1 ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 22:14:04.09h+xYnDslO (1/6)

女勇者「なに?」

魔剣士「僕達二人だけでですか!?」

女勇者「何言ってんのよ、もちろん仲間は募集するわ。
    でも、魔物のアンタと人間のアタシ、二人が組めば最初ぐらいは怖いもの無しよ!」

魔剣士「た、たしかに僕は魔物ですけど…うぅ、不安に押しつぶされそう…」

女勇者「オスならシャキッとしなさい!」

魔剣士「男なら、にしてくださいよぉ…」

女勇者「さ、行くわよ、悪魔退治に!」

魔剣士「待ってぇー!?」


ガサガサ…


魔剣士「!…ちょっと待ってください!」

女勇者「待ってる暇はないわよー!」

魔剣士「えぇー!?……でも、いま何かが僕達を見てたような…」




「…危険分子、確認」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438348444



2 ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 22:21:32.92h+xYnDslO (2/6)

※不適切な安価(明らかな荒らし、範囲を定めてる時に範囲外のもの、グロ、極端なエロ、等)は安価ずらしとします
※安価次第でエロも入るけど、描写に期待しないでください…

※直接繋がる前スレ
淫魔「安価とコンマで魔王をやっつけるんだ!」勇者「ちょっと待て」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433295599/

勇者「魔王と仲良くなってから」淫魔「ボクたちの思い出」【R-18】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433653060/


3 ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 22:23:57.91h+xYnDslO (3/6)

開始は23時30分の予定です


4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/07/31(金) 22:57:30.79V6Pe0p5xo (1/1)

魔剣士って魔剣を扱う人間じゃ無いのか?


5 ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 23:32:31.65h+xYnDslO (4/6)

>>4
「魔」物の「剣士」で魔剣士のつもりでしたが、その方向をすっかり忘れてました…
種族は近い内に決めるとして、とりあえずスタートします


6 ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 23:39:06.11h+xYnDslO (5/6)

女勇者「今日も良い天気!アタシの剣が光って唸る!」

魔剣士「唸ってどうするんですか!…というより唸るって!?」

女勇者「こうやってブォンって」ブォン!
魔剣士「わっ!?」

女勇者「アハハ、ごめんごめん!」

魔剣士「ゴメンじゃないですよぉ…僕が(↓1)じゃなかったら死んでましたよ!」


7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/07/31(金) 23:39:45.99rWGMosFWO (1/1)

魔法少女


8その発想はなかった! ◆/ZsuQ/MGAE2015/07/31(金) 23:52:38.78h+xYnDslO (6/6)

魔剣士「僕が魔法少女じゃなかったら死んでましたよ!」

女勇者「ごめんってば…」

魔剣士「…まぁ、元気なのは良いことなんですけど…」

女勇者「にしても、魔法少女って魔物の区分だったのね…アタシも最近知ったわ」

魔剣士「魔法少女って言っても、人間の魔法使いさんとはあまり変わらないんです。
    違いは…」
女勇者「変身すると、限界が解けて魔力を効率的に使える、でしょ?」

魔剣士「それもありますけど、やっぱり魔物なので結構頑丈なんですよ」

女勇者「…変身しなくても?」
魔剣士「しなくても、です」

女勇者「へぇー…アンタはそれに加えて剣術も扱える…って、色々と卑怯な気がしてきたわ」

魔剣士「えぇー…」

女勇者「ま、前衛はアタシがやるから、アンタは後衛でも良いのよ?」

魔剣士「僕は剣士なんですってば!」

女勇者「…これは、次の町で魔法使い募集したほうが良いかな?」

魔剣士「ですね、出来れば回復魔法が使える人が嬉しいです」

女勇者「乗った!それじゃ、ちゃっちゃと行くわよ!」

魔剣士「って、置いてかないでぇー!?」


9 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 00:03:17.68XN++W0m7O (1/29)

山沿いの町・酒場


女勇者「ちょっと良い?」

「どうされました?」

女勇者「この酒場に、魔法がガンガン使える人はいない?」

「うーん…魔物と講和して以降、冒険する人が減ってているかどうかが分からないんですよ」

女勇者「探して!いたらアタシのもとに連れてきて!」

「分かりました。ご期待に添えなかった場合は申し訳ありません」



魔剣士「どうでした?」

女勇者「手応え薄いわ…魔物と仲良くなったから、腑抜けちゃった感じかなー」

魔剣士「やっぱり…僕が言うのも何ですけど、魔物が敵だったから鍛えられてたのがあったんでしょうか」

女勇者「ま、無駄に命のやり取りをしなくて済むのはかなり大きいけどね。
    ところで、何食べるか決まった?」

魔剣士「僕はこのグラタンで。女勇者さんは?」

女勇者「アタシはこっちのパイにしとく」

「お待たせしました。魔法使いですが、(↓1)」


※コンマ
33以下/残念ながらいませんでした…
34~79/最近登録された方がいました
80以上/ちょうどベテランの方が戻って来てまして
50か00/(別の何かが起こる)


10以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 00:05:00.44D3CmlUFc0 (1/3)

a


11 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 00:10:35.07XN++W0m7O (2/29)

「魔法使いですが、最近登録された方がいました」

女勇者「…オッケー、その人を連れてきて!     あと、グラタンとパイを1つずつね」

「かしこまりました」



魔剣士「…魔法に関しては、魔王が何でも使えるんだって聞きました」

女勇者「そういえば、アタシが勇者になった時に絵で見たなー…」


・・・・・
・・・



12 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 00:11:53.10XN++W0m7O (3/29)

>>11修正

「魔法使いですが、最近登録された方がいました」

女勇者「…オッケー、その人を連れてきて!
    あと、グラタンとパイを1つずつね」

「かしこまりました」



魔剣士「…魔法に関しては、魔王が何でも使えるんだって聞きました」

女勇者「そういえば、アタシが勇者になった時に絵で見たなー…」


・・・・・
・・・



13 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 00:31:33.49XN++W0m7O (4/29)

平原の都・王城


女「えっと…呼びました?」

大臣「これっ!口がなっとらんぞ!」
王「大臣、この娘は民草ゆえ、どんな口を聞けば良いのか分からんのだろう。
  娘、普段通りの口で良いぞ」

女「あぁ、はい…」

王「それで要件じゃが、最近この世界に悪魔が現れての…魔物と仲が良くなった矢先にこれじゃ。
  そして占いのものに聞いてみれば、お主が勇者の素質ありと聞く」

女「勇者?あの魔物と仲良くなったきっかけを作った?」

王「左様。今は当時の仲間ともども、魔王に仕えてるそうじゃ。
  それはさておき…娘、お主にこの悪魔討伐を依頼したい」

女「急だなー…そもそもアタシ、魔物とはまともに戦ってないし」

王「しかし、獣を狩る手伝いはしてたのだろう?」

女「まあ…オカンは病弱、妹は小さいし、そもそも男が親父しかいないしで、手伝ってたけど…」

王「その経験を活かすのじゃ。儂からは(↓1)と(↓2)ゴールドを餞別に与えよう」

※安価制限
(↓1)は選択肢
1/木の剣と革の鎧
2/銅の剣と鉄の鎧
3/鋼の剣と鋼の鎧

(↓2)は数字を4桁書いてください
それをコンマ1の位で割ります(0の時は2倍)


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 00:31:51.04oMfMV4kiO (1/1)

1


15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 00:32:36.93yKIVtOBDO (1/2)

3000


16 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 01:09:27.07XN++W0m7O (5/29)

王「大臣、例のものを持ってまいれ」

大臣「はっ!」

女「餞別って、アタシが勇者として旅立つのは覆せない?」

王「左様。唐突で申し訳ないが、今は娘にしか頼めぬのじゃ。
  ただし、旅立つのならば娘の家族の生活を支援させてもらうぞ?」

女「家族の支援…本当だね?」

王「誓約書を書いても良いぞ」

女「…分かった、信じるよ。でも、家族に挨拶はさせて」

王「もちろんじゃ。ただし、勇者となって14日以内に娘は一度この都を出てもらわねばならぬ…よろしいかの?」

女「…分かった、それだけあれば準備できるよ」

王「すまぬの…」

大臣「王様、こちらが品でございます」

王「よしよし…娘、ちとこちらへ」

女「はい…」

王「まずは装備品じゃが、木の剣と革の鎧じゃ」

女「えっと…」

王「不安なのはわかるが、続きがある。
  木の剣は…近くの森に神木と祀られる木があるのは知ってるかの?」

女「うん、アタイらはそこが狩場だし」

王「その神木より削り出された、霊験を含む剣じゃ」

女「ええっ!?神様に怒られちゃうって!」

王「相応の供物を捧げ、感謝の念を込めて部分的に切り取らせてもらったのじゃよ。
  お主に合うよう、幅広にしておる」

女「そっか…じゃあ、革の鎧は?」

王「この都の革職人の技術と意地が詰められた、鉄にも負けぬ鎧じゃ。
  更に都の魔術師が更に強化を施したゆえ、軽さと硬さを兼ね備えた出来…と職人が申しておったな」

女「へぇー…!」

王「そして1000ゴールド、これだけあれば少なくとも14日は持つはずじゃ。
  旅の資金ゆえ、自分と旅の仲間のために使うのじゃぞ」

女「分かった!ところで…王様、ちょっと聞いて良い?」

王「どうした?」

女「あの絵の女の子がさっきからすごく気になってて…」

王「ああ、これは魔物の王である魔王の肖像画じゃ。
  女の子とは言うが、おそらく儂よりも何倍長く生きてるのではないかのう?」

女「そうなんだ…勇者になれば、いつか会えたりする?」

王「かもしれんのう…さあ、出発の時じゃ!
  娘…改め女勇者よ!悪魔を払う旅に出よ!」

女「はいっ!」



・・・
・・・・・


17 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 01:20:01.74XN++W0m7O (6/29)

女勇者「まさか魔王があんな可愛らしい魔物だったなんてねー」

魔剣士「魔物でも人間に近い見た目の種族って結構いますから。
    僕達魔法少女しかり、後吸血鬼もそうですね」

女勇者「へぇー…ちなみに魔王ってどんな種族?」

魔剣士「公表してないんですよ、それが」

女勇者「ふーん?」

「ごめんください!」

女勇者「お?もしかして魔法使いかい?」

「はい、私が魔法使いですっ!」

「こちらがご紹介できる魔法使いなのですが…よろしいですか?」

女勇者「ん、採用!よろしく、魔法使いクン!」

魔法使い「はいっ!」

「後、こちらがご注文のグラタンとパイになります。
 魔法使いさんの注文は、もう少しお待ちいただいてよろしいですか?」

魔法使い「大丈夫ですっ!」

女勇者「それじゃ、お先に頂きます!」
魔剣士「いただきます」


18 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 01:28:16.74XN++W0m7O (7/29)

山沿いの町近辺


女勇者「んー…まずは悪魔がどこにいるかだよね」

魔剣士「仲良くなったとはいえ、未だ人を襲う魔物がいるのも問題なんですよね…」

魔法使い「あのっ…いいですかっ?」

女勇者「はい魔法使いクン」

魔法使い「最近、山の方で凶暴な魔物が出たって話なんですっ」

女勇者「ほほう?」
魔剣士「詳しく聞かせてください!」

魔法使い「えっと…(↓2)な魔物が出てきて…」


19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 01:37:04.86tqgAjnbTO (1/1)

マウンテンゴリラ


20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 01:37:24.52JJG4I4RNO (1/1)

服だけ溶かすスライムの大群


21 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 01:47:16.97XN++W0m7O (8/29)

魔法使い「スライムの大群が出てきて…」

女勇者「スライム?厄介なのが来たわね」

魔剣士「でも、それなら魔法使いさんがバーっと撃ったらなんとかなりそうですけど…」

魔法使い「私はそこまで出来ませんっ…それに…」

魔剣士「それに…?」

魔法使い「そのスライム、衣服が大好物みたいなんですっ」

女勇者「…もしかして、服を溶かされて?」

魔法使い「はいっ…」

女勇者「衣服を好んで溶かすスライム…厄介なの引いちゃったなー
    魔剣士クン、頼んで良い?」

魔法使い「えっ?魔剣士さんって剣士なんじゃ…」

女勇者「魔法も出来るというズルい子なのよこれが!」

魔剣士「もー…分かりました、なんとかしてみます!」

女勇者「それじゃ、山に行きましょうか!」


22 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 02:01:14.06XN++W0m7O (9/29)

山のふもと


女勇者(うわー…うぞうぞいるわ)

魔法使い(スライムは放っておくと増殖するんですっ)

女勇者(それは知ってるけど…しかしなんで衣服なんて好んで食べる?んだろうね?)

魔法使い(…この山には、衣服のもとになる糸を吐き出す虫が生息してるんですっ)

女勇者(なーるほど)



魔剣士「ん…これぐらいなら、変身せずとも行けるでしょうか」

ガサッ!

魔剣士「…そう…もうちょっと…今!火炎魔法・改!」ゴオッ!



女勇者(なかなかやるじゃん!)

魔法使い(でもっ…)

女勇者(増殖を許さない速度で狩ればいいんでしょ?)

魔法使い(そうではないんですっ)


(↓1)コンマ
24以下/魔剣士「…ちょっと待って、ペースが速すぎる!」
26~74/「あら、こんな所でコソコソと何を?」
76以上/魔剣士「これで、終わりです!氷雪魔法・改!」パキィン
00と25の倍数/(別の誰かが乱入する)


23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 02:02:21.19pX6efN7sO (1/1)

ぽい


24 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 02:12:05.34XN++W0m7O (10/29)

魔剣士「…ちょっと待って、ペースが速すぎる!」


魔法使い(あわわ…あのままではっ!?)

女勇者(…魔法使いクン、魔力は十分溜まってるね?)

魔法使い(はいっ…でも、魔剣士さんほどの魔法は)
女勇者(使えるのならそれでいいの。援護に行くわよ!)


魔剣士「ダメ…押し切られる…!」

ガササッ!

魔法使い「火炎魔法っ!」ボッ

女勇者「ふんっ!」ベチャッ

魔剣士「女勇者さん!それに魔法使いさんも!?」

女勇者「…本当に神木の剣なんだ、これ。
    さ、アンタたちもどんどん片付けていこう!」

魔剣士「は、はい!」

魔法使い「これを…こう…雷撃魔法・改っ!」バチッ!


25 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 02:31:31.90XN++W0m7O (11/29)

・・・・・

女勇者「これで、最後ぉ!」グチャッ

魔剣士「こ…これで、片付いた…!」

魔法使い「はぁ…はぁ…!」

女勇者「…んー…残念ながら違うみたい」

魔剣士・魔法使い「「ええっ!?」」

女勇者「いるんでしょ、親元さん」

「あら、気づかれてたのね?」

女勇者「そりゃ感覚が途切れないもの、何かいることを疑っちゃうよね」

魔法使い(人間型の…スライムっ…!)

「あらあら…」

女勇者「さて、アタシは何も全滅させようって来たわけじゃないんだ。
    でもまずは…ちゃんと人間に謝ってほしいんだよね」

「…無理な相談」
スパッ
「…ね…」

女勇者「…アタシは元狩人だって、言い忘れてた。
    あくまでも襲ってくるなら、迎撃するしか無いし」

バシャッ

女勇者「…はぁ…」

魔法使い「あの、女勇者さんっ」 

女勇者「なーに?」

魔法使い「どうして、ため息をしたんですかっ?」

女勇者「呼吸の一つまで見られるとは参ったね!
    魔物を殺しちゃったから。これでいいかい?」

魔剣士「女勇者さん…そこまで気に病まなくても」
女勇者「気に病んじゃうのがアタシだと思ってちょうだい。
    さ、一度町に戻りましょ!」

魔剣士「…女勇者さん…」


26 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 02:36:53.38XN++W0m7O (12/29)

山沿いの町・酒場


女勇者「…と言う事で、山のスライムは全て討伐。報告おしまい」

「お疲れ様でした。これで被害が収まると思いますよ」

女勇者「んー…」

「…あの」

女勇者「何?」

「犯罪者の討伐、感謝します」

女勇者「(↓2)」


※選択肢
1/犯罪者…そういうのもあるのか!
2/えー…


27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 02:38:31.89yKIVtOBDO (2/2)

ksk


28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 09:20:54.74D3CmlUFc0 (2/3)

2


29 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 13:07:21.62XN++W0m7O (13/29)

女勇者「えー…」

「…何か、気に障ることでも…?」

女勇者「いや、討伐するしか無かったアタシは悪い子だな、って」

「そうですか…しかし、魔物と仲が良くなったとはいえ、未だ人を襲う魔物はいますから。
 それどころか、最近の犯罪は人間と魔物と結託する事も少なくありません」

女勇者「それでも、殺すよりは捕まえたほうが良いよね?」

「出来れば…ですね」

魔剣士「女勇者さーん!」

女勇者「おっと、話し込んじゃった。最後に、悪魔の情報知らない?」

「(コンマ↓1)」


※コンマ
3の倍数/そういえば…
そうではない/ごめんなさい、知らないですね…


30以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 13:38:55.83TpTAaZlMO (1/2)

はい


31 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 14:08:53.55XN++W0m7O (14/29)

「ごめんなさい、知らないですね…」

女勇者「オッケー、いろいろ話し込んじゃってごめんね」

「いえいえ…皆様の旅の無事をお祈りします」


魔法使い「どうでしたかっ?」

女勇者「報奨金はもらえたけど、悪魔の情報はないねー」

魔剣士「難しいですね…」

女勇者「悪魔の中には、人間や魔物に取り付いた話もあるし…厄介だわ」

魔法使い「…この後、どうしましょう?」

女勇者「(↓1)」


※選択肢
1/次の荒野の町に行こうかなって
2/一度平原の都に戻っちゃう?
3/ここと反対側に砦近くの街っていうのがあるんだけどさ


32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 14:11:30.33uYSN9PMqO (1/1)

2


33 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 14:20:48.81XN++W0m7O (15/29)

女勇者「一度平原の都に戻っちゃう?」

魔剣士「えっ!?」

魔法使い「都ですかっ」

女勇者「そうそう。よく考えたら都で情報収集してないし!
    魔法使いクンも都を見てみたいでしょ?」

魔法使い「見てみたいのですが…」

魔剣士「今戻ったら都の警護に怒られたりしませんか!?」

女勇者「事情は説明するし、大丈夫大丈夫!」

魔剣士「はぁ…捕まったらなんとかしてくださいよ?」

女勇者「もー、不安になりすぎだってば!」


34 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 14:27:49.57XN++W0m7O (16/29)

平原の都・中央広場


女勇者「怒られるとか無かったね」ペロペロ

魔剣士「気のせいだったのは良いんですけどね」ペロペロ

魔法使い「…これ、すっごく美味しいですっ!」

女勇者「そういえば魔法使いクンは初めてだったかー!
    これこそが都で流行りの新しい氷菓子、ソフトクリームなのだ!」

魔剣士「女勇者さんがドヤ顔してどうするんですか!」

魔法使い「ンムンム…ごちそうさまでしたっ!」


・・・・・


魔剣士「それで、情報はどうでしたか?」


※コンマ
女勇者(↓1)/15以上か00で聞き出せた
魔法使い(↓2)/下1桁が4・8・0のどれかで聞き出せた
魔剣士(↓3)/奇数なら聞き出せた


35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 14:32:19.88TpTAaZlMO (2/2)

はい


36以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 14:35:01.53qRkuaaaQO (1/1)

それ


37以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 15:09:28.364C0xi7JHO (1/2)

やー


38 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 15:22:09.60XN++W0m7O (17/29)

女勇者「もちろん、聞き出せたよ。アンタたちは?」

魔法使い「ごめんなさいっ、話を聞きづらくて…」

魔剣士「良い情報はありませんでした…」

女勇者「んー…結構聞き出しづらいのね」

魔剣士「ちなみに女勇者さんの情報とは?」

女勇者「荒野の町で、最近異様に決闘が増えてるんだってさ。
    もちろん死者も増えてる。問題は…」 
魔剣士「町に誰かが引っ越してきてから、ですか?」

女勇者「ま、そうなんだよね。それじゃ、行って戻ってだけど荒野の町に出発!」

魔法使い「待ってくださいっ、ソフトクリームをもう一つっ!」

女勇者「はいはい。気に入っちゃった?」

魔法使い「はいっ!」


39 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 15:27:08.61XN++W0m7O (18/29)

・・・・・


女勇者「そういや気にしてなかったんだけどさ」

魔法使い「はいっ?」

女勇者「魔法使いクンって、性別どっちだっけ?」

魔剣士「今!?」

女勇者「いやー、聞こう聞こうと思って忘れちゃってさー」

魔法使い「私は(↓1)ですっ」


40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 15:29:16.64J6alteNzO (1/1)

ふたなり


41 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 15:40:06.36XN++W0m7O (19/29)

魔法使い「私はふたなりですっ!」

女勇者「…ふたなり?」
魔剣士「えっ…えっ!?」

魔法使い「…胸はないですけどっ」

女勇者「いやいや貧乳も利点だよ…ってそうじゃなくてね?」

魔剣士「ど、どういうこと…ですか?」

魔法使い「えっと…脱いだほうが早いですっ」ガシッ
魔剣士「待って待って!」

女勇者「これはまた変な子を拾っちゃったね!」

魔法使い「変…ですよね…」

女勇者「気にしなくてもいいんじゃない?魔剣士クンも性別がコロコロ変わるみたいだしね」

魔剣士「勇者さん!?」

魔法使い「コロコロ変わるんですかっ!」

魔剣士「コロコロは変わりませんからね!?」

女勇者「ちなみに心の中ではどっちのつもり?」

魔法使い「心ですか…(↓1)ですっ」


※安価制限
「男」「女」のどちらか片方で答えて下さい


42以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 15:41:43.58TT589bGbO (1/1)




43 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 15:50:51.82XN++W0m7O (20/29)

魔法使い「心ですか…女ですっ」

女勇者「なら女の子として振る舞えばいいと思うわよ?」

魔法使い「はいっ」

女勇者「さて、魔剣士クン」

魔剣士「はい?」

女勇者「魔法使いクンの面倒、今後はアタシが見るわ。
    覗き禁止でよろしく」

魔剣士「分かりました、女性なら仕方ないですよね」

魔法使い「女勇者さん…」

女勇者「はい、話はおしまい!そろそろ町に着くわよ…って!?」

魔剣士「えっ…ええっ!?」

魔法使い「…こ、絞首…刑…です、かっ…!?」

女勇者「…魔法使いクン、顔を伏せなさい」

魔法使い「はいっ…」

女勇者「魔剣士クンは平気?」

魔剣士「…正直、平気ではないです」

女勇者「じゃあ顔を伏せてなさい」

魔剣士「ごめんなさい…」

女勇者「…ふう…死体を入り口に晒すなんて何考えてるんだろうね、まったく」


44 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 16:00:32.99XN++W0m7O (21/29)

荒野の町・酒場兼宿屋(宿屋)


女勇者「…何なのよこの町」

魔法使い「ゲ…ゲェ…」

魔剣士「かなり、深刻ってことでしょうか」

女勇者「悪魔に憑かれた結果が…町の至るところに死体?
    そりゃ王様も討伐してこいって言うわけだよ…」

魔法使い「ゲホッ…気持ち悪い…です…」

女勇者「横になってなさい。全く、どうしてくれようかな」

魔剣士「まずは悪魔がどこにいるか、ですね」

女勇者「そうなんだけど…考えても仕方ないか。アタシが起きてるからアンタも寝なさい」

魔剣士「では、お言葉に甘えます…」



女勇者「さて、どうしようか…(↓1)」

※コンマ
39以下/魔法使いの体を調べちゃおうか
40~80/見てないで、こっちに来なよ
81以上/…今回はアタシが一肌脱ぐかぁ
00or50/(誰かが来る)


45以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 16:01:59.32xjyjuQK3O (1/1)




46 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 16:16:47.72XN++W0m7O (22/29)

女勇者「…魔法使いの体を調べちゃおうか」


魔法使い「うぅ…」フルフル

女勇者「…トラウマになっちゃったかなこれは。
    でも容赦なく見ちゃおっと」

シュルシュル…

女勇者「…(↓1)、玉は(↓2)のかー」


※安価制限・コンマ
(↓2)は「ある」「ない」のどちらかで答えてください
また、2レスの安価のコンマ合計が160以上だと魔法使いが起きます(00は0とみなす)


47以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 16:29:37.90SCdVbnzCO (1/1)

巨根すぎてパンツから半分はみでてる



48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 16:32:12.41NUU+hp2YO (1/1)

ある


49 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 16:39:23.76XN++W0m7O (23/29)

女勇者「…うわ、でかすぎ!?」

魔法使い「ん、うぅん…」

女勇者「…大声出しちゃったけど大丈夫かな?
    しっかし…パンツからはみ出しちゃってるじゃん。これで…」
フニッフニッ
    「…本気じゃないっぽいのが凄いよね。それに玉もあるのかー」

魔法使い「うぅ…やめて…こないで…!」

女勇者「…夢は時々酷いよね。アタシが(↓2)」


※選択肢
1/添い寝してあげよう
2/書き換えてあげよう
3/…いや、手出し不要かな?


50以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 16:40:12.22d84gpMenO (1/1)

1


51以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 16:41:18.60UEn+pg9HO (1/1)

2


52 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 16:52:19.75XN++W0m7O (24/29)

女勇者「アタシが書き換えてあげよう」ズルッ


・・・・・


「あー…皮の中汚れちゃってるじゃん。流石にこれはばっちぃからなぁ」コシコシ

「…よしよし、しかしこれでも起きないなんてよっぽど縛られちゃってるのかな…と…ンム」

「ん、んむ、んむっ…」
(…入り切らないけど、先端だけでも結構イケるよね)

「んうっ、んっ…ぷはっ…うひゃー、これはでっかい事で!
 こうなると…アタシも疼いてきちゃったなー」


コンマ↓1
4で割った余りが…
割り切れる/「じゃ、アタシのお腹も書き換えてもらっちゃおう」
余り1/「ちょ、ちょっと!?」
余り2/「…我慢我慢。このままお口で満足してもらおっと」
余り3/「…えっと、女勇者さんっ!」


53以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 17:02:46.94cdlXLYmfO (1/1)




5494÷4=23余り2 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 17:19:56.12XN++W0m7O (25/29)

「…我慢我慢。このままお口で満足してもらおっと」パクッ

「モゴ…モゴ…ンー…」

「ン…?…モゴモゴモゴ」チュー
(このビクビクとしたのは…出しちゃえ!)

魔法使い「ん…あっ…あっ…!」ビクビクッ!

女勇者「ンー!!……ゲホッゲホッ、見た目通りに出すんだ…こぼしちゃった
    …けど、夢の中で出しちゃったせいにするなら、ちょっと飲んじゃったのは失敗かなー」

魔法使い「はぁ…はぁ…すぅ…すぅ……」

女勇者「起きない…でも、悪夢は書き換わったかな?
    さて、アタシも寝ないと。おやすみ、魔法使いクン」


55 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 17:44:15.93XN++W0m7O (26/29)

翌朝

女勇者「おっはよー…って、魔法使いは?」

魔剣士「着替えに時間がかかるそうで、まだ出てきてませんよ?」

女勇者(…あー、昨日のアレかな?)
   「ちょっと呼んでくるから、待ってて」



コンコン
女勇者「魔法使いクーン?」

魔法使い(ちょっと待っててくださいっ!)

女勇者「40秒で支度しな!なんてね」

ガチャ
魔法使い「お待たせしましたっ」

女勇者「おお、偉い偉い!」
   (よく見たらかなりゆったりしたローブだったね…そりゃあんなおっきいなんて気づけないか)



魔法使い「おはようございますっ」

魔剣士「おはようございます…昨日は眠れましたか?」

魔法使い「はいっ…」

魔剣士「そうですか…僕は散々でしたよ」

女勇者「昨日のアレがあったから仕方ないねー
    辛くなったら、無理せず言うのよ?」

魔剣士「はい…」

女勇者「じゃ、悪魔退治と行きますか!」

魔剣士「ちょっ、大声で言ったら」
「おう、悪魔が何だって?」

女勇者「悪魔を退治。やっつけちゃうって事だけど、何?」

「…へっ」
ガンッ!
女勇者「つっ…」

「かってぇな…」

魔剣士「女勇者さん!」

女勇者「あー、大丈夫…でも分かった。コイツ悪魔だわ」

魔法使い「ええっ!?」

「おいおい、決めつけは良くねぇな?」

女勇者「アタシの鎧は人の蹴りぐらい軽く止めるはずなんだけどね」

「たかが革の鎧でか?」

女勇者「アタシのは特注品だし」

魔剣士「…分かりました、確かにこの人は悪魔です。
    いえ、正確には悪魔に乗っ取られた人でしょうか」

「あんたもこのアマの肩を持つのか?」

魔剣士「ですね。さっきから人間でも魔物でもない魔力をまとってたら疑いますよ」

「…チッ」
ゲシッ
「うおっ!?」

女勇者「…人質なんて渡すわけ無いじゃん。ほら魔法使いクン!」

魔法使い「はいっ…!」

女勇者「…じゃ、決闘しようか?」

「テメーにゃ決闘もいらねぇ、死ね!」

女勇者「ふーん…」


56 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 18:02:46.04XN++W0m7O (27/29)

ザシュッ!

「えっ…がっ…?」

女勇者「木の剣も特注品ってわけ。神木の加護よ、悪しき魔を払え!」

フワッ…!

「な…やめろ、その光は!」

女勇者「破邪!」
「ぐわぁぁぁ!!」

カッ!

女勇者「…はい、完了。魔剣士クン、この人に回復魔法を掛ける!」

魔剣士「大丈夫なんですか!?」

女勇者「この人間は回復すれば十分、悪魔はさっき殺したから問題なし!」

魔剣士「分かりました…回復魔法」キラキラ…

魔法使い「…凄い、凄いですっ!」

女勇者「アンタも頑張れば伸びるし、言われる側になってみなさい!」

魔法使い「は、はいっ!」

女勇者(…ま、夜の方ではもう言われる側なんだけどね)

「…あれ、俺は…痛っ」

魔剣士「ああ、安静にしてください!」
女勇者「目は覚めた?」

「まだモヤがかかってるけど、なんとか…ところで、アンタらは?」

女勇者「悪魔退治専門の勇者。アンタは悪魔に憑かれてたってわけ
    そのせいで町が酷いことになってるよ?」

「えっ…なんだこれは!?」

女勇者「これが悪魔の影響。ほら、みんなに言ってちゃんと埋葬する!」

「あ、あぁ…!」

ギイッ

女勇者「…これで大丈夫っしょ」

魔剣士「しかし…もう数日は宿屋にこもらないと、ですね」

女勇者「だねー、魔法使いクンに良くな」
ヒュッ
女勇者「…いけど、その前の問題みたい」

魔法使い「小さな女の子ですっ…」

「……」

魔剣士「…何か、威圧感が…!」

女勇者「下がって…何か用?」

「…危険分子と確定。排除開始」シュッ

ドゴォ

女勇者「オゲッ…!?」
ドサッ

魔剣士「女勇者さん!!」

「…確定を解除。この者、魔神様の障害とならず」

魔法使い「魔神ですかっ…!?」

「…抗うのならば、砂漠の町にて待つ」ヒュン

魔法使い「砂漠の町っ…」

魔剣士「魔法使いさん、ちょっと手伝ってください!」

魔法使い「は、はい!」


57 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 18:08:49.63XN++W0m7O (28/29)

・・・・・

女勇者「ん…ゲェ…ゴホッ」

魔法使い「起きましたかっ?」

女勇者「なんとか…お腹が壊されるか思ったよ」

魔剣士「実際壊れかかってました。今は回復しましたが」

女勇者「ひぇー…」

魔剣士「女勇者さん、あの少女についてなにか知ってます?」

女勇者「いや何も。ひっどい子だったよねぇ」

魔剣士「あの子は一体…」

魔法使い「…あの子も、多分悪魔ですっ」

魔剣士「その理由は?」

魔法使い「魔神様の障害とならず…って言ってましたっ!」

女勇者「魔神…それが今回の大元ってことかな?」

魔法使い「砂漠の街にて待つ…とも言ってましたっ…急ぎましょうっ!」 

女勇者「うんうん、それじゃ、この町が片付いたら砂漠の町まで行こうか!」

魔剣士「…分かりました」


58 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 18:09:53.73XN++W0m7O (29/29)

更新再開は20時頃の予定です
ちなみに木の剣と革の鎧の設定は某アプリゲームを参考にしました


59以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 18:15:14.744C0xi7JHO (2/2)

一旦乙


60 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 20:01:39.89rEOlwMlZO (1/16)

砂漠地帯


女勇者「寒っ!」

魔剣士「砂漠は昼夜で温度差がありすぎるんですよ…
    魔法使いさんの知恵がなかったら凍えて倒れるところでした…」

魔法使い「石って、温めると結構続くんですっ!
     砂漠の夜でも、寒くないんですっ」

女勇者「本当にね…こんな寒いなんて砂漠ナメてた」

魔剣士「まあ、昼の暑い雰囲気の方が知れ渡ってるから仕方ないですね…」

魔法使い「…あれ、誰か倒れてますっ!」

女勇者「アレは…(↓1)?」


61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 20:03:18.58F/mWerRYO (1/1)

宇宙人


62 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 20:19:10.09rEOlwMlZO (2/16)

女勇者「アレは…ちょっと待って、何あれ!?」

タッタッタッ…

魔剣士「…人間でも、魔物でもない…?」

「…n…」

女勇者「あ、目が覚めた?」

「…d、drdskantgt!?」

魔法使い「え…えっと…?」

魔剣士「…魔物の言語にもない発音で、ちょっと…」

女勇者「とりあえず…アンタ、大丈夫なの?」

「a、ttwttni…………ん…んん゛っ!」

女勇者「どうしたの一体?」

「いえ、寒さで倒れてだけなのです…ところで、あなた方は誰ですか?」

女勇者「アタシは女勇者、でこっちの二人はそれぞれ魔剣士と魔法使いっていうんだけど」

魔剣士「魔剣士です…ところで、こちらも質問していいですか?」

「なんでしょう?」

魔剣士「あなたは一体何者でしょうか…」

「はい…あ、変身装置も機能してなかったんですか…ハッ!」ピカッ

女勇者「うわっ!?」

「…これで、あなた方に近い見た目になったと思いますが…」

魔法使い「人型になった…」

女勇者「でも、服がよく分からないものになってるね」

「私の星では、こういう服が基本ですので…申し遅れました。私、宇宙人と申します」

女勇者「宇宙人?」

宇宙人「ええ、この星の外からやってきたのですが、乗っていたものが墜落してしまって…
    いけない、この星の方に直接干渉してしまってはいけないのでした!」

魔剣士「えっと…どういう話をしてるのかさっぱり…」

宇宙人「さっぱりならそのままお忘れください。申し訳ありませんが、私のことは忘れていただきます…」スッ

女勇者「ちょっと!?」


コンマ↓1
4以下、もしくは95以上で阻止


63以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 20:20:32.80o/JTedj3o (1/3)

ぽい


64 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 20:26:05.71rEOlwMlZO (3/16)

ピカッ……




女勇者「…はっ!」

魔剣士「ここは…倒れてたのでしょうか?」

魔法使い「あれ…誰かと話をしてた気がする…」

女勇者「…とりあえず、急いで砂漠の町に行こう!寒い!」

魔法使い「ちょっと待ってください…火炎魔法っ!」ボッ

魔剣士「助かりました…では、行きましょうか」

魔法使い「はいっ!」





宇宙人「私と話をしてくれた生物よ…あなた方の行く先に、希望溢れん事を。
    さ、急いで乗り物を直さなくてはなりません!」


65 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 20:41:51.61rEOlwMlZO (4/16)

砂漠の町


女勇者「真っ暗…まあ真夜中だし仕方ないか」

魔剣士「…いえ、この暗さ、時間だけじゃないです…」

女勇者「どういうこと?」

魔剣士「…お二人共、まだ眠たくないですか?」

魔法使い「ちょっと、眠たいですっ…」

女勇者「アタシはそれほどでも?」

魔剣士「では、今の内に悪魔退治をやりましょう。
    この静寂の中に、荒野の町の悪魔と同じ魔力を感じるんです」

女勇者「オッケー、手を繋いでおいたほうが良いかな?」

魔法使い「ですねっ…はぐれさせられたら、大変ですっ」

魔剣士「では、行きましょう…!」


コンマ下1桁↓1
1と2/3~7/8と9/0
の4段階で変化


66以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 20:43:13.56D3CmlUFc0 (3/3)




67 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 20:56:05.11rEOlwMlZO (5/16)

・・・・・

女勇者「…なーるほど、魔剣士クンの予想は大当たりだね」

「グルルル…」

魔法使い「…怖いです…!」

女勇者「…肝心の魔剣士クンがはぐれてどうするの全く!
    魔法使いクンは改魔法をバンバン撃って!アタシは避けるから、アイツにぶつけることをだけを考えて!」

魔法使い「は、はい!」

「ゴァァァ!!」

女勇者「はぁっ!!」

魔法使い「こうして…雷撃魔法・改!」バチッ!

女勇者「振り回す!」ブォン!

「グルォォォ…!」


68 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 21:17:19.33rEOlwMlZO (6/16)

・・・・・

魔法使い「烈風魔法・改っ!」ビュオォ…

女勇者「てやぁぁ!」ブォン!

カチン!

「グルルル…」

女勇者「…かった!」

魔法使い「私の魔法も、弾かれてしまってます…」

女勇者「一撃…一撃でいいから通って欲しいんだけど!」

「爆発魔法・真!」

ドカァン!!

「グォァァ…!?」

女勇者「あいた…そこ!」ザクッ!

「グォォォォォ!」

女勇者「泣いて叫んでも、逃がすわけがない!破邪!」

カッ!



女勇者「うわわっ!」ドサッ

魔法使い「女勇者さんっ!」

女勇者「あいたたた…なんとか、倒せたけど」 
魔法使い「…ところで、先ほどの爆発魔法は…」

女勇者「…多分魔剣士クンじゃない?」

魔法使い「魔剣士さんですかっ!?」

「違いますよ」

女勇者「ん…他の子ならともかく、アタシにも隠すつもりかい?」

「…何言ってるのか分からないけど、魔法少女ソードクラブ、参上!」

女勇者(だからアタシの周りに魔法少女は一人しかいないんだってば)

魔法少女「でも…悪魔はもういないみたい。じゃあ、退散!」
シュッ
魔法少女「…バリアっ!」
フォン…バリン!ドゴッ!
魔法少女「きゃあっ!」
ドンガラガッシャーン!

女勇者「…あのバリア、結構頑丈そうだったんだけどなぁ」

「ものの障壁にならず…」

女勇者「でもまあ、わざわざ誘ってくれたんだし、ここで勝負しとこうか!」

「ふっ…」パチン!
ヒュッ

女勇者「一人増え…えぇぇぇっ!?!?」

魔法少女「どうしたんですかっ!?」

女勇者「(↓2)」


※選択肢
1/妹じゃん…家はどうしたのさ!?
2/ま、魔王!?
3/…誰だっけ?


69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 21:19:28.16o/JTedj3o (2/3)

1


70以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 21:19:33.25mnbtk+KhO (1/1)

3


71 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 21:47:20.65rEOlwMlZO (7/16)

女勇者「…誰だっけ?」

魔法使い「分からないんですかっ!?」

女勇者「いや、どっかで見たような気はするんだけど…思い出せないんだよね…」

「思い出せないなら、好都合…ここで終わりにしてあげるわ」

「以降を任せる…」ヒュッ

女勇者「あ、逃げた!」

「よそ見しない!」バチッ!

女勇者「いつっ…!」

魔法使い「こう…こう…火炎魔ほ」
「ちんたらしないの!」パキィン

魔法使い「ひゃっ!…手が…動かないっ…」

女勇者「あーらら、体が動かないや…」

「さぁ、おやすみなさ」
魔法少女「烈風魔法・真!」ビュオォ!

「きゃっ…!」

魔法少女「その人たちに、これ以上手は出させない!」

「…魔法少女ね…これは厄介かしら。」

魔法少女「閃光魔法!」カッ!
    「そのまま、氷雪」
「こらっ!」ドカッ!

魔法少女「ひゃっ…!」

「これじゃ女勇者の旅を終わらせるのは無理ね…
 あなた達、砂漠を抜けた先に湖があるから、そこに来なさい!」

女勇者「また無茶言うなぁ…!」

「無茶こそが私達の本分だもの…それじゃあね、修復魔法・極!」

女勇者「あ、ちょっと!」

魔法使い「…あれ、手が動かせます…」

女勇者「…んもー!!」


72 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 22:00:13.35rEOlwMlZO (8/16)

・・・・・


女勇者「…はぁ…また逃しちゃったよもう」

魔法使い「次は湖ですっ…どれくらいかかりますかっ?」

女勇者「そこまで掛からないはずだけど」

「女勇者さん!魔法使いさん!」

女勇者「おー、お帰り、魔剣士クン」

魔剣士「すいません…まさか僕がはぐれてしまうなんて…」

女勇者「いやいや、悪魔の体壊してくれたのはかなり助かったよ?」

魔剣士「は…はぁ?」

女勇者「またまたー」

魔法使い「魔法少女ソードクラブさんが、ドッカーンと吹き飛ばしてくれたんですっ!」

魔剣士「またソードクラブですか…一体僕になりすまして何をしてたんでしょう?」

女勇者(紐付けられると、不都合があるのかな?)
   「とにかく、アタシは疲れちゃったからさ…宿屋ってどこだっけ?」

魔法使い「宿屋はあっちですっ!」

女勇者「それじゃ、お休みにしよう!」


73 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 22:07:27.64rEOlwMlZO (9/16)

砂漠の町・宿屋


女勇者「3人でも足りない!」

魔剣士「いきなりどうしたんですか!?」

女勇者「3人じゃあの悪魔たちに勝てないのよ!
    後3人…いやせめて1人は増やしておきたい!」

魔剣士「それは確かに…」

魔法使い「私ももっと魔法を鍛えないとっ」

女勇者「…明日、探してみよ?この砂漠なら屈強な人がいるだろうし」

魔剣士「いればいいんですけどね…とにかく、それは明日ということで」

女勇者「それじゃお休み!」

魔剣士「はい、おやすみなさい」

魔法使い「…(↓2)」


※選択肢
1/おやすみなさいっ
2/ちょっと…眠れなさそうですっ


74以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:16:01.74LSKgaFEdO (1/1)

ksk


75以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:19:06.23o/JTedj3o (3/3)

1


76 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 22:28:19.89rEOlwMlZO (10/16)

魔法使い「…おやすみなさいっ」


・・・・・
翌朝


魔剣士「おはようございます」

魔法使い「おはようございますっ!」

女勇者「おっはよー、それじゃ人を探しますか!」

魔剣士「簡単に見つかるんでしょうか…」

女勇者「見つからなかったら…特訓だー!」

魔法使い「特訓ですっ!」 

魔剣士「僕は特訓の方がいいですけどね…」


コンマ↓1
33以下/魔剣士「やっぱりダメでしたね…特訓です!」
34~65/魔法使い「新しい魔物さんが来ましたっ!」
66~94/魔法使い「新しい人間さんが来ましたっ!」
00・50・95~99/女勇者「あれ、アンタって…!」


77以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:29:30.51IyZNzMbAO (1/3)

 


78以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:29:36.03Jl8kHMKYO (1/3)




79 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 22:35:44.70rEOlwMlZO (11/16)

・・・・・

魔法使い「新しい魔物さんが来ましたっ!」

女勇者「よくやったわ!それで、どんな魔物なの?」

魔法使い「えっと…(↓2)です!」


※安価制限
マーメイドや川姫など、水棲、もしくはそれに近い魔物や妖怪は不可


80以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:37:54.022EScx1tXO (1/1)

ラミア


81以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:38:03.47hXI/talIO (1/2)

下水道の精霊


82以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:38:06.94IyZNzMbAO (2/3)

大型触手


83以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:39:27.24+1rcxgKsO (1/1)

安価下かな


84以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 22:53:06.78hXI/talIO (2/2)

どうなる


85対象安価が水棲に近いので安価上に ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 23:00:52.06rEOlwMlZO (12/16)

魔法使い「ラミアさんですっ!」

女勇者「でかしたっ!」

ラミア「…えっと、私を雇いたいのって君たち?」

魔剣士「はい…僕達は悪魔を狩って行ってるのですが」

ラミア「悪魔狩り…ちょうど良い、私も乗るよ」

魔法使い「ありがとうございますっ!」

ラミア「じゃあ改めて…私はラミア。これでも一応回復魔法が得意なの。
    お世話になるわね」

女勇者「回復担当!それは凄い助かる!」

ラミア「…あー…ここまで援護ほとんどなしできたんでしょ?」

魔剣士「僕が一応回復魔法を使えますが…援護という援護はあまり…」

ラミア「ならお姉さんに任せなさい。私がどんどんサポートするからね」

魔法使い「よろしくお願いしますっ!」

女勇者「ところで、人の足に出来る?」

ラミア「出来るか分からないけど…はっ!」


コンマ↓1
偶数かゾロ目で出来る


86以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 23:02:14.84Jl8kHMKYO (2/3)




87以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 23:03:21.51Jl8kHMKYO (3/3)

やったぜ。


88 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 23:18:46.77rEOlwMlZO (13/16)

ラミア「…出来たわ」

魔剣士「…完璧ですっ!」

魔剣士「見紛う事なき人の足…ですが…」

女勇者「…ズボン、買ってこよっか?」

ラミア「あ…そうね、人間は下半身を隠さないといけないのよね。
    でもズボンではなくスカート…出来れば横巻きのものを頼めるかしら?」

女勇者「分かった、待ってて!」
タッタッタッ…

ラミア「…分かったら恥ずかしくなってきた…」

魔剣士「えっと…僕はどうしましょう?」

ラミア「後ろを向いててもらえると助かるわね」

魔剣士「ですね…」クルッ

魔法使い(…改めて見たら、何かドキドキしますっ…)

ラミア(…ふーん♪)ジュルリ


89 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 23:29:21.74rEOlwMlZO (14/16)

・・・・・

ラミア「そうそう、こういうのがあればいざ蛇に戻っても大丈夫だしね」

女勇者「意外と説明苦労した…さ、これで4人!今度はあの悪魔を倒す!」

魔剣士「しかし…そのまま挑めばラミアさんがいても返り討ちなんですよね…」

女勇者「んー…そうなんだよねぇ」

ラミア「どんな悪魔なの?」

魔法使い「少女の見た目なのですが…速さと強さが凄まじいですっ」

ラミア「なるほど…みんなも速くさせられたら何とかなる?」

魔剣士「何とかなるかはちょっと…」

女勇者「なんとかしないと…やられっぱなしじゃアタシの気が済まない!」

ラミア「苦渋を舐めさせられのね…その気持ち、私が少しでも取り除いてあげる」

女勇者「…ラミアクン、少しでもじゃダメなの。
    参ったと本音で言わせないと…!」

ラミア「そこまで…」

魔剣士「女勇者さんは、あの悪魔に2度も完敗してますから…」

ラミア「…分かったわ。皆で特訓して、その気持ち、存分にぶつけましょう?」

女勇者「おー!!」
魔法使い「おーっ!」


90 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 23:30:08.96rEOlwMlZO (15/16)

ちょっと休憩…更新再開は0時過ぎの予定です


91 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/01(土) 23:49:50.35rEOlwMlZO (16/16)

本再開前に安価

↓2・選択肢
1/その夜・砂漠の町・宿屋
2/数日後・湖畔の町


92以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 23:50:37.486lgq/N2+O (1/1)

ksk


93以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/01(土) 23:50:49.72IyZNzMbAO (3/3)

2


94 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 00:34:55.74O105dakTO (1/20)

数日後
湖畔の町

女勇者「そろそろ木の剣じゃ辛くなってきたなぁ…」

ラミア「あら、買い換えればいいのに…と思ったけど、女勇者の装備って結構強化されてるのかしら?」

女勇者「気づいた?どっちも特注品なんだよねー」

ラミア「特注品なら迂闊に捨てるとは言えないわね…そうだ、強化してもらったらどう?」

女勇者「強化?」

魔剣士「しかし、女勇者さんの装備は金属製ではないんですけど…」

ラミア「あらあら、そんな不安はポイしちゃってもいいのよ。
    この町の武具職人さんは金属じゃない装備もしっかり強化してくれるのよ?」

魔法使い「そうなのですかっ」

ラミア「…魔法使いと魔剣士も、ここで装備を変えてみたらどうかしら?」

魔剣士「お金ありますかね…」

ラミア「ある程度なら出せるわよ?」

魔剣士「助かります…」

女勇者「それじゃ、武具工房に出発!」


95 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 00:46:46.94O105dakTO (2/20)

・・・・・

魔剣士「強化には数日掛かる、ですか」

ラミア「強化って結構繊細な仕事だから仕方ないわ。
    それまでは更に特訓ね」

女勇者「アタシの装備がないと知られたら、悪魔に襲われちゃうかなー」

ラミア「その時は…三人で守るわ、ね?」

魔法使い「はいっ!」
魔剣士「勿論です!」

女勇者「よろしく、アタシは軽く走り込んでから」
魔剣士「手ぶらで走り込んでどうするんですか!」

女勇者「ぶー…じゃあ宿屋に行くしか無いじゃん!」

ラミア「そうね…宿屋でしばらく待機かしら。」


96 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 00:54:20.90O105dakTO (3/20)

湖畔の町・宿屋


魔法使い「…はぁ…はぁ…」

魔法使い「…お願い…静まってっ…アッ…」ビュクビュク…!


魔法使い「…なんで…なんで、おちんちんが、静まらないのっ…」

魔法使い「…これじゃ、嫌われちゃう…変態さんにされちゃう…」

(↓1)「お困り?」


※安価制限
女性に限る


97以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 00:56:00.920SEOCBEhO (1/1)

女勇者


98 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 01:09:27.48O105dakTO (4/20)

女勇者「お困りかなー?」

魔法使い「お…女勇者さんっ…」

ビキビキ…!

女勇者「…ほうほう、ちんちんが女を求めちゃってる感じ?」

魔法使い「い、いえっ、違いますっ!これはっ!」

女勇者「…魔法使いクン、たまには欲望に忠実になろうよ。
    こんなに痛々しい魔法使いクン、アタシはほっとけないからさ」サスサス

魔法使い「えっ…だ、ダメです、汚いですっ!」

女勇者「いやいや…今のうちに言っちゃうけどさ、荒野の町でお漏らししちゃったでしょ?」

魔法使い「な、何で知ってるんですかっ!?」

女勇者「お漏らしさせたのアタシだもん…こうやって触ったのは初めてじゃないよ?」

魔法使い「…ふぇ…ふぇぇ…」

女勇者「…アタシで、静めれば?」

魔法使い(↓1)


※コンマ
45以下/理性が途切れる
46~80/踏みとどまる
81以上/暴発する
00と33の倍数/他の人乱入!


99以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 01:12:57.28+kEwGBnzO (1/1)




100 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 01:30:00.61O105dakTO (5/20)

魔法使い「…ふ、ふふ…!」

女勇者「ほら、服脱ぐから待って」
ガシッ
女勇者「…そっちかー」
ゴボッ

魔法使い「ハァッ…ハァッ…!」

女勇者「ンゴッ、ゴッ、オゴッ…!?」

魔法使い「ハァ…クッ!!」ビクビクッ!

女勇者「ンゥゥ…」

魔法使い「…!」グイッ

女勇者「…ンッ」ゴクッ


女勇者「…マズっ。淫魔はよくこんなの糧にするよね…」

魔法使い「…ハァ…ハァッ…!」ビキビキビキ…

女勇者「…ちょっと待って、パンツだけは脱がせてよね」

女勇者「…これで…と…よしっ!」

魔法使い「…!……!」ズルッ…ズルッ…

女勇者「ほら、抑えるとかしないとさ」
ズボッ!
女勇者「アガッ…!」

魔法使い「…ハッ、ハッ、ハッ…!」

女勇者「アッ…ゲッ…オ゙ッ…!」
   (お腹、出っ張って…!どんだけ大きいのさ…!)


101 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 01:44:19.26O105dakTO (6/20)

・・・・・

魔法使い「………!!」

女勇者「イ゙ッ…イクッ…イクッ!」

魔法使い「…アァァァ!」ビクビクッ!
女勇者「ヒギィィィ…!」ポコッ…



女勇者(…えっと…5回?6回?そんぐらい出してやっと萎んだらしいんだけどさ…)

魔法使い「あわわわ…ご、ごめんなさいぃ…」

女勇者「アヘッ…アヘェ…」ドクドク…

女勇者(3回出された時点でアタシも理性を失っちゃって…)


ラミア「こう言っちゃうと怒るかもしれないけど、無様な顔晒してわよ」

女勇者「だと思った。アタシがアタシじゃなくなってたもんね」

魔法使い「ごめんなさいっ、本当にごめんなさいっ!」

女勇者「そこまで謝らなくてもさ…そもそもアタシが悪いし」

ラミア「女勇者、何をしたのよ?」

女勇者「魔法使いのちんちんをちょっと触ってね」

ラミア「…女勇者、次からそれはお姉さんがやるからね」

女勇者「ん?ラミアクンも気になるのかい?」

ラミア「ええ…とりあえず、魔法使いはそろそろ頭を上げてくれないかしら?」


102 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 01:52:14.77O105dakTO (7/20)

・・・・・

魔剣士「さっきから魔法使いさんがショゲてるんですが、何かありましたか?」

女勇者「昨晩アタシと遊んでたんだけど、それでコテンパンにやられて自信なくしたのかも?」

ラミア(コテンパンにやられてたのは女勇者よね?)

魔法使い「はい…あの遊びで勝てるとはもう思えませんっ」

魔剣士「…女勇者さん、少しは手加減してあげてくださいね?」

女勇者「あっはっはー」

ラミア「次はお姉さんが相手してあげるから、ね?」

魔剣士「僕も混ざれますか?」

ラミア「魔剣士の場合はルールがちょっと変わるわ」
女勇者「魔法少女になればアタシらと同じルールで遊べるけどねー」

魔剣士「…どんな遊びなんでしょう?」

魔法使い(思い出したら、また膨れて…ダメっ!)


103 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 01:56:28.21O105dakTO (8/20)

また休憩…と言うか寝ます
再開は朝か、遅くとも昼頃の予定


104 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 02:22:40.44O105dakTO (9/20)

寝る前にコンマを1つだけ

コンマ下1桁↓1・女勇者の装備の強化度合い
ただし下1桁0=10とする


105以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 02:27:09.63QOQyrhF+O (1/1)




106 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 14:30:07.19O105dakTO (10/20)

更に数日後
湖畔の町・武具工房


女勇者「おおー!」

魔法使い「なんだかすごくなってますっ!」

ラミア「少し強化しただけで結構違うわね」

魔剣士「ちなみにどれくらいの強化ですか?」

ラミア「確か…3回ぐらい」

女勇者「3回でこんなに変わるんだねー」

魔剣士「後、お金はどれくらい掛かりましたか?」

ラミア「魔剣士、ちょっと耳を貸して」

魔剣士「はい…」
ラミア コショコショコショ
魔剣士「…そ、そんなに掛かるんですか…」

ラミア「悪魔を退治するなら、お金をケチってる余裕はないわ。
    特に女勇者のは悪魔を狩るのに必須なんでしょ?」

女勇者「そうなんだよね…他の武器に持ち替えた時に破邪が出来るのかと言われるとね」

ラミア「…女勇者、他の子がその「破邪」を使うことは出来る?」

女勇者「神の加護を受けた武器があれば、多分出来ると思うけど…」

ラミア「神の加護ね…この先に船工房の町があって、そこに大聖堂があると聞いたから、そこに行ってみましょう?
    …ただ、その前に湖で悪魔を倒さないといけないわね」

女勇者「そうそう!アタシもアンタらも装備を変えたし、特訓もしたし…今度こそ勝つ!」

魔法使い「特訓の成果、あの悪魔さんにお見せしますっ!」

ラミア「後ろは私に任せて、存分に戦うのよ!」

「「「おーっ!!」」」


107 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 14:53:16.54O105dakTO (11/20)

湖の小島


女勇者「…この先にいる…んだけど…」

魔剣士「何か…おぞましい雰囲気を感じますね」

ラミア「これは…悪魔、だけじゃない…?」

魔法使い「お…怖気づいちゃ、ダメですっ」

魔剣士「全力が最低条件、でしょうか」

女勇者「…だね。突撃ぃぃ!!」


・・・・・


「…来たか」

女勇者「さあ、今度こそここで決着…を…」

ラミア「…どうしたの?」

魔法使い「な…なんですか、これ…!」

魔剣士「(↓2)」


※選択肢
1/特訓したのは、僕達だけではないってことですか…!
2/…女勇者さん、悪魔は二人でしたよね!?
3/なぜ、ここに人がいるんですか…!?


108以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 15:05:11.64+pQW4s1AO (1/1)

ksk


109以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 15:17:01.214UNouDFC0 (1/1)

3


110 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 15:39:46.74O105dakTO (12/20)

魔剣士「なぜ、ここに人がいるんですか…!?」

??「んーっ!んーっ!!」

女勇者「怖気づいて人質取っちゃったんだー…見損なった」

「悪魔だもの、卑怯なことだってするわよ」

魔法使い「…………」
魔剣士「………」
ラミア「…それで、解放するにはどうして欲しいのかしら?」

「武器を投げなさい。同時にこの子を投げるから」
??「んっ!?」

女勇者「分かった…」チラッ

ラミア「…仕方ないわね…3つカウントしたら、お互いに投げるのよ?」

「話の分かる子は好きよ…カウントはこっちでやるからね。
 1…2…3!」
女勇者「とりゃあぁ!」
ラミア「はいっ!」
魔剣士・魔法使い「「神聖魔法・改!」」キィン!


コンマ↓1
以下のいずれかの条件に掛かったら展開変化
・7で割った時に余り4
・数字を足し合わせると11(ex.38や65)
・ゾロ目


111以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 15:46:57.760nhbsWEnO (1/1)

a


112全条件に掛からず ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 16:06:49.16O105dakTO (13/20)

ヒュンヒュンヒュン!

「随分荒っぽい投げ方をするのね」

女勇者「投げろって言ったからさ!」

ラミア「はいっと…」

「んー!」

ラミア「………魔法使い」

魔法使い「はいっ?」

ラミア「この子を連れて、外に出なさい。口は岸辺に着いてから解いてあげるのよ」

魔法使い「わ、分かりましたっ!」

「ん!」

魔法使い「では、失礼しますっ!」



魔剣士「…剣無しですが、拳でお相手します!」

「あらあら、随分な余裕ね…私も驚いちゃった」

魔剣士「近接職は、腕力が大、事!」シュッ

「おっと…かなりのキレね、でもまだまだ!」ヒュッ

魔剣士「っ…素振りのかいがありました…!」



「…」シュッ

女勇者「こうしてみると、意外と読めるよね」ゴンッ!

「…!」

女勇者「今のアタシは、殴り合いにも付き合えるし…テリャリャリャリャ!」シュシュシュシュ…

「舐めた、真似を…」ガガガガ…


113 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 16:32:52.56O105dakTO (14/20)

湖の小島・岸辺


魔法使い「はぁ…はぁ…ここまで来れば、一応…でしょうかっ…」

「ん、んー…」

魔法使い「では、口を開放しますっ」

シュルッ

「ぷは…ありがとうございます、でも…」

魔法使い「でも…どうしましたかっ?」

「…わたし、あまり、長くないんです。投げられる瞬間、あの悪魔に、何か刺されて…」

魔法使い「刺されて…毒ですかっ!?」

「そうですね…身体が、すごく重たくて…」

魔法使い(悪魔の毒となると…治療魔法?解呪魔法?どちらにしても、私には使えないですっ…)

「えっと…たぶん解呪でいいと思いま…くっ…!」

魔法使い「だ、大丈夫ですかっ!?」

「うぐ…私は、もう、ダメです…」ズモモ…

魔法使い「黒い…煙…?」

「…魔法使いさん…私を、燃やしてください…魔に堕ちてしまう、前に…!」

魔法使い「そんな…無理ですっ!」

「早く…私が…壊れテ……」

魔法使い「…神様、力を貸してくださいっ!解呪魔法・改っ!!」ピキッ!


114 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 16:48:27.40O105dakTO (15/20)

・・・・・


バキィッ!

「ぐはっ…!」ドサッ

女勇者「ぜぇー…ぜぇー…!」ダッ!

「…警戒レベル、上昇…!」

女勇者「なら、アタシは…武装レベル…上昇!」

ラミア「…形勢逆転ね!回復魔法・改」キラキラ…

女勇者「ここで、決着にする!」

「…!…任務完了、撤退する…」ヒュッ

女勇者「あ、こら!?」


魔剣士「まだ、まだ…!」

「そこまでバテてると意味がないわよ?それに、仕事は終わったから今日はおしまい」

魔剣士「逃げるん…ですか…!」

「そう。もっと鍛えたら、また会いましょ?」ヒュッ

魔剣士「……ちく、しょう…!」

ラミア「大丈夫!?」

魔剣士「…ごめんなさい…悔しくて、辛いです…!」

ラミア「よしよし…回復魔法・改」キラキラ…

女勇者「次こそ…」
魔剣士「次に会った時に…」

女勇者・魔剣士「「決着を(付ける!・付けます!)」」
ラミア「私も応援するわ!…魔法使い、うまく逃げられたのかしら?」


115 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 16:49:07.56O105dakTO (16/20)

更新再開は18時半頃の予定

今回は異様に安価コンマが多くて申し訳ありません…


116 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 18:37:23.31O105dakTO (17/20)

湖の小島・岸辺


「………」

女勇者「魔法使いクン!」

魔法使い「うぁ…ぁ…」

ラミア「…あなた、(↓1)」


※選択肢
1/魔法使いに助けられたのね
2/悪魔になってしまったのね
3/(他に思いつく場合にフリーワードでどうぞ)


117以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 18:43:22.68pRdXgbygO (1/1)

1


118 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 19:22:53.18O105dakTO (18/20)

ラミア「…あなた、魔法使いに助けられたのね」

「はい…この方が、解呪魔法を掛けてくださって…」

女勇者「無茶やったわね全く!」

ラミア「本当…無理やり使ったから、気絶しちゃったのね…」ナデナデ

「本当に、感謝しきれません…!」

魔剣士「ところで、あなたの名前は…?」

「申し遅れました…わたし、女神と申します」

女勇者「…へ?」

ラミア「おっどろいた…!」

魔剣士「ほ、本当に女神なんですか!?」

女神「と言いましても、既に信仰してくださる方もいない、忘れられた神ですが…」

女勇者「だとしたら、なんで悪魔に捕まってたのさ?」

女神「先ほどの廃墟で静かに暮らしてた所に、突然あの悪魔が現れまして…」

ラミア「対処できず捕虜となった、って事ね…あ、この言葉遣いだと失礼かしら…?」

女神「いえ、そのままでお願いします!」

ラミア「そのままが良いならそうさせてもらうわ。
    ちなみに解呪されてなかったら…」

女神「魔に堕ちてしまったら…私が壊れてしまって、どうなるか分かりません…」

魔剣士「自分が壊れる、ですか…」

女勇者「とりあえずさ、湖畔の町に一旦戻ろうか?」

ラミア「そうね…魔法使いが倒れちゃったし、このまま旅は続けられないわ。
    今回一番活躍したって言えるし…ね?」


119 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 19:34:23.40O105dakTO (19/20)

湖畔の町・宿屋


魔法使い「う…うーん…」

女勇者「目は覚めたかい?」

魔法使い「はい…ってっ!」ガバッ

女勇者「どうしたの?」

魔法使い「あの人は…あの人は、助けられましたかっ!?」

女勇者「…女神サーン?」

女神「はい…まあ、目が覚められたのですね!」

魔法使い「良かったっ…助けることが出来たんですねっ…」

魔剣士「ですが、無理やり回復魔法を使うのは良くないですよ?
    今回は気絶ですんだとはいえ…です」

魔法使い「はいっ…」

女勇者「まあまあ、魔法使いクンが使わなかったら今頃女神サンは悪魔の仲間入りだったしさ」

女神「…魔法使いさん…私を救ってくれて、本当にありがとうございます」

魔法使い「…はいっ!ところで、あなたの名前は…」

女神「女神、と申します」

女勇者「正真正銘の神様だって」

魔法使い「え…えっ…?」

魔剣士「まあ、信頼できないでしょうね、これは」

女勇者「そりゃ目の前の人が神様なんてねぇ?」


120 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 19:53:41.60O105dakTO (20/20)

・・・・・

女神「悪魔を完全に祓うには、神の力が必要、ですか?」

魔剣士「そうです。それで船工房の町の大聖堂に行って、僕達もなんとか出来ないかと思ってたのですが…」

女神「わたしで良ければ、加護を授けますが…」

女勇者「出来るの!?」

女神「効力は多少程度ですが…悪魔を祓う最後の一撃としては使える、と思います」

ラミア「女勇者以外もトドメをさせるなら、かなり有利になるわね。
    でも、それで身体は大丈夫なのかしら?」

女神「大丈夫です…わたしが、悪魔祓いの力になれるのでしたら…!」

魔法使い「無理は、しないでくださいっ!」

女神「魔法使いさん…」

魔剣士「…女神さんは、僕達パーティーのメンバー、ですよね?」

女勇者「そうそう。辛かったらアタシに頼るとかすれば良いしね?」

ラミア「私も、心の疲れを和らげる手伝いは出来るわ」

女勇者「だからさ、神であっても頼ってよ。人や魔物にね」

女神「…辛くなった時は、お願いします」

魔剣士「分かりました!」


121 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 20:16:43.00N9xj15KBO (1/5)

数日後
船工房の町・酒場


女勇者「魚の煮付け!」
魔剣士「焼き肉はありますか?」
魔法使い「お刺身くださいっ!」
ラミア「私も焼き肉で」
女神「サラダを頂けますか…?」

「かしこまりました!少々お待ちください!」


女勇者「女神サンはずっと野菜ばっかり食べてるけど、大丈夫なの?」

女神「はい…信ずる人がいなくとも、神の身ですから、本当は野菜もあまり良ろしくないのです」

ラミア「大変よね…」

魔剣士「もし、肉を食べてしまったら…?」

女神「どうなってしまうのでしょう…」

ラミア「…あれ?」

女神「実はよく分からないのです…ですが、本能…というのでしょうか、肉は危険だと感じているのです」

魔法使い「なるほどっ…」

魔剣士「魔物の私が言えた義理じゃないけども…覚悟を決めて食べることも、重要かもしれないわよ?」

女神「…申し訳ありません、まだ、覚悟が決められないのです…」

女勇者「ま、それならそれで良いけどね」

魔剣士「…食べ物談義も良いんですが、次の目的を」
「お待たせしました、魚の煮付け、お刺身、焼き肉が2つ、サラダになります!」

ラミア「次の目的は、ご飯を済ませてから考えましょう?」


122 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 20:20:23.94N9xj15KBO (2/5)

また休憩で…再開は23時頃の予定

展開安価↓1
1/船工房の町・大聖堂
2/船工房の町・宿屋


123以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 20:20:51.19dCYDvbAlO (1/1)

2


124 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 20:42:53.21N9xj15KBO (3/5)

>>121にミスがあったので訂正

×魔剣士「魔物の私が言えた義理じゃないけども…覚悟を決めて食べることも、重要かもしれないわよ?」

○ラミア「魔物の私が言えた義理じゃないけども…覚悟を決めて食べることも、重要かもしれないわよ?」


125うつらうつらしてた… ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 23:42:58.38N9xj15KBO (4/5)

船工房の町・宿屋


女勇者「つまり、大聖堂は無視して良い?」

女神「目的が悪魔祓いのための加護なら、わたしが掛けましたので…」

魔剣士「となると、次は船に乗ってどこに行くかですね」

魔法使い「港町と、火山麓の町があるそうですっ!」

女勇者「港町はアタシの前の勇者一行が拠点にしてた町だっけ?
    かなり賑やかだって聞いたなー」

ラミア「火山麓の町は火の八天王の加護の元、主に金属の扱いに長けた町だって聞いてるわ」

女神「悪魔がいつ出るか分かりませんが…行くならば(↓1)でしょうか…?」


※安価制限
前作、もしくは今作で出てきた地名でお願いします


126以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 23:44:11.44NELfL2iZO (1/1)

港町


127 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/02(日) 23:54:44.02N9xj15KBO (5/5)

女神「…行くならば港町でしょうか…?」

魔法使い「情報集めですねっ!」

魔剣士「都を除いてはあそこが一番賑わってますし、それも良いですね」

ラミア「じゃあ明日は…でも、本当に大聖堂はパスするのかしら?」

女勇者「女神サンのおかげで皆が加護を得られたし、大丈夫なんじゃない?」

魔法使い「私は、女神さんを信じますっ!」

魔剣士「僕もそうします。話を聞いてると信頼して良さそうですから」

女神「ありがとうございます…」

女勇者「それじゃ、今日は解散。おやすみー!」

女神「おやすみなさいませ」

ラミア「また明日ね」


魔剣士「さて…」
魔法使い「どうしたんですか?」


安価&コンマ↓1
安価は魔剣士か魔法使いのどちらかを指定してください
コンマは「十の位」が2・6・0のいずれかになると展開変化


128以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/02(日) 23:57:16.95GtK8gS6yO (1/1)

魔法使い


129 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 00:05:02.07QKdVE4kLO (1/8)

魔剣士「僕は少しだけ特訓してきます。魔法使いさんはお休みしてはどうでしょう?」

魔法使い「分かりましたっ、おやすみなさいっ!」

魔剣士「はい、お休みなさい」


・・・・・


魔法使い「…どうしよう…」ビキビキ…

魔法使い「女神さんに、反応しすぎたんでしょうかっ」

魔法使い「(キョロキョロ…)…自分で、沈めないとっ…」

(↓1)「………」


※安価制限
パーティーのメンバー+魔法少女ソードクラブのいずれか1人


130以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 00:05:44.88gNZWe02mO (1/1)

魔法少女


131 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 00:20:31.00QKdVE4kLO (2/8)

ガチャ
魔法使い「っ!」ビクッ!

「困ってる子はここだね!」

魔法使い「だ、誰で…あぁっ!?」

「魔法少女ソードクラブ、参上!」

魔法使い「魔法少女ソードクラブさん…悪魔が出てきたんですかっ!?」

魔法少女「魔法少女だけでいいよ!それより、悪魔なら君の目の前にあるじゃない」

魔法使い「えっ…ま、まさかっ!」

魔法少女「そう、その悪魔を倒してあげる!」

魔法使い「ダメですっ、私がおかしくなって…!」

魔法少女「つべこべ言う子に、拘束魔法!」ガシッ

魔法使い「えっ…ど、どうしてっ」
魔法少女「さぁ、悪魔退治だよ!」


132しばらく、名前の「魔法」を省略します ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 00:44:05.15QKdVE4kLO (3/8)

使い「離してくださいっ、それは退治するものではないんですっ!」

少女「そう思い込ませちゃう、たちの悪い悪魔なんだよ…
   だから私が直接、倒してあげる!」パクッ

使い「んーっ!?」

少女「モゴモゴ…ンッンッ」
  (すっごく熱い…この子は、これにすごく苦しんでたんだね)

使い「離して…離してくだ…んっ!」

少女「ンゥ…ンー…!」
  (この悪魔のやる気を削がないと!)

使い「ダメ…ダメですっ!出ちゃいますっ!」

少女「ンー…ンーンンンーンッ!」
  (暴発させないと…「強化魔法・改っ!」)

使い「なにかけ…あぁぁぁあぁぁ!!」
少女「ンゥゥゥ!?」
ゴポッベチャベチャッ…

少女「ケホッ、ケホッ…これで、勢いは削げたはず!」

使い「何言ってるんですかっ…なんで強化魔法を…!」

少女「さあ、とどめを刺さないと!」
使い「トドメって…えっ!?」

少女「この悪魔は、ここを使って封印するから!」
使い「それって…(↓1)」


※コンマ
25以下/もう、まどろっこしいですっ!
26~65/ダメですっ!お腹を壊してしまいますっ!
67以上/「さっきからうるさいと思ったら…」
(奇数なら女勇者、偶数ならラミア)
00と33の倍数/女神「あの…魔法少女さん…」


133以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 00:45:21.84ddlzl1EoO (1/1)




134 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 01:00:07.35QKdVE4kLO (4/8)

「さっきからうるさいと思ったら…」

少女「誰!?」

使い「ら、ラミアさん…」

ラミア「そこでチンコをビクビクさせてる子の仲間よ。
    あなたこそ見かけない顔だけど…誰かしら?」

少女「私は魔法少女ソードクラブ!この悪魔にとどめを刺そうと思ってたの!」

ラミア「…正義の魔法少女が勘違いしちゃうなんて、初めて聞いたわ。
    その子はれっきとした人間。悪魔なんかじゃないわ」

少女「この人じゃなくて、これが悪魔なの!」 

ラミア「そっちね…なら、その封印はお姉さんがするから、子供は早く寝なさい?」

少女「途中で止める訳にはいかない!」

使い「はぁ…はぁ…」

ラミア「魔法使い、今静めてあげるからね」
少女「私が封印する!」

使い「…(↓1~3)」


※アンケート(同票時はコンマ以下が低い方優先、00=0)
1/ラミア…さん…
2/魔法…少女…さん…
3/…うグッ…グゥゥ…!


135以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 01:02:16.6881Eexb2HO (1/1)

3


136以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 01:09:57.93HPtf4a2Qo (1/1)

2


137以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 01:43:02.40WopO+oTaO (1/1)

2


138以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 01:51:18.96yRx/eojq0 (1/1)

2


139 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 02:18:56.05QKdVE4kLO (5/8)

使い「…魔法…少女…さん…」

少女「うん…私が、助けてあげるから!」

ラミア「あらあら…私は無粋者って事かしら」

少女「この悪魔は、私に任せて!」

ラミア「…そうさせてもらうわ」


少女「さて…!」

使い「はあっ…ハァッ…」ビキビキ…ビキ…

少女「いけない、力を取り戻し始めてる…その前に倒さないと!」


少女「私に強化魔法…!…さあ悪魔、あなたは封印されるのよ!」

使い「…だから、悪魔じゃ、なくて…っ」

少女「…行くよ!」
ズボッ
少女「イギッ…!」

使い「あわわ…お腹が、盛り上がってっ…」

少女「…フー…さぁ、行く、よ!」

使い「無理を…しないで、くださいっ!」

少女「無理なんかしてない…対策、してるからっ!」


140 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 02:39:36.89QKdVE4kLO (6/8)

・・・・・

少女「ハァ…アグッ…クッ…!」ジュプッジュプッ…

使い「もう、やめ、て…っ!」

少女「もう少し、だから…!」

使い「…ウッ…!?」ビクッ

少女「これで、トドメ…!」ズドン

使い「…あ、あはぁぁ!」ビクビクッ!
少女「ヒャア、ァァァ!」ボコッ



使い「…お、落ち着きましたっ、けど…」

少女「ア…ハッ…吸収、出来るかな…」

使い「吸収…まさか、魔法少女さんはっ…」

少女「違うよ…魔法少女は、悪魔の力を、吸収する、んだ…」
  「…さて、戻ら、ないと…急に来て、ごめんね…!」

使い「魔法少女…さんっ…」

少女「たい…さんっ…!」トテトテトテ…パタン

使い「…………」


141 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 02:40:22.29QKdVE4kLO (7/8)

一度寝ます…次の更新で、前スレの予告に合流できるはず…


142 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/03(月) 11:37:30.88QKdVE4kLO (8/8)

翌朝


魔剣士「………」

魔法使い「魔剣士さん…?」

魔剣士「…へ?」

ラミア「さっきからボーッとしてるわよ」

魔剣士「あ、すみません…ちょっと、昨日の特訓中に大物とやりあって…」

女勇者「夜はちゃんと寝なって!」

魔法使い(昨晩…大物……何か、引っかかりますっ)
女神(その引っ掛かりは、多分正しいと思われます…)
魔法使い(えっ!?心を読めるんですかっ!?)

ラミア「今日から数日は船に乗ることになるから、そこでしっかり休まないとね」

女勇者「後、港町付近は水の八天王の領域だっけ?」

魔剣士「水の八天王というと、前勇者一行の青魔さんですね。
    あの人から何か情報を聞けないでしょうか?」

ラミア「荒野の町の惨状が魔王軍にも伝わってれば、動いてるかもしれないわ。
    うまく行けば、共同戦線を組めるかもしれないわね」

魔法使い「それなら嬉しいですっ!でも、追い返されたらどうしましょうっ…」

女勇者「大丈夫大丈夫、前の勇者一行は皆気がいい人らしいしさ!」

ラミア「それでも、最悪の可能性は想定しておきたいわね」

女神「あの…船の時間が、そろそろなのですが…」

女勇者「ゲッ!」


選択肢安価&コンマ↓1
1/船の上(数字を足し合わせた解が6の倍数だと展開変化)
2/港町・港(一の位が3・7・0のいずれかだと展開変化)


143以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/03(月) 12:03:07.31TOxvhs97O (1/1)

1


144 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 16:11:37.23aYhJzOx9O (1/1)

再開は19時頃の予定です
昨晩は色々と忙しくて書く余裕がなかった…


145 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 19:25:49.769TB1B7i8O (1/7)

船の上


女勇者「うーん、風が気持ちいい!」

ラミア「海の上って、こんな感じなのね」

魔剣士「なんだか爽やかな気分です」

女神「命を育む海の、優しい面です…」

魔法使い「厳しい面もあるんですかっ?」

女勇者「人間や陸で活動する魔物は暮らせないよね」

魔剣士「溺れれば、そのまま死んでしまいますからね…」



女神「…あの、誰か話しかけられましたか?」

女勇者「ん?いや、アタシじゃないよ?」

ラミア「私でもないわ…でも、話しかけられたのは気づいたわね」

(↓1)「………!」


146以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/04(火) 19:47:00.96i8s/wCXkO (1/1)

人魚


147 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 20:22:44.429TB1B7i8O (2/7)

「…こっち…こっちー!」

魔剣士「…海の方から呼んでますね」

女勇者「んー…あれ?」

魔法使い「どうしたんですかっ?」

女勇者「あそこ」

ラミア「…あら」

「やっと気づいたー!勇者、勇者なんでしょー!?」

魔法使い「人魚ですかっ!?」

女勇者「しかもアタシに用?…何か用ー!?」

「青魔、青魔様に会ってー!」

女神「青魔さん…ですか?」

魔剣士「人間と魔物を和解させた立役者の一人です。
    次の目的も青魔さんですから、ここは素直に」
女勇者「分かったー!後で会いに行くー!」

「ありがとー!神殿、海底神殿で待ってるねー!」
ザブン

ラミア「でも、船を追いかけて話をするなんて、珍しいんじゃないかしら?」

魔剣士「…正直、よく分かりません」


コンマ↓1
ゾロ目でない奇数/船の上で更に何か起きる
偶数orゾロ目/港町に到着


148以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/04(火) 20:24:22.49MR0smZJSO (1/1)




149 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 21:14:58.869TB1B7i8O (3/7)

「あれ?もしかして女勇者さん達?」

魔剣士「こんどはどなた…で……」

女勇者「どうしたのさ…ってえぇっ!?」

女神「あの…どなたでしょうか…?」

女勇者「…まさか、本物の女戦士?」

「うん!訳あって今は魔物だけど、自分は女戦士だよ!」

魔法使い「ほ、本物ですかっ!?」

ラミア「驚いた、あの勇者一行の一員に会うなんてね」

女勇者「うわー…!って、今は魔物って?」
魔法使い「それに、その傘はなんですかっ?」

女戦士「今は吸血鬼見習いなんだ!だから太陽の浴び過ぎはダメになっちゃった」

ラミア「吸血鬼見習い…つまり、眷属ってこと?」

女戦士「うん!」

魔法使い「何かあったんですかっ!?」

女戦士「吸血鬼の友達になりたくて、戦って…認めてくれたから、眷属になったんだ!」

女勇者「また回りくどい友達のなり方だねー…」

ラミア「吸血鬼って頑固者が多いから仕方ないのよ」

女戦士「えっ、吸血鬼を知ってるの!?」

ラミア「あなたの知ってる吸血鬼とは別人だけどね。
    …あの子は、滅ぶまで友達を作ろうとしなかったわ。それに比べたら、女戦士の仕える吸血鬼は頭が柔らかいのね」

女神「吸血鬼は…元々、生命の輪廻から外れた方々でして…」

女戦士「……なんでかな…優しいのに、怖い…!」

女神「えっ…あっ、申し訳ありません…」
魔法使い「女神さんは、神様なんですっ!」

女戦士「な、なるほど…!吸血鬼は神様が怖いって言ってたから…!」

ラミア「…女神を味方に加えてる私達が悪いんだけど、神と吸血鬼の相性って最悪なのね」

女戦士「…ごめんね!」
女神「いえ、こちらこそ…」


150 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 21:23:51.419TB1B7i8O (4/7)

数時間後
港町・港


女戦士「自分はここから魔界島に行かないといけないから、女勇者さんとはここでお別れ。
    海底神殿の生き方は分かる?」

魔剣士「そういえば、どう行けばいいのか分かりませんね…それに、海底ってことは息の問題もありますし…」

女戦士「それは要らないよ!息は普通に出来ちゃうし!」

女勇者「へぇー…」

女戦士「海底神殿はここから海岸に向かって歩いて、大きな石柱が見えたらそれに触ると道が出来るからね!
    青魔によろしく!」

魔法使い「ありがとうございましたっ!」

女勇者「それじゃ、行きますか!」


151 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 21:24:23.569TB1B7i8O (5/7)

ちょっと?中断…次の更新は23時頃、もしくは翌朝です


152 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 23:19:05.629TB1B7i8O (6/7)

海底神殿・最深部


「…へ?」

「だから、だから勇者なの!」

女勇者「えっと…紹介されました女勇者です…?」

魔剣士「疑問符つけてどうするんですか!」

「あ…ごめんね、ボク、こういう状況に慣れてなくて…」

魔法使い「青魔さんですよねっ?」

「うん、ボクが青魔だよ。今は水の八天王とも呼ばれてるけど…
 それで人魚、この人たちに何をしてほしいの?」

人魚「えっと…力、力添えしてほしいの!」

青魔「力添えって…でも、ボクはあんまり離れるわけにも行かないし…」

ラミア「力添えと言っても、例えば悪魔の情報があるならそれを教える…ぐらいでも助かるわ」

青魔「悪魔…そうだ、これはボク…ボク達の因縁もあるんだけど…」

女神「…辛い戦いに、なってしまいますか…?」

青魔「うん…何の悪魔が取り付いたのか、もしくは彼女自身が悪魔になったのかは知らないけど…
   魚人族の元長が、ボク達に対して攻撃してきてるんだ」

魔剣士「それだけだとただの抗争ですが…もしかして、死者が蘇った…?」

青魔「…予想されてたよね。そう、その元長は、ボク達の目の前で間違いなく自殺したんだ。
   それが蘇って、僕達を攻めてる。嘘だったら良かったんだけど、実際にボクの目で確認しちゃったんだ」

女神「…生命の輪廻を、外れてしまったのですね」

青魔「吸血鬼になった女戦士がいるからボク達も強くはいえない…かな」

女勇者「ということは、元長の兵も?」

青魔「うん、死んじゃった魔物を生き返らせてるみたい。それも無理やり…」

魔剣士「無理やりですか…」


153 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/04(火) 23:33:50.419TB1B7i8O (7/7)

「青魔様!」

青魔「どうしたの?」

「マーメイドの部隊がこちらに向かってきてます!」

人魚「きた、きたよ!」

ラミア「件の元長かしら」

青魔「分かった。軍を一点に集めて、集中的に迎撃して!」

「はっ!」

青魔「…ふぅ…短いけど、慣れないや」

女神「あの…青魔さん」

青魔「なに?」

女神「死者を弔うため、わたしも参加させてください」

ラミア「でも、兵を倒してもまた復活されたら繰り返しよ?」

女神「いえ…文字通り弔い、魂を解放します。輪廻に戻すお手伝いをいたします!」

青魔「輪廻に戻すお手伝い…僧侶、さんみたいに聖職者なのかな?
   手伝ってくれるなら、これを持って!」

魔法使い「…青いお守りですかっ?」

魔剣士「これは…何か、空気がとどまったような…」

青魔「空気をとどめて、水棲じゃない生物でも問題なく活動できるようにするお守り。
   これで地上と同じように動けるはずだから!」

女神「ありがとうございます…では、弔ってまいります」

女勇者「っと、アタシたちも行くよ!」

青魔「ボクも出ないと…!」


154 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/05(水) 00:22:21.99yA7mHzX7O (1/4)

海底神殿付近


魔剣士「…魔物と、悪魔の魔力が混ざって…嫌な雰囲気が…!」

女勇者「と言うか、明らかに腐りかかってるよねあれ!?」

「数…五百!」

青魔「かなりの数だけど…行けるかな…」

女神「皆様、下がっていただけますか…」

「しかし、これ以上下がると!」

女神「今回は倒すのではありません…弔います!」フワッ…

青魔「…分かった、お願いするね。皆、下がって!」

魔法使い「私たちは、後ろから援護しますっ!」

魔剣士「女神さん…準備ができたら、言ってくださいね!」


コンマ↓1
14以下/女勇者「この様子じゃまだ掛かりそうかな…アタシ達が食い止める!」
16~44/青魔「ボクが足止めするから、早く!」
46~74/ラミア「あとちょっとって感じだけどね」
76以上/女神「いえ、準備は既に出来てます…!」
00・99・15の倍数/中身を変えて再安価


155以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/05(水) 00:27:21.53eTYoLLAl0 (1/1)




156 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/05(水) 00:59:28.88yA7mHzX7O (2/4)

ラミア「とは言っても、後ちょっとって感じだけどね…障壁魔法」スラッ

ゴン!ガン!ガン!

ラミア「初めて使ったけど…結構、響くわね…!」

魔剣士「後、どれくらい持ちそうですか!?」

ラミア「10秒かしら…」

女神「…準備、整いました…下げてください!」

ラミア「頼むわね…」
パリンッ!



女神「魔によって囚われた悲しき魂よ、いま女神の名において救います…
   かの者達の魂に、再びの平穏を、…!」



パァァァ…ズドン!!

青魔「!?」

魔法使い「な、なんでしょうかっ!?」

女勇者「光に押し潰された…」

ラミア「光で押し潰す…まさしく神罰かしらね?」

魔剣士「…ところで、その潰された兵はどこに行ったのでしょうか…?
    悪魔の魔力どころか、魔物の魔力も感じなくなりました…」

女神「…申し訳ありません…身体は魔に染まりきってたため、消えてしまいました…」

青魔「魔に染まりきる…悪魔の魔力に蝕まれてたってこと?」

女神「はい…あの光は魔を払い、命を導くものですので…」

女勇者「悪魔ってどこまで出来るんだろうね、本当に…
    でもこれで先手をくじけたから、何とかなるさ!」

青魔「なんとかなると良いんだけど…それにしても、女神さん、だっけ?」

女神「はい…?」

青魔「…本当に神様?」

女神「信仰される方を失いましたが…」

青魔「…女勇者さん、どこから連れてきたの…」


157 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/05(水) 01:24:47.41yA7mHzX7O (3/4)

海底神殿


「…それで、こちらの方々に支援していただいた、ということですか?」

青魔「うん、おかげでこっちの問題は有利に片付けられそう」

「そうですか…まずは皆様、ご協力ありがとうございました」

女勇者「いやいや、こちらこそ悪魔退治の手がかりが掴めて万歳だからさ」

「悪魔退治、ですか…あ、失礼しました。私は魔王軍直属部隊の僧侶と申します」

魔剣士「青魔さんの次は僧侶さん…これで3人目ですね」

僧侶「3人目…もしかして、女戦士さんに会いましたか?」

ラミア「ええ。吸血鬼なのに船に乗ってたわ…魔界島に行くとも言ってたわね」

僧侶「そうでしたか…悪魔の件ですが、魔王や私達の住んでた国の王様も動いてます。
   しかし、悪魔を完全に倒すには神の…少なくとも天の加護が必要みたいで、苦戦していました」

魔剣士「加護なんて普段は意識しませんからね…」

僧侶「まさしく神頼みとなってしまうんです」

魔法使い「女神さんっ、加護はどれくらい掛けられますかっ?」

女神「あの…皆さんだけで手一杯でして…」

僧侶「…女勇者さん、それと皆さん」

女勇者「なに?」

僧侶「一度、魔界島まで来て頂けますか?青魔さんも一旦集合です」

青魔「ボクは良いけど…皆は?」 

女神「魔界島…瘴気が濃いと、わたしは壊れてしまいます…」

僧侶「いえ、瘴気とは無縁です。そもそも仰々しい名前ですが、その実は魔物による城下町、という感じです」

女勇者「なんかすごく気になるなー…アタシは行くよ!」

魔法使い「私も行きますっ!」

魔剣士「僕も断る理由はありませんね」

ラミア「私も同様ね」

女神「…行っても、よろしいのでしょうか…?」

僧侶「無論、歓迎します。では、手を繋いでください」

魔剣士「転移魔法ですか?」

僧侶「そうです。皆さんは初めてですから、私が導きます」


158 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/05(水) 01:33:26.83yA7mHzX7O (4/4)

今晩の更新は以上となります
明日も忙しくなるので更新できるかは微妙です…

次の展開を決める安価&コンマ
↓1/魔王は女神を知ってるか否か。コンマが70以上なら内容が反転する
↓2・3/勇者パーティー(勇者・青魔・僧侶・女戦士・弓使い・龍女)から一人ずつ指定してください。ダブリは↓3のみ安価ずらし




159以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/05(水) 06:42:21.20MyzbgQw/O (1/1)

知ってる乙


160以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/05(水) 10:11:44.893UidpEDSO (1/1)

龍娘


161以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/05(水) 13:54:29.86oWN3D0uTO (1/1)

女戦士


162 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/06(木) 02:19:34.59H/wKzr6VO (1/1)

結局落ち着いたのはこの時間…今晩は更新無しで失礼します


163 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/06(木) 22:15:41.16xOu7/pqjO (1/1)

日を跨ぐ前後、もしくは翌朝に更新開始します


164やっと片付いた ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/07(金) 20:04:01.14Nq6P2CPTO (1/2)

魔王城・庭園


僧侶「…はい、到着しました」

女勇者「空が暗い…」

ラミア「暗いと言っても、日の暖かさはちゃんと感じるわ。
    何かで遮蔽してるのかしら?」

女神「なぜでしょう…何か、澄んだ感覚があります…」

青魔「空が暗い理由はね」
「おかえりー!」

僧侶「ただ今戻りました、龍娘さん」

魔法使い「次は龍娘さんですかっ!?」

魔剣士「…勇者の本拠地ですから、もう驚きませんよ!」

龍娘「えと…いらっしゃいませ!」

「あ、女勇者たちだ!」

僧侶「女戦士さんも先についてましたか」

女戦士「うん!海底神殿にはいけた?」

女勇者「行けたよ、サンキュー!」

青魔「向こうで手伝ってもらったんだ…魔王、様は?」

龍娘「えっけんのまでおまちしてます、だって!」

女戦士「それじゃ、自分が案内するね!」

魔法使い「勇者パーティーのエスコート…すごく贅沢な気がしますっ」

ラミア「…ところで、空が暗い理由は何だったかしら?」

青魔「そうだった、空が暗いのは、日の光に極端に弱い魔物も少なからずいるからだよ。
   例えば女戦士もだね!」

女戦士「自分はそれほどでもないけど、吸血鬼の一族は苦手なんだって!」

女勇者「難儀だねー」


165 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/07(金) 20:50:55.82Nq6P2CPTO (2/2)

魔王城・謁見の間


龍娘「おんなゆーしゃたちをつれてきたよ!」

僧侶「こらっ」
青魔「まあまあ…」

「ありがとうございました…皆様は、少し下がって頂けますでしょうか…」

女戦士「分かりました!それじゃ、ゆっくり話をしてね!」

魔法使い「はいっ!」

ラミア「…私、魔王様に会うのは初めてなのよね…緊張するわ」

女勇者「あまり固くならず、ゆったり話が出来れば」
魔剣士「女勇者さんは柔らかすぎませんか?」

女勇者「あっはっはー♪」

「魔王様の御前ですので、少々固めにお願いします」

魔剣士「そうなりますよね」

シャー

女神「…!!」

「も…もしかして、あなたは湖の…」

女神「はい、女神です…お久しぶりになります…!」

「お久しぶりです…訪れることも出来ず、申し訳ありませんでした…」

魔法使い「女神さんは、魔王さんと知り合いなのですかっ?」

女神「はい…まだ和解する前の話になりますが…」

「申し訳ありませんが、魔王様も女神さんも、要件を終えてからお願いします」

魔王「失礼しました…ケホン、魔王城にようこそおいでくださいました…
   私が、魔物を統べさせていただいてる、魔王と申します…」

「私は魔王様のお世話をさせてもらってる、側近と申します」

女勇者「えっと…アタシが女勇者、で、魔剣士クン、魔法使いクン、ラミアクン、女神サン。
    アタシと魔法使いクンが人間で、魔剣士クンとラミアクンが魔物。女神サンは…神様?」

女神「はい…」

女勇者「この5人で悪魔退治をしてて…魔王サマなら重要な情報を持ってるかなって」
魔剣士「だから女勇者さん…!」

魔王「悪魔…魔物の方でも、取り憑かれて暴れてしまう被害が少なからずありました…
   情報と言える情報は…(↓2)」


166以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/07(金) 21:45:06.63JDu30C31O (1/1)

ksk


167以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/08(土) 00:58:04.11BnbPXKETo (1/1)

魔物が取り付かれると欲望にとても素直になってしまう


168 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/08(土) 01:26:51.09oLVIdK8jO (1/1)

モバマスでリビドー溢れる事態になりましたので、更新は翌朝か昼とさせていただきます


169嘘つきでごめんなさい ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 03:01:25.71BptQYTZhO (1/2)

魔王「情報は…魔物が取り憑かれてしまうと、欲望に素直になってしまうと聞きました…」

女勇者「欲望に素直に…?」

ラミア「…今私が取り憑かれたら、魔法使いと魔剣士を襲うかもしれないわね」

魔法使い「ええっ!?」
魔剣士「それは困りますね…」

ラミア(性的な意味なんだけどね)

側近「魔物は食欲や征服欲が潜在的に強いため、取り憑かれると間違いなく人間や他の魔物に害を及ぼします」

魔王「どこから来たのかはまだ分からなくて…ごめんなさい…」

女神「いえ、わたしたちこそいきなり押しかけてごめんなさい…」

女勇者「…もしかしたら、あのスライムも既に取り憑かれてたのかな?」

魔王「3日ぐらい、時間を頂けますか…?」
側近「それまでに、悪魔の出処を見つけます」

女勇者「元から叩けるなら、アタシは賛成だけど…皆もそれでいい?」

魔剣士「僕も賛成です」
魔法使い「私もですっ!」
ラミア「私もよ」

女神「…お願いします!」

側近「かしこまりました。待機中は城の部屋をお貸ししますので、ゆっくりしてください」

女勇者「ありがと!」


170 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 03:06:46.68BptQYTZhO (2/2)

・・・・・

魔剣士「…ふぅ…」

女勇者「どしたの?」

魔剣士「いえ、かなり大掛かりになったなーって思いまして」

女勇者「アタシが「勇者」にされるんだから、それぐらいの大事だよねー」

魔剣士「…元を塞ぐ等すれば、解決するでしょうか?」

女勇者「解決しなかったら大変だし…でしょうかじゃなくて、解決する!って覚悟で行こう?」

魔剣士「そうですね…」

女勇者「ところで魔剣士クンさ…(↓1)」


※選択肢
1/溜まってない?
2/アタシたちの中で好きになった娘、いる?
3/勇者パーティーでは誰が一番好き?
4/(他に意見がある場合、フリーワードでどうぞ)


171以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 04:17:05.84aKl2FHDnO (1/1)




172 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 05:03:57.28TE3HzJP7O (1/5)

女勇者「…勇者パーティーでは誰が一番好き?」

魔剣士「僕達ではなく、ですか?」

女勇者「うん」

魔剣士「そうですね…同じ魔物として、青魔さんが一番気になります」

女勇者「ふーん…じゃ、ちょっと待っててね!」

魔剣士「えっ、ちょっと!?」


・・・・・


青魔「それでボクを呼んだの?」

女勇者「そ。後はよろしくねー!」

青魔「あっ、ちょっと!」
魔剣士「えぇ!?」


魔剣士「えっと…」

青魔「…ボクで良ければ、話を聞くけど…」

魔剣士「…(↓1)」


173以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 05:46:37.24AS/7Vteg0 (1/1)

スケベしようや


174 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 08:43:21.33TE3HzJP7O (2/5)

魔剣士「……スケべしようや」

青魔「スケベ…良いけど、勇者にちょっと聞いてくるね」

魔剣士「えっ…良いんですか!?」

青魔「キミがそういう気分なら、ボクはそれに応えるよ。
   だって、ボクは淫魔だもん!」

魔剣士「……」ポカーン

青魔「じゃあ、ちょっと待っててね!」


魔剣士「言ってみるものですね…」


・・・・・


青魔「お待たせ。流石にこのボクは勇者のものだから…」ポン!
淫魔「こっちでも良い?」

魔剣士「は、はい…」(淫魔…初めて見ました…)

淫魔「初めて見たって顔してる…とりあえず、ズボンを脱がして…」スルッ

魔剣士「ひゃっ…!?」

淫魔(…(↓1)だね)
魔剣士(聞こえてます…)
淫魔「キミってそういう種族なの!?」


175以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 09:22:01.28pPTjLiwwO (1/2)

可愛いクリちゃんだね♡


176 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 09:34:44.31TE3HzJP7O (3/5)

どうしよう、魔剣士は男のつもりで書いてたのです(>>1参照)が…
再安価か置き換えか、↓1~2で意見をお願いします…(擬似的に再安価を兼ねますので、再安価で別のセリフを希望する場合はそのセリフもお願いします)


177以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 10:29:31.59ruGJanhIo (1/1)

煽りととればそうおかしくはないと思うが
安価なら下


178以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 10:30:12.92pPTjLiwwO (2/2)

>>176
まじですまん、>>8で魔法少女って言ってたからそっちから勝手に女イメージで読んでたわ

安価は下で


179 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 10:55:14.91TE3HzJP7O (4/5)

>>177を採用して置き換え風にします…次レスから再開します


180ハートが使えないので音符で代替 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/10(月) 11:11:11.40TE3HzJP7O (5/5)

淫魔(…かわいいクリちゃんだね♪)
魔剣士(聞こえてます…)
淫魔「キミってそういう種族なの!?」

魔剣士「魔法少女ですから、心を読むのは出来るんです…クリちゃんって…」ズーン…

淫魔「ごめん!でも、魔法少女なのに男なんだ…?」

魔剣士「そうなんです、魔法少女なんですけど男なんですよ」

淫魔「…皆には、秘密にしてるよね?」

魔剣士「魔法少女としての姿は秘密です」

淫魔「なら良いんだ…魔剣士は、ちんちんを大きくしたい?」

魔剣士「…お願いしてもいいですか?」

淫魔「分かった…性強化魔法!」


コンマ↓1+2
29以下/淫魔「…あ、あれ?失敗しちゃった?」魔剣士「えっ?」
30~99/魔剣士「これなら普通に、ですよね?」淫魔「うん!」
100~169/淫魔「なんだか…凄い…」魔剣士「どこかで見たような…」
170以上/???「ちょっと待った!」
0・40の倍数・198/????「きゃっ!?」


181以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 11:37:22.67NsctWENNo (1/1)

ほい


182以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/10(月) 12:20:05.19eEw/x7JSO (1/1)

はい


183 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/11(火) 19:53:22.10YClUmfuyO (1/4)

魔剣士「んっ……」

淫魔「うん、うまく行った!」

魔剣士「…これなら普通に、ですよね?」

淫魔「うん!でも…」

魔剣士「でも?」

淫魔「ボクは一度スイッチが入ったら、強引になっちゃうけど…本当に大丈夫?」

魔剣士「それは、覚悟できてますので…」

淫魔「分かった…それじゃ、スケベしよ?」

魔剣士「はい…!」


184 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/11(火) 20:04:59.87YClUmfuyO (2/4)

その頃…
魔王城・龍娘の部屋

コンコン
(入りたまえ)

ガチャ
ラミア「失礼し…あら、人違いかしら?」

「…もしかして、龍娘に用があったか?」

ラミア「ええ。彼女にちょっと聞きたいことがあって…
    でも、目の前にいるあなたは火の四天王…よね…?」

「そうだ。今はその役職を解かれてるが…龍女と呼んでくれ」

ラミア「では龍女さん、龍娘ちゃんはどこに行ったか知ってるかしら?」

龍女「私だが」

ラミア「…え?」

龍女「実際に見てもらったほうが早いな…」コォォォ…

ラミア「…そう言う事ね」

龍娘「そういうこと!」


185 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/11(火) 20:16:26.76YClUmfuyO (3/4)

ラミア「それで龍娘ちゃ…いえ、さん付けのほうがいいかしら?
    今の魔王軍の指揮系統はどうなってるのかしら?」

龍娘「えっとね…まおーさまが一番えらくて、そっきんとゆーしゃが次にえらいの!」

ラミア「勇者が2番目なの…それで、四天王はどうなったのかしら?」

龍娘「はちにんになった!あおまと」
コンコンコン
龍娘「いまおはなしちゅー!」

(わ、分かりました…)
(いや、急ぎの要件だろう?)

ラミア「私は構わないわ」

龍娘「じゃあ、はいっていいよー!」

(では、失礼する!)

ガチャ

「龍娘殿、至急の要件で参った」

(↓1)「あ、ラミアさん…こんばんは…」


※安価制限
東洋の妖怪の種族でお願いします。ただし龍は不可
また、人型でないものだとしても擬人化になりますのでご容赦ください


186以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/11(火) 20:18:01.20zD33rPfNO (1/1)

稲荷


187 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/11(火) 20:52:04.56YClUmfuyO (4/4)

ラミア「こんばんは…いえ、初めまして」

「あ、そうでした…はじめまして」

「稲荷殿、要件をお伝えせねば…」

稲荷「あ、はい…龍娘さん、火山地帯で魔物が自我を失って暴れてると…!」

龍娘「ええー!?」

「今回の件は稲荷殿が助力するとのこと。
 火山地帯に至急向かわれたし、と側近殿から命令が下った」

龍娘「わかった!」コォォォ…

龍女「すまない、ラミア…バジリスク、彼女の話し相手をお願いして良いか?」

バジリスク「あいわかった」

稲荷「では、ひとっ飛びします…!」
龍女「よろしく頼む」
ヒュン!

ラミア「…忙しいのね」

バジリスク「我ら幹部は最近悪魔の攻勢に頭を悩ませておってな…
      っと、紹介が遅れて申し訳ない。某はバジリスク、地の八天王を任ぜられてるものだ」

ラミア「私はラミア、女勇者に同行してきたのよ。
    それにしても…目隠しなんてしてたら、何も見えないんじゃないかしら?」

バジリスク「バジリスクの種族は視線で相手を殺める…それ故、目を白日に晒すのは命のやり取りの際のみ、としている。
      なに、普通に暮らす分には何の問題もないゆえ、気にされずとも」

ラミア「そうだったのね…」

バジリスク「ご心配、痛みいる…それで、確か八天王の話の途中であったか?」

ラミア「ええ。メンバーは青魔と…他に誰がいるのかしら?」

バジリスク「水が青魔殿、火が先ほど龍女殿と火山地帯に向かった稲荷殿、風が風狸殿、それと地が某。
      他4名は未だ決まらず、実質的には新生四天王と言う趣でな」

ラミア「なるほどね…」

バジリスク「悪魔退治で素晴らしい功を上げれば、青魔殿のように列席できるやもしれぬ」

ラミア「…狙って見る価値はありそうね」

バジリスク「他に聞きたいことはあるか?」

ラミア「(↓2)」


※選択肢
1/そういえば、この城にオスの魔物ってどれくらいいるのかしら?
2/悪魔の被害、どのくらいあるのか分かる?
3/(他に思いつく場合はフリーワードでどうぞ)


188以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/11(火) 20:53:54.81EJPHuV/GO (1/1)

2


189以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/11(火) 21:54:54.910eeLjxbto (1/1)

1


190 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 02:42:12.88zAX0Ryi0O (1/1)

ラミア「そういえば、この城にオスの魔物ってどれくらいいるのかしら?」

バジリスク「少なからずいるが…魔王様が女性であるゆえに、城を出た魔物が幾ばくかいたと聞く」

ラミア「ふーん…この城ではメスのほうが強いってことかしら?」

バジリスク「勇者殿がいるゆえ、そこまでバランスは崩れてないと思いたいが…」

ラミア「でも、勇者さんは人間なのよね?」

バジリスク「左様。しかし、今は魔物とも打ち解け、魔物と変わらぬ扱いを受けておる。
      僧侶殿と弓使い殿も同様。女戦士殿は自ずから魔物に変化したゆえ、説明に窮するが…」

ラミア「まさか吸血鬼の眷属となってるなんてね…
    …それで、非常に気になってることがあってね?」

バジリスク「ほう?」

ラミア「バジリスクさんの性別は?」

バジリスク「某か…某は(↓1)」


191以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 02:48:55.37CK/5zq3VO (1/1)

無性


192実質再安価でごめんなさい ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 03:00:57.13rE1czoqFO (1/7)

バジリスク「某は無性…性別はござらん」

ラミア「それは心の中、よね?」

バジリスク「左様…しかし身体がどうあれ、某は性別に惑わされぬと決めたゆえ」

ラミア「私は身体がどうなのかがすごく気になるのよ…ごめんなさいね!」
サワッ
バジリスク「なっ…ラミア殿!?」

ラミア(この感触…(↓1))


※安価制限
「男」か「女」か、はっきり分かるセリフでお願いします
それ以外の性別(ふたなり・どっちも無い、etc)は不可


193以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 03:13:42.456z+QgccbO (1/1)




194 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 03:40:04.84rE1czoqFO (2/7)

ラミア(この感触…女の子なのね)

バジリスク「…ラミア殿!」スチャ

ラミア「乱暴してごめんなさいね」スッ

バジリスク「………今回は不問といたす。しかし、某の身体のことは他言無用。」

ラミア「ええ、同じ蛇として約束するわ」

バジリスク「蛇…まあよい、次にこのような行いをすれば、某は目隠しを取らねばならぬゆえ…」

ラミア「念押しするのね…大丈夫よ。これは私とバジリスクさんだけの秘密」

バジリスク「それで良い…さて、某は女勇者殿と話をせねば」

ラミア「女勇者なら、多分庭園で特訓してるんじゃないかしら?」

バジリスク「かたじけない…しからば、御免」

ラミア「私も魔剣士と話をしないとね…」


195 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 04:07:10.59rE1czoqFO (3/7)

・・・・・

ラミア「さて…」

ハッ…ハッ…モウ、コレイジョウ、ハ…!
ダカラ、イッタンダヨ…スイッチノ、ハイッタ、ボクハ…!

ラミア「…お取り込み中ね。後回しにした方がいいかしら?」

(↓1)「あれ、ラミアだ」

ラミア「…あら」


※安価制限
青魔・龍娘(龍女)・魔剣士・稲荷・バジリスクは不可


196以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 04:22:28.46m+sjmMKAO (1/1)

ハーピー


197 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 04:34:58.64rE1czoqFO (4/7)

「あれ、ラミアだ」

ラミア「…えっと…どちらさまかしら?」

「あ、ごめんなさい!うち、ハーピーって言います。
 ラミア…さんのことは風狸様から聞いてて」

ラミア「風狸…そういえば、風の八天王って言ってたわね…
    それで、私、魔剣士、青魔さんの誰に用なのかしら?」

ハーピー「いえ、通りかかったら見かけただけで、つい声を掛けちゃって」

ラミア「あらあら…」

ハーピー「お詫びになるか分かりませんけど、アメちゃんをどうぞ!」

ラミア「あら、ありがと」

ハーピー「それじゃ、失礼します」パタパタ…

ラミア「流石に魔物の本拠地だから、色んな魔物がいるのね…あら、意外と甘くない」


198 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 04:45:09.08rE1czoqFO (5/7)

ラミア「…声も収まったし、入っちゃおうかしら?」

コンコン

ラミア「……反応がないわね」

ガチャ

ラミア「失礼…する…わ……」


魔剣士「ゼェ…ゼェ……」
「スー…スー…」


ラミア「魔剣士、その子は一体…」

魔剣士「…あ…ラミア、さん…」

ラミア「でも、外から聞いた時は青魔さんの声だったわよね…?」

魔剣士「この人…青魔さん、です…」

ラミア「…あ、そういえば青魔さんの正体は淫魔だったわね」

淫魔「スー…スー…」

ラミア「…とりあえず、回復魔法は必要かしら?」


199 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 07:12:40.44rE1czoqFO (6/7)

・・・・・

ラミア「要するに、初めてのエッチになったわけね?」

魔剣士「はい…まさか、初めてを青魔さんにやっていただけるとは思いませんでしたが…」

ラミア「魔剣士はそういう事を人に言いづらそうだったから、ちょっと心配してたのよ」

魔剣士「ど、どういうことですか!?」

ラミア「そのまま。これまで、他の子に相談しないで、自分で抜いてたんでしょ?」

魔剣士「は、はい…」

ラミア「…今度我慢できなくなったら、私に言ってもいいのよ」

魔剣士「え…」

ラミア「…さて、青魔さんを起こさないといけないわね」

魔剣士「急ぎの用ですか?」

ラミア「そうでもないけど、3人で話をしたくて来たのよ」

魔剣士「うーん…でしたら、またの機会にして頂けると助かります…
    青魔さん、疲れ果ててますから…」

ラミア「どれだけ激しかったのよ…」


200 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/12(水) 07:41:31.88rE1czoqFO (7/7)

魔王城・庭園


女勇者「98…99…100!…少し休憩しよっと」

バジリスク「女勇者殿」

女勇者「何?…誰?」

バジリスク「某はバジリスク、地の八天王を任ぜられているものだ。
      女勇者殿と、一つ手合わせをしていただきたく」

女勇者「あー…ごめん、休憩してるから、それが終わってからなら良いわよ」

バジリスク「承知した」

女勇者「あ、ちょっと待った!勇者と弓使いは今どこにいるのか知ってる?」

バジリスク「お二人は重要任務を魔王様より仰せつかってるゆえ、現在魔王城にはおらぬ」

女勇者「なーんだ…もしかして、戻ってくるのは明日ぐらい?」

バジリスク「分からぬ。しかし近いうちに戻ると話してたゆえ、手合わせなら出来るのではなかろうか?」

女勇者「手合わせじゃなくて、話がしたかったんだけど…」

バジリスク「ならば尚更。女勇者殿の冒険譚は、勇者殿の力になると某は考える」

女勇者「冒険譚って、それほど活躍したってわけじゃないけどねー」


コンマ↓1
75以上or00で勇者と弓使いが帰ってくる


201以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 09:16:30.37QoF0KUztO (1/1)

せいや


202 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/13(木) 02:44:57.2185xxDE4XO (1/1)

SDカードがまた壊れて書き溜めてた分が吹っ飛びました…
更新は翌晩とさせてください…


203以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/13(木) 03:38:31.77ZhENQ8sTO (1/1)

どんまい


204 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/14(金) 03:00:11.78m8nDxXn+O (1/5)

・・・・・

女勇者「ところでさ、目隠し取らないの?」

バジリスク「某の目は人を殺めるゆえ…」

女勇者「人を殺すって…冗談?」

バジリスク「冗談にあらず。某はそういう魔物なのだ」

女勇者「へぇー」

「バジリスクさーん!」

バジリスク「おや、風狸殿ではないか」

女勇者「風狸?」

バジリスク「某と同様、八天王に任ぜられてるものでな」

風狸「おんなゆうしゃさんがここにいるってきいて!」

女勇者「女勇者はアタシだけど…こんな子供も八天王なんだ」

バジリスク「左様、しかし齢は某より上ではなかろうか?」

風狸「ふうりはおねーちゃんです!」

バジリスク「失礼をいたした…風狸殿、女勇者殿にご挨拶を」

風狸「はじめまして、ふうりです!かぜのはちてんのうです!」

女勇者「女勇者よ。それで、アタシに何か用?」

風狸「まおうさまとめがみさんが、おんなゆうしゃをよんでました!」

女勇者「そう?それじゃ、行かないとねー。
    バジリスクサン、手合わせはまた後で!」

バジリスク「承知した」
風狸「じゃあ、ついてきてください!」


205 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/14(金) 03:11:04.96m8nDxXn+O (2/5)

魔王城・謁見の間


風狸「まおうさま!おんなゆうしゃさんをつれてきました!」

女勇者「何か情報が見つかった?」

魔王「はい、悪魔の本拠地が分かりました…」

女勇者「本拠地…ということは、乗り込むのに準備がいるって話?」

魔王「そうなります…」

女神「(↓1)と(↓2)が必要になるらしいのです…!」


※安価制限
女勇者パーティー(女勇者・魔剣士・魔法使い・ラミア・女神)
魔王軍八天王(青魔・稲荷・バジリスク・風狸)
のいずれか1人ずつを指定してください。
ただし、最低でも片方は女勇者パーティーからの指定が必須です。両方とも八天王になっ場合は↓2のみ安価ずらしです


206以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 03:17:20.58GwYpCiUzO (1/1)

魔法使い


207以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 03:25:23.89FxA1P5IUO (1/1)

魔剣士


208 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/14(金) 03:33:43.94m8nDxXn+O (3/5)

女神「魔法使いさんと魔剣士さんが必要になるらしいのです…!」

女勇者「魔法使いクンに魔剣士クン?あの二人が必要って、どういう事?」

魔王「あのお二方の魔力で、本拠地への入り口を開ける事が出来ます…」

女勇者「魔力…魔法使いクンは特訓必須になりそうかなー?」

魔王「いえ、今の魔力が必要なのです…魔法使いさんの(↓1)が、今回重要になりますので…」

女勇者「へぇー…!」


209以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 03:42:03.37KxRqReYyO (1/1)

新しい装備


210 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/14(金) 04:05:59.66m8nDxXn+O (4/5)

魔王「魔法使いさんの新しい装備が、今回重要になりますので…」

女勇者「へぇー…!」

魔王「それで、女勇者さん…申し訳ありませんが、魔法使いさんと女神さんと一緒に、その装備を取りに向かってもらえますか…?」

女勇者「良いけど、どこなのよ?」

魔王「港町に武具工房がありまして…そちらに製作をお願いしてます…」

女勇者「港町ね、了解。でも、アタシの仲間だけじゃ魔王サンの使いだって分からないんじゃない?」

側近「では、(↓1)も同行させましょう」

女勇者「え、良いの?」


211以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 04:13:10.00hWbpUZUdO (1/1)

ワイヤレスデュラハン


212 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/14(金) 04:19:21.97m8nDxXn+O (5/5)

また難しいのが指定されたところで今晩の更新を終了します

最後に追加安価を
↓1/このデュラハン、自分の人格を持ってる?もしくは誰かの人形?
↓2/このデュラハン、喋れる?or誰の?
(↓1の回答次第で求める解が変わります)


213以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 04:38:48.94mGaaEOBlO (1/1)

人形


214以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/14(金) 05:59:50.20hb9lbqJ/O (1/1)

魔王


215 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/15(土) 23:40:36.381QFz6KLJO (1/1)

明日中に更新を開始します(夜中・朝とは言わない)


216間に合わなかった… ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 02:22:58.15/Sif4go/O (1/6)

側近「では、デュラハンも同行させましょう」

女勇者「え、良いの?」

側近「魔王さまが工房の方とお話するための人形ですので」

魔王「実験させてください…んんっ…」

魔王・デュラハン「「実験中です、聞こえますか…?」」

女勇者「おおっ」
女神「このような魔術が出来てるのですね…!」

側近「操作は私が行います。武器はある程度取り扱えますので、襲われても問題は無いかと」

女勇者「…ちなみにアタシがこれに喋ったら、魔王さんに聞こえる?」

魔王「はい…港町の状況を、お話して頂けると助かります…」

女勇者「分かった。それじゃ、明日出発で良いかな?」

女神「はい…!」


217 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 02:37:25.17/Sif4go/O (2/6)

翌日/港町


女勇者「町中に来るのは初めてだけど、こんな賑わってるんだねー」

魔法使い「あわわ…流されそうですっ」

女神「わたしの手を持ってください…!」

デュラハン(道の左側にいると、流されにくいそうです…)

女勇者「へぇー!」

女神「…うぅ、少し、人に酔ってしまいそうです…」

女勇者「あー…流れが落ち着くまで、どこかでご飯にする?」


コンマ↓1
15以下/???「む?そこのお主!」
85以上/??「あれ、あいつらって…おーい!」
00・50/女神「お待ちください…何か、嫌な予感がします…!」
それ以外/魔法使い「賛成ですっ!」


218以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/17(月) 02:44:09.07M2rBe5svO (1/2)




219 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 03:04:52.62/Sif4go/O (3/6)

「む?そこのお主!」

女勇者「…呼ばれた?」

魔法使い「えっと…」

「そこの人形を連れてるお主じゃ!」

「あー…この人の流れだし、気づいてない?」

女神「確かに、呼ばれてます…しかしどこから…?」

「店の中じゃ!」

女勇者「店の中…あ」


「ようやく妾に気づいたか…」
「まあ、この喧騒じゃ遅れても仕方ないさね」


女勇者「…誰?」

魔法使い「あの傘…女戦士さんが使ってるものですっ!」

女神「となると…女戦士さんを眷属にした、吸血鬼という方でしょうか…?」

「ほう、妾を知っておるのか…いかにも、妾が女戦士を眷属とした吸血鬼じゃ。
 それでこっちが妾のもう一人の眷属、狼じゃ」

「主さんの部下?やってる狼さね。ところで、あんたらはどこに?」

女勇者「魔王サンからの頼まれ事で武具工房にね」

吸血鬼「武具工房か…(↓1)」


※選択肢
1/妾も用があっての、一緒に行こうと思ったのじゃが…
2/この人波じゃ、使いをはたすお主らに、妾が少々恵もうかの?
3/先ほど工房で何かが起こっておったの…
4/(他に思いつく場合はフリーワードで)


220以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/17(月) 03:18:50.56M2rBe5svO (2/2)

1


221以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/17(月) 06:30:56.25KeUJGvPU0 (1/1)

R-18なのにエ□がほとんど無いんですけど!バンバン


222だからスレタイがR-18?なのです ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 09:19:41.16/Sif4go/O (4/6)

吸血鬼「武具工房か…妾も用があっての、一緒に行こうと思ったのじゃが…」

女勇者「どしたの…あ」

吸血鬼「…なぜかは知らぬが、その者に恐怖を抱いてるのじゃ…
    妾が恐れるとしたら、神とその関連物だけのはずじゃ!」

魔法使い「この人は女神さんですっ!」

吸血鬼「女神じゃと!?」

女神「女戦士さんからも怖がられました…」

狼「となると、本物さね…どうしてここにいるんだい?」

女神「魔法使いさんに、色々と救われたのです…!」

狼「なるほど…」

女勇者「工房へは魔法使いクンと女神サン、それにこのデュラハンと一緒に行けと言われてるんだよねー」

吸血鬼「そうじゃ、その人形は誰のものじゃ?」

女勇者「魔王サンの」

吸血鬼「ならば丁度よい。魔王殿、聞こえておるか?」


223 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 09:38:16.93/Sif4go/O (5/6)

デュラハン(はい…吸血鬼さんでしょうか…?)

吸血鬼「左様、近いうちに妾も城に向かおうと思っておっての。
    間が良いので、この者と一緒に向かうつもりじゃ」

狼「んもー、主さんはまた急に決めるんだから…でも留守中のアレコレは伝えてあるし、大丈夫…さね?」

吸血鬼「謀反を起こされたとしたら妾の不徳じゃな…」

デュラハン(えっと…女勇者さん達とともに来られる、という事でしょうか…?)

吸血鬼「左様、それで問題ないか、という話じゃ」

デュラハン(ええ、問題ありませんが…ただ、多忙のためにお相手できなかった場合は申し訳ありません…)

吸血鬼「悪魔の件なら、妾達も力を貸すぞ?」
狼「たくさん集まれば、なんとかなるものさね!」

デュラハン(よろしいのですか…?)

吸血鬼「妾も困っておっての…持ちつ持たれつ、ということじゃ!」



女勇者「…置いてけぼり!」

女神「重要な話をされてるので…」

魔法使い「ご馳走さまでしたっ!」

女勇者「…あれ、いつの間に食べてたの?」

魔法使い「お腹が空いてしまったんですっ」

女勇者「…まあ、そりゃそうだよねー」


224 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/17(月) 09:56:28.40/Sif4go/O (6/6)

・・・・・

狼「ごめんごめん、主さんの話も終わったし、工房に行くかい?」

女勇者「それじゃあ…(↓1)」


※選択肢
1/固まっていこうかな?
2/魔法使いクンは女神サンとゆっくりね!
3/(フリーワードでどうぞ)


225以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/17(月) 12:59:40.63PQATHHMfO (1/1)

1


226 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/19(水) 02:05:33.18q7ie6ksRO (1/3)

女勇者「それじゃあ…固まっていこうかな?」

狼「あいさ。でも、女神は主さんとはちょっと離れてもらうと助かるかな?」

女神「分かりました…」

魔法使い「じゃあっ、私が女神さんのそばに行きますっ!」

吸血鬼「すまぬの…では、参ろうかの!」

魔法使い「はいっ!」


コンマ↓1
10以下か91以上でそれぞれ別の何かが起きる(00は91以上とみなす)


227以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/19(水) 02:09:02.01YbGt9X3iO (1/1)




228 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/19(水) 02:44:06.33q7ie6ksRO (2/3)

女神「…ちょっと、待って頂けますか…?」

女勇者「ん?」
狼「なにか嫌な予感かい?」

女神「はい…何か、工房の方角に嫌な予感がしまして…」

女勇者「なら、むしろ急いだほうが良いと思うわ!」

吸血鬼「左様。悪魔の襲撃ならば、妾たちである程度は迎撃できるしのう」

狼「それじゃ、ダッシュ!」

ダダッ!

女神「あの…皆さん…!」

魔法使い「私達も、急ぎましょうっ!」

デュラハン(女神さん…嫌な予感とはどういったものでしょうか…?)

女神「実は…」


229 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/19(水) 02:59:14.72q7ie6ksRO (3/3)

港町・武具工房


バンッ!
女勇者「はぁ…はぁ…ここが武具工房で間違いない!?」

「間違いないが…どうしたんだ一体?」

吸血鬼「何か、嫌な予感がしてのう…」

狼「今、親方さんはいる?」

「親方なら」
「おう、砦のじゃねーか。それとそこの女は誰だ?」

女勇者「女勇者っていうんだけど、魔王サンからお使い頼まれてね」

吸血鬼「丁度妾たちと会ったので、連れてきたというわけじゃ」

「なるほどな…だが、魔王から「自分の声を届ける手段と同時に行かせます」と聞いてるし、このままじゃ渡せねーな」

女勇者「…魔法使いクン達を置いてけぼりにしちゃってたんだった!」

狼「すぐ来てくれればいいんだけど…」

吸血鬼「何、来るまでは警戒に当たるのもよかろう」

「警戒?」

吸血鬼「嫌な予感、というものじゃ」

狼「それじゃ、哨戒してくる!」

女勇者「じゃあアタシは…(↓1)」


230以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/19(水) 07:12:54.97mWcD7LBCo (1/1)

シャワー浴びる


231 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/19(水) 08:55:21.01AeES7D2sO (1/1)

女勇者「じゃあアタシはシャワー浴びてくる」

吸血鬼「シャワー?」

女勇者「水浴びのことを魔王城ではこう言うんだってさ」

吸血鬼「初めて聞いたのじゃ…」

「風呂に入るか?なら…犬公!ゴーレム!」

「押忍っ!」
「親方、呼んだ…?」

女勇者「…ゴーレム?」
吸血鬼「いつ見ても人そっくりじゃのう…」

親方「客が風呂に入りたいそうだ!」

ゴーレム「了解…こっち…」

女勇者「それじゃ、ちょっと行ってくるね」

吸血鬼「うむ!」


親方「で、砦のは武器だったよな?」

吸血鬼「親方殿…妾の名は吸血鬼じゃ!」

親方「ああ、すまんすまん。で、吸血鬼はこの武器だよな?」

吸血鬼「そうじゃ…うむ、見事な色合いじゃな」

親方「しっかし、金じゃなくて良いのか?」

吸血鬼「金は財宝じゃ…武器としてより、飾り物としての扱いがふさわしいのじゃ。
    今回は飾りと実用を兼ねてるのじゃ!」

親方「なるほどなぁ…ちなみに銀はやっぱりダメか?」

吸血鬼「銀はどうにもダメなのじゃ。金や鉄ならば問題ないのにのう…」

親方「吸血鬼ってのも大変なんだな」

ガチャ
魔法使い「や…やっと、追いつきましたっ…」

デュラハン(親方様、お久しぶりです…)

親方「おう、魔王の嬢ちゃんだな?ちっと待ってな!」

女神「…あの、女勇者さんと狼さんは…?」

吸血鬼「狼は見回り、女勇者殿は湯浴みじゃ」

ガチャ
狼「(↓1)!」


※選択肢
1/主さん、なにか来てる!
2/親方さん、急いでここから逃げて!
3/特に異状なし!(ただしコンマが25の倍数だと展開変化)


232以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/19(水) 09:26:39.48FWRvvGiso (1/1)




233なんかちょくちょく忙しくなる… ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 03:54:12.65dxWNH6VyO (1/2)

狼「特に異状なし!」

吸血鬼「ふむ、予感は気のせいじゃったかのう?」

女神「気のせいなら、それで良いのですが…」

魔法使い「…なんだか、ふらふらします…」

狼「大丈夫かい?」

魔法使い「ちょっと、寝かせてくださいっ…」

吸血鬼「…親方殿は今奥に下がっておるのう…妾がとりなすゆえ、そこで横になるのじゃ」

魔法使い「ありがとうございますっ…」

狼「人波に酔った、かな?」

吸血鬼「ありえるのう…これほどまでに人で賑わう街など、片手で足りるかどうかじゃ」

女神(……でも、嫌な予感はまだ消えてません…)



女勇者「はぁ…さっぱりした!って、魔法使いクン?」

魔法使い「スゥ…スゥ…」

吸血鬼「魔法使い殿は疲れで寝てるのじゃ…起こしてはならぬぞ」

女勇者「はいはい」

親方「おう、待たせ…おっと、声を抑えたほうがいいか?」

狼「そうしてくれると助かるさね」

親方「おう…それじゃ、これが魔王から頼まれてた武器だ」

女勇者「…なんだか青がすごく深いわね」

親方「俺の工房の特産品、コバルトの武器だからな。
   今回はそれにミスリル銀も混ぜ合わせた特注品だ」

女勇者「へぇ…魔王サン、もしかしてこのミスリル銀っていうのが?」

デュラハン(いえ、ミスリル銀とコバルトを混ぜ合わせたものが重要なのです…)

親方「扱うなら、丁重にしてくれよ」

デュラハン(はい…!)

吸血鬼「では、妾は砦に一度戻った後に魔王城に向かおうかの」

デュラハン(お待ちしております…)

女勇者「…魔法使いクーン?」

魔法使い「ムニャムニャ…」

狼「…起きないねぇ」

女勇者「仕方ない。アタシが背負うしかないわね」

女神「では、失礼しました…」

親方「おう、無茶はすんなよ!」


234 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 04:02:56.91dxWNH6VyO (2/2)

夜/港町


吸血鬼「もう夜遅いのう…妾達にとってはこれからが本番じゃが」

女勇者「流石にこんなに遅いと人もまばらだねー」

狼「主さん、早くしないと船に間に合わないよ!」

吸血鬼「そうじゃな…それでは、また後での」

女勇者「また後で!」


女勇者「さて、アタシたちはどうする?」

デュラハン(僧侶さんにお迎えをお願いしましょうか…?)

女神「しかし、この時間では迷惑にならないでしょうか…?」

女勇者「…それじゃあ…(↓1)」


※選択肢
1/今日は宿屋に泊まるわ
2/僧侶サンをお願い!
3/(フリーワードでどうぞ)


235以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/21(金) 07:21:18.87Y7GaQV3KO (1/3)




236 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 07:43:24.28zlhFNKmkO (1/9)

女勇者「…それじゃあ…僧侶サンをお願い!」

デュラハン(分かりました…少々お待ちください…)

魔法使い「クゥ…」

女勇者「…軽いとはいえ、病人がいるし、ね」

女神「ですね………あの、女勇者さん」

女勇者「どうしたの?」

女神「武具工房から、ずっと誰かがわたしたちを見てるみたいです…」

女勇者「誰かって…まさか、行くときの悪い予感って」
女神「はい…」

女勇者「はぁ…見えてるよ!」

ヒュッ
「探知されたか」
「…あら、あの人、魔に堕ちてないじゃない」

女神「やはり…!」

女勇者「へぇ…ここで会ったら百年目、女神サン、魔法使いクンを持ってて!」

女神「は、はい!」


237 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:00:45.82zlhFNKmkO (2/9)

女勇者「随分と久しぶりじゃない」

「私達も忙しいのよ、最近は対策も練られちゃってるしね」

「過言無用…」

「あら、ごめんなさい」

女勇者「………」
   (なんだろう、よく喋る方に懐かしさを感じる…?)

「2体1になるけど、文句は言わないで頂戴、ね!」
「…!」
ヒュッ
女勇者「おっと!」

・・・・・

僧侶「女勇者さんが悪魔と交戦中、ですか」

女神「はい…さらに2体同時に現れまして…」

僧侶「分かりました…では、私が手伝ってきます。
   女神さんは、宿屋前でお待ちください」

女神「申し訳ありません…」

僧侶「悪魔祓いは、聖職者の本分ですので…」

女神「聖職者…」
  (…わたしも、ある意味聖職者なのですよね…このままでは、ダメなのでしょうか…)


238 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:13:39.70zlhFNKmkO (3/9)

キィン!

女勇者「いったた…鍛えてるのはアタシたちだけじゃないってこと」

「今こそ、抹殺する」

「それじゃ、さような」
「束縛魔法、束縛魔法」ガシィッ!

女勇者「あれ…僧侶サン!?」

僧侶「悪魔と交戦中と聞きましたので」

「くっ…勇者パーティーの援軍ね…」

僧侶「はい…僧侶の名のもとに、悪魔を祓います」

「…フッ」パキィン!
女勇者「僧侶サン!」

僧侶「…神聖魔法・真」ピカッ!
「神聖魔法・極…!」カッ!


239 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:23:11.39zlhFNKmkO (4/9)

「ぐっ…!」

僧侶「…女神さん」

女神「今だけは、神ならざる感情で打ち払うことをお許しください…!」

「さ、さすがに…ダメね…早く、逃げなさい…!」

「…てった」
ザシュ
「…い…」
女勇者「もう逃さない…皆には悪いけど、これで終わりよ!」

「悪姫…ちゃん…!」
ガシィッ!
僧侶「…あなたも、ここで解き放ちます。」
女神「あなたは…女勇者さんの…ですから!」

女勇者・女神「「破邪っ!!」」

カッ!


240 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:26:06.10zlhFNKmkO (5/9)




女勇者「…えっ、オカン!?」
女神「やはり、そうでしたね…」






241 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:34:45.74zlhFNKmkO (6/9)

魔王城・医務室


僧侶「…つまり、こちらの方は女勇者さんの…」

女勇者「オカン…なんでオカンが悪魔になってるのさ…!?」

僧侶「そして…こちらの方も、どこかで見た覚えが…」

ガチャ
魔剣士「女勇者さん!」

僧侶「お静かにお願いします…」

女勇者「…あ、魔剣士クン」

魔剣士「あの悪魔と対決したって聞きまして…それで、結果は」

女勇者「トドメを刺したよ。その結果がこの二人なんだけど」

魔剣士「…あれ、この人って」

女勇者「知ってるの?」

魔剣士「僕達の国の、お姫様…?」

女勇者「アタシたちの国の?」

僧侶「平原の都の、ですか」

女勇者「…ちょっと、魔王さんに言ってくる」

ガチャ…パタン

僧侶「きな臭くなってきましたね」

魔剣士「なんで、この人が悪魔になってたんだろう…?」


242 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:48:24.14zlhFNKmkO (7/9)

魔王城・謁見の間


「…と言う訳で、平原の都がなにか気になるんだ。
 俺達の国の王様には報告してるが、魔王様も気をつけてくれ」

「…人間が…悪魔に、なった…?」

魔王「そうですね…取り憑かれてしまうだけではなくなってしまったのですね…」

バァン!
女勇者「魔王サン!って、あれ?」

「誰だ…おっ、噂の女勇者だな?」

女勇者「たしかにアタシは女勇者だけど…あれ、もしかして二人って」

「ああ、俺が魔王軍直属部隊隊長だ…いや、勇者って言ったほうが良いか?」

「…魔王軍、直属、部隊…弓使い…」

女勇者「勇者サンに弓使いサン…勇者パーティーが揃ったのね!」

勇者「俺達が最後だけどな…」

弓使い「人間、同士の…争い…」

魔王「あの…女勇者さんは、何か急用で参られましたか…?」

女勇者「っと、そうだった!アタシの国の姫さまが何故か悪魔になってて!」

勇者「姫が悪魔に…女勇者、お前の国って平原の都か?」

女勇者「そうだけど…」

勇者「ドンピシャ…女勇者、急いでその姫さまのところに連れてってくれ!」

女勇者「分かった!弓使いサンと魔王サンも来て!」

弓使い「分かった…!」
魔王「はい…!」


243 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 08:56:45.88zlhFNKmkO (8/9)

魔王城・医務室


勇者「…聞いた特徴通り…この子は間違いなく平原の都のお姫様だ」

魔剣士「しかし、なぜ悪魔に…」

勇者「…これで、俺達の持ってきた情報とつじつまが合った。女勇者、それに魔剣士だっけ?」

女勇者「なに?」
魔剣士「ええ…」

勇者「今回の件、平原の都の(↓2)が悪魔に加担してる」


244以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/21(金) 09:06:57.43Y7GaQV3KO (2/3)

ksk


245以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/21(金) 12:02:07.821cJyQtp6O (1/1)

国王 大臣 大司祭 騎士団長


246今回も実質再安価で… ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 12:29:18.27zlhFNKmkO (9/9)

勇者「今回の件、平原の都の…」

女勇者「アタシたちの国の…?」

勇者「国王、大臣、大司祭、騎士団長…つまり役人の大部分が悪魔に加担してる」

女勇者「…は?」
魔剣士「ちょ、ちょっと、待ってください…」

弓使い「…一番、悪いの…(↓1)…」


※安価制限
国王、大臣、大司祭、騎士団長
この中から1人だけ指定してください


247以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/21(金) 20:08:42.27gyDX5+R8O (1/1)

騎士団長


248 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 20:40:56.81T7yDNeh4O (1/2)

弓使い「…一番、悪いの…騎士団長…」

女勇者「騎士団長…そういえば、出発の時にお城で見かけなかったわ」

勇者「ということは、残りの3人は女勇者が出発した後に加担したってことか。
   女勇者、魔剣士、平原の都で騎士団に関する変な話を聞かなかったか?」

魔剣士「…そういえば、出発する少し前ぐらいから急に募集が増えてました」

女勇者「これも出発前だけど、狩場の森に何故か騎士団の人がいたんだっけ…
    今アタシが使ってる剣のために、神木を部分的に切りに来たのかなと思ってたけど…違ったのかな?」

勇者「神木を切った!?」

女勇者「王様からはそう聞かされたけど。
    ただ、相応の供物を捧げて切ったと言ってたっけ…」

弓使い「…神木は…神様の、身体…」

女勇者「えっ」

勇者「つまり、神木を切るっていうのは神に手を掛けるのとほぼ同じで、供物云々で許される問題じゃない。
   …嵌められたな、これは」

魔剣士「そんな…」
女勇者「部分的でもダメ?」

勇者「例えば右腕全部持ってかれたとしたら?」

女勇者「…なるほどね」

魔王「その剣は、そのようなものでしたのね…」

女勇者「これじゃ、親父と妹も心配ね…とりあえず魔王サン、悪魔の出処は?」

魔王「はい…魔王の出処は(↓1or2)です…」


※安価制限
魔界島全域・吸血鬼の砦(魔王軍の砦)・勇者の国全域を除く、作中で出てきた地名で指定してください
コンマは少ない方を取ります(同数時は>>1が判断)


249 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/21(金) 20:42:10.15T7yDNeh4O (2/2)

>>248に重大な間違いがあるので訂正

弓使い「…一番、悪いの…騎士団長…」

女勇者「騎士団長…そういえば、出発の時にお城で見かけなかったわ」

勇者「ということは、残りの3人は女勇者が出発した後に加担したってことか。
   女勇者、魔剣士、平原の都で騎士団に関する変な話を聞かなかったか?」

魔剣士「…そういえば、出発する少し前ぐらいから急に募集が増えてました」

女勇者「これも出発前だけど、狩場の森に何故か騎士団の人がいたんだっけ…
    今アタシが使ってる剣のために、神木を部分的に切りに来たのかなと思ってたけど…違ったのかな?」

勇者「神木を切った!?」

女勇者「王様からはそう聞かされたけど。
    ただ、相応の供物を捧げて切ったと言ってたっけ…」

弓使い「…神木は…神様の、身体…」

女勇者「えっ」

勇者「つまり、神木を切るっていうのは神に手を掛けるのとほぼ同じで、供物云々で許される問題じゃない。
   …嵌められたな、これは」

魔剣士「そんな…」
女勇者「部分的でもダメ?」

勇者「例えば右腕全部持ってかれたとしたら?」

女勇者「…なるほどね」

魔王「その剣は、そのようなものでしたのね…」

女勇者「これじゃ、親父と妹も心配ね…とりあえず魔王サン、悪魔の出処は?」

魔王「はい…悪魔の出処は(↓1or2)です…」


※安価制限
魔界島全域・吸血鬼の砦(魔王軍の砦)・勇者の国全域を除く、作中で出てきた地名で指定してください
コンマは少ない方を取ります(同数時は>>1が判断)



250以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/21(金) 22:13:28.21Y7GaQV3KO (3/3)

湖の孤島


251以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 06:08:06.594N8svOJrO (1/1)

海底神殿


252読み替えでいいですよね? ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/22(土) 09:06:17.76YsRBoh3tO (1/3)

魔王「悪魔の出処は…湖の小島です…」

女勇者「あれ?女神サンと会ったのもそこだったよね?」

魔剣士「あの廃墟で悪魔と戦ったんですよね…」

勇者「あそこで戦ったのか?だとすると、少しやばいな」

弓使い「…悪魔…取り憑いてる…?」

女勇者・魔剣士「「えぇっ!?」」

勇者「念のため、魔王と僧侶に解呪魔法を掛けさせるけど、いいよな?」

魔剣士「ええ、お願いします!」
女勇者「念入りに対策しときたいしねー」

魔王「それでは…解呪魔法・改」ピキッ


※コンマ
↓1/女勇者・コンマが05以上で成功、95以上と00は更に何かが起こる
↓2/魔剣士・コンマが10以上で成功、25の倍数と00は更に何かが起こる


253以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 09:16:19.45lAluMgrL0 (1/1)




254以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 10:04:24.10/7dzCP5Co (1/1)

えいや


255 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/22(土) 11:06:22.15YsRBoh3tO (2/3)

女勇者「…うん、なんか軽くなった」

魔剣士「あれ?ちょっと…ふらっと…」ヨロヨロ
ガシッ
女勇者「大丈夫?」

魔剣士「はい…ただ、身体からビリビリと剥がされたような…」

魔王「…ぎりぎり、でしたね…」

勇者「魔剣士、あと少し遅れてたら悪魔に乗っ取られてたかもしれなかったな」

魔剣士「ええ…!?」

弓使い「…セーフ…!」

女勇者「…かなり危なかった?」


256 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/22(土) 11:13:05.35YsRBoh3tO (3/3)

・・・・・


魔法使い「悪魔に取り憑かれてる、ですかっ!?」

僧侶「ええ。だから、念のために解呪魔法を施しに来ました」

ラミア「私じゃダメなのかしら?」

僧侶「解呪魔法の改は使えますか?」

ラミア「…改はまだだったわ」

女神「わたしもでしょうか?」

僧侶「はい。それでは…解呪魔法・改」ピキッ


※コンマ
↓1/ラミア・25以上で成功、下一桁が0なら何かが起こる
↓2/女神・15~85なら成功、05以下or95以上なら何かが起こる
↓3/魔法使い・50「以下」で成功、51以上かつ下一桁が5だと…?


257以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 12:35:12.24R5CaYcB4O (1/1)

失敗リスクはなんだろうな?


258以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 14:05:54.438SVhvhiyo (1/1)

女神ちゃん


259以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 21:29:41.39traT4wNT0 (1/1)

えいっ


260以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/22(土) 21:30:33.35DCECie560 (1/1)

うりゃ


261 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 14:43:47.95EmKgub+6O (1/7)

女神「なんだか、身体が軽くなった気分です…」

魔法使い「おおっ、ふわっとしますっ」

僧侶「ふわっと?」

魔法使い「憑き物が落ちた気がしますっ!」

僧侶「…かなり大きなものだったのでしょうか?
   では、ラミアさんにも…解呪魔法・改」ピキッ

ラミア「!?…痛たた!」

僧侶「少し、我慢してください!」

ラミア「くぅっ…ぅっ……!!」ギリギリ…

僧侶「はぁ…はぁ…っ!」ピキピキピキッ!

ラミア「…くっ…っ……」
ドサッ

魔法使い「ラミアさんっ!」

僧侶「…力不足、でした…」

女神「僧侶さん…」

魔法使い「よっこらしょっ…大丈夫ですかっ?」

ラミア「………」

女神「気を失ってしまってます…安静にさせましょう…」

魔法使い「はいっ」

僧侶「…こうなってしまった以上、魔王さんに頼るべきでしょうか…」

魔法使い「お願いしますっ!」

僧侶「分かりました…少々、お待ちください」


女神「ラミアさん…」


262 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 14:49:30.72EmKgub+6O (2/7)

ガチャ
魔王「失礼します…」

勇者「僧侶の魔法が効かないって、結構厄介な状況だな」

女勇者「ラミアクン…」

魔法使い「ラミアさんは助かるのですかっ!?」

魔王「…少し、不安が残ります…でも、頑張りますので…!」

女神「お力添えは必要でしょうか…?」

魔王「…申し訳ありません、解呪魔法は一人でやる方が安定しますので…
   参ります…解呪魔法・真…!」ピキピキッ…


※コンマ↓1
7の倍数、もしくは下一桁が7だと「失敗する」


263以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/23(日) 14:55:23.26MizvP9wXo (1/2)

どーん


264 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 15:28:06.68EmKgub+6O (3/7)

ラミア「……!」ビクッ
ズモモ…

女神「黒いモヤが…!」

女勇者「念のため…破邪っ!」

カッ!

女勇者「…よし、これで大丈夫かな?」

魔王「完全ではありませんが、大丈夫です…」

勇者「危なかったな…ところで女勇者」

女勇者「なに?」

勇者「その破邪、というのはどうやってやるんだ?」

女勇者「どうやるのか、と言われると…説明に困るなー…」


ラミア「ん…うん…」

魔法使い「ラミアさんっ!」

ラミア「あら、魔法使い…私、寝てたのかしら?」

女神「悪魔の抵抗で、突然倒れられまして…」
魔法使い「良かったっ…!」

ラミア「…だから、身体が破かれたような感覚に襲われたのね」

魔剣士「ラミアさんもですか?」

ラミア「魔剣士も?」

魔剣士「僕の時はすんなり行ったのですが、その感覚に襲われた後にフラッとなってしまって…」

ラミア「私はすんなり行かなかったみたい。何か「残ってる」感覚があるわ…」

女神「残ってしまってるのですね…では、それも封じるお守りを、作ってお渡しします…」

ラミア「助かるわ…魔法使い」

魔法使い「はいっ?」

ラミア「…今晩は、私と一緒に寝てもらえないかしら?」

魔法使い「えっ!」

魔剣士「魔法使いさん、今回はお願いします。
    多分、心に空白が出来てしまってるのも有りますから」

魔法使い「…分かりましたっ!」

ラミア「ありがと…お互い、大変ね」

魔剣士「ええ…僕は女勇者さんにお願いしようかと思ってます」


265 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 16:07:43.03EmKgub+6O (4/7)

魔王城・医務室


「…いた…た…」

バジリスク「目覚められたかな?」

「ええ…ここは、どこか?」

バジリスク「魔王城の医務室。某は魔王様より姫殿の見守りを依頼されてな」

「魔王城…!」キッ

バジリスク「ふむ…魔物への暗い感情があるのだな」

「私をさらって、何を望むか!」

バジリスク(悪魔だった頃の記憶がない…?)
     「強いて言うならば、人と魔物が共存できる平和だ」

ガチャ
風狸「しつれいします!」
「食事持ってきたけど、食べる?」

バジリスク「おお、風狸殿にオカン殿。
      某はまだ空いてない故、姫殿に振る舞っていただきたい」

オカン「ここの城の人は皆あたしをオカンと呼ぶのね。娘のせいかしら?
    さてお姫様、こんな感じのご飯はお口に合う?」

姫「む…このような料理は見た事がない」

オカン「まあ、庶民の料理だから見たこと無いのは仕方ないわねー」

風狸「すききらいはだめです!」

バジリスク「病み上がりゆえ、オカン殿の料理は少し重いかもしれぬな」

姫「…ならばそこの女性、この場で毒味をしなさい」

オカン「はいはい……ええ、あたし渾身の出来になってるわ。
    姫様にもぜひ食べてもらいたいぐらい」

バジリスク「ふむ、見事に箱入り娘だな」

姫「む……」モグモグ…

オカン「…どうかしら」

姫「…美味しい」モグモグモグ…

オカン「気に入ってもらえたみたい?」

風狸「オカンさんのりょうりはすごいです!」

バジリスク「…これなら、某も求めればよかったか」

オカン「ちゃんとあるわよ。はい、風狸ちゃんも」

バジリスク「おお、かたじけない」
風狸「いただきます!」


266 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 16:37:21.52EmKgub+6O (5/7)

・・・・・


オカン「お姫様にはここ最近の記憶がない?」

姫「ええ…騎士団長が私の部屋に入ってからの記憶がない」

オカン「騎士団長様?そういやあたしの家にも来てたね」

バジリスク「ふむ…勇者殿の情報の裏付けとなるな」

風狸「きしだんちょうはわるいひとなのです!」

姫「む…!我が国の臣下をけなすならば許さぬぞ!」

バジリスク「だが、今回の騒ぎの原因はその臣下だそうだ」

姫「貴様…!」

オカン「落ち着きなさい!」
パチンッ!
姫「っ!」

オカン「…ごめんなさいね。でも、臣下の悪事を止めないのは悪い王様のすることよ」

姫「しかし、どこにそのような証拠が…!」

オカン「あたし。」

姫「なに!?」

バジリスク「オカン殿は、悪魔として暴れていた頃の記憶がちゃんとあるゆえ、証拠としては十分と」

オカン「悪魔だった頃の姫様は格好良かったわよ。冷徹な刺客って感じかしら?」

姫「………!」

風狸「だいじょうぶ?」

姫「…私には、信用できぬ…!」

オカン「んー…」

バジリスク「ふむ…ならば、女勇者殿をお呼びすればよいか?」

姫「女勇者…彼女も、この城に囚われたのか!」

オカン「これは…ちょっと、娘を呼んでくるわね」

風狸「ふうりもよんできます!」


267 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 16:50:00.68EmKgub+6O (6/7)

・・・・・

ガチャ
女勇者「どうしたのオカン…あ、起きてたんだ」

魔剣士「僕も来てよかったのでしょうか…?」

姫「女勇者!」

バジリスク「姫殿は、臣下の悪事が信じられぬそうだ」

女勇者「そう言われても、アタシもそれを知ったのはごく最近だし…
    そうだ、オカンが説明すれば」
オカン「ダメだったわ。流石に信頼できないって」

姫「女勇者、答えよ!女勇者はなぜこの城に囚われてるのだ!?」

女勇者「いや、囚われたんじゃなくてアタシから行ったんだけど…」

姫「くっ…もしや、もう洗脳されてしまったのか…」

女勇者「だからそうじゃないってば…バジリスクサン、これじゃ取り付く島がない!」

バジリスク「むぅ…姫殿は一体誰の話なら信じるのだ…」

姫「信じさせるのなら、(↓1)!」


※選択肢
1/私を城に戻せ
2/この場で悪魔になってみせよ
3/勇者を呼びなさい
4/(フリーワードでどうぞ)


268以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/23(日) 17:03:40.165IvqUkFYO (1/1)

3


269 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/23(日) 17:32:00.99EmKgub+6O (7/7)

姫「信じさせるのなら、勇者を呼びなさい!」

ガチャ
勇者「誰か俺を呼んだか?」

女勇者「ナイスタイミング!」

風狸「ゆうしゃさんのはなしなら、しんじてくれますか?」

姫「むむ…ならば臣下の罪状、話しなさい」

勇者「臣下の罪状…平原の都の話だな?
   じゃあ言うぞ?まず今回の問題の根源、悪魔をこの世界に解き放ったのが騎士団長だ」

姫「しかし、騎士団長はいつも訓練場に」
勇者「姫さんとそっちの王様が俺達の国の王様と話をするために、お城にいなかったタイミングがあった。
   その隙に、という形だな…ちなみに、この話をさせるように向かわせたのが大臣。偶然じゃなく、狙って仕組んだみたいだ」

姫「ぬぬ…!」

勇者「そして、少なくとも女勇者の母と姫さん、二人に悪魔を乗り移らせたのが大司祭。
   これにも騎士団長が一枚噛んでたみたいだけどな」

オカン「あたしも驚いたわ…まさかあのお二人に乱暴されるなんて…ってね」
女勇者「オカン、それじゃいろいろ誤解起こすよ…」

勇者「…もう一つ、騎士団長は神木を部分的とは言え切った。これも大きな罪になる。
   分かって見逃した大司祭も同様だな」

姫「ぐぬぬ…我が国の臣下が、そんな事をしてたのか…!」

勇者「ああ。他にもあるが、目立つ点はこんな感じだ…信じてくれるか?」

姫「…ああ言ったのだから、信頼しよう…すまぬ、私はしばらく話をしたくない…」

バジリスク「滅入ってしまったか…オカン殿に引き継いで、某は部屋を去ろう」

オカン「了解。娘も、悪魔退治頑張んなさいね!」

女勇者「分かってるって!」


※次のシーンの安価選択肢(↓2)
1/魔王城・女勇者と魔剣士の部屋
2/魔王城・魔法使いとラミアの部屋
3/魔王城・食堂
4/(他に見てみたいシーンがあるならフリーワードで)


270以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/23(日) 18:53:47.77MizvP9wXo (2/2)

ksk


271以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/23(日) 19:29:14.304+Z1KjI+O (1/1)

3


272 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/24(月) 19:53:52.74h5lFi6iCO (1/1)

今晩も更新は無理そうです…
後、確定した後なので言いますが、選択肢3はキンクリでした…


273今月中に終わるのかこれ ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/27(木) 18:20:17.14j9Vhq1pjO (1/2)

魔王城・食堂


勇者「皆いるか?」
青魔「うん!」
僧侶「少し久しぶりですね」
女戦士「皆集まったよ!」
弓使い「…悪魔、倒す…」
龍女「少しリラックスしてはどうだ?」

女勇者「…ちょっと、緊張するな」
魔剣士「勇者パーティーと向かい合って、ですからね…」
魔法使い「なんだか…ワクワクしますっ!」
ラミア「ワクワク…それもあるわね」
女神「ワクワク、ですか…?」

バジリスク「勇者殿一行に女勇者殿一行、加えて我々も呼び出すとは…」
稲荷「悪魔を祓う一大作戦、と聞きましたけど…」
風狸「おねーちゃんはがんばらないといけません!」
姫「…そこになぜ、私を呼び出したのだ?」


側近「静粛に。これより魔王様から説明を頂きます」

魔王「皆さん…3日後に、二つの作戦を同時に行います…!」

女勇者「二つ?」

勇者「湖の小島、悪魔の出所を叩くのと…平原の都の制圧作戦だろ?」

姫「!!」

側近「はい。平原の都の制圧には、勇者の国の人たちと吸血鬼さん達が力を貸してくれます」

魔剣士「…戦争、なんですよね」

魔王「そうなってしまいます…申し訳ありません、女勇者さん、魔剣士さん、そして都のお姫様…」

女勇者「いやいや、あたしの家族も巻き込まれちゃったし、懲らしめるべきだよね」

勇者「姑息だが、表面的には俺達の国の王様が宣戦布告したことになってる。
   まあ、向こうは気づいてるかもしれないけどな」

姫「都が戦争の舞台となるのか?」

バジリスク「左様。しかし、某等は無闇に人を傷つけぬよう気をつけよう」
青魔「騎士団長と大司祭の二人は命の保証は出来ないよ。
   でも、王様は捕縛…だよね?」

勇者「ああ。無論、都に住む人も極力傷つけない…極力、だから被害は出るかもしれないけどな」

女勇者「…大丈夫?」

姫「…(↓1)」


※選択肢
1/こんなこと、認められるものか!
2/裁かれても、仕方ないのなら…
3/なら、私が直接裁く


274以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/27(木) 18:57:29.14jK7mk823O (1/1)




275 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/27(木) 20:10:59.80j9Vhq1pjO (2/2)

姫「…なら、私が直接裁く」

女勇者「えっ!?」

姫「臣下の罪を裁くのは王の役目。ならばせめて、私が裁いてみせよう!」

魔王「大丈夫なのですか…!?」

龍女「失礼だが、戦闘を軽く見てないかな?」

姫「大丈夫だ、私には槍の技術がある。爺やが教えてくれたものだが」

ラミア「命のやり取りをするのよ?あなたが死ぬか、もしくは騎士団長が死ぬか…どちらかにならなければ終わらないと思うわ」

姫「その覚悟も決めた!…だが、出来れば騎士団長にはおとなしく捕まって欲しい…」

僧侶「無理でしょう…予測ですが、もう悪魔に乗っ取られてしまってると見たほうが早いです」

姫「…そうか…ならせめて、私が介錯する。」

バジリスク「明日からの2日間、城の者に稽古をつけさせよう。
      稲荷殿も槍を用いるゆえ、稽古相手としては至適と思うが?」

稲荷「私が使うのは薙刀なのですが…分かりました、稽古を付けます!
   龍女さんも、手伝って頂けますか…?」

龍女「八天王に頼まれては断れないな…分かった、私も付き合おう」

姫「すまない…」

側近「作戦概要に戻ります。本隊は湖の小島に向かいますが、分隊として姫さんと(↓1)、(↓2)は勇者の国に向かってもらいます」


※安価制限
>>273にいるキャラのうち、女勇者チーム以外から選んでください
ダブった場合は↓2のみ安価ずらし


276以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/27(木) 21:11:57.02f+lYcbFlO (1/1)

稲荷


277以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/27(木) 21:33:05.94Wl/YXsTGo (1/1)

風狸


278 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/28(金) 10:04:48.533R+pawZWO (1/4)

側近「分隊として姫さんと、稲荷さん、風狸さんは勇者の国に向かってもらいます」

稲荷「分かりました…!」

風狸「りょうかいなのです!」

姫「よろしく頼む」

バジリスク「某は同行できぬが、稲荷殿と風狸殿なら万事どうとでもなろう」

魔王「都のお姫様に合う鎧を急いで作り、お渡しします…」

魔法使い「姫騎士さんですかっ!」

姫「そうなるな…」


側近「本隊ですが、女勇者さん達が先陣となります。
   特に、魔剣士さんと魔法使いさんには万全の体制で当たっていただきます」

青魔「ボク達は後から付いていくってこと?」

側近「そうなります」

女勇者「大変だねー…」

魔剣士「人事じゃないですからね?」

魔法使い「今からでも緊張しますっ…!」

女神「あの、落ち着いてください…」

魔王「最終目標ですが…本隊は魔神と講和する、もしくは倒す事です…」
姫「分隊は騎士団長・大司祭・大臣の捕縛、もしくは介錯を最終目標とする!」

魔王「それでは、解散です…!」


279 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/28(金) 11:48:34.803R+pawZWO (2/4)

・・・・・

女勇者「決戦、かー…」

ラミア「ええ…向こうの領域に乗り込むことになるから、決着が付くまでは止まれないわ」

女神「………」

ラミア「…あら、どうしたのかしら?」

女神「…女勇者さん、ラミアさん…わたしは、このままでは戦いに参加できません…」

女勇者「…あー、瘴気がいっぱいだろうしね」

女神「ですから…誰かに、わたしを壊してもらおうと思います」

ラミア「ちょ、ちょっと待って!女神さんは壊れても大丈夫なのかしら!?」

女勇者「少なくとも「女神」ではなくなる、ということよね?」

女神「はい…ですので、誰かに純潔を捧げようと思いまして…!」

ラミア「純潔を…なら魔法使いに捧げたらどうかしら?」

女勇者「そうだね、女神サンを救ったのは彼女だし…」

女神「…分かりました…!」

女勇者「…あ、(↓1)も巻き添えにしちゃおう」
ラミア「!?」


※安価制限
女勇者・魔法使い・女神・魔王・側近以外から選んでください
(勇者パーティー・八天王・姫も可)


280以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/28(金) 12:22:40.467difYeLxo (1/1)

勇者


281 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/28(金) 12:37:40.523R+pawZWO (3/4)

女勇者「…あ、勇者サンも巻き添えにしちゃおう」
ラミア「!?」

女神「え…あ、あの…!?」

女勇者「大丈夫、肝心な所は魔法使いクンに譲るよう言ってみるから」

ラミア「そういう問題じゃないわ!」

女神「勇者さんは、魔王さんとお付き合いされてると…」

女勇者「青魔サンから聞いたけど、勇者パーティーの全員が勇者サンの側室?なんだってさ」

ラミア「…英雄、色を好む、だったかしら…」

女勇者「んー…でも、真面目な所は真面目だし、一回だけの付き合いとしてなら良いんじゃない?」

ラミア「私はあまり好ましくないと思うけどね…」

女勇者「女神サンはどうする?ダメならアタシが巻き込まれることにするけど」
ラミア「だから…!」

女神「…(↓1)」

※コンマ
奇数/勇者さんにも、お願いしてみます…!
偶数/女勇者さん、お願い出来ますか…? 
下一桁が0、もしくはゾロ目/(誰かが乱入してくる)


282以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/28(金) 13:00:04.94jTiy9h4IO (1/1)

ん?


283 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/28(金) 13:25:28.923R+pawZWO (4/4)

女神「…女勇者さん、お願いできますか…?」

女勇者「アタシだったかー」

ラミア「流石に勇者さんに頼むのは突拍子過ぎたわね」

女勇者「それもそうだった。それじゃ、ラミアクンは魔法使いクンを呼んできて。
    アタシは色々準備するから」

ラミア「はいはい」

ガチャ…パタン

女神「…あの、女勇者さん…」

女勇者「どうしたの?」

女神「もし、わたしが壊れて、皆さんに攻撃してしまったら…遠慮なく、わたしをころ」
女勇者「殺さない。壊れてからも、女神サンは仲間だし。
    まあでも、少し痛い目にあってもらうかもしれないけどね」

女神「…女勇者さん…」

女勇者「ただ、壊れてどうなるかが分からないから、魔剣士クンとラミアクンは少し離れてもらうけどね」

女神「はい…」

女勇者「さて、準備をしないと…(↓1)の薬とかあると良いかな?」


284以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/28(金) 21:19:14.3450SmBI94O (1/1)

時間遅延


285以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/29(土) 07:43:14.576LsTeej9O (1/1)

はい


286 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/29(土) 14:44:45.87eeu2l3jJO (1/3)

女勇者「時間遅延の薬とかあると良いかな?」

女神「時間遅延…とはどのような効果でしょうか…?」

女勇者「なんだっけ…感覚が遅れてくるとかなんとか、稲荷サンが言ってたかなー?」

女神「感覚が遅れて…?」

女勇者「アタシにもあまりよく分からないんだよね」

ガチャ
魔法使い「し、失礼しまふっ!」

ラミア「あらあら、噛んじゃってるわよ…魔法使いを連れてきたわ」

女勇者「おーありがと!」

魔法使い「え…えっと…!」

女勇者「…ちょっと落ち着かせないとダメだね。はい、水」

魔法使い「ゴクッ…ゴクッ…ぷはっ…」

ラミア「それじゃ、わたしはお暇するわね」

女勇者「ちょっと待った!
    ラミアクンは魔剣士クン・姫サンと一緒に、砦近くの街って所に行ってくれるかな?」

ラミア「それはどうして?」

女勇者「吸血鬼サンと作戦の話をしないといけないからさ!
    僧侶サンには既に頼んであるから、よろしくね」

ラミア「…ええ、了解よ。それじゃ、また後で」

パタン

魔法使い「そ…それで…私がっ、本当に…えっと…」

女神「…魔法使いさん…私の純潔を、あなたに捧げます…!」

女勇者「アタシもちょっとたまってるし、二人まとめて滅茶苦茶にして欲しいって事」

魔法使い「えぇ!?」

女神「魔法使いさん…わたしを、壊してください!」

魔法使い「あわわわっ…!」


※選択肢↓1・次の展開は?
1/女神「ごめんなさい、魔法使いさん…狂化魔法…!」
2/魔法使い「…スゥ…ハァ…分かりましたっ」
3/(その頃、砦近くの街・宿屋)


287以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/29(土) 14:50:28.268DK2oXEDO (1/1)

3


288 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/29(土) 15:28:29.93eeu2l3jJO (2/3)

その頃…
砦近くの街・宿屋


吸血鬼「ふむ…平原の都を攻めるのじゃな」

魔剣士「はい…」

ラミア「私たちは来れないけど、魔王軍から稲荷さんと風狸さん、そして…このお姫様が、助太刀としてくることになってるわ」

狼「お姫様とは、また凄い救援さね…!」

姫「…私自身の手で、裁くと決めたのだ…!」

吸血鬼「…姫殿、妾達が裁くのはダメなのかえ?」

姫「今回の問題は、私の臣下が起こした物だ…それを解決するのは、王の役目だ!」

狼「んー…気負いすぎさね。1人でやろうとするから、重圧に押し潰される」

吸血鬼「まるで妾じゃな、周りに必要以上に頼らず、1人でこなそうとする様が特にの」

姫「私は…あの国の王の、娘だから…!
  父上が何もしない、何も出来ないというのなら!」


吸血鬼「静まれ」


姫「!」

吸血鬼「落ち着くのじゃ姫殿…そして、少しは妾達を信頼してほしいのう」

ラミア「難しいかもしれないわね…貴族の世界って、かなりドロドロしてるって話を聞いたことがあるわ」

姫「……少し、頭を冷やしてくる…」
魔剣士「念のため、僕が付き添います」

パタン
吸血鬼「ふむ…年端も行かぬゆえ、色々と辛いのじゃろうな」

ラミア「彼女も、あるいはたまってるのかもしれないわね」

狼「たまってる?」

ラミア「年頃の女の子だもの、男の子ほどではなくとも、鬱憤の他にたまってるものがありそうよ?」

吸血鬼「…お主、魔物じゃろ?」

ラミア「まあそうなんだけどね」


289 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/29(土) 15:58:12.00eeu2l3jJO (3/3)

・・・・・

ガチャ…パタン
姫「すまない…少しは落ち着いたつもりだ…」

ラミア「ところで、少し気になることがあるんだけど、良い?」

姫「なんだ?」

ラミア「あなた、付き合ってる男の人はいる?」

姫「いない…父上が縁談というのを持ってきてくれたのだが、どうにも気が乗らなかったんだ…」

ラミア(政略結婚、って事かしら?)
   「ごめんなさい、余計な話を聞いたわ」

姫「いや、良い。私も武器や鎧を伴侶にするつもりはないんだ…」

魔剣士「武器や鎧を伴侶に…?」

狼「言葉のあや、さね」

ラミア「もしかしたら、意思を持つ武器や鎧もあるのかもしれないわね」

吸血鬼「そういう話じゃないのじゃろ?
    さて…姫殿、(↓1)」

※選択肢
1/魔王城の中に想い人はいるかの?
2/…百合というものに、興味はあるかの?
3/妾に問いたいことはあるかの?


290以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/29(土) 17:24:50.21OGvcSa3HO (1/1)

2


291 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/30(日) 15:32:55.55+7OIdJGQO (1/2)

吸血鬼「さて…姫殿…百合というものに、興味はあるかの?」

姫「百合?百合の花なら少し気に入ってるが」

狼「…主さん、ちょっと刺激が強すぎないかい?」

ラミア「…まさか」

吸血鬼「そのまさかじゃ」

姫「?」
魔剣士「えっと…?」

ラミア「二人にはちょっと早いわね…吸血鬼さん、ちょっと抑えてもらえないかしら?」

吸血鬼「そうかの?妾は幼き頃より狼に慰めてもらってたからのう…
    色を知るには、丁度良いかと思ったんじゃが」

ラミア「それにしたって、せめて男の子の魔剣士に任せたほうが良いと思うんたけど」

魔剣士「どういうことですか!?」

姫「…私はふしだらな話をしに来たわけではない!」

ラミア「あ、本来の話ならもう終わる寸前なのよ。
    だから横道にそれてこんな話をしてるってこと」

吸血鬼「姫殿も年頃ゆえ、色を知るのも良いのではないか、と思っての?」

狼「と言ったって、何も強引に迫らなくても良いんじゃないかい?」

ラミア「もちろん、それは姫さんの自由よ。
    少なくとも私と魔剣士は無理やり手を出さないわ」

姫「なら(↓1)」

※コンマ
05~94/、私は魔王城に戻るぞ!
00~04/…吸血鬼に捧げるのも、悪くないかもしれない
95~99/…魔剣士、少し付き合ってほしい(再安価あり)


292以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/30(日) 17:06:08.888CNk1FAiO (1/1)

とりゃっ


293 ◆/ZsuQ/MGAE2015/08/30(日) 17:32:34.56+7OIdJGQO (2/2)

姫「なら、私は魔王城に戻るぞ!」

狼「あらら、振られちゃったね主さん」

吸血鬼「よいよい、妾が焦りすぎただけじゃ」

ラミア「作戦の時はよろしく頼むわね?」

吸血鬼「もちろんじゃ」
狼「当日はよろしく!」

魔剣士「それでは、僕達はこれにて失礼します」


・・・・・


僧侶「お話は終わりましたか?」

ラミア「ええ、すんなり終わったわ」

姫「私は少し不愉快だったが…」

魔剣士「あれは不愉快になっても仕方ないですね…」

僧侶「不愉快…なにかありましたか?」

ラミア「いえ、こっちの話。それじゃ戻りま…!?」

魔剣士「…魔界島の方に、黒い雲が…」

僧侶「様子がおかしいですね…急ぎます、 転移魔法!」


※選択肢↓1
1/その少し前・魔王城・女勇者の部屋
2/魔王城・廊下


294以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/31(月) 02:59:04.84agemlgxfO (1/1)

1


295 ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/14(月) 08:01:59.74t1q4N5+nO (1/1)

生きてますが、詰まってます
今晩頃に書きに来る予定です…


296以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/14(月) 08:50:33.43nvpaqH8/O (1/1)

待ってる


297大変お待たせしました ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/15(火) 05:18:07.05pbja3W2uO (1/2)

その少し前…
魔王城・女勇者の部屋


女神「……!」ゴクリ…

魔法使い「えっと…恥ずかしいですっ…」

女勇者「魔法使いクンが恥ずかしがってどうするのさ」

魔法使い「女勇者さんっ!」

女神「…これが、わたしを…壊す…」

女勇者「そう…女神サンは、今から魔法使いクンのコレに壊される」

魔法使い「壊す…ですかっ!?」

女神「神性を保つには、純潔も絶対条件なのです…
   その純潔を魔法使いさんに捧げますから…わたしは、女神ではなくなります!」

魔法使い「ほ、本当にいいんですかっ!?」

女勇者「じれったい!ほら魔法使いクン、コレを飲む!」

魔法使い「えっ…ガボッ!」

女神「…すぅー、はぁー…」

魔法使い「ゲホッ…身体が変ですっ…何を…!」

女神「狂化魔法…!」

魔法使い「えっ…あ、ぐっ、うぅ…!」

女勇者「さあ…アタシと女神さんを、壊してよ…!」
女神「自我がなくても、魔法使いさんは魔法使いさんです…わたしを、たくさん貫いてください!」


298 ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/15(火) 06:03:08.31pbja3W2uO (2/2)

・・・・・

側近「…!」

魔王「どうされましたか…?」

側近「…魔王様、少し避難されたほうがよろしいかと」

魔王「避難、ですか…?」

側近「嫌な力のうねりを感じます。私と隊長で哨戒に当たりますが、念のためです」

魔王「わかりました…」

側近「このうねりは…女神さん…?」


安価↓2
1・女勇者「そうだよ、アタシたちはコレが欲しかったの…!」
2・勇者「…どうなってんだこれ!?」


299以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/15(火) 06:31:16.774jbMmkfho (1/1)




300以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/15(火) 06:41:40.64ewffV3zKO (1/1)




301いろんな意味で死んでました ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/21(月) 05:18:36.96i+JYu10lO (1/1)

・・・・・

勇者「…ここは女勇者の部屋…だよな?」

側近「はい、ここから嫌な予感を感じるのです」

勇者「俺が言える義理じゃないけど、ヤッてる最中っぽいな…」

側近「ヤッてる…ですか」

勇者「ああ、突入するのはもう少し待ってからでも」
側近「…思い出しました。待ってはダメです」

バァン!

勇者「ちょ、そっ……どうなってんだこれ!?」


女勇者「あはは…!そう、だよ!」
「コレが、これが人の…悦び、なんですね…!」
魔法使い「フーッ、フーッ…!!」


勇者「…誰だあの人!?」

側近「間に合いませんでしたか…」

勇者「へ?」

側近「あの人は女神さん、いや、元女神さんとでも言うべきでしょうか」

勇者「元…あの赤黒い目をした人が、女神だった人なのか?」

側近「ええ」

勇者「はぁー…あっという間に一転するんだな…」

側近「神威を失った神は醜く堕ちる、という話を文献で見ましたが…彼女は、醜いのでしょうか」

勇者「いや、普通に美しさはあるだろ?その性質が反転しただけで。
   で、嫌な予感って結局なんだったんだ?」

側近「嫌な予感とは、力の暴発…つまり、この部屋近辺に爆発でも起きかねない事態と言う事です。
   もしくは、あの元女神さんが自我を失い、暴走してしまうか…」

勇者「…今の様子だとそれは無さそうだな。ただ…」


安価&コンマ↓1
女勇者たちは勇者と側近に気づいたか否か
コンマの下1桁が0か5の場合は回答反転


302以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/21(月) 07:06:05.76Y2Sn/mw6o (1/2)

おっす


303以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/21(月) 07:06:33.27Y2Sn/mw6o (2/2)

みす笑
気づいたで


304以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/21(月) 11:28:01.53SeSMn26kO (1/1)

乙!


305 ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/22(火) 04:35:10.54N8Xx97f3O (1/3)

女勇者「あー、勇者サンに側近サン…」

勇者「あっ」
側近「気づかれてしまいましたか」

魔法使い「フーッ…ゲホッゲホッ…!」

「はぁ…だ、大丈夫、ですか…?」

勇者「…でかっ!」
側近(性格自体は反転してない、と見るべきでしょうか)

魔法使い「グルル…!」

勇者「って、まさか暴走してるのか!?」

側近「応急処置となりますが…睡眠魔法」フワッ…

魔法使い「グッ…ウゥ…」パタッ

女勇者「魔法使いクン…お疲れ様…」

勇者「側近、魔法使いを医務室に連れて行ってくれ」

側近「はい、元女神さんについてはよろしくお願いします」

勇者「ああ…さて、二人には色々聞きたいんだが、良いか?」


306 ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/22(火) 05:18:10.71N8Xx97f3O (2/3)

・・・・・

「つまり、わたしが「壊れる」事で、最後の戦いに力添えしようと考えまして…」

勇者「壊れるって…確かに女神としては壊れたのかもしれないけどな」

女勇者「女神サンが決めたことだし、アタシも賛成したけどね」

「ひどい言い方となりますが…悪魔の本拠地に入るために、「女神」ではいけなかったのです…!」

勇者「そういう事か…それなら納得だ。
   ところで、これからはなんて名乗るんだ?」

女勇者「んー…壊れちゃった女神サン…壊女神(かいめがみ)サンとかどうかな?」

「えっと…神から堕ちてしまった者ですので、堕女神(だめがみ)を名乗ろうかと思ってたのですが…」

勇者「んー…どっちも結構良い名前な気がするが、ここは俺が判断していいか?」

「お任せします…」

勇者「じゃあ…(↓1)だな」


307以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/22(火) 06:38:31.39Vc7yYRlFo (1/1)

堕女神


308 ◆/ZsuQ/MGAE2015/09/22(火) 07:43:11.09N8Xx97f3O (3/3)

勇者「じゃあ…堕女神だな。壊れたというよりは堕ちたという方が格好いいしな」

女勇者「格好いい…男の人っぽい意見だねー」

「分かりました…それでは、女神改め堕女神…これからも女勇者さん達とお伴します!」

女勇者「うん、よろしくね、堕女神サン」

勇者「…ところで、この事は他の人は知ってるのか?
   特に魔剣士はいきなり知ったらひっくり返りそうだな」

女勇者「ラミアクンは知ってるけど、魔剣士クンは多分知らないんじゃないかな」

勇者「おいおい…」

堕女神「魔剣士さんにも、正直にお話します…」

女勇者「信じてもらえるかな?」

勇者「さぁ……堕女神、なんだか震えてないか?」

堕女神「えっ?…えっと、何かがこみ上がってきてまして…」

女勇者「…(↓1)サンを呼んでもらったほうが良い?」


※安価制限
四天王(青魔・稲荷・風狸・バジリスク)から選んでください
ただし、コンマ以下が8の倍数の場合は安価を無視して魔剣士と姫、それに僧侶が帰ってきます


309以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/09/22(火) 08:00:27.707UwNvgkVo (1/1)

青魔


310 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/11(日) 14:17:22.583LSEpaKLO (1/1)

だいぶ止まってて申し訳ありませんでした…今晩から再開予定です。


311以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/11(日) 15:06:32.85hstsJkY5o (1/1)

待ってた


312以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/11(日) 15:27:33.57XpnZLCjiO (1/1)

おっしゃ!


313 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/11(日) 23:13:02.6437CDUW77O (1/3)

女勇者「…青魔サンを呼んでもらったほうが良い?」

勇者「青魔か…分かった、ちょっと待っててな」

ガチャ…パタン

女勇者「…今どんな感じ?」

堕女神「どんなと言われますと…無性に、動き回りたくなってます…」

女勇者「動き回る…女神サン、言葉を濁してない?」

堕女神「そうでしょうか…感覚はそんな感じでして…」

女勇者「んー…どんな風に動き回りたいの?」

堕女神「なんと言いますか…走り回りたい、でしょうか?」

女勇者「走り回りたい…ね…」

堕女神「暴れたいというのではなく、ただ走りたい…こういう例えになります…」

女勇者(…これをどう見れば良いかな…(↓1)?)

※選択肢
1/物を壊したい、という感情を例えられてない
2/本当に体を動かしたくて仕方ない
3/(他に思いつく案があったらフリーワードでどうぞ)


314以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/11(日) 23:17:34.29OBASPlspO (1/1)

2


315 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/11(日) 23:27:32.1637CDUW77O (2/3)

女勇者(…これは…本当に体を動かしたくて仕方ない?)

堕女神「ウズウズしてきました…!」

女勇者「んー…仕方ない、庭園を借りてこようかなー?」

ガチャ
勇者「庭園って事は運動か?」

女勇者「そうそう、女神サンはこれまでずっと静かにしてるほうが好きだったからねー」

青魔「だからボクなの?」

勇者「ああ、身体動かすならペアで競うのも良いかなってな」

青魔「なるほどー…なるほど?」

勇者「それじゃ、庭園に案内するから、ついて来い!」

堕女神「は、はい…!」


316 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/11(日) 23:59:03.2137CDUW77O (3/3)

魔王城・庭園

バタバタ…

堕女神「捕まえました…!」

青魔「うわっ!また捕まっちゃった!」

女勇者「女神サン、こんなに手ごわかったっけ…?」

勇者「元神だし、本気出せばこのぐらい余裕なんだろうな…!」

堕女神「…女勇者さん、今のわたし…すごくスッキリしてます…!」

女勇者「おー…汗を流すって楽しいよねー!」

堕女神「なんだか、発散できてます…楽しいです!」

勇者「そりゃ良かった!」

「少し…良くない様ですよ」

勇者「ん?あ、僧侶か、お帰り」
女勇者「魔剣士クンとラミアクン、それに姫サンもお帰り!」

魔剣士「ただ今戻りました…って、それどころじゃないです!空を見てください!」

女勇者「空…あれ?曇ってあんなに厚かった?」

姫「あのような暗雲、私は初めて見たぞ!」

魔剣士「それにその人は一体誰ですか!?」

ラミア「…魔剣士、落ち着いて聞いてもらえるかしら。」

魔剣士「落ち着いて…って、ラミアさんはなにか知ってるんですか?」

ラミア「ええ。あの人は…」


女勇者・ラミア「「女神よ」」
魔剣士「え…ええっ!?」


317 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/12(月) 00:21:17.99GNk7oM2eO (1/2)

姫「あのような禍々しい者が、女神と…」

ラミア「正確には元女神ね」

魔剣士「一体何があってあんな事になったんですか!?」

女勇者「簡単に言えば…女神サンが魔法使いクンに初めてをあげたら、ああなっちゃった」

魔剣士「えぇー!?」

僧侶「神は純潔性が必須とされてますが、純潔を失うとこうなるのですね」

ラミア「でも、それは女神さんが自分から選んだこと。
    神のままでは、最終決戦にのぞめない…ってね」

僧侶「…そうですか」

堕女神「あ、みなさん、お帰りなさい…!」

魔剣士「た、ただ今戻りました…」

姫「……キュウ」バタッ

女勇者「姫サン!?」

勇者「まあ、無茶苦茶だよなぁ…」

堕女神「えっと…どうしましょう…」

女勇者「アタシが医務室に送るから、女神サンは引き続き体を動かしておこうか」


318 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/12(月) 00:29:16.58GNk7oM2eO (2/2)

今晩の更新は多分以上です。筆が乗ってきたので明日も更新予定です。
最後に安価アンケート、次のシーンは…?
(↓1~3)

1/翌朝・湖畔の町(本戦)
2/翌朝・街道(姫・稲荷・風狸)
3/(他のシーンの希望がある場合、提案をどうぞ)


319以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/12(月) 00:39:15.89fTnMQ28ao (1/1)

3
戦いの前に久しぶりに勇者と誰かのいちゃラブが見たいお


320以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/12(月) 00:42:52.15LHT/Qw73O (1/1)

1


321以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/12(月) 00:43:33.52P86T+wrrO (1/1)

>>319


322以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/12(月) 16:54:31.76yb42hRwco (1/1)

3


323さん…だと… ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/12(月) 18:03:22.005avtdwIQO (1/1)


魔王城・勇者の部屋


勇者「それで、魔剣士の初めてはどうだったんだ?」

青魔「初々しい…っていうのかな、甘酸っぱい気分になったよ」

勇者「へぇー…」

青魔「本音を言うと…勇者の初めても、欲しかったな」

勇者「俺の、か…」

コンコン

勇者「誰だ?」

(↓1)「私です」

※安価制限
女勇者パーティーから一人選んでください
(女勇者・魔剣士・魔法使い・ラミア・堕女神)


324以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/12(月) 18:45:23.840RmLHL1uO (1/1)

堕女神


325 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/12(月) 18:56:47.35S9DVa2DtO (1/1)

「わたしです…」

勇者「堕女神か?なら入っていいぞ」

ガチャ
堕女神「失礼します…」

青魔「…ほぇー…変わったね!」

堕女神「はい…魔法使いさんに、変えていただきました…」

勇者「魔法使いか…あれ、魔法使いは大丈夫なのか?」

堕女神「今は安眠されてますので…それで、あの…」

青魔「どうしたの…あ、まさか…」

堕女神「(↓1)」

※安価&コンマ
青魔の予感は当たってたか否か
コンマの数字を足し合わせた結果が4の倍数になる場合は回答反転
(例・14、26、40、71等)


326 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/16(金) 04:42:07.78SvFsrPNZO (1/1)

安価の内容が曖昧すぎましたね…再安価を取ります

選択肢&コンマ↓1
1/は、はい…それです…(エロ展開入り?)
2/いえ、そうではないんです…(普通にお話)
※ただし、コンマの数字が「足し合わせると4の倍数になる」時は選ばなかったほうが採用される


327以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/16(金) 07:33:23.760vDKVjWnO (1/1)




328 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/19(月) 04:48:07.39QpmZ8JNIO (1/4)

堕女神「は、はい…それです…」

勇者「それ?」

青魔「もー、勇者ったらたまに勘が鈍るんだから!」

勇者「ん…あぁ、そういうことか?
   …でも、それって魔法使いに悪くないか?」

堕女神「えっと…」

ガチャ
魔法使い「し、失礼しますっ」

勇者「…そういう事か。俺じゃ満足させられないかもしれないぞ?」

堕女神「えっと…その…」

魔法使い「あの…」

勇者「ん?どうしたんだ?」

魔法使い「…私を、女にしてくださいっ!」

勇者「ちょっと待て、男同士は無理があるぞ」

魔法使い「いえっ…私にも、穴は2つありますっ!」

勇者「えっ?」

堕女神「魔法使いさんは…男にはなっても、女にはなれてないのです…!」

青魔「えっと…脱いだほうが早いと思うよ!」

魔法使い「は、はいっ!」


329 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/19(月) 04:58:06.77QpmZ8JNIO (2/4)

うわ、馬鹿やった!
>>328は無かったことにして、次レスから書き直します!


330 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/19(月) 05:08:57.24QpmZ8JNIO (3/4)

(>>325から)

堕女神「は、はい…それです…」

勇者「それ?」

青魔「もー、勇者ったらたまに勘が鈍るんだから!」

勇者「ん…あぁ、そういうことか?
   …でも、それって魔法使いに悪くないか?」

堕女神「あの…勇者さんのアレは凄い、と僧侶さんより伺いまして…」

勇者「僧侶!?」
青魔「僧侶、さんも女ってことだね」

堕女神「魔法使いさんからは…私の意志ですが、無理やり女にさせられました…
    勇者さん、今度は優しく、わたしを女にしてください…!」

勇者「う…うーん…(↓1)」


331以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/19(月) 06:13:05.1926ihkB2Ao (1/1)

じゃあ青魔と3Pしよう


332 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/19(月) 12:37:03.90QpmZ8JNIO (4/4)

勇者「う…うーん…じゃあ青魔と3Pしよう」

青魔「そうだよね!」

堕女神「よろしくお願いします…!」

勇者「ただ俺も荒いから、望みと違ったらごめんな」ボロン

堕女神「…!」

青魔「?」

堕女神「…勇者さんが皆さんと仲良く出来る理由が、分かった気がします…!」

勇者「??」
青魔「えっと…?」

堕女神「あ…申し訳ありません…」

勇者「一体俺のコレのどこに惹きつける要素があるんだろうな?」

青魔「なんとなく、かな?それじゃ…」

勇者「ああ、まとめて相手するぞ!」


安価&コンマ↓1
安価はキャラを一人(>>273を参照。ただし勇者・青魔・女神(堕女神)、及び魔法使いは不可)
コンマは以下の通り判定
01~25/素通りした(話にかかわらない)
26~64/立ち止まって覗いた
65~98/乱入した
ゾロ目/(中身を変えて再安価)


333以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/19(月) 16:44:48.29n3T62droO (1/1)

僧侶


334 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/22(木) 03:59:22.23uJhl9OO1O (1/3)

魔王城・廊下

カツコツカツ…コツ…
「…女神さんは上手く行ったのでしょうか?」

「ん?何か言った?」

「独り言です。女戦士さんは、先に戻ってください」

女戦士「変な僧侶…それじゃ、お休みなさい!」


僧侶「…勇者に貫かれてから、不真面目な考えも多くなって…聖職者として、色々ダメですね」

カツ…コツ…カツ…

僧侶「さて…少し、失礼します」

・・・・・

青魔「あ…アハッ…」

堕女神「そこ…そこです…っ!」

勇者「はぁっ…はぁっ…!!」

堕女神「あっあぁぁ…!!」ビクッ!

勇者「くっ…!」ビュクッ…!

・・・・・

僧侶「…治療魔法の準備をしたほうが良さそうですね。青魔さんは逝ってしまってますし…
   それよりも…(↓1)」


コンマ↓1
ゾロ目か9の倍数/暑くなってきました…
それ以外、及び99/いえ、寝ましょう


335以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/22(木) 04:02:14.01sAco6+RQO (1/1)

ほれ


336微妙に修正を兼ねてます ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/22(木) 04:18:15.48uJhl9OO1O (2/3)

僧侶「…治癒魔法の準備をしたほうが良さそうですね。青魔さんは逝ってしまってますし…
   それよりも…いえ、寝ましょう。十分な睡眠も必要ですから」

カツ…コツ…

・・・・・

勇者「…ゼェ…ゼェ…」

堕女神「はぁ…あ、ありがとう…ございました…」

勇者「神というのを…侮ってたな…」 

青魔「」ヒクヒク

堕女神「…治癒魔法」パァッ…

青魔「…あ…あ、れ…」

勇者「起きたか…?」

青魔「起きた、けど…ボク、またヒドイ顔してた…?」

勇者「…ああ…」

青魔「うぅ…淫魔としての自信を無くしそう…」

堕女神「あの…ごめんなさい…」

青魔「ううん、ボクが悪いだけだから…」

勇者「堕ちても神様だからな…イタタ…
   あ、ところで…満足してくれたか?」

堕女神「…はい…!」

勇者「それなら良かった…悪い、俺は寝る…」
ポフッ

青魔「勇者、そこベトベトだよ…堕女神さん、シャワーはあっちにあるからね」

堕女神「はい…では、湯浴みさせていただきます…」


337 ◆/ZsuQ/MGAE2015/10/22(木) 04:32:53.60uJhl9OO1O (3/3)

翌朝
魔王城・玉座の間


魔王「…コホン、女勇者さんとその仲間の方々、直属部隊の皆さん、八天王の皆さん、そして…平原の都のお姫様」

勇者「ああ」
青魔「うん!」
女勇者「ついに、だね」
姫「そうだな…」

魔王「…悪魔祓いの戦いを、始めます!」

女勇者「オッケー!」
「「「オオーッ!!」」」

側近「城の魔術師が転移魔法の陣を作り上げてますので、本隊はそちらに向かっていただきます」

風狸「おひめさまといなりさんは、ふうりが連れていきます!」

稲荷「はい…お願いします!」

姫「…父上…騎士隊長…!」

魔王「それでは…出陣!」


選択肢↓1
1/湖畔の町
2/平原の都近辺


338以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/10/22(木) 07:15:50.802ueD3dAUO (1/1)

2


339以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/11/16(月) 22:11:26.736p0sdn5AO (1/1)




340 ◆/ZsuQ/MGAE2015/12/19(土) 16:28:10.48kRMIJ6bhO (1/1)

生きてはいますがいろいろ込み入っててまだ書ける状況にありません…
クリスマス(25日)までにはなんとか書きに来ます…


341 ◆/ZsuQ/MGAE2016/01/14(木) 21:59:55.41HMSiqujfO (1/1)

クリスマスっていつのことだろう…まだ時間がかかります


342以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/02/12(金) 08:56:45.5222/qX5kSO (1/1)

こっちはまだ落ちてないな
保守


343 ◆/ZsuQ/MGAE2016/03/03(木) 02:24:43.78JV5qqONyO (1/1)

3/10までに続きを書きに来ます。
おまたせしすぎて申し訳ありません…


344以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/03/03(木) 20:16:58.794MBFjuSoO (1/1)




345 ◆/ZsuQ/MGAE2016/03/17(木) 02:20:23.94R3tNLrXFO (1/1)

書かなすぎて色々設定(お互いの呼称など)を忘れてました…
整理付き次第書き始めます…どんなに遅くとも今月中には


346 ◆/ZsuQ/MGAE2016/04/18(月) 21:51:42.65Y+k4jVyEO (1/1)

明日か明後日書きに来ます。


347以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/04/19(火) 10:31:34.13zdLAgvYOO (1/1)

待ってるぞ


348 ◆/ZsuQ/MGAE2016/05/05(木) 00:41:59.88xWsovvY5O (1/1)

明日書くと書いた直後にまたゴタゴタして、やっと戻ってきたらエロSSはこの板に書けなくなるってどういうことなの…
このスレもエロ展開がある以上、状況確定次第、続きを書くか移動先にスレを立てます。さんざん待たせて申し訳ありません…

個人的タスクリスト
・次は平原の都の戦い
・悪魔との最終決戦はその後
・移動先は安価でスレ立て可能か?不可能な場合はどうする?


349以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/05/06(金) 16:26:24.10TL/XzwUVo (1/1)

どうせエタるから立てないでいいよ


350ID加速中 ◆V9LlgfWZs22016/05/07(土) 17:49:52.182Rhxxw+y0 (1/1)




351スレッドムーバー ★2016/05/18(水) 00:05:44.62??? (1/1)


このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)

SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/

詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。

■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/

■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/

移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。

よろしくおねがいします。。



352 ◆/ZsuQ/MGAE2016/05/18(水) 00:31:36.203ukamxJJO (1/1)

やっと来ましたか…移転に異論はありません。
今作品は移転を確認次第、続きを書いていきます。


353真真真・スレッドムーバー移転 ()

この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)


354 ◆/ZsuQ/MGAE2016/05/25(水) 04:35:22.56485ApjGtO (1/1)

今日中に書き始める予定。
mateを使ってたのですが、ログから消えてて「!?」となりました…


355以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/05/28(土) 07:56:32.66LoivMuzNo (1/1)

待つ


356以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2016/06/07(火) 21:52:04.82xKws6+EbO (1/1)

待ってる


357 ◆/ZsuQ/MGAE2016/06/25(土) 23:32:30.69ayx0GZWZO (1/1)

書こうと思った内容が消えてた…
とはいえ、待たせ過ぎなのは変わらないので今月中を目処に始めます。遅くとも7/1


358 ◆/ZsuQ/MGAE2016/07/26(火) 01:40:14.49ZPKbvX0UO (1/2)

いろいろ思いついた、文もやっとまとまった、ということで再開します。


359 ◆/ZsuQ/MGAE2016/07/26(火) 02:08:31.61ZPKbvX0UO (2/2)

昼過ぎ
平原の都・国境付近/馬車内

風狸「…おひめさま?だいじょうぶ?」

姫「…むぅ…大丈夫だ…」

稲荷「もしかして…疲れてしまってませんか…?」

姫「私は大丈夫だ…しかし…」

吸血鬼「…姫殿、ちといいかのう?」

姫「なんだ?」

吸血鬼「今、この場にいる誰かを手にかけよ、と言われたら…どうするのじゃ?」

姫「手にかける…とは?」

狼「殺せ、ってことさね」

姫「何!?」
風狸「ええっ!?」

吸血鬼「流石に冗談じゃ…しかしその反応…まだ人を殺める覚悟は出来てないようじゃの」

姫「人を…殺す…か…」

稲荷「…無理はしないでくださいね…」
風狸「おねえちゃんにたよってください!」

姫「…すまない。」

狼「まあ、王族サマなら人を殺すなんてこと、まず無いだろうさね…」
吸血鬼「わからぬぞ?貴族の世界は謀略が走るとよく言われるしのう」

風狸「…そろそろ、みやこにとうちゃくです!」

稲荷「…(↓1 )…!」

※選択肢
1/兵隊がたくさんいます
2/誰もいない…普通の方すらも
3/誰かが倒れてます
4/(フリーワードでどうぞ)


360以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2016/07/31(日) 23:33:01.29+if+RK5Zo (1/1)

2


361以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします2021/03/18(木) 16:17:06.13OOVw+IPqo (1/1)

1