1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 22:36:28.11esfPjBYfo (1/21)

このスレは
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」那珂「その15」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450705075/
の続きとなっております。

オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

※1スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1407/14074/1407415762.html

※2スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」叢雲「その2」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1409/14099/1409927222.html

※3スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」文月「その3~」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1411/14114/1411486035.html

※4スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」大和「その4」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1413/14131/1413122339.html

※5スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」白雪「その5」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1414/14145/1414511487.html

※6スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」神通「その6」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1416/14167/1416746675.html

※7スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」蒼龍「その7」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1419/14193/1419347598.html

※8スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」熊野「その8ですわ」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1422/14222/1422282865.html

※9スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」三日月「その9」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1425/14251/1425128843.html

※10スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」天龍「その10」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1428/14282/1428246873.html

※11スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」夕立「その11っぽい」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1432/14320/1432041097.html

※12スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」扶「その12」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1435/14358/1435843566.html

※13スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」古鷹「その13」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1439/14398/1439817748.html

※14スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」金剛「その14デース」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445002724/

前回までのあらすじ

若干時間を持て余している感が有りつつも平和に過ごしているあかり達。
自分の中に芽生えた感情に戸惑っていたあかりは京子からの助言によりそれを受け入れることができた。
おかげで叢雲との関係もステップアップしたが元の世界への帰還後ラスボス戦は避けられない状況に。
そんなこととは露知らず新しい仲間が増えたり生き残りの深海棲艦が現われたりとバタバタしながら日常が続いていく。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456148187



2 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:39:15.83esfPjBYfo (2/21)

登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
勢いで大人の階段を駆け上がったものの、その勢いが継続するというわけではなさそう。

叢雲(改二) 練度 99 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
初めてがあめの副作用に任せて強引だったため優しく誘おうとする努力をしている。
あかりへの感情:デレる通り越してよくわからない関係になってる気がする

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
誘惑がどうだのと如月から悪影響を受けているかもしれない。
あかりへの感情:幸せにしてあげたい

大和(改) 練度 99 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
現状に不満はないものの今までの働きに少しくらいは報いてほしいかなと思っている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:幸せなままでいさせてほしい

白雪 練度 99 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
してほしいとはっきりと明言してあるので今のところ次に可能性がある艦娘の最右翼?
あかりへの感情:今は無理でもいつかはきっと

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
仲の進行具合はもしかすると姉に負けているかもしれない?
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
暇なときはセラピールームでオスカーと遊んでいることが多い。
あかりへの感情:犬みたいに遠慮なく愛でてほしい

熊野 練度 59 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
アドバンテージが消滅してしまったので巻き返しに期待がかかるところ。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
割と置いていかれている感があるがこのまま清い関係を続けていくのかもしれない。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 80

姉御肌で気の強い艦娘。
必殺技を編み出すために夜戦場に通っている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:もっと会いに来てもいいんだぞ

夕立 練度 99 好感度 100

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
無邪気にエロいことしようとあかりに迫っているがそれは好意の表れである。
あかりへの感情:一緒にエロくなるっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
見えないところも着飾る楽しさとそれを見せたい相手に見せるという背徳感的なものに目覚めている。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ



3 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:39:43.99esfPjBYfo (3/21)

古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
雨の日の静かな雰囲気が好きらしく雨の日には部屋の電気をつけないでいることもあるらしい。
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
最近アイデンティティを揺るがす何かの存在を察知したとか。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂 練度 99 好感度 100

自称アイドルな艦娘。
アイドルとしても、1人の女の子としても全力で持ってあかりを愛することに決めた
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2-4-11

千歳(航) 練度 24 好感度 100

お風呂好きな艦娘。
千歳があかりに高速修復材を飲ませたことが後々のきっかけになった可能性もある。
あかりへの感情:次は私が開発してあげますね

瑞鶴(改二甲) 練度 99 好感度 100
改二甲に改造されてから共通点が2つも減ったと葛城に嘆かれたらしい。
七面鳥ではない艦娘。

あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
就寝時にあかりを部屋に招いて千年と一緒にあれやこれやしたいと考えているとかいないとか。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄(改二) 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
自分から攻めつつもあまり踏み込まず少し奥手の気があるかも。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取(改) 練度 99 好感度 100

少し怖がりな艦娘。
恋をする心地よさをあかりに伝えてあげたいと思っている。
あかりへの感情:一緒の気持ちになりたい。

卯月 練度 99 好感度 100

どことなくうさぎっぽい艦娘。
変な欲求も素直にぶつけて受け止めてもらえることを学んだ。
あかりへの感情:寂しくなったら襲っちゃうぴょん

愛宕 練度 26 好感度 30

色々とふわふわした艦娘。
その性格上如月と話がよく合うらしい。
あかりへの感情:胸比べの審査はよろしくね

球磨 練度 45 好感度 83

どことなくクマっぽくはない艦娘。
最近はあかりと他の艦娘の絡みが過激化していて見ているとフラストレーションが溜まるので覗き見は控えている。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 99 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
オスカーがイ級に潰されるのではと心配していたが逆にオスカーを怖がっているのを見て優しくしてやろうと決めた。
あかりへの感情:Ich liebe dich sehr


4 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:40:12.54esfPjBYfo (4/21)

若葉 練度 18 好感度 75

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
近所のパン屋さんに足しげく通っていてどこか那珂に声が似た店員にも顔と名前を覚えられている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:また会えると思うだけでうれしい

浜風 練度 29 好感度 100

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
既にあかりの日常になれていたことを知って安心してあかりの側にあることを誓った、
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:たまにはエッチな非日常もほしい

筑摩 練度 27 好感度 55

笑顔が素敵な艦娘。
未だにあかりよりも利根への思いのほうが強いと本人は思っている。
あかりへの感情:そう簡単には惚れないです

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
胸だけで満足してしまえる現状をどう打破するかが問題かもしれない。
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:愛しているからエッチなことしたいと思うんですよ

大鯨 練度 23 好感度 45

お母さんっぽい艦娘。
潜水艦の艦娘に付き合って装備を整えつつ素潜りして遊んでたりする。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:私も水着で過ごしてあげましょうか?

浦風 練度 16 好感度 43

広島弁で喋る艦娘。
甘えられたい気持ちも強いけど時には甘えたいと思っている。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:酒の席でのことは忘れてほしい

明石 練度 31 好感度 40

機械弄りとかが好きな艦娘。
色々とはた迷惑な装置開発もしているがその根幹にあるのは艦娘を思う心。
あかりへの感情:もう1回マッサージしてください

間宮 好感度 600

鎮守府の甘味担当その1。
甘いもので餌付けしてイ級にも懐かれている。
あかりへの感情:もっと色んなところをマッサージしてほしい

伊良湖 好感度 700

鎮守府の甘味担当その2。
イ級に早く元気になってほしいと最中の生産量がアップしている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:お医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 90

人間に敵意を持たない深海棲艦。
あかりと一緒に過ごす日々が何よりの幸せだと思っている。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
あかりへの感情:オネエチャンッテコンナノ?

山雲 練度 18 好感度 100

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
あかりと風呂で突き合いっこして恋愛をするには学ぶことが多いと気づいた。
あかりへの感情:勉強してまたしましょう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
誰にも見つからないようにイ級に歌を聞かせていて間宮達と同じ程度には懐かれている。
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き


5 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:40:52.45esfPjBYfo (5/21)

霧島 練度 99 好感度 26

金剛型の末妹である艦娘。
艦隊の頭脳として活躍する機会があまりないことが少し不満
あかりへの感情:あめのときはご迷惑を

Верный 練度 99 好感度 35

響から改造された艦娘。
たまに近所の浜辺を散歩して貝殻を耳に当てて黄昏ている姿が見られる。
あかりへの感情:少しは信頼できるかな

山城(改二) 練度 99 好感度 95

どこか薄幸そうな艦娘。
酔った弾みであかりの未成熟な体に興奮を覚えてしまい自己嫌悪に陥ったが半ば吹っ切れている。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:姉様にも譲れないことはある

伊58 練度 22 好感度 28

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
そろそろ水着以外の服で生活することを覚える必要があるかもしれないと気づいた。
あかりへの感情:マッサージを思い出すとむずむずする

吹雪 練度 15 好感度 12

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
影薄い状態を脱却するために行動を起こそうかなと少しだけ考えている状態。
あかりへの感情:もっと会いに来てほしい

島風(改) 練度 99 好感度 70

とっても早い艦娘。
姉になりたいという気持ちは薄れて今は妹として甘えたい気持ちが強くなった。
あかりへの感情:甘えさせて

鳳翔 練度 17 好感度 42

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
悪いことをした相手には基本的には優しく諭すタイプだが厳しく叱るときもある。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:娘ができたらこんな感じなのか

武蔵 練度 20 好感度 85

ワイルドな格好をしている艦娘。
艦娘の体であることにかまけてジャンクフードをよく食べてるので大和に食生活を正せと言われている。
あかりへの感情:自分は一線を越えるわけにはいかない

伊168 練度 18 好感度 35

二人目の潜水艦の艦娘。
彼女達の着ている水着は普段着として使いやすいように下半身部分が脱げるようになっている。
あかりへの感情:マッサージやっぱり好き

酒匂 練度 43 好感度 80

鳴き声が特徴的な艦娘。
プラネタリウムと現実の夜空を見比べてその違いを楽しむという遊びをしている。
あかりへの感情:お姉ちゃんって呼んでもいいよ

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 100

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
出汁巻き玉子は玉子焼きではないと思いつつレパートリーを増やすために練習中。
あかりへの感情:だいしゅき

谷風 練度 7 好感度 20

江戸っ子気質の艦娘。
背が小さくて過剰に心配されることを少し疎んでいる。
あかりへの感情:気が合いそうだ

長門(改) 練度 99 好感度 30

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
イ級にもそれとなく気を配って接しているので少しはイ級も懐いている。
あかりへの感情:あめのときのことは忘れてほしい


6 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:41:40.96esfPjBYfo (6/21)

飛龍 練度 6 好感度 20

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
血気盛んな妖精達にために時々夜戦場の電気をつけて使用している。
あかりへの感情:弱いところなんでわかるの?

雲龍 練度 6 好感度 20

質素なのにどこか目を引く艦娘。
以前着たチャイナドレスは部屋に置いてあるが1度着たきりになっている。
寝るときはジャージだが胸がキツいのではだけさせている。
あかりへの感情:はずかしがらなくてもいいのに

舞風 練度 99 好感度 80

ダンスが得意な艦娘。
あめのときのことを夢に見たりして悶々とした日々を過ごしているとか。
寝るときは着ない派
あかりへの感情:こらえ性がなくてすいません

川内(改二) 練度 99 好感度 85

忍者っぽい艦娘。
なんだかんだでこの暮らしを満喫している。
あかりへの感情:満ち足りた日々をありがとう

朝潮 練度 99 好感度 100

実直な性格の艦娘。
改になった証としてねこみみとしっぽを付けている。
イ級に懐いてもらおうと歌を勉強したり菓子作りに励んだりしている。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 1 好感度 12

服がはだけても気にしない艦娘
姉妹仲は良好で今度姉妹艦同士とあかりを混ぜて一緒に寝ようと誘った。
あかりへの感情:可愛い司令官

離島棲鬼 練度 99 好感度 55

生き残っていた深海棲艦その1
暇に任せてやりたいことをやりまくっていたので割とハイスペック。
あかりへの感情:自分も漫画に出たい

戦艦棲姫 練度 99 好感度 25

生き残っていた深海棲艦その2
京子達のお芝居にすぐ反応できるなど割とノリがいい。
あかりへの感情:暇を紛らわさせて

秋月(改) 練度 99 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
妖精のVRゲームの被験者になって色んなジャンルのゲームをテストプレイしている。
あかりへの感情:好きだからもっと仲良くなりたい

春雨(改) 練度 99 好感度 100

料理が好きな艦娘。
悩みも多いがあかりとなら乗り越えられると信じて心を守ってほしいと気持ちを伝えた。
寝るときはピンク色の羊の着ぐるみパジャマ。
あかりへの感情:ずっと側で自分を照らしていてほしい

葛城 練度 1 好感度 10

後輩キャラな艦娘
あかりのキャラを見て守りたい系のキャラになろうかと画策する。
あかりへの感情:先輩が慕ってるからすごい提督なのかも

駆逐棲姫 練度 99 好感度 80

春雨に似た深海棲艦。
臆病になってしまっているイ級を笑顔で暮らせるようにしたいと奮闘している。
あかりへの感情:私だけの思い出をたくさん作っていきたい

如月 練度 1 好感度 25

誘惑迷彩を持つ艦娘。
あかりのことをからかいがいがある子だと認識してちょっかいをかけている。
あかりへの感情:反応が面白い


7 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:42:15.43esfPjBYfo (7/21)

五月雨(改) 練度 99 好感度 66

ドジっ子な気質のある艦娘。
気合が入って空回りすることが多いので気合入れて気合を抜こうとしている。
あかりへの感情:いやらしい気持ちからの好意でごめんなさい

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
あかりの鎮守府における艦娘との触れ合いについての同人誌を描こうと思った理由は不明。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
最近ではベタ塗りが上手くなってきた。

赤城

京子艦隊の艦娘。
自給自足しようと料理を勉強中。



京子艦隊の艦娘。
年越し前はクール間の休みに加えて年末特番でアニメが休みになるのでちょっとブルー。

伊19

京子艦隊の艦娘。
潜水空母となったときにどこから艦載機を飛ばすのかは自分でもわからない。

不知火

京子艦隊の艦娘。
表情が変わらないのでわかりづらいものの、可愛いモノ好きである。

龍田

京子艦隊の艦娘。
槍の訓練はそれなりにやっているが必殺技を覚えようとはしていない。

第六駆逐隊

暁型の面々。
京子よりあかりになついているふしがある。

時雨

京子艦隊の艦娘。
ほとんどクリスマスイベントをこなすためにだけ登場したようなもの。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
艦隊の全員とケッコンするや否やすぐさま全員の練度をカンストさせたのは、練度を上げるためだという口実のため。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン初夜の思い出(布団の中でキス)は結衣だけでなく、北上にとっても大切な思い出。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
ケッコンしてからは結衣と、結衣とケッコン指輪で繋がる北上を感じられると、指輪を握りしめてニヤニヤする姿見られる。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
飲み比べは負け越しているので練習中。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
ケッコンして低燃費になったはずだが、酒の量は増えたような気がする。

鈴谷(改)

ノリが今風な艦娘。
軽そうに見えて初心なので結衣との仲の進展度は羽黒とどっこい。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
大人しく控えめな子だが酔っぱらうとすごいかもしれない。


8 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:42:42.72esfPjBYfo (8/21)

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
モフモフの中に手を突っ込むと引きずり込まれるともっぱらの評判。



ちなつの初期艦。
ちなつに見分け用のアクセサリーを買ってもらってご満悦。



電のお姉ちゃん。
電のアクセサリーを羨ましがっているがレディーなので催促はしていないと自分では思いつつ催促している。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
エプロン姿がまぶしいちなつ鎮守府の母。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ダジャレの練習をしているところを度々目撃されている。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を駆けまわると怒られるので外を走り回っているが、帰りが遅くなると結局怒られる。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
どこかへ行った大潮を探しに行くのは荒潮の役目である。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
榛名が鎮守府の母ならば鎮守府の姉として駆逐艦の子の皆と接しようとしている。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
が、最終決戦には出されなかった。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
引っ込み思案なところは多少改善されつつある。

あきつ丸

綾乃の初期艦
色白を綾乃に羨ましがられているが、本人はちょっと白すぎじゃないかと悩んでいる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
こちらは胸の大きさをあまり気にしていない模様。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
沸点の低さは綾乃と結衣と同様で、ギャグセンスも準じている。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
彼女前で火遊びはご法度らしい。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
彼女の着任より綾乃鎮守府の食事情は大幅に改善された。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
あかりのところのとはまた別の意味で綾乃のことを強く慕っている。


9 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:43:20.25esfPjBYfo (9/21)

武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
それが間違いでなかったことを、最終決戦の後に確信した。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
雪風と伊勢の絡みを眼鏡を外して聞くことにより、妄想がより一層捗るようになった。

五月雨(改)

千歳の初期艦
改になって多少はドジさが解消されたが、まだまだなにもないところで転んだりすることがままある。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
結局改二になっても胸部装甲は変わらず、はじめて鏡を見た際に倒れ込んだという。

霞(改)

千歳の艦娘
相変わらず手厳しいがそれも千歳のことを思ってのことだということは、本人以外の誰も知るところである。

初春(改二)

千歳の艦娘
改二になって主砲が飛ばなくなったので、なんとか飛ばせないか思索中。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
千歳を含めて小さい艦娘が多い中、お姉さんとしてまとめ役を担っていたが、伊勢が来てくれたので楽になった。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
少し戦いの終わりを恐れていたが、なにも変わらず千歳の側に在れることを幸福に想っている。

伊勢

千歳の艦娘
妹の日向よりも軽いノリで、千歳のことをすぐに名前で呼びだしたので五月雨達が慌てている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達からは呆れられつつも放っておけない妹のように見られている。

鬼怒

櫻子の初期艦
櫻子ははじめ鬼怒のことをおにおこと呼んでいたため、自分でも時々その時の名残を口にしてしまうときがある。

利根

櫻子の艦娘
櫻子とは色んなことで張り合ったり共謀したりしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
語りあえる仲間が漣以外にもほしいと想い色々と話した結果、ステージでのパロディショーが始まってしまい消え入りそうな想いをした。

翔鶴

櫻子の艦娘
空母棲姫が来る前は鎮守府の料理当番としてその腕を振るっていた。今でも時々振るっている。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
今では瑞雲を遠くのものを取るのに飛ばしている。


10 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:43:46.37esfPjBYfo (10/21)

潮(改二)

櫻子の艦娘
身長が伸びて縮んだように見えるが実は大きくなっている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
潮に変わっておっぱい禁止されているが意味はまだわかっていない。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
櫻子の隣にいるのが自分でないことに少し寂しさを覚えたが艦娘達に任せようと思っている。

飛鷹

向日葵の初期艦
カードが実体化しているので元からドレスは持っていない。

比叡

向日葵の艦娘
元気で何ごとにも気合を入れて当たるが空回りすることもしばしば。

瑞鳳

向日葵の艦娘
それなりに料理ができるので向日葵のお手伝いをしている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っているカニの数は本人も把握していない。

鳥海

向日葵の艦娘
計算をしてから行動する慎重派。

長門

向日葵の艦娘。
あめを食べてないのでこちらはまだ陥落はしてない模様。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
奈々の実験の失敗によりこの世界に飛ばされて最初期から提督として戦っていた苦労人。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
度々りせと奈々の関係に対して爆発しろとの見解を示している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
りせと奈々の関係をあらあらうふふと見守っている。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
爆発に縁があるのは他の艦娘もそうなんじゃないかと思いつつ、みんなと共に戦い続けてきた。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
自信家だが実力に裏打ちされている。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
引きこもりがちだが開口部のある艦娘には飛びついて行く。


11 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:44:17.32esfPjBYfo (11/21)

那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
主張しすぎる摩耶を諫める役割を担うが、自分もまたその実力に応じた自尊心を持っている。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
実は船霊降霊装置の理論を作りあげた張本人で、ある意味全ての元凶だが責任はきちんと取っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
かつてビスマルクの艦内で飼われていた猫と同じ毛並みをしているが雌である。

イ級

駆逐棲姫が拾ってきた深海棲艦の生き残り。
長い間深海に1人で誰かに見つかったら殺されると怯えながら暮らしていたので人間不信になっている。


12 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:45:13.43esfPjBYfo (12/21)

スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)
好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

バー
バーを開きます。3人艦娘を選んで交流します。


13 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:48:52.64esfPjBYfo (13/21)

現在持っているアイテム

ドイツの国旗
なんの変哲もないドイツの国旗。
ドイツっぽいものを呼び寄せるかもしれない。

月の絵が描かれたカレンダー
そのものずばり月の絵が描かれたカレンダー。
睦月型は暦や月の名前から船名が取られていると言うが?

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:30

まんたんのふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
最高位のあめでこれ一つで練度が最大まで上がる。
現在所持数:25

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:2

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:2

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:2

香水
柑橘系の香水
化粧っ気のない艦娘達だが気になることは気になっているかもしれないので喜ばれるかも。

チョーカー
首輪、ではなく首飾り。
髪飾りと同じく菊花紋章の意匠が施されている。

髪飾り
菊の花を模した髪飾り。
艦首に菊花紋章のない艦娘にとってはある種の憧れである。

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:3

強化改造設計図
艤装を一点集中改造して飛躍的の性能あげる改造方が書かれた設計図
艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする。
現在三つ所持しており、一つは耐久力。残り二つは搭載数。

書類一式&指輪
ケッコンカッコカリに必要な道具。
現在所持数:51


14 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:50:08.94esfPjBYfo (14/21)

最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った
と思われていたが残っている深海棲艦もいる模様。ただしみんな正気を取り戻しているものと思われる


15 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:50:40.96esfPjBYfo (15/21)

テンプレ終わり
まめに更新していないので色々とミスしてますね

前スレに誘導張ってから続けます


16 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:51:42.65esfPjBYfo (16/21)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   酒匂    愛宕 
武蔵   伊58    川内
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月   駆逐棲姫☆     
陽炎☆


17 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 22:52:09.29esfPjBYfo (17/21)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆     


18 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 23:00:28.16esfPjBYfo (18/21)

陽炎「お帰り司令、ライブどうだった?」

あかり「すごく楽しかったよぉ」

陽炎「あのお祭りのときよりも盛り上がってた?」

あかり「あのときより人がいっぱいいたからね」

陽炎「でもあのときは中継してたから見てた人はもっとたくさんいたはずだよ」

あかり「そうだけどやっぱり一つのところにたくさんの人が集まってるのとは違うよぉ」

陽炎「そういうものなのかな? まあ今回は司令が観客側だしね」

あかり「みんなすごく綺麗で那珂ちゃんもすごく可愛くてカッコよかったんだよぉ」

陽炎「司令も憧れちゃった?」

あかり「少しは憧れるけどはずかしい気持ちの方が勝っちゃうよぉ。あのお祭りのときの思い出であかりは十分」

陽炎「もう、消極的なんだから。別になれって言ってるわけじゃないからいいけど」

あかり「アイドルは那珂ちゃんに任せてあかりは応援するよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ」

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う



19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:01:46.79F9kCB5QqO (1/2)

五月雨


20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:01:53.16pRTzNPmDO (1/1)

1鳳翔


21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:02:07.91QSt7/2sNo (1/2)

1酒匂


22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:02:28.59F9kCB5QqO (2/2)

ゴメン1付け忘れた
ダメだったら下にズラして


23 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 23:21:15.78esfPjBYfo (19/21)

数字がないと↓1と決めましたので申し訳ありませんが↓1とさせていただきます


あかり「鳳翔さん」

鳳翔「こんにちは提督。どちらかへお出かけしていたようですが」

あかり「那珂ちゃんのライブに行ってたんですよぉ」

鳳翔「ライブ、歌を聴きに行っていたんですね」

あかり「那珂ちゃん以外にもたくさんのアイドルさんがいっぱい歌ってました」

鳳翔「それは、楽しそうですね」

あかり「鳳翔さんも興味あります?」

鳳翔「那珂さんが歌われるような歌はあまり聞きませんが、歌自体は好きですよ」

あかり「鳳翔さんも歌うんですか?」

鳳翔「私は聴く専門ですので。たまに加賀さんの歌を聴かせてもらうくらいですよ」

あかり「加賀さんが歌好きなの知ってたんですね」

鳳翔「空母の子達には何かと頼られていますので。私の身には余るんですが」

あかり「そんなふうには見えませんけど」

鳳翔「提督に弱みは見せられませんので」

あかり「ええっ、あかりにも頼ってくださいよぉ」

鳳翔「ふふっ、こう見えて矜持は持っていますので、そう簡単には頼れませんよ」

あかり「むぅ~、いつか本当に辛いときには頼ってもらいますから!」

鳳翔「それを提督の方から言うのはおかしいような気がしますよ」

あかり「頼ってもらいたいからいいんです!」

鳳翔「はいはい、わかりました。それで、私に何かご用でしょうか?」

↓1

1 最近の空母達について
2 暇を持て余しているという話
3 お母さんっぽい雰囲気があるという話
4 その他自由に


24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:22:09.65sJkhSfmtO (1/1)

1


25 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 23:31:28.60esfPjBYfo (20/21)

あかり「空母の皆さんのことには詳しいんですか?」

鳳翔「ええ、色々と相談されることも多いですので」

あかり「最近あんまり会えてない人もいますし、どんな感じなのか教えてもらえませんか?」

鳳翔「構いませんよ。会いたがっている人が結構いますので」

あかり「うっ、何とか時間を作って会いに行ってあげないといけませんね」

鳳翔「無理をすることはありませんよ。提督は提督のやりたいようになさればいいんです、それくらいの図々しさを許されるくらいのことはしてきたのですから」

あかり「あかりだってみんなと会いたいので何とかしますよぉ!」

鳳翔「それだけ想ってくれているからこそ皆さんも想い返しているのでしょうね」

あかり「あっ、それじゃあ早速聞かせてもらっていいですか?」

鳳翔「ええ。どなたの話をお聞きになりたいんですか?」

あかり「ええっと」

↓1 空母の中から1~3人まで(>>16-17)


26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:33:01.57QSt7/2sNo (2/2)

瑞鶴


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/22(月) 23:35:45.10dVUQW+xWO (1/1)

瑞鳳、瑞鶴


28 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/22(月) 23:41:26.31esfPjBYfo (21/21)

あかり「瑞鶴さんのこと聞かせてもらってもいいですか?」

鳳翔「瑞鶴さん。そうですね、最近は加賀さんともあまり喧嘩しないようになりました」

あかり「えっ、本当ですか?」

鳳翔「はい。と言うより余り顔を合わせないようになったというべきでしょうか」

鳳翔「戦いが終わってから弓道場も余り使用しなくなりましたので、お2人が張り合う機会もなくなったということです」

あかり「喧嘩しなくなったのはいいですけど、その理由じゃちょっと寂しいですよぉ」

鳳翔「たまに顔を合わせれば憎まれ口を叩きあっていますよ」

あかり「あっ、よかった。ってそれはそれでよくない!」

鳳翔「お2人とも本気でいがみ合っているわけではないということは、端から見ていてもわかりますよ」

あかり「喧嘩するほど仲がいいってやつですか?」

鳳翔「2人の関係を表すのにその言葉以上にふさわしいものもないしょう」

あかり「それなら安心ですよぉ」


29 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 00:01:21.06OY9AbLSWo (1/10)

鳳翔「そういえばこの前瑞鶴さんを改造しましたよね?」

あかり「はい、装甲空母になってもらいましたよぉ」

鳳翔「先日胸も大きくなったからもう負けないと言って、またお風呂場で加賀さんと張り合っていました」

あかり「瑞鶴さんお風呂場に行ったら張り合わないでいられないのかなぁ?」

鳳翔「そこを気になさっているのはとても人間の女の子らしくて、私はうらやましいと思いますよ」

あかり「うらやましい?」

鳳翔「私はあまり気にならないので」

あかり「気にする必要がないから気にならないだけですよぉ」

鳳翔「そうかもしれませんが、そういう心の機微を持てる瑞鶴さんのことが羨ましいんですよ」

鳳翔「私は、あまり自分のことに頓着できませんので」

あかり「鳳翔さん……」

鳳翔「ふふっ、なんてすいませんこんな愚痴みたいなことを」

あかり「いえ、それで結局瑞鶴さんはどうなったんです?」

鳳翔「加賀さんとどっちが大きいか提督にジャッジしてもらうと言っていたら、雲龍さんが入ってきて」

鳳翔「ついでに飛龍さんと蒼龍さんも続いて来て撃沈してしまいました。ちなみに瑞鶴さんが大きくなってるのを見て葛城さんもひっくり返っていましたね」

あかり「知らないうちに雲龍さん達に助けられてたんだあかり」

鳳翔「瑞鶴さんを慰めに行くのか雲龍さん達に礼をしに行くのかはご自由に。まあ後者は何で礼をされるのかわからないでしょうが」


30 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 00:16:19.14OY9AbLSWo (2/10)

鳳翔「そんなこともありつつ仲良くさせてもらっています」

あかり「みんな仲良しさんでよかったですよぉ」

鳳翔「たまに談話室にお酒を持ち寄って小さな飲み会みたいなこともしていたり」

あかり「あっ、楽しそうですね。あかりも今度お邪魔していいですか?」

鳳翔「私は構いませんけど……」

あかり「だめな人がいますか?」

鳳翔「倫理的にだめな人がちらほらと」

あかり「倫理的に?」

鳳翔「私1人で止められる気がしないので、いらっしゃるときは一声かけてからにしてくれると助かります」

あかり「な、なんか怖いですけど声かけてから行くようにしますね」

鳳翔「みんな歓迎しますよ。歓迎されすぎるのに注意が必要なくらいに」

あかり「脅かすような言い方やめてくださいよぉ!」

鳳翔「あまり酔わせすぎなければ大丈夫だと思いますので、まあ安心してください」

あかり「は、はい、それじゃあ鳳翔さんまた」

鳳翔「はい、またお話聞きに来てくださいね」

あかり「……鳳翔さん、見守ろうとする気持ちが強くてどこか身を引いちゃってる感じがするよぉ」

あかり「鳳翔さんも見守るだけじゃなくて一緒に輪の中に入れること、教えてあげないとだめだね!」

あかり「具体的にどうするかは考えるとして、これからどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫、鳳翔以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 00:17:33.10EMVe8fn4o (1/4)

1酒匂


32 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 00:21:07.01OY9AbLSWo (3/10)

今回はここまでです
次は酒匂と交流するところからはじめます

朝の行動で好感度100の艦娘と2人交流しているので残り行動回数は酒匂との交流含めて2回です

数字付き安価で数字がない場合は↓1にするのは前に悩んだからですが
今は艦娘の名前安価は大抵選択肢に1つだけで紛らわしいこともないので有りにした方がいいでしょうか


33以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 00:21:45.85EMVe8fn4o (2/4)

無しでいいんじゃね


34以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 00:27:13.26wNWXh4qo0 (1/1)

また紛らわしくなったときに戻すってなってもアレだし、このままにしておいても別にいいでしょ


35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 00:30:17.30bk1b/uXdO (1/1)

乙です


36 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 22:37:36.01OY9AbLSWo (4/10)

とりあえずは今のままで行きます

開始します


37 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 22:46:54.62OY9AbLSWo (5/10)

酒匂「ぴゃあ~」

オスカー「にゃあ~」

あかり「オスカーとお話してるんですか?」

酒匂「ぴゃっ、司令。こんにちは」

あかり「こんにちは」

オスカー「にゃあ」

酒匂「ん? もう行っちゃうの? 司令が来たから暇じゃなくなったでしょって?」

オスカー「にゃ~」

酒匂「うん、それじゃあまたね」

あかり「オスカーの言ってることが分かるんですか?」

酒匂「いやわからないけど、なんとなくこう言ってるのかなぁって思って」

あかり「頭いいですからね」

酒匂「さすが鎮守府で飼われてる猫なだけはあるね!」

あかり「そこはあんまり関係ないと思いますけど。じゃあオスカーも帰っちゃったので一緒に遊びましょう」

酒匂「うん! 何する何する?」

↓1

1 長門のところに行く
2 少し散歩する
3 姉らしいことをしたいという話
4 その他自由に


38以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 22:47:39.83+1ZMse0JO (1/1)




39以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 22:47:44.08EMVe8fn4o (3/4)

2


40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 22:47:56.32fWUqf+OQ0 (1/1)

1


41 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 22:56:21.31OY9AbLSWo (6/10)

あかり「そうですね、天気もいいですしちょっとお散歩しましょう」

酒匂「外に出るの? 行く行く~!」

あかり「さっきちょっと出てきましたけど、温かかったですしね」

酒匂「もうそろそろ温かくなってくる頃だもん。お外に出られるようになるね!」

あかり「はい、まだちょっと寒いですけどもうすぐ春ですよぉ」

酒匂「一応もう春だけどね~」

あかり「暦の上ではってやつですよぉ」

酒匂「まあね~春らしい感じ全然ないもんね~」

あかり「早く温かくなってほしいですね」

酒匂「でも夏には早く涼しくなってほしいって思ってるんでしょ?」

あかり「その時々意見は変わるものですよぉ!」

酒匂「あはは、酒匂もそうだけどね。じゃあ行こ!」

あかり「行きましょう!」


42 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 23:06:29.01OY9AbLSWo (7/10)

酒匂「でね~長門が新聞読んでたらね~あの~なんだっけ? マスがいっぱいあって文字を埋めていくの!」

あかり「う~ん? あっ、クロスワードですか?」

酒匂「そうそう! そのくろすわーど?っていうやつやってたら、なんか頭痛くなっちゃったんだって」

あかり「そんなに難しかったんでしょうか? 長門さんそういうの得意そうなのに」

酒匂「酒匂もやってみたけど全然わからなかった!」

あかり「じゃあやっぱり難しかったんですね」

酒匂「自慢じゃないけど酒匂そういうの苦手だからあてにならないよ。それになにかがずっと気にかかって集中できなかったし」

あかり「何か?」

酒匂「うん、忘れてる何かを思い出しそうになる感じ」

あかり「何か忘れてることがあるんですか?」

酒匂「う~ん、酒匂はあんまり昔の思い出がないからね。忘れちゃってることはきっとたくさんあるんだと思うよ」

あかり「忘れちゃうこともあるんです?」

酒匂「うん、特に最後の方の記憶がすごく曖昧かなぁ」


43 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 23:20:16.44OY9AbLSWo (8/10)

あかり「最後の……」

酒匂「調べればすぐ分かることなんだけどね~ちょっぴり怖くて」

あかり「そんなの当たり前ですよぉ」

酒匂「だけどいつかは知らなきゃいけないことだよ」

あかり「そんなこと……」

酒匂「ううん、知らなきゃいけないよ。酒匂は1度死んでるんだってことちゃんと理解しないと」

あかり「……」

酒匂「そんな顔しないで司令」

あかり「だって……」

酒匂「そこにけじめをつけないと酒匂は艦娘としての新しい人生を過ごしていくことができないんだよ」

酒匂「1回きちんと終わったことを認めないと、またはじめることができないの」

酒匂「ぴゃっと思い出してぴゅう~って受け入れればそれで終わりだから、ね?」

あかり「はい……」


44 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 23:44:17.15OY9AbLSWo (9/10)

酒匂「あっ、あれ桜かな?」

あかり「たぶん、そうですね。さすがにまだ咲いてませんけど」

酒匂「咲いたらまた見に来ようね!」

あかり「はい、お花見しましょう!」

酒匂「ふふっ、こうして自由に動き回れるのっていいね。好きなときに好きなことができるの」

酒匂「昔はあんまりお外いけなかったからねぇ~」

あかり「酒匂さんさっきから昔のことばっかりですよぉ」

酒匂「ぴゃっ、ごめんね。これじゃあお姉ちゃんじゃなくておばあちゃんになっちゃう!」

あかり「お姉ちゃんへの道は遠いですね」

酒匂「ぴゃあ、絶対なってみせるもん!」

あかり「ふふふっ、暗くなってきますしそろそろ帰りましょう」

酒匂「うん、さすがに暗くなると寒いからね。ぴゃっと帰ろう!」

あかり「帰ってもまだちょっと時間ありそうだよぉ、どうしようかなぁ」

酒匂「好きな人と好きに動き回れて」

あかり「はい?」

酒匂「もう置いていかれることもなくて。酒匂はとっても幸せだよ。艦娘が幽霊なんだとしたら成仏しちゃうくらい」

あかり「だめです! 成仏なんかさせませんから!」ギュッ

酒匂「ぴゃんっ、司令?」

あかり「まだたくさん楽しいこともいっぱい残ってます。ずっとずっと楽しいことを続けて未練を残してもらいますよぉ!」

あかり「最終手段であかりにとり憑かせてでも絶対、一緒にいてもらいますから!」

酒匂「司令……」

あかり「今よりももっと、ずっと幸せにしますから。約束です」

酒匂「……うん。ありがとう司令、大好き!」


45 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/23(火) 23:47:38.82OY9AbLSWo (10/10)

酒匂「じゃあまたね、司令」

あかり「またですよぉ」

あかり「酒匂さん前もそうだったけど、気楽そうに見えて色々考えてるんだよね」

あかり「あかりもみんなのことをもっとよく考えないといけないよぉ」

あかり「夕ご飯までもう少し時間あるけど、どうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫、鳳翔、酒匂以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


46以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/23(火) 23:49:00.12EMVe8fn4o (4/4)

158


47 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 00:00:55.70qyBP61Cuo (1/12)

伊58「今日のご飯は何でちか~」

あかり「なんだろうね、楽しみだよぉ」

伊58「提督、相変わらず潜水艦以上のステルス性能でち」

あかり「そんなの発揮してるつもりないんだけど!?」

伊58「自然に出せるならそれはすごいことだと思うよ」

あかり「すごくてもいやだよぉ!」

伊58「最近は本当にたまにだから気にしないでいいよ」

あかり「確かに最近は驚かれることが少なくなってる気がするけど」

伊58「それは単に慣れただけっていうのもあるけどね。存在感が増してるのは事実でち」

あかり「えへへ、存在感が出て来るのはうれしいよぉ」

伊58「その喜び方変でち。それで、夕飯前のこの時間にゴーヤに何か用でち?」

↓1

1 水に潜ってる方が落ち着くという話
2 普段着を変えようという話
3 提督指定の水着発言についての釈明
4 その他自由に


48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 00:01:12.04DztxN+ZcO (1/1)

1


49 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 00:15:12.20qyBP61Cuo (2/12)

今回はここまでです
次はゴーヤと水に潜ってる方が落ち着くという話をするところからはじめます

今回で酒匂の好感度が100になりましたので次の日に好感度100イベントです

ローソンのフェアなんかやってるときは田舎に引っ込みたい気分が沸いてきますね
しかし最近公式も露骨に鹿島推してきますね
マーケティングが上手いときと下手なときの差が激しいような気がします



50以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 00:16:09.98pCAJw/aGO (1/1)

乙です


51以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 00:16:18.16creEWbvKo (1/2)

乙 露骨すぎてひくレベルですわ正直


52以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 00:32:03.92YeBLzBDzO (1/1)

イマイチどこが運営の琴線に触れたのかよくわかんない
同人界での人気なら昨年にプリンツとかで似たような事もやっててもおかしくないしなあ


53以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 17:34:51.920ODcB3FbO (1/1)


随分進んだな
もう誰かとケッコンするとかになってたりするのか?


54 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 22:37:47.97qyBP61Cuo (3/12)

>>53
指輪と書類は大量に持っていますがまだ一つも使ってないですね

では開始します


55 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 22:40:18.55qyBP61Cuo (4/12)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   愛宕    陽炎☆
武蔵   伊58    川内
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月   駆逐棲姫☆     




56 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 22:40:59.39qyBP61Cuo (5/12)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂    


57 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 22:46:35.00qyBP61Cuo (6/12)

あかり「夕ご飯まで時間ありそうだからちょっとお話しようかなぁって」

伊58「ゴーヤで暇つぶししようって魂胆でち!」

あかり「ううん、そう言われるとそうなんだけど」

伊58「まあいいでち。ゴーヤも暇してたから提督で暇潰す!」

あかり「最近みんな暇してるみたいだねぇ」

伊58「暇はいいでち。忙しくて死にそうになるより万倍マシ」

あかり「暇なのは暇なので辛いと思うよぉ」

伊58「何もしないでぼーっとしてられる時間はとても大切なんだよ?」

あかり「時々はそういう時間欲しいなとは思うけど」

伊58「ひがな1日潜水してぼーっとしてるのもいいよね」

あかり「それができるのは潜水艦の子だけだから!」


58 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 22:58:45.77qyBP61Cuo (7/12)

伊58「やっぱり潜水艦は潜水してなんぼよね」

あかり「水の中だと落ち着くの?」

伊58「うん。やっぱりね、潜水艦だもん。そういう性なんだよ」

あかり「卯月ちゃんは狭いところが落ち着くって言ってたよぉ」

伊58「ゴーヤは広いところの方が好きでち。海の中とかどこまでも遠くが見渡せるところでゆっくりしていたいでち」

あかり「あんまり広いと怖くなりそうだよぉ」

伊58「そんなことないよ。この辺りはまだ水が綺麗だから少し沖に出れば魚がたくさんいて、寂しくなることはないし」

あかり「お魚いるんだ」

伊58「いるよ! 水族館じゃ見られない生の生態が観賞できるでち!」

あかり「そう聞くとちょっと興味出ちゃうよぉ」

伊58「やるのはいいけど、深く潜った後に一気に浮上すると肺が破裂するから気をつけてね」

あかり「やっぱり素直に水族館に行くよぉ」


59 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 23:12:11.31qyBP61Cuo (8/12)

伊58「母なる海に抱かれて眠るのは気持ちいいでち。お母さんのお腹の中にいるのと同じだよ」

あかり「それはさすがに覚えてないよぉ」

伊58「ゴーヤは覚えてないどころかそんな経験ないけどね~」

あかり「あっ……」

伊58「それでもなんだか安心する感じがするのは、人間的な感覚として備わってるからなのかなぁ」

あかり「きっとそうだよ。艦娘も人間と変わらないもん」

伊58「もしそうなら、ちょっとうれしいかも」

あかり「ゴーヤちゃんは水の中が好きというより海の中が好きなんだね」

伊58「単純に水の中も好きでち。プールとかお風呂とかでも潜ってるよ」

あかり「プールはともかくお風呂でももぐれるってすごいよね」

伊58「提督が作ったんでしょ」

あかり「妖精さんに任せてらああなったんだよぉ。楽しく作ってとは言ったけど」

伊58「おかげでお風呂も楽しくなったでち。潜水して後ろからどーんってやるとみんなびっくりするでち!」

伊58「提督もお風呂入ってるときに急にお尻を触られてる感覚がしたら、近くにゴーヤがいると思っていいでちよ!」

あかり「遊ぶのはいいけど、隠れてお尻触るとかはだめだよぉ」

伊58「じゃあ堂々と触るね」

あかり「態度の問題じゃなくて!」


60 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 23:24:58.13qyBP61Cuo (9/12)

陽炎「私も前にやられたことあるよ」

あかり「ええっ、陽炎ちゃん経験者なの?」

陽炎「うん、くつろいでたらいきなり後ろからザバーって出てきて、胸を揉まれたわ。妹を見習った方がいいとか言われたけど」

あかり「ゴーヤちゃんったら!」

陽炎「あはは、別にいいけどねそれくらいだったら」

あかり「陽炎ちゃんはそういうのあんまり気にしないんだね」

陽炎「まあ同じ艦娘同士だしどうこう言うほどのことでもないわ」

あかり「じゃああかりがやったら気にする?」

陽炎「女の子同士だからって意味で言ったのよ。というかしないでしょ司令は」

あかり「分からないよぉ、するかもしれないよぉ!」

陽炎「はいはい怖い怖い。ゴーヤみたいに潜って気配消すのが得意ならともかく、司令なら潜っててもすぐ見つけられるから逆に脅かせるよ」

あかり「ふふん、あかりは存在感あるから仕方ないね!」

陽炎「何でちょっとうれしそうなの? まあいっか、今日の仕事はこれでおしまい?」

あかり「うん。ありがとね陽炎ちゃん」

陽炎「これくらい何でもないわ」

あかり「今日の陽炎ちゃんのがんばりを労うためにごほうびをあげるよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる


61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 23:25:08.799ydFCYFjO (1/1)

1


62 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 23:33:12.39qyBP61Cuo (10/12)

陽炎「本当にくれるんだごほうび」

あかり「本当にあげてるからみんな言うんだよぉ」

陽炎「ごほうびもらえるような大した成果はあげてないけどね」

あかり「でもちゃんとがんばってくれてるの見てるから」

陽炎「色んな人のところ忙しく回ってる割にそういうところはちゃんと見てるんだね」

あかり「当たり前でしょ。あかりは提督だもん!」

陽炎「えらいえらい」ナデナデ

あかり「えへへ、じゃなくて! あかりがごほうびあげるって言ってるのに!」

陽炎「じゃあ、私の頭もなでてもらおうかなぁ」

あかり「いっぱいなでるよぉ」

陽炎「髪の毛が燃えちゃうくらいにするのはやめてね」

あかり「そしたらあかりの手も燃えちゃうよぉ」


63 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 23:46:10.88qyBP61Cuo (11/12)

あかり「はい、じゃあ椅子座って」

陽炎「座らなきゃだめなの?」

あかり「陽炎ちゃんの方がちょっと背が高いもん」

陽炎「提督も割と身長はある方なのにね。よいしょっと」

あかり「背が高い方がカッコいいよぉ」ナデナデ

陽炎「女の子って小さくなりたがるものかと思ってたけど、違うのね」

あかり「ちっちゃいのは可愛いけど、おっきいのはカッコいいんだよぉ」

陽炎「普通はカッコいいより可愛いの方を目指すんじゃない?」

あかり「そうでもないよぉ。女の子だってカッコよくなりたいって思うものだよぉ」

陽炎「そうなんだ?」

あかり「結衣ちゃんだって女の子の言葉で喋るのはずかしいとか言ってたし、そういう子も普通にいるんだよぉ」

陽炎「ふぅん、普通なんだ。よかった」

あかり「陽炎ちゃんもカッコよくなりたい派?」

陽炎「そうね、可愛いってちやほやされるよりは、カッコいいって憧れられるようになりたいわ」

陽炎「お姉ちゃんだからね」

あかり「みんなの頼れるお姉ちゃんでいたいんだね」ナデナデ

陽炎「お姉ちゃんには相応に威厳っていうやつが必要なの。浦風に取られちゃいそうになるし気をつけないと」

あかり「がんばってね、お姉ちゃん」

陽炎「うん、がんばる!」


64 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/24(水) 23:56:00.96qyBP61Cuo (12/12)

陽炎「頭なでられながら言うことでもなかったかぁ」

あかり「あかりは妹じゃないからいいんだよぉ」

陽炎「友達か妹みたいな感覚だったわ」

あかり「そんなに偉ぶるつもりないけどまったく提督だって思われないのも!」

陽炎「まあだって、私が来てから本当にすぐに終わらせちゃったから。初遠征中に呼び戻されたし」

あかり「言われてみれば陽炎ちゃんには提督として接した機会がそんなにないんだね」

陽炎「お望みとあらば司令として最大限に敬意を払った接し方に変えますが?」

あかり「今のままがいいよぉ!」

陽炎「それじゃあ今のままで」

あかり「もっと早くに会えてても今と変わらないような関係になりそうな気がするのは気のせいかなぁ」

陽炎「気のせいだよ。普通の司令にならちゃんと敬意を払えるよ私」

あかり「あかりは普通の司令の範疇にいるの?」

陽炎「ふふっ、それは自分がよくわかってるところだと思うけどなぁ」

あかり「まあ変にかしこまられるよりはこっちの方が好きだよぉ」

陽炎「じゃあ、最後に明日の秘書艦を決めて終わりだったわね。どうするの?」

↓1 明日の秘書艦(>>55-56の☆のついてない艦娘)


65以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 23:56:24.02/kl3f0XGO (1/1)

如月


66以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 23:56:30.36jfTChHpqO (1/1)

熊野


67以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/24(水) 23:56:30.52creEWbvKo (2/2)

川内


68 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 00:06:12.51y6bWKsXxo (1/9)

あかり「如月ちゃんにお願いするよぉ」

陽炎「如月ね、わかった伝えておくわ」

あかり「お願いね。今日はありがとう、陽炎ちゃん」

陽炎「私も司令といっぱい話せてよかったよ。おやすみなさい」

あかり「おやすみ、また明日」

陽炎「友達と話してるみたいに気楽で、本当に艦隊の司令といるって気にならないんだよね」

陽炎「普通の提督じゃあり得なかった。普通じゃないけど、誰かに自慢したくなるタイプの普通じゃなさだよ」



あかり「陽炎ちゃんとお話してるとまるで学校でお友達とお話してるみたいな気分になるよぉ」

あかり「みんなももっとフレンドリーにしてくれていいのに」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>55の駆逐棲姫、鳳翔、酒匂、伊58以外)
3 執務
4 散歩
5 バー


69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 00:06:23.26YuhB6IUdo (1/2)

2川内


70 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 00:13:51.81y6bWKsXxo (2/9)

今回はここまでです
次は川内の部屋へ行くところからはじめます

陽炎の幼馴染みたいな雰囲気が好きです
ドロップ時の『やっと会えた』はなんとなく意味深ですが『幼馴染のペンチだよ』の衝撃には敵いませんね


71以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 00:15:17.30PQSX9SH5O (1/1)

乙です


72以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 00:17:24.78YuhB6IUdo (2/2)

乙 普通工具の幼馴染ならニッパーかトンカチだと思うの


73以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 00:18:34.45CteE8eBDO (1/1)

乙です、次回も期待


74以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 07:17:42.45SWKP+VKAO (1/1)


>>60で存在感があると喜ぶあかりに涙を禁じ得ない



75 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 22:36:41.83y6bWKsXxo (3/9)

開始します


76 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 22:40:35.67y6bWKsXxo (4/9)

川内「たまには夜に寝るのもいいかな」

あかり「川内さん、いますか?」

川内「ん? 何、提督? いるよ~」

あかり「一緒に寝に来たんですけど、よく考えたら川内さん夜は起きてるんでしたよね」

川内「いや、今日は気分を変えて夜に寝てみようかなって思ってたところなんだけど」

あかり「気分を変えてって、でもちょうどよかったですよぉ。あかりも一緒にいいですか?」

川内「いいよ、入っておいで」

あかり「お邪魔します~」

川内「ふふん、たまには夜に寝てるみんもんだね」

あかり「たまにはって普通は夜に寝るものですよぉ。ところで川内さんって寝るときは」

↓1

1  普通のパジャマ
2  ベビードール
3  ネグリジェ
4  浴衣
5  ガウン
6  着ぐるみパジャマ
7  着ない派
8  普段の服
9  ジャージ
10 下着
11 その他自由に


77以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 22:40:46.29SlXEZK0aO (1/1)




78 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 22:53:54.48y6bWKsXxo (5/9)

あかり「ジャージなんですね」

川内「さすがに寝るときは寝やすい服を着るよ」

あかり「那珂ちゃんと同じですよぉ。さすが姉妹です」

川内「ふぅん、那珂もそうなんだ。じゃあ神通もかな?」

あかり「神通さんは普段からトレーニングのときに着てそうですけど」

川内「じゃあ寝るときは別かなぁ。提督と似たようなの着てたりしてね」

あかり「神通さんが着ぐるみですか? 見てみたいですね」

川内「すっごい恥ずかしがると思うけどね」

あかり「そうだと思いますけどきっと可愛いですよぉ」

川内「まあね、たまには姉妹で交流するのもありかな」

あかり「陽炎ちゃんに言われましたけど、姉妹艦同士で一緒に寝るっていうのやってみましょうか?」

川内「楽しそうだけど、提督はどうするの?」

あかり「あかりはどこかにお邪魔させてもらいますよぉ」

川内「そっか、私達のとこに来てくれたらたっぷり可愛がってあげるからね」

あかり「お、お手柔らかにお願いしますよぉ」

川内「それは那珂と神通の意見も聞かないとね。じゃあ、フートン敷くからちょっと待っててね」

あかり「はぁい」


79 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 23:11:27.03y6bWKsXxo (6/9)

あかり「川内さんはどうして夜が好きなんですか?」

川内「ん~、どうしてかなぁ。昔がほとんど夜戦ばっかりだったのと関係ないこともと思うけど」

あかり「でも夜戦で活躍した軽巡の方が多いんですよね?」

川内「まあね。まあ理由は分からないけど、夜になると気持ちが逸るんだよね」

あかり「じゃあ夜に会社の中を見回ってる警備員さんになれますね」

川内「懐中電灯要らずだし割と天職かもね。私は警備する側より突破する側の方がいいけど」

あかり「泥棒はだめですよぉ!」

川内「分かってるよ。ビルの間をカッコよく飛び回るくらいで我慢するから」

あかり「あんまり危ないこともしちゃだめです!」

川内「そんな危なくないよ。シュワッと風切ってブラックホールに消えるだけだから」

あかり「ブ、ブラックホール? 川内さんは時々よくわからないことを言いますね」

川内「時々妙なアトモスフィアを纏ったコトワザを使うのは提督も同じでしょ」


80 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 23:21:17.45y6bWKsXxo (7/9)

川内「ところでたまたま夜に寝ようとしたところに提督が来るなんてすごい偶然だね」

あかり「間がいいときに来られましたよぉ」

川内「これは何か運命的なものを感じるね。実際すごいことだと思うよ」

あかり「どれくらいの頻度で夜に寝てるのか分からないのでなんとも」

川内「これはきっとブッダが私に提督と夜戦しろとおっしゃられているんだね。というわけで、夜戦しよ」ダキッ

あかり「やっぱり間が悪かった!?」

川内「ねぇ~夜戦~」

あかり「寝るって言ってるじゃないですかぁ」

川内「夜戦してから寝よ~ねぇ~」ゴロゴロ

あかり「うあぁぁ~あかり抱っこしたままゴロゴロしないでください~」

川内「じゃあ夜戦する?」

あかり「しますよぉ、しますから止まってください~!」


81 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 23:30:47.59y6bWKsXxo (8/9)

川内「やった~夜戦~!」

あかり「はぁ、もう眠いのに。よいしょっと」

川内「どこに行くの? トイレ?」

あかり「どこに行くって夜戦場にですよぉ。夜戦するんでしょう?」

川内「だから違うって~この期に及んでまだわからないんだ」

あかり「どう違うんですか?」

川内「私が今言ってる夜戦って言うのはね~こういうことだよ!」ガバッ

あかり「きゃあっ!」ドサッ

川内「うふふ、さっき言質は取ったもんね~」

あかり「あかりが思ってたのと違いますよぉ!」

川内「気にしない気にしない」

あかり「気にしますよぉ!」

川内「ヨイデワ・ナイカ!」

あかり「ひええ~!」


82 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/25(木) 23:49:41.11y6bWKsXxo (9/9)

川内「ふふん、騙す形になっちゃったからちょっとだけチャンスを与えよっか」

あかり「ちゃ、チャンス?」

川内「そう、チャンス。提督が成功できたら今日のところは見逃してあげる」

あかり「今日のところは?」

川内「今日のところは」

あかり「で、で、チャンスって?」

川内「実は私、今ジャージの下何も着てないんだよね」

あかり「えっ?」

川内「だから、提督が私の触られると力が抜けるところを1発で突けたら、今日はそれで満足してあげよう」

あかり「力が抜けるところってどこです?」

川内「何でわざわざジャージの下何も着てないって言ったと思う?」

あかり「そ、その……」

川内「チキビ、サワッテネー」

あかり「え、ええっ、そ、それはそれであれな感じが」

川内「いいんだよ私は~提督がしないっていうならこのままヨイデワ・ナイカ・パッション重点するだけだから」

あかり「うぅ、やりますよぉ」

川内「ふふっ、どっちかかたっぽでも当てればいいからね」

あかり「う~ん……」

川内「はぁはぁ……だめだよ、そんなに食い入るように見つめたら、わかりやすくなっちゃうでしょ」

あかり「分かりやすくなるってどういうことです?」

川内「とにかくだめ。後10秒以内! 10、9、8」

あかり「あわわわ、こうなったらヤバレカバレだよぉ!」

↓1 コンマ70以上で外す


83以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/25(木) 23:50:06.48GY1soE3kO (1/1)




84 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 00:33:02.18zClQQ67to (1/11)

あかり「えいっ!」チョン

川内「んんっ……!」

あかり「その、当たってます、よね?」

川内「……残念ながら」

あかり「はぁ、当たったならよかったですよぉ」

川内「むぅ、そんなに私と夜戦したくないの?」

あかり「そ、そんなことはないですよぉ! ただ」

川内「ただ?」

あかり「1日に何回もは……刺激が強すぎるよぉ……」ボソボソ

川内「えっ、聞こえない」

あかり「あ、あかりにはまだ刺激が強すぎますよぉ!」

川内「もぉ~、怖がりさんなんだから! こういうの誘って断られるのって結構ショックなんだからね?」

あかり「ご、ごめんなさい……」

川内「まあ無理やりは私もいやだからね。約束だし我慢するよ」

あかり「さっき無理やりしようとしてましたよね?」

川内「何のことだか記憶にございません」

あかり「しらばっくれないでください!」

川内「はぁ、しょうがない当初の予定通り寝よっか」

あかり「眠気覚めちゃいましたよぉ」

川内「はぁ、こんなことなら胸にメンポ付けてればよかった。届いてないって言えたのに」ブツブツ

あかり「……本当にいやじゃないんですよぉ」ピトッ

川内「提督?」

あかり「本当にいやじゃないんです。でも、今日はなんと言うかあかりの許容量を超えることがたくさんあって」

あかり「整理して落ち着いてからじゃないと、だめなんです。最初はそうでもそれからずっと勢い任せじゃいけませんから」

あかり「ごめんなさい。じれったいって思うかもしれないですけど、大切なことなので」

川内「……思慮深いのかそうじゃないのかよくわからない子だね提督は」

川内「ありがとう、大切に思ってくれてるって伝わったから、私も無理やりでごめんね」

あかり「いいんです、それもあかりのことを大切に思ってくれてたからそうしてくれたんですから」

川内「真逆のことしてるように見えて考えてることは同じ。なんだか不思議」

あかり「人の心は複雑ですよぉ」

川内「提督……」

あかり「はい、川内さん」

川内「やっぱり夜戦しよ!」ガバッ

あかり「だめだって言ってるじゃないですかぁ!」ツンッ

川内「あぅんっ……」

あかり「ここが力が抜けるところなら、完全に力が抜け切るまで突きますよぉ」ツンツン

川内「やっ、あふぁ……そんなの、力は抜けるけど、気持ちは大きくぅん……!」

あかり「早く力をなくしちゃってください」クニクニ

川内「あぁぁ……こね、あんっ、ていとくぅ……」

川内(ふふっ、どっちに転んでも……私が得をするようになってたってことだよ……)

あかり(あめのときに那珂ちゃんからも同じことするように言われたけど、好き、なのかな? もしかして、神通さんも?)


85 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 00:39:09.77zClQQ67to (2/11)

今回はここまでです

これで川内の好感度が100になったので酒匂の次に好感度100イベントです

ちなみにコンマが成功していた場合は本当に夜戦に突入していました
もったいつけてるようで申し訳ないですがそればっかりになるのもあれなので1日1回くらいになると思います
無論1日1回確定というわけではないです


86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 00:40:26.24v+hbnFbTO (1/1)




87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 00:40:42.81WV2rB+zfo (1/3)




88以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 00:45:18.50WmGKG92+O (1/1)

乙です
まぁこれはこれで…


89以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 11:15:00.42f0c66sRIo (1/1)

乙です


90 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 22:36:17.21zClQQ67to (3/11)

開始します


91 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 22:36:47.28zClQQ67to (4/11)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   愛宕    陽炎☆
武蔵   伊58    駆逐棲姫☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月☆        



92 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 22:37:13.58zClQQ67to (5/11)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂   川内 


93 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 22:45:13.48zClQQ67to (6/11)

あかり「おはよう如月ちゃん」

如月「おはよう司令官。昨夜はよく眠れたかしら?」

あかり「少し夜更かしになっちゃったけどよく眠れたよぉ」

如月「あら、夜更かしするなんていけない子ねぇ」

あかり「提督なんだから夜更かし位はするよぉ」

如月「しなくてもいい夜更かしをするのは、体調管理の面から見て司令官にふさわしい行動とは言えないわぁ」

あかり「うっ、確かに」

如月「うふふ、まあ私はそんなにガチガチなのは好きじゃないからいいんだけどねぇ」

あかり「見逃してもらえたよぉ」

如月「だけどぉ~今日は秘書艦だから、秘書としてびしばし見ていくわよぉ」

あかり「あ、甘めでお願いします」

如月「だぁめ。厳しくして、だめなところはおしおきして直してあげる」

あかり「お、おしおき?」

如月「甘えるのはお仕事の後で、ね」

あかり「お仕事の後はあかりが甘えさせる側なんだけどなぁ」


94 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 22:56:08.06zClQQ67to (7/11)

如月「そうは言っても厳しくできるほど仕事ないのよねぇ」

あかり「もう戦いは終わったからね」

如月「こんな状況で私は何を手伝えばいいのかしら?」

あかり「書類とかまとめてくれると助かるよぉ」

如月「まとめるって言われても未見の書類なんて、もう新聞のチラシと同じくらいの数しかないじゃない」

あかり「楽でいいよぉ」

如月「それじゃあ秘書になった意味がないわぁ。こうなれば誘惑迷彩で司令官を捗らせるしか」

あかり「何も捗らないからね!」

如月「ふふふ、秘書って怪しげな雰囲気がするわよね?」

あかり「いや別にしないと思うけど」

如月「こんなところのスケジュール管理までさせるんですかぁって」

あかり「何のスケジュール管理なの?」

如月「いやだぁ、司令官ったらこんな朝早くからぁ」

あかり「いやあかり聞いてるだけだからね!? それよりも今から何するのか決めるよぉ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


95以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 22:56:10.72WV2rB+zfo (2/3)

1Bep


96以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:03:59.369X7K5MucO (1/1)

コンマ安価以外はずーっと末尾oがとってる感じだな


97以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:05:09.91WV2rB+zfo (3/3)

そんなこと言ったら前のスレは末尾Oばかりだったぞ


98以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:05:46.63i54A8z2lO (1/1)

脊髄反射末尾oだからしゃーない


99以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:06:31.149QAbvUncO (1/1)

さっそく脊髄反射で顔真っ赤だもんな


100以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:08:59.88f+KviIMOO (1/1)

>>26>>31>>46>>69
これ全部同一人物
他に連取にならないように合間に取ってる末尾Oも二刀流だったりしてな


101 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 23:09:40.39zClQQ67to (8/11)

Bep「そろそろ暖かくなるかな?」

あかり「ヴェルちゃんおはよう」

Bep「やあ司令官。おはよう」

あかり「外を見てたの?」

Bep「うん、風に当たって春の訪れを感じていたんだ」

あかり「中々詩的なことするね」

Bep「たまにはいいだろう? そういう気分のときもあるんだ」

あかり「ヴェルちゃん綺麗だからただ窓開けて風受けてるだけでも絵になってるもんね」

Bep「それは司令官も同じだと思うけどね」

あかり「あかりはお団子が風でシャープな形になっちゃうからだめだよぉ」

Bep「春一番はとっくに過ぎたからその心配は要らないと思うよ。それで、私と遊びに来たの?」

あかり「そうだよぉ、何しようかなぁ」

↓1

1 白が好きなのかという話
2 響から名前が変わったことについて
3 暇なときの過ごし方について
4 その他自由に


102以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/26(金) 23:10:01.94iczbZprzO (1/1)

2


103 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 23:22:06.92zClQQ67to (9/11)

Bep「私は暇だし何でも付き合うよ」

あかり「そうだねぇ……」

Bep「そういうのは普通考えてから来るものだよ」

あかり「あかりは考える前に体が動いちゃうタイプなんだよぉ!」

Bep「そうじゃないときもあるけど。本当によくわからない人なのは変わらないね司令官」

あかり「ヴェルちゃんだって響ちゃんだった頃と変わってないよぉ」

Bep「見た目は結構変わったよ」

あかり「全体的に白っぽくなったね」

Bep「だけど性格はそんなに変わらないよ。響だった頃の時点でВерныйだった頃の記憶もあったんだから」

あかり「だから時々ロシア語を話してたんだよね」

Bep「Да」


104 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 23:35:13.20zClQQ67to (10/11)

Bep「響は私の本当の名、Верныйは私の最後の名」

あかり「どっちも大切な名前なんだね」

Bep「うん、どちらも大切な私だよ」

あかり「ヴェルちゃんは最初からしっかり受け入れられてるんだね」

Bep「『響』がたくさんいるのにその上自分自身も『響』と『Верный』で分かれてたら、何がなんだかわからなくなるから」

あかり「それは困っちゃうよぉ」

Bep「だからって別に全てを完全に受け入れられてるわけじゃないんだ」

あかり「そうなの?」

Bep「そこまで深刻でもないけど、たぶん一生拭えない類の悩みだよ」

あかり「そんなに?」

Bep「そんなに、だよ。自分の意思で改名したわけじゃなくて、負けて名前を奪われたわけだから」

あかり「……」


105 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/26(金) 23:53:56.60zClQQ67to (11/11)

あかり「響ちゃんって呼んだ方がいいかな?」

Bep「そこまで気を使わなくていいよ。深刻な悩みじゃないってさっき言ったよね?」

あかり「でも」

Bep「もう遠い昔の話だよ。それにこんな姿になってまで昔のことをどうこう言うなんて、馬鹿げている」

Bep「それでも記憶があるから悩まされてしまうんだろうね。どちらとしてもたくさんの日々を過ごしてきたから」

あかり「ヴェルちゃん……」

Bep「それはずっと私の中に小さな陰りとして残り続けるよ。それでも司令官はずっと一緒にいてくれる?」

あかり「当たり前だよ。ずっと一緒だって約束したもん。ヴェルちゃんがそうやって陰りの中にいるときは、あかりが照らしてあげるよぉ!」

Bep「……司令官も割と詩的なこと言うじゃないか」

あかり「みんなの中に陰りがあるなら、あかりはそれを照らしてあげられるあかりになるよぉ」

あかり「この前も言われたからね、ずっと自分を照らすあかりでいてほしいって」

Bep「この陰りは小さくても濃いよ」

あかり「それじゃああかりも強く照らしてあげないとね!」

Bep(根拠もないのに司令官がそう言うとできる気がする。それくらいは信頼できてるってことなのかな)


106 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 00:05:37.83N5Af/w42o (1/9)

Bep「じゃあ、司令官に会いたいときは思い悩むことにするよ。陰ってたら照らしてくれるそうだからね」

あかり「が、がんばって会いに行くよぉ!」

Bep「あんまりがんばられて引きこもられたら困るからほどほどにするよ。私に裸踊りはできないから」

あかり「は、裸踊り?」

Bep「岩戸ぶち破って直接見せようとする人が何人もいると思うけど」

あかり「何の話をしてるのかよくわからないけど、引きこもったりしないから安心していいよぉ」

Bep「そっか、それじゃあまた会いにきてくれたらうれしいな」

あかり「うん、また会いに来るよぉ」

Bep「次はこんな愚痴みたいな話じゃなくて、もっと楽しいこと話せるようにがんばるよ」

あかり「そっちの方があかりはうれしいけど、こういう話でもヴェルちゃんが楽になるならしてほしいよぉ」

Bep「私ばっかり楽にしてもらうわけにはいかないよ。今度は私が司令官を楽にしてあげないとね」

あかり「何してくれるの?」

Bep「それを今度までにがんばって考える」

あかり「えへへ、じゃあ楽しみにしてるよぉ」

Bep「考え付かなかったらたぶん引きこもるから、部屋の前で裸踊りして召還してね」

あかり「しなきゃだめなの!? と、とにかくまた今度だよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


107以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 00:06:19.18nCbhGg2H0 (1/1)

1球磨


108 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 00:10:58.37N5Af/w42o (2/9)

今回はここまでです
次は前スレであかりが艦これする小ネタです

安価はまた↓2に戻しても大丈夫な感じでしょうかね


109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 00:14:26.50X98nbg49O (1/1)

うん、戻すべき
というよりいっそ交流時は艦娘たち順番でいいくらい



110以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 00:15:38.63g0+PfFtOO (1/1)

乙です


111以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 03:57:01.01us3IRYvCO (1/1)

乙です
安価はスローペースがいいなら↓2とかでいいかと


112以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 16:13:01.70ujevur/DO (1/1)

正直言って>>1の投下から30秒もしないうちに交流や秘書艦なんかの安価取られるとやってらんねーよって話

非難や皮肉の一つもこぼしたくなるっつーの


113 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 22:36:15.74N5Af/w42o (3/9)

残りを全て埋めようと全員登場させるように書いてたら中々書き溜めできなかったので小ネタは明日に回しますすいません
安価は↓2にしますね

では開始します。


114 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 22:48:54.98N5Af/w42o (4/9)

球磨「最近あんまり活動できてないクマー」

球磨「でも見てたら球磨がいけない気分になっちゃうから仕方ないクマ。むずむずしちゃうクマ」

あかり「球磨さんは何かの活動してたんですか?」

球磨「提督! 何でもないクマ」

あかり「でもむずむずするって」

球磨「球磨ちゃんは意外に優秀だからむずむずするのくらい、自分でどうにかできるクマ」

あかり「それならいいんですけど」

球磨「でも球磨も本当は提督に……」

あかり「あかりになんですか?」

球磨「……やっぱりなんでもないクマ!」

あかり「気になりますよぉ」

球磨(最近やってないとはいえ、他の人とそういうことしてるの覗いてたなんて知られたら軽蔑されるクマ)

球磨(だけど、言わなきゃ球磨はずっとこっそり盗み見てるだけのままになっちゃうクマ)

球磨(クマー! 歳納提督の申し出なんて受けるんじゃなかったクマ!)

あかり(なんだか悩んでるみたいだけど大丈夫かなぁ。一緒に遊ぶ時間あるのかな? あるなら何しよう?)

↓2

1 覗き見の謝罪
2 たまに山へ帰っていることについて
3 最近のアニマルセラピールームについて
4 その他自由に


115 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 23:00:58.58N5Af/w42o (5/9)

5分くらい誰も取らないようでしたらセルフでkskとかした方がいいでしょうかね
とりあえずksk


116以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 23:02:37.40aFCqECuE0 (1/1)




117 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 23:09:56.18N5Af/w42o (6/9)

あかり「球磨さん、今忙しいですか?」

球磨「えっ?」

あかり「なんだか他にやることがあるような感じですけど」

球磨「な、何もないクマ! 暇だから一緒に遊ぶクマ!」

あかり「あかりに気を使わなくてもいいんですよぉ?」

球磨「気を使ったりしてないクマ! むしろ気を使ってたら遊ばなくていいって言うクマ!」

あかり「そうですか。じゃあ、少しお話しましょう!」

球磨「するクマ!」

あかり「ん~と、あっ、最近山の方どうなってますか? たまに行ってるんですよね?」

球磨「行ってるクマ。みんな元気クマよ」

あかり「もうあの降霊装置を守る必要もないですし、みんなもこっちで暮らせばいいのに」

球磨「あの妖精達は山の暮らしが気に入ってるみたいだからクマね」


118 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 23:23:55.49N5Af/w42o (7/9)

あかり「でも不便ですよね」

球磨「それを便利にしていく楽しさがあるクマ」

あかり「不便を便利にしていく楽しさ?」

球磨「そうクマ。最初は雨風を凌ぐのさえ難しかったのを、木を切って家を建てて、道具を作って獲物を狩って」

球磨「そうやって不便な暮らしが段々と便利になっていくクマ。その達成感というか、散々不便さを味わってからの、なんて言うんだったかクマ?」

あかり「何がですか?」

球磨「こう溜め込んで一気に発散させる喜びみたいなこと、ええっと、かたる、語るシチュー?」

あかり「シチューが喋るんですか?」

球磨「んん? あぁ、カタルシスクマ!」

あかり「カタルシスってそういう意味の言葉だったんですね」

球磨「まあ本当はもっとめんどくさい言葉だった気がするけど、そんな感じクマ!」

あかり「物知りですねクマさん」

球磨「調べ物は得意クマ!」


119 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 23:36:23.35N5Af/w42o (8/9)

球磨「そんなこともあって今はだいぶ山の上も便利になってるクマ。ここと比べればそりゃ不便だけど十分に暮らしてけるクマ」

あかり「おっきいお野菜も取れますしね」

球磨「おっきいしおいしいクマ! 栄養もばっちりクマ!」

あかり「今度1度くらい山の上にお泊りに行ってみるのもいいかもしれませんよぉ」

球磨「球磨も一緒に行くクマ! 提督だけじゃ心配クマ!」

あかり「球磨さんに色々教えてもらいますよぉ」

球磨「任せるクマ! 球磨がしっかり教えて、快適な山生活を提供するクマ!」

あかり「はい、よろしくお願いします球磨さん!」

球磨「なら早速準備するクマ!」

あかり「ちょ、ちょっと気が早いですよぉ」

球磨「今から行くんじゃないクマ?」

あかり「今からはさすがに焦りすぎです。また今度、明後日くらいにしましょう」

球磨「明後日クマね! じゃあ明後日の朝呼びに行くクマ!」

あかり「それまでに準備しておきますよぉ」

球磨「動きやすい服装を用意しておくクマ!」

あかり「はぁい」

球磨(ここで上手く提督を導いて少しでも心象をよくしておけば、許してもらえるかもしれないクマ)

球磨(……だめクマね、こんな打算で行動することこそ軽蔑の対象になっちゃうクマ)

球磨(球磨は、いつからこんなに臆病になったクマ? もっとはっきりと物怖じせずに言えてたはずなのに)

球磨(わからんクマ、提督に嫌われるかもしれないって思うのが、こんなに怖いなんて、どういうことクマ)


120 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/27(土) 23:46:30.93N5Af/w42o (9/9)

あかり「というわけで明後日は球磨さんと山にお泊りに行くことになったよぉ」

如月「そう、お山の上にも拠点があったのね」

あかり「降霊装置も置いてあるから割と重要な拠点だったんだよぉ」

如月「確かに海沿いに置くよりは安全よねぇ」

あかり「おかげであかりは初日から大和さんを建造できたし、あまり行けてないけど何度も助けられてるんだよぉ」

如月「うふふ、でも2人で山登りだなんて楽しそう」

あかり「あかりは前に1人、じゃなくて妖精さんもいたから2人で頂上まで登りきったことがあるんだよぉ」

如月「それはすごいじゃない」

あかり「すごく疲れてたから降りるときは球磨さんに抱えられてたけど、ものすごいスピードで降りてくからすごい怖かったなぁ」

如月「今度は登るときも楽しめるわね」

あかり「登るのは自分で登るから! じゃないと自分で登る以上にバテちゃいそうだよぉ」

如月「高速山登りなんて滅多にできることじゃないのに。けど、確かに自分で登ってこそかもしれないわね」

あかり「だから明後日は1日いないけど」

如月「どうぞ、楽しんできてね。帰ってきた後ここがどうなってるかわからないけど」

あかり「みんなあかりのいないときにここで何やってるの!? き、気になるけど、言わないだろうしとりあえずこれからどうするか決めるよぉ」

↓2

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う



121以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 23:49:31.20Wu9th9mqo (1/1)

1大鯨


122以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/27(土) 23:49:36.28OgUyzhRGO (1/1)

1朝潮


123 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/28(日) 00:05:37.5750xI8Gjlo (1/2)

朝潮「ふん~っ!」

あかり「朝潮ちゃん、腹筋してるの?」

朝潮「は、はい、歌を歌うためには必要だと、那珂さんが」

あかり「大鳳ちゃんがしてるときも思ったけど、艦娘が筋トレして付くのかなぁ?」

朝潮「わかりません、が、やったという自信が付けば、それはプラスになりますよ」

あかり「それはあるかもしれないね」

朝潮「なので、がんばって腹筋をしています!」

あかり「ほどほどにね。朝潮ちゃんががんばりすぎて疲れた顔見せたら、イ級ちゃんも心配するから」

朝潮「はい。しかしこの程度、軍隊の訓練には比べるべくもないほどに楽ですよ」

あかり「比較対象がおかしい、くはないのかな?」

朝潮「目的が歌のためならおかしいかもしれません。今日の目標は達したのでここまでにしておきます」

あかり「イ級ちゃんには順調に心開いてもらってる?」

朝潮「はい! 昨日ようやく近づいても逃げられない距離が1mを切りました!」

あかり「おさわりするのにはまだ時間かかりそうだね」

朝潮「それでも進歩はしていますから。それで、今日は何をしましょうか?」

↓1

1 イ級と遊びに行く
2 スキンシップ
3 猫耳としっぽについて
4 その他自由に


124以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 00:07:23.02x4MmZoXo0 (1/1)




125以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 00:08:40.305kBsG6sXO (1/1)

1


126 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/28(日) 00:18:25.6350xI8Gjlo (2/2)

今回はここまでです
次こそ前スレを埋めます

球磨はこれで好感度100になったので酒匂、川内、球磨の順にイベントです

安価を少し遠くした分なるべく早くはじめられるようにしたいですね
最初に比べてかなり遅くなってしまっていますので


127以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 00:26:59.31f5kx3GCpO (1/1)




128以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 00:45:07.890hz+POrBO (1/1)

乙です


129以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 10:23:58.87+yo0g7ovo (1/1)

乙です


130以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 19:36:54.92NF9xJvu6O (1/1)

あかりばっかりじゃなくて京子やちなつも見たい、つーかどうしてあかりがメインなんだ?他にしろよ


131以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 20:27:21.19goqreG7RO (1/1)

この時期は受験明けのキッズが増えるな


132以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:05:24.31jDNWDuXFO (1/1)

>>131
こういうあかり豚がいるから主役のくせに不人気になるんだよ
少しは京子好きや櫻子好きを見習え


133以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:19:00.405YwJoLYeO (1/1)

京子豚、櫻子豚ブーメラン刺さってんぞ


134以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:23:23.48pVUWHt+uO (1/1)

>>132
[ピーーー]ゴミ


135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:27:44.618hxy4zuTO (1/1)

やっぱこの時期は酷いな
受験落ちたガキが憂さ晴らしの為に荒らしてるのだろうか


136以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:43:30.88g6+P9I4XO (1/1)

ここまで同じ末尾
ちなつと京子と櫻子の印象悪くしたいあかり厨がマジ酷い


137以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:51:18.27+ab24LI5O (1/1)

>>136
お前だって末尾Oじゃねえか京子厨、櫻子厨


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:52:49.11zgLDU8J1O (1/1)

>>136
うるせえよ鼻糞野郎


139以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 21:53:36.6538EMPBi5O (1/1)

ちなつ厨京子厨櫻子厨は自重してどうぞ


140以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/28(日) 23:41:17.898BlYwsRwO (1/1)

一人がずっと自演してワロタ


141以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 00:01:32.11CyqQWBglO (1/1)

>>140
自演乙


142 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 22:32:29.36iaZugA+Vo (1/11)

早くはじめたいと思っていても実際にできるかは別問題ですね

開始します


143 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 22:35:47.56iaZugA+Vo (2/11)

あかり「じゃあイ級ちゃんと遊びに行こうよぉ」

朝潮「司令官もイ級ちゃんのことを気に入ってるんですか?」

あかり「気に入ってるというか気になるというか。早く元気になってもらいたいからね」

朝潮「元気は元気だと思いますが。それでは行きましょうか」

あかり「うん!」



あかり「イ級ちゃんいる~?」

イ級「……」ムクリ

オスカー「にゃ~」

あかり「オスカーを乗せてお昼寝してたのかなぁ?」

朝潮「もうここの子達のことは怖がっていないみたいです」

あかり「それなら安心だよぉ」


144 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 22:42:30.59iaZugA+Vo (3/11)

あかり「イ級ちゃん」

イ級「……」サッ

あかり「あかりのことはまだだめみたいだよぉ」

朝潮「司令官はまだ慣れている方ですよ。長門さんなんて視界に入らないように逃げ回られて悲しそうにしてましたから」

あかり「あかりには少しだけ心を開いてくれてるんだね」

朝潮「その心を取り戻させた人ですから」

イ級「……」

あかり「う~ん、何か早く慣れる方法ないかなぁ? あかりも猫さんの格好すればいい?」

朝潮「いえ、これが効果を発揮しているとは思えませんが」

あかり「じゃあどうしよう?」

朝潮「そうですね、動物は基本的に自分より大きいものを怖がる習性がありますので、馴れ合うときは体を低くするのがいいとか聞いたことがあります」

あかり「ちっちゃい子に目線を合わせるのと同じだね。よぉし」サッ

イ級「……?」

あかり「こうして伏せてれば視線は低くなるよね。あかり怖くないよぉ」

朝潮「私もイ級ちゃんより小さいよ~」

イ級「……」サッ

あかり「イ級ちゃんも真似してるよぉ」

朝潮「完全にうつ伏せになればこれより小さくなることはできませんよね」


145 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 22:51:29.16iaZugA+Vo (4/11)

イ級「……?」

あかり「寝転がってみたけど反応がないね」

朝潮「不思議そうにこちらを見るばかりです」

あかり「どうしよう?」

朝潮「このまま匍匐前進で近づいてみましょう。こうやって伏せていれば脅威ではないということはわかってるはずです」

あかり「大丈夫かなぁ?」

朝潮「逃げられたらそれまでですよ。よいしょ」

あかり「うんしょ、うんしょ……」

オスカー「にゃ~」

朝潮「ん? どうしたのオスカー?」

オスカー「にゃあ!」ペタッ

朝潮「うあぁっ! 顔をぺたぺたするのはやめて~前見えないから~!」

あかり「オスカーよりも低くなってるから遊ばれちゃってるみたいだね」

オスカー「にゃあん」ピョン

朝潮「こうなったらオスカーを頭に乗せてより無害であることをアピールして近づきます!」

あかり「アピールできるの? なら、あかりは……」

連装砲ちゃん「きゅ~!」ドスッ

あかり「うぐえぇっ!? 連装砲ちゃん、背中折れちゃう、朝潮ちゃん、朝潮ちゃ~ん! オスカーと連装砲ちゃん交換して~!」

オスカー「にゃあ~」グシャグシャ

朝潮「こら、オスカー! 髪の毛ぐしゃぐしゃにしないで! ああっ、猫耳が!?」

連装砲ちゃん「きゅう~?」

あかり「せ、せめて1番ちっちゃい子に、お昼が戻ってくる……」

イ級「……」

イ級「……♪」


146 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 22:57:36.44iaZugA+Vo (5/11)

朝潮「あぁ、結局髪の毛がぐしゃぐしゃになっただけで特に進展はなかったです」

あかり「せ、背中、背中が曲がっちゃう……」

朝潮「背中は元から曲がるものですよ司令官」

あかり「これ骨にひび入ってないよね?」

朝潮「入ってたらそんなに暢気にしてられませんよ」

あかり「はぁ、連装砲ちゃん達の重さはどうにかしないといけないよぉ」

朝潮「逆に司令官を強くするのもいいかもしれないですね」

あかり「あかりを艦娘並の力にするのぉ? ムキムキは気持ち悪いって京子ちゃんに言われちゃうよぉ」

朝潮「いや私達ムキムキじゃないじゃないですか」

あかり「あはは、そうだね」

朝潮「なんにせよ、道は険しくとも私は進み続けますよ。寄りかかってお昼寝できるようになるその日まで!」

あかり「あかりもがんばって仲良くなろう。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


147以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 22:58:00.5278OsvFgOO (1/1)

1五月雨


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 22:58:19.29iw93dfG4o (1/2)

1筑摩


149以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 22:59:43.01qrV3LWrcO (1/1)

下2だから筑摩か?


150以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:00:39.82hXGbppI1O (1/1)

下1だろ


151以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:01:12.19LqKjpZ000 (1/1)

あれ、↓2にしたんじゃ?


152以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:01:23.58vEBXzVL2o (1/2)

よく見ろよ下1だぞ


153以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:01:31.39TtxkrBYcO (1/1)

今度から下2になったから


154以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:02:01.30w9KrcrYNO (1/1)

今回は下1なんだろ?


155以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:02:41.59Hrw/TvqAO (1/2)

下2だろ


156以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:02:53.45L9nS2srRo (1/2)

下1って書いてあるな


157以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:03:19.83lfMDc9vdO (1/1)

下1だろ


158以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:03:35.55Hrw/TvqAO (2/2)

記入ミスだろうからきにするな


159以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:04:30.01GMpCKOTsO (1/1)

結局30秒も云々なのな


160以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:04:33.35vEBXzVL2o (2/2)

記入ミスじゃねえだろ


161以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:05:58.963BGqx3m3O (1/1)

記入ミスだろ今度から下2にするっていってたんだから


162 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:06:52.75iaZugA+Vo (6/11)

癖で↓1にしてしまいましたすいません
今回は↓1ということでいきます


あかり「五月雨ちゃん」

五月雨「あぁ、こんにちは司令官」

あかり「その服ももうすっかり馴染んでるね」

五月雨「元々白露型の服ですので」

あかり「姉妹で服が変わる条件ってなんなんだろうね?」

五月雨「さぁ、妖精達の気まぐれではないでしょうか?」

あかり「姉妹で全員一緒にしてたら分かりやすいのに」

五月雨「確かに、髪の色やらなにやら全然違いますからね」

あかり「でもどこか似てるなぁってところはあると思うよぉ。なんとなくだけどね」

五月雨「そう思います?」

あかり「あかりはそう思うよぉ」

五月雨「姉妹で通じ合う何かがあるのかもしれませんね。それを実感できれば私も、自然に姉さんって呼べるかもしれません」

あかり「いつか分かるときが来るよぉ」

五月雨「早く来ればいいんですけど。それで、今日は私に何か用事ですか?」

↓1

1 白露型で交流する
2 ドジしないようにを口実にしてくっつく五月雨
3 ドジっ子を直すにはどうすればいいか
4 その他自由に



163以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:07:06.31iw93dfG4o (2/2)




164以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:07:19.65L9nS2srRo (2/2)

どっちでもいいから投下まで黙ってろうるせえな


165 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:08:06.94iaZugA+Vo (7/11)

たびたびミスしてすいません今度はここから↓2です


166 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:18:51.16iaZugA+Vo (8/11)

意識していないとすぐこうなりますね
10分過ぎたのでセルフでkskします


167以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:19:13.24DgzBLLZMO (1/1)




168以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/29(月) 23:19:48.32rLgAVJZAO (1/1)

ここからってそういう意味か
3


169 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:28:34.40iaZugA+Vo (9/11)

あかり「遊びに来たよぉ」

五月雨「私とですか?」

あかり「うん、せっかく新しい服も手に入ったんだし、遊びに行こうよぉ」

五月雨「見せびらかすための服ではないんですが」

あかり「でも似合ってるからみんなに見せようよぉ」

五月雨「なんだかはずかしいですよ」

あかり「はずかしいことないよぉ、お姉ちゃん達とお揃いだよって見せればいいんだから!」

五月雨「あぁ、う、わかりました、行きましょうか、あぁっ!?」グラッ

あかり「あ、危ない!」ダキッ

五月雨「あっ、大丈夫ですか提督?」

あかり「平気だよぉ。五月雨ちゃんこそ大丈夫? 立ちくらみ?」

五月雨「いえ、ちょっと足がもつれて」

あかり「立ち上がるのにも一苦労だね」

五月雨(確かに、だけどこれは意外に使えるかもしれない?)


170 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:39:00.93iaZugA+Vo (10/11)

あかり「それじゃあ、落ち着いて立ち上がって行こっか」

五月雨「は、はい」

あかり「よいしょっと、さてと最初は誰に見せに行こうか」

五月雨「最初は、そうですね、わった!」ダキッ

あかり「今度はどうしたの?」

五月雨「す、すいません、躓いちゃって」

あかり「自分の部屋だよぉ?」

五月雨「自分の部屋でも躓くときありません?」

あかり「あんまりないよぉ」

五月雨「きょ、今日はなんだか足の調子が良くないので、躓きやすい日な気がします」

あかり「どこか痛かったりするの?」

五月雨「そういうわけではなく、と、とにかく、こけて提督にぶつかってはいけませんので、その、最初からくっついていればいいかなって」

あかり「しょうがないなぁ、五月雨ちゃんは危なっかしいからあかりが付いててあげるよぉ」

五月雨「あっ、ありがとうございます!」


171 ◆aIl2cyLheeQT2016/02/29(月) 23:52:04.27iaZugA+Vo (11/11)

あかり「ねぇ、五月雨ちゃん」

五月雨「はい、なんでしょうか提督?」

あかり「頭までくっつける必要はある?」

五月雨「重かったでしょうか?」

あかり「ううん、でもあかりの肩硬くないのかなって」

五月雨「そんなことないですよ、とてもいい枕になります」

あかり「寝ちゃだめだからね?」

五月雨「寝られませんよ、こんなに心音がうるさかったら」

あかり「心音?」

五月雨「あぇ、なんでもないです!」

五月雨(こうして腕に抱きついて肩に頭を乗せるなんて、背格好が同じくらいじゃないとできないことですよね)

五月雨(発端はあんな邪な感情からだったけど、今こうして鼓動が速まるということは私の提督への感情はそれだけじゃないってことだよね)

あかり「ん~、中々誰とも会わないね」

五月雨(誰かに見せたいという感情もあるけど、このまま2人の時間が続いていて欲しいという思いもある)

五月雨(良かった、この想いが劣情じゃなくて慕情だってはっきりと自覚できて)

あかり「五月雨ちゃん、今度はあっち行ってみるよぉ」

五月雨「はい、提督」

五月雨(お慕いするのにもまだ会ってからの時間が短すぎるような気もするけど、確かに芽生えているのだから仕方ない)

五月雨(今度はドジを防ぐ名目もなく、ただ一緒にこんなふうにしていられるように、がんばろう)


172 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 00:05:17.66ORrgCdFDo (1/10)

あかり「みんな似合ってるって言ってたでしょ?」

五月雨「えへへ、ちやほやされてちょっといい気分でした」

あかり「やっぱり似合ってるねって言ってる人が多かったでしょ?」

五月雨「皆さんも私達の姉妹としての繋がり的な何かを感じ取っているんでしょうか?」

あかり「きっとそうだよぉ」

五月雨「血の繋がりはなくとも、私達は本当の姉妹艦だから」

あかり「何かあるんだよぉ。言葉では言い表せないけど、何かが」

五月雨「なんとなくオカルトチックな話ですね」

あかり「スピリチュアルって言おうよぉ。オカルトチックだとなんか悪い感じがするよぉ」

五月雨「私達の存在自体がそのオカルトないしスピリチュアルな何かの存在の証明なんですよね」

あかり「神様だからね」

五月雨「普段は全然意識していませんけどね。意識させないでくれていると言った方がいいかもしれません」

あかり「あかりにとっては人間と変わりないもん。普通の女の子だよぉ」

五月雨「ありがとうございます、提督」

あかり「お礼を言われることじゃないよぉ。それじゃあ、あかりはもう行くけどこけたりしないように気をつけてね」

五月雨「もうこけませんよ! 練度は最大、改にもなったんですから!」

あかり「それでさっきこけたんだけどね。やれやれ、次はどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


173以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 00:06:14.04Tko0EwRQO (1/1)

1白雪


174以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 00:06:15.90Vu4pnYKjo (1/2)

1筑摩


175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 00:06:33.04sWZ7isdAO (1/2)

1大和


176 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 00:14:52.58ORrgCdFDo (2/10)

今回はここまでです
次は筑摩と交流するところからはじめます

色々とぐだぐだになってすいません
ほとんど習慣のようになっていたのでやってしまいました
クセになってんだ、↓1で安価出すの


177以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 00:19:01.51Vu4pnYKjo (2/2)

乙 次回の朝は100ラッシュになりそうだな


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 00:28:42.03O16rw8U8o (1/1)

乙です


179以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 09:18:41.30U6Nco2+wO (1/1)

乙です


180 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 22:31:56.98ORrgCdFDo (3/10)

開始します


181 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 22:42:04.22ORrgCdFDo (4/10)

あかり「こんにちは筑摩さん」

筑摩「あら提督、こんにちは」

あかり「何をしていたんですか?」

筑摩「大室提督のところにいる姉さんに手紙を書いていました」

あかり「手紙ですか? 電話でお話すればいいのに」

筑摩「私も姉さんも持ってませんよ携帯」

あかり「あっ、そうでした。この前秋月ちゃんに買ってあげたの忘れてましたよぉ」

筑摩「この人数全員分の契約となるとさすがにバカにならないはずですからね」

あかり「でも欲しいなら言ってくれれば買いますよぉ。櫻子ちゃんにお願いして利根さんにも持たせてもらいますし」

筑摩「いいですよそこまでしなくて」

あかり「でも声が聞けるんですよぉ?」

筑摩「うっ、それは」

あかり「あかりじゃ真似できなかった利根さんとおしゃべりしたくないですか?」

筑摩「そ、そこまで姉さんに執着しているわけではありません! 必要となれば伝令室からお話しますよ!」

あかり「そういえば伝令室がありましたね。あそこほとんど使ってないので自由に使っていいですよぉ」

筑摩「提督が使ってないだけで妖精達が色々受けているはずですが。新しい艦娘の着任など」

あかり「まあでも毎日来るわけじゃないですから! お話したいときはいつでもどうぞ」

筑摩「ありがとうございます、提督。それで今日は何の用事でしょうか?」

↓2

1 泳ぎの訓練の続き
2 改造の話
3 この鎮守府に来て良かったかという話
4 その他自由に


182以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 22:43:43.84st0Y/tRHO (1/1)

2


183以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 22:43:50.11q94/8PujO (1/1)




184以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 22:44:04.07sWZ7isdAO (2/2)




185以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/01(火) 22:44:39.05XAHUAKBm0 (1/1)




186 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 22:54:02.97ORrgCdFDo (5/10)

あかり「水に顔をつけるの、もうなれましたか?」

筑摩「えっ?」

あかり「前に一緒に訓練したじゃないですか、水に顔をつけるのが怖いって」

筑摩「あぁ、あれですか。だいぶ慣れましたよ」

あかり「本当ですか?」

筑摩「はい、おかげさまで水に潜るのはなんとか1人でもできるようになりました」

あかり「それは良かったですよぉ」

筑摩「ただ潜るのはいいんですけど、潜ったまま動けず目を開けることもできなくて」

あかり「本当に潜れるようになっただけって感じですね」

筑摩「すいません、どうにも忌避感が拭えずに」

あかり「いいえ、これも慣れですから。また一緒に練習しましょう!」

筑摩「はい、よろしくお願いします」


187 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 23:04:24.90ORrgCdFDo (6/10)

筑摩「まだ、人の体を持った自分を受け入れきれていないということなのでしょうか?」

あかり「昔は完全に水の中に入ってしまうことは死んでしまうことだったんですから、それに対して怖いって気持ちがあるのは仕方ないですよ」

筑摩「潜水艦の方はともかく、他の水上艦の皆さんはあまり気にしていない様子ですが」

あかり「そこは個人差ですよぉ。怖いのは悪いことじゃないですし気にしないでください」

筑摩「とはいえ小さな駆逐艦の子達がはしゃいでる横で、水に潜ることを怖がっているというのは情けなさが大きくて」

あかり「だから慣れるんですよぉ。慣れたらまたみんなで一緒にプールで遊びましょう」

筑摩「早くその日が来るようにがんばりますね」

あかり「あかりも一緒にがんばりますよぉ」

筑摩「ただ、遊ぶ前に水着を用意した方がいいかもしれませんね」

あかり「そうですね。さすがにスクール水着だと窮屈そうですよぉ」

筑摩「窮屈というか、この胸の名前は必要なんですか?」

あかり「普通は付いてるものなので付けたんだと思いますよぉ」

筑摩「けれどなぜわざわざひらがなに……」

あかり(こうして見てみると筑摩さんにも見劣りしてなかったなぁ向日葵ちゃん。どうしたらあんなになれるんだろ?)


188 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 23:15:24.28ORrgCdFDo (7/10)

あかり「それじゃあどれくらい潜れるのか見せてください」

筑摩「わかりました、では行きます」ザブン

あかり「はい!」ザブン

筑摩「……!」

あかり(わぁ、すごいガチガチになってるよぉ。足がつくところなのに)

筑摩「はぁっ! はぁ、はぁ、こんなふうに、どうしても水の中に全身が沈むと体が縮こまってしまうんです」

あかり「足のつくところでもだめなんですね。う~ん、どうしましょう?」

筑摩「何かいい案はないでしょうか?」

あかり「いい案……あっ、そうだ」

筑摩「何か思いつきましたか?」

あかり「はい、あかりが手を繋ぎますよぉ」

筑摩「手を繋ぐ?」

あかり「筑摩さんが固まっちゃうのは怖いからですよね。だから、あかりが手を握っていれば側に誰かいるから安心できると思うんです」

筑摩「それは、でも、なんとうか、その……」

あかり「大丈夫ですよぉ、あかりしか見てませんからはずかしがらないでください」

筑摩「うぅ、じゃあ、他に案もありませんし、お願いします」

あかり「任せてください!」


189 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 23:32:26.26ORrgCdFDo (8/10)

あかり「いきますよぉ、せ~の!」ザブン

筑摩「……!」ザブン

筑摩(この感覚、この浮遊感がどうしても……)ギュッ

あかり(筑摩さんすごい強く握ってくるよぉ)

筑摩(体が浮く、軽くなる、自分の存在が希薄になってるみたいで、このまま全て消えてしまいそうな……)

あかり(大丈夫ですよぉ、あかりはここにいますからね)ギュッ

筑摩(提督の手……私、こんなに強く握って、提督も握り返してくれてる)

筑摩(提督の手の感触、それが伝わってくるということは、私はちゃんとここにいるんですね)

あかり(手の力が抜けた? おぼれたりしてないよね?)

筑摩(あぁ、大丈夫だ。私は浮かんでる、このまま沈んで消えていったりしないんだ)

あかり(手だけじゃなくて体全体の力が抜けてる? 大丈夫ですか、筑摩さん?)トントン

筑摩(提督、おぼれてるんじゃないかと心配したんでしょうか? 安心してください、おぼれてませんよ)ギュッ

あかり(あっ、筑摩さん目が開いてるよぉ。水上艦だけどゴーグルつけなくても人間よりは水の中見えるのかなぁ?)


190 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 23:45:18.64ORrgCdFDo (9/10)

あかり「はぁっ、よかった成功したみたいですね」

筑摩「はい、提督のおかげで水中への恐怖も克服できました」

あかり「ふふっ、水の中で笑ってましたもんね」

筑摩「それは提督にゴーグルが全然似合っていなかったからです」

あかり「あかりはつけないと水の中あんまり見えないんですよぉ!」

筑摩「必要なことはわかっていますが、おかしくて」

あかり「もぉ~! 筑摩さんったら!」

筑摩「すいません、ですが、ありがとうございます。提督の手の感触が恐怖を払拭してくれました」

あかり「怖がることないんですよぉ。力を抜いていれば普通は自然に浮いてくるものなんですから」

筑摩「そうですね、もう沈んだりしませんよね」

あかり「しませんよぉ。沈みそうになってもちゃんと引っ張りあげますから!」

筑摩「はい、何も恐れる必要はありませんね」ザブン

あかり「ふふっ、次は息を吐いて沈ませてみるのもいいかも――」

筑摩「……!」ガバッ

あかり「わぁっ!?」ザバン

筑摩「はぁはぁ、ま、まだ克服できたわけではないみたいです。提督がいないとだめみたいで」

あかり「あ、あはは、時間はありますしゆっくりと克服しましょう」

筑摩(あぁ、気づけばもう提督が私にとって必要な存在になっている。だけど、まだそういう気持ちではない、はずです!)


191 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/01(火) 23:57:50.89ORrgCdFDo (10/10)

あかり「筑摩さんは心配性だからああなっちゃうのかなぁ? 利根さんのことも心配してるからあんなに気にかけてるのかも」

あかり「慎重になるのはいいけど、過敏すぎるのもいけないよぉ。なんとか気持ちを楽にしてあげないと」

あかり「さてと、そろそろお夕飯の時間だよぉ。ん?」

酒匂「……」

あかり「酒匂さん?」

酒匂「司令……」

あかり「どうしたんですか? 元気ないですけど」

酒匂「うん、ちょっとね」

あかり「何かあったならあかりが相談に乗りますよぉ」

酒匂「司令には少し難しい話になっちゃうかも」

あかり「それでも話すだけでも楽になることもありますし!」

酒匂「そう、それじゃあね、プラネタリウム行こう?」

あかり「そこで話すんですか?」

酒匂「酒匂あそこ好きだから、気持ち的に話しやすいかなぁって」

あかり「そんなに重たい話なんですか?」

酒匂「昨日言ったこと覚えてる?」

あかり「昨日言ったこと?」

酒匂「自分が1回死んでるんだってちゃんと理解しないといけないんだって」

あかり「もしかして」

酒匂「調べたの、前の酒匂がどうなったのかよく覚えてなかったところ。その、話だよ」


192 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 00:09:06.983ynGzFejo (1/7)

今回はここまでです
次は酒匂の好感度100イベントからはじめます

大井とか筑摩とかシスコンの艦娘って何でか妹だけなんですよね(龍田は竣工が天龍より早いですが)
某ラスボス並とは言わないのでたまには妹を溺愛してるお姉ちゃんがいてもいい気がします


193以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/02(水) 00:19:13.4563cs1aZIo (1/1)

乙です


194以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/02(水) 04:09:19.4702xoSBtw0 (1/1)

乙です
溺愛とまでは行かないまでも、ボイス聞くに翔鶴姉は結構シスコン度高めだと思う


195以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/02(水) 04:39:26.73m9ACAcYLO (1/1)

乙です


196以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/02(水) 09:53:56.66n+oZxH/jo (1/1)

乙です


197 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 22:38:03.643ynGzFejo (2/7)

開始します


198 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 22:47:37.493ynGzFejo (3/7)

酒匂「ぴゃ~、綺麗だね司令」

あかり「はい、お星様綺麗ですよぉ」

酒匂「ここにいると少し気分が落ち着くよ」

あかり「マイナスイオン的なあれでも出てるんでしょうか?」

酒匂「何かが出てるというより、昔と何も変わらないからじゃないかな」

あかり「夜空はそんなに変わらないんですね」

酒匂「うん。ただ見えづらくなっただけで何にも変わってないんだよ」

あかり「ここでならいくらでも見れますよぉ」

酒匂「遠くの夜空はここで見るのがいいけど、本物を見た方が感動するよ~」

あかり「今度山にお泊りしに行きますから、そのとき頂上で見ますよぉ」

酒匂「それいいね、今度酒匂も行くよ」

あかり「なら一緒に行きましょうよ」

酒匂「今度っていつのこと?」

あかり「明後日です」

酒匂「ぴゃ~、明後日は長門と遊ぶ予定があるからだめだよ~」

あかり「そうですかぁ、残念です」

酒匂「司令だけでも楽しんできてね」

あかり「あかりだけじゃなくて球磨さんも一緒ですけどね」


199 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 22:57:05.283ynGzFejo (4/7)

酒匂「……」

あかり「お話しする勇気は出ましたか?」

酒匂「うん、ここまで来てもらったんだもん言わないとね」

あかり「無理に言う必要はないですよぉ」

酒匂「ううん、このあと司令が調べて気を使われたりするのいやだもん。自分で言うよ」

あかり「わかりました、聞かせてください」

酒匂「あのね、酒匂前に言ったでしょ? 昔はほとんど何もできなかったって」

あかり「はい、ここでそんな話をしてくれましたよぉ」

酒匂「みんなに着いていきたかったって言ったら司令言ったよね、残してもらえたことを感謝した方がいいって」

あかり「酒匂さんだけでも残れてよかったって、そう思った方がいいですよぉ」

酒匂「酒匂もちょっとは納得したけどね、昔の酒匂は船だったの。人間とは違う」


200 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 23:10:18.703ynGzFejo (5/7)

あかり「違うって、どう違うんですか?」

酒匂「戦うための船は戦いが終わったらどうなると思う?」

あかり「どうなるって……」

酒匂「船みたいなおっきい物は、保存しておくだけでお金がかかるの。だから、解体される」

あかり「解体……」

酒匂「勝った国の船でもそうなんだよ? 負けた国の船がどうなるかなんて……」

あかり「解体、されちゃったんですか?」

酒匂「ううん、酒匂はされなかった。解体されて復興支援の足しになってたなら、まだよかったんだよ」

あかり「酒匂さんはどうなったんですか?」

酒匂「酒匂はね、実験に使われたんだよ」

あかり「実験?」

酒匂「そう、すごく強い爆弾の威力を確かめる実験」

あかり「爆弾の威力を確かめるって、爆弾の標的にされたんですか?」

酒匂「うん、そう」


201 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 23:33:30.893ynGzFejo (6/7)

あかり「そんな、それはあんまりですよぉ」

酒匂「無意味にそれをやったわけじゃないんだよ。兵器の威力を確認するのは重要なことだし、艦の壊れ具合を見てダメコンの研究もされる」

酒匂「長門に関しては見せしめの意味もちょっとはあったって話らしいけど」

あかり「長門さんもなんですか?」

酒匂「うん、まともに戦ったこともないのに長門と昔会ったことがあるような気がしたのは、そこでのことだったみたい」

あかり「そうだったんですか……」

酒匂「まあ、しょうがないよね。負けたんだもん酒匂達」

あかり「酒匂さん……」

酒匂「戦って、負けたんだからしょうがないよ。しょうがない……」

あかり「無理しなくていいんですよ」

酒匂「うぅ……酒匂、何もできなかったよ。みんなに残してもらったのに、何もできずに、爆弾に焼かれて沈んじゃった……」ダキッ

あかり「酒匂さん……!」

酒匂「酒匂も戦うために造られたのに……燃料がなくて動けないなんて、そんなの……」

酒匂「情けないよ……なんで、何もできなかったのかな……もっと早く造られてたら役に立てたのかな……」

酒匂「戦うこともできなかったなら、酒匂は何のために造られたのかな……爆弾で焼かれるためなのかな……」

あかり「違います、違いますよぉ」

酒匂「じゃあ何のためなの? 教えてよ、司令……昔も、今も何もできなかった酒匂は、何のために生きてるの……?」


202 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/02(水) 23:49:43.273ynGzFejo (7/7)

あかり「それは……」

酒匂「何にもないの、酒匂には……誇れることなんて、何にも……」

あかり「そうだ、酒匂さんはほとんど戦ってなかったなら、あんまり傷ついてなかったんじゃないですか?」

酒匂「うん、全然傷ついてなかったよ、それがどうしたの?」

あかり「葛城さんは他の国に取り残されちゃっていた日本人を、日本に連れて帰るお仕事をしてたみたいです」

あかり「酒匂さんもやったんじゃないですか?」

酒匂「復員輸送のこと? やったけど……」

あかり「だったら、何もしてなくないじゃないですか」

酒匂「だけど、酒匂は戦うために……」

あかり「戦うのは何のためだったんですか?」

酒匂「何のため……?」


203 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 00:23:15.93TB6oFdjDo (1/12)

あかり「負けてしまったこと、それは酒匂さんが言うようにしょうがないことです。もう、どうにもならないことですよぉ」

あかり「でも、負けてしまったらそれで全部終わりじゃないんです」

酒匂「終わりじゃない?」

あかり「負けてしまっても、生きてる人はいますよぉ」

あかり「負けてしまって悔しくて悲しくて……あかりには想像できないくらい不安だったと思います」

あかり「特に別の国に取り残された人達は途方にくれてたと思いますよぉ」

あかり「そんな人達を酒匂さんは救ったんですよ。日本に帰れるって、きっとそれだけでものすごく安心したと思います」

酒匂「酒匂が救ったの?」

あかり「そうですよぉ。日本に帰ってそのあとどうなったのか、みんなが幸せになったなんてあかりでも思えません」

あかり「だけど、みんなが不幸になったわけじゃないことはわかります。幸せになった人もいたはずです」

あかり「あかりは頭がよくないから偉い人が何で戦おうと思ったのかわかりませんけど、みんなを不幸にしたいと思ってそうしたわけじゃないと思います」

あかり「だから、酒匂さんは爆弾に焼かれるためだけに生まれたわけじゃないです。たくさんの人を幸せにしたことを誇ってもいいんですよぉ」


204 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 00:47:05.51TB6oFdjDo (2/12)

あかり「酒匂さん達が連れて帰ってきてくれた人が、今のこの日本を作ってくれたんですよぉ」

あかり「昔の人が望んでいた形じゃないかもしれませんけど、幸せな国だってあかりは思います」

あかり「酒匂さんもこんなふうにしてくれた一員なんです」

酒匂「酒匂が連れて帰ってきてくれた人が……」

あかり「そうですよぉ。その人達がいなければ今はありませんから」

酒匂「酒匂みんなに置いてかれたんだってずっと思ってた。みんなと一緒に行きたい……死にたかったって」

あかり「でも酒匂さんは生きたことで、みんなが望んでいた幸せを形は違うかもしれなくてもあげることができたんです」

酒匂「幸せになれた人、いたかな?」

あかり「いたはずです。絶対いましたよ」

酒匂「そうだね。笑ってくれてる人、いたもん。覚えてる、思い出したよ」

あかり「その人達が作った幸せを今度は酒匂さんがもらう番ですよぉ」

酒匂「いいのかな? 酒匂、結局今もあんまり活躍できなかったけど」

あかり「いいんです。酒匂さん達ががんばったおかげで今があるって言ったじゃないですか。もう十分活躍したんですよ」


205 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 01:15:52.61TB6oFdjDo (3/12)

あかり「酒匂さんが調べたのは、過去を受け入れて今を生きるためじゃないですか」

酒匂「そうだったね。どんなに辛い過去でも受け入れなきゃいけないんだね。今を生きるためには」

あかり「一緒に生きましょう。酒匂さんと酒匂さんの乗組員さんと、酒匂さんが助けた人達、みんなで造った今を」

酒匂「うん」

あかり「良かった。すいませんこんな偉そうに言って。何も知らないのに」

酒匂「ううん、何も知らないからこそだと思うからね司令の考え方は。難しい事情とか知るとどうしても変わっちゃうから」

酒匂「だから司令が提督でよかった!」

あかり「えへへ、提督としてほめられるのは滅多にないからうれしいですよぉ」

酒匂「ぴゃあ~、元気でたらお腹空いてきた!」

あかり「そういえば夕食前でしたよぉ」

酒匂「ご飯食べたらお星様見に行こう! 山で一緒に見れないから今見るの!」

あかり「いいですね、行きましょう!」

酒匂(みんなと一緒に戦えなかった無念さも無力感もいっぱい心の中にある)

酒匂(だけど、たった1つだけでも誇れるものがあるならそれに押しつぶされずに生きていけるよね)

酒匂(何もできずに無様に焼かれた船じゃなくて、たくさんの人を救ってこの未来に貢献した船として)

酒匂(酒匂も胸を張って今を生きないと、みんなに申し訳が立たないよね)

酒匂(司令と一緒ならきっと大丈夫。みんなが作ってくれたこの未来の象徴みたいな、幸せな子と一緒なら)


206 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 01:24:09.25TB6oFdjDo (4/12)

今回はここまでです

かなりデリケートな話なので言葉を選びつつ書いていると時間がかかってしまいました
今までもちょくちょくシリアスやってますし題材が題材なのでたまにはこういう話もあったりします
でも今回使ったので長門のイベントではやらないと思います


207以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 01:47:43.259znf71zNO (1/1)

乙です
長門はながもんになるかどうかかな…


208以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 03:01:28.261QFpoY2go (1/1)

乙です


209以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 08:55:07.749XfjTA/Ho (1/1)

乙です


210以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 12:11:33.86/3KO3z6AO (1/2)

乙 内心はずいぶん大人だな酒匂
今度からクリアファイルみたいな顔あかりに見せるのか


211 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 22:37:00.85TB6oFdjDo (5/12)

開始します


212 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 22:54:15.73TB6oFdjDo (6/12)

如月「昔のことに関してはみんな色々な想いがあるはずよ」

あかり「ないはずないよね」

如月「私は早々にやられちゃったから、そういう意味で悔しい想いがあるわ」

あかり「そう、なんだ」

如月「だけどそれはもう終わったことよ。どれだけ想いを募らせたって何も変えることはできないし、変えちゃいけないの」

如月「例えどんなに惨めで悲しい結果だったとしても、たくさんの命ががんばって導いたものだもの」

如月「その過去があって今の未来がある。それを忘れないようにして生きていくだけでいいのよ」

あかり「うん……」

如月「ふふっ、堅苦しい話はこれでおしまい! 寝る前にこんな話をしてたらお布団の中で延々考えちゃって寝不足になるわぁ」

あかり「ごめんね如月ちゃん」

如月「謝ることじゃないわぁ、大事な話なことには違いないし。でも、悪いと思うならブルーな気持ちを忘れさせてもらいたいかなぁ」

あかり「ごほうびだね、何がいいかなぁ?」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる


213以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 22:55:05.25BR6SSeVKO (1/1)




214以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 22:55:15.31l9E2nBKwO (1/1)

3


215 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:00:09.43TB6oFdjDo (7/12)

また↓1でやってしまいました本当にすいません


如月「そうねぇ、司令官マッサージが上手いんだったっけ?」

あかり「みんなそう言ってくれるよぉ」

如月「じゃあ如月もしてもらいましょうか」

あかり「うん、わかったよぉ」

如月「みんながすごいすごいって言うからどんなものなのか気になってたのぉ」

あかり「如月ちゃんもきっと気持ちよくなるはずだよぉ」

如月「ふふっ、別の意味で眠れなくなっちゃうかも」

あかり「別の意味?」

如月「なんでもないわぁ。それじゃ、服を脱げばいいのかしら?」

あかり「全部は脱がなくていいからね」

如月「あら残念」

あかり「何が残念なの?」


216 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:27:06.47TB6oFdjDo (8/12)

如月「さぁ、如月の準備は完了よ。いつでも来て、司令官」

あかり「仰向けになるってことはお腹マッサージするの?」

如月「してもらう場所は如月が決められるのぉ?」

あかり「ないならあかりが決めるけど、どこかして欲しいところある?」

如月「そうねぇ、じゃあ、ここ」

あかり「そっ、そこはマッサージじゃなくなるから!」

如月「如月はマッサージじゃなくなっても構わないけどぉ?」

あかり「マッサージしてもらいたいって言ったんだから、マッサージするの!」

如月「強情ねぇ。それじゃあ司令官のお任せでいいわぁ」

あかり「じゃあ、お腹のところをするよぉ」

如月「うふふ、変なところ当たっちゃうかも」

あかり「当てないから! じゃあ、はじめるね」グイッ

如月「あんっ!」

あかり「あれ、ここ痛い?」

如月「ううん、痛くはないわ。続けて」

あかり「よいしょよいしょ」

如月「あん、はぁん」

あかり「如月ちゃんわざと変な声出してるでしょ?」

如月「そんなことないわよぉ、司令官のマッサージが気持ちいいから声が出てるだけ」

あかり「それならいいけど。うんしょうんしょ」

如月「あはっん、ん……」ピクッ

如月(あれ、今ちょっと……)

あかり「この辺りが気持ちよさそうかなぁ」グイッ

如月「あんっ……!」ピクッ

如月(えっ、嘘、今の如月自然に声が出て……)

あかり「もうちょっと強くしてもいいかなぁ」

如月「はわっ……ひゃ……」ピクピク

如月(お腹、じんじんしてきた……からだ、声、勝手に……)

あかり「ぴくぴくしてるところしてほしいの?」

如月「しれ、まっんんんぅ……!」ビクゥ

如月(如月の体が、悦んでる……血が、沸騰したみたいに……)

如月「しれぇ、かぁん……」

如月(なんて、甘えた声が出るの……こんなの、はじめて……)

あかり「どうしたの如月ちゃん?」

如月「ううん、きもちいいって、教えたかった、だけ……」

あかり「でしょ? まだまだこれからだからね」

如月(これから、まだこれ以上があるの? 今でも如月、声がおさえられないのに……)

あかり「ここもえいっ!」

如月「きゃうん……!」ビクッ

如月(司令官に聞かれちゃう、如月の出したことない、甘い声……感じてる声、全部聞かれちゃうっ……!)


217 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:34:31.09TB6oFdjDo (9/12)

如月「あっ、はぁ、はぁ……」

あかり「如月ちゃんちょっと泣いてない?」

如月「気持ちよすぎて、涙が出たの……」

あかり「気持ちよすぎて?」

如月「うれし涙と一緒よぉ……」

あかり「そっかぁ、それだけ気持ちよくなってもらえてあかりもうれしいよぉ」

如月「やっぱり、最初に言ったところしてもらわなくてよかったわぁ。司令官にしてもらわなきゃいけなくなっちゃう」

あかり「何を?」

如月「うふふ、乙女の秘め事よ~」

あかり「ううん、よくわからないけど満足してもらえた?」

如月「そうね、司令官にしてもらう分は満足したわぁ」

あかり「あかりがする分?」

如月「くすっ、言葉の綾よ。それで今日はもう終わりだけど明日の秘書艦を決めるんだったけ?」

あかり「あっ、うん。誰にお願いしようかなぁ」

↓2

明日の秘書艦(>>91-92の☆のついてない艦娘)


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:35:48.98OcVaOk4xO (1/1)

文月


219以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:36:06.21A0U7OzefO (1/1)

川内


220 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:45:31.56TB6oFdjDo (10/12)

あかり「川内さんにお願いするよぉ」

如月「川内さんね、わかったわぁ」

あかり「よろしくね如月ちゃん」

如月「ええ。それじゃあおやすみなさい司令官」

あかり「おやすみ如月ちゃん」

如月「……はぁぁ、すごいわぁ、お腹あんなになっちゃうなんて」

如月「んっ、自分で触ってもそこまでじゃないのに、力加減とかが上手いのかしらぁ?」

如月「どうしよう、これから司令官をからかうときは、ちょっとだけ期待が混ざっちゃいそうだわぁ」



あかり「マッサージされて涙が出てる人は前からいたけど、気持ちよかったからだったんだね」

あかり「泣かせることを目標にするのも変だけど、でもみんなが泣いて喜ぶくらいのマッサージが続けられるようにがんばろう!」

あかり「さてと、これからはなにしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮、五月雨、筑摩以外)
3 執務
4 散歩
5 バー


221以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:47:08.11FQIG3K6Eo (1/1)

2雲龍


222以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:47:11.88/3KO3z6AO (2/2)

2大和


223以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:47:15.480w/37fqcO (1/1)

3秋月


224 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:51:12.91TB6oFdjDo (11/12)

あかり「大和さん、まだ起きてますかぁ?」

大和「あかり? 起きてるよどうしたの?」

あかり「一緒に寝に来たんですよぉ」

大和「大和と? いいよ、入っておいで」

あかり「お邪魔しますよぉ」

大和「いらっしゃい、あかり」

あかり「こんばんは、大和さん。あっ、大和さん」

↓1

1 前と格好変わってませんね(着ない派)
2 前と格好違いますね


225以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:51:30.54eD4R/XxnO (1/1)

1


226以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:51:44.833I6Zy3j7O (1/1)

1


227以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:52:25.21m6RTTqhkO (1/1)

また下1になってんな


228 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/03(木) 23:54:14.89TB6oFdjDo (12/12)

今回はここまでです

もうなんというかすいませんたまに↓1を混ぜて安価先を狙いづらくしてるということにしてください


229以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:55:49.20wFx3ajfGO (1/1)




230以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 23:59:32.45q6JYzy8PO (1/1)

乙です


231以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/04(金) 00:00:16.577G/sBLH5o (1/1)




232以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/04(金) 00:11:19.89AvP/wZ1tO (1/1)

乙です


233以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/04(金) 11:15:04.232qIbpLVno (1/1)

乙です


234 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 22:36:57.72JJXyPtFIo (1/6)

開始します


235 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 22:43:35.63JJXyPtFIo (2/6)

あかり「布団の中から出ないってことは前と格好変わってませんね?」

大和「今出ようと思っていたところよ」

あかり「出なくていいです!」

大和「どうする? やっぱり着た方がいい?」

あかり「……いいです、あかりの方から来たんですから」

大和「そう、それだったらいらっしゃい」パサッ

あかり「で、出なくていいって言ったのに!」

大和「出てないよ、布団を上げただけ」

あかり「出なくていいって言った意味を考えてくださいよぉ」

大和「出ようと思ってた意味もね」

あかり「はぁ、またあかりも脱いだ方がいいんですか?」

大和「チクチクしないならそっちの方がいいかなぁ」

あかり「ちゃんと服着てないかと思ったのに」ヌギ

大和「上げてるだけでも寒いから早くね」

あかり「あかりだって寒いですから早くします!」


236 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 22:48:22.98JJXyPtFIo (3/6)

大和「この時期は寒さがね。最初に布団に入ったときの冷たさがこたえるの」

あかり「だったら服着ましょうよぉ」

大和「これで慣れちゃったんだからしょうがないわ」

あかり「大和さんなら何着ても似合いそうなのに」

大和「買いかぶりすぎよ。あかりが着てるようなのとか大和には似合わないから」

あかり「そんなことありませんよぉ。大和さんだって着ぐるみパジャマ似合います、可愛いですよぉ」

大和「そうかしら?」

あかり「はい。だから今度は着ぐるみパジャマを着て寝ましょう」

大和「脱がす楽しみが欲しいというわけね」

あかり「誰もそんなこと言ってませんから!」


237 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 23:06:20.15JJXyPtFIo (4/6)

大和「ねぇあかり」

あかり「なんですか大和さん?」

大和「今日はどうして大和のところに来たの? 大和が寝るときこうだって知ってるのに」

あかり「変わってるかもしれないって思ったって言ったじゃないですか」

大和「そんなすぐに変わらないよ。服着てないんだから洗濯することもないんだし」

あかり「お風呂に入るのが洗濯ですよぉ」

大和「ふふっ、本当は前にやったのを期待してるんでしょ? 大和は期待してるんだけど……」ソッ

あかり「あっ、ま、待ってくださいっ!」

大和「だめ、待ったなしだよ」

あかり「そ、そうじゃなくて! 今日はその……」

大和「あかり?」

あかり「大和さん、この前酔ったときに今までに報いて欲しいって言ってましたよね」

大和「あっ、ごめんね、お酒に任せてあんな恩着せがましいこと」

あかり「いえ、言ってることは正しいと思ったんです」

あかり「みんなに順位をつけたりしたくなかったんです。ただでさえみんな大好きだってわがままを許してもらってるのに、差をつけちゃいけないって」

あかり「だけど大和さんは、最初の日から今までずっと助けられてきました。この鎮守府で1番がんばった人と聞かれたら、大和さんだって言い切れるくらいにです」

大和「だから、買いかぶりすぎよ。大和のがんばりなんてそんなでもないことだよ」

あかり「大和さんがいなかったらまだ戦ってたかもしれないですよぉ。冗談じゃなくて、本当にそう思ってます」

あかり「だから、そのお礼をしない方が差を付けるよりいけないことだって、思ったんですよぉ」

大和「お礼?」

あかり「その、これがお礼って言うと調子に乗ってるみたいに思われるかもしれませんけど、でも、1番喜びそうだから」

大和「何を、くれるの?」

あかり「……口、開けたままにしておいてください」

大和「開けたままでいればいいの?」

あかり「はい、そのままでいてくださいね……」チュッ


238 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 23:36:39.21JJXyPtFIo (5/6)

大和「んっ……!?」

大和(キス、あかりから? あかりの舌が、大和の口に……)

あかり「んぅ、うむっ……」

大和(ちっちゃな舌が懸命に大和を気持ちよくさせようとして……あかりっ!)ギュッ

大和「んっ……はぅ、むぅ……」

あかり(大和さんの舌が……こうするのがいいんですか……?)

大和(そう、そうだよ、もっと絡ませて、あかり……)

あかり(そ、そろそろ、苦しい……)

大和(あっ、もう、なの、やだっ……!)ガシッ

あかり(大和さ、ん、頭掴んで……苦しい……!)

大和(もっと、大和の中に、いて、あかりっ……!)

あかり「ん、んぅ、んぶっ……ん~……!」

大和「……っ! はぁっ……はぁはぁ……」

あかり「ぷはっ……や、大和さん……」

大和「ごめんね、あかり。苦しかった?」

あかり「苦しいですよぉ、あかりそこまで息長くないですから」

大和「もっと長く、してたかったの……」

あかり「まだ、終わりじゃありませんから。1回だけじゃ、とても返せませんよぉ」

大和「よかった、大和も1回だけじゃ、満足できなかったから……」

あかり「えへへ、大和さん口からよだれがたれてますよぉ」

大和「あっ、これは……」

あかり「あかりと大和さん、どっちのなんでしょうか? それとも、両方……?」

大和「あっ、あかり……」ピクッ

あかり「ちょっと拭きますね」

大和「ふ、拭くよりも、なめとって、ほしいな……」

あかり「な、なめとるんですか?」

大和「だめ?」

あかり「いい、ですよぉ。あかりのかも、しれませんからね……」ペロッ

大和「はっぁ……」ゾクゾク

大和(あかりの舌が、今度は大和の頬に……このまま、口開けてたら……)

あかり「大和さん、べーってしてください……絡ませるの好きなんですよね……」

大和「はふ……」ベロッ

あかり「んっ、ふ……」ペロペロ

大和「はむっ……んふぅ、あ、あかり、んちゅ……」

大和(あぁ、あかりの舌が大和のと絡み合ってるのが、見えてる……糸が……音も聞こえ……)

あかり(今まで散々されてきたけど、こんな感じになってたんだ……)


239 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/04(金) 23:55:25.66JJXyPtFIo (6/6)

大和「んぅ……あかり、キス、だけなの?」

あかり「他に、して欲しいことあります?」

大和「これだけくっついてたら、わかるでしょ……?」

あかり「……はい」

大和「あかりのも、そうなってるのわかるよ……」

あかり「お、お礼なのに、あかりがそうなってたら……」

大和「いいんだよ、そうなってるあかりなんて滅多に見られないから……」

大和「大和はあかりと愛し合いたい。愛されるだけでも、愛してるだけでもだめなの」

あかり「大和さん……」

大和「一方的なのはいや。どっちもそうなってるなら、ここも絡ませればいいだけ……」

あかり「あ、んっ……大和さん……」

大和「その声を、もっと聞かせて、あかり……! 大和を愛してるって、声……もっと、聞きたい……!」


240 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 00:33:01.30hqFPt3OIo (1/13)

あかり「結局大和さんが上位になっちゃいましたね」

大和「でもあかりからはじめたことだよ」

あかり「それはそうなんですけど、たまにはあかりが主導権を握りたいなっていう気持ちもありますよぉ」

大和「くすっ、まだまだあかりに主導されるわけにはいかないわ」

あかり「むぅ……あかりが提督なのに」

大和「ふふっ、よしよし、最初にキスしたときの勢いが維持できるようにがんばろうね」ナデナデ

あかり「あかりにもプライドがないわけじゃないんですから……」

大和「……あかり、ごめんね」

あかり「何がですか?」

大和「今更だけど、あかりのこれからをすごく歪めてしまったわ」

あかり「歪めた?」

大和「女同士、しかもその歳からこんなこと、真っ当な道だとは到底言えない」

大和「本当は大和達が諌めないといけない立場なのに、むしろ大和達がこっちへ導いてしまった」

あかり「そんなの気にしないでいいですよ。あかりだってたくさん悩んで、こうすることに決めたんです」

大和「悩んだって言っても、あかりはまだ……」

あかり「子供でもちゃんと悩んだんですよぉ。だから、いいんです。あかりが選んだんです」

あかり「いつか報いを受ける日が来ても、大好きだっていう気持ちを優先したことを後悔したりしませんよぉ」

あかり「それだけ強い気持ちが、今のあかりにはあるんです」

大和「……本当にあの頃とは見違えたね、あかり」

あかり「あかりもがんばりましたから!」

大和「うん、よくがんばったよ。いい子いい子」ナデナデ

あかり「んもぉ、成長したって話をしてるのに子供扱いして!」

大和「でもうれしそうに見えるよ?」

あかり「頭なでられるのは好きですから」

大和「ふっ……愛してるよあかり」

あかり「あかりもです。愛してます大和さん」


241 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 00:38:05.10hqFPt3OIo (2/13)

今回はここまでです
次は青葉が着任するところからはじめます

キンクリなし派とキンクリでいいよ派の折衷案として途中まで描写するという方法を取ることもあるかもしれません
まあ結局してるんですけど


242以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 00:40:11.42bJjhQazso (1/2)

乙 よかった


243以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 00:40:41.43xlJUPeBzO (1/1)

おつ


244以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 00:59:21.81Q5lYn0Tfo (1/1)

乙です


245以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 03:11:28.59qHvdCoIq0 (1/1)

スクープの嵐なんですけど青葉は大丈夫なんですかね


246以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 16:24:28.55KOJecw1WO (1/1)

乙 大和が幸せそうで何よりです


247 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 22:32:45.92hqFPt3OIo (3/13)

開始します


248 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 22:39:29.79hqFPt3OIo (4/13)

あかり「おはようございます川内さん」

川内「おはよう提督」

あかり「昨日はちゃんと寝ましたか?」

川内「さすがに秘書艦やる前の日はね」

あかり「いきなりですいませんでした」

川内「うん、もう少し如月が来るのが遅かったらカラテの稽古に行くところだったよ」

あかり「何とか間に合ってよかったですよぉ」

川内「まあどうせ今となっては寝てても問題ない仕事なんでしょ?」

あかり「一応起きてないとだめですよぉ。ごほうびあげられません」

川内「そうだったね、それがもらえるんだった。ならがんばろうかな」

あかり「でも無理に起きてようとはしなくていいですからね。眠かったら寝てもいいですよぉ」

川内「昨日寝たから大丈夫だってば。ありがとね、提督」

あかり「むしろ心配なのはあかりの方かもしれません」

川内「なに、昨日夜更かししたの?」

あかり「えっ、まあ、そんなところです」

川内「提督が寝てたらいたずらしちゃうかもしれないから覚悟しといてよ」

あかり「眠くはないんで心配いりません!」


249 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 22:45:31.30hqFPt3OIo (5/13)

妖精(猫吊るし)「おはようございます提督」

あかり「あっ、妖精さん。おはよう」

川内「どうしたの、何かあった?」

妖精(猫吊るし)「いえ、新しい艦娘の方がお見えです」

川内「また増えんの? 何もないのに戦力増強しすぎでしょ」

妖精(猫吊るし)「今回の方は戦史編纂のためにこちらに来ることになったんですよ」

あかり「せんしへんさん?」

妖精(猫吊るし)「戦いの記録を資料にまとめるということです」

川内「なるほどね、それならうちに来るのは当たり前か」

妖精(猫吊るし)「なんだかんだ言って直接終わらせたのはうちですからね」

あかり「池田先輩も一緒だったし、他のみんなもがんばってくれたからだよぉ」

川内「まっ、うちが全員を集めるために大きく造られてたの事実だし適任なことには変わりないでしょ」

妖精(猫吊るし)「降霊装置もここにありますからね」

あかり「大きく扱われるとなんだか落ち着かないよぉ」

妖精(猫吊るし)「そろそろ慣れてください。では、お呼びしますね」


250 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 22:54:03.64hqFPt3OIo (6/13)

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

あかり「青葉さんというんですね、よろしくお願いします」

青葉「これはご丁寧に。ふむふむ、写真で拝見したときから思っていましたが可憐な方ですねぇ」

あかり「えへへ、ありがとうございます」

川内「戦史編纂のために来たんだって?」

青葉「ええそうなんですよ。そんな大任、しかも最も重要な働きをなさったこちらで行うなんて少し荷が重いです」

あかり「そんなに気負わなくても聞かれれば答えられる範囲で答えますよぉ」

青葉「答えられる範囲、やはり何か言えないようなこともやってきて……」

川内「いや単純に細かいところまで覚えてないだけだと思う」

あかり「ちゃ、ちゃんと覚えてますよぉ!」

妖精(猫吊るし)「まあ詳しい戦闘の資料については、羅針盤の妖精達がまとめてますのでそちらをどうぞ」

あかり「えっ、そんなことしてくれてたんだあの子達」

川内「記録に残すのも大事なことだもの」


251 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:11:38.34hqFPt3OIo (7/13)

古鷹「ん、青葉?」

青葉「ああっ、古鷹さん。こちらにいると聞いていましたがこんなにすぐに会えるとは」

あかり「古鷹さんのお知り合いなんですか?」

古鷹「青葉は元々加古型――あっ、古鷹型のことです。ええっと、とりあえず私の末妹になる予定だった艦なんです」

青葉「諸々あって衣笠さんと共に青葉型となったんです」

川内「ちなみに加古っていうのは元々川内型4番艦に付けられる予定だった名前なのよ」

あかり「今回のは色々は特にややこしいですよぉ!」

古鷹「最終的には私の妹ではなくなったということです」

青葉「そんな冷たいこと言わないでくださいよお姉さま~」

古鷹「型的に妹でないとしても私が妹のように思っているということは変わらないわ」

青葉「ふふっ、ありがとうございます古鷹さん」

川内「青葉は戦史編纂のために来たんだって」

古鷹「そうだったんですね。なら、古参の方から話を聞いた方がいいわね」

あかり「古鷹さんもだいぶ昔からいますよぉ」

青葉「では先ずは古鷹さんの話から聞かせてもらいましょう!」

古鷹「せっかちね。仕事熱心なのはいいけど、先ずは部屋で荷解きをしてからよ。私も手伝うから」

青葉「それを忘れていました! すいません、古鷹さん」

古鷹「これくらい、何でもないわ」

あかり「それじゃあお任せしますよぉ古鷹さん」

古鷹「はい、お任せあれ」

青葉「ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、どうぞこれからよろしくお願いします」

あかり「はい、こちらこそよろしくお願いしますよぉ」


252 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:12:45.24hqFPt3OIo (8/13)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    駆逐棲姫☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月☆       


253 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:13:13.33hqFPt3OIo (9/13)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂   川内☆
球磨


254 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:22:15.66hqFPt3OIo (10/13)

あかり「戦いの記録を資料化するとか言うから、もっとなんか役人さんみたいな人かと思ったらすごく明るい人でしたね」

川内「そうだけど、あれで青葉は数々の戦いをくぐり抜けながら、大破着底しつつも生き残った艦なのよ」

あかり「へぇ、すごいんですね」

川内「何回も大破してボロボロになりながらそれでも復活してくることから付けられたあだ名が、ソロモンの狼よ」

あかり「足柄さんと似てますね」

川内「まあね、一時期は一緒に艦隊にいたこともあるみたい」

あかり「いっぱい戦いに出ただけあって知り合いも多いってことですね」

川内「顔が広いから選ばれたのかもしれないのか。まあ色々やらかしてるところもあるけど、悪いやつじゃないと思うから仲良くしてあげて」

あかり「はい!」

川内「それじゃあ、今日の業務を始めよっか。何する?」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


255以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:22:47.10fGl2t8joo (1/1)

1 陽炎


256以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:22:48.99bJjhQazso (2/2)

1扶桑


257以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:22:50.10amfAnm1Xo (1/2)

1 吹雪


258以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:23:20.43SDPTee0XO (1/1)

1青葉


259 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:38:27.58hqFPt3OIo (11/13)

あかり「おはようございます扶桑さん」

扶桑「おはようございます、提督。執務室の方が騒がしかったですが、何かあったんですか?」

あかり「新しい艦娘さんが来たんですよぉ」

扶桑「また新しい方が。大本営はまた新たな戦いでも予期しているんでしょうか?」

あかり「青葉さんは戦史編纂のために来たみたいですよぉ」

扶桑「戦史編纂、なるほどそれなら納得できます」

あかり「色々聞かれるかもしれませんけど、協力してあげてくださいね」

扶桑「ええ、私の知りうる限りのことをお答えしますよ」

あかり「でもまとめた戦史ってどうなるんでしょう?」

扶桑「普通は軍、というより国が保管するはずですがどうなるでしょうね。今回の戦いは軍が行った実験の失敗が原因ですから」

あかり「隠されちゃうかもしれないってことですか?」

扶桑「少なくとも自由に閲覧することはできないと思います。それに関しては先の大戦に関する資料もそうでしょうけど」

扶桑「ですがしっかりと残り続けるはずです。今回は前回よりも資料の保存性は上がっていますし、証言者や記録がなくなっているものも少ないと思いますので」

扶桑「提督が救国の英雄だって後世までしっかり伝わりますよ」

あかり「それは伝わらなくていいですよぉ!」

扶桑「ふふっ、いいじゃないですかここにいた証が残るんですから。それで、今日は何かご用ですか?」

↓2

1 最近の山城について
2 改造について
3 また似合う下着を決めてもらう
4 その他自由に


260以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:39:26.93ZPxv6cm50 (1/1)




261以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:42:02.86fpqUpRxrO (1/1)




262以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:42:13.33amfAnm1Xo (2/2)

2


263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/05(土) 23:42:22.17kcoGJ+QAO (1/1)




264 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:51:18.94hqFPt3OIo (12/13)

あかり「ご用というご用はないです。お話しに来ましたよぉ」

扶桑「そう、では私のご用を聞いてもらっても?」

あかり「あかりに何か用事があるんですか?」

扶桑「はい」

あかり「なんですか? あかりにできることなら何でも聞きますよぉ」

扶桑「前にもやってもらったことがありますので、できますよ」

あかり「前にも?」

扶桑「はい、前にも同じことをしてもらいました」

あかり「ならあかりにもできますね」

扶桑「簡単なことですので。ただ、見てもらえばいいだけですから」

あかり「見る? 見るって、あっ、もしかして」

扶桑「はい、こちらです」バサッ

あかり「きゃあっ! 口で言えばいいのに、一々スカート捲らなくても!」

扶桑「今はいてるものも対象ですから」


265 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/05(土) 23:58:49.35hqFPt3OIo (13/13)

あかり「前に似合うのは言ったじゃないですか」

扶桑「毎日同じ下着を付けるわけにはいきませんよ」

あかり「同じのを何枚か用意すればいいですよぉ」

扶桑「それでは芸がありません。せっかくこんなにも種類があるのに、1つのものにこだわるなんて」

あかり「前ははいてなかったのに、はくようになってからはこだわるようになるんですから」

扶桑「有用性を理解したということですよ」

あかり「人に見せるのに使うものじゃありませんから!」

扶桑「好きな人に見せるもの、ですね」

あかり「うぬっ……わかりましたよぉ、また見ます」

扶桑「ありがとうございます、提督。では、もっと近くに寄って見てくださいね」

あかり「近くに寄らなきゃだめですか?」

扶桑「だめです」

あかり「はぁ、わかりました」


266 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/06(日) 00:18:03.71EsprxtZpo (1/5)

扶桑「こちらはどうですか、提督」

あかり「黒のショーツ、扶桑さんは大人だから似合いますけど、あかりにはまだ早いですよね」

扶桑「似合ってるんですか?」

あかり「似合ってます、似合ってますけど……」

扶桑「けど?」

あかり「真ん中のところ以外がほとんどすけすけになってますよぉ」

扶桑「涼しいですよ」

あかり「そりゃ涼しいでしょうけど!」

扶桑「ふふっ、実はクロッチ、真ん中の部分もよく見ると透けていたり」

あかり「え、ええっ!?」

扶桑「くすっ、透けると言われて見ましたね提督?」

あかり「あっ、こ、これは、その、そんなこといわれたら咄嗟に確認しちゃいますよぉ!」

扶桑「残念ながらここは透けてませんよ。透けてはいませんが……こうして開けるようになってます」スッ

あかり「わぁぁっ! 開かなくていいですよぉ!」


267 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/06(日) 00:32:15.69EsprxtZpo (2/5)

あかり「何でそういうエッチなのばっかりなんですか!」

扶桑「前が可愛らしさだったので、今回は色気を重視してみました」

あかり「機能性とか重視しましょうよぉ」

扶桑「機能性なら優れていると思いませんか、この開く部分が」

あかり「暖かいとかはき心地がいいとかそういうのですよぉ!」

扶桑「元々はいていませんでしたから、面積が少ない方がいいみたいで」

あかり「多めにしましょうよぉ」

扶桑「このGストリングというタイプが特に少なくていいんですよね」

あかり「後ろほぼ紐じゃないですか!」

扶桑「Gストリングはティーバックと言う種類の下着なんですが、逆にティーフロントというのもありまして」

あかり「それはもはやただの紐ですよぉ!」

扶桑「最近はもう絆創膏か何かを貼っておくだけでもいいような気も」

あかり「だめですから! 元に戻ってますよぉ!」

扶桑「それで、どれがいいですか提督?」

あかり「まだパンツの形してるだけ今のが1番です! 今のにしてください!」

扶桑「今回は機能性の勝利ですね」

あかり「色気じゃなかったんですか!?」

扶桑「色気はまた次回に」

あかり「次回あるんですか!? 今回以上の色気ってなんですか!?」

扶桑「それは次回のお楽しみです。どんな下着を着けているのか、それを想像することも楽しみ方の1つですから」

あかり「なんの!?」

扶桑「好き合う者同士の営みの、です」


268 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/06(日) 00:41:20.00EsprxtZpo (3/5)

扶桑「そうだ、私だけ見てもらうのも悪いですし提督も」

あかり「あ、あかりは今のが気に入ってますから結構です!」

扶桑「新たなものを試せばそちらが気に入るかもしれません。私だってはくようになって、気に入ったんですから」

あかり「うっ、そ~れは、そうですけど」

扶桑「提督用のものもいくつか見繕っておきますね」

あかり「うぅ、確かに子供っぽすぎるかもとは思ってましたけど紐は……」

扶桑「共に冒険して、新たな扉を開きましょう」

あかり「開いちゃいけない扉を開いてる気がしますよぉ」

扶桑「禁忌の先を知りたくなるのが人間です。その感情に任せてみるのも時にはいいと思いますよ」

あかり「そうですか?」

扶桑「そうですよ。私も今、開いてはいけないところを開きたい衝動に駆られて……」

あかり「さ、さぁてと、これから何しようかなぁ!」

扶桑「んもぉ、いけずですね提督」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


269以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 00:42:16.20iHvw12cKO (1/1)

1明石


270以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 00:42:23.87ZQNV5Ci1O (1/1)

1五月雨


271以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 00:42:56.21HiKQ0IdKO (1/1)

1間宮


272 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/06(日) 00:47:34.38EsprxtZpo (4/5)

今回はここまでです
次は五月雨と交流するところからはじめます

下着の種類は調べると知らないのがいくつも出てきます
昔から試行錯誤されてきたものなんですね


273以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 00:49:54.74e8TbKTO2O (1/1)

乙です


274以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 00:56:29.84+zYujt6AO (1/1)




275以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 03:00:40.80aBpuXfeZO (1/1)

乙です
AVとかⅣに出てくる下着はどこに売ってるの…ってびっくりさせられますよね
あとカーニバルとかの踊り子用だかの挿れる下着は…


276以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 14:10:02.864nGBA6ZKo (1/1)

乙です


277 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/06(日) 22:31:52.84EsprxtZpo (5/5)

今日はちょっと書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもいいです


278以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 22:32:55.67Q/9cAiERo (1/1)

ゲーム世界に行った足柄


279以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 22:33:31.08G46sdpZfO (1/1)

五月雨とひな祭り


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 22:33:34.44lIV/eUhDO (1/1)

首を突っ込み過ぎて青葉、危機一髪


281以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/06(日) 22:34:27.354XCWNArHO (1/1)

青葉着任前の調査


282 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 22:34:13.85Pw9j2Nexo (1/8)

開始します


283 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 22:44:52.42Pw9j2Nexo (2/8)

五月雨「天気がいいなぁ」

あかり「今日もいい天気だね五月雨ちゃん」

五月雨「あっ、提督。おはようございます」

あかり「おはよう。天気いいしお外で遊びたい気分だね」

五月雨「私は雨降らないかなぁと思って見上げてたんですけどね」

あかり「雨降って欲しいの?」

五月雨「雨って名前に付きますので」

あかり「あぁ、白露型の子はそうなんだっけ」

五月雨「私までは、ですね。海風からは海風型ととも呼ばれていて、全員風の名前です。そもそも白露が雨の名前ではないですし」

あかり「うぅん、陽炎型にも風の子がいて紛らわしいよぉ」

五月雨「では海風以降が来たらこの服を着せましょう。そうすれば一目瞭然ですね」

あかり「なるほど、でもそうするには改造しないと」

五月雨「服着替えるだけなら改造しなくても平気ですから。それで、今日はどうなさいました?」

↓2

1 白露型で交流する
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 ドジっ子を直すにはどうすればいいか
4 その他自由に


284以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 22:45:28.89EiZL4EnR0 (1/1)

2


285以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 22:49:05.10YMHDsImKO (1/1)




286 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 22:55:32.26Pw9j2Nexo (3/8)

あかり「この前といい改造してもドジっ子あんまり改善しなかったね」

五月雨「この前のはあれそのドジというかなんというか」

あかり「ドジっ子って直すにはどうしたらいいんだろう?」

五月雨「そもそも具体的に何かをして直るものなんでしょうか?」

あかり「どうなんだろう? でも直せなくはないと思うな」

五月雨「何かいい方法はありますか?」

あかり「そうだねぇ、まずは何でドジするのか考えるよぉ」

五月雨「慌てすぎてしまうからですね」

あかり「ならどうしたら慌てないでいられる?」

五月雨「落ち着いたらいいと思います」

あかり「どうしたら落ち着けるのかなぁ?」


287 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 23:03:35.16Pw9j2Nexo (4/8)

あかり「あっ、そうだ。前にあかりも熊野さんからいつでも落ち着けるようにって、精神修行を受けてたことがあったんだ」

五月雨「精神修行?」

あかり「うん。何をされても反応しないようにするの」

五月雨「何をされても反応しない」

あかり「名前呼ばれても返事しちゃだめだし、触られても動いたらだめなの」

五月雨「それはドジっ子とは少し主旨が違うような」

あかり「でも何にも反応しなければいつも落ち着いていられるよぉ」

五月雨「確かにそうですが」

あかり「他に案もないしやってみようよぉ」

五月雨「物は試しですね、やってみましょう!」

あかり「よぉし、それじゃあそこに座って。今からあかりが何しても反応しちゃだめだよぉ?」

五月雨「わかりました!」

あかり(何をしようかなぁ)

↓2 何をするか(選択肢内のコンマ以下で終了)

1 名前を呼ぶ(10)
2 肩を叩く(20)
3 足をくすぐる(30)
4 その他自由に(内容から判断)


288以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:04:49.86lO/6Q028O (1/1)

3


289以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:05:00.24/rN4EGujO (1/1)




290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:05:09.588oIY1yfjO (1/1)

4頭を撫でる


291 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 23:10:16.30Pw9j2Nexo (5/8)

あかり(よ~し、それじゃあ)

あかり「五月雨ちゃん」

五月雨「……っ」

五月雨(危ない、反応しそうになっちゃった! 名前を呼ばれても答えちゃだめなんだった)

あかり(すごい、あかりは最初これで失敗したのに。五月雨ちゃん、当時のあかりよりは落ち着いてるよぉ)

あかり「五月雨ちゃ~ん?」

五月雨「……」

あかり「五月雨ちゃん!」

五月雨「……」

あかり「さみちゃん」

五月雨「……っ!?」

五月雨(今の、何、あだ名!?)

あかり(急にあだ名で呼んでも引っかからないなんて、これはそろそろ手を変えた方がいいよぉ)

↓2

1 耳元で囁く(30)
2 肩を叩く(20)
3 足をくすぐる(30)
4 その他自由に(内容から判断)


292以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:10:58.44aSQL3XqiO (1/1)

2


293以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:11:07.85xWXCFjBCo (1/1)

>>290


294 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 23:21:06.27Pw9j2Nexo (6/8)

あかり(声がだめなら実際に触れてみるよぉ)ナデナデ

五月雨「……」

五月雨(あっ、頭なでられてる)

あかり(これでも反応ないの?)ナデナデ

五月雨(えへへ、脅かそうとしてるはずなのに、すごく安心します)

あかり(う~ん、なで方を変えてみるよぉ)ナデェ

五月雨「……」

五月雨(あっ、なで方が変わった。これはこれでいい感じです)

あかり(ううん、なんでだろう。逆に落ち着かせてるような気がするよぉ)

五月雨(はぁ、なんだか無駄に緊張していたのがほぐれてきました)

あかり(でも1回落ち着いたところにやったら効果的になるもんね! 次はどうしよう?)

↓2

1 耳元で囁く(40)
2 肩を叩く(30)
3 足をくすぐる(40)
4 その他自由に(内容から判断)


295以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:21:57.74o+Sl+YNDO (1/1)

2


296以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:22:39.18QTHSnGT+O (1/1)

1


297 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 23:35:57.04Pw9j2Nexo (7/8)

あかり(次は触るのはやめてもう1度声をかけて緩急をつけるよぉ)

五月雨(あっ、なでるのはもう終わりなんだ)

あかり(でももう1度声をかけるだけだと二番煎じだから、今度は近くで声をかけるよぉ)

五月雨(次はなにしてくれるのかな~)

あかり「五月雨ちゃん……」ボソッ

五月雨「……ぅっ!?」

五月雨(み、耳元から、提督の声が!?)

あかり「五月雨ちゃん……」

五月雨「……ぁっ」

五月雨(どうして、耳元で囁かれてるだけでさっきと変わらないのに……)

五月雨(息がかかるから? それとも、近いから? わからないけど、耳の中をくすぐられてる、みたいで……)

あかり「さ、み、だ、れ、ちゃん……」

五月雨「ふぁぁ……」ピクッ

あかり「はい、反応したね」

五月雨「だって、今のは……無理ですよぉ」

あかり「それができるようになるのが精神修行だよぉ」

五月雨(できるように、今のに反応できないようになるのは、ちょっといやかもしれないですね)


298 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/07(月) 23:52:41.86Pw9j2Nexo (8/8)

五月雨「提督は熊野さんにどんなことされたんですか?」

あかり「あかりは最初声かけられただけで反応しちゃったよぉ」

五月雨「それはさすがに早すぎですよ」

あかり「だって修行関係なく普通に呼んだだけかと思ったんだもん」

五月雨「私は反応しなかったので当時の提督よりは落ち着いてるということですね」

あかり「今はもっと耐えられるようになったよぉ!」

五月雨「耐えているようじゃまだまだですよ。自然に受け流せるようにならないと」

あかり「それは確かにそうかも」

五月雨「なんて私が偉そうに言えたことではないですね」

あかり「えへへ、あかり達まだまだ同士だね」

五月雨「はい、どちらもまだまだみたいです」

あかり「まだまだ同士助け合って行こうね」

五月雨「はい! まだまだ提督と修行したいです!」

あかり「修行したいんだ? ん? それでいいのかな?」

五月雨「いいんですよ細かいことを気にしているからドジしちゃうんです!」

あかり「あっ、うん。必要は必要だからね。じゃあ、まだまだ修行しようね」

五月雨(ふふっ、次は何してくれるか楽しみです)

あかり「さてと、それじゃああかりはこれからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


299以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:53:38.98TsSvZO170 (1/1)

1愛宕


300以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/07(月) 23:53:46.566N68XO8vO (1/1)

1駆逐棲姫


301 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 00:11:25.65gkQ87ZOBo (1/9)

駆逐棲姫「いい天気。雨降らないかな」

あかり「わるさめちゃんもそう言うんだ」

駆逐棲姫「あかり、私も?」

あかり「さっき五月雨ちゃんも同じこと言ってたんだよぉ」

駆逐棲姫「五月雨も? 何で?」

あかり「雨の名前がつく艦娘だからって。わるさめちゃんもその記憶が少しあるのかもね」

駆逐棲姫「私はそういう意味で言ったんじゃない。雨が降って上がったあとは空気が澄んでるから」

あかり「景色が綺麗に見れるね」

駆逐棲姫「うん。夜に晴れれば月が綺麗に見れる」

あかり「月見るの好きなんだ」

駆逐棲姫「私が正気を取り戻して消える前、何とか海面まで上がって空を見た」

駆逐棲姫「すごく、綺麗だった。私や他の深海棲艦が光ってて、海全体が光ってるみたいで」

駆逐棲姫「それにも負けず光ってる月が、すごく綺麗だったから」

あかり「そっか……」

あかり(そういえばわるさめちゃんは自分の記憶を持ってもう1度カードから出てきたけど、春雨ちゃんの船霊とは完全に分かれた存在になってるのかな)

あかり(それなら、正真正銘わるさめちゃんはわるさめちゃんだよね)

駆逐棲姫「でも結局晴れてないと見れないから、晴れが嫌いなわけじゃない」

あかり「雨が降っても夜まで降り続けてたら見えないもんね」

駆逐棲姫「雨のち晴れの天気がいい」

あかり「その内そんな日も来るよぉ」

あかり(さてと、わるさめちゃんとは何をしようかな?)

↓2

1 イ級の心の開き具合について
2 わるさめも服変えてみたいという話
3 春雨との近況について
4 その他自由に


302以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:13:43.66wc1+KklQO (1/1)




303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:13:49.47GwjEQgkSO (1/1)

2


304以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:13:50.6049wH9Xt+0 (1/1)

4ほかの白露型とはどんな感じか


305 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 00:23:43.24gkQ87ZOBo (2/9)

今回はここまでです
次はわるさめも服を変えてみたいという話からです

今回で五月雨の好感度が100になったので川内、球磨、五月雨の順で好感度100イベントです

囁き声ってなんでぞわぞわするのかよくわかりませんが好きですね



306以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:28:34.76XRFN06djO (1/1)

乙です


307以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:32:20.99qGIgLekYo (1/1)

乙です


308以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 00:35:56.297Fsp2rDtO (1/1)




309以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 08:46:38.87HaHPwX2aO (1/1)

乙です


310 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 22:36:51.05gkQ87ZOBo (3/9)

開始します


311 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 22:41:53.04gkQ87ZOBo (4/9)

駆逐棲姫「五月雨といえば、この前服を変えた」

あかり「あぁ、そうだね変えたね」

駆逐棲姫「白露型でお揃いだけど……」

あかり「わるさめちゃんも別の服着てみたい?」

駆逐棲姫「だって、この服真っ黒だから」

あかり「黒はいやなの?」

駆逐棲姫「なんか悪いやつっぽい」

あかり「そんな感じするけどわるい春雨でわるさめだったよね?」

駆逐棲姫「それは自戒のために名づけただけで、今も悪いやつでいるつもりはない」

あかり「まあそうだよね」


312 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 22:51:03.29gkQ87ZOBo (5/9)

あかり「そもそも毎日同じ服を着てるのがおかしいんだよぉ」

駆逐棲姫「普通は着替えるの?」

あかり「普通は着替えるの! どれ着ようかなって迷ってる時間も楽しいんだから」

駆逐棲姫「おしゃれだね」

あかり「いやおしゃれとかそういうレベルじゃないよぉ」

駆逐棲姫「何着か作ってもらってるから、着替えてはいるよ」

あかり「同じ服に着替えても何も気分変わらないよぉ!」

駆逐棲姫「気分を変える?」

あかり「そう。着てる服でも気分は変わるんだよぉ」

駆逐棲姫「そういうものか……なら、やっぱり変えてみたい」

あかり「よぉし、それじゃあ好きな服をここから選ぶといいよぉ」

駆逐棲姫「いつの間にか私の部屋が衣裳部屋に!」

あかり「こういう話してるといつもこうなんだよね」

妖精(猫吊るし)「これだけ造ったんですし着て欲しいと思うのは当たり前じゃないですか」

駆逐棲姫「どこから聞きつけてくるんだ、盗聴してない?」

妖精(猫吊るし)「さて、わるさめさんに似合いそうな服は」

駆逐棲姫「おい!」


313 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 23:15:43.61gkQ87ZOBo (6/9)

あかり「黒がいやなら反対に白を着ればいいんだよぉ。いい人っぽくなるよぉ」

妖精(猫吊るし)「最近は白もなんかうさんくさい悪い人っぽい感じしますよ。むしろ黒が主人公カラーなことも多いです」

駆逐棲姫「暗い色より明るい色の方がいい」

妖精(猫吊るし)「わるさめさんは肌色が明るいからあまり明るい色で重ねると、逆に薄くなってしまいそうです」

あかり「じゃあ、明るくても色がついてるのがいいね。黄色っぽいのとか」

妖精(猫吊るし)「蛍光色ですね。いっそのこと赤色とかキツ目の色を入れると肌の白さも際立つかもしれません」

あかり「青は、ちょっと暗いかな。水色のね~あっ、これなんていいんじゃないかな? ふわっとしてて悪い人の印象はなくなるかも」

妖精(猫吊るし)「ワンピースは涼しげでいいですが、わるさめさんにはへそだしスタイルをキープしてほしいんですよね」

あかり「ええ~お腹は隠してた方がいいと思うな。ちょっと不良さんっぽいよぉ」

妖精(猫吊るし)「悪いとワイルドでは話が違いますよ。ここはもっと攻撃的に、ホットパンツとかはいてみたり」

あかり「あかりは可愛い方がいいよぉ。わるさめちゃん白いからレース柄で肌を見せてもいいかもしれないね」

妖精(猫吊るし)「レース越しもいいですけど、生の露出が」

あかり「妖精さんはどういう目線で見てるのかな?」

駆逐棲姫(は、話に入っていけない)


314 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 23:29:08.88gkQ87ZOBo (7/9)

あかり「そろそろ暖かくなるし、薄手のシャツでもいいかもしれないね」

妖精(猫吊るし)「カーディガンくらいは羽織った方がよろしいかと」

駆逐棲姫「あ、あの」

あかり「とりあえず着てもらおう!」

妖精(猫吊るし)「そうですね、そうしましょう!」

駆逐棲姫「え、ええっ?」

妖精(猫吊るし)「どっちのコーデが気に入ってもらえるか勝負ですよ提督!」

あかり「むっ、望むところだよぉ!」

駆逐棲姫「えっ、えっ?」

妖精(猫吊るし)「はい、試着室はそちらですのでこれ持って着替えてきてください!」

駆逐棲姫「いつの間にか試着室が併設されてる!?」

あかり「それ終わったら次はあかりの番だからね!」

駆逐棲姫「う、うん……」

駆逐棲姫(軽はずみで服着替えたいとか言うんじゃなかった……)

駆逐棲姫(だけど、あかりがすごく楽しそうだしいいかな)


315 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 23:44:32.02gkQ87ZOBo (8/9)

駆逐棲姫「疲れた……」

あかり「ごめんね、あかりばっかりはしゃいじゃって」

駆逐棲姫「ううん、私も楽しかったから」

あかり「楽しんでたんだ?」

駆逐棲姫「うん、服を着替えたら気持ちが変わるって言うのも、ちょっとだけわかった気がする」

あかり「そうでしょ! あかり達の世界に帰って普通の女の子として生活しだしたら、いつも同じ服だと変だと思われちゃうからね」

あかり「帰ったら先ずはみんなの服を買わなきゃ!」

駆逐棲姫「それより先にしなきゃいけないことたくさんある」

あかり「でも服を着てないととすることもできないよぉ」

駆逐棲姫「ふっ、ふふ」

あかり「ええ~何がおかしいの?」

駆逐棲姫「いや、なんでもない」

あかり「もぉ、結局いつもの服に戻っちゃったけど」

駆逐棲姫「服を着て気持ちが変わるなら、この服を着てるときの気持ちある。これが1番落ち着くってわかったから」

あかり「そう? でも変えたいときは好きに変えちゃっていいんだからね。妖精さんにいえばなんでも用意してくれるから」

駆逐棲姫「うん、落ち着きたくないときに変える」

あかり「ふふっ、なにそれ。あっ、もうお昼の時間だよぉ。行こう、わるさめちゃん!」

駆逐棲姫「もうそんな時間、楽しいと過ぎるのが早い」

駆逐棲姫(何を着るかでああだこうだと長い時間をかける。これが普通の女の子というもの?)

駆逐棲姫(私もいつか人に着る服を勧める側になれるだろうか。あかりのように、楽しそうに)

駆逐棲姫(……ところでこの部屋いつ元に戻してくれるんだ?)


316 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/08(火) 23:58:04.41gkQ87ZOBo (9/9)

川内「服ねぇ」

あかり「みんな同じ服ばっかり着すぎですよぉ」

川内「でもわるさめが言うようにこれが落ち着くしねぇ」

あかり「いっつも着てるから落ち着くようになったんですよぉ」

川内「落ち着くようになってるなら、それでいいじゃん」

あかり「よくないです! 那珂ちゃんは時々着替えてますけど、もっと着替えましょうよぉ」

川内「私は着替えてるよ」

あかり「えっ、そうなんですか?」

川内「寝るときジャージに」

あかり「それだけじゃなくて!」

川内「あとカラテの修行するときに血で装束編んだりしてる」

あかり「はい?」

川内「まあ気持ちはわかるけどね、人の着るものにごちゃごちゃ口出すのもあんまり趣味がいいとは言えないよ?」

あかり「ううん、そうですけど……」

川内「あんまりな格好してたらそりゃ言うべきかもしれないけど、本人が納得してるならそれでいいんだよ」

あかり「そのあんまりな格好してる人が何人かいる気がするんですが。でも、そうですね本人がそれでいいなら、あかりが言うことじゃないですよね」

川内「どうしてもって言うならこれ着てみてって持ってってあげればいいんだよ。みんな提督が似合うって言ったらたぶん着てくれるから」

あかり「こうするべき、っていうんじゃなくてこれが似合うと思うよってお勧めしてあげるんですね。それがいいです」

川内(これ着てみてって言うより脱げって言ったほうが喜ばれそうだけどね)

あかり「こっちに来てからはあかりも人のこと言えませんし、服のことは置いておきますよぉ。これからなにしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


317以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 23:59:54.89aoL+KPlpo (1/1)

1川内


318以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 23:59:56.12EuTsLjKKo (1/1)

1青葉


319以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/08(火) 23:59:57.89iAOFijZ5O (1/1)

1秋月


320以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 00:00:02.38+YRbaqDSO (1/1)




321 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 00:14:24.30fOVdLW1bo (1/8)

妖精(アホ毛)「そこでね~大和さんがまたバーンって撃ってぼちゃって外しちゃって~」

青葉「ふむふむ、なるほど」

あかり「青葉さん」

青葉「ああ、これは司令官。ども」

妖精(ひよこ)「こんにちは~」

あかり「あっ、羅針盤の妖精さん達。久しぶりだね」

妖精(魔女っ子)「久しぶりだね!」

妖精(ぬいぐるみ)「もう出番ないかと思った~」

青葉「戦闘概略については文書にまとめてもらっていますが、やっぱり取材が大事ですよね!」

あかり「早速お仕事がんばってるんですね」

青葉「はい! その内司令官にもお話を聞くと思いますのでよろしくお願いしますね」

あかり「えへへ、取材だなんてちょっと緊張しちゃうなぁ」

妖精(アホ毛)「提督は青葉さんの様子を見にいらっしゃったんですか?」

あかり「そうだね、できれば少しお話したかったんだけど忙しいみたいだから」

青葉「いえ、時間はまだたくさんありますしそんなに急ぐこともありませんよ。取材のためには対象との信頼関係を築くことも重要なので!」

妖精(ひよこ)「じゃあ私達はお茶しに行きますね」

妖精(魔女っ子)「またね提督~たまには私達のところにも遊びに来てね~」

妖精(ぬいぐるみ)「お昼寝~」

妖精(アホ毛)「自分の部屋に帰ってから!」

青葉「妖精達もにぎやかで楽しいところみたいですね」

あかり「はい。みんなとっても優しくて楽しい人達ですよぉ」

青葉「それでは、私もその一員となるために交流をしましょう! 何か聞きたいこととかありますか?」

↓2

1 事前調査の結果など
2 姉妹について
3 他の鎮守府への取材にも行くのかという話
4 その他自由に


322以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 00:16:30.774XB47hQIO (1/1)

2


323以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 00:16:36.42rYTnmMyYO (1/1)

3


324 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 00:23:00.43fOVdLW1bo (2/8)

今回はここまでです
次は青葉と他の鎮守府に行くのかという話をするところからです

今回で駆逐棲姫の好感度が100になったので川内、球磨、五月雨、駆逐棲姫の順でイベントです

服装関係の話は毎度思いますがせめて地の分がないとかなり説明的になってしまうしそれでも絵で書くよりわかりづらいというのが難点です
くらげ神様の触手一本だけでも移植できればいいのに


325以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 00:26:31.62vBTBCeqZo (1/1)

乙です


326以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 00:27:33.61RDvdWKpco (1/1)




327以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 01:15:07.40RujuUbCiO (1/1)

乙です



328以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 08:34:54.42frJ9P86Oo (1/1)

乙です


329 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 22:39:10.14fOVdLW1bo (3/8)

開始します


330 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 22:44:58.45fOVdLW1bo (4/8)

あかり「青葉さんはあかりのところに住むんですよね?」

青葉「ええ、こちらでやっかいになります」

あかり「あかりの鎮守府の話はあかりができますけど、他のみんなの戦史をまとめたりすることもあるんですか?」

青葉「他のみんなとおっしゃいますと、司令官の学友さん達のことですね」

あかり「はい、京子ちゃん達のことですよぉ」

青葉「もちろん他の司令官達からもお話を聞かせてもらいに行きます」

あかり「じゃあしばらくしたらうちから出て行っちゃうんですか?」

青葉「いえ、あくまで青葉はこの鎮守府預かりなので、必要なときにこちらから出向かせてもらうだけです」

あかり「そうなんですね、よかったですよぉ。せっかく会えたのにすぐ離れちゃった寂しいです」

青葉「まだこちらに来たばかりですししばらくはこちらで作業しますよ」

あかり「ここでのことをまとめ終わったら他のみんなに聞きに行くんですね」

青葉「その通りです。こちらは各鎮守府への渡航に便利な位置にありますから、拠点とするならこちらが適任なんです」

あかり「そのためにここに建てられた鎮守府ですからね!」


331 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 22:58:42.13fOVdLW1bo (5/8)

青葉「参考までに聞きますが他の方はどのような人なんでしょう?」

あかり「えっとですね、まず京子ちゃん。あかりの幼馴染なんですけど1歳年上なんです」

青葉「ふむふむ」

あかり「いっつも元気で明るくて、楽しいことをすぐ思いついてやろうってみんなを引っ張ってくんです」

あかり「あかり達がこの世界に来たのも京子ちゃんが同人誌を描こうって言い出したのがそもそもの理由なんですよぉ」

青葉「なぜそれで異世界に飛ばされるのかわかりませんが、ムード兼トラブルメーカーといった感じの方なんですね」

あかり「確かにトラブルもよく起こしちゃいますけど、それが逆に楽しいんです」

あかり「何でもない日常でも京子ちゃんがいれば、ちょっとにぎやかで楽しい日に変わるんですよぉ」

青葉「歳納司令官のことを大切に想われているんですね」

あかり「あかりの大好きな幼馴染ですから!」

青葉「司令官としてはどうなんでしょうか?」

あかり「司令官としてはあかりより半年くらい早く来てたこともあって、すごく強かったんですよぉ」

あかり「でも資源を建造でいっぱい使っちゃうからあんまり出撃や改造ができてなかったみたいです」

青葉「兵站管理は苦手だが能力は有能っと」

あかり「それでも艦娘のみんなから信頼されてて、あかりもあんなふうな関係を築けたらいいなって思いましたよぉ」

青葉「部下からの信頼も篤いと。ちなみにそんな関係を築けましたか?」

あかり「えっ? あ、あぁ、まあ築けたんじゃないでしょうか。なんか違う気もしますけど」


332 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 23:13:19.55fOVdLW1bo (6/8)

青葉「次は船見司令官について聞かせてもらえます?」

あかり「結衣ちゃんですね。結衣ちゃんも京子ちゃんと同じであかりの幼馴染なんですけど1歳年上です」

青葉「つまり歳納司令官とは同い年?」

あかり「そうなりますよぉ。結衣ちゃんはいつも落ち着いてて、冷静に物事を見てくれるんですよぉ」

青葉「歳納司令官とは真逆ですね」

あかり「京子ちゃんがやりすぎるとおいこらって結衣ちゃんが止めてくれるんです」

あかり「京子ちゃんが引っ張ってくれるなら、結衣ちゃんは早くなりすぎないように全体のペースを整えてくれる感じですよぉ」

青葉「なるほど、勢い任せにしないで入念に作戦を練るタイプですね」

あかり「ゲームをするときもボスと戦う前に有利になる技を覚えるまでレベルを上げてから進むんですよぉ」

青葉「その手の方は得てして思い切りがよくないことが多いですが、そちらは?」

あかり「思い切りはいい方じゃないでしょうか。中学生で1人暮らしをしてるくらいですから」

青葉「中学生で1人暮らしを! それはすごい」

あかり「すぐに家に帰れる距離で親戚の人が大家さんをやってるところですけど、それでもすごいですよね」

あかり「あかりだったらすぐに暮らせなくなっちゃうと思いますけど、ちゃんとお料理もお掃除も1人でやっちゃうんです」

青葉「なんともまあ大人びていますね」

あかり「大人ですよね。ブラックコーヒー飲めますし」

青葉「1人暮らしのあとに聞くと程度が低すぎますね」


333 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 23:32:54.75fOVdLW1bo (7/8)

あかり「ちなつちゃんは中学に入ってからできたお友達なんですけど、今ではもう京子ちゃん達と同じくらい仲良しになってます」

青葉「吉川司令官は同い年ですよね?」

あかり「そうです、同じクラスです。櫻子ちゃんと向日葵ちゃんもそうですね」

青葉「吉川司令官はどのような方なんですか?」

あかり「ちなつちゃんはとっても頑張り屋さんなんです。いつもみんなのためにお茶を用意してくれて」

青葉「お茶を」

あかり「元々茶道部に入りたかったみたいですからね。結局廃部になってて勝手にごらく部にしてたんですけど」

あかり「それでも入部してくれて風邪引いてまで学校に来てお茶用意してくれたこともあるんですよぉ?」

青葉「責任感の強い方なんですね」

あかり「何が何でも絶対に諦めないっていう気持ちが強いんです。最初に集まってくれた6人だけで戦い抜こうとしてたくらいです」

青葉「ははぁ、それは筋金入りですねぇ」

あかり「それはさすがにみんなの負担も大きいからって諦めましたけど、でも滅多なことでは途中で投げ出したしない子ですよぉ」

青葉「中学生の女の子がこんな状況に立たされたら逃げ出したって文句は言われないでしょうに。司令官共々中々の肝っ玉です」

あかり「みんながいてくれたからですよ。京子ちゃんと再会したときはあかり逃げ出すかもってときでしたし」

青葉「順風満帆で来たわけではなかったんですか」

あかり「色々苦しいこともありました。それでもその度に艦娘のみんなや、京子ちゃん達に助けられてあかりはここにいるんです」

あかり「みんなへの感謝でいっぱいですよぉ。みんなががんばったからだって、ちゃんと戦史に書いてくださいね」

青葉「わかりました、みんながんばって戦い抜いたのだと書いておきます。司令官も」

あかり「あかりのことは小さくでいいですからね!」

青葉「1番の大役を果たしたのですから、1番大きく書きますよ。平和を取り戻した幼い少女達、そのリーダーである赤毛の少女の知られざる素顔とは!」

あかり「リーダーじゃないですからやめてください~!」


334 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/09(水) 23:44:58.10fOVdLW1bo (8/8)

青葉「さっきもチラッとおっしゃってましたが、先ほどご紹介いただいた3人と司令官でごらく部という部活動をなさっていたとか」

あかり「してましたよぉ」

青葉「具体的に何をする部活なんです?」

あかり「好きだらです!」

青葉「スケトウダラ?」

あかり「好きだらです。好きにだらだらするだけです」

青葉「それは部活なんですか?」

あかり「まあ京子ちゃんが部活だって言って勝手に使ってるだけで、本当の部活じゃありませんけど」

あかり「あかりはみんなで集まれるごらく部が大好きですよぉ。ごらく部がなかったらちなつちゃんとも仲良くなれなかったかもしれないですし」

青葉「茶道部だと思ってごらく部に入ったんでしたね」

あかり「茶道部室を勝手に使っててそこにちなつちゃんが来たのを、京子ちゃんがちょっと強引に誘ったんです」

青葉「それで律儀にお茶汲みするというのはすごいですね」

あかり「ちなつちゃんも気に入ってくれたんですよぉ。でも部室の無断使用はだめだって杉浦先輩達生徒会の人から言われることもあります」

青葉「ふむふむ、先ほどの3人以外の司令官達とのつながりもごらく部からなんですね」

あかり「櫻子ちゃん達には生徒会のプリント整理手伝ってって言われたのが始まりでしたけどね」

青葉「他の方の話はまた今度聞きましょう。荷解きもほどほどにお話を始めてしまったので」

あかり「本当に熱心ですね」

青葉「私が人の話を聞くのが好きなだけですよ。それでは、これからもどうぞよろしくお願いします」

あかり「こちらこそよろしくお願いしますよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ?」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨、駆逐棲姫、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


335以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 23:45:46.8859vHIzTcO (1/1)

1酒匂


336以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/09(水) 23:45:56.04Kb+RhwS3O (1/1)

1秋月


337 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 00:07:14.05LXge9GIno (1/11)

秋月「う~ん、まだ開始しないのかなぁ」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

あかり「何を見てるの秋月ちゃん?」

秋月「司令。スマホ版艦これです。事前登録はしましたけどいつ開始するかわからなくて」

あかり「スマホ版はまだ始まってなかったんだ」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「どうしたの長10cm砲ちゃん? あっ、今冬から? 今もう春だから12月くらいってこと?」

あかり「なのかなぁ?」

秋月「遠いなぁ、あっでも事前登録した人の中から先行運用できる人が抽選で選ばれるみたいです」

あかり「先にできる人がいるってこと?」

秋月「そのようです。βテストみたいなものでしょうか、当たるといいなぁ。10万人、数は多いけど倍率はどれくらいになるんだろう」

あかり「パソコン版と一緒ならあんまり課金しなくていいから安心だね」

秋月「課金の話はもうやめてください! あれもやり過ぎだって怒られて上限が設定されるようになったんですから」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう~」

あかり「無理のない程度にするなら問題ないんだけど、欲しくなっちゃうからねぇ」

秋月「あぁ節制癖がついていたはずなのに、いつの間にか欲にまみれてしまいました……」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ~」

あかり「あははは、ちょっとくらいはあった方が自然だよぉ」

秋月「反動でちょっとじゃ済まなくなるから問題なんです。はぁ、だめですこんなことを考えていたら、他の話題にしましょう!」

↓2

1 長10cm砲ちゃん軽量化計画
2 更にゲームの恋愛術を試してみる秋月
3 改になった証をどうするかという話
4 その他自由に


338以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:08:23.872bGvY+mzO (1/1)

1


339以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:08:24.26aubCNoqno (1/3)

3


340以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:08:28.86bqijvxxAO (1/1)




341以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:08:28.93PVP/TdipO (1/1)




342 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 00:13:50.64LXge9GIno (2/11)

今回はここまでです
次は秋月と改になった証をどうするかという話をするところからです

実際先行運用の倍率ってどんなもんなんでしょうかね
どれくらいが事前登録してるんでしょうか


343以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:14:11.14aubCNoqno (2/3)




344以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:14:42.50Shp1E6+yO (1/1)

乙です


345以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 00:29:07.44Mjz9U9tto (1/1)

乙です


346以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 01:10:48.39X7PDM4IrO (1/1)

乙です
最近インしてなかったらから初めて知った…


347 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 22:36:25.66LXge9GIno (3/11)

開始します


348 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 22:38:00.39LXge9GIno (4/11)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  


349 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 22:38:39.50LXge9GIno (5/11)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑   大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆


350 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 22:42:01.84LXge9GIno (6/11)

秋月「司令、私改になりましたよ」

あかり「この前いっぱい改造したときになったね」

秋月「あんまり姿も変わってません」

あかり「改ですごく変わるのは珍しいみたいだからね」

秋月「……」

あかり「ん?」

秋月「私も改造された証に何かしてくださいよぉ!」

あかり「あぁ、そうだね。改になった証をどうするか考えないと」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

あかり「長10cm砲ちゃんも何かしてほしいの?」

長10cm砲ちゃん「きゅう」コクリ

あかり「じゃあ長10cm砲ちゃんのも一緒に考えるよぉ」


351 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 22:53:21.19LXge9GIno (7/11)

あかり「秋月ちゃんって姉妹で1人だけ服が違うわけじゃないんだよね?」

秋月「ええ、照月も初月も似たような衣装でした」

あかり「ん~どんなのがいいかなぁ」

秋月「あっ、司令の学校の制服とか。叢雲さん着なくなったので、私が」

あかり「叢雲ちゃんたまに着るって言ってたけど、秋月ちゃんも似合いそうだね」

秋月「ええまあ、VRの中で数ヶ月は着てましたから」

あかり「えっ?」

秋月「こっちの話です!」

あかり「そう? それじゃあ七森中の制服みたいなのと、あとはどうしよう」

秋月「私、夕張さんに間違われたこともあるんです」

あかり「夕張さんに? それじゃあ夕張さんっぽい服でもいいかもね」

秋月「あまり特徴的ではありませんが可愛らしい服ですね。お腹が出てるのはあれですが」

あかり「誰かと服お揃いっていうのはいいかもしれないよぉ。そうだ、砲が動いてる繋がりで島風ちゃんの服も候補にしよう!」

秋月「ええっ!? 島風さんの服ですかぁ!?」

あかり「特徴的だよぉ?」

秋月「そりゃ特徴的ですけど……」

あかり「くじを作るからそれを引いて当たったのにしようね」

秋月「うぅ、司令の制服が引けるといいなぁ」

↓2 秋月の服

1 七森中の制服っぽいの
2 夕張の服っぽいの
3 島風の服っぽいの
4 その他自由に


352以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 22:53:55.80iTTvO+ogo (1/1)

1


353以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 22:53:58.09/4BjU21OO (1/1)

2


354 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 23:11:13.80LXge9GIno (8/11)

あかり「はいどうぞ!」

秋月「くっ、こうなったら長10cm砲ちゃん!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~」

あかり「長10cm砲ちゃんが引くの?」

秋月「この子が引くとガチャがよく当たったので。忌まわしい記憶ですが役に立つときがきました」

長10cm砲ちゃん「きゅう~」

あかり「それじゃあ、はい。長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅ~、きゅう!」スッ

秋月「何が出たの?」

あかり「それは夕張さんの服だね」

秋月「はぁ、なんとか妥協点です。ありがとね長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

あかり「島風ちゃんの格好そんなにいや?」

秋月「逆に司令はできるんですか?」

あかり「ええっとぉ」

秋月「そうでしょう? 島風さんには悪いですがあれは無理です」

あかり「島風ちゃんはもう慣れたけど、秋月ちゃんがやってたらすごい違和感ありそうだよぉ」

秋月「改になった証ですから違和感はあっていいかもしれませんけど。とりあえず夕張さんっぽい服にしますね」

あかり「うん、わかった。それじゃあ着替えてる間に長10cm砲ちゃんの方を変えちゃうね」

秋月「着替えてる間にって」

妖精(猫吊るし)「こちらへどうぞ」

秋月「いつの間にか試着室が併設されてる!?」

妖精(猫吊るし)「その台詞を日に2度も聞くとは思いませんでした」

あかり「長10cm砲ちゃんはね~リボンを巻いてあげるよぉ。砲塔のところでいい?」

長10cm砲ちゃん「きゅう」フルフル

あかり「だめ? あぁ、砲塔取れるんだっけ。じゃあ首のところに巻いて上げるね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」ピョンピョン

秋月「さてと私も着替えますか」

妖精(猫吊るし)「見せていないとは言え、下着のセンスについては島風さんのことどうこう言えるものではないと思いますよ」

秋月「島風さんのように見せてないからいいんです!」


355 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 23:25:32.75LXge9GIno (9/11)

秋月「どうですか?」

あかり「どことな~く、似てる気がする」

秋月「気がするなんですね」

あかり「秋月ちゃんの方が髪の毛が広がってて、夕張さんはまとまってるからね」

秋月「底は質の問題ですからどうにもなりません。別に似せようとしてるわけでもないですし」

あかり「夕張さん元気にしてるかなぁ。そろそろ櫻子ちゃんにも会いたいし、空母棲姫さんに新しい深海棲艦がいたことも伝えたいし」

秋月「また出向きますか? 私もご一緒しても?」

あかり「そうだね、お揃いのところ夕張さんに見せたらきっと喜ぶよぉ」

秋月「けどやっぱりお腹が気になりますね……外気に直接触れているとなんというか、こうそこはかとなく羞恥心が」

あかり「お腹出してる人いっぱいいるし気にしなくていいよぉ」

秋月「お腹出してるどころじゃない人がちらほらいますが。みんなで島風さんの格好をすれば気にならないということですか?」

あかり「それはそれだよぉ」

秋月「なんですかそれは。とりあえず、心機一転した気分でがんばりますね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」スイー

あかり「長10cm砲ちゃんもリボン気に入ってくれたみたいだよぉ」

秋月「飛び回って引っ掛けたりしないでね?」

あかり「そういえば夕張さんアニメは好きみたいだけど、ゲームも好きなのかなぁ?」

秋月「へぇ、アニメ好きだったんですか」

あかり「だから意外と話は合うかもしれないよぉ」

秋月「語り合える仲間がいるのはうれしいです! ネットでの交流もいいですけど、顔を合わせてお話ができるといいですよね!」

あかり「結衣ちゃんのところにもまた行こっか」

秋月「はい! 師匠にこれだけ鍛えましたよって伝えにいきます!」

あかり(結衣ちゃん絶対ものすごく驚くか困惑するだろうなぁ)


356 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 23:33:38.75LXge9GIno (10/11)

あかり「今日はもう遅いからまた今度ね」

秋月「ええ、わかっています」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう~」パタパタ

あかり「そのリボン大事にしてね、長10cm砲ちゃん」

秋月「改になった証ですか、そんなことを言って私達に着替えさせたいだけなんじゃないですか?」

あかり「うんそうだよ」

秋月「へっ?」

あかり「みんな全然服着替えないんだもん。もっと幅を広げてもいいと思うんだよぉ、せっかくこんなに可愛いのにもったいない!」

あかり「こうして誰かが着替えてくれたら別の誰かがそれを見て自分もって思ってくれるかもしれないからね。さっきわるさめちゃんがそう言ってたし」

秋月「なるほど、そういう意図があったんですね」

あかり「あれが似合うかなぁ、これもいいなぁって考える時間ってすごく楽しいんだよぉ。秋月ちゃんもいつかはわかるときがくるから」

秋月「もうわかってますよ。この装備とあの装備をつけるとどういう相乗効果があるのかって考えるの楽しいです!」

あかり「あ、あははは、課金しないだけじゃなくてゲーム自体ほどほどにしようね」

長10cm砲ちゃん「きゅう」

あかり「さてと、それじゃあこれからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>348の青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う


357以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:34:51.66ttgJYpP6O (1/1)

1間宮


358以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:34:56.54Aint1NGTO (1/1)

1イムヤ


359以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:34:57.00fSR0vIkDO (1/1)

1愛宕


360以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:38:06.490TLiNsxnO (1/1)

そういや間宮と伊良湖って好感度上限オーバーだけど100未満の方に入ってるよね
1000でカンストして100の方に入るの?


361 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/10(木) 23:48:37.34LXge9GIno (11/11)

>>360
そうなります表示上の桁が1つ大きいだけなので好感度100のイベントも1000で起きます


伊168「ふっ、こんなにしちゃってたんだ」

あかり「こっちもスマホを見てるよぉ」

伊168「こっちもってどういうこと司令官?」

あかり「さっき秋月ちゃんのところ行ったらスマホ見てたから」

伊168「まさかこれ見てたんじゃ」

あかり「どれ?」

伊168「いや、秋月にお勧めした例のソーシャルゲーム。色々あって今まで課金した分が返ってきたの」

あかり「わぁ、お金返ってきたんだ」

伊168「いやゲーム内でガチャ引けるやつとかアイテムと交換できるやつだけどね」

あかり「それでもしばらくは課金しなくてもそれ使えるよね」

伊168「まあね、だけどその、今までこれだけ課金しましたよって見せ付けられるとちょっと、ね」

あかり「そんなにしてたの?」

伊168「してたみたい。ほんと、目の前でお金がなくなってくわけじゃないから感覚が麻痺してる」

あかり「それは危ないよぉ」

伊168「私もしばらくソシャゲ断ちしよう。それがいい」

あかり「それじゃあスマホはやめてあかりと遊ぼうよぉ。何しよう?」

↓2

1 大鯨について
2 イムヤもお風呂でいたずらしてるのかという話
3 水着に異常がないかチェックする話
4 その他自由に


362以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:49:38.29DrkGgeRcO (1/1)




363以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:49:40.65aubCNoqno (3/3)

2


364以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/10(木) 23:49:42.38lyQr6QlJO (1/1)




365 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 00:00:27.20IS0+fEZNo (1/14)

伊168「遊びって何するの?」

あかり「う~ん、もうすぐお夕飯だしちょっとお話するだけにしとこっか」

伊168「気が紛れればスマホに手が伸びることもないからいいよ。何話そうか」

あかり「そうだねぇ、ゴーヤちゃんのこと」

伊168「ゴーヤのこと?」

あかり「ゴーヤちゃんお風呂でいたずらしてるんだって」

伊168「あぁ、潜水して近づいて胸とか揉んだりするやつね」

あかり「イムヤちゃんも知ってるんだ」

伊168「時々なんでか私に報告してくるの」

伊168「武蔵さんにやったら遊んでほしいのかって言われて意外と怒られなかった~とか、文月に長くやってたら寿命が罪悪感でマッハだとか」

あかり「結構やってるんだね」

伊168「1日1回はやってるみたい。よく飽きないよね」

あかり「イムヤちゃんもやってたりしない?」

伊168「私はやってないよ。天龍とか怒って刀振り回してくるとか言うし」

あかり「刀お風呂に持って入ってるんだ」


366 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 00:09:47.65IS0+fEZNo (2/14)

伊168「でも咄嗟のことだから意外な一面が見れることもあるらしいわ」

あかり「そうなの?」

伊168「足柄さんは初めてやったとき驚いて猫みたいな声上げたうえに泣いたとか」

あかり「足柄さんが?」

伊168「うん、まあちょっと涙が出ただけなのを誇張して言ってるのかもしれないけど」

あかり「足柄さんがそんなふうになるなんて」

伊168「後ねぇ、熊野さんは驚かすと変な声出してお風呂場に反響するからうるさいとか」

あかり「それは知ってるよぉ。最近聞いてないけど」

伊168「最近は離島棲鬼さんにするのがお気に入りなんだって。何度やってもオーバーリアクション取ってくれるとか」

あかり「みんな落ち着いてるところなんだから邪魔しちゃだめだよぉ」

伊168「イムヤとしてはそれくらいの遊びはあってもいいと思うけどね。まあ本気で邪魔になりそうなときはしないみたいだから」

あかり「選んでるならまあ、いいのかな?」


367 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 00:24:35.91IS0+fEZNo (3/14)

伊168「とにかくイムヤはやってないから」

あかり「そうなんだ、ゴーヤちゃんだけなんだね。困ったものだよぉ」

伊168「まあやり過ぎないように大鯨と一緒に注意してるから」

あかり「それなら安心だね。あっ、もうお夕飯の時間だよぉ」

伊168「そうだね、行こうか」

あかり「今日のお夕飯は何かな――」

伊168「ふふっ、隙を見せたな司令官!」ガバッ

あかり「きゃあっ!」

伊168「今までやらなかったからと言って、これからやらないとは限らないんだよ?」

あかり「い、イムヤちゃん、もぉ、びっくりしたよぉ」

伊168「司令官の反応は意外性がないなぁ」モミモミ

あかり「あっ、ちょ、だ、だめだよぉ、離してイムヤちゃん」

伊168「もっとなんかないの~、ねぇ?」クニッ

あかり「イムヤちゃ……んっ……」ピクッ

伊168「あっ……」

あかり「あ、あかり先行くからね!」

伊168「あ、うん……司令官、今ちょっと」

伊168「その感覚もう知ってるんだ司令官。それは、意外かも」


368 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 00:33:31.76IS0+fEZNo (4/14)

今回はここまでです

今や大手の会社はどこも手を出してますし本当に儲かるんでしょうねソシャゲって
やってないときはそんなのに金使うのはおかしいと思うんですがいざやると射幸心ジャブジャブなんですよね
恐ろしいものです


369以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 00:34:06.34C/dbVajcO (1/1)

やっぱり家庭用ゲームがナンバーワン


370以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 00:34:39.50miQxXNpgo (1/1)

乙です


371以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 05:10:30.84ujj52nJaO (1/1)

乙です
ソシャゲ関連は運営次第ですよね…


372以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 09:08:53.15isP/xgMro (1/1)

乙です


373 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 22:40:22.79IS0+fEZNo (5/14)

開始します


374 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 22:49:03.30IS0+fEZNo (6/14)

川内「いたずらねぇ」

あかり「川内さんも好きそうですよねそういうの」

川内「私はそういうのしないよ! アイサツ前のアンブッシュは1回までしか許されてないからね!」

あかり「よくわかりませんけどあかりのこと時々攫うじゃないですか」

川内「あれはアイサツしてるからいいの!」

あかり「はぁ、基準がわかりませんよぉ」

川内「でもまあ嫌いじゃあないよね」

あかり「ですよねそうだと思いました」

川内「また提督攫ったら誰か夜戦付き合ってくれるかな?」

あかり「素直に夜戦しようって言いましょうよぉ」

川内「ええ~変なふうに勘違いされたらいやじゃん」

あかり「ああいうふうな使い方するのは川内さんだけです!」

川内「いやたぶん私だけじゃないと思うけどなぁ。まあいいや、今日はもうおしまい?」

あかり「おしまいです。ごほうびですね」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 次の行動選択で交流確定
3 マッサージしてあげる
4 言うこと何でも1つ聞く


375以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 22:52:20.11r+F59L4DO (1/1)

3


376以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 22:52:27.01TaM0SCJZO (1/1)




377以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/11(金) 22:52:30.74MJMwtQeAO (1/1)




378 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 22:59:20.25IS0+fEZNo (7/14)

川内「何がいいかな~今度こそあれしちゃおっかな~」

あかり「あんまり過激なのはだめですよぉ」

川内「提督がやってるマッサージもだいぶ過激だと思うけどね」

あかり「そんなに強くマッサージしてませんよぉ」

川内「いや強さの問題じゃなくてね。う~ん、それじゃあねぇ」

あかり「はい」

川内「頭なでて」

あかり「それでいいんですか?」

川内「いいよ~ほら早く~」

あかり「わかりましたよぉ、じゃあここに座ってください」

川内「よいしょっと。よし、ばっちこ~い!」


379 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:09:38.09IS0+fEZNo (8/14)

あかり「川内さんもアイドルやれそうですよね」ナデナデ

川内「私がアイドル? 無理無理」

あかり「何でですか? 可愛いのに」

川内「スケジュール管理されるの嫌いだし」

あかり「あぁ、それはなんかぽいです」

川内「夕立の真似?」

あかり「違いますよぉ。川内さんらしいって思ったんです」

川内「提督は私をなんだと思ってるのさ~」

あかり「自由な人です」

川内「それほめてる?」

あかり「ほめてますよぉ。なんていうか自分で選んで生きてる~って感じがして素敵です」

川内「まあ自分勝手なところはあるけどね」

あかり「わかってるなら直してください」

川内「追々ね~」

あかり「もぉ、しょうがない人ですよぉ」

川内「えへへ」


380 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:13:54.41IS0+fEZNo (9/14)

あかり「はい、そろそろおしまいです」

川内「もう~? まだしてたい~」

あかり「もうそろそろみんな寝ちゃいますし、早く明日の秘書艦を決めて伝えないと」

川内「ちぇ~」

あかり「そんな顔しないでください、またいつでもしますから、ね?」ナデナデ

川内「うん、それじゃあ明日の秘書艦誰にするの?」

あかり「明日の秘書艦はですねぇ。あれ? そういえば明日は球磨さんと山にお泊りに行くから、秘書艦は選ばなくていいんじゃ」

川内「選ばなくていいの? じゃあもっと一緒にいていいよね!」

あかり「あぁ、まあ構いませんよぉ」

川内「やった! じゃあねぇ、次は私がなでなでしてあげる! ほら、場所交代!」

あかり「はいはい、わかりましたよぉ」


381 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:22:30.00IS0+fEZNo (10/14)

川内「はげるくらいやっちゃうよ~!」

あかり「やめてください!」

川内「冗談だって。焼けるくらいにするから」

あかり「もっとだめですよぉ!」

川内「うそうそ、焼かなくても綺麗な赤色してるもんね提督の髪はさ」ナデナデ

あかり「焼いたら赤じゃなくて黒になっちゃいますよぉ」

川内「黒髪もいいと思うなぁ」

あかり「だからって焼いちゃだめですから!」

川内「あはは、わかってるよ。ていうかそもそも燃やせないし。カトン・ジツ使えないから」

あかり「なら安心ですよぉ」

川内「変わりに血で更に真っ赤に染めてあげようか」

あかり「何でそこまでしてあかりの髪色を変えようとするんですか!」


382 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:31:53.29IS0+fEZNo (11/14)

川内「夜かぁ」

あかり「夜戦したいですか?」

川内「ううん、ここに来る前のことを考えてて」

あかり「来る前って何でか近くの街にいろって言われてたんですよね」

川内「その方が面白いからってね。ここだけじゃなくて軍全体がゆるい雰囲気になってるみたいだよ」

あかり「おかげであかりもゆるくいられるので助かりますよぉ」

川内「あの頃は早く見つけて欲しくてこの近くに来ては夜戦したい夜戦したいって騒いでたなぁ」

あかり「近所迷惑ですよぉ」

川内「近所なんて海しかないじゃない」

あかり「お魚さんが寝てます」

川内「それは波の音で相殺されるからいいの」

あかり「相殺されるかどうかはともかく海の中まで聞こえないですよね」

川内「だからいいの。少し騒いでたら神通やら熊野やら瑞鶴やらが来て相手してくれてたから」

あかり「そこまで来るならしれっとうちの中に紛れ込めばよかったのに」

川内「一応命令は守るよ、艦娘だから!」

あかり「一応ですか」

川内「一応です!」


383 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:37:56.09IS0+fEZNo (12/14)

あかり「夜騒いでるのは今と変わりませんね」

川内「今はあんまり騒いでないでしょ」

あかり「そうでした」

川内「提督が夜戦場作ってくれたからね」

あかり「夜は大体あそこで過ごしてるんですか?」

川内「あそこにいることもあれば竹林をチョップで伐採してることもある」

あかり「それは勝手にやっちゃだめなんじゃ」

川内「軍所有の林だから平気平気。ゴミにするんじゃなくてちゃんと業者に売ってるしね」

あかり「それこそ許可がいりそうですけど。まあそこは気にしないでおきます」

川内「そうそう、気にしなくていいこともあるんだよ」


384 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:45:30.02IS0+fEZNo (13/14)

あかり「……」

川内「ん~、今度は何を気にしてるのかなぁ?」

あかり「いえ、その、ずっと頭なでてお話してるだけだなぁって」

川内「他に何かしたいことがあるの?」

あかり「いえ、あかりは別にこれでいいですけど」

川内「じゃあ何を気にしてるの?」

あかり「あぁ、その……」

川内「ん?」

あかり「……エッチなことしないんだなぁって」

川内「……」

あかり「い、いや、だって最近なんかこうそういうのばっかりで、川内さんだってこの前一緒に寝たときはそういう感じだったし!」


385 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/11(金) 23:54:57.78IS0+fEZNo (14/14)

川内「されるの期待してるの?」

あかり「しし、してないですよぉ期待なんて!」

川内「ふぅん、えいっ」ガバッ

あかり「ひゃっ!」

川内「おお~身構えてるね提督」

あかり「せ、川内さん」

川内「大丈夫、今日はそういうことしないから固くならないで」

あかり「ほ、本当ですか?」

川内「本当だよ、私を信じて」

あかり「は、はい、信じますよぉ」

川内「ふふっ、そういうことを知ってもまだまだ子供だね提督」

あかり「だ、だって!」

川内「可愛いなぁ」ギュッ

あかり「きゃっ」

川内「過剰に反応し過ぎだって」

あかり「うぅ、しょうがないじゃないですかぁ」


386 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 00:26:46.80Mw2sFAAso (1/11)

川内「記憶が鮮烈過ぎてどうしても過度に反応しちゃう。初心なんだねぇ」

あかり「あかりにはきっとまだ早すぎたんですよぉ」

川内「それはあるだろうね。でもまあやっちゃったもんはしょうがないし、これからどうするか考えないと」

あかり「どうすればいいんですか?」

川内「そうだねぇ、自分の中で折り合いを付けるしかないけど私から言えることはね」

川内「1回そういうことしたらそれからずっと、そういうことしかしないわけじゃないよねってこと」

あかり「そういうことしかしないわけじゃない?」

川内「そう。夫婦だったり恋人同士だったりでそういうことしてる人達でも、手を繋いだり抱き合うだけだったり、話をするだけだったり、そういう触れ合いもするでしょ?」

川内「それはある意味で1つの到達点かもしれないけど、だからってずっとそればかりするわけじゃない」

川内「たまにはこうやって頭をなでて、会話をして、ただ抱きしめて。そういうことじゃない触れ合いがしたいときもある」

川内「特別な事だって考えなくていいんだよ。ただそういった触れ合いの選択肢にそういうことが入っただけなんだって」

あかり「選択肢に……」

川内「そう、だから警戒しなくていいんだよ。提督が戸惑ってるっていうことは、少なからず相手にだってそういう戸惑いがあるはずだし」

川内「私達だってそういうのはじめてなんだよ? 軽々しくしてるように見えて色々悩むんだよ」

あかり「同じなんですねあかりも川内さん達も」

川内「同じだよ。同じだからそういう気持ちになるの。だから安心していいんだよ」

川内「戸惑ってる気持ちは一緒だから、提督だけわからないままにしない。わからないことや戸惑うことは全部、一緒に学んで教えてあげる」

川内「私は、きっと私達は、提督と一緒が好きだからね」

あかり「……あかりもみんなと一緒が好きですよぉ」

川内「うん、一緒になろうね提督」


387 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 00:50:03.40Mw2sFAAso (2/11)

あかり「寝るのも一緒ですね」

川内「今日は昼起きてたからね」

あかり「普通は昼には起きてるものですから」

川内「このままじゃ生活リズムが崩れちゃうよ」

あかり「崩れてたのが普通になるんです!」

川内「まあね~」

あかり「……あの、川内さん」

川内「なに?」

あかり「こういうの聞くの変かもしれませんけど、今日は何でそういう気分じゃなかったんですか?」

川内「何でって、そうだなぁ秘書艦だったからかなぁ」

あかり「秘書艦だったらなんでそうなるんです?」

川内「……そういうことだよ」

あかり「どういうことです?」

川内「さぁて、もう夜遅いから寝よっか。おやすみ~」

あかり「ええっ、ちょ、川内さん! どういうことなのかまだ教えてもらってませんよぉ!」

川内「別に何のこともないよ~」

あかり「何のこともないなら教えてくださいよ~!」

川内(提督が執務室にいない間、服やらペンやら提督がいつも使ってるものにどうしても目が行ってしまう。ただ、それだけのことだから)

川内(そういうことしかしないわけじゃないなんてどの口が言うんだか。ごめんね提督、私の頭の中、エッチなことでいっぱいだよ)

川内(でも、私をこうしたのは提督だから、私も提督をそうする。それで一緒だよ、提督)


388 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 00:55:30.23Mw2sFAAso (3/11)

今回はここまでです
次は足柄がゲームの世界に行く小ネタから

好感度100の艦娘も気づけばやっと折り返しになりました長かったですね
最初はED後にその時点でいた艦娘の好感度100イベントを垂れ流して全員終わったらグランドEDにという流れにしようと考えてました
とはいえ仲良くなっていく過程も大事なので今の形になりました
というか過程がないと全員分のイベント内容考えられませんでした


389以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/12(土) 00:59:14.917rFKjCHmo (1/1)

乙です


390以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/12(土) 01:01:51.10g9ePJzD0o (1/1)

乙です


391以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/12(土) 01:02:54.703WIrB6EOO (1/1)




392以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/12(土) 09:13:12.89iLBRcF7KO (1/1)

乙です


393 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 22:41:09.66Mw2sFAAso (4/11)

開始します


394 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 22:47:43.90Mw2sFAAso (5/11)

足柄「ん……もう朝か」

足柄「今日は何しようかな。まったく予定がないわ」

足柄「はぁ、平和なのが1番だけどどうも手持ち無沙汰よねぇ」

足柄「あの子の世界に行ったらそうでもないのかしら。なら早く行きたいわね」

足柄「さてと、とりあえず着替えてから考えましょう」

足柄「ん? これは……改二になる前の服? どうしてこれしかないのかしら?」

足柄「全部洗濯に出してたっけ? まあ服が重要なわけじゃないし別にいいか」

足柄「なんだかこの服を着ると昔を思い出すわ。戦いの中で充実した日々……」

足柄「ってほど戦い漬けでもなかったけど毎日が暇ではなかったわね」

足柄「何か日課でも作ってやり続けないとなまっちゃいそうだわ。お肉は付かないんだけど」

足柄「……本当に付いてないわよね? うん、大丈夫。よし、それじゃあご飯食べに行くとするわ!」


395 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 22:53:18.96Mw2sFAAso (6/11)

睦月「およ? 足柄さん、おはようございます」

足柄「えっ、誰?」

睦月「にゃっ!? 開口一番それは酷すぎです!」

足柄「いや、だって、見覚えないし」

睦月「んもぉ、いつも一緒に戦ってるじゃないですか。睦月ですよ!」

足柄「睦月? 睦月型1番艦の?」

睦月「それ以外に誰がいるって言うんですか? まだ寝ぼけてるんです?」

足柄「ええっ、如月は最近入ってきたけどあなたが来た覚えはないんだけど」

睦月「如月ちゃんが最近? もう少し前じゃないですか、というか足柄さんより先でしょう?」

足柄「いやいや、私の方が断然早かったわよ! 私はまだ戦中だったし!」

睦月「今も戦中じゃないですか」

足柄「えっ?」

睦月「ん?」


396 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 23:01:06.01Mw2sFAAso (7/11)

足柄「ちょっと待って、まだ戦中? 私達が降霊装置をサルベージしてもう深海棲艦は出ないはず」

睦月「こうれいそうちって何です?」

足柄「それは深海棲艦を発生させてる装置のことに決まってるでしょ!」

睦月「ええっと、睦月が知る限りでは深海棲艦の発生理由は不明だったはずなんですけど」

あかり「どうかしたの睦月ちゃん?」

睦月「あぁっ、司令官!」

足柄「提督!」

あかり「足柄さんもいたんですね。おはようございます」

睦月「司令官、足柄さんの様子がおかしいです! 睦月のことがわからなかったり、高齢化社会が深海棲艦を発生させてるとか言ったり」

足柄「降霊装置よ! 一緒に戦って引き上げたでしょ?」

あかり「あかりの記憶ではそんなことした覚えはないんですけど」

足柄「うそでしょ!?」


397 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 23:06:23.57Mw2sFAAso (8/11)

足柄「一体何がどうなってるの!?」

あかり「足柄さん変な夢でもみたのかなぁ?」

睦月「司令官が戦力揃ってないからって酷使するから疲れてるにゃしぃ!」

あかり「そんな、ちゃんと疲れてたら休ませてあげてるよぉ」

足柄「戦力が揃ってない? 大和は?」

あかり「大和さんなんて大型建造しないと建造できないんですからいるわけないじゃないですか」

睦月「今大型建造なんてやったら最低値でやっても備蓄庫の風通しがよくなっちゃいます」

足柄「いやだってあなた初日で建造したんでしょ!?」

あかり「してませんよぉ! 睦月ちゃんはそうですけど」

睦月「あの、足柄さん本当に大丈夫ですか?」

あかり「大和さんは無理だけど戦艦の艦娘さんを建造した方がいいのかなぁ?」


398 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 23:23:21.70Mw2sFAAso (9/11)

足柄(戦力が揃ってないから私を使ってる? 睦月を初日で建造した? 待って、それってもしかして……)

足柄(あの子がやってたゲームの中の話じゃない! ゲームの中に入っちゃったってこと!?)

足柄「痛っ、夢じゃない……」

あかり「朝ごはんに間宮さんのデザートをつけてあげますから正気に戻ってください!」

睦月「今なら伊良湖さんの最中も付いてきますよ!」

足柄「……なんちゃって」

睦月「へっ?」

あかり「はい?」

足柄「まったく、ちょっと私の言動がおかしくなっただけで騒ぎすぎよ」

睦月「もしかして、からかってたんですか!?」

足柄「からかってたんじゃなくて、私がおかしくなったらあなた達がどうなるか見てみただけよ」

あかり「何でそんなことするんですか?」

足柄「戦争してんのよ? 誰かがおかしくなるなんてことよくあることだわ。一々それで大騒ぎしてちゃ艦隊が立ち行かないじゃない」

あかり「それはそうかもしれませんけど、騒ぎもしますよぉ! 足柄さんはうちの艦隊の要なんですから!」

睦月「そうです! まだ戦艦や正規空母のような大型の艦娘さんがいませんし、まともに運用できる資源もなくて足柄さんに頼らざるを得ないんです!」

あかり「変になられたら困っちゃいますよぉ」

足柄「だからよ。常に最悪の事態を想定して備えておくことが必要なの。まだまだお嬢ちゃんね提督」

あかり「むぅ~、もっとがんばりますよぉ」

睦月「うむ、がんばるがよいぞ」

あかり「何で睦月ちゃんが言うの! 睦月ちゃんもがんばるの!」

睦月「朝ごはんに間宮さんのアイスつけてくれたらがんばれる気がするにゃしぃ」

あかり「がんばったら夕ご飯につけてあげるから」

睦月「本当に? 言質取ったからね! 嘘ついたら酸素魚雷100本飲ます!」

あかり「1本で死んじゃうよぉ!」

足柄(ゲームの世界に入るなんてばかばかしい。だけど現実で起きてしまってるからしょうがないわ)

足柄(とりあえず普通を装いながら元の世界に帰れる方法を探さないと!)


399 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 23:45:41.95Mw2sFAAso (10/11)

足柄「10門の主砲は伊達じゃないのよ!」ドンッ

ル級「!!!」

雷「さすがね足柄さん。砲撃で戦艦を沈めちゃうなんて!」

曙「やっぱり頼りになります」

足柄「まあエリートですらないなら戦艦だってざっとこんなもんよ」

電「すごいのです! 電も早くそれくらいできるようになりたいなぁ」

潮「私達がそれをできるのはたぶん夜戦で最接近した時くらいなものだと思うよ」

球磨「でも足柄だって夜戦のときは大活躍するから結局出番はないクマ~」

足柄「ふふん、私1人でも余裕ね」

曙「それはちょっと……」

足柄「あぁ、ごめんね。あなた達の援護あってこその戦果よ、ありがとう」

雷「えへへ、もっと頼ってくれていいですよ!」

電「電は援護要員としてじゃなく、戦力として頼ってもらいたいです!」

潮「練度あげて改二になればなれるでしょうか?」

球磨「そんな遠い先のことを考えてる鬼に笑われるクマ」

あかり「そうですね、今は今を精一杯がんばるだけですよぉ」

曙「ふんっ、クソ提督のくせにわかったようなこと言ってんじゃないわよ」

あかり「うぅ、曙ちゃん、クソ提督って呼ぶのはやめようよぉ。女の子なんだから」

曙「女だろうが男だろうがクソ提督はクソ提督でしょうが!」

あかり「あかりがじゃなくて曙ちゃんがだよぉ!」

雷「司令官と曙が普通に会話できるようになるのはいつになるかしら?」

球磨「それもまた鬼の笑い話クマ」

潮「すいません提督、汚い言葉を使わないようにって言い聞かせてるんですけど!」

足柄(やっぱり練度も落ちてるから動きが鈍い。けれど、久しぶりの戦闘に心が湧き立ってる)

足柄(私は戦いの中にしか生きられない性なのかしら……)


400 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/12(土) 23:56:26.45Mw2sFAAso (11/11)

あかり「お疲れ様でした足柄さん!」

足柄「この程度どうってことないわ」

あかり「頼りになりますよぉ」

足柄「ふっ、なんてったって飢えた狼とも称された艦だもの」

あかり「狼さんみたいにカッコイイですよぉ」

足柄「ほめたって何も出ないわよ」

あかり「もう十分戦果を出してもらってますよぉ。足柄さんがいなかったら本当にどうにもなりません」

足柄「1人が崩れたら全部崩れるようじゃ安定した艦隊とは言えないわよ?」

あかり「だから建造して新しい戦力を増やすんですよぉ。でも練度が上がるまでは足柄さんについて行ってあげてもらうことになりますけど」

足柄「新しい戦力、戦艦を作るの?」

あかり「空母さんでもいいですよぉ。制空権を取れたら、足柄さんも弾着観測射撃できるかもしれません!」

足柄「そう、ねぇ」


401 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 00:16:56.71m5RRyMOYo (1/14)

白露「あっ、足柄さんだ! こんにちは!」

時雨「こんにちは足柄さん」

足柄「あなた達は、時雨と、白露ね?」

白露「何でちょっと疑問系なんですか? 村雨と見間違えました?」

足柄「いや時雨には会ったことあるけど、白露とはなかったから」

時雨「何言ってるんです、足柄さん?」

足柄「あぁいやこっちの話」

白露「今日もまたいっちばん活躍したそうですね!」

足柄「ええ、MVPとやらになったわ」

時雨「うちは軽巡や駆逐艦ばかりですから、足柄さんがいてくれて助かってます」

白露「提督も大型の艦建造しようとがんばってるみたいだけど、中々できないんだよね」

時雨「カードに宿らせるという形になってるから狙った艦種が建造できないのが痛いね。ある程度は絞り込めるみたいだけど」

白露「とりあえず全部入れちゃえとか言ってやったら那珂ちゃんが出てきたしね~」

時雨「あれのせいで今も資源がかつかつなんだよね。本当に、困った提督だ」

足柄「困った子なのは本当だけど、悪い子ではないわ」

時雨「それは僕も承知しています」

白露「すごく優しいもんね~私のこと気遣っていつも1番風呂に入らせてくれるし」

時雨「それは白露がいつも1番1番言ってるからだろう? なんにせよ、練度が上がってない今の僕達じゃいざというときに提督を守りきれないかもしれない」

白露「そんなときはしっかり提督を守ってくださいね足柄さん!」

足柄「……ええ、任せときなさい」


402 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 00:34:20.74m5RRyMOYo (2/14)

足柄(ここでの私は艦隊の主力で提督からも他の艦娘からも一目置かれている存在)

足柄(まだ戦いの中にあって私は必要とされている)

足柄(それなら、私は……)

あかり「ふんふ~ん」カキカキ

足柄「提督、こんなところで執務?」

あかり「足柄さん。これは執務じゃありませんよぉ」

足柄「じゃあ何を書いてるの?」

あかり「これはあかりがこれから何をするかの予定を書いてるんです」

足柄「あなたが予定を?」

あかり「何ですか、あかりがいつも何も考えずに行動してるみたいな言い方は」

足柄「考えてるの?」

あかり「考えてますよ! 提督なんですからねあかりも!」


403 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 00:42:56.79m5RRyMOYo (3/14)

足柄「ちなみにどんな予定を立ててるの? ちょっと見せてみなさい」ヒョイ

あかり「あっ!」

足柄「ええっと何々? 曙ちゃんと仲良くなる作戦?」

あかり「ああ~見ちゃだめです~!」

足柄「とにかく話しかけてみる。どこが気に入らないのか聞いてみる……曙と仲良くしたいのね」

あかり「だって、クソ提督クソ提督っていっつも不機嫌なそうな顔して、笑顔にしてあげたいんですよぉ」

足柄「あなたらしいわね。いつかなれるわよ、あなたなら」

あかり「早く仲良くなりたいですよぉ」

足柄「他には、白露ちゃんを1番にする作戦。睦月ちゃんを最強にする作戦? 提督なんだからって言いながらあんまり軍務に関係ないことばかりじゃない?」

あかり「い、いんですよぉ! みんなのこと考えるのも提督の仕事なんです!」

足柄「はいはい、それでこっちは、足柄さんに休んでもらう作戦?」


404 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 00:57:42.74m5RRyMOYo (4/14)

あかり「あっ、それは」

足柄「私が働きすぎだから休ませようっていうの?」

あかり「頼りっきりになるのもいけないってさっき言われちゃいましたし」

足柄「そうだけど、でも頼られることを誇りに思ってるとこもあるから」

あかり「だからって無理はいけませんよぉ。無理をさせてるあかりが言うことじゃないですけど」

足柄「まあね、無理して死んだら元もこうもないし」

あかり「だから明日から休んでもらいますよぉ」

足柄「それで艦隊は持つのかしら?」

あかり「みんなも練度が上がってきますから! 強い深海棲艦が出ないところに行けば問題ないです!」

足柄「そう、でも私は大丈夫よ。全然疲れてないから」

あかり「そんな、毎日あんなに戦ってるのに」

足柄「MVPだってほめられてるからそれでチャラになるのよ」

あかり「ほめられてうれしいのはわかりますけどチャラにはなりませんよぉ」


405 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 01:06:31.29m5RRyMOYo (5/14)

あかり「少し休んでリフレッシュしたらまたがんばってもらいますよぉ」

足柄「ううん、もう十分休んでるんだけどなぁ」

あかり「何言ってるんですか、さっきも戦ってきてもらったばっかりなのに」

足柄「あはは、そうなんだけどね」

足柄(ここでなら暇を持て余すことはない……ん?)

足柄「これは、戦いが終わった後の予定?」

あかり「あっ、そろそろ返してくださいよぉ!」

足柄「みんなで祝勝パーティーをする。どこか旅行をしたい。みんなに学校に通ってもらう……書いてること1番多いわね」

あかり「うぅ、今からそんなこと考えてると笑われちゃうかもしれませんけど、でもそういうことばっかり考えつくんですよぉ」

足柄「平和になった後のこと、か」

あかり「平和になった後はみんなにうんと幸せになってもらいたいです。そのために、あかりはがんばってるんですよぉ」

足柄「そのために……」


406 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 01:21:29.86m5RRyMOYo (6/14)

足柄(そうだ、私は戦いが好きだけどその欲を満たすために戦ってたわけじゃない)

足柄(平和のため、みんなの幸せのために戦ってたんじゃない! そして、それを手に入れた)

足柄(ここに残るってことはそれを捨てるということ。そんなの、だめだわ!)

あかり「むしろ戦いが終わった後の方があかりにとっては本番かもしれません。みんな幸せにするっていう大事な役目がありますからね」

足柄「そのみんなには私も入ってる?」

あかり「何当然のことを聞いてるんですか! 入ってます、というか現段階では筆頭ですよぉ!」

足柄「そう、そうよね。あなたはそういう子だものね」

足柄(あの子はもう私を必要としていないわけじゃない。むしろ今まで以上に必要としてるってことよね)

足柄(一緒に戦い以外の趣味探そうって言ってくれたものね。ちょっと見つからないくらいで、何をへこたれようとしてたのかしら私)

あかり「平和な世界にできるのはいつのことだかわかりませんけど、でも必ずしてみせますよぉ!」

足柄「ええ、あなたならできるわ。艦娘も、それに深海棲艦もどっちも幸せになる平和な未来を作れる」

あかり「深海棲艦さんもですか? 難しいですけどできるならそうしたいです」

足柄「できるのよ、あなたは。私はそれを知ってる」

あかり「足柄さん?」

足柄「ごめんなさい、提督。明日になればきっといつも通りの私に戻っているわ」

あかり「あの?」

足柄「それじゃあね、提督」

あかり「えっと、どこに行くんですか?」

足柄「未来」

あかり「未来?」

足柄「そう、あなたがこれから作り出す未来。私はそこで待ってるから――」

あかり「あ、足柄さん――」


407 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 01:51:40.81m5RRyMOYo (7/14)

足柄「んっ……?」

妖精(猫吊るし)「どうもおはようございます足柄さん。いい夢が見られましたか?」

足柄「妖精が何でここにって、何よこれ!? 寝てる間に何人の頭に変なもの被せてるの!?」

妖精(猫吊るし)「明晰夢を見られるようにする装置を改良して、任意の夢を見せられる装置を作りましてね」

足柄「作ってみたからって何で勝手に人体実験してんのよ!」

妖精(猫吊るし)「いや~足柄さん最近戦えなくてフラストレーションが溜まっているかと思いまして」

妖精(猫吊るし)「なので、夢の中で戦って発散してもらおうかと思ったんです」

足柄「あんた、本当によく観察してるわね」

妖精(猫吊るし)「せっかくなので提督のゲーム内の鎮守府を再現した夢を見てもらいました。足柄さんがエースだということで、ちやほやされたでしょう?」

足柄「そりゃされたしちょっといい気にもなったけどさ」

妖精(猫吊るし)「ふふふ、いい気分になってもらえたなら幸いです。どれくらい戦ってたんですか? 夢の中では時間流れが違いますからね」

足柄「1日もいなかったわ」

妖精(猫吊るし)「それはまたなんで? せっかく戦いが楽しめるというのに」

足柄「いきなりあんなわけわからない状況になったら、戦いを楽しむどころじゃないでしょうが!」

妖精(猫吊るし)「ごもっとも」

足柄「それに、戦いはもう十分やってきたわ。今は平和を楽しむときよ」

妖精(猫吊るし)「平和に慣れていない様子でしたが」

足柄「それは否定しない、だけど」

あかり「足柄さんおはようございます!」

足柄「提督、今日も元気ね」

あかり「天気いいですから! ほらカーテン開けましょう! あれ、その頭に付けてるのってパーマかける機械化何かですか?」

足柄「パーマをかける予定なんかないわよ。こいつが勝手に寝てる間につけてただけ」

妖精(猫吊るし)「実験の一環です~」

あかり「だから実験するときは許可取ろうねって言ってるでしょ妖精さん」

足柄「それにしても本当にいい天気ね」

あかり「でしょう? こういう日は外に出て体を動かしますよぉ。はい、起きてください」

足柄「わかったから無理に起こそうとしないで、自分で起きれるから」

足柄(平和な世界に馴染むのには時間が必要で、この子の助けもいる)

足柄(私はこの子を必要としている。そしてこの子も私を幸せにしたいと、必要としてくれている)

足柄(そうね、ただ頼るだけじゃなくて頼り頼られる関係の方が私は好き)

足柄(艦隊のエースとしてじゃなく、1人の艦娘として、人間として。この子と作り上げたこの関係が)


408 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 01:55:34.13m5RRyMOYo (8/14)

今回はここまでです
次は五月雨とひな祭りする小ネタからです

初日は何すればいいのかわからずwiki見てとりあえず6隻必要だけど戦艦は資源食うらしいから重巡を造ればいいのかとか思ってました
実際重巡造ろうとして建造できたのは雪風でしたけど


409以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/13(日) 01:58:50.01H9iRfqPH0 (1/1)



初日重巡狙いで雪風とかなにそれすごい
これが無欲の勝利か


410以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/13(日) 02:26:05.41MBVavfIDo (1/1)

乙です


411以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/13(日) 02:31:33.23WXSg7VRgO (1/1)

乙です
おねロリ良かったです…


412 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 22:42:47.87m5RRyMOYo (9/14)

開始します


413 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 22:52:13.19m5RRyMOYo (10/14)

あかり「ひな祭りだよぉ」

五月雨「今日は3月3日でしたか」

あかり「家具コインで買える家具に雛人形があったから買ってみたよぉ」

五月雨「そういえば家具コインなんてのもありましたね」

あかり「艦娘のみんなが雛人形になってるんだよぉ」

五月雨「へぇ~可愛らしいですね」

あかり「上2段までならうちでも再現可能だよぉ」

五月雨「大和型と川内型がモチーフみたいですからね」

あかり「3段目はこれ潜水艦のみんななのかな? 真ん中の子と右端の子は知らないんだけど」

五月雨「ええっと、真ん中のは伊401さん、右端は伊8さんがモチーフだってこの紙に書いてあります」

あかり「へぇ~、京子ちゃんのところになら全員いるかなぁ」

五月雨「4段目は赤城さんと加賀さんですね。加賀さんはうちにいますが、赤城さんはいませんね」

あかり「京子ちゃんのところにならいるよぉ。京子ちゃんと協力すればこれが再現できるかも」

五月雨「するんですか?」

あかり「ん~、たぶんもう間に合わないからこれで我慢するよぉ」

五月雨「これでも十分可愛いですからね」


414 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 22:59:31.09m5RRyMOYo (11/14)

あかり「さてとお雛様も飾ったよぉ」

五月雨「飾りましたね」

あかり「……ひな祭りってこれから何すればいいの?」

五月雨「他にはですか? そうですねぇ、雛あられを食べましょう!」

あかり「それがあったよぉ! 間宮さんにお願いして作ってもらおう」

五月雨「具体的に何をするか知らなかったんですね」

あかり「だって女の子祭りだ~って言っても、特に何かすることなんてなかったんだもん」

五月雨「まあ、そうですよね。特に祝日と言うわけでもないですからしようにもできないことだってありますし」

あかり「男の子の日は祝日なのにずるいよね」

五月雨「端午の節句は一応性別関係なくこどもの日ですから」


415 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 23:08:06.91m5RRyMOYo (12/14)

あかり「う~ん、他には何があるのかなぁ」

五月雨「散らし寿司を食べたり白酒を飲んだりするんですよ。まあ後者は提督にはできませんけど」

あかり「食べてばっかりだね」

五月雨「女の子の健やかな成長を祈るお祭りですので、食べなきゃ育たないということなんでしょう」

あかり「食べてばっかりじゃ健やかにはならないよぉ」

五月雨「そこはこう食べた軽く運動をするとかすればいいんです!」

あかり「それは健やかっぽいね」

五月雨「やはり健やかな成長を祈る祭りとしては理に適っているんですね!」

あかり「よく考えてみればそうかもね」

五月雨「では食べましょう提督! そして動きましょう!」

あかり「そうだね、先ずは腹ごしらえをしてから何かするよぉ」


416 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 23:31:58.91m5RRyMOYo (13/14)

あかり「間宮さん、雛あられって作ってますかぁ?」

北方棲姫「ヨイショ……」

間宮「そうそう、ひし形に整えてね」

五月雨「ほっぽちゃんと何か作ってるみたいですね」

北方棲姫「デキタ!」

間宮「うん、上手にできてるわ」

あかり「ほっぽちゃんなに作ってるの?」

北方棲姫「アカリ! ヒシモチ!」

あかり「菱餅? これもひな祭りのときに食べるやつだよね」

間宮「そうよ、雛人形と一緒に飾るの」

五月雨「さっきの赤城さんの人形が食べてたやつですね」

北方棲姫「キョウハヒナマツリ!」

あかり「だからほっぽちゃんもひな祭りしてるんだね」

北方棲姫「ウン! アカリニアゲル!」

あかり「雛人形に備えなくていいの?」

北方棲姫「ハヤクタベナイトイタム」

間宮「そんなすぐに痛まないけどできたてを食べるのがおいしいわ」

北方棲姫「サミダレニモアゲル」

五月雨「私にも? ありがとう、ほっぽちゃん」ナデナデ

北方棲姫「マミヤニモアゲル」

間宮「あら、私にも? いいのに、ありがとうね」

北方棲姫「アカリ、タベテ!」

あかり「いただきます。あっ、おいしいよほっぽちゃん!」

北方棲姫「チャントタベラレルミタイ」

あかり「あかりに毒見させたの!? 自分で作ったんだよね!?」

北方棲姫「ミハリインノヨウセイニモアゲテクル~」

間宮「あぁ、ほっぽちゃん! 結局自分の分を作らずに行っちゃったわ」

五月雨「それじゃあお礼に私達が作りましょうか」

あかり「そうだね、せっかくだし雛あられを作ろう。間宮さん」

間宮「わかってる。2人でも簡単にできるから安心してね」


417 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/13(日) 23:50:04.30m5RRyMOYo (14/14)

間宮「雛あられって関西と関東で違うのよ」

あかり「そうなんですか?」

間宮「関西ではしょうゆとか塩味のあられでしょっぱいんだけど、関東では砂糖が強めで甘いの」

五月雨「同じものでも地域によって味が変わるんですね」

あかり「お好み焼きと一緒ですね」

間宮「小さな島国なんて呼ばれ方をするけれど、実際島国の中では最大級の国土があるんだもの。それぞれの地域で違った文化が出来上がるものよ」

あかり「でもひな祭りで食べるってところは同じなんですね」

五月雨「地域柄は出るものの国全体としての文化もまたあるということですよ」

あかり「なるほどね~」

間宮「あかり、油を使ってるときは目を離しちゃだめよ」

あかり「あっ、はい」

五月雨「そうですよぉ提督、私は話しながらもちゃ~んとフライパンの方を向いて――」パチッ

五月雨「あづぁっ!? あぶっ、目に!」

間宮「大丈夫、五月雨さん!?」

五月雨「はぁはぁ、なんとかギリギリ目には入ってませんでした」

あかり「はぁ、びっくりしたぁ。ひやひやするドジはできるだけなしにしてもらいたいよぉ」

五月雨「今のはドジじゃないでしょう!」


418 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 00:09:26.71y8ZmjiTXo (1/11)

間宮「こうして袋に砂糖や色素と一緒に入れて振れば、色付いた雛あられの完成よ」

あかり「わぁ~、本当に簡単にできましたよぉ」

五月雨「こんなに簡単にできるものなんですね」

間宮「ポン菓子を使ってるものだと専用の設備がいるけど、あられなら一般家庭でも簡単に作れるものよ」

あかり「ミルクセーキも簡単に作れましたし、作ってみると簡単なものも多いんですね」

間宮「そうね、工程自体は単純単調だったりするものも多いわ。だけど、すごく時間がかかったりちょっとのミスで味が著しく悪くなったりするものもあるのよ」

五月雨「そうですよ提督。お砂糖とお塩を間違えたら大変なことになります!」

間宮「それは工程以前の問題ですよ」

あかり「難しいのはあかりには作れませんからね。だから間宮さんにはすごく感謝してますよぉ。いつもおいしいお菓子をありがとうございます」

間宮「ううん、あかりや他の皆さんが喜んでくれる姿を見るのが、私にとって何よりの喜びだもの」

間宮「まあでも感謝してるというのなら、私も甘いものをごちそうしてもらうとかそういうのもいいかなぁって」

間宮「あぁ、それとも甘いものを食べさせてあげてもいいかな? 私いっぱい甘いもの食べてるからきっと甘いのが……あれ? あかりがいない?」

間宮「むぐぐ、キスしちゃったからガードが甘くなくなっちゃったかしら?」


419 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 00:19:11.50y8ZmjiTXo (2/11)

北方棲姫「オイシイ?」

妖精(見張員)「……」コクリ

北方棲姫「ヨカッタ、アカリノミカクガオカシクナクテ」

あかり「なにを確かめようとしてるのほっぽちゃん」

北方棲姫「アカリ!」

あかり「菱餅のお礼に雛あられを作ってきたから一緒に食べよう」

北方棲姫「アラレ! タベル!」

五月雨「関西のと関東の両方作ってきたから食べ比べてみようね」

北方棲姫「ナニガチガウノ?」

あかり「関東のは甘くて、関西のはしょっぱいの」

北方棲姫「アマイノタベル!」

五月雨「じゃあこっちだね、はい召し上がれ」

妖精(見張員)「……」ジー

あかり「妖精さん達も食べていいよぉ」

妖精(見張員)「……」ペコリ


420 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 00:50:10.87y8ZmjiTXo (3/11)

五月雨「でもどうして急に見張員の妖精さんに菱餅をあげようって思ったの? ひな祭りだけどそんなに仲良かったの?」

北方棲姫「オハナミセテクレルッテイッタカラ」

あかり「お花?」

妖精(見張員)「……」チョイチョイ

あかり「ん? なに、双眼鏡?」

妖精(見張員)「……」ビシッ

あかり「あっちの方見ろって言うの? どれどれ~? あっ、お花が咲いてるよぉ」

五月雨「この時期に咲いてる花といえば、桃ですか?」

妖精(見張員)「……」コクリ

あかり「へぇ~、あれが桃の花なんだぁ。桜とか梅とか春に咲く花いっぱいだけど、どれがどれとか全然知らないから勉強になるよぉ」

北方棲姫「ンー! ワタシニモミセテ!」

あかり「あっ、ごめんねほっぽちゃんが最初だよね。はい」

北方棲姫「オー! アレガモモ? タベルノトゼンゼンチガウ」

あかり「食べてるのお花さんじゃなくて実のところだからね」

北方棲姫「アソコイッタラモモトレル?」

五月雨「まだ実は生ってないと思うよ。夏くらいかな」

北方棲姫「ナツニナッタラトリニイク!」

あかり「あの桃の持ち主さんに許可取らないと泥棒さんだよぉ」

妖精(見張員)「……」

五月雨「あれ作ってるの山の妖精だそうです」

あかり「あっ、そうなんだ。じゃあ大丈夫だね」

北方棲姫「モモ、モモ~」

あかり「妖精さんが作ってくれたのならきっと大きくておいしいよぉ。楽しみだね」

北方棲姫「ウン!」

五月雨(ふふっ、2人とも可愛らしいものですね。願わくばこのまま健やかな成長を……)

北方棲姫「アカリ、アーン」

あかり「ん? 雛あられ食べさせてほしいの? 甘いのがいいんだったよねはいあ~ん」

五月雨「……うっ、目が!」

あかり「えっ、どうしたの五月雨ちゃん?」

五月雨「さっきはねた油が肌を浸透して目に……これではしばらく目が使えません! 雛あられがどこにあるのかもわからない、あぁっ、せっかく作ったのに」

あかり「あはは、それは大変だね。出来立てがいいし、あかりが食べさせてあげるよぉ」

五月雨「すいません提督。あ、あ~ん」

あかり「あ~ん」

五月雨(私達がいる限り健やかな成長は望めないかもしれませんね……い、いや、これも成長したら覚えない方がおかしいんですから、これも健やかな成長です! そういうことにします!)

妖精(見張員)「……」ポリポリ

あかり「妖精さん、頭の上で食べるのはいいけどカスはこぼさないようにしてね」


421 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 00:54:30.61y8ZmjiTXo (4/11)

今回はここまでです
次は本編の続きからです

ひな祭りといっても特に何もしなかった家庭としては雛人形というか日本人形には春より夏の怪談のイメージしかないですね
夏でももうずいぶんと少なくなりましたが


422以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/14(月) 00:58:34.37CrQQxXxpo (1/1)

乙です


423以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/14(月) 01:21:58.65mlg7kfxCO (1/1)




424以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/14(月) 01:50:55.66eYTCbx12O (1/1)

乙です
ひな人形の怪談かぁ…
うちも押入れに眠ってるのを解放するのは怖いな…


425 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 22:38:56.30y8ZmjiTXo (5/11)

開始します


426 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 22:44:03.75y8ZmjiTXo (6/11)

あかり「ふぁ~よく寝たよぉ」

球磨「夜更かしせずに備えてたみたいでよかったクマ」

あかり「球磨さん、おはようございます」

球磨「早く着替えるクマ!」

あかり「そんなに急がなくても山は動きませんよぉ」

球磨「山は動かないけど時間は動くクマ! ほらほら!」

あかり「あぁ~、1人で着替えられますから」

球磨「1人より2人で着替えた方が早くなるクマ!」

あかり「いや1人の方が着替えやすいですから!」

球磨「意外に優秀な球磨ちゃんに任せるクマ~」

あかり「はぁ、もうしょうがないですね」

球磨「クマクマ~、ん? 今日はクマさんのパンツクマ」

あかり「もう! パンツはいいから早くしてください!」


427 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 22:52:42.95y8ZmjiTXo (7/11)

あかり「キャンプに行ったときの服と似た感じにしてみました。まだ寒いから袖とかは長いですけど」

球磨「まあ軍服や叢雲のワンピースで行くよりはいいクマ」

あかり「もっと重装備した方がよかったですか?」

球磨「いや、素人が重いもの持ちすぎていくと逆に邪魔になるクマ」

あかり「あかり1回1人で山頂まで上りましたよぉ」

球磨「1回だけ上れたからっていい気になってたらだめクマ。何年も上り続けた山で突然事故死したりすることもあるクマ」

あかり「じ、事故死……」

球磨「山は恐ろしいクマ。死んでも連れて返ろうとしたら逆に自分が遭難するって放置されてる死体もいっぱいあるクマ」

あかり「ひ、ひえぇぇ!」

球磨「まあそれはエベレストとかむちゃくちゃデカい山の話だけどクマ」

あかり「あの山にはないんですよね!?」

球磨「ふっふっふ~わからんクマ~」

あかり「お、脅かさないでくださいよぉ!」

球磨「でも球磨がいれば安心クマ。たとえ断崖絶壁に突き刺さって死んでも屍だけは拾って帰ってくるクマ」

あかり「死ぬ前に助けてください!」


428 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 23:00:29.21y8ZmjiTXo (8/11)

大和「気をつけてねあかり」

あかり「はい、行ってきます大和さん」

球磨「弁当のお礼に山で山菜とか取って帰ってくるクマ~」

あかり「いきなりお弁当で重装備になっちゃいましたね」

球磨「2人じゃ食べきれないから山の妖精達と一緒に食べるクマ」

あかり「と言うことはお昼までに山頂に着く予定ですか?」

球磨「あれくらいの山女の子でも半日あれば上りきれるクマ。それに山で遊ぶなら日が出てる内じゃないと危ないクマ」

あかり「川に落ちたりしたら大変ですもんね。運よく艦娘のカードが流れてくれば助かるかもしれませんけど」

球磨「普通はカードなんか流れてくるわけないクマ」

あかり「熊野さんは流れて来たんですよぉ」

球磨「クマだからクマ」

あかり「クマさんも川から流れてきたりはしないと思いますけど」


429以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/14(月) 23:02:03.144d5AuhySo (1/1)

つまり阿武隈と三隈流れてくる可能性はあるのか・・・


430以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/14(月) 23:02:30.63g/iEajbeO (1/1)

クマ〜


431 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 23:26:08.81y8ZmjiTXo (9/11)

あかり「この山でもクマさん出るんですか?」

球磨「あんまり見かけないけど出るクマ」

あかり「襲われたりしません?」

球磨「クマは基本的に臆病な生き物クマ。普通は人間を避けて滅多に人の前に出てきたりしないんだクマ」

あかり「そうなんですか?」

球磨「そうクマ。こうやって話をしてたり音を立てたりしてれば、人間がここにいるってわかって寄ってこないクマ」

あかり「人間のことえさだって襲ってくるのかと思ってましたよぉ」

球磨「猪もそうだし本当はちゃんと対策さえしてれば危険はないんだクマ」

あかり「対策は必要なんですね」

球磨「そりゃ必要クマ。基本的に臆病って言っても臆病だからこそびっくりして襲い掛かってきたりすることもあるクマ」

あかり「あぁ、それは怖いですね」

球磨「それに子供に手を出したりするとかクマ。高確率で子供の側には母親がいるから可愛くても近寄っちゃだめクマ。子供の栄養にされるクマ」

あかり「病気なんかも持ってるかもしれませんしね」

球磨「その点球磨ちゃんは清潔だし触ってもえさにされないクマ!」

あかり「じゃあ球磨さんで我慢しますよぉ」ナデナデ

球磨「んふふ~、ん? 我慢するとはなにクマ~! 球磨がいるから子熊はいらんと言うクマ!」

あかり「球磨さんが抱っこできるくらい小さかったら言ってたかもしれません」

球磨「抱っこがだめならおんぶするクマ~!」ガシッ

あかり「ああんっ、球磨さん! あかりのバックが潰れちゃいますよぉ!」

球磨「クマクマ~」


432 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 23:40:23.67y8ZmjiTXo (10/11)

球磨「山頂到着クマ!」

あかり「ええっ、もう着いた!?」

球磨「だからこれくらいの山は半日あれば上れるって言ったクマ」

あかり「まだ半日も経ってないですよぉ!」

球磨「そこは球磨が直々に整備した球磨道を通って来たからクマ」

あかり「球磨道?」

球磨「提督も1回通ったことがあるはずクマ」

あかり「もしかして球磨さんと一緒に山から帰ったときの?」

球磨「あれはあぐれっしぶ球磨道クマ。途中で倒れて球磨が背負って帰ったときに通ったクマ」

あかり「気絶してたから覚えてるわけありませんよぉ」

球磨「それもそうクマ~」

妖精(お茶)「いらっしゃいませ、提督と球磨さん」

あかり「あっ、お茶の妖精さん」

妖精(お茶)「お茶が好きなだけで別にお茶の妖精ではありませんから」


433 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/14(月) 23:55:35.00y8ZmjiTXo (11/11)

球磨「球磨が来たクマー」ドン

あかり「わっ、なんでいきなり砲を撃つんですか?」

球磨「動物避けとみんなに球磨が来たことを知らせるためクマ!」

妖精『クマー』ワラワラ

あかり「わぁ、妖精さんがいっぱい集まって来たよぉ」

球磨「みんな元気にしてたクマ?」

妖精『クマ!』

あかり「あれ、ここの妖精さんはみんな喋るんだね」

妖精(お茶)「本当はみんな喋れるんですよ。ただあまり喋らないだけで」

妖精『クマクマ~』

球磨「ん? 猪獲ってこいって? しょうがないクマね~」

妖精『クマー!』

あかり「クマって言ってるのに猪さんなの?」

妖精(お茶)「艦娘の皆さんには喋らなくても伝わるんですよね。だからみんな喋らないんです」

あかり「そうだったんだ」

球磨「じゃあ球磨は猪狩ってくるから提督は薪割りでもしててほしいクマ」

あかり「薪割り! なんか山っぽい!」

球磨「球磨は山へ猪狩りに、提督も山で薪割りするクマ!」

妖精(お茶)「どっちも女の子なのにどっちもおじいさんがやることっぽいですね」


434 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 00:08:23.08i1rHA4zZo (1/13)

あかり「ん、お、おも……」

妖精(お茶)「基本斧なんて女の子が振り回すものではないですから」

あかり「わっ、と!」

妖精(お茶)「危ないっ!」

あかり「たっと、たぁっ! はぁ、だめだよぉ、あかりにはできそうにない」

妖精(お茶)「まあそうだと思っていました。ここで軽々されると提督のイメージが崩れると言いますか」

あかり「あかりやっぱり頼りない?」

妖精(お茶)「力仕事ではそうかもしれませんが、他に頼れるところがたくさんありますから」

あかり「例えば?」

妖精(お茶)「指揮能力、はもう不要ですが頼れるくらいにはなってましたよ。後はそうですね、艦娘の皆さんを抑えるときにも頼りになります」

あかり「艦娘のみんなを抑えるって?」

妖精(お茶)「暴走されたときなんかに提督に頼めば1発で止まると思います。まあ暴走の原因も大体提督絡みですが」

あかり「そうかなぁ、みんな言うこと聞いてくれるかなぁ?」

妖精(お茶)「言うこと聞かなくても差し出せばとりあえずは収まりますので」

あかり「あかりの身の危険は!?」

妖精(お茶)「まあそんなことより、薪割りは無理なんで畑を耕してもらいましょう。それくらいならできますよね?」

あかり「できるよぉ。でも薪割りはどうするの?」

妖精(お茶)「あそこに全自動薪割り機がありますので、本当は手作業で割る必要なんてないんですね」

あかり「わぁ~近代的」


435 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 00:32:47.83i1rHA4zZo (2/13)

あかり「それくらいって言ったけど畑耕すのもキツいよぉ。明日は筋肉痛になっちゃうね」

球磨「帰ったクマ~」

あかり「あっ、球磨さんお帰りなさい」

球磨「ん? 提督作業着に着替えてるクマ。それに土がいっぱいついてるってことは畑仕事してたクマね」

あかり「土をひっくり返してました~」

球磨「さすがに山頂までトラクターは運べないから畑耕すのは手作業クマ」

あかり「手作業って言っても最終的に妖精さん達ライン引きみたいなので耕してましたよぉ」

球磨「スコップでやってたらとてもじゃないけど間に合わないクマ」

あかり「あかりスコップでやってたんですけど」

球磨「それは農作業を経験させようという妖精からの粋な計らいクマ」

あかり「あはは、疲れましたけど楽しかったですよぉ」

球磨「あとはそう、食育クマ」

あかり「あっ、猪さん、獲って来たんですね」

球磨「今日はボタン鍋クマ~みんな~」

妖精『クマー!』

球磨「はい、処理お願いクマ」

妖精『クーマ、クーマ』

球磨「すごくおいしいクマ! 提督も絶対好きになるクマ!」

あかり「……」

球磨「目の前に加工前の動物を見せられたから変な気分になったクマ?」

あかり「ちゃんと考えないといけないって思ってますけど……」

球磨「目で見ないと考えるのも難しいクマ。本当生きてるところから見せてあげたかったけど、さすがに提督には厳しい気がしからクマね」

あかり「こうやって生き物の命をもらってあかり達は生きてるんですね」

球磨「そうクマ。それを忘れちゃいけないクマ。何より球磨達はたくさんの深海棲艦達を沈めてきたんだからクマ」

球磨「命をたくさん奪ってきた球磨が命を尊ぶなんておこがましいかもしれないけど、奪ってきたからこそ感謝を忘れちゃいけないんだクマ」

球磨「それを忘れたら球磨は、それこそただのクマと変わらない獣になってしまうクマ」

あかり「はい、忘れませんよぉ。今まで倒してきた深海棲艦のみんなのこと、ずっと」

球磨「よしよし、提督はいい子クマ。球磨ちゃんがいい子いい子してあげるクマー」ナデナデ

あかり「さっきのお返しですか?」

球磨「おんぶは帰るときに返すクマ」

あかり「あぐれっしぶはやめてくださいね?」


436 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 00:39:53.16i1rHA4zZo (3/13)

球磨「さてと、提督の土だらけの体も辛気臭い空気と一緒に洗い流しに行くクマ!」

あかり「体は流しちゃだめですよぉ。お風呂ですか?」

球磨「お風呂にはまだ早いクマ。すぐそこに川があるからそこ行くクマ」

あかり「川、そういえば扶桑さんと滝に打たれに来たこともありましたよぉ」

球磨「滝は危ないからもっと勢いが弱いところに行くクマ! あっ、妖精、タオルの用意してほしいクマ」

妖精『クマー!』

球磨「ついでにお風呂と着替えの用意も頼むクマ~!」

あかり「お風呂早いって言ったのに」

球磨「川に入る前に入るのは早いってことクマ」

あかり「まだ冷たくないですか?」

球磨「大丈夫大丈夫、風邪ひいたらクマが精がつく料理いっぱい作ってあげるクマ」

あかり「風邪ひくの前提ですか!?」


437 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 00:57:42.32i1rHA4zZo (4/13)

球磨「ここクマ!」

あかり「綺麗な水ですね、透き通ってますよぉ」

球磨「ここの水はわざわざ汲みに来る人もいるくらいおいしいことで有名なんだクマ」

あかり「へぇ~そうだったんですね」

球磨「球磨が行水した後の水だとも知らずに」

あかり「やめましょうよぉ!」

球磨「まあここの水は汲み場には流れてないけどクマ」

あかり「はぁ、安心しましたよぉ」

球磨「うん、安心して汚れを落としていいクマ」

あかり「汚れを落とす、そういえばどうするつもりなんですか? 服着たまま中に入ればいいんです?」

球磨「着衣水泳は危険クマ! だから、すっぽんぽんクマー!」バサッ

あかり「えええっ!?」

球磨「ほら、提督も早く脱ぐクマ」

あかり「い、いや、だって、こんな、お外で……」

球磨「水汲み客もここまでは来ないクマ! 今までこうしてても妖精以外に1度も見られたことはないクマ」

あかり「ええっと、本当、ですよね?」

球磨「球磨嘘つかないクマ」

あかり「じゃ、じゃあ……」ヌギッ

球磨「お風呂に入る前はまずかけ湯クマ!」バシャッ

あかり「つめたっ! 冷たいじゃないですかクマさん!」

球磨「お風呂のマナークマー」

あかり「お風呂じゃなくて川ですし! もぉ、お返しですよぉ!」バシャッ

球磨「クマッ! やったクマ~!」バシャッ

あかり「きゃあっ! え~い!」バシャバシャ

球磨「わっぷ! あははっ、それっクマ!」

あかり「あははっ、こっちですよぉ!」



妖精(猫吊るし)「確かに球磨さんは嘘をついてはいませんね。妖精以外に見られたことはないです」

妖精(猫吊るし)「その妖精が映像記録を残してるかどうかまでは言及してませんしね~」ジー

妖精(お茶)「……」バシャッ

妖精(猫吊るし)「ああっ! 私の高性能望遠カメラがぁ!」

妖精(お茶)「薪割り機にセットしてきて」

妖精『クマー!』

妖精(猫吊るし)「あっ、ちょっと、まって、下ろしてください! 提督が野外露出してる貴重映像が~!」

妖精(お茶)「変な言い方しない! はぁ、余罪がどれだけあるのか考えたくもない」


438 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 01:04:05.49i1rHA4zZo (5/13)

今回はここまでです
次は球磨の好感度100イベントの続きです

実際この時期に川で全裸で水掛け合いとかやったら風邪ひきますよね
少し温かくなったかと思えばまた急に冷え込んでますので風邪には注意ですね


439以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/15(火) 01:04:49.26NMlOmwb0O (1/1)




440以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/15(火) 01:12:38.53imVdcNZ6O (1/1)

乙です


441以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/15(火) 01:17:52.38bBAnb6pCo (1/1)

乙です


442 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 22:34:39.81i1rHA4zZo (6/13)

開始します


443 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 22:39:44.31i1rHA4zZo (7/13)

あかり「う~ん? あれ、まだ夜だよぉ」

あかり「最近夜更かしできるようになったかわりに夜型の生活に慣れちゃったのかなぁ?」

妖精「クマー……クマー……」

あかり「寝息でもクマって言ってるんだ。球磨さん慕われてるんだね」

あかり「起こさないように少し外に出てるよぉ」



あかり「ううん、海のにおいがしないのが新鮮だよぉ」

あかり「代わりに土と木のにおいがして、うん自然の中にいるって感じだよぉ」

球磨「海も自然の1つクマ」

あかり「球磨さんも起きてたんですね」

球磨「クマ。ここで星を眺めるの好きクマ」

あかり「星を?」


444 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 22:46:21.50i1rHA4zZo (8/13)

球磨「提督、上を見るクマ」

あかり「わぁ~、綺麗ですね。お星様がいっぱい」

球磨「今日は晴れてるからよかったクマ」

あかり「雨降ったら山登りできませんもんね」

球磨「いやすごく険しい道のりになってただけクマ」

あかり「そこは諦めましょうよぉ!」

球磨「球磨は妥協を知らない女クマ」

あかり「そうでもないよう気がしますが」

球磨「クマ! なんてことを言うクマ! 妥協を許さない球磨のくすぐり攻撃を食らうクマ?」

あかり「ごめんなさい球磨さんは妥協を知りませんよぉ」

球磨「それでいいクマ!」


445 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 22:50:57.39i1rHA4zZo (9/13)

あかり「球磨さんと話してると楽しいですよぉ」

球磨「そうクマ?」

あかり「はい。すごく楽しいですよぉ」

球磨「クマ~、球磨も楽しいクマ」

あかり「えへへ」

球磨「……提督、球磨は提督に謝らなきゃいけないことがあるクマ」

あかり「謝らなきゃいけないこと? なんですか?」

球磨「その、実は、球磨……」

球磨(言いづらいけど言うクマ。ここで逃げたら一生負い目を感じて生きなきゃいけないクマ!)

球磨「提督のことずっと見てたクマ!」

あかり「えっ?」


446 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 23:01:15.73i1rHA4zZo (10/13)

球磨「提督の普段の様子とか他の艦娘との交流とかも、ずっと見てたんだクマ」

あかり「ええっと、それってどういうことです?」

球磨「その、観察してたってことクマ」

あかり「あかりをですか?」

球磨「そうクマ」

あかり「何でです? 軍の命令か何かですか?」

球磨「軍じゃなくて歳納提督からの依頼クマ」

あかり「京子ちゃんから? どうして?」

球磨「それは、その、漫画のネタにしたいからって」

あかり「漫画のネタに? あかりを? なんだそれなら言ってくれればよかったのに」

球磨「あくまで自然体なところが知りたかったらしくて、だから隠れてこそこそ見てたクマ。ごめんクマ」

あかり「いいんですよぉ、そんなこと。漫画になるなんてなんだかわくわくしますし!」

あかり「あっ、前に千歳さんの部屋でお風呂入ってたときや、金剛さんの部屋で襲われそうになったとき助けてくれたのも見てたからなんですね」

球磨「そういうことクマ」

あかり「なら助けられたこともあるんですし、逆にこっちが感謝しないといけませんよぉ」

球磨「いや、提督、それに反応できたってことはクマね」

球磨「そういうことしてるところも見てたって事クマ」


447 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 23:13:05.81i1rHA4zZo (11/13)

あかり「え、あ、えっ?」

球磨「最近はやってないクマ。なんというか過激になってきてそう、この見てるとあれになってきたからクマ」

あかり「あ、あ~の、それって京子ちゃんには?」

球磨「最近R-18の島に流されたとか言ってたクマ」

あかり「ええっ!? そんな、え、ど、どうしよう?」

球磨「本当にごめんクマ。最初はあんまり提督のことも知らない頃だったし、提督のこと調査するがてらにやってただけだったクマ」

球磨「でも段々提督と他の艦娘との触れ合いが深くなっていくにつれて、なんかこう楽しくなってきて」

球磨「他人の秘密を覗き見てる背徳感的なのと、単純にそういうことへの興味がない交ぜになって……」

球磨「その内自分があそこにいたらって妄想するようにもなったクマ。提督とああいうことできたら、どうかなって」

球磨「ごめんクマ。これじゃストーカーと同じクマ。変態だクマ」

あかり「……」


448 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 23:31:26.00i1rHA4zZo (12/13)

球磨「話して楽しいって思ってくれてありがとうクマ。でも、球磨はそういう奴なんだクマ」

球磨「気持ち悪かったら解体してもらっても……」

あかり「気持ち悪くなんかないですよぉ」

球磨「だけど、球磨……」

あかり「勝手にするのは確かによくないです。だけど、ちょこっとだけ安心したところもあるんです」

球磨「安心するクマ?」

あかり「ここに来て、たくさんの人と色んな事をしてきましたよぉ。楽しいこともあったし、辛いことや悲しいこともありました。そういうことも、まあ」

あかり「毎日がイベント盛りだくさんでめまぐるしくて、1つ1つのことちゃんと覚えていられる自信がなかったんです」

あかり「1つ1つのことのどれもが大事なことで覚えてなきゃいけないのに、他のことに流されて曖昧になってたりすることもありました」

あかり「だから、その1つ1つを記録して漫画にしてもらえてるなら、大事なことしっかりと覚えてられるから」

あかり「いいんです。むしろ、全部終わったら京子ちゃんに漫画にしてって頼もうかと思ってたくらいですから」

球磨「本当に、いいクマ?」

あかり「はい、勝手にやったことはもう謝ってもらいましたし、それでいいんですよ」

球磨「そういうところ漫画にされてても?」

あかり「は、はずかしいですけど、でもそれも大事なことです。あかりとみんなが仲良くなった証です」

あかり「あかりが選んでやったことだって、誰にだって言えますよぉ。みんなのこと大好きなんだって世界中に見せたって構いません」

球磨「提督、そこまでの覚悟で……」

あかり「はずかしいのははずかしいですよ? 言わなくていいなら言いませんからね!」

球磨「まあ、そうだクマね。普通喧伝することじゃないクマ」


449 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/15(火) 23:45:51.81i1rHA4zZo (13/13)

あかり「戦いの記録は青葉さんが、日常の記録は京子ちゃんが。それぞれ残してくれればいつまでも忘れずにいられますよぉ」

球磨「提督の日常がすごく爛れてたって記録がいつまでも残るクマ」

あかり「爛れてません!」

球磨「愛があるからクマね」

あかり「そ、そうですよぉ」

球磨「許してもらえてよかったクマ。提督のこと何でもないと思ってた頃にはじめたことが、こんなに尾を引くと思わなかったクマ」

あかり「なんでもないと思ってた頃って」

球磨「今は好きクマ。あっ、そういう意味でクマね」

あかり「そっ……」

球磨「提督の秘密をいっぱい見てきたから、球磨も提督に秘密はなしにするクマ」

球磨「球磨の全部を隠さず全部、提督にあげるクマ!」


450 ◆aIl2cyLheeQT2016/03/16(水) 00:07:42.86Eu6IWpQMo (1/10)

球磨「提督~鎮守府に帰りついたクマ」

あかり「うぅ、あぐれっしぶはやめてって言ったのに」

球磨「あぐれっしぶがだめだって言うからまにあっく球磨道を通って帰ってきたクマ」

あかり「まにあっくの方が難易度が高いんですね……」

球磨「今回はおまけに筋肉痛もあったから余計大変だったみたいクマね」

あかり「全身ガクガクですよぉ」

球磨「農作業の辛さが見に沁みてわかったクマね」

あかり「はぁ、妖精さんには感謝しないと」

熊野「あかり!」

あかり「あっ、熊野さんだ。他のみんなもいる!」

叢雲「ったく、いきなり山に泊るだなんてもっと早くに連絡しなさいよ!」

大和「お弁当はおいしかったかしら?」

蒼龍「私もまた森林浴行こうかなぁ」

球磨「想う側想われる側両方の意味で、みんなが大好きな提督クマ」

あかり「えへへ、あかりは幸せものですよぉ。球磨さん、下ろしてください」

球磨「ん、わかったクマ」

あかり「よいしょっ、うぅ、腕を使ったのに脚まで痛いよぉ」

球磨「提督」

あかり「はい、なんですか――」

球磨「んっ」チュッ

熊野「なっ!?」

三日月「ああ~っ!」

球磨「ん、ちゅっ……はぁ、キスってこんな感じなんだクマね。熊野がはまるのもわかるクマ」

あかり「く、球磨さん?」

球磨「球磨が知ってるのは提督の秘密だけじゃなくてみんなのことクマ。だから、みんなに秘密はなしクマ!」

球磨「見た分は見せて返すクマー」

あかり「あの、あかりに返ってきてないんですけど」

球磨「ふっふっふ、その分は球磨の超絶テクで返してあげるから心配しなくていいクマ。提督がどうされるのが好きかも球磨は全部知ってるクマ」

球磨「キスは深い方が好きなんだよね、クマ……」スッ

あかり「あっ、く、球磨さ……」

熊野「そこまでですわ~!」グイッ

球磨「くっ、邪魔が入ったクマ!」

叢雲「あんた、この、球磨!」

古鷹「球磨さん、今のは一体どういうことかご説明願えますか?」

球磨「どうもこうも、みんなのおかげで球磨ちゃんのフラストレーションが振り切れた結果クマ」

大鳳「フラストレーションが振り切れたってなんですか!?」

千歳「私達がなにをしたって言うんですか!」

球磨「胸に手を当てて考えるクマ! みんながやってた分、ここから球磨1人で1巻埋まるくらいの絡みが待ってるから、期待して待ってるクマ、あかり!」