481 ◆HAYARIDvxk2018/05/20(日) 01:35:22.87Nx+CyZQBo (5/6)



「あ、出る……」


開いた脚のちょうど真ん中から湧き上がった噴水が朝顔に吸い込まれていく
不安定な体勢のせいで倒れそうになるのを慌てて支える


密着したおかげか排尿に伴う体のわずかな動きもはっきりと感じ取れる
こんな経験は確かに誰にも真似できないな……


「ど、どうだ……」


足を掛けたままだが無事終えた石飛さんが強がる


「じゃあキレイにしてもらわないとね」


「……は?」


間の抜けた声を出す石飛さんの足元に潜り込む
倒れてこないように便器にかけた方の足を手で支え思い切り湧き水にしゃぶりつく


「ま、待て!そこまでしなくていいって!」


引き放そうにも安定しない姿勢ではうまくいかない
むしろ倒れこみ俺に体を預ける結果になってしまう
かなりかなりわずかではあるが確かな柔らかな膨らみが頭に当たって心地よい


「ば、ばか!やめろって!」


精一杯の強がりも言葉だけが精一杯らしい


「出る!出るからあ!」


匂いのない透明な噴水が足元へと泉を作っていく


「閑無ったらワンちゃんみたい」


「み、見るなバカ……」


そんな言葉は無情にも果たされずただただ足元に広がる泉を見ていることしかできなかった……






482 ◆HAYARIDvxk2018/05/20(日) 01:38:00.91Nx+CyZQBo (6/6)



寝ます

好きでもないおしっこネタで5人分も書き分けなんて無理です

そんなことをする奴がいたらよっぽどのバカぐらいです


そんなことばかりしてるから更新が遅くなるんだよ……


次回からはお風呂編です

>>467-471でのネタ提供ありがとうございました

本編内ではできそうにないものは番外編行きになると思います

ミサちゃんとのネタも番外編でやります


お風呂は軽めに仕上げて行きたい所存ー



おやすみなさい


483以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/20(日) 03:44:21.14oKtqy7E50 (1/1)


お風呂の時間だー


484以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/20(日) 20:11:48.11N1YTYTwoo (1/1)


やっぱ風呂は重めっしょ


485以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/22(火) 04:45:46.36qYu+Syr2O (1/1)


お風呂ではローションプレイが始まるのか?


4861レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/23(水) 01:16:27.30N3KSWGiMo (1/1)



全裸でトイレ掃除
しかも5人は女性という異質な空間
それでもさほど違和感を覚えないのは先ほどまでの行為のせいだろうか


「風邪ひいちゃう前にお風呂に行きましょうか」


中居さんの提案には全員賛成だ
全裸ではあるが決してエロ仲居ではないと思う


「そういえば石飛さんは穿き直さないんですか?」


アクシデントのせいで穿きなおせないだろう慕さんはともかく石飛さんは手に持つくらいなら穿いても良さそうだ


「どうせ脱がされるんだし別にこれでいいだろ」


「な、なるほど……?」


わかったようなわからなかったような……
とはいえ無理に否定するほどのことでもないだろう


「あ、着替えとかはあるから安心してね」


当たり前のように全員で同じ更衣室へ入ると仲居さんからそんな説明が入る
本来脱いだはずのカゴには2枚の女物のパンツだけ
各々手にしたタオルで特に隠す様子もなく浴場へと向かっていった







487以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/23(水) 04:15:26.62yiPEmgai0 (1/1)


wktk


4881レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/24(木) 00:43:02.951ZQJACquo (1/2)



「な、なんだか緊張するね……」


「そ、そうですね……」


仰向けになった俺の上に寝そべる慕さんが恥ずかしそうにいう
俺の眼前で脚を開いて秘所をさらけ出した慕さん
そんな彼女が横を向いた先には完全復活を遂げた俺のリー棒が屹立している


『どうすればおじさんは私を見てくれるのかなぁ……』


浴槽に浮かべられた徳利の中身は色々とゆるくしてしまうらしい
ついつい愚痴も出てくるのが酒というものらしい
尤も未成年ということもあり俺はそれを眺めているだけなのだが


「他の男とイチャイチャしてるところを見せつければいいんじゃないの?」


お酒に弱いのか赤くなった顔で本藤さんがいう
みんなも頷いているのは酒のせいだと信じたい


「そうと決まれば善は急ぐわよぅ」


バスタオルの上に仰向けにならされる俺


「硬かったらごめんなさいね?」


「いえ、すっごく気持ちいです!」


森脇さんのおっぱい枕に支えられる


「じゃあ撮影するよー♪」


撮影係はノリノリだ
……酒のせいだよな?







489以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/24(木) 03:48:55.23PaBMBLfP0 (1/1)


おっぱい枕は至高


490 ◆HAYARIDvxk2018/05/24(木) 23:52:19.871ZQJACquo (2/2)



「はーい、笑って笑ってー」


撮影係からの指示が飛ぶ


「う、うん……」


はっきりとは見えないがはにかむように浮かべる慕さん
左手で握るものが違えば映画かドラマのワンシーンみたいだ


「じゃあ今度は気持ちよくしてあげよっか♪」


「う、うん……がんばります……」


か細い声でつぶやき握りしめたものをしごき始める
ほぼ全快状態のリー棒には心地よい刺激だ


「京太郎くんも慕ちゃんを気持ちよくしてあげなくちゃね♪」


おっぱいからそんな指示が出る


「はい」


おっぱいの言うことには逆らえない


「じゃあ今度は舐めてみようか」


監督の指示とともに始まる舌先での愛撫
慣れているせいかツボをよく押さえている


「こっちも始めるわよぅ」


「はい」


おっぱいの言うことは絶対なのだ






491 ◆HAYARIDvxk2018/05/25(金) 00:17:50.797CaK02Roo (1/3)



「ほら、慕ちゃんのおまんこわかる?」


「はい」


「私みたいに分厚くないけど普段おなにぃとかしないの?」


リー棒に舌を這わせている慕さんにおっぱいが尋ねる


「その……おじさんに触ったり妄想したりするだけどイっちゃうから……」


「じゃあ誰かにおまんこ触られるのも初めてなの?」


「……はい」


監督とおっぱいからの卑猥な尋問
それにいちいち顔を赤くしながらも答えていく慕さん


「ほら、ここにキレイに処女幕があるわよぅ」


人差し指と中指で浅めの割れ目を広げると白い膜に覆われているのがはっきりと見えた
そんな光景に思わずリー棒が跳ねてしまう


「お、おちんちんも喜んでるね♪」


「今度はおまんこも気持ちよくしてあげるわよぅ」


監督とおっぱいは心底楽しそうだ







492 ◆HAYARIDvxk2018/05/25(金) 00:53:59.137CaK02Roo (2/3)



「じゃあまずは優しく指でなぞってあげるわよぅ」


頭上からの指示を続行する
『丘』というほどの起伏はないがプニプニした感触は確かに心地よい


「上の方の皮をむいてクリトリスも出してあげるわよぅ」


さらに広げると小さなクリトリスがぴょこんと顔を出す


「じゃあ今度は舌でしてあげるわよぅ」


「はい」


ギャラリーたちにも見守られつつお互いの秘所を舌で愛撫しあう
先ほどトイレでもしたことだが先ほど以上に愛おしいと思うのはなぜだろう


「わ、私そろそろ限界……」


「お、俺もです……」


初めてではなくとも限界はくる
しかもほぼ同時に迎えそうだ


「じゃあラストスパート行ってみよっか♪」


「たっぷり気持ちよくするわよぅ」


俺と慕さん以外の箇所からもクチュリという音が聞こえてくる
現におっぱい枕は振動機能が実装されたらしい


お互いに言葉に言い表せない嬌声とともに絶頂に到達した
……背中にはジャグジーが当てられていた







493 ◆HAYARIDvxk2018/05/25(金) 00:54:31.027CaK02Roo (3/3)



寝ます

お風呂でのイベントはあと一つ書いて終わりの予定です

おやすみなさい






494以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/25(金) 01:25:03.29UmjWNmSAo (1/1)


おしゃべりおっぱいかわいい


495以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/25(金) 03:06:53.2005l5fRxA0 (1/1)


おっぱいつよい


4961レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/26(土) 00:59:29.99qvgqmwT7o (1/1)



「みんなイっちゃったね」


「え、ええ……」


出てきたのはほとんど水だったが快感には変わりがない
さすがに残弾は少なくせいぜい甘勃起くらいだ


「せっかくだし最後までスッキリさせてあげましょうか」


おっぱいが提案してくる


「賛成」


監督もノリノリだ


「じゃあせっかくだしおっぱいでしてあげるわよぅ」


その時だった


「待った、私たちだっておっぱいでできるわ」
「ああそうだ」


「…………え?」


とてもではないがAAカップの二人では無理だ
そもそも挟むものがないし……


「じゃあせっかくだし任せてみよっか」


「ええ、そうね♪」


……される俺に選択権はないらしい






497以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/26(土) 02:16:43.77kOfABY7Q0 (1/1)


お風呂スレだと思ってたらおっぱいスレだった


498 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 00:54:10.58m4I0q18Vo (1/6)



「ほら、さっさと来いよ」


「絶対仕返ししてやるんだから」


そういってアピールしてくる二人
胸をアピールしているらしいがかろうじて感じ取れる膨らみは悲しみより虚しさがこみ上げてくる
胸が無しさで虚しさなのだろうか?


「じゃあ……」


立ち上がり甘勃起状態のリー棒を差し出す
少なくとも挟み込めるような谷間は存在していない


「でも挟める谷間がないじゃない」


監督は不満げだ


「こうすればいいんだろ」


そう言って二人が抱き合う
クッションがないおかげで簡単に密着できてしまう


「この間に挟んでみ」


少し離れて隙間を作る


「せっかくだしやってみましょうよ♪」


おっぱいさんは楽しげに俺のリー棒に手を添える
かなりキツいそこを無理やりこじ開けるように進んでいく


「入っちゃったね♪」


「そ、そうですね……」


圧迫感が強すぎて痛いくらいだ







499 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 01:11:07.63m4I0q18Vo (2/6)



「こうやって動かせば……」


二人で体を左右にスライドさせる
動きがぎこちないせいもありあんまり気持ちよくない


「そのままじゃ滑りが悪いんじゃないかな?」


回復したらしい慕さんが呟く


「なるほど……」


「一理あるな」


ベーと言いながら舌を出し唾液を垂らしてくる
潤滑液としては十分すぎるおかげで先ほどよりスムーズな動きで刺激を与えてくる


「でもこれじゃあパイずりじゃなくて板ずりね」


「だ、だったらもっと気持ちよくしてやるわよ!」


そう言って二人で唇を重ね舌を絡ませ合う
抱き合っていた手はお互いの最も敏感な箇所を責めているらしい


美少女の二人が絡み合う姿はおかずに十分だ
硬くなった乳首はただするのとは違う快感を味わわせてくれる


「や、やばいですって!」


逃げ出そうにも強すぎる圧迫感と背後から俺の乳首を責める森脇さんのせいで叶わない


結局、ほぼ粘りもない液体を足元にできた二つの泉へと落としただけだった……







500 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 01:21:18.67m4I0q18Vo (3/6)



溜まっていたものを全て出したせいか妙に頭が冴えてしまう


「風邪引く前に体を洗って入りましょうよ」


互いに体を洗いっこして一番大きな浴槽に全員に浮かぶ
にごり湯ではないせいですべて丸見えだが今更隠すこともないだろう


昔の思い出を肴に進んでいく酒宴
とはいえ俺は炭酸飲料だ


「未成年者への飲酒がバレたら色々とヤバイからね……」


冗談では済まない問題があるらしい
俺の知らないことばかりだが不思議と聞いていて苦にならない


「まさか慕がおっさん以外の男に裸を見せる日がくるなんてなー」


「さすがに日本じゃおじさんと結婚できないもん」


「日本じゃなきゃ結婚するの?」


「…………ノーコメント」


そう言って露骨に目をそらされた
少なくとも冗談だと信じたい


そんな感じで誰かが湯あたりしそうな頃まで楽しい宴は続いた







501 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 01:40:33.71m4I0q18Vo (4/6)



浴衣を羽織り大部屋に戻る
下着がないせいで全員浴衣一枚だが誰も帯を締めようとしない
締められないのか、締めないのかはわからない


大部屋に戻ると色々と疲れたのか布団を敷き我先に潜り込み寝息をたて始める
暗がりに瞼が落ち始めた頃起こされた


「京太郎くん、起きてる……?」


「慕さん?」


「おトイレ行きたいんだけどついて来てくれないかな……?」


「ええ、いいですよ」


さすがに我慢は辛いしな


「ありがとう」


暗がりではっきりとは見えなくても笑顔とわかる顔で二人でトイレに向かう
どうせなら俺もついでに済ましてしまおう


「せっかくだから一緒にしない……?」


「ええ」


浴衣を脱ぎ小便器に背中を向ける慕さん
そんな彼女に向き合い銃口を股の間へと向ける
冷えたせいかほぼ同時に出始める


斜め前に向かおうとする俺の水流と真下に落ちようとする慕さんの水流
ぶつかり合った二つは一緒に混じり合い落ちていく
言葉のない部屋に水音がやけに大きく響いたのだった







502 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 01:46:15.33m4I0q18Vo (5/6)



「これが連れションってやつなんだね」


感慨深げな慕さん


「さすがに同じ便器は二人で使いませんからね?」


「そうなの?悠彗ちゃんの見せてくれたマンガだと後ろからもしてたよ?」


「そんなこと普通はしません」


とりあえず説教が必要だな


「これでおじさんともできますね」


「さすがにこんなことおじさんとはできないかな」


「そ、そうですか」


正常な思考を保ってくれていたらしく一安心だ


「京太郎くんとしかこんなことしないよ」


「……え、それって」


「い、いいからおまんこキレイにして!」


「わ、わかりました……」


お互いの銃口を口で清め大部屋に戻る
同じ布団に入り抱きついてくる慕さん


「なんだかずっとこうしていたくなっちゃうね」


「それって……」


答えを聞くよりも先に静かな寝息をたて始めてしまった


その晩、思い出せないが幸せな夢を見ながらしっかり休めたのは言うまでもない




続く








503 ◆HAYARIDvxk2018/05/27(日) 01:46:59.31m4I0q18Vo (6/6)



寝ます

やっぱりシノチャーはかわいい

板ずりがかけたので満足です



おやすみなさい






504以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/27(日) 02:21:34.692kr6AObKo (1/1)


やはりドイツか


505以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/27(日) 02:35:44.97HqzT70YY0 (1/1)

乙ー
シノチャー天使


506以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/28(月) 00:12:55.882C8KkDrhO (1/1)


悠彗さんのお仕置きはお尻に挿入じゃない?いやご褒美になるか・・・


5071レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/28(月) 00:19:35.59HXTGyngco (1/1)



翌朝、雪明かりとともに目を覚ますと昨晩の惨状がありありと見てとれる
えっちなお姉さんたちのあられもない肢体はリー棒にクリティカルダメージだ


「まずはちゃんと着替えなさいな」


「わ、わかりました……」


カメラを回している上司に言われ慕さんの名残を惜しみつつ引き剥がし体を起こす
浴衣を脱ぎ下着を身につけしっかりと仕事着に着替える


「ゆうへ”はおたのしみて”したね」


からかわれるのを避けるように洗面所に向かい顔を洗う
雪景色の中での冷たい水は体を起こすのに最高だ


「おはようございます」


「うん、おはよう」


俺に返事をしつつもカメラを回す手を止めようとはしない


「瑞原様が朝食の後みんなを起こして大掃除をしたら午前中に一人、午後からは京太郎くんのお友達が到着予定よ」


「わかりました」


「じゃあ朝食の準備ができたらお部屋にお呼びに向かってね」


「はい」


今日も慌ただしい1日になりそうだ







508以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/28(月) 02:25:44.82XNIAU+l20 (1/1)


もっと増えるよ!


5091レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/29(火) 00:19:26.63686dM1f0o (1/1)



「おはようございます、朝食の準備が整ったのでお呼びに参りました」


美月さんの部屋で襖の前で呼びかける


「開いてるからどうぞ」


中から呼ばれたのではいることにする


「失礼します」


「失礼するなら帰ってちょうだい」


「わかりました……って呼んだのは美月さんじゃないですか」


「おお、模範解答」


手を叩いて喜んでいる美月さん
どうやら正解らしい


「あの、それで朝食ですが……」


「ええ、行くわ、朝食を食べられないて超ショックだもんね」


「……そうですね」


美月さんは朝から絶好調らしい
緩んだ浴衣は俺のリー棒をも絶好調にしたけどな!







510以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/29(火) 03:04:38.66BoKhwt/u0 (1/1)


京ちゃん無尽蔵やな


511以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/29(火) 17:48:02.52vD0WbsPlo (1/1)


何事もなく部屋から出られるとは思えない


5121レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/30(水) 00:35:32.31QC1BsChxo (1/1)



「じゃあ着替えるから……」


「わかりました」


邪魔にならないように出ようとしたときだ


「手伝ってくれるわよね?」


質問ではなく確認
それも答えは決まりきったものだ


「はい」


これしかない


「じゃあお願いね♪」


そういって立ち上がった美月さんの前で膝立ちになり帯をほどく
身に着けている浴衣を脱がせると残るは昨日も見たパンティーだけだ


「おちんちんおっきくなってるね」


「……すいません」


「私のだらしないおっぱいそんなに好きなの?」


「……はい」


大きさは今この宿にいる女性の中で俺が知る限りトップだ
昨夜の出来事と比較してその大きさは申し分ないものだ


「じゃあ……後で一緒にお風呂で気持ちよくしてあげるから我慢してね♪」


「……はい」


小悪魔めいた笑みにかき立てられる期待を振り払うように頷くのが精一杯だ
パンティーとお揃いの柄のブラをつけただけでまた浴衣を身にまとう


「じゃあ行きましょうか」


「はい……」


暴発しないように懸命にこらえつつ朝食の食堂へと向かった







513以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/30(水) 03:09:45.40ljlN9IU30 (1/1)


理想的なお義母さんだ


5141レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/05/31(木) 01:41:03.25IgIEYJWIo (1/2)



「いただきます」


全員で声を揃えて挨拶する
浴衣での朝ごはんはいかにも旅行先のご飯らしい


「朝食を食べられずに超ショックなんてことにならなくてよかったわ~」


空気が重いのは気のせいだと思いたい
箸が進んでいないようなのも昨日のお酒が残っているからだろうか?


「それにしてもみんないるなんてねぇ」


美月さんたちはやはり親交があるらしくどちらかといえば俺はアウェイだ
それでもそこまで居心地の悪さを感じないのは空気の華やかさのおかげだろう


「せっかくだしこの後みんなで温泉で体をホットさせましょう」


美月さんの提案にみんな賛成らしい


「もちろん京太郎くんもよ」


「……え?」


確かに一緒にお風呂に入るのは初めてではない
だけど公序良俗的にはアウトなような……


考えあぐねている俺に全員の視線が集まる


「……はい」


少なくとも断れるような雰囲気ではなかった







515 ◆HAYARIDvxk2018/05/31(木) 01:43:11.19IgIEYJWIo (2/2)



お風呂シチュエーションが浮かばないのと仕事が忙しいので今週いっぱい休ませてください

次回はヤクルトが楽天に3連勝したらじっくりお風呂を書きたいと思います


おやすみなさい






516以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/31(木) 03:28:17.91WFw5F5L00 (1/1)


お風呂倍プッシュだ


517以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/05/31(木) 16:55:25.26QxvPmIvQo (1/1)


美月さんなら腐悠彗を教育できるかなー


518 ◆HAYARIDvxk2018/06/03(日) 23:30:40.58YNg03eMEo (1/1)



すわほー

約束どおりじっくりお風呂を書きます

ただ美月さん+誰かみたいな感じで構想しています

悠彗ちゃんにお仕置きみたいな感じがいいんでしょうか?

何かアイディアとかあればお願いします


ではまた次回更新で

おやすみなさい






519以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/04(月) 02:47:39.43jbEoylbr0 (1/1)

おやすみ乙


520以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/04(月) 11:15:53.14nlwjCtMdo (1/1)

京太郎の身体を使って慕にリチャを落とす秘策を授けるとか


521以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/04(月) 16:40:54.470mkv1vWV0 (1/1)

はらむらけ(巨乳)との対決のために美月さん(巨乳)に前哨戦を挑むエロ女将…


522以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/06(水) 04:47:39.114L8ylh+pO (1/1)


ここは京ちゃんと美月さんで悠彗さんのお仕置きでお尻の開発をする


523以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/06(水) 20:30:18.00hhcZDnsA0 (1/1)

「こんなに狂いそうな程感じちゃう穴がいくつもあったら世の中廃人だらけになっちゃうでしょ!(グッチュグッチュズボズボ)」
「(ビクビクガクガク)……で……でもおじさんになら廃人にされてみたいかも……(アヘェ
「(大丈夫かなこの人)」

燕の順位が1つ上がる毎に過激なシチュ1つ追加ですよね


5241レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/25(月) 01:01:45.52vNkBmLVso (1/2)



「最近は下着を着けないのがブームだなんて知らなかったわぁ」


脱衣所で美月さんが呟く
だがそれも無理からぬ話なのかもしれない


一応仕事着である杏果さんと俺はともかく、慕さんたちは昨夜のままなのだ
帯を締めていてくれたのはせめてもの救いと言えたのかもしれない
ただ一枚しか身につけていないという事実は誤解を招くには十分すぎるだろう


「閑無はえっちだもんねー」


「私限定かよ!?」


マイノリティの杏果さんからの口撃に慌てて反撃する
少なくとも『痴女』という誹りは免れたいのだろう


「まあまあ、寒いんだし温泉でホッとしましょう」


発端であるはずの美月さんの言葉に全員頷く
暖房が入っているとは言え文字通り一糸纏わぬ姿というのはなかなか辛いものがある
当然のようにこの場にいる俺が言えたセリフではないかもしれないが、隠そうというそぶりすらないのは流石にいかがなものだろうか


「せっかくだし美月ママのスペシャルレッスンをしましょうか」


「スペシャルレッスン……ですか?」


俺の質問に微笑んで答える美月さん


「男の子を気持ちよくしてあげるためにね♪」


唯一の脱出口であるはずの出入り口が塞がれている
ありありと受諾の意思を示す視線に縛られたりしていないはずなのに一歩も動くことができなかった……







525以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/25(月) 04:34:51.96v1DbyBMn0 (1/1)


待ってた


5261レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/25(月) 23:54:31.84vNkBmLVso (2/2)



体を洗うための椅子を並べて車座になる
講師となる美月さんの隣は実験対象の俺が座る
輪自体はそれほど大きくないので手を伸ばせば対面の相手ですらお互いの体に触れそうだ


「まずは気持ちよくなるスポットから勉強して行きましょうか」


美月さんの言葉に生徒全員が頷く


「じゃあまずはスポッと当ててもらいましょう」


そういって生徒に応えるように求めると口々に答えが出る
その度に美月さんが指先で撫でてくる


「ね?反応を見れば一目瞭然でしょう?」


リー棒はもちろんのこと乳首や鎖骨、さらには耳といった場所まで優しく愛撫される


「お尻は!?お尻の穴はどうなんですか!?」


今にも立ち上がりそうな勢いの熱心な生徒からの質問


「うーん……それは人それぞれじゃないかしら?」


「少なくとも俺にその気はないです」


「口ではそう言いつつも一度体験してしまえば……」


なにやら自分の世界に沈み込んでしまったらしい


……そっとしておこう







527以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/26(火) 00:36:15.74I2rvbdm1o (1/1)


一度体験してしまうのは悠彗のほうなんだよなぁ


528以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/26(火) 02:04:30.56287O3B+e0 (1/1)


美月先生頼もしい


5291レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/27(水) 01:04:04.03ttEe+gB+o (1/1)



「まずは基本となる指での愛撫からね」


そういって指先を俺の体にはわせていく


「まずは軽く指でなぞってみましょうか」


先生の言葉に頷き体に指が這わされる
くすぐったさもあり思わず体をよじらせる


「じゃあ少しずつえっちな場所も触ってみましょう」


そういって俺の乳輪を指先でゆったりと縁取っていく


「他にも指だけじゃなくて舌先も効果的よ」


指先に倣うように舌先で乳輪を縁取る


「ね?少しは気持ちよくなってきた?」


「え、ええ……」


事実とはいえ素直に認めるのは気恥ずかしい
それでも体は正直でピクピクと軽く痙攣してしまう


「まだ乳首だけなのにおちんちんは準備万端みたいね♪」


「そ、そうですね……」


釘付けになる視線を誤魔化すように笑うのが精一杯だ







530以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/27(水) 02:32:54.15QAKI6Sfh0 (1/1)


うらやましい


5311レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/28(木) 00:19:55.388Oc0qccXo (1/1)



「まずは手で反動をつけながらシゴいてあげるのが基本ね」


優しく握った俺のリー棒を上下させていく
普段自分がやり慣れている行為でも他人にされるとなれば快感は段違いだ


「気持ちいい?」


「は……い……」


全員の視線が集まる前で情けない声を漏らさないように必死にこらえる
それでもビクビクとした痙攣までは堪えられない


「おちんちんがビクビクしてるのがわかるわよね?」


寸止めするように手を離し全員に触られる
シチュエーション的には最高だが必死に最後の防波堤でこらえる


「出してもいいわよ」


耳元で美月さんに囁かれ息を吹きかけられると同時にタガが外れた


おおという完成とともに今日の一発目が飛び出す
目の前にいて直撃を受けたその人は妄想の世界から現実に引き戻された


「勢いも量も合格ね♪」


その言葉に自然と拍手が起こるが面映ゆい


「……さすがにこんなに出されたらやばいわね」


立て板に白く濁った水が垂れていた






532以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/28(木) 03:41:59.58cZZcoqRw0 (1/1)


すばらしい


5331レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/29(金) 01:41:53.61NFPfOMnvo (1/1)



「ちなみにおちんちんを気持ちよくしてあげる方法は手だけじゃないわよ」


全員の顔を見渡して答えを聞いている


「舌で舐めてあげるとか?」


「おっぱいで挟んであげるわよぅ」


「髪の毛を巻きつけるのが好きな男もいるらしいわよ?」


そんな回答が出てきたのに満足げな先生


「お股で挟んであげたり脇や膝裏なんかで挟んであげたりも出るわよ?」


そういって俺と向かい合って抱き合う
必然的にクッションとなるべき胸が程よく潰れて心地よい


「ほらね?」


そのまま体を俺に預けるようにして足を締めると最もデリケートな箇所同士が触れ合う


「おっぱいとお股と両方で気持ちよくできるでしょ?」


そういってゆっくりと体を動かし始める
体に胸と股間という最も柔らかい箇所が愛液という潤滑油のおかげでスムーズに擦り付けられて行く


「み、美月さん、俺また!」


「私のお股とおっぱいでまたいっぱいイっちゃいなさい♪」


よわめるどころかさらに速くなる動き
不幸な被害者は2回目の直撃を受けてしまったのだった……







534以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/29(金) 04:12:56.75U3QR8siS0 (1/1)


美月ママに甘えたい


5351レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/06/30(土) 01:38:34.36TUN4kxnio (1/2)



「じゃあみんなでおちんちんをペロペロする練習からしていきましょう」


さすがに2回目ということで若干しぼみかけている俺のリー棒を手で包み込みながら美月さんがいう


「誰からやりたい?」


もはや美月さんの所有物らしい
……決して悪い気はしないが


「私がお姉さんとして気持ちよくしてあげるわよぅ」


そういって森脇さんが手を挙げる


「せっかくだし二人一緒に気持ちよくなっちゃいましょうね♪」


そういって休憩スペースのすのこの上にバスタオルを敷いただけの官位ベッドへと俺を誘導に仰向けにさせる


「曖奈ちゃんも京太郎くんの上に寝そべってみて」


「こ、こうですか……?」


森脇さんが『重かったらごめんね?』と謝りつつ俺の上に寝そべる
互い違いの体勢になっているので必然的にお互いの性器がお互いのまさに目の前にくる体勢だ


「うん、バッチリね♪」


大勢の人に見られている
そのせいか萎えかけていたリー棒にまた力が蘇る
決して俺はMではないはずなのに……







536 ◆HAYARIDvxk2018/06/30(土) 01:41:23.42TUN4kxnio (2/2)



今日は飲み会なので今夜の更新は休みます

何か美月先生に教えてもらいたいことがあったら書いておいてください

可能な限り善処します


また、悠彗ちゃんのアナル調教ですがかなりソフトなものですがやろうと思います

一応スワローズの交流戦最高勝率記念ということで

ただ、実際には事前の準備が必要ですが悠彗ちゃんが『なぜか』普段から準備をしていたということで書きます

多分きっとおそらくメイビーそういった願望からではないと思います



おやすみなさい






537以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/30(土) 04:04:12.87i+x2Zjs10 (1/1)


授乳プレイ


538以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/30(土) 08:20:50.59li4ku6GOo (1/1)


今度は京太郎の攻めでどういうことをさせてあげると喜ぶか、とか


539以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/30(土) 09:36:28.39z8iUaMxA0 (1/1)

乙です
この流れで京太郎の貞操がキープされることが信じられぬ


540以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/06/30(土) 22:45:03.06jIgtQOAY0 (1/1)

M男を喜ばせるSプレイ指南
ついでにM女を喜ばせるほうも


541以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/01(日) 10:49:11.36H7SuTV7CO (1/1)


アナル調教のソフトってどこまでなんだろう



5421レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/03(火) 00:27:44.143jhXat88o (1/1)



「女の子はデリケートなんだから優しくしてあげなきゃダメよ?」


俺の頭の下に足を通して正座をしている美月さんがいう
いわゆる膝枕というやつだ
もっとも重力に抗いきれないおっぱいクッションも合わさって魅力は倍増以上だ


「それにしても羨ましくなっちゃうくらいキレイなおまんこね♪」


俺の顔の前で大きく広げられまさにあけっぴろげのそこに対して美月さんが褒める


「あの……あまりジロジロ見ないでください……」


みんなのおねえさんも美月さんの前ではかたなしだ


「興奮しちゃうからかしら?」


「ち、ちがいます……」


そう言いつつも整った茂みは熱帯雨林やマングローブに進化を遂げている


「見られているだけじゃもどかしいみたいだしそっとソフトにいじってあげてね?」


「わかりました」


「うう……」


表情こそよく見えないが恥じらいに紅潮しているのはよくわかる


「赤くなっちゃってるからレッドゴー♪」


……空気が重くなった気がしたが気のせいだと思いたい







543以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/03(火) 03:12:27.149U/iWGS20 (1/1)


いいね


5441レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/04(水) 01:04:04.85/9ORTnPko (1/1)



いつまでもこうしていたい気もするがそういうわけにもいかない
目の前で女性があられもない姿をさらしているのだ
もはや完全回復したリー棒を下から丁寧にしごきあげてくれている


「ほらほら、女の子だけに任せっきりにするのはダメよ?」


美月さんのいうことも尤もだ
とはいえ俺にできることは極々限られているのだが


「そうそう、そこが一番敏感なところだから丁寧に丁寧にしてあげなきゃね」


小ぶりながらも勃起して姿を現した突起物を舌先で愛撫する
体同士が密着しているせいで小刻みに震えその快感を俺にも伝えてくる
それでも淫らな声を必死にこらえているのはせめてもの年上の矜持だろうか


「舐めるだけじゃなくて吸ってあげるのも効果的よ?」


目の前に垂れ下がるおっぱいのアドバイスに従い吸い付く
声を漏らす代わりにピクピクと震える体がありありとその快感を伝えてくる


そんな森脇さんと俺にギャラリーからも歓声にも似た声が聞こえてくる
だからと言って止めるわけにもいかない


「そ、そろそろ私限界よぅ……」


震える微かな呟きが俺に伝わってくる


「お、俺もです……」


これ以上つまらない意地を張る必要はないだろう


「じゃあ二人ともラストスパートね♪」


お互いの上の口からは漏れなかった声は下の口から噴水という形で勢いよく噴き出し互いの顔を汚したのだった







545以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/04(水) 01:42:10.86mofMsiHZ0 (1/1)

おつー
森脇さんかわいい


546以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/04(水) 20:45:34.10E5gKAJfEo (1/1)


美月さんは名調教師


5471レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/07(土) 01:27:54.08KsKLUBK7o (1/1)



「気持ちよかった、曖奈ちゃん?」


「は……い……」


顔こそはっきりとは見えないが絶え絶えの呼吸の中で上下する胸は確かに満足げだ


「女の子をちゃんと気持ちよくしてあげられたわね♪」


合格詔書の代わりか美月さんが撫でてくれる
不思議と嫌な気持ちにはならない


「やっぱり男の子はおっぱいが好きなの?」


膝枕のせいで真上から俺を見下ろす慕さんとバッチリ目が合う


「ええ、まあ……」


下手に誤魔化すより素直に答えたほうがいいだろう
まぎれもない事実でもあるしな


「ふーん……」


「あら?おっぱいでお互いにいっぱい気持ちよくなれる方法があるわよ?」


「教えてください!」


「は~い♪」


すさまじい生徒からお願いに先生はただただ満足げだった







548以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/07(土) 02:41:48.50wDDp+0XC0 (1/1)

おつ
わくわく


5491レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/08(日) 02:01:43.637Pw0c4cCo (1/1)



「そうそう、そうすればお互いのおっぱいを舐め合うことができるでしょ?」


俺の顔の前に覆いかぶさる慕さん
目の前に慎ましくも形の良い胸がある


「男の子ってこんなに鍛えてるんだ……」


上下こそ違えど同じ状態の慕さんが呟く
水着の時に見られることはあるとはいえ、まじまじと見られたうえに感想まで述べられるのは流石に恥ずかしい


「おっぱいはデリケートだからいっぱい時間をかけてしてあげないとダメよ?」


先生の言葉に従うように俺の乳首を優しい感触が包み込む


「ちょっとしょっぱいね」


雪が降るほど寒いとはいえ汗ばむようなことをしているのだ
それでも耳から伝わる情報は俺を辱めるとともに興奮させるには十分すぎる


「京太郎くんのおっぱいはもう一つあるしおちんちんだって空いてるわよ?」


膝枕の上のおっぱいからそんな声がかかる
返事もせず舌で3ヶ所を同時に責められるというのは3回出した後とはいえなかなか来るものがある


せめてもの抵抗に目の前の胸にわざとらしく下品な音を立ててムシャぶりつくとともに必死に手を伸ばす
かたや柔らかな陰毛の茂みにふれ片や不毛地帯に触れる


3対1ではかなり分が悪いがそれでも3ヶ所に反撃はできている
結局、俺一人の犠牲は二人の道連れという結果に終わった
ただ、こういうのも悪くはないと思ったのは内緒だ







550以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/08(日) 04:40:35.80JE0aXGmu0 (1/1)


すばら!


5511レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/09(月) 01:41:22.81yEhMJBRzo (1/1)



「慕ちゃんだけじゃなくて閑無ちゃんまでイかせちゃうなんてすごいわね」


先生からお褒めの言葉とともに頭を撫でられる
しっかり揺れる胸はやっぱり絶景だ


「これならおじさんともできそう……」


満足げな慕さん


「少しは手加減しろよバカ」


流れ弾の犠牲になった形の石飛さんもまんざらではなさそうだ


「今度はちゃんと私のおまんこも舐めてね?」


一方的に勝利を収めた杏果さんは不満げだ


「あとは……」


全員の視線が一人に集まる


「わ、私はいいわよ……」


その視線から逃れるように顔を背ける


「あら、お尻を使った特別なレッスンをしようと思ったのに」


「やります!」


……こういうのを満面の笑みって言うんだろうなぁ








552以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/09(月) 02:32:28.01LI7xfM070 (1/1)


おおう


553以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/09(月) 07:42:54.89rMDAU+spO (1/1)


悠彗ちゃんのアナル調教がついにくる!!


5541レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/14(土) 00:22:37.497Hw6wSmeo (1/1)



「まずは観察するところからスタートよ」


「わ、わかりました……」


ヘッドレストの持ち主の言葉に頷く
目の前にある観察対象こそ正しければ立派な自然科学の第一歩だろう


「やっぱりこれっておかしいわよね!?」


被観察対象は不満げだ
とはいえその体勢を崩すことは到底できそうにない


観察部位である股間を突き出す形で四つん這いになっている本藤さん
体を支える手や足は4人自由を奪われこの体勢を保たざるを得ないのだ


「生えた形跡もない天然のパイパンさんなのね」


「み、見ないでください……」


「クリトリスは大きめだけどキレイなスジマンね」


冷静な観察報告に本藤さんは耳まで真っ赤だ


「これから開いて観察するけどデリケートだから優しくしてあげなきゃダメよ?」


「わ、わかりました……」


先生の指示は絶対
全員の共通認識だ







555以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/14(土) 04:18:22.618E8hMj620 (1/1)


楽しみ


5561レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/19(木) 01:32:10.17flgW2EUmo (1/1)



「外の観察が終わったら次は中の観察よ」


「はい」


「デリケートだから優しく広げてね」


「わかりました」


失礼しますと言って親指を軽くあてがい左右に広げていく


「くぱあ」


「余計な効果音つけないでよ!」


「ごめんごめん」


音響担当に不満げだ


「じゃあ一つずつ解説しながら観察していきましょうか」


「お願いします……」


ワレメの中に逐一解説を加えてくれる美月先生
男の俺はもとより同性である生徒たちも興味深げだ


「断裂すらないキレイな処女膜ね♪」


「もうお嫁に行けない……」


「あ、あはは……」



慰めの言葉も浮かばず笑ってごまかすのが精一杯だ








557以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/19(木) 04:01:02.66Jp1OwFpa0 (1/1)


勉強になる


5581レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/20(金) 01:48:57.49Yu4eBAUYo (1/1)



「せっかくだし中も触ってみましょうか」


「「え?」」


「でもせっかくだから比較したほうがいいわよね」


そういって頭を収めていたおっぱい枕が離れて行く
自由を抑えていた手が片方離れお尻が二つに増える


「私はいいけど悠彗ちゃんは優しく入れて上げないとダメよ?」


「わ、わかりました……」


板場にいつの間にか自然に正座をしてしまう
恐る恐る美月さんへ人差し指を伸ばすとそのまま最もデリケートな穴へと導かれていく


「さすがにパパのおちんちんよりは細いわね」


それでも逃すまいと指に膣壁が絡みついてくる
少なくとも簡単に引き抜かせてくれるつもりはなさそうだ


「お腹側をゆっくりこすってみてくれるかしら?」


「こ、こうですか……?」


「ええ、そこよッ」


途端に声のトーンが一段階上がる


「もっとホットにしてッ!」


「わ、わかりました……」


俺の指の動きに合わせて身をよじらせ喘ぐ美月さん
友達の母親というある意味最も身近と言える大人の見せる『大人の女』の部分


観察対象であるはずの本藤さんすらも固唾をのんで見守る


「い、イっちゃう!」


文字通りホットな噴水とともに先生は生徒たちの前で絶頂に達してしまったのだった








559以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/20(金) 02:49:11.68R4CqiK3A0 (1/1)


えろい


560以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/20(金) 22:52:40.19x4foArUQo (1/1)


美月さんの受けは新鮮だな


5611レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/21(土) 00:57:37.31qVkteTdCo (1/1)



「うん、これで最終試験を受験できるわね♪」


いまだに快楽に浸っている美月さんがいう


「ちゃんと悠彗ちゃんも気持ちよくしてあげなきゃダメよ?」


そんな言葉に悠彗さん以外みんな頷いている


「は、はじめてなんだから優しくしてよね……?」


当の本人もノリノリだ


「が、がんばります……」


逃げ場を完全に塞がれてしまった俺にはそういうのが精一杯だ
戻ってきてくれたおっぱい枕の柔らかさに少し安堵する


「うーん……いきなり人差し指は痛いと思うから小指からがいいみたいね」


「わかりました」


おっぱい枕からの指示には従わなければならない


「失礼します」


小指をあてがいゆっくりと挿入していく
異物を拒むように狭まってくる膣壁だが愛液のおかげか進めること自体はできないことはない


「痛くないですか?」


「う、うん……」


そうは言いつつも気持ちいいという感情からはかなり程遠い
さすがにこれはダメだよな……







562以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/21(土) 03:46:49.98941yFLjx0 (1/1)


おっぱい枕いいよね


5631レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/24(火) 01:11:34.6757xdoZJmo (1/1)



「うーん……この方法はあんまりオススメできないんだけどなぁ」


そういって美月さんが俺に耳打ちをしてくる


「……マジですか?」


「マジもマジ、大マジよ」


「わ、わかりました……」


驚きの指示内容だが従わなければならないことには変わりない


「失礼します」


先ほどと同じように小指をあてがいゆっくりと挿入して行く


「ま、待って!そっちは違う穴だから!」


そんな言葉とは裏腹に思ったよりするすると飲み込まれていく俺の小指
さすがに第二関節までが精一杯だが前より入れやすいのは気のせいではないはずだ


「……やっぱりね」


「え?」


「……悠彗ちゃん、自分でも触ったことあるでしょ?」


「な、ないです!」


「ふーん……」


「な、なんですか……」


二つの穴に他人の小指を挿入されつつ必死に何かに耐えている本藤さん


「反応を見るためにもしばらくこのままにしておきましょう♪」


「「え?」」


その言葉に俺の指に対する締め付けが強くなったような気がした








564以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/24(火) 06:27:29.28McqoNZZo0 (1/1)


悠彗ちゃんかわいい


5651レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/25(水) 00:08:30.35+reDSIYRo (1/1)



「あの……そろそろ指が限界なんですが……」


そろそろ両手の小指の限界が近い
締め付けてくれる感覚も慣れてしまえばちょっと痛いだけだ


「うーん……じゃあ抜いちゃいましょうか」


「え!?」


美月さんの言葉に頷くより先に本藤さんが素っ頓狂な声をあげた


「素直に話す気になったかしら?」


「……週2回クリだけで満足できないときにお尻の方も触ってます」


「はい、良くいえました」


そういって森脇さんに撫でられる本藤さんは心底恥ずかしそうでいじめたくなる不思議な魅力がある


「正直に言ったんだから動かしてよ……」


「ええ、いいわよ」


おっぱい枕からの許可もおりたので小指を少しずつ動かしてみる


「ひゃい!?ま、待って!」


愉快な喘ぎ声とともに体を震わせ始めるのを見ていると楽しくなる


「どう?楽しい?」


「ええ、とても」


「ば、バカ!」


薄い壁越しに俺の小指がかき回していく
その度に上がる喘ぎ声に様々な反応が出てくる


「イッちゃう!イッちゃうから!」


その言葉に合わせて指を引き抜くと下品な音とともに熱い噴水とともに痙攣を伴いながら絶頂へと達したのだった







566以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/25(水) 03:30:41.88vkbAdQ9d0 (1/1)


堕ちてくの良い


5671レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/26(木) 00:43:38.444VwtyKvco (1/1)



「誰かに触ってもらうのも気持ちいいでしょ?」


お尻を撫でながら先生が尋ねる


「ええ、まあ……」


歯切れは悪いが明確には否定できないらしい


「うん、合格よ♪」


そういってお尻を撫でていない方の手で撫でてくれる


「ありがとうございます?」


よくわからないがどうやら褒められてはいるらしい


「それにしても……」


全員の視線が一箇所に注がれる
ただそれも当たり前のことだろう


「杏果ちゃん、ちょっといいかしら?」


俺の頭上でされるひそひそ話
おっぱいヘッドホンのせいで内容はよく聞き取れない


「ええ、ぜひ」


「じゃあよろしくね♪」


なぜかノリノリな二人
……嫌な予感がするのはどうしてだろ







568以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/26(木) 02:47:53.74lwqhVl5T0 (1/1)


わくわく


5691レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/27(金) 01:21:52.23KO/1ZJZ3o (1/1)



「え?え?」


突然の出来事に我ながら間抜けな声を出してしまう
後ろにあったおっぱい枕は顔の前に来て後ろには杏果さんが抱きついていた


「なるほど……これが男の子のおなにぃなんだ」


抱きついたまま股間のリー棒を握りしめてくる
普段自分が使うのとは反対の手なのは不思議な感覚だ


「せっかくだしもっとえっちな気分になってもらいましょうか」


「……え?」


前にはおっぱい後ろからは手コキ
逃げ出せないのは物理的な事情だけではないのは内緒だ


「フェロモンってね、ここからも出るのよ?」


頭の上で腕を組み脇をアピールしてくる美月さん
股間と同じように生え揃った茂みが大人らしくいやらしい


「思いっきり匂いを嗅いでみて?」


深呼吸をしてみるとほんのり汗のせいか酸っぱいが嫌ではない匂いが出てくる
これがそうなのかはわからないがフェロモンというのは事実らしい


「おちんちん硬くなってるね♪」


美月さんの脇に顔を埋める俺のリー棒を楽しそうに扱く杏果さん
極上のおかずとテクニックのおかげでかなりの快感を伴った射精を迎えたのだった







570以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/27(金) 03:22:14.74Rg6iAuVM0 (1/1)


うらやましい


571以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/27(金) 15:16:29.35bjDc2yM8o (1/1)


美月さん腋剃ってないのかすばら


5721レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/28(土) 00:25:24.04u+f01yMFo (1/2)



エロエロもとい色々とあった体をシャワーでキレイにして全員で露天風呂に浸かる
体を隠そうという人間は一人もいない
水面にたゆたう体が様々ではあるがみんなキレイで扇情的だ


「いよいよ明日からだね」


「はい」


「といっても明日は開会式とレセプションだけだけどね」


「京太郎くんの部活仲間の皆さんにも島根のいいところをたくさんを知ってもらわなくちゃね」


杏果さんは完全なおもてなしモードだ


「ま、一回戦で無様に負けないくらいには応援してやるよ」


「閑無ちゃんは素直じゃないなー」


「は、はあ!?」


「まあまあ、せっかくの経験なんだし楽しんだ方が気楽よぅ」


「ま、なるようになるんじゃないの?」


「そ、そうですね……」


とはいえほとんど緊張だけでとても楽しむという心境にはなれそうにない


「もう、しかたないわね」


「み、美月さん!?」


「おっぱいにいっぱい包まれて余計なことはグッバイよ」


そういって胸の間に抱きしめられると落ち着けるのだから不思議なものだ


風呂から上がると家に帰る美月さんを見送り旅館に残るみんなで清掃をし、杏果さんは今日最初のお客様を迎えにいったのだった




続く






5731レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/28(土) 00:26:48.08u+f01yMFo (2/2)



バリエーションを出すのってむずいですね

次回はとあるキャラが登場です
すでに登場済みの人なので予想してみてもいいかと


おやすみなさい






574以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/28(土) 03:49:17.90chUZXe/W0 (1/1)


美月さんの圧倒的な母性よ


575以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/28(土) 19:40:25.40GePlrIMOo (1/1)

すこやん「きちゃった」


576以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/28(土) 20:00:25.85IovOoVHh0 (1/1)

原作で杏果さんちに来たことがある戒能さんかな?


5771レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/29(日) 23:53:13.51APAPUoKyo (1/1)



ちょっとした幕間


「お風呂上がりは牛乳もいいけどアイスもいいわよねー」


お風呂上がりにアイスを食べながら美月さんはご満悦だ
バスタオルで隠そうともせず時折扇風機でなびく髪が艶っぽい


「冬のアイスってだけも魅力倍増ですもんね」


かくいう俺も美月さんに向かい合ってアイスに舌鼓を打っている
さすがに股間にはバスタオルをかけてはいるが
ちなみに脱衣所には他にはいないので美月さんと文字通り裸の付き合いというやつだ


「でもアイスといったらやっぱりバニラじゃないかしら?」


「抹茶も捨てがたくないですか?」


「そこまでいうなら食べてみればわかると思うわよ?」


そういって差し出してくれるスプーンをお礼を言って口に含む


「こちらもどうぞ」


先ほどの美月さんにならうと美月さんもありがとうと言って口に含む


「やっぱりアイスをあいする人と一緒に食べるのなんて贅沢ね」


「え?」


「はやりちゃんはそんなあいする人とアイスを食べられるのかしら?」


心底楽しそうな顔を向けてくる美月さん


「が、頑張ります……」


そう答えるのがせめてもの精一杯だ


「ま、期待はしているわ」


「はい……」


「ところで……おっぱいに垂れちゃったんだけど……キレイにしてくれる?」


「わ、わかりました……」



このあと、俺のアイスバーが搾り取られたのjはいうまでもない……




カンッ


ちなみに正解はまだ出ていないです








578以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/30(月) 02:44:01.50u0K0Ngmi0 (1/1)


美月お義母様!


579以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/30(月) 04:52:46.72bmcrzCXHO (1/1)


美月エロいなぁ~咏さんあたりかな?わっかんないけどw


580以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/30(月) 16:58:33.97y6W4iZu6o (1/1)

来た!(プンスコ


581以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/30(月) 21:20:07.72FVmfupZWO (1/1)

真深さんが来ても面白い


5821レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/30(月) 22:15:53.07SYi1yL8mo (1/2)



そろそろお客様が来られるという連絡が杏果さんから入った
出迎えや車から荷物の運び出しなどのために駐車場へと向かう


「いらっしゃいま……せ?」


そこにいるお客様に驚いてしまう


「来ちゃった♪」


「師匠!?どうしてこちらに!?」


春日井真深さん
大沼プロ、南浦プロとともに俺の師匠の一人だ
とはいえ病院にいるはずだからここにいるのはおかしいのだが……


「お仕事半分休養半分だね」


「え?」


「春日井様は今回の雀竜王戦の解説者の一人なの」


杏果さんの紹介にVサインを作る春日井さん


「はやりちゃんへのサプライズだからね」


「な、なるほど?」


わかったようなわからないような……


「ほらほら、こんな寒いところで立ち話もなんだからお部屋へ行きましょう」


「わ、わかりました」


荷物を受け取り宿へと向かう
お部屋へ案内している間も心底楽しそうだ







5831レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/07/30(月) 22:17:49.62SYi1yL8mo (2/2)



こんばんは

>>581さんのいう通りまふふが正解でした
小学生のはやりんが横浜まで会いに行ったのでまふふが会いに来てもいいですよね!


>>581さんは何か小ネタのリクエストがあればどうぞ
内容が酷すぎない限り可能な限りお答えします


おやすみなさい







584以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/31(火) 02:05:37.15Iai77rgm0 (1/1)


真深さんだー


585以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/07/31(火) 19:54:35.04z4CPn9EOO (1/1)


>>581です、真深さんがきましたか~
じゃあ小ネタのリクは雀竜王戦の決勝前日に真深さんと京ちゃん二人でお風呂に入って
真深さんに、はやりんの事を本気で頼まれるっていうのは可能ですか?


5861レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/01(水) 23:54:37.72y9bChf0jo (1/2)



「あの……どうしてわざわざ島根まで来られたんですか……?」


部屋に案内されお茶を飲みながら一息ついている師匠に尋ねてみる


「さっきも言った通りお仕事半分休養半分だよ」


「え、でも病院にいないといけないんじゃ……」


「だって病院なんて退屈じゃん」


「……え?」


師匠の言葉に思わず間の抜けた返事をしてしまう


「確かにサポートとかを考えると病院はいいんだけどそればっかりが人生じゃないからね」


「な、なるほど?」


わかったようなわからなかったような……


「まあ、細かい話はお風呂でしよっか」


「……え?」


「私がお風呂で体調を崩して溺れちゃったり怪我をしたりしてもいいの?」


「よくないです」


「よろしい、私と混浴する権利を授けよう」


「ありがとうございます?」


どうやら俺に拒否権はないらしい







5871レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/01(水) 23:56:40.30y9bChf0jo (2/2)



>>585
了解です
100%の形でお答えはできませんが、お風呂はこの後書きます


暑かったり忙しかったりしますが年内完結を目指してのんびりやって行くのでよろしければおつきあいください


おやすみなさい






588以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/02(木) 02:18:24.41clRz8gaE0 (1/1)


がんばれ


5891レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/03(金) 01:07:20.85EYZv6wOKo (1/1)



「いやあ、脱がせてもらえるなんてお姫様になった気分だわー」


部屋にコートこそ脱いできたがそれでもまだ身にまとう枚数は多い
一枚ずつ丁寧に脱がせつつ折りたたみカゴへとしまっていく


「ずいぶん手際いいねー」


「ありがとうございます」


上下1枚ずつ、お揃いの黒い下着だけになると褒められた
褒められて悪い気はしない


「ふふん、お姉さんの魅力にメロメロになっちゃった?」


「ええ、とてもよくお似合いです」


「はやりちゃんみたいにおっぱいは大きくないのに?」


「……胸だけが女性の魅力ではありませんから」


「ふーん……ちなみに私の魅力は?」


いたずらっ子のような視線を向けてくる
とはいえそらして逃げることはできそうになさそうだ


「えっと……スレンダーながらも丸みを帯びたキレイな体だと思います」


「ま、及第点だね」


「あ、ありがとうございます……」


褒められているはずなのに印象が違うのはどうしてだろう……







590以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/03(金) 02:16:30.65xzrVPmWM0 (1/1)


お風呂無双だ


5911レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/04(土) 01:02:15.773maEFeSxo (1/1)



「ブラもちゃんと外せるかな?」


「大丈夫です」


今まで練習してきた通り抱きしめるようにしてホックを外し手から引き抜く
もはやお手の物だ


「ふーん……はやりちゃんで練習したのかな?」


「はやりさんだけじゃないです!」


「つまり練習したことは否定しないんだ……」


これがジト目というやつか
語るに落ちた俺はええ、まあ……と曖昧な返事を返すのが精一杯だ


「元とはいえ牌のおねえさんのおっぱいを見て感想はないのかな?」


もはや抗う意思すら折れてしまった俺にさらに追い打ちをかけてくる
たしかにボリュームには乏しい
それが幸いしたおかげか垂れている様子は見られない
色素の薄い乳輪に俺の小指の先ほどもない小ぶりな乳首だ


「美乳だと思います」


「ちなみにこれでもBカップあるからね♪」


両手で胸を挟んで持ち上げている
それほど力は加わっていないだろうが程よく潰れていて気持ち良さそうだ


「水着グラビアは何度かあるけど下着の中まで見せた男の子は京太郎くんが初めてだね♪」


「……え」


「見たがる人は多かったけどね♪」



いたずらっぽい笑顔は俺より年下と言われても信じてしまいそうだ







592以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/04(土) 02:36:59.8825IvK7VN0 (1/1)


かわいい


5931レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/05(日) 00:51:38.47hr2k2yC2o (1/2)



「あと一枚だね」


「失礼します」


跪くように正座をしてブラとお揃いのパンティに両手をかける
そのまま下へとずり下げていくと女性の最もデリケートな部分があらわになる


「あまりに濃くてビックリした?」


「い、いえ……」


「これでもグラビアをやってた頃はお手入れ大変だったんだからね」


「そ、そうですか……」


面積はそれほど大きくないながらも密度の濃い茂みはワレメを完全に覆ってしまっている
下部の方は茂みに覆われていないおかげでワレメがしっかりと見てとれる
あまり盛り上がりはなくあまり触られたような形跡も見てとれない


「ちなみに処女だからね♪」


「え”!?」


「む、それはどういう意味の『え”』なのかな?」


見下ろされつつ詰問される俺
正座までしているせいで完全に裁判官と被告だ


「その……てっきりそういった経験は豊富なのかと……」


「アイドルと女の子は違うってこと」


「え?」


「ほら、さっさといくよ」


「ま、待ってください!」


タオル片手に浴場へと向かった師匠を慌てて服を脱ぎたたむのもそこそこに追いかけた








594以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/05(日) 03:50:38.83F6Zy/VtM0 (1/1)


これは誘ってる!


5951レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/05(日) 23:50:50.86hr2k2yC2o (2/2)



「いやあ、洗ってもらうなんて悪いねえ」


「いえいえ」


「いっつも看護師さんに洗ってもらうことはあるけど流石に若い男の子はないなあ」


風呂に入る前には体を洗う
だけど相手は師匠でありお客様である
俺が体を洗うのは必然と言える


腰にタオルを巻いている俺と違い全く隠すそぶりのない師匠
ボリュームこそ乏しいがメリハリのある体は目にたいへんよろしい


「やっぱり男の子の方が力があるおかげで気持ちいいわね」


「そういうもんですか?」


「ふふ、介助ソムリエをなめちゃダメだよ!」


「わ、わかりました……」


よくわからないが逆らわない方が良さそうだ
最近のことを話しながら体を洗っていく
と言っても俺の学校生活を師匠が聞いているというのがメインであるが


「じゃあ今度は私が背中を洗ってあげるよ」


「わ、わかりました、お願いします」


「私と一緒にお風呂に入りたがる人はいても一緒に入ってあげるのは京太郎くんだけだからね♪」


「あ、ありがとうございます……?」


よくわからないが深くは追求しないほうが良さそうだ








596以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/06(月) 02:19:15.212zB1hMMl0 (1/1)

おつ
かわいい


5971レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/07(火) 00:16:04.46WWWF+ILxo (1/1)



「洗ってもらうのはいつものことだけど洗ってあげるのははじめてかも」


シャンプーで髪を洗いながら師匠が言う
目を閉じているのでわからないが声色から察するに機嫌はよさそうだ


「私のはじめて、よく味わいなさい♪」


「ありがとうございます」


不慣れというわりに手つきはスムーズだ
細い指に髪をかき分けられる感触はなかなかいいものだ


「私にも子供がいたらこんなことしてあげたのかなぁ」


しみじみ呟く声がする


「さすがに高校生にもなって母親と一緒に風呂に入らないと思いますよ」


「じゃあ、恋人ってことかな?」


「え!?」


予想外の返答だ


「なーんてね、冗談よ、冗談」


「そ、そうですか……」


「少なくとも……恋人の裸を前にしておちんちんが勃たないなんておかしいもんね?」


「あ、あはは……」


さすがに朝からあれほど搾り取られたらな……


前は自分で洗い浴槽へと向かったのだった








598以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/07(火) 02:43:43.234FPi0xfO0 (1/1)


真深さんの初めてアピールあざとい


5991レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/08(水) 01:01:03.678IHFLZbno (1/1)



「いやー足を伸ばせるお風呂って最高だねー」


浴槽に浸かるなりのびを始める師匠
頭はタオルでまとめており上げた脇からはうっすらとした茂みが除く


「たしかに大きなお風呂っていいですよね」


「さすがに病院で贅沢は言えないからね」


「なるほど」


なんとなくイメージだが病院のお風呂は広いイメージはない
その分感動も大きいのだろう


「それとも密着した方がよかった?」


「そんなことないですよ」


「そうだねー」


視線が一部に向けられる
朝の反動はいまだに大きいらしい


「ま、せっかくだし思い出話でもしよっかな」


「思い出話……ですか?」


「そう、京太郎くんの知らないはやりちゃんのこと」


「お願いします!」


「こらこら、そんなに勢いよく頭を下げたら溺れちゃうよ?」



笑いならがそんなことを言いつつも色々と話してくれるらしい








600以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/08(水) 02:08:56.34lfESSbNd0 (1/1)

乙やで


6011レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/09(木) 00:33:30.15mU1v4zO5o (1/1)



『シノハユ』参照


「そんなことがあったんですね……」


「そうなの」


一通り話し終えた師匠がふうと一息入れる
杏果さんたちからも聞けなかった新鮮な話だ


「私を目標にしてくれてるのは嬉しいんだけどねえ……」


また大きく息を吐いた


「そのせいで自分が幸せになれないなんてダメじゃない」


「ダメ……ですか?」


「少なくとも私はそう思うわね」


「はあ……」


俺の思いと師匠の想いは違うらしい
少なくとも年上だからこその考えなのだろう


「お風呂入ってたらおトイレ行きたくなっちゃった」


「えっとトイレは……」


指差そうとしたその時


「急に立ち上がって倒れちゃったらどうしましょう?」


「えっと……ご案内いたします」


「よろしくね~」






602以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/09(木) 03:24:07.83OqbfwapV0 (1/1)


かあいい


6031レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/10(金) 01:44:38.42cJ29LHUwo (1/1)



「いやあ、お姫様抱っこなんて照れちゃうなあ♪」


言葉とは裏腹に心底楽しげだ
完全に俺に体を預けてきていて重くはないが緊張してしまう


「あ、でも昔ドラマでしてもらったかも」


「そうなんですか?」


「と言ってもそのときはちゃんと服は着てたけどね」


「でしょうね」


「このままトイレじゃなくてベッドか布団に連れて行ってくれてもいいのよ?」


「さすがにそれは杏果さんに怒られますよ……」


そんな軽口を叩きあっているとトイレに到着した
男女で入れ替わることもあるので小便器と個室が一つずつのシンプルな作りだ
暖房が効いているとはいえ文字通りの全裸なので若干肌寒い


「京太郎くんもしたくなっちゃったの?」


「ええ、まあ……」


便座に腰掛けた師匠の質問に頷く
生理現象だししかたないことだ


「せっかくだから見せっこしよっか」


「え?」


なにがせっかくなのだろう?


「あ、おちんちんがピクってなった」


「……気のせいだ」


生理現象だししかたないことだ







604以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/10(金) 02:24:00.89ymZK9JH50 (1/1)

おつ
wktk


6051レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/12(日) 01:25:43.43BKFc/4C1o (1/1)



「なんか変な感じだね」


「ええ、そうですね……」


足を広げて便座に跨る師匠に向かい合う
硬くなっているおかげで狙いを定めやすくなっているのは感謝だ


「あ、出ちゃう」


ポタポタと垂れ始めた雫は勢いを得て噴水になる
水に当たる音に触発されたのか俺のもあわさり噴水が2本になる


お互いの視線は下に向き噴水の出どころへ向かう
とはいえ無限ではない
噴水は弱々しくなりそして雫が垂れるのも終わってしまった


「気持ちよかったね」


「ええ」


排泄行為には快楽を伴う
この状況はその快楽をさらに高めてくれている


「男の子のおちんちんってそんな風に大きくなっていくんだね」


「……はい」


「おしっこした後はキレイにしてあげなくちゃね♪」


お姉さんに任せなさいと小さな胸を張る師匠
……微かな揺れにまたリー棒が跳ねた








606以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/12(日) 02:28:27.628XcyKPUW0 (1/1)


凄いたらしだ


6071レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/13(月) 00:45:55.99HYvLZZlio (1/1)



「実戦はないけど予習はバッチリだから安心してね」


ちゃんと便器に腰を下ろすと目の前に俺のリー棒が現れる
甘勃起状態のそれを優しくシゴいていくと徐々に硬さを得ていく


「やっぱり自分で触ってみると違いもわかるね」


そう言いながらゆっくりとシゴいていく
ゆるやかな快感に体が小刻みに震えてしまう


「おしっこってこんな味なんだ……」


先端に残ったものを舌先で掬い取る


「汚いですって……」


そんな俺の言葉を聞いて意地になったのだろうか
そのまま根元まで咥えると軽くえずいてしまう


「だ、大丈夫ですか……?」


俺の質問に無言でサムズアップを返すと頭を前後させながら舌と唇で刺激を与えていく
さらにサムズアップしていた手で袋の方まで揉みしだいてくる


「や、やばいですって!」


せめて口の中で出すのだけは避けようと引き抜こうとするがそれもできない
結局、思い切り口の中で果ててしまった……


「ね?」


「はい……」


口の端から溢れつつも俺のものを飲み干して笑う師匠
この人には勝てそうもない……







608以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/13(月) 02:24:54.69ISnAYDy+0 (1/1)

おつ
つよい…


6091レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/14(火) 00:55:43.69GpMJPrIAo (1/2)



「やっぱり予習と実戦は違うわね」


トイレから出て再び浴槽に浸かった師匠が言う


「あの……どうして予習なんてしてたんですか……?」


「芸能界に入るのに必要だったからよ」


「……え?」


「『それ』を求められることもあるって聞いてたからね」


はっきりとは言わないがなんとなくは想像がつく


「ま、結局使うことはなかったんだけどねー」


「そ、そうですか……」


「でも、無理やりやらされるより自分からする方がやっぱりいいわね」


「そうなんですか?」


「そう、だからはやりちゃんにも辛い思いをさせちゃダメよ?」


「……はい!」


風呂から上がり開設のための資料に目を通すと言う師匠と別れて部屋に戻ると妙に気分が高まってきた


「京太郎くん、お友達を迎えに行くわよ」


「わかりました」


車内で体が熱かったのは湯上りのせいだけではないだろう
いよいよ明日から雀竜王戦が始まる


つづく







6101レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/14(火) 00:58:16.05GpMJPrIAo (2/2)



こんばんは

世間的にはお盆休みということで>>1もお休みします
来週の月曜日くらいまでおやすみします


次は清澄メンバーが合流して雀竜王戦が始まります
いよいよラストへ向かっていきますがおつきあいいただけると幸いです


旅館でできるイベント案があればください
可能であれば取り入れていきたい所存ー


おやすみなさい






611以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/14(火) 02:33:07.37ROCLXTZN0 (1/1)


清澄メンバー全員でお風呂とか


612以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/14(火) 04:24:49.85AtPxvudg0 (1/1)

おつおつ

久と和にはどれだけ京太郎のことを好きなのか言いあってほしい
その後お風呂で同時に攻めてほしい


613以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/14(火) 09:22:02.68k7wC8HPCO (1/1)


清澄メンバーが若さを武器にシノハユメンバーとプチ修羅場が起こる
オチは京ちゃんだからしょうがないで落ち着く


614以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/16(木) 20:13:23.54nAPbgoGoo (1/1)

杏果様がみてる、みたいな


6151レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/20(月) 23:23:28.97IlVCGiNwo (1/2)



「そろそろ電車が着く頃だね」


「ええ、そうですね」


幸い雪に負けず運行していた電車の間も無くの到着を告げるアナウンスが響く
赤々と照っているストーブは雪景色の中で温かみをもたらしてくれる


「あ、電車がついたみたいだね」


まばらな人通りの後に見知った顔が5人いた


「遠いところをようこそ、女将の稲村杏果と申します」


和服を着こなししっかりと決めた挨拶にみんなは戸惑っているみたいだ


「お、お世話になります、清澄高校麻雀部部長の染谷まこです」


たどたどしいながらも染谷部長の挨拶に慌てて他のみんなも頭を下げる
緊張した面々の中でたった一人笑いを必死にこらえている人もいる


「さあさあ、積もる話もあるでしょうがまずは暖かい宿に向かいましょう」


そんな杏果さんの言葉に荷物を積み込みワゴンが走り出す
助手席に座った俺以外のみんなは緊張しているのか小声で会話をしている


そんな中でも『美人の女将さん』と言う言葉に相好を崩すのを俺は見逃さなかった
約1名を除いたみんなの不安は旅館についてからの『お姉さん方の』お出迎えにさらに高まってしまうのだった……







6161レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/20(月) 23:27:45.62IlVCGiNwo (2/2)



こんばんは

たくさんのすばらしいアイディアをありがとうございます
すべてにお答えできない文才のなさを恨むばかりです

翌日に開会式と記念レセプションがあり翌々日から本戦開始で初日のベスト16が二日目に男子一人女子二人に絞られ三日目が決勝戦の予定です

まあ麻雀はあくまでおまけの一つくらいの認識で問題ないです
もう少しだけお付き合いください


おやすみなさい







617以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/21(火) 02:28:41.23OZux5TFP0 (1/1)

乙ー期待


6181レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/22(水) 23:07:07.46N4SbTomao (1/1)



「まさかあんなに盛大にお迎えされるなんて思わなかったよ……」


俺と迎えに出ていた杏果さん以外のメンバーに入り口で三つ指をついて迎えられる
インパクトは十分すぎるだろう


「さすがに男女同部屋ってどうなんだ?」


「私は問題ないよ?」


「そういう問題じゃないと思うんだけどなぁ」


新旧二人の部長、和と優希という部屋割りは理解できる
ただ咲と俺が同じ部屋ってどうなんだろう


「咲ちゃんを襲ったら地獄よりも辛い目に合わせてやるじぇ!」


半ば察していなかった優希だけは妙に殺気立っていた


『……羨ましい』


そんな言葉は聞き間違いだと信じたい


「まあまあ、細かいこと気にしてたら禿げるよ?」


そんな咲のほっぺたを引っ張ってやる
柔らかさは自慢してもいいほどのものだ


「ほら、さっさと飯に行くぞ」


「うん」


殺気立っていた優希もタコスのおかげで一気に静かになった
それを除いてもすばらしい夕食だった
年の差はあれど和気藹々と会話も弾んでいるようで何よりだ








619以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/23(木) 02:35:17.246ejOfHF60 (1/1)


咲ちゃん!


620以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/23(木) 22:15:41.56xHUwvERIo (1/1)


タコスを出してくれるなんてサービスいい旅館だな


6211レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/24(金) 23:58:22.932nHUBrj2o (1/1)



お腹を満たすと次は温泉だ
『温泉旅館』の名に恥じないことは身に染みて知っている


「タコスだけじゃなくて温泉まであるなんてここは天国に違いないじょ!」


薄いがとてつもなく厚い壁
その向こうには裸の女性が10人以上いるのだ
尤もほぼ全員の裸やそれ以上を見たことがあるのだが……


「虚しい……」


流石に倫理的に問題があるということで男女別だ
そして俺しかいない大浴場は虚しさを覚えずにはいられない


「せっかくだから京ちゃんも一緒に入る?」


「そんな獣を放つわけにはいかないじぇ!」


「見られても減るものではないですし……」


「むしろ私たちの魅力で困っちゃうかもよ?」


「そういう冗談は大概にしんさい」


部員それぞれの反応はそれぞれだ
流石に全員冗談だと信じたい


いたたまれなくなった俺は力を取り戻しつつあるリー棒を庇いつつ一足先に部屋へと戻ったのだった……







622以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/25(土) 02:13:25.24aUn21jSb0 (1/1)


ごく普通なのに珍しく感じる


623以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/25(土) 23:27:55.80qTBcbqLFO (1/1)


京ちゃんが絞られない事が久しぶりだねぃ


6241レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/26(日) 00:19:55.156u474QOEo (1/1)



「お風呂気持ちよかったねー」


「……そうだな」


しっかり温まったのか咲の体は火照っている
朱のさす頬は妙に色っぽい
はだけかけた浴衣から覗く素肌がその色気をさらに掻き立てる


「湯冷めする前に寝ないとね」


「ああ」


当然のように一組しかない布団に二人で入る
当然のように抱きついてくる咲を抱き枕がわりに抱きしめると思った以上に温かい


「……キレイなお姉さんたちがいっぱいだね」


腕の中で咲が呟く


「……そうだな」


まぎれもない事実だ


「いっぱいエッチなこともしたんだね」


「……ノーコメントで」


「もう……美少女抱き枕があるのにエッチな気持ちにならないのはどうかと思うよ?」


「バカなこと言ってないでさっさと寝るぞ?」


「はーい、おやすみー」


翌朝見事に復活した俺のリー棒は浴衣美少女の餌食になったのだった……







625以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/26(日) 02:04:18.071WxNbz9Y0 (1/1)


さすが幼馴染


6261レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/27(月) 00:08:07.80M55Y/F86o (1/2)



翌朝、目がさめると同衾相手も起きたらしい


「おはよう」


「お、おはよう……」


起きたとはいえまだ寝ぼけ気味らしい
目元を頻りにこすっている


「……おちんちん大きくなってるね」


「起き抜けの一言がそれかよ……」


そんな俺の言葉を聞いてか聞かずか布団に潜り込む
帯を解きトランクスをずり下げリー棒を露出させるとそのまま咥え込んだ


浴衣にパンツ一枚という条件は対等だ
現に目の前の浴衣の袂をめくるとお尻全面を守る白いパンツがあらわになる
両手でずり下げてやるとデリケートゾーンが丸見えだ


俺の行動に抗議するためか知らないが動きが速くなる
ぴったりと閉じている下のかろうじて両手を超える茂みから割れ目を舌先でなぞっていく
声こそ漏れていないがよだれは垂れている
目の前で揺れるものを両手で揉みしだくとさらによだれが垂れる


「……お風呂はいろっか」


「……そうだな」


かろうじて暴発を避けた俺たちは備え付けの露天風呂で盛大に色の違う噴水を出したのだった……








627以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/27(月) 02:35:56.57bUYkHS5a0 (1/1)


お風呂タイムだ!


6281レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/27(月) 23:38:42.88M55Y/F86o (2/2)



大浴場ほど充実していないとはいえ二人で足を伸ばして浸かるには十分だ
ましてや同じ方向に足を伸ばすのならなおさらだ


「女の子を膝の間に座らせておちんちん大きくするなんて京ちゃんは変態さんなのかな?」


「ほーん」


「ま、待って!謝る!謝るから!」


流石に敏感な箇所同時ぜめは効果抜群だ


「京ちゃんのせいでどんどんえっちにされちゃうよ……」


「……元々じゃね?」


「違うもん!」


俺の言葉を必死に咲が否定する
すっかりいつもの調子だ


「予行演習とはいえ人が多くて大丈夫かな……」


「さすがに大丈夫だろ……」


「ずっと京ちゃんと一緒にいればなんとかなるよね?」


「……たぶんな」


のちに咲はこの選択を大いに後悔することになる


「京ちゃん……」


お湯のせいか上気させた顔を向けてくれる咲
そんな咲と唇を重ね舌を絡めあう
お互いに敏感になっている下の口もこすり合わせ同時に絶頂を迎える


ほんのり熱いお湯がそのまま動きたくなる気持ちをゆっくりと奪い去っていく
その誘惑に争うように白い栗の花の咲いた湯船からお姫様を抱え上げて逃げ出したのだった







629以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/28(火) 02:04:29.23gsb2cUEB0 (1/1)


そこまで出番多くなかったはずなのに正妻感すごい


6301レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/28(火) 23:01:19.76BWnO1Q0Do (1/1)



風呂から上がりバスタオルで体を拭いてやる
風邪をひかないようにドライヤーで髪を乾かしてやるのも忘れない
体がキレイになると制服を身にまとっていく


「制服着ていく姿なんて見てて楽しい?」


「まあそれなりには」


水色のパンツにお揃いのスポブラ
膝まであるスカートにセーラー服
そして靴下に上着を羽織る
先程までのことと比べるとなんとなくおかしい


「ほら、朝ごはん行かないと遅れちゃうよ?」


「ああ、そうだな」


咲の言葉に頷き手早く制服を身にまとう


「そっちだって見てるじゃん」


「それなりには面白いよ?」


「へいへい」


そんな咲と連れ立って大部屋へ向かうとみんな準備万端だ
宿から出ないせいか浴衣のままではあったが


「遅いじぇ!」


そんな優希はタコさんウィンナーを口いっぱいに頬張ってご満悦だ
和気藹々とした空気なのはありがたい
変に重苦しい空気だとかなり緊張しただろうしな







631以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/29(水) 02:09:29.19J2CFfL2m0 (1/1)


ほほえましい


6321レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/29(水) 23:12:16.73R4jJ29gJo (1/2)



「じゃあ終わったくらいに迎えに来るね」


「はい、お願いします」


「ありがとうございます」


今日は明日の開会式に合わせての予行演習と組み合わせ抽選だ
その後レセプション兼インタビューだ
開会式の後一回戦をスムーズに進められるようにとの配慮だ


「「お願いします」」


二人で並んでエントリーし会場に入る前に軽く説明を受ける
幸いなことに選手入場は基本的に都道府県の代表者ごとということで咲と一緒だ
ホッとしたが咲は俺以上にそう感じているだろう


そのまま一通り通して流れを確認すると抽選会に入った
男女別ということで一人ずつ舞台の上でくじを引いていく
男子からということで俺からだったが少しどころでなく向けられるカメラに緊張してしまう


「緊張したよう……」


弱々しく咲が呟く
それもそのはずだろう
インターハイ王者というだけでも十分なのに数少ない『制服組』ということで注目するなというのは無理な話だろう


しかし咲の本当の災難はそこではなかった
雀龍王のあの発言のせいで注目の的になっている俺と一緒にいるのだ
インタビュアーには格好の的だろう


「嫁さん違います!」


そんな咲のセリフは見事その年の流行語大賞に輝いたのだった……








6331レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/29(水) 23:14:41.70R4jJ29gJo (2/2)



そんな感じで旅館でのイベントを挟んで本戦開始です
といっても何を書こうかまだ決まってしませんが


どうでもいいですが瑞原家vs原村家とか面白そうですね
熟練の親同士の対決とウブな娘同士の対決
そんな感じのを誰か書いてください!



おやすみなさい






634以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/30(木) 02:25:57.16PhPOAXDY0 (1/1)

乙おや


635以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/30(木) 03:25:54.05klLz90RF0 (1/1)

乙です
嘉帆さーん今から松江地裁出雲支部に出張してきてくれー


636以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/30(木) 11:06:15.12L5V8igfHo (1/1)

どうせならシノハユ勢にも制服着せようぜ


6371レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/08/30(木) 23:51:12.63FAf2U2spo (1/1)



「いやあ、笑わせてもらったよ」


俺たちを迎えに来てくれた杏果さんはご機嫌だ


「バッチリ録画もしてあるからね!」


そういって手だけで後部座席の俺たちにサムズアップをしてくる


「け、消してください……」


咲がか細い声で懇願する


「ええ、どうしようかなー」


消さないんだろうなあ……


「ところで二人ともレセプションでちゃんと食べられた?」


「いえ、ほとんどインタビューばかりで」


「私もです……」


「じゃあ明日から頑張れるように美味しいものを食べなちゃね」


そんな杏果さんの言葉に偽りなし
軽めながらもしっかり栄養が取れる夕食が用意してあった


ちなみに優希はといえばタコライスを食べてご満悦だ


「あ、そういえば大浴場の調子が悪いから時間交代して使ってね?といっても京太郎くんが女湯の時間に来なきゃ大丈夫なんだけどね」


「わ、わかりました」


女性陣の入浴後が俺の時間らしい
間違えないようにしないとな……







638以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/31(金) 00:30:06.79CbD5K3bQO (1/1)

あっ……(察し)
しかし改めて高校生とはいえ実践経験積みすぎ且つ出しすぎではなかろうか


639以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/08/31(金) 02:18:17.57HNHChBK10 (1/1)


フラグ建った!


6401レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/09/02(日) 22:56:44.19neK9c054o (1/1)



本編が思い浮かばないので没ネタの方で


「ふう」


先ほどまで裸の女性がたくさんいた空間
いい匂いがしているのは気のせいではないだろう
そんな空間で全裸になると妙な高ぶりを覚えてしまう


「……さっさと入るか」


誰かに聞かせるわけでもない呟き
その時周囲を確認することができればこの後の惨劇は回避できただろう


『オトナ』ということをこれでもかと主張してくるレース付きの真っ黒な下着
大きさを想像するにかたくないサイズの下着
少なくとも持ち主に気づいてしまえばいくらでも対処のしようがあっただろうに


「きゃーえっちー」


そんなセリフとは裏腹に全く隠そうとしていない豊満というには十二分すぎるその肢体
目にするのは初めてではなくとも思わず生唾を嚥下してしまう
……たとえそれが同級生の母親であったとしてもだ


「あの……どうしてこちらに……?」


とっさにタオルで股間を覆ったのはせめてもの誇りか羞恥心か


「久しぶりの旅行でやっとできるエッチを楽しみにしてたのにお酒に飲まれちゃう旦那の話でもしましょうか?」


「……いえ」


「お酒のせいで一夜限りの過ちっていうのも燃えるシチュエーションよね~」


そういってわざとらしく舌なめずりをする
蛇に睨まれたカエルとはこんな気持ちなのだろう……




没理由
嘉帆さんまできたら流石に捌き切れないから




つづかない









641以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/09/03(月) 02:47:03.00Eo2h4+220 (1/1)


もったいない


6421レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/16(火) 02:20:09.835X8k2pKvo (1/1)



「ただいまー」


部屋でくつろいでいると咲が帰ってきた


「そろそろ交代の時間でしょ?」


「たしかにな」


時計を見るとそろそろ交代の時間だ
といっても利用者が俺だけになるのだが


「みんなあがったのか?」


「うん、大丈夫だと思うよ」


「そっか」


「明日に備えて早く入ってきたら?」


「ああ、そうするよ」


咲の言葉に従うように大浴場へと向かう
のれんの向こうから話し声がしないところをみると誰もいないらしい


「すう……はあ……」


特に意味もなく深呼吸をして身に纏うものを脱ぎ捨てていく
タオルを片手に大浴場へ向かう


「いらっしゃい」
「こんばんは」


見覚えのある赤みがかったおさげとピンク髪
少なくとも着替えがなかったのは軽くではあるが確認したので綿密な計画に基づいての犯行だろう


「あ、痴女だ」


踵を返そうとしたが両サイドから抱きつかれ連行されてしまえば為す術もない







643以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/16(火) 03:31:00.77Va5uXSuk0 (1/1)

祝復活
ついに二人の共演ですね


6441レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/17(水) 01:53:27.06tzn+46Ojo (1/1)



「やっぱり男の子の背中って大きいわね」


「胸板も厚いです……」


声色から察するにしみじみと呟く先輩とは対照的に頬を上気させている和
俺には一切の選択権はなく前から後ろから体を洗われている
選択権があったからといって拒否するかどうかは別問題だが


「……せめてタオル使いません?」


俺なりの精一杯の譲歩だ


「おちんちんそんなにおっきくしながら言っても説得力ないわよ?」


「母もこうすれば男性が一番喜んでくれると言っていました」


嘉帆さんぇ……


「それとも美少女ふたりのおっぱいに不満があるとでもいうの?」


「ないです……」


「よろしい」


「ではお互いにウィンウィンですね♪」


鼻歌が口をついてくるような二人に前から後ろから上半身を擦られる


「おなかがあついです……」


そのあつい砲身から精が飛び出さないように懸命に耐えたのだった








6451レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/18(木) 02:58:23.12Ur45Me5zo (1/1)



「次は手ね♪」


やおら立ち上がった先輩が俺の右腕を股間に挟み込む
その意思を察したのか和が空いている左腕を同じように股間に挟み込んだ


「自慢のタワシでキレイにしてあげるわ」


「母に教わった成果をさっそく試す機会ですね」


色々と突っ込みたいことはあるがそんな機会はなさそうだ


右腕を滑っていくツンツンした大きめのタワシ
左腕を滑っていく柔らかで小さめのタワシ
毛先だけでなく柔肉の感触も申し分ない
石鹸は使っていないはずだが潤滑駅には事欠かないらしい


時折頭上から降り注ぐふたりの甘い吐息に反応するように俺のリー棒が跳ねる
そんな様子にふたりともたいそうご満悦みたいだ
声を出してしまえばそれ以外のものも出てしまいそうなので懸命にこらえる


「指ね……」


「はい……」


「さ、流石にそれはダメですって!」


そんな俺の制止を無視して親指を最もデリケートな場所に淀みなく挿入していく
精子を漏らさなかったのはせめてもの意地だろうか


結局、俺の10本の指がふやけるまで『スペシャルコース』は続いた
気持ち良さそうに潮を噴いてへたり込む二人とは対照的にただただ俺の不満が募っていくのだった






6461レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/19(金) 00:38:18.37KaDC6S+qo (1/1)



「やっぱり自分でするのとは大違いね~」


自ら作り出した泉にへたり込んでいた先輩がのびをしながらいう


「そうですね……」


まだどこか上の空の和も同意している


「あら、和がこんな話題に乗ってくれるなんて意外ね」


「私だってそういった気分になることもあります、きっかけは須賀くんなのは事実ですが」


「ふーん……」


心底楽しくそして悪魔のような笑みを俺に向けてくる先輩
乾いた笑みを返すのが精一杯だ


そんな俺を知ってか知らずか和は楽しそうに先輩に説明を始めてしまう
こうなってしまっては俺の立つ瀬はない
勃つモノはあるけどもだ


「さて、そろそろ須賀くんのそれも気持ちよくしてあげなきゃね」


「たしかに辛そうですね」


「ええ、まあ……」


本音を言えば今すぐにでもしごいてしまいたい
美少女ふたりというシチュエーションにおかずに困るということはありえないだろう


「ちょっと作戦立てましょうか」


「ええ、そうですね」


ふたりで内緒話をしてしまう
放置されているはずの俺の股間は期待に踊らせるように跳ねているのだった







647 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 01:07:25.921j3t9j8fo (1/9)



「特製タワシの洗い心地はどうかしら?」


「わ、わるくはないですね……」


そう返すのが精一杯だ


抱き合った二人によって作られたタワシホール
左右で毛の密度が違うことで異なった刺激を与えてくれる
微妙なズレによってその効果が倍増するのはいうまでもない


体を上下させながら二人が震える声を合わせて数を数える
今10を超えたところだが俺の限界は近い


『俺が何回我慢できるか』


そんな賭けをしているらしい
二人が何回かはわからないが少なくともあまり大きな数字でなさそうなことは容易に想像がついた


散々お預けを食らってきた俺にそんな耐久力はなかった


「15回ですか……」


「思ったより頑張ったわね♪」


射精後の虚無感からぼーっとしている俺を見下ろしながら胸まで精液が飛び散った二人が笑う
少なくとも二人の想定を超えていたらしいことに俺のちっぽけなプライドは満足した







648 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 01:23:49.781j3t9j8fo (2/9)



「せっかくだしもったいないわね」


シャワーに手をかけていた和が俺と同じようにきょとんとしている


「せ、先輩!?待ってください!」


突然お腹をなめられてしまえば誰だってそんな反応になるだろう
とはいえそんな和の制止をきくそぶりはまったくなさそうだ
むしろ目の前の白いお腹を汚す白く濁った精子に夢中らしい


「ま、まってください……」


軽く押し倒され先輩のなすがままになっている和の制止はどんどん弱くなっている
上から丁寧に舐め取られへその中を舌で愛撫されるたびに甘い声が漏れる


「だ、だめです……」


和の哀願はもはや先輩を駆り立てるだけだ
……俺も人のことは言えないけどさ


「あら?どうしてここには雪解け水があるのかしら?」


「し、しりません……」


もはや制止する力すら残らないほどの快楽に耽っているらしい
女同士だからこそ気持ちいいポイントがわかるのかもしれない
甘い喘ぎ声とともに絶頂に達した和は先ほど俺の指でした以上の勢いで潮を噴き出した


「ごちそうさまでした♪」


楽しげに唇の端を舐めた先輩が掬い取ったのは誰が出したものだろうか







649 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 01:39:34.551j3t9j8fo (3/9)



「……納得いかないです」


「こういうのは先手必勝ってね♪」


「むう……」


色々と満喫した先輩と色々と満喫された和
同じ釜のお湯に浸かっているのにその反応は真逆だ


「でも須賀くんにお姫様抱っこしてもらえたじゃない」


「それは……嬉しかったですけど……でもそれとこれとは違います!」


コロコロと表情を変える和はかわいいなあ
まあ俺だってエロエロもとい色々いい思いをさせてもらったしおあいこだろう


「まあまあ、せっかくの温泉でケンカなんてもったいないじゃない」


その原因の張本人がカラカラと笑っている


「……そうですね」


色々と言いたいことはあるらしいが飲み込んだらしい
仲良きことは美しきかな






650 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 02:00:08.791j3t9j8fo (4/9)



「それにしてもあいかわらずすごいおっぱいね」


「そうですか?」


「少なくとも和より大きい人なんて全国でも数えるくらいしかいないんじゃない?」


「そうですね」


先輩の言葉に頷く


「何を食べればそうなるのかしら?」


「母からの遺伝でしょうか?」


「たしかに……」


その可能性はかなり高そうだ


「……どうして須賀くんが和のお母さんもおっぱいが大きいって知ってるのかしら?」


「えっと……」


先輩からの質問に対する答えを考えるがいい考えが浮かんでこない


「東京でのお仕事の時に偶然会ったんですよ、ね?」


「そ、そうです」


和からの助け舟に大きく頷く


「ふーん……」


完全ではないにしろ先輩は納得してくれたらしい
……さすがに嘉帆さんとしたことまでは勘付かれてないよな?







651 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 02:26:58.411j3t9j8fo (5/9)



「でもやっぱり羨ましいわね」


「そうですか?」


「だっておちんちんを挟むだけじゃなくて包み込んであげられるじゃない」


「「え?」」


和と声が重なった


「だって……」


先輩に促されるように縁に腰掛け足を広げる
リー棒はもちろん臨戦態勢だ


「ほら、私のだったら挟むのが精一杯だもの」


自らの胸を両手で寄せて俺のモノを挟み込んでくれる
先輩に促され倣うように俺のモノを和が挟み込んでくれる


「やっぱり包み込まれた方が安心感とかあるのかしら?」


「ええ、まあ……」


和だからというのもゆるぎない事実であるが


「せ、先輩!?私の胸を乱暴にしないでください!」


「いいじゃない、サービスよサービス♪」


両手で和の胸を揉みしだきながら俺のモノに刺激を与えていく
少なくとも普段の和には到底望めない激しさに興奮してしまっているのは事実だ


「の、和ごめん!」


情けない謝罪とともに和の顔に射精してしまったのだった……







652 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 02:40:03.261j3t9j8fo (6/9)



「いやあ、たしかにこれは男の子が顔にかけたくなるのがわかるかりエロいわねえ」


「しみじみ言わないでください……」


直撃を受けた和がえっちぃのは事実だ
とは言え先輩の言葉に頷くわけにはいかないがな


「またキレイにしなくちゃね♪」


「だ、大丈夫ですから!」


必死に否定する和の胸に飛び込むように顔を埋めてしまう先輩
顔だけでは受け止めきれなかった精液だまりから先端の練乳のかかったイチゴまで丁寧に愛撫していく


「和のおっぱいおいしい」


「そ、そんなこと言わなくていいですから!」


とは言え今回はまんざらでもなさそうで強く否定しようとしているようには見えない
わざとなのかジュルジュルと下品な音を立ててイチゴを丹念に味わっていく先輩
練乳の正体を知っている俺としては決して真似できない行為だ


「ふふ、ごちそうさま♪」


さすがに耐性がついたのかダメージこそあるものの決壊までは至らなかったらしい和


「……ずるいです」


そんなつぶやきはどうやら本心からではなさそうだった







653 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 03:10:20.721j3t9j8fo (7/9)



「ごめんごめん、つい魔が差しちゃったんだって」


「……知りません」


和はご立腹らしいがそれもある意味当然だろう
少なくともあんなことをされて喜ぶのはよほどのマゾヒストぐらいだろう


「じゃあお詫びに和も私に一つ好きなことしてもいいから」


「……いいましたね?」


「といってもさすがに命に関わったり旅館に迷惑をかけたりすることはダメよ?」


「大丈夫ですよ、ただ先輩にちょっと恥ずかしい思いをしてもらうくらいですから」


「あら、それは楽しみね♪」


呑気な先輩とは対照的な表情の和


「須賀くんにも協力してもらいたいですが構いませんか?」


「ええ、大丈夫よ」


「では須賀くん、いいですか?」


そういって俺に作戦を伝えてくる和


「……マジで?」


「マジです」


俺の質問に力強く和が頷く


「二人掛かりでどんな恥ずかしい目に合わされちゃうのかしら~」


知らぬが仏ってこのことなんだな……







654 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 03:28:48.761j3t9j8fo (8/9)



「さ、さすがにこの格好は恥ずかしいわね……」


四つん這いになりお尻を俺たちに突き出す格好の先輩
遮るものなどなくデリケートな箇所があらわになっている
もっとも茂みに守られてしまっているのだが


「も、もう戻ってもいい……?」


「何を言ってるんですか?むしろここからですよ」


「……え?」


「お尻の穴のシワの数を数えなきゃいけないんですからね♪」


「……冗談よね?」


「そう思います?」


「……いいえ」


「といっても毛が邪魔なのでまずは剃らないとダメですね♪」


「え?え?」


「ということで須賀くん、お願いしますね」


「わかりました」


思わず敬語になってしまう
そんな威圧感が今の和を覆っていたのだ







655 ◆HAYARIDvxk2018/10/20(土) 03:31:58.831j3t9j8fo (9/9)



寝ます

お休みなさい






656以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/20(土) 07:14:18.18cSyJl0J50 (1/1)

乙乙
和のエロに対する発想力が急成長してますね


657 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 01:58:27.54ZvGdDg/Vo (1/8)



「うええ……」


お尻にクリームを塗られた先輩はあまり気持ちよくなさそうだ


「そうですか?キレイですよ」


「そ、そうかしら……?」


和に褒められて満更でもないらしい
白いお尻に人工的なクリームの白のコントラストはたしかにキレイだ


「ねえ、一応聞きたいんだけどどれくらい剃られるのかしら?」


「少なくともお尻のは剃るべきだと思いますよ」


「……そうね」


「希望があればツルツルでもいいですが」


「さ、さすがにそれはやめて欲しいなって」


「優希とおそろいもかわいいですよ?」


「せ、せめてまことは言わないでも和とおそろいくらいにしてください……」


「ま、しかたないですね」


どうやらお客様のオーダーは決まったらしい
それにしてもやっぱりというかなんというか優希ってツルツルなんだな……







658 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 02:17:32.70ZvGdDg/Vo (2/8)



「見えないところに刃物を当てられるって怖いわね……」


「たしかにそれは怖そうですね」


「そもそもこんな場所お手入れなんて必要ないじゃない」


「私は必要ないですが先輩には必要です」


きっぱりと言い放たれては先輩も引き下がるしかないらしい


「あの……そろそろ始めますね……?」


普段自分がしているようにホットタオルで温まった頃合いを見計らって先輩に合図する
普段使い慣れているT型のカミソリとは形が違うがたぶん大丈夫だろう
ケガだけはさせないようにしないとな……


先輩の頷きを確認して肌にカミソリを添わせていく
旅館の備品だが使い心地の良さは普段俺が使っているものとは段違いだ


「キレイになりますね」


そんな感想が和から漏れた
それには同意だ


「お尻の穴ってヒクヒクするって本当なんですね」


「好き勝手いうのやめて……」


そんな哀願を受け入れられないほど集中して剃っていくとキレイな穴があらわになってくる


「これなら数えられそうですね」


「や、やっぱりやるのね……」


「もちろんです♪」


こんな和を見てどきりとしない男はいないだろうなぁ
もっとも状況が状況なのだが







659 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 02:37:09.22ZvGdDg/Vo (3/8)



「そのままワレメの方もお願いしますね」


「わ、わかりました」


「あの……和とおそろいってどれくらい剃られるのかしら……?」


「少なくともこのあたりは剃りましょう」


そういってワレメを指先で擦っていく和
恥丘までおそろいにさせないのはせめてもの慈悲なのかもしれない


「……はい」


色々と言いたいのかもしれないがおとなしく先輩は頷いた
こんなおそろいなんていやというぼやきは聞かなかったことにしよう


和に言われたようにワレメの方も剃っていく
毛の量が多いこともあり何度も手間がかかる


「これが発達した小陰唇ですか……」


「冷静に指摘しないで……」


そんな二人のやりとりをしている間にワレメもツルツルになった


「うわあ……」


自らの秘所を鏡で確認した先輩がつぶやく


「じゃあもう一度四つん這いになってお尻を突き出してください」


「「え?」」


「そうしないとお尻の穴のシワを数えられないじゃないですか♪」


「……はい」


たどたどしい動きで四つん這いになった先輩のお尻の穴のシワを和が嬉々として数えていく
……結果はこの3人の心の内に秘めておくのが先輩のためだろう







660 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 02:55:03.69ZvGdDg/Vo (4/8)



一連の出来事が終わりまた湯船で温まろうという流れに自然となる


「あら?どこに行こうとしてるの?」


「体が冷えてきたのでちょっとトイレに行ってこようと思いまして」


そういってトイレに行こうとした時だ


「あの……離してくれませんか?」


また二人に両サイドから捕まってしまう


「せっかくだからここでしましょうよ」


「……え?」


「3人で連れションというのも楽しそうじゃないですか」


「え?え?」


「さすがに最初が男子トイレだとハードルが高いしね」


「自分のがどう飛んでいくのか見当もつきませんしね」


「あの……もしかして聞きました……?」


俺の質問に二人とも満面の笑みで頷いた時全てを察したのだった……







661 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 03:07:10.83ZvGdDg/Vo (5/8)



「うーん、毛がないからスースーするわねー」


「立ってするってこんな感じなんですね」


3人で輪になり真ん中に向かって放尿する
はっきりいって異常な光景だがそう思うのはこの場ではマイノリティらしい


「出すときにはちゃんと言ってよね?」


「そうしないと意味がないですもんね」


自らワレメを広げる二人はやる気まんまんらしい
我慢しようと思っても冷えてくるせいでそうもいかず限界がやってきた


「あの……俺そろそろ……」


そう言い終わらないうちに先端から染み出してくる
当たり前の行為のはずなのにこの状況はやっぱり恥ずかしい


「あ、私も……」


「私もです」


そう言って二人のワレメからも噴水が出てくる
徐々に勢いを増していく奔流は地面にあたり跳ねお互いの足へと散っていく
不潔な行為なのにどこか尊いと感じたのはなぜだろう


全員の奔流が終わったとき妙な満足感に包まれていたのだった








662 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 03:14:10.03ZvGdDg/Vo (6/8)



「これなら次は男子トイレでもいけそうね」


「ええ、ちゃんと狙いを定められるように少し練習は必要ですけどね」


再び温泉で温まる中で二人は満足げに会話をしている
そんな様子をただただ乾いた笑いとともに見ているしかできない


「でも安心したわ」


「……え?」


「緊張しすぎてガチガチになってないか心配だったからね」


「おちんちんはガチガチでしたもんね」


「ええ……」


「さ、遅くなる前に上がって寝ましょうか」


「寝坊しちゃダメですよ?」


「わ、わかった……」


そんな二人の言葉に頷いてお風呂から上がろうとしたときまた大きくなっているのを見咎められた
口で二人でしてくれたが虚脱感より満足感の方が大きかった
セックスが好きな人の気持ちがちょっとだけわかったような気がした







663 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 03:22:13.36ZvGdDg/Vo (7/8)



「おかえりなさい」


二人と別れて部屋に戻ると咲は布団の中に入っていた


「……知ってただろ?」


「どうだろうね」


少なくとも否定はしないらしい


「緊張してるよりいいと思うよ?随分お楽しみだったみたいだし」


「……まあな」


「ほら、さっさと寝ないと明日起きられないよ?」


「ああ」


咲の言葉に頷いて俺も同じ布団に入る
咲が入っていてくれたおかげか温かい


「明日から楽しみだね」


「ああ、そうだな」


「……楽しみだからっておちんちん大きくする必要なくない?二人にしてもらったんじゃないの?」


「ああ、まあ……」


「もう……一回だけだよ?」


「ああ、わかった」


あれほど出したはずなのに咲とのシックスナインではお互いに信じられないほど出て気持ちよくなれた


「明日から頑張ろうね、京ちゃん」


「ああ、そうだな」


浴衣を着直すのも億劫で全裸のまま抱き合って寝たがとても気持ちよく眠れたのはいうまでもない……



つづく








664 ◆HAYARIDvxk2018/10/21(日) 03:22:47.49ZvGdDg/Vo (8/8)



以上です

次回から雀龍王戦開始です

おやすみなさい






665以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/22(月) 22:26:47.58xbmx0zJMO (1/2)


雀龍王戦が楽しみだ


666以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/22(月) 22:27:16.81xbmx0zJMO (2/2)


雀龍王戦が楽しみだ


667 ◆HAYARIDvxk2018/10/23(火) 01:16:02.41e+NyOjwlo (1/3)



「おはよう、京ちゃん」


「おはよう、咲」


翌朝目を覚ますと隣の全裸のままの咲もちょうど目覚めたところらしい


「いよいよ今日からだね」


「ああ、がんばらないとな」


「……おちんちん当たって痛いんだけど」


「生理現象だししかたないだろ?」


「もう、しかたないなあ」


そういって布団に潜り込んでいく咲
まさしく頭隠して尻隠さず状態で俺の前には小ぶりで真っ白なお尻があらわになっている
口と手で俺のモノを鎮めようとお尻も振っているのを見ているとちょっとした好奇心が湧いてくる


咲の吸い付くくらい柔らかいお尻を両手で鷲掴みに広げる
かろうじて両手で足りないほどの恥丘から伸びる一本スジの先に俺の目当てのモノがある


「いち、に、さん……」


咲に聞こえないように小さな声でその数を数え始める
もちろんバレないように指でいじるのも忘れない
咲の弱点は目を瞑っていても的確に責められる自信がある


先輩より数が少ないことが実証できたとき二人同時に絶頂を迎えたのだった







668 ◆HAYARIDvxk2018/10/23(火) 01:29:30.14e+NyOjwlo (2/3)



「もう……朝から出しすぎじゃないかな?」


「ある意味お互い様だろ?」


「まあそうだけど……」


シャワーで体をキレイにして制服に着替えていく
不満げな咲とは対照的に俺は謎の満足感に包まれていた


「寝てる間に間違えて入って赤ちゃんできちゃうかもよ?」


「……マジで?」


「でもそんな初体験はイヤだね」


「そうだな」


そんな軽口を叩きつつみんなと朝食をすませ会場に向かう
開会式のある俺たちは先に会場に送ってもらい応援のみんなは後から来るらしい


「いってらっしゃい」


杏果さんに見送ってもらい開会式会場に咲と向かう
ともに長野県代表ということもあり席は隣同士だ
不安と緊張のせいか手を重ねてくるが特に拒むことはない
触れた手ごしでも伝わる緊張の中開会式は無事終了した


「じゃあ、今日負けておしまいなんてダメだよ、京ちゃん?」


「ああ、お互いにな」


そういってかっこよく別れたときだった


「ねえ、京ちゃん?」


「うん?」


「おトイレどこ……?」


わざとらしくため息をつきつつもトイレへと連れていってやる
いつも通りの咲に安心すると同時に緊張が程よく解れたらしい
実際、午前中圧倒的とは言えなくとも着実に1位で勝ち上がることができたのだった








669 ◆HAYARIDvxk2018/10/23(火) 01:30:02.77e+NyOjwlo (3/3)



寝ます

次回たぶんお昼やすみ編です


おやすみなさい






6701レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/26(金) 01:50:59.374zo2qe/so (1/1)



昼休み
控え室に戻ってみると咲もすでに戻ってきていた
表情を見るに順調みたいだ


「おかえりなさい」


出迎えてくれた杏果さんについて部屋に戻ると部員たちだけでなく慕さんたちまで来てくれているみたいだ


「ま、色々と話したいことはあるでしょうがまずはお昼にしましょう」


先輩の言葉に従い椅子に座る


「おお」


思わず声に出してしまうくらい見栄えのいいお弁当だ


「うちの旅館自慢のお弁当だからね」


「先ほど取材の人も来てたぐらいなんですよ?」


「なんでもモグモグタイムとかいうのの二番煎じらしいじぇ」


杏果さんの言葉を和と優希が補足してくれる
確かに絶好のチャンスだろうしな


「さあさあ、積もる話も後にして食べましょう」


全員で声を合わせていただきますをして食べ始める
冷めても美味しいものをしっかり選んでいて彩りも味も文句なしだ
和やかな雰囲気のまま進み咲をしっかりトイレに連れていってから午後の戦いに向かう


初日、俺も咲も無事にベスト16に入り準決勝に進むことができたのだった







6711レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/27(土) 02:05:06.70qYOuY3rLo (1/1)



長野から来た男女高校生ペアがプロも参加する大会でベスト16に入賞した
これは想像以上にセンセーショナルな話題になったらしい
現に控え室に戻ってタブレットで見せてもらっただけでもニュースサイトのトップページに俺たちの記事があるのがわかった


「さ、さすがにやりすぎじゃないかな……?」


「そ、そうだな……」


咲の言葉にただただ頷くしかできない
会場から控え室に戻る途中ですらマスコミの人らしき人にインタビューを求められた
係員の人が制止してくれていなかったらどれほどだったかは想像もしたくない


「しかたない、奥の手を使いましょうか」


「「奥の手ですか?」」


杏果さんの言葉に咲とハモった


「二人とも、これに着替えてくれるかな?」


そういって出された服は俺には見覚えのあるものだった


「さすがに二人が旅館スタッフに変装するなんて思わないでしょう?」


「なるほど……」


「さ、時間がないからさっさと着替えて脱出しましょう」


みんながいる中とはいえ緊急事態だ
咲と慌てて着替えをすませる
……誰も覗いていないよな?


『こちらが長野県代表の二人の控え室となっております』


そんな声が聞こえて来る頃になんとか着替え終わった


「すいません、選手を迎えに行くので通してください」


先頭を行く森脇さんについて俺と咲もついていく
変装は思った以上に効果的だったらしく無事に人混みをかき分けて車へと乗り込むことができた


「いやあ、宣伝できてよかったわー」


「ちょっとしたスパイ気分ね」


口々に楽しんでいるが当事者はそうでもないらしい
現に、俺にしなだれかかってきた咲の笑いはこの上なく乾いたものだった
俺も同意だ






672 ◆HAYARIDvxk2018/10/28(日) 01:34:21.41wRc7WoToo (1/4)



「じゃあ夕飯まで少し休憩ね」


杏果さんの言葉に頷いてめいめいの部屋に戻っていく
咲の手を引いて戻るがよほど疲れているのか足取りが思い


「ほら、ついたぞ」


「つーかーれーたー」


そういって倒れ込んでしまう咲


「そんなに相手が強かったのか?」


「それもあるけどマスコミの人が……」


「ああ……」


咲の気持ちはよくわかる
疲れたのは俺も同感だ


「とりあえず着替えようぜ」


さすがに借りた服のまま横になるのはよろしくないだろう


「脱がせて」


「はいはい」


咲の言葉に答えて抱えあげるようにして体を起こしてやる
そのまま脇の下に両手を入れて立ち上がらせ帯をほどき前をはだけさせると朝も見た上下お揃いの白い下着があらわになった


「……えっち」


「脱がさせたのは咲だろ」


「ま、そうなんだけどね」


そういった咲は楽しそうだ
白い肌と下着のコントラストは息をのむほど艶かしかった






673 ◆HAYARIDvxk2018/10/28(日) 01:54:34.61wRc7WoToo (2/4)



「いいよ?」


「……え?」


「私だってエッチな気分になることもあるもん……」


「そうか」


「京ちゃんだってしたいでしょ?」


「……まあ」


羽織っていた服を脱がしスカートを履かせる
膝下まである丈のおかげで露出度は下がってしまう


「こう?」


壁に体を預けた咲がスカートをたくし上げるともちろん白いパンツがあらわになる
少しずつずり下げていくとかすかな茂みと呼ぶのがおこがましいほど薄い隠毛があらわにある


「さ、さすがに恥ずかしいよぅ……」


そんな声が聞こえてきたが聞こえないふりだ
さらにずり下げていくと小さな小さなクリとリスが顔を出した


文字通り愛しく撫でるように舌先で愛撫をしながら両手の指先をブラの中に潜りこませ小さいながらもかたく勃起した乳首も愛撫してやる


「そ、それ気持ちよすぎるからだめぇ……」


絶え絶えの呼吸から甘い声が漏れている
下着がしっとりと湿っていくのを感じつつ愛撫を続けると絶頂に達したらしい咲が倒れ込んできたのを受け止めてやったのだった


「バカ……」


そんな言葉とは裏腹に咲は満足げな笑みを浮かべていた……






674 ◆HAYARIDvxk2018/10/28(日) 02:44:56.99wRc7WoToo (3/4)



「今度は私の番だよね?」


「……え?」


咲の眼差しは有無は言わせないという強い意志が込められている


「今度は私の番だよね?」


「はい……」


そう頷く以外の選択肢はない
言われるがままに制服に着替え仰向けになる
咲はといえばずれていた下着を直し制服を着ている


「一回やってみたかったんだ♪」


そういって俺の上に腰を下ろしてくる
長いスカートに覆われて視界が一気に暗くなる
何が起こるかわからないが体を起こして逃げ出すこともできない


「こんな状況なのにおちんちんは大きくなっちゃんだね」


チャックを下ろしトランクスから俺のリー棒を取り出す
声色から察するに満面の笑みを浮かべていることだろう


「朝より大きくない?」


疲れているせいだと言い返したいが湿っているせいでパンツが張り付いて呼吸をするだけで精一杯だ


「もう、くすぐったいよ♪」


お尻をふりわざとらしくお尻を顔に擦り付けてくる
ジュルジュルと下品な音を立てながら全身で俺のリー棒を貪ってくる


「さ、咲!俺もう!」


そう叫んだつもりでも言葉にならなかったらしい
ただ、ありがたいことに咲が抜いてくれた瞬間に射精してしまった


「もう……女の子の顔を汚しちゃう悪い京ちゃんにはお仕置きが必要だね♪」


「……え?」


結局、俺が勃たなくなるまで3回も搾り取られてしまったのだった……


「ごちそうさまでした♪」


夕食へ向かうには咲に手を引いてもらわなければならないほどだった……







675 ◆HAYARIDvxk2018/10/28(日) 02:46:27.25wRc7WoToo (4/4)



ちょっと遅くなったけど咲ちゃん誕生日おめでとう
最近原作も新刊が発売になったみたいですね
買うだけ買ってまだ読めていませんが


女の子が長いスカートを恥ずかしがりながらたくしあげるのはかわいいと思いました

おやすみなさい






676以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/28(日) 20:20:56.16y7RK0BQQo (1/1)


アラフォー軍にやられる前に今のうちに搾りとっておかなきゃね


6771レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/10/29(月) 00:44:19.91IJobBkqLo (1/2)



今日の夕食も和やかなムードだ
結果を出せた俺たちは言うまでもないしそれは他の人たちもだろう


「いやあ、問い合わせの連絡がたいへんたいへん」


現状一番ホクホクなのは杏果さんだろう


「といっても取材とか試合に影響が出そうなのはカットしてるから安心してね」


「「ありがとうございます」」


咲と声を合わせてお礼を言う
こういった気配りや配慮こそが女将になるための資質なのだろう


「二人が頑張れば頑張ってくれるほど宣伝にもなるしね♪」


心なしか昨日より夕飯のおかずも豪華な気がする
そんな和やかなムードのまま夕食を終えるとお風呂タイムだ
といっても昨日同様俺は後なのだが


「よく来たな、京太郎!」


「なにしてるんだ、優希?」


「ククク、お主に勇気があるならばそのラケットを持ってそっちに立つがいいじょ!」


要するに卓球がしたいらしい


「おう、かかってきな!」


食後の腹ごなしには最適だろう
ラケットを握りしめ優希と向かい合うのだった







678 ◆HAYARIDvxk2018/10/29(月) 00:46:23.48IJobBkqLo (2/2)



こんばんは

どうでもいいですが優希と相性の良さそうなこの場にいる大人組のキャラって誰ですかね?
コミュ力が高そうなんで誰とでもいけそうな気が……
あと、本当にどうでもいいですが汗をかいた後のお風呂って気持ちいいですよね!
深い意味はありませんが

>>676
アラフォーなんてすこやんだけじゃないですかー


おやすみなさい





679以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/29(月) 08:44:51.22GE+Y34gtO (1/1)


多分、閑無か悠彗の二人は合いそう



680以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/29(月) 17:35:46.03HNyrvxdzo (1/1)

まふふが旅館にまだいるなら


681以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/10/29(月) 21:49:03.792nXpkxGmo (1/1)

もうリチャでいいんじゃないかな


682 ◆HAYARIDvxk2018/11/01(木) 00:33:41.036RTfbXWmo (1/1)



ご意見いただいた皆さんありがとうございました

まふふはアリですね
閑無、悠彗の二人とダブルスをまふふが観戦して……みたいな
さすがにリチャは無理です、ごめんなさい

季節の変わり目で体調があまり良くないのでおとなしく寝ます


おやすみなさい






6831レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/03(土) 00:15:18.74Ori5xZ5To (1/1)



「ほう……なかなかやるな、小僧!」


「そっちこそな!」


シェークハンドから繰り出されるサーブを器用にペンホルダーで返してくる優希
ラリーの小気味良い音が卓球場にこだましている


「楽しそうなことしてるじゃん」


「私たちもまぜろよ」


「おねーさんたち!?」


「よし、俺の勝ちだな!」


石飛さんと本藤さんに気を取られた優希にドライブを叩き込み勝利をおさめた


「こんなのノーカンに決まってるじぇ!」


敗者の遠吠えが心地よい


「どっちもやれそうだし相手してやるよ」


「全力でかかってきなさい!」


そういってラケットを手にする二人


「京太郎、ここは本気を出さなきゃダメみたいだじょ」


「ああ、そうだな!」


先ほどまで敵対していた優希と即席のチームを組む
こうして、卓球対決が幕を開けたのだった……






684以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/11/03(土) 02:14:57.594orw0dwNo (1/1)

腐ってる悠彗さんのこときっとテニヌ技を使ってくるに違いない(名推理


6851レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/06(火) 23:54:05.82yfVSQLcEo (1/1)



「ま、まさかブーメランスネイクを使ってくるとは……!」


「ふふん、卓球だって所詮はテーブルテニスだからね!」


「つ、強すぎるじぇ……」


「散々練習に付き合わされたしなぁ」


変則的な軌道に翻弄される優希と俺のペア
せめてものハンデなのか交互に打たなくてもいいということだがハンデとして機能していない


「これで決まりよ!」


ラブゲームを回避するのがやっとで2セット連取された
得点も全部合わせても片手で十分なくらいだ


「好きこそ物の上手なれってね♪」


ない胸を張っている本藤さん


「おまえの場合カップリングの方だろうが」


石飛さんがツッコミを入れる


「カップリングってなんだじょ?」


「興味あるの!?なんだったら今からでも……」


「優希を変な道に引き込もうとしないでください」


そんな俺に不満げだ


「なあ、京太郎、私はこのまま負けるなんていやだじぇ」


「ああ、俺もだ」


「だから……」


そういって俺をしゃがませると作戦を耳打ちしてきた


「いけるか?」


「やれるだけやってやるさ」


「その意気だじょ!」


優希がない胸を叩く
はだけかけた浴衣から覗く小さなピンクの乳首にかけてもがんばらないとな!






6862レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/10(土) 00:53:51.66F3IF0NXwo (1/2)



優希のサーブを石飛さんがレシーブしてくる


「行け!京太郎!」


「おう!」


全力でラケットを振り抜く
卓球台で弾んだスマッシュが本藤さんに向かっている


「ちょ、ちょっと!?」


慌ててラケットで体を守るとそこに命中し大きく跳ねた
明後日の方向に球は飛び俺たちの先制打だ


「ちょっと!?さすがにズルくない!?」


「俺はスマッシュしただけですよ?」


「絶対やり返してやる……!」


そらしたくなるくらい鋭い視線を送ってくる
それでも怯むわけにはいかない


その後、わずかな隙を見つけては打ち込んでいく
こうなってくると男女の差が出てくる


「やったじぇ!」


満面の笑みを浮かべる優希とハイタッチを交わす


「ぐぬぬ……!」


本当に悔しそうな本藤さん


「もう1ゲームやるわよ!」


とはいえこちらはヘトヘトだ








6872レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/10(土) 01:03:13.10F3IF0NXwo (2/2)



「いやあ、いい試合だったわね」


そんな拍手の音に張り詰めた空気が緩んだ


「師匠?」


そこには俺の師匠である春日井真深がいた


「どうしてこちらに?」


「明日の準決勝の解説をするための打ち合わせや選手のデータチェックをしてたらこんな時間になっちゃったの」


「そうでしたか」


「いくら勝つためとはいえ女の子の体めがけてスマッシュを打ち込むのはどうかと思うよ?」


「はい……」


師匠に言われて石飛さんと本藤さんに謝る


「お姉さんは誰だじょ?」


蚊帳の外の優希が尋ねる


「はじめまして、はやりちゃんの先代の牌のおねえさんで京太郎くんの師匠の春日井真深です」


「あの春日井真深!?」


衝撃を受けている石飛さんと本藤さんとは対照的に優希はピンと来ていないみたいだ
俺もそうだったのだからある意味当然のことだろうが


「色々とお話したいことはあると思うけどまずはお風呂に入らない?」


卓球の後で汗をかいていて反対する人は誰もいない


「じゃあ京太郎くんは今日も介助をお願いね?」


「わ、わかりました……」


「「「え!?」」」


3人の呼吸がぴったり合った瞬間である







6881レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/11(日) 01:13:21.71ZneWK6Kgo (1/1)



なぜか5人で一緒に風呂に入ることになる
俺はといえば見事なまでの黒一点だ
いつもと違うことはといえばしっかりタオルでガードしてることだろうか


「あくまでも京太郎が手を出さないように見張るためだからな!」


「へいへい」


混浴初体験の優希が言う


「こんなおばさんなんて襲ったりしないわよ」


そういって師匠が笑う


「こいつは女ならば誰彼構わず手を出す獣だじぇ!」


「きゃーこわーい」


「さっきから執拗に私を狙ってきたのも……?」


「どんな設定ですか……」


真剣な優希とそれに凄まじいまでの棒読みで応える石飛さんたち


「まあまあ、いつまでも素っ裸でいたら風邪ひいちゃうわよ?」


そんな師匠の言葉に同意し体を洗い始めるのだった







689以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/11/13(火) 08:49:50.91TOGFFQyNO (1/1)


棒読みの二人が京ちゃんにどんなプレイを要求するのか楽しみだ


6901レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/15(木) 00:38:16.82FXdxmhh6o (1/1)



「いやあ、苦労をかけるわね」


「いえいえ、俺にはこれぐらいしかできませんから」


楽しそうに笑う師匠の髪を洗っていく
そんな様子に隣に陣取った優希が文字通り刺すような視線を送ってくる


『こいつはだれかれ構わず手を出す犬だから見張りが必要なんだじょ!』


とのことだ


「お姉さん全然嫌じゃないじょ?」


「ええ、とっても気持ちいいしなんだったら優希ちゃんも洗ってもらうといいんじゃないかしら?」


「お、お姉さんがそういうなら……」


「京太郎くん、お願いしてもいいかしら?」


師匠に言われれば断るわけにもいくまい


「私の髪を洗えることに感謝するがいいじぇ!」


「へいへい」


その後自分たちの髪の毛もあらわせようとするあたり優希の向こうに座る二人ともちゃっかりしている







691以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/11/15(木) 23:23:56.28IFDscUK3O (1/1)

遂に最後の砦が崩れるのか
ただ優希って一度転んだ後がヤバそうな


6921レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/16(金) 01:08:24.57Od6wsGN6o (1/1)



師匠の髪の毛をシャワーで流し終え椅子ごと優希の後ろに移動する


「この優希様の髪の毛に触れられることを感謝するがいいじぇ!」


「へいへい」


ない胸を張る優希
髪の毛を下ろしている姿は新鮮だ


「痒かったり痛かったりしたら言ってくれよ」


「そんなことしたら許さないじょ!」


「はいはい、努力しますよ」


そんな軽口を叩きあいながらシャンプーを泡だてた手で髪の毛を洗ってやる
こうしていると大型犬みたいだな……


「かゆいところはございませんか?」


「ございませーん♪」


くすぐったそうに目を細めているのを見るに満足しているみたいだ
トリートメントまで済ませ優希に尋ねる


「いかがでしたか、お客様」


「うむ、結構なお手前、褒めてつかわすじょ」


「ありがたき幸せ」


なにやらおかしい気もしたけど満足してくれたみたいだし大丈夫だろう


「はーやーくー」


「待ちくたびれて風邪引いちまうぜ」


今夜は大繁盛だ






6931レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/21(水) 01:17:39.55/71GnEn6o (1/1)



ちゃっかり頼まれつつもしっかり二人の髪も洗い終えた


「じゃあ、体もお願いね」


「はい」


そういってバスタオルを外した師匠は文字通りの一糸纏わぬ姿だ


「おねーさんさすがにそれはまずいじょ!」


慌てて優希がバスタオルを拾い上げる


「アイドルの頃ならともかくこんなおばさんの裸を見てもなんともないわよ」


そう言って笑う師匠


「年中発情期のコイツの前では関係ないじょ!」


そう言ってせめて前だけでも隠そうとしているのはなんだか健気ですらある


「大丈夫よ、京太郎くんに洗ってもらうの初めてじゃないもの」


「……え?」


手にしていたバスタオルがはらりと落ちる


「なんだったら私たちもあるわよ?」


「そーそー」


そういって二人もバスタオルを取り去ってしまう


「ま、まさか京太郎がそこまで見境のない犬だったなんて……」


マイノリティになってしまった優希から力が抜けると同時にバスタオルも落ちる
それは優希の最後の自尊心だったのだろうか
大平原の小さな胸があらわになったのだった……







6941レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/11/23(金) 01:02:51.06y1MuDGTHo (1/1)



「ねえ、優希ちゃん」


呆然としている優希に師匠が水を向ける
言葉こそ出ないが胡乱な眼差しを師匠に向けている


「百聞は一見に如かずっていうことわざを知ってるかしら?」


小さな子供をあやすように問いかける
そんな問いに無言で頷く優希


「せっかくだから京太郎くんに一回洗ってもらうのはどうかな」


「え?」


「少なくとも私は京太郎くんに洗ってもらうのは気持ちいいし好きよ」


そういって微笑みかける


「そーそー、される前から否定するのはどうかと思うぞ」


「それに今なら部員で唯一っていうプレミアもつくわよ?」


石飛さんと本藤さんからも援護射撃だ


「だから……まずは私が洗われているのを見てそれから決めるのもいいんじゃないかしら?」


「なんだったら私たちのも見ればいいしな」


「そーそー」


師匠はともかく二人はちゃっかりしている


「わ、わかったじょ……」


不承不承ながらも頷く優希


「じゃあ、お願いするわね」


「わかりました」


師匠の背中に向き合うのだった







695以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/11/23(金) 10:39:52.94XMgJ4jvYO (1/1)


悠彗さん達が暴走しなければいいなぁ~


6961レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/02(日) 22:50:52.12ilC++C4Mo (1/1)



「おねーさん、痛かったり気持ち悪かったりしないじょ?」


「ええ、とっても気持ちいいわよ♪」


鏡越しの表情を見るに師匠の本心だろう
その言葉を嘘にしないためにも泡だてた両手で丁寧に師匠の体をなでるように洗っていく
華奢だとかスレンダーだとかいう言葉を文字通り体現している師匠を傷つけないように細心に細心の注意を払う
そんな俺たちに向けられる視線は警戒と羨望の2種類があるみたいだ


「背中流しますね」


「ええ、お願い」


師匠の言葉に頷き背中を流していく
背中を覆う人工的な白い石鹸から雪のように白い天然の柔肌があらわになっていく
この光景を目の当たりにするのは初めてではないが色々と来るものがある


「じゃあ次は……」


「「「「え?」」」」


体を後ろに向けてきた師匠に4人の声が重なった


「後ろだけだと片手落ちじゃない?」


「そ、そうかもしれませんが……」


「ね?」


「わ、わかりました……」


誰が俺を咎められようか
雪より白い肌に浮かぶ薄めの乳首と黒々としたきれいな逆三角形の陰毛
そんな師匠に見とれていたのだから








6971レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/05(水) 00:48:29.23bOYmIycso (1/1)



「はやくしてくれないと風邪ひいちゃって明日のお仕事に支障が出ちゃうかも」


「わ、わかりました……」


改めて両手に石鹸を泡立てる
師匠の仕事に支障が出たら失笑を買うのは火を見るよりも明らかだもんな


「失礼します」


「失礼されます♪」


楽しそうに笑う師匠
そんな俺たちに背後から熱いまなざしが向けられているのは間違いないだろう


いくら本人の了承済みとはいえ俺だって色々考える
特に最も熱い視線を向けているだろう優希のことだ
少しでもいかがわしい行為があれば非難轟々なのは火を見るよりも明らかだ
まさに烈火のごとく怒るだろう


そんなわけで俺の取れる数少ない選択肢がこれだ


お腹


余計な脂肪がないが俺の手にほんのり抵抗してくる腹筋
それを感じるようにのの字を書くように両手を動かしていく


後ろはともかく目の前の師匠は多少くすぐったそうにしつつも不快感は覚えていないみたいだ
少なくとも最初から地雷を踏み抜くことはなかったらしい







6981レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/06(木) 00:34:07.859OJdCiS5o (1/1)



地雷こそ踏み抜かなかったもののいつまでもおなかだけを洗い続けるわけにもいかない
少なくともおなかだけを洗っている現状は問題を先延ばしにしているにすぎないのだ


「さすがにおなかだけじゃなくてほかのところも洗ってほしいな」


師匠の言葉は至極当然のものだ


「そ、そうですね……」


口ではそう返しつつもそうはいかない
実行するとしたら手を上げるか下げるかだ


ここで冷静になって考えてみる
上がった場合は慎ましいがキレイな胸へと行くことになる
触りたいか触りたくないかでいえばもちろん触りたい
そう思わない奴はいないだろう
おそらく師匠に咎められることはないだろう
……尤も後ろの3人もそうとは言い切れないのが問題である


では下がった場合はどうだろうか
黒々とした逆三角形の茂みに向かうだろう
そこを触るのは初めてではないし師匠がどうなのか関心がないわけではない
だが、後ろの3人からの非難は上とは比較にならないだろう


となると……
再び師匠の体を見てみる





窮地を脱する天啓が訪れた


「御御足失礼します」


そういって師匠の足を取る
下がダメでもさらに下に行けばよかったんだ


「……ヘタレ」


そんな声は俺の迷いから現れた幻聴だと信じたい







6991レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/08(土) 01:05:03.73qkmMlX85o (1/1)



両手で輪っかを作るようにして師匠の足を片足ずつ擦っていく


「私の足はどうかな?」


「えっと……気持ちいいです」


「私も気持ちいいからお揃いだね♪」


そういって師匠が楽しそうに微笑む


普段病院生活のせいかほとんど筋肉は衰えて細くなっている
とはいえまだ柔らかさを失っていない
またムダ毛は生えた形跡すらなくその滑らかさに拍車をかける


「さすがにつま先の方はくすぐったいね」


時間稼ぎも兼ねて指と指のまたまで丁寧に洗っていく
指同士を絡めると意味もなくどきりとしてしまう


尤もどきりとしてしまう原因はそれだけではないのだが……


「で?足を洗いながらチラチラ見てた私の体はどうなの?」


足を伸ばしてもらう関係上広がるせいで茂みの下まで見えてしまう
程よく膨らんだ恥丘にある秘裂は茂みに守られつつ存在している
しかしワレメが一本あるだけで茂みを除けばある意味優希とそっくりだ


「……キレイです」


「ふーん……」


その笑みにはどんな感情が込められているんだろうか







7001レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/09(日) 01:47:44.34t8S86G3co (1/2)



「私は羨ましいじぇ」


そんな声が背後からする


「どういうことだ、優希」


振り向いて声の主に尋ねてみる


「だって……おねーさんは私と違ってツルツルじゃないじょ……」


優希がどこのことを指しているのかは聞くまでもないだろう


「あら?別に生えてなくてもいいんじゃないかしら?」


「たしかに優希ちゃんより10歳以上上なのにツルツルな人もいるしねー」


「はあ!?そっちだって似たようなもんだろ!」


「私はゼロじゃないですー、一緒にしないでくださいー」


まさに不毛な言い争いだ


「やっぱりツルツルは恥ずかしいことなんだじょ……」


目に見えて落ち込んでしまう
それに引け目を感じてかバツの悪そうな二人


「大丈夫よ、優希ちゃん」


「……ふぇ?」


「ツルツルだからって嫌いになっちゃうわけないじゃない、ねえ?」


その質問は俺に対してだろう


「ああ、そうだな」


俺が頷くと優希も頷いた
少なくとも最悪の事態は避けられたみたいだ







7011レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/09(日) 23:47:11.54t8S86G3co (2/2)



「そろそろ他のところも洗ってもらえるかな?」


「はい」


師匠の言葉に頷き向き合う
二者択一だがある意味選択肢はないみたいなものだ


となると選択肢は一つ
次に洗う箇所を軽く観察する


お椀型の美乳の先端に薄めの乳首が下の方に垂れ下がっている
比較対象がアレではあるが間違いなくこの場で一番の美乳だ
そんな美乳を傷つけないように洗っていくのだ


「失礼します」


一言断りを入れて手を伸ばしていく
両手でパンをこねるように胸を洗っていくのだ


「おねーさんきもちいいじょ……?」


優希が恐る恐る声を上げる


「ええ、とっても気持ちいいわよ」


その微笑みには一切の虚飾や外連味のない真実の言葉だろう


「京太郎くんは私のおっぱい気持ちいい?」


「……はい」


たしかにボリュームは物足りないが程よく抵抗してくれる弾力
延々と続けていられそうだ


……そういうわけにもいかないんだけどな








7021レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/15(土) 01:15:22.06i7ulkaz3o (1/1)



白雪のような柔肌が石鹸の白で染まる頃残るは一ヶ所だけになった
積もる白雪よりも白い体の中に黒々と坐す茂み
あとはそこだけだ


「改めてジロジロ見られるのは恥ずかしいわね……」


おおよそはしたないと言われるほどに足を広げると黒い茂みとその下の秘裂が露わになった
ほんのりと朱く色づいているのが扇情的だ


「……失礼します」


とは言えいつまでも眺めているわけにもいかない
気合いを入れるように石鹸を泡だて直し茂みから秘裂へと撫でるように洗っていく
ツンツンとした感触が心地よく毛並みの良い犬や猫を撫でているような気分だ


「触り方がエッチだね」


耳元でのささやきに思わず体に震えが走った


「でも……すっごく気持ちいいよ」


さすがに指を突っ込むわけにはいかないだろう
それでも茂みに雪が積もるくらいこすれば大丈夫なはずだ
シャワーで積もった雪を洗い流せば一層綺麗になった師匠の出来上がりだ


「とても気持ちよかったわ、ありがとう」


「い、いえ……」


その微笑には思わず恐縮してしまう
それと同時に師匠に褒められた喜びに耽ってしまう


だけど、そんな余韻は催促するように両肩を叩く二人によって壊されてしまったのだった……







7031レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/18(火) 01:37:59.13Ja8vaX4zo (1/1)



催促してきた二人も洗い終えあとは一人だけだ
視線を向けてみればバスタオルでいつの間にかしっかりガードしている


「どうする?優希ちゃんも洗ってもらう?」


師匠が尋ねる


「えっと……」


対する優希は悩んでいるみたいだ
少なくともこんな優希は見たことがないので珍しく感じる


「せっかくなら洗ってもらえばいいんじゃね?」


「そうそう、気持ちよくなかったらそのときはそのときでさ」


直前まで洗っていた二人が決断の後押しをする


「じゃ、じゃあ……おねがいするじょ……」


「ああ、わかった」


ついに優希が折れた
おそらく決断にはかなりの勇気が必要だっただろう
精一杯気持ちよくしてやらないとな


そんなことを考えつつイスに腰掛けた優希の背中に向かい合った







7041レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/19(水) 01:14:31.31nSZmo6Cvo (1/1)



「痛かったらすぐ言えよ」


「言われなくともわかってるじょ!」


俺の忠告に力強く返すがどことなくその声が震えているように思うのは気のせいだろうか
背中こそ出しているが前はバスタオルで完全ガードだ


「ふう」


両手に石鹸を泡立て一度大きく呼吸して落ち着かせる
我ながらかなり緊張しているらしい


ゆっくりと背中をなでるように洗っていくと優希の体がピクリと跳ねた


「大丈夫か?」


「ちょ、ちょっとビックリしただけだじぇ!」


そう強がる優希


「ならいいけど……」


それでもなでるたびに時折ピクピクと跳ねる体
幸いだったのは優希の背中が思った以上に小さかったことだ
この小さな体のどこにあれだけの元気があるんだろう……


そんなことを考えつつ背中をキレイにすることができたのだった







7051レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/21(金) 01:42:08.84QuHl48Rwo (1/1)



「さて……」


背中が終わった今、残るは前だ


「どうする?あとは自分でやるか?」


背中越しに問いかける
しっかりと役目を果たしているタオルを見るにおそらく返事はノーだろう


「……やるじょ」


「え?」


「ここまできたら最後までするがいいじょ!」


「わ、わかった……」


思わぬ事態にたじろぐ


「あ、このままの体勢がいいじょ……」


「あ、ああ……」


背後から人の前半身を洗う
個人的にはより悪いと思うが本人の要望とあらばしかたないだろう







706以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/21(金) 17:02:42.01NZdsFWhIo (1/1)

ついに最後の砦が破れるようだな


7071レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/22(土) 00:50:29.48ysAEYQYKo (1/1)



「取るぞ」


一声かけて優希を守る最後の砦に手を掛ける
小さな声が上がったが特に抵抗のつもりはなさそうだ
わずかな抵抗を受けつつもこれから洗うべき箇所の露出に成功した


「あまりジロジロ見るんじゃないじょ……」


そんな声が上がるが隠そうとする意思は見受けられない
ついに観念したのだろうか
そんなことを思いつつまた石鹸を泡立てる


「痛かったり気持ち悪かったりしたらすぐいえよ?」


先ほどもした注意を再びする
優希はといえば無言で頷いただけだ


息を大きく吐いておなかから撫でていく


「大丈夫か?」


「くすぐったいじょ」


笑い声すら漏れている
少なくとも悪印象は抱かれていないみたいだ


どうみても高校生には見えない少女のおなかを背後からまさぐる
鏡越しの光景は間違いなくアウトだ
それでも、優希が不快に思っていないのならばセーフだと思いたい






7082レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/23(日) 04:18:51.44IuIBnfeTo (1/2)



そのままおなかを洗っていた手を上へとスライドさせていく
触ってみてもふくらみを感じることが困難な胸の先端に俺の指先よりも小さな乳首がある


「痛くないか?」


「くすぐったいじょ」


胸の柔らかさよりも硬さのほうが顕著だ
敏感な指先で触っているので尚更だ


たしかにこの場で最も小さいのは優希だ
少なくとも全員のを見比べたのだから間違いないだろう
つまり未発達なためこれからさらに成長の余地があるということなのだろうか


「なにか失礼なことを考えてないか?」


「そ、そんなことないぞ……?」


一瞬図星を突かれそうになってどきりとした


「それにしてもくすぐったいだけだし京太郎にはいやらしい目で見られるし散々だじょ」


「ご、ごめん……」


少なくとも優希に対しては嘉帆さんの教えも俺の経験も役立ちそうにない
これ以上続けても不毛だしさっさと次にいくとしよう


といっても次の目的地も不毛だけどな!







7092レスだけ ◆HAYARIDvxk2018/12/23(日) 04:31:31.54IuIBnfeTo (2/2)



「じゃあ足開いてくれるか?」


「はーい」


くすぐったさにいいかげん辟易してきたのか優希の反応はなおざりだ
とはいえ優希の反応にまったく納得できないわけでもない
逆の立場だったら俺もそう思うだろう


優希が足を開くと最もデリケートな場所があらわになる
恥丘と呼ぶのもおこがましい平野に一本スジが通っているだけだ


「じゃあ洗っていくぞ」


一声かけて太ももから付け根へと手を滑らせていく
あいもかわらず優希はといえばくすぐったがるだけだ


異変が起きたのはそんなときだ


「ふひゃん!?」


突然の甲高い嬌声


「だ、大丈夫か……?」


「つ、続ければいいじょ……」


普段の優希とはうってかわった艶かしい声
どうやら唯一の性感帯らしいが本人はよくわかっていないみたいだ
とはいえ突破口さえ見つかればこちらのものだ


「ま、待つじょ!トイレ!トイレに……」


そんな悲痛な叫びを無視して続けると盛大な噴水が上がる
おそらく人生はじめての絶頂であろう
ただ想定外だったのは……


「ひ、ひどいじょ……」


そういって優希が号泣しはじめてしまったことだ








710 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 03:25:27.577QgPH+aqo (1/8)



「えっと……」


想定外の事態にどうすればいいかわからない
泣いている女の子を宥める手段なんてまったく浮かばない
せいぜい抱きしめるくらいだろうが今は逆効果だろう


「よしよし」


俺を助けてくれたのは師匠だった


「ふぇ?」


いつの間にか師匠が自分の胸に優希の顔を埋めて撫でている
埋めるというには足りないが撫でられて優希が安心しているのはたしかだった


「落ち着いたかしら?」


「その……おねーさん……」


「そこきたないじょ……」


「きたない?どうしてかしら?」


「その……私がおしっこしちゃったから……」


「ふふ、そんなことなら気にしてないわ」


「……え?」


「私だっておしっこはするしそれに……」


「それに……?」


「こんなにかわいい優希ちゃんのおしっこがきたないわけないじゃない」


そういってまた優希を抱きしめた


「おねーさん……」


すっかり優希は安心してしまったらしい
とにかく一件落着らしい







711 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 03:40:22.507QgPH+aqo (2/8)



「ねえ、優希ちゃん」


「なんだじぇ?」


「せっかくだから一緒に京太郎くんにしかえししない?」


「「しかえし?」」


「そう、京太郎くんにもおしっこさせちゃいましょう♪」


「え!?」


「おもしろそうだじぇ!」


「しかも普通のおしっこじゃなくて特別な白いおしっこよ」


「ほほう……」


楽しそうな視線を向けてくる二人
少なくともこの場をさっさと立ち去るべきだろう
そう思い立ち上がろうとした時だった


「へぇ、たしかにおもしろそう」


「私も見てみたいなぁ♪」


「は、離してください!」


そんな思いも虚しく4人に取り押さえられてしまった……








712 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 04:01:02.217QgPH+aqo (3/8)



地面に仰向けにされ両腕に石飛さんと本藤さんに乗られる
さらに優希にお尻を顔の前に突き出して馬乗りになられてしまえばさすがに脱出は難しい


「おちんちんから白いおしっこを出させるには特別な手順が必要なの」


「おねーさんはその方法を知ってるのじぇ?」


「ロンオブモチ♪」


「さすがだじぇ!」


こぶりなお尻を振りながら楽しそうに優希は談笑している
股間はまさに不毛の平野で一本のスジが通っているだけだった
同じ不毛地帯でも丘と平野の違いがあるのはおもしろい


「じゃあやってみましょうか」


「わ、わかったじょ……」


俺が優希の股間を見ながら現実逃避している間に説明が終わったらしい
両腕では二人が股間を擦り付けている
普段なら苦労するはずの前後運動は潤滑油のおかげかやたらスムーズだ


「痛!?」


突然の痛みに体が跳ねる
両腕に重しがなければ優希を跳ね飛ばしていたかもしれない
そういった意味では二人に感謝だ


なんだか釈然としねえけどさ……







713 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 04:22:39.757QgPH+aqo (4/8)



「だ、大丈夫か……?」


「あ、ああなんとか……」


不安げに尋ねてくる優希
気を失うことなくなんとか答えられたのは賞賛に値するだろう


「おちんちんはデリケートなんだから優しくしてあげないとダメだよ?」


「ご、ごめんだじぇ……」


「だ、大丈夫だ……」


とはいえ二度と味わいたくない痛みだけどだな


「今度は優しくやってあげてね?」


「わかったじょ」


そういって再び俺のリー棒を握りなおす優希


「こ、こうか……?」


「そうそう、上手上手」


師匠に褒められて気を良くしている優希が俺のモノをシゴいている
とはいえ普段自分がするのとは比べものにならないくらい気持ちよくない
先ほどのこともあってか力も弱いうえに動きもたどたどしいししかたないのかもしれない
両腕の二人は俺の指まで使いはじめた







714 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 04:35:26.237QgPH+aqo (5/8)



「次は舐めてあげましょうか」


「だ、大丈夫なのじぇ……?」


「ええ、私もいっしょににするから……ね?」


「わかったじょ」


とはいえさすがにいきなりは厳しいらしい
そんな優希を思いやってか師匠が裏スジに舌をゆっくりと這わせた


「ね?効いてるでしょ?」


「たしかに……」


あまりの気持ち良さに体が跳ねそうになった俺を見て優希も納得したらしい
おずおずと舌を這わせてくる


そんな二人からの刺激に言葉に言い表せられないほど気持ちよくなる
そうなれば二人はノリノリだ


師匠はともかくこのまま優希に負けるのは嫌だ
懸命に優希の股間に向かって首を持ち上げ吸い付く


「んな”!?」


そんな優希の声を無視して音を立てるくらい強く吸い付くととめどなく愛液が垂れてくる


「や、やめるじょ……!」


とはいえこちらも必死なのだ


「こうなったら……」


互いに敏感だった優希と俺
そしてそんな俺たちを見ながら自ら慰めている両腕の二人


「おお、圧巻だねえ」


そんな師匠の言葉通り4本の噴水はさぞや壮観だっただろう……







715 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 04:48:30.727QgPH+aqo (6/8)



「どう?機嫌は直った?」


「まあ許してやってもいいじょ」


「へいへいありがてーでごぜーますよ」


噴水の後体を洗い流し5人で露天風呂に浸かる
俺の指はふやけてしまっていた
優希はといえば師匠の膝に抱えられてご機嫌だ


「でもあんなこと私以外にやったらダメだじょ」


「…………わかった」


むしろ他の4人にはすでに経験済みだなんて口が裂けても言えないな……


「でも安心したわ」


「安心……ですか?」


「そう、明日私が解説するのにその前に京太郎くんが負けてなかったから」


「そ、そうですか……」


「もちろん私の前で無様な麻雀を打ったらダメよ?」


「そうそう、咲ちゃんに迷惑をかけるような麻雀は私が許さないじょ!」


そんな二人にそーだそーだと両サイドの二人が囃し立てる


「が、がんばります……」


たしかにプレッシャーを感じたのも事実だが気合が入ったのも事実だ
その後取り留めのない話をしながらたっぷり温まり船を漕いでいた優希を部屋へと送り届けたのだった






716 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 05:01:54.237QgPH+aqo (7/8)



「ただいまー」


「おかえりー」


部屋へ戻ると咲もそろそろ寝ようとしているところらしい


「ずいぶん卓球盛り上がったみたいだね」


「まあついでに風呂も入ってきたからな」


「……で、優希ちゃんとえっちなことしてきたんだ」


「ゆ、優希以外にもいたからな!?」


「それってより悪いんじゃないかな?」


「う……」


「ほら、明日も早いんだしさっさと寝るよ?」


「わ、わかった……」


そういって照明を落とし同じ布団に入る


「……おちんちんが当たっていたんだけど」


「ご、ごめん……」


「優希ちゃんとしたんじゃないの?」


「その……不十分だったみたいで……」


「もう……時間ないんだからさっさとしてね……?」


お互いのモノを舐め合い発散してスッキリと眠ることができたのだった……



続く







717 ◆HAYARIDvxk2018/12/24(月) 05:04:56.877QgPH+aqo (8/8)



以上です

結局年内に終わらせられなくてすいませんでした
ただ一ヶ月ほど速報が落ちていたのでそれはロスタイムということに……


次回は男女それぞれ16人から準決勝に向かうそれぞれ4人を決める戦いです
とは言え例のごとく闘牌描写はカットですが


本年もおつきあいいただきありがとうございました
来年もよろしくお願いします


好きなシチュエーションとか書いておいてくださると>>1が喜びます


ありがとうございました
よいお年を






718以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/24(月) 10:05:10.70vV2Ck2rQO (1/1)

乙です
まさかの一挙更新すばら


719以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/24(月) 18:47:03.78ndg0YHEjo (1/1)

準決勝で振り込んだ回数だけお仕置き


720以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2018/12/24(月) 23:01:53.88zCMSvb4Co (1/1)

閑杏とかにもはやりんのような痛々しい格好を・・・


721以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/01/02(水) 11:32:48.329kXDRpWG0 (1/1)

乙乙


722 ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 00:20:03.52NzpWLvcmo (1/6)



翌朝, 圧迫感とともに目を覚ますと見慣れた顔がそこにあった


「おはよう, 京ちゃん」


「……おはよう」


少なくとも昨夜のまま着の身着のまま抱きついてくる相手は一人しかいないだろう


「今何時だ?」


「えーっとね……」


咲の言葉に胸をなでおろす
少なくとも寝過ごしたということはなさそうだ


「ほら, だからって二度寝していいってわけじゃないんだからね?」


「ああ, それもそうだな」


どけてくれそうにない咲を振り落とさないように体を起こす
大きく伸びをすると全身に血液が流れていく感じがする


「よく寝てたね」


「そうか?」


「うーん……二ヶ月半くらいかな」


「さすがにそれは冗談だろ……」


冗談だよな?







723 ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 00:25:32.06NzpWLvcmo (2/6)



「ねえ京ちゃん」


「んー?」


「私トイレ行きたい」


「行けばいいだろ」


「連れてって」


そういって俺の背中に手を回してくる
クッションがないぶん密着感は強めだ


「なにか失礼なこと考えてないかな」


「ないない」


とはいえ下手に否定するより速やかに任務を遂行するほうがいいだろう


「いきなりお尻を揉みしだくなんてえっちー」


「やっぱり自分で行くか?」


「ごめんごめん」


「まったく……」


抱えあげられると足まで絡めてくるあたりちゃっかりしている
そんな咲を連れて個室へと向かった






724 ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 00:37:02.40NzpWLvcmo (3/6)



咲を座られてやると自然と向かい合う形になる
座っている咲と立ったままの俺とでは高低差があるわけだが


「いっつも思うけど寝起きのおちんちんすごくない?」


「そうか?」


「誰かと比べたことはないからわからないけど絶対普通じゃないよ」


「といっても俺も誰かと比べたことなんてないしなあ……」


まさしく目と鼻の先にある俺のリー棒
それを見つつの他愛のない会話だ


「あ, そろそろ出そう」


広げた足の付根からの奔流が大きな水音を立てる


「その, できれば見たり聞いたりしてほしくないんだけど……」


「それだけじゃなくて嗅ぐこともできるけどな」


「京ちゃんのバカ……」


とはいえ自分の意志で止めるのは不可能らしい
ポタポタと滴が収まるまで羞恥に身を震わせる咲を堪能したのだった







725 ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 00:52:40.31NzpWLvcmo (4/6)



「京ちゃんって悪趣味だよね」


「そうか?」


「しかもさっきよりおちんちんおっきくなってるし……」


「咲がかわいかったからじゃねーの」


「もう……」


とはいえ満更でもないらしい


「じゃあ私が責任取らなくちゃね」


そういって俺のリー棒の先端を咥える
暖房がそこまできいていないひんやりと個室との温度差に体が震えてしまう


「これだけで感じちゃったの?」


「なわけねーだろ」


そういって虚勢を張るが咲にはお見通しらしい
舌先で最も敏感な割れ目を愛撫し唇で優しくこすってくる
派手さこそないが的確な責めだ


上目遣いのドヤ顔がかわいいがしゃくに触る
せめてもの仕返しに寒さのせいか別の要因かわからないが固くなった乳首を指先で摘んでやる


「むー」


咲の闘争心に火をつけるには十分だったらしい
片方の手で竿をしごき片方の手で袋をもてあそぶ


「あ、やば!」


そういったが時すでに遅し


「うぇぇ……」


涙目の被害者がそこにはいたのだった……








726 ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 01:04:00.66NzpWLvcmo (5/6)



「さすがに出し過ぎじゃないかな!」


「悪かったって, そろそろ機嫌直してくれよ」


「ふーんだ」


丁寧に洗い流してやって湯船に浸かってもお姫様はご機嫌ななめだ
ちょっとやそっとのことでは許してくれそうになさそうだ


「その……咲のがあまりにも気持ちよかったからさ……」


認めるのは悔しいが抗いようのない事実であるのは事実だ


「……そうなの?」


「ああ」


慣れというのもあるのかもしれないが実際この場で咲はかなり上手い
さすがにそこまで言うわけには今後のことを考えるといかないがな


「ふーん……」


神妙そうな顔をしているがニヤけているのを隠しきれていない
せめてもの仕返しにほっぺたをつまんで引っ張ることにする


「ほら, 着替えて朝ごはんに行くぞ」


「ま, 待ってよー」


風呂から上がった咲の体を拭いて髪も乾かしてやる
膝の上に座っている姿はとても麻雀を打っているときと同一人物とは思えない
これも女は化けるってやつなのだろうか?







727今夜はここまで ◆HAYARIDvxk2019/03/09(土) 01:14:52.24NzpWLvcmo (6/6)



今日の咲はシンプルな黒いリボンのついた白の上下らしい
ショーツを履いてホックのいらないブラをつける
これはこれでいい姿だ


「……え?」


スカートを履く前に違和感が生まれる


「どうしたの?」


「……それはなんだ?」


「タイツだよ」


「昨日までは履いてなかったよな?」


「うん, 竹井先輩が履いたほうがいいって貸してくれたの」


「なるほど……」


「どう?似合うかな?」


「ああ, いいと思うぞ」


「えへへー」


実際黒いタイツ越しの白いショーツはいいものだ


「京ちゃん, 朝ごはん行こう」


「あ, ああ」


いつの間にか身支度を終えていた咲と連れ立って朝食へと向かった







728以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/09(土) 08:01:30.21iRY7YSdyo (1/1)


待ってた


729以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/09(土) 09:28:58.08/y3lx5nVo (1/1)

おつ


730 ◆HAYARIDvxk2019/03/10(日) 00:49:41.92xyB6zlx5o (1/5)



「よし, 着いた」


到着した場所は昨日とは違う


「間違ってませんか?」


助手席ということで俺が質問するが後ろのみんなも同じ気持ちだろう


「ううん, 運営さんからの指示だよ」


「運営さんからの……ですか?」


「今をときめく高校生コンビを一目見たいって人が殺到したら危ないでしょ?」


「な, なるほど?」


「それにみんながみんなマナーを守ってくれるとは限らないしね」


「なるほど……」


少なくとも実体験済みの咲にも俺にも心当たりは往々にしてある
それを避けようというのは至極当然だろう


「こうして裏口から入れば少しはマシでしょ?」


「ありがとうございます」


「ほら, 遅刻する前にちゃんと受付を済ませておいで」


一旦宿に戻る杏果さんにお礼を言って裏から入る
人見知りのする咲にとってもそうではない俺にとってもベストといえた



杏果さんが運営に掛け合ってくれたおかげだとは大会が終わるまでわからずじまいだった







731 ◆HAYARIDvxk2019/03/10(日) 00:58:50.62xyB6zlx5o (2/5)



咲と二人で受付を済ませみんなが待っている控室へ向かう


「ちゃんとルールを確認するようにいわれたけどどうしてだろうね?」


「さあな , ただ少なくとも昨日とは違うみたいだ」


「そうだね」


お互い左腕につけた腕時計型端末
少なくとも昨日まではこんな道具は使っていなかった


「咲も無事に迷子にならずに来れたみたいで安心したわ」


控室に入ると竹井先輩がいたずらっぽく笑う


「私だって一人で大丈夫ですよ!」


「じゃあ一人でおトイレ行ってここまで帰ってこられる?」


「た, たぶん……」


「そこは自信持ってほしかったのう……」


和も優希も染谷部長に同意みたいだ


「京ちゃーん」


「あ, あはは……」


「どうして目を合わせてくれないの!?」


現実とは非情である







732 ◆HAYARIDvxk2019/03/10(日) 01:13:57.02xyB6zlx5o (3/5)



「とりあえず今日のルールを確認したほうがええんじゃないかの?」


部長の言葉はもっともだ
端末とともに渡されたファイルに入っている書類に目を通していく


「今日は全部で半荘を午前2局, お昼休憩を挟んで午後から3局打つみたいですね」


「その腕時計は打つ対局室を指示するのに使うらしいじぇ」


「遅刻して失格になっちゃう選手も出るかもしれないわね」


「どうしてみんなして私を見るんですか!?」


「なにかあったら部員全員でサポートするけえ安心しんさい」


「嬉しくないです……」


「ほ, ほら続けるぞ」


「半荘は1時間半経った時点でそのときの対局が自動的にオーラスになるみたいですね」


「テレビ中継的な都合かしら?」


「どういうことだじぇ?」


「あまりにも時間に差が出すぎたら対局数がこなせず有利不利が出てくるじゃろ?」


「なるほど……」


「対局時間を決めてインターバルを30分設定してあればそのあたり調整しやすいでしょうしね」


「万が一迷子になっても探しに行く猶予があるってことよ」


「だからどうして私をみんなして見るんですか!」


「まあまあ……半荘5回終了時点での成績上位4人が明日の準決勝に進めるみたいだな」


「つまりそこに入るのが目標ってことだね」


そんな話をしていると二人分の端末が同時に起動した


「私は『B』だね」


「俺は『D』だ」


「開始までまだ少しあるみたいじゃがゆとりを持って移動しといたほうがええじゃろ?」


染谷部長の言葉に二人でうなずく
実際, トイレから出たあと反対に向かおうとしたやつがいたしな……






733 ◆HAYARIDvxk2019/03/10(日) 01:28:33.95xyB6zlx5o (4/5)



午前中の半荘2回を終えて控室に戻る
1位と2位でどちらもプラス収支だから及第点といえるだろう


「ただいま戻りました」


どうやら咲はまだ戻ってきていないみたいだ
おかえりという挨拶の後俺の疑問に優希が答えてくれる


「咲ちゃんならのどちゃんが迎えに行ってるから心配いらないじぇ!」


「先輩たちは?」


「おねーさんと一緒に取材を受けに行ってたけどそろそろ来ると思うじょ」


「なるほど」


机の上にはお重が並べられている
ちなみに優希がすでに手を付けているタコスは杏果さんお手製らしい


「ただいま戻りました」


「おかえりだじょ」


「やっぱり取材いうんは合わんのう……」


そうこうしていると先輩たちも戻ってきた
といっても二人の表情には天と地ほどの差があるのだが


「杏果さんならまだ取材受けてるから先に食べててって」


「1時間とはいえ制限はあるしの」


先輩たちの言葉に昼食を食べ始める
作りたてを持ってきてくれたのかまだあたたかい
本当にありがたいことだ


ちなみに午前中終了時点で, 咲は3位俺は5位だった






734今夜はここまで ◆HAYARIDvxk2019/03/10(日) 01:49:13.81xyB6zlx5o (5/5)



第3局, 第4局ともに1位で勝ち上がるとこの時点では3位になっていた
ちなみに咲は暫定とはいえ2位だ
つまり『この時点ならば』二人揃って準決勝に勝ち上がることができている


「次の相手はたぶんこの人だよな」


「私の相手はたぶん……」


端末に表示された部屋
おそらくそこには咲も俺もまだあたっていないそれぞれの『暫定1位』がいることだろう


「勝ち上がるためにはいかにこの人達から失点しないで稼ぐかが大切ってことだね」


「ああ, そうだな」


敗退ラインまで咲は親の跳満1回分, 俺に至っては親の満貫1回分の猶予すらないのが事実だ


「でも私負けないから京ちゃんも負けちゃダメだからね?」


「なあ, 咲」


「なに?」


「パンツだけじゃなくてスカートまで脱いでそんなこと言ってもかっこつかないぞ?」


ここは多目的トイレの中だ


「だって……スカート脱がないとタイツが脱げないんだもん……」


「お, おう……」


そんな咲の姿にホッとしたのは事実だ


「ほら, 頑張ってこいよ」


「京ちゃんもね」


そういってハイタッチを交わして咲と別れる


「よう, 3位なんて立派じゃねーか」


「1位の人に褒められるなんて光栄ですね」


大沼秋一郎
俺の師匠でもあり『暫定1位』がそこに座っていたのだった






7351レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/03/16(土) 01:42:11.85RsG5U+Rgo (1/1)



そんな話をしているとともに卓を囲むことになる二人も入ってくる
俺の上家の人は暫定11位, 下家の人は暫定13位
おそらく勝ち上がることは不可能に近いだろう


「いきなり北家なんてついてねえな」


俺の対面の暫定1位は微塵もそうは思っていなさそうだ
俺の上家が起家で今日最後の半荘が始まった


といっても大きな波乱があるわけでもない
師匠が東ドラ1とメンタンピンを, 俺がメンタンピン一盃口を和了したくらいだ


そして迎えた東場第4局
師匠の親
ここで俺は現実を突きつけられることになる


「ほい, リーチ」


7巡目にかかったリーチ
トップは俺だが親リーということでオリてもいいだろう
二人も俺と同じ考えらしい


「ほい, ツモ」


そういって倒した師匠の和了役はリーチ, ツモのみの700オール
親の和了とはいえ打点の低さに胸をなでおろした


だがこれが大きな間違いだったのだ


「さて, こっから二翻縛りだな」


5本目の芝が積まれたとき, 俺たちは現実を突きつけられたのだった







736以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/03/17(日) 22:25:47.56dhf5+CqCo (1/1)

待ってた


7371レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/15(月) 05:37:54.28SRfyBKRQo (1/1)



「八連荘がなくて残念だったな」


きっちり二翻で連荘しさらに芝を3本重ねて師匠がつぶやく
俺たちの有効牌をきっちり握り込んだうえで和了しているのだからタイトルホルダーの実力は伊達ではない


「いやあツモるだけでリー棒一本おまけなんて悪いね」


さらに連荘を重ねる
少なくとも芝をリー棒で積むという光景なんて見たことがない
きっちり二翻という打点の低さにかろうじて救われている感じだ


「ツモ, これで終いだな」


11本分の芝, つまり1,000点棒と100点棒が一本ずつ積まれて起家がトび決着がついた
和了で稼いだ点数は低打点だったこともあり25,000点足らず
それよりも驚異的だったのは11本分の芝での6,600点を3人分
つまり芝だけでおよそ20,000点を稼ぎ出したということだ


「明日はせめて止めてみせろよ」


そういって去っていく師匠の背中を見送ることすらできなかった


「須賀くん, おめでとうございます!」


「京太郎の割には頑張ったほうだな!」


「……え?」


控室に戻って和と優希からかけられた言葉は予想外のものだった


「自分の目で確かめてみんさい」


そういって染谷部長が今日の結果を見せてくれた


「四位……?」


芝2本分の差でしかなかった
それでも首の皮一枚つながっていてくれたらしい
気が抜けたせいか夢現のせいかソファーにへたり込みしばらく立ち上がれないほどだった……







738以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/04/15(月) 10:36:12.761hKX+bSxo (1/1)




7391レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/16(火) 06:34:16.31vbrUNQBHo (1/1)



「つーかーれーたー」


朝と同じように裏口から脱出して旅館に戻り部屋に戻ると咲は畳に寝転んでしまった
へたり込みつつも倒れ込まなかったのはせめてもの意地だろうか


「パンツ見えてるぞ」


「京ちゃんのえっちー」


黒いタイツ越しの白いパンツに特に頓着しているようには見えない


「せめて皺にならないように制服は脱いだほうがいいぞ」


「はぁい……」


そういってけだるげに体を起こし両手を挙げる咲
どうやら脱がせということらしい


「はいはい」


まずは上着のボタンを外し脱がせハンガーにかける
横のジッパーを開け上へと引き抜けば着替えは完了だ


「ブラまで取る必要はないんじゃないかな」


「ほらおまけってやつだ」


「京ちゃんのえっちー」


パンツとスカートとタイツに守られた下半身とは対称的にあらわになった上半身
まんざらでもなさそうに見えるのは気のせいだろうか






7401レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/17(水) 05:27:16.96Uq6/YRfHo (1/1)



学ランを脱いでハンガーにかけると咲はまた仰向けになっていた


「パンツ見えてるぞ」


「ブラまで取っておいて今更じゃないかな」


うなずきそうになってしまったのを懸命にこらえた


スカートを上にあるタイツ
そのタイツ越しに見える白いパンツ
そしてあらわになっている上半身


ボリュームやメリハリの面で不満がないわけではない
それでもやたら扇情的なのはなぜだろうか


「乳首勃ってね?」


「寒いからですー」


たしかに暖房を入れているとはいえ突然裸になれば寒いだろう
言われてみればほんのり肌寒い


「どこか行くの?」


「トイレだけど」


「私も行きたい」


「はいはい」


もはや体を起こそうとする素振りすら見せなくなっている
そんな咲の背中と膝下に手を入れいわゆるお姫様だっこで朝と同じように個室へ入っていった







7411レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/19(金) 06:08:03.239PStZCopo (1/1)



スカートのホックとジッパーを外し3枚一気に膝までずりさげる
見慣れているといっても過言ではない咲の両手で足りるほどの産毛とぴったり閉じた割れ目があらわになった


「どうして膝までなの?」


「そのほうがエロいから」


「ごめん, よくわかんない」


膝上をあらわにし便座に腰掛けた少女には男のロマンはわからないみたいだ
そんな少女は俺の社会の窓を開きリー棒を取り出した


「朝よりおちんちん大きくなってない?」


「そうか?疲れてるときはこんなもんだぞ」


「ふーん……」


「いろいろとハードだったからな, おもに最後だけどさ」


「たしかにちらっと聞いたぐらいだけど大沼プロすごかったみたいだね」


「あの人と明日も戦うなんて今から頭が痛いぞ……」


「男子は1位じゃないと勝ち上がれないから大変だね」


「女子は2位までだから確率的には女子のほうがいいな」


「でもこんな大きなおちんちん生えてる女の子はいないと思うな」


「そもそも俺の女装なんて誰も見たくないだろうが」


「え?」


「え?」


これ以上深入りするのは得策ではなさそうだ







7421レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/21(日) 06:59:31.10wm7z0mS+o (1/1)



「そろそろ我慢の限界かも」


「じゃあここにすればいいと思うな」


そういって足を広げる咲
太ももとパンツという卑猥な三角形の完成だ


「ああ, わかった」


普段ならばためらうところだが背に腹は代えられない
それほどまでに限界が近いのだ


幸いなことに狙いをつけるのは造作もない
左手で狙いをつけると勢いよく奔流がはじまる


「おお」


そんな声とともに咲も限界を迎えたらしい
おおよそ上品とはいいかねる水音が2つになる


「男の子のおしっこって回転するのってほんとうだったんだね」


ようやく奔流が水滴へと姿を変えつつあるときに咲がポツリと呟いた
さすがにそこまでしみじみといわれるのは恥ずかしいものだ


「……ふーん, こうやって勃起していくんだ」


咲の声色が心なしか冷たく感じる
先程まで狙いをつけるのは容易かった砲身は完全に天を衝き使い物になりそうになかった……







7431レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/22(月) 06:45:00.56zpd+Qez3o (1/1)



「もう, しかたないなあ」


「すまん」


口から出た言葉とは裏腹に口へとリー棒を咥えてしまう
咥えるというよりも皮からはみ出た部分を口で包み舌先で敏感な先端を愛撫してくる


『これが気持ちいいんでしょ?』


そういわんばかりの視線を上目遣いに送ってくる
悔しいが事実なので抗えない
だが, 素直に認めないのはせめてもの俺の矜持だ


そんな俺をさらにもてあそぶかのように袋の方も手の中で転がし始める咲
わざとらしく音を立てつつ顔を前後に動かせば的確に俺へと快感が与えられる


「咲にばっかりさせるのも申し訳ないし俺も手伝うよ」


そういって『尖っている』といっても過言ではない乳首に手を伸ばし指先で愛撫してやる
抗議の視線を送ってくるが取り合うつもりは毛頭ない
むしろさらに敏感な卑猥な三角形の頂点へも侵攻する


先ほどとは違う2つの卑猥な水音が本来は一人きりの空間に響いている
勝負はあっけなく終わってしまう


「出し過ぎじゃないかな……」


飲みきれずにむせた咲が噴水を滴らせつつつぶやく


「ごめん……」


そう謝った瞬間, 残弾が咲の顔へと盛大に放たれたのだった……






7441レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/04/30(火) 23:40:47.12jPPa46ZWo (1/1)



「……もしかして怒ってる?」


おそるおそる問いかける


「怒られるような心当たりがあるのかな?」


「ごめんなさい……」


俺の言葉に咲が大きくため息をついた
もちろん申し訳ない気持ちもあるが俺の心はそれだけに占められていたわけでない


「……どうしてスマホを私に向けてるのかな」


「ほら, 咲がすっげぇえっちくてかわいいから保存しておきたくってさ」


「ひょっとしなくても京ちゃんってバカじゃないかな」


「すまん……」


「撮ってもいいけど顔は写さないでよ?」


そういって左手で目隠しをしてしまう


「わ, わかった……」


一応許可をとった上での撮影だ
目隠しのせいでいかがわしさがマシマシになっているのは言わないほうがいいだろう


「満足したんだったらシャワー浴びて晩ごはん行くよ?」


「あ, ああ……」


体が冷えたのか再びの放尿シーンというおまけ付き豪華特典付き個人撮影会を終え急いでシャワーを浴びて晩御飯に向かうのだった


余談だが, この写真たちは長きに渡って俺のおかずランキングのトップランカーにとどまるのであった……






7451レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/01(水) 10:27:39.96HkRR6Z3Eo (1/1)



「……あれ?」


夕食を終え部屋に戻り明日の大会要項を確認していた俺たち二人は転寝してしまっていたらしい
目の前の咲も寝ぼけてるみたいだ


「すいません, 取材は苦手なんで……」


夕食中に流れたたどたどしいインタビューが夢にまで出てきているみたいだ


「おはよう」


「……ふぇ?」


まだ眠いのかしきりに目をこすっている咲


「こんな時間だけど風呂どうする?」


時計を示すと女子の大浴場使用時間はすぎていた
つまり俺の貸し切りというわけだ


「せっかくだから大浴場に行こうかな」


「咲ちゃんのえっちー」


「京ちゃんにだけには言われたくないかな」


からかうとそういって冷たい視線を向けられた
着替えを手にして大浴場に向かうと誰もいないはずの風呂場には先客が二人いた


「杏果さんと……染谷部長?」


俺たちが二人を確認したのと同様に二人も俺たちを確認したみたいだ






7461レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/01(水) 23:06:26.262BwXTEbfo (1/1)



一応の礼儀というわけではないがそれぞれにタオルで体を隠し浴場へと入る
どうやら向こうもこちらに気づいたらしく声をかけてくる


「もしかして交代時間すぎてるかしら?」


「はい」


杏果さんの問いにうなずく
ちなみにふたりもタオルで最低限前だけは隠している
全裸だけでなくそれ以上の姿も見たことがあるがそれは今は内緒にしておいたほうがいいだろう


「ほんならあがったほうがええのう」


染谷部長の言葉に杏果さんも同意している


「じゃあ咲もあがらんとのう」


「え?」


水を向けられた咲が困惑している


「たしかに京太郎くんとの混浴は好ましくないわね」


「えっと, それは……」


言いよどむ咲にさらに追い打ちをかける杏果さん


「それとも……一緒にお風呂に入ること以上のことまでしちゃってるのかしら?」


「してません!私は処女です!」


咲の盛大な自爆によって場が完全に膠着してしまった







747以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/05/02(木) 00:41:54.86OsCrZPftO (1/1)


やっぱり読んでいて楽しい作品だよ!!


748以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/05/02(木) 03:46:22.95TJGRfSUS0 (1/1)

乙!


7491レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/02(木) 21:49:38.58jhYiU+tAo (1/1)



なにこの状況……


膠着状態は年長者である杏果さんの提案によって崩れた


「せっかくだからみんなでいっしょに入ればいいんじゃない?」


タオルだけで小雪の舞う大浴場というのは限界がある
その提案には是も否もなくうなずいた
と, ここまではなにも問題はないはずだった
しかし……


「じゃあ背中流してあげるね♪」


そういって向かい合わせに座らされた咲の後ろには杏果さんが, 俺の後ろには染谷部長がいてシャンプーを泡立てているのだ


「痒かったら言ってね?」


「は, はい……」


杏果さんに髪の毛を洗ってもらう
人見知りの咲にはかなり高いハードルであることは想像に難くない
体が震えているように見えるのは寒さのせいだけではないのだろう
向かい合っているせいで必死に助けを求める視線を送ってきているのがありありと見て取れる


「そろそろ助けるかの?」


「いえ, もう少し見ていましょう」


「賛成じゃ」


俺の髪の毛を洗ってくれている部長と意見が一致した
他人の不幸は蜜の味とはこのことだ






7501レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/03(金) 23:09:22.79m1nr6mxbo (1/1)



そうしていると頭を洗い終えたらしく背中を流すことに決めたらしい
というのもおおよそ背中を流すような体勢には見えないからだ


「咲ちゃんかわいい」


「あ, ありがとうございます……」


唯一体を守っていたタオルを取り払い全裸の二人
膝に乗せられた咲は杏果さんに合わせて脚を強引に広げられている
密着しているせいで胸には杏果さんの美乳が押し付けられていることだろう


「咲ちゃん感じちゃってかわいい♪」


「あう……」


頬を紅潮させ必死に声をこらえようとする咲
同じ女性同士なせいか小さな乳首とクリトリスへの愛撫はてきめんらしい
自分で触るのと客観的に見るのとでは大きく異なるみたいだ


「咲のえっちぃ姿をみて興奮したんかの?」


息を荒げつつバスタオルを取り払い俺のリー棒をしごき始める染谷部長


「部長だって……」


手探りで文字通り茂みに守られた秘裂に指を這わせると想像以上にあっさりと俺の人差し指を受け入れてしまう
俺だけでなく部長にとっても咲の痴態はいいおかずみたいだ


「あらら. 3人ともイッちゃったみたいね」


卑猥な3重奏は3本の噴水によってフィナーレを迎えたのだった……







7511レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/04(土) 22:08:37.26/qIS+M5Lo (1/1)



「いやあ, いいもの見れたわー」


三重奏を特等席で鑑賞できた杏果さんはご満悦だ
4人で一つの浴槽に浸かっている
俺の両サイドの二人の顔が紅潮しているのはお湯のせいだけではないのだろう


「いっそのことまこちゃんも咲ちゃんもうちにずっといてほしいくらい」


そういって両サイドの二人を抱き寄せようとしている
俺の方に寄ってきてくれているのは信頼の証なのだろうか


「咲ちゃんって敏感だけど普段おなにぃとかしないの?」


「し, しません!」


「でもえっちな気分になっちゃったらどうしてるの?」


「その……京ちゃんにしてもらうだけで十分なので……」


「え!?」


衝撃のカミングアウトだ


「ふーん……」


「アツアツじゃのう」


いろいろと含みのある視線が向けられる
目の端に映る咲がやけにかわいく見えるのは気のせいだと思いたい







7521レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/05(日) 22:19:50.5147Mg7Ad0o (1/1)



「そういうまこちゃんはどうなの?」


「ワシ!?」


突然矛先を向けられた部長は驚いているみたいだ


「そうそう, やっぱりまこちゃんもしないの?」


「週に2, 3回くらいじゃの……」


「ふーん……」


咲もどうやら興味津々らしい


「自分でするのと誰かにしてもらうんだったらやっぱり自分でするほうがいいの?」


杏果さんの容赦ない質問攻めが続く


「してもらうほうが……」


「喬太郎くんに?」


意地悪な笑みを浮かべる杏果さんの質問に部長は力なくうなずいたのだった


「だったらもっと気持ちよくしてもらわなくちゃね♪」


「「「え!?」」」


驚愕の三重奏が大浴場に響いたのだった……







7531レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/09(木) 22:13:16.69lwoJkgP8o (1/1)



「さすがにこれは恥ずかしいのう……」


「ええ……」


浴槽の縁に部長と隣り合って腰掛ける
部長との混浴自体ははじめてではないが観客がいるのははじめてだ


「ちゃんとまこちゃんを気持ちよくしてあげなきゃダメよ?」


杏果さんの言葉にもうひとりの観客である咲もしきりにうなずいている


当の部長はといえば目を閉じているが上目遣いになっている
メガネを外しているせいでいつもとは違う雰囲気は思わずくるものがある


「あ……」


誰かからそんな声が漏れた
部長の唇に唇を重ねる


どちらからともなく舌を出しお互いの腔内へと這わせていく
唇とはまた違う歯や歯茎やほっぺたの感触を舌先で丁寧に味わっていく


チュプ……チュプ……
ピチャ……ピチャ……


そんな卑猥なBGMとともにお互いの腔内を貪り終えると部長の目はすっかりとろけてしまっていた







7541レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/10(金) 22:41:16.97Ybc98qS5o (1/1)



口の端によだれを浮かべて悦楽に耽る部長
そんな部長をさらに快感へと導きたい


「ま, 待ちんさい!」


とろけそうな声で拒絶する部長の乳首へとむしゃぶりつく


「これ!離しんさい!」


そういって俺の頭を押してくるが力が入っていないみたいだ
俺を受け入れようとしてくれているのだと思ってしまうのは傲慢だろうか?


「部長」


「なんじゃ……?」


上目遣いになった俺の言葉に耳を傾けてくれるらしい


「咲より乳首大きいんですね」


「な, なにいうとるんじゃこのあんごう!」


すばらしいツッコミに観客達もしきりに同意している


「今だけは……わしだけを見とりんさい……」


耳まで真っ赤にしてそっぽを向く部長にグッとこないやつはいないだろう








7551レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/11(土) 23:09:31.595mtOFhryo (1/1)



部長の言葉に沿うように向かい合う
もはや隠そうという考えすらお互いに浮かばない


「あいもかわらず大きいのう……」


そういう部長の視線は俺の下腹部へと向けられている


「部長だって見せてくださいよ」


それほど力を加えずともあっさり開いてしまう


「これ, ジロジロ見るんはやめんさい……」


緑がかった陰毛の茂みがしっかりと覆う秘部があらわになっている


「やっぱり部長って毛濃いですよね」


下向きの大きな三角形の広い範囲に密集して生えている
さすがにそれほどではないが割れ目の両サイドも同様だ


「これでも久よりは薄いけえの」


「……そうですね」


少なくとも現時点では部長のほうが間違いなく濃い
もっともその原因を作ったのは和と俺なのだが


そんな茂みはマングローブといったほうがふさわしい
ビラビラが少し顔を出しているが「グロい」というのはふさわしくない






7561レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/14(火) 22:03:17.12Dg8hVUXjo (1/1)



「こ, こうかの……?」


膝を立て脚を広げる部長
いわゆるM字開脚になっているせいですべて丸見えだ


「もう感じてません?」


「やかましいわ……」


草露はゆっくりと湧き出しおしりの穴で2つに別れていく
思わずシワの数を数えようとしたが慌ててやめた


「どうしてほしいですか?」


おそらく今の俺はおそろしく悪い笑顔をしてることだろう
それほどまでに俺の心は高ぶっているのだ


「お, おんしが決めんさい……」


精一杯の抵抗らしい
その評定にますます俺の心が高ぶっていくのを感じる


「では……」


「ちょ, ちょっと待ちんさい!」


静止にためらうことなく部長の茂みへとむしゃぶりついた


「はなしんさい!」


必死に頭を叩いて来るが力は感じられずかえって心地よいエッセンスになる始末だ







7571レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/16(木) 22:22:23.51AokoHbxQo (1/1)



ゆっくりと味わうように茂みの上に舌が滑らせていく
少なくとも咲では体験できないことだ


「こ……れ……」


絶え絶えの呼吸から懸命に声を絞り出している
少なくとも責め方は間違っていないみたいだ


チクリとしたワレメを守る茂み
ふんわりとした丘を守る茂み
一度で二度美味しいとはまさにこのことだ


「やめ……ッん……さいッ」


頭を押す力はほとんどないに等しい
湿っているのは愛液のせいか唾液のせいか
そんな茂みから痛々しいほどに抵抗jしてくる勃起したクリトリス


なるべく卑猥な音をたてるように強く吸い付く


「ふみゃ!?」


下品な水音と部長の喘ぎ声の奏でるハーモニーはさぞ観客も満足だろう
それでも必死に声を抑えようとしているのは部長としてのせめてもの矜持なのかもしれない
とはいえ声に出さないだけで快楽は確実に部長を絶頂へと導いていく


「も, もう……むり……」


力なくしなだれかかってきた部長の股間からは勢いよく噴水が噴き出した
しずくは永遠とも思えるほど滴り落ちていくのだった


「……ふぅ」


とろけきった部長の顔を見るに目的は無事果たせたみたいだ







7581レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/18(土) 23:21:30.47F1qIowq5o (1/1)



俺にもたれかかって方で呼吸している部長
たまらなく愛おしく感じるのはなぜだろう


「おかえしせんとの」


「……え?」


俺の胸に預けていた体を下へと潜り込ませてくる


「部長!?」


あわてて静止しようとするがそうはいかない


俺の屹立したリー棒を思い切り咥え込む
根元までくわえ込んだせいで鈴口は喉奥にくっついてしまうほどだ


「だ, ダメですって!」


俺が頭を押したくらいではビクリともしない力強さだ
引きちぎられるのではないかというほど強く吸い付かれ部長の頬はくぼんでしまっているほどだ


「ほうじゃ?」


上目遣いで尋ねてくる部長


「……きもちいいです」


くやしいがみとめざるをえない
満足気に微笑んだ部長が下品な音を立ててさらに俺のリー棒に吸い付く


「ぶ, 部長!」


口の中で盛大に射精しただけでは飽き足らずさらに顔へも射精してしまったのだった……


「これでおあいこじゃの?」


「……はい」


勝ち誇った部長の姿はとてつもなくかわいかった







7591レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/19(日) 22:07:51.784dYKGvipo (1/1)



ふと俺たちに拍手が送られていることに気づいた
観客から送られているものだ


「いやあ, おねえさん感動しちゃった」


「私もだよ」


口々に賛辞が俺たちに送られる
共演者である部長は照れくさそうにはにかんでいる


「せっかくだから私も気持ちよくしてほしいな」


これまで被害者もとい当事者にはなっていなかった杏果さんがポツリと呟いた
どうやらそれは失言だったらしい


「せっかくなら京太郎に頼めばええと思うの」


「え?」


「じゃあせっかくだしお願いしようかな」


楽しそうに言われれば断る理由も特にない


「ええ, わかりました」


「せっかくじゃしわしらも手伝おうかの」


「そうですね」


楽しそうに笑う3人の女性
その笑みの理由がそれぞれ違うなんて俺は想像だにしていなかった








7601レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/20(月) 22:12:08.98rWT5wE0qo (1/1)



「雰囲気を出すために目隠ししますね」


「あら, なにされちゃうのかしら」


咲にタオルで目隠しされるのを杏果さんは拒むどころか自ら催促すらしているようにすらみえる


「あ, 床がひんやりしてて気持ちいい」


仰向けになった杏果さんの膝が立てられ脚が広げられる


「もう十分濡れとるみたいじゃの」


「とってもえっちでかわいいまこちゃんたちを見たからね」


その表情にはまだまだ余裕が感じ取れた


「でははじめるかの」


「そうですね」


二人が杏果さんとは違う笑みを浮かべる
俺には手を出すなということらしい


「あら, なにをされちゃうのかしら」


期待に満ちた笑みを浮かべる杏果さんの乳首に二人がむしゃぶりついた
二人が下品な音を立てたと同時に杏果さんからかわいらしい嬌声があがった






7611レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/21(火) 22:22:25.60X7VKXU6Ho (1/1)



左乳首に吸い付き力強くしゃぶる部長
右乳首に吸い付き優しく愛撫する咲
2つの異なる刺激は杏果さんの予想外のものだったみたいだ


「ま, まッて!」


少なくとも今の杏果さんに大人の余裕は感じられない
ときおり脚をけいれんさせつつ快楽にただただ身を委ねるだけだ


茂みのないワレメからは泉がとめどなくあふれてくる
水たまりを超えつつあるような気がしないでもない


有り体に言えばエロい
その中心にあるクリトリスへと自然に舌が伸びるのはある意味では不可抗力だといえるだろう


「ふみゅ!?」


視覚を奪われたまま最も敏感であろう箇所を責められる
痛々しいほどに勃起したクリトリスを丁寧に丁寧に舌で愛撫していく
そのたびにあがる水音と喘ぎ声が心地よくさえあるのだ


「だ, ダメ……」


一際甲高い声とともに絶頂を知らせる噴水が噴き出した
だからといって誰も止める気配はない


「も, もうゆるして……」


杏果さんへの責めが終わり視界が解放されたのはちょうど片手で数えられなくなる絶頂を迎えたときだった
肩で息をしながら自らの絶頂の証に頬を染める杏果さんに……
これ以上ないほどに大きく固く勃起したのだった


「京太郎くんのえっち」


そう言いつつも丁寧に俺のリー棒をなめあげ射精を一滴たりともこぼすことなくすべて受け入れてくれたのだった


これが大人の余裕ってやつか……







7621レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/22(水) 22:40:07.007MOJ+yRLo (1/1)



すべてを終えシャワーで軽く体を流し四人でまた同じ浴槽に浸かる
雀卓を囲むような形だがもはや誰にも隠すという発想すらないみたいだ


「そういえば杏果さんたちはどうしてこんな時間までお風呂にいたんですか?」


もとはといえば二人が交代時間を守らなかったことからはじまったことだ


「インタビューを受け取ったからの」


「インタビュー……ですか?」


部長の言葉に咲が聞き返す


「ええ, 明日の準決勝の前の選手紹介に使うインタビューよ」


「「……え?」」


咲と声が重なった


「こういうのはワシより久のほうが得意じゃろうにのう」


そういって部長がため息を一つついた


「ちなみに今日までの分もバッチリ録画してあるから安心してね♪」


咲はといえば乾いた笑みを浮かべていた……


ひとしきり温まり部屋へと戻りいつものように浴衣を脱いで同じ布団に潜り込んできた


「なんか変なプレッシャーがかかっちゃったね」


「ま, ここまで来たらなるようにしかならないさ」


「……おちんちん固くしながらのセリフじゃなかったらかっこいいのになあ」


「……生理現象だ」


「はいはい」


咲に鎮めてもらったおかげかお互いに安心してたっぷり眠ることができたのだった






7631レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/23(木) 22:14:30.86fKns/Y2+o (1/1)



翌朝, 目が覚めるとまだ暗い
手探りでスマホを探り当て時間を確認するとアラームにはまだ一時間以上あった


「フミィ……」


俺に抱きついている咲はといえば気持ちよさそうに寝息を立てている
そんな咲の隣で俺はといえば苦しそうに股間を勃てているのだが


「さすがにこれはまずいよな……」


咲を起こさないように注意して布団から這い出しパンツと浴衣を着る


「寒ッ!」


暖房がきいているとはいえロうかは肌寒い
ただ一部に集まりすぎている血液を冷ますにはちょうどいいかもしれない


「せっかくだし朝風呂を独占してみるか」


誰かに宣言するわけでもなく独りごちる
明かりの灯っていない薄暗い廊下を探検気分で目的地へと歩き始めた


「……え?」


フロントに電気がついているのは別におかしなことではない
なにかあったときに対処するためでもあるからだ


それよりも不可解だったのは


「おはよう, 京太郎くん」


慕さんに倣って久先輩と和が挨拶をしてきたことだった







7641レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/24(金) 13:48:42.37NKH5TzAno (1/1)



「えっと……三人は何をしているんですか?」


ソファーで談笑していたらしい三人におそるおそる尋ねる


「朝ごはんの準備が終わって休憩してたところだよ」


慕さんが答えてくれた


「先輩たちもですか?」


「ええ, 大会に出場してる二人はともかく私達もほとんどタダ同然で泊めてもらってるんだからそれぐらいしなきゃね」


「プロの厨房を使わせていただくなんて貴重な経験です」


「だったら俺たちも……」


「そしたらせっかくの気遣いが無駄になっちゃうからやめたほうがいいと思うな」


慕さんの言葉にうなずく二人を見ていれば素直にお礼を言って引き下がらざるを得なかった
咲には内緒にしておいたほうがいいだろう


「ま, 私や優希みたいに味見専門だっているしね~」


そういって先輩がケラケラと笑った


「で, でもまずは胃袋から掴めっていうじゃないですか!だから味見だって大切なんですよ!」


「和はフォローしたいの?けなしたいの?」


「すいません……」


シュンとしてしまった和を慕さんが優しくなでていたのを羨ましいと思ったのは内緒だ







765以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/05/24(金) 20:12:18.96gtt12w3Y0 (1/1)

乙ー


7661レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/25(土) 08:09:50.40wy3JA70yo (1/1)



「ところで京太郎くんはどうしたのかな?」


和を撫でながら慕さんが尋ねてくる


「早く起きちゃったので散歩してから朝風呂でも浴びに行こうかなと思いまして」


「遠足前日に興奮して眠れない小学生みたいね」


そういってまた先輩がケラケラと笑った


「興奮ってそういう……」


そういって三人の視線が一点に注がれている


「おちんぽ大きくしておさんぽは辛いんじゃないかな」


「……ほっといてください」


ゆるめの浴衣からのぞく谷間や太ももに対する正常な反応といっても過言ではないだろう


「私達もお風呂に行くから一緒に行こっか」


「朝ごはん当番のちょっとした特権みたいなものだしね」


そういって三人が立ち上がった


「えっと……だったら俺はトイレでもいって部屋の風呂に入りますよ」


「「「トイレ?」」」


俺は自ら墓穴をほってしまったらしい
三人の目がらんらんと輝いている
獲物を襲う獣とはこんな目をしているのかもしれない







7671レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/26(日) 15:11:59.24UXYgo3EYo (1/2)



ここって男子トイレだよな?


なぜか男のはずの俺がマイノリティと化している異常事態だ


マジョリティの三人はといえば興味深そうに男子トイレを観察している
俺にとっては当たり前でも三人にとってはそうではないらしい
少なくともはじめてではない人もいるのに不思議な話だ


「こんなかんじかしら?」


服はそのままで先輩が普段俺がするように小便器に立つ


「ええ, そんなかんじですね」


今更隠すことでもないだろう
風呂場でチャレンジもしてることだしな……


「私の場合はこうだけどね」


「慕さん!?」


小便器に背を向けて立っている慕さん
それだけならなにも問題はない
だけど問題なのは……


「どうしてやる気満々なんですか……」


「体が冷えちゃったからね」


さも当然というように慕さんが答えた
少なくとも浴衣をはだけて白いパンツを膝までずり下げていい理由にはならないと思うのは俺だけなのだろうか?


しきりにうなずく二人を見るにどうやら間違っているのは俺の方みたいだ……







7681レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/26(日) 22:24:09.53UXYgo3EYo (2/2)



あらためて現実を受け入れようと目の前を観察してみる


夜はブラを着けない主義なのか美乳といって差し支えない胸があらわになっている


真っ白なパンツはさりげないレースに縁取られておりおしゃれを演出している
本来は下向きの三角形なのだろうが今は膝までずり下げられ上向きの三角形を作っている


その白い三角形に守られていただろう黒い下向きの三角形
柔らかそうな茂みの下側にはほんのりとワレメが顔をのぞかせている


「この間を通せば一緒におしっこできるんじゃないかな?」


俺にとっては冗談だとしか思えないが慕さんにとってはそうではないらしい
少なくともふざけているようには見えない


「たしかに楽しそうね」


顔こそ見えないが先輩の表情はありありと想像できた


「待ってください!脱がすのはやめてください!」


とはいえ二人を強引に振り払うことはできない
結局なされるがままに帯を取られ浴衣をはだけトランクスを膝までずり下げられてしまった


「ペアルックなんてちょっと照れるね」


「……そうですね」


少なくとも照れるポイントはそこではないと思うが
そんなことを思っていると後ろから掴まれた俺のリー棒は照準を白黒2つの矢印の間を指し示していた


「先輩, やめてください!」


「あら, それはひどい濡れ衣じゃないかしら」


「え?」


「おちんちんが私の手の中で脈打ってます……」


「の, 和……?」


うっとりと頬を紅潮させた和が俺のリー棒を愛おしそうに握り込んでいた







769以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/05/27(月) 21:10:15.02XEFSVAgfo (1/1)

マニアックだいいぞ


7701レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/27(月) 22:38:31.619lwdceUpo (1/1)



12月ということもあり館内は暖房がバッチリだが24時間フル稼働というわけにもいかない
現にここまで来る廊下も肌寒かったし暖房機器すらないトイレ内ならばなおさらだ
そんな空間でほとんど裸でいるわけなのだから……


「あの……そろそろ離してくれないか?」


「いやです」


一縷の望みはあまりにもあっけなく打ち砕かれてしまった


「出しちゃえば楽になると思うわよ?」


他人事だと思って先輩が笑っている
そうしたくないからこそお願いしているわけなのだが……


「私もそろそろ限界だし……ね?」


身長差だけでなくお尻を後ろに突き出しているせいでさらに下からの上目遣い
はやりさんほどではないにしろ童顔美乳の慕さんからのお願いは効果バツグンだ


「……はい」


とうとう観念してしまった
そうなればあとは簡単だ


「これが連れションというやつですか……」


「うーん……さすがに難しいかな」


しっかりと白と黒の三角形に示されたゴールにしっかり注ぎ込まれていく黄色がかった本流
便器の中でその二本はぶつかりかい下へと壁を伝っていった


その水流が止まったとき
二人の観客からは惜しみない拍手が送られたのだった……







7711レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/28(火) 22:46:41.36vAEgQHq2o (1/1)



水流は止まり目的は果たしたはずなのに居住まいを正そうとはしない
火照った体にひんやりとくる冷気が心地よくさえある


「おしっこを出したあとに体が震える現象ってシバリングっていうらしいわよ」


震えた俺を見て先輩がいう
こんなときでも感心してしまうのだから不思議だ


「久ちゃんと和ちゃんもおしっこしたいの?」


ふいに慕さんが声をかける
しゃがみこんで俺の一部を凝視している二人を見下ろしてみるとかなり限界に近いらしい


「せっかくだから二人もしてみたらいいんじゃないかな?」


おねえさんからの優しい提案
それに抗うような余裕は二人には残っていなかったらしい


どちらからともなく立ち上がり便器に向かう


「……え?」


個室に入らず先程俺がしていたように胸をはだけショーツをずり下げている
先輩がオレンジで和がピンクか……
そんな感慨めいたものに浸っている場合ではない


「二人ともなにしてるんですか……?」


「何事も経験よ経験」


「ええ, 百聞は一見にしかずとも言いますし」


しきりにうなずく慕さんを見るに間違っているのは俺の方らしい
理不尽だ







7721レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/05/31(金) 22:48:55.81KoF9esH3o (1/1)



はっきり言って異常な光景だ
前をはだけた女性が男子便器に向かっているのだ


かたや校内一の美少女で顔だけでなく豊満な肢体にも定評のある少女
かたや学生議会長を務め顔も悪くなくとある性癖の持ち主に抜群の支持を誇る少女


本人たちは知らないが隠れファンクラブが存在するほどだ
もっとも麻雀部員5人は会員の層こそ違えど隠れファンクラブが存在するわけだが


「でもそのままの体勢だったらおしっこがパンツに垂れちゃわないかな?」


後ろに飛ばせる慕さんならともかく前に飛ばそうとする二人ならば慕さんの言うとおりになるだろう
それがわかったのか二人もうなずいている


「やっぱり京太郎くんが脱がせてあげるべきじゃないかな♪」


「え!?」


しかしどうやら納得できていないのは俺だけらしい
納得できているらしい二人は俺の方を向いて脱がせてもらう気満々らしい


「わ, わかりました……」


三人から無言の圧力をかけられれば逆らうことができない
しかししゃがみこんでわかったこともある


これはこれでアリだな







7731レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/01(土) 23:22:12.10ubMYIBMHo (1/1)



近い先輩の方から脱がすことにする


「私のパンツはどうかしら?」


俺がまさに手をかけたものへの質問が頭上から降ってきた


「ちなみにこれお気に入りなのよ」


「だから似合ってるんですね」


「あら, うれしいこと言ってくれるじゃない」


「いえいえ」


やり取りこそひょうひょうとしたものだが声が震えているのがかわいい
黒黒とした茂みがしっとりと湿っているのも良いものだ


「なんでゆっくり脱がすのよ」


「こっちのほうがエロいじゃないですか」


「……須賀くんってえっちね」


「お互い様ですよ」


「……バカ」


脚を上げてもらい抜き取った下着を先輩に見せてみる


「なんだか湿ってません?」


「……知らないわよ, バカ」


そういってそっぽを向いてしまう先輩
こんな姿を見れば新たなファンクラブの会員層も増やせそうだが
誰にも見せたくないし見せるつもりもないけどな!







7741レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/02(日) 22:09:34.81Jta2Zp5Mo (1/1)



「私のパンツが嬉しいのはわかるけどそろそろ和のほうにいったほうがいいんじゃないかしら?」


「え?」


「ほら, もう我慢出来ないみたいだしね」


そういっていたずらっぽくウィンクをしてくる
指差す先はこれから俺の手が伸びるだろう箇所だ


「和ってばそんなに濡れちゃうなんてえっちねぇ」


「ち, 違います!」


そういって必死に否定する和
クロッチ部分だけでは受け止められないほど愛液が染み出していては説得力は皆無だ
そんな和に思わず生唾を飲み込む


「いいから早くしてください!」


「お, おう……」


和の言葉に気圧されつつもゆっくりとずり下げていく
ピンクのはずのショーツは一色ではなくなっていた


「せっかくなら素っ裸になっちゃおうよ」


そんな背後からの声とともに視界が真っ白になった


「私のパンツで目隠ししてる間に脱いじゃおうよ」


返事こそ聞こえないが衣擦れの音から察するに3人が最後の一枚に手をかけているらしい
なんとかお尻部分をずらして視界を取り戻したとき


「……え」


そこには全裸で連れションしようとしている二人がいたのだった







7751レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/03(月) 23:21:38.65SLPmfVTIo (1/1)



なにこの状況……
これを異常事態といわずしてなんというのだろうか


二人の美少女が全裸で下品に脚を広げ腰を突き出して小便器に向かっているのだ
まさしく異常事態だ


少女が男子トイレにいるのがおかしいのか
全裸で小便器に向かっているのがおかしいのか
今の俺にはわからない


「はーい, 笑って笑ってー」


俺が考え込んでいる間に撮影会が始まったらしい
被写体たちのぎこちない笑顔は妙にそそるものがある


「あ, そろそろ……」


「わ, 私もです……」


羞恥心からか消え入りそうなほどか細い声でつぶやく二人
茂みを指で広げられあらわになった尿道からは我慢していたせいか声色とは裏腹に力強い水流が生じている


すべてが異常と言えるこの状態
そんな中でもっとも下品ともいえる放尿という行為
そこにはエロチシズムやフェチズムとは違うどこか気高さすら感じられるのは気のせいだろうか


美少女たちの放尿を小便器が受け止め静謐な空間で
いつの間にか俺は拍手を送っていたのだった







7761レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/04(火) 22:39:22.71keZD2I3zo (1/1)



「余韻に浸っているところ悪いんだけどそろそろお風呂に移動したほうがいいんじゃないかな?」


慕さんの提案はもっともだ
さすがに暖房もきいていないトイレで素っ裸というのはよくない


「じゃあ……」


預かっていた浴衣を返そうとしたときだ


「せっかくだからこのままお風呂に行っちゃおっか」


楽しげに提案している慕さんには悪いがさすがにそれは……


「え?」


どうやら乗り気ではないのは俺だけらしい
ほとんど逡巡なくうなずく二人を見てしまえば俺の意見ではどうにもならないだろう
まだ温もりの残る浴衣を抱え大浴場へと向かうことになった


「さすがに誰も来ないだろうけど裸で廊下を歩くなんて変態さんみたいだね」


「でもこれはこれでアリかもしれないです」


紛れもない変態の言葉にうなずく先輩とは対称的に和は無言でいろいろと噛み締めているみたいだ


幸い誰にも出会わずに目的地へと到着できた
服を脱ぐ手間のいらない3人は一目散に浴場へと向かっていく
太ももから足首へと伝っていた愛液はまさしく欲情の証だ


このまま部屋に戻ってしまうというのがおそらく最善手だろう
だけど, そうはできなかった
エロエロもといいろいろと妄想してしまったのは内緒だ






7771レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/05(水) 22:26:30.97DzR2LDKno (1/1)



「ふぅ……」


ようやく顔にかぶせられていた慕さんの下着を外すことができた
すっぱいような『メスの匂い』から解放されたのだ


3人分の浴衣を畳みみっつのかごにそれぞれの下着と一緒に入れていく
白とオレンジとピンクのショーツはいろいろなものが染み込んだせいか重みを感じる
それが視界に入らないように上に浴衣を重ねた


「……ふぅ」


一息ついて浴衣とトランクスを脱ぐ
3人のかごから一つ開けたのには特に意味はない
軽く畳んでなんとなくトランクスの上に浴衣を重ねた


「……よし」


一度深呼吸して浴場へのドアに手をかける
欲情しているのを隠すにはあまりにも力不足だが腰のタオルはせめてもの抵抗だ


「遅いよ, 京太郎くん」


「すいません」


「まあまあ, 座って座って」


「え?え?」


よくわからないままに導かれるままに椅子に腰掛けさせられてしまう


「たくさん気持ちよくなってくださいね……」


俺を取り囲む3人の股間からは愛液がとめどなくたれているのだった……







7781レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/06(木) 23:03:48.381+gViRwFo (1/1)



慕さんがシャンプーを久先輩と和が石鹸を両手に泡立てる
そもそもタオルは俺が持ち込んだ1枚しかないのだから当然といえるのかもしれないが
そのタオルはとっくに役割を放置してしまっている


「かゆいところはありませんかー」


シャワーで濡れた髪の毛が慕さんの手で洗われていく


「だ, 大丈夫です……」


そう
髪の毛は問題ないのだが……


「あの……くっつきすぎじゃないですか……?」


「こっちのほうがあったくていいと思ったんだけど……京太郎くんはこうされるのいやなのかな……?」


「……いやじゃないです」


「よかった~」


そういって先程より強く押し付けられた気がするのはきのせいだろうか
背中で潰れている慕さんの胸の感触がいいから問題はないのだが……


「須賀くんのおっぱい好きには困ったものね~」


「ええ, そうですね」


そういって二人も体を密着させてきた
和の場合は包み込むといったほうが正しいのだが



両手に花以上の快楽
これはこれで素直に喜ぼう






779以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/07(金) 09:52:13.47ixG99qjT0 (1/1)

すばら


7801レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/07(金) 22:52:09.890lO8Hrs0o (1/2)



いつの間にかスポンジは手のひらから胸に変わっていたらしい
和の爆乳, 慕さんの巨乳, 先輩の美乳
六つの胸が俺の体に押し付けられ潰れ擦り付けられている
これが至福というやつか……


キレイになっているかはわからないが気持ちよくはなっている
石鹸まみれになっていく体にスポンジが擦り付けられているから効果はあるのだろう
柔らかい乳房だけでなく固くなった乳首もいい刺激になっているしな


「あとは……」


3人の視線が一点に注がれている
自分でも荒々しく脈打つのが感じられているそこに注目が集まるのは当然だろう


「誰のおっぱいでしてほしいかな?」


耳元でとろけそうな声で囁いてくる
押し付けられる胸の強さがより一層強くなる
もはや抱きしめるというよりもからみつくというくらいだ


「私のおっぱいがいいわよね……?」


右側から腕を抱きしめつつ囁いてくる先輩


「私のおっぱいもオススメですよ……?」


左側から腕を胸で包み込みつつ囁いてくる和


はっきりいって一人に決めることなどできるわけもない


「えっと……全員で……」


なんとか声を絞り出すと3人は嬉しそうに微笑んだのだった……







7811レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/07(金) 23:07:06.270lO8Hrs0o (2/2)



こんばんは
>>1です

なにやら本編にもシノチャーらしき人がおもちもちで出たらしいですね
どうやら他の大人組もおもちの上方修正が必要みたいですね


なにがとはいいませんが現状
嘉穂さん > 和 = 美月さん > はやりん > 戒能さん > 曖奈さん > シノチャー > 久 = まふふ = 杏果さん >> 咲 >> ぺったんこ組

くらいで設定しています

なにか変更したほうが良い箇所があればアドバイスください

ただすこやんが最強なのはかわらないですしすこやんルートがないのもかわりません
亀更新なのに恐縮ですがよろしければアドバイスお願いします


おやすみなさい





782以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/08(土) 08:44:55.91bpDNQVFqo (1/1)


曖奈さんの将来が不明だからそこを除けば大体一致かな


7831レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/14(金) 22:58:40.86fFOdsqHWo (1/1)



こんばんは
>>1です


おもちはカップだけでなく体積が大事だと紳士の友人が言っていました
なので基本的には>>781で今後は書いていく予定です

おやすみなさい


7841レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/15(土) 08:03:19.03dmh9a8Kpo (1/3)



「まずは私からですね……」


消え入りそうなとろける声で和がささやく
左腕を包み込んでいた豊満な乳房はわずかな移動にもかかわらず大きく揺れる


「失礼します……」


しっかりと正対し三つ指をついてお辞儀をする
その対象がそれに値するほど高尚なものかはわからないが


コクリと軽くうなずき先程お辞儀をしたものを両乳房で挟み込んでいく
そして俺の視界が残っていたのはここまでだった


「せっかくだから味も見てもらわないとね♪」


「大きさじゃ勝てないけど味じゃ和に負けないわよ?」


そういっておっぱいアイマスクと2つのおしゃぶりが当てられたからだ
柔らかさだとか味だとか形だとかの違いを味わう余裕などない
窒息しないように懸命に吸い付くのが精一杯だ


「二人共ずるいです……」


かろうじて外気を感じ取れる亀頭を優しく舌先で愛撫してくれる和
懸命に乳房を両腕で動かしながら俺を気持ちよくしようとしてくれている


そんな健気な和を自ら汚してしまうことに罪悪感と優越感めいたものを覚えてしまう


『ごめん, 和』


おしゃぶりで言葉にならないが心の中で誤りつつ思い切り射精してしまったのだった……







7851レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/15(土) 12:09:54.40dmh9a8Kpo (2/3)



ようやくおっぱいアイマスクから解放されて視界が戻ってくる
目の前の惨状は紛れもなく俺が引き起こしたものだ


「ごめん, 和」


先程は心の中でつぶやいた言葉を今度は直接口に出した


「謝らないでください」


そういって微笑む和にどきりとしてしまう
その顔から胸にかけて白濁液で汚されていることにわずかばかりの罪悪感とそれを大いに上回る優越感を覚えてしまう


「それにしてもすっごい量ね」


「さすがにおじさんでもこんなに出たことないかなあ」


和の大きな胸の谷間すらあふれるほどだったのだ
出したのはたしかに俺だが俺だってこれほど出た経験はそうそうない


「私が気持ちよくしてあげられたのなら嬉しいですから」


どこか勝ち誇ったような表情の和


「たしかに和のおっぱいは美味しそうよね」


「今ならクリームのトッピングだもんね」


「お二人とも……目が怖いですよ……?」


そんな和の胸は俺の精液ということに目をつむればたしかに美味しそうだ


「「いただきます」」


「ま, 待ってください!」


二人に地面に押し倒され卑猥な音を立てながら文字通りむしゃぶりつかれるのだった







7861レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/15(土) 23:27:11.15dmh9a8Kpo (3/3)



「や, やめてください……」


悩ましい声で哀願する和
それではかえって嗜虐心を掻き立ててしまうらしい


「どうして激しくなるんですかぁ……」


『自業自得』


和には申し訳ないがこれほどまでにふさわしい言葉はないだろう
いや違うか


『上の口ではそう言いつつも下の口は正直だなあ』


これもまた今の和にふさわしい言葉だ
マングローブには白濁した雪が積もっているような有様だ


「ふみゃん!?」


和の下の唇に口づけするとかわいらしい喘ぎ声が上がった


「おしっこの匂いがするぞ?」


「そんな……オカルト……ありえません……」


和の代名詞ともいえるセリフだがいつもの凛とした印象はまったくない
精一杯の虚勢に嗜虐心を掻き立てられたのは俺だけではなかったらしい


「まってください……」


さすがに3人には勝てなかったらしい
弱々しいつぶやきのあと最後の力を振り絞るような力強い奔流が俺を襲った
だけど不思議なことに嫌な気持ちはしなかった







7871レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/16(日) 12:57:45.46eMKGiHtAo (1/1)



だらしなく足を広げて仰向けになっている和
肩で呼吸するたびに震える体がとてつもなく艶っぽい


「「「ごちそうさまでした」」」


3人の挨拶が自然と重なった
和にはもはやなにも言い返す気力すらなさそうだ


快楽に溺れきった表情
呼吸にあわせて上下する豊満な乳房
なにかで濡れていてきらめく乳首
呼吸を感じさせるくびれた腰回り
そしてサラサラと愛液が染み出してくるワレメ


有り体に言えばエロい
そうすれば当然……


「京太郎くんのおちんちんまた大きくなってるね♪」


「和のおまたなめながら感じちゃうなんて変態さんみたいよ?」


「お二人には言われたくないです」


せめてもの俺の反撃だ


「まあまあ, 和ちゃんみたいにはできないけど気持ちよくしてあげるから」


「そうそう……ね?」


期待してしまうあたり我ながらかなりちょろい
……そのせいでこのあと大変な目にあうなんて想像だにしていなかったが






788以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/06/16(日) 17:43:15.65EFVbGV8s0 (1/1)

乙です
大会当日の朝なのに皆さん自重しませんね
だがそれがいい


7891レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/22(土) 22:46:22.51Qa+wv+owo (1/1)



「私の膝枕どうかな?」


「気持ちいいです」


「おじさんにもしてあげたいんだけどねえ……」


そういってため息をついたのに合わせて胸が揺れた
2つの乳房は重力に逆らい俺の目の前で揺れている


「やっぱり授乳手コキプレイって憧れるのかな?」


「ええ, まあ……」


興味が無いといえば嘘になる
実際に経験したことはないが見たことはある
それに興味を抱くのは至極当然だろう


「じゃあせっかくだからやってみよっか♪」


そういって精一杯に腕を伸ばし俺のリー棒を小さな手で包み込む
押し付けられる胸にもたらされる圧迫感とわずかな窒息感が心地よい


「ちゃんと私のおっぱいを舐めなきゃダメだよ?」


半強制的に口にねじ込まれた乳首に懸命に吸い付く
慕さんに対して横になっていないおかげだろう


「私も気持ちよくしてあげなきゃね」


俺のリー棒を包み込む手がゆっくりと上下運動をはじめた









7901レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/23(日) 12:31:18.29QQJDp1JSo (1/1)



「男の子ってこんな感じでおなにぃするんだよね」


身長差のせいで目一杯手を伸ばしてリー棒をしごく慕さんがきいてくる
しかし授乳中なので答えることができない
せめてもの反応に一層強く吸い付いた


「もう, 甘えん坊さんなんだからぁ」


視界がおっぱいアイマスクのせいで奪われていて表情はわからないが声色は楽しそうだ


「またおちんちんがビクってなったね♪」


俺の息子は正直者らしい
とはいえ感じているのは慕さんも同じみたいだ


クチュ……


今敏感になっている俺の耳はその音を聞き逃さなかった
普段自分でしていることを他人にしてもらうと気持ちいいのはシャンプーに似ている
気持ちいいの意味が違うかもしれないが……


「そろそろ限界みたいだしラストスパートだよ」


リズミカルなピストンに射精感がどんどん高まっていく
限界を迎える前にせめてもの抵抗に強く吸い付いた


「そ, それは反則だよ!」


俺の射精が終わったあと背中がじんわりと温かくなっていくのだった







7911レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/28(金) 23:12:51.79tFoA5x86o (1/1)



「おねーさんのいげんがだいなしだよ……」


ようやく視界を取り戻した俺の目に映る慕さんは目に見えて落ち込んでしまっていた
足元に広がる黄色がかった水たまりがより幼い印象を与え悲壮感をいっそう強めている


言葉に困り先輩と和に助けを求めるが二人共俺の力になってくれそうにない
だからといって俺にどうにかすることができるわけでもないが


「キレイにしてほしいな♪」


震える声で精一杯明るい慕さんの言葉
そんな言葉に3人で顔を合わせてうなずいた


仰向けになった慕さんの脚を広げその間に顔を近づけていく
精液というクリームのトッピングを受けた豊満な乳房は二人が担当してくれるみたいだ


「なんだか緊張しちゃうね」


先程まで口で愛撫していた乳首もサラサラと液体が湧き出す秘裂も劣情を駆り立てるには十二分すぎた
そしてそれは俺が男だからというわけではなく同性である二人にとっても同様らしい


『上の口はともかく下の口は正直だな』


二人揃って四つん這いになっているせいであけっぴろげになっている股間からはしっとりと愛液が湧き出している
ほんのりと水音が奏でるハーモーニーをかき消すように吸い付くとツンとしたアンモニアの匂いが鼻をついた
それすらも愛おしいと感じられるのだから不思議なものだ







7921レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/29(土) 12:00:44.27MpFezB5vo (1/2)



「……ぁんッ……ひゃぅッ!」



必死にこらえているだろう喘ぎ声がところどころ漏れる
せめて年上としての矜持だけは守ろうという決意の現れなのだろうか


最も敏感であろう箇所を同時に責められ情けない声を懸命にこらえている
それに嗜虐心を掻き立てるのはどうやら俺だけではないらしい
クリームに彩られたいちごに吸い付く音がさらに卑猥になりさらに卑猥な声があがるようになった


不思議なことに俺の興味は慕さんに対しては弱くなっていた
目の前で愛液を垂れ流しつつヒクヒクと蠢く膣口をさらしている二人がいるのだ
自然とあてがわれた指がするりと飲み込まれた


「「ひゃうん!?」」


様々な感情が綯い交ぜになった喘ぎ声が重なった
そしてそれはおねーさんのプライドを取り戻す最大の好機になったらしい


「「はうッ!?」」


せめてもの抵抗に思い切り胸を揉みしだいたらしい
まったくの無抵抗なところに上下からの攻撃
効果はバツグンみたいだ


とはいえ二人共やられっぱなしというわけにはいかない
懸命に自らの最大の反撃に転じたのだろう
あがる水音が先程より卑猥に感じるのは気の所為ではないだろう








7931レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/06/29(土) 23:11:55.81MpFezB5vo (2/2)



女同士のプライドを賭けた戦いを指と舌で盛り上げる俺
六つの口という卑猥な楽器を操るさながら指揮者といったところだ


手段こそ違えど胸と股間という弱点を同時に責められているのだ
さすがにそうそう長くもちそうにないらしい


声色と水音に限界が感じられた頃


「おお……」


一番の特等席で3人の絶頂を眺め思わず感嘆の声が漏れた
全身の力が抜け肩でかろうじて息をしている3人からはまだ愛液が染み出している
このまま飾っておきたいほど妖艶で美しい


とはいえそうしておくわけにもいかない
さすがに湯気のおかげで温かいとはいえこのままでは間違いなく風邪をひいてしまうだろう
そうなった場合責任の大部分は俺だ


「失礼します」


慕さんの膝下と背中に手を入れて抱えあげる
いわゆるお姫様抱っこで湯船へと浸からせる
少なくともそのままにしておくよりはいいだろう


沈み込んでいないのを確認しつつ先輩と和も浴場へ浸からせた
湯気のせいか朱の差したほほに思わず欲情してしまったのは内緒だ


「ふぅ……」


一仕事終え一息つくと3人も人心地ついたらしく一安心だ







7941レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/02(火) 23:04:58.520vAEZiP0o (1/1)



「やっぱりおっぱいって浮くのね」


なんとなくの静寂を打ち破ったのは久先輩のそんな言葉だった
眼の前の立派な4つの浮袋を見ればそんな感想が出るのも当然だろう


「でも大きくても肩が凝ったり胸が凝ったりして大変だよ?」


「それに大勢の人に視線を向けられてしまいますし……」


「ふーん……」


美乳ではあるが巨乳ではない先輩と紛れもない巨乳の二人では意識の差があるものらしい
といっても俺がまざれるような話題ではないのだが


「私も須賀くんにおっぱいを揉んでもらったら大きくなるかしら?」


「え?」


「せっかくだからお願いするわね?」


とびっきりの笑みを浮かべながら俺の膝に座ってくる
振り向いてのウィンクには拒否を許さない無邪気さがいっぱいだ


「合法的にセクハラできるんだからちゃんと気持ちよくしてくれないと訴えちゃうんだからね♪」


「あ, あはは……」


嘘かホントかわからないが先輩の言葉にうなずくしかなかった……








7951レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/03(水) 22:54:23.8181nxGR7Fo (1/1)



「じゃあ私がやり方を教えてあげるね」


ようやく慕さんが大人のプライドを取り戻したらしい


「知ってるんですか?」


「閑無ちゃんと悠彗ちゃんが詳しくて教えてもらったからね」


「な, なるほど……」


「経験者からのレクチャーなら効果がありそうね」


「そんなことはないと思いますが……」


期待が高まる先輩と懐疑的な和
二人の現状を知っている俺としては和の方を持ちたいところだ


「えっと……まずは下から持ち上げるように揉み込んでいくの」


そういって自分の胸の下に手を入れ持ち上げる真似をしている
パチャパチャという水しぶきが効果がありそうだと思わせてくれる


「はやくはやく」


「わ, わかりました……」


慕さんとは違い持ち上げるほどはない先輩の胸を持ち上げるようにこね回していく


「えっと……痛くないですか?」


「もう少し強くてもいいわよ」


「わかりました」


とりあえずおとなしく従ったほうがいいだろう
実際, Mっけのある先輩には効果覿面みたいだしな







7961レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/04(木) 22:46:42.051y1tAcEJo (1/1)



体を震わせているのが水中だとよくわかる
先程もそうだが二人きりのときはともかく今この場で感じている素振りを見せるのは恥ずかしいらしい
そんな澄ました態度は壊したいと思ったっていいじゃないか


慕さんに言われるままに先輩の胸を揉んだりこねたり引っ張ったり刺激したりする
効果のほうはともかく気持ちよくはなっているらしい
もはや喘ぎ声を我慢すらできていないのがその証左だ


先輩が限界に近づくにつれて俺にも限界が迫っていた
できるかはともかく我慢しようがある上の口
対してある意味生理現象とすら思える愛液が染み出してくる下の口
体の震えとともに潤滑液となってリー棒を的確に責め立ててくる


そしてついに訪れた限界
先輩の甲高い声を号砲として水中から勢いよく二本の噴水が飛び出した


たっぷりの潤滑液と柔らかな恥肉
剃ったばかりのチクチクした毛の感触
悔しいけれど理性では抗えないほどとても気持ちよかったのだ……


「こんなの……クセになっちゃいそう……」


絶え絶えの呼吸で絞り出す先輩


「……はい」


そう返すのが精一杯だった


「またおねがいね?」


「はい」


自分でも驚くほど自然にそう答え互いに酸素を求めあうように濃厚な口づけを交わしたのだった







7971レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/05(金) 22:59:02.48ddBuP1EHo (1/1)



「あー気持ちよかった」


膝の上で気持ちよさそうに伸びをしている先輩の言葉に同意した


「でもこれじゃダメね」


「なにがですか?」


「だってこういうマッサージとかって続けないと意味ないと思わない?」


「なるほど……」


たしかにマッサージとかは続けないと効果がないような気がする


「じゃあこれからも定期的にお願いね」


「「え?」」


驚きの声を上げたのは俺だけでなく和もらしい


「それとも須賀くんは私のおっぱいをマッサージするのはいやなのかしら?」


「そんなことはないですけど……」


「だったら問題はないわね」


ツンと上を向いた乳首は胸を張ったせいかさらに上を向いていた
どうやら納得いかないのは和も同感みたいだ







7981レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/06(土) 23:01:05.64qg6hf0zho (1/1)



「だったら和ちゃんもマッサージしてもらったほうがいいんじゃないかな?」


3人の視線が慕さんに向けられる


「だっておっぱいは凝っちゃうしさっき京太郎くんに触ってもらったら気持ちよかったんでしょ?」


「たしかにそれならしかたないですね」


声と声色がこれほどまで食い違うとは……


「あら?須賀くんに頼んだら須賀くんがセクハラになっちゃうんじゃないかしら?」


「される私が嫌がっていなければセクハラには当たりません」


「でも須賀くんが嫌な場合はどうかしら?」


意地悪な視線とウィンクを振り向いて送ってくる
居を突かれたらしい和とは余裕の差がありありと見て取れる


「そんなことないですよ」


「そうですよね!そんなオカルトありえませんもんね!」


「よかったわね, 和」


「はい!」


満足げな和を見つつ白いクラゲが漂う湯船で他愛もない会話をしながらしっかり温まったのだった







7991レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/07(日) 11:49:30.75svInz23Xo (1/2)



下着を着けずに浴衣を着た3人と別れて部屋に戻る
さすがに咲も起きたみたいで布団の中に姿はない


しかしそんなことは問題ではない
最大の問題は『尿意』だ
かなり限界に近いがあの場でするよりよっぽどましだっただろう


「いきなり何!?」


部屋にいなかった咲はそこにいたらしい
突然の乱入者に戸惑っているみたいだが今はかまっている暇も余裕もない


「何してるの!?」


浴衣をはだけトランクスからリー棒を取り出す
座っている咲にかからないように照準を合わせるとすぐに始まった
それが呼び水になったのかはわからないが2本の水流が便器内で跳ねる音が狭い空間に響き渡った


「ふぅ……」


一仕事終えて一息ついても咲のほうは終わらないらしい
それほどまでに我慢していたのだろうか?
ともかく一仕事終えたリー棒を降ってトランクスの中に戻した


そうこうしていたら咲の方も終わったらしい
とはいえワレメからはまだしずくが滴っている


「なんで撫でてくるの?」


「なんとなくな」


「わけわかんない……」


少なくとも今朝の出来事を鑑みればこうしたくなるのはある意味当然かもしれない
咲には内緒だけどな








8001レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/07(日) 22:26:21.52svInz23Xo (2/2)



「それより京ちゃんのおしっこかかっちゃったんだけど」


「ごめん……」


無意識だったが思ったより散ってしまっていたらしい


「私のをなめてキレイにしてくれたら許してあげてもいいかな」


そういっていたずらめいた笑みとともに足を広げる咲
それでも顔を出さない小さなワレメはたしかに濡れている


「ああ, わかった」


そう答えてひざまずく俺に驚いたような声を咲があげた
どうやら咲が想定していたリアクションとは違っていたみたいだ


「少し臭うぞ」


「そんなことないもん!」


鼻をツンと突くアンモニアの臭いに若干辟易しつつワレメに残るものを舐め取っていく


「ま, まって……」


普段の咲とは違う艶っぽい声
そんな声に俺が奏でる下品な音を重ねていく


「まって!きれいになった, なったかぁ……」


そんな咲の弱々しい哀願とは対称的な力強い奔流
咲はといえば肩でかろうじて呼吸をしているような有様だ


『キレイになっただろう?」


「う, うん……」


そう答えた咲の姿は……エロかった







8011レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/08(月) 23:21:38.88xNm84ZGZo (1/2)



その後咲と風呂に入って着替え朝ごはんに向かった
先程の三人もそれぞれしっかり着替えていた
さすがに下着はつけているだろう


3人が作ってくれた朝ごはんを食べて杏果さんの運転で会場に向かう
裏口から入るのはもはや当たり前になりつつある


「軽く今日のルール確認をしとくかの」


染谷部長の言葉に咲とうなずく


「準決勝は半荘5回でその合計ポイントで競うんじゃ」


「男子は上位1名が女子は上位2名が決勝に進むことになるわね」


「半荘ごとに30分の休憩があるならエネルギー補給はこのタイミングだじぇ」


「ただし2回目の半荘が終わった段階で昼食休憩が1時間入りますね」


「席順は各半荘ごとに決め直すの」


「オカもウマもないからその点は注意よ」


「そして咲ちゃんは会場に迷わないように注意だじょ」


「さ, さすがに大丈夫だよ……」


「咲さん……」



若干の不安要素こそあるがさすがにそこは咲を信じるしかないだろう
お昼ご飯はまた杏果さんたちが届けてくれるみたいだ


「ま, 細かいこと考えずに気楽に行ってきんさい」


控室で応援してくれる4人と別れ会場に向かう
もちろん咲をトイレに連れて行って会場まで送り届けたのは言うまでもないのだが








8021レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/08(月) 23:23:15.62xNm84ZGZo (2/2)



こんばんは
>>1です


スレタイになっているのに出番がないプロがいるらしい
例のごとく闘牌描写はできないのでカット気味にお送りします


いつものように感想とか好きなシチュエーションとかあると思います
ただ>>1がおもらし好きというデマを流すのはやめましょう



おやすみなさい






803以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/09(火) 22:08:24.72RLxNiXJSo (1/1)

じゃあおもらしじゃなくて意図的に放出させようそうしよう


804以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/10(水) 11:27:51.408KbjcfbUo (1/1)

おもちが足りないキャラが無謀にもパイズリに挑戦


805以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/12(金) 13:13:17.08Cn/scVauo (1/1)

慕ちゃんならパイズリできるかできないか微妙そうでいいかもわからんね


806以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/12(金) 18:17:20.53/ykETGIwO (1/1)

上半身にリー棒や我慢汁こすり付けてる内に
欲情止まらなくなってフェラや飲精の
中毒になる咲ちゃんやタコスとな


807以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/07/15(月) 18:44:37.714Thxmzm/O (1/1)

番外で久しぶりにプロのプレイを見てみたい


8081レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/16(火) 22:57:01.21izeDMk6co (1/1)



咲と別れて会場に入るとすでに他の3人は場決めを済ませて座っている


「重役出勤とはいいご身分じゃねえか」


そういって対面になる師匠が起家である俺に笑いかける


「どこぞの剣豪といっしょですよ」


俺なりの精一杯の抵抗だ
笑った師匠を見るにお気に召してくれたらしい


重々しい雰囲気に飲まれないようにしていると試合開始のブザーが鳴った
挨拶をしてさいを振ると7が出た
師匠の山に手を伸ばして配牌を始める


「お」


出親で配牌二向聴は悪くないだろう
現に5巡目にはテンパイしリーチから3巡目には和了できた


「ツモメンタンピンドラは4,000オールです」


裏ドラこそ乗らなかったものの先制攻撃としては十分だろう
16,000点のアドバンテージは大きくそのままリードを守って最初の半荘はトップだった
2半荘めこそ師匠にトップを譲ったがほぼ原点を維持して午前中を終わった僅差ではあるがトップに立っていたのだった








8091レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/17(水) 23:00:38.41udKOJ+pfo (1/1)



「ただいま戻りました」


2回目の半荘が終わったということで昼休みのために控室に戻る
僅差とはいえ1位という現状は予想外らしくみんなの反応もいろいろだ


「まあまあ, 積もる話もあるじゃろうがまずは腹ごしらえからじゃ」


染谷部長の言葉にテーブルを見るとすでにお昼の用意は整っていた
正直言ってお腹も空いているので部長の提案はありがたい


空いていた咲の隣に座ると和が俺の分を用意してくれた
挨拶をして蓋を開けてみると思わず声が出てしまった


「基本的には私達が作ったのよ」


「火の通すのは白築さんにお願いしました」


朝ごはんを用意してくれた二人は得意げだ


「取材陣の評判もよかったしのう」


「さすがのどちゃん, 私の嫁だじぇ!」


「私は優希のお嫁さんになった覚えはありませんよ」


「そんな!?あの約束はどこにいったんだじょ!」


「そんな約束ありません」


「あ, あはは……」


咲も現状2位ということで勝ち残り圏内ということでどこか表情に余裕がある
ちなみに対局相手が誰かはやっぱり教えてくれないみたいだ


「じゃあ……行ってくるね」


「おう」


進行が男子よりはやい咲をちゃんとトイレに行かせて会場に送り届けて自分の会場に向かう
最後だった午前中とは違い今度は一番乗りだった
おかげで心地よい緊張感とリラックスの中で午後の対局を迎えられたのだった







8101レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/18(木) 23:04:17.03v3pO5QBvo (1/1)



「悪いね, 待たせちまって」


「いえ, まさしく重役出勤がふさわしい方ですから」


師匠の軽口に答える余裕もある
愉快そうな師匠が座ったのを確認して席決めだ


「チッ, ラス親か」


わざとらしい対面に座った師匠の舌打ち
少なくともその言葉を額面通りに受け取る人間はこの場にいないだろう


そして, 悪い想像は得てして当たるものだ


「ま, こんなもんだな」


オーラス
積み上げた芝棒をあわせて卓のほぼすべての点棒を独占した師匠
ゆうゆうと引き上げる師匠を呆然と見送るしかない


とはいえいつまでもこうしているわけにはいかない
約2時間半も戦い抜いて疲労はピークだ
いつの間にか空は暗くなっていた


「はあ……」


なんとかソファに座って一息つく
僅かだった俺のリードはとうに消し飛んでいた


順位としては2位
ただ1位との間にはあまりにも深い深い溝があった







8111レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/19(金) 23:30:54.69yri2OkGyo (1/1)



控室に戻る前にトイレに寄ることにした


「あら, 須賀くんもトイレ?」


「ここ男子トイレですよ」


「ほら, 連れションっていうじゃない?」


「……そうですか」


先輩に反応する気力すらも残っていないのが本音だ


「暗示放尿って知ってる?」


「……は?」


「悪いことなんておしっこにして出しちゃえばいいのよ」


ね?と微笑みかけてくるが生返事が精一杯だ


「なんなら見本を見せましょうか?」


「え?え?」


入り口に立っていた先輩が俺の隣の小便器に向かいあう
そのまま一思いにスカートを脱ぎショーツごとタイツを足元までずり下げた


よかった, さすがに制服を着るときは下着を着けたんだ
そんな現実逃避じみた感想を思い浮かべていると下半身を露出した痴女が俺の隣にいたのだった







8121レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/26(金) 22:59:06.41Cx4I5IeLo (1/1)



「私だけこんなかっこうなんてまるで変態みたいじゃない」


みたいじゃなくまんま変態の痴女です
そうつっこみたいのを我慢する


「わかりました」


とはいえ下半身を露出する必要はない
いつもしているようにチャックをおろしトランクスから一物を取り出すだけだ


「男の子って楽でいいわね……」


俺にとっては当たり前のことでも先輩にとってはそうではないらしい
とはいえ下半身を凝視されるのは恥ずかしいものがある


「私のえっちなかっこうを見てるのにおちんちん固くしてないなんて失礼じゃない?」


「知りませんよ……」


さすがにそれは言いがかりだろう


「でも男の子ってお互いのおちんちんの大きさを見比べて見栄を張るためにわざわざ大きくするんじゃないの?」


「どんなイメージですか……」


お互いに男子トイレで下半身を露出しているという奇妙な状況
話している内容もとても健全とはいいかねるものだ


それでもなんとなくリラックスできているような気がするのだから不思議なものだ







8131レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/27(土) 22:47:25.79GW4Z4bHTo (1/1)



「そろそろ限界なんだけど」


「……俺もです」


トイレで下半身を露出しているというこの状況
体が冷えてくれば当然尿意は促される


下半身丸出しの先輩と対局を終えたばかりの俺
限界はほぼ同時に訪れたらしい


あ, という小さなつぶやきとともに先輩の噴水が始まる
朝顔に受け止められる水音に触発されたのか俺からの噴水も始まる


おおよそ上品とはいいかねる水音による二重奏が男子トイレに響き渡る
ポタポタという余韻を残したフィナーレにスタンディングオベーションで答えた観客がたった一人だけいた


「私がいうのもなんだけどおしっこ姿にそんなに興奮するのはどうなの?」


「……不可抗力です」


「ま, そういうことにしておいてあげるわ」


そういって先輩が便器と俺の間にしゃがみこむ
まだ先端にしずくが残るリー棒をためらいなく咥えこんだ


「ま, 待ってください!」


俺の静止など先輩の精子への渇望の前には無意味なものでしかなかった







8141レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/28(日) 22:19:18.07GCMJRFUwo (1/1)



俺のモノを口いっぱいに頬張り満足気に笑みを浮かべる先輩
そんな先輩を止めてしまえばまるで俺が悪者ではないか
お互いに『せいし』を求めているという意味ではお互い様なのかもしれないが


「や, やめてください……」


「ろうして?」


上目遣いの先輩は自らには一切の非がないと信じて疑っていないみたいだ
本能では俺も気持ちよくなりたいのだから先輩の行動に非があるとはいえない
だけど理性ではそれはダメだと全力で警告してくれている


「誰か……来てしまうかも……しれませんしッ!」


俺の物言いが気に入らなかったのか一際強く先輩が搾り取ってくる
それだけでは飽き足らず自らの秘部もいじっているらしい


「グチュリグチュリ」


「ヌチャヌチャ」


先ほどとは異なる水音での二重奏がトイレで奏でられる
五感を責めてくる先輩の作戦は効果てきめんだ


「で, 出ますッ!」


せめてもの俺の心づもりのはずだったがどうやらそれは逆効果だったらしい
飲み込みきれなかった精液を顔で受け止めつつ先輩は満面の笑みを浮かべていた
その足元には小さな泉ができていたのだった







8151レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/29(月) 22:28:22.26fPaGvjiQo (1/1)



「こんなに出すなんてよっぽど私におちんちんなめられて気持ちよかったのかしら?」


「……はい」


清々しいまでのドヤ顔に苦々しくもうなずくしかない
気持ちよかったのは覆しようのない事実だしな……


「でももう大丈夫ね」


「え?」


どういうことだろう?


「おしっこだけじゃなくってザーメンだって私にたっぷり出したんだから悪いものは全部出たんじゃないの?」


「な, なるほど……?」


「タイトル戦の準決勝の休憩時間っていう大事な時間に私みたいな美人の先輩にこんなことしてもらう余裕があるんだったら大丈夫に決まってるじゃない」


「…………なるほど」


「なにか引っかかる間があったけど許してあげるわ」


「ありがとうございます」


未だに俺の足元にしゃがみ込む先輩にお辞儀をしてお礼をいう


「じゃあ, 先に戻って第4局に行ってらっしゃい」


「先輩はどうするんですか?」


「……えっち」


どうも口にするのは恥ずかしいことをするみたいだ
先輩にもまだ恥じらいが残っているらしいがその基準はよくわからない
とはいえ気持ちが軽くなったのは事実だ


『ありがとうございました』


心の中でもう一度お礼を言ってから下半身全裸の先輩と別れて部屋に戻ってから第4局へと赴いたのだった








8161レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/07/30(火) 22:33:30.23STt2chtzo (1/1)



会場へと戻ると他の3人はすでに揃っていた


「あのまま逃げ出したんじゃないかって心配になったぞ」


トップの師匠が楽しそうに笑いかけてくる


「通算では2勝1敗で俺が勝ち越してるんですから勝者の余裕ってやつですよ」


「だけど総合順位は俺のほうが上だけどな」


「オーラス終了時点までその席預けておきますよ」


「はっ, 抜かせ」


口調とは裏腹に師匠は心底楽しそうだ
余裕かはともかく精神的にリラックスできているらしい
先輩のおかげだろうか?
その先輩は結局俺の休憩が終わるまで戻って来なかったのだが


「まあいい, 始めるか」


「ええ」


時計の針が真っ二つに両断する頃本日4半荘目の火蓋が切って落とされたのだった








8171レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/01(木) 22:26:03.87zEu3waNfo (1/1)



「お, 今度は独占できるかな」


また俺の対面になった師匠が不敵に微笑む
それもそうだろう


点棒を独占するという宣言
凡人ではそれはトラッシュトークでしかない
しかし俺の対面に座るこの人にはそれができる
それをまざまざしく見せつけられたのが前局だ


「だったらその前に俺が独占してやりますよ」


「ほう, やれるもんならやってみな」


「ええ」


この場は圧倒的に師匠が有利だ
おそらく中継の解説者でなくてもはっきりわかるだろう
だが可能性はゼロではない
だったら悪あがきだろうがベストを尽くすだけだ


先程の出来事が功を奏したのかはわからない
だけど流れは俺の方に来ているみたいだ


東1局から数えて師匠の喰いタンに流されるまでまさかの5連荘
さすがに点棒を独占とまではいかないが圧倒的に有利に場が進んでいた


「さて, 巻き返すか」


いずれも安い手とはいえ自らの連荘で東場の親番を迎えた師匠
芝を積ませるわけにはいかない
おそらく今日一番の勝負どころだ







8181レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/03(土) 22:49:45.22FW5fQrkvo (1/1)



「つ, ツモ……3,900, 2,000は4,600, 2,700です」


ようやく師匠の連荘が止まった
積まれた芝の差はそのまま師匠と俺たちの実力差だ


「いやあ俺ばっかりいい思いさせてもらっちゃって悪いね」


言葉とは裏腹にまったく悪びれている様子はない
勝負である以上そんな必要は皆無である


とはいえ師匠の親を流してこれから南場だ
逆転はともかく点差を縮めていくしかないだろう


「あの, 少々よろしいでしょうか?」


大会実行委員会の人がおずおずと入ってくる
なにかあったのだろうか?


「実は須賀選手に関してなのですが……」


「なんですか?」


なにかルール違反でもしてしまったのだろうか?
委員の人が説明を続ける


「実はプロでない須賀選手がこれ以上参加するのは条例違反になってしまいまして……」


「えっと……つまり俺はここで失格ってことですか?」


「さすがにそれは良くないのでこの半荘終了時点の順位をもって準決勝終了という決定になりました」


俺以外の3人が納得している以上俺もうなずくしかない
つまり, 残り4局で師匠をうわまわれということだ


「15分の休憩を挟んでから南場1局0本場から再開をお願いします」


そういって出ていった委員の人に続くように部屋を出ていってしまい会場には俺だけが取り残されたのだった







8191レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/04(日) 22:08:12.53vCaUnuBKo (1/1)



一人でここにいても悪い方向にばかり考えが進んでいく
少なくともこの場にいないほうがいいだろう


「ふぅ……」


悪い空気を吐き出すように深呼吸して外へ出る
とはいえ控え室に戻る気にもならない
適当にぶらぶらして戻るか


「逃げるんだったら車出してあげようか?」


「杏果さん?」


「そろそろ咲ちゃんのほうが決着がつきそうだからみんなを一足先に迎えに来たの」


「そうですか……」


杏果さんの口ぶりから察するに咲のほうは俺とは違って勝ち上がれそうなのだろう


「どうする?今だったらみんなといっしょでもいいし気まずいんだったら一足先に旅館に連れて帰ってあげるよ」


「そうですか……」


「はやりちゃんに無様な負けざまを見せるくらいなら潔く逃げちゃえば?別にはやりちゃんじゃなくても京太郎くんのことを好きな人はいっぱいいてくれるみたいだよ?」



「それは……」


「それが嫌だったら頑張るしかないんじゃないかな」


「……え?」


「だってさ, 大沼プロを止められるのってもう京太郎くんしかいないんだよ」


「たしかに……」


「だったらさ, せっかく祝勝会のためにごちそう用意してるんだからそれを無駄にしないためにももう少しだけ頑張っておいで」


「……はい!」


手を振ってくれている杏果さんと別れトイレに寄って会場へと戻る
少なくとも『諦める』という選択肢は完全に消え去っただろう







8201レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/05(月) 22:37:12.95w11IOmdto (1/1)



南場1局0本場からの再開
6巡目に3,900をツモって俺の親番になる
さらにそこから2連荘してさらに師匠との差を縮めた


「だが本当に難しいのはここからだな」


「ええ」


あいかわらず師匠との差はまだまだある
だが, それより大きな問題がある


「誰かがツモったら終局のこの状態でどうやって点差を詰めていくつもりだ?」


師匠の言うとおりだ
俺の上家と下家の二人はもはやリーチすらかけられないほど点棒が残っていないのだ
つまり, 俺が師匠に勝つには誰にも和了させずに師匠から直撃を奪い続けるしかないのだ
俺の親番が終了したと同時に師匠の勝ち上がりが確定するのも同然なのだ


「全員がテンパった状態で流局して芝棒を積み重ねていけばできるんじゃないんですかね?」


「ま, できるもんならやってみな」


「言われなくてもそのつもりですよ」


状況は圧倒的不利
99.99%ここからの逆転は不可能だろう
でもだからといって諦めようというつもりはまったくない


そんな俺に麻雀の神様が微笑んでくれたのか唯一にして最後の大きな大きなチャンスが舞い降りたのだった







8211レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/06(火) 23:05:46.76y2oFJC+to (1/1)



配牌で四四八九①⑤東東東南南西西という絶好のものだ
しかしこのままではダメだ
せめて北を引き込んで小四喜, あわよくば大四喜まで見えている


そんな希望はたやすく打ち砕かれた
3巡目までに北が2枚切られてしまったのだ
それでも8巡目に待望の北を引き込んだ


そしてそこから2巡後西を引き込んで


四四四九東東東南南南西西北西


四暗刻単騎小四喜のトリプル役満
和了すれば師匠すらもトバして俺がトップだ
もちろんリーチをかける必要はまったくない
しかし, このあと誰かがテンパったときの迷いを消してしまいたい


「リーチです」


九萬を横にしてリーチを宣言する
順当にいけばあと7枚ツモるチャンスがある
この7枚でツモれなければ逆転の機会は二度と来ないだろう


しかし世の中はそううまくいかないらしい
6枚ツモっても残り1枚の北を引き込むことができない
このまま終わるのか……


否が応でも諦めという気持ちが押し寄せてくる
そして迎えた俺にとってのラスヅモは


北ではなかった……







8221レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/07(水) 23:01:53.67AQXBPhkoo (1/1)



「え……」


引いてきた牌は東
俺の当たり牌ではないが


「か, カンです!」


3枚の東と暇引いてきた東を晒して嶺上牌へと手を伸ばしていく
しかし手が震えてしまうのだ
この嶺上牌ですべての運命が決まる
そう思うとたった1枚の嶺上牌に自分の運命を託すのが怖くなったのだ


伸ばしたてを胸に当てて深呼吸する
おそらく咲なら確実に当たり牌を持ってくることができるだろう
そんな咲と決勝で戦うために


もう一度大きく深呼吸する
もう右手は震えない
親指で感触を確かめる


「ツモ四暗刻単騎小四喜トリプル役満は48,200オールです」


この瞬間
俺の決勝進出が決まったのだった






8231レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/08(木) 22:43:34.36ccXJQrgzo (1/1)



対局を終えた会場に記者たちがなだれ込んでくる
口々に質問をしてくるが同時に聞き分けられそうもない
運営の人が注意や制止をしても聞く耳を持たないらしい


「ちょっといいか」


そんな師匠の一言で会場に静寂がもたらされる
この場にいる記者にとって一言一句聞き逃がせないのだろう


「この和了をまぐれとか棚からぼたもちだなんて思うんじゃねえぞ」


「え?」


どういうことだろう?


「おまえは落ちてきたぼたもちを取ることのできる場所でしっかり準備してたってことだろうが」


「はい」


「だったら, 男子たった一人の代表としてこのまま優勝しちまえよ」


「はい!」


ありがとうございましたと師匠に頭を下げてお礼をいう
運営の人の指示にしたがって移動をはじめると杏果さんが手を振ってくれている


「みんなは先に咲ちゃんと帰ってるから」


「じゃあ明日の決勝まで会わないほうがいいんですかね」


「そのことなんだけどね……」


重々しい口調で杏果さんが告げる咲の結果


「咲が……オーラスでまくられて3位……?」


にわかには信じられない結果だった……








8241レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/09(金) 22:49:13.83H/wCGB7Wo (1/1)



旅館に到着する
晩ごはんより今は咲のほうが心配だ


部屋に戻ると暖房がついていないのかかなり寒い
そして電気もついていないせいで真っ暗だ


「咲!」


部屋にいるはずの幼馴染の名前を読んで部屋にはいる
手探りで電気をつけるとたしかに咲はそこにいた


「咲!」


もう一度強く呼びかけるがやっぱり反応はない
うつろな目に俺は映っていないらしい


「咲!」


さらに叫んで体を揺すってみるがまったく反応はない
むしろそのまま消えてしまうんじゃないかと心配になるくらい冷たい


このまま咲が死んじゃうんじゃ……
そんな悪い予感すらよぎってしまう


「ごめん!」


一言謝って咲の服を脱がしていく
自らの肌がさらされているというのにまったく反応はない


脱がし散らして素っ裸になった咲を抱えあげて風呂場へと向かう
かけ湯もそこそこに咲を湯船へと浸からせたのだった







8251レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/10(土) 22:53:11.66K6WcWCLjo (1/1)



しゃがみこんで咲をつぶさに観察していると少しずつだが顔に朱が差していく
少なくとも雪みたいに白かった危険な状態は脱したようだ


「大丈夫か?」


人心地ついたらしい咲におそるおそる尋ねてみる
無言ではあるが小さくうなずいてくれる
少なくとも俺の言っていることがわかるみたいだ


「私ね……負けちゃったの……」


湯の音でかき消されそうなほどか細い声で咲がつぶやいた


「嶺上開花で和了しようとしたら……槍槓されてまくられたの……」


「そうか……」


皮肉なことに俺の逆転の決め手になった嶺上開花が咲にとっては敗北の引き金となってしまったのだ
そのダメージは計り知れないだろう


「決勝で戦えなくてごめんね……」


そういって涙を流し始める咲
そんな咲を俺は抱きしめてやることしかできない
制服の胸元が濡れてしまったがそんなことは気にせず咲を抱きしめて頭をなでてやることしかできなかった……







8261レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/11(日) 21:58:12.31OK1JGKono (1/1)



「大丈夫か?」


ひとしきり泣いて落ち着いた咲に尋ねる


「うん, 制服汚しちゃってごめんね?」


「まあ替えも持ってきてるし大丈夫だろ」


「そっか」


そういって咲が笑みを作った


「ところでこんなに遅くなったけどやっぱり京ちゃんも負けちゃったの?」


「たしかに圧倒的不利だったけど逆転勝ちしたっての」


「あの状況から!?」


「ああ, 最後は嶺上開花でな」


「むう……つまり私の能力は京ちゃんに取られちゃったってこと?」


「そんなオカルトありえないだろ……」


「でも今朝京ちゃんに精液飲ませてもらってない」


「関係ないだろ……」


「ううん, 一流のアスリートはルーティーンを大事にするっていうもん」


「ええ……」


話している状況や内容こそアレだが咲が元気になってくれたみたいで一安心だ
そんなときお腹の音が鳴り二人してまた笑ったのだった







8271レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/12(月) 22:22:29.95D6BFgS4ho (1/1)



露天風呂から戻りお互いに浴衣に着替える
咲が下着を着けていなかった気がするが気のせいだろう
着替え終わるとそのまま連れ立って食堂へ向かった


「見事になにもないね……」


「だな……」


夕食の残りにでもありつこうという俺達の目論見はまんまと外れてしまったみたいだ


「とりあえずなにか作るしかないみたいだね」


「そうだな」


厨房になにかないか確認してみる
本格的なものは無理でも今お腹を満たすには十分なものが作れそうだ


「私京ちゃんのあんかけチャーハンが食べたいな」


「俺が作るのか?」


「うん, 夏に作ってくれるって約束したでしょ?」


「そんなこともあったな……」


つい最近のことのように思えるから不思議だ


「ほら, 私も手伝うから, ね?」


「わかったよ」


決して咲の笑顔にほだされたわけではないことだけ言っておく







828以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/08/13(火) 08:54:11.860voah4kkO (1/1)

最近更新多くて嬉しい
決勝は久しく出番のなかったヒロインの登場かな


8291レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/13(火) 22:38:49.66cCIXMBJGo (1/1)



「こっちのシュウマイはお弁当の残りだよね?」


「なんでも慕さんたちの手作りらしいぞ」


「しかもそれをわざわざ直前に蒸してもってきてくれたんだよね」


おそらく昼も使っただろう蒸し器をつかってシューマイを蒸す
さすがに直接火にかけるようなことはしない


「じゃあ私はスープを作るね」


「じゃあ俺はあんかけチャーハンのあんから作るか」


お誂え向きにあった2枚のおそろいのエプロンをそれぞれ着ける
浴衣の上だからまさしくペアルックだがあえて触れないでおく


「エビとカニでいいか?」


「うん」


もしかしたら明日なにかに使うためなのか下ごしらえのしてあったエビとカニを使わせてもらう
オイスターソースと中華スープの素を使ってかきたま汁の要領で水溶き片栗粉でとろみをつける
厨房らしく火力は強くにんにくと醤油が香るパラパラチャーハンが手早く作れた


「こっちもそろそろできるよ」


青梗菜を使って咲のほうもたまごスープが完成したみたいだ


「「いただきます」」


たった二人の夕飯がはじまった







8301レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/14(水) 22:58:11.001lly4dvpo (1/1)



「ここのお料理もとっても美味しいんだけどやっぱり京ちゃんの料理は一味違うね」


「ほめてもなにも出ないぞ?」


「ほら, 食べ慣れた味のほうが美味しいって感じるらしいからそれだって」


「たしかに一理ある気がするな」


「でしょー」


あんかけチャーハンに青梗菜のたまごスープにお昼の残りのシューマイ
献立自体はここでの普段と比べれば貧相だ
ただ味自体に遜色ないように感じるのは食べ慣れた味だからなのかもしれない


あたたかくて美味しいものを食べると元気が出る
ただ, 今日の場合はその元気が1箇所に集中している


「食欲のあとは性欲って欲望に忠実すぎないかな」


咲が俺のリー棒を見て呆れたようにつぶやく


「少なくともその原因の咲にいう資格はないと思うぞ」


「私?」


「さっきからチラチラ色々と見えて結構ヤバい」


「ふーん」


緩めの胸元やはだけるたもと
下着を着けていないせいでさらに効果抜群だ


「仕方ないなあ」


口ぶりとは裏腹に心底嬉しそうな咲に導かれるように大浴場へと向かう
なんとなくムカついたのでほっぺたをムニーってしてやって溜飲を下げた






8311レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/15(木) 22:14:16.10mdbHEdn/o (1/1)



もはや『女』とかかれた暖簾をくぐるのになんの違和感も抱かなくなってしまっている
それほどまでにこの生活に慣れてしまった


「やっぱり先におちんちんスッキリしたほうがいいよね?」


質問の体こそしているが回答は求めていないらしい
さも当然というように俺の足元にひざまずき袂をはだけトランクスを膝まで一気にずり下げた
ボロンという擬音がピッタリの勢いで飛び出したそれはお腹にあたりペチリと小気味よい音を立てた


「疲れてるときにこうなるのは知ってるけどさすがに限度があるんじゃないかな?」


口調こそ呆れているが表情はお手本のような満面の笑みだ


「ちなみに今日これが何回目なの?」


「……はじめてだ」


「私に嘘を吐き通せると思う?」


「……5回め……です」


「誰にしてもらったかは聞かないでおいてあげるから感謝してね?」


「あ, ああ……」


意図的か偶然か緩められた胸元
なだらかではあるがたしかにあるふくらみが的確に俺に劣情を催させていく


「いただかまーす♪」


そんな俺の限界が近いことを知ってか知らずか咲は俺の逸物を咥えこんだのだった







8321レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/16(金) 23:08:50.71Pu+FBOe0o (1/1)



喉奥に亀頭が届くのがわかるくらい深く咥え込む咲
ゆっくりと顔を前後させることで的確に俺のものに刺激を与えてくる


窄めた唇による全体への愛撫
そこへ咥えられる歯の甘噛によるメリハリ
さらに舌での裏筋をゆっくりと丁寧になぞってくる


「ひもひいいへほ?」


質問ではなく確認
俺を気持ちよくしているという確信があるのだ


「あ, ああ……」


チラチラと見えるなだらかな乳房とツンととがり存在を懸命にアピールする桜色の乳首
すべてを使って俺を射精へと導こうとしているのだ


ヤバい……
せめてもの抵抗に肛門を締める


「ふーん……」


かえって咲の嗜虐心を掻き立てるものだったらしい


「知ってる?私だっておっぱいでしてあげられるんだよ?」


「……え!?」


思いも寄らない咲の発言に戸惑ってしまう
そんな俺をあざ笑いながら正座から膝立ちになる咲


「おちんちん乳首に挟まれて感じちゃうんだ」


唾液か我慢汁かはわからないが潤滑液のおかげで咲が楽しそうに乳首で両サイドから刺激してくる


「ま, 待ってくれ!」


そんな俺の願いが届くことはない
咲の顔に受け止められた精液はむき出しになっていたなだらかな双丘を伝っていくのだった……







8331レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/08/17(土) 22:45:34.815AeJnRJEo (1/1)



へたり込みそうな俺の浴衣を脱がせて浴場へと手を引いていく咲
嬉々として浴場へと向かう咲に抗える力はもはや残っていない


「あ, 雪」


両手を広げて手のひらで雪を受け止める咲
そこに振ってくる雪のように白い肌
そこを伝うのは白濁液なのだが


「やっぱり私の裸じゃおちんちんおっきくならない?」


どことなく不満げに見えるのは気のせいだろうか


「いや, その……見とれちゃってさ」


「ふーん?」


降り積もる雪のように白い肌
ほんのりと上気した頬のように赤い乳首
そんな肌や乳首を汚す白濁液を柔らかく受け止める産毛のクッション
可能なことならいつまでもこうして眺めていたいくらいだ


「へくち」


「……とりあえず体洗って入るか」


「うん」


俺の提案に賛成する咲
さすがにこのままでは寒いしな……


お互いの体を洗い合う
そのまま隣り合って湯船へと浸かったのだった







834 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:03:00.00vhgHiwtMo (1/8)




「やっぱりお風呂って気持ちいいね~」


「そうだなー」


気持ちよさそうに伸びをする咲に倣って俺も伸びをする
伸ばした腕に積もる雪が心地よい


「さっき私がしてあげたのとどっちが気持ちいい?」


「な”!?」


耳元で囁かれた予期せぬ質問に戸惑う


「京ちゃんに聞くよりおちんちんに聞いたほうがいいかな」


そういって柔らかく包み込んでくる咲
俺が制止したとしても聞かないだろう
精子を奪おうとしているのだからある意味当然なのかもしれないが……


「さっきみたいにおっきくないの?」


「当たり前だろ……」


硬さこそあれど大きさが十分でないのが不満らしい
だからといってどうこうできる問題でも無い気がするのだが






835 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:03:46.93vhgHiwtMo (2/8)




「もしかして欲求不満なのか?」


「な, なにいってるの!?」


反応をみるに図星らしい


「そういえば朝しなかったもんな」


「セクハラだからね!?」


「そんなに欲求不満なら自分ですればよかったのに」


「自分でしたことなんてないもん!」


「……まじで?」


「だって……京ちゃんにしてもらうより気持ちよくなれないから……」


「そ, そうか……」


さすがに面と向かってこんなことを言われるのは面映ゆい
ただまっすぐな視線を向けてくれる咲から目をそらすことができない


「私を……気持ちよくしてほしいな……」


俺のリー棒を握っているのとは反対の手で俺の手を自らの秘部へと導いていく
お湯の中なのにしっかりと濡れていることが伝わってくる


「ああ」


そう答えるのに合わせるように俺のリー棒がピクリと跳ねて咲が笑った
かわいい





836 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:04:51.36vhgHiwtMo (3/8)




すのこの上にバスタオルを敷いて俺が仰向けになる
先ほどまでの熱が吸い取られていく感触が心地よい


「お, 重くないよね?」


「もう慣れてるしな」


四つん這いになった咲が俺に覆いかぶさってきた
かわいらしいお尻が目の前にくる


「もう濡れてるぞ」


「私そんなにエッチじゃないもん」


さらさらとした愛蜜が秘裂から染み出している
一雫たりともこぼさないようにたっぷりと時間をかけて舐め取っていく


「ま, 待って……」


かわいらしい喘ぎ声とともに哀願が聞こえてくる


「気持ちよくしてほしいっていったのは咲だろ?」


「そ, それはそうだけど……」


「だったらもっと気持ちよくしてやらないとな!」


そういって舌での愛撫を再開した
甲高い喘ぎ声と盛大な潮吹きとともに咲が絶頂に達したのはまもなくのことだった






837 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:05:34.17vhgHiwtMo (4/8)




「京ちゃんのいじわる……」


「俺は咲に頼まれた通りにしただけだけど?」


「いいもん, だったら仕返しするもん」


そういってしっかりといきり立っているリー棒を咥えこんだ


「返り討ちにしてやるよ」


小さいながらもしっかりと存在をアピールしているクリトリスを唇で挟んだ
舌先で愛撫してやるとまた咲がかわいらしくあえいでくれる


「ま, 負けないもん!」


片手で袋の方を弄び始める
握り, 転がし, 撫で, そして舐める
普段自分ではしない刺激は効果抜群だ


「そっちがその気なら……」


「お, おっぱいはダメ……!」


両手で両乳首を責めてやる
挟み, 摘み, 引っ張り, 押し込む
別々の刺激に咲からかわいらしい声が上がる


そんなある意味最も下品な戦いは
両者の顔への噴水という引き分けという決着に終わったのだった……





838 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:06:05.97vhgHiwtMo (5/8)




「気持ちよかった~」


「だなー」


気持ちよさそうに伸びをしている咲
俺もそれに倣って伸びをする


「あーあ, 明日京ちゃんと決勝で戦えると思ったんだけどなー」


「槍槓なんてめったに出る役じゃないんだろ?」


「少なくとも私がされたのは加治木さん以来かな」


「なるほどなぁ……」


「やっぱりトッププロだけあって一筋縄じゃいかなかったね」


「だろうな」


「他人事みたいに言ってるけど明日京ちゃんが戦う相手だからね?」


「う……」


「あ, じゃあお守りをあげよっか」


「お守り?」


「うん, 少なくとも放銃はしなくなるんじゃないかな?」


「そんな都合のいいお守りがあるのか?」


「うん, 部屋に戻ったら渡してあげるね」


「お, おう……」


その後たわいない話をして体を温めて二人であがったのだった






839 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:07:01.82vhgHiwtMo (6/8)




脱衣所に上がって体を拭いてやると咲は浴衣を羽織る


「前締めないのか?」


「見られたって減るもんじゃないもん」


「減るほどないしな」


「たしかにAカップだけどまだまだ可能性はあるもん!」


「はいはい」


咲に倣ったわけではないが俺も浴衣を羽織る
おかげでお互いに前半身が丸見えだ


「やっぱりちょっと寒いね」


「まあ, そうなるな」


自然と体を寄り添わせて部屋に戻る
ありがたいことに誰にも出会うことはなかった






840 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:07:51.12vhgHiwtMo (7/8)




「それでお守りってなんだ?」


「えっとね……」


「……え?」


足を広げた咲が自分の陰毛を一本引き抜いたのだ


「処女の陰毛って日本海軍で弾除けのお守りとして重宝されたらしいよ?」


「そ, そうなのか」


「私が処女なのはもちろん知ってるだろうしいいと思わない?」


「うーん……」


「まあまあ, ほら巾着に入れておくから持ってって」


「わ, わかった……」


なかば強引に押し付けられたお守りだが一応受け取っておく
効果があるかどうかはともかく信じたほうが心が楽だ


「体冷えちゃったからおしっこ行きたい」


どちらともなく全裸になりトイレに向かう
おかげでもう一回シャワーを浴びる羽目になったのだがスッキリした気分で眠りにつくことができたのだった





つづく






841 ◆HAYARIDvxk2019/08/18(日) 23:11:38.22vhgHiwtMo (8/8)



こんばんは
>>1です
あとは決勝戦だけです


明日から出張という旅行に一週間ほど行ってきます
なので更新はおやすみします
今までの好きなシーンなどを書いておいていただけると>>1が喜びます


ちなみに咲ちゃんとの慰めックスからの嬉ションでのお嫁さんルートとか考えてましたが自重しました
おしっこ好きとかいうあらぬ誤解をされてしまいますしね!


決勝の相手ですが実はまだ一人しか決めていません
プロ勢の誰かの予定です
なにか意見とかあったらください



おやすみなさい






8421レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/09/17(火) 22:40:17.88m5K267UYo (1/1)



翌朝, 下半身の極一部の違和感に目を覚ますと目の前にはお尻があった
そのおしりの持ち主は俺が起きたことにまだ気づいていないらしい
そんなおしりはいつか染谷部長のお宅の雀荘で見たエプロンドレスで体を彩られていた


「おふぁよう」


口に含んだモノをそのままに挨拶をしてくれる持ち主


「お, おう……」


寝起きでまだはっきりしていないせいか中途半端な生返事が精一杯だ
そんな俺に怒ったのかわからないが全身を大きく震わせながら俺のリー棒に刺激をしごいていく
反撃のチャンスを完全に失った俺はただただメイドさんの導くままに射精してしまうのだった


「やっぱり朝一番は元気だね」


「もう少し起こし方ってもんがあるんじゃないのか?」


ようやくまとまりはじめた頭で俺のリー棒を押しつぶすお尻の持ち主に抗議してみる


「でもこんなシチュエーション好きでしょ?」


「……まあな」


裸エプロンの奥さんに朝勃ちを処理してもらう
男なら一度は憧れるだろうシチュエーションだ


「だからってわざわざ部屋に戻ってきて脱ぐ必要ないだろ」


布団の脇に咲が身につけていただろう服が丁寧にたたまれていた


「さすがに旅館の中を下着を着けずに歩くような変態さんじゃないもん」


「お, おう……」


それをやった人間がいるとは言わないほうがいいだろう……


843以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/09/17(火) 23:59:57.13opTamtgN0 (1/1)

良子さんが相手なら、良子さん勝利で良子さんルート有ですか?
すこやんがNGなのは分かります


8441レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/09/18(水) 22:48:00.11wd4mFTXTo (1/1)



エプロンドレスを着たままの咲を抱えあげて浴室へ向かう
いわゆる駅弁という体勢だ


「脱がなくていいのか?」


「こっちのほうがえっちでしょ?」


あっけらかんと答える咲


「まあ……そうだな」


少なくとも否定はできない事実だ


「えへへー」


勝ち誇ったように笑う咲
かわいい


「おかげんはどうですかー?」


全裸の俺の背中を流してくれるエプロンドレス姿の咲
新妻にしてもらいたいこと間違いなく上位に入るシチュエーションだ


「咲はいい嫁さんだなー」


「もう, 褒めてもなんにも出ないからね?」


そんな咲は上機嫌だ
このままだったら咲にされるがままだ


「だったら今度は咲も気持ちよくしてやらないとな!」


「ふぇ?わ, 私は大丈夫だよ!」


油断していた咲を膝に座らせてエプロンドレスの中に手を滑り込ませる
咲を気持ちよくさせることなんてまさしく朝飯前だ


「なるほど……咲は褒めたらおしっこを漏らすんだな」


「きょ, 京ちゃんのバカ……」


俺の膝の上で盛大に失禁した咲が快楽に耽りながらそうつぶやいたのだった……







8451レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/09/20(金) 23:08:56.22U6W8buUho (1/1)



「京ちゃんっていじわるだよね」


「藪から棒になんだよ」


「私だからいいけど女の子にあんなことさせたら普通に犯罪なんだからね?」


「お, おう……」


「……してるんだ」


「…………ノーコメント」


「でもそれぐらい余裕があるほうがいいのかもね」


「え?」


「だって勝ちたい勝ちたいって思い続けるより部員とみんなとえっちなことするくらい余裕があるほうが強そうじゃない?」


「たしかに……」


「人間としては最低だけどね」


「はい……」


「あ, でも安心して」


「え?」


「誰かに刺されちゃったらちゃんと看病してあげるから」


「いやな約束だな……」


「もっとも私が刺しちゃった場合はごめんね♪」


「あ, あはは……」


かわいく舌を出して笑ってこそいるがとても冗談には聞こえなかった……


「じゃあ朝ごはん食べに行こっか」


「そ, そうだな……」








8461レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/09/24(火) 23:24:27.34L78zguT+o (1/1)



風呂から上がりいつもどおりの制服姿に着替える


「今度はエプロンドレスは着ないのか?」


「さすがにビショビショのまま着たら風邪引いちゃうからね」


「なるほど……」


そんな他愛ないをしている間に身支度がととのった
朝ごはんを食べようと思うとちょうど配膳も終わったところみたいだ


「おはようございます」


空いている俺の隣に座った咲とは反対側に座る和が挨拶をしてくるので俺も返す
和も朝風呂を浴びたのかしっとりと濡れた髪の毛が妙に艶っぽい


『いただきます』


みんなで声を合わせて挨拶をしてからまずは味噌汁に手をのばす


「……うん?」


「どうかしましたか?」


和が心配そうに声をかけてくる


「いや……咲の味付けだったからちょっとびっくりしてさ」


「せっかくの決勝戦だったら朝は食べ慣れたもののほうがいいでしょ?」


「なるほど」


「それに昨日のお返しもあるし……」


「ふーん……昨日はいったいなにがあったのかしらね~」


とてつもなく不敵な笑みを浮かべる咲
昨夜のことは根掘り葉掘り聞き出されてしまうのは間違いないだろう
一緒にお風呂に入ったことはなんとかごまかせたのは不幸中の幸いだろうか







8471レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/10/02(水) 23:41:31.92XvZG+pNVo (1/1)



みんなで会場に送ってもらう
珍しく雪は降っておらず清々しい朝だ


さすがに決勝の日ぐらいはと正面から入っていくと無数のフラッシュが眩しいが心地よい
いよいよここまで来たのだという実感がわいてくる


「選手の入場の妨げになるような取材はお控えくださーい」


係員さんの声に珍しく従っている記者たち
先頭を歩く俺はさながらお殿様気分だ


「すごかったね」


控室へとたどり着くだけで咲は疲れてしまったらしい


「でも今日は咲ちゃんに全然取材がなかったじょ!」


「たしかに須賀くんに注目したいのはわかりますが咲さんだって十分すぎます!」


「まあまあ, 視聴率を考えると仕方ないじゃろ」


「それともここに咲がいるってアピールしたほうがよかったかしら?」


「やめてください!」


咲のその言葉こそが久先輩の言葉の正しさを雄弁に物語っていた








8481レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/12/22(日) 23:36:20.566Vi9Whceo (1/1)



「ところで今日ってどんなルールなんですか?」


「まだ発表されてないわよ?」


俺の質問に久先輩が答えてくれた


「まだ……ですか?」


「雀竜王戦は毎年決勝戦開始時にルールが発表されるのが恒例じゃからの」


「そうだったんですか……」


染谷部長の言葉にうなずく


「選手用の資料の中になにか入ってないんですか?」


「いや, 控室の場所と禁止事項くらいしか書いてなかったぞ」


「特に変わった条件はないじぇ」


優希と和がざっくりと確認してくれる


「ただそんな変なルールはないんじゃないかな」


「だといいんだけど……」


ある意味当事者になりえた咲も気にはなっていたみたいだ


「とりあえず待つしかないですね」


そういってお茶でも飲もうと思ったときだった


「やあみんな!雀竜王だよ!」


突如ついたモニターにやたらテンションの高い雀竜王が映っていた








8491レスだけ ◆HAYARIDvxk2019/12/23(月) 23:44:43.02Gu6NnAGho (1/1)



「麻雀ブームが続いてるみたいだけど一番わかりやすい『強さ』ってなにかな?」


カメラの向こうに問いかけているみたいだ


「答えは単純だ, 最も点棒を稼げる雀士が最も強い雀士だ」


「なるほど」


多少の温度差こそあるもののある程度納得いく答えだ


「だったら一番点棒を稼げる雀士こそが雀竜王にふさわしいってことだ」


思わず生唾を飲み込む


「持ち点十万で初めて誰かがトブまでのサバイバル, そのとき最も点棒を持っている雀士が雀竜王だ」


そういって雀卓に無造作におそらく10万点分だろう点棒を広げた


「誰かがトブまで半荘ではなく全荘, つまり西入, 北入までしていく」


「そして全荘ごとに30分の休憩を挟んでまた起家を決めて誰かがトブまで打っていく」


「火力とタフさを最も持つ雀竜王に最もふさわしい雀士を決めようじゃないか」


「では最初の全荘は今から30分後に開始とする!」


「性根を据えてかかってくるがいい!雀竜王として返り討ちにしてやろう!」


そういってモニターが消えたのだった……








850以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2019/12/30(月) 08:51:54.74wN072OvlO (1/1)


おっ、やってるやってる続きが楽しみだ!!


851 ◆HAYARIDvxk2019/12/30(月) 23:12:18.75X0CrTDHMo (1/4)



「さて, 行ってきますね」


みんなの声に見送られて一人で決勝戦会場へと向かう


「須賀京太郎選手ですね, こちらでお待ち下さい」


「はい」


そういって個室に通される
なんでもテレビの実況の都合で順番に入場していくらしい
仰々しい選手紹介つきということだが, 自分がどんなふうに紹介されるのか楽しみでもあり不安でもある


といっても俺本人が生でみることはできないんだけどな……


「それでは入場してください」


「はい」


今の俺の姿が映されていると思うと面映い
とはいえ突っ立っているわけにもいかない


「西か」


めくった牌に描かれた椅子へと腰掛ける
どうやらトップバッターだったらしくこの部屋の中には自分ひとりだ


「……ふー」


心を落ち着けるために一度大きく深呼吸した
心なしか落ち着けたような気がする






852 ◆HAYARIDvxk2019/12/30(月) 23:30:01.87X0CrTDHMo (2/4)



そうしていると扉が開き二人目の挑戦者が入ってきた


「お, 北だねい」


そういって着物姿の女性は俺の右側, すなわち下家に腰を下ろした


「本当にここまで来るなんて思わなかったねい」


そういって扇子で口元を隠しケラケラと笑う女性
言いたいことはあったがその前に扉が開き次の挑戦者が入ってきた


「南!」


そういった女性は俺の左側, すなわち上家に腰をおろした


「驚愕!」


プンスコと怒ったような表情で一言だけ
俺の知る限りそんな女性は一人しかいない


「え?え?」


咲を倒す程の実力者ということに疑いの余地はまったくない
だからといって目の前の現実をすべて受け入れられるかといえばそれとこれとは別問題だ


そんな現実に戸惑っていると扉が開き一人のシルエットが現れた


「東とは縁起がいい」


唯一空いていた席に腰掛けた男性


「さて, 今最も点棒を稼げる雀士を決める戦いを始めようか」


現雀竜王 向村雄一が重々しく決勝戦の開始を告げたのだった







853 ◆HAYARIDvxk2019/12/30(月) 23:38:59.57X0CrTDHMo (3/4)



「大丈夫?京太郎くん?」


もはや声すらも出せない
それほどの満身創痍だった


全荘3回を終えて俺の手元には1万点棒は一本も残っていなかった
5千点棒が一本だけでも残ったのは奇跡としか言いようがない


それほどまでの惨敗だったのだ


『プロの前に無様な姿を晒したマグレ野郎』


時間のおかげで往生際悪く生き延びた俺に興味を示す記者は一人もいない
拮抗する3人の誰が俺の首を斬り飛ばすのか
そんなことにしか興味がなさそうだ


「とりあえず疲れたと思うからまずは少しでも寝て」


そのまま布団に倒れ込んだ俺に杏果さんが布団をかけてくれる


「今は食欲がないかもしれないけどお腹が空いたら言ってね?お粥ぐらいだったらすぐ作ってあげるから」


ありがとうございます


そういったつもりが声にならなかったらしい
制服のままだということすら気にしないまま
そのまま夢の世界へと沈み込んでいったのだった……




つづく







854 ◆HAYARIDvxk2019/12/30(月) 23:43:00.10X0CrTDHMo (4/4)



以上です

2019年もおつきあいありがとうございました
かなり遅くなっていますが最後までプロットはできているのでエタることなく完走できそうです


次回は励まし編です

せっかくなのでアンケートをとっていきます

1. スーツが似合うクールビューティーのおねえさん

2. 時々英語が交じるちょっとおちゃめなおねえさん

3. 陥没乳首に天然のパイパンというおねえさん

4. スレタイになっているのにここまで名前すらも出てきていないおねえさん

見たい人の番号と一緒に感想的なものがあると>>1が喜びます


年内の更新はここまでです

おやすみなさい
良いお年を







855以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 14:40:39.36nGXJdDbi0 (1/1)

乙でした
王道の1と迷ったけど、3で
4は誰のことですかね、う~ん、わっかんねぇ~


856以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2020/01/01(水) 19:26:15.56uJyU1ImUO (1/1)


う~んこれは悩むなぁw3か4で悩んだけど3でw
物語も終盤に入って楽しみに読んでます。はやりんとの関係がどうなるのか非常に気になってます!!


857 ◆HAYARIDvxk2020/01/31(金) 23:54:36.24bALB4Hewo (1/2)



「……ぅん」


手探りでスマホを見つけ時間を見る
ちょうど日付が変わった頃らしい


「気持ち悪……」


汗のせいでベタつく体がかなり不快だ
せっかくさっぱりするなら誰もいないだろう大浴場がいいだろう


先程より軽くなった体で最低限の照明しか灯っていない廊下を大浴場へと進む
仮にこの照明がなかったとしても多分夜目が利きはじめた今なら迷わず大浴場くらいたどり着けるだろう


『女湯』


そんな暖簾は少なくとも今はなんの意味もない
ここから先は立入禁止であろう唯一の宿泊客でもある俺すら自由に出入りできるのだ


かごにタオルと浴衣があるのを確認してぱっぱと服を脱ぎ捨てる
制服の煩わしさから一刻もはやく解放されたかったのだ


このとき脱衣所を確認する余裕が少しでも俺にあれば……


開放感にあふれた俺がそんな気が回す余裕などなかったとしてもしかたないだろう


「グッドイブニング, 京太郎くん」


「良子……さん……?」


舞い始めた雪と見紛うほどの白い肌
その持ち主を認めた途端, 慌てて右手のタオルで股間を隠したのだった……