1以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:18:29.27HGHj6cYl0 (1/9)

艦これSS、二次・三次創作、エログロ、駄文、安価、
及び人によっては受け入れられない展開注意です

このスレは
『ヲ級「くっ……コロセ……!!」  提督「……」』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1486651164/
『テスト「……」ニコッ 提督「テスト……」』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1493826735/
『長門「ふにゃぁ~……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」』
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1507975466/
の続きとなっております

良ければ読んでいってください

どうぞよろしくお願いします


2以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:20:25.72HGHj6cYl0 (2/9)

黒潮「か、加賀さん……」

浦風「い、いや、これは……」

加賀「そこは提督の部屋よ。そんなところで言い合いしていたら提督にご迷惑でしょう?」

「「はい……すいません……」」

加賀「分かったのなら部屋へ戻りなさい。いいわね?」

「「っ……はい……」」

加賀「……」スッ

黒潮「……って待たんかい!!」

浦風「何しとん加賀さん!?」

加賀「……提督に御用があるんです」

黒潮「はあ!?あ、分かったそう言うことやな!?ならうちらだってそうや!!女としてここで引き下がられへん!!」

浦風「加賀さんもなん!?っ……あの人はもう……まあええわ!!けど提督さん今日は予定なしなはずじゃ!!加賀さんも奇襲なんじゃね!?」

加賀「……いいからあなた達は帰りなさい。これからは大人の時間よ」

黒潮&浦風「「絶対嫌や(じゃ)!!」」

加賀「っ……!!もういいわ……そこを退きなさい……!!」

黒潮「いやぁああああ!!嫌や嫌や!!ウチは負けへん!!女の意地や!!」

浦風「うちは絶対退かん!!じゃけぇ加賀さんが帰っちゃってください!!」

提督「!?」

提督(引継ぎの準備やらなんやらがやっと終わって部屋へ戻ってきたら、何事か起きていた。俺の部屋の前で言い争っているのは加賀と黒潮と浦風か)

提督「何をしているんだ?」

「「「っ!!提督(司令はん)!!」」」

提督(俺が呼びかけると三人が俺の方を向いた。そして我先にと迫りくる。まるで襲いかからんばかりに)

提督「っ!?」

加賀「提督!!私、提督が行ってしまうと考えるだけで……今日は他の子のところなんて行かないで……!!どうか私と居てください……私に戦う勇気を……お願いです……!!」バッ ダキッ

提督(一番俺に近かった上に体も駆逐艦娘に比べて成長している加賀がまず最初に俺の胸に飛び込んできた。そして保護欲をそそる表情で俺を見上げ、そう訴えてくる)

浦風「提督!!だめじゃ!!加賀さんじゃなくてうちを……うちと居て!!この中で一番提督を愛しているのは間違いなくこの浦風じゃ!!」ダキッ ギュッ

提督(次に浦風が俺の首に腕をまわして抱きついてくる。切なそうに眉尻を下げ、目に涙をためていた)

黒潮「あかんで司令!!ウチの方が司令のこと思っとる!!それに、その二人は絶対無茶するで!!今日はウチが司令のこと優しく労わるから……ウチと居よ……?」スッ ピトッ

提督(最後に黒潮が空いている俺の背後に回ると背中に優しく抱きついてくる。俺の背中に顔を埋め、密着してきた。ぞくぞくするウィスパーボイスで囁かれる)

提督(俺を巡って三人が争っていた。それが、隠していたが、大きな失敗をして左遷されて挫折感に苛まれて傷ついていた自尊心を慰める)

提督(加賀のような美人や黒潮と浦風のような美少女が俺を取り合っている。他の奴らに見せつけてやりたい光景だ)

提督(この子たちは最上級の女だ。その容姿端麗さはイメージが重要な軍の広報に彼女たちが使われ、絶大な実績を上げている程ことからも分かる)

提督(それに加えて性格も良いのだ。戦争に涙する優しさ。そして立ち上がり戦場で戦う強さ。さらにその地獄のような戦乱の中で道理を失わない正しさを持っている)


3以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:24:09.79HGHj6cYl0 (3/9)

提督(もちろん、人間だ。完璧ではない。感情に引っ張られて間違いを犯したり暴走したりもする。しかし、現実的に望みうる中で最高だろう)

提督(美しい魂はやはり美しい体に宿るのかもしれない。天は二物を与えずとは誰が言った?ここに奇跡が居ると教えてやろうではないか)

提督(そんな、一つ間違えれば触れ難い存在になってしまいそうな彼女たちに人間らしさや親しみを与えているのが彼女たちの個性だ)

提督(加賀の不器用なところはとてもいじらしい。気さくな黒潮とはどれだけ一緒に居ても疲れることは無い)

提督(快活な浦風には何度心が救われたことか。名女優やトップアイドル並みに人気があるのがよくわかる)

提督(男ならば一度は夢見るものだ。そんな誰もがうらやむような女に愛されることを。そして隣に侍らせ、他の男に見せつけてやることを)

提督(だが悪いな、世の男性諸君。そんな奇跡の賜物たるこの子たちは皆俺のモノだ。絶対に手放さない。……もし彼らが知ったらどう思うのだろうか?)

提督(憧れの艦娘たちが俺の前では娼婦に堕ちることを知ったら……こうして俺の愛を求めて争う様を知ったら)

提督(本来なら一人一人が普通に恋愛し、結婚していただろう。だが、俺のモノにしてしまった。純粋だったこの子たちを染めてしまった)

提督(もうあり得た未来の旦那のモノになることは永遠にない。なんたる背徳感!!気分は聖書に出てくるアダムとイブを誘惑した蛇だ)

加賀「て、提督……?」

浦風「ど、どしたん……?」

黒潮「だ、大丈夫……?」

提督「っ!!あ、ああ、大丈夫だ」

提督(不安そうな三人の声。それで我に返った。いけない……よくないことを考えていた……自制しなくては……さもなくば、越えてはいけない一線を越えてしまう)

提督「実は明日、朝は遅いんだ。明日の分も今日のうちにそこそこ片づけてしまったからな。だから時間はたっぷりある。三人でゆっくりしないか」

加賀「さ、三人でですか……?」チラッ

浦風「っ……」チラッ

黒潮「うーん……」チラッ

提督(俺の提案に最初、三人とも微妙な反応を見せた。加賀がちらりと浦風に視線をやり、思案している)

提督(浦風も加賀と俺の背中にくっついている黒潮を伺った。きっと黒潮も浦風の様子を確認しているのだろう)

黒潮「……まあ、ええんちゃう?」

浦風「そうじゃね。仕方ないけぇ、それで我慢じゃ」

加賀「……わかりました」

提督(だが、このままではどうしようもないことを悟ったのだろう。まず比較的寛容な黒潮が妥協を示した)

提督(その結果、他との関係をあまりよく思っていない浦風と加賀も不満気ながら妥協する。よかった。では俺もやるべきことをやろう)

提督(彼女たちに後悔させないと誓った。俺には三人を満足させる責任がある。あとは有言実行あるのみだ)


4以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:27:50.90HGHj6cYl0 (4/9)



提督(その後、俺たちは軽く夕食をとりつつ酒を嗜む。酔いは心の壁を取り払ってくれる。そして身内の話で盛り上がった)

提督(こういう時、共通の話題があることは助かる。特に加賀と駆逐艦娘の二人は趣味嗜好が全く違うからな)

提督(最初は互いに牽制し合って硬かった場の雰囲気もだいぶ和んだ。もともと、加賀と黒潮、浦風は同じ艦隊になることも結構あったからな)

提督(仲が悪いわけではないのだ。ただ、俺をめぐってシュラバヤ沖で一触即発の事態になっていただけで……)

提督「ん、酔いが回ってきたようだ……っ……あぁ、気持ちいい……」グググ

加賀「疲れているのね、提督」

提督「ああ。最近は引継ぎで忙しくてな……ずっと机仕事だ」

浦風「うちが肩でももんであげよか、提督?」

黒潮「っ!!せや、ならウチらで良いことしたげよ。頑張ってる司令にご褒美や!!」

提督「ご褒美?」



提督「おぅ……いやぁこれは……素晴らしい……」

提督(黒潮の言うご褒美とは温度を調節したサウナで全身をマッサージすることだった。ご丁寧にベッドまで持ち込んで)

提督(もちろん、誰も入ってこないように清掃中の札をかけるのも忘れずに。まあ、この時間にサウナを使いに来る人はいないだろうが)

加賀「そうですか。ならよかったです」モミモミ

提督「クセになりそうだ……これからもちょくちょく頼もうかな」

黒潮「司令、ほんまええ体やなぁ……男の体って感じやわぁ」

提督「空いた時間でそれなりに努力しているからな。君たちに釣り合うように頑張っているのさ」

浦風「提督……傷だらけじゃねぇ……」モミモミ

提督「ああ……まあ、男の勲章だ。少なくとも、もう誰にも自分は安全な後方で指揮だけ執っているとは言わせないぞ」

加賀「本来ならそうあるべきです。そんな誹りを気にしないでください。もし提督に万が一があったら……私は……」

黒潮「せやで。加賀さんの言う通りや。司令はんはもう取らなあかん責任がぎょうさんあるやろ?」

浦風「もし勝手に死んだりしよったらあの世まで追いかけてぶちまわしたるけぇ、よーく覚悟しときぃよ?」

提督「大丈夫だ。俺だって君たちを残して死ぬつもりはないよ」

提督(うつ伏せに寝そべる俺の左の肩回りを黒潮が。右の肩回りを加賀が。腰を浦風が揉んでくれる。あぁ、いい……!!)

提督「熊野が通い詰めるのも納得だなぁ……極楽極楽……」

提督(心地よい暖かさとマッサージのじんわりとした気持ち良さに眠くなってくる。微睡ながらマッサージを堪能した)

提督「……っ」

提督(っていかんいかん。眠ってしまったらダメだ。きっともう起きれないぞ。それに、このまま寝てしまうのは勿体ない)


5以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:30:36.56HGHj6cYl0 (5/9)

提督「……」チラッ

加賀「……?」モミモミ

提督(やはり年長者だけあって加賀が一番官能的な体をしている。どっしりとした大きな胸、いい感じに締まった腹回りに肉付きの良い腰回り)

提督(ノースリーブで裾の短い白の湯着を着ているが、とても色っぽい。湿度の高いサウナに居るために汗でそれが素肌に張り付いているのだ)

提督(透けて肌が見えている。さらに、きつそうに押し広げられた胸元からは零れんばかりの巨乳の谷間が丸見えだ)

提督(そして太腿までしかない裾からは体勢によっては加賀の秘所を覆う白い薄布がちらりと誘うように視界に映る)

提督「……」ムクムクムク

加賀「……///」テレッ

提督(俺に見つめられた加賀は照れて頬を赤く染めた。目を伏せてマッサージを続ける。体が動くたびに揺れる胸)

提督(スイッチが入れ替わった。眠気が跡形もなく消え去り、性欲が首をもたげる。ああ、けどマッサージも気持ちいい)

提督(このままマッサージされながら誰かに抜いてほしいな。仰向けにれば察してくれるだろうか……)

黒潮「もう……加賀さんだけやなくてウチのことも見て」

提督「!!」

提督(拗ねたような声。衝撃が走る。俺の中で閃くものがあった。俺はゆっくりとそちらの方へ向く)

黒潮「えへ……」ニコッ

提督(すると嬉しそうにはにかむ黒潮が視界に入る。黒潮もまた肌に張り付いた湯着が透けていて欲情を掻き立てる姿だった)

提督(き、気のせいか……?いや、待て。俺は目を閉じる。そしてそれを確かめるべく口を開いた)

提督「黒潮」

黒潮「どしたん?司令はん」

提督「……!!」

提督(……っ!!たぶんそうだ。だが口調が……しかし、もしそうなら……俺はもう一度加賀を見る)

提督「……」チラッ

加賀「……?」

黒潮「司令はん?もう、なんやの……?」

浦風「提督、まさかうちのこと忘れとらんよね……?」グイッ

提督「っ!?」ビクッ

提督(黒潮と浦風が不満気な声をあげる。特に浦風は痛いくらいにツボを押してきた。つい声が出そうになる)

加賀「提督……?」

提督(だがきょとんとした様子の加賀を見るとこれからしようとしていることにわくわくが止まらなかった)

提督(感情表現が苦手とはいえ、さすがに大きな感情は顔にも大きくでる。このすまし顔がどうなるのか見ものだな……!!)

提督「ありがとう、皆。もう大丈夫だ。そして悪いが黒潮、浦風、来てくれ。加賀はここで待っていてくれ。すぐ戻る」

加賀「そうですか、分かりました」

黒潮「了解や。どうやった、司令はん?おぉ……!!」

浦風「その顔、何か悪いことたくらんどるじゃろ」

提督(俺の言葉に加賀が少し残念そうにそう答える。体を起こし、立ち上がると黒潮が無遠慮に俺のモノを凝視する)

提督(そして浦風がまるでいたずらっ子を見るお姉ちゃんといったような表情で俺を見つめてきた)


6以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:32:08.07HGHj6cYl0 (6/9)



提督「黒潮。君、標準語でも喋れるだろう?」

浦風「標準語?」

黒潮「なんやの急に?」

提督(加賀に声が聞こえないようにいったん脱衣所に出た俺たち。俺の質問に二人が意味が分からないというように眉をひそめて俺を見つめている)

提督「どうなんだ、黒潮?」

黒潮「まあ喋られへんことないけど……」

提督「よし!!じゃあ黒潮」スッ

黒潮「?」

浦風「……」

提督(俺は黒潮の耳に口を寄せる。黒潮もまた俺に耳を寄せた。そんな俺たちに面白くなさそうな顔をする浦風)

提督「赤城のモノマネをしてみてくれないか?」

黒潮「あ、赤城はん?えっ、なんで?」

提督「いいからいいから。頼む、黒潮」

黒潮「ん~……まあええけど……」

提督(いきなりの赤城のモノマネをしろとの頼みに困惑する黒潮。しかしそこは関西人。拒否することは無かった)

提督「よし。浦風。採点頼むぞ」

浦風「えっ?何の?」

黒潮「ん、ん~。あ~。こほんこほん。よっしゃいくで」

提督(戸惑う浦風をよそに黒潮が喉の調子を整える。どうだろうか?きっと上手い……いや、そっくりだと思うのだが)

提督(赤城と黒潮は声質が似ている。だがさすがに赤城の方が落ち着いた声をしているし、黒潮の方が子供らしい高い声だ)

提督(しかし先程の黒潮の囁きはいつもの黒潮と違い大人びた声で……つい赤城かと思うほどだった)

提督(思い返せばたまに赤城が出す高めの声。あの声は黒潮に似ている。だがそう思うのは俺だけかもしれない)

黒潮「この勝利に慢心しては駄目。索敵や先制を大事にしないと……って、頭の中で何かが……」

浦風「!?」

提督「やっぱり……!!」

提督(少し大げさというか何というかという感じだが、赤城だった。浦風が目を見開いてびっくりする)

黒潮「烈風?いえ、知らない子ですね。流星?九七艦攻とは違うのですか?」

浦風「あ、赤城さんじゃ……!!えっ、ばり上手い!!黒潮、そないな特技持ってたん!?」

黒潮「えっ?ほんま?そない似てるん?」

提督「ああ、完璧だ。ふふ……いいことを思いついたんだ、二人とも。協力してくれ」


7以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:33:16.91HGHj6cYl0 (7/9)



提督「どうだ、加賀?」モミモミ

加賀「んっ……ふぅ……はい……気持ちいいです……お上手なんですね……提督」

提督「ああ、まあな」

提督(その後、サウナに戻った俺たちは加賀を言いくるめてマッサージを受けさせていた。最初遠慮していた加賀も一度受け始めればすぐに虜になってしまう)

提督(しばらく普通マッサージを続ける。気持ちよさに微睡んでしまう加賀。そろそろか。俺は加賀の腰をマッサージしていた手を尻まで這わせる)

加賀「!!」ピクッ

提督(指が沈み込む柔らかさ。堪能する。加賀の体がピクリと反応した。そしてちらりと左右の黒潮と浦風を窺う)

提督(二人はそれに気が付いていないふりをしていた。加賀はもぞりと体を動かす。それは抗議や拒否の意味だったのだろうか)

提督(羞恥心も人一倍の加賀だ。二人の前でなど耐え難いだろうな。だが俺は気にせず湯着の下に手を入れると尻を揉みしだく)

加賀「……!!」カァッ

提督(二人が居るために満足な抵抗もできず、拒否を伝えることもできない加賀。どうやら必死で耐えているようだ)

提督(俺はそのまま手で薄布を撫でる。固しっとりと湿ったそれは汗の為か、それとも……確認せざるを得ない)

提督「……」スッ ツプッ

加賀「っ……」ピクッ

提督(俺は加賀のショーツをずらすと秘所へ指を埋める。きゅんと締まったそこはしかし、ぬるりと濡れていた)

提督「……」クチュクチュ クリッ

加賀「っ!!」ビクッ

提督(それは汗では考えられないような粘性を持った体液だった。俺は手淫を続ける。硬い突起に触れた瞬間、加賀の体が跳ねた)

黒潮「加賀さん?どうしはったんですか?」

浦風「痛かったですか?ごめんなさい……」

加賀「い、いえ、違うわ。ありがとう。十分に堪能させてもらいました」

提督「まあそう遠慮するな。もう少しゆっくりしてくれ」

加賀「て、提督……!!」

黒潮「そうですよ。いつも頑張ってはるんですからこういう時ぐらいゆっくりと休んでください」

浦風「どうですか、加賀さん?うち、昔はよく祖父母や両親にしてましたけぇ結構自信あるんですよ」

加賀「い、いえ……もうこれ以上は……っ!!」グッ ビクン

提督(マッサージを止めない俺たちに加賀は強引に立ち上がろうとした。そこで俺は加賀の急所に鋭い一撃を入れる)

提督(それに対して加賀は何とか声を上げずに耐えきった。まあ、ぎりぎり耐えきれるよう加減したのだが)

提督「ほら、二人もそう言ってくれてるぞ?」

加賀「わ、分かりました……」

提督(立ち上がるのをやめた加賀はおとなしくマッサージを受け続ける。俺はじわりじわりと快楽を与えていく)


8以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:37:32.96HGHj6cYl0 (8/9)

加賀「っ……ぁ……!!」

黒潮「気持ちええですか、加賀さん?」

加賀「え、ええ……んっ……!!」

黒潮「ほんまですか?よかったです」ニコッ

浦風「こことかどうですか、加賀さん?」グイッ

提督「……」キュッ

加賀「ぁん!?っ!!す、少し優しくしてくれるとありがたいわ……」

浦風「あ、ごめんささい、加賀さん……」シュン

加賀「い、いえ、でも本当気持ちよかったわ。少し刺激が強かっただけで……気にしないで」

提督(溢れる愛液。加賀は必死で耐えていた。それでも漏れる喘ぎを震える声で必死に取り繕う加賀)

提督(ぞくぞくした。さて、そろそろだ。すっかりできあがっている加賀の体。俺は止めを刺すために責めを激しくする)

提督「……」ヌプン グイッ

加賀「っ!?」ビクン

提督「……」クチュクチュ クリクリ

加賀「ぁ……あぁっ!!提督!?や、待って……!!あん!!」ゾクゾクゾク

黒潮「大丈夫ですか、加賀さん?」

浦風「そんなに気持ちいいですか、加賀さん?」

提督(体が快楽に跳ね、喘ぎどころか嬌声をあげてしまった加賀。その隠しようのない痴態にそれでも加賀がなんとか取り繕おうと二人を見上げた)

加賀「んはぁっ!!ま、待って!!こ、これは違ぁっ!!ち、違うのよ、二人とも……」ビクッ ビクッ

黒潮「何が違うんですか、加賀さん」ニタァ

浦風「気持ちよくないんですか、加賀さん」ニタァ

加賀「……!?あ、貴方たち……!!はぁっ!!あぁああ!!」サァッ ビクン

提督(そして気が付く。その二人が妖艶な笑みを浮かべて自分を見下ろしていることに。瞬間、加賀が全てを悟って絶望の表情を浮かべる)

提督(自分の痴態がその二人に全て晒されてしまうのだということを理解したのだろう。だが、次の瞬間には耐えようのない快楽に蕩けてしまう)

黒潮「加賀さんってほんまに胸、大きいですよね?ウチもこうなりたいんですけど何かアドバイスしてくれます?」グイッ モミモミ

加賀「や、止めなさい!!お願い、止めて!!あぁん!!はぁっ、あぁ!!」 グググググ

浦風「こことかどうですか?うちも提督さんにすっかり女にされたけぇ、どこがいいのか分かるんですよ、加賀さん」ギュッ クリクリクリ

加賀「ダメッ!!そこはぁ!!っ……お願い……もう赦して……!!あっ!!ああああっ!!」 ビクン

提督(なんとか逃げようとする加賀を押さえつける黒潮と浦風。そして加賀の胸を責める。俺が調教したように胸を揉みしだき、その先端の突起を弄る)

提督(同じ女としてどのように責められたら耐えられないのか身をもってよく知っているのだろう。加賀が哀れに赦しを懇願した)

提督「駄目だ。我慢するな、加賀。イけ。快楽に身を任せろ」ジュプジュプジュプ

加賀「いやっ!!止めて提督!!てっ、あぁああああああああああっ!!」ビクンビクンビクン

「「……!!」」ゾクゾクゾク

提督(俺が止めと言わんばかりに指でGスポットを強襲する。ついに加賀が淫らに体を張って嬌声をあげた。絶頂してしまったのがまるわかりだ)

提督(その様を駆逐艦娘二人が息を呑んで見守っていた。本来、自分が守るべき空母を自らの手で快楽の海に沈めてしまったのだ)

提督(二人の顔にはサディスティックな笑みが浮かんでいた。ああ、そうだろうな。大型艦を撃沈するのは駆逐艦娘にとって最上の譽だ)

提督(もう加賀は二人にとって守るべき護衛対象ではなく極上の獲物となっていた。なんせあの一航戦の加賀だ。これほどのモノはなかなか食えないだろう)


9以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:41:06.35HGHj6cYl0 (9/9)

加賀「はぁ……はぁ……はぁ……」ハイライトオフ

提督(加賀はぐったりとしていた。その表情には快楽と絶望が混じり合っており、目には光が無い。まるでレイプされたあとのようだ)

提督「黒潮、浦風。加賀に目隠しを。そしてもっとマッサージをしてやれ」

黒潮「了解や、司令はん。失礼しますね、加賀さん」

浦風「まかしとき♪もっとよくしちゃるけぇ、堪能しちゃってぇな、加賀さん」

加賀「い、嫌……!!」



加賀「もう赦して!!赦してぇ!!あぁ~~~~~~~~~~~~っ!!」ビクンビクン

黒潮「あっは……!!」ニタァ

浦風「ええ顔じゃねぇ、加賀さん♪」 ニタァ

提督(再び絶頂を迎えた加賀。開いた口からは涎が垂れていた。一方、駆逐艦娘の本能が存分に満たされている二人は獰猛な笑みを浮かべている)

提督(黒潮と浦風に責められる加賀というのも素晴らしい光景だったが、加賀の心が完全に折れてしまう前にやらなくてはならないことがある)

提督「黒潮」

黒潮「ん、了解や。ほな、また後でな、加賀さん」

加賀「……」

提督(俺の呼びかけに黒潮が応える。そしてサウナを出ていった。俺は加賀に歩み寄る。その気配を感じ取ったのだろう。加賀が反応した)

加賀「提督……なぜ……なぜこんなことをするのですか……?」

提督「それは君のためだ、加賀。浦風」

浦風「まかせんさい♪」スッ モミモミ クチュクチュ

加賀「あっ……だめ……提督……もう赦してください……!!」

提督(俺の一声で浦風が再び加賀を責め始める。背中から胸と秘所に手を伸ばし、容赦なく揉みしだき、弄ぶ)

提督(加賀が弱々しくそう呟く。しかし加賀の想いとは裏腹に体は素直に反応してしまっていた。暫し、美少女が美人を責める様を楽しむ)

ガチャリ

提督「!!」

提督(そしてついにこの時が来た。黒潮が戻ってきた。無言でサウナ扉を開ける。悪戯っぽい笑みを浮かべていた)

黒潮「か、加賀……?」

提督(そして赤城の声真似をしながらまるで目の前の光景が理解できないというように震えた声で加賀を呼ぶ)

加賀「っ……!!」ピクッ

提督(本来なら、加賀なら聞き分けたのかもしれない。しかし容赦ない辱めを受けていた加賀にそんな余裕はないだろう。一連の凌辱で反応が鈍くなっていた加賀が、明確に反応した)

↓×1~3 赤城に自分が無様に辱めを受けているところを見られたと思った加賀の反応


10以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 13:54:31.94hgI8tIXhO (1/1)

恥ずかしいと思いながらも提督に堕ちていく自分を見て欲しい(提督に愛されているアピール)


11以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 14:07:19.71p9+gOYtUO (1/1)

ここは譲れません(提督の首筋にキスマーク)


12以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/01(土) 14:12:19.11tA9fQiwWO (1/1)

自分が見せている痴態への恥ずかしさと最も繋がりの深い相棒を出し抜いていた事実への罪悪感で頭が真っ白に
謝罪と懺悔をしようと必死に行動を図ろうとして提督と浦風にイカされる
はっちゃけを起こして快感に積極的になり赤城に一緒に堕ちることを呼び掛けながら乱れまくる


13以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/04(火) 10:00:30.28XMKM464Do (1/1)

未だ失わぬ独占欲


14以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:40:22.98GeHNQI920 (1/9)

加賀「ぁ……赤城さん……!?」サァッ

提督(加賀の顔から血の気が引く。かすれた声で赤城の名前を呼ぶ加賀。よし、加賀は完全に黒潮を赤城と信じ込んでいる)

黒潮「何をしているの、加賀……!?」

加賀「あぁ……こ、これは……そんな……っ……」フルフルフル ガクン

「「「!?」」」

提督(力なく首を振りながらうわごとのようにそう呟く加賀。いきなりがくりと首を垂れる。まるで糸が切れた操り人形のように)

加賀「……ふふふ。見てください、赤城さん……私……もうすっかり提督に女にされてしまいました……女の悦びを徹底的に教えられて、虜になってしまったの……」

提督(そして笑った。顔をあげた加賀は黒潮の方へ顔を向ける。そして変に高揚した声音でそう告白した)

加賀「キスを交わして……胸を揉まれて……お尻を撫でられて……そして、ここに提督を受け入れて……提督の立派なのに一番奥を責められる悦び、知ってしまったんです……」

加賀「もう二度と忘れられません……あの幸せ……ああ、私はこの人のモノになるために生きていたんだと悟りました……」

加賀「それまで嫌いだった男性の欲情ばかり煽ってしまうこの体も、今は好きです……だって、提督が悦んでくれるから……」

加賀「この胸で挟んであげるんです……提督のがとても愛おしくて、尊くて……気持ちよくしてあげたくなるの……」

加賀「腰が浮いてきて、提督が切なそうにするのが可愛いんですよ……?とっても熱くて濃いのをたくさん出してくれるんです……」

加賀「他にも手や口を使ったり……男の人の悦ばせ方も調教されました……今ではもう提督のことを想うだけで体の奥が疼いてしまって……」

加賀「赤城さん……私……提督を愛しているんです……提督の為なら、私は何でもできる……」

加賀「失望しましたか……?でも、ごめんなさい……これが私なの……一航戦の加賀である前に、私は提督の女なの……!!」ゾクゾクゾク

提督(蒼白だった顔にはもう血の気が戻ってきていた。それどころか頬を赤くしている。加賀の告白に俺はたまらなくなった)

提督「加賀……!!お前の思いは確かに聞いたぞ……!!それに応えてやる!!」バッ スッ ピトッ

加賀「あ……提督……///来てください……!!お願い、赤城さん……私を見ていて……私が、愛されるところ……!!」

提督「っ……加賀……!!」ズププププ ドチュン

加賀「あぁ!!は、入ってきてる!!提督のが……大きいのが私の中に……あぁ!!深い……一番奥まで届いてるのぉ!!」

提督「動くぞ……!!」パンパンパン

加賀「あぁん!!突かれてる!!一番奥!!赤城さん!!見て!!私!!今!!提督に!!愛されてるわ!!」ズチュンズチュンズチュン

加賀「はぁっ!!提督!!愛してます!!ふぁ!!気持ちいいの!!赤城さん見て!!私、提督に!!っぁ!!おかしくなる!!提督!!もっと突いてください!!」

提督「この欲しがりめ!!たっぷりくれてやるから安心しろ!!」

加賀「あぁああ!!赤城さん!!これ凄いの!!見て!!提督の!!こんなのダメ!!おかしくなっちゃう!!見て赤城さん!!」

提督「加賀!!お前は俺のモノだ!!一生離さない!!」

加賀「はい!!そう!!そうです!!私は提督専用です!!お慕いしてます!!だからお願い!!ずっと愛して!!」

提督(容赦なく腰を振る俺に、足を組み付かせて自らも腰を振る加賀。いつもの加賀からは想像できないような淫らな絶叫)

提督(生々しい実況中継だった。浦風が息を呑んで乱れる加賀と俺の結合部を見つめている。ぺたりという足音は黒潮が後退ったのか)

提督(二人とも目の前で繰り広げられる淫らな狂宴に圧倒されているようだ。そうか。なんだかんだで二人とも初めての複数人プレイか)

提督(そんな黒潮と浦風に見せつけるなんて興奮してしまうではないか……!!俺はさらに激しく腰を振って加賀の秘所を突く)


15以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:42:15.63GeHNQI920 (2/9)

加賀「おく!!おくが!!みて!!すごい!!いちばんおくっ!!つぶされちゃう!!つかれるたびっ!!でんきみたいっ!!しんじゃうぅ!!あかぎさん!!」ビクビクビク

提督(加賀の手が俺の体に回された。俺もそろそろ限界だった。本能のままに種付けプレスの体勢になって加賀を上から突き下ろす)

提督「加賀!!出すぞ!!お前の中に全部!!受け取れ!!っぁ……!!」バチュン ビュルルルルルル

加賀「あぁああああああああああああ!!お、おく……あかぎさん……わたしのなか……あついのが……そそがれてる……!!」ビクンビクンビクン

提督(俺が腰を押し付け加賀の一番奥、子宮口に直接注ぎ込むように果てる。ビクビクと痙攣していた加賀の足がぴんと張った)

提督(蕩けきってだらしなく開かれた口からは唾液が垂れている。目隠しの為に目が見えないがおそらく下品なアへ顔を晒しているのだろう)

提督「っ……」ズルリ

加賀「あへぇ……」ヌポッ ブプッ

浦風「……」

黒潮「……ごくっ」

提督(ぐったりと脱力した加賀。俺がモノを引き抜くとぴくんと反応する。その秘所からは白濁液が噴き出た)

提督(浦風が俺の加賀の愛液にまみれてテカっているモノを無言でじっと見つめている。後ろで黒潮が息を呑んだ)

提督「ふぅ……ほら、加賀。笑うんだ。ピースしろ、両手でな。赤城に見てもらえ。ちゃんと報告するんだ」

加賀「ぅ……」

提督(俺の言葉に加賀がふらふらと両手をあげて顔の隣でピースする。そしてだらしないアへ顔のまま報告を始める)

加賀「あ……あかぎさん……わたし……ていとくのおんなになりました……ていとくにだかれて……しってしまったの……ほんとうのしあわせを……」

加賀「もう……もどれない……ていとくなしじゃいきていけないわ……あかぎさん……わたし……かえられちゃったの……」

加賀「みだらなことなんて……きらいだったのに……だいすきになってしまったの……ていとくのりっぱなのにいっぱいつかれて……かえられてしまったの……」

加賀「ごめんなさい……いっこうせんのかがなのに……こんなにいんらんで……ごめんなさい……」

加賀「おちんぽだいすきでごめんなさい……せっくすだいすきでごめんなさい……あかぎさん……ごめんなさい……」

提督(加賀の口からその単語が出るとは……いつもは恥ずかしがって頑なに口にしないのに。それだけ今の加賀はタガが外れているという訳か)

提督(俺はあまり下品すぎるのは好きではない。戯れに言わせてみたりもするが、基本的に言葉責めや淫らなセリフにも優雅さや上品さを求めてしまう性質なのだ)

提督(だが、股を開き白濁液を垂れ流す秘所やアへ顔ダブルピースを晒し、蕩けきった声音でそう言う加賀を見て俺のモノはさらに怒張したように感じる)

提督(どう気取って取り繕おうと結局は俺も女に下品なことを言わせたりさせたりすることも好きということか)

提督「大丈夫だ、加賀。それでいい。それでいいんだ」

加賀「えっ……?」

提督(俺は赤城に向かって快楽堕ちしたことを譫言のように謝る加賀にそう声をかける。加賀がぴくりと反応した)


16以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:44:33.25GeHNQI920 (3/9)

提督「どんな君でも恥じることは無いさ。君は君だ」

加賀「っ……!!で、でも……わたし……こんなぶざまで……それに……それに……あんなしっぱいまで……」

加賀「そのせいでていとくに……たいへんなめいわくを……そんなわたしに……なんのかちもない……」

提督(……何というか、赤城を前にしてのあの乱れっぷりは自暴自棄から来たのか。今の加賀は自分を取り繕う余裕はない)

提督(これが加賀の本心だろう。どうしてそんな風に考えてしまうんだ……俺は加賀を抱きしめると耳元で囁く)

提督「加賀、君は俺が君が優秀だから愛していると思っているのか?それは違うぞ。俺は君が君だから愛しているんだ」

加賀「!!」

提督「俺は君を尊敬しているんだ。その生き様、そして物事の考え方に。それが君に興味を持ったきっかけだ」

提督「そして君が完璧であろうとひたむきに努力しているところに惹かれた。感情豊かなのに不器用なところもとても可愛い。他にもいろいろあるぞ」

提督「クールで大人っぽいのに駆逐艦娘たちみたいにアイスが大好きだったり、幸せそうにご飯をたくさん食べていたり。挙げきれないぐらいだ!!」

提督「だから俺は君が好きになったんだ。そして愛しているんだ。決して君が栄えある一航戦の加賀だからではない」

加賀「ていとく……!!」

提督「完璧じゃなくてもいい。失敗なんて気にするな。失敗しない奴なんていない。大事なのはそれを恐れないこと」

提督「そしてもし失敗してもまた立ち上がることだ。それに、何があっても俺がついてる。だかr」

加賀「んっ……ちゅっ……」ダキッ ギュッ

提督「っ!!」

提督(加賀が俺を強く抱きしめ、キスしてくる。ただ唇を強く押し付けるだけの簡単なものだ。だからこそ純粋だ)

提督(そこには情欲は何もなかった。ただただ加賀の俺への思いが込められている。暫くして、加賀がゆっくりと口を離す)

加賀「愛しています、提督」

提督「俺もだ。愛している、加賀」

提督(再び唇を交わす。今度は濃厚なやつだ。あふれ出てきた情動を抑えきれないというように舌が入れられ、絡ませられる)

加賀「はっ……お願い……来て……」

提督「ああ、もちろん」

提督(熱っぽい加賀の声。今まで以上の愛と信頼を感じた。俺は準備万端になっているそれを加賀の秘所へとあてがい、挿入した)


17以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:46:39.89GeHNQI920 (4/9)



提督「ふぅ……」

加賀「……」グッタリ

提督(俺はモノを引き抜く。加賀はぐったりと脱力しきっていた。つい求められるがままに激しくしすぎたようだ)

提督「黒潮、加賀を頼む。外で涼ませてあげてくれ」

黒潮「わ、分かったわ。まかせとき」

提督(それをずっと見せつけられていた黒潮は、助かったという安心感と自分じゃないのかという失望が入り混じった複雑な表情を浮かべながら加賀に肩を貸してサウナを出ていく)

提督「……浦風。綺麗にしてくれ」スッ

提督(そして残った浦風に声をかける。浦風はびくりとすると恨めしそうに俺を上目遣いで睨んでくる)

浦風「加賀さんのでべたべたなのをウチに綺麗にさせよるなんて……げに酷い人じゃね……鬼畜じゃ……」

提督「ほぅ……」

提督(俺は浦風に歩み寄る。浦風はそっぽを向いてしまう。俺はそんな浦風を抱きしめた。モノが浦風の腹部に当たる)

浦風「っ……!!」ゾクゾク ジュン

提督「頼むよ浦風」

浦風「い、嫌じゃ!!」

提督(俺に抱かれたまま逃げるようにゆっくり後ずさる浦風。しかしここは広めとはいえサウナだ。すぐに壁が浦風を阻む)

提督「そう言わずに。君にしてもらいたいんだ」スッ クチッ

浦風「あっ、だ、ダメじゃって……!!んふっ!!そこはいろうたらいけんよ……!!提督……!!」ビクビク

提督(手を伸ばして浦風のそこを撫でる。浦風が色っぽく喘ぎながら拒否してきた。だが口だけで体はされるがままだ)

提督「ふむ、君の下着はすでにびしょびしょだな」

浦風「そ、それは……あぁ!!っ……汗じゃ……やぁ……!!」

提督「本当か?どれ、確かめてみよう」ズイッ

浦風「ち、ちょっと!!提督!!止めんさい!!」カァッ グイッ

提督(俺はその場でしゃがむ。そうすると浦風のショーツが目の前に来た。浦風が顔を真っ赤にして俺の頭を押しのけようとする)

提督(しかし力が全然入っていない。俺はそのまま浦風のそこに顔を埋めた。汗と発情した女の匂いが鼻腔を満たす)

提督「……」クンクン

浦風「やめぇ言うとるじゃろあんた……!!匂い嗅いだらいけん……!!」

提督「いい匂いだ……だが汗の匂いだけじゃないな……浦風、正直に言いなさい」

浦風「っ!!知らん!!あんたの勘違いじゃ!!ええからやめんさい!!」

提督「ふむ。確かにそうだな。ではもっとちゃんと確認してみるか」ズルッ

浦風「やぁああああ!!何しよっとんじゃわれぇ!!」

提督(顔を離して浦風のかわいらしいショーツに手をかけるとそのままズリ下ろす。糸をひいていた)

提督(浦風の淡い陰毛に彩られた秘所が露になる。綺麗だ。桜色のそこはまるで処女のように見える。浦風が悲鳴をあげて足を閉じようとした)


18以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:49:10.81GeHNQI920 (5/9)

提督「おや?おかしいな。糸をひいているぞ」

浦風「っ!!ぶちまわしたる!!提督のことぶちまわしたるけぇ覚悟せぇや!!」キッ

提督「どれ、味はどうかな?」

浦風「なっ!?あっ、ダメじゃ提督!!っぁ!!ふぁああああっ!!あんっ!!そんなはげしぃっ!?」

提督(俺の指摘に歯を食いしばって睨みつけてきていた浦風は、しかし構わず俺はその秘所に口付けし、口淫を始める俺に体を震わせて嬌声をあげた)

浦風「提督……そこは汚いけぇやめんさいよ……あぁ!!や、いけんて……っ……ふぅ……!!」

提督(ワレメに舌を這わせる。突起を舌先で弄ぶたびに秘所から蜜が溢れ、浦風が喘ぎを漏らして体を震わせた)

提督「……」ハム

浦風「ひゃんっ!!あふっ……えっ……ま、まさか……提督……」

提督(充血したそこに口付けし、間を置く。束の間の休息で浦風はその後何が起こるのかを察したようだ。震えた声で俺を呼ぶ)

提督「……」ジュルルルル

浦風「あぁああああ~~~~~~~~~~~~!!吸うたらいけん!!吸うたらいけんて!!」

提督(音を立ててそこを吸う。浦風が嬌声をあげた。膝ががくがくと震え、そのまま座り込んでしまう)

提督(だが俺は口淫を止めない。そのままイかせる為にむしろ激しくしていく。浦風は太腿で俺の頭を強く挟んできた)

提督(逃げようと腰をもぞもぞと捩っている。だが逃げ場はない。浦風はもう絶頂寸前だ。俺は浦風のそこを痛くないよう気を付けながら甘噛みした)

提督「……」カリッ

浦風「っぁああああああああああ!!やぁああああああ!!ああああああああああ!!」ビクンビクン

提督(その瞬間、浦風が達する。腰を浮かせた。そのせいで俺の口に浦風のそこが押し付けられるようになる)

提督(びくびくと痙攣していた。俺はそこから口を離す。M字に開脚した浦風は蕩けた顔をして虚空を見つめていた)

浦風「はぁ……はぁ……はぁ……」

提督(半開きの口からは唾液が垂れている。荒い息をしていた。誘うように上下している胸。俺は立ち上がるとモノを浦風の前に差し出す)

提督「浦風、綺麗にしてくれ」

浦風「……。っ!!」スッ フイッ

提督(俺の頼みに浦風は口を開きながらモノに顔を近づけ、咥えようとした。だが、その寸前で浦風が止まった)

提督(どうやら快楽に蕩けきっていた思考が戻ったらしい。浦風はそっぽを向くことで再び拒否する。俺は構わずモノをそっぽを向いた浦風の柔らかい頬に触れさせた)

提督「浦風。頼むよ」ヌリヌリ

浦風「……」ギロリ

提督(そして頬に先端をこすりつける。浦風の頬が濡れてテカった。だが浦風は頑なに口を閉じてそっぽを向いている。横目で睨まれた)

浦風「……提督。あんたはうちのどこが好きなん?」

提督(そしてぶっきらぼうにそう聞いてくる。なるほど。先程の加賀への囁きを聞いていたんだな)

提督(そこに込められていたのは嫉妬だ。加賀への愛の言葉を聞いて浦風は嫉妬していた。俺は再び屈むと浦風の目を真っすぐ見つめる)


19以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:52:28.77GeHNQI920 (6/9)

提督「君といると安心するんだ。いつも言ってくれるだろ?心配いらない。うちがついてるから大丈夫じゃって」

提督「こんな事、君たちに話さない方がいいのだが……俺だって不安になったり怖いと思うことはある」

提督「そんな時、どれだけ君に救われたか。君ほど一緒に居てくれると心強く安心できる子はそうそういない」

浦風「……」

提督「それに、何というか……君には包容力を感じる。まるで年下には思えないときがあるんだ。こう……つい甘えたくなる」

提督「なのに、かと思えば年相応な可愛いところがあったりして……惹きこまれる。思いっきり抱きしめてあげたくなるんだ。あと」

浦風「も、もうええよ!!聞いとると恥ずかしいわ……」カァッ

提督「そ、そうか……」

提督(顔を赤くして俺の言葉を遮る浦風。そう言われるとこちらの方も恥ずかしくなってしまう)

浦風「ほら、立ちんさい。口でして欲しいんじゃろ?」ジッ

提督「っ!!ああ……!!」スクッ

提督(浦風がじっと俺を見つめながらそう言う。それだけで俺のモノがさらにいきり立った。立ち上がる)

浦風「しかたない人じゃけぇ、今回はしちゃるわ。んっ……あむ……」ポッ

提督「っ……!!」ビクッ

提督(浦風が俺のモノを見て頬を染めながらも仕方ないというような表情を浮かべる。そして俺のモノを咥え、フェラを始めた)



加賀「……」

提督「……」ガチャッ

黒潮「あ、司令はん。っ……!!」

浦風「はぁ……はぁ……ぅん……はぁ……はぁ……」ピクピク ドロリ

提督「とりあえず浦風は休ませておこう。加賀……は寝てしまったか。いろいろ疲れていただろうからな。……待たせたな、黒潮」ギンギン

黒潮「っ……///」カァッ コクコク



黒潮「……///」ドキドキ

提督「……」ナデナデ

提督(俺は黒潮の体を洗っていた。ボディーソープを泡立たせ、手で体を撫でるように擦る。黒潮が恥ずかしそうにしていた)

提督「こんなか弱い体で過酷な戦闘をこなしているとは信じがたいな……」

黒潮「ま、まあ艦娘やからね……」

提督(黒潮の体は年齢相応だった。確かに訓練のおかげで筋肉もついている。だが、普通のスポーツ少女程度でしかない)

提督(艦娘はみんなそうだった。おそらく艦娘だからこそ肉体の強化はそこまで重要ではないのだろうな)

提督(俺は黒潮の腕から指の先までを洗い終わる。いよいよ背中だ。肩甲骨に触れると黒潮の体がピクリと反応した)


20以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:54:31.90GeHNQI920 (7/9)

黒潮「っ……」ピクッ

提督(肩から首元のところまでを手で撫でていく。スポンジを使っていないために泡立ちはよくない)

提督(だからこそ素肌がよく見える。俺は黒潮の背中に手を這わせながら腰のあたりまで下ろす。スレンダーな体を堪能した)

提督(いつも元気な黒潮らしくなく借りてきた猫のように大人しかった。これはこれで悪くないな。よし、これで背中も完了だ)

黒潮「んっ……」モジッ

提督(俺は黒潮のわき腹に手をまわし、そこを優しく撫でる。だがやはりくすぐったいのか黒潮が体を少し捩った)

提督「くすぐったいか?」

黒潮「うん……ま、前もやるん……?」

提督「ああ、もちろん」

提督(俺はお腹の方へ手をまわす。黒潮が息を吐いた。こうしてみるとやはり少女だ。これほど細いとは)

提督(我ながら驚かされる。この体でよくもまあ大人のモノを受け入れることができるなと。俺は黒潮の下腹部をねっとりと撫でまわした)

黒潮「あぁ……し、司令……」キュンキュン

提督(黒潮が色っぽい声を出す。この下にあるのだ。子宮が。そしてこの辺りには膣がある。まだ子供だというのにその体はしっかりと女だ)

提督(名残惜しいが俺は手をそこから転進させる。そのままお腹を撫で上げ、その双丘へと向かった)

提督「君はなんだかんだで大きいよな。手で揉むのにちょうどいい大きさだ」モミモミ

黒潮「ふぁ……ちょ、司令はん……体洗うんじゃなかったん……?」

提督「ああ。だからこうして洗ってるじゃないか」

提督(黒潮の胸を揉みしだく。うん、本当にちょうどいい大きさだ。俺はその柔らかさとハリを楽しみつつその先端を摘まんだ)

黒潮「あぁん!!」ビクッ

提督「だというのに君は全く……こんなに硬くしてしまって……そういうことしか考えられないのか?」

黒潮「っ……!!司令はんだっておっきくなっとるやん……!!」

提督「ほぅ……上官に口答えか。なら罰を与えなくてはな」クリクリクリ

黒潮「ふあぁああっ!!や、あかんて司令!!堪忍して!!」ビクン

提督(俺は先端のそこを指でつまみ、弄り、激しく責め立てる。黒潮が体を丸めて逃げようとした)

提督(だが逃がしはしない。ビクビクと震える黒潮の体と手に押し付けられる胸の柔らかさを楽しみつつ俺はそこを指で扱いた)

黒潮「あぁ!!ふぅ……あぁん!!司令はん!!司令!!そこはそない乱暴にせんといてぇな!!変になってまう!!」

提督「全くけしからんな、黒潮。その年齢でもう既に色を知ったか。こんなにいやらしく乱れるとは」

黒潮「それを教えたんは司令はんやろっぅぁああ!!はぁん!!」

提督(しばらく快楽に悶える黒潮を楽しむ。ようやく俺がそこから手を離したころには黒潮は荒い息を吐きながら脱力していた)

提督「さて、続きだ」グイッ

黒潮「ぅ……」ヘタリ

提督(黒潮の体を抱えて状態を起こさせる。脱力した黒潮はそのまま俺の体にもたれかかってきた)

提督(俺は黒潮の鎖骨や首、脇の下を洗いつつ少し休憩させる。そしてそこへと手を伸ばした)


21以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 16:59:01.90GeHNQI920 (8/9)

黒潮「ぁ……司令……」ピクン

提督(黒潮の鼠径部を指でなぞる。黒潮が切なそうに俺を呼んだ。俺はそのまま足の付け根を洗いつつ腰の外側へと手を這わせた)

提督(あえてそこを後回しにする。自然と黒潮の股が開き気味になっていた。頃合いだ。俺は黒潮の恥丘に触れる)

黒潮「んっ……」ドキドキ

提督(黒潮が息を漏らす。そのまま手で撫でまわした。そして愛液滴り、硬く自己主張するそれがあるそこへ手を這わせる)

提督「……」クチュクチュクチュ

黒潮「あんっ……やっ……はぁっ……あぁん……!!」

提督「おや……?」

黒潮「……?」

提督「何だこれは?」スッ ネトォ

黒潮「っ!!」カァッ

提督(黒潮の目の前で愛液に濡れた指を見せつける。指を閉じて開いて見せるとねっとりとしたそれが糸をひいた。黒潮が顔を真っ赤に染める)

提督「ここから溢れてくるぞ。ちゃんと綺麗にしなくてはな」クチュクチュクチュ

黒潮「あぁああああっ!!ちょ、司令!!待って!!そない激しくせんといて!!やぁっ!!はぁああああん!!」ビクッ ビクッ ビクッ

提督(泡を中に入れるのは良くないからな。ひたすらクリを責め続ける。快楽を得るためだけにあるらしいそこは俺のテクを余すことなく黒潮へ伝えてくれたようだ)

提督(黒潮が体をピンと張って悶える。俺は黒潮が椅子から落ちないようにがっちりと拘束しつつ手マンを続けた)

黒潮「あかん!!いってまう!!いってまういうとるやろしれい!!っぁああああああああああ!!」ビクンビクンビクン

提督(もはや拷問に近かった。絶頂を迎える黒潮、秘所からは愛液が垂れ流しになっている。だが俺は手を止めない)

提督「次から次へと溢れてきて……これは大変そうだな……!!」ゾクゾクゾク ネチョネチョネチョ

黒潮「やめてぇええええええええ!!まって!!いったばっかはあかん!!あかんて!!しぬ!!しぬぅううううううっ!!」ジタバタ

提督(黒潮が暴れ、絶叫が響く。腕の中で黒潮が何度も絶頂を迎えて痙攣するのが俺の嗜虐心を擽った)

提督(もはや黒潮は言葉を話していなかった。獣のような声をあげて悦がり狂っている。が、だんだんと抵抗が弱くなってきた。おっと、やりすぎたか)

提督「大丈夫か、黒潮?」

黒潮「ぜー……はー……あひっ……ぜー……はー……」ピクッ ピクッ

提督(黒潮は全力疾走直後のように息が切れていた。俺の言葉は聞こえていないようだ。その顔はひどい事になっていた)

提督(途中から快楽の嵐に耐えるためなのか突き出していた舌がだらしなく垂れている。口からこぼれた唾液が頬を伝っていた)

提督(目からは正気の光が喪われており、涙が流れていた。だというのに表情は快楽に蕩けきっているために下品ながらもなかなかそそる表情をしている)

提督「……!!悪いが黒潮、洗ったのだが次から次へと溢れてきて終わりがない。とりあえずここは後回しだ」ゾクッ

提督(俺は労わる様に黒潮の下半身を丁寧に洗う。柔らかなお尻に指を埋め、女らしい柔肉を纏った太腿に手を這わせながら。そしてシャワーで体を流す)


22以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 17:03:35.68GeHNQI920 (9/9)

提督「さて、では次から次へと溢れてくるここには俺が栓をしてやろう」スッ

黒潮「ぅぁ……」

提督(俺は未だに意識朦朧としている黒潮を椅子の上に腹ばいにさせて四つん這いのような体勢をとらせる)

提督「っ……くぅ……」ピトッ ズププププ

黒潮「っぁ……!!」ヌププププ

提督(そしてバックから挿入した。我慢できなかったのだ。きゅんと締まるそこは俺のモノに吸い付いてきている。媚肉が情けを求めて絡みついてきた)

提督「ふっ……はっ……」パンパンパン

黒潮「あうっ!!うひっ!!あぁ……はぁん!!」ビクッ ビクッ

提督(腰を振ると黒潮がビクビクと反応しながら喘ぎ、嬌声を漏らす。だが、されるがままだった)

提督(その後、俺は黒潮を肉オナホのように使うという背徳的なプレイを楽しみ、全てが終わった後少し休んでから改めて体を流し、四人で部屋へと戻って同じ布団で寝たのだった)



提督(今日、俺はここを離れる。皆は急なことで壮行会が開けないからとせめてそのひが休みの子たちは俺のことを見送りたがった)

提督(だがすべて断った。もし時間があっても壮行会を断っていただろう。そんな気分ではなかったし、それよりも皆はしっかりと休むべきだった)

提督(現在、敵はアフリカからの撤退を進めている。ドイツやイタリアはアフリカの保持をあきらめ、来るべきヨーロッパでの戦いに備えようとしている)

提督(我々は可能な限りそれを阻止しなくてはならないのだ。艦隊は敵の輸送船団攻撃の為に総動員されている)

提督「では、あとは頼む」

帝国海軍士官「任せてください」

提督(引継ぎを終わらせ、挨拶を済ませた俺は一式陸攻へ乗り込むと拠点を後にした。きっともうアフリカに戻ることは無いだろう)

提督(スエズ、エジプト、そして仏領北西アフリカ。いろいろとあったが、それも全て終わりか)

提督(最後がこんな形になるとは想像していなかった。できれば最後まで見届けたかったが……しかしどうしようもない)

提督(気持ちを切り替えよう。船団護衛とはつまり補給線と資源の確保ということだ。軍事どころか国家運営にとって非常に重要なことは明白だ)

提督(最盛期ほどではないが未だにドイツの群狼作戦は脅威となっている。これにどう対処するか。専門ではないが腕の見せ所ではないか)



帝国海軍士官「……やれやれ。あの英雄、提督殿もやっとしくじったか。このまま戦争が終わったらどうしようかと思ったが、とうとう俺の時代が来たようだな」ニヤッ



ドイツ海軍元帥「Ja, 遊撃です。直掩ではなく敵艦隊に対する遊撃こそが最大の船団護衛へと繋がります」

ドイツ海軍元帥「彼我の戦力差が圧倒的な現状において直掩はもはや不可能です。なぜなら攻撃の為に敵艦隊が集結し、連携するからです」

ドイツ海軍元帥「そうなれば護衛艦隊はなすすべもありません。ただ蹴散らされるのみです。現に多くの艦娘が大破し、通常艦艇は撃沈されています」

ドイツ海軍元帥「Mein Führer(我が総統), どうか艦隊に遊撃の許可を与えてください。海軍は必ずや成果をあげて見せます」

総統閣下「いいだろう、元帥。貴方に地中海における艦隊指揮の権限を与えよう。その代わり失敗は赦されないということを肝に銘じろ」



テスト「Merde……どうしてドイツ艦隊がこんな所に……!?大破しました……無線もダメそうです……」ボロッ

リシュリュー「こちらは小破ね。奴ら、戦法を変えたみたい。悔しいけど有効だわ。撃退したけど、すぐ敵の航空隊が来るでしょうね」

テスト「早くここから退避しないと……っ!!そんな……機関浸水……!?くっ……リシュリュー、申し訳ありませんが曳航してください」

リシュリュー「……」ジッ

テスト「……リシュリュー?」

戦闘中にはぐれた為に今テストとリシュリューは二人きりだった。そしてテストは動けず連絡も取れない
すぐに敵の航空隊がやってくるだろう。もしこのままテストを放置したら間違いなく彼女は敵の航空隊に撃沈されて戦死することになる
リシュリューは自分の中に渦巻く黒い感情がある考えを提示してきたのを認識した
↓×1~3 リシュリューの行動


23以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 17:15:41.18CSV3iseso (1/1)

もし今ここでコマンダン・テストを見捨てれば……彼女は……!いえ……そんな卑怯なこと戦艦リシュリューとして出来ないわ!二人で何とか生き残るわよ!テストを助けつつ何とか味方と連絡を取れないかと諦めず通信を続けるリシュリュー


24以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 17:16:22.32enZMwOk/O (1/1)

敵が近付いている、迎撃しなければ、と言ってテストの元から離脱


25以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 17:26:28.96WcuzLoVSo (1/1)

あの騒ぎの中で唯一貴女だけが私を庇ってくれたのよね?
今回だけは助けてあげる


26以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 17:30:08.51nNTEcvEKO (1/1)

仮に放置して戦死させたとしたら悲しむ彼の顔が浮かぶ。
テストを助け彼に誇るためにも奮闘する。


27以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/05(水) 23:59:47.73jfDO0UXXo (1/1)

この士官って長良とくっついた奴?


28以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 09:15:13.19GpyEbHOs0 (1/2)

リシュリュー「……」

テスト「……!!」ゾワッ

テスト(リシュリューは無言で私を見つめている。その行動の意味が理解できなかった。けれど、その可能性に思い至って背筋が凍る。まさか……!!)

テスト(リシュリューの無機質な眼差しは仲間に向けるものではなかった。今、私たちは他の仲間たちとははぐれてしまっている)

テスト(二人きりだった。もしリシュリューが私を殺そうとしたら、私に勝ち目はない……なすすべもなく殺されてしまう……!!)

テスト(直接手を下されなくても、置いていかれるだけで自力で動けない私はドイツ人から逃げられない……簡単に撃沈されてしまうのは明白だった)

リシュリュー「……テスト」

テスト「っ……リシュリュー……!!」ビクッ

テスト(リシュリューが無感情な声で私を呼ぶ。思わず肩を震わせてしまった……口の中がカラカラだった)

リシュリュー「私、覚えているわ。あの時のこと」

テスト「あ、あの時……?」

リシュリュー「私たちがあなた達のと合流した時、貴女だけは私を庇ってくれたのよね?」スッ ポイッ

テスト「!!」パシッ

テスト(リシュリューが曳航用のロープを投げてくる。反射的に受け取った。手元のロープからリシュリューへ目を戻す)

リシュリュー「だから、今回だけは助けてあげる」

テスト「……!!」ゾワリ

テスト(そう言うとリシュリューは曳航を始めた。けれど、私はお礼を言えなかった。生きた心地がしない)

テスト(確信した。リシュリューは今、私を殺そうかどうか迷っていた!!今回だけは。その言葉が冷たいナイフのように心に突き刺さっている)

テスト(もしあの時リシュリューを庇っていなかったら……!!次同じようなことがあったら……!!私の中でリシュリューに対する信頼が跡形もなく崩れ去る)

リシュリュー「……」

テスト「……」

テスト(その後、私たちは無事に帰還することができた。でも、撤退中に一言も言葉を交わさなかった)



皐月「んっ……ふぅ……あぁ……」クニクニ

提督『皐月、愛しているよ。大好きだ』ダキッ

皐月『司令官!!ボクもだよ!!ボクも大好き!!』ギュッ

提督『皐月……!!もうだめだ。我慢できない。君が欲しい』グイッ

皐月『ぁ……司令官……ボク……いいよ……?』

皐月「あっ……はぁ……んぅ……!!」クチュクチュ

提督『皐月……どうだ……気持ちいいか……?』パンパンパン

皐月『気持ちいい!!気持ちいいよ司令官!!』キュンキュン

提督『俺も……君の中……最高だ……!!』パンパンパン

皐月『ほ、本当!?ボク、嬉しいよ司令官!!来て!!』ギュッ

提督『皐月……!!出るぞ……うっ……!!』ビュルルル

皐月『あぁああああっ!!し、司令官の……ボクの中で……!!』ビクンビクン

皐月「っふぅううううううっ!!っ……はぁ……はぁ……ぅ……しれいかん……あいたいよ……」ビクンビクン スッ ネトォ



皐月「えっ!?司令官がこの艦隊に来るの!?」

↓×1~3 司令官が着任すると聞いた皐月の反応

※>>27 別人です


29以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 09:29:43.06YzQ5x5oDo (1/1)

司令官に早くボクの想いをぶつけたい……!司令官ならきっと応えてくれるよね?早く司令官とそういう関係になりたいので告白する気マンマンの皐月


30以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 10:00:56.91/tCBKCAso (1/1)

この想いは絶対に本物だ
今度こそ司令官とオトナの関係になるんだ!と意気込む


31以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 10:01:14.59Xdy4/rW3o (1/1)

提督と何とかしてエッチしようと頭の中がいっぱいになり目のハイライトをオフにしながら愛液と媚薬たっぷりの愛のチョコを製作。


32以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 12:31:46.29xCBciDqPO (1/1)

皐月がこうなった理由については最初のスレを見るべし


33以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 17:33:46.00GpyEbHOs0 (2/2)



如月「……」クニクニ

提督『如月、愛しているよ。大好きだ』

如月『司令官……!!私も……私も貴方のことを愛しているわ~……!!』

提督『嬉しいよ、如月……!!君が欲しい……』ダキッ

如月『あん……如月はいつでも大丈夫ですわ……♪』ギュッ

如月「っ……。……」クニクニ

提督『愛しているよ、大好きだ』

『私も愛しているわ。さあ、二人で情熱的な夜を過ごしましょう?』ダキッ

提督『ああ……!!』ギュッ グイッ

『んっ……焦らないで。優しく、ね?』ニコッ

提督『す、すまない……』

『ふふっ……脱がしてくださる?』

提督『勿論だ……!!』

如月『司令官……!!』コソッ ガーン

如月「っ~~~!!」ゾクゾクゾク ジュン

提督『あぁ……凄い……最高だ……!!』パンパンパン

『あんっ!!貴方も……最高よ……!!』

提督『駆逐艦娘みたいな子供はやっぱりダメだ!!君のような大人の女性が一番だ!!』

如月『……!!』コソッ

如月「あっ……しれいかん……そんな……!!」クチュクチュクチュ

『あはっ……私、もうそろそろ……お願い……中に頂戴……!!』

提督『言われなくても……!!あ、イく……イくぞ……あぁ!!』ビュルルルル

『っはぁああああああっ!!な、中に……たくさん……っ……勿論……責任取ってくださるのよね……?』

提督『っ……ああ、結婚しよう。っ』チュッ

『嬉しい……お慕いしておりますわ///んっ……ちゅぅ……』

如月『あぁ……司令官がぁ……私が止めていればぁ……どうして動かなかったの……私……!?』ガクガクガク ポロポロ

如月「あ、あぁ……!!ふぁああああ……!!あはぁ……!!んあぁ……!!はふぅ……」ビクビクビク ビクンビクン プシッ ゾクゾク

提督『結婚することになった』ニコッ

『初めまして。妻ですわ。夫のこと、よろしくお願いいたしますね』ニコッ

如月『おめでとうございます』ハイライトオフ

如月「あぁ……司令官……司令官……!!ぐすっ……」ネトォ ジワァ ポロポロ



如月「えっ……司令官が……この艦隊に……?」

↓×1~3 性癖が歪んでしまった如月の反応


34以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 17:56:13.36ZJekA7ouO (1/1)

本心では真実を知りたいが、提督に拒絶されるのではないかという恐怖と提督が他の女にNTRれる妄想にはまってしまった背徳で中々踏ん切りがつかない


35以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 17:56:24.58pt1tyo1EO (1/1)

相手がいようがなんぼのもんじゃい、と司令官への猛アタックを決意
まずは彼をロリコンに目覚めさせなければ、と他の姉妹も巻き込みスキンシップやエッチなハプニングを仕掛ける


36以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/06(木) 17:59:57.77gp0/icCjO (1/1)

>>34


37以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/07(金) 14:08:12.362ajp3q8e0 (1/2)



提督「ふぅ……もう戻ることはないと思っていたが……」

提督(アゾレス諸島についたのは真夜中だった。少し前までここに居たのにずっと前のことのように感じる)

提督「変わらないな……まあ、当たり前か……っ!?あれは……!!」

提督(俺は巡洋艦の上から港に立つ人影に気が付く。照明を背にしており、逆光のためにすらりとしたスタイルの良いシルエットしか見えない)

提督(だが特徴的な帽子、緩いウェーブのツインテール、そして広報の際に民間への威圧感を和らげるためという理由で袖にフリルのついた制服。誰かは明白だった)

鹿島「提督」

提督(巡洋艦から港へ降りた俺を迎えたのは鹿島だった。嬉しそうな笑顔を浮かべてこちらへ歩いてくる)

提督「鹿島!!待っていたのか!?こんな遅くまで……」

鹿島「到着予定時刻は聞いていましたから。それに、明日は非番なんです」

提督「そうなのか。ありがとう、嬉しいよ。久しぶり……と言うほどでもないか」

提督(俺の言葉に鹿島は不満げに頬を膨らませ、目を細めた。無言のジト目で俺を見つめた後、口を開く)

鹿島「むぅ……久しぶりですよ、提督。また提督に会える日を一日千秋の思いで待っていたんですからね」

提督「そうだな、悪かったよ。俺も君に会えなくて寂しかった」

鹿島「本当ですか?どうせアフリカでも他の子とよろしくしていたんですよね?」

提督(疑いの目を向けてくる鹿島。受け入れてくれはしたが、やはり鹿島にとってそれは受け入れがたいことなのだろう。嫉妬と悲しみが込められている)

提督「否定はしない。だが、それでも君とは会いたくても会えなかった。恋しかったよ」

鹿島「本当にそう思っていたんですか?会うまで私の事なんて忘れていたり……」

提督「これでも信じられないか?ずっと我慢していたんだ。加減できないぞ」ダキッ ギュッ

提督(周りの目もある。したくても遠慮していたのだが、信じてもらうためにはこうするしかないだろう。俺は鹿島を強く抱きしめる)

鹿島「あっ……んっ……提督……」ドキッ ギュッ

提督(俺の行動に驚いた鹿島はしかし、自分も俺の体に手を回すと強く抱き返してくる。頭を肩に乗せられた。甘い香り。これだ。鹿島の匂いだ)

鹿島「よろしい。信じてあげます。……っ!!さ、さあ、拠点へ戻りましょう、提督!!」カァツ

提督(周りの視線に気が付いた鹿島が顔を真っ赤にして離れる。そしてそう言うと俺の手をひいて拠点へと向かい始めた)

提督「ああ、そうだな」

提督(拠点への道を歩く。この辺りまで来ると夜の為に人は誰もいない。煌々とした照明に照らされている軍港から少し離れるだけで辺りは真っ暗だ。月が綺麗だった)

提督「月が綺麗だな、鹿島」

鹿島「そうですね。今日は満月……っ!!」ハッ チラッ

提督(普通に返した鹿島はしかし、気が付くと俺の方を窺う。そして俺が見ているのは月ではないことに気が付く)

鹿島「……!!わ、私も……今日の月は特別に綺麗だと思います……」カァッ モジモジ

提督(そして前を向くと俯きながらもじもじとそう消えそうな声で呟いた。暫し、静寂が続く)

鹿島「提督さん……夜は食べましたか?」

提督「ああ、軽くな。……もしかして何か作ってくれているのか?」

鹿島「まあ、そうですよね……実は、おにぎりを作ってあるんです。夜遅いですし、お腹すいてるかなって思って。おにぎりならお夜食にもちょうどいいですから」

提督「さすが鹿島だな。ありがとう。ぜひ頂くよ。実はお腹ペコペコなんだ」

鹿島「そうですか!もしよければ、軽く他にも何か作りましょうか?」

提督「いいのか?」

鹿島「はい、もちろんです♪」


38以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/07(金) 14:10:36.182ajp3q8e0 (2/2)



提督「っ……朝か……」

鹿島「んっ……」モゾモゾ

提督(朝、少し早く目が覚める。俺はお湯を沸かすとコーヒーを淹れた。ちょうどその時、鹿島が起きてきた)

鹿島「おはようございます、提督。いい匂いですね」

提督「まあな。ほら、君のだ」

鹿島「ありがとうございます。……おいし」

提督「……君の奴の方がいいな。あの絶妙な甘さはうまく真似できない」

鹿島「そうですか?ふふ、言ってくれればいつでも淹れてあげますよ」

提督(裸ワイシャツでコーヒーを飲む鹿島に俺のモノが反応してしまう。裾からその奥がチラリと見えてしまった)

提督「……」ギンギン

鹿島「っ!!そういえば提督さん」

提督「っ!?な、なんだ?」

鹿島「ずっと聞こう聞こうと思っていて聞けていなかったんですけど……皐月ちゃんとはどうなっているんですか?」

提督(予想外の鹿島の質問。そう言えば鹿島は皐月とのことを知っているのだったか。隠す必要はない。俺は正直に答える)

提督「あれは第一次スエズ占領作戦の成功祝賀会が終わった後だった。皐月が酔い潰れてしまってな」

提督(包み隠さずあの時の事を話す。あの頃が懐かしい。早く戦争なんて終わらせなくてはと思いそのための努力をしていたが、結局まだ続いている……)

鹿島「そうだったんですか……じゃあ、如月ちゃんとは何かありましたか?どうやらだいぶ提督さんのことで思い悩んでいるみたいなんですけど……」

提督「ああ、如月か……」

提督(あの時、目を潤ませて今にも泣きそうな顔をして去っていった如月が思い出される。心が痛んだ)

提督「前日、ウォースパイトに歯形をつけられたんだが、それを見られてしまってな……」

鹿島「……ん?えっ……は、歯形……?」

提督(あの時の事を話す。来るものは拒まないが、だからといってこちらから引き込んだりはしない)

提督(だから俺は如月と関係を持つことはしなかった。彼女がそれを望んでいたことは知っていても、選ばなかったのだから)

鹿島「……そういう風にすることもあるんですね」

提督「口先だけで実はとでも思っていたか?」

鹿島「そうじゃないって完璧に信じたかったけれど……少し疑っていました……ごめんなさい、提督さん……」

提督「いや、気にしないでくれ。当然のことだ。それより、どうしてこのことを聞いてきたんだ?」

鹿島「っ!ああ、それはあの二人の様子がずっとおかしかったからです。実はあの二人のことはハワイ決戦後の駆逐艦娘と私たち香取型だけの宴会の時から気にかけていて」

鹿島「皐月ちゃんも如月ちゃんも本当に辛そうです。提督、あの二人をケアしてあげてくれませんか?」

鹿島「もちろん、そういう関係になって欲しいという訳ではありません。というかそれはなるべく避けてほしいです……」

鹿島「でも、これ以上あの二人を放っておくのは可哀想です。だから、お願いします。きっと提督にしかできません。私や香取姉には無理でしたから……」

↓×1~3 提督の行動


39以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/07(金) 14:16:10.05ClI8C35Fo (1/1)

鹿島流石だな……駆逐艦の子達の事をよく見ている……そうだな……二人に直接会って話をしてみるか。如月と皐月それぞれの部屋を尋ねる事にした提督


40以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/07(金) 15:06:10.40RzA++QLNo (1/1)

39


41以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/07(金) 16:03:07.278g6j8eHSo (1/1)

勿論だ、善処するよ、と快諾


42以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 14:19:33.65GdRigf4B0 (1/3)

提督(さすが鹿島だな。駆逐艦娘たちのことをよく見ている。そうだな……二人に会って直接話をしてみるか)

提督「分かった。任せてくれ」

鹿島「ありがとうございます、提督。よろしくお願いしますね」



提督(鹿島の部屋でシャワーを浴び、朝食を済ませてから一度自分の部屋へ戻って身支度を整える。そして拠点へ向かった)

香取「気を付け!!敬礼!!」ザッ ビシッ

「「「「!!」」」」ザッ ビシッ

提督(整列し、敬礼で俺を迎えてくれる部下たち。といっても半分以上が出撃中で居なかった。大西洋だけとはいえ船団護衛にかかる時間は週単位だからな)

提督「おはよう、諸君。本日からこの拠点に着任することになった提督だ。よろしく頼む」ビシッ

提督(俺も敬礼を返して着任の挨拶をする。それを終え、部下たちを解散させてから前任者と会う。彼から引継ぎを受けた。船団護衛はいわば鉄道のようなものだ)

提督(前線では物資や人員を。内地では資源や食料を常に必要としている。輸送船団は何があろうともそれらを必要とされている時にその場所へ届けなくてはならない)

提督(そのために綿密に計算された計画に従って膨大な数の輸送船団が航行している。我々は限られた艦娘や艦艇で船団の安全を確保しなくてはならないのだ)

提督(さもなくば前線では物資や兵力が不足し戦えなくなり、本土では国家を支える国民たちが餓え、経済が停滞する)

提督(そうなればもう戦えない。待っているのは敗戦だ。こうして船団護衛の担当になってみるとよく分かる)

提督(いかにそれが難しいのか。そして海運が必須な相手に対する通商破壊がいかに有効かということに。我が国はイギリスと違い本土が脅かされてはいない)

提督(だが前線の部隊には補給物資や増援が必要だった。それに加えイギリスへの支援物資も送らなくてはならない)

提督(また、大西洋には多くのイギリスやアメリカなどの連合国の輸送船団が航行している。それらの船団の護衛の為に大量の戦力が拘束されていた)

提督(そもそも、その戦力も必要量に対して全く足りていない。しかしだからといって前線からこれ以上戦力を引き抜く訳にはいかない)

提督(護衛艦隊にかかる負担も大きかった。敵はいつでも好きな時に好きな場所で我々を襲える)

提督(だが、護衛艦隊側はいつ来るかわからない襲撃に対して常時警戒していなくてはならないのだから)

提督「っ……さて、どうするか……」」



秋津洲「提督!!久しぶりかも!!」

提督(引継ぎが終わり、本国へ戻ることになっている少将を見送った後、俺は執務室へ戻る。そこには秋津洲が待っていた。満面の笑みを浮かべて迎えてくれる)

提督(偶然非番だった秋津洲が秘書艦にと名乗り出てくれたのだ。ちゃんと休養を取ってもらいたいとも思ったが、俺は船団護衛に詳しくない)

提督(船団護衛を始めとした後方支援が得意で経験も多い秋津洲は秘書艦として最適の人選だろう)

提督「本当に久しぶりだな、秋津洲!!前に会ったのは二年ぐらい前か?」

秋津洲「一年半くらいかも!!最後に会ったのは戦争が始まる前だもん……」

提督(俺の言葉に秋津洲の笑顔が寂しげな微笑へと変わってしまう。少し俯き加減になっていた)

提督「そうだな。君の指揮を執るのは対深海棲艦戦争以来か。君の得意分野は後方支援だからな」

提督「俺は今回の戦争では敵地での攻勢作戦や最前線での防衛戦の指揮ばかり執っている」

提督「艦娘の指揮を執れる士官も増えたし、だから君は俺の指揮下には配備されなかったのだろうな」

提督(時間の流れを感じた。光陰矢の如しだ。俺もついもう戻らない過去を思い返して感傷に浸ってしまう)


43以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 14:23:48.45GdRigf4B0 (2/3)

秋津洲「あたしは攻撃は得意じゃないし、防御力は低いし、前線とか苦手だから仕方ないかも。でもやっぱり悔しいし寂しかった……」

提督「俺もだ。開戦以来あっという間な気がするが、それでも君や速吸、神威たちのことを懐かしく思ったことは何度もある」

秋津洲「本当?」

提督「勿論だ。特にソ連に居た頃は何度も思い出したな……」

提督(敵の歩兵と白兵戦を繰り広げたことのある海軍提督はそうそう居るまい。毎晩寝る前に走馬燈のようにいろいろと思い出してしまったのだ)

秋津洲「っ!!そうかも!!ソ連!!もう皆に言われたと思うけど一度提督が戦死したって事になったんだよ!!知ってるよね!?」

提督(そんな俺に対して秋津洲が何かを思い出したようにハッとすると怒ったようにそう鋭く言い放つと眉間に皺を寄せて俺を睨みつけてくる)

提督「あ、ああ、まあな」

秋津洲「命令されたのに大鳳たちと帰らなかったって聞いたかも!!どうしてそんな危ないことするの!?」

提督(秋津洲は本気で怒っていた。それだけ俺のことを心配してくれていたのだろう。だが、俺は今でも全くあれが間違いだったとは思っていない)

提督「残らなくちゃいけなかったんだ。あそこで戦う勇敢な子たちの為に。そして我が国の勝利と安全の為に」ジッ

秋津洲「っ……!!」

提督(俺はそんな想いを込めてじっと秋津洲の目を見てそう言う。そんな俺に秋津洲が絶句して怯んだ)

秋津洲「……。提督の言うことも分かるけど……秋津洲は提督が死んじゃったら泣いちゃうよ……」ジワッ

提督「!!」

提督(俯きそう呟く秋津洲。目に涙を一杯に貯めていた。あの事でこうなるのは何回目だろうか?何度経験しても慣れないな……)

提督「……ありがとう。そう言ってくれて」

秋津洲「……」ジッ

提督(本心からそう言う。秋津洲が俺を上目遣いで見つめてきた。まるで縋るようだった。これ以上危ないことをしないでと)

提督「さて、では早速本題に取り掛かろうか。どうやら少将は可能な限り輸送船を集めて大船団を作って護衛対象の数を減らそうと努力していたみたいだな」

秋津洲「そうかも。護衛艦の数が少なすぎるといざ敵の襲撃があっても何もできないことがあるから、航行の速度が落ちて見つかりやすくなってでも大船団を組むことにしたんだって」

提督(俺は会話の流れを変えるために真面目な話題を振った。秋津洲はそれに乗ってくれた。なるほど、そうだったのか)

提督「ふむ。確かに、敵の潜水艦が数を減らしているのもあるだろうが実際のところ被害は減っている。とりあえずのところは現行の計画を続行だな」

秋津洲「それがいいかも」

提督「しかし現状、何をするにしてもまだ情報が圧倒的に足りていない。よってまずは情報収集だ」

秋津洲「情報収集?」

提督「とりあえず開戦から今までの間にドイツ・イタリア海軍に撃沈された輸送船の座標とその日時を海図に書き込んでいこう」

提督「それと、逆に撃沈あるいは拿捕されたドイツ・イタリアの潜水艦の座標とその日時もだ」

秋津洲「うっ……それってすごく大変かも……けど、確かに何か分かるかも!!手分けしてやってみよう!!」

提督「よし、ではとりあえず君は開戦した年の分をやってくれ。俺は次の年をやってみる」

秋津洲「おっけでーす!!早速始めるかも!!」


44以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 14:32:13.49GdRigf4B0 (3/3)



コンコン

提督「ん?どうぞ」

皐月「失礼します!!司令官、ボクだよ!!皐月だよ!!久しぶり!!」ガチャッ

提督「っ!!皐月、戻ったか!!久しぶりだな!!」

提督(着任した三日後、その日は船団護衛から皐月が帰還する予定だった。今日、部屋を訪ねて行って話をしようと思ったが、むこうから来たか)

皐月「えへへ///」ダキッ スリスリ

秋津洲「!?」

提督「さ、皐月……!?」

提督(部屋に入ってきた皐月は俺に抱きつくと甘えたように頬を俺の胸に擦り付けてくる。秘書艦として俺の執務を手伝っていた秋津洲が動きを止めた)

皐月「司令官の匂い……ホント久しぶりだな……ねえ、司令官。ボク、話したいことがあるんだ。聞いてくれるよね……?」ジッ

秋津洲「……!!」

提督(皐月が俺をじっと見つめる。醸し出す雰囲気は妖艶で、年齢に不相応な女の色香を纏っていた。そうだな。これ以上待たせるわけにはいかないか)

提督「わかった。俺も話したいと思っていたんだ。秋津洲、少し早いが今日はこのぐらいにしておこう」

秋津洲「ぇっ!?」

提督(俺の言葉に秋津洲が驚いたように目を見開き、どうしてと言わんばかりに俺を見つめる。俺はその目をじっと見返した。話さなくてはいけないことがあるという思いを込めて)

秋津洲「……分かったかも。……じゃあまた明日、提督。お疲れ様かも。……」ゴソゴソ スタスタ ジッ

提督「ああ、また明日。お疲れ様」

提督(そんな思いが通じたのか、秋津洲が折れてくれた。そう言うと荷物をまとめて部屋を出ていく。が、出る直前に俺のことを複雑な表情で一瞥してきた。が、俺が何か言う前に行ってしまった)



秋津洲「……」スタスタスタ

提督と皐月の親密そうなやり取りを見せつけられた。挙句の果てに二人で何か話し合うのにどうやら自分は邪魔だったらしい
↓×1~3 一人で部屋へと歩いていく秋津洲の心情



45以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 14:38:28.27pWFZD1ToO (1/1)

胸の奥が締めつけられるような痛みを感じる
もうダメなのかもしれないけれど、明日提督に思いを伝えよう
それで自分自身の気持ちに決着をつけてしまおう


46以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 14:41:23.81HNWszkkr0 (1/1)

提督と皐月一体何の話だったんだろ……?せっかく秘書艦になってしばらくは提督のそばにいられると思ったのに仲間外れにされた気分かも……でも大切な話だったっぽいし秋津洲が邪魔しちゃダメだよね。一抹の寂しさを覚えつつも提督を思いやる秋津洲


47以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/08(土) 15:18:21.74sOtQq44xO (1/1)

皐月が提督に好意を向けている事を大方察しており、近々想いをぶつけるのではないかと感づき焦りと嫉妬が入り混じっている。


48以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 02:29:18.15OMe+PMrd0 (1/6)

秋津洲(提督と皐月一体何の話だったんだろ……?何かあたしが居たら話せないことなのかな……)

秋津洲「せっかく秘書艦になってしばらくは提督のそばにいられると思ったのに……仲間外れにされた気分かも……」ボソリ

秋津洲(でも指揮官のあの表情……大切な話だったっぽいし、秋津洲が邪魔しちゃダメだよね)

秋津洲「秋津洲は秘密が赦せないような心の狭い女じゃないかも!!提督とはまた明日会えるもん」



皐月「司令官、ボク、もう待てないよ……」

提督「!!」

皐月「どうして戦争が終わるまで待たなくちゃいけないの?こんなに好きなのに……ねえ、司令官。ボク、知ってるよ」

皐月「好きな人とはキスだけじゃなくて、もっとすごいこともするんだって……司令官とならボク……してみたいな……」

提督(まだようやく恋を知り始めるような年頃なのに……皐月は発情したように頬を赤らめ、潤んだ瞳で俺を見ている)

提督(女だった……俺の前に居るこの子は見た目通りの子供ではない……!!俺が、この子を性に目覚めさせてしまったのだ)

提督「皐月、君に話さなくてはいけないことがある」

皐月「話さなくてはいけないこと?」

提督の話は、少なくとも皐月にとってどんな理由があろうとも他の子とは関係を持ったのに自分だけは後回しにされたということだった


49以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 03:55:46.06OMe+PMrd0 (2/6)

↓×1~3 皐月の反応


50以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 05:24:37.99zqBdoFobo (1/1)

そんなウソ言ってボクのこと好きじゃなくなったの……?ううん!きっと司令官疲れてるだけだよ!いいよボクが全部やったげるから。司令官は楽にしててよ。大丈夫やり方は分かってるから!ハーレム問題を自分を振るためのウソの口実と勘違い。おもむろに服を脱ぎ始める皐月


51以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 06:51:03.55cPPf00Wio (1/1)

憤りを覚えるも全裸になり無言で司令官に抱き付く
その妖艶さは朝潮を彷彿とさせる

それならもう待つ理由はない、今まで待たせた分この場でボクにその先を教えてよ

あの日のフレンチキス以来、改二になり成長した心と体で精一杯彼の剛直を受け入れる皐月


52以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 06:58:43.64HbYSlW8CO (1/1)

心が痛む
自分とそういう関係になってくれるんだよね、と問い掛け快諾する司令官を押し倒し
ディープキスの嵐


53以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 19:47:37.35OMe+PMrd0 (3/6)



皐月「……!!」ガーン

提督「これが、俺が君に話さなくてはいけないことだ。だがもし君がそれでも俺を」

皐月(そ、そんな……信じられないよ……涙で視界がぼやけちゃう……司令官がまだ何か言っているけど、ぜんぜん耳に入ってこなかった)ジワァ

皐月「……」フッ ハイライトオフ

皐月(絶対ウソだ……なんでそんなウソ言って……司令官はボクのことを嫌いになっちゃったの……?ううん、きっと司令官は疲れてるだけだよね!!)

皐月(だからボクが司令官を労わってあげないと!!大丈夫、これは男の人にとって凄く気持ちがいいことらしいから……きっと喜んでくれるよね?)

皐月「……」スッ シュルシュル



提督「っ!?」

提督(俯いていた皐月がいきなり上着を脱ぎ始める。白いセーラー服姿になった。そのまま金色のスカーフを解くと、セーラー服に手をかける)

提督「な、何をしているんだ、皐月!?待ちなさい!!」バッ

皐月「ふふっ……!!」サッ グイッ

提督「!?」グルッ

提督(慌ててやめさせようとする俺は、気がついたら皐月に捕まっていた。不用意に近寄った俺は皐月の奇襲を受けてしまったのだ)

提督(艦娘の力にまったく抵抗できなかった。それに加えて鮮やかな技前だ。抱きつかれ、足をかけられ、引き倒された)

提督(しかも、体を打たないようにしっかりと皐月に抱きかかえられながら。あっという間だった。皐月はそのまま間髪入れずに俺の腕を上着で縛って拘束する)

提督「さ、皐月!?」

皐月「ごめんね、司令官。ちょっとだけ静かにしててね?」グイッ スッ

提督「まっ!!ん~~~!!」

提督(皐月が俺の口にハンカチを詰め込むと、スカーフで縛る。口を塞がれてしまった!!なんてことだ!!)

提督(俺はもう何もできなかった。声が出せず、手も動かせない。足は自由だが逃げようとしても簡単に拘束されてしまうだろう)

提督(皐月を蹴り飛ばすことはできるが、俺にそんなことはできない。それを分かっているからこそ皐月も俺の足を縛らないのだろう)

皐月「司令官、皆とそういう関係なんだってそんなウソ言って……もしかしてボクのこと嫌いになっちゃったのかと勘違いしちゃうよ」

皐月「でも、僕は全部わかってるよ。疲れてるんだよね、司令官?だからボクが癒してあげる。楽にしてて。大丈夫、やり方はわかってるから」ニタァ ハイライトオフ シュルシュル

提督「……!!」

提督(皐月の目は光を失い、ねっとりとした何かが宿っていた。妖艶な笑みを浮かべつつセーラー服を脱ぎ捨てる)

提督(その下のタンクトップのインナーが露になる。なんてことだ……ブラじゃないなんて!!)

提督(相手が子供なのだと強く認識させられる。そんな子に拘束されて、目の前でストリップを見せつけられているとは……)

提督(皐月の手がニーソにかけられ、そのままそれをズリ下ろす。いつも思うが、足を出していない子が生足を出すのは破壊力がある)


54以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 19:51:20.44OMe+PMrd0 (4/6)

皐月「♪」

提督(つい見惚れてしまう俺を見て満足そうな笑みを浮かべる皐月。両足共に眩しいくらいの肌色を晒すと、いよいよその手がスカートにかかる)

皐月「かわいいね、司令官……♪」シュル

提督「!!」

提督(躊躇うことなくスカートが下ろされる。露になったのは白いシンプルな下着だ。なのにデザインが子供っぽくない)

提督(どうしてこんなに横の部分が細いんだ!?まるで紐だ!!しかも結構なローライズじゃないか!!なんてけしからん代物なんだ!!)

皐月「司令官、覚えてる?初めてキスした日のこと」

提督「!!」

皐月「ボクは今でも昨日のことのように覚えているよ。あの日、司令官がボクをベッドに寝かせて行っちゃった後、ボク、気づいたんだ」

皐月「ボクのココが、硬くなってて……それで、パジャマに擦れるとぞくぞくするんだ。気持ち良くて、つい触っちゃって……」スッ モミモミ

提督「っ……」

提督(まるで胸を強調するように揉み始める皐月。そしてインナー越しでも分かるぐらいに固くなっているその先端)

皐月「指でつまんで、こうすると……んっ……ふぅ……ああ、凄い……気持ちいいんだ……」クリクリ

提督(皐月がそこを指でつまむ。頬を染め、吐息漏らしていた。閉じた足が震えていた。皐月は俺の目の前見せつけるように自慰をしている)

皐月「いけないことだと思ったんだけど……止められなくて……はぁ……それでね……提督……」スッ

皐月「気持ち良くなると……女の子はこうなっちゃうんだよね……ボク……知らなかったからすごく驚いたよ……」クチュクチュ

提督(皐月の手が、そこへ伸びる。見てわかるほどに濡れてシミを作っていた。そこを自らの指で撫で、スジをなぞる)

皐月「あぁ……ふぁ……!!指で触って……知っちゃんだ……んふっ……ここが凄いんだって……声が……我慢できないくらい……っ……」ピクンピクン クチュクチュ

提督(皐月が喘ぎ声を漏らす。蕩けた顔で俺を切なそうに見つめていた。指が下着の中へもぐりこむ。皐月がビクンと震えた)

皐月「気持ち良くなると……こうなっちゃうんだ……ぬるぬるしたの……たくさんでちゃう……司令官っ……!!」

皐月「ボク、怖かったんだ……でも、それを知りたくて……知らなくちゃいけないって思って……それで……あぁ、司令官……!!」

提督(皐月が自分を慰めながらそう独白する。立っているのが辛そうだった。前かがみ気味の姿勢で下半身が生まれたての小鹿のようにガクガクとしている)

皐月「あっ、ダメ……イっちゃう……司令官……ボク、もう……イっちゃう……!!司令官……司令官!!」

提督(皐月の指が激しく動いていた。俯いてしまったかと思えば、顔をあげて蕩けた表情で俺を見つめる。少し涎が垂れていた)

皐月「あ、凄い!!凄いのが来る!!司令官、ボク我慢できないよ!!あぁ!!司令官!!大好き!!あぁああああああ!!」ビクンビクン

提督「……!!」

提督(皐月が達した。嬌声をあげながらその場に蹲ってしまう。体がビクビクと痙攣していた。荒い息をしている)


55以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 19:59:01.19OMe+PMrd0 (5/6)

皐月「はぁ……はぁ……ボク……エッチな子だよね……こんなことしてるなんて恥ずかしくて言えないよ……」

皐月「でも、僕をこうしたのは司令官なんだからね……?司令官のせいで僕はエッチな子になっちゃったんだ……」

提督(皐月がこちらへ這い寄ってきた。濃厚な雌の匂いを漂わせ、顔を赤くして熱っぽい吐息を漏らしながら。しかし、責めるような目で皐月に見つめられる)

皐月「あはっ……司令官……おっきくなってるね……」ニタァ

提督「っ!!」

提督(皐月が俺のズボンの膨らみを見て嬉しそうに妖しい笑みを浮かべた。皐月の言う通り、俺のモノはすっかり大きくなってしまっている)ベルトに手をかける)

提督(ベルトに手をかけられ、バックルが外される。引き抜かれた。ホックを外され、チャックを下ろされ、簡単にズリ下ろされてしまった。俺のそこを隠しているのはあとは下着だけだ)

皐月「……!!ごくっ」

提督(なすすべもなかった。俺は皐月に怒張したそれを晒してしまう。今まで多くの最上級の美女美少女を頂いてきたそれはとてもグルメになっている)

提督(だが皐月は十分すぎるほどにお眼鏡に適ったようだ。待ちきれないというようにビクビクと震え、鈴口から涎を垂らしている)

皐月「こんなにおっきいのがボクの中に入るんだよね……うん、ボク、頑張るよ」スッ

提督「!!」

提督(圧倒されていた皐月はしかし、気を取り直すとそう言ってぐっしょりと濡れた下着を脱ぐ)

提督(つるつるのそこが丸見えになった。こんなに小さいのにそれでも皐月の秘所は問題なく俺のモノを飲み込むのだろう)

提督(暁や響、マックスで俺はそのことを知っていた。……雷のようになるかもしれないが、あれはどちらかというと心因性のものだ)

皐月「ちょっと怖いね。でも、あの日からずっと待ってたんだよ?この日を。戦争はまだ終わってないけど、でもいいよね?だってこれだけ長く我慢してたもんね」スッ

提督「んんん……!!」

提督(皐月が俺の体を跨いで膝立ちになる。内股が愛液に濡れてテカっていた。皐月が下向く。自然と俺に寄りかかるような体勢になった)

提督(皐月のさわやかな匂いが漂ってくる。その手が俺のモノに触れた。体の位置を微調整、そしてためらうことなく腰を下ろした)



如月(一目、司令官を見たかっただけだった。これ以上嫉妬深いところを見せて拒絶されたらという恐怖)

如月(そして変な妄想に司令官を使ってしまう後ろめたさ。そのせいで私は司令官と会えなくなってしまっていたから)

如月(皆が寮へ帰る中、私はこっそり執務室へ向かった。もう帰っちゃったかしらとも思ったけど、司令官はそこにいた)

皐月「ぁっ!!」ブツン ビクッ

提督「んん~~~!!」ヌププププ

如月「!!」コソッ ゾクゾクゾク ジュン

如月(皐月ちゃんに縛られて。私はずっと見ていた。止めなくちゃ!!助けなくちゃ!!何度もそう思った)

如月(だけど、動けなかった。私の目の前で、司令官と皐月ちゃんが一つになってしまった。そんなの嫌なのに、私は何もできなかった……)


56以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 20:05:43.48OMe+PMrd0 (6/6)

如月「っ!!」ハッ クチュッ ネトォ

如月(私はそれだけで自分が溢れさせてしまっていることに気が付いた。ああ、そう……私、何もできなかったんじゃない……しなかったんだ……)

如月(止めようと思えば止められたのに。助けようと思えば助けられたのに。私は動かなかった。その結果がこれ)

如月(私の目の前で司令官が皐月ちゃんに取られてしまった……最低最悪な気分。なのにどんどん溢れてきちゃう……体ができあがっちゃう)

如月「……♪」ジワァ ポロポロ ハイライトオフ ニタァ

如月(そうか、私……とっくに壊れちゃってたんだ……ずっと認めたくなかったけど、もうダメ……嫌でも自覚しちゃう)

如月(手がスカートの中に伸びちゃう。胸を揉んじゃう。ああ、こんな廊下で……誰が見ているのかわからないのに……!!)

如月「んっ……ふぅ……はぁ……!!」モミモミ クチュクチュ クリクリ

皐月「司令官……司令官……好き……好きだよ……大好き……!!」ズッチュ ズッチュ ズッチュ

提督「……!!っ!!」グイッ パンパンパン

皐月「あんっ!!し、司令官!?あはっ……司令官!!大好き!!大好き!!」

如月「っふぅ……!!」キュンキュン

如月(それまでされるがままだった司令官が動き始める。皐月を突き上げるように腰を振り始めた)

皐月「つぅ……んはっ……ふぁ!!司令官……!!」スッ シュル

如月(皐月ちゃんが司令官の口を塞いでいたスカーフを解いてハンカチを取り出した。司令官が口を開く)

提督「っは!!皐月、俺は、君のことを嫌いになってなんかない!!ずっと君とこうなりたかった……だが……っ!?」

皐月「んちゅっ……はっ……信じてたよ、司令官……!!」トロン キュンキュン

如月(その言葉を聞いてもう我慢できないと言うように皐月ちゃんが司令官にキスをする。そして熱っぽくそう囁いた)

提督「っ……!!皐月!!」バチュンバチュンバチュン

皐月「はぁっ!!司令官!!激しいよ!!」ビクッ ビクッ

如月(皐月ちゃんが何とか司令官の手を解くと、司令官が皐月ちゃんを抱きしめる。皐月ちゃんも司令官の胸に顔を埋めた)

如月(執務室の中では司令官と皐月ちゃんが愛し合っているのに、私はそれを盗み見て廊下で一人……惨めだった……)

如月「あぁ……ふぁあ……!!」ビクッ ビクッ プシッ

如月(なのにこんなに気持ちいいなんて……!!頭が溶けちゃいそう……!!ああ、おかしくなっちゃう!!)

提督「皐月……君の中、よく締まって……気持ちいい……!!」パンパンパン

皐月「ぼ、ボクも一番奥っ!!司令官のが当たって……凄いよ……!!」ギュゥゥゥゥ

提督「皐月……中に出すぞ……!!」

如月「!?」ビクン

皐月「うん、いいよ!!」

如月「……!!」ドクン ドクン

提督「っ……皐月ぃ……!!」バチュン ビュルルルルルル

皐月「あぁああああああああっ!!し、司令官の、ボクの中でびくびくしてる……!!はぁ……はぁ……」

如月「っ~~~~~~~~~~~~!!」ビクンビクン 



皐月「司令官……」ダキッ ギュッ

提督「ふぅ……っ!?」ハッ

如月「はぁ……はぁ……っ!?」ビクッ スッ

提督「!!」

如月「!!」ドクン

ドアの隙間から如月と目が合った。相手が誰か分からない提督は背筋が凍る
気がつかれた如月は頭が真っ白になって無意識に後ずさるが、その際ドアを少し押してしまう
音が鳴りはしないがドアは提督が如月の姿を確認するのには十分な程開いた
如月の着衣は乱れており、顔を赤らめ手は何かに濡れてテカっている

↓×1~3 提督と如月の反応


57以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 20:43:42.65EgN4PwA+o (1/1)

如月
見られてしまったことでパニックになる。
言い訳を考えようとするも思いつかず、逃げようとするにも絶頂の直後で腰が抜けて逃げられない状態でますますパニックに。

提督
如月の様子に何をしていたか察してしまう。
故意ではないとはいえ刺激の強いものを見せてしまった事に対する申し訳なさと、このまま見なかった事にするのは如月にとっても恥ずかしい事だろうから、せめて話だけでもと如月を迎え入れる。


58以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 21:23:07.17EO4ObZ4uo (1/1)

見つかってしまったと青ざめる如月
歪んだフェチの奥底に残っていた純情が
司令官へ弁明を試みる

いたいけな少女を歪めた己に激怒する提督
取り敢えず他の人に見つからないよう
あられもない姿の如月を抱え執務室へ連れ込む
驚き正気を取り戻した皐月を交え、今一度ハーレムの説明をする


59以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/09(日) 21:24:17.073l0LL0EdO (1/1)

提督…如月がシていた事を感づく。ただし感づいただけでなぜその状況になっているのかは瞬時に理解できなかった。とにかく如月に向け声を掛ける。

如月…シていた事に対し開き直り、提督に皐月との関係を問い正そうとする。


60以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 00:54:05.96OD7dTnAHo (1/1)

>雷のようになるかもしれないが、あれはどちらかというと心因性のものだ
つまり雷電もワンチャンあるってこと?

出払ってる者も含めてこの拠点にはどんな艦娘が所属しているのか知りたい


61以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 11:03:20.98sB31kCSI0 (1/3)

提督(ドアの向こうからこちらを盗み見ていたのは如月だった。顔を真っ赤にして目を見開いて俺を凝視している)

提督(その表情はまるで耐え難い羞恥心を感じているようだった。それに加えて乱れた着衣、何かに濡れている指先)

提督(全てを察した。おそらく如月は俺と皐月の交わりを見て……それが表情に出たのだろう。如月が泣きそうな顔をした)

如月「っ……!!」ズリズリ

提督(こちらを見たまま後退った如月はすぐに立ち上がって逃げようとする。しかし体に力が入っていない)

提督(俺に背を向けるとそのまま四つん這いで這って逃げようとした。文字通り這う這うの体だ)

提督(その体勢でミニスカートだからこそ見える内腿。そこもまた何かに濡れてテカっている。確信した)

提督「皐月、ちょっと待っていてくれ」スッ

皐月「えっ……?うん……」

提督(俺は膝の上の皐月に退いてもらうと、とりあえず下半身を拭いて下着とズボンを穿く。そのぐらいの余裕は十分あった。そして如月を追いかける)

提督「……」スタスタ

如月「っ!!やぁ……!!」

提督(ドアを開けて俺が出てきたのを肩越しに振り返って確認した如月が必死の形相を浮かべて逃げようとする)

提督(だが体はついてこないようだった。少し早くなった程度で、ハイハイで逃げる如月には歩きで容易く追いつける)

提督「如月」グイッ

如月「いやぁ……!!お願い……離して……!!」フルフルフル

提督(如月を抱き上げる。年不相応の柔らかさだ。如月は力なく暴れながら首を横に振って涙を流していた。その様子に申し訳なくなる)

提督(だが、このまま行かせるわけにはいかない。如月とも話をしなくてはと思っていたのもあるが、如月は見てしまった。俺と皐月の情事を)

提督(もしかしたらその前の例の話も聞いていたかもしれない。秘密の一端を知ってしまった。残念ながら如月ももう無関係ではないのだ)

提督「君とも話をしなくてはいけないと思っていたんだ」

如月「わ、私は話すことなんてないわ……だから離して……!!」

提督「俺にはある。頼む。聞いてくれ」

如月「っ……」

提督(俺の頼みに如月は抵抗を止めた。いや、諦めたのか。力なく俯いてしまっている。俺は如月を抱いたまま執務室へと戻った)

皐月「えっ、如月……!?」ビクッ

如月「っ……」ビクッ

提督(戻ってきた俺の腕に抱かれている如月を見て皐月が驚愕する。如月が唇を噛んで肩を震わせた)

提督「皐月、君にももう一度ちゃんと聞いてもらいたい。いいかい?これから話すのは全部本当のことだ」

↓×1~3 例の話に対する如月と皐月の反応

※雷電姉妹も流れによっては。この拠点に居るのは神風型と睦月型、天龍型、一部軽空母、海防艦、水上機母艦、補給艦であとは休養で他の艦娘が来ることもあります


62以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 11:30:05.622dCit1GMo (1/2)

如月
一番最初に結ばれなかった事は残念だけど、最早順番なんて関係ない事になっているのを知り司令官にジト目
歪んだ私を糺して、と衣服をさらにはだけて好きな人に愛されようとアピール
繋がり、司令官の愛を漏らさず飲み込む胎内はかつての如月を取り戻させる

皐月
無理矢理襲っちゃった事は謝るけど、やっぱり司令官は罪作りな人だと彼へジト目
まだまだ足りない、と如月と致した直後の司令官を貪る


63以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 11:34:06.95RTbTgLQfO (1/1)




64以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 12:34:49.97PCu3+DrmO (1/1)

>>62


65以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 18:06:45.14uWywBSVHO (1/1)

補給線を途切れさせない為の護衛船団へ自ら補給する提督


66以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 20:58:45.50sB31kCSI0 (2/3)

「「……」」ジトォ

提督「っ」

提督(俺の話を聞いた二人は無言で俺を見つめていた。いろいろと思うことはあるがとりあえずドン引きといった感じか。まあ、そうなるな……)

如月「……なんだか、いろいろと悩んでいたのがバカらしくなるわ。」

皐月「とりあえず、無理やりしちゃってごめんね、司令官。でも、司令官も罪作りなヒトってやつだよね……」

提督「そうだな……否定のしようがない……」

如月「でも、私は受け入れるわ、司令官。だってずっと好きだったから」スッ シュル

提督(しかしそう言うと如月は手をセーラー服の中に突っ込んで胸当ての布を取り払った。胸元が大胆に見えるようになる)

皐月「!!」

提督「如月……!!」

如月「司令官、私、歪んじゃったの。あの時、司令官がもう他の子とそういう関係になっちゃったって思ってから私……」グイッ

如月「司令官が他の子とそう言うことをしてると考えるだけで……とっても辛くて……体が熱くなっちゃうの……」ウルッ

提督(襟を引っ張って年不相応な大きさの胸、それを隠すかわいらしくも大人っぽいデザインのブラや谷間を露にする)

提督(そして潤んだ瞳で俺を見つめてきた。信じられないくらいの妖艶さだった。確かに、俺の影響でそういう妖艶さを持った子は少なくない)

提督(だが、如月のそれは元来の性質だ。もともとこの子が持っていたのだ。本当に子供か……?)

如月「いけない子よね、私……だから司令官……お願い、私のいけないところ、全部糺して……?」

提督「いいだろう、如月……君のいけないところを全部暴いてやる。そして裁いてやろう。淫らな妄想に取り付かれた悪い子にはお仕置きだ」

如月「はい……!!」ゾクゾク


67以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 21:00:40.95sB31kCSI0 (3/3)



如月「ま、待ってぇ!!お願い!!そんなにされたら壊れちゃう!!」ビクビクビク

提督(正常位で突かれ、胸を揉まれる如月は俺の激しい腰使いに嬌声をあげながら悦がり狂っていた)

提督「ダメだ!!これはいけない妄想で発情する悪い子へのお仕置きだぞ!?ほら、どうだ如月!?」

提督「俺が他の子としているのを妄想して自分で慰めるのと、こうして俺に抱かれるの、どちらがいい!?」

如月「こっち!!こっちです!!司令官にしてもらう方が全然いい!!だからお願い!!少し待って!!本当に壊れちゃう!!」

提督(両手で頭を抱える如月。頭をのけぞらせていた。俺も、ねじ切られそうなほどに強く締まる如月の中にそろそろ限界だ)

提督「ダメだと言っている!!ほら、もう二度といけない妄想に取りつかれないようにしっかりと注いでやるからな!!感謝しろ!!」

如月「っ!?い、今注がれたら私……提督の……忘れられなくなっちゃう……!!もう二度とそれ以外じゃダメになっちゃう!!」

提督「なれ!!如月!!責任はとる!!だから……もう二度と寝取られ妄想じゃイけなくなってしまえっ!!」バチュン ビュルルルルルル

如月「あ!!あぁ!!あぁああああああああああ!!あついの……たくさん……わたしのなかに……」

提督(腰を如月に押し付ける。一番奥、子宮口を貫くように強く突いた俺のモノが歓喜に震え、精をぶちまける)

如月「なっちゃった……わたし……しれいかんのじゃないと……しれいかんにあいされないと……だめになっちゃった……」

提督(如月は手で顔を覆っているために口元しか見えない。だが、その口元はだらしなく開き、半笑いを浮かべている)

提督「っ……」ズルリ

如月「あん……」

提督(如月からモノを引き抜く。今だ夢見心地の如月を見て心地よい満足感を覚えた。そんな俺を皐月がじっと見つめている)

提督「!!」

皐月「……なんというか、すごいね。外から見ると」

提督(皐月は見せつけられた性行為の圧倒されたようだった。だが、それにより欲情を掻き立てられ、恐怖よりも性欲が上回ったらしい)

皐月「ボク、まだまだ全然足りないよ、司令官。だから……いいよね……?」スッ

提督(そう言うと切なそうな表情を浮かべて俺ににじり寄ってくる。そして俺に口付けし、貪るように舌を絡ませてくる)

提督(まったく……そんな風にされたらつい食べたくなってしまうぞ。俺は負けずと皐月の咥内を蹂躙する。獣のようなキスだった)

皐月「はっ……司令官……♪」キュン

提督「皐月、覚悟しろよ?俺は今自由だ。さっきよりもずっと凄いぞ」



アメリカ海軍提督「オレンジ・プランの発動が決定された。各員、準備を進めるように」

「「……!!」」

↓×1~3 再訓練が終わった後、いつ欧州へ派遣されるのかと思ったら対日戦の準備を命じられたアイオワとサラトガの反応
※二人とも提督を愛しているが、それ以前にアメリカ人であることを踏まえて


68以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 21:57:44.46aYtCzT7/o (1/1)

軍人である以上上官の言うことは聞くが、提督の事が心配でならない
無事であってほしい…とただ祈る


69以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 22:18:15.692dCit1GMo (2/2)

軍人である以上命令には従うが、もしもの時は提督を匿うことも吝かではない

日本の艦娘と交戦すればお互い無事ではすまないことはよくわかっている
相手の命を奪わず短期決戦を実現し、かつ彼へ迫る危機から彼を守る為にも鍛練と知識付けを急ぐ
彼に関する情報収集の一環として、以前彼と知り合ったというガンビア・ベイやイントレピッドと話をする


70以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/10(月) 22:21:11.78fKyyeWT+O (1/1)

>>68


71以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 17:40:30.16qhF5AnEoo (1/1)

何度も大好きって連呼しながら司令官を求める皐月、グッときた


72以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 19:18:29.88K2TP+DWp0 (1/2)

アメリカ海軍艦娘「Yes!!Now, It`s time to revenge!!(やった!!今こそ復讐の時よ!!)」

アメリカ海軍艦娘「Remember Pearl Harbor!!あの騙し討ちで私たちがどれだけ屈辱を絶望を味わったか……!!」

アメリカ海軍艦娘「ジャップどもに思い知らせてやる!!奴らを一人も残さず海の藻屑にしてやるまで我々は止まらない!!」

アイオワ(オレンジ・プラン。合衆国海軍の艦娘ならそれが大日本帝国に対する戦争計画であることを誰もが知っている)

サラトガ(いずれそうなるだろうとは思っていた。受けた被害や不当に占領されているハワイやフィリピン、そしてグアムなどのアメリカ領土や植民地)

アイオワ(そして何より奴らの攻撃で殺された人々。合衆国がそれを赦す訳がない。大日本帝国の目が欧州での戦いに向けられている今が好機というのは誰でも分かる)

サラトガ(それでも、できれば平和的に話し合いで解決して欲しかった。けどそれが難しいことは分かっている。あの国が簡単に占領した領土を返すはずがないのだから)

アイオワ(私はオレンジ・プランの発動を聞いてそれを予想よりもすんなりと受け入れてている自分に気が付いた)

サラトガ(サラは提督を愛しているし、日本の戦友たちのことも大好き。だけど大日本帝国は大っ嫌い。戦えと言う命令なら勇気ある合衆国海軍の艦娘として義務を果たしてみせる)

アイオワ(あの日、目の前で何人もの戦友を失った。今でも鮮明に覚えている……身を切られるような悲しみと血が沸騰しそうな程の怒り、そして目がくらむような絶望を……!!)

サラトガ(一人のアメリカ人として大日本帝国の侵略は絶対に赦さない。きっと提督も分かってくれる)

アイオワ(ただ、Admiralのことが心配でならない!!もし、彼の身に何かあったら……私は……!!)

サラトガ(私にできるのはただ祈ることだけだった。どうか提督が無事でありますように……)



提督「ふむ……」

秋津洲「何か分かったかも?」

提督(できあがった資料を見て考え込む俺に秋津洲が声をかけてくる。俺は一口お茶を飲むと秋津洲に俺の疑問を説明した)

提督「結論から言うとだな、おかしいことがある」

秋津洲「おかしいこと?」

提督「ああ。南大西洋に何かいる」

秋津洲「えっなにそれこわいかも。敵じゃないの?」

提督「敵であることは間違いない。こちらの輸送船が沈められているからな。だがどうも不気味だ」

提督「まずはこれを見てくれ。船団の被害と敵の潜水艦と潜水艦娘の被害の数を比較してみたのだがな……」

提督「やけに南大西洋におけるその差が大きい。北大西洋に比べて輸送船の被害が敵の潜水艦の被害に対して有意に多すぎるんだ」

秋津洲「確かにそうかも。でも南太平洋に居る子たちが他の海域の子たちより優秀なだけじゃないの?」

提督「戦略上、アメリカと欧州を結ぶ北大西洋の方が重要だ。南大西洋に優秀な子を集中投入するとは考えにくい」

提督「それに、どれだけ技量が優れていようとも一隻あたりの潜水艦があげられる戦果は持てる魚雷の数の関係上、ある程度上限がある」

提督「しかし南大西洋では我が軍があげた戦果や諜報部が得た潜水艦の活動情報から出した存在しうる敵の数の予想で平均を出してみると一隻当たりの戦果が明らかに多すぎる」

秋津洲「……確かに少しおかしいかも」


73以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 19:22:59.66K2TP+DWp0 (2/2)

提督「そうだろう?次はこっちを見てくれ。こっちは各海域における船団の被害と全海域での敵潜水艦一隻あたりがあげる平均戦果から予測した存在しうる敵の数だ」

秋津洲「さっきの戦果や活動情報で出した予想数との差が他と比べて南大西洋で大きすぎるかも!!」

提督「そうなんだ。つまり、南大西洋には何か居る。本当に精鋭部隊を投入しているのか、あるいは新型の潜水艦が居るのか……」

秋津洲「これはちゃんと調査した方がいいかも?」

提督「ああ。実は選抜した子たちで潜水艦狩り艦隊編成しようと思っていてな。船団に随伴して護衛するのではなく。遊撃して潜水艦を狩るんだ」

提督「ちょうどおあつらえ向きの状況だ。その艦隊を南大西洋に送って調査してもらおうと思っている」



帝国海軍士官「ドイツ人どもめ、読み通りだ!!哨戒中のイギリス艦隊が襲われている!!すぐに迎撃に向かって奴らにありったけ叩き込んでやれ!!」

大和「了解しました」

大和(中将の連絡を受けてドイツ艦隊の襲撃を受けた友軍艦隊の支援へ向かう。私の登場に敵艦隊は驚愕した)

ドイツ海軍艦娘「ヤ、ヤマト……!?っ!!Zurück!!Los los los!!(後退しろ!!早く早く早く!!)」

大和「味方艦隊の支援を開始!!戦艦大和、突撃します!!続いてください!!」

「「「「了解!!」」」」

大和(私を発見したドイツ軍の艦娘たちが焦りながらも秩序立って後退を始める。だけど遅い。すでにあなた達は射程内よ!!)

大和「目標、敵旗艦!!砲撃開始!!撃て!!」ドゴォン



帝国海軍士官「よくやった、大和!!素晴らしい戦果だ!!これで敵ドイツ艦隊はもう撤退を支援できないだろう」

大和「ありがとうございます、中将。提督の読み通りでしたね」

帝国海軍士官「はっ提督!!あの人、運はいいが所詮友軍との連携も満足にできない程度の人だ」

帝国海軍士官「戦力的に劣る敵艦隊がこういう戦法をとってくることなど誰でも簡単に分かる。読めて当然だ!!」

帝国海軍士官「だが俺は敵艦隊の戦力と我が方の各艦隊の編成を確認してあのイギリス艦隊を狙ってくることまで読み切ってみせた」

帝国海軍士官「あの人とは違うのさ。実力もないのに偶然成功しただけで上に立っている人間はそれだけで害だ。本来上に立つべき人間の邪魔になる」

帝国海軍下士官「さ、さすがに言葉が過ぎるのではありませんか?」

帝国海軍士官「事実を言ったまでだ。運がいいのは認めるが指揮官としては最悪だ。例えばあのスエズ降下作戦」

帝国海軍士官「成功したからよかったものの、もし失敗したら我が軍は長門を始めとした多くの優秀な艦娘を失っていたぞ?」

帝国海軍士官「あんなもの作戦とは言わん。あれはただの博打だ。俺は反対したんだ。危険すぎるってな」

帝国海軍士官「なのに奴は強行した!!あいつは帝国の運命を勝手に賭けて博打をうったんだよ」

帝国海軍士官「もし負けていたらと考えると背筋がゾッとする。あいつが致命的な失敗を犯す前に失脚してくれてよかった」

↓×1~3 目の前で提督を貶され、侮辱された大和の反応


74以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 19:33:01.56rtIrXT4cO (1/1)

今の言葉、提督を信じ作戦を遂行した全艦娘への侮辱と捉えてもよろしいのですか?
氷点下の瞳で睨み据える大和


75以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 19:45:56.51YbTbDP7M0 (1/1)

提督はあなたが考えているようないい加減なひとじゃありません。提督はもちろんあの方を信じる士官の方々や艦娘がいたからこそ帝国海軍が危機を乗り越え大きな戦果を上げることができたのです。単なる偶然で提督が成功を収められているとお感じになるのはあなたのひがみです。キッパリと言い放つ大和


76以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/11(火) 19:47:55.865fn91rJZo (1/1)

74
無言で微笑みを向けるが目は笑っていない
殺気で一瞬にして部屋の窓ガラスが割れる
下士官は恐怖の余り失神、士官は迫力に押され口を噤む他なかった


77以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 12:21:55.98DSXmQ7Gw0 (1/5)

大和「……今の言葉、提督を信じ作戦を遂行した全艦娘への侮辱と捉えてもよろしいのですか?」ギロリ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

「「!?」」

大和(ふざけた中将と偶然伝令に来ていた下士官が口を閉じて私を見る。私は、危なかった。衝動を何とか止められた)

「「「「……!!」」」」

大和(中将を睨んでしまっている自分に気が付く。いけないわ、大和。上官を睨みつけるなんてしてはいけない)

大和(私は軍人だ。自制して殺意を覚えた上官に笑顔を向けるぐらい、簡単にできる。命令だってちゃんと聞く)

大和「……」ニコッ

バリンバリンバリン

帝国海軍士官「……!!」

帝国海軍下士官「」フラッ ドサリ

大和「あらまあ、大変。いきなりガラスが割れるなんて。一体どうしたのでしょうか?とりあえず軍曹を医務室へ運ばなくてはなりませんね」

大和「では私は彼を運んでそのままご指示の通り入渠します。小破ともいえないような損傷ですので、すぐ出られるでしょう。失礼します、中将」

帝国海軍士官「っ……」



提督「ではよろしく頼む」

秋津洲「任せて!!きっと南大西洋に何がいるのか確認して見せるかも!!」

提督(旗艦の秋津洲がそう言って胸を張っている。彼女と二式大艇なら広大な捜索範囲でもきっと成果をあげてくれるだろう)

天龍「潜水艦相手っつうのが気にくわねぇけどよ、南大西洋に潜む何かを調査し正体を確認せよってなかなか面白そうじゃねぇか。なあ、龍田?」

龍田「全然面白そうじゃないわ……私は潜水艦がちょっと鬼門なのに~……怨みますよ、提督……」ジッ

提督(感性が少年っぽい天龍は今回の作戦目標にロマンを感じているようだ。一方、かつて敵潜水艦に戦友と自身を殺されかけた龍田は恨めしそうな視線で俺を見つめている)

提督「っ……す、すまないがこれも君たちの実績と経験を信頼してのことだ。どうかよろしく頼む」

龍田「むぅ……わかりました~……」

提督「ありがとう、龍田。第三十駆逐隊はすでに集合地点で待機中だ。南大西洋では速吸が活動中だ。必要があれば合流して補給してもらうように。では行きたまえ」

秋津洲「了解!!特務艦隊、出撃するかも!!じゃなくて出撃します!!」

提督(秋津洲、天龍、龍田が退出していく。俺は彼女たちを見送り終わると隣に立っている神威に向き直った)

提督「すまないな、神威。帰還そうそう秘書艦をしてもらってしまって」

神威「いえ、私が志願したことですからお気になさらないでください」

提督「そう言ってもらえるとありがたい。イヤイライケレ」

神威「……!!エー♪」パァッ ニコッ

提督(日本の言葉だというのに、俺は外国語よりアイヌ語の方が疎い。だが神威が教えてくれたこともあり、単語程度なら話せる。発音は良くないだろうが)

提督(神威は俺のつたないアイヌ語を聞いて嬉しそうにはにかむと、アイヌ語でどういたしましてと返してくれた)

提督(久しぶりの再会だし、今日は執務が終わったら食事にでも誘ってみるか。補給艦の子たちは頑張ってくれている。こういう時に労わってあげられるだけ労わってあげたい)


78以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 12:29:39.79DSXmQ7Gw0 (2/5)



神威(久しぶりに会った提督は昔のままだった。純粋ではないけれど、アイヌである私に対して同じ日本人として接してくれる)

神威(アイヌについても興味を持って私の話を面白そうに聞いてくれたあの提督だ。こうしてアイヌ語を使ってくれる将官は他に居ない)

神威(もし。もし日本の人が皆こうだったら。そうだったら私は……でも、現実は違う。彼らシサムにとって、アイヌは同じ日本人じゃない)

神威(アイヌは差別されていた。それを普通だと思っている。深海棲艦との戦いが終わった後、故郷の小樽に戻った時にそれに気づいた)

神威(アイヌだからという理由で進学できなかった。恋人に捨てられた。就職できなかった。そんな話がありふれていた。昔は幼すぎて理解できなかったことが理解できてしまった)

帝国海軍士官『ここは陛下の海軍だ!!アイヌ語など話さずに日本語を使え!!これ以降アイヌ語の使用は禁止だ!!』

神威『そ、そんな……っ……アイヌだって日本人です!!アイヌ語だって日本の言葉ではないのですか!?』

帝国海軍士官『貴様、上官に口答えするのか!?アイヌ語など日本の言葉ではない!!分かったらもう二度と使うんじゃないぞ!!』

神威『っ……』ジワァ

帝国海軍士官『返事はどうした!?』

神威『……わかりました』

帝国海軍士官『返事が遅い!!ふん、これだからメノコは。しかも貴様、米国の血が混じっているそうだな?そんなのが我が軍の華、艦娘とはな』

神威『!!』ゾクン

神威(そしてあの時、私の中で何かが壊れた。憎かった、日本人が。日本が。私は……私たちは日本の為にこの身を捧げているのに!!だから私は……)

神威「……」カシャッ カシャッ

神威(提督の目を盗んで資料の写真をとる。部隊の配置図、物資の備蓄、各方面の作戦計画と目標、その他もろもろ)

神威(自然に機密情報に近づくのに一番いいのは秘書艦になることだった。これまでのように危険を冒す必要はない)

神威(私は補給艦だし、任務が忙しかったのもあるけれど、アイヌでアメリカ人の血が流れている私を秘書艦にしてくれる司令官はいなかった。提督だけが、私を秘書艦にしてくれた)

神威(写真を撮り終え、元通りに資料をしまう。提督がお手洗いから戻ってきた。何事もなかったかのように秘書艦の業務を続ける)

神威(今日はエージェントと会う日だった。執務が終わった後、私はいつも通り混みあったレストランに入る。そこでいつもの席に座り、情報を入れたカバンを席の隣に置いた)

神威(それを隣の席に座ったOSSのエージェントがさりげなく同じカバンとすり替える。彼女は無言で去っていく。私はそのまま出された食事を食べ終え、会計を済ませてレストランをでた)

提督「……お、神威じゃないか」

神威(拠点まで戻る途中、偶然紙袋を持った提督に会ってしまった。提督や戦友にだけは私は罪悪感を覚えてしまう。それを顔に出さず自然に微笑みかけた)

神威「こんばんは、提督。買い物ですか?」

提督「ああ。酒を切らせてしまったんだ。君は?」

神威「食事に行っていたんです。たまには外で食べようかと思って」

提督「そうだったのか。確かに、食堂の食事は悪くないがせっかくアゾレス諸島にいるのだから現地の食事を食べたくなる時がある」

神威「提督なら分かってくれると思っていました」

提督「まあな。歩きで来たのか?」

神威「はい。そう遠くありませんから」

提督「そうか。だがもう暗い。俺は車で来てるんだが、君さえよければ送っていこうか?」

神威「いいんですか?」

提督「ああ、もちろんだ」

神威「イヤイライケレ、提督」 ニコッ

提督「エー。では行こうか。向うに止めてあるんだ」

神威「はい♪……」

↓×1~3 提督に対する神威の心情


79以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 12:44:32.76SEN/7YdWo (1/2)

私を差別した日本人が憎かったはずなのに提督にはこのひとには惹かれている自分がいる。神威が流した情報で提督に危機が迫るかもしれないというのに。いっそこの人とどこかに逃げてしまえればどんなに良いか……提督との交流で憎しみは薄れつつある神威


80以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 12:45:03.15Jh11mDvFo (1/1)

提督には悪いと思いながらも積年の恨みは消えない
何かあったときは提督だけは助けられないかと考えている


81以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 13:15:53.34mSEdSJXoO (1/1)

提督の優しさに、私は今この人を裏切っているのだという罪悪感に駆られる
ひょっとすると提督もいつぞやの士官のように私を、アイヌを蔑んでいるのでは…という考えが頭をもたげるが、彼に限ってそんなことはない!ない筈…と煩悶する


82以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 17:42:32.24DSXmQ7Gw0 (3/5)

提督「……」

神威「……」

神威(運転する提督の横顔を見る。シサムを憎んでいる。でもこの人と戦友たちは別だった。特に提督は……)

神威「……///」

神威(この人惹かれている自分が居る。この恋心を自覚したのはいつからだろう?いつか成就する日がくるのかな?くるといいな)

神威「っ……」

神威(……なんて。スパイのくせに私は何を言っているんだろう。私が流した情報で提督に危険が迫るかもしれないというのに)

神威「いっそ、二人でどこかへ逃げられればいいのに……」ボソリ

提督「うん?何か言ったか?」

神威「っ!?い、いえ、何でもありません。ただの独り言です、ごめんなさい……」

提督「そうか?ならいいが……」



天龍「寒ぃ!!風強ぇ!!本当に何か居たのかよ!?そもそも補給艦とか潜水母艦もいないのにUボートがこんなところまで来られるのか?」

秋津洲「本当に潜水艦娘が居たかも!!大艇ちゃんが見たんだから!!」

龍田「そうは言っても確かにこんなところまで来られるかなぁ~?もう喜望峰から離れて吠える40度だよ?」

秋津洲「っ……でも、本当に見たかも……」

天龍「そもそも開戦当初はインド洋まで来てたらしいけどよ、イギリスのドイツ艦狩り以降はこの辺りで輸送艦の被害が出てねぇだろ?」

龍田「そうよねぇ~……例の海域も確かに南大西洋だけど、どっちかというと中部大西洋だし……だいぶ離れてるわ~」

秋津洲「確かにそうだけど、それでも絶対潜水艦が居るかも!!」

天龍「だといいけどよ……もうそろ日没だ一度戻って……っ!?なんだあいつら!?ってか深海棲艦じゃねぇか!!」

龍田「いつの間に……電探が無いから目視するまで気が付かなかったわ~」

秋津洲「ど、どうしてこんなところに……?あの子たちは今、インド洋と太平洋にしかいないはずなのに……」

ドゴン ドゴン ドゴン

天龍「はぁ!?クソッ!!奴ら撃ってきやがったぞ!!」ギョッ

龍田「撃ってきたのはネ級みたい。あとはツ級、ナ級……っ!!あ、アレは……!!」ビクッ

レ級「キヒッ!!キガツイタか……ミナゴロシだ!!」ニタァ

睦月「レ、レ級!!レ級がいるよ!!」ビクッ

如月「なんで攻撃してくるのあの子たち!?」キッ

弥生「明らかに敵意がある……誤射とかそう言うのじゃない……!!」ギリッ

望月「ど、どうすんのさ……勝ち目ないどころか、逃げられるかも怪しいよ……!?」サァッ

秋津洲「あ、足の遅い私が囮になるかも……だからみんなは早く撤退して……!!」マッサオ

天龍「バカ言ってんじゃねぇ!!お前は貴重な飛行艇母艦だろうが!!オレが時間を稼ぐ!!その間にお前たちは撤退しろ!!ほら、グズグズすんな!!問答してる時間はねぇぞ!!」ドン キッ

龍田「っ!?」ビクッ

秋津洲「っ……わかった……ごめん、ありがとう……皆、反転180度!!全速力でこの海域から撤退するかも!!」ギリッ……


83以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 17:46:03.69DSXmQ7Gw0 (4/5)

「「「「り、了解……!!」」」」

龍田「て、天龍ちゃ」

天龍「何やってやがる龍田!!旗艦の命令が聞こえねぇのか!?さっさと離脱しろ!!」

龍田「で、でも天龍ちゃんが……私も」

天龍「ふざけんな!!このぐらいオレ一人で十分だ!!いいからお前は行け、龍田!!」

龍田「天龍ちゃん……!!」マッサオ

天龍「こういう日が来るかもって覚悟してただろ!?話す時間も惜しいんだからから早く行け!!お前が居ねぇと離脱中に別の奴らに襲われたら誰が時間を稼ぐんだ!?」

龍田「っ!!」ビクッ

天龍「あばよ、龍田。いつか彼岸でまた会おうぜ。それまでは、お別れだ。元気でな。ほら、行け!!」ニコッ

龍田「……!!っ……じ、じゃあね、天龍ちゃん……」ジワァ ポロポロ ブルブル

天龍「……っ。っ!!」ジワァ ブンブン キッ

レ級「アハッ!!ヒトリでアシドメ?デキルかな?デモスキダよ、ソウイウノ!!」ニタニタ

天龍「硝煙の匂いが最高だなぁオイ!!かかってきやがれ!!オレは天龍!!帝国海軍最強の天龍様だ!!」ニタァ



秋津洲「あ、新手かも……!!」

龍田「……次は私の番だね。皆、行って。あとは頼んだよ」

睦月「た、龍田さん……」ポロポロ

如月「っ……」ジワァ

弥生「……」ツゥー

望月「なんだよ……これ……」マッサオ

秋津洲「っ……任せて……」コクリ

「「「「っ……」」」」サッ

龍田(敵に向かって転進する私を皆が敬礼で送ってくれた。私は追撃してきた深海棲艦と対峙する)

タ級「フン、ケイジュンヨウカン一隻ゴトキでナニガデキル?ウミノモクズにシテヤレ!!」ドゴォン

龍田(有視界からの敵の攻撃は、単純。構えてから少し射線を外すだけで簡単に避けられる。夜に戦艦が軽巡に不用意に近づくなんて、死にたいのかしら)

タ級「っ!?」

龍田「……」バシュバシュバシュ ドプンドプンドプン シャリシャリシャリ

ネ級「ライゲキ!!ライゲキ!!」

龍田(回避運動に入る敵。私は発射した魚雷の後を追うように突進する。距離が離れていて、夜の闇の中。そんな状況でおまけに回避しつつの敵の攻撃なんて当たらない)

タ級「アタラナイ!?クルゾ!!」

ツ級「センカンはサガレ!!ヨルのタタカイじゃジャマダ!!」

提督(ツ級が駆逐艦を連れて前に出てくる。爆音、魚雷が何本か当たった。駆逐艦と巡洋艦を何隻か沈めたけど、戦艦は無事。でもそれでいい)

龍田「うふふふ……」ドン

ツ級「シネ!!」ドン

龍田(牽制の砲撃をしつつ左にフェイントを入れつつ右へ回避。相手の砲撃を避ける。敵の水雷戦隊と同航戦)

ツ級「クソッ!!ギョライをツカエ!!」バシュバシュバシュ ドプンドプンドプン シャリシャリシャリ

龍田「あはははは!!」バシュッバシュッ ドプンドプン シャリシャリシャリ

龍田(夜戦で一人で相手が多数だからこそできる戦い方だった。統制を保とうとする敵に対して誤射を気にせず存分に暴れられる)

龍田(この距離なら改良や新開発で魚雷の速度が多少違っても関係ない。あらかじめ装填しておいた時限信管の榴弾を海に打ち込む。ちょうど魚雷が通る深度で爆発するように)

龍田(こもった爆音。直撃コースの魚雷は榴弾の爆発が発生させた水圧で早爆する。水柱が立った。それで姿を隠しながら取り舵、敵へ突っ込む)

龍田(ちょうど私の発射した魚雷の命中した音が響く。耳障りな駆逐艦の断末魔の叫び。水しぶきと硝煙の中を突っ切って、敵に肉薄)


84以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 17:47:21.75DSXmQ7Gw0 (5/5)

ツ級「ヒッ!?イヤァアアアアッ!!」

龍田「あはぁ!!」ブン ザク

ツ級「」バシュッ

龍田(深海棲艦が可哀そうだった。艦娘と違って簡単に切れる。ツ級の首を刎ねて、そのまま駆逐艦へ砲撃)

龍田(直撃弾を受けたナ級、この距離なら容易く装甲を貫ける。口を開けてとびかかってきた一隻を避けつつすれ違いざまに真っ二つに)

龍田(残りの反撃はもう簡単に避けられる。射線に捉えられなければ当たらない。そして再装填よりも前に接近、切り伏せる)

ネ級「モラッタ!!」ドゴン

龍田(誤射する心配がなくなった重巡が発砲した。けど、その射線も駆逐艦を切り伏せてる間に確認済み。回避する)

ネ級「……!!」タラリ

龍田「お前たちは絶対に赦さないから~……死にたい船からかかってきてね?」ニタァ ハイライトオフ



龍田「っ……」ボロッ

タ級「ハァ……ハァ……バケモノメ……コレデオワリダ!!」ボロッ ニタァ ジャキン

龍田「うふふ……天龍ちゃん……」キュッ

タ級「シn」ドガァン

龍田「っ!?……えっ」

愛宕「ふぅ……ブランクがあったけれど、まだ腕が錆びついてはなかったみたいね。無事でよかったわ、龍田。聞こえる?」

龍田「……!!っ……」フラッ バシャン

愛宕「ちょっ!?み、皆、行くわよ!!龍田を助けなくちゃ!!」

「「「「了解!!」」」」



龍田「っ……生きてる……」パチッ

秋津洲「た、龍田!!気が付いたかも!!」

龍田「……天龍ちゃん。天龍ちゃんは?」

秋津洲「っ……」

↓×1~3 天龍は行方不明。おそらくあの状況では……と言うことを聞いた龍田の反応



85以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 17:55:35.14Vu6kjL4MO (1/1)

一縷の望みなんて甘い幻想に逃げたりはしない
天龍が彼岸で会おうと言ったならば、次に会えるのは彼岸だろう
彼女が生かしてくれたこの命は決して無駄にはしない、と零れそうになる涙を抑え決意する龍田


86以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 18:15:19.95SEN/7YdWo (2/2)

天龍ちゃんならきっと大丈夫よ。簡単にくたばるようなタマじゃないわ。そのうちひょっこり帰ってくるわよ。仲間に心配をかけないように気丈に振る舞う龍田


87以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 18:21:26.015y0mrd7RO (1/1)

天竜が亡くなっていたら絶体にわかる
それが姉妹です魂が天竜はまだ生きていると告げていると伝える


88以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/12(水) 18:22:40.97kk24rPD6O (1/1)

しばらく一人にして欲しいと頼む


89以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 03:48:18.48aANiR1GAO (1/1)

この龍田の戦闘描写からしてやっぱりあのスレの作者っぽいな


90以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 14:43:38.33fSriiaPY0 (1/2)

龍田「……天龍ちゃんならきっと大丈夫~。簡単にくたばるようなタマじゃないわ~。そのうちひょっこり帰ってくるから」ニコッ

秋津洲「っ!!きっとそうかも!!あの天龍がそう簡単にやられるはずないもん!!すぐ帰ってきてまた世界水準軽く超えてるからなって自慢してくるかも!!」

龍田「でしょ~?天龍ちゃんはいつもそうだもの。一人で無理して心配かけて……でも今回は私も天龍ちゃんのこと言えないかな~……ごめんね、少し寝てもいい?」

秋津洲「もちろん。ゆっくり休んでほしいかも。また後でね、龍田。お休みなさい」

龍田「ありがとうね~お休みなさい~。……。っ……天龍ちゃん……」ジワァ クシャリ ポロポロ



欧州水鬼「ザンネンながらテキにハッケンされ、シトメソコネタわ。もうコレイジョウのセンプクはムリよ。イマコソケッキノトキだわ」

中枢棲姫「モトモト、ソロソロウゴコウトシテイタ。むしろコンカイノケンがイイキッカケにナッテクレタナ」

欧州水鬼「エエ。ザンネンだけどワタシタチのセンリョクはジュウブンにカイフクシテイルとはイイガタイわ。ケド、コレイジョウはマテナイ」

中枢棲姫「アア。ヤツラのドウシウチがオワッテシマウ。カツテのツヨサがナイワレワレハはヤツラゼンインをイチドにマトメテアイテにスルのはキケンだ……」

欧州水鬼「ケド、イマならフタツにワカレテいるヤツラをヒトツずつツブせるモノね。オマケにヤツラはナガくツヅくナイランでショウモウしてくれてイルワ」

中枢棲姫「アア。アナタはタイヘイヨウで。ワタシはタイセイヨウで。ヤツラにあのノロワレタようなオモイをアジアワセテやろう!!」

欧州水鬼「モチロンよ!!オタガイにコウウンを。ツギアウトキはカッタアトか、あるいはウミノソコね」



天龍「っ……!!」ヨロヨロ

天龍『ちぃっ……ここまでかよ……龍田……悪ぃ……先逝くぜ……』ボロッ

レ級『マサカアタシがイナガラケイジュン一隻ニカンタイのハンブンがシズメラレルナンテネ。ショウジキ、ヨソウしてナカッタ!!オマエ、オモシロイな!?』ニタニタ

天龍『けっ……お前らにそう言われてもうれしくねぇよ……』ギロリ

レ級『イイネそのメ!!マダ死んでナイ!!ケドオマエはもうタタカエナイ!!アシもシニカケ!!ナニもデキナイ!!』

レ級『ダカラトドメはササナイ!!ココでアタシタチがニゲタ奴らをコロシに行くのをユビくわえてミテナ!!』

天龍『っ!!チッ……黙って行かせるかよ!!っ!!クソッ!!おい!!なんでだ!?なんで壊れるんだよ!?』ジャキッ スカスカ ギリッ

天龍『クソがっ……!!オレはまだ生きてるのに!!なんで戦えないんだよ!?なんで死ぬまで戦わせないんだよ!?』ジワァ ブチッ タラリ クシャリ ポロポロ

レ級『アレェ~?タマでてナイミタイダケドォ?ダイジョウブカナァ~?キヒヒヒヒッ!!ソノ顔がミタカッタンダ!!』

レ級『ココロがオレルソノ顔ガナ!!アンシンシロヨ!!ソンナザマデココラのアレタウミをコウコウできるワケナイ!!」

レ級『ドウセ沈没シテ死ヌヨ!!スグウミノソコで会えるサ!!オマエとアイツラ、ドッチがサキにシズムカナ!?バイバ~イ!!』

天龍『ちっくしょおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

天龍(あれからオレはひたすら北へ……陸地目指して壊れかけの機関と艤装でのろのろと進んでいた。きっと龍田たちは無事だ。オレも絶対に諦めねぇ……!!)

天龍(確かに吠える40度の海は荒れまくってたが、こちとら台風上等の帝国海軍なんだよ!!被害甚大でもこれぐらいで沈没してたまるか!!)

天龍(文字通りの疾風怒濤をいなしながらひたすら進む。一瞬たりとも気が抜けなかった。集中できなきゃ、海の藻屑になるだけだ)

天龍「どんな形であれ、せっかく生き延びたんだ……こんな所で終われるかよ……!!」キッ


91以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 14:54:15.51fSriiaPY0 (2/2)



ザザーン ザザーン

汚っさん「……ん?」

天龍「……」

汚っさん「ひ、人か!?おい、大丈夫か!?」

天龍「……」

汚っさん「生きてはいるみたいだが……東洋人か。しかも子供だがすげぇ美人じゃねえか。おまけにいい体してやがるぜ」

汚っさん「こんな所に放置しておくわけにはいかねぇしな。これは家へ連れて行って看病してやらねぇと」ニヤリ



天龍「っ……な、なんだ?何か濡れたのが顔を……ん?犬か?」

ペロペロペロ

天龍「うおっ、ちょっ、止めろって!!口は舐めるな!!止めろ!!んっ!?んん~~~!!」

レロレロ レロレロ

天龍「んん……んふ……んぐ……っは!!テメェ!!何しやがんだ!!口の中まで舐めやがって!!」ギロリ

ツンツン グリグリ

天龍「っ……そんな目で見んなよ……調子狂うな……お、なんだ?撫でて欲しいのか?そんなに胸に鼻押し付けてきやがって。やらしい奴だな。よしよし」ナデナデ

ペロペロ チュウチュウ

天龍「ってこら、舐めるなって。あっ、そこは駄目だ!!バカ!!吸うんじゃない!!あぁ!!止めろぉ!!」ビクッビクッ

グイグイ グイグイ

天龍「っ……まだ出ないっつの、まったく……あぁ?っ……谷間とかお前……とんだエロ犬だな。そんなとこまで鼻を突っ込むな。調子に乗りすぎだぞ、犬っころめ」

天龍「……って何で俺、水着なんだ?……まあいいか。ほら、もう満足しただろ?あっち行けって。しっしっ」

グイグイ

天龍「んっ、あむあむ……っ!?何だこれ!?生臭っ!!クソまじぃぞこの恵方巻!?ちょ、止めろ龍田!!んぐっ!!んん!!」

天龍「んぐっ……んん!!はへほっへいっへうはほはふは!!んあっ!!ん、んん!!じゅるっ……じゅるじゅる……っ!!この……何しやがる!?」

天龍「おいこら龍田ァ!!何とか言えよ!!なに笑ってんだ!!っていうかコレ絶対腐ってるだろ!?すげぇ生臭かったぞ!!おまけに変な汁まで垂れてくるし……ちょっと飲んじまったじゃねぇか!!」

グイグイグイ

天龍「だぁ!!もうお前はおとなしくしてろ、ワン公!!変なとこにじゃれついてくんじゃねぇ!!あっ!?ちょ、待て!!そこは止めろ!!」ビクン

クニクニクニ クチュクチュクチュ

天龍「っ!?え、て、提督……!?あ、や、ちょ、ま、待ってくれよ!!そういうのは手順があるだろ!?んっ……ふぅ……あぁ!!」ピクピクピク

クチュクチュクチュ クリクリクリ

天龍「ま、待ってくれって……あん!!バカ、提督……お前、こんな事してちゃんと責任取るんだろうな……!?はぁ!!っ……オレ、初めてなんだぞ……!!」ビクッビクッビクッ キュンキュン

ペロペロペロ レロレロレロ ジュルルルル

天龍「い、嫌、別に嫌だってわけじゃ……お、オレはその……提督のこと……っぁ!!あぁ!!や、待って!!っぁああああああああああ!!」ビクンビクン

モミモミ クチュクチュ チュッ レロレロレロ クリクリクリ

天龍「はぁ……はぁ……あぁ!!うぅ……あっ、んぁ!!や、提督……!!んっ……ふぅ……んちゅっ……じゅるじゅる……れろれろ……っはぁ……て、提督……オレ……提督のこと……好きだ……」キュンキュン

天龍「ずっと前から好きだったんだ……こんなこと初めてで……よくわからねぇんだけど……でも、オレ……提督ともっとずっと一緒にいたい……」トロン

ピトッ ズリズリ

天龍「っ!!て、提督……オレ……ああ、クソッ……顔、にやけちまう……見ないでくれ……っ!!……オレ……提督なら、いいぜ……?」ドキドキドキ



天龍「っ……ん……?」

汚っさん「おっ?起きちまったか」

どんな夢を見ていたのか忘れたが、幸せな夢だった気がする。が、今目の前にいるのは頭頂部の禿げた風呂に入っているとは思えない程汚らしくて臭い汚っさんだった。
自分は全裸な上に、体や口周りが謎の臭い透明な液体や白濁液で汚れているし、何より足を開かされて汚っさんの勃起したグロテスクなそれに自らの秘所を撫でられていて、今まさに正常位で貫かれそうになっている

↓×1~3 天龍の反応


92以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 14:58:49.37+vjPtB3vO (1/1)

汚っさんを蹴飛ばしてパニクりながら這う這うの躰で逃げ出す


93以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 15:25:47.22ewpu4+nOO (1/1)




94以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 15:47:16.77lezzIyfdo (1/1)

蹴飛ばして純潔を守らんとする
助けてくれたのか、ありがとうと吐き捨てるように呟き汚っさんの息の根を止める


95以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/13(木) 23:40:57.32bjtABGB0o (1/1)

同じ艦娘は存在しない設定ですか?


96以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/14(金) 11:56:58.03KR+1mK0Z0 (1/1)

天龍『えっ……?』ビクッ サァッ

汚っさん『まあいいか』グッ ズププププン

天龍『っ……はっ……!?ぁ……私の中……入ってる……の……!?いやぁ!!』ビクン ジワァ

汚っさん(ってしちまえば後はもう楽しむだけ楽しむだけよ。女ってのはそうするために居るんだからな。こいつもヒイヒイ言わせて癖にしてやるぜ)

天龍「おらぁ!!」ドゴッ

汚っさん「うげぇっ!?」ドサッ

天龍「このクソ野郎!!何してやがる!?俺が気絶してる間に何しやがった!?」キッ ドガッ バギッ ボゴッ

汚っさん「ぐはっ!!ぐへっ!!ぐふっ!!ひぃっ……お、俺はただビーチで気絶してたあんたを助けただけで……!!」

天龍「へぇ、助けてくれたのか。それはどうも、ありがとよ」ギロリ スッ ドゴォ

汚っさん「ひでぶっ!!」ベタン



汚っさん「……」ピクッ ピクッ

天龍「……。……っ」

それは気絶していた

天龍は自分の体を確認する。服はすべて剥がれてしまったのか全裸だった。邪魔だと思って疎んでいたが、恋を知ってからはむしろ喜んでいた大きな胸
そして女として一番大切な秘所や、その周りの下腹部、太腿にどろりとした粘っこい白濁液が大量にこびりついていた
顔についた何かをぬぐってみる。不快な臭いを放つそれもまた胸や下腹部に付着したものと同様の白濁液。どうやら髪にも絡みついているようだ
唾液らしいものに汚れた口周り。そして口の中に残る今まで味わったことのない不快な味。嫌でも察してしまう。キスどころかおそらく寝ている間にフェラさせられている
絶望を覚悟して天龍は一度も自分の指以外の異物を受け入れたことのないはずのそこに付着した汚物を拭うと、自分を慰めるときのように指を中に入れた。そして心から安堵する
そこは未だに何にも犯されていなかった。天龍は改めて床に転がるそれに目を向ける。こんなものに純潔を奪われるくらいなら死んだ方がマシだと思うような不潔でハゲてるくせに体は毛深いデブだ
だが、自分はすでにこれに想い人へ捧げるつもりだったファーストキスを奪われ、体を弄ばれ、穢され、咥内を犯されている。殺意が理性を焼き切りそうだった
しかしひとまず思うがままにぶちのめした結果、天龍は落ち着きを取り戻していた。考える余裕ができている
殺してしまっていいのだろうか?無論、個人的には殺してしまいたい。しかし、いくら襲われたからとはいえ、それは殺人だ……
↓×1~3 天龍の行動

※>>95 そうです。陽炎、抜錨しますのような感じです。艦娘は適正のある人間で一つの艦の艦娘は同時に一人しか存在できません
滅多に戦死することはありませんが大破進撃のような無理をさせたり、あるいは地上で攻撃されたりして戦死した場合には他の適正ある人間が新たにその艦娘になります
しかし訓練には年単位で時間がかかるので戦死してしまうと艦娘が支配者たる海の戦いにおいて致命的な事態となってしまうでしょう
 


97以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/14(金) 12:36:13.56TG8bgLgGO (1/1)

手を下すのは流石に気が引けるが、何もせずに放置するのも癪に障る
とりあえず汚っさんを拘束した上で何か使えるものを汚っさんの根城から拝借していこうか



98以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/14(金) 12:39:24.44xXSbA1U6o (1/1)

コイツ……!ずっと俺が大切にしてきたものを汚しやがって!気持ちわりぃ……!うえっ!ペッ!ぺっ!とりあえずコイツは絶対に動けねえようにふん縛っておくとするか。それになにか着るものも探さねえとな


99以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/14(金) 14:19:50.41QQr2UWx5O (1/1)

不快ではあるが一番大切なところは穢されていない。汚っさんを拘束するなりで身動きを封じ、身体を洗ってから服を拝借し鎮守府へ戻ろうとする


100以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/14(金) 23:28:30.00BANaaxUCo (1/1)

もう長良と扶桑はパートナーみつけた感じか…残念


101以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 00:25:36.43E8KtmjkYO (1/1)

最終手段NTRがあるじゃろ


102以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 15:03:49.34lAPHAYUx0 (1/3)

天龍「ちっ……ぶっ殺してやりてぇとこだけど、オレは軍人だ。敵を殺しはするが、殺人は犯さねぇ。命拾いしたな」

天龍(散らかり放題の部屋の中からとりあえず手足を縛るのに十分な汚れたタオルを見繕ってそれを拘束した)

天龍(我を忘れて思いっきりぶちのめしちまったが、まあこの程度なら死なねぇだろ。とりあえず、体を洗いたい)

天龍(……と思ったがここ、水道ねぇじゃん!!クソッ……それならアレがあるはずだ。俺は小屋から出てアレを探しに行く。夜か……あれからどのくらいたったんだ?)

天龍「おっ!!あったあった!!」

天龍(月明かりのおかげでそこそこ明るい。俺は見つけた貯水槽から水を汲んで浴びる。石鹼が欲しいとこだが、当たり前のようにありやがらねぇ)

天龍「くぅ……!!冷てぇ……!!」ザパァ ゴシゴシ

天龍(何度も何度も水を浴びて髪と体を洗う。……まあ、これぐらいでいいだろ。さて、どこだよここ。海沿いみたいだが……町や村どころか見渡す限り人家が見当たらねぇじゃん……)

天龍(記憶が朧げだが陸までは辿り着いた気がする。おそらくなんとか浜辺に上陸したあたりで気絶してアレに拾われたんだろうな)

天龍「ん~……」

天龍(天測しようにも道具も失くしちまったみてぇだし……見える星からして南アフリカのどこかだとは思うんだけどな……)

天龍(そもそも、あの状態じゃ間違っても南米までたどり着けるわけがねぇしな。ちっ……気が乗らねぇが、アレが目を覚ましたら聞いてみるしかねぇか)

天龍(拝借した一番マシなタオルで頭と体を拭いて小屋の中に戻る。……まだ気絶してるか。とりあえず見つけておいた下着を身に着けた)

天龍(本当は洗いたいとこだが、替えがねぇから我慢するしかない。見た目は汚れてないし、穢された匂いもしねぇしな)

天龍(制服は、まあぼろぼろだ。大破したから仕方がないとはいえ、これで市井を出歩くのは恥ずかしすぎる)

天龍(かといってこの洗ってねぇ洗濯物の山から何か適当なのを拝借するのは嫌すぎる。サイズもぜんぜん合ってねぇし。どうするかな……ん?これは……)

天龍「コートか」

天龍(ぼろぼろのクローゼットの中はほとんどがガラクタだったが、フード付きのコートが入っていた。南半球じゃもうすぐ夏だけど、制服の上にこれを着るのが一番よさげだ)

天龍「俺の体を楽しんだんだ。これぐらい安いもんだろ、お前も。ったく、いつまで寝てるつもりだ?水でもぶっかけるか」

ドガァン ドガァン ドゴォン ドゴォン

天龍「!!」

天龍(北の方から爆発音が響く。遅れて北西の方、遠雷のように遠く轟いてくる砲声は明らかに戦艦の主砲だ)

ウゥーン ウゥーン

ドガァンドガァンドガァン ドゴォン ドゴォン ドゴォン

天龍(鳴り始めたサイレンの音をかき消すように再び爆音が響き、砲声が轟いてくる!!明らかに多数の戦艦がどこかを攻撃してやがる!!)

天龍「クソッ!!」ダッ

天龍(小屋から飛び出して音のする方を見ると、海岸沿いをずっと北の方へ行ったところで地平線の向こうの空が赤く燃え始めていた)

天龍(明るくなっては消えるのを繰り返している。間違いない、味方が攻撃を受けてやがる!!おそらく深海棲艦の艦隊に!!)

天龍(俺はできうる限りの速さで桶に水を汲んで小屋に戻る。それに水をぶっかけた。びくりとして目を覚ましたらしいそれは俺にぶちのめされたのが効いてるのか呻きながら悪態をついていた)


103以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 15:08:11.52lAPHAYUx0 (2/3)

汚っさん「っ……クソッたれ……あのアマ絶対ぶっ殺してやる……Fuck!!あいつ縛りやがったな!?」

天龍「やれるもんならやってみやがれ!!そんなことより、ここがどこだか教えろ!!」

汚っさん「お前!!ふざけんなメスガキが!!解きやがれ!!」

天龍「こっちのセリフだRaper!!黙れ!!聞け!!」

汚っさん「っ!!」

ウゥーン ウゥーン ドガァンドガァン ドゴォン ドゴォン

汚っさん「……!?」

天龍「分かったか!?敵の攻撃を受けてんだ!!深海棲艦だ!!脳ミソ無さそうなお前でも知ってるだろ!?」

汚っさん「マジかよ……」

天龍「ここから北に行ったところだ!!ここはどこであそこはどこだ!?教えろ!!」

汚っさん「こ、ここはケープタウンの郊外だ。南に少し行ったところで、ちょうどLlandudno とケープタウンの中間地点ぐらいの場所だ……」

天龍「ってことは奴らケープタウンを攻撃してるのか……っ、ラジオか何かないのか!?こんな攻撃されてんなら何か放送されてんだろ!!」

汚っさん「あんた一体何者なんだ……!?」

天龍「知る必要はねぇよ!!いいから早くラジオをつけろ!!」

汚っさん「ち、ちょっと待て……!!」

天龍(のろのろと起き上がったそれはガラクタの山からラジオを取り出すとスイッチを入れた。予想通り、警報が流れ始める)

『……されました。非常事態宣言が発令されました。国民の皆様は至急、海岸から離れて内陸へ避難してください。現在、我々は深海棲艦の攻撃を受けています』

『西ケープ州は全域に避難命令が出されています。シモンズタウン海軍基地、ケープタウンは放棄されました。繰り返します。繰り返します。非常事態宣言が発令されました。非常事態宣言が~』

天龍「いつから非常事態宣言が出てんだ!?何で気が付かなかったんだよテメェは!!」

汚っさん「し、知らねぇよ!!少なくとも昼頃はこんな放送流れてなかった!!お前を拾った後は万が一にも起きないようにラジオは消してたから分からねぇ!!」

天龍「っ……!!」

天龍(ともかくシモンズタウンの拠点はもう放棄されたみてぇだし、ケープタウンだってあの様だ)

天龍(となればさっさとこんなとこから逃げるしかねぇ。表に車もあったしな。とりあえず内陸に逃げれば陸路でマッサワの拠点まで行けるはずだ)

汚っさん「お、おい!!早く解いてくれ!!まさかお前、俺を置いていくつもりじゃないだろうな!?」

天龍「解く訳ねぇだろ!!だがまあ、安心しろよ。俺は民間人を見殺しにはしねぇ。テメェは憲兵か警察に突き出してやる!!」


104以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 15:36:21.60lAPHAYUx0 (3/3)



駆逐古姫「……行方不明だった同胞たちから連絡があった。皆、何処へ消えたのかと思っておったが南極に潜んでいたらしい」

「「「「っ!!」」」」

駆逐古姫「皆は今まで力を蓄えておったそうじゃ。海難事故を装って輸送船や商船を沈め、厚い氷に覆われた大陸を海から掘り進んで資源を集めながら」

中間棲姫「そうですか……それで、内容は?」



空母棲姫「彼女たちがそれぞれ太平洋と大西洋で奇襲をしかけるから我々にも同時に蜂起して欲しいとのことよ」

戦艦水鬼「なるほどね……ここでもし我々が蜂起すれば確かに勝てるかもしれない。皮肉な事に、同じ側に立って『艦娘』のこともよく理解できた」

軽巡棲姫「もう『艦娘』はあの時のように恐ろしい不死身の化け物ではありません。やりようはいくらでもあります」



南方棲戦姫「……今こそ、本来の目的を果たす時なのかもね。私たちは好きでこうしてるわけじゃないわ」

空母水鬼「確かに。最期まで戦って滅びるか、敗北を受け入れて生き延びるかと問われて仕方なく敗北を受け入れた」



戦艦棲姫「た、確かに望んだ結果じゃないかもしれないけれど、悪くない!!いいえ、私たちが求めていたのは勝利じゃなくてこれじゃないの!?」

防空棲姫「嫌なことをしてくる人もいるけど、でも日本の人たちは私たちを信じて受け入れてくれたよ……!?なのに裏切るつもり……!?」



駆逐古姫「どちらにせよ、決断しなくてはなるまい。同胞たちに応えて立ち上がり、為すべきことを為すために肩を並べて戦うのか」



空母棲姫「それとも、同胞たちを見捨てて砲をむけ、私たちの新しい居場所を守るために立ちふさがって戦うのか」

↓×1~3 南極に潜んでいた深海棲艦の参戦要請に対する日本に帰化していた深海棲艦たちの反応を太平洋とインド洋でそれぞれ
※太平洋の深海棲艦勢の旗艦は駆逐古姫で、インド洋は空母棲姫


105以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 16:18:32.22Ki4CwUvEO (1/1)

大抵の深海棲艦は賛同する。しかし戦艦棲姫やヲ級の一部は反対、この事を密かに提督に伝えようとする


106以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 16:35:51.68t1BKIoxLo (1/1)

旗艦は双方とも反対するも、提督と関わりの薄い深海棲艦たちの賛同を抑えきれない


107以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/15(土) 16:37:40.6746LoSmeZO (1/1)

駆逐古姫
同胞に砲口を向けるのは複雑な心境ではあるが、絶体絶命の窮地を救ってくれた提督に対して恩を仇で返す訳にもいかない
“かつての”同胞に対して人間側の旗印を掲げるという最後通牒を申し渡す

空母棲姫
ギリギリまで返答を引き伸ばした上で、開戦後は消極的参戦として人間側に着く決断を下す


108以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 11:58:42.000tkgDfmn0 (1/7)



ドイツ高官「Mein Führer, 新しい情報が入りました。連合国軍に対して深海棲艦が南極から大規模な攻撃を開始したとのことです」

総統閣下「何だって?それは確かなのか?」

ドイツ高官「間違いありません。連合国軍は現在危機に陥っている模様です。その影響でソ連も動きが鈍りました」

総統閣下「素晴らしい!!我がドイツにとってこれほどの好機はないだろう!!すぐにアフリカ軍団の撤退を強行するのだ!!」

総統閣下「彼らが戻れば東部戦線を立て直すことができる!!そして再び攻勢へと移れるだろう!!東部戦線の主導権を共産主義者どもから奪い返すのだ!!」

ドイツ高官「恐れながら申し上げますが、これは全人類の危機です。この機会に停戦を呼び掛けてはいかがでしょうか?」

ドイツ高官「連合国やソ連と協力して深海棲艦を撃退するのです。そうすれば彼らの我が国への印象が改善されるでしょう。和平交渉の余地が生まれるはずです」

総統閣下「Nein!!イギリスはともかくソ連や日本と交渉など考えられん!!私は命令を下した!!今すぐ実行せよ!!」ダンッ



ソ連軍司令官「わ、私は……無能な指揮官で……多くの同志を稚拙な作戦で失いました……司令官としてふさわしくありませんでした……」ボロッ タラリ

ソ連軍司令官「また……ファシストのスパイでもあり……ドイツの諜報機関と結託し……スパイ活動をしていました……」

政治将校「このように将軍は自白した。さらに将軍は先のクリミアの戦いで海軍が危険をものともせず敵海軍を撃退して潤沢な火力支援を提供したにも関わらず敗北した。同志、証言を」

タシュケント「はい、同志。彼は我々が反撃にあいながらも制海権を確保し、ドイツ軍陣地に砲撃を加えて支援したにもかかわらず前進しませんでした」

タシュケント「意図的であったとしか思えません。その結果、我々は無視できない損害を受けたにもかかわらず陸では何の成果も得ることができませんでした」

ソ連軍司令官「っ!?っ……」ギリッ

政治将校「ありがとう、同志。その結果、南部方面軍の進撃は阻止されてしまった。中央や北方では前進を続けているというのに」

政治将校「偉大なる祖国はこの事態を深刻に考えている。貴方が祖国にもたらした重大な危機と敗北を重くとらえ、粛清を決定した」

ソ連軍司令官「なっ!?や、約束だったはずだ……命は助けると……!!」

政治将校「早急にこの男を銃殺刑にしろ。連れていけ」

ソ連軍司令官「自白すれば命は助けると約束したはずだ!!」

ソ連兵「黙れ!!来い!!」ドガッ グイッ

ソ連軍司令官「っ……敵の防衛陣地は堅牢で……あの程度の砲撃ではびくともしなかった……あそこで攻勢をかけたら夥しい死傷者が出ていた……!!」ドサッ ズルズル

ソ連軍司令官「君も見たはずだ!!敵の阻止砲火が我々の陣地を襲っているところを!!私は決して祖国に背いてはいない!!祖国の為にやれるだけのことをした!!」

タシュケント「……」チラリ

政治将校『奴の粛清は党からの命令だ。奴は無能で、深刻な裏切りがあった。君は奴が攻撃を受けていたことを決して証言せず、奴が無能だったと証言しろ』

タシュケント『わかりました、同志。すべて祖国の為です。同志たちのためにあたしにできることならどんなことでもしてみせます。まかせてください』

タシュケント「いや、見てないな。貴方は錯乱しているよ、将軍」プイッ

ソ連軍司令官「嘘だ!!私は君と無線で通信もしたはずだ!!君に火力支援を要請した時に阻止砲火が酷く前進できないと言ったはずだ!!」


109以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:02:11.090tkgDfmn0 (2/7)

ソ連軍将校「……それは本当か、同志?」

タシュケント「全く覚えがありません。彼は明らかに責任転嫁を図っています」

ソ連軍司令官「嘘をついている!!お前は嘘をついている!!」

政治将校「黙らせろ」

ソ連兵「口を閉じてろ!!裏切り者、反逆者め!!」ドガッ バギッ ドガッ

ソ連軍司令官「っ……なぜだ……私は……祖国の為に……」ガクッ

政治将校「後任については連絡通り少将が指揮を引き継ぐことになっている。では解散にしよう。……ああ、同志タシュケント。君は待ってくれ」

タシュケント「どうかしましたか、同志?」

政治将校「君には新たな命令がある。大西洋へ向かってもらうことになった」

タシュケント「大西洋ですか?」

政治将校「そうだ。大西洋で連合国が危機に陥っているらしい。敵は深海棲艦だ。南極に敵対的な残党が潜んでいたそうだ」

政治将校「その影響で祖国への支援物資の輸送が止まっている。一大事だ。早急に事を解決しなくてはならない」

政治将校「また、それに祖国が貢献したことを示す必要もある。君にはすでに派遣している同志ガングートと合流し、彼らの作戦に協力せよ」

タシュケント「了解しました、同志。大西洋へ向かいます。必ずや祖国の期待に応えて見せます!!」



スウェーデン海軍士官「君は義勇軍としてアゾレス諸島へ派遣されることとなった。ただし、相手は深海棲艦だけだ。枢軸国との戦闘は禁じる」

ゴトランド「了解。派遣先は王立海軍?」

スウェーデン海軍士官「その予定だったのだが、イギリスはアゾレスから撤退した。派遣先は大日本帝国海軍となる」

スウェーデン海軍士官「彼らはアゾレスで深海棲艦を食い止めるために決戦を行うらしい。君もその決戦に義勇軍として参加するんだ」

ゴトランド「決戦、ね……大丈夫かしら……でもまあ、あのツシマ海戦で有名な帝国海軍と肩を並べて戦うことができるのなら、それはそれで勉強になるかもね」



提督(秋津洲たちが発見してくれた敵対的な深海棲艦は南極を拠点に潜伏しつつ戦力を再編、拡張しながら機を待っていたようだ)

提督(奇襲される前に発見できたことで全世界へ警告を発することはできた。しかし奴らも愚かではないようだ)

提督(こちらの態勢が整う前に侵攻を開始してしまった。深刻な事態だ。主に太平洋が酷い。ニュージーランドとは連絡が取れない)

提督(オーストラリアももうだめだろう。現在、敵は大日本帝国領南洋諸島に侵出してくる勢いだ)

提督(我々はイギリスや撤退してきたオーストラリア、ニュージーランドの海軍と協力して深海棲艦をそこで迎え撃つ構えだ)

提督(また、アメリカが支配する太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河に対しても太平洋と大西洋の両側から深海棲艦は攻撃を仕掛けた)

提督(貧弱な現地の防衛軍は壊滅し、これにより我々は太平洋と大西洋を繋ぐ海路をすべて失うこととなってしまった)

提督(現在、アメリカ軍は本土で待機していた全艦隊をもってパナマを取り戻すべく激しい戦闘を繰り広げている。そして一方、大西洋では……)



110以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:07:36.360tkgDfmn0 (3/7)

神威「て、敵は大規模な侵攻を継続しています。その目標は間違いなくここ、アゾレス諸島です!!」

神威「敵にとってここは欧州への侵攻にも北米への侵攻にも使える橋頭堡となる拠点です。そして何より行く手を遮る場所にあります。是が非でも落とそうとするでしょう」

神威「私たちの戦力は多くありません……しかもそのほとんどが駆逐艦で、あとは海防艦と軽空母、水上機母艦と練習巡洋艦が少し」

神威「重巡と軽巡に至ってはそれぞれ愛宕さんと龍田さんしかいません……増援を要請しようにも、太平洋での深海棲艦の活動により日本本土が危機に陥っています」

神威「本土防衛に戦力を回さなくてはならない為、戦力に余裕が無くてこちらへ増援は出せないそうです……」

神威「……さらにイギリス軍は敵の規模が大きく、また現在枢軸国の活動も激化しているいためにアゾレス諸島を放棄して撤退することを決定しました」

神威「彼らは艦隊を本土へ引き上げたのち、枢軸国を抑えてからアメリカと連携して北大西洋で深海棲艦を迎え撃つそうです」ジッ

提督(秘書艦をしてくれている神威が現在の状況を説明してくれる。だがその声は震え、不安そうに俺を見つめていた)

提督(状況は限りなく悪かった。欧州水鬼率いる大艦隊がアゾレス諸島攻略を目指して侵攻してきている。彼我の戦力差は圧倒的だ)

提督(おまけに神威は知らないが味方の深海棲艦たちに不穏な動きがある。彼女たちは同胞である深海棲艦の決起に触発されて反旗を翻そうとしているようだ)

提督(彼女たちの旗艦である駆逐古姫や空母棲姫がそれに反対して何とか押しとどめようとしているらしいが、抑えきれないようだ)

提督(あの子や戦艦棲姫、防空棲姫を始めとして俺に忠実な子は何人か居る。空母棲姫や駆逐古姫のようにこちら側の子も少なくはない。しかし、全体的に考えて少数派でしかない)

提督(彼女たちが武装蜂起して我々と戦闘状態に入るのも時間の問題だろう。もしそうなってしまったら……考えたくもない)

提督(彼女たちを併合するきっかけとなったのは俺自身だ。責任がある。それに何より彼女たちが反乱を起こしたら、あの子たちの命が危ない)

提督(俺はそうなる前に何とかしなくてはならない。しかし、だからと言ってここにいる神威や鹿島、皐月や如月たちを犠牲にするわけには絶対にいかない)

提督「彼らの慎重さは充分理解できる。ここで大英帝国の運命を賭けてまで決戦するべきではないと判断したのだろう」

帝国海軍士官「申し訳ありませんが、提督。大本営は早急な回答を必要としています。場合によっては大西洋どころか欧州からの一時的な総撤退も視野に入れているのです」

帝国海軍士官「貴方が使える戦力は現有のもので全てです。その戦力でアゾレス諸島を防衛できますか?」

提督「勿論だ」キリッ



提督「さて諸君、戦況は圧倒的に不利だ!!決戦など挑んでも勝ち目があるとは思えない!!……誰もがそう思うかもしれない」

提督「だが、勝ち目はある。むしろ勝率は高いぞ?敵は長く戦闘を経験していない。その練度はそこまで高くないはずだ」

提督「そして何より今回の決戦は文字通りの純粋な艦隊決戦となる。敵には何隻もの戦艦が居る。巡洋艦も駆逐艦もだ。だが、空母は少ない」

提督「砲雷撃戦で雌雄を決することになるだろう!!そしてここにいる諸君らの本分はその艦隊決戦だと信ずるが……どうだ、神風?睦月?」

神風「もちろんよ。もうとっくに準備はできてるわ、司令官」ゾクゾク キリ

睦月「負ける気がしないのね!!てへっ♪」ニタァ

提督(そう頼もしい返事をしてくれる二人だけでなく、睦月型や神風型の子たち全員の目が爛々と輝いていた。それは紛れもなく駆逐艦娘の目だ)

提督(この日を待っていたと心から喜び震えている。船団護衛でなく、艦隊決戦を。敵を屠ってやろう、戦艦を喰らってやろうと昂っていた)

提督「よろしい、ならば決戦だ。安心してくれ。何も水雷戦隊だけで無謀な突撃をさせようとしているわけではない。強力な援軍がすぐに到着する」



111以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:09:07.230tkgDfmn0 (4/7)



提督「Bienvenue aux Açores(ようこそ、アゾレス諸島へ), リシュリュー。この間ぶりだな」

リシュリュー「Merci, Amiral. Commentallez-vous(ご機嫌いかがかしら)?」

提督(俺が決戦を決意した約束の援軍が到着した。元ヴィシー・フランス海軍の子たちだ。あの騒ぎの時、自由フランスの指導者たる少将と繋がりが持ててよかった)

提督(元ヴィシー組と純粋な自由フランス組の関係が良くないことはテストからの話で知っていた)

提督(そのせいで自由フランス海軍の司令官が元ヴィシー組を持て余していたことも。戦力が足りないなら、集めればいい)

提督(上を通している暇はなかった。俺は個人的に少将に連絡をとり、彼女たちを遠征軍として派遣してくれるよう要請したのだ)

提督(少将も俺の実績は高く評価してくれていた。そしてアゾレスの決戦でフランス艦隊が活躍することを強く望んでいた)

提督(その結果がこれだ。艦隊決戦における最高戦力が重巡だった我が艦隊に最新鋭の戦艦が加わった。リシュリューと挨拶を交わす)

提督「君がこの戦いにおける文字通りの要となるだろう。頼りにさせてもらうぞ」

リシュリュー「ええ、任せて頂戴。……けれど、私たちが来てもまだ戦力差は圧倒的だとおもうけれど」ジロリ

提督(リシュリューはじっと俺の目を見つめていた。そこには不信が込められていた。戦って死ねと言うつもりかと疑っているのだ)

提督「安心してくれ。勝ち目のない戦いはしない。俺の一番大事な役目は戦闘前にどれだけ勝てる要素を集められるかだ。そしてそれはまだ終わっていない」

リシュリュー「そう……」

提督(俺はまっすぐとリシュリューの目を見てそう答えた。が、リシュリューの不信はなおも消えないようだった)

提督(初めは信用されていないのかと思った。しかし気が付く。どうやらリシュリューは疑心暗鬼になっているようだ)

提督(運命のいたずらに弄ばれて酷く傷つき、弱っているのだ。ただ純粋に目の前の女の子にできる限りのことをしてあげたいと思った)

提督「……リシュリュー。俺は君の能力を高く評価している。戦艦娘としての戦闘力はもちろんだが、何よりその人となりをだ」ジッ

リシュリュー「……」

提督「そんな君が理不尽な世の中に翻弄されてこのようなことになってしまっているのは心が痛む」

リシュリュー「っ……貴方に何が分かるのかしら、Amiral……私と違って華々しく活躍している貴方に、私の何が理解できるというの……!?」ピクッ ギロリ

提督(俺を鋭く睨みつけたリシュリューが押し殺した声でそう呟く。俺はそんなリシュリューの視線を正面から受け止めながら言葉を続ける)

提督「理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる」


112以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:09:49.440tkgDfmn0 (5/7)



リシュリュー(私は、腐っていた。海での戦いはもう決着したも同然だった。私の出番はなかった)

リシュリュー(ヴィシーの時にはヤマトを大破させたりとそれなりの戦果を挙げていたけれど、今やそれは無かったことになっている)

リシュリュー(私は戦艦娘だから、必要とする物資の量も多かった。それに加えてヴィシーから合流した私たちと元から自由フランスにいた子たちとの対立)

リシュリュー(今や私は何もすることが無い。出撃することすらなくなった。自分の運命を呪わずにはいられなかった)

リシュリュー(私は自分に自信を持っている。ヤマト?アイオワ?それともキング・ジョージ5世?あるいはリットリオかビスマルク?いいや、違う。最強の戦艦は私だ)

リシュリュー(軍人としても私は正しくあったと誰にでも誇れる。なのに不条理の挙句の果てに私は……)

リシュリュー(このまま自分の能力を十分に発揮することもできずに、こうして何も為さずに消えていくしかない……そう思っていた)

提督「理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる」

リシュリュー「……!!」ドクン

リシュリュー(私は……ずっと誰かにそう言ってもらいたかった……その言葉が矢となって私の胸を貫くのが見えた気がした)

リシュリュー(残酷だった。今、私の心を奪ったこの人はもう既に他の女の……テストの……私は何とか感情の嵐を抑え込んで自分を取り繕う)

リシュリュー「……なら、捧げて見せて頂戴」ジッ



ガングート「紹介する。彼女は同志タシュケントだ。黒海艦隊の所属で赤色海軍が誇る優秀な艦娘だ」

タシュケント「Здравствуйте(こんにちは)!!嚮導駆逐艦、タシュケント、はるばる来てみたよ。よろしくお願いするね、提督!!」ニコッ

提督「Добро пожаловать на Азорские острова(アゾレス諸島へようこそ).ソビエトからの援軍に感謝する」ニコッ

提督(俺の目の前で人懐っこそうに微笑む少女はソ連から新たに送られてきた遠征軍だ。もこもことした黒いУшанкаを被り、空色のケープを羽織っている)

提督「私は大日本帝国海軍の提督だ。今回の戦いの指揮を執ることになっている。よろしく頼む」

タシュケント「貴方の活躍はよく聞いているよ。アルハンゲリスクの英雄なんだって?そんな凄い人の指揮下で戦えるなんて光栄だな!!」

提督「君の期待を裏切らないように頑張らなくてはな。さて、では早速だが状況を説明しよう」



ガングート「ああ、同志タシュケント。私は彼に話があるんだ。先に部屋へ行っていてくれ」

タシュケント「そうなんだ?了解。先行ってるよ、同志ガングート」

提督(説明が終わって神威に二人の部屋まで案内してもらおうとしたら、ガングートがそんなことを言う)

神威「では行きましょうか、タシュケントさん」

タシュケント「うん、お願いね」

提督(二人が部屋を出ていく。その瞬間、ガングートは音がしないように鍵を閉めるとそのまま静かに俺の胸に飛び込んできた)

ガングート「あぁ……これだ……貴様の匂い……貴様の温もり……ここが私の居場所だ……」

提督「すぐに会えてよかった」

ガングート「何度命令を無視して貴様についていこうかと思った事か……」

提督(左遷された俺にガングートはついてきたがった。しかし地中海の戦いが佳境だったためにソ連はガングートにそこで戦果をあげさせたがったのだ)

ガングート「……」ジッ

提督(ねだるような視線、俺はガングートの顎に手を添えて上げさせる。ガングートが目を閉じた。唇を奪う)

提督「……っ。少しなら時間をとれる」スッ

ガングート「んっ……///来てくれ、提督」キュンキュン


113以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:11:11.410tkgDfmn0 (6/7)



提督「っ……ふっ……!!」パンパンパンパン

ガングート「あぁ~~~~~~~~~っ!!激しい!!激しすぎるぅ!!」ビクビクビク

提督(決戦を前にして俺も昂っていたらしい。獣性に任せて立ちバックで乱暴にガングートへ腰を打ちつける)

提督(我ながら雑だった。ガングートの下着の中に手を入れてそのまま秘所を弄りガングートの体をできあがらせる)

提督(そして切なげに喘ぎを漏らし、甘えて体を摺り寄せてくるガングートに手を机につかせて腰を突き出す様に命じた)

提督(独りよがりなかなりひどい扱いだったが、ガングートは俺を見つめると文句も言わずに素直に従った)

提督(そんな彼女に俺はスカートをめくり下着を太腿までズリ下ろすと本能のままにぶち込んでいたのだ。自己嫌悪するが、それ以上の満足感を覚える)

提督「ほら、お前にくれてやるぞ、ガングート……!!もっといい声でないてみろ!!」

ガングート「あんっ!!んぁっ!!あぁっ!!!!お、おくっ!!おくこわれちゃうっ!!ていとくっ!!もうゆるしてくれぇ!!」キュンキュン

提督(ガングートの頭を掴んで机に押し付ける。まるでレイプしている気分だった。俺はガングートの体にのしかかるとフィニッシュをきめる」

提督「ほら……受け取れっ!!」ドチュン ビュルルルルルル

ガングート「くぅうううううううううう!!わたしのおく……あついのたくさん……もうとっくにあなたのものになってるのに……もっと染められる……」ビクンビクン

提督(心地よい射精感。俺の体の下でびくびくと震える女体。俺は心から満足した。が、押さえつけられて跡が残ったガングートの頬を見て我に返る)

ガングート「はぁ……はぁ……」

提督「っ……すまない、ガングート……」

提督(すぐに消えるだろうが、それほど強い力で硬い机に押し付けたのだ。こんな女の子を。激しい後悔に襲われる)

ガングート「い、いいんだ……決戦を控えて貴方は荒ぶっているのだろう?ならそれを沈めるのが女の役目だ」ニコッ

提督「そう言って慈母のように微笑むガングート。たまらなく愛おしくなる。俺はモノを引き抜くと、ガングートをこちらに向かせる)

提督「そうだな……君のような美しい乙女の役目だ。っ……」

ガングート「んっ……ちゅ……れろえろ……」

提督(そして唇を交わして濃厚に舌を絡ませ合う。そしてそのまま二回戦へともつれ込んだのだった)



提督「Välkommen till azorerna(ようこそアゾレス諸島へ)!!……Maybe it`s wrong pronounce(もしかしたら発音が間違っているかもしれないが)」

ゴトランド「Ja!!Tack så mycket!!(そんなことないわ、どうもありがとう!!)スウェーデン語を話せるのね?」ニコッ

提督「付け焼き刃だよ。挨拶ぐらいしか話せないし、聞き取るのも苦手だ」

ゴトランド「それでも十分よ!!スウェーデン語で話そうとしてくれてとてもうれしいわ!!アリガト!!……あってる?」

提督「ああ、上手いものだよ。こちらこそありがとう、日本語で話してくれて」ニコッ

提督(よし、掴みはなかなかいいのではないか?お互いに自己紹介を始める。彼女はゴトランド。スウェーデンからの義勇軍だ)

提督(深海棲艦の侵略に対して各国が義勇軍を送ってくる動きがある。彼女はそうして送られてきた義勇軍第一号だ)

提督(そしてアゾレスの決戦に唯一間に合いそうな義勇軍だった。ふむ、航空巡洋艦か。水上機持ちが少ない今回の戦いでは貴重な偵察要員になってくれるだろう)

提督「では戦況の説明をさせてもらう」

ゴトランド「よろしくお願いします」ニコッ


114以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:12:33.050tkgDfmn0 (7/7)



提督(出撃予定日の一日前。俺は決戦を中止しようかと思っていた。俺が決戦を決意した二つの増援のうち、片方が到着していなかったからだ)

提督(今考えれば我ながら緊急事態にかまけてだいぶ無茶なことをしていた。後々問題にされるかもしれない)

提督(だが、躊躇いはなかった。この一戦に全てがかかっていると言っても過言ではないのだ)

提督(少なくとも、アゾレスで敵を食い止められなかったら深海棲艦との内乱が起きるのを止められないのは確実だ)

提督(しかし、だからと言ってここにいる勇敢な子たちに向かって食い止められれば何とかなる。だから死んでこいなどとは命令できない)

提督(想定していた戦力を確保できなかった以上、作戦は中止するべきだった。そう、この瞬間までは)

提督「Benvenute!!よく来てくれた!!本当に間に合ってよかった!!」

ザラ「Scusa, sono in ritardo(遅れてごめんなさい)……出るときいろいろ問題があって……出発した後も飛行機が故障したりするし……」シュン

ローマ「まあ、間に合ったのだからいいでしょう?イタリア女が時間に遅れてくるのは当然だもの」キロリ

提督(La Regia Marinaの捕虜たちの中から志願者を募って編成した義勇軍だった。相手が深海棲艦であることもあり、捕虜の半数が志願してくれたのだ)

提督(せめてザラとポーラ、イタリアとローマが来てくれればと思っていたが、予想以上の志願者が集まることとなってくれた)

提督「気にしないでくれ。もともとかなり際どい計画だったし、ローマの言う通り間に合ったのだからあとはどうとでもなる」

ポーラ「そう言ってくれるとありがたいですぅ。とりあえず再会祝いに呑みましょうかぁ?いいワインがあるんですよぉ」ニコッ スッ

ザラ「ちょっとポーラ!?」キッ

提督「そうだな。24時間後には出撃になるが、少し飲むくらいなら大丈夫だろう。飲みすぎて出れないというのは困るが。だがその前に状況の説明をさせてもらいたい」ニコッ

イタリア「……」ジッ



イタリア『そんな事、どうでもいいです。私は貴方に愛してもらえればそれで満足ですから///』

提督『……!!……すまない』カチャカチャ スクッ

イタリア『ぁ……提督?』

提督『……』スタスタスタ

イタリア『提督!?っ!?ま、待ってください!!』グググッ ズルズル

提督『その気持ちは……君の本心じゃなかったかもしれない……本当にすまない。ではな』

イタリア『提督!!』

ガチャン

イタリア『……!!ど、どうして……』ガーン ジワァ

かつてイタリアは国を売った。戦友たちを売った。勿論、葛藤があった。時間が無かったとはいえ、悩みぬいたうえでの決断だった
イタリアは母国がドイツと同調して日本と戦争を始めたことをよく思っていなかった。ドイツが日本へ新型爆弾を投下して多くの民間人に被害がでたと聞いて心が痛んだ
イタリアは日本との戦争に疑問を持っていたのだった。迷いがあった。どうして日本と戦わなくてはならないのだろうと

スエズでの戦いに負けたイタリアは捕虜にされた。そんなイタリアを尋問したのは提督だった。彼女の想い人だったのだ。殺してしまったと思った。どれほど絶望したか……
その彼が生きていた。どれほど喜んだか言葉にはできない。尋問において、イタリアは提督に対して殺しかけてしまった弱味があった
その上、想い人からあんなことをされて……あんな風に愛を囁かれて……耐えられなかったのだ

もし仮に疑問を持っていなかったら。日本との戦争に納得できる理由があったら。いくら提督相手で、なおかつああいう状況だったとしても話さなかった
もし仮に相手が提督ではなかったら。自分の想い人でなかったら。日本との戦争に疑問を持っていても、絶対に口を割りはしなかった
日本に対する戦争への疑問と提督に対する想い。その二つの要因が重なってしまったからこそ、イタリアは裏切り者になってしまったのだ

しかし、そんな彼女に対して提督は誤解されかれないセリフを言い残して背を向け行ってしまった
提督はあの話をして受け入れてもらえるまで手を出さないという自分の中の掟を破った上に、イタリアを快楽堕ちさせてしまったと自己嫌悪していた
そのためにあのような態度をとってしまった。イタリアに対する失望や嫌悪は全くなかった。だが、そんなことをイタリアが知る由もなかった
養豚場のブタでもみるかのように冷たい目で私を一瞥した後、行かないでほしくて提督の名を呼んだが、それに構わず提督は行ってしまったそうとしか思えなかった
仲間を売った自分に対して失望したから行ってしまったのだとしか思えなかったのだ。提督の為だったのに……提督が自分を醜い裏切り者にしたのだというのに……

↓×1~3 今、提督が私の目の前に……イタリアの心情と行動
※大事な作戦が24時間後に控えていることを踏まえて


115以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 12:25:51.46dPTLiE9Vo (1/1)

ポーラに同調してお酒の時間をつくる
退出際に熱烈なディープキス
お酒の席の途中、トイレに行く提督についていき個室に連れ込んで問い質す


116以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 13:01:38.08758w68IVo (1/1)

提督がなんだかよそよそしい……私はあなたのために国を裏切ったのよ?簡単に裏切る軽い女じゃないわ。すべては提督のため……なのにザラやポーラなんかとイチャイチャして。何とかして二人きりでじっくりお話ししたいけど明日の作戦前に提督のお心を乱したくない。今はこれぐらいにしておきましょうか……提督の隣にさり気なく腰掛けテーブルのしたで恋人つなぎをするイタリア


117以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 13:21:51.33GUuernoho (1/1)

115で


118以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 13:22:23.45DmJiW/cEO (1/1)

115と116
提督とイタリアのディープキスにあてられ、触発されるローマたち


119以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/17(月) 13:26:32.48cOOd2O5rO (1/1)

冷静を装って提督に近づきそれとなく本心を伝えるつもりだったが、いつの間にかお酒が進んでしまい、抑え込んでいた激情を吐露してしまう


120以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 03:04:04.20aO9eXlYE0 (1/8)



ザラ「……提督の作戦にはいつも驚かされます。まさかそんな方法で……この作戦なら、戦力差があろうと十分戦える!!」

ローマ「……正直、提督のことが怖いと感じるときがあるわ。貴方を敵に回した時点で私たちに勝ち目はなかったのかもね」

提督「誉め言葉と受け取っておこう、ローマ。さて、君たちの練度なら心配していないが、ぶっつけ本番というのも不安ではある。演習を行おう」

ポーラ「えぇ?演習ですかぁ~?その後に宴会の時間はちゃんとありますよねぇ?ポーラは飲まないと実力出せません~」

ザラ「ポーラ!!」

イタリア「まあまあ。時間はあるし、適度なお酒は緊張を解してくれるわ。演習を行って問題ないようならむしろ宴会を開いた方がいいでしょう。ですよね、提督?」

提督「ああ、もちろんだ」

ポーラ「さすがイタリアさん、わかってるぅ~!!」

ポーラ「っ……提督とイタリアさんがそう言うのなら……でも飲みすぎは厳禁よ、ポーラ!!ちゃんと見てるからね」

ポーラ「えぇ~やだぁ~」

ローマ「ほら、バカやってないでさっさと演習を終わらせるわよ。飲む時間が短くなるわ。行きましょ」



ガングート「Расцветали яблони и груши♪」

タシュケント「Поплыли туманы над рекой♪」

「「Выходила на берег Катюша♪На высокий берег, на крутой♪」」

占守「……」ウズウズ

ポーラ「やぁ~!!これはポーラのです~取らないで~!!」ギュッ

ザラ「ダメ!!飲みすぎよポーラ!!服をちゃんと着なさい!!」ググググ

如月「こっちは如月のよぉ!!とっちゃダメなんだからぁ!!」ギュッ

睦月「だめにゃしぃ!!これ以上は飲ませないよ!!」グイグイ

朝風「どう考えてもキリンでしょ!!この深いコクとキレのある味わい!!他のビールじゃ絶対に味わえないもの!!ヱビスなんて飲めたもんじゃないわ!!」キッ

松風「どう考えてもヱビスだね!!本物のコクを知らないからそんなことが言えるんだ!!そしてこのまろやかさ!!キリンなんかとは比べ物にならないね!!」キッ

春風「まあまあ、どちらもそれぞれのおいしさがあるじゃないですか。どちらがより優れているかというのは決められませんよ」オロオロ


121以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 03:11:08.03aO9eXlYE0 (2/8)

リシュリュー「……騒がしいわね。せっかくのフランスワインが不味くなるわ」

ローマ「なにそんな二流品飲んでるのよ。こっちの一流品のイタリアワインを分けてあげるわ。感謝しなさい」

リシュリュー「はっ?」ギロリ

ローマ「な、何よ……!?人がせっかく分けてあげるって言ってるのに!!やるつもり!?」

イタリア「……」キョロキョロ

イタリア(……提督が居ない!!な、何で……っ!!まさか提督……私たちには時間を作っておいて自分はまだ執務中なんじゃ……いえ、きっとそうだわ!!)

イタリア「っ……い、今からでも秘書艦に……」

Z3「んっ……ドイツのが一番だわ。ビールもワインも」

ゴトランド「ワインはドイツのが好きだけれどビールはスウェーデンのが一番よ」

イタリア「っ!?」

イタリア(英語だった。でも、聞き覚えのある声。そちらを見る。そこに居たのは服こそ帝国海軍の制服で、瓶底眼鏡をかけ、大きな白いサージカルマスクをしている少女)

イタリア(まるで明らかにコーカソイドである顔立ちを隠すように。赤銅色だったはずの髪も黒い。染めたのか、あるいは鬘か)

イタリア(予想通りの、ここに居るはずのない戦友がそこに居た。どうしてドイツに居るはずのこの子が……私は思わず声をかける)

イタリア「あ、貴女……マックス……?マックス・シュルツよね……?どうしてここにいるの?」

Z3「っ!?」ビクッ

ゴトランド「マックス?」

Z3「……誰と間違えているのか知らないけれど、私は大日本帝国海軍所属、橄欖型駆逐艦の一番艦、橄欖よ」

イタリア「えっ……?か、カンラン……?」

ゴトランド「?」キョトン

Z3「っ……!!ごめんなさい、ちょっと失礼するわ。来て……!!」スクッ グイッ

イタリア(戸惑う私を不思議そうに見ているスウェーデン海軍の、確かゴトランドさん。マックスが焦った様子で立ち上がるとそう言って私を引っ張っていく)

ゴトランド「え、ええ」

イタリア「ちょ、ちょっと、どうしたの……?」

Z3「……聞いて」

イタリア(廊下まで連れてこられる。人気のないそこでマックスが眼鏡を外すと至近距離で私を見上げながら囁いてくる)

イタリアはZ3から処刑されそうな提督の命を守るために脱走して、現在は提督と共にいるという今までの経緯(さすがに性的関係のことは言っていない)
そして今は戦力が一人でも欲しい緊急事態の為にドイツ系日本人の艦娘で、大日本帝国海軍の橄欖型駆逐艦、一番艦、橄欖を名乗ってこの決戦に参加するということを説明される
……いくら提督の命を守ったとはいえ、こちらも提督の為に国を売った。なのにZ3と自分とで扱いが 違 い す ぎ ないカシラ……?
↓×1~3 イタリアの反応


122以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 05:24:02.17KjH/6BwNo (1/1)

マックスはずっと提督のそばにいたのに私はずっと一人寂しく……提督に身も心も捧げたのに。ひどい。私はあの時去って行った提督の態度にずっと傷付いたままなのに。作戦開始までにはまだ時間がある……ちょうどいいわ。提督とお会いしてからずっと体が疼きっぱなしだったの。あのひとはどこかしら?せっかくの再会ですもの。じっくりとたっぷりとその体に聞くとしましょう……マックスの話を聞いて不穏になるイタリア


123以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 05:41:27.307urUH1N4o (1/2)

何だかもう自分があまりに蔑ろにされているように感じる…
提督への恋心をどうしたらいいのかわからなくなりかけるイタリアは失意でマックスに抱き付き泣きはじめてしまう


124以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 05:50:16.32TVlB6bMKO (1/1)

123


125以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 16:50:04.45aO9eXlYE0 (3/8)

イタリア「……ぐすっ」ジワァ

Z3「!?」

イタリア「ど、どうして……ひっく……どうして私のことは……うぅ……」ダキッ ギュッ

Z3「っ!!……何があったのか分からないけど、きっと大丈夫よ。少なくとも提督がらみのことなら、悪いことにはきっとならない」ギュッ ナデナデ



提督(敵は我が方の4倍だった。それを、戦力的な優勢を確保しつつも密集のし過ぎで個々が最大能力を発揮することができなくなることを防ぐために二つに分けている)

提督(そしてお互いに連携できる程度の距離を保ちながらそれぞれがアゾレスに向かって分散合撃を狙って侵攻してきた)

提督(もしアゾレス到着前に我々が全戦力を以てして片方の敵艦隊を攻撃しても、相手は自軍の二倍だ)

提督(それでも一見、四倍の敵相手に戦うよりはましに見えるかもしれない。だが、実はそうとは言えない。敵艦隊は連携できる距離を保っているからだ)

提督(片方に集中攻撃を加えたとしても、もう片方の艦隊が援軍に駆けつけてくるまでに撃滅することは難しい)

提督(その場合、敵の援軍は戦闘を続ける我が艦隊に対して有利な位置をとりつつ戦うことが可能となる)

提督(つまり最初こそ二倍の敵との戦闘だが時間が経てば不利な状況で四倍の敵を相手に戦わなくてはならなくなるのだ。が、実はそれ以前の問題だ)

提督(敵の目的は艦隊の撃破ではなくアゾレスの攻略である。もし片方に戦力を集中した場合、もう片方がアゾレスへの侵攻を継続したら?)

提督(戦艦の主砲クラスの対艦砲を持たない我々は抵抗のしようがない。把握している敵の戦力から考えてその場合には少なくとも五隻以上の戦艦が襲い掛かってくる計算だ)

提督(我が艦隊に所属する子は皆優秀だ。二倍の相手に対して勝つことも可能だろう。が、戦艦五隻はその間にアゾレスの拠点を撃滅するのには十分な数だ)

提督(軽空母たちの航空隊と基地航空隊もそれほどの大艦隊に対して有効な攻撃をするのに必要な数の半分も無かった)

提督(つまり片方の敵艦隊へ集中攻撃を加えることは不可能なのだ。我々は不利を承知で艦隊を分けて侵攻する敵の二個艦隊をそれぞれを同時に撃退する必要がある)

提督(四倍の戦力差は実に圧倒的だ。いくら皆が優秀とはいえ、四倍の数を相手に勝利することはできない。……普通なら)

提督(しかし普通でなかったら?もし相手に目隠しして戦うことができたら?その場合、戦力差は関係ない)

提督(敵は有効な反撃すらできず四分の一程度の相手に一人ずつ沈められることになるだろう。そう、だから我々は敵に目隠しをする)

提督「Z旗を掲げろ!!『人類ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ!!』艦隊、出撃!!」


126以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 16:54:56.96aO9eXlYE0 (4/8)



欧州水鬼「……オカシイ。ナゼ奴ラハ航空コウゲキをシカケテこない?ワレワレのコウクウタイをゲイゲキしてばかりデハないか」

駆逐水鬼「航空センリョクがナインジャないの?」

欧州水鬼「ソレデモ、カイムではないハズダ……少シでも戦力差ヲウメタイはず……コウゲキしてこないリユウガ分からない……」

駆逐水鬼「確カニ……でも、ワルイコトジャないでしょ?だって敵の機動ブタイは無力化デキタシ」

欧州水鬼「ソウではアルガ、そのダイショウにこちらのコウクウタイもジンダイなヒガイを……っ!!ソウカ!!」

駆逐水鬼「?」

欧州水鬼「確カ敵ニハ軽空母シカいなかったハズ……それにシテはセントウキのカズがオオスギたデハないか!!」

駆逐水鬼「……ツマリ、テキはコウゲキタイをトウサイせずにスベテセントウキタイにしている……ネライはこちらのコウクウタイ?」

欧州水鬼「ソウダ。どうやらテキはカンタイケッセンをネラッテいるようだ!!フフッ、いいダロウ……ウケテタッテやる!!」



提督(敵の航空隊は撃滅できた。作戦通りだった。軽空母たちは装備をすべて戦闘機として、自らを餌として敵の航空攻撃を誘致)

提督(襲来してきた敵航空隊を戦闘機隊で撃滅する。完璧に決まった。軽空母たちの被害は大きいが、敵の航空隊はもう壊滅状態だろう)

提督(これで敵の航空隊を警戒する必要はもうない。彼女たちは普通に夜間攻撃してくるからな。夜目がきくのだ。フラッグシップともなればそれぐらい余裕でやってのける)

提督(そう、我々の狙いは夜戦だった。敵に夜戦を挑むのだ。駆逐艦の数が多いこちらにとって、それ以外の選択肢はない)

提督(だが、いくら夜戦とはいえ接近する前に戦艦から攻撃を受ければ勝ち目はない。敵にたどり着く前に大破してしまうだろう。そう。だから敵の視界を奪うのだ)



戦艦仏棲姫「っ……奴ラが撒イテルアルミ片のセイでレーダーが死ンデイル!!」

重巡棲姫「小癪ナ……!!」ギリッ

ゴトランド「ふふっ、眩しいでしょう?まだまだあるのよ!!」

戦艦仏棲姫「ッ……マタ照明弾か……!!タイクウホウカ!!」ドンドンドン

重巡棲姫「ヤツラ照明弾ダケ投下シ続ケテ!!何ノツモリだ!?」ドンドンドン

戦艦仏棲姫「我々ヲ休マセズ警戒サセテ消耗サセヨウとシテイルにチガイナイ!!ソレニ加えてイツ敵がライシュウスルのかワカラナクしている……!!」

重巡棲姫「っ!!忌マワシイ奴ラめ!!」キッ



提督(暗順応……それは可視光量の多い環境から少ない環境へ急激に変化した場合に、時間経過とともに徐々に視力が確保される、動物の自律機能)

提督(そう、時間がかかるのだ。暗闇に目が慣れるのには。人間では暗順応に十五分から三十分ほどかかるらしい)

提督(そして深海棲艦たちもだいたい同じぐらいの時間がかかる。徐々に見えるようになっていくために、完全にではないがその間、奴らは盲目になると言っていい)

提督(それだけの時間があれば、距離を詰めて蹂躙するのには十分だ。潜水艦娘からの情報もあり、水上機たちは無事に敵艦隊を発見することができた)

提督(現在、絶え間なく照明弾を投下している。報告によると敵は対空砲を撃ってきているとのことだ。完璧に光を見ている。眩く輝く照明弾を。勝ったな)ニヤッ


127以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 16:58:46.56aO9eXlYE0 (5/8)



択捉「最後の照明弾が海に落ちました!!皆さん、目隠しをとってください!!」

リシュリュー(先導してくれていた海防艦の声、私は目隠しをとる。やはり見えるというのは安心するわね)

択捉「どうですか?見えますか?」

リシュリュー「ええ。完璧よ」

択捉「了解です!!このまま前進すれば敵が視認できるはずです。では私はこれで離脱します。武運を!!」

リシュリュー「Merci beaucoup. 任せて頂戴……」ブルッ

リシュリュー(武者震いが止まらない。栄光が今、目の前にある。あとはそれに手を伸ばして掴むだけ)

リシュリュー「勇敢に進みましょう。そうすれば全てはうまくいくそうよ。Richelieuに付いてきなさい。Venez avec moi!!」



提督(暗闇に目が慣れた後、艦隊全員に目隠しをして航行させる。そしてそれを海防艦が先導しながら敵へと向かうのだ)

提督(そして接敵直前、照明弾の投下を止めさせ、暗くなったところで目隠しをとらせる。敵はすっかり暗順応を失っているが、こちらの艦娘たちは暗闇に目が慣れたままだ)

提督(気が付かない敵に接近できるだけ接近する。高い練度が必要だ。敵は彼女たちの方を見るだろう)

提督(だが、見えていない。しかし見られたかもという恐怖は耐え難いものだ。命がかかっているのだから。つい発砲したくなるだろう)

提督(それでも彼女たちの練度であれば、それに耐えられる。恐怖を支配してひたすら敵に向かって静かに忍び寄ることができる)



イタリア(戦果を挙げればきっと提督は私をちゃんと見てくれるはずよ……だからこの決戦で活躍して見せる……!!)

タ級「っ!?敵艦隊ハッケン!!セッキンチュウ!!」

「「「「!?」」」」

ローマ「気が付かれた!!撃ちましょう!!」

イタリア「Sì!!夜の戦いは負けないわ!!主砲、狙え……今よ!!撃て!!」ドゴォン

ドゴォン ドゴォン ドンドンドン



提督(そして本当に敵がこちらへ気が付いた時、攻撃を始めるのだ。敵に気が付かれたのを察知することも簡単ではないが、彼女たちならできる)

提督(敵は驚き、混乱に陥るだろう。しかし練度が低いわけではない。必ず態勢を整えて反撃してくる。おそらくその時点で水雷戦の距離までもう少し。戦艦が盾になる)



ガングート「ぐっ……!!」ドガァン

タシュケント「同志!!」

リシュリュー「あともう少しよ。耐えなさい」

ガングート「言われなくても!!この私が、この程度で沈むと思うな……!!あったまってきたぞ」ギロリ


128以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 17:01:08.63aO9eXlYE0 (6/8)



提督(敵は未だに目が暗闇に慣れていない。それでも被弾は免れないだろう。だが、戦艦の堅牢さは伊達ではない。もはや突撃を阻止することはできない)

提督(普通に考えれば敵は火力を集中するために横を向けているだろう。T字不利となっているはずだ。だが、我々は十分に接近している)

提督(その横っ腹を食い破るのは容易い。1805年10月21日トラファルガーの海戦。あの戦いのネルソン・タッチと全く同じ状況だ)

提督(歴史に学ぼうではないか。あの時のフランス艦隊の末路を。戦力差はトラファルガーよりも遥かに大きいが、相手は奇襲を受けて混乱している)

提督(その上、まだ目が暗闇に慣れていない。そして我が方の駆逐艦は皆、手柄に餓えている。敵にとっては地獄だろうな)



神風「大物狩りの時間よ!!さあ、追い込むわ!!てぇ!!」ドン バシュバシュ

睦月「主砲も魚雷もあるんだよっ!!やっちゃえみんな!!」ドン バシュバシュ



提督「勝ったな」

帝国海軍士官「信じられません……奇跡です……!!」

提督(偵察機から入ってくる報告は司令部を沸き立たせていた。夜だが燃え上がる炎が確認するのに十分な程あたりを照らしていたのだ)

提督(一方的な戦いだった。現時点で敵艦隊は半減していた。俺は待機しているであろう潜水艦娘たちに連絡する)

提督「さて諸君、獲物は間もなく君たちの狩場に逃げ込んでくるだろう。存分に楽しんでくれたまえ」

伊168「ふふっ、夜は私たちの世界よ。仕留めるわ!!」

伊19「いひひっ!!提督!!アイツら倒したら、ご褒美ほしいの!!」

U-511「わかった。頑張るね、Admiral」

伊8「戦闘は……あまり好きじゃないけど、仕方ない。やるからには徹底的に」



欧州水鬼「バカナ……コンナハズでは……!!っ!!総員、テッタイせよ!!ミナミへノガレロ!!ワタシがアシドメする!!」

駆逐水鬼「っ!!ソレナラワタシガ!!っ!?」ブオン ビクッ

リシュリュー「お前が旗艦ね?逃がさないわ」ギロリ

駆逐水鬼「……!!」

欧州水鬼「アレをトメラレルのはワタシしかイナイ。アトはヨロシクタノむ。アイツにスマナイとツタエテくれ」ニコッ

駆逐水鬼「っ……リョウカイ……!!」ジワァ

欧州水鬼「……ワレワレのホコリとメイヨのタメに!!チッテいったセンユウたちのココロのヤスラギのタメに……!!コノワタシがセメテイッシムクイテやる!!」 キッ


129以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 17:03:00.02aO9eXlYE0 (7/8)



戦艦仏棲姫「ウソデショ……コンナトコロで……もうオワリ……?」

ローマ「沈め!!っ!?」ドガン

重巡棲姫「ヤラセルカッ!!」 キッ

イタリア「ローマ!?」

ローマ「や、やられた……!?ちっくしょう、今に見てなさいよ……!!」ボロッ

戦艦仏棲姫「マタ……ワタシ……ナニモ……ナニモ……!!」カタカタカタ

重巡棲姫「イキテイレバ!!ナントカなる!!」グイッ

戦艦仏棲姫「っ!!イ……イキテイレバ……」ハッ

重巡棲姫「ソウダ!!だからイキノコリを連れてテッタイしろ!!イイナ!?」

戦艦仏棲姫「ア、アナタは……っ……ワカッタ……テッタイする……」コクコク

重巡棲姫「イケ!!……コレイジョウはヤラセナイ!!ヤラセナイゾ!!」ギロリ

イタリア「ローマ、これ以上は危険よ!!撤退しなさい!!」

ローマ「っ……あとはお願い、姉さん……」

イタリア「任せて!!よくも妹をやってくれたわね、深海棲艦!!」キッ



ネ級「シ、シニタクナイ!!コロサナイデクレ!!」

タ級「コ、コウフクする!!コウフクするカラ……ドウカイノチダケハ……!!」

もう勝利は確実だった。今は潰走する深海棲艦に対して戦果拡大の為に追撃を仕掛けている
その最中、深海棲艦が命乞いをしてきた。戦艦と重巡だ。捕虜にしても大戦果であることは間違いない
しかし、そうすればもうこれ以上の戦果拡大は望めなくなってしまう。他の子はこのあとも追撃を続けて戦果を拡大するだろう
不本意ながら船団護衛が主任務である自分たちに再びこれほどの戦果を挙げる好機が来るかどうかは怪しかった
そして深海棲艦相手に戦時国際法は適用されないだろう。殺してしまっても全く問題なかった
↓×1~3 神風型か睦月型の駆逐艦娘1~2人とその行動
例)
卯月 こんな大戦果見逃す手はないぴょんと駆逐艦の本能に任せて撃沈する
朝風と松風 流石に降伏した相手を殺すのは気が引けるので不承不承ながら戦果をあきらめて捕虜にする


130以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 17:49:02.26HZnMvWQRo (1/1)

望月
ここで捕虜にしておけば何かと役に立ちそうだし、提督がいれば無下に扱われることも少ないだろうと考え捕虜にする


131以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 17:53:21.98LXhKIbL3O (1/3)

卯月&皐月:卯月が二人まとめてトドメを刺そうとするが、後から来た皐月が戦果を分け合おうと提案して小競り合いが起こる
神風:深海棲艦とはいえ戦意のない敵を[ピーーー]必要はない、それに二人を捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるしこちらの被害も抑えられると卯月と皐月を諭す


132以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 18:01:05.82LXhKIbL3O (2/3)

勘違いしてたゴメン
>>131は卯月と皐月の部分をカットして
神風:深海棲艦とはいえ戦意のない敵を[ピーーー]必要はない、むしろ捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるなるかもしれないしこちらの被害も抑えられると考え、投降を受け入れる
でお願いします


133以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 18:03:50.32HB2Sg4QHO (1/1)

文月
ねーえ、こいつらやっちゃっていーい?
と洒落にならない冗談を飛ばしながらも捕虜にする
自分の戦闘糧食を分け与えて仲良くなろうとする


134以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 21:41:38.22aO9eXlYE0 (8/8)

神風(……手柄が減ってしまうのは残念だけど、深海棲艦とはいえ戦意のない敵を殺す必要はないわね)

神風(むしろ捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるかもしれない。そうすれば無駄な戦闘を避けられてこちらの被害も抑えられる)

神風「いいでしょう、投降を受け入れます」

神風(深海棲艦は私の言葉を聞いて安心したようだった。でもその時、声が聞こえた。いつも通りなのに、でもいつも以上の恐ろしさだった)

龍田「あら~だめじゃない、神風ちゃん~。そんなことしちゃ」スッ

ネ級「っ」ゴプッ

神風「っ!!」ビクッ

神風(ネ級の胸から何かが出てきた。血に濡れた赤い刀身のそれは龍田さんが装備している薙刀みたいな武器だ)

神風(ネ級が口から血を吐いた。何が起きているのか分からないと言った表情を浮かべている。そして胸の傷からも血が噴き出た)

神風「うわっ!?」バシャ

龍田「相手は深海棲艦、捕虜をとる必要はないわ~」グイッ ブシュッッ ジャキッ

ネ級「」ドサッ

神風(ネ級の胸から噴き出た血液を浴びて、つい声が出てしまった。ネ級がその場に前のめりに倒れる)

神風(ネ級を蹴り倒して薙刀を引き抜いたのは龍田さんだった。もう既に返り血を浴びて真っ赤に染まっている)

タ級「ッウァアアアア!?」

神風(タ級が悲鳴をあげて逃げようとする。その背中から龍田さんが薙刀を袈裟懸けに切りつけた。タ級の体が真っ二つになる)

タ級「」バシャン

龍田「あはははははは!!……絶対逃がさないから」ハイライトオフ

神風「ひっ……!!」

龍田「ごめんね~横取りしちゃって~。この二匹は神風ちゃんの戦果で良いから~」ブン ピッ

神風(それ以上直視できなかった。顔を背けてしまう。薙刀が空を切る音、血をはらったんだ)

龍田「……」スィー

神風「……!!」サァッ

神風(近づいてくる……!!血の気が引いた。体が震えそうだった。あの目は違う……ちらりと見えた龍田さんの目……あれはまともじゃない……!!)

龍田「でも~」スッ クイッ

神風「!!」ゾクン

神風(血に濡れた手で頬を挟まれて、顔をあげさせられる。あの目を至近距離で真っすぐと見てしまった。私も狂ってしまいそうだった)

龍田「ダメでしょ~あんなことしちゃ~?ちゃんと皆殺しにしなくちゃいけないのに~。うふふっ……もうやらないでね?」

↓×1~3 神風の反応


135以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 21:57:09.13KjH/6BwN0 (1/1)

で、でも相手は戦意を喪失しています……深海棲艦とはいえ無用な殺生は避けたほうが司令官も喜ばれるんじゃ……震えて上ずった声で龍田を諭す神風


136以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 21:58:46.51LXhKIbL3O (3/3)

もういいじゃないですか!もう十分でしょう!これ以上殺して何の得があるんですか!
と涙目で震えながら言葉を返す


137以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/18(火) 22:01:49.347urUH1N4o (2/2)

何も返事を返さない
屠られた深海棲艦に黙祷と涙を捧げる


138以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 10:26:25.36MxS+Hw880 (1/5)

神風「っ……!!もういいじゃないですか!!もう十分でしょう!!これ以上殺して何の得があるんですか!!」ジワァ フルフルフル

龍田「……」

神風「っ!!」

神風(言ってしまった。衝動的だった。悲しすぎて、赦せなくて……体の震えが止まらない。殺されちゃうかも。龍田さんが無言で、何も映していないような瞳で私を見ている)

龍田「……」スッ

神風「っ……!!」ギュッ フルフルフル

神風(龍田さんが顔を寄せてくる。反射的に目を瞑って歯を食いしばってしまう。龍田さんが私の耳元に口を寄せた。吐きそうなぐらいの血の匂い)

龍田「神風ちゃんの甘さが、神風ちゃんの大切な妹さんたちを殺さないといいわね」ボソリ

神風「っ!!」ゾクッ

龍田「……」スッ

神風(龍田さんが私に興味をなくしたというように背を向けて去っていく。きっと深海棲艦を殺すために。私はその背中を無言で見送ることしかできなかった)



リシュリュー「はぁ……はぁ……ふふふ……勝った……私は、勝った!!あはははははは!!」ボロッ

欧州水鬼「ッ……」ボロッ

リシュリュー「私を虐げてきた連中がこれを知ったらどんな顔をするかしら……!?ふふふ……さあ、とどめよ……!!」ジッ

欧州水鬼「クッ……コロセ……」ギリッ

リシュリュー「はっ?」ピクッ

欧州水鬼「マケテオメオメとイキハジをサラシはシナイ……コロスがイイ……コロセ……!!ワタシをコロシテみろ!!」キッ

リシュリュー「……」

『恥知らずがよくもここに居られたものだ』『どの面下げてVive La Franceなんて言えるのかしら』『あれほどフランスらしくない艦娘も他に居るまい』『ドイツへ帰った方がいいんじゃないの?』

リシュリュー『っ……』ズキン

リシュリュー「……気が変わったわ」ドゴォ

欧州水鬼「ッハ……!?」

リシュリュー「貴方は生きて捕虜にしてあげる。せいぜい生き恥とやらを晒して、もだえ苦しみなさい」

欧州水鬼「ッ……!!ッ……」ガクッ



重巡棲姫「ゴフッ……マ……マダダ……マダオワッテない……!!」ボロッ ガクガクガク

イタリア「っ……もう勝負はついたわ!!降伏しなさい!!」

重巡棲姫「コトワルッ!!ミンナのタメに……ワタシは……っ!!」バシャン

イタリア「っ!!」

イタリア(満身創痍で、どうして浮いているのか分からないぐらいだった重巡棲姫が崩れ落ちた。ついにゆっくりと沈み始める)

重巡棲姫「っ!!イ、イヤダ……!!まだワタシはタタカエル!!ジャナイとミンナが……ミンナ……ミンナァ……」ジワァ ポロポロ

イタリア「……」

重巡棲姫「ワタシは……もっとミンナと……イッショに……んぐっ……」ブクブクブク

イタリア(悲痛な声、答える者はいない。虚空に差し出された手、誰にも掴まれることはない。彼女は一人だった)

イタリア「っ!!」

イタリア(気がついたら体が動いていた。そんなの悲しすぎる。嫌だった。私は沈んでいく重巡棲姫を引っ張り上げる)

重巡棲姫「カハッ……ゲホッ……ゲホッ……ッ……」ガクリ

イタリア(息はしていた。けど、意識を失ってしまった。重傷を負っている。助かるかどうかは分からない)

イタリア(あたりを見渡す。遠くでまだ砲声や爆音が響いてきていた。でも、もうすぐ戦いは終わるはずだった)


139以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 10:29:54.56MxS+Hw880 (2/5)



提督(決戦は我が軍の完勝だった。大破は何人も出たが、さすが艦娘。戦死者は一人も出なかった)

提督(結果を固唾をのんで見守っていた各国や報道陣はその発表を受けて驚喜した。特に我が大日本帝国と自由フランス、ソビエト連邦の喜びようは凄まじいものがある)

提督(自国の艦娘が活躍したのだから当然か。送った義勇軍が活躍したスウェーデンでも国王が直々に祝辞を述べられたほどだ)

提督(一方、深海棲艦たちは戦力の八割を失って南へ撤退した。報告によれば艦隊を率いていた欧州水鬼と重巡棲姫をとらえることに成功したらしい)

提督(また、他にも数名の捕虜が居る。だが戦果の殆どは撃沈だった。仕方がない。戦争だ。それでも心が痛む。深海棲艦も人だ。生きて、考え、感じているのだ)

ワーワーワー

提督「!!」

提督(歓声が聞こえてくる。どうやら艦隊が帰還したようだな。吹奏楽まで聞こえてきた。だが俺は出迎えに行く余裕はない)

提督(潜水艦娘たちがまだ作戦中だからだ。まあ、俺の代わりに各国の報道陣やアゾレスに居た各国軍の軍人たち、一般市民が皆を歓迎してくれるだろう)



龍田「……」バンッ

「「「「!?」」」」

提督(艦隊の旗艦の直後、指令室の扉が乱暴に開かれる。驚き、そちらを見た司令部要員たちは絶句した)

提督「龍田……!!」

提督(そこに立っていたのは龍田だった。返り血を浴びたのか、血塗れだ。むせかえりそうなほどの鉄の匂い)

龍田「……」カツカツカツカツ

提督(龍田は自分に集中する周囲の視線を全く意に介さず、俺を見つけると真っすぐとこちらへ歩いてくる)

提督「っ……」

提督(その目は俺をとらえて離さなかった。誰も龍田を止められなかった。武装を解除していないというのに。いや、だからか)

提督(龍田は天龍が行方不明となってシモンズタウンへ撤退した後、そこから沿岸沿いを航行してカサブランカへ移動していた)

提督(そして今回の決戦でもカサブランカから出撃して、海上でアゾレスから出撃した艦隊と合流したのだ。……つまり、天龍を失って以来初めて会う)

龍田「……」カツカツカツ ピタッ ジッ

提督(龍田が俺の目の前で立ち止まる。無表情だった。その瞳からは龍田の中に渦巻く感情を読み取ることはできない。ただ、俺を見つめていた)

↓×1~3 提督と龍田の天龍行方不明に対する想いと行動
例)
提督は戦力をもっと増強するべきだったと後悔していて、ただすまないと謝ることしかできない。
龍田はどうして提督がもっと強力な編成で送り出してくれていたらと考えてしまうことを止められず、提督の首に刃を当ててしまう



140以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 11:31:02.09cehXfEGuO (1/1)

龍田、無言で提督の胸ぐらをつかみ
天龍ちゃんがいなくなったのは貴方のせいじゃないのに…そんなことはわかっているのに…
貴方を憎む気持ちを止められないの!!と絞り出すような声で告げ、そのままその場で泣き崩れる


141以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 11:41:36.86wBQo0p+Vo (1/1)

例の通りで


142以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 12:27:20.28KGBb0Colo (1/1)

141


143以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 17:47:32.59MxS+Hw880 (3/5)

龍田「……天龍ちゃんが、居なくなっちゃったの。きっとあいつらに……でも、何人殺しても何人殺しても全然この心の穴は埋まらない……」ギラッ ブン ピタリ

提督「っ」

「「「「!!」」」」

提督(龍田が流れるような薙刀さばきで俺の首を切り落と……さなかった。ぴたりと俺の首に刃を当てている)

帝国海軍士官「やめろ龍田!!」

帝国海軍士官「早まるな!!」

衛兵「今すぐ武器を下ろせ!!」チャキッ

提督「やめろ!!俺は大丈夫だ!!……銃を下ろしてくれ、軍曹」

提督(顔を青くして色めき立つ周囲の司令部要員や衛兵。軍曹が歩兵銃を構えたが、俺は鋭くそう言い放った)

龍田「どうして……どうしてあの規模の艦隊で……もし提督がもっと強力な艦隊を編成していてくれれば……!!」クシャリ ジワァ ポロポロ

提督(震える声、やり場のない悲しみと怒りの為に。無表情だった龍田の顔が歪められた。見る見るうちに目から涙が溢れ、頬を伝ってとめどなく流れる)

提督(龍田の言う通りだった。もっと強力な艦隊を編成するべきだった……せめて、重巡を誰か強引に手配していれば……!!)

天龍『お前が提督か。オレの名は天龍。フフフ、怖いか?まあ、よろしく頼むぜ』

提督(天龍との思い出が脳裏に浮かぶ。あの日、天龍行方不明の知らせが入った時、俺は実感がなかった)

提督(天龍が死んだなんて思えなかった。全世界に敵対的な深海棲艦の存在を警告して、他のやるべきことをやる)

提督(そのために考える時間が無かったというのもある。だが、真夜中に何とか早急にやるべきことを終わらせた後だった)

提督(現実感がないふわふわとした気分でシャワーを浴びてベッドに入った。疲れていたのか、すぐに意識を手放せた)

天龍『……』

提督『……!!っ!?っ!!っ!!っ!!!!』

提督(夢を見た。天龍が立っていた。俺は、なぜか身動きが取れず、声も出せず、ただそこに立っていることしかできなかった)

提督(天龍も何も言わず、ただ俺を見ているだけだった。どんな顔をしていたのかよく思い出せない)

提督(少し寂しそうに微笑んでいたような気もする。あいつ、黙っていればかっこいい系の美人なんだ)

提督(朝、嫌に早い時間に目が覚めた時、俺は自分が泣いていたことに気が付いた。そして、受け入れざるを得なかった)

提督(天龍は戦死したのだと。深海棲艦との戦いの初期、本土空襲を防ぐために大破進撃してでも勝たねばならなかった時以来)

提督(……そして第二次世界大戦というべきこの戦争における初めての大日本帝国海軍における艦娘の戦死だった)

提督「……すまない」ギリッ

提督(龍田の様子をみて天龍を失ったときのことを鮮明に思い出し、自分の中で荒れ狂う感情の嵐を抑えるのに必死だった。ただ、押し殺した声でそうと答えることしかできなかった)

龍田「……!!うぅ……天龍ちゃん……天龍ちゃん……!!」カラン ペタン フルフルフル

提督(龍田が薙刀を取り落とす。そしてその場に崩れ落ちると両手で顔を覆ってしまう。姉を失った龍田の悲痛な声が心に突き刺さっていた)


144以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 17:55:45.05MxS+Hw880 (4/5)



提督(決戦に海戦史上稀に見るレベルで完勝した結果、今や敵は南アフリカまで撤退し、少なくとも北大西洋の安全は確保されていた。枢軸国のウルフパックに目をつぶればだが)

提督(そして今、俺は各国の政府関係者や将校、報道陣が見守る中、今回の戦いで活躍した艦娘たちの叙勲を行っていた)

提督(連合国やソビエト連邦はもちろん、中立国であっても深海棲艦の脅威にさらされていた各国がそれぞれの国の勲章を授与するために代表を送ってきていた)

提督(長い式になる。一番最初に受勲を行うのは我が大日本帝国だ。そしてフランス、ソビエト、スウェーデン、イギリス、アメリカ、その他たくさんと続く)

提督(我が大日本帝国からは参加した全員が勲章をもらったが、中でもよく活躍した子たちには追加でさらに高位の勲章も授与される)

提督(そして欧州水鬼と重巡棲姫を捕虜にするという特筆すべき活躍をした二名には最上位の勲章が授与されることとなった)

提督(その二名とはイタリアとリシュリューだった。最初はリシュリューだ。俺はリシュリューの目の前に立つと敬礼を返し、勲章を手渡しする)

提督(艦娘は女の子たちだ。男の俺が直接制服の胸につけるわけにはいかないからな。そしてリシュリューが控えていた軍属の女性へ)

リシュリュー「貴方が直接つけてくださるかしら?」

提督(……渡して、その人につけて貰うはずだったのだが、そう言うリシュリューはじっと俺の目を見つめながら受け取った勲章をそのまま俺に差し出してくる)

提督(軍属の女性が困ったように俺を見ている。周囲からはまるでリシュリューが勲章を突き返したように見えるようだ)

提督(ざわめきだしてしまう。ためらう時間はない。俺は大げさに頷くと勲章をリシュリューの制服につける。豊かなふくらみを必要以上に触らないように苦慮しながら)

提督「フランスの戦艦娘、リシュリューの活躍を称賛して」

リシュリュー「Merci beaucoup, Amiral」

提督(妖艶に微笑むリシュリューと握手と敬礼を交わして隣に立つイタリアの前へ。イタリアが敬礼しながらじっと俺を見つめている)

提督(その目を真っすぐと見つめながら敬礼を返す。そして勲章を手渡しした……が、イタリアも勲章を俺に返してくる)

イタリア「わ、私も提督に直接つけて欲しいです……」ジッ

提督(俺は再び大げさに頷くと勲章をイタリアの制服につける。軍属の女性が居心地悪そうにしていた。本当、すいません……)

提督「イタリアの戦艦娘、イタリアの活躍を称賛して」

イタリア「Grazie mille……!!提督!!」

提督(イタリアが本当に嬉しそうにはにかむ。握手と敬礼を交わして次のガングートへ。敬礼するガングートは目で語ってきていた。分かっているな?と。本当、長い式になりそうだ)



リシュリュー(私に後ろ指を指していた奴が掌を返して私を称賛して、陰口をたたいていた口で褒め称える)

リシュリュー(私は、ずっと求めていた物を手に入れることができた。栄光、名誉、でもそれは、手にした瞬間から色褪せてしまう。けど、そんなことより……)

提督『理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる』

リシュリュー「こんなの……堕ちちゃうしかないじゃない……!!」キュンキュン

リシュリュー(ええ、そうよ。分かってる。もう完全に虜にされたわ。だから何?というかこんな事されて堕ちない女なんているの?)

リシュリュー(いるとしたらそれは絶対女じゃないわ。決めました。私、あの人を手に入れます)

リシュリュー(テストの男?知らないわそんなこと。私、悪くないもん。あの子への黒い感情から彼を寝取ってしまおうかと思っていたけど、もう違う)

リシュリュー(私は心からあの人の愛が欲しかった。それは絶対に色褪せたりしないと確信が持てるから)

リシュリュー「Amiral……Amiralに会いたい……Amiralのところへ行ってみましょう。お昼でも誘って、あの方忙しいでしょうけど、今度ディナーに行く約束ができれば上出来よね」



帝国海軍士官「提督ならインド洋へ転属されましたよ」

つい昨日彼から勲章を受け取ったばかりなのに……!?というか転属するのに私に何も言ってくれないの?
↓×1~3 リシュリューの反応


145以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 18:31:33.041FbH75rQo (1/1)

この私に黙って去るなんて!あの男……!インド洋ですって!?まさかこの私が男のほうを追いかける羽目になるなんてね……!今の私なら望めばインド方面に転属も出来るはず。待っていなさいアミハル……必ずあなたをリシュリューのものにしてみせるわ!提督のいるインド洋にいけるように上に掛け合ってみることにしたリシュリュー


146以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 18:35:21.849taevwdHo (1/1)

この程度の障害など、取るに足らず
Amiralに迷惑を掛ける訳にもいかないがせめて思いの丈を伝えたい
電話やビデオ通話を試みる

(最初のスレで青葉型がスマホを使ってたので多分大丈夫だろうと思ってこの手段にしました)


147以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 19:18:09.87aG3Ro3HAO (1/1)

一言も告げずに去っていったことにショックを受けるが、恋愛には障害が付き物、むしろその方がより燃え上がるものと逆に恋心を漲らせ、ひとまず提督に直接会って告白するために奔走する


148以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 19:32:31.56pehr1elNO (1/1)

腹を割ってテストと思い切り話し合ってみる
リシュリューから余裕と本気の度合いを感じとったテストはすっかり打ち解ける
そしてリシュリューの更なる一手として147


149以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 22:53:52.49MxS+Hw880 (5/5)

リシュリュー「……。ふーん……」

リシュリュー(何も言ってくれないんだ……そう……けどまあ、恋愛に障害は付き物よね?彼の無関心も、元カノの存在も)

リシュリュー(むしろその方が燃え上がるものだわ!!この心も、体も。とりあえず何とかして彼に会わなくちゃ)

リシュリュー「……ん?」

イタリア「うふふ……そうですか……そっちがその気なら……私にだって考えがありますよ……?うふふふふ……」ハイライトオフ

リシュリュー「……」

リシュリュー(……え、何あの子?なんかすごく怖いんだけど……あんなところで何やってるの?ストーカー?)

リシュリュー「あの子も提督狙いだったりして。まあ、パスタ女なんかには負けないけれどね」



戦艦水鬼「どうして立ち上がらないの!?まさかあなたは同胞たちを見捨てるつもりなの!?」

空母棲姫「っ……」

軽巡棲姫「貴女の日和見主義にはさすがにそろそろ我慢の限界です。貴女にもあの子たちと同じ目にあってもらいますよ?」

戦艦棲姫「んん~~~~~~~~~!!んんんん~~~~~~~~~!!」キッ モゾモゾ

防空棲姫「ぐすっ……ひっく……んん……んんんん……」」ポロポロ モゾモゾ

空母棲姫「……分かった。私たちは」

提督「ほう……何が分かったんだ?」ガチャッ ドドドドドド

「「「!?」」」ビクッ

「「んんんん!!」」 パァッ

空母棲姫「て、提督……!!」サァッ

戦艦水鬼「っ……」ジロリ

軽巡棲姫「まさか……なぜ貴方がここに……?」フルフルフル

提督「君たちのことが心配になってな……どうだ?壮健か?」ジッ

相手は帝国海軍の提督とは言え、ただの人間のはずだった。しかし空母棲姫たちはまるで蛇に睨まれた蛙となってしまっていた
彼女たちは提督が発する威圧感に圧倒されている。相手が普通の人間だとは思えなかった。……この人が数々の艦娘を従え、自分たちを服従させている首魁か

↓×1~3 深海棲艦たちの反応


150以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 23:06:08.1859WygFZ+O (1/1)

一部のメンバーが明らかに憧憬の念を抱いている
それに加え我々を怖じ気づかせる程の威圧感
こいつを殺してしまおうという気持ちは彼方に吹き飛び
お前は一体何なんだ、私たちをどうするつもりだ、と
やっとの思いでそれ位しか絞り出すように話すことしかできない


151以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 23:45:29.747uO1f1JH0 (1/1)

防空&戦艦棲姫(良かった……提督が来てくれた……)軽巡棲姫&戦艦水鬼(畜生……よりによって一番ばれたくないやつに……ここでこいつを捕らえようとしても絶対後ろに護衛の艦娘が潜んでいるはず……万事休すか……)空母棲姫「ひっ……提督……!いいい今のは違うわ!この子たちに言わされただけよ!武装蜂起なんてするつもりないわ……あっ……」提督は核心の質問はしてないのに空母棲姫が勝手に墓穴をほって無事終了


152以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 23:46:20.011UHfYM/eo (1/1)

>>150


153以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/19(水) 23:49:28.282M7bYGX3o (1/1)

最近筆乗ってるね、頑張れ


154以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 01:39:29.340eSXs7ka0 (1/2)

空母棲姫「は、はい……おかげさまで……」ビクビク

提督「そうか。戦艦棲姫、防空棲姫、君たちは大丈夫じゃなさそうだな。どうして拘束されているんだ?」

「「んんんん!!」」

戦艦水鬼(畜生……!!どうしてこのタイミングでこいつが……!!大西洋にいたんじゃないの……!?)

軽巡棲姫(っ……!!た、ただの人間程度、いっそこの場で……!!いえ、けれども護衛の艦娘がいないはずはありません……)

提督「さて、空母棲姫。教えてくれ。どうしてあの二人は拘束されているんだ?」スタスタスタ ピタ

空母棲姫「ひっ……!?て、提督……あ……あぁ……その……」

提督「……」スッ クイッ スッ

空母棲姫「っ!?……!!」ビクッ カァッ

提督「教えてくれ。君たちは何を企んでいるんだ?」ボソボソ

空母棲姫「っ~~~!!ち、違うわ!!今のは違うの!!この子たちに言わされただけで……私は武装蜂起なんてするつもりは……」ドキドキドキ

「「っ!?!?」ゾクッ

提督「ほぅ……武装蜂起……」

空母棲姫「あっ……」サァッ

軽巡棲姫(ま、まさかわざと……!!いえ、違う……そうでした……この人、パニックになるとポンコツなんでした……)

戦艦水鬼(……。こいつ……あとで殺す……)

提督「武装蜂起、か……」ジロリ

空母棲姫「……!!」ガクガクガク

↓×1~3 提督の決断


155以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 06:16:21.01JN9dYn2do (1/1)

武装蜂起とは穏やかじゃないね……傷付くなー(棒)俺は君たちもすでに同胞だと思っていたのだがまだ相互理解が不足しているようだ。特に空母棲姫と戦艦水鬼と軽巡棲姫にはもっと俺のことを知ってもらう必要があるな……肉体言語(意味深)で分かり合おうとする提督


156以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 06:33:58.10aJ05SaEF0 (1/1)

武装蜂起に積極的な者を隔離して責める


157以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 06:38:08.051H3skksoo (1/1)

空母棲姫が嘘をついているとは思えないので一旦彼女とサシで話す方向に


158以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 08:43:57.500eSXs7ka0 (2/2)

提督「……大丈夫か、二人とも?」スタスタスタ

「「んん~~~!!」」

提督「今解いてやるからな」シュルシュル

戦艦水鬼「……」ギロリ

軽巡棲姫「……」チラッ

空母棲姫「っ……」シュン

防空棲姫「ぷは!!来てくれるって信じてたよ!!」バッ ダキッ

戦艦棲姫「っは!!お待ちしておりっ……待っていたわ、提督!!」ウズッ

提督「よく頑張ったな。……さて、こんな事、望んでいなかった。だが、始めたのは君たちだ。忘れるなよ。……戦艦棲姫、防空棲姫、反逆者たちを逮捕しろ」

「「了解!!」」

戦艦水鬼「っ!!」スッ

提督「抵抗するつもりか、戦艦水鬼君?ならこちらも君を殺すつもりでかかる。覚悟してもらおうか」

戦艦水鬼「くっ……」ギリッ

提督「安心しろ。君たちは我々を殺そうとしたが、それでも我々は君たちが抵抗しない限りは命の安全を保障してやろう」

戦艦水鬼「……わかったわ。抵抗しない」ガクリ



戦艦水鬼「……」ジャラッ

提督「さて……もうずいぶん前の話になってしまったな。かつて我々は君たちに降伏を促し、君たちはそれを受け入れた」カツカツカツ



軽巡棲姫「……」ジャラッ

提督「我々はそれに対して誠意を尽くしたと思っていた……君たちには平和に暮らせる場所と日本国民としての庇護を与えた」カツカツカツ



空母棲姫「……」ジャラッ

提督「すべては君たちと分かり合うためだった。流血の歴史を赦し合い、これからは共に手をとり合って生きていこうと……それが我々の望みだった」カツカツカツ



提督「君たちもきっとそうだと信じていた。だが……違ったのだな。君たちは、恩を仇で返すというのだろう?何故だ。何故こんな事をした」ピタッ ギロリ

↓×1~3 戦艦水鬼、軽巡棲姫、空母棲姫の反応


159以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 09:01:20.86cl6KSoXZO (1/1)

完全に心が折れ、この提督には逆らえないと諦めてしまう


160以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 09:49:20.26bszl8sarO (1/1)

戦艦水鬼:そもそもお前たち人間同士が手を取り合ったふりをして
喉元過ぎれば同族で争っているじゃないか、先に自ら宣言や約束を
破故にしたのはそっちじゃないかと目を逸らさず言い返す
軽巡棲姫:今のままでは私たちの同族が人間の争いに巻き込まれて
犠牲となる。あなたのような人間ばかりではないのだ、
私たちにできることは結局この位しかないのですよと
最初は冷静だが最後には泣きながら詰め寄ろうとする
空母棲姫:呆然としながら、結局私たちには戦うことと沈めることしか
できないのよ、誰が助けてくれるのよ…と焦点の合わない目で
うわ言のように呟き続ける


161以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 09:59:04.18KDt9NKEmO (1/1)

空母棲姫だけ旗艦として責任をとるから他には寛大な処置をと願い出る
他二人は提督に勝てないと悟り隷属を誓って許しを請う


162以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 09:59:06.70pK+cec9z0 (1/1)

一旦降伏を受け入れたものの、自分たちは戦うことしか生きる価値が無いと思っており、平和な現状にどこか不満を抱いていた気持ちをそれぞれ語りだす


163以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/20(木) 10:31:17.32Iut/99NWo (1/1)

空母棲姫、不憫すぎて可哀想


164以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 02:46:15.05ojucn0Mm0 (1/6)



戦艦水鬼「……同胞の為よ。立ち上がった彼女たちを見殺しにすることなんてできなかったわ……今までどんな気持ちで潜んでいたのか……」



軽巡棲姫「どんな気持ちで私たちに助力を乞うたのか……でも、それももう終わりです。貴方にはかなわない……思い知らされました……」



空母棲姫「……見苦しく言い訳をするつもりはないわ。今となっては私がするべきことも、したい事をする権利もない……」



提督(戦艦水鬼と軽巡水鬼は負けを認めて諦めたようだった。空母棲姫は他の二人とは少し違うようだが。しかし諦めているのは違いない)

提督(三人の俺を見る目は心の折れた人間のそれだった。自分の気持ちを吐露すると、力なくうなだれてしまう。抵抗の素振りもない)

提督(戦艦水鬼と軽巡棲姫が敵対的な深海棲艦たちと呼応して武装蜂起しようとする可能性は無いに等しいだろう)

提督(空母棲姫は我々側のようだ。何か考えがあって武装蜂起に同意したのだろう。彼女のことを信じてあげたかった)

提督(……だが、戦艦水鬼や軽巡棲姫が気を取り直すことがないと言えるだろうか?空母棲姫が心変わりすることがないと誰が保証できる?)

提督(そもそも俺が勘違いしているだけで空母棲姫は武装蜂起に対して肯定的なのかもしれない。我々の敵なのかもしれないのだ)

提督(状況は限りなく厳しい。多少マシになったとはいえ余裕がなかった。どんな手段を使ってでも確実にインド洋の反乱を未然に防がなくてはならないのだ)

提督(だが万が一にも軍規に従って反乱を試みた彼女たちを処刑したりすれば、他の深海棲艦たちの敵意や怒りの火に油を注ぐことになってしまう)

提督(俺自身もそんなことをしたくなかった。よって、深海棲艦たちのリーダーである彼女たちが反乱を抑制するようにしなくてはならない)

提督(そのためには彼女たちを支配しなくてはならなかった。どんな手を使ってでも。……俺は、覚悟を決めた)

提督「本来なら君たちは処刑される。だが、このことは俺しか知らない。君たちの事情も分かる。だから上へは連絡しないし、処刑もしない」

提督「だが、一度裏切った君たちをまたそう簡単に信用するわけにはいかない。君たちには他の罰を受けてもらう」

提督「これは男が女を支配するうえで最上の方法だ。これで君たちに教え込むとしよう。君たちの主は誰か。誰に仕えるのかを。もう二度と裏切らないように」



戦艦水鬼「はぁ……はぁ……はぁ……」ピクンピクン ドロリ



軽巡棲姫「っ……ふぅ……あふっ……」グッタリ ドロリ



空母棲姫「うっ……っ……あぁ……」キュンキュン ドロリ



提督「こうして肌を重ねた相手ならばまた信用することができる。それほど深い関係だということだからな」

自分の秘所からは何度も注がれた熱い提督の精液が溢れているのを実感していた。一番奥が疼いている。幾たびもの絶頂のせいで理性は蕩け、体力を消耗してしまっていた。息も絶え絶えだ
しかし、疲労感以上に甘く心地よい絶頂の余韻に包まれている。そうか、これが男女の営みなのか。彼女たちは女として満たされていた

提督は罰として彼女たちを抱いた。レイプと言われても仕方がないほど強引に。彼女たちの貞操は提督に蹂躙された
唇を奪われ、体を弄ばれ、処女を散らされたのだ。提督の罰を与える宣言の後、自分を押し倒す提督に対して自分がどんな反応をしたのかすっかり覚えていなかった
快楽の津波に理性が押し流されて締まったからだ。気がついたらことは終わっていて、自分はベッドの上で提督の精液を秘所から溢れさせながら荒い息を吐いていた

だが、手で、舌で、そして何より大きく反り立った黒光りする男の象徴で 容赦なく快楽と男を教え込まれ、女にされたこと。怒張するそれに本能的な畏敬の念を覚えてしまったこと
そして行為の間、自分がはしたなく身を捩り、嬌声をあげてベッドのシーツを汚してしまったことは覚えている。いま、ベッドに横たわる自分のまえ、手の届きそうなところには端に腰かける提督の背中が見えていた
↓×1~3 戦艦水鬼、軽巡棲姫、空母棲姫の心情と行動
※尋問は一人ずつ隔離して行ったので抱いたのも一人ずつ。二人っきりでだった。他の2人が何をされたか、あるいは何をされるかは、想像することはできるが現時点では知らない


165以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 03:44:11.30Ihsdb9Uro (1/2)

戦艦水鬼
烏滸がましいかもしれないが、やはり同胞が屠られていくのは辛い
なるべく捕虜にしてほしいと懇願しお掃除フェラ

軽巡棲姫
もっと温もりが欲しい、と猫なで声で提督に抱き付く

空母棲姫
停戦の時は正直不信感を拭えなかった
でも今は違う、提督のことをもっと知りたい
まんぐり返し&くぱぁで提督を誘惑し、今度は愛する者同士で甘々な情交へ


166以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 03:47:25.72xRnN0ibPO (1/1)

165


167以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 04:46:34.77sGjF6uufO (1/2)

戦艦水鬼
私自身身も心も屈服して満たされてしまった
でもきっとそうでない仲間達がまだ多くいる
全てを委ねるからどうかあなたを信じさせてほしいと
自ら乱暴に犯され屈服するよう提督を誘う

軽巡棲姫
あなたは悪魔や魔王に違いありませんと恨み節を吐く
自分もそんな相手に心奪われ地獄へ行くでしょうと続け
全ての罰を私が受けますから他の皆に金輪際酷いことは
しないでくださいと懇願しつつ背中に胸を当て首を舐め始める

空母棲姫
慕っていた相手にレイプじみたやり方で犯され
嬉しさよりも悲しみが強まりどうしてどうしてと泣きじゃくる
提督は思う存分胸を貸して感情を全て吐き出させる
落ち着いた後もう一度愛する者として抱いてほしいと全てを委ね
精根尽きるまでいちゃラブセックス


168以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:27:01.56ojucn0Mm0 (2/6)



戦艦水鬼「ふふ……そう……これが目的だったわけね……けど、それが分かっているのに抵抗できないわ……」スッ ナデナデ

提督(戦艦水鬼がそっと俺の背中に触れてくる。そして優しく媚びるように撫でてきた。その口調に先程の敵意は全く残っていない)

戦艦水鬼「私の心も体も貴方に抱かれて完全に屈服して満たされてしまった……こんなに男が愛おしく、愛されたいって思うなんてね」

提督「そうか」

戦艦水鬼「でも、きっとそうでない仲間達がまだ多くいるわ。できるのかしら?貴方に。あの子たち皆を心も体も支配することが?」

提督「何が言いたいんだ?」

戦艦水鬼「全てを委ねるから、どうかあなたを信じさせて。貴方があの子たちをも支配できるって。同胞を見捨ててでも仕えるべき主だって」クイッ

提督(手を引かれ、そちらを見る。戦艦水鬼が発情しきった表情で俺を見ていた。何を求めているのかは一目瞭然だ)

提督「いいだろう」

提督(俺は戦艦水鬼を仰向けにさせる。抵抗することなくされるがままに戦艦水鬼は仰向けになった)

提督(そして自ら足をM字に開く。正常位で挿入しようとする俺を迎え入れるように両手を伸ばした。雌の顔を浮かべている)

戦艦水鬼「来て、提督……!!」

提督「あれだけ注いでやったのにまだ欲しがるとはけしからん。さっきまで処女だったとは思えないな。いいだろう、くれてやる」



軽巡棲姫「あなたは悪魔や魔王に違いありません……!!そんなあなたに心奪われ、仲間を見捨てる私も地獄へ行くでしょう……!!」キロッ

提督「そんなザマでそう言われてもなぁ……」

軽巡棲姫「っ……」

提督(軽巡棲姫は快楽に蕩けた顔を何とか引き締めて俺を睨んでいた。だが頬は染まり、口元はだらしなく緩んでいる)

提督(上下する胸は誘うように揺れており、秘所から白濁液を垂らしていた。俺の指摘に軽巡棲姫は顔を反らす。暫しの間、軽巡棲姫が体を起こした)

軽巡棲姫「……全ての罰を私が受けます。だから他の皆に金輪際酷いことはしないでください。んっ……ぺろぺろ」ダキッ ムニュムニュ

提督(そして俺に這いよると背中から抱きついてきた。胸が背中に押し付けられる。首を舐め始めた。明らかに誘っている)

提督「……君が最初ではないよ」

軽巡棲姫「っ!?」ピクッ

提督(軽巡棲姫が硬直する。俺は立ち上がって軽巡棲姫を引きはがし、振り向いて軽巡棲姫の顔を見下ろした)

提督「数時間前に戦艦水鬼に同じことをしてきたばかりだ。彼女はとても満足してくれて、喜んで俺に従ってくれた」

軽巡棲姫「あ、あの方が……!!」ギリッ

提督(俺の言葉に軽巡棲姫は嫉妬に顔を歪めて呻くようにそう呟く。そう、嫉妬だ。そこに居たのは俺に凌辱された仲間を思いやる子ではなかった)

提督(自分の想う男が他の女を抱いたと聞いてどろどろとした嫉妬に身を焦がす女だった。歯を食いしばって虚空を見つめている)

提督(きっと戦艦水鬼を思い浮かべているのだろう。どうしてやろうかと嫉妬と怒りのままに彼女に対する敵意を募らせているようだ)


169以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:29:11.16ojucn0Mm0 (3/6)

提督「嫉妬か」

軽巡棲姫「っ!!」ビクッ ハッ

提督「全ての罰を私が受けます。だから他の皆に金輪際酷いことはしないでください。だったか?違うな」

提督「全ての寵愛は私が受けます。だから他の女に金輪際情けを与えることはしないでください。そう言いたかったのだろう?」

軽巡棲姫「ち、違います!!私は……」

提督「どう取り繕っても他ならぬ自分自身が理解しているだろう。今、君は戦艦水鬼に嫉妬した」

軽巡棲姫「っ……!!」

提督「まあ、安心しろ。あの子だけじゃない。君の竿姉妹は大勢いる」

軽巡棲姫「!?」ゾクン

提督「いろいろあってな。何があったかは今度話してやろう。だが、まあ安心してくれ。責任はちゃんととるからな」

軽巡棲姫「っ……女の敵……殺してやる……!!」ギロリ

提督「ほう……」グイッ

軽巡棲姫「ぁっ……!!」トサッ

提督(今度こそ俺を鋭く睨みつけた軽巡棲姫だったが、俺が軽く押し倒すと抵抗することなくされるがままにベッドに仰向けに倒れた)

提督「どうした?このままじゃまた犯されてしまうぞ?」

軽巡棲姫「……!!や、止めてください……!!」キュンキュン キッ

提督(俺の言葉に軽巡棲姫がハートが浮かんだ瞳で睨みつけてくる。無意識なのか足を開いていた。俺を受け入れるように)

提督「ほら、もう先端が触れてしまったぞ?早く抵抗しろ」ピトッ

軽巡棲姫「っ!!うるさい!!してます!!退きなさい!!っぁ……!!」キッ ヌプッ

提督(先端が待っていましたと言わんばかりにそこに飲み込まれる。未だに乾かぬそこは容易く俺を受け入れた)

提督「っ……入っていく……もう半分まで入った……全部入れられてしまうぞ?」ズププププ

軽巡棲姫「あぁ……や、止めて……抜いて……!!」ゾクゾクゾク ダキッ

提督(そう言いながらも顔を蕩けさせる軽巡棲姫。手が俺の体に回された。ゆっくりゆっくり焦らす様に奥まで入れる)

提督「っ……」コツン

軽巡棲姫「っ!!」ビクン

提督(先端がコリっとした子宮口まで到達した。軽巡棲姫の体が跳ねる。俺はそのままそこをつぶす様に強引に根元まで入れた)

提督「一番奥まで……入ったな……いい締まりだ……」

軽巡棲姫「き、鬼畜……!!」ガシッ ギュッ

提督「その割には君だって俺に手も足もくみつかせてきているじゃないか。むしろ望んでいたのではないか?」

軽巡棲姫「ち、違います!!そんなことありません……!!」 トロン キュンキュン

提督(軽巡棲姫は言動がまったく一致していない。否定の言葉を口にしながらも俺の体を抱きしめ、恋慕と愛欲に塗れた表情で俺を見つめてくる)

提督「まあいい。素直になるまでたっぷり愛してやる。喜べ」

軽巡棲姫「あぁ!!止めてください!!動かないで!!抜いて!!はぁっ!!」ビクン ドキドキ


170以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:31:31.71ojucn0Mm0 (4/6)



空母棲姫「っ……ぐすっ……ひっく……うぅ」ポロポロ

提督「っ」

提督(少しして、空母棲姫が涙を流し始める。性的な暴行を受けたりしたらそうなってしまってもおかしくはないだろう。動揺する)

提督(だが、そうだ。覚悟の上だろう?俺は泣きじゃくる空母棲姫が落ち着くまでしばらく待つ。しばらくして少し落ち着いてきた空母棲姫がかすれた声を漏らした)

空母棲姫「どうして……こんな……無理矢理みたいに……」グスグス

提督(悲しそうな声。しかし謝るわけにはいかない。これは罰だ。できれば篭絡してしまいたかったが、快楽以外にも相手を支配する方法はある)

提督(その一つが恐怖だ。空母棲姫は無理やり犯した俺に対して本能的な恐怖を覚えているだろう。その恐怖を利用する)

提督(それで空母棲姫にもう二度と俺に逆らおうという気が起きないように調教するのだ。俺は立ち上がり、空母棲姫に迫る)

提督「怖いか?」

空母棲姫「違う……悲しいだけ……私は、こんな風にじゃなくてもっと幸せにしてほしかった……」フルフルフル

提督「っ!?」

提督(空母棲姫が震えながらそう答える。敵意は全く見いだせなかった。ただ、悲しみだけに満ちている)

空母棲姫「どこかに二人で出かけて……楽しいことして……夕方になったら浜辺で綺麗な夕焼けを見て……暗くなるまで二人で静かに過ごして……」

空母棲姫「そんなデートをした後、シャワーで体を清めてからふわふわなベッドで優しく……そんな風にして欲しかった……」

提督「っ……!!」

提督(もう二度と手に入らないものを想った虚しい声。死にたくなるほどの罪悪感に襲われる)

提督(そうか……この子は、俺のことを好いていてくれたのか……そんな子に俺は……なんてことを……)

提督「すまない……」

提督(つい、そう言ってしまっていた。謝罪の言葉を口にしてしまっていた。いけないのに。空母棲姫が俺に目を向ける。少しの間静寂が続いた)

提督(空母棲姫がゆっくりと起き上がって俺に近寄る。そして俺に抱きついて胸に顔を埋めた。空母棲姫が想いを吐露する)

空母棲姫「貴方が好きだった……前の戦争の時、敵であった私たちに手を差し伸べてくれた……私たちの為に全力を尽くしてくれた……」

空母棲姫「あの時から私は貴方が好きだった……けど、その思いを口にすることはできなくて……」

空母棲姫「なんとかしたいと思っても何もできずにいる間にいろいろあってあんな事になって……皆の気持ちも分かる……」

空母棲姫「私だって立ち上がった同胞を見捨てたくなかった……でも、貴方を裏切りたくなかった……恩に報いたかった……」

空母棲姫「だから私は、皆を抑えようとした……でも大西洋で貴方が同胞を打ち負かして、皆の我慢が限界になって……」

空母棲姫「あれ以上皆を抑えられなかった……あそこで私が拒否して他の誰かが旗艦になっていたら、コントロールできなくなってしまう……」

空母棲姫「だから私は蜂起するしかなかった……私が旗艦なら、少しでも隙があればすぐに皆を説得して降伏することができたから……」

提督「っ……。そうだったのか……」

提督(そしてどうしてあんなことを言ったのかを言ってくれた。空母棲姫は俺のことを好いていてくれただけではない……彼女は間違いなく俺の為に動いていたのだ……!!)

提督(どうしてそれをこんな事をしてしまう前に言ってくれなかった……いや、言えなかったのだろう……もしそう言ってしまえば彼女は戦艦水鬼たちを見捨てることになる)

提督(そんなことが仲間想いな彼女にできるわけがないのだ。そして何より彼女のプライドがそれを赦せなかったのだろう)


171以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:38:01.35ojucn0Mm0 (5/6)

提督(しかし、その結果がこれだ……空母棲姫が望んでいた幸せな初体験は永遠に失われてしまった……俺が穢してしまったのだ……)

提督「すまない……俺は……君を信じられなかった……君に取り返しのつかない酷いことをしてしまった……」ギリッ

空母棲姫「……仕方がない。貴方はたくさんのものを背負っている。それを全部賭けて私を信じるのは難しい。逆の立場なら私も信じられない」

空母棲姫「けど……一つだけ聞かせて。私は貴方が好き。貴方は私の事をどう思っているの……?」

提督「好きだ。だが、俺は君に話さなくてはならないことがある……」

提督(俺は例の話をする。空母棲姫はそれを黙って最後まで聞いていた。すべて話し終えた後、空母棲姫は俺の唇に自らの唇を重ねる)

空母棲姫「んっ……っ。もう一度……恋人同士として抱いて欲しい……」ギュッ

提督(そして唇を離すと甘えた声でそう言って俺に身を委ねてくれる。俺はそんな彼女と精根尽き果てるまで愛し合った)

空母棲姫「……♪」ギュッ スリスリ

提督(全てが終わった後、俺は俺の腕を枕にし、甘えるように抱きついて体を摺り寄せてくる彼女と共に眠ったのだった)



駆逐古姫「っ……できぬ……武装蜂起など……妾はあの方にご恩が……」

南方棲戦姫「……悪いけれど、これ以上貴女に従ってはいられないわ」ガシッ ググググ

駆逐古姫「な、何をする!?いくらそなたであろうとも無礼であるぞ!!んぐっ!?」

空母水鬼「申し訳ありませんが、隠居して頂きます。あとのことは我々にお任せください」

駆逐古姫「っ……!!っ……」ガクッ


172以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:42:15.42ojucn0Mm0 (6/6)



深雪「何笑えない冗談やってんだよ……!?撤退だぞ!!おい!!立てって!!」グイッ

吹雪「深雪ちゃん!?どうし……っ……!!」サァッ

白雪「えっ……」

磯波「嘘……」ゾクッ

伊勢「ちょっと皆!?何やってるの!!早く撤退しないと……あぁ……まさか……!!」サァッ

浦波「……!!」ギリッ

初雪「ぁ……うぁ……!!」ジワァ ガタガタガタ

帝国海軍士官『何をしている!?撤退しろと言ったはずだ!!敵はすぐ戻ってくるぞ!!聞いているのか!?状況を報告しろ!!』

日向「……一名戦死だ」

「「「「!!」」」」ビクッ

帝国海軍士官『っ!?っ……クソッ……了解した……すぐに撤退せよ!!』ギリッ

日向「了解……そういうこともある。覚悟していたはずだ。撤退しよう」

深雪「……ま、待ってくれよ……そんなはずねぇって……だって……」

日向「もう楽にさせてやれ」

深雪「……!!」

浦波「せ、せめて連れ帰ってあげられませんか……!?曳航して……」

日向「そんな時間はない」

初雪「い、嫌……!!こんなところにひとりぼっちで置いていくなんて絶対にいやぁ!!」ポロポロ

日向「っ……勘弁してくれ……頼むからそんなこと言わないでくれ……」ジワァ

伊勢「……行くよ、皆。状況考えて。これ以上誰も失いたくないでしょ」

白雪「そ、そんな……」フルフルフル

磯波「ぐすっ……ひっく……」ポロポロ

深雪「どうして……どうしてそんな風に言えるんだよぉぉぉぉ!!お前それでも人間かよぉぉぉぉ!!」キッ

伊勢「っ……!!」ズキン ジワァ

吹雪「もう止めて!!」

「「「「っ!!」」」」

吹雪「ごめんね、連れていけなくて……ごめんね……皆、伊勢さんの言う通りだよ……行こう……!!」ポロポロ ジッ

「「「「っ……」」」」コクリ

深雪「畜生……ちくしょうっ!!」

↓×1~3 
死んだ姉妹を一人戦場に残して撤退しなくてはいけなかった吹雪型と、戦死した年下の駆逐艦娘を一人戦場に残して撤退しなくてはいけなかった伊勢型姉妹の心情
そして敵対的な深海棲艦たちとそれに呼応して裏切った深海棲艦たちへの感情


173以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 18:24:58.973QvFIzSGO (1/1)

吹雪型
戦争である以上免れないものであるし敵もそれは同じと頭では理解しているつもりだが、それでも姉妹の死は割り切ることができない
そして、そんな行き場のない憤りが深海棲艦への憎悪へとじわじわ変質していく

伊勢型
似たような場面を経験したことがあるので大きく動揺してはいないが、それでも気が滅入っている
深海棲艦に対して個人的な恨みなどはないが、散らされた艦娘達の魂に誓って必ず報いを受けさせると決意する


174以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 19:09:21.69sGjF6uufO (2/2)

吹雪型
一度は深海棲艦とも分かり合えると信じた心を黒い感情で塗り潰す
本来私達は深海棲艦を倒すために生まれてきた兵器なんだと
駆逐艦としてのまだ成熟していない精神で切り替え相手に対する情を捨てる

伊勢型
吹雪型の皆への配慮やフォローが第一と考え彼女らが帰投したら
そちらを優先していく
深海棲艦に対しては当初は和平解決を再びとも思ったが
そんな余裕など現実には存在しないと割り切り味方の為にも
今の敵に対して容赦などしないと決意を固める


175以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 19:10:59.14Ihsdb9Uro (2/2)

戦死したのは叢雲?それとも未実装艦?

吹雪型
涙が止まらず、無力さを嘆く
深海棲艦に明確な敵意が芽生える
深雪と初雪は結果論とはいえ現在の司令官の指揮に不満タラタラ

伊勢型
敵をとることを切に誓う
吹雪型と共に戦死者へ黙祷


176以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:03:20.54Ns+oM1PZ0 (1/3)



伊勢「……とりあえず安全なところまで撤退できたね。このままパラオ泊地まで無事辿り着ければいいけど……」チラッ

「「「「……」」」」

吹雪(戦争だもん……こういうことがあるって……覚悟してた……してたつもりなのに……)ジワァ

白雪(……そうですよ。これは悪い夢です……だって……こんなこと……こんな酷いこと……あり得ません……)ハイライトオフ

磯波「っ……」クラッ

深雪「磯波!?」ガシッ

「「「「っ!?」」」」

磯波「ぁ……ご、ごめんね……ありがとう……」

深雪「お、驚かせんなよ……磯波までいなくなったらあたし……」ギュッ

磯波「っ!!わ、私は大丈夫!!大丈夫だから……心配しないで……」

深雪「ああ……」

磯波(っ……こんなのやだよ……!!もう戦争なんていや……私はただみんなと普通に暮らせればそれで幸せなのに……)ジワァ

深雪(深海棲艦なんか信用するんじゃなかった……!!あいつらのせいで……あいつらさえいなければ……!!)ギリッ

浦波(こんな卑劣な裏切り……決して忘れない……必ず報復する……報いを受けさせてやるんだ……!!)ギリッ

初雪(赦さない……絶対に赦さない……あいつら、皆殺しにしてやる……!!)ハイライトオフ

伊勢「……何度経験してもこれだけは、ね」

日向「駆逐艦娘たちは幼いし、仕方がない。まあ深海棲艦の奴らの気持ちも分かりはする。だから仕方ないとは決して思わないがな」

伊勢「うん。仇は討つよ。それが手向け」



提督(ムラクモは黒い髪を左右で三つ編みにした少女だった。吹雪型らしく真面目で面倒見のいい子だった)

提督(対深海棲艦戦争の初期からずっと第一線で活躍していた。……そのころからずっと一緒に戦っていた)

提督(彼女が南洋諸島で戦死したのは俺がトラックへ移動している時だった。同時に届く深海棲艦の離反とトラックの失陥)

提督(気が遠くなる想いだった。いっそのこと、本当に気絶してしまえれば……痛恨の極みという言葉も生ぬるい)

提督『っ……ムラクモ……すまない……!!』ギリッ ブツッ タラリ

提督(どうやって吹雪型姉妹たちに償えばいいのか分からなかった。しかし状況が俺に悔恨する時間をくれなかった)

提督(今や最前線はパラオだ。行き先を変更してそこへ向かおうとした俺に届く本国召還の命令。責任を追及されることになるだろう。処罰を覚悟した)

提督(だが、そうはならなかった。出頭した俺に下された命令は太平洋の戦いの指揮を執ることと、新造艦の育成だった。新兵を可能な限り早く使い物になるようにしろとのことだ)

叢雲「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい」

提督「……」

提督(俺の目の前に立っているのは薄い勿忘草色の長い髪を前髪ぱっつんのストレートにして、まるで巫女のようにもみあげを赤い紐で結っている少女)

提督(新しい吹雪型五番艦の駆逐艦娘、叢雲だった。先代と違うのは容姿だけでなく性格もらしい。勝ち気で高飛車そうな子だ)

↓×1~3新しい叢雲に対する提督の心情と対応と、提督に対する叢雲の心象


177以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:19:29.22LDZ/XUBYO (1/3)

提督
いつも通り、期待を込めて着任の儀礼と激励を執り行う
叢雲を見つめるその眼差しには自責の念と覚悟が宿る

叢雲
気丈に挨拶をしたはいいが、眼差しにこめられる感情を察しその理由を尋ねる
すぐに提督の優秀さを感じ取り、私は沈まないと高らかに言い放って正面から提督を抱き締める


178以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:19:47.0158sjXGcMo (1/1)

プライドの高そうな子だな。見た目も他の吹雪型とかけ離れているから他の同型艦と上手くやっていければいいが……叢雲が馴染めるかどうか心配な提督。この司令官はどうやら大変な英雄らしいけど実力が本物かどうかお手並み拝見といったところね。司令官の力量を測りかねている叢雲


179以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:23:11.00AQJJyKjHO (1/3)

提督
感傷に浸るのはここまで。先代とこの娘を重ねてはならない
軍人らしく威厳を伴った対応をする

叢雲
少しは骨のありそうな提督と評価する
気に食わない事があればガンガン言わせてもらおうと思っている。


180以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:27:55.66AQJJyKjHO (2/3)

あれ、ここの00の扱いってどうだったっけ?


181以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:28:41.14LDZ/XUBYO (2/3)

>>180
偶数秒00だったら100扱いですよ


182以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 10:33:24.85AQJJyKjHO (3/3)

>>181
さんきゅ


183以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:24:30.77Ns+oM1PZ0 (2/3)

提督「どうもありがとう。いかにも私が君の司令官になる提督だ。吹雪型5番艦、叢雲、君の着任を歓迎しよう」

叢雲「ん、ありがと」

提督「君は私直属の部下として配属された。その目的は君の早急な戦力化だ。今、日本は大きな困難に直面している」

提督「世界大戦に加えて今回の深海棲艦の侵略だ。厳しい戦いになるだろう。しかし、我々なら必ずや勝利を手にできる」

提督「君のことも厳しく指導するつもりだ。だが、きっと乗り越えて我が帝国海軍が誇る駆逐艦娘になってくれると確信している。よろしく頼むぞ」

叢雲「ええ、もちろんよ!!任せなさい!!」

提督(俺の目の前で得意げに胸を張る叢雲。なんて初々しく素直な少女なのだろうか。もうこれ以上誰も死なせない。勿論この子のことも。場合によっては、この命に替えても……!!)ジッ

叢雲「!!……あんた、死のうとしてる人の顔をしているわ」

提督「っ!?」

提督(心を読まれたかと思った。見た目通り本当に巫女なのか、この子……!?予期せぬ一撃につい表情に出してしまう)

叢雲「うーん……こんな司令官で大丈夫かしら?けどまあ、何があったのか話ぐらい聞いてあげるけど?」

提督「……ははっ。ピカピカの装備をした駆逐艦娘にそう言われてしまうとはな」

叢雲「自覚したのなら改めるよう頑張りなさい。話に聞く限りじゃ貴方が帝国海軍で一番の司令官らしいんだから。そんなんじゃ困るわ。……で、何があったのよ」

提督(つい自嘲的な笑みを浮かべてそう呟いてしまった俺を真っすぐと見つめるその瞳は、まるで日の出直後の太陽のようで……眩しかった)

提督「……君も知っているだろうが、つい最近、我々は2名の艦娘を失った。天龍とムラクモだ」

提督「俺が死なせたようなものだ……二人とも、深海棲艦の攻撃で。しかも天龍は俺の指揮下だった」

叢雲「……私は速成の座学過程しか修了していないけど、でもその時の貴方の指揮は間違っていたとは思わないわ」

叢雲「だって想定されていた敵は枢軸国の潜水艦だけで、敵対的な深海棲艦が潜んでいるなんて予測のしようがないもの」

叢雲「深海棲艦の裏切りだって予測できるわけないわ。そもそも、どうしてあんたの指揮下にない前のムラクモの戦死があんたの責任なわけ?」

提督「……俺は前の深海棲艦との戦争で深海棲艦との停戦と講和を推し進めたんだ。あれが間違いだったとは思わない」

提督「だが、万が一の事態を想定するべきだった……彼女たちの裏切りの可能性を考えておくべきだった」

叢雲「そう……とりあえず、あんたが責任感の強い人間だって言うことは分かったわ。けど、そもそもそれはあんたの領分なの?」

提督「領分?」

叢雲「あんたの仕事は自分の艦隊を指揮することでしょ?状況から判断してどこにどの程度の戦力を配備するとかそういうのは軍令部とか大本営とかの仕事よ」

叢雲「あの時、深海棲艦と講和して、併合するっていう決定を下したのもあんたの訳ないわ。そんなのいくら帝国海軍の提督でもできるわけない」

叢雲「政府のもっとえらい人がすることだもの。あんたはきっと何でもかんでもいろいろ考えすぎて背負いすぎなのよ」

叢雲「それはたぶん優秀だからなんでしょうね。けどね、一つ言っておくわ。自分を過信しないで。あんたはあくまで一個人でしかないの」

叢雲「何でもかんでもあんた一人でできるって勘違いはただの独り善がりな傲慢よ。驕る平家は久しからずって言うでしょ?まあ、あんたの驕りは平家とは種類が違うでしょうけど」

提督(衝撃だった。これは諫言だ。まさか駆逐艦娘に……こんな小さな子に諭されるとは……これほど恥ずかしいことは無い。だが、それは俺にとって救いだった)

提督「っ……ありがとう。目が覚める思いだ。難儀なものなのだが、戦果を挙げて昇進するにつれそういう事を言ってくれる人はいなくなってしまってな。軍隊の悪いところだ」

叢雲「そう。軍隊って思ったよりいい場所じゃないわね。はぁ……ほんっと仕方ない。これからは私があんたを見てあげるわ。感謝しなさい?」

提督「ああ、感謝するよ。ありがとう。……叢雲。きっと戦争は君の想像以上に残酷で、救いようがなくて、悍ましくて、惨憺たるものだ」

提督「艦娘とはいえ、常に死と隣り合わせだ。特に君は新兵だからな。ある陸軍の知り合いが言っていた。新兵の顔と名前を覚える前に死んでいくと。……死なないでくれよ」

叢雲「そうでしょうね。けど大丈夫。私は死なないわ。だって、あんたが死なないように私を教育してくれるんでしょ?だからそんな顔しないの」ダキッ ギュッ

提督(叢雲が俺を優しく抱きしめる。温かかった。見下ろすと叢雲が顔をあげてじっと俺を見つめている)

提督「ああ、そうだな。絶対に死なせない。絶対に」ナデナデ


184以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:26:32.96Ns+oM1PZ0 (3/3)



伊勢「発見!!偵察機が発見したわ!!深海棲艦よ!!真っすぐパラオ泊地に向けて突進してくる!!けど、規模が小さい……威力偵察かしら?」

日向「まずいな。こちらの態勢が整っていないことを悟られたら最悪、ここも陥落するぞ」

伊勢「そうね……っ!?あいつら、白旗を掲げているわ!!どういうつもり!?」

日向「白旗?なるほど……連中も一枚岩じゃないようだな。いわば日本派が投降してきたんじゃないか?」

初雪「投降……?あんなことしておいて……!?」

深雪「ふざけんじゃねぇ!!そんなの受け入れられるか!!」ダッ

初雪「同感……皆殺しにする……!!」ダッ

吹雪「深雪ちゃん!?初雪ちゃん!?ダメ!!待って!!」



駆逐棲姫「見えた!!艦娘だ!!」

深海双子棲姫・黒「なんとかここまで来れたね……」

駆逐棲姫「聞こえますか?私たちに敵対する意思はありません!!投降します!!」

深雪「ふざけんな!!今更何言ってやがる!!」ドン

初雪「沈める……一人も残さずに!!」バシュッ バシュッ

「「「「!?」」」」

↓×1~3 攻撃を受けたことに対する駆逐棲姫たちの反応


185以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:30:52.25XY8g/6dzo (1/1)

慌てふためき被弾してしまう


186以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:38:45.48fUfz3bkiO (1/1)

下手に反撃したら今度こそ自分達が全滅するかもしれないと
距離をとって呼び掛けを続ける
攻撃の威力が自分達を殺傷する規模のものでないことを見極め
どうしても攻撃が止まないようであればここでの投降を諦めることを周知する


187以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:39:15.12LDZ/XUBYO (3/3)

被弾するも耐え、艦娘側の攻撃がやむまでやりすごす
幾ら歴戦の駆逐艦の魚雷とて姫クラスの装甲はビクともさない


188以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/22(土) 16:50:08.97zYUFaa46O (1/1)

代表役の駆逐棲姫は必死に砲撃をかわしながら説得を試みるが、吹雪型の一部が聞く耳を持とうとしなかったので他の仲間が怒りの反撃を開始、乱戦となる


189以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:27:28.40vTpnNKD10 (1/2)

深海双子棲姫・黒「う、撃ってきた……!!っ……反撃するしか……」ギリッ ジャキッ

駆逐棲姫「だめっ!!面舵!!回避!!魚雷に気を付けて!!ここで反撃したら戦闘になっちゃう!!」

深海双子棲姫・黒「っ!!だったらどうする……!?」

駆逐棲姫「突出してきたのは駆逐艦娘二人だけ!!きっと暴走してるんだ……!!」

深海双子棲姫・黒「た、たしかに。そうか、距離をとって回避に専念して他が事態を収拾するまで耐えるってわけだね。駆逐艦程度の攻撃、近づかれなきゃ大したことないし」

駆逐棲姫「そうだよ。けど最悪の場合はここで投降するのを諦めなくちゃ……呼びかけてみる!!」

深海双子棲姫・黒「お願い」

駆逐棲姫「うん、任せて。……攻撃を止めてください!!私たちに敵対の意思はありません!!投降しに来たんです!!」

深雪「何度も言わせるな!!今更そんな虫のいいこと言ってんじゃねぇ!!」

初雪「お前たちが殺したんだ……!!絶対赦さない!!」

駆逐棲姫「っ……もし攻撃がやまない場合、私たちはここでの投降を諦めて離脱する!!お願い……攻撃を止めてよ!!」

伊勢「……」ドゴォン

ブオン バシャン

深雪「なっ!?」ビクッ

初雪「うわぁ!?」ビクッ

伊勢「……誰が発砲していいって言ったかしら?命令違反したらどうなるか忘れた?今すぐ攻撃を中止しなさい」ギロリ

日向「悪いが、従わないのであれば次は当てる。分かったら旗艦の命令に従え」ジャキン

「「……!!」」

吹雪「二人ともすぐ命令に従って!!攻撃を中止して!!伊勢さん、日向さん、本当に申し訳ありません!!」サァッ

白雪「どうか……どうか寛大な処置を……!!お願いします……!!深雪ちゃんも初雪ちゃんもあんなことがあって混乱しちゃってるだけなんです……!!」ペコペコ

深雪「っ……ごめん……なさい……!!」ジワァ ツゥー

初雪「ぐすっ……うぅ……うわぁぁぁぁん!!」ポロポロポロ

駆逐棲姫「……なんとかなったみたい?」

深海双子棲姫・黒「そうみたいだけど……」

伊勢「っ……聞こえるかしら?こちら帝国海軍の戦艦娘、伊勢。先程の攻撃を謝罪します。我々にこれ以上の攻撃の意思はありません。投降を受け入れます」

↓×1~3 攻撃を受けたことを踏まえて深海棲艦たちの反応


190以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:32:58.24rdtCD/K5o (1/1)

先程の初雪の「お前達が殺した」という発言を思い出し、きっと仲間を同胞に殺されたのだろうと事情を察する
撃ってきた事に対する不満はないわけでもないが、同胞を失う辛さは理解できるし白雪らの真摯な謝罪もあったので不問にする


191以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:44:43.69Qz7tXafi0 (1/2)

向こうの駆逐艦が撃ってきたのには驚いたけど話のわかる冷静なやつがいて助かった……旗艦の伊勢にお礼を言って武装解除後に曳航される深海棲艦


192以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:47:40.83jtg8CBUIO (1/1)

>>190+>>191



193以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:48:19.65HuMOnpWYO (1/1)

攻撃してきた二人の号泣する様子を見て事情を理解する
戦闘を止めてくれたことと投降を受け入れてくれたことに
感謝しつつ自分達もここまでくるのに1隻では済まない
仲間の犠牲を伴ってきた心情を年長者と思われる伊勢日向に暴露する
その上で直接彼女達の悲しみに報いることはできないだろうが
自分達でここで皆に協力できることがないかどうか申し出る


194以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 09:56:37.325mLBQwjkO (1/1)

投降しに来た以上、ここで引き返す訳にもいかないだろうと諦めにも似た心情で赦す
ただ、深雪と初雪の憎悪を目の当たりにしたことにより、投降後は命の保障があるのかどうか不安に思うようになる


195以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 10:02:32.30D7U5VGVnO (1/1)

双子の内白い方は艦娘に倒されてる
深海棲艦を併合する際に提督は実在しない家族の死をでっちあげて反対派だった黒い方を説得している


196以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 16:51:32.56vTpnNKD10 (2/2)

駆逐棲姫「聞こえます。私はクチクセイキ。受け入れ感謝します。……ふぅ、よかった」

深海双子棲姫・黒「撃ってきたときは驚いたけど、相手にも冷静な奴がいてよかった。……お前たちが殺したんだ、か。あの子たちも誰か大切な人を殺されたんだね……」

伊勢「こちらこそありがとう。じゃあ悪いけど機関を停止して武装解除してくれる?曳航するから」

駆逐棲姫「了解。各員、機関停止して武装解除」

吹雪「あの、本当にすいませんでした……!!投降してくれていたのに攻撃を加えてしまって……」

白雪「だ、大丈夫でしたか……?あぁ、いったいどう償えばいいのか……罰なら全て私が代わりに受けます。ですからどうかお赦しください……」

駆逐棲姫「……赦す。私たちも同じ痛みを知っているから」

深海双子棲姫・黒「自分だけが被害者ではないし、自分もまた誰かへの加害者……可能な限りこれ以上私たちのような人間を増やしたくない……」

磯波「……!!」

浦波「っ……ご立派な考えです……私たちよりも、ずっと正しい……尊敬します」

深海双子棲姫・黒「いや。私もこう言われたんだ、提督に……そう、あの時……あの人に……」

日向「……よし、準備ができたな?では行こう。この間にも敵が動き始めるかもしれない」



「「「「お久しぶりです、司令官(提督)!!」」」」ビシッ

提督(ようやくパラオに到着した俺を出迎えてくれたのは吹雪型の子たちだった。整列し、敬礼している)

提督(いつ到着するのかは知らなかったはずだが、どうやら飛行機が着いたのを見て時間のある子たちが駆けつけてくれたようだ)

提督「久しぶりだな、皆。出迎えありがとう。楽にしてくれ」

叢雲「ふぅ……やっとついたわね」

「「「「!!」」」」

提督「紹介する。彼女は吹雪型五番艦の叢雲だ」

叢雲「初めまして、叢雲よ。この名前に相応しい駆逐艦娘になれるよう全力を尽くすわ。どうぞよろしくね」

↓×1~3 
吹雪型の提督に対する感情と
前任のムラクモの死が提督に責任があると思っているかどうか
そして前任のムラクモの存在も踏まえてこの見慣れない余所者の新しい叢雲に対する対応 


197以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 17:14:00.98Qz7tXafi0 (2/2)

吹雪&白雪(新しい叢雲ちゃん活発そうな子だな……見た目も結構違うよね。私が吹雪型のお姉さんだからしっかりフォローしてあげないと!司令官と久しぶりにお仕事できて嬉しいな……!ムラクモちゃんがいなくなった傷はまだ癒えてないけど司令官やみんなと一緒に乗り越えていこう)初雪&深雪(何だよこいつ……簡単にムラクモ名乗りやがって……ぜってー認めねえからな……司令官ならわかってくれるよね)磯波&浦波(なんだか気の強そうな子……でも仲良くできると良いな。深雪ちゃんと初雪ちゃんがまだ気持ちの整理がついてないみたいだからできるだけ寄り添ってあげないと)吹雪型の全員ムラクモ轟沈に関して司令官の責任はないと思っている


198以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 17:15:43.31dcx3yg2FO (1/1)

ムラクモの死に提督が直接関わっているわけではないが、しこりを完全に取り除くことはできず、自然と会話がぎこちなくなってしまう
叢雲の方はすぐに打ち解けあうことができたが、ムラクモの存在をどうしても忘れることができず、心中でムラクモと叢雲を比較してしまう


199以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/23(日) 17:24:28.12+PG040PWO (1/1)

基本的に司令官を好いている
この提督ではなく現在の司令官である帝国海軍士官のせいだと思っている
容姿と性格の違いに唖然となるも吹雪を皮切りにもう仲間を失うまいとハグ


200以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 09:04:37.90/wvd1Dg90 (1/6)

吹雪「初めまして!!私は吹雪。吹雪型の一番艦です。よろしくね、叢雲ちゃん!!」

白雪「二番艦の白雪です。よろしくお願いしますね、叢雲ちゃん。何でも気軽に相談してください」

叢雲「ええ、ぜひお願いね」ニコッ

深雪「けっ!!何だよ吹雪も白雪も……深雪様は認めねーからな」

初雪「貴女は……ムラクモじゃない……」

叢雲「むっ……」キロリ

提督(吹雪と白雪の友好的な態度に笑みを見せていた叢雲だったが、深雪と初雪の拒絶に顔をしかめると睨みつける)

提督(深雪と初雪も叢雲のことを鋭く睨んでいた。結構好戦的な性格のようだな、叢雲は。というか熟練の駆逐艦娘二人に物怖じしないのか……)

浦波「み、深雪姉さん!!初雪姉さん!!止めなよ!!そんなこと言ったらダメじゃん!!」

磯波「ごめんね、叢雲ちゃん……その……二人とも、いつもはこんな事言う子じゃないんだけど……」

深雪「ちっ……お前らもかよ」ジロリ

初雪「……」ムスッ

叢雲「……姉妹艦を失ったばかりで、その姉妹艦の後任に見ず知らずの私がなるのは面白くないってのは分かる」

叢雲「でもだからといって露骨にそういう態度を取られるのは面白くないわ。正直、失望した。帝国海軍の華、艦娘ってのはこの程度なのね」

深雪「何だって……!?もう一回言ってみやがれ!!」

初雪「侮辱したこと……後悔させる……!!」

提督「止めろ!!」

提督(叢雲の言葉についに手が出そうになる深雪と初雪。他の吹雪型姉妹が止めようと動く前に俺が鋭くそう言い放つ)

「「「「っ」」」」

提督(全員の目が俺に集中した。皆一様に畏れを感じているようだ。俺は動揺した様子で俺を見ている深雪と初雪に目を向ける)

提督「残念ながら、深雪、初雪。叢雲の言う通りだ。君たちの心情も分かる。だが、ここにいる叢雲はあたらしい姉妹だぞ?」

提督「それも、一度も戦場に出たことない新兵だ。君たちにもあっただろう?初めて戦場に出た時が。覚えているだろう?その時の恐怖や不安を」

提督「それは今まさにこの子が感じていることだ。そのせいで少し攻撃的になってしまっているようなんだが、どうかそれを分かってあげてほしい」

深雪「っ……」ギリッ

初雪「……」ギュッ

提督(俯き、手が白くなるまで握りしめる深雪。同じく俯き、右手で左袖を掴む初雪。俺は他の子たちも見渡し、その目を見て語る)

提督「君たちに頼みたいことがある。この子のことを気にかけてやって欲しい。俺がどんなに手を尽くしても、戦場では何もできない」

提督「この子の命は君たちにかかっているんだ。本当の意味では君たちしか戦い方をこの子に教えてあげられない」

提督「もしかしたら数週間後……下手したら明日にはこの子は戦死してまた新しい五番艦が着任することになるかもしれないんだ」

提督「そんなことは、もう絶対に嫌だ。きっと君たちも同じ気持ちだと確信している。君たちでこの子を一人前の駆逐艦娘に育ててやってくれ。よろしく頼む」

吹雪「お任せください、司令官。吹雪型一同、もう二度と姉妹を失わないと心に決めています!!」

浦風「必ずや叢雲姉さんを立派な吹雪型の駆逐艦娘にしてみせます!!他の型の子たちに絶対負けないくらいに!!」

磯風「し、新兵よりあとに死んだりは決してしません……何があっても叢雲ちゃんだけは、こ、この命に替えても生きて帰せるよう頑張ります……!!」

白雪「そうですよね、初雪ちゃん、深雪ちゃん?初雪ちゃんと深雪ちゃんも叢雲ちゃんのこと、気にかけてくれますよね?」


201以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 09:06:47.27/wvd1Dg90 (2/6)

深雪「っ……分かったよ……」

初雪「ん……分かった……」

提督「ありがとう。君たちにそう言って貰えれば、安心だ。頼りにしているよ。……そして叢雲」

叢雲「……何よ?」

提督(俺の視線を受けてちらりとこちらに目を向ける叢雲。いい気分ではなさそうなのは確かだな。その目を真っすぐと見つめ返す)

提督「君の不満はもっともだ。しかし、君の方も彼女たちに配慮してあげて欲しい。彼女たちは確かに帝国海軍の華、艦娘だ。帝国軍人だ」

提督「だが、それ以前に君と同年代の少女であることも忘れないで欲しい。そしてあの対深海棲艦戦争のころからずっと一緒に戦っていた戦友を喪ったばかりだということも」

叢雲「……そうね。分かったわよ」

提督「ありがとう、叢雲。……悪いが先に行っていてくれるか?少し彼女たちと話したいことがあるんだ」

叢雲「了解、司令官。あんたのシツムシツとやらへ行けばいいのね?」

提督「ああ、そうだ。また後で」

提督(ひらひらと手を振って歩いていく叢雲。叢雲にああ言って貰えて救われたが、しかしやはり俺にも責任がある。彼女たちに謝らなくてはいけない義理も義務もあるだろう)

提督(俺は吹雪型の子たちに向き直る。彼女たちもこれからかしこまった話があると察したのだろう。姿勢を正し、俺を見つめて話を聞こうとしてくれる)

提督「ムラクモのこと、残念だった……彼女の戦死は俺にも責任がある……本当に申し訳ない……」スッ

吹雪「そ、そんな事ありません!!顔をあげてください!!」

深雪「そうだぜ!!司令官のせいじゃないって!!」

初雪「悪いのは……全部深海棲艦だから……!!」

白雪「あの子は艦娘として最期まで立派に戦いました……」

浦波「どうか誇りに思ってやってください!!」

磯波「その方が、きっと喜びますから……」

提督(頭を下げて謝罪する俺に対して口々にそう言ってくれる吹雪型の子たち。その表情は俺のことを思いやってくれていることが明らかで……救われた)

提督「っ……ありがとう」



提督「以上で今日は終わりだ。お疲れ様。部屋の場所は分かるか?」

叢雲「案内図あれば分かるわ」

提督「そうか。ではまた後で。疲れているだろうが寝過ごさないでくれよ?主役が居なくては始まらない」

叢雲「1830に集合場所へ行けばいいんでしょ?こんな時に歓迎会なんてしなくていいのに」

提督「こんな時だからだ。ではな」

叢雲「ん、じゃあお先に失礼するわ。お仕事頑張りなさい」

提督「ありがとう、頑張るよ」

叢雲「よろしい。じゃあね。……ん」

吹雪「終わった?お疲れ様、叢雲ちゃん」

叢雲「あなた達は……吹雪と白雪?」

吹雪「覚えてくれてたんだね、ありがとう!!」

白雪「叢雲ちゃんはここ、初めてですよね?ぜひ案内させてください」

叢雲「そう……じゃあ、お願いするわ。……ありがとう」テレッ


202以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 09:11:03.24/wvd1Dg90 (3/6)



提督(叢雲への説明やら何やらを終わらせ、引継ぎも完了した。俺の次の仕事はパラオまで離脱してきたこちら側の深海棲艦へ遣地中海艦隊への配属を伝えることだ)

提督(現在の情勢は未だ緊迫しており、大本営は大規模な戦力の再配置を実行しようとしていた)

提督(今まで、枢軸国との戦争にほとんどの戦力を投入しており、インド洋や太平洋は休養の為に引き上げてきた艦娘か深海棲艦が配備されていた)

提督(しかし敵対的な深海棲艦による侵攻が始まったために、そちらに艦娘を向かわせなければならなくなった)

提督(それと同時に、味方の深海棲艦に対する扱いが問題になってきたのだ。主に太平洋の深海棲艦が一部を除いて離反したのが痛かった)

提督(これ以上裏切られたらたまったものではないと一時は深海棲艦を強制収容所へ収容することが決定されたほどだ。が、戦力の不足は深刻だった)

提督(この機を逃さず枢軸国軍はアフリカからの総撤退を進めており、支援物資の不足から進撃を停止したソ連への反攻も始まった)

提督(大西洋の援ソ船団は連合国の領分だが、アフリカからの撤退を妨害することは任せきりにはできない)

提督(しかし日本にとって現在一番の脅威は遠いヨーロッパの枢軸国よりも、今も本土へ迫ってきている深海棲艦だ)

提督(艦娘の数は圧倒的に足りていない。そう、深海棲艦の出番だった。大本営はこちら側の深海棲艦を地中海に投入しようとしていた)

提督(深海棲艦との戦いの最前線から遠ざけることができ、なおかつ枢軸国のアフリカ撤退を妨害できる。合理的な判断だ)

提督『厳しい戦いとなるだろう。枢軸国は自分たち以外の世界中をほとんど敵に回してなお、対抗して見せるほどだ』

空母棲姫『なら私たちがかつて世界中を敵に回してなお、ほとんどの海を支配してみせたこと』

戦艦棲姫『そして艦娘が台頭した後もなお、対抗して見せたことを枢軸国の連中に思い出させてやるわ』

提督(赤く輝く瞳に見据えられる。そのことを伝えた時、俺は目の前の子たちが一度は人類に滅亡という二文字を想起させた存在だと言うことを改めて思い出した)

提督(我々は深海棲艦相手に最終的に勝利することはできた。しかしそれは、血で血を洗い、海を赤く染めてしまうような凄惨な戦いの果て)

提督(邪道な謀略を用いた上に、深海棲艦たちにできた何としてでも滅びを避けようとする隙を突いてようやく手にしたものだ)

提督(彼女たちは我々と同じだ。死を恐れる。可能な限り避けようとする。だが、必要ならば命を賭して戦う)

提督(勿論、艦娘と違って死が近い彼女たちに戦わせたくないという思いもある。しかし、俺は上官として彼女たちを戦場へと送り出す。彼女たちが軍人で、それが命令だからだ)

提督(まるで子供のように保護するのはむしろ彼女たちを軽んじていることになる。俺にできるのは無事を祈り、帝国海軍の提督としてできうる限りのことをすることだ)

提督「……ん?あの子は……深海双子棲姫か」

↓×1~3 兄が戦死したという話が嘘であることを知っているかどうかとそれを踏まえて提督に対する深海双子棲姫・黒の想いと行動
例)
嘘をついたことはもう知っている。ここへは報いを受けさせるために来た。暗殺しようとする
知らない。ただ純粋に尊敬を抱いている。提督に挨拶し、可能な限り裏切った子たちへ慈悲を与えることをお願いする


203以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 09:34:56.253m4fsUz8o (1/1)

例の後者で


204以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 10:01:51.459NQjiwIVO (1/2)

真偽は知らないが密かに調べていくうちに疑念が増していき、真相を確かめるべく問い質しにきた
提督のことは尊敬していたし一人の男としても好いていたが、返答次第では提督を裏切ることも考えている


205以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 10:17:35.5097dYF/8A0 (1/1)

嘘であったことに確信に近い疑念を抱いている
が、それ以上にこの提督という人間の歩みと成果に底知れなさを感じ
真に何を図ろうとしているのか見極め、判断次第で暗殺も考えている


206以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 14:04:25.63/wvd1Dg90 (4/6)

深海双子棲姫・黒「……こんにちは、提督。久しぶりだね」

提督「ああ、久しぶりだな。こんにちは。ちょうどいいところに居てくれた。すまないが皆を集めてもらえるか?」

深海双子棲姫・黒「皆を?分かった。……僕たちはどうなるんだい?」

提督「君たちには地中海に行って貰う」

深海双子棲姫・黒「地中海?なるほど。そこで枢軸国と戦うんだね?」

提督「ああ、そうだ」

深海双子棲姫・黒「信用してくれて嬉しいよ、提督。任せて。必ず期待に応えて見せるから」

提督「勿論だ。頼むぞ」

深海双子棲姫・黒「うん。じゃあ行ってくるよ。……」

深海双子棲姫・黒(……あの人が僕に兄が戦死したといったことは、嘘だ。僕は確信に近い疑惑を持っている)ギリッ

深海双子棲姫・黒(僕に嘘をついて、情に付け込んで、騙した。絶対に赦さない。僕の大切な姉妹の死を利用して、穢したんだ……!!)

深海双子棲姫・黒(けど、あの人が今までの歩みや成果には底知れさを感じる。実際、あれで本当に戦争は終わって、僕たち深海棲艦は曲がりなりにも平和を手に入れられた)

深海双子棲姫・黒(武装解除した瞬間虐殺が始まったりするかもというような皆が恐れていたことは何一つ起きなかった)

深海双子棲姫・黒(そしてあの方たちが裏切った今でも、僕たちは一緒くたに扱われて殺されたり、監禁されたりということはされていない)

深海双子棲姫・黒(あの人は僕たちを対等な相手として見てくれている。分からない……真に何を図ろうとしているのか……)

深海双子棲姫・黒(それを見極めてやる……!!そして、その上であの人の運命を決めるんだ……この手で殺してやるか、生かすか……)



深海双子棲姫・黒「……って、あの人が指揮を執るんじゃないのかっ!!」

タ級「そ、そうみたいですね……」

深海双子棲姫・黒(っ……なんてことだ……やっとあの人の近くで見極められる時が来たと思ったのに……)

深海双子棲姫・黒「くっ……と、とりあえず部屋に戻るか……あれ?あの子はどこに行ったんだ?」


207以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 14:11:25.92/wvd1Dg90 (5/6)



卯月「あー!!うーちゃんたちの大事な大事な間宮羊羹が無くなってるぴょん!!食べたの誰ぴょん!?」

文月「えぇーっ!?そんな……ぐすっ……うわぁ~ん!!」ポロポロポロ

水無月「酷い……あんまりだ……これが人間のやることかよぉぉぉぉぉ!!」

菊月「……犯人を殺す」

朝霜「んー……あそこに入ってたのってアタイらのだよな?」

浜波「えっ……!?ち、違うよ……あたしたちのは……むこうのに入ってるんだよ……」

長波「はぁ!?じゃあ今あたしらが食べてんの睦月型の間宮羊羹じゃんか!?」

巻雲「はわわわわ……と、とりあえず事情を説明して謝らなくちゃ……」

朝霜「やっちまった……謝ってくるわ……」

風雲「まあ私たちも食べちゃったし、一緒に行くわ」

浜波「そうね。朝ちゃん一人だけで行かせたりはしない」

早霜「睦月型の子たちが怒らないといいけど……」

朝霜「皆……!!ありがとな!!おーい、卯月!!」

卯月「何ぴょん!?今うーちゃんたちは羊羹泥棒の犯人捜しで忙しいぴょん!!というか何か知らないぴょん?」

朝霜「悪い、実はアタイが間違えてそこに入ってるの出しちまってさ。本当、ゴメン!!」

「「「「!!」」」」

清霜「怒ってるよね……代わりに向こうのに入ってる私たちのをあげるから、それで赦してくれると嬉しいな」

弥生「怒ってなんかないよ。でも、それは私たちのこの前の決戦での労を労って司令官から直々に頂いたもので、ただの間宮羊羹じゃない」

長月「私は怒り心頭に発するが、しかしもう食べてしまったものは仕方がない。その代わり、二倍にして返してもらおうか」

「「「「!?」」」」

沖波「ち、ちょっと待ってください!!確かに沖波たちに非がありますが、さすがにそれは多すぎるのではないでしょうか!?」

皐月「それを決めるのは君たちじゃなくてボクたちだろ?ボクたちがどれだけその間宮羊羹を楽しみにしていたと思ってるんだい?」

高波「っ……そ、そう言われても……そんなたくさんの間宮羊羹……用意できないかも……」

弥生「はぁ……これだけのことをしておいてその言い草……本当に申し訳ないと思っているの?」

朝霜「っ……!!確かにアタイらが悪いけどよ、だからってそこまで吹っ掛けられて黙ってはいねぇぞ!!」

長月「ふん、戦果も挙げずに食べる間宮羊羹の味はさぞおいしいに違いないな」

長波「何っ!?何つった今!?」

卯月「うーちゃんたちはこの前の決戦で大勝利したぴょん!!あれが睦月型の真の力でっす!!それで、最新鋭の夕雲型の皆さんはどんな戦果を挙げてるぴょん?」ニタニタ

「「「「!!」」」」

↓×1~3
残念ながら睦月型の侮蔑交じりの煽りのような指摘は否定できない。しかし誇り高き駆逐艦娘であることを踏まえて侮辱された夕雲型の反応
※お互いの一番艦でまとめ役の睦月と夕雲は共に不在である


208以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 17:16:27.02Rs7iWFBNo (1/2)

ひたすら平謝り
できないことはできないとはっきりと言う


209以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 17:29:30.693hS5j4V1o (1/1)

掴み掛かろうとする娘とその娘ら宥めて208する娘にわかれる


210以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 17:51:26.82yoMKeY7zO (1/1)

朝霜と長波がブチ切れるが、他の姉妹が抑えつけて素直に謝る


211以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 20:33:47.31/wvd1Dg90 (6/6)

朝霜「……そこまで言うんならやってやんよ!!睦月型サマの実力、見せてもらおうか!!」ギロリ

長波「てめぇらぶちのめしてやる!!覚悟しやがれ!!後で後悔しても遅ぇからな!!」ギロリ

風雲「ダメ!!」ガシッ

早霜「抑えなさい……!!」ガシッ

朝霜「何すんだよ!!止めるなって!!」キッ

長波「放せよ!!このまま言われっぱなしで良いのか!?」キッ

巻雲「本当にごめんなさい……必ず二倍の間宮羊羹を返します……けど、すぐには用意できないんです……」ペコッ

早霜「用意できる限りの間宮羊羹を用意します……だから残りはもう少し待ってください……」ペコッ

菊月「ふん……それが貴様らのモノを頼む態度か?だとしたら話にならんな」

藤波「っ……!!」ギリッ

三日月「さ、さすがに言いすぎだよ!!確かに酷いけど、ここまでしなくてもいいよ!!止めようよ!!」

長月「いや、言い過ぎではない。こいつらは知らないんだ。私たちにとって司令官からの贈り物がどれだけ重要か」

水無月「いいよね、夕雲型は。司令官の指揮下でいろんな作戦に参加できて。水無月たちは船団護衛に回されるからもう滅多に司令官と会えないのに」

「「「「!!」」」」

弥生「この前の決戦で司令官の指揮下で戦えたのは弥生たちの誇り……その時貰った間宮羊羹がどれだけ弥生たちにとって大切か絶対に分からない」

卯月「その大切な司令官からの贈り物をよりによって夕雲型の巻雲たちに食べられたのは我慢ならないぴょん」

「「「「……!!」」」」

巻雲「……どうかこれで赦してください」スッ ペタン

長波「ま、巻雲姉……」

朝霜「っ……土下座するならアタイが……」

睦月「何をしてるの?」

「「「「!!」」」」

夕雲「これは……」

如月「あら……」

岸波「一体何が……」

睦月「何をしてるの、皆?」

弥生「これは……その……」

夕雲「何があったのか説明してくれるかしら?」

長波「……」

↓×1~3 事の次第を聞いた睦月と夕雲の反応


212以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 21:05:26.86gAreuCMEo (1/1)

大人げないとマジトーンで妹達を叱り食べた分だけ返してくれれば良いと睦月
そうはいきません、必ず二倍にして返しますと夕雲


213以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 21:08:06.95qP0rBhKb0 (1/1)

睦月「話は分かったにゃし。巻雲ちゃんごめんにゃ。顔あげて。長月ちょっと……フンッ!(ゲンゴツ)長月流石に言い過ぎ!ふっかけ過ぎ!他のみんなも冷静になれにゃ!羊羹はまた貰えばいいにゃ!巻雲ちゃんにこんな事させて……睦月型の名前が泣くなにゃし!夕雲ちゃん巻雲ちゃんみんなどうかこれで妹たちの無礼を許して欲しいにゃ……」夕雲型のみんなに深々と頭を下げる睦月。夕雲「朝霜さん……長波さん……こちらが悪いのに逆ギレしてその上巻雲さんにこんな真似させて……フンッ(!(ビンタ)フンッ!(ビンタ)睦月さんそれから睦月型の皆さん妹たちの非礼お詫びいたします。羊羹もご要望どおり準備します。これで許してください」お互いに頭を下げ合う夕雲


214以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 21:31:50.29Rs7iWFBNo (2/2)

213


215以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/25(火) 21:41:49.049NQjiwIVO (2/2)

提督にもらった貴重な間宮羊羮とはいえ、食べ物でそこまでムキになるのは恥ずかしいと睦月は呆れながら妹達を叱る
一方夕雲は、妹の不始末は姉の不始末でもあると謝罪し、必ず埋め合わせはするのでこれ以上妹達を責めないで欲しいと懇願する


216以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/28(金) 20:40:46.48367FbLOZo (1/1)

駆逐棲姫の様子が…?


217以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/31(月) 21:43:36.38nwWY2lalO (1/1)

姫始めは誰かな


218以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 19:38:53.25Zg0Fpf280 (1/2)

睦月「……うん、話は分かったよ」

夕雲「……成程、事の次第は把握したわ」

睦月「巻雲ちゃん、土下座なんてしなくて大丈夫だよ。ごめんね……そんなことまでさせちゃって」シュン

巻雲「い、いえ!!あやまらないでください!!悪いのは巻雲たちですから……」

睦月「ううん、あやまらせてほしいな。間違って食べちゃっただけで土下座までさせるなんておかしいもん……長月」ジッ

長月「っ」ビクッ

睦月「こっち来て」

長月「……わかった」オドオド

睦月「……ふんっ!!」ボコッ

長月「っ~~~~~~!!……っ」ズキン ジワァ

睦月「流石に言い過ぎ!!そしてふっかけ過ぎ!!他のみんなも冷静になって!!羊羹はまた貰えばいいよ!!」キッ

睦月「それなのに仲間を強請って貶した挙句、巻雲ちゃんにこんな事までさせて……睦月型の名前が泣くよ!?」

睦月「このことを提督が知ったらどう思うと思ってるの!?胸を張って私たちが帝国海軍の睦月型ですって言える!?どう!?卯月!?」

卯月「ぐすっ……い、言えないぴょ……言えないです……ひっく……」ポロポロ

睦月「でしょ!?そんな今の睦月達に提督からもらった羊羹を食べる資格ないよ!!」

「「「「……」」」」コクリ

夕雲「朝霜さん……長波さん……こちらが悪いのに逆ギレして、その上巻雲さんにこんな真似させて」

「「っ……」」オドオド

夕雲「……」パァン パァン

長波「いっ!!つぅ……」シュン

朝霜「うっ!!っ……」ジワァ

夕雲「こういうときまで考えるよりも先に行動に出てしまいがちなのはあなた達二人の悪い癖よ。よく考えなさい。逆の立場だったらどうかを」

「「……」」コクリ


219以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 19:41:58.03Zg0Fpf280 (2/2)

夕雲「睦月型の皆さん、妹たちの非礼お詫びいたします。羊羹もご要望どおり準備します。ですので、どうか許して頂けませんか?」ペコリ

朝霜「……ごめんなさい」ペコリ

長波「悪かったよ……ごめん……」ペコリ

睦月「こちらこそ私の妹たちがご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。羊羹は返してくれなくて大丈夫です。その羊羹もあげます。だから、どうか妹たちの無礼を許してください」ペコリ

長月「す、すまなかった……ぐすっ……」ポロポロ ペコリ

皐月「ごめん……」ペコリ

卯月「ご、ご、ごめんなさい……赦して欲しいぴょ……です……」ポロポロ ペコリ

弥生「……悪かったです。謝罪します」ペコリ

水無月「……ごめんね」ペコリ

菊月「その……すまなかった……」ペコリ

早波「いいんですか?ありがとうございます!!」スタスタスタ

望月「やったーかっこいいーごちそうさまでーす」スタスタスタ

五十鈴「たくさんあるしね。独り占めしたら後ろから撃たれちゃうわ。……って何かあったの?」スタスタスタ ピタッ

「「「「!!」」」」



五十鈴「話は分かったわ。まあ、とりあえず仲直りはしたみたいだしいいでしょう。……ほら、これあげるわ。皆で分けなさい。はい、これにて一件落着」ドサッ

「「「「間宮羊羹!!」」」」

夕雲「こんなにたくさん……!!」

睦月「一体どうしたんですか!?」

五十鈴「ああ、まあ、貰ったのよ。うちの名誉戦隊司令官に」

文月「あぁ、あのおじいちゃんですよね!?」

五十鈴「ええ。私は孫くらいの年齢らしくて、いろいろと良くしてくれるのよ。……いろいろとね」ボソリ

如月「!!」ハッ

夕雲「……」ピクッ



駆逐棲姫「会いたかった!!会いたかった!!会いたかった!!ずっと会いたかった!!寂しかった!!」ズッチュズッチュズッチュ

提督「すまない……戦時だから、耐えてもらうしかない……赦してくれ……!!」パンパンパン

深海双子棲姫・黒「……!!」

↓×1~3 駆逐棲姫を探しに来たらお互いを貪り合う提督と駆逐棲姫を発見してしまった深海双子棲姫の反応


220以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 20:18:14.639moHyyWYO (1/1)

見なかった事にして去るべきだと思ったが、何故か目を離せない
提督の逞しいそれを見、駆逐棲姫の嬌声を聞くうちに、腹の奥の疼きを感じる


221以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 20:34:26.48LN482pSN0 (1/1)

なんて事をしてるんだ……この二人は……僕は提督のことを見極めるつもりだったのに……駆逐棲姫……籠絡されていたのか……畜生……なんて気持ちよさそうなんだ……ドアの隙間から覗きながらこっそり一人Hしてしまう深海双子棲姫・黒

乙&あけおめです。今年もよろしくお願いします


222以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 21:18:12.334r6l7zoNo (1/1)

あけおめ>>1
安価は221


223以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/08(火) 21:18:42.51tEpQ8czso (1/1)

ついムラムラして提督に後でおねだり
(初めて見る男女の営みに圧倒され他の事は頭の中からすっぽり抜けた)


224以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/10(木) 03:07:37.46uxDGAIH9O (1/1)

AKB?


225以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/11(金) 18:51:52.385FoEDGxrO (1/1)

また帝国海軍の新たな闇が…


226以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/18(金) 02:23:05.28j4Yi4fm/o (1/1)

待ってる


227以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/30(水) 12:54:15.61cT125MI+0 (1/1)

いつの間にか凄く更新してて嬉しい


228以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/31(木) 16:55:32.9027bwx7Ylo (1/1)

待つわ


229以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/31(木) 17:00:25.55OeFCPmvkO (1/1)

いつまでも松輪


230以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/02/16(土) 03:15:55.525zR0eeGfo (1/1)

生存報告だけでも…


231以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/09(土) 22:49:06.869miA8AcV0 (1/1)

待ってる


232以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/15(金) 01:49:56.75PdkyJm99o (1/1)

続きはまた8月頃かな?


233以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/24(日) 20:52:18.67GSbq0ZrD0 (1/1)

凄く前からあるみたいですね、先日見かけて一気に読みました!続きお待ちしてます


234以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/05/12(日) 15:30:51.63vubTCJb7O (1/1)

舞ってる


235以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/05/14(火) 18:16:41.99PbzcfY5/O (1/1)

続きを…


236以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/10(月) 00:16:33.06W+hy/Wrq0 (1/1)

続き待ってます


237以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/15(土) 23:51:29.13txMeZNDBo (1/1)

マダー?


238以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/16(日) 16:29:21.35eTaNOHPc0 (1/1)

数あるssの中でも何度見返しても面白いです。どうかゆっくりとでもいいので続いて欲しいです


239以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/20(土) 23:31:31.92dakdvZ+C0 (1/1)

凄く前からあるみたいですね、先日見かけて一気に読みました!続きお待ちしてます


240以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/21(日) 01:06:16.09+RSFjRcq0 (1/1)

イッチは衣笠と加賀のいちゃラブ濃厚セクロス書いてたよ


241以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/22(月) 00:59:46.43q/rzoHvpO (1/1)

>>240どのスレか教えてください!
でももし衣笠が青葉に頼んで写真を偽装したやつならたぶん別人だと思う
ここのイッチはエロであんな風にハートを使ったりしてない
()で心情やらを表現するのは似てるけどあまりにも作風が違いすぎる


242以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/08/01(木) 01:32:38.19FRPo0pLTo (1/1)

去年も今頃ひょっこり来てくれたんだよね
待ってるぞ>>1


243以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/08/27(火) 12:20:41.54f/EiC0yto (1/1)

まだー?


244以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/09/09(月) 16:27:46.98P2SyQOt4O (1/1)

いつまでも待ってる


245以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/09/25(水) 18:31:42.04VHVlh9vBo (1/1)

>>1生きてる?


246以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/10/29(火) 23:57:57.519eMcvc2Wo (1/1)

季節が一回りしてしまう…


247以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/11/25(月) 21:43:12.91ylB13cKDo (1/1)

せめてエタるのならそのことだけでも言ってくれ…


248以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2019/12/17(火) 21:43:45.33jVHYZtPX0 (1/1)

最近司令官の方ばっかじゃねぇかよお前んちィ!
たまには提督の方にも顔出してくれよな~頼むよ~


249以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/21(土) 09:40:40.11fHJgTsQzO (1/1)

指揮官ね


250以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/22(日) 01:47:44.64qmlkXv9aO (1/1)

寂しいけど生きてるようで何より


251以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/26(木) 18:04:22.05gWTm46EZO (1/1)

>>1どっかで作品書いてる?知ってる人いたら教えて


252以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/14(火) 18:33:51.59x+BhqOY60 (1/1)

帰ってくるのをいつまでも松輪


253以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 16:25:06.23W/IztI2J0 (1/3)

深海双子棲姫・黒「あ、あの二人……そういう関係だったのか……!!」カァッ

深海双子棲姫・黒(初めて目にした裸で絡みあう男女の睦言につい赤面してしまう。しかも男女とも良く知る人物だ……)

深海双子棲姫・黒(こんな盗み見みたいなこと……するべきじゃない。立ち去るべきだ。……なのに、僕は目の前のソレから目が離せない)

深海双子棲姫・黒「……すごっ」ドキドキドキ

深海双子棲姫・黒(提督とあの子の体格差は大人と子供といっていい。それはもちろん、そういうことだ)

深海双子棲姫・黒(遠くからこっそり見ていても分かる。提督のアレはそんなに大きいんだと思うくらいにでっかくて……あの子を壊してしまいそうだ)

深海双子棲姫・黒(だというのにあの子は痛がるどころかむしろ悦んでいた。甘く蕩けた声で喘いでいる)

駆逐棲姫「あっ!!あぅっ!!あぁん!!」ゾクゾク

深海双子棲姫・黒「……///」ジュン

深海双子棲姫・黒(下腹部が疼く。自覚する。ムラムラしていた。乳首が勃ってしまっている)

深海双子棲姫・黒「……っ!!」クチクチ ハッ

深海双子棲姫・黒(無意識に手を自分のソコへ伸ばして、撫でてしまっていた。自分がしている事に気が付いた僕はたまらなくなる)

深海双子棲姫・黒「っ……」スッ

深海双子棲姫・黒(静かに、気が付かれないようにその場を離れると自分の部屋に戻って下着だけになるとベッドに潜り込んだ)



駆逐棲姫「すぅ……すぅ……」

提督「……」ナデナデ

提督(駆逐棲姫の頭を撫でる。この子はあの時からずっと俺を想ってくれていた。あの、深海棲艦戦争末期の停戦状態の時から)

提督(正直に言うとこの子のことを気にかけていたといえば嘘になる。他の子のように大切にしていなかった)

提督(どんなに残酷なだったのだろうか?平和の為だったと言い訳しても、結局この子にとってはヤリ捨てされたようなものだったのに)

提督(深海棲艦戦争の終戦以降、結局世界は平和にならなかった。世界情勢に振り回されていた俺は忙しかった)

提督(時間を作れてももっと親しい子たちの為に使い、この子とは手紙のやり取りだけだった。なのにこの子は思い続けてくれていた)

提督(裏切ったのは深海棲艦たちのほうだ。だが、奴らからしてみれば日本側へ戻ったこの子が裏切り者となるだろう)

提督(裏切った同胞を裏切って日本側につく。とても簡単に決断できることでないことは明らかだった。辛い思いをさせてしまった。だが、この子の想いに必ず報いて見せる)


254以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 16:30:40.44W/IztI2J0 (2/3)



イギリス海軍提督「現在の東太平洋における戦線は大まかにシンガポール・マニラ・パラオ・マリアナを繋いだ線がそうであるといえる」

オランダ海軍提督「敵が優先しているのは軍事拠点の攻略と海軍戦力の撃破だ。海の怪物らしく資源地帯や重要な地点以外の陸に興味が無いようだな」

オーストラリア海軍士官「それが敵の驚異的な侵攻速度をもたらしているという訳ですか……不幸中の幸いは民間人の犠牲は少ないことですな」

提督「我々が得た情報によると現時点での敵の攻略目標はシンガポールとのことだ。マラッカ海峡は何が何でも死守しなくては」

オーストラリア海軍士官「なるほど、同類のことは良く知っているという訳で?」ジロリ

オランダ海軍提督「ふっ」クスッ

提督「……」

イギリス海軍提督「ともかく、提督が言った通りだ。マラッカ海峡は我々のものでなくてはならない」

イギリス海軍提督「我が方の主力は現在大西洋から急行している。さすが艦娘だ。飛行機を乗り継いで向かってきている為、一週間もせずに到着するとのことだ」

オランダ海軍提督「それまでシンガポールを死守しなくてはならないということか。限られた戦力で」

イギリス海軍提督「主力は航空戦艦娘二隻を有し、数も一番多い帝国海軍だ。艦隊の司令官はぜひ貴方にお願いしたい、提督」

提督「謹んでお受けする、大将」

オーストラリア海軍士官「っ!!我々の艦娘たちもJapの指揮下に入れと言うのですか!?」

イギリス海軍提督「 Too many cooks spoil the broth(船頭多くして船山に上る). 指揮系統を統一することはこのような場合、最優先するべき事項だ」

オランダ海軍提督「現状、日本が主力であり、彼自身の実績も問題ない。気持ちは分かるがここは提督が指揮を執るべきだ」

オーストラリア海軍士官「っ……了解しました」

イギリス海軍提督「それではよろしくお願いする、提督。日本はアジアにおける英国最大の敵であったが、今や我々は良き友人だ。そうでしょう?」

提督「ドイツの奇襲攻撃で我が国が甚大な被害を受けた時、英国が救いの手を差し伸べてくれたことを日本国民は決して忘れません。お任せください、大将」



パース(かつてのドイツ帝国やオスマン帝国。そして今現在のナチス・ドイツやイタリア王国は、遠い海の向こうの話でしかなかった)

パース(もちろん、多くのオーストラリア人が世界大戦で戦死した。私が海軍で艦娘になったのもそんな勇気ある先人たちの影響が大きい)

パース(そして第二次世界大戦ともいえる今回の戦争でも北アフリカでイタリア軍やドイツ・アフリカ軍団との戦いで何人もの勇敢なオーストラリア人たちが砂漠に散っていった)

パース(オーストラリア中の人々が悲しんだ。でも、だれもここまでの恐怖を感じた人はいなかった)

パース(大日本帝国。……その不気味な国家は深海棲艦という怪物を別として歴史上初めてオーストラリアに国家としての敗戦、滅亡といった深刻な危機感を覚えさせた)

パース(ドイツ帝国もオスマン帝国も、ナチスもイタリアも、オーストラリアを直接攻撃することは不可能だと誰もが知っていた。でも、大日本帝国は違う)

パース(真珠湾でアメリカ太平洋艦隊が、次いでマレー沖で東洋艦隊が海の藻屑となって、直接砲火を交えた東南アジアでの戦いでは一方的と言っていい程打ち負かされた)

パース(多くのオーストラリア人が戦死した。親しい戦友たちも……私は命からがら逃げのびることができた。本当に、運が良かったとしかいえない)

パース(東南アジアでの戦いは私たちの完敗だった。英仏蘭米のアジアにおける植民地は占領された)


255以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 16:38:48.89W/IztI2J0 (3/3)

パース(日本軍が連合国軍の捕虜を虐殺したというニュースはオーストラリア中を駆け巡った)

パース(すぐ近く、オランダ領東インドで民間のオランダ人女性が強姦されたり強制的に売春させられたりしているという話は誰でも知っている)

パース(もし日本軍にオーストラリアが占領されたら同じことが起きるであろうことは明白だった。迫りくる大日本帝国はオーストラリアに住む人々にとって恐怖だった)

パース(そして、私にとっても……奴らに対する怒りや憎しみは私自身も焼き尽くしてしまうほどだった)

パース(でも、それと同じぐらいの恐怖を感じた。東南アジアでの敗北の記憶。歯が立たたず、もう少しで殺されていた……)

パース(次は殺されるかもしれない。もし助かったとしても……野蛮な猿なんかに犯されるなんて絶対に嫌……!!そう思いながら枕を涙で濡らしていた)

パース(とうとう、日本軍はオーストラリアにやってきた。パプアのポートモレスビー。オーストラリアの玄関口、その門に日本軍は手をかけた)

パース(激しい攻防だった。ついには本土まで空襲された。今まで、本土が攻撃されるなんて想像したこともなかった)

パース(私は奇しくも艦娘としての名前と同じパースの出身だ。今のところ私の家族は安全と言える)

パース(でも、ダーウィンで親が空襲で亡くなったという連絡を受け取って泣き叫ぶ戦友を見て……震えが止まらなかった)

パース(それでも私は……戦う。あの悪魔……日本軍と。家族や友人たちの安全の為に。オーストラリアの誇りの為に)

パース(散っていった皆の想いの為に。そして共に戦う戦友たちの命を守るために。期待に応えるために。ともに勝利の喜びを得るために!!)

パース「……」コンコン

パース(でも……それも過去の話となってしまった。事実は小説よりも奇なりとはよく言う。笑えない冗談だった……)

パース(日本軍と……あの野蛮な猿と一緒に戦う事になるなんて……あまつさえ、奴らの指揮下に入って!!)

パース(屈辱!!恥辱!!汚辱!!心のどこかで助かったと思ってしまう自分がいることに狂いそうだった)

提督「どうぞ」



パース「How do you do?大日本帝国海軍提督閣下。私はPerth。HMAS Perth」

提督(入ってきたのはあどけなさを残しつつもきりっとした顔立ちと明るい金髪の美少女だった。アメシストのような瞳で俺を見つめてくる。かなり硬い表情だ)

提督「How do you do? HMAS Perth. Welcome to the ABDJ fleet. 私がこの艦隊の指揮を執る提督だ。よろしくお願いする」

↓×1~3 パースの心情と反応


256以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 17:08:28.49XRcMwMDXo (1/1)

提督が流暢な英語を使ったことに驚く
想像していた日本人像と全く違う提督に心を許しかけるが
亡き戦友やオーストラリア人達の事を思い出しあくまで塩対応で接し
絶対にあいつに気を許しなどするものか!と盛大なフラグを立てる


257以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 20:28:31.43SCJHko3No (1/1)

おかえり!!!
安価は256で


258以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/22(水) 22:01:56.36oodpWm7+o (1/1)

できる奴なんだろうが
まだまだこれから
見極めてやると意気込みつつも
提督の周りの他の海外艦娘の反応から
興味が湧く


259以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/23(木) 18:29:41.86jNWf9T/X0 (1/3)

パース「……!!」

提督(パースと名乗ったオーストラリア海軍の少女は驚いたように目を見開く。どうしたのだろうか?)

提督「何か?」

パース「っ!!いえ、何でもありません」

提督(そう言うと目を逸らすパース。明らかに壁を作っていた。……日本が激しくオーストラリアを攻撃していたことを考えれば仕方がないだろう)

提督「そうか」

提督(しかし、これから一緒に戦う仲間なのだ。お互いの関係が良くないと必ず艦隊に悪い影響がでるだろう。俺はなんとか打ち解けようと努力する)

提督「よければ席に座ってくれ。そろそろ来る頃だと思って紅茶を淹れてみたんだ。どうだろうか?気に入ってもらえればいいのだが」

パース「……では、いただきます」

提督(努力の甲斐あって俺はウォースパイトも満足してくれるほど美味しい紅茶を淹れられるようになっていた。きっとこの子も満足してくれるはずだ)

提督「どうぞ」

パース「頂きます。……!?おいし……っ!!」ハッ サッ

提督(紅茶を飲んだパースは再び驚きに目を見開き、視線を落としてカップを見る。つい本音が口を出たという感じで感想を述べる)

提督(そしてやってしまったとでも言うようにサッと空いている方の手で口を押え、ちらりと上目遣いで俺を窺う。俺は微笑んでその視線に応える)

提督「喜んでもらえたのなら何よりだ」ニコリ

パース「っ……本題に入らせて頂きます、提督。本来ならオーストラリアかキャンベラがお伺いするべきでしたが、撤退戦で負傷してしまったので私が参りました」

提督「ああ、聞いているよ。戦死者がでなかったことは幸いだった。よく頑張ったな。療養に専念するように伝えてくれ」

パース「っ!!……ありがとうございます。提督、私たちオーストラリア海軍所属の艦娘はこれよりABDJ艦隊へ合流し、提督の指揮下に入ります」

提督「了解した。カラブリア沖やスパダ岬においてのオーストラリア海軍の活躍は聞いている。貴官らの合流、大変心強く思う」

パース「あの提督にそう言って頂けるとは光栄です。それでは撤退戦の報告を始めさせていただいてもよろしいでしょうか?」

提督「お願いしよう」



パース(新聞の風刺漫画やポスターに描かれていたような口ひげを生やした肌が黄疸のように黄色いチビで、異常なまでの出っ歯な眼鏡をかけた野蛮な猿のような人間)

パース(それが私の日本人に対するイメージだった。目の前に立ち現在の戦況やこれからの計画について説明する男はそのイメージから遠くかけ離れている)

パース(口ひげなんて生やしていない、清潔感のある見た目。肌の色も普通で、歯並びも綺麗だ)

パース(背が特別高いとは思わないけど、これでチビなら世界はチビだらけになってしまうだろう。眼鏡もかけていなかった。そして……顔立ちも整っている)

パース(しかも驚くべきことに流暢な英語を話していた。美しい発音のイギリス英語だった。たまにアメリカっぽい表現や発音が混ざるけど)

パース(出された紅茶も正直とても美味しかった。提督の言うことを信じるのなら、彼が自分で淹れたらしい)

パース(そして何よりその物腰は紳士的で、野蛮さのかけらも感じられない。好印象を持ってしまっている自分に気が付いて愕然とした)

パース(私は自分に言い聞かせる。こいつは、日本人なんだと。こいつらがしたことを忘れるなと。こいつらは野蛮な猿だ)

パース(死んでいった戦友たちを思い出す。皆を殺したのはこいつらだ!!日本人は私たちの敵だ!!……絶対に気を許してなるものか!!)


260以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/23(木) 18:34:42.36jNWf9T/X0 (2/3)



パース「他に質問が無いのであればこれで報告を終了させていただきます」

提督「ああ、大丈夫だ。ありがとう、パース」

パース「どういたしまして、提督。……」

提督(パースは紅茶を飲み干すと少し残念そうにカップを見下ろした。俺は微笑みを浮かべて声をかける)

提督「よければもう一杯どうだ?」

パース「っ!!……結構です。ではこれ以上何もなければこれで失礼します」スクッ ジロリ

提督「そ、そうか、分かった。ではまた今度、パース」

パース「ええ、また今度。失礼します、提督」

提督(立ち上がり冷たい表情を浮かべ、敵意を込めた視線で俺を見下ろしたパースは俺の言葉に足早に部屋を退出していった)

提督(話している最中はそんなことなかったのだが……どうやら、彼女たちと我々の間にできた溝はそう簡単には埋まらないようだ)



叢雲「……」

吹雪『斬りこむよ!!面舵!!突撃!!』グイッ

叢雲『えっ!?』モタッ

深雪『馬鹿!!何やってんだ!?』

白雪『私が付きます!!行ってください!!』

吹雪『お願い!!』

叢雲『ご、ごめんなさ』

白雪『離れずついてきてください!!』

叢雲『っ……わかったわ……』


261以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/23(木) 18:36:06.09jNWf9T/X0 (3/3)

叢雲「っ……」

叢雲『駆逐イ級ね……沈みなさい!!』ドンッ

イ級『……』ヒョイッ ギラリ

叢雲『!?』ゾクッ

叢雲《よ、避けっ!?やられる!!》サァッ

浦波『危ない!!』グイッ ドンッ

叢雲『うっ』

イ級『っ!!』ドンッ

浦波『くぅっ!!』ドゴンッ ボロッ

イ級『っーーーーーー!!……』ドゴンッ ボガァン ドボン ブクブクブク

叢雲『ぁ……』マッサオ

浦波『つぅ……大丈夫……!?』グラリ

叢雲『わ、私は大丈夫だけど……浦波が……!!』ブルブル

浦波『私も大丈夫……へっちゃらだよ……』ニコリ

磯波『浦波ちゃん、叢雲ちゃん、大丈夫ですか!?』

叢雲『い、磯波……!!私のせいで浦波が……!!』

伊勢『っ!!浦波、撤退して!!磯波と叢雲は浦波の護衛!!一緒に下がって!!』

磯波『了解です!!』

浦波『了解……』

叢雲『り、了解……』

叢雲「……ぐすっ」ポロポロ

↓×1~3
経験と訓練の差から仲間の足を引っ張り、それまで失敗も挫折も経験しなかった為に築き上げてきた自分が優秀だという自信もプライドもボロボロに崩れ去った
そして残酷な戦争の現実を知り、心も体も追い詰められ、実戦前に胸に抱いていた崇高な思いも忘れ去り、死と隣り合わせの地獄でただ今日を生き延びることに必死な叢雲の心情と行動


262以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/23(木) 18:48:21.78z5p0TOzDO (1/1)

それでも前を向いて、姉妹や仲間、
司令官を守れるくらい強くならなくては
気丈に振る舞う

しかし姉妹艦をはじめ仲間にはお見通し
温かい言葉をかけてくれる伊勢姉妹や
見かねた深雪、初雪の優しさに
思わず胸を借りて泣きじゃくりながら心情を吐露する