◆QdSnJBTTyA さんの作品一覧
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1: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/05(火) 23:47:24.88:ffhcHTKt0 (1/5)
< しかいない >
高雄「なんてつまらないって最近思うことが」
提督「へぇ? 」
高雄「……もちろん、あなただけいれば十分ですけれど」
提督「……俺は、高雄だけじゃ生きていけない」
高雄「でしょうね……はぁ」
提督「…………高雄がそうしたいなら、俺も変わるけど」
高雄「それはもう私の好きなあなたじゃないの。……時々こうやって抱き締めてくれれば、それで」
提督「ん」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459867644
< しかいない >
高雄「なんてつまらないって最近思うことが」
提督「へぇ? 」
高雄「……もちろん、あなただけいれば十分ですけれど」
提督「……俺は、高雄だけじゃ生きていけない」
高雄「でしょうね……はぁ」
提督「…………高雄がそうしたいなら、俺も変わるけど」
高雄「それはもう私の好きなあなたじゃないの。……時々こうやって抱き締めてくれれば、それで」
提督「ん」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459867644
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/05(火) 23:48:07.15:ffhcHTKt0 (2/5)
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【艦これ】高雄「私と」愛宕「私と」提督「俺」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425387131/
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【艦これ】 愛宕「私と」 高雄「私と」 提督「俺」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428931486/
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【艦これ】提督「俺と」高雄「私と」愛宕「私」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434271394/
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【艦これ】提督「俺と」愛宕「私と」高雄「私」
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【艦これ】高雄「私と」提督「俺と」愛宕「私」
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【艦これ】愛宕「私と」提督「俺と」高雄「私」
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【艦これ】高雄「私と」愛宕「私と」提督「俺」
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3: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/05(火) 23:50:05.62:ffhcHTKt0 (3/5)
< ある要港部 >
提督……北海道出身のウイスキー教スコッチ会ニッカ派。好きな色は赤、白、黒、水色
高雄……指輪持ち。ワインは赤派でチェスが得意
愛宕……指輪持ち。鰹のたたきが好きな自称享楽主義者
明石……技術者。指輪を始めとした諸所の問題の発生源。好きな酒はカルヴァドス
加賀……ワク。最近の悩みは赤城に会えないこと
雲龍……被虐主義者。最近つまみづくりがトレンド
天城……和をこよなく愛する空母。酒全般を飲み干す勢い
Littorio……享楽主義者に見えそうで見えない。割と天然で部屋は混沌
瑞穂……基地No.1お淑やか。でもお酒は好き
叢雲……強い。ハートも実力、それから酒にも。日本酒とウイスキーが好き
漣……好きなものは自由とゲーム。洋酒派
海風……料理好き。カシスよりピーチ派
江風……スポーツ全般が好き。缶ビールを好む
< ある要港部 >
提督……北海道出身のウイスキー教スコッチ会ニッカ派。好きな色は赤、白、黒、水色
高雄……指輪持ち。ワインは赤派でチェスが得意
愛宕……指輪持ち。鰹のたたきが好きな自称享楽主義者
明石……技術者。指輪を始めとした諸所の問題の発生源。好きな酒はカルヴァドス
加賀……ワク。最近の悩みは赤城に会えないこと
雲龍……被虐主義者。最近つまみづくりがトレンド
天城……和をこよなく愛する空母。酒全般を飲み干す勢い
Littorio……享楽主義者に見えそうで見えない。割と天然で部屋は混沌
瑞穂……基地No.1お淑やか。でもお酒は好き
叢雲……強い。ハートも実力、それから酒にも。日本酒とウイスキーが好き
漣……好きなものは自由とゲーム。洋酒派
海風……料理好き。カシスよりピーチ派
江風……スポーツ全般が好き。缶ビールを好む
4: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/05(火) 23:51:38.27:ffhcHTKt0 (4/5)
< 横須賀鎮守府 >
金剛……紅茶党として珈琲党に対抗している。酒より紅茶
霧島……実は割と珈琲が好き。霧島なら赤派
龍田……自称敗北者。酒は楽しむ為に飲む物
時雨……自称運頼み女。焼酎を飲んでいて驚かれるのが悩み事
春雨……スタイルが気になる。お酒はあまり飲まない
浜風……スタイルが気になる。ウイスキー挑戦中
鈴谷……イマドキ、になりたがる。あまりカシスやピーチは好きではない
扶桑……不幸では無くなってきたような気がしている。妹が好き
山城……姉が好き。不幸は酒の肴
鹿島……多忙の極み。割と天真爛漫気味
若葉……甘いものが好き。屋上同盟
GZ……珈琲と甘いものが手放せない。屋上同盟
あきつ丸……酒は酔う為に飲む物。別に嫌いではない
< 横須賀鎮守府 >
金剛……紅茶党として珈琲党に対抗している。酒より紅茶
霧島……実は割と珈琲が好き。霧島なら赤派
龍田……自称敗北者。酒は楽しむ為に飲む物
時雨……自称運頼み女。焼酎を飲んでいて驚かれるのが悩み事
春雨……スタイルが気になる。お酒はあまり飲まない
浜風……スタイルが気になる。ウイスキー挑戦中
鈴谷……イマドキ、になりたがる。あまりカシスやピーチは好きではない
扶桑……不幸では無くなってきたような気がしている。妹が好き
山城……姉が好き。不幸は酒の肴
鹿島……多忙の極み。割と天真爛漫気味
若葉……甘いものが好き。屋上同盟
GZ……珈琲と甘いものが手放せない。屋上同盟
あきつ丸……酒は酔う為に飲む物。別に嫌いではない
5: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/05(火) 23:52:33.07:ffhcHTKt0 (5/5)
キャラ表はこんなもので大丈夫でしょうか?
こちらでもよろしくお願いします
ありがとうございました
キャラ表はこんなもので大丈夫でしょうか?
こちらでもよろしくお願いします
ありがとうございました
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/06(水) 00:16:56.86:k9Ma4JGvo (1/1)
乙です
乙です
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/06(水) 01:29:56.49:1GmS8+Cv0 (1/1)
スレタイの変更に、>>1の意図を感じる...
スレタイの変更に、>>1の意図を感じる...
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/06(水) 02:09:07.15:x9qA4f970 (1/1)
乙です
最早数学の順列だな
乙です
最早数学の順列だな
9: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:02:07.08:Fk40Cpj/0 (1/12)
< 嵐のような夜の後に >
提督「…………ん」
高雄「…………Zzz」
提督「…………あぁ、結構ヤってたな、うん」
高雄「…………Zzz」
提督「…………」
高雄「…………Zzz」
提督「…………シーツのアレさは兎も角床に酒零してグラス割れてるのは見なかったことにしたいなぁ」
< 嵐のような夜の後に >
提督「…………ん」
高雄「…………Zzz」
提督「…………あぁ、結構ヤってたな、うん」
高雄「…………Zzz」
提督「…………」
高雄「…………Zzz」
提督「…………シーツのアレさは兎も角床に酒零してグラス割れてるのは見なかったことにしたいなぁ」
10: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:03:07.07:Fk40Cpj/0 (2/12)
< 今日も何でもない朝が来た >
提督「おはよう」
愛宕「ん、おはよ。高雄は? 」
提督「今シャワー浴びてる。……朝はコーヒーの香りがあると安心する」
愛宕「そうなの? 」
提督「穏やかな朝って感じ」
愛宕「ふーん……」
提督「……」
愛宕「……そのグラスどうしたの? 」
提督「……高雄と遊んでたら落としてね」
愛宕「馬鹿ね」
提督「馬鹿だよな。……とりあえずコーヒー飲んでから片付ける」
愛宕「はいはーい」
< 今日も何でもない朝が来た >
提督「おはよう」
愛宕「ん、おはよ。高雄は? 」
提督「今シャワー浴びてる。……朝はコーヒーの香りがあると安心する」
愛宕「そうなの? 」
提督「穏やかな朝って感じ」
愛宕「ふーん……」
提督「……」
愛宕「……そのグラスどうしたの? 」
提督「……高雄と遊んでたら落としてね」
愛宕「馬鹿ね」
提督「馬鹿だよな。……とりあえずコーヒー飲んでから片付ける」
愛宕「はいはーい」
11: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:04:18.11:Fk40Cpj/0 (3/12)
< この夜に名前を付けたい程に >
提督「今日のカクテルは……何がいい? 」
加賀「とりあえずハイボール」
提督「ん」
加賀「……よく平気で飲めるわね」
提督「え? 」
加賀「タフだとか頑丈だとかでは収まらないレベルだと思うけれど」
提督「そうかな。……そうかも。ん」
加賀「……ありがとう」
提督「いーえ。……いつ何時さ」
加賀「ええ」
提督「加賀みたいな子に巡り会えるか分からないから」
加賀「……」
提督「疲れてるなんて言えないよ」
加賀「そう。……ハイボールのカクテルワードをつくりたい気分ね」
< この夜に名前を付けたい程に >
提督「今日のカクテルは……何がいい? 」
加賀「とりあえずハイボール」
提督「ん」
加賀「……よく平気で飲めるわね」
提督「え? 」
加賀「タフだとか頑丈だとかでは収まらないレベルだと思うけれど」
提督「そうかな。……そうかも。ん」
加賀「……ありがとう」
提督「いーえ。……いつ何時さ」
加賀「ええ」
提督「加賀みたいな子に巡り会えるか分からないから」
加賀「……」
提督「疲れてるなんて言えないよ」
加賀「そう。……ハイボールのカクテルワードをつくりたい気分ね」
12: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:10:16.99:Fk40Cpj/0 (4/12)
< 比較 >
高雄「四月七日の誕生色は白百合。色言葉は“ 多才 ”、“ 内向性 ”、そして“ 創意工夫 ”」
漣「百合」
高雄「百合ですね」
漣「……ぶっちゃけ百合というかレズって結構いますよね」
高雄「まぁ、特殊な環境ですから」
漣「高雄さんもご主人様がいなかったら? 」
高雄「そうかもしれませんね。否定はできません」
漣「へぇ……」
高雄「それもあの人と愛宕の所為かもしれないけれど……というかその所為」
漣「はぁ。やっぱり愛宕さんってイメージ通りなんですか? 」
高雄「イメージ通りね」
漣「……凄そうですね」
高雄「あの人程では」
愛宕「……どういうイメージなのかしら。分からないでもないけど」
提督「……お前より凄い扱いされてる方が驚きだよ俺は」
< 比較 >
高雄「四月七日の誕生色は白百合。色言葉は“ 多才 ”、“ 内向性 ”、そして“ 創意工夫 ”」
漣「百合」
高雄「百合ですね」
漣「……ぶっちゃけ百合というかレズって結構いますよね」
高雄「まぁ、特殊な環境ですから」
漣「高雄さんもご主人様がいなかったら? 」
高雄「そうかもしれませんね。否定はできません」
漣「へぇ……」
高雄「それもあの人と愛宕の所為かもしれないけれど……というかその所為」
漣「はぁ。やっぱり愛宕さんってイメージ通りなんですか? 」
高雄「イメージ通りね」
漣「……凄そうですね」
高雄「あの人程では」
愛宕「……どういうイメージなのかしら。分からないでもないけど」
提督「……お前より凄い扱いされてる方が驚きだよ俺は」
13: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:11:02.69:Fk40Cpj/0 (5/12)
< 仕掛けられた罠 >
雲龍「とりあえず今ヤりたい職業の女は? 衣装だけで考えると」
提督「え? うーん、キャビンアテンダント」
雲龍「ね? 」
天城「……本当に即答なんですね」
提督「え? 」
雲龍「仕方ないわよ」
天城「はぁ」
提督「……え? 」
< 仕掛けられた罠 >
雲龍「とりあえず今ヤりたい職業の女は? 衣装だけで考えると」
提督「え? うーん、キャビンアテンダント」
雲龍「ね? 」
天城「……本当に即答なんですね」
提督「え? 」
雲龍「仕方ないわよ」
天城「はぁ」
提督「……え? 」
14: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:11:48.80:Fk40Cpj/0 (6/12)
< 生地で選んだ方がよかったりする >
雲龍「キャビンアテンダントの制服って買えるのかしら」
提督「まだその話続けるのかよ。……風のは買えるぞ。丈短かったりするけど」
雲龍「へぇ……」
天城「……また即答」
雲龍「仕方ないわよ」
天城「はぁ」
提督「あのさ……いや、俺も悪い気がするけどさ」
< 生地で選んだ方がよかったりする >
雲龍「キャビンアテンダントの制服って買えるのかしら」
提督「まだその話続けるのかよ。……風のは買えるぞ。丈短かったりするけど」
雲龍「へぇ……」
天城「……また即答」
雲龍「仕方ないわよ」
天城「はぁ」
提督「あのさ……いや、俺も悪い気がするけどさ」
15: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:13:43.42:Fk40Cpj/0 (7/12)
< 気分的な何か >
雲龍「キャビンアテンダントの衣装、実はあるのよね」
提督「なら訊かないでくんないかな」
雲龍「? 」
提督「ふぁっく」
雲龍「……いいのよ? 」
提督「……お前放置プレイ好きだろたぶん。マゾだし」
雲龍「宣言された放置なんてつまらないじゃない。燃えないわ」
提督「そうだな。……だが俺はそうする。悪いな」
雲龍「……そんな」
< 気分的な何か >
雲龍「キャビンアテンダントの衣装、実はあるのよね」
提督「なら訊かないでくんないかな」
雲龍「? 」
提督「ふぁっく」
雲龍「……いいのよ? 」
提督「……お前放置プレイ好きだろたぶん。マゾだし」
雲龍「宣言された放置なんてつまらないじゃない。燃えないわ」
提督「そうだな。……だが俺はそうする。悪いな」
雲龍「……そんな」
16: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:19:58.11:Fk40Cpj/0 (8/12)
< 普通の女の子である、という奇跡 >
提督「今日のカクテルはスリップリーニプル、だ」
雲龍「すべすべ乳首? 」
提督「直訳だとそうだな。ぬらぬら乳首でもいいけど」
雲龍「下品ね」
提督「お前が言うんじゃねぇよ」
雲龍「私感覚は普通だと思うの。少し趣味が普通じゃないだけで」
提督「そうだけどさ」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……単純に眠いわ。どう? 」
提督「寝るだけな、寝るだけ」
< 普通の女の子である、という奇跡 >
提督「今日のカクテルはスリップリーニプル、だ」
雲龍「すべすべ乳首? 」
提督「直訳だとそうだな。ぬらぬら乳首でもいいけど」
雲龍「下品ね」
提督「お前が言うんじゃねぇよ」
雲龍「私感覚は普通だと思うの。少し趣味が普通じゃないだけで」
提督「そうだけどさ」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……単純に眠いわ。どう? 」
提督「寝るだけな、寝るだけ」
17: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:20:53.51:Fk40Cpj/0 (9/12)
< 考えているときが一番楽しい >
明石「……眠い」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………うどんかなぁ、ラーメンかなぁ。焼きそばでもいっか」
< 考えているときが一番楽しい >
明石「……眠い」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………」
明石「…………うどんかなぁ、ラーメンかなぁ。焼きそばでもいっか」
18: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:24:16.92:Fk40Cpj/0 (10/12)
< 弱い心に寄り添って >
あきつ丸「……………………」
龍田「……何してるの? 」
あきつ丸「……………………」
龍田「…………ねぇ」
あきつ丸「…………自分は悪魔なのだろうか」
龍田「ん? ……悪魔ってずぶ濡れになるのね。避けられそうなのに」
あきつ丸「…………」
龍田「…………」
あきつ丸「…………人を殺しても海上で戦闘しても胸が痛まなくなったことに気付いた」
龍田「逆よりはマシじゃない? それで悩んでたなら笑ってあげたけれど」
あきつ丸「……笑えないが、そうでありますね」
龍田「……一緒に寝てあげましょうか? 」
あきつ丸「頼んでも、いいのか? 」
龍田「え? えーっとぉ……」
< 弱い心に寄り添って >
あきつ丸「……………………」
龍田「……何してるの? 」
あきつ丸「……………………」
龍田「…………ねぇ」
あきつ丸「…………自分は悪魔なのだろうか」
龍田「ん? ……悪魔ってずぶ濡れになるのね。避けられそうなのに」
あきつ丸「…………」
龍田「…………」
あきつ丸「…………人を殺しても海上で戦闘しても胸が痛まなくなったことに気付いた」
龍田「逆よりはマシじゃない? それで悩んでたなら笑ってあげたけれど」
あきつ丸「……笑えないが、そうでありますね」
龍田「……一緒に寝てあげましょうか? 」
あきつ丸「頼んでも、いいのか? 」
龍田「え? えーっとぉ……」
19: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:28:40.12:Fk40Cpj/0 (11/12)
< 夜食。皆で食べれば怖くない >
明石「カップかレトルトで考えていたら予想以上にグレードアップしましたね」
瑞穂「はい? 」
明石「いえ……美味しいですよ、うどん」
瑞穂「簡単なもので申し訳ないですけれど」
明石「このレベルで文句言ってたら罰当たりますよ……当たる罰とか神様が私たちにあるのかは知りませんが」
瑞穂「あるのではないでしょうか」
明石「はぁ」
瑞穂「信じればそれは神様ですし……何かあれば責任も転嫁できますから。人の数だけいるんですよ」
明石「言いますね」
瑞穂「忘れてください。似合わないのは理解しています」
明石「…………」
瑞穂「…………」
明石「…………瑞穂さんは食べないんですか? 」
瑞穂「太ってもさすがにそれを神様の責任にはできませんから」
< 夜食。皆で食べれば怖くない >
明石「カップかレトルトで考えていたら予想以上にグレードアップしましたね」
瑞穂「はい? 」
明石「いえ……美味しいですよ、うどん」
瑞穂「簡単なもので申し訳ないですけれど」
明石「このレベルで文句言ってたら罰当たりますよ……当たる罰とか神様が私たちにあるのかは知りませんが」
瑞穂「あるのではないでしょうか」
明石「はぁ」
瑞穂「信じればそれは神様ですし……何かあれば責任も転嫁できますから。人の数だけいるんですよ」
明石「言いますね」
瑞穂「忘れてください。似合わないのは理解しています」
明石「…………」
瑞穂「…………」
明石「…………瑞穂さんは食べないんですか? 」
瑞穂「太ってもさすがにそれを神様の責任にはできませんから」
20: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/07(木) 23:29:06.26:Fk40Cpj/0 (12/12)
ありがとうございました
ありがとうございました
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/07(木) 23:34:04.11:oCVHn+Wqo (1/1)
乙
乙
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/07(木) 23:34:39.46:NAlJ7/Wn0 (1/1)
乙です
乙です
23: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:13:44.83:Du4DUup10 (1/15)
< 焼いて焼いて焼きまくれ >
漣「餃子ぱーちーだいぇーい」
提督「…………」
叢雲「黙々と餃子包むのはシュールね」
提督「…………」
漣「……無駄に上手ぇ。餃子職人かよ」
提督「…………」
叢雲「……私も」
漣「仕方ないなー、漣ちゃんもやりますよー」
提督「……なんだこれ」
叢雲「……食べてくれる人いるんだから大丈夫でしょ、たぶん」
漣「……焼いてないのにもう胃もたれしそう」
< 焼いて焼いて焼きまくれ >
漣「餃子ぱーちーだいぇーい」
提督「…………」
叢雲「黙々と餃子包むのはシュールね」
提督「…………」
漣「……無駄に上手ぇ。餃子職人かよ」
提督「…………」
叢雲「……私も」
漣「仕方ないなー、漣ちゃんもやりますよー」
提督「……なんだこれ」
叢雲「……食べてくれる人いるんだから大丈夫でしょ、たぶん」
漣「……焼いてないのにもう胃もたれしそう」
24: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:14:31.91:Du4DUup10 (2/15)
< パーリィ開幕 >
漣「へい、おまちー。餃子一人前のお客様ー」
加賀「ありがとう」
天城「……一人前? 」
瑞穂「……瑞穂はあんなに食べられませんよ」
叢雲「あれ、何人かでつまむ大皿のつもりだったんだけど」
漣「まぁまぁ。まだ沢山焼き続けてるしね? 」
瑞穂「ま、まだあるんですか」
漣「このお皿五枚分くらいは」
天城「何やってるんですかあの人は」
加賀「食べてしまえばいいのよ……美味しいわ、伝えておいて」
< パーリィ開幕 >
漣「へい、おまちー。餃子一人前のお客様ー」
加賀「ありがとう」
天城「……一人前? 」
瑞穂「……瑞穂はあんなに食べられませんよ」
叢雲「あれ、何人かでつまむ大皿のつもりだったんだけど」
漣「まぁまぁ。まだ沢山焼き続けてるしね? 」
瑞穂「ま、まだあるんですか」
漣「このお皿五枚分くらいは」
天城「何やってるんですかあの人は」
加賀「食べてしまえばいいのよ……美味しいわ、伝えておいて」
25: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:15:37.59:Du4DUup10 (3/15)
< 結局もう一皿 >
高雄「昼間から酒盛りですか」
加賀「あの人が悪いわ」
雲龍「餃子に占領されたテーブルというのも壮観ですね」
加賀「お酒に合うもの。餃子が悪いわ」
高雄「つまみになるものがあるからといって絶対に飲まなければいけないわけでは」
加賀「それに花金なのだし」
高雄「意味的には金曜の仕事終わりからが花金のような」
加賀「……ハイボール、頼むわ」
雲龍「はい」
提督「とりあえず最後の皿だぞ」
加賀「丁度良かったわ。酢胡椒を試そうと思っていたの」
提督「……まだ必要な感じじゃねぇか。俺なんてずっと何も食ってねぇんだけど」
< 結局もう一皿 >
高雄「昼間から酒盛りですか」
加賀「あの人が悪いわ」
雲龍「餃子に占領されたテーブルというのも壮観ですね」
加賀「お酒に合うもの。餃子が悪いわ」
高雄「つまみになるものがあるからといって絶対に飲まなければいけないわけでは」
加賀「それに花金なのだし」
高雄「意味的には金曜の仕事終わりからが花金のような」
加賀「……ハイボール、頼むわ」
雲龍「はい」
提督「とりあえず最後の皿だぞ」
加賀「丁度良かったわ。酢胡椒を試そうと思っていたの」
提督「……まだ必要な感じじゃねぇか。俺なんてずっと何も食ってねぇんだけど」
26: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:16:40.33:Du4DUup10 (4/15)
< だってさぁ……仕方ないじゃん >
高雄「四月八日の誕生色は薄緑色。色言葉は“ 希望 ”、“ 敬愛 ”、そして“ 用意周到 ”」
提督「お前の赤城敬愛レベルも異常だよな」
加賀「否定はしません」
提督「できれば俺も敬愛してほしいんだが」
加賀「それは無理ね」
提督「……そうかい」
加賀「思慕と敬すことは違いますから」
提督「……」
加賀「……」
高雄「……そのニヤつきか無ければよかったのですけれど」
< だってさぁ……仕方ないじゃん >
高雄「四月八日の誕生色は薄緑色。色言葉は“ 希望 ”、“ 敬愛 ”、そして“ 用意周到 ”」
提督「お前の赤城敬愛レベルも異常だよな」
加賀「否定はしません」
提督「できれば俺も敬愛してほしいんだが」
加賀「それは無理ね」
提督「……そうかい」
加賀「思慕と敬すことは違いますから」
提督「……」
加賀「……」
高雄「……そのニヤつきか無ければよかったのですけれど」
27: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:17:34.44:Du4DUup10 (5/15)
< それから数時間後の出来事 >
加賀「赤城さぁん……」
提督「僕は赤城さんではないんですよ、残念ながら」
加賀「知っています……赤城さん」
提督「いや、だからね」
Littorio「かなり珍しいですね、加賀がこうなるのは」
提督「そりゃ昼からずっと飲み続けてたしな」
加賀「はぁ……会いたい」
提督「……ほら、部屋行くぞ」
加賀「ん……待って」
提督「うん? 」
加賀「……今、にんにく臭いから。あまり顔を近付けないで」
提督「そんなの気にしねぇよ」
加賀「私がするのよ。……不覚だったわ、とても」
提督「じゃあ、首でも逸らしてろよ。抱っこしてやるから」
加賀「戻すじゃないそんなことしたら」
提督「…………なぁ」
Littorio「…………もうそのまま引き摺って行った方が早いと思いますよ」
< それから数時間後の出来事 >
加賀「赤城さぁん……」
提督「僕は赤城さんではないんですよ、残念ながら」
加賀「知っています……赤城さん」
提督「いや、だからね」
Littorio「かなり珍しいですね、加賀がこうなるのは」
提督「そりゃ昼からずっと飲み続けてたしな」
加賀「はぁ……会いたい」
提督「……ほら、部屋行くぞ」
加賀「ん……待って」
提督「うん? 」
加賀「……今、にんにく臭いから。あまり顔を近付けないで」
提督「そんなの気にしねぇよ」
加賀「私がするのよ。……不覚だったわ、とても」
提督「じゃあ、首でも逸らしてろよ。抱っこしてやるから」
加賀「戻すじゃないそんなことしたら」
提督「…………なぁ」
Littorio「…………もうそのまま引き摺って行った方が早いと思いますよ」
28: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:18:16.50:Du4DUup10 (6/15)
< シンクロニシティ擬きな、餃子 >
赤城「む」
あきつ丸「? 」
赤城「加賀さんに呼ばれたような気が」
あきつ丸「そんなまさか。……そういえば」
赤城「はい? 」
あきつ丸「普段は然程あれのことについては言わないでありますね。
会う度にあちらは赤城赤城五月蝿いのに」
赤城「それは……そうかもしれませんね」
あきつ丸「そうだと思うが」
赤城「……加賀さんにはこれ以上甘えられませんから。
無意識に抑えているのかもしれません」
あきつ丸「はぁ」
赤城「…………なんとなく餃子を食べたい気分ですね」
あきつ丸「……脈絡が全く無いのはどういうことでありますか」
< シンクロニシティ擬きな、餃子 >
赤城「む」
あきつ丸「? 」
赤城「加賀さんに呼ばれたような気が」
あきつ丸「そんなまさか。……そういえば」
赤城「はい? 」
あきつ丸「普段は然程あれのことについては言わないでありますね。
会う度にあちらは赤城赤城五月蝿いのに」
赤城「それは……そうかもしれませんね」
あきつ丸「そうだと思うが」
赤城「……加賀さんにはこれ以上甘えられませんから。
無意識に抑えているのかもしれません」
あきつ丸「はぁ」
赤城「…………なんとなく餃子を食べたい気分ですね」
あきつ丸「……脈絡が全く無いのはどういうことでありますか」
29: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:18:52.78:Du4DUup10 (7/15)
< レモンリキュールな夜に >
提督「今日の酒はリモンチェッロ、だ」
Littorio「胃に優しいですね。よく冷えていて美味しい」
提督「あぁ」
Littorio「……食べ過ぎました」
提督「……うん」
Littorio「加賀は化け物か何かなのですか? 人外という意味ではなくて」
提督「つくってもつくっても食べて飲んでたもんなぁ……腱鞘炎になりそう」
Littorio「……臭い、取れてますよね? 」
提督「あぁ。……風呂上がりのいい匂いしかしないよ」
Littorio「そう……よかった」
< レモンリキュールな夜に >
提督「今日の酒はリモンチェッロ、だ」
Littorio「胃に優しいですね。よく冷えていて美味しい」
提督「あぁ」
Littorio「……食べ過ぎました」
提督「……うん」
Littorio「加賀は化け物か何かなのですか? 人外という意味ではなくて」
提督「つくってもつくっても食べて飲んでたもんなぁ……腱鞘炎になりそう」
Littorio「……臭い、取れてますよね? 」
提督「あぁ。……風呂上がりのいい匂いしかしないよ」
Littorio「そう……よかった」
30: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:20:27.28:Du4DUup10 (8/15)
< まぁ、別に無くたってどうということもないけれど >
漣「どうでもいいことだけどさ」
叢雲「どうでもいいなら言わないで頂戴」
漣「ここだとご主人様以外皆Wikipediaに記事あるよね」
叢雲「本当にどうでもいいわね」
漣「本当にどうでもいいことだからね」
叢雲「……あいつの、無いの? 」
漣「名前で出るのはFacebookと柔道大会くらいだよ」
叢雲「ふーん……検索したのね」
漣「そりゃね。ご主人様の着任が決まった日にSNSは探したよ。馬鹿とか無能だったりしたら困るし」
叢雲「……知らなかったわ」
漣「言ってないもん。……ま、漣たちも元の艦艇のほうだけどね」
< まぁ、別に無くたってどうということもないけれど >
漣「どうでもいいことだけどさ」
叢雲「どうでもいいなら言わないで頂戴」
漣「ここだとご主人様以外皆Wikipediaに記事あるよね」
叢雲「本当にどうでもいいわね」
漣「本当にどうでもいいことだからね」
叢雲「……あいつの、無いの? 」
漣「名前で出るのはFacebookと柔道大会くらいだよ」
叢雲「ふーん……検索したのね」
漣「そりゃね。ご主人様の着任が決まった日にSNSは探したよ。馬鹿とか無能だったりしたら困るし」
叢雲「……知らなかったわ」
漣「言ってないもん。……ま、漣たちも元の艦艇のほうだけどね」
31: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:21:18.59:Du4DUup10 (9/15)
< 己の価値を理解しないという罪 >
赤城「弓、始めてみませんか? 」
あきつ丸「本当に全く脈絡が……そのうち気が向けば」
赤城「それは気が向かない人の常套句でしょう? 」
あきつ丸「……どうせ今更初めても上達しないであります」
赤城「いいじゃないですか。私はあきつ丸さんと的場に立ちたいです」
あきつ丸「…………」
赤城「……? 」
あきつ丸「……加賀に刺されたりするのは嫌なのだが」
赤城「加賀さぁん……この人が何を言ってるのか分かりません」
< 己の価値を理解しないという罪 >
赤城「弓、始めてみませんか? 」
あきつ丸「本当に全く脈絡が……そのうち気が向けば」
赤城「それは気が向かない人の常套句でしょう? 」
あきつ丸「……どうせ今更初めても上達しないであります」
赤城「いいじゃないですか。私はあきつ丸さんと的場に立ちたいです」
あきつ丸「…………」
赤城「……? 」
あきつ丸「……加賀に刺されたりするのは嫌なのだが」
赤城「加賀さぁん……この人が何を言ってるのか分かりません」
32: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:22:01.90:Du4DUup10 (10/15)
< 回復◯ >
加賀「赤城さんに呼ばれた気が」
提督「酔っ払いの戯言……とは言えねぇなお前らなら」
加賀「……赤城さんのことは好き? 」
提督「好きだぜ? 頭良いし喋ってると楽しいしな」
加賀「……私と比べて愛想も良いし笑顔が素敵だものね」
提督「でも赤城と寝ようとは思わないぜ? 」
加賀「それは赤城さんがそう思わないからでしょう……赤城さんに迫られれば」
提督「否定はできないけどさ。……俺の中ではお前の方が大事だよ。無意味な言葉かもしれないけど」
加賀「いえ……嬉しいわ」
提督「そうか」
加賀「……」
提督「……というかお前何でもう廊下歩いてんの? ちゃんと寝かせてきたよな? 」
加賀「食べてばかりだったから……半分くらい、食器を片付けてきたわ。たぶん油も全部落としたはず」
提督「気にしなくても、っていうかお前やっぱ化け物だろ」
< 回復◯ >
加賀「赤城さんに呼ばれた気が」
提督「酔っ払いの戯言……とは言えねぇなお前らなら」
加賀「……赤城さんのことは好き? 」
提督「好きだぜ? 頭良いし喋ってると楽しいしな」
加賀「……私と比べて愛想も良いし笑顔が素敵だものね」
提督「でも赤城と寝ようとは思わないぜ? 」
加賀「それは赤城さんがそう思わないからでしょう……赤城さんに迫られれば」
提督「否定はできないけどさ。……俺の中ではお前の方が大事だよ。無意味な言葉かもしれないけど」
加賀「いえ……嬉しいわ」
提督「そうか」
加賀「……」
提督「……というかお前何でもう廊下歩いてんの? ちゃんと寝かせてきたよな? 」
加賀「食べてばかりだったから……半分くらい、食器を片付けてきたわ。たぶん油も全部落としたはず」
提督「気にしなくても、っていうかお前やっぱ化け物だろ」
33: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:22:58.30:Du4DUup10 (11/15)
< ド外道 >
提督「まだ厨房が餃子くせぇ」
愛宕「あれだけつくればそうよね」
提督「片付けめんどくせぇなぁ……半分以上消えてるけど」
愛宕「明日……じゃなくて今日の朝までに終わらせてね? 」
提督「そこまではかからないけどさ。……そういえば」
愛宕「なに? 」
提督「小学生の頃父親が中華鍋買ってきたんだよ。美味いエビチリつくってやるとか言って」
愛宕「ええ」
提督「それはまぁ美味かったんだけど段々汚れが目立ってきてさ」
愛宕「……なんとなくオチが読めたわ」
提督「父の日に手紙と一緒に中華鍋綺麗に洗っちゃってさ。あれは俺の食器洗いでも最上位の頑張りだったね」
愛宕「うわぁ……」
提督「あのときの父親の表情は未だに忘れられないね、うん」
< ド外道 >
提督「まだ厨房が餃子くせぇ」
愛宕「あれだけつくればそうよね」
提督「片付けめんどくせぇなぁ……半分以上消えてるけど」
愛宕「明日……じゃなくて今日の朝までに終わらせてね? 」
提督「そこまではかからないけどさ。……そういえば」
愛宕「なに? 」
提督「小学生の頃父親が中華鍋買ってきたんだよ。美味いエビチリつくってやるとか言って」
愛宕「ええ」
提督「それはまぁ美味かったんだけど段々汚れが目立ってきてさ」
愛宕「……なんとなくオチが読めたわ」
提督「父の日に手紙と一緒に中華鍋綺麗に洗っちゃってさ。あれは俺の食器洗いでも最上位の頑張りだったね」
愛宕「うわぁ……」
提督「あのときの父親の表情は未だに忘れられないね、うん」
34: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:23:51.26:Du4DUup10 (12/15)
< 夢を見る >
愛宕「それで思い出したわけじゃないけど」
提督「うん? 」
愛宕「もうそろそろ母の日でその後父の日よね」
提督「結構まだあるだろ」
愛宕「贈り物ってあんまり直前だと思い付かないじゃない? 」
提督「や、母親のはマロングラッセか酒って決めてるし。父親もそんな奇を衒ったやつにはしないつもりだから」
愛宕「ふーん……私に子供ができたら」
提督「あぁ」
愛宕「母の日にはやっぱりお酒とかかしらね」
提督「男の子か女の子かで変わると思うけど……ちいさいなら料理とかじゃないのか?
母親と一緒に母の日の料理とかいいじゃん? 」
愛宕「いいわね、それ。本当に」
< 夢を見る >
愛宕「それで思い出したわけじゃないけど」
提督「うん? 」
愛宕「もうそろそろ母の日でその後父の日よね」
提督「結構まだあるだろ」
愛宕「贈り物ってあんまり直前だと思い付かないじゃない? 」
提督「や、母親のはマロングラッセか酒って決めてるし。父親もそんな奇を衒ったやつにはしないつもりだから」
愛宕「ふーん……私に子供ができたら」
提督「あぁ」
愛宕「母の日にはやっぱりお酒とかかしらね」
提督「男の子か女の子かで変わると思うけど……ちいさいなら料理とかじゃないのか?
母親と一緒に母の日の料理とかいいじゃん? 」
愛宕「いいわね、それ。本当に」
35: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:25:42.55:Du4DUup10 (13/15)
< 天による帳尻合わせ、みたいな >
赤城「加賀さんのお陰なんです」
あきつ丸「は? 」
赤城「私がこうやって普通にしていられるのは」
あきつ丸「……普通は深夜に深鍋で袋麺など茹で始めないであります」
赤城「彼女が戦場以外の任務を受けてくれたから、私は戦場に集中できるんですよ」
あきつ丸「……どんぶりに入りきるわけがない」
赤城「鍋のまま食べますから。……加賀さんに好かれているなんて、幸せだと思っていますよ」
あきつ丸「……」
赤城「……」
あきつ丸「……せめて麺を茹でて目を輝かせていなければ格好が付いていたのでありますが、うーん」
< 天による帳尻合わせ、みたいな >
赤城「加賀さんのお陰なんです」
あきつ丸「は? 」
赤城「私がこうやって普通にしていられるのは」
あきつ丸「……普通は深夜に深鍋で袋麺など茹で始めないであります」
赤城「彼女が戦場以外の任務を受けてくれたから、私は戦場に集中できるんですよ」
あきつ丸「……どんぶりに入りきるわけがない」
赤城「鍋のまま食べますから。……加賀さんに好かれているなんて、幸せだと思っていますよ」
あきつ丸「……」
赤城「……」
あきつ丸「……せめて麺を茹でて目を輝かせていなければ格好が付いていたのでありますが、うーん」
36: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:27:51.03:Du4DUup10 (14/15)
< good-bye皆。これからは二人の時間だ >
愛宕「ん……」
提督「……やめとけ。今手冷たいから」
愛宕「これはこれで気持ちいいわ」
提督「……」
愛宕「……」
提督「……ありがとう」
愛宕「え? 」
提督「俺の前に現れてくれて」
愛宕「なに? 何かのフラグ? 」
提督「いや、なんとなくありがとうって言いたくなって」
愛宕「……そ」
提督「……寝ようか、もう今日になっちゃったし」
愛宕「そうね。……手温めるためにお風呂もう一度入らない? シャワーだけでもいいけど」
提督「シャワーで終わるのかよそれ……ま、それもいいんだけどさ」
< good-bye皆。これからは二人の時間だ >
愛宕「ん……」
提督「……やめとけ。今手冷たいから」
愛宕「これはこれで気持ちいいわ」
提督「……」
愛宕「……」
提督「……ありがとう」
愛宕「え? 」
提督「俺の前に現れてくれて」
愛宕「なに? 何かのフラグ? 」
提督「いや、なんとなくありがとうって言いたくなって」
愛宕「……そ」
提督「……寝ようか、もう今日になっちゃったし」
愛宕「そうね。……手温めるためにお風呂もう一度入らない? シャワーだけでもいいけど」
提督「シャワーで終わるのかよそれ……ま、それもいいんだけどさ」
37: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/08(金) 23:28:24.22:Du4DUup10 (15/15)
ありがとうございました
ありがとうございました
38:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/08(金) 23:32:02.74:Ocim0bcF0 (1/1)
おつつ
おつつ
39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/08(金) 23:32:53.29:Kt5dD6uEo (1/1)
乙です
乙です
40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/08(金) 23:40:43.63:gALz+jJAO (1/1)
乙乙
赤城って何気に初登場?
乙乙
赤城って何気に初登場?
41:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/09(土) 00:28:38.02:XW0uT7+D0 (1/1)
乙です
乙です
42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/09(土) 05:11:34.69:E0YKf47m0 (1/1)
中華鍋のくだりがよく分からないから誰か解説してくれ
中華鍋のくだりがよく分からないから誰か解説してくれ
43:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/09(土) 08:55:51.17:lOxJnJn4o (1/2)
>>42
ある程度は汚れ落とすんだが表面になじんだ油まで落とすと錆びやすく、焦げ付きやすくなる
>>42
ある程度は汚れ落とすんだが表面になじんだ油まで落とすと錆びやすく、焦げ付きやすくなる
44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/09(土) 16:25:33.10:Ca9z6rpA0 (1/1)
前スレの>>1000で赤城さんだからね
やっと出てきた感
前スレの>>1000で赤城さんだからね
やっと出てきた感
45: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:21:41.37:J6VWDdAn0 (1/8)
< まぁ、そういうことだよね >
雲龍「結局人は見た目が何割なのかしら」
天城「はい? 」
雲龍「九割なのか八割なのか七割なのか。六割なんてフレーズも見た気がするわ」
天城「……それは」
雲龍「それは? 」
天城「あまりにも上や下に振れ幅があると意味の無い指標でしょう、おそらく」
雲龍「ふーん? 」
天城「人並だからこそちょっとした違いが大きく見えるのです」
雲龍「確かにそうね」
天城「はい」
雲龍「…………でもそう考えると」
天城「? 」
雲龍「人は見た目が十割、が一番近いわね。最低なことに」
天城「……えーっと」
< まぁ、そういうことだよね >
雲龍「結局人は見た目が何割なのかしら」
天城「はい? 」
雲龍「九割なのか八割なのか七割なのか。六割なんてフレーズも見た気がするわ」
天城「……それは」
雲龍「それは? 」
天城「あまりにも上や下に振れ幅があると意味の無い指標でしょう、おそらく」
雲龍「ふーん? 」
天城「人並だからこそちょっとした違いが大きく見えるのです」
雲龍「確かにそうね」
天城「はい」
雲龍「…………でもそう考えると」
天城「? 」
雲龍「人は見た目が十割、が一番近いわね。最低なことに」
天城「……えーっと」
46: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:24:50.00:J6VWDdAn0 (2/8)
< judoもsexも世界共通語みたいなもの >
高雄「四月九日の誕生色は梔子色。色言葉は“ スポーツ感 ”と“ 流れる動作 ”」
Littorio「彼はjudoをしていたのですよね」
高雄「帝国軍人必須能力だとか」
Littorio「……だから上手いんでしょうか、寝技」
高雄「寝技……? 」
Littorio「それこそ流れる動作でしょう? ベッドでは」
高雄「……あの人以外を知りませんから。あれが平均かも」
Littorio「それならセックスレスなど生まれないような……少なくとも女性側では」
高雄「……」
Littorio「……」
高雄「……子供ができれば変わるかもしれませんよ」
Littorio「戯言を。……彼と寝れるなら、何もいらないくせに」
< judoもsexも世界共通語みたいなもの >
高雄「四月九日の誕生色は梔子色。色言葉は“ スポーツ感 ”と“ 流れる動作 ”」
Littorio「彼はjudoをしていたのですよね」
高雄「帝国軍人必須能力だとか」
Littorio「……だから上手いんでしょうか、寝技」
高雄「寝技……? 」
Littorio「それこそ流れる動作でしょう? ベッドでは」
高雄「……あの人以外を知りませんから。あれが平均かも」
Littorio「それならセックスレスなど生まれないような……少なくとも女性側では」
高雄「……」
Littorio「……」
高雄「……子供ができれば変わるかもしれませんよ」
Littorio「戯言を。……彼と寝れるなら、何もいらないくせに」
47: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:25:46.61:J6VWDdAn0 (3/8)
< アオザイとかカフタンも好き >
雲龍「雀卓があるならターンテーブルがあってもいいと思うの」
叢雲「それ全く関係無いわよね」
雲龍「どちらも欲と険悪さがありそうじゃない? ついでに油っぽそう」
叢雲「雀卓は兎も角ターンテーブルへのイメージどうにかしなさいよ」
雲龍「ターンテーブル=チャイナドレス=エロい」
叢雲「……それはさすがに酷いわね、あなたにしても」
雲龍「今更」
< アオザイとかカフタンも好き >
雲龍「雀卓があるならターンテーブルがあってもいいと思うの」
叢雲「それ全く関係無いわよね」
雲龍「どちらも欲と険悪さがありそうじゃない? ついでに油っぽそう」
叢雲「雀卓は兎も角ターンテーブルへのイメージどうにかしなさいよ」
雲龍「ターンテーブル=チャイナドレス=エロい」
叢雲「……それはさすがに酷いわね、あなたにしても」
雲龍「今更」
48: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:26:29.83:J6VWDdAn0 (4/8)
< 見つめ合う度唇に惹かれる >
提督「今日のカクテルはジン・トニック、だ」
愛宕「メジャーカクテルブームなの? 」
提督「そんなことないが……マイナーカクテル調べるのしんどいのはある」
愛宕「しんどいって関西地方発祥の方言らしいわよ」
提督「マジ? 」
愛宕「マジよ」
提督「マジかよ。……なんか無性にビーフィーター飲みたくなってさ」
愛宕「それでつまみがビーフジャーキー……beefなの? 」
提督「ロンドンタワーなんて関係無いけど」
愛宕「そ…………ん」
提督「ん……」
< 見つめ合う度唇に惹かれる >
提督「今日のカクテルはジン・トニック、だ」
愛宕「メジャーカクテルブームなの? 」
提督「そんなことないが……マイナーカクテル調べるのしんどいのはある」
愛宕「しんどいって関西地方発祥の方言らしいわよ」
提督「マジ? 」
愛宕「マジよ」
提督「マジかよ。……なんか無性にビーフィーター飲みたくなってさ」
愛宕「それでつまみがビーフジャーキー……beefなの? 」
提督「ロンドンタワーなんて関係無いけど」
愛宕「そ…………ん」
提督「ん……」
49: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:27:16.11:J6VWDdAn0 (5/8)
< お湯前ソースとかいう黒歴史 >
漣「倉庫でさ、ペヤング見つけた」
叢雲「それくらいあるでしょ、あいつのことだし」
漣「や、これ旧ペヤングだよ? 賞味期限切れてるよ? 」
叢雲「別に賞味期限くらいどうとでもなるでしょ、私たちなら」
漣「ご主人様に料理するときは物凄く気にするくせに」
叢雲「……あ、あいつは人間だから。即座に免疫上げられないでしょ? 」
漣「そーですね」
叢雲「……」
漣「……なんか久し振りに旧版食べたらだばぁしないそうで怖い」
叢雲「それこそシンクに零してもなんとかなるでしょ、身体的には」
漣「そうだけどさぁ……」
< お湯前ソースとかいう黒歴史 >
漣「倉庫でさ、ペヤング見つけた」
叢雲「それくらいあるでしょ、あいつのことだし」
漣「や、これ旧ペヤングだよ? 賞味期限切れてるよ? 」
叢雲「別に賞味期限くらいどうとでもなるでしょ、私たちなら」
漣「ご主人様に料理するときは物凄く気にするくせに」
叢雲「……あ、あいつは人間だから。即座に免疫上げられないでしょ? 」
漣「そーですね」
叢雲「……」
漣「……なんか久し振りに旧版食べたらだばぁしないそうで怖い」
叢雲「それこそシンクに零してもなんとかなるでしょ、身体的には」
漣「そうだけどさぁ……」
50: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:28:09.01:J6VWDdAn0 (6/8)
< あれはあれで悪くない気もするけど >
愛宕「んー……あったかくなったわねぇ」
提督「春もそろそろ終わりかな」
愛宕「もう朝起きて蒸し暑かったりするもの、夏ね」
提督「嫌だなぁ、夏」
愛宕「薄着の季節よ? 水着の季節よ? 」
提督「そうだけどさ……うーん」
愛宕「? 」
提督「鈴谷とか熊野がさ、扇風機前でスカートバサバサしてるの見ると」
愛宕「仕方ないじゃない……」
提督「や、気持ちは分かるけどさぁ」
愛宕「分かってあげて。……私はしたこと無いわよ? 」
提督「そう、願いたいね」
< あれはあれで悪くない気もするけど >
愛宕「んー……あったかくなったわねぇ」
提督「春もそろそろ終わりかな」
愛宕「もう朝起きて蒸し暑かったりするもの、夏ね」
提督「嫌だなぁ、夏」
愛宕「薄着の季節よ? 水着の季節よ? 」
提督「そうだけどさ……うーん」
愛宕「? 」
提督「鈴谷とか熊野がさ、扇風機前でスカートバサバサしてるの見ると」
愛宕「仕方ないじゃない……」
提督「や、気持ちは分かるけどさぁ」
愛宕「分かってあげて。……私はしたこと無いわよ? 」
提督「そう、願いたいね」
51: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:28:53.83:J6VWDdAn0 (7/8)
< あなただけでいい。他にはなにもいらない >
提督「ん……」
愛宕「っ、……ぁ……ゅる」
提督「……ん」
愛宕「はぅ…………ん」
提督「…………キス、好きだよな」
愛宕「…………相手に、よるけど? 」
提督「…………俺以外のキスなんて知らないだろうが」
愛宕「知らなくていいわよ。……それともそういう趣味でも? 」
提督「ねぇよ。……ん」
愛宕「はぅ……はっ…………んー」
< あなただけでいい。他にはなにもいらない >
提督「ん……」
愛宕「っ、……ぁ……ゅる」
提督「……ん」
愛宕「はぅ…………ん」
提督「…………キス、好きだよな」
愛宕「…………相手に、よるけど? 」
提督「…………俺以外のキスなんて知らないだろうが」
愛宕「知らなくていいわよ。……それともそういう趣味でも? 」
提督「ねぇよ。……ん」
愛宕「はぅ……はっ…………んー」
52: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/09(土) 23:31:06.17:J6VWDdAn0 (8/8)
ありがとうございました
ありがとうございました
53:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/09(土) 23:31:37.58:lOxJnJn4o (2/2)
乙
乙
54:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/10(日) 01:28:37.48:7tUrQYwO0 (1/1)
乙です
乙です
55: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/10(日) 17:39:06.64:e4OQKT+I0 (1/5)
< 心当たり >
提督「今日で今年も百一日目になったわけだが」
漣「はっや……ゲームしかしてねぇ」
提督「酒飲んでただけよりマシだぞ」
漣「ご主人様はヤってもいたじゃないですかー」
提督「だからどうしたんだよクズレベル上がったじゃねぇか」
漣「せめてお天道様には嘘吐いちゃ駄目でしょー。もう昼前ですよ」
提督「……」
漣「? 」
提督「……いや、またクズレベル上がったなって十段階くらい」
漣「それはさすがに上がり過ぎでしょ……」
< 心当たり >
提督「今日で今年も百一日目になったわけだが」
漣「はっや……ゲームしかしてねぇ」
提督「酒飲んでただけよりマシだぞ」
漣「ご主人様はヤってもいたじゃないですかー」
提督「だからどうしたんだよクズレベル上がったじゃねぇか」
漣「せめてお天道様には嘘吐いちゃ駄目でしょー。もう昼前ですよ」
提督「……」
漣「? 」
提督「……いや、またクズレベル上がったなって十段階くらい」
漣「それはさすがに上がり過ぎでしょ……」
56: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/10(日) 17:39:56.08:e4OQKT+I0 (2/5)
< 微妙な立ち位置 >
高雄「四月十日の誕生色はパンプキン。色言葉は“ 清純 ”、“ 緻密 ”、そして“ 澄んだ瞳 ”」
漣「経験人数だけなら清純と言えないこともない皆さんですが」
愛宕「んー、なに? 」
高雄「はぁ」
天城「喧嘩を売られているような」
漣「ご主人様の性欲が減退したら、どうしますか? 」
愛宕「させないつもりだけど」
高雄「するんですか? あの人」
漣「するでしょー、さすがに。……え、マジ? 」
天城「……これ天城が答えていいものなんでしょうか」
< 微妙な立ち位置 >
高雄「四月十日の誕生色はパンプキン。色言葉は“ 清純 ”、“ 緻密 ”、そして“ 澄んだ瞳 ”」
漣「経験人数だけなら清純と言えないこともない皆さんですが」
愛宕「んー、なに? 」
高雄「はぁ」
天城「喧嘩を売られているような」
漣「ご主人様の性欲が減退したら、どうしますか? 」
愛宕「させないつもりだけど」
高雄「するんですか? あの人」
漣「するでしょー、さすがに。……え、マジ? 」
天城「……これ天城が答えていいものなんでしょうか」
57: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/10(日) 17:41:45.81:e4OQKT+I0 (3/5)
< 笑い話にもならない >
提督「今日のカクテルはキッス・イン・ザ・ダーク。お手軽カクテルだね」
叢雲「私に出すようなもの? 」
提督「他意は無いよ。マティーニ系飲みたかっただけ」
叢雲「ふーん? その割にマティーニにプラスしてるのはチェリーブランデーね」
提督「チェ、チェリーって男にしか使わないし? 」
叢雲「……そういう意味じゃなくてあんまりチェリー好きじゃないでしょって意味なんだけど」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……なんていうか俺たちさ」
叢雲「ええ」
提督「完璧に踏み込むタイミング失ったよな」
叢雲「そうね。……私は今の関係、嫌いじゃないけど」
< 笑い話にもならない >
提督「今日のカクテルはキッス・イン・ザ・ダーク。お手軽カクテルだね」
叢雲「私に出すようなもの? 」
提督「他意は無いよ。マティーニ系飲みたかっただけ」
叢雲「ふーん? その割にマティーニにプラスしてるのはチェリーブランデーね」
提督「チェ、チェリーって男にしか使わないし? 」
叢雲「……そういう意味じゃなくてあんまりチェリー好きじゃないでしょって意味なんだけど」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……なんていうか俺たちさ」
叢雲「ええ」
提督「完璧に踏み込むタイミング失ったよな」
叢雲「そうね。……私は今の関係、嫌いじゃないけど」
58: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/10(日) 17:42:11.84:e4OQKT+I0 (4/5)
< Kiss in the dark >
雲龍「今日は女性の日であり駅弁の日でもあるのよ」
提督「参政権と弁当の話だろうが」
雲龍「そうだったかしら」
提督「あぁ」
雲龍「……ねぇ」
提督「うん? 」
雲龍「……叢雲、いいの? 」
提督「駄目かもしれないけど今更、ね」
雲龍「……」
提督「……そのうち、そのうちどうにかするから」
雲龍「でもそう言、っ……ん、…………そうやって、誤魔化す」
提督「……嫌いじゃ、ないだろ? 」
< Kiss in the dark >
雲龍「今日は女性の日であり駅弁の日でもあるのよ」
提督「参政権と弁当の話だろうが」
雲龍「そうだったかしら」
提督「あぁ」
雲龍「……ねぇ」
提督「うん? 」
雲龍「……叢雲、いいの? 」
提督「駄目かもしれないけど今更、ね」
雲龍「……」
提督「……そのうち、そのうちどうにかするから」
雲龍「でもそう言、っ……ん、…………そうやって、誤魔化す」
提督「……嫌いじゃ、ないだろ? 」
59: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/10(日) 17:42:38.34:e4OQKT+I0 (5/5)
ありがとうございました
ありがとうございました
60:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/10(日) 17:54:39.78:CbjCI1dIo (1/1)
乙
乙
61:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/10(日) 18:04:25.75:4ysqoumAO (1/1)
乙ー
叢雲に手出したら海風とか時雨とか浜風とかがここぞとばかりに攻勢かけてきそう
乙ー
叢雲に手出したら海風とか時雨とか浜風とかがここぞとばかりに攻勢かけてきそう
62: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:44:12.36:UdRndTfA0 (1/11)
< 気怠い朝の物憂い会話 >
提督「んー……はい」
高雄「はい」
提督「……これ用のファイル取ってきてくれない? 」
高雄「了解しました」
提督「ん、ゆっくりね」
高雄「それではついでにコーヒーでも淹れてきますね」
提督「おう」
加賀「…………」
提督「…………ふぅ」
加賀「…………進めないのかしら」
提督「や、なんかねー……滅茶苦茶やる気出ない。そういうこと無い? 」
加賀「あればこの国が大変なことになるわ」
提督「大袈裟な」
加賀「あなたもなのですが。……副腎皮質ホルモンを消費し過ぎなのでは」
提督「セックスし過ぎって言えよ分かりにくい。……こう、かなりエグい映画観た後とかみたいな」
加賀「……分からないわけではありませんけれど」
提督「…………」
加賀「…………」
提督「…………お話しない? 冷蔵庫のレディボーデン食っていいから」
加賀「是非も無し、ですね。…………アイスにつられたわけではありませんが」
< 気怠い朝の物憂い会話 >
提督「んー……はい」
高雄「はい」
提督「……これ用のファイル取ってきてくれない? 」
高雄「了解しました」
提督「ん、ゆっくりね」
高雄「それではついでにコーヒーでも淹れてきますね」
提督「おう」
加賀「…………」
提督「…………ふぅ」
加賀「…………進めないのかしら」
提督「や、なんかねー……滅茶苦茶やる気出ない。そういうこと無い? 」
加賀「あればこの国が大変なことになるわ」
提督「大袈裟な」
加賀「あなたもなのですが。……副腎皮質ホルモンを消費し過ぎなのでは」
提督「セックスし過ぎって言えよ分かりにくい。……こう、かなりエグい映画観た後とかみたいな」
加賀「……分からないわけではありませんけれど」
提督「…………」
加賀「…………」
提督「…………お話しない? 冷蔵庫のレディボーデン食っていいから」
加賀「是非も無し、ですね。…………アイスにつられたわけではありませんが」
63: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:45:57.62:UdRndTfA0 (2/11)
< 惚気より氷菓 >
提督「……そーいやな」
加賀「……」
提督「俺高雄と愛宕が泣いてるの殆ど見たこと無いんだ」
加賀「……」
提督「俺が関係していることではあるんだけどさ。他のことでは無い」
加賀「……」
提督「結構辛いこととかあるはずなんだけ……あのさ」
加賀「なに? 聞いているけれど。
滅多に泣かない女を泣かせる程想われている自慢? それとも強い女すら悲しませるクズ発言? 」
提督「」
加賀「……」
提督「……いや、うん、まぁいいや。俺にも少しくれ」
< 惚気より氷菓 >
提督「……そーいやな」
加賀「……」
提督「俺高雄と愛宕が泣いてるの殆ど見たこと無いんだ」
加賀「……」
提督「俺が関係していることではあるんだけどさ。他のことでは無い」
加賀「……」
提督「結構辛いこととかあるはずなんだけ……あのさ」
加賀「なに? 聞いているけれど。
滅多に泣かない女を泣かせる程想われている自慢? それとも強い女すら悲しませるクズ発言? 」
提督「」
加賀「……」
提督「……いや、うん、まぁいいや。俺にも少しくれ」
64: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:47:25.60:UdRndTfA0 (3/11)
< 何故この国の女性は小尻を望むのか >
愛宕「しな? 」
漣「そうです。科、です」
愛宕「しながどうしたの? 」
漣「科、ってどうやってつくるのかなー、と」
愛宕「どうやって……どうやってね」
漣「はい」
愛宕「……何か質問してみて? できれば少しだけえっちぃ感じで」
漣「はぁ。……お尻おっきいね、何センチくらい? 測ってあげようか? 」
愛宕「さぁ? ……んー、今夜、空いてますか? 」
漣「あぁ……」
愛宕「こんな感じ? 」
漣「おっけーです。漣にはちょっと難しそうです」
愛宕「そう? ……それより」
漣「はい? 」
愛宕「お尻、大きいと思う? 」
漣「え、えーっと……」
< 何故この国の女性は小尻を望むのか >
愛宕「しな? 」
漣「そうです。科、です」
愛宕「しながどうしたの? 」
漣「科、ってどうやってつくるのかなー、と」
愛宕「どうやって……どうやってね」
漣「はい」
愛宕「……何か質問してみて? できれば少しだけえっちぃ感じで」
漣「はぁ。……お尻おっきいね、何センチくらい? 測ってあげようか? 」
愛宕「さぁ? ……んー、今夜、空いてますか? 」
漣「あぁ……」
愛宕「こんな感じ? 」
漣「おっけーです。漣にはちょっと難しそうです」
愛宕「そう? ……それより」
漣「はい? 」
愛宕「お尻、大きいと思う? 」
漣「え、えーっと……」
65: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:48:33.32:UdRndTfA0 (4/11)
< そうとしか言いようの無いこともある >
加賀「この際あなたでも、というかあなたもたまには来なさい」
提督「んー? 一応武道関係は一通りやってみたけどさぁ……」
加賀「あなたと的場に立ってみたいわ」
提督「今やる気がちょっとねー……それに俺下手だぞ」
加賀「私がおしえます。それに下手でもいいかと」
提督「しゃーねーな……昔さ」
加賀「ええ」
提督「下手でもいい、は上手いやつが言うと腹が立つだけだ、って言われたことある」
加賀「……本当に他意は無いんですよ? 」
提督「分かってるよ。ある意味俺が一番ね」
< そうとしか言いようの無いこともある >
加賀「この際あなたでも、というかあなたもたまには来なさい」
提督「んー? 一応武道関係は一通りやってみたけどさぁ……」
加賀「あなたと的場に立ってみたいわ」
提督「今やる気がちょっとねー……それに俺下手だぞ」
加賀「私がおしえます。それに下手でもいいかと」
提督「しゃーねーな……昔さ」
加賀「ええ」
提督「下手でもいい、は上手いやつが言うと腹が立つだけだ、って言われたことある」
加賀「……本当に他意は無いんですよ? 」
提督「分かってるよ。ある意味俺が一番ね」
66: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:49:21.11:UdRndTfA0 (5/11)
< 夜の戦い、得意だからね >
高雄「四月十一日の誕生色は蒸栗色。色言葉は“ 陽気”、“ 努力家 ”、そして“ 現実主義 ”」
愛宕「このマフィン美味しいわね」
高雄「Littorioにおしえてもらったの」
愛宕「へぇ、私も今度何かおしえてもらおうかしら」
明石「お邪魔しまー……あれ、提督は? 」
高雄「おそらく的場でしょうね、加賀さんも一緒に消えています」
愛宕「大穴で加賀さんの部屋か空き部屋だけど」
高雄「エンジン音は聞こえなかったので外には行ってないはずです」
明石「や、まぁ大した用でもなかったんですけどね」
愛宕「一緒に食べましょう? 美味しいわよ」
明石「あ、じゃあ一つだけ」
高雄「紅茶も淹れましょう」
愛宕「そういえば昨日珍しいお煎餅がーー」
明石「ではー。…………なんであの人たちあれで太らないんだろう」
< 夜の戦い、得意だからね >
高雄「四月十一日の誕生色は蒸栗色。色言葉は“ 陽気”、“ 努力家 ”、そして“ 現実主義 ”」
愛宕「このマフィン美味しいわね」
高雄「Littorioにおしえてもらったの」
愛宕「へぇ、私も今度何かおしえてもらおうかしら」
明石「お邪魔しまー……あれ、提督は? 」
高雄「おそらく的場でしょうね、加賀さんも一緒に消えています」
愛宕「大穴で加賀さんの部屋か空き部屋だけど」
高雄「エンジン音は聞こえなかったので外には行ってないはずです」
明石「や、まぁ大した用でもなかったんですけどね」
愛宕「一緒に食べましょう? 美味しいわよ」
明石「あ、じゃあ一つだけ」
高雄「紅茶も淹れましょう」
愛宕「そういえば昨日珍しいお煎餅がーー」
明石「ではー。…………なんであの人たちあれで太らないんだろう」
67: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:50:39.04:UdRndTfA0 (6/11)
< 楽観的に悲観するくらいが丁度良い >
龍田「また上が動き始めたみたいねぇ~ 」
鈴谷「士官ってのは大変だねー。……次も生き残れるかな? 」
龍田「さぁ? それはあなた次第」
鈴谷「うん。……でも正直さ」
龍田「ええ」
鈴谷「僚艦が無能だと困るよね、色んな意味でさ」
龍田「それは運でしょう? 運も含めて実力」
鈴谷「そーだけどさぁ」
龍田「『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』」
鈴谷「うん? 」
龍田「まだ存命の人の言葉らしいけど。それしかできないわよ、私たち程度には」
鈴谷「鈴谷たち程度かぁ……これは今どこ? 」
龍田「悲観的に駄弁ってるだけね、私たちにできるのは実行の部分だけだし」
鈴谷「ひえー……やってらんないね、本当に」
< 楽観的に悲観するくらいが丁度良い >
龍田「また上が動き始めたみたいねぇ~ 」
鈴谷「士官ってのは大変だねー。……次も生き残れるかな? 」
龍田「さぁ? それはあなた次第」
鈴谷「うん。……でも正直さ」
龍田「ええ」
鈴谷「僚艦が無能だと困るよね、色んな意味でさ」
龍田「それは運でしょう? 運も含めて実力」
鈴谷「そーだけどさぁ」
龍田「『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』」
鈴谷「うん? 」
龍田「まだ存命の人の言葉らしいけど。それしかできないわよ、私たち程度には」
鈴谷「鈴谷たち程度かぁ……これは今どこ? 」
龍田「悲観的に駄弁ってるだけね、私たちにできるのは実行の部分だけだし」
鈴谷「ひえー……やってらんないね、本当に」
68: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:51:07.56:UdRndTfA0 (7/11)
< 戯れに >
雲龍「ひゅーん」
天城「ね、姉様? 」
雲龍「紙飛行機」
天城「それは見れば分かりますけれども」
雲龍「……結構飛んだわね」
天城「あら本当」
雲龍「……」
天城「……」
雲龍「……紙飛行機って戻ってこないのね、ふざけないでよ」
天城「いやいやいや……」
< 戯れに >
雲龍「ひゅーん」
天城「ね、姉様? 」
雲龍「紙飛行機」
天城「それは見れば分かりますけれども」
雲龍「……結構飛んだわね」
天城「あら本当」
雲龍「……」
天城「……」
雲龍「……紙飛行機って戻ってこないのね、ふざけないでよ」
天城「いやいやいや……」
69: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:51:53.42:UdRndTfA0 (8/11)
< 何事も塵が積もれば >
漣「…………」
叢雲「…………」
漣「…………」
叢雲「…………む」
漣「…………なに? 」
叢雲「ゲームに集中しなさいよ、負けてるわよ」
漣「漣のキルは調子良いし? 味方が無能なんだよ。……なに? 」
叢雲「この本私の感性に合わないわ、そこそこ面白いけど」
漣「はーん? どーいう意味? 」
叢雲「単語とか構文が合わないの」
漣「たとえば? 」
叢雲「発音なら兎も角文章で「すいません」は無理。他にも何個か」
漣「い、でもみ、でも正しいって聞いたけど」
叢雲「だから好みよ。……でもあなた文中に「せんたっき」とかはさすがに嫌じゃない? それが口語の訛りだとしても 」
漣「なるほどね。……勝ったよ? 漣様のお陰でギリギリ」
< 何事も塵が積もれば >
漣「…………」
叢雲「…………」
漣「…………」
叢雲「…………む」
漣「…………なに? 」
叢雲「ゲームに集中しなさいよ、負けてるわよ」
漣「漣のキルは調子良いし? 味方が無能なんだよ。……なに? 」
叢雲「この本私の感性に合わないわ、そこそこ面白いけど」
漣「はーん? どーいう意味? 」
叢雲「単語とか構文が合わないの」
漣「たとえば? 」
叢雲「発音なら兎も角文章で「すいません」は無理。他にも何個か」
漣「い、でもみ、でも正しいって聞いたけど」
叢雲「だから好みよ。……でもあなた文中に「せんたっき」とかはさすがに嫌じゃない? それが口語の訛りだとしても 」
漣「なるほどね。……勝ったよ? 漣様のお陰でギリギリ」
70: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:52:25.49:UdRndTfA0 (9/11)
< 手慰みに >
雲龍「あなたは? 」
天城「天城は猫ですね」
雲龍「そう……凄いわね」
天城「いえ、覚えれば誰でも」
雲龍「……別のも折ろうかしら」
天城「始めると楽しいですよね、折り紙」
雲龍「力士二つ折ったわ。……土俵はチョコの空き箱でいいか」
天城「シュールな……というか姉様ってちいさな子供に好かれそうなものばかり折りますね」
< 手慰みに >
雲龍「あなたは? 」
天城「天城は猫ですね」
雲龍「そう……凄いわね」
天城「いえ、覚えれば誰でも」
雲龍「……別のも折ろうかしら」
天城「始めると楽しいですよね、折り紙」
雲龍「力士二つ折ったわ。……土俵はチョコの空き箱でいいか」
天城「シュールな……というか姉様ってちいさな子供に好かれそうなものばかり折りますね」
71: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:53:50.37:UdRndTfA0 (10/11)
< 誘う仕草、纏う空気 >
提督「今日のカクテルはフランボワーズソーダ 。カクテルワードは“誘惑 ”」
高雄「飲みやすいですね」
Littorio「そんなに度数もありませんし」
提督「……怠いけど眠くない」
高雄「そういうとき、あなたは? 」
Littorio「高雄や提督をつかまえてお話したり……あとは」
提督「うん」
Littorio「自分を慰めたり? 」
高雄「……」
提督「……」
Littorio「……」
高雄「……なんだか、今日は私、変かもしれません」
Littorio「ふぇ? 」
提督「……眠くねぇしな。これは仕方ない」
高雄「……楽しい夜に、しましょうね」
提督「俺たちがいて楽しくないわけないだろ? 」
Littorio「え? ……えっ? 」
< 誘う仕草、纏う空気 >
提督「今日のカクテルはフランボワーズソーダ 。カクテルワードは“誘惑 ”」
高雄「飲みやすいですね」
Littorio「そんなに度数もありませんし」
提督「……怠いけど眠くない」
高雄「そういうとき、あなたは? 」
Littorio「高雄や提督をつかまえてお話したり……あとは」
提督「うん」
Littorio「自分を慰めたり? 」
高雄「……」
提督「……」
Littorio「……」
高雄「……なんだか、今日は私、変かもしれません」
Littorio「ふぇ? 」
提督「……眠くねぇしな。これは仕方ない」
高雄「……楽しい夜に、しましょうね」
提督「俺たちがいて楽しくないわけないだろ? 」
Littorio「え? ……えっ? 」
72: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/11(月) 22:54:09.31:UdRndTfA0 (11/11)
ありがとうございました
ありがとうございました
73:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/11(月) 23:23:56.23:uOfOtQLwo (1/1)
乙
乙
74:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/11(月) 23:55:49.04:1kVpx4Cro (1/1)
乙です
乙です
75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/12(火) 00:18:25.90:eH63zxmmo (1/1)
乙です
乙です
76: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:31:14.96:nGggfsIO0 (1/7)
< 大盛り他人丼定食セットA+++くらいかな >
愛宕「もうついに姉妹丼とかなんとかそういう問題でもなくなってきたわね」
天城「そもそも丼でクズなのに二杯も食べているという」
雲龍「……Romaと以前何かあったみたいだけれど? 」
愛宕「さすがにあれは……単純に仲良くしただけでしょ、たぶん」
雲龍「どうだか」
愛宕「というかRomaより怪しいのがいるでしょう、一人」
雲龍「……これだからパッキンは」
愛宕「は? 」
天城「姉様もそうやって煽らない。……明石さんと加賀さんに姉妹がいなくてよかったですね」
愛宕「そうねぇ」
雲龍「……ま、皆棒姉妹なんだけれど」
< 大盛り他人丼定食セットA+++くらいかな >
愛宕「もうついに姉妹丼とかなんとかそういう問題でもなくなってきたわね」
天城「そもそも丼でクズなのに二杯も食べているという」
雲龍「……Romaと以前何かあったみたいだけれど? 」
愛宕「さすがにあれは……単純に仲良くしただけでしょ、たぶん」
雲龍「どうだか」
愛宕「というかRomaより怪しいのがいるでしょう、一人」
雲龍「……これだからパッキンは」
愛宕「は? 」
天城「姉様もそうやって煽らない。……明石さんと加賀さんに姉妹がいなくてよかったですね」
愛宕「そうねぇ」
雲龍「……ま、皆棒姉妹なんだけれど」
77: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:32:02.31:nGggfsIO0 (2/7)
< 敗者の運命 >
Littorio「……あの人は? 」
高雄「シャワー浴びて部屋に戻ったわ」
Littorio「そう。……起こしてくれればよかったのに」
高雄「でもあの人の手を掴んで離さなかったのよ」
Littorio「え? 」
高雄「……紅茶、淹れさせてもらったわ」
Littorio「ありがとう……ごめんなさい」
高雄「別に。……夜は楽しませてもらいましたから」
Littorio「あれはっ……」
高雄「あれは? 」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……紅茶、美味しいわ」
高雄「あなたの茶葉ですけれどね」
< 敗者の運命 >
Littorio「……あの人は? 」
高雄「シャワー浴びて部屋に戻ったわ」
Littorio「そう。……起こしてくれればよかったのに」
高雄「でもあの人の手を掴んで離さなかったのよ」
Littorio「え? 」
高雄「……紅茶、淹れさせてもらったわ」
Littorio「ありがとう……ごめんなさい」
高雄「別に。……夜は楽しませてもらいましたから」
Littorio「あれはっ……」
高雄「あれは? 」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……紅茶、美味しいわ」
高雄「あなたの茶葉ですけれどね」
78: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:32:45.68:nGggfsIO0 (3/7)
< 甘やかされたのが悪いとかいう開き直り >
叢雲「爛れ過ぎ」
提督「いやぁ」
叢雲「褒めてないんだけど」
提督「こんな俺は嫌い? 」
叢雲「あんたがあんたじゃなきゃね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……いやぁ」
叢雲「だから褒めてないってば、まったく」
< 甘やかされたのが悪いとかいう開き直り >
叢雲「爛れ過ぎ」
提督「いやぁ」
叢雲「褒めてないんだけど」
提督「こんな俺は嫌い? 」
叢雲「あんたがあんたじゃなきゃね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……いやぁ」
叢雲「だから褒めてないってば、まったく」
79: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:33:33.42:nGggfsIO0 (4/7)
< てくにしゃん >
高雄「四月十二日の誕生色は利休白茶。色言葉は“ 伝統 ”、“ 技巧 ”、そして“ 主張 ”」
Littorio「高雄も夜は技巧派なのですね」
愛宕「ふーん? 」
高雄「……なによ」
愛宕「技巧派だった? 」
Littorio「それはもう。随分と啼かされました」
高雄「……」
愛宕「……今度は私もお邪魔していい? 」
高雄「駄目です」
Littorio「駄目です」
愛宕「えー……」
< てくにしゃん >
高雄「四月十二日の誕生色は利休白茶。色言葉は“ 伝統 ”、“ 技巧 ”、そして“ 主張 ”」
Littorio「高雄も夜は技巧派なのですね」
愛宕「ふーん? 」
高雄「……なによ」
愛宕「技巧派だった? 」
Littorio「それはもう。随分と啼かされました」
高雄「……」
愛宕「……今度は私もお邪魔していい? 」
高雄「駄目です」
Littorio「駄目です」
愛宕「えー……」
80: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:34:24.40:nGggfsIO0 (5/7)
< あなたにあえて、よかった >
提督「今日のカクテルはピンク・ジンです、お嬢さん」
雲龍「そう……強いわね」
提督「度数的には四十後半だからな」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……もうそろそろ一年ね」
提督「お前がここに来てから? 」
雲龍「あなたにもう一度会えてから」
提督「それは同じ、ではないか」
雲龍「ないわね。意味が全く違うもの」
提督「ん……敬語のお前はもう見れないのかな。あれはあれで好きだったけど」
雲龍「よそよそしい方がお好みですか? 提督」
提督「悪くないってだけだよ。……今の雲龍の方が好きだ」
< あなたにあえて、よかった >
提督「今日のカクテルはピンク・ジンです、お嬢さん」
雲龍「そう……強いわね」
提督「度数的には四十後半だからな」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……もうそろそろ一年ね」
提督「お前がここに来てから? 」
雲龍「あなたにもう一度会えてから」
提督「それは同じ、ではないか」
雲龍「ないわね。意味が全く違うもの」
提督「ん……敬語のお前はもう見れないのかな。あれはあれで好きだったけど」
雲龍「よそよそしい方がお好みですか? 提督」
提督「悪くないってだけだよ。……今の雲龍の方が好きだ」
81: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:34:59.40:nGggfsIO0 (6/7)
< 守り通すまでが約束 >
提督「お前明日予定ある? 」
雲龍「いつも通りね」
提督「そ。……じゃあ、九時に正門な。粧し込んで来なくてもいいぞ」
雲龍「……分かったわ。期待しないでおいて」
提督「分かった。期待しておく」
雲龍「酷い矛盾ね」
提督「三秒前のことなんて覚えてないんだ」
雲龍「それなら明日の約束も? 」
提督「大事なことは覚えていられるんだよね」
雲龍「矛盾……でもないか」
提督「ないない。……早く寝ておけよな」
< 守り通すまでが約束 >
提督「お前明日予定ある? 」
雲龍「いつも通りね」
提督「そ。……じゃあ、九時に正門な。粧し込んで来なくてもいいぞ」
雲龍「……分かったわ。期待しないでおいて」
提督「分かった。期待しておく」
雲龍「酷い矛盾ね」
提督「三秒前のことなんて覚えてないんだ」
雲龍「それなら明日の約束も? 」
提督「大事なことは覚えていられるんだよね」
雲龍「矛盾……でもないか」
提督「ないない。……早く寝ておけよな」
82: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/12(火) 23:35:26.49:nGggfsIO0 (7/7)
ありがとうございました
ありがとうございました
83:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/12(火) 23:39:48.14:v68uO5Eho (1/1)
乙
乙
84:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/13(水) 00:03:30.96:I52Qfs0Yo (1/1)
乙です
乙です
85: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/13(水) 23:58:28.64:7+bQMgvx0 (1/3)
< 遊びの前の朝は >
提督「おはよ」
高雄「おはようございます。……朝は軽いものにしておきましたよ」
提督「できた嫁で困るね。ありがとう」
高雄「嫁がいる割に他の女と遊びにいくのですか」
提督「……まぁね」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……信じてますから」
提督「うん……じゃ、いただくよ」
< 遊びの前の朝は >
提督「おはよ」
高雄「おはようございます。……朝は軽いものにしておきましたよ」
提督「できた嫁で困るね。ありがとう」
高雄「嫁がいる割に他の女と遊びにいくのですか」
提督「……まぁね」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……信じてますから」
提督「うん……じゃ、いただくよ」
86: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/13(水) 23:59:19.74:7+bQMgvx0 (2/3)
< 最初からホテルとかデートじゃないし >
提督「よ」
雲龍「お待たせ……ってこの場合は言うもの? 」
提督「さぁね。……ま、とりあえず乗ってよ」
雲龍「ありがとう」
提督「いーえ、ドア開けるのなんて男の仕事だからね」
雲龍「……」
提督「……っと」
雲龍「どこ? 」
提督「適当に服とかアクセ見て昼食べて……その後はお前次第」
雲龍「昼からホテルでも? 」
提督「その場合ラブホな。予約のチェックイン18:00だし」
< 最初からホテルとかデートじゃないし >
提督「よ」
雲龍「お待たせ……ってこの場合は言うもの? 」
提督「さぁね。……ま、とりあえず乗ってよ」
雲龍「ありがとう」
提督「いーえ、ドア開けるのなんて男の仕事だからね」
雲龍「……」
提督「……っと」
雲龍「どこ? 」
提督「適当に服とかアクセ見て昼食べて……その後はお前次第」
雲龍「昼からホテルでも? 」
提督「その場合ラブホな。予約のチェックイン18:00だし」
87: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/13(水) 23:59:50.10:7+bQMgvx0 (3/3)
< ある意味楽観的 >
高雄「四月十三日の誕生色はフロスティグレイ。
色言葉は“ 楽観的 ”、“ 明るさ ”、そして“ 哲学的 ”」
Littorio「高雄にとって愛とは」
高雄「愛した人がどんな人であっても逃げられないこと、逃がさないこと」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……即答、ね」
< ある意味楽観的 >
高雄「四月十三日の誕生色はフロスティグレイ。
色言葉は“ 楽観的 ”、“ 明るさ ”、そして“ 哲学的 ”」
Littorio「高雄にとって愛とは」
高雄「愛した人がどんな人であっても逃げられないこと、逃がさないこと」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……即答、ね」
88: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:00:18.29:b9QH4dur0 (1/8)
< ジョーク、ジョークです。美少ジョーク >
提督『なぁ、海風』
海風『なにかしら』
提督『この画像お前だろう』
海風『? ……変態、です』
提督『いや、twitterで回ってきた変態女のハメ撮り流出画像見て俺への罵倒ってさぁ』
海風『……どうして海風だと? 』
提督『お前は気付いてないかもしれないけど乳首のここにちいさいホクロがあるんだよ』
海風『……』
提督『……気を付けろよな』
海風『……はい』
愛宕『それはこれからとして……どうしてそんなところのホクロをあなたが知っているの? 』
提督『』
漣「みたいな? 」
叢雲「……妙にリアルだけどあんまり色んな相手に喧嘩売らない方がいいわよ」
< ジョーク、ジョークです。美少ジョーク >
提督『なぁ、海風』
海風『なにかしら』
提督『この画像お前だろう』
海風『? ……変態、です』
提督『いや、twitterで回ってきた変態女のハメ撮り流出画像見て俺への罵倒ってさぁ』
海風『……どうして海風だと? 』
提督『お前は気付いてないかもしれないけど乳首のここにちいさいホクロがあるんだよ』
海風『……』
提督『……気を付けろよな』
海風『……はい』
愛宕『それはこれからとして……どうしてそんなところのホクロをあなたが知っているの? 』
提督『』
漣「みたいな? 」
叢雲「……妙にリアルだけどあんまり色んな相手に喧嘩売らない方がいいわよ」
89: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:03:25.42:b9QH4dur0 (2/8)
< 好み >
提督「いなり寿司と錦糸玉子とカレー」
雲龍「……ガキみたいな好みね」
提督「子供舌なんだよ、自覚はある」
雲龍「別に悪くは思わないけれど。簡単だけれど奥の深いものばかりだし」
提督「個性出るしな」
雲龍「……お母様のはさぞ美味しいのでしょうね」
提督「そりゃね。人間の好みなんてちいさい頃からの環境だし。父親母親の影響はデカいだろう」
雲龍「つまりお母様は高雄か愛宕に似ている……? 」
提督「や、俺親のこと好きだけどマザコンではないし……あいつらよりお前に似てるよ」
雲龍「? 」
提督「自分の言いたいこと怖がらずに俺に言ってくれるとことかね。
あいつらは結構あれで遠慮してるし」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ずるいわね、本当」
< 好み >
提督「いなり寿司と錦糸玉子とカレー」
雲龍「……ガキみたいな好みね」
提督「子供舌なんだよ、自覚はある」
雲龍「別に悪くは思わないけれど。簡単だけれど奥の深いものばかりだし」
提督「個性出るしな」
雲龍「……お母様のはさぞ美味しいのでしょうね」
提督「そりゃね。人間の好みなんてちいさい頃からの環境だし。父親母親の影響はデカいだろう」
雲龍「つまりお母様は高雄か愛宕に似ている……? 」
提督「や、俺親のこと好きだけどマザコンではないし……あいつらよりお前に似てるよ」
雲龍「? 」
提督「自分の言いたいこと怖がらずに俺に言ってくれるとことかね。
あいつらは結構あれで遠慮してるし」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ずるいわね、本当」
90: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:03:59.10:b9QH4dur0 (3/8)
< 先手撃滅 >
江風「なンか割と楽だな」
海風「叢雲ちゃんの訓練の方が辛かったよね」
江風「なンてったって、当たらない」
海風「当たらなければどうということはない式訓練のお陰? 」
江風「その所為で消耗早い気もするンだけど」
海風「それにたぶん艦隊が壊滅して一人だけ生き残っても終わりだよね」
江風「連携命だしなぁ」
海風「まぁ、普通一人だけ残ったらどんな場合でもそうな気もするけど」
江風「うン。……村雨の姉貴のとこでも行くか」
海風「またお菓子たかりに行くの? ……海風も行くけどさ」
< 先手撃滅 >
江風「なンか割と楽だな」
海風「叢雲ちゃんの訓練の方が辛かったよね」
江風「なンてったって、当たらない」
海風「当たらなければどうということはない式訓練のお陰? 」
江風「その所為で消耗早い気もするンだけど」
海風「それにたぶん艦隊が壊滅して一人だけ生き残っても終わりだよね」
江風「連携命だしなぁ」
海風「まぁ、普通一人だけ残ったらどんな場合でもそうな気もするけど」
江風「うン。……村雨の姉貴のとこでも行くか」
海風「またお菓子たかりに行くの? ……海風も行くけどさ」
91: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:04:54.37:b9QH4dur0 (4/8)
< 恋愛なんてまぁ無くてもね >
GZ「政府関係のことを抜きにしても……彼の男の女の練度とは」
若葉「彼の為なら練度など鼻歌交じりに吹き飛ばす猛者だ」
GZ「……は? 」
若葉「彼を馬鹿にした他の基地の艦娘と中将の話でもしようか? そのとき彼は大佐だったが」
GZ「……いや、もういい」
若葉「それは残念」
GZ「……若葉は」
若葉「あぁ」
GZ「Admiralのこと、好きか? 」
若葉「もちろん。甘いものを食べさせてくれる人に悪い人はいない、あなた然り」
GZ「なるほど……ま、確かに明確で簡単な判断だが」
< 恋愛なんてまぁ無くてもね >
GZ「政府関係のことを抜きにしても……彼の男の女の練度とは」
若葉「彼の為なら練度など鼻歌交じりに吹き飛ばす猛者だ」
GZ「……は? 」
若葉「彼を馬鹿にした他の基地の艦娘と中将の話でもしようか? そのとき彼は大佐だったが」
GZ「……いや、もういい」
若葉「それは残念」
GZ「……若葉は」
若葉「あぁ」
GZ「Admiralのこと、好きか? 」
若葉「もちろん。甘いものを食べさせてくれる人に悪い人はいない、あなた然り」
GZ「なるほど……ま、確かに明確で簡単な判断だが」
92: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:05:31.29:b9QH4dur0 (5/8)
< ストレートな思いをぶつけてもいいがね >
提督「今日のカクテルはジンバック、か」
雲龍「あなたのじゃないカクテルなんて新鮮ね」
提督「自分でつくったりしないのか? 」
雲龍「無いとは言わないけれど……加賀さんや天城と飲むことが多いですから」
提督「はーん、ロックかストレートばっかなやつらだな」
雲龍「あなたも頼まれなければそうだけれど」
提督「まぁね」
雲龍「……あなたをロック、だとどう? 」
提督「一晩お喋り、かな」
< ストレートな思いをぶつけてもいいがね >
提督「今日のカクテルはジンバック、か」
雲龍「あなたのじゃないカクテルなんて新鮮ね」
提督「自分でつくったりしないのか? 」
雲龍「無いとは言わないけれど……加賀さんや天城と飲むことが多いですから」
提督「はーん、ロックかストレートばっかなやつらだな」
雲龍「あなたも頼まれなければそうだけれど」
提督「まぁね」
雲龍「……あなたをロック、だとどう? 」
提督「一晩お喋り、かな」
93: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:06:36.65:b9QH4dur0 (6/8)
< 酒と泪と男と女♪ >
愛宕「そういえばどっちで行ったの? 」
高雄「FTO。エンジン音の感じでは」
愛宕「ふーん? よく分かるわね」
高雄「乗せてもらえば分かるでしょう? 」
愛宕「私、車に興味無いから」
高雄「そう」
愛宕「……あなたって健気よね」
高雄「あなた程では」
< 酒と泪と男と女♪ >
愛宕「そういえばどっちで行ったの? 」
高雄「FTO。エンジン音の感じでは」
愛宕「ふーん? よく分かるわね」
高雄「乗せてもらえば分かるでしょう? 」
愛宕「私、車に興味無いから」
高雄「そう」
愛宕「……あなたって健気よね」
高雄「あなた程では」
94: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:07:21.92:b9QH4dur0 (7/8)
< 年増だって悪くないけれど >
雲龍「セーラーとブレザーは? 」
提督「難しい質問だけど……ま、セーラーかな」
雲龍「どうして? 」
提督「十代じゃなくてもなんとなく似合うから。ブレザーはさすがにAV臭が酷い」
雲龍「酷い話」
提督「お前が振ったんだろうが」
雲龍「……セーラー、無いわね」
提督「デートにそんなもん持参する歳でもねぇしラブホじゃねぇんだから無ぇよ」
雲龍「……年増だものね、私」
提督「被害妄想だろ……お前でババアとか世の中の女性に死ねってのと同じだよ」
< 年増だって悪くないけれど >
雲龍「セーラーとブレザーは? 」
提督「難しい質問だけど……ま、セーラーかな」
雲龍「どうして? 」
提督「十代じゃなくてもなんとなく似合うから。ブレザーはさすがにAV臭が酷い」
雲龍「酷い話」
提督「お前が振ったんだろうが」
雲龍「……セーラー、無いわね」
提督「デートにそんなもん持参する歳でもねぇしラブホじゃねぇんだから無ぇよ」
雲龍「……年増だものね、私」
提督「被害妄想だろ……お前でババアとか世の中の女性に死ねってのと同じだよ」
95: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 00:07:48.28:b9QH4dur0 (8/8)
ありがとうございました
ありがとうございました
96:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/14(木) 00:46:50.10:3VYFGX4Uo (1/1)
乙
乙
97:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/14(木) 03:23:48.79:fm6KF6bko (1/1)
乙です
乙です
98: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:25:44.64:Q/mqOEND0 (1/6)
< 稀によくある >
雲龍「……? 」
提督「…………Zzz」
雲龍「……」
提督「…………Zzz」
雲龍「……まだ三時間しか寝てないじゃない、どうして起きたのかしら」
提督「…………Zzz」
雲龍「…………」
提督「……ん…………Zzz」
雲龍「……いつか、この幸せも過去の想い出になるのね」
提督「…………んあ、Zzz」
雲龍「…………」
提督「…………Zzz」
雲龍「…………寝よ」
< 稀によくある >
雲龍「……? 」
提督「…………Zzz」
雲龍「……」
提督「…………Zzz」
雲龍「……まだ三時間しか寝てないじゃない、どうして起きたのかしら」
提督「…………Zzz」
雲龍「…………」
提督「……ん…………Zzz」
雲龍「……いつか、この幸せも過去の想い出になるのね」
提督「…………んあ、Zzz」
雲龍「…………」
提督「…………Zzz」
雲龍「…………寝よ」
99: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:26:19.07:Q/mqOEND0 (2/6)
< 仕方のないこと >
提督「ルームサービスのワイン残ってるじゃねぇか」
雲龍「……飲めば? 」
提督「だれが運転して帰るんだよ……飲まない? 」
雲龍「ぬるいワインとかゴミ未満じゃない」
提督「同意するけどそんなもん勧めんな」
雲龍「ワクなんだからいいでしょう」
提督「お前それ加賀に言ったら機嫌悪くする発言だぞ」
雲龍「あなた加賀さんなの? 」
提督「……仕方無い、放置か、うーん」
< 仕方のないこと >
提督「ルームサービスのワイン残ってるじゃねぇか」
雲龍「……飲めば? 」
提督「だれが運転して帰るんだよ……飲まない? 」
雲龍「ぬるいワインとかゴミ未満じゃない」
提督「同意するけどそんなもん勧めんな」
雲龍「ワクなんだからいいでしょう」
提督「お前それ加賀に言ったら機嫌悪くする発言だぞ」
雲龍「あなた加賀さんなの? 」
提督「……仕方無い、放置か、うーん」
100: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:27:12.29:Q/mqOEND0 (3/6)
< 想え想われ思い遣り >
高雄「四月十四日の誕生色は鼠色。色言葉は“ 美貌 ”、“ しなやか ”、そして“ 思い遣り ”」
叢雲「はい」
提督「んー? 」
叢雲「たまには私の淹れたコーヒーでも思い出しなさい」
提督「さんきゅ」
高雄「私にも……ありがとうございます」
叢雲「別に、自分のついでよついで」
提督「……美味い、腹に沁みる」
叢雲「あんたの方がいい味出すわよ」
提督「そうじゃねぇんだけど……ま、そうかもな」
< 想え想われ思い遣り >
高雄「四月十四日の誕生色は鼠色。色言葉は“ 美貌 ”、“ しなやか ”、そして“ 思い遣り ”」
叢雲「はい」
提督「んー? 」
叢雲「たまには私の淹れたコーヒーでも思い出しなさい」
提督「さんきゅ」
高雄「私にも……ありがとうございます」
叢雲「別に、自分のついでよついで」
提督「……美味い、腹に沁みる」
叢雲「あんたの方がいい味出すわよ」
提督「そうじゃねぇんだけど……ま、そうかもな」
101: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:27:55.12:Q/mqOEND0 (4/6)
< ほんもー >
愛宕「問題、あの人が一番痛めつけているのは? 」
高雄「愛宕か……私? 」
愛宕「ぶー」
高雄「それなら……雲龍さん? 」
愛宕「違うと思うわ」
高雄「……なに? 」
愛宕「正解は腎臓と肝臓でーす」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……つまり、自分? 」
< ほんもー >
愛宕「問題、あの人が一番痛めつけているのは? 」
高雄「愛宕か……私? 」
愛宕「ぶー」
高雄「それなら……雲龍さん? 」
愛宕「違うと思うわ」
高雄「……なに? 」
愛宕「正解は腎臓と肝臓でーす」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……つまり、自分? 」
102: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:28:32.64:Q/mqOEND0 (5/6)
< まーじ……大丈夫? >
提督「今日のカクテルは……お? 」
叢雲「……揺れたわね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……嫌な予感しない? 」
叢雲「……そうね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「テレビ付けるか……ギムレットでいい? 」
叢雲「なんでもいいわ。……行きましょ」
< まーじ……大丈夫? >
提督「今日のカクテルは……お? 」
叢雲「……揺れたわね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……嫌な予感しない? 」
叢雲「……そうね」
提督「……」
叢雲「……」
提督「テレビ付けるか……ギムレットでいい? 」
叢雲「なんでもいいわ。……行きましょ」
103: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/14(木) 23:29:41.74:Q/mqOEND0 (6/6)
地震で久々に霧島と川内が……大丈夫なんでしょうか
ありがとうございました
地震で久々に霧島と川内が……大丈夫なんでしょうか
ありがとうございました
104:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/15(金) 00:21:30.11:N4518eUIo (1/2)
乙です
乙です
105: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/15(金) 23:34:57.47:17F4QN3d0 (1/4)
< テレビでエンジンなんて見ないけどね >
金剛「テレビに霧島が出てマース」
霧島「……お酒かこういうことのときしか出ませんね」
龍田「お姉さんなんて力士像だけど? 」
金剛「む、ダイヤモンドも入れるべきデース」
時雨「僕たちは割と頻繁かもね」
浜風「自然現象ですから」
春雨「春雨……春雨は」
龍田「食べ物チーム組みましょう? 」
GZ「……私は一体」
若葉「GZエンジンだな」
GZ「……は? 」
< テレビでエンジンなんて見ないけどね >
金剛「テレビに霧島が出てマース」
霧島「……お酒かこういうことのときしか出ませんね」
龍田「お姉さんなんて力士像だけど? 」
金剛「む、ダイヤモンドも入れるべきデース」
時雨「僕たちは割と頻繁かもね」
浜風「自然現象ですから」
春雨「春雨……春雨は」
龍田「食べ物チーム組みましょう? 」
GZ「……私は一体」
若葉「GZエンジンだな」
GZ「……は? 」
106: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/15(金) 23:35:25.57:17F4QN3d0 (2/4)
< 伝統的一般人の心 >
高雄「四月十五日の誕生色はペールミストホワイト。
色言葉は“ 中立普遍 ”、“ 保守的 ”、そして“ 伝統 ”」
愛宕「そういえば大丈夫なの? 」
Littorio「? 」
愛宕「地震。あっちの人からすればこの世の終わりみたいなものなんじゃないの? 」
Littorio「あぁ。……祖国でも時々ありますしこの世なんて終わっても構いませんから」
愛宕「なるほど? 」
高雄「私は困るのだけれど……」
Littorio「もちろんLittorioもですよ。……ただどちらも嘘ではないの」
愛宕「深そう……で深くないわね」
< 伝統的一般人の心 >
高雄「四月十五日の誕生色はペールミストホワイト。
色言葉は“ 中立普遍 ”、“ 保守的 ”、そして“ 伝統 ”」
愛宕「そういえば大丈夫なの? 」
Littorio「? 」
愛宕「地震。あっちの人からすればこの世の終わりみたいなものなんじゃないの? 」
Littorio「あぁ。……祖国でも時々ありますしこの世なんて終わっても構いませんから」
愛宕「なるほど? 」
高雄「私は困るのだけれど……」
Littorio「もちろんLittorioもですよ。……ただどちらも嘘ではないの」
愛宕「深そう……で深くないわね」
107: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/15(金) 23:36:43.82:17F4QN3d0 (3/4)
< その場合は逆を知りたいと >
提督「今日の酒は霧島各種でございます」
加賀「飲んで鎮める? 」
提督「そんな大層なことでもない。熊本地震だしな」
加賀「そう」
提督「……熊本っていうと球磨か」
加賀「あの子の場合何をしても噴火なんてしそうもないわね」
提督「お姉ちゃんだからな。お姉ちゃんは強い」
加賀「……姉妹ってどんなものなのかしら」
提督「さぁね。俺もそんなの知りたいくらいだよ」
< その場合は逆を知りたいと >
提督「今日の酒は霧島各種でございます」
加賀「飲んで鎮める? 」
提督「そんな大層なことでもない。熊本地震だしな」
加賀「そう」
提督「……熊本っていうと球磨か」
加賀「あの子の場合何をしても噴火なんてしそうもないわね」
提督「お姉ちゃんだからな。お姉ちゃんは強い」
加賀「……姉妹ってどんなものなのかしら」
提督「さぁね。俺もそんなの知りたいくらいだよ」
108: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/15(金) 23:37:09.88:17F4QN3d0 (4/4)
ありがとうございました
ありがとうございました
109:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/15(金) 23:39:11.56:N4518eUIo (2/2)
乙です
乙です
110:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/16(土) 00:45:17.56:vduF5K38o (1/1)
おつ
おつ
111: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:21:31.66:iwBrNwArO (1/17)
< 姉妹の認識 >
提督「なんか知らないけど大学通ってる夢見た」
高雄「はぁ」
提督「キャンパスライフってやつだな。実際はよく分からないけど」
高雄「兵学校や海大は少し違いますものね」
提督「で、母親が同期だったり教授が瑞穂だったりした」
高雄「夢らしい夢というか……私は? 」
提督「教授の奥さんだったな」
高雄「……瑞穂さんなら色々と信頼できますね」
提督「悪いな。……愛宕がさ」
高雄「ええ」
提督「犬だった。飼ってた」
高雄「……今と変わらないのでは? 」
提督「そ、そうか? 」
< 姉妹の認識 >
提督「なんか知らないけど大学通ってる夢見た」
高雄「はぁ」
提督「キャンパスライフってやつだな。実際はよく分からないけど」
高雄「兵学校や海大は少し違いますものね」
提督「で、母親が同期だったり教授が瑞穂だったりした」
高雄「夢らしい夢というか……私は? 」
提督「教授の奥さんだったな」
高雄「……瑞穂さんなら色々と信頼できますね」
提督「悪いな。……愛宕がさ」
高雄「ええ」
提督「犬だった。飼ってた」
高雄「……今と変わらないのでは? 」
提督「そ、そうか? 」
112: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:22:17.76:iwBrNwArO (2/17)
< 欲しい、無性に欲しい >
高雄「ま、それはいいのですが」
提督「いいのか」
高雄「私じゃありませんし愛宕ですし」
提督「そうだな」
高雄「……エプロンの紐を弄らないでいただけますか」
提督「えー」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……お皿にレタスとトマトを」
提督「抜かり無し、人数分盛ってる。……いいよな? 」
高雄「……まったく」
< 欲しい、無性に欲しい >
高雄「ま、それはいいのですが」
提督「いいのか」
高雄「私じゃありませんし愛宕ですし」
提督「そうだな」
高雄「……エプロンの紐を弄らないでいただけますか」
提督「えー」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……お皿にレタスとトマトを」
提督「抜かり無し、人数分盛ってる。……いいよな? 」
高雄「……まったく」
113: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:22:50.17:iwBrNwArO (3/17)
< このまま >
高雄「ん……」
提督「ん? 」
高雄「いえ」
提督「そう」
高雄「どうぞ」
提督「ん」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……だからやめっ、んー……」
< このまま >
高雄「ん……」
提督「ん? 」
高雄「いえ」
提督「そう」
高雄「どうぞ」
提督「ん」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……だからやめっ、んー……」
114: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:24:00.66:iwBrNwArO (4/17)
< カレシの匂い >
鈴谷「若葉ってブレザー着崩してるよね、結構真面目なのに」
若葉「その割に煙草が似合うと言われるが」
鈴谷「それはまぁ……うん。嫌い? 」
若葉「提督にせがんだがくれなかった」
鈴谷「……よくやった、提督」
若葉「……」
鈴谷「あー、なんていうかな、鈴谷たち身体の代謝とかある程度操作できるし問題無いけどさ」
若葉「あぁ」
鈴谷「やっぱ女の子の服から煙草の臭い漂うのは駄目だと思うよ、男的に」
若葉「若葉に欲情するような男はどの道駄目だ、たぶん」
鈴谷「そうだけどさぁ……」
若葉「ま、若葉に欲情する男の煙草かもしれないが」
鈴谷「いやいやいや……」
< カレシの匂い >
鈴谷「若葉ってブレザー着崩してるよね、結構真面目なのに」
若葉「その割に煙草が似合うと言われるが」
鈴谷「それはまぁ……うん。嫌い? 」
若葉「提督にせがんだがくれなかった」
鈴谷「……よくやった、提督」
若葉「……」
鈴谷「あー、なんていうかな、鈴谷たち身体の代謝とかある程度操作できるし問題無いけどさ」
若葉「あぁ」
鈴谷「やっぱ女の子の服から煙草の臭い漂うのは駄目だと思うよ、男的に」
若葉「若葉に欲情するような男はどの道駄目だ、たぶん」
鈴谷「そうだけどさぁ……」
若葉「ま、若葉に欲情する男の煙草かもしれないが」
鈴谷「いやいやいや……」
115: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:24:31.92:iwBrNwArO (5/17)
< まるでテレパス >
赤城「なにか雰囲気的に」
龍田「はい」
赤城「提督か加賀さんが泥酔していますね、これは」
龍田「雰囲気、雰囲気とは一体」
赤城「いえ……これは早朝まで人事不省で今はもう大丈夫なような」
龍田「えぇ……」
赤城「そういうこと、ありませんか? 」
龍田「さすがに天龍ちゃん相手でもそれは……」
赤城「……おかしいですね」
< まるでテレパス >
赤城「なにか雰囲気的に」
龍田「はい」
赤城「提督か加賀さんが泥酔していますね、これは」
龍田「雰囲気、雰囲気とは一体」
赤城「いえ……これは早朝まで人事不省で今はもう大丈夫なような」
龍田「えぇ……」
赤城「そういうこと、ありませんか? 」
龍田「さすがに天龍ちゃん相手でもそれは……」
赤城「……おかしいですね」
116: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:25:23.37:iwBrNwArO (6/17)
< 穏健派の攻勢 >
高雄「四月十六日の誕生色はスカイグレイ。色言葉は“ 穏健 ”、“ 快活 ”、そして“ 謙遜 ”」
提督「明日は何色? 」
高雄「今日は知ってますものね……久し振りな」
提督「そうかな? そうかも」
高雄「……別におしえてもいいですけれど」
提督「うん」
高雄「自分の目で、確かめてみたりしません? 」
< 穏健派の攻勢 >
高雄「四月十六日の誕生色はスカイグレイ。色言葉は“ 穏健 ”、“ 快活 ”、そして“ 謙遜 ”」
提督「明日は何色? 」
高雄「今日は知ってますものね……久し振りな」
提督「そうかな? そうかも」
高雄「……別におしえてもいいですけれど」
提督「うん」
高雄「自分の目で、確かめてみたりしません? 」
117: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:25:50.35:iwBrNwArO (7/17)
< ストレート豪速球 >
愛宕「ねむ……」
雲龍「あまり夜遅くまでシない方がいいわよ」
愛宕「違うけど? 」
雲龍「……つまり一人で慰めていた、と」
愛宕「だからえっちぃことじゃなくて……本読んでたの」
雲龍「読書? 」
愛宕「私が本読むのは変? 」
雲龍「そうね。槍でも降りそうだし瑞鶴の胸が成長しそうだわ」
愛宕「……」
< ストレート豪速球 >
愛宕「ねむ……」
雲龍「あまり夜遅くまでシない方がいいわよ」
愛宕「違うけど? 」
雲龍「……つまり一人で慰めていた、と」
愛宕「だからえっちぃことじゃなくて……本読んでたの」
雲龍「読書? 」
愛宕「私が本読むのは変? 」
雲龍「そうね。槍でも降りそうだし瑞鶴の胸が成長しそうだわ」
愛宕「……」
118: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:26:19.39:iwBrNwArO (8/17)
< そんなことよりも、私を >
提督「たーかお」
高雄「はい? 」
提督「お腹のライン相変わらずいいね」
高雄「また微妙なところを……あなたは」
提督「あぁ」
高雄「左の顎に剃り残しがあります」
提督「マジ? 」
高雄「ええ」
提督「……剃ってこようかな」
高雄「だめ。……ん」
< そんなことよりも、私を >
提督「たーかお」
高雄「はい? 」
提督「お腹のライン相変わらずいいね」
高雄「また微妙なところを……あなたは」
提督「あぁ」
高雄「左の顎に剃り残しがあります」
提督「マジ? 」
高雄「ええ」
提督「……剃ってこようかな」
高雄「だめ。……ん」
119: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:26:49.18:iwBrNwArO (9/17)
< 似る >
Littorio「最近まで間違っていたシリーズなのですけれど」
瑞穂「……提督のようなことを」
Littorio「一晩でも過ごせば似るものなんですよ、男女って。……シリーズなのですけれど」
瑞穂「はぁ」
Littorio「煎餅を煎兵衛だと思っていました」
瑞穂「ある意味高度な」
Littorio「このなんとなく似ている問題はどうにかしてほしいですね」
瑞穂「はい」
Littorio「…………」
瑞穂「…………オチが無いのもそっくりですか」
< 似る >
Littorio「最近まで間違っていたシリーズなのですけれど」
瑞穂「……提督のようなことを」
Littorio「一晩でも過ごせば似るものなんですよ、男女って。……シリーズなのですけれど」
瑞穂「はぁ」
Littorio「煎餅を煎兵衛だと思っていました」
瑞穂「ある意味高度な」
Littorio「このなんとなく似ている問題はどうにかしてほしいですね」
瑞穂「はい」
Littorio「…………」
瑞穂「…………オチが無いのもそっくりですか」
120: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:27:16.81:iwBrNwArO (10/17)
< 本当に学んできたのか >
赤城『何故か最近海外の方に麻雀を挑まれますね』
GZ『役一名の我が同輩だと思うが』
赤城『それにくっついてもう一人から三人いますよ』
GZ『……何故だろうか』
赤城『原因は分かるのですが、弱い。加賀さんや提督に鍛えられた私の敵ではありませんね』
GZ『ほう……』
GZ「これで貴方にも勝てるはずだ、麻雀をしよう」
赤城「構いませんけど……二人で? 」
< 本当に学んできたのか >
赤城『何故か最近海外の方に麻雀を挑まれますね』
GZ『役一名の我が同輩だと思うが』
赤城『それにくっついてもう一人から三人いますよ』
GZ『……何故だろうか』
赤城『原因は分かるのですが、弱い。加賀さんや提督に鍛えられた私の敵ではありませんね』
GZ『ほう……』
GZ「これで貴方にも勝てるはずだ、麻雀をしよう」
赤城「構いませんけど……二人で? 」
121: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:27:57.18:iwBrNwArO (11/17)
< いつもそうあれるのなら >
提督「このまま寝たい」
高雄「……だめ」
提督「ふーん? ……今日のカクテルは、高雄かな」
高雄「お酒なんてどうでもいいじゃないですか」
提督「んー……」
高雄「ん……ゅる…………っゅ」
提督「……っ」
高雄「……ぁ」
提督「……」
高雄「……」
提督「……確かに、どうでもいいかもな」
< いつもそうあれるのなら >
提督「このまま寝たい」
高雄「……だめ」
提督「ふーん? ……今日のカクテルは、高雄かな」
高雄「お酒なんてどうでもいいじゃないですか」
提督「んー……」
高雄「ん……ゅる…………っゅ」
提督「……っ」
高雄「……ぁ」
提督「……」
高雄「……」
提督「……確かに、どうでもいいかもな」
122: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:28:59.11:iwBrNwArO (12/17)
< イチャイチャなんて大体くだらないもの >
提督「なんで酒の味好きになっちゃったんだろう」
高雄「業、としか」
提督「ぶどうジュースとか好きなら良かったのに」
高雄「お嫌いでしたっけ」
提督「好きだよ? ……ワインの方な好きだけど」
高雄「……ワイン味の身体にはなれませんね」
提督「つまらないことを。……高雄の方がずっと好きだよ、比べられない」
高雄「高々アルコールには負けていられませんからね……ん」
< イチャイチャなんて大体くだらないもの >
提督「なんで酒の味好きになっちゃったんだろう」
高雄「業、としか」
提督「ぶどうジュースとか好きなら良かったのに」
高雄「お嫌いでしたっけ」
提督「好きだよ? ……ワインの方な好きだけど」
高雄「……ワイン味の身体にはなれませんね」
提督「つまらないことを。……高雄の方がずっと好きだよ、比べられない」
高雄「高々アルコールには負けていられませんからね……ん」
123: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 20:29:30.24:iwBrNwArO (13/17)
少し休憩
ありがとうございました
少し休憩
ありがとうございました
124:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/17(日) 21:17:05.12:hlaRMm6AO (1/1)
乙
その役一名もとい約一名は提督に鍛えられてなかったのか
乙
その役一名もとい約一名は提督に鍛えられてなかったのか
125: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 21:47:18.37:iwBrNwArO (14/17)
< これっきりでお願いしたい横須賀ストーリー >
あきつ丸「……風が」
龍田「小田急なんて一部運休してるらしいわねぇ」
あきつ丸「……雨も酷くなってきた」
龍田「南関東だけじゃなくて九州から北海道まで強風らしいけれど」
あきつ丸「……太陽は出ているのに」
赤城「まるで私たちのようですね。幸せなようでいてその実、と」
あきつ丸「……珍しいな」
赤城「屋上に来ることが? それともネガティヴなことを言うのが? 」
あきつ丸「どちらも」
赤城「私だって生きているんですよ。女ですし」
龍田「……ようこそ屋上組へ? 」
< これっきりでお願いしたい横須賀ストーリー >
あきつ丸「……風が」
龍田「小田急なんて一部運休してるらしいわねぇ」
あきつ丸「……雨も酷くなってきた」
龍田「南関東だけじゃなくて九州から北海道まで強風らしいけれど」
あきつ丸「……太陽は出ているのに」
赤城「まるで私たちのようですね。幸せなようでいてその実、と」
あきつ丸「……珍しいな」
赤城「屋上に来ることが? それともネガティヴなことを言うのが? 」
あきつ丸「どちらも」
赤城「私だって生きているんですよ。女ですし」
龍田「……ようこそ屋上組へ? 」
126: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 21:47:47.00:iwBrNwArO (15/17)
< あながちはずれでもない >
高雄「四月十七日の誕生色はバトルシップグレイ。色言葉は“ 実直 ”、“ 責任感 ”、そして“ 客観的 ”」
愛宕「楽しかった? 昼前からしけこんで」
高雄「あなたと同じよ」
愛宕「……最近欲求不満気味なの」
高雄「そ、あなたと同じだったのよ、私」
愛宕「……」
高雄「……」
愛宕「……なんだか溜めて溜めて解放する為に我慢しているみたい」
< あながちはずれでもない >
高雄「四月十七日の誕生色はバトルシップグレイ。色言葉は“ 実直 ”、“ 責任感 ”、そして“ 客観的 ”」
愛宕「楽しかった? 昼前からしけこんで」
高雄「あなたと同じよ」
愛宕「……最近欲求不満気味なの」
高雄「そ、あなたと同じだったのよ、私」
愛宕「……」
高雄「……」
愛宕「……なんだか溜めて溜めて解放する為に我慢しているみたい」
127: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 21:48:55.86:iwBrNwArO (16/17)
< 照れる場所 >
提督「今日のカクテルはカリモーチョ、だ」
愛宕「……私ダイエットコーラってあんまり好きじゃないわ」
提督「まぁ、俺もそうだ」
愛宕「どこが違うとは言えないけど」
提督「なんとなく違うよな」
愛宕「うん」
提督「……ダイエットするなら飲むなって話だろうけどよく分からないものだし」
愛宕「そうねぇ……でもあなたお酒やめられるの? 」
提督「お前に言われればやめる。一生飲まなくてもいい」
愛宕「…………そ、そう」
< 照れる場所 >
提督「今日のカクテルはカリモーチョ、だ」
愛宕「……私ダイエットコーラってあんまり好きじゃないわ」
提督「まぁ、俺もそうだ」
愛宕「どこが違うとは言えないけど」
提督「なんとなく違うよな」
愛宕「うん」
提督「……ダイエットするなら飲むなって話だろうけどよく分からないものだし」
愛宕「そうねぇ……でもあなたお酒やめられるの? 」
提督「お前に言われればやめる。一生飲まなくてもいい」
愛宕「…………そ、そう」
128: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/17(日) 21:49:39.23:iwBrNwArO (17/17)
誤字がいつになっても減らないのはなんなのか
ありがとうございました
誤字がいつになっても減らないのはなんなのか
ありがとうございました
129:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/17(日) 22:13:03.78:4uUscPK+o (1/1)
乙
乙
130: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/18(月) 22:22:59.08:4ZEgb0g0O (1/4)
< とりあえずノってみる >
愛宕「はーい、少将閣下ぁ」
提督「なんだね愛宕くん」
愛宕「んー、呼んだだけ? 」
提督「そうか……時々さ」
愛宕「ええ」
提督「無職になったらとか考えるんだけど」
愛宕「なったら私と会えないじゃない」
提督「まさにそれが最後のラインなんだよ。いい加減少将とかそういう肩書きで呼ばれんのもね、硬過ぎる」
愛宕「実際そこまで呼ばれる? 基本的に私たちは使わないでしょ」
提督「まぁな。……仕事するか」
< とりあえずノってみる >
愛宕「はーい、少将閣下ぁ」
提督「なんだね愛宕くん」
愛宕「んー、呼んだだけ? 」
提督「そうか……時々さ」
愛宕「ええ」
提督「無職になったらとか考えるんだけど」
愛宕「なったら私と会えないじゃない」
提督「まさにそれが最後のラインなんだよ。いい加減少将とかそういう肩書きで呼ばれんのもね、硬過ぎる」
愛宕「実際そこまで呼ばれる? 基本的に私たちは使わないでしょ」
提督「まぁな。……仕事するか」
131: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/18(月) 22:24:26.67:4ZEgb0g0O (2/4)
< 欠ける誇り、賭ける夜 >
高雄「四月十八日の誕生色はスレートグレイ。色言葉は“ 既知 ”、“ 誇り ”、そして“ 良心 ”」
加賀「あなたには良心というものが無いのかしら」
雲龍「大富豪で良心なんてもの、使い物になりませんよ」
天城「七渡しのときにいいカードを渡してあがるとか? 」
瑞穂「いらぬ恨みを買うとやり返されますしね」
加賀「……仕方ないわね」
高雄「……そもそもですね」
加賀「ええ」
高雄「良心があるのなら提督に黙って夜の権利なんて賭けないと思いますよ」
瑞穂「み、瑞穂はお酒ですから」
< 欠ける誇り、賭ける夜 >
高雄「四月十八日の誕生色はスレートグレイ。色言葉は“ 既知 ”、“ 誇り ”、そして“ 良心 ”」
加賀「あなたには良心というものが無いのかしら」
雲龍「大富豪で良心なんてもの、使い物になりませんよ」
天城「七渡しのときにいいカードを渡してあがるとか? 」
瑞穂「いらぬ恨みを買うとやり返されますしね」
加賀「……仕方ないわね」
高雄「……そもそもですね」
加賀「ええ」
高雄「良心があるのなら提督に黙って夜の権利なんて賭けないと思いますよ」
瑞穂「み、瑞穂はお酒ですから」
132: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/18(月) 22:25:32.77:4ZEgb0g0O (3/4)
< 調べてみると別名が沢山 >
提督「今日のカクテルはエックス・ワイ・ズィーだ」
明石「ズィー? 」
提督「ゼット。XYZ」
明石「あぁ」
提督「ツェットでもいいかな」
明石「それドイツ語……そういえば」
提督「ん」
明石「Examine your zipperもXYZですね」
提督「……開いてないか確かめてくれない? 今手が離せなくてさ」
明石「開けてくれの間違いでしょ……あと一杯飲んだら、確かめに行きましょうか」
< 調べてみると別名が沢山 >
提督「今日のカクテルはエックス・ワイ・ズィーだ」
明石「ズィー? 」
提督「ゼット。XYZ」
明石「あぁ」
提督「ツェットでもいいかな」
明石「それドイツ語……そういえば」
提督「ん」
明石「Examine your zipperもXYZですね」
提督「……開いてないか確かめてくれない? 今手が離せなくてさ」
明石「開けてくれの間違いでしょ……あと一杯飲んだら、確かめに行きましょうか」
133: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/18(月) 22:25:59.68:4ZEgb0g0O (4/4)
ありがとうございました
ありがとうございました
134:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/18(月) 22:33:04.46:UPiDq7Z6o (1/1)
乙
乙
135:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/18(月) 22:58:33.95:wvys0cV8o (1/1)
乙です
乙です
136:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/20(水) 02:33:50.07:tlQYnPUu0 (1/1)
お疲れかな
いつも楽しんでます
お疲れかな
いつも楽しんでます
137: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:45:50.35:EGIjvzahO (1/12)
< ストレートに >
浜風「今日も今日とて暇ですね」
時雨「暇でいいじゃないか。戦闘なんかより余程いい」
浜風「そうですが」
時雨「夕立ですらそうなんだからね」
浜風「言いますね」
時雨「大体の人が戦闘狂のぽいぽい扱いだろう? むしろ僕みたいに理解している方が少ない」
浜風「悪意は無い、と」
時雨「当たり前さ。僕が生きている限りあの子を嫌いになることなんて無い」
浜風「……」
時雨「……」
浜風「……夕立や若葉でも呼んで何かしますか」
< ストレートに >
浜風「今日も今日とて暇ですね」
時雨「暇でいいじゃないか。戦闘なんかより余程いい」
浜風「そうですが」
時雨「夕立ですらそうなんだからね」
浜風「言いますね」
時雨「大体の人が戦闘狂のぽいぽい扱いだろう? むしろ僕みたいに理解している方が少ない」
浜風「悪意は無い、と」
時雨「当たり前さ。僕が生きている限りあの子を嫌いになることなんて無い」
浜風「……」
時雨「……」
浜風「……夕立や若葉でも呼んで何かしますか」
138: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:46:27.70:EGIjvzahO (2/12)
< ストレート馬鹿二人 >
愛宕「はい、あーん」
提督「あのさ」
愛宕「うん? 」
提督「お前のあーんネタはなんなの? 馬鹿なの? 」
愛宕「単に席三つ分離れたところから箸伸ばしてるだけだけど? 」
提督「伸ばしてるっていうか摘んでるだけじゃねぇか」
愛宕「だって腕伸ばし過ぎたら行儀悪いじゃない」
提督「俺にそっちまで行けと? 」
愛宕「来ないの? 」
提督「……しゃーねーな」
愛宕「ふふ、どーぞ」
< ストレート馬鹿二人 >
愛宕「はい、あーん」
提督「あのさ」
愛宕「うん? 」
提督「お前のあーんネタはなんなの? 馬鹿なの? 」
愛宕「単に席三つ分離れたところから箸伸ばしてるだけだけど? 」
提督「伸ばしてるっていうか摘んでるだけじゃねぇか」
愛宕「だって腕伸ばし過ぎたら行儀悪いじゃない」
提督「俺にそっちまで行けと? 」
愛宕「来ないの? 」
提督「……しゃーねーな」
愛宕「ふふ、どーぞ」
139: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:47:45.84:EGIjvzahO (3/12)
< 温厚だから楽な相手、というわけでもない >
高雄「四月二十一日の誕生色は若菜色。色言葉は“ 温厚 ”、“ 誠意 ”、そして“ 感傷的 ”」
雲龍「そういえば陸奥はどうだったかしら」
江風「陸奥さンか……あー」
雲龍「どうしたの? 」
江風「海風の姉貴が会わないようにしてたからなぁ」
雲龍「はい? 」
江風「何言うか分からないからってさ」
雲龍「……海風が? 陸奥が? 」
江風「姉貴的にはどっちも。……なンか口走る人? 」
雲龍「いいえ。会話も楽しいし性格もいいわ。かなり頭も回るし理性的よ」
江風「……」
雲龍「……ま、次回会うとき私に同じ態度見せてくれるかは知らないけれど」
< 温厚だから楽な相手、というわけでもない >
高雄「四月二十一日の誕生色は若菜色。色言葉は“ 温厚 ”、“ 誠意 ”、そして“ 感傷的 ”」
雲龍「そういえば陸奥はどうだったかしら」
江風「陸奥さンか……あー」
雲龍「どうしたの? 」
江風「海風の姉貴が会わないようにしてたからなぁ」
雲龍「はい? 」
江風「何言うか分からないからってさ」
雲龍「……海風が? 陸奥が? 」
江風「姉貴的にはどっちも。……なンか口走る人? 」
雲龍「いいえ。会話も楽しいし性格もいいわ。かなり頭も回るし理性的よ」
江風「……」
雲龍「……ま、次回会うとき私に同じ態度見せてくれるかは知らないけれど」
140: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:48:35.85:EGIjvzahO (4/12)
< 割と洒落にならないと思う >
天城「姉様牛蒡を取ってください」
雲龍「はい。……牛蒡より胡瓜の方が好きね、ズッキーニとか」
天城「二言余計ですね」
雲龍「全部じゃない」
天城「全部と言ったほうがよかったですか? 」
雲龍「……単純に味の話よ」
天城「そ、そうですか……申し訳ありません」
雲龍「ええ。……試したことがないから分からないし」
天城「た、試さないでくださいね? 」
< 割と洒落にならないと思う >
天城「姉様牛蒡を取ってください」
雲龍「はい。……牛蒡より胡瓜の方が好きね、ズッキーニとか」
天城「二言余計ですね」
雲龍「全部じゃない」
天城「全部と言ったほうがよかったですか? 」
雲龍「……単純に味の話よ」
天城「そ、そうですか……申し訳ありません」
雲龍「ええ。……試したことがないから分からないし」
天城「た、試さないでくださいね? 」
141: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:49:31.08:EGIjvzahO (5/12)
< どないして発音しはるんどす? >
提督「方言、方言が聞きたい」
雲龍「へっぺこいたー」
提督「そんなもん俺聞いたこと無いし使わないだろ……」
雲龍「そうなの? 」
提督「つーかヤりたくてもそんなこと言う女の子嫌だよ俺。北海道そこまであれじゃないから」
雲龍「くさる、とかは? 」
提督「栃木県民に訊け。……濡れるっていっても雨とかは使うのかな」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ぁナょナニy@⊇ー⊂カゞ女子キ」
提督「!? 」
< どないして発音しはるんどす? >
提督「方言、方言が聞きたい」
雲龍「へっぺこいたー」
提督「そんなもん俺聞いたこと無いし使わないだろ……」
雲龍「そうなの? 」
提督「つーかヤりたくてもそんなこと言う女の子嫌だよ俺。北海道そこまであれじゃないから」
雲龍「くさる、とかは? 」
提督「栃木県民に訊け。……濡れるっていっても雨とかは使うのかな」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ぁナょナニy@⊇ー⊂カゞ女子キ」
提督「!? 」
142: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:50:38.16:EGIjvzahO (6/12)
< リョナはさすがに…… >
提督「……あのさ」
愛宕「んー? 」
高雄「なんでしょうか」
提督「別に戦闘訓練するなとか傷一つ許さないとか言うつもりはないぜ? 」
愛宕「ええ」
提督「でもさ、地上で格闘戦した挙句そのまま入渠の為に出歩くのとかやめてくんねぇかな」
高雄「時々全身を使った運動をしないと鈍るんですよ。身体は治りますし」
提督「そういう問題じゃないっていうか自分の嫁が前歯折ったり腕だらーんしてるのなんて見たくない」
高雄「だそうだけれど」
愛宕「…………とりあえずお話の前に肩貸して? そろそろ膝下の感覚が無いの」
提督「はぁ……」
< リョナはさすがに…… >
提督「……あのさ」
愛宕「んー? 」
高雄「なんでしょうか」
提督「別に戦闘訓練するなとか傷一つ許さないとか言うつもりはないぜ? 」
愛宕「ええ」
提督「でもさ、地上で格闘戦した挙句そのまま入渠の為に出歩くのとかやめてくんねぇかな」
高雄「時々全身を使った運動をしないと鈍るんですよ。身体は治りますし」
提督「そういう問題じゃないっていうか自分の嫁が前歯折ったり腕だらーんしてるのなんて見たくない」
高雄「だそうだけれど」
愛宕「…………とりあえずお話の前に肩貸して? そろそろ膝下の感覚が無いの」
提督「はぁ……」
143: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:51:30.75:EGIjvzahO (7/12)
< 一回増やすのも命取りになりかねない >
提督「……足は治ったか? 」
愛宕「ええ。……あなたがやる? 」
提督「俺を殺す気か」
愛宕「筋力は抑えるし艤装も出さないわよ? 」
提督「……嫁に手上げたくない」
愛宕「ふーん……ストレス解消の意味もあるんだけど」
提督「……頼む」
愛宕「そうねぇ」
提督「せめて俺に気付かれないようにやってくれ」
愛宕「……」
提督「……」
愛宕「それなら一晩のアレの数は倍にして頂だーー」
提督「お前やっぱ俺のこと殺す気だろう」
< 一回増やすのも命取りになりかねない >
提督「……足は治ったか? 」
愛宕「ええ。……あなたがやる? 」
提督「俺を殺す気か」
愛宕「筋力は抑えるし艤装も出さないわよ? 」
提督「……嫁に手上げたくない」
愛宕「ふーん……ストレス解消の意味もあるんだけど」
提督「……頼む」
愛宕「そうねぇ」
提督「せめて俺に気付かれないようにやってくれ」
愛宕「……」
提督「……」
愛宕「それなら一晩のアレの数は倍にして頂だーー」
提督「お前やっぱ俺のこと殺す気だろう」
144: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:53:50.50:EGIjvzahO (8/12)
< 気持ちのいい酔いには良き酒を >
叢雲「あんな顔もできるのね、あんた」
提督「……悪かったな、しけた顔見せて」
叢雲「別に。私たちの前でいつも笑っていられるメンタルを褒めてるのよ」
提督「上官がしけた顔してるのは駄目だろう」
叢雲「そうだけど」
提督「……今だけクソみたいな平和主義者に共感できそう」
叢雲「大切にしなさい、その考え方」
提督「あ? どっちのことだよ」
叢雲「甘々の偽善的で日和見な平和主義を厭うのもそれに越したことはないことも」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……酒でも飲むか、少し高めのやつ」
叢雲「鶴の17年がいいわ」
提督「へーい」
< 気持ちのいい酔いには良き酒を >
叢雲「あんな顔もできるのね、あんた」
提督「……悪かったな、しけた顔見せて」
叢雲「別に。私たちの前でいつも笑っていられるメンタルを褒めてるのよ」
提督「上官がしけた顔してるのは駄目だろう」
叢雲「そうだけど」
提督「……今だけクソみたいな平和主義者に共感できそう」
叢雲「大切にしなさい、その考え方」
提督「あ? どっちのことだよ」
叢雲「甘々の偽善的で日和見な平和主義を厭うのもそれに越したことはないことも」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……酒でも飲むか、少し高めのやつ」
叢雲「鶴の17年がいいわ」
提督「へーい」
145: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:54:58.64:EGIjvzahO (9/12)
< そんな顔も好きだけれど >
あきつ丸「…………ス-……ふぅ」
龍田「こーんばんは」
あきつ丸「……あぁ」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……佐世保で少将が一人死んだみたいね」
あきつ丸「地震の影響か? 」
龍田「またまた……知ってるでしょう? 」
あきつ丸「……」
龍田「……」
あきつ丸「……真実などどうでもいい。犠牲者が、供物が必要だった」
龍田「……あなた、そんな顔ばかりね」
あきつ丸「こんな感傷捨てたいのでありますが、ね」
< そんな顔も好きだけれど >
あきつ丸「…………ス-……ふぅ」
龍田「こーんばんは」
あきつ丸「……あぁ」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……佐世保で少将が一人死んだみたいね」
あきつ丸「地震の影響か? 」
龍田「またまた……知ってるでしょう? 」
あきつ丸「……」
龍田「……」
あきつ丸「……真実などどうでもいい。犠牲者が、供物が必要だった」
龍田「……あなた、そんな顔ばかりね」
あきつ丸「こんな感傷捨てたいのでありますが、ね」
146: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:55:57.04:EGIjvzahO (10/12)
< 静かな夜に一声響く >
山城「こんなに静かな雨が降る夜には」
扶桑「ええ」
山城「あとは姉さまの声さえ聴ければ他には何も要りません」
扶桑「そう」
山城「ええ」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……たまには一緒に寝てみない? 」
山城「は、はい! 是非に」
< 静かな夜に一声響く >
山城「こんなに静かな雨が降る夜には」
扶桑「ええ」
山城「あとは姉さまの声さえ聴ければ他には何も要りません」
扶桑「そう」
山城「ええ」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……」
山城「……」
扶桑「……たまには一緒に寝てみない? 」
山城「は、はい! 是非に」
147: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:56:38.41:EGIjvzahO (11/12)
< ーーーーーー >
提督「変なこと言うけど」
高雄「いつも通りですね」
提督「ここ数日の記憶が曖昧なんだよね」
高雄「はぁ」
提督「なんかいつの間にか海風たち帰ってきてるし」
高雄「一緒に門まで迎えに行きましたよね? 」
提督「ん、んー……そんな気もするし違う気もする」
高雄「……若年性健忘症か何かでしょうか」
提督「……いや」
高雄「はい? 」
提督「なんかこれ思い出さない方がいいと思うわ、なんとなくだけど」
高雄「は、はぁ」
< ーーーーーー >
提督「変なこと言うけど」
高雄「いつも通りですね」
提督「ここ数日の記憶が曖昧なんだよね」
高雄「はぁ」
提督「なんかいつの間にか海風たち帰ってきてるし」
高雄「一緒に門まで迎えに行きましたよね? 」
提督「ん、んー……そんな気もするし違う気もする」
高雄「……若年性健忘症か何かでしょうか」
提督「……いや」
高雄「はい? 」
提督「なんかこれ思い出さない方がいいと思うわ、なんとなくだけど」
高雄「は、はぁ」
148: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/21(木) 22:57:14.18:EGIjvzahO (12/12)
失踪はもう二度としない、たぶん
ありがとうございました
失踪はもう二度としない、たぶん
ありがとうございました
149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/21(木) 23:13:04.58:rB+TWuY50 (1/1)
おっつん
たまには記憶喪失にもなるさ
おっつん
たまには記憶喪失にもなるさ
150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/21(木) 23:53:23.31:c3gIQf6jo (1/1)
いやこれだけ毎日書いてる人ってそうそういないと思うよ
乙乙
いやこれだけ毎日書いてる人ってそうそういないと思うよ
乙乙
151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/22(金) 04:06:28.76:XhjG05sMo (1/2)
乙です
乙です
152:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/22(金) 18:02:54.23:EytJ9ihO0 (1/1)
乙
乙
153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/22(金) 20:47:05.15:o6AabyqL0 (1/1)
おつー
おつー
154: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:53:33.98:aj203GOGO (1/9)
< 色々な意味でそういう人 >
若葉「なんだ……いや、なんですか、それは」
赤城「加賀さんからいただいたプレゼントです、一応進水日でして」
若葉「それはおめでとうございます」
赤城「いえいえ。それに敬語なんていらないです」
若葉「ありがとう。……それは? 」
赤城「これは提督から、こちらのは高雄姉妹の上二人から」
若葉「あー、じゃあ」
赤城「左から今佐世保の夕張さん、鳥海さん、呉の陸奥さんに伊勢さん、それからーー」
赤城「ーーですかね」
若葉「……凄い数だ、さすがだな」
赤城「いえ……嬉しいことですけれど」
若葉「昼から誕生日会もあるし……だがこの圧倒的食べ物率はなんというか」
< 色々な意味でそういう人 >
若葉「なんだ……いや、なんですか、それは」
赤城「加賀さんからいただいたプレゼントです、一応進水日でして」
若葉「それはおめでとうございます」
赤城「いえいえ。それに敬語なんていらないです」
若葉「ありがとう。……それは? 」
赤城「これは提督から、こちらのは高雄姉妹の上二人から」
若葉「あー、じゃあ」
赤城「左から今佐世保の夕張さん、鳥海さん、呉の陸奥さんに伊勢さん、それからーー」
赤城「ーーですかね」
若葉「……凄い数だ、さすがだな」
赤城「いえ……嬉しいことですけれど」
若葉「昼から誕生日会もあるし……だがこの圧倒的食べ物率はなんというか」
155: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:54:28.72:aj203GOGO (2/9)
< まぁ、補って余りある美人だしね >
提督「お前なにあげたの? 」
加賀「あなたは? 」
提督「ヴルストとブラウネベルガー・ユッファー……ま、白ワインのケース」
加賀「そう……私も欲しいわ」
提督「そう言うと思ってこっちの分も用意してある」
加賀「さすがね」
提督「ん、お前は? 」
加賀「私は十四代とあわびの塩辛」
提督「そうか」
加賀「ええ」
提督「……」
加賀「……」
提督「……あれ、俺たちちょっと食べるのが好きなうら若い乙女に贈り物したんだよな? その辺のおっさんじゃないよな? 」
加賀「……そのはずですが」
< まぁ、補って余りある美人だしね >
提督「お前なにあげたの? 」
加賀「あなたは? 」
提督「ヴルストとブラウネベルガー・ユッファー……ま、白ワインのケース」
加賀「そう……私も欲しいわ」
提督「そう言うと思ってこっちの分も用意してある」
加賀「さすがね」
提督「ん、お前は? 」
加賀「私は十四代とあわびの塩辛」
提督「そうか」
加賀「ええ」
提督「……」
加賀「……」
提督「……あれ、俺たちちょっと食べるのが好きなうら若い乙女に贈り物したんだよな? その辺のおっさんじゃないよな? 」
加賀「……そのはずですが」
156: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:56:06.01:aj203GOGO (3/9)
< 暇を持て余した神々のーー >
漣「おーぷんざぷらいすっ」
江風「いち、じゅう、ひゃく……さんびゃくえんっ」
海風「……なにしてるの」
漣「札幌に三百円って居酒屋があるんだって。商品が三百円の」
海風「ふーん」
江風「らしい」
海風「そうなんだ」
漣「そうそう。あ、そういえば海風ちゃんさーー」
海風「……で、結局あれはなんだったんだろう」
< 暇を持て余した神々のーー >
漣「おーぷんざぷらいすっ」
江風「いち、じゅう、ひゃく……さんびゃくえんっ」
海風「……なにしてるの」
漣「札幌に三百円って居酒屋があるんだって。商品が三百円の」
海風「ふーん」
江風「らしい」
海風「そうなんだ」
漣「そうそう。あ、そういえば海風ちゃんさーー」
海風「……で、結局あれはなんだったんだろう」
157: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:56:48.94:aj203GOGO (4/9)
< 仕方ないね >
提督「いや、それはさすがに女の子でも少ないだろ。
そんなに沢山のサンプル知ってるわけじゃないけどさ」
愛宕「えっ」
明石「えっ」
提督「……うん、さすがに今のは俺も無いなと思った」
< 仕方ないね >
提督「いや、それはさすがに女の子でも少ないだろ。
そんなに沢山のサンプル知ってるわけじゃないけどさ」
愛宕「えっ」
明石「えっ」
提督「……うん、さすがに今のは俺も無いなと思った」
158: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:57:33.49:aj203GOGO (5/9)
< 誕生日 >
高雄「四月二十二日の誕生色は鸚緑。色言葉は“ リーダーシップ ”と“ 指導者 ”」
愛宕「明日ね」
高雄「そうね」
愛宕「……今年はなににしたの? 」
高雄「秘密。明日、分かるわよ」
愛宕「むー……センスが悪くても知らないから」
高雄「去年は二人でプレゼントしたものね……どちらにせよ今更変えられないわ」
愛宕「そうだけど」
高雄「あなたこそ、どうなの? 」
愛宕「つまんないわよ。ものはつまんなくないと思うけど」
高雄「普通でいいのよ、普通で。あなただってあの人が選んでくれれば普通のものでも嬉しいでしょう? 」
愛宕「……そうね」
< 誕生日 >
高雄「四月二十二日の誕生色は鸚緑。色言葉は“ リーダーシップ ”と“ 指導者 ”」
愛宕「明日ね」
高雄「そうね」
愛宕「……今年はなににしたの? 」
高雄「秘密。明日、分かるわよ」
愛宕「むー……センスが悪くても知らないから」
高雄「去年は二人でプレゼントしたものね……どちらにせよ今更変えられないわ」
愛宕「そうだけど」
高雄「あなたこそ、どうなの? 」
愛宕「つまんないわよ。ものはつまんなくないと思うけど」
高雄「普通でいいのよ、普通で。あなただってあの人が選んでくれれば普通のものでも嬉しいでしょう? 」
愛宕「……そうね」
159: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 22:58:31.45:aj203GOGO (6/9)
< さりとて消せてしまう程の想いなのならば >
愛宕「海風って好きな人のメール全部保護してたりしそうね」
海風「悪いですか? 」
愛宕「んーん、そのうち容量オーバーになっちゃうねって」
海風「……」
愛宕「想いは溢れても問題無いけれど」
海風「……無いですか? 」
愛宕「自分で分かっているうちはね」
海風「……」
愛宕「……」
海風「……牽制? 」
愛宕「まさか、ただの忠告よ。……私が負けると思う? 」
海風「…………」
< さりとて消せてしまう程の想いなのならば >
愛宕「海風って好きな人のメール全部保護してたりしそうね」
海風「悪いですか? 」
愛宕「んーん、そのうち容量オーバーになっちゃうねって」
海風「……」
愛宕「想いは溢れても問題無いけれど」
海風「……無いですか? 」
愛宕「自分で分かっているうちはね」
海風「……」
愛宕「……」
海風「……牽制? 」
愛宕「まさか、ただの忠告よ。……私が負けると思う? 」
海風「…………」
160: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 23:00:13.09:aj203GOGO (7/9)
< 惚気みたいなものかな >
提督「今日の酒は……ま、さっき言ってたワインだ」
加賀「ん……甘いわね、相変わらず」
提督「そりゃあドイツワインだし」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……期待通り、なんてことは殆ど無かったわ」
提督「うん? 」
加賀「常に期待以上、それが赤城さんだった」
提督「……」
加賀「もちろん私も人並以上ではあると自負しています。それでも、赤城さんには……」
提督「……お前の敬愛はどう足掻いても勝てない嫉妬からきてるって? 」
加賀「それが無いとは言えないのよ。……もっとあなた好みで私も望む答えもあるけれど」
提督「へぇ? 」
加賀「……赤城さんが赤城さんだから、どうやっても嫌いになれないの。嫌いになりたくもないですが」
提督「……いいね、俺はそっちの方がお前ららしいと思うよ」
< 惚気みたいなものかな >
提督「今日の酒は……ま、さっき言ってたワインだ」
加賀「ん……甘いわね、相変わらず」
提督「そりゃあドイツワインだし」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……期待通り、なんてことは殆ど無かったわ」
提督「うん? 」
加賀「常に期待以上、それが赤城さんだった」
提督「……」
加賀「もちろん私も人並以上ではあると自負しています。それでも、赤城さんには……」
提督「……お前の敬愛はどう足掻いても勝てない嫉妬からきてるって? 」
加賀「それが無いとは言えないのよ。……もっとあなた好みで私も望む答えもあるけれど」
提督「へぇ? 」
加賀「……赤城さんが赤城さんだから、どうやっても嫌いになれないの。嫌いになりたくもないですが」
提督「……いいね、俺はそっちの方がお前ららしいと思うよ」
161: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 23:00:52.77:aj203GOGO (8/9)
< あんなBBAがいるか! >
提督「赤城と寝たいとは思わないのか? 」
加賀「赤城さんにそんな趣味は無いでしょう」
提督「赤城の感覚じゃなくてさ」
加賀「……興味は、あります」
提督「それなら誘ってみろよ。失敗しても赤城なら次の日もいつも通りだろう?」
加賀「……それはあなたが男性だから」
提督「男になりたい? 」
加賀「そうしたらあなたと寝れないわ」
提督「そうだけど」
加賀「……身体の方はあなただけ、というと変に聞こえるけれどそれでいいのよ、私は」
提督「……そ」
加賀「ええ。……明日は、楽しみにしていなさい」
提督「はいよ。……まーたおっさんになるだけなんだけどなぁ」
加賀「それはつまり赤城さんが今日さらに老婆になったということかしら」
提督「いやいやいや……」
< あんなBBAがいるか! >
提督「赤城と寝たいとは思わないのか? 」
加賀「赤城さんにそんな趣味は無いでしょう」
提督「赤城の感覚じゃなくてさ」
加賀「……興味は、あります」
提督「それなら誘ってみろよ。失敗しても赤城なら次の日もいつも通りだろう?」
加賀「……それはあなたが男性だから」
提督「男になりたい? 」
加賀「そうしたらあなたと寝れないわ」
提督「そうだけど」
加賀「……身体の方はあなただけ、というと変に聞こえるけれどそれでいいのよ、私は」
提督「……そ」
加賀「ええ。……明日は、楽しみにしていなさい」
提督「はいよ。……まーたおっさんになるだけなんだけどなぁ」
加賀「それはつまり赤城さんが今日さらに老婆になったということかしら」
提督「いやいやいや……」
162: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/22(金) 23:02:06.75:aj203GOGO (9/9)
毎日と言っても一月分くらいのストックはあるので
三、四個の書き込みの日は三分くらいで終わりなんですよね
ありがとうございました
毎日と言っても一月分くらいのストックはあるので
三、四個の書き込みの日は三分くらいで終わりなんですよね
ありがとうございました
163:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/22(金) 23:27:32.23:cdWikz0Lo (1/1)
乙
乙
164:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/22(金) 23:48:53.03:XhjG05sMo (2/2)
乙です
乙です
165:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/23(土) 01:24:52.70:jcslJeq7o (1/1)
凄いな、おつ
凄いな、おつ
166:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/23(土) 16:23:06.95:phFFxuA90 (1/1)
おつー
おつー
167: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:04:33.73:t9Nd+XxYO (1/13)
< 意味深な笑みを一花 >
扶桑「……Zzz」
山城「……Zzz」
GZ「……なんだ、これは」
赤城「あら、おはようございます」
GZ「あぁ、おはよう。……彼女たちは何故食堂の椅子で、寝ているんだ」
赤城「夜まで飲んでいたじゃないですか」
GZ「貴方の誕生日パーティーが恐ろしいものだということは分かった」
赤城「騒ぎましたねぇ。……それで潰れた人は順次生者が送還していたのですが」
GZ「ですが? 」
赤城「山城さんが扶桑さんと離れたくないのでここで寝させてほしいと五月蝿くて」
GZ「……私がマックスを連れ帰ったときは山城が扶桑を膝枕していたはずだが、手酌で酒を飲みながら」
赤城「山城さんの方が圧倒的に扶桑さんより強いですからねー」
GZ「……」
赤城「……? 」
GZ「…………姉妹や、それに準ずるものは、いいものなのか? 」
赤城「ふふ……どうでしょうね、それは」
< 意味深な笑みを一花 >
扶桑「……Zzz」
山城「……Zzz」
GZ「……なんだ、これは」
赤城「あら、おはようございます」
GZ「あぁ、おはよう。……彼女たちは何故食堂の椅子で、寝ているんだ」
赤城「夜まで飲んでいたじゃないですか」
GZ「貴方の誕生日パーティーが恐ろしいものだということは分かった」
赤城「騒ぎましたねぇ。……それで潰れた人は順次生者が送還していたのですが」
GZ「ですが? 」
赤城「山城さんが扶桑さんと離れたくないのでここで寝させてほしいと五月蝿くて」
GZ「……私がマックスを連れ帰ったときは山城が扶桑を膝枕していたはずだが、手酌で酒を飲みながら」
赤城「山城さんの方が圧倒的に扶桑さんより強いですからねー」
GZ「……」
赤城「……? 」
GZ「…………姉妹や、それに準ずるものは、いいものなのか? 」
赤城「ふふ……どうでしょうね、それは」
168: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:06:13.77:t9Nd+XxYO (2/13)
< ID:夢では前日の情報を整理するとも言うが >
提督「ふぁっ……」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………203高地にひたすら突撃する夢で起きる誕生日ってなんだよ」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………叢雲に慰めてもらいにでも行くか」
< ID:夢では前日の情報を整理するとも言うが >
提督「ふぁっ……」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………203高地にひたすら突撃する夢で起きる誕生日ってなんだよ」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………」
提督「…………叢雲に慰めてもらいにでも行くか」
169: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:06:56.26:t9Nd+XxYO (3/13)
< 馬鹿でありバカでありばか >
提督「おはよう」
叢雲「ん、おはよう」
提督「……楽しみだなー」
叢雲「なにがよ」
提督「叢雲のプレゼント」
叢雲「蹴りでも贈りましょうか? 」
提督「おおう、いい笑顔」
叢雲「……ま、そこそこいいものだし、期待しときなさい」
提督「せんきゅー、愛してるよ叢雲ちゃん」
叢雲「何言ってんのよ、ばーか」
< 馬鹿でありバカでありばか >
提督「おはよう」
叢雲「ん、おはよう」
提督「……楽しみだなー」
叢雲「なにがよ」
提督「叢雲のプレゼント」
叢雲「蹴りでも贈りましょうか? 」
提督「おおう、いい笑顔」
叢雲「……ま、そこそこいいものだし、期待しときなさい」
提督「せんきゅー、愛してるよ叢雲ちゃん」
叢雲「何言ってんのよ、ばーか」
170: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:07:36.17:t9Nd+XxYO (4/13)
< なんであれ順応すれば調和が生まれる >
高雄「四月二十三日の誕生色は葦葉色。色言葉は“ 調和 ”、“ 順応 ”、そして“ 人間関係 ”」
雲龍「そういえば呉から帰ってきて」
江風「ン? 」
雲龍「あなたの戦闘衣やたら無駄にかっこよくなったわね」
江風「まぁな。これもやっぱ江風様の普段からの」
雲龍「あと海風の視線が危なくなった気がするわ」
江風「聞けよ。……やっぱり? 」
雲龍「元々あなたとあの人に依存気味だったけれど……あれ出撃以外はやめた方がいいわよ」
江風「つーかあれ私服にはなンないけどな。でかいし」
雲龍「……いっそあなたもレズになって堕ちていけば幸せよね、皆」
江風「……それ主に姉貴がテートク諦めるからだろ、江風はどーすンだよ」
< なんであれ順応すれば調和が生まれる >
高雄「四月二十三日の誕生色は葦葉色。色言葉は“ 調和 ”、“ 順応 ”、そして“ 人間関係 ”」
雲龍「そういえば呉から帰ってきて」
江風「ン? 」
雲龍「あなたの戦闘衣やたら無駄にかっこよくなったわね」
江風「まぁな。これもやっぱ江風様の普段からの」
雲龍「あと海風の視線が危なくなった気がするわ」
江風「聞けよ。……やっぱり? 」
雲龍「元々あなたとあの人に依存気味だったけれど……あれ出撃以外はやめた方がいいわよ」
江風「つーかあれ私服にはなンないけどな。でかいし」
雲龍「……いっそあなたもレズになって堕ちていけば幸せよね、皆」
江風「……それ主に姉貴がテートク諦めるからだろ、江風はどーすンだよ」
171:ID加速中 ◆QdSnJBTTyA:2016/04/23(土) 20:08:00.24:1u4F3rNs0 (1/2)
/::::::::::::::::::::::::::\~プーン
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\~プーン >>1
|:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|~プーン
|;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ~
|::( 6∪ ー─◎─◎ )~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノ (∵∴ ( o o)∴)~ <このSSを書けば賞賛の嵐だお。皆見てくれるお。
| ∪< ∵∵ 3 ∵> ムッキー! \_____________________
\ ⌒ ノ_____
\_____/ | | ̄ ̄\ \
___/ \ | | | ̄ ̄|
|:::::::/ \___ | \| | |__|
|:::::::| \____|つ⊂|__|__/ /
|:::::/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
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| (●), 、 (●)、 ::|
| ,,ノ(、_, )ヽ、, :::| このスレを立てたときの>>1
| ト‐=‐ァ' .:::|
\ `ニニ´ .::/
/`ー‐--‐‐一''´\
/\___/\
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| ─ ─ |
| (●), 、 (●)、 | このスレの自分以外のレスを読んだときの>>1
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
\ r‐=‐、 .:::/
/`ー `ニニ´一''´ \
/\___/\
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172: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:08:29.03:t9Nd+XxYO (5/13)
< 夢語り >
提督「誕生日になるとさ」
瑞穂「はい」
提督「会員登録してる居酒屋とか焼肉屋から割引のお知らせくるんだよ」
瑞穂「行けませんね」
提督「あぁ。なんとかなんねぇかなあれ」
瑞穂「こちらのお店だとか」
提督「その場合個室だよな、この面子だと」
瑞穂「そうでしょうね」
提督「……そーいや瑞穂は何もかも終わったらどうしたい? 」
瑞穂「……特には考えて、いませんね」
提督「ふーん? 」
瑞穂「……だって、寿退役なんてできませんし」
提督「そ、そうだね。……本当その辺どうなるんだろう」
瑞穂「どうもならなくても瑞穂は……天城さんと旅でもしましょうか」
< 夢語り >
提督「誕生日になるとさ」
瑞穂「はい」
提督「会員登録してる居酒屋とか焼肉屋から割引のお知らせくるんだよ」
瑞穂「行けませんね」
提督「あぁ。なんとかなんねぇかなあれ」
瑞穂「こちらのお店だとか」
提督「その場合個室だよな、この面子だと」
瑞穂「そうでしょうね」
提督「……そーいや瑞穂は何もかも終わったらどうしたい? 」
瑞穂「……特には考えて、いませんね」
提督「ふーん? 」
瑞穂「……だって、寿退役なんてできませんし」
提督「そ、そうだね。……本当その辺どうなるんだろう」
瑞穂「どうもならなくても瑞穂は……天城さんと旅でもしましょうか」
173: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:09:14.97:t9Nd+XxYO (6/13)
< ひしょ >
雲龍「今日はあの人の誕生日なわけだけれど」
天城「そうですね」
雲龍「他にもあるのよ、記念日が」
天城「えーっと、確か世界本の日でしたよね。サン・ジョルディにちなんで」
雲龍「他にも」
天城「……確か提督は地ビールの日でドイツだとビールの日だとか何とか言っていたような」
雲龍「そう、知らなかったわ」
天城「…………ゴロだとシジミとかありそうですね」
雲龍「そうね。……秘所の日、なのよ」
天城「秘書? 避暑? 」
雲龍「だから、秘所よ」
< ひしょ >
雲龍「今日はあの人の誕生日なわけだけれど」
天城「そうですね」
雲龍「他にもあるのよ、記念日が」
天城「えーっと、確か世界本の日でしたよね。サン・ジョルディにちなんで」
雲龍「他にも」
天城「……確か提督は地ビールの日でドイツだとビールの日だとか何とか言っていたような」
雲龍「そう、知らなかったわ」
天城「…………ゴロだとシジミとかありそうですね」
雲龍「そうね。……秘所の日、なのよ」
天城「秘書? 避暑? 」
雲龍「だから、秘所よ」
174: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:09:59.04:t9Nd+XxYO (7/13)
< 花も花言葉も想いも難しい >
提督「まぁ、戦争が終わって即時海保ってのもありえなさそうだしな」
瑞穂「ええ。……提督」
提督「うん? 」
瑞穂「他意はありませんけれど……想いは込めていますから」
提督「ん、ありがとな、花束」
瑞穂「あなたはそれ以上のものを瑞穂にくださいました」
提督「何もしてないと思うけどな。……ま、今日は大いに騒いでくれ」
瑞穂「はい、それではまた後で。……お誕生日、おめでとうございます」
提督「あぁ」
愛宕「チューリップにガーベラに、これはアイリス? ……ふーん」
高雄「? 」
愛宕「別に。……嫌われるよりマシよね、って」
< 花も花言葉も想いも難しい >
提督「まぁ、戦争が終わって即時海保ってのもありえなさそうだしな」
瑞穂「ええ。……提督」
提督「うん? 」
瑞穂「他意はありませんけれど……想いは込めていますから」
提督「ん、ありがとな、花束」
瑞穂「あなたはそれ以上のものを瑞穂にくださいました」
提督「何もしてないと思うけどな。……ま、今日は大いに騒いでくれ」
瑞穂「はい、それではまた後で。……お誕生日、おめでとうございます」
提督「あぁ」
愛宕「チューリップにガーベラに、これはアイリス? ……ふーん」
高雄「? 」
愛宕「別に。……嫌われるよりマシよね、って」
175:ID加速中 ◆QdSnJBTTyA:2016/04/23(土) 20:10:14.99:1u4F3rNs0 (2/2)
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176: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:10:52.96:t9Nd+XxYO (8/13)
< 気を付けようが >
江風「今日のカクテルはエル・ディアブロ。カクテルワードは“ 気を付けて ”」
提督「かっけぇなお前、バーテンダー」
江風「サンキュー、テートクも一段とな」
提督「そりゃまぁ誕生日くらい気合い入れないと」
江風「……お互い気を付けようぜ」
提督「俺はまぁ……クズだから」
江風「別にテートクが抱ける踏ン切りつくならいいけどさ」
提督「違う違う。言葉で傷付ける覚悟はあるってこと」
江風「うわぁ……」
提督「……それにあれだろ、お前がなんとかすればいい。クズの魔の手から助けてやれよ、イケメン」
江風「……なーンで皆同じこと言うかな」
< 気を付けようが >
江風「今日のカクテルはエル・ディアブロ。カクテルワードは“ 気を付けて ”」
提督「かっけぇなお前、バーテンダー」
江風「サンキュー、テートクも一段とな」
提督「そりゃまぁ誕生日くらい気合い入れないと」
江風「……お互い気を付けようぜ」
提督「俺はまぁ……クズだから」
江風「別にテートクが抱ける踏ン切りつくならいいけどさ」
提督「違う違う。言葉で傷付ける覚悟はあるってこと」
江風「うわぁ……」
提督「……それにあれだろ、お前がなんとかすればいい。クズの魔の手から助けてやれよ、イケメン」
江風「……なーンで皆同じこと言うかな」
177: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:11:56.68:t9Nd+XxYO (9/13)
< きっと同じ月を眺めている >
龍田「今頃」
あきつ丸「ん? 」
龍田「今頃屋上で月でも見ながらイチャついているのかしら」
あきつ丸「……はて、そんなこと自分には」
龍田「私はあなたとぼんやり煙草ふかしてるだけなのに」
あきつ丸「嫌なら自分の姉にでも甘えればいいであります」
龍田「嫌じゃないわよ? あなたのこと好きだし」
あきつ丸「……」
龍田「……ふぅ」
あきつ丸「…………自分の誕生日くらい、期待していればいい」
龍田「でも五月末はちょっと遠いかなぁって、ね? 」
あきつ丸「だからといってそんな目を寄越すな……揺れるだろうが」
< きっと同じ月を眺めている >
龍田「今頃」
あきつ丸「ん? 」
龍田「今頃屋上で月でも見ながらイチャついているのかしら」
あきつ丸「……はて、そんなこと自分には」
龍田「私はあなたとぼんやり煙草ふかしてるだけなのに」
あきつ丸「嫌なら自分の姉にでも甘えればいいであります」
龍田「嫌じゃないわよ? あなたのこと好きだし」
あきつ丸「……」
龍田「……ふぅ」
あきつ丸「…………自分の誕生日くらい、期待していればいい」
龍田「でも五月末はちょっと遠いかなぁって、ね? 」
あきつ丸「だからといってそんな目を寄越すな……揺れるだろうが」
178: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:12:46.71:t9Nd+XxYO (10/13)
< まったくもってその通り >
愛宕「去年の誕生日は何してたかしらね」
提督「さぁ? 」
高雄「雲龍さんたちはもういましたか」
提督「さてね、そんなこと、どうでもいいだろ」
高雄「まぁ、そうですが」
愛宕「気になるじゃない? 段々人口増えてきてるし」
提督「お前らとの時間は減ったけどな」
高雄「あなたの所為では? 」
愛宕「普通夜の時間とかは減らないわよね~ 」
提督「…………」
< まったくもってその通り >
愛宕「去年の誕生日は何してたかしらね」
提督「さぁ? 」
高雄「雲龍さんたちはもういましたか」
提督「さてね、そんなこと、どうでもいいだろ」
高雄「まぁ、そうですが」
愛宕「気になるじゃない? 段々人口増えてきてるし」
提督「お前らとの時間は減ったけどな」
高雄「あなたの所為では? 」
愛宕「普通夜の時間とかは減らないわよね~ 」
提督「…………」
179: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:13:57.81:t9Nd+XxYO (11/13)
< どんちゃん >
明石「日本酒が無いなら焼酎を飲めばいいじゃない! 」
加賀「そうね」
天城「特に間違ってもいませんしアントワネットも何もありませんね」
雲龍「……あれ割と現代人みたいな問題よね、背景とか捏造とか捻じ曲げとか」
叢雲「フランス革命の意義が近現代の夜明けなんだから間違ってないでしょ」
Littorio「光と闇は同時に生まれるものですから」
瑞穂「最近辛くなってきたらお酒とおつまみを追加するばいいことに気付きました」
漣「いれば飲まされますもんねー」
江風「ン…………Zzz」
海風「…………よし」
加賀「何をしてもいいけれど……後悔だけは無いようにすることね」
海風「…………」
江風「…………Zzz」
< どんちゃん >
明石「日本酒が無いなら焼酎を飲めばいいじゃない! 」
加賀「そうね」
天城「特に間違ってもいませんしアントワネットも何もありませんね」
雲龍「……あれ割と現代人みたいな問題よね、背景とか捏造とか捻じ曲げとか」
叢雲「フランス革命の意義が近現代の夜明けなんだから間違ってないでしょ」
Littorio「光と闇は同時に生まれるものですから」
瑞穂「最近辛くなってきたらお酒とおつまみを追加するばいいことに気付きました」
漣「いれば飲まされますもんねー」
江風「ン…………Zzz」
海風「…………よし」
加賀「何をしてもいいけれど……後悔だけは無いようにすることね」
海風「…………」
江風「…………Zzz」
180: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:14:52.19:t9Nd+XxYO (12/13)
< 何も考えず、何も飾らず >
愛宕「好き」
高雄「いつまでも」
提督「……ん」
愛宕「どんなにクズでも私が自分の意志で選んだ人で、選択だから」
高雄「例え戦うことがこの魂に刻まれた刷り込みでも、あなたへの気持ちは私のもの」
提督「……あぁ」
愛宕「……」
高雄「……」
提督「……なんで俺だけ歳取るんだろう、なんで俺だけ成長しないんだろう」
< 何も考えず、何も飾らず >
愛宕「好き」
高雄「いつまでも」
提督「……ん」
愛宕「どんなにクズでも私が自分の意志で選んだ人で、選択だから」
高雄「例え戦うことがこの魂に刻まれた刷り込みでも、あなたへの気持ちは私のもの」
提督「……あぁ」
愛宕「……」
高雄「……」
提督「……なんで俺だけ歳取るんだろう、なんで俺だけ成長しないんだろう」
181: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/23(土) 20:15:21.72:t9Nd+XxYO (13/13)
ありがとうございました
ありがとうございました
182:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/23(土) 20:25:55.34:iNo5pN6AO (1/1)
乙
白露型と陽炎型は合法
乙
白露型と陽炎型は合法
183:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/23(土) 20:29:39.95:IxJh/80Mo (1/1)
乙
乙
184:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/23(土) 20:38:40.69:ZWEfmiqXo (1/1)
乙です
乙です
185: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 22:59:29.43:ejpC44hWO (1/7)
< 自分すら騙せない嘘は >
提督「ん……」
高雄「……Zzz」
愛宕「……Zzz」
提督「……誕生日後に女二人侍らせるってまるでクズ……クズだな」
高雄「……Zzz」
愛宕「……Zzz」
提督「…………結局三日くらい殆ど一緒だったけど誕生日だもんな、仕方ない仕方ない」
< 自分すら騙せない嘘は >
提督「ん……」
高雄「……Zzz」
愛宕「……Zzz」
提督「……誕生日後に女二人侍らせるってまるでクズ……クズだな」
高雄「……Zzz」
愛宕「……Zzz」
提督「…………結局三日くらい殆ど一緒だったけど誕生日だもんな、仕方ない仕方ない」
186: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:00:44.36:ejpC44hWO (2/7)
< どこからかプレッシャーが >
海風「海風はまだなのでしょうか」
提督「うん? 」
海風「その、江風に置いていかれるのは、嫌です」
提督「あぁ……どうだろうね」
海風「……」
提督「海風の練度的には大丈夫だろうし、あとは技術者の能力に祈りでも捧げるしかない」
海風「明石さんに毎日差し入れでもすればいいのかな」
提督「喜ぶんじゃないか? 」
海風「……」
明石「ちょ、ちょ……なんで工具が綺麗に並んですかね」
江風「……ほ、ホラーかもな、ははは」
< どこからかプレッシャーが >
海風「海風はまだなのでしょうか」
提督「うん? 」
海風「その、江風に置いていかれるのは、嫌です」
提督「あぁ……どうだろうね」
海風「……」
提督「海風の練度的には大丈夫だろうし、あとは技術者の能力に祈りでも捧げるしかない」
海風「明石さんに毎日差し入れでもすればいいのかな」
提督「喜ぶんじゃないか? 」
海風「……」
明石「ちょ、ちょ……なんで工具が綺麗に並んですかね」
江風「……ほ、ホラーかもな、ははは」
187: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:01:23.41:ejpC44hWO (3/7)
< 馬鹿は見るよりなればいい >
高雄「四月二十六日の誕生色はディープピーグリーン。
色言葉は“ 向上心 ”、“ 人の為 ”、そして“ 完成 ”」
漣「精神的に向上心のない者はばかだ? 」
明石「ここの人は皆ばかってことですね」
Littorio「ですね」
高雄「ま、同意せざるをえませんね」
天城「……来たばかりのときはこうではなかったような気がするのですけれど」
雲龍「それなら、頑張って戻ってみれば? 」
天城「嫌ですよ。……ばかな方が幸せなこと、多いですからね」
< 馬鹿は見るよりなればいい >
高雄「四月二十六日の誕生色はディープピーグリーン。
色言葉は“ 向上心 ”、“ 人の為 ”、そして“ 完成 ”」
漣「精神的に向上心のない者はばかだ? 」
明石「ここの人は皆ばかってことですね」
Littorio「ですね」
高雄「ま、同意せざるをえませんね」
天城「……来たばかりのときはこうではなかったような気がするのですけれど」
雲龍「それなら、頑張って戻ってみれば? 」
天城「嫌ですよ。……ばかな方が幸せなこと、多いですからね」
188: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:02:27.13:ejpC44hWO (4/7)
< 花咲くように >
提督「今日のカクテルはラムトニック。……レモンとライムなら? 」
雲龍「当ててみて」
提督「……レモンかな」
雲龍「どうして? 」
提督「レモンの花言葉は“ 香気 ”。なんかエロい匂いするし」
雲龍「ふーん……ライムなら? 」
提督「確か“ 美しさの象徴 ”、かな」
雲龍「美しくはない? 」
提督「陰のある女とかテンション低い女好きだけどね、一番とは思わない。笑っていなくちゃ」
雲龍「…………」
提督「…………」
雲龍「…………次はライムで。そしたらどびきりの笑顔、見せてあげる」
< 花咲くように >
提督「今日のカクテルはラムトニック。……レモンとライムなら? 」
雲龍「当ててみて」
提督「……レモンかな」
雲龍「どうして? 」
提督「レモンの花言葉は“ 香気 ”。なんかエロい匂いするし」
雲龍「ふーん……ライムなら? 」
提督「確か“ 美しさの象徴 ”、かな」
雲龍「美しくはない? 」
提督「陰のある女とかテンション低い女好きだけどね、一番とは思わない。笑っていなくちゃ」
雲龍「…………」
提督「…………」
雲龍「…………次はライムで。そしたらどびきりの笑顔、見せてあげる」
189: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:03:04.99:ejpC44hWO (5/7)
< 雰囲気よりもぬくもりを >
提督「気付いちゃったわ」
雲龍「どうせどうでも……聞くけれど」
提督「ここいると裸エプロンお帰りなさいまセックスできない」
雲龍「……外には出るじゃない? 」
提督「死ぬ程疲れてるかセックスしてきた後じゃん? 」
雲龍「そういうときに抱けないと性の不一致だとか言われるみたいよ」
提督「俺で不一致とかむしろヤり過ぎってことだろ、我ながら」
雲龍「足りないけれど」
提督「まーじ……」
雲龍「……三日も構いっきりで」
提督「嫁構って何が悪……分かったから話してる途中にまさぐるんじゃねぇよ」
< 雰囲気よりもぬくもりを >
提督「気付いちゃったわ」
雲龍「どうせどうでも……聞くけれど」
提督「ここいると裸エプロンお帰りなさいまセックスできない」
雲龍「……外には出るじゃない? 」
提督「死ぬ程疲れてるかセックスしてきた後じゃん? 」
雲龍「そういうときに抱けないと性の不一致だとか言われるみたいよ」
提督「俺で不一致とかむしろヤり過ぎってことだろ、我ながら」
雲龍「足りないけれど」
提督「まーじ……」
雲龍「……三日も構いっきりで」
提督「嫁構って何が悪……分かったから話してる途中にまさぐるんじゃねぇよ」
190: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:04:02.02:ejpC44hWO (6/7)
< 絶対に無いからこその即答 >
明石「あの人と別れたとして」
愛宕「別れたとして? 」
明石「次の男性を探す中で一番重視するところは? 」
愛宕「……む」
明石「……」
愛宕「……お金、ルックス、セックス、地位とかってこと? 」
明石「まぁ、大別するとそんなものですね」
愛宕「……」
明石「……」
愛宕「難しい……高雄は? 」
高雄「私以外に女をつくらないこと」
愛宕「……あぁ」
明石「……それしかありませんね、ええ」
< 絶対に無いからこその即答 >
明石「あの人と別れたとして」
愛宕「別れたとして? 」
明石「次の男性を探す中で一番重視するところは? 」
愛宕「……む」
明石「……」
愛宕「……お金、ルックス、セックス、地位とかってこと? 」
明石「まぁ、大別するとそんなものですね」
愛宕「……」
明石「……」
愛宕「難しい……高雄は? 」
高雄「私以外に女をつくらないこと」
愛宕「……あぁ」
明石「……それしかありませんね、ええ」
191: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/26(火) 23:04:34.21:ejpC44hWO (7/7)
失踪しないとはなんだったのか
ありがとうございました
失踪しないとはなんだったのか
ありがとうございました
192:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 00:12:05.69:eiWhlAZXo (1/2)
そういうこともあるさ
おつ
そういうこともあるさ
おつ
193:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 00:14:23.50:ul7b2QXxo (1/2)
乙
乙
194:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 00:15:54.94:qDFVn+Cho (1/2)
乙です
乙です
195: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 22:57:53.21:ETqq0fcuO (1/14)
< ま、事後トークなんて落ち着く為のものだしね >
雲龍「戦争は終わる? 」
提督「いつかそのうちね」
雲龍「……『そのうち結婚』する、って感じの信頼度ね」
提督「まったくもってその通り」
雲龍「……いつ沈むかも分からないのに」
提督「……ごめん」
雲龍「別にあなたに謝らせたいわけではないわ」
提督「俺の仕事なんてお前らが傷付く順番と程度を決めるだけだからな」
雲龍「……私たちができうる限り傷付かないように、そして損害を最小にする、でしょう」
提督「最大限好意的に解釈すればね。
……でもつまりそれってさ、俺が傷付かないように、責められないようにしたいってことでもあると思うんだ」
雲龍「……」
提督「試算で成果が大きいものをあえて外す、リスクリターンを理由にね。
それで損害を抑えた気になってる無能が俺」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ごめんなさい。寝起きでする話ではないわね」
提督「別に。……コーヒー淹れるか」
< ま、事後トークなんて落ち着く為のものだしね >
雲龍「戦争は終わる? 」
提督「いつかそのうちね」
雲龍「……『そのうち結婚』する、って感じの信頼度ね」
提督「まったくもってその通り」
雲龍「……いつ沈むかも分からないのに」
提督「……ごめん」
雲龍「別にあなたに謝らせたいわけではないわ」
提督「俺の仕事なんてお前らが傷付く順番と程度を決めるだけだからな」
雲龍「……私たちができうる限り傷付かないように、そして損害を最小にする、でしょう」
提督「最大限好意的に解釈すればね。
……でもつまりそれってさ、俺が傷付かないように、責められないようにしたいってことでもあると思うんだ」
雲龍「……」
提督「試算で成果が大きいものをあえて外す、リスクリターンを理由にね。
それで損害を抑えた気になってる無能が俺」
雲龍「……」
提督「……」
雲龍「……ごめんなさい。寝起きでする話ではないわね」
提督「別に。……コーヒー淹れるか」
196: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 22:58:39.07:ETqq0fcuO (2/14)
< そう見られているように思えてしまう >
雲龍「ま、それは置いといて実際」
提督「うん? 」
雲龍「お金はあるし女には困らない、地位と名誉もそこそこでしょう」
提督「まぁ、そうかな」
雲龍「あくまで冗談だけど……何もかも捨てて退役しようとは思わないの? 」
提督「……」
雲龍「……仮に高雄と愛宕が沈めば私や明石なんていつでも捨てて逃げ」
提督「怒らせたいのか? ん? 」
雲龍「……割と本音よ? 」
提督「……」
雲龍「……」
提督「……チッ」
< そう見られているように思えてしまう >
雲龍「ま、それは置いといて実際」
提督「うん? 」
雲龍「お金はあるし女には困らない、地位と名誉もそこそこでしょう」
提督「まぁ、そうかな」
雲龍「あくまで冗談だけど……何もかも捨てて退役しようとは思わないの? 」
提督「……」
雲龍「……仮に高雄と愛宕が沈めば私や明石なんていつでも捨てて逃げ」
提督「怒らせたいのか? ん? 」
雲龍「……割と本音よ? 」
提督「……」
雲龍「……」
提督「……チッ」
197: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 22:59:31.27:ETqq0fcuO (3/14)
< 冷えたコーヒーを流し込む朝を >
雲龍「そう怒らないの」
提督「……本気でお前に優しい声出されると気持ち悪いな」
雲龍「酷いわね」
提督「……本音なのか冗談なのかはっきりしろよ」
雲龍「どちらでもあるもの」
提督「……」
雲龍「……」
提督「……お前と真面目な話するのって大体ベッドの中だよな」
雲龍「こんなつまらない話頭が冴えてないときっ、ん、しか」
提督「ん……なら、今から風呂で覚まさせてやるよ」
< 冷えたコーヒーを流し込む朝を >
雲龍「そう怒らないの」
提督「……本気でお前に優しい声出されると気持ち悪いな」
雲龍「酷いわね」
提督「……本音なのか冗談なのかはっきりしろよ」
雲龍「どちらでもあるもの」
提督「……」
雲龍「……」
提督「……お前と真面目な話するのって大体ベッドの中だよな」
雲龍「こんなつまらない話頭が冴えてないときっ、ん、しか」
提督「ん……なら、今から風呂で覚まさせてやるよ」
198: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 22:59:59.08:ETqq0fcuO (4/14)
< 大事なこと >
龍田「ふぅ……風が気持ちいいわぁ」
あきつ丸「……朝から姉妹で剣戟ごっこか」
龍田「ごっこでも当たれば切れるのよ? 」
あきつ丸「簡単に治るでありますが」
龍田「しかも税金で。愉快な話よね」
あきつ丸「ふん……」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……最近私とばかりつるんでないかしら」
あきつ丸「そちらが勝手に絡んでくるだけだ。……別にぼっちなわけではないでありますよ? 」
< 大事なこと >
龍田「ふぅ……風が気持ちいいわぁ」
あきつ丸「……朝から姉妹で剣戟ごっこか」
龍田「ごっこでも当たれば切れるのよ? 」
あきつ丸「簡単に治るでありますが」
龍田「しかも税金で。愉快な話よね」
あきつ丸「ふん……」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……最近私とばかりつるんでないかしら」
あきつ丸「そちらが勝手に絡んでくるだけだ。……別にぼっちなわけではないでありますよ? 」
199: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:00:50.24:ETqq0fcuO (5/14)
< なんとなく不思議な感覚 >
あきつ丸「あぁ、そういえば」
龍田「なにかしら」
あきつ丸「風邪を、引いた」
龍田「……え? 」
あきつ丸「生きている、そう証明した気がする」
龍田「死んではいないでしょう? 」
あきつ丸「死んでいないだけだ。生きていないのと矛盾はしない」
龍田「そう? 」
あきつ丸「少なくとも自分にとっくちゅっ」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……随分可愛らしいくしゃみねぇ
あきつ丸「言うな」
< なんとなく不思議な感覚 >
あきつ丸「あぁ、そういえば」
龍田「なにかしら」
あきつ丸「風邪を、引いた」
龍田「……え? 」
あきつ丸「生きている、そう証明した気がする」
龍田「死んではいないでしょう? 」
あきつ丸「死んでいないだけだ。生きていないのと矛盾はしない」
龍田「そう? 」
あきつ丸「少なくとも自分にとっくちゅっ」
龍田「……」
あきつ丸「……」
龍田「……随分可愛らしいくしゃみねぇ
あきつ丸「言うな」
200: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:01:17.96:ETqq0fcuO (6/14)
< 人生に必要な本はどれだけあるだろうか >
高雄「四月二十七日の誕生色はエメラルドグリーン。
色言葉は“ 人生 ”、“ 経験 ”、そして“ 鍛錬 ”」
提督「いい加減本が邪魔だな」
愛宕「捨てるの? 」
提督「んー……ま、そうだな。どう足掻いても結局捨てるか売るかしかない、嫌だけど」
愛宕「こういうのお金を払ったら電子書籍化したりしてくれないのかしら」
提督「さぁね。……もしそうなったら本棚無くして酒置き場にするか」
高雄「相変わらず。むしろ倉庫のお酒を減らした方がいいのでは」
提督「中毒だから……仕方ないね」
< 人生に必要な本はどれだけあるだろうか >
高雄「四月二十七日の誕生色はエメラルドグリーン。
色言葉は“ 人生 ”、“ 経験 ”、そして“ 鍛錬 ”」
提督「いい加減本が邪魔だな」
愛宕「捨てるの? 」
提督「んー……ま、そうだな。どう足掻いても結局捨てるか売るかしかない、嫌だけど」
愛宕「こういうのお金を払ったら電子書籍化したりしてくれないのかしら」
提督「さぁね。……もしそうなったら本棚無くして酒置き場にするか」
高雄「相変わらず。むしろ倉庫のお酒を減らした方がいいのでは」
提督「中毒だから……仕方ないね」
201: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:02:06.94:ETqq0fcuO (7/14)
< この藪には蛇が多過ぎる >
明石「や、電子化してくれるなら絶対その方がいいですよ。場所取らないし劣化しないし」
瑞穂「世の中には紙媒体でなくては雰囲気を楽しめないという方も多いようですけれど」
明石「それは想像力とか没入が足りないか内容がつまんないかですね、極論ですけど」
瑞穂「はぁ」
明石「私は基本的に小説なんて読まないので別かもしれませんが……所詮その程度なんじゃないですか? 」
瑞穂「瑞穂もよくは」
明石「……映画館で観ても部屋で観ても、というか。もちろん迫力は違いましたけれど楽しいことには変わりないです。
むしろ映画館みたいにたまの贅沢になるのも悪くないと思いますよ、紙媒体での読書」
瑞穂「そういう考えも……明石さん? 」
明石「はい? 」
瑞穂「……提督と、何を観てきたんですか? 」
明石「…………」
< この藪には蛇が多過ぎる >
明石「や、電子化してくれるなら絶対その方がいいですよ。場所取らないし劣化しないし」
瑞穂「世の中には紙媒体でなくては雰囲気を楽しめないという方も多いようですけれど」
明石「それは想像力とか没入が足りないか内容がつまんないかですね、極論ですけど」
瑞穂「はぁ」
明石「私は基本的に小説なんて読まないので別かもしれませんが……所詮その程度なんじゃないですか? 」
瑞穂「瑞穂もよくは」
明石「……映画館で観ても部屋で観ても、というか。もちろん迫力は違いましたけれど楽しいことには変わりないです。
むしろ映画館みたいにたまの贅沢になるのも悪くないと思いますよ、紙媒体での読書」
瑞穂「そういう考えも……明石さん? 」
明石「はい? 」
瑞穂「……提督と、何を観てきたんですか? 」
明石「…………」
202: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:02:32.34:ETqq0fcuO (8/14)
< そもそも他に誰とも >
愛宕「やっぱり筋肉あると瞬発力とか持続力違うのかしら」
高雄「それはそうでしょう。その為の最適化ですし」
愛宕「そっかぁ」
高雄「ええ」
愛宕「……ま、ぶよぶよで地黒の毛深いおじさんとなんてヤる気も無いからどうでもいいけど」
高雄「そうね」
< そもそも他に誰とも >
愛宕「やっぱり筋肉あると瞬発力とか持続力違うのかしら」
高雄「それはそうでしょう。その為の最適化ですし」
愛宕「そっかぁ」
高雄「ええ」
愛宕「……ま、ぶよぶよで地黒の毛深いおじさんとなんてヤる気も無いからどうでもいいけど」
高雄「そうね」
203: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:03:15.20:ETqq0fcuO (9/14)
< あなたの胸で眠りたい >
高雄「私も大分あの人に毒さ……染められてきたと思うけれど」
愛宕「言い直さなくても。……なぁに? 」
高雄「帰る場所がだけが違ってきっと永遠に違うのよね」
愛宕「あの世的な? 故郷的な? 」
高雄「故郷的な。無神論者でも無いけれど信じる神も持っていないわ」
愛宕「……私は明日にでも骨埋められるわよ? 」
高雄「長くあの人そのものが私の帰る場所だったから……変えられるかしら」
愛宕「大丈夫なんじゃない? それに変える必要も無いし」
< あなたの胸で眠りたい >
高雄「私も大分あの人に毒さ……染められてきたと思うけれど」
愛宕「言い直さなくても。……なぁに? 」
高雄「帰る場所がだけが違ってきっと永遠に違うのよね」
愛宕「あの世的な? 故郷的な? 」
高雄「故郷的な。無神論者でも無いけれど信じる神も持っていないわ」
愛宕「……私は明日にでも骨埋められるわよ? 」
高雄「長くあの人そのものが私の帰る場所だったから……変えられるかしら」
愛宕「大丈夫なんじゃない? それに変える必要も無いし」
204: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:04:21.09:ETqq0fcuO (10/14)
< 一番とか二番とかではなくて >
天城「加賀さんも大概赤城さんのこと好きですよね」
加賀「この世で最も大切な人だもの」
天城「提督は? 」
加賀「この世で唯一何もかも捧げられる人」
天城「は、はぁ」
加賀「……あなたは雲龍や葛城とあの人を比べられるの? 」
天城「……」
加賀「……」
天城「……失礼なことを言いましたね、ごめんなさい」
加賀「構わないわ。……答えは本音だし」
< 一番とか二番とかではなくて >
天城「加賀さんも大概赤城さんのこと好きですよね」
加賀「この世で最も大切な人だもの」
天城「提督は? 」
加賀「この世で唯一何もかも捧げられる人」
天城「は、はぁ」
加賀「……あなたは雲龍や葛城とあの人を比べられるの? 」
天城「……」
加賀「……」
天城「……失礼なことを言いましたね、ごめんなさい」
加賀「構わないわ。……答えは本音だし」
205: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:04:48.93:ETqq0fcuO (11/14)
< いい意味で >
江風「ふぃー……風呂はいいねぇ、風呂は」
雲龍「……あなた」
江風「ン? 」
雲龍「大きくなったように見えるわ」
江風「……だよなだよな? 」
雲龍「微々たるものだけれど」
江風「そりゃ雲龍さンに比べれば」
雲龍「海風とは? 」
江風「え……」
雲龍「……あなたそんなことで傷付いた顔とかできるのね」
江風「いや、江風一応女の子なンだけど……」
< いい意味で >
江風「ふぃー……風呂はいいねぇ、風呂は」
雲龍「……あなた」
江風「ン? 」
雲龍「大きくなったように見えるわ」
江風「……だよなだよな? 」
雲龍「微々たるものだけれど」
江風「そりゃ雲龍さンに比べれば」
雲龍「海風とは? 」
江風「え……」
雲龍「……あなたそんなことで傷付いた顔とかできるのね」
江風「いや、江風一応女の子なンだけど……」
206: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:05:51.87:ETqq0fcuO (12/14)
< 安酒を呷るのもまたいいものだけれど >
提督「今日の酒はシーバスリーガルの21年だ」
明石「スコッチ? 」
提督「そ、一万円くらいのだから割とリーズナブル」
明石「私が言うのもなんですけどリーズナブル……? 」
提督「可愛い女の子とゆっくり一杯傾けるためのお供としてはね」
明石「……」
提督「それともキュートなカクテルが好き? 」
明石「私の好みなんて知ってるじゃないですか」
提督「酒ならカルヴァドス。カクテルならニコラシカ」
明石「どちらにせよブランデー。あなたの言う可愛らしい女の子の好みではありません」
提督「……俺は可愛いと思うけど」
明石「あなただけです。……それだけで、満足ですけど」
< 安酒を呷るのもまたいいものだけれど >
提督「今日の酒はシーバスリーガルの21年だ」
明石「スコッチ? 」
提督「そ、一万円くらいのだから割とリーズナブル」
明石「私が言うのもなんですけどリーズナブル……? 」
提督「可愛い女の子とゆっくり一杯傾けるためのお供としてはね」
明石「……」
提督「それともキュートなカクテルが好き? 」
明石「私の好みなんて知ってるじゃないですか」
提督「酒ならカルヴァドス。カクテルならニコラシカ」
明石「どちらにせよブランデー。あなたの言う可愛らしい女の子の好みではありません」
提督「……俺は可愛いと思うけど」
明石「あなただけです。……それだけで、満足ですけど」
207: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:07:11.45:ETqq0fcuO (13/14)
< 酒の朱と何かの赤が >
提督「なんかあった? 」
明石「……ごめんなさい。ちょっと無性に寂しくて」
提督「気にするな。その程度受け止められない男じゃない」
明石「……」
提督「……あー、ほら、ゲロ掛け合った仲だろう? 」
明石「それ私だけです。……忘れてください、デリカシーありませんよ」
提督「男に自分預けてくれないのも傷付くよ」
明石「……ごめんなさい」
提督「酔ってる? 」
明石「もちろん、こんなに顔赤いでしょう? 」
提督「いや、もっと近付かないと、分からないかな」
明石「そんっ、な、はぁ、……ゼロ距離だとなにも、見えないですよ、ん……」
< 酒の朱と何かの赤が >
提督「なんかあった? 」
明石「……ごめんなさい。ちょっと無性に寂しくて」
提督「気にするな。その程度受け止められない男じゃない」
明石「……」
提督「……あー、ほら、ゲロ掛け合った仲だろう? 」
明石「それ私だけです。……忘れてください、デリカシーありませんよ」
提督「男に自分預けてくれないのも傷付くよ」
明石「……ごめんなさい」
提督「酔ってる? 」
明石「もちろん、こんなに顔赤いでしょう? 」
提督「いや、もっと近付かないと、分からないかな」
明石「そんっ、な、はぁ、……ゼロ距離だとなにも、見えないですよ、ん……」
208: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/27(水) 23:07:38.10:ETqq0fcuO (14/14)
ありがとうございました
ありがとうございました
209:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 23:10:25.87:ul7b2QXxo (2/2)
乙
乙
210:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 23:27:15.71:OAZviLvB0 (1/1)
乙
乙
211:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 23:29:48.88:eiWhlAZXo (2/2)
おつ
おつ
212:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 23:32:47.07:ttE3pR6Zo (1/1)
乙です
乙です
213:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/27(水) 23:43:03.33:qDFVn+Cho (2/2)
乙です
乙です
214: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:34:32.34:9fRCgSWwO (1/7)
< ゆーわく >
明石「んん……眠い」
提督「寝ててもいいんだぞ、空き部屋だし」
明石「ヤり部屋の間違いじゃあ 」
提督「……ここで休んでいくか? 休むなら軽くつくってやるけど」
明石「何をいただけるんです? 」
提督「カリカリのベーコンとスクランブルエッグ、トーストと熱いコーヒーなら。サラダは無い」
明石「……休んでいきます」
提督「ん」
< ゆーわく >
明石「んん……眠い」
提督「寝ててもいいんだぞ、空き部屋だし」
明石「ヤり部屋の間違いじゃあ 」
提督「……ここで休んでいくか? 休むなら軽くつくってやるけど」
明石「何をいただけるんです? 」
提督「カリカリのベーコンとスクランブルエッグ、トーストと熱いコーヒーなら。サラダは無い」
明石「……休んでいきます」
提督「ん」
215: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:36:04.19:9fRCgSWwO (2/7)
< どこが弱いとかそういう >
高雄「四月二十八日の誕生色はターコイズグリーン。
色言葉は“ 成熟 ”、“ 創意 ”、そして“ バランス ”」
愛宕「バランスがとれた重武装ボディ? 」
高雄「……高雄型重巡洋艦二番艦愛宕の話よね? 」
愛宕「私もいいと思わない? 」
高雄「どうかしらね」
愛宕「成熟ボディなのよー、艦も私も男好きするのよー」
高雄「……あなたを褒めると自分も褒めているようでちょっと」
愛宕「そんなに似てるかしら……どうなの? 」
提督「……言おうと思えば細かく言えるけどキモいだけだろそれ。俺は嫌だぞ」
< どこが弱いとかそういう >
高雄「四月二十八日の誕生色はターコイズグリーン。
色言葉は“ 成熟 ”、“ 創意 ”、そして“ バランス ”」
愛宕「バランスがとれた重武装ボディ? 」
高雄「……高雄型重巡洋艦二番艦愛宕の話よね? 」
愛宕「私もいいと思わない? 」
高雄「どうかしらね」
愛宕「成熟ボディなのよー、艦も私も男好きするのよー」
高雄「……あなたを褒めると自分も褒めているようでちょっと」
愛宕「そんなに似てるかしら……どうなの? 」
提督「……言おうと思えば細かく言えるけどキモいだけだろそれ。俺は嫌だぞ」
216: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:37:44.24:9fRCgSWwO (3/7)
< 上目遣いで顔上下させたりすると、結構見れるよね >
提督「それ」
天城「? 」
提督「その髪クイってやるのもう一回」
天城「言われてするとぃやっ」
提督「……ほら、これで」
天城「……セットを掻き回されるのは」
提督「悪い悪い、この後風呂行くだろ? その後三つ編みするから許してよ」
天城「……今から? 」
提督「今から。できれば酒飲む前に風呂入りたい」
天城「…………着替え、取りに行ってきますね」
提督「おう、先に行って…………結局横髪見せてもらってないし」
< 上目遣いで顔上下させたりすると、結構見れるよね >
提督「それ」
天城「? 」
提督「その髪クイってやるのもう一回」
天城「言われてするとぃやっ」
提督「……ほら、これで」
天城「……セットを掻き回されるのは」
提督「悪い悪い、この後風呂行くだろ? その後三つ編みするから許してよ」
天城「……今から? 」
提督「今から。できれば酒飲む前に風呂入りたい」
天城「…………着替え、取りに行ってきますね」
提督「おう、先に行って…………結局横髪見せてもらってないし」
217: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:38:59.00:9fRCgSWwO (4/7)
< 冷酒のごとき透明感 >
提督「今日のカクテルは清流。日本酒カクテルだな」
天城「……変じゃありませんか? 」
提督「それ訊くのもう四度目だぞ」
天城「……」
提督「……俺が女の子のヘアスタイルミスると思うのか? 」
天城「……どれだけ経験を積んだのでしょうね、美容師でもないのに」
提督「さぁ? ……流れるように綺麗な髪に生まれた自分を恨むんだな」
天城「恨めませんよ、そのお蔭であなたの心を分けてもらえるのですから」
提督「健気? 」
天城「いえ……ただ馬鹿な女であるだけです」
提督「馬鹿でいいじゃん。……なに飲む? 」
天城「これ菊正宗ですよね。……そのままで」
< 冷酒のごとき透明感 >
提督「今日のカクテルは清流。日本酒カクテルだな」
天城「……変じゃありませんか? 」
提督「それ訊くのもう四度目だぞ」
天城「……」
提督「……俺が女の子のヘアスタイルミスると思うのか? 」
天城「……どれだけ経験を積んだのでしょうね、美容師でもないのに」
提督「さぁ? ……流れるように綺麗な髪に生まれた自分を恨むんだな」
天城「恨めませんよ、そのお蔭であなたの心を分けてもらえるのですから」
提督「健気? 」
天城「いえ……ただ馬鹿な女であるだけです」
提督「馬鹿でいいじゃん。……なに飲む? 」
天城「これ菊正宗ですよね。……そのままで」
218: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:39:52.88:9fRCgSWwO (5/7)
< 土日出て平日休みとかそんな感じのような違うような >
愛宕「世間的にはGWじゃない」
高雄「ええ」
愛宕「でも私たちはそれに向かって作戦準備中、と」
高雄「どうせ普段から気儘に生活するか演習か、ですし」
愛宕「そうは言ってもね~ 」
高雄「……去年はこの後からLittorioが来たのだったかしら」
愛宕「少し寄り道してたけど、そうね」
高雄「誰かまた来ると思う? 」
愛宕「さぁ……あの人的にはもう限界な気もするけど」
高雄「限界? 」
愛宕「海風に手出さないのって精神的にも肉体的にも辛いからでしょ、もう心を分けられないっていう」
高雄「……あぁ」
愛宕「仮に手出したら離れていかない限り最後まで気にかけるタイプだし……あの人からは増強なんて願わないと思う」
高雄「…………むしろ減る方がありえるかもしれませんね」
愛宕「ええ」
< 土日出て平日休みとかそんな感じのような違うような >
愛宕「世間的にはGWじゃない」
高雄「ええ」
愛宕「でも私たちはそれに向かって作戦準備中、と」
高雄「どうせ普段から気儘に生活するか演習か、ですし」
愛宕「そうは言ってもね~ 」
高雄「……去年はこの後からLittorioが来たのだったかしら」
愛宕「少し寄り道してたけど、そうね」
高雄「誰かまた来ると思う? 」
愛宕「さぁ……あの人的にはもう限界な気もするけど」
高雄「限界? 」
愛宕「海風に手出さないのって精神的にも肉体的にも辛いからでしょ、もう心を分けられないっていう」
高雄「……あぁ」
愛宕「仮に手出したら離れていかない限り最後まで気にかけるタイプだし……あの人からは増強なんて願わないと思う」
高雄「…………むしろ減る方がありえるかもしれませんね」
愛宕「ええ」
219: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:41:11.69:9fRCgSWwO (6/7)
< ここをこう、こうやって、出来上がりです。……次からは、こうお願いしますね >
鹿島「ピーチフィズいいですよね。甘くて美味しいです」
鈴谷「そ、そうだね」
鹿島「? 」
鈴谷「や、なんか鈴谷の周りおじさんみたいな趣味してる人ばっかりだから新鮮で」
鹿島「提督さんの所為? 」
鈴谷「それもあるしその前からのも」
鹿島「……私としてはサンドウィッチとコーヒーを味わっていただきたいのですが」
鈴谷「鈴谷好きだよ、このサンドウィッチ」
鹿島「ありがとうございます」
鈴谷「うん。……赤城さん来たよ、ほら」
鹿島「はい。……あの人のお蔭であまりお酒は飲まないのに何故かおつまみのレパートリーだけが増えていきますね」
< ここをこう、こうやって、出来上がりです。……次からは、こうお願いしますね >
鹿島「ピーチフィズいいですよね。甘くて美味しいです」
鈴谷「そ、そうだね」
鹿島「? 」
鈴谷「や、なんか鈴谷の周りおじさんみたいな趣味してる人ばっかりだから新鮮で」
鹿島「提督さんの所為? 」
鈴谷「それもあるしその前からのも」
鹿島「……私としてはサンドウィッチとコーヒーを味わっていただきたいのですが」
鈴谷「鈴谷好きだよ、このサンドウィッチ」
鹿島「ありがとうございます」
鈴谷「うん。……赤城さん来たよ、ほら」
鹿島「はい。……あの人のお蔭であまりお酒は飲まないのに何故かおつまみのレパートリーだけが増えていきますね」
220: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/28(木) 22:41:37.23:9fRCgSWwO (7/7)
ありがとうございました
ありがとうございました
221:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/28(木) 22:55:47.22:4Sv22P5fo (1/1)
乙
増やさなくていいけど今出てるのは維持してほしいなぁ
乙
増やさなくていいけど今出てるのは維持してほしいなぁ
222:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/28(木) 23:31:37.49:hDbft0uXo (1/1)
乙です
乙です
223:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/29(金) 01:56:45.66:w4IQZh0w0 (1/1)
乙
乙
224: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:54:56.47:Q+a6tbqNO (1/6)
< 抱き締めて撫で見守ることしかできないけれど >
天城「…………っ……はぁ」
提督「…………どうした」
天城「…………起こして、しまいましたか」
提督「魘されていたからな。……どんな夢だった? 」
天城「さぁ……覚えていません。不快感で言えば酷い悪酔いに近いかも」
提督「そ……水飲む? 」
天城「いただきま……随分飲んでますね」
提督「嫌か? 」
天城「別にいいですけど……喉渇いてたんですか? 」
提督「まぁね。……シャワー、浴びてくるよ」
天城「ご自由に」
< 抱き締めて撫で見守ることしかできないけれど >
天城「…………っ……はぁ」
提督「…………どうした」
天城「…………起こして、しまいましたか」
提督「魘されていたからな。……どんな夢だった? 」
天城「さぁ……覚えていません。不快感で言えば酷い悪酔いに近いかも」
提督「そ……水飲む? 」
天城「いただきま……随分飲んでますね」
提督「嫌か? 」
天城「別にいいですけど……喉渇いてたんですか? 」
提督「まぁね。……シャワー、浴びてくるよ」
天城「ご自由に」
225: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:55:27.38:Q+a6tbqNO (2/6)
< rrrrrrrrrrrrrrr……! >
愛宕「こんな早朝から内線って……陸の方も暇ねぇ」
高雄「なにか問題かもしれないでしょう……はいこちら…………」
愛宕「……? 」
高雄「……すぐ行きます、愛宕に代わりますね」
愛宕「うん? 」
高雄「天城さんの部屋から出られなくなったそうなので私はここに連れてきます」
愛宕「は? ……私だけどなに? 天城ヤンデレ化でもしたの? 」
< rrrrrrrrrrrrrrr……! >
愛宕「こんな早朝から内線って……陸の方も暇ねぇ」
高雄「なにか問題かもしれないでしょう……はいこちら…………」
愛宕「……? 」
高雄「……すぐ行きます、愛宕に代わりますね」
愛宕「うん? 」
高雄「天城さんの部屋から出られなくなったそうなので私はここに連れてきます」
愛宕「は? ……私だけどなに? 天城ヤンデレ化でもしたの? 」
226: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:55:57.32:Q+a6tbqNO (3/6)
< コンコンコン >
高雄「天城さん」
天城「はい……なんでしょう? 」
高雄「あの人がシャワールームから出てきませんね? 」
天城「そういえば、遅いですね」
高雄「体調を崩して出てこられなくなったそうなので回収に来ました」
天城「えっ……」
高雄「先程スマホから内線にかけてきまして」
天城「だから水を……はい、開けますね」
高雄「……馬鹿ですね」
提督「悪い……せめてシャワーだけ浴びて帰ろうと思ったんだが」
高雄「天城さん責任感じてましたよ」
提督「今度謝っとくよ。……肩、貸してくれ」
< コンコンコン >
高雄「天城さん」
天城「はい……なんでしょう? 」
高雄「あの人がシャワールームから出てきませんね? 」
天城「そういえば、遅いですね」
高雄「体調を崩して出てこられなくなったそうなので回収に来ました」
天城「えっ……」
高雄「先程スマホから内線にかけてきまして」
天城「だから水を……はい、開けますね」
高雄「……馬鹿ですね」
提督「悪い……せめてシャワーだけ浴びて帰ろうと思ったんだが」
高雄「天城さん責任感じてましたよ」
提督「今度謝っとくよ。……肩、貸してくれ」
227: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:57:06.27:Q+a6tbqNO (4/6)
< ニヤニヤ >
叢雲「ノロ、か」
漣「陸軍の方で結構広がってたらしいですね。それもらってきたみたいな」
明石「あれで結構貧弱なんですよね、提督」
叢雲「割と定期的に死に体になるわよね、あいつ」
漣「で、その度に看病してた、と」
叢雲「……早く回復させないと私たちが困るでしょう? 」
漣「はいはい」
明石「そうですねー」
叢雲「…………」
< ニヤニヤ >
叢雲「ノロ、か」
漣「陸軍の方で結構広がってたらしいですね。それもらってきたみたいな」
明石「あれで結構貧弱なんですよね、提督」
叢雲「割と定期的に死に体になるわよね、あいつ」
漣「で、その度に看病してた、と」
叢雲「……早く回復させないと私たちが困るでしょう? 」
漣「はいはい」
明石「そうですねー」
叢雲「…………」
228: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:58:23.42:Q+a6tbqNO (5/6)
< 病床にて >
提督「……悪いな」
高雄「別に」
提督「……でも来月じゃなくてよかった」
高雄「は? 」
提督「お前の、誕生日だから」
高雄「……ばか」
提督「うん」
高雄「…………本当、ばか」
提督「そうだね」
高雄「…………何もなくて、よかった」
提督「…………ん」
< 病床にて >
提督「……悪いな」
高雄「別に」
提督「……でも来月じゃなくてよかった」
高雄「は? 」
提督「お前の、誕生日だから」
高雄「……ばか」
提督「うん」
高雄「…………本当、ばか」
提督「そうだね」
高雄「…………何もなくて、よかった」
提督「…………ん」
229: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 14:58:59.42:Q+a6tbqNO (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
230:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/30(土) 17:22:13.43:4S2G0SP0O (1/1)
乙
乙
231:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/30(土) 23:17:20.26:ijg1oPVeo (1/1)
乙です
乙です
232: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 23:18:08.82:bSdvgmmL0 (1/4)
< そう見えてしまうものは仕方がない >
提督「んあー……体調悪い」
愛宕「熱が38.9°Cもあればそうよね」
提督「……おっぱいミルク飲めばすぐ治る気がする」
愛宕「五十鈴でも連れてくる? 」
提督「え、あいつ出るの? 」
愛宕「出ないと思うけど」
提督「……お前の五十鈴への印象って」
愛宕「大体あなたが巫山戯て言ってたことよ? 」
提督「まーじ? そんなこと……言ってたわ」
愛宕「……大して仲良くもないのに」
提督「や、だって、ねぇ……? 」
< そう見えてしまうものは仕方がない >
提督「んあー……体調悪い」
愛宕「熱が38.9°Cもあればそうよね」
提督「……おっぱいミルク飲めばすぐ治る気がする」
愛宕「五十鈴でも連れてくる? 」
提督「え、あいつ出るの? 」
愛宕「出ないと思うけど」
提督「……お前の五十鈴への印象って」
愛宕「大体あなたが巫山戯て言ってたことよ? 」
提督「まーじ? そんなこと……言ってたわ」
愛宕「……大して仲良くもないのに」
提督「や、だって、ねぇ……? 」
233: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 23:19:29.52:bSdvgmmL0 (2/4)
< 這い寄る…… >
漣「はえー、笑点オリジナルメンバーゼロになるんですね」
江風「マジかよ……江風今のメンバーしか知らないけど」
漣「うーむ……整いました」
江風「どーぞ」
漣「江風さんの好きなものとかけて赤城さんと解きます」
江風「その心は」
漣「どちらもやせん」
江風「……江風は兎も角喧嘩売り過ぎじゃねーかな」
加賀「……なにか不穏な言葉が聞こえたのだけれど」
漣「ひえっ」
叢雲「……江風くん、漣さんの座布団全部持って行って。しばらくいらないし」
江風「はーい」
< 這い寄る…… >
漣「はえー、笑点オリジナルメンバーゼロになるんですね」
江風「マジかよ……江風今のメンバーしか知らないけど」
漣「うーむ……整いました」
江風「どーぞ」
漣「江風さんの好きなものとかけて赤城さんと解きます」
江風「その心は」
漣「どちらもやせん」
江風「……江風は兎も角喧嘩売り過ぎじゃねーかな」
加賀「……なにか不穏な言葉が聞こえたのだけれど」
漣「ひえっ」
叢雲「……江風くん、漣さんの座布団全部持って行って。しばらくいらないし」
江風「はーい」
234: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 23:20:09.84:bSdvgmmL0 (3/4)
< むしろ断酒の方が身体に悪い >
提督「今日のカクテルは」
高雄「カクテル? 」
提督「……一杯、一杯だけ」
高雄「……」
提督「百薬の長だよたかおーん」
高雄「……お粥を食べきるのも苦労していた人が何を」
提督「頼む」
高雄「……」
提督「……」
高雄「はぁ……なに、飲みますか? 」
提督「さんきゅ」
< むしろ断酒の方が身体に悪い >
提督「今日のカクテルは」
高雄「カクテル? 」
提督「……一杯、一杯だけ」
高雄「……」
提督「百薬の長だよたかおーん」
高雄「……お粥を食べきるのも苦労していた人が何を」
提督「頼む」
高雄「……」
提督「……」
高雄「はぁ……なに、飲みますか? 」
提督「さんきゅ」
235: ◆5z7C0EoTrg:2016/04/30(土) 23:20:35.12:bSdvgmmL0 (4/4)
ありがとうございました
ありがとうございました
236:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/30(土) 23:23:50.52:h2mmkVyQo (1/1)
乙です
乙です
237:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/01(日) 01:43:11.66:HomFJnPmo (1/1)
乙、まさかの二本立てで嬉しい限り
乙、まさかの二本立てで嬉しい限り
238:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/01(日) 07:47:36.55:j/5yLGd20 (1/1)
乙
乙
239: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/01(日) 21:16:09.19:wIuR6PymO (1/5)
< 生涯現役とかそういう >
愛宕「おはよー」
提督「ん、おはよう」
愛宕「大丈夫? 」
提督「二日もぶっ倒れてたし、さすがにこれ以上はヤバい」
愛宕「大規模な作戦の直前だものね」
提督「本当な」
愛宕「いける? 」
提督「いけないと思うのか? 」
愛宕「んー……ま、私がいればどんなになってもイけるわよね? うん」
提督「おう。……おう? 」
< 生涯現役とかそういう >
愛宕「おはよー」
提督「ん、おはよう」
愛宕「大丈夫? 」
提督「二日もぶっ倒れてたし、さすがにこれ以上はヤバい」
愛宕「大規模な作戦の直前だものね」
提督「本当な」
愛宕「いける? 」
提督「いけないと思うのか? 」
愛宕「んー……ま、私がいればどんなになってもイけるわよね? うん」
提督「おう。……おう? 」
240: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/01(日) 21:17:02.38:wIuR6PymO (2/5)
< あなたの為が私の為でありそして >
高雄「五月一日の誕生色はターコイズ。色言葉は“ 機敏 ”と“ 叙情性 ”」
明石「ときどき思うんですよ」
Littorio「? 」
明石「女が化粧を止めればその時間が浮く分生の生産性が上がるんじゃないかって」
Littorio「時間的には……そうかもしれませんね」
明石「でしょう? 私でさえそんなに上手くありませんけどしますからね。
その時間が無ければ他のことできたんじゃないかなって」
Littorio「なるほど……逆に」
明石「はい」
Littorio「提督がくれた幸せのお陰で仕事が捗ったりアイディアが浮かんだりしたのではないですか? 」
明石「……自賛ではないつもりですが提督は仮に私がメイクに力を入れなくても」
Littorio「それは分かりませんよ。……兎も角幸せって、なんでもないようなちいさな努力の積み重ねから生まれるものです。それは確か」
明石「……」
高雄「それが地中海の女的な考え方? 」
Littorio「さぁ? ……こんな打算的な考えがなくてもLittorioは美しくありたいですけれどね」
< あなたの為が私の為でありそして >
高雄「五月一日の誕生色はターコイズ。色言葉は“ 機敏 ”と“ 叙情性 ”」
明石「ときどき思うんですよ」
Littorio「? 」
明石「女が化粧を止めればその時間が浮く分生の生産性が上がるんじゃないかって」
Littorio「時間的には……そうかもしれませんね」
明石「でしょう? 私でさえそんなに上手くありませんけどしますからね。
その時間が無ければ他のことできたんじゃないかなって」
Littorio「なるほど……逆に」
明石「はい」
Littorio「提督がくれた幸せのお陰で仕事が捗ったりアイディアが浮かんだりしたのではないですか? 」
明石「……自賛ではないつもりですが提督は仮に私がメイクに力を入れなくても」
Littorio「それは分かりませんよ。……兎も角幸せって、なんでもないようなちいさな努力の積み重ねから生まれるものです。それは確か」
明石「……」
高雄「それが地中海の女的な考え方? 」
Littorio「さぁ? ……こんな打算的な考えがなくてもLittorioは美しくありたいですけれどね」
241: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/01(日) 21:20:46.31:wIuR6PymO (3/5)
< 白樺花粉がついてくるが >
提督「メーデーだな」
高雄「私たちは……あなたに抗議すればいいのでしょうか」
提督「さぁ? 俺も上に抗議したいくらいだけど」
高雄「……メイデー、というか五月祭の日でもありますね」
提督「モミとかシラカバ集める? シラカバなんて北海道に腐る程あるよ」
高雄「いっそ五月の女王でも決めるとか」
提督「うわきつ……って程でもねぇな」
高雄「それはそれでなんとも言えませんが」
提督「メイク変えればギリ少女っぽくなるだろ。ボンデージ系の女王様ファッションとか」
高雄「愛宕に頼んでくださいね。……というか皐月さんがいますよね、五月なら」
提督「あの子こそ女王ってよりプリンセスだけど……五月祭ってそういやそういうイベントだったな」
< 白樺花粉がついてくるが >
提督「メーデーだな」
高雄「私たちは……あなたに抗議すればいいのでしょうか」
提督「さぁ? 俺も上に抗議したいくらいだけど」
高雄「……メイデー、というか五月祭の日でもありますね」
提督「モミとかシラカバ集める? シラカバなんて北海道に腐る程あるよ」
高雄「いっそ五月の女王でも決めるとか」
提督「うわきつ……って程でもねぇな」
高雄「それはそれでなんとも言えませんが」
提督「メイク変えればギリ少女っぽくなるだろ。ボンデージ系の女王様ファッションとか」
高雄「愛宕に頼んでくださいね。……というか皐月さんがいますよね、五月なら」
提督「あの子こそ女王ってよりプリンセスだけど……五月祭ってそういやそういうイベントだったな」
242: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/01(日) 21:21:46.35:wIuR6PymO (4/5)
< 愛と良酒と病人に優しい >
加賀「あなたを心配していた所為で何も喉を通らなかったわ」
提督「嘘つけ倉庫の酒減ってたぞ」
加賀「そんなの誤差みたいなものよ、ゼロ近似の」
提督「誤差ねぇ……」
加賀「……で、それは? 」
提督「今日の酒」
加賀「……ボウモア25年」
提督「セルフ快気祝いだな、高い酒飲んでいい気分で酔って寝たいんだ。……ま、付き合え」
加賀「ありがとう。……私にも注がせて」
< 愛と良酒と病人に優しい >
加賀「あなたを心配していた所為で何も喉を通らなかったわ」
提督「嘘つけ倉庫の酒減ってたぞ」
加賀「そんなの誤差みたいなものよ、ゼロ近似の」
提督「誤差ねぇ……」
加賀「……で、それは? 」
提督「今日の酒」
加賀「……ボウモア25年」
提督「セルフ快気祝いだな、高い酒飲んでいい気分で酔って寝たいんだ。……ま、付き合え」
加賀「ありがとう。……私にも注がせて」
243: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/01(日) 21:22:11.47:wIuR6PymO (5/5)
ありがとうございました
ありがとうございました
244:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/01(日) 21:39:34.40:pUI5Dc/ko (1/1)
乙
乙
245:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/01(日) 22:53:24.72:OV+L/OAno (1/1)
乙です
乙です
246: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/02(月) 22:28:08.21:Cz3OeTHv0 (1/4)
< 情熱的というよりは黒く濁った >
高雄「五月二日の誕生色はマラカイトグリーン。
色言葉は“ 静寂 ”、“ 情熱的 ”、そして“ ユーモア ”」
漣「情熱的な恋がしてみたーい」
江風「本当かよ」
海風「海風は静かに燃えるような恋の方が」
漣「だってねー? ご主人様が近くにいれば求めれることの幸せってよく分かりますもん」
江風「結構まともな意見だな」
漣「だって漣まともだし」
海風「……でも提督ってそんなに情熱的でした? 」
高雄「……まぁ、欲しくなったものに対しての諦めは悪いですし。
私としては私自身の方が執着し続けているように感じますけれど」
< 情熱的というよりは黒く濁った >
高雄「五月二日の誕生色はマラカイトグリーン。
色言葉は“ 静寂 ”、“ 情熱的 ”、そして“ ユーモア ”」
漣「情熱的な恋がしてみたーい」
江風「本当かよ」
海風「海風は静かに燃えるような恋の方が」
漣「だってねー? ご主人様が近くにいれば求めれることの幸せってよく分かりますもん」
江風「結構まともな意見だな」
漣「だって漣まともだし」
海風「……でも提督ってそんなに情熱的でした? 」
高雄「……まぁ、欲しくなったものに対しての諦めは悪いですし。
私としては私自身の方が執着し続けているように感じますけれど」
247: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/02(月) 22:28:47.73:Cz3OeTHv0 (2/4)
< マッチとかコーラではないと思う >
提督「今日のカクテルはカサブランカ。カクテルワードは“ 甘く切ない想い出 ”」
愛宕「たとえば? 」
提督「学生時代の彼女に振られたこととか」
愛宕「ふーん? 」
提督「お互い謝るとかもう学生のときしか無いだろうね。
成人してからだとどうしてもどっちかが悪いようになっちゃうから」
愛宕「……謝ったの? 」
提督「まぁ、ね。……なんつーかカルピスみたいな感じかな。青春の味」
愛宕「カルピスって青春味なの? 」
提督「え、違う? ……違う気もするけど緑茶とかよりは合ってるだろ」
愛宕「だって私青春なんて知らないし……カルピスサワーお願い」
提督「ん。……一番青春っぽいと思うんだけどなぁ」
< マッチとかコーラではないと思う >
提督「今日のカクテルはカサブランカ。カクテルワードは“ 甘く切ない想い出 ”」
愛宕「たとえば? 」
提督「学生時代の彼女に振られたこととか」
愛宕「ふーん? 」
提督「お互い謝るとかもう学生のときしか無いだろうね。
成人してからだとどうしてもどっちかが悪いようになっちゃうから」
愛宕「……謝ったの? 」
提督「まぁ、ね。……なんつーかカルピスみたいな感じかな。青春の味」
愛宕「カルピスって青春味なの? 」
提督「え、違う? ……違う気もするけど緑茶とかよりは合ってるだろ」
愛宕「だって私青春なんて知らないし……カルピスサワーお願い」
提督「ん。……一番青春っぽいと思うんだけどなぁ」
248: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/02(月) 22:29:34.33:Cz3OeTHv0 (3/4)
< 誰だ苦虫突っ込んだやつ >
愛宕「帰省したりしないの? 」
提督「してほしいのか? 」
愛宕「ええ」
提督「ふーん……」
愛宕「もう三年くらいご両親に会ってないじゃない? 」
提督「まぁな」
愛宕「私に両親がいないからかもしれないけど……いつか喪うものなのよ? 」
提督「……まだ、大丈夫だろ」
愛宕「それにこれ、私や高雄にも言えることよ? 」
提督「……お前らは沈まない、俺が沈ませない」
愛宕「何があるか分からない。特に戦場においては」
提督「…………」
愛宕「…………」
提督「…………カルピスってこんなに苦かったっけ? 」
< 誰だ苦虫突っ込んだやつ >
愛宕「帰省したりしないの? 」
提督「してほしいのか? 」
愛宕「ええ」
提督「ふーん……」
愛宕「もう三年くらいご両親に会ってないじゃない? 」
提督「まぁな」
愛宕「私に両親がいないからかもしれないけど……いつか喪うものなのよ? 」
提督「……まだ、大丈夫だろ」
愛宕「それにこれ、私や高雄にも言えることよ? 」
提督「……お前らは沈まない、俺が沈ませない」
愛宕「何があるか分からない。特に戦場においては」
提督「…………」
愛宕「…………」
提督「…………カルピスってこんなに苦かったっけ? 」
249: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/02(月) 22:31:08.31:Cz3OeTHv0 (4/4)
皆さん備蓄は十分ですか? >>1は明らかに足りません
ありがとうございました
皆さん備蓄は十分ですか? >>1は明らかに足りません
ありがとうございました
250:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/02(月) 22:31:53.68:h/mlSIx5o (1/1)
乙
いくらあっても十分にはならん
乙
いくらあっても十分にはならん
251:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/02(月) 23:04:41.84:O3oefivgo (1/1)
乙
資材は大丈夫だけど運や時間が心配だ
乙
資材は大丈夫だけど運や時間が心配だ
252:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/02(月) 23:28:35.73:Rhqs401Ro (1/1)
乙です
乙です
253:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/03(火) 11:43:25.28:e3ylZU8C0 (1/1)
乙
乙
254: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:42:31.90:T+bKU5ZtO (1/6)
< まぁ、待つのが嫌いとも言わないけれど >
高雄「そろそろ辞令が下りないとまずいと思うのだけれど」
愛宕「んー……きてないの? 」
高雄「あの人が隠していない限りは」
愛宕「ふーん……隠すメリットなんて無いわよね」
高雄「ええ。体調を崩したのも一人で誰かと会うためかと少しは思っていたわ」
愛宕「本気で死に掛けてただけだったわよ、あれ」
高雄「そうよね……はぁ」
愛宕「……まぁ、待つの得意じゃない? 何の所為とは言わないけど」
高雄「慣れたからといって得意なわけでも好きなわけでもないのですが、ね」
< まぁ、待つのが嫌いとも言わないけれど >
高雄「そろそろ辞令が下りないとまずいと思うのだけれど」
愛宕「んー……きてないの? 」
高雄「あの人が隠していない限りは」
愛宕「ふーん……隠すメリットなんて無いわよね」
高雄「ええ。体調を崩したのも一人で誰かと会うためかと少しは思っていたわ」
愛宕「本気で死に掛けてただけだったわよ、あれ」
高雄「そうよね……はぁ」
愛宕「……まぁ、待つの得意じゃない? 何の所為とは言わないけど」
高雄「慣れたからといって得意なわけでも好きなわけでもないのですが、ね」
255: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:43:43.51:T+bKU5ZtO (2/6)
< おめでとう! >
江風「おーう優勝したのか」
提督「したなー」
江風「……生え際」
提督「やめろ馬鹿」
江風「だってさぁ……」
提督「いいだろ別にハゲでも」
江風「や、江風ハゲまで言ってないけど」
提督「……」
江風「……」
提督「……優勝したなー」
江風「ン」
< おめでとう! >
江風「おーう優勝したのか」
提督「したなー」
江風「……生え際」
提督「やめろ馬鹿」
江風「だってさぁ……」
提督「いいだろ別にハゲでも」
江風「や、江風ハゲまで言ってないけど」
提督「……」
江風「……」
提督「……優勝したなー」
江風「ン」
256: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:44:52.91:T+bKU5ZtO (3/6)
< どう頼んだものか >
高雄「五月三日の誕生色はティールグリーン。
色言葉は“ 大地 ”、“ 情緒的 ”、そして“ 牧歌的 ”」
明石「いやぁ……あっついですねぇ」
高雄「そうですね」
明石「ここだとエアコンありますしお菓子ありますし飲み物ありますけど……うーん」
高雄「工廠だと辛いでしょうね」
明石「はい。……ただ」
高雄「ええ」
明石「なんか最近海風ちゃんがやたら差し入れしたりお喋り付き合ってくれるんですよね」
高雄「……あぁ」
明石「なんなんですかねー、そんなに好かれるようなことした覚え無いんですが」
高雄「……直球で改二の研究を頼んだ方が早いように思うのですが」
江風「そンなこと江風に言われても」
< どう頼んだものか >
高雄「五月三日の誕生色はティールグリーン。
色言葉は“ 大地 ”、“ 情緒的 ”、そして“ 牧歌的 ”」
明石「いやぁ……あっついですねぇ」
高雄「そうですね」
明石「ここだとエアコンありますしお菓子ありますし飲み物ありますけど……うーん」
高雄「工廠だと辛いでしょうね」
明石「はい。……ただ」
高雄「ええ」
明石「なんか最近海風ちゃんがやたら差し入れしたりお喋り付き合ってくれるんですよね」
高雄「……あぁ」
明石「なんなんですかねー、そんなに好かれるようなことした覚え無いんですが」
高雄「……直球で改二の研究を頼んだ方が早いように思うのですが」
江風「そンなこと江風に言われても」
257: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:46:18.48:T+bKU5ZtO (4/6)
< しょっちゅう熱ッチュー >
提督「暑くなってきたな」
愛宕「そうねぇ」
提督「熱中症になる程外行かないけど」
愛宕「トレーニングで出るじゃない」
提督「常に身体のこと考えてるし逆に、な」
愛宕「そうかしら」
提督「あぁ。……ねっチューしよう? 」
愛宕「言い方と持っていき方が気持ち悪いから嫌」
提督「えぇ……」
< しょっちゅう熱ッチュー >
提督「暑くなってきたな」
愛宕「そうねぇ」
提督「熱中症になる程外行かないけど」
愛宕「トレーニングで出るじゃない」
提督「常に身体のこと考えてるし逆に、な」
愛宕「そうかしら」
提督「あぁ。……ねっチューしよう? 」
愛宕「言い方と持っていき方が気持ち悪いから嫌」
提督「えぇ……」
258: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:47:17.58:T+bKU5ZtO (5/6)
< 気付くと沈んでるとかやめてくんねぇかな…… >
提督「今日の酒はビールと麦酒とビーアとビヤと麦芽酒だぜ! 」
叢雲「大体同じじゃない」
提督「分かってないねー、叢雲ちゃんはー」
叢雲「あぁん? 」
提督「クソ暑い中肉でも焼いて外で飲むときはビールサーバ持ち出してバカスカ飲むけどな、これは違う」
叢雲「……」
提督「微妙に曇ってて蒸し暑いこんなときには世界のビールを飲み比べて大きな作戦に備えるのだよ」
叢雲「……あ、そう」
提督「そう」
叢雲「…………あそこでヴルストを瓶口に突っ込もうとしてる酔っ払いがいるけど」
提督「あぁん? ……ちょっとあれ俺には無理だわ、頼む」
叢雲「仕ッ方無いわね。貸し一つよ? 」
提督「へい」
瑞穂「ふふふふふ……なーんで入らないのでしょうねー……あれー? 」
明石「……私もこんなことしてるんでしょうか、泥酔したとき。いや、でもゲロよりはマシな」
Littorio「勝手にダメージ受けてないで止めた方が…」
< 気付くと沈んでるとかやめてくんねぇかな…… >
提督「今日の酒はビールと麦酒とビーアとビヤと麦芽酒だぜ! 」
叢雲「大体同じじゃない」
提督「分かってないねー、叢雲ちゃんはー」
叢雲「あぁん? 」
提督「クソ暑い中肉でも焼いて外で飲むときはビールサーバ持ち出してバカスカ飲むけどな、これは違う」
叢雲「……」
提督「微妙に曇ってて蒸し暑いこんなときには世界のビールを飲み比べて大きな作戦に備えるのだよ」
叢雲「……あ、そう」
提督「そう」
叢雲「…………あそこでヴルストを瓶口に突っ込もうとしてる酔っ払いがいるけど」
提督「あぁん? ……ちょっとあれ俺には無理だわ、頼む」
叢雲「仕ッ方無いわね。貸し一つよ? 」
提督「へい」
瑞穂「ふふふふふ……なーんで入らないのでしょうねー……あれー? 」
明石「……私もこんなことしてるんでしょうか、泥酔したとき。いや、でもゲロよりはマシな」
Littorio「勝手にダメージ受けてないで止めた方が…」
259: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/03(火) 15:47:44.95:T+bKU5ZtO (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
260:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/03(火) 17:26:21.42:F6A3yZ56o (1/1)
乙
乙
261:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/03(火) 17:53:54.55:AklYi6MRo (1/1)
乙です
乙です
262: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:45:33.54:T2+hFHmHO (1/6)
< 大体冗談 >
提督「なんか知らねぇけどまたイタリアから誰か来てるな」
Littorio「Polaですね」
提督「……お前ら暇なの? 」
Littorio「むしろ手詰まりといいますかできることが少ないといいますか」
提督「だから外で戦闘に参加して恩売ったり情報買ってるのか」
Littorio「忌憚も隠し事も無く言えば、そうなります」
提督「……」
Littorio「……」
提督「……つまり、暇なんだろ? 」
Littorio「……暴露ましたか」
< 大体冗談 >
提督「なんか知らねぇけどまたイタリアから誰か来てるな」
Littorio「Polaですね」
提督「……お前ら暇なの? 」
Littorio「むしろ手詰まりといいますかできることが少ないといいますか」
提督「だから外で戦闘に参加して恩売ったり情報買ってるのか」
Littorio「忌憚も隠し事も無く言えば、そうなります」
提督「……」
Littorio「……」
提督「……つまり、暇なんだろ? 」
Littorio「……暴露ましたか」
263: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:46:50.44:T2+hFHmHO (2/6)
< 誰が為に、誰が所為で >
叢雲「ラバウルの方は酷いみたいね」
提督「んー、そうかもな」
叢雲「……かも、ね」
提督「辞令下りないしなんとも言えないだろう。
俺だけなら兎も角苦戦中にお前らすら召集されないのはよく分からないが」
叢雲「基地航空の戦力をあれだけガタガタにしていいのかしら」
提督「その戦力だって殆どが今回の作戦で編成されたものなんだけどな」
叢雲「……遠いと帝都の言うこと聞かなくなってくるものね」
提督「だから無茶な作戦命じた上に海軍中枢からの支援も出し渋ってるって? 」
叢雲「あり得なくはないじゃない」
提督「……俺はむしろ帝都の言うことを聞き過ぎている、と横須賀の君たちが考えている、と思うね」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「……私たちが投入される頃には、地獄ね」
提督「……かもね」
< 誰が為に、誰が所為で >
叢雲「ラバウルの方は酷いみたいね」
提督「んー、そうかもな」
叢雲「……かも、ね」
提督「辞令下りないしなんとも言えないだろう。
俺だけなら兎も角苦戦中にお前らすら召集されないのはよく分からないが」
叢雲「基地航空の戦力をあれだけガタガタにしていいのかしら」
提督「その戦力だって殆どが今回の作戦で編成されたものなんだけどな」
叢雲「……遠いと帝都の言うこと聞かなくなってくるものね」
提督「だから無茶な作戦命じた上に海軍中枢からの支援も出し渋ってるって? 」
叢雲「あり得なくはないじゃない」
提督「……俺はむしろ帝都の言うことを聞き過ぎている、と横須賀の君たちが考えている、と思うね」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「……私たちが投入される頃には、地獄ね」
提督「……かもね」
264: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:47:31.43:T2+hFHmHO (3/6)
< その程度の真摯さ >
高雄「五月四日の誕生色は小鴨色。色言葉は“ 経営力 ”、“ 刷新力 ”、そして“ 再生能力 ”」
明石「腐った帝国でも立て直しますか? 」
提督「どこぞの反乱者じゃねぇか。……俺はそんなことしないよ面倒くせぇ」
明石「全部揃ってると思いますけどねぇ」
提督「さぁね。……つーかそこまでこの帝国も海軍も腐ってない。横須賀の君もいるしな」
明石「随分と買っているんですね」
提督「上官を信頼するのは当然だろう? 」
明石「はっ……よく言えますね」
提督「……」
明石「……」
高雄「……よくデスクに突っ伏しながらそんな真面目な雰囲気出せますね」
< その程度の真摯さ >
高雄「五月四日の誕生色は小鴨色。色言葉は“ 経営力 ”、“ 刷新力 ”、そして“ 再生能力 ”」
明石「腐った帝国でも立て直しますか? 」
提督「どこぞの反乱者じゃねぇか。……俺はそんなことしないよ面倒くせぇ」
明石「全部揃ってると思いますけどねぇ」
提督「さぁね。……つーかそこまでこの帝国も海軍も腐ってない。横須賀の君もいるしな」
明石「随分と買っているんですね」
提督「上官を信頼するのは当然だろう? 」
明石「はっ……よく言えますね」
提督「……」
明石「……」
高雄「……よくデスクに突っ伏しながらそんな真面目な雰囲気出せますね」
265: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:48:18.32:T2+hFHmHO (4/6)
< 金すら溶かす熱を >
提督「今日のカクテルはアディントン。カクテルワードは“ 沈黙 ”」
愛宕「沈黙は」
提督「金、という程でもない」
愛宕「……ん」
提督「……グラス、落とすだろ」
愛宕「いいじゃない、そんなの」
提督「…………ん」
愛宕「っ…………ぁ……んぅ」
提督「…………」
愛宕「…………舌だけが雄弁ね」
提督「銀製、という程の価値も無いけどな」
< 金すら溶かす熱を >
提督「今日のカクテルはアディントン。カクテルワードは“ 沈黙 ”」
愛宕「沈黙は」
提督「金、という程でもない」
愛宕「……ん」
提督「……グラス、落とすだろ」
愛宕「いいじゃない、そんなの」
提督「…………ん」
愛宕「っ…………ぁ……んぅ」
提督「…………」
愛宕「…………舌だけが雄弁ね」
提督「銀製、という程の価値も無いけどな」
266: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:49:27.92:T2+hFHmHO (5/6)
< 修羅ならば地獄がお似合い >
龍田「洒落にならないわね~ 」
鈴谷「その割に楽しそうだけど? 」
龍田「そう? 」
鈴谷「……頬の血くらい拭いなよ」
龍田「僚艦の最期のよすがを? 」
鈴谷「い、いやそれは……それは」
龍田「ふふ……ま、あの女最初からいけ好かなかったし? 気付いてなかっただけよぉ」
鈴谷「……熊野と天龍が帰ってきたら、行かないと」
龍田「そうね」
鈴谷「…………」
龍田「…………」
鈴谷「…………無理に突出するな、犠牲を強いてまで作戦の即時成功は目指さない、だっけ」
龍田「さぁ? 忘れちゃったわぁ~ 」
< 修羅ならば地獄がお似合い >
龍田「洒落にならないわね~ 」
鈴谷「その割に楽しそうだけど? 」
龍田「そう? 」
鈴谷「……頬の血くらい拭いなよ」
龍田「僚艦の最期のよすがを? 」
鈴谷「い、いやそれは……それは」
龍田「ふふ……ま、あの女最初からいけ好かなかったし? 気付いてなかっただけよぉ」
鈴谷「……熊野と天龍が帰ってきたら、行かないと」
龍田「そうね」
鈴谷「…………」
龍田「…………」
鈴谷「…………無理に突出するな、犠牲を強いてまで作戦の即時成功は目指さない、だっけ」
龍田「さぁ? 忘れちゃったわぁ~ 」
267: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/04(水) 15:49:53.97:T2+hFHmHO (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
268:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/04(水) 16:14:12.83:ZFCi5OUOo (1/1)
乙
沈黙は金、って言葉が生まれた頃の金と銀の相場価格は逆だったそうだね
乙
沈黙は金、って言葉が生まれた頃の金と銀の相場価格は逆だったそうだね
269:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/04(水) 17:43:17.68:bT9DjojBo (1/1)
乙です
乙です
270:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/05(木) 15:27:46.95:EdQefWOBO (1/1)
乙乙
乙乙
271: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:02:34.05:zoCx2U/jO (1/7)
< いつか、という気休めなんて >
浜風「濡れ濡れですね」
時雨「……言い方に不穏なものを感じるんだけど」
浜風「き、気のせいです」
時雨「本当? ……提督や呉の戦力は来ないのかな」
浜風「今の所そんな気配は無いと思いますよ」
時雨「……申し訳程度に横須賀と佐世保、隷下の基地の戦力、これだけ」
浜風「……こちらにある基地航空の立て直しが軌道に乗りさえすればどうとでもなるのですが」
時雨「…………」
浜風「…………」
時雨「…………止まない雨は無い、はずだから」
浜風「…………そう、ですね」
< いつか、という気休めなんて >
浜風「濡れ濡れですね」
時雨「……言い方に不穏なものを感じるんだけど」
浜風「き、気のせいです」
時雨「本当? ……提督や呉の戦力は来ないのかな」
浜風「今の所そんな気配は無いと思いますよ」
時雨「……申し訳程度に横須賀と佐世保、隷下の基地の戦力、これだけ」
浜風「……こちらにある基地航空の立て直しが軌道に乗りさえすればどうとでもなるのですが」
時雨「…………」
浜風「…………」
時雨「…………止まない雨は無い、はずだから」
浜風「…………そう、ですね」
272: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:03:30.49:zoCx2U/jO (2/7)
< 掌に吸い付くような >
提督「どうもこの待機ってのが苦手でね」
愛宕「うん? 」
提督「いつまで待て、ならいいんだが」
愛宕「でも待つってそういうものでしょう? 時間が分かっていたら待つって感じじゃないわ」
提督「ごもっとも、ごもっともなんだけどな」
愛宕「……ん、ほら」
提督「あん? 」
愛宕「耳、綺麗にしてあげる」
提督「さんきゅ……生か」
愛宕「息かけないでよ? 」
< 掌に吸い付くような >
提督「どうもこの待機ってのが苦手でね」
愛宕「うん? 」
提督「いつまで待て、ならいいんだが」
愛宕「でも待つってそういうものでしょう? 時間が分かっていたら待つって感じじゃないわ」
提督「ごもっとも、ごもっともなんだけどな」
愛宕「……ん、ほら」
提督「あん? 」
愛宕「耳、綺麗にしてあげる」
提督「さんきゅ……生か」
愛宕「息かけないでよ? 」
273: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:05:01.18:zoCx2U/jO (3/7)
< めーいざふぉーす >
漣「昨日はstar wars dayでしたねー」
明石「はい」
漣「……なんかしました? 」
明石「エピソード5だけぼんやり観ましたよ」
漣「あー……朝からずっとしてたやつ」
明石「ええ。……今回の収穫は見切れてたIG-88を確認できたことですね」
漣「何ですそれ……フォースの覚醒届いてるんで観ません? 」
明石「いいですよー。もう一回くらい観たかったですし」
漣「……そうか、あの女衒と外出てたのか」
明石「ですねー」
提督「……なんか謂れの無い罵倒を受けた気が」
愛宕「謂れなんて数え切れないでしょ。……はい、はんたーい」
提督「ん」
< めーいざふぉーす >
漣「昨日はstar wars dayでしたねー」
明石「はい」
漣「……なんかしました? 」
明石「エピソード5だけぼんやり観ましたよ」
漣「あー……朝からずっとしてたやつ」
明石「ええ。……今回の収穫は見切れてたIG-88を確認できたことですね」
漣「何ですそれ……フォースの覚醒届いてるんで観ません? 」
明石「いいですよー。もう一回くらい観たかったですし」
漣「……そうか、あの女衒と外出てたのか」
明石「ですねー」
提督「……なんか謂れの無い罵倒を受けた気が」
愛宕「謂れなんて数え切れないでしょ。……はい、はんたーい」
提督「ん」
274: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:05:31.03:zoCx2U/jO (4/7)
< この上増えたらどうしろと >
高雄「五月五日の誕生色は水色。色言葉は“ 奔放 ”、“ 洞察 ”、そして“ 主役 ”」
Littorio「奔放、といえば」
高雄「ええ」
Littorio「Polaは大丈夫でしょうか、今回の作戦に参加しているはずなのですけれど」
高雄「……むしろイタリアからきた方の中で普通な方がいるんですか」
Littorio「Littorioが」
高雄「酔っ払いの酔ってない宣言並の自称ね」
Littorio「酔っていなくても否定はするでしょう」
高雄「まぁ。……一言で、どんな? 」
Littorio「アル中ですね」
高雄「あぁ……ここに来ないことを祈っておきましょう」
< この上増えたらどうしろと >
高雄「五月五日の誕生色は水色。色言葉は“ 奔放 ”、“ 洞察 ”、そして“ 主役 ”」
Littorio「奔放、といえば」
高雄「ええ」
Littorio「Polaは大丈夫でしょうか、今回の作戦に参加しているはずなのですけれど」
高雄「……むしろイタリアからきた方の中で普通な方がいるんですか」
Littorio「Littorioが」
高雄「酔っ払いの酔ってない宣言並の自称ね」
Littorio「酔っていなくても否定はするでしょう」
高雄「まぁ。……一言で、どんな? 」
Littorio「アル中ですね」
高雄「あぁ……ここに来ないことを祈っておきましょう」
275: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:05:57.56:zoCx2U/jO (5/7)
< なんとなく自分でも否定しにくい >
愛宕「こどもの日ね」
提督「だーかーら、子供つくる日じゃねぇっての。去年もこの話したぞ」
雲龍「ここだとそんな常識通用しないでしょう」
提督「それなら殆どの日がこどもの日じゃねぇか」
愛宕「その話も去年したわよ? 」
提督「そうだな。……お前らってどっちが強いんだ? もちろんそういう意味で」
愛宕「えーっと……」
雲龍「そんなの愛宕に決まってるじゃない」
提督「そうだな、うん。……否定しないのか? 」
愛宕「……お互いのこと知ってる人に言われたらなんとも言えないわよぉ」
< なんとなく自分でも否定しにくい >
愛宕「こどもの日ね」
提督「だーかーら、子供つくる日じゃねぇっての。去年もこの話したぞ」
雲龍「ここだとそんな常識通用しないでしょう」
提督「それなら殆どの日がこどもの日じゃねぇか」
愛宕「その話も去年したわよ? 」
提督「そうだな。……お前らってどっちが強いんだ? もちろんそういう意味で」
愛宕「えーっと……」
雲龍「そんなの愛宕に決まってるじゃない」
提督「そうだな、うん。……否定しないのか? 」
愛宕「……お互いのこと知ってる人に言われたらなんとも言えないわよぉ」
276: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:08:19.68:zoCx2U/jO (6/7)
< 葉桜の季節に君と想い合うということ >
雲龍「今日のカクテルはバーボネラ。カクテルワードは“ 野生的 ”」
高雄「今日は雲龍さんですか」
雲龍「いいえ、さっきあの人が愛宕に言っていたのを真似しただけ」
高雄「はぁ……二人は? 」
雲龍「外。葉桜でも見に行こうとかなんとか」
高雄「……」
雲龍「お手々繋いで、ね」
高雄「……なるほど」
雲龍「今屋上から見下ろせば面白いものが見れるかもしれないわ」
高雄「そこまで趣味悪くありませんよ。……あなたこそ見に行ったらどうです」
雲龍「そんな惨めな女になりたくないもの」
高雄「……“ 野生的 ”」
雲龍「まだ外は寒めだけれど……どうかしらね」
< 葉桜の季節に君と想い合うということ >
雲龍「今日のカクテルはバーボネラ。カクテルワードは“ 野生的 ”」
高雄「今日は雲龍さんですか」
雲龍「いいえ、さっきあの人が愛宕に言っていたのを真似しただけ」
高雄「はぁ……二人は? 」
雲龍「外。葉桜でも見に行こうとかなんとか」
高雄「……」
雲龍「お手々繋いで、ね」
高雄「……なるほど」
雲龍「今屋上から見下ろせば面白いものが見れるかもしれないわ」
高雄「そこまで趣味悪くありませんよ。……あなたこそ見に行ったらどうです」
雲龍「そんな惨めな女になりたくないもの」
高雄「……“ 野生的 ”」
雲龍「まだ外は寒めだけれど……どうかしらね」
277: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/05(木) 16:08:52.79:zoCx2U/jO (7/7)
ありがとうございました
ありがとうございました
278:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/05(木) 16:57:41.41:7arie+zjo (1/1)
乙です
乙です
279:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/06(金) 00:31:13.92:Tc41BPeL0 (1/1)
一応
■ 【重要】 エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462374938/
一応
■ 【重要】 エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462374938/
280:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/06(金) 01:41:09.09:FD5YhdVao (1/1)
乙
乙
281:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/06(金) 10:49:27.38:c/e2Tobjo (1/1)
乙
乙
282: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:48:08.41:uTAL1zMC0 (1/10)
< 日和るのは仕方ないね、怖いからね >
雲龍「to be or not to be」
天城「……that is the question? 」
雲龍「……生きるべきか死ぬべきか。スるべきかシないべきか」
天城「シてもいいですけれどまだ昼間ですよ」
雲龍「そんなこと言って優柔不断だからハムレットもオフィーリアも不幸になったじゃない」
天城「優柔不断はあまり関係無いような。……天城がお相手しましょうか? 」
雲龍「私を満足させられるの? 」
天城「雲龍姉様こそ天城を見くびらないほうがよいかと」
雲龍「……」
天城「……」
雲龍「……まだ昼よ? 」
天城「……姉様」
< 日和るのは仕方ないね、怖いからね >
雲龍「to be or not to be」
天城「……that is the question? 」
雲龍「……生きるべきか死ぬべきか。スるべきかシないべきか」
天城「シてもいいですけれどまだ昼間ですよ」
雲龍「そんなこと言って優柔不断だからハムレットもオフィーリアも不幸になったじゃない」
天城「優柔不断はあまり関係無いような。……天城がお相手しましょうか? 」
雲龍「私を満足させられるの? 」
天城「雲龍姉様こそ天城を見くびらないほうがよいかと」
雲龍「……」
天城「……」
雲龍「……まだ昼よ? 」
天城「……姉様」
283: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:48:55.51:uTAL1zMC0 (2/10)
< 反論されてこそ誇れる >
高雄「五月六日の誕生色はフォゲットミーナットブルー。
色言葉は“ 直感 ”、“ 優しさ ”、そして“ アイディア ”」
加賀「赤城さんが勝ったわ」
提督「なんなの、テレパスかなんかなの? 」
加賀「ふ……私と赤城さんの絆ね」
提督「マジかよ……まぁ、ありそうだが」
加賀「ええ」
提督「……」
高雄「……」
加賀「……」
提督「……いや、反論しようねぇから、むしろ誇れよなんで不満げなんだよ」
< 反論されてこそ誇れる >
高雄「五月六日の誕生色はフォゲットミーナットブルー。
色言葉は“ 直感 ”、“ 優しさ ”、そして“ アイディア ”」
加賀「赤城さんが勝ったわ」
提督「なんなの、テレパスかなんかなの? 」
加賀「ふ……私と赤城さんの絆ね」
提督「マジかよ……まぁ、ありそうだが」
加賀「ええ」
提督「……」
高雄「……」
加賀「……」
提督「……いや、反論しようねぇから、むしろ誇れよなんで不満げなんだよ」
284: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:49:22.67:uTAL1zMC0 (3/10)
< ガチで土下座でも土下寝でもしたいこと >
提督「……イく直前にヤバくなって抜いてトイレ駆け込んで戻したこと」
明石「えぇ……」
漣「そんなの誰も勝てないですよー……」
提督「あのときは……うん、もうテンションヤバかったね」
高雄「……私は最初自分が悪いと思って死にたくなりましたが」
提督「…………悪い、悪かった」
漣「……大の大人のガチ土下座」
明石「……うわぁ」
高雄「……今更怒る程のことでもないですから、頭なんてそう下げるものではありませんよ」
< ガチで土下座でも土下寝でもしたいこと >
提督「……イく直前にヤバくなって抜いてトイレ駆け込んで戻したこと」
明石「えぇ……」
漣「そんなの誰も勝てないですよー……」
提督「あのときは……うん、もうテンションヤバかったね」
高雄「……私は最初自分が悪いと思って死にたくなりましたが」
提督「…………悪い、悪かった」
漣「……大の大人のガチ土下座」
明石「……うわぁ」
高雄「……今更怒る程のことでもないですから、頭なんてそう下げるものではありませんよ」
285: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:50:00.95:uTAL1zMC0 (4/10)
< あなたと私とあなたの私 >
提督「…………」
高雄「……別に怒ってませんけど」
提督「……俺の問題だよ、こういうの」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……」
提督「……お前がいて、よかった」
高雄「……私こそ言いたいですよ、あなたがいてくれればこその私です」
< あなたと私とあなたの私 >
提督「…………」
高雄「……別に怒ってませんけど」
提督「……俺の問題だよ、こういうの」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……」
提督「……お前がいて、よかった」
高雄「……私こそ言いたいですよ、あなたがいてくれればこその私です」
286: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:50:52.14:uTAL1zMC0 (5/10)
< 朱く染まった柔肌にさらに紅を >
高雄「ゃ、ダメッ……です」
提督「……ん? 」
高雄「まだ、……執務、が」
提督「……世界なんて捨てちゃいなよ、どうせ高雄を蔑むか好奇でしか見ない世界だ」
高雄「私の世界は、あなたですから」
提督「……高級将校の離職率、なんてデータは無いのかな」
高雄「ふ……離職よりも病死か事故の方が多そうです」
提督「だろうね。……痕付けたい」
高雄「ッ……付け、たいなら、ご勝手に」
提督「うん……ん」
高雄「ッ……! 」
< 朱く染まった柔肌にさらに紅を >
高雄「ゃ、ダメッ……です」
提督「……ん? 」
高雄「まだ、……執務、が」
提督「……世界なんて捨てちゃいなよ、どうせ高雄を蔑むか好奇でしか見ない世界だ」
高雄「私の世界は、あなたですから」
提督「……高級将校の離職率、なんてデータは無いのかな」
高雄「ふ……離職よりも病死か事故の方が多そうです」
提督「だろうね。……痕付けたい」
高雄「ッ……付け、たいなら、ご勝手に」
提督「うん……ん」
高雄「ッ……! 」
287: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:52:20.18:uTAL1zMC0 (6/10)
< お互いにツゴウノイイ関係で >
提督「今日のカクテルはランベス・レモネード、だ」
高雄「……襟でも隠せません、包帯でも巻かないと」
提督「駄目。見せびらかしとけよ」
高雄「……」
提督「痕付けてもいいって言っただろう? 」
高雄「……でも、こんなに、真っ赤になるまでだなんて」
提督「お前も俺の胸板真っ赤にしただろうが」
高雄「それは見えませんし……まぁ」
提督「ん? 」
高雄「あなたのものにされる気分、悪くありません」
提督「……」
高雄「……」
提督「……なんでお前そんな佳い女なんだ? 」
高雄「さぁ? 」
< お互いにツゴウノイイ関係で >
提督「今日のカクテルはランベス・レモネード、だ」
高雄「……襟でも隠せません、包帯でも巻かないと」
提督「駄目。見せびらかしとけよ」
高雄「……」
提督「痕付けてもいいって言っただろう? 」
高雄「……でも、こんなに、真っ赤になるまでだなんて」
提督「お前も俺の胸板真っ赤にしただろうが」
高雄「それは見えませんし……まぁ」
提督「ん? 」
高雄「あなたのものにされる気分、悪くありません」
提督「……」
高雄「……」
提督「……なんでお前そんな佳い女なんだ? 」
高雄「さぁ? 」
288: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:53:01.27:uTAL1zMC0 (7/10)
< 性GO >
雲龍「ゴムの日なのよね、今日」
天城「コロッケの日だったりもしますけれど」
雲龍「……ゴムってどんな感じなのかしら」
天城「さぁ……どうでしょうね」
雲龍「子供ができないといっても全く避妊しないっていうのもあれよね」
天城「……今更というかなんというか」
雲龍「……あなた割と凄いわね」
天城「姉様の妹ですからね」
雲龍「……我ながら説得力があり過ぎるわ」
< 性GO >
雲龍「ゴムの日なのよね、今日」
天城「コロッケの日だったりもしますけれど」
雲龍「……ゴムってどんな感じなのかしら」
天城「さぁ……どうでしょうね」
雲龍「子供ができないといっても全く避妊しないっていうのもあれよね」
天城「……今更というかなんというか」
雲龍「……あなた割と凄いわね」
天城「姉様の妹ですからね」
雲龍「……我ながら説得力があり過ぎるわ」
289: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:53:31.74:uTAL1zMC0 (8/10)
< 美味い酒が悪い間違いない >
加賀「ボトルキープが必要だと思うのだけれど」
天城「同意致します」
愛宕「……あの人のボトルを消費する人上位二人が言うと説得力がありますね」
加賀「あの人のコレクションが悪いわ」
天城「全くです」
愛宕「えぇ……さすがに理不尽過ぎでしょうそれは」
< 美味い酒が悪い間違いない >
加賀「ボトルキープが必要だと思うのだけれど」
天城「同意致します」
愛宕「……あの人のボトルを消費する人上位二人が言うと説得力がありますね」
加賀「あの人のコレクションが悪いわ」
天城「全くです」
愛宕「えぇ……さすがに理不尽過ぎでしょうそれは」
290: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:54:14.04:uTAL1zMC0 (9/10)
< 弱ったあなたも悪くない >
提督「なぁ、高雄」
高雄「……はい」
提督「今すぐ俺を殺せ」
高雄「……は? 」
提督「この先お前を苦しめるしかない男だ、消せ」
高雄「承服しかねます」
提督「……高雄」
高雄「……承服しかねる、と言ったはずです」
提督「……」
高雄「……」
提督「……なんでお前と逢ってしまったんだろう」
高雄「今日は何故何故繰り返しますね」
提督「ガキみたい、だよな」
高雄「構いません。……女はカッコつけのガキを好むものですから」
< 弱ったあなたも悪くない >
提督「なぁ、高雄」
高雄「……はい」
提督「今すぐ俺を殺せ」
高雄「……は? 」
提督「この先お前を苦しめるしかない男だ、消せ」
高雄「承服しかねます」
提督「……高雄」
高雄「……承服しかねる、と言ったはずです」
提督「……」
高雄「……」
提督「……なんでお前と逢ってしまったんだろう」
高雄「今日は何故何故繰り返しますね」
提督「ガキみたい、だよな」
高雄「構いません。……女はカッコつけのガキを好むものですから」
291: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/06(金) 22:56:11.88:uTAL1zMC0 (10/10)
>>279
これやっぱり引っかかるんでしょうかね……
ありがとうございました
>>279
これやっぱり引っかかるんでしょうかね……
ありがとうございました
292:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/06(金) 23:03:17.45:Paeqgnwno (1/1)
乙です
乙です
293:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/07(土) 08:22:13.94:WBNjfDJNO (1/1)
乙乙
自動で飛ばすらしいから突然行方知らずにはならないからまぁ大丈夫じゃない?
乙乙
自動で飛ばすらしいから突然行方知らずにはならないからまぁ大丈夫じゃない?
294: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:05:56.44:wPoUtMRo0 (1/12)
< あなたの声がただ聞きたい朝も >
愛宕「おはよう? 」
提督「おはよう」
愛宕「コーヒー? 」
提督「もちろん」
愛宕「ブラック? 」
提督「おう」
愛宕「ゆうべはおたのしみでしたね? 」
提督「あぁ」
愛宕「……」
提督「……」
愛宕「……おはよ」
提督「ん……おはよう、愛宕」
< あなたの声がただ聞きたい朝も >
愛宕「おはよう? 」
提督「おはよう」
愛宕「コーヒー? 」
提督「もちろん」
愛宕「ブラック? 」
提督「おう」
愛宕「ゆうべはおたのしみでしたね? 」
提督「あぁ」
愛宕「……」
提督「……」
愛宕「……おはよ」
提督「ん……おはよう、愛宕」
295: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:06:44.80:wPoUtMRo0 (2/12)
< 吸えば吸う程 >
提督「まぁ、それは置いといて……ポニテ? 」
愛宕「どう? 」
提督「もふもふしたい」
愛宕「やっ……んー」
提督「髪に手かけられない女の子は相手にできない」
愛宕「クーズ」
提督「それだけ目が肥えてるってことさ」
愛宕「……そのお眼鏡に? 」
提督「お前程佳い女はそういねぇよ。……甘い唇なんてそういないんだぜ」
愛宕「……クーズ」
提督「ん……甘い」
< 吸えば吸う程 >
提督「まぁ、それは置いといて……ポニテ? 」
愛宕「どう? 」
提督「もふもふしたい」
愛宕「やっ……んー」
提督「髪に手かけられない女の子は相手にできない」
愛宕「クーズ」
提督「それだけ目が肥えてるってことさ」
愛宕「……そのお眼鏡に? 」
提督「お前程佳い女はそういねぇよ。……甘い唇なんてそういないんだぜ」
愛宕「……クーズ」
提督「ん……甘い」
296: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:07:22.43:wPoUtMRo0 (3/12)
< 辛きを耐える辛抱立ち役であればこそ >
高雄「五月七日の誕生色は群青。色言葉は“ 丁寧 ”、“ 辛抱 ”、そして“ 謙遜 ”」
提督「ようやくですが我々も現在進行中の作戦に参戦致します」
高雄「明日からですか? 」
提督「そ、横須賀の後詰と合流して南へ」
高雄「全員?」
提督「まさか。……お前は居残り」
高雄「えっ……」
提督「俺が連れて行くのは加賀、雲龍、天城、瑞穂、江風、海風だ」
高雄「……また中途半端というか」
提督「お前と愛宕レベルの火力で暴れられたら困る理由でもあるんだろう」
高雄「成功ラインギリギリを通りたい、と」
提督「あぁ。……お前、愛宕、叢雲、漣、Littorio、明石が居残りだ、任せたぞ」
高雄「はい。……あの」
提督「勝手に死んだりなんてしないさ。美味い飯でもつくって待っててくれよ」
高雄「……はい」
< 辛きを耐える辛抱立ち役であればこそ >
高雄「五月七日の誕生色は群青。色言葉は“ 丁寧 ”、“ 辛抱 ”、そして“ 謙遜 ”」
提督「ようやくですが我々も現在進行中の作戦に参戦致します」
高雄「明日からですか? 」
提督「そ、横須賀の後詰と合流して南へ」
高雄「全員?」
提督「まさか。……お前は居残り」
高雄「えっ……」
提督「俺が連れて行くのは加賀、雲龍、天城、瑞穂、江風、海風だ」
高雄「……また中途半端というか」
提督「お前と愛宕レベルの火力で暴れられたら困る理由でもあるんだろう」
高雄「成功ラインギリギリを通りたい、と」
提督「あぁ。……お前、愛宕、叢雲、漣、Littorio、明石が居残りだ、任せたぞ」
高雄「はい。……あの」
提督「勝手に死んだりなんてしないさ。美味い飯でもつくって待っててくれよ」
高雄「……はい」
297: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:08:04.21:wPoUtMRo0 (4/12)
< 可愛いからね、仕方ないね >
提督「…………ふっ」
叢雲「なによ」
提督「うん? 」
叢雲「唐突にスマホ見ながらニヤつかれると気色悪くて仕方ないわ」
提督「悪いな。……母上が定期的に我が家の猫動画像送ってくるんだよ、ほら」
叢雲「いいの? 」
提督「見られて困るものなんて昔から入ってない」
叢雲「ふーん……」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「…………ふふ」
提督「んー? 」
叢雲「」
< 可愛いからね、仕方ないね >
提督「…………ふっ」
叢雲「なによ」
提督「うん? 」
叢雲「唐突にスマホ見ながらニヤつかれると気色悪くて仕方ないわ」
提督「悪いな。……母上が定期的に我が家の猫動画像送ってくるんだよ、ほら」
叢雲「いいの? 」
提督「見られて困るものなんて昔から入ってない」
叢雲「ふーん……」
提督「……」
叢雲「……」
提督「……」
叢雲「…………ふふ」
提督「んー? 」
叢雲「」
298: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:08:41.01:wPoUtMRo0 (5/12)
< あっ、そこまではさすがに…… >
瑞穂「お天気あまりよくありませんね」
漣「わんわーん、お散歩行きたいわーん」
瑞穂「叢雲さん、呼びましょうか? 」
漣「いやいやいや、そんなことしたら本気で海のお散歩コースじゃないですか」
瑞穂「……首輪に興味がありそうな顔を」
漣「それ雲龍さんと海風ですよー」
雲龍「……ある? 」
海風「……雲龍さんと同じですよ、先輩」
雲龍「…………チョーカーで首締め落とされたいのね」
海風「えぇ……さすがにドン引きですよそれ」
< あっ、そこまではさすがに…… >
瑞穂「お天気あまりよくありませんね」
漣「わんわーん、お散歩行きたいわーん」
瑞穂「叢雲さん、呼びましょうか? 」
漣「いやいやいや、そんなことしたら本気で海のお散歩コースじゃないですか」
瑞穂「……首輪に興味がありそうな顔を」
漣「それ雲龍さんと海風ですよー」
雲龍「……ある? 」
海風「……雲龍さんと同じですよ、先輩」
雲龍「…………チョーカーで首締め落とされたいのね」
海風「えぇ……さすがにドン引きですよそれ」
299: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:09:26.11:wPoUtMRo0 (6/12)
< 至言 >
加賀「私たちが人型であることの最大のメリットは」
Littorio「ええ」
加賀「軽い整備で作戦に投入できること」
Littorio「明日と言わず一時間後には万全ですものね」
加賀「……だからこそいつでもお酒を飲めているかもしれない」
Littorio「……生命の水があればこそ、ですか」
加賀「お酒の無い人生なんて死んだも同然よ」
< 至言 >
加賀「私たちが人型であることの最大のメリットは」
Littorio「ええ」
加賀「軽い整備で作戦に投入できること」
Littorio「明日と言わず一時間後には万全ですものね」
加賀「……だからこそいつでもお酒を飲めているかもしれない」
Littorio「……生命の水があればこそ、ですか」
加賀「お酒の無い人生なんて死んだも同然よ」
300: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:09:55.20:wPoUtMRo0 (7/12)
< 大切なもの >
愛宕「んー……相変わらず刺身包丁の扱いだけは上手いわねぇ」
高雄「女の扱いも」
愛宕「調理器具だけよ。……上手い? 」
高雄「下手であれば数人の女を同時に囲えないかと」
愛宕「ま、そうなんだけど……うーん」
高雄「……あれで一途であればその寵を得る女はどんなに幸せか」
愛宕「……譲らないわよ? 」
高雄「こっちこそ。……あの人の愛が無ければこの世に価値などありません」
愛宕「お酒よりも? 」
高雄「……あなたはお金と生命を天秤にかけるのかしら? 」
< 大切なもの >
愛宕「んー……相変わらず刺身包丁の扱いだけは上手いわねぇ」
高雄「女の扱いも」
愛宕「調理器具だけよ。……上手い? 」
高雄「下手であれば数人の女を同時に囲えないかと」
愛宕「ま、そうなんだけど……うーん」
高雄「……あれで一途であればその寵を得る女はどんなに幸せか」
愛宕「……譲らないわよ? 」
高雄「こっちこそ。……あの人の愛が無ければこの世に価値などありません」
愛宕「お酒よりも? 」
高雄「……あなたはお金と生命を天秤にかけるのかしら? 」
301: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:10:42.59:wPoUtMRo0 (8/12)
< 将の器 >
GZ「あなたの食欲は化け物レベルなのか」
赤城「? よく食べよく戦う兵士であり続けたいだけです」
GZ「……いや、言いたいことは分かるし立派だとも思うのだが」
赤城「はぁ」
GZ「…………」
赤城「? 」
GZ「……あなたのそういうところが敬される理由なのだな、あぁ」
赤城「……? 」
< 将の器 >
GZ「あなたの食欲は化け物レベルなのか」
赤城「? よく食べよく戦う兵士であり続けたいだけです」
GZ「……いや、言いたいことは分かるし立派だとも思うのだが」
赤城「はぁ」
GZ「…………」
赤城「? 」
GZ「……あなたのそういうところが敬される理由なのだな、あぁ」
赤城「……? 」
302: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:11:35.07:wPoUtMRo0 (9/12)
< やりたくないとは言わない>
提督「ひっでぇ会話」
明石「ひっでぇ人間なのは誰なんですかね」
提督「……悪い」
明石「謝られても困りますけど」
提督「……」
明石「……」
提督「……もうじゃあ誰か俺拉致して辺境でも逃げてくれよ、大人しく拉致られるから」
明石「そんな業深いことできませんよ……他の人に殺されますし」
< やりたくないとは言わない>
提督「ひっでぇ会話」
明石「ひっでぇ人間なのは誰なんですかね」
提督「……悪い」
明石「謝られても困りますけど」
提督「……」
明石「……」
提督「……もうじゃあ誰か俺拉致して辺境でも逃げてくれよ、大人しく拉致られるから」
明石「そんな業深いことできませんよ……他の人に殺されますし」
303: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:12:17.71:wPoUtMRo0 (10/12)
< 才能という消費対象 >
明石「いやー……これ結構面倒ですね」
提督「そうなの? 」
明石「私ハード屋なんですよ。ソフトはさっぱりです」
提督「面倒だと分かる時点でさっぱりではないと思うが」
明石「まぁ、そりゃあ人並よりはできますけど」
提督「そうか」
明石「ええ」
提督「……」
明石「……」
提督「……」
明石「……で、なんで陸軍の回線補強しなきゃならないんです? 」
提督「さぁ? 」
< 才能という消費対象 >
明石「いやー……これ結構面倒ですね」
提督「そうなの? 」
明石「私ハード屋なんですよ。ソフトはさっぱりです」
提督「面倒だと分かる時点でさっぱりではないと思うが」
明石「まぁ、そりゃあ人並よりはできますけど」
提督「そうか」
明石「ええ」
提督「……」
明石「……」
提督「……」
明石「……で、なんで陸軍の回線補強しなきゃならないんです? 」
提督「さぁ? 」
304: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:13:23.23:wPoUtMRo0 (11/12)
< それは決して矛盾ではなくて >
提督「今日の酒は……ザ・ニッカ40年だ」
加賀「……いいの? 」
天城「……嘘」
高雄「……凄いもの出してきましたね」
明石「……あぁ」
Littorio「……これは」
愛宕「……そんな、レベルなの」
雲龍「……本気ね」
叢雲「……こんな、死地に向かうみたいな」
提督「シングルロック一杯だけだからな? また飲みたかったらもう一度戻ってきて、またこの面子で飲もう」
加賀「これは帰ってこなければなりませんね……乾杯」
天城「乾杯」
高雄「私たち、また揃うことを」
愛宕「願いましょう」
明石「また」
Littorio「皆で笑えることを」
雲龍「魂と、あなたと皆への愛に賭けて」
叢雲「……本当、全員帰ってきなさいよね」
提督「ん、乾杯。……お前らが俺の全てだ、一人として欠けるのは許さない、死んでも生きて帰ってこい」
< それは決して矛盾ではなくて >
提督「今日の酒は……ザ・ニッカ40年だ」
加賀「……いいの? 」
天城「……嘘」
高雄「……凄いもの出してきましたね」
明石「……あぁ」
Littorio「……これは」
愛宕「……そんな、レベルなの」
雲龍「……本気ね」
叢雲「……こんな、死地に向かうみたいな」
提督「シングルロック一杯だけだからな? また飲みたかったらもう一度戻ってきて、またこの面子で飲もう」
加賀「これは帰ってこなければなりませんね……乾杯」
天城「乾杯」
高雄「私たち、また揃うことを」
愛宕「願いましょう」
明石「また」
Littorio「皆で笑えることを」
雲龍「魂と、あなたと皆への愛に賭けて」
叢雲「……本当、全員帰ってきなさいよね」
提督「ん、乾杯。……お前らが俺の全てだ、一人として欠けるのは許さない、死んでも生きて帰ってこい」
305: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/07(土) 22:15:01.51:wPoUtMRo0 (12/12)
ってことは暫く>>1は何もしなくてもいいのかな
アナウンスはされるでしょうし
ありがとうございました
ってことは暫く>>1は何もしなくてもいいのかな
アナウンスはされるでしょうし
ありがとうございました
306:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/07(土) 22:23:15.90:dmZNeAb/o (1/1)
乙です
乙です
307:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/07(土) 23:03:02.26:XPdsZQ3AO (1/1)
31 名前:荒巻@管理人 ★[sage] 投稿日:2016/05/05(木) 00:33:08.79 ID:???
>>26
基本的にR18なのは移転だと考えて下さい。
過去ログはそのままになり、現行のスレはスレッドムーバーで飛ばされます。
飛ばされる元のスレにアクセスした場合、新しいスレへの案内またはリダイレクトがなされます。
専ブラの人は板一覧を更新するか手動で新しい板を追加する必要があります。
ってことらしい
リミットが休み明けって話だから日曜か月曜には飛ばされる可能性も
31 名前:荒巻@管理人 ★[sage] 投稿日:2016/05/05(木) 00:33:08.79 ID:???
>>26
基本的にR18なのは移転だと考えて下さい。
過去ログはそのままになり、現行のスレはスレッドムーバーで飛ばされます。
飛ばされる元のスレにアクセスした場合、新しいスレへの案内またはリダイレクトがなされます。
専ブラの人は板一覧を更新するか手動で新しい板を追加する必要があります。
ってことらしい
リミットが休み明けって話だから日曜か月曜には飛ばされる可能性も
308:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/08(日) 00:21:09.75:gC8vixNpo (1/2)
乙です
乙です
309:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/08(日) 00:48:51.69:Sh6NerHLo (1/1)
動き出したな
動き出したな
310: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:39:07.18:SdjK/Q790 (1/8)
< 一人くらいは >
提督「じゃ」
高雄「お気を付けて」
愛宕「浮気はしないでよねー」
加賀「生命に代えても彼だけは帰すわ」
天城「はい、必ず」
雲龍「ええ」
高雄「お任せ、致します」
愛宕「それ持って消えないでくださいねー」
提督「……いやいやいや、そんなことしなくていいし高雄は真面目に返さなくていいし愛宕は馬鹿なの馬鹿だろなんだお前」
< 一人くらいは >
提督「じゃ」
高雄「お気を付けて」
愛宕「浮気はしないでよねー」
加賀「生命に代えても彼だけは帰すわ」
天城「はい、必ず」
雲龍「ええ」
高雄「お任せ、致します」
愛宕「それ持って消えないでくださいねー」
提督「……いやいやいや、そんなことしなくていいし高雄は真面目に返さなくていいし愛宕は馬鹿なの馬鹿だろなんだお前」
311: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:40:04.37:SdjK/Q790 (2/8)
< 誰の男で誰の相棒か >
漣「いやー……士気高過ぎでしょ」
叢雲「一人お天気頭がいるみたいだけど」
漣「あれで考えてるような」
叢雲「割と本音に聞こえるけど」
漣「そりゃね。叢雲ちゃんだってご主人様誰かに独占されたら嫌でしょ」
叢雲「……」
漣「……」
叢雲「……別に」
漣「ふーん……? 」
< 誰の男で誰の相棒か >
漣「いやー……士気高過ぎでしょ」
叢雲「一人お天気頭がいるみたいだけど」
漣「あれで考えてるような」
叢雲「割と本音に聞こえるけど」
漣「そりゃね。叢雲ちゃんだってご主人様誰かに独占されたら嫌でしょ」
叢雲「……」
漣「……」
叢雲「……別に」
漣「ふーん……? 」
312: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:40:31.98:SdjK/Q790 (3/8)
< 女神の口付け >
提督「いい子ちゃんにしとけよ? 」
高雄「普段から“ いい子 ”、だと思いますが」
提督「そうだっけ」
高雄「あなたの前では常に」
提督「……留守は任せたぞ」
高雄「はい。……ご武運を」
提督「ん……唇で分けてくれ」
< 女神の口付け >
提督「いい子ちゃんにしとけよ? 」
高雄「普段から“ いい子 ”、だと思いますが」
提督「そうだっけ」
高雄「あなたの前では常に」
提督「……留守は任せたぞ」
高雄「はい。……ご武運を」
提督「ん……唇で分けてくれ」
313: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:41:02.34:SdjK/Q790 (4/8)
< 外堀 >
高雄「一応この場の最高責任者はわたしなわけですが」
愛宕「納得いかなーい」
高雄「姉として? 諦めなさい」
愛宕「むぅ……」
高雄「……母の日ね」
愛宕「お母様に何か送った方がいいのかしら」
高雄「私とあなたの連名で送られても困惑でしょう」
愛宕「私だけの名前で送ってもいいのよ? 」
高雄「そんなこと許すはずが」
< 外堀 >
高雄「一応この場の最高責任者はわたしなわけですが」
愛宕「納得いかなーい」
高雄「姉として? 諦めなさい」
愛宕「むぅ……」
高雄「……母の日ね」
愛宕「お母様に何か送った方がいいのかしら」
高雄「私とあなたの連名で送られても困惑でしょう」
愛宕「私だけの名前で送ってもいいのよ? 」
高雄「そんなこと許すはずが」
314: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:41:54.92:SdjK/Q790 (5/8)
< 新幹線ヴァージョンとか売ってる >
高雄「五月八日の誕生色は千歳緑。色言葉は“ 丁寧 ”、“ 辛抱 ”、そして“ 謙遜 ”」
愛宕「千歳……千歳? 」
高雄「あの人なら新千歳空港か南千歳でしょうね
愛宕「あれで千歳姉妹とはまずまずだったはずだけど」
高雄「単に飲み仲間のような関係だった気が」
愛宕「それ結構いい関係でしょ」
高雄「まぁ」
愛宕「……千歳鶴のボトルでも開ける? 」
高雄「そうね、そうしましょう」
< 新幹線ヴァージョンとか売ってる >
高雄「五月八日の誕生色は千歳緑。色言葉は“ 丁寧 ”、“ 辛抱 ”、そして“ 謙遜 ”」
愛宕「千歳……千歳? 」
高雄「あの人なら新千歳空港か南千歳でしょうね
愛宕「あれで千歳姉妹とはまずまずだったはずだけど」
高雄「単に飲み仲間のような関係だった気が」
愛宕「それ結構いい関係でしょ」
高雄「まぁ」
愛宕「……千歳鶴のボトルでも開ける? 」
高雄「そうね、そうしましょう」
315: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:42:40.82:SdjK/Q790 (6/8)
< 別に嫌いではない >
漣「五月八日……ごーや……伊58の日? 」
叢雲「それで? 」
漣「酷使する日かなーって」
叢雲「……休ませてあげなさいよせめて」
漣「なんで? 」
叢雲「……本気? 」
漣「だって特に仲いいわけでもないし」
叢雲「…………大概あなたの方が冷たいというかドライよね」
< 別に嫌いではない >
漣「五月八日……ごーや……伊58の日? 」
叢雲「それで? 」
漣「酷使する日かなーって」
叢雲「……休ませてあげなさいよせめて」
漣「なんで? 」
叢雲「……本気? 」
漣「だって特に仲いいわけでもないし」
叢雲「…………大概あなたの方が冷たいというかドライよね」
316: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:43:26.44:SdjK/Q790 (7/8)
< 酔えないのならあなたを飲ませて >
提督「今日のカクテルは……無し」
雲龍「さすがにあなたでも船上では飲まないのね」
提督「無駄に目付けられたくないし」
雲龍「もう遅いでしょう? それは」
提督「はっ、俺がイケメンだからかな? 」
雲龍「上官にも部下にも好かれるという意味ではそうかも」
提督「……ここで誉めんなよ」
雲龍「私があなたの敵になるのは精々カードか賭けのときくらいなの」
提督「……たまには突っ掛かれよ」
雲龍「あなたに染められたもの……仕方ないわ」
< 酔えないのならあなたを飲ませて >
提督「今日のカクテルは……無し」
雲龍「さすがにあなたでも船上では飲まないのね」
提督「無駄に目付けられたくないし」
雲龍「もう遅いでしょう? それは」
提督「はっ、俺がイケメンだからかな? 」
雲龍「上官にも部下にも好かれるという意味ではそうかも」
提督「……ここで誉めんなよ」
雲龍「私があなたの敵になるのは精々カードか賭けのときくらいなの」
提督「……たまには突っ掛かれよ」
雲龍「あなたに染められたもの……仕方ないわ」
317: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/08(日) 22:44:01.04:SdjK/Q790 (8/8)
色々とありがとうございます
理解できたかは怪しいですけど
ありがとうございました
色々とありがとうございます
理解できたかは怪しいですけど
ありがとうございました
318:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/08(日) 23:00:06.69:gC8vixNpo (2/2)
乙です
乙です
319: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:18:39.09:77Sac+hLO (1/7)
< 誰が為の闘争か >
雲龍「飛行機で戦地に向かったりはできないのかしら」
天城「それができるなら天城たちは要りませんね」
雲龍「……どうせヘリや飛行機が落ちたところで死にそうも無いし」
天城「それなら誰かが操縦できないといけません」
雲龍「明石あたりできるでしょう、たぶん」
天城「確かにできそうですけど」
雲龍「というかヘリの操縦士くらいいるじゃない、人間で。それくらいのリスクは背負ってほしいわよね」
天城「……ノーコメントで」
< 誰が為の闘争か >
雲龍「飛行機で戦地に向かったりはできないのかしら」
天城「それができるなら天城たちは要りませんね」
雲龍「……どうせヘリや飛行機が落ちたところで死にそうも無いし」
天城「それなら誰かが操縦できないといけません」
雲龍「明石あたりできるでしょう、たぶん」
天城「確かにできそうですけど」
雲龍「というかヘリの操縦士くらいいるじゃない、人間で。それくらいのリスクは背負ってほしいわよね」
天城「……ノーコメントで」
320: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:19:07.14:77Sac+hLO (2/7)
< 語呂 >
江風「コキュの日? 」
提督「そんなわけ……つーかそんな言葉よく知ってんな」
江風「まぁね。江風もテートクの部下だし」
提督「いやいや……コキュか」
江風「テートクは心配じゃないン? 」
提督「別に」
江風「ふーン? 随分と、あれだね」
提督「いや、こういうのは自惚れとか自信じゃなくてさ、幸福感なんだよ。
帰れば自分の女が温かく迎えてくれるっていうね」
江風「……なるほど」
< 語呂 >
江風「コキュの日? 」
提督「そんなわけ……つーかそんな言葉よく知ってんな」
江風「まぁね。江風もテートクの部下だし」
提督「いやいや……コキュか」
江風「テートクは心配じゃないン? 」
提督「別に」
江風「ふーン? 随分と、あれだね」
提督「いや、こういうのは自惚れとか自信じゃなくてさ、幸福感なんだよ。
帰れば自分の女が温かく迎えてくれるっていうね」
江風「……なるほど」
321: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:19:49.54:77Sac+hLO (3/7)
< アラブとかだとどう数えるんだろう…… >
漣「ご主人様は相変わらずお酒とおつまみ送ったんですかねー」
叢雲「母の日? 」
漣「そうそう。漣たちと下っ端やってたときからあれだったけどいいのかなあれで」
叢雲「本人がいいならいいでしょ、あいつにしてもお母様にしても」
漣「まーねー。……お母様」
叢雲「……なんか文句あるの? 」
漣「べっつにー? 叢雲ちゃんがご主人様とパートナーになってたら義理の姉妹沢山だなーって」
叢雲「そうね。……あいつだと義理の姉妹は三人? 二人? 」
< アラブとかだとどう数えるんだろう…… >
漣「ご主人様は相変わらずお酒とおつまみ送ったんですかねー」
叢雲「母の日? 」
漣「そうそう。漣たちと下っ端やってたときからあれだったけどいいのかなあれで」
叢雲「本人がいいならいいでしょ、あいつにしてもお母様にしても」
漣「まーねー。……お母様」
叢雲「……なんか文句あるの? 」
漣「べっつにー? 叢雲ちゃんがご主人様とパートナーになってたら義理の姉妹沢山だなーって」
叢雲「そうね。……あいつだと義理の姉妹は三人? 二人? 」
322: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:20:26.88:77Sac+hLO (4/7)
< 現在はある意味調和が取れている、のかもしれない >
高雄「五月九日の誕生色はパラキートグリーン。色言葉は“ 調和 ”と“ バランス ”」
明石「提督が明日死んだとして」
愛宕「ええ」
明石「葬式参列者の面子が物凄いことになりそうですよね」
愛宕「……」
明石「……」
愛宕「……どういう意味で? 」
高雄「……随分とと難しい話ですね」
< 現在はある意味調和が取れている、のかもしれない >
高雄「五月九日の誕生色はパラキートグリーン。色言葉は“ 調和 ”と“ バランス ”」
明石「提督が明日死んだとして」
愛宕「ええ」
明石「葬式参列者の面子が物凄いことになりそうですよね」
愛宕「……」
明石「……」
愛宕「……どういう意味で? 」
高雄「……随分とと難しい話ですね」
323: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:21:06.95:77Sac+hLO (5/7)
< たぶんきっと無い >
提督「今日の飲み物は美味くも不味くもないコーヒーです」
加賀「はい」
提督「はい」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……船上だとどうもつまらないわね」
提督「あぁ。……赤城は? 」
加賀「赤城さんはもう前線ですよ」
提督「そうだったかな。……これ愛情とかそういうのが足りないな」
加賀「淹れてきましょうか? 」
提督「んー……」
加賀「血液でも毛髪でも十分に」
提督「そんな趣味無ぇよ」
< たぶんきっと無い >
提督「今日の飲み物は美味くも不味くもないコーヒーです」
加賀「はい」
提督「はい」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……船上だとどうもつまらないわね」
提督「あぁ。……赤城は? 」
加賀「赤城さんはもう前線ですよ」
提督「そうだったかな。……これ愛情とかそういうのが足りないな」
加賀「淹れてきましょうか? 」
提督「んー……」
加賀「血液でも毛髪でも十分に」
提督「そんな趣味無ぇよ」
324: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:21:42.53:77Sac+hLO (6/7)
< どうだろうね、本当 >
愛宕「今日は奄美黒糖焼酎の日でーす」
高雄「前々から準備して楽しみにしていた人がいないという」
明石「ですねぇ……そういえば」
高雄「? 」
明石「高雄さんの誕生日近いですね」
愛宕「あ……」
高雄「……」
明石「……? 」
愛宕「……あの人帰ってこれるか微妙だから」
明石「……」
高雄「……」
明石「……すみません、考え無しでした」
高雄「……いえ」
< どうだろうね、本当 >
愛宕「今日は奄美黒糖焼酎の日でーす」
高雄「前々から準備して楽しみにしていた人がいないという」
明石「ですねぇ……そういえば」
高雄「? 」
明石「高雄さんの誕生日近いですね」
愛宕「あ……」
高雄「……」
明石「……? 」
愛宕「……あの人帰ってこれるか微妙だから」
明石「……」
高雄「……」
明石「……すみません、考え無しでした」
高雄「……いえ」
325: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/09(月) 21:22:09.64:77Sac+hLO (7/7)
ありがとうございました
ありがとうございました
326:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/09(月) 21:28:59.67:LLJjPhHUo (1/1)
乙です
乙です
327:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/09(月) 21:36:56.05:qOaTRcAaO (1/1)
乙
そんな危険な作戦だったとは…
乙
そんな危険な作戦だったとは…
328:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/10(火) 01:43:31.36:2pEq7eIWO (1/1)
帰ってこられるか、ってのは
高翌雄の誕生日までに、ってことじゃないの?
帰ってこられるか、ってのは
高翌雄の誕生日までに、ってことじゃないの?
329:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/11(水) 01:41:13.61:MLQPQPN2o (1/1)
乙
乙
330: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 03:29:04.78:GSp0mG1m0 (1/3)
< 遅れても気持ちは >
提督『happy birthday……高雄』
高雄『……遅いです』
提督『……悪いな、基地まで辿り着けなかった』
高雄『……ご飯、冷めてしまいました』
提督『……あぁ』
高雄『……私の心が冷めないうちに、帰ってきて』
提督『……そうだな』
高雄『……』
提督『……』
高雄『……では、誰も欠けずに』
提督『……ん』
高雄『…………いつまでも、待ってますから』
提督『…………頼むよ、高雄』
< 遅れても気持ちは >
提督『happy birthday……高雄』
高雄『……遅いです』
提督『……悪いな、基地まで辿り着けなかった』
高雄『……ご飯、冷めてしまいました』
提督『……あぁ』
高雄『……私の心が冷めないうちに、帰ってきて』
提督『……そうだな』
高雄『……』
提督『……』
高雄『……では、誰も欠けずに』
提督『……ん』
高雄『…………いつまでも、待ってますから』
提督『…………頼むよ、高雄』
331: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 03:30:56.12:GSp0mG1m0 (2/3)
< 電話越しでも冗句は >
提督『……あぁ、そうだ』
高雄『はい? 』
提督『……忘れてたんだけどさ』
高雄『はい』
提督『……誕生日おめでとう、愛してる』
高雄『…………ばか、知ってますよ、それくらい』
< 電話越しでも冗句は >
提督『……あぁ、そうだ』
高雄『はい? 』
提督『……忘れてたんだけどさ』
高雄『はい』
提督『……誕生日おめでとう、愛してる』
高雄『…………ばか、知ってますよ、それくらい』
332: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 03:32:39.96:GSp0mG1m0 (3/3)
< いや、やっぱ冗句じゃない >
高雄『……あぁ、そういえば』
提督『うん? 』
高雄『私も忘れていたことが』
提督『……あぁ』
高雄『……愛してます、__さん、早く帰ってきてください』
提督『……ばーか、当たり前だろ、高雄』
< いや、やっぱ冗句じゃない >
高雄『……あぁ、そういえば』
提督『うん? 』
高雄『私も忘れていたことが』
提督『……あぁ』
高雄『……愛してます、__さん、早く帰ってきてください』
提督『……ばーか、当たり前だろ、高雄』
333:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/13(金) 15:40:00.13:wO3W89ruo (1/1)
乙
乙
334:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/13(金) 18:36:06.91:IS9cEUZRo (1/2)
乙です
乙です
335: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 22:59:02.77:JOUfD3UjO (1/6)
< 気になりだすと >
漣「……ルータの光が」
叢雲「…………Zzz」
漣「叢雲ちゃん寝てるしゲームもなー」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………あーもうピッコピコピッコピコ目障りだなぁ」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………ラーメンでも食べてこよ」
< 気になりだすと >
漣「……ルータの光が」
叢雲「…………Zzz」
漣「叢雲ちゃん寝てるしゲームもなー」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………あーもうピッコピコピッコピコ目障りだなぁ」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………」
叢雲「…………Zzz」
漣「…………ラーメンでも食べてこよ」
336: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 23:01:12.32:JOUfD3UjO (2/6)
< 分かり合えば喜色は少しだけでもいい >
加賀「改めてお久し振りです、赤城さん」
赤城「こちらこそ、加賀さん。その後お変わりなく? 」
加賀「ええ。……赤城さんの誕生日に直接お祝いできず申し訳ありません」
赤城「そんなこと……私は加賀さんのお気持ちだけで十分ですよ」
加賀「そう言っていただけると。……終わりましたね」
赤城「ええ、ひとまずはまたお休みです」
加賀「…………」
赤城「…………」
加賀「…………ま、今は作戦が成功したことを素直に祝っておきましょうか」
赤城「そう、ですね」
< 分かり合えば喜色は少しだけでもいい >
加賀「改めてお久し振りです、赤城さん」
赤城「こちらこそ、加賀さん。その後お変わりなく? 」
加賀「ええ。……赤城さんの誕生日に直接お祝いできず申し訳ありません」
赤城「そんなこと……私は加賀さんのお気持ちだけで十分ですよ」
加賀「そう言っていただけると。……終わりましたね」
赤城「ええ、ひとまずはまたお休みです」
加賀「…………」
赤城「…………」
加賀「…………ま、今は作戦が成功したことを素直に祝っておきましょうか」
赤城「そう、ですね」
337: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 23:01:44.00:JOUfD3UjO (3/6)
< キャラ >
提督「で、お前らはなに? 他人同士なの? 」
加賀「は? 」
提督「いや、敬語にも程があるだろうお前ら。いつまでそうなんだよ」
赤城「……加賀はどう思う? 」
加賀「これが馬鹿なだけね」
赤城「私もそう思うわ」
加賀「赤城から見れば全てが馬鹿でも仕方ないけど」
赤城「……」
加賀「……」
提督「……」
赤城「……まだ続けます? 」
< キャラ >
提督「で、お前らはなに? 他人同士なの? 」
加賀「は? 」
提督「いや、敬語にも程があるだろうお前ら。いつまでそうなんだよ」
赤城「……加賀はどう思う? 」
加賀「これが馬鹿なだけね」
赤城「私もそう思うわ」
加賀「赤城から見れば全てが馬鹿でも仕方ないけど」
赤城「……」
加賀「……」
提督「……」
赤城「……まだ続けます? 」
338: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 23:02:11.70:JOUfD3UjO (4/6)
< そちらの方がむしろ >
高雄「五月十三日の誕生色は枯草色。色言葉は“ 理解力 ”と“ アイディア ”」
愛宕「今回の作戦も恙なく」
高雄「……最初から横須賀の主力や私たちが出ていれば早期に終わっていたはずなのに」
愛宕「損害も少なくね」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……私ももう少しまともな気分だったはずですし」
愛宕「そうね」
< そちらの方がむしろ >
高雄「五月十三日の誕生色は枯草色。色言葉は“ 理解力 ”と“ アイディア ”」
愛宕「今回の作戦も恙なく」
高雄「……最初から横須賀の主力や私たちが出ていれば早期に終わっていたはずなのに」
愛宕「損害も少なくね」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……私ももう少しまともな気分だったはずですし」
愛宕「そうね」
339: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 23:03:47.45:JOUfD3UjO (5/6)
< 全て終わったという始まり >
提督「いい加減酒を飲みたい」
雲龍「飲めばいいじゃない。祝勝みたいなものでしょう」
提督「訂正。なんの気兼ねなく飲んで眠りたい」
雲龍「できるでしょう? 」
提督「一応責任者として色々回らなきゃいけないから」
雲龍「わざわざあなたが行くことも。ただでさえ嫌な相手もいるのに」
提督「嫌われてる相手にこそ、ね。……相手にとっては十三日の金曜日かもしれないけど」
雲龍「…………嫌になったら私の部屋、開けとくから」
提督「天城もいるだろうが。…………さんきゅ」
< 全て終わったという始まり >
提督「いい加減酒を飲みたい」
雲龍「飲めばいいじゃない。祝勝みたいなものでしょう」
提督「訂正。なんの気兼ねなく飲んで眠りたい」
雲龍「できるでしょう? 」
提督「一応責任者として色々回らなきゃいけないから」
雲龍「わざわざあなたが行くことも。ただでさえ嫌な相手もいるのに」
提督「嫌われてる相手にこそ、ね。……相手にとっては十三日の金曜日かもしれないけど」
雲龍「…………嫌になったら私の部屋、開けとくから」
提督「天城もいるだろうが。…………さんきゅ」
340: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/13(金) 23:04:15.41:JOUfD3UjO (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
341:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/13(金) 23:05:22.55:IS9cEUZRo (2/2)
乙です
乙です
342:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/14(土) 01:55:35.40:z6M/7KW/o (1/1)
乙
乙
343:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/14(土) 13:40:13.98:2IJOiwJo0 (1/1)
おつ
イベント終わったってことかな
おつ
イベント終わったってことかな
344:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/14(土) 13:48:16.83:CSEQrCH0o (1/1)
乙
乙
345: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/14(土) 21:49:06.43:Ffb3UK9WO (1/5)
< 台所を預かるものとして >
愛宕「暑いわねぇ」
高雄「そうね」
愛宕「そろそろ素麺出す? 」
高雄「……薬味を沢山用意する方が主菜を変えるより面倒なのですが」
愛宕「頼めば皆自分でつくるわよ? 」
高雄「それはそれでなにか負けたような感じに」
愛宕「うーん……分かるような分からないような」
< 台所を預かるものとして >
愛宕「暑いわねぇ」
高雄「そうね」
愛宕「そろそろ素麺出す? 」
高雄「……薬味を沢山用意する方が主菜を変えるより面倒なのですが」
愛宕「頼めば皆自分でつくるわよ? 」
高雄「それはそれでなにか負けたような感じに」
愛宕「うーん……分かるような分からないような」
346: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/14(土) 21:49:55.07:Ffb3UK9WO (2/5)
< 選ぶ方を選ぶのか選ばない方を選ぶのか >
漣「ここは選挙なんかと無縁でいいですねー」
明石「はい? 」
漣「ご主人様がダントツかご主人様が選ぶ相手だけですもん。争いようないですし」
明石「あぁ、確かに」
漣「……まぁ、ガチで高雄さんか愛宕さんかって迫られたご主人様にも興味ありますけど」
明石「……それは」
< 選ぶ方を選ぶのか選ばない方を選ぶのか >
漣「ここは選挙なんかと無縁でいいですねー」
明石「はい? 」
漣「ご主人様がダントツかご主人様が選ぶ相手だけですもん。争いようないですし」
明石「あぁ、確かに」
漣「……まぁ、ガチで高雄さんか愛宕さんかって迫られたご主人様にも興味ありますけど」
明石「……それは」
347: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/14(土) 21:50:35.76:Ffb3UK9WO (3/5)
< 優しさだけ受け取ることができればどんなにか >
高雄「五月十四日の誕生色はオリーヴ。色言葉は“ 自然 ”と“ 優しさ ”」
Littorio「真面目な忠告ですけれど」
高雄「ええ」
Littorio「外になんて行かない方がいいですよ、きっと」
高雄「はぁ」
Littorio「彼やLittorioたちがいさえすればそれでいいじゃないですか、他に何か必要? 」
高雄「私に要らなくても彼には必要でしょう」
Littorio「……彼もそんな優しさは要らないはずです」
高雄「私もそんな優しさなら要りませんね、外が怖いから逃げるなんて流儀にも反しますし」
Littorio「…………」
高雄「…………紅茶のお代わり、注ぎますね」
< 優しさだけ受け取ることができればどんなにか >
高雄「五月十四日の誕生色はオリーヴ。色言葉は“ 自然 ”と“ 優しさ ”」
Littorio「真面目な忠告ですけれど」
高雄「ええ」
Littorio「外になんて行かない方がいいですよ、きっと」
高雄「はぁ」
Littorio「彼やLittorioたちがいさえすればそれでいいじゃないですか、他に何か必要? 」
高雄「私に要らなくても彼には必要でしょう」
Littorio「……彼もそんな優しさは要らないはずです」
高雄「私もそんな優しさなら要りませんね、外が怖いから逃げるなんて流儀にも反しますし」
Littorio「…………」
高雄「…………紅茶のお代わり、注ぎますね」
348: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/14(土) 21:51:07.63:Ffb3UK9WO (4/5)
< そういうことじゃない >
提督「今日のお茶は緑茶です」
雲龍「ええ」
提督「まーた可もなく不可もなくだな。……さっきさ」
雲龍「? 」
提督「基地航空隊の責任者に会いに行ったらアニマルビデオ観てた」
雲龍「……溜まることもあるでしょう、特に最近は忙しかったし」
提督「いや、そうじゃなくてアニマルビデオ」
雲龍「……え? 」
提督「画面に向かってニャーニャー言ってたぞ」
雲龍「…………世の中疲れることもあるわよ、ええ、そっちのアニマルビデオでも差し入れてあげれば」
提督「いやいやいや……俺の趣味と合うかどうかなんて分からねぇし」
< そういうことじゃない >
提督「今日のお茶は緑茶です」
雲龍「ええ」
提督「まーた可もなく不可もなくだな。……さっきさ」
雲龍「? 」
提督「基地航空隊の責任者に会いに行ったらアニマルビデオ観てた」
雲龍「……溜まることもあるでしょう、特に最近は忙しかったし」
提督「いや、そうじゃなくてアニマルビデオ」
雲龍「……え? 」
提督「画面に向かってニャーニャー言ってたぞ」
雲龍「…………世の中疲れることもあるわよ、ええ、そっちのアニマルビデオでも差し入れてあげれば」
提督「いやいやいや……俺の趣味と合うかどうかなんて分からねぇし」
349: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/14(土) 21:51:34.68:Ffb3UK9WO (5/5)
ありがとうございました
ありがとうございました
350:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/14(土) 22:26:33.14:ewjOjUQbo (1/1)
乙です
乙です
351:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 00:40:14.62:Dki9d/Rqo (1/1)
おつ
おつ
352: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 22:58:55.72:CemCgJlyO (1/9)
< 諦め >
江風「ンー……眠い」
瑞穂「寝ていても構わないのでは? 本土へ帰還中ですし索敵も十分以上です」
江風「姉貴がね、そういうの厳しいンだ」
瑞穂「はぁ」
江風「そういうの瑞穂さンもだと思ってたけど? 」
瑞穂「まぁ……なんというかですね」
江風「ン」
瑞穂「提督の側にいるとこう、引き摺られるといいますかどうでもよくなるといいますか」
江風「あー……」
< 諦め >
江風「ンー……眠い」
瑞穂「寝ていても構わないのでは? 本土へ帰還中ですし索敵も十分以上です」
江風「姉貴がね、そういうの厳しいンだ」
瑞穂「はぁ」
江風「そういうの瑞穂さンもだと思ってたけど? 」
瑞穂「まぁ……なんというかですね」
江風「ン」
瑞穂「提督の側にいるとこう、引き摺られるといいますかどうでもよくなるといいますか」
江風「あー……」
353: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 22:59:54.88:CemCgJlyO (2/9)
< それくらいなら敵の方がまだ >
高雄「五月十五日の誕生色はコロニアルイエロー。
色言葉は“ 良心 ”、“ 向上心 ”、そして“ 体系化 ”」
漣「信じて送り出したご主人様が新しい部下の女の子を侍らせて戻ってくるなんて」
叢雲「その可能性馬鹿にできないわよね」
漣「やー、どうかな。漣は別に面倒な相手じゃなかったら来てもいいんだけど」
叢雲「面倒? 」
漣「アル中とかバトルジャンキーとか」
叢雲「……あぁ」
漣「せめてこう、ここのバランスを保てる人でお願いしたいね」
高雄「……私は変にバランスをとってまた情婦が増えるのはもう嫌ですが」
< それくらいなら敵の方がまだ >
高雄「五月十五日の誕生色はコロニアルイエロー。
色言葉は“ 良心 ”、“ 向上心 ”、そして“ 体系化 ”」
漣「信じて送り出したご主人様が新しい部下の女の子を侍らせて戻ってくるなんて」
叢雲「その可能性馬鹿にできないわよね」
漣「やー、どうかな。漣は別に面倒な相手じゃなかったら来てもいいんだけど」
叢雲「面倒? 」
漣「アル中とかバトルジャンキーとか」
叢雲「……あぁ」
漣「せめてこう、ここのバランスを保てる人でお願いしたいね」
高雄「……私は変にバランスをとってまた情婦が増えるのはもう嫌ですが」
354: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:00:22.15:CemCgJlyO (3/9)
< 敵か味方か >
GZ「……おや」
提督「ん? おう、久し振りー」
GZ「あぁ、久方振りだ。……会いにきてくれてもよかったのではないか? 」
提督「まぁ、色々と忙しくてさ、悪いな」
GZ「……いないのか? 」
提督「え? 誰が? 」
GZ「高雄でも愛宕でもいいし、雲龍や加賀でも」
提督「……俺そんな侍らせてる印象なの? 」
GZ「いや、気を悪くしたのなら謝るが……しかし」
提督「んー? 」
GZ「…………狙われたりはしないのか? 空き部屋のドアに注意は? 背後への警戒は? 」
提督「…………は? 」
< 敵か味方か >
GZ「……おや」
提督「ん? おう、久し振りー」
GZ「あぁ、久方振りだ。……会いにきてくれてもよかったのではないか? 」
提督「まぁ、色々と忙しくてさ、悪いな」
GZ「……いないのか? 」
提督「え? 誰が? 」
GZ「高雄でも愛宕でもいいし、雲龍や加賀でも」
提督「……俺そんな侍らせてる印象なの? 」
GZ「いや、気を悪くしたのなら謝るが……しかし」
提督「んー? 」
GZ「…………狙われたりはしないのか? 空き部屋のドアに注意は? 背後への警戒は? 」
提督「…………は? 」
355: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:01:40.17:CemCgJlyO (4/9)
< 負けても勝ち、勝っても勝ち >
提督「酒が無いのに何故か普段より身体に悪い気がする」
天城「女性と同衾もしていませんのにね」
提督「いやぁ…………露骨なエロもいいものだよな、うん」
天城「天城に言われましても」
提督「そりゃあチラリズムとか着衣とか最高だけどね、エグいくらい誘ってるのも悪くない」
天城「はぁ」
提督「うん」
天城「……」
提督「……」
天城「で、どうやってエグいくらいの姉様を振り切ってきたんです」
提督「……帰った後のデートの約束してきた」
天城「はぁ……はぁ? 」
< 負けても勝ち、勝っても勝ち >
提督「酒が無いのに何故か普段より身体に悪い気がする」
天城「女性と同衾もしていませんのにね」
提督「いやぁ…………露骨なエロもいいものだよな、うん」
天城「天城に言われましても」
提督「そりゃあチラリズムとか着衣とか最高だけどね、エグいくらい誘ってるのも悪くない」
天城「はぁ」
提督「うん」
天城「……」
提督「……」
天城「で、どうやってエグいくらいの姉様を振り切ってきたんです」
提督「……帰った後のデートの約束してきた」
天城「はぁ……はぁ? 」
356: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:02:57.32:CemCgJlyO (5/9)
< 八方塞がり >
江風「つまり無理矢理迫ればデートくらいはできるってことだな」
海風「それは……海風だとたぶんあしらわれて終わりだよ」
江風「そーか? 江風から見ても姉貴悪くないと思うけどな」
海風「それはたとえば高雄さんや愛宕さんに並べるもの? 」
江風「レ、レベルなら」
海風「ふーん? 」
江風「……」
海風「……テートクももう少しロリコン気味だとよかったのに」
江風「ま、それだと海風の姉貴は惹かれなかっただろ、たぶン」
< 八方塞がり >
江風「つまり無理矢理迫ればデートくらいはできるってことだな」
海風「それは……海風だとたぶんあしらわれて終わりだよ」
江風「そーか? 江風から見ても姉貴悪くないと思うけどな」
海風「それはたとえば高雄さんや愛宕さんに並べるもの? 」
江風「レ、レベルなら」
海風「ふーん? 」
江風「……」
海風「……テートクももう少しロリコン気味だとよかったのに」
江風「ま、それだと海風の姉貴は惹かれなかっただろ、たぶン」
357: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:03:23.89:CemCgJlyO (6/9)
< 愛があるからこそという言い訳 >
愛宕「あの人がいないと手抜きしていけないわ」
高雄「カクテルも簡単なものだけですしね」
愛宕「カクテルなだけマシよ。私なんてストレートかロックしかないわ」
高雄「まぁ、そもそもあの人もそうなのだけれどね、頼まない限りは」
愛宕「結局他人がいないと誰だって多少雑になるのは仕方ないってこと? 」
高雄「それも相手によりますが」
愛宕「へぇ……私にもそれつくって? 」
高雄「面倒な……これとこれをステアするだけよ」
愛宕「……あ、そ」
< 愛があるからこそという言い訳 >
愛宕「あの人がいないと手抜きしていけないわ」
高雄「カクテルも簡単なものだけですしね」
愛宕「カクテルなだけマシよ。私なんてストレートかロックしかないわ」
高雄「まぁ、そもそもあの人もそうなのだけれどね、頼まない限りは」
愛宕「結局他人がいないと誰だって多少雑になるのは仕方ないってこと? 」
高雄「それも相手によりますが」
愛宕「へぇ……私にもそれつくって? 」
高雄「面倒な……これとこれをステアするだけよ」
愛宕「……あ、そ」
358: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:04:16.17:CemCgJlyO (7/9)
< 酒が無い分追求が緩いかもしれない >
雲龍「あのね、大切に深く愛されるのが嫌なわけないじゃない」
江風「はぁ」
雲龍「単にそれと同じくらい酷く重く可愛がられたいだけなの」
海風「海風は分かりますよ」
江風「マジかよ……」
雲龍「あら、それならあなたはどう愛されたいの? この際だから聞いてみたいわ」
海風「海風も興味あるかな」
江風「え、えーっと、そりゃあ」
雲龍「? 」
海風「? 」
江風「……こういうことしない、意地悪じゃない人が好きだよ、別にテートクのこと嫌いじゃないけどさ」
< 酒が無い分追求が緩いかもしれない >
雲龍「あのね、大切に深く愛されるのが嫌なわけないじゃない」
江風「はぁ」
雲龍「単にそれと同じくらい酷く重く可愛がられたいだけなの」
海風「海風は分かりますよ」
江風「マジかよ……」
雲龍「あら、それならあなたはどう愛されたいの? この際だから聞いてみたいわ」
海風「海風も興味あるかな」
江風「え、えーっと、そりゃあ」
雲龍「? 」
海風「? 」
江風「……こういうことしない、意地悪じゃない人が好きだよ、別にテートクのこと嫌いじゃないけどさ」
359: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:05:08.58:CemCgJlyO (8/9)
< ふとしたときに引っ張り出す >
愛宕「直近のだと花見のときのなのね」
高雄「アルバム、ですか」
愛宕「最初は私たちばかりで、明石や加賀さんが入ってきて、扶桑や山城や時雨、段々増えていって」
高雄「一時期私たちだけになってそれから雲龍さんたちが入って、という感じね」
愛宕「昔のは少し画質が悪いけど……でもこんなものよね」
高雄「……これ」
愛宕「ん? 心霊写真とか? 」
高雄「まさか。……誰が撮ったのかしら、この写真」
愛宕「雨の紫陽花なんていいじゃな……盗撮じゃないこれ」
高雄「ええ」
愛宕「龍田があの人に傘差し出してるところねぇ……私じゃないわよこれ」
高雄「何故龍田さんだけずぶ濡れに……日付は? 」
愛宕「ここにくる半年くらい前ね」
高雄「あの人と龍田さんがほぼ盗撮されていて私とあなたではない……? 」
愛宕「でもここに入ってるってことはあの人は誰が撮ったか知ってるのよね? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……ある意味この写真そのものがホラーね」
< ふとしたときに引っ張り出す >
愛宕「直近のだと花見のときのなのね」
高雄「アルバム、ですか」
愛宕「最初は私たちばかりで、明石や加賀さんが入ってきて、扶桑や山城や時雨、段々増えていって」
高雄「一時期私たちだけになってそれから雲龍さんたちが入って、という感じね」
愛宕「昔のは少し画質が悪いけど……でもこんなものよね」
高雄「……これ」
愛宕「ん? 心霊写真とか? 」
高雄「まさか。……誰が撮ったのかしら、この写真」
愛宕「雨の紫陽花なんていいじゃな……盗撮じゃないこれ」
高雄「ええ」
愛宕「龍田があの人に傘差し出してるところねぇ……私じゃないわよこれ」
高雄「何故龍田さんだけずぶ濡れに……日付は? 」
愛宕「ここにくる半年くらい前ね」
高雄「あの人と龍田さんがほぼ盗撮されていて私とあなたではない……? 」
愛宕「でもここに入ってるってことはあの人は誰が撮ったか知ってるのよね? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……ある意味この写真そのものがホラーね」
360: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/15(日) 23:05:35.08:CemCgJlyO (9/9)
ありがとうございました
ありがとうございました
361:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 23:09:29.36:3YjnD1mV0 (1/1)
乙
資源枯渇寸前までいったけど雲龍お迎えできた
乙
資源枯渇寸前までいったけど雲龍お迎えできた
362:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 23:48:07.45:2eQA2VmEo (1/1)
乙です
乙です
363:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/16(月) 00:09:51.08:85zHi7oho (1/1)
乙
2人目雲龍お迎えできたので未改造のまま育てる所存
乙
2人目雲龍お迎えできたので未改造のまま育てる所存
364: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:11:27.51:gfP4WQ7QO (1/10)
< 他人事っぽいなにか >
時雨「僕の妹たち、どうだい? 」
提督「どう、って言われてもな。むしろ俺のことなんか言ってなかった? 」
時雨「それは自意識過剰ってものだよ、提督」
提督「厳しいなぁ」
時雨「まぁ、冗談だけどさ。……海風のこと、どうするつもり? 」
提督「どうも」
時雨「どうも? 」
提督「どうしようもない。俺になにかできるか? 」
時雨「抱いてやりなよ、それで終わるかもしれない」
提督「……お前が海風だとしてそれで終われるのか? 」
時雨「まさか。そんなわけないだろう? 責任くらいとってもらうさ」
提督「…………」
< 他人事っぽいなにか >
時雨「僕の妹たち、どうだい? 」
提督「どう、って言われてもな。むしろ俺のことなんか言ってなかった? 」
時雨「それは自意識過剰ってものだよ、提督」
提督「厳しいなぁ」
時雨「まぁ、冗談だけどさ。……海風のこと、どうするつもり? 」
提督「どうも」
時雨「どうも? 」
提督「どうしようもない。俺になにかできるか? 」
時雨「抱いてやりなよ、それで終わるかもしれない」
提督「……お前が海風だとしてそれで終われるのか? 」
時雨「まさか。そんなわけないだろう? 責任くらいとってもらうさ」
提督「…………」
365: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:11:53.51:gfP4WQ7QO (2/10)
< 愛、変わらず >
提督「……ま、時雨が心配する程でもないさ」
時雨「僕は海風を心配しているんだけど」
提督「あいつにとっても同じだろう。あれで本当にガキってわけでもない」
時雨「ガキじゃなければ傷付かないとでも? 」
提督「傷付いても押し殺せるのが大人だろ? 」
時雨「……相変わらず」
提督「クズだって? 」
時雨「そうだね。…………ま、恋に苦しむこと程幸せなこともないし、僕は結局なにも言えないさ」
提督「…………随分と心篭ってますね」
時雨「当たり前でしょ? 僕の提督、だった人」
提督「…………」
< 愛、変わらず >
提督「……ま、時雨が心配する程でもないさ」
時雨「僕は海風を心配しているんだけど」
提督「あいつにとっても同じだろう。あれで本当にガキってわけでもない」
時雨「ガキじゃなければ傷付かないとでも? 」
提督「傷付いても押し殺せるのが大人だろ? 」
時雨「……相変わらず」
提督「クズだって? 」
時雨「そうだね。…………ま、恋に苦しむこと程幸せなこともないし、僕は結局なにも言えないさ」
提督「…………随分と心篭ってますね」
時雨「当たり前でしょ? 僕の提督、だった人」
提督「…………」
366: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:12:31.03:gfP4WQ7QO (3/10)
< とーっむっとじぇりー >
山城「そんなやつと真面目に話すだけ無駄よ、時雨」
提督「ん? 山城か」
時雨「こんな人、だからだよ山城」
提督「どう? 最近元気? 」
山城「どこかの誰かが近くで盛っていない分平穏ね」
提督「俺が誰かとヤってると嫌なことでも? 」
山城「……潰すわよ」
提督「こっわーい。……で、元気? 」
山城「なにも変わらず。使い潰されて磨り減ってるわ」
提督「ふーん……ま、俺からはなんとも言えないが」
山城「言われても困るわよ」
時雨「…………君たち本当仲良いよね」
< とーっむっとじぇりー >
山城「そんなやつと真面目に話すだけ無駄よ、時雨」
提督「ん? 山城か」
時雨「こんな人、だからだよ山城」
提督「どう? 最近元気? 」
山城「どこかの誰かが近くで盛っていない分平穏ね」
提督「俺が誰かとヤってると嫌なことでも? 」
山城「……潰すわよ」
提督「こっわーい。……で、元気? 」
山城「なにも変わらず。使い潰されて磨り減ってるわ」
提督「ふーん……ま、俺からはなんとも言えないが」
山城「言われても困るわよ」
時雨「…………君たち本当仲良いよね」
367: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:13:17.63:gfP4WQ7QO (4/10)
< 愛、愛ってなんだ >
提督「そりゃまぁ俺と山城の仲だからな」
山城「へぇ? どんな仲だったかしらね」
提督「共に扶桑を愛で愛し語り合った仲? 」
山城「扶桑姉さまは私の、私だけのものですが」
提督「扶桑大事にする割にお前の勝手にするのか」
山城「当たり前でしょう? 愛ってそういう身勝手さの塊であるはずよ」
提督「……そうだが」
山城「ええ」
時雨「…………君たちやっぱり仲いいだろう? 」
< 愛、愛ってなんだ >
提督「そりゃまぁ俺と山城の仲だからな」
山城「へぇ? どんな仲だったかしらね」
提督「共に扶桑を愛で愛し語り合った仲? 」
山城「扶桑姉さまは私の、私だけのものですが」
提督「扶桑大事にする割にお前の勝手にするのか」
山城「当たり前でしょう? 愛ってそういう身勝手さの塊であるはずよ」
提督「……そうだが」
山城「ええ」
時雨「…………君たちやっぱり仲いいだろう? 」
368: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:14:26.29:gfP4WQ7QO (5/10)
< 生命=髪=神秘=女 >
雲龍「……クロワッサン」
天城「好きでしたっけ? 」
雲龍「別に。……あれ」
天城「? ……春風さんですか」
雲龍「……凄いわね」
天城「姉様がそれ言うんですか……」
雲龍「こんなの編んでるだけじゃない」
天城「“ だけ ”? 」
雲龍「時間と難易度は兎も角できるし。あれはどうやればできるの? 」
天城「……」
雲龍「……」
天城「……由良さんとかもいますし、ええ」
< 生命=髪=神秘=女 >
雲龍「……クロワッサン」
天城「好きでしたっけ? 」
雲龍「別に。……あれ」
天城「? ……春風さんですか」
雲龍「……凄いわね」
天城「姉様がそれ言うんですか……」
雲龍「こんなの編んでるだけじゃない」
天城「“ だけ ”? 」
雲龍「時間と難易度は兎も角できるし。あれはどうやればできるの? 」
天城「……」
雲龍「……」
天城「……由良さんとかもいますし、ええ」
369: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:14:52.86:gfP4WQ7QO (6/10)
< 別に不快な沈黙でもないが >
赤城「加賀さんは最近どうです」
加賀「普通、としか。……あなたは? 」
GZ「普通、だな。赤城は? 」
赤城「普通、ですね」
加賀「……」
GZ「……」
赤城「……」
加賀「……蒼龍か飛龍あたりがいないと会話が」
< 別に不快な沈黙でもないが >
赤城「加賀さんは最近どうです」
加賀「普通、としか。……あなたは? 」
GZ「普通、だな。赤城は? 」
赤城「普通、ですね」
加賀「……」
GZ「……」
赤城「……」
加賀「……蒼龍か飛龍あたりがいないと会話が」
370: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:15:41.90:gfP4WQ7QO (7/10)
< まぁ、この国にもそんな人いるけどね >
高雄「五月十六日の誕生色はペールマスタード。色言葉は“ 実直 ”、“ 細心 ”、そして“ 強情 ”」
愛宕「玉子焼きパーティーでーす」
叢雲「いいけど……これだし巻き卵じゃ」
Littorio「まぁ、卵は卵ですし」
愛宕「なんとなーく皆で遊ぶので各自焼いてくださーい」
明石「……味は兎も角焦げなければなんとか」
漣「……目標低すぎじゃないですかね」
高雄「……玉子ばかりの中にエッグノッグだとさすがに重いですね」
Littorio「そうかしら? これからでしょう、夜は」
高雄「…………このイタリアンめ、と言ってさしあげますわ」
< まぁ、この国にもそんな人いるけどね >
高雄「五月十六日の誕生色はペールマスタード。色言葉は“ 実直 ”、“ 細心 ”、そして“ 強情 ”」
愛宕「玉子焼きパーティーでーす」
叢雲「いいけど……これだし巻き卵じゃ」
Littorio「まぁ、卵は卵ですし」
愛宕「なんとなーく皆で遊ぶので各自焼いてくださーい」
明石「……味は兎も角焦げなければなんとか」
漣「……目標低すぎじゃないですかね」
高雄「……玉子ばかりの中にエッグノッグだとさすがに重いですね」
Littorio「そうかしら? これからでしょう、夜は」
高雄「…………このイタリアンめ、と言ってさしあげますわ」
371: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:16:14.97:gfP4WQ7QO (8/10)
< 本人なりの遠慮 >
提督「今日の銘柄は……これなんだ? 」
GZ「CANDLE LIGHT。安物のミニ葉巻だ」
提督「へぇ? ……煙強くねぇかな」
GZ「そうかもしれない。ちなみに廃止銘柄だ」
提督「まーじ? 」
GZ「何故か手に入れてしまってな。わざわざ購入してまで喫煙するタイプでもないのだが」
提督「なるほど。消費に付き合えって? 」
GZ「横須賀だとあきつ丸くらいしか付き合ってくれないんだ」
提督「龍田は? 」
GZ「不思議と寄り付かないというかな」
提督「はーん? 」
< 本人なりの遠慮 >
提督「今日の銘柄は……これなんだ? 」
GZ「CANDLE LIGHT。安物のミニ葉巻だ」
提督「へぇ? ……煙強くねぇかな」
GZ「そうかもしれない。ちなみに廃止銘柄だ」
提督「まーじ? 」
GZ「何故か手に入れてしまってな。わざわざ購入してまで喫煙するタイプでもないのだが」
提督「なるほど。消費に付き合えって? 」
GZ「横須賀だとあきつ丸くらいしか付き合ってくれないんだ」
提督「龍田は? 」
GZ「不思議と寄り付かないというかな」
提督「はーん? 」
372: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:17:10.22:gfP4WQ7QO (9/10)
< 狭いベッドで絡まるのも悪くない >
雲龍「啼かぬなら、啼かせてみしょう、不如帰」
提督「……飽かぬなら、飽かせてみしょう、雲龍を」
雲龍「飽きる程抱いてくれるの? 」
提督「いや、いい加減くだらない話するのを。眠いんだけど俺」
雲龍「……そうね」
提督「と、言いつつ入ってくんなよ……くんなよ」
雲龍「……愛人扱いされても私は構わないわ」
提督「構えよ。……また明日」
雲龍「ん。……明日もその言葉、聞きたいわ」
< 狭いベッドで絡まるのも悪くない >
雲龍「啼かぬなら、啼かせてみしょう、不如帰」
提督「……飽かぬなら、飽かせてみしょう、雲龍を」
雲龍「飽きる程抱いてくれるの? 」
提督「いや、いい加減くだらない話するのを。眠いんだけど俺」
雲龍「……そうね」
提督「と、言いつつ入ってくんなよ……くんなよ」
雲龍「……愛人扱いされても私は構わないわ」
提督「構えよ。……また明日」
雲龍「ん。……明日もその言葉、聞きたいわ」
373: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/16(月) 22:17:59.22:gfP4WQ7QO (10/10)
たぶんいい子なので大切にしてあげてくたさいね……たぶん
ありがとうございました
たぶんいい子なので大切にしてあげてくたさいね……たぶん
ありがとうございました
374:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/16(月) 22:49:49.32:LYBOTXgDo (1/1)
乙
乙
375:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/16(月) 23:23:51.90:cp+xIEzro (1/1)
乙です
乙です
376:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/17(火) 01:55:58.30:huGTaDYdo (1/1)
乙
乙
377: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:22:43.67:GT5Mayjd0 (1/9)
< ベッドの中の密室遊戯 >
提督「ん……おはよ」
雲龍「……おはよう」
提督「……起きたんなら起きろよ」
雲龍「…………もう少し、抱き締めなさいよ。冷たいわね」
提督「……お前の身体はあったかいけどな」
雲龍「……あなたと寝てるから、火照るのよ」
< ベッドの中の密室遊戯 >
提督「ん……おはよ」
雲龍「……おはよう」
提督「……起きたんなら起きろよ」
雲龍「…………もう少し、抱き締めなさいよ。冷たいわね」
提督「……お前の身体はあったかいけどな」
雲龍「……あなたと寝てるから、火照るのよ」
378: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:23:19.04:GT5Mayjd0 (2/9)
< 風呂いいねー >
漣「ガラガラガラーっと……あれ? 」
愛宕「あら、今日も早いのね」
漣「ご主人様がいないとお酒減りますからねー、お隣失礼しまーす」
愛宕「はーい」
漣「……」
愛宕「……」
漣「……高雄さんとかいないんですね」
愛宕「そんなにお風呂好きって程でもないもの。あの人が誘わないとあんまり朝からは来ないのよ」
漣「はぁ」
愛宕「……そのままヤって戻ってこなかったりね」
漣「……あぁ」
< 風呂いいねー >
漣「ガラガラガラーっと……あれ? 」
愛宕「あら、今日も早いのね」
漣「ご主人様がいないとお酒減りますからねー、お隣失礼しまーす」
愛宕「はーい」
漣「……」
愛宕「……」
漣「……高雄さんとかいないんですね」
愛宕「そんなにお風呂好きって程でもないもの。あの人が誘わないとあんまり朝からは来ないのよ」
漣「はぁ」
愛宕「……そのままヤって戻ってこなかったりね」
漣「……あぁ」
379: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:23:49.22:GT5Mayjd0 (3/9)
< マジ泣きそう >
加賀「そろそろ横須賀ですか」
赤城「加賀さんはすぐにあの要港部へ? 」
加賀「おそらくは」
赤城「寂しくなりますね」
加賀「…………」
赤城「……? 」
加賀「……本当に」
赤城「はい? 」
加賀「……寂しく思ってくださいますか? 」
赤城「……加賀さん」
加賀「はい」
赤城「あなたに疑われると、私悲しいです」
加賀「…………」
赤城「…………」
加賀「…………胸、貸していただけますか」
< マジ泣きそう >
加賀「そろそろ横須賀ですか」
赤城「加賀さんはすぐにあの要港部へ? 」
加賀「おそらくは」
赤城「寂しくなりますね」
加賀「…………」
赤城「……? 」
加賀「……本当に」
赤城「はい? 」
加賀「……寂しく思ってくださいますか? 」
赤城「……加賀さん」
加賀「はい」
赤城「あなたに疑われると、私悲しいです」
加賀「…………」
赤城「…………」
加賀「…………胸、貸していただけますか」
380: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:24:40.76:GT5Mayjd0 (4/9)
< コーヒーとかいちごでも可 >
漣「ふわぁ……風呂上がりのフルーツ牛乳は格別ですねぇ」
愛宕「わざわざ用意してるのね」
漣「用意しません? 」
愛宕「高雄なら用意してくれるんだけど」
漣「……もう一瓶、ありますよ」
愛宕「ありがとー」
< コーヒーとかいちごでも可 >
漣「ふわぁ……風呂上がりのフルーツ牛乳は格別ですねぇ」
愛宕「わざわざ用意してるのね」
漣「用意しません? 」
愛宕「高雄なら用意してくれるんだけど」
漣「……もう一瓶、ありますよ」
愛宕「ありがとー」
381: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:25:14.90:GT5Mayjd0 (5/9)
< 嫌な洞察>
高雄「五月十七日の誕生色はゴールデンオーカー。
色言葉は“ 明敏 ”、“ 洞察 ”、そして“ 抜け目なさ ”」
愛宕「明日くらい、帰ってくるかしらね」
高雄「……期待なんて」
愛宕「しなさいよ、帰ってきたら高雄オンリーじゃない? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……それで幸せになれそうな私が嫌ですね」
< 嫌な洞察>
高雄「五月十七日の誕生色はゴールデンオーカー。
色言葉は“ 明敏 ”、“ 洞察 ”、そして“ 抜け目なさ ”」
愛宕「明日くらい、帰ってくるかしらね」
高雄「……期待なんて」
愛宕「しなさいよ、帰ってきたら高雄オンリーじゃない? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……それで幸せになれそうな私が嫌ですね」
382: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:26:15.02:GT5Mayjd0 (6/9)
< 特務 >
鹿島「このままでいいのでしょうか」
あきつ丸「なんのことでありますか」
鹿島「私たち、前線にも出ず後方で訓練しかしてません」
あきつ丸「自分は後進の訓練すら任されていないでありますが」
鹿島「……あきつ丸さんはまた別の」
あきつ丸「別の? 」
鹿島「……いえ、なんでもありません」
< 特務 >
鹿島「このままでいいのでしょうか」
あきつ丸「なんのことでありますか」
鹿島「私たち、前線にも出ず後方で訓練しかしてません」
あきつ丸「自分は後進の訓練すら任されていないでありますが」
鹿島「……あきつ丸さんはまた別の」
あきつ丸「別の? 」
鹿島「……いえ、なんでもありません」
383: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:27:13.02:GT5Mayjd0 (7/9)
< 話の広がりも無いくらい >
提督「なんかPolaと喋ってたら泥酔セックスしてぇなって思ったんだけどさ」
加賀「ええ」
雲龍「いいわね」
提督「俺と加賀と雲龍が全員泥酔するってヤバくね? 全員スポドリ割でもする? 」
加賀「……要港部が終わるわね」
< 話の広がりも無いくらい >
提督「なんかPolaと喋ってたら泥酔セックスしてぇなって思ったんだけどさ」
加賀「ええ」
雲龍「いいわね」
提督「俺と加賀と雲龍が全員泥酔するってヤバくね? 全員スポドリ割でもする? 」
加賀「……要港部が終わるわね」
384: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:27:42.27:GT5Mayjd0 (8/9)
< 勘弁 >
提督「ヤり中のゲロを回避してもゲロキス、ゲロキスを回避しても寝ゲロ、寝ゲロを回避しても翌朝トイレ占領みたいな」
加賀「失礼ね。部屋にくらい帰れるわ」
提督「いや、お前の部屋だと俺はどうすれば」
雲龍「私の部屋? 」
提督「お前の部屋駄目なら? 」
加賀「私の部屋? 」
提督「ループ? ……つーか俺の部屋帰らせてくれね? 」
< 勘弁 >
提督「ヤり中のゲロを回避してもゲロキス、ゲロキスを回避しても寝ゲロ、寝ゲロを回避しても翌朝トイレ占領みたいな」
加賀「失礼ね。部屋にくらい帰れるわ」
提督「いや、お前の部屋だと俺はどうすれば」
雲龍「私の部屋? 」
提督「お前の部屋駄目なら? 」
加賀「私の部屋? 」
提督「ループ? ……つーか俺の部屋帰らせてくれね? 」
385: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/17(火) 22:28:10.46:GT5Mayjd0 (9/9)
ありがとうございました
ありがとうございました
386:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/17(火) 22:37:33.24:Y/XyfXkFo (1/1)
乙です
乙です
387:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/18(水) 08:38:31.39:vKKgIgw3o (1/1)
おつ
おつ
388:ありがとう、こざいました ◆5z7C0EoTrg:2016/05/18(水) 22:47:11.89:lXkB9vpB0 (1/1)
< こーげきされるさだめ >
高雄「五月十八日の誕生色はオリーヴブラウン。
色言葉は“ 学識 ”、“ 保守 ”、そして“ 的確な発言 ”」
愛宕「夜は保守的よね」
高雄「……あなたと雲龍さん以外は」
愛宕「雲龍と同じにされるのはちょっと……」
高雄「え? 」
愛宕「え? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……本人の所為よね」
愛宕「……ガチね」
< こーげきされるさだめ >
高雄「五月十八日の誕生色はオリーヴブラウン。
色言葉は“ 学識 ”、“ 保守 ”、そして“ 的確な発言 ”」
愛宕「夜は保守的よね」
高雄「……あなたと雲龍さん以外は」
愛宕「雲龍と同じにされるのはちょっと……」
高雄「え? 」
愛宕「え? 」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……本人の所為よね」
愛宕「……ガチね」
389:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 00:03:27.46:pUEAKOZ5o (1/2)
乙
乙
390:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 00:03:40.87:oU3cqLQ8o (1/1)
乙かな?
乙かな?
391:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 01:12:30.53:dsvocj2Mo (1/2)
乙です
乙です
392: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:11:00.28:YH0FjQ1vO (1/11)
< 口調も忘れようというもの >
金剛「……嬉しかったデース? 」
時雨「……まぁ、うん」
金剛「……」
時雨「……」
金剛「……高雄や愛宕と三人で選んで」
時雨「……楽しんで選んだプレゼントだよね」
金剛「……これで嬉しかった私は馬鹿? 」
時雨「……馬鹿かもね、僕もだけど」
金剛「…………女なんてやってらんねー、デース」
時雨「…………惹かれたら、負けだよ、うん」
< 口調も忘れようというもの >
金剛「……嬉しかったデース? 」
時雨「……まぁ、うん」
金剛「……」
時雨「……」
金剛「……高雄や愛宕と三人で選んで」
時雨「……楽しんで選んだプレゼントだよね」
金剛「……これで嬉しかった私は馬鹿? 」
時雨「……馬鹿かもね、僕もだけど」
金剛「…………女なんてやってらんねー、デース」
時雨「…………惹かれたら、負けだよ、うん」
393: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:11:47.05:YH0FjQ1vO (2/11)
< プレゼント >
加賀「よく用意できましたね」
提督「ん? 」
加賀「作戦がいつ終わるのかも、いつ横須賀に帰還できるのかも予測できなかった筈なのに」
提督「あぁ。……あきつ丸にさ」
加賀「はい」
提督「プレゼント置かせてもらってたのさ、半月前から」
加賀「それはまた」
提督「文句言われたよ、邪魔なのは許すとして侘しくなるって」
加賀「そうでしょうね。……報酬は? 」
提督「個人的な貸しを一つ」
加賀「……高く付きましたね」
提督「いや? あいつらの喜ぶ顔見れたなら俺が得しただけだよ、掛け値無しに」
< プレゼント >
加賀「よく用意できましたね」
提督「ん? 」
加賀「作戦がいつ終わるのかも、いつ横須賀に帰還できるのかも予測できなかった筈なのに」
提督「あぁ。……あきつ丸にさ」
加賀「はい」
提督「プレゼント置かせてもらってたのさ、半月前から」
加賀「それはまた」
提督「文句言われたよ、邪魔なのは許すとして侘しくなるって」
加賀「そうでしょうね。……報酬は? 」
提督「個人的な貸しを一つ」
加賀「……高く付きましたね」
提督「いや? あいつらの喜ぶ顔見れたなら俺が得しただけだよ、掛け値無しに」
394: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:12:31.38:YH0FjQ1vO (3/11)
< ヘリの駆動音って独特で好き >
雲龍「…………Zzz」
海風「よく寝れますね」
天城「雲龍姉様は良くも悪くも自分を強く持っている方ですから」
海風「…………強く」
天城「…………はい」
江風「…………二人ともガチな顔し過ぎだろ、分かるけどさ」
< ヘリの駆動音って独特で好き >
雲龍「…………Zzz」
海風「よく寝れますね」
天城「雲龍姉様は良くも悪くも自分を強く持っている方ですから」
海風「…………強く」
天城「…………はい」
江風「…………二人ともガチな顔し過ぎだろ、分かるけどさ」
395: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:13:43.27:YH0FjQ1vO (4/11)
< 茶会の続きはまた次に >
高雄「五月十九日の誕生色は千歳茶。色言葉は“ 中立”、“ 公平 ”、そして……」
Littorio「高雄? 」
高雄「失礼、バランスよ。……行ってきます、夜は自分でなんとかするか愛宕にでもどうぞ」
Littorio「は、はぁ」
叢雲「……今まで何回もヘリなんて来てたわよね? 」
漣「そりゃアホ司令官の城だとしても一応軍事拠点だし」
叢雲「……帰ってきたと思う? 」
漣「叢雲ちゃんが分からないのに漣に分かるわけ。……漣冷製パスタがいいなー」
Littorio「え? まぁ、構いませんけれど」
叢雲「…………ま、いっか。第六感なんかより信頼できる感覚だし」
< 茶会の続きはまた次に >
高雄「五月十九日の誕生色は千歳茶。色言葉は“ 中立”、“ 公平 ”、そして……」
Littorio「高雄? 」
高雄「失礼、バランスよ。……行ってきます、夜は自分でなんとかするか愛宕にでもどうぞ」
Littorio「は、はぁ」
叢雲「……今まで何回もヘリなんて来てたわよね? 」
漣「そりゃアホ司令官の城だとしても一応軍事拠点だし」
叢雲「……帰ってきたと思う? 」
漣「叢雲ちゃんが分からないのに漣に分かるわけ。……漣冷製パスタがいいなー」
Littorio「え? まぁ、構いませんけれど」
叢雲「…………ま、いっか。第六感なんかより信頼できる感覚だし」
396: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:14:18.62:YH0FjQ1vO (5/11)
< 笑顔で迎えたいと思っても >
提督「よう」
高雄「……おかえりなさい? 」
提督「ただいま。……気付かれないように着替えてこい」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……おかえりなさい、__さん」
提督「ん、ただいま」
< 笑顔で迎えたいと思っても >
提督「よう」
高雄「……おかえりなさい? 」
提督「ただいま。……気付かれないように着替えてこい」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……おかえりなさい、__さん」
提督「ん、ただいま」
397: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:15:08.17:YH0FjQ1vO (6/11)
< エンジン音鳴り響き >
愛宕「? ……そっか、帰ってきてたんだ」
明石「さっきのヘリ陸軍のじゃなかったんですねー」
愛宕「……高雄連れていくのはいいけど顔くらい見せてもくれてもいいと思わない? 」
明石「まぁ、ですね」
愛宕「……今日こそ本当に一人ね」
明石「私と寝ます? 」
愛宕「いいけど早寝するわよ? 」
明石「はぁ」
愛宕「……ま、本気で挑戦したいなら受けて立つけど? 本気で天国見せてあげる」
明石「や、いいでーす……マジで」
< エンジン音鳴り響き >
愛宕「? ……そっか、帰ってきてたんだ」
明石「さっきのヘリ陸軍のじゃなかったんですねー」
愛宕「……高雄連れていくのはいいけど顔くらい見せてもくれてもいいと思わない? 」
明石「まぁ、ですね」
愛宕「……今日こそ本当に一人ね」
明石「私と寝ます? 」
愛宕「いいけど早寝するわよ? 」
明石「はぁ」
愛宕「……ま、本気で挑戦したいなら受けて立つけど? 本気で天国見せてあげる」
明石「や、いいでーす……マジで」
398: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:15:34.41:YH0FjQ1vO (7/11)
< 何を? >
瑞穂「あの」
明石「あ、瑞穂さんじゃないですか。他の人も帰ってきてるんですか? 」
瑞穂「はい。皆さん自室に戻っているはずです」
愛宕「なにこのサイレント帰還」
瑞穂「提督が無理矢理予定を早めて横須賀から飛んできましたので。……明石さん? 」
明石「なんですか? 」
瑞穂「瑞穂のベッドの上にこれ置きました? 」
明石「? いや、私じゃないですね、というか今日の昼までありませんでしたよ、そんな箱」
瑞穂「はぁ」
愛宕「誕生日プレゼントでしょう? あの人が置いて行ったのよ、カードとか入ってるんじゃない? 」
明石「なるほど……合鍵渡してますしね、私が」
瑞穂「なるほど。……あれ? 」
明石「? 」
瑞穂「……ということはあぁ、あれとか見られたんでしょうか」
愛宕「? 」
瑞穂「……………………はぁ」
< 何を? >
瑞穂「あの」
明石「あ、瑞穂さんじゃないですか。他の人も帰ってきてるんですか? 」
瑞穂「はい。皆さん自室に戻っているはずです」
愛宕「なにこのサイレント帰還」
瑞穂「提督が無理矢理予定を早めて横須賀から飛んできましたので。……明石さん? 」
明石「なんですか? 」
瑞穂「瑞穂のベッドの上にこれ置きました? 」
明石「? いや、私じゃないですね、というか今日の昼までありませんでしたよ、そんな箱」
瑞穂「はぁ」
愛宕「誕生日プレゼントでしょう? あの人が置いて行ったのよ、カードとか入ってるんじゃない? 」
明石「なるほど……合鍵渡してますしね、私が」
瑞穂「なるほど。……あれ? 」
明石「? 」
瑞穂「……ということはあぁ、あれとか見られたんでしょうか」
愛宕「? 」
瑞穂「……………………はぁ」
399: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:16:01.31:YH0FjQ1vO (8/11)
< 台無し >
瑞穂「というかよく覚えてましたよね」
雲龍「うん? 」
瑞穂「瑞穂の進水日なんて私自身忘れていましたし」
雲龍「そういう人なのよ」
瑞穂「はぁ。……そういうところが凄」
雲龍「女衒や店付きの運転手というのは女の子のプロフィールを覚えておくものらしいわ、商品スペックみたいなものね」
瑞穂「…………」
< 台無し >
瑞穂「というかよく覚えてましたよね」
雲龍「うん? 」
瑞穂「瑞穂の進水日なんて私自身忘れていましたし」
雲龍「そういう人なのよ」
瑞穂「はぁ。……そういうところが凄」
雲龍「女衒や店付きの運転手というのは女の子のプロフィールを覚えておくものらしいわ、商品スペックみたいなものね」
瑞穂「…………」
400: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:16:35.34:YH0FjQ1vO (9/11)
< これ以上無き >
提督「今日のカクテルは……ま、なんでもいいか」
高雄「色々と、飲みましたし」
提督「あぁ。……な」
高雄「なんでしょう」
提督「つまんなくない? 外出ても基本的に最後は酒飲むか景色見に行くだけの男といて」
高雄「他に知りませんし」
提督「知らないだけさ」
高雄「かもしれませんね。……でも」
提督「うん? 」
高雄「デートの最後、他に何をします? 」
提督「……」
高雄「なんでもないようなことを素晴らしく魅せる男性は素敵だと思いますよ」
提督「……そ」
< これ以上無き >
提督「今日のカクテルは……ま、なんでもいいか」
高雄「色々と、飲みましたし」
提督「あぁ。……な」
高雄「なんでしょう」
提督「つまんなくない? 外出ても基本的に最後は酒飲むか景色見に行くだけの男といて」
高雄「他に知りませんし」
提督「知らないだけさ」
高雄「かもしれませんね。……でも」
提督「うん? 」
高雄「デートの最後、他に何をします? 」
提督「……」
高雄「なんでもないようなことを素晴らしく魅せる男性は素敵だと思いますよ」
提督「……そ」
401: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:18:15.41:YH0FjQ1vO (10/11)
< いつまでもは続かないからこその幸せ >
高雄「お注ぎします」
提督「……うん」
高雄「…………」
提督「…………」
高雄「…………あなたが無事でよかった」
提督「あぁ。……まだ気持ち変わらない? 」
高雄「はい? 」
提督「俺が死んだ後も生きてよ、他の奴らとたまに想い出話でもすればいい」
高雄「嫌です」
提督「……」
高雄「……私がもし人間並の寿命を得ればそれも悪くありませんが」
提督「うん? 」
高雄「永遠に生きる可能性を背負ったまま生に怯え続けるには今が幸せ過ぎますから」
提督「…………」
高雄「…………」
提督「…………ハッピーバースデー、高雄。遅れてごめん」
高雄「そんなこと。……この一晩で誤魔化してください、寂しさも、恐れも、涙も、つまらないことは全て」
< いつまでもは続かないからこその幸せ >
高雄「お注ぎします」
提督「……うん」
高雄「…………」
提督「…………」
高雄「…………あなたが無事でよかった」
提督「あぁ。……まだ気持ち変わらない? 」
高雄「はい? 」
提督「俺が死んだ後も生きてよ、他の奴らとたまに想い出話でもすればいい」
高雄「嫌です」
提督「……」
高雄「……私がもし人間並の寿命を得ればそれも悪くありませんが」
提督「うん? 」
高雄「永遠に生きる可能性を背負ったまま生に怯え続けるには今が幸せ過ぎますから」
提督「…………」
高雄「…………」
提督「…………ハッピーバースデー、高雄。遅れてごめん」
高雄「そんなこと。……この一晩で誤魔化してください、寂しさも、恐れも、涙も、つまらないことは全て」
402: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/19(木) 22:18:42.18:YH0FjQ1vO (11/11)
ありがとうございました
ありがとうございました
403:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 22:42:21.44:pUEAKOZ5o (2/2)
乙
乙
404:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 22:47:46.33:dsvocj2Mo (2/2)
乙です
乙です
405:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/19(木) 23:03:58.90:k3tFTJZFo (1/1)
おつ
おつ
406: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/20(金) 23:12:47.57:6wUC/fGwO (1/5)
< いっそ清々しい >
高雄「今日はどこまで? 」
提督「んー……まぁ、一応何パターンか考えてはいる」
高雄「なるほど、さすがですね」
提督「さすがたらし、とか? 」
高雄「ええ」
提督「否定しておけよ。……たらし? 」
高雄「否定してほしいならこれ以上私の心労をですね」
提督「それは無理」
高雄「…………」
< いっそ清々しい >
高雄「今日はどこまで? 」
提督「んー……まぁ、一応何パターンか考えてはいる」
高雄「なるほど、さすがですね」
提督「さすがたらし、とか? 」
高雄「ええ」
提督「否定しておけよ。……たらし? 」
高雄「否定してほしいならこれ以上私の心労をですね」
提督「それは無理」
高雄「…………」
407: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/20(金) 23:14:05.39:6wUC/fGwO (2/5)
< オコトワリ >
愛宕「はぁ……そうですか」
加賀「ええ、何か無い限り明日まで帰らないそうよ」
愛宕「……まったく」
加賀「これならあなたのときも留守の方がいいかしらね」
愛宕「まさか。その日二人で、っていうのが理想なのは変わらないですよぉ」
加賀「その分の今日だものね」
愛宕「ええ」
加賀「……お酒を飲」
愛宕「それは結構です。お一人でどうぞ」
< オコトワリ >
愛宕「はぁ……そうですか」
加賀「ええ、何か無い限り明日まで帰らないそうよ」
愛宕「……まったく」
加賀「これならあなたのときも留守の方がいいかしらね」
愛宕「まさか。その日二人で、っていうのが理想なのは変わらないですよぉ」
加賀「その分の今日だものね」
愛宕「ええ」
加賀「……お酒を飲」
愛宕「それは結構です。お一人でどうぞ」
408: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/20(金) 23:15:14.37:6wUC/fGwO (3/5)
< あなたのことだけを >
高雄「愛宕が何か言っていませんでしたか? 」
提督「え、なんで? 」
高雄「なんで、と言われましても」
提督「昨日は会ってないし電話もメールも無いから知らないよ、俺」
高雄「……スマホは? 」
提督「持ってるけど電源落としてるし」
高雄「はぁ。別に私は」
提督「俺が構うんだよ。ずっとこうしてるんだから今更変えられないし」
高雄「……」
提督「緊急用の電話も持ってるしなぁ……デート中にメールとか気にするの馬鹿らしいだろう? 」
< あなたのことだけを >
高雄「愛宕が何か言っていませんでしたか? 」
提督「え、なんで? 」
高雄「なんで、と言われましても」
提督「昨日は会ってないし電話もメールも無いから知らないよ、俺」
高雄「……スマホは? 」
提督「持ってるけど電源落としてるし」
高雄「はぁ。別に私は」
提督「俺が構うんだよ。ずっとこうしてるんだから今更変えられないし」
高雄「……」
提督「緊急用の電話も持ってるしなぁ……デート中にメールとか気にするの馬鹿らしいだろう? 」
409: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/20(金) 23:16:02.17:6wUC/fGwO (4/5)
< 君の瞳にとかなんとか >
提督「今夜は酒、無し」
高雄「はぁ」
提督「たまには雰囲気だけで酔えるかなって」
高雄「……足りますか? 」
提督「俺の趣味は最高にハイだから」
高雄「本当でしょうか」
提督「単に俺が無趣味なだけかもしれないけど本ッ当酒で終わるしなんかね」
高雄「読書だとか映画だとか」
提督「そんなのぼんやりしてないだけの状態だしなぁ」
高雄「車、は私が全く分かりませんね」
提督「だよな」
高雄「……まぁ女が一番金の掛かる趣味、なんて言葉もありますし」
提督「……」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……それに」
提督「うん? 」
高雄「お酒を飲んだだけで、終わるつもりなんてないでしょう? 」
< 君の瞳にとかなんとか >
提督「今夜は酒、無し」
高雄「はぁ」
提督「たまには雰囲気だけで酔えるかなって」
高雄「……足りますか? 」
提督「俺の趣味は最高にハイだから」
高雄「本当でしょうか」
提督「単に俺が無趣味なだけかもしれないけど本ッ当酒で終わるしなんかね」
高雄「読書だとか映画だとか」
提督「そんなのぼんやりしてないだけの状態だしなぁ」
高雄「車、は私が全く分かりませんね」
提督「だよな」
高雄「……まぁ女が一番金の掛かる趣味、なんて言葉もありますし」
提督「……」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……それに」
提督「うん? 」
高雄「お酒を飲んだだけで、終わるつもりなんてないでしょう? 」
410: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/20(金) 23:16:33.81:6wUC/fGwO (5/5)
ありがとうございました
ありがとうございました
411:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/20(金) 23:18:15.31:LeJViWhho (1/1)
乙
乙
412:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/20(金) 23:28:13.23:yFwbxHqzo (1/1)
乙です
乙です
413:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/22(日) 19:45:16.19:oG9lUXcY0 (1/2)
年表
15/03/03 高雄「私と」愛宕「私と」提督「俺」開始
15/03/04 誕生石・誕生花・誕生カクテル紹介始まる
15/03/06 加賀が流れ着く・バーテンダーセット届く
15/03/12 加賀が横須賀へ帰る
15/03/17 明石・雲龍・天城着任
15/03/19 高雄・愛宕とケッコンカッコカリ
15/03/27 提督風邪をひく
15/03/29 雲龍との初H
15/03/30 近隣市町村の首長と陸軍側とホテルで会食
15/03/31 雲龍の箍が外れ始める
15/04/01 提督と高雄ホテルから帰宅
15/04/09 雲龍と二度目
15/04/13 愛宕「私と」高雄「私と」提督「俺」開始
15/04/23 提督の誕生日(艦これ二周年)
15/04/30 横須賀より加賀来訪 漂着の真相や要港部の少将捕縛作戦の概要説明
15/05/02 横須賀・呉から扶桑・山城・霧島・伊勢・時雨・浜風・春雨等が一時的に提督の指揮下に
15/05/03 要港部の少将捕縛作戦決行 少将・軽巡二人・駆逐数人を取り逃がす Littorio来訪
15/05/04 祝勝会
15/05/05 Littorioの歓迎会
15/05/12 高雄の誕生日
16/05/18 金剛の誕生日
15/05/21 提督が少将に昇進 明石・雲龍・天城が正式に基地所属となった
15/05/24 横須賀呉組帰還 明石・雲龍・天城が横須賀に出発
15/06/03 明石基地に帰還
15/06/04 雲龍・天城・Littorio基地に帰還 明石との初H
15/06/09 提督風邪をひく
15/06/11 加賀着任
15/06/12 加賀との初H
15/06/14 提督「俺と」高雄「私と」愛宕「私」開始
15/06/16 愛宕の誕生日
15/06/28 加賀と二度目
15/06/29 明石の誕生日 明石と二度目
15/07/07 第一回麻雀大会
15/07/23 明石やらかす
15/08/10 高雄・愛宕・加賀・明石・雲龍・天城・Littorio演習・大規模作戦へ 叢雲・漣がバックアップとして着任
15/08/11 提督のいた基地が正式に要港部に
15/08/17 提督「俺と」愛宕「私と」高雄「私」開始
15/08/20 大規模作戦参加組帰還 瑞穂・江風・海風着任 元少将達による襲撃により愛宕負傷 元少将と腹心の身柄は陸軍へ
15/08/22 元少将と腹心と面会 Littorio誕生日 Littorioとの初H
15/08/23 瑞穂・海風・江風の歓迎会と大規模作戦の祝勝会
15/08/24 叢雲が海風・江風・漣の教育係りに
15/08/25 元少将と腹心が帝都に送られた
15/08/30 海風が落ち始める
15/09/01 提督が「今月はヤるのを月の半分にする」という目標を立てた
15/09/06 花火大会の企画会議
15/09/10 今月の目標達成できず
15/09/13 花火大会 提督が陸の数人を〆た
15/09/14 海風が落ちた Littorioと二度目
15/09/25 雲龍の誕生日
15/09/27 元少将が処刑される 叢雲の誕生日
15/10/01 Littorioにイタリアへの帰還命令がくだる
15/10/02 海風・江風の実弾演習が始まる
15/10/12 第一回今日の童話・寓話(シンデレラ)
15/10/13 瑞穂と明石が同室になる
15/10/15 Littorioが基地に帰還 天城の誕生日 天城との初H
年表
15/03/03 高雄「私と」愛宕「私と」提督「俺」開始
15/03/04 誕生石・誕生花・誕生カクテル紹介始まる
15/03/06 加賀が流れ着く・バーテンダーセット届く
15/03/12 加賀が横須賀へ帰る
15/03/17 明石・雲龍・天城着任
15/03/19 高雄・愛宕とケッコンカッコカリ
15/03/27 提督風邪をひく
15/03/29 雲龍との初H
15/03/30 近隣市町村の首長と陸軍側とホテルで会食
15/03/31 雲龍の箍が外れ始める
15/04/01 提督と高雄ホテルから帰宅
15/04/09 雲龍と二度目
15/04/13 愛宕「私と」高雄「私と」提督「俺」開始
15/04/23 提督の誕生日(艦これ二周年)
15/04/30 横須賀より加賀来訪 漂着の真相や要港部の少将捕縛作戦の概要説明
15/05/02 横須賀・呉から扶桑・山城・霧島・伊勢・時雨・浜風・春雨等が一時的に提督の指揮下に
15/05/03 要港部の少将捕縛作戦決行 少将・軽巡二人・駆逐数人を取り逃がす Littorio来訪
15/05/04 祝勝会
15/05/05 Littorioの歓迎会
15/05/12 高雄の誕生日
16/05/18 金剛の誕生日
15/05/21 提督が少将に昇進 明石・雲龍・天城が正式に基地所属となった
15/05/24 横須賀呉組帰還 明石・雲龍・天城が横須賀に出発
15/06/03 明石基地に帰還
15/06/04 雲龍・天城・Littorio基地に帰還 明石との初H
15/06/09 提督風邪をひく
15/06/11 加賀着任
15/06/12 加賀との初H
15/06/14 提督「俺と」高雄「私と」愛宕「私」開始
15/06/16 愛宕の誕生日
15/06/28 加賀と二度目
15/06/29 明石の誕生日 明石と二度目
15/07/07 第一回麻雀大会
15/07/23 明石やらかす
15/08/10 高雄・愛宕・加賀・明石・雲龍・天城・Littorio演習・大規模作戦へ 叢雲・漣がバックアップとして着任
15/08/11 提督のいた基地が正式に要港部に
15/08/17 提督「俺と」愛宕「私と」高雄「私」開始
15/08/20 大規模作戦参加組帰還 瑞穂・江風・海風着任 元少将達による襲撃により愛宕負傷 元少将と腹心の身柄は陸軍へ
15/08/22 元少将と腹心と面会 Littorio誕生日 Littorioとの初H
15/08/23 瑞穂・海風・江風の歓迎会と大規模作戦の祝勝会
15/08/24 叢雲が海風・江風・漣の教育係りに
15/08/25 元少将と腹心が帝都に送られた
15/08/30 海風が落ち始める
15/09/01 提督が「今月はヤるのを月の半分にする」という目標を立てた
15/09/06 花火大会の企画会議
15/09/10 今月の目標達成できず
15/09/13 花火大会 提督が陸の数人を〆た
15/09/14 海風が落ちた Littorioと二度目
15/09/25 雲龍の誕生日
15/09/27 元少将が処刑される 叢雲の誕生日
15/10/01 Littorioにイタリアへの帰還命令がくだる
15/10/02 海風・江風の実弾演習が始まる
15/10/12 第一回今日の童話・寓話(シンデレラ)
15/10/13 瑞穂と明石が同室になる
15/10/15 Littorioが基地に帰還 天城の誕生日 天城との初H
414:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/22(日) 19:46:08.47:oG9lUXcY0 (2/2)
>>413 続き
15/10/22 高雄「私と」提督「俺と」愛宕「私」開始
15/10/30 あきつ丸と密談
15/10/31 ハロウィンコスパーティ
15/11/01 江風の誕生日
15/11/03 山城の誕生日
15/11/14 海風の雲龍化が着々と進む
15/11/16 要港部組が演習・大規模作戦の為横須賀へ
15/11/17 加賀の誕生日 作戦海域目前での演習開始
15/11/20 提督と鹿島邂逅
15/11/21頃 Littorioの強化改造が行われた
15/11/22 いい夫婦の日 大規模作戦決行
15/11/27 海風の誕生日
15/12/08 提督とGraf Zeppelin邂逅 GZの誕生日
15/12/12 横須賀に帰還
15/12/13 大規模作戦の祝勝会
15/12/23 要港部に帰還
15/12/24 三人でデート
15/12/25 クリスマスパーティ
15/12/30 餅つき
16/01/04 天城と二度目
16/01/07 愛宕「私と」提督「俺と」高雄「私」開始
16/01/09 駆逐艦組が抜き打ち筆記試験(提督制作) 陸軍の方で新年の会食
16/01/12 提督・高雄・愛宕・加賀・明石が横須賀へ
16/01/13 提督・加賀が帝都へ
16/01/15 提督・加賀がデートその後横須賀へ帰ってくる
16/01/16 要港部に帰還
16/01/19 葛城の誕生日
16/01/23 加賀・雲龍・天城・瑞穂が特別筆記試験(提督制作、叢雲監修)
16/01/24 横須賀にて屋上同盟 結成
16/01/25 雲龍と二人でカラオケ
16/01/31 雲龍・天城と3P
16/02/03 提督が特別筆記試験(製作加賀・雲龍・天城) 豆撒き
16/02/05 提督風邪をひきダウン
16/02/06 提督死に体 陸軍の方から医者を呼ぶ
16/02/07 提督一応復帰
16/02/11 紀元節祝賀 高雄と加賀が提督の名代として帝都へ Littorioも出席
16/02/12 あきつ丸と密談
16/02/14 バレンタインパーティ
16/02/21 ブリッジ大会→第二回麻雀大会
16/02/28 提督・加賀が外泊
16/03/02 早朝訓練
16/03/03 雛祭り(一周年)
16/03/05 提督の好きな銘柄紹介始まる
16/03/07 誕生色紹介始まる
16/03/11 知事と会食 そのまま高雄と外泊
16/03/21 江風・海風・叢雲・漣外出 あきつ丸経由で呉の大将閣下からの書状が届く
16/03/28 扶桑の誕生日
16/03/31 お花見
16/04/04 提督・明石が外泊
16/04/05 江風・海風が呉へ
16/04/05 提督「高雄と愛宕と、俺」開始
16/04/08 餃子パーリィ開幕
16/04/11 高雄・Littorioと3P
16/04/13 雲龍とお泊りデート
16/04/19・20 江風・海風が要港部に帰還
16/04/22 赤城の誕生日
16/04/23 提督の誕生日(艦これ三周年)
16/04/30 提督ノロウイルス感染症に
16/05/01 提督復帰
16/05/08 提督・加賀・雲龍・天城・瑞穂・江風・海風が大規模作戦に参加
16/05/13 一日遅れで高雄の誕生日を祝う
16/05/16 瑞穂の誕生日
16/05/17 作戦参加組横須賀へ帰還
16/05/18 金剛・時雨の誕生日
16/05/19 要港部に帰還 高雄の誕生日の埋め合わせ
16/05/20 提督・高雄が外泊
>>413 続き
15/10/22 高雄「私と」提督「俺と」愛宕「私」開始
15/10/30 あきつ丸と密談
15/10/31 ハロウィンコスパーティ
15/11/01 江風の誕生日
15/11/03 山城の誕生日
15/11/14 海風の雲龍化が着々と進む
15/11/16 要港部組が演習・大規模作戦の為横須賀へ
15/11/17 加賀の誕生日 作戦海域目前での演習開始
15/11/20 提督と鹿島邂逅
15/11/21頃 Littorioの強化改造が行われた
15/11/22 いい夫婦の日 大規模作戦決行
15/11/27 海風の誕生日
15/12/08 提督とGraf Zeppelin邂逅 GZの誕生日
15/12/12 横須賀に帰還
15/12/13 大規模作戦の祝勝会
15/12/23 要港部に帰還
15/12/24 三人でデート
15/12/25 クリスマスパーティ
15/12/30 餅つき
16/01/04 天城と二度目
16/01/07 愛宕「私と」提督「俺と」高雄「私」開始
16/01/09 駆逐艦組が抜き打ち筆記試験(提督制作) 陸軍の方で新年の会食
16/01/12 提督・高雄・愛宕・加賀・明石が横須賀へ
16/01/13 提督・加賀が帝都へ
16/01/15 提督・加賀がデートその後横須賀へ帰ってくる
16/01/16 要港部に帰還
16/01/19 葛城の誕生日
16/01/23 加賀・雲龍・天城・瑞穂が特別筆記試験(提督制作、叢雲監修)
16/01/24 横須賀にて屋上同盟 結成
16/01/25 雲龍と二人でカラオケ
16/01/31 雲龍・天城と3P
16/02/03 提督が特別筆記試験(製作加賀・雲龍・天城) 豆撒き
16/02/05 提督風邪をひきダウン
16/02/06 提督死に体 陸軍の方から医者を呼ぶ
16/02/07 提督一応復帰
16/02/11 紀元節祝賀 高雄と加賀が提督の名代として帝都へ Littorioも出席
16/02/12 あきつ丸と密談
16/02/14 バレンタインパーティ
16/02/21 ブリッジ大会→第二回麻雀大会
16/02/28 提督・加賀が外泊
16/03/02 早朝訓練
16/03/03 雛祭り(一周年)
16/03/05 提督の好きな銘柄紹介始まる
16/03/07 誕生色紹介始まる
16/03/11 知事と会食 そのまま高雄と外泊
16/03/21 江風・海風・叢雲・漣外出 あきつ丸経由で呉の大将閣下からの書状が届く
16/03/28 扶桑の誕生日
16/03/31 お花見
16/04/04 提督・明石が外泊
16/04/05 江風・海風が呉へ
16/04/05 提督「高雄と愛宕と、俺」開始
16/04/08 餃子パーリィ開幕
16/04/11 高雄・Littorioと3P
16/04/13 雲龍とお泊りデート
16/04/19・20 江風・海風が要港部に帰還
16/04/22 赤城の誕生日
16/04/23 提督の誕生日(艦これ三周年)
16/04/30 提督ノロウイルス感染症に
16/05/01 提督復帰
16/05/08 提督・加賀・雲龍・天城・瑞穂・江風・海風が大規模作戦に参加
16/05/13 一日遅れで高雄の誕生日を祝う
16/05/16 瑞穂の誕生日
16/05/17 作戦参加組横須賀へ帰還
16/05/18 金剛・時雨の誕生日
16/05/19 要港部に帰還 高雄の誕生日の埋め合わせ
16/05/20 提督・高雄が外泊
415:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/22(日) 20:13:13.26:jxJIKfG/O (1/1)
すげぇww
すげぇww
416:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/22(日) 20:52:52.64:1x5oNj70O (1/1)
これは>>1かな?
にしてもすごいボリュームだな
これは>>1かな?
にしてもすごいボリュームだな
417:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/22(日) 22:27:36.24:xwSXoS67o (1/1)
凄すぎ…
凄すぎ…
418:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/23(月) 01:15:54.55:UbMHrg25o (1/1)
年表読んでるだけで面白いのはずるいと思う
年表読んでるだけで面白いのはずるいと思う
419:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/23(月) 09:19:05.36:dEnUgYHP0 (1/1)
ほぼ毎日更新だったからね
ほぼ毎日更新だったからね
420: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:00:27.01:zr41HOo+0 (1/6)
< 割とそんなものだよね。なんとなく許してしまうというか >
提督『おはよー』
愛宕『こんにちは。……お昼過ぎですよ? 』
提督『うん。はいこれお土産』
愛宕『どうも』
提督『ん。……悪かったな、勝手に消えて』
愛宕『そうねぇ……ま、私のとき期待してるから、いいわ』
提督『あぁ、期待しとけ』
愛宕『はいはーい。……あ、そうだ』
提督『? 』
愛宕『おかえりなさい、__さん』
< 割とそんなものだよね。なんとなく許してしまうというか >
提督『おはよー』
愛宕『こんにちは。……お昼過ぎですよ? 』
提督『うん。はいこれお土産』
愛宕『どうも』
提督『ん。……悪かったな、勝手に消えて』
愛宕『そうねぇ……ま、私のとき期待してるから、いいわ』
提督『あぁ、期待しとけ』
愛宕『はいはーい。……あ、そうだ』
提督『? 』
愛宕『おかえりなさい、__さん』
421: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:00:58.15:zr41HOo+0 (2/6)
< 主婦の浮気先の割合とかなんとか >
提督「おはよう」
愛宕「ん、おはよー」
提督「なにやってんの? 」
愛宕「就活情報誌ってやつを見てるの」
提督「……するの? 」
愛宕「いつかするかもしれないじゃない? 」
提督「……まぁ、そうだね」
愛宕「養いたい? 」
提督「いや別に。つーかお前らの貯金も大概だしな」
愛宕「ふーん……? 」
提督「……た、他意はねぇよ? 全くもって」
< 主婦の浮気先の割合とかなんとか >
提督「おはよう」
愛宕「ん、おはよー」
提督「なにやってんの? 」
愛宕「就活情報誌ってやつを見てるの」
提督「……するの? 」
愛宕「いつかするかもしれないじゃない? 」
提督「……まぁ、そうだね」
愛宕「養いたい? 」
提督「いや別に。つーかお前らの貯金も大概だしな」
愛宕「ふーん……? 」
提督「……た、他意はねぇよ? 全くもって」
422: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:02:41.82:zr41HOo+0 (3/6)
< 愚痴 >
山城「あの男まだいたのね」
時雨「うん? 」
山城「龍田口説こうとして引かれてた男よ」
時雨「あぁ……理想主義者の彼ね」
山城「上からも下からも煙たがられてあきつ丸あたりに消されたかと思ったのに」
時雨「士官にも艦娘にも支持者がいるみたいだよ」
山城「……」
時雨「……」
山城「……そもそも女の趣味が悪いんだから支持する方も馬鹿に決まってるわよね、ええ」
< 愚痴 >
山城「あの男まだいたのね」
時雨「うん? 」
山城「龍田口説こうとして引かれてた男よ」
時雨「あぁ……理想主義者の彼ね」
山城「上からも下からも煙たがられてあきつ丸あたりに消されたかと思ったのに」
時雨「士官にも艦娘にも支持者がいるみたいだよ」
山城「……」
時雨「……」
山城「……そもそも女の趣味が悪いんだから支持する方も馬鹿に決まってるわよね、ええ」
423: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:03:15.25:zr41HOo+0 (4/6)
< だけ >
龍田「あらあらぁ、人の悪口は感心しませんね~ 」
山城「私は口に出したもので終わりだけ。あなたが溜め込んだものより数段軽いわよ」
龍田「溜め込む? 」
山城「餓狼飼ってるみたいなものじゃない」
龍田「そうかなぁ」
山城「……あの男は最近どうなのよ」
龍田「さぁ? 時々廊下とか工廠でお話はするけどぉ」
時雨「一応話は聞いてるんだね」
山城「どうせ聞いてるフリで内心嘲笑してるのよ、この女は」
龍田「そんなことしないよぉ。ただ聞いてるだけだもん」
山城「そう。…………聞いてる、だけ」
龍田「そ、聞いてるだけ」
時雨「……聞いてるだけ、ね」
< だけ >
龍田「あらあらぁ、人の悪口は感心しませんね~ 」
山城「私は口に出したもので終わりだけ。あなたが溜め込んだものより数段軽いわよ」
龍田「溜め込む? 」
山城「餓狼飼ってるみたいなものじゃない」
龍田「そうかなぁ」
山城「……あの男は最近どうなのよ」
龍田「さぁ? 時々廊下とか工廠でお話はするけどぉ」
時雨「一応話は聞いてるんだね」
山城「どうせ聞いてるフリで内心嘲笑してるのよ、この女は」
龍田「そんなことしないよぉ。ただ聞いてるだけだもん」
山城「そう。…………聞いてる、だけ」
龍田「そ、聞いてるだけ」
時雨「……聞いてるだけ、ね」
424: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:03:50.53:zr41HOo+0 (5/6)
< 口が裂けても >
提督「今日のカクテルはカシスソーダ。カクテルワードは“ 貴方は魅力的 ”、だ」
愛宕「これまで何人に言ってきたの? 」
提督「さぁ? 覚えてないよ、そんなこと」
高雄「真面目に考えれば思い出せるでしょう? 」
提督「いや……まぁ」
愛宕「わくわく」
高雄「興味ありますね」
提督「…………」
愛宕「わくわく」
高雄「……」
提督「…………これ言えねぇわ、うん」
< 口が裂けても >
提督「今日のカクテルはカシスソーダ。カクテルワードは“ 貴方は魅力的 ”、だ」
愛宕「これまで何人に言ってきたの? 」
提督「さぁ? 覚えてないよ、そんなこと」
高雄「真面目に考えれば思い出せるでしょう? 」
提督「いや……まぁ」
愛宕「わくわく」
高雄「興味ありますね」
提督「…………」
愛宕「わくわく」
高雄「……」
提督「…………これ言えねぇわ、うん」
425: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/23(月) 23:04:38.31:zr41HOo+0 (6/6)
とてもありがたいです
最近どんな流れだったか思い出せなかったりするので
ありがとうございます
なのでまとめたのは>>1じゃないです
ありがとうございました
とてもありがたいです
最近どんな流れだったか思い出せなかったりするので
ありがとうございます
なのでまとめたのは>>1じゃないです
ありがとうございました
426:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/23(月) 23:07:12.87:TIk/aoVro (1/1)
乙です
乙です
427:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/24(火) 00:48:18.79:7jKFaw4ro (1/1)
おつ
おつ
428: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:33:06.56:RHPdOZ1r0 (1/10)
< 約束 >
提督「いつにする? 」
雲龍「? 」
提督「いつ、デート行く? 」
雲龍「本当に行ってくれるの? 」
提督「嘘も吐くし性格も捻くれてるけど女の子に酷いことはしないよ」
雲龍「……そういう嘘? 」
提督「いやいやいや……」
雲龍「……あなたの楽な日でいいわ」
提督「ん。……三日くらい前には言うから、期待してるよ」
< 約束 >
提督「いつにする? 」
雲龍「? 」
提督「いつ、デート行く? 」
雲龍「本当に行ってくれるの? 」
提督「嘘も吐くし性格も捻くれてるけど女の子に酷いことはしないよ」
雲龍「……そういう嘘? 」
提督「いやいやいや……」
雲龍「……あなたの楽な日でいいわ」
提督「ん。……三日くらい前には言うから、期待してるよ」
429: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:33:49.42:RHPdOZ1r0 (2/10)
< 機嫌 >
雲龍「♪ 」
明石「雲龍さん露骨に優しい顔しますよね」
天城「まぁ……普段分かりにくい分といいますか」
愛宕「私露骨に不機嫌な顔するわよね」
天城「……まぁ」
明石「……そうかもですね」
天城「……」
明石「……」
愛宕「……別に? 今更だけど? ええ」
< 機嫌 >
雲龍「♪ 」
明石「雲龍さん露骨に優しい顔しますよね」
天城「まぁ……普段分かりにくい分といいますか」
愛宕「私露骨に不機嫌な顔するわよね」
天城「……まぁ」
明石「……そうかもですね」
天城「……」
明石「……」
愛宕「……別に? 今更だけど? ええ」
430: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:34:19.57:RHPdOZ1r0 (3/10)
< 赤リップとかいう魔術、褒めるとかいう魔法 >
提督「その真っ赤なルージュ好き」
愛宕「うん、知ってる」
提督「そんな露骨だった? 」
愛宕「おっぱいより視線感じるし」
提督「マジかよ。……うーん」
愛宕「? 」
提督「薄い白ブラウスに真っ赤とかヤバいわ。誘ってんの? 」
愛宕「今は別に。……ま、そっちが誘ってくるなら、いいけど? 」
< 赤リップとかいう魔術、褒めるとかいう魔法 >
提督「その真っ赤なルージュ好き」
愛宕「うん、知ってる」
提督「そんな露骨だった? 」
愛宕「おっぱいより視線感じるし」
提督「マジかよ。……うーん」
愛宕「? 」
提督「薄い白ブラウスに真っ赤とかヤバいわ。誘ってんの? 」
愛宕「今は別に。……ま、そっちが誘ってくるなら、いいけど? 」
431: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:34:57.60:RHPdOZ1r0 (4/10)
< 汗だく、ベタベタ、ドロドロ >
高雄「五月二十四日の誕生色はサイプレスグリーン。
色言葉は“ 調和 ”、“ 気配り ”、そして“ まとめ役 ”」
明石「この暑いときによくヤりますね」
雲龍「だからでしょう? 」
明石「……そうなんですか? 」
高雄「……」
明石「……」
雲龍「……沈黙は解なり、と」
< 汗だく、ベタベタ、ドロドロ >
高雄「五月二十四日の誕生色はサイプレスグリーン。
色言葉は“ 調和 ”、“ 気配り ”、そして“ まとめ役 ”」
明石「この暑いときによくヤりますね」
雲龍「だからでしょう? 」
明石「……そうなんですか? 」
高雄「……」
明石「……」
雲龍「……沈黙は解なり、と」
432: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:35:27.40:RHPdOZ1r0 (5/10)
< まぁ、結局、うん >
提督「今日のカクテルは」
愛宕「そんなこといいからお風呂行きましょう? 」
提督「やだよそのまままただもん」
愛宕「嫌なの? 」
提督「暑くて体力が」
愛宕「軟弱ねぇ」
提督「えぇ……さっき五回もヤったんだけど」
< まぁ、結局、うん >
提督「今日のカクテルは」
愛宕「そんなこといいからお風呂行きましょう? 」
提督「やだよそのまままただもん」
愛宕「嫌なの? 」
提督「暑くて体力が」
愛宕「軟弱ねぇ」
提督「えぇ……さっき五回もヤったんだけど」
433: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:36:03.90:RHPdOZ1r0 (6/10)
< 自分がそうではないわけでもない >
雲龍「どうして膜は再生しないのかしらね」
明石「またどストレートな」
雲龍「だってそうでしょう? 傷や怪我ならすぐに治る身体じゃない」
明石「部位を意識すればそこを集中して治したりできますしね」
雲龍「たぶん意識すれば治るとは思うけど……不思議よね」
明石「そうですか? 」
雲龍「違う? 」
明石「……」
雲龍「……? 」
明石「……雲龍さんも私も傷なんかだと思ってないからでしょう、治らないのって」
雲龍「なるほど。…………実に乙女らしい答えね」
< 自分がそうではないわけでもない >
雲龍「どうして膜は再生しないのかしらね」
明石「またどストレートな」
雲龍「だってそうでしょう? 傷や怪我ならすぐに治る身体じゃない」
明石「部位を意識すればそこを集中して治したりできますしね」
雲龍「たぶん意識すれば治るとは思うけど……不思議よね」
明石「そうですか? 」
雲龍「違う? 」
明石「……」
雲龍「……? 」
明石「……雲龍さんも私も傷なんかだと思ってないからでしょう、治らないのって」
雲龍「なるほど。…………実に乙女らしい答えね」
434: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:37:33.81:RHPdOZ1r0 (7/10)
< 愉快な友と >
鹿島「来月は六月ですね」
龍田「……頭でも打ったの? 今は五月よ? 」
山城「四月や七月は来ないわね、絶対に」
鹿島「つまりジューンブライドですね、ってことです。全女の子の憧れでしょう? 」
龍田「つまり……? 」
山城「憧れ……? 」
鹿島「六月といったらジューンブライドじゃないですか」
龍田「……そうなの? 」
山城「……さぁ。私は女の子じゃないみたいだから」
鈴谷「……この人たちに期待するのが間違ってると思うよ、鈴谷は」
鹿島「…………捻過ぎですよぉ、二人とも」
< 愉快な友と >
鹿島「来月は六月ですね」
龍田「……頭でも打ったの? 今は五月よ? 」
山城「四月や七月は来ないわね、絶対に」
鹿島「つまりジューンブライドですね、ってことです。全女の子の憧れでしょう? 」
龍田「つまり……? 」
山城「憧れ……? 」
鹿島「六月といったらジューンブライドじゃないですか」
龍田「……そうなの? 」
山城「……さぁ。私は女の子じゃないみたいだから」
鈴谷「……この人たちに期待するのが間違ってると思うよ、鈴谷は」
鹿島「…………捻過ぎですよぉ、二人とも」
435: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:38:26.37:RHPdOZ1r0 (8/10)
< つまり誰じゃなければいいのかな? >
龍田「そもそも」
鹿島「……はい」
龍田「今は相手がいないとかそういうのは置いておいたとするわよ? 」
山城「それが一番重要だと思うけれど」
龍田「いいから。……私たちってある意味箱入りみたいなものだしどんなレベルなら満足できるの? 」
山城「……」
鹿島「……」
龍田「……」
山城「軍人ではなくて成金ではなくてお金持ちでイケメンでクズでもなくて女衒しゃないーー」
< つまり誰じゃなければいいのかな? >
龍田「そもそも」
鹿島「……はい」
龍田「今は相手がいないとかそういうのは置いておいたとするわよ? 」
山城「それが一番重要だと思うけれど」
龍田「いいから。……私たちってある意味箱入りみたいなものだしどんなレベルなら満足できるの? 」
山城「……」
鹿島「……」
龍田「……」
山城「軍人ではなくて成金ではなくてお金持ちでイケメンでクズでもなくて女衒しゃないーー」
436: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:38:55.11:RHPdOZ1r0 (9/10)
< もうヤダ…… >
鹿島「さすがに要求が……す、鈴谷さんはどうですか? 憧れません? 」
鈴谷「んー、まぁちょっとくらいは」
鹿島「ですよね? うん、これが普通なんですよ、これが、ね? 」
龍田「……そ」
山城「……よかったわね」
鈴谷「……その半笑いと苦笑いやめてあげなよ。なんか泣きそうになってるじゃん」
< もうヤダ…… >
鹿島「さすがに要求が……す、鈴谷さんはどうですか? 憧れません? 」
鈴谷「んー、まぁちょっとくらいは」
鹿島「ですよね? うん、これが普通なんですよ、これが、ね? 」
龍田「……そ」
山城「……よかったわね」
鈴谷「……その半笑いと苦笑いやめてあげなよ。なんか泣きそうになってるじゃん」
437: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/24(火) 23:39:24.60:RHPdOZ1r0 (10/10)
ありがとうございました
ありがとうございました
438:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/24(火) 23:40:47.11:ZkxiP4Cko (1/1)
乙です
乙です
439:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/24(火) 23:47:16.25:tYBZjcr+0 (1/1)
乙
乙
440: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/25(水) 23:20:42.48:fqBJZaKN0 (1/3)
< 機能美とかなんとか >
高雄「五月二十五日の誕生色はネープルズイエロー。色言葉は“ 朗らか ”と“ 順風満帆 ”」
瑞穂「瑞穂たちには帆、ありませんよね」
明石「や、だってスタイリッシュじゃないじゃないですか。桃太郎の旗みたいな感じになりますよ」
瑞穂「でももし使えるなら」
提督「ねぇわ」
明石「ないです」
瑞穂「……非常時においては」
提督「ねぇって。非常時とかさせねぇから」
明石「そんなものつくるなら艤装の軽量化でも研究しますよ」
瑞穂「……はぁ」
高雄「……ことこういうことにかけては明石さんも馬鹿ですね」
< 機能美とかなんとか >
高雄「五月二十五日の誕生色はネープルズイエロー。色言葉は“ 朗らか ”と“ 順風満帆 ”」
瑞穂「瑞穂たちには帆、ありませんよね」
明石「や、だってスタイリッシュじゃないじゃないですか。桃太郎の旗みたいな感じになりますよ」
瑞穂「でももし使えるなら」
提督「ねぇわ」
明石「ないです」
瑞穂「……非常時においては」
提督「ねぇって。非常時とかさせねぇから」
明石「そんなものつくるなら艤装の軽量化でも研究しますよ」
瑞穂「……はぁ」
高雄「……ことこういうことにかけては明石さんも馬鹿ですね」
441: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/25(水) 23:21:21.76:fqBJZaKN0 (2/3)
< 目覚め >
提督「今日のカクテルはブラー・ミストだ」
明石「カルヴァドス? 」
提督「うん」
明石「……これカルヴァドスですか? 」
提督「あぁ」
明石「…………本当にですか? 」
提督「…………ニッカのX.Oです。だってカルヴァドス見当たらなかったんだよ」
明石「知りませんよそんなの。期待させないでくださいよ馬鹿」
提督「悪かったって。……なぁ」
明石「はい? 」
提督「……もっと、罵ってみてくれないか? 」
明石「……」
< 目覚め >
提督「今日のカクテルはブラー・ミストだ」
明石「カルヴァドス? 」
提督「うん」
明石「……これカルヴァドスですか? 」
提督「あぁ」
明石「…………本当にですか? 」
提督「…………ニッカのX.Oです。だってカルヴァドス見当たらなかったんだよ」
明石「知りませんよそんなの。期待させないでくださいよ馬鹿」
提督「悪かったって。……なぁ」
明石「はい? 」
提督「……もっと、罵ってみてくれないか? 」
明石「……」
442: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/25(水) 23:21:48.28:fqBJZaKN0 (3/3)
ありがとうございました
ありがとうございました
443:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/25(水) 23:22:18.36:98zyEvQJo (1/1)
乙です
乙です
444:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/26(木) 01:42:08.64:bccW//Uvo (1/1)
おつ
おつ
445: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:31:26.91:4o4C8Pb1O (1/10)
< 二兎を得る者は三兎をも得る >
雲龍「みたいな」
天城「お金はお金持ちのところに集まる、みたいなことですか? 」
雲龍「そうね、高雄と愛宕は兎も角一気に歯止めが効かなくなったのは私の所為だと思うわ」
天城「……天城は四兎目? 」
雲龍「かもしれないわね」
天城「……狼って怖いんですね」
雲龍「お腹を空かせていればとくにね」
提督「……羊のくせに怖過ぎる気がするんだが」
< 二兎を得る者は三兎をも得る >
雲龍「みたいな」
天城「お金はお金持ちのところに集まる、みたいなことですか? 」
雲龍「そうね、高雄と愛宕は兎も角一気に歯止めが効かなくなったのは私の所為だと思うわ」
天城「……天城は四兎目? 」
雲龍「かもしれないわね」
天城「……狼って怖いんですね」
雲龍「お腹を空かせていればとくにね」
提督「……羊のくせに怖過ぎる気がするんだが」
446: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:32:33.62:4o4C8Pb1O (2/10)
< 興を削がれる、とも違うか >
雲龍「動物繋がりだけれど」
天城「ええ」
雲龍「高雄は忠犬として愛宕は? 」
天城「……牝犬? 」
愛宕「なんですって? 」
天城「ひっ」
雲龍「牝犬は私でしょう」
愛宕「……」
天城「……」
雲龍「……? 」
< 興を削がれる、とも違うか >
雲龍「動物繋がりだけれど」
天城「ええ」
雲龍「高雄は忠犬として愛宕は? 」
天城「……牝犬? 」
愛宕「なんですって? 」
天城「ひっ」
雲龍「牝犬は私でしょう」
愛宕「……」
天城「……」
雲龍「……? 」
447: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:33:05.43:4o4C8Pb1O (3/10)
< 仕方ないね >
時雨「山城は扶桑が好きだよね」
山城「そうね」
時雨「扶桑の為ならなんでもする? 」
山城「当たり前よ」
時雨「じゃあ、扶桑にとって運命の人が現れたら応援するかい? 」
山城「当然。私じゃあ姉さまを本当の意味で幸せにはできないもの」
時雨「そっか」
山城「ええ」
時雨「…………じゃあ提と」
山城「あんなクズに姉さまを任せられるわけないじゃない」
時雨「…………」
< 仕方ないね >
時雨「山城は扶桑が好きだよね」
山城「そうね」
時雨「扶桑の為ならなんでもする? 」
山城「当たり前よ」
時雨「じゃあ、扶桑にとって運命の人が現れたら応援するかい? 」
山城「当然。私じゃあ姉さまを本当の意味で幸せにはできないもの」
時雨「そっか」
山城「ええ」
時雨「…………じゃあ提と」
山城「あんなクズに姉さまを任せられるわけないじゃない」
時雨「…………」
448: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:33:34.72:4o4C8Pb1O (4/10)
< 何故こんなにもラーメンには情熱を注げるのだろう >
高雄「五月二十六日の誕生色はマリーゴールドイエロー。
色言葉は“ 生命力 ”、“ 情緒的 ”、そして“ 情熱 ”」
提督「ラーメン食いてぇな」
高雄「ご自由に。今夜食べられるなら」
提督「今夜の当番高雄? 」
高雄「今夜は新しいレシピのコロッケです」
提督「……半チャー無しでいくわ」
高雄「お願いしますね」
< 何故こんなにもラーメンには情熱を注げるのだろう >
高雄「五月二十六日の誕生色はマリーゴールドイエロー。
色言葉は“ 生命力 ”、“ 情緒的 ”、そして“ 情熱 ”」
提督「ラーメン食いてぇな」
高雄「ご自由に。今夜食べられるなら」
提督「今夜の当番高雄? 」
高雄「今夜は新しいレシピのコロッケです」
提督「……半チャー無しでいくわ」
高雄「お願いしますね」
449: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:34:22.61:4o4C8Pb1O (5/10)
< 待ち合わせには愛と恥じらいを >
提督「おーい、加賀ー」
加賀「なんでしょう」
提督「ラーメン食いに行くぞラーメン」
加賀「先程昼食を食べたばかりですが」
提督「それで? 」
加賀「……着替えてきます、少々お待ちを」
提督「ん、単車出してくるから正門あたりな」
< 待ち合わせには愛と恥じらいを >
提督「おーい、加賀ー」
加賀「なんでしょう」
提督「ラーメン食いに行くぞラーメン」
加賀「先程昼食を食べたばかりですが」
提督「それで? 」
加賀「……着替えてきます、少々お待ちを」
提督「ん、単車出してくるから正門あたりな」
450: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:35:10.67:4o4C8Pb1O (6/10)
< パートナーの親とかいう化け物 >
Littorio「なにやら最近はよく外出しますね」
高雄「いい加減息苦しくなってきたのよ、きっと」
Littorio「……こんなにも幸せなのに」
高雄「最初から檻に囲われた動物なのよ、私たちは」
Littorio「……彼の両親にも? 」
高雄「会っていませんね。そもそもこの関係になってから彼がまともに帰省していません」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……会いたい? 」
高雄「もちろん。打算的な意味でも恐れ的な意味でも、愛でも」
< パートナーの親とかいう化け物 >
Littorio「なにやら最近はよく外出しますね」
高雄「いい加減息苦しくなってきたのよ、きっと」
Littorio「……こんなにも幸せなのに」
高雄「最初から檻に囲われた動物なのよ、私たちは」
Littorio「……彼の両親にも? 」
高雄「会っていませんね。そもそもこの関係になってから彼がまともに帰省していません」
Littorio「……」
高雄「……」
Littorio「……会いたい? 」
高雄「もちろん。打算的な意味でも恐れ的な意味でも、愛でも」
451: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:38:10.36:4o4C8Pb1O (7/10)
< そのくらい余裕だろ的若さが欲しい >
加賀「半チャーと餃子とネギサラダでいいですね」
提督「……や、今回は遠慮しとくわ」
加賀「え……」
提督「なにその驚愕の表情」
加賀「大丈夫? 身体が悪いならこのまま帰っても」
提督「ちげぇよ。高雄に腹そこそこにしてこいって言われてるの」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……帰りましょう? 」
提督「いやいやいや……」
< そのくらい余裕だろ的若さが欲しい >
加賀「半チャーと餃子とネギサラダでいいですね」
提督「……や、今回は遠慮しとくわ」
加賀「え……」
提督「なにその驚愕の表情」
加賀「大丈夫? 身体が悪いならこのまま帰っても」
提督「ちげぇよ。高雄に腹そこそこにしてこいって言われてるの」
加賀「……」
提督「……」
加賀「……帰りましょう? 」
提督「いやいやいや……」
452: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:38:38.23:4o4C8Pb1O (8/10)
< また鳥羽水族館行きたいなぁ >
漣「ここにある要港部の駆逐サミットを開催しまーす」
叢雲「何話すのよ」
漣「我らが提督の今後の方針について? 」
江風「まともに夜戦させてほしいンだけど」
海風「少しくらい歳下もいいと思います」
漣「……そうだね」
叢雲「……配置転換願い出て他の男探しなさいな」
< また鳥羽水族館行きたいなぁ >
漣「ここにある要港部の駆逐サミットを開催しまーす」
叢雲「何話すのよ」
漣「我らが提督の今後の方針について? 」
江風「まともに夜戦させてほしいンだけど」
海風「少しくらい歳下もいいと思います」
漣「……そうだね」
叢雲「……配置転換願い出て他の男探しなさいな」
453: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:39:21.96:4o4C8Pb1O (9/10)
< 酒より甘く、キスよりエロく >
提督「今日のカクテルは、お前」
加賀「は? 」
提督「酔わせてくれよ、お前で」
加賀「……シャワーくらい」
提督「気にしない。お前ならな」
加賀「…………んっ」
提督「…………口移しなら何がいい? フォアローゼスとシーガスリーバルしか無いけど」
加賀「っ…………そんなもの、要らないわ。私も、あなたに酔わせてもらえれば、それで」
< 酒より甘く、キスよりエロく >
提督「今日のカクテルは、お前」
加賀「は? 」
提督「酔わせてくれよ、お前で」
加賀「……シャワーくらい」
提督「気にしない。お前ならな」
加賀「…………んっ」
提督「…………口移しなら何がいい? フォアローゼスとシーガスリーバルしか無いけど」
加賀「っ…………そんなもの、要らないわ。私も、あなたに酔わせてもらえれば、それで」
454: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/26(木) 23:39:47.10:4o4C8Pb1O (10/10)
ありがとうございました
ありがとうございました
455:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/26(木) 23:42:57.87:WvsVKI2Mo (1/1)
乙です
乙です
456:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/26(木) 23:46:50.90:sKub9yZV0 (1/1)
乙乙
乙乙
457:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/27(金) 06:52:11.67:K++K8/aOo (1/1)
乙です
乙です
458: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:38:40.50:aawKFpn00 (1/12)
< 重要なこと >
高雄「五月二十七日の誕生色は山吹色。色言葉は“ 叡智 ”、“ 解放 ”、そして“ 逞しさ ”」
Littorio「提督の腕、いいですよね逞しくて」
高雄「暴飲やその他の酷使の中よく維持しているとは思うわね」
Littorio「さらっと抱かれるなんて中々」
高雄「中々? 」
Littorio「キュンとくる? ……軽くもないLittorioを簡単に持ち上げて歩けるなんて凄いな、と」
高雄「そこまで重くもないでしょう」
Littorio「まぁ。……あぁいうのを肌で感じていると」
高雄「ええ」
Littorio「乱暴にされてみたいと思うことがありますよ、雲龍ではありませんが」
高雄「…………ま、分かりますよその気持ち。雲龍さんではありませんが」
< 重要なこと >
高雄「五月二十七日の誕生色は山吹色。色言葉は“ 叡智 ”、“ 解放 ”、そして“ 逞しさ ”」
Littorio「提督の腕、いいですよね逞しくて」
高雄「暴飲やその他の酷使の中よく維持しているとは思うわね」
Littorio「さらっと抱かれるなんて中々」
高雄「中々? 」
Littorio「キュンとくる? ……軽くもないLittorioを簡単に持ち上げて歩けるなんて凄いな、と」
高雄「そこまで重くもないでしょう」
Littorio「まぁ。……あぁいうのを肌で感じていると」
高雄「ええ」
Littorio「乱暴にされてみたいと思うことがありますよ、雲龍ではありませんが」
高雄「…………ま、分かりますよその気持ち。雲龍さんではありませんが」
459: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:39:35.72:aawKFpn00 (2/12)
< 唐突に >
天城「でも長身で筋肉質なのはポイント高いですよね」
愛宕「そうねぇ。あの性格で貧弱なのもそれはそれで遊び甲斐はあるけど」
天城「それは愛宕さんだけでは」
愛宕「そう? 高雄と加賀さんあたりならそれも好きそうだけど」
天城「はぁ」
愛宕「雲龍は押し潰されたいとか言いそうだしLittorioはヨーロピアンな感じに強い男が好きそうかしら」
天城「明石さんは? 」
愛宕「明石は……天城と同じ匂いがするわね」
天城「……同じ」
愛宕「同じ」
天城「…………」
愛宕「あなた筋肉好きなのね」
明石「えっ……え? 」
< 唐突に >
天城「でも長身で筋肉質なのはポイント高いですよね」
愛宕「そうねぇ。あの性格で貧弱なのもそれはそれで遊び甲斐はあるけど」
天城「それは愛宕さんだけでは」
愛宕「そう? 高雄と加賀さんあたりならそれも好きそうだけど」
天城「はぁ」
愛宕「雲龍は押し潰されたいとか言いそうだしLittorioはヨーロピアンな感じに強い男が好きそうかしら」
天城「明石さんは? 」
愛宕「明石は……天城と同じ匂いがするわね」
天城「……同じ」
愛宕「同じ」
天城「…………」
愛宕「あなた筋肉好きなのね」
明石「えっ……え? 」
460: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:40:11.85:aawKFpn00 (3/12)
< 噂をすればなんとか >
金剛「今日は日本海海戦記念式典の日デース」
霧島「海軍記念日ですね」
龍田「あぁ、戦艦金剛が参戦して大活躍したあの」
金剛「ババア扱いするなデース。まだ進水どころか起工もしてまセーン」
霧島「自分じゃないのですから」
龍田「あらあら、そうだったかしらぁ」
金剛「まったく……大体三笠や敷島がいるんだからババア扱いなら私以外に」
浜風「金剛さん? 三笠さんが紅茶を一緒に飲まないか、と」
金剛「」
龍田「あらぁ」
霧島「こんなの偶然でしょう……偶然ですよね? 」
< 噂をすればなんとか >
金剛「今日は日本海海戦記念式典の日デース」
霧島「海軍記念日ですね」
龍田「あぁ、戦艦金剛が参戦して大活躍したあの」
金剛「ババア扱いするなデース。まだ進水どころか起工もしてまセーン」
霧島「自分じゃないのですから」
龍田「あらあら、そうだったかしらぁ」
金剛「まったく……大体三笠や敷島がいるんだからババア扱いなら私以外に」
浜風「金剛さん? 三笠さんが紅茶を一緒に飲まないか、と」
金剛「」
龍田「あらぁ」
霧島「こんなの偶然でしょう……偶然ですよね? 」
461: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:41:36.48:aawKFpn00 (4/12)
< 汚染されるツッコミ >
海風「ふふ……提督の為ならなんでもできますよ、海風」
江風「マジかよ……知ってたけど」
雲龍「それなら具体的にどこまでできるの? 」
江風「余計な人まで湧き出てくるし」
海風「死ねます」
雲龍「ふーん? でも死ぬくらいなら誰でもできるし」
江風「や、さすがに江風テートクの為に死ねるかって言われると。テートクの為に戦うのはできるけどさ」
海風「それなら……うーん」
雲龍「分からないわよね」
海風「? 」
雲龍「なんでもできる気がするけれどあの人全然求めてくれないから……だからなんでもできる気がしてしまうのよ」
海風「あぁ」
雲龍「……いっそ既成事実でもつくった方が早いわよ、きっと」
海風「それでは駄目なんですよ、それでは」
雲龍「そ」
江風「……なンであそこから真面目な話に繋げられるンだ? おかしいだろ」
叢雲「あれが真面目な話に聞こえるあなたも十分おかしいから安心しなさい」
< 汚染されるツッコミ >
海風「ふふ……提督の為ならなんでもできますよ、海風」
江風「マジかよ……知ってたけど」
雲龍「それなら具体的にどこまでできるの? 」
江風「余計な人まで湧き出てくるし」
海風「死ねます」
雲龍「ふーん? でも死ぬくらいなら誰でもできるし」
江風「や、さすがに江風テートクの為に死ねるかって言われると。テートクの為に戦うのはできるけどさ」
海風「それなら……うーん」
雲龍「分からないわよね」
海風「? 」
雲龍「なんでもできる気がするけれどあの人全然求めてくれないから……だからなんでもできる気がしてしまうのよ」
海風「あぁ」
雲龍「……いっそ既成事実でもつくった方が早いわよ、きっと」
海風「それでは駄目なんですよ、それでは」
雲龍「そ」
江風「……なンであそこから真面目な話に繋げられるンだ? おかしいだろ」
叢雲「あれが真面目な話に聞こえるあなたも十分おかしいから安心しなさい」
462: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:42:09.52:aawKFpn00 (5/12)
< そんなこと言われても >
江風「つーかよく考えなくても同僚と上官の情事の話とかなンで聞いてンだろ」
瑞穂「それは……私たちが少数派ですし」
江風「抱かれてない的な? 」
瑞穂「それもありますし彼をそういう目では見ていないという意味でも」
江風「ふーン? とか言いつつ瑞穂さンも堕ちそうだけど」
瑞穂「まぁ、断言はできませんね、彼とこの場の澱んだ空気が相手では」
海風「駄目です」
瑞穂「え? 」
海風「駄目です、瑞穂さんは」
瑞穂「は、はぁ。それはまた何故ですか? 」
海風「……だって」
瑞穂「はい」
海風「だって瑞穂さんが相手なら提督普通に相手しそうですもん」
江風「…………確かに」
瑞穂「…………」
< そんなこと言われても >
江風「つーかよく考えなくても同僚と上官の情事の話とかなンで聞いてンだろ」
瑞穂「それは……私たちが少数派ですし」
江風「抱かれてない的な? 」
瑞穂「それもありますし彼をそういう目では見ていないという意味でも」
江風「ふーン? とか言いつつ瑞穂さンも堕ちそうだけど」
瑞穂「まぁ、断言はできませんね、彼とこの場の澱んだ空気が相手では」
海風「駄目です」
瑞穂「え? 」
海風「駄目です、瑞穂さんは」
瑞穂「は、はぁ。それはまた何故ですか? 」
海風「……だって」
瑞穂「はい」
海風「だって瑞穂さんが相手なら提督普通に相手しそうですもん」
江風「…………確かに」
瑞穂「…………」
463: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:43:02.47:aawKFpn00 (6/12)
< 口は正直じゃないな、とかなんとか >
Littorio「……ねむ」
高雄「寝ても、いいのよ」
Littorio「今日は珍しく提督の日ですから」
高雄「どうせ炒飯とサラダとスープよ。唐揚げくらいは付くかしら」
Littorio「どうせ、なんて言うなら高雄も一緒に寝ましょう? 」
高雄「嫌です」
Littorio「あらつれない」
高雄「なんでもないことの幸せをおしえていただきましたので」
Littorio「そう。……そろそろいただきに行きましょうか、なんでもない幸せを」
< 口は正直じゃないな、とかなんとか >
Littorio「……ねむ」
高雄「寝ても、いいのよ」
Littorio「今日は珍しく提督の日ですから」
高雄「どうせ炒飯とサラダとスープよ。唐揚げくらいは付くかしら」
Littorio「どうせ、なんて言うなら高雄も一緒に寝ましょう? 」
高雄「嫌です」
Littorio「あらつれない」
高雄「なんでもないことの幸せをおしえていただきましたので」
Littorio「そう。……そろそろいただきに行きましょうか、なんでもない幸せを」
464: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:43:33.26:aawKFpn00 (7/12)
< 襲われるのもまた狼 >
提督「今日のカクテルはロングアイランドアイスティー、だ」
愛宕「レディキラーで有名なカクテルよね」
提督「よく知ってんな」
愛宕「あなたが言ってたのよ? 」
提督「あ、そう……お前なんて酒で落とそうと思ったら俺が潰れた方がまだ可能性あるよな」
愛宕「私より先に潰れちゃう人なんて介抱してあげないわ」
提督「タクシーくらい呼んでやれ。……次はルシアンにするか」
愛宕「負けないわよ? 」
提督「へぇ? 狼には気を付けないと」
愛宕「当然よぉ。……狼二匹だものね、ハードになりがちだし」
< 襲われるのもまた狼 >
提督「今日のカクテルはロングアイランドアイスティー、だ」
愛宕「レディキラーで有名なカクテルよね」
提督「よく知ってんな」
愛宕「あなたが言ってたのよ? 」
提督「あ、そう……お前なんて酒で落とそうと思ったら俺が潰れた方がまだ可能性あるよな」
愛宕「私より先に潰れちゃう人なんて介抱してあげないわ」
提督「タクシーくらい呼んでやれ。……次はルシアンにするか」
愛宕「負けないわよ? 」
提督「へぇ? 狼には気を付けないと」
愛宕「当然よぉ。……狼二匹だものね、ハードになりがちだし」
465: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:44:27.16:aawKFpn00 (8/12)
< 嗚呼…… >
高雄「……で、なんですこの惨状は」
愛宕「……Zzz」
提督「いや、なんだ……飲み過ぎた? 」
高雄「それは見れば分かりますが……ベッドに何零したんですか? 」
提督「ウォッカを半分程……でも零したんじゃなくて愛宕がわかめ酒をしようとか言い出してだな」
高雄「馬鹿、馬鹿ですね、まったく。寝落ちしてないくらい平気なら止めてください」
提督「いやー……一回ヤった後で頭動いてなくてさ」
高雄「……はぁ」
提督「……」
高雄「……はい」
提督「ん? 」
高雄「私の部屋に行きましょう? お風呂も入らないと」
提督「片付けとこいつは? 」
高雄「もうここまできたら朝で構わないです。…………ね? 私も酔ってるんです」
提督「そっか……じゃ、お邪魔しようかな」
< 嗚呼…… >
高雄「……で、なんですこの惨状は」
愛宕「……Zzz」
提督「いや、なんだ……飲み過ぎた? 」
高雄「それは見れば分かりますが……ベッドに何零したんですか? 」
提督「ウォッカを半分程……でも零したんじゃなくて愛宕がわかめ酒をしようとか言い出してだな」
高雄「馬鹿、馬鹿ですね、まったく。寝落ちしてないくらい平気なら止めてください」
提督「いやー……一回ヤった後で頭動いてなくてさ」
高雄「……はぁ」
提督「……」
高雄「……はい」
提督「ん? 」
高雄「私の部屋に行きましょう? お風呂も入らないと」
提督「片付けとこいつは? 」
高雄「もうここまできたら朝で構わないです。…………ね? 私も酔ってるんです」
提督「そっか……じゃ、お邪魔しようかな」
466: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:44:56.13:aawKFpn00 (9/12)
< ! >
山城「姉さま? 」
扶桑「? 」
山城「この時間のお夜食は、少し」
扶桑「これくらいなら大丈夫だと思うの。お豆腐がメインだし」
山城「そうですが」
扶桑「それに今日は山城とお昼が一緒じゃなかったから」
山城「! ……ですね、私も何か軽いお酒を用意してきます」
扶桑「ええ、お願いね」
< ! >
山城「姉さま? 」
扶桑「? 」
山城「この時間のお夜食は、少し」
扶桑「これくらいなら大丈夫だと思うの。お豆腐がメインだし」
山城「そうですが」
扶桑「それに今日は山城とお昼が一緒じゃなかったから」
山城「! ……ですね、私も何か軽いお酒を用意してきます」
扶桑「ええ、お願いね」
467: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:46:04.29:aawKFpn00 (10/12)
< 忘れたころに現れる >
山城「あぁ、なんて幸せな」
扶桑「そう? 」
山城「ええ。それにしてもこの豆乳スープに豆腐は分かりますけれどチーズも合うものなんですね」
扶桑「私も初めてつくってみたのだけれど」
山城「さすが扶桑姉さまです、こんなに美味しいレシピを自ぶ」
扶桑「いえ、私が考えたのではなくて……提督がおしえてくれたのよ」
山城「そ、そうでしたか。…………またあの男なのね、なんて忌々しい」
< 忘れたころに現れる >
山城「あぁ、なんて幸せな」
扶桑「そう? 」
山城「ええ。それにしてもこの豆乳スープに豆腐は分かりますけれどチーズも合うものなんですね」
扶桑「私も初めてつくってみたのだけれど」
山城「さすが扶桑姉さまです、こんなに美味しいレシピを自ぶ」
扶桑「いえ、私が考えたのではなくて……提督がおしえてくれたのよ」
山城「そ、そうでしたか。…………またあの男なのね、なんて忌々しい」
468: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:46:44.02:aawKFpn00 (11/12)
< 泥酔後って割と早く起きてしまう >
愛宕「ん……ん? 」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……お漏らし、じゃあないみたいだけど、お酒? 」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……高雄あたりに掻っ攫われたっぽいわねぇ、これは」
< 泥酔後って割と早く起きてしまう >
愛宕「ん……ん? 」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……お漏らし、じゃあないみたいだけど、お酒? 」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……」
愛宕「……高雄あたりに掻っ攫われたっぽいわねぇ、これは」
469: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/27(金) 23:47:10.99:aawKFpn00 (12/12)
ありがとうございました
ありがとうございました
470:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 00:37:57.63:OFZGc7vzo (1/1)
おつ
おつ
471:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 00:55:53.15:H+fJQ/S7o (1/2)
乙です
乙です
472:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 03:55:31.43:N89KQmjAO (1/1)
乙ー
三笠さん横須賀かぁ
艦だった頃の自分の成れの果てが目と鼻の先に鎮座してるのってどんな気持ちなんだろうね
乙ー
三笠さん横須賀かぁ
艦だった頃の自分の成れの果てが目と鼻の先に鎮座してるのってどんな気持ちなんだろうね
473:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 16:46:16.90:Spa+vtAdO (1/1)
>>472
なれの果てとは言うが、海のどこかで朽ちる方がいいのかそれとも少なくとも外観は保たれて保存されている方がいいのか
>>472
なれの果てとは言うが、海のどこかで朽ちる方がいいのかそれとも少なくとも外観は保たれて保存されている方がいいのか
474:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 20:31:31.75:1RXJEQ920 (1/1)
そのレス必要だったの
そのレス必要だったの
475: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/28(土) 20:42:14.57:V5tFrKKGO (1/4)
< 売り上げ的な >
愛宕「……Zzz」
高雄「……そのまま寝てたのね」
提督「俺だって一回起きてもそこで掃除する気なんて起きないし。ひっでぇなこれ」
高雄「……あなたがやったはずですが」
提督「愛宕の所為だろ、大体は」
高雄「そもそも人外相手に飲み比べで勝たないでください」
提督「違うから。単に俺が男女関係無く飲ませるの上手いだけだから」
高雄「余計酷いような」
提督「ほら、雰囲気酔いしやすいやつだし多少はね」
高雄「はぁ」
提督「うん」
高雄「…………私たちってシーツのメーカーに感謝されそうですよね」
提督「そ、そうだな」
< 売り上げ的な >
愛宕「……Zzz」
高雄「……そのまま寝てたのね」
提督「俺だって一回起きてもそこで掃除する気なんて起きないし。ひっでぇなこれ」
高雄「……あなたがやったはずですが」
提督「愛宕の所為だろ、大体は」
高雄「そもそも人外相手に飲み比べで勝たないでください」
提督「違うから。単に俺が男女関係無く飲ませるの上手いだけだから」
高雄「余計酷いような」
提督「ほら、雰囲気酔いしやすいやつだし多少はね」
高雄「はぁ」
提督「うん」
高雄「…………私たちってシーツのメーカーに感謝されそうですよね」
提督「そ、そうだな」
476: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/28(土) 20:42:50.20:V5tFrKKGO (2/4)
< 悪いとは言わないけどね >
愛宕「んー……つめたぁい」
提督「そりゃアイスコーヒーだし。……服着ねぇの? 」
愛宕「もう少し裸ワイがいいでーす」
提督「あ、そ」
愛宕「あなたも見てて目の保養になるでしょう? 」
提督「軍服の方が萌える」
愛宕「あれはちょっと暑いし……」
提督「……そうかい」
< 悪いとは言わないけどね >
愛宕「んー……つめたぁい」
提督「そりゃアイスコーヒーだし。……服着ねぇの? 」
愛宕「もう少し裸ワイがいいでーす」
提督「あ、そ」
愛宕「あなたも見てて目の保養になるでしょう? 」
提督「軍服の方が萌える」
愛宕「あれはちょっと暑いし……」
提督「……そうかい」
477: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/28(土) 20:43:23.96:V5tFrKKGO (3/4)
< あくまで自己申告なので >
漣「よく考えなくてもこの人数の女がいて表向き何の問題も無いって異常ですよねー」
江風「それ物凄い定期な話題だよな」
雲龍「あの人がいるから、というのは当然だけれど」
加賀「言い方は悪いけれど扱いやすい子やイエスマン、ウーマン? を集めているのよね」
雲龍「山城や陸奥とまではいかなくても険悪だったり明らさまに嫌悪されてる相手はいますからね」
漣「なるほどなるほどー……加賀さん? 」
加賀「? 」
漣「扱いやすい子って、誰ですか? 」
加賀「……私? 」
江風「えぇ……」
< あくまで自己申告なので >
漣「よく考えなくてもこの人数の女がいて表向き何の問題も無いって異常ですよねー」
江風「それ物凄い定期な話題だよな」
雲龍「あの人がいるから、というのは当然だけれど」
加賀「言い方は悪いけれど扱いやすい子やイエスマン、ウーマン? を集めているのよね」
雲龍「山城や陸奥とまではいかなくても険悪だったり明らさまに嫌悪されてる相手はいますからね」
漣「なるほどなるほどー……加賀さん? 」
加賀「? 」
漣「扱いやすい子って、誰ですか? 」
加賀「……私? 」
江風「えぇ……」
478: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/28(土) 20:43:59.07:V5tFrKKGO (4/4)
ありがとうございました
ありがとうございました
479:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 22:24:25.92:Ql4xPzsdo (1/1)
乙
乙
480:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 22:47:28.11:H+fJQ/S7o (2/2)
乙です
乙です
481: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:52:28.30:UBbmZSl/0 (1/13)
< 贈る言葉など無くとも >
あきつ丸「……ん」
龍田「なぁに? 」
あきつ丸「幣物、進物、プレゼント……ま、なんということも無いが」
龍田「イヤリング? 」
あきつ丸「付けなくてもいい。自分が押し付けただけであります」
龍田「…………ありがと、大切にするから」
あきつ丸「…………ふん」
龍田「…………嬉しい、あなたには嫌われていると思ってた」
あきつ丸「馬鹿な。嫌っている相手に話しかける程自分は器用ではないであります」
龍田「…………九月二十四日」
あきつ丸「…………忘れろ、自分はそれまで生きているかも分からない身でーー」
< 贈る言葉など無くとも >
あきつ丸「……ん」
龍田「なぁに? 」
あきつ丸「幣物、進物、プレゼント……ま、なんということも無いが」
龍田「イヤリング? 」
あきつ丸「付けなくてもいい。自分が押し付けただけであります」
龍田「…………ありがと、大切にするから」
あきつ丸「…………ふん」
龍田「…………嬉しい、あなたには嫌われていると思ってた」
あきつ丸「馬鹿な。嫌っている相手に話しかける程自分は器用ではないであります」
龍田「…………九月二十四日」
あきつ丸「…………忘れろ、自分はそれまで生きているかも分からない身でーー」
482: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:53:25.72:UBbmZSl/0 (2/13)
< 誰の為の私か >
龍田「カッコ、付けないで」
あきつ丸「……贈り物の渡し主を引っ叩くとは、中々の」
龍田「私の大切な人が不幸だと決めつけないで」
あきつ丸「……自分の不幸を皮肉ることくらい」
龍田「それは勝手よ? あなたなんてどうでもいい、私の誕生日から一日遅れる相手なんて」
あきつ丸「…………」
龍田「…………でも、一日遅れたとしても、私を思い続けてくれる友人のことくらい、私だって大切にするんだから」
あきつ丸「ハンッ、クズがクズを憐れむようなことをーー」
龍田「ッ………………………馬鹿に、しないでよ、そこまで言うこと」
あきつ丸「……………………悪い」
< 誰の為の私か >
龍田「カッコ、付けないで」
あきつ丸「……贈り物の渡し主を引っ叩くとは、中々の」
龍田「私の大切な人が不幸だと決めつけないで」
あきつ丸「……自分の不幸を皮肉ることくらい」
龍田「それは勝手よ? あなたなんてどうでもいい、私の誕生日から一日遅れる相手なんて」
あきつ丸「…………」
龍田「…………でも、一日遅れたとしても、私を思い続けてくれる友人のことくらい、私だって大切にするんだから」
あきつ丸「ハンッ、クズがクズを憐れむようなことをーー」
龍田「ッ………………………馬鹿に、しないでよ、そこまで言うこと」
あきつ丸「……………………悪い」
483: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:54:21.48:UBbmZSl/0 (3/13)
< 心の穴を埋める >
山城「麗しき友情だこと」
扶桑「山城」
山城「分かっていますよ、これは嫉妬でなんです」
扶桑「嫉妬? 」
山城「私には姉さましかいませんから、友人なんていないのです」
扶桑「……私よりいると思うけれど」
山城「姉さま? 」
扶桑「別に。…………だからこそ、彼が欲しいのかもしれないわね、私」
< 心の穴を埋める >
山城「麗しき友情だこと」
扶桑「山城」
山城「分かっていますよ、これは嫉妬でなんです」
扶桑「嫉妬? 」
山城「私には姉さましかいませんから、友人なんていないのです」
扶桑「……私よりいると思うけれど」
山城「姉さま? 」
扶桑「別に。…………だからこそ、彼が欲しいのかもしれないわね、私」
484: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:55:15.62:UBbmZSl/0 (4/13)
< 監視の監視 >
時雨「悪趣味な」
春雨「自分だって隠れて見てるのに」
時雨「……不器用な友の行動くらい、不安で覗いてみたくなるものだろう? 」
春雨「親しき中にも」
時雨「礼儀よりも友情、さ」
春雨「…………そう」
時雨「あぁ。……僕はまだあそこまで行けないけどね」
< 監視の監視 >
時雨「悪趣味な」
春雨「自分だって隠れて見てるのに」
時雨「……不器用な友の行動くらい、不安で覗いてみたくなるものだろう? 」
春雨「親しき中にも」
時雨「礼儀よりも友情、さ」
春雨「…………そう」
時雨「あぁ。……僕はまだあそこまで行けないけどね」
485: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:56:00.27:UBbmZSl/0 (5/13)
< だんまりも致し方 >
提督「あれでよかったかな」
愛宕「なんでも喜ぶでしょう、あなたが贈れば」
提督「それじゃあ俺の名が廃る」
愛宕「……私と高雄にもおしえずに選んだんだから大丈夫でしょ」
提督「ん、妬いてる? 」
愛宕「当たり前でしょう? 龍田と山城とBismarckくらいじゃない、自分だけで選ぶの」
提督「叢雲と漣もな。……お前のプレゼントを高雄に相談したことだって無いぜ? 」
愛宕「…………」
提督「…………コーヒーでも、淹れるか」
< だんまりも致し方 >
提督「あれでよかったかな」
愛宕「なんでも喜ぶでしょう、あなたが贈れば」
提督「それじゃあ俺の名が廃る」
愛宕「……私と高雄にもおしえずに選んだんだから大丈夫でしょ」
提督「ん、妬いてる? 」
愛宕「当たり前でしょう? 龍田と山城とBismarckくらいじゃない、自分だけで選ぶの」
提督「叢雲と漣もな。……お前のプレゼントを高雄に相談したことだって無いぜ? 」
愛宕「…………」
提督「…………コーヒーでも、淹れるか」
486: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:56:27.33:UBbmZSl/0 (6/13)
< 推参しました。よろしくお願いしますね >
提督「あのクールドライな雲龍はどこに行ったのか」
雲龍「あなたが殺したのよ」
提督「いやいや……」
天城「天城もそう思いますが。姉様がこんなになるのはあなたがいるときだけですから」
提督「……」
雲龍「……」
天城「……」
提督「……そ」
< 推参しました。よろしくお願いしますね >
提督「あのクールドライな雲龍はどこに行ったのか」
雲龍「あなたが殺したのよ」
提督「いやいや……」
天城「天城もそう思いますが。姉様がこんなになるのはあなたがいるときだけですから」
提督「……」
雲龍「……」
天城「……」
提督「……そ」
487: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:58:31.96:UBbmZSl/0 (7/13)
< デウスエクス…… >
山城「そういえばあの男」
龍田「うん? 」
山城「理想主義者の話よ」
龍田「あぁ」
山城「あなたの意見聞きたいみたいだったけれど? 」
龍田「私議論って好きじゃないの。特に議論する為の議論は」
山城「好かれるって面倒なことなのね」
龍田「扶桑に訊いてみなさいよ。……どうせなら神学論争でもしていた方がマシ」
山城「神は科学を否定できないし、科学は神を否定できない」
時雨「そもそも神が科学を造ったんじゃないかい? 」
山城「私に神はいないから」
龍田「ふーん? ……化物の神、なんてのも悪くないものだけれど、ね」
< デウスエクス…… >
山城「そういえばあの男」
龍田「うん? 」
山城「理想主義者の話よ」
龍田「あぁ」
山城「あなたの意見聞きたいみたいだったけれど? 」
龍田「私議論って好きじゃないの。特に議論する為の議論は」
山城「好かれるって面倒なことなのね」
龍田「扶桑に訊いてみなさいよ。……どうせなら神学論争でもしていた方がマシ」
山城「神は科学を否定できないし、科学は神を否定できない」
時雨「そもそも神が科学を造ったんじゃないかい? 」
山城「私に神はいないから」
龍田「ふーん? ……化物の神、なんてのも悪くないものだけれど、ね」
488: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 22:59:38.94:UBbmZSl/0 (8/13)
< 叢雲 >
提督「今日の酒はSUMMIT BEER 2016、だぞ」
叢雲「伊勢は元気かしらね」
提督「疲労困憊しつつ楽しんでるんじゃねぇの」
叢雲「……呉には十一駆がいたわね」
提督「楽な相手だろ、お前に比べれば」
叢雲「ハッ……あんたの前以外では借りてきた猫みたいなものよ、私なんて」
提督「あ? 俺の前ではなんだってんだよ。狼とか言うつもりかよ」
叢雲「……叢雲よ、叢雲。それ以外の何者でもなく私」
< 叢雲 >
提督「今日の酒はSUMMIT BEER 2016、だぞ」
叢雲「伊勢は元気かしらね」
提督「疲労困憊しつつ楽しんでるんじゃねぇの」
叢雲「……呉には十一駆がいたわね」
提督「楽な相手だろ、お前に比べれば」
叢雲「ハッ……あんたの前以外では借りてきた猫みたいなものよ、私なんて」
提督「あ? 俺の前ではなんだってんだよ。狼とか言うつもりかよ」
叢雲「……叢雲よ、叢雲。それ以外の何者でもなく私」
489: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 23:00:05.56:UBbmZSl/0 (9/13)
< 剣 >
提督「まぁ、俺の剣ではあるが」
叢雲「……あんたが柄を握るのなら、何があろうと従うわ」
提督「さんきゅ。……そんなこと、無いことを祈るけどな」
< 剣 >
提督「まぁ、俺の剣ではあるが」
叢雲「……あんたが柄を握るのなら、何があろうと従うわ」
提督「さんきゅ。……そんなこと、無いことを祈るけどな」
490: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 23:00:31.58:UBbmZSl/0 (10/13)
< 忌々しい >
あきつ丸「機嫌の良い龍田というのも」
山城「気持ち悪いわね」
あきつ丸「そこまでは」
山城「思っているくせに」
あきつ丸「別に自分は」
山城「元はと言えばあなたの所為……ま、私も姉妹に祝われることの嬉しさは分かるつもりですけれど? 」
あきつ丸「……提督殿から贈り物を受け取る気持ちも? 」
山城「……」
あきつ丸「……」
山城「……まぁ、分からないとは言わないわよ。センスだけはあるし」
< 忌々しい >
あきつ丸「機嫌の良い龍田というのも」
山城「気持ち悪いわね」
あきつ丸「そこまでは」
山城「思っているくせに」
あきつ丸「別に自分は」
山城「元はと言えばあなたの所為……ま、私も姉妹に祝われることの嬉しさは分かるつもりですけれど? 」
あきつ丸「……提督殿から贈り物を受け取る気持ちも? 」
山城「……」
あきつ丸「……」
山城「……まぁ、分からないとは言わないわよ。センスだけはあるし」
491: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 23:01:27.57:UBbmZSl/0 (11/13)
< 愛を渇望する理由は >
龍田「♪ 」
時雨「僕が言うのもなんだけど、気色悪いね」
龍田「天龍ちゃんにも言われたわぁ」
浜風「昨日は事情あって祝えなかったとはいえ」
龍田「誰に祝われても嬉しいものよね? 化物の祝い事なんて」
時雨「いや、仮に僕らがまともな人間だとしても嬉しいはずだけど」
龍田「そう? 」
時雨「そうだよ。……僕らが僕らであるが故に、ね」
< 愛を渇望する理由は >
龍田「♪ 」
時雨「僕が言うのもなんだけど、気色悪いね」
龍田「天龍ちゃんにも言われたわぁ」
浜風「昨日は事情あって祝えなかったとはいえ」
龍田「誰に祝われても嬉しいものよね? 化物の祝い事なんて」
時雨「いや、仮に僕らがまともな人間だとしても嬉しいはずだけど」
龍田「そう? 」
時雨「そうだよ。……僕らが僕らであるが故に、ね」
492: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 23:02:06.39:UBbmZSl/0 (12/13)
< 友とは >
あきつ丸「龍田」
龍田「なぁに? 」
あきつ丸「貴様が対等だと思う存在などいないのだな」
龍田「んー? 」
あきつ丸「圧倒的に上の存在、下の存在、つまらないゴミの様な存在、それしか貴様の世界にはいない」
龍田「……」
あきつ丸「世界を単純に見るからこそ貴様の世界は複雑に絡み合う」
龍田「……それで? 」
あきつ丸「なに、自分を対等な存在だと思ってほしいだけでありますよ」
龍田「…………」
あきつ丸「…………」
龍田「…………本当に? 」
あきつ丸「嘘は……ま、吐いてばかりではありますがね」
< 友とは >
あきつ丸「龍田」
龍田「なぁに? 」
あきつ丸「貴様が対等だと思う存在などいないのだな」
龍田「んー? 」
あきつ丸「圧倒的に上の存在、下の存在、つまらないゴミの様な存在、それしか貴様の世界にはいない」
龍田「……」
あきつ丸「世界を単純に見るからこそ貴様の世界は複雑に絡み合う」
龍田「……それで? 」
あきつ丸「なに、自分を対等な存在だと思ってほしいだけでありますよ」
龍田「…………」
あきつ丸「…………」
龍田「…………本当に? 」
あきつ丸「嘘は……ま、吐いてばかりではありますがね」
493: ◆5z7C0EoTrg:2016/05/30(月) 23:03:14.11:UBbmZSl/0 (13/13)
ありがとうこざいました
ありがとうこざいました
494:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/30(月) 23:06:02.71:DwlvRjGso (1/1)
乙
乙
495:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/30(月) 23:56:56.14:aiIUigT3o (1/1)
おつ
おつ
496:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/31(火) 00:00:35.14:lbyYbA6Lo (1/1)
龍田への送り主が結局誰なのか読み解けない読解力の無さが悲しい…
乙です
龍田への送り主が結局誰なのか読み解けない読解力の無さが悲しい…
乙です
497:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/31(火) 00:51:41.24:4HyVoAFWo (1/1)
乙
乙
498:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/31(火) 09:51:24.40:L1D4zLNIo (1/1)
乙です
乙です
499: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:53:08.34:U9s8/FZ+0 (1/8)
< アルコールって怖いね >
提督「どうも昨日は適当なことしか言わなかった気がする」
愛宕「いつもじゃない」
高雄「ええ」
提督「いや、なんか酔った勢いっていうかさ」
愛宕「というか昨日って? 」
提督「? 昨日は昨日だろう」
高雄「昨日……昨日? 」
愛宕「ま、いいけど。……これ私が酔い過ぎて記憶無いのかしら」
高雄「……私もあまり」
提督「? ……今日はそうめんがいいなぁ、クッソ暑いし」
< アルコールって怖いね >
提督「どうも昨日は適当なことしか言わなかった気がする」
愛宕「いつもじゃない」
高雄「ええ」
提督「いや、なんか酔った勢いっていうかさ」
愛宕「というか昨日って? 」
提督「? 昨日は昨日だろう」
高雄「昨日……昨日? 」
愛宕「ま、いいけど。……これ私が酔い過ぎて記憶無いのかしら」
高雄「……私もあまり」
提督「? ……今日はそうめんがいいなぁ、クッソ暑いし」
500: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:54:35.99:U9s8/FZ+0 (2/8)
< プレゼントは贈る方も貰う方も難しい >
山城「結局あの男からは何を? 」
龍田「どの男? 」
山城「どこぞの女誑し少将よ」
龍田「あぁ……名入れ万年筆と、お酒」
山城「……らしいわね。年寄りくさい」
龍田「去年はバスソルトだったんだけれどね」
山城「そう。……どの男か迷うということはあの勘違い男からも? 」
龍田「ええ。……髪飾りを」
山城「…………」
龍田「…………ガチっぽそうで困るのよねぇ」
< プレゼントは贈る方も貰う方も難しい >
山城「結局あの男からは何を? 」
龍田「どの男? 」
山城「どこぞの女誑し少将よ」
龍田「あぁ……名入れ万年筆と、お酒」
山城「……らしいわね。年寄りくさい」
龍田「去年はバスソルトだったんだけれどね」
山城「そう。……どの男か迷うということはあの勘違い男からも? 」
龍田「ええ。……髪飾りを」
山城「…………」
龍田「…………ガチっぽそうで困るのよねぇ」
501: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:55:48.67:U9s8/FZ+0 (3/8)
< 物差し >
鹿島「どんな殿方でも贈り物は嬉しいものですよね」
山城「……」
龍田「……」
金剛「……どうでもいい男から身の回りの物を贈られても気持ち悪いだけデース」
山城「不本意だけれどまったくね」
龍田「あなたに同意することがあるなんて」
鹿島「お二人が金剛さんに同意する程なんですね。鹿島が間違っていたみたい」
金剛「…………は? 怒ってもいいデース? 」
< 物差し >
鹿島「どんな殿方でも贈り物は嬉しいものですよね」
山城「……」
龍田「……」
金剛「……どうでもいい男から身の回りの物を贈られても気持ち悪いだけデース」
山城「不本意だけれどまったくね」
龍田「あなたに同意することがあるなんて」
鹿島「お二人が金剛さんに同意する程なんですね。鹿島が間違っていたみたい」
金剛「…………は? 怒ってもいいデース? 」
502: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:56:48.04:U9s8/FZ+0 (4/8)
< 戻る必要も無い >
春雨「春雨たちを救いたいんだって」
時雨「ふーん……」
春雨「帝国軍人として、男として、ある女を愛する者として……世界を変えるとかなんとか」
時雨「是非ともそれが成功することを願いたいね」
春雨「……そうだね」
時雨「……」
春雨「……時雨ちゃんは、行かないの? 」
時雨「いかない。春雨が仮にその理想を受け入れたとしてもね」
春雨「そ……別に春雨も訊いてみただけだけど」
時雨「そっか。……今更戻れないんだよ、僕は。殺し過ぎたし、仲間を殺され過ぎた」
< 戻る必要も無い >
春雨「春雨たちを救いたいんだって」
時雨「ふーん……」
春雨「帝国軍人として、男として、ある女を愛する者として……世界を変えるとかなんとか」
時雨「是非ともそれが成功することを願いたいね」
春雨「……そうだね」
時雨「……」
春雨「……時雨ちゃんは、行かないの? 」
時雨「いかない。春雨が仮にその理想を受け入れたとしてもね」
春雨「そ……別に春雨も訊いてみただけだけど」
時雨「そっか。……今更戻れないんだよ、僕は。殺し過ぎたし、仲間を殺され過ぎた」
503: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:57:49.12:U9s8/FZ+0 (5/8)
< そんな雰囲気もそれはそれで >
雲龍「ポッキーゲーム、ポッキーゲームを」
提督「……ん、んんっ」
雲龍「! っ、……っぁ……っふ」
提督「…………馬ッ鹿じゃねぇの」
雲龍「…………いただきました」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………俺が言うのもなんだけどもっと雰囲気ってやつをだな」
< そんな雰囲気もそれはそれで >
雲龍「ポッキーゲーム、ポッキーゲームを」
提督「……ん、んんっ」
雲龍「! っ、……っぁ……っふ」
提督「…………馬ッ鹿じゃねぇの」
雲龍「…………いただきました」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………俺が言うのもなんだけどもっと雰囲気ってやつをだな」
504: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:58:28.22:U9s8/FZ+0 (6/8)
< 割と心に >
雲龍「どんな? 」
提督「…………はぁ」
雲龍「…………」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………もう酒飲んだんだけど」
雲龍「車か景色しか無い男とかつまらないと思うわ」
提督「…………………………すみません」
< 割と心に >
雲龍「どんな? 」
提督「…………はぁ」
雲龍「…………」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………もう酒飲んだんだけど」
雲龍「車か景色しか無い男とかつまらないと思うわ」
提督「…………………………すみません」
505: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:59:08.54:U9s8/FZ+0 (7/8)
< ただでは起き上がらない >
提督「…………」
雲龍「……ガチ凹みされても」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………覚えとけよ」
雲龍「は? 」
提督「…………約束のデート、プラン考え直すから」
雲龍「あ、そう…………別にそのままでも嬉しいんだけれど」
< ただでは起き上がらない >
提督「…………」
雲龍「……ガチ凹みされても」
提督「…………」
雲龍「…………」
提督「…………覚えとけよ」
雲龍「は? 」
提督「…………約束のデート、プラン考え直すから」
雲龍「あ、そう…………別にそのままでも嬉しいんだけれど」
506: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/02(木) 22:59:35.90:U9s8/FZ+0 (8/8)
ありがとうございました
ありがとうございました
507:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/02(木) 23:16:14.27:ee0JFGpuo (1/1)
乙です
乙です
508:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/02(木) 23:51:28.82:EBAaDjeio (1/1)
おつ
おつ
509: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:47:11.52:fYqHnd6jO (1/6)
< 遊びは皆でやった方が楽しいから >
提督「雲龍くーん」
雲龍「なに? 」
提督「あーそびーましょ」
雲龍「いいですけど……なにで? 」
提督「明石で」
雲龍「あ、いいわね」
明石「や、いいわけないでしょ馬ッ鹿じゃないですかあなたたち。なにさも普通かのような会話してるんです」
< 遊びは皆でやった方が楽しいから >
提督「雲龍くーん」
雲龍「なに? 」
提督「あーそびーましょ」
雲龍「いいですけど……なにで? 」
提督「明石で」
雲龍「あ、いいわね」
明石「や、いいわけないでしょ馬ッ鹿じゃないですかあなたたち。なにさも普通かのような会話してるんです」
510: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:48:01.49:fYqHnd6jO (2/6)
< 薄馬鹿下郎たち >
提督「えー」
雲龍「えー」
愛宕「えー」
明石「なんか増えてるし」
提督「明石で遊びたいよな? 」
雲龍「ええ」
愛宕「いい声で啼きそうよね~ 」
明石「いや、遠慮しとき……遠慮してるって言ってるじゃないですかー、引っ張らないでくださいよ」
提督「ん? 」
雲龍「え? 」
愛宕「大丈夫大丈夫」
明石「いーやー……いーやー!誰かー! 誰でもいいですからー! 」
< 薄馬鹿下郎たち >
提督「えー」
雲龍「えー」
愛宕「えー」
明石「なんか増えてるし」
提督「明石で遊びたいよな? 」
雲龍「ええ」
愛宕「いい声で啼きそうよね~ 」
明石「いや、遠慮しとき……遠慮してるって言ってるじゃないですかー、引っ張らないでくださいよ」
提督「ん? 」
雲龍「え? 」
愛宕「大丈夫大丈夫」
明石「いーやー……いーやー!誰かー! 誰でもいいですからー! 」
511: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:48:39.20:fYqHnd6jO (3/6)
< 真理というか自明な >
高雄「六月三日の誕生色はプルプル。色言葉は“ のんき”、“ 真理 ”、そして“ 孤独 ”」
Littorio「明石が引き摺られていったのですが」
高雄「色魔に魅入られる隙を見せるのが悪いのよ」
Littorio「一応あなたのパートナーと妹でしょう」
高雄「そんな理由でフォローできる程楽な相手ではないので」
Littorio「……つまり自分が引き込まれないために無視せた、と」
高雄「人聞きの悪い。まぁ、そうですけど」
Littorio「はぁ。……ま、Littorioも正直嫌ですけどね、素面だと」
< 真理というか自明な >
高雄「六月三日の誕生色はプルプル。色言葉は“ のんき”、“ 真理 ”、そして“ 孤独 ”」
Littorio「明石が引き摺られていったのですが」
高雄「色魔に魅入られる隙を見せるのが悪いのよ」
Littorio「一応あなたのパートナーと妹でしょう」
高雄「そんな理由でフォローできる程楽な相手ではないので」
Littorio「……つまり自分が引き込まれないために無視せた、と」
高雄「人聞きの悪い。まぁ、そうですけど」
Littorio「はぁ。……ま、Littorioも正直嫌ですけどね、素面だと」
512: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:49:33.96:fYqHnd6jO (4/6)
< 腕枕には一本足りないが >
提督「今年もここで花火やりたい? 」
愛宕「見たいわね」
提督「そうか。……うん」
愛宕「嫌なの? 面倒なら去年の書類真似してサインだけ貰うけど」
提督「や、別にそんな大した労力じゃないけどさ、自分の嫁化け物呼ばわりされるのが嫌」
愛宕「私は気にしない、って言っても無駄よね」
提督「無駄だね。……ま、俺も花火自体は好きだし」
愛宕「ん、お願いね」
提督「あぁ。…………今の滅茶苦茶ピロートークっぽくない? 」
愛宕「……隣で雲龍と明石爆睡してるけど、そうね」
< 腕枕には一本足りないが >
提督「今年もここで花火やりたい? 」
愛宕「見たいわね」
提督「そうか。……うん」
愛宕「嫌なの? 面倒なら去年の書類真似してサインだけ貰うけど」
提督「や、別にそんな大した労力じゃないけどさ、自分の嫁化け物呼ばわりされるのが嫌」
愛宕「私は気にしない、って言っても無駄よね」
提督「無駄だね。……ま、俺も花火自体は好きだし」
愛宕「ん、お願いね」
提督「あぁ。…………今の滅茶苦茶ピロートークっぽくない? 」
愛宕「……隣で雲龍と明石爆睡してるけど、そうね」
513: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:50:04.08:fYqHnd6jO (5/6)
< 疲れることばかりすると、ね >
提督「今日のカクテルは……あぁー……頭ふらっふらする」
瑞穂「そんなに飲んでいたようには見えませんでしたけれど」
提督「んー、体調悪いのかもな」
瑞穂「……高雄さんか愛宕さん呼びます? 」
提督「頼む。……なぁ瑞穂」
瑞穂「はい? 」
提督「瑞穂は介抱してくれないのか? 」
瑞穂「それがご命令なら。……友人としてのお願いなら謹んで遠慮致します」
提督「そう、それが正解だろうよ。……たぶん高雄がLittorioの部屋いるのが近い、頼んだ」
瑞穂「はい、少々お待ちを」
< 疲れることばかりすると、ね >
提督「今日のカクテルは……あぁー……頭ふらっふらする」
瑞穂「そんなに飲んでいたようには見えませんでしたけれど」
提督「んー、体調悪いのかもな」
瑞穂「……高雄さんか愛宕さん呼びます? 」
提督「頼む。……なぁ瑞穂」
瑞穂「はい? 」
提督「瑞穂は介抱してくれないのか? 」
瑞穂「それがご命令なら。……友人としてのお願いなら謹んで遠慮致します」
提督「そう、それが正解だろうよ。……たぶん高雄がLittorioの部屋いるのが近い、頼んだ」
瑞穂「はい、少々お待ちを」
514: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/03(金) 23:50:31.84:fYqHnd6jO (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
515:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/03(金) 23:56:21.64:d94ip3sKo (1/1)
乙です
乙です
516:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/04(土) 02:14:47.09:YdeWTwqfo (1/1)
乙
乙
517:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/04(土) 08:34:41.17:aJ8p5jHho (1/1)
乙
乙
518: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:28:28.48:349Rn/1Y0 (1/6)
< 昼からビールでも飲みたくなるような味だった >
天城「今日はローメンの日、ということでローメンです」
雲龍「ラーメン? 」
天城「ローメンですよ、姉様」
雲龍「……なに? このラーメンと焼きそばの合いの子擬きみたいなものは」
天城「天城も詳しくは知りませんが長野の伊那名物らしいです」
雲龍「そう……ま、いただきましょうか」
天城「はいっ」
叢雲「……いや、でもなんでスープ有りヴァージョンと無しヴァージョン両方つくったのよ、おかしいでしょ」
瑞穂「今更、ですよそれは」
Littorio「まったくです」
< 昼からビールでも飲みたくなるような味だった >
天城「今日はローメンの日、ということでローメンです」
雲龍「ラーメン? 」
天城「ローメンですよ、姉様」
雲龍「……なに? このラーメンと焼きそばの合いの子擬きみたいなものは」
天城「天城も詳しくは知りませんが長野の伊那名物らしいです」
雲龍「そう……ま、いただきましょうか」
天城「はいっ」
叢雲「……いや、でもなんでスープ有りヴァージョンと無しヴァージョン両方つくったのよ、おかしいでしょ」
瑞穂「今更、ですよそれは」
Littorio「まったくです」
519: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:29:12.05:349Rn/1Y0 (2/6)
< そもそも他の女の話で刺激されないわけも無く >
高雄「六月四日の誕生色はペールホワイトリリー。
色言葉は“ 無邪気 ”、“ 刺激 ”、そして“ 豊かな才能 ”」
提督「そーいやむっちゃんの誕生日また過ぎてったなー」
愛宕「そうね」
提督「……過ぎたなぁ」
愛宕「あなたにとっては全く関係無い日じゃない」
提督「いやぁ……一人のファンとしてね」
愛宕「ストーカーにでもなりそうな」
提督「いやいや」
愛宕「……まぁ、あなたがこんなじゃなくて彼女だけを見ていたとしたら」
提督「したら? 」
愛宕「んー……それでも性格合わない気もするわねぇ~ 」
提督「……」
< そもそも他の女の話で刺激されないわけも無く >
高雄「六月四日の誕生色はペールホワイトリリー。
色言葉は“ 無邪気 ”、“ 刺激 ”、そして“ 豊かな才能 ”」
提督「そーいやむっちゃんの誕生日また過ぎてったなー」
愛宕「そうね」
提督「……過ぎたなぁ」
愛宕「あなたにとっては全く関係無い日じゃない」
提督「いやぁ……一人のファンとしてね」
愛宕「ストーカーにでもなりそうな」
提督「いやいや」
愛宕「……まぁ、あなたがこんなじゃなくて彼女だけを見ていたとしたら」
提督「したら? 」
愛宕「んー……それでも性格合わない気もするわねぇ~ 」
提督「……」
520: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:30:04.13:349Rn/1Y0 (3/6)
< 他言無用な >
提督「ま、実際割とどうでも……工廠行ってくる」
愛宕「はいはーい」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……でも山城さん程度には好かれてもおかしくないわよね、スペック的には」
愛宕「陸奥が山城レベルに好いてくれるなら万々歳じゃない」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……山城さんには聞かせられませんね」
愛宕「それは、ね」
< 他言無用な >
提督「ま、実際割とどうでも……工廠行ってくる」
愛宕「はいはーい」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……でも山城さん程度には好かれてもおかしくないわよね、スペック的には」
愛宕「陸奥が山城レベルに好いてくれるなら万々歳じゃない」
高雄「……」
愛宕「……」
高雄「……山城さんには聞かせられませんね」
愛宕「それは、ね」
521: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:32:25.89:349Rn/1Y0 (4/6)
< マジかよ、が馬鹿に聞こえるとかマジかよ、みたいな >
提督「モハメド・アリが亡くなったってマジ? 」
江風「マジマジ」
提督「マジかよ」
江風「マジだぜ、マジ」
提督「嘘だろまーじ……」
江風「……」
提督「……」
江風「……なンでこンな馬鹿っぽい話続けてンの? 」
提督「いや、お前がやめないからつい……」
< マジかよ、が馬鹿に聞こえるとかマジかよ、みたいな >
提督「モハメド・アリが亡くなったってマジ? 」
江風「マジマジ」
提督「マジかよ」
江風「マジだぜ、マジ」
提督「嘘だろまーじ……」
江風「……」
提督「……」
江風「……なンでこンな馬鹿っぽい話続けてンの? 」
提督「いや、お前がやめないからつい……」
522: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:33:07.96:349Rn/1Y0 (5/6)
< 割と楽しんではいる >
鈴谷「ボウリング場とカラオケつくるんだって」
龍田「この鎮守府に? 」
鈴谷「この鎮守府に」
山城「そう……とうとう本格的に籠の鳥扱いするのも隠さなくなってきたのね」
あきつ丸「ま、どうせ逃げられないのならその方が娯楽のある分マシでありますよ」
龍田「そうね~、天龍ちゃんは喜びそう」
時雨「あぁ、確かにその方がいいさ、大多数にとってはね」
鈴谷「……」
鈴谷「なんであの人たちってああいう話すると寄ってくるんだろう」
鹿島「……むしろ私が訊きたいのですが」
< 割と楽しんではいる >
鈴谷「ボウリング場とカラオケつくるんだって」
龍田「この鎮守府に? 」
鈴谷「この鎮守府に」
山城「そう……とうとう本格的に籠の鳥扱いするのも隠さなくなってきたのね」
あきつ丸「ま、どうせ逃げられないのならその方が娯楽のある分マシでありますよ」
龍田「そうね~、天龍ちゃんは喜びそう」
時雨「あぁ、確かにその方がいいさ、大多数にとってはね」
鈴谷「……」
鈴谷「なんであの人たちってああいう話すると寄ってくるんだろう」
鹿島「……むしろ私が訊きたいのですが」
523: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/04(土) 23:33:37.76:349Rn/1Y0 (6/6)
ありがとうございました
ありがとうございました
524:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/05(日) 00:00:44.86:AMwUL0fpo (1/1)
乙
乙
525:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/05(日) 00:39:45.44:hzGs31Ioo (1/1)
乙です
乙です
526:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/05(日) 00:47:01.52:ksB2J3m2o (1/1)
おつ
おつ
527:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/05(日) 01:27:16.74:vZrRHARXo (1/1)
乙
乙
528:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/05(日) 08:25:44.39:SghVhsJXo (1/1)
乙です
乙です
529: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:17:08.53:Z2dyR4riO (1/10)
< 一応訊いてみる >
加賀「今日は天気があまりよくないわね」
雲龍「そうですね……こういうときは寝ましょう」
加賀「いつも……でもないか。あなた寝起きは絶望的だけれど起きればあまり寝ないものね」
雲龍「まぁ」
加賀「……」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……加賀さんが寝ないなら部屋に戻って一人で寝ますけれど」
加賀「……あなたらしいわね」
< 一応訊いてみる >
加賀「今日は天気があまりよくないわね」
雲龍「そうですね……こういうときは寝ましょう」
加賀「いつも……でもないか。あなた寝起きは絶望的だけれど起きればあまり寝ないものね」
雲龍「まぁ」
加賀「……」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……加賀さんが寝ないなら部屋に戻って一人で寝ますけれど」
加賀「……あなたらしいわね」
530: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:18:19.38:Z2dyR4riO (2/10)
< 師弟というかなんというかそんな感じの >
雲龍「嘘、嘘です。……ミッドウェイの日ですね」
加賀「昨日でしょう、それは」
雲龍「あぁ……そうでしたっけ」
加賀「ええ。……あなた」
雲龍「はい」
加賀「赤城さんとは別の意味で凄いわよね」
雲龍「はぁ」
加賀「もちろんいい意味でだけれど……羨ましいわ」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……Zzz」
加賀「…………まったく、仕方ないわね、この子は」
< 師弟というかなんというかそんな感じの >
雲龍「嘘、嘘です。……ミッドウェイの日ですね」
加賀「昨日でしょう、それは」
雲龍「あぁ……そうでしたっけ」
加賀「ええ。……あなた」
雲龍「はい」
加賀「赤城さんとは別の意味で凄いわよね」
雲龍「はぁ」
加賀「もちろんいい意味でだけれど……羨ましいわ」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……」
加賀「……」
雲龍「……Zzz」
加賀「…………まったく、仕方ないわね、この子は」
531: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:19:25.19:Z2dyR4riO (3/10)
< れっつぱーりぃ >
提督「たこパでございまーす」
叢雲「タコの数が狂気染みてるのは相変わらずね」
提督「そりゃね」
叢雲「……それホットケーキじゃない」
提督「たこ焼きの後はとりあえずデザートだろ」
叢雲「意味わかんないわよ。……ん」
提督「ほい」
叢雲「まったく」
提督「おう」
瑞穂「……ここで一番甘くないのが瑞穂というのも大概酷いですよね、きっと」
< れっつぱーりぃ >
提督「たこパでございまーす」
叢雲「タコの数が狂気染みてるのは相変わらずね」
提督「そりゃね」
叢雲「……それホットケーキじゃない」
提督「たこ焼きの後はとりあえずデザートだろ」
叢雲「意味わかんないわよ。……ん」
提督「ほい」
叢雲「まったく」
提督「おう」
瑞穂「……ここで一番甘くないのが瑞穂というのも大概酷いですよね、きっと」
532: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:20:12.27:Z2dyR4riO (4/10)
< たこ焼きのたこ以外に入れても割となんとかなるもの >
明石「あー、チーズとか? 」
雲龍「わさび? 」
江風「ロシアンルーレットじゃねーか。……イカだろ」
海風「明太子とか」
天城「海老ですね、間違いありません」
漣「餅でしょ、餅」
瑞穂「キャ、キャベツとか」
愛宕「だしに本気出して具無しでもいいわよお~ 」
提督「割と全部美味そうだし、材料はあるな、うん」
Littorio「胃が大丈夫では無いのですけれど……もうっ」
< たこ焼きのたこ以外に入れても割となんとかなるもの >
明石「あー、チーズとか? 」
雲龍「わさび? 」
江風「ロシアンルーレットじゃねーか。……イカだろ」
海風「明太子とか」
天城「海老ですね、間違いありません」
漣「餅でしょ、餅」
瑞穂「キャ、キャベツとか」
愛宕「だしに本気出して具無しでもいいわよお~ 」
提督「割と全部美味そうだし、材料はあるな、うん」
Littorio「胃が大丈夫では無いのですけれど……もうっ」
533: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:21:35.36:Z2dyR4riO (5/10)
< 割と理不尽な気がする >
雲龍「男の胸元への視線は大体分かるって言うじゃない? 」
天城「まぁ……分かりますし」
雲龍「でも大体の女って別に視線が吸い寄せられるような体型してないわよね」
天城「はぁ」
雲龍「どの口が言ってるのかしら。吸い寄せられる程ありますよ、っていう主張ってこと? 」
天城「知りませんよ天城は」
加賀「……どう? 」
提督「……何言ってもフルボッコじゃねぇか。言わねぇよ馬鹿」
< 割と理不尽な気がする >
雲龍「男の胸元への視線は大体分かるって言うじゃない? 」
天城「まぁ……分かりますし」
雲龍「でも大体の女って別に視線が吸い寄せられるような体型してないわよね」
天城「はぁ」
雲龍「どの口が言ってるのかしら。吸い寄せられる程ありますよ、っていう主張ってこと? 」
天城「知りませんよ天城は」
加賀「……どう? 」
提督「……何言ってもフルボッコじゃねぇか。言わねぇよ馬鹿」
534: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:22:15.93:Z2dyR4riO (6/10)
< 誕生日 >
提督「なんか欲しい? 」
漣「ご主人様以外ならなんでも受け取りますよ」
提督「謙虚だなぁ。……ん」
漣「謙虚? ……さんきゅーです、提督殿」
提督「こういうときだけだな」
漣「そりゃまぁ……この方がいいんですか? 少将閣下」
提督「……いや」
漣「でしょ? ……ま、漣は漣のままですから、ね」
提督「そ。……happybirthday、漣」
< 誕生日 >
提督「なんか欲しい? 」
漣「ご主人様以外ならなんでも受け取りますよ」
提督「謙虚だなぁ。……ん」
漣「謙虚? ……さんきゅーです、提督殿」
提督「こういうときだけだな」
漣「そりゃまぁ……この方がいいんですか? 少将閣下」
提督「……いや」
漣「でしょ? ……ま、漣は漣のままですから、ね」
提督「そ。……happybirthday、漣」
535: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:22:58.79:Z2dyR4riO (7/10)
< そういう仲 >
漣「まぁ、漣たち姉妹の中で一番が漣だとして」
提督「付き合いの年季が違うしな」
漣「その次は? 」
提督「いや、なんでそんな誰かに喧嘩売りそうなこと言わなきゃいけないんだよ」
漣「えー、そんなの漣が楽しいからに決まってるじゃないですかー」
提督「知らねぇよ。それならせめて加賀型で一番とかにしとけ」
漣「つまんな」
提督「それで結構。……なんならクオカードとかでもよかったんだぞ」
漣「ヤ。……ご主人様のセンスだけは信じてますからね、漣。まだ開けてませんけどこれでいいです」
提督「……ふん」
< そういう仲 >
漣「まぁ、漣たち姉妹の中で一番が漣だとして」
提督「付き合いの年季が違うしな」
漣「その次は? 」
提督「いや、なんでそんな誰かに喧嘩売りそうなこと言わなきゃいけないんだよ」
漣「えー、そんなの漣が楽しいからに決まってるじゃないですかー」
提督「知らねぇよ。それならせめて加賀型で一番とかにしとけ」
漣「つまんな」
提督「それで結構。……なんならクオカードとかでもよかったんだぞ」
漣「ヤ。……ご主人様のセンスだけは信じてますからね、漣。まだ開けてませんけどこれでいいです」
提督「……ふん」
536: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:23:30.33:Z2dyR4riO (8/10)
< 気を取り直して >
提督「今日の酒はたこ酒、だ」
加賀「ふかひれ酒やふぐひれ酒は聞いたことがありますが」
提督「広島の三原で考案されたんだとさ、まぁ三分待とう」
加賀「そうね、何事も経験ですし……安易ですが」
提督「……」
加賀「……」
提督「……ふぅ」
加賀「……何をあげても喜ぶでしょう、彼女なら」
提督「……それでも、な。あれに嫌われたらやっていけないんだよ、俺は」
< 気を取り直して >
提督「今日の酒はたこ酒、だ」
加賀「ふかひれ酒やふぐひれ酒は聞いたことがありますが」
提督「広島の三原で考案されたんだとさ、まぁ三分待とう」
加賀「そうね、何事も経験ですし……安易ですが」
提督「……」
加賀「……」
提督「……ふぅ」
加賀「……何をあげても喜ぶでしょう、彼女なら」
提督「……それでも、な。あれに嫌われたらやっていけないんだよ、俺は」
537: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:24:05.79:Z2dyR4riO (9/10)
< ある誤魔化し >
加賀「ん……」
提督「……」
加賀「…………熱燗のままでよくなっ、ん」
提督「…………駄目。それ以上は」
加賀「……火傷、しますよ」
提督「舌の熱さで? 」
加賀「舌が、熱さで」
提督「…………ん」
加賀「っ、ん、っは…………」
< ある誤魔化し >
加賀「ん……」
提督「……」
加賀「…………熱燗のままでよくなっ、ん」
提督「…………駄目。それ以上は」
加賀「……火傷、しますよ」
提督「舌の熱さで? 」
加賀「舌が、熱さで」
提督「…………ん」
加賀「っ、ん、っは…………」
538: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/06(月) 23:24:32.70:Z2dyR4riO (10/10)
ありがとうございました
ありがとうございました
539:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/07(火) 00:00:51.70:JqSCw+9Xo (1/1)
乙です
乙です
540:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/07(火) 02:58:18.40:JbhfqHv5o (1/1)
乙
乙
541: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/07(火) 23:54:20.67:Moz//Yrh0 (1/3)
< 貰ったのはきっと想いだから、訊かない >
叢雲「で、なんだったの? 」
漣「気になる? 」
叢雲「……別に」
漣「ふーん……じゃあ言わない。秘密だよ」
叢雲「……そ」
漣「漣にだってご主人様と二人だけの秘密あってもいいじゃーん? 」
叢雲「別に興味なんて無いわよ」
漣「あっそ。……あ、叢雲ちゃんのプレゼントも誰にも言ってないから安心して? 」
叢雲「……なーにを安心すればいいのよ馬鹿」
< 貰ったのはきっと想いだから、訊かない >
叢雲「で、なんだったの? 」
漣「気になる? 」
叢雲「……別に」
漣「ふーん……じゃあ言わない。秘密だよ」
叢雲「……そ」
漣「漣にだってご主人様と二人だけの秘密あってもいいじゃーん? 」
叢雲「別に興味なんて無いわよ」
漣「あっそ。……あ、叢雲ちゃんのプレゼントも誰にも言ってないから安心して? 」
叢雲「……なーにを安心すればいいのよ馬鹿」
542: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/07(火) 23:55:03.60:Moz//Yrh0 (2/3)
< 割とよくある >
提督「今日は竹鶴25年開けたいと思いまーす」
加賀「……何か嫌なことがあったのなら聞くけれど」
提督「あ? 」
天城「無理に戯けて振る舞わなくてもいいのですよ」
提督「え? 」
雲龍「大丈夫? ゆっくり寝れてる? 最近相手してもらってばかりだったし」
提督「いや……えぇ? 」
愛宕「まぁ、いいお酒飲むのなんてよっぽど嬉しいときか嫌なことあったときよねぇ~ 」
高雄「……しかし最初から悪い方に考えられるというのも中々」
< 割とよくある >
提督「今日は竹鶴25年開けたいと思いまーす」
加賀「……何か嫌なことがあったのなら聞くけれど」
提督「あ? 」
天城「無理に戯けて振る舞わなくてもいいのですよ」
提督「え? 」
雲龍「大丈夫? ゆっくり寝れてる? 最近相手してもらってばかりだったし」
提督「いや……えぇ? 」
愛宕「まぁ、いいお酒飲むのなんてよっぽど嬉しいときか嫌なことあったときよねぇ~ 」
高雄「……しかし最初から悪い方に考えられるというのも中々」
543: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/07(火) 23:55:30.52:Moz//Yrh0 (3/3)
ありがとうございました
ありがとうございました
544:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/07(火) 23:59:14.27:isGCyRFDo (1/1)
乙
乙
545:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/08(水) 00:34:42.16:qsmbuHxao (1/2)
乙です
乙です
546: ◆5z7C0EoTrg:2016/06/08(水) 22:39:22.27:cz9mYi0n0 (1/12)
< 大体、ヤケ ≒ 支離滅裂な馬鹿 >
雲龍「はぁ……五月びょ」
天城「いつものことですね」
雲龍「……」
天城「そもそも六月ですし」
雲龍「……梅雨って何の為にあるのかしら」
天城「水不足の回避だとか農作物の成長だとか」
雲龍「…………コンビニでも行ってゴムでも買って来ようかしら。この数だけヤられます、みたいな」
天城「…………意味が分かりませんしそれ最低ですよ姉様」
< 大体、ヤケ ≒ 支離滅裂な馬鹿 >
雲龍「はぁ……五月びょ」
天城「いつものことですね」
雲龍「……」
天城「そもそも六月ですし」
雲龍「……梅雨って何の為にあるのかしら」
天城「水不足の回避だとか農作物の成長だとか」
雲龍「…………コンビニでも行ってゴムでも買って来ようかしら。この数だけヤられます、みたいな」
天城「…………意味が分かりませんしそれ最低ですよ姉様」
◆5z7C0EoTrg さんの作品一覧
http://s2-d2.com/archives/16817941.html
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