Eozb.jpg

友紀「…え？」

早苗「…あれ何？」
瞳子「スリッパ…重ねてますね…」

瑞樹「あんなスリッパあったっけ…？」

アナスタシア「…」チョイチョイ

友紀「…え…お尻…？」

アナスタシア「…」ブンッ

友紀「…えチョッッ」

アナスタシア「ダッ」ドバァン
友紀「ッダアアアアアアアアアアアアアア！！！！！」

瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
瞳子「ひっ…」

…。

『一方その頃安部は…』

…。

菜々「皆さん大変そうですねぇ…」ムシャムシャ

【5人を遠目にみかんを食べる安部】

…。

『10分経過』

『鬼 増員します』プシュー



瑞樹「！？」
早苗「！？」
楓「！？」
友紀「！？」
瞳子「！？」

拓海「…」ウイーン
夏樹「…」ウイーン
里奈「…」ウイーン
【チャンバラ】

瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
瞳子「…」



拓海「…」ブォォオオオオン
夏樹「…」ブォォオオオオン
里奈「…」ブォォオオオオン

瑞樹「ちょっとおおおおおおお！！！！」

早苗「いや無理無理無理無理無理！！！」

楓「ー！！！」

友紀「あーもーやだー！！！」

瞳子「え！？ちょ…危なっ！！？」

…。

菜々「暴れてますねー…」ムシャムシャ

【みかんを食べ続ける安部】

…。

拓海「wwww」ペシペシ
早苗「イダダダ！！ちょっともう終わりで良いでしょ！！」

夏樹「wwww」ツンツン
楓「ちょっ…やめ…ダメダメダメ！！」
友紀「腹突かないでって！！ちょっと！！」

里奈「wwww」ペシンペシン
瞳子「あだっ…え、ちょっと痛い！痛いって！！」
瑞樹「ちょっ…何してんの！！やめてって！！」

…。

『その後…』

アナスタシア「…」ガシィ
【задница】

早苗「ッア゛ー！！…もおおお！！！」ゼェゼェ

友紀「…」ハァハァ

瑞樹「…何て書いてあるの？」ゼェゼェ

楓「ちょっと…分からないです…」ゼェゼェ

瞳子「…」ゼェゼェ

アナスタシア「…」グイィ

早苗「え！？何！？」

アナスタシア「…！」ズダァン

早苗「あだっ…え、は！？」

アナスタシア「…」グイッ

https://i.imgur.com/c1yg417.jpg
早苗「え？何？何！？」

アナスタシア「…」グイグイ

早苗「何！？何されんのこれ！？」

アナスタシア「…」

早苗「え？ちょっ…」

アナスタシア「ダッ」ベチィン

早苗「ァイッダイ！！」

瑞樹「wwwww」
友紀「wwwww」
楓「wwwww」
瞳子「wwwww」

…。

茜「ボンバー！！」ガッシィ
【腕立て伏せ】
瑞樹「ングッ！！？」

早苗「あー…捕まった…」ゼェゼェ
楓「次…川島さん…」ゼェゼェ

茜「はい！腕立て30回！」

瑞樹「…あーもう…1…」ゼェゼェ

瞳子「…」ゼェゼェ

瑞樹「…n」
茜「やっぱ遅ォい！！！」ズシン
瑞樹「ゴフッッッッ」

早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「wwwwwww」
瞳子「wwwwwww」

…。

静香「…」バシュウ
【？】

友紀「鍵見つけるどころじゃないじゃんこれェ！！！」

楓「疲れる…」

瑞樹「いつまでやるのよもおおおおお！！！」

瞳子「…」ゼェゼェ
静香「…！」ガシィ

早苗「あー…」ゼェゼェ

瑞樹「？って書いてあるけど…」

瞳子「…？って何…」
静香「…」チョイチョイ

志保「…」バシュウ
【MEN'S Precious】
https://i.imgur.com/4FT3QMn.jpg

瞳子「…え…？」

友紀「MEN'S Precious…持ってる…」

志保「…」クルクル

瑞樹「…あー…」

瞳子「ちょ…ちょ！待っ…」
静香「…」
早苗「…」

志保「…」バコッ
瞳子「アダッ！！？」

早苗「wwwww」
瑞樹「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」

静香「…」
志保「…」ペラッ

瞳子「…！…！！」ジー…ン

瑞樹「良いリアクションね」

早苗「オッケーオッケー」

瞳子「…いや、あの…」

友紀「？」

瞳子「…え、こんなのずっとやるんですか…？」

楓「wwwww」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」

『第14鬼 出現』

凛「…」バシュウ
【骨っこ】

早苗「え、まだあんのぉ…？」ハァハァ

瑞樹「鍵見つけるどこじゃないじゃない…」ハァハァ

楓「…ゼー…ハー…」

友紀「…え、うわこっちィ！！？」

凛「…」シュタタタタタタタタタ

友紀「やだー！！何でアタシばっかー！！！」

瞳子「…結構あの子の率高いですね…」

瑞樹「若いから」
早苗「若いから」
楓「若いから」

瞳子「あー…」

友紀「速いよこの子…」
凛「…」カチャカチャ

楓「…？」

早苗「何か付けられてない？」

友紀「…」チャラン

瑞樹「…」

友紀「…骨ガムです」

楓「…分かるけど…」

友紀「…めっちゃ噛まれてますけど」

早苗「えー…何何…」

瑞樹「…」

『開始から 1時間経過』
『ペナルティ 発生』

瑞樹「！？」ビク
早苗「！？」ビク
楓「！？」ビク
友紀「！？」ビク
瞳子「！？」ビク

…。

菜々「ペナルティって結構貰ってる気が…」

『ペナルティ 発生』

菜々「え？」

？『あーあー…もう1時間も無駄な時間過ごしちゃったー』

菜々「は？」

里奈「もー菜々ちゃんの欲しがり屋ッ☆」シャッ
https://i.imgur.com/rHTqmKk.jpg
『…』ウ゛ー

菜々「は！？」

…。

早苗「あーあ」

瑞樹「やられてるやらてれる」

楓「あの子がアレの元凶なんですね」

友紀「・・・・・」チャラ
瞳子「・・・」

…。

『…』ベロベロベロベロベロベロベロ
菜々「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛！！！！！」

里奈「wwwwwww」

…。

瑞樹「www…あーおかし…」

早苗「いや絶対あのぬいぐるみアイツのでしょ」

友紀「…」チャランチャラン

楓「…」
早苗「…」
瑞樹「…」
瞳子「…」

友紀「ちょっと」チャランチャラン

早苗「え、何」

友紀「何で遠ざかるんですか」チャランチャラン

早苗「いや…」
瑞樹「分散しないと」
瞳子「ね」

友紀「じゃあみんなで分かれましょうよ。なんで4人と1人で分かれてるんですか」チャラ

瑞樹「じゃあ2・2・1で」

友紀「それがおかしいんですよ。2と3にしましょうよ。何かサッカーのポジションみたいに言ってますけど」チャラン

『第15鬼 出現』プシュー

亜季「とうっ！！」バシュウ
【足ツボ】

瑞樹「あああああああ来たあああああああ！！！」

友紀「ああああああああああ！！！！」チャララララララララララ

早苗「それ邪魔ァァァァアアアアアアア！！！」

楓「wwwwwww」
瞳子「www…」

亜季「行くでありまぁぁぁぁぁぁす！！！」ズドドドドドドドドド

友紀「あああああこれ邪魔あああああああああ！！！！」チャララララララララ

楓「…w」
亜季「楓どのォォォォオオオオオオオ！！！！」ガシィ
楓「はっ！！？」

友紀「はっ？」ゼェゼェ
早苗「あの子だ…」ゼェゼェ
瑞樹「大概あの子に行くわね…」ゼェゼェ
瞳子「…」ゼェゼェ

楓「え…え…？」
亜季「行くでありますよ！！！」
https://i.imgur.com/h15dcKk.jpg
楓「い…嫌…」

早苗「うわ…」
瑞樹「アレは…一番嫌ね…」
瞳子「そうですね…」

亜季「…ン゛ヌ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛！！！！」メリメリメリメリ
楓「…ん゛に゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛！！！！」メリメリメリメリ

友紀「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
瑞樹「wwwwwww」
瞳子「wwwwwww」

…。

菜々「…ww…あー…凄い臭い…」

…。

亜季「…」ヨロヨロ

早苗「大丈夫ー？」

瞳子「か、楓さーん…」

楓「….ゼー…ヒュー…」

瑞樹「…あ、ちょっとコレ見せられない顔してる」
友紀「ティッシュティッシュ」

楓「…か゛え゛り゛た゛い゛て゛す゛ぅ゛…」
瞳子「まあまあ…」

『第16鬼 出現』プシュー

瑞樹「えっ！？」
友紀「はっ！？」
早苗「ちょ…早い早い早い！！」
瞳子「いやいやいやいやいや！！！まだ楓さん顔ドロドロなんですけど！！！！」

？『…』プシュー…

瑞樹「…？」
友紀「…ん…？」


早苗「え？」

のあ「…」ドゥルルルン
貴音「…」
https://i.imgur.com/EsTaYK5.jpg

友紀「え…何何何…？」

のあ「…」ブォォオオオオン
貴音「…」

瞳子「え…はっ！？」

瑞樹「いや危ない危ない危ない危ないってぇ！！！！」

早苗「何考えてんのちょっとぉぉおおおお！！！！」

…。

菜々「…うわー…暴れてますねぇ…相変わらず…」フキフキ

…。

のあ「…」ブオオオオォォォォォン…
貴音「…」

瑞樹「…ぺっ…ぺっ…」
早苗「うわー…砂が…」
友紀「何なのさもー…」
瞳子「すぐ帰っちゃいましたね…あれ？」

早苗「何？」

瞳子「…これ…」

友紀「あ！鍵！」

楓「もう帰りましょうよぉ」
【四条貴音からのダイナミックパスにより鍵GET】

…。

『その後、ゲットした鍵で人質となった安部を救出しに向かうのだが…』

…。