1:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:21:55:PduR.qJo (1/17)
男友「よし、告白しよう!」
男「………………え?」
男友「俺、今から告白してくる」
男「ちょっと待て、誰に告白するんだ?」
男友「女さんに決まってんだろ!」
男「誰だ?」
男友「は?」
男「えっ?」
男友「よし、告白しよう!」
男「………………え?」
男友「俺、今から告白してくる」
男「ちょっと待て、誰に告白するんだ?」
男友「女さんに決まってんだろ!」
男「誰だ?」
男友「は?」
男「えっ?」
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:25:45:PduR.qJo (2/17)
男友「お前、軽音部の女さん知らないのか?」
男「へぇー、軽音部なのか?」
男友「………何の為に学校来てるんだよ」
男「勉強しに来てるんだよ」
男友「真面目かっ!」
男「あぁ、真面目だ」
男友「お前、軽音部の女さん知らないのか?」
男「へぇー、軽音部なのか?」
男友「………何の為に学校来てるんだよ」
男「勉強しに来てるんだよ」
男友「真面目かっ!」
男「あぁ、真面目だ」
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:28:08:PduR.qJo (3/17)
男友「とにかく俺は告白しに行くぞ」
男「いきなりしたって断られるぞ」
男友「いきなりじゃない」
男「?」
男友「これで16回目だ!」
男「………………………」
男友「よし、行くぞ!!」
男「いやいやいや、ちょっと待て!」
男友「とにかく俺は告白しに行くぞ」
男「いきなりしたって断られるぞ」
男友「いきなりじゃない」
男「?」
男友「これで16回目だ!」
男「………………………」
男友「よし、行くぞ!!」
男「いやいやいや、ちょっと待て!」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:33:12:PduR.qJo (4/17)
───
──
─
男友「今度こそ結ばれてみせる!」スタスタ
男「全部断られてんのにか…」
男友「今度こそ行ける気がするんだよ」
男「………頑張れよ」
男友「おぅ!!」
男友「ん、あそこにいるのは…!」
───
──
─
男友「今度こそ結ばれてみせる!」スタスタ
男「全部断られてんのにか…」
男友「今度こそ行ける気がするんだよ」
男「………頑張れよ」
男友「おぅ!!」
男友「ん、あそこにいるのは…!」
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:38:44:PduR.qJo (5/17)
女「───────」
男友「女さぁぁぁんん!!」タッタッ
男「急に気持ち悪いな!」
女「ん?また、お前か」
男友「好きです!付き合って下さい」バッ
女友「ひゅーひゅー、モテる女は大変だねー」
女「茶化すなよ、女友」
男友「お願いします!!」
女「はぁ、何回も言うけど私は付き合うつもりないから」
女「だから、ごめん」
男友「…そ、そうですかぁ」ハァ
女「───────」
男友「女さぁぁぁんん!!」タッタッ
男「急に気持ち悪いな!」
女「ん?また、お前か」
男友「好きです!付き合って下さい」バッ
女友「ひゅーひゅー、モテる女は大変だねー」
女「茶化すなよ、女友」
男友「お願いします!!」
女「はぁ、何回も言うけど私は付き合うつもりないから」
女「だから、ごめん」
男友「…そ、そうですかぁ」ハァ
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:43:12:PduR.qJo (6/17)
女友「16連敗かー、流石にキツイんじゃない?」
男友「いえ、俺は諦めません」
女友「流石、若き青年!青春してるねー」
女「いや、いい加減諦めてくれよ」ハァ
女「ん?」チラッ
男「あっ…」
女「お前は、この変わった奴の友達?」
男「一応、そうだな」
女「一応って何だよ」クス
女友「16連敗かー、流石にキツイんじゃない?」
男友「いえ、俺は諦めません」
女友「流石、若き青年!青春してるねー」
女「いや、いい加減諦めてくれよ」ハァ
女「ん?」チラッ
男「あっ…」
女「お前は、この変わった奴の友達?」
男「一応、そうだな」
女「一応って何だよ」クス
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:47:49:PduR.qJo (7/17)
女「友達なら私のことは諦めるよう説得しといてくれよ」
男「あれを説得するのは、大変だぞ」
女「期待してるよ」トン
女「じゃあ、また」スタスタ
女友「ちょ、置いてくなよ!」タッタッ
男「………………」スタスタ
女「友達なら私のことは諦めるよう説得しといてくれよ」
男「あれを説得するのは、大変だぞ」
女「期待してるよ」トン
女「じゃあ、また」スタスタ
女友「ちょ、置いてくなよ!」タッタッ
男「………………」スタスタ
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 21:55:45:PduR.qJo (8/17)
男「ジュース奢るぜ」トン
男友「サンキュー………」
男「どこが好きなんだ?」
男「男勝りでお前のタイプじゃないだろ? 」
男友「お前も女さんの歌を聴けば分かる」
男「歌?」
男友「あぁ、一回聴けば女さんのこと好きになるさ」
男「へぇー、そんなに良い曲なのか」
男「ジュース奢るぜ」トン
男友「サンキュー………」
男「どこが好きなんだ?」
男「男勝りでお前のタイプじゃないだろ? 」
男友「お前も女さんの歌を聴けば分かる」
男「歌?」
男友「あぁ、一回聴けば女さんのこと好きになるさ」
男「へぇー、そんなに良い曲なのか」
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:03:24:PduR.qJo (9/17)
───
──
─
男友「ぷはぁ、失恋の後のジュースは上手い!」
男「いや、それどうなんだ?」
男友「あー、女さん素敵だなー」
男(これは、説得なんて無理そうだな)
男「俺は先に帰るぜ」
男友「おーう」
男「ちゃんと帰れよー」スタスタ
───
──
─
男友「ぷはぁ、失恋の後のジュースは上手い!」
男「いや、それどうなんだ?」
男友「あー、女さん素敵だなー」
男(これは、説得なんて無理そうだな)
男「俺は先に帰るぜ」
男友「おーう」
男「ちゃんと帰れよー」スタスタ
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:19:43:PduR.qJo (10/17)
次の日
男「お前ちゃんと寝たのか?」
男友「次の告白を考えていた」
男「…もう諦めたらどうだ?」
男友「いいや、諦めない!!」
男「そ、そうか」
男友「次はもっとシチュエーションを…」ブツブツ
男(放って置こう)スタスタ
次の日
男「お前ちゃんと寝たのか?」
男友「次の告白を考えていた」
男「…もう諦めたらどうだ?」
男友「いいや、諦めない!!」
男「そ、そうか」
男友「次はもっとシチュエーションを…」ブツブツ
男(放って置こう)スタスタ
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:33:15:PduR.qJo (11/17)
男「ふぅ………」ピッ
ガチャン
女「朝から辛気臭い顔だな」
男「朝から酷いこと言うな」
女「なら、言わせるなよ」クス
男「何か飲むか?」
女「じゃあ、コーヒーで」ピッ
ガチャン
男「ふぅ………」ピッ
ガチャン
女「朝から辛気臭い顔だな」
男「朝から酷いこと言うな」
女「なら、言わせるなよ」クス
男「何か飲むか?」
女「じゃあ、コーヒーで」ピッ
ガチャン
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:40:10:PduR.qJo (12/17)
女「サンキュー」ゴク
男「ブラックコーヒー、良く飲めるな」
女「甘いのは苦手だからな」
女「それで、変わった友人の説得はどうだ?」
男「すまん、無理だ」
女「おい、早くねーか?」
男「アイツの愛は本物だ、受け入れてくれ」
女「断る」
男「早くねーか?」
女「サンキュー」ゴク
男「ブラックコーヒー、良く飲めるな」
女「甘いのは苦手だからな」
女「それで、変わった友人の説得はどうだ?」
男「すまん、無理だ」
女「おい、早くねーか?」
男「アイツの愛は本物だ、受け入れてくれ」
女「断る」
男「早くねーか?」
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:47:55:PduR.qJo (13/17)
女「そもそも私は恋愛とか興味ないんだ」
男「今まで付き合ったことは?」
女「ないな」
男「じゃあ、何に興味があるんだ?」
女「歌うこと、それしか私は興味ないよ」
男「歌うのが好きなんだな」
女「私の彼氏みたいなもんだな」
男「………………そうなのか?」
女「そもそも私は恋愛とか興味ないんだ」
男「今まで付き合ったことは?」
女「ないな」
男「じゃあ、何に興味があるんだ?」
女「歌うこと、それしか私は興味ないよ」
男「歌うのが好きなんだな」
女「私の彼氏みたいなもんだな」
男「………………そうなのか?」
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:51:21:PduR.qJo (14/17)
女「お前は付き合ったことあるのか?」ゴクゴク
男「いや、ないなー」ゴクゴク
女「何か興味のあるものは?」
男「これといって…ない」
女「無個性だな」
男「ハッキリ言うなよ!」
女「お前は付き合ったことあるのか?」ゴクゴク
男「いや、ないなー」ゴクゴク
女「何か興味のあるものは?」
男「これといって…ない」
女「無個性だな」
男「ハッキリ言うなよ!」
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:53:45:PduR.qJo (15/17)
女「放課後に体育館来なよ」
男「何かあるのか?」
女「私達、軽音部がゲリラライブやるからさ」
男「何でゲリラなんだ?」
女「教師が演奏する場所をくれないからな」
女「だから、強行突破する」
女「放課後に体育館来なよ」
男「何かあるのか?」
女「私達、軽音部がゲリラライブやるからさ」
男「何でゲリラなんだ?」
女「教師が演奏する場所をくれないからな」
女「だから、強行突破する」
16:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:56:22:PduR.qJo (16/17)
男「そんなことして、大丈夫なのか…」
女「音楽って自由だろ?」
女「私の歌は誰にも縛らせない」
女「私は好き勝手にやらせてもらうよ」ニコ
男「格好いいな」
女「まぁ、とにかく来なよ」
女「後悔させないからさ」
男「そんなことして、大丈夫なのか…」
女「音楽って自由だろ?」
女「私の歌は誰にも縛らせない」
女「私は好き勝手にやらせてもらうよ」ニコ
男「格好いいな」
女「まぁ、とにかく来なよ」
女「後悔させないからさ」
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/07/31(日) 22:59:45:PduR.qJo (17/17)
男「じゃあ、行かせて貰うよ」
女「ライブ前には辛気臭い顔直しときなよ」
男「………おう、わかった」
女「じゃあ、行くよ…コーヒーありがとう」スタスタ
男「また、放課後な」
女「…………」ヒラヒラ
男「じゃあ、行かせて貰うよ」
女「ライブ前には辛気臭い顔直しときなよ」
男「………おう、わかった」
女「じゃあ、行くよ…コーヒーありがとう」スタスタ
男「また、放課後な」
女「…………」ヒラヒラ
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/01(月) 05:50:27:EEDCU17A (1/1)
はよ書けよ
はよ書けよ
19:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/03(水) 08:46:16:6mhSzVBI (1/1)
まあそう言うな、まだ1日しかたっとらんじゃないかwW
まあそう言うな、まだ1日しかたっとらんじゃないかwW
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/03(水) 15:35:18:s.A2doDI (1/1)
休む暇があるなら書いてくれ
休む暇があるなら書いてくれ
21:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/07(日) 01:17:37:8qznJ2do (1/1)
放課後
男友「よし!」ガタッ
男「行くか」ガタッ
男友「おっ?何だ、お前も行くのか」
男「誘われたからな」
男友「なにぃぃ?!女さんに直接誘われたのかよ!」
男「そこは気にすんなよ、ほら行こうぜ」スタスタ
放課後
男友「よし!」ガタッ
男「行くか」ガタッ
男友「おっ?何だ、お前も行くのか」
男「誘われたからな」
男友「なにぃぃ?!女さんに直接誘われたのかよ!」
男「そこは気にすんなよ、ほら行こうぜ」スタスタ
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/07(日) 11:13:03:Fr3SQvHw (1/1)
おまえらガッツキ過ぎワロタ
期待
おまえらガッツキ過ぎワロタ
期待
23:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/08(月) 18:25:11:b8zWTU9g (1/3)
男「ゲリラライブって結構やってるのか?」
男友「今回で三回目だなー」
男友「本当はもっとやる予定だったんだけど」
男友「生徒会と風紀委員に止められてな」
男「風紀委員って本当にいるんだな」
男友「いないと思ってたのか?」
男「活動してるとこなんて見たことないぞ」
男「ゲリラライブって結構やってるのか?」
男友「今回で三回目だなー」
男友「本当はもっとやる予定だったんだけど」
男友「生徒会と風紀委員に止められてな」
男「風紀委員って本当にいるんだな」
男友「いないと思ってたのか?」
男「活動してるとこなんて見たことないぞ」
24:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/08(月) 18:32:14:b8zWTU9g (2/3)
男友「まぁ、ここは元々お嬢様高校で問題なんてほとんど起きないからな」
男「共学になったのは数年前くらいらしいな」
男友「共学になっても偏差値は高いまま、本当に苦労したぜ」
男「何でお前みたいな奴が受かるんだろうな」
男友「いや、お前もな!」
男「それで、最近は風紀委員は活動してるのか」
男友「スルーかよ…」
男友「まぁ、ここは元々お嬢様高校で問題なんてほとんど起きないからな」
男「共学になったのは数年前くらいらしいな」
男友「共学になっても偏差値は高いまま、本当に苦労したぜ」
男「何でお前みたいな奴が受かるんだろうな」
男友「いや、お前もな!」
男「それで、最近は風紀委員は活動してるのか」
男友「スルーかよ…」
25:以下、名無しが深夜にお送りします:2016/08/08(月) 19:49:11:b8zWTU9g (3/3)
男友「お堅い風紀を女さんがぶち壊してるから大忙しいなんだよ」
男友「ただ、いつも止めにくるのは風紀委員長と生徒会長だけ」
男友「どの生徒が風紀委員なのか分からないのさ」
男「それじゃあ、ライブの情報だって風紀委員に漏れるんじゃないか?」
男友「だから、皆適当に探してるんだよ」
男「えっ?」
男友「誰も今日ゲリラライブやるなんて知らない」
男友「俺はお前から聞いたけどな」ニッ
男「なるほどな…」
男友「お堅い風紀を女さんがぶち壊してるから大忙しいなんだよ」
男友「ただ、いつも止めにくるのは風紀委員長と生徒会長だけ」
男友「どの生徒が風紀委員なのか分からないのさ」
男「それじゃあ、ライブの情報だって風紀委員に漏れるんじゃないか?」
男友「だから、皆適当に探してるんだよ」
男「えっ?」
男友「誰も今日ゲリラライブやるなんて知らない」
男友「俺はお前から聞いたけどな」ニッ
男「なるほどな…」
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