1 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/28(月) 02:17:03.91u/iFFiiu0 (1/2)

このスレは「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第一話まで見ていた少女『蒼井翠』ちゃんが「戦姫絶唱シンフォギア」の世界に転生して、月を破壊する為に頑張ったスレです
ちなみにスレ内の時間軸はまだAXZまで行ってませんので悪しからず
タイトルの『姫』は本シリーズ全体で『戦』だけ浮いちゃうからなのと多分このままだと次スレでも完結しないだろうし次『XV』にすればいいかなぁという(白目)
アニメの無印、G、GX、AXZ、スマホゲームのXDのネタバレを含みます

1スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1499084737/

2スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1500550444/

3スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1502896751/

4スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1505577039/

5スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1508511802/

6スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1513177414/

7スレ目
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1518704588/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527441423



2 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/28(月) 02:20:15.81u/iFFiiu0 (2/2)

セレナ「それより、剣からビームはともかく盾は流石に出来ないんじゃない?」

翔子「性質的には真逆ですから...」

奏「それこそ盾の聖遺物でもイミテーターなり何なりでコピー出来れば早いんだけどね」

そういえば盾の聖遺物出てきませんね、シンフォギア...調さんが丸鋸を盾代わりにしたりセレナさんがアガートラームで三角形のシールドを創り出したりしてましたけど
もしかして「盾?」「剣だ!」のやりとりが出たせいじゃ

翔子「盾はそれこそ羽衣のシールドのようなものでなければ片手、あるいは両手が塞がります。であれば剣で受け流す方が得策かもしれません」

『翠』「パリイ...だっけ」

翠「翼さんなら出来そうですね...私の場合それこそ無理矢理避けることが多いですし、そろそろちゃんとした避け方、受け流し方を」

奏「ま、防御に関しては今までのやり方から急に変えるのも危険っちゃ危険だけど基礎くらいは知っといた方がいいかもね」

セレナ「翠ちゃん達たまに潔いほど何も考えず突っ込んだりするし」

誰がそんなドMクルセイダーみたいなことをしたんですか
私はちゃんと考えて正面から突っ込んでるだけですよ!

・・・

話も大体尽きたところで、ちゃぶ台を囲んだ座談会のようなものは御開き
で、私達はまた意識をフルシンクロさせて表に戻りました

翠「身体は大分休ませられたはず...よし、響さんを探しましょう」

あとししょーも
この後すぐに試合するか、しないとしてもいつするかくらいは決めないと


コンマ下
奇数 響さん発見
偶数 マリアさんと遭遇


3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/28(月) 02:41:18.98tWz6QUEQo (1/1)

おつ


4 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/29(火) 01:09:53.31gMdwlSdg0 (1/2)

翠「響さんは...自室とかにいるんでしょうかね」

こうして結構な頻度で色々な人と用が出来ると、原作と違って装者が全員本部に住み込んでいる今の状態は楽ですね
未だにこうなった分岐点がわかりませんけど...

マリア「あら、翠」

そんなことをボーッと考えながら廊下を歩いていると、後ろからマリアさんに声をかけられた
切歌さん調さんにあれほど言われたのにまた病室を抜けて来たのかな...これといった傷も無いはずだから問題は無いとは思うけど

マリア「ここにいたのね、丁度貴女を探していたのよ」

翠「私を?」

マリアさんに探されるって...また模擬戦か何かかな?
もしくは翼さんとの殴り合いのことが耳に入ってOHANASHIしに来たとか...

マリア「えぇ、実は明後日の...翠?顔色悪いわよ?」

翠「あ、あれは翼さんも合意の上でして、決して喧嘩だとかそういうことでは」

マリア「?...よくわからないけれど、多分勘違いしてるわね」

翠「え?...そ、そうですか」

マリア「えぇ、私はただ明後日に何か予定が入っていないか聞こうとしていただけよ」

あ、本当に関係なかったですね...

翠「明後日...昼は何も予定はなかったと思いますけど」

マリア「なら良かったわ!」


5 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/29(火) 01:10:26.64gMdwlSdg0 (2/2)

明後日って何が?その日ってマリアさん確かライブがありましたよね
ライブで買いに行けない限定品を買ってきてほしい、とかじゃ...いやでもマリアさんならそういうのは取り寄せたり出来そう?アーティスト活動のお給料の他にS.O.N.G.装者としてのお給料もきっと私達の中だと多い方だろうし

マリア「実は明後日...つまり2日後、私のライブがあって」

翠「はい、夜皆さんと集まって生中継観戦するつもりですよ」

翼さんやマリアさんのライブがあるときはいつもそうしてますしね


マリア「そのことなんだけど...翠、付き人として一緒に会場まで来てくれないかしら」


翠「はぁ、付き人...えっ付き人!?」

今この人何て言いました!?会場まで!?私が!?世界的アーティストのマリアさんの付き人として一般人の私が!?

翠「いや、ちょっと何を言っているのかわからないですね」

マリア「もともと私の付き人は何人かいるのだけれど、そのうち一人が急に来れなくなってね...人数は向こうにすでに伝えてしまっていて、付き人とはいえ急に一人来れなくなったとは言えないのよ」

わざわざ人数伝えたりするって専属ヘアメイクさんとかそういう人のことなんでしょうか、その付き人って

翠「えっと...その付き人っていうのは私なんかに務まるものと?」

マリア「幸いほとんどのことは他の人達でカバー出来るものばかり、それくらいの融通は利かせられるわ。もしかしたら多少は手伝ってほしいと言われるかもしれないけれど...早い話、人数合わせとして来てもらえないかしら。本番やリハーサル以外はやることがなければ私の近くにいてくれれば問題ないわ」

それはもう座敷わらしとかそういう仕事なのでは?
まぁ付き人は付き人でも私がお願いされているのはアルバイト募集が出されているような誰でも出来そうな方のやつなのでしょう
とはいえ行ったらマリアさんの知り合いってことくらいは紹介されそう...下手なことをしてマリアさんの評価を下げるようなことは絶対に避けないとだし...

マリア「それで、どうかしら」


多数決安価下1~3
1 わかりました
2 私に荷が重いです


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/29(火) 01:17:45.69oZ/zCi+n0 (1/1)

2


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/29(火) 01:40:53.41t495r5LUo (1/1)

1


8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/29(火) 03:25:04.49n1Yz0UwN0 (1/1)

2


9 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/30(水) 01:00:15.1445ijf9Hc0 (1/4)

翠「えっと...誘ってもらって申し訳ないんですけど、私にはちょっと荷が重いと言いますか...」

時々忘れかけますけどマリアさんは世界の歌姫、ちょっとしたことすら気を配らなければいけない立場の人間です
多少のことはS.O.N.G.職員として国家ぐるみで揉み消せるとはいえ、誰もが簡単にインターネットで呟ける今、その対応が間に合わなくなる可能性は低くはないでしょう
詰まる所、私自身が何かやらかしてしまわないか不安なだけですが...

マリア「...そう、急にごめんなさいね」

翠「いえ...」

マリア「残念だけど、仕方がないわ。気が変わったらいつでも言って」

そう付け加えて去っていくマリアさん
とはいえ本当に仕方がないといえば仕方がないよね
ですね...これでこう...転生者特有の『生前就いていた職や持っていた趣味が役に立つ』みたいなものがあればよかったんですけど

翠「ま、私は選択肢の1つに過ぎないでしょうし、多分それこそ切歌さんや調さんに声がかかるでしょう」

むしら真っ先にそっちに声がかかる気もしますし、それがダメだったから私の方に来たのだとしたら、芸能人としての広い交友関係だったり色々あるでしょう

翠「んじゃ改めて響さん探そっか」

ですです


10 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/30(水) 01:01:26.2045ijf9Hc0 (2/4)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


マリア「えぇ、失敗したわ」

複数あるうち普段あまり使われない会議室
私達の会議は主にそこで行われるようになっていた
テーブルを挟んで向かいに座るのはドクター、少し離れたところには翼のマネージャーである緒川慎次
マムは別件があり欠席...そもそもS.O.N.G.に協力している手前仕事を疎かにするわけにはいかない

ウェル「はっ!相変わらずダメな女ですねぇ...しかしまぁ、想定内です。プランBで行きましょう」

緒川「翠さんの性格からしても、今回用意した理由では断られても仕方がないかと...そもそも無理のある理由付けでしたし」

マリア「プランB...その内容、私は聞かされていないのだけれど」

てっきりまた新しく作戦を考えるものとばかり...でももう時間もないし、ドクターも考えなしではないというわけかしら

マリア「プランBとは何?」


☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


響「身体は休められた?」

翠「はい、もちろんです」

響さんとししょーを見つけ、早速響さんといつ試合をするか相談することにしました


いつにする?安価下
1 今すぐ!
2 もう夜も遅いし明日にしよう


11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:04:17.38i/oyR0vE0 (1/2)

1


12 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/30(水) 01:19:05.7045ijf9Hc0 (3/4)

響「私はいつでも準備万端だよっ!」

あっはい

・・・

翠「形式は翼さんのときと同じ、勝敗の判定も同じでいいですよね」

響「うん、それでいいよ」

私達はそれぞれ構えます
と、私はここまでですね...頑張ってください
わかってる、思いっきりやってくるよ

弦十郎「では...始めッ!」


多数決安価下1~3
1...休憩中の翠ちゃんの方を見る
2...『翠』ちゃんの方を見る


13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:19:55.31xuSgLErso (1/2)

2


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:20:51.32Dat7Sp3K0 (1/2)

1
パーフェクトノックアウトゲーマー『翠』ちゃん


15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:39:36.85I1xGTKH9O (1/1)

2


16 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/30(水) 01:47:25.6545ijf9Hc0 (4/4)

・・・

ガード、フェイント、カウンターに関節技...
翠たちからアドバイスはもらった
奏さんには関節技のかけ方の実践の手伝いもしてもらった

『翠』「すぅ...」

大丈夫、『私』ならやれる

響「...」

そっと拳を握り直す響さん
勝算は限りなくゼロに近い
けど、ゼロじゃないッ!


どうする?安価下
(翠「『翠』...」

セレナ「私は立花さんに賭けよっかな」

奏「あっおいそれじゃ賭けにならないだろ!?」

翠「...」)


17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:54:01.78i/oyR0vE0 (2/2)

ボディブロー…を決めようとして響がカウンターの素振りを見せたらフェイントをかけて回避、腕を掴んで関節技をキメる


18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 01:54:14.86Dat7Sp3K0 (2/2)

無意味かもしれないけど、先ずはスピードで攪乱する


19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 02:27:31.93xuSgLErso (2/2)

腕一本で体を持ち上げられて地面に叩き付けられる


20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 02:37:40.348rZFLvhd0 (1/1)

最後はお互いにノーガードで殴り合いの根性勝負


21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 02:39:43.50EeUux2od0 (1/1)

地面に叩きつけられた後に距離を取るためにキック
しかし又もや鳩尾に入りリバース、響ちゃんは麻婆を食べたのか
翠ちゃんの顔に掛かり目に入りムスカ状態


22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/30(水) 06:54:58.623xbkxtJVO (1/1)

『翠』の幸運はEランクかもしれんな…
安価下で


23 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 01:26:29.39WBGjeorQ0 (1/6)

『翠』「ふっ...!」

開始のゴングと同時に駆け出した『私』は響さんに一直線にではなく、その横をすり抜け急カーブ
正面から来られたら多分反応する前に倒される...なら、こちらから動いて撹乱させるっ!
簡単に目で追いつかれないようもっと速く...

響「はぁっ!!」

『翠』「ッ!?」

背後から殺気!?
その場から身体をひねって真横に無理矢理跳ぶと、さっきまで『私』がいた場所に響さんの回し蹴りをした脚が通り過ぎていた

響「あー惜しかった」

『翠』「...!」

そうだ、この人拳もそうだけど蹴り技も...
なら、せっせと小細工するしかない

『翠』「やぁっ!!」

方向転換し拳を握って今度は響さんに正面から突っ込んでいく
それに気付いた響さんもまたカウンターの素振りを見せ

『翠』「もらった!」

響「あれ!?」

拳を突き出すような動作をする直前身体を翻して響さんのカウンターを避け、目の前にある響さんが伸ばしきった腕にしがみ付く
響さんの膝の裏を蹴りつけながら腕の力で身体を持ち上げ掴んでいる響さんの腕を後ろから両脚で挟むようにし、見よう見まねの腕ひしぎ十字固めなるものをやってみた
さっき膝の裏を蹴ったことで響さんはバランスを崩すはず、そうなればこの技は決まって...

響「ぐっ...らぁっ!!」

『翠』「うえっ!?」

と思ったら、膝カックンにも負けず踏ん張った響さんが体制を戻すだけでなく『私』が掴んでいる腕を振り上げた
あまりの力に『私』もそのまま持ち上げられ、突然のことで十字固めどころではなく反射的にその腕に『私』は脚も含めてしがみついてしまった


24 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 01:27:18.32WBGjeorQ0 (2/6)

響「ダァッ!!」


ダンッ


『翠』「がはっ...」

そして腕は振り下ろされ、そこにしがみついていた『私』は当然のごとく背中から床に叩きつけられる
背中に強打しただけとは思えないほどの激痛が走った
これがヘルニアというものなのかな...きっと違うな
『私』は背中の痛みに歯を食いしばりながら距離を取るために響さんのお腹を蹴り飛ばす

『翠』「ぎいっ!」

響「おぶっ...」

それが...お腹を狙ったのがいけなかったのかもしれない、確実に『私』の足は響さんの鳩尾を蹴り抜いていた
比較的至近距離にあった響さんの顔...というか口から、何か逆流したものが飛び出してくるのがまるでスローモーションのように見えた
まさか二度目が起ころうとは思っても見なかった『私』はそれに対し目を閉じるのが遅れ


ぴちょっ


『翠』「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ目があ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!!!」

痛い痛い痛い痛い痛い!?
お世辞にも綺麗とは言い難い(『私』はまだそれを吐いた相手が美少女とはいえ吐瀉物を綺麗と呼べるほどの境地に至っていない)ものが顔にかかるどころか目の中にまで入ってしまったことに、普通なら真っ先に嫌悪感や不潔感を感じるだろう
でも『私』はそれよりも先に痛みに悶えることになっていた

響「げほっげほっ...ぐぅ...さっき食べた麻婆が...」

それかぁっ!!!


ズキッ...


『翠』「ッ...いっ!」

その特殊な痛みを感じている最中ほんの一瞬、記憶に雑音のようなものがかかった気がした
けれどそれをすぐに忘れてしまうほど目がとにかく痛かった
必死で顔を袖で拭い、袖の拭うのに使っていない面積の部分で目を傷つけない程度に拭き擦る
まだ目に辛いものがしみる感覚が残っているけど...やっと響さんにそれらしいダメージを与えられた


25 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 01:28:19.04WBGjeorQ0 (3/6)

響「...やっぱり、あっちの『翠』ちゃん、だよね?」

『翠』「!...いつから」

響「翼さんとの試合を見てる時、そうかなって...戦ってみて確信した」

口元を拭う響さんはそう言って『私』の目を見る
『私』も若干涙目になってしまっているけど、響さんの目を見つめ返した

響「どうしてか、何て聞かないよ。どっちの翠ちゃんだったとしても、私は手なんて抜かない」

『翠』「...なら、もう下手な小細工はやめにします」

目と背中の痛みを無視して立ち上がった私はファイティングポーズを取る
響さんもまた、同じように拳を構えた
そもそも響さんに小細工が通じないとわかった今、それは時間稼ぎにすら多分ならない
なら、もう全力の拳しかない

ごめん、翠、奏さん、セレナさん、翔子さん
色々考えてもらったけど、結局真正面から行くことにするよ

『翠』「最速で最短で真っ直ぐに」

響「一直線に...胸の響を」


『翠』響「「この想いを、伝える為にぃぃぃぃっ!!!!!」」


ドンッ!!!


お互いの胸に炸裂する拳
よろめく『私』達
肺が一気に潰され中の空気が喉を上ってくる

『翠』「がふっ...まだ...」

響「まだまだぁっ!」

それでも、こんな一発で終わるなんてつまらないことはしない
これは我慢比べだ
『私』の意地が勝つか、響さんの意地が勝つか

『翠』響「「うおおおぉぉぉぉぉっ!!!!!」」


『翠』ちゃんコンマ下1
響さんコンマ下2
(コンマが大きい方が勝ちですが、ゾロ目だった場合相手より数値が低くても勝ちになります)
(両方ゾロ目なら大きい方が勝ちとなり、同じ数値なら相打ち引き分けです)


26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/31(木) 01:32:30.57XQFtpZ7S0 (1/1)

チェッキー!


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/31(木) 01:36:13.76av0n4YHZO (1/1)

そおい!


28 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 02:42:39.02WBGjeorQ0 (4/6)

『翠』「だぁっ!がぁっ!やぁっ!」

響「あぁっ!らぁっ!ぐおぉっ!」

何度も何度も殴り殴られ、狙いも曖昧になってきた

『翠』「よもぎとっ!りっちゃんとっ!縹さんとっ!もっと話したかったッ!!」

響「居てほしい時にいなかったのはっ!お父さんの方なのにっ!私のせいかもしれないけどっ...それとこれとは別だッ!!」

『翠』「恨めしかったっ!
妬ましかったっ!何よりそんな『私』が嫌いになったッ!!」

響「辛かったっ!痛かったっ!悲しかったっ!でも生きるのを諦めるわけにはいかなかったッ!!」

胸や肩、顔ももちろん殴られたし殴った
頬の骨や歯が少し折れた気がする

『翠』「死ねなかったっ!その勇気すら出せない『自分』が情けなかったッ!!」

響「死ねなかったっ!だって私はっ!私を守って死んだあの人が救えたはずの命を助ける義務があるからッ!!」

肋骨も無事なのかよくわからない
口から血は出るし拳からも血が出てる
ししょーがモニタールームの方から何か叫んでる気がするけどよく聞こえない
でもどちらにしろやめるわけにはいかない
ここでやめたら、何も変わらない
『私』も、響さんも


『翠』「ごめんなさい...ごめんなさいっ!ごめんなさいッ!!」

響「救うんだ絶対...だからっ!私はッ!!」


最後の最後、残った力の全てを注いだこの拳を


『翠』「ごめんなさいぃぃぃぃぃッ!!!!!」

響「この手をぉぉぉぉぉッ!!!!!」


ドッッッッッ





29 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 02:44:05.48WBGjeorQ0 (5/6)

最初の一手と同じ
お互いの拳はお互いの胸を貫いた

響「...」

『翠』「...かはっ」

殴り合いの中で一番の衝撃を受け、熱くなっていた頭が冷えると同時に身体を支えていた脚の力も抜け、『私』は前のめりになり

響「わっ...ととっと!?」

『翠』「あっ」

そして『私』を支えようとした響さんもまた力が抜け、結局重なって一緒に倒れこんだ

響「あいたたた...大丈夫?」

『翠』「えぇ...」

倒れた時に『私』の頭の方に丁度よく2つの柔らかいクッションがあったおかげで...と、オヤジ臭いことは心の中だけに留めておいて

『翠』「...やっぱり、負けちゃったか」

翠達に考えてもらったアドバイスも、純粋な拳も
どれを使っても、結局響さんには敵わなかった

弦十郎『勝者、響くん!』

完敗だね

響「私も全然無事じゃないけどね...」

『翠』「...ありがとう、ございました、色々と」

響「...役に立てたのなら、良かったよ」


30 ◆BT63SEH4KsDo2018/05/31(木) 02:44:38.57WBGjeorQ0 (6/6)

・・・

また意識が飛んでしまわないうちに、アスクレピオスだけでもやっておくことに

「Healing almighty Asclepius tron」

というのも、あの後すぐにアスクレピオスのギアを届けにリングのところまで来たししょーに大分怒られたのと、それと同じくらい謝られた
まず怒られたのは...翼さんのときは多少鼻の骨が折れたりはしたけどここまでズタボロになるまで殴り合わなかったし、何よりししょーの鑑定眼によれば『私』も響さんま早急な治療が必要なほどの怪我らしい
ししょーはししょーで『流石に止めるべき』という気持ちと『弟子同士が本気でぶつかり合っているのをやめさせてもいいのか』という気持ちとで揺れ、静止と応援が混ざったような叫びになってしまったらしい
こっちが謝って来た理由

弦十郎「これでは何の為に俺が審判になったのか...すまない、翠くん、響くん」

アスクレピオスで『私』と響さんの怪我を治しても、ししょーはそうやって謝ってくる

響「そんな、顔をあげてくださいよ師匠!」

まぁ『私』は厳密にはこの人の弟子ではないから複雑な心境だけど...

『翠』「あそこで止められていたら、気持ちの清算も出来ませんでした...だから、ありがとうございました」

ししょーもOTONAというか保護者としてもっととるべきと思う行動があったのだろう
でも、今回ばかりは『私』達をそのまま続行させてもらえてよかった


どうする?安価下
(特になければ部屋に戻って就寝)


31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/31(木) 02:51:50.71HYolLO3y0 (1/1)

響と戦って気持ちの整理がついたので
マリアの所に行ってさっきの件を受けさせてもらう



32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/31(木) 03:07:49.454Zj2M+hIO (1/1)

緒川さんとメヌエットの会話をこっそり盗み聞き
他の装者の遺伝子も密かに採取されている他、研究所のメンバーが脱走した個体や反乱分子とみなした個体の処分を行なっている事を知る


33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/05/31(木) 08:04:19.16fAW43Tmj0 (1/1)

勝負強さは翠と『翠』では対局的だな 安価下


34 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/01(金) 02:15:56.38SKEqOlwe0 (1/4)

・・・

響さんやししょーと別れ、各自休息を取ることに
って『私』と翠はさっきまで身体寝かせてたから二度寝?

『翠』「あ~...にしてもキツかった...」

こう言っちゃなんだけど翼さんより一撃が重かったような...戦闘スタイル的に仕方ないかな

翠《お疲れ様、気持ちの整理はつきましたか?》

『翠』「うん、やっとスッキリした」

色々叫んだし八つ当たりとはいえそういう面でも発散出来た

『翠』「今なら何でも出来る気がする!」

翠《それは良かった、でもまた何でもって...》

月だって破壊出来ちゃいそう~...ってそれはもうやったけど

『翠』「でも本当、抱え込んでたものが少し軽くなった気がするよ」

よもぎ達に対する罪悪感は消えないし、これは絶対に消すつもりはない
でもだからこそ、今は純粋にそれだけになってる

『翠』「そういえば...良かったのかな、マリアさんのこと」

翠《それは...》

『私』も翠もマリアさんに迷惑がかかっちゃうことを懸念して、結局断った
でも、その時のマリアさんは...自惚れるように聞こえるかもしれないけど、断られて少し寂しそうに思えた
きっと『私』達が断ったから他の人にも声をかけるだろう
それで、本当に良かったのかな

翠《...本当、わがままですね、私も『貴女』も》

『翠』「ぇ...うわっと!」

翠「ほら、一回断っちゃってるんですから急ぎますよ!」

だからって急に表に出てこないでよ!びっくりしたでしょ!?

『翠』「だーもうシンクロするよ!」

翠「それ急げ~!」

だから先走んないでって!身体の操作変なんなるから!

翠『翠』「マリアさ~ん!やっぱりさっきの話!」


35 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/01(金) 02:19:14.29SKEqOlwe0 (2/4)

・・・

マリアさんすごい喜んでましたね...
そしてホッとしたような顔してたね...

翠「そういえば明後日のライブって重大発表~とかサプライズが~とかそんな噂が流れてますけど、結局どんなものなんでしょうね」

翼さんとマリアさんが遂に正式にユニット組むとか?あとはマリアさんが...

翠「電撃結婚でアイドル引退...はないね、絶対に」

ですね、それだけはないです

マリアさんにやっぱり手伝いたいと頭を下げに行き、思いのほかそれを歓迎してもらえた帰り、自室に向かう途中

翠「...この声」

どこかから話し声のようなものが聞こえてきます
どこかの部屋から漏れてる?ここの近くって...

翠「あ...メヌエットさんがいる部屋...」

・・・

メヌエットさんの部屋の近くまで近づいてみると、案の定そこではほんの少しだけ開いているドアの前に立つ緒川さんと、部屋の中にいるであろうメヌエットさんが話していた
廊下に飾られている観葉植物に隠れて耳をすませていると


緒川「では、翼さん達の遺伝子のサンプルも採取されていたと?」

メヌエット「フェイクの可能性も捨てきれない...けれど、実際に風鳴翼や雪音クリス、マリア・カデンツァヴナ・イヴ...貴方達のところに所属している装者達の名が記されたラベルが貼られているサンプルがあったこと、それに関するデータがあったことは確か」

緒川「内通者、ということですか?」

メヌエット「フィーネが意図して集めていたのでないなら...けれど、貴女達は装者を束縛していない。まるで普通の人間であるかのように、学校に通わせたり仕事をさせたりしている...管理が甘いとは言わない。けれど、そういったタイミングで何も起こっていない可能性も否定しきれないはず」

緒川「...」


とても勝手に盗み聞きしていいような内容じゃなかった...!何それ聞いてない!


36 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/01(金) 02:20:13.29SKEqOlwe0 (3/4)

それって私達の...この身体の遺伝子も取られてるんでしょうか
知らないよ!でもまぁ...よもぎのが取られてたしどうだろう...というかよもぎのがどこで取られたのかもよくわからないけど

翠「ライブ会場で、という可能性もありますからね...」

とはいえそれこそフィーネさんが集めていたのだったり、学校で取られてたのだとしたらどちらにしてもこの身体の遺伝子は後から取られてそうですけど


メヌエット「それから、貴方達はどうせこのまま私をここに置くつもりなのだろうけど...それは私の意思と別としても推奨しない」

緒川「貴女が脱走した身だからですか」

メヌエット「研究所のメンバー...逃がせなかった子達と私達が脱走して以降造られた子達は、作戦を遂行する部隊の他に私達、反乱分子とみなした個体の処分を命じられた部隊がある。事実何度か遭遇している...いつ私の居場所がバレてもおかしくない」

緒川「なら、尚更保護する他ない、と司令なら言いそうですね」

メヌエット「余計なお世話、と言うのだったかな、こういう時は?...でもこの二つの話を同時に教えたのには意味がある、それは理解出来ているでしょう」

緒川「...」

メヌエット「私はもう時間が残されていない、だから最後の気まぐれに、貴方達には少し情報を流させてもらった」


どうする?安価下
(特になければメヌエットさんや緒川さんに気付かれないように自室に向かって( ?ω? )スヤァ...)


37以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/01(金) 02:35:09.19Frf6do7b0 (1/1)

「自分の寿命が尽きたら子猫の事を頼む」と聞いた後、部屋に戻って就寝


38 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/01(金) 03:24:44.74SKEqOlwe0 (4/4)

翠「...」

メヌエットさんは寿命のことも、それ以外のことも、私達にはほとんど話そうとしてくれていませんでした
今ここで出ていけば、きっとまた黙ってしまいます
だからこそ、悪いことだとは思いますがこうしてもう少しだけ...


メヌエット「それから...あと一つだけ、貴方達に頼みがある」

緒川「!...頼み、ですか?」

メヌエット「時間が残されていないのに、私は無責任にも寄り添って、寄り添われてしまったあの子...私の寿命が尽きたらその時は、あの子猫の事を...」

緒川「...えぇ、わかりました」


捨てられていた、そして彼女が拾ったあの子猫
彼女に擦り寄るその姿からも、どれだけこの短時間で懐いているのかよくわかる

翠「...もう、戻りましょうか、部屋に」


私はそっとその場を去り、部屋へ戻りました
ベッドに横になろうとして少し考えてから

翠「...一緒に寝ますか?」

机の上にいつものように揃っていた蛇達を誘い、ベッドに横になってその子達を撫でながら私は目を瞑りました

・・・

そして次の日の朝


どうする?安価下


39以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/01(金) 03:42:06.70/Jf+Nl/eO (1/1)

砂浜に打ち上げられた海洋生物の処理


40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/01(金) 22:00:32.08dxP4niOq0 (1/1)

3人娘がノイズに教われ、詩織が歌い出す


41以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/01(金) 23:42:58.75N5rZ2TRnO (1/1)

ここの世界一応ソロモンの杖の力でバビロニアの宝物庫制御してるのにノイズが平然と出てくるって制御ガバガバ過ぎない?ギャラルホルン案件?
たまにオートスコアラーもアルカノイズじゃなくてノイズ使ってくるし
安価下


42以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/02(土) 00:58:44.63CaOcNN9s0 (1/1)

1スレ目からそろそろ一年経ちそうだし大目に見ようぜ


43 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/02(土) 02:14:46.41qe2X5vL30 (1/2)

弦十郎「あのまま放置していた海洋生物達の...供養を、改めて行おうと思う」

処理、という言い方に抵抗があったのか最終的に供養という形に落ち着いたこの作業
単に生物達がこのままでは可哀想ということもありますが、ビーチを封鎖していることや周辺に異臭が漏れ始めるなど、そういった問題も起こり始めているらしいです

緑「あの、翼さん響さん、あの後どこか調子変だったりしたらすぐに言ってくださいね?」

翼「問題ない、傷も癒え、体力も回復したからな」

響「そう言う翠ちゃんこそ大丈夫?その...背中とか特に」

翠「大丈夫ですけど...ヘルニアとかになったら責任取ってくださいね?」

治療費的に

響「うっ」

翠「冗談ですよ」

正直私は意識が飛ぶほど痛かったけどね!多分背骨いってたねあれは
もう平然と骨を折ったり折られたりする関係ばかりのこの職場普通に怖いんですけど...

翠「そういえば、今回の任務って響さんどうするんですか?その...響さんのお父さんのこととか」

響「あー...」


響さん安価下
1 もちろん任務はやる
2 あんなんでも父親、ちゃんと納得してもらえてない今はやめておく

(ノイズさん達全然出番減らない問題はこちらとしても気にしてはいたのですが...安価は絶対なのとカルマノイズの出番が先にあったということで、現在はギャラルホルンによる並行世界の影響と、それをキャロルちゃん陣営が利用していることで自然発生ノイズと召喚使役ノイズの出番がある、と解釈してください何でもs)
(そんなんで納得出来るかっ!っていう人は今後普通のノイズが並行世界云々関係ないタイミングで出た時に「あーこれはノイズの皮を被ったアルカノイズなんだな」と脳内変換しながら読んでいただければ幸いです)
(もしくはドジっ娘ネロさんと解釈してください)


44以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/02(土) 02:22:50.19GM2hKPSIO (1/1)

1


45 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/02(土) 03:10:11.87qe2X5vL30 (2/2)

響「それを言ったら今回のことを延期にさせちゃったお父さんの責任は娘の私の責任でもあるから...そういうのも含めて私もやるよ」

こういうことは、響さんのような人にとっては特にキツいと思います
けれど響さんがそう言うのなら

翠「無理は、しないでくださいね」

響「そっくりそのままお返ししますよっと」

・・・

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

「Imyteus amenohabakiri tron」

「killter Ichaival tron」

「Rei shen shou jing rei zizzl」

「Seilien coffin aiget-lamh tron」

「Zeios igalima raizen tron」

「Various shul shagana tron」

「Imyuteus amenomurakumo tron」

夏菜「ミョルニル、セットアップ」

すっかり干からびてしまった海洋生物達を前にそれぞれギアを纏った私達
私達の勝手で人生...海洋生物生を奪われ、こんなことになってしまった彼らがせめて成仏してくれるように


コンマ下
奇数 作業は滞りなく終了
偶数 近くの神社で爆発?
ゾロ目 ノイズさん朝からお疲れ様です
(ブライダルイベントにストーリーが無い...?W新婦の結婚式ごっこして周りからいつも通りじゃないかと呆れられるひびみくは無いんですか...?)
(あとマリアさんは当たりませんでしたがウワサの鶴乃ちゃんは当たりました)


46以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/02(土) 03:43:06.79IAqtrvKgO (1/1)

ほい


47 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 01:24:22.64J/9SMhYY0 (1/7)

・・・

供養を全て終え、私達は本部に向かっています
その間誰も何を話すでもなく、ただただ黙って歩くだけ
今回のような二次被害が出るようなことは、なるべく起こさないようにしなくてはいけません

翠「...」

今、月破壊したときのこと棚に上げてそんなことを思う資格自分にはない~とか思ってる?
貴女こそ
いいでしょ別に、同じ私なんだから同じこと考えて、同じようにそれを咎めても
どんな自己否定ですかそれ

で、本部に帰ってきて早々

藤尭「ノイズ出現!」

弦十郎「場所の特定を急げッ!」

休む暇などありませんはい

翠「ちなみにネロさん、ちゃんと宝物庫制御してます?」

ネロ「してますよ」

本当ですかね...しかし、となるとまだ並行世界との繋がりの影響でしょうか...
あのカルマノイズって並行世界の方で何か起こったものがこちらにまで影響しているのか、この世界自体に問題が起きて出現したのかどっちなんでしょう

翠「私の存在が問題...とか」

笑えないですね~

友里「座標確認!」


出撃メンバー安価下
1 翠ちゃん
2 響さん
3 翼さん
4 クリスさん
5 マリアさん
6 切歌さん
7 調さん
8 夏菜さん
(複数人選択可)
(ウェディング未来さん当たってテンションフォルテッシモです)


48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/03(日) 01:28:12.51eewQeBRA0 (1/1)

2 6


49 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 02:00:46.69J/9SMhYY0 (2/7)

響「立花響、出撃します!」

切歌「暁切歌、出撃するデス!」

クリス「あっおい!」

座標が表示された瞬間に立候補してそのままダッシュで司令室を出て行く響さんと切歌さん
オートスコアラー関係ではなさそうなのと他の場所にもノイズが出る可能性があるので出撃するのはこういった場合2、3人程度なので別にいいんですが...何であんなに張り切ってたんでしょう

クリス「ったく...宿題もロクに進んでない馬鹿二人が先走ってやがる」

...この後勉強会とかだったのかな、響さん達とクリスさん

エルフナイン「座標付近の映像、出します!」

エルフナインちゃんの声に私達残ったメンバーはモニターに目を向けます
そこに映し出されたのは街の防犯カメラからと思しき映像
多数の半透明なノイズ、そしてそれらに囲まれ身動きが取れなくなっている3人の女子高生...

未来「嘘、みんな!?」

というか、板場さん達でした


弓美『アニメじゃないんだからー!!!』

創世『叫んでる場合じゃないって!』

弓美『今動いた!ちょっとこっち近付いた!ストップ止まって動かないで!』

創世『ノイズが言うこと聞く訳ないから!』

詩織『...』


コンマ下
奇数 セイレーンの歌(美声)
偶数 セイレーンの歌(ノイズの唸り声に近い)


50以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/03(日) 02:02:50.60LLvqhB9M0 (1/1)

ほい


51 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 02:35:13.78J/9SMhYY0 (3/7)

翠「やっぱり私も...」

テレポートジェムを握り、板場さん達のところへ跳ぼうとしたその時

未来「何を!?」

翠「寺島さん!?」

モニターに映し出された映像の中で、板場さんと安藤さんを庇うように寺島さんが前に出ました
一体何をするつもりですか...?


弓美『詩織...?』

寺島『すぅ...??????????!!!』


今どこから声出したんですか!?

翼「奇声...いや、唸り声?」

マリア「あの子あんな声出るのね...」

いやいや、そんなこと言ってる場合じゃ...というか何でこんなタイミングで唸り声!?

藤尭「これは...ノイズの動きが完全に停止しています!」

弦十郎「何だとッ!?」

全員「!?」


響『でぇぇやぁぁっ!!!』

創世『ビッキー!』

切歌『デェェェスッ!!!』

弓美『助かった...?』


あっ、あっちも響さん達間に合ったっぽいよ


どうする?安価下


52以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/03(日) 02:50:24.22A5J0R5OuO (1/1)

ひびつばの件が済んだのでイグナイトの稼働実験


53 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 03:43:17.67J/9SMhYY0 (4/7)

・・・

結論から言うと響さんと切歌さんは間に合いました
で、無事3人を保護し、ついでに家まで送り届けてくるそうです

エルフナイン「あの謎の唸り声とノイズの機能停止...まさか何か関係が...いやしかし...」

寺島さんのあの時発した唸り声はどんな理由があったのかは不明ですが、念の為家まで送る途中それとなく探りを入れてほしいと響さん達がししょーから頼まれていました
あの二人で果たしてそれは可能なの...?
そういえば寺島さんはセイレーンの歌が唄えると翔子さんが...いや、まさか...あの唸り声はとても『歌』とは思えませんし

翠「そんなことより」

はい、そんなことより何ですか?

翠「私は翼さんや響さんとぶつかって、気持ちの整理がついた。心の闇に、今の私は負ける気がしねぇ!!」

それはつまり

翠「イグナイト、三度目の正直ってことですか?」

そういうこと


暴走した時のためのストッパー装者誰に付いてきてもらう?安価下
(誰についてきてもらうか記述(響さんと切歌さんは選択不可)(複数人も可))
(なお試すギアはアメノムラクモです)


54以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/03(日) 04:40:21.36aYnucQQMO (1/1)

ししょー…葉ともかくとして遠距離から制圧してくれそうなクリスちゃん


55 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 22:53:48.43J/9SMhYY0 (5/7)

・・・

クリス「引受はしたが、言っとくけどアタシはまだそのプロジェクト・イグナイトっての信用してねえからな」

前回は響さんや未来さんにストッパー役をお願いしましたが、今回は響さんは未だ帰って来ておらず...というかまたあの二人に迷惑をかけるのもどうかと思い、その上で仮にまた暴走しても遠距離から制圧してくれそうなクリスさんにお願いしました
響さんと切歌さんが帰ってきたら勉強会をするつもりらしいので、それまでの間だけ、という約束です
あと、それからもう一人

弦十郎「二度の失敗、それに昨日のこともある。今日こそはもしもの時は俺が手遅れになる前に殴ってでも止めるぞ」

翠「それはそれで余計手遅れな状態になりそうなんですが」

クリス「いやお前は多分大丈夫だよ」

ししょーが監督役兼第二のストッパー役として出張って来た
頑として譲る気はないらしい
私としてももしもの保険は多いに越したことはないとは思うし、お言葉に甘えさせてもらおう

クリス「てか本当に必要なのか?確かに力はあった方がいいけどよ...今だって十分だろ」

クリスさん...というかこの世界の皆さんは今のところ多少追い詰められはしてもそれほど錬金術師相手に力不足を感じていません
というのも、初戦含め一度もギアの分解を受けていないから...
こんな風な考え方になってしまうと思うと、やはりGX一話のアレは大切なシーンだったんだなと思います

翠「確かにまだ、決定的なことは起こっていません...気がつけば4体いたはずのオートスコアラーも1体まで減り、キャロルちゃんも知らないうちにボロボロ...ですが、幸運が、奇跡が続いたからといって慢心してはいけないんですよ!それに...今後キャロルちゃん達以上の強敵が来ないなんて保証はどこにもありません」

クリス「おっおう...わかったからあんまフラグ立ちそうなこと言うな」

フラグというかほぼほぼ決定事項というか...先のことはわからないので何とも言えませんけどね
気づかないうちにAXZフラグへし折ってたりしてね
んじゃ後はギャラルホルンフラグを折らないと~って、そんな簡単にいってるとは思えませんが


56 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 22:54:27.26J/9SMhYY0 (6/7)

・・・

「Imyuteus amenomurakumo tron」


モニタールームからクリスさんとししょーが見守る中、私はギアを纏ってマイクユニットに手を伸ばし

翠「イグナイトモジュール、着装ッ!!」


ニ-ベルング


ここからが正念場

翠「ぐぅっ...!...アァ...ガアァァァッ!!!」


コンマ下
奇数 翠
偶数 『翠』
ゾロ目 この衝動に塗り潰されてなるものか展開


57以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/03(日) 22:55:43.09SqAeabFKO (1/1)

まだだ、まだ終わらんよ!


58 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/03(日) 23:59:54.11J/9SMhYY0 (7/7)

<・><・><・><・><・>


ボンッ


翠「...はっ!」

いけません、すっかり時間を忘れて本に夢中に

翠「はぁ...日曜の後の月曜は余計に学校疲れがすごいですね...」

こうして帰りに本屋さんにでも寄ってないとやってられません
しかし何も買わずに長居するのもアレですしそろそろ帰りますか...録画したアニメでも見て予習復習して明日に備えましょう

翠「それにしても...さっき何かが破裂したような音がしたような...ま、気のせいですよね」


ズルズル...ズルズル...


なんか歩きにくいですね...脚を引きずる感じにしないと前に進まないというか
よほど疲れてますね、これ

帰る途中、パトカーと救急車のサイレンが聞こえました
どこかで事件か事故でも起きたんでしょうか、物騒ですね
そういうのは名探偵の孫とか見た目は子供の中身高校生とかがいる街でやってください

翠「ただいま~」

「翠~?お帰りなさい、手洗いしちゃいなさいよ」

翠「は~い」


ズルズル...ズルズル...


玄関からお母さんに声をかけ、カバンを置いて手洗いとうがいをしてからリビングに
早速夜録ったアニメを...

翠「あれ?」

再生されない...?
何度再生ボタンを押しても、テレビ画面は黒いまま
一向に再生される様子がありません


59 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 00:00:36.30XhP8P2/I0 (1/7)

翠「お母さ~ん、AXZの2話が再生されないんですけど」

夜停電でも起こったんでしょうか...

「ん~?翠、貴女それ見られる訳ないじゃない?」

キッチンから出てきたお母さんは困ったような、というか呆れたような顔をしています
見られる訳がない...?


「だって翠、それ見る前に死んだじゃない?」


コンマ下(二度判定無しで成功しているため優遇)
ゾロ目以外 そういえばそうでした
ゾロ目 闇に呑まれよ~(翠ちゃんが)


60以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 00:08:09.86PegL6W5J0 (1/1)

s


61 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 00:20:46.04XhP8P2/I0 (2/7)

翠「あー...そういえばそうでした」

そりゃ見られる訳ないですね、内容知らないんですもん
というかこのやり取り3回目ですね
そして歩きにくかったのもそもそも今身体が爆発のせいでぐちゃぐちゃになってるからと...

そのことを自覚した途端お母さんの姿も周りの風景もすうっと消え、身体もいつも深層世界に来ている時と同じように、つまり元に戻っていました

翠「って、それより『翠』の方に行かないと!」

・・・

しばらく走ると、奏さんにセレナさん、翔子さんと合流しました

奏「お疲れ、相変わらず早いな」

翠「それより『翠』は!?」


コンマ下
奇数 相変わらず
偶数 いけるか...?
ゾロ目 問題なし!
(ちなみに翠ちゃんだけやけにイグナイトの呪いが軽いのは『生前(転生前)のトラウマの中で一番呪いに関わりやすいのが死んだ瞬間であり、本人がほとんどその時のことを覚えていないから』です)


62以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 00:23:41.38YGaS4gcF0 (1/2)

はい


63 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 00:50:15.25XhP8P2/I0 (3/7)

セレナ「あれ...」

セレナさんの指差す方を見ると、透明な壁で干渉出来ない空間の中で『翠』が頭を抱え唸っていました

翠「『翠』!」

まさかまた...


『翠』『『私』は...『私』はそんなこの望んでないっ!』

少女『全てを壊したい、殺したい、そして『貴女』自身も』

『翠』『違う...違う違う違うっ!!』


翠「葛藤...」

へたり込むことも死のうとすることもなく、テレビの中の少女...『翠』の中で歪んでしまった『唯一の生存者の少女』の言葉に耳を貸さないよう必死に否定し続けています

翔子「『翠』さんは確かに心が強くなりました。八つ当たりとも言えるようなものではありましたが、自身の大切な存在を助けてくれなかった者、同じ運命を辿らなかった者にようやく怒りをぶつける事が出来ました...ただ、闇はどうやらそれだけではないようですよ」

奏「やっぱりまた出てくるよな...」

翠「え...」

『翠』の様子を見ていると、『翠』の後ろに誰かが現れました


蓬『お姉ちゃん...お姉ちゃんは死んでくれないの?』

『翠』『ッ!!』

瑠璃『みーちゃん、一緒に逝こう?みーちゃんがいないと私達寂しいよ』


あれじゃまた...

奏「死んじゃってる相手に対する後悔は、そう簡単には拭えない...まだ『翠』の中にはそれが色濃く残ってるってことか」

翠「『翠』...『翠』!意識をちゃんと持って!目を覚ましてくださいッ!!!」

壁を何度も殴りそう叫びます
それでも私の手は、声は『翠』に届きません

翠「『翠』ッ!!!」


コンマ合計判定下1~3
(コンマ下1~3の合計が100を超えていた場合成功)
(なお00は0として扱います)


64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 00:55:12.98vOun/fgrO (1/1)

わっしょい


65以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 01:30:18.92YGaS4gcF0 (2/2)

仕方ない はい


66以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 01:42:25.760yVqJGhkO (1/1)

こういう時は運いいな翠ちゃん
いや『翠』ちゃん?


67 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 02:23:51.18XhP8P2/I0 (4/7)

瑠璃『みーちゃん』

蓬『お姉ちゃん』

『翠』『ごめん...ごめんなさい...ごめんなさい...』


翠「くっ...」

『翠』のことです、またきっとあのまま闇に呑まれて...


『翠』『ごめんなさい...『私』はまだ、逝けない』

蓬『...ぇ?』

瑠璃『みー...ちゃん?』


突然、『翠』は顔を上げて二人を抱き締めそう言いました

翔子「へぇ...!」

翠「『翠』...!」


蓬『お姉ちゃん...どうして...』

『翠』『背負ってもらってるんだ、半分...だから、『私』だけ楽にはなれない』

瑠璃『私達と...来てくれないの?』

『翠』『うん...だから待ってて』


『翠』の表情は背を向けているためこちらからは見えません
ですが、抱き締められている二人の表情はどこか柔らかくなったように感じられます

『翠』「さよなら...いつかまた本物に会いに行くから」

そして『翠』の家もテレビも、壁も
全てが私の時と同じように消えていきました

翠「『翠』!!」

『翠』「お待たせ...行こう」


・・・


翠「ァァァァァアッ!!!」

私達が闇と打ち勝ち表に戻ると同時にダインスレイフが応え、ギアに変化が起きた
ただでさえ元々黒かったアメノムラクモのギアがさらに黒く染まり、胸元に4枚の葉っぱ形の模様が出現

翠「ふッ!!!」

アメノムラクモ・イグナイトモジュール
三度目の正直...成功です!


どうする?安価下
(翠「成功するとは思いませんでした」

『翠』「『私』も」

セレナ「えぇ...?」)


68以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 02:36:17.33Lxpuv939O (1/2)

流れに乗ってクリスチャンと翼もイグナイトの試験運用する事に
立会人として司令が申し出る


69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 02:44:59.12kRShYs8g0 (1/1)

イグナイトが成功したら出力の確認で手合わせ
失敗したら手合わせじゃなくて力付くで押さえこむ


70以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 04:06:25.1300wP87FA0 (1/1)

傍から二人を見ていた翔子さん、少しずつ翠達を認め始める


71 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 21:07:55.96XhP8P2/I0 (5/7)

翠「おぉ...!やった!やりました成功ですよ!」

やったやった!やったよ翠!
やりましたね!上手くいきましたよ翠!

弦十郎『無事成功...か』

エルフナイン『ダインスレイフ由来ではないので心配していましたが、杞憂でした』

クリス『うおぉお前いつからいたんだよ!?』

エルフナイン『翠さん、セーフティダウンまでのカウントダウンが始まっています、軽くギアの様子を確認次第解除してください』

っと、そういえばカウントなんてものもありましたね
あれが0になると強制解除でしたっけ


☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


奏「あの二人、やりやがった」

セレナ「『翠』ちゃん、打ち勝てて良かったよね」

奏「だね、翠の方はなんかいつも普通にこっち来てたから心配してなかったけど」

翔子「えぇ、本当に」

まさか翠さんと『翠』さんがやってのけるとは

翔子「これは少し予想外...いえ、予想以上...ですね」

私の知る『翠』さんはあの闇にはとても打ち勝てるほど強い心を持った少女ではなかったはず
どこにでもいる、少し実の妹や同性の親友に対してそっちのけがある中学生
翠さんに関しても、お義姉様が上から面白がって押し付けられはしたもののある種運命のようだと言ってここに送った訳ですが、私からしてみれば平和な世界で可もなく不可もない緩い人生しか送ってこなかった挙句テロに巻き込まれた中学生

翔子「すぐに挫けると思っていましたが...流石私の...それに、お義姉様が目をかけた子です」

彼女達のような言い方をすればこれが『転生者特有の急成長』なのでしょうか
それとも、元より人間はそれほど弱くないという?
というよりは、未だ『そういうものだ』という思い込みが現実に優っているだけかもしれませんが
少なくとも、彼女達に対する評価は改めた方が良さそうです

翔子「ふふっ、まるでいつかの貴女を見ているようですね、縹」


72 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 21:08:40.80XhP8P2/I0 (6/7)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


翼「そうか、成し遂げたか」

翠「翼さん、来てたんですか?」

翼「いや、今しがた通りかかったところだ」

ギアを解除してモニタールームへ行きエルフナインちゃんが先ほどのアメノムラクモ・イグナイトモジュールのデータを解析しているのを隣で眺めていると、翼さんがやって来ました

クリス「ストッパーの名目でミサイルぶちかませなくてアタシは物足りねえけどな」

翼「滅多なことを言うものではないぞ、雪音」

クリス「ほ~ん?現場来て早々イグナイト失敗した割に余裕っすね」

翼「制御出来るかどうかに不安を覚え未だ試そうともせずプロジェクトそのものに異を唱える雪音がよく吠える」

やだもうこの二人
色々イベントすっ飛ばしてるせいで先輩後輩になってないです

翼「何なら今から試すか?」

クリス「いいっすよ?あの馬鹿共もまだ帰って来てませんし」

火花がバチバチしてます...何がそこまでさせるんでしょう

翠「ししょー、良いんですか?あれ」

弦十郎「動機は何とも言えないが...いずれはやらねばならんことだ。丁度いい、翼とクリスくんの試験運用もやるとするか!無論立会人は俺がやらせてもらおう」

ししょーの変なスイッチが入った気がする

・・・

翼『翠が良い流れを作った、ならば今度こそその流れに乗らせてもらうッ!』

クリス『流れに乗るのはアタシだッ!』


『Imyteus amenohabakiri tron』

『killter Ichaival tron』


私はししょーやエルフナインちゃんと共にモニタールームからシミュレーションルームにいる翼さんクリスさんの様子を見守っています
ギアを纏った二人はマイクユニットに手を添え

翼クリス『『イグナイトモジュール、抜剣ッ!!』』


ダインスレイフ


翼さんコンマ下1
クリスさんコンマ下2
奇数 失敗
偶数 成功
ゾロ目 獣堕ち


73以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 21:45:51.85qhhjoeGoO (1/1)

商機を逃すな、掴み取れ!


74以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 21:52:25.13Lxpuv939O (2/2)

勝機!


75 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/04(月) 22:22:16.02XhP8P2/I0 (7/7)

翼『ぐっ...あ...あぁ...ッ!』

クリス『ぐあぁッ!...ぁ...あ...ッ!』


翠「翼さん...クリスさん...」

目が真っ赤に光り、何度も苦しそうに声を上げる二人

エルフナイン「システムから負荷の逆流...耐えてください、翼さん、クリスさん...!」

弦十郎「翼...クリスくん...!」

今二人の中では、誰も抱きしめることが出来ない剣としての自身や、仲間や友人を持ってはいけない運命が渦巻いているのでしょうか

翠「あっ...」


翼『...大口を叩いておきながら、雪音の手でも握ってないと再び底なしの淵に飲み込まれてしまいそうなのだ...獣と堕ちる前に、頼めるか?』

クリス『生憎だけどな...アタシもいつあの夢に溶けてもおかしくねえんだ...ぐっ...』


残念、好感度が足りない
とか言ってる場合じゃないですよ!

翠「ギリギリ理性が残ってる段階...あのままじゃすぐに暴走します!」

弦十郎「むぅ...頼めるか、翠くん」

ですよね...


どうする?安価下


76以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 22:46:16.63k1V7jZ3x0 (1/1)

理性を取り戻すまで無言でビンタ


77以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/04(月) 22:52:06.34xjbqBVAuO (1/1)

ビンタで理性を取り戻さなかったら、師匠が偶然持っていたデスソースの一気飲みをしてもらう


78 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 00:26:30.49btBv4Yju0 (1/7)

翠「ふぅ...」

相手はギアを纏った装者
それも暴走しかけ、理性失いかけ

「Imyuteus amenomurakumo tron」

自身の身の安全のため一応私もギアを纏い、シミュレーションルームへと足を運びました
どうする気?遂に二人とも理性飛んだよ?
その様ですね、まぁでも下手に理性が残っていても私が心苦しくなるのでセーフです

私は今にも襲いかかってきそうな二人にそっと近づきます
そして二人の頬にそっと手を添え

エルフナイン『そうか!翠さんはあぁやって手を触れながら呼びかけることでお二人を呼び戻そうと』


バシーンッ!


翼クリス「「ぶべらっ」」


エルフナイン『...え?』


バシーンッ

バシーンッ

バシーンッ


結構な強さでビンタしているのに中々戻ってきませんね
ねぇ待って、あの、二人とも不意打ちのせいでクラクラしてるから、足も若干ふらついてるから
これも愛の鞭ですよ


バシーンッ

バシーンッ

バシーンッ


エルフナイン『えっいやっえっ!?』

弦十郎『ま、まぁあれも翠くんなりに考えた結果なのだろう』


バシーンッ

バシーンッ

バシーンッ


もうやめて!二人のほっぺが大変なことになっちゃう!
アスクレピっとけば治りますよ


バシーンッ

バシーンッ

バシーンッ


コンマ下
ゾロ目以外 理性戻る、というか戻って
ゾロ目 ソースデス


79以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 00:30:05.6683cngJHL0 (1/3)

w


80以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 00:35:40.51sgBUnpCa0 (1/3)

なぜゾロ目が出る


81 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 01:28:30.01btBv4Yju0 (2/7)

バシーンッ

翼「ゴフッ...ミ、ミド」


バシーンッ


クリス「モ...ヤメ...」


バシーンッ

バシーンッ

バシーンッ


遂に倒れてしまいましたけど、全然戻りませんねぇ

翠「ししょー、なんか刺激になりそうなものありませんか?」

弦十郎『む?あ、あぁ...間違えて発注してしまったこんな物ならあるが』

どんな物なんでしょう

・・・

モニタールームに顔を出すと、ししょーの手には赤い赤いソースが入った瓶が二本

翠「使っても?」

弦十郎「使う予定はないから構わないが...どうする気だ?」

翠「まーまー見ててください」

『翠』《ねぇ翠、何故かその瓶を見てると手の震えと謎の汗が止まらないんだけど》

翠《うおぉ急にシンクロ解かないでくださいよびっくりするじゃないですか》

まぁいいですよ、ここから先は私だけでやります

・・・

翼「待ッ...ミ...」

クリス「モウ...リセ...モドッ」

翠「これだけやってもダメなんですから、後はこれしかないですよね?」

いっそ奏さんに実践してもらったアレを翼さんとクリスさんでやらせても私は一向に構いませんが、そういうのはまぁ流石に怒られるでしょうし
私は倒れこむ二人の近くにしゃがんで二本の瓶の蓋を取り

翠「た~んとお飲み」


コンマ下
奇数 失神
偶数 理性は戻る
ゾロ目 タイガーホース


82以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 01:38:16.47sgBUnpCa0 (2/3)

勇者パーンチ!


83 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 02:10:07.07btBv4Yju0 (3/7)

翼「...ゴフッガボッ!?」

クリス「ガッゲホッ!?」

翠「あ~零したら勿体無いですよ?」

真っ赤だった目が元に戻り、その瞬間汗が吹き出た二人は咳き込んで口の中にあったソースを吐き出して喉を抑えながらのたうち回り始めました

弦十郎『ま、待つんだ翠くんッ!流石にそれは命に関わるッ!』

翼「かな、で...ガフッ」

クリス「パパ...ママ...ゴフッ」

エルフナイン『翼さーん!クリスさーん!』

あ~...ギアが解除された上に気を失っちゃいましたか

翠《とりあえずアスクレピっといた方がいいですかね?あれ?『翠』?『翠』~?》

『翠』《っは...はぁ...はぁ...ごめん、急にとてつもない頭痛に襲われてた...うん、アスクレピオス案件だと思う、というか下手したらフォーク案件だから》

翠「んじゃアスクレピオスということで」

アメノムラクモを解除した私は別のギアペンダントを取り出し


「Healing almighty Asclepius tron」


大丈夫だとは思いますが、喉がやられた~なんてことになったら日常生活的にも装者的にも翼さんはアーティスト的にも大変ですからね
そういえばアスクレピオス、本人が気を失っててもちゃんと発動するんですね...無意識のうちに考えていることをアスクレピオスが認識してるんでしょうか


84 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 02:10:40.33btBv4Yju0 (4/7)

翼「...ゴフッガボッ!?」

クリス「ガッゲホッ!?」

翠「あ~零したら勿体無いですよ?」

真っ赤だった目が元に戻り、その瞬間汗が吹き出た二人は咳き込んで口の中にあったソースを吐き出して喉を抑えながらのたうち回り始めました

弦十郎『ま、待つんだ翠くんッ!流石にそれは命に関わるッ!』

翼「かな、で...ガフッ」

クリス「パパ...ママ...ゴフッ」

エルフナイン『翼さーん!クリスさーん!』

あ~...ギアが解除された上に気を失っちゃいましたか

翠《とりあえずアスクレピっといた方がいいですかね?あれ?『翠』?『翠』~?》

『翠』《っは...はぁ...はぁ...ごめん、急にとてつもない頭痛に襲われてた...うん、アスクレピオス案件だと思う、というか下手したらフォーク案件だから》

翠「んじゃアスクレピオスということで」

アメノムラクモを解除した私は別のギアペンダントを取り出し


「Healing almighty Asclepius tron」


大丈夫だとは思いますが、喉がやられた~なんてことになったら日常生活的にも装者的にも翼さんはアーティスト的にも大変ですからね
そういえばアスクレピオス、本人が気を失っててもちゃんと発動するんですね...無意識のうちに考えていることをアスクレピオスが認識してるんでしょうか


85<<84はミスです無視してください2018/06/05(火) 02:12:43.79btBv4Yju0 (5/7)

・・・

ししょーにこっぴどく叱られてます
それはもう今にも手が出るんじゃないかってくらい怒られてます
正座をさせるくらいで流石に殴ってきたりはしませんけど

弦十郎「いいか翠くん、あれは洒落にならない」

翠「はい」

弦十郎「安易に渡してしまった俺も悪かった...が、あれはいけない」

翠「はい」

弦十郎「何故デスソースという名前なのか知っているか?このソースが原因で心臓発作を起こし死亡した者がいるからだ」

翠「はい」

弦十郎「少し舐めただけでも悶絶する辛さのものを口いっぱいに入れられ喉に流し込まれたらそれは拷問ではない、もはや刑の執行だ」

翠「はい」

足痺れてきました


どうする?安価下
(翼さんクリスさん失神、ちなみにそのせいで高校生組の勉強会が延期になりました)


86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 02:32:29.13sgBUnpCa0 (3/3)

メヌエットちゃんの寿命が残り僅かだという事を司令に話す


87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 02:59:53.490zwwn9f00 (1/1)

『その事についての対処は我々の仕事だ、こう言う時に頼られ結果を出すのが大人だからな』
と言い微笑むが
『それとこれは話が別だ、まだ足を崩して良いと言って無いぞ』と叱られる


88以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 07:12:17.34A0Jf3BEPO (1/1)

翠が説教をされている間に、都合よく(?)ビンタとソースの記憶がポローンしたクリスと翼が目覚める


89 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 21:48:24.28btBv4Yju0 (6/7)

翠「し、ししょー、それより話しておきたいことが」

弦十郎「話しておきたいこと?」

ここは一つ話題を変えましょう、えぇ、決して私が反省していないとかそういうことではありません
ただ、場の空気のためです
ほらきっとこの場にいるエルフナインちゃんも気まずそうに...くっあの子平然とタブレットいじってイグナイトモジュールのデータを解析したり床に寝かせている翼さんクリスさんの様子を見たりしてます

翠「メヌエットさん...半ば強引に保護している人工装者さんのことです」

弦十郎「彼女について、か」

翠「以前私が奏さんと交代している際に彼女から聞いたそうですが、どうやら彼女の寿命は私達が思っている以上に残り少ないようなんです」

数ヶ月...せめて数週間単位で残っていれば...いえ、それでも延命の方法などそうそう思いつくものでもありませんか

翠「彼女の話から推測するに、明後日をギリギリ迎えられるかどうか」

弦十郎「それは...確かに、猶予はないな」

ししょーの表情が緊張し始めました

翠「このままこうして彼女を軟禁状態のままにするより、残り僅かだからこそ自由にさせるべきなんじゃないかと私は思っています!もちろん解放した途端誰かに狙われたりまた吐血して倒れたりしないよう様子を見ながら出来る限りのフォローを入れたり」

弦十郎「君の気持ちはよくわかった」

皆まで言うな、とでも言うように手で制して私の言葉を遮ったししょーは

弦十郎「その事についての対処は我々の仕事だ、こういう時に頼られ結果を出すのが大人だからな」

そう言って微笑みました
そうでした、ししょーはこういうOTONAでした...

弦十郎「ところで、それとこれとは話が別だ、まだ足を崩していいとは言ってないぞ」

翠「ぬうぅぅぅっ!!」

足がー!そろそろ限界にー!!


90 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/05(火) 21:49:02.76btBv4Yju0 (7/7)

翼「...ん...ここ、は」

クリス「...ぅ...はっ!どうなったんだあの後!?」


あ、翼さんクリスさんのお目覚め!

エルフナイン「気が付きましたか?」

翠「翼さんクリスさん!」

弦十郎「翠くん、足が崩れているぞ」

足がー!

翼「...私は失敗したのか」

クリス「意識が飲まれて...その後のことが何も思い出せねぇ」

翼「私も思い出せない...が、おそらく翠が止めてくれたのだろう、改めて礼を...何故翠は正座しているのだ?」

弦十郎「気にするな、翼とクリスくんは後で念の為メディカルチェックを受けてくるといい」

足の感覚が...足の...

・・・

やっと解放してもらえました...でもその後足の感覚が戻るまでかなりの時間を要しました

『翠』《足平気?足だけ代わろうか?》

翠《あーそれでお願いします》


何する?安価下
(誰かと交流~等でも可)


91以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 22:54:03.9683cngJHL0 (2/3)

ガリィが演技をやめて切調に襲いかかる、調はフィーネバリアを使う


92以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 23:02:56.08UD4tnrQjo (1/1)

ガリィとミカは爆散してるんじゃないっけ


93以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 23:04:01.655Bx6AihmO (1/1)

ガリィ自爆したんだけど
文盲ガイジかな?安価した


94以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/05(火) 23:10:28.6983cngJHL0 (3/3)

だいぶ前だから、忘れてたすみません
襲って来たのは、レイアで


95以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 00:14:33.15JgRr+NWzO (1/1)

救援に向かおうとしたらきりしらから緊急通信
自分達とレイアの間に両脚の骨が折れているキャロルが突然現れたと報告が入る


96 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/06(水) 01:03:33.82K7sATdNA0 (1/5)

***
作者もたまに設定忘れてたりするのでモーマンタイ
なお仮に今後展開と矛盾したような安価が来た場合いざとなったらギャラルホルンが起動します

ちなみに切調今は何処にコンマ下
奇数 本部の中
偶数 お出かけ中


97以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 01:06:53.11QHDuzi8q0 (1/2)

あいよ


98 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/06(水) 01:33:45.09K7sATdNA0 (2/5)

ドォォォンッ


翠「っ!?」

突如すぐ近くで爆発音のようなものが聞こえ、本部が大きく揺れました
一応本部は海に浮いているのでいつもは陸上と変わらないように揺れを調整されていますが、巨大な波でも来ればそれも違ってくるでしょう

翠「でも、今のはそんなレベルじゃないですね」

それこそ本部の一部で爆発が起きたんじゃないかと思えるほどです

翠「『翠』、足!」

『翠』《おっけー!》

翠「うわっとっと!待っバランスが!」

脚だけ勝手に動くのに慣れず何度も転びそうになりながら、私は司令室に飛び込みました
モニターに映し出されていたのはやはり本部内
少し離れた廊下で切歌さんと調さんがレイアさんと対峙しているところです

弦十郎「何が起きたっ!」

翼「やはり本部の中...!」

エルフナイン「レイア...此処でのテレポートを封じた結果、強硬手段に出てきましたか」

さっきまでモニタールームにいたししょー達もやってきました

クリス「装者がわんさかいるとこにあっちから来るなんざ何考えてんだ...とにかく行くぞ!」

友里「現在切歌ちゃんと調ちゃんが交戦中」

藤尭「こういう時本部が広いのが悔やまれる」

友里「ボヤかない!今艦内図を...ッ!」

その時、レイアさんの爆発するコインがモロに切歌さん達に当たったように見え、私達は息を飲みます


レイア『地味過ぎて分解するまでもない...っ!?』


響「あれって...調ちゃん、何を?」

響さんや未来さんもやってきたようですが、それどころではありません


切歌『調...それって...』


調さんが突き出した手から広がるピンク色の半透明な壁
正六角形をいくつも組み合わせたようなそのバリアは

翠「フィーネ...さん...」


コンマ下
奇数 フィーネさん
偶数 調さん


99以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 01:39:55.690gWj+bjJO (1/2)

はい


100 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/06(水) 02:06:09.28K7sATdNA0 (3/5)

調?『まったく...私の大事な大事な子孫(こども)達に何してくれてるのかしら?』


爆風が完全に晴れ、そこに立っていた調さんは


レイア『お前は...』


長い黒髪もピンク色の瞳も金に染まった姿


フィーネ『さて、どうしてくれようか?』


・・・

あの姿、まさか調さんのことを塗りつぶしたわけではないでしょうが、主導権は完全に握っているのでしょう

クリス「フィーネ...」

弦十郎「了子くん、か」

それっぽいことを言って登場したフィーネさん
一体どんな風の吹き回しで?

翠「ってそれより私達も行かないと!」

クリス「っ!そ、そうだ、早く艦内図を」


フィーネ『待ちなさい、どうやらお客はもう一人いるみたいよ』


今度は映像越しの音声ではなくギアに搭載された通信機による通信
ですがあの言い方だと私達の会話もどういうわけか聞こえているということでしょうか

未来「もう一人って...まさか!」

エルフナイン「キャロル...!」


101 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/06(水) 02:07:55.63K7sATdNA0 (4/5)

しかしそのキャロルちゃんはとても見ていられるような姿ではありません
変色した皮膚、そして何より両脚があらぬ方向へ曲がっています


レイア『マスター!』

キャロル『足りナい...何が...歌ダ...旋律を...オレが受ケよう...』


どうする?安価下
(切歌さんフィーネさんの戦い方等)

(夢姫「揺れましたわね」

『凜音』「せめて部屋の外で何が起きているのか見に行きたいんです!」

夏菜「ダメです!危ないから!」

女神「響さんはとても頑張ってますよ、それに楽しそうにしています」

洸「なら、良かった...のか?俺は結局父親らしいことは何一つ...」

緒川(先程の爆発でテレポートが...僕としたことが油断しました...!))


102以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 02:30:09.06QHDuzi8q0 (2/2)

奇襲に失敗したからかレイアはキャロルを抱えアルカノイズを放ちながら撤退を開始
アルカノイズはきりしらに、レイア達はつばマリに任せる事に


103以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 08:49:47.49defruz5VO (1/1)

ひびみくとクリスと共にキャロルを追撃
道中でメヌエットとも合流してvsキャロル戦に移行する

そして、アルカノイズ戦ではフィーネ無双になるかも?


104以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 10:41:07.98tADnXHiZO (1/1)

ブライダルイベントこれ絶対ストーリー間に合わなかったろ
安価下


105 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/06(水) 22:28:43.73K7sATdNA0 (5/5)

レイア『マスター、それは私が地味に集めると...いえ、奇襲も失敗しました、撤退を』

キャロル『離せ...まだ、旋律ヲ...』


来て早々キャロルちゃんを抱えて離脱しようとするレイアさん
速攻で撤退しようとするのはフィーネさんの存在がそれだけ予想外でイレギュラーなケースだったのか、それともあの状態のキャロルちゃんを庇いながら戦う余裕がないのか


切歌『っ!待つデス!』

レイア『地味に脅威!』


パリンッ
パリンッ
パリンッ


そして去り際にアルカノイズを放ってきました

クリス「ここで逃すのか!?」

フィーネ『このノイズ擬きは私達に任せなさい、お前達はキャロル・マールス・ディーンハイムとお仲間の人形を...行けるわね?暁切歌』

切歌『言われなくてもやっちゃるデス!』

本当どういう風の吹き回しなんですかねフィーネさん
まぁ戦ってくれるのならそれでいいんですけど

弦十郎「アルカノイズは了子くんと切歌くんに任せる、お前達は至急敵2名の追跡をしてくれ!」

緒川「司令、実は...」

弦十郎「...!そうか...捜索はする、だがその後どうするかは」

緒川「わかりました」

緒川さん、何かあったんでしょうか
ともあれキャロルちゃんとレイアさんを追わないと!


どのギアで行く?安価下1
1 アメノムラクモ
2 アスクレピオス(戦闘不向き?)
3 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
4 イミテーター(銀色のギア)
5 ミョルニル(イグナイトなし)
6 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
7 フォーク
8 アメノオハバリ
(翼さんマリアさんとはこの後ちゃんと別行動になるので悪しからず)


106以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/06(水) 22:37:10.580gWj+bjJO (2/2)

1


107 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/07(木) 02:10:54.30io4DQldS0 (1/2)

私と響さん、未来さん、翼さん、クリスさんは切歌さん達とアルカノイズがいる廊下とは別の廊下から外へ出てギアペンダントを掲げました

翠《行きますよ、『翠』!》


「Balwisyall Nescell gungnir tron」

「Imyteus amenohabakiri tron」

「killter Ichaival tron」

「Rei shen shou jing rei zizzl」

「Imyuteus amenomurakumo tron」


・・・

未来「いた!あそこ!」

レイアさんが帰りがけなぜテレポートをしなかったのかはよくわかりませんが、おかけでこうしてキャロルちゃんを脇に抱えて屋根伝いに飛び回るレイアさんを見つけることが出来ました

レイア「ちっ」

響「この拳を最速で最短で!」

クリス「やめろバカ!下手に食らわせたら民家が吹っ飛ぶぞ!」

ですがあちらにも私達のことがバレた今、モタモタしていたら本当に逃げられてしまいます


マリア『なら、私がそこから叩き落とすッ!』


そのとき、ギアに通信が...今の声、マリアさん?


「Seilien coffin aiget-lamh tron」


聖詠が聞こえたと思った次の瞬間、レイアさんの腰に蛇腹状の剣の刃が巻きついているのが見え

レイア「何っ」

マリア「はぁっ!」

民家の屋根の上に立っていたレイアさんが引っ張られ近くの公園に叩きつけられました


108 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/07(木) 02:12:18.13io4DQldS0 (2/2)

翼「マリア!」

マリア「話は聞いたわ、仕事帰りにもう一仕事ね」

私達の近くに降り立った白銀の装者
明日のリハに行っていたマリアさんです

レイア「くっ...はっ、マスター!」

大きなクレーターの真ん中に倒れていたレイアさんは脇に抱えていたはずのキャロルちゃんがいないことに気付き辺りを見回しました
言われてキャロルちゃんがいないことに私も初めて気付いたので同じように周りを見回し...

翠「立ってる...あの脚で」

脚のどこに力を入れてバランスを取っているのかわかりませんが、明らかに骨まで折れているであろう両脚でしっかりと立っているキャロルちゃんが少し離れたところにいます

キャロル「見せてミろ...俺にソの旋律を...!」


ゴウッ


響「みんな避けてっ!」

キャロルちゃんの手のひらに出現した錬成陣から放たれた竜巻を避けた私達は、改めてあの状態のキャロルちゃんも大いに脅威になりうる事を再確認しました

レイア「マスターッ!」

翼「行かせるかっ!」

マリア「こっちは私と翼で迎え撃つ、キャロルの相手は任せたわよっ!」

未来「はい!」

キャロルちゃんの元へ駆け寄ろうとしたレイアさんの妨害を始める翼さんとマリアさん
任されたものは仕方がありません、私達はキャロルちゃんを

キャロル「...違ウ、そノ中でイチイバル以外...用はナい」

クリス「あ?どういう意味だ?」

翠「とにかく倒すかせめて無力化させないと」

あの竜巻をポンポン出されたらこの公園も、その周辺だっていつまで無事かはわかりませんし


メヌエット「貴女の相手は私だ...錬金術師ッ!!」


ギィンッ


...また一人増えました


どうする?安価下
(弦十郎「夏菜くんは引き続き本部内の人間の護衛を頼む」

ネロ(やることがない))


109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/07(木) 02:36:56.52DUmpacAO0 (1/1)

メヌエットが砲剣のプラズマカノン発射→キャロルが防いだ隙に大蛇に命令して尻尾叩き付けでキャロルを撃ち落とす
怯んだ隙に攻撃をしこたまブチ込む


110以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/07(木) 03:50:47.09YGa1CRrz0 (1/1)

「この場を逃してなるものかッ!」とメヌエットがルシエドを呼び
「行くよッ!! ルシエドッ!! 『アクセスッ!!!』」とイグナイトっぽいのを装着
格好はスレのみんなに任した


111以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/07(木) 08:11:44.80Uj+f2QImO (1/1)

メヌエットさん安定のキャラブレ?この人の口調イマイチイッチとスレ民で統一出来てない気がする
安価はビッキーが慣れてきて暴走挟まなくても出来るようになったなんちゃってイグナイト、翠ちゃんは普通にイグナイトになる


112以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/07(木) 09:10:14.39+rFYORUA0 (1/1)

レイアがいつぞやの量産型の人形達を召喚してそれを盾にしてキャロルを攻撃から守った


113以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/07(木) 11:50:16.17rbXplP5MO (1/1)

「いい人形だな、一体貰うぜ」と言わんばかりにビッキーが残った人形の一体を掴むとキャロルに向かって ブ ン ナ ゲ フ レ ン ズ


114 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/08(金) 01:27:49.26wPArvoYr0 (1/2)

どこからともなく現れたメヌエットさん
なるほど、さっき緒川さんが何かししょーに言っていたのは彼女が脱走したとかそういうことですか

メヌエット「ちっ」

キャロルちゃんに挨拶がわりに砲剣を叩きつけるも、バリアに阻まれてしまいます
しかし彼女は怯むことなくその近距離を保ったまま砲口をキャロルちゃんに向け


ドッッ


プラズマカノン砲発射
それによってキャロルちゃんの身体は空へと飛ばされました
もちろんバリアはその瞬間はそのままだったようで、空中でバリアを解いたその姿は(最初からボロボロといえばボロボロですが)新しいダメージは入っていないように見えます
だとしても

翠「大蛇っ!」


『逆巻ク大蛇』


この勝機を逃すわけにはいきません
斬り裂いた空間から飛び出した大蛇は私の声に応じその巨体を生かして尻尾を大きく振り上げ、バリアを解いたキャロルちゃんを地面に叩きつけました

クリス「今だッ!」

未来「はぁっ!!」


『MEGA DETH PARTY』

『閃光』


ここぞとばかりに飛び道具
公園の地形がこの1日で大きく変わりそう
クリスさんや未来さん、それにメヌエットさんも小技大技問わず攻撃をしこたまぶち込んでいきます
無論私も剣を投げつけたり
響さんは...うん、まぁ拳がアームドギアなので
そうこうしているうちに砂煙が晴れ

クリス「...なっ!?」

私達のそれは無駄に終わっていることが判明しました

レイア「無策でいるのは派手じゃない」

無策に地味も派手もあるのかは知りませんが、翼さん達の攻撃を避けながらそう言ったレイアさんの言葉から察するにこれは対策の結果なのでしょう

翠「木偶人形...肉壁役ってことですか」

キャロルちゃんの前には私達の攻撃で動かなくなった木偶人形達がまるで壁のように積み重なり、そして崩れ始めています
これのせいで私達のさっきの攻撃はキャロルちゃんに届いていません


115 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/08(金) 01:28:29.38wPArvoYr0 (2/2)

未来「ならもう一度」

クリス「今更守り固められて意味ねぇって!」

翠「どうしたら...って響さん!?」

響「うおおおぉぉぉぉっ!!!!」

何を叫びながら駆け出しているんですか!?青春ですか!?
何をするつもりなのか見ていると、響さんは木偶人形達の元へ走って比較的まだ形を保っている木偶人形の一体を掴むと

響「らぁぁぁっ!!!!」

翠「ぶん投げたっ!?」

今一瞬響さんが「勝負は勝てばいいんだよ!!」って言って自分が投げた龍に燃やされてる鉄仮面に見えました

未来「けどそれじゃ防がれちゃう!」

キャロル「ヘルメス...ッ!?」


バリンッ


メヌエット「バリアを...破った...なんて馬鹿力」

クリス「まぁ、アイツは馬鹿だからな...」

響さんの投げた木偶人形はキャロルちゃんの新しく張ったバリアを突き破り、キャロルちゃんを大きく吹き飛ばしました
それより私はあの木偶人形の耐久性の方が気になります

メヌエット「でも丁度いい...もう時間がない、逃しはしない、この場を逃してなるものかッ!行くよ、ルシエドッ!!」

その時、稀に見るテンションの高いメヌエットさんがそこにはいました

『翠』《カッコいい台詞をノリノリで言う姿はどこかよもぎを思わせる》

さいですか
そして彼女の傍に姿を現わす青いオオカミ...ルシエド
これは嫌な予感が...

メヌエット「『アクセス』ッ!!!」

あーあー聞こえない!この世界線がコラボ枠なんて絶対認めませんよ!!

『翠』《諦めよう、貴女の記憶からさっしてあの掛け声は明らかにチートブレイz》

聞こえないったら聞こえないんです!!聞こえたとしても私はニャル子さんの方しか認めませんよ!!


アクセス後の姿、特徴等安価下
(見た目、色、武器、能力、メリットデメリット等)


116以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/08(金) 01:36:43.65clUV847I0 (1/1)

姿はテ〇ルズシリーズの骸殻、被ダメージが一定数を超えると強制解除


117以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/08(金) 01:38:04.9828JD7PSW0 (1/1)

紫と黒のツインカラー
ダーク○ップ並のパワーと能力、常に体力が減少する


118以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/08(金) 07:04:39.72mhA4sm/e0 (1/1)

元の姿のアーマー部分に動物の毛が生えた物
命を文字通り燃やしているのか薄く煙が出てる
武器は「まけんルシエド」二刀流のレーザーサーベル


119 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/10(日) 00:50:07.77TuHkHPSQ0 (1/4)

シンフォギアシステムのバリアフィールド...とはまた少し違うようですが、メヌエットさんの周りが光に包まれ、そして止みました

全身の配色は紫と黒のツインカラー
いわゆるギアインナーに当たる素体からすでにゴツゴツしていて、チートブレイザーというより女性版骸殻といった感じ
そしてそれを覆うように装着されているギアアーマーは形そのものはアクセス前と変わりませんが、表面が毛皮で覆われています
さらに言えば薄く煙のようなものが...

未来「もふもふ...」

翠「そう、ですか?」

でもアーマー自体は確かに...オオカミでブルーですしまぁ
てっきり私の記憶にあるアレの通りなら黒と赤か、欲望の守護獣の力を借りるのならむしろ金と思いましたが、そもそもマフラーなんて響さんくらいしか付けてませんし色も人によってですよね
というか私はまだコラボなんて認めてませんから!たまたま守護獣とか掛け声とかが似てるだけ!

『翠』《諦めなよ...》

響「あれ?武器が変わってる...」

彼女の手に握られているのは先ほどまでの砲剣ではなく二刀流の紺色のレーザーサーベル
二本とも柄の部分に狼の顔の装飾が付いています

メヌエット「まけんルシエド」

クリス「魔剣...!?」

違います『まけん』です
いや武器そのものは別に『魔剣』でも正解ですけど
というかもう本当...嫌ですよ?そっちの世界の話まで持ってこられたら
ただでさえここの世界のことだけで手一杯ですし

『翠』《初っ端で月ドンしたし》

翠《いいからさっさとフルシンクロしてください!イグナイト行きますよ!》

メヌエットさん一人パワーアップしているこの状況、出遅れてる場合じゃありません


120 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/10(日) 00:50:43.60TuHkHPSQ0 (2/4)

・・・

翠「イグナイトモジュール、着装ッ!!」


ニ-ベルング


すでに一度暴走を乗り越えた私達なら、問題なくいけるッ!
全身がより黒く染まり、力が湧き上がってきます

響「なら私も...掛け声どうしよ?」

クリス「んなもん何でもいいだろうがっ!」

夏菜『じゃ、じゃあ『爆速』とかでどうですか!?』

夏菜さん突然の通信やめてください
あと何故にバイクの人...最速で最短で~からですか?

未来「響、ちゃんとしたのは後で考えればいいと思うよ?」

響「えっとえっと...」


響さんのなんちゃってイグナイト掛け声安価下
(仮に安価が複数あった場合多数決になります)
(昨日は更新前に寝落ち...すみません!今日は頑張ります!)


121以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 00:53:24.06RENWBmkGO (1/1)

キリングタイム!


122以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 01:10:05.73qHi3UGYn0 (1/2)

イグナイト・オリジン


123 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/10(日) 01:35:56.24TuHkHPSQ0 (3/4)

***

多数決安価下1~3
1 キリングタイムッ!
2 イグナイト・オリジンッ!
(響(暇つぶしか原点か...))


124以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 01:42:58.16Z/xrIYlF0 (1/2)

2


125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 02:14:15.35fmOIvKqtO (1/1)

2


126 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/10(日) 02:55:27.47TuHkHPSQ0 (4/4)

2/3票入ったので2とします

***

響さんそこ悩まないで!掛け声は重要じゃないとは言わないけど今じゃなくてもいいから!

響「よし...イグナイト・オリジンッ!!」

そして悩み抜いた末に自分のこと原点って言い始めました!?
あぁいえ、初暴走は響さんのはずですし...

響「ぐっ...グゥ...はぁっ!!」

響さんがそう声を上げると響さんの身体から黒い霧が出始め、ギアをその色に染め上げます
そしてその霧を振り払うようにし、変身を完了しました
その姿はまるでカルマ...いえ、まさか

響「行こう」

翠「え、えぇ、行きましょう」

メヌエット「...」

吹き飛ばされたキャロルちゃんは立ち上がると、服についた砂を払おうともせずこちらを睨みつけてきます

キャロル「お前達には用ハない...消えロ」


コンマ下1
奇数 もう少しこのまま頑張るキャロルちゃん
偶数 ダウルダブラ

どう戦う?安価下2以降
(フィーネ「こんなものか...元となるノイズがそれほど強くないとはいえ、拍子抜けね」

切歌「いつまで調の中にいるつもりデスか...」)


127以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 07:39:40.55b+kxSDXT0 (1/1)

ファリドゥゥゥゥゥンッ!!!


128以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 09:02:06.76qHi3UGYn0 (2/2)

響が爪で切り裂くような一撃を加える


129以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/10(日) 09:28:53.55Z/xrIYlF0 (2/2)

キャロルが攻撃のモーション取った瞬間にクリスが素早くヘッドショット連発→怯んだ隙に翠が素早く踏み込み斬り→メヌエットが十文字斬りでダウンを取る


130 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/11(月) 01:36:21.22HBBpiOr80 (1/4)

キャロルちゃんが若干カタコトなのはよくわかりませんが、少なくともイラついているのはひしひしと伝わってきます
それもそのはず、キャロルちゃんの目的はダインスレイフを用いたイグナイトモジュールによる歌を集めること
私も響さんもあと多分メヌエットさんもそれには該当しません
まぁでもダインスレイフのイグナイト搭載した人達まだ誰も制御出来てないんですよね...どんまいキャロルちゃん

キャロル「吹キ飛べっ!」

クリス「そいつはもう見切ってんだよッ!」

キャロルちゃんがこちらに手のひらを向け...おそらくまた竜巻か何かを飛ばそうとした瞬間、クリスさんがハンドガンでヘッドショットを狙った
すぐさまそれを避けようとしたキャロルちゃんを今度は

翠「せいっ!」

素早く彼女の懐に踏み込んだ私が下から上へ斬りつける
全盛期のキャロルちゃんならこんなに簡単には近づけなかったでしょうが、もとからの状態、そして大蛇や響さんの与えたダメージがキャロルちゃんに致命的な隙を作らせています

翠「今です!」

メヌエット「はぁっ!」


ズバッ


高く跳躍したメヌエットさんがその落下エネルギーを利用して片方の剣でキャロルちゃんを斬り

メヌエット「もう一つッ!」

キャロル「グゥッ...!」

さらにもう片方の剣で横殴りの要領で斬りつけました


131 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/11(月) 01:36:53.22HBBpiOr80 (2/4)

響「そして私がアァァァッ!!!」

さらに畳み掛けるように地面を蹴ってキャロルちゃんに接近した響さんが拳...ではなく開いた手を振りかざし

響「アアァァァッ!!!」

キャロル「グヌゥゥゥゥッ...!!!」

鋭く尖った爪で胴体を斜めに切り裂く攻撃
何だろういつもよりワイルド...暴走してないよね?

キャロル「ア...ぁア...」


コンマ下
奇数 撤退
偶数 ソウル化

(『翠』「君は信じられるのか?仲間を」

翠「...」

『翠』「なら...見せてくれ、君が創る未来を」

奏「何こんな時に遊んでんだ」

翠「イェーイ!」

『翠』「イェーイ!」

翠「イェーイ!」

奏「うるっせぇ!!!」)


132以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/11(月) 01:38:14.17CxLd2BKV0 (1/2)

魂沌


133 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/11(月) 01:56:49.42HBBpiOr80 (3/4)

キャロル「...マぁ、いい...これでも多少ハ代わりにナるか...がはっ」

メヌエット「っ!待っ」


パリンッ


何かを言い残し、キャロルちゃんは再びテレポートしてしまいました

クリス「ちっ、逃したか」

未来「強かった...あんなにボロボロなのに」

強かった、というよりしぶとかった、という感じかな
えぇ、そうとも言えますね

メヌエット「グッ...はぁ、はぁ...」

響「!?急にどうしたの!?」

そのとき、突然片膝をつくメヌエットさん
体育の後のように息を切らし始めました
それはまるでゲームなら体力ゲージが勝手に減っていくよう

メヌエット「触るな...」


パリンッ


翠「あっ...」

未来「こっちもテレポートしちゃった...」

最後のは...使えば使うほど体力が減るとか?
チートブレイザーにそんなロッ◯マンのダー◯チップ的な効果は無かったと思いますが、そこまで詳しくもないので何とも...ってそもそもメヌエットさんのはチートブレイザーじゃないですもんね!似てる変身の仕方なだけ!

翠「もう何も言わないよ...って翼さん達の方は!?」


つばマリVSレイアさんの今の状況安価下


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/11(月) 02:05:50.61LF7BNR3MO (1/1)

キャロルの撤退に合わせてレイアも撤退


135 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/11(月) 02:27:44.30HBBpiOr80 (4/4)

翼さん達の方を向くと、そこにレイアさんの姿はありませんでした
倒し...たわけではなさそうです

翼「こちらも逃した...後一歩というところだったんだがな」

マリア「ひとまず本部へ戻りましょう、マムとドクターも先に戻っているはずよ」

今日見かけないと思ったらナスターシャ教授と変態も出かけてたんですね
その感じだとマリアさんと一緒だったんでしょうか
ナスターシャ教授はまだしも変態はなぜ...まぁどうでもいいですけど

・・・

本部に戻るとアルカノイズは殲滅され、S.O.N.G.の職員の人たちが天井やら床やら壁やらの修復に追われていました
そもそもここ潜水艦ですからね、天井穴空いてると水中に潜れませんからね

で、またまたいつもの会議室

ナスターシャ「いつまで調の中にいるつもりなのです?フィーネ」

フィーネ「あら、この子達を助けてあげたのに随分な待遇じゃない?」

フィーネさんまだいたんですか...今回は調さんの身体で服をまだちゃんと着ているだけマシですね
次から私のところに来た時もちゃんとそうしてほしいです


どうする?安価下
(特になければフィーネさんは帰ります)


136以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/11(月) 02:41:33.83CxLd2BKV0 (2/2)

残された子猫を切歌が撫でてるのを見てフィーネが「その幼き命の面倒を見る覚悟はあるのか」と尋ねてくる


137以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/11(月) 12:43:14.57yCtm0aK3O (1/1)

調がフィーネバリアを習得した


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 00:29:08.26oS2k1u1D0 (1/2)

元に戻ると調ちゃんが顔を突然真っ赤にし自室に行く
皆がキャロルちゃんに攻撃を仕掛ける時に下着だけ脱いでいた模様


139 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/12(火) 01:37:16.901FzEh4J40 (1/4)

フィーネ「ま、長居はしないわよ。これでも一応は長年悪役やってきたものとして場違いなのは自覚してる」

弦十郎「そうは言わん、ただ皆調くんを心配している、それだけのことだ」

フィーネ「今も起きているわよ、表に出していないだけで」

私達が後退してもらってる時と似たような感じでしょうか
それにしてもマリアさん調さんには憑依するフィーネさん、原作で勘違いからの『てがみ』という黒歴史を生み出してしまう切歌さんだけは何故か未だに憑依してないという
何でしょう、この複雑な気分は
で、当の本人である切歌さんの方を見てみると

切歌「調が無事なら問題ないデスね、早く戻してほしいデスけど...にしてもお前は毛並み良いデスね~、けっとうしょ?とか付いてそうデス」

メヌエットさんがS.O.N.G.に託していった...というか残していった例の子猫を膝に乗せて頭を撫でていました
いや捨て猫に血統書はないでしょう、多分

響「ちょ~っと私にも撫でさせてほしいかな~なんて」

切歌「今はアタシが撫でているのデス!」

未来「というかその子、いいのかな...」

翼「忘れて残していったわけでもあるまい、事実緒川さんには我々に世話を任せたいと言伝を残していたらしいからな」

でもてっきり死に際までは自分で世話をするものと思っていました
ここの方が安全だと判断したのか、はたまたここしかタイミングがないと思ったのか
自身が死ぬところを見せたくなかったのか

響「大丈夫!よく木の上から降りられなくなった猫とか下ろしてて扱いはわかるから!」

切歌「この子は木の上に登って自分で降りられなくなったりなんてしないのデス!賢いいい子なのデス!」

切歌さんそんなに長いことその子猫と接してないでしょう

フィーネ「...暁切歌、その子猫を自身で飼うつもりなのか?」

切歌「...?何が言いたいんデスか?」

フィーネ「お前にその幼き命の面倒を見る覚悟はあるのか?」


切歌さんの返答安価下
(翠「生き物の飼い方ですか?私の場合蛇達は普通じゃないので自立してて特に面倒見るの大変じゃないので...たまに喋りますし」)


140以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 02:03:54.98f8bD+LgzO (1/1)

もしも私がこの子の面倒を任せられたなら…責任持って育てるデス


141 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/12(火) 02:35:52.291FzEh4J40 (2/4)

『面倒を見る覚悟』

それは一般家庭であっても『ペットを飼う』『捨てられていた動物を拾う』等を成そうとした子供に対して保護者がそれを聞くことは多いと聞きます
それは途中で投げ出さないか、命を扱うということをわかっているか、そしていつか訪れる別れを受け入れる準備は出来るのか
そういったことを再確認させ、責任を持たせる、あるいはやめさせる為の行為です
ある意味レセプターチルドレンを集めたりノイズに人を襲わせたりしたフィーネさんの口からそんなことが出てくるとは思ってませんでしたが、だからこそなのかもしれません

切歌「覚悟...」

フィーネ「その子猫を残していったあの人造生物はいわばそれを放棄した、お前はどうだ?」

確かにメヌエットさんは拾うだけ拾ってS.O.N.G.に丸投げしたとも言えなくもありません
その心情がどのようなものかは知りませんが、事実としてだけなら無責任な行動と言えるでしょう
果たして切歌さんは...

切歌「この子はまだあの人の家族デス、何も言わずにいなくなって、会えなくなるなんてそれこそそんな無責任なことはさせない...」

そう言う切歌さんは少しだけ悔しそうな、悲しそうな...それでいて起こっているような声色に聞こえます

切歌「それでもちゃんとあの人がこの子に別れを告げるなりして、もしもアタシがこの子の面倒を任せられたなら...」

切歌さんは子猫の頭を撫でる手を止め、フィーネさんに真っ直ぐ向き合い

切歌「責任持って育てるデス」

フィーネ「...それがどういうことか、わかっているな?」

切歌「モチのロンデス」

フィーネ「ふっ...ならいい」

どうやら決着はついたみたいだね
えっと...となるとメヌエットさんのタイムリミットまでにもう一度無理矢理にでもあの子猫に彼女を会わせるってことでしょうか...頑張ってください切歌さん!応援してます!
少しは手伝おうとかそういうのを...ま、どうせ言われたら手伝うんでしょ?


142 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/12(火) 02:36:52.331FzEh4J40 (3/4)

マリア「切歌...立派になって...」

ナスターシャ「えぇ、本当に...すっかり大きく立派になりましたね、切歌」

でこっちの保護者役取られた二人は何泣いてるんでしょう
いやよく見たらししょーも若干感動の涙流してますね

フィーネ「ふぅ、私はそろそろ行くわ」

翠「あっ、お帰りですか?」

フィーネ「えぇ、まぁまた何かあれば声かけなさい、暇な時しか応えないけれど」

そう言って目を閉じようとするフィーネさんに

クリス「フィーネ!」

フィーネ「...ん?」

クリスさんが声をかけ、しかし何を言えばいいのか迷っている様子

フィーネ「...貴女もいつでも呼びなさい、私にとっては...娘のようなものなのだから」

クリス「!...あ、あぁ!」

フィーネ「じゃあ改めて」

今度こそ目を閉じたフィーネさん...というか調さんの身体のフィーネさん
すると髪の色がみるみるうちに金から黒へ戻っていきます
調さんの身体からフィーネさんが抜け、調さんに戻ったんですね

調「ん...ッ!///」


ガタンッ


と、その瞬間顔を真っ赤にした調さんが勢いよく立ち上がりました

翼「月読!?」

切歌「調!?どうしたデs」

調「~っ!///」

切歌「あっちょ何処に行くんデスか調~!!」

そのまま会議室をダッシュで出て行く調さんとそれを追いかける切歌さん


143 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/12(火) 02:38:13.641FzEh4J40 (4/4)

フィーネ《あぁそうそう、服だけはどうしてもと言うから妥協して下着だけ脱ぎ捨てたのを忘れていたわ》

うっわそれある意味では全裸より精神的に恥ずかしいですよ...調さんスカートですし
てかどこをどう妥協したらそうなるんですか

フィーネ《お詫びに月読調には私の力の一部を譲渡したしそれでいいでしょう、あの子ここの3人の中で一番私と波が近いからその力も容易に使いこなせるようになるはずよ》

それを私に言ってどうす...って力!?

翠《それは具体的にはどういう》

フィーネ《生身で私と同じバリアを張れるようになるわ》

翠《それ私も欲しいです!私も!》

フィーネ《嫌よ、というかお前はF.I.S.の施設に集められてなかったでしょうが》

フィーネさんのいけず...まぁ後でこのことを調さんにも伝えておきますか

フィーネ《あーでもこのこと一応あの子の中にいるときに伝えておいたから伝える必要ないわよ?》

あっはい


どうする?安価下
(特になければ次の日まで飛びます)


144以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 02:41:34.71kzuV3avPo (1/1)

調がノーパンにハマってこれからずっとノーパンになる


145以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 03:00:26.985C0JXl0i0 (1/1)

次の日、きりしらと一緒に猫を抱えながら散歩していると猫が突然走って行ったので追いかけると木の下で寝ているメヌエットを発見(猫はprpr彼女の手を舐めている)


146以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 03:18:38.08r0alDGy3O (1/1)

パリイの練習を翼さんにお願い


147以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 07:00:03.40sD0DRfD5O (1/1)

次の日ってマリアさんの手伝いする日だけど散歩してていいのか・・・
安価下


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/12(火) 17:31:03.85oS2k1u1D0 (2/2)

凄い形相のマリアが人拐いの様に翠を肩に担いで回収
ヘリポートにあるウェル博士が居るヘリに急いで乗せる
マリア「待たせたわね!」と伝説の蛇っぽくノリノリで。


149 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/13(水) 00:42:21.81IUXW9+P00 (1/2)

・・・

翼「パリイを教えてほしい?」

翠「はい」

フィーネさんも帰ったので解散となり、調さんの奇行もまぁフィーネさんから事情を聞いた私(と私の中にいるメンバー)だけが知るところとなったわけですが
とりあえずその場は解散となり私は暇になりました
ちなみにそのまま響さんはクリスさんに勉強会に連れていかれ、未来さんもその付き添い
後で切歌さん調さんも誘うらしいです
マリアさんは仕事から帰ったばかりなので休憩
さて私は何をしよう、そう思った時にふと思い出しました



翔子『盾はそれこそ羽衣のシールドのようなものでなければ片手、あるいは両手が塞がります。であれば剣で受け流す方が得策かもしれません』

『翠』『パリイ...だっけ』

翠『翼さんなら出来そうですね...私の場合それこそ無理矢理避けることが多いですし、そろそろちゃんとした避け方、受け流し方を』

奏『ま、防御に関しては今までのやり方から急に変えるのも危険っちゃ危険だけど基礎くらいは知っといた方がいいかもね』



いい機会です、せめて基礎だけでも伝授願いましょう
で、頼んでみました

翼「剣での受け流し、か...覚えておいて損はないか」

翠「よろしくお願いします!」


授業内容指定その1安価下1
1 竹刀を使って(安全)
2 ギアを纏って

授業内容指定その2安価下2
1 基礎の形から丁寧に教えてもらう(しっかり学べる)
2 実践形式で学ぶ(パリイの習得が二の次になる可能性有り)


150以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/13(水) 01:00:40.364OMZyzH2o (1/1)

2


151以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/13(水) 01:17:48.72TYQXvbuz0 (1/1)

1


152 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/13(水) 02:35:47.53IUXW9+P00 (2/2)

・・・

翼「実戦に持ち込みたいのであれば、今の翠なら最初からギアを纏った上で動きを身体に教えるのでも十分大丈夫だろう」

普通なら...というかししょーに稽古をつけてもらい始めていた頃はやはり最初はギアを纏わず、道着や体操着に竹刀や木刀で基礎の動きを学んでからギアを纏っての応用をやっていました
けれど、翼さん曰くいけるだろうとのことです


「Imyteus amenohabakiri tron」

「Imyuteus amenomurakumo tron」


シミュレーションルームにてお互いギアを纏い

翼「では、手取り足取り教えるとしよう」

即席のパリイ授業が始まりました

翼「ここを持ってこう構えて...」

翠「こ、こう、ですか?」

翼「こう来た場合一度傾けて...」


コンマ下
奇数 翠ちゃんにはパリイのセンスがある
偶数 翠ちゃんは守りを固めるのは肌に合わない
奇数ゾロ目 どんな攻撃でも物理法則を無視して受け流せそう
偶数ゾロ目 やらない方が恐らく断然強い


153以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/13(水) 02:43:54.91/FD1eLjCO (1/1)

ジャストガード


154以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/13(水) 03:37:30.82FrQsuVAbO (1/1)

蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/


155 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/14(木) 01:20:45.85ysxdaJyH0 (1/4)

・・・

翼「こんなものだろう」

つっかれました...翼さんが終了と言った瞬間アームドギア手放して床に大の字で倒れこみましたよ思わず
数時間剣握りっぱなし動きっぱなし動作繰り返しっぱなし...いえちょくちょく休憩は入れてましたが

翼「慣れない動きを短時間で習得するのには余計に体力を使うからな、だが翠は飲み込みが早い方だろう」

翠「ぜぇ...そう...です...か...けほっ」

模擬戦でない分より集中してやったしね
正直手もそうだけど全身疲れ切ってるよ

翼「夜も遅い、今日は早めに休むといい」

翠「ありがとうございました...そうします...」

明日はマリアさんのお手伝いもありますしね
時間はそんなに早くなかったよね?
ですね、早朝からとかではなかったので少し安心です

・・・

昨日はあの後夕飯を食べたりシャワーを浴びたりしてすぐに就寝しました
それはもうすぐにスッと寝付け、おかげで目が覚めた現在はスッキリしてます

翠「まだマリアさんとの約束の時間まで少しありますね...」

朝、早過ぎるわけでもない微妙な時間
いっそ二度寝...いえ、それは目覚ましをかけていたのにすっかり寝過ごすパターン
私はそんなお約束はやりませんよ!


156 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/14(木) 01:21:20.23ysxdaJyH0 (2/4)

で、着替えてとりあえず本部の中をふらふらしていると

切歌「あ、翠さんおはよーデス」

調「おはよう、翠」

翠「おはようございます、切歌さん調さん」

朝からセットとは仲がよろしいことで
この二人と響さん未来さんの二人組は基本セットですからね
あと夢姫ちゃんと『凜音』ちゃんがたまにセットで待ち構えてたりします
それを夏菜さんに相談したら「自業自得じゃないですか?」って冷たくあしらわれました、解せぬ

翠「お出かけですか?」

切歌「この子を散歩に連れて行くんデス」

そう言う切歌さんの腕の中には例の子猫が
なるほどそういうことでしたか

調「っ...」

翠「調さん?」

調「!な、何でもないっ!///」

今一瞬調さんがこう...なんて言えばいいのかわかりませんが、ぶるっと?びくっと?したような
でも気のせいでしょうか

切歌「...そうデス!翠さんも一緒にどうデスか?散歩!」

翠「え?」

調「切ちゃん?...私も別に構わない、行く?」

ゑ?
いやまぁ調さんが本心から拒否してないなら別にいいんですけど
っと、そのとき切歌さんが執拗にこちらに目配せのようなものをしてきました
目を何度もパチパチさせたり顔芸を披露したり
えっと...何かを伝えようとしているとこだけは伝わってきました

翠「じゃあ、お言葉に甘えてご一緒させてもらいましょうか?」

調「ん、なら行こう」

切歌「ほっ...よし、レッツゴーデス!」


散歩中何か話す?安価下
(特になければあんなところに木の上で寝てる人が)


157以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/14(木) 01:52:13.50iNo5ww/I0 (1/1)

世間話でもしましょうか


158以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/14(木) 02:07:30.14pAxWij90O (1/1)

もしも絶唱が身体の機能の一部を持ってくというウェル博士もドン引きの仕様だったら…的な話


159 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/14(木) 03:02:27.16ysxdaJyH0 (3/4)

散歩といっても犬のようにリードを付けているわけでもないので、適当に子猫の後をついて行ってみたり子猫を抱き上げてそのまま普通にぶらついたりとそんなものです

翠「朝からもうあったかいですね~」

切歌「夏デスね~」

調「お昼になると、暑くなる」

だからこそ朝はまだ丁度いいのかもしれません

切歌「天気も良いデスし、こんな日は歌いたくなっちゃうデス!」

翠「でも歌った後血涙とか垂れ流しになりません?」

切歌「って何で歌は歌でも絶唱なんデスか!?」

調「切ちゃん、歌っちゃダメだよ」

切歌「流石のアタシもお気楽に絶唱なんてしないデスよ...」

特にLiNKER組は絶唱の負荷が正規組より大きい傾向がありますからね

切歌「絶唱は響さん風に言うと『とっておきたいとっておき』デスかね?」

調「とっておかざるを得ないとっておき」

翠「でも考えようによっては初手絶唱なんてことも出来ますよね、ゲージとか溜めなくても出来る技ですし」

初手より奥義にてつかまつる!絶唱!みたいな

切歌「確かに何かを溜めないと使えないとなるとそれはそれで必要な時に使えなくて不便デスね...いやでも使わないに越したことはないデスよ」

調「...もし絶唱が命に関わるようなものじゃなければすごく便利、そういう改造は出来ないの?」

翠「何かを得るためには何かを捨てないといけないんですよ...!」

切歌「世知辛い世の中デース...あっじゃあ代わりに使ったら身体の一部が持っていかれるとか!」

大赦を、潰してやるッ!のやつですね完全に


160 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/14(木) 03:03:01.65ysxdaJyH0 (4/4)

調「ある意味実現したらドクターもドン引きしそう...」

翠「そんな仕組みを実現出来たら...視覚とか触覚は特に日常生活に関わってきますしね」

もちろん味覚や嗅覚が関わってこないというわけではありませんが、優先順位としては低くなるでしょう

調「脚が動かないのは戦いに不便...腕はおさんどんが出来なくなっちゃう」

切歌「声なんて取られたら一発で装者引退になっちゃうデスね」

翠「実は戦闘や生活面の不便か否かだけで考えると記憶が消えるのは一番ダメージが少ないんですよね...」

精神的にも環境的にも一番ダメージが多いのも記憶ですが

切歌「記憶...忘れたくないのに忘れちゃうのは、やっぱり厳しいデスよ」

調「それがどんな記憶なのか、楽しかったのか悲しかったのか、それすらわからないのがもっと辛くなる」

翠「逆にここなら取られても許せるっていう身体の機能ってあります?」


取られても許せる身体の機能、また絶対に取られたくない身体の機能安価下
(どちらなのか出来れば記述してください)
(特になければこの話題はこの辺で)


161以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/14(木) 06:47:21.50MA6Pruc8O (1/1)

翠 もし絶対絶命の局面になってしまったらみんなの命を救えるならどこを失っても怖くない


162以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/14(木) 09:22:30.685ikNGPq30 (1/1)

切歌「汗とかはいらないかもデス、訓練の後とかべとべとデスよ~」


163以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/14(木) 12:25:34.53Vl5U5lieO (1/1)

なお体温調節ができず無事死亡


164 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/15(金) 01:39:28.95If16Z/i90 (1/3)

切歌「ムムム...取られても良い機能デスか...」

調「じー...」

翠「な、何ですか?」

興味本位で軽く聞いてみたところ調さんのジト目が...

切歌「あぁでもでも!汗とかはいらないかもデス、訓練の後とかべとべとデスよ~」

翠「あー確かにそれありますね」

昨日翼さんにパリイを教えてもらった時もそうでしたが、やはりどうしてもあぁいったことの後は汗でびっしょりになります
服はくっ付くわシャワーを浴びても夏場だとそれがシャワーの水なのか新しく掻いてしまった汗なのかわからなくなったり
とにかく汗はなかなかいらない機能ですね...私にサウナとかの趣味があれば別でしたが

調「...なお体温調節が出来なくなる」

切歌「突然の死デス!?」

翠「死DEATH」

やはり人類は変温動物へと進化するべきですね、汗を掻かなくてもいいくらい高度なものへ
...アスクレピオスで細胞丸ごと書き換えたり出来ないんでしょうか
いやそれやった後の健康診断どうするつもりなの

翠「まぁでもあれですよね、最悪もしも絶体絶命の局面になってしまったら...みんなの命を救えるならどこを失っても怖くないです」

色々考えましたが、どうやったって使う時にはそんなに余裕もないでしょうし
誰かの命に比べれば、身体の機能は失っても死ぬことはないのなら安いものです

翠「特に私はむしろ率先してやるべきでしょうし」

何せ月一回破壊してますしそれ以前にはラスボスに加担してましたからね!あっはっは
それに、もし仮にどこか一部を動かせなくなっても、それは誰かを守った証になります
記憶だった場合は...どうしようもありませんけど、でもやっぱり何だかんだ過去の自分の選択を悔やんだりはしないでしょう、辛くはあるでしょうけど

調「...じー」

切歌「じー...デス」

翠「...えっ、何ですか今度は切歌さんまで」

ジト目が増えました

調「...それ、本部で絶対に言わない方がいい」

切歌「たまにそゆとこあるデスよ」

翠「えぇ...?」


165 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/15(金) 01:40:47.85If16Z/i90 (2/3)

気のせいか切歌さんに抱き上げられてる子猫までジト目に...っと、その時突然その子猫が何かを見つけたように「にゃ!」とか鳴いて切歌さんの腕の中から飛び出しました

切歌「調2号!?」

翠「待ってくださいその名前何ですか!?」

調「仮の名前...私は切ちゃん2号って呼んでる」

せめて統一してあげてください!

で、急に走り出した子猫はある一本の木の根元へ
よく見るとそこには

切歌「あっ!」

調「あの人...」

一人の少女がすやすやと眠っています

翠「メヌエットさん...?」

えっと...まさかそこで野宿?
そんな眼を覚ましそうな様子がない彼女の手をぺろぺろしている子猫を見ながらどうしたものかと固まっていると


「見ぃぃぃつぅぅぅけぇぇぇたぁぁぁっ!!!」


がばっ

ひょいっ


翠「へ?」


ぐんぐんと流れる景色
遅れて誰かに後ろから私が抱き上げられ肩に担がれ連れ去られていることに気が付きました

翠「にゃあああああぁぁぁぁぁっ!?!?!?」

待ってください誰!?誰!?誰!?まさかの誘拐!?
ヘルプミー切歌さん調さん!!!
あわあわしていると私を人拐い?した犯人に何か乗り物のようなものに乗せられ、犯人もそのまま乗り込んできました


166 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/15(金) 01:41:28.05If16Z/i90 (3/3)

翠「待っ」

急いで抜け出すためその犯人を蹴り下ろしてでも逃げ道を確保しようと犯人の方を向くと

マリア「悪いわね、ちょっと時間を勘違いしていたわ、おかけで時間がないの」

...ってマリアさん!?

ウェル「全くこれだから貴女はいつまで経ってもダメな女のままなんですよ」

翠「うわ変t...ウェル博士!?」

ウェル「おい今何て言いかけた」

何でここに...というか

翠「えっヘリ?えっ?」

マリア「予定よりだいぶ早いけれど、仕事場に向かうわよ!」

...誰か私に事細かな説明を

一応切歌さん調さんには連絡を入れておきました


頼まれるお仕事安価下
(なお現場にいる人達には事前に『蒼井翠アイドル化計画』のことは伝えてあります)

(切歌「み、翠さんがマリアっぽい人に拐われたデス!?」

調「(前に聞いたらフィーネにも誘拐されたらしいし私達も誘拐しようとしたし...翠って誘拐されやすい体質なのかな)...あ、当の翠からLINE来たよ切ちゃん」)


167以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/15(金) 02:14:26.89HZnyuloc0 (1/1)

緒川さんの監視付きでマリアと一緒に収録


168以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/15(金) 02:28:55.43BO1ZtWwPo (1/1)

毎日やったトレーニングと艦内放送を覚えてるか確認される(両方完璧にマスターしてる)


169以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/15(金) 10:42:27.380CePbzhU0 (1/1)

以前採寸した服の確認


170 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 01:32:44.74WyfIaTr80 (1/11)

undefined


171 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 01:33:20.41WyfIaTr80 (2/11)

・・・

翠「話はわかりました、要はうっかりマリアさんだったということですね?」

マリア「その呼び方はなんだかくすぐったいわ」

くすぐったくなってる場合ですか、むしろ軽くディスってるんですよ?
まぁ時間間違えて急いでいたというのはいいとして

翠「で、何でこの人までいるんですか?」

そういや昨日もこの変態はマリアさんと行動共にしていたような
マリアさんの仕事に何の関係があるんでしょう

ウェル「すぐには役に立たずとも人脈は広いに越したことはない、というだけのこと」

翠「役に立たないのは果たして人脈なのか貴方の方なのか...碌なこと考えてないでしょうね?」

ウェル「はんっ!それは後になってのお楽しみぃっ!」

うっわ...やっぱりGXで散っていった最低の英雄はあの世界線にしかいないレアキャラだったんですね
だから変にS.O.N.G.で雇わず独房にでもぶち込んでおけばよかったんですよ

マリア「ま、まぁドクターも世界を敵に回すようなことをしようとしているわけではないから」

翠「それは個人レベルなら敵に回すことってことですか?というかマリアさんもグルってことですか?」

マリア「...ひゅ~...ひゅ~」

口笛吹けてませんよ


172 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 01:33:59.28WyfIaTr80 (3/11)

・・・

現場に着き、とりあえず挨拶回りをすることになりました
いや、ちゃんと出来たかわかりませんけど...何せ

マリア「前に聞いてそんな馬鹿なと思っていたけれど...貴女本当に人見知りだったのね」

翠「すみません...」

原作メンバーは一方的に知ってましたし夏菜さんやメヌエットさんはそもそも戦場初対面でしたから...こういうなんでもないところで初対面の人に挨拶するとなるとやはり緊張してしまいます

緒川「まるで会ったばかりの頃の翠さんに戻ったようでしたよ」

翠「ぐっ...」

ウェル「なんとしおらしい、君によもやそんな年相応の小娘のような態度が取れるとは思ってもみませんでしたよ!」

翠「後で絶対ムッコロす...!」

あ、あと現場に緒川さんがいたのは意外というか驚きました
なんでも今日は翼さんが非番らしく、マリアさん達今日の参加者のサポートをするらしいです
まぁそう言って実はゲストで翼さんが来てても驚きませんけど

翠「それより!何からすればいいんですか?」

雑用係とかでしょうけど、これでも一応はししょーに鍛えられています
力仕事でもそうそう遅れを取るわけには

マリア「まず、ちょっと私とリハーサルに出てくれる?」

はい?


173 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 01:34:40.68WyfIaTr80 (4/11)

・・・

緒川「マリアさんと今夜デュエットを組む方がまだ到着していなくて...幸い翠さんと背格好が近いんですよ」

うん?それは今このぴったりなサイズの衣装を着させられているのに関係してるんですか?

マリア「以前採寸した時とそう変わっていなくて安心したわ」

翠「いや、ていうかこれ私が着ていいやつなんですか?というかこれどう考えても代役の付き人の仕事じゃないような」

緒川「...気のせいですよ」

あと流石マリアさんと肩を並べるアイドルの人が着る衣装
誰が着るのかは知りませんが可愛らしい衣装ですね...ますます着心地悪くなりそうな
そして着替えがすでに終わり訳がわからずマリアさんの控え室の椅子に座らされている私に話しかけてきたマリアさんもまた、私が今着させられている衣装と同系統の衣装に身を包んでいます
流石マリアさん、よく似合ってます

マリア「あまり時間的余裕もないわ、そのデュエットを組む子の代わりにリハで私と歌って踊ってほしいのよ」

翠「いやいやいや!衣装のサイズ調整のマネキンならまだ...それもおかしい気がしますけどまだわかります、でもそれはどう考えても無理ですよ!第一歌もダンスも私知りませんよ!?」

それとも何ですか!?短時間で頭に叩き込めと!?それならテレポートジェム使ってそのアイドルの人を迎えに行った方が断然確実ですよ!?

マリア「いいえ問題ないわ、これがその曲とダンスだもの」

そう言ってマリアさんが手渡してきたものはイヤホン付きの音楽プレーヤーとダンスの動きが書かれたプリントのファイル
まさか誰もが知ってる国民的な曲とか?それでも私が踊れるのか怪しいんですが
そう思ってイヤホンを耳に刺し再生すると...

翠「...これって」

次いでファイルを開きプリントに目を通します
間違いありません、これはちょくちょく...それこそ模擬戦等で疲れ切ってすぐにベッドで横になるような日を除いてここ最近ほぼ毎日マリアさんのトレーニング(というかもはやレッスン)に付き合わされている時に一緒に練習した動き
そしてその際部屋に流れている曲です


174 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 01:36:58.13WyfIaTr80 (5/11)

ウェル「どうです?歌詞と動き、不安な点は」

翠「...まさか、こうなることを予期して私に動きを練習させたり曲聞かせ続けていたわけではないですよね?」

マリア「むしろ、偶然にも貴女という適役がいた、という解釈でお願いするわ...それで、問題はなさそう?」

どんどん胡散臭くなってきましたよ...!
そういえばこの曲、本部内で流されているのかと思えば友里さん曰く知らないとのことでしたし

翠「...はぁ、わかりました、受けた仕事はちゃんとやりますよ」

緒川「ちなみにリハーサルの現場は取材のカメラが入り後日テレビの別番組で流れます」

翠「えっ...」

・・・

余談ですが、その場にいた他のスタッフさん達に拍手してもらえるほど私は私が思っている以上にその曲もダンスもしっかり覚えてて心底驚きました
緒川さんの言う通りカメラも回ってましたけど...あれ私のところはちゃんとモザイクかけてくれますよね?信じてますよ?ジャパニーズNINJAさん


どうする?安価下
(特になければ本番スタート)
(マリア(まぁデュエットを組む子の正体は翠、貴女なんだけれどね)

緒川(すみません翠さん...ご愁傷様です)

ウェル(馬子にも衣装とはこのことですねぇ))


175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 01:38:04.21m0P7NJDQO (1/1)

なし


176以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 01:49:01.914VWVSCwP0 (1/1)

何故か観客席に自作の翠ちゃん応援グッズを持った女神様がいたりしそうだな


177以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 01:53:12.62CBlaoom50 (1/2)

意趣返しで始めたつもりがライブを見て感動し翠のプロデュースに本気になるウェル博士


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 02:57:39.52/awJOdwC0 (1/2)

撮影スタッフの中に以前の怪獣騒ぎでウェル博士が助けた人が居て
「貴方は私にとって英雄ですッ!」と言われる


179 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:02:59.75WyfIaTr80 (6/11)

・・・

その後舞台や機材やタイムスケジュールの最終チェック、お昼休憩等を挟み(私もお弁当を貰えました)、遂に本番が始まりました
マリアさんを始めとする幾人かのアイドル達が連続でそれぞれ行なっていく合同ライブ
単独でステージに上がる人もいればグループの人達もいます
私は仕事が回ってきていないスタッフの人達や緒川さん、あと変態と舞台袖でそのステージを見ていました

翠「ある意味では最高の特等席ですね」

間近とはいえアイドルの姿は後ろからしか見えませんが、これからステージに行く人、やりきった顔で戻ってくる人を間近で見られるここは最前列とはまた違った意味ですごくいい場所です
言うほどアイドルオタクではない私でもすごく興奮してきました
予想の斜め上を突き抜けるようなことをさせられましたが、マリアさんには感謝しかありません

なんて思っていた矢先


「た、大変だー、次の次の曲でマリア・カデンツァヴナ・イヴさんとデュエットを組む予定だった子が急に来られなくなったー」

「ナ、ナンダッテー」


スタッフさん達が急に騒がしくなってきました
えっと...何かトラブルでしょうか

マリア「参ったわね...」

翠「あ、マリアさん」

少し前にも見た衣装、リハーサルの後は一度また普段着に戻っていましたが、今はそろそろ出番の為またそれに袖を通しています

翠「何があったんです?」

緒川「実は、マリアさんとデュエットを組むはずだった方が急に来られなくなったそうでして」

翠「ええぇっ!?」

いやそれだいぶ不味いじゃないですか!デュエット用の歌、ダンスのためマリアさん一人でってわけにもいきませんよ!?


180 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:03:58.59WyfIaTr80 (7/11)

翠「な、なら翼さんに」

緒川「いえ、それは流石に各方面への説明が」

大人の事情というやつですか...

翠「な、ならいっそ飛ばすとか...は、無理ですよね、ある意味今日のライブのメインの一つですし」

このライブは明言はされていませんが、主役に当たる人はマリアさんです
他のアイドルの人達もそれは察していますし、そもそも宣伝の時に常にマリアさんのことが挙げられている時点で見にきた人達、中継をテレビで見ている人達もわかっています
そしてマリアさんが歌う予定の曲も当然すでに発表済み
せめて、せめてその急に来れなくなってしまった人の代わりでもいれば...


「...いるじゃないか、完璧に歌とダンスを覚えている子が」

「あぁ、彼女ならなんとかなるか」

「ソレダ」


翠「...え?」

気が付くと周りのスタッフ、それからマリアさん緒川さん変態が全員私の方を向いていました

マリア「...翠」

翠「...ま、待ってください、少し落ち着きましょう」

マリア「いってくれるわね?」

翠「いやいやいやいや」

緒川「メイクさん!翠さんに大至急メイクアップとヘアスタイリングを!」

だ、ダレカタスケテ-!!!


181 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:04:35.42WyfIaTr80 (8/11)

・・・

緒川「大丈夫です、翠さんならやれます」

マリア「もし何か間違えても私がフォローするわ」

現在例の衣装を着させられメイクとヘアスタイリングまでされピンマイクを付けられた私はさっきまでとは別の理由で舞台袖に立っています
無理無理無理無理
絶対無理ですってこんなん!

翠「だ、ダメですよ、私なんかにそんなアニメみたいなこと」

たまたま居合わせた人がアイドルの代わり?それなんてアニメ?いや本当に
脚も声も震え、すぐにでも逃げ出したい気持ちでいっぱいです
あぁ、やっぱり受けない方が良かったんでしょうか

ウェル「情けないですねぇ」

そんな私の姿を見て腕を組みながら鼻で笑うのはやはり変t...ウェル博士

翠「だ、だって」

ウェル「君は『受けた仕事はちゃんとやる』と言いました、それを今更覆すと?」

翠「それは...」

ウェル「散々僕のことを馬鹿にしておいて、君自身はロクに自分の発言に責任も持てない、所詮はその程度のお子ちゃまだったというわけですねっ!」

ぐぬぬ...

翠「...わかりましたよ」

マリア「翠...?」

翠「わかりましたよっ!やればいいんでしょうやれば!!」

そこまで言われたらやってやろうじゃないですか!!

翠「見てなさいこの変態眼鏡っ!きっちりやりきって見せますよッ!!」

アイドルの代役だろうと何だろうとかかってきなさいっ!!!
私はそう意気込み、すぐそこに迫った出番に覚悟を決めました


182 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:20:28.64WyfIaTr80 (9/11)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


マリア「...やるわね、ドクター」

緒川「これは予想外ですね」

ウェル「この程度で怖気付いてもらっては困りますからね」

リハーサルで見せたあの動き、あの歌、あの笑顔、あの輝き
それがあの時限りの幻覚でないのなら...
さぁ見せてごらんなさい、君のステージを


「...あの」


とりあえず意趣返しが上手くいきそうだとほくそ笑んでいると、僕に話しかけてくるスタッフが一人

ウェル「何か?」

まさか此の期に及んでやはり今回の計画は無しだとでも言うつもりじゃないでしょうね

「じ、実はずっとお礼が言いたくて!」

ウェル「...お礼?」

「以前起きた怪獣騒ぎの時、貴方に助けられて、それでずっと...あの、変なタイミングになってしまったんですけど、助けていただいてありがとうございました!」

目の前のスタッフはそう言って頭を下げた
ふむ、ネフィリムとゴライアス、それから黒いノイズ...あれらが暴れていた時は確かにこの僕もネフィリムの腕を用いてその戦闘データを集めていましたね
よもやその際その場にいた人間とこんなところで巡り会うとは

「もうダメかと思って、そんな時に貴方が来てくれて...貴方は私にとって英雄です!」

ウェル「っ!...英雄?僕が?」


183 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:22:56.69WyfIaTr80 (10/11)

『英雄』

僕が焦がれ続け、やがて諦めてしまったもの

「はい!」

まさか、その途端に手に入るとは

ウェル「僕が英雄、ですか」

あぁ、どうしてこんなにもこの世界は...

ウェル「その礼、ありがたく受け取っておくとしましょうか」

「こ、これからも頑張ってください!それじゃ!」

僕に言いたいことだけ言って持ち場に戻っていくスタッフ
やれやれですね

マリア「...今日は槍でも降るかしら」

ウェル「ほとんど助けた礼も言われたことがないのに先を越されたことが悔しいかぁ?」

緒川「しかし今日は驚きの光景ばかり目にしています」

心外ですねぇ、僕にかかれば礼などじゃんじゃん言われるようになるというに

ウェル「英雄...」

思わぬタイミングで転がり込んで来たその称号
世界が認めたわけではない、今はたった一人だけが僕をそう呼んでくれたに過ぎない

ウェル「だが、それでいい」

僕は離れたところでふんすと鼻息荒く気合いを入れる一人の小生意気な少女を見つめる
見ていろ世界、これから僕は英雄になるのではない
英雄(アイドル)を、創っていくのだ


184 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/16(土) 03:23:38.97WyfIaTr80 (11/11)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


『翠』「いや待ってこれどういう状況!?」

途中から翠がリハーサルで踊ることになったりして、あの時の選択が間違いだったかもと思いつつ『私』は『私』でこっそりフルシンクロ解いて奏さん達と翠の様子を見ていたわけだけど

奏「乗せられてないか?あれ」

セレナ「マリア姉さんとデュエット...それもあんなすごいステージで...大丈夫かな、翠ちゃん」

翔子「面白...大変なことになりましたね...」

今翔子さん面白いことって言いかけなかった?
兎にも角にも...どうしよう


多数決安価下1~3
1 『翠』ちゃんもフルシンクロして共有
2 いやまぁアイドルは翠ちゃんにだけ押し付ければいいか


185以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 03:28:42.76/awJOdwC0 (2/2)

2


186以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 06:46:03.79CBlaoom50 (2/2)

2


187以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/16(土) 14:34:41.921BAYzqIZO (1/1)

2で
誰この綺麗な杉田GXより綺麗じゃないか、あと翠ちゃんにチョロイン属性が


188 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:17:30.55Paq8IMxx0 (1/6)

『翠』「う~ん...」

翠はアイドルの代理に抜擢された
マリアさんも他の人達も抜擢したのはあくまで翠であって『私』じゃない
『私』は翠と一緒にこの仕事を受けると決めた
決めたけど...

『翠』「『私』は『受けた仕事はちゃんとやる』とは言ってない」

小狡い考え方な気もするけど、まぁそもそもアイドルの真似事をしたいかって聞かれたらNOだし

『翠』「よし、ここは翠に頑張ってもらおう!『私』はせいぜい応援させてもらいますよっと」

奏「お~?お前はアイドルやんねーの?アイドルなんかやりたくねーってか?そしたらお姉ちゃんちょっと泣いちゃうよ?アタシこれでも元アイドルだよ?」

『翠』「いやいや、ツヴァイウィングのファンだって言ってるじゃないですか、『私』はやっぱり見る専門、応援する専門だと思っただけですよ」

大体泣き真似にしてもニヤニヤが隠せてないよ、奏さん


189 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:18:07.70Paq8IMxx0 (2/6)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


響「そろそろマリアさんの番かな!」

弓美「新しいサイリウムの用意完了!」

未来「何本持って来てるの...?」

詩織「それが板場さんですから」

S.O.N.G.の人達や装者のみんな、学校の友達で本部に集まってライブの生中継を見るのはもう何度目だろう
響は相変わらずよく食べる
今日は翼さんもこっちにいるからやっぱり参加しないんだね

切歌「翠さんもあそこで今日は働いてるんデスね」

調「マリアのサポート、頑張ってるのかな」

朝子猫ちゃんの散歩に翠ちゃんも誘ったらしい切歌ちゃんと調ちゃん曰く、翠ちゃんは散歩した先でマリアさんに拐われたらしい
そもそも本当なら翠ちゃんもここで一緒にライブ中継を見ていたはずだけど、何日か前に急にマリアさんに付き人代理を頼まれたのだとか
...あれ?そういえばアキさんもいない?

『凜音』「少し残念ですけど、蒼井さんもきっと頑張ってますよね」

夢姫「えぇ、離れていても、ですわ!」

この二人は最近あまり翠ちゃんとゆっくり話せていなかったりして、そういう意味でもこの時間を楽しみにしていたらしいけど...うん、いい子達だよね
翠ちゃんは良いお友達に巡り会えてるよ

友里「ステージが暗くなったわ、次の人の番ね」

藤尭「スポットライトが!マリアさん...と、もう一人?」

テレビ画面に映る会場のステージ、ライトに照らされている人は二人
片方はマリアさんだけど、もう一人の小柄な女の子は...って、えぇ!?

クリス「アイツあんなとこで何やってんだ!?」

翼「...やはり、こうなったか」

夏菜「翠さん...!?」


190 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:18:46.16Paq8IMxx0 (3/6)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


いざステージに上がってみると、観客の前に立ってみると
心臓がばくばくと破裂しそうなくらい緊張してきました

翠「ぁ...」

心なしかお腹も痛くなってきた気もしますし吐き気もあるような...
脚も震え、頭の中が真っ白に
そして何より、観客の人達の視線が...『異物を見るような目』が私に突き刺さってきます

『知らない子が出てきた』『あの歌姫マリアと肩を並べるつもりか?』『何かの手違いじゃない?』『お前は誰だ』

後ろ向きな感情ばかりが湧き出し、いつしかそんな幻聴まで聞こえてくるようになりました
事実私は彼らにとって知らない存在
それは『アイドルとして』ということですが、段々と私の中でそれは『この世界にとって』というものへと変わっていきます

『いないはずの存在』『存在そのものが異物』『完全なるイレギュラー』

あぁ、目線が怖い
声を聞きたくない

泣きそうに、逃げそうになったそのとき


奏《シャキッとしろ!前をよく見ろッ!》


翠「っ!」

奏《よく見ろ、観客は確かに戸惑ってる、だけどそれがどうした!》

奏さん...?

奏《代役なんだとしても、お前が何なんだとしても、今この瞬間はステージに立つ主役の一人だ!誰が何を思おうが関係ない!》

横に立っていたマリアさんがそっと震える私の手を握り

マリア「大丈夫よ、貴女は一人じゃない」

観客のいる正面を向いたまま、私にだけ聞こえるようにそう言ってくれます

奏《そうだ、何も恐れることなんてない、いいか翠...魅せつけてやれ、お前という存在を、決して否定させないくらい、思いっきり》

翠「...」

気がつけばあの怖かった目線も声も消え、ただ観客の人達の困惑したような、そしてほんの少しだけ...自惚れでなければ期待するような、そんな姿が目に映りました
脚の震えもいつしか止まっています

マリア「もう大丈夫そうね」

照明が切り替わり、曲のイントロが流れ始めました
えぇ、もう大丈夫です
魅せつけてやれ...ですか
果たして私にそんなことが出来るのか...でもこうなったら、全力で歌って踊って、そして楽しんでみせましょう!


191 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:19:50.83Paq8IMxx0 (4/6)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


やはり僕の目に狂いはなかった

ウェル「ははは...はははははっ!」

ステージで歌い踊る蒼井翠の姿を見て、僕は確信した

ウェル「素晴らしい...素晴らしいですよ、蒼井翠ッ!」

ステージに上がってすぐの不安そうな姿から一変、全力で楽しむという一見簡単そうに見えてもっとも大変なそれを彼女は成し遂げてみせた
何より今のステージを見ていて、暫く振りに心が踊った
そのやキラキラ輝く姿に、気がつけば心から彼女を応援していた

ウェル「最高じゃないですか...!」

僕は決心する、必ずや彼女を立派なアイドルに...英雄にプロデュースしてみせると
単なる嫌がらせなどではない、これはきっと僕に課せられた使命であり運命
いやむしろ、この出会いこそが運命だったのかもしれない

ウェル「君の伝説は、ここから始まる...!」


192 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:20:44.52Paq8IMxx0 (5/6)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


緒川「お疲れ様です、翠さん」

マリアさんとデュエットした一曲が無事終わり、私は舞台袖に戻ってきていました
ぶっちゃけ心身共にヘトヘトです...

翠「マリアさんは...続けてまだやるんですね」

すごいですね、マリアさんは
きっと翼さんもこうなのでしょう、今日来ていた他のアイドルの人達も

翠「本当に、すごい...」

・・・

マリアさんの最後の一曲が終わり、MCが始まりました
いつもならファンに対する感謝の気持ちや軽いトーク、ライブやCDの告知なんかがあったりします
あぁ、そういえばここで重大発表とかやるんでしたっけ


マリア『みんな、今日は来てくれてありがとう、私のファンも、私以外のアイドルのファンも』


舞台袖から見えるその後ろ姿は心からそう感謝の気持ちを感じているのがひしひしと伝わってきます
当然会場の客席からもそれはわかるでしょう


マリア『ところで、今日は今日参加した他の子達と全員でここに立つ前に、私から重大発表をしようと思っているの、だから他の子待ちの人達はもう少し待ってね?』


そう言ったマリアさんは観客に背を向け、こちらに歩いてきました
舞台袖に用?何か持っていくんでしょうか
と、その時初めて周りの人達...他の共演者だったアイドルの人達もスタッフさん達も緒川さんもあの変態までもが、私の方を見てニコニコ、あるいはニヤニヤしていることに気が付きます

...え?

マリア「翠、ちょっと一緒に来てくれる?」

...え?え?


193 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/17(日) 02:21:35.36Paq8IMxx0 (6/6)

そのままステージに連れられ、一番観客の人達によく見えるところまで来させられました
そしてマリアさんは私の肩に手を置き


マリア『紹介するわ、私の秘蔵っ子...本日デビューした私の後輩、蒼井翠よッ!』


ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!?!?


・・・

その後謎の盛り上がりを見せる観客を前に何がどうなったのかよくわからないまま合同ライブは終わり、気がつけば打ち上げ会場に移動していました


どうする?安価下
(女神「きゃー!翠さーん!!」

薫「急に団扇だのサイリウムだの用意してほしいなんて言われた時はどういうこっちゃと思うとったけど...えらいことになってしもたね、スイちゃん...きゃー!こっち向いてやー!スイちゃーん!」

観客A(あの子の名前、結局ミドリちゃんなの?スイちゃんなの?))


194以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 02:42:01.93WOQEdW1w0 (1/1)

一連のイベントが終わった後にきりしらにメヌエットは今どうなってるか連絡を取る


195以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 02:47:29.67esS18kZZo (1/1)

打ち上げ会場でライブ後のインタビューの様子がモニターに映され
受け答えの流れでトップアイドルを目指す発言をしている自分を観る


196以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 04:38:33.21UKKUvpbYO (1/1)

世界をめちゃくちゃにした自分がのうのうとアイドルをしてる事に自責の念を覚える


197以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 09:24:18.17T0/i8QoA0 (1/1)

翠「それはそれとして今回の主犯は誰ですか?」


198以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 09:30:05.21WnCsr6kR0 (1/1)

詩織がキャロルに攫われる


199以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 10:17:08.77Q5+kAeBVO (1/1)

リンカーの副作用と度重なるダメージでキャロルから心と記憶が消えてしまう(エルフナインの事は除く)

そして彼女の中で、新たなる魂が宿ろうとしている


200以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/17(日) 19:25:29.60HWtyF7C/0 (1/1)

レイアがキャロルの事で奏者達に助けを求める
「計画を話せと言うなら全て話すッ! 自壊しろと言うならこの場で直ぐにするッ!
だから頼むッ! 主をッ! 父より託されし命題を忘れてしまった主をッ! 止めてくれッ!」


201 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/18(月) 01:40:39.43RpL6hsp20 (1/5)

スタッフさん達にアイドルの人達、そのアイドルの人達のマネージャーさんやら付き人やらの人達
もちろんマリアさん緒川さんあと変態も
要はさっきまで会場にいた関係者全員で場所を変えただけなようですが

緒川「ここはよく貸切で打ち上げに使わせてもらっているお店なんですよ」

へぇ、さいですか
いやんなことはどうだっていいんですよ
あ、オレンジジュースどうも、丁度喉が渇いてて...じゃなくて

翠「で?それはそれとして今回の主犯は誰ですか?」

ドンと中身を飲み干したグラスをテーブルに置き、私は怒りを抑えてそう尋ねました
料理やらつまみやらを頼んでいる人達も肉を焼いている人達も私の声に動きを止め、それから「あー...うん、どんまい」みたいな顔に

ウェル「それはこの僕、ドクターウェェェェェルッ!!!!」

翠「テメェですかこの野郎ッ!!!」

そんな気は薄々してましたよこんちくしょう!
お偉いさんも多分この中にいる...というかいるのを見つけましたがそれに構っている暇もなく思わず汚い口調になりながらグラスを変態に向けて投げつけてしまいました
幸いお偉いさんも他の人達もニコニコしてますしグラスは緒川さんが空中にあるところを瞬時に回収しましたが

翠「どういうつもりですか一体!!!」

ウェル「どういうつもり?君をアイドルに仕立て上げるつもりですが何か?」

この変態話が通じないタイプです
知ってました

翠「このッ...~だぁっ!」

いけません、これ以上やったら死人が出ます
それはマリアさんに迷惑がかかるということ
一度冷静に、冷静に...
大きく深呼吸をしてから席に座り直し、新しく緒川さんが注いできてくれたリンゴジュースを一気にあおります

翠「マリアさん、それと緒川さん、少なくとも貴女達共犯ですね?」

マリア「ぎくっ」

この人本当に口で『ぎくっ』って言いましたよ
あと緒川さんは困ったような笑みを浮かべても許しませんよ


202 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/18(月) 01:42:23.71RpL6hsp20 (2/5)

緒川「ここにいる全員に予めこうなることを伝えておき、本番一芝居打ってもらいました」

マリア「元々私とデュエットする予定の突然来れなくなったアイドルなんて実在しなかった、そういうことよ」

翠「マリアさん後でししょーの地獄モードの特訓予約しときますから」

マリア「待って!」

待ちません
私は誰も許しません

翠「言いたいことは山ほどありますけど今ここでいうとせっかくのご飯が不味くなるので文句と説教は後で言いますけど...どうするつもりですかこれから」

ウェル「おや、今更撤回は出来ませんよ?それに...君自身の言葉で今この国、いや世界が注目し始めていますし」

翠「は?」

ワッツ?今なんと?

「ほれお嬢さん、覚えてないならコレ」

翠「えっあっどうも」

やや貫禄のあるスタッフさんに手渡されたタブレットにはライブ後のインタビューの映像が映し出されていました
丁度私の場面...あれ?インタビューなんて受けましたっけ?


『デビューした今のお気持ちを一言お願いします』

翠『いや、あの、何が何だか』

『マリア・カデンツァヴナ・イヴさんの秘蔵っ子ということですが、普段から交流はあるんですか!』

翠『えっと、はい』

『あの歌姫マリアとのデュエットがデビューの舞台となったわけですが、やはりそれは今後も肩を並べられるほどの存在を目指したいと?』

翠『いや、まぁ』

『ということは、目指すはトップアイドルですか!』

翠『あっはい』

『『『おおおっ!!!』』』


翠「えっ誰ですかこれ」

その場にいた全員が私の方を指差してきました

緒川「トップアイドル、頑張ってください」

マリア「早くもライバル候補ね」

えっいや、えっ!?


203 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/18(月) 01:43:30.90RpL6hsp20 (3/5)

翠《『翠』!?》

『翠』《今回『私』も奏さんもセレナさんも翔子さんも何もしてないよ、それ言ったのは間違いなく貴女》

えっえっえっ!?
いやいやいや、何でこんなことに!?いつ?どこで?誰が?あっ私ですか

翠「はいぃぃぃぃ!?!?!?」

あー...頭痛くなってきました...

ウェル「ちなみに君をプロデュースするPはこの僕です」

この時私が反射的に投げ付けようとして空中を舞ったタブレットを素早くキャッチした緒川さんはソレを貸してくれた貫禄あるスタッフさんにとても感謝されていました


204 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/18(月) 01:44:09.94RpL6hsp20 (4/5)

・・・

翠「はぁ...」

用をたすわけでもなくトイレの個室に入って腰を下ろした私は深く深くため息をつきました
相変わらず席の方だと皆さんまだまだ盛り上がっていることでしょう

翠「どうしてこうなったんですか...」

本当頭痛い...

『翠』《それは純粋にアイドルになったことに対して?それとも》

翠「どっちもですよ」

それはまぁ頭痛の原因の大部分です
むしろほぼそれです
で、それ以外に当たるのは

翠「百歩...千歩譲ってアイドルになってしまったのはもう諦めるとして...世界をめちゃくちゃにした私がそんなことをのうのうとやっていいんですかねぇ」

アイドル活動は楽しいだけではない、ある意味地獄
なんてことも何処かで聞いたこともありますが、それは置いておくとしてです
月ドンした私がよりにもよってアイドルて

『翠』《おっとそれは世界に宣戦布告したアイドル大統領に対しても失礼じゃないかな?》

翠《あの人結局未遂でしょう...》

あの人は『ただの優しいマリア』であって私は『ただの自分勝手な翠』ですよ

翠「なるようになれ、なんて簡単には思えないんですけど...はぁ...」


205 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/18(月) 01:44:55.19RpL6hsp20 (5/5)

かといって今ここで悩み続けても便秘疑惑が浮上するだけですし...一旦置いておきましょう

翠「そういえばあの後切歌さん調さんってどうしたんでしょう」

そう思ってスマホの電源を入れると...うわっ、LINEも電話もとんでもない数がいろんな人から

翠「とりあえず切歌さんに電話を...」


prガチャッ


早っ

切歌『翠さん!?あれどういうことデスか!?えっ何でいつの間にアイドルになってるんデスか!?』

翠「えっとそれは私もまだよく」

切歌『なんかマリアのひぞうっこ?とかって...あっちょっ』

夢姫『どういうことなんですの!?翠さんちゃんと説明をしt』

『凜音』『知らないうちにアイドル目指してたんですか!?しかもトップアイドルっt』

夏菜『付き人代理じゃなかったんですか!?てか今どこにいるんですか早く戻ってきて説m』

弓美『アニメみたいねっ!!!』

翠「あの...一旦切歌さんか調さんに繋いでくれません?」

代わる代わる電話先が...これじゃあ話が進みません

切歌『やっと戻ってきたデス...』

翠「すみません、説明...説明?私もよくわかってませんがそれは本部に戻ったらさせますので、それよりあの後メヌエットさんとかどうなったか聞かせてもらえませんか?というか今どうしてます?」


切歌さん調さん子猫withメヌエットさんあの後どうなって今どうなってる?安価下
(ここを聞いた後キャロルちゃんドーンからのレイアさんもドーン)


206以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/18(月) 01:51:44.34xEYb8opU0 (1/1)

メヌエットは忘れないでくれた子猫を優しく撫でてる
因みに前日無茶をした影響で体力が回復しきってない模様


207以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/18(月) 10:15:28.378eeUGjbA0 (1/1)

そこには翠ちゃん応援グッズ(女神様提供)を両手に持ってる先輩と学友達の姿が


208 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/20(水) 01:13:32.49ky/zT7ss0 (1/5)

切歌『あー...あの後起きてから調2号のこと撫でてたデスよ、なんか「忘れないでいてくれたのか」って言いながら』

そりゃ貴女前の日まで一緒だったんですから忘れないでしょう...という冗談は置いておいて
身勝手に捨てた身でありながら未だ慕い懐いてくれるというのは彼女にとって純粋に嬉しいことなのでしょう

翠「そうですか...」

切歌『あとすっごく疲れてそうだったデス、聞いたら前日無茶したせいで体力が回復してないって』

翠「でしょうね...エナドリでも差し入れましょうか」

切歌『多分それは違うと思うデス』

エルフナインちゃんだったら多分喜びますよ、エナドリ
私?私は牛乳とプロテインがいいです

調『それと、変な集団がいた』

おぉう調さん急に
代わる前に一度宣言してくれるとありがたいんですが

調『学校の先輩達と同級生と...あと翠と同じ学年くらいの子達も』

翠「そんな年齢層様々な集団が?」

調『みんな団扇とかサイリウムとか手に握ってた』

団扇とかサイリウム

調『今考えてみると翠の名前書いてあったような』

私の名前

調『あとアキさんが引率してた』

女神様かよぉぉぉぉぉっ!!!!!

はっ!いけませんいけません、怒りのあまりつい口調がジャンプみたいになってしまいました
とりあえずその話が本当なら女神様もグルと見なして後でOHANASHIですね

調『それで、そっちは大丈夫?』

翠「え?」

調『大方マリアに騙されてこうなった、違う?』

翠「流石調さん、ようやく理解者に巡り合えた気がします」

調『最近マリアの様子がおかしかったから...あとマムもドクターも』

翠「ナスターシャ教授までグルの可能性が...」

勢力デカくないですか?どんな計画に私は巻き込まれてるんですか?ここまで来ると全人類アイドル化計画とか言われても疑いませんよ?
いえ、私以外の装者のみなさんや友人達がアイドルになるとかだったら多分全力で応援とサポートしますけどね


209 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/20(水) 01:14:17.70ky/zT7ss0 (2/5)

翠「あぁそうそう、それで肝心のメヌエットさんは今どうしt」

調『きゃっ!!』

調さん!?
調さんの悲鳴と僅かな雑音、しかしこれだけでは情報が足らな過ぎてどういう状況なのかわかりません

翠「調さん!?今そっちどうなって』

調『くっ...キャロルに響さんのお友達の人が一人拐われた』

いや本当にどんな状況!?

調『そしてレイアが来た』

翠「わかりましたとりあえずそっち向かいます」

何もわかりませんよ、何が起きてるんですか...

・・・

トイレからダッシュで出て席の方にいるマリアさんに声をかけました

翠「マリアさん!」

マリア「えぇ、話はこちらにも届いたわ、翠は急いで戻りなさい、私はキャロルを追う」

緒川「すみません、僕達は一度抜けさせていただきますね」

マリアさんは店を出ていきます
私もスタッフさん達に軽く挨拶を済ませた緒川さんと共に店を出て本部へ向かいました
変態は知りません


コンマ下1
奇数 キャロルちゃんと鉢合わせ(マリアさんもいます)
偶数 本部へ着く

どうする?安価下2以降

(昨日は出来ずじまいで申し訳ありませんでした...)


210以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 01:21:08.44nKj+WxHoO (1/2)

きらめーく せかいが


211以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 01:24:53.68IzWrD/nvO (1/1)

先に着いてた響が取り乱してたので落ち着かせる


212以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 02:08:44.47xnWqWYkh0 (1/1)

キャロルが「この星の全生命体を直々に滅ぼす」と宣言してくる


213 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/20(水) 02:48:31.16ky/zT7ss0 (3/5)

・・・

本部のライブ生中継視聴会場に着くと何というか...酷い有様でした
いえ、部屋が大荒れとかではありません
天井に大穴は空いてますがそれよりここにいる皆さんがお通夜みたいな空気...OTONAの人達がいませんがおそらく司令室の方にいるのでしょう、現に緒川さんはそっちに向かいました

響「どうしよう、だって、嫌、わたっ、私がっ」

翠「響さん...?」

響「私が、呪われてるから、またみんな私の前からっ」

いけません、響さんがかなり参っている様子
まぁ無理もないでしょう...

翠「落ち着いてください響さん、いえ落ち着かなくても構わないので一度冷静になりましょう」

こういう時落ち着こうにも落ち着けるものではありません
が、冷静にはなろうと思えば案外なれてしまうこともあります
言い方一つ違うだけで大分変わってくるものです

響「はぁ...はぁ...っ...っふぅ...」

よし...こういう時いつもなら未来さんがどうにかしていそうですが、おそらく未来さんも参っているのでしょう
未来さんで思い出しましたがこの響さん、未来さんがF.I.S.に拐われたりそういうイベントがなかったせいで『大切な存在が拐われる』っていう経験がない気が...なら狼狽えてしまっても仕方がありません
私はフィーネさんに拐われたりしましたけどまぁそこまでの存在ではなかったでしょうし

夢姫「ぁ...翠、さん」

創世「オイミー...」

翠「...キャロルちゃんの方には今マリアさんが向かっています、とりあえず詳しいことを聞かせてください」

ただでさえ自分のことでも今いっぱいいっぱいなのにこれですよ...


214 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/20(水) 02:49:12.96ky/zT7ss0 (4/5)

・・・

拐われたのは寺島さん
今翼さんとクリスさんもキャロルちゃんをそのまま追っているらしいです

夏菜「私と切歌さんと調さん、それに響さんと未来さん...はショックが大きくて難しいかもしれませんが、念の為ここに残されています」

翠「レイアさんのこともありますし、留守にするわけにはいきませんよね...」

モニターに映し出されている一室
取り調べ室というほどのものではありませんが、いわゆる事情聴取云々用に設けられた部屋です
防音に優れ、それでいて監視カメラとマイクがあるため他の部屋でも回線を繋げば中の様子を見ることが出来ます
そして今その部屋には椅子に座らされているレイアさん、そして対面に座るエルフナインちゃんとししょーがいるのが映し出されています


エルフナイン『教えてくださいレイア...何故キャロルは詩織さんを?いえ、それ以前に...『アレ』は『何』ですか?』

弦十郎『あのキャロルくんは資料や彼女達からの話によって見聞きしたものとはかけ離れていたようにも感じる』

エルフナイン『『アレ』は僕の知るキャロルと同じには見えません...何があったんですか、そして何をするつもりなんですか、キャロルは』

レイア『...計画を話せというなら全て話す、自壊しろと言うのならこの場で直ぐにでもするッ!だから...だから頼むッ!マスターを!我らが主をッ!父親より託されし命題を忘れてしまった主をッ!...どうか、止めてくれ...ッ!』


必死に頼み込むその姿にはいつも「地味は似合わない」「派手に行く」等冷静、それでいて高圧的な態度を取るレイアさんの面影はもはやありません
だからこそ私はそれを見て思わず目を見開きました
これまで何度も経験し理解してきたつもりではありましたが、やはりここは...この世界は『私が知る原作とは大きくかけ離れてしまっている』ようです


215 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/20(水) 02:49:49.22ky/zT7ss0 (5/5)

夏菜「なりふり構っていられなくなった、そんな感じですね...」

翠「そう、ですね...」

私の知らない展開はこれまでも何度も何度もありました
けれど、あのレイアさんが頭を下げるほどの事案...

切歌「っ!?み、みんなテレビ見るデスよ!キャロルが!!」

その時切歌さんのその一言によりその場にいた誰もがテレビ画面に目を向けました
ライブの生中継を見ていてそのまま付けっ放しになっていたテレビ
私も含め誰もがそのテレビから流れてくる音も映像も気に止める余裕がなく、私に至っては別に設置してあるモニターばかり見ていてスルーしていましたが

『凜音』「電波ジャック...」

そこから流れている映像は明らかに正規のものではなく、たまに入る砂嵐がだんだん減りキャロルちゃんの姿がはっきりとしてきました
いえ、もはやあの姿を見て私は初見では原作知識を持っていてもキャロルちゃんだと判別するのはおそらく不可能でしょうが


キャロル『見えているか、人間達』


テレビ越しに見える彼女は何故かもう昨日会った時に感じた話しづらさというかどこかカタコトが混ざるような話し方をしていません
それ故に一瞬『本来のキャロルちゃん』に戻ったのかと思いましたが


キャロル『お前達に伝えるべきことはたった一つだ』


ですが、今度はまた違った違和感が
まるでそれこそ『キャロルちゃんではない別人の誰か』が話しているような


キャロル『この世界の全生命体を直々に滅ぼす』


それは明らかな宣戦布告...いえ、宣言
そして周りがはっと息を飲む中私はそれを聞いて思います
キャロルちゃんらしくない


弓美「...詩織は...詩織はどこ!?詩織をどこにやったのよッ!ねぇっ!!」

板場さんの叫びがテレビの向こうに届くことはなく、まるで言いたいことは言い終えた、そう言いたいかのようにキャロルちゃんの一方的な放送は終了しました
理由も、時間も、方法も
何一つ明かされないまま

少なくともわかったことは、翼さん達はおそらく追跡に失敗したということです


どうする?安価下
(メヌエットさんの残された時間、あと1日)


216以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 04:01:01.32KICpYbPsO (1/1)

蘭子「混沌電波第173幕!(ちゃおラジ第173回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529353171/


217以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 07:42:47.95qxfLmpVQO (1/1)

レイアからキャロルがいそうな場所を聞く
そして、強襲&救出作戦のプランを練る


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 11:37:25.17Z/qZvjhlO (1/1)

響とりあえず冷静になるも発作が癖になってしまう


219以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/20(水) 18:09:35.61nKj+WxHoO (2/2)

夏奈ちゃんから2~4号機のパーツを取り組んだ決戦仕様のフライトユニットを貸与される
なお、XDモードを発動出来るぐらいのエネルギーが無いと性能を完全に引き出せない模様


220 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 01:02:14.71qP5aWI+N0 (1/7)

undefined


221 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 01:03:01.39qP5aWI+N0 (2/7)

・・・

寺島さんが拐われていること、それに加えてさっきの放送のこともありキャロルちゃんのことは早急に対処しなければいけません
夢姫ちゃんや『凜音』ちゃんにはそれぞれの部屋へ、板場さんと安藤さんには客室へ移ってもらい、私達はレイアさんに会いに行きました

未来「あの、クリス達から連絡は」

弦十郎「まだ無い、あるいは未だ追跡を続行しているのかもしれないが...」

それでもキャロルちゃんがあんな放送を出来る余裕があるとすると...
仮にあの放送があらかじめ撮影してあった映像なら別ですが

翠「とにかく寺島さんの救出が最優先、ですよね」

エルフナイン「レイア、キャロルがいそうな場所、行きそうな場所を教えてください」

レイア「あぁ」

・・・

聞き出したいくつかの場所を地図に書き込み、捜索班が向かわされます
その中には海外もありました...キャロルちゃんがテレポート出来てしまうため無いとは言い切れません
ただ私のテレポートジェムも安全性の問題で使えず、結果他国に入る為の国同士のやり取りで無駄な時間を使うわけにもいかないので緒川さんがその辺頑張ってくれてます

切歌「ならアタシ達が向かうのはやっぱり」

調「相手の本丸」

エルフナイン「チフォージュ・シャトー...」

チフォージュ・シャトーは原作で位相差空間に干渉する技術を垂直展開させて東京の中心に出現させたことからもわかる通り、ぶっちゃけどこでどう作っているのかよくわかりません
エルフナインちゃんも逃げた後移動した可能性があってわからないらしく、わかりそうなレイアさんもテレポートしてこっち来てますし

エルフナイン「ですが可能性としては一番大きいのはキャロルの居城でもあるここです、何としてでも場所を特定してみせます」

ネロ「後でご飯沢山くださいね~」

地球上のどこかで作っている可能性の他にそれこそ位相差空間の中で作っている可能性もあるため、そこはソロモンの杖を吸収しているネロさんの出番です
まぁノイズがいる位相差空間と同じとは限りませんが、そう離れ過ぎていなければ感知くらいは出来るとのこと


222 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 01:03:44.79qP5aWI+N0 (3/7)

響「うん、絶対に助ける、助けなくちゃ...絶対に...っ」

未来「響っ!」

響「っは...っは、っふぅ...だ、大丈夫、平気へっちゃらだよ、未来」

響さんは響さんであれ以降短い間隔で軽い発作が起きてしまっています
取り乱した様子はもうありませんが、よくない予兆かもしれません
もしこれがなんちゃってイグナイトを発動しようとしたタイミングで起きてしまったら...いえ、その時はその時ですよね

しかし、これはまた...

夏菜「...翠さん?」

翠「あぁいえ、何でも...」

地図を凝視しているのが気になったのか夏菜さんが声をかけてきました
誤魔化しはしましたが、どうにも放っておけないことが多々あります
キャロルちゃんが行きそうな場所の中にある『風鳴八絋邸』
そういえばレイアさんの妹さんが暴れまわっていたときにいくつかの神社や祠が破壊されたと聞きました
例えば例の海岸近くの神社とか

翠「それにここも...ですか」

気になる場所はもう一箇所
『八重垣神社』
とはいえここは原作も関係なく個人的に気になっただけなので今はスルーしても

夏菜「...翠さん、少しいいですか?」

翠「ん?」


223 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 01:04:28.62qP5aWI+N0 (4/7)

・・・

翠「どうしたんですか、夏菜さん」

夏菜さんに連れられて部屋を出た私は、手を引く彼女にそう尋ねました
夏菜さんは何の理由もなくこういうことをする人ではないはず、となると何らかの用事があるのでしょう

夏菜「半分くらい人間辞めてる翠さんを見込んで、これを貸与しようと思います」

翠「ん?前半聞こえなかったのでもう一度お願い出来ますか?」

夏菜「複数どころか今のところ試したシンフォギア全て起動出来るとかいう可笑しな生体の翠さんならきっと使いこなせるはずです」

何故でしょう、夏菜さんの当たりが強い気がします
最近夢姫ちゃんや『凜音』ちゃんのストッパー役を押し付け...任せていたからでしょうか
それともやはりこんな時にアイドルなんかにうつつを抜かしていたから?いやでもアイドルは私のせいじゃないんですって
と、夏菜さんが渡してきたのは小さな機械
前に使わせてもらったフライユニット...のようですが、見た目が若干変わっているような

翠「これは?」

夏菜「これには2号機から4号機までのパーツを取り入れてあります、いわば改良版の決戦仕様」

翠「モノスゲーイ仕様のフライユニットってことですか」

夏菜「えぇまぁそれでいいです」

初号機のを使っていないのは流石に自重したってことですかね

夏菜「私でもこれは反動が大きく使いこなせません、が、多分翠さんなら何だかんだ抑え込めると思います」

翠「ねぇ夏菜さん、それを私を信じて託してくれるのはありがたいんですけどもしかして私のこと脳筋扱いしてません?」

夏菜「三度の飯よりプロテインが好きな」

翠「誰が単細胞で筋肉バカですか」

えっ何これいじめ?いじめですか?
夏菜さんに私何かしましたっけ?


224 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 01:05:23.38qP5aWI+N0 (5/7)

夏菜「ただ、当然ですが動力源の一部に聖遺物を用いているこのフライユニットの真価を発揮するにはフォニックゲインが必要です、そして...計算上、全ての機能において性能を完全に引き出そうとしたらそれこそシンフォギアシステムを限定解除するのと同等のフォニックゲインが必要です」

翠「えっじゃあ使えないじゃないですか」

夏菜「だからこそ、一応そうしなくとも十分な力を発揮出来るようにはしてあります」

逆にそれでも足りないのなら通常のギアでも勝てないかも、ということですかね
それとも、だからやってみせろ、とでも言いたいんでしょうか
後者はないと思いたいです

翠「わかりました、ありがたく使わせてもらいます」

夏菜「でもくれぐれも無理は禁物ですよ...知らないうちにアイドルになっていたようですし」

翠「私に人権なんてなかったと今日思い知らされましたね」


どうする?安価下
(翔子「ノイズ型ギアならイミテーターで一度やったので実質RADIO時空ですね」

セレナ「翔子さん何言ってるんだろう」

奏「さぁ?」)


225以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/21(木) 01:34:10.063TWNiLTH0 (1/1)

突然、返り血を浴びた詩織が子猫を抱えてテレポートで現れる
震える詩織の返り血を拭き取っていると遅れてメヌエットも現れるが重傷を負っていて血塗れで立ったまま失神している(足元には刀身の折れた砲剣)


226 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 03:18:23.32qP5aWI+N0 (6/7)

・・・

ある程度作戦の方針も決まり、あとはチフォージュ・シャトーの座標を割り出すだけ

エルフナイン「キャロルが再度穴を開けてきた為今この潜水艦はテレポートが出来てしまいます、逆に襲撃を受ける可能性もあるため十分注意してください」

穴塞いだ途端にこれですもんね
と、そんな風に思っていたその時、まさに今話題に出ていた錬成陣が床に出現しました

響「っ!あれって!」

調「言ってるそばから...?」

まさかキャロルちゃん...
いつでもギアを纏えるようペンダントを握り締めながら私達はエルフナインちゃんを守るように前に出て身構えます
するとそこに現れたのは

未来「寺島さんっ!!」


詩織「...ぁ、小日向、さん...立花さん、みなさん...」


子猫(切歌さんが言うには調2号、調さんが言うには切ちゃん2号)を抱きしめ震えながらへたり込む血塗れの寺島さんでした
響さんはそれに気付くと真っ先に抱き締めにいきます
未来さんはハンカチを出して寺島さんの髪や顔に付いている血を拭い始めました

響「良かった...本当に...」

切歌「デスけど血だらけデス!早く手当てしないと!」

翠「え、えぇ、アスクレピオスを!」

どうやってテレポートして来たのか、それと何であの子猫まで一緒なのかはよくわかりませんが、無事で何よりです
しかし血だらけになるほどの怪我をしているとなると話は別、そう思いアスクレピオスに手を伸ばします

詩織「ま、待って、ください...これは私の血じゃ」

未来「本当、怪我はしてないみたい...良かった」

夏菜「えっ...ならその血は」

となると返り血?
それが誰のものなのかは次の瞬間判明しました


227 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/21(木) 03:19:10.73qP5aWI+N0 (7/7)

エルフナイン「また錬成陣が!」

再び出現する錬成陣
そこから今度は重傷を負ったメヌエットさんの姿が

翠「メヌエットさん!?」

メヌエット「...」

駆け寄ると、彼女は立ったまま意識を失っていることに気付きました
それはさながらウォーズm...武蔵坊弁慶のよう

寺島「その方が、助けてくださって...」

夏菜「本当の重傷者はこっち...翠さん!」

わかってますよ!


「Healing almighty Asclepius tron」


せめて傷だけでも塞がって!!
彼女がどのような経緯でこんなボロボロになったのか
それは彼女の足元に転がっているアームドギア...刀身の折れてしまっている砲剣が物語っていました

・・・

寺島さんも念の為メディカルチェックを受け、今は返り血を洗い流し余っていた病衣に着替えてもらって休んでもらっています
板場さんや安藤さんも無事を知って安堵した後今は合流、響さん未来さんも彼女達と一緒に
メヌエットさんは傷自体は塞がりましたが意識がまだ戻っていません
出欠多量の為献血パックと点滴を付けてベッドに寝かされています
子猫は切歌さん調さんの元へ

夏菜「救出作戦は決行する前に終わりましたね」

翠「えぇ、ですがまた来るかもしれません」

誰でも良かったのか、それとも寺島さんでなければいけなかったのか
キャロルちゃんが寺島さんを狙った理由がわからない以上警戒を解くわけには

翠「それに、マリアさんや翼さん達との連絡もまだ...」

メヌエットさんのボロボロな姿を見て、嫌な想像をしてしまいます
まさか、そんなことはないと思いますが...


コンマ下1
奇数 相変わらず連絡なし
偶数 連絡あり
ゾロ目 むしろ帰ってきた

コンマ下2
奇数 ボロボロ
偶数 とりあえず怪我はない
(コンマ下1が偶数かゾロ目の場合のみ採用)


228以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/21(木) 03:26:07.668mZ1TddlO (1/1)

はい


229以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/21(木) 06:53:29.89rlAkKM/LO (1/1)

…おかえりなさい?


230以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/21(木) 09:05:16.87PgyJLQ7aO (1/1)

(アカン)


231 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/22(金) 01:10:34.18dctdpBEH0 (1/1)

やはりあの時私もマリアさんを追いかけるべきだったかと思い悩んでいると、司令室でネロさんや友里さんや藤尭さん達とチフォージュ・シャトーの座標の特定を進めているエルフナインちゃんから通信が入りました

エルフナイン『翼さん達が戻ってきました!ですが酷い怪我を...』

翠「すぐ出入り口に迎えに行きます!夏菜さん!」

夏菜「はい、私も!」

嫌な予感は半分的中
ですが戻ってきてくれたのならまだ希望はあります

翠「もう一回付き合ってください、アスクレピオス!」

・・・

本部の出入り口に向かうと、そこにはメヌエットさんに負けず劣らずボロボロになった3人が
クリスさんはすでに気絶し、そのクリスさんを背負うマリアさん、そして負傷したのか腕を押さえている翼さん

マリア「この子が一番酷いわ、お願い」

翠「わかってます、でもその前に皆さん纏めて傷だけ治してください」

・・・

で、クリスさんはメヌエットさんと同じようにベッドに寝かせられています
翼さんとマリアさんもまたベッドに移動させられましたが、話が出来る分マシでしょう

切歌「マリア!大丈夫なんデスか!?」

調「翼さんも」

マリア「えぇ、といっても疲労感はどうしてもあるけれど」

翼「だが、助かった、私と雪音だけではあの場からここへ戻ることすらままならなかったかもしれないからな」

夏菜「それで、どうなったんですか?」


翼さん達が持ち帰った情報安価下
(キャロルちゃんとの戦い云々で何か進展があれば)
(なければ特に対策はこれまでと変わりません)


232以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/22(金) 01:44:31.18jI1fbOgaO (1/1)

詩織の歌に何か力があると言っていた
マリア曰く「恐らく何らかの勘違い」


233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 00:40:21.71eCOTkj140 (1/1)

フィーネ「それはどうかなマリア。質問するがノイズのような便利なものを、独占できる状態であるのを放置すると思うか」


234 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/23(土) 02:39:29.78LBKskRoc0 (1/4)

戦況は良かったとはとても思えない惨状ですが、それでも何かしら新しい情報が手に入れば変わってきます
いつの時代でも情報こそ最強の武器
あ、いや、最強とまでは
いやだって、拳一つで全てを覆せそうな人がこの世界には結構いますし

マリア「そうね...まぁ見ての通りキャロルは昨日とは見違えるほどの強さを持っていたわ、むしろこの騒動の始まりの日、立花響と一戦交えた時以上の力かもしれない...もっとも私が直接その時のキャロルと戦ったわけではないから絶対ではないけれど」

翼「それでも、少なくとも我々や...オートスコアラー達すらも凌駕するほどなのは確かだ」

翠「厄介極まりないパワーアップということですか...」

強かったのに一度弱くなって今度はものすごく強くなるとか主人公ポジかラスボスポジみたいですね
キャロルちゃんの場合は後者でしょう

翼「それから、連れ去った寺島については何やら話していたな」

マリア「そうね、彼女の歌には力がどうのって...おそらくは何らかの勘違いでしょうけど」

翠「寺島さんの...歌...」

セイレーンの歌
翔子さんが話していたそれのことを言っている可能性も大いにあります
が、それがどんなものなのかわからない以上私個人でも動けるものでは...
そもそも寺島さんはセイレーンの歌?を唄えることを自覚しているんでしょうか
というかこれこそXDとかAXZで使いそうな内容...5期の可能性もありますけど
ギャラルホルン使って原作世界に行ったり出来ませんかね...あーでも出来ても時間軸同じだとあっちもまだGXかもです...


235 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/23(土) 02:40:34.25LBKskRoc0 (2/4)

マリア「彼女もリディアンの生徒、他よりフォニックゲインやシンフォギア装者としての素質は多少高いでしょうけど、それは生徒全般に言えること、それが理由ならあの場にいた彼女の友人、それから貴女の友人も拐われるか、少なくともキャロルが『寺島詩織の名前』を出すとは思えない」

翠「故に単なる勘違いと」

夏菜「あるいは思い過ごし...はた迷惑な話ですね」


フィーネ「それはどうかな、マリア」


コンマ下
01~25 乗っ取りマリアさん
26~50 乗っ取り切歌さん
51~75 乗っ取り調さん
76~98 乗っ取り翠ちゃん
ゾロ目 生身のご本人

(セレナさんがポーズ使えると聞いて)
(シンフォギアシステムって時間干渉も出来るんですね、へぇ...良いことを知りました)


236以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 02:45:11.94HKvAoPmvo (1/2)

こい


237 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/23(土) 03:07:26.23LBKskRoc0 (3/4)

・・・

『翠』「あれ?いつこっち来たの」

翠「今です、追い出されました」

あの人本当暇なんですかね最近よく来ますけど
確かに?月破壊は私の個人的な目的でもありその二次災害的なものは『翠』の目的でしたけど?それでもちびっとはフィーネさんが想いを告げられたらいいなくらいのことは当時思ってましたよ?
それが気が付けばこんな...フィーネさんが私達のことを心配してちょいちょい来てくれているのならまぁそれはありがたいことです
けどもしそうでないのなら逆に心配になりますよ?倦怠期かなとか

奏「了子さんほら、アタシが知ってる方も自由人だったし」

セレナ「私が知るフィーネもかなり自由人...」

翔子「あの人は最初からずっと自由人だったからあんな大物になれたんでしょう」

翠「交際上手くいってるんですかね...まぁ私達の価値観と違っているかもしれませんから何とも言えませんけど」


☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


マリア「貴女、その眼...フィーネ!?」

夏菜「またですか」

翼「またか」

別に切歌や調、あるいはそれこそマリアに乗り移ってもよかったけれど、せっかくこの場にいたことだしこの方が早いだろう

フィーネ「質問するがマリア、ノイズのような便利なものを独占出来る状態であるのを放置すると思うか?」

マリア「独占...?」

フィーネ「見ただろう、寺島詩織がノイズの声帯模写によって制御して見せたのを」


☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


翠「えっあれノイズの声帯模写だったんですか!?」

『翠』「何その微妙に便利なのかそうじゃないのかわからない特技...」

寺島さん演技が上手いのは知っていましたがよもやそんなマーゲイじみたことを出来るとは


多数決安価下1~3
1...休憩中の翠ちゃんの方を見る
2...(強制)交代したフィーネさんの方を見る


238以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 03:10:30.26o+qJpnIq0 (1/1)

2


239以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 03:18:32.62EMhmo+fYO (1/1)

2


240 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/23(土) 03:37:51.76LBKskRoc0 (4/4)

***
2/3票入ったので2とします
***

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


翼「それはつまり、寺島はノイズが発する鳴き声に近い声を出すことでノイズを制御出来る、と?」

フィーネ「そゆこと!うんうん、翼ちゃんは賢いわね~!」

翼「っ!?きゅ、急に櫻井女史にならないでくださいっ!!///」

夏菜「翠さんの声と姿でその喋り方って何か背筋がゾクゾクしますね...」

フィーネ「言っておくけれどここでの会話、今あの子にも筒抜けよ?」

夏菜「ごめんなさい!!本当にごめんなさい!!!」

しかしまさか浅井夏菜、彼女もこんな風に成長するとは...と、今はどうでもいいか

フィーネ「つまりはそういうことだ」

マリア「何故彼女がそんな芸当を身につけているのか気になるけれど、それよりも今はそれが本当ならまたキャロルに狙われる可能性が高い、ということね...待って?それってまさか、そのノイズの声帯模写こそが」

フィーネ「歌、と表現されているということでしょうね」

あの耳障りな鳴き声を『歌』と呼ぶあたり独特ね
あるいはそう見出す何かが隠されているのか...


どうする?安価下
(特になければ帰ります、少しでも脱ごうとしたらソースデス)


241以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 03:43:48.08HKvAoPmvo (2/2)

デスソースごときでフィーネの本能は止められない
一瞬にしてマッパ


242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 13:34:17.32HA0sAWQ2O (1/1)

調がノーパンであることを見抜いたフィーネ、去り際に調がノーパンであることを皆に暴露してから去る


243以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/23(土) 16:11:42.99Iq8pN+htO (1/1)

寿命が残り僅かのメヌエットを見て「次あのイグナイト擬きを使ったら1日持たない」と告げる


244 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/25(月) 02:10:46.66flLIcIY70 (1/5)

フィーネ「...それにしても煩わしいっ!」

ほんの少し思考を巡らせようとしてみれば、やはり衣服...この身を縛るの存在が気になって集中出来ない
これまでのリインカネーションの数々の中で私はいつからかこうして衣服の存在を疎ましく感じていたが、櫻井了子を始めとした多くの場合その個人的趣向は他からは受け入れ難かった
受け入れられずとも構わないが、その個人のこれまでの人生から大きく外れた行動は違和感を生み、やがて私自身の本当の正体に気づかれないとも限らない
だからこそクリスの前で本来の私として振舞っていた時やこうしてすでに正体を知っている者達の前でしか、前でならば解放されることがはっぶっふぉ!?!?

夏菜「翠さん...じゃなくてフィーネさんが急に服全部脱ぎ捨てたと思ったら咳き込みながら倒れましたよ!?///」

マリア「フィーネ!?翠!?えっこれはどっちを心配するべきなの!?翠の身体の喉が危険なの!?」

喉に強烈な痛みが走り意識が朦朧としだす
この感覚、いつかのリインカネーションの際に...そうか、これは

フィーネ「甘いな翠ッ!精神そのものにいくらその死のソースを注ごうとも所詮は我慢すればいいだけのゲホッ」

翼「身体の喉そのものにダメージはない、ある種の錯覚状態か...しかしあれは本当に...くっ」

マリア「なに、まさか貴女あれ経験したことあるの、流石バラエティ枠は違うわね」

翼「いや、バラエティのロケでは」

フィーネ「姦しいッ!!!」

精神世界の方で無言で私にソースを飲ませ続けようとする翠をどうにか制していると


ガラッ


切歌「マリア~、具合はどう...デデデデース!?!?///」

調「また脱いでる...フィーネ?」

子猫を抱く切歌とそれに並んで調が部屋を訪れた
ノックもせずとは...いや、信頼あってのことか?
精神世界の方でバリアを張り一時的に完全に翠を退けた私は一息つき二人の方を向いた

フィーネ「...ほう」

やや顔を赤らめる切歌には特に気になる点はない
が、調は...

フィーネ「どうした調、私に憑依された際の快感が忘れられなくなったか?」

調「っ!///」

切歌「あっちょっとフィーネそれは!」


245 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/25(月) 02:11:50.44flLIcIY70 (2/5)

フィーネ「ふむふむ」

調「ひゃんっ///」

スッと近付き私は調の臀部にスカート越しに手を添え軽く感触を楽しむ
やはり穿いていない

フィーネ「隠れた露出とは良い趣向ね、スースーして気持ちいいでしょう?」

調「~!!!///」

調の耳元に口を近付け、あえて櫻井了子の話し方でそう囁く
彼女は顔をさらにトマトのように真っ赤にしてついにへたり込んでしまった
漫画なら頭からボフッと煙が出ていたことだろう

マリア「...し、調?」

翼「月読、まさか...」

夏菜「月読さん...わ、私はいいと思いますよ?しゅ、趣味は人それぞれですし?」

切歌「あー...だから朝こっそり翠さんに相談しようと思ってたんデス...」

調「違うの...待って、これは違うの...///」

顔を覆い弱々しく否定の言葉を発する調
恥ずかしがることなどないと思うが

翠《勇者...パンチッ!!!》


《パリンッ》


ぶべらっ!?

フィーネ「いっ...私のバリアを破るだと!?翠お前本当になんて怪力をあっやめっやめろっ!わか、わかった着る!着るから骨の間を的確に殴るなっ!!」

どうやら『翠』とフルシンクロし二人分の力で殴ってきていたようだ
いやそれにしても怪力に過ぎる

弦十郎くんはロクな子を育てないわね...そのうちこの子も響ちゃんも憲法に抵触し始めるんじゃないかしら

翼「翠、抗っているな」

切歌「激しいデス」


246 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/25(月) 02:12:26.78flLIcIY70 (3/5)

undefined


247 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/25(月) 02:13:31.82flLIcIY70 (4/5)

・・・

渋々服を着直し、どうにか翠を説き伏せそのまま本部を散策する
と、その途中ふと目に入った病室
中に入るとそこに横になっていたのは人造人間、簡単に言えば人工的に創り出した装者、その数少ない成功例
浅井夏菜とは違い私の管轄外で完成された彼女

フィーネ「しかし脆い作りだ...無理をして悲鳴を上げている部分も多々あるな」

翠《見ただけでわかるんですか?》

フィーネ「伊達に何千年も生きていない、確かお前達の会話を盗み聞k...こほん、盗聴していた内容が正しければ、本来の寿命は明日一日と言っていたな」

翠《言い直した意味...》

フィーネ「だが、この娘が使っていたあの黒い姿、お前達からすればイグナイト擬きといったところか...あれをもう一度でも使えば、おそらくはその一日すら保たんだろうな」

それほどまでにぎりぎりの状態だ
とっくに息途絶えていてもおかしくない

翠《それは...どうにか》

フィーネ「出来たとして、どうする」

翠の今の間
おそらくどうせまたそんな考えれば思い当たりそうなことも『考えついてすらいなかった』のだろう
いつも悪い想像をしないわけでもないのにどこか楽観視しているからな、翠は


248 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/25(月) 02:14:14.62flLIcIY70 (5/5)

フィーネ《よもや寿命を延ばしたい、とでも言うつもりか?》

私は自身も念話に専念しそう尋ねる
帰ってくるのは沈黙

フィーネ《浅井夏菜を救ったのはあれが身体の損傷、それに無理が祟った結果のものだったからだ。だがこの娘は違う、元々与えられた寿命の時点でそう長くは生きられない、それがほんの少し命を削り短くなっているに過ぎない》

この娘の戦い方は文字通り命を削っている
否、寿命を削っていると言っても過言ではない
ならばこそ、これは『寿命が来た』といっても遜色ないだろう

フィーネ《私は寿命という壁をリインカネーションという子孫を食い潰す方法によって理から外れることで超えた、だがお前はそれをこの娘にも求めるのか?》

自分のことは棚に上げている?あぁそうだ
だが、だからこそ言えることもある


どうする?安価下
(メヌエットさんの寿命をいい感じに延ばすというのは出来ません。生死を握ることなら出来なくもありません)
(今度少しでも脱ぐ素振りを見せたらフィーネさんの出番はありません)

(昨日は更新出来ず申し訳ありませんでした!)


249以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/25(月) 02:33:38.81yHWKdrl1O (1/1)

出来り限りの願いを聞いて看取ってあげたい、例え安い同情だと一蹴されても


250以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/25(月) 02:41:08.31ZP0ow21gO (1/1)

クリスチャンとほぼ同時にメヌエットが咳き込みながら起きる
一言お礼を言った後、「カノン砲でせいぜい威嚇射撃ぐらいなら出来る」と自分の心配を他所に協力を申し出る


251以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/26(火) 00:03:02.72LgGGv1ie0 (1/1)

師匠「まさか翠が兄貴の娘とは、翼とは同じ母をもつ異父姉妹になるのか」
盗み聞きした切歌を誤って緒川さんが襲い、失禁させてしまう


252以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/26(火) 00:18:27.98B4GPbxtb0 (1/1)

フィーネ「永遠に生き続ける自分の有り方を私が悔いることは今後も絶対にない。それがフィーネという存在だからな。
…でも、貴女の言っていた本来の世界の私が刹那も生きられないような人間に負けたのは、
きっと私が永遠の存在だからだと、そう思う時があるのよ」


253 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/26(火) 02:46:26.99w57+DYvu0 (1/5)

翠《...私も、何も無理矢理寿命を操作して彼女の死期を勝手に変えようだなんて思ってません、ましてや不死にさせようだなんて以ての外です》

そう、これはそういう問題だ
元々普通の人間と同じくらいの寿命を持ちそれが何らかの理由で縮められてしまったのならそれを元に戻そうとする者も多いかもしれない
だがこの娘は違う、最初から短いのだ
それを延ばそうとした時どこまで延ばしていいかの基準が存在しない
例えば人生80年とし、80までの寿命とするか?それは逆に言えば『80までしか生きられなくする』ことと同義だ
ならば寿命を設定しなければどうか
それは翠の言ったように不死と呼べるものになってしまうだろう
だが、翠はそれを出来るだけの聖遺物を持っている
だからこそ、よく考え自身でその選択肢を破棄しなければならない

翠《それでもせめて...後一日しか残されていないのなら尚更、出来る限りの願いを聞いて看取ってあげたい...例え安い同情だと一蹴されても》

フィーネ《...そうか》

あぁ、それが最適だろう
何も力を持たぬ者と同じだけのことをし、同じように接する
一度人知を超えた力を『命』に関わることに使ってしまえば、後戻りは出来ない

フィーネ《...永遠に生き続ける自分の在り方を私が悔いることは今後も絶対にない、それがフィーネという存在だからな》

翠《フィーネさん...》

終わりの名を持つ者
それでいて終わりを持たぬ者
それが私という存在...私がそうあろうと決めた存在だ

フィーネ「...でも、貴女の言っていた本来の世界の私が刹那も生きられないような人間に負けたのは、きっと私が永遠の存在だからだと、そう思う時があるのよ」

立花響、風鳴翼、そして雪音クリス
異なる次元で私を打ち取った者達
悪役であった私を退け『終わり』を与えた者達

その結末にさせなかった翠のことを感謝していないなどということは決してない
だが、きっとそれこそが本来あるべき私の『終わり』だったのだろうとも思う
ならば、その『終わり』を受け損ねた今の私には何が残されているのだろう
これから、何が与えられるのだろう
何をすべきなのだろう


254 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/26(火) 02:47:22.82w57+DYvu0 (2/5)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


切歌「調、部屋から出て来てくれなくなってしまったデス...」

フィーネのやつ、もう少しでりかしーというものをデスね...いや、あのぽんぽんすーの全裸ウーマンからしたら今の調は同類みたいなものなのかもしれないデス

切歌「せめて癒しになればと調2号を部屋に送り込んできたはいいデスけど、どうすれば...」

翠さんの身体のフィーネはあの後すぐにどっか行っちゃって、マリアと翼さんはまだ安静にしていた方がいいからとうるさくならないようにお暇して
自室として与えられた部屋に戻るでもなく適当に廊下をぶらつきながら調をどう慰めるか考えていると

切歌「...?」

近くの部屋から司令と緒川さんの話し声が聞こえてきたデス
何の話を...

切歌「ここはこっそり聞き耳立てるしかないデス」

ヒントはどこに隠れているかわからない、聞こえてきてしまった誰かの会話の中には大抵、物語の重要な鍵が隠されている!弓美さん談!

切歌「ここデスね」

何に使われているのかよくわからない、少なくともアタシは一度も訪れたことがない部屋
少しだけドアを音を立てないように開け中を覗いてみると、ビンゴデス!司令と緒川さんデス!


弦十郎「まさかとは思ったが...」

緒川「はい、ですが...」


むむ、よく聞こえないデスね...まさかって何なんデス?


弦十郎「まさか翠くんが兄貴の娘とはな...翼とは同じ母を持つ異父姉妹になるのか」


切歌「...え?」

ハッとしてドアから一歩離れ口を手で押さえてももう遅く、アタシの声に反応してバッと振り返った緒川さんが

緒川「誰です!」

切歌「デデデッ!?」

えっ何で部屋の中からじゃなく部屋の外にいたアタシの後ろから出てくるんデスか!?
あっ...びっくりしすぎてなんか...

緒川「切歌さんでしたか、大丈夫で...き、切歌さん!?」

弦十郎「どうした緒川ァ!...き、切歌くん...」

アタシは腰が抜け床に膝から崩れ、そのまま二人が見ているにもかかわらず思いっきり漏らして...

切歌「もう...お嫁に行けないデス...///」

涙も止まりそうにないデスよ...


255 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/26(火) 02:48:07.91w57+DYvu0 (3/5)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


クリス「...ふぃい、ね?」

フィーネ「ん?」

メヌエットと翠達が呼ぶ人工装者が寝かされたベッドの隣にあるカーテンの向こう
もう一つ置いてあったベッドにはどうやらクリスが寝かされていたらしい
そっとカーテンを開けてみると、上体を起こし寝ぼけた顔で目元を擦るクリスがこちらを見ていた
気が付かなかった、とは言わない方がいいわね

フィーネ「お目覚めかしら、クリス」

クリス「ん...なんだフィーネ、また翠に勝手に引っ付いてんのか」

フィーネ「人聞きが悪いわね、同意の上よ」

翠《フィーネさん一度『同意』を辞書で引いた方がいいですよ》

クリスに気を取られていると、さっきまで目を向けていた人工装者の娘が軽く咳き込みながら目を覚ました

メヌエット「けほっ...ここ、は...あぁ、そうだった」

フィーネ「こちらも目を覚ましたか」

クリス「つか無事来てたのか」

後で二人共目を覚ましたと弦十郎くんに伝えておかないとね
なんて思っていると、人工装者の娘が私の顔をじっと見ている

メヌエット「...今度は、誰」

...この娘変なところで鋭い

クリス「敵じゃねぇ、それに外見は翠本人だ、それで今は十分だろ」

メヌエット「むしろ人一人の中に複数人存在していること自体...いや、いい」

翠と私と天羽奏の他にもう三人いると知ったらどうなるのだろう
まぁ私は常にいるわけではないけれど


256 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/26(火) 02:48:52.69w57+DYvu0 (4/5)

メヌエット「それより...さっきは、正直助かった、それに今も」

クリス「やけに素直だな」

メヌエット「私一人の我儘を通せる自体ではなくなっている、状況判断を見誤れるほど時間も残されていない...それに、錬金術師相手に手を出すなとは言った、だけどあのキャロル・マールス・ディーンハイムはもはや錬金術師ではない」

強情な子かと思っていたけど、そうでもないようね
リーダーになっていたのは単に本人のスペックや上の人間達にとっての最初の成功作というお気に入りだったからだけではないということかしら
内面も良くなければ慕われることなどないもの

メヌエット「やつはもはや錬金術師ではない、だからというわけではないけれど...手のひらを返すようで申し訳ない...でも、お願い...手を貸してほしい」

フィーネ「ほう...」

翠《なっ...》

本来ならそれこそ弦十郎くん達がいるときに申し出るべき内容
ここで先に反応を見ておくつもりなのか、時間と場所を選んでいられるほど余裕がないのか
どちらにせよ、頭を下げた彼女に対し私は評価を改めていた

クリス「手を貸せって...お前はまだあの場に立つつもりなのか」

メヌエット「前線に立てるほどの力が残っていない、それでも貴女達が手を貸してくれるというのなら、私もカノン砲でせいぜい威嚇射撃ぐらいなら出来る」


257 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/26(火) 02:49:31.61w57+DYvu0 (5/5)

クリス「全部アタシらに任せるっていうのは?」

メヌエット「やつを倒すのは私の使命であり生きる意味...これだけは、どうしても譲れない私の我儘」

フィーネ《だって、どう?出来る限りの願いを聞いてあげる準備は出来たかしら?》


どうする?安価下
(翠「シンフォギアXD1周年おめでとうございますっ!!!気が付けばあれから一年ですか...私は『片翼の奏者』までしかやれてませんけど」

女神「1周年記念ということで特別にあれからのXD1年間分のイベントストーリーの内容をどうにかして見られるように出来ませんかね...こう、出来なくはないとは思いますけど...」

翠「出来るんですか!?」

フィーネ「女神としてもルール違反ギリギリなんですよね...」)
(冗談はここまでにして

シンフォギアXD1周年おめでとうございます!!
いつか完全XDオリジナル装者なんてものが登場するんじゃないかと期待して早一年、当然そんなことはありませんでした
ということはこのスレももうじき一年...キャラがだいぶ変わっている翠ちゃんと未だに設定が増える『翠』ちゃん...)


258以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/26(火) 03:04:46.21tpvkIQ8L0 (1/1)

フィーネが一旦去ろうとした時、響が「了子さんは人工装者の事を人間と見てないんですか?」と尋ねてくる


259以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/26(火) 06:30:56.57Rj5TD8jb0 (1/1)

↑の返答で「人として見ているからこそ、自分の命を未来に生きる命の為に使う事を
止めれ無いのよ。貴女だって適合者だからでは無く、誰かの笑顔の為に戦うのでしょう?」


260以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/26(火) 22:58:43.1243PU2Y3B0 (1/1)

翔子が翠に憑依してクリスたちに言う
翔子「声帯模写なんて嘘ですよ。あれは先史文明が杖なしでも使えるように、杖の所持者にノイズを独占させないためのもの」


261 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/27(水) 02:33:36.62XK30tzUv0 (1/3)

翠の返事はない
けれどまぁ、どうせ「最大限やりたいことをやらせてあげたい」とかそんな結論に至るでしょう

フィーネ「さて、私はそろそろ帰るとしましょう」

クリス「また急だな」

フィーネ「いつまでも誰かの身体を借りるわけにもいかないわ」

直接来ても構わないのだけれど、それはそれで面倒だし
クリスと、それから隣の人工装者の娘に軽く手を振り翠にも一声かけて帰ろうかと思っていると

ガラッ

響「あ...了子さん」

響ちゃん...立花響が部屋を訪れた

フィーネ「...一目でわかるものなのね、誰もが」

それとも鋭い子が多いだけ?
どちらでもいいけど

フィーネ「タイミングとしては微妙ね、ちょうど帰るところだったのよ」

立花響が私に何か用があるとは思えないし、問題ないでしょう

フィーネ「それじゃクリス、響ちゃん、それからそっちの人工装者ちゃんも」

せっかくの別れ際と思いクリス以外には櫻井了子としての話し方を混ぜておちゃらけたように声をかける
そうして手を振ろうとする

響「あの、待ってください」

が、逆に声をかけられてしまった

フィーネ「どうかした?」

まさか用があったのだろうか
残念ながら彼女のあの特殊な自暴自制のイグナイトに関しては私に答えられることなどない
それとも他のこと?

響「...了子さんは人工装者の事を、人間と見てないんですか?」


262 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/27(水) 02:34:33.97XK30tzUv0 (2/3)

彼女の口から発せられた質問に私は内心首を傾げた
翠との念話の内容が聞かれていたのであればそう勘繰られるような箇所も多々あったかもしれないけれど、そうでないなら何故そんなことを
単なる興味か、あるいは私の態度にそう思わせるものがあったのか
しかしここで何故と問うことは暗にそれを肯定していることにならないだろうか
そういうつもりがなくともそう解釈されてしまえば面倒臭くなるに決まっている
なら、私なりの返事をするのが得策かしら

フィーネ「人として見ているからこそ、自分の命を未来の命の為に使うことを止められないのよ」

立花響がいつから話を聞いていたのか、またどこまで察しているのかはわからない
もしかしたらこの質問はYESかNOだけで十分なものだったのかもしれない
けれどそうでなかった場合、追及されるようならこちらから先に提示した方が楽

フィーネ「貴女だって適合者だからではなく、誰かの笑顔のために戦うのでしょう?」


響さんの反応コンマ下
奇数 せなや
偶数 本当にそう思ってます?
ゾロ目 この人何言ってるのか全然わかりません!(そこまで深い意味はない質問だった)


263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/27(水) 02:35:40.45e4NcHZXO0 (1/1)

セヤナー


264 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/27(水) 02:45:27.86XK30tzUv0 (3/3)

響「はい!」

よし、乗り切ったわ
どんな意図があったのかはよくわからないままだけど、納得はしてくれたみたい

フィーネ「それじゃ改めて」

翔子《の前に一つ出鱈目の訂正しましょうか?フィーネさん?》

フィーネ「ッ!?」

その時、真っ向からだと厄介だけど表舞台には出てこないだろうと踏んでいた存在が重い腰を上げたことを察すると同時に、強制的に交代を余儀なくされた


多数決安価下1~3
1...休憩中の翠ちゃんの方を見る
2...休憩させられたフィーネさんの方を見る
3...交代した翔子さんの方を見る
(せなやってなんやせやなですね)


265以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/27(水) 02:46:18.31Kl4amS+Z0 (1/1)

1


266以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/27(水) 02:52:50.51rG7itmvgo (1/1)

1
業務スーパーせなやでもあるのかと思った


267以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/27(水) 07:08:24.78gdEq2LcLO (1/1)

3
まあせなや


268 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/28(木) 02:13:31.28QGn641QO0 (1/3)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


翔子さんが何を思ったのかよっこらせと立ち上がって何処かへ行ったと思ったらフィーネさんが吹っ飛ばされてきました
文字通り放物線を描いてちゃぶ台のそばに頭から不時着

翠「ダイナミック帰宅」

フィーネ「加減を知らんのかあの女はっ!」

翠「因果応報」

フィーネ「力をこんなことに使いおって...」

翠「いい気味ですね」

フィーネ「さっきから当たり強くないかしら?」

『翠』「次脱いだら今度はあの程度では済まさない、と仰っております」

まだ根に持っているのか

フィーネ「別に見られて困る身体でもなかろうに」

翠「そんな理由で全裸になれるほど私は達観した生き方をしてません」

もし仮にそういう理由で全裸になってる人がいたらある意味痺れますけど憧れはしません
あれ?フィーネさんもしかしてそういう理由で


269 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/28(木) 02:14:46.02QGn641QO0 (2/3)

奏「翠がアイドルデビューしたことでさらに価値は上がったしね」

翠「そういうことを言いたいわけでもないんですが」

『翠』「そうですよ!むしろ人によっては素人にこそ価値が」

翠「少し黙りましょうか」

何ですかここは男子中学生の集まりですか
いや本物の男子中学生が如何程のものなのか知りませんけど

セレナ「というか本当何があってアイドルになってるの?」

翠「そこはあとでマリアさん縛り上げて吐かせます、それよりほら、翔子さんが」

何気に翔子さんが表に出るのって初めてですね...あれ?あっちの皆さんに翔子さんのことどう説明したら


響『了子さん?』

翔子『...それでは、フィーネさんが言いたいことを言い終えたところで私から一つ』

クリス『ッ!?今度誰だ!?』

翔子『ノイズの動きを止めた寺島詩織さんの声...声帯模写なんて嘘ですよ、アレは先史文明が杖なしでも使えるように、杖の所持者にノイズを独占させないためのものです』


翠「とんでもないカミングアウトを聞いた気が...フィーネさんあれどういうことですか!?」

えっえっえっ?
えっと...えっ?


どうする?安価下
(特になければ翔子さんは戻ってきてフィーネさんは帰ります)


270以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/28(木) 02:22:04.53jFtE74tX0 (1/1)

特になし 翠ちゃんに戻る


271以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/28(木) 02:23:06.67Pd+7TJE80 (1/1)

FXで有り金溶かした様な顔になる
あっこの人何も知らねぇな(察し)


272 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/28(木) 03:00:37.78QGn641QO0 (3/3)

翔子さんの衝撃発言について詳しく聞き出すためフィーネさんに詰め寄ろうとすると

フィーネ「」

翠「あっ...」

まるで『ぬ』と『ね』の区別がつかなそうな顔をしてらっしゃる
この人何も知らん感じですね


メヌエット『...何人中にいるの、その人』

クリス『少なくともフィーネ入れて...5、6人か?』

メヌエット『...意味がわからない』

響『そ、それよりどういうこと!?』

翔子『そのままの意味ですよ、それでは私は翠さんと交代するのでこれで』


えっ早っ

フィーネ「...はっ!わ、私も帰るわね!それじゃ!」

翠「あっフィーネさん!」

逃げ足だけは早い...今のが逃げ足なのかはわかりませんが

翔子「はい、じゃあ翠さん後はどうぞ」

翠「えっあっお帰りなさ...今もしかして私の身体誰も使ってないからぶっ倒れてません!?」

やっぱり!モニターに何も映ってませんけど多分これ意識飛んでるのと同じ状態ですよ!

『翠』「んじゃ行こっか...翔子さん後でさっきの詳しく」

翠「というか!何故そういう重要そうなことをこのタイミングでしかも表に出てまで!」

翔子「ん~...気まぐれですかね?」

嘘です...絶対嘘です
これまで頑なに表に出なかった翔子さんが本当に気まぐれ程度でわざわざ表に出るわけありません
それともあの情報をあの場にいた響さんクリスさんメヌエットさんのいずれかに例え直接になろうとも伝えなければいけないほどの状況?

翔子「そのうちわかりますよ」

釈然としない気持ちの中、私と『翠』は後で追及することを決意しつつ表に戻りました


・・・


翠「...ぅ」

響「あ、起きた...今度は?」

翠「私です翠です」

どうやら響さんに背中を支えてもらっていたようですね...

クリス「つかお前、さっきフィーネの後に出てきたの結局誰なんだ?」


多数決安価下1~3
1 答えず話を逸らして誤魔化す
2 翔子さんの名をとりあえず言っておく(誰やねんってなってS.O.N.G.で身元調査が始まります)
3 クシナダヒメらしいと言っておく(どこで誰が聞いているのかわからないとだけ言っておきましょう)


273以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/28(木) 03:24:11.69DlFmRwFLO (1/1)

2


274以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/28(木) 03:33:58.82VDynhzTuO (1/1)

2


275以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/28(木) 06:46:58.45AqufCILcO (1/1)

3


276 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/29(金) 01:05:15.58qkmXi6br0 (1/2)

クリスさんの質問に私は若干答えるのを躊躇してしまいます
多分あの人はクシナダヒメ様なんですけど...それを言ったらまたややこしくなりそうですし

翠「翔子さん...白鳥・W・翔子さんという方です」

仕方がないので本人が使ってる偽名をそのまま採用
嘘ではないですからね、私からしたら

メヌエット「...」

響「翔子さん...って、いうの?さっきの人」

クリス「誰だよ...てか何でまたお前ん中にその人いるんだ?」

翠「さぁ?謎多き人なので」

響「よ、よくそんな受け入れられるね...」

敵に手を差し伸べようとする響さんほどではないと思いますけど
ねー、響さんも知らないうちに自分の中に知らない人が入っててもなんだかんだ言ってすぐに受け入れて共存しそう


どうする?安価下
(特になければマリアさんを締め上げます)


277以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/29(金) 01:43:34.90HgB3KuHz0 (1/1)

「まあ気にしないでください。ハッタリをかます事が多い人なので、」


278sage2018/06/29(金) 02:14:42.24tTVpxOue0 (1/1)

「死人だけじゃ無く生きてる人間も入るのか」とドン引きするクリスちゃん、
「じゃあもしかして師匠と一緒にノイズと戦う事もッ!?」と考える響ちゃん


279 ◆BT63SEH4KsDo2018/06/29(金) 02:56:14.27qkmXi6br0 (2/2)

あまり追及されてもアレなのでこの辺にいておきましょう

翠「まぁ気にしないでください、ハッタリをかます人が多い人なので」

メヌエット「その情報とさっきその人が残した情報を照らし合わせると何が正しいのかわからなくなるんだけど」

翠「それは...えぇ、私もわからないので」

ま、多分そっちは本当なんでしょうけど...いやでも翔子さんですし...

クリス「死人だけじゃなくて生きてる人間も入るのか...」

翠「えっ翔子さん生きてる人なんですか?」

クリス「え?」

ドン引きしたような顔でこちらを見てくるクリスさんの発言に若干疑問を覚えて聞き返したら「違うの?」って顔されました
あれ?

翠「...いや、そういえばどうなんでしょう...でもそれ以前にフィーネさんの例があったので気にもしてませんでした」

響「生きてる人も...じゃあもしかして師匠と一緒にノイズと戦う事もッ!?」

おぉう響さんよりによってそのチョイス

翠「ししょーの魂なんて入ってきたら四肢がもげて爆散しそう...」

クリス「どこの画風が違うヒーローの個性だよ...いや戦闘力大して変わんねえか」

アニメと肩並べられる一般人
いやししょーも元々アニメですけどね?私の視点からすれば


どうする?安価下
(特になければマリアさんを締め上げます)
(『翠』「で、翔子さんどっちなんですか」

翔子「うふふ」

奏「何その笑い怖っ」

セレナ「生きてる人まで誰でもここに来られるようになったら大渋滞になりそう...」)


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/29(金) 03:21:33.40ht8KOEHNO (1/1)

返り血を洗い落とした詩織が装者達にお礼を言いに来る
その後マリアさんを〆


281以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/06/30(土) 00:12:08.21DZWoFLS80 (1/1)

精神世界にいないと思ったら、現実世界で実態化してる翔子が未来と翠の前に現れる
女神「クッシーちゃん、干渉するなら憑依しないで」(ニコニコ)
翔子「叱られちゃいました」(?>????)テヘペロ


282以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/01(日) 01:34:42.64sh7AxTWr0 (1/1)

キャロルがウェルを攫う、その後原作通りの展開へ


283 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 01:49:17.94PdodgDDG0 (1/6)

コンコンッ


そろそろお暇しようと思っていると、誰かが突然ドアを叩きました
事件の予感...じゃなくて、誰でしょう


ガラッ


詩織「あの...」

翠「寺島さん...!」

訪れたのは病衣に身を包む寺島さんでした
返り血を流した後は空いてる病室で休んでもらっていたはずですが、もう大丈夫なんでしょうか

詩織「あ、立花さんに蒼井さんも」

響「もう大丈夫なの?まだ休んでおいた方がいいんじゃ...」

詩織「いえ、もう大分落ち着きました...ここに雪音さんと、もう一人逃してくださった方もいると伺って」

翠「ご指名ですよ、クリスさんメヌエットさん」

私は脇に逸れて寺島さんに道を開け、様子を見ています
響さんも同様に

詩織「あの、お二人ともそんな怪我までして先程は助けていただき、本当にありがとうございました」

クリス「気にすんな、それにほとんどはこっちのやつが頑張ったしな」

そうクリスさんに紹介されたメヌエットさんは少しだけ困ったような表情に変化

メヌエット「別に...私は私のやるべきことのために動いた、それだけだから」

詩織「それでも、ありがとうございました」

メヌエット「あ、ぅ...」

寺島さんの真っ直ぐな気持ち攻撃によりメヌエットさんにダメージが
でもきっと毒状態ならぬ自動回復状態とか付与されてる攻撃ですから甘んじて受けてください

詩織「立花さんと蒼井さんも」

翠「え...いや、結局私は何も」

響「私も...何もしないまま...」

詩織「でも、お二人が、皆さんが動いて、助けようとしてくれていたことは知ってます、ですから」

あっいけませんこっちにまで攻撃がっ!


284 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 01:50:07.67PdodgDDG0 (2/6)

・・・

育ちが良さそうな感謝攻撃に何とか耐え抜き、私はマリアさんと翼さんが休んでいるはずの病室への道を戻っています
というのも、今回の件...私をアイドルデビューさせるという謎過ぎる上に嫌がらせにしては大掛かり過ぎる事件についてマリアさんを締め上げるためです
さっきは途中でフィーネさんに身体の主導権を握られそれどころではなくなってしまいましたが、今度こそは

『翠』《ねーねー、さっき翔子さん、翠と交代した後またすぐどっか行っちゃってから戻ってこないんだけど》

翠《翔子さんが?深層世界のどっかにいるんじゃないですか?》

私の...というか『翠』の、と言った方が正解ですね
『翠』の深層世界はだだっ広くどこまでも続いています
他の人の深層世界もそうなのかはわかりませんが、多分そういうものなのでしょう

翠《案外どっかに翔子さんの部屋とか作ってあったりして》

『翠』《何それ怖っ...いやでも住み着いてる感あるしあり得るかも...ここ何でも創れるし...》

そんな会話をしているうちに病室に着きました

翠「ノックをば...あ、未来さん」

未来「あ、翠ちゃん」

もうすっかりネロさんに祟り的なものをされていた頃の変な感じはなくなった未来さん
一応まだ副作用は残ってるらしいですが、まぁ発散相手は響さんが頑張ればいいだけの話なので詳しくは聞いてません

翠「翼さんかマリアさんに用でしたか?」

未来「うん、様子を見に...翠ちゃんは?」

翠「私はマリアさんを〆に来ました」

未来「えっ」


285 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 01:51:21.72PdodgDDG0 (3/6)

吐かせますよ何もかも
後で緒川さんとあの変態にも
変態はともかく緒川さんは絞め上げようとしても骨が折れそうですね...でも人が良いので頼めば大体のことは話してくれるはずです
それが本当のことかどうかはともかくとして

翔子「まぁまぁ、アイドルにされたくらいでそんなカッカしない方が良いですよ?」

翠「騙されてアイドルとかどこのラノベですかって話...ってええぇっ!?」

バッと振り向くとそこには翔子さんが...こっちの、外の世界にも関わらず翔子さんが立っていました、実体を持って
あまりにも自然に話しかけられて一瞬気付きませんでしたよ...って

未来「えっと...どちら様ですか?翠ちゃん知り合い?」


翔子さん何する?安価下
(何か話す内容でも可、特になければ女神様がすぐ駆けつけます)
(昨日は...というか最近ちょくちょく更新出来ずに申し訳ありません!エタだけは、エタだけはしないつもりなので!)

(翠「『転生して月を破壊した私が騙されてアイドルになるなんて絶対におかしい』とかいうラノベ書いたら売れませんかね」

『翠』「売れないでしょ」)


286以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/01(日) 02:17:36.11s9Snstug0 (1/2)

「その歌が後々役に立つかもしれませんよ?」


287 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 03:15:48.95PdodgDDG0 (4/6)

翔子「アイドルになったこと今の貴女だからこそ...その歌が後々役に立つかもしれませんよ?」

翔子さん...他人事だと思ってません?
大体アイドルになって歌が役立つとか...あーまぁ原作マリアさんは全世界生中継で歌を集めたりしてましたけど、はっきり言って私にあれをやれるほどのカリスマ性も度胸もありませんよ?


女神「...クッシーちゃん」


翔子「ぴゃっ...お、お義姉様...」

と、そんな翔子さんの後ろにはいつの間にか女神様が立っていました
すごく良い笑顔で
大抵こういう時って怒ってるんですよね、ほらあんな風に
...クッシーちゃん?クッシーちゃんって呼ばれてるんですか?翔子さん

女神「クッシーちゃん、干渉するなら憑依しないでね?」

翔子「や、やですねお義姉様、あれは仕方がないことだとお義姉様だって知って」

女神「ね?」

翔子「ひゃい」

ほんっとうに翔子さん女神様には弱いですね...

翔子「叱られちゃいました( >ω・)」

翠「そのテヘペロ顔で後ろ向けばもう一度叱られると思うのでやってみたらいいと思います」

そして翔子さんは女神様に首根っこ掴まれてそのままズルズルと引きづられていきました

未来「えっと...」

翠「今の人は翔子さん、めがっ...アキさんの妹さん...みたいな人です、はい」

未来「へ、へぇ...あ、じゃあ翠ちゃんみたいなってこと?」

翠「私ってアキさんの妹扱いなんですか?」

未来「さっきの人合わせて三姉妹?」

翠「それは...結構です」

いや、もう本当...


288以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/01(日) 03:16:30.30c1c9pUeRO (1/2)

エタされたら首吊る(呪い)


289 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 03:16:37.43PdodgDDG0 (5/6)

・・・

コンコンッ

ガラッ


翠「白状の時間だコラァ!!」

マリア「!?」

翼「どうした翠、小日向」

流石にドアを蹴破るのはやめました

翠「いえ、ちょっとマリアさんを〆に来ただけです」

マリア「ひっ」

未来「私はお二人の様子を見に...」

翼「そうか、私もマリアも傷そのものは完治している、体力こそこの短時間ではどうにもならないが、問題はないだろう」

未来「よかったです」

翠「ということはマリアさんを締め上げても何の問題もないと」

さてどうしてやりましょうか
言っておきますが吐かなくても吐かせるつもりでいきますよ?

マリア「待って翠!お願い少し話し合いましょう!私達は言葉を交わすことが出来る!」

翠「そうですね、ちゃんと話し合えば分かり合えていたでしょうね、だがもう遅いっ!!!」

マリア「くっ...セレナァァァァァッ!!!!!」


コンマ下
奇数 翠ちゃんアイドル化計画について全て吐く
偶数 上と、さらに全装者+αアイドル化計画について全て吐く
ゾロ目 以外と吐かない(後に実力行使安価が入ります)
(厳重な警備のS.O.N.G.本部に突如姿を現わす翔子さんがOTONAに目をつけられないはずもなく)

(セレナ「えっ私?」

奏「気にすんな、姉の立場にはよくある発作みたいなものだ」

『翠』「そうそう」)


290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/01(日) 03:18:18.24c1c9pUeRO (2/2)

そい



291 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/01(日) 03:33:29.31PdodgDDG0 (6/6)

***

>>288
女神「そんな貴女には『好きな人の力をめいっぱい引き出せるよ』な魔法をあげるぽん!」

***

・・・

翠「やっぱり元凶はあの糞眼鏡変態眼鏡でしたか」

翼「待て翠、眼鏡に罪はない、だから二度も言ってやるな」

なんとかあれやこれやで吐かせたかった、今回の私の騒動は案の定変態の策略だったようです
てかそういえば何であの変態がPやろうとしてるんですか?デレ◯テとかシャ◯マスとかの影響?

マリア「えぇ...そして貴女のデビューは彼の目指す目標の第一歩だったのよ」

翠「第一歩...まさか!」

マリア「そのまさか、彼の最終目標は...ここの装者全員...とあと数名をアイドルにすることッ!」

ついに狂ったか杉田
あ、いえ、待ってください

翠「装者全員をアイドルに?ということは...クリスさんとか切歌さん調さんとか」

ふむふむふむ


コンマ下
奇数 それには賛成だ、手を貸そう杉田
偶数 それとこれとは話が別だ杉田


292以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/01(日) 03:38:42.68s9Snstug0 (2/2)

不幸だねぇ、不幸だねぇ


293 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/02(月) 01:56:15.43uHe20IFH0 (1/2)

翠「確かに私はともかくここにいる皆さんのレベルは高い、もしゲームになったらアイドルギアとかのカードが実装されそうなくらい高い、そこに気付いたのには賞賛を送りましょう、そこでそんな皆さんをデビューさせるために失敗してもいい試しデビューに私を選んだのも妥当と言えます」

まぁそもそもそういうキャラデザな筈ですし?というかアニメにおける少女達が活躍するアニメは大体レベル高いんですよね、モブも含めて
萌えの文化万歳

マリア「アイドルギアって...それはともかく、納得してもらえたということかしら」

翠「いえ、それはそれこれはこれです」

マリア「ごめんなさいドクター、骨は拾うわ」

それでも私を、よりによって皆さんとは違い一発屋になりそうな私を(そうなることも想定内で捨て駒にしたのかもしれませんが)巻き込みあろうことか騙して後に引けないところに行かせたあの糞眼鏡変態眼鏡白衣野郎には必ず死より苦しい制裁を加えます
あと緒川さんも

翠「もちろんマリアさんも」

マリア「待って!私は確かにドクターの作戦に乗ったけれど!」

翠「慈悲はありません」

そんな絶望したような顔をしたところで私の意思は揺るぎませんよ
むしろ絶望してるのは私の方
今ならファントム産んだり人類史上最大最悪の絶望的事件に参加したり出来そうです
本当今後どうしたらいいんですかね...

未来「...あの、マリアさん」

翠「未来さん?」

マリア「...え、あ、えぇ、何かしら」

未来さんに話しかけられ、マリアさんがハッとして姿勢を整えました
というかさっきの話からして未来さんも対象ですよね
未来さんもそのことに不安があるのかと思って聞いていると

未来「それって...響もその対象ってこと、ですか?」

マリア「えぇ、おそらくは」

あ、響さんの方を心配していたんですね
やはりいつでも響さん命の未来さん

未来「そう...ですか...」

翼「小日向?」

...はて、それにしては未来さんの顔色が


294 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/02(月) 01:56:52.25uHe20IFH0 (2/2)

と、その時私達の持つ端末が4つとも鳴り出しました
本部内なのに端末で連絡、それも一斉に来たということはかなり急を要しているということでしょうか

弦十郎『お前達、聞こえているかッ!』

翠「どうしたんですか?」

弦十郎『ウェル博士が拐われた、すぐに救出活動にあたってほしいッ!』

ふむふむ、あの糞眼鏡変態眼鏡白衣偏食野郎が拐われたと

翠「放っておくのは」

翼「ダメに決まっているだろう!」

翠「ですよね、ちっ世話が焼けます」

・・・

司令室に集まった私達装者陣が聞かされたのは、外出中だった糞眼鏡変態...長いからやっぱり変態で
変態がテレポートしてきたキャロルちゃんに拐われたとのこと

翠「何でまた...」

クリス「利用価値があったか、単に人質ってことじゃねえか?」

だとすると後者でしょうか
ヤントラ・サルヴァスパは深淵の竜宮にはすでになかったですし...いえ、仮にあれを持ち出したのがキャロルちゃん陣営でなかったなら話は別ですが


どうする?安価下
(ここからは大体原作通りの流れ...って原作のどこから?)

(翠「確かに私はともかくここにいる皆さんのレベルは高い」

翼(翠も十二分にアイドルとしてやっていけるほどの魅力があると思うが...))


295以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/02(月) 02:15:49.93KkQdupjwO (1/1)

切歌「もしもドクターを人質に何か要求してきてもドクターは見捨てて構わないデス。あの男は眉毛の繋がった警察官と同じぐらい不死身デスから」


296以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/02(月) 20:00:23.19MrRLsGCt0 (1/1)

GX10話からのウェルが一旦はキャロルと手を組むけど、後に裏切って瓦礫に潰される展開じゃない


297以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/03(火) 01:39:54.20dXL6bFWH0 (1/1)

ウェル博士がキャロルに協力をするフリをしてシャトーが世界を分解せずに自壊するように細工する(直前に翠に連絡が入る)



298以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/03(火) 02:04:07.53M99EN4wQO (1/1)

キャロルの「全生命体を滅ぼした後はこの星を含めた太陽系の星々も解剖する」という発言に杉田ドン引き


299 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/04(水) 02:36:57.805HIvCPkW0 (1/1)

***

昨日今日続いてすみません...エタだけはしませんので...
明日こそは...明日こそは多分更新出来ます...ちょっと頂いた安価内容まとめてきます
で、それにあたってそろそろ必要かなと思いこれだけ安価ドーン


キャロルちゃんの新しく目覚めた人格の性格や考え方、特徴等安価下
(「この世界の全生命体を直々に滅ぼす」とか「全生命体を滅ぼした後はこの星を含めた太陽系の星々も解剖する」とか言うことだけはわかっているので出来ればそれに矛盾しないものを)
(なお、一人称が何なのか(私や俺でも構いませんし別でも構いません)が決まると嬉しいです)
(というかこの新しく目覚めた人格は果たしてキャロルちゃん本人なのかそれとも本当に『別人が乗り移っている』のか...なおどちらにしろソウル化すると自我は消えます)


300以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/04(水) 02:52:18.37+VKZB/Dy0 (1/1)

かつての目標だった(らしい)世界解剖を超曲解していて、全てを無に還そうとしている


301以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/04(水) 06:25:30.04mxf0BisD0 (1/1)

一人称は僕


302以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/04(水) 09:32:07.07UW8+3i5eo (1/1)

性格と口調はちゃきちゃきの江戸っ子


303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/04(水) 12:00:33.41Kj9uKzGk0 (1/1)

別人格自体がかなり前の人格の壊れた状態に精神を汚染されているため、壊れた思想に支配されている


304 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:00:01.92YGuGlWiZ0 (1/6)

一人称僕の江戸っ子キャロルちゃん...?

***

・・・

ナスターシャ「ドクターを人質ですか...」

人質...人質に値する人もっと他にもいたでしょうに

切歌「もしもドクターを人質に何か要求してきてもドクターは見捨てて構わないデス、あの男は眉毛の繋がった警察官と同じくらい不死身デスから」

調「切ちゃん!?」

翠「あ、やっぱりですか?じゃあ今回は見捨てるということで」

マリア「翠!?」

やだな冗談ですよ半分
だから皆さんそんな目で見ないでくださいよ

弦十郎「...何はともあれ、彼もまた俺達が守るべき民間人の一人であることに変わりはない」

翠「ネフィリムを取り込んでさえいなければ捨て置いてもよかったものを...」

翼「お前はどれほど根に持っているのだ」

夏菜「翠さんがそこまで言うのも珍しいといえば珍しいですけどね...一応あの人私にとっては命の恩人の一人なのでそこは...」

仕方がありません、夏菜さんにそこまで言われてしまっては
まぁこの手で報復もしなければですし


305 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:00:46.22YGuGlWiZ0 (2/6)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


ウェル「それで、僕を拐って何をするつもりなんです、レディ?」

糖質を求め、偶には自分で買いに行くのもいいだろうと外へ出た矢先にこのザマだ
やはり以前のように僕に菓子類を届ける任を誰かに受けさせた方がいい...っと、今はそれより現状打破について考えることにしよう
目の前に立つ少女...本来は本部にいたホムンクルス、エルフナインによく似た姿だったはずの彼女は錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイム
僕をテレポートによって拐いこのだだっ広い部屋に来させた張本人だ
惜しい...実に惜しい
今でこそその肌はお世辞にも綺麗とは言い難いが、あのエルフナインと同じ見た目をしていたのなら双子ユニットで売り出すのも悪くなかったかもしれないというのに
いや、この姿をずっと保っているわけではあるまい、ということは自身も何度もホムンクルスのスペアに記憶と魂を移し替えて生き長らえている?
ならばまだ彼女をアイドルに仕立て上げることも...

キャロル「あん?てやんでい!おめぇさんは単なる人質に決まってんだろべらぼうめぇ!」

...んん?

ウェル「その、口調は」

キャロル「今の僕のこの口調よかちゃんとしてた方が聞きやすいだろ?世界に向けてんだ、配信のときくらいはきちっとな」

ウェル「つまりあの宣言の時は無理して標準語を?」

キャロル「あたぼうよ!」

...江戸っ子風ボクっ娘アイドルですか、まぁ頭の隅にでも置いておきましょう


306 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:01:23.16YGuGlWiZ0 (3/6)

キャロル「んで、何すっかって話だったか?」

ウェル「えぇ」

キャロル「んなもん...」

彼女は再び真剣な表情を見せ、そしてニヤリと笑い


キャロル「全生命体を滅ぼした後は...この星を含めた太陽系の星々も解剖する」


そう言ってのけた

キャロル「コイツのかつての目標は世界解剖って言っててな、てこたぁ全てを無に還せばいいってこったろ?」

ウェル「...」

目に光が宿っていないように見える
目が見えていないとかそういうことではなく、目の前ではない何かを彼女は見ているのかもしれない
とりあえず僕ですらさっきの発言に若干引いたのは言うまでもない
まず地球、それも掌握でも支配でもなく解剖
それはまさに思考の叡智に他ならない
全ての科学者...否、全人類の夢と言ってもいい
だが彼女はその後どうすると言った

全生命体を滅ぼす
全てを無に還す

知を持ってして、それで何を求めることもなく
彼女に夢はないのか
それともそれこそが彼女にとっての夢なのか

ウェル「そうですか...」


307 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:02:23.78YGuGlWiZ0 (4/6)

エルフナインは言っていた
キャロル・マールス・ディーンハイムの目的である世界解剖、万象黙示録の完成は父親から託された命題だと

まさか、彼女はそれ『だけ』だと言うのか

ウェル「ならば、僕も手伝わせて頂きたいものだ」

僕は協力を持ちかけることにした
だが何も本当に僕もこの星を、太陽系を滅ぼしたいと思ったわけではない

キャロル「ん?」

ウェル「手伝うと言ったのですよ、レディ...僕は何もあそこの人間達と仲良しごっこをしていたわけじゃない、僕は彼らにとって人ではなく物!回収されたネフィリムの一部として持て余されていただけなのさ!」

キャロル「その左腕か?」

僕は袖をまくり左腕を見せた
ノイズすらも破壊出来るネフィリムの腕
これを見れば多少は食いつくはずだ

キャロル「...面白えなおめぇ、よし、んじゃ一緒についてくっか!」

ふむ、聞いていたより大分扱いやすい性格をしているなこのレディは
少々壊れているようにも感じるが...今は取り入れられればそれでいい


308 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:03:17.37YGuGlWiZ0 (5/6)

英雄とは飽くなき夢を見、誰かに見せるもの
アイドルもまた然り
そしてPもまた、それは同じことだ
アイドル達に夢を見せること、そして自身も夢を見ることでそれは現実へと繋がっていく

目の前の彼女にも見せてみせよう
夢というものを
この僕がッ!!!


安価下1
1 とりあえずレイラインを利用するためには要石ドーン
2 要石は他の戦力に任せてこっちは装者とバトる
3 ウェル博士もうこの段階でこっそり翠ちゃんに連絡入れる

安価下2
1 引き続きウェル博士視点
2 翠ちゃん視点
3 他の人視点(誰の視点か記述)

(江戸っ子口調が分からず変な感じかもしれませんがそこは温かい目で...)


309以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/05(木) 02:10:04.57WdmAw80JO (1/1)

3


310sage2018/07/05(木) 02:31:01.5670Y+qxWQ0 (1/1)

1
何かサクサク進みそう


311 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/05(木) 02:56:50.96YGuGlWiZ0 (6/6)

・・・

キャロル・マールス・ディーンハイムと手を結んだフリをしている僕は、あの後部屋を用意された
僕を信用しているのか、あるいは甘く見ているのか

ウェル「見たところ、監視や盗聴の類は見受けられませんね」

とはいえ相手は錬金術師、僕のまだ知らぬ技術を持っていてもおかしくはない

ウェル「とりあえず...」

ここは連絡の一つも入れて然るべき
こういう時のため、S.O.N.G.の職員は自動的に暗号に切り替わるメールの連絡手段を渡されている
しかしまず誰に連絡を入れるべきか

ウェル「...」

あえて、という手もありますか
僕はポケットからスマートフォン型の端末を取り出し連絡先に蒼井翠を選択した

蒼井翠...僕をコケにし、その腹いせもあって遂に逆にアイドルデビューさせた少女
複数種の聖遺物を起動させるある種奇跡とも呼べる喉を持ち、相手の持つ他人との距離感を狂わせることに定評のある生意気な餓鬼
何を考え、何を企んでいるのか
それを全くと言っていいほど掴ませない彼女は時に誰も思い付きもしないようなことをやってのける
とても状況に流されルナブレイクの片棒を担いだとは思えない...おっと、また思考がズレていた

まぁそんなこともあり、あえてどう出るか予想がつかない彼女に現状を伝えるのも一つの手と僕は思った

ウェル「さて、どうしたものか」


伝える内容安価下
(全部伝えるのもアリですし、一部分だけ、また嘘八百を伝えるのもアリです)

(ウェル(何を考え、何を企んでいるのか)

翠(月破壊したしあと率先してやることないですね...暇))


312以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/05(木) 03:07:36.30gfTEFE7T0 (1/1)

拉致されてる事と爆破工作する事を伝える
ついでにこのままだと太陽系の星々も危ない事も


313 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/06(金) 01:56:19.23dsA7B2ME0 (1/2)

彼女にのみ伝えたところで、それを他の人間達にも伝えるかはわからりませんが...一応は拉致されていること、手を貸すふりをしてチフォージュ・シャトーに爆破工作をするつもりであること、それからあのレディの『太陽系の星々も解剖する』という発言について簡潔にまとめ、メールを送信

ウェル「まさかあのお子様と連絡を取り合う日が来ようとは」

しかし、これも今後のP活動において必要になってくる
慣れておくに越したことは...

ウェル「おや、早くも返信が」


コンマ下
奇数 『了解。一応こちらは不本意ですが救出任務に出ますんで適当に合わせてください』
偶数 『とりあえず貴方が裏切ったとだけ皆さんには伝えておきました』
ゾロ目 『ヘ(^o^)ヘ
      |∧
      / 』


314以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/06(金) 02:07:38.39LEOUhKkr0 (1/1)

荒ぶる翠ちゃんのポーズ


315 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/06(金) 03:47:55.09dsA7B2ME0 (2/2)

『了解。一応こちらは不本意ですが救出任務に出ますんで』

ふむ、素直に僕の作戦にノると

ウェル「正直拒否をされるか、罵倒や無理難題を言われる覚悟もしていたが...悪くない流れです」

僕と彼女の仲はお世辞にも良いとは言えない
それこそ人によっては僕は彼女にとって唯一犬猿の仲となる存在だとか
あんな小生意気な餓鬼でも外面は良いようで、それこそ今日のライブ本番までも周りから悪い印象は得ていなかった
S.O.N.G.内でもあれが素なのかどうかはさて置き、誰とでもそれなりに友好関係を築いている

ウェル「はて、そういえば何故僕だけが」

第一印象だろうか?
まぁ好かれたいとも思っていないからどうでもいい


コンコンッ


キャロル「おう、休めたか?ちっと来い」

おっとお呼び出しですか

ウェル「今行きますよ」

・・・

連絡をしていたことがバレたのかと一瞬身構えたがそうでもないようだ
なんでも、少しばかり計画に必要な『道』を切り開きに行くらしい

キャロル「んで僕に付いてくっかどうすっかってことなんだけどよぉ...」


安価下
1 付いて行く(装者とバトルの可能性あり)
2 留守番(チフォージュ・シャトー探索可)(簡単な見張りは付きます)

どうする?安価下2以降
(安価下1が2の場合のみ採用)

(ウェル「何故僕だけが」

女神(むしろ全員からウェル博士だけが嫌われているという可能性))


316以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/06(金) 07:13:02.42mmmYohd10 (1/1)

2


317sage2018/07/06(金) 17:59:11.848oexkbqB0 (1/1)

「筋肉モリモリマッチョウーマンの…になってしまっているんですから、
細かい所のメンテナンス位はしますよ」
(何も仕掛けないとは言っていない)


318以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/07(土) 00:36:46.78kna6gFgwO (1/1)

連絡を聞いた調が「ドクターの言う事を絶対に信じちゃいけない。マムや人口装者を犠牲にする作戦を考えてる可能性もある」と言ってウェル博士をシャトーごと沈める事を提案してくる


319 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/07(土) 02:14:37.79KLwTD2EE0 (1/3)

ウェル「しかしここで僕が付いて行っては、付いた先で厄介なことになるのでは?」

キャロル「あぁ、ま、そりゃどっちにしろおんなじだけどよ」

僕が行こうが行くまいが行った先に誰かしら装者が向かわされるのは必須
しかし彼女の力を見くびるわけではないが、ここで何の手違いか僕が救出でもされてしまえば計画はおじゃん
余程のことがない限りはここにいた方が僕にとっては好都合

ウェル「やはり僕では留守を任せるのに信用が足りないと?」

キャロル「ったりめぇだってんだてやんでい!だけどいつまでもそのままってわけにも行かねえ」

ウェル「ではここで信頼を得させてもらいましょうか...何、筋肉モリモリマッチョウーマンの...になってしまっているんですから、ここの細かいところのメンテナンスくらいはしますよ」

監視くらいは付くだろうが、僕にとってはその程度関係ない
この機会を利用して少しでも計画を進められれば...


コンマ下
奇数 協力するとは言ったけどそこまでの信用はないから余計なことはさせない(キャロルちゃん帰るまで部屋に閉じ込め)
偶数 物は試し、チフォージュ・シャトーのメンテナンスを任せてみる

(翠「短冊に願い事を...願い事...願い事ですか...何にしましょうかね~」)


320以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/07(土) 02:26:10.06l3AQgGHC0 (1/1)

あいよ


321 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/07(土) 03:07:04.33KLwTD2EE0 (2/3)

キャロル「...ならいっちょ任せてみっか」

そう言った彼女は空間に錬成陣を出現させそこに腕を突っ込んだ
そして腕を引き抜くとその手にはタブレットのような機械と工具セットが握られている

キャロル「そこに書いてあるとこ以外は弄んじゃねぇぞ!」

タブレットを起動させるとチフォージュ・シャトーの設計図の一部のようなものが映し出された
なるほど、文字通りメンテナンスを任せると

キャロル「一応監視は付ける、んじゃ僕は行くからな~」


パリンッ


テレポートジェムによって姿を消すキャロル・マールス・ディーンハイム
そしてそれと入れ替わりに僕の元へ現れた数体の人影

ウェル「木偶人形...でしたか」

簡易版のオートスコアラーのような見た目をしたそれらは襲う様子もなく、それでいて一時も僕から目を離すまいとこちらを凝視してくる
厄介な監視ではありますが...僕のこのネフィリムの腕があればコイツらのハッキングも容易いことをお忘れか?

ウェル「しかしすぐに行動に移しては意味がない、せいぜい真面目に働きますよ」

なお、何もしないとは言ませんが


322 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/07(土) 03:07:53.89KLwTD2EE0 (3/3)

☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


遡ること数分前
変態から連絡が来て一応返信しました
で、その変態から来た連絡の内容について皆さんに話してみると

調「ドクターの言うことを絶対に信じちゃいけない、マムや人口装者を犠牲にするような作戦を考えている可能性もある」

切歌「むしろ好都合デス、いっそのこと裏切り者として成敗するデス!」

調「それがいい、例えばドクターをチフォージュ・シャトーごと沈めるとか、どうせそれでも死なないだろうし」

...こうして見ると、私が言うのもなんですがあの男相当嫌われてますね
ダメと言っても中々助けようと考えない私や切歌さん調さんに対しししょーが頭を抱えています

響「ま、まぁまぁ二人共...」

夏菜「何もそこまで」

マリア「...どうしましょう、マム」

ナスターシャ「調と切歌にも思うところがあるのでしょう」

死に際に最低の英雄にでもなれれば本人も満足じゃないですか?
そして私はPがいなくなったところで晴れてアイドル卒業!というか中退?
普通の転生者に戻ります!

奏《いやPが変わるだけだろ》

ナニモキコエナイ


安価下
1 要石を守るため風鳴八絋邸へ(後に他の出撃メンバー選択)
2 要石を守るため八重垣神社へ(後に他の出撃メンバー選択)
3 チフォージュ・シャトーの座標特定を急ぐ(ウェル博士救出作戦の進行速度が上がります)
4 S.O.N.G.本部内にいる誰かと交流(誰と交流するか記述)


323以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/07(土) 03:35:39.56NZ+RWGXgO (1/1)

1


324以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/07(土) 18:21:25.208+0KbX0d0 (1/1)

マリ翼


325 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/08(日) 02:06:37.90JjqBRImF0 (1/3)

***
安価は出すつもりでしたがもう出してくれた方がいたのでとりあえず翼さんとマリアさんを...


安価下
1 翠ちゃん翼さんマリアさんの3人で
2 他にも追加(誰を追加するか記述)


326以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/08(日) 02:16:29.43JW5W1sxk0 (1/1)

1


327 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/08(日) 03:15:46.75JjqBRImF0 (2/3)

***

・・・

弦十郎「ウェル博士が現状急を要する事態ではないことが判明した、が、救出しなくてはならないことに変わりはない」

調「シャトーと一緒に」

弦十郎「変 わ り は な い」

調「はい」

調さん...
切歌さんもやや不満気なご様子...あれ?というか切歌さん服変わってません?
私のところにフィーネさんが来た時と服が違っているような
時間も時間だし一回パジャマ着てその後急いでまた着替えたとかじゃない?
...ま、今は置いておきましょう

弦十郎「しかし、敵の目的が達成されていない今、そちらの対処もしなければならい」

レイラインの解放さえどうにかすれば最悪キャロルちゃんは詰むはずです
いえ、今のキャロルちゃんはキャロルちゃんじゃないかもしれないとエルフナインちゃんやレイアさんが言っていたのでどうだかわかりませんが...みすみすこのままやらせればその後太陽系の星全て滅ぼすとかいうどこのコーヒーが不味い星狩り族ですかと言いたくなるような所業に出てくるらしいですし

弦十郎「お前達にはチームを編成し、チフォージュ・シャトーに乗り込むのと同時進行で各ポイントの警戒に当たってもらいたい」

・・・

で、私が割り振られたのは翼さんのお父さん邸
キャロルちゃんが行きそうなポイントのうち私が原作で唯一知っている場所でもあります
そしてこんな原作とかけ離れた状況になっていても最低限の流れだけは変わらない時点で何となく予想していたことですが、私の他にもう二人同じチームに

翼「...」

マリア「翼のパパさんの家、ね...」

翼さんのお父さん邸へ向かう途中の車内、後部座席には翼さんとマリアさんの姿が
まぁこうなるよね
本来ならお二人はクリスさんやメヌエットさん同様本部に残って警戒、という建前で要休養なんですが、流石に人手が足りないということでこうなりました
つまり私はまだ体力が回復し切っていない翼さんマリアさんのサポートを兼ねていると


328 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/08(日) 03:16:21.93JjqBRImF0 (3/3)

緒川「着くまでもう少しかかりますから皆さんは少しでも休養をとって置いてください、特に翠さんとマリアさんは仕事の後でもあるんです、余計に精神が削れていたら保ちません」

助手席に乗る私の隣、運転席に座りこの車を走らせている緒川さんがまるで他人事のような口ぶりでそんなことをぬかしてきました

翠「言っときますけど緒川さんも絶対に許しませんからね」

緒川「ははは...」

マリア「ま、まぁ翠?案外アイドルもやってみると楽しいものよ?」

翠「そういう問題じゃないんですよねぇ...」

とはいえこんな日付けが変わり日がそろそろ顔を出しそうな時間になっているとなると、確かに今のうちに少しでも寝ておかないと完徹になりかねません

翠「はぁ...着いたら起こしてください...」

マリアさんや緒川さんに対する仕返しは後で考えることにし、私は目を閉じました

・・・

身体を休めている間にちょこっとこっちにも寄っておきますか

翠「あ、翔子さんお帰りなさい」

『翠』「どこ行って...いや、連れていかれてたんです?」

奏さんセレナさんに軽く声かけに来たら、そこには女神様に引きずられていったはずの翔子さんが座っていました

翔子「少~しお義姉様の部屋で愛の語らいを」

お説教辛かったんですね、そんな青ざめた状態で無理して笑顔を浮かべて

奏「てか生身あったんだね」

翔子「まぁ...」

セレナ「私達もせめて自分達の抜けた後の身体?とはいかなくても代わりの身体とかあればなぁ...って、それは流石にね」

翠「今現在その『代わりの身体』扱いされてるこの身体について」

『翠』「そこはほら、『私』が前任者権限で認めてるし」

とりあえず今度脱ごうとしたらフィーネさんは現任者権限で出禁にしますけどね


何か話す?安価下
(特になければ風鳴八絋邸に着きます)


329以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/08(日) 03:30:26.10ansAm2ogO (1/1)

ネロ様が「危なくなったら呼んでください。フロンティアで待機してます」と念話で語りかけてくる


330 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 01:18:59.48iHVM7mKw0 (1/7)

それから私達はダラダラしながら他愛もない話をしていると

ネロ《...ぃ、お~い、聞こえますか~?》

翠「んあ?あ、ネロさん?」

身体の方が寝ていて念話が緩んでいたからか何なのか、深層世界全体の方にダイレクトにネロさんの念話が飛んで来ました

奏「お、噂の」

セレナ「ネフィリムもあの頃から話が出来ていればなぁ...」

『翠』「とりあえず返事しといたら?」

翠「ですね...ネロさ~ん、何ですか~?」

大声で言ってみましたけど、いつもみたいな念話のスタイルじゃなくても聞こえるんでしょうか
聞こえてなさそうならやり直しますけど

ネロ《...翠さん、どこかからか叫んでます?》

あ、通じますね

翠「まぁちょっといつもとやり方違うので~!それより何ですか~?」

念話って集中しないといけなくてちょっと疲れますしこの方が楽でいいです

ネロ《あぁえっと、危なくなったら呼んでください、フロンティアで待機してますから》

翠「は~い、フロンティアで...フロンティア!?」

ネロ《一応私の本体でもありますし》

それはそうですけど...まぁ、その辺は任せますか
でも何故にフロンティア...まさかいざとなったら変形してチフォージュ・シャトーと戦うとか!...いやまさか

翠「わかりました~、ピンチの時は呼びますね~!」

『翠』「フロンティアの中身?がネロさんになってるんだよね」

翔子「船としての『鳥之石楠船神』と神としての『鳥之石楠船神』が分離している感じですね」

翠「円環の理としてのマドカァ!と人間としてのマドカァ!が裂けちゃった感じですか」

でもネロさん、呼べと言っても本当何する気なんですかね...


コンマ下
奇数 無事到着
偶数 敵のお出まし
ゾロ目 キャロルちゃんのお出まし


331以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:24:32.99iKBFvo/vO (1/4)

ぶじ~


332以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:25:00.97iKBFvo/vO (2/4)

ファッ!?


333以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:35:03.55Z0o7E/wUO (1/2)

なんと


334 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 01:45:32.09iHVM7mKw0 (2/7)

ぐらぐらぐらっ


ネロさんの念話が終わったと思ったら今度はものすごい揺れ!?

翠「何々地震!?」

奏「いや今誰もこの身体使ってないから身体の方の揺れがこっちに来てんだろ...この強さ、肩揺らされてるとかじゃないか?」

『翠』「もしかして起こされてる?」

翠「あぁそういう...じゃあ起きますか」

『翠』「だね」

起こされているということは翼さんのお父さん邸に着いたということでしょうか


☆☆☆

で~れれ~で~でん!

☆☆☆


緒川「翠さん起きてください!翠さん!」

マリア「翠!寝ている場合じゃなくなったわ!」

翠「...ん...ふあ~ぁ...着いたんですか?」

翼「着いたには着いた...が、それだけなら良かったのだがな...」


335 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 01:46:01.50iHVM7mKw0 (3/7)

何でしょう、起きて早々不穏な予感
また面倒ごとですか?二度寝していいですか?ちょっと今日くらいは


キャロル「装者は一、二...三人か」


翠「...っ!?!?」

聞こえた声に冗談半分で二度寝しかけていた私は飛び起きました
そして車の正面の窓から外を見ると

翠「うわ...まさかの鉢合わせ?」

目の前の道路に立っているのは間違いなくキャロルちゃん
よりにもよって...大当たり(大ハズレ)を当ててしまうとは

キャロル「阻むのだろう?出て来い、それともその箱ごと解剖されるのがいいか?」


どのギアで行く?安価下1
1 アメノムラクモ
2 アスクレピオス(戦闘不向き?)
3 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
4 イミテーター(銀色のギア)
5 ミョルニル(イグナイトなし)
6 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
7 フォーク
8 アメノオハバリ
(1、2、6、7、8はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください)

どうする?安価下2以降
(場所は風鳴八絋邸目の前の道路、邸内の人達はすでに状況を把握し避難を開始しているので邸内に移動する可能性有り)
(ちなみにキャロルちゃん今は江戸っ子口調じゃない外面モードです(興奮すると口調が江戸っ子に戻ります))


336以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:47:23.58iKBFvo/vO (3/4)

7イグナイト


337以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:47:56.92iKBFvo/vO (4/4)

連取りになるなら安価下でお願いします


338以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:48:43.58WZ5SkpX30 (1/1)

1


339以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 01:59:21.52Z0o7E/wUO (2/2)

天叢雲なら…
アルカノイズを飛ばしてくるのでつばマリに対処してもらう
ある程度時間が経ったら天叢雲のイグナイト+剣を構えて精神統一してからフルシンクロ発動


340 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 03:19:19.70iHVM7mKw0 (4/7)

***
連投...は申し訳ないのですが今回は他の方もそのすぐ後にレスしてくれていたのでなしとさせていただきます
***

車から降りた私達はそれぞれ首から下げたペンダントを握りしめました
流石にラスボス来たから引き返す~なんてことは出来ません

翼「緒川さんはお父様達の方を」

緒川「わかっています、皆さん無理はしないでください」

そう言って緒川さんは瞬時に姿を消しました...えっ消えた?何あれテレポート?
足速いとかそういう次元じゃなくなりましたよ?

マリア「目的はレイラインの解放といったところ?」

キャロル「聞かずとも」

翼「やはり狙いは要石...否、させてなるものかっ!」

翼さんの気合が!気合が!!
私もそろそろ気を引き締めて行かないとですね


「Imyteus amenohabakiri tron」

「Seilien coffin aiget-lamh tron」

「Imyuteus amenomurakumo tron」


私はアメノムラクモを纏い剣を構えます
正直ここで要石が破壊されても最終的には響さん達『主人公』が何とかしてしまうんだろうとは思いますが、それでもここで止めるに越したことはありません
あと手を抜こうものなら私は死にます、相手は殺す気で来てますし
なので本気で仕留めに行かせてもらいます

キャロル「まだ僕を侮り弾を隠すか、ならば引き出させてやろう...」


パリンッ

パリンッ

パリンッ


瞬く間に出現させられる大量のアルカノイズ
戦闘員枠なだけあって数だけはいつもすごいんですよね


341 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 03:20:39.76iHVM7mKw0 (5/7)

マリア「雑魚は私達に任せなさい」

翼「翠はキャロルを」

翠「わか...えっ私が!?」

いやいやいや仕留めに行かせてもらいますとは言いましたけど私が!?しかも翼さんマリアさんがアルカノイズ仕留めきるまで一人で!?

マリア「何を驚いているの?私達の中で一番強いのは貴女でしょう?」

翠「まぐれ続きを鵜呑みにして期待されても...」

翼「いや、あれはお前自身の実力だ」

期待が重い...確かに側から見れば模擬戦の成績的には私TUEEEかもしれませんけど...あぁもうわかりましたわかりましたよ!

キャロル「方針は決まったか?なら始めるぞ...行け」

キャロルちゃんの指示に合わせ一斉にアルカノイズが身を細く尖らせこちらに向かって飛んで来ました

翼「道は私達が」

マリア「斬り開くッ!」

翠「早く来てくださいねッ!じゃないと死ぬんで!」

いやもう本当、相手は仮にも三期ラスボスですよ?
アルカノイズが翼さんの剣やマリアさんの蛇腹剣によって倒されていく中私は文字通り斬り開かれた正面を駆け、キャロルちゃんに肉薄します

翠「はぁっ!!」

キャロル「ふっ」

当たらないだろうと思いつつ一振り
当然それは避けられ、当の避けたキャロルちゃんは空中浮遊なのかただの跳躍なのかわかりませんが翼さんのお父さん邸の塀の上に降り立ちました

翠「逃げる気ですか!」

キャロル「元より僕の本来の目的は戦いじゃない」

やっぱり口調的にも態度的にも違和感...てか今一人称僕でした?
そんなことを考えているとキャロルちゃんはそのまま私を無視して翼さんのお父さん邸の敷地内に入っていってしまいます
不味い、要石が!

翠「待ちなさいッ!」


342 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 03:21:42.68iHVM7mKw0 (6/7)

・・・

空中浮遊には空中浮遊
羽衣によって私もまたキャロルちゃんに対抗するように空を舞い、なんとか要石が破壊される前にキャロルちゃんに追い付き止めることに成功しました

翠「させませんよ」

キャロル「今のお前に何が出来る、何が守れる」

翠「出来ることはパワーアップ、守れるものはそんなもの私だって知りませんッ!」

だから守りたいものを守ろうとするんですよ
地面に降りた私は胸元のマイクユニットに手を伸ばし

翠「イグナイトモジュール、着装ッ!!」


ニ-ベルング


何度もアニメで見たこの動き、そして何回か試してことごとく失敗したイグナイト

翠《行けますよね、『翠』!》

『翠』《もちろん!》

一度乗り越えた私達に対しニーベルングもノータイムで応え、ギアを変形させてくれました
黒より黒く、より禍々しく
色的になんかヤベーイとか言っておきたくなるこの姿

アメノムラクモ・イグナイトモジュール!

キャロル「ほう」

私は剣を構え直し、息を整え頭をクールに、精神を統一させていきます

翠「私は『貴女』」

『翠』「貴女は『私』」

ウィーアー!


...まぁ二人に別れない方なので歌的にはこっちじゃないですけど


343 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/09(月) 03:22:19.05iHVM7mKw0 (7/7)

・・・

すっかり慣れたフルシンクロ
二人分の感覚が一つになり、より研ぎ澄まされていきました

翠「今の私は...負ける気がしませんッ!!!」

キャロル「来いッ!!!」

キャロルちゃんのすぐ前まで跳躍し渾身の力で彼女を斬りつけました
しかしキャロルちゃんもまたシールドを張りそれを防いできます

キャロル「威力が...やっぱりその代用の力でも底上げには他ならねぇってか!」

翠「だけじゃないってこと、教えてあげるッ!」

フィーネさんのバリアだって私達なら破れる
より一層腕に力を込め、キャロルちゃんのバリアにヒビを入れていく


バリンッ


キャロル「ちっ」

バリアが破壊されると同時にギリギリで後退し私の刃を避けるキャロルちゃん
また避けられた...てかまだかなあの二人
こっちもいつまでも一対一で保たせられると思ったら大間違いですよ!


コンマ下1
奇数 つばマリ合流
偶数 つばマリもうちょい来ない

コンマ下2
奇数 中身は変わってもあのキャロルちゃんだからね、小娘一人の相手くらいこのままいける
偶数 琴でキャロルちゃんもパワーアップ!フェーズ2といこう


344以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 07:36:02.53kxunFf/I0 (1/1)

s


345以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/09(月) 12:38:01.88znviDRHfO (1/1)

1


346 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/10(火) 01:38:35.29+fCMxsnx0 (1/3)

キャロル「威力はあっても避けられれば意味ねえってんだべらぼうめぇ!」

翠「ぬあぁ口調が気になって集中出来ないっ!!」

ここは退かずに押して押して押しまくる!
剣にエネルギーを注ぎ込み刀身を巨大化させ、振りかぶりながら再び距離を詰めます
そしてキャロルちゃんもまた再びバリアを張り...

翠「バリアが邪魔ですッ!」

剣を振りかぶったまま私はそのバリアを力尽くで掴みました


ビキッ


平面なバリアに片手の指5本が突き刺さり、私が引っ張ればバリアも同様にぐにゃりと歪む

キャロル「何っ」

翠「登場したての新フォーム補正舐めないでくださいっ!!」

まぁそんなもの本当はないんですけどね、ただシンフォギアは多少威力が精神に左右される面がある為こういう効果を思い込むのも戦略の一つ
ようは気持ちの持ちようってこと


バリィッ


力の限り引っ張られたバリアは破け散り、その向こうにいるキャロルちゃん目掛けて間髪入れず剣を振り下ろしました


『ディメンション・スラッシュ』


キャロル「ぐうぅっ...!」

大きく吹き飛ばされ塀に突っ込むキャロルちゃん
砂煙が舞い、その姿は隠れてしまいます
手応えはありました
が、仕留められたかといえばきっと...


キャロル「...ふ、ふふ」


やっぱり...でもこちらもイグナイトのカウントダウンがどんどん減っていて気が気ではありません
強制解除の前にギアを変えるかこの戦いを終わらせないと

マリア「翠!待たせたわね!」

翼「無事か、翠!」

翠「待ちましたよ、お二人共...」

声のする方を向くと、特に傷を負った様子のない翼さんとマリアさんが駆け寄って来ていました
そりゃアルカノイズ相手なら数で押されても遅れは取らないよね


347 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/10(火) 01:39:29.41+fCMxsnx0 (2/3)

マリア「彼女は...まだ立てるようね」

キャロル「ったりめぇだ、おめぇら相手にこの程度でへばる程じゃねぇってんだ」

口調が!口調が気になって会話の内容が入ってきません!あれ誰!?
とはいえ足元がふらついているのを見るに私の技もそれなりに効いた様子
出来ればこのままテレポートなりなんなりで退いてくれると私としては助かるんですが

翼「その風体で抜け抜けと吠える」


...あ


キャロル「へっ、ナリを理由に本気を出せなかった~なんて抜かされるわけにゃあ行かねえな」

待って待って

キャロル「ん゛ん゛っ...ならば刮目せよッ!!!」

待ってー!?!?!?!?

翠「待っ...わ、私はそのままのナリで!そのままのナリで本気で戦えますから!だから待って!!」

私の必死な声も虚しく、キャロルちゃんは真横に出現させた錬成陣から紫色の琴...馴染みのある呼び方であればハープを取り出し、その弦を掻き鳴らしました

変形する琴
張り巡らされる弦
錬金術によるものなのか急成長を遂げるキャロルちゃん...もはやキャロルさん

一連の流れを経て、目の前の彼女はこちらを見据えた

エルフナイン『ダウルダブラのファウストローブ...!』

ヘッドギアに搭載された通信機の向こうでエルフナインちゃんの息を飲むのがわかった


348 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/10(火) 01:40:35.74+fCMxsnx0 (3/3)

キャロル「これくらいあれば不足はなかろう?」

どこを触りながらどういう意味でその言葉をチョイスしたのかと本編見ていた頃から思っていました
今も思います
肌は醜く変色しようと、急成長した後のキャロルさんは何処と無くそれすら魅力的に魅せているよう
異業種系美人?みたいな?

いやそれより

翠「ばか!翼さんのばかっ!!」

翼「えぇ!?」

翠「翼さんどうしてそんな煽る感じのことをここで!このタイミングで言っちゃうんですか!!フェーズ2になっちゃったじゃないですか!!」

マリアさんとは違って戦場でなら翼さんはしっかりしていると思っていたのに...

翼「わ、私が悪いのか?」

もう本当に...本当にもう...


どう戦う?安価下
(キャロルちゃん仕切り直しと共に口調も外面モードに戻すの巻)


349以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/10(火) 01:53:05.39u8Se5z9E0 (1/1)

三人がかりでも中々押せない+テレポートを駆使してこちらを蹂躙してくる
急接近して攻撃態勢に入った瞬間を突いてカウンターからのディメンションスラッシュ


350以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/10(火) 02:31:17.67BqaaVNFpO (1/1)

ある程度ダメージを与えたらフライトユニット起動
装備の大半は使えないので機動力を活かして連続斬り抜け


351以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/11(水) 02:39:53.00r2q9cKQAO (1/1)

【溢れ話】ノイズとバーテックスと荒魂 一番おっかないのどれだと思う?
安価下


352以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/11(水) 10:11:53.86UODiGAiY0 (1/1)

倒したと思った時に翼さんがまた言ってしまう
「やったかッ!?」


353 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/12(木) 02:17:49.01Evzr3LnZ0 (1/4)

エルフナイン『カウント残り870...ですが長期戦は避けてください!』

翠「わかってます」

二分ちょっと使っちゃいましたか
ですがニグレドでこれなら今は上出来、最悪要石さえ守れれば撤退させられるだけでいいんです

翠「翼さんマリアさん、力を貸してください」

マリア「もとよりそのつもりよ、だから翼もいつまでもいじけない!」

翼「あ、あぁ」

私達の会話を邪魔する様子もなくただ見ているだけのキャロルさん
余裕の笑みを浮かべているようにも見えるけど

翠「行きますッ!」

せめてカウントは半分切る前か...最低でも100くらいは残して終わらせたいです
強制解除にまで行くと、流石にその後連続でギアを纏うのはキツイでしょうし

翠「はぁっ!!」

キャロルさん目掛け二太刀、三太刀と斬撃を飛ばし、少しずつ距離を詰めていきます
時に身を捻り時に指先に纏う弦でその斬撃を弾くキャロルさん

マリア「これで、仕留めるっ!」

そしてまた一つ斬撃を避けた瞬間キャロルさんの背後に回っていたマリアさんが短剣を振り下ろした


パリンッ


マリア「なっ!」

キャロル「甘い」

が、テレポートジェムを握りつぶして発動させたキャロルさんはその場から消え

翠「がはっ...」

私の背後に現れ弦を絡めて尖らせたドリル状の腕で背中を殴ってくる
ギアを纏ってなかったら穴空いてたよあれ!


354 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/12(木) 02:18:41.43Evzr3LnZ0 (2/4)

マリア「翠っ!」

翠「いった...いですねッ!」

キャロル「ふっ」


パリンッ


振り向きざまに一撃くれてやろうと剣を振るうとまたもやテレポートで避けられる
バリアがもう通用しないと悟ったのか、面倒なことになりました

翠「こんなんならメヌエットさんにテレポート無効化するあのプラズマ砲の解析させてもらうんでした」

どこから来るのかわからないことまにはどうにも...
キャロルさんがどこにテレポートしたのか探していたその時

翼「...そこだッ!」

キャロル「!」


『影縫い』


翼「やはりな、要石周辺を注視していて正解だった」

翼さんが小刀を投げたその先では、要石のすぐ側に影縫いで動きを封じられているキャロルさんの姿が
流石翼さん!

キャロル「...ガキッ!」


パリンッ


安心したのも束の間、なんか今すごい嫌な音が聞こえました
すごい硬いものを無理矢理噛み砕いたみたいな音が

翼「しまっ」

キャロル「甘ぇっつってんだよばーろー」

翼「ぐっ...!」


355 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/12(木) 02:19:21.94Evzr3LnZ0 (3/4)

口の中に紛れ込ませていたらしきテレポートジェムを噛み砕いたキャロルさんは少し離れた空中に姿を見せ、翼さんに小型の竜巻をプレゼント

翼「くぅっ!」

で飛ばされてこっちに!?

翠「危なっ」

つい思わず私は飛んできた翼さんを避けてしまいます

マリア「きゃあっ!」

あっごめんなさいマリアさん、後ろにいたの忘れてました
おかげでマリアさんが翼さんの下敷きに
...おのれキャロルさん!よくも二人を!

翠「真っ直ぐに一直線にッ!」

余計な小細工は下手にやっても隙を生むだけ、私はあえてただただ剣を構えたまま『避けるまでもないようなモーションで』キャロルさんのもとへ跳躍して接近

キャロル「策が尽きたか」

錬成陣を形成させながら手のひらをこちらに向け、何かしらの攻撃をしようとしてくるキャロルさんの姿を見た私は咄嗟に身を捻って姿勢を低くし彼女の懐へ

キャロル「ッ!?」

翠「セイ...」

そしてすぐさま彼女の腹に剣の刃を当てさらに剣自体を大型化
臨界充填(exceed charge)!

翠「ヤァァァァッ!!!」


『ディメンション・スラッシュ』


キャロル「ぬううぅぅっ!」


356 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/12(木) 02:21:34.82Evzr3LnZ0 (4/4)

カウンターの要領でゼロ距離必殺技
確かな手応え、トドメとまでは行かずともそれなりにダメージは入ったはず

翠「起動っ!」

斬り抜きながら通り抜けた私は振り返りながら、夏菜さんから託されたフライユニットを起動させエンジンをかけます
夏菜から渡されたコレ、今の状態だと多分ロクに特殊機能は使えない、でも機動性の向上にはうってつけ、だよね!

翠「ダァァッ!!!」

そこからはテレポートさせる隙を与えないよう何度も何度も斬っては抜け斬っては抜け
斬り抜けの往復を繰り返し最後に大きく剣を振り上げ

翠「セイッ!!!」

力の限り振り下ろしました
キャロルさんはさっきのシーンの繰り返しのように今度は地面に叩き落とされ、砂煙が一気に舞い上がります

倒せ...てはなくてもせめて撤退したくなるくらいボロボロに出来ていれば...

翼「やったかッ!?」

そんな風に思っているとマリアさんに肩を借りて歩いてきた翼さんが...

翠「ズバババンッ!!!!!」

翼「ひっ!?」

翠「何でそうやってよりによってフラグみたいなことを」


ドッ!!!


あまりに翼さんが残念過ぎて思わず声を荒げていると、砂煙が強力な爆風によって一気に散らされました

キャロル「ふむ...こんなものか」

そこに立つキャロルさんには傷一つ見当たらず...

翠「ほらまた...もう!翼さんの駄女神ッ!!」

翼「だっ!?」

マリア「そ、それと同列にするのはやめてあげなさい!」

うっさいです!それなら火星の王妃くらいの活躍してほしいです!


キャロルさんコンマ下
奇数 疲れたし、眠いし、寝るし(ご帰宅)
偶数 第三ラウンド

どうする?安価下2以降

(エタらないって...言ってるでしょー!(きりしら感))
(あと水着未来さん当たりました!水着未来さんが中々来なかったのは井口さんのお誕生日と合わせてたからだったんですね!おめでとうございます!(遅刻))
(でも水着きりしらは...?)


357以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/12(木) 02:24:36.94+cjjg72EO (1/1)

ほほい


358以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/12(木) 02:46:33.87J60AREdu0 (1/1)

キャロルに連続でカウンターを叩き込んでいくうちに翠と『翠』のシンクロ率が更に上昇
動きが読めるようになり、更にパリイも的確に出来るように


359以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/12(木) 12:50:23.06n6SDYc2OO (1/1)

キャロルがダウルダブラを歌い出す


360以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/13(金) 01:18:07.621OibBZd50 (1/2)

なんやかんやで要石が割られる


361 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:38:41.87OvCSt3Ab0 (1/6)

残りカウント720...嘆いていても仕方ないよ、もう一踏ん張り
ですよね...くっ、せめて翼さんとマリアさんもイグナイトいければ...
無い物ねだりをしても意味がないとはわかっていますが、GXの展開はここまで飛ばし飛ばし過ぎてインフレが過ぎることが今更ながら如実に現れてきました
そうですよね、本当は皆さんちょいちょい成長しつつイグナイトを制御するんですもんね
それがなぜかイグナイト無しでほとんどのオートスコアラー倒してて...

翠「これがバタフライエフェクト...!」

今の台詞ちょっと言えて良かったとか思ったでしょ
思ってないです
バタフライエフェクトって響きかっこいいとか思ってるでしょ
思ってないです

マリア「その姿...まるでシンフォギア!?」

翠「翼さんマリアさん、見るからにあれはやべーやつです、無理に倒そうとせずせめて撤退させられるようにしないと」

翼「だが、みすみす見逃すわけには...」

見逃すんじゃありません、見逃してもらうんですよ、この場合!

キャロル「話し合いは終わったか?」

マリア「随分と余裕そうね、と言っても未だ傷一つないのならその余裕も当然というわけかしら?」

翼「だがそろそろ私達も一矢報いさせてもらおう、たかだか大きくなったところでッ!」

マリア「やぁっ!!」

そう言って翼さんとマリアさんはそれぞれのアームドギアを構え地面を蹴り、キャロルさんに接近
二人とも全く同じタイミングで剣を振り下ろしました

キャロル「軽いな」

対するキャロルさんはバリアも何も使うことなく腕の装甲のみでそれを受け止め薙ぎ払う
舐めプやめるわ~って感じなのかな
今までが舐めプだと信じたくない私がいるんですが...


362 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:39:26.28OvCSt3Ab0 (2/6)

翠「この場でギリギリ彼女に追いつけるのは私...私達だけです」

だからこそ、私達が

翠「うん、『私』達が頑張らないと」

フライユニットは異常無し
両手に二振りのアームドギア...天叢雲剣を握りしめ、地面を蹴った
背中のフライユニットもそれに合わせてエンジンをかけ、キャロルさんに近付いたところで低空飛行を始めます

翠「一撃が軽いのなら、何度でもッ!!」

避けようともしないキャロルさんに向けて右手の剣を振るう
そしてその勢いを殺さないまま身体を左下に向けて捻って回転させ、遠心力を利用して左手の、さらにもう一度右手の剣を振るう

キャロル「避けるまでもねえってんだ!」

翠「まだまだっ!」

私は低空飛行のまま彼女の横を通り過ぎ、その直後キャロルさんの身体に蛇腹状の刃が巻き付き

マリア「やりなさい、翼!!」

さらに頭上から大量の剣の雨が降り注ぐ

翼「はぁっ!」


『千ノ落涙』


そしてその雨に紛れて


『影縫い』


キャロル「ほう」

翼「貴様とて、二つもジェムは仕込んでいまい」

今のキャロルさんなら仕込んでいてもわざと捕まってそうな気もしますけど...チャンスは今しかありません!

翠「ダァァァァッ!!!!」

一気にUターンして動きを封じられたキャロルさん目掛けて斬撃を十字に放った


363 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:40:08.64OvCSt3Ab0 (3/6)

キャロル「甘いと、言っているッ!」


ピンッ


弦を弾く音とともにキャロルさんの影に刺さっていた小刀が弾かれ、身をよじったキャロルさんは器用に私の斬撃を身体に巻き付くマリアさんの蛇腹剣に当てて自由の身に

キャロル「喰らえっ!」

手のひらに浮かぶ複数の錬成陣から放たれる光線
それらを避けて近づく中、私達はそれらを確実に避けるためにブレをなくしていった

それだけじゃない、二人で行ってきたイグナイト制御のための精神制御が長時間続いたことで私達のシンクロもまた極限状態に達し始めてるんだ
少しでも集中を途切れさせたら頭が熱い、痛い、神経が焼き切れそうです...

右、右、次左、腕二つ分よじって避けて、頭を下げて大きく退いて構え直して...

そうしてキャロルさんの一挙一動に目を配るうちに、ほんの僅かですがその先の動きを読めるかのような錯覚を覚え始めました
一秒にも満たない先の未来の動き
それは筋肉の角度と動きから予測される形

キャロル「はっ!」

放たれる光線
でもその軌道はわかってます

翠「ふっ」

その光線の側面に右手に握る剣の刃を当て、軌道を反らせて前に出ました


364 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:40:56.98OvCSt3Ab0 (4/6)

翠「届けええぇぇぇっ!!!」

後一歩
私は左手に握る剣の切っ先を彼女に向けて伸ばし...


キャロル「...嗚呼、終焉への追走曲が薫る」


ギンッ


しかしそれは届く寸前、突如出現した何枚ものバリアを貫くことで勢いが削がれてしまう
にやり、とキャロルさんはそれを見て笑った

キャロル「るLuリRぁ...宇宙が、傾き...RゥるRiラ...太陽が凍る、Genocide...&genocide...」

両手を広げた彼女の背面から琴が羽根のように広がり、キャロルさんは私を見たままそこにある弦に手を伸ばします


365 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:41:28.62OvCSt3Ab0 (5/6)

まずいっ...

そう思っても身体が動きません
気が付けば腕にも足にも錬成陣が嵌められ、身動きが取れなくなっていました
やり返された...!


ピンッ


弾かれる弦
溜まり始めるエネルギー
それは明らかに私を狙っています

動け、動け動け動け!!!

キャロル「血液、一滴、残らず」


視界が光に包まれ、私の意識はそこで途切れました


366 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/13(金) 03:42:33.31OvCSt3Ab0 (6/6)

・・・

...はっ!


ガバッ


マリア「っ、翠!」

目を覚ましたとき、私はどこかの部屋で床に敷かれた布団に寝かされていました
思わず起き上がると、全身に激痛が走り「うっ」とか呻きながらまた布団に倒れこむというこのザマ
隣で見ていてくれたのかマリアさんにそっと布団をかけ直されました

マリア「まだ動いてはダメよ、動ける怪我じゃないわ」

翠「はい...それで、あの後...」

えっと確か、動けなくなって、キャロルちゃん...じゃなくてキャロルさんの攻撃を受けて...

翠「...あっ要石!要石は!」

すっかり忘れていた要石
守り切れたのかどうか、そう尋ねるとマリアさんは悔しげな顔になり

マリア「...破壊されてしまったわ」

翠「...そう、ですか」

マリアさんには悪いですが、そうだと思いました


どうする?安価下
(風鳴八絋邸の空き部屋に布団敷いてもらってる状態です)


367以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/13(金) 04:00:10.57y+67HiRd0 (1/1)

貸与されたフライトユニットは小破してるけと問題無く動かせると聞かされる
アスクレピオス使おうにも身体中痛いので安静にする事に


368以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/13(金) 07:21:11.841OibBZd50 (2/2)

なお原作の親子間のイベントは気絶中に終わった模様


369以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/13(金) 12:54:08.44V9gIrVp5O (1/1)

翠について師匠と翼父が話している


370 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 02:12:15.33TZRKRVew0 (1/8)

undefined


371 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 02:12:59.17TZRKRVew0 (2/8)

マリア「とにかく、目を覚まして早々悪いけれど...司令の用事もあと少しで終わるでしょう、そうしたら私達も帰るわよ。と言っても貴女は重症だから私が車までおぶることになるけれど」

翠「ししょー...?ししょー来てるんですか?」

マリア「えぇ、翼のパパさんに用があったみたい」

兄弟の秘密の対談?なんていう言い方をするとなんだかイケナイ感じに聞こえますが...
でもししょーがこのタイミングでここに来るなんて原作ではなかった動きですね

マリア「要石は守り損ねてしまったけれど、後から任されたこともある。それに...どうにも翼がやる気で、ね?」

翠「翼さんが?というか翼さん今どうしてるんです?」

マリア「さぁ?部屋に...ここの家の、かつて翼が使っていた部屋に篭ってるわ、嬉しいやら恥ずかしいやらの入り混じった顔をして」

翠「...私が寝てる間に何が」

マリア「親子の長年にわたる誤解とわだかまりが解けたのよ」

あっふ~ん
知らない間に翼さんのお父さんがただのツンデレ子煩悩さんだとバレたというかバラしたんですね
そりゃ要石が守れなかった後でもそんなことどうでもよくなりますよね

翠「実はめちゃくちゃ愛されてたと翼さんは理解してしまったと...」

マリア「知っていたの?翼のパパさんがそういう人だと...貴方会う前に気を失ったはずよね?」

翠「少し前にお会いしたので...翼さんの収録現場で」

マリア「あー...」

なんだかんだ娘大好きですよね、翼さんのお父さん
てことは今翼さんは『剣に非ず!貴様はこれを剣と呼ぶのか!否!これは夢に向かって羽ばたく翼!!』状態と
...今ならイグナイトいけるんじゃ


372 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 02:13:45.17TZRKRVew0 (3/8)

マリア「まぁでもそれなら、ここを出る前に挨拶くらいはしていくべきかしら、翠が今横になっているその布団も翼のパパさんが用意させたものらしいし」

翠「ですね...痛っ」

当然ゆっくりにしたところで起き上がった時痛みが走らないわけもなく
よく見たら私服の下全身至る所に包帯が...あぁ、キャロルさんの歌付きの一撃モロでって威力で言うと絶唱モロに喰らったようなものですもんね
原作クリスさんみたいにネフシュタン着てれば傷もある程度修復されたんでしょうけど

翠「でも流石にマリアさんにおぶってもらったまま挨拶するわけにも...肩だけ貸してもらえませんか?」

マリア「もちろん」

・・・

翼さんのお父さんがししょーと話をしているという部屋の前まで、マリアさんに支えてもらいながら傷が開かないようにゆっくりとやってきました
途中部屋の戸を開けたまま中で頬に手を当てながら「ふふふっ」と嬉しそうに笑う翼さんを部屋の外から見守る緒川さんを見かけましたがスルー
あれ?何気に私、マリアさんにしか心配してもらえてない?いや別にいいんですけどね?

『翠』《奏さん達も『私』達の心配してくれてるよ~》

翠《さいですか》


373 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 02:14:44.38TZRKRVew0 (4/8)

で、ししょーと翼さんのお父さんはまだ話し中のようです


弦十郎「この事を彼女には」

八絋「このままでいい、それに今更だとお前も思うだろう?」

弦十郎「それはそうだが...肉親がいるという事実は今の彼女には必要かもしれないぞ」

八絋「血が繋がっているだけの存在がなんだと言うのか...そう思うからこそ翼にその名を授けた、風鳴の血に、因習に囚われまいと」

弦十郎「それとこれとはッ!」


時々ししょーの声が大きいせいで若干会話が漏れています
でもししょーと翼さんのお父さんの会話で穏やかでない内容となるとそれこそ国家機密とかそういう『聞いたからにはただで帰すわけにはいかない』案件の可能性も...シンフォギア装者の存在自体国家機密ですけど


コンマ下
奇数 でも好奇心には勝てない!こっそり聞き耳
偶数 とりあえず話は聞かないようにして終わるまで待つ

(翔子(どうでもいいですけど動きを封じた相手に至近距離で絶唱モロに喰らわせるってだいぶ前に翠さん自身やってましたよね...これが因果応報?))


374以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/14(土) 02:26:29.4684EI1I5P0 (1/1)

その股ぐらに、ロケットパーンチ!


375 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 03:35:54.13TZRKRVew0 (5/8)

話の内容が気にならないこともないですが、好奇心は猫を殺す...私はまだ死にたくはないですね
まぁもう一回死んでますし、どっちかというと蛇達と暮らしてたり大蛇と一緒に戦ってたりするので属性的には猫より蛇かもしれませんが
猫と言ったらメヌエットさん?...は狼もですね、今は切歌さんと調さん?

翠「まだ話し中みたいですね」

マリア「そうみたいね、少し待っていましょうか」

翠「ですね...で、マリアさんはどういうつもりなんですかね」

マリア「え?」

翠「え?じゃないですよ?こちとらあれよあれよという間にアイドルですよ?」

マリア「あっ...ま、まぁ、ね?ほらライブも成功だったじゃない!貴女と歌った時だってとても盛り上がったし!」

翠「まさかマリアさんがあの変態にノせられてこんなことするとは思ってませんでしたよ...今マリアさんの信用は地に落ちています。というか変態とほとんど変わらない位置です」

マリア「ど、ドクターと同列だけは!」

そんなに切羽詰まった顔をするのに協力はしたんですか
思えばマリアさん、武装組織フィーネの大将に担ぎ上げられたりそれなのに微妙に低い地位だったり...何でしょう、普段のしっかり者っぽい雰囲気は全て幻な気がしてきました
いやそうに違いありません、セレナさんには申し訳ないですがマリアさんがポンコツというのは(生前の)世界の常識、中の人である日笠さんにまで『たやマ』が伝わってしまうほどに
いやもう本当...この人切歌さん調さんの姉貴分でもあるんですよね?大丈夫なんですか?

マリア「で、出来る限りのサポートはするつもりだから」

翠「いや、それでマリアさんのお仕事に支障が出たりなんかした日には...でももうどうしようもないんですよね...せめて相談くらいには乗ってくださいよ、アイドルの先輩として」

マリア「ま、任せなさい!」

世界の歌姫に相談に乗ってもらう約束を取り付けるとか贅沢にもほどがあるのかもしれませんけど私にはどうにもそんな有り難みを感じられませんでした


376 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 03:36:38.16TZRKRVew0 (6/8)

・・・

弦十郎「...今日はここまでにしよう」

八絋「くれぐれも頼んだぞ」

弦十郎「あぁ」


ガラッ


あ、終わったみたいですね

翠「どうも、お久しぶりです翼さんのお父さん」

マリアさんに支えてもらいながら部屋の前まで行き、とりあえず頭を下げておきました

弦十郎「!...目が覚めていたのか、翠くん」

八絋「あ、あぁ、翼が世話になっているな...それで、傷の具合は」

翠「世話してもらってるのは私の方ですが...はい、万全とは言えませんが動ける程度には塞がりました」

八絋「そうか」

弦十郎「...」

翠「?」

ししょーその微妙な表情は一体


377 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 03:37:21.25TZRKRVew0 (7/8)

・・・

それから翼さん緒川さんとも合流し、本部へ戻ってきました
私は速攻でメディカルチェック&軽い治療
消毒やら点滴やらをするだけの簡単なものです

で、医務室のベッドに寝かされるのはいいんですが

翠「あはは...」

メヌエット「...」

気まずっ
何故この医務室

クリス「アタシはもう動けるからな...そいつはまだだとよ」

メヌエット「傷そのものは完治している」

クリス「まだだって言われてんだ、大人しくしとけ」

クリスさんと入れ替わるように私はメヌエットさんの隣のベッドに寝かされました
これでクリスさんがこの部屋から出て行ったらさらに気まずくなってしまいます
あっ待ってくださいもう少し残っててもあっドア閉めないであ~誰か!誰か~!


ガラッ


夏菜「ちょっといいですか?」

翠「貴女が神か」

夏菜「ん!?」


378 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/14(土) 03:38:24.79TZRKRVew0 (8/8)

クリスさんが出て行ってすぐ部屋に入ってきたのは夏菜さん
そしてその手には私が渡されていたはずのフライユニット(変形前)が
そういえばメディカルチェックの前に夏菜さんに渡したんでした

夏菜「まぁいいです、コレなんですけど...部品の問題で完全な修復はすぐには出来ませんが、そもそも小破しているとはいえ機能的にはそれほど影響はありません、このままでも問題なく使えると思います」

翠「知らない間にメンテナンスを」

夏菜「まぁ使う張本人の翠さんが動けないのであまり意味ありませんが」

私はメディカルチェックの結果、喉に関してはただ話す分には問題ありませんが多少負荷がかかるシンフォギアの起動はもう少し回復するまで避けたほうがいいとのことでした
しばらく安静に、アスクレピオスで治そうとして起動させる前に悪化したらそれこそ意味がないと
私としても身体中痛いので安静にしてていいならそれで...

メヌエット「...」

夏菜「一応置いておきますね」

そう言って夏菜さんは私のベッドの枕元にフライユニット(変形前)を置いて部屋を後に
寝返りをうったら大変なことに...というかやっぱり気まずくなってしまいました!引き止めるべきでしたかね!?


メヌエットさんと何か話す?安価下
(何も話さず二人揃って黙っているのもアリです)
(ここで【溢れ話】も可)


379以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/14(土) 03:48:29.43k+EBSnIlO (1/1)

「任せたい事があるなら…引き受けます」


380以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/14(土) 06:32:04.14e8n4/May0 (1/1)

「ルシエドが私の次に貴女の事を気にかけている、
私が居なくなったら貴女に後を任せたい。」


381以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/14(土) 22:31:25.664TQeAwyA0 (1/1)

ルシエドは夏菜にも興味があるのかこっちを見ている


382 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 02:18:18.51w0cWzwU/0 (1/11)

翠「...」

メヌエット「...」

気まずい...よくよく考えたら私はメヌエットさんとほとんど接点ないんですよね...
それに特に仲が良いというわけでもありません
というかむしろそれほど好意的に思ってもらえてなさそうです

かといってこのままずっとだんまりのままでいいのかと言われたら...

翠「...」

あと十数時間...下手すると数時間で、彼女は生命活動を停止してしまいます
私の持つ聖遺物を使えばそれは回避出来るかも知れません...が、それをやらないと決めたのは、決めてしまったのは紛れも無い私自身です

翠「...あー、えっと、その」

メヌエット「...なに」

翠「いや、まぁ何っていうほどでもないんですけど...」

それこそが偽善と言われようと、自分勝手な自己満足と言われようと

翠「...メヌエットさん」

メヌエット「...」

翠「任せたい事があるなら...引き受けます」

せめて何か私に出来ることがあるならしたい

メヌエット「...少し、自意識過剰が過ぎない?貴女」

翠「う゛っ...すみません、そりゃ私なんかに任せない事とか無いですよね...」

メヌエット「そうじゃない、それもあるけど」

あるんですね...

メヌエット「...そんなナリで、まだ抱えようとする意味がわからない」

翠「え...?」

メヌエット「なんでもない」

いやそれどういう意味なんですか...?
くっ...メヌエットさん表情こういう時はいつも以上に変わらなくて読めないです...


383 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 02:19:10.11w0cWzwU/0 (2/11)

メヌエット「...はぁ、なら一つ...いい?」

翠「!は、はい!」

いつもつっけんどんなメヌエットさんが!これは心して聞かねば
そう思い、身体はほとんど痛くて動かせないので気分だけでも姿勢を正して聞く姿勢を作っていると、彼女は「ルシエド」と囁きその名を持つ狼を呼び出しました

メヌエット「理由はわからない、けれどルシエドが私の次に、貴女の事を気にかけている」

翠「へ?私の事を?」

メヌエット「私の次に」

ルシエドが...何故に?
そう思ってルシエドの方に顔を向けてみても、特に返事は得られず

メヌエット「だから私が居なくなったら、貴女に後を任せたい」

翠「...わかりました、ルシエドがいいなら、私は構いません」

ルシエドが拒否するなら流石に難しいですが、ようやく託してもらったメヌエットさんのそれらしい願いでもあります

翠「ルシエドはそれでいいんですか?...ルシエド?」

メヌエット「ルシエド...?」

試しに声をかけてみてもガン無視?いやこっち向いてくれているので無視しているわけじゃないのかもしれませんけど
むむむ...いや待ってください、さっきまでここにはもう一人いました
それも私のすぐ近く、ちょうど今ルシエドが向けている視線の先に立っていた人が

翠「...もしかして、夏菜さん?」

そうルシエドに聞いてみました
ルシエドの返事は首肯
やっぱり...

翠「夏菜さんにも興味、あるってことですかね」

メヌエット「みたい...」

メヌエットさんも知らなかったのか、少し驚いたような表情をしています


384 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 02:20:18.07w0cWzwU/0 (3/11)

メヌエット「それはそうと、今日は前みたいにしつこく言わないから少しは楽」

翠「私ですか?」

メヌエット「私の事を蒼井蓬だとも、自分を姉だとも」

翠「あー...」

『翠』、かなり面倒に思われてたんですね
しかしどうしたものでしょう、誤魔化そうと思えば出来なくもないんですけど...

翠「...それは、貴女がよもぎでないように、私もまたよもぎの姉ではないから、ですかね」

いえ、彼女なら平気でしょう
メヌエットさんにあまり時間が残されていないからか、それともそれほど心の距離が近くないからか
私は思いのほかすんなりとそんなことを言っていました

メヌエット「...?」

翠「『蒼井翠』はよもぎの姉です、でも私は...確かに私は蒼井翠ですが、『蒼井翠』ではない」

メヌエット「...」

翠「だから、私は貴女の事をメヌエットさんだとは思いますがよもぎだとは思いません...ま、よもぎの遺伝子から~っていうのには同様しなかったといえば嘘になりますけど」

私はよもぎの姉である『蒼井翠』ではありません
だから...こう言ったら『翠』やよもぎに失礼かもしれませんが、メヌエットさんによもぎを重ねることはしませんし出来ません
情報として知ることは出来ても、そこに私自身の感情を乗せることは

メヌエット「...そう」

翠「...聞かないんですか?」

メヌエット「興味がないわけではない、でもそれはきっと私には関係ないこと」

翠「ですか」

メヌエット「そう...ん?」


385 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 02:21:01.97w0cWzwU/0 (4/11)

翠「どうし...って、廊下が騒がしいですね、何かあったんでしょうか」

ドタバタと人が行き交う音が聞こえてきます
まさかまた本部に奇襲?だとしたら連絡の一つは来そうなものですし

メヌエット「...始まった、ということかもしれない」

翠「メヌエットさん?」

ルシエドはいつの間にか姿を消し、メヌエットさんは身体を起こしてベッドから降りてしまいます
メヌエットさんは怪我そのものは治っているので確かに体力さえ動けるくらいに回復すれば寝ている必要はないんですけど...急にどうしたんでしょう

翠「何処へ?」

メヌエット「少し...貴女は休んでいるといい、怪我もある、点滴も付いている」

翠「え、えぇ」

もしかして今少し私の心配してくれました?身体のこと気にかけてくれました?
メヌエットさんはそれだけ言い残し、部屋から出て行ってしまいました
えっと...メヌエットさんが出て行ったのは誰かに連絡した方がいいんでしょうか

翠「...いえ、残りの時間くらい好きに生きてほしいです」


この時引き留めるかあるいは無理にでも私も付いていけば良かった
そう、窓の外の様子がおかしくなって来たあたりで私は思うことになりました


386 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 02:21:50.62w0cWzwU/0 (5/11)

・・・

廊下はより一層騒がしくなり、警報やら何やらまで鳴り始めます
いよいよこれはただ事ではないと思い始めたその時、ふと窓の外から見える空に亀裂が走るのに気が付きました

翠「...っ!?」

空が割れる
それも文字通り、パリパリと音が聞こえてきそうな、まるでガラスの板のように割れていきます
そしてその割れて出来た穴から現れたのは

翠「チフォージュ・シャトー...!」

こんなところで寝ている場合じゃありません!だってあれが出てきたということはつまり最終決戦
それに対してこちらの装者は響さんの特殊なものを除いてほとんどイグナイトが成功していません
このままじゃ勝機が...

翠「...痛っ」

なるべく血管を無駄に傷つけないよう気を付けて点滴を外していきます
全身の痛みや体力の消耗は我慢すればなんとかなるはず
最悪『翠』や奏さん、セレナさんにも手伝ってもらって...


コンマ下
奇数 夢姫ちゃん
偶数 夏菜さん
ゾロ目 『凜音』ちゃん


387以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/16(月) 02:24:54.77BrQT2TtpO (1/1)

しょうちした、きさまはきる


388以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/16(月) 02:46:27.42U2+3cq2+O (1/1)

なんと


389 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 03:40:31.52w0cWzwU/0 (6/11)

ガラッ


ベッドから降りようとしていると、部屋のドアが開かれました
ノックもなしに!?と一瞬警戒しますが...そこに立っていたのは『凜音』ちゃんでした

『凜音』「失礼します、蒼井さん」

翠「あっ、『凜音』ちゃん来てくれたのは嬉しいんですが私はちょっとこれから」

『凜音』「ダメですよ?」

つかつかつかっと近づいてきた『凜音』ちゃんは有無を言わさず私の腕を掴み私の後ろに持ってきて手に持っていた手錠をかけてきます
ご丁寧にベッドの柱を囲うように

翠「え...」

『凜音』「蒼井さん、蒼井さんは今怪我をしているんです、だから動いちゃダメなんです」

普通の手錠だったら多少腕は痛くなるかもしれませんが中央の鎖を力づくで引き千切るくらいはししょーに鍛えられた私なら出来るかもしれません
が、この手錠はシンフォギア一期の頃から...この世界で言えば転生初日からお世話になったあのゴツいやつです
腕を動かして外そうとしてもビクともしません

翠「何で...」

『凜音』「何で...?何がですか?」

キョトンとした顔で首を傾げる『凜音』ちゃん
いや何がって

翠「ここでこんなことしてる場合じゃないんです!外見てください!急いで向かわないとこのままじゃ」

『凜音』「だから、行こうと言うんですか?その身体で?」

翠「アスクレピオスさえ起動させられればすぐ治ります!一度のギア起動くらい多少無理すれば」


パシンッ


瞬間、頬に痛みが走りました
『凜音』ちゃんの方を向いていたはずなのに視界がズレていて、彼女にビンタされたことにそこで初めて気が付きました

翠「『凜音』...ちゃん?」

『凜音』「...」

彼女がビンタしてきたことに対する困惑で頭がいっぱいになり、言葉が出なくなってしまいます


390 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 03:41:25.24w0cWzwU/0 (7/11)

『凜音』「...この部屋に来る前、『私』と歌代さんで少し言い合いになったんです」

翠「夢姫ちゃんと...?」

『凜音』「でも、やっぱり嫌だって、歌代さんも蒼井さんにこれ以上無理してほしくないって...だから『私』が来たんです」

翠「あの、さっきから何を言って」

『凜音』「ダメなものはダメですッ!!」

翠「っ...」

怒鳴る『凜音』ちゃんの目には光がありませんでした


どんっ


私の両肩を掴んだ『凜音』ちゃんはそのまま私のベッド上に上がって私を押し倒してきます
肩に入る力がどんどん強くなり、思わず痛いと声が出てしまいますが、離してくれそうにありません


391 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 03:42:25.15w0cWzwU/0 (8/11)




『凜音』「『私』は見てきました、誰かを救ったり、誰かと戦ったりする蒼井さんのことを...いつもいつも傷付いて、挙げ句の果てに現場や戦いの場じゃなく、ここのシミュレーションルームでもボロボロになるまで殴ったり殴られたり

『凜音』「歌代さんとも気にしてました、寝る間も惜しんでエルフナインちゃんと何か作って、そのままたまにやっと休んでくれたと思ったらまたすぐ働いてボロボロになって、怪我して

『凜音』「蒼井さんだけじゃない、戦ってる人みんな、ボロボロになって、気絶したまま運ばれてきたりして、それで、貴女達は...

『凜音』「...歌代さんは言っていました。「わたくしがイミテーターを使ってアスクレピオスをコピーすれば、翠さんの身体は治せるはず」って...でもそれでどうなるんですか?体力もないまま怪我だけ治ってまた戦って、怪我をして、治して、また戦って...みんなそうです、怪我は治せるからって、そんな風に平気で怪我をして、治して、またすぐ怪我をしに行って...

『凜音』「『私』のせいですよね、そんな聖遺物を使うようになったの...知ってるんです、『私』があの日虫歯が痛いなんて言って、それを治すために...ううん、それ以前に、『私』の記憶を直すために、本当の私を取り戻すためにその聖遺物を使ったんだって...

『凜音』「でも、そのせいで何でも治せる力を手に入れてしまった...無茶出来る理由を見つけてしまった...それが堪らなく『私』は嫌です、それで『私』達は守られているんだとしても、多くの人は救われているんだとしても

『凜音』「その力は本来、不幸な怪我を無くすためのものなんじゃないんですか?どうしてそんな使い方をするんですか?便利だと思ったんですか?死ななければ死にに行ってもいいっていうんですか?

『凜音』「そんなの絶対嫌です...『私』は貴女に生かされた、生きていていいと言われた、だからここにいられるんです

『凜音』「絶対に失いたくない、消えたくないと思ってしまったから、生きたいと思ってしまったから、思い出したくないと思ってしまったから...

『凜音』「『私』は貴女に死んでほしくない、貴女のために、『私』のために...だから絶対に行かせません、何があっても」





392 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 03:43:04.01w0cWzwU/0 (9/11)

『凜音』ちゃんは私の肩から手を離し、背中に手を回してきました
強く、強く抱きしめてくる彼女に私は...


多数決安価下1~3
1 ありがとう、もう行くなんて言いません
2 ごめんなさい、それでも私は行かなくちゃ


393以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/16(月) 07:10:48.56kgeuKwvQO (1/1)

2


394以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/16(月) 07:23:42.39qGXDoaDh0 (1/1)

2


395以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2018/07/16(月) 12:26:19.85CUsxdwH00 (1/1)

2


396 ◆BT63SEH4KsDo2018/07/16(月) 23:54:25.30w0cWzwU/0 (10/11)

翠「...ごめんなさい」

『凜音』「っ...」

私は、拒絶の言葉を口にしました
びくっとなる『凜音』ちゃんを感じながら、罪悪感を感じながら

翠「それでも、私は行かなくちゃ」

改めてそう言いました
『凜音』ちゃんが言っていることはわからないわけじゃありません、心配してくれているのもわかります
それでも私は...

『凜音』「...嫌、嫌です、だって『私』はっ!」


トンッ


『凜音』「ぁっ...」

彼女が何かを言おうとした瞬間、それこそアニメや漫画のように彼女の意識は首筋に入れられた手刀によって刈り取られ、私にもたれかかって来ました
それをやった犯人とは

女神「...ふぅ、AXZ1話でやってたおかげで、この世界だとこの首トンッが有効だと知っていましたからね、練習した甲斐がありました」

翠「いつそんな練習...」

てかいつ入って来たんですかねこの人
そのまま『凜音』ちゃんのポケットを探り手錠の鍵を見つけた女神様は私の腕を解放してくれました

女神「これで今回のことはチャラということで」

翠「考えときます、助かりましたよ本当に」

『凜音』ちゃんを起こさないようにそっと退かして私はベッドから降り、そこにそのまま『凜音』ちゃんは寝かせておくことに
肩痛い...けどもたもたしている暇はありませんからね

女神「行くんですか」

翠「行きますよ」

枕元に置いてあったフライユニットと、壁にかけられている私の上着を掴んで部屋のドアを開けました

女神「...」