◆AYcToR0oTg さんの作品一覧
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718:◆eUwxvhsdPM:2015/09/18(金) 01:41:55:KBuoq3YQ (3/6)
妹「はっ!……あれ?あたし一体……?」キョロキョロ
友「あ、戻った」
兄「良かったー。もう色々と手遅れかと思った」
妹「あたし、たしか見事なクロールで金メダルを取ったような……?」ハテ?
ココア「……妹さん、気絶している時にきっと夢を見ていたのですね」ヒソヒソ
兄「まあ、可愛らしい夢だからいいんじゃないかな」ヒソヒソ
妹「そしてお兄ちゃんとベロチューした後ベッドインしたような……?」ハテ?
ココア「本当、可愛らしい夢ですわね///」
兄「その記憶は正しておこうかなー」
妹「はっ!……あれ?あたし一体……?」キョロキョロ
友「あ、戻った」
兄「良かったー。もう色々と手遅れかと思った」
妹「あたし、たしか見事なクロールで金メダルを取ったような……?」ハテ?
ココア「……妹さん、気絶している時にきっと夢を見ていたのですね」ヒソヒソ
兄「まあ、可愛らしい夢だからいいんじゃないかな」ヒソヒソ
妹「そしてお兄ちゃんとベロチューした後ベッドインしたような……?」ハテ?
ココア「本当、可愛らしい夢ですわね///」
兄「その記憶は正しておこうかなー」
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
719:◆eUwxvhsdPM:2015/09/18(金) 01:45:40:KBuoq3YQ (4/6)
兄「――……って訳で、お前溺れてたんだよ」
妹「うう……何てこと……初キッスがお兄ちゃんじゃないなんて!!!」ガクッ!
兄「一番最初に言う事それかよ」
イン「ふふふ、妹さんの唇ヴァージンは美味しくいただきましたよ」レロレロ
妹「唇ヴァージン……って事は、ある意味処女だよね。って事でスレタイ回収に――……」
兄「ならなんじゃないかな。いやお前がいいなら俺はその方がいいんだけど」
兄「――……って訳で、お前溺れてたんだよ」
妹「うう……何てこと……初キッスがお兄ちゃんじゃないなんて!!!」ガクッ!
兄「一番最初に言う事それかよ」
イン「ふふふ、妹さんの唇ヴァージンは美味しくいただきましたよ」レロレロ
妹「唇ヴァージン……って事は、ある意味処女だよね。って事でスレタイ回収に――……」
兄「ならなんじゃないかな。いやお前がいいなら俺はその方がいいんだけど」
720:◆eUwxvhsdPM:2015/09/18(金) 01:49:04:KBuoq3YQ (5/6)
兄「ったく……お前が溺れたりするから、余計マカちゃんに恐怖心植え付けちゃっただろ」
妹「えー?なんで?マカちゃんプールって楽しいよ?」
マカ「いや今死にかけてたじゃん。怖いよ」
兄「お前何なのそのタフネス」
妹「ふわーって身体が浮くような感じになって、天にも昇る気持ちだったよ?」
兄「死にかけとるやんけ」
マカ「っていうかそういう感覚だったら、ベッドの上で体験してるし……」
兄「よっしゃーこの話終わりなー」
兄「ったく……お前が溺れたりするから、余計マカちゃんに恐怖心植え付けちゃっただろ」
妹「えー?なんで?マカちゃんプールって楽しいよ?」
マカ「いや今死にかけてたじゃん。怖いよ」
兄「お前何なのそのタフネス」
妹「ふわーって身体が浮くような感じになって、天にも昇る気持ちだったよ?」
兄「死にかけとるやんけ」
マカ「っていうかそういう感覚だったら、ベッドの上で体験してるし……」
兄「よっしゃーこの話終わりなー」
721:◆eUwxvhsdPM:2015/09/18(金) 01:54:44:KBuoq3YQ (6/6)
マカ「マカはみんなが遊んでるの見てたら満足だしさ。……ね?」
兄「……って、言われてもなぁ。マカちゃん放って遊ぶのも悪いし……」
ココア「あら、いいじゃないですか。遊びましょうお兄様っ」ギュッ
兄「心愛ちゃん?け、けど……」
ココア「ふふふ……今までお兄様を独占していたマカさんの前で、お兄様と遊ぶなんて……」
兄「?」
ココア「これが俗にいう『寝とり』というヤツですわね!?」
兄「うん、違うね」
マカ「マカはみんなが遊んでるの見てたら満足だしさ。……ね?」
兄「……って、言われてもなぁ。マカちゃん放って遊ぶのも悪いし……」
ココア「あら、いいじゃないですか。遊びましょうお兄様っ」ギュッ
兄「心愛ちゃん?け、けど……」
ココア「ふふふ……今までお兄様を独占していたマカさんの前で、お兄様と遊ぶなんて……」
兄「?」
ココア「これが俗にいう『寝とり』というヤツですわね!?」
兄「うん、違うね」
722:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/18(金) 04:16:11:iOKhgg7k (1/1)
乙
乙
723:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/18(金) 06:33:56:NcZSQvqY (1/1)
乙!
乙!
724:◆eUwxvhsdPM:2015/09/22(火) 00:38:22:Murj4vrk (1/4)
ココア「さ、お兄様っ♪何をして遊びましょう?」ワクワク
兄「え?うーん、プールで遊ぶってなると……何かあるかな?」
妹「みんなで水中鬼ごっこしない?絶対面白いよーっ!」
兄「鬼ごっこか。いいかもしれないけど……鬼が誰だかわかりづらくないか?」
友「確かにな。水中だと声出せないし」
妹「じゃあ鬼は目印として、上半身裸になるっていうのはどう?」
兄「お前らアウトだし、男のビキニ姿とか見たくねえだろ」
ココア「さ、お兄様っ♪何をして遊びましょう?」ワクワク
兄「え?うーん、プールで遊ぶってなると……何かあるかな?」
妹「みんなで水中鬼ごっこしない?絶対面白いよーっ!」
兄「鬼ごっこか。いいかもしれないけど……鬼が誰だかわかりづらくないか?」
友「確かにな。水中だと声出せないし」
妹「じゃあ鬼は目印として、上半身裸になるっていうのはどう?」
兄「お前らアウトだし、男のビキニ姿とか見たくねえだろ」
725:◆eUwxvhsdPM:2015/09/22(火) 00:41:55:Murj4vrk (2/4)
ココア「では、何かタスキのようなものを身につけるというのはどうでしょう?」
妹「あっ!それいいねー心愛ちゃんっ!採用っ!」
兄「タスキかー……そんなもんあるか?」キョロキョロ
美少女「はいっ、兄先輩っ!これ使ってよ!」サッ!
兄「……何このヒモ」
美少女「さっきまでボクがつけてたヒモ」
兄「再利用って素晴らしいな。却下」
ココア「では、何かタスキのようなものを身につけるというのはどうでしょう?」
妹「あっ!それいいねー心愛ちゃんっ!採用っ!」
兄「タスキかー……そんなもんあるか?」キョロキョロ
美少女「はいっ、兄先輩っ!これ使ってよ!」サッ!
兄「……何このヒモ」
美少女「さっきまでボクがつけてたヒモ」
兄「再利用って素晴らしいな。却下」
726:◆eUwxvhsdPM:2015/09/22(火) 00:44:28:Murj4vrk (3/4)
イン「仕方ありませんね。この帽子を目印として使うのはどうでしょうか」サッ
ココア「わあー、これなら分かりやすいですわねっ!」
兄「インストラクターさん……この帽子は?」
イン「私が被っていたものです。今日は日差しが強いですからね。熱中症対策で」
兄「なるほど」
イン「なので……私が熱中症になって倒れる前に返して下さいね?」
兄「重いなー」
イン「仕方ありませんね。この帽子を目印として使うのはどうでしょうか」サッ
ココア「わあー、これなら分かりやすいですわねっ!」
兄「インストラクターさん……この帽子は?」
イン「私が被っていたものです。今日は日差しが強いですからね。熱中症対策で」
兄「なるほど」
イン「なので……私が熱中症になって倒れる前に返して下さいね?」
兄「重いなー」
727:◆eUwxvhsdPM:2015/09/22(火) 00:48:12:Murj4vrk (4/4)
妹「じゃあ、最初は心愛ちゃんが鬼ねっ!タッチしたら交代でっ!」
ココア「よーしっ!負けませんわよーっ!」
美少女「きゃー♪逃げろーっ!」
バシャバシャバシャーッ!
キャーッ!アハハ……
ココア「ターッチ!ですわっ」ピトッ
美少女「あっ!やるなー心愛ちゃん。ボクが鬼かあー」
ココア「ふふ、お願い致しますねっ?」
美少女「……よーし……」グッ……
ドンッ!
バシャバシャバシャバシャバシャバシャ!!!
兄「うおおおおおお!?何か一直線に俺に向かってきた!?怖ェ!!!」
妹「じゃあ、最初は心愛ちゃんが鬼ねっ!タッチしたら交代でっ!」
ココア「よーしっ!負けませんわよーっ!」
美少女「きゃー♪逃げろーっ!」
バシャバシャバシャーッ!
キャーッ!アハハ……
ココア「ターッチ!ですわっ」ピトッ
美少女「あっ!やるなー心愛ちゃん。ボクが鬼かあー」
ココア「ふふ、お願い致しますねっ?」
美少女「……よーし……」グッ……
ドンッ!
バシャバシャバシャバシャバシャバシャ!!!
兄「うおおおおおお!?何か一直線に俺に向かってきた!?怖ェ!!!」
728:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/22(火) 14:04:13:rdx3edaw (1/1)
美少女はめちゃめちゃ上手いバタフライ泳いでそう
美少女はめちゃめちゃ上手いバタフライ泳いでそう
729:◆eUwxvhsdPM:2015/09/29(火) 01:50:01:1nMKHHDo (1/4)
兄「何!?何で俺なの!?」
美少女「ハァハァ!鬼ごっこでタッチするフリして兄先輩のあんな所やそんな所をタッチ……ハァハァハァ!」ザッパザッパザッパ!
兄「こいつイカれてやがる!!」
友「おーっと!ちょっと待てぇい!」ザッパー!
兄「友ッ!?」
友「兄の色んな所をタッチしたければ……まず俺の色んな所をタッチしていけぃ!!!」ドーン!
美少女「邪魔」ドゴオ!
友「肘っ!?」グハッ!
兄「容赦無ェ――ッ!!!」ガビーン!
兄「何!?何で俺なの!?」
美少女「ハァハァ!鬼ごっこでタッチするフリして兄先輩のあんな所やそんな所をタッチ……ハァハァハァ!」ザッパザッパザッパ!
兄「こいつイカれてやがる!!」
友「おーっと!ちょっと待てぇい!」ザッパー!
兄「友ッ!?」
友「兄の色んな所をタッチしたければ……まず俺の色んな所をタッチしていけぃ!!!」ドーン!
美少女「邪魔」ドゴオ!
友「肘っ!?」グハッ!
兄「容赦無ェ――ッ!!!」ガビーン!
730:◆eUwxvhsdPM:2015/09/29(火) 01:56:31:1nMKHHDo (2/4)
兄「くそっこんな所にいられるか!俺は逃げるぜ!!」ザパザパ
妹「おーっとお兄ちゃんが死亡フラグを立てつつ泳いでおります。これはどう思いますか?」
ココア「そうですわね。クロールとは、スピードの出る良い泳ぎをチョイスしましたが、対する美少女さんはバタフライです。勢いが違いますわねー」
兄「何解説してるのかな君たちは!?」
妹「だってあたし達狙われそうにないし……」
ココア「私、びーえるって興味があったんです!」フンスッ!
兄「ダメだここ味方がいねえ!」ザッパザッパ
兄「くそっこんな所にいられるか!俺は逃げるぜ!!」ザパザパ
妹「おーっとお兄ちゃんが死亡フラグを立てつつ泳いでおります。これはどう思いますか?」
ココア「そうですわね。クロールとは、スピードの出る良い泳ぎをチョイスしましたが、対する美少女さんはバタフライです。勢いが違いますわねー」
兄「何解説してるのかな君たちは!?」
妹「だってあたし達狙われそうにないし……」
ココア「私、びーえるって興味があったんです!」フンスッ!
兄「ダメだここ味方がいねえ!」ザッパザッパ
731:◆eUwxvhsdPM:2015/09/29(火) 02:01:03:1nMKHHDo (3/4)
美少女「ハァハァ!兄せんぱーいっ!さっそく夜のプール教習を始めましょーうっ!」ザパアッ!
兄「今はまだ昼だろっ!」
美少女「ええいうるさいですよっ、この技を食らって大人しくして下さいっ!」スウッ……
兄「な、何を……」
美少女「喰らえっ!!一揉みで自慰の1000倍の快感を与えるマッサージ古術……『エレクトリック・スプラッシュ・オルガスムス・スーパーエロエロ・ドラゴンバースト』ぉぉぉ!!!」ドシァアーッ!!
兄「技名はともかくその技凄くね!?」
美少女「ハァハァ!兄せんぱーいっ!さっそく夜のプール教習を始めましょーうっ!」ザパアッ!
兄「今はまだ昼だろっ!」
美少女「ええいうるさいですよっ、この技を食らって大人しくして下さいっ!」スウッ……
兄「な、何を……」
美少女「喰らえっ!!一揉みで自慰の1000倍の快感を与えるマッサージ古術……『エレクトリック・スプラッシュ・オルガスムス・スーパーエロエロ・ドラゴンバースト』ぉぉぉ!!!」ドシァアーッ!!
兄「技名はともかくその技凄くね!?」
732:◆eUwxvhsdPM:2015/09/29(火) 02:04:27:1nMKHHDo (4/4)
兄「くっ……食らってたまるかァ――ッ!!」グイッ!
妹「えっ!?ちょ、お兄ちゃん引っ張らないでよ――」
モミッ♡
美少女「あ」
妹「……え?」
モミモミ……
妹「……え、あ、あたし?」
美少女「……ゴメン、妹ちゃん……この技、途中で止める事出来ないんだ」
モミモミモミモミ!
アッ!チョ、ダメ、ヤメッ……アッハァ~~ンッ!!♡
ココア「ふわあ……妹さんがクリムゾンの同人誌みたいにビクンビクンしてますわ」
兄「心愛ちゃん、その知識は何処で得たの?」
兄「くっ……食らってたまるかァ――ッ!!」グイッ!
妹「えっ!?ちょ、お兄ちゃん引っ張らないでよ――」
モミッ♡
美少女「あ」
妹「……え?」
モミモミ……
妹「……え、あ、あたし?」
美少女「……ゴメン、妹ちゃん……この技、途中で止める事出来ないんだ」
モミモミモミモミ!
アッ!チョ、ダメ、ヤメッ……アッハァ~~ンッ!!♡
ココア「ふわあ……妹さんがクリムゾンの同人誌みたいにビクンビクンしてますわ」
兄「心愛ちゃん、その知識は何処で得たの?」
733:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/29(火) 19:10:28:jA7ePJ6g (1/1)
妹盾にすんなや兄www
妹盾にすんなや兄www
734:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/30(水) 02:15:20:yNqb4DFc (1/1)
揉むほどの胸があったとは……
俺も揉みたい
揉むほどの胸があったとは……
俺も揉みたい
735:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/30(水) 16:25:04:2WayLIhc (1/1)
俺はてっきり72だと思ってたわ
俺はてっきり72だと思ってたわ
736:◆eUwxvhsdPM:2015/10/08(木) 02:09:05:7grVkCCk (1/6)
妹「あへぇ……しゅごいのぉ///」ビクンビクン
ココア「ああっ、妹さんがありとあらゆる所を揉まれて『悔しいでも感じちゃうビクンビクン』になってますわ!」
兄「何その状態ー」
美少女「ふう……ボクとした事が、思わず本気で揉んじゃいましたよ」
兄「っていうか、揉む所あったんだな」
美少女「胸はそんな無かったですけど、小学生特有のポッコリお腹とか健康的な太ももとか結構ポイント高いですよね」
兄「いやそういう情報はいらんが」
美少女「不覚にも……元気になっちゃいました、先輩っ///」<ヨオッ!
兄「ギャ――!!!」
妹「あへぇ……しゅごいのぉ///」ビクンビクン
ココア「ああっ、妹さんがありとあらゆる所を揉まれて『悔しいでも感じちゃうビクンビクン』になってますわ!」
兄「何その状態ー」
美少女「ふう……ボクとした事が、思わず本気で揉んじゃいましたよ」
兄「っていうか、揉む所あったんだな」
美少女「胸はそんな無かったですけど、小学生特有のポッコリお腹とか健康的な太ももとか結構ポイント高いですよね」
兄「いやそういう情報はいらんが」
美少女「不覚にも……元気になっちゃいました、先輩っ///」<ヨオッ!
兄「ギャ――!!!」
737:◆eUwxvhsdPM:2015/10/08(木) 02:16:58:7grVkCCk (2/6)
<チカヨルナー!ヘンタイオカマッ!
<ナカヨクシマショウヨー、ウフフー♪
マカ「……(結構楽しそうだなー)」ボーッ
イン「マカさん、暇そうですね」ヒョコッ
マカ「ん?……ああ、まあね。けどマカ、泳げないし……見てるだけでいいよ」
イン「……良いのですか?本当に」
マカ「えっ?」
イン「目の前で、他の女性(ヒト)と遊ぶ所を見てるだけで……良いんですか?本当に?」
マカ「……」
シーン……
イン「……私は寝取られもバッチコイですけど!」ドヤアン!
マカ(あっこの人真面目な空気に耐えられなくなったな)
<チカヨルナー!ヘンタイオカマッ!
<ナカヨクシマショウヨー、ウフフー♪
マカ「……(結構楽しそうだなー)」ボーッ
イン「マカさん、暇そうですね」ヒョコッ
マカ「ん?……ああ、まあね。けどマカ、泳げないし……見てるだけでいいよ」
イン「……良いのですか?本当に」
マカ「えっ?」
イン「目の前で、他の女性(ヒト)と遊ぶ所を見てるだけで……良いんですか?本当に?」
マカ「……」
シーン……
イン「……私は寝取られもバッチコイですけど!」ドヤアン!
マカ(あっこの人真面目な空気に耐えられなくなったな)
738:ジェネレーションギャップ:2015/10/08(木) 02:22:44:7grVkCCk (3/6)
イン「そこの壁際でしたら浅くて足もつきますから、そんなに怖くないでしょう」
マカ「……え?」
イン「ほら、好きな人と一緒に遊ぶため、特訓ですよ。私はこれでもインストラクターですからね。すぐに泳げるようにしてあげますよ」
マカ「……インストラクターさん……」ジーン
イン「それこそ、明日にでもドーバー海峡横断部に入部出来るくらいにね!」ビシッ!
マカ「へ?なにそれ?」ポカーン
イン「そこの壁際でしたら浅くて足もつきますから、そんなに怖くないでしょう」
マカ「……え?」
イン「ほら、好きな人と一緒に遊ぶため、特訓ですよ。私はこれでもインストラクターですからね。すぐに泳げるようにしてあげますよ」
マカ「……インストラクターさん……」ジーン
イン「それこそ、明日にでもドーバー海峡横断部に入部出来るくらいにね!」ビシッ!
マカ「へ?なにそれ?」ポカーン
739:◆eUwxvhsdPM:2015/10/08(木) 02:23:37:7grVkCCk (4/6)
…………
友「……誰か、俺にかまってくれないかなあ……」プカーッ……
…………
…………
友「……誰か、俺にかまってくれないかなあ……」プカーッ……
…………
740:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/08(木) 02:24:38:v46c/bGw (1/1)
誰だっけこの人?
誰だっけこの人?
741:◆eUwxvhsdPM:2015/10/08(木) 02:30:47:7grVkCCk (5/6)
…………
カァー、カァー……
妹「いやー!堪能したねープール!」
兄「もう夕方か……結構遊んだなぁ。はー疲れた」
イン「マカさんも、最後の最後にはようやく少し泳げるようになりましたね」
マカ「いっぱい水飲んで大変だったけどね……うー、ちょっと気分悪い……」
ココア「けどマカさん、そのお水はお兄様が浸かっていたお水ですわよ?」
マカ「えっ……///」カァァ///
友「俺も泳いでたから俺のエキスもたっぷりだけどな!!!」
マカ「吐いていい?」
…………
カァー、カァー……
妹「いやー!堪能したねープール!」
兄「もう夕方か……結構遊んだなぁ。はー疲れた」
イン「マカさんも、最後の最後にはようやく少し泳げるようになりましたね」
マカ「いっぱい水飲んで大変だったけどね……うー、ちょっと気分悪い……」
ココア「けどマカさん、そのお水はお兄様が浸かっていたお水ですわよ?」
マカ「えっ……///」カァァ///
友「俺も泳いでたから俺のエキスもたっぷりだけどな!!!」
マカ「吐いていい?」
742:次回、温泉編スタート:2015/10/08(木) 02:34:31:7grVkCCk (6/6)
兄「さ、そろそろ帰るぞー妹。みんな、今日はありがとうな……インストラクターさんもお疲れ様でした」ペコッ
妹「ばいばーいみんなー」フリフリ
ココア「あら?帰ってしまうのですか?」
兄「……へ?どういう事?」
美少女「もーっ、ニブいなー兄先輩はっ!心愛ちゃんはもーちょっと遊びたいって言ってるんですよっ!このこのっ!」
妹「あ、そうなのー?心愛ちゃんっ?」
ココア「ええ。実は……温泉付き旅館の部屋を予約していまして」
兄「泊まり!!?」
兄「さ、そろそろ帰るぞー妹。みんな、今日はありがとうな……インストラクターさんもお疲れ様でした」ペコッ
妹「ばいばーいみんなー」フリフリ
ココア「あら?帰ってしまうのですか?」
兄「……へ?どういう事?」
美少女「もーっ、ニブいなー兄先輩はっ!心愛ちゃんはもーちょっと遊びたいって言ってるんですよっ!このこのっ!」
妹「あ、そうなのー?心愛ちゃんっ?」
ココア「ええ。実は……温泉付き旅館の部屋を予約していまして」
兄「泊まり!!?」
743:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/10(土) 01:50:51:UrQJjbB. (1/1)
おつ
次の展開も楽しみだ
おつ
次の展開も楽しみだ
744:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/10(土) 01:51:08:C41yHMSM (1/1)
乙乙
乙乙
745:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:28:41:EN3OJ4gE (1/8)
…………
兄「……さて、心愛ちゃんが手配しためっちゃ長いリムジンに乗って旅館まで来ましたが……」
ドデカァ~イ!
妹「お、お兄ちゃん……ウチの家五軒分くらいあるよ?」
兄「おかしいな、ウチの家一戸建てでそこまで小さくないはずなんだけど」
マカ「お、お嬢……大丈夫なの?こんな所……」
ココア「ええ。本当はもっと大きい所を予約しようとしたのですが、生憎小さな所しか……」
兄「コテコテのネタだけど実際されると超困るね」
…………
兄「……さて、心愛ちゃんが手配しためっちゃ長いリムジンに乗って旅館まで来ましたが……」
ドデカァ~イ!
妹「お、お兄ちゃん……ウチの家五軒分くらいあるよ?」
兄「おかしいな、ウチの家一戸建てでそこまで小さくないはずなんだけど」
マカ「お、お嬢……大丈夫なの?こんな所……」
ココア「ええ。本当はもっと大きい所を予約しようとしたのですが、生憎小さな所しか……」
兄「コテコテのネタだけど実際されると超困るね」
746:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:36:08:EN3OJ4gE (2/8)
仲居s「「「ようこそお越しくださいました」」」ズラッ!
マカ「うわ……仲居さんが大勢お出迎え……」
美少女「すごーい、お姉ちゃん連れて来てあげたらよかった」
若女将「遠路はるばる、ようこそ。私がこの旅館の女将です」ペコリ
妹「え、おねーさんが女将さん?わかーい!」
若女将「嫌ですわ、お客様。若いなんて……ホホ……」
兄(確かに若いな……幾つなんだろ)
若女将「そういうお世辞はもっともっと言ってもらって結構ですよ」ニコリ
兄(けどなんかダメ人間のオーラを感じる)
仲居s「「「ようこそお越しくださいました」」」ズラッ!
マカ「うわ……仲居さんが大勢お出迎え……」
美少女「すごーい、お姉ちゃん連れて来てあげたらよかった」
若女将「遠路はるばる、ようこそ。私がこの旅館の女将です」ペコリ
妹「え、おねーさんが女将さん?わかーい!」
若女将「嫌ですわ、お客様。若いなんて……ホホ……」
兄(確かに若いな……幾つなんだろ)
若女将「そういうお世辞はもっともっと言ってもらって結構ですよ」ニコリ
兄(けどなんかダメ人間のオーラを感じる)
747:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:42:13:EN3OJ4gE (3/8)
若女将「お嬢様、申し付けられた通りお部屋はご準備しました」ペコリ
ココア「ありがとうございますわ」ニコッ
イン「しかし……これだけの人数です。用意する部屋の数だけでも凄い事になるのでは?」
マカ「確かに。マカにお兄さんでしょ?妹ちゃん・お嬢・インストラクターさん・美少女さんに……あ、友さんがいたか」
友「今完全に忘れられてたけど、ちゃんと付いて来てるよー俺っ!」ビシッ!
マカ「うわあウザい」
若女将「お部屋は二つと聞いておりますが……」
兄「ああ、男と女で分けるのか」
若女将「いえ、友さん一人と、その他全員という分け方で御座います」
友「そろそろ泣いていい?」
若女将「お嬢様、申し付けられた通りお部屋はご準備しました」ペコリ
ココア「ありがとうございますわ」ニコッ
イン「しかし……これだけの人数です。用意する部屋の数だけでも凄い事になるのでは?」
マカ「確かに。マカにお兄さんでしょ?妹ちゃん・お嬢・インストラクターさん・美少女さんに……あ、友さんがいたか」
友「今完全に忘れられてたけど、ちゃんと付いて来てるよー俺っ!」ビシッ!
マカ「うわあウザい」
若女将「お部屋は二つと聞いておりますが……」
兄「ああ、男と女で分けるのか」
若女将「いえ、友さん一人と、その他全員という分け方で御座います」
友「そろそろ泣いていい?」
748:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:45:26:EN3OJ4gE (4/8)
若女将「また友さんの一人部屋ですが、私自身が夜のフロントサービスを行う事になっております///」
友「よっしゃあああああ俺一人部屋ァ!!絶対お前ら入れさせねえからなァ――ッ!!」ビシイッ!
兄「友が活き活きしてる……」
イン「若いですね」
マカ「きもーい」
若女将「また友さんの一人部屋ですが、私自身が夜のフロントサービスを行う事になっております///」
友「よっしゃあああああ俺一人部屋ァ!!絶対お前ら入れさせねえからなァ――ッ!!」ビシイッ!
兄「友が活き活きしてる……」
イン「若いですね」
マカ「きもーい」
749:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:49:27:EN3OJ4gE (5/8)
若女将「では、お部屋までご案内します。こちらへ……」
シズシズ……
妹・マカ・ココア「「「はーい」」」
ドタドタドタ……
若女将「……あ、お客様。そちらの床板は踏まないようご注意を」スッ
兄「え?ああ……腐ってるんですか?」
若女将「はい。毎夜この場所で露出オ○ニーをしていましたら愛液で」
イン(この女将……できるッ!)クッ!
兄「何で対抗意識燃やしてんだこの人」
若女将「では、お部屋までご案内します。こちらへ……」
シズシズ……
妹・マカ・ココア「「「はーい」」」
ドタドタドタ……
若女将「……あ、お客様。そちらの床板は踏まないようご注意を」スッ
兄「え?ああ……腐ってるんですか?」
若女将「はい。毎夜この場所で露出オ○ニーをしていましたら愛液で」
イン(この女将……できるッ!)クッ!
兄「何で対抗意識燃やしてんだこの人」
750:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 01:54:15:EN3OJ4gE (6/8)
若女将「こちらがお部屋です」スウー……
妹「うっわー!広ーい!すごーい!!」
マカ「何畳あるの、この部屋……すごく高そうなんだけど……」
ココア「うふふ……あ、お兄様。どうですか?お気に召しました?」
兄「あー……うん。部屋はいいんだけど……」
ココア「?……どうかいたしました?」
兄「なんで布団一つに枕が6つあるの?」
若女将「オホホ、これは失礼……私の分の枕がありませんでしたね」スッ
兄「追加すんな!」
若女将「こちらがお部屋です」スウー……
妹「うっわー!広ーい!すごーい!!」
マカ「何畳あるの、この部屋……すごく高そうなんだけど……」
ココア「うふふ……あ、お兄様。どうですか?お気に召しました?」
兄「あー……うん。部屋はいいんだけど……」
ココア「?……どうかいたしました?」
兄「なんで布団一つに枕が6つあるの?」
若女将「オホホ、これは失礼……私の分の枕がありませんでしたね」スッ
兄「追加すんな!」
751:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 02:02:43:EN3OJ4gE (7/8)
兄「ちゃんと人数分の布団用意して下さいマジで」
若女将「けど、今夜はお盛んなのでしょう?でしたら布団一つの方が……」
兄「部屋広いのに布団一つに6人入るとかエロ抜きでおかしいだろ窮屈すぎるわ」
マカ「まーまーお兄さん、とりあえず後でいーじゃん。マカ泳ぎ疲れちゃったから休みたーい」
美少女「そうだねー。ボク温泉入ってゆっくりしたいよ。ここ温泉旅館なんだよね?」
若女将「温泉……それはそれは、まあまあまあまあ……」アラアラウフフ~
兄「……なんすか、その反応……」
兄「ちゃんと人数分の布団用意して下さいマジで」
若女将「けど、今夜はお盛んなのでしょう?でしたら布団一つの方が……」
兄「部屋広いのに布団一つに6人入るとかエロ抜きでおかしいだろ窮屈すぎるわ」
マカ「まーまーお兄さん、とりあえず後でいーじゃん。マカ泳ぎ疲れちゃったから休みたーい」
美少女「そうだねー。ボク温泉入ってゆっくりしたいよ。ここ温泉旅館なんだよね?」
若女将「温泉……それはそれは、まあまあまあまあ……」アラアラウフフ~
兄「……なんすか、その反応……」
752:◆eUwxvhsdPM:2015/10/11(日) 02:05:46:EN3OJ4gE (8/8)
若女将「いえ、実は当温泉はですね……露天風呂が『混浴』となっておりまして♡」
友「『こ』ォア!?」
マカ「『ん』……ッ!?///」
妹「『よ』?」
イン「『く』……ですか。フフフ……」ジュルリ
美少女「えー、兄先輩とじっくりゆっくり二人でサウナ入りたかったのに……まあいいけど」
兄(……帰りたい)ガックリ
若女将「いえ、実は当温泉はですね……露天風呂が『混浴』となっておりまして♡」
友「『こ』ォア!?」
マカ「『ん』……ッ!?///」
妹「『よ』?」
イン「『く』……ですか。フフフ……」ジュルリ
美少女「えー、兄先輩とじっくりゆっくり二人でサウナ入りたかったのに……まあいいけど」
兄(……帰りたい)ガックリ
753:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/16(金) 23:35:26:YL9.XNno (1/1)
おつ!
おつ!
754:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/16(金) 23:36:13:f9ng0UcY (1/1)
乙
乙
755:◆eUwxvhsdPM:2015/10/17(土) 01:30:02:MQ1MUwRA (1/4)
カポーン……
友「うおおおお!すっげー風呂でかいなー兄っ!なっ?なっ!?」
兄「うん。ビックリするほどでかいな」
友「内湯でこんなに広いのに、その上露天風呂まであるとか……フフフ……」ジュルリ
兄「内湯広いし、露天風呂行かなくてよくね?」
友「おまっ……引くわー、マジどん引くわーッ!リアルにホモを疑うわー!!」
兄「ホモじゃねえって何回も言ってんだろ。うぜえなコイツ」
友「だって露天風呂混浴なんだぜ!?女体見放題なんだぜ!!?」
兄「その内三人幼女で一人は痴女じゃん」
カポーン……
友「うおおおお!すっげー風呂でかいなー兄っ!なっ?なっ!?」
兄「うん。ビックリするほどでかいな」
友「内湯でこんなに広いのに、その上露天風呂まであるとか……フフフ……」ジュルリ
兄「内湯広いし、露天風呂行かなくてよくね?」
友「おまっ……引くわー、マジどん引くわーッ!リアルにホモを疑うわー!!」
兄「ホモじゃねえって何回も言ってんだろ。うぜえなコイツ」
友「だって露天風呂混浴なんだぜ!?女体見放題なんだぜ!!?」
兄「その内三人幼女で一人は痴女じゃん」
756:◆eUwxvhsdPM:2015/10/17(土) 01:33:14:MQ1MUwRA (2/4)
美少女「まあまあ友先輩。兄先輩はちょっと恥ずかしがってるんですよー」ジャーン
兄(コイツは普通に男湯にいるし……)
友「うおおおお……が、眼福じゃあああ……」オガミッ!
兄「拝むな。コイツ男だぞ」
友「けど胸隠すようにしてタオル巻いたら普通に可愛い女の子に見えるじゃん!?」
美少女「やだ友先輩、可愛いなんてテレますよ……興奮しちゃう///」ビンビン!
兄「可愛い女の子だったらタオルが不自然に膨らまんだろう」
美少女「まあまあ友先輩。兄先輩はちょっと恥ずかしがってるんですよー」ジャーン
兄(コイツは普通に男湯にいるし……)
友「うおおおお……が、眼福じゃあああ……」オガミッ!
兄「拝むな。コイツ男だぞ」
友「けど胸隠すようにしてタオル巻いたら普通に可愛い女の子に見えるじゃん!?」
美少女「やだ友先輩、可愛いなんてテレますよ……興奮しちゃう///」ビンビン!
兄「可愛い女の子だったらタオルが不自然に膨らまんだろう」
757:◆eUwxvhsdPM:2015/10/17(土) 01:37:35:MQ1MUwRA (3/4)
友「ククククク……テンション上がってきた!漢・友!露天風呂に突入してきまーす!!」ダッダッダ!
兄「マジで行くのかよ……ある意味命知らずだな」
美少女「兄先輩、露天風呂行かないんですか?気持ちよさそうなのに」
兄「行かねえよ。混浴だし」
美少女「っていうか気持よくなれるんじゃないですか?むふふー」ニマニマ
兄「お前は口を閉じてろ」
友「ククククク……テンション上がってきた!漢・友!露天風呂に突入してきまーす!!」ダッダッダ!
兄「マジで行くのかよ……ある意味命知らずだな」
美少女「兄先輩、露天風呂行かないんですか?気持ちよさそうなのに」
兄「行かねえよ。混浴だし」
美少女「っていうか気持よくなれるんじゃないですか?むふふー」ニマニマ
兄「お前は口を閉じてろ」
758:◆eUwxvhsdPM:2015/10/17(土) 01:40:55:MQ1MUwRA (4/4)
美少女「じゃあ兄先輩、ボクと一緒にお風呂入りましょうよー」
兄「……ええー……」
美少女「あ、嫌がるなんてひどーい。ボクはただ、兄先輩に日頃の疲れを癒やしてもらいたいなーって思っただけなのに」プクーッ
兄「……まあ、いいけどさ」
美少女「ホントですか!?やったー♡」ピョンッ!
兄(今日はもう泳ぎ疲れてるだろうし、こいつ一人だったらそこまでボケないだろう……うん)
美少女「じゃあ兄先輩、さっそくサウナ行きましょうっ!」ウキウキ
兄「…………」
美少女「あ、大丈夫。ローションなら用意してますよ」
兄「やっぱり露天風呂行こうかなあ」
美少女「じゃあ兄先輩、ボクと一緒にお風呂入りましょうよー」
兄「……ええー……」
美少女「あ、嫌がるなんてひどーい。ボクはただ、兄先輩に日頃の疲れを癒やしてもらいたいなーって思っただけなのに」プクーッ
兄「……まあ、いいけどさ」
美少女「ホントですか!?やったー♡」ピョンッ!
兄(今日はもう泳ぎ疲れてるだろうし、こいつ一人だったらそこまでボケないだろう……うん)
美少女「じゃあ兄先輩、さっそくサウナ行きましょうっ!」ウキウキ
兄「…………」
美少女「あ、大丈夫。ローションなら用意してますよ」
兄「やっぱり露天風呂行こうかなあ」
759:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/17(土) 09:22:30:JUn.8a/o (1/1)
サウナでハッテンは出禁になるだろjk
サウナでハッテンは出禁になるだろjk
760:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/17(土) 15:29:47:6U/gRNlY (1/1)
>>759
あの女将だぞ
むしろ自らローションやらおもちゃやら持ち出してきそうな気が……
>>759
あの女将だぞ
むしろ自らローションやらおもちゃやら持ち出してきそうな気が……
761:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/19(月) 00:33:20:X1gqiNzY (1/1)
露天!露天!
露天!露天!
762:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:35:07:tzjVf50s (1/8)
カポーン……
妹「おおーっ!すごーい、おっきい温泉だねーっ!」
ココア「うふふ、喜んでいただいて何よりですわ」ニコッ
マカ「景色もいいし、いい所だね」
ココア「あら、マカさんはこういう古風なの、あまり好きじゃないかと思いましたけど……」
マカ「そーお?普通に好きだよ。今日は遊び疲れたから、ゆっくり出来そうだし……」
妹「あーっ!向こうに打たせ湯があるよ!行ってみよーっ!」バッシャバッシャバッシャ!
マカ「疲れ知らずだね妹ちゃんは……」
カポーン……
妹「おおーっ!すごーい、おっきい温泉だねーっ!」
ココア「うふふ、喜んでいただいて何よりですわ」ニコッ
マカ「景色もいいし、いい所だね」
ココア「あら、マカさんはこういう古風なの、あまり好きじゃないかと思いましたけど……」
マカ「そーお?普通に好きだよ。今日は遊び疲れたから、ゆっくり出来そうだし……」
妹「あーっ!向こうに打たせ湯があるよ!行ってみよーっ!」バッシャバッシャバッシャ!
マカ「疲れ知らずだね妹ちゃんは……」
763:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:39:58:tzjVf50s (2/8)
イン「いけません、妹さん。はしゃぐと他のお客様の迷惑になりますよ」ズイッ
妹「あ、ごめんなさーいインストラクターさーん」
マカ(他にお客さんいないんだけどね……)
イン「今日は女さんがいないので、大人の女性は私一人。……今日は私が、あなた達の保護者を努めますので」
マカ「保護者?インストラクターさんが?」
ココア「まあ……それではインストラクターさんが『ママ』という事ですね!」
妹「ママー!」バシャバシャ
イン「お前がママになるんだよ!」
マカ「インストラクターさん、それどういう意味?」
イン「いけません、妹さん。はしゃぐと他のお客様の迷惑になりますよ」ズイッ
妹「あ、ごめんなさーいインストラクターさーん」
マカ(他にお客さんいないんだけどね……)
イン「今日は女さんがいないので、大人の女性は私一人。……今日は私が、あなた達の保護者を努めますので」
マカ「保護者?インストラクターさんが?」
ココア「まあ……それではインストラクターさんが『ママ』という事ですね!」
妹「ママー!」バシャバシャ
イン「お前がママになるんだよ!」
マカ「インストラクターさん、それどういう意味?」
764:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/22(木) 00:41:44:SXHb0.yY (1/1)
やったね
やったね
765:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:44:39:tzjVf50s (3/8)
チャポン……
イン「ふう……それにしても良いお湯ですね。肩の疲れがグッと楽になります……」
プカァー
妹「うおお……インストラクターさん、胸が浮いてるよぉ……!」
ココア「ふわぁ……大人の女性ですわね……」
マカ「確かに……スゴイよね、あれ」プリンッ
妹「とか言いながらマカちゃん!あたし達の中じゃ一番お胸おっきいじゃん!ふくらんでるじゃん!!」
マカ「ふ、ふくらんでないよっ!こんなの全然……いや確かにもうそろそろブラつけようかなーとか思ったけど!」
妹「一センチ10円で売って下さい」ドゲザッ
マカ「いや売れないし……レート安いな!!」
チャポン……
イン「ふう……それにしても良いお湯ですね。肩の疲れがグッと楽になります……」
プカァー
妹「うおお……インストラクターさん、胸が浮いてるよぉ……!」
ココア「ふわぁ……大人の女性ですわね……」
マカ「確かに……スゴイよね、あれ」プリンッ
妹「とか言いながらマカちゃん!あたし達の中じゃ一番お胸おっきいじゃん!ふくらんでるじゃん!!」
マカ「ふ、ふくらんでないよっ!こんなの全然……いや確かにもうそろそろブラつけようかなーとか思ったけど!」
妹「一センチ10円で売って下さい」ドゲザッ
マカ「いや売れないし……レート安いな!!」
766:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:48:54:tzjVf50s (4/8)
ココア「あのあの、インストラクターさんっ」
イン「はい、何でしょう」
ココア「どうやったらその、お胸おおきくなるのですか?」
妹「あ、それあたしも気になったー!やっぱり揉まれると大きくなるの?それとも牛乳?」
イン「んー……マッサージも牛乳も良いと思いますが、やはり……アレのせいですかね」
妹・ココア「「アレって!?」」
イン「タンパク質。新鮮な」キリッ
妹・ココア「「な……なるほどぉー……!」」
マカ「…………」(←心当たりあるから何も言えない)
ココア「あのあの、インストラクターさんっ」
イン「はい、何でしょう」
ココア「どうやったらその、お胸おおきくなるのですか?」
妹「あ、それあたしも気になったー!やっぱり揉まれると大きくなるの?それとも牛乳?」
イン「んー……マッサージも牛乳も良いと思いますが、やはり……アレのせいですかね」
妹・ココア「「アレって!?」」
イン「タンパク質。新鮮な」キリッ
妹・ココア「「な……なるほどぉー……!」」
マカ「…………」(←心当たりあるから何も言えない)
767:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:54:25:tzjVf50s (5/8)
イン「あと、胸を揉む場合は乳首を触らないようにした方がいいですね。肥大化しますので」
ココア「なるほどぉ……」
妹「嘘!?あたし乳首性感帯なんだけど!」
マカ(……早くこの話終わらないかなあ……)
……ッダッダッダ……!
マカ(……ん?何か足音が聞こえる……?)
ガラッ!
友「ひゃっほう!露天風呂に俺・参上っ!この世に残る最後の楽園(エデン)へ――……」
マカ「きゃああああああああああ!!!」ヒュッ――
ドガアッ!!
友「いきなり飛び蹴りゲホオッ!!?」ガハーッ!
イン「あと、胸を揉む場合は乳首を触らないようにした方がいいですね。肥大化しますので」
ココア「なるほどぉ……」
妹「嘘!?あたし乳首性感帯なんだけど!」
マカ(……早くこの話終わらないかなあ……)
……ッダッダッダ……!
マカ(……ん?何か足音が聞こえる……?)
ガラッ!
友「ひゃっほう!露天風呂に俺・参上っ!この世に残る最後の楽園(エデン)へ――……」
マカ「きゃああああああああああ!!!」ヒュッ――
ドガアッ!!
友「いきなり飛び蹴りゲホオッ!!?」ガハーッ!
768:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 00:59:02:tzjVf50s (6/8)
マカ「はー!はー!……ち、痴漢だよ妹ちゃん!お嬢!インストラクターさん!!」
妹「ま、マカちゃん落ち着いて!」
マカ「ヤバいよこの人!堂々と入ってくるんだもん!旅館の人呼んだ方がいいかな?それとも警察!?」
ココア「落ち着いて下さいマカさん。この露天風呂は混浴ですわ!」
マカ「へ?」
・ ・ ・
マカ「……ゴメン、あまりのキモさに頭からすっ飛んでた……」
妹「マカちゃん、友さんと前世とかで何かあったの?」
マカ「はー!はー!……ち、痴漢だよ妹ちゃん!お嬢!インストラクターさん!!」
妹「ま、マカちゃん落ち着いて!」
マカ「ヤバいよこの人!堂々と入ってくるんだもん!旅館の人呼んだ方がいいかな?それとも警察!?」
ココア「落ち着いて下さいマカさん。この露天風呂は混浴ですわ!」
マカ「へ?」
・ ・ ・
マカ「……ゴメン、あまりのキモさに頭からすっ飛んでた……」
妹「マカちゃん、友さんと前世とかで何かあったの?」
769:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 01:04:18:tzjVf50s (7/8)
マカ「だって混浴にお兄さん以外来るとは思わなかったんだもん……」
妹「むしろ友さんの方が率先して来そうだけどね。お兄ちゃん童貞だし」
ココア「あの、友さんすごい勢いで蹴り飛ばしましたけど……大丈夫なんでしょうか?」
イン「そうですね……確認してきましょう」ザパッ
テトテトテト……
イン「……友さん?意識はありますか?」グイッ
友「……か……た……」ブルブル
イン「?……何ですか?よく聞こえません」ズイッ
友「……タオル越しのおっぱい……超気持ちいいっす……///」ビクビク
マカ「キモイよーもう捨てようよーその人ー」
マカ「だって混浴にお兄さん以外来るとは思わなかったんだもん……」
妹「むしろ友さんの方が率先して来そうだけどね。お兄ちゃん童貞だし」
ココア「あの、友さんすごい勢いで蹴り飛ばしましたけど……大丈夫なんでしょうか?」
イン「そうですね……確認してきましょう」ザパッ
テトテトテト……
イン「……友さん?意識はありますか?」グイッ
友「……か……た……」ブルブル
イン「?……何ですか?よく聞こえません」ズイッ
友「……タオル越しのおっぱい……超気持ちいいっす……///」ビクビク
マカ「キモイよーもう捨てようよーその人ー」
770:◆eUwxvhsdPM:2015/10/22(木) 01:09:51:tzjVf50s (8/8)
イン「すみませんでした。ウチのマカさんが……」ペコリ
友「いやいやそんな。インストラクターさんが謝る事では」
マカ「そうだよインストラクターさん。もうその人男湯に押し返そうよー」
イン「そういう訳にもいきません。友さん、怪我はありませんか?何処か調子の悪い所は?」
友「調子の悪い所……そうですね、一つ言うなら……」
イン「?……何でしょうか。もしや、先程蹴られた時に何処か怪我を……?」
友「飛び蹴りの時一瞬だけタオルがめくれてお○○こが見えまして、俺のアヒル隊長が超荒ぶってるんですよ」
マカ「もうその人殺そうよ」
妹「っていうかそれ調子良いよね?」
イン「すみませんでした。ウチのマカさんが……」ペコリ
友「いやいやそんな。インストラクターさんが謝る事では」
マカ「そうだよインストラクターさん。もうその人男湯に押し返そうよー」
イン「そういう訳にもいきません。友さん、怪我はありませんか?何処か調子の悪い所は?」
友「調子の悪い所……そうですね、一つ言うなら……」
イン「?……何でしょうか。もしや、先程蹴られた時に何処か怪我を……?」
友「飛び蹴りの時一瞬だけタオルがめくれてお○○こが見えまして、俺のアヒル隊長が超荒ぶってるんですよ」
マカ「もうその人殺そうよ」
妹「っていうかそれ調子良いよね?」
771:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/22(木) 12:33:13:jgjD3WcQ (1/1)
純粋な疑問なんだけどホントに女の人の胸って浮くの?
純粋な疑問なんだけどホントに女の人の胸って浮くの?
772:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/23(金) 02:02:22:2rki1TF2 (1/1)
>>771
感覚的にちょっと軽くなってるからすごく大きいと多分浮く
つかマカちゃんの見たのか友この野郎!
>>771
感覚的にちょっと軽くなってるからすごく大きいと多分浮く
つかマカちゃんの見たのか友この野郎!
773:◆eUwxvhsdPM:2015/10/29(木) 01:11:50:zJW/Tr8I (1/4)
カポーン……
兄(……美少女をサウナに押し込んだ隙に露天風呂まで逃げてきたが……)コソッ
友「」プカーッ……
マカ「インストラクターさん、コレ捨ててきてくれる?」
妹「マカちゃん、容赦無いね……友さん原型無いよ」
イン「仕方ありませんね、山の中にでも投げておきますか」
兄(友が殺られとる――!!!)ガビーン!
カポーン……
兄(……美少女をサウナに押し込んだ隙に露天風呂まで逃げてきたが……)コソッ
友「」プカーッ……
マカ「インストラクターさん、コレ捨ててきてくれる?」
妹「マカちゃん、容赦無いね……友さん原型無いよ」
イン「仕方ありませんね、山の中にでも投げておきますか」
兄(友が殺られとる――!!!)ガビーン!
774:◆eUwxvhsdPM:2015/10/29(木) 01:17:19:zJW/Tr8I (2/4)
兄(クソ、予想してたとはいえ普通に混浴に全員いるとは……もし見つかったらスケベだのヘンタイだのムッツリだの言われる事は確実だよな……なんで露天風呂いるんだよチクショー)
カポーン……
兄(……駄目だ、寒くなってきた。しかし戻ったら美少女という名のホモがいるし、一体どうすれば……)
……ブルルッ!
兄(……考えてる場合じゃないな。背に腹は代えられん。諦めて男湯に戻ろう)ソローッ……
イン「……兄さん、何コソコソ覗いているのですか?」
兄「」
兄(クソ、予想してたとはいえ普通に混浴に全員いるとは……もし見つかったらスケベだのヘンタイだのムッツリだの言われる事は確実だよな……なんで露天風呂いるんだよチクショー)
カポーン……
兄(……駄目だ、寒くなってきた。しかし戻ったら美少女という名のホモがいるし、一体どうすれば……)
……ブルルッ!
兄(……考えてる場合じゃないな。背に腹は代えられん。諦めて男湯に戻ろう)ソローッ……
イン「……兄さん、何コソコソ覗いているのですか?」
兄「」
775:◆eUwxvhsdPM:2015/10/29(木) 01:23:23:zJW/Tr8I (3/4)
兄「い、いいいいインストラクターさん!?なんで男湯の出入口に……!」
イン「いえ、山に友さんを投げようとしていただけですが」ズルズル
友「」
兄「投げ捨てないで下さい」
イン「では男湯にでも放り込んでおきますか。……ところで、兄さん。貴方……」ジトッ
兄(ヤバイ、面倒な人に見つかった……!しかも濡れたタオル一枚とか……駄目だろ色々と……!)ダラダラ
イン「……普段の行動から、性欲ゼロのストイック不能野郎かと思っていましたが、覗きをするなんて……」
兄「い、いや違うんですよインストラクターさん。これは――……」
イン「ただのヘタレムッツリスケベ変態野郎だった訳ですね!」
兄「そこまで言われる謂れは無い」
兄「い、いいいいインストラクターさん!?なんで男湯の出入口に……!」
イン「いえ、山に友さんを投げようとしていただけですが」ズルズル
友「」
兄「投げ捨てないで下さい」
イン「では男湯にでも放り込んでおきますか。……ところで、兄さん。貴方……」ジトッ
兄(ヤバイ、面倒な人に見つかった……!しかも濡れたタオル一枚とか……駄目だろ色々と……!)ダラダラ
イン「……普段の行動から、性欲ゼロのストイック不能野郎かと思っていましたが、覗きをするなんて……」
兄「い、いや違うんですよインストラクターさん。これは――……」
イン「ただのヘタレムッツリスケベ変態野郎だった訳ですね!」
兄「そこまで言われる謂れは無い」
776:◆eUwxvhsdPM:2015/10/29(木) 01:26:51:zJW/Tr8I (4/4)
兄「違うんですって!覗きをしてた訳じゃなくって、ただ……」
イン「ただ、何です?」
兄「ほら、男湯には美少女がいるじゃないですか。アイツがいると全然落ち着かない訳でして。執拗にケツ触ってこようとするし……」
イン「はあ、美少女さんですか」
兄「だからアイツから逃げるために、こっちの露天風呂まで来た訳でして……」
イン「……」
兄「本当全然、覗くつもりじゃなかったんですよ。露天風呂にみんながいたから、やっぱり男湯に戻るかなーとか思ってたくらいで……」
イン「……あの、露天風呂に逃げたとしても、普通に美少女さんは追ってくると思うのですが……何故混浴の露天風呂に来たのですか?」
兄「正論すぎて何も言えない」
兄「違うんですって!覗きをしてた訳じゃなくって、ただ……」
イン「ただ、何です?」
兄「ほら、男湯には美少女がいるじゃないですか。アイツがいると全然落ち着かない訳でして。執拗にケツ触ってこようとするし……」
イン「はあ、美少女さんですか」
兄「だからアイツから逃げるために、こっちの露天風呂まで来た訳でして……」
イン「……」
兄「本当全然、覗くつもりじゃなかったんですよ。露天風呂にみんながいたから、やっぱり男湯に戻るかなーとか思ってたくらいで……」
イン「……あの、露天風呂に逃げたとしても、普通に美少女さんは追ってくると思うのですが……何故混浴の露天風呂に来たのですか?」
兄「正論すぎて何も言えない」
777:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/29(木) 03:15:16:JDAfBB7c (1/1)
それじゃあ
女湯に逃げ込もう
それじゃあ
女湯に逃げ込もう
778:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/29(木) 10:44:55:WsdGM70M (1/1)
相当パニクってたんだよ……
相当パニクってたんだよ……
779:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/29(木) 11:10:12:hDdM9pTw (1/1)
逃げるついでに友を迎えに来たとか言えばよかったのに
逃げるついでに友を迎えに来たとか言えばよかったのに
780:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/30(金) 14:28:18:6DQ0jTbA (1/1)
781:◆eUwxvhsdPM:2015/11/02(月) 02:38:54:Rennw5Vc (1/1)
>>780
こ、今度完結させます……
>>780
こ、今度完結させます……
782:◆eUwxvhsdPM:2015/11/03(火) 01:34:44:NjKrzzzY (1/4)
イン「まあこんな所にいるのも何ですし、せっかくですから一緒に温泉入りましょうか」ムギュッ
兄「ちょっ、掴まないで下さいよインストラクターさん!」
イン「あら、何故ですか兄さん。連れないですね」ムニュムニュ
兄「あ、当たってるから!なんかこう色々と当たってますから!」
イン「まあ当てているのですけど、余裕のない兄さんというのは結構面白いですね」モニュモニュ
兄「いい加減怒りますよ」
イン「兄さんってあれですか?初えっちの時も『ちょっと休憩するだけだから!何もしないから!』って感じで余裕無いんですかね?」
兄「ノーコメントでお願いします」
イン「まあこんな所にいるのも何ですし、せっかくですから一緒に温泉入りましょうか」ムギュッ
兄「ちょっ、掴まないで下さいよインストラクターさん!」
イン「あら、何故ですか兄さん。連れないですね」ムニュムニュ
兄「あ、当たってるから!なんかこう色々と当たってますから!」
イン「まあ当てているのですけど、余裕のない兄さんというのは結構面白いですね」モニュモニュ
兄「いい加減怒りますよ」
イン「兄さんってあれですか?初えっちの時も『ちょっと休憩するだけだから!何もしないから!』って感じで余裕無いんですかね?」
兄「ノーコメントでお願いします」
783:◆eUwxvhsdPM:2015/11/03(火) 01:37:16:NjKrzzzY (2/4)
兄「とりあえず、腕つかむのだけはやめて下さいよ……」
イン「こうしないと逃げるか途中でヘタレるでしょう?」
兄「……もう色々と諦めてるから逃げませんよ」
イン「仕方ありませんね。では腕をつかむのはやめましょう」パッ
兄「そうして下さい」
イン「代わりにアソコ掴んでもいいですかね?」ワキワキ
兄「良い訳ねえだろう」
兄「とりあえず、腕つかむのだけはやめて下さいよ……」
イン「こうしないと逃げるか途中でヘタレるでしょう?」
兄「……もう色々と諦めてるから逃げませんよ」
イン「仕方ありませんね。では腕をつかむのはやめましょう」パッ
兄「そうして下さい」
イン「代わりにアソコ掴んでもいいですかね?」ワキワキ
兄「良い訳ねえだろう」
784:◆eUwxvhsdPM:2015/11/03(火) 01:41:24:NjKrzzzY (3/4)
カポーン……
マカ「……友さん捨てにいったインストラクターさん、帰ってくるの遅いね」
ココア「そうですわね……」
テトテトテト……
妹「あ!インストラクターさん帰ってきたよ!お帰りなさー……」
イン「どうも」ペコリ
兄「…………」プイッ
マカ「ひゃあっ!?おおおおお、お兄さんっ!?」アワアワ
妹「ええっ!?超ヘタレのお兄ちゃんが堂々と覗き!?もしかしてお兄ちゃんのニセモノ!?それともドッペルゲンガー!?どっかで頭打ったの!?」
兄「色々と違うし、お前俺の事どう思ってんだ」
カポーン……
マカ「……友さん捨てにいったインストラクターさん、帰ってくるの遅いね」
ココア「そうですわね……」
テトテトテト……
妹「あ!インストラクターさん帰ってきたよ!お帰りなさー……」
イン「どうも」ペコリ
兄「…………」プイッ
マカ「ひゃあっ!?おおおおお、お兄さんっ!?」アワアワ
妹「ええっ!?超ヘタレのお兄ちゃんが堂々と覗き!?もしかしてお兄ちゃんのニセモノ!?それともドッペルゲンガー!?どっかで頭打ったの!?」
兄「色々と違うし、お前俺の事どう思ってんだ」
785:◆eUwxvhsdPM:2015/11/03(火) 01:44:18:NjKrzzzY (4/4)
カポーン……
兄「――……という訳で男湯から逃げてきただけだ」
妹「……それ、美少女さんが露天風呂来たら意味ないよね?」
兄「もうその正論は聞き飽きた」
ココア「まあまあ妹さん。良いじゃないですか。一緒に温泉楽しみましょう?」ニコッ
マカ「マカは……べつにいいけど……///」ブクブク……
妹「うーん、いや、いいんだけどさ……ちょっと、ねえ……?」
兄「……なんだよ」
妹「いや、実はアンダーのケア忘れてて」
兄「いやお前生えてないじゃん」
カポーン……
兄「――……という訳で男湯から逃げてきただけだ」
妹「……それ、美少女さんが露天風呂来たら意味ないよね?」
兄「もうその正論は聞き飽きた」
ココア「まあまあ妹さん。良いじゃないですか。一緒に温泉楽しみましょう?」ニコッ
マカ「マカは……べつにいいけど……///」ブクブク……
妹「うーん、いや、いいんだけどさ……ちょっと、ねえ……?」
兄「……なんだよ」
妹「いや、実はアンダーのケア忘れてて」
兄「いやお前生えてないじゃん」
786:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/03(火) 02:09:12:j1unOQP2 (1/1)
知ってるのかよ!?
知ってるのかよ!?
787:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/03(火) 03:40:13:FMQ0GfGM (1/1)
お前生えてないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前生えてないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
788:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/03(火) 16:34:49:SHBW.Sgg (1/1)
なんで妹の毛の事情知ってんのwww
なんで妹の毛の事情知ってんのwww
789:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/03(火) 18:21:50:X9hHyn7A (1/1)
>>786-788までのツッコミがwwwwwwwww
>>786-788までのツッコミがwwwwwwwww
790:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/03(火) 18:43:10:1yvapdJ2 (1/1)
自分で言ったからや
自分で言ったからや
791:◆eUwxvhsdPM:2015/11/04(水) 02:03:20:S7Oq8C1E (1/4)
マカ「お、お兄さん……そういうセクハラは実の妹にどーかと思うよ?」
兄「違っ……今のは違う。別にチラッと見えたとかそういうのじゃないから」
妹「そんな事言っちゃってーっ!お兄ちゃんってばチョメチョメに興味津々なんでしょー!?」
兄「だから違うって……チョメチョメって何やねん」
イン「ふむ、つまり兄さんは無毛よりも、もっさりふわふわごわごわの方が好きという訳ですね」
兄「俺がいつそんな事言ったかな」
イン「ちなみに私はジャングルブックとなってます」バサッ
兄「タオル取ってんじゃねえ隠せ!!!」
マカ「お、お兄さん……そういうセクハラは実の妹にどーかと思うよ?」
兄「違っ……今のは違う。別にチラッと見えたとかそういうのじゃないから」
妹「そんな事言っちゃってーっ!お兄ちゃんってばチョメチョメに興味津々なんでしょー!?」
兄「だから違うって……チョメチョメって何やねん」
イン「ふむ、つまり兄さんは無毛よりも、もっさりふわふわごわごわの方が好きという訳ですね」
兄「俺がいつそんな事言ったかな」
イン「ちなみに私はジャングルブックとなってます」バサッ
兄「タオル取ってんじゃねえ隠せ!!!」
792:◆eUwxvhsdPM:2015/11/04(水) 02:06:52:S7Oq8C1E (2/4)
ココア「もう、皆さんお兄様が困っておりますし、ゆっくり温泉を楽しみましょう。ね?」ニコッ
兄「いや俺は出て行くから……」
イン「何を言ってるのですか兄さん。貴方は全然温泉を堪能してないじゃないですか」
兄「いや本当マジでいいんで」
イン「そんな事言って……兄さんの、コ・コ♡」
ツンッ♡
イン「すごく……カタくなってますよ?」モミモミ
兄「……確かに肩の筋肉こってるけどさあ……」
ココア「もう、皆さんお兄様が困っておりますし、ゆっくり温泉を楽しみましょう。ね?」ニコッ
兄「いや俺は出て行くから……」
イン「何を言ってるのですか兄さん。貴方は全然温泉を堪能してないじゃないですか」
兄「いや本当マジでいいんで」
イン「そんな事言って……兄さんの、コ・コ♡」
ツンッ♡
イン「すごく……カタくなってますよ?」モミモミ
兄「……確かに肩の筋肉こってるけどさあ……」
793:◆eUwxvhsdPM:2015/11/04(水) 02:11:20:S7Oq8C1E (3/4)
カポーン……
妹「ふぃー……露天風呂っていーもんだねー……」プカーッ
兄「ああ……」
マカ「……」
兄(……な、なんか流れで温泉浸かっちまったけど……正直何処見たらいいかわかんねえ……落ち着かねえ……)ダラダラ
マカ(ちょ!お兄さんがととと、隣にぃーっ!!かかか肩当たってるんだけど!すごっ……お兄さんいい筋肉しててゴツゴツ……男らしくっていいなあ……♡)ポーッ///
兄「……(このまま黙ってるのも気まずいな……)」
マカ「(あ、ヤバ……なんかヘンな気持ちに……///)」
兄「あー……マカちゃん、温泉気持ち良いか?」
マカ「ふえっ!?あ、うん……すごく、気持ちイイ……///」ポーッ
兄「えっ何その反応」
カポーン……
妹「ふぃー……露天風呂っていーもんだねー……」プカーッ
兄「ああ……」
マカ「……」
兄(……な、なんか流れで温泉浸かっちまったけど……正直何処見たらいいかわかんねえ……落ち着かねえ……)ダラダラ
マカ(ちょ!お兄さんがととと、隣にぃーっ!!かかか肩当たってるんだけど!すごっ……お兄さんいい筋肉しててゴツゴツ……男らしくっていいなあ……♡)ポーッ///
兄「……(このまま黙ってるのも気まずいな……)」
マカ「(あ、ヤバ……なんかヘンな気持ちに……///)」
兄「あー……マカちゃん、温泉気持ち良いか?」
マカ「ふえっ!?あ、うん……すごく、気持ちイイ……///」ポーッ
兄「えっ何その反応」
794:◆eUwxvhsdPM:2015/11/04(水) 02:14:51:S7Oq8C1E (4/4)
妹「へいへーい、お兄ちゃんってばマカちゃんの色気にイチコロなんじゃないのー?ヒューヒュー!」
兄「さっきからお前は絶妙にウザいな」
ココア「お兄様、あまり興奮しすぎて鼻血ブーしちゃダメですわよ?」
兄「いやしないから。っていうか興奮して鼻血って、最近もう無いだろ……」
ココア「?……あれ、けどなんか……お湯、少し血が混じってない?」
兄「えっ!?」
イン「ああ申し訳ありません。実は私アノ日でして」テレテレ
兄「アンタそれでよくプールと温泉来たなあ」
妹「へいへーい、お兄ちゃんってばマカちゃんの色気にイチコロなんじゃないのー?ヒューヒュー!」
兄「さっきからお前は絶妙にウザいな」
ココア「お兄様、あまり興奮しすぎて鼻血ブーしちゃダメですわよ?」
兄「いやしないから。っていうか興奮して鼻血って、最近もう無いだろ……」
ココア「?……あれ、けどなんか……お湯、少し血が混じってない?」
兄「えっ!?」
イン「ああ申し訳ありません。実は私アノ日でして」テレテレ
兄「アンタそれでよくプールと温泉来たなあ」
795:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 05:45:45:8n9jx/Rg (1/1)
たしかに絶妙だなw
たしかに絶妙だなw
796:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/06(金) 15:04:54:CPW4Nly6 (1/1)
確か水圧の関係であの日でも血は漏れないんじゃなかったっけ?
既に出てる血は別だけど
確か水圧の関係であの日でも血は漏れないんじゃなかったっけ?
既に出てる血は別だけど
797:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 01:38:19:aq625yOA (1/15)
>>796
イン「多い日なんです」キリッ
兄「何言ってんですかアンタ」
>>796
イン「多い日なんです」キリッ
兄「何言ってんですかアンタ」
798:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 01:45:12:aq625yOA (2/15)
兄「昼間のプールで疲れてるんだから、ちょっと黙ってて下さいよ……」
イン「むう、つまらないですね。童貞なら童貞らしくもっと慌てたらどうですか」
兄「童貞童貞うっさいわ痴女」
妹「そーだよ、お兄ちゃんらしくない!本物のお兄ちゃんだったら、女体に囲まれるとアワ吹いて気絶するはずだよ!!」
兄「しねえよ」
マカ「あの……お兄さん?こんな事、あんまし言いたくないんだけど……」モジモジ
兄「え、何?」
マカ「もしかして……勃たないの?」
兄「インポじゃねえよ」
妹「え!?勃ってるの今!!?」ザパッ!
ココア「本当ですか!?少し見せてください!」ザパッ!
イン「少し味見させて下さい」ザパッ!
兄「お前ら黙れー」
兄「昼間のプールで疲れてるんだから、ちょっと黙ってて下さいよ……」
イン「むう、つまらないですね。童貞なら童貞らしくもっと慌てたらどうですか」
兄「童貞童貞うっさいわ痴女」
妹「そーだよ、お兄ちゃんらしくない!本物のお兄ちゃんだったら、女体に囲まれるとアワ吹いて気絶するはずだよ!!」
兄「しねえよ」
マカ「あの……お兄さん?こんな事、あんまし言いたくないんだけど……」モジモジ
兄「え、何?」
マカ「もしかして……勃たないの?」
兄「インポじゃねえよ」
妹「え!?勃ってるの今!!?」ザパッ!
ココア「本当ですか!?少し見せてください!」ザパッ!
イン「少し味見させて下さい」ザパッ!
兄「お前ら黙れー」
799:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 01:50:23:aq625yOA (3/15)
兄「俺だって、その……男だし、色々と……アレだよ、この状況は……クるモンがあるよ」
妹「ほおほおほおほお」ニマニマ
イン「wktk」ソワソワ
兄「……けど!……幼女と痴女と実の妹には、アレだ。……無いから。色々と」
マカ「……あ、そう……なんだ」ガックリ
兄「いやほら、普通にな?一般的な考えとしてヤバイから。な?」アセアセ
イン「ふむ、その理論でいきますと」
兄「はい?」
イン「痴女でも幼女でも無い私はアリという事ですね」
兄「自己分析出来ないって怖いなあ」
兄「俺だって、その……男だし、色々と……アレだよ、この状況は……クるモンがあるよ」
妹「ほおほおほおほお」ニマニマ
イン「wktk」ソワソワ
兄「……けど!……幼女と痴女と実の妹には、アレだ。……無いから。色々と」
マカ「……あ、そう……なんだ」ガックリ
兄「いやほら、普通にな?一般的な考えとしてヤバイから。な?」アセアセ
イン「ふむ、その理論でいきますと」
兄「はい?」
イン「痴女でも幼女でも無い私はアリという事ですね」
兄「自己分析出来ないって怖いなあ」
800:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 01:57:21:aq625yOA (4/15)
兄「アンタなんか一番最初にアウトだアウト。リアルに無い」
イン「なんですって……こんな立派なおっぱいがあるのに?」ムニュッ
兄「おっぱいより痴女のマイナスの方がでかいんですよ」
ココア「それに、お兄様はロリコンですものね?」ニッコリ
兄「笑顔で何言ってんのこの子」
マカ「けど、今おっぱい興味無いって……」
兄「いや痴女だから無いだけで、幼女も普通に無いよ」
マカ「だ、だけど!!マカは……お兄さんの事好きだよっ!!」
兄「……ぐっ……」
イン(あ、言葉に詰まった)
ココア(ヘタレですわねぇ……)
兄「アンタなんか一番最初にアウトだアウト。リアルに無い」
イン「なんですって……こんな立派なおっぱいがあるのに?」ムニュッ
兄「おっぱいより痴女のマイナスの方がでかいんですよ」
ココア「それに、お兄様はロリコンですものね?」ニッコリ
兄「笑顔で何言ってんのこの子」
マカ「けど、今おっぱい興味無いって……」
兄「いや痴女だから無いだけで、幼女も普通に無いよ」
マカ「だ、だけど!!マカは……お兄さんの事好きだよっ!!」
兄「……ぐっ……」
イン(あ、言葉に詰まった)
ココア(ヘタレですわねぇ……)
801:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:02:46:aq625yOA (5/15)
妹「ちょぉーっと待ったぁーマカちゃん!あたしを忘れてもらっては困るよ!!」バーン!
マカ「ちょ、妹ちゃん邪魔しないでよ!今いい所なのに!!」
兄「妹、マジでウザいからお前はもう引っ込んでなさい」
妹「そういう訳にはいかないよ!なんてったってあたしはお兄ちゃんの手によってヴァージン喪失を狙ってる清らかな乙女なんだから!」
兄「そんな『清らかな乙女』いてたまるか」
妹「さあお兄ちゃん!丁度裸でいい機会だし処女を捨てさせて!さあさあ!」
兄「さっきも言ったけど、実の妹とか無いから。倫理的に」
妹「じゃあ、実はあたしとお兄ちゃんは、血が繋がってなくてっていうのは!?」
兄「そんな面倒くさい設定却下だわ」
妹「ちょぉーっと待ったぁーマカちゃん!あたしを忘れてもらっては困るよ!!」バーン!
マカ「ちょ、妹ちゃん邪魔しないでよ!今いい所なのに!!」
兄「妹、マジでウザいからお前はもう引っ込んでなさい」
妹「そういう訳にはいかないよ!なんてったってあたしはお兄ちゃんの手によってヴァージン喪失を狙ってる清らかな乙女なんだから!」
兄「そんな『清らかな乙女』いてたまるか」
妹「さあお兄ちゃん!丁度裸でいい機会だし処女を捨てさせて!さあさあ!」
兄「さっきも言ったけど、実の妹とか無いから。倫理的に」
妹「じゃあ、実はあたしとお兄ちゃんは、血が繋がってなくてっていうのは!?」
兄「そんな面倒くさい設定却下だわ」
802:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:08:27:aq625yOA (6/15)
マカ「むぅ~~っ……ちょっと、お兄さんっ!」ザパッ!
兄「うお、マカちゃん?」ビクッ
マカ「前にさ?マカがお兄さんに、その……こ、こくはく……した時はさ?///」
兄「え、あ、はい」
マカ「お兄さんが、マカの他に大切な人を見つけちゃうって……し、知ってたから……」ジワッ
兄「え……」
マカ「だから!マカはそんなお兄さんを、頑張ってマカの方に振り向かせようとしてたんだよ?……ううっ」ツウッ
兄「え、あ、その……と、とりあえず泣くの、やめて……」ワタワタ
マカ「それなのに何!?お兄さんってば……いっつも『女には興味ない』みたいな顔して適当にツッコミ入れてうやむやにして!!!」
兄「え、それ怒られる所なの……?」
マカ「むぅ~~っ……ちょっと、お兄さんっ!」ザパッ!
兄「うお、マカちゃん?」ビクッ
マカ「前にさ?マカがお兄さんに、その……こ、こくはく……した時はさ?///」
兄「え、あ、はい」
マカ「お兄さんが、マカの他に大切な人を見つけちゃうって……し、知ってたから……」ジワッ
兄「え……」
マカ「だから!マカはそんなお兄さんを、頑張ってマカの方に振り向かせようとしてたんだよ?……ううっ」ツウッ
兄「え、あ、その……と、とりあえず泣くの、やめて……」ワタワタ
マカ「それなのに何!?お兄さんってば……いっつも『女には興味ない』みたいな顔して適当にツッコミ入れてうやむやにして!!!」
兄「え、それ怒られる所なの……?」
803:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:11:03:aq625yOA (7/15)
マカ「目の前に裸の女の子がいるんだよ!?ちょっとは……真面目に『一人の女の子』として、私達を見てよっ!!」
バンッ!
兄「!!……」
マカ「じゃないと……私達、意味が無いじゃん……」ボソッ
兄「……え?」
マカ「目の前に裸の女の子がいるんだよ!?ちょっとは……真面目に『一人の女の子』として、私達を見てよっ!!」
バンッ!
兄「!!……」
マカ「じゃないと……私達、意味が無いじゃん……」ボソッ
兄「……え?」
804:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:14:41:aq625yOA (8/15)
イン「そうですね、兄さん。この際ですからハッキリさせましょうか」ズイッ
兄「な、ハッキリって……?」
イン「ズバリ!……どなたが兄さんのタイプなのですか?」
兄「…………!?」
マカ「……お兄、さん……」モジッ
妹「そりゃーこの魅力的ないすばでーなあたしに決まってるよねー?妹という事で背徳感があるのもポイント!」
ココア「……」
兄「…………」
妹「……あの、無視って本気でツラいんだけど……」
マカ「……今のは空気読んでない妹ちゃんが悪い」
イン「そうですね、兄さん。この際ですからハッキリさせましょうか」ズイッ
兄「な、ハッキリって……?」
イン「ズバリ!……どなたが兄さんのタイプなのですか?」
兄「…………!?」
マカ「……お兄、さん……」モジッ
妹「そりゃーこの魅力的ないすばでーなあたしに決まってるよねー?妹という事で背徳感があるのもポイント!」
ココア「……」
兄「…………」
妹「……あの、無視って本気でツラいんだけど……」
マカ「……今のは空気読んでない妹ちゃんが悪い」
805:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:19:28:aq625yOA (9/15)
イン「……私は、普段からあのような感じですし、信じてもらえないでしょうが……兄さんの事は、異性として好いていますよ」
兄「……えっ」
イン「ストイックな態度、良いじゃないですか。そういう所、格好良いと思いますよ」ニコリ
兄「……」
マカ「……お兄さん。マカの気持ち……デートした時から、変わってない」
兄「……マカちゃん……」
マカ「大好きだよ。たとえ……他の人が好きだとしても。マカは……私は、お兄さんが好き」
兄「……」
ココア「……お兄様」
兄「……心愛ちゃん」
ココア「私は……私、……私は、その……」
イン「……私は、普段からあのような感じですし、信じてもらえないでしょうが……兄さんの事は、異性として好いていますよ」
兄「……えっ」
イン「ストイックな態度、良いじゃないですか。そういう所、格好良いと思いますよ」ニコリ
兄「……」
マカ「……お兄さん。マカの気持ち……デートした時から、変わってない」
兄「……マカちゃん……」
マカ「大好きだよ。たとえ……他の人が好きだとしても。マカは……私は、お兄さんが好き」
兄「……」
ココア「……お兄様」
兄「……心愛ちゃん」
ココア「私は……私、……私は、その……」
806:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:22:37:aq625yOA (10/15)
妹「ちょ、ちょーっと待った!待って!ストップ!!!」ザパーッ!
ココア「……」
兄「……な、なんだよ」
妹「あ、いやその……ほら!あたし、妹じゃん?」
兄「……うん。それが?」
妹「いや、ほらだから……それってポイントになる?」
兄「……どちらかと言うと、マイナスポイントだな」
妹「で、ですよねー……アハハー……」
兄「……」
妹「……」
……ヒュウウー……
兄「……で、どうすんだよこの空気……」
妹「う……え、ええーいっ!!」
ザパッ!!
妹「ちょ、ちょーっと待った!待って!ストップ!!!」ザパーッ!
ココア「……」
兄「……な、なんだよ」
妹「あ、いやその……ほら!あたし、妹じゃん?」
兄「……うん。それが?」
妹「いや、ほらだから……それってポイントになる?」
兄「……どちらかと言うと、マイナスポイントだな」
妹「で、ですよねー……アハハー……」
兄「……」
妹「……」
……ヒュウウー……
兄「……で、どうすんだよこの空気……」
妹「う……え、ええーいっ!!」
ザパッ!!
807:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:25:55:aq625yOA (11/15)
妹「こうなったら実力行使あるのみーっ!!あたしの魅惑なちっぱい攻撃をくらえーっ!!」
ギュウウーッ!
兄「ぎゃああああああ!!おまっマジふざけんな洒落ならんだろアホ離れろーっ!!」バタバタッ!
マカ「あ!ちょ、ズルいよ妹ちゃんっ!ま、マカだって負けないんだからっ!」ガシッ!
イン「誘惑でしたら私の得意分野ですね。では、せっかくですし挟んであげましょうか?」スリスリ
ココア「あ、あらあら……では私も。うふふっ♡」ギュッ!
兄「ぐぉおおおおおおおお!!!」
兄(あ……あったかいのと柔らかいのと良いニオイなのとで、ヤ、ヤバイ……これはマジで……!!!)
妹「こうなったら実力行使あるのみーっ!!あたしの魅惑なちっぱい攻撃をくらえーっ!!」
ギュウウーッ!
兄「ぎゃああああああ!!おまっマジふざけんな洒落ならんだろアホ離れろーっ!!」バタバタッ!
マカ「あ!ちょ、ズルいよ妹ちゃんっ!ま、マカだって負けないんだからっ!」ガシッ!
イン「誘惑でしたら私の得意分野ですね。では、せっかくですし挟んであげましょうか?」スリスリ
ココア「あ、あらあら……では私も。うふふっ♡」ギュッ!
兄「ぐぉおおおおおおおお!!!」
兄(あ……あったかいのと柔らかいのと良いニオイなのとで、ヤ、ヤバイ……これはマジで……!!!)
808:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:28:20:aq625yOA (12/15)
兄「つ……付き合いきれっかあ――ッ!!」ドバシーッ!
「「「「きゃあっ!?」」」」
兄「うおおおお!お、俺もう風呂あがるっ!部屋戻るからなっ!!」ドタタタタッ!
妹「あ!お兄ちゃんが逃げたーっ!」
マカ「こんな感じで逃せる訳無いじゃん!追えーっ!」
兄「うおおおおおお……」
ドタタタタ――ッ……
兄「つ……付き合いきれっかあ――ッ!!」ドバシーッ!
「「「「きゃあっ!?」」」」
兄「うおおおお!お、俺もう風呂あがるっ!部屋戻るからなっ!!」ドタタタタッ!
妹「あ!お兄ちゃんが逃げたーっ!」
マカ「こんな感じで逃せる訳無いじゃん!追えーっ!」
兄「うおおおおおお……」
ドタタタタ――ッ……
809:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:30:09:aq625yOA (13/15)
美少女「兄先輩っ!♡こんな所にいたんですねっもうっ!」ヒョコッ!
兄「えっ」
美少女「……え?」
ドッカーン!!
妹「あ、衝突した!」
マカ「え、ちょ……お兄さんこっち倒れてくるんだけど!!?」
美少女「兄先輩っ!♡こんな所にいたんですねっもうっ!」ヒョコッ!
兄「えっ」
美少女「……え?」
ドッカーン!!
妹「あ、衝突した!」
マカ「え、ちょ……お兄さんこっち倒れてくるんだけど!!?」
810:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:31:29:aq625yOA (14/15)
ドッシィーン!!
イン「あら」スポッ!
ココア「あれ?」ギュッ!
美少女「あんっ♡」ズプッ!
マカ「んぐっ!?」ガポッ!!
兄「…………」
ドッシィーン!!
イン「あら」スポッ!
ココア「あれ?」ギュッ!
美少女「あんっ♡」ズプッ!
マカ「んぐっ!?」ガポッ!!
兄「…………」
811:◆eUwxvhsdPM:2015/11/07(土) 02:34:11:aq625yOA (15/15)
妹「あ……ああっ!!お兄ちゃんが美少女さんと衝突して倒れた拍子に……!!!」
妹「インストラクターさんのおっぱいにお兄ちゃんの頭が挟まれて心愛ちゃんの右手がお兄ちゃんの○○○を掴んでその上お兄ちゃんの○○○がマカちゃんの口に入って、ついでに美少女さんの○○○がお兄ちゃんのお○○に挿入ってる――!!!!!」
兄「そんな状況偶然なる訳ないだろんほおおおおおおおおお!!!」ビクンビクン!!!
…………
妹「あ……ああっ!!お兄ちゃんが美少女さんと衝突して倒れた拍子に……!!!」
妹「インストラクターさんのおっぱいにお兄ちゃんの頭が挟まれて心愛ちゃんの右手がお兄ちゃんの○○○を掴んでその上お兄ちゃんの○○○がマカちゃんの口に入って、ついでに美少女さんの○○○がお兄ちゃんのお○○に挿入ってる――!!!!!」
兄「そんな状況偶然なる訳ないだろんほおおおおおおおおお!!!」ビクンビクン!!!
…………
812:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 02:34:42:xuX0ulKg (1/1)
俺「」
俺「」
813:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 02:38:55:CqeXhelk (1/1)
兄のケツがばがばじゃねーかwww
兄のケツがばがばじゃねーかwww
814:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 03:07:39:nz0/IqPc (1/1)
妹より先に処女を散らしたのか
妹より先に処女を散らしたのか
815:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 03:09:42:1P57ATnM (1/1)
いや待て「おくち」かもしれん
いや待て「おくち」かもしれん
816:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 03:49:42:q/83paaw (1/1)
クソワロタ
クソワロタ
817:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 03:52:20:OvPCmH8E (1/1)
oh...
oh...
818:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 04:47:20:Km13.1K. (1/1)
偶然じゃないってことは狙ったのか兄…
偶然じゃないってことは狙ったのか兄…
819:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 12:02:32:wjdwrYIo (1/1)
いつも以上に荒ぶってるなww
いつも以上に荒ぶってるなww
820:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/07(土) 16:16:25:qAGXJ/Cw (1/1)
リトさんもびっくり
リトさんもびっくり
821:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 01:38:48:dZjwMiSI (1/6)
…………
妹「ふー……温泉気持ちよかったねー!」ホカホカ
美少女「うんっ!すっごく気持ちよかったぁ♡」
イン「たまにはああいうのもいいものですね……母性本能をくすぐられました」
ココア「す、すごく……たくましかった///」ポッ
マカ「の、飲んじゃった……お兄さんのを、の、の……///」ビクビクンッ
兄「…………死にたい」ガックリ
妹「お兄ちゃん、いい加減元気だそうよ……」
…………
妹「ふー……温泉気持ちよかったねー!」ホカホカ
美少女「うんっ!すっごく気持ちよかったぁ♡」
イン「たまにはああいうのもいいものですね……母性本能をくすぐられました」
ココア「す、すごく……たくましかった///」ポッ
マカ「の、飲んじゃった……お兄さんのを、の、の……///」ビクビクンッ
兄「…………死にたい」ガックリ
妹「お兄ちゃん、いい加減元気だそうよ……」
822:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 01:47:26:dZjwMiSI (2/6)
妹「そんな事より、浴衣だよ浴衣ーっ。どうどうお兄ちゃん、せくしぃー?」クルリンッ
兄「ああうん、全然」
友「うっひょお!可愛い女子の浴衣姿キター!!これぞ温泉宿の醍醐味!いつもと違う大人の色気にノックダウンだーっ!!」
兄「友、お前生きてたのか……」
マカ「おかしいな、完全に仕留めたはずなのに」
友「どうせ兄の野郎が淡白な反応するだろうから来ました。ぶっちゃけ部屋で一人は寂しかったし」
マカ「ウザい反応の方が困るから消えて欲しい」
友「で、で!どうなんだ兄。ぶっちゃけソソるだろ?しっとり濡れた髪がセクシーだろ??」
兄「いや、全然」
友「何だお前、その反応……賢者タイムか?」
兄「ぶち殺すぞ人間(ヒューマン)」
妹「そんな事より、浴衣だよ浴衣ーっ。どうどうお兄ちゃん、せくしぃー?」クルリンッ
兄「ああうん、全然」
友「うっひょお!可愛い女子の浴衣姿キター!!これぞ温泉宿の醍醐味!いつもと違う大人の色気にノックダウンだーっ!!」
兄「友、お前生きてたのか……」
マカ「おかしいな、完全に仕留めたはずなのに」
友「どうせ兄の野郎が淡白な反応するだろうから来ました。ぶっちゃけ部屋で一人は寂しかったし」
マカ「ウザい反応の方が困るから消えて欲しい」
友「で、で!どうなんだ兄。ぶっちゃけソソるだろ?しっとり濡れた髪がセクシーだろ??」
兄「いや、全然」
友「何だお前、その反応……賢者タイムか?」
兄「ぶち殺すぞ人間(ヒューマン)」
823:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 01:54:14:dZjwMiSI (3/6)
イン「私はあまり浴衣って好きじゃないんですよね。すぐに胸元開いちゃいますし」ムチッ
兄「ぐ!……(谷間、見えてるんですけど……)」
マカ「なんか、油断してるとすぐ見えちゃいそう……大丈夫かな?」チラッ
兄「ぶ!……(い、今太ももの付け根あたりが……マカちゃん、もしかして……はいてない?)」
ココア「私はこういう服、珍しくて大好きですわよ?」プルンッ
兄「ご!……(う、腕上げた拍子に……ち、ちく……イカンイカン!見えてない……何も見えてないぞ)」
美少女「ここの浴衣可愛くっていいですねー」ハミチンッ♡
兄「お前はその可愛くないもん仕舞え!!」
イン「私はあまり浴衣って好きじゃないんですよね。すぐに胸元開いちゃいますし」ムチッ
兄「ぐ!……(谷間、見えてるんですけど……)」
マカ「なんか、油断してるとすぐ見えちゃいそう……大丈夫かな?」チラッ
兄「ぶ!……(い、今太ももの付け根あたりが……マカちゃん、もしかして……はいてない?)」
ココア「私はこういう服、珍しくて大好きですわよ?」プルンッ
兄「ご!……(う、腕上げた拍子に……ち、ちく……イカンイカン!見えてない……何も見えてないぞ)」
美少女「ここの浴衣可愛くっていいですねー」ハミチンッ♡
兄「お前はその可愛くないもん仕舞え!!」
824:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 01:59:08:dZjwMiSI (4/6)
兄「ぐううう……!(どうした俺……さっきからおかしいぞ。平常心……平常心になれ……!!)」ヒッヒッフー
妹「だいじょぶ?お兄ちゃん?」サスサス
ガラッ
若女将「お休み中失礼致します。お食事の準備が整いました」シズシズ
イン「ああ、どうもありがとうございます」
妹「え!ごはん!?やったーお腹すいてたんだーっ!で、で、どんなの出るんですか?」ワクワク
若女将「本日のお食事は、季節のお魚をふんだんに使用した――女体盛りです」
兄「違うのにして下さい」
兄「ぐううう……!(どうした俺……さっきからおかしいぞ。平常心……平常心になれ……!!)」ヒッヒッフー
妹「だいじょぶ?お兄ちゃん?」サスサス
ガラッ
若女将「お休み中失礼致します。お食事の準備が整いました」シズシズ
イン「ああ、どうもありがとうございます」
妹「え!ごはん!?やったーお腹すいてたんだーっ!で、で、どんなの出るんですか?」ワクワク
若女将「本日のお食事は、季節のお魚をふんだんに使用した――女体盛りです」
兄「違うのにして下さい」
825:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 02:09:52:dZjwMiSI (5/6)
・ ・ ・
仲居「……お待たせいたしました。こちら、季節の四種盛りです」コトリッ
妹「うわぁー……すごっ!こんなの初めて見るよーっ!!」ピョンピョン
マカ「妹ちゃん、ちょっと落ち着こうよ。恥ずかしいし……」
イン「うん、美味しい……中々の腕ですね」モクモク
兄「?……あれ?」キョロキョロ
ココア「どうかしましたか?お兄様?」
兄「いや、俺の料理来てないんだけど……」
若女将「ああ、失礼しました。お客様には特別メニューを用意しておりまして」
兄「特別メニュー?」
若女将「はい、こちらです」コトッ
レバニラ炒め、スッポン鍋、牡蠣フライ、うな丼、にんにく炒め、赤まむしドリンク……
兄「やったーこれで元気いっぱいだー。……馬鹿かっ」
・ ・ ・
仲居「……お待たせいたしました。こちら、季節の四種盛りです」コトリッ
妹「うわぁー……すごっ!こんなの初めて見るよーっ!!」ピョンピョン
マカ「妹ちゃん、ちょっと落ち着こうよ。恥ずかしいし……」
イン「うん、美味しい……中々の腕ですね」モクモク
兄「?……あれ?」キョロキョロ
ココア「どうかしましたか?お兄様?」
兄「いや、俺の料理来てないんだけど……」
若女将「ああ、失礼しました。お客様には特別メニューを用意しておりまして」
兄「特別メニュー?」
若女将「はい、こちらです」コトッ
レバニラ炒め、スッポン鍋、牡蠣フライ、うな丼、にんにく炒め、赤まむしドリンク……
兄「やったーこれで元気いっぱいだー。……馬鹿かっ」
826:◆eUwxvhsdPM:2015/11/08(日) 02:16:55:dZjwMiSI (6/6)
兄「……ゲプッ。もういらんわ……どんだけ出てくるんだよ精力増強料理」
妹「あ、律儀に食べたんだ」
兄「食わないと捨てるって言われたら、流石にな……なんかスゲエ腹立つけど」
ガラッ
仲居「では、最後に。デザートの和風アイスクリームです」コトリッ
マカ「わあ……これ可愛くっていいね。もうお腹いっぱいって思ってたけど、これなら食べられそうっ!」
兄「……えーっと、俺のはあるんですかね?」
若女将「はい。もちろん用意しておりますよ」コトリ
兄「あ、良かった……デザートのアイスは普通だ」
若女将「お客様のは特別に、私の母乳で作っております♡」ポッ///
兄「流石に食えるかァッ!!!」
マカ(……え、ていうか母乳出るの?)
兄「……ゲプッ。もういらんわ……どんだけ出てくるんだよ精力増強料理」
妹「あ、律儀に食べたんだ」
兄「食わないと捨てるって言われたら、流石にな……なんかスゲエ腹立つけど」
ガラッ
仲居「では、最後に。デザートの和風アイスクリームです」コトリッ
マカ「わあ……これ可愛くっていいね。もうお腹いっぱいって思ってたけど、これなら食べられそうっ!」
兄「……えーっと、俺のはあるんですかね?」
若女将「はい。もちろん用意しておりますよ」コトリ
兄「あ、良かった……デザートのアイスは普通だ」
若女将「お客様のは特別に、私の母乳で作っております♡」ポッ///
兄「流石に食えるかァッ!!!」
マカ(……え、ていうか母乳出るの?)
827:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 00:52:34:7Yx0JSbc (1/45)
…………
ガラッ
マカ「はー、お腹いっぱい……ちょっと食べ過ぎちゃったかな」テトテト
イン「あら、お食事の間にお布団用意して下さったんですね。きちんと人数分」
マカ「良かったー。正直ゆっくり寝たいと思ってた所なんだよね。もう眠いよ……」
妹「おっと、ちょい待ちだよマカちゃん!」
マカ「ん?何――……」
ヒュッ!
マカ「んぶ!?」ボスン!
妹「旅館の夜といったら……枕投げだよっ!!」バーン!
マカ(……なんで妹ちゃんはここまで元気なんだろう)
…………
ガラッ
マカ「はー、お腹いっぱい……ちょっと食べ過ぎちゃったかな」テトテト
イン「あら、お食事の間にお布団用意して下さったんですね。きちんと人数分」
マカ「良かったー。正直ゆっくり寝たいと思ってた所なんだよね。もう眠いよ……」
妹「おっと、ちょい待ちだよマカちゃん!」
マカ「ん?何――……」
ヒュッ!
マカ「んぶ!?」ボスン!
妹「旅館の夜といったら……枕投げだよっ!!」バーン!
マカ(……なんで妹ちゃんはここまで元気なんだろう)
828:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 00:58:01:7Yx0JSbc (2/45)
妹「一回やってみたかったんだよねー枕投げ!あたし枕投げなら世界一なれる気がする!」
マカ「今初めてやったのに!?」
妹「あたしの世界一の枕投げ技術を見よ!とぉー!」ビューン!
マカ「わぶ!……それだったらマカだって!うりゃー!」シュバーッ!
美少女「ボクだって負けないよー!やー!」ブーン!
イン「では、私も……」つYES/NO
マカ「ちょっと待って、なんでインストラクターさんのだけイエス・ノー枕なの?」
妹「一回やってみたかったんだよねー枕投げ!あたし枕投げなら世界一なれる気がする!」
マカ「今初めてやったのに!?」
妹「あたしの世界一の枕投げ技術を見よ!とぉー!」ビューン!
マカ「わぶ!……それだったらマカだって!うりゃー!」シュバーッ!
美少女「ボクだって負けないよー!やー!」ブーン!
イン「では、私も……」つYES/NO
マカ「ちょっと待って、なんでインストラクターさんのだけイエス・ノー枕なの?」
829:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:07:24:7Yx0JSbc (3/45)
イン「ふふふ、準備は万端という訳ですよ。皆さんがそうして遊んでる間に、私は兄さんと夜の枕投げを……」
マカ「ちょ、させないし!っていうか『夜の枕投げ』とか、枕投げは夜やるもんでしょー!?」ブンッ!
イン「甘いですね。腕ではなく肩で投げるようにしないと安定しませんよ」スッ
妹「な!世界を狙うあたしに早くもライバル登場……!?」
マカ「いやそもそも枕投げ世界一って何なの?」
妹「枕投げ世界一の技術はスゴイんだよー。こう……枕を投げる事でね」
マカ「うん」
妹「遠心力と共にスゴいスピードになった枕がお兄ちゃんの頭に直撃!そして気絶させた所で既成事実を……」
マカ「ろくでもないなー枕投げ世界一」
イン「ふふふ、準備は万端という訳ですよ。皆さんがそうして遊んでる間に、私は兄さんと夜の枕投げを……」
マカ「ちょ、させないし!っていうか『夜の枕投げ』とか、枕投げは夜やるもんでしょー!?」ブンッ!
イン「甘いですね。腕ではなく肩で投げるようにしないと安定しませんよ」スッ
妹「な!世界を狙うあたしに早くもライバル登場……!?」
マカ「いやそもそも枕投げ世界一って何なの?」
妹「枕投げ世界一の技術はスゴイんだよー。こう……枕を投げる事でね」
マカ「うん」
妹「遠心力と共にスゴいスピードになった枕がお兄ちゃんの頭に直撃!そして気絶させた所で既成事実を……」
マカ「ろくでもないなー枕投げ世界一」
830:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:08:33:7Yx0JSbc (4/45)
マカ「…………っていうか、あれ?」
妹「にゃ?」
シーン……
マカ「……お兄さんは?」
妹「……あれ?」
…………
マカ「…………っていうか、あれ?」
妹「にゃ?」
シーン……
マカ「……お兄さんは?」
妹「……あれ?」
…………
831:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:11:40:7Yx0JSbc (5/45)
…………
カポーン……
兄「ふー……やっとゆっくり出来る……」
チャポン……
兄「……皆には悪いけど、一人でのんびり温泉楽しみたかったんだよな……露天風呂景色いいし、最高……」
・ ・ ・
兄「…………」
カポーン……
兄「……皆、か……」
…………
カポーン……
兄「ふー……やっとゆっくり出来る……」
チャポン……
兄「……皆には悪いけど、一人でのんびり温泉楽しみたかったんだよな……露天風呂景色いいし、最高……」
・ ・ ・
兄「…………」
カポーン……
兄「……皆、か……」
832:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:13:07:7Yx0JSbc (6/45)
『『『ちょっとは……真面目に『一人の女の子』として、私達を見てよっ!!』』』
兄「…………」
・ ・ ・
兄(……俺は……皆の事、どう思ってるんだろう……)
『『『ちょっとは……真面目に『一人の女の子』として、私達を見てよっ!!』』』
兄「…………」
・ ・ ・
兄(……俺は……皆の事、どう思ってるんだろう……)
833:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:15:29:7Yx0JSbc (7/45)
兄(……変なやつばっかだし、よこしまな所あるけど……皆、こんな俺に……好意を向けてくれてるんだよな……)
・ ・ ・
兄「……こんな俺の何処がいいんだよ。……恥ずかしくて、まともに人なんて見れない……俺なんか」
……カポーン……
兄「…………妹は……」
兄(……変なやつばっかだし、よこしまな所あるけど……皆、こんな俺に……好意を向けてくれてるんだよな……)
・ ・ ・
兄「……こんな俺の何処がいいんだよ。……恥ずかしくて、まともに人なんて見れない……俺なんか」
……カポーン……
兄「…………妹は……」
834:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:18:07:7Yx0JSbc (8/45)
兄(あいつ……耳年増で思春期で、ただの好奇心から変な事言ってるって思ってたけど……俺の事『嫌い』って、言った事無いんだよな……)
兄(……おバカだけど憎めなくて……やかましいけど、黙ってると可愛いし)
兄(……暗い空気を底抜けに明るくしてくれる、いい妹だ……)
兄「…………」
・ ・ ・
兄(あいつ……耳年増で思春期で、ただの好奇心から変な事言ってるって思ってたけど……俺の事『嫌い』って、言った事無いんだよな……)
兄(……おバカだけど憎めなくて……やかましいけど、黙ってると可愛いし)
兄(……暗い空気を底抜けに明るくしてくれる、いい妹だ……)
兄「…………」
・ ・ ・
835:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:21:34:7Yx0JSbc (9/45)
兄「……インストラクターさん」
兄「……」
兄(……痴女だけど、人一倍真面目だって事、俺は知ってる。……しっかり者だから、色んな事が出来るし……皆から頼られるんだよな)
兄(……胸、大きくてスタイルいいし……すごい美人なんだよな)
兄「……」
・ ・ ・
兄「……アホか。料理に影響されてんのか?……俺……」
兄「…………」
・ ・ ・
兄「……インストラクターさん」
兄「……」
兄(……痴女だけど、人一倍真面目だって事、俺は知ってる。……しっかり者だから、色んな事が出来るし……皆から頼られるんだよな)
兄(……胸、大きくてスタイルいいし……すごい美人なんだよな)
兄「……」
・ ・ ・
兄「……アホか。料理に影響されてんのか?……俺……」
兄「…………」
・ ・ ・
836:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 01:23:45:N1sYbPnc (1/1)
分岐ポイントかな?
分岐ポイントかな?
837:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:27:24:7Yx0JSbc (10/45)
兄「……マカちゃん」
兄(……真剣に告白してくれたの、マカちゃんだけなんだよな。……俺は……結局何も言えなかった)
兄(……何も、言ってあげる事が……出来なかった)
兄(可愛いし、行動力あるし、クラスのアイドル的存在……そんなマカちゃんが俺の事『好き』って言ってくれてる)
兄(けど、俺は……俺は……)
兄「…………」
カポーン……
兄「……ゴメンなぁ、マカちゃん」
兄「俺……はっきり言ってあげられなかったな」
・ ・ ・
兄「……マカちゃん」
兄(……真剣に告白してくれたの、マカちゃんだけなんだよな。……俺は……結局何も言えなかった)
兄(……何も、言ってあげる事が……出来なかった)
兄(可愛いし、行動力あるし、クラスのアイドル的存在……そんなマカちゃんが俺の事『好き』って言ってくれてる)
兄(けど、俺は……俺は……)
兄「…………」
カポーン……
兄「……ゴメンなぁ、マカちゃん」
兄「俺……はっきり言ってあげられなかったな」
・ ・ ・
838:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:30:39:7Yx0JSbc (11/45)
兄(……美少女は……男だけど、性別なんか関係ないって本気で言って……)
兄(……姉の女さんも、クラスメイトの俺に良くしてくれたよな……)
兄(ただ隣の席ってだけなのに……俺、彼女に甘え過ぎてたかもな……)
兄「……」
カポーン……
兄「…………」
兄(……美少女は……男だけど、性別なんか関係ないって本気で言って……)
兄(……姉の女さんも、クラスメイトの俺に良くしてくれたよな……)
兄(ただ隣の席ってだけなのに……俺、彼女に甘え過ぎてたかもな……)
兄「……」
カポーン……
兄「…………」
839:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:35:11:7Yx0JSbc (12/45)
兄「……そして――…………」
・ ・ ・
兄(……ずっと違和感があったんだ。どうして……俺はこんなにも……)
兄(どうしようもない……ヘタレの、童貞だってのに……)
兄(……皆から好意を持たれるのかって)
兄(……なんで、それなのに……ちっとも嬉しくないのかって)
兄「……俺は……」
兄(……ある一人からの笑顔しか、嬉しくないって……思ってた)
兄(……マカちゃんに……あれだけ素直に、告白されたのに……)
兄「……」
兄「……そして――…………」
・ ・ ・
兄(……ずっと違和感があったんだ。どうして……俺はこんなにも……)
兄(どうしようもない……ヘタレの、童貞だってのに……)
兄(……皆から好意を持たれるのかって)
兄(……なんで、それなのに……ちっとも嬉しくないのかって)
兄「……俺は……」
兄(……ある一人からの笑顔しか、嬉しくないって……思ってた)
兄(……マカちゃんに……あれだけ素直に、告白されたのに……)
兄「……」
840:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:37:06:7Yx0JSbc (13/45)
ガラッ
兄「っ!?」ビクッ!
……ペタ……ペタ……
兄(誰か来る!?……なんで……こんな時間に……!?)
ペタペタ……ペタ……
兄「!!…………あ……!」
ガラッ
兄「っ!?」ビクッ!
……ペタ……ペタ……
兄(誰か来る!?……なんで……こんな時間に……!?)
ペタペタ……ペタ……
兄「!!…………あ……!」
841:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:38:20:7Yx0JSbc (14/45)
ココア「……」
サァ……
兄「こ、コア……ちゃん?……何で……!!」
ココア「……」
サァ……
兄「こ、コア……ちゃん?……何で……!!」
842:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:40:18:7Yx0JSbc (15/45)
ココア「……お兄様が……お部屋にいらっしゃらないので」
兄「……俺、が?」
ココア「……探しに来ましたわ。……せっかくですので……隣、失礼しても?」
兄「あ、ああ……」
ココア「……」
ジャブジャブ……
ペタッ
兄「…………」
ココア「……」
カポーン……
ココア「……お兄様が……お部屋にいらっしゃらないので」
兄「……俺、が?」
ココア「……探しに来ましたわ。……せっかくですので……隣、失礼しても?」
兄「あ、ああ……」
ココア「……」
ジャブジャブ……
ペタッ
兄「…………」
ココア「……」
カポーン……
843:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:42:26:7Yx0JSbc (16/45)
ココア「……綺麗な場所でしょう?」
兄「!……え?」
ココア「この露天風呂。……すごく良い景色で……」
兄「あ、ああ……いい所だよ」
ココア「……」
兄「初めて来たけど、なんか懐かしいような空気がして……ふ、古いからかな?アハハ……」
ココア「……」
兄「……」
ココア「……」
ココア「……綺麗な場所でしょう?」
兄「!……え?」
ココア「この露天風呂。……すごく良い景色で……」
兄「あ、ああ……いい所だよ」
ココア「……」
兄「初めて来たけど、なんか懐かしいような空気がして……ふ、古いからかな?アハハ……」
ココア「……」
兄「……」
ココア「……」
844:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 01:43:48:kfgCkzME (1/1)
真打ち登場
真打ち登場
845:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:44:04:7Yx0JSbc (17/45)
ココア「……悩んでいたのですね?」
兄「!」ビクッ
ココア「……マカさんから、あんな事言われて」
兄「……どうして……」
ココア「ふふ、お兄様はわかりやすいですから」
兄「……」
ココア「……決めたのですか?」
兄「……」
ココア「お兄様は……誰が、好きなんですか?」
兄「…………」
ココア「……悩んでいたのですね?」
兄「!」ビクッ
ココア「……マカさんから、あんな事言われて」
兄「……どうして……」
ココア「ふふ、お兄様はわかりやすいですから」
兄「……」
ココア「……決めたのですか?」
兄「……」
ココア「お兄様は……誰が、好きなんですか?」
兄「…………」
846:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:49:06:7Yx0JSbc (18/45)
兄「選べない」
ココア「……」
兄「……ダメな奴だろ、俺。……皆から好意を持たれてて……マカちゃんなんか、ハッキリ告白してくれたのに……」
ココア「……」
兄「……それが、嬉しいって思えないんだ。心から。……別にハーレム?とか、そういうのが好きな訳じゃない……俺は……」
ココア「……」
兄「……こんなに好きだって言われてるのに……愛し合いたいとか、思えないんだ……ハハ、最低だろ?」
ココア「……」
兄「選べない」
ココア「……」
兄「……ダメな奴だろ、俺。……皆から好意を持たれてて……マカちゃんなんか、ハッキリ告白してくれたのに……」
ココア「……」
兄「……それが、嬉しいって思えないんだ。心から。……別にハーレム?とか、そういうのが好きな訳じゃない……俺は……」
ココア「……」
兄「……こんなに好きだって言われてるのに……愛し合いたいとか、思えないんだ……ハハ、最低だろ?」
ココア「……」
847:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:53:13:7Yx0JSbc (19/45)
ココア「……安心、しました」
兄「……」
チャポン……
兄「…………え?」
ココア「実は……私、すごく焦っていた……んだと、思います。……マカさんが告白、したから……お兄様は……」
兄「……」
ココア「……マカさんに気持ちが行っちゃったんじゃないかって。……プールの時も、マカさんにべったりでしたから」
兄「……別に、そんな訳じゃ」
ココア「私が、皆様をこの旅館にお招きしたのは」
兄「!……」
ココア「……この露天風呂が……私にとって、大切な場所……ですから」
兄「……え?」
ココア「誰にも秘密……この事を知ってるのは、お父様と数人の使用人だけ。……5年前の事でしたわ」
兄「……『5年前』?」
ココア「……安心、しました」
兄「……」
チャポン……
兄「…………え?」
ココア「実は……私、すごく焦っていた……んだと、思います。……マカさんが告白、したから……お兄様は……」
兄「……」
ココア「……マカさんに気持ちが行っちゃったんじゃないかって。……プールの時も、マカさんにべったりでしたから」
兄「……別に、そんな訳じゃ」
ココア「私が、皆様をこの旅館にお招きしたのは」
兄「!……」
ココア「……この露天風呂が……私にとって、大切な場所……ですから」
兄「……え?」
ココア「誰にも秘密……この事を知ってるのは、お父様と数人の使用人だけ。……5年前の事でしたわ」
兄「……『5年前』?」
848:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:54:32:7Yx0JSbc (20/45)
ココア「お忍びで日本の、この旅館に宿泊していた私は…………一線を……」
兄「…………は?」
ココア「お忍びで日本の、この旅館に宿泊していた私は…………一線を……」
兄「…………は?」
849:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:57:28:7Yx0JSbc (21/45)
ココア「……駄目、ダメダメ、駄目ですわっ。私には……『絶対に言ってはいけない言葉』があるのに……!」
兄「こ……心愛、ちゃ……?」
ココア「本当は、こんな所……連れてくるつもりなんて無かった!だけど、私……悲しくて、涙が出そうになって……!」
兄「ちょ、落ち着いてくれ……心愛ちゃん……」
ココア「さっき!妹ちゃんが……必死になって、私を止めてくれたのに!……けど、もう言わないと、胸が張り裂けそうなの……!やっぱり嫌なの、私っ!!」
兄「何が――……」
ココア「……駄目、ダメダメ、駄目ですわっ。私には……『絶対に言ってはいけない言葉』があるのに……!」
兄「こ……心愛、ちゃ……?」
ココア「本当は、こんな所……連れてくるつもりなんて無かった!だけど、私……悲しくて、涙が出そうになって……!」
兄「ちょ、落ち着いてくれ……心愛ちゃん……」
ココア「さっき!妹ちゃんが……必死になって、私を止めてくれたのに!……けど、もう言わないと、胸が張り裂けそうなの……!やっぱり嫌なの、私っ!!」
兄「何が――……」
850:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 01:58:26:7Yx0JSbc (22/45)
ココア「大好きなの。……貴方の事が」
兄「!!……」
ココア「大好きなの。……貴方の事が」
兄「!!……」
851:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:01:12:7Yx0JSbc (23/45)
<font color="000000">
ココア「たとえ、何回貴方が私の事を忘れても……私はずっと、貴方が好き」
</font>
<font color="000000">
ココア「たとえ、何回貴方が私の事を忘れても……私はずっと、貴方が好き」
</font>
852:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:02:10:7Yx0JSbc (24/45)
兄「……お……嬢、様……?」
バ チ イ ッ ! !
兄「……お……嬢、様……?」
バ チ イ ッ ! !
853:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:05:04:7Yx0JSbc (25/45)
「!?」
火花。
突然の火花。
視界が暗くなる。
世界がぐるりと一回転する。
「何、が…………!?」
意識が遠くなる。
意識が遠くなる。
意識がどんどん遠くなる。
意識がどんどん……遠くなる。
もう……目を開けて……られな…………
「!?」
火花。
突然の火花。
視界が暗くなる。
世界がぐるりと一回転する。
「何、が…………!?」
意識が遠くなる。
意識が遠くなる。
意識がどんどん遠くなる。
意識がどんどん……遠くなる。
もう……目を開けて……られな…………
854:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:06:38:7Yx0JSbc (26/45)
料理長「……あのなあ、兄よ……もう何回目だ?いい加減にしてくれよ……ちっとは私の身にもなってくれ」
「おま、え……!……とう、さ…………!?」
ガクッ
料理長「……あのなあ、兄よ……もう何回目だ?いい加減にしてくれよ……ちっとは私の身にもなってくれ」
「おま、え……!……とう、さ…………!?」
ガクッ
855:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:08:12:7Yx0JSbc (27/45)
料理長「……連れて行け。ハーッ……またか。面倒くさい」
黒服「「「……」」」
ゾロゾロゾロ……
料理長「……さて、お嬢様」
ココア「……お願い……もう許して……!」
料理長「……『許す』?……何を言っているのかわかりませんね……」
料理長「……連れて行け。ハーッ……またか。面倒くさい」
黒服「「「……」」」
ゾロゾロゾロ……
料理長「……さて、お嬢様」
ココア「……お願い……もう許して……!」
料理長「……『許す』?……何を言っているのかわかりませんね……」
856:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:13:10:7Yx0JSbc (28/45)
料理長「本当だったら殺してる所なんですよ?まあ……もう本当に殺そうかと思っていますが」
ココア「それだけは駄目!!絶対に!!彼を殺すのでしたら……私も!私も一緒に死にます!!!」
料理長「……ハァー……お嬢様。本当にわかっているのですか?」
ココア「……」
料理長「アプローチかけるわ、思い出の場所に連れて来るわ……わざと記憶呼び戻そうとしてません?今回も、二代目執事長君が教えてくれたから良かったものの……」
ココア「…………」
料理長「……わかってますよ。貴方がお父上に似て頑固者だって事はね。……だから、こうしてあげてるんでしょ?」
ココア「……う、ううう……!」
料理長「さ!……次何週目?……6週目か。次の週も気合入れていくかー!!」
…………
料理長「本当だったら殺してる所なんですよ?まあ……もう本当に殺そうかと思っていますが」
ココア「それだけは駄目!!絶対に!!彼を殺すのでしたら……私も!私も一緒に死にます!!!」
料理長「……ハァー……お嬢様。本当にわかっているのですか?」
ココア「……」
料理長「アプローチかけるわ、思い出の場所に連れて来るわ……わざと記憶呼び戻そうとしてません?今回も、二代目執事長君が教えてくれたから良かったものの……」
ココア「…………」
料理長「……わかってますよ。貴方がお父上に似て頑固者だって事はね。……だから、こうしてあげてるんでしょ?」
ココア「……う、ううう……!」
料理長「さ!……次何週目?……6週目か。次の週も気合入れていくかー!!」
…………
857:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:14:16:7Yx0JSbc (29/45)
……………………
…………
……
…
……………………
…………
……
…
858:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:16:25:7Yx0JSbc (30/45)
…………
「……あーあーあーあー……聞こえるか?聞こえてるか?……聞こえたら手ェあげてー。……あ、縛ってるから無理か。すまんすまん」
「さて、執事長……『一代目』君。……もう5年も前だからねー、一応再確認しとこうか?その方がキミも次はヤる気出るでしょ?」
…………
「……あーあーあーあー……聞こえるか?聞こえてるか?……聞こえたら手ェあげてー。……あ、縛ってるから無理か。すまんすまん」
「さて、執事長……『一代目』君。……もう5年も前だからねー、一応再確認しとこうか?その方がキミも次はヤる気出るでしょ?」
859:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:19:25:7Yx0JSbc (31/45)
「5年前、キミは隠れて付き合っていたお嬢様と、お忍びで日本旅行に来て……混浴でムラムラしちゃったんだろうねー」
「まあ、あの頃は……今もだけどさ、子供だったし?……遊びの延長戦だったんだと思うよー?」
「けど、その遊びの延長戦で……キミはお嬢様を『キズモノ』にした」
「その事でご主人様はひどくお怒りだ。当然だよねー……大切な娘が、どこの馬の骨ともわからん使用人にヤられちゃったんだから。あはは!」
「5年前、キミは隠れて付き合っていたお嬢様と、お忍びで日本旅行に来て……混浴でムラムラしちゃったんだろうねー」
「まあ、あの頃は……今もだけどさ、子供だったし?……遊びの延長戦だったんだと思うよー?」
「けど、その遊びの延長戦で……キミはお嬢様を『キズモノ』にした」
「その事でご主人様はひどくお怒りだ。当然だよねー……大切な娘が、どこの馬の骨ともわからん使用人にヤられちゃったんだから。あはは!」
860:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:21:39:7Yx0JSbc (32/45)
「で、君を始末しちゃおうかと思ったんだけど……お嬢様がうるさいからねー」
「でも、記憶を消してどっか別の場所に捨てるっていうのも……君は曲がりなりにも執事長で、仕事出来たからね。……色んな、知られてはいけない事とか、知っちゃってたから……」
「ひょんな事で記憶が戻ったらヤバイでしょ?実際、『3週目』まで君はひょんな事で記憶取り戻してたし」
「で、君を始末しちゃおうかと思ったんだけど……お嬢様がうるさいからねー」
「でも、記憶を消してどっか別の場所に捨てるっていうのも……君は曲がりなりにも執事長で、仕事出来たからね。……色んな、知られてはいけない事とか、知っちゃってたから……」
「ひょんな事で記憶が戻ったらヤバイでしょ?実際、『3週目』まで君はひょんな事で記憶取り戻してたし」
861:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:23:49:7Yx0JSbc (33/45)
「だからねー……話は前後するんだけど」
「君は記憶消した後、我々の監視下において、記憶を完全に無くすまで首輪つけとこうって思った訳よ」
「けど、君は女々しいから……監視下で何度も記憶取り戻しちゃう訳よ。『お嬢様ー!』って言ってさ。……本当、勘弁して欲しい……」
「……だから、我々は考えた訳だ」
「だからねー……話は前後するんだけど」
「君は記憶消した後、我々の監視下において、記憶を完全に無くすまで首輪つけとこうって思った訳よ」
「けど、君は女々しいから……監視下で何度も記憶取り戻しちゃう訳よ。『お嬢様ー!』って言ってさ。……本当、勘弁して欲しい……」
「……だから、我々は考えた訳だ」
862:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:24:58:7Yx0JSbc (34/45)
「君が、お嬢様の事を忘れれば……」
「つまり、『誰か他の女性を好きになれば』……」
「君の記憶は完全に消えるんじゃあないかな?」
「君が、お嬢様の事を忘れれば……」
「つまり、『誰か他の女性を好きになれば』……」
「君の記憶は完全に消えるんじゃあないかな?」
863:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:28:24:7Yx0JSbc (35/45)
「この町の人間は皆良い子だぞー。なんせ、風俗業で億万長者となったご主人様が、世界中から集めたからね」
「ロリコンの君が気にいるように年下いっぱい連れてきたし、妹も母親も攻略しちゃってオッケー!……最高の世界だろ?」
「えーっと、次は6……え、7週目?私間違えてた?……もうそんなになるの?……あー、まあどっちでもいいや」
「とにかく、次の週では見事素敵な女性をゲットして、こんな世界からおさらばしてくれ」
「……金かかってんだよ。この町は……頼むよ、本当に」
「この町の人間は皆良い子だぞー。なんせ、風俗業で億万長者となったご主人様が、世界中から集めたからね」
「ロリコンの君が気にいるように年下いっぱい連れてきたし、妹も母親も攻略しちゃってオッケー!……最高の世界だろ?」
「えーっと、次は6……え、7週目?私間違えてた?……もうそんなになるの?……あー、まあどっちでもいいや」
「とにかく、次の週では見事素敵な女性をゲットして、こんな世界からおさらばしてくれ」
「……金かかってんだよ。この町は……頼むよ、本当に」
864:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:30:07:7Yx0JSbc (36/45)
「じゃあ、次の週でも監視役の私を……」
「……『父さん』と……呼んでくれたら、嬉しいよ」
「……また、会おう……執事長……『兄』よ」
シュバッ!!
「じゃあ、次の週でも監視役の私を……」
「……『父さん』と……呼んでくれたら、嬉しいよ」
「……また、会おう……執事長……『兄』よ」
シュバッ!!
865:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:30:55:7Yx0JSbc (37/45)
……………………
…………
……
…
……………………
…………
……
…
866:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:31:56:7Yx0JSbc (38/45)
…………
「……うっ……うー……?」
ムクリ
「……頭、イテ……あれ?……ここは……?」
キョロキョロ
「……俺ん家?」
・ ・ ・
…………
「……うっ……うー……?」
ムクリ
「……頭、イテ……あれ?……ここは……?」
キョロキョロ
「……俺ん家?」
・ ・ ・
867:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:33:11:7Yx0JSbc (39/45)
「おっかしいな、さっきまで皆と……」
「……泊まってた……はず……?」
「……?……」
「……『みんな』って、誰だよ……『泊まってた』?……って……」
「……どこに?」
・ ・ ・
「おっかしいな、さっきまで皆と……」
「……泊まってた……はず……?」
「……?……」
「……『みんな』って、誰だよ……『泊まってた』?……って……」
「……どこに?」
・ ・ ・
868:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:34:49:7Yx0JSbc (40/45)
「あー……駄目だ、頭痛い……」
「……っていうか、何だ?ここ……『俺ん家』かと思ったけど、全然……」
「……知らない所だし……」
「……それに……」
「…………『俺』は……『誰』だ?……」
「あー……駄目だ、頭痛い……」
「……っていうか、何だ?ここ……『俺ん家』かと思ったけど、全然……」
「……知らない所だし……」
「……それに……」
「…………『俺』は……『誰』だ?……」
869:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:37:47:7Yx0JSbc (41/45)
?「おっほん!おほほん!うぉっほーん!……ゲホッ!器官入った……!」エホエホ
「……?」
?「あー……毎回キンチョーすんだよねー……っていうか何であたし『妹』なんだろ……絶対好感度低いじゃん……倫理の壁って分厚いよ、絶対……日本ってそういうの気にするんじゃないの?」ヒソヒソ
「……おい?……誰だ?」
?「ゲッ!ヤバ……もう起きてるじゃん。あーあーあー……よし、大丈夫……噛まないようにしよう。うん!」
「?……」
ガラッ!!
?「『お兄ちゃん』っ!!!」
?「おっほん!おほほん!うぉっほーん!……ゲホッ!器官入った……!」エホエホ
「……?」
?「あー……毎回キンチョーすんだよねー……っていうか何であたし『妹』なんだろ……絶対好感度低いじゃん……倫理の壁って分厚いよ、絶対……日本ってそういうの気にするんじゃないの?」ヒソヒソ
「……おい?……誰だ?」
?「ゲッ!ヤバ……もう起きてるじゃん。あーあーあー……よし、大丈夫……噛まないようにしよう。うん!」
「?……」
ガラッ!!
?「『お兄ちゃん』っ!!!」
870:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:38:27:7Yx0JSbc (42/45)
妹「この歳で処女なの恥ずかしいから捨てさせて」
おしまい。
妹「この歳で処女なの恥ずかしいから捨てさせて」
おしまい。
871:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 02:38:52:HdrFmPcg (1/2)
うおう……
乙
うおう……
乙
872:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:41:17:7Yx0JSbc (43/45)
3スレという長い間、本当にありがとうございました。
続きは無いですが、今童貞大富豪と耳年増奴隷のお話考えてたりします……まだどうなるかわかりませんが。
どこか氏家ト全臭のするエロコメディを見つけましたら、またよろしくお願いします。
思ったより残っちゃったので、質問とかあったら答えます。
あとはまあ、何か適当な話でも書きますかね……
3スレという長い間、本当にありがとうございました。
続きは無いですが、今童貞大富豪と耳年増奴隷のお話考えてたりします……まだどうなるかわかりませんが。
どこか氏家ト全臭のするエロコメディを見つけましたら、またよろしくお願いします。
思ったより残っちゃったので、質問とかあったら答えます。
あとはまあ、何か適当な話でも書きますかね……
873:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 02:45:34:yXUZg0sY (1/2)
乙だけどちょっと待てよ何だこの終わり方
想像してたのと違う……
しかも唐突に終わりだし
いつからこの終わり方考えてたの?
乙だけどちょっと待てよ何だこの終わり方
想像してたのと違う……
しかも唐突に終わりだし
いつからこの終わり方考えてたの?
874:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 02:47:06:HdrFmPcg (2/2)
まあこの作者だし……ね?
まあこの作者だし……ね?
875:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:50:10:7Yx0JSbc (44/45)
>>873
1スレ目の終わりからです。
本当は2スレ目でこう書く予定でしたので、冒頭に妹が「謎解明編」と言ってます
>>873
1スレ目の終わりからです。
本当は2スレ目でこう書く予定でしたので、冒頭に妹が「謎解明編」と言ってます
876:◆eUwxvhsdPM:2015/11/09(月) 02:52:57:7Yx0JSbc (45/45)
ココアちゃんが「宿題なんてしなくていい」と言ったり(作られた世界なので)
執事長が「こんな場所で友達なんて……」と言ったり、
マカちゃんやインストラクターさんが「この町から抜け出す」とか一応言ってます
唐突なのは、いつまでもダラダラしない方がいいかなと……
ココアちゃんが「宿題なんてしなくていい」と言ったり(作られた世界なので)
執事長が「こんな場所で友達なんて……」と言ったり、
マカちゃんやインストラクターさんが「この町から抜け出す」とか一応言ってます
唐突なのは、いつまでもダラダラしない方がいいかなと……
877:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 02:55:50:yXUZg0sY (2/2)
ところどころに伏線張ってあったのかよ……
もう一回最初から読み返してみるわ
また別のスレ建てたら絶対見に行くからな!
長い間楽しかった!ありがとう
ところどころに伏線張ってあったのかよ……
もう一回最初から読み返してみるわ
また別のスレ建てたら絶対見に行くからな!
長い間楽しかった!ありがとう
878:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 04:10:38:eaUhiTEI (1/1)
ココアちゃんって小学生だよね…?
5年前にヤっちゃったって…え…
ココアちゃんって小学生だよね…?
5年前にヤっちゃったって…え…
879:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 04:15:27:8elpMVXY (1/1)
良かった、童貞のお兄ちゃんはいなかったんだね
良かった、童貞のお兄ちゃんはいなかったんだね
880:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 06:13:31:sJ5M14pM (1/1)
だらだら続いてもいいんだよ
ギャグなら尚更
だらだら続いてもいいんだよ
ギャグなら尚更
881:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 07:44:50:t/yZCW7U (1/1)
え…終わりかよ……
え…終わりかよ……
882:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 11:59:57:tlM//1Is (1/1)
激しく乙
長い間楽しませてもらったわ
激しく乙
長い間楽しませてもらったわ
883:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 13:30:59:8gUyqu4s (1/1)
こういう終わり方ちょっと悲しいけど結構好き
おつおつ
こういう終わり方ちょっと悲しいけど結構好き
おつおつ
884:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 16:43:30:MlWDojdg (1/1)
追いついたと思ったらナンダコレハ
追いついたと思ったらナンダコレハ
885:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 21:34:28:.JJnQfmE (1/1)
乙をさせてもらいたいが、続けろと先ずは言いたい
乙をさせてもらいたいが、続けろと先ずは言いたい
886:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 19:50:38:j5I6EZnA (1/1)
乙
乙
887:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/10(火) 21:15:05:WMUJZdSw (1/1)
この終わり方はないわ
この終わり方はないわ
888:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 00:54:50:UzvFwGB6 (1/1)
まずは乙
だけどマカちゃんを幸せにして欲しかったなぁ…
と言うか兄高校生ってことは五年前は10歳くらいか?その年で執事長?それともこの町は年齢も偽り?
まずは乙
だけどマカちゃんを幸せにして欲しかったなぁ…
と言うか兄高校生ってことは五年前は10歳くらいか?その年で執事長?それともこの町は年齢も偽り?
889:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 02:01:02:pJG/uM5A (1/1)
マカちゃんの気持ちは本物だったのか
それすらも嘘だったのか
マカちゃんの気持ちは本物だったのか
それすらも嘘だったのか
890:◆eUwxvhsdPM:2015/11/11(水) 02:20:15:7ezTZyl6 (1/2)
>>887
伏線は張っていたつもりでしたが、このスレで完結させたいという思いから急いで畳んだ感はあります。申し訳ありません
>>888
兄の年齢は数歳のブレがあります。
基本的にこの町の人は、年齢と国籍がかなり怪しいです。ちなみに妹は日本人じゃないです
>>889
マカちゃんはこの6週目で初めて会ったという感じです。
たぶん、本心だったと思います
>>887
伏線は張っていたつもりでしたが、このスレで完結させたいという思いから急いで畳んだ感はあります。申し訳ありません
>>888
兄の年齢は数歳のブレがあります。
基本的にこの町の人は、年齢と国籍がかなり怪しいです。ちなみに妹は日本人じゃないです
>>889
マカちゃんはこの6週目で初めて会ったという感じです。
たぶん、本心だったと思います
891:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/11(水) 05:36:25:0npbZvIo (1/1)
妹外人だったの!?
驚愕の事実がどんどん出てくる…
妹外人だったの!?
驚愕の事実がどんどん出てくる…
892:◆eUwxvhsdPM:2015/11/11(水) 08:38:58:7ezTZyl6 (2/2)
>>891
裏設定程度ですが……>>717とかですね
>>891
裏設定程度ですが……>>717とかですね
893:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 01:38:37:ae2rmZwA (1/1)
素だったのかWWWW
素だったのかWWWW
894:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 01:42:21:9EKp9.kY (1/1)
マジで素なのかよwwwwe
マジで素なのかよwwwwe
895:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 02:07:26:LEyYOPh. (1/2)
まさか冗談じゃなかったなんて
まさか冗談じゃなかったなんて
896:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 02:25:05:URC85TKA (1/1)
なんじゃこりゃ…
なんじゃこりゃ…
897:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 02:29:37:NvEa5suk (1/1)
結局妹は処女じゃないの?
結局妹は処女じゃないの?
898:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 11:10:27:eYNAi.pQ (1/1)
長い間楽しませてもらったわ
次また会える時を楽しみにまってるわ
長い間楽しませてもらったわ
次また会える時を楽しみにまってるわ
899:◆eUwxvhsdPM:2015/11/12(木) 11:42:37:mCXNgdwg (1/3)
>>897
ご想像にお任せします。
この町の人は基本的に、嘘はあまりついてないです
>>897
ご想像にお任せします。
この町の人は基本的に、嘘はあまりついてないです
900:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 14:04:06:bFxLwqCk (1/1)
まて、真ヒロインのお母さんはじゃあ一体何者なんだ!?
本当に父(料理長)の妻なのか?
まて、真ヒロインのお母さんはじゃあ一体何者なんだ!?
本当に父(料理長)の妻なのか?
901:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 14:47:17:LEyYOPh. (2/2)
あの友も……
あの友も……
902:◆eUwxvhsdPM:2015/11/12(木) 15:48:17:mCXNgdwg (2/3)
>>900
赤の他人です
>>901
ウケ経験有りの男優です
>>900
赤の他人です
>>901
ウケ経験有りの男優です
903:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 18:11:47:Am2x309g (1/1)
美少女ちゃんは何のために役に組み込まれたのだろうか…
美少女ちゃんは何のために役に組み込まれたのだろうか…
904:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 18:55:57:C26IDkWI (1/1)
>>903
何周もやってるのに好きな女の子ができないとか…ねぇ…
>>903
何周もやってるのに好きな女の子ができないとか…ねぇ…
905:◆eUwxvhsdPM:2015/11/12(木) 20:54:30:mCXNgdwg (3/3)
>>903
もちろん、攻略対象です
>>903
もちろん、攻略対象です
906:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/12(木) 23:34:40:IiKjWXQA (1/1)
終わり方が唐突で打ち切り感を感じる
終わり方が唐突で打ち切り感を感じる
907:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 01:25:38:Iu9Io1IM (1/1)
伏線に気づけなかったから唐突に感じるだけじゃ…?
伏線に気づけなかったから唐突に感じるだけじゃ…?
908:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 01:39:37:SOd50Yeg (1/1)
回収のタイミングについて言ってるんじゃね?
回収のタイミングについて言ってるんじゃね?
909:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 02:00:31:FBGdq5Hg (1/74)
終わり方については、飽きたとかネタが無くなったとかどうでもよくなったとかという事は一切ありません。
ただ、このままだと終わらせるタイミングを見失い、読者いないのにだらだら続ける事になる予感がしたので、終わりにさせていただきました。
申し訳ないです。
一応、後日譚考えてますので、時間が出来たら投下します。
その頃には新しい下ネタ系のお話書き始めようかと……
終わり方については、飽きたとかネタが無くなったとかどうでもよくなったとかという事は一切ありません。
ただ、このままだと終わらせるタイミングを見失い、読者いないのにだらだら続ける事になる予感がしたので、終わりにさせていただきました。
申し訳ないです。
一応、後日譚考えてますので、時間が出来たら投下します。
その頃には新しい下ネタ系のお話書き始めようかと……
910:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 02:34:23:WqPDVrY6 (1/1)
wktkして待ってる
wktkして待ってる
911:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 10:00:28:XQwqbJkU (1/1)
いくらなんでも酷くないか?
これじゃ夢オチエンドと変わらん
いくらなんでも酷くないか?
これじゃ夢オチエンドと変わらん
912:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 12:25:56:0jMooV32 (1/1)
書きたいもの書けばええんやで
書きたくなければ書かなくてええで
書きたいもの書けばええんやで
書きたくなければ書かなくてええで
913:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 13:26:06:DIyfNo1o (1/1)
生徒会役員共だと思ってたら、ひぐらしのなく殺にだったで御座有る。
生徒会役員共だと思ってたら、ひぐらしのなく殺にだったで御座有る。
914:なんか埋まりそうだな:2015/11/13(金) 13:32:37:FBGdq5Hg (2/74)
妹「この歳で処女なの恥ずかしいから捨てさせて」
兄「後日譚」
妹「この歳で処女なの恥ずかしいから捨てさせて」
兄「後日譚」
915:埋まる前に、書きます:2015/11/13(金) 13:36:27:FBGdq5Hg (3/74)
…………
妹「お兄ちゃん、お兄ちゃーん!」タタタッ
兄「ん?どうかしたか?」
妹「えへへー、呼んでみただけっ!」ニッコー!
兄「…………」
ガシッ
妹「あばばばばばばば、お兄ちゃん頭ぐぁしぐぁしすんのやめて……あばば、酔うから……」グァシグァシ
兄「用も無いのに呼ぶな。ったく……」
…………
妹「お兄ちゃん、お兄ちゃーん!」タタタッ
兄「ん?どうかしたか?」
妹「えへへー、呼んでみただけっ!」ニッコー!
兄「…………」
ガシッ
妹「あばばばばばばば、お兄ちゃん頭ぐぁしぐぁしすんのやめて……あばば、酔うから……」グァシグァシ
兄「用も無いのに呼ぶな。ったく……」
916:埋まったら、ゴメン:2015/11/13(金) 13:41:27:FBGdq5Hg (4/74)
兄「……何かあったかと、心配するだろうが」ボソッ
妹「おっ?優しいねーお兄ちゃんは。うんうん。さっすがあたしの好きになった人!よっ!にくいねー!」
兄「うるせえ。マジでうざい」
妹「けどけどぉー、お兄ちゃんはそーいう所もカワイイって思ってくれてるんだよねっ?」
兄「たった今考えを改める事にした」
妹「ひどっ!クスンクスン……涙が出ちゃう。だって妹だもん」
兄「あーもー……」
ギュッ!
兄「……何かあったかと、心配するだろうが」ボソッ
妹「おっ?優しいねーお兄ちゃんは。うんうん。さっすがあたしの好きになった人!よっ!にくいねー!」
兄「うるせえ。マジでうざい」
妹「けどけどぉー、お兄ちゃんはそーいう所もカワイイって思ってくれてるんだよねっ?」
兄「たった今考えを改める事にした」
妹「ひどっ!クスンクスン……涙が出ちゃう。だって妹だもん」
兄「あーもー……」
ギュッ!
917:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:44:17:FBGdq5Hg (5/74)
兄「……これでいいか?妹様?」ポンポン
妹「……このままチューしてくれたら、許したげる」
兄「……それはまだ早い」
妹「早くないよっ!あたしもー小6だよ?来年にはちゅーがくせーだよ??」
兄「十分早い」
妹「早いとか遅いとか……関係無いじゃん。だって……十分ヘンだし」
兄「……うるせえよ」
兄「……これでいいか?妹様?」ポンポン
妹「……このままチューしてくれたら、許したげる」
兄「……それはまだ早い」
妹「早くないよっ!あたしもー小6だよ?来年にはちゅーがくせーだよ??」
兄「十分早い」
妹「早いとか遅いとか……関係無いじゃん。だって……十分ヘンだし」
兄「……うるせえよ」
918:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:47:45:FBGdq5Hg (6/74)
妹「実の妹が『恋人』なんてさ。……あたしは、嬉しいけど。……ヘンでしょ?だから、いいじゃん」
兄「……良くない」
妹「……ドーテー」ボソッ
兄「うるせえ耳年増」
妹「あーあー!お兄ちゃんってば奥手なんだから!もっとこう……愛をバーン!って表現しないと、逃げちゃうかもよ?あたし」
兄「何処に逃げるトコあるんだよ」
妹「インストラクターん家」
兄「そりゃあ困るな……あの人住んでるのラブホだし」
妹「だからさー……」
妹「実の妹が『恋人』なんてさ。……あたしは、嬉しいけど。……ヘンでしょ?だから、いいじゃん」
兄「……良くない」
妹「……ドーテー」ボソッ
兄「うるせえ耳年増」
妹「あーあー!お兄ちゃんってば奥手なんだから!もっとこう……愛をバーン!って表現しないと、逃げちゃうかもよ?あたし」
兄「何処に逃げるトコあるんだよ」
妹「インストラクターん家」
兄「そりゃあ困るな……あの人住んでるのラブホだし」
妹「だからさー……」
919:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:50:23:FBGdq5Hg (7/74)
妹「せめて、『愛してる』って……言ってみ。……あたしが、寂しくならないように」
兄「……」
妹「……って、ちょっとお兄ちゃん!?もしかして……恋人にそんな事も言えないの?どんだけドーテー根性してるの……?」
兄「あ、いやすまん。そうじゃなくって……」
妹「?」
兄「……『愛してる』って言葉は……その……」
妹「……」
妹「せめて、『愛してる』って……言ってみ。……あたしが、寂しくならないように」
兄「……」
妹「……って、ちょっとお兄ちゃん!?もしかして……恋人にそんな事も言えないの?どんだけドーテー根性してるの……?」
兄「あ、いやすまん。そうじゃなくって……」
妹「?」
兄「……『愛してる』って言葉は……その……」
妹「……」
920:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:51:40:FBGdq5Hg (8/74)
兄「……もっと他に……言わなければならない人が……居た気がして…………」
バ チ イ ッ
兄「……もっと他に……言わなければならない人が……居た気がして…………」
バ チ イ ッ
921:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:54:34:FBGdq5Hg (9/74)
…………
コンコンッ
イン「……あら、兄さん。来てくれたのですね」ガチャッ
兄「インストラクターさん……いい加減ラブホで寝泊まりするのやめて下さいよ。部屋まで来づらいんですよ」
イン「そんな事言って、実は期待しているのでしょう?」
兄「そんな事は無い。全然。全く」ブンブン
イン「否定し過ぎて怪しいですよ、兄さん」
兄「ハァー……もういいですよ」プイッ
…………
コンコンッ
イン「……あら、兄さん。来てくれたのですね」ガチャッ
兄「インストラクターさん……いい加減ラブホで寝泊まりするのやめて下さいよ。部屋まで来づらいんですよ」
イン「そんな事言って、実は期待しているのでしょう?」
兄「そんな事は無い。全然。全く」ブンブン
イン「否定し過ぎて怪しいですよ、兄さん」
兄「ハァー……もういいですよ」プイッ
922:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 13:59:03:FBGdq5Hg (10/74)
兄「今日は海でダイビングの講習やるんですよね?機材運ぶの手伝いますよ」
イン「ありがとうございます。といっても重い物はもう船に乗せましたので、講習者用のスーツやBCくらいですね。こちらです」
ゴチャッ!
兄「……毎回思いますけど、色気の無い部屋ですよね。ラブホなのに」
イン「仕事道具を置くには丁度いいんですよ。ビジネスホテルだと狭いですし」
兄(マンションとか借りればいいのに……)
イン「……それに、色気が無くってもいいんですよ。……赤の他人と肌を合わせる予定も無いですし」
兄「……」
兄「今日は海でダイビングの講習やるんですよね?機材運ぶの手伝いますよ」
イン「ありがとうございます。といっても重い物はもう船に乗せましたので、講習者用のスーツやBCくらいですね。こちらです」
ゴチャッ!
兄「……毎回思いますけど、色気の無い部屋ですよね。ラブホなのに」
イン「仕事道具を置くには丁度いいんですよ。ビジネスホテルだと狭いですし」
兄(マンションとか借りればいいのに……)
イン「……それに、色気が無くってもいいんですよ。……赤の他人と肌を合わせる予定も無いですし」
兄「……」
923:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:02:11:FBGdq5Hg (11/74)
イン「そんな事したら、兄さんが泣いちゃいますもんね?」
兄「泣きはしませんよ。……怒るかもしんないけど」
イン「フフ……素敵な彼氏が出来て、嬉しいです。私」ニッコリ
兄「……からかわないで下さいよ」
イン「あら、本心ですよ?こうしてダイビングのインストラクターの仕事をする時は、いつも手伝ってくれますし」
兄「そりゃあ……一応、彼氏ですし」
イン「……優しいんですね」
兄「……インストラクターさん……」
イン「そんな事したら、兄さんが泣いちゃいますもんね?」
兄「泣きはしませんよ。……怒るかもしんないけど」
イン「フフ……素敵な彼氏が出来て、嬉しいです。私」ニッコリ
兄「……からかわないで下さいよ」
イン「あら、本心ですよ?こうしてダイビングのインストラクターの仕事をする時は、いつも手伝ってくれますし」
兄「そりゃあ……一応、彼氏ですし」
イン「……優しいんですね」
兄「……インストラクターさん……」
924:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 14:03:00:7HgeVZvw (1/3)
どっちにしろ救いがない
どっちにしろ救いがない
925:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:04:50:FBGdq5Hg (12/74)
イン「サヤカ、って……呼んで下さい」
兄「……サヤカ、さん……」
グイッ
兄「え、ちょ……!!」
ドサッ!
イン「あら、困りました。ベッドに押し倒されてしまいましたね」
兄「今明らかに俺の腕引っ張りましたよね?」
イン「フフフ、細かい事はいいじゃないですか」
兄「よ、良くないですよ。インス……サヤカさん、これから仕事なんでしょ?早く行かないと……」
イン「大丈夫ですよ、少しくらい遅れても……」
兄「……サヤカさん」
ギュッ
イン「サヤカ、って……呼んで下さい」
兄「……サヤカ、さん……」
グイッ
兄「え、ちょ……!!」
ドサッ!
イン「あら、困りました。ベッドに押し倒されてしまいましたね」
兄「今明らかに俺の腕引っ張りましたよね?」
イン「フフフ、細かい事はいいじゃないですか」
兄「よ、良くないですよ。インス……サヤカさん、これから仕事なんでしょ?早く行かないと……」
イン「大丈夫ですよ、少しくらい遅れても……」
兄「……サヤカさん」
ギュッ
926:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:06:56:FBGdq5Hg (13/74)
イン「……ひょっとして……震えてます?」ギュウーッ
兄「……いや、そんな事は……」
イン「フフ、安心して……私に任せて下さい。……これでも、お姉さんですからね」
兄「……」
イン「もっと……甘えていいんですよ?……私を……」
兄「……」
イン「……愛して、いいんですよ?」
兄「…………」
イン「……ひょっとして……震えてます?」ギュウーッ
兄「……いや、そんな事は……」
イン「フフ、安心して……私に任せて下さい。……これでも、お姉さんですからね」
兄「……」
イン「もっと……甘えていいんですよ?……私を……」
兄「……」
イン「……愛して、いいんですよ?」
兄「…………」
927:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:07:39:FBGdq5Hg (14/74)
兄「いや、俺は…………!!」
バ チ イ ッ
兄「いや、俺は…………!!」
バ チ イ ッ
928:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:10:46:FBGdq5Hg (15/74)
…………
美少女「あーに先っ輩っ♪」
ギュッ!
兄「うおっ!……なんだ、美少女か」
美少女「んふふーっ、今日も兄先輩いい筋肉……♡」サワサワ
兄「触るな。お前って奴は本当……」
美少女「え?なんで駄目なんですか?」
兄「人の目があるだろ。通行人が見てるぞ」
美少女「えーっ?今さら人の目なんか気にするんですかーっ?」
兄「そりゃあ……そうだろ。……」
…………
美少女「あーに先っ輩っ♪」
ギュッ!
兄「うおっ!……なんだ、美少女か」
美少女「んふふーっ、今日も兄先輩いい筋肉……♡」サワサワ
兄「触るな。お前って奴は本当……」
美少女「え?なんで駄目なんですか?」
兄「人の目があるだろ。通行人が見てるぞ」
美少女「えーっ?今さら人の目なんか気にするんですかーっ?」
兄「そりゃあ……そうだろ。……」
929:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:13:06:FBGdq5Hg (16/74)
美少女「愛があれば性別や人の目なんて関係ないって……言ってくれたじゃないですか」
兄「あー……うん。そうだな」
美少女「だからボクは先輩に堂々と抱きつく資格があるのです!ぎゅーっ♡」
兄「だーかーら、やめろって!」
美少女「なんでですかっ!先輩、ひどい……」
兄「俺は……俺はなあ……」
美少女「愛があれば性別や人の目なんて関係ないって……言ってくれたじゃないですか」
兄「あー……うん。そうだな」
美少女「だからボクは先輩に堂々と抱きつく資格があるのです!ぎゅーっ♡」
兄「だーかーら、やめろって!」
美少女「なんでですかっ!先輩、ひどい……」
兄「俺は……俺はなあ……」
930:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:14:02:FBGdq5Hg (17/74)
兄「人の目なんか関係無い。だから俺は……『彼女』を愛して……!!」
バ チ イ ッ
兄「人の目なんか関係無い。だから俺は……『彼女』を愛して……!!」
バ チ イ ッ
931:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:18:13:FBGdq5Hg (18/74)
…………
女「ねえねえ兄君っ!昨日ネットでね、初心者にもオススメのア○ルバイブ見つけたんだけど――……」
兄「朝っぱらから下ネタやめろ」
女「いーえっやめません!今日こそ兄君におしりの素晴らしさを教えこんじゃうからね……うふふふふ……!」ジュルリ
兄「何で俺お前と付き合ってんだろう……」ガックリ
女「えー、そんな事言っちゃう?私、傷ついちゃうなー……私達、いーいカップルだと思うんだけど」
兄「あー……まあ、そうかもな」
女「でしょでしょ?」
…………
女「ねえねえ兄君っ!昨日ネットでね、初心者にもオススメのア○ルバイブ見つけたんだけど――……」
兄「朝っぱらから下ネタやめろ」
女「いーえっやめません!今日こそ兄君におしりの素晴らしさを教えこんじゃうからね……うふふふふ……!」ジュルリ
兄「何で俺お前と付き合ってんだろう……」ガックリ
女「えー、そんな事言っちゃう?私、傷ついちゃうなー……私達、いーいカップルだと思うんだけど」
兄「あー……まあ、そうかもな」
女「でしょでしょ?」
932:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:22:13:FBGdq5Hg (19/74)
兄「女さん、地味だし変態だし怖いしあんまし美人じゃないけど……」
女「ちょ、兄君?それは私にケンカ売ってるのかな?かなかな?」
兄「……けど、なんていうか……女さんといると……落ち着くっていうかさ。すごく……いい気分になれるんだよ」
女「……そ、そんな事言って!……ごまかそうとしても……」モゴモゴ
兄「?」
女「……さっきの暴言、私許さないんだからねっ!ば、罰として……今日の放課後私ん家来てよっ!」
兄「ちょっと待って、何する気?」
女「何って……ナニ?」
兄「絶対いかねえ」
女「なんでよー!!ちょっとは彼女のワガママ聞いてくれてもいいじゃーん!!」
兄「ワガママの範ちゅう超えとるわ!あのなあ……!」
兄「女さん、地味だし変態だし怖いしあんまし美人じゃないけど……」
女「ちょ、兄君?それは私にケンカ売ってるのかな?かなかな?」
兄「……けど、なんていうか……女さんといると……落ち着くっていうかさ。すごく……いい気分になれるんだよ」
女「……そ、そんな事言って!……ごまかそうとしても……」モゴモゴ
兄「?」
女「……さっきの暴言、私許さないんだからねっ!ば、罰として……今日の放課後私ん家来てよっ!」
兄「ちょっと待って、何する気?」
女「何って……ナニ?」
兄「絶対いかねえ」
女「なんでよー!!ちょっとは彼女のワガママ聞いてくれてもいいじゃーん!!」
兄「ワガママの範ちゅう超えとるわ!あのなあ……!」
933:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:23:15:FBGdq5Hg (20/74)
兄「俺は『彼女』のワガママを……『彼女』の願いを聞いてあげないと……!!」
バ チ イ ッ
兄「俺は『彼女』のワガママを……『彼女』の願いを聞いてあげないと……!!」
バ チ イ ッ
934:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:24:43:FBGdq5Hg (21/74)
…………
トントントントン……
母「……」コトコト……
ガチャッ
母「?」クルッ
兄「……」
母「!!…………あ……///」
兄「……母さん」
…………
トントントントン……
母「……」コトコト……
ガチャッ
母「?」クルッ
兄「……」
母「!!…………あ……///」
兄「……母さん」
935:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:26:33:FBGdq5Hg (22/74)
兄「今日の晩ごはん……カレー?」
母「……」コクコク
兄「やった。……俺、好きだよ。母さんの作るカレー」
母「……///」テレテレ
兄「……そのー……さ?」
母「?」キョトン
兄「……もちろん、……母さんの事は、もっと好き……だ」
母「……///」
兄「…………」
兄「今日の晩ごはん……カレー?」
母「……」コクコク
兄「やった。……俺、好きだよ。母さんの作るカレー」
母「……///」テレテレ
兄「……そのー……さ?」
母「?」キョトン
兄「……もちろん、……母さんの事は、もっと好き……だ」
母「……///」
兄「…………」
936:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:29:08:FBGdq5Hg (23/74)
兄「……けど、ゴメン」
母「……?」
兄「俺……もう行かないと。随分待たせちゃった」
母「……」
兄「……母さんの事は好きだ。それが、いけない事だとしても。……実の母親だとしても……」
母「……」
兄「……実の母親じゃないとしても。……大好きだ。……大好き……だったんだ」
母「…………」ポロポロ……
兄「……けど、ゴメン」
母「……?」
兄「俺……もう行かないと。随分待たせちゃった」
母「……」
兄「……母さんの事は好きだ。それが、いけない事だとしても。……実の母親だとしても……」
母「……」
兄「……実の母親じゃないとしても。……大好きだ。……大好き……だったんだ」
母「…………」ポロポロ……
937:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:29:57:FBGdq5Hg (24/74)
兄「けど、俺は――……」
バ チ イ ッ
兄「けど、俺は――……」
バ チ イ ッ
938:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:33:55:FBGdq5Hg (25/74)
…………
カランコロン……
マカ「お、お待たせっ!お兄さんっ!」カランコロン
兄「おお……浴衣似合ってるな、マカちゃん」
マカ「え、えへへー……ちょっとムリ言って、ママに着付けしてもらったの。……かわいーい?」
兄「可愛い可愛い」
マカ「もーっ!もっと心を込めて言ってよ!」プンプン
兄「え、えー……十分込めてたんだけど」
マカ「ほら、もっかい!」
兄「あー……マカちゃん、すごく可愛いよ。……浴衣、似合ってる」
マカ「……えへへへへ……」ニマニマ
…………
カランコロン……
マカ「お、お待たせっ!お兄さんっ!」カランコロン
兄「おお……浴衣似合ってるな、マカちゃん」
マカ「え、えへへー……ちょっとムリ言って、ママに着付けしてもらったの。……かわいーい?」
兄「可愛い可愛い」
マカ「もーっ!もっと心を込めて言ってよ!」プンプン
兄「え、えー……十分込めてたんだけど」
マカ「ほら、もっかい!」
兄「あー……マカちゃん、すごく可愛いよ。……浴衣、似合ってる」
マカ「……えへへへへ……」ニマニマ
939:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:36:54:FBGdq5Hg (26/74)
ピーヒャラピー……
ガヤガヤ……
マカ「ほらほら、もう夏祭り始まっちゃってる!早く行かないとわたあめ無くなっちゃうよーっ!」カラコロ
兄「走ると危ないって、無くならないしさ」
マカ「う、ごめんね?……お兄さんと夏祭りって、その……嬉しくって」ニコッ
兄「ああ、俺も嬉しいよ……」
ガヤガヤ……
兄「?……なんか、思ってたより……人、少ないな?」
マカ「その方がいいよー。マカ、ゆっくりお兄さんとお祭り見て回りたいし」
ピーヒャラピー……
ガヤガヤ……
マカ「ほらほら、もう夏祭り始まっちゃってる!早く行かないとわたあめ無くなっちゃうよーっ!」カラコロ
兄「走ると危ないって、無くならないしさ」
マカ「う、ごめんね?……お兄さんと夏祭りって、その……嬉しくって」ニコッ
兄「ああ、俺も嬉しいよ……」
ガヤガヤ……
兄「?……なんか、思ってたより……人、少ないな?」
マカ「その方がいいよー。マカ、ゆっくりお兄さんとお祭り見て回りたいし」
940:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:40:57:FBGdq5Hg (27/74)
『第十五回花火大会は、21時開始の予定です。今暫く……お待ちを……』ガガッ
ガヤガヤガヤ……
マカ「お兄さんっ!ほらほら、向こうで金魚すくいやってる!一緒にやろっ?」
兄「ああ……」
マカ「もー、お兄さんテンションひくーい!早く行かないと金魚なくなるって!」
兄「なくならないよ、たぶん。……マカちゃん、もう少しのんびり見て回ってもいいだろ?」
マカ「ヤダよーっ。お兄さんとお祭り、何が何でも満喫しないと!」フンス!
兄「その……俺はさ……」
マカ「?」
『第十五回花火大会は、21時開始の予定です。今暫く……お待ちを……』ガガッ
ガヤガヤガヤ……
マカ「お兄さんっ!ほらほら、向こうで金魚すくいやってる!一緒にやろっ?」
兄「ああ……」
マカ「もー、お兄さんテンションひくーい!早く行かないと金魚なくなるって!」
兄「なくならないよ、たぶん。……マカちゃん、もう少しのんびり見て回ってもいいだろ?」
マカ「ヤダよーっ。お兄さんとお祭り、何が何でも満喫しないと!」フンス!
兄「その……俺はさ……」
マカ「?」
941:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:44:20:FBGdq5Hg (28/74)
ギュッ!
マカ「ふえっ!?ちょ……お兄さんっ?」ワタワタ
兄「……俺……マカちゃんと、ゆっくり夏祭り、見て回りたいんだよ」
マカ「!……」
兄「……駄目、かな?」ギュウウ
マカ「う……ううんっ!ダメじゃないっ!マカも……お兄さんとゆっくり夏祭り堪能したい!」
兄「……ありがとう。……俺、マカちゃんの事……大好きだからさ」
マカ「ふぁ!……耳元で、そーいう事言うの反則だってぇ……///」
ギュッ!
マカ「ふえっ!?ちょ……お兄さんっ?」ワタワタ
兄「……俺……マカちゃんと、ゆっくり夏祭り、見て回りたいんだよ」
マカ「!……」
兄「……駄目、かな?」ギュウウ
マカ「う……ううんっ!ダメじゃないっ!マカも……お兄さんとゆっくり夏祭り堪能したい!」
兄「……ありがとう。……俺、マカちゃんの事……大好きだからさ」
マカ「ふぁ!……耳元で、そーいう事言うの反則だってぇ……///」
942:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:45:33:FBGdq5Hg (29/74)
兄「大好きだから……これで、最後だから」
マカ「……」
ガヤガヤガヤ……
兄「……」
マカ「……『最後』?」
兄「……マカちゃん」スッ……
兄「大好きだから……これで、最後だから」
マカ「……」
ガヤガヤガヤ……
兄「……」
マカ「……『最後』?」
兄「……マカちゃん」スッ……
943:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:48:04:FBGdq5Hg (30/74)
兄「今……『何週目』だ?」
マカ「!!!!」
・ ・ ・
兄「……」ジッ
マカ「……」
ガヤガヤガヤ……
マカ「……じゅ……『15週目』……だと、思う」
兄「じゅ……!?」
マカ「……」
兄「……昔の俺は、だいたい一年に一回記憶を失ってたよな。……マカちゃんと初めて出会ったあの週から……9年、経ってるのか?」
マカ「ううん。それは……違う」
兄「今……『何週目』だ?」
マカ「!!!!」
・ ・ ・
兄「……」ジッ
マカ「……」
ガヤガヤガヤ……
マカ「……じゅ……『15週目』……だと、思う」
兄「じゅ……!?」
マカ「……」
兄「……昔の俺は、だいたい一年に一回記憶を失ってたよな。……マカちゃんと初めて出会ったあの週から……9年、経ってるのか?」
マカ「ううん。それは……違う」
944:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:53:01:FBGdq5Hg (31/74)
マカ「あの週で、マカは……私は、お兄さんに言ったよね?『『一人の女の子』として、私達を見て』って」
兄「ああ」
マカ「その言葉が……お兄さんの心に、影響を与えちゃったみたいで……お兄さんはその次の7週目から、色んな女性と付き合い始めたの」
兄「……な……?」
マカ「付き合っては、思い出して、記憶を消されて、って……それの繰り返し。酷い時は3週間で次の週に行った時もある。私達が出会った6週目から……一年しか経ってないよ」
兄「……」
マカ「……花火大会は、今の私達が『何処』にいるのかわかりやすいように、数字変わってるけどね」
兄「……」
『繰り返します……第十五回花火大会は――……』ガガッ
マカ「あの週で、マカは……私は、お兄さんに言ったよね?『『一人の女の子』として、私達を見て』って」
兄「ああ」
マカ「その言葉が……お兄さんの心に、影響を与えちゃったみたいで……お兄さんはその次の7週目から、色んな女性と付き合い始めたの」
兄「……な……?」
マカ「付き合っては、思い出して、記憶を消されて、って……それの繰り返し。酷い時は3週間で次の週に行った時もある。私達が出会った6週目から……一年しか経ってないよ」
兄「……」
マカ「……花火大会は、今の私達が『何処』にいるのかわかりやすいように、数字変わってるけどね」
兄「……」
『繰り返します……第十五回花火大会は――……』ガガッ
945:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 14:58:01:FBGdq5Hg (32/74)
兄「……ごめん、マカちゃん」
マカ「……どうして謝るの?私……お兄さんとこうして恋人同士になれて、すごく……嬉しいんだよ?」
兄「……」
マカ「ううん。……嬉し『かった』」
兄「……」
マカ「ほら。あの時言った通りだよ。……お兄さんは、私以外に、もっともっと好きな人がいるんだよ」
兄「……ああ。その通りだ」
マカ「待ってるんだよ、彼女は。……私、自分を『買った』金持ちの娘なんて、嫌いだけど……お兄さんが好きなら、仕方ないよね」
兄「……けど、俺は……俺は……」
マカ「……」
兄「……思い出したんだ。本気で向き合って、わかったんだ。俺は、みんなの事が――……!!」
兄「……ごめん、マカちゃん」
マカ「……どうして謝るの?私……お兄さんとこうして恋人同士になれて、すごく……嬉しいんだよ?」
兄「……」
マカ「ううん。……嬉し『かった』」
兄「……」
マカ「ほら。あの時言った通りだよ。……お兄さんは、私以外に、もっともっと好きな人がいるんだよ」
兄「……ああ。その通りだ」
マカ「待ってるんだよ、彼女は。……私、自分を『買った』金持ちの娘なんて、嫌いだけど……お兄さんが好きなら、仕方ないよね」
兄「……けど、俺は……俺は……」
マカ「……」
兄「……思い出したんだ。本気で向き合って、わかったんだ。俺は、みんなの事が――……!!」
946:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:00:54:FBGdq5Hg (33/74)
マカ「行って、お兄さん」
ドンッ!
兄「っ……え?」
マカ「お嬢は、自分の屋敷にいる。……そこのバルコニーから、この花火大会を見てるはずだよ」
兄「!!」
マカ「……何周も何周も、気が遠くなるほどリセット繰り返したのに……まだ、好きなんでしょ?」
兄「……ああ」
マカ「もちろん、みんなの事も好き。嘘じゃない。だけど……それでも、お嬢が好き。……そうなんでしょ?」
兄「……その……通りだ……!!」
マカ「行って、お兄さん」
ドンッ!
兄「っ……え?」
マカ「お嬢は、自分の屋敷にいる。……そこのバルコニーから、この花火大会を見てるはずだよ」
兄「!!」
マカ「……何周も何周も、気が遠くなるほどリセット繰り返したのに……まだ、好きなんでしょ?」
兄「……ああ」
マカ「もちろん、みんなの事も好き。嘘じゃない。だけど……それでも、お嬢が好き。……そうなんでしょ?」
兄「……その……通りだ……!!」
947:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:04:17:FBGdq5Hg (34/74)
マカ「だったら、行かないと。行って、言ってあげないと。……お兄さんはまだ、お嬢に……『好き』って言ってないんだよ?」
兄「…………」
マカ「……マカなら、大丈夫。金持ちに買われてこの町に来てさ、ママ役の人と一緒になったんだけど、いい人でさ。……マカの悩みなんかも、聞いてくれて……」
兄「……」
マカ「……お兄さんにも、紹介したかったなあ……」
兄「……これが終わったら、必ず」
マカ「……」
マカ「だったら、行かないと。行って、言ってあげないと。……お兄さんはまだ、お嬢に……『好き』って言ってないんだよ?」
兄「…………」
マカ「……マカなら、大丈夫。金持ちに買われてこの町に来てさ、ママ役の人と一緒になったんだけど、いい人でさ。……マカの悩みなんかも、聞いてくれて……」
兄「……」
マカ「……お兄さんにも、紹介したかったなあ……」
兄「……これが終わったら、必ず」
マカ「……」
948:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:06:37:FBGdq5Hg (35/74)
マカ「マカは大丈夫だよ。ママ役の……ママがいるから」
兄「……必ず、会いに来る。……紹介してくれ。マカちゃんの……彼女の、母親だ」
マカ「うん。……絶対だよ」
兄「約束だ」
マカ「うん……や、約……束」ポロポロ……
兄「……」クルッ
ダッ――!!
マカ「マカは大丈夫だよ。ママ役の……ママがいるから」
兄「……必ず、会いに来る。……紹介してくれ。マカちゃんの……彼女の、母親だ」
マカ「うん。……絶対だよ」
兄「約束だ」
マカ「うん……や、約……束」ポロポロ……
兄「……」クルッ
ダッ――!!
949:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:07:30:FBGdq5Hg (36/74)
バ チ イ ッ
兄「おっと」
ヒョイッ
バ チ イ ッ
兄「おっと」
ヒョイッ
950:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:11:07:FBGdq5Hg (37/74)
料理長「うええっ!?外したぁ!?」ガクッ!
兄「危ねえだろハゲ。スタンガン毎回毎回バチバチさせんなハゲ」
料理長「ハゲじゃありませんーお洒落スキンヘッドですー」
兄「ハゲじゃねーかハゲ」
料理長「っていうかよくかわしたなぁ……これでも私、特殊部隊をまとめる隊長として結構頑張ってるんだけど」
兄「料理長じゃねーのかよ」
料理長「料理長は仮の姿よ。っていうかぶっちゃけ料理ニガテだし」
兄「一緒に働いてたけどそれは驚愕だわー」
料理長「うええっ!?外したぁ!?」ガクッ!
兄「危ねえだろハゲ。スタンガン毎回毎回バチバチさせんなハゲ」
料理長「ハゲじゃありませんーお洒落スキンヘッドですー」
兄「ハゲじゃねーかハゲ」
料理長「っていうかよくかわしたなぁ……これでも私、特殊部隊をまとめる隊長として結構頑張ってるんだけど」
兄「料理長じゃねーのかよ」
料理長「料理長は仮の姿よ。っていうかぶっちゃけ料理ニガテだし」
兄「一緒に働いてたけどそれは驚愕だわー」
951:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:15:14:FBGdq5Hg (38/74)
料理長「……完っ全に記憶取り戻してるなあ。一緒に働いてた事まで思い出すとは……兄じゃなく、執事長って呼んだ方がいい?」
兄「兄でいいよ。なんかそっちの方が慣れたわ」
料理長「そりゃあーまー何周も何回も呼ばれたらそうなるか。……で、だ。そうやって何周も何回もリセットボタン連打されてるから、これから先の事もわかるよな?」
兄「……」
料理長「記憶、消させてもらうよ。悪いんだけどさ……今の君をお嬢様に会わせる訳にはいかない。っていうか私、普段の生活でも君とお嬢様会わせたくないって思ってるし」
兄「……もう、やめよう。……料理長」
料理長「…………何?」
料理長「……完っ全に記憶取り戻してるなあ。一緒に働いてた事まで思い出すとは……兄じゃなく、執事長って呼んだ方がいい?」
兄「兄でいいよ。なんかそっちの方が慣れたわ」
料理長「そりゃあーまー何周も何回も呼ばれたらそうなるか。……で、だ。そうやって何周も何回もリセットボタン連打されてるから、これから先の事もわかるよな?」
兄「……」
料理長「記憶、消させてもらうよ。悪いんだけどさ……今の君をお嬢様に会わせる訳にはいかない。っていうか私、普段の生活でも君とお嬢様会わせたくないって思ってるし」
兄「……もう、やめよう。……料理長」
料理長「…………何?」
952:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:18:39:FBGdq5Hg (39/74)
兄「アンタ、言ってたよな。『この町は金がかかってる』って」
料理長「!……覚えてたか」
兄「……この夏祭りに参加している人の数」
料理長「……」
兄「……明らかに、一年前の……第六回の時より少ないぜ。あの時は溢れんばかりの人がいた」
料理長「……」
兄「……もしかして……もう、『限界』なんじゃないのか?」
兄「スチュワート家は、破産寸前なんじゃないのか?」
兄「アンタ、言ってたよな。『この町は金がかかってる』って」
料理長「!……覚えてたか」
兄「……この夏祭りに参加している人の数」
料理長「……」
兄「……明らかに、一年前の……第六回の時より少ないぜ。あの時は溢れんばかりの人がいた」
料理長「……」
兄「……もしかして……もう、『限界』なんじゃないのか?」
兄「スチュワート家は、破産寸前なんじゃないのか?」
953:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:22:37:FBGdq5Hg (40/74)
料理長「不正解だ。兄」
兄「……」
料理長「『破産寸前』では無い。……もうすでに『破産』している」
兄「!?」
料理長「今この町に残っているのは、昔の君やお嬢様や旦那様に恩があるものだけ……有志の力によってこの町はかろうじて建っている」
兄「な……!」
料理長「まあ当然だよねー。町一つ作ってそれを数年にわたって動かすなんて……金無くなって当たり前だよ。警察やテレビ局の目ごまかすのにだってお金かかるしぃ」
兄「じゃあ何で……何で、まだこんな嘘っぱちの世界を……!!!」
料理長「不正解だ。兄」
兄「……」
料理長「『破産寸前』では無い。……もうすでに『破産』している」
兄「!?」
料理長「今この町に残っているのは、昔の君やお嬢様や旦那様に恩があるものだけ……有志の力によってこの町はかろうじて建っている」
兄「な……!」
料理長「まあ当然だよねー。町一つ作ってそれを数年にわたって動かすなんて……金無くなって当たり前だよ。警察やテレビ局の目ごまかすのにだってお金かかるしぃ」
兄「じゃあ何で……何で、まだこんな嘘っぱちの世界を……!!!」
954:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:26:19:FBGdq5Hg (41/74)
料理長「お前のためだよ、兄。……いや、執事長」
兄「!!……お、俺……?」
料理長「私は……せめて君には……息子として共に過ごした君には、幸せに……」
兄「……」
料理長「……生涯の伴侶を見つけて、幸せに……過ごして欲しかったんだ」
兄「!!……バッカ野郎!!」
バキッ!
料理長「ぐふっ!おま……グーはやめろ、グーは!」
兄「馬鹿野郎っ!俺は……そんなの嬉しくねえよ!俺の伴侶は……心愛ちゃんだって!お嬢様だって決めてンだから!俺が傷物にしたんだから……俺が責任取るって、もう何年も昔に決めたんだよ!!!」
料理長「……」
料理長「お前のためだよ、兄。……いや、執事長」
兄「!!……お、俺……?」
料理長「私は……せめて君には……息子として共に過ごした君には、幸せに……」
兄「……」
料理長「……生涯の伴侶を見つけて、幸せに……過ごして欲しかったんだ」
兄「!!……バッカ野郎!!」
バキッ!
料理長「ぐふっ!おま……グーはやめろ、グーは!」
兄「馬鹿野郎っ!俺は……そんなの嬉しくねえよ!俺の伴侶は……心愛ちゃんだって!お嬢様だって決めてンだから!俺が傷物にしたんだから……俺が責任取るって、もう何年も昔に決めたんだよ!!!」
料理長「……」
955:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:33:57:FBGdq5Hg (42/74)
兄「……まだ間に合う」クルッ
料理長「……何がだ、兄」
兄「俺は……元・執事長だ。自分で言うのも何だが……『優秀な』執事長でな。……経営に関する事は、旦那様が忘れた事でも俺は覚えてる」
料理長「!!……もしや、お前……!」
兄「スチュワート家の事業、復活させてやる。破産したんだっつうんなら……今度は社長を、『お嬢様』にしてな。俺が……お嬢様を導いてやる」
料理長「ッ……んなバカな夢物語、叶う訳ないだろっ!!」
バチバチッ!
料理長「もう後戻り出来ないんだ……お前がこの町を作った元凶なんだよ。だからせめて……お前は目的を、伴侶を見つけるっていう目的を果たせーッ!!」
バチバチバチーッ!
料理長「さあ、兄!次の週へ――……」
兄「……まだ間に合う」クルッ
料理長「……何がだ、兄」
兄「俺は……元・執事長だ。自分で言うのも何だが……『優秀な』執事長でな。……経営に関する事は、旦那様が忘れた事でも俺は覚えてる」
料理長「!!……もしや、お前……!」
兄「スチュワート家の事業、復活させてやる。破産したんだっつうんなら……今度は社長を、『お嬢様』にしてな。俺が……お嬢様を導いてやる」
料理長「ッ……んなバカな夢物語、叶う訳ないだろっ!!」
バチバチッ!
料理長「もう後戻り出来ないんだ……お前がこの町を作った元凶なんだよ。だからせめて……お前は目的を、伴侶を見つけるっていう目的を果たせーッ!!」
バチバチバチーッ!
料理長「さあ、兄!次の週へ――……」
956:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:37:21:FBGdq5Hg (43/74)
マカ「と、とおーっ!」
ドーン!
料理長「いきなり横から何だ――!!?」
ドッシーン!
兄「なッ……マカちゃん!?」
マカ「お兄さん、早く行って!お嬢の所へ……早く!」
兄「け、けど……!」
マカ「ここはマカが引き受けるからっ!お兄さんは……お嬢を迎えに行かないと!!」
料理長「ぐぬ……不意を突かれたが、この私が小娘なんかに負ける訳ないだろうがこのっ!離れろ……!!」
マカ「お兄さん……絶対に、振り返らないでね」
兄「……え?」
マカ「……『必殺』……!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
マカ「と、とおーっ!」
ドーン!
料理長「いきなり横から何だ――!!?」
ドッシーン!
兄「なッ……マカちゃん!?」
マカ「お兄さん、早く行って!お嬢の所へ……早く!」
兄「け、けど……!」
マカ「ここはマカが引き受けるからっ!お兄さんは……お嬢を迎えに行かないと!!」
料理長「ぐぬ……不意を突かれたが、この私が小娘なんかに負ける訳ないだろうがこのっ!離れろ……!!」
マカ「お兄さん……絶対に、振り返らないでね」
兄「……え?」
マカ「……『必殺』……!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
957:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:39:57:FBGdq5Hg (44/74)
『秒殺グラインド』
パンパンパンパンパンパンパンパン!!!
料理長「あひいいいいいい!!しゅ、しゅごいのほおおおおおおおおおお!!!!」
スプラッシャー!!!
兄「!!!!……」ダダダダダー!!
兄(ありがとう……マカちゃん……それとあの、もう本当あの、なんか……うん、ゴメン……)
タッタッタッッタ……
…………
『秒殺グラインド』
パンパンパンパンパンパンパンパン!!!
料理長「あひいいいいいい!!しゅ、しゅごいのほおおおおおおおおおお!!!!」
スプラッシャー!!!
兄「!!!!……」ダダダダダー!!
兄(ありがとう……マカちゃん……それとあの、もう本当あの、なんか……うん、ゴメン……)
タッタッタッッタ……
…………
958:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 15:41:37:7HgeVZvw (2/3)
あれっ・・・シリアス・・・
あれっ・・・シリアス・・・
959:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:43:37:FBGdq5Hg (45/74)
…………
スチュワート家――……
ココア「……」
ドオン……ドォン……
執事長「……お嬢様、本当に良いのですか?……夏祭りに向かわなくても」
ココア「ええ。ここから見る花火も綺麗よ。……それに……」
執事長「?」
ココア「……私に、あの夏祭りに行く資格なんて……無いわ」
執事長「……」
ドオン……パン……
執事長「……私は、この町の事は詳しく知りません。……お嬢様のために作られた町だと言う事。そして……この町の住民のほとんどが旦那様の『商品』であるという事くらいしか、知りません」
ココア「……」
執事長「しかし……お嬢様の顔を見ていると、この町は……お嬢様のための『牢獄』のようにも……見えます」
ココア「……そうかも、しれないわね」
…………
スチュワート家――……
ココア「……」
ドオン……ドォン……
執事長「……お嬢様、本当に良いのですか?……夏祭りに向かわなくても」
ココア「ええ。ここから見る花火も綺麗よ。……それに……」
執事長「?」
ココア「……私に、あの夏祭りに行く資格なんて……無いわ」
執事長「……」
ドオン……パン……
執事長「……私は、この町の事は詳しく知りません。……お嬢様のために作られた町だと言う事。そして……この町の住民のほとんどが旦那様の『商品』であるという事くらいしか、知りません」
ココア「……」
執事長「しかし……お嬢様の顔を見ていると、この町は……お嬢様のための『牢獄』のようにも……見えます」
ココア「……そうかも、しれないわね」
960:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:46:20:FBGdq5Hg (46/74)
ココア「もう行って。一人にして……お願いだから」
執事長「……はっ。では」スッ……
ドォン……ォン……
ココア「……」
ココア(そう、ここは私の牢獄。私が、叶わない恋をした永遠の罰)
ココア(私はここで、彼を待ち焦がれて……そして、老いて、死んでいく)
ココア(……けど、神様。一つだけ……小さな『夢』を、見させて下さい)
ココア「もう行って。一人にして……お願いだから」
執事長「……はっ。では」スッ……
ドォン……ォン……
ココア「……」
ココア(そう、ここは私の牢獄。私が、叶わない恋をした永遠の罰)
ココア(私はここで、彼を待ち焦がれて……そして、老いて、死んでいく)
ココア(……けど、神様。一つだけ……小さな『夢』を、見させて下さい)
961:ヤバイ、これ終わるかな……:2015/11/13(金) 15:48:58:FBGdq5Hg (47/74)
ココア(囚われの身のお姫様は、みんな、みぃんな、思う事)
ココア(こうして彼を待ち焦がれ、恋の炎で身を焼いて)
ココア(大きな困難……イバラの道や、大きなドラゴンが、お城にいて)
ココア(そんなものを物ともせずに、彼は……私の前に来るの)
ココア(囚われの身のお姫様は、みんな、みぃんな、思う事)
ココア(こうして彼を待ち焦がれ、恋の炎で身を焼いて)
ココア(大きな困難……イバラの道や、大きなドラゴンが、お城にいて)
ココア(そんなものを物ともせずに、彼は……私の前に来るの)
962:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:50:06:FBGdq5Hg (48/74)
コンコンッ
ココア(私の、たったひとりの『王子様』が、私を――……奪いに……)
ギ イ … …
コンコンッ
ココア(私の、たったひとりの『王子様』が、私を――……奪いに……)
ギ イ … …
963:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:51:41:FBGdq5Hg (49/74)
「愛してるんだ。誰よりも……誰よりも。君を……ずっと、愛してる」
ココア「……」
兄「迎えに来ました。……お嬢様」
ココア「……イヤ。……『心愛』って……呼んで?」グスッ
「愛してるんだ。誰よりも……誰よりも。君を……ずっと、愛してる」
ココア「……」
兄「迎えに来ました。……お嬢様」
ココア「……イヤ。……『心愛』って……呼んで?」グスッ
964:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 15:56:34:FBGdq5Hg (50/74)
ウ――ウ――ウ――!!
「侵入者だー!!」 「賊がお嬢様の部屋に入ったぞー!!」
「はやくしろ、族を捕まえろー!!」
「……なんでこんな人少ないんだ?」 「先週解雇されたからだー!!!」
ウ――ウ――ウ――!!
兄「ヤバ、見つかったか。早く逃げないと……っく、心愛ちゃん連れてバルコニーから逃げるのはムリか」
ココア「お兄様、中庭の方に自家用ヘリが一台あります。それなら……!」
兄「ヘリの運転、久しぶりだなー……あんまし自信ないけど、仕方ないか。よっと」
グイッ!
ココア「きゃっ!……お、お兄様?」
兄「しっかりつかまっててくれよ。……お姫様抱っこは嫌いか?」
ココア「い、いえっ!私……嬉しくって……!」
ウ――ウ――ウ――!!
「侵入者だー!!」 「賊がお嬢様の部屋に入ったぞー!!」
「はやくしろ、族を捕まえろー!!」
「……なんでこんな人少ないんだ?」 「先週解雇されたからだー!!!」
ウ――ウ――ウ――!!
兄「ヤバ、見つかったか。早く逃げないと……っく、心愛ちゃん連れてバルコニーから逃げるのはムリか」
ココア「お兄様、中庭の方に自家用ヘリが一台あります。それなら……!」
兄「ヘリの運転、久しぶりだなー……あんまし自信ないけど、仕方ないか。よっと」
グイッ!
ココア「きゃっ!……お、お兄様?」
兄「しっかりつかまっててくれよ。……お姫様抱っこは嫌いか?」
ココア「い、いえっ!私……嬉しくって……!」
965:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:00:05:FBGdq5Hg (51/74)
バタンッ!!
使用人A「見つけたぞ賊めーッ!観念しろ!」
使用人B「……ってアレ?貴方……先代執事長!?あれ、死んだはずじゃ……!?」
使用人C「じ、実は先代の事好きでした///」ポッ
兄「何で使用人にまで変態がいるんだよ」
ドゴオッ!
使用人C「蹴りとかご褒美ですプゲラー!!!」
ドシャアー!!!
使用人A「うぉい!?蹴り飛ばして逃げたぞ!?」
使用人B「怯むな、追え、追え、追えーっ!いや吐いてるんじゃないぞ」
ダダダダ……!
バタンッ!!
使用人A「見つけたぞ賊めーッ!観念しろ!」
使用人B「……ってアレ?貴方……先代執事長!?あれ、死んだはずじゃ……!?」
使用人C「じ、実は先代の事好きでした///」ポッ
兄「何で使用人にまで変態がいるんだよ」
ドゴオッ!
使用人C「蹴りとかご褒美ですプゲラー!!!」
ドシャアー!!!
使用人A「うぉい!?蹴り飛ばして逃げたぞ!?」
使用人B「怯むな、追え、追え、追えーっ!いや吐いてるんじゃないぞ」
ダダダダ……!
966:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:06:18:FBGdq5Hg (52/74)
パート「ここで私達」
先生「三姉妹」
看護師「登場っ!」
ド――ン!!
使用人A・B「「ぐっはー!!?」」
ドシャー!
兄「なっ……パートさん達!?」
パート「久しぶりですね、お客様。今日は想いの子をお買い上げですか?リア充爆発すればいいのに」ボソッ
ココア「あなた達、一体どこから……?」
先生「何周しても兄くんが私達三姉妹攻略してくれないから、最後の最後で強引に襲おうと張り込んでたのよ」
看護師「兄さん、ひどいですよー!私は姉達と違って正真正銘の処女なんですよー!?ヘンなお店で働いてもいないし!」
先生「だーっうっさいわね!私なんて脳みそパッパラパーのソープ嬢だったのに、ここのお金持ちに買われて先生の役やれって言われて、リアリティ重視のため教員免許取らされたのよ!?一番苦労してる私が兄くんと一緒になるべきじゃない!?しかも高校じゃなく小学校の教師とか意味わかんないし!!」
パート「ここで私達」
先生「三姉妹」
看護師「登場っ!」
ド――ン!!
使用人A・B「「ぐっはー!!?」」
ドシャー!
兄「なっ……パートさん達!?」
パート「久しぶりですね、お客様。今日は想いの子をお買い上げですか?リア充爆発すればいいのに」ボソッ
ココア「あなた達、一体どこから……?」
先生「何周しても兄くんが私達三姉妹攻略してくれないから、最後の最後で強引に襲おうと張り込んでたのよ」
看護師「兄さん、ひどいですよー!私は姉達と違って正真正銘の処女なんですよー!?ヘンなお店で働いてもいないし!」
先生「だーっうっさいわね!私なんて脳みそパッパラパーのソープ嬢だったのに、ここのお金持ちに買われて先生の役やれって言われて、リアリティ重視のため教員免許取らされたのよ!?一番苦労してる私が兄くんと一緒になるべきじゃない!?しかも高校じゃなく小学校の教師とか意味わかんないし!!」
967:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:11:01:FBGdq5Hg (53/74)
使用人A「くっ……お前らァ!娼婦の分際で我々に手を出して、タダで済むと思うなよ!?」
パート「あら、お客様。『分際』とは言ってくれますね。……店長呼びますよ?」ジロリ
先生「婚期逃した娼婦がどんっだけ怖いか、アンタ達に教えてやってもいいわよ?」ジロリ
看護師「だから、私は本当に処女で……ただ病院で働く人欲しいからって、姉のツテで働いてただけで……」
先生「丁度いいわ、看護師。よーく見てなさい」
看護師「へ?」
パート「今から保健体育の実習ですよ。フフフ……おしべとめしべについて、看護師のアナタにじっくり教えてあげるわ」ジュルリ
使用人A「え?……ちょ、待って、悪かった。その……近づくな……!!」
使用人B「や……やさしくおねがいします///」
「「「ア゛――――!!!」」」ズッポズッポズッポ!!!
使用人A「くっ……お前らァ!娼婦の分際で我々に手を出して、タダで済むと思うなよ!?」
パート「あら、お客様。『分際』とは言ってくれますね。……店長呼びますよ?」ジロリ
先生「婚期逃した娼婦がどんっだけ怖いか、アンタ達に教えてやってもいいわよ?」ジロリ
看護師「だから、私は本当に処女で……ただ病院で働く人欲しいからって、姉のツテで働いてただけで……」
先生「丁度いいわ、看護師。よーく見てなさい」
看護師「へ?」
パート「今から保健体育の実習ですよ。フフフ……おしべとめしべについて、看護師のアナタにじっくり教えてあげるわ」ジュルリ
使用人A「え?……ちょ、待って、悪かった。その……近づくな……!!」
使用人B「や……やさしくおねがいします///」
「「「ア゛――――!!!」」」ズッポズッポズッポ!!!
968:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:15:20:FBGdq5Hg (54/74)
……タッタッタッッタ!
兄「ハァ、ハァ……!次の廊下右だっけ?久しぶりすぎて忘れた……!」
ココア「まっすぐですわ、お兄様」
兄「こっちか」
タタッ
メイドA「あーっ!!見つけた、侵入者!!」
兄「げ、見つかった!!」
メイドA「み、見つけたからにはこの私がせーばいしますよっ!このッ……」
妹「とーっ!!」ゲシッ!!
メイドA「成敗されたーっ!?」ドシャア!
兄「この屋敷何人不法侵入いるんだよ!!警備ガバガバだろ!!!」
……タッタッタッッタ!
兄「ハァ、ハァ……!次の廊下右だっけ?久しぶりすぎて忘れた……!」
ココア「まっすぐですわ、お兄様」
兄「こっちか」
タタッ
メイドA「あーっ!!見つけた、侵入者!!」
兄「げ、見つかった!!」
メイドA「み、見つけたからにはこの私がせーばいしますよっ!このッ……」
妹「とーっ!!」ゲシッ!!
メイドA「成敗されたーっ!?」ドシャア!
兄「この屋敷何人不法侵入いるんだよ!!警備ガバガバだろ!!!」
969:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:17:41:FBGdq5Hg (55/74)
妹「よっ、お兄ちゃんっ!」シュビッ!
兄「あーもーお前……なんで入り込んでんだよ……」
ココア「……妹、さん……」
妹「……ふーん、やっぱり……お兄ちゃんは心愛ちゃんを……選んだんだね」
兄「あ。……いや、その……ああ」
妹「うん。いいと思うよ。その方が。……あたし、妹だけど……妹じゃ、ないしね……」
兄「……妹……」
妹「よっ、お兄ちゃんっ!」シュビッ!
兄「あーもーお前……なんで入り込んでんだよ……」
ココア「……妹、さん……」
妹「……ふーん、やっぱり……お兄ちゃんは心愛ちゃんを……選んだんだね」
兄「あ。……いや、その……ああ」
妹「うん。いいと思うよ。その方が。……あたし、妹だけど……妹じゃ、ないしね……」
兄「……妹……」
970:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:21:14:FBGdq5Hg (56/74)
兄「……俺、きっと……あのまま妹と一緒になっても……幸せにはなれなかった」
妹「……」
兄「……きっと、お前を幸せにする事出来なくて……お互い、幸せになれなかったと思うんだ」
妹「……あたしはね、お兄ちゃんが幸せだったら……それでいいの」
兄「……」
妹「ひどいんだよ、ここのお金持ちの旦那様っていうの。あたし達を世界中から買ってこの町に集めたくせに、お金無くなったらハイさよならーって言って捨てるんだもん。……もうあたしには、この町しかないのにさ」
兄「……」
妹「……だからね。お兄ちゃんが幸せになって欲しいの。……あたしの、代わりに」
兄「……イヤだ」
妹「え?」
兄「……俺、きっと……あのまま妹と一緒になっても……幸せにはなれなかった」
妹「……」
兄「……きっと、お前を幸せにする事出来なくて……お互い、幸せになれなかったと思うんだ」
妹「……あたしはね、お兄ちゃんが幸せだったら……それでいいの」
兄「……」
妹「ひどいんだよ、ここのお金持ちの旦那様っていうの。あたし達を世界中から買ってこの町に集めたくせに、お金無くなったらハイさよならーって言って捨てるんだもん。……もうあたしには、この町しかないのにさ」
兄「……」
妹「……だからね。お兄ちゃんが幸せになって欲しいの。……あたしの、代わりに」
兄「……イヤだ」
妹「え?」
971:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:25:50:FBGdq5Hg (57/74)
兄「俺は……お前も!心愛ちゃんも!マカちゃんも!」
妹「……」
兄「インストラクターさんも!女さんも!美少女も!」
ココア「……」
兄「母さんも!パートさんも!妹の先生も!看護師さんも!」
妹「……」
兄「沖縄の漁師の娘だって……一回しか会ってない、コンビニバイトとか巫女さんとか若女将さんとか、それに料理ちょ……父さんとか、それにそれに……たくさんの、この町に住む人を!!!」
ココア「……」
兄「……幸せにする。……絶対に!……それが、この町を作ってしまった……俺の、責任だ」
妹「……ハハハ……やっぱお兄ちゃんは、スケコマシ野郎だよ」
兄「……なんとでもいえ」
兄「俺は……お前も!心愛ちゃんも!マカちゃんも!」
妹「……」
兄「インストラクターさんも!女さんも!美少女も!」
ココア「……」
兄「母さんも!パートさんも!妹の先生も!看護師さんも!」
妹「……」
兄「沖縄の漁師の娘だって……一回しか会ってない、コンビニバイトとか巫女さんとか若女将さんとか、それに料理ちょ……父さんとか、それにそれに……たくさんの、この町に住む人を!!!」
ココア「……」
兄「……幸せにする。……絶対に!……それが、この町を作ってしまった……俺の、責任だ」
妹「……ハハハ……やっぱお兄ちゃんは、スケコマシ野郎だよ」
兄「……なんとでもいえ」
972:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:27:53:FBGdq5Hg (58/74)
兄「だから……」
妹「……」
兄「……さよならだ。……妹」
妹「……う゛んっ……お゛兄ぢゃん……!!」ズビッ!
バラバラバラバラ……
…………
兄「だから……」
妹「……」
兄「……さよならだ。……妹」
妹「……う゛んっ……お゛兄ぢゃん……!!」ズビッ!
バラバラバラバラ……
…………
973:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:28:42:FBGdq5Hg (59/74)
……………………
…………
……
…
……………………
…………
……
…
974:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:32:02:FBGdq5Hg (60/74)
……海外に渡った俺と心愛ちゃんは、
長い年月をかけて、スチュワート家を復興させた。
最初は右も左も分からない、ただの一人の少女だった心愛ちゃんも、
俺の力添えもあり、今では立派な一人の社長だ。
乱れた性風俗は、その業界に携わる人々の寿命を短くし、その業界そのものの寿命までも短くする。
俺達の仕事は、そういった人々を助ける事で……。
最初はバカバカしいと思っていた世界にも、重要な意味がある事を、改めて知った。
今日、心愛ちゃんは……20歳になる。
……海外に渡った俺と心愛ちゃんは、
長い年月をかけて、スチュワート家を復興させた。
最初は右も左も分からない、ただの一人の少女だった心愛ちゃんも、
俺の力添えもあり、今では立派な一人の社長だ。
乱れた性風俗は、その業界に携わる人々の寿命を短くし、その業界そのものの寿命までも短くする。
俺達の仕事は、そういった人々を助ける事で……。
最初はバカバカしいと思っていた世界にも、重要な意味がある事を、改めて知った。
今日、心愛ちゃんは……20歳になる。
975:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:35:00:FBGdq5Hg (61/74)
リンゴーン……
ココア「むう……変じゃありませんかね?お兄様?」
兄「ああ、似合ってるよ……すごく可愛い」
ココア「どうもこのような服は苦手で……まあ、お兄様が言うのでしたら……」
兄「……なあ心愛ちゃん。そろそろ……『お兄様』っていうの、やめないか?」
ココア「あら、お兄様はいつまでも私のお兄様ですわよ?」
兄「うーん……けどなあ、ほら。……今日から、その……あれだろう?」
ココア「そうですわね。……では『あなた』というのはどうでしょう?」ニコッ
兄「……お兄様でいいや」
リンゴーン……
ココア「むう……変じゃありませんかね?お兄様?」
兄「ああ、似合ってるよ……すごく可愛い」
ココア「どうもこのような服は苦手で……まあ、お兄様が言うのでしたら……」
兄「……なあ心愛ちゃん。そろそろ……『お兄様』っていうの、やめないか?」
ココア「あら、お兄様はいつまでも私のお兄様ですわよ?」
兄「うーん……けどなあ、ほら。……今日から、その……あれだろう?」
ココア「そうですわね。……では『あなた』というのはどうでしょう?」ニコッ
兄「……お兄様でいいや」
976:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 16:35:16:/dGwH7Hc (1/1)
世界線が重いぜベイビー
世界線が重いぜベイビー
977:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:36:44:FBGdq5Hg (62/74)
ガチャッ
執事長「お嬢様、それに……『旦那様』。お時間です」
兄「ああ……じゃあ、行こうか?」
ココア「ええ……」
ギュッ
リンゴーン……
ガチャッ
執事長「お嬢様、それに……『旦那様』。お時間です」
兄「ああ……じゃあ、行こうか?」
ココア「ええ……」
ギュッ
リンゴーン……
978:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:39:03:FBGdq5Hg (63/74)
リンゴーン……
兄「……」
ココア「……」
「汝……健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも」
兄「……」
ココア「……」
「富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け……」
兄「……」
ココア「……」
「……その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
リンゴーン……
兄「……」
ココア「……」
「汝……健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも」
兄「……」
ココア「……」
「富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け……」
兄「……」
ココア「……」
「……その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
979:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:40:13:FBGdq5Hg (64/74)
兄「……」チラッ
ココア「……」ニコリ
リンゴーン……
兄「……はい。誓いま――……」
「ちょっっっっと待ったぁ――!!!!!!」
ドアバターン!!!
兄「……」チラッ
ココア「……」ニコリ
リンゴーン……
兄「……はい。誓いま――……」
「ちょっっっっと待ったぁ――!!!!!!」
ドアバターン!!!
980:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 16:57:42:FBGdq5Hg (65/74)
兄「っ!?」ビクウッ!!
妹「お兄ちゃんっ!?この歳で処女ってなんかもう冗談抜きで本気で恥ずかしいんだけどっ!!律儀に取っておいたあたしの気持ち考えた事ある!?」プンプン!
兄「なっ……妹ぉ!?なんでここに……!?」
妹「なんでって……わざわざこの町のチャペルで式挙げといて、そんな事言う!?」
兄「いやそうだけど!なんでお前もウェディングドレス着てんだよ!それに……」
兄「お前が処女は嘘だろう」
妹「いや、マジだって。あたしが昔働いてた店お口専門でさ……」
兄「なんてギリギリな処女だよ」
兄「っ!?」ビクウッ!!
妹「お兄ちゃんっ!?この歳で処女ってなんかもう冗談抜きで本気で恥ずかしいんだけどっ!!律儀に取っておいたあたしの気持ち考えた事ある!?」プンプン!
兄「なっ……妹ぉ!?なんでここに……!?」
妹「なんでって……わざわざこの町のチャペルで式挙げといて、そんな事言う!?」
兄「いやそうだけど!なんでお前もウェディングドレス着てんだよ!それに……」
兄「お前が処女は嘘だろう」
妹「いや、マジだって。あたしが昔働いてた店お口専門でさ……」
兄「なんてギリギリな処女だよ」
981:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:00:10:FBGdq5Hg (66/74)
ココア「あらあら、これは困ったことになりましたね……」ニコニコ
兄「心愛ちゃんも笑ってないで!結婚式ブチ壊しにきたんだぞコイツ」
妹「おっとー、ふっふっふ……『コイツ』とはずいぶんな言い草だね?」
兄「何?(コイツ性格変わってねー……)」
妹「あたしが一人で来たと思ってるのかにゃー?」フッフッフ……
兄「なッ……まさか!?」
ドドッ!
ココア「あらあら、これは困ったことになりましたね……」ニコニコ
兄「心愛ちゃんも笑ってないで!結婚式ブチ壊しにきたんだぞコイツ」
妹「おっとー、ふっふっふ……『コイツ』とはずいぶんな言い草だね?」
兄「何?(コイツ性格変わってねー……)」
妹「あたしが一人で来たと思ってるのかにゃー?」フッフッフ……
兄「なッ……まさか!?」
ドドッ!
982:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:03:39:FBGdq5Hg (67/74)
マカ「お兄さんっ!マカ……やっぱり!お兄さんの事大好きだよーっ!!」
イン「花嫁姿でヤるというのも中々背徳感あっていいんじゃないですか?フフフ……」ジュルリ
女「兄君っ!やっぱり初夜はペニバンで兄君がウケっていうのが良いと思うんだけど、どう!?」
美少女「兄先輩っ♡お姉ちゃんのペニバンなんかじゃ満足出来ないってくらい、ムチャクチャにしてあげますよっ♡」
兄「なッ……いっぱい来た――!!!?」
マカ「お兄さんっ!マカ……やっぱり!お兄さんの事大好きだよーっ!!」
イン「花嫁姿でヤるというのも中々背徳感あっていいんじゃないですか?フフフ……」ジュルリ
女「兄君っ!やっぱり初夜はペニバンで兄君がウケっていうのが良いと思うんだけど、どう!?」
美少女「兄先輩っ♡お姉ちゃんのペニバンなんかじゃ満足出来ないってくらい、ムチャクチャにしてあげますよっ♡」
兄「なッ……いっぱい来た――!!!?」
983:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:06:58:FBGdq5Hg (68/74)
母「……///」テレテレ
パート「お客様ー、私をご購入という事でよろしいでしょうかー。よろしいですね。よろしいに決まってます」
先生「っていうかこんな歳にもなっちゃアンタに拾って貰わないとマジでやばいって……年上でもいいでしょ?ねえ!?」
看護師「あああぁぁ……お姉ちゃん達みたいにはなりたくなかったのに……私も三十路で彼氏無しだなんて……」ブツブツ
父「あー、ゴホンゴホン。結婚おめでとう……っていう雰囲気じゃあないな、これ」
兄「なんだよこれ……どうなってんだよ……」
妹「お兄ちゃんが立てたフラグの賜物だよ」
兄「その俺の結婚式に来るか、普通!?」
母「……///」テレテレ
パート「お客様ー、私をご購入という事でよろしいでしょうかー。よろしいですね。よろしいに決まってます」
先生「っていうかこんな歳にもなっちゃアンタに拾って貰わないとマジでやばいって……年上でもいいでしょ?ねえ!?」
看護師「あああぁぁ……お姉ちゃん達みたいにはなりたくなかったのに……私も三十路で彼氏無しだなんて……」ブツブツ
父「あー、ゴホンゴホン。結婚おめでとう……っていう雰囲気じゃあないな、これ」
兄「なんだよこれ……どうなってんだよ……」
妹「お兄ちゃんが立てたフラグの賜物だよ」
兄「その俺の結婚式に来るか、普通!?」
984:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:09:32:FBGdq5Hg (69/74)
マカ「お、お兄さんっ!マカはね、別にお兄さんが結婚しても、いいの」
兄「えっ……」
マカ「ただ、第二夫人はマカにしてほしいなーって……」
兄「一夫多妻制!?日本ではムリに決まってんだろ!!!」
イン「何を今更。この町は日本であって日本じゃないみたいなもんじゃないですか」
妹「あたし日本人じゃないしねー」
兄「今衝撃の告白を聞いた気がした!!!」
マカ「お、お兄さんっ!マカはね、別にお兄さんが結婚しても、いいの」
兄「えっ……」
マカ「ただ、第二夫人はマカにしてほしいなーって……」
兄「一夫多妻制!?日本ではムリに決まってんだろ!!!」
イン「何を今更。この町は日本であって日本じゃないみたいなもんじゃないですか」
妹「あたし日本人じゃないしねー」
兄「今衝撃の告白を聞いた気がした!!!」
985:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:12:27:FBGdq5Hg (70/74)
兄「本当に、やめろお前ら!心愛ちゃんが迷惑してるだろ!?」
ココア「あら、私は別に構いませんわよ?」
兄「!?……へぁ?」クルリ
ココア「だって……たとえ、一夫多妻制になったとしても……お兄様は最後には、私を選んでくださるもの」ニコッ
兄「ッ……///」
マカ「むぎー!目の前でイチャつくなーっ!マカもイチャつくっ!お兄さんンチュー!」チュウウー……
兄「ばっ……なんで誓いのキスより前にマカちゃんとキスなんだよ!」
妹「あははっ!なんかあたし達っぽい結婚式だねーっ!」
兄「本当に、やめろお前ら!心愛ちゃんが迷惑してるだろ!?」
ココア「あら、私は別に構いませんわよ?」
兄「!?……へぁ?」クルリ
ココア「だって……たとえ、一夫多妻制になったとしても……お兄様は最後には、私を選んでくださるもの」ニコッ
兄「ッ……///」
マカ「むぎー!目の前でイチャつくなーっ!マカもイチャつくっ!お兄さんンチュー!」チュウウー……
兄「ばっ……なんで誓いのキスより前にマカちゃんとキスなんだよ!」
妹「あははっ!なんかあたし達っぽい結婚式だねーっ!」
986:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:13:31:FBGdq5Hg (71/74)
妹「お兄ちゃんっ♪」
ココア「お兄様……♡」
マカ「お兄さん」
イン「兄さん……」
女「兄くーんっ!」
美少女「兄先輩っ♪」
妹「お兄ちゃんっ♪」
ココア「お兄様……♡」
マカ「お兄さん」
イン「兄さん……」
女「兄くーんっ!」
美少女「兄先輩っ♪」
987:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:15:04:FBGdq5Hg (72/74)
母「……」ニコッ
パート「お客様っ」
先生「兄くん」
看護師「……兄さん」
兄「…………ハァー……無茶苦茶だ」
母「……」ニコッ
パート「お客様っ」
先生「兄くん」
看護師「……兄さん」
兄「…………ハァー……無茶苦茶だ」
988:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:16:07:FBGdq5Hg (73/74)
妹「この歳で処女とかどうでもいいから、お兄ちゃんが好きっ!!」
兄「俺だって、みんな大好きだよコンチクショウ!!!」
おしまい。
妹「この歳で処女とかどうでもいいから、お兄ちゃんが好きっ!!」
兄「俺だって、みんな大好きだよコンチクショウ!!!」
おしまい。
989:◆eUwxvhsdPM:2015/11/13(金) 17:18:53:FBGdq5Hg (74/74)
終わりです。いえーいおっぱいまんこー
ちんこ!ちんこちんこ!!
次書くとしたら
奴隷娘「この歳で処女とか恥ずかしいですご主人様」
とか、そんな話にしたいと思います。
今奴隷娘ブームだからね。同人ゲーの影響で。シルヴィちゃん可愛いからね。
そんなシルヴィちゃんがドン引きするような下ネタ書きたいと思います。
という訳で、本っ当長い間ありがとうございました。
おっぱいまんこいえーい
終わりです。いえーいおっぱいまんこー
ちんこ!ちんこちんこ!!
次書くとしたら
奴隷娘「この歳で処女とか恥ずかしいですご主人様」
とか、そんな話にしたいと思います。
今奴隷娘ブームだからね。同人ゲーの影響で。シルヴィちゃん可愛いからね。
そんなシルヴィちゃんがドン引きするような下ネタ書きたいと思います。
という訳で、本っ当長い間ありがとうございました。
おっぱいまんこいえーい
990:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:19:38:fjLacqyk (1/1)
乙!
最後見れてよかった、ココアちゃんとも上手くいってよかった。
乙!
最後見れてよかった、ココアちゃんとも上手くいってよかった。
991:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:19:51:137.lu6I (1/1)
おつかれ
やっぱり多少強引だろうがハッピーエンドはいいものだ
おつかれ
やっぱり多少強引だろうがハッピーエンドはいいものだ
992:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:20:34:xsN0pZTI (1/1)
おつ
おつ
993:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:20:54:.zAHwwU2 (1/1)
乙 妹の処女は本当だったのか...
乙 妹の処女は本当だったのか...
994:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:47:45:c3kN0qdw (1/1)
サイコーだった
おつ
サイコーだった
おつ
995:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 17:51:20:h0BTNgiY (1/1)
乙ぱーい
次の話が楽しみだ
乙ぱーい
次の話が楽しみだ
996:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 18:07:29:7HgeVZvw (3/3)
1スレ目からずっと見てた
乙!
1スレ目からずっと見てた
乙!
997:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 18:41:06:huAax4Yo (1/1)
ちんこちんこ!
ちんこちんこ!
998:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:17:18:QnLJVPlA (1/1)
>>989
乙!
サンドイッチでも食ってろww
>>989
乙!
サンドイッチでも食ってろww
999:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 19:58:55:Da/bsoR2 (1/1)
キレイに終われてよかった 下ネタだけど
乙乙
キレイに終われてよかった 下ネタだけど
乙乙
1000:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/13(金) 20:12:53:uk5B4qFI (1/1)
乙!多少むりやりでもこっちのほうがいいな
乙!多少むりやりでもこっちのほうがいいな
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