581:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:29:58.87:DAYRPdXYO (51/94)
アフーム「……………」
アフーム「うわぁぁああああああああああああああああああ!!!!!」ボォォオオオオオオッ
ダゴン5243「ぎゃぁあああああああ!!この炎冷たい!痛い!!!」ボボオオオオオオ
ダゴン234523「そんな頑固な炎も…ほらぁ」キュッキュッキュ
ダゴン5243「あああ…あれ?もう冷たくない!!」
ダゴン234523「ナイアに奴の能力を教えたの忘れたのかい?それで、覆面とタイツを超素材に強化してくれたじゃないか」
ダゴン5243「そうか!それじゃぁアフームの能力も全然効かないんだね!!」
アフーム「………」
ダゴン「それじゃぁ、仕切りなおして」
ダゴン’s「「「「勝負だ!!アフーム!!!」」」」
アフーム「」
アフーム「びぃぃいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」ポロポロポロ
アフーム「……………」
アフーム「うわぁぁああああああああああああああああああ!!!!!」ボォォオオオオオオッ
ダゴン5243「ぎゃぁあああああああ!!この炎冷たい!痛い!!!」ボボオオオオオオ
ダゴン234523「そんな頑固な炎も…ほらぁ」キュッキュッキュ
ダゴン5243「あああ…あれ?もう冷たくない!!」
ダゴン234523「ナイアに奴の能力を教えたの忘れたのかい?それで、覆面とタイツを超素材に強化してくれたじゃないか」
ダゴン5243「そうか!それじゃぁアフームの能力も全然効かないんだね!!」
アフーム「………」
ダゴン「それじゃぁ、仕切りなおして」
ダゴン’s「「「「勝負だ!!アフーム!!!」」」」
アフーム「」
アフーム「びぃぃいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」ポロポロポロ
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
582:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:30:29.28:DAYRPdXYO (52/94)
≪第三砲台!第二体複合光線砲の準備も整いました!!≫
≪よし!撃て!撃てぇー!!!≫
バババババババババババババババ
ニャル夫「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁああああああああああああああああ!!!!!」ババババババババババ
≪ぎゃぁぁああああああああああああああああ!!!!≫チュドォォオオオンッ
≪何でアイツは光線をはじき返せるんだ…!!≫
≪デウス・エクス・マキナを少し適合していると言っても、ここまでとは…≫
ニャル夫「ひゃぁぁぁははははは!!無駄なんだよ虫けら共がぁぁああああああ!!!!」
ニャル夫「この、デウス・エクス・マキナの力さえあれば!!俺は無敵なのだぁああああ!!!!」
≪館長!どうすれば…!≫
≪………これが、最後の戦いだ≫
≪プランGを発動しろ≫
バババババババババ
ニャル夫「来た来たまた来たぁ!!無駄だと分かっている癖にまた来やがったかぁ!!」バババババ
ニャル夫「………っ!!」 ド ク ン
チュドォー―ンッ!!!
真尋「!! ニャル夫ぉ!!」
≪第三砲台!第二体複合光線砲の準備も整いました!!≫
≪よし!撃て!撃てぇー!!!≫
バババババババババババババババ
ニャル夫「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁああああああああああああああああ!!!!!」ババババババババババ
≪ぎゃぁぁああああああああああああああああ!!!!≫チュドォォオオオンッ
≪何でアイツは光線をはじき返せるんだ…!!≫
≪デウス・エクス・マキナを少し適合していると言っても、ここまでとは…≫
ニャル夫「ひゃぁぁぁははははは!!無駄なんだよ虫けら共がぁぁああああああ!!!!」
ニャル夫「この、デウス・エクス・マキナの力さえあれば!!俺は無敵なのだぁああああ!!!!」
≪館長!どうすれば…!≫
≪………これが、最後の戦いだ≫
≪プランGを発動しろ≫
バババババババババ
ニャル夫「来た来たまた来たぁ!!無駄だと分かっている癖にまた来やがったかぁ!!」バババババ
ニャル夫「………っ!!」 ド ク ン
チュドォー―ンッ!!!
真尋「!! ニャル夫ぉ!!」
583:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:30:55.74:DAYRPdXYO (53/94)
ニャル夫「……」シュゥゥウ……
ニャル夫「…効っかねぇなぁああ!!」ブワァアッ
パラパラパラパラパラ…
≪風圧で光線の威力を殺されました≫
ニャル夫「分かってんだろぉ!?もう!!この俺には勝てないって事をよぉ!!」
ニャル夫「普通の大魔王なら、世界の半分をやるから仲間にならねぇかって言うんだろうがなぁ!!」
ニャル夫「そんな中途半端な事は言わねぇ!!誰一人として俺の物には触れさせねぇ!!!」
ニャル夫「この全宇宙は全部……俺のっ」
ブシュッ
ニャル夫「っ………!!!」
ガクッ
真尋「………ニャル夫?」
≪プランG、発射用意≫
真尋「…え?」
≪危険ですので、発射砲戦艦より一光年は離れてください。発射まで5秒前…≫
キュインキュインキュインキュインキュインキュインキュイン
≪5、4…カウントダウンを、中止します。≫
ニャル夫「……」シュゥゥウ……
ニャル夫「…効っかねぇなぁああ!!」ブワァアッ
パラパラパラパラパラ…
≪風圧で光線の威力を殺されました≫
ニャル夫「分かってんだろぉ!?もう!!この俺には勝てないって事をよぉ!!」
ニャル夫「普通の大魔王なら、世界の半分をやるから仲間にならねぇかって言うんだろうがなぁ!!」
ニャル夫「そんな中途半端な事は言わねぇ!!誰一人として俺の物には触れさせねぇ!!!」
ニャル夫「この全宇宙は全部……俺のっ」
ブシュッ
ニャル夫「っ………!!!」
ガクッ
真尋「………ニャル夫?」
≪プランG、発射用意≫
真尋「…え?」
≪危険ですので、発射砲戦艦より一光年は離れてください。発射まで5秒前…≫
キュインキュインキュインキュインキュインキュインキュイン
≪5、4…カウントダウンを、中止します。≫
584:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:31:25.02:DAYRPdXYO (54/94)
,..-"
_,,.. -ー''''''''"`゙'''ーz,,_, .,/゛ ,..-'′
--‐==‐'''"´ _______/゛ /´ /
_..-'゛ .,,, -‐''"゛ .,.ッ′ .,/゛ . / /
_..-'"゛ .,/゛ .,,-レ .,/゛ ./ /
_./ ´ ,/´ ._/.,i'ン'" / /
/ ,/ / ,i'" ._..v ./ ./
/ / / ./ ,r'./ / /
'ブ’ / ,./ / ./ / / ./
/ / .,..‐./ ./ 彡゙ iシ゛
/ ./ _/゛∠..、 / .レ゛ ″
/ ,ノ ,..r'" / .l゙ |
│ / _/゛ / /
ヽ ./.,/゛ / |
! ./'゛ | {
_./ / / |
/ ,/゛ .! ! .il゙ / | ム
./ , / .! ! .// ..l,. │ │心
./ _/゛ l ,! / .,! |゙..l | l l
i/ _/゛ l! / l | l, レ'゙'、 l
_/l` | " ./ .l ! ...l l .l,
_.-'´/.! i゙i ! ! l ヽ |_ ヽ
./ .! .!.ヽ ハ | \ ヽ | .ヽ
''ーl゙,i,.l | ヽ ! ゝ ヽ ヽ l, ヽ
´ .l l`゙'''~.|/,ヽ ヽ l l、 ヽl`'-、ヽ `゙'-、ヽ
.l │ .l lー ..,,,、 ヽ .l .-、 ゙ゝ .`'.l;;、 \`,
| ヽ ヽ ヽ `゙'''ー-..,,,_ヽ .゙‐ `''ー-,,, `ヽ,,, 'h、 . \
ヽ ヽ. ゞ ゙' !、, .`ぃ_ \.._, ゙゙'-..,,, `ニ ゙ぐ、
.ヽ-、, \ `'ヽ、 l〔''、, `゙'二''ー-..,,,_ `''ー 、、 `'-、、 .ヽ \
`-, `'-、 ` ゙! ヽ, `''-、, . ´゙'''ー-..,,,_ .`゙'ー 、、 `'-、 `''- \
`'‐...\ ヽ `'-..、 .`゙'''ー- ..,,、 `' `'-ミ-、
゙''. !i、 `'-、_ `''ーz_ .`゙'''ー-..,,,_ .`'.\.
` `゙''ー ..,, __二ニニ==‐- `゙'''ー-..,,,,、
`゙'ゝ `゙''''ー-
,..-"
_,,.. -ー''''''''"`゙'''ーz,,_, .,/゛ ,..-'′
--‐==‐'''"´ _______/゛ /´ /
_..-'゛ .,,, -‐''"゛ .,.ッ′ .,/゛ . / /
_..-'"゛ .,/゛ .,,-レ .,/゛ ./ /
_./ ´ ,/´ ._/.,i'ン'" / /
/ ,/ / ,i'" ._..v ./ ./
/ / / ./ ,r'./ / /
'ブ’ / ,./ / ./ / / ./
/ / .,..‐./ ./ 彡゙ iシ゛
/ ./ _/゛∠..、 / .レ゛ ″
/ ,ノ ,..r'" / .l゙ |
│ / _/゛ / /
ヽ ./.,/゛ / |
! ./'゛ | {
_./ / / |
/ ,/゛ .! ! .il゙ / | ム
./ , / .! ! .// ..l,. │ │心
./ _/゛ l ,! / .,! |゙..l | l l
i/ _/゛ l! / l | l, レ'゙'、 l
_/l` | " ./ .l ! ...l l .l,
_.-'´/.! i゙i ! ! l ヽ |_ ヽ
./ .! .!.ヽ ハ | \ ヽ | .ヽ
''ーl゙,i,.l | ヽ ! ゝ ヽ ヽ l, ヽ
´ .l l`゙'''~.|/,ヽ ヽ l l、 ヽl`'-、ヽ `゙'-、ヽ
.l │ .l lー ..,,,、 ヽ .l .-、 ゙ゝ .`'.l;;、 \`,
| ヽ ヽ ヽ `゙'''ー-..,,,_ヽ .゙‐ `''ー-,,, `ヽ,,, 'h、 . \
ヽ ヽ. ゞ ゙' !、, .`ぃ_ \.._, ゙゙'-..,,, `ニ ゙ぐ、
.ヽ-、, \ `'ヽ、 l〔''、, `゙'二''ー-..,,,_ `''ー 、、 `'-、、 .ヽ \
`-, `'-、 ` ゙! ヽ, `''-、, . ´゙'''ー-..,,,_ .`゙'ー 、、 `'-、 `''- \
`'‐...\ ヽ `'-..、 .`゙'''ー- ..,,、 `' `'-ミ-、
゙''. !i、 `'-、_ `''ーz_ .`゙'''ー-..,,,_ .`'.\.
` `゙''ー ..,, __二ニニ==‐- `゙'''ー-..,,,,、
`゙'ゝ `゙''''ー-
585:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:31:52.38:DAYRPdXYO (55/94)
真尋「……おい……」
真尋「何だよ……あの光線………」
真尋「あんなもん……惑星どころか銀河系が滅ぶぞ……」
ニャル夫「……………」ブフッ
ニャル夫「……ようやく…本気になりやがったか…!!」
真尋「…ニャル夫?おい、大丈夫なのか!?」
ニャル夫「俺はぁ!!宇宙という超広大な物を手に入れるんだぞ!!!」
ニャル夫「そんな物と比べたらこんなもん…爪楊枝にもならねぇんだよぉおおおお!!!!!」
真尋「……おい……」
真尋「何だよ……あの光線………」
真尋「あんなもん……惑星どころか銀河系が滅ぶぞ……」
ニャル夫「……………」ブフッ
ニャル夫「……ようやく…本気になりやがったか…!!」
真尋「…ニャル夫?おい、大丈夫なのか!?」
ニャル夫「俺はぁ!!宇宙という超広大な物を手に入れるんだぞ!!!」
ニャル夫「そんな物と比べたらこんなもん…爪楊枝にもならねぇんだよぉおおおお!!!!!」
586:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:32:22.42:DAYRPdXYO (56/94)
,,、 /
ノ゛ /
ノ゙/ /
/ . | ,/
/ . / /
/ . / /
/ / /
/ / / ,/
/./ / ,..-'´
〃 / ,..-'″
'" / _..-'"
,/ .,..-'"
,il′ ._. ./ ._ /
ノ/ / ! .,/ ,..-'´
,./ .〔_/ l ,/ /
,/ .! _..-'″ /
,i- .., .,/ ´ ._.. ―'"
--ー--‐" .`゙゛ ,./ ゛
'"''┐
'゙'"、,,___,
____  ̄――――――――――――――――
 ゙̄''- ....,, __ ,,,,,__
゛ `''ー..、 `;  ̄ ゙̄^''''''''''''' ―――― ''''''''''''¬――--――
`'-、. \
`''-、. `'-、
!、 、 .`''-..、 `'ー..、
゙.l、 .l'、 .`''-..、 `''-..、
lヽ | \ `-、 .`''-、、
l ゙'┘ ヽ, `'-、 `''-、、
,,、 /
ノ゛ /
ノ゙/ /
/ . | ,/
/ . / /
/ . / /
/ / /
/ / / ,/
/./ / ,..-'´
〃 / ,..-'″
'" / _..-'"
,/ .,..-'"
,il′ ._. ./ ._ /
ノ/ / ! .,/ ,..-'´
,./ .〔_/ l ,/ /
,/ .! _..-'″ /
,i- .., .,/ ´ ._.. ―'"
--ー--‐" .`゙゛ ,./ ゛
'"''┐
'゙'"、,,___,
____  ̄――――――――――――――――
 ゙̄''- ....,, __ ,,,,,__
゛ `''ー..、 `;  ̄ ゙̄^''''''''''''' ―――― ''''''''''''¬――--――
`'-、. \
`''-、. `'-、
!、 、 .`''-..、 `'ー..、
゙.l、 .l'、 .`''-..、 `''-..、
lヽ | \ `-、 .`''-、、
l ゙'┘ ヽ, `'-、 `''-、、
587:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:32:50.23:DAYRPdXYO (57/94)
アフーム「」
ダゴン「…よぉーし、今回も俺の勝ちだな」
ダゴン23「やだぁー!ダゴンさぁーん♪格好良いー♪」
ダゴン「へへっよせよ。照れるじゃねぇか」
アフーム「」
ダゴン「……なぁ、アフーム。ちょっと聞いていいか?」
アフーム「」
ダゴン「お前等は、デウス・エクス・マキナを使って、この宇宙を手に入れて」
ダゴン「一体何をするんだ?」
アフーム「………」
アフーム「……私は……」
アフーム「惑星保護機構が……望む宇宙……そんなものは…ただ一つだ……」
ダゴン「………」
アフーム「私達は………この宇宙から………」
アフーム「どんな些細な悪も無い……完全に幸せな世界を……作るのが…目的だったんだよ……」
アフーム「」
ダゴン「…よぉーし、今回も俺の勝ちだな」
ダゴン23「やだぁー!ダゴンさぁーん♪格好良いー♪」
ダゴン「へへっよせよ。照れるじゃねぇか」
アフーム「」
ダゴン「……なぁ、アフーム。ちょっと聞いていいか?」
アフーム「」
ダゴン「お前等は、デウス・エクス・マキナを使って、この宇宙を手に入れて」
ダゴン「一体何をするんだ?」
アフーム「………」
アフーム「……私は……」
アフーム「惑星保護機構が……望む宇宙……そんなものは…ただ一つだ……」
ダゴン「………」
アフーム「私達は………この宇宙から………」
アフーム「どんな些細な悪も無い……完全に幸せな世界を……作るのが…目的だったんだよ……」
588:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:33:37.91:DAYRPdXYO (58/94)
ダゴン「……完全に幸せ?」
アフーム「ああ……。どんな悪も居ない…差別も無い……犯罪者も居ない………誰一人かける事無く天寿を全うできる…」
アフーム「皆が清らかで優しくて……美しい世界を作る……」
アフーム「私達は…そんな世界を作るのが目的で……宇宙全てがそうなるようになるのが目的で……」
アフーム「それが……本当の”正義の目標”であると……教えられたんだよ……」
ダゴン「ふーん」
アフーム「……なぁ……ダゴン……」
アフーム「お前は……そんな世界……どう…思う……?」
ダゴン「…お前が言うには、どんな些細な悪も無いんだろ?イタズラも過激な暴力シーンも風俗もスプラッター映画も」
ダゴン「そして、”人を楽しませる為の悪意”も。そこには無いんだろ?」
アフーム「………」
ダゴン「何かさ、すっっっっっっげぇぇぇぇつまんなそう」
ダゴン「つまり、”悪”そのものを消すって事だろ?それって同時に”正義”も消える訳だろ?」
ダゴン「悪党も消えるかもしれないけど、ヒーローまで消されるんじゃ、夢も希望も消えうせそうだよなぁ」
ダゴン「……完全に幸せ?」
アフーム「ああ……。どんな悪も居ない…差別も無い……犯罪者も居ない………誰一人かける事無く天寿を全うできる…」
アフーム「皆が清らかで優しくて……美しい世界を作る……」
アフーム「私達は…そんな世界を作るのが目的で……宇宙全てがそうなるようになるのが目的で……」
アフーム「それが……本当の”正義の目標”であると……教えられたんだよ……」
ダゴン「ふーん」
アフーム「……なぁ……ダゴン……」
アフーム「お前は……そんな世界……どう…思う……?」
ダゴン「…お前が言うには、どんな些細な悪も無いんだろ?イタズラも過激な暴力シーンも風俗もスプラッター映画も」
ダゴン「そして、”人を楽しませる為の悪意”も。そこには無いんだろ?」
アフーム「………」
ダゴン「何かさ、すっっっっっっげぇぇぇぇつまんなそう」
ダゴン「つまり、”悪”そのものを消すって事だろ?それって同時に”正義”も消える訳だろ?」
ダゴン「悪党も消えるかもしれないけど、ヒーローまで消されるんじゃ、夢も希望も消えうせそうだよなぁ」
589:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:34:12.56:DAYRPdXYO (59/94)
アフーム「………そうだ」
アフーム「そうなんだよ………私は……そんな世界が怖かった……」ポロポロ
アフーム「怖かったんだ……!そんな…そんな世界になるのが………!!」ポロポロポロポロ
アフーム「だからっ…!お前が……傍に居て欲しかった……」ポロポロポロ
アフーム「お前も…宇宙を支配すれば……私も安心できると……きっと良い世界が作れると思っていた…!!」ポロポロポロポロポロ
アフーム「だけど…違っていたんだな……私達は……」
アフーム「いや……”正義”は間違っていたんだな……!!最初から…最初から!ずっと!!」ポロポロポロポロ
ダゴン「いや、お前も間違ってるだろ。宇宙の支配に俺も巻き込むな」
アフーム「私は怖いんだ…一人だと……怖くて何もできないんだ……」ポロポロポロポロ
アフーム「…きっと、私はお前が居ないと…何もできないんだろうな……」
ダゴン「…………」
ダゴン「…俺は、お前と一応幼なじみをやらせて貰ってるけどよ」
ダゴン「何も変わらねぇな、お前」
アフーム「お前は…変わりすぎだ……」
ダゴン「まぁ違いない」カチンッ シュボッ
ダゴン「だけど、お前の事結構好きなんだぜ俺も」
アフーム「………そうだ」
アフーム「そうなんだよ………私は……そんな世界が怖かった……」ポロポロ
アフーム「怖かったんだ……!そんな…そんな世界になるのが………!!」ポロポロポロポロ
アフーム「だからっ…!お前が……傍に居て欲しかった……」ポロポロポロ
アフーム「お前も…宇宙を支配すれば……私も安心できると……きっと良い世界が作れると思っていた…!!」ポロポロポロポロポロ
アフーム「だけど…違っていたんだな……私達は……」
アフーム「いや……”正義”は間違っていたんだな……!!最初から…最初から!ずっと!!」ポロポロポロポロ
ダゴン「いや、お前も間違ってるだろ。宇宙の支配に俺も巻き込むな」
アフーム「私は怖いんだ…一人だと……怖くて何もできないんだ……」ポロポロポロポロ
アフーム「…きっと、私はお前が居ないと…何もできないんだろうな……」
ダゴン「…………」
ダゴン「…俺は、お前と一応幼なじみをやらせて貰ってるけどよ」
ダゴン「何も変わらねぇな、お前」
アフーム「お前は…変わりすぎだ……」
ダゴン「まぁ違いない」カチンッ シュボッ
ダゴン「だけど、お前の事結構好きなんだぜ俺も」
590:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:34:41.08:DAYRPdXYO (60/94)
真尋「…………」
真尋「……っ」
真尋「…………あれ」
真尋「どうして僕……脱出ポットに……閉じ込められ……」
真尋「……あの、背中って……」
ニャル夫「」 ボトボトボト……
真尋「…………ニャル夫…」
真尋「もう………満身創痍じゃないか…!」
≪プランG、直撃。さすがに効いている模様≫
≪息は≫
≪まだあるそうです。ですが、相当なダメージを負っています。≫
≪分かった。引き続き、プランGの発射用意!!≫
キュインキュインキュインキュインキュインキュインキュイン
真尋「…また!あの音!!」
バババババババババ
真尋「光線……こいつら……」
真尋「本当に……僕たちを殺す気だ……!」
真尋「…………」
真尋「……っ」
真尋「…………あれ」
真尋「どうして僕……脱出ポットに……閉じ込められ……」
真尋「……あの、背中って……」
ニャル夫「」 ボトボトボト……
真尋「…………ニャル夫…」
真尋「もう………満身創痍じゃないか…!」
≪プランG、直撃。さすがに効いている模様≫
≪息は≫
≪まだあるそうです。ですが、相当なダメージを負っています。≫
≪分かった。引き続き、プランGの発射用意!!≫
キュインキュインキュインキュインキュインキュインキュイン
真尋「…また!あの音!!」
バババババババババ
真尋「光線……こいつら……」
真尋「本当に……僕たちを殺す気だ……!」
591:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:35:17.34:DAYRPdXYO (61/94)
シュバババババババババババ
真尋「!」
ニャル夫「………危ないな」
パラパラ……
真尋「ニャル夫…!お前!!」
ニャル夫「悪かったな。今度はもうちょっと早く動くわ」ドクドクドク
真尋「お前!!もう回復能力が!!」
ニャル夫「ばーか。今の俺は…デウス・エクス・マキナの力を持ってるんだぜ?」
ニャル夫「こんなもん……屁でも……ねぇ………」ユラァ
真尋「いや、大丈夫じゃないだろ!!」
ニャル夫「安心しろ、血を出しすぎた……貧血だ……大丈夫だ……全然大丈夫……」
真尋「……もう…止めろ」
ニャル夫「…止めたら…お前死ぬぞ…?・」
真尋「もう…良いから」
ニャル夫「そういう訳には…いかねぇ。お前は……俺の相棒だからな…」
真尋「だから!!」
バシュンッ
真尋「!!」
ニャル夫「死んでも……守って…やっから………」
ニャル夫「……って、あれぇ……?」
ドクンッ ドクンッ
ニャル夫「胸に…風穴空いてんなぁ……すげぇ……ナァ……」ドクドクドク
真尋「……もう……お前……」
真尋「…限界……じゃねぇか……」
シュバババババババババババ
真尋「!」
ニャル夫「………危ないな」
パラパラ……
真尋「ニャル夫…!お前!!」
ニャル夫「悪かったな。今度はもうちょっと早く動くわ」ドクドクドク
真尋「お前!!もう回復能力が!!」
ニャル夫「ばーか。今の俺は…デウス・エクス・マキナの力を持ってるんだぜ?」
ニャル夫「こんなもん……屁でも……ねぇ………」ユラァ
真尋「いや、大丈夫じゃないだろ!!」
ニャル夫「安心しろ、血を出しすぎた……貧血だ……大丈夫だ……全然大丈夫……」
真尋「……もう…止めろ」
ニャル夫「…止めたら…お前死ぬぞ…?・」
真尋「もう…良いから」
ニャル夫「そういう訳には…いかねぇ。お前は……俺の相棒だからな…」
真尋「だから!!」
バシュンッ
真尋「!!」
ニャル夫「死んでも……守って…やっから………」
ニャル夫「……って、あれぇ……?」
ドクンッ ドクンッ
ニャル夫「胸に…風穴空いてんなぁ……すげぇ……ナァ……」ドクドクドク
真尋「……もう……お前……」
真尋「…限界……じゃねぇか……」
592:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:36:17.36:DAYRPdXYO (62/94)
ニャル夫「……ははっ…限界なんて……ねぇよ……」
ニャル夫「デウス・エクス・マキナの力は…底なし……俺の……夢も……底なし………」
ニャル夫「そんな物が……限界なんて……あるわけねぇ………俺の……力は………」
ニャル夫「天元突破………天を突き抜ける最強の力だぁぁぁあああああああああ!!!!!!」
≪もう…時間が無い。≫
≪大丈夫です。奴は既に限界を迎えています。≫
≪良く考えれば分かる事だ。デウス・エクス・マキナを吸収したとしても、奴はただのニャルラトホテプ。入りきれる器じゃない≫
≪攻撃を続けていれば、いずれ死ぬただの雑種だ≫
≪はい≫
≪プランG、今は何%だ?≫
≪はっ、もうすぐで100%を超えようとしています≫
≪……我々も、この時の対処をしていない訳では無い。その為にテディベア・マキナを製造していたのだ≫
≪その力も大量に使えば、例え完全体を吸収した奴も一溜りも無い筈≫
≪全てのテディベア・マキナを使え。これが最後だ。最後にでかい花火を上げようでは無いか≫
≪了解です。今、100%を越えました!≫
≪よしっ、では、撃―――――――≫
ニャル夫「……ははっ…限界なんて……ねぇよ……」
ニャル夫「デウス・エクス・マキナの力は…底なし……俺の……夢も……底なし………」
ニャル夫「そんな物が……限界なんて……あるわけねぇ………俺の……力は………」
ニャル夫「天元突破………天を突き抜ける最強の力だぁぁぁあああああああああ!!!!!!」
≪もう…時間が無い。≫
≪大丈夫です。奴は既に限界を迎えています。≫
≪良く考えれば分かる事だ。デウス・エクス・マキナを吸収したとしても、奴はただのニャルラトホテプ。入りきれる器じゃない≫
≪攻撃を続けていれば、いずれ死ぬただの雑種だ≫
≪はい≫
≪プランG、今は何%だ?≫
≪はっ、もうすぐで100%を超えようとしています≫
≪……我々も、この時の対処をしていない訳では無い。その為にテディベア・マキナを製造していたのだ≫
≪その力も大量に使えば、例え完全体を吸収した奴も一溜りも無い筈≫
≪全てのテディベア・マキナを使え。これが最後だ。最後にでかい花火を上げようでは無いか≫
≪了解です。今、100%を越えました!≫
≪よしっ、では、撃―――――――≫
593:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:37:23.36:DAYRPdXYO (63/94)
┌──┐ "
│::::::::: │ , ,
│::::::::: │ ┌─┐ ┌──┐ /
│::::::::: │ └─┼─┐ │::::::::: │ ┌┐ / '
│::::::::: │ └─┘ │::::::::: │ └┼┐ / /
│::::::::: └───┐ │::::::::: │ └┘ " /
|::::::::::::::::::::::::::::::::::│ │::::::::: └───┐ / ___
| :::::::::::┌───┘ │::::::::::::::::::::::::::::::::│ / \::::::::::::l /:|
│::::::::: │ │::::::::: ┌───┘ / \::::::| /:: |
│::::::::: │ │::::::::: │ / / ヽ:| /:::::/
│::::::::: │ │::::::::: │ / /::::::::/
│::::::::: │ │::::::::: │/ ' /:::::::::::/
. └──┘ └──/ , /::::::::::::::/
i , / / く :::::::::::::: /
|i / " /  ̄ ̄ ̄
<7 人_ /( / , /
、 、 ,:彡'三 ≡ヾV て /く> ! / /
\_)\/ミ:::.:.. ..:.::ゞ-≡三ミミ:、 " _,人,、_ /( ' '
`ヽ.__ノーシ=二≡=、;::=-::.:.. ’.:.::=、彡 、 ,:彡'=三≡ヾV て / ◇
_ ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:. ..:.:::-=ヾ:_)\/ミ:::.:. ..:.:::ゞ-≡三ミミ:、 /
_冫三::; ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.::`ヽ._三ノー.シ=二≡=、;::=-::.. ’.:.:::=三|!l/(_ / ´
)三:::... ..::::゙ミ、:.. ..::-=:ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:.. ..:.::-=ミ:v' て_ _
⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::. _冫三::; ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.:.::-=彡':.;. (_ <>
<7 )ミ/三::. ..:::`ミv彡::.:.. )三:::... ..::::゙ミ、:.. ..::-=彡三=三ミミ:v'´
_ノ三|三:::::... ∵ ..:.::=il=::.. ⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::.. ..::::=三|!l
´⌒):..ヾミ=-.::; ..-彡ミ:::.. . )ミ/三::. ..:::`ミv彡:::.:.. .::-=彡ノム _
ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ_ノ三|三:::::... ∵ ..:.::=il=::. ・..:.::三ミ:、て ̄
´⌒):.ヾミ=-.::; ..-彡ミ:::... . ..::::ノソ⌒` 、
ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ∧ヘ、ヘノ(
┌──┐ "
│::::::::: │ , ,
│::::::::: │ ┌─┐ ┌──┐ /
│::::::::: │ └─┼─┐ │::::::::: │ ┌┐ / '
│::::::::: │ └─┘ │::::::::: │ └┼┐ / /
│::::::::: └───┐ │::::::::: │ └┘ " /
|::::::::::::::::::::::::::::::::::│ │::::::::: └───┐ / ___
| :::::::::::┌───┘ │::::::::::::::::::::::::::::::::│ / \::::::::::::l /:|
│::::::::: │ │::::::::: ┌───┘ / \::::::| /:: |
│::::::::: │ │::::::::: │ / / ヽ:| /:::::/
│::::::::: │ │::::::::: │ / /::::::::/
│::::::::: │ │::::::::: │/ ' /:::::::::::/
. └──┘ └──/ , /::::::::::::::/
i , / / く :::::::::::::: /
|i / " /  ̄ ̄ ̄
<7 人_ /( / , /
、 、 ,:彡'三 ≡ヾV て /く> ! / /
\_)\/ミ:::.:.. ..:.::ゞ-≡三ミミ:、 " _,人,、_ /( ' '
`ヽ.__ノーシ=二≡=、;::=-::.:.. ’.:.::=、彡 、 ,:彡'=三≡ヾV て / ◇
_ ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:. ..:.:::-=ヾ:_)\/ミ:::.:. ..:.:::ゞ-≡三ミミ:、 /
_冫三::; ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.::`ヽ._三ノー.シ=二≡=、;::=-::.. ’.:.:::=三|!l/(_ / ´
)三:::... ..::::゙ミ、:.. ..::-=:ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:.. ..:.::-=ミ:v' て_ _
⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::. _冫三::; ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.:.::-=彡':.;. (_ <>
<7 )ミ/三::. ..:::`ミv彡::.:.. )三:::... ..::::゙ミ、:.. ..::-=彡三=三ミミ:v'´
_ノ三|三:::::... ∵ ..:.::=il=::.. ⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::.. ..::::=三|!l
´⌒):..ヾミ=-.::; ..-彡ミ:::.. . )ミ/三::. ..:::`ミv彡:::.:.. .::-=彡ノム _
ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ_ノ三|三:::::... ∵ ..:.::=il=::. ・..:.::三ミ:、て ̄
´⌒):.ヾミ=-.::; ..-彡ミ:::... . ..::::ノソ⌒` 、
ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ∧ヘ、ヘノ(
594:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:37:52.64:DAYRPdXYO (64/94)
≪っ!?何だ!!≫
≪大変です!プランGの砲台に奴らの宇宙船が急に発現しました!!≫
≪なっ…なんだと!?≫
ピーピピー…ガッ
≪皆様こんにちは。私は、ニャル夫様に使えるマイホームという者です。≫
≪きゅっ急にスピーカーをジャックされました!!≫
≪大変申し訳ございませんが、貴方達の砲台に急に出現させて頂きました。ニャル夫様の邪魔をさせるわけにはいきませんので≫
≪きっ…貴様…!やってくれたな……そうか貴様の宇宙船にはワープ機能があったのか…!≫
≪だが!残念だがそうはいかん!貴様の機体もろとも粉微塵に出来る!≫
≪怯むことは無い!早く奴を撃っ≫
≪…落ち着いてください。いや、落ち着けよハゲ≫
≪…っ!?≫
≪そんな非情な感情で動いてると、いつか後悔するぜ?今みたいにな≫
≪…え!?何ですか!?声質が急に変わりました!!≫
≪…………≫
≪…ケケケッ驚いてんなぁ。まぁ、しょうがねぇか。≫
≪だって、正義のお前が正義執行で処刑した大悪党様が、今お前と話してるんだもんな≫
≪………貴様……まさかっ!!≫
≪っ!?何だ!!≫
≪大変です!プランGの砲台に奴らの宇宙船が急に発現しました!!≫
≪なっ…なんだと!?≫
ピーピピー…ガッ
≪皆様こんにちは。私は、ニャル夫様に使えるマイホームという者です。≫
≪きゅっ急にスピーカーをジャックされました!!≫
≪大変申し訳ございませんが、貴方達の砲台に急に出現させて頂きました。ニャル夫様の邪魔をさせるわけにはいきませんので≫
≪きっ…貴様…!やってくれたな……そうか貴様の宇宙船にはワープ機能があったのか…!≫
≪だが!残念だがそうはいかん!貴様の機体もろとも粉微塵に出来る!≫
≪怯むことは無い!早く奴を撃っ≫
≪…落ち着いてください。いや、落ち着けよハゲ≫
≪…っ!?≫
≪そんな非情な感情で動いてると、いつか後悔するぜ?今みたいにな≫
≪…え!?何ですか!?声質が急に変わりました!!≫
≪…………≫
≪…ケケケッ驚いてんなぁ。まぁ、しょうがねぇか。≫
≪だって、正義のお前が正義執行で処刑した大悪党様が、今お前と話してるんだもんな≫
≪………貴様……まさかっ!!≫
595:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:38:18.90:DAYRPdXYO (65/94)
ナイア「………そうか」
ナイア「それが、君の選択なんだね」
ナイア「さようなら、マイホーム……」
ナイア「さようなら……クー乱……」
ナイア「………そうか」
ナイア「それが、君の選択なんだね」
ナイア「さようなら、マイホーム……」
ナイア「さようなら……クー乱……」
596:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:38:45.48:DAYRPdXYO (66/94)
クー乱≪久しぶりだなぁ。俺のド頭をぶち抜いてミンチにした時以来か≫
≪…貴様っ…!貴様は裏切るのか!?せめて正義のままに殺してやろうとした恩義を忘れて!!≫
クー乱≪いいや、全く持って覚えてるぜ?慈悲深いゆで卵さんは悪に染まろうとした俺の為にわざわざ処刑したんだもんなぁ≫
クー乱≪そんな恩義、忘れる訳無いじゃないのぉ~≫
≪だったら!!≫
クー乱≪でも、悪いな。俺、アイツらの方が好きになっちまったんだ≫キュィィイイイイイインッ
クー乱≪久しぶりだなぁ。俺のド頭をぶち抜いてミンチにした時以来か≫
≪…貴様っ…!貴様は裏切るのか!?せめて正義のままに殺してやろうとした恩義を忘れて!!≫
クー乱≪いいや、全く持って覚えてるぜ?慈悲深いゆで卵さんは悪に染まろうとした俺の為にわざわざ処刑したんだもんなぁ≫
クー乱≪そんな恩義、忘れる訳無いじゃないのぉ~≫
≪だったら!!≫
クー乱≪でも、悪いな。俺、アイツらの方が好きになっちまったんだ≫キュィィイイイイイインッ
597:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:39:14.55:DAYRPdXYO (67/94)
≪…!きっ…貴様!!≫
クー乱≪…なぁ、ハゲ。俺ぁてめぇの言う正義だけの世界って奴さぁ。正直気に入らねぇんだ≫キュィィイイイイイインッ
クー乱≪そんなもんより、予想できない面白い事の方が大事なんだよ。俺は≫キュィィイイイイイインッ
≪止めろぉ!!クー乱警視総監!!お前は仮にも正義の楯を持っているだろう!!!≫
クー乱≪…馬鹿だなぁ。確かに俺は正義の楯を持ってますよ?でも、ハゲの持つ楯とは違う正義なんだよ≫キュィィイイイイイインッ
クー乱≪それに、正義が闘ってる相手は、違う正義じゃないですかい。戦争なんて正義VS正義ばっかだ≫
クー乱≪だから俺達お互い敵同士でも、違いないでしょう。≫
クー乱≪それをあいつらは、自ら正義と名乗らず”悪”になると言ったんだぜ≫
クー乱≪俺達正義の共通の敵、必要悪の貧乏くじ”悪”の帝王になると言ってるんだ。≫
クー乱≪俺さぁ、それで分かったんですわ。平和ってのは正義だけでは成り立たねぇ≫
クー乱≪分かりやすいくらいの”悪党”が居るからこそ、皆仲良しの平和な世界になるってさぁ。だから≫
クー乱≪悪の無い正義まみれの岩みてぇに無機質な世界なんて、俺はゴメンだ≫
≪…!きっ…貴様!!≫
クー乱≪…なぁ、ハゲ。俺ぁてめぇの言う正義だけの世界って奴さぁ。正直気に入らねぇんだ≫キュィィイイイイイインッ
クー乱≪そんなもんより、予想できない面白い事の方が大事なんだよ。俺は≫キュィィイイイイイインッ
≪止めろぉ!!クー乱警視総監!!お前は仮にも正義の楯を持っているだろう!!!≫
クー乱≪…馬鹿だなぁ。確かに俺は正義の楯を持ってますよ?でも、ハゲの持つ楯とは違う正義なんだよ≫キュィィイイイイイインッ
クー乱≪それに、正義が闘ってる相手は、違う正義じゃないですかい。戦争なんて正義VS正義ばっかだ≫
クー乱≪だから俺達お互い敵同士でも、違いないでしょう。≫
クー乱≪それをあいつらは、自ら正義と名乗らず”悪”になると言ったんだぜ≫
クー乱≪俺達正義の共通の敵、必要悪の貧乏くじ”悪”の帝王になると言ってるんだ。≫
クー乱≪俺さぁ、それで分かったんですわ。平和ってのは正義だけでは成り立たねぇ≫
クー乱≪分かりやすいくらいの”悪党”が居るからこそ、皆仲良しの平和な世界になるってさぁ。だから≫
クー乱≪悪の無い正義まみれの岩みてぇに無機質な世界なんて、俺はゴメンだ≫
598:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:39:42.84:DAYRPdXYO (68/94)
,r 'j ,r'ゞ, ,r ' ´ `丶、 ,r、
,イ ゞ'´:`イ ,r ' ´ `丶、 `ヾ /:;/ //
/ 〈 } (´ ) :`i `ヾ /:;:;:;/ ¨`イ、
_,,イ从 / / _,,、 ,r '´ /:;:;:;:;,/ `ゝ
/:;´i (´, ):`i/ ,イ ゝ.::. '' ,,:: ::´ `: (: フ /:;:;:;:;:;:;/ ,.‐( ..:: ,,`ヽ
/:;:;:;:;:;i ゞ,,-‐,ゞ、 /:;:;:;:;/ ヾ,
/:;:;:;:;:;:;:;:;l `ゞ ,,ノ( ヾ ,.‐( ..:: ::´ `: (:,/:;:;/`‐-‐' .: ) '' ,,:: ;; `;.)
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,! r≡=、_ ゙ト、 (イ //'' ,,:: ::´ _,,、-‐─ー-‐、 /
:;:;:;:;:;:;:;/ ,,-‐ ゞー、 ,,:: ,.‐( ..:\ヾ ,,::⌒、 _,,、-'´:;:;:;:;:;:;:;_,、-‐、:;:;ヽ,ノ( ヾ.,, ..)
,彡イ'´ '' ,,:: :: jソ ⌒ヽ:: ..::. '' ,,:..:) ) ,.イソ´_,、-‐'''"´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,! ::.⌒ヽ:: ゝ、
ゝ.::. '' ,,:: ::il 、 /i //:;/i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;// / ゞ
、 ' '¨ ,.‐( ..:: ,ノ,l l //:;/ /:;:;:;:;/二/´ ̄:;:;:;:;:;:;,イ ) :` ,,.. j.
`丶、 ,.人 .:.: .:⌒ヽ., `i | |::.⌒ヽ:: ,! !:;:;l/:;:;:;:;:;:;:;:;,、rー、-‐ '"ソノ`ゞ ,,ノ( ヾ.,, ..)
_,、-‐ ─‐-t‐r‐-、 _,ィ イ iユ /:;/:;:;ゞ -‐''"´7 ,r‐7 ,、ノノ ..::) )
_,、-‐'' "´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,!イl ji三彳 , /i ,/:;/:;:;.;;::;:;:;:;三彡// ,/ / /
二ゞ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,!イl ,!l´ ̄ ゙´ l/ i':;/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,//イ , ! ´``ゞ ,,ノ( ヾ.,, ..)
,r 'j ,r'ゞ, ,r ' ´ `丶、 ,r、
,イ ゞ'´:`イ ,r ' ´ `丶、 `ヾ /:;/ //
/ 〈 } (´ ) :`i `ヾ /:;:;:;/ ¨`イ、
_,,イ从 / / _,,、 ,r '´ /:;:;:;:;,/ `ゝ
/:;´i (´, ):`i/ ,イ ゝ.::. '' ,,:: ::´ `: (: フ /:;:;:;:;:;:;/ ,.‐( ..:: ,,`ヽ
/:;:;:;:;:;i ゞ,,-‐,ゞ、 /:;:;:;:;/ ヾ,
/:;:;:;:;:;:;:;:;l `ゞ ,,ノ( ヾ ,.‐( ..:: ::´ `: (:,/:;:;/`‐-‐' .: ) '' ,,:: ;; `;.)
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,! r≡=、_ ゙ト、 (イ //'' ,,:: ::´ _,,、-‐─ー-‐、 /
:;:;:;:;:;:;:;/ ,,-‐ ゞー、 ,,:: ,.‐( ..:\ヾ ,,::⌒、 _,,、-'´:;:;:;:;:;:;:;_,、-‐、:;:;ヽ,ノ( ヾ.,, ..)
,彡イ'´ '' ,,:: :: jソ ⌒ヽ:: ..::. '' ,,:..:) ) ,.イソ´_,、-‐'''"´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,! ::.⌒ヽ:: ゝ、
ゝ.::. '' ,,:: ::il 、 /i //:;/i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;// / ゞ
、 ' '¨ ,.‐( ..:: ,ノ,l l //:;/ /:;:;:;:;/二/´ ̄:;:;:;:;:;:;,イ ) :` ,,.. j.
`丶、 ,.人 .:.: .:⌒ヽ., `i | |::.⌒ヽ:: ,! !:;:;l/:;:;:;:;:;:;:;:;,、rー、-‐ '"ソノ`ゞ ,,ノ( ヾ.,, ..)
_,、-‐ ─‐-t‐r‐-、 _,ィ イ iユ /:;/:;:;ゞ -‐''"´7 ,r‐7 ,、ノノ ..::) )
_,、-‐'' "´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,!イl ji三彳 , /i ,/:;/:;:;.;;::;:;:;:;三彡// ,/ / /
二ゞ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,!イl ,!l´ ̄ ゙´ l/ i':;/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,//イ , ! ´``ゞ ,,ノ( ヾ.,, ..)
599:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:40:13.32:DAYRPdXYO (69/94)
真尋「…………あっ」
ニャル夫「…………」
真尋「あっちの方…爆発してる…」
ニャル夫「……………」
真尋「一体何があったんだ…?」
ニャル夫「……おい…相棒……」
真尋「…何だ?」
ニャル夫「近いぞ……」
真尋「え?」
ニャル夫「ほら……見ろよ……もうすぐそこまで来てる……」
真尋「おい…まさか本当に死っ」
真尋「っ!!……これが……」
ニャル夫「……ああ………この…形容し難い………光のような……穴のような………」
ニャル夫「これが……俺が……ここまで最後まで……足掻き…探してきた………」
ニャル夫「……デウス・エクス・マキナ(全ての終わり)…俺達は………」
ニャル夫「ようやく……ここまで………」
真尋「…………あっ」
ニャル夫「…………」
真尋「あっちの方…爆発してる…」
ニャル夫「……………」
真尋「一体何があったんだ…?」
ニャル夫「……おい…相棒……」
真尋「…何だ?」
ニャル夫「近いぞ……」
真尋「え?」
ニャル夫「ほら……見ろよ……もうすぐそこまで来てる……」
真尋「おい…まさか本当に死っ」
真尋「っ!!……これが……」
ニャル夫「……ああ………この…形容し難い………光のような……穴のような………」
ニャル夫「これが……俺が……ここまで最後まで……足掻き…探してきた………」
ニャル夫「……デウス・エクス・マキナ(全ての終わり)…俺達は………」
ニャル夫「ようやく……ここまで………」
600:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:40:40.50:DAYRPdXYO (70/94)
≪館長!ついに扉が開かれました!!≫
≪……………≫
≪館長!命令を!≫
≪………足掻け≫
≪…え?≫
≪私達はもう…足掻いて邪魔をするしか方法が無い……≫
≪だから……足掻け、止めろ、あいつを扉にまで行かせるな!!!≫
≪これが最後の命令だ!!勝て!あいつらから我々の正義を奪わせるな!!≫
≪撃て!最後まで撃て!!足掻き続けろ!!我々の力を最後まで出し切るのだ!!!≫
≪館長!ついに扉が開かれました!!≫
≪……………≫
≪館長!命令を!≫
≪………足掻け≫
≪…え?≫
≪私達はもう…足掻いて邪魔をするしか方法が無い……≫
≪だから……足掻け、止めろ、あいつを扉にまで行かせるな!!!≫
≪これが最後の命令だ!!勝て!あいつらから我々の正義を奪わせるな!!≫
≪撃て!最後まで撃て!!足掻き続けろ!!我々の力を最後まで出し切るのだ!!!≫
601:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:41:06.32:DAYRPdXYO (71/94)
ババババババババババババババババババ
ナイア「…ついに最終段階まで来たか…」
ナイア「君達も必死だねぇ。でも、生憎私達も」
ウィーン ガシャンガシャンガシャン
ナイア「目的を邪魔されて黙ってられる程、お人よしじゃないのさ」
ブブブブブブブブブブブブブブ
ババババババババババババババババババ
ナイア「…ついに最終段階まで来たか…」
ナイア「君達も必死だねぇ。でも、生憎私達も」
ウィーン ガシャンガシャンガシャン
ナイア「目的を邪魔されて黙ってられる程、お人よしじゃないのさ」
ブブブブブブブブブブブブブブ
602:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:41:39.10:DAYRPdXYO (72/94)
≪館長!前方に巨大なバリアーと物質的壁が突如発生しました!!≫
≪第二ゲート班!バリアー中性砲発動!ワープ砲撃も同時刻で発動せよ!!≫
≪了解です!!≫
≪館長!前方に巨大なバリアーと物質的壁が突如発生しました!!≫
≪第二ゲート班!バリアー中性砲発動!ワープ砲撃も同時刻で発動せよ!!≫
≪了解です!!≫
603:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:42:05.74:DAYRPdXYO (73/94)
ボボボボボオオオオオオオオオオオオオ
ダゴン「…あーんなもんまで隠してやがったか。全く、俺様も知らない道具いっぱいあるなぁあっちは」
アフーム「……当然だ…。私達は身内を最も信じていないのだからな……お前みたいな奴も居るから」
ダゴン「……そうかい」
ダゴン「正義って、面倒くさいんだな」
アフーム「…ああ、本当にな」ボォオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
ピキピキピキピキピキ
アフーム「あれくらいの光線、私の炎でも凍らせられる」
ボボボボボオオオオオオオオオオオオオ
ダゴン「…あーんなもんまで隠してやがったか。全く、俺様も知らない道具いっぱいあるなぁあっちは」
アフーム「……当然だ…。私達は身内を最も信じていないのだからな……お前みたいな奴も居るから」
ダゴン「……そうかい」
ダゴン「正義って、面倒くさいんだな」
アフーム「…ああ、本当にな」ボォオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
ピキピキピキピキピキ
アフーム「あれくらいの光線、私の炎でも凍らせられる」
604:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:42:31.69:DAYRPdXYO (74/94)
ダゴン「おっ!お前もついに悪側についちゃう!?ついちゃうかぁ!」
アフーム「勘違いするな。私は”違う正義”についただけだ」
アフーム「決して、お前等と一緒に闘いたいとかというアレでは無い」
ダゴン4「べっ別にぃ!アンタの為に闘うって訳じゃないんだからね!」
ダゴン「あんな感じか?」
アフーム「違う!!」ボォオオオオオオオ
ダゴン4「ぎゃぁああああああ……冷たくなぁーい☆」
アフーム「ウギギギギギギギギ!!!」
ダゴン5「あっそうかぁ!あっちの正義が怖くなったからこっちに擦り寄って来たんだぁ!」
ダゴン7「それならそうと言ってくれれば良いのに!俺達がお前がママのおっぱい飲めるようにお母さん呼んできてやったぜ!」
ダゴン10「アフームちゃん。ママだよ。ママ、性転換してパパになっちゃった♪」
アフーム「貴様!私を褒めたいのか乏めたいのかどっちだ!!いや後者か!!この野郎ぉおおおお!!!!」
ダゴン「これが新生ダゴンだ。嫌いな奴の前では、ここまで愛嬌込めて馬鹿にしたりはしねぇよ」
ダゴン「まぁつまり、愛してるぜ相棒。って訳なのさ」
アフーム「……………ふん」
アフーム「それならそうと…最初から言ってくれれば良かったんだ」ボォオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
ピキピキピキピキピキ
アフーム「私も愛してるぞ……ダゴン」
ダゴン「おっ!お前もついに悪側についちゃう!?ついちゃうかぁ!」
アフーム「勘違いするな。私は”違う正義”についただけだ」
アフーム「決して、お前等と一緒に闘いたいとかというアレでは無い」
ダゴン4「べっ別にぃ!アンタの為に闘うって訳じゃないんだからね!」
ダゴン「あんな感じか?」
アフーム「違う!!」ボォオオオオオオオ
ダゴン4「ぎゃぁああああああ……冷たくなぁーい☆」
アフーム「ウギギギギギギギギ!!!」
ダゴン5「あっそうかぁ!あっちの正義が怖くなったからこっちに擦り寄って来たんだぁ!」
ダゴン7「それならそうと言ってくれれば良いのに!俺達がお前がママのおっぱい飲めるようにお母さん呼んできてやったぜ!」
ダゴン10「アフームちゃん。ママだよ。ママ、性転換してパパになっちゃった♪」
アフーム「貴様!私を褒めたいのか乏めたいのかどっちだ!!いや後者か!!この野郎ぉおおおお!!!!」
ダゴン「これが新生ダゴンだ。嫌いな奴の前では、ここまで愛嬌込めて馬鹿にしたりはしねぇよ」
ダゴン「まぁつまり、愛してるぜ相棒。って訳なのさ」
アフーム「……………ふん」
アフーム「それならそうと…最初から言ってくれれば良かったんだ」ボォオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
ピキピキピキピキピキ
アフーム「私も愛してるぞ……ダゴン」
605:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:43:38.07:DAYRPdXYO (75/94)
≪館長!駄目です!光線が奴らにまで届きません!≫
≪知った事では無い!撃て!抵抗しろ!奴はもう死にかけだ!一発でも当たれば私達の勝ちになる筈なんだ!!≫
チュドォーンッ
≪第七艦隊!何者かに追撃されました!!≫
≪なっ……!≫
≪…構わん!!今!ここで勝たなければ全てが無駄に終わる!私達のやってきた事が全部!!無駄になる!!≫
≪散っていった仲間!死んでいった先任!!伝説となった創立者に合わせる顔が無くなってしまうのだ!!≫
≪我々の正義が!!ここで終わってしまっても良いわけが無い!!≫
チュドォオーン
≪第32艦隊!被弾!!エンジン低下が問題になっています!!≫
≪進め!撃て!!勝て!!勝てぇぇぇぇええええええええええ!!!!!!!≫
≪館長!駄目です!光線が奴らにまで届きません!≫
≪知った事では無い!撃て!抵抗しろ!奴はもう死にかけだ!一発でも当たれば私達の勝ちになる筈なんだ!!≫
チュドォーンッ
≪第七艦隊!何者かに追撃されました!!≫
≪なっ……!≫
≪…構わん!!今!ここで勝たなければ全てが無駄に終わる!私達のやってきた事が全部!!無駄になる!!≫
≪散っていった仲間!死んでいった先任!!伝説となった創立者に合わせる顔が無くなってしまうのだ!!≫
≪我々の正義が!!ここで終わってしまっても良いわけが無い!!≫
チュドォオーン
≪第32艦隊!被弾!!エンジン低下が問題になっています!!≫
≪進め!撃て!!勝て!!勝てぇぇぇぇええええええええええ!!!!!!!≫
606:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:44:09.75:DAYRPdXYO (76/94)
ラグナラ「王子の元には行かせない……」
ラグナラ「王子の…私達の夢をアンタ達に奪わせはしない!!」
ラグナラ「私だって…!ただ、飛べる事しか出来なかった私だって!武器は使える!!」
ジャキンッ
ラグナラ「アンタ達を!!ここから先へ行かせるもんか!!!」
ラグナラ「宇宙を制覇するのは!!私の王子様!!ニャルラトホテップ夫様だぁあああああああ!!!!」
チュドォオオオオオオオンッ
ラグナラ「王子の元には行かせない……」
ラグナラ「王子の…私達の夢をアンタ達に奪わせはしない!!」
ラグナラ「私だって…!ただ、飛べる事しか出来なかった私だって!武器は使える!!」
ジャキンッ
ラグナラ「アンタ達を!!ここから先へ行かせるもんか!!!」
ラグナラ「宇宙を制覇するのは!!私の王子様!!ニャルラトホテップ夫様だぁあああああああ!!!!」
チュドォオオオオオオオンッ
607:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:44:41.26:DAYRPdXYO (77/94)
「こちら第3隊員452番。指定の場所に着きました。発砲を許可してください」
≪こちら司令部。許可は既に出ております≫
「了解、暗殺を開始します」ポチリ
「……俺が、この戦争を終わらせる」
「お前達、悪の思い通りにはさせっ―――――」
ガツッ
「がっ――――――」
バタリ
ニャル子「……………」
「こちら第3隊員452番。指定の場所に着きました。発砲を許可してください」
≪こちら司令部。許可は既に出ております≫
「了解、暗殺を開始します」ポチリ
「……俺が、この戦争を終わらせる」
「お前達、悪の思い通りにはさせっ―――――」
ガツッ
「がっ――――――」
バタリ
ニャル子「……………」
608:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:45:51.10:DAYRPdXYO (78/94)
ニャル子「…私の正義が…間違ってる……?」
ニャル子「そんな物は……アンタが宇宙を支配する大悪党になってから言ってくださいよ……」
ニャル子「真尋さんを誘拐した時点で、私の中では大悪党ですけど…その上宇宙を支配するんでしょう…?」
ニャル子「そんな大悪党を……討伐させてくださいよ……!!」
ニャル子「ヒーローなんて!”悪”が居なければ成り立たないんでしょう!?」
ニャル子「だったら!アンタが絶対悪になって!私がアンタをぶっ殺してやります!!!」
ニャル子「だから……今は見逃しますが……!」
ニャル子「私が倒すまで!!宇宙を支配した大悪党になってみろ!!………”兄さん”!!!」
ニャル子「…私の正義が…間違ってる……?」
ニャル子「そんな物は……アンタが宇宙を支配する大悪党になってから言ってくださいよ……」
ニャル子「真尋さんを誘拐した時点で、私の中では大悪党ですけど…その上宇宙を支配するんでしょう…?」
ニャル子「そんな大悪党を……討伐させてくださいよ……!!」
ニャル子「ヒーローなんて!”悪”が居なければ成り立たないんでしょう!?」
ニャル子「だったら!アンタが絶対悪になって!私がアンタをぶっ殺してやります!!!」
ニャル子「だから……今は見逃しますが……!」
ニャル子「私が倒すまで!!宇宙を支配した大悪党になってみろ!!………”兄さん”!!!」
609:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:46:31.18:DAYRPdXYO (79/94)
>>608 修正
ニャル子「…私の正義が…間違ってる……?」
ニャル子「そんな物は……アンタが宇宙を支配する大悪党になってから言ってくださいよ……」
ニャル子「真尋さんを誘拐した時点で、私の中では大悪党ですけど…その上宇宙を支配するんでしょう…?」
ニャル子「そんな大悪党を……討伐させてくださいよ……!!」
ニャル子「ヒーローなんて!”悪”が居なければ成り立たないんでしょう!?」
ニャル子「だったら!アンタが絶対悪になって!私がアンタをぶっ殺してやります!!!」
ニャル子「だから……今は見逃しますが……!」
ニャル子「私が倒すまで!!そこで待ってろ!!………”兄さん”!!!」
>>608 修正
ニャル子「…私の正義が…間違ってる……?」
ニャル子「そんな物は……アンタが宇宙を支配する大悪党になってから言ってくださいよ……」
ニャル子「真尋さんを誘拐した時点で、私の中では大悪党ですけど…その上宇宙を支配するんでしょう…?」
ニャル子「そんな大悪党を……討伐させてくださいよ……!!」
ニャル子「ヒーローなんて!”悪”が居なければ成り立たないんでしょう!?」
ニャル子「だったら!アンタが絶対悪になって!私がアンタをぶっ殺してやります!!!」
ニャル子「だから……今は見逃しますが……!」
ニャル子「私が倒すまで!!そこで待ってろ!!………”兄さん”!!!」
610:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:47:00.02:DAYRPdXYO (80/94)
ニャル夫「……俺は………」
ニャル夫「ここまで……やっと………」
真尋「…ああ。やっと…ここまで来たんだ。もう目の前まで来てるんだ。」
真尋「だから……行こう」
真尋「僕も…一緒に居てやるから…。」
真尋「行こう……最後まで…!!」
ニャル夫「………ああ。そうだな……」
ニャル夫「……俺は………」
ニャル夫「ここまで……やっと………」
真尋「…ああ。やっと…ここまで来たんだ。もう目の前まで来てるんだ。」
真尋「だから……行こう」
真尋「僕も…一緒に居てやるから…。」
真尋「行こう……最後まで…!!」
ニャル夫「………ああ。そうだな……」
611:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:47:57.12:DAYRPdXYO (81/94)
`'-、 .\、 l゙.| / /
`'-、 `'-、 Y´⌒`Y !.l / /
.`'-、, \ {. ● } .| ! / .,厶
`'-、 `'-、 弋__ノ |.l ,/ . / .\
`'-、 .\, l !,! / / .\ /
`''-、 . \ ゙l、 .|.! ,/ _/ \/
-..,、 `'-、 `'-、 . ! !| / . /
..,,_ .`'''ー ..,_ `''x \ vへ /,!l / . /
. `゙'''ー ..,,゙゙''ー ..,,. .,〃 `'-_.\ ト< .|l゙ く_./゛ _,,,.. -‐'''"゛
. `"''ー二ニ- 〃_____ニ- \ l .ll _/\ _,,, -‐'''"゛
¨ ̄ .`''ミ;;、, l l| / O _,,,.. -‐'''"´
___ `''.l;;、 l. 〔 / _,,,.. -‐'''"゛
 ̄ ゙゙゙゙゙゙゙゙̄''''''''''''¬――---.... ............,,,,,,,,___`'ヘ.l,!イ彡-ー''''__________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´~! l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´゙! ̄´゛ ̄~》゙'kご´.゙ ̄´ /l゙ !
││ \ .〃 `''ミ八,,, /l゙ l
! ! ヽ,.i7 `'-.`''-..、 /l゙ l.
| ! O .// ゙'-、 .`'ー..、 /l゙ l
| | ,..;;ニニ=-/ l ,! \ `''-..、 l/ !
! .| .,// ./ / \ `'ー l′
! .| ,..‐ン'" / .i′ \ ゙゙'‐ ,,
| .|.,//゛ / │ `''-、 .`''ー..、
,ノ . / / ! `'-、 `''-..、
/ ,/ / ! `'-、 .`''ー..、
. / .,/ / / \
,/ / / / \
/ ..‐゛ / l `'-、
./゛ / / l ゙ゝ、
/ / ! \
'" / l
`'-、 .\、 l゙.| / /
`'-、 `'-、 Y´⌒`Y !.l / /
.`'-、, \ {. ● } .| ! / .,厶
`'-、 `'-、 弋__ノ |.l ,/ . / .\
`'-、 .\, l !,! / / .\ /
`''-、 . \ ゙l、 .|.! ,/ _/ \/
-..,、 `'-、 `'-、 . ! !| / . /
..,,_ .`'''ー ..,_ `''x \ vへ /,!l / . /
. `゙'''ー ..,,゙゙''ー ..,,. .,〃 `'-_.\ ト< .|l゙ く_./゛ _,,,.. -‐'''"゛
. `"''ー二ニ- 〃_____ニ- \ l .ll _/\ _,,, -‐'''"゛
¨ ̄ .`''ミ;;、, l l| / O _,,,.. -‐'''"´
___ `''.l;;、 l. 〔 / _,,,.. -‐'''"゛
 ̄ ゙゙゙゙゙゙゙゙̄''''''''''''¬――---.... ............,,,,,,,,___`'ヘ.l,!イ彡-ー''''__________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´~! l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´゙! ̄´゛ ̄~》゙'kご´.゙ ̄´ /l゙ !
││ \ .〃 `''ミ八,,, /l゙ l
! ! ヽ,.i7 `'-.`''-..、 /l゙ l.
| ! O .// ゙'-、 .`'ー..、 /l゙ l
| | ,..;;ニニ=-/ l ,! \ `''-..、 l/ !
! .| .,// ./ / \ `'ー l′
! .| ,..‐ン'" / .i′ \ ゙゙'‐ ,,
| .|.,//゛ / │ `''-、 .`''ー..、
,ノ . / / ! `'-、 `''-..、
/ ,/ / ! `'-、 .`''ー..、
. / .,/ / / \
,/ / / / \
/ ..‐゛ / l `'-、
./゛ / / l ゙ゝ、
/ / ! \
'" / l
612:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:48:29.65:DAYRPdXYO (82/94)
真尋「(宇宙が終わっていく)」
真尋「(いや、僕たちが宇宙から出てしまったのかもしれないが)」
真尋「(もう、ここには)」
真尋「(僕と、ニャル夫の二人しか居なかった)」
真尋「(宇宙が終わっていく)」
真尋「(いや、僕たちが宇宙から出てしまったのかもしれないが)」
真尋「(もう、ここには)」
真尋「(僕と、ニャル夫の二人しか居なかった)」
613:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:49:01.55:DAYRPdXYO (83/94)
真尋「………あれ?」
真尋「…………」
真尋「ここって…………一本道?」
ニャル夫「……………」
真尋「……ああ…そうか」
真尋「まだ、終わってないんだな」
ニャル夫「……………」
真尋「………」
真尋「…おい?大丈夫か?ニャル夫」
ニャル夫「……………」
ニャル夫「ゲホッ!」ドバッ
真尋「!」
ニャル夫「ゴホッ!ゴホッ!!」
真尋「おい!ニャル夫!」
ニャル夫「…ハァ…ハァ……大丈夫だ……」
真尋「大丈夫って…お前その血……」
ニャル夫「大丈夫だって…ほら、デウス・エクス・マキナ」スッ
真尋「………っ」
ニャル夫「これを吐き出して……こんなに動けるんだ……大丈夫に決まってるだろ……?」
真尋「………そうだな。いらない心配だったかもしれない」
ニャル夫「そうだ…分かれば良いんだよ…分か……」フラッ
真尋「うぉっ」ガシッ
ニャル夫「……はは……でも……やっぱり出した後は……キツイな……」
真尋「…………」
真尋「………あれ?」
真尋「…………」
真尋「ここって…………一本道?」
ニャル夫「……………」
真尋「……ああ…そうか」
真尋「まだ、終わってないんだな」
ニャル夫「……………」
真尋「………」
真尋「…おい?大丈夫か?ニャル夫」
ニャル夫「……………」
ニャル夫「ゲホッ!」ドバッ
真尋「!」
ニャル夫「ゴホッ!ゴホッ!!」
真尋「おい!ニャル夫!」
ニャル夫「…ハァ…ハァ……大丈夫だ……」
真尋「大丈夫って…お前その血……」
ニャル夫「大丈夫だって…ほら、デウス・エクス・マキナ」スッ
真尋「………っ」
ニャル夫「これを吐き出して……こんなに動けるんだ……大丈夫に決まってるだろ……?」
真尋「………そうだな。いらない心配だったかもしれない」
ニャル夫「そうだ…分かれば良いんだよ…分か……」フラッ
真尋「うぉっ」ガシッ
ニャル夫「……はは……でも……やっぱり出した後は……キツイな……」
真尋「…………」
614:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:49:35.13:DAYRPdXYO (84/94)
真尋「…はぁ。しょうがないから、ゴールまで肩を貸してやるよ」
ニャル夫「………悪いな……相棒……」
真尋「だから、僕はお前の相棒じゃねぇっての」
ニャル夫「………………」
ニャル夫「結局……お前は最後まで相棒と…認めなかったな……」
真尋「そりゃそうだろ。だってお前は大悪党で、俺はずっと人質だろ?」
真尋「相棒だったら、それが成り立たなくなるだろうが」
ニャル夫「はは……そりゃぁ……そうか………」
ニャル夫「……まぁ、別に……いいか……」
真尋「そう。寧ろ、それで良い」
ニャル夫「…でも………なぁ……相棒……」
ニャル夫「楽しかった……よなぁ…?」
真尋「……………ああ」
真尋「楽しかった。本当に楽しかったよ」
真尋「…はぁ。しょうがないから、ゴールまで肩を貸してやるよ」
ニャル夫「………悪いな……相棒……」
真尋「だから、僕はお前の相棒じゃねぇっての」
ニャル夫「………………」
ニャル夫「結局……お前は最後まで相棒と…認めなかったな……」
真尋「そりゃそうだろ。だってお前は大悪党で、俺はずっと人質だろ?」
真尋「相棒だったら、それが成り立たなくなるだろうが」
ニャル夫「はは……そりゃぁ……そうか………」
ニャル夫「……まぁ、別に……いいか……」
真尋「そう。寧ろ、それで良い」
ニャル夫「…でも………なぁ……相棒……」
ニャル夫「楽しかった……よなぁ…?」
真尋「……………ああ」
真尋「楽しかった。本当に楽しかったよ」
615:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:50:08.27:DAYRPdXYO (85/94)
ニャル夫「……そうか……その言葉が聞けて……良かった……」
真尋「何言ってんだよ、前も言ったろ?確か…僕達が惑星保護機構に掴まって脱出した時に」
ニャル夫「そうだっけか……?はは……ちょっとド忘れ…しちまったみたいだ………」
真尋「しっかりしろよ、後もう少しでお前の夢が叶うんだからよ」
ニャル夫「……夢……か…………」
ニャル夫「…………ここまで……ここまで来るのが……奴ら正義を出し抜いて……ここまで来るのが……夢だった……けどさ……」
ニャル夫「……本当は……終わって欲しく……無かったのかもな……」
真尋「何言ってるんだよ」
ニャル夫「だってよ……楽しかったんだろ……?これまでの旅……ここまで来るまでの……この逃避行が………」
ニャル夫「……きっと……俺は……夢が叶う事よりも……叶えている最中に夢を……見ていたのかもしれない……な」
真尋「……クトゥグアの爺さんと、ハスター族の友人の約束が果たせなくてもか?」
ニャル夫「……なんだ……知っていたのか………」
真尋「記憶で、見たよ。地球で地球最後の記憶の中で」
ニャル夫「…………それは……すげぇ体験だ」
真尋「ああ。終わりなんて…案外あっけない物だったけどな」
ニャル夫「そうだ……終わりなんて………そんな物なんだ………」
ニャル夫「……そうか……その言葉が聞けて……良かった……」
真尋「何言ってんだよ、前も言ったろ?確か…僕達が惑星保護機構に掴まって脱出した時に」
ニャル夫「そうだっけか……?はは……ちょっとド忘れ…しちまったみたいだ………」
真尋「しっかりしろよ、後もう少しでお前の夢が叶うんだからよ」
ニャル夫「……夢……か…………」
ニャル夫「…………ここまで……ここまで来るのが……奴ら正義を出し抜いて……ここまで来るのが……夢だった……けどさ……」
ニャル夫「……本当は……終わって欲しく……無かったのかもな……」
真尋「何言ってるんだよ」
ニャル夫「だってよ……楽しかったんだろ……?これまでの旅……ここまで来るまでの……この逃避行が………」
ニャル夫「……きっと……俺は……夢が叶う事よりも……叶えている最中に夢を……見ていたのかもしれない……な」
真尋「……クトゥグアの爺さんと、ハスター族の友人の約束が果たせなくてもか?」
ニャル夫「……なんだ……知っていたのか………」
真尋「記憶で、見たよ。地球で地球最後の記憶の中で」
ニャル夫「…………それは……すげぇ体験だ」
真尋「ああ。終わりなんて…案外あっけない物だったけどな」
ニャル夫「そうだ……終わりなんて………そんな物なんだ………」
616:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:50:49.75:DAYRPdXYO (86/94)
ニャル夫「……俺は……もう……終わってしまっても……親も…ニャル子も悲しまないだろう……けどな……」
真尋「終わってって、お前が宇宙の帝王になったらの話か?……どうなんだろうな」
真尋「親とかは知らないけど、ニャル子は……ごめん。本当に悲しまなそうだ」
ニャル夫「ああ……そんなもんだ………」
ニャル夫「……俺達は……ここまで来た………誰も辿りつけなかった……ここまで……」
真尋「おい、何度言うんだよその似たような台詞。やっぱり大丈夫か?血を流しすぎたんじゃ…」
ニャル夫「……妹の……因縁も……最後で………果たせた………」
ニャル夫「俺は……きっと……もう…充実してたんだ……悔いも……無いんだ………」
真尋「…何言ってんだよ。まだ叶えてないだろ。宇宙を支配する大悪党になってないだろ」
ニャル夫「………そうだな……やっぱり……まだ死ねねぇ……か……」
真尋「当たり前だろ、しっかりしろよニャル夫」
ニャル夫「……俺は……もう……終わってしまっても……親も…ニャル子も悲しまないだろう……けどな……」
真尋「終わってって、お前が宇宙の帝王になったらの話か?……どうなんだろうな」
真尋「親とかは知らないけど、ニャル子は……ごめん。本当に悲しまなそうだ」
ニャル夫「ああ……そんなもんだ………」
ニャル夫「……俺達は……ここまで来た………誰も辿りつけなかった……ここまで……」
真尋「おい、何度言うんだよその似たような台詞。やっぱり大丈夫か?血を流しすぎたんじゃ…」
ニャル夫「……妹の……因縁も……最後で………果たせた………」
ニャル夫「俺は……きっと……もう…充実してたんだ……悔いも……無いんだ………」
真尋「…何言ってんだよ。まだ叶えてないだろ。宇宙を支配する大悪党になってないだろ」
ニャル夫「………そうだな……やっぱり……まだ死ねねぇ……か……」
真尋「当たり前だろ、しっかりしろよニャル夫」
617:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:51:41.73:DAYRPdXYO (87/94)
ニャル夫「……なぁ……相棒……」
真尋「だから、僕は相棒じゃないんだってば」
ニャル夫「……最高の……景色だな………」
真尋「ああ。本当に綺麗な一本道だよ」
ニャル夫「楽しかったなぁ……この………俺達の………」
真尋「ああ。楽しかった。楽しかったよ」
ニャル夫「……俺達の…夢…は……」
ニャル夫「……なぁ……相棒……」
真尋「だから、僕は相棒じゃないんだってば」
ニャル夫「……最高の……景色だな………」
真尋「ああ。本当に綺麗な一本道だよ」
ニャル夫「楽しかったなぁ……この………俺達の………」
真尋「ああ。楽しかった。楽しかったよ」
ニャル夫「……俺達の…夢…は……」
618:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:52:34.76:DAYRPdXYO (88/94)
真尋「…まぁ、最後に思い出話をするっていうのも良いかもしれないけど」
ニャル夫「」
真尋「もうちょっとさ、未来の話とかしようよ」
ニャル夫「」
真尋「だってさ、お前の長年の夢が今叶おうとしてるんだろ?最高じゃないか」
ニャル夫「」
真尋「夢を叶えるまでが楽しいとか言ってたけど、叶えた後にやりたい事もいっぱいあるだろ?」
真尋「…まぁ、最後に思い出話をするっていうのも良いかもしれないけど」
ニャル夫「」
真尋「もうちょっとさ、未来の話とかしようよ」
ニャル夫「」
真尋「だってさ、お前の長年の夢が今叶おうとしてるんだろ?最高じゃないか」
ニャル夫「」
真尋「夢を叶えるまでが楽しいとか言ってたけど、叶えた後にやりたい事もいっぱいあるだろ?」
619:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:53:07.63:DAYRPdXYO (89/94)
真尋「だって、宇宙の帝王だぞ?楽しい事が沢山ありそうじゃないか」
真尋「国も、惑星も、銀河も、宇宙も…全部お前の物になるんだぞ」
真尋「そんな奴、宇宙で一人しかいないんだ。それが、お前になるんだ」
真尋「……なぁ、ちょっと重くなってきたぞ。ちゃんと歩けてるのか?」
真尋「何だよ、疲れて寝てるのかよ。起きろよ。お前が悪の帝王になるんだぞ」
真尋「おい、返事しろよ。何勝手に寝てるんだよ」
真尋「………なぁ、何か言えよ」
真尋「いつものジョークのつもりか?そんなの笑えないよ。いい加減にしないと置いていくぞ」
真尋「……なぁ…ニャル夫………」
ニャル夫「」
真尋「起きろよ」
真尋「だって、宇宙の帝王だぞ?楽しい事が沢山ありそうじゃないか」
真尋「国も、惑星も、銀河も、宇宙も…全部お前の物になるんだぞ」
真尋「そんな奴、宇宙で一人しかいないんだ。それが、お前になるんだ」
真尋「……なぁ、ちょっと重くなってきたぞ。ちゃんと歩けてるのか?」
真尋「何だよ、疲れて寝てるのかよ。起きろよ。お前が悪の帝王になるんだぞ」
真尋「おい、返事しろよ。何勝手に寝てるんだよ」
真尋「………なぁ、何か言えよ」
真尋「いつものジョークのつもりか?そんなの笑えないよ。いい加減にしないと置いていくぞ」
真尋「……なぁ…ニャル夫………」
ニャル夫「」
真尋「起きろよ」
620:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:53:46.28:DAYRPdXYO (90/94)
真尋「……………ふざけんなよ…」
真尋「お前が宇宙の帝王にならないで!誰がなるってんだ!!」
真尋「僕は嫌だぞ!!!そんな!そんな地球人にいは荷が重過ぎる事!!絶対!!」
真尋「僕はお前の人質なんだぞ!?お前に勝ってに連れ去られた哀れな被害者のただの人間なんだ!!」
真尋「起きろよ、お前が起きないと、僕が宇宙の帝王になっちゃうじゃないか!!」
ニャル夫「」
真尋「……お前が……お前が終わったら……親もニャル子も悲しまないと言ったな…?」
真尋「そんな訳…そんな訳無いだろうが!!仮にもお前は家族なんだぞ!?」
真尋「お前の父さんも!母さんも!!お前が居なくなったら悲しくて泣くんだよ!!」
真尋「ニャル子だって同じだ!!お前が…兄が死んで悲しくない妹なんて居ねぇんだよ!!」
真尋「ああ見えてなぁ!強そうに見えて結構泣くんだよアイツは!!」ポロポロポロポロ
真尋「お前が居なくなったら……寂しくて泣いちまうよ……」ポロポロポロポロ
真尋「だって……家族でも何でもない僕が………こんなに泣いてるんだ……!」ポロポロポロポロ
真尋「………なぁ……頼む……頼むよ……ニャル夫………」ポロポロポロポロ
真尋「目を……開けてくれよ………返事を……してくれよ………」ポロポロポロポロ
ニャル夫「」
真尋「……………ふざけんなよ…」
真尋「お前が宇宙の帝王にならないで!誰がなるってんだ!!」
真尋「僕は嫌だぞ!!!そんな!そんな地球人にいは荷が重過ぎる事!!絶対!!」
真尋「僕はお前の人質なんだぞ!?お前に勝ってに連れ去られた哀れな被害者のただの人間なんだ!!」
真尋「起きろよ、お前が起きないと、僕が宇宙の帝王になっちゃうじゃないか!!」
ニャル夫「」
真尋「……お前が……お前が終わったら……親もニャル子も悲しまないと言ったな…?」
真尋「そんな訳…そんな訳無いだろうが!!仮にもお前は家族なんだぞ!?」
真尋「お前の父さんも!母さんも!!お前が居なくなったら悲しくて泣くんだよ!!」
真尋「ニャル子だって同じだ!!お前が…兄が死んで悲しくない妹なんて居ねぇんだよ!!」
真尋「ああ見えてなぁ!強そうに見えて結構泣くんだよアイツは!!」ポロポロポロポロ
真尋「お前が居なくなったら……寂しくて泣いちまうよ……」ポロポロポロポロ
真尋「だって……家族でも何でもない僕が………こんなに泣いてるんだ……!」ポロポロポロポロ
真尋「………なぁ……頼む……頼むよ……ニャル夫………」ポロポロポロポロ
真尋「目を……開けてくれよ………返事を……してくれよ………」ポロポロポロポロ
ニャル夫「」
621:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:54:21.31:DAYRPdXYO (91/94)
真尋「……ぁぁ……あああ………」ポロポロポロポロ
真尋「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁ………あああああああああああ……」ポロポロポロポロ
真尋「ああああああああ……ぁぁぁ……ああああああああああああああ……」ポロポロポロポロ
真尋「あああああ……ああ…………」ポロポロポロポロ
真尋「……………」ポロポロポロポロ
ニャル夫「」
ニャル夫「」
真尋「……ぁぁ……あああ………」ポロポロポロポロ
真尋「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁ………あああああああああああ……」ポロポロポロポロ
真尋「ああああああああ……ぁぁぁ……ああああああああああああああ……」ポロポロポロポロ
真尋「あああああ……ああ…………」ポロポロポロポロ
真尋「……………」ポロポロポロポロ
ニャル夫「」
ニャル夫「」
622:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:54:56.09:DAYRPdXYO (92/94)
ニャル夫≪俺は将来、宇宙を支配する大悪党になる!!≫
ニャル夫≪何?悪党なんてなるもんじゃない?ハッ、これだから素人は≫
ニャル夫≪俺がなる大悪党は!貴様らが考えているような外道で小さい悪じゃない!もっと大きく壮大な悪だ!!≫
ニャル夫≪皆が恐れ!正義が一番に俺を倒そうとする最大目標!そう!”絶対悪”だ!!≫
ニャル夫≪ショッカーの意思を継ぎ、そして奴らからも恨まれる最大の悪!!≫
ニャル夫≪そうだ!俺は!!邪神に生まれた俺は!!寧ろそう考えなければおかしいのだ!!≫
ニャル夫≪見ていろ!正義の味方共!そしてニャル子!いつかお前等に勝ち、お前達が怯え、お前達の最大の目標に!俺はなってみせる!!≫
ニャル夫≪それまで!首を洗って待っているがいい!ふぅぅううはははははははははは!!!!!≫
ニャル夫≪ははははは!!ふぅーはははははは!!!!!≫
ニャル夫≪俺は将来、宇宙を支配する大悪党になる!!≫
ニャル夫≪何?悪党なんてなるもんじゃない?ハッ、これだから素人は≫
ニャル夫≪俺がなる大悪党は!貴様らが考えているような外道で小さい悪じゃない!もっと大きく壮大な悪だ!!≫
ニャル夫≪皆が恐れ!正義が一番に俺を倒そうとする最大目標!そう!”絶対悪”だ!!≫
ニャル夫≪ショッカーの意思を継ぎ、そして奴らからも恨まれる最大の悪!!≫
ニャル夫≪そうだ!俺は!!邪神に生まれた俺は!!寧ろそう考えなければおかしいのだ!!≫
ニャル夫≪見ていろ!正義の味方共!そしてニャル子!いつかお前等に勝ち、お前達が怯え、お前達の最大の目標に!俺はなってみせる!!≫
ニャル夫≪それまで!首を洗って待っているがいい!ふぅぅううはははははははははは!!!!!≫
ニャル夫≪ははははは!!ふぅーはははははは!!!!!≫
623:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:55:22.11:DAYRPdXYO (93/94)
【天元突破ニャルラトホテプ】…終
【天元突破ニャルラトホテプ】…終
624:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 00:56:24.61:DAYRPdXYO (94/94)
今回はこれでおしまいです。そして次回、最終回です。
最後までお付き合い頂けたら幸いです。
今回はこれでおしまいです。そして次回、最終回です。
最後までお付き合い頂けたら幸いです。
625:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 03:23:02.80:a8X6b2CMo (1/1)
乙
乙
626:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 07:53:14.69:WFVnJpoSO (1/1)
乙
真尋くんマジヒロイン
乙
真尋くんマジヒロイン
627:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 21:22:24.84:ISW7IJf0O (1/4)
628:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 21:22:52.76:ISW7IJf0O (2/4)
629:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 21:27:32.53:ISW7IJf0O (3/4)
630:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 21:30:27.66:SetvE8feO (1/1)
自キャラの絵を描けるの羨ましい
ナイアをください
自キャラの絵を描けるの羨ましい
ナイアをください
631:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/15(火) 21:35:19.04:ISW7IJf0O (4/4)
間違えて二回投稿してしまいました…すみません。
後、上に書いてある電話番号とかはただの自分の携帯の番号の候補を書き止めた奴です。気にしないでください
間違えて二回投稿してしまいました…すみません。
後、上に書いてある電話番号とかはただの自分の携帯の番号の候補を書き止めた奴です。気にしないでください
632:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 00:03:14.81:x3/PIzmOo (1/1)
ダゴン思った以上にデッドプールで草
でもすげーしっくりくる
ダゴン思った以上にデッドプールで草
でもすげーしっくりくる
633:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 01:09:39.42:zs5p1YRwO (1/2)
最終回は明日のお昼頃に投下予定です。
もうしばらくお待ちください
最終回は明日のお昼頃に投下予定です。
もうしばらくお待ちください
634:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 01:11:35.49:zs5p1YRwO (2/2)
間違えました。今日の昼頃に投下予定です。
間違えました。今日の昼頃に投下予定です。
635:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 05:07:50.19:Spp/6cFD0 (1/1)
凄まじく素晴らしい感じが来ている
まつます
凄まじく素晴らしい感じが来ている
まつます
636:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 06:41:00.80:faHr+MuYO (1/1)
乙
乙
637:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 09:00:50.39:in++Pkr70 (1/2)
最高に面白いssだ
乙
最高に面白いssだ
乙
638:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:43:24.65:yoTLwVEcO (1/93)
投下します
投下します
639:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:43:56.11:yoTLwVEcO (2/93)
☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆
.,、 イ{
{: 〉___/: :ノ ,へ
_,イ: : :´ア:`: < /: : :i: ヽ. ―時間が経った―
)ィ : : : :● ): : :i /: : : : : :i: : :ヽ.
j: : :rァ: : r、_:_ノ: : ア:r-―-- 、r  ̄` ―限りない時間が経った―
ゝ-~⌒_j-:´; : : 7: ハ
 ̄ ̄ }!T: : : : : : : ヽ
i!:ゝ-: : /: : : : i} ―私を楽しませてくれた、大好きな―
ヾ: : : : {: : : : :ノ`ーァ
`ヾーr=、(  ̄ ―大好きな……は、もう居ない―
rイ´ /{
<ハ {ハ!
【夢みるままに待ちいたり】……始
☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆
.,、 イ{
{: 〉___/: :ノ ,へ
_,イ: : :´ア:`: < /: : :i: ヽ. ―時間が経った―
)ィ : : : :● ): : :i /: : : : : :i: : :ヽ.
j: : :rァ: : r、_:_ノ: : ア:r-―-- 、r  ̄` ―限りない時間が経った―
ゝ-~⌒_j-:´; : : 7: ハ
 ̄ ̄ }!T: : : : : : : ヽ
i!:ゝ-: : /: : : : i} ―私を楽しませてくれた、大好きな―
ヾ: : : : {: : : : :ノ`ーァ
`ヾーr=、(  ̄ ―大好きな……は、もう居ない―
rイ´ /{
<ハ {ハ!
【夢みるままに待ちいたり】……始
640:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:44:44.41:yoTLwVEcO (3/93)
真尋「………………」
真尋「………」
真尋「……」
真尋「(それから、僕は歩き続けた)」
真尋「……………」
真尋「(もう動かない、ニャル夫を担ぎながら、この長い一本道を歩き続けた)」
真尋「……………」
真尋「(次第に、ニャル夫の体温が無くなっていって冷たくなるのを感じた)」
真尋「……………」
真尋「(その体温を感じて、僕は悪の帝王を目指した男が…死んだ事を知った)」
真尋「……………」
真尋「(涙は流れなかった。もう、流しつくしてしまったからなのだろう。)」
真尋「……………」
真尋「(この世界は、全てを失い”無”へと返ってゆく)」
真尋「……………」
真尋「(文字通り、僕とニャル夫以外何もない空間になる)」
真尋「………………」
真尋「………」
真尋「……」
真尋「(それから、僕は歩き続けた)」
真尋「……………」
真尋「(もう動かない、ニャル夫を担ぎながら、この長い一本道を歩き続けた)」
真尋「……………」
真尋「(次第に、ニャル夫の体温が無くなっていって冷たくなるのを感じた)」
真尋「……………」
真尋「(その体温を感じて、僕は悪の帝王を目指した男が…死んだ事を知った)」
真尋「……………」
真尋「(涙は流れなかった。もう、流しつくしてしまったからなのだろう。)」
真尋「……………」
真尋「(この世界は、全てを失い”無”へと返ってゆく)」
真尋「……………」
真尋「(文字通り、僕とニャル夫以外何もない空間になる)」
641:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:45:10.25:yoTLwVEcO (4/93)
真尋「………あれ?」
「………」
真尋「人が……居る…?」
「………」
真尋「…いや、人じゃない。人である筈が無い…」
「………」
真尋「……なぁ、アンタ…神様なんだろ?」
「…………」
真尋「…あれ…?僕と……同じ顔……!?」
「……そう、かもしれないね」
真尋「…! そんな事はどうでも良い!!」
真尋「頼む!なぁ頼むよ!こいつを…ニャル夫を生き返らせてくれ!!」
「………」
真尋「こいつは!こいつはこんな所で死ぬ奴じゃないんだ!こいつが宇宙を支配する悪の帝王になる筈なんだ!」
真尋「ここまで来たんだ!ここまでやっと…やっと来たんだよ!!」
真尋「なぁ、頼む!頼むから……」
真尋「こいつを……神様にしてやってくれ………」
真尋「………あれ?」
「………」
真尋「人が……居る…?」
「………」
真尋「…いや、人じゃない。人である筈が無い…」
「………」
真尋「……なぁ、アンタ…神様なんだろ?」
「…………」
真尋「…あれ…?僕と……同じ顔……!?」
「……そう、かもしれないね」
真尋「…! そんな事はどうでも良い!!」
真尋「頼む!なぁ頼むよ!こいつを…ニャル夫を生き返らせてくれ!!」
「………」
真尋「こいつは!こいつはこんな所で死ぬ奴じゃないんだ!こいつが宇宙を支配する悪の帝王になる筈なんだ!」
真尋「ここまで来たんだ!ここまでやっと…やっと来たんだよ!!」
真尋「なぁ、頼む!頼むから……」
真尋「こいつを……神様にしてやってくれ………」
642:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:45:37.29:yoTLwVEcO (5/93)
「……大丈夫」
真尋「……!!」
「大丈夫だよ…ちゃんと…」
「ちゃんと……ニャル夫も神様になれるから」
「だから…心配しなくてもいい」
「ニャル夫は…もう、死んでいるけれども」
「君達がここまで来たのは、無駄じゃない」
「ちゃんと前を見て、進め」
「今度は、君の番なのだから」
「……大丈夫」
真尋「……!!」
「大丈夫だよ…ちゃんと…」
「ちゃんと……ニャル夫も神様になれるから」
「だから…心配しなくてもいい」
「ニャル夫は…もう、死んでいるけれども」
「君達がここまで来たのは、無駄じゃない」
「ちゃんと前を見て、進め」
「今度は、君の番なのだから」
643:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:46:06.13:yoTLwVEcO (6/93)
真尋「(いつの間にか、目の前の僕は消えていた)」
真尋「(”終わり”が来てしまった事を、知った。)」
真尋「(もう、宇宙の寿命にまで来てしまったのだと、僕は理解した)」
真尋「(そして、その終わりの後に始まる”始”が)」
真尋「(僕が手に入れた…”全宇宙を支配”する事なのだろう)」
真尋「(僕が、この宇宙を作らなければいけないのだろう)」
真尋「(たった、一人ぼっちの僕がここで………)」
真尋「(永遠に、一人ぼっちで)」
真尋「(いつの間にか、目の前の僕は消えていた)」
真尋「(”終わり”が来てしまった事を、知った。)」
真尋「(もう、宇宙の寿命にまで来てしまったのだと、僕は理解した)」
真尋「(そして、その終わりの後に始まる”始”が)」
真尋「(僕が手に入れた…”全宇宙を支配”する事なのだろう)」
真尋「(僕が、この宇宙を作らなければいけないのだろう)」
真尋「(たった、一人ぼっちの僕がここで………)」
真尋「(永遠に、一人ぼっちで)」
644:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:46:32.77:yoTLwVEcO (7/93)
真尋「……あっ……」
真尋「…これ……ニャル夫が持ってた……」
真尋「デウス…エクス・マキナ……」
真尋「………こんなもの…」
真尋「ここまで来たら…ただのゴミじゃないか!!」ポイッ
ヒューン……
真尋「……あっ……」
真尋「…これ……ニャル夫が持ってた……」
真尋「デウス…エクス・マキナ……」
真尋「………こんなもの…」
真尋「ここまで来たら…ただのゴミじゃないか!!」ポイッ
ヒューン……
645:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:46:58.88:yoTLwVEcO (8/93)
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . . . . . .. .. .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..... .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . .:;:;:;:;.:.:.:.. . . ..:.:.:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:.:.:.. . .:;:;:;:;.:.:.:.. . . ..:.:.:;:;:. . .:.:;
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . ,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. . .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..... .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . . . . . .. .. .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . . . . . .. .. .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..... .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . .:;:;:;:;.:.:.:.. . . ..:.:.:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:.:.:.. . .:;:;:;:;.:.:.:.. . . ..:.:.:;:;:. . .:.:;
.:;:;:;:;:.:.:.:... . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . .:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... . ,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:. . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. . .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... .. .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..... .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . . . . . . .. .. .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
646:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:47:29.27:yoTLwVEcO (9/93)
真尋「(目の前で、大きな爆発が起こった)」
真尋「(ビックバンだ。どこかで先生に習った気がする)」
真尋「(そして分かったんだ。僕以外の以前の神も)」
真尋「(こんな風にして、宇宙を作ったのだろう)」
真尋「(以前の神も、本当はだたの人だったのかもしれない)」
真尋「(…そうか。宇宙なんて複雑な理論が絡んでいると思っていたけど……)」
真尋「……ただの、気まぐれで生まれたんだな。宇宙なんて物は」
真尋「(目の前で、大きな爆発が起こった)」
真尋「(ビックバンだ。どこかで先生に習った気がする)」
真尋「(そして分かったんだ。僕以外の以前の神も)」
真尋「(こんな風にして、宇宙を作ったのだろう)」
真尋「(以前の神も、本当はだたの人だったのかもしれない)」
真尋「(…そうか。宇宙なんて複雑な理論が絡んでいると思っていたけど……)」
真尋「……ただの、気まぐれで生まれたんだな。宇宙なんて物は」
647:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:48:02.72:yoTLwVEcO (10/93)
真尋「……あれ?」
真尋「ニャル夫…ニャル夫の身体は…?」
真尋「…………」
真尋「……ああ……」
真尋「そうか…デウス・エクス・マキナって言うのは…」
真尋「……一応…ニャル夫もここまで来れたんだ…」
真尋「そうだよな……お前の方が…神様になるべきなんだもんな…」
真尋「(デウス・エクス・マキナ。今、ニャル夫はビー玉サイズの神様になっていた)」
真尋「(神様も、退屈な人生を歩んだ事だろう。完全体が動けない球体なんてふざけている)」
真尋「(僕たちは、以前の神様も持ち歩いていたのだ)」
真尋「……ほら、行きな」
真尋「(僕は、ニャル夫だったものをビックバンの中へと放り投げた)」
真尋「(そこで僕は知った。これは繰り返されているのだと)」
真尋「(何百億年、いや何千億年以上の時間が経ち…それが何度もループしている)」
真尋「(二日前にしか戻れないとか、一ヶ月単位でしか戻れないとか…そんなものよりずっと気が長い)」
真尋「(だけど、唯一イレギュラーだった二人目の達成者の僕は、人類の言う”神”となっているのだろうか)」
真尋「(いや、神なんて大層な物じゃないのだろう)」
真尋「(僕は、ただの”観測者”。ただ、見てるだけの神様)」
真尋「…神様は見ているよって、お婆ちゃんが言っていたけど…」
真尋「そんな…感じなのかな」
真尋「……あれ?」
真尋「ニャル夫…ニャル夫の身体は…?」
真尋「…………」
真尋「……ああ……」
真尋「そうか…デウス・エクス・マキナって言うのは…」
真尋「……一応…ニャル夫もここまで来れたんだ…」
真尋「そうだよな……お前の方が…神様になるべきなんだもんな…」
真尋「(デウス・エクス・マキナ。今、ニャル夫はビー玉サイズの神様になっていた)」
真尋「(神様も、退屈な人生を歩んだ事だろう。完全体が動けない球体なんてふざけている)」
真尋「(僕たちは、以前の神様も持ち歩いていたのだ)」
真尋「……ほら、行きな」
真尋「(僕は、ニャル夫だったものをビックバンの中へと放り投げた)」
真尋「(そこで僕は知った。これは繰り返されているのだと)」
真尋「(何百億年、いや何千億年以上の時間が経ち…それが何度もループしている)」
真尋「(二日前にしか戻れないとか、一ヶ月単位でしか戻れないとか…そんなものよりずっと気が長い)」
真尋「(だけど、唯一イレギュラーだった二人目の達成者の僕は、人類の言う”神”となっているのだろうか)」
真尋「(いや、神なんて大層な物じゃないのだろう)」
真尋「(僕は、ただの”観測者”。ただ、見てるだけの神様)」
真尋「…神様は見ているよって、お婆ちゃんが言っていたけど…」
真尋「そんな…感じなのかな」
648:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:48:36.82:yoTLwVEcO (11/93)
真尋「(それから、僕はデウス・エクス・マキナの行方を観察した)」
真尋「(いくつもの小さい球体が現れては消えてを繰り返していた)」
真尋「(それが凄く大きくなったり、萎んだりを繰り返して)」
真尋「(馬鹿みたいにでかい……宇宙へとなったのだ)」
真尋「…また、爆発が繰り返されている……」
真尋「……熱を作り出すことによって…生物…惑星を作り出しているのだろうか……」
真尋「ガスが集まって……物質が出来上がって………」
真尋「沢山の衛星が……集まって……銀河になる」
真尋「……生物が生まれた」
真尋「ウイルスみたいに小さい、微生物だけど……生きているには違いない」
真尋「…ははっ」
真尋「生きている者を見るなんて…凄く楽しい事…なんだな」
真尋「(それから、僕はデウス・エクス・マキナの行方を観察した)」
真尋「(いくつもの小さい球体が現れては消えてを繰り返していた)」
真尋「(それが凄く大きくなったり、萎んだりを繰り返して)」
真尋「(馬鹿みたいにでかい……宇宙へとなったのだ)」
真尋「…また、爆発が繰り返されている……」
真尋「……熱を作り出すことによって…生物…惑星を作り出しているのだろうか……」
真尋「ガスが集まって……物質が出来上がって………」
真尋「沢山の衛星が……集まって……銀河になる」
真尋「……生物が生まれた」
真尋「ウイルスみたいに小さい、微生物だけど……生きているには違いない」
真尋「…ははっ」
真尋「生きている者を見るなんて…凄く楽しい事…なんだな」
649:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:49:14.00:yoTLwVEcO (12/93)
真尋「水のある惑星には、地震が起こる」
真尋「地震により起こる地熱によって、生物が増える」
真尋「生物が増える事によって、生物は大きくなる」
真尋「弱肉強食」
真尋「そこで、人間が問う”悪”という物が初めて生まれる」
真尋「生物は、生物を殺して食べないと生きていけない」
真尋「……知力のある生物が生まれる」
真尋「知力のある生物は、自分より上位体の”神”を作り出すようになる」
真尋「ただ見てるだけと変わりない、僕と全く同じ”神”を……」
真尋「殺される度に、生物は僕に…いや、”観測者”に助けを請う」
真尋「……………」
真尋「…これほど哀れで、愚かな物は無い」
真尋「水のある惑星には、地震が起こる」
真尋「地震により起こる地熱によって、生物が増える」
真尋「生物が増える事によって、生物は大きくなる」
真尋「弱肉強食」
真尋「そこで、人間が問う”悪”という物が初めて生まれる」
真尋「生物は、生物を殺して食べないと生きていけない」
真尋「……知力のある生物が生まれる」
真尋「知力のある生物は、自分より上位体の”神”を作り出すようになる」
真尋「ただ見てるだけと変わりない、僕と全く同じ”神”を……」
真尋「殺される度に、生物は僕に…いや、”観測者”に助けを請う」
真尋「……………」
真尋「…これほど哀れで、愚かな物は無い」
650:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:50:18.87:yoTLwVEcO (13/93)
真尋「邪神は、ここら辺で生まれる」
真尋「違う世界で、長く生きる為のノウハウは何て事無い事だった」
真尋「陸の上がらないで、地下でひっそりと過ごす物、体内に永久機関がある者」
真尋「とにかく生きる為に、身体の構造が進化しただけの存在にすぎない」
真尋「……長く生きるのに飽きた者は、自殺をする」
真尋「更に長く生きたい者は、生物の命を殺す」
真尋「殺される生物の命を守ろうと、破壊を繰り返し叫ぶ者も居る」
真尋「……そこで、僕は気づいた」
真尋「正義なんて物は、この世のどこにも居ないのだと」
真尋「居るとしたら、僕たちの心の中だ」
真尋「自分の中で正義を決めて、ヒーロー像を心の中で妄想する」
真尋「完全に正義思考を持ったヒーローなんて居ない」
真尋「そもそも、完全に正義なんて物は無い」
真尋「完全に正義とは、最早岩みたいに無機質に生きる物である」
真尋「…………」
真尋「……きっと」
真尋「ニャル夫も…クー乱さんも……その事を分かっていたのだろう」
真尋「邪神は、ここら辺で生まれる」
真尋「違う世界で、長く生きる為のノウハウは何て事無い事だった」
真尋「陸の上がらないで、地下でひっそりと過ごす物、体内に永久機関がある者」
真尋「とにかく生きる為に、身体の構造が進化しただけの存在にすぎない」
真尋「……長く生きるのに飽きた者は、自殺をする」
真尋「更に長く生きたい者は、生物の命を殺す」
真尋「殺される生物の命を守ろうと、破壊を繰り返し叫ぶ者も居る」
真尋「……そこで、僕は気づいた」
真尋「正義なんて物は、この世のどこにも居ないのだと」
真尋「居るとしたら、僕たちの心の中だ」
真尋「自分の中で正義を決めて、ヒーロー像を心の中で妄想する」
真尋「完全に正義思考を持ったヒーローなんて居ない」
真尋「そもそも、完全に正義なんて物は無い」
真尋「完全に正義とは、最早岩みたいに無機質に生きる物である」
真尋「…………」
真尋「……きっと」
真尋「ニャル夫も…クー乱さんも……その事を分かっていたのだろう」
651:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:51:20.17:yoTLwVEcO (14/93)
真尋「ここで、ニャル夫が産まれる」
真尋「ニャルラトホテプとして産まれた彼は、最初は純粋な少年だった」
真尋「仲が悪いと言われるクトゥグア族の青年と仲良くなるまでは」
真尋「クトゥグア族の青年は言った」
真尋「クー乱「正義なんて物は、ただのエゴだ。確かに有った方が俺達には良いが、だとしたら”悪”も無けりゃならねぇ」」
真尋「ニャル夫「どうして?悪い奴は悪い奴だよ」」
真尋「クー乱「それだけじゃねぇのさ。”悪”って奴が居るから。俺達は出会えたし友達になれたんだぜ?」」
真尋「最初は、ニャル夫も分からなかった。だけど、その日から悪の事を気にかけるようになった」
真尋「そして、ニャル子が生まれた」
真尋「妹が産まれた事により、親は兄に構わなくなった」
真尋「それでもめげずに、せめて妹と仲良くなろうと兄は妹に構った」
真尋「妹は、そんな兄がウザったらしくなった」
真尋「ある日、ゲートボール大会で兄は妹と初めて勝負を持ちかけた」
真尋「そして、妹はあるイタズラを思いついた。」
真尋「兄をゲートボールの玉に見立て、思い切りハンマーでぶん殴った」
真尋「…その日から、兄は妹と仲が悪くなった」
真尋「その日から、兄は妹に負け続け、逆に妹は優等生のエリートコースを進んでいた」
真尋「兄はそんな妹が気に入らなかった。そして、家でも自分の居場所が無くなっていた」
真尋「クー乱さんは、そんな兄を気にしていたが、兄はクトゥグアの言う事は聞かないと耳を貸さなかった」
真尋「兄は家を出て、妹に勝つために努力をした」
真尋「結果は………お察しの通り」
真尋「兄は妹に完全に負け、牢獄へと入れられた」
真尋「ここで、ニャル夫が産まれる」
真尋「ニャルラトホテプとして産まれた彼は、最初は純粋な少年だった」
真尋「仲が悪いと言われるクトゥグア族の青年と仲良くなるまでは」
真尋「クトゥグア族の青年は言った」
真尋「クー乱「正義なんて物は、ただのエゴだ。確かに有った方が俺達には良いが、だとしたら”悪”も無けりゃならねぇ」」
真尋「ニャル夫「どうして?悪い奴は悪い奴だよ」」
真尋「クー乱「それだけじゃねぇのさ。”悪”って奴が居るから。俺達は出会えたし友達になれたんだぜ?」」
真尋「最初は、ニャル夫も分からなかった。だけど、その日から悪の事を気にかけるようになった」
真尋「そして、ニャル子が生まれた」
真尋「妹が産まれた事により、親は兄に構わなくなった」
真尋「それでもめげずに、せめて妹と仲良くなろうと兄は妹に構った」
真尋「妹は、そんな兄がウザったらしくなった」
真尋「ある日、ゲートボール大会で兄は妹と初めて勝負を持ちかけた」
真尋「そして、妹はあるイタズラを思いついた。」
真尋「兄をゲートボールの玉に見立て、思い切りハンマーでぶん殴った」
真尋「…その日から、兄は妹と仲が悪くなった」
真尋「その日から、兄は妹に負け続け、逆に妹は優等生のエリートコースを進んでいた」
真尋「兄はそんな妹が気に入らなかった。そして、家でも自分の居場所が無くなっていた」
真尋「クー乱さんは、そんな兄を気にしていたが、兄はクトゥグアの言う事は聞かないと耳を貸さなかった」
真尋「兄は家を出て、妹に勝つために努力をした」
真尋「結果は………お察しの通り」
真尋「兄は妹に完全に負け、牢獄へと入れられた」
652:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:52:38.63:yoTLwVEcO (15/93)
真尋「そしてもう一人のニャル夫、デウス・エクス・マキナは」
真尋「地球が出来る前、いや正しくはデウス・エクス・マキナが地球を作り終えた瞬間に既に宇宙構成機構に捕らえられていた」
真尋「そして宇宙構成機構は、このデウス・エクス・マキナを調べつくした」
真尋「その強大なエネルギーは、恐らく宇宙を崩壊させてしまう程のエネルギーなのだと知った」
真尋「地球とは比べ物にならない程の科学力を持つ彼等が、何百億年に何があったかを知るのに時間が掛からなかった。」
真尋「そして、デウス・エクス・マキナが”神になれる権利”なのだと知った」
真尋「その魅力的な球体に心を奪われる者は少なくなく、宇宙構成機構はすぐさまデウス・エクス・マキナに関する法律を作った」
真尋「厳重に管理し、その時が来るまでに絶対に手放さない事、そして、情報を極限にまで規制する事」
真尋「そんな、愚かな欲望の為に多くの者が命を落とし、惑星から追放されてしまう者も出てくる。」
真尋「そして、惑星保護機構が生まれた」
真尋「惑星保護機構は、宇宙構成機構に属していた者が別れて作った姉妹機構であり」
真尋「名目の”惑星保護”とは別に、”神になる権利を守る事”を第一に目標としていた」
真尋「デウス・エクス・マキナの情報規制を第一に、彼等は動いていた」
真尋「それを偶然知ってしまったクー乱さんは、惑星保護機構の者に暗殺された」
真尋「死因は隠され、ただの事故という事で調査は終わった」
真尋「警察の警視が殺された事で、デウス・エクス・マキナの存在の露見が危ぶまれた彼等は」
真尋「デウス・エクス・マキナの隠し場所を変えるとの事で、地球の近くで密会して取引が行われた」
真尋「だが、そこでアクシデントが起こった」
真尋「脱獄したニャル夫が、そのデウス・エクス・マキナを盗んだのだ」
真尋「慌てて追いかけ、ニャル夫が地球に逃げ込んだそのとき」
真尋「僕とニャル夫の逃避行が始まったのだ」
真尋「そしてもう一人のニャル夫、デウス・エクス・マキナは」
真尋「地球が出来る前、いや正しくはデウス・エクス・マキナが地球を作り終えた瞬間に既に宇宙構成機構に捕らえられていた」
真尋「そして宇宙構成機構は、このデウス・エクス・マキナを調べつくした」
真尋「その強大なエネルギーは、恐らく宇宙を崩壊させてしまう程のエネルギーなのだと知った」
真尋「地球とは比べ物にならない程の科学力を持つ彼等が、何百億年に何があったかを知るのに時間が掛からなかった。」
真尋「そして、デウス・エクス・マキナが”神になれる権利”なのだと知った」
真尋「その魅力的な球体に心を奪われる者は少なくなく、宇宙構成機構はすぐさまデウス・エクス・マキナに関する法律を作った」
真尋「厳重に管理し、その時が来るまでに絶対に手放さない事、そして、情報を極限にまで規制する事」
真尋「そんな、愚かな欲望の為に多くの者が命を落とし、惑星から追放されてしまう者も出てくる。」
真尋「そして、惑星保護機構が生まれた」
真尋「惑星保護機構は、宇宙構成機構に属していた者が別れて作った姉妹機構であり」
真尋「名目の”惑星保護”とは別に、”神になる権利を守る事”を第一に目標としていた」
真尋「デウス・エクス・マキナの情報規制を第一に、彼等は動いていた」
真尋「それを偶然知ってしまったクー乱さんは、惑星保護機構の者に暗殺された」
真尋「死因は隠され、ただの事故という事で調査は終わった」
真尋「警察の警視が殺された事で、デウス・エクス・マキナの存在の露見が危ぶまれた彼等は」
真尋「デウス・エクス・マキナの隠し場所を変えるとの事で、地球の近くで密会して取引が行われた」
真尋「だが、そこでアクシデントが起こった」
真尋「脱獄したニャル夫が、そのデウス・エクス・マキナを盗んだのだ」
真尋「慌てて追いかけ、ニャル夫が地球に逃げ込んだそのとき」
真尋「僕とニャル夫の逃避行が始まったのだ」
653:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:53:52.82:yoTLwVEcO (16/93)
真尋「僕を追いかける為に慌てて追いかけるニャル子達」
真尋「デウス・エクス・マキナを使って、逃げ続けるニャル夫と僕」
真尋「道中で出会う、仲間たち」
真尋「鳥篭の中に入れられ、人々から溺愛される鳥の少女」
真尋「愛する人の為に、笑いと笑顔の道化師になると決めた男」
真尋「妖精に作られた巨大ロボット……」
真尋「ラグナラ、ダゴン、ナイア。………」
真尋「彼等と出会って旅をするうちに、時間の流れが違う地球が寿命で滅んでしまう。」
真尋「そこで、僕は決心をした」
真尋「最後まで、この旅に付き合うと……」
真尋「………」
真尋「…………もう、最後も過ぎてるんだけどな…」
真尋「そして、惑星保護機構に掴まる僕たち」
真尋「そこで、僕にとっては二ヶ月、ニャル子達にとっては24年振りの再会となる」
真尋「ニャル子達の喜びに少し迷うも、覚悟を決めた僕は……」
真尋「ニャル夫達についていく事に決めた………」
真尋「そして、彼等はついにここまで辿りついた」
真尋「何度も傷つき、何度も死にそうになりながらも」
真尋「ここまで……」
真尋「……ああ…」
真尋「これって……やっぱり……」
真尋「ループしているんだな……はは……」
真尋「僕を追いかける為に慌てて追いかけるニャル子達」
真尋「デウス・エクス・マキナを使って、逃げ続けるニャル夫と僕」
真尋「道中で出会う、仲間たち」
真尋「鳥篭の中に入れられ、人々から溺愛される鳥の少女」
真尋「愛する人の為に、笑いと笑顔の道化師になると決めた男」
真尋「妖精に作られた巨大ロボット……」
真尋「ラグナラ、ダゴン、ナイア。………」
真尋「彼等と出会って旅をするうちに、時間の流れが違う地球が寿命で滅んでしまう。」
真尋「そこで、僕は決心をした」
真尋「最後まで、この旅に付き合うと……」
真尋「………」
真尋「…………もう、最後も過ぎてるんだけどな…」
真尋「そして、惑星保護機構に掴まる僕たち」
真尋「そこで、僕にとっては二ヶ月、ニャル子達にとっては24年振りの再会となる」
真尋「ニャル子達の喜びに少し迷うも、覚悟を決めた僕は……」
真尋「ニャル夫達についていく事に決めた………」
真尋「そして、彼等はついにここまで辿りついた」
真尋「何度も傷つき、何度も死にそうになりながらも」
真尋「ここまで……」
真尋「……ああ…」
真尋「これって……やっぱり……」
真尋「ループしているんだな……はは……」
654:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:54:20.75:yoTLwVEcO (17/93)
真尋「という事は、以前の神様も僕だったのかな…?」
真尋「………いや」
真尋「多分。以前は惑星保護機構の奴らが勝っていたのかもしれない。」
真尋「僕が見てきたのは、この宇宙の0から1までの間だけど」
真尋「本当は、僕が居るのは2とか6かもしれない」
真尋「……それとも…」
真尋「人間も…惑星も……宇宙も……」
真尋「ただ…単純なだけなのかな……」
真尋「……………」
真尋「………」
真尋「……」
「……なぁ、アンタ…神様なんだろ?」
真尋「という事は、以前の神様も僕だったのかな…?」
真尋「………いや」
真尋「多分。以前は惑星保護機構の奴らが勝っていたのかもしれない。」
真尋「僕が見てきたのは、この宇宙の0から1までの間だけど」
真尋「本当は、僕が居るのは2とか6かもしれない」
真尋「……それとも…」
真尋「人間も…惑星も……宇宙も……」
真尋「ただ…単純なだけなのかな……」
真尋「……………」
真尋「………」
真尋「……」
「……なぁ、アンタ…神様なんだろ?」
655:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:54:56.41:yoTLwVEcO (18/93)
真尋「…………」
「…あれ…?僕と……同じ顔……!?」
真尋「……そう、かもしれないね」
「…! そんな事はどうでも良い!!」
「頼む!なぁ頼むよ!こいつを…ニャル夫を生き返らせてくれ!!」
真尋「………」
「こいつは!こいつはこんな所で死ぬ奴じゃないんだ!こいつが宇宙を支配する悪の帝王になる筈なんだ!」
「ここまで来たんだ!ここまでやっと…やっと来たんだよ!!」
「なぁ、頼む!頼むから……」
「こいつを……神様にしてやってくれ………」
真尋「……大丈夫」
「……!!」
真尋「大丈夫だよ…ちゃんと…」
真尋「ちゃんと……ニャル夫も神様になれるから」
真尋「だから…心配しなくてもいい」
真尋「ニャル夫は…もう、死んでいるけれども」
真尋「君達がここまで来たのは、無駄じゃない」
真尋「ちゃんと前を見て、進め」
真尋「今度は、君の番なのだから」
真尋「…………」
「…あれ…?僕と……同じ顔……!?」
真尋「……そう、かもしれないね」
「…! そんな事はどうでも良い!!」
「頼む!なぁ頼むよ!こいつを…ニャル夫を生き返らせてくれ!!」
真尋「………」
「こいつは!こいつはこんな所で死ぬ奴じゃないんだ!こいつが宇宙を支配する悪の帝王になる筈なんだ!」
「ここまで来たんだ!ここまでやっと…やっと来たんだよ!!」
「なぁ、頼む!頼むから……」
「こいつを……神様にしてやってくれ………」
真尋「……大丈夫」
「……!!」
真尋「大丈夫だよ…ちゃんと…」
真尋「ちゃんと……ニャル夫も神様になれるから」
真尋「だから…心配しなくてもいい」
真尋「ニャル夫は…もう、死んでいるけれども」
真尋「君達がここまで来たのは、無駄じゃない」
真尋「ちゃんと前を見て、進め」
真尋「今度は、君の番なのだから」
656:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:55:26.28:yoTLwVEcO (19/93)
ニャル夫「……違う。今度は……俺の番だ」
ニャル夫「……違う。今度は……俺の番だ」
657:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:56:16.35:yoTLwVEcO (20/93)
「……えっ?」
真尋「………」
ニャル夫「…………よぉ…?」
ニャル夫「1京年……ぶりだな…」
ニャル夫「相…棒………!」
「ニャル夫…!?お前……お前生きて…」
ニャル夫「…はっ…俺を…誰だと思ってやがる……」
ニャル夫「俺は…俺はぁ!!この全宇宙を支配する悪の帝王になる男だぞ!!」
ニャル夫「例え!!最後の最後で駄目だとしても!!俺は最初から何度もやり直す!!」
ニャル夫「最後まで絶対に!夢を諦めない男!!それがこの俺……ニャルラトホテプ様だぁああああああああああ!!!!!」
真尋「…………はは」
真尋「ははは……はは……」
真尋「はははははははは!!はははははは!!!!!」
「……えっ?」
真尋「………」
ニャル夫「…………よぉ…?」
ニャル夫「1京年……ぶりだな…」
ニャル夫「相…棒………!」
「ニャル夫…!?お前……お前生きて…」
ニャル夫「…はっ…俺を…誰だと思ってやがる……」
ニャル夫「俺は…俺はぁ!!この全宇宙を支配する悪の帝王になる男だぞ!!」
ニャル夫「例え!!最後の最後で駄目だとしても!!俺は最初から何度もやり直す!!」
ニャル夫「最後まで絶対に!夢を諦めない男!!それがこの俺……ニャルラトホテプ様だぁああああああああああ!!!!!」
真尋「…………はは」
真尋「ははは……はは……」
真尋「はははははははは!!はははははは!!!!!」
658:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:56:46.30:yoTLwVEcO (21/93)
ニャル夫「……何がおかしい」
真尋「おかしいよ…もう、何もかもがおかしい…!おかしすぎて…一京年振りに笑っちゃったよ…!」
真尋「お前……そこまで…馬鹿だったんだな……!!」
ニャル夫「ああ。そうだ」
ニャル夫「馬鹿でなければ、馬鹿みたいに大きな夢なんて持てないだろう?」
真尋「…ああ。まさにその通りだ……!」
「…………ニャル夫、一体…どういう事だ…?」
真尋「大丈夫だよ。以前の僕」
真尋「ニャル夫はこれから、本当の意味で”宇宙を支配”する」
真尋「僕なりに、一つの答えが思い至ったんだ」
ニャル夫「……何だ?」
真尋「ニャル夫」
真尋「僕を……殺してくれ」
「!?」
ニャル夫「……何がおかしい」
真尋「おかしいよ…もう、何もかもがおかしい…!おかしすぎて…一京年振りに笑っちゃったよ…!」
真尋「お前……そこまで…馬鹿だったんだな……!!」
ニャル夫「ああ。そうだ」
ニャル夫「馬鹿でなければ、馬鹿みたいに大きな夢なんて持てないだろう?」
真尋「…ああ。まさにその通りだ……!」
「…………ニャル夫、一体…どういう事だ…?」
真尋「大丈夫だよ。以前の僕」
真尋「ニャル夫はこれから、本当の意味で”宇宙を支配”する」
真尋「僕なりに、一つの答えが思い至ったんだ」
ニャル夫「……何だ?」
真尋「ニャル夫」
真尋「僕を……殺してくれ」
「!?」
659:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:57:56.26:yoTLwVEcO (22/93)
ニャル夫「………」
真尋「そうすれば、晴れてこの宇宙は君の物だ」
真尋「何度も繰り返される退屈な世界だけど、君が支配すればきっと新しい宇宙が広がる事だろう」
真尋「だけど、ループを繰り返すには…」
真尋「途中で、僕は何度も八坂真尋に憑依と言った形で道を真っ直ぐ進むんだけど…」
真尋「その流れを断ち切るんだ」
ニャル夫「…………」
真尋「ニャル夫」
真尋「よく…頑張った」
真尋「本当に…最後まで頑張ったよ」
真尋「やっと…やっとだ。君は夢を叶えられるんだ」
真尋「さぁ、早く行こうニャル夫」
真尋「全宇宙を、手に入れるんだろう?」
ニャル夫「はっ一京年生きてきた割には、スケールの小さい考えだな」
ニャル夫「………」
真尋「そうすれば、晴れてこの宇宙は君の物だ」
真尋「何度も繰り返される退屈な世界だけど、君が支配すればきっと新しい宇宙が広がる事だろう」
真尋「だけど、ループを繰り返すには…」
真尋「途中で、僕は何度も八坂真尋に憑依と言った形で道を真っ直ぐ進むんだけど…」
真尋「その流れを断ち切るんだ」
ニャル夫「…………」
真尋「ニャル夫」
真尋「よく…頑張った」
真尋「本当に…最後まで頑張ったよ」
真尋「やっと…やっとだ。君は夢を叶えられるんだ」
真尋「さぁ、早く行こうニャル夫」
真尋「全宇宙を、手に入れるんだろう?」
ニャル夫「はっ一京年生きてきた割には、スケールの小さい考えだな」
660:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:58:44.22:yoTLwVEcO (23/93)
真尋「…何を言ってるんだい?寧ろ、これしか方法が無いと思うんだけど」
ニャル夫「もっと、大きなスケールで見てみろ。だから普通の人間は夢が無いと言われるんだ」
真尋「…………」
ニャル夫「分かんねぇのか?簡単な事だろうが」
ニャル夫「この支配構造を、根元からぶっ壊すんだよ」
「…っ!?なっ!!」
真尋「…………」
ニャル夫「俺の中には、まだデウス・エクス・マキナがある」
ニャル夫「たとえ、ここが膨大な場所だとしても」
ニャル夫「俺の力があれば、壊すなんて簡単な事だろ」
真尋「……本当に」
真尋「凄い考え方するなぁ…君は……」
ニャル夫「じゃなきゃ、悪の帝王なんて務まらないからな」
真尋「でも良いのかい、もしここが無くなってしまえばこの世界は神を失ってしまうよ?」
ニャル夫「逆に聞くが、この世界に神は必要か?」
真尋「…………」
ニャル夫「必要な神は、人間が作ってくれるさ」
ニャル夫「それに、俺は神様になりたいわけじゃないんだ。全宇宙の奴らに絶対悪を見せてやりたい」
真尋「…………」
ニャル夫「……なぁ、相棒」
ニャル夫「新しい宇宙で、何がやりたい?」
真尋「…何を言ってるんだい?寧ろ、これしか方法が無いと思うんだけど」
ニャル夫「もっと、大きなスケールで見てみろ。だから普通の人間は夢が無いと言われるんだ」
真尋「…………」
ニャル夫「分かんねぇのか?簡単な事だろうが」
ニャル夫「この支配構造を、根元からぶっ壊すんだよ」
「…っ!?なっ!!」
真尋「…………」
ニャル夫「俺の中には、まだデウス・エクス・マキナがある」
ニャル夫「たとえ、ここが膨大な場所だとしても」
ニャル夫「俺の力があれば、壊すなんて簡単な事だろ」
真尋「……本当に」
真尋「凄い考え方するなぁ…君は……」
ニャル夫「じゃなきゃ、悪の帝王なんて務まらないからな」
真尋「でも良いのかい、もしここが無くなってしまえばこの世界は神を失ってしまうよ?」
ニャル夫「逆に聞くが、この世界に神は必要か?」
真尋「…………」
ニャル夫「必要な神は、人間が作ってくれるさ」
ニャル夫「それに、俺は神様になりたいわけじゃないんだ。全宇宙の奴らに絶対悪を見せてやりたい」
真尋「…………」
ニャル夫「……なぁ、相棒」
ニャル夫「新しい宇宙で、何がやりたい?」
661:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:59:25.52:yoTLwVEcO (24/93)
真尋「……何なのさ、いきなり」
ニャル夫「お前、最後に言ったじゃねぇか」
ニャル夫「過去の思い出話も良いけど、未来の話をしようって」
真尋「……………」
ニャル夫「俺は、もう決めた。お前は?」
真尋「……僕は」
真尋「新しい宇宙が出来るなんて、意味が分からないしスケールがでか過ぎるけど」
真尋「…適度に楽しかったら、何でもいいや」
ニャル夫「…決まりだ」グッ
ニャル夫「いくぜ、相棒!!」
真尋「ああ……頼むぞ!!」
真尋「 相棒!!! 」
真尋「……何なのさ、いきなり」
ニャル夫「お前、最後に言ったじゃねぇか」
ニャル夫「過去の思い出話も良いけど、未来の話をしようって」
真尋「……………」
ニャル夫「俺は、もう決めた。お前は?」
真尋「……僕は」
真尋「新しい宇宙が出来るなんて、意味が分からないしスケールがでか過ぎるけど」
真尋「…適度に楽しかったら、何でもいいや」
ニャル夫「…決まりだ」グッ
ニャル夫「いくぜ、相棒!!」
真尋「ああ……頼むぞ!!」
真尋「 相棒!!! 」
662:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 11:59:54.65:yoTLwVEcO (25/93)
. / / ./ ./ / ./ ./
. /./ ./ ./ / ./ ./ /´ ,." , '/ . " /
,/./ ./ ././ ./ ./ /彡'´ _ノ/ / /
/ / ./ ./ / ./ / ィ, __∠=彡==┐/ / / /
/ / ././ ./ /. γ'″~ ̄`゛゛゛` ̄`ヽ ノ } '/ . /
. / ././ ./ ./ /_ ミ ヽ ∨ / /"//
,/ / / / ./ /.: :. . `:,ハ , У*、. / '/
'" / / ./ /. r㌢゙`ヽ`У / ,:/'″′` 、/ ,/
/./ ./ ./ ,イ゙ ミ 、 `寸 ノイ .:/′ ヽ/
"./ ./ ./ ,イ圦゙、 ーヾソ `く' .: . :,:〃 _' } /
'" ./ / /_,二汽、ィヾ ヘ Y=≠イ:'/. Ξj / /
,/ / 〃 ;ゞイ'x,"ー\、く ノ=ミ、 V/'/,: ミ{ / /
/ / У-=f´゙、″ 、, >=彡 》x:, ∨/:, ,:_ゝ / ,/
/ /′イ{、ヽ-゙ y/ _,.x 、゛/´ ̄ヾ!:'/; /ノ. /./ /
. / {圭圭圦廴../"´、^,.、゛/ ー ゙/⌒Y匕 / / / ./
‐゛ ゙寺圭圭斗1{、) y゙_,: 〃` ( ゙/ メ、Ⅵイ. / ,/ /
`…ヘ圭圭、ヽ._/r'゙ )ーc゛ノ:,Ξ }「 / / / /
゙寺圭圭f圭{ ^´ ゝ/´.゛ `、{ / ,/ / ././
`¨¨~`寺≧zゞ='ミ、^ー ,ゞ. ,/./ ./ ././
 ̄ `¨¨¨゛. / / ./ ././
,/./ ./ ././ ./
/ / ./ ././ ./
/ ,/ / ././ ./ /
/ / ./ ././ ./ /
/ ,/ / ././ ./ /
/ ./ / /./ / ,/ .//
/ ,/ / ././ ./ / //
/ ./ / /./ / ,/ .// ./
/ ,/ / ././ ./ / // ./
. / / ./ ./ / ./ ./
. /./ ./ ./ / ./ ./ /´ ,." , '/ . " /
,/./ ./ ././ ./ ./ /彡'´ _ノ/ / /
/ / ./ ./ / ./ / ィ, __∠=彡==┐/ / / /
/ / ././ ./ /. γ'″~ ̄`゛゛゛` ̄`ヽ ノ } '/ . /
. / ././ ./ ./ /_ ミ ヽ ∨ / /"//
,/ / / / ./ /.: :. . `:,ハ , У*、. / '/
'" / / ./ /. r㌢゙`ヽ`У / ,:/'″′` 、/ ,/
/./ ./ ./ ,イ゙ ミ 、 `寸 ノイ .:/′ ヽ/
"./ ./ ./ ,イ圦゙、 ーヾソ `く' .: . :,:〃 _' } /
'" ./ / /_,二汽、ィヾ ヘ Y=≠イ:'/. Ξj / /
,/ / 〃 ;ゞイ'x,"ー\、く ノ=ミ、 V/'/,: ミ{ / /
/ / У-=f´゙、″ 、, >=彡 》x:, ∨/:, ,:_ゝ / ,/
/ /′イ{、ヽ-゙ y/ _,.x 、゛/´ ̄ヾ!:'/; /ノ. /./ /
. / {圭圭圦廴../"´、^,.、゛/ ー ゙/⌒Y匕 / / / ./
‐゛ ゙寺圭圭斗1{、) y゙_,: 〃` ( ゙/ メ、Ⅵイ. / ,/ /
`…ヘ圭圭、ヽ._/r'゙ )ーc゛ノ:,Ξ }「 / / / /
゙寺圭圭f圭{ ^´ ゝ/´.゛ `、{ / ,/ / ././
`¨¨~`寺≧zゞ='ミ、^ー ,ゞ. ,/./ ./ ././
 ̄ `¨¨¨゛. / / ./ ././
,/./ ./ ././ ./
/ / ./ ././ ./
/ ,/ / ././ ./ /
/ / ./ ././ ./ /
/ ,/ / ././ ./ /
/ ./ / /./ / ,/ .//
/ ,/ / ././ ./ / //
/ ./ / /./ / ,/ .// ./
/ ,/ / ././ ./ / // ./
663:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:00:24.68:yoTLwVEcO (26/93)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::::ピキッ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::》:::::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈::::/\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/V::::::::`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::‐―:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::::ピキッ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::》:::::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈::::/\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/V::::::::`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::‐―:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
664:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:00:50.59:yoTLwVEcO (27/93)
ニャル夫「はぁぁあああああああああああああ!!!!!」
ドドドッドドドドドドドッドドドドドドドドドドド
ニャル夫「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ニャル夫「うらららららららららららららららららららら!!!!!!」
ニャル夫「はぁぁあああああああああああああ!!!!!」
ドドドッドドドドドドドッドドドドドドドドドドド
ニャル夫「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ニャル夫「うらららららららららららららららららららら!!!!!!」
665:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:01:20.73:yoTLwVEcO (28/93)
/ ___ l. l / ヽ l
/ l゙ o } l, ! / ヽ .|
_ ._..‐'.! ゙ー-' l l, l ゙L .!
/゛/ ,..-'".,..-'゛ l l l ll、 !
/ .!'´., / l /  ̄/ / l!__r‐|r‐-'"
/ ,/゛ l,二二 _rt'ト i″ /
! l ._..〟 /__/ ,..-、 / ,/
l .! _.. ‐''´._..ノ /l l _..-'" _..ノト、 / ,,┤
! し-''". _.. ‐'″ / .l,..-'" _..-'"゛ !| .__-、 ./ ,/ l
!_.. -'" // _..-'" __ l__l \_ / / l
| ,! ゙゙‐'ヽ ヽ l__l / /-, / ,/
l i′ l,、 l. リ / /,,ノ./
l ! ,i" ヽ.l. │ /__/ /
│ l / '<'、 ,..-'゙ll、 ._// l
! | ./ ヽ`ぃ-l゙.!'" / /
`'ー..、 .|、 | ./ l.! l.l .,! / /
、 ゙゙'-、、 .l'- ! / 〃 ゙'ミ .ヽ ,!
゙''-..,、 `''-..、 / ! /l゙ || .ヽ .ヽ /
`゙'ー ..,, .`''" .\ l .l !| ヽ ヽ ./
`゙'ー 、 .\ ! / !l、. l .ヽ / ,/
`、. \ ! .l゙ !|ニニ=_ .ヽ ヽ / /
ヽ, .\ / l |.! `゙''ヽ .ヽ ./ /
\ `ゞ ,! !.! ヽ ヽ〃 /
\ ,! | l ヽ / /
\ | ! ! ヽ \ /
`''!、 }.l ヽ ヽ /
\. .! .! l `'ッ′
\ l l l く
/ ___ l. l / ヽ l
/ l゙ o } l, ! / ヽ .|
_ ._..‐'.! ゙ー-' l l, l ゙L .!
/゛/ ,..-'".,..-'゛ l l l ll、 !
/ .!'´., / l /  ̄/ / l!__r‐|r‐-'"
/ ,/゛ l,二二 _rt'ト i″ /
! l ._..〟 /__/ ,..-、 / ,/
l .! _.. ‐''´._..ノ /l l _..-'" _..ノト、 / ,,┤
! し-''". _.. ‐'″ / .l,..-'" _..-'"゛ !| .__-、 ./ ,/ l
!_.. -'" // _..-'" __ l__l \_ / / l
| ,! ゙゙‐'ヽ ヽ l__l / /-, / ,/
l i′ l,、 l. リ / /,,ノ./
l ! ,i" ヽ.l. │ /__/ /
│ l / '<'、 ,..-'゙ll、 ._// l
! | ./ ヽ`ぃ-l゙.!'" / /
`'ー..、 .|、 | ./ l.! l.l .,! / /
、 ゙゙'-、、 .l'- ! / 〃 ゙'ミ .ヽ ,!
゙''-..,、 `''-..、 / ! /l゙ || .ヽ .ヽ /
`゙'ー ..,, .`''" .\ l .l !| ヽ ヽ ./
`゙'ー 、 .\ ! / !l、. l .ヽ / ,/
`、. \ ! .l゙ !|ニニ=_ .ヽ ヽ / /
ヽ, .\ / l |.! `゙''ヽ .ヽ ./ /
\ `ゞ ,! !.! ヽ ヽ〃 /
\ ,! | l ヽ / /
\ | ! ! ヽ \ /
`''!、 }.l ヽ ヽ /
\. .! .! l `'ッ′
\ l l l く
666:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:01:50.87:yoTLwVEcO (29/93)
ニャル夫「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ニャル夫「ラららららあああああああああああああああああああ!!!!!」
バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ
ニャル夫「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ニャル夫「ラららららあああああああああああああああああああ!!!!!」
バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ
667:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:02:16.80:yoTLwVEcO (30/93)
心 ∴;.゛;.:. /
㍉( 炸 /k 仏.../
㍉ マム,イ7 リ 紗′
∴ミ )圭抄 〃 /′
寸圭|{:゛∴;.: 〃
以{ マム心、∴ハ/淤{ __ 会ュ。
㍉ム )圭圭才´)圭ア. `寸ミ、 ∴;.゛;. 心.゙/
_ _. Ⅵ Ⅵ圭リ´ }ソ ㍉ュ r劣}
ゝ-、\ゝ-.、.゙リ :以Ⅳ:゛;.゛;. ∴;.゛)圭㍉  ̄ ::゛;.゛
_ \\__.〉 .ゝ'..゙Ⅵ7 心、 ⌒炸ム 守ト、
ゝ . `ヽ .). 〃. 寸圭≧ュ≦圭圭掛, 弋代
\ ´. __ 会ュ。. <....⌒`寸圭才㍉⌒¨㍉ト、 ⌒㍉
\ `寸ミ、 ∴;.゛;. 心  ̄⌒` ㍉、
ヽ ㍉ュ r劣}
} ∴;.゛)圭㍉  ̄ ::゛;.゛
_./.....心、 ⌒炸ム 守ト、
ゝ--= 寸圭≧ュ≦圭圭掛, 弋代
⌒`寸圭才㍉⌒¨㍉ト、 ⌒㍉
 ̄⌒` ㍉、
心 ∴;.゛;.:. /
㍉( 炸 /k 仏.../
㍉ マム,イ7 リ 紗′
∴ミ )圭抄 〃 /′
寸圭|{:゛∴;.: 〃
以{ マム心、∴ハ/淤{ __ 会ュ。
㍉ム )圭圭才´)圭ア. `寸ミ、 ∴;.゛;. 心.゙/
_ _. Ⅵ Ⅵ圭リ´ }ソ ㍉ュ r劣}
ゝ-、\ゝ-.、.゙リ :以Ⅳ:゛;.゛;. ∴;.゛)圭㍉  ̄ ::゛;.゛
_ \\__.〉 .ゝ'..゙Ⅵ7 心、 ⌒炸ム 守ト、
ゝ . `ヽ .). 〃. 寸圭≧ュ≦圭圭掛, 弋代
\ ´. __ 会ュ。. <....⌒`寸圭才㍉⌒¨㍉ト、 ⌒㍉
\ `寸ミ、 ∴;.゛;. 心  ̄⌒` ㍉、
ヽ ㍉ュ r劣}
} ∴;.゛)圭㍉  ̄ ::゛;.゛
_./.....心、 ⌒炸ム 守ト、
ゝ--= 寸圭≧ュ≦圭圭掛, 弋代
⌒`寸圭才㍉⌒¨㍉ト、 ⌒㍉
 ̄⌒` ㍉、
668:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:02:48.70:yoTLwVEcO (31/93)
ニャル夫「あああああああああああああ!!!ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシ
真尋「……………」
真尋「(そこで、僕は気づいたんだ)」
真尋「(デウス・エクス・マキナは…ここに来るためのただの鍵でも、ただのエネルギー体だけでも、神でも無い)」
真尋「(この…クソったれな宇宙構成を破壊しつくす為に)」
真尋「(ニャル夫が……最後の抵抗で作り出した物なのだと……)」
ニャル夫「あああああああああああああ!!!ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシ
真尋「……………」
真尋「(そこで、僕は気づいたんだ)」
真尋「(デウス・エクス・マキナは…ここに来るためのただの鍵でも、ただのエネルギー体だけでも、神でも無い)」
真尋「(この…クソったれな宇宙構成を破壊しつくす為に)」
真尋「(ニャル夫が……最後の抵抗で作り出した物なのだと……)」
669:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:03:17.87:yoTLwVEcO (32/93)
l .`t' \_/ li, .l, | .l _∧\ .ゝ --′ ./< ,iン/
-<_〉 \./ 'ミ. ..、 l.l. .! } ∨/__人 l__>´/
\¨\ / ._/゙'ニニニ、, 'ヒ、 、. 'L |.゙l、l ! .`'''-..、 ゙l ./ .,,‐ン_
___Y ̄|\.∨´ .i!、/ヘ/`ヽ ゙\ ゙/i、.l'、 ! ヽl ! .、 `''-″ . / ./ ./へ__`'ー
\ヘ! `'.\ 《 `'-<_| .ヽ.\. l l'.l.\ ! .゙l l/| ,/ ./_人/ 心
-‐ ∨ __ |゙┘\ ´ .'-、 .ヽ.`' .l,゙, `- l ` /、.,ィ ./゙| ̄'ー、./ / . l.ヽ`¨¨ッ.,/
∨ Yゞ} .l ./゙.l .\, ヽ .`″..゙/ ヽ /.!ノ/ ,ンl' / \}/__} /|\ | リ、 ̄Y
. / .l./ !く,7\|、 / | } ,l!゙./ / />ュイ/ ̄._..ゞ./ ∧ ゙'.l, | ¨ ̄¨¨
'ゝミ¬ ..,_ ふ、 l \. / ( | /. ゛ .レ",,/イ\_}/ン'''ン' ∨ ∧/ .r'"
. `'-..、`''ー ..,_ `'-、¬ミ;;ミi、 . / ./ー┐ j/ /} 〃 ._ミ~゙ / ,,, ‐ ∨ /,ノ゛
`''-、,、 .`゙'ー .ミヽ. r―..' .└ァ } j : '".,,;;ニ;;/!'" __ l.〃-‐==ニニ二三
'マニ¬--二ニ、... ∠ / ̄/ /___ j/ ゙゙xiニー''''"_,, ‐'″
`゙''ーz__.. / / / / / / 〉 _..、ニニ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / / /二 ̄ __/ /:-‐ー┐...... ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハ\ / ./ / / / _} /. ,.<¨|
\____.|Z_心}_....../⌒ //  ̄ ___  ̄/ / // \. =‐-ッ-'"ヘ_人lr────
-'"Y¨¨イ''" |>-'===ニニニ ,..:</ / / (/< >.゙ニ==‐‐{ヘ、__>-}
.--ー¨¨コ .. -`-''''"゙ / ,...< / / / \/ 、 │ / \._./
\_>‐´r-ニl _..-'彡 -‐'''/. / / // /\. `'ー''" _
 ̄ __|へ_/.,,x=゙‐''"゛ /.゙/ / / / >..、 ,/ハー、
/\ l ̄ /... // rー< ./. ゙''ニュ、 . /\ィへ.,,-
. l メ_| / .,〟 ,-ア / │ ,. ..!.`..゙| .>´...... ゙,, --ミ;;、 '冫 .¬―./
マイ/ .,フl ゙̄Y .,..-'゙./ ,/,/./ .! /! . lヽ |. | .> ´ , .マ''ー- ..,,゙''λゞz_,ミ Y
. ゙‐' /心.!乂! r'" ./ . / iツ゛ .! ./ ! :ll,.l ヽ l...... ̄...... `' !iミ'-、 \_ / .ト――''' ̄
乂\./、 lr'" / / ./ ,! / .l .、 ! l|, ゙'レ . \ ゙'‐ / /゙l―''\ /7ニニ
___ ,/._ l_l. ,ブ ./ . ,/ l l l .i!| ,! ゙ll, /\.l|ゞ! \ Y}/へ
\`' !./ ゛ 廴ソ゛ 彡/ !,! │l゙.! .l ゝ { ¬ニニニ/\__ \\三
ゞ/ニ-'l / ̄!ヽ l/ !,!│ l ヽ_/ '″.,/,!.ヽ \\
.-'"`l, ./ {\__| | ′ l″| .! {\_|ヾ゙ミ-、 \
ニニ/ \Y_/ | .| ∨マハ7 \
l .`t' \_/ li, .l, | .l _∧\ .ゝ --′ ./< ,iン/
-<_〉 \./ 'ミ. ..、 l.l. .! } ∨/__人 l__>´/
\¨\ / ._/゙'ニニニ、, 'ヒ、 、. 'L |.゙l、l ! .`'''-..、 ゙l ./ .,,‐ン_
___Y ̄|\.∨´ .i!、/ヘ/`ヽ ゙\ ゙/i、.l'、 ! ヽl ! .、 `''-″ . / ./ ./へ__`'ー
\ヘ! `'.\ 《 `'-<_| .ヽ.\. l l'.l.\ ! .゙l l/| ,/ ./_人/ 心
-‐ ∨ __ |゙┘\ ´ .'-、 .ヽ.`' .l,゙, `- l ` /、.,ィ ./゙| ̄'ー、./ / . l.ヽ`¨¨ッ.,/
∨ Yゞ} .l ./゙.l .\, ヽ .`″..゙/ ヽ /.!ノ/ ,ンl' / \}/__} /|\ | リ、 ̄Y
. / .l./ !く,7\|、 / | } ,l!゙./ / />ュイ/ ̄._..ゞ./ ∧ ゙'.l, | ¨ ̄¨¨
'ゝミ¬ ..,_ ふ、 l \. / ( | /. ゛ .レ",,/イ\_}/ン'''ン' ∨ ∧/ .r'"
. `'-..、`''ー ..,_ `'-、¬ミ;;ミi、 . / ./ー┐ j/ /} 〃 ._ミ~゙ / ,,, ‐ ∨ /,ノ゛
`''-、,、 .`゙'ー .ミヽ. r―..' .└ァ } j : '".,,;;ニ;;/!'" __ l.〃-‐==ニニ二三
'マニ¬--二ニ、... ∠ / ̄/ /___ j/ ゙゙xiニー''''"_,, ‐'″
`゙''ーz__.. / / / / / / 〉 _..、ニニ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / / /二 ̄ __/ /:-‐ー┐...... ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハ\ / ./ / / / _} /. ,.<¨|
\____.|Z_心}_....../⌒ //  ̄ ___  ̄/ / // \. =‐-ッ-'"ヘ_人lr────
-'"Y¨¨イ''" |>-'===ニニニ ,..:</ / / (/< >.゙ニ==‐‐{ヘ、__>-}
.--ー¨¨コ .. -`-''''"゙ / ,...< / / / \/ 、 │ / \._./
\_>‐´r-ニl _..-'彡 -‐'''/. / / // /\. `'ー''" _
 ̄ __|へ_/.,,x=゙‐''"゛ /.゙/ / / / >..、 ,/ハー、
/\ l ̄ /... // rー< ./. ゙''ニュ、 . /\ィへ.,,-
. l メ_| / .,〟 ,-ア / │ ,. ..!.`..゙| .>´...... ゙,, --ミ;;、 '冫 .¬―./
マイ/ .,フl ゙̄Y .,..-'゙./ ,/,/./ .! /! . lヽ |. | .> ´ , .マ''ー- ..,,゙''λゞz_,ミ Y
. ゙‐' /心.!乂! r'" ./ . / iツ゛ .! ./ ! :ll,.l ヽ l...... ̄...... `' !iミ'-、 \_ / .ト――''' ̄
乂\./、 lr'" / / ./ ,! / .l .、 ! l|, ゙'レ . \ ゙'‐ / /゙l―''\ /7ニニ
___ ,/._ l_l. ,ブ ./ . ,/ l l l .i!| ,! ゙ll, /\.l|ゞ! \ Y}/へ
\`' !./ ゛ 廴ソ゛ 彡/ !,! │l゙.! .l ゝ { ¬ニニニ/\__ \\三
ゞ/ニ-'l / ̄!ヽ l/ !,!│ l ヽ_/ '″.,/,!.ヽ \\
.-'"`l, ./ {\__| | ′ l″| .! {\_|ヾ゙ミ-、 \
ニニ/ \Y_/ | .| ∨マハ7 \
670:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:03:48.64:yoTLwVEcO (33/93)
真尋「……ニャル夫…」
真尋「夢が……叶ったな………」
真尋「……ニャル夫…」
真尋「夢が……叶ったな………」
671:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:04:26.51:yoTLwVEcO (34/93)
| | | |. _ 人
.ミ | | | |. 人)ヾ; 从 / 彡
. ミ. | | | l. `ヽ_ノ _人 (,_ ノ //
| | | /.. 从 .,;,., 从 /
ヾ...... _,,.-| | | ./... 从 从 〃 / 彡
_,,..-''" | | |/ _) ;, (⌒ 彡 彡
.三... _,,.-''" _ | / 火 火 /
_,,..-''" _,,..-''" / /. |/ _)i_从. 从_i(_ 彡
_,,..-''" / / _)i_从'. . `从_i(_火
''"´. / / (⌒
.三三 / / . { . ;,., }
. 三.. / / 炎 ;,.,. | |. 炎
. / /. 火 ;;. | | _火
/ /..゙= `从_i(_火,`从_i(_火,. .`i火,`从_i(| | _i(_火
/ / 从... 从 | | ミ
. / / 从 ;,. . 从. | | _,,.ィ
.. / /. ≡  ̄ 从 ;, ... 从 | | _,,..-'"/
... / / 从 ;, .从.. | |,,..-''" /
/ / 从... . 从. _,,..-' _,,.-''"
/ / `ヽ从 从_,,..-''" -'". ヾ ミ
// } ;; _,,..-''" _,,..-, |
`从_i(_火, .,.,;... _,,..-'"_,,..-''"´ / /| | .ミ
`从_i(_火,.  ̄ / /゙.....| |
`从_i(_火, "'`゙"`. / /゙从_i(゙| .|
`从_i(_火, / / | |. ,
. 三 `从_i(_. / ./. `从_i(_...| .l.゙i(_火,
/⌒/YYYY/ /..\⌒\. | |
/ / | .|
/ | |
||
l
| | | |. _ 人
.ミ | | | |. 人)ヾ; 从 / 彡
. ミ. | | | l. `ヽ_ノ _人 (,_ ノ //
| | | /.. 从 .,;,., 从 /
ヾ...... _,,.-| | | ./... 从 从 〃 / 彡
_,,..-''" | | |/ _) ;, (⌒ 彡 彡
.三... _,,.-''" _ | / 火 火 /
_,,..-''" _,,..-''" / /. |/ _)i_从. 从_i(_ 彡
_,,..-''" / / _)i_从'. . `从_i(_火
''"´. / / (⌒
.三三 / / . { . ;,., }
. 三.. / / 炎 ;,.,. | |. 炎
. / /. 火 ;;. | | _火
/ /..゙= `从_i(_火,`从_i(_火,. .`i火,`从_i(| | _i(_火
/ / 从... 从 | | ミ
. / / 从 ;,. . 从. | | _,,.ィ
.. / /. ≡  ̄ 从 ;, ... 从 | | _,,..-'"/
... / / 从 ;, .从.. | |,,..-''" /
/ / 从... . 从. _,,..-' _,,.-''"
/ / `ヽ从 从_,,..-''" -'". ヾ ミ
// } ;; _,,..-''" _,,..-, |
`从_i(_火, .,.,;... _,,..-'"_,,..-''"´ / /| | .ミ
`从_i(_火,.  ̄ / /゙.....| |
`从_i(_火, "'`゙"`. / /゙从_i(゙| .|
`从_i(_火, / / | |. ,
. 三 `从_i(_. / ./. `从_i(_...| .l.゙i(_火,
/⌒/YYYY/ /..\⌒\. | |
/ / | .|
/ | |
||
l
672:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:04:52.47:yoTLwVEcO (35/93)
/ __
〃 ,..-''" ''"´ ̄ `ヽ
〃 / __ `ヽ- 、 `ヽ
/ ./  ̄ ̄ _,,,_`ヽ ヽ \
〃 / _,,,,,,,,_ ヽ、 ヽ.ji i
ト、 ././ 〃 ヽ‐ 、 ヽ`ヽ i ヽ /|
| i ii / i 〃 __ _,,.-‐ -‐‐- ヽ \\ ヽ | / .|
! i i.i' | ' ././ _ `ヽ ヽ、_ ヽ |,ィ .,、! !/
、 i .i | / /  ̄ `ヽ ヽ ヽヽ} |/ /!
|\ 、_j .ij i/ / _ ― 、 ヽ ! /
i ヽi、 ヽ /ィ ./ '´ _,,,,,_ ヽヽ i / _,イ
! \ iヽゝ l 〃 , ..'´ `ヽ ・ 、. ヘ. ヽ! ∠イ/ ./
`く \ヽ !' !イ { .} ヽヽ、 i /
ヽ ヽゝ .!,i .,ィ / 、 ノ i ヽj /
、__ ヽ、 !' i.  ̄ ̄ ! /
\ ̄ ヽ二=-、 7 ' ´ ・ .ト' /_,,.イ
\__ {/i_ ’,.- _} _,,..- ´,,..-''´
`ヽ..,,_ { , 、ヽ_} _,,..=二 _,,.. -''"´
`"''''‐-......,,,,_ ─=二″ 、 ' __/ ニ=― ,,,... ― ''"..........:::::::::
/ __
〃 ,..-''" ''"´ ̄ `ヽ
〃 / __ `ヽ- 、 `ヽ
/ ./  ̄ ̄ _,,,_`ヽ ヽ \
〃 / _,,,,,,,,_ ヽ、 ヽ.ji i
ト、 ././ 〃 ヽ‐ 、 ヽ`ヽ i ヽ /|
| i ii / i 〃 __ _,,.-‐ -‐‐- ヽ \\ ヽ | / .|
! i i.i' | ' ././ _ `ヽ ヽ、_ ヽ |,ィ .,、! !/
、 i .i | / /  ̄ `ヽ ヽ ヽヽ} |/ /!
|\ 、_j .ij i/ / _ ― 、 ヽ ! /
i ヽi、 ヽ /ィ ./ '´ _,,,,,_ ヽヽ i / _,イ
! \ iヽゝ l 〃 , ..'´ `ヽ ・ 、. ヘ. ヽ! ∠イ/ ./
`く \ヽ !' !イ { .} ヽヽ、 i /
ヽ ヽゝ .!,i .,ィ / 、 ノ i ヽj /
、__ ヽ、 !' i.  ̄ ̄ ! /
\ ̄ ヽ二=-、 7 ' ´ ・ .ト' /_,,.イ
\__ {/i_ ’,.- _} _,,..- ´,,..-''´
`ヽ..,,_ { , 、ヽ_} _,,..=二 _,,.. -''"´
`"''''‐-......,,,,_ ─=二″ 、 ' __/ ニ=― ,,,... ― ''"..........:::::::::
673:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:05:18.15:yoTLwVEcO (36/93)
圭圭7 ,佳圭圭圭圭圭> '" ,.。x≦圭圭圭圭>''"´ i
圭圭| 佳圭圭圭>''" ,.ィ升|圭|圭|>''"´ ,.。ュ:‐:‐:‐:ュ。.,_ |i
圭圭| 炸圭紗'" _,,.. 升l圭>''" ,.ィ≦圭圭圭圭圭ム ..||i
圭圭| |圭ア ,..。x≦圭紗" イ圭少´ ,.ィ≦|才冬|圭l圭l圭l圭掛, Ⅷ
圭圭| |ア´ ,.。x≦圭圭圭:少" .イ圭7 ,.x'圭ア `゙ミ圭圭圭圭ム Ⅶ,
圭圭| ,.ィ升圭圭圭圭圭7. ,.x'圭ア イ紗'" 寸圭圭圭掛x、守㍉
圭圭l! ィ佳圭圭圭圭圭圭7 イ紗'" ,.x'紗'" 寸圭圭圭掛x 寸沁
圭圭ll |圭圭圭圭圭圭圭7 ,.x'紗'" '". ,.。ュ:‐:ュ。..,_ 寸圭圭|圭|心.Ⅶ沁
圭ニ从 |圭圭圭圭圭圭刃’ ,.x'紗'" _,。x" ,.x'ア ̄`¨“''守 守:圭圭圭抄 寸lム
圭圭ハ |圭圭圭圭圭ま刃 '" イll′ '" ㍉、 `寸圭紗′_,ィ升lム
圭圭圭} |圭圭圭圭l圭lヲ′ _,.。x" ,:l紗' 寸x `㍉x。.,,_,.ィ升才"´ム
圭圭圭| .Ⅷ圭圭圭圭タ .イllア ,イ紗゙ ヽli、 `守圭才 ,.ィ佳lli,
守圭サム. Ⅷ圭圭l圭タ _,,..ィ升ア. .イア :‐:ュ。.,_ `㍉ _,,.ィ佳ll佳沁
マ圭掛、 Ⅶ圭圭タ ,,.ィ≦l圭l紗" 〈掛 '`¨“''㍉、.`“'气≧。. `゙ニ三圭圭ア 炸致
心、 マ∨ム Ⅵ圭ぐ 佳圭圭圭ム 寸L ,.。x" 寸x 寸会 ,.佳致゙⊿
圭㍉ 寸掛、 Ⅵll掛, .,佳圭圭圭圭リ Ⅷ抄" Ⅷト、 寸掛。 ,.佳紗゙,.イァ
圭圭l! 寸掛、 寸l圭l ,佳圭圭圭圭′ マ. Ⅵl} 寸掛x ,.:佳ア´.イア
Ⅶ圭|!ト、 寸掛, マ圭ム 佳圭圭圭圭〈 炸 Ⅷ圭心 ,.イ紗'" ,.イllア
.∨圭ll,マム. 寸ム 寸圭ム Ⅷ圭圭圭圭仏 ,.ィ≦7 炸圭掛, ,.x'紗'" ,.:佳ア
寸从Ⅷヘ `守ト、 寸圭ム Ⅶ圭l圭l圭l圭lト、 ,.ィ≦圭l7 ,.佳圭圭|ム. '" _,,..ィ升ア
マムⅥ爪 `守ミ、 寸圭ムⅥ圭圭圭l圭l圭l≧x。、_,,,.ィ≦圭l圭抄 ,.イ圭圭圭|圭|心、. ,.ィ≦少寸紗"
寸Ⅶ代x. 寸ミ、 寸圭沁ゞ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭′ 〃圭l圭l圭圭圭圭紗升紗''",.ィ才
Ⅷ圭心、 寸x、 守圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭7 ,.佳圭圭圭圭圭圭圭圭圭紗´ ._,,.ィ"
圭圭7 ,佳圭圭圭圭圭> '" ,.。x≦圭圭圭圭>''"´ i
圭圭| 佳圭圭圭>''" ,.ィ升|圭|圭|>''"´ ,.。ュ:‐:‐:‐:ュ。.,_ |i
圭圭| 炸圭紗'" _,,.. 升l圭>''" ,.ィ≦圭圭圭圭圭ム ..||i
圭圭| |圭ア ,..。x≦圭紗" イ圭少´ ,.ィ≦|才冬|圭l圭l圭l圭掛, Ⅷ
圭圭| |ア´ ,.。x≦圭圭圭:少" .イ圭7 ,.x'圭ア `゙ミ圭圭圭圭ム Ⅶ,
圭圭| ,.ィ升圭圭圭圭圭7. ,.x'圭ア イ紗'" 寸圭圭圭掛x、守㍉
圭圭l! ィ佳圭圭圭圭圭圭7 イ紗'" ,.x'紗'" 寸圭圭圭掛x 寸沁
圭圭ll |圭圭圭圭圭圭圭7 ,.x'紗'" '". ,.。ュ:‐:ュ。..,_ 寸圭圭|圭|心.Ⅶ沁
圭ニ从 |圭圭圭圭圭圭刃’ ,.x'紗'" _,。x" ,.x'ア ̄`¨“''守 守:圭圭圭抄 寸lム
圭圭ハ |圭圭圭圭圭ま刃 '" イll′ '" ㍉、 `寸圭紗′_,ィ升lム
圭圭圭} |圭圭圭圭l圭lヲ′ _,.。x" ,:l紗' 寸x `㍉x。.,,_,.ィ升才"´ム
圭圭圭| .Ⅷ圭圭圭圭タ .イllア ,イ紗゙ ヽli、 `守圭才 ,.ィ佳lli,
守圭サム. Ⅷ圭圭l圭タ _,,..ィ升ア. .イア :‐:ュ。.,_ `㍉ _,,.ィ佳ll佳沁
マ圭掛、 Ⅶ圭圭タ ,,.ィ≦l圭l紗" 〈掛 '`¨“''㍉、.`“'气≧。. `゙ニ三圭圭ア 炸致
心、 マ∨ム Ⅵ圭ぐ 佳圭圭圭ム 寸L ,.。x" 寸x 寸会 ,.佳致゙⊿
圭㍉ 寸掛、 Ⅵll掛, .,佳圭圭圭圭リ Ⅷ抄" Ⅷト、 寸掛。 ,.佳紗゙,.イァ
圭圭l! 寸掛、 寸l圭l ,佳圭圭圭圭′ マ. Ⅵl} 寸掛x ,.:佳ア´.イア
Ⅶ圭|!ト、 寸掛, マ圭ム 佳圭圭圭圭〈 炸 Ⅷ圭心 ,.イ紗'" ,.イllア
.∨圭ll,マム. 寸ム 寸圭ム Ⅷ圭圭圭圭仏 ,.ィ≦7 炸圭掛, ,.x'紗'" ,.:佳ア
寸从Ⅷヘ `守ト、 寸圭ム Ⅶ圭l圭l圭l圭lト、 ,.ィ≦圭l7 ,.佳圭圭|ム. '" _,,..ィ升ア
マムⅥ爪 `守ミ、 寸圭ムⅥ圭圭圭l圭l圭l≧x。、_,,,.ィ≦圭l圭抄 ,.イ圭圭圭|圭|心、. ,.ィ≦少寸紗"
寸Ⅶ代x. 寸ミ、 寸圭沁ゞ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭′ 〃圭l圭l圭圭圭圭紗升紗''",.ィ才
Ⅷ圭心、 寸x、 守圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭7 ,.佳圭圭圭圭圭圭圭圭圭紗´ ._,,.ィ"
674:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:05:45.03:yoTLwVEcO (37/93)
`'守斧k、 込沙' 為心. 恢;ji}
`'守斧k、 {{、 .イ犱㌢ '. |j;遡
`''气会ュ。._ ! 逾≡斧i7Ⅳ ' . }7Ⅳ
`“'气会ュ。.,_ト、 逑丞圭i:刈 ィf秘、 焔リ
`¨“''气垈ュ。.,_ 逑丞圭j!圦 弋z少ァ 炒′
`“'气会ュ、 焔丞圭斧会ュ。.__,f´ /´
`'守心逑斧丞圭歪圭斧k /
`寸斧丞圭歪圭斧丞沁ュ。〆 /
\_ `'守斧丞圭歪圭爬了¨´ ∠ -‐
\__ `''寺斧丞圭歪;遡 /
ー―-气 j`寸斧丞圭7丞 〃
\ .′ Ⅵ斧丞圭7沁. .ィ:′
\ |! .′ 逑斧丞圭斧ハィ㌢
ヽ、 ヾ 、 j{ 斧k }斧丞圭歪圭Ⅳ _.。ュ=≠一
ヾ、 \__ ヽ ヽ!ヽ、_,.為秘 炸斧丞圭歪冽 _.。ュ≦7≦。.__
丶. ー―-气 \ ゞ辷沙' .イ斧丞圭歪圭洲竺≫''¨´ ̄ ̄ ̄
` ー- .._ ` ー-ュ。、 \ .。r今斧丞圭歪圭7l為'´
二ニニ≠一垈、 厶。ィ劣斧丞圭歪圭圭丞Ⅳ
` 、 ` ー- ._ Ⅵ≧=炸斧丞圭圭歪圭圭丞斧迦! ト、
\ \ ー-‐ `犱、為斧丞圭歪圭丞斧:才'"´ j }i沁
ヽ、 \ `“'气≧ュ。.為斧丞圭歪圭丞斧才´ィ示ミ .' 炸i}}
` ー- ._ ` ー- 、 `'守斧丞圭歪圭:圭丞ア´ 弋沙' .′ 刈Ⅳ
` 、 ` . ヽ `守斧丞圭歪圭7Ⅳ .′ .ィ劣jア
\___ \__ ト、`寸斧圭丞圭7:垈:ュ。.__,.ィ7 _,.イ7j㌢
\ ` . \`ヽ. ハヽ. `守斧於主丞圭竺歪j丞ュ。._。ュ≦為≦ュ。.,___
ヾー:‐:ュ。._`メ、Ⅵハ } ' . 逑於主丞圭竺歪圭丞斧主;才´¨¨ ̄ ̄ ̄ ̄
、 `¨'''冬z圦ヘ代j'. i } 於主丞圭竺歪圭丞斧7才´
ヾ ー― 一 ´`斧:tュ。.} !,.イj 冽丞圭歪竺歪圭丞7才´
` ー- - ィ釼歪恢; 刈淤主丞圭竺歪圭丞;j才´
ヽー――一≠ュ.、`冰アィ斧丞圭>''"´¨¨`''<圭Ⅳ
、㍉. ヘ .ィ劣j歪ハ 刈逑7丞;ア´ `寸ヘ
寸心,.イ丞圭圭劣_為丞j:Ⅳ }劣k
ヾ弖三ニ≠-‐- 气丞圭j圦 _ ノヽ.為7:会ュ。
‐ `守圭逍t、 `''冬圭丞≧..,_
`'守会ュ、 \__
Ⅵ7ト ゞ \  ̄ ̄
′ Ⅵヘ、 ` ー- 、
Ⅵ沁、
Ⅵ;沁
`寸ハ
刈
`'守斧k、 込沙' 為心. 恢;ji}
`'守斧k、 {{、 .イ犱㌢ '. |j;遡
`''气会ュ。._ ! 逾≡斧i7Ⅳ ' . }7Ⅳ
`“'气会ュ。.,_ト、 逑丞圭i:刈 ィf秘、 焔リ
`¨“''气垈ュ。.,_ 逑丞圭j!圦 弋z少ァ 炒′
`“'气会ュ、 焔丞圭斧会ュ。.__,f´ /´
`'守心逑斧丞圭歪圭斧k /
`寸斧丞圭歪圭斧丞沁ュ。〆 /
\_ `'守斧丞圭歪圭爬了¨´ ∠ -‐
\__ `''寺斧丞圭歪;遡 /
ー―-气 j`寸斧丞圭7丞 〃
\ .′ Ⅵ斧丞圭7沁. .ィ:′
\ |! .′ 逑斧丞圭斧ハィ㌢
ヽ、 ヾ 、 j{ 斧k }斧丞圭歪圭Ⅳ _.。ュ=≠一
ヾ、 \__ ヽ ヽ!ヽ、_,.為秘 炸斧丞圭歪冽 _.。ュ≦7≦。.__
丶. ー―-气 \ ゞ辷沙' .イ斧丞圭歪圭洲竺≫''¨´ ̄ ̄ ̄
` ー- .._ ` ー-ュ。、 \ .。r今斧丞圭歪圭7l為'´
二ニニ≠一垈、 厶。ィ劣斧丞圭歪圭圭丞Ⅳ
` 、 ` ー- ._ Ⅵ≧=炸斧丞圭圭歪圭圭丞斧迦! ト、
\ \ ー-‐ `犱、為斧丞圭歪圭丞斧:才'"´ j }i沁
ヽ、 \ `“'气≧ュ。.為斧丞圭歪圭丞斧才´ィ示ミ .' 炸i}}
` ー- ._ ` ー- 、 `'守斧丞圭歪圭:圭丞ア´ 弋沙' .′ 刈Ⅳ
` 、 ` . ヽ `守斧丞圭歪圭7Ⅳ .′ .ィ劣jア
\___ \__ ト、`寸斧圭丞圭7:垈:ュ。.__,.ィ7 _,.イ7j㌢
\ ` . \`ヽ. ハヽ. `守斧於主丞圭竺歪j丞ュ。._。ュ≦為≦ュ。.,___
ヾー:‐:ュ。._`メ、Ⅵハ } ' . 逑於主丞圭竺歪圭丞斧主;才´¨¨ ̄ ̄ ̄ ̄
、 `¨'''冬z圦ヘ代j'. i } 於主丞圭竺歪圭丞斧7才´
ヾ ー― 一 ´`斧:tュ。.} !,.イj 冽丞圭歪竺歪圭丞7才´
` ー- - ィ釼歪恢; 刈淤主丞圭竺歪圭丞;j才´
ヽー――一≠ュ.、`冰アィ斧丞圭>''"´¨¨`''<圭Ⅳ
、㍉. ヘ .ィ劣j歪ハ 刈逑7丞;ア´ `寸ヘ
寸心,.イ丞圭圭劣_為丞j:Ⅳ }劣k
ヾ弖三ニ≠-‐- 气丞圭j圦 _ ノヽ.為7:会ュ。
‐ `守圭逍t、 `''冬圭丞≧..,_
`'守会ュ、 \__
Ⅵ7ト ゞ \  ̄ ̄
′ Ⅵヘ、 ` ー- 、
Ⅵ沁、
Ⅵ;沁
`寸ハ
刈
675:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:06:12.45:yoTLwVEcO (38/93)
{:.:.. ヽ
ヽ..:.:.:.:.⌒ヽ、、 ノ
`:.:ー:.:⌒ヾ :((
_.,..:.:.:::.:.. .. ..ノ .:)
.:.:::"´ `" . ..:′
i.:.:: ....:.:.:.:..... .:.::"´
j . .:´ ` "
{ .:.:´
ノ {´
{ :.:.
`ヾ: :.
........_ `:. :、、
.:´ `ー:.. `:.. .:
ー ´ _..._ :.:. :.
..::´ ヾ、 .:: } .
..ノ .:: ノ ノ
_....ノ ノ ..:′ {.
:. :.. ヾ. .
:. :.:.. .: : .:.:.::"´`ヾ、.. ..,r:.:⌒:.:ヽ
ヽ、...` :.....__...:.:.:.:...... ......,,ノ :.. ( {
` ー"`" ̄ :. γ´ ..:.:.. ::. )ノ `:.:ー:.:
:. ..:.: "´ `ヾ,....ヾー:.:′
..:: .:.:__ } .,.ノ⌒ヾ、
`ー..:.: "´ :..
`"
{:.:.. ヽ
ヽ..:.:.:.:.⌒ヽ、、 ノ
`:.:ー:.:⌒ヾ :((
_.,..:.:.:::.:.. .. ..ノ .:)
.:.:::"´ `" . ..:′
i.:.:: ....:.:.:.:..... .:.::"´
j . .:´ ` "
{ .:.:´
ノ {´
{ :.:.
`ヾ: :.
........_ `:. :、、
.:´ `ー:.. `:.. .:
ー ´ _..._ :.:. :.
..::´ ヾ、 .:: } .
..ノ .:: ノ ノ
_....ノ ノ ..:′ {.
:. :.. ヾ. .
:. :.:.. .: : .:.:.::"´`ヾ、.. ..,r:.:⌒:.:ヽ
ヽ、...` :.....__...:.:.:.:...... ......,,ノ :.. ( {
` ー"`" ̄ :. γ´ ..:.:.. ::. )ノ `:.:ー:.:
:. ..:.: "´ `ヾ,....ヾー:.:′
..:: .:.:__ } .,.ノ⌒ヾ、
`ー..:.: "´ :..
`"
676:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:06:39.42:yoTLwVEcO (39/93)
―――――――――――――――新しい世界――――――――――――――――
―――――――――――――――新しい世界――――――――――――――――
677:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:07:43.98:yoTLwVEcO (40/93)
ニャル夫「……………」
真尋「……………」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
ニャル夫「……………」
真尋「………………」
ラグナラ「……………」
ナイア「……………」
ダゴン「……………」
ニャル夫「……………」
真尋「……………」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
ニャル夫「……………」
真尋「………………」
ラグナラ「……………」
ナイア「……………」
ダゴン「……………」
678:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:08:32.43:yoTLwVEcO (41/93)
ニャル夫「………なぁ」
真尋「………ん」
ニャル夫「……終わった…んだよな…」
真尋「…………」
真尋「……ああ」
真尋「少なくとも…僕達は……」
真尋「宇宙を支配した神の…支配構造を破壊して…」
真尋「それだけの事をしたなら…間違いなく僕達は…」
真尋「この全宇宙を…支配したって事になるな……」
ニャル夫「………そうか」
ニャル夫「終わり……か」
ラグナラ「……うん」
ラグナラ「王子は……王子はね…夢が叶ったんだよ…」
ダゴン「……そうだな」
ダゴン「どうだ?宇宙の支配者になれた気分は」
ニャル夫「………まぁ」
ニャル夫「悪くは……無いな…」
ナイア「……そうだろうね。だって、何たって宇宙を支配したんだ」
ナイア「それで」
ナイア「これから、どうするんだい?」
ニャル夫「………なぁ」
真尋「………ん」
ニャル夫「……終わった…んだよな…」
真尋「…………」
真尋「……ああ」
真尋「少なくとも…僕達は……」
真尋「宇宙を支配した神の…支配構造を破壊して…」
真尋「それだけの事をしたなら…間違いなく僕達は…」
真尋「この全宇宙を…支配したって事になるな……」
ニャル夫「………そうか」
ニャル夫「終わり……か」
ラグナラ「……うん」
ラグナラ「王子は……王子はね…夢が叶ったんだよ…」
ダゴン「……そうだな」
ダゴン「どうだ?宇宙の支配者になれた気分は」
ニャル夫「………まぁ」
ニャル夫「悪くは……無いな…」
ナイア「……そうだろうね。だって、何たって宇宙を支配したんだ」
ナイア「それで」
ナイア「これから、どうするんだい?」
679:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:09:05.03:yoTLwVEcO (42/93)
ニャル夫「………まず、俺達が居る場所を整理しよう」
真尋「場所は、あの最終決戦があった場所と変わり無いよ」
ダゴン「惑星保護機構の奴らも、デウス・エクス・マキナも無くなってるけどな」
ナイア「そして、僕達は爆発して散った筈の宇宙船の中」
ラグナラ「皆で大の字になって……床で寝ている……」
ニャル夫「………何だか…」
ニャル夫「夢…みたいだったな……」
真尋「……そうだな…」
ニャル夫「………まず、俺達が居る場所を整理しよう」
真尋「場所は、あの最終決戦があった場所と変わり無いよ」
ダゴン「惑星保護機構の奴らも、デウス・エクス・マキナも無くなってるけどな」
ナイア「そして、僕達は爆発して散った筈の宇宙船の中」
ラグナラ「皆で大の字になって……床で寝ている……」
ニャル夫「………何だか…」
ニャル夫「夢…みたいだったな……」
真尋「……そうだな…」
680:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:09:48.71:yoTLwVEcO (43/93)
ニャル夫「ただの、ガキの夢から…俺、ここまで来たんだよな…」
真尋「………そうだな…」
ニャル夫「……本当に……」
ニャル夫「俺達の旅は……これで終わりなんだな……」
真尋「……………」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
ラグナラ「…それじゃぁ、新しい夢をつくろうよ!」
ニャル夫「……新しい…夢?」
ラグナラ「うん!だって、王子は全宇宙を手に入れたんでしょ!?」
ラグナラ「それじゃぁ、やりたい事とかいっぱいあるじゃない!」
ニャル夫「……そうか。そうだよな」
ニャル夫「全宇宙征服なんて…すっげぇ夢だったんだ…いくらでもやりたい事がある…」
ニャル夫「だけどな、俺 宇宙を支配する悪の帝王になるのが一番の夢だったんだ」
ナイア「………だからさ」
ナイア「その後の事くらい、やりたい事あるでしょ?」
ニャル夫「……そうだな。ゆっくり考えるか」
ダゴン「おいおい、そんなにのんきな事言ってたら」
ダゴン「俺がお前の座、横取りしようとするかもしれないぜぇ?」
ニャル夫「…だとしたら」
ニャル夫「思いっきり…ぶっ飛ばしてやるよ」ムクリ
ダゴン「ははっ悪の帝王様が言うと説得力あるな」
ニャル夫「ただの、ガキの夢から…俺、ここまで来たんだよな…」
真尋「………そうだな…」
ニャル夫「……本当に……」
ニャル夫「俺達の旅は……これで終わりなんだな……」
真尋「……………」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
ラグナラ「…それじゃぁ、新しい夢をつくろうよ!」
ニャル夫「……新しい…夢?」
ラグナラ「うん!だって、王子は全宇宙を手に入れたんでしょ!?」
ラグナラ「それじゃぁ、やりたい事とかいっぱいあるじゃない!」
ニャル夫「……そうか。そうだよな」
ニャル夫「全宇宙征服なんて…すっげぇ夢だったんだ…いくらでもやりたい事がある…」
ニャル夫「だけどな、俺 宇宙を支配する悪の帝王になるのが一番の夢だったんだ」
ナイア「………だからさ」
ナイア「その後の事くらい、やりたい事あるでしょ?」
ニャル夫「……そうだな。ゆっくり考えるか」
ダゴン「おいおい、そんなにのんきな事言ってたら」
ダゴン「俺がお前の座、横取りしようとするかもしれないぜぇ?」
ニャル夫「…だとしたら」
ニャル夫「思いっきり…ぶっ飛ばしてやるよ」ムクリ
ダゴン「ははっ悪の帝王様が言うと説得力あるな」
681:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:11:03.15:yoTLwVEcO (44/93)
真尋「………なぁ、ニャル夫」
ニャル夫「何だ?」
真尋「ここは…新しい世界なんだよな」
ニャル夫「ああ」
真尋「それじゃぁ、まだ僕達はまた”始まったばかり”じゃないのか?」
ニャル夫「………」
真尋「終わりは新しい始まりだと、言うじゃないか」
真尋「だからさ、だから……もう少し旅を」
ニャル夫「もうここで、旅なんか必要ないさ」
真尋「………」
ニャル夫「…皆、よくここまで俺に付き合ってくれた」
ラグナラ「…………」
ニャル夫「お前等が居なかったら、俺は絶対に宇宙を支配なんてできなかった」
ダゴン「…………」
ニャル夫「皆が居たから、俺はここまでやっていけたんだ」
ナイア「…………」
ニャル夫「終わりは終わりだ。だから皆……まずは」
ニャル夫「ここで、解散だ」
真尋「………なぁ、ニャル夫」
ニャル夫「何だ?」
真尋「ここは…新しい世界なんだよな」
ニャル夫「ああ」
真尋「それじゃぁ、まだ僕達はまた”始まったばかり”じゃないのか?」
ニャル夫「………」
真尋「終わりは新しい始まりだと、言うじゃないか」
真尋「だからさ、だから……もう少し旅を」
ニャル夫「もうここで、旅なんか必要ないさ」
真尋「………」
ニャル夫「…皆、よくここまで俺に付き合ってくれた」
ラグナラ「…………」
ニャル夫「お前等が居なかったら、俺は絶対に宇宙を支配なんてできなかった」
ダゴン「…………」
ニャル夫「皆が居たから、俺はここまでやっていけたんだ」
ナイア「…………」
ニャル夫「終わりは終わりだ。だから皆……まずは」
ニャル夫「ここで、解散だ」
682:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:12:22.75:yoTLwVEcO (45/93)
ラグナラ「…………」
ラグナラ「…そうだね…。私も…大好きな人をアズや皆に報告する必要があるし」
ダゴン「…………」
ダゴン「…俺も、アイツに土産話を聞かせてやらなきゃいかん。お前の夢をアイツに横取りされたぜってな。絶対悔しがるだろうな」
ナイア「…………」
ナイア「…僕も、皆に今までの事を報告しようと思う。きっと心配しているだろうし…」
真尋「………地球は……」
真尋「この世界の地球は……元に戻ってるみたい…だな……」
真尋「…それじゃぁ…僕は……また……」
真尋「あの時の…日常に……」
ニャル夫「ほら、お前等もやる事があるだろ?新しい目標があるだろ」
ニャル夫「…寂しくなるが、これで逃避行という名の冒険は終わりだ」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
ラグナラ「…………」
ラグナラ「…そうだね…。私も…大好きな人をアズや皆に報告する必要があるし」
ダゴン「…………」
ダゴン「…俺も、アイツに土産話を聞かせてやらなきゃいかん。お前の夢をアイツに横取りされたぜってな。絶対悔しがるだろうな」
ナイア「…………」
ナイア「…僕も、皆に今までの事を報告しようと思う。きっと心配しているだろうし…」
真尋「………地球は……」
真尋「この世界の地球は……元に戻ってるみたい…だな……」
真尋「…それじゃぁ…僕は……また……」
真尋「あの時の…日常に……」
ニャル夫「ほら、お前等もやる事があるだろ?新しい目標があるだろ」
ニャル夫「…寂しくなるが、これで逃避行という名の冒険は終わりだ」
ラグナラ「……………」
ダゴン「……………」
ナイア「……………」
683:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:12:58.09:yoTLwVEcO (46/93)
ニャル夫「…全く、しおらしくなんてらしく無い。悪党なら別れ際くらい笑わなければな!」
ニャル夫「こんな風に!ふぅーははははははは!!!サラバだ皆!ふぅーはははははははははははは!!!!!」
ラグナラ「……そうだね…わ……笑って……」ジワッ
ポロポロポロ…
ラグナラ「ぅぐっ…ぅぇ……ええええええ……うぇぇぇぇ………あああああああ…」ポロポロポロポロ
ニャル夫「泣くなよラグナラ。これでもう会えなくなる訳じゃねぇんだから」
ナイア「…その点、僕はロボットで良かったと思うよ。だって、機械は涙を流さないからね……」ポロッ
ナイア「……あっ…あれ……?」ポロポロポロポロ
ナイア「…驚きだ…僕にも……涙を流す機能が……あっ……」ポロポロポロポロポロ
ナイア「…ヒグッ……うええええええええ………エグッ…エグッ……うええええええええええ……ん…」ポロポロポロポロ
ニャル夫「……機械は、涙を流さないんじゃなかったのか」
ナイア「…だって…仕方無いじゃん……ヒグッ……僕だって…僕だって楽しかったんだよ……!」ポロポロポロポロ
ナイア「もう…これで終わりなんて……寂しいよ……泣いちゃうよ……誰だって……」ポロポロポロポロ
ニャル夫「…お前だって俺達の仲間なんだ。同じ悪党同士、泣いて別れなんて締まらないだろ」
ニャル夫「…全く、しおらしくなんてらしく無い。悪党なら別れ際くらい笑わなければな!」
ニャル夫「こんな風に!ふぅーははははははは!!!サラバだ皆!ふぅーはははははははははははは!!!!!」
ラグナラ「……そうだね…わ……笑って……」ジワッ
ポロポロポロ…
ラグナラ「ぅぐっ…ぅぇ……ええええええ……うぇぇぇぇ………あああああああ…」ポロポロポロポロ
ニャル夫「泣くなよラグナラ。これでもう会えなくなる訳じゃねぇんだから」
ナイア「…その点、僕はロボットで良かったと思うよ。だって、機械は涙を流さないからね……」ポロッ
ナイア「……あっ…あれ……?」ポロポロポロポロ
ナイア「…驚きだ…僕にも……涙を流す機能が……あっ……」ポロポロポロポロポロ
ナイア「…ヒグッ……うええええええええ………エグッ…エグッ……うええええええええええ……ん…」ポロポロポロポロ
ニャル夫「……機械は、涙を流さないんじゃなかったのか」
ナイア「…だって…仕方無いじゃん……ヒグッ……僕だって…僕だって楽しかったんだよ……!」ポロポロポロポロ
ナイア「もう…これで終わりなんて……寂しいよ……泣いちゃうよ……誰だって……」ポロポロポロポロ
ニャル夫「…お前だって俺達の仲間なんだ。同じ悪党同士、泣いて別れなんて締まらないだろ」
684:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:14:16.90:yoTLwVEcO (47/93)
ダゴン「…………」
ニャル夫「……てめぇも、その成りで泣くなんて事するなよ」
ダゴン「…………」スッ
スルスルスルッ
ダゴン「………ニャル夫さん」
ダゴン「今まで…ありがとうございました」ペコリ
ダゴン「最高に楽しい旅でした…。本当に、本当に最高の思い出となる旅でした」
ダゴン「さようなら…。また、いつか」ニコリ
ニャル夫「そうだ、また いつか」
真尋「…………ニャル夫」
ニャル夫「……相棒。分かってるさ。ちゃんとお前が死にたい時に殺してやるよ」
真尋「いや…違う!もう僕を殺さなくても良いから!!」
ニャル夫「えっ違う!?…じゃぁ、あれか?お前を攫った時に乗ってたアヒル和則さんが、実はホモだったという…」
真尋「それも違う!!いや…知ってる!そして全然興味がありません!!」
ラグナラ「……プッ」
ナイア「……くぷくぷ…」
ラグナラ「あはははははははははははははははははは!!!!」
ダゴン「…………」
ニャル夫「……てめぇも、その成りで泣くなんて事するなよ」
ダゴン「…………」スッ
スルスルスルッ
ダゴン「………ニャル夫さん」
ダゴン「今まで…ありがとうございました」ペコリ
ダゴン「最高に楽しい旅でした…。本当に、本当に最高の思い出となる旅でした」
ダゴン「さようなら…。また、いつか」ニコリ
ニャル夫「そうだ、また いつか」
真尋「…………ニャル夫」
ニャル夫「……相棒。分かってるさ。ちゃんとお前が死にたい時に殺してやるよ」
真尋「いや…違う!もう僕を殺さなくても良いから!!」
ニャル夫「えっ違う!?…じゃぁ、あれか?お前を攫った時に乗ってたアヒル和則さんが、実はホモだったという…」
真尋「それも違う!!いや…知ってる!そして全然興味がありません!!」
ラグナラ「……プッ」
ナイア「……くぷくぷ…」
ラグナラ「あはははははははははははははははははは!!!!」
685:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:14:44.63:yoTLwVEcO (48/93)
真尋「…………」
ニャル夫「…えー?じゃぁ何なの?一体何が言いたいんだお前?」
真尋「……いや」
真尋「やっぱり、いいや」ニコッ
ニャル夫「…………?」
ニャル夫「……」
ニャル夫「………そうか」
ニャル夫「それじゃぁマイホーム!それぞれの目的地は分かっているな!?」
≪了解しております。ニャル夫様≫
ニャル夫「よぉし!それじゃぁマイホームよ!俺の仲間達のそれぞれのマイホームにまで!!そこで」
ニャル夫「こいつらに!「ただいま」と言わせてやれ!!」
真尋「…………」
ニャル夫「…えー?じゃぁ何なの?一体何が言いたいんだお前?」
真尋「……いや」
真尋「やっぱり、いいや」ニコッ
ニャル夫「…………?」
ニャル夫「……」
ニャル夫「………そうか」
ニャル夫「それじゃぁマイホーム!それぞれの目的地は分かっているな!?」
≪了解しております。ニャル夫様≫
ニャル夫「よぉし!それじゃぁマイホームよ!俺の仲間達のそれぞれのマイホームにまで!!そこで」
ニャル夫「こいつらに!「ただいま」と言わせてやれ!!」
686:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:15:14.01:yoTLwVEcO (49/93)
――この宇宙で一番壮大な旅は、ここで終わりを迎えて――
――そして…彼等はそれぞれの家に帰っていった――
――この宇宙で一番壮大な旅は、ここで終わりを迎えて――
――そして…彼等はそれぞれの家に帰っていった――
687:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:15:51.19:yoTLwVEcO (50/93)
【銀河系郊外 第七座標束 位置不明】
ラグナラ「………」
ラグナラ「……王子…私……また貴方に会いに行く…」
ラグナラ「次に会いに行く時は…ビックリするぐらい大人の女性になって会いに行く!!」
ラグナラ「そしたら……また…私を素敵な所に連れてって……」
ラグナラ「私と!!結婚してください!!!」
……キュォオオオオン……
ラグナラ「………」
ラグナラ「……えへへ、言っちゃった」
ラグナラ「きっと聞こえてたよね。約束だからね。王子様」
ラグナラ「それじゃぁ…アズー!!」
バタリ
ラグナラ「ただいまぁー!!」
【銀河系郊外 第七座標束 位置不明】
ラグナラ「………」
ラグナラ「……王子…私……また貴方に会いに行く…」
ラグナラ「次に会いに行く時は…ビックリするぐらい大人の女性になって会いに行く!!」
ラグナラ「そしたら……また…私を素敵な所に連れてって……」
ラグナラ「私と!!結婚してください!!!」
……キュォオオオオン……
ラグナラ「………」
ラグナラ「……えへへ、言っちゃった」
ラグナラ「きっと聞こえてたよね。約束だからね。王子様」
ラグナラ「それじゃぁ…アズー!!」
バタリ
ラグナラ「ただいまぁー!!」
688:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:16:19.27:yoTLwVEcO (51/93)
【さんかく座銀河 第7894区 第7惑星系列 座標不明 名称不明の惑星 管轄外領域】
ナイア「…………」
ナイア「…ああ、そうだね。君達と会うのはそんなに久しぶりかぁ」
ナイア「くぷくぷくぷ。まぁ良いじゃないか。それよりも…」
ナイア「とても面白い話があるんだ。きっと気に入ると思う、とっても面白い話が」
ナイア「これからは、もっと素敵な技術でこの惑星も楽しい事がいっぱいになるよ」
ナイア「くぷくぷ。待ちきれないのは分かるけど、まずは言わせて欲しい言葉があるんだ」
ナイア「何てことないよ。長い旅から実家に帰ってきた時に必ず言う言葉さ。それじゃぁ、」
バタリ
ナイア「ただいま」
【さんかく座銀河 第7894区 第7惑星系列 座標不明 名称不明の惑星 管轄外領域】
ナイア「…………」
ナイア「…ああ、そうだね。君達と会うのはそんなに久しぶりかぁ」
ナイア「くぷくぷくぷ。まぁ良いじゃないか。それよりも…」
ナイア「とても面白い話があるんだ。きっと気に入ると思う、とっても面白い話が」
ナイア「これからは、もっと素敵な技術でこの惑星も楽しい事がいっぱいになるよ」
ナイア「くぷくぷ。待ちきれないのは分かるけど、まずは言わせて欲しい言葉があるんだ」
ナイア「何てことないよ。長い旅から実家に帰ってきた時に必ず言う言葉さ。それじゃぁ、」
バタリ
ナイア「ただいま」
689:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:17:44.47:yoTLwVEcO (52/93)
【惑星保護機構 本部】
ダゴン「ただいまー」
アフーム「こうなったらダゴンの奴を捕まえて監禁して私だけに…って、ダダダダゴン!!?」
ダゴン「うん。貴方の大好きダゴンちゃんだよ☆」
アフーム「大好きじゃなっ…いや!違う!違うくて…」
アフーム「…そもそも!お前は何しに来たのだ!?ここは辞めたんじゃないのか!?」
ダゴン「…あっそうか。じゃぁ、違うな…」
ダゴン「おじゃましましたー」バタン
アフーム「あっいや!そうすぐに出なくても良いではないか!」
ダゴン「いやぁー、そもそもデウス・エクス・マキナが無いこの惑星保護機構が一体何をする機関なのか不透明なもんで不安です」
アフーム「惑星を保護しているに決まっているだろう!惑星保護機構を何だと思っているのだ!!」
ダゴン「まぁ、そうだとしても俺にはまだ行く所があるんだよ」
アフーム「…なんだ?行く所って」
ダゴン「教えなーい♪」
アフーム「きっ貴様!燃やすぞ!?冷たい炎で燃やすぞ!!?」
ダゴン2「首にキックを入れる能力!!」ゴッ
アフーム「ブッ!!」ガクッ
ダゴン「へぇえーい」パァン
ダゴン2「えいへぇーい」パパァン
アフーム「ぐっ…ダ…ダゴン……!!」プルプル
ダゴン「それじゃぁ、そういう事で。3号!見張りよろしくー!!」
ダゴン3「アイアイサー!!」
ダッダッダッダッダ
アフーム「……おい、ダゴンの分身…」
ダゴン3「なぁに?変な事したら殺すよ?」
アフーム「そんな怖い事が聞きたいんじゃなくて…お前等を捕まえるつもりは…無い」
ダゴン3「ふぅん?」
アフーム「…なんて事ない。お前に損は無い取引だ……」
アフーム「一つ……頼みがあるんだ………」
【惑星保護機構 本部】
ダゴン「ただいまー」
アフーム「こうなったらダゴンの奴を捕まえて監禁して私だけに…って、ダダダダゴン!!?」
ダゴン「うん。貴方の大好きダゴンちゃんだよ☆」
アフーム「大好きじゃなっ…いや!違う!違うくて…」
アフーム「…そもそも!お前は何しに来たのだ!?ここは辞めたんじゃないのか!?」
ダゴン「…あっそうか。じゃぁ、違うな…」
ダゴン「おじゃましましたー」バタン
アフーム「あっいや!そうすぐに出なくても良いではないか!」
ダゴン「いやぁー、そもそもデウス・エクス・マキナが無いこの惑星保護機構が一体何をする機関なのか不透明なもんで不安です」
アフーム「惑星を保護しているに決まっているだろう!惑星保護機構を何だと思っているのだ!!」
ダゴン「まぁ、そうだとしても俺にはまだ行く所があるんだよ」
アフーム「…なんだ?行く所って」
ダゴン「教えなーい♪」
アフーム「きっ貴様!燃やすぞ!?冷たい炎で燃やすぞ!!?」
ダゴン2「首にキックを入れる能力!!」ゴッ
アフーム「ブッ!!」ガクッ
ダゴン「へぇえーい」パァン
ダゴン2「えいへぇーい」パパァン
アフーム「ぐっ…ダ…ダゴン……!!」プルプル
ダゴン「それじゃぁ、そういう事で。3号!見張りよろしくー!!」
ダゴン3「アイアイサー!!」
ダッダッダッダッダ
アフーム「……おい、ダゴンの分身…」
ダゴン3「なぁに?変な事したら殺すよ?」
アフーム「そんな怖い事が聞きたいんじゃなくて…お前等を捕まえるつもりは…無い」
ダゴン3「ふぅん?」
アフーム「…なんて事ない。お前に損は無い取引だ……」
アフーム「一つ……頼みがあるんだ………」
690:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:18:18.94:yoTLwVEcO (53/93)
【地球】
真尋「……………」
ニャル夫「…これで、後は相棒。お前だけだ」
真尋「………」
ニャル夫「お前がこのまま帰れば、本当に俺のこの夢は終わり。これから先は、新しい人生が始まる」
真尋「………」
ニャル夫「思えば、ここで相棒と偶然衝突したのが原因で俺の夢が叶ったんだよな。そう考えると何かのシンパシーを感じるな」
真尋「………なぁ」
ニャル夫「ん?」
真尋「本当に……行っちゃうのか?」
【地球】
真尋「……………」
ニャル夫「…これで、後は相棒。お前だけだ」
真尋「………」
ニャル夫「お前がこのまま帰れば、本当に俺のこの夢は終わり。これから先は、新しい人生が始まる」
真尋「………」
ニャル夫「思えば、ここで相棒と偶然衝突したのが原因で俺の夢が叶ったんだよな。そう考えると何かのシンパシーを感じるな」
真尋「………なぁ」
ニャル夫「ん?」
真尋「本当に……行っちゃうのか?」
691:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:19:37.53:yoTLwVEcO (54/93)
ニャル夫「…それは何度も言っただろう。それに、俺は地球に留まる理由がない」
真尋「ニャル子の事は?妹の因縁とか言ってただろ?」
ニャル夫「そんなもの、とっくに晴らした後だ。もう、ニャル子に用は無い」
真尋「……でも、一応お前の妹なんだぞ?」
ニャル夫「俺が心配する事は何一つ無いだろう」
真尋「……そう…だな…」
ニャル夫「ああ。そうだ」
ニャル夫「それに、俺ももう新しい夢を見つけたんだ」
真尋「……え?」
ニャル夫「俺達の旅は凄さまじかった。グレートウォールの外側に行って宇宙の中心にまで行った」
ニャル夫「だけどな、宇宙を制覇しただけで俺はまだ宇宙の外側を見ていない」
ニャル夫「俺は、その宇宙の外側も支配しに行く。更なる絶対悪を求めにな!」
真尋「…………本当に」
真尋「馬鹿みたいに…大きい夢……だな」
ニャル夫「そうだ。このクソでかい夢が、俺を一生支えてくれる」
ニャル夫「だから、何の心配も無い。お前も、ニャル子も」
ニャル夫「…それは何度も言っただろう。それに、俺は地球に留まる理由がない」
真尋「ニャル子の事は?妹の因縁とか言ってただろ?」
ニャル夫「そんなもの、とっくに晴らした後だ。もう、ニャル子に用は無い」
真尋「……でも、一応お前の妹なんだぞ?」
ニャル夫「俺が心配する事は何一つ無いだろう」
真尋「……そう…だな…」
ニャル夫「ああ。そうだ」
ニャル夫「それに、俺ももう新しい夢を見つけたんだ」
真尋「……え?」
ニャル夫「俺達の旅は凄さまじかった。グレートウォールの外側に行って宇宙の中心にまで行った」
ニャル夫「だけどな、宇宙を制覇しただけで俺はまだ宇宙の外側を見ていない」
ニャル夫「俺は、その宇宙の外側も支配しに行く。更なる絶対悪を求めにな!」
真尋「…………本当に」
真尋「馬鹿みたいに…大きい夢……だな」
ニャル夫「そうだ。このクソでかい夢が、俺を一生支えてくれる」
ニャル夫「だから、何の心配も無い。お前も、ニャル子も」
692:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:20:06.84:yoTLwVEcO (55/93)
コツン
真尋「…………」
ニャル夫「…妹の事をこれからもよろしく頼むぞ八坂真尋」
真尋「………ああ」
ニャル夫「じゃぁ」
ニャル夫「あばよ相棒」
真尋「…………」
真尋「……ああ…!」
真尋「あばよ………相…棒……!!」
コツン
真尋「…………」
ニャル夫「…妹の事をこれからもよろしく頼むぞ八坂真尋」
真尋「………ああ」
ニャル夫「じゃぁ」
ニャル夫「あばよ相棒」
真尋「…………」
真尋「……ああ…!」
真尋「あばよ………相…棒……!!」
693:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:20:35.75:yoTLwVEcO (56/93)
真尋「(こうして…僕達の旅は終わりを迎えた)」
真尋「(気づけば、もうニャル夫は遠くへと旅立った後で)」
真尋「(誰よりも果てしなく雄大な冒険が始まっていた)」
真尋「(正直、羨ましくないと言えば嘘になるが)」
真尋「(僕は、ようやく戻ってきた普通の日常に)」
真尋「ただいま」
――――懐かしいその日常に、僕は祝福される――――
【夢みるままに待ちいたり】……終
真尋「(こうして…僕達の旅は終わりを迎えた)」
真尋「(気づけば、もうニャル夫は遠くへと旅立った後で)」
真尋「(誰よりも果てしなく雄大な冒険が始まっていた)」
真尋「(正直、羨ましくないと言えば嘘になるが)」
真尋「(僕は、ようやく戻ってきた普通の日常に)」
真尋「ただいま」
――――懐かしいその日常に、僕は祝福される――――
【夢みるままに待ちいたり】……終
694:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:21:06.37:yoTLwVEcO (57/93)
【エピローグ】
ニャル子「はぁはぁ…はぁ……」
ヴンヴンヴンヴンヴン
ハス太「はぁー…はぁー……」
カンカンカンカンカン
クー子「……」クンクン
クー子「……こっち」
真尋「そうか、分かった」シャキンッ
ニャル子「いや!恐らくこっちです!私のアンテナがビンビン感じてますよ!」フヨンフヨン
ハス太「えー?僕なら絶対こっちに逃げたと思うけど…」
ニャル子「なにおー!?」
真尋「…この道は3つに別れてる。なら、3人それぞれ違う道を選んだ方が得策だ」
ニャル子「…なるほど、一理あります。真尋さんはここで待っててください!」
クー子「えっ…ニャル子と二人きりで……捜査したかった…」
ニャル子「道は4つって言ってるでしょうが!」
ハス太「分かった。それじゃぁ皆!絶対に捕まえようね!」ダッ
ニャル子「勿論ですよ!あの野郎を殺す事…私はその為に来たんですからね!」ダッ
クー子「…おじさんに…命令されたから……」ダッ
【エピローグ】
ニャル子「はぁはぁ…はぁ……」
ヴンヴンヴンヴンヴン
ハス太「はぁー…はぁー……」
カンカンカンカンカン
クー子「……」クンクン
クー子「……こっち」
真尋「そうか、分かった」シャキンッ
ニャル子「いや!恐らくこっちです!私のアンテナがビンビン感じてますよ!」フヨンフヨン
ハス太「えー?僕なら絶対こっちに逃げたと思うけど…」
ニャル子「なにおー!?」
真尋「…この道は3つに別れてる。なら、3人それぞれ違う道を選んだ方が得策だ」
ニャル子「…なるほど、一理あります。真尋さんはここで待っててください!」
クー子「えっ…ニャル子と二人きりで……捜査したかった…」
ニャル子「道は4つって言ってるでしょうが!」
ハス太「分かった。それじゃぁ皆!絶対に捕まえようね!」ダッ
ニャル子「勿論ですよ!あの野郎を殺す事…私はその為に来たんですからね!」ダッ
クー子「…おじさんに…命令されたから……」ダッ
695:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:21:34.11:yoTLwVEcO (58/93)
真尋「……さて、言ったか」
真尋「………おい、本当は上に居るんだろ?」
ニャル夫「………ふっ」
真尋「ニャル夫」
真尋「……さて、言ったか」
真尋「………おい、本当は上に居るんだろ?」
ニャル夫「………ふっ」
真尋「ニャル夫」
696:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:22:32.75:yoTLwVEcO (59/93)
ハス太「っ!?行き止まり…」
ナイア「……おおっと」
ナイア「くぷくぷくぷ…残念だけど、ここにニャル夫は居ないよぉ」
ハス太「…!」
ハス太「あっ…貴方は誰なんですか!?」
ナイア「んー?一度、会った事あるんだけどなぁー」
ハス太「ふざけないで!僕は、貴方の事なんて知らない!会った事無い!!」
ナイア「…女の子の顔ぐらい覚えないと嫌われるよぉ?…まぁいいや」
ナイア「悪いけど、タダで帰すわけにはいかないんだよねぇ~」ジャキンッ
ハス太「!!」
ナイア「うちの大将を捕まえようとしてるんでしょ?悪いけど黙っててもらうよ」
ハス太「っ!?行き止まり…」
ナイア「……おおっと」
ナイア「くぷくぷくぷ…残念だけど、ここにニャル夫は居ないよぉ」
ハス太「…!」
ハス太「あっ…貴方は誰なんですか!?」
ナイア「んー?一度、会った事あるんだけどなぁー」
ハス太「ふざけないで!僕は、貴方の事なんて知らない!会った事無い!!」
ナイア「…女の子の顔ぐらい覚えないと嫌われるよぉ?…まぁいいや」
ナイア「悪いけど、タダで帰すわけにはいかないんだよねぇ~」ジャキンッ
ハス太「!!」
ナイア「うちの大将を捕まえようとしてるんでしょ?悪いけど黙っててもらうよ」
697:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:23:01.71:yoTLwVEcO (60/93)
クー子「……行き…止まり…?」
ラグナラ「ピンポォーン!ここには王子様は居ませーん!!」
クー子「………!」
クー子「……子供?」
ラグナラ「子供じゃないもん!こう見えても5万歳だよ!」プンプン
ラグナラ「…そんな事より!貴方、王子を捕まえようとする正義の味方め!」
ラグナラ「このラグナラ様が!貴方達を成敗してくれる!!」キャシーン
クー子「…………」
ラグナラ「どうした!かかってこいクトゥグア族め!!」ブンブンッ
クー子「………」スッ
クー子「飴……食べる?」
ラグナラ「わぁーい♪飴だっ……って!そんな誘惑には乗りません!!」
クー子「…………」
ラグナラ「ふぅー、何とか邪神の誘惑には勝てる程には成長したよ!王子!」
クー子「…………」
クー子「…やっぱり…児童……?」
ラグナラ「違う!こう見えても私は大人のレディーなの!あんた達よりずっと凄いのよ!」
クー子「……じゃぁ……ポンコツ…」
ラグナラ「ムッキィー!!」
クー子「……行き…止まり…?」
ラグナラ「ピンポォーン!ここには王子様は居ませーん!!」
クー子「………!」
クー子「……子供?」
ラグナラ「子供じゃないもん!こう見えても5万歳だよ!」プンプン
ラグナラ「…そんな事より!貴方、王子を捕まえようとする正義の味方め!」
ラグナラ「このラグナラ様が!貴方達を成敗してくれる!!」キャシーン
クー子「…………」
ラグナラ「どうした!かかってこいクトゥグア族め!!」ブンブンッ
クー子「………」スッ
クー子「飴……食べる?」
ラグナラ「わぁーい♪飴だっ……って!そんな誘惑には乗りません!!」
クー子「…………」
ラグナラ「ふぅー、何とか邪神の誘惑には勝てる程には成長したよ!王子!」
クー子「…………」
クー子「…やっぱり…児童……?」
ラグナラ「違う!こう見えても私は大人のレディーなの!あんた達よりずっと凄いのよ!」
クー子「……じゃぁ……ポンコツ…」
ラグナラ「ムッキィー!!」
698:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:24:02.06:yoTLwVEcO (61/93)
ニャル子「…なっ!?いっ…行き止まり!?」
ダゴン「そう、ここは行き止まりという名のラビリンス…」スッ
ニャル子「!!」カチャンッ
ダゴン「お前は今、自分の兄を追い求めている子羊…」
ニャル子「せいやぁあああああ!!」ドゴォオンッ
ダゴン「おっばっぶっ!!」ドテェーン
ダゴン2「てっ…てめぇえええ!!まだダゴンさんが喋ってただろうがぁあああ!!」
ダゴン3「折角格好良く登場してたのに!何てせっかち屋さん!!」
ニャル子「黙らっしゃい!!アンタ達は私の最大の敵の…」
ニャル子「…って、何!?何これ!?同じ覆面がいっぱいです!!」
ダゴン6「ねぇ、こいつ確か大将の妹じゃなかった?」
ダゴン54「どうすっかなぁー…俺もなぁ……殺して良いのか?」
ダゴン88「良いんじゃね?どうせ殺しても死なないっしょ!」
ダゴン634「それもそうだな!」
ニャル子「…どっ…どんどん増えてる…!!」タジッ…
ニャル子「…なっ!?いっ…行き止まり!?」
ダゴン「そう、ここは行き止まりという名のラビリンス…」スッ
ニャル子「!!」カチャンッ
ダゴン「お前は今、自分の兄を追い求めている子羊…」
ニャル子「せいやぁあああああ!!」ドゴォオンッ
ダゴン「おっばっぶっ!!」ドテェーン
ダゴン2「てっ…てめぇえええ!!まだダゴンさんが喋ってただろうがぁあああ!!」
ダゴン3「折角格好良く登場してたのに!何てせっかち屋さん!!」
ニャル子「黙らっしゃい!!アンタ達は私の最大の敵の…」
ニャル子「…って、何!?何これ!?同じ覆面がいっぱいです!!」
ダゴン6「ねぇ、こいつ確か大将の妹じゃなかった?」
ダゴン54「どうすっかなぁー…俺もなぁ……殺して良いのか?」
ダゴン88「良いんじゃね?どうせ殺しても死なないっしょ!」
ダゴン634「それもそうだな!」
ニャル子「…どっ…どんどん増えてる…!!」タジッ…
699:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:24:34.01:yoTLwVEcO (62/93)
ダゴン32「さて……やるか…」ユラァ…
ダゴン’s「「「「エロ同人みたいに!!」」」」
ニャル子「…来るならかかって来なさいよ……」
ニャル子「まるで無双系主人公みたいに!!全員なぎ倒してやりますよぉおお!!!」ゴォオオオオオッ
ニャル子「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ダダダダダ
ダゴン「来いニャル子!」
―――ニャル子の勇気が世界を救うと信じて…―――
【パールマスターニャル子】…完
ダゴン32「さて……やるか…」ユラァ…
ダゴン’s「「「「エロ同人みたいに!!」」」」
ニャル子「…来るならかかって来なさいよ……」
ニャル子「まるで無双系主人公みたいに!!全員なぎ倒してやりますよぉおお!!!」ゴォオオオオオッ
ニャル子「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ダダダダダ
ダゴン「来いニャル子!」
―――ニャル子の勇気が世界を救うと信じて…―――
【パールマスターニャル子】…完
700:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:25:11.36:yoTLwVEcO (63/93)
ニャル夫「…………」
真尋「……よぉ」
真尋「随分…久しぶりじゃないか」
ニャル夫「…お前も、邪神ハンターになってやがったのか」
真尋「ああ。僕も新しい道を決めたんだ」
真尋「母さんが残した…僕の才能を活かすってね」
ニャル夫「…そうか。亡き母の為に決めた道とは…中々素晴らしいではないか」
真尋「母さん生きてるぞ。失礼な事言うなよ」
ニャル夫「えっそうなの?」
真尋「うん」
ニャル夫「なんか……ごめん」
真尋「…悪の帝王が謝るなよ!本当、変な所で紳士だなお前は!!」
ニャル夫「…………」
真尋「……よぉ」
真尋「随分…久しぶりじゃないか」
ニャル夫「…お前も、邪神ハンターになってやがったのか」
真尋「ああ。僕も新しい道を決めたんだ」
真尋「母さんが残した…僕の才能を活かすってね」
ニャル夫「…そうか。亡き母の為に決めた道とは…中々素晴らしいではないか」
真尋「母さん生きてるぞ。失礼な事言うなよ」
ニャル夫「えっそうなの?」
真尋「うん」
ニャル夫「なんか……ごめん」
真尋「…悪の帝王が謝るなよ!本当、変な所で紳士だなお前は!!」
701:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:25:59.12:yoTLwVEcO (64/93)
ニャル夫「…それはともかく」
ニャル夫「相棒、お前が邪神ハンターになったという事は…俺と敵対するつもりなのか?」
真尋「別にアンタだけが相手って訳じゃないさ。でも」
真尋「アンタを捕まえにどこまでも行こうとは思ってるよ。ニャル子もな」
ニャル夫「…そうか」
ニャル夫「ならば…その覚悟!ここで見せてみろ!!」
真尋「言われなくても」シャキンッ
真尋「そのつもりだ!」シャキシャキシャキシャキッ
ニャル夫「ふぅーっはっはっはっはっは!!」
ニャル夫「ふぅーははは!!ふぅううううはははははははははは!!!!!!」
ニャル夫「…それはともかく」
ニャル夫「相棒、お前が邪神ハンターになったという事は…俺と敵対するつもりなのか?」
真尋「別にアンタだけが相手って訳じゃないさ。でも」
真尋「アンタを捕まえにどこまでも行こうとは思ってるよ。ニャル子もな」
ニャル夫「…そうか」
ニャル夫「ならば…その覚悟!ここで見せてみろ!!」
真尋「言われなくても」シャキンッ
真尋「そのつもりだ!」シャキシャキシャキシャキッ
ニャル夫「ふぅーっはっはっはっはっは!!」
ニャル夫「ふぅーははは!!ふぅううううはははははははははは!!!!!!」
702:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:26:29.92:yoTLwVEcO (65/93)
ハス太「ハァ…ハァ……うぅ…負けちゃったよぉ~」ボロッ
クー子「まさか…あんなチート道具を持っていたとは…不覚」グッ
ハス太「…うんクー子ちゃん。その手に持ってるPSvitaは何かな?」
ニャル子「…ぜぇー…はぁー……」ボロボロ
ハス太「うわ!ニャル子ちゃんも酷い格好!もしかして…負けちゃったの!?」
ニャル子「馬鹿言わないでくださいよ…一匹残らずぶっ潰してやった所です!!」
クー子「ニャル子……その怪我した脇…舐めてあげる…」
ニャル子「それ以上近づいたら殺しますよ!?今なら感覚麻痺してるから本当に殺しますよ!!?」
ハス太「ハァ…ハァ……うぅ…負けちゃったよぉ~」ボロッ
クー子「まさか…あんなチート道具を持っていたとは…不覚」グッ
ハス太「…うんクー子ちゃん。その手に持ってるPSvitaは何かな?」
ニャル子「…ぜぇー…はぁー……」ボロボロ
ハス太「うわ!ニャル子ちゃんも酷い格好!もしかして…負けちゃったの!?」
ニャル子「馬鹿言わないでくださいよ…一匹残らずぶっ潰してやった所です!!」
クー子「ニャル子……その怪我した脇…舐めてあげる…」
ニャル子「それ以上近づいたら殺しますよ!?今なら感覚麻痺してるから本当に殺しますよ!!?」
703:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:27:28.31:yoTLwVEcO (66/93)
ハス太「………それよりも…」
クー子「……うん………」
真尋「」
ハス太「…真尋君が…負けるなんて……」
ニャル子「真尋さん!?真尋さぁぁああああん!!!」ガバァッ
真尋「」
ニャル子「うっうっ…まさか…私の真尋さんにここまでの事をするなんて…!」サスサスサスサス ハァハァハァ
ニャル子「…絶対に許しませんよ兄さん!!いつか必ず!!この私の手で葬り去ってくれます!!」サスサスサスサス ハァハァハァハァ
真尋「…変な所を触りながら言うな!!!」ザクッ
ニャル子「ギャァアアアアスッ!!」ブシュー
ハス太「………それよりも…」
クー子「……うん………」
真尋「」
ハス太「…真尋君が…負けるなんて……」
ニャル子「真尋さん!?真尋さぁぁああああん!!!」ガバァッ
真尋「」
ニャル子「うっうっ…まさか…私の真尋さんにここまでの事をするなんて…!」サスサスサスサス ハァハァハァ
ニャル子「…絶対に許しませんよ兄さん!!いつか必ず!!この私の手で葬り去ってくれます!!」サスサスサスサス ハァハァハァハァ
真尋「…変な所を触りながら言うな!!!」ザクッ
ニャル子「ギャァアアアアスッ!!」ブシュー
704:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:28:02.24:yoTLwVEcO (67/93)
ハス太「真尋くん!怪我は大丈夫なの!?」
真尋「……ああ。だがフォークを刺してもダメージが少なかった」
真尋「あいつは今、とてつもなく強くなっている」
ニャル子「まっ…真尋さんのフォークを受けて…平気!?」
クー子「兄は…鬼子です…」
ピピピピピピピピピピピピピピ
真尋「ん?誰からだ?ええと…」
真尋「…ああ、警視総監からか」
クー子「…おじさん…から?」
真尋「はい、もしもし。こちら八坂真尋」ピッ
ヴォンッ
クー乱≪おーっす。こちらは警視庁。ニャル子、兄さんには会えたかぁ?≫
ニャル子「…なんですか?嫌がらせですか!?レーダーで兄さんがもう逃げた事は知ってるでしょうが!」
クー乱≪はっはっは。やっぱり逃げられたかぁ≫
ハス太「真尋くん!怪我は大丈夫なの!?」
真尋「……ああ。だがフォークを刺してもダメージが少なかった」
真尋「あいつは今、とてつもなく強くなっている」
ニャル子「まっ…真尋さんのフォークを受けて…平気!?」
クー子「兄は…鬼子です…」
ピピピピピピピピピピピピピピ
真尋「ん?誰からだ?ええと…」
真尋「…ああ、警視総監からか」
クー子「…おじさん…から?」
真尋「はい、もしもし。こちら八坂真尋」ピッ
ヴォンッ
クー乱≪おーっす。こちらは警視庁。ニャル子、兄さんには会えたかぁ?≫
ニャル子「…なんですか?嫌がらせですか!?レーダーで兄さんがもう逃げた事は知ってるでしょうが!」
クー乱≪はっはっは。やっぱり逃げられたかぁ≫
705:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:30:17.24:yoTLwVEcO (68/93)
ハス太「ぅぅ…ごめんなさい……警視総監…」
クー乱≪まぁ、俺が行っても捕まえられねぇ野郎だ。せいぜい追い求める事くらいしか今の所できちゃいない≫
クー乱≪それに、あいつは世間から”絶対悪”何て言われてるし、本人も自分の事を”絶対悪”なんて事を言っちゃいるが、≫
クー乱≪別に捕まえられなくても問題ないしな。あっはっはぁ≫
ニャル子「あっはっはぁ。じゃないですよ!!こちとら沽券に関わってんですよ!?」
クー乱≪そんなもん正義とっちゃどうでも良い事だぜ≫
クー子「だぜ」キラーン
ニャル子「…クトゥグア族の中では比較的まともなアンタだから、警視総監と惑星保護機構の重役に置かれたんでしょう?」
クー乱≪いやぁ、惑星保護機構に関しては、もう一人の重役がどっか消えたから勝手に俺が選ばれただけで…≫
クー乱≪正直、クッソ忙しいから誰か代わりにやってくんねーかなって≫
ニャル子「どっちでも良いですけど、クトゥグア族の中ではクー子よりマシだから私はアンタが上司でも我慢できてるんです!!」
クー子「……酷い…」
ニャル子「だから!アンタも現場に出て兄さんを捕まえてくださいよ!少なくとも強いでしょうアンタは!!」
クー乱≪まぁまぁ落ち着けよ。元気良いなぁ。何か良い事でもあったのかい?それとも月に一回に来る日が来たのかい?≫
ニャル子「やっぱりアンタ、殺す。クトゥグア族、敵」
クー子「やめて…私の数少ないまともな親族を殺さないで………」
クー乱≪まっ冗談だ。少なくとも今はアイツを本気で捕まえる必要は無いんだ≫
ニャル子「……でも!」
クー乱≪とにかく機構に戻って来い。一応怪我人居るんだろ≫
ニャル子「うっ……」
クー乱≪んじゃ、お疲れさん。また頑張ればいいさ≫
ハス太「ぅぅ…ごめんなさい……警視総監…」
クー乱≪まぁ、俺が行っても捕まえられねぇ野郎だ。せいぜい追い求める事くらいしか今の所できちゃいない≫
クー乱≪それに、あいつは世間から”絶対悪”何て言われてるし、本人も自分の事を”絶対悪”なんて事を言っちゃいるが、≫
クー乱≪別に捕まえられなくても問題ないしな。あっはっはぁ≫
ニャル子「あっはっはぁ。じゃないですよ!!こちとら沽券に関わってんですよ!?」
クー乱≪そんなもん正義とっちゃどうでも良い事だぜ≫
クー子「だぜ」キラーン
ニャル子「…クトゥグア族の中では比較的まともなアンタだから、警視総監と惑星保護機構の重役に置かれたんでしょう?」
クー乱≪いやぁ、惑星保護機構に関しては、もう一人の重役がどっか消えたから勝手に俺が選ばれただけで…≫
クー乱≪正直、クッソ忙しいから誰か代わりにやってくんねーかなって≫
ニャル子「どっちでも良いですけど、クトゥグア族の中ではクー子よりマシだから私はアンタが上司でも我慢できてるんです!!」
クー子「……酷い…」
ニャル子「だから!アンタも現場に出て兄さんを捕まえてくださいよ!少なくとも強いでしょうアンタは!!」
クー乱≪まぁまぁ落ち着けよ。元気良いなぁ。何か良い事でもあったのかい?それとも月に一回に来る日が来たのかい?≫
ニャル子「やっぱりアンタ、殺す。クトゥグア族、敵」
クー子「やめて…私の数少ないまともな親族を殺さないで………」
クー乱≪まっ冗談だ。少なくとも今はアイツを本気で捕まえる必要は無いんだ≫
ニャル子「……でも!」
クー乱≪とにかく機構に戻って来い。一応怪我人居るんだろ≫
ニャル子「うっ……」
クー乱≪んじゃ、お疲れさん。また頑張ればいいさ≫
706:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:31:11.99:yoTLwVEcO (69/93)
【惑星保護機構】
ニャル子「全く!捕まえる必要が無いってんなら、どうして私達が駆り出されるんですか!」プンプン
ハス太「さすがに放ってはおけないからだよ…仮にも、お兄さんは”絶対悪”なんでしょ?」
ニャル子「そうですけど……そのせいで真尋さんは怪我したんですよ!」プンプン
ハス太「でも、気絶させられただけで外傷も内傷も無かったんだから良かったじゃない」
ニャル子「それでも!…ってクー子、その満面の笑みで握っている封筒はなんですか?」
クー子「……今回も…頑張ったから……」
クー子「ご褒美として……お小遣い…貰っちゃった…」
ニャル子「はぁああ!?アンタ!ただゲームしてただけじゃないですか!!」
ハス太「そっそうだよ!ちょっとズルイよ!?」
クー子「…姪っ子の……特権……」キラーン
ニャル子「ムギギギギ…こうなったら…ボーナス要求してきます!!」ダッ
ハス太「ああ、ニャル子ちゃん行っちゃ……その手に持ってるパール何!?脅す!?脅す気!?」ダダダダダダダ
クー子「…………」
クー子「♪」
【惑星保護機構】
ニャル子「全く!捕まえる必要が無いってんなら、どうして私達が駆り出されるんですか!」プンプン
ハス太「さすがに放ってはおけないからだよ…仮にも、お兄さんは”絶対悪”なんでしょ?」
ニャル子「そうですけど……そのせいで真尋さんは怪我したんですよ!」プンプン
ハス太「でも、気絶させられただけで外傷も内傷も無かったんだから良かったじゃない」
ニャル子「それでも!…ってクー子、その満面の笑みで握っている封筒はなんですか?」
クー子「……今回も…頑張ったから……」
クー子「ご褒美として……お小遣い…貰っちゃった…」
ニャル子「はぁああ!?アンタ!ただゲームしてただけじゃないですか!!」
ハス太「そっそうだよ!ちょっとズルイよ!?」
クー子「…姪っ子の……特権……」キラーン
ニャル子「ムギギギギ…こうなったら…ボーナス要求してきます!!」ダッ
ハス太「ああ、ニャル子ちゃん行っちゃ……その手に持ってるパール何!?脅す!?脅す気!?」ダダダダダダダ
クー子「…………」
クー子「♪」
707:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:31:47.83:yoTLwVEcO (70/93)
クー乱「…………」
真尋「…………」
クー乱「……よぉ、ニャル夫の相棒」
真尋「…どうも、ニャル夫の親友」
クー乱「かかっ、どうだった?今のあいつは」
真尋「……結構…楽しそうでしたよ」
クー乱「楽しいのは分かってるよ。あいつは馬鹿だからな」
クー乱「それよりも…どんな感じだった?」
真尋「…かつての仲間と…一緒に居ました……」
真尋「きっと…また何か冒険を始めるんじゃないかな…」
クー乱「冒険か。一応全宇宙を支配したんだろ?あいつは」
クー乱「一体、何をするつもりなのかねぇ」
ニャル夫「そりゃぁ、もっと遠い所を見に行くに決まってるだろ」
クー乱「そうか。そりゃぁ楽しそうだな」
真尋「ああ…そうだ。楽しそうだ……」
真尋「絶対に、楽しいだろうn……」
真尋「………」
真尋「って、ニャル夫ぉ!!」
クー乱「…………」
真尋「…………」
クー乱「……よぉ、ニャル夫の相棒」
真尋「…どうも、ニャル夫の親友」
クー乱「かかっ、どうだった?今のあいつは」
真尋「……結構…楽しそうでしたよ」
クー乱「楽しいのは分かってるよ。あいつは馬鹿だからな」
クー乱「それよりも…どんな感じだった?」
真尋「…かつての仲間と…一緒に居ました……」
真尋「きっと…また何か冒険を始めるんじゃないかな…」
クー乱「冒険か。一応全宇宙を支配したんだろ?あいつは」
クー乱「一体、何をするつもりなのかねぇ」
ニャル夫「そりゃぁ、もっと遠い所を見に行くに決まってるだろ」
クー乱「そうか。そりゃぁ楽しそうだな」
真尋「ああ…そうだ。楽しそうだ……」
真尋「絶対に、楽しいだろうn……」
真尋「………」
真尋「って、ニャル夫ぉ!!」
708:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:32:22.09:yoTLwVEcO (71/93)
ニャル夫「よぉ、久しぶりだな。相棒」
真尋「いや久しぶりじゃないから!2時間前に会ったから!!」
クー乱「誰にも見つからずにここまで来るのはすげぇな。かかっ」
ニャル夫「優秀な発明家が居るからな。」
クー乱「…それで、一体何しに来たんだ?」
ニャル夫「はっ決まってんだろジジイ」
ガッ
ニャル夫「真尋少年を、誘拐しに来たんだよ」
ニャル夫「よぉ、久しぶりだな。相棒」
真尋「いや久しぶりじゃないから!2時間前に会ったから!!」
クー乱「誰にも見つからずにここまで来るのはすげぇな。かかっ」
ニャル夫「優秀な発明家が居るからな。」
クー乱「…それで、一体何しに来たんだ?」
ニャル夫「はっ決まってんだろジジイ」
ガッ
ニャル夫「真尋少年を、誘拐しに来たんだよ」
709:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:34:46.13:yoTLwVEcO (72/93)
真尋「………」
真尋「……え?」
クー乱「……何だお前、もう見つかったのか」
ニャル夫「ああ。ようやくだ。ようやく見つかった」
ニャル夫「ようやく、グレートウォールの外の世界の行き方、別の宇宙を見つけた」
ニャル夫「俺達は!これで第二段階の夢!”宇宙を支配した悪の帝王”から”全てを支配した悪の神”になる夢に変わり!追い求める時が来たのだ!!」
真尋「そっ…それに僕を連れて行くのか…!?」
ニャル夫「当然だ!何故ならお前は俺の相棒なのだからな!」
真尋「……相棒じゃない!それじゃぁ僕は人質だ!!」
ニャル夫「人質だろうが!それでもお前も立派な俺達の仲間なのだぁ!!ふぅーははははは!!!」
真尋「ぐぅ…!やっぱり勝手な奴だよお前は!!」
クー乱「……良いねぇ、若いねぇ」
クー乱「俺も連れてって貰えないもんかなぁ。見てみたいぜ。誰も見た事のない宇宙の外」
ニャル夫「何故俺が敵の大将を引き入れなければいけないのだ。却下だ」
クー乱「そっかぁ、そりゃ残念だ」
ニャル夫「それに、お前は俺についてこれるだろ。例え俺が次元を越えても」
クー乱「………かかっ」
クー乱「違いねぇ」
真尋「………」
真尋「……え?」
クー乱「……何だお前、もう見つかったのか」
ニャル夫「ああ。ようやくだ。ようやく見つかった」
ニャル夫「ようやく、グレートウォールの外の世界の行き方、別の宇宙を見つけた」
ニャル夫「俺達は!これで第二段階の夢!”宇宙を支配した悪の帝王”から”全てを支配した悪の神”になる夢に変わり!追い求める時が来たのだ!!」
真尋「そっ…それに僕を連れて行くのか…!?」
ニャル夫「当然だ!何故ならお前は俺の相棒なのだからな!」
真尋「……相棒じゃない!それじゃぁ僕は人質だ!!」
ニャル夫「人質だろうが!それでもお前も立派な俺達の仲間なのだぁ!!ふぅーははははは!!!」
真尋「ぐぅ…!やっぱり勝手な奴だよお前は!!」
クー乱「……良いねぇ、若いねぇ」
クー乱「俺も連れてって貰えないもんかなぁ。見てみたいぜ。誰も見た事のない宇宙の外」
ニャル夫「何故俺が敵の大将を引き入れなければいけないのだ。却下だ」
クー乱「そっかぁ、そりゃ残念だ」
ニャル夫「それに、お前は俺についてこれるだろ。例え俺が次元を越えても」
クー乱「………かかっ」
クー乱「違いねぇ」
710:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:35:37.74:yoTLwVEcO (73/93)
ニャル夫「では…サラバだジジイ!!この事はニャル子にも伝えるが良い!!この俺がまた真尋少年を誘拐したとなぁ!!」
真尋「離せぇー!!離せぇええ!!!」
クー乱「そうだな。言っておくよ。真尋君も、皆にお土産よろしくなー」フリフリ
真尋「ちょっおい!!警視総監!!助けろよ!!アンタの職員が攫われそうなんだぞ!?」
クー乱「まぁ大丈夫だろ。ちゃんと部下にも奪還命令出しとくし。それに」
クー乱「面白そうだから、攫われてくれや」ニヤァ
真尋「こっこの野郎ぉぉおおおおおおお!!!!」
ニャル夫「ふぅーははははは!!では行くぞ相棒!!新天地へ!!!」
真尋「だから!僕はまだ行くとは言ってな―――」
フッ
クー乱「……ったく」
クー乱「羨ましいくらいに馬鹿でかい夢を持ちやがって。」カチンッ
クー乱「…頑張れよ、ニャル夫」
ニャル夫「では…サラバだジジイ!!この事はニャル子にも伝えるが良い!!この俺がまた真尋少年を誘拐したとなぁ!!」
真尋「離せぇー!!離せぇええ!!!」
クー乱「そうだな。言っておくよ。真尋君も、皆にお土産よろしくなー」フリフリ
真尋「ちょっおい!!警視総監!!助けろよ!!アンタの職員が攫われそうなんだぞ!?」
クー乱「まぁ大丈夫だろ。ちゃんと部下にも奪還命令出しとくし。それに」
クー乱「面白そうだから、攫われてくれや」ニヤァ
真尋「こっこの野郎ぉぉおおおおおおお!!!!」
ニャル夫「ふぅーははははは!!では行くぞ相棒!!新天地へ!!!」
真尋「だから!僕はまだ行くとは言ってな―――」
フッ
クー乱「……ったく」
クー乱「羨ましいくらいに馬鹿でかい夢を持ちやがって。」カチンッ
クー乱「…頑張れよ、ニャル夫」
711:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:36:24.83:yoTLwVEcO (74/93)
【ニャル夫宇宙船】
ニャル夫「ふぅーはははは!!ただいま帰還したぞぉ!!皆!!」
真尋「…………」
ニャル夫「これで、仲間は全員集めた!!ではマイホーム!目的地を指定する!!」
≪了解しました。ニャル夫様≫
ニャル夫「目的地は…宇宙の外だ!!そこで俺達は全てを手に入れる!!」
真尋「……なぁ、ニャル夫?」
ニャル夫「おう、何だ?」
真尋「仲間……全員……だよな…?」
ニャル夫「そうだが」
真尋「でも…僕が見た感じ……!!」
真尋「すっげぇ増えてるんだけど!?」
【ニャル夫宇宙船】
ニャル夫「ふぅーはははは!!ただいま帰還したぞぉ!!皆!!」
真尋「…………」
ニャル夫「これで、仲間は全員集めた!!ではマイホーム!目的地を指定する!!」
≪了解しました。ニャル夫様≫
ニャル夫「目的地は…宇宙の外だ!!そこで俺達は全てを手に入れる!!」
真尋「……なぁ、ニャル夫?」
ニャル夫「おう、何だ?」
真尋「仲間……全員……だよな…?」
ニャル夫「そうだが」
真尋「でも…僕が見た感じ……!!」
真尋「すっげぇ増えてるんだけど!?」
712:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:38:15.47:yoTLwVEcO (75/93)
ダゴン「えー?別に気のせいじゃねぇの?」
ダゴン2「久しく船に居なかったから、狭く感じてるだけだろ」
ダゴン3「ねぇー」
ニャル夫「ああ、またダゴンが増えていたのか。少し自乗しろ」
真尋「いや違う!明らかに増えてる!仲間が!!」
ヒュドラ「あっはっはぁ!何を言っている!私達は元から仲間じゃないか!!」
ハス田中「そうだ!俺達は前世よりもずっと昔から繋がっているマブダチだぜ!!」
真尋「ほら!全然知らない人が居るもん!!どっから取って来たんだこいつら!!」
ニャル夫「ああ、紹介してなかったっけか。こいつは俺の友達でハスター族最強の男だそうだ」
ハス田中「よろしくな相棒!」ビシッ
真尋「…この人も僕の事相棒って呼ぶつもりなの?」
ダゴン「そしてこのボーイッシュさんはニャル夫が全てを支配した暁には世界の半分を貰う予定のヒュドラだ」
ヒュドラ「そしてゆくゆくは、この私が全宇宙を手に入れてニャル夫に代わり、悪の帝王になるのだっ!!」
ニャル夫「ははは。絶対にさせねぇからな!!」
ヒュドラ「言っていろ。この全宇宙で最も”絶対悪”は、この私だぁああ!!!」ビシー
ダゴン「えー?別に気のせいじゃねぇの?」
ダゴン2「久しく船に居なかったから、狭く感じてるだけだろ」
ダゴン3「ねぇー」
ニャル夫「ああ、またダゴンが増えていたのか。少し自乗しろ」
真尋「いや違う!明らかに増えてる!仲間が!!」
ヒュドラ「あっはっはぁ!何を言っている!私達は元から仲間じゃないか!!」
ハス田中「そうだ!俺達は前世よりもずっと昔から繋がっているマブダチだぜ!!」
真尋「ほら!全然知らない人が居るもん!!どっから取って来たんだこいつら!!」
ニャル夫「ああ、紹介してなかったっけか。こいつは俺の友達でハスター族最強の男だそうだ」
ハス田中「よろしくな相棒!」ビシッ
真尋「…この人も僕の事相棒って呼ぶつもりなの?」
ダゴン「そしてこのボーイッシュさんはニャル夫が全てを支配した暁には世界の半分を貰う予定のヒュドラだ」
ヒュドラ「そしてゆくゆくは、この私が全宇宙を手に入れてニャル夫に代わり、悪の帝王になるのだっ!!」
ニャル夫「ははは。絶対にさせねぇからな!!」
ヒュドラ「言っていろ。この全宇宙で最も”絶対悪”は、この私だぁああ!!!」ビシー
713:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:40:08.05:yoTLwVEcO (76/93)
アフーム「…ふん。悪を美化しただけのただの下等チンピラが」
ダゴン「そして皆知ってる、泣き虫小娘アフームちゃんだ」
アフーム「悪意がある!その説明には悪意があるぞダゴォォオオン!!!」ボォオォオオオ
ダゴン「ぎゃぁぁあああああああああああ……冷たくなぁーい☆」キャピッ
アフーム「ムギギギギギギギギギ!!!!」
アズ「全く…騒がしいですね。うるさくて料理に集中できないですよ」
ラグナラ「このメイドさんは!私の大好きなお世話さんのアズって人なんだよ!」
アズ「ああ…ラグナラ様……大好きだなんて…そんな…」ボトボトボトボト
ナイア「わぁ、スープに大量の鼻血が流れて入ってるよ」
ニャル夫「もう喰えないなあれ」
真尋「…じゃなくて!どうしてこんなにいっぱい居るんだよ!!」
ナイア「ええー、そんなに増えたかなぁー」フワフワ
真尋「ナイアさん!貴方の周りに飛んでる大量の光は何でしょうか!?」
ナイア「え?前に見ただろう僕の惑星の住民さぁ。皆も宇宙旅行したいとかで連れてきたんだよ」
ダゴン「いつか誰かがハエと間違えて殺しそうだよな」
ナイア「まぁ大丈夫だよ。そのくらいなら死なないから。くぷくぷくぷ」
真尋「はぁ……もう何がなんだか……」
アフーム「…ふん。悪を美化しただけのただの下等チンピラが」
ダゴン「そして皆知ってる、泣き虫小娘アフームちゃんだ」
アフーム「悪意がある!その説明には悪意があるぞダゴォォオオン!!!」ボォオォオオオ
ダゴン「ぎゃぁぁあああああああああああ……冷たくなぁーい☆」キャピッ
アフーム「ムギギギギギギギギギ!!!!」
アズ「全く…騒がしいですね。うるさくて料理に集中できないですよ」
ラグナラ「このメイドさんは!私の大好きなお世話さんのアズって人なんだよ!」
アズ「ああ…ラグナラ様……大好きだなんて…そんな…」ボトボトボトボト
ナイア「わぁ、スープに大量の鼻血が流れて入ってるよ」
ニャル夫「もう喰えないなあれ」
真尋「…じゃなくて!どうしてこんなにいっぱい居るんだよ!!」
ナイア「ええー、そんなに増えたかなぁー」フワフワ
真尋「ナイアさん!貴方の周りに飛んでる大量の光は何でしょうか!?」
ナイア「え?前に見ただろう僕の惑星の住民さぁ。皆も宇宙旅行したいとかで連れてきたんだよ」
ダゴン「いつか誰かがハエと間違えて殺しそうだよな」
ナイア「まぁ大丈夫だよ。そのくらいなら死なないから。くぷくぷくぷ」
真尋「はぁ……もう何がなんだか……」
714:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:40:34.97:yoTLwVEcO (77/93)
珠緒「まぁまぁ八坂君。仲間は多いほうが楽しいじゃない?」
真尋「そうだけど、これはただのカオス……」
真尋「って珠緒ぉぉおおおおおおおおお!?何でこの船に乗ってるんだぁあああああ!?」
ニャル夫「ああ、それは―――」ガシッ
真尋「どういう事だニャル夫…!返答によってはタダでは済まさんぞ…!?」
珠緒「落ち着いて八坂君!これは私が頼んだ事なんだよ!」
珠緒「だって、宇宙の外を初めて見るんでしょ!?そんなの、ワクワクしないわけが無いじゃん!!」フンッフンッ
ニャル夫「…どこから嗅ぎ付けたのか、気づいたら宇宙船に乗ってたんだよ」
真尋「…はぁ~…何だよこれ…全くもう」パタリッ
珠緒「まぁまぁ八坂君。仲間は多いほうが楽しいじゃない?」
真尋「そうだけど、これはただのカオス……」
真尋「って珠緒ぉぉおおおおおおおおお!?何でこの船に乗ってるんだぁあああああ!?」
ニャル夫「ああ、それは―――」ガシッ
真尋「どういう事だニャル夫…!返答によってはタダでは済まさんぞ…!?」
珠緒「落ち着いて八坂君!これは私が頼んだ事なんだよ!」
珠緒「だって、宇宙の外を初めて見るんでしょ!?そんなの、ワクワクしないわけが無いじゃん!!」フンッフンッ
ニャル夫「…どこから嗅ぎ付けたのか、気づいたら宇宙船に乗ってたんだよ」
真尋「…はぁ~…何だよこれ…全くもう」パタリッ
715:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:42:03.85:yoTLwVEcO (78/93)
余市「沢山叫んだね八坂君。疲れただろう?コーヒーあるよ」
真尋「ああ。ありがとう余市……――」グイー
真尋「」ブフゥー!!
真尋「よっ余市ぃぃいいいいい!!!????」
ニャル夫「ああ、そいつも――」ガシッ
真尋「殺す…!今度は絶対に殺す……!!」ゴゴゴゴゴゴ
ニャル夫「おっ落ち着けぇええ!!落ち着け相棒ぉ!!!これも俺のせいじゃないんだって!!」
余市「ふふ。僕もちょっと面白そうだなって思って」
余市「暮井君から誘われてついて来たら、いつの間にかここに居たんだ」
真尋「…………」
珠緒「やっやだなぁー八坂君!そんな怖い目で見ないでよ!」
真尋「……そもそも」
真尋「帰って来た時に、時間の流れが違うから地球がある時に戻ってこれるのか分からんぞ…!」
ナイア「その心配はないさぁ。」カチリ
ナイア「この船のアップグレードを繰り返し、今のバージョンは凄い事になってるからねぇ」
ナイア「時間移動だってお手の物。いつでも好きな時間に地球の好きな日に帰れるようになったんだよぉ」クプクプクプ
真尋「…なんだよそれ。最早何でもありじゃん」
余市「沢山叫んだね八坂君。疲れただろう?コーヒーあるよ」
真尋「ああ。ありがとう余市……――」グイー
真尋「」ブフゥー!!
真尋「よっ余市ぃぃいいいいい!!!????」
ニャル夫「ああ、そいつも――」ガシッ
真尋「殺す…!今度は絶対に殺す……!!」ゴゴゴゴゴゴ
ニャル夫「おっ落ち着けぇええ!!落ち着け相棒ぉ!!!これも俺のせいじゃないんだって!!」
余市「ふふ。僕もちょっと面白そうだなって思って」
余市「暮井君から誘われてついて来たら、いつの間にかここに居たんだ」
真尋「…………」
珠緒「やっやだなぁー八坂君!そんな怖い目で見ないでよ!」
真尋「……そもそも」
真尋「帰って来た時に、時間の流れが違うから地球がある時に戻ってこれるのか分からんぞ…!」
ナイア「その心配はないさぁ。」カチリ
ナイア「この船のアップグレードを繰り返し、今のバージョンは凄い事になってるからねぇ」
ナイア「時間移動だってお手の物。いつでも好きな時間に地球の好きな日に帰れるようになったんだよぉ」クプクプクプ
真尋「…なんだよそれ。最早何でもありじゃん」
716:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:42:45.27:yoTLwVEcO (79/93)
ニャル夫「何でもアリくらいが丁度良いだろ。俺達はまだ誰も見た事の無い宇宙を見るんだからな!」
真尋「…………」
ニャル夫「それに、ナイアのアップグレードでまさかのデウス・エクス・マキナ無しでブラックホールワープが使えるようになったしな」
ナイア「あの玉が無くなったのはキツイけど、今の私の技術もハンパ無いからねぇー」クプクプクプ
ニャル夫「本当、いつかお前に追い越されそうで怖いよ俺は。」
ニャル夫「まぁいい。お前が手下の間はこき使ってやるとして、ではこれより!新天地に向かってマイホームよブラックホールワープを――」
真尋「ごめん…悪いけど無理だ」
ニャル夫「何でもアリくらいが丁度良いだろ。俺達はまだ誰も見た事の無い宇宙を見るんだからな!」
真尋「…………」
ニャル夫「それに、ナイアのアップグレードでまさかのデウス・エクス・マキナ無しでブラックホールワープが使えるようになったしな」
ナイア「あの玉が無くなったのはキツイけど、今の私の技術もハンパ無いからねぇー」クプクプクプ
ニャル夫「本当、いつかお前に追い越されそうで怖いよ俺は。」
ニャル夫「まぁいい。お前が手下の間はこき使ってやるとして、ではこれより!新天地に向かってマイホームよブラックホールワープを――」
真尋「ごめん…悪いけど無理だ」
717:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:44:55.46:yoTLwVEcO (80/93)
ニャル夫「えっ?」
ダゴン「おっ?」
ラグナラ「ええ!?」
ナイア「おやぁ?」
珠緒「んん!?」
余市「………」
ヒュドラ「何おっ!?」
アフーム「……ふん」
ハス田中「なっ…何でだよ相棒!何の理由があって!!」
真尋「俺はアンタの相棒じゃねぇよ!……別に、地球に残りたいからとかニャル子の事とか、そういうのじゃなくて」
真尋「それ以前の問題なんだ…」
ナイア「………」
真尋「…あの日以来、ニャル子は僕から離れるのは極端に嫌がって……」
真尋「いつか、誘拐されても大丈夫なように…僕の身体の中には強化GPSが埋め込まれたんだ」
真尋「それは、僕が男であり、八坂真尋のDNAである事で絶対に外されない」
真尋「僕がGPS圏外に出ると……いや、正しくは圏外から絶対に出られないようになってるんだよ」
真尋「出ようとすると、巨大な壁にぶつかって強制的に閉じ込められる…」
真尋「だから…僕の身体がここに有る限り……」
真尋「絶対に……この宇宙どころか銀河から出られない」
ニャル夫「えっ?」
ダゴン「おっ?」
ラグナラ「ええ!?」
ナイア「おやぁ?」
珠緒「んん!?」
余市「………」
ヒュドラ「何おっ!?」
アフーム「……ふん」
ハス田中「なっ…何でだよ相棒!何の理由があって!!」
真尋「俺はアンタの相棒じゃねぇよ!……別に、地球に残りたいからとかニャル子の事とか、そういうのじゃなくて」
真尋「それ以前の問題なんだ…」
ナイア「………」
真尋「…あの日以来、ニャル子は僕から離れるのは極端に嫌がって……」
真尋「いつか、誘拐されても大丈夫なように…僕の身体の中には強化GPSが埋め込まれたんだ」
真尋「それは、僕が男であり、八坂真尋のDNAである事で絶対に外されない」
真尋「僕がGPS圏外に出ると……いや、正しくは圏外から絶対に出られないようになってるんだよ」
真尋「出ようとすると、巨大な壁にぶつかって強制的に閉じ込められる…」
真尋「だから…僕の身体がここに有る限り……」
真尋「絶対に……この宇宙どころか銀河から出られない」
718:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:45:28.93:yoTLwVEcO (81/93)
ニャル夫「…………」
ダゴン「……えげつねぇなぁ…」
ナイア「……ふぅーん」
真尋「だから…ごめん。ニャル夫」
真尋「僕は…一緒に行けない…」
ナイア「あっヤバイ手が滑った!」カチリ
ビビビビビビビビビビビビビ
真尋「ぎゃぁぁああああああああああああああ!!!!!」
珠緒「やっ八坂くぅううん!?」
ハス田中「うぉおおおお!?おい大丈夫なのかニャル夫!?」
ニャル夫「……この光線は…まさか」
ニャル夫「………そうか、そういう事かナイア」
ニャル夫「…………」
ダゴン「……えげつねぇなぁ…」
ナイア「……ふぅーん」
真尋「だから…ごめん。ニャル夫」
真尋「僕は…一緒に行けない…」
ナイア「あっヤバイ手が滑った!」カチリ
ビビビビビビビビビビビビビ
真尋「ぎゃぁぁああああああああああああああ!!!!!」
珠緒「やっ八坂くぅううん!?」
ハス田中「うぉおおおお!?おい大丈夫なのかニャル夫!?」
ニャル夫「……この光線は…まさか」
ニャル夫「………そうか、そういう事かナイア」
719:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:46:33.66:yoTLwVEcO (82/93)
プスプスプスプスプスプス
ムクリ
真尋(♀)「…………」
ナイア「確かに、そのGPSはその人を”完全に”対象にしているから、強力なんだろうけど」
ナイア「逆手に取って、身体の構造を変えちゃったら……効果は発揮しない…」ニヤァ
珠緒「…おっおお!!八坂君が女の子になっちゃった!」
余市「これはこれは…何とも不可思議な道具だね」ニコ
ダゴン「よっしゃぁあああ!!これで女比が増えた!!女真尋ちゃんクラスタァァアアアア!!!セwクwハwラw日w々w再w開wwww」
ヒュドラ「ははは!何を言っているか分からないが、お前浮気する気満々だなぁ!?アンタのそういう所、結構嫌いだぜ!!」
アフーム「……さすがの私も、本気で怒るぞ?ダゴン」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハス田中「……………」
ハス田中「……かっ…」
ハス田中「可憐…だ……!」ドクン
プスプスプスプスプスプス
ムクリ
真尋(♀)「…………」
ナイア「確かに、そのGPSはその人を”完全に”対象にしているから、強力なんだろうけど」
ナイア「逆手に取って、身体の構造を変えちゃったら……効果は発揮しない…」ニヤァ
珠緒「…おっおお!!八坂君が女の子になっちゃった!」
余市「これはこれは…何とも不可思議な道具だね」ニコ
ダゴン「よっしゃぁあああ!!これで女比が増えた!!女真尋ちゃんクラスタァァアアアア!!!セwクwハwラw日w々w再w開wwww」
ヒュドラ「ははは!何を言っているか分からないが、お前浮気する気満々だなぁ!?アンタのそういう所、結構嫌いだぜ!!」
アフーム「……さすがの私も、本気で怒るぞ?ダゴン」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハス田中「……………」
ハス田中「……かっ…」
ハス田中「可憐…だ……!」ドクン
720:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:47:48.89:yoTLwVEcO (83/93)
真尋(♀)「…………」
ニャル夫「…さて、これでお前を縛り付ける物は無くなった」
ニャル夫「それで、お前は何をしたいんだっけ?」
真尋(♀)「………なんだよ」
真尋(♀)「妹を頼んだぞって…言ったのは誰だと思ってやがる…」
ニャル夫「アイツの事は関係ない。絶対に迎えに来るしな」
ニャル夫「それまで、俺と一緒にまた、夢を追いかけて、色んな惑星に行って」
ニャル夫「…また、楽しく騒ごうぜ。相棒!!」
真尋(♀)「………はっ。だから…相棒じゃねぇって…言ってるだろ」
ニャル夫「ふっ。残念ながら諦めろ。この船に乗ったからには!お前は俺の相棒と呼ば――――」
グイッ
真尋(♀)「…………」
ニャル夫「…さて、これでお前を縛り付ける物は無くなった」
ニャル夫「それで、お前は何をしたいんだっけ?」
真尋(♀)「………なんだよ」
真尋(♀)「妹を頼んだぞって…言ったのは誰だと思ってやがる…」
ニャル夫「アイツの事は関係ない。絶対に迎えに来るしな」
ニャル夫「それまで、俺と一緒にまた、夢を追いかけて、色んな惑星に行って」
ニャル夫「…また、楽しく騒ごうぜ。相棒!!」
真尋(♀)「………はっ。だから…相棒じゃねぇって…言ってるだろ」
ニャル夫「ふっ。残念ながら諦めろ。この船に乗ったからには!お前は俺の相棒と呼ば――――」
グイッ
721:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:48:16.20:yoTLwVEcO (84/93)
::::::::::::: : :.' ヽ:::ノ /// l::::/::::::/ /辷 }|:::::::::::::::::}
::::::::::::: : :i f'´ |:/::::::::′ { リl::::::::::::::::::.
___:::::::::::::{ ', /イ:::::: / //:::::::::::::::::::|
..八:::::::::::| | / {::::::/ / /::::::::::::::::::::::
\ ハ ヽ、 _l:::: ′ {:::::::::::::::::::::::::::|
( \:{ ノ) /|:::' |::::::::::::::::::::::::::::
`ヽ_人 \ ^ 、 !::,′ 乂::::::::::::::::::::::::|
`ー--、 「 ヽ__{ 」/イ¨ヽ ( >ー 、::::::::::
:::::::::::: l ヽ _ ーァ_ノ ゚ 八:∧ l::::::::ヽ / `ヽ、:|
::: ::::::::::| > / / \ \ヽ\:::::} / \
:::::::::/ _/ /_ _.X⌒ヽ、 ヽ{ ヽ:|./
--イ =辷三彡へ _.r一′ ゙¨ー=ヽ、 >´¨{
<ー--- 乂___、 ’,| | .′
\ / ヽ ’! | /
ヽ ヽ、 } { /
\ } ヽ /
::::::::::::: : :.' ヽ:::ノ /// l::::/::::::/ /辷 }|:::::::::::::::::}
::::::::::::: : :i f'´ |:/::::::::′ { リl::::::::::::::::::.
___:::::::::::::{ ', /イ:::::: / //:::::::::::::::::::|
..八:::::::::::| | / {::::::/ / /::::::::::::::::::::::
\ ハ ヽ、 _l:::: ′ {:::::::::::::::::::::::::::|
( \:{ ノ) /|:::' |::::::::::::::::::::::::::::
`ヽ_人 \ ^ 、 !::,′ 乂::::::::::::::::::::::::|
`ー--、 「 ヽ__{ 」/イ¨ヽ ( >ー 、::::::::::
:::::::::::: l ヽ _ ーァ_ノ ゚ 八:∧ l::::::::ヽ / `ヽ、:|
::: ::::::::::| > / / \ \ヽ\:::::} / \
:::::::::/ _/ /_ _.X⌒ヽ、 ヽ{ ヽ:|./
--イ =辷三彡へ _.r一′ ゙¨ー=ヽ、 >´¨{
<ー--- 乂___、 ’,| | .′
\ / ヽ ’! | /
ヽ ヽ、 } { /
\ } ヽ /
722:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:48:45.07:yoTLwVEcO (85/93)
ラグナラ「っ!!!!!!!!!」
ナイア「……おおー」
ダゴン「ファッ!?」
ヒュドラ「おおー!!」
アフーム「ほう……」ゴクリ
アズ「………」
ハス田中「」
珠緒「…おおっ!?」
余市「おやおや」
ラグナラ「っ!!!!!!!!!」
ナイア「……おおー」
ダゴン「ファッ!?」
ヒュドラ「おおー!!」
アフーム「ほう……」ゴクリ
アズ「………」
ハス田中「」
珠緒「…おおっ!?」
余市「おやおや」
723:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:49:26.63:yoTLwVEcO (86/93)
ニャル夫「…………」
ニャル夫「っ!!!!!」////////////
真尋(♀)「……ぷはっ」パッ
ニャル夫「なっなっ…ななっ!きっ貴様ぁあ!?」
ラグナラ「唇奪われた……」
ラグナラ「王子様の唇が奪われたぁあああ!!私だって唇はまだなのにぃいいいい!!!」ピィイイイイイ
アズ「唇は”まだ”……?」
アズ「…貴様…一体ラグナラ様に”どこ”にキスされたぁぁぁぁ…!!」ゴゴゴゴゴゴゴ
ダゴン「へいニャル夫ぉ!お前、このままホモコース一直線行っとくかぁwwwww」
ダゴン2「今ならwwwwスタジオノーデンスがwwwww男優募集してるwwwwww」
ニャル夫「うっうるさい!これしきの事!俺は怯まぬ!媚びぬ!へつらわぬ!!!!」
アフーム「…意味が若干違っているような気がするぞ」
ヒュドラ「くははは!所詮キスぐらいでうろたえるようでは、悪の帝王としてまだまだだな!!」
ハス田中「……ダチ公…そうか……あれはダチ公の女だったのか……」
ハス田中「…すまねぇダチ公!俺はお前の女を少しでも猥褻な目で見ちまった!許してくれぇ!!!」ガバッ
ニャル夫「ああもう畜生!面倒臭ぇ!!!」
ニャル夫「…………」
ニャル夫「っ!!!!!」////////////
真尋(♀)「……ぷはっ」パッ
ニャル夫「なっなっ…ななっ!きっ貴様ぁあ!?」
ラグナラ「唇奪われた……」
ラグナラ「王子様の唇が奪われたぁあああ!!私だって唇はまだなのにぃいいいい!!!」ピィイイイイイ
アズ「唇は”まだ”……?」
アズ「…貴様…一体ラグナラ様に”どこ”にキスされたぁぁぁぁ…!!」ゴゴゴゴゴゴゴ
ダゴン「へいニャル夫ぉ!お前、このままホモコース一直線行っとくかぁwwwww」
ダゴン2「今ならwwwwスタジオノーデンスがwwwww男優募集してるwwwwww」
ニャル夫「うっうるさい!これしきの事!俺は怯まぬ!媚びぬ!へつらわぬ!!!!」
アフーム「…意味が若干違っているような気がするぞ」
ヒュドラ「くははは!所詮キスぐらいでうろたえるようでは、悪の帝王としてまだまだだな!!」
ハス田中「……ダチ公…そうか……あれはダチ公の女だったのか……」
ハス田中「…すまねぇダチ公!俺はお前の女を少しでも猥褻な目で見ちまった!許してくれぇ!!!」ガバッ
ニャル夫「ああもう畜生!面倒臭ぇ!!!」
724:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:50:04.52:yoTLwVEcO (87/93)
真尋(♀)「…お前はまた、僕を誘拐したんだ。だったら…」
真尋(♀)「また、最後まで連れてってくれよ。相棒」ニコリ
ニャル夫「………はっ」
ニャル夫「んなもん、当然だろうが」
ニャル夫「俺達は!この宇宙全てを一度支配した大悪党だ!!」
ニャル夫「そんな偉大な悪党に!!最早できない事は無い!!」
ニャル夫「見ていろお前ら!!今から俺はお前等を新天地へと連れて行く!!」
ニャル夫「そこで!誰も見た事無い景色を手に入れてやるのだぁ!!」
――――ブツッ――――
ニャル子≪おんどりゃぁああああああああ!!!クソ兄貴ぁああああああああああ!!!!≫
ニャル夫「えっ」
真尋(♀)「…お前はまた、僕を誘拐したんだ。だったら…」
真尋(♀)「また、最後まで連れてってくれよ。相棒」ニコリ
ニャル夫「………はっ」
ニャル夫「んなもん、当然だろうが」
ニャル夫「俺達は!この宇宙全てを一度支配した大悪党だ!!」
ニャル夫「そんな偉大な悪党に!!最早できない事は無い!!」
ニャル夫「見ていろお前ら!!今から俺はお前等を新天地へと連れて行く!!」
ニャル夫「そこで!誰も見た事無い景色を手に入れてやるのだぁ!!」
――――ブツッ――――
ニャル子≪おんどりゃぁああああああああ!!!クソ兄貴ぁああああああああああ!!!!≫
ニャル夫「えっ」
725:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:50:43.02:yoTLwVEcO (88/93)
ニャル子≪よくもまた!私の真尋さんを誘拐してくれましたねぇええ!?≫
ニャル子≪今度こそ!!原形とどめない程に形容し難い死体にしてやりますわぁああああああ!!!!≫
ダゴン「ちょっ嘘。もうバレたの?」
ラグナラ「はっ…早くない!?」
アフーム「当然だ。惑星保護機構は優秀な者が集まる。ここを探知できるのも容易い事だろう」
ヒュドラ「だったらそれ早く言って!!」
珠緒「今の、ニャル子ちゃんの声だよね。…これは楽しくなってまいりました」ニヤニヤ
余市「ふふ。八坂君はこんな楽しそうな状況に居たんだね」
真尋(♀)「…クー乱さん。今言ったのか。だとしたら、ちょっと遅いなぁ」
ニャル夫「…ふん。どうやら喋りすぎたようだな」
ニャル子≪よくもまた!私の真尋さんを誘拐してくれましたねぇええ!?≫
ニャル子≪今度こそ!!原形とどめない程に形容し難い死体にしてやりますわぁああああああ!!!!≫
ダゴン「ちょっ嘘。もうバレたの?」
ラグナラ「はっ…早くない!?」
アフーム「当然だ。惑星保護機構は優秀な者が集まる。ここを探知できるのも容易い事だろう」
ヒュドラ「だったらそれ早く言って!!」
珠緒「今の、ニャル子ちゃんの声だよね。…これは楽しくなってまいりました」ニヤニヤ
余市「ふふ。八坂君はこんな楽しそうな状況に居たんだね」
真尋(♀)「…クー乱さん。今言ったのか。だとしたら、ちょっと遅いなぁ」
ニャル夫「…ふん。どうやら喋りすぎたようだな」
726:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:53:23.21:yoTLwVEcO (89/93)
ニャル夫「百聞は一見にしかず!マイホーム!全力であいつらから逃げ、目的地へと向かうのだ!!」
≪あいあいさーニャル夫様。ブラックホールワープを開始します≫
ニャル夫「よぉーし!掴まってろよお前等!!今度のワープは超早いからな!!」
ナイア「さすがに、デウス・エクス・マキナがあった時程強くないけどねー」クプクプクプ
ラグナラ「了解!しっかり捕まってるよ!!王子様愛してるぅ!」
アズ「愛してる…!?ニャルラトホテプ…貴様…いつか殺す」
ダゴン「狂気の冒険のwwwww始まりだぜぇえーwwwwwww」
ヒュドラ「いよっしゃぁああ!!行くぜ!全てを支配しに!!」
アフーム「…惑星保護機構を辞めてまで来たんだ。せいぜい楽しませてくれよ」
ハス田中「おっしゃぁああ!!超楽しみだぜダチ公ぉぉおお!!早く発進させてくれぇぇええええ!!!!」
珠緒「さぁさぁ!この膨大で偉大な冒険!この暮井珠緒!!全部書き記させていただきます!」
余市「ふふ。まさに何でも来い…だね」
真尋(♀)「……はは。全く、前より騒がしい旅になりそうだ」
真尋(♀)「……愛してるぜ。相棒」
ニャル夫「よし掴まったな!ではマイホーム!!新しい夢の初出を祝って……」
ニャル夫「発進!!!!!」カチッ
ニャル夫「百聞は一見にしかず!マイホーム!全力であいつらから逃げ、目的地へと向かうのだ!!」
≪あいあいさーニャル夫様。ブラックホールワープを開始します≫
ニャル夫「よぉーし!掴まってろよお前等!!今度のワープは超早いからな!!」
ナイア「さすがに、デウス・エクス・マキナがあった時程強くないけどねー」クプクプクプ
ラグナラ「了解!しっかり捕まってるよ!!王子様愛してるぅ!」
アズ「愛してる…!?ニャルラトホテプ…貴様…いつか殺す」
ダゴン「狂気の冒険のwwwww始まりだぜぇえーwwwwwww」
ヒュドラ「いよっしゃぁああ!!行くぜ!全てを支配しに!!」
アフーム「…惑星保護機構を辞めてまで来たんだ。せいぜい楽しませてくれよ」
ハス田中「おっしゃぁああ!!超楽しみだぜダチ公ぉぉおお!!早く発進させてくれぇぇええええ!!!!」
珠緒「さぁさぁ!この膨大で偉大な冒険!この暮井珠緒!!全部書き記させていただきます!」
余市「ふふ。まさに何でも来い…だね」
真尋(♀)「……はは。全く、前より騒がしい旅になりそうだ」
真尋(♀)「……愛してるぜ。相棒」
ニャル夫「よし掴まったな!ではマイホーム!!新しい夢の初出を祝って……」
ニャル夫「発進!!!!!」カチッ
727:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:54:07.12:yoTLwVEcO (90/93)
..___, .、 `''ー ,,,, ゝ l l .'、.!
. | ` .| + \゙''-./
.`'''ー- ..,,,,゙.... xi;;imニ"''^゙゙´ ヽ 。 *
,へ、 *
,/ ゝ│ +
。 / i' .! _,,,.. -''ツ
/ 1 / │ o 。 _....-,―''''''"゙゙゙゙゙´ /
! / ! .! _/゛ .. -'''゙" / /
l " ,,. l ,r'"フ r'" ゛,/
. 。 l '‐ ゛ ,i'} l彡./ / .".''''' ._,, -'″
l / / " _..-'"
. `゙″  ̄''''''''''''''''''''″ __
o o =7\ // ̄
_、ー―,_,(,)―____
。 〈〈_〈〈 ̄ /ー-〈〈∋⊃
_,,,.. -''ツ *  ̄ ̄  ̄ ̄
_....-,―''''''"゙゙゙゙゙´ / , _,
. _/゛ .. -'''゙" / ./ + : ., へ、 。 │  ̄´`'
. r'" ゛,/ ,/ ゝ│ |,
. / .".''''' ._,, -'″ 。 ./ i' .! .ヽ '、,.゛
. / " _..-'" + * / 1 / │ .\ ヽ
 ̄''''''''''''''''''''″ ! / ! .! ヽ
,へ、 。 ,i彡.、 l " ,,. l o ゙'‐
,/ ゝ│ ,..-'"゛ .! .l '‐ ゛ ,i'} .,,,、
/ i' .! / .、 .l l / |゛ `''-、ヽ
/ 1 / │ / ./ │ `゙″ l .ヽ ..l l
! / ! .! / ./ .,.. / * .l ! .lヽ
l " ,,. l / / .'i ″ / .l ! '、 ! ゝ
【這い寄れ!ニャル夫さん】……始
..___, .、 `''ー ,,,, ゝ l l .'、.!
. | ` .| + \゙''-./
.`'''ー- ..,,,,゙.... xi;;imニ"''^゙゙´ ヽ 。 *
,へ、 *
,/ ゝ│ +
。 / i' .! _,,,.. -''ツ
/ 1 / │ o 。 _....-,―''''''"゙゙゙゙゙´ /
! / ! .! _/゛ .. -'''゙" / /
l " ,,. l ,r'"フ r'" ゛,/
. 。 l '‐ ゛ ,i'} l彡./ / .".''''' ._,, -'″
l / / " _..-'"
. `゙″  ̄''''''''''''''''''''″ __
o o =7\ // ̄
_、ー―,_,(,)―____
。 〈〈_〈〈 ̄ /ー-〈〈∋⊃
_,,,.. -''ツ *  ̄ ̄  ̄ ̄
_....-,―''''''"゙゙゙゙゙´ / , _,
. _/゛ .. -'''゙" / ./ + : ., へ、 。 │  ̄´`'
. r'" ゛,/ ,/ ゝ│ |,
. / .".''''' ._,, -'″ 。 ./ i' .! .ヽ '、,.゛
. / " _..-'" + * / 1 / │ .\ ヽ
 ̄''''''''''''''''''''″ ! / ! .! ヽ
,へ、 。 ,i彡.、 l " ,,. l o ゙'‐
,/ ゝ│ ,..-'"゛ .! .l '‐ ゛ ,i'} .,,,、
/ i' .! / .、 .l l / |゛ `''-、ヽ
/ 1 / │ / ./ │ `゙″ l .ヽ ..l l
! / ! .! / ./ .,.. / * .l ! .lヽ
l " ,,. l / / .'i ″ / .l ! '、 ! ゝ
【這い寄れ!ニャル夫さん】……始
728:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:55:13.58:yoTLwVEcO (91/93)
――――これは―――――
――――全宇宙を支配した絶対悪を名乗る偉大な帝王と仲間達が―――――
――――正義を名乗る人たちに追いかけられながらも―――
――――誰も見た事の無い新世界を探し求め、雄大な旅をした―――――
――――この宇宙の誰よりも輝いた男の物語である―――――
――――これは―――――
――――全宇宙を支配した絶対悪を名乗る偉大な帝王と仲間達が―――――
――――正義を名乗る人たちに追いかけられながらも―――
――――誰も見た事の無い新世界を探し求め、雄大な旅をした―――――
――――この宇宙の誰よりも輝いた男の物語である―――――
729:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:55:42.82:yoTLwVEcO (92/93)
`守ニ=z-_
寸三三ニ-
_ Ⅷ三三三} _
}弋 _Ⅷ三ニニ〈 _ -=´ニ=-_
}三三三三三三三三三三三三三三三三三\
_}三三三三二ニ= ¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄7三三三三',
{三三三} ,4=-_ ./三三三少´
}三三7 _ -=ニ二三三ニヽ/´¨¨¨¨´
ⅧニⅣ `寸三三三三彡゚´ ̄
. ⅧⅣ `¨¨¨¨¨¨¨´ __
`¨´ _ -=≦三三三三≧+.
`寸三三三三三三三三三三三三三}
`マ三三三≦´ ̄ |三三}  ̄`¨´
`¨ ̄}三ニ}. l三三{
/i三Ⅳ .l三三l ヽ
,4i三Ⅳ l三ニ{ 》.、
/三三/ l三ニ} l三{__
.+ニ,+゚ lニニ{ }三ニ}
4三/ Ⅵニ\___ _ -=≦三ニむ
4E/ `寸:三三三三三三三三三い}
_/>゚ `マ三三三三三三三ニ彡´
 ̄ `¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´
`守ニ=z-_
寸三三ニ-
_ Ⅷ三三三} _
}弋 _Ⅷ三ニニ〈 _ -=´ニ=-_
}三三三三三三三三三三三三三三三三三\
_}三三三三二ニ= ¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄7三三三三',
{三三三} ,4=-_ ./三三三少´
}三三7 _ -=ニ二三三ニヽ/´¨¨¨¨´
ⅧニⅣ `寸三三三三彡゚´ ̄
. ⅧⅣ `¨¨¨¨¨¨¨´ __
`¨´ _ -=≦三三三三≧+.
`寸三三三三三三三三三三三三三}
`マ三三三≦´ ̄ |三三}  ̄`¨´
`¨ ̄}三ニ}. l三三{
/i三Ⅳ .l三三l ヽ
,4i三Ⅳ l三ニ{ 》.、
/三三/ l三ニ} l三{__
.+ニ,+゚ lニニ{ }三ニ}
4三/ Ⅵニ\___ _ -=≦三ニむ
4E/ `寸:三三三三三三三三三い}
_/>゚ `マ三三三三三三三ニ彡´
 ̄ `¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´
730:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 12:57:54.55:yoTLwVEcO (93/93)
これで、このスレのssは終わりです。
約1ヶ月半かかりましたが、ここまで見てくれてありがとうございました。
これで、輝いたニャル夫の物語はおしまいです。
これで、このスレのssは終わりです。
約1ヶ月半かかりましたが、ここまで見てくれてありがとうございました。
これで、輝いたニャル夫の物語はおしまいです。
731:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 13:46:53.98:in++Pkr70 (2/2)
最っっっっ高に乙!!
ssでここまで熱くなれたのは久々だ
最っっっっ高に乙!!
ssでここまで熱くなれたのは久々だ
732:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 13:57:36.12:YdKrbZL1O (1/1)
乙、圧倒的乙!
皆キャラたってて、話も最高にハッピーで、もう本当に良かった。
長いこと、お疲れ様でした。ありがとう!
乙、圧倒的乙!
皆キャラたってて、話も最高にハッピーで、もう本当に良かった。
長いこと、お疲れ様でした。ありがとう!
733:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:03:16.48:9Vq1r8jcO (1/1)
乙!
最高に面白かったです!
乙!
最高に面白かったです!
734:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:53:05.72:n1ueaSsLO (1/7)
735:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:53:35.25:n1ueaSsLO (2/7)
次に、アフームとヒュドラ
次に、アフームとヒュドラ
736:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:54:58.57:n1ueaSsLO (3/7)
737:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:57:14.76:n1ueaSsLO (4/7)
738:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 14:59:34.33:n1ueaSsLO (5/7)
739:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 15:03:34.63:n1ueaSsLO (6/7)
740:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 15:07:31.09:n1ueaSsLO (7/7)
741:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 15:47:41.11:uK41OfJeO (1/1)
乙でした
面白かったせいかすらすら読めたわ
乙でした
面白かったせいかすらすら読めたわ
742:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 16:03:44.25:Oz6uW8wk0 (1/1)
いやはや面白かった乙
いやはや面白かった乙
743:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 18:18:19.50:3AmRSexN0 (1/1)
今更だが>>1の過去作とかあれば知りたい
今更だが>>1の過去作とかあれば知りたい
744:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 20:43:41.86:YDRYh+1QO (1/1)
とても良かった。最高だったよ乙
とても良かった。最高だったよ乙
745:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 21:13:33.54:6gYMhdHvO (1/1)
>>1の貼った絵を保存したら、何か住所ついてるんだけど、これ大丈夫か?
愛知県民?
まあ、それはそれとして乙!
>>1の貼った絵を保存したら、何か住所ついてるんだけど、これ大丈夫か?
愛知県民?
まあ、それはそれとして乙!
746:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/16(水) 23:44:48.57:wEEdcWKJO (1/1)
返信遅れました。沢山の感想ありがとうございます。
過去に作ったもので、紹介できるものは少ないですが
・やる夫達は現代入りするようです。
・やる夫達は現代入りしたようです。
・秘封霖倶楽部
の三本です。上二つは別の板で投下しましたが、下は少し特殊な場所に投下しています。一番下はホラーなので注意が必要です。
ありがとうございました。
返信遅れました。沢山の感想ありがとうございます。
過去に作ったもので、紹介できるものは少ないですが
・やる夫達は現代入りするようです。
・やる夫達は現代入りしたようです。
・秘封霖倶楽部
の三本です。上二つは別の板で投下しましたが、下は少し特殊な場所に投下しています。一番下はホラーなので注意が必要です。
ありがとうございました。
747:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/17(木) 03:48:44.99:V20HGkWcO (1/1)
乙
乙
748:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/17(木) 05:59:06.45:noiTm6C/o (1/1)
乙
乙
749:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/17(木) 06:49:53.54:HlLxmfLiO (1/1)
何度読み返しても真尋君のヒロイン力が半端ない
何度読み返しても真尋君のヒロイン力が半端ない
750:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/17(木) 07:25:59.07:nIIflS3f0 (1/1)
読んでみるわ
次回作も楽しみにしてる
読んでみるわ
次回作も楽しみにしてる
751:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/17(木) 14:25:10.51:vgSsH1y90 (1/1)
乙でありました
他策も読んでみるよ
乙でありました
他策も読んでみるよ
752:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/23(水) 00:02:20.26:cWTnP5h10 (1/1)
面白かったお疲れ様
面白かったお疲れ様
コメント 0