1：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:06:51：JivrJu.s (1/9)
実乃梨｢か～っ！早いねぇ！私達ももう23だよ！｣
祐作｢はっはっは！にーさんだな！さんきゅーにーさん！ハッハッハ！！！｣
亜美｢あんたら言ってることは20代ってかんじじゃないけどね。｣
実乃梨｢ややっ！あーみん何か言ったかい？｣
亜美｢なーんにも？(ﾆｺｯ)｣
実乃梨｢か～っ！早いねぇ！私達ももう23だよ！｣
祐作｢はっはっは！にーさんだな！さんきゅーにーさん！ハッハッハ！！！｣
亜美｢あんたら言ってることは20代ってかんじじゃないけどね。｣
実乃梨｢ややっ！あーみん何か言ったかい？｣
亜美｢なーんにも？(ﾆｺｯ)｣
モバＰ「泰葉からチョコもらった時の話？」
絵里「なんとかストロガノフ！」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ！」タマ「！！！！！！！」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:11:26：JivrJu.s (2/9)
春田｢あっれぇ？亜美ちゃんじゃねぇ？｣
祐作｢おおっ！！春田じゃないか！！！｣
春田｢うおおおお北村大先生じゃん！！！おろ？櫛枝もいんじゃん！みんな10年ぶり～｣
能登｢春田、10年も経ってねえよ…。てか北村、こっち帰ってきてたの？｣
祐作｢ああ！大事な友達の結婚式だからな！！！｣
能登｢でもあれだろ？結婚式っつーか、披露宴なんだろ？今日。｣
実乃梨｢そうそう！なんかネズミーランドで式はあげたんだってね。｣
春田｢たかっちゃん羨ましいぜ～｣
春田｢あっれぇ？亜美ちゃんじゃねぇ？｣
祐作｢おおっ！！春田じゃないか！！！｣
春田｢うおおおお北村大先生じゃん！！！おろ？櫛枝もいんじゃん！みんな10年ぶり～｣
能登｢春田、10年も経ってねえよ…。てか北村、こっち帰ってきてたの？｣
祐作｢ああ！大事な友達の結婚式だからな！！！｣
能登｢でもあれだろ？結婚式っつーか、披露宴なんだろ？今日。｣
実乃梨｢そうそう！なんかネズミーランドで式はあげたんだってね。｣
春田｢たかっちゃん羨ましいぜ～｣
3：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:12:44：JivrJu.s (3/9)
祐作｢高須達は本当に幸せそうだよな…｣
亜美｢あら、祐作ー？彼女はほっといていいのかしら～？｣
祐作｢彼女？｣
祐作｢ああ！楽しんでこい！と言われたぞ！｣
祐作｢高須達は本当に幸せそうだよな…｣
亜美｢あら、祐作ー？彼女はほっといていいのかしら～？｣
祐作｢彼女？｣
祐作｢ああ！楽しんでこい！と言われたぞ！｣
4：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:13:50：JivrJu.s (4/9)
木原｢………。｣
香椎｢麻耶…？｣
亜美｢あ！麻耶！奈々子！｣
木原｢亜美ちゃん！！！！おっひさぁ～会いたかったよぉ｣
亜美｢麻耶に奈々子！ほんっと久々だよね、元気だった？｣
香椎｢元気だよ～｣
木原｢めっちゃ元気だよ！｣
亜美｢そっかぁ。大学でてからどんなかんじなの？｣
香椎｢私も麻耶も同じとこに就職したから、ほとんど毎日会ってるよ｣
木原｢てかてか、亜美ちゃん相変わらずか～わい～｣
亜美｢え～？そぉかなぁ？｣
木原｢………。｣
香椎｢麻耶…？｣
亜美｢あ！麻耶！奈々子！｣
木原｢亜美ちゃん！！！！おっひさぁ～会いたかったよぉ｣
亜美｢麻耶に奈々子！ほんっと久々だよね、元気だった？｣
香椎｢元気だよ～｣
木原｢めっちゃ元気だよ！｣
亜美｢そっかぁ。大学でてからどんなかんじなの？｣
香椎｢私も麻耶も同じとこに就職したから、ほとんど毎日会ってるよ｣
木原｢てかてか、亜美ちゃん相変わらずか～わい～｣
亜美｢え～？そぉかなぁ？｣
5：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:20:04：JivrJu.s (5/9)
木原｢私も亜美ちゃんくらい可愛かったらマルオと…(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美｢ん？｣
香椎｢麻耶ったらまだマルオのこと引きずってるの｣
木原｢な！！何言っちゃってるの奈々子！！！そっそっそんなわけないじゃん！！！｣
亜美｢ｸｽｸｽ…いいじゃん、一途…。私はいいと思うよ。｣
木原｢そ、そうだよね！！！一途もいいよね？｣
香椎｢…？もしかして亜美ちゃんもまだ…｣
ﾊﾞﾝｯ
祐作｢なっ、なんだなんだ！証明が一気に消えたぞ！！｣
実乃梨｢ボスお気をつけくだせぇ。実はアンタを狙ってる奴がいるって情報を仕入れたんでさぁ｣
祐作｢なっ！なんだとぅ！！！｣
木原｢私も亜美ちゃんくらい可愛かったらマルオと…(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美｢ん？｣
香椎｢麻耶ったらまだマルオのこと引きずってるの｣
木原｢な！！何言っちゃってるの奈々子！！！そっそっそんなわけないじゃん！！！｣
亜美｢ｸｽｸｽ…いいじゃん、一途…。私はいいと思うよ。｣
木原｢そ、そうだよね！！！一途もいいよね？｣
香椎｢…？もしかして亜美ちゃんもまだ…｣
ﾊﾞﾝｯ
祐作｢なっ、なんだなんだ！証明が一気に消えたぞ！！｣
実乃梨｢ボスお気をつけくだせぇ。実はアンタを狙ってる奴がいるって情報を仕入れたんでさぁ｣
祐作｢なっ！なんだとぅ！！！｣
6：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:25:01：JivrJu.s (6/9)
司会｢新郎新婦の入場です！｣
ﾊﾞｯ
亜美(式場のみんなが扉のほうを向いた。)
司会｢皆様！拍手でお迎えください！！｣
ﾜｰｯ!!
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
北村｢うぉおおお！高須ぅ！逢坂ぁ！｣
竜児｢…ﾎﾟｯ｣
大河｢…ﾎﾟｯ｣
亜美｢ﾊﾊ…なによ幸せそうな顔しちゃってさ。｣
亜美(腕を組みゆっくりと席に向かうふたりは本当に幸せそうだった。)
司会｢新郎新婦の入場です！｣
ﾊﾞｯ
亜美(式場のみんなが扉のほうを向いた。)
司会｢皆様！拍手でお迎えください！！｣
ﾜｰｯ!!
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
北村｢うぉおおお！高須ぅ！逢坂ぁ！｣
竜児｢…ﾎﾟｯ｣
大河｢…ﾎﾟｯ｣
亜美｢ﾊﾊ…なによ幸せそうな顔しちゃってさ。｣
亜美(腕を組みゆっくりと席に向かうふたりは本当に幸せそうだった。)
7：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:28:50：JivrJu.s (7/9)
亜美｢…｣
実乃梨｢大河ぁあ！！！綺麗だよ！！！｣
亜美(ねえ、あの時違う選択をしていたら、)
大河｢…ｴﾍﾍ｣
亜美｢あの場所に、私はいたのかな？｣
香椎｢亜美ちゃん…｣
亜美｢…｣
実乃梨｢大河ぁあ！！！綺麗だよ！！！｣
亜美(ねえ、あの時違う選択をしていたら、)
大河｢…ｴﾍﾍ｣
亜美｢あの場所に、私はいたのかな？｣
香椎｢亜美ちゃん…｣
8：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:37:35：gJoIPijo (1/20)
司会｢では、新郎新婦の思い出ムービー、写真を流しますので皆様スクリーンにご注目ください｣
亜美｢…｣
亜美(私は、高須君のことが好きだった)
亜美(いや…、今も、好き)
亜美(でも、私の想いは届かなかった)
亜美(いや…、届けなかった)
司会｢では、新郎新婦の思い出ムービー、写真を流しますので皆様スクリーンにご注目ください｣
亜美｢…｣
亜美(私は、高須君のことが好きだった)
亜美(いや…、今も、好き)
亜美(でも、私の想いは届かなかった)
亜美(いや…、届けなかった)
9：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:50:22：gJoIPijo (2/20)
司会｢それでは新郎新婦のムービー、スタートです！｣
亜美｢んなもん、見たくねぇっつの。(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美(あーあ、結局私って、なんで告白すんのやめたんだっけ)
亜美(そうだ、タイガーと実乃梨ちゃんがどっちも高須君のこと好きってわかって、二人のこと考えて…)
亜美(だから…身を引いたんだ)
司会｢それでは新郎新婦のムービー、スタートです！｣
亜美｢んなもん、見たくねぇっつの。(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美(あーあ、結局私って、なんで告白すんのやめたんだっけ)
亜美(そうだ、タイガーと実乃梨ちゃんがどっちも高須君のこと好きってわかって、二人のこと考えて…)
亜美(だから…身を引いたんだ)
司会｢それでは新郎新婦のムービー、スタートです！｣
亜美｢んなもん、見たくねぇっつの。(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美(あーあ、結局私って、なんで告白すんのやめたんだっけ)
亜美(そうだ、タイガーと実乃梨ちゃんがどっちも高須君のこと好きってわかって、二人のこと考えて…)
亜美(だから…身を引いたんだ)
司会｢それでは新郎新婦のムービー、スタートです！｣
亜美｢んなもん、見たくねぇっつの。(ﾎﾞｿｯ)｣
亜美(あーあ、結局私って、なんで告白すんのやめたんだっけ)
亜美(そうだ、タイガーと実乃梨ちゃんがどっちも高須君のこと好きってわかって、二人のこと考えて…)
亜美(だから…身を引いたんだ)
10：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 11:58:02：gJoIPijo (3/20)
亜美(違う…)
亜美(違う、そうじゃない。)
亜美(こわかった、高須君にフラれるのが。)
亜美(嫌だった、みんなとの関係がギクシャクしてしまうのが。)
亜美(…私めちゃくちゃ臆病じゃない。)
亜美(タイガーだって、実乃梨ちゃんだって、)
亜美(自分のやり方をやり通したのに。)
亜美｢なにこれ、亜美ちゃんかっこ悪…｣
亜美(違う…)
亜美(違う、そうじゃない。)
亜美(こわかった、高須君にフラれるのが。)
亜美(嫌だった、みんなとの関係がギクシャクしてしまうのが。)
亜美(…私めちゃくちゃ臆病じゃない。)
亜美(タイガーだって、実乃梨ちゃんだって、)
亜美(自分のやり方をやり通したのに。)
亜美｢なにこれ、亜美ちゃんかっこ悪…｣
11：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:06:38：gJoIPijo (4/20)
亜美(もし…)
亜美(もし、もう一度やり直せるのなら)
亜美(次こそは…)
亜美(なーんて、もうどうしようもないんだけどね。)
亜美(もし…)
亜美(もし、もう一度やり直せるのなら)
亜美(次こそは…)
亜美(なーんて、もうどうしようもないんだけどね。)
12：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:13:57：gJoIPijo (5/20)
ｶﾂｶﾂｶﾂ…
実乃梨｢ねぇ、あーみん｣
亜美｢うわっ！びっくりした…み、実乃梨ちゃんじゃない、いきなりどうしたの？｣
実乃梨｢後悔、してない？｣
亜美｢えっ？｣
ｶﾂｶﾂｶﾂ…
実乃梨｢ねぇ、あーみん｣
亜美｢うわっ！びっくりした…み、実乃梨ちゃんじゃない、いきなりどうしたの？｣
実乃梨｢後悔、してない？｣
亜美｢えっ？｣
13：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:22:37：gJoIPijo (6/20)
実乃梨｢高須君のこと、さ。後悔してない？｣
亜美｢…な、何言ってんの？亜美ちゃん高須君のことで後悔することなんてなぁんにもないんですけどぉ｣
実乃梨｢私は、さ｣
実乃梨｢後悔、してる。｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢ほんっと今更だよね…はは…｣
実乃梨｢高須君のこと、さ。後悔してない？｣
亜美｢…な、何言ってんの？亜美ちゃん高須君のことで後悔することなんてなぁんにもないんですけどぉ｣
実乃梨｢私は、さ｣
実乃梨｢後悔、してる。｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢ほんっと今更だよね…はは…｣
14：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:29:58：gJoIPijo (7/20)
実乃梨｢大河のこととか、自分こととか、そして高須君のこととかさ。いろいろ考えて身を引いたつもりだったんだけどなぁ…｣
亜美｢…｣
実乃梨｢大河には申し訳ないんだけどね、今、ほんっとに後悔してる。｣
実乃梨｢あの時、違う選択してればよかったなって｣
実乃梨｢やっぱり、高須君のこと、諦めきれない｣
実乃梨｢ねえ｣
実乃梨｢あーみんも、そうでしょ？｣
亜美｢…っ｣
実乃梨｢大河のこととか、自分こととか、そして高須君のこととかさ。いろいろ考えて身を引いたつもりだったんだけどなぁ…｣
亜美｢…｣
実乃梨｢大河には申し訳ないんだけどね、今、ほんっとに後悔してる。｣
実乃梨｢あの時、違う選択してればよかったなって｣
実乃梨｢やっぱり、高須君のこと、諦めきれない｣
実乃梨｢ねえ｣
実乃梨｢あーみんも、そうでしょ？｣
亜美｢…っ｣
15：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:37:24：gJoIPijo (8/20)
実乃梨｢私さ、実はここにくるの2回目なんだ｣
亜美｢なにそれ、意味わかんないんだけど｣
実乃梨｢ははは、確かにこの説明じゃわかんないよね｣
亜美｢あのさぁ、アンタみたいな脳みそ筋肉女の話に付き合うのってけっこー疲れるワケ｣
亜美｢せめて一般人にもわかるように言ってくれない？｣
実乃梨｢むむっ、あーみんがブラックじゃ…！！｣
亜美｢…｣
実乃梨｢私さ、実はここにくるの2回目なんだ｣
亜美｢なにそれ、意味わかんないんだけど｣
実乃梨｢ははは、確かにこの説明じゃわかんないよね｣
亜美｢あのさぁ、アンタみたいな脳みそ筋肉女の話に付き合うのってけっこー疲れるワケ｣
亜美｢せめて一般人にもわかるように言ってくれない？｣
実乃梨｢むむっ、あーみんがブラックじゃ…！！｣
亜美｢…｣
16：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:44:52：gJoIPijo (9/20)
実乃梨｢ごめんごめん！えっとね、簡単に言うと、私はタイムリーパーなのだよ！！｣
亜美｢ちょっと待って、ほんとわけわかんない｣
実乃梨｢ははは、私もほんとはよくわかんないんだ…｣
実乃梨｢ごめんごめん！えっとね、簡単に言うと、私はタイムリーパーなのだよ！！｣
亜美｢ちょっと待って、ほんとわけわかんない｣
実乃梨｢ははは、私もほんとはよくわかんないんだ…｣
17：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 12:52:34：gJoIPijo (10/20)
実乃梨｢まえ私がここに来たときはあーみんはいなかったし、高須君もごく普通のサラリーマンになってたよ｣
亜美｢え？何言ってんの、高須君は高校卒業のときに料理人になるって宣言してたじゃない！｣
実乃梨｢今の世界ではね。でも私が前に来た時はいろいろあって料理人になることを諦めたんだよ｣
亜美｢嘘…｣
実乃梨｢ねぇ、あーみん。私が前にここに来たときはね、『あぁ、なんであの場所にいるのは私じゃなくて大河なんだろ』ってそんなこと思ってちゃんと心から二人のこと祝ってあげれなかったんだよね｣
実乃梨｢もう一回あの時に戻らないかなーなんて考えてたら、気づいたら夏休みのあの旅行に行く日の朝だった｣
亜美｢あんた…ほんとに頭おかしくなっちゃったんじゃないの？｣
実乃梨｢まえ私がここに来たときはあーみんはいなかったし、高須君もごく普通のサラリーマンになってたよ｣
亜美｢え？何言ってんの、高須君は高校卒業のときに料理人になるって宣言してたじゃない！｣
実乃梨｢今の世界ではね。でも私が前に来た時はいろいろあって料理人になることを諦めたんだよ｣
亜美｢嘘…｣
実乃梨｢ねぇ、あーみん。私が前にここに来たときはね、『あぁ、なんであの場所にいるのは私じゃなくて大河なんだろ』ってそんなこと思ってちゃんと心から二人のこと祝ってあげれなかったんだよね｣
実乃梨｢もう一回あの時に戻らないかなーなんて考えてたら、気づいたら夏休みのあの旅行に行く日の朝だった｣
亜美｢あんた…ほんとに頭おかしくなっちゃったんじゃないの？｣
18：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:00:44：gJoIPijo (11/20)
実乃梨｢あっはは、そうかもしれない…｣
亜美｢…｣
実乃梨｢でもね、目覚めた日の朝から起こること、私は全て知ってたの｣
実乃梨｢最初は夢なのかもしれないとか、いろいろ考えたけど…｣
亜美｢けど？｣
実乃梨｢私の記憶にないことを、私がしたの｣
実乃梨｢そしたらね？少しだけ、違う未来になったの。私が知らない、未来に。｣
実乃梨｢自分でもよくわかんないけど、私は確実にタイムリーパーなの。そして、私は未来を変えたんだ。｣
亜美｢…｣
実乃梨｢あっはは、そうかもしれない…｣
亜美｢…｣
実乃梨｢でもね、目覚めた日の朝から起こること、私は全て知ってたの｣
実乃梨｢最初は夢なのかもしれないとか、いろいろ考えたけど…｣
亜美｢けど？｣
実乃梨｢私の記憶にないことを、私がしたの｣
実乃梨｢そしたらね？少しだけ、違う未来になったの。私が知らない、未来に。｣
実乃梨｢自分でもよくわかんないけど、私は確実にタイムリーパーなの。そして、私は未来を変えたんだ。｣
亜美｢…｣
19：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:12:21：gJoIPijo (12/20)
亜美｢それで、｣
亜美｢なんでそんな話を、今私にするのよ｣
実乃梨｢あの時の私と、同じ瞳だったんだ｣
亜美｢はぁ？なにそれ｣
実乃梨｢えっへへ、やっぱ伝わらないかぁ｣
亜美｢…イライラするわね、なんなのよ｣
亜美｢それで、｣
亜美｢なんでそんな話を、今私にするのよ｣
実乃梨｢あの時の私と、同じ瞳だったんだ｣
亜美｢はぁ？なにそれ｣
実乃梨｢えっへへ、やっぱ伝わらないかぁ｣
亜美｢…イライラするわね、なんなのよ｣
20：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:20:10：gJoIPijo (13/20)
実乃梨｢…ほら、私らって結局好きな人、高須君と結ばれなかったじゃん？｣
実乃梨｢まあ、それは仕方ないことなんだけどさ｣
実乃梨｢でもまだ、諦めきれないんだよね…私も、あーみんも｣
亜美｢何勝手に…｣
実乃梨｢私もいろいろやり残した事っていうか、ああしとけばよかったなーとかこうしとけばよかったなーとかすっごい後悔してるんだよね｣
亜美｢それで？なんで亜美ちゃんが同じ瞳に見えるわけ？｣
実乃梨｢やだなぁ、あーみん。ほんとはわかってるくせに｣
実乃梨｢まあ、いいや。｣
実乃梨｢私はもしもう一度チャンスがあるなら今度こそ、高須君に気持ち伝えるよ｣
実乃梨｢あーみんも、素直になんなよ｣
ｶﾂｶﾂｶﾂ
実乃梨｢…ほら、私らって結局好きな人、高須君と結ばれなかったじゃん？｣
実乃梨｢まあ、それは仕方ないことなんだけどさ｣
実乃梨｢でもまだ、諦めきれないんだよね…私も、あーみんも｣
亜美｢何勝手に…｣
実乃梨｢私もいろいろやり残した事っていうか、ああしとけばよかったなーとかこうしとけばよかったなーとかすっごい後悔してるんだよね｣
亜美｢それで？なんで亜美ちゃんが同じ瞳に見えるわけ？｣
実乃梨｢やだなぁ、あーみん。ほんとはわかってるくせに｣
実乃梨｢まあ、いいや。｣
実乃梨｢私はもしもう一度チャンスがあるなら今度こそ、高須君に気持ち伝えるよ｣
実乃梨｢あーみんも、素直になんなよ｣
ｶﾂｶﾂｶﾂ
21：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:28:24：gJoIPijo (14/20)
亜美(なによ、あの脳筋女…！)
亜美(あいつなんかに私の気持ちがわかるわけない！！！)
亜美(結局私は『異分子』なんだから…)
亜美(私なんてもともと頭数に入ってないんだから…)
亜美(今更どうしようもないじゃない…！)
亜美(なによ、あの脳筋女…！)
亜美(あいつなんかに私の気持ちがわかるわけない！！！)
亜美(結局私は『異分子』なんだから…)
亜美(私なんてもともと頭数に入ってないんだから…)
亜美(今更どうしようもないじゃない…！)
22：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:40:22：gJoIPijo (15/20)
《あーみんも、素直になんなよ》
亜美(…っっ)
《私はもう一度チャンスがあるなら今度こそ…》
亜美(っ…私だって…)
亜美(私だって後悔してるよ！)
亜美(もう一度チャンスが欲しいよ！！！！！)
ﾊﾟｧｧｱ
亜美｢えっ？なっなに？！｣
《あーみんも、素直になんなよ》
亜美(…っっ)
《私はもう一度チャンスがあるなら今度こそ…》
亜美(っ…私だって…)
亜美(私だって後悔してるよ！)
亜美(もう一度チャンスが欲しいよ！！！！！)
ﾊﾟｧｧｱ
亜美｢えっ？なっなに？！｣
23：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:48:10：gJoIPijo (16/20)
ﾊﾟﾁ…
亜美｢ん…？｣
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
亜美｢朝…？｣
亜美(ちょ、ちょっと待ってよ、さっきまで高須君の結婚式にいってたじゃない)
亜美｢あ…｣
亜美(夏休みの旅行用に、用意したバッグ…)
《気づいたら夏休みの旅行に行く日の朝だった》
亜美｢まさかあの脳筋女が言ってた…｣
亜美｢……信じられない｣
ﾊﾟﾁ…
亜美｢ん…？｣
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
亜美｢朝…？｣
亜美(ちょ、ちょっと待ってよ、さっきまで高須君の結婚式にいってたじゃない)
亜美｢あ…｣
亜美(夏休みの旅行用に、用意したバッグ…)
《気づいたら夏休みの旅行に行く日の朝だった》
亜美｢まさかあの脳筋女が言ってた…｣
亜美｢……信じられない｣
24：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 13:58:55：gJoIPijo (17/20)
～数時間後～
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
大河&実乃梨｢ｷｬｯｷｬｯ｣
祐作｢２人とも元気だなー！｣
亜美｢…｣
竜児｢…？｣
～数時間後～
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
大河&実乃梨｢ｷｬｯｷｬｯ｣
祐作｢２人とも元気だなー！｣
亜美｢…｣
竜児｢…？｣
25：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 14:08:26：gJoIPijo (18/20)
大河｢みのりん！みのりん！海だよ！｣
実乃梨｢ほんとだね！大河！｣
祐作｢よぉし！泳ぐか！！！｣
竜児｢お、俺は…掃除する(ｺﾞｸﾘ)｣
亜美(あぁ、これ知ってる。このあと私が高須君をからかうんだ。)
《私の記憶にないことを、私がしたの》
ﾄﾞｸﾝ…
《そしたらね？少しだけ、違う未来になったの。私が知らない、未来に》
ﾄﾞｸﾝ…
亜美(違う、未来…)
大河｢みのりん！みのりん！海だよ！｣
実乃梨｢ほんとだね！大河！｣
祐作｢よぉし！泳ぐか！！！｣
竜児｢お、俺は…掃除する(ｺﾞｸﾘ)｣
亜美(あぁ、これ知ってる。このあと私が高須君をからかうんだ。)
《私の記憶にないことを、私がしたの》
ﾄﾞｸﾝ…
《そしたらね？少しだけ、違う未来になったの。私が知らない、未来に》
ﾄﾞｸﾝ…
亜美(違う、未来…)
26：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 14:27:35：gJoIPijo (19/20)
亜美｢ねぇ、高須君｣
竜児｢おっ、川嶋か。どうした？｣
亜美｢私のこと…｣
竜児｢ん？｣
亜美｢ううん、私も一緒に掃除しようかなーなんて！｣
竜児｢おお！！掃除は楽しいぞ～！特別に高須流奥義を伝授してやろう！｣
亜美｢嬉しそうな顔してるけど、実乃梨ちゃんやタイガーは海にいっちゃったよ？｣
竜児｢なっ、なんでここで櫛枝が出てくんだよ！｣
亜美｢さぁね～？｣
亜美｢で、高須流奥義ってなぁに？｣
竜児｢ﾌｯそれはだな…｣
亜美(なーに期待してんだ自分)
亜美(そりゃちょっと違うことしたくらいじゃ高須君が振り向くわけないじゃない)
亜美｢ねぇ、高須君｣
竜児｢おっ、川嶋か。どうした？｣
亜美｢私のこと…｣
竜児｢ん？｣
亜美｢ううん、私も一緒に掃除しようかなーなんて！｣
竜児｢おお！！掃除は楽しいぞ～！特別に高須流奥義を伝授してやろう！｣
亜美｢嬉しそうな顔してるけど、実乃梨ちゃんやタイガーは海にいっちゃったよ？｣
竜児｢なっ、なんでここで櫛枝が出てくんだよ！｣
亜美｢さぁね～？｣
亜美｢で、高須流奥義ってなぁに？｣
竜児｢ﾌｯそれはだな…｣
亜美(なーに期待してんだ自分)
亜美(そりゃちょっと違うことしたくらいじゃ高須君が振り向くわけないじゃない)
27：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 14:28:27：gJoIPijo (20/20)
竜児｢なぁ、川嶋｣
亜美｢なぁに？｣
竜児｢その、なんかあったのか？｣
亜美｢はあ？いきなり何言ってるの？｣
竜児｢いや、ほら、お前今朝から元気ないし、なんかあったのかな、と。｣
亜美｢べっつにー何もないよぉ｣
竜児｢そうか？｣
亜美｢うんっ、亜美ちゃん、ちょー元気だしぃっ｣
竜児｢まあ、無理にとは言わねえけどさ、なんかあったら相談しろよ｣
亜美｢うん…｣
竜児｢よし！掃除だ！｣
亜美(ごめん、タイガー…)
亜美(私やっぱり…諦めきれない)
仕事落ち
続きはまた夜書きます
竜児｢なぁ、川嶋｣
亜美｢なぁに？｣
竜児｢その、なんかあったのか？｣
亜美｢はあ？いきなり何言ってるの？｣
竜児｢いや、ほら、お前今朝から元気ないし、なんかあったのかな、と。｣
亜美｢べっつにー何もないよぉ｣
竜児｢そうか？｣
亜美｢うんっ、亜美ちゃん、ちょー元気だしぃっ｣
竜児｢まあ、無理にとは言わねえけどさ、なんかあったら相談しろよ｣
亜美｢うん…｣
竜児｢よし！掃除だ！｣
亜美(ごめん、タイガー…)
亜美(私やっぱり…諦めきれない)
仕事落ち
続きはまた夜書きます
28：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 20:06:07：.AqGoEZQ (1/1)
期待
期待
29：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 23:47:01：JivrJu.s (8/9)
ただいまです
1です
原作手元にないんで
セリフとか話の流れ違うかもしれないです
～夕方～
大河｢あー、お腹すいた…バカ犬、早く作りなさいよ｣
竜児｢そーいや、腹へったな｣
実乃梨｢だね！｣
竜児｢よーし、飯作るか！｣
ただいまです
1です
原作手元にないんで
セリフとか話の流れ違うかもしれないです
～夕方～
大河｢あー、お腹すいた…バカ犬、早く作りなさいよ｣
竜児｢そーいや、腹へったな｣
実乃梨｢だね！｣
竜児｢よーし、飯作るか！｣
30：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/09(月) 23:57:47：JivrJu.s (9/9)
実乃梨｢高須シェフ！私！料理には少し自信があるのですが、お手伝いをしても？｣
竜児｢お？本当か？それなら…｣
亜美｢私が！！！｣
実乃梨・竜児｢？？｣
亜美｢あ、亜美ちゃんも手伝っちゃおうかなー、なんて｣
竜児｢川嶋が？｣
亜美｢そう！最近料理にハマってるんだよね～｣
竜児｢そりゃいいことだ！あっ、でも、くっ、櫛枝も手伝ってくれるんだよな？｣
実乃梨｢いや！あーみんがてつだうんならあっしは大河とゆっくりトランプでもしてるよ！｣
竜児｢そっ、そうか…｣
実乃梨｢んじゃっ、飯はまかせたぜぃ！｣
竜児｢おうっ｣
実乃梨｢高須シェフ！私！料理には少し自信があるのですが、お手伝いをしても？｣
竜児｢お？本当か？それなら…｣
亜美｢私が！！！｣
実乃梨・竜児｢？？｣
亜美｢あ、亜美ちゃんも手伝っちゃおうかなー、なんて｣
竜児｢川嶋が？｣
亜美｢そう！最近料理にハマってるんだよね～｣
竜児｢そりゃいいことだ！あっ、でも、くっ、櫛枝も手伝ってくれるんだよな？｣
実乃梨｢いや！あーみんがてつだうんならあっしは大河とゆっくりトランプでもしてるよ！｣
竜児｢そっ、そうか…｣
実乃梨｢んじゃっ、飯はまかせたぜぃ！｣
竜児｢おうっ｣
31：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:06:14：.6H39XJw (1/2)
すごく面白い期待
すごく面白い期待
32：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:08:34：dHygW6mk (1/9)
亜美(そういえば高須君…今は実乃梨ちゃんのこと好きなんだよね…)
亜美(いいなぁ、実乃梨ちゃん…フライングじゃない)
亜美(私だって、フライングしたかったのに)
竜児｢よーし、川嶋！ボーっとしてないで、料理するぞ！｣
亜美｢うん！｣
亜美(っと何考えてんだ私！せっかくのチャンスよ！)
亜美(もっと高須君に接近しなきゃ！)
亜美(そういえば高須君…今は実乃梨ちゃんのこと好きなんだよね…)
亜美(いいなぁ、実乃梨ちゃん…フライングじゃない)
亜美(私だって、フライングしたかったのに)
竜児｢よーし、川嶋！ボーっとしてないで、料理するぞ！｣
亜美｢うん！｣
亜美(っと何考えてんだ私！せっかくのチャンスよ！)
亜美(もっと高須君に接近しなきゃ！)
33：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:18:31：dHygW6mk (2/9)
竜児｢それは乱切りして…そうそう、それでこれは一口サイズに…｣
亜美｢ふむふむ｣
～数時間後～
亜美｢できたぁっ｣
竜児｢ふう…、なかなかの自信作だぜ｣
亜美｢うふふっ、ねえ、ちょっとベランダで話さない？｣
竜児｢おう、構わねえぞ｣
竜児｢それは乱切りして…そうそう、それでこれは一口サイズに…｣
亜美｢ふむふむ｣
～数時間後～
亜美｢できたぁっ｣
竜児｢ふう…、なかなかの自信作だぜ｣
亜美｢うふふっ、ねえ、ちょっとベランダで話さない？｣
竜児｢おう、構わねえぞ｣
34：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:27:09：dHygW6mk (3/9)
亜美｢ん～っ、夜風が気持ちいいね｣
竜児｢だな。星も綺麗だ｣
亜美｢ほんとだぁ～｣
竜児｢それに月も、な｣
亜美｢…ねえ、｣
竜児｢ん？｣
亜美｢あの星とぉ、亜美ちゃん、どっちが綺麗？｣
竜児｢はぁ？！何言ってんだお前！｣
亜美｢え～？だからぁ、あの星とぉ、亜美ちゃんどっちが綺麗か聞いてるのぉ～｣
竜児｢そんなん比べられないだろ｣
亜美｢……｣
竜児｢お前と、星とじゃ比較する基準の違いに問題ありすぎんだろ！｣
亜美｢ん～っ、夜風が気持ちいいね｣
竜児｢だな。星も綺麗だ｣
亜美｢ほんとだぁ～｣
竜児｢それに月も、な｣
亜美｢…ねえ、｣
竜児｢ん？｣
亜美｢あの星とぉ、亜美ちゃん、どっちが綺麗？｣
竜児｢はぁ？！何言ってんだお前！｣
亜美｢え～？だからぁ、あの星とぉ、亜美ちゃんどっちが綺麗か聞いてるのぉ～｣
竜児｢そんなん比べられないだろ｣
亜美｢……｣
竜児｢お前と、星とじゃ比較する基準の違いに問題ありすぎんだろ！｣
35：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:30:04：dHygW6mk (4/9)
亜美｢そっか…｣
亜美｢じゃあさ、月と太陽ってどっちが綺麗？｣
竜児｢月と太陽？？｣
亜美｢そ、これなら比較しやすいでしょ？｣
竜児｢…？｣
亜美｢青空をあたたかく照らす太陽と｣
亜美｢夜空を静かに照らす月｣
亜美｢高須君はどっちが好きなのかな？｣
竜児｢…？？？｣
亜美｢そっか…｣
亜美｢じゃあさ、月と太陽ってどっちが綺麗？｣
竜児｢月と太陽？？｣
亜美｢そ、これなら比較しやすいでしょ？｣
竜児｢…？｣
亜美｢青空をあたたかく照らす太陽と｣
亜美｢夜空を静かに照らす月｣
亜美｢高須君はどっちが好きなのかな？｣
竜児｢…？？？｣
36：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:43:39：dHygW6mk (5/9)
竜児｢おっと、そろそろ飯用意してやんないと大河が騒ぐぞ｣
亜美｢……｣
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢そういえば、高須君ってタイガーのことだけ名前で呼ぶよね｣
竜児｢そういえば、そうだな｣
亜美｢タイガーも高須君のこと、竜児って…｣
竜児｢まあ、なんとなく、な｣
竜児｢おっと、そろそろ飯用意してやんないと大河が騒ぐぞ｣
亜美｢……｣
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢そういえば、高須君ってタイガーのことだけ名前で呼ぶよね｣
竜児｢そういえば、そうだな｣
亜美｢タイガーも高須君のこと、竜児って…｣
竜児｢まあ、なんとなく、な｣
37：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:47:59：dHygW6mk (6/9)
亜美｢…｣
竜児｢………わ、わかった｣
亜美｢ほんとぉっ？｣
竜児｢お、おう｣
亜美｢ねぇ、りゅーじっ｣
竜児｢お…おう…(照)｣
亜美｢名前、呼んで…？｣
亜美｢…｣
竜児｢………わ、わかった｣
亜美｢ほんとぉっ？｣
竜児｢お、おう｣
亜美｢ねぇ、りゅーじっ｣
竜児｢お…おう…(照)｣
亜美｢名前、呼んで…？｣
38：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:48:41：dHygW6mk (7/9)
竜児｢へ？｣
亜美｢いいから、お願い…｣
竜児｢…………あ、み…｣
亜美(……っ！！！！)
亜美｢も…いっかい…｣
竜児｢あ、み…｣
亜美｢ふふっじゃあ、みんなのこと戻ろっか！竜児！｣
竜児｢おう…(照)｣
そして私達は激辛カレーを夢中で頬張り、その日は眠りについた。
すいません、眠くなってきたのでねます
暇ができたらまたちょこちょこ
出していきます
竜児｢へ？｣
亜美｢いいから、お願い…｣
竜児｢…………あ、み…｣
亜美(……っ！！！！)
亜美｢も…いっかい…｣
竜児｢あ、み…｣
亜美｢ふふっじゃあ、みんなのこと戻ろっか！竜児！｣
竜児｢おう…(照)｣
そして私達は激辛カレーを夢中で頬張り、その日は眠りについた。
すいません、眠くなってきたのでねます
暇ができたらまたちょこちょこ
出していきます
39：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 00:52:37：.6H39XJw (2/2)
乙
あーみん派としては支援せざるを得ない
乙
あーみん派としては支援せざるを得ない
40：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 01:03:31：3hG26n32 (1/1)
あーみんキタエリって最高のチョイスだと思うの
あーみんキタエリって最高のチョイスだと思うの
41：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 12:42:10：dHygW6mk (8/9)
～夕食後亜美の部屋～
亜美｢…亜美、だってさ…ふふっ｣
亜美(どうしよう、こんなに嬉しいなんて)
亜美(もう…私ってこんなキャラだっけ？)
亜美｢でも、まぁ、いっか…｣
～夕食後亜美の部屋～
亜美｢…亜美、だってさ…ふふっ｣
亜美(どうしよう、こんなに嬉しいなんて)
亜美(もう…私ってこんなキャラだっけ？)
亜美｢でも、まぁ、いっか…｣
42：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 12:44:45：dHygW6mk (9/9)
亜美(本当に、)
亜美｢私の行動で未来が変わっちゃうんだ…｣
亜美｢タイガー…、ごめん…｣
亜美｢でも私も…私のやり方を見せたいから…｣
亜美｢だからごめん、私、本気になるね。｣
亜美(本当に、)
亜美｢私の行動で未来が変わっちゃうんだ…｣
亜美｢タイガー…、ごめん…｣
亜美｢でも私も…私のやり方を見せたいから…｣
亜美｢だからごめん、私、本気になるね。｣
43：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 18:04:39：XQTyCI2w (1/1)
プロポーズ大作戦思い出した
プロポーズ大作戦思い出した
44：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/10(火) 22:12:28：NrKwFjls (1/1)
このころは大河まだ好きってそこまで自覚してないから大丈夫だろ、多分
このころは大河まだ好きってそこまで自覚してないから大丈夫だろ、多分
45：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 09:54:12：6O00qySw (1/7)
このまえプロポーズ大作戦の
再放送あってたから
なんとなくこういう話が
書きたくなったんだぜ…
～朝～
亜美｢あっ、竜児！おはよー｣
竜児｢おう！川嶋、おはようさん｣
亜美｢…(ｼﾞｨｰ)｣
竜児｢お、おはよう、亜美…｣
亜美｢おっはよ！りゅーじっ！何してるの？｣
このまえプロポーズ大作戦の
再放送あってたから
なんとなくこういう話が
書きたくなったんだぜ…
～朝～
亜美｢あっ、竜児！おはよー｣
竜児｢おう！川嶋、おはようさん｣
亜美｢…(ｼﾞｨｰ)｣
竜児｢お、おはよう、亜美…｣
亜美｢おっはよ！りゅーじっ！何してるの？｣
46：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:07:24：6O00qySw (2/7)
竜児｢ところで、さ。昨日の質問のことなんだけど｣
亜美｢ん？｣
竜児｢月と太陽どっちが好きかってやつ｣
亜美｢ああ…あれね｣
竜児｢俺はさ、どっちも好きだ｣
亜美｢…なんでそう思うの？｣
竜児｢うーん、俺…太陽のことも月のこともそんなに詳しくないから、どっちがっては決められない。でも、どっちも好きだとは思う｣
亜美(もしかして…実乃梨ちゃんと私を太陽と月に例えたのバレてる？？)
竜児｢今度ちゃんと教科書読み直しとくわ！｣
亜美｢はぁ！？｣
竜児｢うぉっ、なっなんだよ急に！｣
亜美｢別に…なんでもない｣
竜児｢そ、そうか…｣
亜美(ったく！この鈍感野郎！)
竜児｢ところで、さ。昨日の質問のことなんだけど｣
亜美｢ん？｣
竜児｢月と太陽どっちが好きかってやつ｣
亜美｢ああ…あれね｣
竜児｢俺はさ、どっちも好きだ｣
亜美｢…なんでそう思うの？｣
竜児｢うーん、俺…太陽のことも月のこともそんなに詳しくないから、どっちがっては決められない。でも、どっちも好きだとは思う｣
亜美(もしかして…実乃梨ちゃんと私を太陽と月に例えたのバレてる？？)
竜児｢今度ちゃんと教科書読み直しとくわ！｣
亜美｢はぁ！？｣
竜児｢うぉっ、なっなんだよ急に！｣
亜美｢別に…なんでもない｣
竜児｢そ、そうか…｣
亜美(ったく！この鈍感野郎！)
47：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:09:32：6O00qySw (3/7)
竜児｢朝飯作ってんだ｣
亜美｢へぇ～、さっすが主夫！やるやるやるぅ～｣
竜児｢お前朝からテンション高すぎないか？｣
亜美｢そぉかなぁ？何かいいことでもあったんじゃない？｣
竜児｢そ、そうなのか？｣
亜美｢ﾁｯ…この鈍感め…｣
竜児｢ん？なんか言ったか？｣
亜美｢べっつに～？それでそれで？朝ごはんはなに？亜美ちゃんおなかすいちゃったぁ｣
竜児｢塩鯖に具だくさんの味噌汁、ほうれん草のおひたしだ｣
亜美｢oh...｣
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢いや、ほんとに竜児ってエキスパート主夫だなって思って｣
竜児｢エキスパート主夫ってなんだ…｣
竜児｢朝飯作ってんだ｣
亜美｢へぇ～、さっすが主夫！やるやるやるぅ～｣
竜児｢お前朝からテンション高すぎないか？｣
亜美｢そぉかなぁ？何かいいことでもあったんじゃない？｣
竜児｢そ、そうなのか？｣
亜美｢ﾁｯ…この鈍感め…｣
竜児｢ん？なんか言ったか？｣
亜美｢べっつに～？それでそれで？朝ごはんはなに？亜美ちゃんおなかすいちゃったぁ｣
竜児｢塩鯖に具だくさんの味噌汁、ほうれん草のおひたしだ｣
亜美｢oh...｣
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢いや、ほんとに竜児ってエキスパート主夫だなって思って｣
竜児｢エキスパート主夫ってなんだ…｣
48：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:10:55：6O00qySw (4/7)
竜児｢ところで、さ。昨日の質問のことなんだけど｣
亜美｢ん？｣
竜児｢月と太陽どっちが好きかってやつ｣
亜美｢ああ…あれね｣
竜児｢俺はさ、どっちも好きだ｣
亜美｢…なんでそう思うの？｣
竜児｢うーん、俺…太陽のことも月のこともそんなに詳しくないから、どっちがっては決められない。でも、どっちも好きだとは思う｣
亜美(もしかして…実乃梨ちゃんと私を太陽と月に例えたのバレてる？？)
竜児｢今度ちゃんと教科書読み直しとくわ！｣
亜美｢はぁ！？｣
竜児｢うぉっ、なっなんだよ急に！｣
亜美｢別に…なんでもない｣
竜児｢そ、そうか…｣
亜美(ったく！この鈍感野郎！)
竜児｢ところで、さ。昨日の質問のことなんだけど｣
亜美｢ん？｣
竜児｢月と太陽どっちが好きかってやつ｣
亜美｢ああ…あれね｣
竜児｢俺はさ、どっちも好きだ｣
亜美｢…なんでそう思うの？｣
竜児｢うーん、俺…太陽のことも月のこともそんなに詳しくないから、どっちがっては決められない。でも、どっちも好きだとは思う｣
亜美(もしかして…実乃梨ちゃんと私を太陽と月に例えたのバレてる？？)
竜児｢今度ちゃんと教科書読み直しとくわ！｣
亜美｢はぁ！？｣
竜児｢うぉっ、なっなんだよ急に！｣
亜美｢別に…なんでもない｣
竜児｢そ、そうか…｣
亜美(ったく！この鈍感野郎！)
49：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:13:36：6O00qySw (5/7)
すいません、投下順間違えました
≫46 は見なかったことにしてください…
すいません、投下順間違えました
≫46 は見なかったことにしてください…
50：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:47:14：6O00qySw (6/7)
亜美(あ…そういえば…実乃梨ちゃんもタイムスリップしてるのかな)
《私はもう一度チャンスがあるなら今度こそ…》
亜美(…)
実乃梨｢おーい！あーみん！高須君！おはやっふー☆｣
亜美｢おはよう、実乃梨ちゃん｣
亜美(噂をすればなんとやら、かな…)
祐作｢ハッハッハ！ぐっもーにん！！ぐっもーにん！！｣
亜美(…カマかけてみるか)
亜美｢実乃梨ちゃーんっ？｣
実乃梨｢ん？なんだねあーみん！｣
亜美｢ちょっといいかな？｣
実乃梨｢おうおう！構わんよ！…ﾊｯ！もしやあーみん私のことを…！｣
亜美｢ねーから。｣
実乃梨｢はははは…まあとにかくおーけいさ！！｣
亜美(あ…そういえば…実乃梨ちゃんもタイムスリップしてるのかな)
《私はもう一度チャンスがあるなら今度こそ…》
亜美(…)
実乃梨｢おーい！あーみん！高須君！おはやっふー☆｣
亜美｢おはよう、実乃梨ちゃん｣
亜美(噂をすればなんとやら、かな…)
祐作｢ハッハッハ！ぐっもーにん！！ぐっもーにん！！｣
亜美(…カマかけてみるか)
亜美｢実乃梨ちゃーんっ？｣
実乃梨｢ん？なんだねあーみん！｣
亜美｢ちょっといいかな？｣
実乃梨｢おうおう！構わんよ！…ﾊｯ！もしやあーみん私のことを…！｣
亜美｢ねーから。｣
実乃梨｢はははは…まあとにかくおーけいさ！！｣
51：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 10:54:01：6O00qySw (7/7)
祐作｢なんだなんだ仲良くやってるじゃないかあの二人！｣
竜児｢今のは仲良くやってるっていうのだろうか…｣
祐作｢ん？そういえば逢坂を見ないな｣
竜児｢あいつ…まだ寝てんのか…｣
祐作｢まあまあ！休みの日くらいゆっくり寝かせてやってもいいんじゃないか？｣
竜児｢いーや！規則正しい生活送らなきゃ伸びるもんも伸びねーんだ！｣
祐作｢高須…それ、逢坂の前では言わない方がいいと思うぞ…｣
竜児｢言ったら半殺しじゃすまねえな。｣
竜児｢北村、俺まだ朝飯作ってるから、わりぃけど大河起こしてきてくんねえか？｣
祐作｢その任務この北村祐作が承った！｣
竜児｢お、おう…頼む｣
祐作｢じゃっ、さっそく行ってくるぞ！｣
竜児｢おう！｣
竜児(そういえばかわしm…じゃなくて、)
竜児(亜美って…可愛いとこもあるんだな)
祐作｢なんだなんだ仲良くやってるじゃないかあの二人！｣
竜児｢今のは仲良くやってるっていうのだろうか…｣
祐作｢ん？そういえば逢坂を見ないな｣
竜児｢あいつ…まだ寝てんのか…｣
祐作｢まあまあ！休みの日くらいゆっくり寝かせてやってもいいんじゃないか？｣
竜児｢いーや！規則正しい生活送らなきゃ伸びるもんも伸びねーんだ！｣
祐作｢高須…それ、逢坂の前では言わない方がいいと思うぞ…｣
竜児｢言ったら半殺しじゃすまねえな。｣
竜児｢北村、俺まだ朝飯作ってるから、わりぃけど大河起こしてきてくんねえか？｣
祐作｢その任務この北村祐作が承った！｣
竜児｢お、おう…頼む｣
祐作｢じゃっ、さっそく行ってくるぞ！｣
竜児｢おう！｣
竜児(そういえばかわしm…じゃなくて、)
竜児(亜美って…可愛いとこもあるんだな)
52：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 16:06:21：CSpJhB02 (1/1)
やっぱりプロポーズ大作戦だったか
あれもとらドラも両方好きだから楽しく読めそうだ
やっぱりプロポーズ大作戦だったか
あれもとらドラも両方好きだから楽しく読めそうだ
53：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/11(水) 21:01:42：UpazfPCY (1/1)
みのりんも戻ってるのか俺も気になってた
みのりんも戻ってるのか俺も気になってた
54：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 07:56:13：pJsVY8Qw (1/2)
なんか今読み返したらミス多すぎてビックリしてる
>>36の1番最後に本当はまだセリフがあったのになぜか消えてるし…orz
今更で申し訳ないけどなんか文章変だから付け加えとく
亜美｢ねぇ高須君…私のことも…名前で呼んで…？｣
竜児｢ええっ？！なんでだよ！｣
亜美｢いいじゃん～｣
竜児｢だって川嶋は川嶋だろ！｣
亜美｢え～じゃあ、タイガーだけ特別なの？｣
竜児｢えっ…｣
亜美｢だからタイガーだけ名前で呼んでるんでしょ？｣
竜児｢…ｯｯ｣
亜美(おっと…今のはちょっと意地悪過ぎたかな…？)
なんか今読み返したらミス多すぎてビックリしてる
>>36の1番最後に本当はまだセリフがあったのになぜか消えてるし…orz
今更で申し訳ないけどなんか文章変だから付け加えとく
亜美｢ねぇ高須君…私のことも…名前で呼んで…？｣
竜児｢ええっ？！なんでだよ！｣
亜美｢いいじゃん～｣
竜児｢だって川嶋は川嶋だろ！｣
亜美｢え～じゃあ、タイガーだけ特別なの？｣
竜児｢えっ…｣
亜美｢だからタイガーだけ名前で呼んでるんでしょ？｣
竜児｢…ｯｯ｣
亜美(おっと…今のはちょっと意地悪過ぎたかな…？)
55：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 10:39:06：beATSglM (1/4)
>>51の続きから
～亜美の部屋～
実乃梨｢…なんだか空気重いねぇ～｣
亜美｢そう？？｣
実乃梨｢やっぱり、あーみんは私のこと…ｷｬｯ｣
亜美｢いや、ほんっとにねぇから。｣
実乃梨｢ははは～ふられちゃったぜぃ｣
亜美｢…｣
実乃梨｢ん？｣
亜美｢実乃梨ちゃんはさ、この先、どんな未来になると思う？｣
実乃梨｢未来？｣
亜美｢そう、未来の話｣
実乃梨｢急だねぇ～｣
亜美｢この前タイムトラベルの映画見たから、なんとなく、こういう女子トークしたくなっちゃってね｣
実乃梨｢タイムトラベルとな！一度は体験してみたいことよのぉ～｣
亜美(反応…、微妙～！！！どっちなの！)
>>51の続きから
～亜美の部屋～
実乃梨｢…なんだか空気重いねぇ～｣
亜美｢そう？？｣
実乃梨｢やっぱり、あーみんは私のこと…ｷｬｯ｣
亜美｢いや、ほんっとにねぇから。｣
実乃梨｢ははは～ふられちゃったぜぃ｣
亜美｢…｣
実乃梨｢ん？｣
亜美｢実乃梨ちゃんはさ、この先、どんな未来になると思う？｣
実乃梨｢未来？｣
亜美｢そう、未来の話｣
実乃梨｢急だねぇ～｣
亜美｢この前タイムトラベルの映画見たから、なんとなく、こういう女子トークしたくなっちゃってね｣
実乃梨｢タイムトラベルとな！一度は体験してみたいことよのぉ～｣
亜美(反応…、微妙～！！！どっちなの！)
56：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 11:16:47：beATSglM (2/4)
実乃梨｢でもタイムスリップってさ…｣
実乃梨｢けっこー、残酷だよね｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢自分のために過去変えたらさ、不幸になる人がでてくるじゃん？例えばー、未来であーみんが高須君と付き合ってたとして｣
実乃梨｢本当は高須君と付き合いたかった私が過去に戻って未来をかえる｣
実乃梨｢私は高須君と付き合えてhappy！｣
実乃梨｢だけど、あーみんはhappyじゃないよね｣
実乃梨｢それってあーみんの幸せを私が奪ったってことじゃん？でもさ、それでも、｣
実乃梨｢欲しい幸せだってあるよね｣
実乃梨｢でもさ、それってすっごい罪悪感感じない？｣
亜美｢うん……｣
実乃梨｢でもタイムスリップってさ…｣
実乃梨｢けっこー、残酷だよね｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢自分のために過去変えたらさ、不幸になる人がでてくるじゃん？例えばー、未来であーみんが高須君と付き合ってたとして｣
実乃梨｢本当は高須君と付き合いたかった私が過去に戻って未来をかえる｣
実乃梨｢私は高須君と付き合えてhappy！｣
実乃梨｢だけど、あーみんはhappyじゃないよね｣
実乃梨｢それってあーみんの幸せを私が奪ったってことじゃん？でもさ、それでも、｣
実乃梨｢欲しい幸せだってあるよね｣
実乃梨｢でもさ、それってすっごい罪悪感感じない？｣
亜美｢うん……｣
57：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 11:18:17：beATSglM (3/4)
実乃梨｢未来を変えたら罪悪感を、感じるし…それに…｣
亜美｢それに？｣
実乃梨｢それに…変えようとしても…変えられない過去だってあるかもしれない…｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢過去に戻ってどんなにあがいても、私には変えられないこともあるかもしれない｣
実乃梨｢かもしれない、としか言えないけど、1つだけはっきり言えるのは｣
実乃梨｢タイムスリップは時に残酷だってことかな｣
亜美｢…実乃梨ちゃ…｣
実乃梨｢未来を変えたら罪悪感を、感じるし…それに…｣
亜美｢それに？｣
実乃梨｢それに…変えようとしても…変えられない過去だってあるかもしれない…｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢過去に戻ってどんなにあがいても、私には変えられないこともあるかもしれない｣
実乃梨｢かもしれない、としか言えないけど、1つだけはっきり言えるのは｣
実乃梨｢タイムスリップは時に残酷だってことかな｣
亜美｢…実乃梨ちゃ…｣
58：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 11:20:06：beATSglM (4/4)
実乃梨｢さて！こんなかんじでどうかな？高須君たちも待っていることだし、リビングいこっか！｣
亜美｢う、うん…｣
亜美(実乃梨ちゃんも…やっぱり〝戻って〟きてるんだ)
亜美(さっきの話…もしかして実乃梨ちゃんの体験談…？)
亜美｢…じゃあそれって実乃梨ちゃん…！｣
実乃梨｢あーみん、早くいこ？｣
亜美｢うん…｣
実乃梨｢さて！こんなかんじでどうかな？高須君たちも待っていることだし、リビングいこっか！｣
亜美｢う、うん…｣
亜美(実乃梨ちゃんも…やっぱり〝戻って〟きてるんだ)
亜美(さっきの話…もしかして実乃梨ちゃんの体験談…？)
亜美｢…じゃあそれって実乃梨ちゃん…！｣
実乃梨｢あーみん、早くいこ？｣
亜美｢うん…｣
59：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 12:18:38：93q/xOKI (1/1)
乙
乙
60：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/12(木) 23:32:52：pJsVY8Qw (2/2)
～リビング～
実乃梨｢あー！大河ー！！おはよう！｣
大河｢お、お、おはっよう！｣
祐作｢なんだなんだ逢坂！高須ん家のインコちゃんみたいだぞ！ははは！｣
大河｢…ｯ(ﾌﾟｼｭｰｯ)｣
亜美(そっか、タイガーは今祐作のことが好きなんだ)
亜美(そのまま祐作とくっついちゃえばいいのに…)
竜児｢よーし！全員揃ったことだし、飯食うか！｣
祐作｢おう！｣
～リビング～
実乃梨｢あー！大河ー！！おはよう！｣
大河｢お、お、おはっよう！｣
祐作｢なんだなんだ逢坂！高須ん家のインコちゃんみたいだぞ！ははは！｣
大河｢…ｯ(ﾌﾟｼｭｰｯ)｣
亜美(そっか、タイガーは今祐作のことが好きなんだ)
亜美(そのまま祐作とくっついちゃえばいいのに…)
竜児｢よーし！全員揃ったことだし、飯食うか！｣
祐作｢おう！｣
61：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/13(金) 23:58:43：KpXRP6Fg (1/1)
～数時間後～
亜美｢竜児～っっ！亜美ちゃんこわぁーい！｣
竜児｢ばっ！そんなにくっつくなよ！｣
亜美｢だってぇ、亜美ちゃん怖いんだもんっ｣
竜児｢…｣
竜児(なにやってんだ俺ら…
ことの発端は昨日の夜に遡る。みんなが寝静まってから、俺は大河と共に｢櫛枝を脅かそう大作戦｣の計画を練っていた。すると偶然起きていた北村に話を聞かれ、結局北村も協力してくれることになったのだがなぜか亜美も協力してくれるらしく、亜美の案内で近くの洞窟で肝試しをすることになったんだ。
そんなかんじで今は亜美と2人で洞窟を歩いている)
～数時間後～
亜美｢竜児～っっ！亜美ちゃんこわぁーい！｣
竜児｢ばっ！そんなにくっつくなよ！｣
亜美｢だってぇ、亜美ちゃん怖いんだもんっ｣
竜児｢…｣
竜児(なにやってんだ俺ら…
ことの発端は昨日の夜に遡る。みんなが寝静まってから、俺は大河と共に｢櫛枝を脅かそう大作戦｣の計画を練っていた。すると偶然起きていた北村に話を聞かれ、結局北村も協力してくれることになったのだがなぜか亜美も協力してくれるらしく、亜美の案内で近くの洞窟で肝試しをすることになったんだ。
そんなかんじで今は亜美と2人で洞窟を歩いている)
62：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/14(土) 00:00:57：SG1R8rxY (1/1)
竜児｢ちょ、ちょっと待て…｣
亜美｢…ん？｣
竜児｢なんで、俺ら二人だけなんだ？｣
亜美｢…はぁ？何言ってんの？さっきタイガーたちが走っていってはぐれたからせっかくなら先回りして脅かそうってなったんじゃない｣
竜児｢そ、そうだったな｣
竜児｢にしても近いぞ！｣
亜美｢え～？そうかなぁ？｣
竜児｢ちょ、ちょっと待て…｣
亜美｢…ん？｣
竜児｢なんで、俺ら二人だけなんだ？｣
亜美｢…はぁ？何言ってんの？さっきタイガーたちが走っていってはぐれたからせっかくなら先回りして脅かそうってなったんじゃない｣
竜児｢そ、そうだったな｣
竜児｢にしても近いぞ！｣
亜美｢え～？そうかなぁ？｣
63：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/14(土) 09:36:57：sASiJCtc (1/1)
乙
乙
64：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/14(土) 10:06:10：OWfWjHbQ (1/1)
懐かしいのお
期待なのじゃ
懐かしいのお
期待なのじゃ
65：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 00:36:01：AuZC0psk (1/1)
亜美ちゃんはSSでしか報われないんだ！
頼むぞ！！
亜美ちゃんはSSでしか報われないんだ！
頼むぞ！！
66：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 09:06:17：5oaV65xY (1/2)
>>65
とらドラ!ポータブルという神ゲーがあってだな
>>65
とらドラ!ポータブルという神ゲーがあってだな
67：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 12:00:52：39LC8vNQ (1/5)
亜美(今がチャンスよ…！川嶋亜美！竜児といいかんじにならなきゃ！)
竜児｢なぁ…亜美｣
亜美｢ん？｣
竜児｢お前、好きな人とかいないのか？｣
亜美｢へ？！な、な、何言ってるのいきなり！｣
竜児｢い、いや、なんとなくだよ｣
亜美｢…｣
竜児｢いる、のか？｣
亜美｢いるとおもう？｣
竜児｢わかんねえから聞いてんだよ｣
亜美｢竜児は、どっちがいい？｣
竜児｢はぁ？それじゃ答えになってねーだろ｣
亜美｢…あはは、そうだよね｣
亜美(今がチャンスよ…！川嶋亜美！竜児といいかんじにならなきゃ！)
竜児｢なぁ…亜美｣
亜美｢ん？｣
竜児｢お前、好きな人とかいないのか？｣
亜美｢へ？！な、な、何言ってるのいきなり！｣
竜児｢い、いや、なんとなくだよ｣
亜美｢…｣
竜児｢いる、のか？｣
亜美｢いるとおもう？｣
竜児｢わかんねえから聞いてんだよ｣
亜美｢竜児は、どっちがいい？｣
竜児｢はぁ？それじゃ答えになってねーだろ｣
亜美｢…あはは、そうだよね｣
68：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 12:06:24：39LC8vNQ (2/5)
こんにちは1です
更新遅くてすいません
仕事やらバンドのライブやらで
なかなかSSかけず…申し訳ない…
とらドラpのネタとかも少し入れていくと思います
完結まで時間かかるかもですが、
よろしくお願いします
こんにちは1です
更新遅くてすいません
仕事やらバンドのライブやらで
なかなかSSかけず…申し訳ない…
とらドラpのネタとかも少し入れていくと思います
完結まで時間かかるかもですが、
よろしくお願いします
69：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 12:26:56：39LC8vNQ (3/5)
竜児｢真面目に聞いてるんだぞ｣
亜美｢…いるよ｣
竜児｢え？｣
亜美｢だから、好きな人いるよって｣
竜児｢そ、そうなのか｣
亜美｢なにぃ？その反応。自分から聞いてきたくせに｣
竜児｢すまんすまん…！ちなみに、誰…とか聞いても大丈夫か？｣
亜美｢竜児｣
竜児｢えっ？｣
亜美｢竜児のこと…好き…｣
竜児｢ちょ、からかうなよ！｣
亜美｢本気だよ｣
竜児｢…？｣
竜児｢真面目に聞いてるんだぞ｣
亜美｢…いるよ｣
竜児｢え？｣
亜美｢だから、好きな人いるよって｣
竜児｢そ、そうなのか｣
亜美｢なにぃ？その反応。自分から聞いてきたくせに｣
竜児｢すまんすまん…！ちなみに、誰…とか聞いても大丈夫か？｣
亜美｢竜児｣
竜児｢えっ？｣
亜美｢竜児のこと…好き…｣
竜児｢ちょ、からかうなよ！｣
亜美｢本気だよ｣
竜児｢…？｣
70：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 12:31:49：39LC8vNQ (4/5)
亜美｢私…竜児のこと、本気で…｣
竜児｢なっ、ば、ばか！顔近いぞ！｣
亜美｢竜児、私…｣
ﾊﾞｯ
竜児｢…か！からかわんでくれ！！！｣
亜美｢…あ、ははは…亜美ちゃんやりすぎちゃった？｣
竜児｢今のは！！！度が過ぎる……｣
亜美｢ごっめーん～、竜児があんまりにも純粋そうだから、亜美ちゃんからかっちゃった～｣
竜児｢…｣
亜美｢私…竜児のこと、本気で…｣
竜児｢なっ、ば、ばか！顔近いぞ！｣
亜美｢竜児、私…｣
ﾊﾞｯ
竜児｢…か！からかわんでくれ！！！｣
亜美｢…あ、ははは…亜美ちゃんやりすぎちゃった？｣
竜児｢今のは！！！度が過ぎる……｣
亜美｢ごっめーん～、竜児があんまりにも純粋そうだから、亜美ちゃんからかっちゃった～｣
竜児｢…｣
71：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 12:32:49：39LC8vNQ (5/5)
竜児｢…もう、やめてくれよ、川嶋｣
亜美｢へ？｣
竜児｢俺と二人っきりになったり、俺の事名前でよんだり、俺の事好きって言ったり…！！！全部からかってたんだろ？全部、全部嘘だったんだろ？心の中で俺の事笑ってたんだろ！？｣
亜美｢ち、ちが…っ｣
竜児｢もういい！！！もういい、やめてくれ、川嶋…｣
亜美｢……｣
亜美(その後は二人共何も喋らなかった。後から合流した祐作たちと無事出口までたどり着き海で花火をして私達の夏の旅行は幕を閉じた)
竜児｢…もう、やめてくれよ、川嶋｣
亜美｢へ？｣
竜児｢俺と二人っきりになったり、俺の事名前でよんだり、俺の事好きって言ったり…！！！全部からかってたんだろ？全部、全部嘘だったんだろ？心の中で俺の事笑ってたんだろ！？｣
亜美｢ち、ちが…っ｣
竜児｢もういい！！！もういい、やめてくれ、川嶋…｣
亜美｢……｣
亜美(その後は二人共何も喋らなかった。後から合流した祐作たちと無事出口までたどり着き海で花火をして私達の夏の旅行は幕を閉じた)
72：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 14:40:49：5oaV65xY (2/2)
乙
乙
73：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/15(日) 17:58:13：ssegQY5s (1/1)
～数日後亜美宅～
亜美｢…はぁ｣
亜美(なーにやってんだろうなー私。せっかくのチャンスだったのに、強がっちゃってさ。バッカみたい。)
《過去に戻ってどんなにあがいても、私には変えられないこともあるかもしれない》
亜美｢…変えられないのかな｣
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
亜美｢…？？｣
亜美(宅配便、かな？)
～数日後亜美宅～
亜美｢…はぁ｣
亜美(なーにやってんだろうなー私。せっかくのチャンスだったのに、強がっちゃってさ。バッカみたい。)
《過去に戻ってどんなにあがいても、私には変えられないこともあるかもしれない》
亜美｢…変えられないのかな｣
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
亜美｢…？？｣
亜美(宅配便、かな？)
74：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/16(月) 16:13:10：hTh1VxLI (1/4)
亜美(誰もいないし、私が出るしかないか…)
亜美｢はーい…って実乃梨ちゃん？！｣
実乃梨｢やっ！あーみん｣
亜美｢ど、どうしたの？急に｣
実乃梨｢ちと、話したいことがあってだねぇ｣
亜美｢そ、そっか…。私の部屋でいい？｣
実乃梨｢もちろんでさぁ！｣
亜美(誰もいないし、私が出るしかないか…)
亜美｢はーい…って実乃梨ちゃん？！｣
実乃梨｢やっ！あーみん｣
亜美｢ど、どうしたの？急に｣
実乃梨｢ちと、話したいことがあってだねぇ｣
亜美｢そ、そっか…。私の部屋でいい？｣
実乃梨｢もちろんでさぁ！｣
75：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/16(月) 16:14:00：hTh1VxLI (2/4)
～亜美の部屋～
亜美｢で、いきなりどうしたの？｣
実乃梨｢あーみん、高須くんとなんかあったでしょ｣
亜美｢…別に｣
実乃梨｢高須くん、すっごく気にしてたよ、あーみんのこと｣
亜美｢…｣
実乃梨｢あーみんは、っていうか、あーみん“も”素直になんなきゃ｣
亜美｢私は別に、あんなこと気にしてなんかないし｣
実乃梨｢また後悔してもいいの？｣
亜美｢えっ｣
～亜美の部屋～
亜美｢で、いきなりどうしたの？｣
実乃梨｢あーみん、高須くんとなんかあったでしょ｣
亜美｢…別に｣
実乃梨｢高須くん、すっごく気にしてたよ、あーみんのこと｣
亜美｢…｣
実乃梨｢あーみんは、っていうか、あーみん“も”素直になんなきゃ｣
亜美｢私は別に、あんなこと気にしてなんかないし｣
実乃梨｢また後悔してもいいの？｣
亜美｢えっ｣
76：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/16(月) 16:21:46：hTh1VxLI (3/4)
実乃梨｢私は、後悔する生き方はしたくないから…だから…諦めなかったよ｣
亜美｢別に諦めてなんか…｣
実乃梨｢あーみんは！あーみんは、まだ可能性あるからいいじゃんか…私だって……私だって諦めたくないよ…｣
亜美｢…実乃梨ちゃん？｣
実乃梨｢……私ね、フラれたんだ｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢私はもう嫌でももう諦めるしかないんだよ｣
亜美｢そんな…｣
実乃梨｢ふられたの2回目、だしさ…もうさすがにね｣
亜美｢…｣
実乃梨｢あーみんはまだ可能性あるんだから、立ち止まってないで、ちゃんと前向いて高須くんと向き合いなよ。もう、後悔したくないでしょ？せっかくのチャンス無駄にするの？｣
実乃梨｢私は、後悔する生き方はしたくないから…だから…諦めなかったよ｣
亜美｢別に諦めてなんか…｣
実乃梨｢あーみんは！あーみんは、まだ可能性あるからいいじゃんか…私だって……私だって諦めたくないよ…｣
亜美｢…実乃梨ちゃん？｣
実乃梨｢……私ね、フラれたんだ｣
亜美｢え？｣
実乃梨｢私はもう嫌でももう諦めるしかないんだよ｣
亜美｢そんな…｣
実乃梨｢ふられたの2回目、だしさ…もうさすがにね｣
亜美｢…｣
実乃梨｢あーみんはまだ可能性あるんだから、立ち止まってないで、ちゃんと前向いて高須くんと向き合いなよ。もう、後悔したくないでしょ？せっかくのチャンス無駄にするの？｣
77：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/16(月) 16:22:22：hTh1VxLI (4/4)
実乃梨｢私から言えることはこれくらいかな…｣
亜美｢私…ｸﾞｽｯ｣
実乃梨｢ん？｣
亜美｢竜児、と…ｸﾞｽｯ…ちゃんと…ｸﾞｽｯ…話したい…ｯｯｸﾞｽｯ｣
実乃梨｢うん…行っておいで、あーみん。そんで、私と大河に、あーみんのやり方を見せてよ｣
亜美｢実乃梨ちゃん…｣
実乃梨｢私から言えることはこれくらいかな…｣
亜美｢私…ｸﾞｽｯ｣
実乃梨｢ん？｣
亜美｢竜児、と…ｸﾞｽｯ…ちゃんと…ｸﾞｽｯ…話したい…ｯｯｸﾞｽｯ｣
実乃梨｢うん…行っておいで、あーみん。そんで、私と大河に、あーみんのやり方を見せてよ｣
亜美｢実乃梨ちゃん…｣
78：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/19(木) 19:57:46：kKrg3dOg (1/1)
期待
期待
79：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/21(土) 00:56:49：YiVm28cA (1/1)
あくあく
あくあく
80：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 10:54:02：P2qTmI.c (1/7)
亜美(あれから私は泣いた。久しぶりにあんなに泣いた気がする。私は一人ぼっちだと、異分子だと思っていたけど本当はそうではなかったのかもしれない。1時間ほど経つと｢バイトがあるから｣と言って実乃莉ちゃんは帰っていった。実乃莉ちゃんがなぜ親友のタイガーの恋人を奪うような手助けをしてくれたのかはわからない。でも、実乃莉ちゃんは確かに私の背中を押してくれた。次は…)
亜美｢私が、がんばる番｣
亜美(あれから私は泣いた。久しぶりにあんなに泣いた気がする。私は一人ぼっちだと、異分子だと思っていたけど本当はそうではなかったのかもしれない。1時間ほど経つと｢バイトがあるから｣と言って実乃莉ちゃんは帰っていった。実乃莉ちゃんがなぜ親友のタイガーの恋人を奪うような手助けをしてくれたのかはわからない。でも、実乃莉ちゃんは確かに私の背中を押してくれた。次は…)
亜美｢私が、がんばる番｣
81：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:04:46：P2qTmI.c (2/7)
気がつくと私は家を飛び出していた。
亜美｢待ってて！竜児！｣
これから告白するっていうのに特別おしゃれな服に着替えることもなく。
亜美｢はぁっ…はぁっ…｣
ただただ夢中で竜児の家へ走った。
亜美｢はぁっ…着いたぁっ…｣
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…
｢…｣
亜美｢い、ない…？あ…はは、そうだよね、アポなしでくるなんてほんっとバカ。いつもいるとは限らないのに。｣
亜美(でも、なんでかな。竜児ならいるって思ったんだよ。どんな時も待っててくれるって。)
亜美｢終わりかなぁ…｣
竜児｢おい｣
気がつくと私は家を飛び出していた。
亜美｢待ってて！竜児！｣
これから告白するっていうのに特別おしゃれな服に着替えることもなく。
亜美｢はぁっ…はぁっ…｣
ただただ夢中で竜児の家へ走った。
亜美｢はぁっ…着いたぁっ…｣
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…
｢…｣
亜美｢い、ない…？あ…はは、そうだよね、アポなしでくるなんてほんっとバカ。いつもいるとは限らないのに。｣
亜美(でも、なんでかな。竜児ならいるって思ったんだよ。どんな時も待っててくれるって。)
亜美｢終わりかなぁ…｣
竜児｢おい｣
82：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:08:06：P2qTmI.c (3/7)
亜美｢へ？｣
竜児｢人んちの玄関でなにやってんだよ｣
亜美｢えっ｣
竜児｢なんか用か？｣
亜美｢あっ、う、うん｣
竜児｢なんだよ、その反応…、とりあえずうちあがるか？｣
亜美｢うっ、うん！｣
亜美｢へ？｣
竜児｢人んちの玄関でなにやってんだよ｣
亜美｢えっ｣
竜児｢なんか用か？｣
亜美｢あっ、う、うん｣
竜児｢なんだよ、その反応…、とりあえずうちあがるか？｣
亜美｢うっ、うん！｣
83：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:12:27：P2qTmI.c (4/7)
ｶﾞﾁｬ
亜美｢お邪魔しまーす…あれ？タイガー？｣
竜児｢ああ、大河は今日櫛枝と晩飯食いに行くっていってたぞ｣
亜美｢えっ？｣
亜美(実乃莉ちゃん、今日はバイトがあるって言ってたのに…)
竜児｢ん？どうかしたのか？｣
亜美｢ううん、なんでもない｣
亜美(実乃莉ちゃん、ここまでお膳立てしてくれてたんだ)
竜児｢さて、と、なんか用があるんだろ？｣
亜美｢うっ、うん！｣
竜児｢おうっ、なんだ？｣
ｶﾞﾁｬ
亜美｢お邪魔しまーす…あれ？タイガー？｣
竜児｢ああ、大河は今日櫛枝と晩飯食いに行くっていってたぞ｣
亜美｢えっ？｣
亜美(実乃莉ちゃん、今日はバイトがあるって言ってたのに…)
竜児｢ん？どうかしたのか？｣
亜美｢ううん、なんでもない｣
亜美(実乃莉ちゃん、ここまでお膳立てしてくれてたんだ)
竜児｢さて、と、なんか用があるんだろ？｣
亜美｢うっ、うん！｣
竜児｢おうっ、なんだ？｣
84：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:14:19：P2qTmI.c (5/7)
>83間違いです
ｶﾞﾁｬ
亜美｢お邪魔しまーす…あれ？タイガーは？｣
竜児｢ああ、大河は今日櫛枝と晩飯食いに行くっていってたぞ｣
亜美｢えっ？｣
亜美(実乃莉ちゃん、今日はバイトがあるって言ってたのに…)
竜児｢ん？どうかしたのか？｣
亜美｢ううん、なんでもない｣
亜美(実乃莉ちゃん、ここまでお膳立てしてくれてたんだ)
竜児｢さて、と、なんか用があるんだろ？｣
亜美｢うっ、うん！｣
竜児｢おうっ、なんだ？｣
>83間違いです
ｶﾞﾁｬ
亜美｢お邪魔しまーす…あれ？タイガーは？｣
竜児｢ああ、大河は今日櫛枝と晩飯食いに行くっていってたぞ｣
亜美｢えっ？｣
亜美(実乃莉ちゃん、今日はバイトがあるって言ってたのに…)
竜児｢ん？どうかしたのか？｣
亜美｢ううん、なんでもない｣
亜美(実乃莉ちゃん、ここまでお膳立てしてくれてたんだ)
竜児｢さて、と、なんか用があるんだろ？｣
亜美｢うっ、うん！｣
竜児｢おうっ、なんだ？｣
85：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:20:44：P2qTmI.c (6/7)
亜美｢あの、ね、竜児…｣
竜児｢おう？｣
ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…
亜美｢あの…｣
竜児｢？｣
ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…
亜美｢わたし…っ！｣
prrrrrr!!!!
亜美・竜児｢うわぁっっ｣
竜児｢すまん！電話でてくる！｣
亜美｢うっうん！わかった｣
亜美(うわぁあぁもおおおお緊張するぅううううなんなんだよ！この亜美ちゃんが！！なんで緊張なんかしてんのよ！！ｼｬｷっとしなさいよ自分！！)
竜児｢わり、｣
亜美｢おかえり、誰から？｣
竜児｢泰子、明日の昼まで帰れねえってさ｣
亜美｢あの、ね、竜児…｣
竜児｢おう？｣
ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…
亜美｢あの…｣
竜児｢？｣
ﾄﾞｸﾝ…ﾄﾞｸﾝ…
亜美｢わたし…っ！｣
prrrrrr!!!!
亜美・竜児｢うわぁっっ｣
竜児｢すまん！電話でてくる！｣
亜美｢うっうん！わかった｣
亜美(うわぁあぁもおおおお緊張するぅううううなんなんだよ！この亜美ちゃんが！！なんで緊張なんかしてんのよ！！ｼｬｷっとしなさいよ自分！！)
竜児｢わり、｣
亜美｢おかえり、誰から？｣
竜児｢泰子、明日の昼まで帰れねえってさ｣
86：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/23(月) 11:26:48：P2qTmI.c (7/7)
亜美｢そ、そっかあ！大変だね、泰子さん｣
竜児｢まあな、俺がバイトしてねえ分一人で頑張ってくれてるよ｣
亜美｢…｣
竜児｢で？用ってなんだ？｣
亜美｢あっ、あのね、｣
竜児｢おう？｣
亜美｢えっと、旅行の時のこと、なんだけどさ｣
竜児｢おう…｣
亜美｢いきなりあんなこと言ってごめんね｣
竜児｢もういいよ、俺も言い過ぎた｣
亜美｢ううん、竜児は悪くないの。私が…私が悪いの｣
竜児｢川嶋…｣
亜美｢そ、そっかあ！大変だね、泰子さん｣
竜児｢まあな、俺がバイトしてねえ分一人で頑張ってくれてるよ｣
亜美｢…｣
竜児｢で？用ってなんだ？｣
亜美｢あっ、あのね、｣
竜児｢おう？｣
亜美｢えっと、旅行の時のこと、なんだけどさ｣
竜児｢おう…｣
亜美｢いきなりあんなこと言ってごめんね｣
竜児｢もういいよ、俺も言い過ぎた｣
亜美｢ううん、竜児は悪くないの。私が…私が悪いの｣
竜児｢川嶋…｣
87：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 07:22:10：ryX5Yjbs (1/1)
一気読みしてｷｭﾝｷｭﾝした。期待。
一気読みしてｷｭﾝｷｭﾝした。期待。
88：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 08:33:20：I70oL3rQ (1/5)
亜美｢それでね、ほんとはあの時のこと忘れてって言おうとしてたんだけど｣
竜児｢うん｣
亜美｢忘れないで｣
竜児｢え？｣
亜美｢忘れないでほしいの、あの日のこと。｣
竜児｢…｣
亜美｢竜児のこと好きっていったの、冗談なんかじゃない。私は本当に竜児のことが好き。だからあの日のこと、忘れないで｣
竜児｢俺は…｣
亜美｢それでね、ほんとはあの時のこと忘れてって言おうとしてたんだけど｣
竜児｢うん｣
亜美｢忘れないで｣
竜児｢え？｣
亜美｢忘れないでほしいの、あの日のこと。｣
竜児｢…｣
亜美｢竜児のこと好きっていったの、冗談なんかじゃない。私は本当に竜児のことが好き。だからあの日のこと、忘れないで｣
竜児｢俺は…｣
89：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 08:48:45：I70oL3rQ (2/5)
竜児｢俺は…その、えっと何と言うかだな…｣
亜美｢…私、恋愛対象じゃない？｣
竜児｢いや、そういうわけじゃ…ない｣
亜美｢今は恋愛的に好きって感情は、私に対してはない？｣
竜児｢うーん…｣
亜美(こーれーはー、フラれるフラグかぁ？ま、確かにそんなにすぐすぐ竜児の気持ちが変わるわけないか)
竜児｢正直言うと、俺よくわかんなくなってんだ｣
亜美｢え？？｣
竜児｢俺は、その、くっくく櫛枝が好きだった。けっこー前から。だから櫛枝とデートするときにする事とか、櫛枝とデートするときに車で流す曲選びとかそんなことをずっとしてた｣
亜美(え、ちょっと待って、何それ気持ち悪っ…)
竜児｢俺は…その、えっと何と言うかだな…｣
亜美｢…私、恋愛対象じゃない？｣
竜児｢いや、そういうわけじゃ…ない｣
亜美｢今は恋愛的に好きって感情は、私に対してはない？｣
竜児｢うーん…｣
亜美(こーれーはー、フラれるフラグかぁ？ま、確かにそんなにすぐすぐ竜児の気持ちが変わるわけないか)
竜児｢正直言うと、俺よくわかんなくなってんだ｣
亜美｢え？？｣
竜児｢俺は、その、くっくく櫛枝が好きだった。けっこー前から。だから櫛枝とデートするときにする事とか、櫛枝とデートするときに車で流す曲選びとかそんなことをずっとしてた｣
亜美(え、ちょっと待って、何それ気持ち悪っ…)
90：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 08:49:33：I70oL3rQ (3/5)
竜児｢でも、さ。最近、それをしなくなったんだよ。大河と出会って、お前と出会って、俺の中で何かが変わったんだ｣
亜美(…それって)
竜児｢だから、多分お前を恋愛対象として見てない訳ではないと思うし、むしろ、お前が来てからはお前のことで頭がいっぱいだ｣
亜美｢えっ…？それって｣
竜児｢ばっ、違う！だからといって俺が今お前と付き合いたいとか言ってるわけじゃないぞ！！ただ…、その、アレだ、俺の中で、お前の存在は大きい。だから、お前の言葉や行動で、一喜一憂するんだ｣
亜美｢…なにそれ｣
竜児｢…なんだよ｣
亜美(半分告白みたいなものじゃない…！)
亜美｢べっつに～｣
竜児｢なんだよってきいてるだろ！途中でとめんな！｣
竜児｢でも、さ。最近、それをしなくなったんだよ。大河と出会って、お前と出会って、俺の中で何かが変わったんだ｣
亜美(…それって)
竜児｢だから、多分お前を恋愛対象として見てない訳ではないと思うし、むしろ、お前が来てからはお前のことで頭がいっぱいだ｣
亜美｢えっ…？それって｣
竜児｢ばっ、違う！だからといって俺が今お前と付き合いたいとか言ってるわけじゃないぞ！！ただ…、その、アレだ、俺の中で、お前の存在は大きい。だから、お前の言葉や行動で、一喜一憂するんだ｣
亜美｢…なにそれ｣
竜児｢…なんだよ｣
亜美(半分告白みたいなものじゃない…！)
亜美｢べっつに～｣
竜児｢なんだよってきいてるだろ！途中でとめんな！｣
91：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 08:50:27：I70oL3rQ (4/5)
亜美｢…｣
ｷﾞｭｯ
竜児｢なっ、お前っ、何してんだ！｣
亜美｢竜児もぎゅーってして？｣
竜児｢っ…｣
亜美｢お願い…｣
竜児｢わ、わかったよ…｣
ｷﾞｭｯ
亜美｢…｣
ｷﾞｭｯ
竜児｢なっ、お前っ、何してんだ！｣
亜美｢竜児もぎゅーってして？｣
竜児｢っ…｣
亜美｢お願い…｣
竜児｢わ、わかったよ…｣
ｷﾞｭｯ
92：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 08:53:36：I70oL3rQ (5/5)
亜美｢ふふふっ…それでね、もひとつお願い｣
竜児｢…なんだ？｣
亜美｢私のこと、また、亜美って呼んで…｣
竜児｢…｣
亜美｢…｣
竜児｢亜美…｣
亜美｢ふふふっ…それでね、もひとつお願い｣
竜児｢…なんだ？｣
亜美｢私のこと、また、亜美って呼んで…｣
竜児｢…｣
亜美｢…｣
竜児｢亜美…｣
93：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/24(火) 09:32:56：z7iXtnp2 (1/1)
期待
期待
94：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/03/31(火) 17:37:17：XoH2Rk6w (1/1)
まだー？
まだー？
95：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 15:59:17：I6jmiLoc (1/7)
亜美・竜児｢…｣
竜児｢あ、亜美、もうそろそろ…｣
亜美｢やだ。ずっとこうしてたい｣
竜児｢…はぁ｣
亜美｢…だめ？｣
竜児｢いっ、いやぁ、だめじゃ、ないけ…ど｣
ﾊﾞﾝｯ!!
亜美・竜児｢！？｣
亜美・竜児｢…｣
竜児｢あ、亜美、もうそろそろ…｣
亜美｢やだ。ずっとこうしてたい｣
竜児｢…はぁ｣
亜美｢…だめ？｣
竜児｢いっ、いやぁ、だめじゃ、ないけ…ど｣
ﾊﾞﾝｯ!!
亜美・竜児｢！？｣
96：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:01:47：I6jmiLoc (2/7)
大河｢なに発情してんのよバカチワワ｣
亜美｢たっ、タイガー！？別に発情してなんか…！｣
大河｢やっちゃぁん、おうちに変なのがいるぅ～｣
竜児｢なっ！えっ！泰子！？｣
泰子｢いや～ん、りゅうちゃんが女の子連れてきてるぅ～｣
大河｢不潔。｣
泰子｢りゅうちゃんもう大人になっちゃったの？ねぇりゅうちゃん！｣
亜美・竜児｢だから違うって！！｣
大河｢なに発情してんのよバカチワワ｣
亜美｢たっ、タイガー！？別に発情してなんか…！｣
大河｢やっちゃぁん、おうちに変なのがいるぅ～｣
竜児｢なっ！えっ！泰子！？｣
泰子｢いや～ん、りゅうちゃんが女の子連れてきてるぅ～｣
大河｢不潔。｣
泰子｢りゅうちゃんもう大人になっちゃったの？ねぇりゅうちゃん！｣
亜美・竜児｢だから違うって！！｣
97：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:06:15：I6jmiLoc (3/7)
泰子｢なぁんだぁ～お友達だったんだね～｣
竜児｢だから最初からそう言ってるだろ｣
大河｢あ～んなにくっついてたのに？？｣
竜児｢何が言いたいんだよお前は｣
大河｢別にー｣
亜美｢…｣
大河｢おかわり！！｣
竜児｢はいはい｣
亜美｢…｣
泰子｢なぁんだぁ～お友達だったんだね～｣
竜児｢だから最初からそう言ってるだろ｣
大河｢あ～んなにくっついてたのに？？｣
竜児｢何が言いたいんだよお前は｣
大河｢別にー｣
亜美｢…｣
大河｢おかわり！！｣
竜児｢はいはい｣
亜美｢…｣
98：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:14:06：I6jmiLoc (4/7)
～数日後～
春田｢たかっちゃぁあん！おひさー！｣
竜児｢おうっ｣
能登｢おっ、高須じゃん｣
竜児｢よう、能登｣
能登｢さて、｣
竜児｢ん？｣
能登｢男子！集合！｣
｢｢はっ｣｣
竜児｢ん！？｣
～数日後～
春田｢たかっちゃぁあん！おひさー！｣
竜児｢おうっ｣
能登｢おっ、高須じゃん｣
竜児｢よう、能登｣
能登｢さて、｣
竜児｢ん？｣
能登｢男子！集合！｣
｢｢はっ｣｣
竜児｢ん！？｣
99：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:22:04：I6jmiLoc (5/7)
能登｢高須ぅ～、夏休み、終わったなぁ｣
竜児｢あ、ああ。そうだな｣
春田｢新学期だねぇ、うん｣
能登｢ずいぶん楽しかったらしいな？な、つ、や、す、み｣
竜児｢そ、そうか？普通だが｣
｢｢はぁ！？！？！？｣｣
竜児｢えっ｣
能登｢…高須ぅ、ネタは上がってんだぜ～｣
春田｢そうそう！亜美ちゃんたちと旅行行ったんだって！？なんで俺も誘ってくんなかったの！｣
竜児｢い、いや、主催俺じゃなかったし…｣
能登｢しかも、亜美ちゃんを！あの亜美ちゃんを家に呼んだんだって？｣
竜児｢そ…それはいきなり亜美のほうがが家に来たんだよ！てかなんで知ってんだよそんなこと！｣
能登｢ん…？｣
能登｢高須ぅ～、夏休み、終わったなぁ｣
竜児｢あ、ああ。そうだな｣
春田｢新学期だねぇ、うん｣
能登｢ずいぶん楽しかったらしいな？な、つ、や、す、み｣
竜児｢そ、そうか？普通だが｣
｢｢はぁ！？！？！？｣｣
竜児｢えっ｣
能登｢…高須ぅ、ネタは上がってんだぜ～｣
春田｢そうそう！亜美ちゃんたちと旅行行ったんだって！？なんで俺も誘ってくんなかったの！｣
竜児｢い、いや、主催俺じゃなかったし…｣
能登｢しかも、亜美ちゃんを！あの亜美ちゃんを家に呼んだんだって？｣
竜児｢そ…それはいきなり亜美のほうがが家に来たんだよ！てかなんで知ってんだよそんなこと！｣
能登｢ん…？｣
100：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:28:06：I6jmiLoc (6/7)
能登｢聞きましたか？春田殿｣
春田｢あぁ、はっきりと聞こえやしたぜ兄貴ｨ！｣
竜児｢な、なんだよ…｣
能登｢俺たちのｯｯｯ亜美ちゃんをｯｯ！｣
春田｢なんで〝亜美〟って呼んでるんだぁあ！｣
男子｢｢うわぁあああ裏切りだぁああああ｣｣
竜児｢はぁ！？｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
｢｢ん…？｣｣
亜美｢おはよー｣ﾆｺｯ
能登｢あ、亜美ちゃん！おはよう！｣
能登｢聞きましたか？春田殿｣
春田｢あぁ、はっきりと聞こえやしたぜ兄貴ｨ！｣
竜児｢な、なんだよ…｣
能登｢俺たちのｯｯｯ亜美ちゃんをｯｯ！｣
春田｢なんで〝亜美〟って呼んでるんだぁあ！｣
男子｢｢うわぁあああ裏切りだぁああああ｣｣
竜児｢はぁ！？｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
｢｢ん…？｣｣
亜美｢おはよー｣ﾆｺｯ
能登｢あ、亜美ちゃん！おはよう！｣
101：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 16:32:44：I6jmiLoc (7/7)
ﾊﾟｯ
竜児｢ｯ…｣
亜美｢…？おはよ、竜児｣ﾆｺｯ
｢｢！？！？｣｣
能登｢あ、ああ亜美ちゃん！｣
亜美｢はぁい？久しぶりね、能登くん｣
能登｢ひ、久しぶり！じゃなくて！なんで高須のこと竜児って…｣
亜美｢…、呼びたいから｣
能登｢え？｣
亜美｢私がそう、呼びたかったし、亜美って呼んでほしかったからそうしてもらってるの｣
能登｢そ、そっか…｣
ﾊﾟｯ
竜児｢ｯ…｣
亜美｢…？おはよ、竜児｣ﾆｺｯ
｢｢！？！？｣｣
能登｢あ、ああ亜美ちゃん！｣
亜美｢はぁい？久しぶりね、能登くん｣
能登｢ひ、久しぶり！じゃなくて！なんで高須のこと竜児って…｣
亜美｢…、呼びたいから｣
能登｢え？｣
亜美｢私がそう、呼びたかったし、亜美って呼んでほしかったからそうしてもらってるの｣
能登｢そ、そっか…｣
102：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/01(水) 21:47:10：6/iQ4Ia2 (1/1)
その内高須亜美になるんだからね仕方ないね
その内高須亜美になるんだからね仕方ないね
103：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/02(木) 07:04:05：hQGX5kRc (1/1)
なるほどね
なるほどね
104：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 07:58:48：nQNC3ShE (1/6)
～昼休み～
能登｢なあ高須、ちょっといいか…？｣
竜児｢おう？構わねえけど｣
.
.
.
能登｢お前ぶっちゃけ亜美ちゃんのことどう思ってんの？｣
竜児｢！？いきなりなんだよ｣
能登｢いや、さ。今朝のあれ聞いてたら、亜美ちゃんって高須のこと好きなんじゃないかと思ってさ｣
竜児｢はぁ！？それはないだろう…｣
～昼休み～
能登｢なあ高須、ちょっといいか…？｣
竜児｢おう？構わねえけど｣
.
.
.
能登｢お前ぶっちゃけ亜美ちゃんのことどう思ってんの？｣
竜児｢！？いきなりなんだよ｣
能登｢いや、さ。今朝のあれ聞いてたら、亜美ちゃんって高須のこと好きなんじゃないかと思ってさ｣
竜児｢はぁ！？それはないだろう…｣
105：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 07:59:30：nQNC3ShE (2/6)
能登｢いやいやあるって！！！この能登様の目に間違いはないぜ…！｣
竜児｢だとして、なんで俺にわざわざそんな質問するんだ。亜美に直接聞けばいいだろ｣
能登｢んーとな…俺はさ、亜美ちゃんってなんだかかわいそうに思えるんだよな｣
竜児｢亜美が？｣
能登｢そっ。だってさ、亜美ちゃんいつもあんなに明るくて、しっかりしててみんなまとめてくれてすげーとおもわねぇ？｣
竜児(まあ、裏があるんだけどな)
能登｢だからちょっとくらい、本音話せるっつーかさ…なんか、こう、もっと素を出せる場所があっていいと思うわけ。｣
竜児｢能登…まさか亜美の本性に気づいて…！｣
能登｢いやいやあるって！！！この能登様の目に間違いはないぜ…！｣
竜児｢だとして、なんで俺にわざわざそんな質問するんだ。亜美に直接聞けばいいだろ｣
能登｢んーとな…俺はさ、亜美ちゃんってなんだかかわいそうに思えるんだよな｣
竜児｢亜美が？｣
能登｢そっ。だってさ、亜美ちゃんいつもあんなに明るくて、しっかりしててみんなまとめてくれてすげーとおもわねぇ？｣
竜児(まあ、裏があるんだけどな)
能登｢だからちょっとくらい、本音話せるっつーかさ…なんか、こう、もっと素を出せる場所があっていいと思うわけ。｣
竜児｢能登…まさか亜美の本性に気づいて…！｣
106：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 08:00:36：nQNC3ShE (3/6)
能登｢え？なに？本性？｣
竜児｢い、いや、なんでもない｣
能登｢まあとりあえず、俺はいっつも明るくて可憐な亜美ちゃんが、本当はいろいろ溜め込んでるんじゃないかって心配なわけよ｣
竜児｢おう…｣
能登｢だから亜美ちゃんが高須のこと好きなんだったら応援したい。それでうまくいけばきっと亜美ちゃんも本音で話せる相手ができるから。でも高須にその気がないのなら、どうしよーもねぇじゃん？｣
竜児｢…｣
能登｢亜美ちゃんのことも心配だけど、俺は高須の友達だからさ！高須の気持ち確認すんのが先じゃん？｣
竜児｢能登…｣
能登｢え？なに？本性？｣
竜児｢い、いや、なんでもない｣
能登｢まあとりあえず、俺はいっつも明るくて可憐な亜美ちゃんが、本当はいろいろ溜め込んでるんじゃないかって心配なわけよ｣
竜児｢おう…｣
能登｢だから亜美ちゃんが高須のこと好きなんだったら応援したい。それでうまくいけばきっと亜美ちゃんも本音で話せる相手ができるから。でも高須にその気がないのなら、どうしよーもねぇじゃん？｣
竜児｢…｣
能登｢亜美ちゃんのことも心配だけど、俺は高須の友達だからさ！高須の気持ち確認すんのが先じゃん？｣
竜児｢能登…｣
107：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 08:05:19：nQNC3ShE (4/6)
能登｢俺は、お前はまんざらでもなさそうに見えるんだが、実際どーなん？｣
竜児｢うーん…｣
能登｢…｣
竜児｢実はさ…夏休みいろいろあったんだ｣
能登｢省略ではなくkwskよろ｣
竜児｢えっとな…｣
.
.
.
能登｢はあ！？旅行中に亜美ちゃんに告白されたぁ？！？！で、それをからかわれたと思ってきれてそしたら旅行後に亜美ちゃんが高須んちにきて仲直りしてぎゅ、 ぎゅーしただと！？！？｣
竜児｢まとめるとそんなかんじだ…｣
能登｢俺は、お前はまんざらでもなさそうに見えるんだが、実際どーなん？｣
竜児｢うーん…｣
能登｢…｣
竜児｢実はさ…夏休みいろいろあったんだ｣
能登｢省略ではなくkwskよろ｣
竜児｢えっとな…｣
.
.
.
能登｢はあ！？旅行中に亜美ちゃんに告白されたぁ？！？！で、それをからかわれたと思ってきれてそしたら旅行後に亜美ちゃんが高須んちにきて仲直りしてぎゅ、 ぎゅーしただと！？！？｣
竜児｢まとめるとそんなかんじだ…｣
108：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 08:16:32：nQNC3ShE (5/6)
能登｢く、くそぅ…羨ましいぞ高須ぅ｣ｸﾞｽｯ
竜児｢俺今まで櫛枝のこと好きだったんだ｣
能登｢えっ！？そーなの！？｣
竜児｢あぁ、櫛枝って名前口にするのも照れるくらいにな…でも大河と亜美と出会って、櫛枝とよく話すようになってなんだか、好きのカタチが変わった気がするんだ｣
能登｢好きのカタチ？｣
竜児｢ああ、変わったっていうか、俺が〝好き〟を勘違いしてたんだよ。俺は櫛枝の明るさに憧れてた。それと恋愛感情がごっちゃになってたんだ｣
能登｢…｣
竜児｢正直、今亜美のこと好きかって聞かれたらよくわからないとしか答えられない、だが、亜美の言葉や行動で一喜一憂されるのは事実だ。亜美本人にも言ったけどな。｣
能登｢く、くそぅ…羨ましいぞ高須ぅ｣ｸﾞｽｯ
竜児｢俺今まで櫛枝のこと好きだったんだ｣
能登｢えっ！？そーなの！？｣
竜児｢あぁ、櫛枝って名前口にするのも照れるくらいにな…でも大河と亜美と出会って、櫛枝とよく話すようになってなんだか、好きのカタチが変わった気がするんだ｣
能登｢好きのカタチ？｣
竜児｢ああ、変わったっていうか、俺が〝好き〟を勘違いしてたんだよ。俺は櫛枝の明るさに憧れてた。それと恋愛感情がごっちゃになってたんだ｣
能登｢…｣
竜児｢正直、今亜美のこと好きかって聞かれたらよくわからないとしか答えられない、だが、亜美の言葉や行動で一喜一憂されるのは事実だ。亜美本人にも言ったけどな。｣
109：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 08:17:17：nQNC3ShE (6/6)
能登｢…そっか。高須なりにいろいろ考えてるんだな。なんかおせっかいして悪かったな｣
竜児｢いやいや！お前のそういうところすげえいいとおもうぜ。俺はさそんなことできないからな｣
能登｢…俺はこの話聞かなかったことにする。｣
竜児｢？｣
能登｢んで、今まで通りお前と亜美ちゃんに接する。高須や亜美ちゃんになんか頼まれたらその時は協力する｣
竜児｢…おう。まだ気持ちはっきりしてねえから、背中押してもらうときがくるかもしんねえ｣
能登｢そんなときは俺にまかせろ！バーンと背中押してやっから！｣
竜児｢お手やわらかにな｣
能登｢…ははっ、んじゃ、戻るか｣
能登｢…そっか。高須なりにいろいろ考えてるんだな。なんかおせっかいして悪かったな｣
竜児｢いやいや！お前のそういうところすげえいいとおもうぜ。俺はさそんなことできないからな｣
能登｢…俺はこの話聞かなかったことにする。｣
竜児｢？｣
能登｢んで、今まで通りお前と亜美ちゃんに接する。高須や亜美ちゃんになんか頼まれたらその時は協力する｣
竜児｢…おう。まだ気持ちはっきりしてねえから、背中押してもらうときがくるかもしんねえ｣
能登｢そんなときは俺にまかせろ！バーンと背中押してやっから！｣
竜児｢お手やわらかにな｣
能登｢…ははっ、んじゃ、戻るか｣
110：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 08:39:11：sdH.wtrg (1/1)
能登良い奴過ぎワロタ
能登麻美子と同じ名字なだけあるな
能登良い奴過ぎワロタ
能登麻美子と同じ名字なだけあるな
111：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/03(金) 16:07:45：4hrU6Vts (1/1)
こんな友達が欲しかった
こんな友達が欲しかった
112：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/06(月) 02:07:44：okg5Z1TU (1/1)
支援
支援
113：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/12(日) 18:28:38：Iom5C/ZQ (1/1)
まだー？
待ってる
まだー？
待ってる
114：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:52:01：fr2COr0I (1/6)
～数日後～
先生｢じゃあプロレスショー決定ね～｣
｢｢え～！！｣｣
.
.
.
春田｢というわけで!俺頑張って台本作ったからみんなでがんばりましょーーー｣
｢えー、プロレスとか知らないしー｣
｢まじだりー｣
｢てかメイド喫茶がよかったぁ～｣
亜美｢えぇ～！なにこれおっもしろい！｣
｢え？｣
亜美｢ほらほらよく見てみてよ！セリフをちゃんと一人一人用意してあるし…春田くんほんとすごいよ！｣
｢お、言われてみれば…｣
｢意外と面白いな｣
～数日後～
先生｢じゃあプロレスショー決定ね～｣
｢｢え～！！｣｣
.
.
.
春田｢というわけで!俺頑張って台本作ったからみんなでがんばりましょーーー｣
｢えー、プロレスとか知らないしー｣
｢まじだりー｣
｢てかメイド喫茶がよかったぁ～｣
亜美｢えぇ～！なにこれおっもしろい！｣
｢え？｣
亜美｢ほらほらよく見てみてよ！セリフをちゃんと一人一人用意してあるし…春田くんほんとすごいよ！｣
｢お、言われてみれば…｣
｢意外と面白いな｣
115：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:53:27：fr2COr0I (2/6)
亜美｢ね、麻耶。何げに楽しいんじゃない？これ｣
木原｢うん！！なんかやる気でてきたかも！｣
香椎｢ふふっ、じゃあみんなでがんばろ｣
｢亜美ちゃんがそういうなら！｣
｢がんばるっきゃねーべ！｣
竜児｢…｣
.
.
.
亜美｢どーしたの？｣
竜児｢うぉっ！？えっえっ？？！｣
亜美｢なにその慌てよう～マジウケる～｣ｸｽｯ
竜児｢わっ笑うなよっ｣
亜美｢ね、麻耶。何げに楽しいんじゃない？これ｣
木原｢うん！！なんかやる気でてきたかも！｣
香椎｢ふふっ、じゃあみんなでがんばろ｣
｢亜美ちゃんがそういうなら！｣
｢がんばるっきゃねーべ！｣
竜児｢…｣
.
.
.
亜美｢どーしたの？｣
竜児｢うぉっ！？えっえっ？？！｣
亜美｢なにその慌てよう～マジウケる～｣ｸｽｯ
竜児｢わっ笑うなよっ｣
116：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:54:32：fr2COr0I (3/6)
亜美｢ごめんごめん｣ｸｽｸｽ
竜児｢…｣
亜美｢どーかした？｣
竜児｢えっ？別になんもねえけど｣
亜美｢嘘。竜児今日1日、絶対態度おかしいって｣
竜児｢別におかしくねーよ｣
亜美｢ねぇ、どうしたの？｣
竜児｢だから…！！｣
亜美｢私に…言えないこと？｣
竜児｢え？｣
亜美｢実乃梨ちゃんのこと、とかさ｣
亜美｢ごめんごめん｣ｸｽｸｽ
竜児｢…｣
亜美｢どーかした？｣
竜児｢えっ？別になんもねえけど｣
亜美｢嘘。竜児今日1日、絶対態度おかしいって｣
竜児｢別におかしくねーよ｣
亜美｢ねぇ、どうしたの？｣
竜児｢だから…！！｣
亜美｢私に…言えないこと？｣
竜児｢え？｣
亜美｢実乃梨ちゃんのこと、とかさ｣
117：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:56:08：fr2COr0I (4/6)
竜児｢いや、そうじゃない｣
亜美｢‘そうじゃない’ってことはやっぱりなんかあるんだ｣
竜児｢ｯｯ…！お前なぁ…｣
亜美｢ふふっ、で！どーしたの？｣
竜児｢いや、大河のことでな｣
亜美｢えっ？｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢あいつ、最近いろいろ頑張ってんだけど、俺がどう応援したらいいかわかんなくてな。できる限りはしてやりたいと思ってるんだが。｣
亜美｢……｣
竜児｢亜美にきいたってわかんねえよなスマン｣
亜美｢ううん、私が聞いたんだし。｣
竜児｢いや、中途半端にしか話せねえのにホントすまん｣
亜美(なーんだ、タイガーかよ。)
竜児｢いや、そうじゃない｣
亜美｢‘そうじゃない’ってことはやっぱりなんかあるんだ｣
竜児｢ｯｯ…！お前なぁ…｣
亜美｢ふふっ、で！どーしたの？｣
竜児｢いや、大河のことでな｣
亜美｢えっ？｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢あいつ、最近いろいろ頑張ってんだけど、俺がどう応援したらいいかわかんなくてな。できる限りはしてやりたいと思ってるんだが。｣
亜美｢……｣
竜児｢亜美にきいたってわかんねえよなスマン｣
亜美｢ううん、私が聞いたんだし。｣
竜児｢いや、中途半端にしか話せねえのにホントすまん｣
亜美(なーんだ、タイガーかよ。)
118：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:57:15：fr2COr0I (5/6)
竜児｢でもさ大河のあんなに頑張ってる姿、はじめてみたからな。俺もなんかしてやりてぇって思ったんだよ。でもな、おせっかいやきすぎてもいけねーもんな｣
ｽﾞｷﾝ
亜美｢うん、そうだね｣
竜児｢なんか全部は言えねえから人に話しづらくてなー。でもいろいろ考え過ぎてて煮詰まっててよ。亜美に軽く聞いてもらえたからちょっと肩の荷が軽くなった気がした！さんきゅな｣
亜美｢え？あ、うん。ならよかった。じゃ、あたし行くね｣ﾆｺｯ
竜児｢待て｣
亜美｢？｣
竜児｢なんでお前、今作り笑顔したんだ？｣
亜美｢へ？｣
竜児｢でもさ大河のあんなに頑張ってる姿、はじめてみたからな。俺もなんかしてやりてぇって思ったんだよ。でもな、おせっかいやきすぎてもいけねーもんな｣
ｽﾞｷﾝ
亜美｢うん、そうだね｣
竜児｢なんか全部は言えねえから人に話しづらくてなー。でもいろいろ考え過ぎてて煮詰まっててよ。亜美に軽く聞いてもらえたからちょっと肩の荷が軽くなった気がした！さんきゅな｣
亜美｢え？あ、うん。ならよかった。じゃ、あたし行くね｣ﾆｺｯ
竜児｢待て｣
亜美｢？｣
竜児｢なんでお前、今作り笑顔したんだ？｣
亜美｢へ？｣
119：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 01:59:47：fr2COr0I (6/6)
亜美(何言ってんのよ)
竜児｢いや、だからさ。なんで今作り笑顔したんだ？｣
亜美｢何言ってるの？私はいつもこんな顔だよ？｣
亜美(あんたのせいだよ)
竜児｢いや、違う。お前の素の顔は……｣
亜美(竜児がタイガーのことばっかり話すから…！)
竜児｢…ちょっとこい！｣ｷﾞｭｯ
亜美｢へ？！｣
竜児｢いいから！｣ﾀｯ
亜美｢ちょ！竜児、手…！！！｣
竜児｢…｣
亜美｢…？｣
亜美(何言ってんのよ)
竜児｢いや、だからさ。なんで今作り笑顔したんだ？｣
亜美｢何言ってるの？私はいつもこんな顔だよ？｣
亜美(あんたのせいだよ)
竜児｢いや、違う。お前の素の顔は……｣
亜美(竜児がタイガーのことばっかり話すから…！)
竜児｢…ちょっとこい！｣ｷﾞｭｯ
亜美｢へ？！｣
竜児｢いいから！｣ﾀｯ
亜美｢ちょ！竜児、手…！！！｣
竜児｢…｣
亜美｢…？｣
120：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 18:12:18：SUnVW5hc (1/1)
面白い！
乙！！
面白い！
乙！！
121：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 22:34:58：O01ryv8. (1/3)
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
竜児｢はぁっ…！はあっ！｣
亜美｢はぁ…！きっつ！なんなのよ…！つか…！授業ほっぽりだして河川敷なんて！バッカじゃないの！｣
竜児｢…わり。でも、｣
亜美｢？｣
竜児｢お前と、亜美と、どうしても話したかったんだ｣
亜美｢えっ…｣ｶｧｧ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
竜児｢はぁっ…！はあっ！｣
亜美｢はぁ…！きっつ！なんなのよ…！つか…！授業ほっぽりだして河川敷なんて！バッカじゃないの！｣
竜児｢…わり。でも、｣
亜美｢？｣
竜児｢お前と、亜美と、どうしても話したかったんだ｣
亜美｢えっ…｣ｶｧｧ
122：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 22:35:56：O01ryv8. (2/3)
竜児｢お前さ、無理ばっかしてんなよ｣
亜美｢え？｣
竜児｢いや、やっぱ、俺が原因だったりすることもあるんだろうけどな。でも、作るな、自分を｣
亜美｢べ、べつに…作ってなんか…！｣
竜児｢俺は‘素’のお前のほうが好きだぞ｣
亜美｢へっ？｣
竜児｢今までもそうやって我慢ばっかしてきたんだろ？｣
竜児｢お前さ、無理ばっかしてんなよ｣
亜美｢え？｣
竜児｢いや、やっぱ、俺が原因だったりすることもあるんだろうけどな。でも、作るな、自分を｣
亜美｢べ、べつに…作ってなんか…！｣
竜児｢俺は‘素’のお前のほうが好きだぞ｣
亜美｢へっ？｣
竜児｢今までもそうやって我慢ばっかしてきたんだろ？｣
123：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/13(月) 22:37:13：O01ryv8. (3/3)
亜美｢…｣
竜児｢無理して話せとは言わない。だが、無理して笑うな！そんな風に本当の気持ち隠して笑顔向けられても嬉しくないぞ！｣
亜美｢ごめん…｣
竜児｢わ、わるい…お前を責めるつもりはなかったんだ。｣
亜美｢ううん、いいの。ていうかなんでわかったの？作り笑顔だって｣
竜児｢ん…そういやなんでだろうな｣
亜美｢はぁ？！｣
竜児｢い、いや、なんとなく…作り笑顔だなって思ったんだよ｣
亜美｢…｣
竜児｢無理して話せとは言わない。だが、無理して笑うな！そんな風に本当の気持ち隠して笑顔向けられても嬉しくないぞ！｣
亜美｢ごめん…｣
竜児｢わ、わるい…お前を責めるつもりはなかったんだ。｣
亜美｢ううん、いいの。ていうかなんでわかったの？作り笑顔だって｣
竜児｢ん…そういやなんでだろうな｣
亜美｢はぁ？！｣
竜児｢い、いや、なんとなく…作り笑顔だなって思ったんだよ｣
124：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/14(火) 05:47:05：6bTPXjmE (1/1)
乙！
乙！
125：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/16(木) 02:08:58：rqf4h2LM (1/1)
やはり竜児はぐうイケメン
そして亜美ちゃんは天使、はっきりわかんだね
やはり竜児はぐうイケメン
そして亜美ちゃんは天使、はっきりわかんだね
126：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 22:46:05：4101sam. (1/1)
亜美｢…はぁ。あのね、｣
竜児｢おう｣
亜美｢竜児がタイガーのことばっか心配してたから、あの、その…｣
竜児｢えっ…？｣ｶｧｧ
亜美｢嫉妬したのよ！！！悪い？？？！｣
竜児｢い、いや…、悪く、ない、つか、むしろ、その…嬉しいってか…かわいいな、亜美｣
亜美｢えっ？？！？ちょ、なにいってんの！｣
竜児｢すまんすまん！！今のは忘れてくれ！｣
亜美｢…はぁ。あのね、｣
竜児｢おう｣
亜美｢竜児がタイガーのことばっか心配してたから、あの、その…｣
竜児｢えっ…？｣ｶｧｧ
亜美｢嫉妬したのよ！！！悪い？？？！｣
竜児｢い、いや…、悪く、ない、つか、むしろ、その…嬉しいってか…かわいいな、亜美｣
亜美｢えっ？？！？ちょ、なにいってんの！｣
竜児｢すまんすまん！！今のは忘れてくれ！｣
127：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 22:48:33：NPiOMhBk (1/5)
ｲﾁです
更新遅くてすいません、
最近仕事が忙しくなってきて
なかなか書く暇ができず…
みんなのコメントみると
頑張ろうって思えます
応援本当にありがとう
完結までまだかかりそうだけど
宜しくお願いします…！
ｲﾁです
更新遅くてすいません、
最近仕事が忙しくなってきて
なかなか書く暇ができず…
みんなのコメントみると
頑張ろうって思えます
応援本当にありがとう
完結までまだかかりそうだけど
宜しくお願いします…！
128：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 22:49:17：NPiOMhBk (2/5)
亜美｢竜児はやっぱタイガーのこと好きなの？｣
竜児｢なんで大河になるんだ、櫛枝ならまだしも｣
亜美｢…｣
竜児｢あ、ちょっと待て、今のだとなんか違うな｣
亜美｢ふーん実乃梨ちゃんなら、ねぇ？｣
竜児｢だから、違うって。｣
亜美｢竜児はやっぱタイガーのこと好きなの？｣
竜児｢なんで大河になるんだ、櫛枝ならまだしも｣
亜美｢…｣
竜児｢あ、ちょっと待て、今のだとなんか違うな｣
亜美｢ふーん実乃梨ちゃんなら、ねぇ？｣
竜児｢だから、違うって。｣
129：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 23:05:02：NPiOMhBk (3/5)
竜児｢なんかさ、大河ってほっとけねーんだよな｣
亜美｢…｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢まあ！好きとかそういうのじゃねーんだけど！｣
亜美｢ふーん、そっか。｣
竜児｢な、なんだよその反応｣
亜美｢…素直になんなよ竜児‘も’｣
竜児｢はぁ？何言ってんだよ｣
亜美｢べつに、なんでもない｣
竜児｢なんかさ、大河ってほっとけねーんだよな｣
亜美｢…｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢まあ！好きとかそういうのじゃねーんだけど！｣
亜美｢ふーん、そっか。｣
竜児｢な、なんだよその反応｣
亜美｢…素直になんなよ竜児‘も’｣
竜児｢はぁ？何言ってんだよ｣
亜美｢べつに、なんでもない｣
130：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 23:05:50：NPiOMhBk (4/5)
竜児｢…｣
亜美｢じゃ、そろそろ帰る？今からならまだ6限には間に合うんじゃない？｣
竜児｢…｣
亜美｢何黙ってるの？｣
竜児｢…そうだな｣
亜美｢うん…｣
竜児｢帰るか｣
竜児｢…｣
亜美｢じゃ、そろそろ帰る？今からならまだ6限には間に合うんじゃない？｣
竜児｢…｣
亜美｢何黙ってるの？｣
竜児｢…そうだな｣
亜美｢うん…｣
竜児｢帰るか｣
131：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 23:07:28：NPiOMhBk (5/5)
.
.
.
その日は結局そのまま学校に戻って、授業を受けて帰った。そして私と竜児はそれからあまり喋らなくなった。正確に言うと私が竜児を避けるようになったんだ。竜児の口からでる‘大河’という名前は私にこれ程までに影響するとは私も思っていなかった。
実乃梨ちゃんがまた背中を押してくれるかも…なんて甘えたこと考えてたけど現実はそんなに甘くなくて。実乃梨ちゃんはただただ普通に接してきた。
亜美｢人生そんなに甘くない、か…｣
そんなこんなで
私たちの文化祭は幕を開ける。
.
.
.
その日は結局そのまま学校に戻って、授業を受けて帰った。そして私と竜児はそれからあまり喋らなくなった。正確に言うと私が竜児を避けるようになったんだ。竜児の口からでる‘大河’という名前は私にこれ程までに影響するとは私も思っていなかった。
実乃梨ちゃんがまた背中を押してくれるかも…なんて甘えたこと考えてたけど現実はそんなに甘くなくて。実乃梨ちゃんはただただ普通に接してきた。
亜美｢人生そんなに甘くない、か…｣
そんなこんなで
私たちの文化祭は幕を開ける。
132：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/19(日) 23:10:22：fkDoeruU (1/1)
乙乙！
ゆっくりでもいいので最後まで頑張ってな！
乙乙！
ゆっくりでもいいので最後まで頑張ってな！
133：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/04/26(日) 14:24:21：pcMsRwFc (1/1)
支援
支援
134：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/02(土) 00:05:49：L7vH3aDc (1/1)
こんばんわ
1です
ＧＷ終わったら
再開します！！！
ほんと待たせてすいませんorz
こんばんわ
1です
ＧＷ終わったら
再開します！！！
ほんと待たせてすいませんorz
135：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/02(土) 07:38:45：DC9q7aoM (1/1)
おk
待ってるよ
おk
待ってるよ
136：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/04(月) 15:42:59：nJ1XNUrc (1/1)
期待
期待
137：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/09(土) 09:07:01：6VNUQUB. (1/4)
～文化祭当日～
春田くんが作った劇は大盛況。
予想外の盛り上がりだった。
亜美｢本当にいいの？｣
大河｢何回も言わせないで。いいっていってるでしょ｣
亜美｢だけど…｣
竜児｢…なんの話してんだ？｣
亜美｢！｣
大河｢別に！なんでもないわよ！｣
竜児｢そうなのか？｣
亜美｢はぁ…｣
大河｢じゃ、よろしくね。バカチー。｣
亜美｢…｣
～文化祭当日～
春田くんが作った劇は大盛況。
予想外の盛り上がりだった。
亜美｢本当にいいの？｣
大河｢何回も言わせないで。いいっていってるでしょ｣
亜美｢だけど…｣
竜児｢…なんの話してんだ？｣
亜美｢！｣
大河｢別に！なんでもないわよ！｣
竜児｢そうなのか？｣
亜美｢はぁ…｣
大河｢じゃ、よろしくね。バカチー。｣
亜美｢…｣
138：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/09(土) 09:07:36：6VNUQUB. (2/4)
投稿遅くなりすいません！！！
やっと仕事落ち着いたんでぼちぼち投稿していきます！
投稿遅くなりすいません！！！
やっと仕事落ち着いたんでぼちぼち投稿していきます！
139：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/09(土) 09:27:17：6VNUQUB. (3/4)
.
.
.
亜美｢…｣
竜児｢どうしたんだ？｣
亜美｢べっつに～。ここは亜美ちゃんの特等席だからいるだけ｣
竜児｢ダウト。｣
亜美｢？｣
竜児｢お前がここに来るときはなにか悩んでるときだ｣
亜美｢…｣
.
.
.
亜美｢…｣
竜児｢どうしたんだ？｣
亜美｢べっつに～。ここは亜美ちゃんの特等席だからいるだけ｣
竜児｢ダウト。｣
亜美｢？｣
竜児｢お前がここに来るときはなにか悩んでるときだ｣
亜美｢…｣
140：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/09(土) 09:42:38：6VNUQUB. (4/4)
亜美(タイガーが私に相談してきたこと…
大河『ねえ、バカチー』
亜美『なに？』
大河『ミスコンの司会ってバカチーがするのよね？』
亜美『そうだけど、なに？』
大河『あのね、ミスコンの時に私のアピールの番がきたら…お父さんをマイクで呼んで欲しいの』
亜美『…あんた、お父さんは絶対くるの？』
大河『…くる』
亜美『絶対なの？』
大河『来ないかもしれない。でも、かけてみたいの。竜児と私が信じたあの人に。』
亜美『…』
未来では結局お父さんは来なかった。そして実乃莉ちゃんと竜児が…)
亜美(タイガーが私に相談してきたこと…
大河『ねえ、バカチー』
亜美『なに？』
大河『ミスコンの司会ってバカチーがするのよね？』
亜美『そうだけど、なに？』
大河『あのね、ミスコンの時に私のアピールの番がきたら…お父さんをマイクで呼んで欲しいの』
亜美『…あんた、お父さんは絶対くるの？』
大河『…くる』
亜美『絶対なの？』
大河『来ないかもしれない。でも、かけてみたいの。竜児と私が信じたあの人に。』
亜美『…』
未来では結局お父さんは来なかった。そして実乃莉ちゃんと竜児が…)
141：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/09(土) 12:46:22：iDaZNYP. (1/1)
待ってたぜ
待ってたぜ
142：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 11:00:22：pap5beco (1/5)
竜児｢…｣
亜美｢タイガーが、｣
竜児｢ん？｣
亜美｢タイガーが、ミスコンのアピールの時に、タイガーのお父さんが来てることを言ってほしいって｣
竜児｢そうか…！いいことじゃねえか！｣
亜美｢…｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢結構心配してたんだけど｣
亜美(なによ、その顔。)ｽﾞｷﾝ
竜児｢あいつ…親父さんとうまくやってんだな｣
亜美(私のことではそんな顔しないくせに)
竜児｢これでミスコン１位になったら本当に感動もんだな！｣
亜美｢こない…｣
竜児｢…｣
亜美｢タイガーが、｣
竜児｢ん？｣
亜美｢タイガーが、ミスコンのアピールの時に、タイガーのお父さんが来てることを言ってほしいって｣
竜児｢そうか…！いいことじゃねえか！｣
亜美｢…｣ｽﾞｷﾝ
竜児｢結構心配してたんだけど｣
亜美(なによ、その顔。)ｽﾞｷﾝ
竜児｢あいつ…親父さんとうまくやってんだな｣
亜美(私のことではそんな顔しないくせに)
竜児｢これでミスコン１位になったら本当に感動もんだな！｣
亜美｢こない…｣
143：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 11:06:17：pap5beco (2/5)
竜児｢え？｣
『でも』
亜美｢こないよ、タイガーのお父さん｣
竜児｢何言ってんだ！｣
『かけてみたいの』
亜美｢ｯ…！｣
竜児｢大河の親父はくる。絶対にだ｣
『竜児と私が信じたあの人に』
亜美｢ｯｯ！！……あんたたちがどんなに足掻いたって…未来は変わんないのよ！！タイガーのお父さんは来ない！！そう決まってるんだから！！！｣ﾀﾞｯ
竜児｢ちょ、待て！亜美！｣
竜児｢え？｣
『でも』
亜美｢こないよ、タイガーのお父さん｣
竜児｢何言ってんだ！｣
『かけてみたいの』
亜美｢ｯ…！｣
竜児｢大河の親父はくる。絶対にだ｣
『竜児と私が信じたあの人に』
亜美｢ｯｯ！！……あんたたちがどんなに足掻いたって…未来は変わんないのよ！！タイガーのお父さんは来ない！！そう決まってるんだから！！！｣ﾀﾞｯ
竜児｢ちょ、待て！亜美！｣
144：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 11:25:25：pap5beco (3/5)
.
.
.
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
亜美｢はぁっ…はぁっ……何言っちゃってんだろ私…｣
亜美(未来は変わんない？タイガーのお父さんは来ない？違う。正しくは、未来は変わらなくて、竜児は私の元へ来ない。最初からわかってたはずなのに。)
『竜児と私が信じたあの人に』
亜美｢…っ。何期待してんだよ、自分｣
香椎｢あ、亜美ちゃーん、そろそろミスコン、始まるよー｣
亜美｢ん、おっけー。すぐいく！｣
.
.
.
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
亜美｢はぁっ…はぁっ……何言っちゃってんだろ私…｣
亜美(未来は変わんない？タイガーのお父さんは来ない？違う。正しくは、未来は変わらなくて、竜児は私の元へ来ない。最初からわかってたはずなのに。)
『竜児と私が信じたあの人に』
亜美｢…っ。何期待してんだよ、自分｣
香椎｢あ、亜美ちゃーん、そろそろミスコン、始まるよー｣
亜美｢ん、おっけー。すぐいく！｣
145：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 12:34:37：pap5beco (4/5)
香椎｢…｣
亜美｢奈々子？どうしたの？｣
香椎｢無理しちゃだめだよ、亜美ちゃん｣
亜美｢奈々子…｣
香椎｢大丈夫。亜美ちゃんは誰よりも可愛いし誰よりも優しいから。きっと高須君もわかってくれるよ｣
亜美｢えっ？なんで竜児の名前が…｣
香椎｢ごめん、亜美ちゃん。私なんとなくわかっちゃったから…｣
亜美｢…もしかして、私、バレバレ？｣
香椎｢んーー、能登君は気づいてそうな気がするな～。あの人結構するどいから｣
亜美｢…｣ｶｧｧ
香椎｢…｣
亜美｢奈々子？どうしたの？｣
香椎｢無理しちゃだめだよ、亜美ちゃん｣
亜美｢奈々子…｣
香椎｢大丈夫。亜美ちゃんは誰よりも可愛いし誰よりも優しいから。きっと高須君もわかってくれるよ｣
亜美｢えっ？なんで竜児の名前が…｣
香椎｢ごめん、亜美ちゃん。私なんとなくわかっちゃったから…｣
亜美｢…もしかして、私、バレバレ？｣
香椎｢んーー、能登君は気づいてそうな気がするな～。あの人結構するどいから｣
亜美｢…｣ｶｧｧ
146：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 12:36:12：pap5beco (5/5)
香椎｢順調じゃないの？｣
亜美｢うーーん、微妙…。やっぱり、タイガーには負けてるみたい…｣
香椎｢負けてないよ｣
亜美｢え？｣
香椎｢大丈夫。亜美ちゃんは誰よりも可愛いし、きっと高須君はそれに気づいてくれるから｣
亜美｢そんなこと…｣
香椎｢あるよ。プロレスショーのことだって亜美ちゃんがみんなを盛り上げてくれたから成功したんだよ？もっと自信持って、亜美ちゃん。まずはね、自分が自分を好きになんなきゃ、誰にも好きになってもらえないよ。｣
亜美｢自分を、好きになる…？｣
香椎｢そう。亜美ちゃん自身が自分の魅力に気づいてなかったらみんなもわかんないよ。だからね？もっと自信持って！｣
亜美｢……うん！ありがとう奈々子！私なりに、頑張ることにする！絶対に諦めないから！｣
香椎｢ふふっ…応援してる。じゃあいこっか｣
香椎｢順調じゃないの？｣
亜美｢うーーん、微妙…。やっぱり、タイガーには負けてるみたい…｣
香椎｢負けてないよ｣
亜美｢え？｣
香椎｢大丈夫。亜美ちゃんは誰よりも可愛いし、きっと高須君はそれに気づいてくれるから｣
亜美｢そんなこと…｣
香椎｢あるよ。プロレスショーのことだって亜美ちゃんがみんなを盛り上げてくれたから成功したんだよ？もっと自信持って、亜美ちゃん。まずはね、自分が自分を好きになんなきゃ、誰にも好きになってもらえないよ。｣
亜美｢自分を、好きになる…？｣
香椎｢そう。亜美ちゃん自身が自分の魅力に気づいてなかったらみんなもわかんないよ。だからね？もっと自信持って！｣
亜美｢……うん！ありがとう奈々子！私なりに、頑張ることにする！絶対に諦めないから！｣
香椎｢ふふっ…応援してる。じゃあいこっか｣
147：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/11(月) 16:56:30：TASxfHTg (1/1)
乙！
乙！
148：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/15(金) 20:52:23：3SDt4b82 (1/1)
支援
支援
149：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/20(水) 21:36:28：7mu2XqoE (1/1)
懐かしいな
期待
懐かしいな
期待
150：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/21(木) 18:22:32：iIKkBaIk (1/1)
.
.
.
ミスコンが始まり
タイガーのアピールタイムになったが
タイガーのお父さんは来なかった。
私はその事を知っていたのに
また同じようにタイガーを傷つけた。
タイガーのあの寂しそうな顔は未だに忘れなれないでいる。
[でもいいじゃない。竜児に大切にされてるんだから]
そんなことを思ってしまった自分に無性に腹が立った。
.
.
.
ミスコンが始まり
タイガーのアピールタイムになったが
タイガーのお父さんは来なかった。
私はその事を知っていたのに
また同じようにタイガーを傷つけた。
タイガーのあの寂しそうな顔は未だに忘れなれないでいる。
[でもいいじゃない。竜児に大切にされてるんだから]
そんなことを思ってしまった自分に無性に腹が立った。
151：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/21(木) 22:26:24：nX.ZMwIU (1/1)
乙
乙
152：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/05/29(金) 00:37:13：eaYQpX3Y (1/1)
まだー？
まだー？
153：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/05(金) 01:40:17：.4IEKX2s (1/1)
はよよよよ
はよよよよ
154：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/05(金) 06:38:20：4coEVRv. (1/1)
期待
期待
155：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/09(火) 06:43:17：5VAwBnik (1/1)
まだー？
まだー？
156：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 13:57:52：yxPQRYeA (1/4)
更新遅くなってすいません
そろそろラストが近くなってきたので
結末を考えてました。
やっとまとまったので投下して行きたいと思います
更新遅くなってすいません
そろそろラストが近くなってきたので
結末を考えてました。
やっとまとまったので投下して行きたいと思います
157：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 13:58:45：yxPQRYeA (2/4)
結局タイガーはミスコン1位となった。
亜美(前と同じだ。)
会長｢お前らぁあ！！！！副男レース開始するぞおおお｣
｢｢はぁ！？！？｣｣
会長｢既にコースは用意してある。この体育館をでて運動場にあるゴールに一番にたどり着いた者の勝利だ｣
｢｢お、おお…｣｣
会長｢副男となったものにはミスコン優勝者をダンスに誘う権限を与えよう！！！そして｣
｢｢おお！！？！？！？！｣｣
会長｢私の授業ノートを授けよう！！！｣
｢｢うぉおおおおお！！！｣｣
会長｢スタートだ！！！｣
結局タイガーはミスコン1位となった。
亜美(前と同じだ。)
会長｢お前らぁあ！！！！副男レース開始するぞおおお｣
｢｢はぁ！？！？｣｣
会長｢既にコースは用意してある。この体育館をでて運動場にあるゴールに一番にたどり着いた者の勝利だ｣
｢｢お、おお…｣｣
会長｢副男となったものにはミスコン優勝者をダンスに誘う権限を与えよう！！！そして｣
｢｢おお！！？！？！？！｣｣
会長｢私の授業ノートを授けよう！！！｣
｢｢うぉおおおおお！！！｣｣
会長｢スタートだ！！！｣
158：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 13:59:29：yxPQRYeA (3/4)
亜美(そう、実乃莉ちゃんと竜児が副男レースに参加するんだ)
実乃莉｢高須くん、あたしはいくよ。｣
竜児｢えっ｣
実乃莉｢わたしが今すべきことは1位になってタイガーの隣にいくことだからね。君は？｣
竜児｢お、れ？｣
実乃莉｢うん。気になってることが、あるんでしょ？｣
竜児｢…｣
実乃莉｢とにかく、大河はわたしにまかせて！高須君は高須君がしたいようにしたらいいと思うよ！んじゃ！しーゆー！｣
竜児｢あっ、ちょ！櫛枝！！！｣
竜児(気になってること、か…)
亜美(そう、実乃莉ちゃんと竜児が副男レースに参加するんだ)
実乃莉｢高須くん、あたしはいくよ。｣
竜児｢えっ｣
実乃莉｢わたしが今すべきことは1位になってタイガーの隣にいくことだからね。君は？｣
竜児｢お、れ？｣
実乃莉｢うん。気になってることが、あるんでしょ？｣
竜児｢…｣
実乃莉｢とにかく、大河はわたしにまかせて！高須君は高須君がしたいようにしたらいいと思うよ！んじゃ！しーゆー！｣
竜児｢あっ、ちょ！櫛枝！！！｣
竜児(気になってること、か…)
159：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 14:00:03：yxPQRYeA (4/4)
亜美｢はぁ、これで竜児と実乃莉ちゃんが福男になったらまた同じ未来になるのかな｣
竜児｢同じ未来？｣
亜美｢え？竜児…？｣
竜児｢おう｣
亜美｢福男レースは？？｣
竜児｢出ないことにした｣
亜美｢え？｣
竜児｢なあ、同じ未来ってどういうことだ？｣
亜美｢え？あ、いや、なんでもない｣
亜美｢はぁ、これで竜児と実乃莉ちゃんが福男になったらまた同じ未来になるのかな｣
竜児｢同じ未来？｣
亜美｢え？竜児…？｣
竜児｢おう｣
亜美｢福男レースは？？｣
竜児｢出ないことにした｣
亜美｢え？｣
竜児｢なあ、同じ未来ってどういうことだ？｣
亜美｢え？あ、いや、なんでもない｣
160：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 18:32:25：DrWBDXS. (1/1)
まってた！
支援！
まってた！
支援！
161：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 20:03:14：AOoRHvqw (1/2)
竜児｢なんでもないことないだろう。最近お前おかしいぞ？｣
亜美｢なんでもないってば。それで？どうしたの？｣
竜児｢…大河の親父からメールがきた。今日、来れないってさ｣
亜美｢うん｣
竜児｢なんで知ってた？｣
亜美｢なんとなく｣
竜児｢嘘だ。なんとなくなんかじゃないだろ｣
亜美｢…｣
竜児｢なんでもないことないだろう。最近お前おかしいぞ？｣
亜美｢なんでもないってば。それで？どうしたの？｣
竜児｢…大河の親父からメールがきた。今日、来れないってさ｣
亜美｢うん｣
竜児｢なんで知ってた？｣
亜美｢なんとなく｣
竜児｢嘘だ。なんとなくなんかじゃないだろ｣
亜美｢…｣
162：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/12(金) 20:05:16：AOoRHvqw (2/2)
竜児｢ミスコン前にお前と喋ったとき、お前大河の親父はこないって言ったよな？｣
亜美｢うん…｣
竜児｢あと、どんなに足掻いたって未来は変わらないとも言ったよな？｣
亜美｢…な、なんのことかなぁ？亜美ちゃんわかんなぁい｣
竜児｢とぼけるな｣
亜美｢っ…｣
竜児｢何を隠してる｣
亜美｢…べつに｣
竜児｢ミスコン前にお前と喋ったとき、お前大河の親父はこないって言ったよな？｣
亜美｢うん…｣
竜児｢あと、どんなに足掻いたって未来は変わらないとも言ったよな？｣
亜美｢…な、なんのことかなぁ？亜美ちゃんわかんなぁい｣
竜児｢とぼけるな｣
亜美｢っ…｣
竜児｢何を隠してる｣
亜美｢…べつに｣
163：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/13(土) 08:53:32：2Pe8.YpM (1/1)
乙！
乙！
164：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/20(土) 23:57:05：yEd.7ZFI (1/1)
待ってるぜ
待ってるぜ
165：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/06/21(日) 09:15:20：vCHpL/PA (1/1)
俺も待ってる
俺も待ってる
166：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/04(土) 09:08:06：w5TgocEg (1/1)
期待
期待
167：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/09(木) 22:47:08：L2FS2fjc (1/1)
はよ
はよ
168：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:52:13：ax0Q3cxU (1/11)
竜児｢なぁ…｣
亜美｢…｣
竜児｢なにかあるんだろ？｣
亜美｢…なんでもないって…言ってんでしょ！！！！｣ﾀﾞｯ
竜児｢あ、おい！亜美！！！｣
竜児｢なぁ…｣
亜美｢…｣
竜児｢なにかあるんだろ？｣
亜美｢…なんでもないって…言ってんでしょ！！！！｣ﾀﾞｯ
竜児｢あ、おい！亜美！！！｣
169：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:54:05：ax0Q3cxU (2/11)
.
.
.
亜美｢はぁ…もうやだ。逃げてばっかりじゃない。なんでもない、なんて嘘ついちゃってさ。てゆーか私はタイムリーパーですーなんて言えるわけないじゃない！｣
亜美(…実際のところどうなんだろう。本当の事話したら信じてくれるのかな？うん、きっと竜児は真面目に聞いてくれるよね。でも、なんでだろ…。言いたくない…。)
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亜美｢はぁ…もうやだ。逃げてばっかりじゃない。なんでもない、なんて嘘ついちゃってさ。てゆーか私はタイムリーパーですーなんて言えるわけないじゃない！｣
亜美(…実際のところどうなんだろう。本当の事話したら信じてくれるのかな？うん、きっと竜児は真面目に聞いてくれるよね。でも、なんでだろ…。言いたくない…。)
170：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:54:57：ax0Q3cxU (3/11)
こんにちわ
1です
遅くなって申し訳ないです｡ﾟ(ﾟ⊃Д⊂ﾟ)ﾟ｡
こんにちわ
1です
遅くなって申し訳ないです｡ﾟ(ﾟ⊃Д⊂ﾟ)ﾟ｡
171：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:55:55：ax0Q3cxU (4/11)
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亜美｢…｣
木原｢あーみちゃん！どしたの？｣
亜美｢なんでもないよ～！｣
木原｢そっかそっか！みんな楽しそうに踊ってるね！｣
亜美｢ほんとだ…｣
木原｢亜美ちゃんは誰かと踊らなくていいの？｣
亜美｢だれかと…｣
亜美(竜児と、踊りたいな…)
木原｢？？｣
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亜美｢…｣
木原｢あーみちゃん！どしたの？｣
亜美｢なんでもないよ～！｣
木原｢そっかそっか！みんな楽しそうに踊ってるね！｣
亜美｢ほんとだ…｣
木原｢亜美ちゃんは誰かと踊らなくていいの？｣
亜美｢だれかと…｣
亜美(竜児と、踊りたいな…)
木原｢？？｣
172：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:56:06：xR622SMA (1/1)
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173：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 14:58:04：ax0Q3cxU (5/11)
亜美｢とくにいないかな。麻耶こそ、祐作と踊らなくていいの？｣
木原｢なっ、あ、亜美ちゃん何言っちゃってるの！べべべべ別にマルオなんかきょーみないし！！！！｣
亜美｢あ、ほら、そんなこと言うから。祐作、タイガーと踊ってる｣
木原｢え？｣
亜美｢踊りたいんなら自分から動かなきゃ。何もはじまんないよ｣
木原｢……｣
亜美｢なんか嫌な言い方しちゃったね、ごめん｣
木原｢ううん！亜美ちゃんの言う通りだよ！！！あたしマルオに声かけてくる！｣
亜美｢うん、いってらっしゃい｣
亜美｢とくにいないかな。麻耶こそ、祐作と踊らなくていいの？｣
木原｢なっ、あ、亜美ちゃん何言っちゃってるの！べべべべ別にマルオなんかきょーみないし！！！！｣
亜美｢あ、ほら、そんなこと言うから。祐作、タイガーと踊ってる｣
木原｢え？｣
亜美｢踊りたいんなら自分から動かなきゃ。何もはじまんないよ｣
木原｢……｣
亜美｢なんか嫌な言い方しちゃったね、ごめん｣
木原｢ううん！亜美ちゃんの言う通りだよ！！！あたしマルオに声かけてくる！｣
亜美｢うん、いってらっしゃい｣
174：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:11:47：ax0Q3cxU (6/11)
亜美(ひとりで悩んでたらもう文化祭も終盤だし。でも、何もはじまんない、かぁ。)
亜美｢あたしも、背中押してもらいたいな｣
｢おい｣
亜美｢えっ？｣
竜児｢ひとりで何やってんだ｣
亜美｢な、なにって、なにも…｣
竜児｢…俺と…｣ﾎﾞｿｯ
亜美｢え？｣
亜美(ひとりで悩んでたらもう文化祭も終盤だし。でも、何もはじまんない、かぁ。)
亜美｢あたしも、背中押してもらいたいな｣
｢おい｣
亜美｢えっ？｣
竜児｢ひとりで何やってんだ｣
亜美｢な、なにって、なにも…｣
竜児｢…俺と…｣ﾎﾞｿｯ
亜美｢え？｣
175：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:12:24：ax0Q3cxU (7/11)
竜児｢だ、だから！そ、その、なにもしてねぇんなら…俺と、お、踊らないか？｣
亜美｢へ？｣
竜児｢い、嫌ならいいんだ！｣
亜美｢え、そんなわけないじゃん…、ちょっと待ってナニコレ。亜美ちゃん展開についていけない｣
竜児｢…とりあえず、踊ろうぜ？｣
亜美｢はい…｣
竜児｢だ、だから！そ、その、なにもしてねぇんなら…俺と、お、踊らないか？｣
亜美｢へ？｣
竜児｢い、嫌ならいいんだ！｣
亜美｢え、そんなわけないじゃん…、ちょっと待ってナニコレ。亜美ちゃん展開についていけない｣
竜児｢…とりあえず、踊ろうぜ？｣
亜美｢はい…｣
176：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:14:27：ax0Q3cxU (8/11)
実乃梨｢へいへーい！みなさんこんばんわぁ！｣
竜児｢ん？あれは櫛枝か？何やってんだあいつ｣
実乃梨｢今宵は日頃言えないこっぱずかしいセリフもじゃんじゃんいっちゃおうぜ～！愛の…告白…とかね！｣
北村｢ハッハッハ！！それはいいな！！！｣
春田｢何言ってんだよおまえら～｣
能登｢まあ、いんじゃねーの？せっかくだしさ｣
大河・木原｢コ、コクハクっっ！｣
香椎｢ふふっみんながんばれ｣
先生｢……ちっ｣
実乃梨｢ちなみに！！！私は！ずっと！大河のことが好きだったんだよぉおおおおお！！！！！！｣
大河｢わーい！みのりーーん！私もみのりんすきすき！｣
北村｢おお…微笑ましいカップルだ｣
能登｢これはなんか違う気がする｣
実乃梨｢へいへーい！みなさんこんばんわぁ！｣
竜児｢ん？あれは櫛枝か？何やってんだあいつ｣
実乃梨｢今宵は日頃言えないこっぱずかしいセリフもじゃんじゃんいっちゃおうぜ～！愛の…告白…とかね！｣
北村｢ハッハッハ！！それはいいな！！！｣
春田｢何言ってんだよおまえら～｣
能登｢まあ、いんじゃねーの？せっかくだしさ｣
大河・木原｢コ、コクハクっっ！｣
香椎｢ふふっみんながんばれ｣
先生｢……ちっ｣
実乃梨｢ちなみに！！！私は！ずっと！大河のことが好きだったんだよぉおおおおお！！！！！！｣
大河｢わーい！みのりーーん！私もみのりんすきすき！｣
北村｢おお…微笑ましいカップルだ｣
能登｢これはなんか違う気がする｣
177：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:45:26：ax0Q3cxU (9/11)
竜児｢あいつら何やってんだか…｣
亜美｢ふふっ｣
竜児｢そういえば、さ。夏休み俺に好きって言ってくれたよな｣
亜美｢え？｣
竜児｢そ、その…、あれほんとはめちゃくちゃ嬉しかったんだ。でも亜美みたいに可愛い子が好きって言ってくれたっていう実感がなかなかわかなくてさ。あの時はほんとごめんな｣
亜美｢う、ううん。私があのあと変に誤魔化したのが悪いから…｣
竜児｢そんでさ、あのあとちゃんと話してそれからもいろいろあっただろ？｣
亜美｢うん…｣
竜児｢俺やっと気持ちがまとまったよ｣
亜美｢え？｣
竜児｢俺はお前が好きだ。亜美。｣
亜美｢…っ！｣
竜児｢あいつら何やってんだか…｣
亜美｢ふふっ｣
竜児｢そういえば、さ。夏休み俺に好きって言ってくれたよな｣
亜美｢え？｣
竜児｢そ、その…、あれほんとはめちゃくちゃ嬉しかったんだ。でも亜美みたいに可愛い子が好きって言ってくれたっていう実感がなかなかわかなくてさ。あの時はほんとごめんな｣
亜美｢う、ううん。私があのあと変に誤魔化したのが悪いから…｣
竜児｢そんでさ、あのあとちゃんと話してそれからもいろいろあっただろ？｣
亜美｢うん…｣
竜児｢俺やっと気持ちがまとまったよ｣
亜美｢え？｣
竜児｢俺はお前が好きだ。亜美。｣
亜美｢…っ！｣
178：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:48:47：ax0Q3cxU (10/11)
亜美｢ほ、ほんとに？｣
竜児｢俺は嘘はつかない｣
亜美｢私も…｣ﾎﾞｿｯ
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢ううん！なんでもな…｣
竜児｢？｣
亜美｢くない…｣
竜児｢どっちだよ！｣
亜美｢じゃあなんでもない！｣
竜児｢待て待て！絶対なんかあるだろ！｣
亜美｢うるさい！｣
竜児｢言えよ！｣
亜美｢やだ！｣
亜美｢ほ、ほんとに？｣
竜児｢俺は嘘はつかない｣
亜美｢私も…｣ﾎﾞｿｯ
竜児｢ん？どうした？｣
亜美｢ううん！なんでもな…｣
竜児｢？｣
亜美｢くない…｣
竜児｢どっちだよ！｣
亜美｢じゃあなんでもない！｣
竜児｢待て待て！絶対なんかあるだろ！｣
亜美｢うるさい！｣
竜児｢言えよ！｣
亜美｢やだ！｣
179：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 15:49:29：ax0Q3cxU (11/11)
竜児｢いいかけてやめるのはずるいぞ！！｣
亜美｢知らないわよ！｣
北村｢ハッハッハ元気だな～｣
能登｢ちょ、北村黙ってて｣
北村｢？｣
亜美｢あーーもう！だから！｣
竜児｢おう？！｣
亜美｢私もアンタのことが好きだって言ったんだよ！｣
竜児｢おう！？ …って｣
『ええ！？！？！？』
春田｢嘘だろ亜美ちゃん…｣
竜児｢いいかけてやめるのはずるいぞ！！｣
亜美｢知らないわよ！｣
北村｢ハッハッハ元気だな～｣
能登｢ちょ、北村黙ってて｣
北村｢？｣
亜美｢あーーもう！だから！｣
竜児｢おう？！｣
亜美｢私もアンタのことが好きだって言ったんだよ！｣
竜児｢おう！？ …って｣
『ええ！？！？！？』
春田｢嘘だろ亜美ちゃん…｣
180：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/11(土) 16:45:58：7Qmrq8ps (1/1)
待ってた
待ってた
181：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/21(火) 20:04:40：Io95M7sE (1/1)
まだー？
まだー？
182：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/07/29(水) 21:11:30：vnBRvO46 (1/1)
はよ！
はよ！
183：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/08/10(月) 15:36:00：FEYEiHHE (1/1)
支援
支援
184：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/09/04(金) 20:31:47：MSsrUbtk (1/1)
はよ
はよ
185：以下、名無しが深夜にお送りします：2015/09/11(金) 20:56:30：tcwNT07k (1/1)
待ってる
待ってる
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