534以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 19:38:02.63VGrEloQk0 (4/7)

朝潮(優しい眼差しで見つめられて、頭を撫でられる。そしてそう聞かれた。私は懸命に何が起きたかを話す)

朝潮「司令官、いきなりすいません。でも、はやく毒を取らないと……!!」

提督「毒?」

朝潮「はい……すいません……これは朝潮型一番艦の私の責任です……か、霞は本当はそんな事するような子じゃないんです……!!」

霞「な……何が起きてるの……?」

朝潮「きっとこの戦争でいろいろと限界になってしまって……ですから、どうか赦して下さい……!!罰なら私が代わりに受けます!!」

提督「朝潮、落ち着け。霞は俺を殺そうとなんてしていないよ」

朝潮「えっ?で、でも……」

朝潮(霞は司令官のことをいっそのこと殺しちゃおうかしらって言ってた……それってそう言う事じゃ……)

荒潮「つまり、この件は霞ちゃんの口が悪かったのが原因ってことね」ポン

霞「っ!?あ、荒潮……!?」ビクッ

提督「荒潮」

朝潮「荒潮……?」

荒潮「お姉ちゃんって呼んでって言ったでしょ?霞ちゃん。まあそれはいいとして……とうとうやっちゃった?思ったより大胆だったわね」

霞「っ!!や、こ、これは……っ!!ていうか、朝潮……!!」キッ

朝潮「!!」

朝潮(霞が私を凄い形相で睨みつけてくる……!!よくも邪魔をしてくれたなと目で語っていた。やっぱり霞は司令官を……!!)

荒潮「朝潮姉さんは霞ちゃんが司令官を殺そうとしていると思っていたみたいなの」

霞「はぁ!?そんな事するわけないじゃない!!」

朝潮「なっ!?だったらこの前お風呂で言っていたことは何なのよ!?」

朝潮(霞の言葉に混乱した。そんなはずない。だって、あんなこと言っていたもの!!それに霞が司令官を嫌っていたのは周知の事実!!)

霞「なっ!?き、聞いてたの……!?」

朝潮「ええ、聞いたわ!!貴女が司令官を殺しちゃおうかしらって言ってたのをね!!」

霞「あ、あれは……そう言う意味じゃ……」

荒潮「はい、注目。皆さんご静粛に。とりあえず、このままじゃ事態を収拾できないのでこの荒潮がしきらせていただきまぁす」

提督「そうだな。頼むよ、荒潮」

霞「っ……」

朝潮「……司令官がそうおっしゃるのでしたら、従います」

荒潮「ありがとうございます、司令官。さて、さっきも言ったけど、これは霞ちゃんの口が悪いのが原因ねぇ」

霞「……」

荒潮「まず朝潮姉さんの誤解を解くためにハッキリさせておきましょうかぁ。霞ちゃん、貴女は提督を殺したいの?」

霞「そんな訳ないじゃない……」

朝潮「っ!!で、でも」



535以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 19:39:45.99VGrEloQk0 (5/7)

荒潮「殺しちゃおうかしらって言ってた?」

朝潮「そうよ、確かに言っていたんだから!!」

荒潮「じゃあ霞ちゃんに聞いてみましょう。どうしてそんな事を言ったのか」

霞「っ……いっそ殺しなさいよ……!!」カァッ フルフルフル

荒潮「ダ・メ♪さあ、もとはと言えば霞ちゃんのせいなんだからちゃんと誤解を解かないと。どうしてそう言ったのかなぁ?」

霞「うぅ……」

荒潮「言った方が楽になるわよぉ?どうせここまで来たらもう言わなくちゃいけないんだから」

霞「っ……し、司令官がハーレム作ってるって聞いて、本当に憎たらしくて……それでつい……」ジッ

荒潮「っ!?」ビクッ チラッ

提督「……!!」ダラダラ

朝潮「……?」キョトン

朝潮(……はーれむ?ってなんだっけ……?どっかで聞いたことがあるようなないような……まあ、それは今はいいか)

朝潮「……憎たらしくて?それで殺そうとしたの?」

霞「っ!!なんで朝潮の中で私は提督を殺したくてしかたないみたいになっているのよ!?」

朝潮「だって霞、司令官と仲悪かったし、嫌ってるみたいだったし……それにあんなこと言ってたから……」

朝潮「普段の霞ならそんな事しないと思う。けど、なんか最近の霞は精神的に不安定になっていたからもしかしたらって……」

霞「仲悪くなんてない!!私は司令官のこと……っ!!それに、私が精神的に不安定になってたのはこのクズのせいよ!!」

朝潮「ほら!!前も言ったでしょ?司令官のことをクズって呼ぶのは止めた方が良いよって!!」

霞「っ!!そ、そうだけど……ともかく、私は司令官を殺したくなんてないし、殺そうと思ったこともないわ!!」

朝潮「じゃあさっきは何をしようとしてたのよ!?」

霞「見て分かったでしょう!?き……キスしてたのよ!!」カァッ

朝潮「き、キス……!?何か悪いモノを口移して飲ませようとしたんじゃなくて……!?」

霞「どうしてそうなるのよ!?そんな事しないわよ!!あれは普通にキスしてただけだから!!」

朝潮「……。えっ……そ、それって……霞は司令官のこと……」

霞「ああ、もう!!何よこの公開処刑!!そうよ、私は司令官が好きなの!!大・大・大好きなの!!」キッ

朝潮「……!!」

朝潮(霞の様子は嘘を言っている様には見えなかった。顔を真っ赤にして声を震わせていて、照れていて……)

朝潮(同じ女の子だからこそ分かる。その様子はむしろ本心からそう言っているとしか思えなかった)


536以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 19:40:37.96VGrEloQk0 (6/7)

霞「殺しちゃおうかしらってのも嫉妬から言ったのよ!!殺すつもりなんてないから!!ってか朝潮は頭硬すぎ!!」

朝潮「つ……つまり私の勘違い……?」

霞「そうよ!!はぁ……はぁ……」

朝潮「……!!そ、そうだったんだ……ごめんなさい……」

霞「……まあ分かればいいのよ」

朝潮(あれ……ちょっと待って……ていう事は、つまり……)ズキン

朝潮「お、お付き合いしているの……司令官と……!?」

霞「それは……まだだけど……」

朝潮「っ!!お付き合いもしていないのにあんなことしたの……?」

朝潮(そんな事……ハレンチだわ……!!だって、お付き合いもしてないのにそんな事……!!)

霞「っ……あ、朝潮だってしたじゃない」

朝潮「えっ?」

霞「さっきしてたじゃない。ひ、人のこと言えるの?」

朝潮「……あ」ドクン

朝潮『なんてことを……!!毒殺なんて……!!司令官、失礼いたします!!んっちゅ』

提督『んっふぅ……!?』

朝潮『ん……れろれろれろ……にゅるにゅるにゅる……』

朝潮『んふっ……ぺろぺろ……れろれろ……』

朝潮《毒を全部舐めとらないと……!!司令官が死んじゃう……!!そんなの嫌……!!どれ……どれが毒なの……!?》

朝潮「あぁ……!!」カァッ

朝潮(よ……よく考えたらあれって……あれって……き、キス……!?っ!?な、何……お腹の奥がぞくぞくして……!!)ゾクゾクゾク キュンキュン

朝潮「んくっ……!!」ビク ビク

霞「……あ、朝潮?」

朝潮「わ、私……司令官と……き、キスを……!!」

朝潮(胸とお腹の奥がきゅんきゅんして……ああ、こんな気持ち、初めて……すごく……気持ち……いい……?)



荒潮「……ハーレムねぇ」ジッ

提督「荒潮……」

提督(どうやら、朝潮は気がつかなかったかハーレムの意味を知っていないようだ。だが、荒潮は気がついてしまった)

提督(荒潮にジッと見つめられる。その蜂蜜のような黄褐色の瞳は俺を捉えて離さない。すべて見透かされるようだ)

荒潮「……司令官」

提督「……何だ?」

荒潮「……私って可愛いと思いますか?子供じゃなくて女として」


537以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 19:42:15.95VGrEloQk0 (7/7)

朝潮&霞「「!?」」

提督「ああ」

荒潮「そうですかぁ……!!んっ……」ニコッ

提督「っ……」

朝潮&霞「「!!」」

提督(俺の返答に嬉しそうにはにかんだ荒潮は、目を瞑ると俺にキスしてくる。ちょんと啄むような軽いキス)

荒潮「っ……司令官、好きです。私も司令官のハーレムに入れてください」ジッ

霞「はぁ!?」

朝潮「っ!!……はーれむ?はーれむってなんでしたっけ……?」

提督(そして真剣な表情で俺を見つめながらそう告白してくる。初々しさに満ちていた。そして、一連の流れに驚愕する霞と朝潮)

提督(しかし朝潮はハーレムの意味が分からなかったのか、少し考えてから首をかしげる。しかし、緊張を解いてはいない)

提督「そうだな。荒潮、もちろんだと言うところだが、その前に君たちに話さなくてはならないことがある。霞にはもう話したんだが……」

荒潮「そうですかぁ」

朝潮「分かりました。拝聴させて頂きます」

霞「っ……」ギリッ

提督(いつもの話をする。俺の決意と覚悟の話。朝潮と荒潮は真剣に聞いていた。そして霞は唇を噛んで目を逸らしていた)

提督「……という訳だ。俺は、それを受け入れてくれた人全員を幸せにして見せる。その覚悟がある」

霞「そんなの……やっぱりおかしいわよ……」

提督「荒潮、君がこれを聞いてもなお俺のことが好きで受け入れてくれると言うのであれば、約束する。絶対に後悔はさせないと」

荒潮「もちろんよぉ、司令官。ずっと好きでした。司令官と一緒になれるのなら、私にとってそれ以外のことは些細な事ね」

提督「荒潮……ありがとう」ギュッ

荒潮「あはっ……ずっとこうして欲しかったの……好きよ……好きなの……本当に、心から」ギュッ

↓×1~3 朝潮の心境と行動


538以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 20:11:08.67YtZHgF+Wo (1/1)

全裸になって覚悟(?)を決める。ついでに霞も剥いとく


539以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 21:09:47.91eD9H+fcsO (1/1)

司令官の行いは作戦行動上極めて有効で、今までに実証されており、司令官の「女」達が高い実績を上げているのも確かであるので一軍人として御国へのより良い奉公の為に司令官の「女」の末席に加わるのは実に合理的であることから云々

と、色々理屈をこねて子宮の疼きを解消して下さいと提督に向かって下着を膝まで下ろし、スカートをたくし上げて懇願する。
自分でも自覚していないが、朝潮はこの場にいる誰よりも提督に実務面で尽くしてきた自負があり、そんな自分を差し置いて他の誰かが提督の寵を受けていることに、受けようとしていることに嫉妬と苛立ちが湧き上がっていた。だから、今ここで性的な面でも提督に貢献できるのだと無自覚に見せつけようとしていた


540以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/03(日) 21:24:17.62EK5LBu5jO (1/1)

自分の気持ちに従う
いつまでも司令官の側にいさせてほしい
改めてキスする


541以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 00:10:28.88NRK2NvmA0 (1/10)

朝潮「……司令官。私は、司令官をとても優秀な司令官だと信頼しています。そんな司令官が欲望のままに女性を喰い荒らすような人だとは思えません」ジッ

提督(真剣な表情で俺を見つめる朝潮。その花色の瞳には強い意志が込められていた。それは信頼と、恋慕と、後は……何だろうか?何かが込められている)

提督「朝潮……その信頼にこたえられるように頑張らなくてはな」

朝潮「そして女性が愛する男性と一緒になることは精神衛生とてもいいことだと聞きましたし、私もそう思います」

提督「!!」

霞「あ……朝潮……?」

朝潮「司令官……僭越ながら私は……司令官をお慕いしています」

霞「っ!!」

荒潮「あらあら」

提督「朝潮、ありがとう。嬉しいよ」ニコッ

朝潮「……さっき、提督が毒を飲まされたと思ったとき、その時は必死で頭が回りませんでしたが、後で気がつきました」

朝潮「あれが、私のファーストキスです……司令官に捧げることができて、光栄でした。そして、感じたんです……」モジモジ

提督「……朝潮?」

朝潮「司令官とキスしてたんだって気がついた時、感じたんです。胸とここ……お腹の奥がとてもきゅんとしたんです……それが、凄くて……」ナデナデ

提督「……!!」

荒潮「ね、姉さん……?」

提督(子供とは思えないような妖艶な表情で愛おしそうに自分の下腹部を撫でる朝潮。その視線は自らの下腹部から、俺に再び向けられる)

朝潮「私は、司令官から見たら子供ですよね。でも、それでも私は女の子なんです……女なんですよ、提督……」スッ パサリ

提督「っ!!」ドクン

荒潮「姉さん……!?」ビクッ

霞「な……何してるよの……!!」ギョッ

提督(朝潮が、この前の霞のようにスカートの中に手を入れて下着を下げた。子供っぽくも大人っぽくもない年相応な薄青のショーツが膝まで下がる)

朝潮「私、分かるんです……きっとその先があるって。そして、その先を教えてくれるのは司令官だって……好きな人だって……」スッ

提督「あ、朝潮……!!」

提督(そして、朝潮がスカートをたくし上げた。その子供らしくも、女性らしさを兼ね備えた女に変わっていく途中の腰回り)

提督(そして毛のないつるつるのスジが露わになる。ぴっちりと閉じたそこは、まだ子供のそれだ)

朝潮「お願いします、司令官……私の、この疼きを鎮めてください……」ウルッ ジッ

提督(子供らしいあどけなさを残した顔で、目を潤ませ、メスの顔をして自らの朝潮に俺は……)

提督「……!!」ギンギン

提督(興奮してしまっていた……むしろ、これで興奮しないのなら男ではないだろう……仕方がないんだ……これが男の性なのだから……!!)

↓×1~3 提督の行動と提督が勃起しているのを見た荒潮の心境と行動


542以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 00:46:05.545tlWkCHB0 (1/2)

このチャンスを逃す訳にはいかない
自分も目一杯司令官に愛してもらわないと

入り口を入念に施錠してもう一歩踏み切れない霞を勇気づけた後、霞共々全裸になって司令官に抱き付く


543以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 00:49:47.96nIGQpG94O (1/1)

司令官が自分たちのような幼い女子にも欲情している様子を目の当たりして、嬉しさが込み上げてくる

あとは542


544以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 00:56:02.18gvzg/txpO (1/1)

提督
据え膳食わぬは男の恥
有り難く頂戴する

荒潮
朝潮の大胆な行動と初めて見る提督の男としての一面を目の当たりにして赤面するも、提督への想いは負けないと言わんばかりにこちらもおねだりする



545以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 01:07:28.21nRGkybdbO (1/1)

提督の行動を書くのを忘れてたので、それのみ544でお願いします


546以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 02:24:44.13NRK2NvmA0 (2/10)

荒潮「司令官……大きくなってるわねぇ……///」

提督「っ!!」

荒潮「ふふっ……うれしいわ、司令官♪まだ私達は幼すぎると思っていたけど、そんな事はなさそうね?」ニタァ

提督(俺が勃起してしまっていることに気がついた荒潮が、年不相応の色気を醸し出した妖艶な笑みを浮かべる。荒潮、お前もか……)ギンギン

荒潮「ふふっ……朝潮姉さんに負けてはいられないわ。私だって……ね?」シュルシュル

提督「荒潮……!!」

朝潮「荒潮……」ジッ

荒潮「なぁに?朝潮姉さん?」ジッ

朝潮「……何でもないわ」

荒潮「そう」

提督(朝潮と荒潮が見つめ合い、短い会話を交わす。が、俺の注意は荒潮に向けられていた)

提督(荒潮はサロペットスカートを脱ぎ捨て、ワイシャツとタイツだけの姿になっていた。タイツ越しに見えるショーツは白系統か)

提督(裸ワイシャツに近いが、それとは別の色気を醸し出している。理性が、溶けていく……)

霞「っ……!!二人とも、待ちなさいよ!!」キッ

朝潮「霞……」

荒潮「霞ちゃん」

霞「こんなの、認めていいわけないじゃない!!法律違反よ!!いや、それ以前に道徳的にダメでしょ!?」

提督「っ!!」

提督(霞の、悲痛な叫びに理性が辛うじて耐える。霞は泣きそうな顔でそう訴えていた。その手はぎゅっと握られている)

荒潮「……霞ちゃん。貴女は司令官が好きなの?」

霞「うん!!好き!!けど」

荒潮「なら!!別にいいじゃなぁい」

霞「っ!?」

提督(霞の言葉を途中で遮って荒潮がそう言った。そして霞に歩み寄ると、霞を抱きしめた)



547以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 02:25:35.45NRK2NvmA0 (3/10)

荒潮「えい」ギュッ

霞「ぁっ……あ、荒潮……?」ビクッ

荒潮「よいよし」スッ グイッ

霞「うわっ、っ!?」ビクッ

提督「!?」

提督(そして素早く霞の後ろに回り込み、後ろから抱きかかえるようにすると霞のスカートを捲って下着を露出させる)

提督(少し大人っぽいショーツだった。先ほどのキスといい、今日の霞は一線を越えるつもりでいたのかもしれなかった)

霞「な、何すんむぅ!!」

荒潮「ねえ、霞。聞いて」ジッ

霞「……!!」

提督(抗議の声をあげようとした霞の口を塞ぎ、上からのぞき込むようにする荒潮。そしてそれを少し怯えた表情で見上げている霞)

提督(一種の百合的なふんいくと神々しさを醸し出していた。ふつくしいとでも言えばいいのだろうか。荒潮が霞に語り掛ける)

荒潮「歴史上、重婚なんていくらでもあるわ。江戸幕府の大奥、イスラム圏のハーレム、例を挙げればきりがないものぉ」

荒潮「それのせいで誰かが死んだり、迷惑を被ったりするわけじゃないのだから、大丈夫。法律?道徳?気にすることないわぁ。レッツ背徳♪」

霞「で、でも……」

荒潮「もう……本当に真面目ねぇ……ねえ、司令官?霞ちゃんのこと……好き?」

提督「ああ、もちろんだ。っ!?」カァッ

霞「し、司令官……!!」キュン ジッ

提督(いきなり話が振られた。思わず即答していまう。霞は俺の言葉を気いて、頬を赤らめて熱っぽい視線を向けてきた)



548以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 02:27:17.87NRK2NvmA0 (4/10)

荒潮「ふふっよかったわねぇ、霞♪貴女が少しだけ譲歩するだけで、貴女は提督のモノ、提督は貴女のモノになるわ」

霞「ぁ……」

荒潮「けど、もしあなたの言うように司令官が一人の人だけを選ぶとしたら、当然一人以外は皆選ばれない」

霞「……」

荒潮「選ばれなかった人はどうしましょうか?諦めて他の人を探すってのが一番普通かしら?けどね、霞。仮にそうなったとして……それでいいの?」

霞「っ」

荒潮「司令官の人気は知ってるでしょ?分母は数十、もしかしたら百近いかしらね?その中からたった一人選ばれて、後は皆、地獄に落ちる」

荒潮「そんなのって……酷いと思わない?ねえ、霞。貴女が選ばれる確率よりも、選ばれない確率の方がずっと大きいわ」

霞「!!」

荒潮「私達は戦艦や空母の人たちと比べて大きなディスアドバンテージがある。……年齢差よ」

霞「っ……」

荒潮「それで、もし選ばれなかったら貴女はどうするの?ねえ、霞?貴方のここはそれでいいの?耐えられるの?」スゥ ツンツン

霞「んっ……そ……それは……」ピクン

提督(嵐は霞の口を塞いでいた手で霞の胸を突っつく。そしてスカートを捲っていた手をYシャツの中に潜り込ませ、霞の下腹部を撫で始めた)

荒潮「そして、女の子の一番大切なここは、司令官以外の人との子供を作るの……?作れるの……?」ナデナデ

霞「あん……っ……!!」ビクン

荒潮「ねえ、霞……本当にそれでいいの?」

↓×1~3 霞の決断


549以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 02:57:43.495tlWkCHB0 (2/2)

司令官に選ばれたい、司令官と子を成したい

皐月を引き合いに出してロリコン呼ばわりしたことを司令官に謝り、愛して欲しい一心で決意する


550以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 03:07:47.58cPMenV530 (1/1)

ハーレムを認める
ロリコン呼ばわりを謝ってから全裸になり抱き付いて、今だけは私だけを優しく愛してと囁く


551以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 03:16:12.05j2ljMUhXO (1/1)

550


552以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:20:48.51NRK2NvmA0 (5/10)

霞「……や」

荒潮「や?」

霞「やだぁ……!!司令官じゃないとやだぁ……!!」

荒潮「あはぁ……!!じゃあ、どうするべきか分かるわよねぇ?」

霞「し……司令官……認める……ハーレム……認めるわ……」

提督「霞……!!」

霞「ごめんなさい……ロリコン呼ばわりしてごめんなさい……お願いだから、私を嫌いにならないで……赦して……」

提督「赦すも何も、俺は君に怒ったりしていないよ。前からずっと君のことが好きだよ。そしてその思いが今は、性愛になっている」

霞「司令官……!!私も好き……!!」

荒潮「霞、後は言わなくても分かるわよねぇ?」

霞「っ……うん……」シュルシュル

提督「っ!!」

提督(荒潮の言葉に霞が服を脱ぎだす。サロペットスカートを脱いで、ワイシャツとソックスも脱ぐ)

霞「……///」カァッ

提督「……!!」ゴクリ

荒潮「あらあら、だいたんねぇ……?」

朝潮「……」

提督(霞は顔を真っ赤にして少し躊躇ったが、意を決したのか一気に少し背伸びした感じの下着も脱ぎ捨てた)

提督(ブラが床に落ち、膨らみかけの胸があらわになる。桜色の先端はつんとしていた。熟す前の瑞々しい果実のようだ)

提督(そして霞はショーツにまで手をかけ、いつかのように脱ぎ捨てる。あの時は見えなかった秘所が露わになった)

提督(これまた素晴らしいスジだ。子供なんとやらだ。駆逐艦娘を抱くのは久しぶりだった。しかも、初物となると第六駆逐隊以来だ)

提督(といっても、そもそも駆逐艦娘は第六駆逐隊以外を知らないが……知っていたら大問題か)

霞「司令官……!!」バッ ダキッ

提督「霞」ダキッ ナデナデ

朝潮&荒潮「「!?」」

霞「ハーレム……認めるけど……今だけは私だけを優しく愛して……?」ジッ ウルウル

提督「!!」

提督(うるんだ瞳で見上げられ、そう囁かれる。あの霞がこんなことをしているだけでも滾ってくるというのにそんな事をされては……!!)

朝潮「そうはさせない!!司令官、出しゃばって申し訳ありません……ですが、この朝潮も司令官に……愛されたいです……」バッ ダキッ ジッ

荒潮「そうよぉ、抜け駆けは駄目なんだから。ねぇ?司令官?私のことも愛して……くれますよね……?」バッ ダキッ ジッ

提督「お前たち……」



553以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:22:43.19NRK2NvmA0 (6/10)

提督(もう我慢の限界だった。さらば理性。据え膳食わぬは男の恥だ。そもそも、どちらにせよいずれ抱くことになっていただろう)

提督(それが三人まとめて食べてくれと懇願してくるのであれば、ありがたくいただく。遠慮などしない)

提督「三人まとめて愛してやる。来い」グイ

提督(俺は性欲が導くままに三人を隣の仮眠室へ連れ込む。乱暴に布団を敷くと、服を脱いだ)

朝潮「……!!」カァッ

荒潮「あはっ……いいカラダ……!!」

霞「……ごくっ」

提督(そして下着姿になると、棚の中から日本酒の一升瓶を取り出す。見つからないように隠しておいた上等なものだ)

提督「んっ……」ゴクッゴクッゴクッ

提督(それをラッパ飲みした一気に体が熱くなる。そしてそれを一杯に口に含むと、朝潮を抱き寄せた)

朝潮「し、司令官……?」

提督「んっ……」ブチュッ

朝潮「んふぅ!?んん……ごくっごくっごくっ」

提督「……ぷはっ。ほら、もう少し飲め」スッ

朝潮「んはぁ……し、しれいかっ!?んぐぅ……ごくっごくっごくっ」

提督(度の強い酒に少し辛そうにしている朝潮の口に瓶を突っ込み、中身を流し込む。もちろん、ちゃんと量は考えてだ)

朝潮「っは……はぁ……はぁ……」クタァ

提督「さて、次だ」グイッ

荒潮「きゃっ、もう……ちょっと乱暴じゃない?」

提督(顔を赤くしてその場に座り込んだ朝潮。次のターゲットである荒潮を抱き寄せると、荒潮が抗議の声をあげる)

提督(だが俺は何も言わず酒を口に含むと先ほどのようにする。荒潮に口付けし、舌で口をこじ開け、熱い液体を流し込む)

提督(荒潮が苦しそうに唸る。が、お構いなしだ。荒潮の口からこぼれた熱いモノが互いの顎を伝い、流れ落ちる)

提督(絡ませていた舌を引き抜くと、荒潮が至近距離で俺を見つめていた。少し頭を撫でると、目を細めて気持ちよさそうにする)

提督(そして俺は酒瓶を荒潮の口に突っ込む。咽ないようにゆっくりと傾け、中身を流し込む)

提督(トクトクと荒潮の口に酒が注がれ、それを苦しそうに眉に皴を寄せながらも何とか飲んでいく荒潮)

荒潮「っはぁ……はふぅ……ちょっと……きついかも……」

提督「霞」グイッ

霞「っ」ビクッ

提督(座り込みはしなかったが膝に手をついて口を拭う荒潮。俺は最後の一人、霞を抱き寄せる)

霞「……っ。し、司令官……私……んむっ!!」

提督(何かを言いかけた霞に構うことなく酒を口移しする。ビクンと跳ねる体を拘束するように抱きしめた)

提督(舌を絡ませ、熱い液体を霞の咥内に送り出す。そして全部送りだしたら、一度霞の舌を舌で弄び、引き抜く)

提督(うるんだ瞳でこちらを見上げる霞。体は脱力している。霞は酒に弱くはないはずだ。大丈夫)



554以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:23:25.17NRK2NvmA0 (7/10)

提督(だが、気持ち控えめにするか。と思いながら酒瓶を霞の口に突っ込み、中身を注ぎ込む)

提督(注がれたものを必死に飲み干していく霞。酒瓶を引き抜くと、俺にしなだれかかるようにしてきた)

提督(俺はそんな霞の頭を優しく撫でた。霞が心地よさげに息を吐く。俺は霞をその場に座らせた)

提督(三人とも早速顔を赤くしている。潤んだ瞳に熱っぽい吐息は酒に酔い、発情しているからだろう)

提督(さらに色気が増した三人の前で俺は下着を脱ぐ。パンツを突き破らんばかりに怒張していたモノが露わになった)

「「「……!!」」」

提督(三人がそれを凝視し、息を呑む。黒光りしている俺のモノに圧倒されているようだ。女を圧倒しているこの感覚、素晴らしい……!!)

提督「よし、では荒潮、霞、これを舐めてくれ」

荒潮「っ……」

霞「な、舐める……!?」

提督「そうだ。奉公してくれ」

提督(俺の言葉に、二人は躊躇う。だが、意を決したようにまず荒潮が俺の足もとに膝をついた)

提督(それを見た霞も、荒潮の隣に膝をつく。俺は二人の頭を撫でた。二人は目前に迫ったモノに畏れを抱いているようだ)

提督「ほら、舌を伸ばして舐めろ。唇で甘噛みしてみるんだ。歯は立てないでくれよ」

荒潮「っ……ぁ……あむ……れろれろ……れろれろれろ……」

霞「ごくっ……っ……ぺろぺろ……ぺろぺろぺろ……あむあむ」

提督「……!!」ゾクゾク

提督(二人が俺の股間に顔を埋め、俺のモノに奉公している。最高の気分、最高の眺めだ!!男冥利に尽きる!!)

朝潮「司令官……」

提督(そこでお預けをくらった犬のような悲し気な表情で俺を見つめる朝潮に声を掛けられた)

提督「おいで、朝潮」

朝潮「っ!!はい!!」ニコッ

提督(とても幸せそうな笑みを浮かべて俺のそばに来る朝潮。俺は、朝潮を横抱きにして抱き上げる)

朝潮「ぁ……///司令官……?」

提督(頬を染めて次を期待するようにはにかみながら俺を見つめる朝潮。俺は、朝潮の耳元でささやく)

提督「自分を慰めたことはあるか?」

朝潮「えっ……!?そ、その……」

提督「答えてくれ」

朝潮「……!!」カァッ

提督(もともと赤かった顔をさらに赤くする朝潮。消え入るような声ではいと呟いて首を縦に振る。そそる仕草だ)

提督「よし、じゃあ今ここでしてくれ」

朝潮「……!?っ!!」フルフル


555以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:24:21.87NRK2NvmA0 (8/10)

提督(驚きに目を見開き、恥ずかしそうな表情を浮かべながら首を横に振る朝潮。俺はさらに囁く)

提督「ちゃんと濡れてないと、入れるときに痛いぞ?」

朝潮「!!」ハッ

提督(二人にしか聞こえない声の大きさでそう話す。自分が一番最初にされることを察した朝潮は喜びに顔を綻ばせる)

提督「できるね?」

朝潮「は、はい……!!」

提督(そしてそう囁いた。俺は、朝潮に口付けする。朝潮は片手を俺の首にまわし、もう片方の手を自らの秘所に伸ばす)

提督(俺は貪るように朝潮の咥内を蹂躙する。朝潮はぴくんぴくんと体を震わせていた。吐息が漏れている)

提督(一方、俺のモノに奉公している二人もまた色っぽく息を吐いていた。そしてその口淫を激しくする)

提督(おそらく俺と朝潮の様子を見て嫉妬を感じているのだろう。俺の意識をそちら側に向けようとしている)

提督(だが今まで数多くの名器を味わい、俺の仕込んだテクを駆使してくる子たちの責めに堪えてきたのだ)

提督(初心な少女のソレは、少し気持ちがいい程度でしかない。俺は構わず朝潮を高めていく)

提督「っ……よし、もういいぞ、二人とも」

荒潮「んっ……」ジッ

霞「っ……」ジッ

提督(俺の声に、モノから口を離して俺を見上げてくる荒潮と霞、その表情は少し不機嫌そうで、嫉妬の炎が瞳にちらついていた)

朝潮「んふぅ……し……しれいかん……!!」

提督(一方の朝潮はだいぶ高まっているようだった。蕩けた表情で俺を見つめている。俺は、朝潮を一度下ろすと、後ろから手をヒップにまわして抱き上げる)

朝潮「あっ……!!しれいかん……恥ずかしいです……!!」

荒潮「っ……!!」

霞「うわっ……びしょびしょ……!!」

朝潮「っ!!」ビクッ

提督(二人の目の前でM字開脚するようになった朝潮が恥ずかしがる。そのびしょびしょに濡れた秘所が二人の眼前に晒された)

提督「よし……」ピトッ

朝潮「ぁ……!!」ゾクッ

荒潮「ずるい……ずるいわよぉ……!!」キュンキュン

霞「っ……馬鹿……クズ……」ドクンドクン

提督(俺は、そのままモノを朝潮の秘所にあてがう。乱れ牡丹を立ちながらするような感じだ)

提督(そうなると、自然と朝潮と俺の結合部が二人に晒されることとなる。考えるだけで興奮してきた)


556以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:25:12.83NRK2NvmA0 (9/10)

提督「さて、朝潮。とうとう処女喪失の時だな」

朝潮「司令官……!!来てください……!!私にどうかお情けを……!!」

提督「俺の女にされるところ、存分にみられるといい。そして荒潮、霞、生セックスをしっかりと見ておくんだぞ」

朝潮「っ……!!は、恥ずかしいです……!!」ゾクゾク

荒潮「っ……!!」ジッ

霞「……!!」ジッ

提督「さあ、いくぞ……!!朝潮、手で位置を調整しろよ」

朝潮「っ……はい……あぁ……!!」スッ ツプッ

提督(朝潮の身体を下ろす。朝潮が俺のモノを自らの蜜壺へと誘導した。先端が、朝潮のソコを押しひらく)

荒潮「あぁ……広がってく……!!」

霞「こんなの……入るの……?」

朝潮「あぁ……つぅ……っぅうううううう!!」グググググ ブツッ ヌプププププ

荒潮「す……すごいわねぇ……」

霞「うわぁ……血が……!!」

提督(わざと見せつけるようにゆっくりと挿入した、そして一番奥まで達する。朝潮は荒い息を吐いており、荒潮と霞は結合部から目が離せないようだ)

提督「朝潮……よく頑張ったな……」

朝潮「ありがとう……ございます……んぅ……」

提督(肩越しに朝潮にキスする。俺は朝潮がなれるまで少し待った。そして……腰を振り始める)

提督「っ……では、いくぞ……」ズップズップズップ

朝潮「あぁ!!し……司令官……!!お腹の奥が……お腹の奥が熱いです……!!」

荒潮「……!!」

霞「……!!」

提督(淫らな水音をたててピストンを繰り返す。朝潮が快楽に喘ぎ声をあげる。その淫らな劇には観客が二人)

提督「どうだ、荒潮、霞!!これがセックスだ。男と女の営みだ!!」

荒潮「はぁ……はぁ……」クチュクチュ

霞「んっ……ふぅ……」クチュクチュ

朝潮「あっ!?や、いやぁ!!見ないでぇ!!」

提督(忘れていた観客の存在を思い出したらしい朝潮が、快楽に蕩けさせられながらもそう懇願する)

提督(だが二人ともその淫らな光景から目が離せないようだ。朝潮の秘所とそこを出入りする俺のモノ)

提督(淫らな水音、垂れる愛液やら何やらが混ざったモノ。てかっている結合部。それらのすべてが二人を捕らえて離さない)

提督(二人とも息を荒くしており、その手は自らの秘所にのびているようだった。俺と朝潮がしているのを見てそんな事を……!!)ゾクゾク


557以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:26:41.24NRK2NvmA0 (10/10)

提督「よし、そろそろ出すぞ、朝潮!!」

朝潮「しれいかん!!私、おかしくなっちゃいます!!」

提督(本能のままに腰を振る。多少の我慢、そして限界を迎える。二人のいたいけな少女の前で、朝潮の中に……!!)

提督「っ……出る!!」ビュルルルルルルル

朝潮「あぁ!!はぁ……!!あぅ……」ビクン クタァ

荒潮「……!!」

霞「……!!」

提督(朝潮の中に射精した。朝潮がビクンと体を震わせ、そして脱力する。ビクビクと脈動する俺のモノ。その一部始終を見せつけた)

提督「っ……くっ……」ズルン

朝潮「あふぅ……」ブプッ ドロリ

荒潮「……」

霞「……」

提督(俺がモノを引き抜くと、朝潮の秘所から白濁液が垂れる。俺は朝潮を布団に下ろした。力なく横たわる朝潮)

提督「ほら、朝潮。綺麗にするんだ」

朝潮「うぅ……んぁ……あむ……れろれろれろ」

提督(俺はそんな朝潮の近くに腰を下ろすと、半勃ちのモノを咥えさせ、お掃除フェラをさせる)

提督「……よい、いいぞ」

提督(舌がモノを舐めまわし、綺麗にしたことを確認した俺は、モノを引き抜く。俺のモノは朝潮のフェラで再び怒張しきっていた)

提督「さて、次はどちらだ?」

↓×1~3 初めて見る獣のような性交に圧倒された荒潮と霞の心境と行動をそれぞれ


558以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:38:49.71DPwsXu/Xo (1/1)

荒潮は物怖じせずに初っ端から興味のあることは何でも試してみる感じで霞はびっくりしたし怖いけど頑張る的な。ツンが強い反動でデレデレのラブラブに。無意識にだいしゅきホールドしちゃう


559以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:57:17.495iblKV4GO (1/1)

荒潮
早く司令官と一つになりたい
バックでより激しく獣のような交わりを試みる


マンガとは異なる愛し合いで衝撃を受ける
荒潮に先を越される形になるが彼女と司令官との交わりを見て改めて処女を捧げる決意をする
優しくしてもらいたいのでキスし続けながらの正常位を試みる


560以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/04(月) 14:58:55.34PyGh+Fu5O (1/1)

荒潮…自分も姉のように激しく抱かれたいと強く想うが、これ以上霞を待たせるのも悪い気がするので2番手は彼女に譲ってあげる

霞…未だ残っていた僅かな理性が砕け散り、メスの本能の赴くまま自分でも信じられない程淫らに生ハメを懇願する


561以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:11:51.84Gzj/4OkS0 (1/8)

荒潮「じゃあ次は私でお願いしますねぇ」ジッ

霞「荒潮……!!」

荒潮「とりあえず朝潮姉さんにできたのなら私だってできるだろうし、女は度胸だからぁ」ドキドキ

霞「っ……」

提督「いいだろう。こっちに来い」

荒潮「はぁい」

提督「よし、そのまま四つん這いになっていろ」

荒潮「えっ?四つん這いですか……?」

提督(興味津々と言った表情で俺にハイハイで這いよって来る荒潮。俺はそんな荒潮にそう言ってその後ろに回り込む)

荒潮「……!!ちょっと恥ずかしいかなぁって……」

提督「気にするな」

荒潮「それは無理よぉ……あんっ!!」

提督(そんな荒潮の後ろから、尻を撫で秘所を手淫する。もうすでに十分に濡れていた。さて、一度イかせるか)

荒潮「あぁ……あふぅ……だめぇ……!!しれいかぁん……!!」

提督「快楽を受け入れるんだ……感覚を研ぎ澄ませろ……さあ、女の一番美しい瞬間を見せてくれ……!!」クチュクチュクチュ

荒潮「はぁっ……あぁ……ああああああ!!」ビクンビクン

提督(まるで遠吠えする狼のように背を逸らして快楽に嬌声をあげる荒潮。その長い薄煉瓦色の髪が美しく広がった)

荒潮「はぁ……はぁ……はぁ……」ピクンピクン

提督「……」ビリィ

提督(頽れるようにして息を整えている荒潮の後ろへ周りこむ。淫らな蜜が滴るストッキング、その秘所の部分を破いた)

荒潮「あっ!!もう……乱暴じゃない……?」

提督「新しいものを買ってあげるよ」スッ ピトッ

提督(そう言いつつ荒潮の秘所を覆うぐっしょりと濡れた薄布をずらす。そしてモノを蜜が溢れる蜜壺へとあてが)

荒潮「あっ……司令官……!!」ピクッ

提督「荒潮……力を抜いてくれ……」

荒潮「はい……来てください……」

提督「っ……はぁ……!!」グッ

荒潮「っ……あぁ!!」ブツッ ズププププ

提督(再び感じる処女膜を突き破る感覚。未熟な果実を喰い荒らす背徳感にゾクゾクする。この子の初めても俺が頂いた……!!)

提督(背を逸らすようにしていた荒潮を後ろから抱きしめる。胸を揉み、口に指を入れた。そのまま少しの間愛撫する)

提督(そして荒潮の呼吸からもう動いてもよさそうだと判断し、腰を振り始めた。ゆっくり、だが、だんだんと激しくしていく)


562以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:13:00.78Gzj/4OkS0 (2/8)

荒潮「あっ!!ふぅ……!!んくっ……あぁん!!」

提督(気持ちがいいままに腰を振る。高まる射精感、淫らな水音、迸る汗、響く嬌声、振り乱される髪)

提督「っ……荒潮ぉ……!!」ギュッ

荒潮「あぁ!!司令官!!司令官!!んはぁああああ!!」ビクンビクン

提督(荒潮の身体を後ろから組み伏せるように抱きしめて、密着させる。一滴も零さないように腰を押し付け、荒潮の奥にぶちまけた)

提督「っ……はぁ……」

荒潮「しれいかん……だいすき……」

提督「っ……」ズルリ

荒潮「あん……あふれちゃう……もったいない……」ブプッ サッ

提督(モノを引き抜き、荒潮から離れる。溢れ出る白濁液を何とか押しとどめようと手で押さえる荒潮)

提督「さあ、荒潮。綺麗にしてくれ」

荒潮「はぁい……んっ……あむ……れろれろ」

提督(俺の言葉にこちらへハイハイしてきた荒潮は、自らの愛液や精液にまみれたものを見て少し躊躇う)

提督(だが、すぐに思い切ってと言った様子で俺のモノを咥えると、丁寧に舐め始めた。俺は荒潮の頭を撫でる)

荒潮「んふっ……れろれろれろ……あむあむあむ」

提督「よし……もういいぞ。よくやってくれた」

荒潮「んぁ……。……♪」ジッ

提督(一線を越えた男女の身が共有できるあの親近感を込めた上目遣いで俺を見つめながらはにかむ荒潮。俺は微笑み返すと、霞に向き直った)

霞「っ……」フルフルフル

提督(霞は、怯えているようだった。俺のモノに視線が釘付けだが、視線には恐怖が込められており、肩が震えている)

提督「霞……別に無理をする必要はないぞ?さっきも言ったが、俺は雷と電とはまだしていない」

提督「もっと大きくなったらすることにしているんだ。霞も、そうしたって構わない。何も悪い事は無いぞ」

霞「っ……イヤよ。私は、今司令官と結ばれたい。私、頑張るから……お願い……」ジッ

提督「そうか、分かった」

提督(霞は覚悟しているようだった。なら、俺は男としてそれに応えなくてはいけない。俺は霞にゆっくり近づく)

提督「んっ……」

霞「っ!?し、司令官!?ダメっ!!汚いからぁ……!!あぁ!!」ビクン

提督(霞の秘所に口付けする。ワレメを舐め上げ、舌を挿入し、クリを弄ぶ。舌と唇で霞を責める)

霞「あうっ!!うぅ……!!うぁあ……!!何か……変……!!変になりそう……!!」

提督(どんどん蜜が溢れてくる。さらに責め続ける。霞が上り詰めていき、そして限界を迎えた)


563以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:14:44.90Gzj/4OkS0 (3/8)

霞「っ……うぁあああああああ!?あふぅ……あぁん……」ビクンビクンビクン

提督(絶頂を迎えた霞の身体が痙攣した。中が締まり、舌が締め付けられる。俺は口を離すと、指でそこを確認する)

提督「……よし、もう大丈夫そうだな」クニクニ クパァ

霞「っ……ふぅ……ふぅ……」

提督(俺は霞を仰向けに寝そべらせ、脚を掴んで開かせる。そしてモノをその秘所にあてがった)

霞「ぁ……司令官……」

提督「霞、俺を信じろ。力を抜いて、受け入れてくれ」

霞「うん……分かった……ねぇ、司令官……?」

提督「どうした?」

霞「抱きしめてくれる……?」スッ

提督「っ」ギュッ

霞「あぁ……司令官……!!」ギュッ

提督(両手を迎え入れるように伸ばされて保護欲をそそる不安げな表情でそう言われては、抱き締めないわけにはいかない。俺は霞を抱きしめる)

提督「行くぞ」ツプッ ググググ

霞「うん……っ……!!」ズキッ

提督(固い抵抗、霞の処女膜が異物を入れまいと抵抗する。だが、この子は俺の女にする。もう決まっているのだ)

霞「っ~~~~!!」ギュゥゥゥゥ

提督(処女膜を貫こうと力を入れれば入れるほどに痛いほどに抱き締められる。だが、それが心地よかった)

提督「霞……!!」グッ

霞「っぁ!!ぁ……はぁ……!!」ブツッ ヌプププププ

提督(とうとう処女膜を貫いた。固く閉じた霞の中を拡張していく。俺のモノの形に作り替えていく)

提督「奥まで入ったぞ……!!」

霞「……!!」ウルウルウル

提督(コリっとした子宮口の感覚。霞と至近距離で見つめ合う。霞は涙目で俺を見つめていた)

提督(霞の頭を撫でる。少し目を細める様が猫の様だった。体勢的にちょっときついが俺は霞に口付けする。舌を入れて、霞の舌を絡めとる)

霞「んっ……んはぁ……んちゅ……れろれろ……」

提督(濃厚なディープキス。大人のキスを教え込む。暫くして、霞も処女喪失の痛みになれたようだった)

提督「んっ……動くぞ」

霞「っ……」コクリ

提督(ゆっくりと腰を振る。苦し気に息を吐く霞。だが俺は腰を止められない。止まらない)

提督(霞は俺に押しつぶされるようにのしかかられていた。あの霞を同意の上で組み伏せ、その処女を奪い、女に仕立て上げた。その事実に興奮する)


564以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:18:31.38Gzj/4OkS0 (4/8)

提督(正常位が一番対格差を実感するな。こうして全身で押さえつけると分かる。なんて小さな体なのだろうか)

提督(気がついたら気持ちがいいままに本気の腰ふりをしていた。だが、霞ももう痛みは無いようだった)

提督(色っぽい吐息が漏れ、喘ぎ声をあげている。ぎゅっと俺の身体を抱きしめて必死に堪えている様が素晴らしい)

提督「霞、大丈夫か……!?」

霞「ぁふ……んふ……つぁ……!!」コクコク

提督(無言で何度も頭を縦に振る霞。射精感が高まってきた。いたいけな子供の中に生で出し、霞を俺に染めきる)

提督「奥に出すぞ……!!お前の子宮に直接かけてやる!!ほら、どうだ!?感じるか!?」グリグリグリ

霞「うはぁああああ!!」ビクン

提督(思いっきり下腹部を押し付け、布団と体でサンドイッチにする。モノを限界まで奥に入れた。先端が霞の子宮を押しつぶす)

提督(その状態で腰をぐりぐりとグラインドさせる。女の一番大事な所を強烈に責められ、嬌声が漏れる霞)

提督「行くぞ!!いいな!!」

霞「きてぇ……!!」ガシッ

提督「っ!!」

提督(霞が俺の身体に足を回して組み付く。だいしゅきホールドだ。霞は体を震わせながら思いっきり顔を俺の胸に押し付けている)

提督(どうやら無意識のうちにこうしてしまったようだ。霞の本能が俺の子種を欲して体を突き動かせたのだろう)

提督(もう限界だ……お望み通りくれてやる!!俺はラストスパートをかけた。腰を振り、体を打ち付け、快楽を貪る)

提督「霞……霞……!!ほら、くれてやるぞ!!」バチュン ビュルルルルルルルル

霞「うっ……はぁあ……!!しれいかん……!!」ギュゥゥゥゥゥゥ ビクン

提督(種付けプレスで子宮口に密着しながら射精したことでモノが射精の勢いで押し戻されそうになるのが分かった。精液が迸るのを感じる)

提督(霞はこれ以上ないほど強く俺に組み付いていた。体を震わせその手も足も痛いほどに俺の身体を締め付けている)

提督「っ……はぁ……はぁ……」

霞「っ……ふぅ……はぁ……」

提督(暫くその体勢のまま脱力する。霞の体温を感じた。髪を指に絡ませ、梳くようにしながら頭を撫でる)

提督「……」ズルン

霞「あん……」ピクン ドロリ

提督(そしてゆっくり体を起こして物を引き抜いた。糸を引いており、秘所から白濁液が漏れ出て垂れている)

提督「霞……よく頑張ったな……」スッ ナデナデ

霞「んっ……しれいかん……すき。すきすき。だいすき」キュンキュン

提督(霞の頬に手を添え、撫でる。すると霞は蕩けつつも切なそうな表情を浮かべながらそう連呼してきた)


565以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:21:50.88Gzj/4OkS0 (5/8)

提督(デレデレだった。完璧に男に媚びる女の顔だ。仕草だ。振舞いだ。いつもの厳しい霞は影も形もなかった)

提督「クズなんじゃないのか?」クスッ

霞「っ!!ちがう!!ちがうもん!!あれはちがうの!!しれいかんはくずじゃない……そんなことほんきでおもってない!!」ビクッ ジッ

提督(少し意地悪したら、今にも泣きそうな表情で憐れっぽく俺を見つめてくる霞。俺はあえて無言で霞を見つめる)

霞「……!!ごめんなさい、しれいかん……ゆるして……きらいにならないで……もういわないからぁ……!!」ウルウル

提督(涙を目に一杯溜めながら俺に懇願する霞。もう可愛すぎて、気がついたら俺は霞を抱きしめていた)

提督「俺が好きか?」

霞「だいすきぃ!!」

提督「そうかそうか、俺もだよ」ギュッ ナデナデ

霞「しれいかん……!!うれしい!!」ギュッ

提督(抱き合い、いちゃつく俺と霞。そう。これで一通り全員を抱いたから満足していて、油断していた)

朝潮「……」ジッ

荒潮「……」ニタァ

提督「!!」

提督(二人の存在を。朝潮は無表情、荒潮は何故か怖く感じる微笑みを浮かべている。二人とも嫉妬にまみれているのが丸わかりだった)

提督「霞、ほら。綺麗にしてくれ」

霞「うん、わかったわ。……あむ」

提督(体を起こし、物足りなさそうな切ない表情を浮かべた霞にお掃除を促す。霞は即答するも、少し躊躇ってからモノにしゃぶりついた)

提督「朝潮、荒潮、おいで」

提督(霞にモノを舐めさせながら、俺は二人を呼ぶ。二人とも待ってましたと言わんばかりに俺の左右に侍った)

朝潮「司令官……この気持ち、なんと説明すればいいのか分かりません……分かりませんが……とても良くない気分です」ギュッ

荒潮「ふふっ……ねぇ?さっきは霞に遠慮して自重したけど、あんなの見せつけられたらもう自重しなくてもいいわよねぇ?」ツンツン クリクリ

霞「れろれろれろ……ぺろぺろぺろ……あむあむ」

提督「……!!」

提督(霞が一生懸命に口で奉公している中、朝潮が、いじらしく俺の指を摘まみ、想いを吐露する。荒潮は俺に絡みつき、指で胸を突っつき、弄る)

提督「安心しろ……まだ終わらせはしないさ……!!」ムクムク スッ グニッ

霞「んむっ!!」ビクン

朝潮「あっ……司令官……!!」ピクン パァッ

荒潮「んふっ……ふふっ当然よねぇ?」ピクッ ドクドキ ワクワク

提督(再び回復していく俺のモノ。俺は手を朝潮と荒潮の身体にまわして抱き寄せ、そう言うのだった)



提督「ふぅ……」

朝潮「はふぅ……」ピクンピクン

荒潮「ぁん……」ピクンピクン

霞「んにゃぁ……」ピクンピクン

提督(あれから俺は愛情や劣情のままに淫らに絡み合い、瑞々しい果実を貪り、男を教え込んだ)

提督(そして三人の魂に俺を刻み込み終わり、余韻に浸りながら放心状態になっていた、そんなときだった)

天龍「おい、提督!!いるか?ヤバい事になった。朝潮たちが見当たらねぇらしい。今龍田たちが探してる」コンコン

朝雲「もう夜だし……いつもは部屋に居るはずなのに、今日はどこにも見当たらないの……」

山雲「あの子(深海棲艦)たちのこともあるし~……何かあったのかも~って心配で心配で~……」

↓×1~3 提督の行動


566以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:28:06.65xUq9uTM0O (1/1)

ここで寝てる、幽霊でも見たのか怖がりながら駆け込んできたと方弁


567以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:31:34.49pH8102OEo (1/1)

見つかってしまいましたなぁ。天龍たちも巻き込むしか


568以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 17:41:15.31sYvUALhnO (1/1)

>>566


569以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 18:10:57.91Gzj/4OkS0 (6/8)

提督「……!!」

提督(まずい!!俺はとっさに仮眠室から執務室へ戻り、仮眠室の扉を閉めつつ思いつくままに出まかせを言う。間は不自然ではなかったはずだ)

提督「ああ、居るぞ。朝潮と荒潮と霞か?それなら仮眠室で寝ている」

天龍「はぁ!?なんだ、居るのかよ!!まったく……心配かけやがって……」

朝雲「良かったぁ……もし何かあったらどうしようかと思ったわ……」

山雲「本当に良かったです~。……?でも、なんで仮眠室で寝ているんですかぁ~?」

提督「幽霊でも見たのか、怖がりながら駆け込んできてな……」

↓×1~3 天龍達の反応




570以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 18:18:12.00VMcn4t2oo (1/1)

臭いでばれる


571以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 18:52:11.0144pfozwT0 (1/1)

早々に立ち去る


572以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 18:54:13.52Gzj/4OkS0 (7/8)

100が出たので安価を打ち切ります
これ以降、100が出たらその時点で安価は打ち切りでお願いしますね
100がもう一つでても先に出た方を優先させてもらいます
ただ、書き込む前に安価してくれても採用はできませんが参考にさせてもらうので全然OKです


573以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 18:58:56.78b3rM8Fngo (1/2)

>>572
了解しました。いつもお疲れ様です!


574以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 19:08:47.35Gzj/4OkS0 (8/8)

天龍「何だよそれ。入るぞ」ガチャ

提督「っ!!」

提督(くっ!!なんていう事だ……仮眠室には鍵をかけていたが執務室にはかけていなかった!!)

提督(こんな事なら寝たふりでもしてればよかった!!何とか服は着れているが、匂いが……!!)

朝雲「失礼するわね」

山雲「お邪魔しま~す」

天龍「……ん?この匂い……!!」クンクン ハッ

朝雲「ん?……っ!!」クンクン ハッ

山雲「あら~?……!!」クンクン ハッ

↓×1~3 提督から匂う濃厚なセックスの匂い。そして提督曰く仮眠室で寝ているという朝潮、荒潮、霞。そこから導き出される答えは…… を踏まえて天龍達の反応


575以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 19:32:27.12b3rM8Fngo (2/2)

駆逐娘達にはうまく誤魔化す。失踪騒ぎになってたのに何やってんだ的な説教を天龍からされる。その後天龍・龍田他軽巡娘たちを混じえて事情聴取


576以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 19:54:17.54VBM2mOtqO (1/1)

十中八九事後だろうと推測するが確たる証拠もなしに追及はできないので、「少し臭いがする」など言葉の端々に匂わせるくらいに留めておく


577以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/06(水) 20:15:39.36CmQZjaCfO (1/1)

上+疑惑については後で朝潮達から聞き出す方向で


578以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/07(木) 23:45:39.96PM5/qpCK0 (1/3)

天龍(この匂い……もしかしてアレの匂いじゃ……まさか提督……朝潮たちを……!?もしそんな事してたらブッ殺してやる!!)

天龍(だが、コイツがそんな事するとは思えねぇ……こいつはそんなクソ野郎じゃないからな……けど、この匂い……)

天龍(俺も直接嗅いだことがねぇから確信は持てねぇ……けど、こういうのはなんとなく分かる)

天龍(十中八九提督はヤってる。ヤってるが、よく考えたら相手が朝潮たちっていう確証もねぇな)

天龍(相手が艦娘の誰かとも限らねぇし……この人もそういう相手が居てもおかしくねぇ年だ)

天龍(そもそも、完全に俺の勘違いって可能性もある……何か別の匂いで、そういうことしたわけじゃないかもしれねぇ)

天龍(確たる証拠もねぇのに追求するほどにはまだ確信が持てねぇぞ。なら、ここはまず様子を見てみるか……)

朝雲「ねぇ……この匂いって……」

山雲「何か変な匂いがしますよねぇ~……?」

天龍(おっ!!よし、朝雲と山雲の発言に乗っかるか!!さて、どう反応するんだ、提督?見せてみろよ!!)

天龍「ああ、そうだな。なぁ、提督?」

提督「そうか?すまないな。今換気する」

天龍「頼むぜ。……」

天龍(……動揺している感じはねぇな。クソッ、分からねぇ……ヤってねぇのか?ヤってんのか?)

朝潮「すいません、司令官。もう大丈夫です」ガチャッ

荒潮「ありがとうねぇ、司令官。助かったわ」

霞「迷惑かけたわね……」

提督「!!」

天龍「お前たち!!」

朝潮「?天龍さん、どうかいたしましたか?」

朝雲「どうもこうも、貴女たちが居なくなったから探してたのよ!!」

荒潮「あら、ごめんなさいねぇ。ちょっと三人で散歩してたら虫の大群に襲われて司令官の所に逃げてきたのよ」

山雲「へぇ~それは大変だったわねぇ~」

霞「ホント、死ぬかと思ったわ……」

天龍「そうだったのか……なんだ、良かった……」

朝潮「ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません」

荒潮「本当にごめんなさい」

霞「ご迷惑をお掛けしました」

天龍「ああ、いや、お前たちが無事なら良かった。気にすんなよ」

天龍(普通に大丈夫みたいだな。良かった……まあ、そうだよな。提督がそんな事するわけねぇからな!!ははっ)

天龍(けど、そうなるとこの匂いは一体何なんだよ……やっぱり違うのか……あ。そうだ……一番ありそうな可能性を考えてなかった)

天龍(提督は……アレをしてたのかも知れねぇ……///自分を慰める的なアレを……そりゃそうだよなぁ……男ってそういう感じらしいし……)カァッ

提督「とりあえず一件落着だな。さて、そろそろ部屋に戻ったほうが良い。休めるときにしっかりと休んでおけ」

天龍「お、おう、そうだな。じゃあ失礼するぜ」

朝潮「はい。失礼します、司令官」

荒潮「また明日ねぇ」

霞「お休み、司令官」

朝雲「じゃあね」

山雲「失礼しま~す」


579以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/07(木) 23:55:45.74PM5/qpCK0 (2/3)



提督「ああ。お休み、皆」

提督(ふぅ……何とか誤魔化せたようだ。あの子たちが機転が利く子で良かった。しかもあんな短時間で服を着終えて完璧な演技を見せてくれるとは)

提督(やはり優秀な子たちだ。艦娘に選ばれるだけのことはあるな。そんな子たちが俺の女だと考えると、男として誇らしかった)

朝潮「……///」ジッ

荒潮「♪」ペロリ

霞「ぁ……ふふっ」ニコッ

提督「!!」

提督(皆が部屋から退出していく中、朝潮が頬を赤く染めて俺を見つめ、荒潮が妖艶に唇を舐め上げ、霞が幸せそうな笑みを浮かべた)

提督(そして部屋から出ていく。一瞬のことだった。まるで何事もなかったかのように天龍達と歩いて行く)

提督(だがあの子たちの中にはたっぷりと俺の精液が注がれているのだ。女の一番大切なトコロに俺の精液を貯めたまま、すました顔をしている)

提督(その事実にゾクゾクする。最高に滾るシチュエーションだった。俺はそんな背徳的な満足感に暫く浸っていた)



天龍「という訳だから問題ないぜ。今朝潮たちと戻っているところだ」

龍田『分かったわ~じゃあ捜索は終了するわね~』

天龍「おう、頼んだ。……」

天龍(アイツ……アレするぐらいに溜まってるんだよな……恋人は居ねぇのかな?そういう話は聞いたことねぇけど……)

天龍(顔も性格もいいし、モテそうなものだけどな。やっぱり軍に居たら出会いがねぇのか)

天龍(……アイツ、確か二十半ばだよな。約十歳差か……まあ、なくはないよな。なくはない……だったら)

朝雲「だったら私が……///」ボソッ カァッ

天龍「っ!?」ビクッ

山雲「……」ピクッ

朝潮「何か言った?」

荒潮「なぁに?」

霞「どうかしたの?」

朝雲「えっ!?あっ……!!な、何でもないわよ?ただの独り言」

朝潮「そう?」

朝雲「うん、何でもない。行こ」

天龍「……!!」

天龍(朝雲……今、何て言った……?まさかコイツ……いや、まさかな……聞き間違えだろ……ははっ……)

山雲「……朝雲姉は~……渡さない」ボソリ



580以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/07(木) 23:59:03.96PM5/qpCK0 (3/3)



提督「話はついた。鎮圧は中止され、君たちは俺の指揮下で戦列に復帰してもらう事となった」

駆逐古姫「まことか……!!ありがとう……ありがとう、提督!!」ジワァ ポロポロポロ

提督(俺の言葉に駆逐古姫は嬉し涙を流していた。予想以上に時間がかかってしまったが、何とか任務を果たすことができた)

提督(俺の計画通り、駆逐古姫は俺を心から信用した。これでもう二度とこんなことは起こらないだろう。作戦は成功だ)

提督(そして俺は新たな任務に就くこととなった。すなわち、スエズ攻略だ。戦場は中近東、及び北アフリカとなる)

提督(もう一刻の猶予もなかった。ドイツはイギリス本土への侵攻の準備を整えつつある。このままでは半年以内に侵攻が始まるだろう)

提督(ドイツ軍は対ソ連ではアルハンゲリスクでの敗北以来、じりじりと押されている。だが、それにも関わらずある程度の戦力をフランスに残していた)

提督(それはもちろんアルビオン上陸の為だ。イギリスの世論的に、ロンドンが落とされれるとイギリスは高確率で降伏する)

提督(そうなれば対イギリスのための戦力がソ連に向けられ、ソ連の命運も尽きることとなる)

提督(そしてソ連の次は日本の番になるだろう。一刻も早く北アフリカに第三の戦線を築き、ヨーロッパの柔らかい腹にナイフを突きつけることが必要だ)

提督「至急、紅海に向かうぞ。艦隊の準備を進めてくれ。明後日には出発したい。大丈夫か?」

駆逐古姫「うむ。問題ないぞ、提督。いや、我が主よ」

提督「よし。では、そういう事で頼む」

駆逐古姫「分かったのじゃ。」

↓×1~3 駆逐古姫の主観では、自分のせいで自分に付き従ってくれた大切な部下たち全員を死に追いやってしまったところを自分を信じて己の全てを賭してまで助けてくれたことになっている提督に対する駆逐古姫の心境


581以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 00:04:56.79YL5z07MMo (1/2)

どうにかして恩を返したいが人間は何をすれば嬉しいのか悩む
望みどおりのことをできるだけやってやりたい気持ちがある


582以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 00:43:12.59D2d7l4Ox0 (1/2)

忠誠を誓うのみ


583以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 00:54:21.81OlgQ+T+LO (1/1)

581


584以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 01:06:47.24ZZP6R7dFO (1/1)

窮地を救ってくれた提督のためにも、何としても手柄を立てたい所存
一方で提督と交わりを持っている深海棲艦達が気になる模様


585以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 11:54:26.275LzOI4Ni0 (1/7)

提督「それでは、また後でな、駆逐古姫」

駆逐古姫「うむ。失礼するのじゃ、我が主よ。……」ガッチャン スタスタ

駆逐古姫(この恩……どうにかして返したいが、果たして提督は何をすれば嬉しいのであろうか?)

駆逐古姫(我が主の望み通りのことをできるだけやってやってあげたいが……う~む……)

駆逐古姫「誰かに相談してみるかのう……」



時雨「とうとう、提督の指揮下に戻って来れたね」

夕立「もうすぐにここに到着するっぽい」

時雨「いいんだよね、夕立」

夕立「皐月ちゃんにも、他の誰にも譲らない」コクリ

時雨「もちろんさ」コクリ



提督「ここがマッサワか!見渡す限りの地平線!だがロシアとは全く違うな。これが砂漠なのか?想像していたのとはちょっと違うが」

大鳳「凄い広くて明るいですね!私、結構好きかも知れません」

鈴谷「へぇ~悪くないじゃん!熱いけど」

熊野「思ったより乾燥していませんわね。いいことですわ」

駆逐古姫「戻ってきてしまったのう……」

中間棲姫「指揮を執るのは提督です。大丈夫ですよ」

提督「よし、では君たちは各々の部屋で待機。引継ぎが終わるまでは指揮官はまだ俺じゃない。ちゃんと少将の命令に従うんだぞ」

「「「「了解」」」」

提督「さて、では解散。俺は少将に会ってくる」



提督(少将と会談し、現在の戦況や彼我の戦力、資源の備蓄状況、天候気候、今までの戦いのことなどの情報を入手した)

提督(少将はやつれており、とても疲れているようだった。こちらでの戦いの厳しさが察された)

提督(俺にとって初めてまともなドイツ海軍とイタリア軍との戦いになるな。ビスマルクたちは居ないはずだ)

提督(だが、イタリアとローマが居るらしい……っ、いけないな。気持ちを切り替えなくては)

提督(さて、会談も終わった。今日はもう割り当てられた家に帰って休むだけだが、せっかくマッサワに来たんだ)

提督(この街を観光してみようか。それにエリトリア料理も食べてみたい。イギリスによく統治されていて、治安もよさそうだしな。問題ないだろう)

提督(そこら中にイギリスや日本の軍人を見かけた。市民とも仲良くできているようだ。日英の艦娘が連れ立って歩いているのも見かけた)

提督(だが、この街のことは良く知らないからな……誰か案内してくれる人が居ればいいんだが)


586以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 11:57:02.925LzOI4Ni0 (2/7)

時雨「提督」

夕立「提督さん!!」

提督「っ!!」

提督(背後から掛けられる落ち着いた声と嬉しそうな声。ずっと会っていなかった気がする。ソ連に居た時が壮絶すぎて、それ以前のことが遠い昔のように感じるのだ)

提督「時雨!!夕立!!久しぶりだな!!」

時雨「うん、久し振り」

夕立「ハワイの時ぶりっぽい!!」

提督(振り向くと、そこには時雨と夕立が並んで立っていた。時雨は落ち着いた笑顔、夕立は満面の笑顔で今にも飛びついてきそうだ)

提督「ああ、いろいろあったからな」

時雨「そうだね、大変だったみたいだから。僕たちには、提督が死んだって連絡が来たりしたし」

夕立「あの時は本当に大変だったんだよ?皆本当に悲しんでたり怒り狂ってたり……夕立もドイツを焼き尽くすって誓ったんだから」

提督「そ、そうだったのか……心配をかけた」

時雨「まあ、それも済んだことさ。大事なのは過去より今だよ、提督。この後、時間あるかな?」

夕立「夕立と時雨でこの街を案内してあげる!!料理も凄く美味しいっぽいよ!!ねえねえ、行こうよ!!」

提督「願ってもない提案だよ。よろしく頼む」

夕立「ホント!?やったぁ!!」ピョン ダキッ

提督「おっと!!」

時雨「じゃあさっそく行こうか。こっちだよ」スッ ギュッ

提督「分かった。道案内頼むよ」

提督(夕立に飛びつかれ、時雨に手を引かれる。俺は夕立に抱き付かれながら時雨の手を握って歩く)

提督(空を見上げると本当に綺麗な茜色だった。そろそろ日が落ちる。俺たちは夜のマッサワの街へ消えていくのだった)



白露「もぉ~何やってるのよあの二人は……」

村雨「せっかく提督が来る日なんだから非番の白露型でおもてなししてあげようって話してたのに……」

春雨「けどそう言えばあの二人は意外に乗り気じゃなかったよね」

海風「あの二人のことだからむしろ率先してするかと思っていたけど……」

山風「こんな事なら……あたしも部屋で……寝てればよかった……」

江風「ンだよ……完っ璧に出遅れじゃねーかよ……他の型の奴らも同じ事言ってる奴らいたし、もう意味ないンじゃねーの?」

白露「そう言わない!あ、ここが現地の人が言ってた時雨たちが入っていったっていう屋敷?誰も住んでいないって聞いてたけど結構綺麗じゃん」

村雨「何でもイタリアがここを占領していた時に偉い人が済んでた場所みたい。それがイギリスが占領したときに立ち入り禁止になったんだって」

春雨「確か残された情報とかの調査の為でしょ?けどそんなのとっくに終わってるはずじゃないかな。それなのにまだ立ち入り禁止なの?」

海風「民間人は立ち入り禁止だけど、軍属なら大丈夫だったはず。だけど、特に何もないここに来る人はいないんじゃないのかしらね」


587以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:01:08.585LzOI4Ni0 (3/7)

山風「あたしも……用がないなら近づかないようにって言われた……近づくつもりなかったけど……」

江風「おっ!けど時雨姉貴と夕立姉貴がここに居ンのは間違いなさそうだぜ?見ろよこの靴跡、まだ新しいし、大きさ的に……」ハッ

白露「……あの二人だけど、もう一つのこの足跡は……誰?大きさ的に……男の人って感じだけど」

村雨「……けど、この人、歩幅が滅茶苦茶だし、たまに足を引きずったみたいになってるよ」

春雨「……ど、どういうことなのかな、これ」

海風「あの二人が誰かをここに連れてきたのかしら?誰か、意識が朦朧としているような人を……誰を?何のために?」

山風「っ……やだ……怖い……帰ろうよぉ……」

江風「……いや、このまま帰れる訳ねぇだろ。あの二人が何してンのか確認しねぇと……」

山風「ひところしてたりしたらどうするのぉ……!?」

江風「それこそ、そんな事してンのなら止めるか、捕まえるかしねぇとダメだろ……!!」

白露「あの二人がそんな事する訳ないよ。けど、江風の言う通り。確認しないと。行くよ。皆、離れないで。それと静かにね」

「「「「……」」」」コクリ

山風「やだぁ……」

村雨「……そんなに嫌なら、帰ってもいいよ?」

山風「それもやだぁ……分かった……あたしも行くよ……」

春雨「……」

白露「開けるよ?」

海風「お願い」

ギィィィィ

江風「チッ……これで気づかれてなければいいンだけどな……」

春雨「荒らされている気配はありません……ね?それどころか、誰も住んでいないわりには綺麗なような……」

村雨「……見て、この絨毯。誤魔化そうとしてるし途切れ途切れだけど、引きずった跡だよね?」

海風「そうですね……このあとを辿りましょう」

白露「そうだね。足音に気をつけて、静かにね」

……

海風「これは……階段?地下室があるんだ……」

山風「……!!」ガタガタガタ

春雨「……ごくっ」

村雨「スイッチだ。明かりがあるみたい」

白露「明かりが無いと下りれないし、ライト付けたらどうせばれる。つけて降りるよ」カチッ

江風「うすぐれぇな……」


588以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:03:40.775LzOI4Ni0 (4/7)

……

白露「Cantina(ワインセラー)……それと」

村雨「扉がもう一つ……何の部屋かしら……」

春雨「……明かりを消してみよう。もしかしたらどっちかで明かりがついてるのかも」

海風「そうですね。では……っ!!」

山風「ワインセラーじゃないほうが……ついてる……」

江風「……へっ、ビビっていられるか。中に居るのは時雨姉貴と夕立姉貴だろ?何も怖いこたぁねぇよ」

江風「あたしらとっくに何人も殺ってンだ。今更殺人程度、何も怖かねぇな。もしそンな事してんなら、江風たちでとっ捕まえてやるぜ……!!」

白露「……そうだね。開けるよ」

村雨「ん」

春雨「わ、分かった……!!」

海風「開けてください」

山風「っ……!!」

ガチャ

提督「んぅ!?」ビクッ

時雨「!!誰……?」クルッ ジロリ

夕立「!!……」クルッ ギロリ

白露「えっ……?」

村雨「ぇ……?」

春風「へっ……?」

海風「っ……?」

山風「ひぃ……ぃ……?」

江風「……はっ?」

時雨「なんだ、君たちか……見つかっちゃった」スクッ

夕立「よくここが分かったっぽい」スクッ

白露「時雨……夕立……!?」カァッ

村雨「て、提督……!!」カァッ

春雨「な、なんで司令官が椅子に縛られて……って、ぜ、全裸……!!」カァッ

海風「な……何?この甘ったるい匂い……?」カァッ

山風「というか……時雨姉……夕立姉……!!」カァッ

江風「服も着ないで、椅子に縛られた裸の提督に引っ付いて何してンだよ……!!」カァッ

時雨「何って……見て分からないかな?」ニタァ

夕立「あたしたちは提督にご奉公してるんだよ」ニタァ

白露「ご、ご奉公って……」


589以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:07:21.185LzOI4Ni0 (5/7)

時雨「そう、ご奉公。僕たちが提督の為に何でもできるって知ってもらって、僕たちを選んでもらうためにね」スリスリスリ

提督「んん!!」ビクン

村雨「な、何を言ってるのよ……!?」

夕立「皐月ちゃんに先を越されてキスされちゃったっぽいから、これ以上先を越されないようにするのよ」ギュッ

提督「んふっ……」

時雨「そして、数いるライバルの中から確実に僕たちを選んで貰うために、提督にアピールしているんだよ」

春雨「あ、アピール……!!」

夕立「そう!!もし誰か他の女が提督に選ばれたら、たぶん夕立も時雨も耐えられないっぽいから……だから先手必勝っぽい!!」

海風「先手必勝……」

時雨「僕たちは提督から見て幼いように見えるかもしれないけど、でもちゃんと女としても貢献できるって証明してるんだ」

夕立「ホントは夕立と時雨と提督の三人だけの秘密だったけど、姉妹のよしみで皆も仲間に入れてあげる。そのかわり、このことは秘密ね?」

山風「仲間に……!?」

時雨「皆も、提督のことが好きでしょ?今ここで、提督に僕たちを選んで貰おうよ?大丈夫、提督なら皆まとめて愛してくれるよ」

江風「そ……そんな事……!!」

夕立「それとも、いいの、皆?提督さんを誰かほかの女にとられちゃっても?そんな事、耐えられるの?夕立は耐えられないっぽい」

時雨「僕も無理かな。ねえ、皆?今、望めば提督と結ばれることができるんだよ?ほら、恥ずかしがらないで、勇気を出して」

夕立「ここで怖気づいたらきっと一生後悔するっぽい。ね?だから一緒に最高にステキなパーティしましょ!!」

↓×1~3 
理性が警告する。それはいけないことだと。だが、部屋に漂う甘ったるい匂いに理性が溶かされていくようだった。
椅子に縛り付けられた提督は、惚れ惚れする様な肉体を晒している。その男の象徴は大きく怒張しており、畏怖の念を抱くほどだ。てかっているのは、同年代とは思えないほどの余裕のある妖艶な笑みを浮かべた一糸も纏わぬ二人の姉妹……いや、悪魔がそれを口淫していたからだろうか?先ほど、部屋に入った時にこの二人は提督のソコに顔を埋めていた。間違いない。
そんな悪魔が甘い言葉を囁く。とても甘くて、どろりとした言葉。背徳感が背筋を震わせるほどだ。そんな悪魔の誘惑。きっと一度でも受け入れたら、もう逃げられない。きっとその蜜に絡めとられ、溺れて、そしてきっと……

白露、村雨、春雨、海風、山風、江風の心境と行動


590以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:16:46.02LUfaivEBo (1/1)

異常な雰囲気だけどヤルしかない


591以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:44:02.25R8b9klzqO (1/1)

全員提督と交わりたい気持ちは大いにある

白露
あくまで同意の上で提督と一つになりたい
提督の拘束を解いて自分も全裸になって提督の意志を尋ねてみる

村雨、以下他の白露型も同調


592以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:53:48.36GRdTaVGp0 (1/1)

591


593以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 12:55:59.4562nEw9d5O (1/2)

即ハボ逆レ輪姦


594以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 14:01:33.065LzOI4Ni0 (6/7)

白露「素敵なパーティーか……ふふっ、いいね、それ」スタスタ

時雨「分かってくれたかい?よかった」ニコッ

海風「提督と結ばれることができたら、きっととても幸せね」ニコッ

夕立「でしょ♪さあ、素敵なパーティーの始まりっぽい!!」ニコッ

村雨「けど……一番大事なのは提督の気持ちでしょ?」ガシッ

江風「そうだぜ、二人とも」ガシッ

時雨「っ!?」

夕立「なっ!?」

春雨「司令官さん、すぐに解放しますから」スッ

山風「提督……大丈夫?」スッ

提督「っは!!あ、ありがとう、皆……」

時雨「っ……!!離して!!」ググググ

村雨「ダ・メ」

夕立「提督さんそう言う事したくないの!?」

白露「それは、もちろんしたいよ。けど、提督の気持ちを聞いてからじゃなきゃ。ね、提督」

提督「お前たち……」

白露「時雨と夕立が酷い事してごめんね。けど、お願い、赦してあげて。二人とも提督のことが大好きなだけなの」

提督「ああ、大丈夫だ……」

白露「そしてね、ここに居る子たちは皆提督のこと、大好きなんだよ?」シュルシュル

提督「っ!!」

提督(白露がそう言うと、そこに居た全員が、各々照れていたり、少し躊躇っていたりしているが、服を脱ぎ始めた)

提督(制服と、色とりどりの下着が床に落ちる。とめる間もなく全裸になった。時雨と夕立はもう拘束されていなかったが、バツが悪そうに俺を見つめながら大人しくしていた)

村雨「どうかな、村雨のカラダ……結構自信あるんだけど」

春雨「あ……その……」カァッ

海風「は、恥ずかしいですね……ちょっとおかしくなってるのかも」ドキドキ

山風「っ……」ジッ

江風「……ンだよ?江風が提督のこと好きで何が悪ぃンだよ……///」

提督「……!!」

提督(体つきはそれぞれ違う。共通しているのは美少女だと言うことぐらいだ。そんな少女たちが全裸で俺の前に並んでいた)

提督(顔を赤く染め、もじもじしていたり、緊張からか肩を震わせながらも、真っすぐか、あるいは上目遣いで俺を見つめているのだ)

提督(手で体を隠している子もいれば、胸を張って堂々としている子もいる。この子たち全員が、俺とシたいのか……!?)

白露「提督……どうかな……?私達のこと、愛してくれないかな……?」

↓×1~3 提督の反応


595以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 14:06:03.17YL5z07MMo (2/2)

こういうことは…と言葉を濁すも提督の提督はしっかり反応
それを見抜かれて開き直り全員を相手にする事を決める


596以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 14:08:06.7162nEw9d5O (2/2)

ガングートの時みたいに誤解させる
そこから即ハボ逆レ輪姦


597以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 14:09:01.816K4+sKjJO (1/1)

そこまでされたらお手上げという他あるまい
ただし、今から俺が話すことを聞いても、果たして同じ気持ちでいられるかな?(内容はいつもの通り)


598以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 19:56:44.205LzOI4Ni0 (7/7)

提督(時雨と夕立の案内で街を巡り、美味しいエリトリア料理に舌鼓を打ち、酒を飲んだところで記憶が途切れた)

提督(そして気がついたらこの部屋で全裸で椅子に縛り付けられ、妖しい微笑みを浮かべる時雨と夕立に愛撫されていたのだ)

提督(妖艶で背徳的なストリップを見せつけられ、口でされて、快楽に蕩ける頭でどうしようかと思っていたら、白露たちのおかげで何とかなったな……)

提督「そこまでされたらお手上げという他あるまい。こんな可愛い女の子たちに、そこまでされて愛せないのであれば、男ではないな」

「「「「!!」」」」パァッ

提督(俺の言葉に、皆とても嬉しそうな表情を浮かべた。俺に受け入れられたのがそれほど嬉しかったのか)

提督(この子たちに好かれていることが誇らしかった。皆、それぞれ個性があるが、例外なくいい子たちだ)

提督(そんな子が、俺の目の前で恥ずかしくとも全裸になって、こうして並んで俺の寵愛を求めてくる)

提督(目の前に並ぶ少女の肉体は、全部俺のモノになりたがっているのだ。男を知らぬ、穢れなき、美しい体)

提督(そんな少女の、処女の身体が俺に女にされることを望んでいる。その事実に、興奮した)

提督(先ほど甘い言葉を囁かれながら時雨と夕立にフェラされたことで固く張りつめていたモノがさらに怒張したように感じる)

提督(今すぐにその女体を貪りたい。だが、それはまだダメだ……そう、あの話をするまでは……)

提督「ただし……今から俺が話すことを聞いても、果たして同じ気持ちでいられるかな?」

↓×1~3 白露、時雨、村雨、夕立、春雨、海風、山風、江風の反応 特に時雨と夕立は拉致監禁まがいのことをしたことを踏まえて




599以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 20:21:31.61wq79l+ADo (1/1)

すでに女の子にここまでさせているのだから、今更変わるものではない


600以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 20:45:34.63D2d7l4Ox0 (2/2)

時雨、夕立
まずは精一杯の謝罪
それでも提督の事は独占したい
白露たちに咎められるが譲れない
下の村雨たちの行動を受けて
ここにいる全員を性一杯満足させられたらハーレムを認める事にする

白露
提督の一番になれなかったのは少し残念だが
幸せにしてくれるのならと話を認める
しかし「皆を愛する」の言葉だけではなく行動で証明してほしいと強調
反発する時雨、夕立を牽制するも提督には9P以外の選択肢を認めないとする

村雨、以下他の白露型
一斉一代の告白を受け入れられた嬉しさと
提督の話を認めるも常識が追い付かず実感がわかない事
そして受け入れた場合目一杯愛してもらえるのだろうという期待感が同居して武者震いが止まらない
時雨、夕立のハーレム否定発言に一時色めき立つも
白露の9P発言を受けて遂に理性が崩れ提督を押し倒す
皆思い思いに提督を愛撫するわ愛を伝えるわで酒池肉林が開幕する


601以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/08(金) 20:50:07.43UL4LK9srO (1/1)

>>600


602以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:29:12.43AlCEyNYw0 (1/24)

白露「そうなんだ……」

村雨「ふーん……けど、提督はわたしたちを受け入れてくれるってことだよね?」

春雨「そんな事があったんですね……そんな事があるんですね……ちょっと頭の整理が追いつかないです……」

海風「そうですね……何と言うか……ちょっと信じられない感じです……そんなたくさんの女の子と……」

山風「……でも、提督はわたしたちを……愛してくれるんだよね……?そう言う事でいいんだよね……?」

江風「ってことはその……大人な感じの関係になれンだよな?た、たくさん愛して……もらえるンだよな……?」

提督「ああ、もちろんだ」

「「「「っ!!……ごくり」」」」ジッ ドキドキ

白露「……」

時雨「っ……」ジッ

夕立「……!!」ギリッ

提督(俺の言葉に、村雨、春雨、海風、山風、江風が喜び、目を見開いて顔を綻ばせる。ああ、発情しているのだと丸わかりだった)

提督(俺を見つめる瞳には、情欲とそれが見たされるという期待感が溢れていた。熱ぽく、そしてイヤらしい視線で見つめられる)

提督(そしてその視線は大きく硬く怒張した男の象徴へと移される。頬を染め、恥ずかしがりながらも目が逸らされる事は無い)

提督(彼女達の身体が震えているのは、本能的な畏れを感じたからだろうか?それとも、これから起こることに対する武者震いだろうか?)

提督(そして白露は何かを考えるように視線を落とし、時雨は辛そうに唇を噛んで俺を見つめた。そして夕立は歯を食いしばって俺を睨みつける)

提督「……時雨、夕立」ジッ

夕立「っ……提督さん……酷い事してごめんなさい……」ビクッ シュン

時雨「ご、ごめんなさい、提督……僕、断られるのが怖くて……」ビクッ シュン

提督「二人とも、良いんだ。気にしないでくれ。君たちの想いは良く分かった。……何か、言いたいことがあるのだろう?」

夕立「っ!!ある!!提督さん、夕立は……認めないよ……!!ハーレムなんて駄目!!提督さんは他の子には渡さない!!」

「「「「!!」」」」

時雨「うん、僕も同じ意見だよ……白露型の皆は認めてもいいよ。でも、それ以外の子までは、僕には耐えられない……」

提督「そうか……」

村雨「し、時雨……夕立……」

夕立「何と言われようとも認めない!!提督は他の子には渡さない!!」

時雨「そうだよ。皆は耐えられるの?他の子たちとも提督がそう言う関係になる事を。もう一度よく考えてみなよ」

「「「「……!!」」」」

提督(夕立と時雨の発言に、他の子たちも色めき立つ。俺を支配したいというような欲望が感じられた)

提督(雰囲気が変わった。他の子たちも何とかして自分たちで独占できないだろうかと考え始めたようだった)

提督(何とかしてこの子たちを説得しなくては。さて、どうしたものか……と考え始めたところで、白露が声をあげる)

白露「私は、いいよ。認めてあげる。ちゃんと愛して、幸せにしてくれるんでしょ?なら認めてあげる」



603以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:31:50.99AlCEyNYw0 (2/24)

提督「!!」

時雨「っ……!!白露……!!」

夕立「本気なの!?」

白露「もちろん、二人とも。他の子たちの気持ちも分かるからね。だから、独占したいけど、できないよ」

時雨「甘いよ、白露は……!!」

夕立「恋は戦争っぽい!!油断した子から死んでいくんだよ!?」

白露「二人は、提督のことが信じられないの?」

「「「「!!」」」」

提督(白露の言葉に、時雨と夕立だけじゃなく同調しかけていた他の子までが衝撃を受けたように絶句する)

時雨「……そ、そう言う訳じゃないよ」

夕立「そうよ、夕立は提督さんのこと信じてるもの……!!」

白露「じゃあいいじゃん。提督は言ってくれたじゃん。ちゃんと愛して、幸せにしてくれる。後悔させないってさ」

時雨「っ……」

夕立「で、でも……!!」ギリッ

白露「まあ、けど心配に思う気持ちも分かるよ。だって、普通は一人、居ても数人ぐらいなのに、提督は、ね……?」

提督「……そうだな」

白露「本当に全員を満足させることができるのか、愛することができるのか、申し訳ないけどちょっと疑問だよね」

提督「……俺は、信じてくれという事しかできない」

白露「いや、それ以外にもあるよ」

提督「それ以外?」

白露「皆を愛する。信じてくれ。女の子はね、好きな人の言葉ほど信じたいのに信じられないときがあるの。例えば、今とか」

提督「っ……」

白露「だからさ、証明してよ?提督」

提督「証明?」

白露「そう、証明。言葉だけじゃなくて行動でも示してよ」

提督「……どうすればいい?」

白露「ここに居る全員を満足させて?今、ここで」

「「「「!!」」」」ドクン

提督(白露の言葉に、全員が息を呑む。そして、俺を見た。もう我慢の限界の様だった。全員の目にハートが浮かんでいるのが見える)

白露「できるよね、提督なら?できないなんて言わせないよ♪」

提督「白露……!!」

「「「「っ……!!」」」」バッ

提督「っ!?」

村雨「もういいよね、提督!?そう言う事だから、お願いね!!」ダキッ

江風「凶悪なモノ見せつけやがって!!こちとら我慢の限界なンだよ!!」ダキッ

海風「いいですよね!?だって、愛し合っているんですから!!ね、提督!?」ギュッ

春雨「好きです、愛しています……!!ずっとずっと好きだったんです!!」ダキッ

山風「好き……!!提督といると心が温かくなるの……!!幸せになるの!!」ギュッ


604以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:34:26.31AlCEyNYw0 (3/24)

提督(まるで盛ったケモノのようになっている村雨達に抱き付かれる。体を擦り付けられ、キスされ、匂いを嗅がれ、舐められ、もう大変だった)

提督(誰かにモノを握られる。甘い快楽が伝わってきた。一番最初に目の前に抱き付いて来た村雨が俺の首に手を回し、キスしてくる)

村雨「んっ……ちゅぅ……」

提督(唇を押し付けるだけの初々しいキス、経験があるとは思えない。ファーストキスだろう)

提督(こうなってしまってはもはや受けるしかない。俺は腹を括った。八人ってことは、最低でも八回だ)

提督(そうそう簡単にできることではない。理性が蕩けるが、女を満足させようとする本能が状況を把握し、判断を下した)

提督(挿入する前に絶頂させて、挿入で簡単に快楽堕ちさせられるように蕩けさせておく必要がある)

提督(そしてそのためには集中攻撃による各個撃破が重要だ。それも、可能な限り迅速に。時間をかけると醒めてしまう)

提督(この非日常に酔っている今こそ、好機だ。雰囲気にのまれている今なら、達しやすくなっているだろう)

提督「……」ニュルン

村雨「んふっ!?んん!!んちゅぅ……!!れろれろ……にゅるにゅる……」

提督(村雨を捕食する。舌を挿入し、村雨の舌を絡めとり、締め上げる。そして咥内を蹂躙した)

江風「村雨姉貴、ずるいぜ!!」

山風「あたしもちゅーしたいよぉ!!」

春雨「私だって!!」

海風「海風もよ!!代わって!!」

提督(他の子たちが村雨の抜け駆けに憤り、抗議している。俺は十分に村雨を咥内で圧倒して、口を離した)

村雨「っはぁ……あふぅ……」

提督「次はお前だ、江風。来な」

江風「江風!?ははっ!!提督、いくぜ……んっ」

提督「……」ニュル

江風「んふっ♪んん……!!れろれろれろ……」

提督(喜んでのこのこと捕食されにきた江風を遠慮なく捕食する。始め、江風は喜んで舌を絡ませていた)

江風「んっ……れろれろ……んぁ!?んん!!んはぁ!!」

提督(だが、容赦ない俺の蹂躙に対して事態の深刻さを遅まきながら察したようだった。舌を引っ込めて逃げようとする)

提督(しかし逃がさない。吸い出し、絡めとり、嬲る。江風の身体がびくびくと震えるが、容赦しなかった)

江風「ぁふ……ぁ……」

提督(圧倒された様子の江風から舌を引き抜き、そして次の獲物を捕らえる……前に時雨と夕立が加わっていることに気がついた)

時雨「提督……僕も……!!僕にもして……!!」

夕立「夕立にも!!夕立も欲しい!!」

提督「いいだろう、ただし満足させられたら、分かっているな?」

時雨「っ……分かってる!!認めるよ!!」

夕立「他のことも認めるっぽい!!だから!!」

提督「よしよし、いい子だ。少し待っていろ。次は君だ、海風」

海風「は、はい!!」

提督「舌を出しな」

海風「舌……?んべ。こうれふか?」

提督「そうだ……!!ん……」

海風「っ!!れろれろ……れろれろ……」

提督(あえて唇を付けず、周りに見えるように舌を絡ませる。唾液が垂れ、線を引くのを見せつけた)

海風「はぁ……んふっ!!んん……」

提督(十分に見せつけ、他の子の情欲を煽ったところで唇を合わせる。唇を擦り合わせ、海風の咥内を蹂躙した)



605以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:38:10.83AlCEyNYw0 (4/24)

海風「はふ……んはぁ……」

提督(海風にたっぷりと俺を教え込んでマーキングする。もう他の男のキスでは満足できないように調教した。まあ、させるつもりは無いが)

提督「次、春雨」

春雨「ぁ……はい……!!」ドキドキ

提督「ん……」

春雨「……?えっと……」

提督「ふっへひほ(吸ってみろ)」

春雨「あ、はい……!!ん、ちゅっ」

提督(突き出した俺の舌を春雨が口付けして吸ってくる。そしておそるおそると言った感じで舐めてきた)

提督(暫くその初々しい感じを楽しんだ後、こちらから舌を絡ませ、唇を貪る。豹変した俺に春雨はなすすべもなく蹂躙された)

春雨「うはぁ……はぁ……」

提督(くたりと崩れ落ちる春雨。俺は次の獲物に向き直る。山風は、姉妹たちの惨状に恐れおののいているようだった)

山風「て、提督……んむぅ……!!」

提督(無意識に後ずさろうとしたところを抱きしめて捕獲し、唇を奪う。硬直する体、しかし俺の舌技の前に徐々に弛緩していく)

山風「ぁん……はふぅ……」

時雨「て、提督……」

夕立「なんか、さっきまでと違うっぽい……?」

提督「枷が取れたからな。俺の本気を見せてやるよ。ほら、二人同時に来い」

時雨「えっ!?ふ、二人同時……?」

夕立「っ!?ど、どういうこと……?」

提督「こういうことだ。舌を出せ」グイッ

時雨「あっ……!!」

夕立「ちょっ……!!」

提督(戸惑う二人の後頭部に手を添えて抱き寄せる。そして舌を伸ばし、時雨と夕立の唇を舐めた)

時雨「……!!」

夕立「……!!」

提督「……するつもりがないなら、止めてもいいぞ?」

時雨「っ!!やるよ……!!ん……れろれろ」

夕立「やるっぽい……!!べぇ……れろれろれろ」

提督(三人で舌を絡ませ合う。時雨と夕立を二人同時に、何とも興奮するシチュエーションだった)

時雨(僕は……提督とシてるの……!?それとも、夕立……!?訳が分からないよ……!!)

夕立(頭が沸騰するっぽい……!!提督と、そして時雨とするなんて……!!絶対おかしいのに……!!)

提督(二人の戸惑いや混乱が手に取るように分かった。満足した俺は口を離し、時雨と夕立を見つめる)


606以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:39:27.82AlCEyNYw0 (5/24)

提督「男とのファーストキスは俺が相手だったが女とのファーストキスはお互いのを奪い合ったな?」

時雨「っ……!!」ジッ

夕立「っ……!!」ジッ

提督(お互いを頬を染めて戸惑うように見つめる時雨と夕立。目覚めたかな?それはそれでそそるな)

提督「よし、では最初に舌を出した時雨からにしようか」

時雨「あ……提督……!!んふぅ……!!」

夕立「そんなぁ……っ……!!」キッ

提督(時雨に口付けし、舌を絡ませる。横目に時雨を恨めしそうに睨む夕立が見えた。が、気にしない)

提督(むしろ見せつけるように濃厚なディープキスをする。ついさっき、拘束された時には混乱していたこともあって一方的にされたからな)

提督(その仕返しと言わんばかりに本気の舌技を繰り出す。暫くして、口を離すとその場に崩れ落ちる時雨)

時雨「ぅ……っ……」

夕立「んちゅっ!!んふ……!!」

提督(そして待ちきれなかったと言わんばかりに俺に抱き付き唇を押し付けてくる夕立、返り討ちにする)

提督(自ら挿入してきた舌は簡単に捕らえることができた。夕立か気がついた時には、もう遅い)

提督(夕立を蹂躙しつくした。舌を絡めとり、唇を貪り、その小さな体がびくびくと震えるのも構わず舌技を駆使した)

夕立「あぁ……あぁ……」

提督(脱力して口を押える夕立。何をされたのかよく理解できていないようだった。だが、その視線から俺が刻み付けられたのが分かった。よし)

提督「さて、次は君だな」

白露「そ、そうだね……ちょっと怖くなってきたよ……」

提督「君が言ったんだ。証明しろってな。だからしてやろうじゃないか。ん……」

白露「んふっ!!んん……んはぁ……!!」

提督(会話で少し間をおこうとした白露の唇を奪う。一対多の時は、自分のペースを崩されないことが重要だ)

提督(ビクンと震える白露の肩、構わず抱き締め、締め付け、相手の咥内を犯しつくす。やがて白露の身体が脱力した)

白露「んふぅ……っぁ……」クタリ

提督(これで一通りファーストキスを奪いつくした。本来ならとても大切にしなくてはいけないものだ)

提督(それを、性欲のままに食い散らかした。それに罪悪感と……背徳的な快感を感じた。構うものか。望んだのはむこうだ)

提督「こっちに来るんだ」

提督(俺は立派なキングサイズベッドに乗る。その後に続いて少女たちがぞろぞろとベッドに乗ってきた)


607以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:43:09.55AlCEyNYw0 (6/24)

提督「村雨」

村雨「は、はい」ドキッ

提督「俺の顔に乗っかれ」

村雨「は、はい?」

提督(俺は大の字に寝そべるとそう言った。それに対して村雨は戸惑ったように聞き返してくる)

提督「俺の顔に乗るんだ。ほら、こっちに来い」

村雨「で、でも……」

提督「早くしないと別の子を先にするぞ?」

村雨「わ、わかりました!!うぅ……」

提督(村雨は覚悟を決めたようにそう答えると、震える脚でベッドの上で立ち上がる。そして手を秘所で隠しつつ近づいてきて、俺の頭を跨いだ)

提督(顔を真っ赤に染めながら腰を下ろしてくる。俺は体を動かして微調整し、口の所にちょうど村雨の秘所が来るようにした)

提督「手をついて、膝立ちになるような体勢になれ。あまり体重をかけないようにな」

村雨「手を!?で、でも……」

提督「今更恥ずかしがることはないだろう?ほら」

提督(村雨の秘所を覆う手に、手をかけてどかす。抵抗は、しかし力を込めるとあっさりとなくなる。観念したようだ)

村雨「は、はずかしい……!!」フルフルフル

提督「ほう……丸見えだな」

村雨「っ!!」ビクッ

提督(俺の声に目を見開いて俺を凝視する。羞恥から顔は真っ赤だ。なるほど、薄暗かったからよく見えていなかったが……)

提督(村雨は発育がいいだけあり、その恥丘を覆う陰毛は結構な具合で生えそろっている。いいじゃないか、興奮する)

提督「さて、他の子は俺に奉公してもらおうか。気持ちよくしてくれた子は次に気持ちよくしてやるぞ」

白露「ほ、奉公……?」

提督「俺の身体を愛撫して、舐めてくれ」

時雨「わ、分かったよ……!!……夕立?」

夕立「頑張るっぽい!!……時雨?」

江風「……っ!!やってやるよ……!!あむ」

時雨「あ!!」

夕立「あぁ~!!横取りよ!!」

提督(眼前には村雨の秘所があるため見えないが、おそらく俺のモノを口淫しようとして時雨と夕立がお互いを牽制)

提督(そこに江風が颯爽と現れ俺のモノを口に含んだと言ったところかな?このモノを包む熱は江風の咥内と言う事だ)

提督「時雨、夕立、早いもの勝ちだ」

時雨「提督……!!」

夕立「そんなぁ!!」


608以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:46:10.99AlCEyNYw0 (7/24)

提督(あまりに憐れっぽい声をあげられ、少し可哀そうになってしまう。ふむ……ならば……)

提督「なら三人で仲良く舐めろ。喧嘩をするなら抱くのは最後にするからな」

江風「っ!!ぷはっ、わ、分かったよ……けど、ここは譲らないからな?姉貴たちは横から舐めろよ。あむ」

時雨「っ……いや、もうしょうがないね……分かったよ……ぺろぺろ」

夕立「うー……!!分かったっぽい……れろれろ」

提督「くっ……!!いい子だ。安心しろ……っ!!順番なんて……どうでも良かったと言わせてやる……」

海風「わ、私達はどうすれば……?」

提督「そうだな……海風と山風は……俺の胸を舐めてくれ……白露と春雨の二人は……村雨の胸を吸って、村雨を気持ちよくするのを手伝ってもらおうか……」

村雨「えっ!?」

海風「分かりました。んちゅっ……れろれろ」

山風「うん……んっ……ぺろぺろ……」

提督「くはっ……!!」

提督(なんとなく言ってみたが、なるほど……気持ちがいいじゃないか……だが、男として認めたくないものだな……ここが性感帯だと……!!)

白露「……分かった」

春雨「し、司令官さんが言うのなら……」

村雨「白露……!!春雨……!!」

白露「姉よりでかいこれってどういう事なのよ……」ツンツンモミモミ

春雨「わ、私だって……きっと、そのうち……!!」モミモミ

村雨「あん!!、だ、駄目だって……!!」

白露「提督の命令だから、仕方ないよね。あむ……ちゅうちゅう」

春雨「そう言う事だから、ゴメンね……?あむ……はむはむ」

村雨「ちょっとぉっ!!やぁ!!」ビクン

提督「素晴らしい……!!」

提督(白露と春雨が村雨の胸に吸い付いて、村雨が体を跳ねさせる。下乳が押し付けられる口にふにふにといやらしく形を変えていた)

提督(最高の気分だった。一度に八人もの美少女を侍らせている。三人にモノを舐めさせ、二人に胸を舐めさせ、俺に奉公させている)

提督(目の前には極上の女体、そしてレズプレイを見せつけてくる二人。堕落の果てがこれだろうな)

提督(それに、今だけは溺れよう。俺はがっちりと村雨の腰を抱えて、その秘所に口をつける)

村雨「ひゃぁ!!あぁん!!」ビクン

提督(響く嬌声、跳ねる体。電撃戦だ。素早い行動でこの戦いの主導権を掌握し、それを活用する。それしか活路は無い)

提督(時雨たちの口淫に堪えつつ、俺は村雨をイかせるためにクンニする。容赦なくクリを責める。舐めて、吸って、弄った)


609以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:47:55.79AlCEyNYw0 (8/24)

村雨「あぁ……!!だめぇ……!!いやぁ……!!いやぁああああああ!!」ビクンビクンビクン

提督(村雨が絶頂を迎え、腰が砕けたように震え、体を仰け反らした。だが、俺はクンニを止めない。一撃で決めなくてはいけないのだ)

村雨「ああああああ!?ま、まってぇええええ!!駄目だからぁ!!待ってぇ!!」

提督「っ……白露、春雨、村雨を押さえつけろ!!」

白露「わ、分かった……!!」ドキドキドキ

春雨「はい……!!こ、こんなになるの……!?」ドキドキドキ

提督(ぎりぎりまで削り切って確実に一発で仕留められるようにする必要がある。逃げようと身を捩る村雨の腰をがっちりと拘束しながらそう二人に命令する)

提督(そして再びクンニを始めた。響く嬌声は、俺を興奮させるだけでなく、他の子たちを高める手助けをしてくれる)

提督(何度か絶頂の、あの悲鳴のような嬌声が響いた。村雨は非常に敏感になっている上に、息も絶え絶えだ。今しかあるまい)

提督「よし、いいぞ。いったん止めてくれ」

提督(俺の言葉に時雨たちが行為を中断した。俺は拘束を解かれて四つん這いになるようにして体を丸めている村雨を仰向けにした)

村雨「あん……」

「「「「!!」」」」

提督「……」スッ ピトッ

村雨「あっ……!!」

提督(脚を開かせ、正常での挿入の体勢になる。しかし、挿入の瞬間が良く見えるように俺は上体を起こしたままだ)

提督「行くぞ、村雨……!!」グッ

村雨「はい……っ……うぁ……!!」ヌプッ グググググ

提督(処女膜の抵抗、俺は、周りに見せつけるためにあえてゆっくりと挿入していく。少しずづ力を込め、そして)

村雨「っぁああ!!」ブツッ

提督(村雨が痛みに声をあげ、仰け反る。が、構わず俺はゆっくりと挿入する。モノが村雨の秘所を押し広げ、飲み込まれていく)

白露「うわぁ……!!」ドキドキ

時雨「っ……!!」ドキドキ

夕立「ヤバイっぽい……!!」ドキドキ

春雨「ひ、広がって……!!」ドキドキ

海風「すごい……そんなに……!!」ドキドキ

山風「……!!」ドキドキ

江風「やべぇなコレ……!!」ドキドキ

提督(先端が村雨の一番奥まで達した。そこを押し込み、根元まで挿入する熱く絡みつく中、極上の快感が下半身を溶かすようだ)

提督「奥まで入ったぞ……!!」

村雨「提督……!!だいすき……!!」ギュッ

提督「俺もだよ」ナデナデ

提督(抱きしめられる。俺は村雨の頭を撫でた。何度もイかせており、十分に濡れているために痛みももうないようだ)


610以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:49:00.53AlCEyNYw0 (9/24)

提督「動くぞ……!!」

村雨「はい……!!あん!!」

提督(そのまま、AVのように周りに見やすいように腰を打ち付ける。蕩けた村雨が俺を見つめる)

提督(そして周囲は俺と村雨の結合部から目が離せないようだった。白い綺麗な肌をした村雨の秘所に出入りする黒光りする男の象徴)

提督(その光景が一体彼女達にどんな影響を与えているのだろうか?俺は、必死で腰を振りつつ、手でクリを責める)

村雨「あぁん!!やぁ!!おかしくなっちゃう!!」

提督(未開発で中イキは難しいからな。時間を掛ければできないこともないが、今はスピードが重要だ)

村雨「イッちゃう!!もうダメ!!っぁああああああ!!」ビクビク

提督(腰を振りつつクリを弄び、絶頂させた。俺は手を離し、村雨に覆いかぶさる。種付けプレスの体勢だ)

提督(一番奥で出す。そうして村雨を征服する。そのためだけに腰を振る。絡みつく中が耐えがたい快楽を与えてきて……!!)

提督「村雨ぇ!!中で出すぞ!!」バチュン ビュルルルルルルルル

村雨「ああああああ!!あぁ……!!熱いのが……奥で……びくびくしてる!!」ビクンビクン

「「「「……!!」」」」

提督(村雨の中、その一番奥で射精する。射精の快楽が俺の身体を震わせる。同時に征服欲が満たされ、満足感に包まれた)

提督(周りで見ていた白露たちから見ても、一目瞭然だっただろう。村雨が俺に中出しされたという事は)

村雨「あん……」ブプッ ドロリ

提督(脱力してしまいそうになるのを耐え、モノを引き抜く。村雨の秘所から白濁液が噴き出た)

提督(村雨は起き上がれない。荒い息を吐きながら余韻に浸っている。俺は他の子たちに向き直った)

提督「さて……次は誰かな?」

夕立「っ!!夕立っぽい!!」

「「「「!!」」」」

提督(皆が初めて見る生セックスに圧倒されている中、夕立だけが躊躇わなかった。俺は夕立を見つめる)

提督「いいだろう、夕立」

提督(俺の視線に夕立は少したじろぎ、息を呑む。だが、視線を逸らさなかった。よし、今回はさらに皆に見せつけてやるとしよう)

夕立「ぁ……提督さん……!!あぁん!!」

提督(俺は夕立を押し倒すと、手で秘所を責める。もうすでに濡れているそこは生えかけといった様子だ。夕立の身体が震える)


611以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:51:17.62AlCEyNYw0 (10/24)

夕立「あぁ……!!だ、ダメっぽい……!!な、何かが……!!何かまずいっぽい!!や、い、ああああああ!!」ビクンビクン

提督(絶頂を迎える夕立。俺は脱力してその余韻に浸っている夕立の秘所にむしゃぶりついた)

夕立「やぁん!!はっ!ああああ!!」ビクン グイッ

提督(自らの最も敏感なトコロに取り付いた俺をてで押しのけようとする夕立。しかし、力が入らないようだ)

提督(それに、俺は夕立の腰を強く抱きしめている。生半可な力では押しのけられないだろう)

夕立「待って提督さん!!待って!!待ってってば!!っぁあ!!ダメぇ!!やああああああ!!」ビクンビクン

提督(再び襲い来る快楽の嵐に、夕立は暴れるように身を捩る。だが、逃げられない。容赦なくイかせる。何度も何度も)

夕立「ぁ……はっ……」ピクンピクン

提督「よし、ではそろそろ頂くか。いくぞ、夕立」

夕立「あふ……」

提督「……お前を、俺の女にしてやる!!」ピトッ グッ

夕立「んっ……くっ……ぁああああっ!!」ブツッ ズププププ

提督(一気に貫いた。トロトロに蕩けていた夕立の秘所は、処女膜の抵抗がなくなろうとも異物を拒むように強く強く締まっている)

提督(そこに強引に押し込むと、その強い締りが耐えがたい快楽を伝えてきた。奥まで入れると、俺は夕立を見つめ、頭を撫でる)

提督「お前は俺のモノだ……!!」ジッ ナデナデ

夕立「はぁ……はぁ……うん、夕立は提督さんのモノだよ……!!」トロン

提督「っ……!!動くぞ……!!」ゾクゾク ヌップヌップ

夕立「……!!んっ……ふぅ……!!」コクリ

提督(快楽に蕩けた表情、潤んだ瞳、夕立は快楽に完全に堕ちていた。あとは、ただの儀式だった)

提督(腰を振る。淫らな水音、漏れ出る悩まし気な喘ぎ声、肉と肉がぶつかり合う音。俺は快楽のままに腰を振る)

提督「夕立……!!出るぞ……ぐっ!!」グイッ バチン ビュルルルルルルルル

提督(種付けプレスする。夕立の小さな体をに覆いかぶさり、押しつぶすようにした。腰を押し付け、子宮を貫く)

夕立「ああ!!て、提督さんのが……一番奥で……!!びくびくしてるっぽい……熱いのが、注がれて……!!」ビクン ゾクゾク

提督「っ……!!おっと……」ズルン ピュル

夕立「あん!!な、何……っ!!これが……提督さんの……!!」ビクッ スッネトォ

提督(抜いた瞬間俺のモノの先端から少しだけ白濁液が飛び出て、夕立のそこそこ立派な双峰に淫らなデコレーションをした)

提督「抜いた時の快楽で尿道に残ってたのが飛び出たようだな……よし、舐めてくれ」

夕立「はい。んっ……ぺろ」

提督(興味深そうに指で絡めとり、ジッとそれを見つめていた夕立に俺はそう命令する。夕立は躊躇うことなく喜んで口にした)

提督(ゾクゾクする。これで村雨と夕立は終わった。さて、次は誰にしようか?俺は残りの子たちに向き直る)


612以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:54:09.79AlCEyNYw0 (11/24)

「「「「……!!」」」」

提督「……怖いか?止めたいか?」

提督(ひどく圧倒され、畏れを抱いている様子の皆にそう聞く。すると、皆思い思いに否定してきた。続行だ。まあ、今更止めたいと言った程度で止めはしないが)

提督「そうか。よし、時雨。こっちに来てくれ」

時雨「っ!!う、うん……!!」

提督(俺の呼びかけに、時雨はとても嬉しそな笑顔を浮かべて這いよって来た。俺は時雨を抱きしめる)

時雨「ぁ……!!」

提督「君は、俺に忠実に従い、どんなこともしてくれると信じている。違うか?」

時雨「違わないよ……!!僕は、提督の忠実な下僕だ。提督の頼みや命令は何でも聞いて、どんなことだろうときっとやり遂げて見せる」

提督「よし、では頼みがある。俺は次に春雨を堕とす。その前にまず下地を作らなくてはならない」

時雨「っ!!」

提督「春雨には四つん這いで俺のモノを咥えさせる。だから、春雨の秘所を君が責めて、何度かイかせろ」

時雨「……分かったよ」

提督(見るからに残念そうにしながらもそう言う時雨。自分の気持ちを押さえてでも俺の為行動してくれる。いい子だ)

提督「ありがとう。女として、先を譲ることは辛いかもしれない。だが、その上で俺の命令を聞いてくれた君にはちゃんと報いる」

時雨「本当?」

提督「ああ。明日か明後日にでも二人きりで愛し合おう。お互いが蕩けてしまうまで、たくさんだ」

時雨「っ!!分かった……!!僕、頑張るよ……!!」パァッ

提督(満面の笑みを浮かべた時雨の頭を撫で、俺は他の子に向き直る。皆、次は時雨だと思っているようだ)

提督(それぞれ、嫉妬や安心が入り混じったような複雑な表情を浮かべていた。春雨は、どちらかと言うと安心寄りか)

提督「村雨と夕立以外はついて来い」

提督(俺はそう言って立派な革張りのソファーへ移動し、少しだけそれを移動させ、机が邪魔にならないようにしてからその真ん中に腰を下ろす)

提督「江風、海風、俺の両脇に座れ。春雨、俺の正面へ。舐めろ。白露と山風も左右から舐めるんだ」

提督(俺の指示に、白露たちはそれぞれ位置につく。江風と海風は嬉しそうに俺にしなだれかかった)

提督(春雨と山風は非常に躊躇っていたが、覚悟を決めたように俺の足もとに跪く。白露は躊躇うことなくそうした)

提督「よし、始めろ」グイッ モミモミ

海風「あっ……!!んっ……!!」ピクン

江風「ふあっ!?っ……ンふっ……!!」ピクン

提督(海風と江風の身体に手を回し、その胸を揉みしだく。ふむ……海風の方が大きいが、江風の方が敏感だな)


613以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:56:06.58AlCEyNYw0 (12/24)

白露「ん。はむ……れろれろ……」

春雨「し、白露姉さん……!!」

山風「な、なんでそんなに簡単に舐められるの……!?」

白露「んはっ……好きな人のだからかな?あむ……あむあむ」

春雨「っ!!……ぁ……ぺろぺろ……」

山風「っ!!うぅ……あむ……はむはむ……」

提督「っ……いいぞ……!!」

提督(女体を抱き寄せ、揉みしだき、堪能しつつモノを舐めさせる。素晴らしい、男なら一度はやってみたいことの1つだろう)

提督「よし、時雨……やってくれ」

時雨「うん、わかったよ。……覚悟してね、春雨?」ピトッ クチュクチュ

春雨「っ!?んはぁ!?し、時雨姉さん!?」

提督「春雨、誰が止めろと言った?ちゃんと舐めてくれ。時雨には俺がそう命令したんだ」

時雨「そう言う事だから、ごめんね、春雨?」

春雨「そ、そんな……!!」

提督「時雨、春雨に俺のを舐めさせろ」

時雨「うん、任せて。ほら、舐めて、春雨?」グイッ

春雨「あっ……!!っ……あむ……れろれろ……!!」

提督「くはっ……!!いい子だ、春雨……!!」

海風「提督……」

江風「何て言うか……意外と鬼畜なンだな……」

提督「嫌いになったか?」

海風「い、いえ!!」

江風「嫌いになってはねぇよ!!でも、意外だったって言うか……」

海風「はい……もっと優しい方かと……」

提督「まあ、状況が状況だからな。安心しろ、今度は二人っきりで優しく抱いてあげるよ」クチッ クチュクチュ

海風「提督……!!あん!!」

江風「そ、そうかい……!!ンふっ……!!」

時雨「……」ジッ

提督(俺の言葉に嬉しそうにする二人の秘所を手で責め始める。すると、時雨が俺を見つめていることに気がついた)

提督(俺は他の子にばれないようにウインクする。時雨は優越感を感じているような笑みを浮かべ、春雨を責めることに戻った)

時雨「ほら、春雨……?もうすぐ限界だよね……?同じ女なんだから、何処がいいのかよくわかるよ」ボソボソ クチュクチュ

春雨「んふっ……!!」ビクビク


614以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 15:58:03.86AlCEyNYw0 (13/24)

時雨「腰が震えちゃうよね、もうイきそうなんだ……?ふふっ、そんな力を入れて、必死で耐えちゃって……可愛い妹だね」

春雨「んん……!!んん……!!」

時雨「止めてほしいって?ダメだよ、提督のお願いは僕にとって最優先なんだ。いくら可愛い妹の頼みでも、それは聞けないな」

春雨「んはっ!!し、時雨姉さん!!お願い!!もうダメだからぁ……!!」

時雨「ふふっ、こうすると我慢できないんだよね?」ギュッ

春雨「ひゃんっ!!はぁああああああっ!!」ビクンビクン

時雨「あはっ、せっかく我慢したのにイっちゃったね?けど、凄く気持ちいいんだよね?分かるよ」

春雨「あぁ……はぁ……」ピクンピクン

提督「時雨、続けろ。あと三回イくまで手を緩めるな」

春雨「て、提督……!?」

時雨「うん、わかったよ。……だってさ、春雨」クチュクチュ

春雨「あぁん!!だめ!!止めさせてください!!」

提督「続けろ」

春雨「そんなぁ!?はぁん!!やぁ!!だめぇ!!」

時雨「直後の敏感になっているときは自分じゃできないよね。女としてそれの辛さはまあ、想像できるよ」

春雨「だったらやめてぇ!!頭おかしくなるからぁ!!」

時雨「けど、司令官の命令だし、村雨と夕立も大丈夫そうだしね?」

春雨「ああああああ!!」

提督(もはや春雨はフェラしていなかった。獣のような嬌声をあげて悦がっている。それを見つめて頬を染めている海風と江風)

提督(山風もフェラに集中できないようだ。チラチラと春雨を窺う。白露は俺を上目づかいで見ながらフェラにいそしんでいた)

提督(ポイント稼ぎと言ったところか。俺は白露に微笑んでやった。白露は満足げに目を細めて、さらに濃厚にモノを舐め始める)

提督(時雨は、まるでもともとそっちの気があったのかと言うほど積極的に春雨を責める。バックをするように後ろからのしかかっていた)

提督(耳元で春雨に囁きかけながら秘所をいじくり、胸をもてあそぶ。俺もよくやる責めだった)

春雨「んはぁああああああ!!」ビクンビクン

時雨「はい、三回目。終わったよ、提督」

春雨「あふぅ……」ピクンピクン

提督「よくやってくれた、時雨。よし、では春雨、お前を俺のモノにしてやろう」

春雨「ぁ……しれいかぁん……!!」

提督「んっ……」ジュル

春雨「あぁん!!」

提督(春雨の後ろに回り、そのつるりとした蜜の溢れ続ける蜜壺に口を付けた。一度、イかせる。容赦ない舌技に、抵抗力を失っていた春雨はすぐに絶頂を迎えた)

春雨「やああああああ!!あぁ……っ……わらひ……おかひくなっひゃう……」


615以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:04:41.51AlCEyNYw0 (14/24)

提督「よし、では……入れるぞ……!!」ピトッ

春雨「ぁ……!!」

提督(突き上げられた腰を掴み、モノを秘所にあてがう。バックの体勢だ。俺はゆっくりと腰を押し出し、モノを春雨の秘所に埋めていく)

春雨「っ……あぁ……ああっ!!」ググググ ブツン ズププププ

提督「くっ!!」

提督(モノをごりごりと削られる感覚、耐えがたい快楽だった。が、我慢する必要はない。春雨も堕ちている。中に出すことで、儀式は終わる)

提督(本能のままに腰を振る。まるで種付けするように高まる射精感を我慢することなく、むしろさらに高めるように腰を振った)

提督「っ……はぁ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

春雨「んはぁ!!あ……熱い……とろとろが入ってくる……しれいかんのに……私のなか、そめられてる……!!」ピクンピクン

提督(射精の快感に脳が焼ける。春雨は俺に注がれたことの実感を嬉し気に呟いていた。モノを引き抜くと、白濁液が垂れる。春雨を征服した。ぞくぞくする事実だった)

提督「っ……ふぅ……さて、次は時雨にするとしようか」

時雨「提督……!!僕……っ!!来て!!」ダキッ

提督(抱き付いて来た時雨を抱きとめ、頭を撫でる。そしてソファーに座ると膝の上に時雨をのせた)

時雨「っ!!すごい……もう大きくなってるよ……?」ドキドキ

提督「よし、開くぞ」グッ

時雨「ぁ……」カァッ

提督(臀部に当たる俺のモノに驚いていた時雨。俺は時雨の脚を開かせた。生えかけのそこが露わになる)

時雨「っぁ!!ふぅ……!!くはぁ……!!」ビクッ ビクッ

提督(手マンする。じゅぷじゅぷと水音をたてるそこは大洪水だ。いやらしい液が溢れている。そして、それが丸見えだ)

「「「「……!!」」」」

提督(白露たちが見てはいけないものを見ているような目でその淫らな光景を凝視していた。俺は、口を開く)

提督「時雨、皆に見られてるぞ?」

時雨「っ!!ぁ……やぁ……!!」

提督「恥ずかしがるな。口で説明してやれ」

時雨「っ!?そ、それは……!!」

提督(恥ずかしがる時雨。俺は時雨の耳に口を寄せ、囁く)

提督「他の女に、自分がいかに俺に愛されているか教えてやりな」

時雨「っ!!」ピクッ

提督(俺の言葉に時雨はぴくっと反応した。少しの間顔を伏せ、そして快楽に蕩けつつも優越感を孕んだ笑顔で口を開く)

時雨「ふふっ……んはっ……皆……みてる……よね……?恥ずかしいな……ふふっ……あん!!」ビクン

時雨「今……提督が僕のココを……手で気持ちよくさせてくれて……るんだ……!!あはっ……すごい……!!」

時雨「自分でするのと全然違う……!!こんなの……!!こんなの知ったら……もう戻れない……!!」

「「「「……!!」」」」ゴクリ



616以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:06:48.55AlCEyNYw0 (15/24)

提督(時雨の口から紡がれる淫らな実況、そして目の前で見せつけられている手マンの様子に白露たちが息を呑んだ)

時雨「あぁ……提督の体温を感じるよ……?んはっ!!さ……さすが提督……僕の良いトコロ……全部見つかっちゃったみたい……!!」

時雨「あっ……ふっ……すごい……見て……?ねぇ、見て……!?や、あ、凄い!!指、早くなってる!!」

時雨「はっ、あん!!んぁ!!ぼ、僕をイかせようとしてるよ!!だめ、抗えない!!きちゃう!!っぁ……!!ああああああああ!!」ビクンビクン

提督(時雨の身体が痙攣する。絶頂を迎えたことが丸わかりだった。目が離せない観衆の前で、俺は時雨の腰を浮かせる)

時雨「ぁ……!!」

提督(そしてそのまま手で調整してモノを時雨の秘所にあてがった。時雨が息を呑む。俺は時雨にささやいた)

提督「ほら、皆に報告しろ」

時雨「ほ、報告……?」

提督「今から俺に女にして貰うって報告しろ。ダブルピースしてな。ほら」

時雨「っ……あはっ、皆見てる……?ぴーすぴーす……♪」

「「「「!!」」」」

時雨「ごめんね、皆より先に僕、提督に女にして貰うよ……♪僕の処女、今から提督に食べられちゃうんだ……!!」

提督「よし、行くぞ、時雨」グッ

時雨「うん、来て・・・・っぁああああ!!っ……あぁ……!!」ブツッ ズププププ

提督(体を持ち上げていた力を抜くと、時雨の体重で処女膜が貫かれた。一気に奥まで挿入される)

提督(その衝撃に背を逸らして声をあげ、そして脱力する。俺は時雨の胸を揉んだ。淫らに形を変えるその双丘)

提督「どうだ、時雨?破瓜の感想は」

時雨「い、痛いけど……嬉しい……僕、提督と結ばれたんだね……?」

提督「ああ。どんな感覚か皆に教えてやれ」

時雨「うん……確かに、いたいよ……話に聞いてた通りだ……結構いたい。でもね、凄く嬉しいよ……!!」

時雨「この痛みが、印なんだと思う……僕が、提督のモノになった印……こんなに満たされることがあるなんて……!!」

時雨「分かるんだ……じんじんする中、とても熱くて大きいのが……僕のココに入ってる……僕たちは、一つになってるんだ……!!」

提督「よし、では動くぞ……!!」グイッ グイッ

時雨「うっ……ふぅ……!!うぅん……!!んはぁ……!!あぁ……!!」ヌップヌップヌップ

提督(絡みつくような時雨の中の快楽を耐えつつ腰をグラインドさせ、突き上げる。それと同時に時雨の胸を揉みつつクリを摘み、イかせるために刺激を与える)

時雨「す、すごい……!!分かった……今わかった……!!僕も女だったって……!!だって、こんなに気持ちがいいんだから……!!」

時雨「好きな男の人にこうされるのが女の人の悦びなんだ……!!愛されてるって思えるよ……!!」

時雨「提督の先端が、奥に当たると何かが来そうになるんだ……!!僕は、知りたい……!!その先を知りたいよ、提督……!!」

提督「いいだろう、教えてやる!!」


617以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:10:04.49AlCEyNYw0 (16/24)

提督(時雨の嬌声混じりの淫らな実況、時雨の秘所に出し入れされる男根、それらは、観衆を興奮させていく)

提督(無意識なのか、そうでないのかは分からない。だが、観衆たちは自らの秘所に手を伸ばし、そこを撫でている)

提督(俺はスパートをかける。体力も無尽蔵にあるわけではない。時雨はもう陥落している。後は中に出してやるだけだ)

提督「時雨……時雨……!!出るぞ!!」ギュッ グイッ

時雨「あっ!!はぁああああああん!!……んんっ。んふぅ……」ビクンビクンビクン

提督(射精と共に時雨のクリを強くつまむ。絶頂を迎えた時雨の中が強く締まった。脈動しているのが分かる)

提督(精液を絞りとられた。どろりとした白濁液が結合部から流れ出てくる。俺は、脱力する時雨をソファーに座らせると、次の獲物に向き直った)

提督「山風、こっちに来るんだ」

山風「あ、あたし……!?ぁ……そ、その……」ビクッ

提督(性行為の迫力に圧倒されていた山風が、次は自分の番だと言われ、びくりと肩を震わせた)

提督「……さ、、こっちへ」グイッ ダキッ ナデナデ

山風「っ!!ぁ……ん……」ギュッ

提督(強引に引き寄せ、驚いて体を強張らせた山風を抱き締め、優しく頭を撫でる。山風の緊張が解けていく)

提督「……」スッ

山風「ぁ……!!」ピクッ

提督(そしてその手でゆっくりと背中を撫でつつ柔らかく未発達の小さなお尻を揉み、つるつるの秘所に触れた)

山風「や……んんっ……!!て、提督……ぁん……!!」

提督(山風が快楽に堪えようと力を入れて俺の身体に強く抱きつく。だが容赦ない手淫にほどなくして絶頂を迎えた)

山風「んんんんっふぅうううう!!」ビクンビクン

提督(絶頂後も手淫を緩めない。敏感になっている体は容易く絶頂する。俺が山風を離すころには、表情を蕩けさせ、舌を垂らし虚ろな目をしていた)

山風「ぁ……はひ……」ピクンピクン

提督(俺はそんな山風の手を俺の首にまわさせ、抱き上げる。そしてそのままぬるぬるの秘所にモノを当てがった)

山風「あ……!!」

提督「いくぞ、山風……!!」ググググ

山風「んんぁああああ……!!ああああああああ!!」ブツッ ズププププ

提督(処女膜を突き破る。それでもなおきつく締まるそこは異物を拒んでいる。しかし、容赦することなく挿入した)

提督(立位、俗に言う駅弁だ。俺は鏡の前に移動し、背を向ける。山風が鏡を見えるようにした)

提督「ほら、鏡を見てみろ山風。自分が誰の女になったのか、自覚できるだろう?」

山風「あぁ……!!あ、あたし……!!ぅぁ!!あぁ!!」ビクン


618以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:16:40.11AlCEyNYw0 (17/24)

提督(何かを言いかけた山風を遮るように腰を振り、山風の身体を上下させて突き上げる。山風が強く俺を抱きしめた)

提督(山風自身に見せつける。自分が俺に抱かれ突き上げられ、淫らに表情を蕩けさせ、嬌声をあげている様を)

提督(強く締まるそこは、中に入れてしまえばもはや甘えるように俺のモノを締め付ける媚穴でしかなかった)

提督(そこは俺の形を覚えようとしているようだった。強く締められ、俺の子種をねだるように絞られる)

提督「っ……山風ぇ……!!」ズチュン ビュルルルルルルルル ビクビクビク

山風「んやぁああああああああ!!」ビクンビクン キュンキュンキュン

提督(我慢しない。高まる射精感、そしてそのままに射精、脈動する俺のモノ、蠕動する山風の中)

提督(内股を伝う熱いモノ。俺は山風をベッドに下ろす。脚を閉じてシーツを掴んでいる様はとても官能的だ)

提督(俺は山風の頭を優しく撫で、残りの三人に向き直る。三人とも落ち着かない様子で俺を見ていた)

提督「そうだな……次は、海風と江風だ」

海風「えっ!?」

江風「ふ、二人同時かよ……!?」

提督「そうだ。ほら、舐めてくれ」

海風「わ、分かりました……はむ……」

江風「しょうがねぇな……あむ……」

提督(ソファーに座り、二人に口淫させる。連戦に次ぐ連戦で限界が近いが、それで回復を図りつつ休憩タイムだ)

提督「手も使ってくれ。玉袋を優しく揉むんだ。マッサージしてくれ」

海風「れろれろ……んぁ……こ、こうですか……?」モミモミ

江風「はむはむ……っ……これってまんまるなわけじゃねぇンだな……」

提督「っ……いいぞ……!!」

提督(優しく玉を揉まれ、フェラで奉公された俺のモノは再び戦闘態勢に入ることができた)

提督「よし、二人共こっちにお尻を向けて四つん這いになれ」

海風「は、恥ずかしいです……あまりまじまじと見ないでくださいね……?」

江風「ン……こんな命令、提督のじゃなかったら聞かないぜ……感謝しろよ?」

提督「ああ。よし、では天国を見せてやろう」

提督(突き出された尻を撫で、そして待ちきれないと言ったように涎を垂らす二人の秘所に手を伸ばす)

提督(二人とも生えかけという訳ではないが、まだ生える途中といった感じだ。だがやはり海風の方が濃いな)

提督(恥丘を撫で、周りをくにくにと弄り焦らす。二人が喘ぎ声をあげ、そして耐えきれないと言ったように無意識に誘うように腰を振り始めたところでクリを責める)

海風「あっふっ!!」ビクン

江風「ぁん!!」ビクン

提督(愛液があふれる。まるでこんな少女の性欲処理をしているような変な気分になってくる)

提督(この二人は俺の前で全裸になって四つん這いになり、性欲を処理されているのだ。圧倒的優位に立っている感覚)

提督(歪んだ優越感を感じる。このままイかせてみたい。きっと満足できるモノが見られるはずだ)

提督(指の動きを激しくしていく。荒くなっていく息遣い、喘ぎ声が激しくなる。力が抜けているようだ。体が震えている)


619以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:21:13.55AlCEyNYw0 (18/24)

海風「っぁああああああ!!」ビクンビクン

江風「んはぁああああああ!!」ビクンビクン

提督「ふふっ……イったか……!!」

提督(嬌声をあげる二人。海風は背を仰け反らせ、江風は背を丸めた。乱れる髪の毛、強く握られる手)

提督(美しくも淫らな光景、それに二人の幼さが背徳感を加える。すばらしい……!!だが、まだだ。まだ足りない)

提督「これで終わりではない。もっと見せてくれ……君たちの美しい痴態を……!!」

海風「っ……ぁ……!!」

江風「くっ……っ……!!」

提督(それから、俺は絶頂の余韻に浸る二人に襲い掛かった。敏感な身体を快楽の津波で蹂躙する)

提督(響く嬌声、本能的な恐怖からか、逃げようと体を捩る二人を押さえつけてイかせる)

提督(俺が満足するころには二人とも息も絶え絶えになっていた。だが、これでノルマは達成だろう。後は入れて、中に出すだけだ)

提督「よし……」グイッ

海風「えっ……?」

江風「な、なにすンだ……?」

提督(俺は江風の身体を抱きあげると、海風の上に覆いかぶさるようにさせる。まるで江風が海風に種付けプレスしているようだった)

提督「さて、どっちを先にするか……」

「「!!」」

提督(二人が息を呑む。俺はトロトロに蕩けた二人の秘所を指で撫でた。はからずとも貝合わせしているようだ)

提督「!!」

提督(良い事を思いついた。俺は、二人の秘所の間に自らのモノを挿入する。ぬるりとした素股の感覚)

提督(だが素股と違いモノが全方位から圧迫され、刺激されている。まるで挿入したような快感だ)

海風「提督……可愛いです……」ポッ

江風「なンか……海風姉貴とシてるみたいで……変な気分になる……」ドキドキ

提督(頬を染め、慈しむような笑みを浮かべる海風と、何かに目覚めそうになっている江風。俺に背を向けていて見れないからか)

提督「あっ」ヌッチュヌッチュヌッチュズッ

江風「あいっ!!??っ……はぁ……!!」ブツン ズプン ビクン

海風「っ!?か、江風……!?」

提督(……気持ちがいいままに激しいピストンをしていたら、モノが江風の中に入ってしまった)

提督(勢いに任せ一瞬の抵抗をぶち破り、一気に奥まで挿入してしまう。いきなりの破瓜に絶句して硬直する江風)

江風「……!!」ジワァ

海風「江風……!?涙が出てるわよ……!?大丈夫……?」

提督(その肩がふるふると震えている。おそらく目を見開いて涙を一杯に目にためているのだろう)


620以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:23:10.39AlCEyNYw0 (19/24)

提督「江風……」

江風「いいって!!」

提督「!!」

海風「!?」

江風「江風は大丈夫……むしろこれから来るって思うよりもだいぶよかった……怖いって思う間もなかったからな……」

提督「そうか……」ナデナデ

海風「あっ……」

江風「ン……これで江風は提督の大切な人になれたってことでいいンだよな……?」

提督「もともと大切な人だったよ。そして今は特別な人だ」

江風「特別……いいな、それ……!!大丈夫、もう痛くねぇから……動いていいよ……?」

提督「分かった」

提督(江風の言葉に、俺は腰を振り始める。絡みつく江風の中はまるで逃がさないと言うように俺のモノを締め付ける)

江風「はっ……!!ンン……!!ンあぁ……!!」ビクビク

海風「……!!」ドキドキ

提督(ピストンの衝撃が江風を通して海風にまで伝えわっているようだ。女に変えられていく妹を凝視している海風)

江風「ははっ……海風姉貴……ンはっ!!」

海風「な、何……?」

江風「江風……やっぱり女だったわ……あン!!だって……こんなに心が……満たされる……!!」

提督(姉に独白する江風。その間にも俺は腰を振っている。快楽による喘ぎ声混じりのそれは、俺をとても興奮させた)

江風「あっ、あっ……!!っ……!!江風って……男勝りって言われてたから……自分が女じゃないかもって思ってたぁ……!!」

江風「でも、女だわ……!!あぁ!!や、提督……!!激しいって!!激しくなっていってる!!」

海風「か、江風……!!」

提督「そうだ、江風!!お前は女だ!!俺の女だ!!受け入れろ、女の幸せを魂に刻み込め!!」

江風「うン!!っ!!あっは!!イきそうなンだな!?いいよ、来て!!江風の中に出して!!江風で気持ちよくなって!!」

提督「江風!!いくぞ!!」パンパンパン

江風「ああああああああ!!っ……あぁ……ふふっ……どうよ、提督……?」ビクンビクン

提督「っ……最高だ……」ズルン

江風「ン……」ドロォ

提督(モノを引き抜くと江風の中からどろりと白濁液が垂れてきた。それはそのまま海風の秘所に流れ落ち、処女の秘所を白く穢す)

海風「あっ……あ、熱いのが垂れてきて……!!」ビクッ

提督「……!!」ムラッ

提督(その光景が、とても俺を興奮させた。処女と精液、素晴らしくそそる光景だ。俺のモノが復活する)


621以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:27:36.41AlCEyNYw0 (20/24)

提督(そして早く海風の処女を喰ってしまいたいと疼いていた。その本能のままに、俺は海風の秘所にモノをあてがう)

提督「……っ!!」ピトッ グッ

海風「えっ!?もう大きくなってるんですか!?は、早っぁああああああ!!」ブツン ズププププ

提督(射精後の回らない頭での、ただ本能に従っての挿入は海風のことを全く考えない乱暴な挿入となった)

提督(ぞりぞりとモノが削られるような快楽を伝えてくる。裏スジがやすり掛けされているようだ)

提督「っ……ふっ……!!」ヌップヌップヌップ

海風「っ!!あ、て、提督……!!んぁ!!」ビクン

提督(もともと十分に濡れていた上に、江風の愛液と俺の精液でぬるぬるに濡れていたのだ。挿入後の痛みが最小限だろう。だから腰を振っても大丈夫。わかっていた)

江風「ふふっ……姉貴も提督に女にされたンだな……ほら、心が満たされるだろ……?」

海風「っ……!!あ、あぁ……!!んはぁっ!!」

江風「好きな人と結ばれる……これ以上の幸せって無いよな……姉貴も分かってくれるだろ……?」

海風「わ、分かる……!!提督、私、分かります……!!今、提督に愛されているって心から思える……!!」

提督「海風……!!」ギュッ ナデナデ

提督(蕩けた眼差しで俺を見つめる海風。愛おしかった。俺は押しつぶしそうになるのも構わず海風の頭を撫でる)

海風「うっ……!!ん……ていとくぅ……愛してます……!!」

江風「うふっ……!!あ、ずるいぞ、提督。江風は頭撫でて貰ってない」

提督「悪かった……!!ほら、江風も」

江風「ン……///えへへ……」

提督(満足げに声を洩らす江風。俺は、スパートをかける。高まる射精感、それは二人にも伝わる)

海風「んふっ……ああ、辛そうに息を吐いてる……あっ……も、もう限界なんですね……?どうぞ海風の中にだして下さい……!!」

江風「海風姉貴も提督の注がれちまうな……?江風みたいにもう心も体もそめられて提督なしじゃ生きていけなくされちまうな……!?」ゾクゾク

提督「海風……!!海風!!」ズッチュズッチュズッチュ

海風「はい!!提督!!そうしてください!!私を染めて、提督のモノにしてください!!提督なしじゃ生きられなくしてください!!」キュンキュン

提督「海風ぇ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

海風「あぁ!!き、来てる……!!熱いの中に、注がれてる……染みこんできます……!!」ビクン ゾクゾクゾク

提督(下半身が溶けそうだった……感覚があまりない。快楽に溶かされてしまったようだ。俺は、何とかモノを引き抜く)

海風「あん……」

提督(悩まし気な海風の喘ぎが漏れた。俺は何とか立ち上がり、最後に残った一番艦に向き直った)

白露「て、提督……!!」

提督「……」スタスタ

白露「あぁ……!!」ペタン


622以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:31:00.71AlCEyNYw0 (21/24)

提督(力なくその場に座り込む白露。その表情は蛇に睨まれた蛙のようだ。畏敬の念が込められている)

提督(目の前で姉妹たちが次々にイかされていくのを見せつけられた白露の心には、もはや俺は完璧に上の存在だと刻み込まれているに違いない)

提督(この人に抵抗なんてできない。自分はこの人に支配されるんだ。そう思い、畏れ、そして望んでいる)

提督(だからこそ白露は恐怖に表情を歪めつつも、まるで誘うように脚を開き気味にしているのだ)

提督「白露、お前が最後の一人だ。お前を満足させれば、QEDだ」

白露「そ、その……!!」

提督「君が始めたんだ。最後まで付き合ってもらうぞ。ほら、舐めて奉公しろ」ガバッ

白露「ま、待って……んぐぅ!!」

提督(俺が上で69の体勢になる。モノを強引に咥えさせ、俺は白露の秘所を手で責める。不器用な白露の舌技に、逆に興奮する)

提督(快楽に脚がびくびくと反応し、腰が捩られる。容赦ない俺のテクに、哀れな少女はたちまち絶頂に導かれた)

白露「んんんんんん~~~~!!」ビクンビクン

提督(白露の舌が強く俺のモノに押し付けられる。だが、まだ終わらない。俺は背を丸め、その蜜壺にしゃぶりつく)

提督(舌でクリを舐めまわし、中にまで挿入する。今しか楽しめない処女膜の抵抗を存分に堪能する)

提督(さらに何度か絶頂させた。溢れ出る愛液を啜り、口を離すころには白露は脱力しており、俺のモノは準備ができている)

提督「さあ、行くぞ、白露。純潔に別れを告げろ」ピトッ

白露「やぁ……提督……!!」

提督「っ……はぁ……!!」グッ

白露「ああああぁ!!っ……は、入って……!!」ブツッ ズププププ

提督「くはっ……!!」

提督(きゅんと締まるそこは、しかし襞が俺のモノをくすぐるようにして快楽を伝えてくる)

提督(白露のことを気に掛ける余裕はもうなかった。短時間でイきすぎたのだ。俺は女を屈服させる乱暴な腰ふりをする)

白露「あん!!あん!!やあ!!提督!!すごいぃ!!」ビクビク

提督「お前は俺のモノだ!!いいな!?安心して俺に身を委ね、全てを捧げろ!!」ズッチュズッチュズッチュ

白露「はぁい!!提督に全て捧げます!!あたしの全てを捧げる!!だって!!女の子はコレには勝てないよぉ!!」

提督「そうだ!!お前らみたいな思春期迎えたての少女が熟練した大人に勝てると思うなよ!!」グリングリングリン

白露「そうなのぉ!!いちどにこんなたくさんの女の子を満足させちゃうんだもん!!女の子がいくら頑張っても勝てないのぉ!!」

提督「お前を俺好みに調教して他の男じゃ満足できない体にしてやる!!まあ、他の男に抱かせるつもりは無いがな!!」バチュン バチュン バチュン

白露「あぁん!!だめぇ!!おかしくなっちゃうからぁ!!」

提督(獣性のままにそう宣言し、腰を振る。白露は完璧に陥落した。何の気兼ねもない。俺は本能のままに中出しした)

提督「くぅ……!!」ビュルルルルルルルル ビクビク

白露「ああああああ~~~!!あ、熱いのが……こんなにたくさん……注がれてる……!!」ビクンビクン キュンキュン


623以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:36:16.51AlCEyNYw0 (22/24)

提督(蕩けるような快楽、壊れた蛇口のように俺のモノからは精液が白露の中に注がれている)

提督(何度も出したからか、もはやそれは水っぽい感じだった。だがその分、簡単に子宮の中にしみこんでいくだろう)

提督「っ……はぁ……ふぅ……ふぅ……」ズルン

提督(モノを引き抜くと、その場に座り込む。荒い息を吐いていると、時雨と夕立が動き出した)

村雨「シーツを変えようか。皆、手伝って」

「「「「了解」」」」

夕立「私達は外泊ごまかしてもらうように連絡しておいたよ。提督さんは外泊の連絡を自分でしてほしいっぽい」

提督「どこに泊まるんだ?まさかここに泊まっていいのか?」

夕立「大丈夫っぽい!!泊まる場所はイタリアン・マンションって報告しておいて欲しいっぽい」

提督「イタリアン・マンション?この建物か」

夕立「うん。もともとイタリア軍の偉い人の家だったっぽい。けど東アフリカのイタリアが降伏して、ここは空き家になったみたい」

時雨「それで今では『そういうこと』をする場所になったんだって。だから未だに放置されてるらしいよ」

提督「!?」

夕立「士官以上の人じゃないと使っちゃいけないルールっぽいけど、提督さんなら余裕でOKっぽい!!」

時雨「まあそんな訳で軍当局もこの建物のことは黙認しているから、イタリアン・マンションに泊まるって言えば察してくれるんだって」

夕立「夕立もこの前友達になったイギリスの子から初めて聞いたっぽい。ウチの偉い人も使ってたらしいから問題ないっぽいよ」

提督「なるほどな……」

提督(結局、その日はその屋敷に泊まることにした。外泊ごまかしは褒められないが、まあ、今回は見逃そう)

提督(俺たちはそのままシーツを変えたベッドに九人で並んで寝た。狭いが、悪くない。子供時代の修学旅行での雑魚寝を思い出した)

提督(だが、あの頃とは全く違う。この中で男は俺だけで、残りの美少女たちは俺の寵愛を媚びる俺だけの娼婦だ)

提督(……子供の頃には想像できなかったような、随分と遠い所まで来たものだ。だが、後悔など微塵もない。これだけの女に愛されて、あるわけがない)


624以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:43:04.68AlCEyNYw0 (23/24)



提督「よし、後片付けは済んだ。準備はいいかい?」

熊野「少し待ってくださいな。今髪を纏めていますわ」

提督(翌日、拠点に戻った俺は熊野に忙しくなる前にこの街を散策がてらデートしたいという旨の遠回しな誘いを受けて、再び二人で街を散策した)

提督(食事や観光を楽しんだ後、少し早かったが俺は雰囲気のままに熊野を屋敷に連れ込んで愛し合った。そして今、後片付けを終わらせて、拠点に戻るところだ)

提督「うなじが官能的だな。美しいよ」

熊野「ふふっ、ありがとう。貴方だけのモノですわ。……よし、できましたわ。行きましょうか、提督」

提督(俺は熊野と腕を組みながら屋敷を出……ようとしたときだった。扉が開く。誰かが開けたのだ)

提督「!!」

熊野「まあ」

扶桑「えっ、提督……!?」

提督(なんと入ってきたのは扶桑だった!!しかもお連れはイギリス人の将校だ。驚いた……いつの間に恋人ができていたんだ?しかもイギリス人の)

提督(扶桑と将校に軽く挨拶し、何事もなかったかのように屋敷を出る。扶桑と将校は屋敷の中に消えていった)

提督「車でくれば良かったかもな。疲れてないか?」

熊野「こうして腕を組んで歩くのもいいですわ」ギュッ

提督「そうか。それにしても、扶桑がイギリス人とな……驚いた」

熊野「もともとアプローチは受けていたそうですわ。一目惚れだったそうで、時間が合えば必ず食事やデートに誘っていたそうですわよ」

熊野「それが、この前の戦闘で大破させられた時、彼が抱えて病院まで走ったそうですの。それでとうとう扶桑さんもあの方のプロポーズをお受けしたそうですわ」

提督「よく知っているな」

熊野「そう言う事は話が伝わってきますから」

提督「なるほどな。それにしても、アプローチか……まあ、扶桑も美人だからな」

熊野「……私もアプローチを受けていましてよ」

提督「なっ……!?……いつ、どこで、誰に?」

提督(考えもしなかった事実に驚愕、そして激しい嫉妬。……まさか、誘いに乗ったりしていないだろうな……?)

熊野「くすっ、嫉妬されるのもいいものね。大体いつでも、どこでも、様々な方からですわ」

提督「!?」

提督(女の色気を纏った妖しげな笑み。思わせぶりなその態度にさらに燃え上がる嫉妬の炎。熊野への不信感が募る)

熊野「相手は軍人が多いけど、民間人もいますわね。広報活動で知り合った俳優やモデルに食事に誘われたりもしましたわ」

提督「……知らなかった」

熊野「提督の目の前でアプローチされているわけではありませんもの。ソ連に居た時も、隙あらばソ連人が寄ってきたわ」


625以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:45:28.81RbY1l8vLo (1/2)

コレが白露型ハーレムの完成形か…
五月雨と涼風も加えたいな


626以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 16:45:43.27AlCEyNYw0 (24/24)

提督「……!!」

提督(自慢げな熊野のドヤ顔が俺の焦燥感を煽った。俺の知らぬ間に熊野が……考えてみれば、こんな美人を男が放っておくわけないか)

提督「ふふん、誇りなさいな提督。貴方の恋人はモテますのよ?ですからそんな顔しないで。私は貴方だけのものですわ」

提督「!!」

提督(そんな俺の様子を見て満足げに目を細めた熊野が、ジッと俺を見つめて真剣な表情でそう告げる)

熊野「私の心の中には、ずっと貴方が居ましたから。俳優やモデル、ハンサムな外国人なんかよりもずっと提督の方が見た目も心もカッコいいですわ」

熊野「私が初めてを捧げたのは貴方でしょう?この体も心も、他の誰にも赦したことはありませんし、赦しませんわ」

提督「熊野……!!」

提督(嫉妬が優越感へ、不信感が愛おしさへと一気に変わる。俺は道端だと言うのに熊野を抱きしめてキスした)

熊野「んっ……!!」

提督(舌を絡ませ、軽く愛撫する。暫くして唇を離すと、熊野は発情したように熱い吐息を吐き、潤んだ瞳で俺を見つめる)

提督(待ちきれなかった。硬く腕を絡め、体を抱きながら拠点へ戻り、部屋に熊野を連れ込んで服を脱がせる)

提督(愛情と劣情のままに熊野を抱く。熊野に抱かれる。さっきしたばかりだと言うのに、衰えることはなかった)

提督(布団の上で絡み合う。熊野の嬌声が響き、二人で快楽に溺れた。そしてすべてが終わった後、二人で余韻に浸る)

提督「……扶桑の恋人、イケメンだったな」

熊野「そうね。けど、貴方の方がずっとハンサムよ。胸を張って堂々としなさいな」

提督「そうか……!!そう言ってもらえてよかった。……山城が大変なことになってそうだな」

熊野「あぁ……まあ、いずれ乗り越えられるでしょう、山城さんも」

提督(そんな雑談をしながら眠気が襲ってくるに任せて意識を手放した)

↓×1~3

提督『ありがとう。女として、先を譲ることは辛いかもしれない。だが、その上で俺の命令を聞いてくれた君にはちゃんと報いる』

時雨『本当?』

提督『ああ。明日か明後日にでも二人きりで愛し合おう。お互いが蕩けてしまうまで、たくさんだ』

時雨『っ!!分かった……!!僕、頑張るよ……!!』パァッ

時雨「えへへ……楽しみだな……♪」



時雨「提督は?」

「熊野さんと一緒にどっかに出かけたみたいだよ」

時雨「……へぇ」

を踏まえて時雨の心境と行動


627以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 17:11:00.536VaonIMio (1/1)

二人きりでって言ってたのに熊野さんを優先するなんて提督の嘘つき!こうなったら提督がテクノブレイク起こしちゃうくらい激し~く搾り取ってやるんだから!


628以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 17:22:11.85IpauxY+m0 (1/1)

明後日とは言っているので、忠実な時雨は言い付けを守る
但し帰って来たら思いっきり甘える


629以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/13(水) 17:34:31.67RbY1l8vLo (2/2)

>>627と>>628を混ぜて
忠実に待つが帰ってきたらテクノブレイク起こすくらい搾り取る



630以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 15:26:14.04xKKJrjXG0 (1/4)



提督(熊野とデートした翌日、俺は時雨の所へ向かっていた。本当は昨日行こうと思っていたんだが、まあ……)

提督(時雨には明日か明後日と言っておいた。だから今日行けば約束を破ったことにはならないはずだ)

提督「時雨、いるか?」コンコン

時雨「提督!!もちろんいるよ!!入って!!」ガチャ

提督(時雨は満面の笑みを浮かべてドアを開ける。そして部屋に入るように促してきた。部屋に上がる)

時雨「いらっしゃい、待ってたよ。えへへ……」ダキッ スリスリ

提督「待たせてすまなかったな」ナデナデ

時雨「ううん、気にしないで。提督はちゃんと約束を守ってくれた。謝る必要はないよ」

提督「そう言ってくれるとありがたい」

時雨「ねぇ、こっちに来て座ってよ」キュッ

提督「ああ。お邪魔するよ」

提督(時雨に控えめに袖を引っ張られた。そのまま時雨のベッドに腰かける。時雨は頬を染めて俺を見つめていた)

時雨「プレイヤーを借りておいたんだ、映画でも見ない?そうだな……これとか」

提督(そういって時雨が取り出したのは甘々の恋愛映画だ。上目遣いでちらりとこちらを窺う時雨)

提督「いいな、それ。見よう」

時雨「……!!うん♪」パァッ

提督(嬉しそうにはにかむ時雨。プレイヤーにディスクをセットするとベッドの上に並んで腰かける)

時雨「……」ドキドキ スッ ギュッ

提督(おそるおそると言った感じで手を伸ばし、俺の手を握ってくる時雨。この前濃厚に絡み合ったときとは大違いだ)

提督(おそらく基本は初心で恥ずかしがり屋なのだろう。だが、スイッチが入ると大胆になるのだ)

提督(そう、例えば俺が他の女に取られるぐらいなら、強硬手段に出るようになる。そんな感じだ)

提督「……」ニギッ

時雨「っ!!えへ……!!」フニャ

提督(時雨の手を握り返し、映画を見る。甘いストーリーに気分が高まってくる。俺は時雨の手を離すと、肩に手を回して抱き寄せる」

時雨「♪」スッ

提督(甘えるように俺に頭をもたれる時雨。その手が、俺の足に触れた。ドキドキする。そのまま、映画の山場に差し掛かる)

提督「……時雨」スッ

時雨「提督……ん……」ドキドキドキ

提督(時雨に呼びかける。時雨は女の顔から雌の顔に変わっていた。目を閉じ、顎を上げる)


631以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 15:31:28.38xKKJrjXG0 (2/4)

時雨「んふっ」

提督(キスした。そのまま、俺は時雨の身体を愛撫する。時雨の手が、俺のモノにのびた。撫でられる)

提督「っ……時雨……好きだ、愛しているよ」

時雨「っは……僕も好き、愛してる」

提督(俺は時雨を押し倒す。愛を囁きながら愛撫し、何度もキスした。俺は時雨の服を脱がす)

提督(恥じらう時雨はしかし、抵抗しない。可愛らしい下着が露わになった。ブラの下に手を入れ、存分に愛撫する)

提督(漏れ出る喘ぎ声。ホックを外し、双丘を晒させた。硬く自己主張した先端、俺は口をつける)

時雨「あぁ!!て、提督……!!」ビクン

提督(跳ねる体。存分に堪能すると、お腹を撫でつつショーツまで手を伸ばす。薄布越しでも濡れてるのが丸わかりだった)

時雨「あん!!んはっ……き、気持ちいい……!!気持ちいいよ……!!」ビクビク

提督(固くなっているそこを撫でると時雨が嬌声をあげた。ショーツの下に手を入れ、撫でる。手をかけ、脱がした)

提督(靴下だけになった時雨、俺はその秘所に口付けする。中にまで舌を挿入した。性感帯を探り当て、舌で責める)

時雨「ふぅ……!!提督……僕……切ないよ……入れて……?」

提督「時雨……!!」

提督(この年の子がしていいものじゃない雌の表情。俺はズボンのベルトを外し、モノを露出させる)

提督「入れるぞ……っ!!」ツプッ ズププププ

時雨「あぁ!!は、入ってくるよ……!!」

提督(ためらわず挿入。キツイそこは、しかし俺のモノを呑み込んでいく。強引に根元までねじ込んだ)

提督(絡みついてくる時雨の媚肉。ひたすらに腰を振る。時雨の良いトコロを見つけ出し、そこを責める)

提督(響く嬌声、淫らな水音と肉と肉がぶつかり合う音。高まる射精感、時雨が俺に手を伸ばし、体に手を回した。脚も組み付かれる)

時雨「来て、提督……!!」ギュッ

提督(だいしゅきホールドされた。限界近いのが把握されている。ためらわず、俺はスパート、そして射精)

提督「時雨ぇ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

時雨「ていとくぅ!!っぁ!!ああああああ!!」ビクンビクン

提督(時雨の中がきゅんと締まり、絞り出すようにモノに絡みつく。放出感、モノを通って精液が注がれていくのが分かった)

提督(そのまま脱力。しばし息を整える。時雨の手が俺の頭を撫でた。至近距離で見つめ合う)

時雨「んっ……」

提督(唇を合わせる。一度で終わるはずがなかった。愛撫が始まり、そして二回戦目へ……)

提督(結局、俺達は俺が言った通りお互いに蕩けるまでたくさん愛し合った。濃厚に、何度も何度も)


632以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 15:38:50.37xKKJrjXG0 (3/4)



提督「さて、どうするか……」

提督(帝国海軍スエズ攻略作戦の総指揮を引き継いでから一週間ほどした今、俺は頭を悩ませていた)

提督(今までの戦闘の報告書や偵察で得た敵の情報を考慮した結果、正攻法での攻略は不可能に近いという事が分かった)

提督(敵は主にイタリアの艦娘を主力にした艦隊だけでなく、数多くの対艦誘導弾を搭載した新型機、及び要塞砲で万全の迎撃態勢を備えていた)

提督(これにより海からの攻略は難しい。では航空攻撃で敵の戦力を削ごうにも、そこでも問題が立ちふさがる)

提督(新型戦闘機は爆撃機に対して非常に有効な攻撃手段となっており、その速度には護衛の戦闘機が追いつけない)

提督(一方的な一撃離脱戦法によって重爆撃機の被害は増える一方だ。それに加えてドイツ・イタリア軍は強固な対空陣地を築いていた)

提督(多数のアハト・アハトやDa90/53といった重対空砲が戦闘機の攻撃を何とか生き延びた爆撃機を叩き落とさんと待ち構えている)

提督(空からの攻撃はおそらく有効であろうが被害は大きい。そしてそれだけでは決定打とはなりえない。ではもう地上で殴り合ってしまえばどうだろうか?)

提督(残念ながら、それも難しかった。敵は悪魔の園と呼ばれる多くの地雷と塹壕、銃座、対戦車砲、対空砲で武装した陣地を構えている)

提督(さらに航空攻撃や、野砲や要塞砲による火力支援が我が軍を待ち構えており、実際何度も撃退されている)

提督(前任者がずっと攻めあぐねていたのも分かる。艦隊1つが200%の死傷率を出したのも分かる)

提督(攻略は不可能に思えた。だが、それでもやらなくっちゃあならないってのが司令官のつらいところだな)

提督(そんな俺だが、実はもう攻略の方法は考えていた。それを思いついたのはイギリス軍の総司令官と会談後の食事をしているときだった)

イギリス軍司令官『Actually, I have a idea to send them to the hell, admiral(実はな、提督。私は奴らを地獄に送る方法を考えついているのだ)』

提督『何ですって?それは一体……?』

イギリス軍司令官『レストランも正面入り口は立派でも裏口はみすぼらしいものだ。あの陣地も後方から責めれば容易く陥落する』

提督『なるほど、しかしどうやって?』

イギリス軍司令官『空挺降下だよ、提督。私の壮大な計画を話そう。これは実行されれば史上最大の作戦、かつ歴史に残る戦いとなる』

提督(彼の話は要約するとこうだった。敵後方に部隊を空挺降下させ、要所を占領した上で前線の敵を挟み撃ちにする)

提督(そうか、空挺部隊にはそんな使い方もあるのかと新しい発見をする。そして俺は、気がついてしまった。……それは艦娘でも可能だ)

提督(補給の関係からドイツ軍の飛行場などは海岸近くにある。要塞砲も、逆に言えばこちらからも砲撃可能だ)

提督(補給拠点は港だし、もしスエズの地中海側に艦隊を降下させることができれば、それらを叩ける)

提督(立ちふさがる敵艦隊が居ないのだ。熟練した我が海軍なら容易くこなせる。俺は彼と協力し、その作戦を立案することにした)


633以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 15:52:23.58xKKJrjXG0 (4/4)

提督(リスクが高すぎるとの反論もあったが、それ以外に方法はない。俺は何とか説得し、それでも反対する連中は総司令官の権限で黙らせた)

提督(それに、艦娘を乗せた輸送機が途中で落とされない作戦も考えてある。言うほどリスクは高くない。俺は成功を確信していた)

提督(帝国海軍内での反対を退けた俺は、満を持してイギリス軍の司令官に連絡を取った。もちろん、情報漏洩に気を付けてだ)

提督(無謀かつ危険として王立海軍の協力を得られていなかった彼は喜んで合同作戦に合意し、協力してくれた)

提督(こうして日英連合司令部が設立され、『史上最大の作戦』が立案された。情報戦や陸、空のことはそれぞれの担当者に任せる)

提督(俺の担当は海だ。全力を尽くして作戦を練るそして今、俺を悩ませているのは降下部隊の編成だ)

提督(戦艦は長門型の二人、そして扶桑姉妹を大西洋に送って金剛と榛名を送ってもらう。これがいい)

提督(迅速な行動が必要なこの作戦では高速戦艦が必要だし、火力も必要だ。金剛たちと長門たちなら完璧にこなしてくれるだろう)

提督(火力は大和にしようかとも少し思ったが、大和の知名度は陽動にうってつけだ。正面から攻撃する陽動艦隊に編成するのが一番だろう)

提督(重巡と軽巡の人員も考えてある。俺を悩ませているのは空母と駆逐艦だった。さて、どうするべきか……)

提督(空母で動員可能なのは一航戦、五航戦、そして軽空母たちのいずれかだ。準備に時間がかかるし、その間、動員した艦娘は降下訓練の為に他に何もできない)

提督(一組しか引き抜けないのだ。一航戦と五航戦はやはり実績がある。どちらを動員してもやり遂げてくれるだろう。だが、陽動に使うべきだとも思う)

提督(軽空母は祥鳳姉妹と龍驤だ。戦力的には確かに一航戦、五航戦に比べれば見劣りする。そこに不安が無いわけではない)

提督(だが彼女達は、主役はいつも正規空母に取られていたが、それでも割り振られた役割を完璧にこなしていた)

提督(大役を果たした実績は少なくとも、その経験と実力は負けていない。それに、戦力が三人に分散されている)

提督(万が一、誰か一人が中破以上で行動不能になっても、一航戦と五航戦は戦力は半減だが軽空母たちなら三分の一減ですむ)

提督(そして駆逐艦だ。駆逐艦は俺は夕雲型か陽炎型のどちらかを動員しようと思っている)

提督(夕雲型は最新鋭だし、陽炎型は経験が多い。最新鋭の戦力を取るか、経験による信頼を取るか)

提督(もちろん、夕雲方の経験も陽炎型の戦力もどちらも心配しては居ない。本当に、どちらでも問題はなかった)

提督(その上で、選ぶとしたらどちらかという事だ。空母娘組と駆逐艦娘組……さて、果たしてどの組を選抜するか……)

↓×1~3 空母は一航戦、五航戦、軽空母のうちどれか。駆逐艦は夕雲型か陽炎型か。どのグループにするか空母と駆逐艦でそれぞれ一つずつ


634以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 16:26:30.52jQRDJW6SO (1/1)

一航戦


635以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 16:29:36.47GIt/zd0lO (1/1)

軽空母と陽炎型で


636以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 16:31:17.09tVlRHph70 (1/1)

軽空母と夕雲型


637以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 16:52:56.15i95r2KUB0 (1/1)

この場合どうなるんだ
最大コンマは>>634だけど、駆逐艦を書いていないからずれるのか?
それとも空母は最大コンマ、駆逐艦は>>635になるのか?


638以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/14(木) 16:54:30.51JJVJ+yuiO (1/1)

なんか今やってる映画のタイトルみたいな文章だな


639以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 08:39:58.59OXfa6wbL0 (1/9)

このレスのコンマが偶数なら一航戦と陽炎型
奇数なら軽空母組と陽炎型と言う事でお願いします

これ以降、安価に不備があった場合には無効として次にコンマが高いものを採用することにします
その際、安価が最大三つになるまで追加で書きこんでくれて構いませんし、その方が個人的に嬉しいです

どうぞよろしくお願いします



640以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 09:53:50.89OXfa6wbL0 (2/9)



龍驤「おぉ……ホンマに?」

提督「ああ、もちろんだ」

祥鳳「そのような大役を務めさせて頂けるとは身に余る光栄です……!!必ずやご期待の応えて見せます!!」

瑞鳳「私、頑張るからね!!きっと提督が誇ってくれるような戦果を挙げて見せるんだから!!」

提督「君たちの活躍を確信しているよ。頼むぞ」

祥鳳&瑞鳳「「はい!!」」

龍驤「ふーん……そうかそうか、ウチらがなぁ……!!ふふっ、まかせときーや司令官!!赤城や加賀に負けんとこ、見せたるわ!!」

提督「刮目させてもらう。我らが日本の命運がかかっているのだ。君たちは歴史に名を刻むことになるぞ」

提督(次の作戦で主力艦隊に抜擢されたことを伝えると、三人ともとても喜んでいた。自分たちが選ばれたことが嬉しいのだろう)

提督(今まで正規空母たちの影に隠れていたからな。このチャンスで自分たちの実力を証明してやると意気込んでいた)

祥鳳「とっておきの子たちを用意しないと!!どの子にしましょうか?うーん……悩むわね……」

龍驤「ウチの子たちの整備もいつも以上にちゃんとしとかなあかんな!!万が一にも不調が起こったりせえへんようにせな」

瑞鳳「……♪」ジッ

提督「!!」

提督(ふと、瑞鳳がこちらを流し目を送ってきていることに気がついた。祥鳳と龍驤が居るのに大胆だな)

提督(思えば、瑞鳳とは長く一緒になっていなかった。思春期真っ盛りの心と体を持て余していたらしい瑞鳳は明らかにソレを期待している)

提督(俺はその流し目に笑みを浮かべることで応える。二人の中で、お互いの今夜の予定が埋まったと理解した)

祥鳳「どの子もいい子だし……ああ、どうしましょう!?いっそのこと全員連れていけたらいいのに!!」

龍驤「……!!」ハッ

↓×1~3 二人の間のただならぬ雰囲気に気がついた龍驤の心境


641以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 10:29:40.27J55fOaDrO (1/1)

女の勘でもしかしたら二人は...と思うものの、希望的観測も含めて可能性を否定
不安は拭いきれないが、提督は譲らない、自分が先に手中にしてみせると心に誓う


642以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 10:37:27.96m+/lQ34DO (1/1)

提督の艦娘喰いまくりには以前から気が付いていたが
機会に恵まれず手出し出来ずにいた。
聡い彼女は二人のアイコンタクトに全てを察し自分にも
最大のチャンスが来たと自覚する。
夕刻、浮かれて卵焼きの準備をしている瑞鳳を後ろから
襲い気絶させて拘束(勿論仲間なので怪我はさせない)
瑞鳳の代わりに提督の部屋へ乗り込む。

装備
スケスケベビードール
紐パン
白ニーソ
カロリン彩雲

卵焼きは冷蔵庫へ


643以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 10:41:33.35pwe2WPLYo (1/2)

提督のことが欲しいが流石に事前事中に乗り込むような野暮な真似はできない
事後を見計らって接触しチャンスをうかがう


644以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 17:38:03.84OXfa6wbL0 (3/9)

龍驤(これ……アレやろ……!!絶対そう言う事するサインや……!!っ……司令官のドアホ……ウチが何も知らんと思うなや……!!)

龍驤(女の子に手ぇだしまくりとか……女の敵やん……サイテー男やん……あぁ、もう!!でも好きなんやけど!!)

龍驤(これは……チャンスや……今までずっとチャンスが無かったけど、これは最大のチャンスや……モノにせなあかん……!!)

提督「では、俺は他の子たちに話をしに行く。これは最高機密だ。決して他言するなよ?」

祥鳳「分かりました!!」

瑞鳳「ん、了解」

龍驤「……」

提督「……龍驤?」

龍驤「はっ!?な、何や!?」

提督「どうしたんだ、ぼーっとして」

龍驤「何でもあらへん!!」

提督「そ、そうか……では、俺は行く。これは最高機密だ。決して他言するなよ?」

龍驤「わかったわ、まかせとき」

提督「ああ、頼んだ」



瑞鳳「ふーんふーんふーん♪」ジュゥー

龍驤「……」グイッ バッ

瑞鳳「えっ!?な、何なっむぐぅ!?」

瑞鳳(えっ!?だ、誰!?あっ、ヤバイこれ……入ってる……なんとか抜け出さないと意識が……!!)

瑞鳳「っ……んん……!!」グググググ

龍驤「……」グググググ

瑞鳳(ち……力が入らなく……嘘……てい……とく……)ガクッ

龍驤「……ゴメンな、瑞鳳」


645以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 17:41:13.27OXfa6wbL0 (4/9)



コンコン

提督「お、来たか。鍵は開いてる。入ってくれ」

龍驤「……司令官」ガチャッ

提督「えっ!?り、龍驤……!?」ドキッ

提督(瑞鳳だと思っていた来客者はなんと龍驤だった。しかも、その恰好が凄かった。まるで誘うかのような色っぽいデザインのベビードール)

提督(スケスケのその下は、上は何もつけておらず、ささやかな膨らみが丸見えだ。そしてこれまた大人なデザインの紐パン)

提督(そこにあえて履いているのであろう白ニーソが、その恰好が男を誘うものであることを強調させていた)

提督「ど、どうしたんだ……!?」

龍驤「どうしたって……女がこんなカッコして男の部屋に来たんやで?……わかるやろ」

提督「っ……!!」

龍驤「っ……ウチ、そんな魅力ないかな……?」

提督「ま、まさか!!」

龍驤「じゃあなんで手ぇ出してくれへんの?女の子喰いまくりのくせに……」ジッ

提督「喰いっ!?……ど、どこまで知ってるんだ?」

提督(俺の問いかけに、龍驤が知っている限りのことを話し始めた。情報漏洩元は青葉だった)

提督(青葉が寝ているときに、机の上に放置されていた例の写真を見たらしい。これは青葉に話をしなくてはならないな……)

提督「……龍驤、君はそれを知ってなお、俺のことが好きなのか?」

龍驤「うん……」

提督「……これから話すことを聞いたら、後戻りできない。今ならまだ間に合う。どうする?」

龍驤「なんやそれ……それでやっぱいいわとはならんて。聞かせて」

↓×1~3 例の話を聞いたうえで龍驤の反応


646以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 17:57:53.24pwe2WPLYo (2/2)

想像以上の数を相手にしていたことに絶句するも、この人ならしゃーないかと納得してしまう


647以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 18:05:12.56Rd5BBETJO (1/1)

646

関係ないが提督はアイオワの記憶復活の件での龍驤の行動についても話をしなくてはならないと思う


648以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 18:07:50.08PwW2xg9JO (1/1)

あまりの数に少々おののくが、今更後には退けないと覚悟を決める


649以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 23:19:49.42OXfa6wbL0 (5/9)

提督(俺はベッドに腰かけ、龍驤に椅子に座らせ、話をする。今までのこと、俺の想いと信念を)

龍驤「……!!」

提督(俺の話を聞いた龍驤は絶句していた。あまりのことにそれほどの衝撃を受けたのだろう)

提督(だが、暫くして仕方がないと言ったような表情をする。呆れた感じの笑みを浮かべた龍驤が口を開いた)

龍驤「思っていたより数はアレやけど、動機はまあマシで良かったわ。ほんまもんの屑やったら厄介な人に惚れてしもうたなと思うところやった」

提督「屑、か……そうではないつもりだ。だが、やっていることは屑かもな。それにこの信念も、世間一般からすれば屑なのかもしれない」

提督「だが、それでも俺は押し通す。周りになんと言われようとも、この信念は曲げない。まあ、周りに知られるつもりは無いがな」

龍驤「何と言うか……キミらしいんかな。変に納得してもうたわ」スクッ スタスタ トサッ

提督(椅子から立ち上がった龍驤は俺の方へ歩いてくると、隣に腰を下ろした。そして甘えるように体をもたれてくる)

提督「龍驤……」

龍驤「好きやで、司令官。キミとは、長い付き合いやんな?」

提督「そうだな……長い付き合いだ。艦娘計画が始まった時からだ」

龍驤「あの頃キミは新米で、ウチも新米やった。キミはウチにとって初めての司令官、そしてウチは君にとって初めての空母娘やったな」

提督「懐かしいな……お互い新人だったから仲間意識を持っていたものだ。上官と部下と言う感じはあまりしなかった」

龍驤「やんな?せやから最初はキミのこと、男として意識しとらんかった。ウチの性格もあったんやろうけど。けどな、ある時ふと気がついたんや」

龍驤「キミに優しくされて男らしさを感じた時に、ああ、キミは男なんやってな。そこからはもう、あっという間やった」

提督「そうか……悪くない気分だ」ナデナデ

龍驤「ん……なんやその余裕……複雑な気分やわ。なんか負けた気がする。けど、撫でられて嬉しいわ。司令官……」ジッ

提督(うるんだ瞳で見つめられる。ゆっくりと顔を近付けた。龍驤が目を閉じ、顎を上げる)

龍驤「ん……ふっ……」

提督(俺はそのまま唇を寄せていき、口付けした。龍驤を抱き寄せる。まだぎりぎり小学生と言っても通じそうな小柄な身体)

提督(実年齢は軍属でなければ高校生である年齢だが、そうは思えない体格だ。俺は、龍驤を押し倒した)

龍驤「ぁ……あかりけして……?」ウルッ

提督(涙目の懇願、そんな格好して今更か。迷ったが灯りを消してやる。暗いが、見えないことはない。俺は龍驤の身体を愛撫した)

提督(初めは薄布越しに、そして手をその下に潜り込ませる。少し汗ばんだ肌に直接触れた。龍驤の身体がピクンと反応する)


650以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 23:27:09.95OXfa6wbL0 (6/9)

龍驤「んっ……あぁ……!!」ピクンピクン

提督「小さいがあるじゃないか。そんな気にすることないだろうに」モミモミ

龍驤「ぁん……!!うっさいわあほ……!!雰囲気ぶち壊しやないか……!!男には分からんのや、女の矜持は……」キッ

提督「怒るなって。俺は好きだぞ、龍驤の胸」

龍驤「そんな事言ったってんぅ!?んっ……ふっ……!!」

提督(龍驤の口を口で塞ぐ。愛撫しつつキスを交わした。暫くして、龍驤が俺の身体に手を回した)

提督(舌を入れようと龍驤の唇を舐めると、ゆっくりと開かれる。招かれるままに俺は舌を龍驤の咥内に入れた)

提督(濃厚に舌を絡ませ合う。満足して舌を引き抜くと、龍驤が口を開いた)

龍驤「あかんわこれ……頭とける……今日だけでファーストキスと初べろちゅーが……しかもほぼ同時とか……」

提督「そして初体験もな。ん……」

龍驤「っ……あぁ!!あ、あかんて!!胸吸わんといてって!!」ビクン

提督(薄布越しに龍驤の胸、その先端の蕾を吸う。ビクンと反応する龍驤の身体。俺は一度口を離すとベビードールをたくし上げる)

提督(さらされる裸体。俺は直接口をつけた。少ししょっぱい味、そして濃厚な女の子の……龍驤の匂い、龍驤の体温)

提督(微かな膨らみは、しかし確かに女の子のモノだ。この大きさでもとても柔らかいことが良くわかる。存分に堪能させてもらった)

龍驤「んふっ……あぁ……し、司令官……」ピクンピクン

提督「っ……さて、龍驤。そろそろ御開帳といこうか」

龍驤「ぁ……」コクリ

提督「自分でほどいてみてくれないか?」

龍驤「っ……恥ずかしいんやけど……」

提督「頼むよ」

龍驤「……これでええ?」シュル

提督(龍驤がゆっくりと紐を解く。だが、横たわった姿勢でそうしてもただ紐がほどけるだけだ)

提督(横はさらされているが、前は薄布に覆われている。肝心なところは未だ薄布に隠されたままだ。それはそれで官能的だ。だが、俺はそれで容赦はしない)

提督「ダメだ。見せてくれ、君の一番大切な所を」

龍驤「うそやろ……っ……こ、これで文句あらへんよな?」スッ

提督(さすが龍驤といったところか。思い切りが良い。少し躊躇ったが、腰を浮かせてショーツを引き抜いた龍驤が心から恥ずかしそうに顔を逸らし、聞いてきた)

提督「素晴らしい……!!食べてくださいって言ってくれないか?」

龍驤「はぁ……!?ホンマに頭おかしいんやないか……!?」

提督(更なる俺の頼みに龍驤は唖然として俺を見つめる。そして俺が本気だと分かるとジト目で嘆息し、口を開く)

龍驤「タベテクダサイ」

龍驤(無感情にそう言う。ほら、言ったやろ?これで満足か?という龍驤の心の声が聞こえるようだった)

提督(俺は微笑んで見せると、龍驤の耳元に口を寄せる。そして軽く息を吹きかけた。ビクンと反応する龍驤、俺は耳元でささやく)


651以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 23:30:46.62OXfa6wbL0 (7/9)

提督「龍驤……好きだ……愛してる……」ボソボソ

龍驤「ぁ……!!」ビクッ

提督「君を食べてしまいたい。だから、そう言って欲しいんだ。食べてくれと言って欲しい。馬鹿な男の欲望だろうな」

龍驤「ほんまやで……馬鹿な生き物や、男は」

提督「そうだ、馬鹿なんだ。だから頼むよ。龍驤、馬鹿な男の欲求を満たして欲しい。お願いだ」

提督「もし食べられても良いと思っているのなら、その心を込めてそう言ってくれないか?」

龍驤「……。司令官、ウチのこと……食べたって……?」ジッ

提督「っ」

提督(恥じらいやら愛やら情欲やらが混ざった声音、頬を染めて俺を見つめながら龍驤がそう言った)

提督(我慢できなかった。唇を奪い、手で秘所を責める。漏れ出る喘ぎ声、びくびく反応する体)

提督(イかせる。容赦なく手マンする。唇を離すと、唾液の糸が伸びて切れた。喘ぎが嬌声へと変わる)

龍驤「うぅっ!!っ~~~~~~!!」ビクンビクンビクン

提督(歯を食いしばって絶頂に堪える龍驤。愛おしかった。俺は龍驤の秘所に口をつける)

龍驤「あっ、だ、汚いから……あぁ!!」ビクン

提督(龍驤の身体に快楽を教え込む。溢れ出る蜜を啜り、全てを征服する。龍驤自信にそれを教え込む)

提督(さらに何度かの絶頂の嬌声が響いた後、俺はいよいよ龍驤を頂くためにモノを露出させた)

龍驤「はぁ……はぁ……っ!!」

提督(一瞬でそれに目を奪われた龍驤。無意識に脚を閉じた。俺はその脚を掴み、開かせる)

龍驤「ぁ……司令官……」

提督「入れるぞ、龍驤」ピトッ

龍驤「ん……来て……!!」

提督(覚悟を決めたらしい龍驤は、微笑みながら両手を伸ばして自ら俺を受け入れる体勢をとる)

提督「っ……くっ……!!」グッ

龍驤「っ……いぃ……っぁああああ!!」ブツン ズププププ

提督(処女膜を突き破る。龍驤の中はまるで俺のモノを拒むかのように強く締まって押しつぶそうとしていた)

提督(だが、それが極上の快楽を与えてくる。龍驤の中の襞の1つまで手に取るようにわかった)

提督(それらが俺のモノを刺激してる。先端が揉まれ、カリが引っかかるような感覚、耐えがたい快楽だった)


652以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 23:36:22.75OXfa6wbL0 (8/9)

龍驤「っ……ははっ……最初に会った時は、こんな日が来るとは思っとらんかったわ……」

提督「俺もだ……」

龍驤「けど、途中からこの日を待ち望んでた……そして今、こない幸せなこと他にあらへんって思う……」

提督「龍驤……!!」

龍驤「司令官……もう大丈夫やから……動いてええで?」ニコッ

提督「っ!!」

提督(健気に微笑む龍驤に、俺は腰を振り始める。年の差もあまり感じないような、居心地のいい友人のように思っていた龍驤)

提督(その龍驤を今、組み敷いて腰を振っている。そのことに興奮した。快楽のままに突きまくる)

提督「龍驤……龍驤……こんな関係になるなんて……!!」パンパンパン

龍驤「んっ……はっ……う、嬉しくない……?」

提督「嬉しいに決まってるだろ!!龍驤、好きだ!!愛している!!」

龍驤「司令官……!!ウチも!!ウチも好き!!」

提督「くぅ……龍驤!!出るぞ!!」バチン ビュルルルルルルルル

龍驤「来て、司令官!!っ!!はぁ……!!」ビクン

提督(龍驤の中に出す。強い締まりに自分自身のモノが脈動しているのが良くわかった。精液が尿道を流れているのを感じる)

提督(全てを吐き出した。入りきらなかったモノがあふれ出て、下腹部を熱く濡らす。脱力した)

提督「っ……ふぅ……」

龍驤「熱いのが中に……司令官……」

提督(甘えた声で俺を呼ぶ龍驤。キスをねだるように口を少し開いて顎を上げた。俺は迷うことなく唇を重ねる)

龍驤「んっ……れろれろ……」

提督(舌を絡ませ合う。龍驤の身体が動くたびに、入れっぱなしのモノが締め付けられ、刺激された)

龍驤「んふっ!?っ……司令官、その、中で司令官のが大きくなってるような……」

提督「まあな。それより龍驤、君がアイオワが記憶を取り戻していたのを黙っていた件だが……」

龍驤「あ、あれはもう話しついたやろ?全部説明したし、キミも分かってくれたやないか……!!これからは何でもちゃんとキミに相談するって約束もしたで!!」

提督「まあな。だが、よく考えると一つ間違えれば大変なことになっていたのに何のお咎めもなしと言うのはどうかと思ってな」

龍驤「っ!?」

提督「だから罰として今日は俺が満足するまで付き合ってもらう。いいな?」 ガバッ

龍驤「ちょ、ちょっと待って!!ウチ初めてがついさっきやで!?そんなんっぁ!!や、ま、待ってって!!っはぁああああ!!」ビクン


653以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/15(金) 23:38:34.46OXfa6wbL0 (9/9)



瑞鳳「……はっ!?」ガバッ

瑞鳳(あれ、私の部屋……?なんでここに……何かあった気がするけど思い出せない……)

瑞鳳「明るいな、今何時……ってもう朝じゃん!?提督と約束してたのに!!」ガーン

瑞鳳(ど、ど、どうしよう……とりあえず提督の所に行かなくちゃ!!)バッ タッタッタッタッタッ



瑞鳳「提督ー!!ごめんね!!よく分からないけど何故か部屋で寝てたみた……い……で」バン

提督「……っ!?な、なんだ!?瑞鳳!?あっ……!!」ガバッ サァッ

龍驤「すぅ……すぅ……っ!?え、な、何!?」ビクッ

瑞鳳「……んー?」ギギギギギ

提督「……!!」ダラダラ

提督(まるで油の切れた機械のような動きで首をかしげる瑞鳳。そ、そうだった……龍驤とのことが衝撃すぎてすっかり忘れてた……!!)

龍驤「あっ……あかん、これ……しまった、鍵締めるの忘れてたわ……」

提督「ず、瑞鳳……これは……」

↓×1~3 瑞鳳の反応


654以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 00:01:17.06HEJv2Etw0 (1/1)

よし、襲おう


655以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 00:02:00.46ypj2qVP0O (1/1)

泣きじゃくって逆レイプ


656以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 00:02:58.36APB+fHWro (1/1)

大混乱&ムラムラが押さえられず提督に襲いかかる


657以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 06:43:53.370rbvCysDO (1/1)

食べりゅぅーーっ!


658以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 11:32:07.40kEjyS7dd0 (1/10)

瑞鳳「……っ……ひっく……ひ、酷いよ提督……私が来ないからって……ぐすっ……うわぁああああん!!」ペタン ボロボロ

提督「すまない、瑞鳳……」スッ ダキッ

提督(瑞鳳を抱きしめる。泣きじゃくる瑞鳳が俺に抱き付いて来た。暫く、そのままでいる)

瑞鳳「っ……ぐすっ……ん!!」グイッ

提督「うおっ!?」ドサッ

瑞鳳「んん!!」ノシッ

提督(瑞鳳が落ち着いてきて、そろそろ話をしようかと思ったところで瑞鳳に押し倒される。いきなりのことで反応できなかった……!!)

提督「な、何をするんだ……!?」

瑞鳳「……べりゅ」ボソッ

提督「な、何だって?」

瑞鳳「食べりゅ!!提督食べりゅ!!馬鹿!!久しぶりだったから私楽しみにしてたのに!!せっかく大西洋からこっちに来て!!」

瑞鳳「本当に久しぶりに提督と会えると思って!!期待してたのに!!知らないでしょ!?私がどんなに提督と会うの楽しみにしてたのか!!」

提督「瑞鳳……」

瑞鳳「ドイツと戦争になって!!東京に行ってた提督が空爆に巻き込まれたかもって聞いて!!提督が無事ですようにってずっと祈ってた!!」

瑞鳳「無事だって聞いてどんなに嬉しかったか!!すぐに会いに行きたかった!!でも提督はソ連に行って!!」

瑞鳳「そして今度は戦死したって連絡が来て!!提督が居た所も敵に占拠されたって!!どんなに私が……っ!!」

提督「ごめんな、ありがとう」ニコッ

瑞鳳「たくさん愛してくれなきゃ絶対に赦さないんだから!!あむ!!」ガバッ

提督(俺の下着を引っ張り、露出していた朝勃ちしているモノにしゃぶりつかれる。それを龍驤が気まずそうに見ていた)

提督「ちょ、ちょっと待てくれるか?」

瑞鳳「んはっ、ダメ!!」

提督「っ……!!」

龍驤「あー……ほなまた後でな、司令官。ウチは部屋もどってシャワー浴びるわ。このシャツ借りてくで。おおきに」コソッ

提督「龍驤……!!うっ!!瑞鳳、落ち着け……くはっ!!」ビクッ

瑞鳳「じゅるるるるるる!!」

提督(暴走する瑞鳳、逃げ出す龍驤。バキュームされる快感になんとか耐えつつ必死に頭を巡らせる)

提督(満足するまで何度も龍驤を抱いた翌朝に暴走状態の瑞鳳を相手にするのは荷が重い。何とかしなくては……!!)

提督(しかし寝起きに加えて寝不足、さらには快楽に蕩けさせられていく頭では何も考えられない)

提督「瑞鳳……!!うっ!?」

瑞鳳「あはっ、大きくなったね、提督?」ガシッ

提督(瑞鳳に両手を押さえつけられる!!少女とは思えない力、艦娘の力か!!まずいぞ!!)

提督「は、話をしよう……!!」

瑞鳳「後でね。もう諦めなよ提督?提督は瑞鳳に食べられるしかないんだよ♪」

提督「……!!」

提督(もはや選択肢はなかった。もうすでに取り返しのつかない段階に至っていたのだ。俺は、なすすべもなく瑞鳳に食べられる……)

提督(訳にはいかなかったので逆に食べておいた。男としての沽券にかかわるからな。厳しい戦いだったが、厳しい戦いにも慣れてきていた。問題ない)

瑞鳳「ぁ……あふぅ……」ドロリ ピクンピクン

提督「ふぅ……さて、俺は執務があるのでシャワーを浴びて行かなくてはならない。俺の部屋は使ってくれて構わないからゆっくり休んでくれ。ではな」

瑞鳳「提督……すごすぎ……」ゾクゾク


659以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 11:55:13.30kEjyS7dd0 (2/10)



陽炎「うーんどうよコレ?似合う?」

不知火「強いて言えばずんぐりむっくりしていますね。あといかついです」

陽炎「何よそれ。傷つくわ」

磯風「そうか?甲冑みたいでカッコいいじゃないか」

陽炎「ホント?でも女の子にカッコいいってどうなの?」

舞風「酸素マスクつけると喋り辛い!!聞こえる、のわっち?」

野分「聞こえるわ。すごいくぐもってるけど」

黒潮「ごっつ動きにくいやん。熱いし」

親潮「プロテクターの下は寒冷地用の防寒衣だからね……空は寒いらしいけど……」

雪風「飛行機から飛び降りるの、怖いですね……」

初風「大丈夫よ、たぶん」

谷風「たぶんかい!!」

天津風「今日はいい風吹いてるわ。大丈夫よ」

萩風「風があるとあまり良くないんじゃ……」

時津風「ねー、早潮と夏潮はー?」

秋雲「先行ったよ。ってか秋雲がここに交じると凄い場違い感が……」

嵐「気にすんなって。自分でなんて思っていようがお前は俺達の大切な妹だよ」

秋雲「やだ……かっこいい……」

浦風「ふふふ……これは大チャンスじゃ。大活躍して提督にアピールするけんね!!」

浜風「ええ、このチャンスは逃さない……他に先を越されていたが、ここで巻き返して見せる……!!」


660以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 11:56:17.23kEjyS7dd0 (3/10)



提督「これがB-29だ。米国の最新鋭の重爆撃機。それが実戦での試験目的のために英国に貸し出されていたのを引っ張ってきた」

陽炎「へぇ……アメリカの……」

浜風「……どうも好きになれませんね」

磯風「ああ、私もだ」

雪風「雪風もです……」

提督「君たちはこれに乗って東地中海、スエズ沖に高度9000m超から高高度降下低高度開傘による空挺降下をしてもらう」

「「「「9000m……!!」」」」ザワッ

提督「が、まずは通常の空挺降下の訓練から始まる。座学は全員優秀な成績を収めてくれた。いよいよ実技だ」

提督「基本の姿勢などは学んでいるが、一つのミスが即、死につながる。よって最初は教官と二人で飛んでもらう」

提督「全員特別陸戦隊から派遣されてきた優秀な教官たちだ。そして私も君たちの訓練を担当する」

「「「「!?」」」」

陽炎「えっ?司令も教官やれるの?」

提督「ああ。次の作戦では司令部要員もB-29から直接偵察及び作戦の陣頭指揮を執る。万が一の場合に備えて君たちが訓練基地に来る一ヵ月前から訓練していたのだ」

提督「その結果、今では教官もできるようになった。作戦は極秘で進められているからな。人手が足りていない」

提督「作戦計画は大体完了しているし、今、私には余裕がある。自分の降下の経験を積みがてら教官をするのは丁度いい。さて、では全員教官に一人ずつつけ」

浜風(二人で降下訓練と言う事は……!!その間ずっと密着しているという事では……!!)

浦風(ウチらも女だと気がつく提督さん……!!意識すればするほどに……!!その後、何も起こらないはずも無く……!!)

浜風「っ!!」チラッ

浦風「っ!!じゃんけんじゃ!!文句なしの一発勝負じゃけん!!」チラッ バッ

浜風「受けて立つ!!じゃんけんポン!!」バッ

↓×1~3 
浜風と浦風以外でじゃんけんに参加した陽炎型の艦娘の名前と誰が勝ったか
例)陽炎と雪風以外全員 勝者不知火、秋雲・親潮・萩風 勝者浜風 など
か他のシチュエーション
例)じゃんけんしている他の姉妹を横目に颯爽と提督の所へ歩いて行く陽炎 など


661以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:07:47.97Mv9wBvjm0 (1/1)

初風と天津風
勝ったのは初風


662以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:09:52.97dx0RgiOeo (1/2)

全員参加。持ち前の強運で雪風勝利


663以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:10:49.81dx0RgiOeo (2/2)

え!?


664以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:13:06.56fgVlcQwKO (1/2)

雪風以外で勝者天津風


665以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:29:56.13kEjyS7dd0 (4/10)

ではコンマ同数の場合は秒数が大きい方を採用とします
秒数も同じだった場合は書き込みが早い方でお願いします


666以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 12:47:49.65kEjyS7dd0 (5/10)

雪風「やりました!!雪風勝ちました!!」

「「「「……!!」」」」

陽炎「あーあ、負けちゃったか」

雪風「それで、これは何のじゃんけんですか?」

天津風(負けっ!!いや、待って!!……逆に考えるのよ。雪風で良かったって考えるの。雪風は明らかにそういう事を考えていないもの)

初風(他の提督に惚れてるような子が提督と組むことになったりしなかっただけ、むしろありがたいわ)

不知火(自分が勝ってヘンに目立って周りに警戒されずに済む。し、雪風なら嫉妬もあまり感じない。むしろ雪風が勝ったのは最善だったわね)

陽炎「誰が司令と訓練するかってことでしょ?」

雪風「そうですか!!じゃあ雪風が司令とですか!?」

陽炎「そうよ。ほら、行ってきなさい」

雪風「分かりました!!よろしくお願いします、司令!!」

提督「私は雪風とか。ああ、よろしく頼むよ」

雪風「はい!!」ニコッ

提督(雪風は満面の笑みを浮かべている。無邪気な笑顔にとても癒された。雪風といるととても和む)

提督(他の子たちもそれぞれ教官についたようだった。……若干何名かに意味ありげな視線を送られていたが)

提督「よし、では訓練開始だ!!」



ブーン ゴォォォォ ガタガタ

提督「よし、扉開け!!準備はいいな!?」

↓×1~3
雪風「すごく高いです!!すごい風の音です!!すごく揺れてます!!すごく寒いです!!えっ?今から飛びおりるんですか?」

雪風の心境と行動


667以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 13:02:47.57lkw3kaGEo (1/1)

駆逐艦は度胸!意を決して飛び降りる。司令に言われた通りに忠実にやる。訓練は大成功


668以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 13:04:49.42fgVlcQwKO (2/2)

最初は怖いってよりも楽しそうと思っているが着地が近づくにつれ怖くなり暴れる


669以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 13:08:08.86Zjf7wJjlO (1/2)

突如猛烈な違和感を覚え、装備の交換を提案する。
それでもなお不安なので提督により密着するよう提案。多少のトラブルはあったものの結果的に訓練は成功するが、雪風は「提督は雪風が付いていないと危ない」と覚悟をあらたにする


670以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 13:10:09.99Zjf7wJjlO (2/2)

雪風は提督呼びじゃなくてしれー呼びだった。失礼


671以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 23:11:37.54kEjyS7dd0 (6/10)

雪風「っ!?」ゾワッ

提督「行くぞ!!」

雪風「待って!!」グッ

提督「っ!?どうした!?」

雪風「何かとても……言葉にできないですけど、ヤな感じです……落下傘を変えた方が良い気がします!!一度戻りましょう!?」

提督「ヤな感じ……!?」

提督(……雪風のそういう勘は当たると有名だった。事前の確認では問題なかったが……)

提督「……分かった!!戻ろう!!」

雪風「……!!はい!!」

提督(地上に戻った後、装備を交換して再度上空へ。今度は雪風の勘が反応することもなく、無事に降下できた)

提督(そして訓練後の点検で、雪風が変えようと言っていた落下傘は劣化しており降下中に破ける危険があったことが判明した)

提督(あそこで雪風の言う事を聞い居なかったらと考えると……背筋が凍る思いだった)

提督「ありがとう、雪風。君のおかげで私まで助かった」

雪風「えへへ♪司令こそ雪風を信じてくれてありがとうございます!!」

提督「大切な部下のことを信じるのは当たり前のことだ。これからもよろしく頼むよ」ナデナデ

雪風「……!!はい!!」ニコッ

雪風(司令に頭を撫でられるととても気分が良くなります!!……司令は、立派な人です。尊敬しています)

雪風(でも、どんな立派な人でも『運悪く』事故とかで死んじゃうことがあります。例えば、今日だってそうです)

雪風(雪風には『運悪く』が分かりますが、他の人たちには分からないみたいです。他の人たちは『運悪く』から身を守れません)

雪風(ですから、雪風が司令と一緒に居て『運悪く』から司令を守ります!!司令は雪風が付いていないと危ないです!!)

雪風「ずっと一緒に居ますからね……」ボソッ


672以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 23:16:01.67kEjyS7dd0 (7/10)



ウォースパイト「Admiral!!Long time no see!!」ダキッ

提督「ウォースパイト!!また君に会えて良かった……!!」ダキッ ギュッ

ウォースパイト「ええ、私も嬉しいわ!!この日を一日千秋の思いでずっと待ってた……!!」

提督「俺もだ……どれだけ君に会いたいと思っていたことか……!!」ギュゥゥ

提督(ウォースパイトが俺の胸に飛び込んできて、俺を強く抱きしめる。俺もまたウォースパイトを強く抱きしめた)

提督(無事に再会できて良かった。もしかしたらもう二度と会えないのかもしれないと思った夜が何度あったことか)

提督「B-29のことで便宜を図ってくれてありがとう。君の助けが無くてはこの作戦は立案できなかった」

ウォースパイト「Your welcome, Admiral. 貴方のためならその程度のこと、いくらでも喜んでやるわ」

提督「そう言ってもらえるとありがたい。……君も俺の指揮下に入るときいた」

ウォースパイト「ええ、そうよ。明日正式な着任の挨拶があるわ。私と、あともう何人かが王立海軍から貴方の指揮下に加わる」

提督「そうか。とても心強いよ」ニコッ

ウォースパイト「王立海軍はメンツのために艦隊の派遣を決定したけど、でも私は少しでも早く貴方と会うために来たわ」

ウォースパイト「大西洋に居たらいつ会えるのか分からなかったもの。ねえ、My knight?嬉しいかしら?」ジッ

提督(甘えるような視線で俺を見つめるウォースパイト。俺はウォースパイトの顎に手を添え、唇を重ねることで応える)

提督(そのまま、燃え盛る情熱のままにウォースパイトと絡み合った。今日はもう何もない。何の気兼ねもなかった)

提督「いいかい?」ナデナデ

ウォースパイト「Oh……来て、私の大切な騎士、愛しい人」スッ

提督(ウォースパイトが俺を迎え入れるように手を伸ばす。俺は躊躇うことなくその胸に飛び込んだ)

提督(ずっと会えなかった分を埋め合わすように愛し合う。濃厚に情熱的に。長い長い夜だった)


673以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 23:35:58.34kEjyS7dd0 (8/10)



比叡「比叡、霧島、ただいま着任しました。すいませんね、呼んでいた金剛お姉さまと榛名じゃなくて」

霧島「聞いておられるかと思いますが、お姉さま方は戦闘の疲労で休養の必要ありとされたので代わりに私達が来ました」

提督(高速戦艦組が大西洋から到着した。だが、来たのは金剛と榛名ではなく比叡と霧島だった)

提督(ついこの間、大西洋の総司令官からそれについて連絡を受けていた。金剛の経験が欲しかったが、仕方がない)

提督(あの一件以来、この二人からの俺の評価は大暴落していた。挨拶も比叡はとげがあり、霧島はどこか冷たいものだった)

提督(だが、そんな事いちいち気にしていられない。空挺降下の訓練の時間も余裕がないのだからな)

提督「話は聞いている。よく来てくれた。早速だが作戦を説明する」

比叡「了解です」

霧島「分かりました」

提督(作戦概要を説明する。比叡と霧島も、さすがは軍人か。真剣に俺の説明を聞き、何個か質問を飛ばしてくる)

提督「もう質問は無いか?なら以上で説明終了する。早速空挺降下の訓練に入ってもらうぞ」

比叡「……さすがは司令ですね。悔しいですが、凄い方です。ハーレムだなんて言っていなければ安心してお姉さまでも榛名でも任せることができるのですけど」

霧島「英雄色を好むとはよく言ったものですね……ともかく、お任せください。金剛お姉さまと榛名の代わりは完璧に務めてみせます」

提督「それでも、それが俺の信念なんだ。では、頼んだぞ。期待している」


674以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 23:43:39.12kEjyS7dd0 (9/10)



提督「とうとう明後日だな。準備は万端だ。帝国の未来は明後日の一戦にかかっている」

長門「ああ、胸が熱くなるな。私達が日本の未来を背負っている。この長門、まだまだ大和には負けないという事を証明して見せよう」グッ

提督(事後のベッドの上、二人で並んで寝そべりながらそんな話をする。俺の言葉に長門が手を突き上げて応えた)

提督「ああ、頼んだ」

長門「ビッグ7の称号にかけて貴方の期待に必ず応えると誓う。……提督、私を選んでくれてありがとう」ダキッ ギュッ

提督「長門?」

提督(声音が変わる。凛々しい戦艦長門から、一人の女の子に変わった。長門は俺に抱き付き、強く抱きしめる)

長門「海戦の主力が空母になり、少ない戦艦の活躍の場は火力が必要なら大和、速度なら金剛に持っていかれていた」

長門「真珠湾攻撃作戦の時、私は悔しかった。攻撃艦隊に選ばれないことが耐えがたいほど辛かった」

提督「そうか……」ナデナデ

長門「ん……世界のビッグ7、帝国海軍に長門ありともてはやされていたが、その実、実績は全くない」

提督「そんな事は無い」

長門「いや、そんな事ある。私は歴史に残る戦いに参加していないか、参加していても戦闘を経験せずに終わっているんだ」

提督「長門……」

長門「これが、私の初めての晴れ舞台になる。ありがとう、提督。私にこのような名誉ある役目を任せてくれて」

提督(その声はいつもの長門で、一瞬見せた弱さはもう無くなっていた。いつもの凛々しい戦艦長門に戻っている)

提督「……手柄も重要だが、それよりも大事なことがある。君に命令する」

長門「大事なこと?」

提督「必ず生きて帰って来い。作戦が失敗した時の対処は覚えているな?ダーダネルス海峡を通って黒海へ脱出し、ソ連へ向かうんだ」

提督「機雷などの情報は最新だ。君たちなら航路を間違えはしないだろう。だがもしそれが不可能なら中近東へっ!?」

長門「んっ……ちゅっ……」

提督(長門が俺の口を唇で塞いでくる。突然のキスに驚いた。少しして、長門は口を離すと真っすぐと俺を見て言った)

長門「ちゃんと覚えている。それに、大丈夫だ。必ず成功する。私がさせて見せる」

提督「……!!長門……約束だ……必ず生きて帰ってこいよ……!!」ギュッ

長門「ああ、もちろんだ」ギュッ

提督(長門を抱きしめる。この温もりを失いたくない。全力を尽くしてこの作戦を成功させる。改めてそう気を引き締めた)



長門「気をつけ!!」ザッ

「「「「……」」」」ザッ

提督「各員に告ぐ。君たちに全てがかかっている。歴史を作るのは君たちだ。……武運を祈る」ビシッ

長門「敬礼!!」ビシッ

「「「「……」」」」ビシッ

提督「……よし、直れ。ただいまより『史上最大の作戦』改め、『あ号作戦』を開始する!!」

「「「「了解!!」」」」

長門「各員、割り当てられた機体に搭乗しろ!!この戦争の命運は私達にかかっている!!勝つぞ!!」

「「「「おー!!」」」」


675以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/16(土) 23:48:32.28kEjyS7dd0 (10/10)



ドイツ兵「Was schenkst du deiner Freundin zum Geburtstag(彼女の誕生日に何を贈るんだ)?」

ドイツ兵「Einen Schal(マフラーだ). 向こうはこれから寒くなる。こっちでいいのを見つけたんだ」

ドイツ兵「いいじゃないか。んっ……おい、見ろ。レーダーに反応があるぞ」

ドイツ兵「どれ……っ!?なんて数だ!!敵の主目的はジブラルタルじゃなかったのか!?」

ドイツ兵「すぐに警報を出せ!!敵の攻撃だ!!」



爆撃機『機に損傷を受けた……!!ボロボロだ!!』ザザザザ

爆撃機『Oh my God!!We are hit!!We are hit!!Help!!』ザザザザ

爆撃機『奴にやられた!!』ザザザザ

長門(通常の爆撃高度を飛行する多数の爆撃機は、敵への攻撃に加えて私達から敵の目を逸らすための囮が任務だった)

長門(数百機の大量の爆撃機。一式陸攻や陸軍の九七式重爆撃機、そしてイギリス軍のモスキートやランカスター)

爆撃機『操縦不能だ!!壊れるぞ!!』ザザザザ

爆撃機『Engine 4 is gotten damage!!Power is decreasing !!Cannot maintain altitude!!』ザザザザ

爆撃機『Bloody hell!! Fuckin` bloody gun makes my ship piece of shit!!』ザザザザ

長門(Luftwaffeは彼らにかかりきりで高度9500mを飛行する私達に気がつきはしなかった。編隊から離れてそんな高度を飛んでいる新型機が居るなんて思ってもいないだろう)

長門(レーダー上でも他の爆撃機と混じっていて分からない。提督の作戦通りだった。間もなく降下地点だ)

爆撃機『Mayday!!Mayday!!Mayday!!April 4 is hit!!Mother……!!』ザザザザ

爆撃機『やられた!!クソっ!!後は頼んだ!!大日本帝国万歳!!』ザザザザ

爆撃機『畜生!!もうダメだ!!落ちるぞ!!』ザザザザ

長門(だが無線から聞こえてくる爆撃機の搭乗員たちの交信が耳から離れない。ある時は悲痛な悲鳴、ある時は敵への罵り)

長門(万歳と言う声もあれば、家族や恋人のことを叫ぶ声もあった。それはノイズ混じりの断末魔で、酷く不気味だった)

艦娘はその性質上、他の部隊と関わり合いになる事はあまり多くなかった
死が普通の人間に比べて遠いものである彼女達にとって、戦争は辛く苦しい事ではあっても、地獄ではなかった
なぜなら海の戦場は戦争の恐ろしい部分を隠していたからだ
いつものように出撃し、戦果をあげてやると意気込んでいた駆逐艦娘達
だが、戦場に到達して無線機越しに今まで聞いたことのなかった爆撃機の搭乗員たちの断末魔を聞く
ソ連で鈴谷たちがそうであったように、人が死んでいくという現実を思い知らされた少女たち

↓1~3そのことを踏まえての陽炎型娘達の反応 特に強調したい子が居れば名前をあげて
例)戦争の恐ろしさを自覚し、恐怖から黙りこくってしまう 中でも舞風は嘔吐するほど など


676以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/17(日) 00:42:21.27cwDToYU/0 (1/1)

陽炎
長女として、妹達の無事を祈るばかり

雪風
犠牲になりし全ての兵達へ黙祷、涙する


677以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/17(日) 00:43:16.60WaPIq7GyO (1/1)

皆って一緒の飛行機に乗ってるの?それともバラバラ?
取り敢えず何人かで一緒に乗ってる前提で書く、想定と違ったらごめん


恐怖感を覚える子、逆に胆が座り冷静になる子に大雑把に別れる

かつての最期がフラッシュバックし嘔吐を必死に堪える舞風と、彼女を優しく宥める嵐
こんなことならもっと提督に素直になっておけば良かった…と後悔し始める初風


678以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/17(日) 00:44:30.95x7g+aE8Lo (1/1)

秋雲
一人だけあんまり変わってない何時ものように飄々としている


679以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/17(日) 00:46:28.14RDzRuc810 (1/1)

そうだね、少しわからないかも
安価は上2つ共採用で


680以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:13:23.40i11hT64q0 (1/8)

説明不足ですいません。
状況はB-29が七機の編隊で飛行中
それぞれ
"東六番機" 提督以下司令部要員

第一艦隊 長門、陸奥、陽炎、不知火、秋雲、島風

第二艦隊 龍驤、祥鳳、瑞鳳、磯風、谷風、親潮

第三艦隊 妙高、那智、野分、嵐、萩風、舞風

第四艦隊 足柄、羽黒、初風、雪風、天津風、時津風

第五艦隊 川内、神通、那珂、浦風、浜風、黒潮

A艦隊 ウォースパイト以下イギリス軍艦娘4人と早潮、夏潮

が搭乗中という事でお願いします




681以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:16:22.09i11hT64q0 (2/8)

「「「「……」」」」

長門(爆撃機からの情報を得やすいように爆撃隊の周波数を聞いておくのは失敗だったようだな……)

長門(精神的なショックが大きい……士気にかかわるぞこれは……独断だが、駆逐艦たちのは切っておくか……?)

陸奥「長門……」チラッ

長門「……」コクリ

長門(陸奥に呼びかけられ、そちらを向く。目が合った。言葉にせずとも、考えていることは同じだと確信した)

長門「こちら第一艦隊旗艦長門。各艦隊旗艦は応答せよ」

龍驤『第二艦隊旗艦龍驤や。どないしたん?』

妙高『第三艦隊旗艦妙高です。どうしました?』

足柄『第四艦隊旗艦足柄よ。何かしら?』

川内『第五艦隊旗艦川内だよ。何?』

ウォースパイト『A艦隊旗艦、ウォースパイトよ。What`s up?』

長門「爆撃隊の周波数を確認するのはこれより旗艦のみとする。それ以外の人員は直ちに周波数を司令部のみと設定しろ」

『『『『了解』』』』

長門「聞いた通りだ、皆。周波数を変えろ」

陽炎「了解です」

不知火「分かりました」

島風「はーい……」

秋雲「わっかりましたー。っと、そろそろ時間かぁ。チョコ食べよ。皆も食べる?」

陽炎「秋雲……アンタよくモノ食べようと思うわね」

不知火「……その神経の図太さは評価します」

雪風「島風はいいよ……」

秋雲「そう?まあ、そうなのかもね。少し前に、沈めたアメリカの空母のスケッチ書いてるときに探照灯付けたら巻雲に怒られてさ」

陽炎「マジ?っていうかまさかとは思うけど夜?」

秋雲「ビンゴ!!」

不知火「呆れますね……死にたいのですか?」

秋雲「まさかぁ」

島風「何でスケッチなんてしてたの?」

秋雲「いやぁ、その時の司令官に命令されてさ。最初は写真とれって言われたんだけど夜だから無理っていったら、じゃあ絵が得意なんだから書けっていわれたの」

陽炎「普通断るでしょ」

不知火「そうですね。その司令官にも問題があると思います」

秋雲「いやぁ……何か断り辛くてさ」

島風「へー……度胸あるね」

秋雲「まあね?」

長門(まるでいつもと変わらない様子の秋雲。その精神力の強さは称賛に値するな。いいぞ、他の駆逐艦娘にもいい影響を与えている)


682以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:19:41.99i11hT64q0 (3/8)

長門「ふふっ。秋雲、良ければ一片もらえないか?甘いものは気分を和ませてくれるからな」

秋雲「お、分かってますね、長門さん♪もちろんですよ。はい、どうぞ」

長門「ありがとう。……うむ、美味しいな」

陸奥「私にもくれる?」

秋雲「どーぞどーぞ」

陸奥「ありがとうね。……おいし♪」

陽炎「……やっぱ私にも頂戴?」

不知火「不知火にも下さい」

島風「島風にも!!」

秋雲「いいねぇ。さっきよりはましな顔になってるよ、皆。はい、どーぞ」

提督『こちら東六番機。各員、聞こえるか?』

長門「っ!!聞こえているか?」

「「「「はい!!」」」」コクリ

長門「よし!!第一艦隊全員聞こえています」

長門(各艦隊の旗艦がそれぞれの艦隊の全員が聞こえていることを確認して、応答する。とうとう始まるか……!!)

提督『よろしい、地図を確認しろ。ただいま確認した目標の位置を伝える』

『『『『了解』』』』

長門(地図を見ながら提督の言う座標を確認していく。事前の情報通りだ。問題はない。その後、作戦についての最後の確認を行う)

長門(そして降下開始までの短い沈黙。自分が緊張しているのに気がついた。心臓の音が聞こえる。だが、それも心地いい)

長門(これが私の初めての晴れ舞台だ。必ず成功させて見せる。改めて気を引き締めていると、通信が入る)

提督『間もなく降下地点だ!!降下準備!!』

『『『『了解』』』』

長門「聞こえたな?降下準備だ!!機材を装備しろ!!」

「「「「了解……!!」」」」

長門「……よし、完了したな!?」

「「「「はい!!」」」」

長門「減圧開始!!」

長門(音が一層激しくなり、気温が震えそうなほど下がる。霧が発生した。減圧が始まったのだ。耳抜きをして、減圧に堪える)

B-29機長「OK, bomb girls!!ランプ点灯!!ショータイムだ!!ハッチを開けるぞ!!」

長門「Roger!!」

長門(赤のランプが点灯した。空挺降下用に行われた改修で爆弾槽に取り付けられていたハッチが開けられる)

長門(開かれて見えるのは眩しい外の景色だ。爆弾槽扉はすでに開かれていた。キラキラと輝く青い海)

長門(感動する。今、正に歴史に残るであろう戦いに参加しようとしているのだ。武者震いが止まらなかった)

B-29機長「Now!!(今だ!!)」

長門(パイロットの言葉と共にランプが緑に変わる。それが意味する所は、降下開始だ。私は声を張り上げる)

長門「艦隊、この長門に続け!!降下だ!!」


683以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:23:04.50i11hT64q0 (4/8)



イタリア軍将校『司令部から応答がない!!敵艦隊が地中海側にいるんだ!!Marine(海軍)!!Marineの支援を!!誰か!!』

イタリア「こちらイタリア海軍所属のイタリアです!!本国へ帰還中でしたが反転して今そちらへ向かっています!!なんとか耐えてください!!」

ドイツ軍将校『Wie lange dauert das(あとどれくらいで到着する)!?手遅れになるぞ!!』

イタリア「Bald(もうすぐです)!!あと十分もかからないかと!!そちらで煙が上がっているのが見えます!!」

ローマ「Santo cielo(なんてことなの)……信じられないわ……!!スエズが陥ちるって言うの……!?」

イタリア「まだ陥ちていないわ!!まだ陥ちていないわよ、ローマ!!諦めないで!!」

イタリア軍艦娘「っ!!上空に敵編隊を確認!!爆撃機です!!」

イタリア「っ!?……居た!!あれね!!」

ローマ「っ……随分高い所を飛んでいるように見えるけど……新型?」

イタリア「どちらにせよ、あれは敵よ!!撃墜するわ!!」

ローマ「D'accordo(了解)!!」



提督「よし、いいぞ。要塞砲陣地は全て壊滅だ。引き続き攻撃を続行しろ」

長門『了解した!!任せてくれ!!』

提督(降下作戦は今の所大成功だった。長門達は降下後、手際よく任務をこなしていった)

提督(長門とウォースパイトの艦隊がその長大な射程を行かしてスエズの敵司令部と要塞砲陣地を砲撃で壊滅させた)

提督(それと同時に高速戦艦隊と重巡洋艦隊が沿岸の飛行場や陣地、物資集積場を攻撃している)

提督(さらに水雷戦隊が地中海側にごく少数存在した敵の海上戦力と退避していく輸送船などを撃破)

提督(そして機動部隊が制空権の確保と全体の支援。そして敵の反撃や状況に応じて臨機応変に対応する即応戦力として活動している)

提督(敵の反撃によるこちらの被害は軽微だった。状況は望みうる中で最良に近い。もはや勝敗は決しようとしていた)

見張り員「っ!!敵艦娘発見!!当機の下方!!」

「「「「っ!?」」」」

提督(……だが、何事にも不測の事態はあるものだ。司令部要員に緊張が走る。敵艦娘……戦闘地域に注目していたために発見が遅れたか……!!)

見張り員「イタリア、ローマを確認!!敵艦隊は戦艦娘2を含む有力な艦隊です!!」

提督(イタリアとローマ……!?殺したくない……!!と、思ったところで自分たちの方が死ぬかもしれないという事に気がつく)


684以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:28:29.48i11hT64q0 (5/8)

司令部要員「ヴィットリオ・ヴェネト級は90mm高角砲を持っている!!」

見張り員「敵戦艦に発砲煙を確認!!」

機長「退避しろ!!射程外に逃げるんだ!!この高度ならすぐ出られる!!」

パイロット「了解!!」

提督「全艦隊へ連絡!!北西よりイタリア、ローマを含む敵艦隊接近中!!」

提督(様々なことが同時に起きる。急速に傾き、旋回していく機体。体が重力で重く感じる。固定されていなかったものや、書類が散乱した)

提督(無線機につながるヘッドセットが取れてしまう。俺は歯を食いしばって体にかかる重力に堪えていた。その時だった)

ガギィン ゴォッ

提督「うおっ!?」

提督(いきなり体が引っ張られ、気がついた時には機外に放り出されていた。一瞬、さっきまで乗っていたB-29の機体に穴が開いているのが見える)

提督(全てを察した。……空気は、圧力の低い方へと流れる。もし与圧されていた機体に被弾して穴が開けば、中の空気は外へと噴き出す)

提督(それこそ、炭酸飲料の瓶を開けたとき、プシッっと音がして空気が抜けるように。……俺は、その空気と一緒に機外に吸い出されてしまったのだ!!)

提督「うおおおおっ!?っ!!くはは!!あはははは!!ああ、やってやるとも!!こんなところで死んでたまるか!!」

提督(眩しさに目を細めながら空気を感じて姿勢を把握し、降下体勢を取ろうとする。暫くして目が慣れた。降下姿勢を取ることにも成功する)

長門「す、すごい……!!」

提督(あたりを見渡すと見える光景。離脱していく爆撃機、それを守ろうとする護衛の戦闘機と落とそうとしている敵の戦闘機。弾ける対空砲弾の爆炎)

提督(何機もの燃えて落ちていく航空機はまるで流れ星や風に舞い散る紅葉した葉のようで、人が死んでいるというのに美しいと思ってしまった)

提督(地上や海上では黒煙が立ち上り、炎が燃え盛っているのが見える。なんて大規模な戦闘なのだ!!)

提督(俺は姿勢を変えて上を向き、B-29の編隊を探す。高度9500mからの降下は時間に余裕があるからな)

提督「っ!?」

提督(すると、位置的に先ほどまで俺が乗っていたはずのB-29がいきなり主翼付近でVの字になるように真っ二つなった)

提督(それと同時に火が出て、高度を落としながら急速に旋回しているようになる。そして爆発し、一瞬で機体が火に包まれた)

提督「……!!」

提督(対空砲弾が直撃したのだろう。東六番機は飛行機らしい飛行特性を完全に失い落ち葉のようにきりもみ回転しながら墜落していく)

提督(むしろ機外に吸い出されたことが幸運だった。それ以外何も考えられない。俺は再び降下姿勢を取ると開傘にそなえた)



B-29「Oh my God!! We`ve lost East 6!! We`ve lost East 6!!(なんてこった!!東六番機がやられた!!)」

「「「「……っ!?」」」」バッ

長門(一瞬の間。興奮していて聞き取りづらかった通信、東六番機がやられた。そして東六番機に誰が乗っていたのかに思い至る)

長門(艦隊の全員が空を、B-29が飛んでいるであろうあたりを見上げた。燃えながらくるくると回転し、空中分解しつつ落ちていく機体が見える)

↓×1~3 提督の乗機が炎上墜落していく。明らかに生存者がいないと遠くから見ても分かる。提督が戦死したのだ。

探しても提督が脱出した事は絶対に見つけられないこととして、長門、陸奥、陽炎、不知火、秋雲、島風の反応をそれぞれ


685以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:42:28.79zQnhWhpko (1/3)

長門、陸奥、陽炎、不知火、島風は提督の安否がわからないので気が気じゃないけど今は戦うしかない。秋雲は提督は殺しても死ぬようなタマじゃないと変な自信。提督の脱出を見た者はいないか?と仲間と連絡とりつつ長門と陸奥が他の爆撃機の仲間たちがやられないように空中から下の敵に向かって41㎝三連装砲改でスナイプ


686以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 15:53:08.30i11hT64q0 (6/8)

すいません、状況としては艦隊はB-29から降下して海上で戦闘中という事でお願いします

↓×1~3提督の乗機が炎上墜落していく。明らかに生存者がいないと遠くから見ても分かる。提督が戦死したのだ。

探しても提督が脱出した事は絶対に見つけられないこととして、長門、陸奥、陽炎、不知火、秋雲、島風の反応をそれぞれ


687以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 16:02:39.41zQnhWhpko (2/3)

長門、陸奥、陽炎、不知火、島風は提督の安否がわからないので気が気じゃないけど今は戦うしかない。秋雲は提督は殺しても死ぬようなタマじゃないと変な自信。提督の脱出を見た者はいないか?と仲間と連絡とりつつ応戦。提督に万が一があるなら敵には地獄を見せるつもり



688以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 16:10:49.18w/O5JnCao (1/1)

>>687


689以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 16:15:40.52vWddJ/Q3O (1/1)

全員激しく動揺する
特に陸奥と不知火は提督LOVEのあまり激しく取り乱す
全員が提督が死んだと言うことにより冷静さを損なわせかけるが長門が何とか落ち着きを取り戻し作戦指揮を引き継ぐ


690以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 17:25:46.46i11hT64q0 (7/8)

長門「馬鹿な……!!そんな馬鹿な!!」

陸奥「いやぁ……いやぁああああああ!!」ボロボロ

陽炎「司令……!!まさか、そんな……!!」ジワァ

不知火「……!!」クラッ

秋雲「嘘でしょ……提督……」

島風「提督……!!てーとくー!!」

長門「っ!!確かなのか!?アレは東の六番なのか!?」

B-29『そうだ!!今落ちて行っているのがEast 6だ!!クソッ!!脱出した奴を見たか!?』

B-29『こちらでは確認できなかった……おそらく……』

B-29『なんてことだ……提督が戦死なされたぞ!!指揮系統はどうなる!?』

長門「っ!!」ハッ

陸奥「ていとく……!!ていとく!!嘘よぉ!!」ボロボロ

秋雲「殺しても死ななそうな人だったのに……!!」ポロポロ

不知火「……殺す。司令官をやった奴は八つ裂きにして殺してやる!!バラバラにして魚の餌にしてやる!!絶対に赦さない!!」バッ

陽炎「っ!!ま、待って!!単独行動はダメよ!!」ガシッ

不知火「っ!!離してください陽炎!!不知火は司令の仇を討たなくてはいけない!!陽炎は敵が憎くないのですか!?」

陽炎「そ、それは……憎いけど……!!」ギリッ

島風「これって……嘘だよね?提督が……提督が死んじゃったなんて嘘だよねぇ……!?」ポロポロポロ

長門「……!!うろたえるな!!」キッ

「「「「っ!!」」」」ビクッ

長門「作戦はまだ続いている!!戦いに集中しろ!!提督が今の我々を見たらどう思うと思っている!?」フルフルフル

「「「「……!!」」」」

 長門「私が指揮を引き継ぐ!!この作戦……提督の作戦を成功させるぞ!!私達でだ!!」バッ

「「「「っ……了解!!」」」」

↓×1~3

龍驤、祥鳳、瑞鳳、磯風、谷風、親潮の反応


691以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 17:27:36.15i11hT64q0 (8/8)

↓×1~3 提督戦死に対する龍驤、祥鳳、瑞鳳、磯風、谷風、親潮の反応


692以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 17:37:03.72Dn4fetrd0 (1/1)

駆逐艦3人に防御を任せて、軽空母3人が怒りに我を忘れて、艦載機による殲滅戦に移行


693以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 18:21:07.38O4KCjPtC0 (1/1)

軽空母勢力は↑

親潮は茫然、谷風は事態が呑み込めない、磯風はあの人が死ぬものか!と根拠のない強い言葉で自身を奮い立たせる


694以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/18(月) 18:28:13.37zQnhWhpko (3/3)

すぐに提督の捜索に行きたいけど今はとにかく生存を信じて任務遂行。動揺する駆逐艦たちを祥鳳と龍驤が落ち着かせる。瑞鳳はどこかに提督の痕跡がないか偵察機で周囲を警戒


695以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 13:45:04.87S8z1TkmH0 (1/2)

681の
雪風「島風はいいよ……」 は
島風「島風はいいよ……」

684の
長門「す、すごい……!!」 は
提督「す、すごい……!!」

でお願いします


696以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 13:50:25.62S8z1TkmH0 (2/2)

龍驤「……っ!!よくもやりよったなイタ公ナチ公が!!ぶっ殺したるわ!!」キッ

祥鳳「……!!おのれ!!この代償は死と知りなさい!!全機発艦!!目標敵艦隊!!」ギリッ

瑞鳳「うああああ……!!よくもよくもぉ……!!よくも提督を!!」ボロボロ

親潮「そんな……」ジワァ

谷風「……えっ?ど、どういうこと?」ポカン

磯風「……これが戦争か」ギュッ

龍驤「随伴艦!!防御警戒は任せたで!!ウチらは敵艦隊を殲滅するのに集中する!!ええな!?」

「「「っ!!り、了解です!!」」」

祥鳳「頼みました!!一人も逃がさない……皆殺しにしてやる!!」

瑞鳳「死ねぇ!!死んで地獄に落ちろぉ!!うっ……うくっ……うわああああああ!!」

↓×1~3 提督戦死に対する妙高、那智、野分、嵐、萩風、舞風 の反応 妙高と那智は提督LOVEかどうかも


697以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 13:54:31.22baK0rqyFO (1/1)

泣き崩れそうになる駆逐達を一喝し、奮い起たせる妙高と那智
指揮官としてだけ慕っていたつもりだったが失って初めて秘めた思いに気づく


698以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 14:27:29.71Q2CgfWkgO (1/1)

697
妙高も那智も提督と酒をよく呑み交わす中で彼を大いに慕っている


699以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 16:18:53.17vRWnoVoSo (1/1)

>>698


700以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/19(火) 22:18:30.08HYkEykHfO (1/1)

>>698
中→仲


701以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 14:29:42.60SisrlTlx0 (1/2)



野分「東の六番が……燃えて……!!」

嵐「嘘だろ……!!」

萩風「し、司令……!!」

舞風「……!!」

妙高「まさか……そんな事が……!!」

那智「くっ……提督……!!」

野分「っ……うっ……!!」ポロポロ

嵐「死んでんじゃねぇよ……司令……!!」ジワァ

萩風「司令……司令……!!」ツゥー

舞風「あぁ……あぁ……!!あぁ!!」ガタガタガタ

那智「っ……!!まだ泣くな!!」キッ

「「「「っ!!」」」」

妙高「戦闘はまだ続いています!!気を引き締めなさい!!良いですね!?」

那智「提督に恥ずかしくない戦いっぷりを見せろ!!いいな!?」

「「「「っ……了解!!」」」」キッ



妙高『はい、どうぞ』スッ

提督『おっと、ありがとう。……すまないな、酌をして貰ってしまって』トクトクトク

妙高『気になされないでください。好きでしているのですから』

提督『そうか。君のような気立てのいい子に酌をして貰えるとは男冥利に尽きる』ニコッ

妙高『まあ。お上手ですね、提督』ドキッ カァッ ニコッ

妙高(提督……今、分かりました。あの気持ちの正体が……あれは、きっと恋だったのですね……)



那智『……』クイッ

提督『……』クイッ

那智『……いい酒だな』

提督『……ああ、そうだな』

那智(貴様とのあの時間。言葉は少なくとも心地のいい空間。あれがもう二度と味わえないなど……信じがたいよ……)

那智「気がつくのが遅すぎたなんて……我ながらなんと愚かなのだ……」ボソリ ジワァ

↓×1~3 提督戦死に対する足柄、羽黒、初風、雪風、天津風、時津風の反応 足柄と羽黒は提督Loveかどうかも


702以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 15:12:51.031FM7vc43O (1/1)

初風、雪風、天津風、時津風
戦闘中にも関わらず、呆然と立ち尽くす
もはや泣くことすら忘れてしまい、皆現実を受け止めきれていない様子
更に雪風は現実逃避に走っている有様

足柄、羽黒
2人とも提督loveで、お互いに恋慕の情に気づいていたため、半ば恋仲間半ば恋のライバルといった関係だった
しかし、提督の死を目の当たりにして儚い思い出と化してしまい、2人揃って初風達の目を覚まさせ、弔い合戦を始める


703以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 15:24:39.68mHcvdhw9O (1/1)




704以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 15:56:41.32ka06SUL+O (1/1)




705以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 20:22:34.94SisrlTlx0 (2/2)



「「「「……」」」」

足柄「嘘よ……提督……」

羽黒「そんな……司令官さんが……死んじゃうなんて……!!」

雪風「……提督が……しんじゃう?そんなわけありませんよ。提督が死ぬわけありません……あはは……」

足柄「っ……雪風……」

雪風「だって……雪風は……誓ったんです。司令を守るって……だから……死ぬわけありません」

羽黒「……足柄姉さん」

足柄「ええ……雪風、よく聞きなさい」

雪風「……?」チラッ

足柄「認めたくないのは分かるわ……私だって……っ!!うぅ……ごめんなさい……」バッ ゴシゴシ

羽黒「っ……雪風ちゃん。気持ちは分かります。私だって足柄姉さんだってそんな事信じたくない……提督が……死んだなんて……」ツゥー

雪風「足柄さん……羽黒さん……」

足柄「……でも、辛くても現実を見なくてはいけないわ。提督は……亡くなられた……あれで生きている訳がない……」

羽黒「現実逃避しても、事実は変わりません……司令官さんがそんな事望むと思いますか?現実逃避してなんと思うと思いますか??

雪風「……!!っ……そんな……そんな提督が……死んじゃうなんて……!!」ジワァ ポロポロポロ

「「「……!!」」」

初風「……っ!!私……提督に嫌なことばっかり言ってた……!!謝りたかったのに……!!」ウルウルウル

天津風「こんなに良い風吹いてるのに……そんな事……提督が死んじゃうなんてぇ……!!」ホロリ

時津風「……っ!!うぅ……うわああああん!!ああああああ!!」ボロボロボロ

足柄「泣かないの!!」キッ

「「「「っ!?」」」」ビクッ

足柄「今は戦闘中なのよ!!呆然と突っ立て泣くのは後にしなさい!!アレを見て!!」バッ

天津風「あれは……イタリアの艦隊……?」

足柄「そうよ!!あいつらが提督をやったの!!泣く暇があったら戦いなさい!!作戦成功の為に!!」

「「「「!!」」」」

足柄「そして何より提督の弔いの為に!!あいつらを生かして返さないで!!提督に誇れる戦い様を見せなさい!!」

羽黒「司令官さんへの手向けとして、勝利を送りましょう……!!それが、私達にできる最善のことです……」

羽黒「司令官さんの最期の戦いを……敗北で穢して言い訳が無いでしょう……?帝国海軍の力を見せてやりましょう!!」

初風「殺す……!!提督の敵討ちよ!!」ギラリ

雪風「司令の為に……雪風、頑張ります……見ていてくださいね、司令……」ギュッ

天津風「絶対に逃がさないわ……!!報いを受けさせてやる!!」ギリッ

時津風「えぐっ……えぐっ……うぅ……うううう!!」ボロボロボロ キッ

足柄「行くわよ皆!!炎のように激しく!!けれども氷のように冷静に!!」

羽黒「これ以上やらせません!!私達は提督の艦隊です!!その戦いに勝利と誇りを!!」

「「「「了解!!」」」」

↓×1~3 川内以外の神通、那珂、浦風、浜風、黒潮 の反応 神通と那珂は提督LOVEかどうかも


706以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 21:09:05.12+VccglUTO (1/1)

浦風・浜風・黒潮:浦風は大きく泣き崩れ、浜風は静かに嗚咽を漏らし、黒潮はただ墜落していく機体の先を眺めていた。
神通・那珂:両方提督Loveで、戦後に想いを伝える予定だった。神通は悲しみを堪えて浦風達に喝を入れ、那珂は年上として気丈に振る舞って勇気づける。


707以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 21:34:28.75q5JIawYEO (1/1)




708以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 21:54:00.8860SbFXmz0 (1/2)

浦風 その場に泣き崩れる
浜風 一瞬立ちくらみを起こすもすぐに何事もなかったように復帰。どうやら「自分は無事だ」という「提督の声(幻聴)」が聞こえたらしい
黒潮 状況が理解できずその場に立ち尽くす
川内&神通 LOVE勢。今は目の前の仕事をするのみ!と涙をこらえて浦風・黒潮の援護に回る


709以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 21:55:31.04Fw2br+9DO (1/1)

>>706


710以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/20(水) 21:56:25.9760SbFXmz0 (2/2)

ごめん、なぜか川内と那珂ちゃんを見間違えてた
「川内&神通」の部分は「神通&那珂」に修正お願いします


711以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 10:50:49.95FKcwYP6A0 (1/3)



浦風「……嘘じゃ。嘘じゃ……うそじゃああああああぁ……ぁぁ……!!うぅ……ふぐっ……うぁあ……!!」バシャン ボロボロボロ

黒潮「……えっ」ポカン

浜風「っ……」クラッ

那珂「提督……!!っ!!浜風ちゃん、大丈夫!?」ジワァ バッ

神通「……!!」ギリッ ウルッ

川内「提督……嫌いじゃなかったよ……さよなら……」スッ

浜風「……っ!!提督!?」ハッ

那珂「は、浜風ちゃん……?」

浜風「あぁ、提督……良かった……無事なのですね……?」ニコッ ハイライトオフ

那珂「っ!?」ビクッ

神通「浜風さん……」

浜風「那珂、もう大丈夫。ありがとう。皆、提督は無事だそうです。安心してください。さあ、戦闘を続けましょう」ハイライトオフ

川内「……そうだね、戦闘はまだ終わってない。やるよ」

神通「……了解しました。行きますよ、浦風さん。立ってください。誰がこういう時に泣けと教えましたか?」

浦風「っ!!提督が……提督が死んじゃったんじゃ!!ぶち悲しいと思うて何が悪いんじゃね!?おんどりゃあ何も思わんのん!?」ギロリ

神通「ええ、思いません。目の前の戦闘に集中しなさい」ジッ

浦風「っ……!!神通さん……そがーに言いよるんなら……涙拭いた方がええよ……」ギュッ

神通「……!!っ……立ちなさい。早く」ハッ サッ

浦風「はい……ぶち殺したるけん覚悟しいや、イタ公!!」

那珂「黒潮ちゃん、行くよ!!」

黒潮「えっ?あぁ……わかりました。えらいすいません。……那珂ちゃんさん、なんで泣いてはりますの?」

那珂「っ!!ち、違うよこれは……泣いてるんじゃない!!目にちょっとゴミが入って……だから、大丈夫!!那珂ちゃんのことは気にしないで、戦闘に集中してね♪」ゴシゴシ ニコッ

黒潮「せ、戦闘……!!そうやった……今戦闘中や……!!何ぼぅっとしとったんやウチ!!ほな、行きましょか!!」ハッ グッ

川内「よし!!皆、大丈夫だね?じゃあ行くよ!!水雷魂、見せてやれ!!」

「「「「了解(や)(じゃ)(です)!!」」」」

↓×1~3 ウォースパイトの反応


712以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 11:06:49.87RDm0Gk5Vo (1/1)

理解が追いつかず、思わず「墜ちた」と呟き嘔吐。
混じった血を見て提督の死を悟るが、無理やり押し殺そうとした結果、盛大に失禁
出るもの全部出た後、世界が暗転し反転し殺意の波動に目覚める


713以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 11:09:55.26WnUxONW7O (1/1)

提督は天に召されたが、ウォースパイトを守護する騎士の魂となって見守ってくれていると信じているため、悲しみを振り切って敵陣に突撃する


714以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 11:13:29.74QC3/A/mzo (1/3)

激情に身を任せ、敵を殲滅せんとする


715以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 18:48:58.49FKcwYP6A0 (2/3)

ウォースパイト「ぁ……」

ウォースパイト(燃えて落ちていく飛行機は、くっきりとした、酷く不気味な煙の線を引いていて……)

ウォースパイト(私は無力だった。ただ見ていることしかできない。あの中には、あの人が……Admiralが……!!)

ウォースパイト「墜ちた……っ!!おえぇ……!!」バシャッ ゲボッ

イギリス軍重巡娘「Warspite!!How are you feeling(大丈夫ですか)!?」

ウォースパイト「ごほっ!!ごほっ!!っ……おげぇぇ……!!」ゲボボボッ ポロポロ

「「「「……!!」」」」ジッ

イギリス軍重巡娘「っ……!!っ!?Aren`t you being very rude(失礼ではないか)?Look around, destroyers (周囲を見張れ、駆逐艦)!!Be on guard(警戒しろ)!!」

「「「「っ!!Understood(了解です)!!」」」」

ウォースパイト「うぅ……!!っ!?」ハッ

ウォースパイト(血が……あぁ……我が騎士、我が最愛の人……Admiral……貴方が永遠に失われたなんて……信じられない……!!)ブルブルブル

ウォースパイト「……!!っ!!」ビクッ サァッ チョロ

イギリス軍重巡娘「っ!?Don`t look at this side(こっちを見るな)!!Never(絶対だ)!!」

「「「「Understood!!」」」」

ウォースパイト「……」ロロロロロロ ブルッ

イギリス軍重巡娘「……。Please wear my one(私のを穿いてください).」スッ スルリ スッ ボソッ

ウォースパイト「……Don`t care me(気にしないで). I`m alright(私はいいから).」

イギリス軍重巡娘「Ah……I understand(分かりました)……」

ウォースパイト「……」ユラリ スルリ ポイッ

イギリス軍重巡娘「……I think(私が思うに) 」

ウォースパイト「Shut your gob(黙りなさい)!!」キッ ハイライトオフ

イギリス軍重巡娘「っ!!I got it(分かりました)!!」ビクッ

ウォースパイト「……Fleet, a line of battle(艦隊、単縦陣). Now, it`s time to revenge(復讐の時間よ)……!! 」ハイライトオフ ツゥー ブツッ タラリ

「「「「Aye aye, ma'am!!」」」」



イタリア「っ……まさかこれほどの規模の艦隊がこちら側に……Come(どうやって)……!?」ボロッ

ローマ「イタリア……これ以上は……」ボロッ

イタリア「Sì……けど、撤退もできない……包囲されているわ……」

ローマ「偵察機を下ろしていたのが失敗だったわね……初手を完全に間違えたわ……」

イタリア「……降伏しましょう。私達は十分にやったわ。敵にも一矢報いたもの。できることは全てやった」

ローマ「そうね……そうしましょう……」ギュッ



長門「っ!!」ボロッ

陸奥「白旗……!!」ボロッ

イタリア「降伏します!!攻撃を止めて!!」パタパタ

ローマ「武器は捨てたわ……もうこちらに戦闘の意志は無い……」サッ

イタリア軍艦娘「ウタナイデ!!トモダチ!!」ボロッ

イタリア軍艦娘「ニホンダイスキ!!スシ!!フジヤーマ!!」ボロッ

満身創痍のイタリア艦隊が降伏しようとしている。無事な艦は一隻もおらず、全員が武器を捨て白旗を振るか両手を上げている
しかしこちらもそれ相応の被害を受けており、特に正面切ってイタリアとローマを相手にした長門と陸奥、そしてウォースパイトの被害は大きい
それ以前にこいつらは提督を殺したのだ。その報いを受けさせるべきではないだろうか?
おまけにイタリア・ローマはともかく、他のイタリア艦もそれぞれ下手な日本語を話しているが、彼女達にその気はなくとも提督を殺された上に戦火を交えた後では煽っているようにしか聞こえない

↓×1~3艦娘達の反応 特に強調したい子が居れば名前をあげて
例)強烈な自制心を発揮して降伏を認める。が、ウォースパイトと龍驤、瑞鳳が赦さずに皆殺しにしようとしているので長門達が抑える



716以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 19:16:55.61QC3/A/mzo (2/3)

長門型、妙高型、川内型
提督発案の作戦は継続中である
提督であればかつての同胞を辱しめることはしない
憤る他の日本・イギリス艦娘を遮り、特に長門主体でイタリア艦娘を拿捕する事を宣言

場面転換の後、提督が戦死した可能性が高い事を、かつて提督の指揮下にいたイタリア艦娘全員に伝える


717以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 19:20:57.69+8nOSbmhO (1/1)

敵艦隊の降伏を受け入れる
初風・浦風が激昂して掴みかかろうとするが、一周回って冷静になった嵐と「提督は無事だから問題ない」と怪しい目付きで繰り返す浜風に止められる


718以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 19:22:09.51/tq0HIs7o (1/1)

提督LOVE勢の艦娘たちの怒りは収まらず降伏を無視してイタリア軍を皆殺しにしようするのを他の艦娘がちゃんとしたお裁きを受けさせるべき!提督が生きてたらきっとそうする!とか言ってなんとか押し留める


719以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 19:26:30.86C1MEnnhgO (1/1)

長門組
怒りよりも喪失感が大きく、戦闘により疲弊しきっていたため、静かに投降を受け入れる
龍驤組
徹底殲滅を訴える龍驤らとそれを体を張って止めようとする磯風らで諍いが起きる
妙高組
ただ無言で見つめているが、投降を受け入れようとしているというよりかは憎悪を必死で自制しているという様子で、龍驤組に負けず劣らず雰囲気は悪い
足柄組
もはや喋る気力すらなく、他の組の光景を眺めているだけ
雪風は守れなかったとブツブツ呟いている
神通組
川内型は龍驤らを止めるために加勢しに行き、他の駆逐艦達はわんわん泣いてたり、不気味に笑ってたり、無気力に突っ立てたり様々


720以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 20:40:08.35FKcwYP6A0 (3/3)

長門「……分かった。降伏を受け入れる」

イタリア「良かった……」

初風「受け入れる!?冗談じゃないわ!!そんなの認めない!!こいつら皆ぶっ殺してやるわ!!っ!?嵐!?」バッ

嵐「まあ落ち着けよ、初風」ガシッ

浦風「そうじゃ!!しばき倒してぶち殺したるけんね!!っ!?何するんじゃ浜風!!」バッ グググッ

浜風「提督は無事だから問題ない、浦風。提督はそんな事ダメだと言っているぞ」ガシッ ハイライトオフ

浦風「何言っとるんじゃ浜風!!提督は……提督はこいつらに殺されたんじゃ!!ボケるのも大概にせえよ!?」キッ

イタリア「っ!?」ビクッ

ローマ「まさか……」

浜風「ボケる……まさか……ふふっ、提督は無事だ……浦風、提督は無事なんだ……」ハイライトオフ ニタァ

浦風「っ!?は、浜風……」ゾワッ

初風「……離して、嵐」

嵐「それは無理だな。今のお前はまともじゃない」

初風「っ!!提督が殺されたのよ……!!どうしてそんな風に平気でいられるの!?」

嵐「わからん。自分でも不思議なんだけど、一周回って逆に冷静になった」

初風「ああそう、それは良かったわね!?けど生憎私はまだはらわたが煮えくりかえっているのよ!!こいつらを殺してやらなきゃ収まらない!!」

嵐「初風、これは戦争だぜ?誰もが好きで殺してるわけじゃねぇんだよ。もちろん、俺達も。だろ?」

初風「っ!!」

嵐「戦争なんだ、初風。相手が降伏してんなら、もうこれ以上殺さなくていい。殺したくもない」

初風「……っ……ぐすっ……あらしぃ……ていとくが……ていとくがぁ……!!」ガシッ ポロポロ

嵐「っ……ああ……」ジワァ ギュッ ツゥー

長門「……ここの戦闘も、もう終わりだ。我々の勝利だ。見ろ、空挺部隊がスエズに降下している」

陸奥「……終わるのね」

長門「各艦隊へ。妙高と足柄、龍驤の艦隊は空挺部隊の援護に回れ。じきに上陸部隊も到着するだろう。川内達は……B-29が撃墜されたあたりを捜索しろ」

長門「もしかしたら何かの奇跡が起きているかもしれない。他はイタリア艦隊の降伏を監督するぞ。いいな?では、行動開始だ」

「「「「了解」」」」

イタリア「あ、あの……今提督が殺されたって……」

龍驤「……そうや。自分らが殺したんや。最初に大型機を一機落としたやろ?」ギロリ

妙高「あれに提督が搭乗していました。提督が……乗っていたんです……」

足柄「……いきましょう。最後まで気を抜かずにね。勝利こそが私達の誇り。油断大敵よ」

ローマ「あの人が……そんなの、知るわけないじゃない……」ギュッ

↓×1~3 イタリアの反応


721以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 20:48:44.48evB9+hCxo (1/1)

その場に膝をつき放心する
声をかけても揺さぶっても反応を返さなくなる


722以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 20:51:43.28QC3/A/mzo (3/3)

ローマに抱き付いて泣きじゃくる


723以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 20:54:19.49zhsWUhWIO (1/1)

号泣と失禁


724以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/21(木) 20:55:27.58MA6HU97aO (1/1)

戦争の宿命とはいえ提督をその手で殺めたかもしれないという罪悪感に押し潰されそうになる
その罪の意識から逃れたいのか、あるいはわずかな生存の可能性にすがりたいのかどうかは分からないが、気づけば提督の探索に名乗りをあげていた


725以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/22(金) 23:47:42.22ZPpGuo/Y0 (1/3)

イタリア「そんな……あぁ……提督……!!」バシャン

ローマ「イタリア……」

イタリア「わ……私が殺したの……?あのひとを……提督を、私が……?」ギュッ ブルブルブル ギュッ

長門(イタリアは顔面蒼白で膝をつくと、ふるえる自らの身体を抱きしめて呟くようにそう言った)

ローマ「私だったかもしれないわ、イタリア。だから」

イタリア「でも!!……わ、私だったかもしれない……し、知らなかった……まさか提督があれに乗っているなんて……」

ローマ「そうよ、知らなかった」

イタリア「ええ、知らなかった……だから私、撃って……こ、殺した……?あの人を……私が……っぉええええ!!」ゲボッ

ローマ「イタリア!!」

イタリア「っ……あぁ……ああああああああ!!」ボロボロボロ

長門(号泣するイタリアの絶叫が響き渡る。提督を殺したという事がイタリアにとってそれほどのダメージなのか)

長門(ならなぜ殺した……?それはもちろん、戦争だから。イタリア達だって好きで殺しているわけではないのだ)

長門(狂乱して泣き叫ぶイタリアを見て、私達の中でイタリア人たちが提督を殺したという事に対する怒りが少し治まった)

長門「っ……」

長門(そのかわりにやるせない気分になる。戦争と言う事の残酷さ。かつての味方が敵になってしまったことの悲劇を改めて理解した。暫く、無言で佇む)

イタリア艦娘「Guarda(見て)!!」スッ

長門「っ!!くっ……」

長門(イタリアの艦娘が指さした方を見ると、一機の輸送機が撃墜されたところだった。火を噴いて落ちていく)


726以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/22(金) 23:57:02.28ZPpGuo/Y0 (2/3)

長門(あれ一機で一体何人の空挺兵が犠牲になっているのか……だが、もはや戦局に影響しないだろう)

長門(スエズは陥落しつつあり、敵にそれを止めることはできそうにない。我々は勝利したのだ)

長門(大きな戦いで名の残る活躍をする。私がずっと望んでいた事が果たされた。だが、それによる喜びは無い)

長門(それ以上に悪い事に上書きされてしまった。未だに実感がわかない。帰投すればあの人が出迎えてくれそうな気がする)

長門「っ……提督……」ジワァ

長門(燃えて落ちていく輸送機があの時のB-29と重なり、あの時の喪失感が再び襲ってくる)

イタリア「……」ハイライトオフ ブルッ

ローマ「!?……!!っ!!しっかりしなさい、イタリア!!」ハッ オロオロ スッ バシャッ

イタリア「っ!!」ビクッ

長門「!!」

長門(ローマの怒声が響き、落ちていく輸送機に向けられていた皆の視線がそちらに向けられる)

長門(どうやら涙も声も嗄れはてた様子で力尽きたようにうなだれていたイタリアに、ローマが肩から下げていた水筒の中身をかけたようだ)

長門(紅茶だったらしいそれはイタリアの制服をぐっしょりと濡らし、白い襟シャツやニーソックスを茶色く染めた)

イタリア「ろ、ローマ……」

ローマ「えっと……そう、貴女は旗艦でしょう?ならしっかりと部下の面倒を見なさい!!」

イタリア「っ……」

ローマ「イタリア女は強い女!!どんなに辛い事があってもへこたれないの!!……ごめん。滅茶苦茶言ってるわよね……」

イタリア「……いいえ、ローマ。Grazie. 」

長門「……っ!!」ハッ

イギリス軍司令官『こちら作戦司令部、作戦領域内の全友軍部隊に告げる。作戦の第一段階は成功した』

イギリス軍司令官『よくやってくれた。諸君らの努力と献身があってこその勝利だ。そしてこれより第二段階の発動を決行する』



727以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/22(金) 23:59:12.98ZPpGuo/Y0 (3/3)



提督「……」プカプカ

提督(どのくらいの時間こうしているだろうか?なんとか無事に着水することができた俺は、途方に暮れていた。これからどうするかな……)

提督(ここは戦闘地域から離れた場所だ。救助が来るにしても時間がかかるだろう。そもそも、来るかどうかも分からない)

提督(陸まで泳いで戻るのは不可能ではないだろうが、難しい。それに、ばしゃばしゃ音をたててサメに襲われたら不味いことになる)

提督(味方が捜索に来ることを信じて待つ方がいいだろうか?そうするなら見つかりやすいように迂闊に動くべきではない)

提督(だが体力があるうちに生き残るための行動を取るべきかもしれない。戦闘地域の方に見える黒煙で陸の方向はすぐに分かる)

提督(ドーバー海峡もやろうと思えば泳いで渡れる。陸まで数十キロを泳ぐことは決して無理な話ではない)

提督(……という考えも興奮状態から来る無謀な考えなのだろうか?果たしてどうするべきか……)

「ぷはっ……」 ガシッ ヌッ

提督「うおっ!?」ビクッ

ルイ「つっかまえたー。Sei giapponese(あなた日本人)? Giapponeseでしょ?Piacere(初めましてー)」

提督「……!!」

提督(イタリア語……Regia Marinaの潜水艦娘か!!しまった……まずいことになったぞ……!!)

ルイ「こんなところに居るアジア人で、偉そうな軍服着ているのは日本人しかありえないもんね?」

提督「どうかな……?」

ルイ「ちょっと良く見せてねー……っ!?貴方、とても若そうだけど将官なの!?やったー!!あたし、大手柄じゃーん!!」

提督「……私をどうするつもりだ?」

ルイ「うーん、そうだなー……無線だとスエズはもうダメみたいだし、とりあえずアレクサンドリアに連行しちゃおうかなー」

提督「!!」

提督(アレクサンドリア!!作戦が順調だった場合に発動される第二段階で占領する予定の重要地点だ!!)

提督(スエズはうまくいったようだし、少なくとも俺が把握している時点では第二段階は発動されるであろう順調さだった)

提督(それに、どちらにせよもう捕まってしまった。捕虜の辱めを受けようとも俺は俺を待つ子たちの為に生きて帰らなくてはならない)

提督(そう考えるとイタリア本国やギリシアの方に連れて行かれるよりはよほどマシだ。抵抗すると殺される可能性もあるし、ここは大人しくしているか……)

ルイ「Bene, Andiamo(よし、じゃあ行くよー). しゅっぱーつ」

提督「……泣けるな」

提督(イタリアの潜水艦娘が航行を開始する。水の抵抗を全身で感じた。新鮮な感覚だな。これが潜水艦娘の世界か……悪くない)


728以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 00:01:03.55HFUXqP1V0 (1/3)

ルイ「無言じゃちょっとつまんないなー。お話しようよ」

提督「……Come ti chiami(君の名は)?」

ルイ「あたしは、そう、Luigi Torelliよ。んー、ルイでいいや。よろしくね」

提督「よろしく頼むよ、ルイ」

ルイ「あなたはどうしてあんなところで浮いていたの?」

提督「いろいろあってな……」

ルイ「へぇー。大変そうだねぇ……ん」キョロキョロ

提督「何かあったか?」

ルイ「……誰かが無線電波飛ばした。あなたを捜索してるのかもね」

提督「そうか。私としてはできれはスエズに向かいたい所なのだが……」

ルイ「No, ダ・メ。あそこは戦闘が起きてるから危ないもの」

提督「確かにな」

提督(打ち解けようと雑談を続ける。このルイと名乗った潜水艦娘が人懐っこく社交的な性格をしていることもあり、うまくいった。が……)

ルイ「!!」ピクッ

提督「どうしたんだ?」

ルイ「しー……止まるよ。静かにね」スッ

提督「っ!!」

提督(そう呟くルイの横顔は人懐っこい少女の顔から潜水艦娘の顔へと変わっていた。どこからかスティレットを取り出すと、俺の首に突き付ける)


729以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 00:02:33.28HFUXqP1V0 (2/3)

ルイ「……聞いたことない音だ。日本の子じゃない?あれ」

提督「日本の子?」

ルイ「見えないか……ほら、あそこ」スッ

提督「……?」

提督(ルイが前方右手を指さす。そちらを見ても、俺には海原しか見えない。口ぶりからすると誰かいるようだが……)

提督「……すまないが見えない。さすが潜水艦娘だな。目が良い」

ルイ「……ジブラルタルから入ってきたんでしょ?ちゃんと気がついているからね」

提督「!!」

提督(それで分かった。こちらの潜水艦娘が居るらしい。ルイの言う通り、作戦の支援の為に何人かの潜水艦娘が密かに地中海に潜入していたはずだ)

提督「相手は気がついているのか?」

ルイ「いや、気がついてないみたい。アレクサンドリアの方へ向かってる。偵察中かな?なんでいまさら……いや、当番の交代か」

提督「……」

ルイ「運が良いね。相手に気がつかれずに一方的に発見できた。あなたも捕まえられたし、今日のあたしはついてる」

提督「そうか……」

ルイ「うん。っ!?」ビクッ

「……」ヌッ

提督「っ!?」ギョッ

提督(いきなりルイが体を押し付けてきたと思ったら、誰かの手が伸びてきてルイの手を掴む)

提督(ホラーのような光景に心臓が止まるかと思った。その手は、俺の首に突き付けられていたスティレットをねじり取る)

ルイ「Ahi(痛い)!!」パッ

提督「!!」ハッ クルリ

提督(ルイが俺の身体を離した。振り返ると、そこに居たのはイムヤだった。ルイに後ろから抱き付くようにして拘束している)

伊168「♪」ニタァ バッ

提督「!!」ゾクッ

提督(いつか見た、あの不気味な何かを孕んだ笑み。捻じり取ったスティレットを逆手に持ち、振り上げる)

提督(それがルイの背中や首に突き立てられる様が容易に想像できる。このままではイムヤは躊躇うことなくルイを殺すだろう。俺は……)

↓×1~3


730以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 00:08:07.26FLNC373oo (1/1)

イムヤにルイを捕虜にすべきだと悟す


731以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 00:08:45.78arCLyS8G0 (1/1)

ルイを捕縛するようイムヤに命令する


732以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 00:13:15.06PTJLkPWdo (1/1)

咄嗟に後ろからイムヤに抱き付いて耳打ち
ルイを拿捕して長門たちに合流する旨を伝える


733以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 13:08:47.60Um5dUovPO (1/1)

なんでフライパンを武器にしてるのかと思ったらスキレットじゃなかった


734以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 13:57:32.69HFUXqP1V0 (3/3)

提督「殺すな!!」

伊168「……」ピタッ

ルイ「な、何々……!?何なの!?誰!?」

提督「イムヤ、殺すな。捕らえるんだ」

伊168「……提督の命令なら、従うよ。じゃあ縛らせてもらうね」

ルイ「嘘……どこから……!?この私が全く気がつかないなんて……」

伊168「ふふっ。私の実力と、浮かれていた貴女のミスよ。勝って兜の緒を締めよってね」

ルイ「っ……!!」ギリッ

提督(驚愕し、イムヤの言葉に悔しそうに顔を歪めるルイ。イムヤはそんなルイを手際よく縛っていく)

提督「イムヤ、ありがとう。助かった」

伊168「どういたしまして♪たっぷり抱き締めて褒めてもらいたいところだけど、戻るまではお預けなのが辛い所ね」ニコッ

ルイ「……!!あいつ、近寄ってくる……罠だったのね……!?」

伊168「ふふっ♪」クスッ

提督「近寄ってくる……?っ!!」ハッ

提督(悔し気に呻くルイ。さっきルイが指をさしていた方を見ると、イクがこちらに近寄ってくるところだった)

提督「イク!!」

伊19「提督!!無事でよかったの!!」ダキッ

伊168「!!」ギュッ

ルイ「っ!!痛い痛い!!」

提督「イク……心配かけたな」ナデナデ

伊19「まったくなの!!提督は死に過ぎなのね!!そのたびにどれだけイクが辛い思いしているのか分かってるの!?」

提督「すまない……」

伊168「……イク?まだ行動中だよ?」

伊19「ごめんねなの、イムヤ。でも提督を見たら我慢できなかったのね」

伊168「そう……気をつけてね?じゃあ、はい。こいつお願いね」グイッ

ルイ「あう」

伊19「こいつ……イタリアの潜水艦なのね。へぇ……けど、ゴメンなのイムヤ。イクは提督をエスコートするから手が空いてないのね」グイ

ルイ「うあ」

伊168「……はぁ?何言ってるのよイク?提督をエスコートするのはイムヤよ」ググググ

伊19「違うのね。イクなのね。提督は渡さないの」ググググ

ルイ「痛いよ!!潰れちゃう!!」

伊168「♪」ニタァ

伊19「……」

ルイ「み、見てないで助けてよー!!」

↓×1~3 提督の行動


735以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 14:15:28.9219jKjtA/O (1/1)

イクとイムヤを注意する
ルイの武器をパージさせた上で
こんな感じで曳航する
提督はルイを羽交い締めかそれに準ずる身動きができない状態で密着

イク────イムヤ

ルイ・提督


736以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 14:17:54.75CpSJm2tko (1/1)

今夜助けてくれたお礼はたっぷりしてあげるから今は仲良くするように言う


737以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/23(土) 14:33:39.16JC+soYTSO (1/1)

このままながめてるのもいいか


738以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/24(日) 18:28:51.60BZpZ7Abi0 (1/1)

提督「ふ、二人共。万が一のことがあった時の為に手を開けられるようにした方が良い。俺たちはロープで曳航してくれ」

提督「それなら何かあれば手を離せる。ルイ……この子のことは俺が監視しよう。それでいいな?」

伊168「……わかったよ」

伊19「提督がそう言うならそれでいいのね」

ルイ「ほっ」

伊168「……けど、もし提督に何かしようものなら」ガシッ グイッ ニタァ

ルイ「っ!?」ビクッ ゾクッ

伊19「……分かっているのね?」ガシッ グイッ ギロリ

ルイ「な、何もしないよー!!だから殺さないで!!」ポロポロ



長門(作戦は成功した。スエズは日本とイギリスが占領し、今は陸軍部隊がぞくぞくと上陸してきている)

長門(主力のRoyal Navyに交じって第二作戦に参加した比叡と霧島も無事だと連絡があり、大和たち陽動艦隊も戦死者は出なかった)

長門(そして新たな作戦が発動され、連合国軍は第二段階で占領したアレクサンドリアに向けて準備が整い次第進軍を開始する所だ)

長門(この作戦はスピードが大切だ。アレクサンドリアの友軍部隊が街を確保している間にそこまでたどり着かなくてはならない)

長門(私達もスエズに上陸した。休息と補給を済ませ次第、東地中海の制海権の確保及び進軍する陸軍部隊の支援を行わなくてはならない)

「「「「……」」」」

長門(だが、我々に漂う雰囲気は作戦成功の高揚とはかけ離れていた。提督が戦死した。戦闘に興奮が収まっていくにつれその事実が重くのしかかってくる)

長門(誰もが無言で、足取りも重く仮設の拠点へ向かって移動する。そんな時のことだった。その光景を目撃したのは)

長門「あれは……!!」

陸奥「っ!!」

「「「「!!」」」」ザワッ

ドイツ兵「Nein!!」

日本軍将校「いやーっ!!」シュバッ

ドイツ兵「」ゴロン

日本兵「大尉殿が百人切りを達成されたぞ!!万歳!!」

「「「「万歳!!万歳!!」」」」

長門(陸軍兵の人だかりの中、将校が日本刀でドイツ兵の首を刎ねていた。状況からして明らかに捕虜であることは間違いない)

長門(異様な雰囲気だった。その周辺は夥しい量の血液で血だまりになっており、周りの煽りからして本当に百人は切っているのかもしれない)

↓×1~3
提督が殺されていることを踏まえて日本軍兵士達の捕虜虐殺の様を見た降下した艦隊の面々の反応
特に強調したい子が居れば名前をあげて



739以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/24(日) 18:48:51.07Raq2IXSDO (1/1)

長門
異様な空気の中、捕虜の虐待について自制するよう声をあげようとするが、兵士たちの不満や怒りの矛先が長門に向かう事を懸念した陸奥に止められる。
戦争の狂気の前に良識や理性は無力だということを感じながらも、義憤に拳を握る。


740以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/24(日) 19:00:54.65ChqURXFzO (1/1)

駆逐艦達は異様な光景に怯えており、一部の軽空母勢や戦艦勢が声を荒げるも、それらを長門が制止し、やんわりと日本兵達の行為を止めさせる


741以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/24(日) 19:09:26.05ychHIBtKO (1/1)




742以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 07:08:13.19lZznE7WB0 (1/1)

提督が見たならこんなことはしないと制止を試みる一同


743以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 18:46:45.12xtgWkxK0O (1/1)

こいつらの提督も女性問題とは別にしても相当なクズだからなぁ


744以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 21:55:01.36ew5Os5w30 (1/2)

駆逐艦娘たち「「「「……!!」」」」

陽炎「な、何やっているのよ……!!」

舞風「……うぷっ」ヨロッ

野分「ま、舞風……!!大丈夫?」スッ

ウォースパイト「っ!!How barbaric(何と野蛮な)!!」ギロリ

龍驤「何しとんねんおのれらは!!やめんかい!!」キッ

日本兵たち「「「「!!」」」」

長門「ウォースパイト!!龍驤!!よせ!!……大尉、初めまして。私は帝国海軍の長門だ」

日本軍将校「これはご丁寧に、長門殿。我々は第一師団隷下、第一聯隊所属の大尉です。どうぞよろしくお願いします」

祥鳳「第一聯隊……東京よね?」ボソッ

瑞鳳「確かね」ボソッ

長門「そちらこそご丁寧に。ところで大尉、あなた方はいったい何をしているのだ?これが誉れ高い帝国陸軍の振舞いか?」

日本軍将校「ええ、もちろん」

長門「……捕虜をこうして切り殺すことが帝国陸軍のすることなのか?」

日本軍将校「こいつらドイツ人は人ではありません。これは敵討ちです。こいつらが東京で何をしたのかご存知ないのでしょうな」

長門「……新型爆弾投下か」

日本軍将校「何と聞いていますか?」

長門「畏くも陛下は行幸あそばされていたためにご無事であらせられたが、政府や大本営が壊滅したと」

日本軍将校「民間人の被害については?」

長門「……多くの民間人が巻き込まれたと聞いている」

日本軍将校「多くの民間人、ですか……ははっ」クスッ

長門「……何がおかしい?」ムッ

日本軍将校「あなた方艦娘は、あの後一度も日本へ戻ってきていない。前線が忙しかったのでしょうからね」

日本軍将校「それは尊敬します。が、だからこそ知らないのでしょう。奴らが日本に何をしたのかを」

長門「何をしたのか、か……」


745以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 22:09:03.90ew5Os5w30 (2/2)

日本軍将校「事実を知っている者には緘口令が敷かれています。誰からも聞いていないのでしょう」

日本軍将校「だからそのようなことを言えるのです。あなた方は多くの民間人を何人くらいだと思っていますか?言ってみてください」

長門「……数百人くらいだろうか?もしかしたら千を数えるかもしれない」

日本軍将校「……緘口令の為に明確なことは言えませんが、文字通り『桁が違う』とだけ言っておきましょうか」

艦娘たち「「「「!!??」」」」ザワッ

長門「……け、桁が違う?」

日本軍将校「ええ。想像もできないでしょうね、あの地獄は。……隅田川は遺体で埋め尽くされて、泳がずとも渡れるほどだった」

艦娘たち「「「「……!!」」」」

日本軍将校「いろいろなものが飛び出している遺体、蝋のように肌が溶けていた遺体、無残に焼け焦げ炭化した遺体」

日本軍将校「遺体が更地となった東京を埋め尽くしていた。偶然、東京を離れていた我々は戻ってきて目を疑った」

日本軍将校「いや、遺体が残っているだけまだいい。爆心地の方ではもはや影でしか残っていない者も大勢いた」

陸奥「か、影……?」

日本軍将校「人の形の影があるんだ……けど体が無い。そこには確かに誰か居た。誰かがそこで死んだ。けどもはや体が残っていないんだ……っ」ジワァ

艦娘たち「「「「……」」」」

日本軍将校「……我々は東京出身だ。家族が巻き込まれた人間は多い。天涯孤独の身となった者も大勢いる。全部……全部こいつらがやったんだ!!」キッ

艦娘たち「「「「っ」」」」ビクッ

日本軍将校「よくもあんな……こいつらドイツ人は人間ではない!!人があんなことできるものか!!」

日本兵たち「「「「そうだ!!そうだ!!」」」」

日本軍将校「こいつらは鬼だ!!鬼畜だ!!全員殺してやらなくちゃならない!!そうしないと殺された者たちが報われない!!」

日本軍将校「これは復讐だ!!奴ら全員に報いを受けさせてやる!!伯林を焼いて死体で満たしてやる!!それまで我々は決して止まらない!!これはその第一歩目だ!!」

↓×1~3 艦娘達の反応



746以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 22:25:18.91cxWC7cdwO (1/1)

皆一様に口を閉ざしてうつむく
そんな雰囲気の中で雪風が「あとドイツ人を何人殺したら、殺された人たちは帰ってくるの?死んだ雪風たちの司令も戻ってくるの?」とたずねる


747以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 22:29:04.75iUVpN18po (1/1)

説得は諦めてとにかく今は提督の安否確認をする


748以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/25(月) 22:38:58.11HwzN86zRo (1/1)




749以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 01:39:02.87YqsTqmDZ0 (1/7)

艦娘たち「「「「……」」」」

雪風「……あとドイツ人を何人殺したら、殺された人たちは帰ってくるんですか?死んだ雪風たちの司令も戻ってくるんですか?」

日本軍将校「死んだものは戻って来ない。だからこそ生きている者が殺された者の仇を討つんだ」

長門「……行こう」

艦娘たち「「「「……了解」」」」



「「「「……」」」」

長門(数時間の休息中、誰もが言葉を発さなかった。重苦しい雰囲気の中、ただ時間だけが過ぎていく)

長門(次の出撃まであと一時間。あと一時間もあるのか。いっその事、今すぐ出撃したい。その方が気がまぎれる……)

提督「失礼する」コンコン ガチャッ

「「「「!?」」」」ガタッ

長門(ノックの音、次いでもう二度と聞けないと思っていた声が聞こえる。全員が飛び起き、開けられた扉の方を見る)

提督「よかった、ここであっていたか。全員……いるようだな」

「「「「……!!」」」」

提督「この後の作戦計画について多少変更がある。時間が無いからここで説明を始めるぞ」

長門(そこに立っていたのは提督だった。ああ、これは夢か、それとも幻か。もしそうであるのなら、願わくば永遠に覚めず、消えないで欲しかった)

↓×1~3 提督が現れたことに対する艦娘達の反応


750以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 01:47:15.73xr0gVgtGo (1/2)

戦争と提督の訃報を経て心が荒んだ艦娘たち
されど軍人、一同敬礼で迎え入れる
しかし乙女、一同一層提督との逢瀬を強く意識する


751以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 01:53:58.550qyNvupNo (1/1)

750に付け足しで
皆号泣している
伝達が終わった後に全員提督に告白する


752以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 01:55:15.2538LdN33WO (1/1)

>>751


753以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 01:57:17.43h2dTNMFoO (1/1)

最初は誰もが幻覚や幻聴だと思い込んだが、やがて本物だと分かると全員が提督に号泣して殺到したため、もみくちゃになる


754以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 12:36:42.89YqsTqmDZ0 (2/7)



長門「っ……敬礼!!」ビシッ

「「「「っ!!」」」」ビシッ

長門「よ……よくぞご無事でした……!!私は……っ……貴方が戦死されたと……!!」ポロポロ

提督(皆が涙を流していた。だが、素晴らしい敬礼で俺を迎えてくれる。それほどに思われていると思うと嬉しかった)

提督「心配をかけてすまなかった……運よく生き延びて、救出されたんだ。ともかく、また会えて良かった。楽にしてくれ」

提督(俺の言葉に全員が緊張を解いた。そしてハンカチで目元を押さえたり、口元に手を当てていたりする)

提督(もう少し労わってあげたかったが、それはできない。なぜなら、我が軍は現在、深刻な危機的状態に陥っていたからだった)

提督「状況を説明する。現在、イギリス第六空挺師団と帝国海軍空挺部隊である横須賀の特別陸戦隊がアレクサンドリアを占拠した」

提督「が、彼の地周辺には再編中だった強力な敵が展開しており、アレクサンドリア奪還の為に猛攻を仕掛けてきている」

提督「戦車を有するその部隊に空挺部隊は絶望的な防戦を強いられている状況だ。このままでは降下部隊は壊滅してしまう」

提督「日英両国の陸軍は現在展開中であり、進撃開始は明日になる。しかしそれでは間に合わない可能性が高い。すぐにアレクサンドリアを支援しなくてはならない」

提督「そのため、我々帝国海軍は準備が完了した帝国陸軍の部隊や補給物資、重火器類を海路でピストン輸送することになった」

提督「輸送船は現在地中海側へ移している最中だが、それも待ってはいられない。我々は拿捕や徴用した船舶を総動員して輸送にあたる」

提督「ついては、君たちにアレクサンドリアまでの制海権を確保、アレクサンドリア港の掃海、及び輸送船の護衛をして貰うことになった」

提督(作戦概要を説明し、艦隊を再編する。かつての世界大戦、マルヌ会戦の時にフランスがタクシーを動員して増援を送り続けた)

提督(そのようななりふり構っていられない状況の輸送作戦。しかし、アレクサンドリアを確保できるか否か)

提督(それによってこの作戦が北アフリカのドイツ・イタリア軍に対する決定的な一撃になるか、あるいはただ橋頭堡を確保しただけで終わるのかが決まる)

提督(全員が疲労していることは確実だった。それは部下たちの様子を見れば分かる。だが、ここが正念場だ。心を鬼にする)

提督(部下たちも、当初は涙を流していたが今や真剣な表情で俺の話を聞き、質問してきていた。さすが艦娘だ。強い子たちだ)

提督「よし、他に質問は無いようだな。では、各員の奮励努力を期待している。以上だ。残り時間は少ないが、ゆっくり休んでくれ。また後でな」クルリ スタスタ

浦風「っ!!待ちんさいよ!!」

提督「ん?どうした?」ピタリ クルッ

提督(浦風に呼び止められる。振り向くと、全員の視線が浦風に集中していた。浦風は何やら覚悟を決めた表情で俺を見つめている)

提督(その頬は赤く染まり、瞳が潤んでいた。あ、これはと思ったところで浦風が言葉を続ける)



755以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 12:46:20.78YqsTqmDZ0 (3/7)

浦風「……うち、ずっと提督さんのこと好きじゃった。提督さんじゃないとダメじゃけん……付き合ってほしいんじゃけど……」ジッ カァッ ドキドキ

「「「「!!」」」」

提督「浦風……」

浦風「……だ、ダメ?」

浜風「……っ!!待て、浦風!!抜け駆けだ!!」ハッ キッ

天津風「っ!!そうよ!!何どさくさに紛れて告白してんのよ!!」ハッ キッ

初風「卑怯者……!!」ギロリ

浦風「っ!!何が抜け駆けじゃ!!卑怯者じゃ!!提督さんに告白する勇気もない奴に言われとぉないよ!!」キッ

妙高「お、落ち着いて、皆さん!!」

足柄「と、とりあえずそのお話はまた後でにしましょうか?ね?」

浦風「いやじゃ!!提督さん、返事、くれるよねぇ……?」

萩風「……司令、私も司令が好きです!!」ジッ

浦風「なぁ……!!それこそ禁じ手じゃ!!卑怯者じゃけぇね!!」

親潮「私も……私も司令が好きです……!!」ウルッ

提督「萩風、親潮……」

那智「貴様ら状況を考えろ!!今は色ごとに現を抜かしている場合か!?」

祥鳳「そ、そうです皆さん!!せめて全部事が終わってからにしましょうね?」

萩風「でも、司令も私もいつ死ぬか分かりません!!次の出撃で死んでしまうかもしれない!!」

親潮「想いを伝えられずに死に別れることだけは嫌です……!!その辛さはさっき死ぬほど味わいました!!」


756以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 12:53:21.52YqsTqmDZ0 (4/7)

陸奥「……確かに。私も好きよ、提督」ジッ

羽黒「あ、あの……その……私も……好き……です……」カァッ オロオロ

提督「!!」

妙高「む、陸奥さん、羽黒……!!」

祥鳳「貴女たちまでですか……!?」

足柄「……うにゃー!!もう何もかもどうでもいいわよ!!提督、愛してる!!結婚して!!」バッ ダキッ

「「「「あーっ!!」」」」

提督「あ、足柄……!!」

那智「……!!あ、その……わ、私は……!!」オロオロ

天津風「ずるいずるいずるい!!私も、ずっとあなたのこと好きだった!!誰にも渡さないんだから!!」ダキッ

提督「天津風まで……!!」

浜風「……あはははは!!そうか、皆がそのつもりならもう容赦しないぞ。提督、私は提督が好きです」ダキッ

浜風「もしこの中から私を選んでくれるのであれば……いつでもどこでも私の身体を好きにできますよ?どうですか?」ジッ

提督「浜風!?」

「「「「!?」」」」

浜風「胸には自信があります。陽炎型の中でいちばんです。体系だって悪くありません……よね?それでも、まだ若すぎると思われるかもしれません」

浜風「ですが、逆にそんな少女の体を好きにできますよ?今のうちしか味わえません。大人な身体が好きでも、私もそのうちそうなります」

陸奥「は、浜風……貴女、なんて誘惑を……」タジッ

祥鳳「さ、最近の子は進んでいるのですね……」タラリ

浜風「提督がして欲しい事、何でもしてあげますよ?その……は、挟んだりとか……咥えたりとかも……///だから、どうですか……?」

妙高「な、なんてことを言っているんですか!?///」カァッ

浦風「……!!っ……ぐすっ……もう嫌じゃ……なんで皆邪魔するんじゃ……提督さん、うちが一番最初じゃよ……?」ウルッ ポロポロ

浦風「提督さんのこと好きってうちが一番最初に言ったんじゃ……うちのこと、選んでくれるよねぇ……?」ジッ

↓×1~3 提督の反応 ※ウォースパイトは英国艦なので今ここにはいません


757以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 12:56:44.21pXNaa5CWO (1/1)

いつもの通りの説明、時間がないので端的に


758以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 13:05:04.38dNgJ6xa7o (1/1)

全員まとめて面倒見てやるしかない


759以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 13:11:19.90BrMXlE9A0 (1/2)

時間が無いのでこの場は全員ハグで済ます
浦風には頬にキス


760以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 13:46:15.677QOYuMI70 (1/1)

ハーレムあんま増やすと戦後どうやって養うかって問題が(´・ω・`)


761以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 17:54:49.49YqsTqmDZ0 (5/7)

島風「……はっ!!じゅ、順番なんて関係ないもん!!一番大事なのは提督が誰が好きかどうかでしょ!?私も好きだからね、提督!!」

浦風「っ……!!」

神通「やむを得ません。このような形で思いを告げるのは予想外でしたし、本意ではありませんが……お慕いしております、提督」ジッ

那珂「那珂ちゃんも提督のことが好きだよー♪って、あはは……その……ど、どうかな、提督……?」チラッ

不知火「し、不知火も司令のことは……その……お慕いしています、よ……?」ドキドキ

陽炎「あー……何これ?けどまあ、……私もそんな感じかな。ま、ちょっと考えてみてくれると嬉しいって感じ?あはは」ニコッ

秋雲「すごいね……まあ、秋雲もそのうちの一人なんだけど。皐月事件の時になんとなく察してたよ。なんというか、提督も罪な男だよね」ジッ

野分「……いつかこんな日が来るかもとは思っていましたが、まさか今日とは。司令、野分も司令をお慕いしています」ジッ

初風「っ……!!くっ……わ、私がどう思っているか、言わなくてももう分かるわよね、バカ提督?……貴方が女たらしなのがいけないのよ……」キッ

舞風「ぁ……その……す、好きです……」カァッ

時津風「あたし、まだよくわかんないけど……でも、司令とずっと一緒に居たくて、何か今凄いモヤモヤする……」ジッ

雪風「そうですね、雪風にもよくわかりません。分かりませんが、今すごくどうしようもない気分です……」シュン

嵐「……ひでぇな、コレ。でもまあ、俺も司令のこと……す、好きだからさ、良ければ少しは考えてみてくれよな」チラッ

磯風「まさか姉妹たちのほとんどが司令のことを、な……その気持ちは分かるが……もうこうなると笑うしかないな。ふっ」

黒潮「せやなー。なんかもうおもろすぎて笑えるわ、ははっ。いや、ホンマに。いっそうちらでハーレムでも作ったらええんやない?」

妙高「だ、ダメです!!そんなのは認められませんよ!!」

祥鳳「……迷いましたが、ここで言わなくては後悔すると思いますので、言います。提督、お慕いしております。どうか私を娶ってくれませんか?」ジッ

川内「へー……」

提督「……君たちの気持ちは分かった。だが、申し訳ない。今は戦闘中だ。後日、改めて話をしよう」

「「「「……!!」」」」

提督「本当に申し訳ない。では、また後で」

不知火「待ってください。足柄さんと天津風、浜風だけいい思いをしています。これは不公平です」

初風「そうよ!!せめて私にもハグすることを要求するわ!!」

提督(哨戒中で不在の早潮、夏潮。抱き付いてきている足柄、天津風、浜風。俺と関係を持っている長門、瑞鳳、龍驤)

提督(そして虚空を見つめている川内以外の全員が、程度の差はあれ同意の視線で俺を見つめてくる)

長門「お、お前たち……今は」

提督「長門、大丈夫だ。分かった、皆が望むのならハグしよう。望むところだ」

提督(結局、俺は望む子全員とハグすることになった。しれっと列に混ざる瑞鳳と龍驤。長門はすごく複雑そうな顔をしていたが何とか我慢したらしい)

提督(川内は顎に手を当て何事かを考えているようだった。そして浦風は俯いて手を握りしめている)



762以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 18:05:11.95YqsTqmDZ0 (6/7)

浦風「……」ジッ

提督「浦風……」

提督(列に並んでいた最後の一人を抱きしめた後、浦風が涙を湛えた目でこちらを見つめているのと目が合う。だが、浦風はそこで立ったままだ)

浦風「……」

提督「……では、私は行く。ゆっくり休んでくれ」

提督(部屋を出て、次に為すべき事を為すために司令部へ向かう。すると、数歩歩いたところで部屋から浦風が飛び出してきた)

提督「浦風……」

浦風「提督は酷い人じゃ……!!」スタスタスタ バッ

提督(浦風が俺の胸に飛び込んでくる。俺は優しくそれを受け止めた。少しして、浦風が顔を上げる。赤い目で睨みつけられた)

浦風「誰とでもああしてハグしよるんか、提督?そがーに軽い男じゃったんか?」

提督「……そのつもりは無いが、そうなのかもしれない。すまない」

浦風「っ……!!」

提督(歯を食いしばり、泣きそうな表情で俺を見つめる浦風。俺はそんな浦風の頬にキスした。浦風の顔を見ていたら、気がついたらそうしていたのだ)

浦風「!?」ボンッ

提督「っ!!……もう行く。また後でな」

浦風「……!!」スッ ナデナデ

提督(目を見開き、顔を真っ赤にして俺がキスしたところを撫でる浦風。俺はそんな浦風を残して先を急ぐのだった)



提督「……」ギィ

ルイ「!!」ビクッ

提督(薄暗い地下室への扉を開けると、耳障りな音が響いた。古い建物だから仕方がないか。中には椅子に座らされて手錠で脚と手を拘束されているルイがいる)

提督(その音でこちらを向いたルイは、入ってきたのが俺だと分かり少しだけ緊張を解く。知っている人間だったからだろう)

提督「改めて自己紹介させてもらおう、ルイ。私は帝国海軍所属の提督だ。今回、私は君の尋問を担当することになった。よろしく頼む」

ルイ「じ、尋問?」ジッ

提督「そうだ。さて、では聞かせてもらおうか?君が知っている限りの情報を、全て」

ルイ「うん、いいよ」ケロリ

↓×1~3 提督の反応



763以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 18:07:47.04i7JmNbSNo (1/1)

平気で嘘をつける、意外と女狐なのかもしれないな……
少し脅して怖がらせておこう(ゲス顔)


764以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 18:08:18.804rD/aCe6o (1/2)

これはルイがあっけらかんとしてるのに対する反応なのかそれとも情報に対する反応なのか
安価下


765以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 18:13:10.82OQqDf1LCO (1/1)

前者だろう
イクとイムヤの件も謝りつつ、撫でくり撫でくり


766以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 19:19:31.394rD/aCe6o (2/2)

んじゃ
>>763で拷問を匂わせて少し怖がらせた後で>>765


767以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 21:00:15.86YqsTqmDZ0 (7/7)

提督「そ、そうか。では話してくれ」

ルイ「分かった」

提督(俺の言葉に、ルイは知っている限りの情報を話してくれた。それらの情報は我々の把握しているものもあり、極めて信頼性が高いと言えた)

提督「Grazie. ……聞いておいて言うのもおかしい話だが、そんなに簡単に機密情報を話してしまっていいのか?」

ルイ「捕まっちゃったからねー仕方ないよ。話すまで酷いことされたり殺されちゃうぐらいなら最初から話しちゃった方が良いでしょ?」

提督「そうか……イクとイムヤのことは悪かったな」

ルイ「えっ?ああ、あの子たちのこと?まあ殺されてないし怪我もしてないから大丈夫。優しいんだね」

提督「そうかな?よしよし」ナデナデ

ルイ「んー」

提督(頭を撫でると目を細めて気持ちよさそうにする。小さい女の子を相手にしているようだ。まあ、そうなのだが……)

提督(……とりあえず、ルイの尋問は予想以上に早く終わった。まだ夕方か。この分ならば今日中にもう一人の尋問ができそうだ)



提督「失礼する。久しぶりだな、イタリア」コンコン ガチャリ

↓×1~3 殺してしまったと思っていた提督が現れたことに対するイタリアの反応


768以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 21:09:02.94xr0gVgtGo (2/2)

固まり、思考停止
再び提督に声を掛けられ喜びに溢れて啜り泣く


769以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 21:22:21.19MmRRSBedo (1/1)

茫然自失の状態だったので夢を見てると錯覚


770以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 21:40:49.73BrMXlE9A0 (2/2)

天による罰が下ったものと錯覚
配下にあった頃の思い出を泣きながら語り続け、許しを乞おうとする


771以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/26(火) 21:42:15.71ysUxOXAEO (1/1)

光をなくした双眸でひたすら謝罪の言葉を紡ぎ続ける


772以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 15:46:01.99XQAkr/Mm0 (1/2)

イタリア「……」ジッ

提督(イタリアは俺を見つめながら思考停止しているようだった。微動だにせず、返事もなく、何の反応も示していない)

提督「……イタリア、大丈夫か?」

イタリア「……えっ?て、提督……?」

提督「ああ、そうだ。私だよ」

イタリア「……!!ぁ……っ……ふぐっ……ぐすっ……」クシャリ ボロボロボロ

提督(俺を認識したイタリアは笑顔を浮かべながらも涙を溢れさせ、そして啜り泣き始めた)

イタリア「提督……提督ぅ……!!よかった……本当によかったぁ……わ、私は……貴方を……殺してしまったかと……お、思って……!!」

提督「素晴らしい対空射撃の腕だった。だが、俺を助けたのも君たちだ。直撃弾を喰らう直前、掠った砲弾が与圧されていた機体に穴をあけた」

提督「私はその穴から機外に吸い出されたおかげで無事だったんだ。……まあ、どちらにせよこれは戦争だ。君は何も悪くない」

提督(死んだ司令部要員たちや陽気なアメリカ人クルーのことは、努めて忘れる。イタリアも彼らを殺したくて殺したのではないのだ)

提督(すすり泣くイタリアを慰める。歩み寄り、頭を撫でると俺を見つめて切なそうに眉尻を下げた)

提督(手錠をジャラジャラとならす。おそらく、俺を抱きしめたいのだろう。俺はイタリアの手錠を外す)

提督「……」カチッ カチッ

イタリア「提督!!んっ」

提督「!!」

提督(手錠を外されたイタリアは、まるで待ちきれんと言わんばかりに俺に抱き付き、少々不器用だが情熱的に唇を合わせてくる)

提督(イタリアの、成熟した女の身体が押し付けられる。豊満な胸が俺の身体でふにりと潰れた)

提督(この子の俺への想いがこれでもかというくらい伝えられてくる。俺も、それに応える)

提督(口を開き、舌を突き出した。抵抗なく開かれた唇はしかし、初心な生娘のそれだ。ディープキスは初めてなのだろう。もしかしたら、キスも)

提督(おそるおそるといった様子で俺の舌を迎え入れたイタリアの咥内で、ぎこちなくイタリアの舌が絡まされてくる)

提督(俺は優しくイタリアの舌を絡めとり、男の味を教えていく。そうして、軽い手ほどきが終わったところで口を離した)

イタリア「ぁ……」トロン

提督「……」ジッ

提督(とろんとした目を見つめる。それだけでイタリアの気持ちが伝わってきた。俺は口を開く)

提督「イタリア」

イタリア「何ですか……?」

提督「私は君の尋問を担当することになったんだ」

イタリア「尋問、ですか?」

提督「そうだ。知っているすべての情報を話してくれ。お願いだ」

↓×1~3 イタリアの反応



773以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 15:52:11.72KPm/9Qy0o (1/2)

恋人にしてくれるなら何でも話す


774以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 16:01:05.10f8VWR3P8O (1/1)

全て話すのでその前に抱いてほしい


775以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 16:07:37.97F1y7Vatdo (1/1)

しばらく時間を下さいと言う


776以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 16:09:51.37f929AA5VO (1/1)

その代わり貴方を頂戴


777以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 17:19:52.12XQAkr/Mm0 (2/2)

イタリア「し……暫く時間を下さい……」サッ

提督(イタリアは惑うように顔を逸らした。そしてそう言う。ふむ……そう来たか。ルイのように簡単に話すかもと思ったが、さすがイタリアだ)

提督「暫くとはどのくらいかな?」

イタリア「っ……せめてあと一日は欲しいです……」

提督「一日、か……」

提督(一日ぐらいならとも思うが、現在は状況が切迫している。情報の有無が作戦の成否を分けるかもしれないのだ)

提督(ルイから得た情報はルイの所属する潜水艦隊についての情報だけだった。イタリアならば水上艦隊の情報を持っているだろう)

提督(それに、航空戦力の配備状況やイタリアのこれからの戦略についても情報を持っているかもしれない。なんたって戦艦娘だからな)

提督(しかし無理に聞き出そうとしてイタリアを怒らせでもすれば、少なくとも一日で情報を聞き出すのは難しくなるだろう)

提督(イタリア女は一度火がつけば炎のように燃え盛る。もしイタリアが言わないと決めたら、絶対に言おうとしないだろう)

提督(そうなれば口を割らせるのは至難の業だ。さて、一日待つべきか、それとも何とか今聞き出してみるか……)

↓×1~3 提督の決断


778以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 17:52:32.78KPm/9Qy0o (2/2)

イタリアの恋愛感情に付け込んで口を割らせる。エッチな手管も込みで


779以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 18:07:21.363iFfIghbO (1/1)

答えろよ。尋問はすでに(性的な)拷問に変わっているんだぜ


780以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 18:09:32.05izRD0rNMo (1/1)

何とか今聞き出す
志向を変えて、情熱的なキス勝負からの778


781以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/27(水) 18:11:07.81vYBk9fE5o (1/1)

こちらには時間が無い事、君がダメならローマに聞く事、その際はもはや手段は選べない事を告げ最後に残念そうにもう会うことも無いだろうと言い残して去る(フリ)


782以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:01:45.2573NOypmq0 (1/6)

提督「……わかった。では、今日の所は部屋に戻ってもらおうか。来てくれ」

イタリア「っ!!はい、ありがとうございます」

提督(イタリアを連れて割り当てられている独房へと向かう。まあ、独房と言っても普通の部屋なのだが)

提督「……」

イタリア「提督……本当にありがとうございました」

提督(無言で独房の扉を開け、中に入るように促す。するとイタリアがそう言って頭を下げてくる)

提督「……また明日」

イタリア「っ……はい、また明日お会いしましょう」

提督(俺はわざと素っ気なくする。それを受けてイタリアは悲し気に表情を曇らせ、部屋に入っていく)

提督「……」スッ ガチャリ バッ

提督(そこで俺は素早く部屋の中に入り込み、扉を閉めてイタリアに後ろから抱き付いた。その柔らかな女の身体を強く抱きしめる)

イタリア「っ!!」ビクッ

提督(イタリアが息を呑んで硬直した。俺は暫く無言でイタリアを抱きしめる。そして耳元で囁いた)

提督「イタリア……君は俺を殺そうとした……」

イタリア「っ!!……!!」ビクッ フルフルフル

提督「……だが、それは本意ではなかった。戦争だから、仕方なかったんだ。分かってるよ」スッ

イタリア「っ!?」

提督(俺はイタリアの胸と太ももに手を伸ばす。性的な愛撫だ。しかし、固く張る胸の先端やスカートの中、薄布に包まれた秘所には触れない)

イタリア「っ……!!」ドキドキ

提督(胸を這う指がその先端に向かうと思わせて、一旦離れてから乳房を揉む。来るべき瞬間を待ちわびていたイタリアが残念そうに息を吐く)

提督(ガーターベルトの下に手を入れ、そのままスカートの中に手を入れ、秘所に触れる思わせて、鼠径部に至ったところで軽くパチンと音を立ててガーターベルトを離す)

イタリア「……」モジモジ

提督(強張っていたイタリアの身体は、今や完璧に弛緩しきっていた。そしてその先を求めている。丸わかりだった)

提督「……」クチッ

イタリア「Oh……!!」ピクッ ビクン

提督(俺はイタリアの頭に顔を埋め、その甘い匂いを堪能しつつゆっくりと太ももを撫でる手をスカート中に入れ、薄布に覆われた秘所に指を這わせた)

提督(声を洩らすイタリア。ワレメを撫でると濡れているのが分かる。焦らすようにゆっくりとそこをなぞった)

イタリア「Aahhmm!!」ビクッ

提督(その指が固く充血したクリに触れた瞬間、イタリアが嬌声をあげた。ビクンと体を跳ねさせる)

提督(その反応に満足すると、俺は再び手を太ももへと戻す。先ほどまでと同じ愛撫、焦らしてやる)


783以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:05:43.0573NOypmq0 (2/6)

提督(当然、それよりも上の行為を経験したイタリアはそれだけでは物足りなくなってくる。無意識だろうか?イタリアが体を押し付けてきた)

提督(特にその大きな臀部を俺の下半身に媚びるように擦り付けてくる。さらに太ももを撫でる俺の手に自らの手を添えた)

提督(そして控えめに俺の手を自らのスカートの中に導こうとする。しかし、そうはさせない)

提督(誘いに乗ってこない俺に、我慢できなくなったらしいイタリアが肩越しに俺を振り返る)

提督(そしてすっかり出来上がった表情を浮かべ、劣情に蕩けた瞳で俺を見つめつつ熱っぽい声音で告げた)

イタリア「て、提督……Ti amo(愛しています)……!!来てください……!!私を愛して……?」トロン ドキドキ

提督「イタリア……情報を話してくれ」ジッ

イタリア「っ!?」ピクッ

提督(イタリアが息を呑む。無粋な俺の振舞いに大きなショックを受けているようだ。普通ならば、こんな事をされれば火が付く)

提督(ソ連でガングートの振舞いに俺がそうなったように、想いが反転する。そう……普通ならば)

イタリア「っ……!!」ムラムラ

提督(だが、今のイタリアは発情している。他の全てよりも性欲が優先される状態なのだ。目の前の異性を……俺を求めてやまない)

提督(しかも、イタリアはもともと俺のことを想っていた。今のイタリアは俺に抱かれること以外考えられない……はずだった)

イタリア「で、でも……そんなこと……!!」フルフルフル

提督「……!!」

提督(しかしイタリアは強靭な精神力で踏みとどまった。素晴らしい……それでこそ君だ、イタリア)

提督(だが、俺は何をしてでも君から情報を聞き出さなくてはならない。作戦の為、そして何より大切な部下たちのリスクを減らす為に)

提督(しかし、それと同時に俺の中で、おっとりとしているが芯の通っているイタリアが性欲に負けるところを見てみたいという黒い欲望が湧き上がってきた)

提督(そして他の全てよりも俺を選ばせてみたいという男としての野望が俺を駆り立てる。俺は再びイタリアの耳に口を寄せた)

提督「イタリア……好きだ」

イタリア「っ!?」

提督(俺は……躊躇うイタリアに止めを刺しにいく。今ここで言うのは酷い事だが、嘘ではない。そしてこれは戦争なんだ。手段は選んでいられない)

提督「頼む。どうか俺の為に情報を話してくれ。イタリア」スッ シュルシュル スッ モミモミ ギュッ

イタリア「Aah!!」ビクン

提督(俺はイタリアのつけていたコルセットの紐をほどき、ホックを外す。そして服の中に手を入れる)

提督(両手をブラの下に入れてイタリアの胸を揉み、その先端を強くつまむ。体を仰け反らして快感に反応するイタリア)

提督「お願いだイタリア。知っていること全て教えてくれ。頼むよ」スッ

イタリア「ぁ……!!」ゾクゾク


784以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:09:17.6673NOypmq0 (3/6)

提督(胸を堪能した俺は、今度は片手をイタリアのスカートの中に入れつつもう片方の手でイタリアの手を掴む)

提督(そして俺の怒張しているモノにズボン越しに触れさせた。イタリアはモノの形を確かめるように撫で、握る)

イタリア「んふっ……Q……Quanto grande(な、なんて立派な)……///」

提督「君を愛している……俺の為に情報を話してくれ」クチュクチュ

イタリア「あぁ……!!そ、そこは……提督……!!」ビクン

提督(恐る恐ると言った感じで、しかししっかりと怒張した俺のモノに触れるイタリアの耳元で甘くそう囁く)

提督(それと同時に俺は両手をイタリアのスカートの中に伸ばし、片手でショーツをずらしてもう片方の手で秘所を責める)

提督(指をワレメの奥へと挿入する。ぬるりと熱に包まれた。しかしそこは指程度の異物さえ固く拒絶している)

提督(イタリアが体を震わせ快楽に堪えている。クリを摘まむとビクンと体を跳ねさせた。そのまま、快楽でイタリアを蕩けさせる)

提督(イタリアの足腰が立たなくなってきたところで、俺は再びイタリアの耳元で囁く。まるで聖女を堕落させる悪魔になった気分だ)

イタリア「はぁ……はぁ……はぁ……」ゾクゾク

提督「イタリア……情報を話してくれるな……?」クチュクチュ ボソリ

イタリア「っ!!……ぁ……Sì……」ビクン ドキドキドキ コクリ

提督「……!!」ゾクゾク

提督(今、堕ちた。イタリアは快楽と情欲に屈した。柔らかくも誇り高い戦艦娘、イタリアがメスに堕ちたのだ)

提督(他の全てを捨てて俺を選んだ。目の前に居るのはもはや発情したメスでしかなかった。好きな男の為なら、何でもする娼婦だ)

提督「……」グイッ バッ チュッ

イタリア「あっ……んっ……ふっ……んちゅ……れろれろ……」ギシッ ギュッ

提督(俺はイタリアをベッドの所まで押しやると、ベッドに押し倒した。そして仰向けにさせるとその上にのしかかる)

提督(イタリアの唇を奪った。イタリアも、もはや躊躇うことなく、むしろ貪るように唇を押し付けてくる)

提督(濃厚に舌を絡ませ合った。イタリアが俺を抱きしめる。俺はイタリアの頭を撫で、頬に触れ、体を愛撫して秘所を責めた)

提督(イタリアが媚びるように体を擦り寄せ、脚を絡ませてくる。俺はどんどん蜜の溢れてくる秘所から指を引き抜き、一旦体を離す)

イタリア「ぁ……んっ……ふぅ……」

提督(そしてシャツをはだけさせ、薄緑の清楚なブラを取り払うとイタリアの胸に顔を埋めた。蕩けるような柔らかさ。イタリアの体温と、蒸れたメスの匂いに包まれる)

イタリア「うふっ……提督……」ナデナデ

提督(慈愛に満ちた微笑みで俺を見下ろし、頭を撫でてくるイタリア。俺は谷間に舌を這わせた。少ししょっぱい汗の味)

イタリア「あん!!ふぁ……んふっ……!!」ピクッ


785以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:12:57.1973NOypmq0 (4/6)

提督(俺は谷間から乳房へと舌を這わせる。それだけでイヤらしく形を変える柔らかなそこを、頂上めがけて登って行く)

イタリア「んはぁ!!あ……提督……!!」ビクン

提督(そして頂上に到達。固く張ったそこを口に含み、舌で弄び、吸った。そのたびにイタリアが体を跳ねさせ、嬌声を洩らす)

提督(イタリアは俺を抱きしめてくる。双峰に顔が押し付けられ窒息しそうなほどだった。柔らかいふくらみに顔を覆われる)

提督(俺は手でもう片方の峰を堪能しつつ、柔らかなイタリアの胸をゆっくりと、存分に堪能した。そして顔を上げる)

イタリア「はぁ……はぁ……はぁ……」トロン ドキドキ

提督(イタリアは、その次の段階を期待していた。そして胸の次がどこになるのかを想像してさらに期待を膨らませているようだ)

提督(熱っぽい視線。Xのように一見閉じている脚は、しかしよく見ると少し開かれている。イタリアがそこを期待しているのは明らかだった)

提督「……」スクッ スタスタ

イタリア「……?」

提督(だが、俺は立ち上がり机の方へ歩いて行く。それを戸惑いながら見ているイタリア。俺は机の上に地中海周辺の地図とペンを出して置く)

イタリア「……」ジッ

提督「イタリア、ここにイタリア・ドイツ軍の戦力配置について書き込んでくれ」ジッ

イタリア「……」ギシッ スタスタ

提督(抗議と不満のを込めた視線で俺を軽く睨んでいたイタリアは、俺の有無を言わさぬ声音と視線に不承不承といった感じで立ち上がり、歩み寄ってくる)

提督「……」グイッ

イタリア「っ!?あう!!」

提督(イタリアが俺の隣に立ち、不機嫌そうなその視線を俺から机の上の地図に落とした瞬間、俺はイタリアを押さえつけ、机に手をつかせる)

提督(そして後ろからのしかかるようにしてイタリアを机に押し付けた。そして俺はイタリアの秘所に手を伸ばす)

イタリア「て、提督……?っぁ!!No, うふっ……んはぁ!!」ビクン

提督(絶頂させるためにイタリアのそこを手淫する。びくんびくんと反応するイタリアの身体、俺は容赦なくクリを責める)

イタリア「あっふ……!!Io(私)……あぁ!!て、提督……!!んは!!提督の指が!!私のダメなトコロを!!」

提督「イタリア……愛しているよ……!!」ボソリ クチュクチュ

イタリア「あはぁ♪私も!!んはぁ!!Sono pazza di te(あなたに狂わされちゃいます)!!Oh!!Sì!!」

提督(先ほどまでの不機嫌な様子はすっかりなくなっていた。イタリアは淫らに髪を振り乱し、涎を垂らしながら快楽を貪る。その様は官能的な踊りの様だった)

提督(イタリアの脚がガクガクと震える。体重を支えられていない。机に体を預けて何とかへたり込まずに済んでいるようだ)

提督(あふれ出る愛液がイタリアの内股を伝って靴下を湿らせる。俺の手もびしょびしょだった)

イタリア「Sì!!Sì!!提督!!あぁん!!Io vengo!! Io vengo!!提督!!Io vengo!!っぁんはぁああああ!!」ビクンビクン


786以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:16:14.2973NOypmq0 (5/6)

提督(イタリアの嬌声が響き、体がピンと張る。そして脱力。俺はイタリアを押さえつけていた方の手をイタリアの口に侵入させ、舌を弄ぶ)

提督「ん……イタリア……すごく美しく妖艶な舞だった……愛しているよ」ハムハム

イタリア「あふ……へいほく……すひぃれふ……あいひへいはふ……」ピクンピクン ゾクゾク

提督(それと同時にイタリアの耳をはみ、耳元で甘い言葉を囁く。イタリアは余韻に浸りつつ喜びに身を震わせた)

提督「さあ、イタリア……このペンを持って、情報をこの地図に書き込んでくれ」

提督(俺はイタリアの口と秘所から指を引き抜くと、ペンをイタリアに握らせてそう告げる。イタリアが気だるげに顔を上げた)

イタリア「ち……ちょっと待ってください……」

提督「いいだろう。イタリア、情報を全て書いて、話し終えたら……ここに俺のモノを入れてやろう」ヌルリ

イタリア「!!」

提督「だが……もう夜だ。あまり時間が無い。あまり遅いと……君を女にするのはお預けになるかもな」

イタリア「っ!?わ、分かりました……!!書きます……!!」スッ

提督「ありがとう。では、アレクサンドリアの情報から聞こうかな?」

イタリア「あ。アレクサンドリアですね……あそこには普段、対潜哨戒部隊しかいません。けど、今はザラとポーラが居るはずです」

提督「ザラとポーラが……聞いてないな……」ボソリ

イタリア「えっ?」

提督「何でもない。それで、陸上戦力はどうかな?」スッ クチッ

イタリア「んふっ……守備隊と……今はドイツ第15装甲師団があそこで休養中です。はぅ……あと、反英現地民兵の部隊が居ます……」

提督「ドイツ第15装甲師団か……なるほど……続けて」

提督(イタリアから情報を聞き出していく。予想通り、イタリアは多くの情報を持っていた)

イタリア「っ……」ピタリ

提督(しかし、やはり情報を話すことに抵抗があるのか、たまに思い悩むように止まってしまう。堕ちてはいるが、まだ心のどこかに抵抗する意思が残っているようだ)

提督「ほら、続けてくれ」クチュクチュ

イタリア「あぁん!!っ……じ、ジブラルタルには……コンテ・ディ・カブールとジュリオ・チェザーレの艦隊がぁ……」

提督(だが、その遅すぎる儚い抵抗も、俺が少し快楽を与えてやればすぐになくなる。そのうち、それさえもなくなった)

イタリア「はぁ……はぁ……んんっ……」モジモジ

提督(そのかわり、今度は結果的に焦らされ続けていることになっているイタリアの我慢が限界になってきたようだ)

イタリア「っ……提督……もう限界です……これ以上待たされたらおかしくなってしまいます。お願いですから……私を抱いてください……」ジッ

提督「まだ話していない情報があるようだが?」

イタリア「もう……耐えられません……切なすぎておかしくなりそうです……私を女にしてください……」ウルッ チラッ


787以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:20:50.4973NOypmq0 (6/6)

提督(潤んだ瞳で俺を見つめるイタリア。その表情は本当に満たされない性欲に狂いそうだと言った様子だった)

提督(震える手で自らのスカートをたくし上げていく。薄緑の控えめな装飾のショーツが露わになった)

提督(しかし、それはその形の良い大きなヒップに食い込み気味だ。先ほどずらしたせいだろう。見ようとすれば秘所が丸見えになっているはずだ)

イタリア「……っ」フルフルフル ドキドキドキ

提督(イタリアの精一杯の誘惑なのだろう。震える肩や手に、イタリアの羞恥の程が良く伝わってくる)

提督(そういう経験がなく震えてしまうぐらい恥ずかしいのに、なれない誘惑をしてしまうほどに欲情しているのだ)

提督「最初にした約束を守ってもらおうか。早くしたいのなら、情報を早く話すんだ」

イタリア「っ!?……!!くぅ……!!」ガーン キッ

提督(だが、俺はそう言って続きを促す。必死の誘惑を袖にされたイタリアは悲し気に表情を曇らせて目を見開き、ついで怒ったように俺を睨みつける)

イタリア「分かりました!!話せばいいのでしょう!?話しますとも!!」

提督(そして不機嫌にそう言い放つと、イタリアが口早に情報を話していく。もうこれ以上我慢できないというように)

イタリア「……これで、私が知っていることは全て話しました。提督、約束です、もう待ちきれません……!!」ジッ

提督(暫くして、全てを話し終えたらしいイタリアがそう言って俺に向き直る。俺もイタリアに向き直った)

イタリア「早く抱いてください……私を貴方の女にしてください……!!」スッ

提督(お待ちかねの瞬間がやってきた喜びと性欲に蕩けた表情で俺を見つめつつスカートをたくし上げるイタリア)

提督(その大洪水になっている秘所が丸見えになった。陰毛は剃っているのか見当たらない。内股を伝う愛液が妖しくテカる)

提督(ふと、このままあの事を告げずに抱いていいのかと俺の良心が訴えてきた。だが本能は今すぐにイタリアを征服してしまいたいと叫んでいる。俺は……)

↓×1~3 提督の行動 もし例の話をするならイタリアの反応も
例)本能に任せてそのままぶち込む
  耳元で囁くように例の話をする イタリアは今更そんなことどうでもいいと受け入れる



788以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:33:15.91X2FfqxVeo (1/1)

二コマ快楽堕ち


789以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:46:03.60jN3f83gBo (1/1)

挿入る前に話して、イタリア怒るも挿入したら>>788


790以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:52:31.63R8ye7Y3zO (1/1)

提督が複数の艦娘と関係を持っているのは知っていた。しかしセックスしているかしていないかの違いだけで、多くの艦娘が提督の一番になろうとしていることには変わらないので、「イタリアは今も昔も貴方の一番を目指してます」と、バードキスをして受け入れる


791以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 18:57:26.565u636QnVO (1/1)

そう急くな。君みたいに自ら性交を求めてくる艦娘は数多く経験した。そしてそのほとんどを受け入れてきた。
とはやるイタリアを宥めてあの話をしようとするものの、イタリアは
そんなことに気づいてないとでも思った?
と今更そんな話をするより早く交わりたいと主張し、性器に手を伸ばしてアピールする


792以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/09/30(土) 23:35:21.86EBRd2IFuo (1/1)

二コマって要するにいつも通りってことだよね?


793以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 00:27:27.08p8XNkGDA0 (1/4)



イタリア「んん!!ふぅ!!んぁ!!あっ!!あぁっ!!ああああ~~~!!」ビクンビクン

提督「イタリア!!この売女が!!コレ欲しさにお前は仲間を敵に売った!!失望したぞ!!」パンパンパン

イタリア「はいぃ!!そうです!!私は提督のコレに負けて国を売りましたぁ!!卑しいメス犬ですぅ!!」ゾクゾク

提督「そうだこのメス犬め!!ほら、そろそろお待ちかねの時間だぞ!!一番奥でたっぷりくれてやる!!っ……受け取れぇ!!」バチュン ビュルルルルルルルル

イタリア「んはぁああああああ~~~!!っ……あぁ……あふぅ……私の中……一番奥で提督のが……熱いのが注がれて……」ビクンビクン

提督「っ……ふぅ……」ズルリ

イタリア「あぁ……すごぃ……Sei tutto per me(貴方は私の全てです)……Non posso vivere senza di te(もう貴方なしでは生きていけません)……」ブプッ ドロリ

提督「……」

提督(机の上に寝そべっているイタリアにのしかかっていた体勢から体を起こし、モノを引き抜く。白濁液が秘所から垂れた)

提督『そんなに欲しいのならくれてやるぞ……!!』ゾクゾク カチャカチャ ボロン

イタリア『……ぁ!!』ドクン

提督『お前を俺の女にしてやる……覚悟しろ!!っ……くぅ……!!』グイッ ピト グッ

イタリア『っ……ぁああああ!!』トサッ ググググ ブツッ ヌププププ

提督(良心の訴えは本能の叫びにかき消された。俺はイタリアを机の上に押し倒し、イタリアの処女膜を貫いてしまった)

提督(そして本能のままにイタリアを犯してしまったのだ。賢者モードに入った今、俺は床に座り込んで自己嫌悪に陥っていた)

提督(今まで必要とあればこのことを伝えずに相手を抱いたこともあった。アイオワやウォースパイトの時はそうした)

提督(だが……今回はそうする必要はなかった。もう情報は手に入れていたのに、俺はあのことを告げずにイタリアを抱いた)

提督(イタリアに誘惑されていたのもある……だが、俺は……性欲に負けて、イタリアの純潔を奪ってしまった)

提督「……イタリア」

イタリア「は、はい……なんですか……?」

提督「すまない……こうなる前に話すべきだった……君に言わなくてはならないことがある……」

イタリア「……?」

提督(イタリアにあの話をする。その間、俺はイタリアを見ることができなかった。ずっと壁を見つめる)

提督(机の上に横たわったままのイタリアは一体どんな気待ちで何を考えてこの話を聞いているのだろうか……)

提督「これが、俺の話さなくてはいけないことだ……」

イタリア「提督……」ムクリ

提督(イタリアが起き上がってこちらへ近寄ってくる。そして俺の隣に腰を下ろし、俺の肩によりかかると俺のモノを手で握る)


794以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 00:31:57.34p8XNkGDA0 (2/4)

イタリア「そんな事、どうでもいいです。私は貴方に愛してもらえればそれで満足ですから///」

提督(うっとりとした表情で、目にハートが浮かんでいる錯覚を受けるような眼差しで、イタリアは俺のモノを見つめて頬を染めている)

提督「……!!」

提督(これは……本当にイタリアの本心だったのだろうか?もしイタリアを抱く前にこの話をしていたらどうなっていた?)

提督(普通なら受け入れられないことだろう……だが、それを知ることはもうできない。イタリアはもういないのだ)

提督「……すまない」カチャカチャ スクッ

イタリア「ぁ……提督?」

提督(ここに居るのはかつてイタリアだったメス犬だ。俺がそう堕落させてしまった。俺はイタリアが情報を書き込んだ地図を持って部屋を出る)

イタリア「提督!?っ!?ま、待ってください!!」グググッ ズルズル

提督(イタリアが驚き立ち上がろうとしたが、脚に力が入らないのか立ち上がろうとしても立ち上がれず、這いずって俺を追いかけようとする)

提督「その気持ちは……君の本心じゃなかったかもしれない……本当にすまない。ではな」

イタリア「提督!!」

提督(縋るようなイタリアの声。俺は扉を閉め、小走りで執務室へ向かう。自分がしているのが本当に最低な行為だと自覚している)

提督(こんな事をしでかしておいてイタリアから逃げるなんてありえない。だが、今はイタリアと一緒に居たくなかった)


795以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 00:40:08.85p8XNkGDA0 (3/4)



ウォースパイト「Admiral!!」バンッ

ウォースパイト(哨戒から戻ってきた私に伝えられたのは、今朝戦死したと思われていた提督が奇跡的に生還したという事だった)

ウォースパイト(逸る気持ちのままに一心不乱に提督の執務室へ走り、乱暴に扉を開け放つ)

提督「っ!?ああ、ウォースパイト……哨戒から戻ってきたのか。お帰り」ニコッ

ウォースパイト(驚いた表情でこちらを見た提督は、入ってきたのが私だと分かると微笑んだ。しかし、何故か悲し気で儚い印象を受ける微笑みだった)

ウォースパイト「……!!Admiral……本当に……本当に良かった……!!私は、貴方が殺されたものと……!!」ジワァ ポロポロ

ウォースパイト(しかしそんな事はどうでもいい。Admiralがここに居る!!私は涙があふれてくるのを堪えられない)

提督「すまない……心配をかけたな……」

ウォースパイト「もう二度と私の前からいなくならないと誓って……!!」ダキッ ギュッ

提督「……俺は軍人だ。いなくならないとは誓えないが、そのための努力は惜しまないと誓うよ」ナデナデ

ウォースパイト(Admiralは胸に飛び込んだ私の頭を優しく撫でる。この体温、この匂い、本物のAdmiralだわ……!!)

ウォースパイト(暫くずっと抱き締めていた。そしてとりあえずの所は満足したところで、顔を上げてAdmiralを見る)

提督「……どうした、ウォースパイト?」

ウォースパイト「……何かあったの?貴方、とても悲しそうに見えるわ」

提督「……そうかな?」

ウォースパイト「悩みでもあるのかしら?私に話してみなさい。相談に乗るわよ」

提督「ありがとう。だが、悩みがあるわけじゃないよ。強いて言えば少し疲れたんだ」

ウォースパイト(悩みが無いなんて嘘だとすぐにわかった。だってAdmiralのことですもの)

ウォースパイト(けど、そういった男性の強がりに気がつかないふりをしてあげるのも大切なことだから)

ウォースパイト「そう?分かったわ」

ウォースパイト(Admiralと見つめ合う。どちらからともなくキスをした。互いの唇を啄み合い、舌を伸ばす)

ウォースパイト(そして舌を絡ませ合い、お互いの愛を伝えあった。このまま、Admiralに抱かれてしまいたかった。でも……)

ウォースパイト「っは……My knight……ごめんなさい……本当は今すぐ貴方と愛し合いたいわ」シュン

ウォースパイト「けど、私、この後すぐに補給を済ませてアレクサンドリアに向かう事になったの。向こうでやらなくてはいけない事ができて……」ジッ

提督「何だって?疲れているだろうに」

ウォースパイト「このぐらい平気よ。辛いのは、また貴方と離れ離れになること」

提督「俺もだよ……」

ウォースパイト「このOperationが終わったらきっと一息付けるわ。その時、貴方の所に戻ってくる」

ウォースパイト「だからその時には今ここで愛してもらえない分、たっぷりと私を可愛がってね?いい?」

提督「ああ、もちろんだよ」ニコッ

ウォースパイト「期待しているわよ?だから……死んだりしないでね……」キュッ

提督「ああ……」ギュッ


796以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 00:44:35.91p8XNkGDA0 (4/4)



ポーラ「うぅ……お腹が減りましたぁ……」ジャラ

ザラ「ポーラ……頑張って。きっとすぐに食事が出されるわよ」ジャラ

ポーラ「ぐすっ……まさかこんな作戦を考えついて実行するなんて……信じられません……」

ザラ「そうね……こんな事なら司令部じゃなくて港に居れば良かった……そうすれば戦わずに捕虜になる事はなかったのに……」ギュッ

コンコン ガチャッ

ザラ&ポーラ「「っ!!」」

ウォースパイト「……久しぶりね、ザラ、ポーラ。こうして話をするのは……何年ぶりかしら」

ポーラ「ウォースパイト……!!居たんですね……降下してきた艦隊には居なかったと思いましたけど……」

ザラ「……こんな所に閉じ込めて鎖で拘束したりして、イギリスは私達をどうするつもりなの?」

ウォースパイト「……貴方達が捕虜になってからもう丸一日以上経つわね。お腹が減っているでしょう?食事を持って来たわ」ニコッ

ポーラ「ほ、本当ですかぁ?」

ザラ「質問に答えなさいよ……でも、Grazie. お礼は言うわ」

ウォースパイト「You`re welcome. 貴女達はイタリア人だから、イタリアの食べ物を特別に用意したの。手に入れるのに苦労したのよ?」ゴトッ ブワッ

ポーラ「っ!?えっ……何ですかソレぇ……今、何か白いのがたくさん飛び跳ねませんでしたかぁ?」

ザラ「ち、ちゃんと食べ物なんでしょうね?」

ウォースパイト「言ったでしょう?イタリアの食べ物だって。ほら、召し上がれ」ニタァ スッ ウゾウゾ

ポーラ「っ!?うぷっ……!!」

ザラ「うっ……これって……Formaggio fradicio!?」

↓×1~3
ウォースパイトに日本ではカース・マルツゥと呼ばれている大量の生きた蛆虫入りのチーズを出されたザラとポーラの反応
※ザラとポーラは同じ牢獄に入っているが、鎖で手足を縛られていて身動きが取れない状況


797以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 01:05:02.47G7oDy3RHo (1/1)

さすがに食べられない
せめて提督に尋問してもらえたらと二人共現実逃避


798以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 01:08:10.0005A3EHIMo (1/2)

797


799以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 01:09:01.5105A3EHIMo (2/2)

100でたぜー


800以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 07:22:27.18CEr5rRNSO (1/1)

DEAD ENDフラグが立ちました


801以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 09:52:01.82GusqQoJko (1/1)

さすが英国エゲツないぜ


802以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 11:23:52.50rM2ZVqY30 (1/6)

ウォースパイト「そう言うらしいわね?ああ、おぞましい……こんなもの食べるだなんて、イタリア人は本当に人かしら?」

ポーラ「いやぁ!!こんなの食べるのはサルデーニャの人間くらいですよぅ!!ポーラには食べられません!!」

ザラ「ウォースパイト……!!どういうつもりなの!?私達をどうするつもり!?」キッ

ウォースパイト「けれど、こんなものでも手に入れるのに苦労したのよ?ほら、つべこべ言わずに食べなさい」

ポーラ「無理ですぅ!!食べられません!!」

ザラ「質問に答えなさい!!」

ウォースパイト「……さっきから癪に障る態度ね?よろしい、ならば私が手ずから食べさせてあげましょう」スッ ピッ スッ

ポーラ「No!!止めてぇ!!」ブンブン

ザラ「捕虜虐待は国際法違反でしょう!?何が目的なのよ!?せめてそれぐらい話したらどうなの!!」

ウォースパイト「っ……本当に、何ておぞましいのかしら……手袋をつけないとスプーンですら掬いたくないわね」

ウォースパイト「では……貴女からにしましょうか、ポーラ?ほら、Say ah」スッ

ポーラ「いやぁ!!いやぁあ!!いやぁああああ!!止めてぇ!!」ブンブンブン

ザラ「ポーラ!!っ!!ウォースパイト!!止めなさい!!止めて!!」キッ

ウォースパイト「チッ……随分と大きくて聞き分けの良い赤ん坊だこと。ほら、口を開けなさい」ガシッ ググググ

ポーラ「んんんん~~~!!」

ザラ「ウォースパイト!!そんなことしたら貴女ぜったい赦さないわよ!!まだ間に合うから止めなさい!!」

ウォースパイト「……いいでしょう、そっちがその気ならこちらにも考えがあるわ。こんなもの、手袋越しでも触れたくはないけれど……ほら!!」ギュッ ベチャッ

ポーラ「ん”ん”!?」

ザラ「ポーラ!!」

ウォースパイト「ほら、口を開けないと鼻から入っていくわよ?まあ、それでもいいけれど」

ポーラ「ん”ん”ん”ん”!!」

ポーラ(臭い!!気持ち悪い!!蛆が顔を這いまわってる!!は、鼻の中に腐ったチーズと蛆がぁ!!)

ポーラ「っはぁ!!んぶっ!!」

ウォースパイト「やっと口を開けられたわね?いい子だわ。ほら、たぁんとお食べ?」ニタァ ガシッ グイッ

ポーラ「んあぁ!!マズイ!!いやぁ!!んぐぅ!!」

ザラ「ウォースパイトぉ……!!Vaffanculo(呪われろ)!!Porca puttana(メス豚)!!Ti faccio fuori(殺してやる)!!」キッ

ポーラ「っ……おぇええええ!!」ゲボボボボ

ウォースパイト「っ!!よくもこんな汚いものを!!」キッ パァン

ポーラ「っぁ!?っ……うぅ……ぐすっ……ひっく……」ポロポロ

ザラ「ポーラ……!!しっかりして!!ポーラ!!」

ポーラ「ザラ姉様ぁ……助けてぇ……!!」


803以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 11:28:09.81rM2ZVqY30 (2/6)

ウォースパイト「……はっ、見なさいな。貴方の吐瀉物の中にはこんなに蛆が……まるでゾンビね」

ウォースパイト「でも、こんなものを吐きかけられたとしても私は赦してあげるわ。ほら、これは全部貴方のモノにしてあげる」

ポーラ「いやぁ……!!いやぁ!!」

ザラ「っ!!ウォースパイトぉ!!それは私が食べる!!だからポーラに無理矢理食べさせないで!!」

ウォースパイト「まあ、卑しい子。安心しなさいな。貴方の分もちゃんと用意してあるわ。だから楽しみに待っていなさい」

ザラ「っ……!!悪魔!!魔女!!地獄に落ちろ!!」

ウォースパイト「ほら、ポーラ食べなさい。食べるのよ……食べろ!!」グイグイ ギロリ

ポーラ「んはっ!!いやぁむぐぅ!!うぐっ……ごほっ!!ん”ん”ぅ……」

ザラ(ウォースパイトに対する殺意が限界を超える。今までこれほど人を憎んで殺したいと思った事は無かった)

ザラ(私はポーラがウォースパイトに蟲を喰わされて、悲鳴が啜り泣き、そしてそれさえもが消えて無言になっていくのを見ていることしかできなかった)

ザラ(逃れようと捩っていた体は、今はまるで死体のようにぐったりとしている。そんなポーラからあの魔女はようやく離れる。そしてザラに向き直った)

ポーラ「……」グッタリ ハイライトオフ

ウォースパイト「……」クルリ

ザラ「……!!」ギロリ タラリ

ウォースパイト「……口から血が垂れているわ」

ザラ「殺してやる……!!」

ウォースパイト「……ポーラが生きていてよかったわね?」

ザラ「お前を殺してやる!!魔女め!!焼き殺してやる!!」

ウォースパイト「……魔女、か。……ふふっおかしくて笑えてくるわね、ザラ?一体どっちが魔女かしら」

ザラ「はぁ……!?」

ザラ(するとウォースパイトは目を閉じて人の名前を呟き始める。いったい何のつもりなのかしら)

ウォースパイト「っ」ツゥー

ザラ「っ!?」

ザラ(女性の名前を呟いているウォースパイトの目から涙が零れる。意味不明だった。そしてその数がおそらく三十人近くになったところでやっと終わる)

ウォースパイト「……今、呼んだ名前は……全員、貴方とポーラに殺された私の大事な戦友たちよ」ツゥー

ザラ「……!!」

ウォースパイト「あの日、ここアレクサンドリアで……っ……戦う事も出来ずに……一方的に……殺された……」スッ

ウォースパイト「……この日をどれだけ待ちわびたのか分からないわ。何のつもりと聞いたわね?答えてあげる」

ウォースパイト「これは復讐よ、ザラ。あの日、皆に誓ったの。必ず復讐するって……皆を無残に殺したお前たちに報いを受けさせるって」ジロリ

ザラ「っ……!!」タラリ

ウォースパイト「……さあ、お食べなさい。たっぷりとね。これが最後の晩餐になるのかもしれないのだから」ニタァ グイッ

ザラ「んぐっ!?」


804以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2017/10/01(日) 11:32:06.41rM2ZVqY30 (3/6)

ザラ(おぞましいものが口に押し付けられる。閉じている口からは入ってこない。けど、鼻から……腐敗臭が……何かが鼻の奥に這って……!!)

ザラ「んふっ!!っぁ!!むぐぅ!!んぁああああ!!」

ザラ(絶対に負けるものかと思っていたけど、無理だった。口の中に入れられたそれは、チーズと言うより蜜のような食感で)

ザラ(けど味は……生き物としての本能がこれを食べ物だとは判断していなかった。ピリピリする。明らかに食べてはいけないものだった)

ザラ(それが次から次へと口に押し込まれる。窒息しそうだった。蟲が咥内をうごめいている。蟲に咥内を犯されてる)

ザラ「んぶっ!!ごほっ!!ごほっ!!ごほっ!!」

ウォースパイト「吐き出さないの。ちゃんと食べなさい。ほら、まだこんなにあるわよ?」

ザラ「ほう……ゆるひへ……」ポロポロポロ

ウォースパイト「……!!駄目よ、全部食べなさい」ゾクゾク グイッ

ザラ「んふぅ!!んはぁああああああ!!」

ザラ(蟲が喉奥へ這っていく。気持ち悪い。死にたい。刺激物が喉に詰まりそうだった。私は……飲み込むしかなかった)

ザラ「んぐぅ……ごくん……っはぁ!!んぁ!!」

ウォースパイト「なんておぞましい!!蟲を食べるだなんて!!それほどこれが好きなのね?いいわ、全部召し上がれ」

ザラ「っ……いやぁああああ!!むぐぅ!!」ポロポロポロ

ウォースパイト(ザラももはや恥も外聞もなく泣き叫んで身を捩っていた。まるで赤子のように。いい気味だった)

ザラ「ぐすっ……んぐっ……んっく……」ポロポロポロ

ウォースパイト(次から次へと口に押し込まれて行く蛆虫チーズに、ザラは抵抗する気力を失ったようだった)

ウォースパイト(啜り泣きながらソレを呑み込んでいく。吐き出しても、それを拾って口に入れてやるようにしていたらもう吐き出すことはなくなっていた)

ザラ「……ごくん。んぐっ……」ハイライトオフ

ウォースパイト(そして今や啜り泣きすらせずにただ口に入れられる蛆虫を呑み込むだけになっていた。私は、もちろん容赦しない)

ウォースパイト(ポーラにしたように、宣言通り丸々一個全てをザラに食べさえた。ザラは無反応ながら涙を流して全てを呑み込んだ)

ウォースパイト「はい、お粗末さまでした」

ポーラ「……」グッタリ ハイライトオフ

ザラ「……」グッタリ ハイライトオフ ツゥー

ウォースパイト「さて……では食後の休憩をあげようかしら?何とやらには鮮度がありますからね」ボソリ