1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 01:23:14.52pq5y9Qrq0 (1/6)

私の名前は涼風青葉、イーグルジャンプに勤める19歳の社員です! 入社して一年経ちますが、まだまだ新米…これから頑張って成長する……



はずだったのですが………


青葉「はぁはぁ、遅刻だぁ~!!」


~イーグルジャンプ近く~

青葉「そろそろ会社n……んっ!?」


~イーグルジャンプ前~

男「おい、入口しっかりかためておけよな?」

男たち「ヘイ!!!」



青葉「な、なにっ…あのガラの悪い人はっ!?」

スッ

青葉「んっ、むぐぐっ!?」ガバッ

ゆん「シィィィー、静かになぁー?」

青葉「ゆ、ゆんさんっ!?」

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2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 01:33:10.29pq5y9Qrq0 (2/6)

ゆん「今は声を出したらアカン。静かにするときや」

青葉「えっ、一体、どういう事なんですか?! あの人たちは一体?」

ゆん「正直、ウチにも分からんわ…。」

青葉「えっ?」

ゆん「遅刻してさっき着いたら、ウチらの会社の前でなんやガラの悪う男がぎょーさんおるやないか…ってびっくりしてしもうてなぁ。急いで隠れて様子を窺とった所や」

青葉「そうだったんですか」

ゆん「そこに青葉ちゃんが来たから、見つかったらヤバい思うて急いで口を塞いで物陰に……いやぁ、手荒にしてすまないわ~」

青葉「いえ、それは大丈夫ですよ! それよりもあのガラの悪い人たちは一体何者なのでしょうか? さっき会話を聞きましたが、入口をしっかりかためておけ、というのは…中にいる誰かを探しているのでしょうか?」

ゆん「誰かって誰や?」

青葉「さぁー、そこまでは……」


3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 01:45:58.42pq5y9Qrq0 (3/6)

ゆん「とりあえず、会社はおろか仕事が出来ん状況なのは確かやな」

青葉「そうですね…。ハッ、もしかして、あの人達は「ヤ」の付く人か、何かの組織の人なのでしょうか!?」

ゆん「雰囲気は確かにそんな感じはするんやけんど、まだ確証がないんや。これは様子見ww男「オイ、何をやってるんだ…そんな所で?」

青葉ゆん「「っ!?」」

男「ハッ、もしかしてお前らはあの会社の……そうかっ♪」ニヤニヤ

青葉ゆん「っ!!??」」ゾゾゾ

男「おい、まだ居たぜーー!! こっちに来てくれぇーーー!!!」

青葉「あわわっ、なんかヤバいですよっ!?」ガクガク

男たち「」ゾロゾロ

ゆん「な、なんやっ!?」

男たち「」ゾロゾロ

ゆん「ウチらに何をする気なんや!?」

男「なぁーに、ちょっと捕まえるだけで、手荒なことはしないさ♪」ニヤリ

青葉「な、なんで、そんな事を!? というか、貴方たちは一体?」


4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 02:00:16.10pq5y9Qrq0 (4/6)

男「誰だっていいだろう? おい、お前ら、捕まえろーー!!」

男たち「おおおぉぉぉっっっーーーー!!!!!」

青葉「わぁっ、一斉にっ!?」

ゆん「アカン……絶体絶命や…」

男たち「おおおおぉぉぉぉっっっーーー!!!」

青葉ゆん(もう…ダメ……)


ブロロロロロロローーーー!

男たち「!?」

男「なんだっ!?」

キィィィィー!

男たち「うわぁっ、轢かれるーー!?」

男「危ねぇっ!! なんなんだ、あの車はっ!?」



車「」

青葉「えっ? なんで車が私たちの目の前で止まったのですか!?」

車「~♪」クラクションブー

ゆん「えっ?」


5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 02:10:09.82pq5y9Qrq0 (5/6)

車の窓ガラス「」ガー

りん「ゆんちゃん、青葉ちゃん。早く乗ってちょうだい?」

青葉ゆん「「と、遠山さんっ!?」」

「ついでに私もいますが……」

窓ガラス「」ガー

うみこ「……」

青葉ゆん「うみこさんもっ!?」

うみこ「どうも…」

りん「それより、早く乗って? じゃないと……」



男「取り逃がすなーー!」

男達「おおおおぉぉぉっっーーー!!」



青葉「わぁっ、また来ました!?」

ゆん「ヤバいわ!?」

うみこ「仕方ないですね…。皆さん、ちょっと目を瞑ってもらえませんか?」

りん「」スッ

青葉「えっ?」

うみこ「いいから、急いでもらえますか?」

青葉「はい!」スッ

ゆん「」スッ

うみこ「これで足止めです!」ポイッ


6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2017/12/15(金) 02:23:48.30pq5y9Qrq0 (6/6)

男「なんだっ!?」

カァッ!!

男たち「!?」

ピカァァァァァッッッーーーーーーーーーーーーー!!!!!

男「ぐおっ、目がぁっ!?」

男たち「わぁぁっっーー!!」



うみこ「よしっ、今のうちです。涼風さん、飯島さん…急いでりんさんの車に!」

青葉「は、はいっ?!(目を瞑っていたから、あまり分からなかったけど、何かが落ちた音がしましたから…多分うみこさんが何か武器のような物を投げたのでしょう?)」

ゆん「えぇい、こうなったらもう成すがままや!!」

りん「乗ったわね! しっかりと掴まっててちょうだい…」

青葉(そう言うと、りんさんは車のギアをチェンジしていた……)



りん「行くわよっーー!!!」

ブロロロロロローーーーー!!

青葉ゆん「わぁっ!?」グラッ

うみこ「りんさん、やはり運転が少し荒いのでは?」

りん「仕方ないのよ…。これくらいしないと逃げられないの!」

ブロロロローー!



男「ちっ、逃げられたかっ!!」

男たち「うぅ~、目がぁ……」

男「それにしてもあの日焼けの女、閃光弾か何かを使ってたようだが、一体なんなんだ?」

男たち「それより、あいつらはどうします?」

男「逃がしたが、まぁいい。まだ別の方法だってあるんだからな♪」ニヤリ