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485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 09:57:08.81:d8oswzxSO (118/192)
騎士団長「いや、随分お楽しみだったようだな?」ニコッ
騎士団長「念のためにとお前がキャーリサ様の部屋に入ってから部屋前で待機していたが…声がまる聞こえだったぞ?」
ウート「あー…ん、いや、気のせいじゃね?ほら、テレビつけてたからさ」
騎士団長「『あんっ♪ウート、そこはっ…ダメぇっ♪///』『キャリィちゃんがおねだりしたくせに♪』」
ウート「………」
ウート「いやそういう名前だったんだよ登場人物達が」
騎士団長「なワケねえだろ」つ フルンティング
騎士団長「いや、随分お楽しみだったようだな?」ニコッ
騎士団長「念のためにとお前がキャーリサ様の部屋に入ってから部屋前で待機していたが…声がまる聞こえだったぞ?」
ウート「あー…ん、いや、気のせいじゃね?ほら、テレビつけてたからさ」
騎士団長「『あんっ♪ウート、そこはっ…ダメぇっ♪///』『キャリィちゃんがおねだりしたくせに♪』」
ウート「………」
ウート「いやそういう名前だったんだよ登場人物達が」
騎士団長「なワケねえだろ」つ フルンティング
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 09:58:22.62:d8oswzxSO (119/192)
「やれ」
騎士団長の短い命令により、銀色に輝く魔術鎧を着込んだ騎士達が武器を構えて襲いかかる。
「やべっ!」
バタンッ!!!
ウートガルザロキは勢いよく扉を閉めて部屋へと身を転がし鍵をかける
バンッ!!ガンッ!!!ドガンッドガンッドガンッドガンッドガンッ!!!!
「…こりゃ破られるな」
ドアには恐らく結構強力な防護術式か結界術式がかけられているだろう。
だがいくら王女の私室の防護術式とはいえども立て籠られた場合を想定していないとは思えない。
現に、
ズブッ!!
槍の穂先が扉を貫いた。
「やれ」
騎士団長の短い命令により、銀色に輝く魔術鎧を着込んだ騎士達が武器を構えて襲いかかる。
「やべっ!」
バタンッ!!!
ウートガルザロキは勢いよく扉を閉めて部屋へと身を転がし鍵をかける
バンッ!!ガンッ!!!ドガンッドガンッドガンッドガンッドガンッ!!!!
「…こりゃ破られるな」
ドアには恐らく結構強力な防護術式か結界術式がかけられているだろう。
だがいくら王女の私室の防護術式とはいえども立て籠られた場合を想定していないとは思えない。
現に、
ズブッ!!
槍の穂先が扉を貫いた。
487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 09:59:11.41:d8oswzxSO (120/192)
「…んなに大きな音出しやがって。キャリィちゃんが起きちゃうだろ」
(つーかぶっちゃけ今起きられたら死ぬ)
現時点でカーテナの破片を持っているかはわからないが、もうじきキャンドルの効能と酔いから覚める頃だ。
間違いなく冷静さを取り戻した彼女も攻撃に回るだろう。
様々な痴態をなかった事にするために。
(部屋の中と外から強烈な攻撃されたらいくらなんでも死ぬわ)
ならば。
(しゃーね、即興でやるしかねーか)
「…んなに大きな音出しやがって。キャリィちゃんが起きちゃうだろ」
(つーかぶっちゃけ今起きられたら死ぬ)
現時点でカーテナの破片を持っているかはわからないが、もうじきキャンドルの効能と酔いから覚める頃だ。
間違いなく冷静さを取り戻した彼女も攻撃に回るだろう。
様々な痴態をなかった事にするために。
(部屋の中と外から強烈な攻撃されたらいくらなんでも死ぬわ)
ならば。
(しゃーね、即興でやるしかねーか)
488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:00:06.81:d8oswzxSO (121/192)
部屋のカーテンをはずし、彼女が寝てる天涯つきベッドを移動させる。
「キャリィちゃんはソファで寝ててね」
"舞台装置"を整えて、キャーリサには深い眠りに誘う香りを嗅がせた上で移動させる。
速効性の高い集団用幻覚を見せる準備を済ませる。
この間僅か十二秒。
「よし。さあ来い」
部屋のカーテンをはずし、彼女が寝てる天涯つきベッドを移動させる。
「キャリィちゃんはソファで寝ててね」
"舞台装置"を整えて、キャーリサには深い眠りに誘う香りを嗅がせた上で移動させる。
速効性の高い集団用幻覚を見せる準備を済ませる。
この間僅か十二秒。
「よし。さあ来い」
489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:00:33.47:d8oswzxSO (122/192)
「"ショータイム"だ。」
「"ショータイム"だ。」
490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:00:59.68:d8oswzxSO (123/192)
:
:
バタァンッッッ!!!
扉を攻撃開始してから数十秒後。
ついに、破れ
―――――――
――――――――――――
―――――――――――――――――
:
:
バタァンッッッ!!!
扉を攻撃開始してから数十秒後。
ついに、破れ
―――――――
――――――――――――
―――――――――――――――――
491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:02:33.80:d8oswzxSO (124/192)
・・
~踊る騎士と操り人間~
・・
~踊る騎士と操り人間~
492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:04:25.02:d8oswzxSO (125/192)
騎士達と共に騎士団長《ナイトリーダー》も部屋へ入る。
(……電気を消した?)
部屋は真っ暗だった。
(何も見えないな…しまった、奇襲をかけて部屋から抜ける気か、…窓から逃走か?)
何も判断ができぬほどに闇しか目の前にはなかった。
「電気を、」
ズンチャ♪ズンチャー♪ズンチャッチャ♪
――――どこからともなく間の抜けた音楽が聞こえてきた。
騎士達と共に騎士団長《ナイトリーダー》も部屋へ入る。
(……電気を消した?)
部屋は真っ暗だった。
(何も見えないな…しまった、奇襲をかけて部屋から抜ける気か、…窓から逃走か?)
何も判断ができぬほどに闇しか目の前にはなかった。
「電気を、」
ズンチャ♪ズンチャー♪ズンチャッチャ♪
――――どこからともなく間の抜けた音楽が聞こえてきた。
493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:05:24.85:d8oswzxSO (126/192)
「奴は」
「! あそこです!」
その先には厚手のカーテンが取り付けられた簡易的な劇場の舞台があり
その手前にウートガルザロキはいた。
「奴は」
「! あそこです!」
その先には厚手のカーテンが取り付けられた簡易的な劇場の舞台があり
その手前にウートガルザロキはいた。
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:06:32.52:d8oswzxSO (127/192)
ズンチャ♪ズンチャー♪ズンチャッチャ♪
「さあさ♪今宵も緞帳♪上がります♪」
スポットライトを当てられながら手を少し上へ上げ、「やれやれ」のジェスチャーに似た位置へ上げる。
テンポよく首を右左。メトロノームのようにふりながらウートガルザロキは詠う
「タネも♪仕掛けも♪あるけれど♪」
彼の背後の小さな劇場。…赤いカーテンがするすると開き、
「不粋なトリック暴きは♪止めといてー♪」
「我等の舞台に見惚れなさい♪」
ズンチャ♪ズンチャー♪ズンチャッチャ♪
「さあさ♪今宵も緞帳♪上がります♪」
スポットライトを当てられながら手を少し上へ上げ、「やれやれ」のジェスチャーに似た位置へ上げる。
テンポよく首を右左。メトロノームのようにふりながらウートガルザロキは詠う
「タネも♪仕掛けも♪あるけれど♪」
彼の背後の小さな劇場。…赤いカーテンがするすると開き、
「不粋なトリック暴きは♪止めといてー♪」
「我等の舞台に見惚れなさい♪」
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:07:00.46:d8oswzxSO (128/192)
"何か"が
「……?」
―――開演する。
"何か"が
「……?」
―――開演する。
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:07:45.79:d8oswzxSO (129/192)
(いかん!幻覚術式か!?)
「捕らえろ!」
だが、騎士団長が命ずるも
「「「「……」」」」
騎士達は身動ぎ一つしなくなっていた。
「どういう、くっ!」
騎士団長は「自分だけでも」とロングブレードを構え、ウートガルザロキへ走る。
「『お座り下さい♪お客様♪他の方が見えません♪』」
「のわっ?!」
ボフン。
気がつけば騎士団長は映画館にあるような赤いふかふかとした肘掛け椅子に座っていた。
(いかん!幻覚術式か!?)
「捕らえろ!」
だが、騎士団長が命ずるも
「「「「……」」」」
騎士達は身動ぎ一つしなくなっていた。
「どういう、くっ!」
騎士団長は「自分だけでも」とロングブレードを構え、ウートガルザロキへ走る。
「『お座り下さい♪お客様♪他の方が見えません♪』」
「のわっ?!」
ボフン。
気がつけば騎士団長は映画館にあるような赤いふかふかとした肘掛け椅子に座っていた。
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:09:14.72:d8oswzxSO (130/192)
「『まずは前座だ♪ラインダンス♪彼等が魅せるラインダンス♪』」
ウートガルザロキが軽く上下に揺れながら手を舞台へかざす。
すると。
ガッチャン♪ガッチャン♪ガッチャン♪ガッチャン♪
「お前達?!」
舞台袖から鎧を着た騎士達がラインダンスをしながら出てきた。
「ジェームズ!?おい、ヴォルティス!ジョン!?目を覚ませ!!」
全員、今の今まですぐ側にいたはずの自分の部下達である。
「「「ッハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!」」」
楽しげに掛け声をあげ、鎧をがちゃつかせながら足を高く上げて彼等は踊り狂う。
「なん、だ…これは」
シュール過ぎて冷静に思考が出来ない。
「『まずは前座だ♪ラインダンス♪彼等が魅せるラインダンス♪』」
ウートガルザロキが軽く上下に揺れながら手を舞台へかざす。
すると。
ガッチャン♪ガッチャン♪ガッチャン♪ガッチャン♪
「お前達?!」
舞台袖から鎧を着た騎士達がラインダンスをしながら出てきた。
「ジェームズ!?おい、ヴォルティス!ジョン!?目を覚ませ!!」
全員、今の今まですぐ側にいたはずの自分の部下達である。
「「「ッハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!」」」
楽しげに掛け声をあげ、鎧をがちゃつかせながら足を高く上げて彼等は踊り狂う。
「なん、だ…これは」
シュール過ぎて冷静に思考が出来ない。
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:09:50.60:d8oswzxSO (131/192)
(席からも立て…ない?)
固定されてなんていない。なのにピクリとも動かせない。
「『続きまして♪"オハナシ"でございます♪』」
再び鎧騎士達が出てくる。その手にはパペットがはめられていた。
(席からも立て…ない?)
固定されてなんていない。なのにピクリとも動かせない。
「『続きまして♪"オハナシ"でございます♪』」
再び鎧騎士達が出てくる。その手にはパペットがはめられていた。
499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:10:26.24:d8oswzxSO (132/192)
「『あらお婆さん。どうしてそんなにお口が大きいの?』」
「『牛を一頭丸飲みにするためさ』」
(なんだ、これは…どういう事だ)
騎士達によるカオスな人形劇は続いていく。
「『私、鮫になったわ』」
「『おじちゃんはサロメ夫人の蒟蒻芋だから。おじちゃん、だから君のお嫁さんになるよ』」
「『それなら蝉をとりにいかなきゃいけないね』」
「『あらやだわあなたいつからそんなアチーブメントテストを?』」
「『君が一昨日サンマリノの頭と戯れていた時さ』」
「「『『おっほっほっほ』』」」
支離滅裂な人形劇。
ラストはあらいぐまが現れて暖炉をかじってフェードアウトして終わった。
「『あらお婆さん。どうしてそんなにお口が大きいの?』」
「『牛を一頭丸飲みにするためさ』」
(なんだ、これは…どういう事だ)
騎士達によるカオスな人形劇は続いていく。
「『私、鮫になったわ』」
「『おじちゃんはサロメ夫人の蒟蒻芋だから。おじちゃん、だから君のお嫁さんになるよ』」
「『それなら蝉をとりにいかなきゃいけないね』」
「『あらやだわあなたいつからそんなアチーブメントテストを?』」
「『君が一昨日サンマリノの頭と戯れていた時さ』」
「「『『おっほっほっほ』』」」
支離滅裂な人形劇。
ラストはあらいぐまが現れて暖炉をかじってフェードアウトして終わった。
500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:12:27.95:d8oswzxSO (133/192)
(頭がおかしくなりそうだ)
冷静に思考しようとすると理解不能なはずの劇場の内容が脳内に強行突破してくる。
(……吐き、そうだ)
騎士団長は頭を垂れて憔悴しきっていた。
「『さてさて♪最後の演目です♪』」
ウートガルザロキの声が頭の上から聞こえる。
「『"操り人形達の円舞曲"です♪』」
(やった!終わる!これでやっと解放される!)
舞台の方へを顔をあげると。
(頭がおかしくなりそうだ)
冷静に思考しようとすると理解不能なはずの劇場の内容が脳内に強行突破してくる。
(……吐き、そうだ)
騎士団長は頭を垂れて憔悴しきっていた。
「『さてさて♪最後の演目です♪』」
ウートガルザロキの声が頭の上から聞こえる。
「『"操り人形達の円舞曲"です♪』」
(やった!終わる!これでやっと解放される!)
舞台の方へを顔をあげると。
501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:13:08.38:d8oswzxSO (134/192)
「……」
ニヤニヤと笑うウートガルザロキが足を組んで椅子に座っていた。
(―――――――え?)
・・・・・・・・・・・・・・・・
さっきまで自分が座っていた椅子に。
「……」
ニヤニヤと笑うウートガルザロキが足を組んで椅子に座っていた。
(―――――――え?)
・・・・・・・・・・・・・・・・
さっきまで自分が座っていた椅子に。
502:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:14:06.00:d8oswzxSO (135/192)
自分は、いつの間にか舞台に立っていた。
横を見ると部下達がいた。
………出来の悪い『操り人形』に姿を変えて。
ふらり。
彼等の手足や頭につけられた糸が持ち上がり、騎士達が動き出す。
歌ったり踊ったり、逆立ちしたり。クルクル回転したり、飛んだり。
(なんだ?一体、これは、何が起きたというんだ?)
自分は、いつの間にか舞台に立っていた。
横を見ると部下達がいた。
………出来の悪い『操り人形』に姿を変えて。
ふらり。
彼等の手足や頭につけられた糸が持ち上がり、騎士達が動き出す。
歌ったり踊ったり、逆立ちしたり。クルクル回転したり、飛んだり。
(なんだ?一体、これは、何が起きたというんだ?)
503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:15:04.94:d8oswzxSO (136/192)
……ふと、この糸の先が気になる。
(……誰が操っているんだ?)
見てはイケナイ気ガスルノニ。
見上げると。
侮蔑にまみれた笑顔で手を動かす3人の王女達。
そして、
「………」
(………自分?)
醜悪極まりない、ニチャニチャとした笑顔の己。
……ふと、この糸の先が気になる。
(……誰が操っているんだ?)
見てはイケナイ気ガスルノニ。
見上げると。
侮蔑にまみれた笑顔で手を動かす3人の王女達。
そして、
「………」
(………自分?)
醜悪極まりない、ニチャニチャとした笑顔の己。
504:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:16:40.69:d8oswzxSO (137/192)
…では自分や彼女達にに操られる彼等や"自分"は一体なんなのか。
ふと目線をさげれば
(からだに糸がツイテイル?)
鈍くなった頭の動きでぼんやり考える。
(お、れが、ボクが、私がワタシが)
(ただの"操り人形"ダッタ?)
…では自分や彼女達にに操られる彼等や"自分"は一体なんなのか。
ふと目線をさげれば
(からだに糸がツイテイル?)
鈍くなった頭の動きでぼんやり考える。
(お、れが、ボクが、私がワタシが)
(ただの"操り人形"ダッタ?)
505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:17:44.34:d8oswzxSO (138/192)
気がつけば自分も出来の悪い操り人形になっていた。
ガッシャ。ガッシャガッシャガッシャガッシャ。
自分の手足が誰かの意思で勝手に動かされる
(…アア、カンガエルノッテナンテバカラシカッタンダロウ!!)
(ナニモカンガエナイデイキルッテナンテシアワセナンダ!!)
ガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャ
気がつけば自分も出来の悪い操り人形になっていた。
ガッシャ。ガッシャガッシャガッシャガッシャ。
自分の手足が誰かの意思で勝手に動かされる
(…アア、カンガエルノッテナンテバカラシカッタンダロウ!!)
(ナニモカンガエナイデイキルッテナンテシアワセナンダ!!)
ガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャガッシャ
506:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:18:24.02:d8oswzxSO (139/192)
スーッ………
舞台の緞帳が静かにスルスルと閉じていく。
(…こレガ閉じタラ、帰れナクナル)
人形と化し、思考力を奪われてなお、なんとなくそれだけはわかった。
(デモボクハオ人形サンダカライケナイヤ)
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。
スーッ………
舞台の緞帳が静かにスルスルと閉じていく。
(…こレガ閉じタラ、帰れナクナル)
人形と化し、思考力を奪われてなお、なんとなくそれだけはわかった。
(デモボクハオ人形サンダカライケナイヤ)
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。
507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:19:29.21:d8oswzxSO (140/192)
文字通りの木偶の坊(ブロックヘッド)。
口を開閉しながら笑う騎士団長人形と騎士人形達が緞帳の向こうへ完全に消えた。
それを眺めていたウートガルザロキは立ち上がり、
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ……。
静かに手向けのような拍手をした。
――――――閉幕。
文字通りの木偶の坊(ブロックヘッド)。
口を開閉しながら笑う騎士団長人形と騎士人形達が緞帳の向こうへ完全に消えた。
それを眺めていたウートガルザロキは立ち上がり、
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ……。
静かに手向けのような拍手をした。
――――――閉幕。
508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:20:19.22:d8oswzxSO (141/192)
――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
ウート「―――…さってと」
騎士「「「「「―……」」」」」ボー
騎士団長「――…………」ボー
ウート「…集団催眠の原理を利用した劇場幻覚…ちょっと強力すぎたか?大丈夫だよな?団長だし。」
ウート「…ま、こんなもんかね。んじゃ引き上げますか」スタスタ
――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
ウート「―――…さってと」
騎士「「「「「―……」」」」」ボー
騎士団長「――…………」ボー
ウート「…集団催眠の原理を利用した劇場幻覚…ちょっと強力すぎたか?大丈夫だよな?団長だし。」
ウート「…ま、こんなもんかね。んじゃ引き上げますか」スタスタ
509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:21:01.38:d8oswzxSO (142/192)
ウートガルザロキは静かに退室した。
部屋には静かに眠る姫君と
糸が切れた操り人形のように動かなくなった騎士達だけ。
ウートガルザロキは静かに退室した。
部屋には静かに眠る姫君と
糸が切れた操り人形のように動かなくなった騎士達だけ。
510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:21:38.11:d8oswzxSO (143/192)
〓〓イギリス:とあるカフェ〓〓
〓〓イギリス:とあるカフェ〓〓
511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:22:59.80:d8oswzxSO (144/192)
ウート「いぇーい!たっだいまー!」
ヴァルキリー「あっウート!どうだったとの事?」
ウート「んーばっちしばっちし。手に入れたぜ?」ピラッ
アウレオルス「…愕然、一体どんな魔法を使った?」
ウート「ん?第二王女を口説いたら全部くれたよ」ヘラヘラ
ウート「甘い言葉とアルコールでね」ヘラヘラ
アウレオルス「はあ…嘘をつくな」
ウート「あれ、バレた?」アハハ
アウレオルス「全く、君は呼吸をするように嘘をつくな?」ハァ
ウート「…それが俺さ」ヘラヘラ
ウート「いぇーい!たっだいまー!」
ヴァルキリー「あっウート!どうだったとの事?」
ウート「んーばっちしばっちし。手に入れたぜ?」ピラッ
アウレオルス「…愕然、一体どんな魔法を使った?」
ウート「ん?第二王女を口説いたら全部くれたよ」ヘラヘラ
ウート「甘い言葉とアルコールでね」ヘラヘラ
アウレオルス「はあ…嘘をつくな」
ウート「あれ、バレた?」アハハ
アウレオルス「全く、君は呼吸をするように嘘をつくな?」ハァ
ウート「…それが俺さ」ヘラヘラ
512: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/08/10(日) 10:24:10.37:d8oswzxSO (145/192)
本編投下終了。以下おまけ。
本編投下終了。以下おまけ。
513:~在りし日のグレムリンその23~:2014/08/10(日) 10:26:03.88:d8oswzxSO (146/192)
〓〓『船の墓場』:ウートガルザロキの部屋〓〓
トール「よー遊びに来たぜー!コーヒーでも出せよな!」ガチャ
ウート「ぐすっ、ううっ……」ボロボロ
トール「」
ウート「うおおおお……!」グスッグスッエグッ
トール「」
ウート「うう…」ぶびー!
ウート「うあああ……!」←目真っ赤
トール「…あー、何があったんだよ」
ウート「あう、あう、えぐっ」ユビサシ
トール「あん?テレビ?」チラッ
〓〓『船の墓場』:ウートガルザロキの部屋〓〓
トール「よー遊びに来たぜー!コーヒーでも出せよな!」ガチャ
ウート「ぐすっ、ううっ……」ボロボロ
トール「」
ウート「うおおおお……!」グスッグスッエグッ
トール「」
ウート「うう…」ぶびー!
ウート「うあああ……!」←目真っ赤
トール「…あー、何があったんだよ」
ウート「あう、あう、えぐっ」ユビサシ
トール「あん?テレビ?」チラッ
514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:26:55.73:d8oswzxSO (147/192)
『どうしてッ!?ねぇどうしてッ!?現実の未来なんて、醜いだけなのに!』
『オラ…っ、父ちゃんや母ちゃんやひまやシロと一緒にいたいからっ…!』
『ケンカしたり、頭にきたりしても一緒にいたいから…っ』
『あと、オラ、大人になりたいからっ……大人になって、お姉さんみたいな綺麗なお姉さんといっぱいお付き合いしたいから!!』
ウート「やべぇ、ジャパニーズアニメ映画マジパネェ」グスッ
トール「おいおい…そんなに泣けるのか?これ子供向けだろ?しかも下品で有名な」
ウート「ばかっ!じゃあテメェも観てみろ!」
トール「まあ暇だしいいけどよ…」ヨイショ
『どうしてッ!?ねぇどうしてッ!?現実の未来なんて、醜いだけなのに!』
『オラ…っ、父ちゃんや母ちゃんやひまやシロと一緒にいたいからっ…!』
『ケンカしたり、頭にきたりしても一緒にいたいから…っ』
『あと、オラ、大人になりたいからっ……大人になって、お姉さんみたいな綺麗なお姉さんといっぱいお付き合いしたいから!!』
ウート「やべぇ、ジャパニーズアニメ映画マジパネェ」グスッ
トール「おいおい…そんなに泣けるのか?これ子供向けだろ?しかも下品で有名な」
ウート「ばかっ!じゃあテメェも観てみろ!」
トール「まあ暇だしいいけどよ…」ヨイショ
515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:27:57.89:d8oswzxSO (148/192)
~数時間後~
『私~はトッペーマ♪あなたのしもべ~♪』
『トッペマぁー!』
トール「…いいな」
ウート「だろ?」
~数時間後~
『私~はトッペーマ♪あなたのしもべ~♪』
『トッペマぁー!』
トール「…いいな」
ウート「だろ?」
516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:28:44.03:d8oswzxSO (149/192)
~更に数時間後~
『助けて――――!ぶりぶり○えも――――ん!!!』
『……』
―――ああ、今いく!
:
:
『ねえ、何書いてるのー?』
『これはねえ、ぶりぶりざえも○って言うんだゾ』
『"ぶりぶりざえ○ん"?』
『そ!"すくいのヒーロー"なんだゾ!!』
【ぶりぶりざえもん ありがとう】
ウート「うあああっ、うおおぁ……!」ボロボロ
トール「ぐずっ、うおおぁあああ……!」ボロボロ
~更に数時間後~
『助けて――――!ぶりぶり○えも――――ん!!!』
『……』
―――ああ、今いく!
:
:
『ねえ、何書いてるのー?』
『これはねえ、ぶりぶりざえも○って言うんだゾ』
『"ぶりぶりざえ○ん"?』
『そ!"すくいのヒーロー"なんだゾ!!』
【ぶりぶりざえもん ありがとう】
ウート「うあああっ、うおおぁ……!」ボロボロ
トール「ぐずっ、うおおぁあああ……!」ボロボロ
517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:29:19.72:d8oswzxSO (150/192)
トール「やべぇ、なんだこれ…!馬鹿野郎、泣かせにきすぎだろぉが…!」ボロボロ
バタン!
オティヌス「おいウートガルザロキ!さっきからうるさ……って貴様ら何を号泣している」
ウート「うあああっ、うおおおお…!」つDVD
オティヌス「? なんだこの妙ちくりんな絵のアニメは?こんなもんで泣くなんて貴様らはガキか」ハァ
トール「ふぇえ…!ふぇえ…!」ガシ
オティヌス「『いいから観てみろ?』ふん、仕方ないな…」ヨイショ
トール「やべぇ、なんだこれ…!馬鹿野郎、泣かせにきすぎだろぉが…!」ボロボロ
バタン!
オティヌス「おいウートガルザロキ!さっきからうるさ……って貴様ら何を号泣している」
ウート「うあああっ、うおおおお…!」つDVD
オティヌス「? なんだこの妙ちくりんな絵のアニメは?こんなもんで泣くなんて貴様らはガキか」ハァ
トール「ふぇえ…!ふぇえ…!」ガシ
オティヌス「『いいから観てみろ?』ふん、仕方ないな…」ヨイショ
518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:30:25.44:d8oswzxSO (151/192)
~更に更に数時間後~
『お前、逃げるのか!』
『何だとぉ!』
『お前、偉いんだろ!だからこんなことになったんだゾ!なのに逃げるのかっ!』
『黙れぇ…!黙らんと、子供と言えど許さぬ!』
『全部お前のせいでこうなったんだ!逃げるなんて許さないゾ!』
ウート「……っ、……っ!」ボロボロ
オティヌス「……」
:
:
『どうしたの!?』
『撃たれたらしい…』
『ええっ!!』
『しん○すけ…何故、お前が俺の元にやってきたか今わかった』
『俺はお前と初めて会ったあの時、撃たれて死ぬはずだった…』
『だが、お前は俺の命を救い大切な国と人を守る働きをさせてくれた』
『お前は、その日々を俺にくれる為にやって来たのだ…』
『お前の役目も終わった。きっと元の時代に帰れるだろう…』
『う、く、うっ……っ』
『バカ、泣くな、帰れるのだぞ…』
トール「…ぁ…!…っ…!」えぐえぐ
オティヌス「……」
~更に更に数時間後~
『お前、逃げるのか!』
『何だとぉ!』
『お前、偉いんだろ!だからこんなことになったんだゾ!なのに逃げるのかっ!』
『黙れぇ…!黙らんと、子供と言えど許さぬ!』
『全部お前のせいでこうなったんだ!逃げるなんて許さないゾ!』
ウート「……っ、……っ!」ボロボロ
オティヌス「……」
:
:
『どうしたの!?』
『撃たれたらしい…』
『ええっ!!』
『しん○すけ…何故、お前が俺の元にやってきたか今わかった』
『俺はお前と初めて会ったあの時、撃たれて死ぬはずだった…』
『だが、お前は俺の命を救い大切な国と人を守る働きをさせてくれた』
『お前は、その日々を俺にくれる為にやって来たのだ…』
『お前の役目も終わった。きっと元の時代に帰れるだろう…』
『う、く、うっ……っ』
『バカ、泣くな、帰れるのだぞ…』
トール「…ぁ…!…っ…!」えぐえぐ
オティヌス「……」
519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:31:35.25:d8oswzxSO (152/192)
~またまたまた数時間後~
『レモン!言うことを聞きなさい!いつからそんな悪い子になったの!?』
『言うこと聞かなきゃいい子じゃないの?!』
シギン「はろー、遊びに…ってみんな何視てるの?」キョトン
オティヌス「いいから黙って静かに座って視ろ」グイッ
シギン「あ、はい」スッ
~またまたまた数時間後~
『レモン!言うことを聞きなさい!いつからそんな悪い子になったの!?』
『言うこと聞かなきゃいい子じゃないの?!』
シギン「はろー、遊びに…ってみんな何視てるの?」キョトン
オティヌス「いいから黙って静かに座って視ろ」グイッ
シギン「あ、はい」スッ
520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:32:02.52:d8oswzxSO (153/192)
~そして更なるハイパー数時間後~
『こらあっ!!自分の子供に「くたばれ」って言う親がどこにいる!?』
『親は子供に「生き抜け」って!言うもんだろうが!』
ウート「……」ボロボロボロボロ
オティヌス「……」
~そして更なるハイパー数時間後~
『こらあっ!!自分の子供に「くたばれ」って言う親がどこにいる!?』
『親は子供に「生き抜け」って!言うもんだろうが!』
ウート「……」ボロボロボロボロ
オティヌス「……」
521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:32:56.69:d8oswzxSO (154/192)
~いい加減くどいくらい数時間後~
ウート「最高だよな、このシリーズ」グスッ←目真っ赤
トール「ああ、マジ泣ける」グスッ←目真っ赤
シギン「うん…私も里帰りしたくなっちゃう。したくなったよ」グスッ←目真っ赤
オティヌス「…ふん、子供騙しやワンパだったりするだろう。キンポコとか微妙だっただろうが」グスッ←目真っ赤
トール「いやでも目ェ真っ赤っすよオティヌス姐さん」
トール(だったもの)「」
オティヌス「私は帰る。もううるさくするな」
~いい加減くどいくらい数時間後~
ウート「最高だよな、このシリーズ」グスッ←目真っ赤
トール「ああ、マジ泣ける」グスッ←目真っ赤
シギン「うん…私も里帰りしたくなっちゃう。したくなったよ」グスッ←目真っ赤
オティヌス「…ふん、子供騙しやワンパだったりするだろう。キンポコとか微妙だっただろうが」グスッ←目真っ赤
トール「いやでも目ェ真っ赤っすよオティヌス姐さん」
トール(だったもの)「」
オティヌス「私は帰る。もううるさくするな」
522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:33:29.46:d8oswzxSO (155/192)
〓〓オティヌスのおへや〓〓
オティヌス「……」
オティヌス「…ケツだけ星人」クイッ
オティヌス「…ぶりぶりーっぶりぶりーっ」ワキュワキュワキュワキュ。
ガチャ。
ヨルム「リーダー、あのさちょっと…」
オティヌス「ぶりぶりーっぶりぶりーっ」ワキュワキュワキュワキュ
ヨルム「」
オティヌス「ぶりぶっ…?!」ピタッ
ヨルム「」
オティヌス「」
ヨルム「………」スーッ
パタン。
オティヌス「」
〓〓オティヌスのおへや〓〓
オティヌス「……」
オティヌス「…ケツだけ星人」クイッ
オティヌス「…ぶりぶりーっぶりぶりーっ」ワキュワキュワキュワキュ。
ガチャ。
ヨルム「リーダー、あのさちょっと…」
オティヌス「ぶりぶりーっぶりぶりーっ」ワキュワキュワキュワキュ
ヨルム「」
オティヌス「ぶりぶっ…?!」ピタッ
ヨルム「」
オティヌス「」
ヨルム「………」スーッ
パタン。
オティヌス「」
523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:33:58.48:d8oswzxSO (156/192)
~その後、何故か『船の墓場』ではとあるアニメシリーズの鑑賞が禁止になりました~
~その後、何故か『船の墓場』ではとあるアニメシリーズの鑑賞が禁止になりました~
524:~在りし日のグレムリンその24~:2014/08/10(日) 10:36:28.08:d8oswzxSO (157/192)
<~~♪
ウート「船の墓場(ここ)が日本領内にある事もあって、よくメンバーの部屋とかからも日本の歌が聞こえてくるよな」
シギン「そうだね。私は結構好き、好きだけどね」
ウート「へー?シギンは何か好きなジャンルとかなんかあんの?」
シギン「うん、私はバラードっぽいものが好きだね」
ウート「へー?確かにシギンそーいうの好きそうだよな」
シギン「そうかな」
ウート「うんうん。その人の人柄とか、発するリズムとか…
その人の好きな音楽ジャンルと同じな事多いじゃん?」
シギン「いやそれは知らないけど」
ウート「そ?まあほら、シギンってゆったりマイペースで優しい感じじゃんか?」
シギン「へえ。ウートガルザロキから見た私はそうなの?」
ウート「そうなの。だからなんとなくわかるなーってな」
シギン「ふうん。他の人だとどうなの?」
ウート「トールの奴はレゲエ。ロキじいはクラシック」
ウート「フェンニキはジャズで、ヘルはガラモン・ソング」
ウート「ヨルムんはテクノポップ。んでフレイヤはアニソン」
ウート「マリアンはデスメタルでミョルニルはユーロビートみたいな?」
ウート「ベルシは演歌でオティっちはピアノソナタかな」
シギン「へえ?じゃあ、ウートガルザロキは?」
ウート「俺?何でも聞くし、何でも好きかな。特にこれが好きってのはないよ」
ウート「あーでも。どっちかっていうとジャンルはともかく、
気持ちを明るくしてくれる奴とか…バイタリティ溢れる曲が好きだね」ヘラヘラ
シギン「…なるほど。ウートガルザロキらしい」クス
ウート「あー…でもよく聞くのはJ-POPだな」
ウート「でも別にインストゥルメンタルも嫌いじゃなくて」
シギン「あ、うんもういい。もういいよもう興味ないから」フルフル
<~~♪
ウート「船の墓場(ここ)が日本領内にある事もあって、よくメンバーの部屋とかからも日本の歌が聞こえてくるよな」
シギン「そうだね。私は結構好き、好きだけどね」
ウート「へー?シギンは何か好きなジャンルとかなんかあんの?」
シギン「うん、私はバラードっぽいものが好きだね」
ウート「へー?確かにシギンそーいうの好きそうだよな」
シギン「そうかな」
ウート「うんうん。その人の人柄とか、発するリズムとか…
その人の好きな音楽ジャンルと同じな事多いじゃん?」
シギン「いやそれは知らないけど」
ウート「そ?まあほら、シギンってゆったりマイペースで優しい感じじゃんか?」
シギン「へえ。ウートガルザロキから見た私はそうなの?」
ウート「そうなの。だからなんとなくわかるなーってな」
シギン「ふうん。他の人だとどうなの?」
ウート「トールの奴はレゲエ。ロキじいはクラシック」
ウート「フェンニキはジャズで、ヘルはガラモン・ソング」
ウート「ヨルムんはテクノポップ。んでフレイヤはアニソン」
ウート「マリアンはデスメタルでミョルニルはユーロビートみたいな?」
ウート「ベルシは演歌でオティっちはピアノソナタかな」
シギン「へえ?じゃあ、ウートガルザロキは?」
ウート「俺?何でも聞くし、何でも好きかな。特にこれが好きってのはないよ」
ウート「あーでも。どっちかっていうとジャンルはともかく、
気持ちを明るくしてくれる奴とか…バイタリティ溢れる曲が好きだね」ヘラヘラ
シギン「…なるほど。ウートガルザロキらしい」クス
ウート「あー…でもよく聞くのはJ-POPだな」
ウート「でも別にインストゥルメンタルも嫌いじゃなくて」
シギン「あ、うんもういい。もういいよもう興味ないから」フルフル
525:~在りし日のグレムリンその25~:2014/08/10(日) 10:38:44.57:d8oswzxSO (158/192)
〓〓『船の墓場』〓〓
ウート「はー…やれやれっと。やーっぱ俺コキ使われんのは慣れねえわ」スタスタ
ウート「…あん?船の残骸に何かいる…?」
子猫「ぅなーお」
ウート「////」キュン
―――マジで、恋した。byウートガルザロキ
〓〓『船の墓場』〓〓
ウート「はー…やれやれっと。やーっぱ俺コキ使われんのは慣れねえわ」スタスタ
ウート「…あん?船の残骸に何かいる…?」
子猫「ぅなーお」
ウート「////」キュン
―――マジで、恋した。byウートガルザロキ
526:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:39:13.52:d8oswzxSO (159/192)
:
ウート「くっそ、中々思いつかねえ…!」つ名づけ本
ウート「漢字…いや画数が」ブツブツ
ウート「マリー、キャサリン、静奈、メィリン、アンジェリーナ…ユリーkいや今まで付き合った女の名前とか嫌だな未練がましい」
ウート「紅茶の銘柄から…いやなんかオシャレって言われたいからつけたみたいなのは」ブツブツブツブツ
ヨルムンガンド「」
:
ウート「くっそ、中々思いつかねえ…!」つ名づけ本
ウート「漢字…いや画数が」ブツブツ
ウート「マリー、キャサリン、静奈、メィリン、アンジェリーナ…ユリーkいや今まで付き合った女の名前とか嫌だな未練がましい」
ウート「紅茶の銘柄から…いやなんかオシャレって言われたいからつけたみたいなのは」ブツブツブツブツ
ヨルムンガンド「」
527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:39:57.65:d8oswzxSO (160/192)
:
ウート「ほら、君だけのために買ってきたミルクだよ」ニコッ
子猫「なー」
ウート「お礼?よせよ、ますます君に惚れちゃうじゃねえか////」
子猫「にゃー」
フレイヤ「」
:
:
ウート「ほら、君だけのために買ってきたミルクだよ」ニコッ
子猫「なー」
ウート「お礼?よせよ、ますます君に惚れちゃうじゃねえか////」
子猫「にゃー」
フレイヤ「」
:
528:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:41:00.40:d8oswzxSO (161/192)
ウート「あははっ……あははははっ…!」ダキアゲ
子猫「なー」
ウート「こうしてるだけでが暖かくなる…君と、ずっとこうしていたいよ」ギュッ
子猫「んなーん」
ヘル「」
ウート「あははっ……あははははっ…!」ダキアゲ
子猫「なー」
ウート「こうしてるだけでが暖かくなる…君と、ずっとこうしていたいよ」ギュッ
子猫「んなーん」
ヘル「」
529:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:41:27.64:d8oswzxSO (162/192)
:
ウート「ダメだな俺…君の瞳を見てると一生君の奴隷になっちまうよ…」ギュッ
子猫「ぅなー」
ウート「わかってるさ、愛してる」
ロキ「」
:
:
ウート「ダメだな俺…君の瞳を見てると一生君の奴隷になっちまうよ…」ギュッ
子猫「ぅなー」
ウート「わかってるさ、愛してる」
ロキ「」
:
530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:42:18.18:d8oswzxSO (163/192)
:
ウート「嘘ばっかり吐きすぎて…嘘でしかしゃべれなくなった俺だけど」
ウート「これだけは。俺の唯一不変の真実だ」
ウート「愛してるよ、シャルム」ナデナデ
子猫「ゴロゴロ」
マリアン「」
:
:
ウート「嘘ばっかり吐きすぎて…嘘でしかしゃべれなくなった俺だけど」
ウート「これだけは。俺の唯一不変の真実だ」
ウート「愛してるよ、シャルム」ナデナデ
子猫「ゴロゴロ」
マリアン「」
:
531:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:42:45.53:d8oswzxSO (164/192)
:
:
:
ウート「じゃあ行ってくるよ。夜までには戻るから…その時に君にプレゼントを贈るよ」
ウート「99本のバラと…爪研ぎ柱。それから君が大好きなシ●バも」ニコッ
子猫「ぅあーお」
ウート「え?ああゴメンゴメン!先に贈り物内容がわかってちゃつまらないよな!」
ウート「それじゃ別のを考えとくわ。…楽しみに待っててくれよ?」ニコッ
子猫「にゃー」
子猫「にゃー?」テクテク
子猫「うにゃっ……」ツルッ
ドポン。
ウート「たっだいまー!」
ウート「…………シャルム?」
:
:
:
ウート「じゃあ行ってくるよ。夜までには戻るから…その時に君にプレゼントを贈るよ」
ウート「99本のバラと…爪研ぎ柱。それから君が大好きなシ●バも」ニコッ
子猫「ぅあーお」
ウート「え?ああゴメンゴメン!先に贈り物内容がわかってちゃつまらないよな!」
ウート「それじゃ別のを考えとくわ。…楽しみに待っててくれよ?」ニコッ
子猫「にゃー」
子猫「にゃー?」テクテク
子猫「うにゃっ……」ツルッ
ドポン。
ウート「たっだいまー!」
ウート「…………シャルム?」
532:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 10:44:30.51:d8oswzxSO (165/192)
:
:
〓〓フェンリルの部屋〓〓
ウート「…………」
フェンリル「…それで?突然消えたその娘は?」カラン…
ウート「…翌日。俺の部屋の前で浮いてるのを見つけたよ」
ウート「ヘルの術式でさ、死因聞いたら…足を、滑らせたんだって……」ヒック
フェンリル「……そうか」クイッ
ウート「なあ、まだ17才(人間換算で)だったんだぞ!?」
ウート「なんで死ななきゃなんねえんだよ!!ふざけんな!!!」ダンッ
ウート「俺、俺…!まだ、シャルムに…!」グスッ
フェンリル「…」ポン
ウート「わりぃな…こんな話しちまって」グスッ
フェンリル「いいさ…失恋話なんていくらでも聞いてやるよ…」
フェンリル「話したいだけ話しな。話せば少しだけ楽になる…。全部聞いてやるからよ」
ウート「フェンリルの兄貴…」グスッグスッ
フェンリル「墓はどうしたんだ?」
ウート「…彼女の故郷に行って……埋めてきた」
ウート「たまたまあの子の保護者に会ったんだ。
そしたら、『この子の母もこの間亡くなった。だから一緒の墓に入れてやろう』って」
フェンリル「……そうか。その子も最後に親と一緒になれたならきっと幸せだったさ」
ウート「…そうかな」
フェンリル「ああ…」
ウート「俺さ…あの子が一人立ちする時には、相手見つけてやってさ」
フェンリル「……ん?」
ウート「いつかは彼女にそっくりな顔の子猫が産まれるのが見たかったんだ…」グスッ
フェンリル「何お前好きな子に獣姦させる気だったの」
「猫の話だ」と話したらフェンリル兄貴は笑顔でぶん殴ってきました
:
:
〓〓フェンリルの部屋〓〓
ウート「…………」
フェンリル「…それで?突然消えたその娘は?」カラン…
ウート「…翌日。俺の部屋の前で浮いてるのを見つけたよ」
ウート「ヘルの術式でさ、死因聞いたら…足を、滑らせたんだって……」ヒック
フェンリル「……そうか」クイッ
ウート「なあ、まだ17才(人間換算で)だったんだぞ!?」
ウート「なんで死ななきゃなんねえんだよ!!ふざけんな!!!」ダンッ
ウート「俺、俺…!まだ、シャルムに…!」グスッ
フェンリル「…」ポン
ウート「わりぃな…こんな話しちまって」グスッ
フェンリル「いいさ…失恋話なんていくらでも聞いてやるよ…」
フェンリル「話したいだけ話しな。話せば少しだけ楽になる…。全部聞いてやるからよ」
ウート「フェンリルの兄貴…」グスッグスッ
フェンリル「墓はどうしたんだ?」
ウート「…彼女の故郷に行って……埋めてきた」
ウート「たまたまあの子の保護者に会ったんだ。
そしたら、『この子の母もこの間亡くなった。だから一緒の墓に入れてやろう』って」
フェンリル「……そうか。その子も最後に親と一緒になれたならきっと幸せだったさ」
ウート「…そうかな」
フェンリル「ああ…」
ウート「俺さ…あの子が一人立ちする時には、相手見つけてやってさ」
フェンリル「……ん?」
ウート「いつかは彼女にそっくりな顔の子猫が産まれるのが見たかったんだ…」グスッ
フェンリル「何お前好きな子に獣姦させる気だったの」
「猫の話だ」と話したらフェンリル兄貴は笑顔でぶん殴ってきました
533:~在りし日のグレムリンその26~:2014/08/10(日) 10:49:55.55:d8oswzxSO (166/192)
〓〓フレイヤの部屋〓〓
フレイヤ「『あるところにピートという医者がいた』」
フレイヤ「『ピートはとても悩んでいた』」
フレイヤ「『何故ならピートは5人の患者と寝てしまったからだ』」
フレイヤ「『ピートは悪い人ではなかったからその事でひどく長い間苦しんでいた』」
フレイヤ「『しばらくしてピートは少し割りきる事ができるようになった』」
フレイヤ「『そうだ、自分も彼女達も結婚しているわけじゃないし、一夜限りの関係なんだ』」
フレイヤ「『ボクはそんな悪い事してない!』」
フレイヤ「『そこにピートの友人がきて言った。』」
フレイヤ「『そうとも。ピート、君は悪くないよ』」
フレイヤ「『だって君は獣医じゃないか』」
フレウート「「HAHAHA!」」
フレイヤ「―――――これが」
フレイヤ「ヘルから聞いた、私の父さんが友人と母さんの事で言い争いしてオーブンに頭突っ込む前に最後に遺した言葉なんだって」フー
ウート「その話の直後からしてその後何言ったか察したけどさ、ぶっちゃけそのクソ親父は死んでよかったって思う」コクン
〓〓フレイヤの部屋〓〓
フレイヤ「『あるところにピートという医者がいた』」
フレイヤ「『ピートはとても悩んでいた』」
フレイヤ「『何故ならピートは5人の患者と寝てしまったからだ』」
フレイヤ「『ピートは悪い人ではなかったからその事でひどく長い間苦しんでいた』」
フレイヤ「『しばらくしてピートは少し割りきる事ができるようになった』」
フレイヤ「『そうだ、自分も彼女達も結婚しているわけじゃないし、一夜限りの関係なんだ』」
フレイヤ「『ボクはそんな悪い事してない!』」
フレイヤ「『そこにピートの友人がきて言った。』」
フレイヤ「『そうとも。ピート、君は悪くないよ』」
フレイヤ「『だって君は獣医じゃないか』」
フレウート「「HAHAHA!」」
フレイヤ「―――――これが」
フレイヤ「ヘルから聞いた、私の父さんが友人と母さんの事で言い争いしてオーブンに頭突っ込む前に最後に遺した言葉なんだって」フー
ウート「その話の直後からしてその後何言ったか察したけどさ、ぶっちゃけそのクソ親父は死んでよかったって思う」コクン
534:~とある上条さんのてんてこMylifeその6~:2014/08/10(日) 10:53:17.31:d8oswzxSO (167/192)
とある高校の花壇にはサローニャちゃんが術式に使うためにエカテリンブルク産針葉樹が植えててあります。
サローニャ「おっきくなーれー♪」つ じょうろ
上条「大きくなったらどうするんだ?」
サローニャ「成長したらこの木の下でお弁当広げたりぃ、読書したりお昼寝するの!」ニコッ
サローニャ「もうないけど、昔私が好きな場所だった『小さな森』ではいつもそうしてたんだよっ!」
上条「へー…いいなぁ」
サローニャ「上条ちゃんもサローニャちゃんとする?」ニコッ
上条「そうだなー。この木がそういう事ができるくらいに成長する頃にはもう卒業してるだろうけどな」ハハ
上条「いつかしたいよな」ハハ
サローニャ「……」キュピピーン!
:
:
:
~翌日~
サローニャ「見て見て上条ちゃん!」
木<ドデーン!
上条「」
サローニャ「これで一緒に色々できるよ!何するぅ?///」
上条「えっと、もしかして魔術?」
サローニャ「ち、違うよ!あの、昨日の夜にトト○ちゃんが来て」
上条「へースゲーや俺もト○ロ会いたかったなー(棒)」
サローニャ「ま、ま、ま。なんでもいーじゃん!
さあさあ早速一緒にお昼寝ちゃんでもしよーじゃあーりませんか!」
上条「へいへい…」ゴロリ
サローニャ「♪」ゴロリ
サローニャ「…」ふー
上条「どした?」
サローニャ「私の『小さな森』にも上条ちゃんを招待したかったなーって」
サローニャ「もし、まだあったら…」ショボン
上条「……」
上条「…サローニャ、」グイッ
サローニャ「ほえ?」ポスッ
上条「失ったもんばっか数えんなよ。今はこの木も、…俺もいるじゃんか」テギュ
上条「失った辛さは埋めてやれないけど…その、」
サローニャ「上条ちゃん…」
サローニャ「うんっ!」ニコッ
青ピ「あかんわ、ボクもう何か嫉妬と羨望でどうにかなってまいそうや」ピキビキ
土御門「落ち着け、独りもん」ポン
とある高校の花壇にはサローニャちゃんが術式に使うためにエカテリンブルク産針葉樹が植えててあります。
サローニャ「おっきくなーれー♪」つ じょうろ
上条「大きくなったらどうするんだ?」
サローニャ「成長したらこの木の下でお弁当広げたりぃ、読書したりお昼寝するの!」ニコッ
サローニャ「もうないけど、昔私が好きな場所だった『小さな森』ではいつもそうしてたんだよっ!」
上条「へー…いいなぁ」
サローニャ「上条ちゃんもサローニャちゃんとする?」ニコッ
上条「そうだなー。この木がそういう事ができるくらいに成長する頃にはもう卒業してるだろうけどな」ハハ
上条「いつかしたいよな」ハハ
サローニャ「……」キュピピーン!
:
:
:
~翌日~
サローニャ「見て見て上条ちゃん!」
木<ドデーン!
上条「」
サローニャ「これで一緒に色々できるよ!何するぅ?///」
上条「えっと、もしかして魔術?」
サローニャ「ち、違うよ!あの、昨日の夜にトト○ちゃんが来て」
上条「へースゲーや俺もト○ロ会いたかったなー(棒)」
サローニャ「ま、ま、ま。なんでもいーじゃん!
さあさあ早速一緒にお昼寝ちゃんでもしよーじゃあーりませんか!」
上条「へいへい…」ゴロリ
サローニャ「♪」ゴロリ
サローニャ「…」ふー
上条「どした?」
サローニャ「私の『小さな森』にも上条ちゃんを招待したかったなーって」
サローニャ「もし、まだあったら…」ショボン
上条「……」
上条「…サローニャ、」グイッ
サローニャ「ほえ?」ポスッ
上条「失ったもんばっか数えんなよ。今はこの木も、…俺もいるじゃんか」テギュ
上条「失った辛さは埋めてやれないけど…その、」
サローニャ「上条ちゃん…」
サローニャ「うんっ!」ニコッ
青ピ「あかんわ、ボクもう何か嫉妬と羨望でどうにかなってまいそうや」ピキビキ
土御門「落ち着け、独りもん」ポン
535:~とある上条さんのてんてこMylifeその7~:2014/08/10(日) 10:55:37.74:d8oswzxSO (168/192)
姫神「上条くん。」
上条「何?」
姫神「…その。煮物。作りすぎちゃって。よかったら。」つ
上条「おっ、いいのか?俺姫神の煮物好きなんだよなー」
姫神「…そう?」ニコ
上条「おう。味がよく染みてるのに全くくどくないし…」
上条「料亭の女将さんみたいなっていうか、お母さんみたいっていうか…」
上条「なんか、安心するんだよな」
姫神「///」
上条「姫神の性格とかなんかそういうのも料理に出てるよな」ニコッ
姫神「//////」
上条「毎日食いたいくらいだし」
姫神「!」
姫神「あ。あの!」
姫神「も。も。……もし。よかったら。////」ユビクルクル
姫神「…上条くんが。18才になったら。私。毎日上条くんにだけ作っても…いい。よ…?////////」
上条「? なんで18才かはわからないけど…それでさ、レシピ教えてほしいなって」
姫神「」
上条「いやーインデックスとかトールに話したら食べたい食べたいうるさくてさー」ハハ
姫神「………」
姫神「ごめん。実は姫神家の煮物レシピは一子相伝の秘法。
私をお嫁さんにしてくれないと教えてあげられない」
姫神「だから」
上条「そっかーじゃあ諦めるよ!」ニコッ
〓〓屋上〓〓
姫神「なんでやねん。」グスッ
吹寄「……」ポン
姫神「上条くん。」
上条「何?」
姫神「…その。煮物。作りすぎちゃって。よかったら。」つ
上条「おっ、いいのか?俺姫神の煮物好きなんだよなー」
姫神「…そう?」ニコ
上条「おう。味がよく染みてるのに全くくどくないし…」
上条「料亭の女将さんみたいなっていうか、お母さんみたいっていうか…」
上条「なんか、安心するんだよな」
姫神「///」
上条「姫神の性格とかなんかそういうのも料理に出てるよな」ニコッ
姫神「//////」
上条「毎日食いたいくらいだし」
姫神「!」
姫神「あ。あの!」
姫神「も。も。……もし。よかったら。////」ユビクルクル
姫神「…上条くんが。18才になったら。私。毎日上条くんにだけ作っても…いい。よ…?////////」
上条「? なんで18才かはわからないけど…それでさ、レシピ教えてほしいなって」
姫神「」
上条「いやーインデックスとかトールに話したら食べたい食べたいうるさくてさー」ハハ
姫神「………」
姫神「ごめん。実は姫神家の煮物レシピは一子相伝の秘法。
私をお嫁さんにしてくれないと教えてあげられない」
姫神「だから」
上条「そっかーじゃあ諦めるよ!」ニコッ
〓〓屋上〓〓
姫神「なんでやねん。」グスッ
吹寄「……」ポン
536:~とある上条さんのてんてこMylifeその8~:2014/08/10(日) 11:07:37.53:d8oswzxSO (169/192)
インデックス「大変なんだよとうま!」
上条「どうした?」
インデックス「たまたま会ったステイルが離してくれないんだよ!」
ステイル「…っ、くっ…うう…」ギュッ…!
上条「本当に何やったんですかインデックスさん」
上条「ステイルが泣きながら抱きついて離さないって相当だぞ」
インデックス「悪い事はしてないんだよ!」
インデックス「テレビで『背の高い人は頭撫でられ慣れてないから撫でると反応が可愛い』
っていってたから…」
インデックス「『ステイルはいつも頑張っててエラいんだよ!』」
インデックス「って頭撫でたら」
インデックス「『ごめん、あの時助けてあげられなくて、ごめん』って…」
ステイル「ごめん…ごめん…!」メソメソ
上条(…前のインデックスとのやり取りを思い出したってとこか)
上条「まあほら、めっちゃ頭撫でてやれ」
インデックス「え?うーん」
トール「上条ちゃん早くがっこいこーぜー」
:
:
:
上条「ただいまー」
トール「ただいまー」
インデックス「おかえりなんだよ」
ステイル「うっうー!」ダキ
上条「…まだ?」
インデックス「かも」コクン
:
:
:
上条「今夜はハンバーグですのことよー」
トール「お?楽しみだな!」
インデックス「なんだよ!」
ステイル「インデックス…」ウッウッ
上条「あー、ステイルも飯食ってくか?」
ステイル「すまないな」
~3日後~
上条「なあ」
ステイル「なんだい?」
インデックス「…」ゲッソリ
上条「そろそろ…帰れ?」ニコッ
インデックス「大変なんだよとうま!」
上条「どうした?」
インデックス「たまたま会ったステイルが離してくれないんだよ!」
ステイル「…っ、くっ…うう…」ギュッ…!
上条「本当に何やったんですかインデックスさん」
上条「ステイルが泣きながら抱きついて離さないって相当だぞ」
インデックス「悪い事はしてないんだよ!」
インデックス「テレビで『背の高い人は頭撫でられ慣れてないから撫でると反応が可愛い』
っていってたから…」
インデックス「『ステイルはいつも頑張っててエラいんだよ!』」
インデックス「って頭撫でたら」
インデックス「『ごめん、あの時助けてあげられなくて、ごめん』って…」
ステイル「ごめん…ごめん…!」メソメソ
上条(…前のインデックスとのやり取りを思い出したってとこか)
上条「まあほら、めっちゃ頭撫でてやれ」
インデックス「え?うーん」
トール「上条ちゃん早くがっこいこーぜー」
:
:
:
上条「ただいまー」
トール「ただいまー」
インデックス「おかえりなんだよ」
ステイル「うっうー!」ダキ
上条「…まだ?」
インデックス「かも」コクン
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:
:
上条「今夜はハンバーグですのことよー」
トール「お?楽しみだな!」
インデックス「なんだよ!」
ステイル「インデックス…」ウッウッ
上条「あー、ステイルも飯食ってくか?」
ステイル「すまないな」
~3日後~
上条「なあ」
ステイル「なんだい?」
インデックス「…」ゲッソリ
上条「そろそろ…帰れ?」ニコッ
537:~とある科学の一方通行case.1:交換日記~:2014/08/10(日) 11:09:15.78:d8oswzxSO (170/192)
打ち止め一方通行仲良し交換日記♪(ファンシーな便箋)
『毎日ちゃんと書いてねってミサカはミサカは今から自分の書き込むネタを必死に探してみたり』
※コミックス一巻第一話18Pより
一方「………」
打ち止め一方通行仲良し交換日記♪(ファンシーな便箋)
『毎日ちゃんと書いてねってミサカはミサカは今から自分の書き込むネタを必死に探してみたり』
※コミックス一巻第一話18Pより
一方「………」
538:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:09:58.55:d8oswzxSO (171/192)
~しばらくして~
打ち止め「~♪」
打ち止め「さーてっ!何が書いてあるのかな~♪ってミサカはミサカは期待に胸を膨らませてみたり!」
打ち止め「うえーい!」ペラリ。
『 今日は 肉食った 』
打ち止め「!」パァッ…!
~しばらくして~
打ち止め「~♪」
打ち止め「さーてっ!何が書いてあるのかな~♪ってミサカはミサカは期待に胸を膨らませてみたり!」
打ち止め「うえーい!」ペラリ。
『 今日は 肉食った 』
打ち止め「!」パァッ…!
539:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:10:25.68:d8oswzxSO (172/192)
打ち止め「うわー!あの人の事だからきっと書いてくれないんだろうなーって思ってたけど!」
打ち止め「ミサカの気持ちはちゃんと伝わってたのねってミサカはミサカは予定外の幸せに嬉しくなってみたり!」クルクル♪
打ち止め「…よし!これはミサカもお返事を書かねば!ってミサカはミサカは意気込んでみたり!」カキカキカキカキ!
『そうなんだ!あなたお肉好きだもんねーってミサカはミサカはあなたの好物を思い出してみたり!
あのねミサカもねー今日お肉食べたんだよ!
エステルとファミレスでハンバーグランチ食べたの!
ミサカね、ファミレスのハンバーグが好き。
生まれて初めてああいう食事をしたのと、初めてあなたと一緒に食べた思い出だから…
ってミサカはミサカは恥じらいながらも告白してみたり!(≧▽≦)キャー!』
打ち止め「うわー!あの人の事だからきっと書いてくれないんだろうなーって思ってたけど!」
打ち止め「ミサカの気持ちはちゃんと伝わってたのねってミサカはミサカは予定外の幸せに嬉しくなってみたり!」クルクル♪
打ち止め「…よし!これはミサカもお返事を書かねば!ってミサカはミサカは意気込んでみたり!」カキカキカキカキ!
『そうなんだ!あなたお肉好きだもんねーってミサカはミサカはあなたの好物を思い出してみたり!
あのねミサカもねー今日お肉食べたんだよ!
エステルとファミレスでハンバーグランチ食べたの!
ミサカね、ファミレスのハンバーグが好き。
生まれて初めてああいう食事をしたのと、初めてあなたと一緒に食べた思い出だから…
ってミサカはミサカは恥じらいながらも告白してみたり!(≧▽≦)キャー!』
540:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:12:02.92:d8oswzxSO (173/192)
~しばらくして~
打ち止め「~♪」
打ち止め「さーてっ!何が書いてあるのかな~♪ってミサカはミサカは期待に胸を膨らませてみたり!」
打ち止め「うえーい!」ペラリ。
『そォかよ』
打ち止め「お、おう…」
打ち止め「ま、負けないもん!あの人がお返事書いてくれたってだけでもすごいもん!ってミサカはミサカは…!」カキカキ
『あのねあのね!今日はエステルとレストランで女子力アップの相談を受けたんだよ!ってミサカはミサカは報告してみたり!
「女の子はどうあるべきか」がよくわかんないんだってってミサカはミサカは受けた相談内容を要約してみたり!
それでね、チョコパフェ奢ってあげて慰めてあげたの!ってミサカはミサカはお姉さんした事を自慢してみたり!』
~しばらくして~
打ち止め「~♪」
打ち止め「さーてっ!何が書いてあるのかな~♪ってミサカはミサカは期待に胸を膨らませてみたり!」
打ち止め「うえーい!」ペラリ。
『そォかよ』
打ち止め「お、おう…」
打ち止め「ま、負けないもん!あの人がお返事書いてくれたってだけでもすごいもん!ってミサカはミサカは…!」カキカキ
『あのねあのね!今日はエステルとレストランで女子力アップの相談を受けたんだよ!ってミサカはミサカは報告してみたり!
「女の子はどうあるべきか」がよくわかんないんだってってミサカはミサカは受けた相談内容を要約してみたり!
それでね、チョコパフェ奢ってあげて慰めてあげたの!ってミサカはミサカはお姉さんした事を自慢してみたり!』
541:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:12:51.85:d8oswzxSO (174/192)
~しばらくして~
打ち止め「…」そー…
打ち止め「…」チラッ
『だからあの日、俺が「ファミレス連れてってやる」っつったのを拒否したのか?』
打ち止め「……」
打ち止め「?」
~しばらくして~
『そうだよ?ってミサカはミサカはあなたとのごはんがまたの機会になった理由を答えてみたり』
一方「……」
:
:
:
~しばらくして~
打ち止め「…」そー…
打ち止め「…」チラッ
『だからあの日、俺が「ファミレス連れてってやる」っつったのを拒否したのか?』
打ち止め「……」
打ち止め「?」
~しばらくして~
『そうだよ?ってミサカはミサカはあなたとのごはんがまたの機会になった理由を答えてみたり』
一方「……」
:
:
:
542:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:13:27.45:d8oswzxSO (175/192)
一方「……チッ、………チッ…!」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…すまない、何故私はあなたに軽い蹴りを脛に入れられ続けているのだろうか」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「あなたに何か気にさわる事を」ゲシゲシゲシゲシ
一方「気にすンな、ただの私刑だ」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…できればやめてもらえると」
一方「俺の予定を狂わせやがった罪は重ェンだよクソが」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「それは…すまない。相当楽しみにしてたんだな」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…ところでこれいつまで」
一方「今のムカつく発言であと小一時間ぐれェだな」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
一方「……チッ、………チッ…!」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…すまない、何故私はあなたに軽い蹴りを脛に入れられ続けているのだろうか」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「あなたに何か気にさわる事を」ゲシゲシゲシゲシ
一方「気にすンな、ただの私刑だ」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…できればやめてもらえると」
一方「俺の予定を狂わせやがった罪は重ェンだよクソが」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「それは…すまない。相当楽しみにしてたんだな」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
エステル「…ところでこれいつまで」
一方「今のムカつく発言であと小一時間ぐれェだな」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ
543:学園都市はいつも幻想【ユメ】のちグゥ:2014/08/10(日) 11:15:16.61:d8oswzxSO (176/192)
禁書×ジャングルはいつもハレのちグゥ
ある日、上条さんが布団を干そうとベランダに出た時。
―――すでに何かが引っ掛かっていた
グゥ「よう」
上条「」
禁書×ジャングルはいつもハレのちグゥ
ある日、上条さんが布団を干そうとベランダに出た時。
―――すでに何かが引っ掛かっていた
グゥ「よう」
上条「」
544:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:15:51.89:d8oswzxSO (177/192)
グゥ「あむ」ばふっ
グゥの口<スキルアウト「た、助けっ」
モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ。
上条「人を食べ…た?お、お前!"そういう"能力者なのか?!」
グゥ「はぁ?当麻、お前ちょっとゲームやりすぎだろう?」ん?
上条「だ、だよねー!俺の見間違いだよな!」
グゥ「グゥが"その程度"なわけないだろう」ニヤリ
上条「」
その言葉通り、グゥはとんでもなかった。
グゥ「あむ」ばふっ
グゥの口<スキルアウト「た、助けっ」
モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ。
上条「人を食べ…た?お、お前!"そういう"能力者なのか?!」
グゥ「はぁ?当麻、お前ちょっとゲームやりすぎだろう?」ん?
上条「だ、だよねー!俺の見間違いだよな!」
グゥ「グゥが"その程度"なわけないだろう」ニヤリ
上条「」
その言葉通り、グゥはとんでもなかった。
545:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:16:20.14:d8oswzxSO (178/192)
アウレオルス「『倒れ伏せ、侵入者共!』」
上条「うわぁ!」バタコッ
グゥ「む」
上条「くっ、起き上がれない…!」
上条「グゥ、大丈夫…」チラッ
グゥ「当たり前だろう」ピコピコ
上条(座ってPSPやっとる)
グゥ「おいおい…あんな魔法みたいなんあるわけないだろ?常識で考えろ常識で」
上条「お前が言うな?」フルフル
アウレオルス「」
アウレオルス「『倒れ伏せ、侵入者共!』」
上条「うわぁ!」バタコッ
グゥ「む」
上条「くっ、起き上がれない…!」
上条「グゥ、大丈夫…」チラッ
グゥ「当たり前だろう」ピコピコ
上条(座ってPSPやっとる)
グゥ「おいおい…あんな魔法みたいなんあるわけないだろ?常識で考えろ常識で」
上条「お前が言うな?」フルフル
アウレオルス「」
546:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:17:27.75:d8oswzxSO (179/192)
シェリー「ハッハッ!巨大な複数魔法陣で生成、常時魔翌力供給される…通常の10倍の大きさの特殊ゴーレムだ!」
シェリー「いきな!"エリス"!!」
巨大ゴーレム「ごぉおおお!!!」
グゥ「ほう…」
上条「倒せるのか…?」
グゥ「ふむ、当麻。お前ウルトラ○ンになりたいと思った事は?」
上条「そりゃ…ちっさい頃とかは」
グゥ「ではその願い、グゥが叶えてやろう」つ駒場
上条「おい、誰だよそのゴリラみてーな奴」
駒場(ゴリラ?!)ガーン!
グゥ「"ちんちくりんステッキ"だ。これで今から当麻をアレと戦えるサイズにする」
上条「ステッ…ハアッ?!それ、つまり俺を巨人にするって事かよ!」
グゥ「その通りだ。ついでにグゥが少し後押しをして"右手の力"も底上げしてやる」スッ
グゥ「…Ready?」
上条「……あー…もう、わかったよ!やってくれ!」
グゥ「…古今東西~♪大きくなーれー♪」クルクル♪
ずももももっ。
上条(巨人)「おおう…でかい…」
グゥ「さあ存分に『怪獣と戦いの最中だから仕方ないんだ』って自分に言い訳をしながら街を破壊するといい」グッ
上条「一気に戦いづらくなったわ」
シェリー「ハッハッ!巨大な複数魔法陣で生成、常時魔翌力供給される…通常の10倍の大きさの特殊ゴーレムだ!」
シェリー「いきな!"エリス"!!」
巨大ゴーレム「ごぉおおお!!!」
グゥ「ほう…」
上条「倒せるのか…?」
グゥ「ふむ、当麻。お前ウルトラ○ンになりたいと思った事は?」
上条「そりゃ…ちっさい頃とかは」
グゥ「ではその願い、グゥが叶えてやろう」つ駒場
上条「おい、誰だよそのゴリラみてーな奴」
駒場(ゴリラ?!)ガーン!
グゥ「"ちんちくりんステッキ"だ。これで今から当麻をアレと戦えるサイズにする」
上条「ステッ…ハアッ?!それ、つまり俺を巨人にするって事かよ!」
グゥ「その通りだ。ついでにグゥが少し後押しをして"右手の力"も底上げしてやる」スッ
グゥ「…Ready?」
上条「……あー…もう、わかったよ!やってくれ!」
グゥ「…古今東西~♪大きくなーれー♪」クルクル♪
ずももももっ。
上条(巨人)「おおう…でかい…」
グゥ「さあ存分に『怪獣と戦いの最中だから仕方ないんだ』って自分に言い訳をしながら街を破壊するといい」グッ
上条「一気に戦いづらくなったわ」
547:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:18:04.86:d8oswzxSO (180/192)
オルソラ「例え殺されるのだとしても。私は誰も恨まないのでございますよ」ニコッ
アニェーゼ「うるさいうるさいうるさいっ!ってんですよぉ!」
上条「オルソラぁ―――!!」バリーン!
ルチア「なっ、窓を体当たりで破って!」
アンジェレネ「わ、わひゃあ!」
建宮「…天草式十字清教!!」
建宮「全力を持ってあの少年を援護しろッッ!」
「「「 応 !!!」」」
グゥ「奴等は異教徒だ!異教徒は見つけ次第くびり殺せ!!この地を奴等の血で潤すのだ!」
アニェーゼ「ハイ!お任せ下さいグゥ様!」
ルチア「さあ皆いきますよ!車輪術式!」
アンジェレネ「き、金貨袋術式です~!」
上条「で、いつからテメェはローマ正教になったんだ」メリメリメリメリ
グゥ「当麻の戦いを盛り上げてやろうと思ってな」チャハ♪
オルソラ「例え殺されるのだとしても。私は誰も恨まないのでございますよ」ニコッ
アニェーゼ「うるさいうるさいうるさいっ!ってんですよぉ!」
上条「オルソラぁ―――!!」バリーン!
ルチア「なっ、窓を体当たりで破って!」
アンジェレネ「わ、わひゃあ!」
建宮「…天草式十字清教!!」
建宮「全力を持ってあの少年を援護しろッッ!」
「「「 応 !!!」」」
グゥ「奴等は異教徒だ!異教徒は見つけ次第くびり殺せ!!この地を奴等の血で潤すのだ!」
アニェーゼ「ハイ!お任せ下さいグゥ様!」
ルチア「さあ皆いきますよ!車輪術式!」
アンジェレネ「き、金貨袋術式です~!」
上条「で、いつからテメェはローマ正教になったんだ」メリメリメリメリ
グゥ「当麻の戦いを盛り上げてやろうと思ってな」チャハ♪
548:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:18:51.37:d8oswzxSO (181/192)
上条「じゃあここはグゥの体内なのか!?」
ヴェント「そうよ」コクン
テッラ「ですねー」コクン
アックア「である」コクン
フィアンマ「そうだ」コクン
上条「…で、お前らは?」
ヴェント「"飲まれる"前の事はなんか思い出せないのよねー…」ウーン
アックア「確か…傭友(傭兵友達の略)と飲んでたとこまでは覚えているのである」
テッラ「何故か小麦粉をやたらと集めてたのは覚えてますねー?」
テッラ「きっと私、パン屋だったんだと思いますねー」ウン
フィアンマ「俺様は引きこもってて、教皇さんに『たまには外に出てきて』ってドアの外から言われていたような」
上条(ニート?)
上条(しかし随分濃いメンバーだな)
上条「じゃあここはグゥの体内なのか!?」
ヴェント「そうよ」コクン
テッラ「ですねー」コクン
アックア「である」コクン
フィアンマ「そうだ」コクン
上条「…で、お前らは?」
ヴェント「"飲まれる"前の事はなんか思い出せないのよねー…」ウーン
アックア「確か…傭友(傭兵友達の略)と飲んでたとこまでは覚えているのである」
テッラ「何故か小麦粉をやたらと集めてたのは覚えてますねー?」
テッラ「きっと私、パン屋だったんだと思いますねー」ウン
フィアンマ「俺様は引きこもってて、教皇さんに『たまには外に出てきて』ってドアの外から言われていたような」
上条(ニート?)
上条(しかし随分濃いメンバーだな)
549:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:31:31.00:d8oswzxSO (182/192)
上条「男女入れ換え?!」
グゥ「そうです。つまり今の当麻は上嬢ちゃん」
グゥ「鈴科百合子ちゃん、御坂命くん、浜面仕杏ちゃんとなってるわけです」
上条「最後」
上条「男女入れ換え?!」
グゥ「そうです。つまり今の当麻は上嬢ちゃん」
グゥ「鈴科百合子ちゃん、御坂命くん、浜面仕杏ちゃんとなってるわけです」
上条「最後」
550:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:32:11.18:d8oswzxSO (183/192)
上条「"アレ"と話す、だと…?」
グゥ「ウム。ちんちくりんステッキの力を使えば虫や獣を擬人化させ、会話ができるのだよ」
グゥ「そう、黒きG 上条「やめい」
上条「"アレ"と話す、だと…?」
グゥ「ウム。ちんちくりんステッキの力を使えば虫や獣を擬人化させ、会話ができるのだよ」
グゥ「そう、黒きG 上条「やめい」
551:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:32:38.26:d8oswzxSO (184/192)
グゥ「よし、では今日は学園都市在住の人達の日々を覗いてみるか」
上条「急になんだよ」
グゥ「当麻くらいの歳の者は総じて自意識過剰で…」
グゥ「他人の目は気にするクセに他人の事には無頓着」
グゥ「心ない言葉や行動で他人を傷つけてばかりだからな…」
グゥ「当麻がそういった気持ちを自粛するように、成長するためには必要な勉強だと思うのだ」グッ
上条「おう、必要かも知らんが俺もお前の心ない言動で日々傷ついてんぞ?」ニコッ
グゥ「よし、では今日は学園都市在住の人達の日々を覗いてみるか」
上条「急になんだよ」
グゥ「当麻くらいの歳の者は総じて自意識過剰で…」
グゥ「他人の目は気にするクセに他人の事には無頓着」
グゥ「心ない言葉や行動で他人を傷つけてばかりだからな…」
グゥ「当麻がそういった気持ちを自粛するように、成長するためには必要な勉強だと思うのだ」グッ
上条「おう、必要かも知らんが俺もお前の心ない言動で日々傷ついてんぞ?」ニコッ
552:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:33:04.22:d8oswzxSO (185/192)
吹寄「べ、別に好きな人なんかいないわよ!」
上条(吹寄に好きな奴…ね)
グゥ「え?何?『自分だったらどうしよ~』とか思っちゃってんの?」
上条「え?!い、いや?」ブンブン
グゥ「お前の頭がどうしよ~だな」ハッ
上条「おお、お前の頭もな?」ニッコリ
吹寄「べ、別に好きな人なんかいないわよ!」
上条(吹寄に好きな奴…ね)
グゥ「え?何?『自分だったらどうしよ~』とか思っちゃってんの?」
上条「え?!い、いや?」ブンブン
グゥ「お前の頭がどうしよ~だな」ハッ
上条「おお、お前の頭もな?」ニッコリ
553:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:33:31.55:d8oswzxSO (186/192)
ダマ「おじィィイイイ―――――――さァアアア――――――――――――――――――――――――――――――んんんンンン!!!!」
一方「ゔわ゙ァ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!?」
ダマ「おじィィイイイ―――――――さァアアア――――――――――――――――――――――――――――――んんんンンン!!!!」
一方「ゔわ゙ァ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!?」
554:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:34:51.85:d8oswzxSO (187/192)
垣根「つまりだな、俺はモテたいんだ!心理定規にコクられたいんだよ!」
上条(心底どうでもいい)
垣根「というわけで…」つブラックカード
垣根「俺の全財産を渡すからモテる秘訣を教えてください」土下座
上条「」
垣根「つまりだな、俺はモテたいんだ!心理定規にコクられたいんだよ!」
上条(心底どうでもいい)
垣根「というわけで…」つブラックカード
垣根「俺の全財産を渡すからモテる秘訣を教えてください」土下座
上条「」
555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:36:01.37:d8oswzxSO (188/192)
上条「母さんの実家って…」
詩奈「ええ、この豪邸よ?」ニコッ
上条「なあ…俺の父さんって、」
詩奈「……」
グゥ「…二人で会いにいってやれ。詩奈にとってはどんなにクズでも、」
グゥ「当麻にとっては無二の…大切な父親だ」
詩奈「グゥさん…」
詩奈「そうよね、会いにいくべき、よね」
上条「母さん…」
詩奈「例え"優秀な若き天才外科医"ってタグを餌に世界各地に女を何十人も作って現在進行形で浮気しまくりな上に今まで養育費も払わず当麻の育児とかせずつーか当麻産まれた事すら知らなかったとしても」
詩奈「会いに…いくべきですよね…!」
上条「ああ、今すぐ会いにいってタコ殴りしてやらなきゃいけないよ母さん」ゴキゴキ
上条「母さんの実家って…」
詩奈「ええ、この豪邸よ?」ニコッ
上条「なあ…俺の父さんって、」
詩奈「……」
グゥ「…二人で会いにいってやれ。詩奈にとってはどんなにクズでも、」
グゥ「当麻にとっては無二の…大切な父親だ」
詩奈「グゥさん…」
詩奈「そうよね、会いにいくべき、よね」
上条「母さん…」
詩奈「例え"優秀な若き天才外科医"ってタグを餌に世界各地に女を何十人も作って現在進行形で浮気しまくりな上に今まで養育費も払わず当麻の育児とかせずつーか当麻産まれた事すら知らなかったとしても」
詩奈「会いに…いくべきですよね…!」
上条「ああ、今すぐ会いにいってタコ殴りしてやらなきゃいけないよ母さん」ゴキゴキ
556:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 11:37:19.38:d8oswzxSO (189/192)
~最後のへんとか~
ザザーン…ザザーン…
上条「なんだ、ここ…」
上条「…随分寂しい場所だな…?」
グゥ「ここは…グゥの精神世界だ」
上条「グゥの…?」
グゥ「前にアイツの精神世界に入っただろう?今回は…逆です」
上条(『精神世界の景色はその人の生まれた場所になる』…だったか)
上条(…て事は、この空に月が三つある、生き物が一切いない小さな孤島がグゥの生まれた場所…?)
上条「何故俺をここへ?」
グゥ「打開するためだ」
グゥ「グゥは有能であって万能ではない。グゥにだって出来ない事がある」
上条(嘘つけ…)
上条(お前に出来ない事なんてあんのかよ。化物染みてて魔法使って…明らかに普通の人間じゃな、)ハッ
上条(…麻痺していた。いや、"麻痺させられていた")
上条("グゥ"って、何者なんだ…?)
グゥ「…グゥは今迷っている」
グゥ「"こちら"へ当麻を連れて行くか」
グゥ「―――当麻を置いて"還る"のかを」
上条「……グゥ?」
グゥ「オティヌスの無限世界地獄から抜け出すにはそれしかない」
グゥ「恐らくだが、そろそろ当麻の精神が耐えられなくなると判断した」
グゥ「そしてグゥは壊れた当麻は見たくない」
上条「グゥ…」
グゥ「弄り倒せない友人などつまらん」
上条(もういっそ廃人になってしまおうか)
グゥ「だが一度"こちら"へ来ると決めた場合。当麻にとっては片道切符になるのだよ」
上条「…」
グゥ「だが少なくとも地獄からは抜けられる」
グゥ「当麻、お前自身の事だ。だから、グゥには選択権はない。」
グゥ「今、グゥの力で当麻はオティヌスに消されたうン万年ぶんの記憶を持っている」
グゥ「…それだけの地獄が今後も続く事を認めた上で尚あの魔神と戦うか」
グゥ「ギブアップするか、だ」
グゥ「そして、どちらを選んでも。これがグゥと当麻の最後の会話になるだろう」
グゥ「当麻。どうする?」
上条「俺、は…」
~最後のへんとか~
ザザーン…ザザーン…
上条「なんだ、ここ…」
上条「…随分寂しい場所だな…?」
グゥ「ここは…グゥの精神世界だ」
上条「グゥの…?」
グゥ「前にアイツの精神世界に入っただろう?今回は…逆です」
上条(『精神世界の景色はその人の生まれた場所になる』…だったか)
上条(…て事は、この空に月が三つある、生き物が一切いない小さな孤島がグゥの生まれた場所…?)
上条「何故俺をここへ?」
グゥ「打開するためだ」
グゥ「グゥは有能であって万能ではない。グゥにだって出来ない事がある」
上条(嘘つけ…)
上条(お前に出来ない事なんてあんのかよ。化物染みてて魔法使って…明らかに普通の人間じゃな、)ハッ
上条(…麻痺していた。いや、"麻痺させられていた")
上条("グゥ"って、何者なんだ…?)
グゥ「…グゥは今迷っている」
グゥ「"こちら"へ当麻を連れて行くか」
グゥ「―――当麻を置いて"還る"のかを」
上条「……グゥ?」
グゥ「オティヌスの無限世界地獄から抜け出すにはそれしかない」
グゥ「恐らくだが、そろそろ当麻の精神が耐えられなくなると判断した」
グゥ「そしてグゥは壊れた当麻は見たくない」
上条「グゥ…」
グゥ「弄り倒せない友人などつまらん」
上条(もういっそ廃人になってしまおうか)
グゥ「だが一度"こちら"へ来ると決めた場合。当麻にとっては片道切符になるのだよ」
上条「…」
グゥ「だが少なくとも地獄からは抜けられる」
グゥ「当麻、お前自身の事だ。だから、グゥには選択権はない。」
グゥ「今、グゥの力で当麻はオティヌスに消されたうン万年ぶんの記憶を持っている」
グゥ「…それだけの地獄が今後も続く事を認めた上で尚あの魔神と戦うか」
グゥ「ギブアップするか、だ」
グゥ「そして、どちらを選んでも。これがグゥと当麻の最後の会話になるだろう」
グゥ「当麻。どうする?」
上条「俺、は…」
557: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/08/10(日) 11:38:42.65:d8oswzxSO (190/192)
おまけ終わり。本編が上手く書けないイライラをぶつけてたらおまけの量が。
では
おまけ終わり。本編が上手く書けないイライラをぶつけてたらおまけの量が。
では
558:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/10(日) 12:11:41.92:QyqPwGqJ0 (1/1)
1乙。覗いたら大量に更新されててびびったww
1乙。覗いたら大量に更新されててびびったww
559:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/10(日) 12:14:56.67:QtZ6TuCE0 (1/1)
エステルさん理不尽な怒りをぶつけられて可哀想すぎ。
エステルさん理不尽な怒りをぶつけられて可哀想すぎ。
560:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/10(日) 23:51:17.65:xGqMFIKv0 (1/1)
乙
土御門お怒りフラグびんびんやないですかーやったー!
それとしんちゃん泣けるから…ガチすぎるよ…
乙
土御門お怒りフラグびんびんやないですかーやったー!
それとしんちゃん泣けるから…ガチすぎるよ…
561:~とある科学の一方通行case.2:口調~:2014/08/10(日) 23:55:03.20:d8oswzxSO (191/192)
※コミックス1巻の巻末4コマのネタ
打ち止め「ねーえー!見て見て!新しいお菓子が入荷してるーってミサカはミサカはおねだりしてみたり!!」
一方「チッ、しょォがねェな」
エステル「……」ぢーっ
エステル「…ふ、ファミレスに連れていけっ!とワタシはワタシはお願いしてみたり…っ…///」
天井
ス
テ
ル「………」メリッ
一方「チッ」
:
:
:
打ち止め「あーっ!今度は新発売のオレンジ類ジュースが売ってるよってミサカはミサカはまたまた遠回しにおねだりしてみたり!」
一方「しょォがねェな」
エステル「……」ジー
エステル「わ、私も!よかったら私にも買ってはもらえないだろうか!」
一方「あ゙ァ?」ギロ
一方「なァンで俺がオマエに エステル「…と、ミサカはミサカはおねだりしてみたり!」
一方「……」
エステル(やはり、ダメか?)チラッ
一方「今回限りだからな」チャリン
エステル「!」
打ち止め「よかったねー!ってミサカはミサカはあなたもこのジュースを味わえる事になったのを喜んでみたり!」
エステル「ああ!ありがとう!」
エステル(なるほど、やはり彼とコミュニケーションを取る時には彼女を真似するのがいいみたいだ)
エステル「――と、ミサカはミサカはあなたにもお礼をと…」クルッ
一方「打ち止めのアイデンティティを奪うンじゃねェ」ゲシ
天井
ス
テ
ル「……」メリッ
エステル(…うん、コミュニケーションって難しいな)
※コミックス1巻の巻末4コマのネタ
打ち止め「ねーえー!見て見て!新しいお菓子が入荷してるーってミサカはミサカはおねだりしてみたり!!」
一方「チッ、しょォがねェな」
エステル「……」ぢーっ
エステル「…ふ、ファミレスに連れていけっ!とワタシはワタシはお願いしてみたり…っ…///」
天井
ス
テ
ル「………」メリッ
一方「チッ」
:
:
:
打ち止め「あーっ!今度は新発売のオレンジ類ジュースが売ってるよってミサカはミサカはまたまた遠回しにおねだりしてみたり!」
一方「しょォがねェな」
エステル「……」ジー
エステル「わ、私も!よかったら私にも買ってはもらえないだろうか!」
一方「あ゙ァ?」ギロ
一方「なァンで俺がオマエに エステル「…と、ミサカはミサカはおねだりしてみたり!」
一方「……」
エステル(やはり、ダメか?)チラッ
一方「今回限りだからな」チャリン
エステル「!」
打ち止め「よかったねー!ってミサカはミサカはあなたもこのジュースを味わえる事になったのを喜んでみたり!」
エステル「ああ!ありがとう!」
エステル(なるほど、やはり彼とコミュニケーションを取る時には彼女を真似するのがいいみたいだ)
エステル「――と、ミサカはミサカはあなたにもお礼をと…」クルッ
一方「打ち止めのアイデンティティを奪うンじゃねェ」ゲシ
天井
ス
テ
ル「……」メリッ
エステル(…うん、コミュニケーションって難しいな)
562: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/08/10(日) 23:57:34.25:d8oswzxSO (192/192)
やっぱ投下量が多いと読者sideからしたら敬遠しがちなんだろーか。
科学一方のエステルちゃんはまだまだ精神未熟な一方さんに理不尽されるポジだけど、脱却してくれたらいいなぁ…
では
やっぱ投下量が多いと読者sideからしたら敬遠しがちなんだろーか。
科学一方のエステルちゃんはまだまだ精神未熟な一方さんに理不尽されるポジだけど、脱却してくれたらいいなぁ…
では
563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/11(月) 00:01:16.54:5gFkkHnU0 (1/1)
乙乙
読み応えあるし投下量多くても問題ないですぜ
相変わらず小ネタも面白いし次回も期待してます
乙乙
読み応えあるし投下量多くても問題ないですぜ
相変わらず小ネタも面白いし次回も期待してます
564:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/12(火) 01:18:16.84:EIQCqESU0 (1/1)
乙
上に同じく、ですな
不満なんて全くないし面白すぎるよ
乙
上に同じく、ですな
不満なんて全くないし面白すぎるよ
565:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/08/31(日) 16:22:04.23:N2Qckaph0 (1/1)
詩"菜"じゃなかったか?
詩"菜"じゃなかったか?
566: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/08/31(日) 19:51:05.27:RedUs6WSO (1/4)
打ち止め「今日はなんの日でしょう!って、ミサカはミサカはあなたに突然クーイズ!」
一方「野菜(831)の日だろ」つ缶珈琲
打ち止め「ブー!ちがうもん!ちがうもん!そんな誰も知らないような日じゃなくて!
って、ミサカはミサカはあなたの不正解な回答に憤ってみる!」
一方「…誰かの誕生日《バースデイ》だったか?」カシュッ
打ち止め「ぶぶー!ってミサカはミサカは再びの不正解に不満を持ってみたり!」ぷー!
一方「夏休み最後の日か?」クピクピ
打ち止め「あなたもミサカも年中夏休みみたいなものでしょ…ってミサカはミサカは未だに正答がでない事を嘆いてみたり…」ションボリ
一方「…じゃあそろそろ当ててやる」
一方「俺とオマエが初めて会った日だろ」
打ち止め「!」
∞
一方「は、からかっただけだっつゥの。おらよ」つ田
打ち止め「えぇ!?まさかのプレゼント?!ってミサカはミサカはまさかのサプライズにビックリしてみたり!」
一方「黄泉川が『今日はお祝いで焼肉じゃンよ!』だとよ」
一方「デザートにはオマエの好きなプリンもある」ニヤリ
打ち止め「えっ」
一方「…今日は一緒に寝ような」ダキッ
打ち止め「ええええええええ?!って、ミサカは、ミサカはぁぁああああ!!?/////」
打ち止め「今日はなんの日でしょう!って、ミサカはミサカはあなたに突然クーイズ!」
一方「野菜(831)の日だろ」つ缶珈琲
打ち止め「ブー!ちがうもん!ちがうもん!そんな誰も知らないような日じゃなくて!
って、ミサカはミサカはあなたの不正解な回答に憤ってみる!」
一方「…誰かの誕生日《バースデイ》だったか?」カシュッ
打ち止め「ぶぶー!ってミサカはミサカは再びの不正解に不満を持ってみたり!」ぷー!
一方「夏休み最後の日か?」クピクピ
打ち止め「あなたもミサカも年中夏休みみたいなものでしょ…ってミサカはミサカは未だに正答がでない事を嘆いてみたり…」ションボリ
一方「…じゃあそろそろ当ててやる」
一方「俺とオマエが初めて会った日だろ」
打ち止め「!」
∞
一方「は、からかっただけだっつゥの。おらよ」つ田
打ち止め「えぇ!?まさかのプレゼント?!ってミサカはミサカはまさかのサプライズにビックリしてみたり!」
一方「黄泉川が『今日はお祝いで焼肉じゃンよ!』だとよ」
一方「デザートにはオマエの好きなプリンもある」ニヤリ
打ち止め「えっ」
一方「…今日は一緒に寝ような」ダキッ
打ち止め「ええええええええ?!って、ミサカは、ミサカはぁぁああああ!!?/////」
567:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/31(日) 19:54:23.25:RedUs6WSO (2/4)
打ち止め「ZZZ…」.。oOO( )
打ち止め「むにゃ?」パチ…
打ち止め「……」クシクシ
打ち止め「…夢、か…」ガックリ。
打ち止め「そりゃそうよねってミサカはミサカはあの人があんな風に優しいなんて気持ち悪いものって夢オチに納得してみたり…」
一方「おい」
打ち止め「あ、なあに?ってミサカはミサカは呼びかけに応答してみたり」
一方「…」
一方「いやな、黄泉川と芳川がうるせェし…」
打ち止め「?」
一方「丁度財布も重かったからなンだが」
打ち止め「? あなたが何を言おうとしてるのかよくわからないんだけどって、ミサカはミサカは理解不能を示してみたり」
一方「あァー…、その、つまり、だな、」ポリポリ
一方「…今日はオマエと初めて出会って、少しは俺の精神性が変わった日だ」
打ち止め「!」
一方「…だから、どっか美味いもンが食える所に連れてってやる」
打ち止め「ほんと!?」ガバッ!
一方「あァ」
打ち止め「…じゃあ、あなたと一緒に初めて食事したファミレスがいいってミサカはミサカは希望してみたり」
一方「…そンなとこでいいのか?」
打ち止め「ZZZ…」.。oOO( )
打ち止め「むにゃ?」パチ…
打ち止め「……」クシクシ
打ち止め「…夢、か…」ガックリ。
打ち止め「そりゃそうよねってミサカはミサカはあの人があんな風に優しいなんて気持ち悪いものって夢オチに納得してみたり…」
一方「おい」
打ち止め「あ、なあに?ってミサカはミサカは呼びかけに応答してみたり」
一方「…」
一方「いやな、黄泉川と芳川がうるせェし…」
打ち止め「?」
一方「丁度財布も重かったからなンだが」
打ち止め「? あなたが何を言おうとしてるのかよくわからないんだけどって、ミサカはミサカは理解不能を示してみたり」
一方「あァー…、その、つまり、だな、」ポリポリ
一方「…今日はオマエと初めて出会って、少しは俺の精神性が変わった日だ」
打ち止め「!」
一方「…だから、どっか美味いもンが食える所に連れてってやる」
打ち止め「ほんと!?」ガバッ!
一方「あァ」
打ち止め「…じゃあ、あなたと一緒に初めて食事したファミレスがいいってミサカはミサカは希望してみたり」
一方「…そンなとこでいいのか?」
568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/08/31(日) 19:55:28.38:RedUs6WSO (3/4)
打ち止め「ううん!そこがいいの!ってミサカはミサカは笑って駆け出してみたり!」ダダダダダ
一方「……」
一方「…ったく。走るンじゃねェよ」カツッカツッ
打ち止め「ううん!そこがいいの!ってミサカはミサカは笑って駆け出してみたり!」ダダダダダ
一方「……」
一方「…ったく。走るンじゃねェよ」カツッカツッ
569: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/08/31(日) 20:00:15.97:RedUs6WSO (4/4)
>>565インデックス「やっちまったんだよ」
おわり。
早く本編書かねば。
>>565インデックス「やっちまったんだよ」
おわり。
早く本編書かねば。
570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/09/01(月) 00:15:50.97:CFW/IS+Bo (1/1)
乙です!
一瞬スレ間違えたかと思いました!
乙です!
一瞬スレ間違えたかと思いました!
571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/01(月) 20:03:32.50:R7GEy1Cl0 (1/1)
乙!>>1は記念日ネタ書いてくれて嬉しいww
乙!>>1は記念日ネタ書いてくれて嬉しいww
572: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/09/12(金) 01:56:41.27:DdZpBfrSO (1/1)
オティヌス「とある10周年で私と」
マリアン「私と!」
トール「俺が!」
「「「アニメ化したぜ!」」」
トール「ほとんどワンシーンだけだけどな」
マリアン「いいんじゃないの?たーっくさんいる禁書キャラの頭飛び越えて映像化なんてヤバいね」
オティヌス「ふん」
ウート「…」ガンッ、ガンッ、ガンッ、ガンッ!
シギン「…」ガッガッガッガッガッガッ!
オティヌス「……」
トール「…壁に頭打ち付けてるな」
マリアン「壁にひたすらパンチ入れてるね」
ウート<ドーイウコトダコルァ~…………
シギン<ワタシタチもイレンカイコルァ…
トール「にしてもかまちー10周年か…感慨深いもんがあるな。ヘヴィオブのとか出てたな」
マリアン「ね。でもさ、他の主要キャラも出したらよかったのに」
オティヌス「全員は難しいだろう。ただでさえ数が多いしな」
垣根<オレヨリモハヤクエイゾウカサレテンジャネェヨ……
オティヌス「……」
ギュ。
バレーボール<クソッタレ……
オティヌス「…かまちー、10周年おめでとう。これからも頑張ってください」
オティヌス「とある10周年で私と」
マリアン「私と!」
トール「俺が!」
「「「アニメ化したぜ!」」」
トール「ほとんどワンシーンだけだけどな」
マリアン「いいんじゃないの?たーっくさんいる禁書キャラの頭飛び越えて映像化なんてヤバいね」
オティヌス「ふん」
ウート「…」ガンッ、ガンッ、ガンッ、ガンッ!
シギン「…」ガッガッガッガッガッガッ!
オティヌス「……」
トール「…壁に頭打ち付けてるな」
マリアン「壁にひたすらパンチ入れてるね」
ウート<ドーイウコトダコルァ~…………
シギン<ワタシタチもイレンカイコルァ…
トール「にしてもかまちー10周年か…感慨深いもんがあるな。ヘヴィオブのとか出てたな」
マリアン「ね。でもさ、他の主要キャラも出したらよかったのに」
オティヌス「全員は難しいだろう。ただでさえ数が多いしな」
垣根<オレヨリモハヤクエイゾウカサレテンジャネェヨ……
オティヌス「……」
ギュ。
バレーボール<クソッタレ……
オティヌス「…かまちー、10周年おめでとう。これからも頑張ってください」
573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/13(土) 07:16:28.39:2RQNtIvX0 (1/1)
■■「ふふふ。わかっていた。私なんかが。こんな映像に。出られるわけないってことくらい」
■■「ふふふ。わかっていた。私なんかが。こんな映像に。出られるわけないってことくらい」
574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/10/07(火) 16:01:30.06:debQlP3E0 (1/1)
ほす
ほす
575:11巻発売ネタバレ小ネタ ◆3rfPz4lVbmKs:2014/10/13(月) 00:28:13.74:VHgpmLmSO (1/5)
〓〓とある喫茶店〓〓
ウート「あ、マスター。ブレンド2つ。ストロングとライト」
マスター「かしこまりました」
ウート「さって。」
蜜蟻「……」グス
ウート「辛かったね…」ポン
蜜蟻「酷いわあ…本当に」シクシク
ウート「確かに。まあ…アレだ、運が悪かった」
蜜蟻「私だって…私だって…!」クスンクスン
ウート「わかるよ。俺も似たような過去もってるから」ナデナデ
〓〓とある喫茶店〓〓
ウート「あ、マスター。ブレンド2つ。ストロングとライト」
マスター「かしこまりました」
ウート「さって。」
蜜蟻「……」グス
ウート「辛かったね…」ポン
蜜蟻「酷いわあ…本当に」シクシク
ウート「確かに。まあ…アレだ、運が悪かった」
蜜蟻「私だって…私だって…!」クスンクスン
ウート「わかるよ。俺も似たような過去もってるから」ナデナデ
576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 00:29:58.28:VHgpmLmSO (2/5)
蜜蟻「またかまちーの『キャラ出し→噛ませとして使い捨て』なんてえぇええ!」
ウート(かまちー、まーた新たな犠牲者出しちまったなー…)
蜜蟻「またかまちーの『キャラ出し→噛ませとして使い捨て』なんてえぇええ!」
ウート(かまちー、まーた新たな犠牲者出しちまったなー…)
577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 00:32:39.04:VHgpmLmSO (3/5)
蜜蟻「なんなの!?なんなのよお!!結局食蜂のヒロイン化の為のかませなんて!」
ウート「うんうん(でもみさきちかわいかったなぁ)」
蜜蟻「"超能力者"の座だけじゃなくて、上条くんという"私だけのヒーロー"も取り上げて!」
蜜蟻「私はどんだけあの女に踏み台にされればいいってのよお!」
蜜蟻「あげく逮捕って!逮捕って!」
ウート(まあ獄中キャラになると再登場難しいよなあ…俺も人の事言えねえけど)
蠢動『私もさ』
ウート「あ、なんかデカいアクアリウムあると思ったら…いたんすか」
蠢動『結局は脳幹の踏み台さ。ああ、裁かれて当然の悪党だが』
ウート「そう卑下すんなよ…あーほら俺さ、シャチ好きなんだよね」
ウート「だからあんたのキャラは結構好きだったよ」
蠢動『再登場はあり得ないがな』スイスイ
デッドロック「…」
ウート「ああ、トッコーヤローさんの思想はちょっと考えすぎじゃないかなって」
デッドロック「俺らはマジで使い捨てだった…」ズーン
ウート「…ドンマイ」
マスター「お待たせいたしました。どうぞ、ブレンド2つ、ストロングとライトです」
ウート「ありがと。ほら愛愉ちゃん」
蜜蟻「ありがとう…」クスン、クスン
蜜蟻「せめて…いつか、彼が私の事も思い出してくれる事を祈るわあ…」グシュグシュ
ウート「…っとに。上条くんは罪作りだねえ?」
蜜蟻「なんなの!?なんなのよお!!結局食蜂のヒロイン化の為のかませなんて!」
ウート「うんうん(でもみさきちかわいかったなぁ)」
蜜蟻「"超能力者"の座だけじゃなくて、上条くんという"私だけのヒーロー"も取り上げて!」
蜜蟻「私はどんだけあの女に踏み台にされればいいってのよお!」
蜜蟻「あげく逮捕って!逮捕って!」
ウート(まあ獄中キャラになると再登場難しいよなあ…俺も人の事言えねえけど)
蠢動『私もさ』
ウート「あ、なんかデカいアクアリウムあると思ったら…いたんすか」
蠢動『結局は脳幹の踏み台さ。ああ、裁かれて当然の悪党だが』
ウート「そう卑下すんなよ…あーほら俺さ、シャチ好きなんだよね」
ウート「だからあんたのキャラは結構好きだったよ」
蠢動『再登場はあり得ないがな』スイスイ
デッドロック「…」
ウート「ああ、トッコーヤローさんの思想はちょっと考えすぎじゃないかなって」
デッドロック「俺らはマジで使い捨てだった…」ズーン
ウート「…ドンマイ」
マスター「お待たせいたしました。どうぞ、ブレンド2つ、ストロングとライトです」
ウート「ありがと。ほら愛愉ちゃん」
蜜蟻「ありがとう…」クスン、クスン
蜜蟻「せめて…いつか、彼が私の事も思い出してくれる事を祈るわあ…」グシュグシュ
ウート「…っとに。上条くんは罪作りだねえ?」
578: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/10/13(月) 00:35:43.38:VHgpmLmSO (4/5)
後れ馳せながら。保守あざす。
みーちゃんと一緒にいつかあゆちゃんも出せたらなぁって。
本編が進まなくて腹立つ。他のが進むばかりちくせう
後れ馳せながら。保守あざす。
みーちゃんと一緒にいつかあゆちゃんも出せたらなぁって。
本編が進まなくて腹立つ。他のが進むばかりちくせう
579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 00:52:15.22:EiKS319eo (1/1)
来てた! 超乙です!
来てた! 超乙です!
580:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/10/13(月) 01:32:31.84:EiDsE1600 (1/1)
乙
そろそろかまちーはss巻とか出して使い捨てキャラ達を救済するべき(切実)
あと、噛ませシャチこと蠢動さんは自信過剰かわいい
乙
そろそろかまちーはss巻とか出して使い捨てキャラ達を救済するべき(切実)
あと、噛ませシャチこと蠢動さんは自信過剰かわいい
581:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/10/13(月) 09:04:43.04:59DHOGWa0 (1/1)
毎回毎回忘れられてしまうみさきちよりも
上条の記憶に残る分だけ蜜蟻のほうが勝ってると思う。
逮捕されても学園都市にとって利用価値のあるキャラなら再登場できることは
浜面やゴージャスパレスや警策で証明済みだしな。
毎回毎回忘れられてしまうみさきちよりも
上条の記憶に残る分だけ蜜蟻のほうが勝ってると思う。
逮捕されても学園都市にとって利用価値のあるキャラなら再登場できることは
浜面やゴージャスパレスや警策で証明済みだしな。
582: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/10/13(月) 10:24:11.86:VHgpmLmSO (5/5)
>>581なるほど確かに。
あゆちゃんも頑張ればLevel5になれるし既に充分価値あるから今後に期待したい
Five_overの生体部品として使われるとかないといいんだけどな…大丈夫かな
そして今思ったけど噛ませシャチさん一人称『 「俺」 』だった。しもた。
シャチさんの一人称も好きだ。
>>581なるほど確かに。
あゆちゃんも頑張ればLevel5になれるし既に充分価値あるから今後に期待したい
Five_overの生体部品として使われるとかないといいんだけどな…大丈夫かな
そして今思ったけど噛ませシャチさん一人称『 「俺」 』だった。しもた。
シャチさんの一人称も好きだ。
583:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/10/13(月) 20:46:58.41:KZdfLP8P0 (1/1)
みさきちの協力の元カリキュラム行うべきだろとは思った
出力と能力が同じってことは最高のみさきちキラーの上、心理系は対人戦最強っていってもいい能力だから上層部としても暗部としても利用価値は抜群
さらに二人いるんだし一人は使いつぶせるんだし、ファイブオーバーにも流用可っていう逸材なのに
まあ、蜂蟻っていう百合カプが見たいだけだけど
みさきちの協力の元カリキュラム行うべきだろとは思った
出力と能力が同じってことは最高のみさきちキラーの上、心理系は対人戦最強っていってもいい能力だから上層部としても暗部としても利用価値は抜群
さらに二人いるんだし一人は使いつぶせるんだし、ファイブオーバーにも流用可っていう逸材なのに
まあ、蜂蟻っていう百合カプが見たいだけだけど
584: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/10/31(金) 21:51:55.27:XRdvb90SO (1/40)
みさきちorあゆゆだから難しいかも
そんなわけでハロウィンネタ。
みさきちorあゆゆだから難しいかも
そんなわけでハロウィンネタ。
585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:52:56.95:XRdvb90SO (2/40)
『 Happy Halloween! 』
ウート「…世はハロウィン一色。この国はマジでお祭り好きだねぇ?」
シギン「うんうん。自国のだけじゃなく、他所の国のお祭りを…
それも宗教関係なくやれる時にやるってすごい。すごいよね」
ウート「な。俺ハロウィンなんてガキん頃にやったきりだなー」
天井「ほう、どんなコスプレをしたんだ?」
ウート「大体はカボチャ頭のジャック君。あまっちは?」
天井「いや、私はそういうイベントは参加しなかったからな」
ウート「へー?シギンは?」
シギン「ゴーストかな」
ウート「へー…可愛いだろーな…あ、」
「「?」」
『 Happy Halloween! 』
ウート「…世はハロウィン一色。この国はマジでお祭り好きだねぇ?」
シギン「うんうん。自国のだけじゃなく、他所の国のお祭りを…
それも宗教関係なくやれる時にやるってすごい。すごいよね」
ウート「な。俺ハロウィンなんてガキん頃にやったきりだなー」
天井「ほう、どんなコスプレをしたんだ?」
ウート「大体はカボチャ頭のジャック君。あまっちは?」
天井「いや、私はそういうイベントは参加しなかったからな」
ウート「へー?シギンは?」
シギン「ゴーストかな」
ウート「へー…可愛いだろーな…あ、」
「「?」」
586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:54:29.10:XRdvb90SO (3/40)
ウート「叶え屋もハロウィン風にするわ」
天井「ほう」
シギン「へー」
ウート「というわけであまっちアトヨロー」コテン
天井「?!」
ウート「叶え屋もハロウィン風にするわ」
天井「ほう」
シギン「へー」
ウート「というわけであまっちアトヨロー」コテン
天井「?!」
587:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:55:35.77:XRdvb90SO (4/40)
:
:
:
天井(吸血鬼)「飾りつけ、終わったぞ」
ウート(オペラ座の怪人)「半顔仮面(ハーフマスク)って初めてつけたわ」
シギン(ゴースト)「似合ってる似合ってる」
ウート「…んー」
天井「? どうした」
ウート「いやぁ…なーんっか、もの足りねーなって」
天井「おい…鎖やら黒カーテン、カボチャに蝙蝠とこんなに飾りつけたじゃないか」
天井「さすがに私も疲れたぞ」
ウート「んー…や、そーじゃなくてさ?」
天井「?」
ウート「!」ピコーン!
ウート「…よし、こういうのやろーぜ!」
天井「?」
シギン「?」
ウート「10月31日に―――」
:
:
:
天井(吸血鬼)「飾りつけ、終わったぞ」
ウート(オペラ座の怪人)「半顔仮面(ハーフマスク)って初めてつけたわ」
シギン(ゴースト)「似合ってる似合ってる」
ウート「…んー」
天井「? どうした」
ウート「いやぁ…なーんっか、もの足りねーなって」
天井「おい…鎖やら黒カーテン、カボチャに蝙蝠とこんなに飾りつけたじゃないか」
天井「さすがに私も疲れたぞ」
ウート「んー…や、そーじゃなくてさ?」
天井「?」
ウート「!」ピコーン!
ウート「…よし、こういうのやろーぜ!」
天井「?」
シギン「?」
ウート「10月31日に―――」
588:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:56:16.16:XRdvb90SO (5/40)
:
ヴァルキリー「? 私もいいの事?」
:
:
アウレオルス「泰然、なんとなくくると思っていた。ああ、参加しよう」
:
:
サンドリヨン「…まあ構わないけど」
:
:
ベイロープ「へーいいわね?やるやる!」
:
:
:
ヴァルキリー「? 私もいいの事?」
:
:
アウレオルス「泰然、なんとなくくると思っていた。ああ、参加しよう」
:
:
サンドリヨン「…まあ構わないけど」
:
:
ベイロープ「へーいいわね?やるやる!」
:
:
589:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:56:44.35:XRdvb90SO (6/40)
~そして10月31日、当日。~
~そして10月31日、当日。~
590:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 21:57:58.62:XRdvb90SO (7/40)
〓〓ステージ裏〓〓
ウート(ジャック・オー・ランタン)「おーおー、盛り上がってる盛り上がってる」
天井(吸血鬼)「ステージは借りたぞ」
シギン(ゴースト)「台本も覚えた。覚えたよ」
ヴァルキリー(サキュバス)「うーん、中々にエロいセレクトの事」
アウレオルス(肉が残ってる骸骨)「湧然、開演は間近…楽しくなってきたな」フッ
サンドリヨン(マミー)「…意外にたくさん客入ってるわね」
ベイロープ(バンシー)「そんな緊張しなくて大丈夫よ。…楽しみね」
ウート「んじゃ、いきますか!」
「「「「「「おー!」」」」」」
〓〓ステージ裏〓〓
ウート(ジャック・オー・ランタン)「おーおー、盛り上がってる盛り上がってる」
天井(吸血鬼)「ステージは借りたぞ」
シギン(ゴースト)「台本も覚えた。覚えたよ」
ヴァルキリー(サキュバス)「うーん、中々にエロいセレクトの事」
アウレオルス(肉が残ってる骸骨)「湧然、開演は間近…楽しくなってきたな」フッ
サンドリヨン(マミー)「…意外にたくさん客入ってるわね」
ベイロープ(バンシー)「そんな緊張しなくて大丈夫よ。…楽しみね」
ウート「んじゃ、いきますか!」
「「「「「「おー!」」」」」」
591:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:00:53.95:XRdvb90SO (8/40)
ざわざわ…
「ハロウィンショーだってさ」
「楽しみね!」
「『幻想的な世界へとお連れします』…ね」
「参加料。1500円。高い。」
「まーいいんじゃにゃい?お菓子ちゃん貰えるらしーし!」
フッ。
「? 真っ暗になったな」
「何が始まるんだ?」
「…ねぇ、ここ…屋外よね?」
「時間もまだ16:00や。なんでいきなり――」
目の前に簡易ステージがあったはずなのに、それすら見えず。
ここは屋外で、失明でもしない限り辺り一面が真っ暗になる事はあり得ないのに。
客達は突然闇の中にいた。
ポン。
「……ランタン?」
ゆらゆら。ふらふら。
軽い破裂音と共に、不安定にゆれる古びたランタンが宙に浮かんでいた。
ざわざわ…
「ハロウィンショーだってさ」
「楽しみね!」
「『幻想的な世界へとお連れします』…ね」
「参加料。1500円。高い。」
「まーいいんじゃにゃい?お菓子ちゃん貰えるらしーし!」
フッ。
「? 真っ暗になったな」
「何が始まるんだ?」
「…ねぇ、ここ…屋外よね?」
「時間もまだ16:00や。なんでいきなり――」
目の前に簡易ステージがあったはずなのに、それすら見えず。
ここは屋外で、失明でもしない限り辺り一面が真っ暗になる事はあり得ないのに。
客達は突然闇の中にいた。
ポン。
「……ランタン?」
ゆらゆら。ふらふら。
軽い破裂音と共に、不安定にゆれる古びたランタンが宙に浮かんでいた。
592:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:03:30.98:XRdvb90SO (9/40)
ふわふわ。くるんくるん。
その傍らには2匹の異形。
骸骨「Boys and Girls of every age♪」
(男の子も女の子も)
バンシー「Wouldn't you like to see something strange?♪」
(不思議なものが見たければ)
骸骨バンシー「「Come with us and you will see……♪」」
((私たちと来るがいい……))
「「「「「「「This our town of Halloween!♪」」」」」」」
(((((((ハロウィンの街へ!)))))))
そして、
バーン!!!!
ジャック・オー・ランタン「Happy、halloweeeeeennn!」
爆発音と花火と共に。ドデカイカボチャ頭がゲハハハハと笑いながらハロウィン特有の挨拶をしながら現れた。
「キャー!」
「ウォー!」
「わーっ!」
~使用曲:『This is Halloween』※ナイトメア・ビフォア・クリスマス~
ふわふわ。くるんくるん。
その傍らには2匹の異形。
骸骨「Boys and Girls of every age♪」
(男の子も女の子も)
バンシー「Wouldn't you like to see something strange?♪」
(不思議なものが見たければ)
骸骨バンシー「「Come with us and you will see……♪」」
((私たちと来るがいい……))
「「「「「「「This our town of Halloween!♪」」」」」」」
(((((((ハロウィンの街へ!)))))))
そして、
バーン!!!!
ジャック・オー・ランタン「Happy、halloweeeeeennn!」
爆発音と花火と共に。ドデカイカボチャ頭がゲハハハハと笑いながらハロウィン特有の挨拶をしながら現れた。
「キャー!」
「ウォー!」
「わーっ!」
~使用曲:『This is Halloween』※ナイトメア・ビフォア・クリスマス~
593:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:05:15.77:XRdvb90SO (10/40)
周囲は闇からハロウィン風に飾りつけ、ビジュアルコンセプトを『ハロウィン風』に変更された学園都市へと変わっていた。
「「「This is Halloween, this is Halloween!」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
ジャック(ウート)「皆様コンバンワ。どなたもご存じジャック・オー・ランタンです!」
「「「Pumpkins scream in the dead of night――♪」」」
(((串刺しカボチャが闇夜に悲鳴を上げる――♪)))
ジャック「さあ、今夕は楽しんでいってくれ!」
ジャックのカボチャ頭の下に黒のボロマントをまとった妖しい衣装の体が現れる。
ジャック「ハッハー!」
ジャックがランタンを放り投げると、
ボボボボボボボボボォォォォォ!!!
中から炎が飛び出し、その炎は鉄串が刺さったカボチャ型のファイア・ゴースト達へと変化する。
『ギャハハハ!』
『ハッピィ、ハロウィーン!』
『グハハハハハ!』
「「「This is Halloween, everybody make a scene!♪」」」
(((楽しいハロウィン 素敵なハロウィン!)))
周囲は闇からハロウィン風に飾りつけ、ビジュアルコンセプトを『ハロウィン風』に変更された学園都市へと変わっていた。
「「「This is Halloween, this is Halloween!」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
ジャック(ウート)「皆様コンバンワ。どなたもご存じジャック・オー・ランタンです!」
「「「Pumpkins scream in the dead of night――♪」」」
(((串刺しカボチャが闇夜に悲鳴を上げる――♪)))
ジャック「さあ、今夕は楽しんでいってくれ!」
ジャックのカボチャ頭の下に黒のボロマントをまとった妖しい衣装の体が現れる。
ジャック「ハッハー!」
ジャックがランタンを放り投げると、
ボボボボボボボボボォォォォォ!!!
中から炎が飛び出し、その炎は鉄串が刺さったカボチャ型のファイア・ゴースト達へと変化する。
『ギャハハハ!』
『ハッピィ、ハロウィーン!』
『グハハハハハ!』
「「「This is Halloween, everybody make a scene!♪」」」
(((楽しいハロウィン 素敵なハロウィン!)))
594:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:06:31.39:XRdvb90SO (11/40)
ジャック「よっはっほっ!」
軽快な足取りでジャック・オー・ランタンは闇の宙をスキップしていく。
「「「Trick or treat'til the neighbors gonna die of fright!♪」」」
(((トリック・オア・トリート、お菓子をくれなきゃ脅かすぞ!)))
「すげー」
「綺麗」
「おー……」
ジャック「ほい、ほいっと!ヘディング♪ヘディング♪」
自身のカボチャ頭を頭上へ放り投げ、中身…ドクロの仮面を被ったウートガルザロキがヘディングする。
「「「This is Halloween, this is Halloween!♪」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
ジャック「ほいっと!」
カボチャ頭をシュート。するとカボチャ頭がバラけ、
「すげー、分身した…」
「カボチャ頭がたくさん闇を踊ってるわ!」
たくさんのカボチャ頭が笑いながら闇を舞う
ジャック「どうぞ皆様、御菓子です♪」パチン!
指を鳴らすとカボチャが変化し、客の手元にはハロウィン風の御菓子詰め合わせの袋が。
「おお…」
「すげー」
「あ、オレオがある!」
ジャック「よっはっほっ!」
軽快な足取りでジャック・オー・ランタンは闇の宙をスキップしていく。
「「「Trick or treat'til the neighbors gonna die of fright!♪」」」
(((トリック・オア・トリート、お菓子をくれなきゃ脅かすぞ!)))
「すげー」
「綺麗」
「おー……」
ジャック「ほい、ほいっと!ヘディング♪ヘディング♪」
自身のカボチャ頭を頭上へ放り投げ、中身…ドクロの仮面を被ったウートガルザロキがヘディングする。
「「「This is Halloween, this is Halloween!♪」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
ジャック「ほいっと!」
カボチャ頭をシュート。するとカボチャ頭がバラけ、
「すげー、分身した…」
「カボチャ頭がたくさん闇を踊ってるわ!」
たくさんのカボチャ頭が笑いながら闇を舞う
ジャック「どうぞ皆様、御菓子です♪」パチン!
指を鳴らすとカボチャが変化し、客の手元にはハロウィン風の御菓子詰め合わせの袋が。
「おお…」
「すげー」
「あ、オレオがある!」
595:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:07:35.80:XRdvb90SO (12/40)
と、そこへ。
ゴースト(シギン)「It's our town. Everybody scream♪」
(あちこちで悲鳴がする)
ゴースト「In this town of Halloween…♪」
(それがこの街 ハロウィン・タウン…)
白い布を頭からすっぽり被っただけのような幽霊がどこからか滑空してくる。
ゴースト「くーるくる、くーるくるっ!」
一回転、二回転。縦横無尽に飛び回り、捻り飛んでいく。
そして。
ゴースト「ぷくぅ~!」
ゴーストは風船に空気を入れていくように膨れ上がっていく。
ゴースト「Happy Halloween!」
パァン!ゴーストは弾け、中からゴーストの形をした綿菓子が降り注ぐ
「あ、甘い!」
「ベタつかないなこれ」
と、そこへ。
ゴースト(シギン)「It's our town. Everybody scream♪」
(あちこちで悲鳴がする)
ゴースト「In this town of Halloween…♪」
(それがこの街 ハロウィン・タウン…)
白い布を頭からすっぽり被っただけのような幽霊がどこからか滑空してくる。
ゴースト「くーるくる、くーるくるっ!」
一回転、二回転。縦横無尽に飛び回り、捻り飛んでいく。
そして。
ゴースト「ぷくぅ~!」
ゴーストは風船に空気を入れていくように膨れ上がっていく。
ゴースト「Happy Halloween!」
パァン!ゴーストは弾け、中からゴーストの形をした綿菓子が降り注ぐ
「あ、甘い!」
「ベタつかないなこれ」
596:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:08:52.00:XRdvb90SO (13/40)
マミー(サンドリヨン)「「「「今夜は死者も黄泉返る!」」」」
包帯を巻かれた少女達が現れ、奇怪なゾンビダンスを踊る。
マミー「「「Happy Halloween!」」」
「お、包帯の形したチューインガムだな」
「にゃあ!柔らかい!」
吸血鬼(天井)「Teeth ground sharp and eyes glowing red.♪」
(鋭いキバにギラリと光る真っ赤な目)
「うわぁああ!?」
吸血鬼が目を、牙を光らせ、客のすぐ近くで囁く。
「「「This is Halloween, this is Halloween!♪」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
吸血鬼「Happy Halloween!」
吸血鬼のマントから無数の蝙蝠が飛び、客の手元へ。
「うわぁあああ!!?……あ、蝙蝠の形したチョコだこれ」
「ビビりー」
「うるせっ」
マミー(サンドリヨン)「「「「今夜は死者も黄泉返る!」」」」
包帯を巻かれた少女達が現れ、奇怪なゾンビダンスを踊る。
マミー「「「Happy Halloween!」」」
「お、包帯の形したチューインガムだな」
「にゃあ!柔らかい!」
吸血鬼(天井)「Teeth ground sharp and eyes glowing red.♪」
(鋭いキバにギラリと光る真っ赤な目)
「うわぁああ!?」
吸血鬼が目を、牙を光らせ、客のすぐ近くで囁く。
「「「This is Halloween, this is Halloween!♪」」」
(((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)))
吸血鬼「Happy Halloween!」
吸血鬼のマントから無数の蝙蝠が飛び、客の手元へ。
「うわぁあああ!!?……あ、蝙蝠の形したチョコだこれ」
「ビビりー」
「うるせっ」
597:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:10:25.93:XRdvb90SO (14/40)
サキュバス(ヴァルキリー)「Pumpkins scream in the dead of night―――♪」
(串刺しカボチャが闇夜に悲鳴を上げる――)
サキュバス「This is Halloween, everybody make a scene!♪」
(楽しいハロウィン 素敵なハロウィン!)
サキュバス扮するヴァルキリーは屈みこんで胸の谷間を見せてのセクシーポーズ。
サキュバス「Trick or treat'til the neighbors gonna die of fright?♪」
(トリック・オア・トリート お菓子をくれなきゃ脅かすぞ?)
―――からの投げキッスとウインク、きわどいポージングで男性客達を魅了する
「「「うぉー!!イタズラしてくれー!」」」
「「「けっ!」」」
「うひょーっ!」
「はーまづらぁ」
「そんなはまづらは応援できない」
「超変態です」
サキュバス「Happy Halloween!」
投げキッスのハートが現実化、客の手元へ。
「ハート型の糖蜜パイですの」
「可愛い~」
「「「「Halloween!Halloween!Halloween!Halloween……」」」」
((((ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!.ハロウィン……))))
サキュバス(ヴァルキリー)「Pumpkins scream in the dead of night―――♪」
(串刺しカボチャが闇夜に悲鳴を上げる――)
サキュバス「This is Halloween, everybody make a scene!♪」
(楽しいハロウィン 素敵なハロウィン!)
サキュバス扮するヴァルキリーは屈みこんで胸の谷間を見せてのセクシーポーズ。
サキュバス「Trick or treat'til the neighbors gonna die of fright?♪」
(トリック・オア・トリート お菓子をくれなきゃ脅かすぞ?)
―――からの投げキッスとウインク、きわどいポージングで男性客達を魅了する
「「「うぉー!!イタズラしてくれー!」」」
「「「けっ!」」」
「うひょーっ!」
「はーまづらぁ」
「そんなはまづらは応援できない」
「超変態です」
サキュバス「Happy Halloween!」
投げキッスのハートが現実化、客の手元へ。
「ハート型の糖蜜パイですの」
「可愛い~」
「「「「Halloween!Halloween!Halloween!Halloween……」」」」
((((ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!.ハロウィン……))))
598:×サキュバス扮するヴァルキリー○ヴァルキリー扮するサキュバス:2014/10/31(金) 22:12:34.02:XRdvb90SO (15/40)
骸骨(アウレオルス)「Everyone hail to the Pumpkin Song!♪」
(みんながパンプキン・ソングに大喝采!)
"黄金錬成"の力で『生きて動く骸骨』になったアウレオルスは軽やかに、滑らかに踊る。
顔の半分や所々に人肉が残っているデザインのために中々に生々しい。
(気分が悪くならない程度に断面等は隠されているが)
骸骨(半分笑顔)「In this town, don't we love it now.♪」
(ハロウィン・タウン この街では)
骸骨(半分鬱顔)「Everybody's waiting for the next surprise!♪」
(皆が恐怖を大歓迎!)
肉がついていた顔部が右、左と入れ替わり、表情豊かに歌いあげる。
骸骨「Happy Halloween!」
骸骨の骨が次々飛び、客の手元に転がり込む
「あら、骨の形のラムネですわね」
「あむ。しゅ~わしゅわするの~」
頭蓋骨だけになったアウレオルスはそのままコーラスを続ける。
骸骨「This is Halloween, this is Halloween!」」」
(今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)
骸骨(アウレオルス)「Everyone hail to the Pumpkin Song!♪」
(みんながパンプキン・ソングに大喝采!)
"黄金錬成"の力で『生きて動く骸骨』になったアウレオルスは軽やかに、滑らかに踊る。
顔の半分や所々に人肉が残っているデザインのために中々に生々しい。
(気分が悪くならない程度に断面等は隠されているが)
骸骨(半分笑顔)「In this town, don't we love it now.♪」
(ハロウィン・タウン この街では)
骸骨(半分鬱顔)「Everybody's waiting for the next surprise!♪」
(皆が恐怖を大歓迎!)
肉がついていた顔部が右、左と入れ替わり、表情豊かに歌いあげる。
骸骨「Happy Halloween!」
骸骨の骨が次々飛び、客の手元に転がり込む
「あら、骨の形のラムネですわね」
「あむ。しゅ~わしゅわするの~」
頭蓋骨だけになったアウレオルスはそのままコーラスを続ける。
骸骨「This is Halloween, this is Halloween!」」」
(今日はハロウィン 楽しいハロウィン!)
599:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:14:12.42:XRdvb90SO (16/40)
フードを被り、胸元を大きく開いたローブ。
腰をくねらせ歌うベイロープ。
バンシー「'Round that corner, man, Hiding in a trashcan.♪」
(通りの角を曲がった途端 ゴミ缶ガラン)
バンシー「Something's waiting now to pounce and how you'll―――♪」
(何かがワッと飛びかかる びっくり仰天――)
バンシー「Baaaaaaaaaaa!!!」
「っ」ビクッ
「」ビクッ
「きゃっ☆」ビクッ
バンシー「Scream! This is Halloween!」
(ギャーッ!と悲鳴 楽しいハロウィン!)
バンシー「Scream like a banshee make you jump out of your SKIN!♪」
(悪霊バンシーの叫びに心臓が喉まで飛び上がる!)
バンシー「Happy Halloween!」
「うお?!いつのまにか耳元に音符形のクッキーが?!」
「バターの匂いがいいわね」
「「「「This is Halloween, this is Halloween!」」」」
((((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!))))
フードを被り、胸元を大きく開いたローブ。
腰をくねらせ歌うベイロープ。
バンシー「'Round that corner, man, Hiding in a trashcan.♪」
(通りの角を曲がった途端 ゴミ缶ガラン)
バンシー「Something's waiting now to pounce and how you'll―――♪」
(何かがワッと飛びかかる びっくり仰天――)
バンシー「Baaaaaaaaaaa!!!」
「っ」ビクッ
「」ビクッ
「きゃっ☆」ビクッ
バンシー「Scream! This is Halloween!」
(ギャーッ!と悲鳴 楽しいハロウィン!)
バンシー「Scream like a banshee make you jump out of your SKIN!♪」
(悪霊バンシーの叫びに心臓が喉まで飛び上がる!)
バンシー「Happy Halloween!」
「うお?!いつのまにか耳元に音符形のクッキーが?!」
「バターの匂いがいいわね」
「「「「This is Halloween, this is Halloween!」」」」
((((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!))))
600:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:23:37.65:XRdvb90SO (17/40)
ゴースト吸血鬼「「Won't ya please make way for a special guy……♪」」
((さあみんな道をあけて……))
骸骨「Our man Jack is King of the Pumpkin Patch.♪」
(我らがジャックのお通りだ ジャックはカボチャ畑の王)
マミーサキュバス「「Everyone hail to the Pumpkin King now!♪」」
((我らが恐怖のカボチャ大王 拍手喝采万々歳!))
ジャック「呼んだー?」ケラケラ♪
「「「「「「This is Halloween, This is Halloween!」」」」」」
((((((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!))))))
化け物達のコーラス。
今までに出演した演者達オールスターに加え、
"黄金錬成"で増えた演者達も声を揃えて歌い踊る。
「「「「Halloween Halloween Halloween Halloween!」」」」
((((ハロウィン ハロウィン ハロウィン ハロウィン!))))
ジャック「In this place we call home♪」
(僕たちの街 ハロウィン・タウン)
「「「「Everyone hail to the Pumpkin Song!」」」」
((((みんなでパンプキン・ソングを大合唱!))))
「「「「La, la, la, la……♪」」」」
ゴースト吸血鬼「「Won't ya please make way for a special guy……♪」」
((さあみんな道をあけて……))
骸骨「Our man Jack is King of the Pumpkin Patch.♪」
(我らがジャックのお通りだ ジャックはカボチャ畑の王)
マミーサキュバス「「Everyone hail to the Pumpkin King now!♪」」
((我らが恐怖のカボチャ大王 拍手喝采万々歳!))
ジャック「呼んだー?」ケラケラ♪
「「「「「「This is Halloween, This is Halloween!」」」」」」
((((((今日はハロウィン 楽しいハロウィン!))))))
化け物達のコーラス。
今までに出演した演者達オールスターに加え、
"黄金錬成"で増えた演者達も声を揃えて歌い踊る。
「「「「Halloween Halloween Halloween Halloween!」」」」
((((ハロウィン ハロウィン ハロウィン ハロウィン!))))
ジャック「In this place we call home♪」
(僕たちの街 ハロウィン・タウン)
「「「「Everyone hail to the Pumpkin Song!」」」」
((((みんなでパンプキン・ソングを大合唱!))))
「「「「La, la, la, la……♪」」」」
601:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:25:52.84:XRdvb90SO (18/40)
ドォオオン!!!
ステージ上の下から炎が勢いよく吹き出し、今まで登場した化け物達が決めポーズをとっていた。
「「「「「「「Aren't you scared?」」」」」」」
(((((((どう?怖かっただろ?)))))))
「「「わぁああああああ!!!」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
拍手喝采、スタンディングオベーション。
演者達はゆっくりボウ&スクレイプ。
ジャック「さあ、次は皆で学園都市をパレードするぞぉぉお!!!」
骸骨「―――『変化せよ。客の服を各々異形のコスプレへ』」
「マジか!」
「なンで俺セーラー服?」
「自分はいつも通りですね」
「いつも通り変態ってことね」
ドォオオン!!!
ステージ上の下から炎が勢いよく吹き出し、今まで登場した化け物達が決めポーズをとっていた。
「「「「「「「Aren't you scared?」」」」」」」
(((((((どう?怖かっただろ?)))))))
「「「わぁああああああ!!!」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
拍手喝采、スタンディングオベーション。
演者達はゆっくりボウ&スクレイプ。
ジャック「さあ、次は皆で学園都市をパレードするぞぉぉお!!!」
骸骨「―――『変化せよ。客の服を各々異形のコスプレへ』」
「マジか!」
「なンで俺セーラー服?」
「自分はいつも通りですね」
「いつも通り変態ってことね」
602:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:26:50.17:XRdvb90SO (19/40)
:
:
:
ウート「いやー楽しかったなー」ヘラヘラ
天井「ああ。童心に返ったよ」
サンドリヨン「客の反応が面白かったわね。ビックリさせるのがクセになりそう」
シギン「ねー」
アウレオルス「怡然、私も楽しかった。…"黄金錬成"の一つの使い道を知ったよ」
ヴァルキリー「ウートウート!私どうだったにつき?エロかった?」ダキ
ウート「わっと…うんうん。めっちゃ魅力的だった。可愛いかったよ」ニコッ
ヴァルキリー「わーん!ありがとー!」
ベイロープ「…私は?私はどうだったかしら?」ツツツ。
ウート「ああ、思わず手を出しそうになったね」
ウート「バンシーとのハーフの話がある理由がわかた気がするわー」ヘラヘラ
ベイロープ「そ、そう?」テレ
ヴァルシギ「「むー!」」
ウート「あ、忘れてた忘れてた」ゴソゴソ
「「「「「「?」」」」」」
ウート「はいっ!今日客に配った菓子!皆の分だ!」
「「「「わーい!」」」」
:
:
:
ウート「いやー楽しかったなー」ヘラヘラ
天井「ああ。童心に返ったよ」
サンドリヨン「客の反応が面白かったわね。ビックリさせるのがクセになりそう」
シギン「ねー」
アウレオルス「怡然、私も楽しかった。…"黄金錬成"の一つの使い道を知ったよ」
ヴァルキリー「ウートウート!私どうだったにつき?エロかった?」ダキ
ウート「わっと…うんうん。めっちゃ魅力的だった。可愛いかったよ」ニコッ
ヴァルキリー「わーん!ありがとー!」
ベイロープ「…私は?私はどうだったかしら?」ツツツ。
ウート「ああ、思わず手を出しそうになったね」
ウート「バンシーとのハーフの話がある理由がわかた気がするわー」ヘラヘラ
ベイロープ「そ、そう?」テレ
ヴァルシギ「「むー!」」
ウート「あ、忘れてた忘れてた」ゴソゴソ
「「「「「「?」」」」」」
ウート「はいっ!今日客に配った菓子!皆の分だ!」
「「「「わーい!」」」」
603:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:27:56.37:XRdvb90SO (20/40)
ウート「皆!今日はお疲れ様!」
ウート「Happy Halloween!」ヘラヘラ
「「「「「「Happy Halloween!」」」」」」
ウート「皆!今日はお疲れ様!」
ウート「Happy Halloween!」ヘラヘラ
「「「「「「Happy Halloween!」」」」」」
604:~とある上条さんのてんてこMylifeその9~:2014/10/31(金) 22:30:32.80:XRdvb90SO (21/40)
トール(狼男)「かっみじょーちゃんっ!」
インデックス(黒猫)「とーうーまっ!」
イントール「「Trick or treat!」」
上条「はいはい。お菓子をくれてやるからイタズラはやめろよー」
インデックス「うわーい!パンプキン・パイなんだよ!」
トール「ハハ、上条ちゃん女子かよー」ケラケラ
上条「ん?そーかそーかそんなキモい奴からは貰いたくないよなーじゃートールの分はなしなー?」
トール「ああ!?食べる食べる!食うに決まってるだろ!いるって!」
上条「はいはい。こぼすなよー」
インデックス「美味しいんだよ!美味しいんだよ!」ハグハグハグハグ!
トール「ん。美味いな!」マクマク
上条「そりゃよかった」ハハ
<ピンポーン
上条「はいはーい?」ガチャ
サローニャ(オレンジと黒のボーダー魔女)「上条ちゃんっ!」
姫神(小悪魔)「上条くんっ!」
姫サロ「「Trick or treat!」」
トール(狼男)「かっみじょーちゃんっ!」
インデックス(黒猫)「とーうーまっ!」
イントール「「Trick or treat!」」
上条「はいはい。お菓子をくれてやるからイタズラはやめろよー」
インデックス「うわーい!パンプキン・パイなんだよ!」
トール「ハハ、上条ちゃん女子かよー」ケラケラ
上条「ん?そーかそーかそんなキモい奴からは貰いたくないよなーじゃートールの分はなしなー?」
トール「ああ!?食べる食べる!食うに決まってるだろ!いるって!」
上条「はいはい。こぼすなよー」
インデックス「美味しいんだよ!美味しいんだよ!」ハグハグハグハグ!
トール「ん。美味いな!」マクマク
上条「そりゃよかった」ハハ
<ピンポーン
上条「はいはーい?」ガチャ
サローニャ(オレンジと黒のボーダー魔女)「上条ちゃんっ!」
姫神(小悪魔)「上条くんっ!」
姫サロ「「Trick or treat!」」
605:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:31:37.82:XRdvb90SO (22/40)
上条「お、来たな?ほら。お菓子やるからイタズラはやめてくれよー」ハハ
サローニャ「わーい♪」
姫神「ありがとう。上条くん。」
上条「味わって食えよー」
サローニャ「んっんー?ねぇねぇ上条ちゃん?」
上条「?」
姫神「ちょっと量が。足りない」
上条「」
サローニャ「とゆーわけで。」ニヤリ
姫神「"イタズラ"する。」ニヤリ
上条「は?!おまっ」
サローニャ「えーい♪」チュ
上条「」
姫神「ん。」チュ
上条「」
サローニャ「やーんっ!////上条ちゃんのほっぺにダブルちゅーしちゃいましたー♪」
姫神「パンプキンパイありがとう。大事に食べる。」
姫サロ「「じゃあねっ!Happy halloween!////」」
上条「お、おう……////」
バタン。
上条「…嵐みたいだったな」
上条「////」
インデックス「と~う~ま~」ゴゴゴゴゴゴ
上条「」
インデックス「私もする!私もイタズラがいい!」
上条「え―――――」
ムチュ。
上条「えっ」
上条「お、来たな?ほら。お菓子やるからイタズラはやめてくれよー」ハハ
サローニャ「わーい♪」
姫神「ありがとう。上条くん。」
上条「味わって食えよー」
サローニャ「んっんー?ねぇねぇ上条ちゃん?」
上条「?」
姫神「ちょっと量が。足りない」
上条「」
サローニャ「とゆーわけで。」ニヤリ
姫神「"イタズラ"する。」ニヤリ
上条「は?!おまっ」
サローニャ「えーい♪」チュ
上条「」
姫神「ん。」チュ
上条「」
サローニャ「やーんっ!////上条ちゃんのほっぺにダブルちゅーしちゃいましたー♪」
姫神「パンプキンパイありがとう。大事に食べる。」
姫サロ「「じゃあねっ!Happy halloween!////」」
上条「お、おう……////」
バタン。
上条「…嵐みたいだったな」
上条「////」
インデックス「と~う~ま~」ゴゴゴゴゴゴ
上条「」
インデックス「私もする!私もイタズラがいい!」
上条「え―――――」
ムチュ。
上条「えっ」
606:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:32:03.73:XRdvb90SO (23/40)
トール「いいなー上条ちゃんはモテモテで。」モグモグモグモグ
トール「ま、俺はパイがあるからいいけど♪」モグモグモグモグ
トール「いいなー上条ちゃんはモテモテで。」モグモグモグモグ
トール「ま、俺はパイがあるからいいけど♪」モグモグモグモグ
607:垣根くんちの心理定規さん。:2014/10/31(金) 22:42:50.49:XRdvb90SO (24/40)
黒垣根(フランケン)「メジャーハート」
白垣根(マシュマロマン)「さん!」
垣根(ゴブリン)「わかるだろ?」
垣根'S「「「Trick or treat!」」」
心理定規「えっ、用意してないけど」
「「「えーっ?!」」」
心理定規「いやまさかあなたがそういうイベントやると思わなくて…」モグモグ
心理定規「えっと…食べかけのパンプキンケーキでよければ」
「「「ください!!!」」」
心理定規「…はい、あーん」
垣根「あーん!あーん!」
黒垣根「テメェ!それは俺んだろぉが!?」バキ
白垣根「ではケーキはお二方にお譲りしますから…私はイタズラの方で♪」クス
「「させるか」」
\ギャーギャー!/
心理定規「全く…子供が三人いるみたいだわ。全員が同じ人だから仕方ないけど」モグモグ
黒垣根(フランケン)「メジャーハート」
白垣根(マシュマロマン)「さん!」
垣根(ゴブリン)「わかるだろ?」
垣根'S「「「Trick or treat!」」」
心理定規「えっ、用意してないけど」
「「「えーっ?!」」」
心理定規「いやまさかあなたがそういうイベントやると思わなくて…」モグモグ
心理定規「えっと…食べかけのパンプキンケーキでよければ」
「「「ください!!!」」」
心理定規「…はい、あーん」
垣根「あーん!あーん!」
黒垣根「テメェ!それは俺んだろぉが!?」バキ
白垣根「ではケーキはお二方にお譲りしますから…私はイタズラの方で♪」クス
「「させるか」」
\ギャーギャー!/
心理定規「全く…子供が三人いるみたいだわ。全員が同じ人だから仕方ないけど」モグモグ
608:在りし日のグレムリンif:2014/10/31(金) 22:44:09.94:XRdvb90SO (25/40)
もしも『グレムリン』が
翌年の10月31日になっても何もしてなかったら。
もしも『グレムリン』が
翌年の10月31日になっても何もしてなかったら。
609:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:46:49.71:XRdvb90SO (26/40)
〓〓『船の墓場』〓〓
オティヌス「…もうすぐハロウィンだな」
マリアン「だね。まーオティヌスは年がら年中ハロウィンみたいな感じだけど」
オティヌス「この格好は術式で、」
マリアン「またまた。皆そう言うけどさ、大体は自分の趣味入ってるじゃん?」
マリアン「でしょ?」
オティヌス「ふん」
オティヌス「……」
マリアン「ひま」
オティヌス「よし」
マリアン「?」
オティヌス「どうせだ。ハロウィンやろう。菓子をねだりにいくぞ」ヨイショ
マリアン「いきなり?皆用意してないんじゃない?」
オティヌス「用意がない?ならば伝統にのっとり、"イタズラ"だ」ニヤァアア!
オティヌス「ふはははははは!!!」
マリアン「何する気だ」
〓〓『船の墓場』〓〓
オティヌス「…もうすぐハロウィンだな」
マリアン「だね。まーオティヌスは年がら年中ハロウィンみたいな感じだけど」
オティヌス「この格好は術式で、」
マリアン「またまた。皆そう言うけどさ、大体は自分の趣味入ってるじゃん?」
マリアン「でしょ?」
オティヌス「ふん」
オティヌス「……」
マリアン「ひま」
オティヌス「よし」
マリアン「?」
オティヌス「どうせだ。ハロウィンやろう。菓子をねだりにいくぞ」ヨイショ
マリアン「いきなり?皆用意してないんじゃない?」
オティヌス「用意がない?ならば伝統にのっとり、"イタズラ"だ」ニヤァアア!
オティヌス「ふはははははは!!!」
マリアン「何する気だ」
610:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:49:08.25:XRdvb90SO (27/40)
〓〓トールの部屋〓〓
オティヌス「開けろぉ!ヘイヘイ!ヘイヘイヘーイ!!」ガンガンガンガン!
マリアン「ノリノリだねオティヌス」
トール「あー?なんだよ、こんな時間に」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
トール「あーはいはい。ハロウィン?そうだな、お前年がら年中魔女ルックでハロウィンタウンの住民だもんな」
オティヌス「うるさい黙れさっき言われたわ!」
トール「あー悪い。菓子なんて用意してねーんだけど」
オティヌス「ならばイタズラだな」ニヤァアア
トール「え…何されんの?」
オティヌス「せい!」ヒュパッ!
トール「うわっ……」
トール「……」
トール「?」
オティヌス「じゃあな。今年の冬は帽子を被りっぱなしにする事を薦める」
トール「?」
パサッ。
トール(カッパ型ハゲ)「…何だったんだ?」
〓〓トールの部屋〓〓
オティヌス「開けろぉ!ヘイヘイ!ヘイヘイヘーイ!!」ガンガンガンガン!
マリアン「ノリノリだねオティヌス」
トール「あー?なんだよ、こんな時間に」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
トール「あーはいはい。ハロウィン?そうだな、お前年がら年中魔女ルックでハロウィンタウンの住民だもんな」
オティヌス「うるさい黙れさっき言われたわ!」
トール「あー悪い。菓子なんて用意してねーんだけど」
オティヌス「ならばイタズラだな」ニヤァアア
トール「え…何されんの?」
オティヌス「せい!」ヒュパッ!
トール「うわっ……」
トール「……」
トール「?」
オティヌス「じゃあな。今年の冬は帽子を被りっぱなしにする事を薦める」
トール「?」
パサッ。
トール(カッパ型ハゲ)「…何だったんだ?」
611:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:50:07.42:XRdvb90SO (28/40)
マリアン「エグい事するね」テクテク
オティヌス「ふん」テクテク
オティヌス「さて次はフェンリルだ」テクテク
マリアン「エグい事するね」テクテク
オティヌス「ふん」テクテク
オティヌス「さて次はフェンリルだ」テクテク
612:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:51:13.99:XRdvb90SO (29/40)
〓〓フェンリルの部屋〓〓
オティヌス「開けんかいこらー!」ガンガンガンガン
オティヌス「ここにおんのはわかっとるんやぞー!開けんかいこらー!」ガンガンガンガン
マリアン「どこの借金取りだよ」
ガチャ。
フェンリル「んだよ、オティヌス?フェンリルちゃんになんか用か?」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
フェンリル「あーハロウィン?んー…」ゴソゴソ
フェンリル「はい」つ
オティヌス「……」
口臭消しガム。
オティヌス「イタズラだな」スチャつ―〓≫
フェンリル「あ、やっぱダメ?」
\アッー/
〓〓フェンリルの部屋〓〓
オティヌス「開けんかいこらー!」ガンガンガンガン
オティヌス「ここにおんのはわかっとるんやぞー!開けんかいこらー!」ガンガンガンガン
マリアン「どこの借金取りだよ」
ガチャ。
フェンリル「んだよ、オティヌス?フェンリルちゃんになんか用か?」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
フェンリル「あーハロウィン?んー…」ゴソゴソ
フェンリル「はい」つ
オティヌス「……」
口臭消しガム。
オティヌス「イタズラだな」スチャつ―〓≫
フェンリル「あ、やっぱダメ?」
\アッー/
613:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:52:11.66:XRdvb90SO (30/40)
マリアン「…何したの?」テクテク
オティヌス「奴の"フェンリル"術式の流れを組み換えて涎が止まらないようにした」テクテク
マリアン「…川ができちゃうかもね」テクテク
オティヌス「問題ないさ。海に流れるだけだ」テクテク
マリアン「…何したの?」テクテク
オティヌス「奴の"フェンリル"術式の流れを組み換えて涎が止まらないようにした」テクテク
マリアン「…川ができちゃうかもね」テクテク
オティヌス「問題ないさ。海に流れるだけだ」テクテク
614:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:53:37.05:XRdvb90SO (31/40)
〓〓シギンの部屋〓〓
オティヌス「もしもし!?もしもし!?入ってますかー?!」コンコンコンコンコンコンコンコン
マリアン「トイレの個室ノックかよ」
ガチャ。
シギン「んー…?もぅ、なんだよぅ…?」クシクシ
マリアン「あ、ごめん寝てた?」
シギン「うん…」フワァ…
オティヌス「だがそんな事は関係ない!」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
マリアン「今の今まで寝てた奴に無茶言うね」
シギン「あるわけない。あるわけないじゃん。私ふとっちゃうからあんまお菓子食べないし」
オティヌス「ならばイタズラだな」スチャ
〓〓シギンの部屋〓〓
オティヌス「もしもし!?もしもし!?入ってますかー?!」コンコンコンコンコンコンコンコン
マリアン「トイレの個室ノックかよ」
ガチャ。
シギン「んー…?もぅ、なんだよぅ…?」クシクシ
マリアン「あ、ごめん寝てた?」
シギン「うん…」フワァ…
オティヌス「だがそんな事は関係ない!」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
マリアン「今の今まで寝てた奴に無茶言うね」
シギン「あるわけない。あるわけないじゃん。私ふとっちゃうからあんまお菓子食べないし」
オティヌス「ならばイタズラだな」スチャ
615:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:54:32.02:XRdvb90SO (32/40)
マリアン「…何したの?」テクテク
オティヌス「アイツの部屋をミントの香り(超キツい)にしてやった」テクテク
マリアン「へー。効果はいつまで?」テクテク
オティヌス「一週間」テクテク
マリアン「……きっつー…」テクテク
マリアン「…何したの?」テクテク
オティヌス「アイツの部屋をミントの香り(超キツい)にしてやった」テクテク
マリアン「へー。効果はいつまで?」テクテク
オティヌス「一週間」テクテク
マリアン「……きっつー…」テクテク
616:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:56:01.12:XRdvb90SO (33/40)
〓〓ヨルムンガンドの部屋〓〓
オティヌス「よっ、はっ!」ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ
オティヌス「はっ、ほっ!」ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ
マリアン「太鼓かよ」
ガチャ!
ヨルム「なんだよ!うるさいな!」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
ヨルム「えっ、えー…」
ヨルム「…じゃあ、さっき僕がハロウィンでもらった御菓子あげるよ…」
オティヌス「」
マリアン「」
オティヌス「そんな(大事な)ものは受け取れないからイタズラだな」スチャ
〓〓ヨルムンガンドの部屋〓〓
オティヌス「よっ、はっ!」ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ
オティヌス「はっ、ほっ!」ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ
マリアン「太鼓かよ」
ガチャ!
ヨルム「なんだよ!うるさいな!」
オティヌス「Happy Halloween!Trick or treat!」
ヨルム「えっ、えー…」
ヨルム「…じゃあ、さっき僕がハロウィンでもらった御菓子あげるよ…」
オティヌス「」
マリアン「」
オティヌス「そんな(大事な)ものは受け取れないからイタズラだな」スチャ
617:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:57:26.78:XRdvb90SO (34/40)
マリアン「…ヨルムンガンド困ってたね」テクテク
オティヌス「ふん、奴の部屋を御菓子だらけにしてやった」テクテク
オティヌス「一ヶ月は3時のおやつに困らんだろうな」テクテク
マリアン「好きな御菓子とか買えないから地味に嫌だよね。そーいうの」テクテク
マリアン「…ヨルムンガンド困ってたね」テクテク
オティヌス「ふん、奴の部屋を御菓子だらけにしてやった」テクテク
オティヌス「一ヶ月は3時のおやつに困らんだろうな」テクテク
マリアン「好きな御菓子とか買えないから地味に嫌だよね。そーいうの」テクテク
618:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 22:59:05.59:XRdvb90SO (35/40)
〓〓ロキの部屋〓〓
オティヌス「おーい!ロキノー!野球しよーぜー!」
マリアン「中○かよ」
ガチャ。
ロキ「申し訳ございません。この老体にベースボールはちとキツいので」
オティヌス「バカめ嘘だ!Happy Halloween!」
オティヌス「Trick or tre ロキ「どうぞ」
ハロウィン御菓子詰め合わせ
オティヌス「」
ロキ「Happy Halloween.」ニコッ
〓〓ロキの部屋〓〓
オティヌス「おーい!ロキノー!野球しよーぜー!」
マリアン「中○かよ」
ガチャ。
ロキ「申し訳ございません。この老体にベースボールはちとキツいので」
オティヌス「バカめ嘘だ!Happy Halloween!」
オティヌス「Trick or tre ロキ「どうぞ」
ハロウィン御菓子詰め合わせ
オティヌス「」
ロキ「Happy Halloween.」ニコッ
619:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 23:00:06.49:XRdvb90SO (36/40)
マリアン「…ロキじいナイス老紳士だったね」テクテク
オティヌス「…拍子抜けだ」テクテク
オティヌス「奴のケツの穴にチューインガムを限界まで捩じ込んでやるつもりだったんだが」テクテク
マリアン「あぶねー……ご老人に容赦ないね」テクテク
マリアン「…ロキじいナイス老紳士だったね」テクテク
オティヌス「…拍子抜けだ」テクテク
オティヌス「奴のケツの穴にチューインガムを限界まで捩じ込んでやるつもりだったんだが」テクテク
マリアン「あぶねー……ご老人に容赦ないね」テクテク
620:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 23:01:22.60:XRdvb90SO (37/40)
オティヌス「さて。もう飽きた」
マリアン「唐突だね」
オティヌス「マリアン」
マリアン「なに?」
オティヌス「Trick or treat.」
マリアン「ごめん。用意してないや」
オティヌス「そうか」
マリアン「で?私は何されちゃうわけ?」
オティヌス「………ん」つ
マリアン「?」
オティヌス「…もらった御菓子を一緒に食べろ」
マリアン「あら」パチクリ
マリアン「まあ、いいけどさ」
オティヌス「さて。もう飽きた」
マリアン「唐突だね」
オティヌス「マリアン」
マリアン「なに?」
オティヌス「Trick or treat.」
マリアン「ごめん。用意してないや」
オティヌス「そうか」
マリアン「で?私は何されちゃうわけ?」
オティヌス「………ん」つ
マリアン「?」
オティヌス「…もらった御菓子を一緒に食べろ」
マリアン「あら」パチクリ
マリアン「まあ、いいけどさ」
621:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 23:03:45.28:XRdvb90SO (38/40)
マリアン「……」ハグハグ
オティヌス「…」モキュモキュ
マリアン「珍しいよね、オティヌスがイベント企画しないなんて」モグモグ
オティヌス「まあ、なんとなくな」モキュモキュ
マリアン「…ひょっとして。こーやって誰かと一緒にこっそりハロウィンの菓子(せんか)を山分けしてみたかったとか?」
オティヌス「……さあな」モキュモキュ
マリアン「…今回は企画してやるより、自然にやりたかったんだろうけどさ、」
マリアン「来年はさ、ちゃんとコスプレしてやろうよ」モグモグ
マリアン「いつもみたいに皆でさ」
オティヌス「…そうだな」モキュモキュ
マリアン「……」ハグハグ
オティヌス「…」モキュモキュ
マリアン「珍しいよね、オティヌスがイベント企画しないなんて」モグモグ
オティヌス「まあ、なんとなくな」モキュモキュ
マリアン「…ひょっとして。こーやって誰かと一緒にこっそりハロウィンの菓子(せんか)を山分けしてみたかったとか?」
オティヌス「……さあな」モキュモキュ
マリアン「…今回は企画してやるより、自然にやりたかったんだろうけどさ、」
マリアン「来年はさ、ちゃんとコスプレしてやろうよ」モグモグ
マリアン「いつもみたいに皆でさ」
オティヌス「…そうだな」モキュモキュ
622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/31(金) 23:05:58.71:XRdvb90SO (39/40)
マリアン「あ。言い忘れてたわ」
オティヌス「なんだ?」
マリアン「Happy Halloween.オティヌス」
オティヌス「Happy Halloween.マリアン」
モグモグモグモグモグモグモグモグ…
マリアン「あ。言い忘れてたわ」
オティヌス「なんだ?」
マリアン「Happy Halloween.オティヌス」
オティヌス「Happy Halloween.マリアン」
モグモグモグモグモグモグモグモグ…
623: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/10/31(金) 23:07:04.23:XRdvb90SO (40/40)
ハロウィン番外編終わり。
本編はまだがむばりちう。
では。
ハロウィン番外編終わり。
本編はまだがむばりちう。
では。
624:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/11/01(土) 00:15:09.00:uojWq8ko0 (1/1)
番外編でこれほど読み応えのあるものを書けるのなら、
もうこのスレは本編じゃなくって小ネタ集でいいんじゃないかな。
番外編でこれほど読み応えのあるものを書けるのなら、
もうこのスレは本編じゃなくって小ネタ集でいいんじゃないかな。
625: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/11(火) 20:23:56.66:X5QkC2VSO (1/5)
本当にそうした方がいい気もしてきた
ポッキーの日小ネタ。
本当にそうした方がいい気もしてきた
ポッキーの日小ネタ。
626:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/11(火) 20:25:43.67:X5QkC2VSO (2/5)
〓〓叶え屋〓〓
天井「どうでもいい事だが、今日はポッキーの日だな」
シギン「ポッキー?」
ウート「あー…プレッツェルをチョコでコーティングした日本のおかし」
シギン「へー」
ウート「なんで11月11日がポッキーの日かは知らねえけどー」
天井「1の数字が縦に並べたポッキーに見えるからだそうだな」
ウート「何その無理矢理当てはめた感パネエ理由」
天井「さあな。バレンタインのように製菓会社が一儲けしようとした販売戦略なんじゃないか?」
天井「江崎グリコが11月11日をポッキーの日…いや正確には『ポッキー&プリッツの日』なんだが、」
天井「日本記念日協会(加瀬清志代表)の認定も受けている」
天井「平成11年11月11日の"1(ポッキー又はプリッツ)"が6個並ぶおめでたい日にスタート」
ウート「ふーん…数字的には気持ちいいな」
天井「そういえば合コンなんかでは『ポッキーゲーム』なんてのもあるが…」
ウート「ああ、確かに合コンでやったな。女の子にせがまれて2、3回」
天井「そうか(いいなぁああああ!!!)」
シギン「へー…どんなゲームなの?」
ウート「あれ、シギン知らなかったか?」
シギン「うん。知らない。知らないよ」コクン
天井「そうか…なら私とやってみるか?」ニコッ
ウート「あまっちー?それセークーハーラー。」
:
:
〓〓叶え屋〓〓
天井「どうでもいい事だが、今日はポッキーの日だな」
シギン「ポッキー?」
ウート「あー…プレッツェルをチョコでコーティングした日本のおかし」
シギン「へー」
ウート「なんで11月11日がポッキーの日かは知らねえけどー」
天井「1の数字が縦に並べたポッキーに見えるからだそうだな」
ウート「何その無理矢理当てはめた感パネエ理由」
天井「さあな。バレンタインのように製菓会社が一儲けしようとした販売戦略なんじゃないか?」
天井「江崎グリコが11月11日をポッキーの日…いや正確には『ポッキー&プリッツの日』なんだが、」
天井「日本記念日協会(加瀬清志代表)の認定も受けている」
天井「平成11年11月11日の"1(ポッキー又はプリッツ)"が6個並ぶおめでたい日にスタート」
ウート「ふーん…数字的には気持ちいいな」
天井「そういえば合コンなんかでは『ポッキーゲーム』なんてのもあるが…」
ウート「ああ、確かに合コンでやったな。女の子にせがまれて2、3回」
天井「そうか(いいなぁああああ!!!)」
シギン「へー…どんなゲームなの?」
ウート「あれ、シギン知らなかったか?」
シギン「うん。知らない。知らないよ」コクン
天井「そうか…なら私とやってみるか?」ニコッ
ウート「あまっちー?それセークーハーラー。」
:
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627:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/11(火) 20:28:49.37:X5QkC2VSO (3/5)
シギン「で、買ってきた。買ってきてみたよ」つ
ウート「マジ?」ハハ
シギン「天井くんから聞いたけどポッキーゲームってそんなにやったりするの?盛り上がるの?」
ウート「まあ盛り上がるかな。頻度はあんまな気はするけど」
ウート「ただ、そーとー社交性あったり盛り上がってたり打ち解けるメンバーじゃないとムズかったりするし?」
ウート「一応ホストクラブだとポキゲーはやったりするけどー」
ウート「あんま俺は担当した事ねえし?」
シギン「ふーん…ちょっと興味ある。あるかな」
ウート「…じゃ、俺とやってみる?」ニコッ
シギン「天井くんにはセクハラって言ってたよね?」
ウート「まーまーいーじゃんいーじゃん?本人同士が興味あればさ?」
シギン「ウートガルザロキは言うことがコロコロ変わるね」
ウート「まーねー?でもよ、幻術師としちゃー正しい在り方じゃね?」ケラケラ
シギン「わかんない」
ウート「じゃ、はい」パク
シギン「…ほ、本当にやるの?」
ウート「ふふんふ(君次第さ)」
シギン「…」
シギン「あむ」パク
ウート「……」ポリポリ
シギン「…///」ポリポリ
シギン(顔が…近いよ)ポリ、ポリ…
ウート「~♪」ポリポリ
シギン(むー…なんでそんな余裕なの)
ウート「…」ポ、リ、
シギン(…もうちょっとで、きす…)
ウート「…」
ウート「おっと」ポキ
シギン「えっ?」
ウート「残念。折れちゃったなー」ヘラヘラ
シギン「嘘!嘘だよね?今自分から折ったじゃん!」プクゥ
ウート「あっははははっまさかー。ちょっと力み過ぎちまったんだよ」ヘラヘラ
ウート「でもほら、遊びだし?ほんとにシちゃうと遊びじゃなくなっちまうしさ」ヘラヘラ
シギン「そ、そうだけど!」
ウート「えー?何々?シギンはそんなに俺とキスしたかった?」ニヤニヤ
シギン「ふぉ?!///いや!違う!違うけども!」
ウート「じゃ、いーじゃん?」ヘラヘラ
シギン「むー!ウートガルザロキのいじわる!!」ポカポカ
ウート「えー?なんの事かさっぱりなんだけどー?」ニヤニヤ
シギン(期待するじゃん!ここまでされたらちょっと期待するじゃんかぁああ!///)
シギン「んもー!」プクゥゥウ!
シギン「で、買ってきた。買ってきてみたよ」つ
ウート「マジ?」ハハ
シギン「天井くんから聞いたけどポッキーゲームってそんなにやったりするの?盛り上がるの?」
ウート「まあ盛り上がるかな。頻度はあんまな気はするけど」
ウート「ただ、そーとー社交性あったり盛り上がってたり打ち解けるメンバーじゃないとムズかったりするし?」
ウート「一応ホストクラブだとポキゲーはやったりするけどー」
ウート「あんま俺は担当した事ねえし?」
シギン「ふーん…ちょっと興味ある。あるかな」
ウート「…じゃ、俺とやってみる?」ニコッ
シギン「天井くんにはセクハラって言ってたよね?」
ウート「まーまーいーじゃんいーじゃん?本人同士が興味あればさ?」
シギン「ウートガルザロキは言うことがコロコロ変わるね」
ウート「まーねー?でもよ、幻術師としちゃー正しい在り方じゃね?」ケラケラ
シギン「わかんない」
ウート「じゃ、はい」パク
シギン「…ほ、本当にやるの?」
ウート「ふふんふ(君次第さ)」
シギン「…」
シギン「あむ」パク
ウート「……」ポリポリ
シギン「…///」ポリポリ
シギン(顔が…近いよ)ポリ、ポリ…
ウート「~♪」ポリポリ
シギン(むー…なんでそんな余裕なの)
ウート「…」ポ、リ、
シギン(…もうちょっとで、きす…)
ウート「…」
ウート「おっと」ポキ
シギン「えっ?」
ウート「残念。折れちゃったなー」ヘラヘラ
シギン「嘘!嘘だよね?今自分から折ったじゃん!」プクゥ
ウート「あっははははっまさかー。ちょっと力み過ぎちまったんだよ」ヘラヘラ
ウート「でもほら、遊びだし?ほんとにシちゃうと遊びじゃなくなっちまうしさ」ヘラヘラ
シギン「そ、そうだけど!」
ウート「えー?何々?シギンはそんなに俺とキスしたかった?」ニヤニヤ
シギン「ふぉ?!///いや!違う!違うけども!」
ウート「じゃ、いーじゃん?」ヘラヘラ
シギン「むー!ウートガルザロキのいじわる!!」ポカポカ
ウート「えー?なんの事かさっぱりなんだけどー?」ニヤニヤ
シギン(期待するじゃん!ここまでされたらちょっと期待するじゃんかぁああ!///)
シギン「んもー!」プクゥゥウ!
628:~とある上条さんのてんてこMylifeその10~:2014/11/11(火) 20:32:00.44:X5QkC2VSO (4/5)
〓〓とある高校〓〓
青髪「カミやん!!今日はポッキーの日やんな!」
上条「え?ああ…まあ?」
青髪「あああん!ボクも女の子とポッキーの日満喫したいぃいい!」クネクネクネクネ
インデックス「ポッキー?とうま、私興味あるから調べたいんだよ!ポッキー買って!」
上条「お前はポッキー食べたいだけだろ?つーか学校は遊びに来るとこじゃないからな?」
トール「でもよ、ポッキーの日にポッキー食う以外にやる事ってあんの?」
上条「え、さあ?」
土御門「そらー『ポッキーゲーム』ですにゃー」
サローニャ「ポッキーゲーム?」
土御門「にゃー」
吹寄「ああ、アレ?」
垣根(忘れてた…帰ったらアイツとやろ)
姫神(ふっ。上条くんとやろうと思って既に購入済みの。私さすが。)ニヤリ
:
:
:
サローニャ「へー…たのしそーだねー?」
トール「相手居なきゃ出来ねーけどな」
青髪「それは言うたらあかんて」
土御門「まあ?オレは舞夏がいるから…?」フッ
垣根「まあ?俺も彼女いるから…?」
青髪トール「「くたばれリア充ども」」
\ギャーギャー!/
吹寄「口の中なんて細菌だらけだし、食事の最中なら他人の口の中のものが口に入るかもしれないなんて最悪だと思うけど」
姫神「…それ。キス前提の話じゃない?」
吹寄「へ?あ……///」
サローニャ「ほうほう。中々に大胆ですな吹ちゃんはー」ニヨニヨ
吹寄「ちゃっ、ちがうわよ!リスクヘッジくらいしとかなきゃいけないじゃない!///」
インデックス「とうまーポッキー」クイクイ
上条「あー上条さんもポッキーゲームしたいわー…相手いないけど」
インデックス「じゃあわた サローニャ「じゃあサローニャちゃんとやろっ!かっみじょーちゃーん!」
上条「なんですとっ!?」
姫神「上条くん。私も。いいよ?あとで二人で。」ツツ
上条「?!」
「「「よし、まずアイツを殺そう」」」
ギャーギャー
小萌「……」
小萌「…みなさーん?今は授業中なのですよー?」シクシク
〓〓とある高校〓〓
青髪「カミやん!!今日はポッキーの日やんな!」
上条「え?ああ…まあ?」
青髪「あああん!ボクも女の子とポッキーの日満喫したいぃいい!」クネクネクネクネ
インデックス「ポッキー?とうま、私興味あるから調べたいんだよ!ポッキー買って!」
上条「お前はポッキー食べたいだけだろ?つーか学校は遊びに来るとこじゃないからな?」
トール「でもよ、ポッキーの日にポッキー食う以外にやる事ってあんの?」
上条「え、さあ?」
土御門「そらー『ポッキーゲーム』ですにゃー」
サローニャ「ポッキーゲーム?」
土御門「にゃー」
吹寄「ああ、アレ?」
垣根(忘れてた…帰ったらアイツとやろ)
姫神(ふっ。上条くんとやろうと思って既に購入済みの。私さすが。)ニヤリ
:
:
:
サローニャ「へー…たのしそーだねー?」
トール「相手居なきゃ出来ねーけどな」
青髪「それは言うたらあかんて」
土御門「まあ?オレは舞夏がいるから…?」フッ
垣根「まあ?俺も彼女いるから…?」
青髪トール「「くたばれリア充ども」」
\ギャーギャー!/
吹寄「口の中なんて細菌だらけだし、食事の最中なら他人の口の中のものが口に入るかもしれないなんて最悪だと思うけど」
姫神「…それ。キス前提の話じゃない?」
吹寄「へ?あ……///」
サローニャ「ほうほう。中々に大胆ですな吹ちゃんはー」ニヨニヨ
吹寄「ちゃっ、ちがうわよ!リスクヘッジくらいしとかなきゃいけないじゃない!///」
インデックス「とうまーポッキー」クイクイ
上条「あー上条さんもポッキーゲームしたいわー…相手いないけど」
インデックス「じゃあわた サローニャ「じゃあサローニャちゃんとやろっ!かっみじょーちゃーん!」
上条「なんですとっ!?」
姫神「上条くん。私も。いいよ?あとで二人で。」ツツ
上条「?!」
「「「よし、まずアイツを殺そう」」」
ギャーギャー
小萌「……」
小萌「…みなさーん?今は授業中なのですよー?」シクシク
629: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/11(火) 20:35:28.05:X5QkC2VSO (5/5)
終わりー。ポッキーの日ってポッキー食べるのとポッキーゲーム以外に何かあるのだらうか。
終わりー。ポッキーの日ってポッキー食べるのとポッキーゲーム以外に何かあるのだらうか。
630: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/19(水) 08:00:04.13:7O+cddeSO (1/60)
もういいや。更新内容が短くても。
投下。
もういいや。更新内容が短くても。
投下。
631:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:03:04.00:7O+cddeSO (2/60)
ヴァルキリー「そんな事よりウート、ここのワッフルは美味しいにつき!ほれほれ!あーん!」つ―∈#
ウート「へえ?どりどり?」アム
ウート「…ん!確かに生クリームとあいまって美味いな」モグモグ
ヴァルキリー「うむうむ。そーだろそーだろ?」
ウート(まーぶっちゃけ別にワッフルだったらどこの店でも大体似た美味さだろうけどな)モグモグ
アウレオルス「そんなに美味いのか?…よければ私にも」
ヴァルキリー「しょーがないなー…ほれ」つ#
アウレオルス「愕然、何故私の時だけガッツリ手づかみなのだ?!」ガビーン!
ヴァルキリー「だって…間接キス―――」///モジ
アウレオルス(ぶりっ子か)
ウート「はは。ウブだなー?カワイイカワイイ」
ヴァルキリー「――も!それ以上のエロエロとぬちゅぬちゅアッハンあんあんオーイエスも!ウートとだけと決めてるにつき!」
ウート(前言撤回!!!)
ヴァルキリー「あとこれも羞恥プレイ(攻め)との事!」フンス
アウレオルス「そ、そうか…」ヒキッ
アウレオルス(私には彼女の思考回路は一生理解出来なさそうだ)
ヴァルキリー「そんな事よりウート、ここのワッフルは美味しいにつき!ほれほれ!あーん!」つ―∈#
ウート「へえ?どりどり?」アム
ウート「…ん!確かに生クリームとあいまって美味いな」モグモグ
ヴァルキリー「うむうむ。そーだろそーだろ?」
ウート(まーぶっちゃけ別にワッフルだったらどこの店でも大体似た美味さだろうけどな)モグモグ
アウレオルス「そんなに美味いのか?…よければ私にも」
ヴァルキリー「しょーがないなー…ほれ」つ#
アウレオルス「愕然、何故私の時だけガッツリ手づかみなのだ?!」ガビーン!
ヴァルキリー「だって…間接キス―――」///モジ
アウレオルス(ぶりっ子か)
ウート「はは。ウブだなー?カワイイカワイイ」
ヴァルキリー「――も!それ以上のエロエロとぬちゅぬちゅアッハンあんあんオーイエスも!ウートとだけと決めてるにつき!」
ウート(前言撤回!!!)
ヴァルキリー「あとこれも羞恥プレイ(攻め)との事!」フンス
アウレオルス「そ、そうか…」ヒキッ
アウレオルス(私には彼女の思考回路は一生理解出来なさそうだ)
632:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:05:54.17:7O+cddeSO (3/60)
ヴァルキリー「あ、ウートウート!」
ウート「ん? 何?」ニコッ
ヴァルキリー「私にも食べさせてほしいの事」
ウート「えと、…ここで?」
ヴァルキリー「ウートの恥ずかしがりながらあーんしてくれるとこがみたいの事」
ウート「えぇー?まさかの羞恥プレーイ?」
ヴァルキリー「イエース!オーイエッ!」
ウート「んー…どーしよっかな?」
ヴァルキリー「見たいなー?」
ウート「んー…ま、キュリアちゃんもあーんしてくれたし?いいよー」ヘラヘラ
ヴァルキリー「やたっ♪」
アウレオルス(居心地悪い)ズズ
ヴァルキリー「あ、ウートウート!」
ウート「ん? 何?」ニコッ
ヴァルキリー「私にも食べさせてほしいの事」
ウート「えと、…ここで?」
ヴァルキリー「ウートの恥ずかしがりながらあーんしてくれるとこがみたいの事」
ウート「えぇー?まさかの羞恥プレーイ?」
ヴァルキリー「イエース!オーイエッ!」
ウート「んー…どーしよっかな?」
ヴァルキリー「見たいなー?」
ウート「んー…ま、キュリアちゃんもあーんしてくれたし?いいよー」ヘラヘラ
ヴァルキリー「やたっ♪」
アウレオルス(居心地悪い)ズズ
633:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:08:36.76:7O+cddeSO (4/60)
ウート「んじゃ…」
アウレオルス(ん?ワッフルを一口サイズ…ハート型に切った?)
ウート「~♪」
アウレオルス(ハートワッフルの真横から中程までフォークを刺したな。食べやすくするためか)
ウート「それじゃ、」
ウート「はいっ!お姫様?あーんっ♪」ニコッ!
アウレオルス(全開笑顔、そして下にもう片方の手で受け皿…『姫』呼び)
ヴァルキリー「あ、あーん…/////」アム
ウート「美味しい?」ニコッ
ヴァルキリー「う、うむ…///」モムモム
ウート「あははっ、もむもむ食べるキュリアちゃんカワイーね」ニコッ
ヴァルキリー「/////」モムモム
アウレオルス(随分とクオリティが高い『あーん』だな)ズズー
アウレオルス(…漠然、いつか記憶を取り戻したインデックスにもしてやれるだろうか)
:
:
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ウート「んじゃ…」
アウレオルス(ん?ワッフルを一口サイズ…ハート型に切った?)
ウート「~♪」
アウレオルス(ハートワッフルの真横から中程までフォークを刺したな。食べやすくするためか)
ウート「それじゃ、」
ウート「はいっ!お姫様?あーんっ♪」ニコッ!
アウレオルス(全開笑顔、そして下にもう片方の手で受け皿…『姫』呼び)
ヴァルキリー「あ、あーん…/////」アム
ウート「美味しい?」ニコッ
ヴァルキリー「う、うむ…///」モムモム
ウート「あははっ、もむもむ食べるキュリアちゃんカワイーね」ニコッ
ヴァルキリー「/////」モムモム
アウレオルス(随分とクオリティが高い『あーん』だな)ズズー
アウレオルス(…漠然、いつか記憶を取り戻したインデックスにもしてやれるだろうか)
:
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634:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:09:43.69:7O+cddeSO (5/60)
ウート「んで、いつイギリス清教の敷地内に行くかっつーと…2日後だってさ」つc□~~コーヒーズズー
アウレオルス「2日後か…」ふむ
ヴァルキリー「それまでは自由行動との事?」
ウート「いやあ、自由行動ってーか『王室派』の魔手から逃れ続けるって感じかな」
アウレオルス「? どうやったかはわからないが正式に王室派の代理として調査するのだろう?」
アウレオルス「何故彼等が私達を狙うというのだ」
ウート「あー…まあ、話しちゃうとさ―――」
:
:
:
ウート「んで、いつイギリス清教の敷地内に行くかっつーと…2日後だってさ」つc□~~コーヒーズズー
アウレオルス「2日後か…」ふむ
ヴァルキリー「それまでは自由行動との事?」
ウート「いやあ、自由行動ってーか『王室派』の魔手から逃れ続けるって感じかな」
アウレオルス「? どうやったかはわからないが正式に王室派の代理として調査するのだろう?」
アウレオルス「何故彼等が私達を狙うというのだ」
ウート「あー…まあ、話しちゃうとさ―――」
:
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635:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:11:02.78:7O+cddeSO (6/60)
アウレオルス「唖然、また随分な力技でいったものだな」アキレ
ウート「でもよ、これが一番手っ取り早いし、楽じゃね?」
ウート「仮に追手が来ても返り討ちに出来るくらいには俺達は強いし」ニコッ
アウレオルス「憮然、私達を巻き込まないでほしいんだが?」
ウート「ダーイジョーブだって!『このメンバーならいけんじゃね?』って前提でやってっから!」ヘラヘラ
アウレオルス「驕りは感心しないな。"黄金錬成"を持つ私ですら鼻っ柱をへし折られた事があるというのに」
ウート「傲慢なのは若い奴の特権だ……って、アルくん俺より年下じゃなかったっけ?」
アウレオルス「弁えているだけだ」
ヴァルキリー「ふむぅ。しかし逃げ切るとは具体的にどうするとの事?」
アウレオルス「ああ、策はあるのか?」
ウート「んー。ま、ね」ニヤッ
アウレオルス「どんな策だ?」
ウート「ん。じゃあ伝えるから――――」
アウレオルス「唖然、また随分な力技でいったものだな」アキレ
ウート「でもよ、これが一番手っ取り早いし、楽じゃね?」
ウート「仮に追手が来ても返り討ちに出来るくらいには俺達は強いし」ニコッ
アウレオルス「憮然、私達を巻き込まないでほしいんだが?」
ウート「ダーイジョーブだって!『このメンバーならいけんじゃね?』って前提でやってっから!」ヘラヘラ
アウレオルス「驕りは感心しないな。"黄金錬成"を持つ私ですら鼻っ柱をへし折られた事があるというのに」
ウート「傲慢なのは若い奴の特権だ……って、アルくん俺より年下じゃなかったっけ?」
アウレオルス「弁えているだけだ」
ヴァルキリー「ふむぅ。しかし逃げ切るとは具体的にどうするとの事?」
アウレオルス「ああ、策はあるのか?」
ウート「んー。ま、ね」ニヤッ
アウレオルス「どんな策だ?」
ウート「ん。じゃあ伝えるから――――」
636:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:11:40.91:7O+cddeSO (7/60)
〓〓学園都市:射的の屋台〓〓
〓〓学園都市:射的の屋台〓〓
637:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:15:00.96:7O+cddeSO (8/60)
フレメア「にゃあ!」パンッ!
スカッ。
フレメア「うにゃあああ!!大体、当たってるのに!なんで倒れないんだよぉぉおおお!!!」
屋台のおっさん「…」ニヤニヤ
シギン「仕方ない。仕方ないよ。だってそもそもあのマトはかなり重く作られちゃってるし。」
シギン「この渡された弾の重量では全ての弾を効率使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
シギン「このお店のルールは『マトを棚の後ろのネットに落としたら対応した景品が貰える』ってものだし」
シギン「このお店でチャレンジするのはやめた方がいいよ、と助言しよう!」キリッ
サンドリヨン「5回もウサギぬいぐるみに挑戦して更に挑戦しようとしてる奴の台詞じゃないな」
シギン「うるちゃい」
フレメア「にゃあ!」パンッ!
スカッ。
フレメア「うにゃあああ!!大体、当たってるのに!なんで倒れないんだよぉぉおおお!!!」
屋台のおっさん「…」ニヤニヤ
シギン「仕方ない。仕方ないよ。だってそもそもあのマトはかなり重く作られちゃってるし。」
シギン「この渡された弾の重量では全ての弾を効率使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
シギン「このお店のルールは『マトを棚の後ろのネットに落としたら対応した景品が貰える』ってものだし」
シギン「このお店でチャレンジするのはやめた方がいいよ、と助言しよう!」キリッ
サンドリヨン「5回もウサギぬいぐるみに挑戦して更に挑戦しようとしてる奴の台詞じゃないな」
シギン「うるちゃい」
638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:16:29.39:7O+cddeSO (9/60)
フレメア「にゃあ…でも大体アレ欲しい…」ウルウル
天井「うむ…」
天井「では私がやってみようか」
フレメア「にゃあ?」
シギン「出来るの?天井くん」
天井「これでも計算は得意な方なのだよ」ニヤ
屋台のおっさん「ほー」
天井「ほら、300円だ」
屋台のおっさん「毎度」スパー
天井「……」
屋台のおっさん「まあ精々頑張んな」ケケケ
天井(さっきから見ていたがこの銃から放たれる弾速と角度、当たった時のマトの反発具合、etcを目測ではあるが計算すると、)
天井「…………よし」ゴソゴソ
天井「…」スチャ
フレメア「にゃあ…でも大体アレ欲しい…」ウルウル
天井「うむ…」
天井「では私がやってみようか」
フレメア「にゃあ?」
シギン「出来るの?天井くん」
天井「これでも計算は得意な方なのだよ」ニヤ
屋台のおっさん「ほー」
天井「ほら、300円だ」
屋台のおっさん「毎度」スパー
天井「……」
屋台のおっさん「まあ精々頑張んな」ケケケ
天井(さっきから見ていたがこの銃から放たれる弾速と角度、当たった時のマトの反発具合、etcを目測ではあるが計算すると、)
天井「…………よし」ゴソゴソ
天井「…」スチャ
639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:34:38.03:7O+cddeSO (10/60)
天井「先ずは左上の角をスレスレに」パンッ!
マト<グラッ
天井「そしてすかさず次弾を」パンッ!
マト<グララッ
天井「そして――――」
天井「揺れた時。――このタイミングで!」パンッ!
マト<ポロッ
屋台のおっさん「」
天井「フィニッシュだ」ササッ
シギンフレメア「「おおー!」」パチパチパチパチ!
サンドリヨン「ほう」
屋台のおっさん「ば、バカ…な…!」ガクゥッ!
天井「先ずは左上の角をスレスレに」パンッ!
マト<グラッ
天井「そしてすかさず次弾を」パンッ!
マト<グララッ
天井「そして――――」
天井「揺れた時。――このタイミングで!」パンッ!
マト<ポロッ
屋台のおっさん「」
天井「フィニッシュだ」ササッ
シギンフレメア「「おおー!」」パチパチパチパチ!
サンドリヨン「ほう」
屋台のおっさん「ば、バカ…な…!」ガクゥッ!
640:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:37:48.75:7O+cddeSO (11/60)
:
:
:
シギン「ふふっ!天井くんありがとう」ニヘー
フレメア「にゃあ!」ニコニコ
天井「喜んでもらえたようで何よりだ」フフ
サンドリヨン「天井は大したものね」
天井「そうでもないさ」フッ
サンドリヨン「くっくっ。屋台の店員は天地が逆さまになったような顔になっていた」
サンドリヨン「あんな絶対落とせないようなものを落とせるとは」
サンドリヨン「何かイカサマでもしたのかと思ってしまうくらい」
天井「ああ、そうだろうな」
サンドリヨン「?」
天井「あれは本来撃ち落とすなんて事は不可能だった」
シギン「えぇ?」
サンドリヨン「む?」
フレメア「にゃあ?」
:
:
:
シギン「ふふっ!天井くんありがとう」ニヘー
フレメア「にゃあ!」ニコニコ
天井「喜んでもらえたようで何よりだ」フフ
サンドリヨン「天井は大したものね」
天井「そうでもないさ」フッ
サンドリヨン「くっくっ。屋台の店員は天地が逆さまになったような顔になっていた」
サンドリヨン「あんな絶対落とせないようなものを落とせるとは」
サンドリヨン「何かイカサマでもしたのかと思ってしまうくらい」
天井「ああ、そうだろうな」
サンドリヨン「?」
天井「あれは本来撃ち落とすなんて事は不可能だった」
シギン「えぇ?」
サンドリヨン「む?」
フレメア「にゃあ?」
641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:45:21.30:7O+cddeSO (12/60)
天井「これは計算した上で言うんだが…あの銃では圧倒的に火力不足なんだよ」
天井「どれだけ技術があって苦心した所でも」
天井「マトを倒す事は出来ても棚から落とす事は絶対に出来ない」
サンドリヨン「? ならどうやって」
天井「…ナイショだが」
「「「うんうん」」」
天井「ズルをしたんだ」
サンドリヨン「ズル?」
天井「ああ」
フレメア「?」
シギン「ズルしたんだって」コソ
フレメア「にゃあ!?大体ズルはいけないんだぞ!」
天井「…」メソラシ
天井「具体的には銃の射出機構に輪ゴムを巻き、コルク弾に画鋲と重りを刺した」
サンドリヨン「な、」
天井「火力が足りないならば補助機構を付け足せばいい」
天井「単純に発射速度と重さを足してやれば倒せないわけではなかったしな」
シギン「よくバレなかったね?」
天井「まああの店主は完全に舐めきっていて明後日の方向見てたからな」
サンドリヨン「ふん、ざまあみろ。阿漕な商売やっているからバチが当たったんだ」
シギン「ね!ズルい事するからズルい事でもって破られるんだよ」
フレメア「にゃあ!大体、大人は皆卑怯で自分勝手だ!」
天井「……」
天井「あれ、私ひょっとしてディスられてる?」
天井「これは計算した上で言うんだが…あの銃では圧倒的に火力不足なんだよ」
天井「どれだけ技術があって苦心した所でも」
天井「マトを倒す事は出来ても棚から落とす事は絶対に出来ない」
サンドリヨン「? ならどうやって」
天井「…ナイショだが」
「「「うんうん」」」
天井「ズルをしたんだ」
サンドリヨン「ズル?」
天井「ああ」
フレメア「?」
シギン「ズルしたんだって」コソ
フレメア「にゃあ!?大体ズルはいけないんだぞ!」
天井「…」メソラシ
天井「具体的には銃の射出機構に輪ゴムを巻き、コルク弾に画鋲と重りを刺した」
サンドリヨン「な、」
天井「火力が足りないならば補助機構を付け足せばいい」
天井「単純に発射速度と重さを足してやれば倒せないわけではなかったしな」
シギン「よくバレなかったね?」
天井「まああの店主は完全に舐めきっていて明後日の方向見てたからな」
サンドリヨン「ふん、ざまあみろ。阿漕な商売やっているからバチが当たったんだ」
シギン「ね!ズルい事するからズルい事でもって破られるんだよ」
フレメア「にゃあ!大体、大人は皆卑怯で自分勝手だ!」
天井「……」
天井「あれ、私ひょっとしてディスられてる?」
642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:46:22.24:7O+cddeSO (13/60)
〓〓学園都市:路地裏〓〓
〓〓学園都市:路地裏〓〓
643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:54:51.55:7O+cddeSO (14/60)
『上条』「もういいか?すぐに、と思ったが存外諦めが悪いようだ」
上条「ゼェ、ゼェ……ハァ、ハァハァ、ハァ…」
垣根「野郎…涼しい顔しやがって」
白垣根「強い、ですね…」
黒垣根「ったくよぉ…なんで殺せねぇ?イラつくぜ、全く」
サローニャ「ぷぅ…なんだってあんなに早いのさ…」ゼェゼェ
姫神「あれだけバリエーションに富んだ私達の攻撃が効かないなんて。」
デストロイ
姫神「それに。私の新必殺技。『出巣戸炉胃エロエロテポドン』も効かないなんて。予想以上。」
垣根「ああ、アレはすごかったな」
『上条』「もういいか?すぐに、と思ったが存外諦めが悪いようだ」
上条「ゼェ、ゼェ……ハァ、ハァハァ、ハァ…」
垣根「野郎…涼しい顔しやがって」
白垣根「強い、ですね…」
黒垣根「ったくよぉ…なんで殺せねぇ?イラつくぜ、全く」
サローニャ「ぷぅ…なんだってあんなに早いのさ…」ゼェゼェ
姫神「あれだけバリエーションに富んだ私達の攻撃が効かないなんて。」
デストロイ
姫神「それに。私の新必殺技。『出巣戸炉胃エロエロテポドン』も効かないなんて。予想以上。」
垣根「ああ、アレはすごかったな」
644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:57:02.97:7O+cddeSO (15/60)
※秋沙ちゃんの新必殺技は各自でご想像ください
※秋沙ちゃんの新必殺技は各自でご想像ください
645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 08:59:10.70:7O+cddeSO (16/60)
『上条』「索然、…もう貴様らバカどもの顔を見るのも飽いた」
『上条』「―――『全員、死ね』。」
ドクンッッッ!!!
垣根「が…っ?」
黒垣根「っらぁ…?」
白垣根「むぅっ…!?」
姫神「ま。」
サローニャ「さ、」
ドサッ。
上条「らぁっ」パキィン!
『上条』「索然、…もう貴様らバカどもの顔を見るのも飽いた」
『上条』「―――『全員、死ね』。」
ドクンッッッ!!!
垣根「が…っ?」
黒垣根「っらぁ…?」
白垣根「むぅっ…!?」
姫神「ま。」
サローニャ「さ、」
ドサッ。
上条「らぁっ」パキィン!
646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:01:45.05:7O+cddeSO (17/60)
上条「…?!」
垣根「」
黒垣根「」
白垣根「」
姫神「」
サローニャ「」
上条「皆…っ!」
『上条』「さて…貴様はもう、私の正体くらいはいい加減勘づいてるのではないか?」スタスタ…
上条「…まあな」
上条「そんだけ覚えのあるチカラを使われたらイヤでもわかるよ」
上条「…?!」
垣根「」
黒垣根「」
白垣根「」
姫神「」
サローニャ「」
上条「皆…っ!」
『上条』「さて…貴様はもう、私の正体くらいはいい加減勘づいてるのではないか?」スタスタ…
上条「…まあな」
上条「そんだけ覚えのあるチカラを使われたらイヤでもわかるよ」
647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:07:27.11:7O+cddeSO (18/60)
>>637
×シギン「この渡された弾の重量では全ての弾を効率使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
○シギン「この渡された弾の重量では例え全ての弾を効率よく使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
>>637
×シギン「この渡された弾の重量では全ての弾を効率使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
○シギン「この渡された弾の重量では例え全ての弾を効率よく使ったとしても倒すのが精一杯なんだもん」
648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:11:55.81:7O+cddeSO (19/60)
上条「―――"黄金錬成《アルス・マグナ》"」
上条「アウレオルス・イザード、だろ?」
『上条』「そうだ。ああそうだとも」
ブゥン。
アウレオルス「貴様にインデックスをNTR(ねとられ)たアウレオルスだ!!!」クワッ!
上条「いや別に寝取っては」
アウレオルス「私にとっては同義だ!」プンスコ!=3
上条「―――"黄金錬成《アルス・マグナ》"」
上条「アウレオルス・イザード、だろ?」
『上条』「そうだ。ああそうだとも」
ブゥン。
アウレオルス「貴様にインデックスをNTR(ねとられ)たアウレオルスだ!!!」クワッ!
上条「いや別に寝取っては」
アウレオルス「私にとっては同義だ!」プンスコ!=3
649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:21:28.92:7O+cddeSO (20/60)
上条「…お前は記憶を失って、ステイルに顔を焼かれたはずじゃないのか?」
アウレオルス「さあな。答える義務はない……ところで、だ」
アウレオルス「何故あの"竜の顎"を出さん」
上条「…お前を倒すのにあんな強い技は要らないだろ?」ニヤ
アウレオルス「強がりを」
上条(はい!強がりですよ?ハッタリですとも!あんなすごいのそうそうポンポン出せるかよ!)
上条(また右手が取れたら話は別かもだけど)
上条(…大覇星祭の時の"幻想七竜"は…出せるかわかんねぇし)
上条(っつーかフィアンマの時だってアレは出なかったってのに)
上条(…とにかく、早く右手で触って皆を)
アウレオルス「――『皆を助けないと』か?」
上条「っ、」
アウレオルス「忘れたわけではあるまい?"黄金錬成"に不可能はない」カツ、カツ…
アウレオルス「貴様の心を読むなど簡単だ」
上条「…お前は記憶を失って、ステイルに顔を焼かれたはずじゃないのか?」
アウレオルス「さあな。答える義務はない……ところで、だ」
アウレオルス「何故あの"竜の顎"を出さん」
上条「…お前を倒すのにあんな強い技は要らないだろ?」ニヤ
アウレオルス「強がりを」
上条(はい!強がりですよ?ハッタリですとも!あんなすごいのそうそうポンポン出せるかよ!)
上条(また右手が取れたら話は別かもだけど)
上条(…大覇星祭の時の"幻想七竜"は…出せるかわかんねぇし)
上条(っつーかフィアンマの時だってアレは出なかったってのに)
上条(…とにかく、早く右手で触って皆を)
アウレオルス「――『皆を助けないと』か?」
上条「っ、」
アウレオルス「忘れたわけではあるまい?"黄金錬成"に不可能はない」カツ、カツ…
アウレオルス「貴様の心を読むなど簡単だ」
650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:24:06.60:7O+cddeSO (21/60)
上条「な、」
上条(そんな!じゃああの時のハッタリの手は使えない?!)
アウレオルス「判然、なんだやはりアレはハッタリだったのか」
上条(うわしまった!)
アウレオルス「…楽には殺さんぞ」ニヤァ…!
上条(どうする!何とか"黄金錬成"を失敗させるように―――)
アウレオルス「――『少年の体に殴打を三十発。 反応できぬ早さにて打ち込め』」
上条「がっ――……?!」バキャ!ゴスッ!ゴスッ!ズンッ!ゴキッ!グジャッ!バシッ!グチャッ!ベチンッ!パシンッ!
上条「―――か、は、k
上条「」ドサ
上条「な、」
上条(そんな!じゃああの時のハッタリの手は使えない?!)
アウレオルス「判然、なんだやはりアレはハッタリだったのか」
上条(うわしまった!)
アウレオルス「…楽には殺さんぞ」ニヤァ…!
上条(どうする!何とか"黄金錬成"を失敗させるように―――)
アウレオルス「――『少年の体に殴打を三十発。 反応できぬ早さにて打ち込め』」
上条「がっ――……?!」バキャ!ゴスッ!ゴスッ!ズンッ!ゴキッ!グジャッ!バシッ!グチャッ!ベチンッ!パシンッ!
上条「―――か、は、k
上条「」ドサ
651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:31:00.68:7O+cddeSO (22/60)
アウレオルス「『覚醒せよ』」
上条「っ」パチ
アウレオルス「『先の手順を複製せよ』」
上条「が、あああああああああ!!」
アウレオルス「『少年はショック死できず。 死ぬ程の痛みの殴打を続けよ』」
上条「ひ、ぐ、うあああああああ?!!」
上条「く……は、あ……」ガクガク…
アウレオルス「……」
上条「ぐ……お前、まさか…お前の目的はインデックスをダシに俺に復讐する事だったのか!?」
アウレオルス「否。ただの戯れだよ。気まぐれ、ついでに…というやつだ」
アウレオルス「『あ、ちょうどいいからついでにちょっと復讐しておこう』」
アウレオルス「その程度だよ」
上条(くそっ!そんな+α感覚で殺されてたまるかよ!)
アウレオルス「―――『これまでの手順を再び複製せよ』」
上条「う、うわぁぁああぁああぁああぁああぁああぁああぁああ!!!」
アウレオルス「『覚醒せよ』」
上条「っ」パチ
アウレオルス「『先の手順を複製せよ』」
上条「が、あああああああああ!!」
アウレオルス「『少年はショック死できず。 死ぬ程の痛みの殴打を続けよ』」
上条「ひ、ぐ、うあああああああ?!!」
上条「く……は、あ……」ガクガク…
アウレオルス「……」
上条「ぐ……お前、まさか…お前の目的はインデックスをダシに俺に復讐する事だったのか!?」
アウレオルス「否。ただの戯れだよ。気まぐれ、ついでに…というやつだ」
アウレオルス「『あ、ちょうどいいからついでにちょっと復讐しておこう』」
アウレオルス「その程度だよ」
上条(くそっ!そんな+α感覚で殺されてたまるかよ!)
アウレオルス「―――『これまでの手順を再び複製せよ』」
上条「う、うわぁぁああぁああぁああぁああぁああぁああぁああ!!!」
652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:34:52.83:7O+cddeSO (23/60)
上条(痛い…!メチャクチャ痛い!)
上条(くそ、考えろ!考えろ!)
上条(…いや待てよ、あいつは本当に心が読めているのか?)
上条(もし読めるなら何故三沢塾戦では読心を使わなかった?)
アウレオルス(いや、それは単に忘れていたというか…思いつかなかっただけだ)
上条(コイツ、直接脳内に?!)
アウレオルス「――『先の手順を複製せよ』」
上条「あああああああああ!!」
上条(痛い…!メチャクチャ痛い!)
上条(くそ、考えろ!考えろ!)
上条(…いや待てよ、あいつは本当に心が読めているのか?)
上条(もし読めるなら何故三沢塾戦では読心を使わなかった?)
アウレオルス(いや、それは単に忘れていたというか…思いつかなかっただけだ)
上条(コイツ、直接脳内に?!)
アウレオルス「――『先の手順を複製せよ』」
上条「あああああああああ!!」
653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 09:59:17.92:7O+cddeSO (24/60)
〓〓ビルの屋上〓〓
〓〓ビルの屋上〓〓
654:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:01:44.05:7O+cddeSO (25/60)
トール「………」
トール「"黄金錬成"か。ちょっと俺(らいじん)だとキビシー…、か?」
トール「ああうん。大事なのはタイミング、だな」
トール「アウレオルス…だっけ?あいつを美味い経験値にするにはもうちょい機を見なきゃな」
トール「…さて、上条ちゃんが死なねー内に来るといいんだが」
\上条「ァアアア!!」/
トール「俺が行くまで死ぬなよ?上条ちゃん」ニヤ
トール「………」
トール「"黄金錬成"か。ちょっと俺(らいじん)だとキビシー…、か?」
トール「ああうん。大事なのはタイミング、だな」
トール「アウレオルス…だっけ?あいつを美味い経験値にするにはもうちょい機を見なきゃな」
トール「…さて、上条ちゃんが死なねー内に来るといいんだが」
\上条「ァアアア!!」/
トール「俺が行くまで死ぬなよ?上条ちゃん」ニヤ
655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:06:58.65:7O+cddeSO (26/60)
〓〓常盤台メイド喫茶付近:校舎裏〓〓
〓〓常盤台メイド喫茶付近:校舎裏〓〓
656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:09:53.32:7O+cddeSO (27/60)
常盤台中学2学年棟、その物陰に。
人目を気にしているようにも見える挙動をしながら一人のメイドが入っていく。
「…ではこの辺で」
白いふわふわしたカチューシャを外し背中のボタンの留め具を外していく。
物陰とはいえ仮にも外であるにも関わらず、彼女は自室で着替えをするような気安さでエプロンを取って雑に脱いでいく
その瞳には何の恥じらいも感慨もなく、ただただ無機質。
そしてその内に下のシャツもブラも排除し、背中を完全に露出した姿で彼女は呟く。
「そろそろですか」
無機質だった彼女の瞳に"何か"が流れ込む。
瞳の奥に、"力"が宿る
「では先生。始めます」
「何をです?」
言葉の直後、その綺麗過ぎる背中に原始的な黒曜石製ナイフが突きつけられる。
常盤台中学2学年棟、その物陰に。
人目を気にしているようにも見える挙動をしながら一人のメイドが入っていく。
「…ではこの辺で」
白いふわふわしたカチューシャを外し背中のボタンの留め具を外していく。
物陰とはいえ仮にも外であるにも関わらず、彼女は自室で着替えをするような気安さでエプロンを取って雑に脱いでいく
その瞳には何の恥じらいも感慨もなく、ただただ無機質。
そしてその内に下のシャツもブラも排除し、背中を完全に露出した姿で彼女は呟く。
「そろそろですか」
無機質だった彼女の瞳に"何か"が流れ込む。
瞳の奥に、"力"が宿る
「では先生。始めます」
「何をです?」
言葉の直後、その綺麗過ぎる背中に原始的な黒曜石製ナイフが突きつけられる。
657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:20:46.58:7O+cddeSO (28/60)
「…何者ですか」
「教えられませんね。質問に質問で返すとテストでは零点という事はご存じですか?」
「これはテストではありませんが」
「そうですね。まあとにかく最初にした自分の質問に答えてもらえませんか?」
「答える義務はありません」
「それもそうでしたね。では質問を…いえ、言い方を変えましょうか」
「何御坂さんに手ェ出そうとしてやがるんですか?」
柔和な微笑みを浮かべ、アステカの魔術師は語調を銀行強盗のそれへと変えた。
「まるで別人ですね」
「それが自分の売りですから」
「そうですか。奇遇ですね」
「…何者ですか」
「教えられませんね。質問に質問で返すとテストでは零点という事はご存じですか?」
「これはテストではありませんが」
「そうですね。まあとにかく最初にした自分の質問に答えてもらえませんか?」
「答える義務はありません」
「それもそうでしたね。では質問を…いえ、言い方を変えましょうか」
「何御坂さんに手ェ出そうとしてやがるんですか?」
柔和な微笑みを浮かべ、アステカの魔術師は語調を銀行強盗のそれへと変えた。
「まるで別人ですね」
「それが自分の売りですから」
「そうですか。奇遇ですね」
658:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:31:04.13:7O+cddeSO (29/60)
何が、と問う前に
「私の売りもそれなんです」
バシャン!
「…?」
(今、一瞬だが背中から巨大な花のようなものが…?)
戸惑う暇はない。何かされる前に、潰す!
「あなたが何者かは知りませんが…すみませんね、御坂さんを傷つける者には死あるのみですから」
「食らえッ!」
金星からの光を受けた黒曜石ナイフが煌めく
閃光、そして。
「…あっけなかったですね」
そこには跡形もなく。
メイド少女の姿は消えていた。
(しまった、締め上げて洗いざらいを吐かすべきだったかも知れませんね)
何が、と問う前に
「私の売りもそれなんです」
バシャン!
「…?」
(今、一瞬だが背中から巨大な花のようなものが…?)
戸惑う暇はない。何かされる前に、潰す!
「あなたが何者かは知りませんが…すみませんね、御坂さんを傷つける者には死あるのみですから」
「食らえッ!」
金星からの光を受けた黒曜石ナイフが煌めく
閃光、そして。
「…あっけなかったですね」
そこには跡形もなく。
メイド少女の姿は消えていた。
(しまった、締め上げて洗いざらいを吐かすべきだったかも知れませんね)
659:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:54:22.02:7O+cddeSO (30/60)
しかし、最後に彼女から異様な力の奔流が溢れていたのを感じた。
『アレを発動させるな』
エツァリのエージェントとして長年培ってきた本能がそう警告をしていた。
(…これでよかったのかもしれない。)
手がかりは消してしまったが、命の火を消してしまう事を思えば比較考慮するまでもない。
「…後は彼女の言っていた『先生』とやらですか」
「黒幕、諸悪の根元だといいんですがね」
魔術師が立ち去ろうとすると。
「何先生に手ェ出そうとしてやがるんですか?」
居た。逆さまになった女性が浮いていた。
文字通り目と鼻の先に。
「くっ?!」
エツァリは慌てて後ろに飛び退き回避行動をとるが、ああ―――
「あなたが何者かは知りませんが…すみませんね、先生を傷つける者には死あるのみですから」
しかし、最後に彼女から異様な力の奔流が溢れていたのを感じた。
『アレを発動させるな』
エツァリのエージェントとして長年培ってきた本能がそう警告をしていた。
(…これでよかったのかもしれない。)
手がかりは消してしまったが、命の火を消してしまう事を思えば比較考慮するまでもない。
「…後は彼女の言っていた『先生』とやらですか」
「黒幕、諸悪の根元だといいんですがね」
魔術師が立ち去ろうとすると。
「何先生に手ェ出そうとしてやがるんですか?」
居た。逆さまになった女性が浮いていた。
文字通り目と鼻の先に。
「くっ?!」
エツァリは慌てて後ろに飛び退き回避行動をとるが、ああ―――
「あなたが何者かは知りませんが…すみませんね、先生を傷つける者には死あるのみですから」
660:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:55:31.19:7O+cddeSO (31/60)
さっきとは『別人』と変化した逆さまの彼女の背中から。
"黒い翼"がエツァリ目掛けて噴射された。
さっきとは『別人』と変化した逆さまの彼女の背中から。
"黒い翼"がエツァリ目掛けて噴射された。
661:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:58:27.27:7O+cddeSO (32/60)
〓〓学園都市某所〓〓
〓〓学園都市某所〓〓
662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 10:59:57.13:7O+cddeSO (33/60)
(今、この街で一体何が起きている?)
・・
土御門元春は常盤台中学の隠し私設に入り、自身が学園都市に放っている情報網ネットワークを駆使して情報を集めていた。
(偽者、偽者。偽者…)
『上条当麻』。
『海原光貴』。
『土御門元春』。
「…D―25、3G、ヒトゴーオー…」
デバイスのキータッチパネルを高速で叩き、これらの『偽者』が現れた時間帯の各地の監視カメラの映像を確認していく。
「……」
(今、この街で一体何が起きている?)
・・
土御門元春は常盤台中学の隠し私設に入り、自身が学園都市に放っている情報網ネットワークを駆使して情報を集めていた。
(偽者、偽者。偽者…)
『上条当麻』。
『海原光貴』。
『土御門元春』。
「…D―25、3G、ヒトゴーオー…」
デバイスのキータッチパネルを高速で叩き、これらの『偽者』が現れた時間帯の各地の監視カメラの映像を確認していく。
「……」
663:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:30:04.74:7O+cddeSO (34/60)
『上条当麻』が中身(しょうたい)を現すまでカメラ映像を追っていく。
『久しいな、禁書目録。変わらぬ君の姿がとても嬉しい』
「……コイツ」
だがこれはひとまず置いておく。
『上条当麻』が中身(しょうたい)を現すまでカメラ映像を追っていく。
『久しいな、禁書目録。変わらぬ君の姿がとても嬉しい』
「……コイツ」
だがこれはひとまず置いておく。
664:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:34:57.32:7O+cddeSO (35/60)
『土御門元春』が馬脚を現すまでカメラ映像を追っていく。
『ふう…』
「…なんだコイツは?」
『土御門元春』の姿がモニョモニョと揺らめいたかと思うとピントを合わせていくかのようにシルエットが形を変えていった
少女に。
『とりあえずはこの姿でいいでしょう』
(肉体変化《メタモルフォーゼ》系の能力者か?)
言動から推測するに、今見ている姿も(仮)である事は確かのようだが。
「…待て、今姿が変化する前……」
デバイスのキーを叩く。
カメラ映像をコマ送りにすると彼女の背中には巨大な花のようなものが出たのが確認できた。
(…とりあえずは保留だ)
興味はあるが敵性の全てを把握する事を優先する。
『土御門元春』が馬脚を現すまでカメラ映像を追っていく。
『ふう…』
「…なんだコイツは?」
『土御門元春』の姿がモニョモニョと揺らめいたかと思うとピントを合わせていくかのようにシルエットが形を変えていった
少女に。
『とりあえずはこの姿でいいでしょう』
(肉体変化《メタモルフォーゼ》系の能力者か?)
言動から推測するに、今見ている姿も(仮)である事は確かのようだが。
「…待て、今姿が変化する前……」
デバイスのキーを叩く。
カメラ映像をコマ送りにすると彼女の背中には巨大な花のようなものが出たのが確認できた。
(…とりあえずは保留だ)
興味はあるが敵性の全てを把握する事を優先する。
665:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:37:17.52:7O+cddeSO (36/60)
今度は『海原光貴』だ。
彼が元の姿に戻るまで同じようにカメラ映像を追っていく。
「ん?」
カメラ映像に映る時刻はリアルタイムである事を示唆していた。
(…コイツはまだ中身を晒してない…)
『――――さて。』
「…随分とんでもない化け物が出てきたな」
『いよいよを持って開戦と行こう』
「魔神の成り損ない…オッレルスか」
まだこの化け物と対峙すると決まったわけではないが。
(開戦とは穏やかじゃないな)
会話内容、line式の通信霊装を使ってる所を見るとオッレルス勢力も来ていると見るべきだ。
今度は『海原光貴』だ。
彼が元の姿に戻るまで同じようにカメラ映像を追っていく。
「ん?」
カメラ映像に映る時刻はリアルタイムである事を示唆していた。
(…コイツはまだ中身を晒してない…)
『――――さて。』
「…随分とんでもない化け物が出てきたな」
『いよいよを持って開戦と行こう』
「魔神の成り損ない…オッレルスか」
まだこの化け物と対峙すると決まったわけではないが。
(開戦とは穏やかじゃないな)
会話内容、line式の通信霊装を使ってる所を見るとオッレルス勢力も来ていると見るべきだ。
666:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:39:45.86:7O+cddeSO (37/60)
「…」
「?」
(待て。何故オッレルスは、何故だ?!)
気づく。胸騒ぎしかさせないオッレルスの挙動に。
「何故舞夏のいる方へまっすぐ向かっている?!」
オッレルスは日曜の昼下がりに緑地公園を散歩するような気さくさを振り撒きながら、土御門舞夏の方をまっすぐ目指していた。
義妹には己が持てる全ての力を注ぎ込んでありとあらゆる防御壁と策を仕込んである。
その中には『害意を持つ者は彼女には近づけない』というものもある。
だが、だからといって『では単に害意はないだけでは?』という推測は間違いだ。
特筆すべき事項が土御門元春の両目には写っていた。
「…」
「?」
(待て。何故オッレルスは、何故だ?!)
気づく。胸騒ぎしかさせないオッレルスの挙動に。
「何故舞夏のいる方へまっすぐ向かっている?!」
オッレルスは日曜の昼下がりに緑地公園を散歩するような気さくさを振り撒きながら、土御門舞夏の方をまっすぐ目指していた。
義妹には己が持てる全ての力を注ぎ込んでありとあらゆる防御壁と策を仕込んである。
その中には『害意を持つ者は彼女には近づけない』というものもある。
だが、だからといって『では単に害意はないだけでは?』という推測は間違いだ。
特筆すべき事項が土御門元春の両目には写っていた。
667:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:49:35.01:7O+cddeSO (38/60)
オッレルスは。
例え奇襲を受けても。
いつでも敵に致死ダメージを負わせられる術式を発動した状態だった。
…しかし、例えその辺の魔術師が画面を見た所で。
オッレルスがその状態である事を看破できないだろう。
何せ、直前のコマのオッレルスは『何もしていなかった』のだから。
だが土御門元春は見逃さなかった。
「あれは、"北欧王座"《フリズス-キャールヴ》の発動シークエンスだ…!」
オッレルスの"北欧王座"の発動モーションは基本的に誰にも見破られた事はない。
(何故なら、アイツが誰かと相対する時には既に発動モーションを終えているからだ)
例え"魔神"であっても"魔神未満"であっても。
"魔術"という技術を扱う以上は何らかの理屈が存在する。
オッレルスは"説明できない力"を使う故に、力を使う際にも力の本質を説明可能にするモーションをしない
ならば。逆に言えば。
「"現存する全ての魔術の内、『この動きをすればこの術式発動が可能だ』とする、『何の術式か』を説明可能にする行動"の一切を何一つしない状態」
それこそがオッレルスの攻撃モーションだと言える。
(間違いなく今奴はそれをした)
つまり、
オッレルスは。
例え奇襲を受けても。
いつでも敵に致死ダメージを負わせられる術式を発動した状態だった。
…しかし、例えその辺の魔術師が画面を見た所で。
オッレルスがその状態である事を看破できないだろう。
何せ、直前のコマのオッレルスは『何もしていなかった』のだから。
だが土御門元春は見逃さなかった。
「あれは、"北欧王座"《フリズス-キャールヴ》の発動シークエンスだ…!」
オッレルスの"北欧王座"の発動モーションは基本的に誰にも見破られた事はない。
(何故なら、アイツが誰かと相対する時には既に発動モーションを終えているからだ)
例え"魔神"であっても"魔神未満"であっても。
"魔術"という技術を扱う以上は何らかの理屈が存在する。
オッレルスは"説明できない力"を使う故に、力を使う際にも力の本質を説明可能にするモーションをしない
ならば。逆に言えば。
「"現存する全ての魔術の内、『この動きをすればこの術式発動が可能だ』とする、『何の術式か』を説明可能にする行動"の一切を何一つしない状態」
それこそがオッレルスの攻撃モーションだと言える。
(間違いなく今奴はそれをした)
つまり、
668:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:52:23.02:7O+cddeSO (39/60)
「舞夏が危ない!!!」
具体的な危険の推測とデバイスを放り出し、兄は義妹の元へ駆け出した。
「舞夏が危ない!!!」
具体的な危険の推測とデバイスを放り出し、兄は義妹の元へ駆け出した。
669:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:52:52.06:7O+cddeSO (40/60)
〓〓常盤台敷地内〓〓
〓〓常盤台敷地内〓〓
670:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:54:48.15:7O+cddeSO (41/60)
土御門「……」ゼェ、ゼェ
オッレルス「やあ。初めまして…かな?」
舞夏「」
オッレルス「私はオッレルス。魔神に――」
土御門「――なり損なった哀れな魔術師、か?」
オッレルス「…その通りだよ」
土御門「……」ザッザッザ
オッレルス「うん?私の足の下にある物が気になるかい?」グリ
舞夏「」
土御門「……」ザッザッザ
オッレルス「心配しなくていいよ。よく死んでいる」ニッコリ
土御門「…」ザッ。
土御門「……」ゼェ、ゼェ
オッレルス「やあ。初めまして…かな?」
舞夏「」
オッレルス「私はオッレルス。魔神に――」
土御門「――なり損なった哀れな魔術師、か?」
オッレルス「…その通りだよ」
土御門「……」ザッザッザ
オッレルス「うん?私の足の下にある物が気になるかい?」グリ
舞夏「」
土御門「……」ザッザッザ
オッレルス「心配しなくていいよ。よく死んでいる」ニッコリ
土御門「…」ザッ。
671:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:56:31.19:7O+cddeSO (42/60)
オッレルス「私をぶん殴ってみるかい?」
土御門「……」グイグイ
舞夏「」ズルリ
オッレルス「無視は酷いんじゃないかな」ゲシッ
舞夏「」ゴロリ
土御門「…」グイ
土御門「……」ギュ…
舞夏「」
オッレルス「君は間に合わなかった。そんな亡骸を抱きしめたところで意味はないよ」
オッレルス「結局。君は守れなかったわけだ」
オッレルス「あんなに大事にしてたのにな」ニコッ
オッレルス「不様だな」
土御門「……」
オッレルス「私をぶん殴ってみるかい?」
土御門「……」グイグイ
舞夏「」ズルリ
オッレルス「無視は酷いんじゃないかな」ゲシッ
舞夏「」ゴロリ
土御門「…」グイ
土御門「……」ギュ…
舞夏「」
オッレルス「君は間に合わなかった。そんな亡骸を抱きしめたところで意味はないよ」
オッレルス「結局。君は守れなかったわけだ」
オッレルス「あんなに大事にしてたのにな」ニコッ
オッレルス「不様だな」
土御門「……」
672:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 11:58:39.06:7O+cddeSO (43/60)
オッレルス(さて。)
オッレルス(ここまで挑発すればいいかな?)
オッレルス(全く…悪役になるのも辛いな。早く終わらせて欲しいものだ)
オッレルス(…さあ、怒れ。土御門元春)
土御門「……」
土御門「…」ぽろっ…
オッレルス「……?」
土御門「……」ポロポロ…
土御門「っ……、ぐ…っ、」フルフル…
土御門「ゔあ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ああぁあああぁああ゙あああぁ゙あああ゙ああぁああああああああぁ゙あ゙ああああぁあ゙ああああぁあああああぁ゙あああああぁああ゙あああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁあああああぁあああああぁあああああぁあ゙ああ゙ああぁあああああぁあああああぁああっっっっッッッッッッ!!!!!」
オッレルス「……」
オッレルス(さて。)
オッレルス(ここまで挑発すればいいかな?)
オッレルス(全く…悪役になるのも辛いな。早く終わらせて欲しいものだ)
オッレルス(…さあ、怒れ。土御門元春)
土御門「……」
土御門「…」ぽろっ…
オッレルス「……?」
土御門「……」ポロポロ…
土御門「っ……、ぐ…っ、」フルフル…
土御門「ゔあ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ああぁあああぁああ゙あああぁ゙あああ゙ああぁああああああああぁ゙あ゙ああああぁあ゙ああああぁあああああぁ゙あああああぁああ゙あああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁあああああぁあああああぁあああああぁあ゙ああ゙ああぁあああああぁあああああぁああっっっっッッッッッッ!!!!!」
オッレルス「……」
673:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:00:11.14:7O+cddeSO (44/60)
土御門「っ……あ……?が……?ぁああ、あああ……ああッッ……っ、」ボロボロボロボロ…
土御門「ぁ゙あ゙あ゙あ゙あぁっッッ…、ああぁあああああぁあああああぁあああああぁああぁあああああぁああ!!!!!」
オッレルス(まさか泣くとは)
土御門「何故だっ……!何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だッッッッ!!!」
土御門「何故だオッレルス!!?お前に舞夏を殺害する理由な゙ん゙てないはずだろう!!?」
土御門「何故殺したッッ?!!」
オッレルス「……」
オッレルス(意外と答え辛いな。…しかしまいったな)
オッレルス(彼には悲しみではなく怒りの感情を出してもらって"奥の手"を使ってもらいたいんだが)
プルプルプル。
オッレルス(…通信霊装、この反応はシルビアか)
土御門「っ……あ……?が……?ぁああ、あああ……ああッッ……っ、」ボロボロボロボロ…
土御門「ぁ゙あ゙あ゙あ゙あぁっッッ…、ああぁあああああぁあああああぁあああああぁああぁあああああぁああ!!!!!」
オッレルス(まさか泣くとは)
土御門「何故だっ……!何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だッッッッ!!!」
土御門「何故だオッレルス!!?お前に舞夏を殺害する理由な゙ん゙てないはずだろう!!?」
土御門「何故殺したッッ?!!」
オッレルス「……」
オッレルス(意外と答え辛いな。…しかしまいったな)
オッレルス(彼には悲しみではなく怒りの感情を出してもらって"奥の手"を使ってもらいたいんだが)
プルプルプル。
オッレルス(…通信霊装、この反応はシルビアか)
674:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:02:04.28:7O+cddeSO (45/60)
オッレルス「どうした?」
シルビア『何遊んでんのよ』
オッレルス「いや遊んでは」
シルビア『早くしてくんない?こっちもけっこうキツいんだって!』
オッレルス「……。 !」
オッレルス「それが困った事にね、とりあえず小女を殺してはみたんだが全く意味がなかったみたいなんだよ」
土御門「……」ピク
シルビア『ちょっと。それ大丈夫なワケ?』
オッレルス「ああ。問題は特に生じないよ。別に私は彼女が生きようが死のうがどうでもいいからね」
土御門「…」
オッレルス「ああ。だが可哀想に。彼女は全くの無駄死だな」
土御門「………」
オッレルス(…ここまで煽ればいいかな?)チラ
オッレルス「どうした?」
シルビア『何遊んでんのよ』
オッレルス「いや遊んでは」
シルビア『早くしてくんない?こっちもけっこうキツいんだって!』
オッレルス「……。 !」
オッレルス「それが困った事にね、とりあえず小女を殺してはみたんだが全く意味がなかったみたいなんだよ」
土御門「……」ピク
シルビア『ちょっと。それ大丈夫なワケ?』
オッレルス「ああ。問題は特に生じないよ。別に私は彼女が生きようが死のうがどうでもいいからね」
土御門「…」
オッレルス「ああ。だが可哀想に。彼女は全くの無駄死だな」
土御門「………」
オッレルス(…ここまで煽ればいいかな?)チラ
675:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:03:05.22:7O+cddeSO (46/60)
オッレルス「ここに用はもうないし…そろそろ合流しようか。ポイント0へ来てくれ」
シルビア『わかった』
プツン。
オッレルス「まあ、そういうわけだ。悪いね」
オッレルス「私はもう行かなきゃならない。これで失礼するよ」
オッレルス「……」スタスタ…
土御門「……」
オッレルス「ここに用はもうないし…そろそろ合流しようか。ポイント0へ来てくれ」
シルビア『わかった』
プツン。
オッレルス「まあ、そういうわけだ。悪いね」
オッレルス「私はもう行かなきゃならない。これで失礼するよ」
オッレルス「……」スタスタ…
土御門「……」
676:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:03:35.71:7O+cddeSO (47/60)
ブ チ ッ ッ ッ ッ ッ !!!!!
ブ チ ッ ッ ッ ッ ッ !!!!!
677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:04:54.11:7O+cddeSO (48/60)
オッレルス「……」
オッレルス(よかった、どうやら怒ってくれたみたいだな)
土御門「…………」
オッレルス(俺の背中に突き刺さってくるくらいに魔力の昂りを感じるよ)
オッレルス(さあ、使ってくれ)
オッレルス(学園都市に…いや、日本に)
オッレルス(大規模な水没を起こす"禁術"を)
オッレルス「……」
オッレルス(よかった、どうやら怒ってくれたみたいだな)
土御門「…………」
オッレルス(俺の背中に突き刺さってくるくらいに魔力の昂りを感じるよ)
オッレルス(さあ、使ってくれ)
オッレルス(学園都市に…いや、日本に)
オッレルス(大規模な水没を起こす"禁術"を)
678: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/19(水) 12:06:00.79:7O+cddeSO (49/60)
本編投下終わり。以下オマケ。
本編投下終わり。以下オマケ。
679:~在りし日のグレムリンその27~:2014/11/19(水) 12:11:08.02:7O+cddeSO (50/60)
〓〓『グレムリン』会議室〓〓
ロキ「『船の墓場』に入る際。合言葉を決めておく、というのはいかがでございましょうか?」
ヘル「合言葉?」
ロキ「はい。『山』と言えば『川』。『開けェ!ごまァア!』のようなモノでございます」
ヘル「へえ。何の得があるの?サーチで見つかるんじゃないの?」
ロキ「主に私の心が満たされるのでございます」ホッコリ
ヘル「趣味全開なだけって事ね?」
オティヌス「ほう、中々面白い…!よしやってみろ、ロキ」
ロキ「御意にございます」ペコリ
ヘル「マジか」
で、決まった合言葉が。
A『北欧の神々』
B『その名を冠する我等』
A『偉大な力の片鱗を』
B『其を振るうは我等』
A『我等の名は』
B『グレムリン』
ヨルムンガンドの感想:「厨二だね」
:
:
:
〓〓『グレムリン』会議室〓〓
ロキ「『船の墓場』に入る際。合言葉を決めておく、というのはいかがでございましょうか?」
ヘル「合言葉?」
ロキ「はい。『山』と言えば『川』。『開けェ!ごまァア!』のようなモノでございます」
ヘル「へえ。何の得があるの?サーチで見つかるんじゃないの?」
ロキ「主に私の心が満たされるのでございます」ホッコリ
ヘル「趣味全開なだけって事ね?」
オティヌス「ほう、中々面白い…!よしやってみろ、ロキ」
ロキ「御意にございます」ペコリ
ヘル「マジか」
で、決まった合言葉が。
A『北欧の神々』
B『その名を冠する我等』
A『偉大な力の片鱗を』
B『其を振るうは我等』
A『我等の名は』
B『グレムリン』
ヨルムンガンドの感想:「厨二だね」
:
:
:
680:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:11:45.63:7O+cddeSO (51/60)
トール「おーい、今帰ったぞ。結界解いてくれー!」
ウート「おー。なら合い言葉を言いな!」
ウート『北欧の神々』
トール『その名を冠する我等』
ウート『偉大な力の片鱗を』
トール『其を振るうは我等』
ウート『我等の名は』
トール『グレムリン』
ウート「よし入れ」カチ
トール「あんがとよ」
ウート「……」
ウート(これ、めんどくせえ上につまんねえな…)
:
トール「おーい、今帰ったぞ。結界解いてくれー!」
ウート「おー。なら合い言葉を言いな!」
ウート「ほぉおおぉおおく♪おぉおおぉおおのっ♪か~~みっが~みぃ~♪(バス)」
トール「…」
トール「そぉおおっのぉおおぉおおぉおお♪名っをぉ♪冠するっわっるぇるぁぁあああ♪(テノール)」
ウート「いぃだいな力のぉ片っ鱗をっ♪」
トール「其をっ♪振るうは我等ぁ~~♪」
マリアン「我等の名っは♪(ソプラノ)」
ウートーアン「「「グーレームー―――…リィイインンン~♪」」」
ウートーアン「「「デュ~~~~ワ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♪」」」
ウート「よし入っていいぞ!」ガラッ
トール「なあ!?これ超絶面倒くさいからやめね?!」
マリアン「はげどー!」
※以後この制度は廃止になりました。
ロキ「ちぃっ」ギリ
トール「おーい、今帰ったぞ。結界解いてくれー!」
ウート「おー。なら合い言葉を言いな!」
ウート『北欧の神々』
トール『その名を冠する我等』
ウート『偉大な力の片鱗を』
トール『其を振るうは我等』
ウート『我等の名は』
トール『グレムリン』
ウート「よし入れ」カチ
トール「あんがとよ」
ウート「……」
ウート(これ、めんどくせえ上につまんねえな…)
:
トール「おーい、今帰ったぞ。結界解いてくれー!」
ウート「おー。なら合い言葉を言いな!」
ウート「ほぉおおぉおおく♪おぉおおぉおおのっ♪か~~みっが~みぃ~♪(バス)」
トール「…」
トール「そぉおおっのぉおおぉおおぉおお♪名っをぉ♪冠するっわっるぇるぁぁあああ♪(テノール)」
ウート「いぃだいな力のぉ片っ鱗をっ♪」
トール「其をっ♪振るうは我等ぁ~~♪」
マリアン「我等の名っは♪(ソプラノ)」
ウートーアン「「「グーレームー―――…リィイインンン~♪」」」
ウートーアン「「「デュ~~~~ワ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♪」」」
ウート「よし入っていいぞ!」ガラッ
トール「なあ!?これ超絶面倒くさいからやめね?!」
マリアン「はげどー!」
※以後この制度は廃止になりました。
ロキ「ちぃっ」ギリ
681:~在りし日のグレムリンその28~:2014/11/19(水) 12:13:56.71:7O+cddeSO (52/60)
〓〓『船の墓場』ウートガルザロキの部屋〓〓
ガチャ、バタン!
トール「ヘーイウート!ギブミーコーヒー!」
ウート「…お前、俺がコーヒー淹れると絶対来るよな?」
トール「部屋の外にも漂うこのコーヒースメルがたまらんからな」キリッ
ウート「ったく、粉だってタダじゃねえんだからな?」トポポ
トール「そう言いつつもちゃーんと二つカップを用意してるウートが好きだぜー?」
ヒヒヒ
ウート「そらどーも」
:
:
:
〓〓『船の墓場』ウートガルザロキの部屋〓〓
ガチャ、バタン!
トール「ヘーイウート!ギブミーコーヒー!」
ウート「…お前、俺がコーヒー淹れると絶対来るよな?」
トール「部屋の外にも漂うこのコーヒースメルがたまらんからな」キリッ
ウート「ったく、粉だってタダじゃねえんだからな?」トポポ
トール「そう言いつつもちゃーんと二つカップを用意してるウートが好きだぜー?」
ヒヒヒ
ウート「そらどーも」
:
:
:
682:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:16:22.97:7O+cddeSO (53/60)
トール「あー…コーヒーウマー」ズズー
ウート「そりゃよかった」ズズ
トール「なんつーの?お前のコーヒーが一番うめぇんだよな」
ウート「そらどーも。お褒めいただき恐悦至極うー」
トール「お陰でハンバーガー屋とかファミレスのコーヒーが不味くてしょうがねぇよ」
ウート「はは、マジかよ」ズズ
トール「無駄にコーヒーだけ舌が肥えちまったよ」
ウート「悪いねー俺色々罪な男だから」ハハ
トール「いっつもどうやって淹れてんの?」
ウート「ん?」
トール「コーヒー。俺も自分で淹れてみようって思うんだよ。参考にしたくてな」
ウート「おーいいよーウーさんテク教えてやるよ」ヘラヘラ
:
:
:
トール「あー…コーヒーウマー」ズズー
ウート「そりゃよかった」ズズ
トール「なんつーの?お前のコーヒーが一番うめぇんだよな」
ウート「そらどーも。お褒めいただき恐悦至極うー」
トール「お陰でハンバーガー屋とかファミレスのコーヒーが不味くてしょうがねぇよ」
ウート「はは、マジかよ」ズズ
トール「無駄にコーヒーだけ舌が肥えちまったよ」
ウート「悪いねー俺色々罪な男だから」ハハ
トール「いっつもどうやって淹れてんの?」
ウート「ん?」
トール「コーヒー。俺も自分で淹れてみようって思うんだよ。参考にしたくてな」
ウート「おーいいよーウーさんテク教えてやるよ」ヘラヘラ
:
:
:
683:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:19:58.57:7O+cddeSO (54/60)
ウート「まず豆な。これを挽くとこから始める」
トール「あん?この豆茶色くないぞ。ホントにコーヒー豆なんだよな?」
ウート「ああ焙煎前の生豆は茶色くねえんだよ」
ウート「ホントはこーいう豆を選ぶとこからやるんだが」
トール「豆を選ぶ?買ってきただけはダメなのか?」
ウート「ああ。センターカットが綺麗でふっくらしててサイズや形、厚みに色が均一になってる奴を一粒一粒選出すんの」
トール「めんどくせっ」
ウート「…まあ、ささっと飲みたいなら豆からじゃなくて粉の状態で買ってきたもんで淹れた方がいいけどな」
ウート「俺は拘りたいからやってるだけでぶっちゃけその方が効率的だ」
ウート「豆の鮮度次第で味の幅が大体決まっちまうってのもあるから…」
ウート「しょーじき新鮮な豆なら多少淹れ方雑でもそこそこ飲める」
ウート「まず豆な。これを挽くとこから始める」
トール「あん?この豆茶色くないぞ。ホントにコーヒー豆なんだよな?」
ウート「ああ焙煎前の生豆は茶色くねえんだよ」
ウート「ホントはこーいう豆を選ぶとこからやるんだが」
トール「豆を選ぶ?買ってきただけはダメなのか?」
ウート「ああ。センターカットが綺麗でふっくらしててサイズや形、厚みに色が均一になってる奴を一粒一粒選出すんの」
トール「めんどくせっ」
ウート「…まあ、ささっと飲みたいなら豆からじゃなくて粉の状態で買ってきたもんで淹れた方がいいけどな」
ウート「俺は拘りたいからやってるだけでぶっちゃけその方が効率的だ」
ウート「豆の鮮度次第で味の幅が大体決まっちまうってのもあるから…」
ウート「しょーじき新鮮な豆なら多少淹れ方雑でもそこそこ飲める」
684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:21:27.85:7O+cddeSO (55/60)
ウート「で、焙煎してくんだが」
ウート「鍋の形をした鉄網に蓋がついた奴に豆を入れる」
ウート「んで備長炭入れた七輪で焙煎。コーヒーの味の好みによって焙煎時間とかが変わるんだが」
トール「めんどくせっ」ウヘェ
ウート「…まあ、これも難しいか。専用の機械があるから楽したい奴は買ってもいいかな」
トール「そうするわ」
ウート「ところで。俺は深煎りが好きなんだけど」
トール「なんか違うのか?」
ウート「味が変わる。浅煎り、中煎り、深煎りとあるんだ。深ければ深いほど苦くなると思っとけばいい」
トール「ふーん」
ウート「お前は?」
トール「よくわからねぇな。苦いの好きだからたぶん深煎り」
ウート「そっか。一緒だな」ヘラヘラ
トール「おお」ヘラヘラ
ウート「で、終わったら挽くんだよ」
トール「お、あれか?部屋の隅にある手引きのミルとかサイフォン式の器具とか使うんだな!?」ワクワク
ウート「や、アレらはインテリア。手挽きは時間がくそかかるし」
ウート「サイフォンは挽く時じゃなくて淹れる時に使うんだがアレは洗うの大変なんだよ」
ウート「…サイフォンはたまーに使うけど。手挽きはさすがに俺も面倒だから全自動マシン使う」ガチャコ
ガー
ウート「で、焙煎してくんだが」
ウート「鍋の形をした鉄網に蓋がついた奴に豆を入れる」
ウート「んで備長炭入れた七輪で焙煎。コーヒーの味の好みによって焙煎時間とかが変わるんだが」
トール「めんどくせっ」ウヘェ
ウート「…まあ、これも難しいか。専用の機械があるから楽したい奴は買ってもいいかな」
トール「そうするわ」
ウート「ところで。俺は深煎りが好きなんだけど」
トール「なんか違うのか?」
ウート「味が変わる。浅煎り、中煎り、深煎りとあるんだ。深ければ深いほど苦くなると思っとけばいい」
トール「ふーん」
ウート「お前は?」
トール「よくわからねぇな。苦いの好きだからたぶん深煎り」
ウート「そっか。一緒だな」ヘラヘラ
トール「おお」ヘラヘラ
ウート「で、終わったら挽くんだよ」
トール「お、あれか?部屋の隅にある手引きのミルとかサイフォン式の器具とか使うんだな!?」ワクワク
ウート「や、アレらはインテリア。手挽きは時間がくそかかるし」
ウート「サイフォンは挽く時じゃなくて淹れる時に使うんだがアレは洗うの大変なんだよ」
ウート「…サイフォンはたまーに使うけど。手挽きはさすがに俺も面倒だから全自動マシン使う」ガチャコ
ガー
685:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:23:11.16:7O+cddeSO (56/60)
ウート「ペーパードリップ使うなら粉は中挽きにするといい。挽き具合は"やや荒い"ぐらいが適してる」
ウート「俺は管理とか手間がかかる布(ネル)ドリップ使うけど」
トール「へー」←よくわかってない
ウート「で淹れる工程。使う水が違うと口当たりとか味もスゲー変わるからそれはまた別で買うんだが」
トール「お前水買う派なの?」
ウート「コーヒーはな」
トール「ふーん…」
ウート「俺は味調整が出来るからドリップが好きなんだよ」
トール「淹れる時のポイントは?」
ウート「ざっくり言うとな、湯の温度、湯を落としていく位置、湯を落とす速度だな」
ウート「特に湯を落とす速度。短時間で淹れると酸味が強く出たり、じっくり淹れると苦味を強く出したりとかな」
トール「俺は苦味強めで酸味弱いのがいいんだが」
ウート「じゃあアレかな。ブラジル豆を深煎りでじっくり淹れるといい。」
ウート「所謂『コーヒーらしいコーヒー』の味だ」
トール「ふーん…」
ウート「湯を注ぐドリップ用のポットがあるからそれを使う」
トール「なんか器具いっぱい使うんだな」
ウート「美味い物を飲みたいなら必要なモンだからな」
ウート「まあ湯を注ぐやつなら急須でも代わりにはなる」
トール「へー」
ウート「で、湯を上手く入れるコツなんだけど、」
ウート「まずお湯は細ーく出す。粉に置くように注ぐんだ」
ウート「"の"の字を描いて端にかからないようにな」
ウート「で、お湯が下に滴り落ちてきたら一旦止めて"蒸らす"」
ウート「するとちょっと膨らんでくる。表面が少し乾いてきたら2回目を注ぐ」
ウート「以降は中のお湯が下に落ち切らないようにして数回に分けて淹れていく」
ウート「3回目以降は2回目でできた粉のラインを越えないようにするといい」
ウート「目標の量に達したら最後も落ちきらないようにしてドリップ器具をはずす」
ウート「最後まで落とし切らないのは渋味とかの雑味が入るのを防ぐためだ」
ウート「あとは暖めたカップに注ぐ」
トール「やっとか」
ウート「ペーパードリップ使うなら粉は中挽きにするといい。挽き具合は"やや荒い"ぐらいが適してる」
ウート「俺は管理とか手間がかかる布(ネル)ドリップ使うけど」
トール「へー」←よくわかってない
ウート「で淹れる工程。使う水が違うと口当たりとか味もスゲー変わるからそれはまた別で買うんだが」
トール「お前水買う派なの?」
ウート「コーヒーはな」
トール「ふーん…」
ウート「俺は味調整が出来るからドリップが好きなんだよ」
トール「淹れる時のポイントは?」
ウート「ざっくり言うとな、湯の温度、湯を落としていく位置、湯を落とす速度だな」
ウート「特に湯を落とす速度。短時間で淹れると酸味が強く出たり、じっくり淹れると苦味を強く出したりとかな」
トール「俺は苦味強めで酸味弱いのがいいんだが」
ウート「じゃあアレかな。ブラジル豆を深煎りでじっくり淹れるといい。」
ウート「所謂『コーヒーらしいコーヒー』の味だ」
トール「ふーん…」
ウート「湯を注ぐドリップ用のポットがあるからそれを使う」
トール「なんか器具いっぱい使うんだな」
ウート「美味い物を飲みたいなら必要なモンだからな」
ウート「まあ湯を注ぐやつなら急須でも代わりにはなる」
トール「へー」
ウート「で、湯を上手く入れるコツなんだけど、」
ウート「まずお湯は細ーく出す。粉に置くように注ぐんだ」
ウート「"の"の字を描いて端にかからないようにな」
ウート「で、お湯が下に滴り落ちてきたら一旦止めて"蒸らす"」
ウート「するとちょっと膨らんでくる。表面が少し乾いてきたら2回目を注ぐ」
ウート「以降は中のお湯が下に落ち切らないようにして数回に分けて淹れていく」
ウート「3回目以降は2回目でできた粉のラインを越えないようにするといい」
ウート「目標の量に達したら最後も落ちきらないようにしてドリップ器具をはずす」
ウート「最後まで落とし切らないのは渋味とかの雑味が入るのを防ぐためだ」
ウート「あとは暖めたカップに注ぐ」
トール「やっとか」
686:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:24:22.20:7O+cddeSO (57/60)
:
:
:
トール「ちなみに最高級のコーヒー豆ってどんなんなんだ?」ズズー
ウート「『コピ・ルアック』かな。ジャコウネコの糞から豆を取り出して使うんだ」
トール「ウヘェ」
ウート「ジャコウネコは完熟したコーヒーの実だけを食うから良いコーヒーになんだと」
ウート「元々は植民地時代にコーヒー豆を税として献上しなきゃいけなかった時、わざとジャコウネコに食わして自分達の飲む分を確保したのが始まりだとか」
トール「へー…」
ウート「ちなみにくっそ高い。個人的にちょっと飲むくらいならまあ出せる金額ではあるんだが」
トール「あんま飲む気はしねーな」
ウート「で、どう?やれそ?」
トール「俺はコーヒー飲む時は買うか、お前んとこで飲むかの2択にする」メンドイ
ウート「結局それかよ」ハハ
:
:
:
トール「ちなみに最高級のコーヒー豆ってどんなんなんだ?」ズズー
ウート「『コピ・ルアック』かな。ジャコウネコの糞から豆を取り出して使うんだ」
トール「ウヘェ」
ウート「ジャコウネコは完熟したコーヒーの実だけを食うから良いコーヒーになんだと」
ウート「元々は植民地時代にコーヒー豆を税として献上しなきゃいけなかった時、わざとジャコウネコに食わして自分達の飲む分を確保したのが始まりだとか」
トール「へー…」
ウート「ちなみにくっそ高い。個人的にちょっと飲むくらいならまあ出せる金額ではあるんだが」
トール「あんま飲む気はしねーな」
ウート「で、どう?やれそ?」
トール「俺はコーヒー飲む時は買うか、お前んとこで飲むかの2択にする」メンドイ
ウート「結局それかよ」ハハ
687:~在りし日のグレムリンその29~:2014/11/19(水) 12:26:49.88:7O+cddeSO (58/60)
〓〓某国、某所〓〓
ウート「……」
ウート「バゲージシティ、ね」
ウート「ああ、うん。わかってるわかってる」ヒラヒラ
ウート「実験の『調整役』だろ?わかってるって」
ウート「…はいはい。復唱ね?」
ウート「俺の任務はウェイスランドの護衛と、どの陣営から手を出された場合でも指揮系統を幻覚魔術でのっとり実験を完遂させるよう誘導する」
ウート「また、学園都市sideからの干渉を受けた場合は全力を持って防衛にあたる」
ウート「尚、全てにおいて実験の完遂が最優先とされる――だからわかってるって。しつこいな」
ウート「…冷たくなった?俺が?」
ウート「それ、違ェだろ」ッハ、
ウート「"俺が"変わったんじゃない。"君が"変わったんだ」
ウート「だから俺も対応と態度を変えてる。俺だってTPOを多少はわきまえる方なんだよ」
ウート「…へいへい、申し訳ゴザイマセンデシター」ヒラヒラ
ウート「――がっ…――――
ドサ。
――――――
――――――――――
―――――――――――――――
マリアン「大丈夫?ウートガルザロキ。」
ウート「…おりょ?ひょーっとして、お前が俺の体を繋げてくれた?」
マリアン「ま、ね。お礼の一つや二つ、ベルシの私物の一つや二つくらいはもらっても許されるぐらいの仕事はしたよ」チラッチラッ
ウート「悪ィがベルシに交渉はしねえぞ?俺が欲しがってるみてえに見えるじゃねえか」
マリアン「ちっ」
ウート「ありがとな。助かったよ」
マリアン「どーいたしまして。つーかさー」
ウート「んだよ」
マリアン「なんでオティヌスにあんな態度とったわけ?あんなの死んでも文句言えないよ」
ウート「…ちょっと、期待しただけだよ」
マリアン「私達が前みたいな関係に戻る事を?」
ウート「まあ…そんなトコ、かな」
マリアン「…もう、無理だよ」
ウート「別にいいだろ。やってから諦めるくらいは」
〓〓某国、某所〓〓
ウート「……」
ウート「バゲージシティ、ね」
ウート「ああ、うん。わかってるわかってる」ヒラヒラ
ウート「実験の『調整役』だろ?わかってるって」
ウート「…はいはい。復唱ね?」
ウート「俺の任務はウェイスランドの護衛と、どの陣営から手を出された場合でも指揮系統を幻覚魔術でのっとり実験を完遂させるよう誘導する」
ウート「また、学園都市sideからの干渉を受けた場合は全力を持って防衛にあたる」
ウート「尚、全てにおいて実験の完遂が最優先とされる――だからわかってるって。しつこいな」
ウート「…冷たくなった?俺が?」
ウート「それ、違ェだろ」ッハ、
ウート「"俺が"変わったんじゃない。"君が"変わったんだ」
ウート「だから俺も対応と態度を変えてる。俺だってTPOを多少はわきまえる方なんだよ」
ウート「…へいへい、申し訳ゴザイマセンデシター」ヒラヒラ
ウート「――がっ…――――
ドサ。
――――――
――――――――――
―――――――――――――――
マリアン「大丈夫?ウートガルザロキ。」
ウート「…おりょ?ひょーっとして、お前が俺の体を繋げてくれた?」
マリアン「ま、ね。お礼の一つや二つ、ベルシの私物の一つや二つくらいはもらっても許されるぐらいの仕事はしたよ」チラッチラッ
ウート「悪ィがベルシに交渉はしねえぞ?俺が欲しがってるみてえに見えるじゃねえか」
マリアン「ちっ」
ウート「ありがとな。助かったよ」
マリアン「どーいたしまして。つーかさー」
ウート「んだよ」
マリアン「なんでオティヌスにあんな態度とったわけ?あんなの死んでも文句言えないよ」
ウート「…ちょっと、期待しただけだよ」
マリアン「私達が前みたいな関係に戻る事を?」
ウート「まあ…そんなトコ、かな」
マリアン「…もう、無理だよ」
ウート「別にいいだろ。やってから諦めるくらいは」
688:~とある上条さんのてんてこMylifeその10~:2014/11/19(水) 12:42:25.16:7O+cddeSO (59/60)
サローニャ「え?上条ちゃんがちっちゃくなった?」
姫神「そう。私の術式が変に失敗しちゃって」
サローニャ「え?幻想殺しちゃんは…?まあいいや上条ちゃんに会わせてよ」
ショタ条「……」ちょこん
サローニャ「キャアアアアアア!!!可愛イイイイィィィ!!/////」
ショタ条「?!」ビクッ
サローニャ「うわー!うわー!上条ちゃんがちっちゃーい!」ダッコ
ショタ条「や、やーめーろーよー!」ジタバタ
姫神「ずるい。私も!私にも抱かせて。」
サローニャ「えー」プクー
姫神「私のおかげであることも。忘れてはいけない。」
サローニャ「へーへー」ヒョイ
ショタ条「やーめろーよー!」ジタバタ
姫神「可愛い…!」ギュッ…
ショタ条「んー!」ジタバタジタバタ
:
:
:
ショタ条「おまえら、ねつぼうちょーって知ってるか?」
サローニャ「うーん知らないなー?サローニャちゃん達に教えて?」
ショタ条「あのなー?うんとなー?」
ショタ条「てっぽーをなー?あついコーヒーにつけるとなー?たまがうてなくなるんだよー!」
姫「…それ。たぶん。熱膨張じゃないよ?」
ショタ条「ちがうもん!ねつぼうちょうだもん!てっぽーがうてなくなるんだもんんん!」
サローニャ「はうう!可愛いよぉお!私ショタちゃんに目覚めそうだよぉ!」ハァハァ!///
姫神「わかる。私も。こんなショタくんならprprしたい。」
ヒュン
結標青髪「「ようこそ、"新世界"へ」」
サローニャ「え?上条ちゃんがちっちゃくなった?」
姫神「そう。私の術式が変に失敗しちゃって」
サローニャ「え?幻想殺しちゃんは…?まあいいや上条ちゃんに会わせてよ」
ショタ条「……」ちょこん
サローニャ「キャアアアアアア!!!可愛イイイイィィィ!!/////」
ショタ条「?!」ビクッ
サローニャ「うわー!うわー!上条ちゃんがちっちゃーい!」ダッコ
ショタ条「や、やーめーろーよー!」ジタバタ
姫神「ずるい。私も!私にも抱かせて。」
サローニャ「えー」プクー
姫神「私のおかげであることも。忘れてはいけない。」
サローニャ「へーへー」ヒョイ
ショタ条「やーめろーよー!」ジタバタ
姫神「可愛い…!」ギュッ…
ショタ条「んー!」ジタバタジタバタ
:
:
:
ショタ条「おまえら、ねつぼうちょーって知ってるか?」
サローニャ「うーん知らないなー?サローニャちゃん達に教えて?」
ショタ条「あのなー?うんとなー?」
ショタ条「てっぽーをなー?あついコーヒーにつけるとなー?たまがうてなくなるんだよー!」
姫「…それ。たぶん。熱膨張じゃないよ?」
ショタ条「ちがうもん!ねつぼうちょうだもん!てっぽーがうてなくなるんだもんんん!」
サローニャ「はうう!可愛いよぉお!私ショタちゃんに目覚めそうだよぉ!」ハァハァ!///
姫神「わかる。私も。こんなショタくんならprprしたい。」
ヒュン
結標青髪「「ようこそ、"新世界"へ」」
689: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/19(水) 12:45:31.32:7O+cddeSO (60/60)
オマケ終わり。そういえば10月31日でこのスレ書き出してから一年がたった。
時がたつの早くて恐い。では。
オマケ終わり。そういえば10月31日でこのスレ書き出してから一年がたった。
時がたつの早くて恐い。では。
690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 12:49:26.38:uS3W6NYio (1/1)
久しぶりの本編に最初気づかなかった
乙です!
久しぶりの本編に最初気づかなかった
乙です!
691:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/19(水) 15:45:12.07:B2fVAgXK0 (1/1)
乙乙
久しぶりの本編とクウォリティの高いおまけに嬉しい
乙乙
久しぶりの本編とクウォリティの高いおまけに嬉しい
692:いい夫婦の日:2014/11/22(土) 19:25:59.80:9V+NMrhSO (1/3)
〓〓上条家実家〓〓
刀夜「…君と結婚してから随分たったな」
詩菜「なんですか急に」
刀夜「いやほら。今日はいい夫婦の日だろう?」
詩菜「なるほど」
刀夜「普段中々言えないからこの機に言うよ言うよ」
刀夜「いつもありがとう。」
詩菜「…私も、ありがとう。」
刀夜「君と結婚できた私は世界一幸せだと思うよ」
詩菜「もう刀夜さんたらいやですわ…私照れちゃいます」
刀夜「…愛してるよ」
詩菜「私もですよ」
〓〓上条家実家〓〓
刀夜「…君と結婚してから随分たったな」
詩菜「なんですか急に」
刀夜「いやほら。今日はいい夫婦の日だろう?」
詩菜「なるほど」
刀夜「普段中々言えないからこの機に言うよ言うよ」
刀夜「いつもありがとう。」
詩菜「…私も、ありがとう。」
刀夜「君と結婚できた私は世界一幸せだと思うよ」
詩菜「もう刀夜さんたらいやですわ…私照れちゃいます」
刀夜「…愛してるよ」
詩菜「私もですよ」
693:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/22(土) 19:27:05.46:9V+NMrhSO (2/3)
旅掛『悪いな、いつも電話で』
美鈴「うん?何が?」
旅掛『中々家に帰れなくてさ』
美鈴「いいのよ。そういうお仕事だもんね」
美鈴「でもどうしたの?急にかけてきて」
旅掛『いや…なんか急に君の声が聞きたくなった』
美鈴「へー?」クスクス
旅掛『あとで美琴にも連絡するつもりだ』
美鈴「うんうん、してあげてよ。あの子も結構寂しがってんじゃないかなー」
旅掛『今度家族で旅行に行こう。美琴も誘ってさ』
美鈴「んーどうかな。美琴ちゃんは中々学園都市から出してもらえないからなー」
旅掛『何?アレイスターの野郎にウチの家族団欒を邪魔する権利があると?』
美鈴「さあね。旅掛くんそういう交渉してくれる?」
旅掛『任せとけ』
美鈴「たっのもしぃ~」
旅掛『あと、それとは別にだな、』
美鈴「うん?」
旅掛『今度の休みに二人でドライブでも行かないか?』
旅掛『それから食事しながら…君と話したい』
美鈴「うんいいよ。楽しみにしてる」
旅掛『…じゃあな、愛してる』
美鈴「うん、私も」
ピッ。
旅掛『悪いな、いつも電話で』
美鈴「うん?何が?」
旅掛『中々家に帰れなくてさ』
美鈴「いいのよ。そういうお仕事だもんね」
美鈴「でもどうしたの?急にかけてきて」
旅掛『いや…なんか急に君の声が聞きたくなった』
美鈴「へー?」クスクス
旅掛『あとで美琴にも連絡するつもりだ』
美鈴「うんうん、してあげてよ。あの子も結構寂しがってんじゃないかなー」
旅掛『今度家族で旅行に行こう。美琴も誘ってさ』
美鈴「んーどうかな。美琴ちゃんは中々学園都市から出してもらえないからなー」
旅掛『何?アレイスターの野郎にウチの家族団欒を邪魔する権利があると?』
美鈴「さあね。旅掛くんそういう交渉してくれる?」
旅掛『任せとけ』
美鈴「たっのもしぃ~」
旅掛『あと、それとは別にだな、』
美鈴「うん?」
旅掛『今度の休みに二人でドライブでも行かないか?』
旅掛『それから食事しながら…君と話したい』
美鈴「うんいいよ。楽しみにしてる」
旅掛『…じゃあな、愛してる』
美鈴「うん、私も」
ピッ。
694: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/11/22(土) 19:30:03.09:9V+NMrhSO (3/3)
そういえば上条夫妻と御坂夫妻のSSはあんまり見かけないなぁということで。
夫婦円満のコツはボディタッチ、好意と感謝を伝える事だそうです。
喧嘩する時は自分から折れてあげる事が一番いいのだとか。
そういえば上条夫妻と御坂夫妻のSSはあんまり見かけないなぁということで。
夫婦円満のコツはボディタッチ、好意と感謝を伝える事だそうです。
喧嘩する時は自分から折れてあげる事が一番いいのだとか。
695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/11/22(土) 19:34:39.62:r66SkTfF0 (1/1)
乙ですー。
乙ですー。
696: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/12/19(金) 23:13:45.55:vWU+WwkSO (1/1)
このスレだけ文が中々頭の奥から引っこ抜けない。
地味には進んでるけども。
まさかこの>>1が更新以外で保守をするとは…屈辱…ッ!
このスレだけ文が中々頭の奥から引っこ抜けない。
地味には進んでるけども。
まさかこの>>1が更新以外で保守をするとは…屈辱…ッ!
697: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/12/24(水) 23:06:45.21:79mgr4VSO (1/13)
同じネタを2回やるのもどうかなぁと思ったけどお茶濁しという事で。
短い上条×姫神。
同じネタを2回やるのもどうかなぁと思ったけどお茶濁しという事で。
短い上条×姫神。
698:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:07:47.86:79mgr4VSO (2/13)
〓〓12月24日:上条宅〓〓
〓〓12月24日:上条宅〓〓
699:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:09:25.57:79mgr4VSO (3/13)
トール「じんごーべー♪じんごーべー♪」シャンシャン♪
インデックス「すっずっがーなるー♪」シャンシャン♪
トール「きょっおっはー♪たのっしっいー♪」シャンシャン♪
インデックス「ク・リ・ス・マ・スぅー♪」
インデックストール「「ヘーイッ♪」」
上条「英語の方じゃないのか…ほれ、クリスマスケーキですよーっと」
トール「手作りか!?」
上条「いや既製品」
トール「ちえー」ぶすー
インデックス「チキンー♪チキンー♪」ワクワク
スフィンクス「なー」
トール「いやー、やっぱクリスマスは誰かと過ごしたいもんだな!」
上条「ん?トールは一人だったのか?」
トール「まーなー」
上条「そっか」
トール「ところでよー、上条ちゃんはガールフレンドとクリスマス過ごさねーの?」
上条「あいにく心当たりがな、ねーんだよ」
トール「サローニャとか姫神ちゃんとか吹寄ちゃんとかいるじゃねーか?」
上条「いやいや。そーいう間柄じゃないんだよ」
トール「ほーん。」モッサモッサ
トール「じんごーべー♪じんごーべー♪」シャンシャン♪
インデックス「すっずっがーなるー♪」シャンシャン♪
トール「きょっおっはー♪たのっしっいー♪」シャンシャン♪
インデックス「ク・リ・ス・マ・スぅー♪」
インデックストール「「ヘーイッ♪」」
上条「英語の方じゃないのか…ほれ、クリスマスケーキですよーっと」
トール「手作りか!?」
上条「いや既製品」
トール「ちえー」ぶすー
インデックス「チキンー♪チキンー♪」ワクワク
スフィンクス「なー」
トール「いやー、やっぱクリスマスは誰かと過ごしたいもんだな!」
上条「ん?トールは一人だったのか?」
トール「まーなー」
上条「そっか」
トール「ところでよー、上条ちゃんはガールフレンドとクリスマス過ごさねーの?」
上条「あいにく心当たりがな、ねーんだよ」
トール「サローニャとか姫神ちゃんとか吹寄ちゃんとかいるじゃねーか?」
上条「いやいや。そーいう間柄じゃないんだよ」
トール「ほーん。」モッサモッサ
700:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:11:02.52:79mgr4VSO (4/13)
トール「誘ってみればいいじゃねーか」
上条「いやもう遅いし…なんか予定組んでるだろ」
トール「まーそうかも知らねーけど」モッサモッサ
上条「…あ、いっけね。俺ちょっとお餅と醤油買い忘れたから買ってくるわ」
トール「おー」
上条「なんかいるか?」
トール「特にー」
インデックス「私も特にないんだよ」
上条「あいよ」
トール「誘ってみればいいじゃねーか」
上条「いやもう遅いし…なんか予定組んでるだろ」
トール「まーそうかも知らねーけど」モッサモッサ
上条「…あ、いっけね。俺ちょっとお餅と醤油買い忘れたから買ってくるわ」
トール「おー」
上条「なんかいるか?」
トール「特にー」
インデックス「私も特にないんだよ」
上条「あいよ」
701:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:22:45.04:79mgr4VSO (5/13)
上条「ふー」ガチャ
上条「さっむー…」プルプル
上条「…ん?」
姫神「……あ。」
上条「姫神?どうしたんだ?こんなとこで」
姫神「…ちょっと。散歩。」
上条「? そっか」
姫神「……嘘。本当は上条くんに会いに来た」
上条「え?」
姫神「…会いたく。なったから。」
上条「……」
上条「そんなに頭に雪が積もるくらい外にいたのになんでインターホン鳴らさなかったんだよ」
姫神「来たはいいけど。クリスマスだからやっぱり上条くん予定あるよねって」
姫神「そう思ったら。どうしようもなくなっちゃって。」
上条「そっか」
姫神「……」
上条「…」
姫神「上条くんは。今からどこに行くの?」
上条「コンビニだよ、コンビニ。餅と醤油買いに」
姫神「そうなんだ。」
上条「あー姫神もさ、一緒に行くか?コンビニだけど」
姫神「!」
姫神「…うん。行く。」ニコッ
:
:
:
上条「ふー」ガチャ
上条「さっむー…」プルプル
上条「…ん?」
姫神「……あ。」
上条「姫神?どうしたんだ?こんなとこで」
姫神「…ちょっと。散歩。」
上条「? そっか」
姫神「……嘘。本当は上条くんに会いに来た」
上条「え?」
姫神「…会いたく。なったから。」
上条「……」
上条「そんなに頭に雪が積もるくらい外にいたのになんでインターホン鳴らさなかったんだよ」
姫神「来たはいいけど。クリスマスだからやっぱり上条くん予定あるよねって」
姫神「そう思ったら。どうしようもなくなっちゃって。」
上条「そっか」
姫神「……」
上条「…」
姫神「上条くんは。今からどこに行くの?」
上条「コンビニだよ、コンビニ。餅と醤油買いに」
姫神「そうなんだ。」
上条「あー姫神もさ、一緒に行くか?コンビニだけど」
姫神「!」
姫神「…うん。行く。」ニコッ
:
:
:
702:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:24:49.94:79mgr4VSO (6/13)
ティロリロ♪
上条「さって…どうすっかなー」テクテク
姫神「上条くん。」クイクイ
上条「ん?」
姫神「肉まん。食べたくない?」
上条「え?いや別に…」
姫神「公園で。食べない?」
上条「お金がだな、」
姫神「なら。おごったげるから。」ズイ
上条「うぇ?!いやいいよ!そんなん悪いし!」
姫神「違う。私が上条くんと食べたいから。」
上条「えっと…」
姫神「お願いっ。」
:
:
:
ティロリロ♪
上条「さって…どうすっかなー」テクテク
姫神「上条くん。」クイクイ
上条「ん?」
姫神「肉まん。食べたくない?」
上条「え?いや別に…」
姫神「公園で。食べない?」
上条「お金がだな、」
姫神「なら。おごったげるから。」ズイ
上条「うぇ?!いやいいよ!そんなん悪いし!」
姫神「違う。私が上条くんと食べたいから。」
上条「えっと…」
姫神「お願いっ。」
:
:
:
703:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:25:53.03:79mgr4VSO (7/13)
姫神「はむはむ…。」
上条「結局流されちまった…」
姫神「ふふ。クリスマスに公園で肉まん。」
上条「中々にトリッキーなクリスマスの過ごし方だよな」
姫神「うん。」クスクス
上条「肉まんうめー」モグモグ
チラチラ…チラチラチラチラチラチラ…
上条「……雪、やまねーなー」
姫神「ホワイトクリスマスを喜ぶべきじゃない?」
上条「いやいや。俺はよく滑って転ぶし…雪はあんまり」
姫神「排雪機構に優れた学園都市で転ぶあたり。さすが上条くん。」
上条「それにさ、色々と移動しづらくなるだろ?」
姫神「それは。同意する。」
姫神「はむはむ…。」
上条「結局流されちまった…」
姫神「ふふ。クリスマスに公園で肉まん。」
上条「中々にトリッキーなクリスマスの過ごし方だよな」
姫神「うん。」クスクス
上条「肉まんうめー」モグモグ
チラチラ…チラチラチラチラチラチラ…
上条「……雪、やまねーなー」
姫神「ホワイトクリスマスを喜ぶべきじゃない?」
上条「いやいや。俺はよく滑って転ぶし…雪はあんまり」
姫神「排雪機構に優れた学園都市で転ぶあたり。さすが上条くん。」
上条「それにさ、色々と移動しづらくなるだろ?」
姫神「それは。同意する。」
704:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:27:05.91:79mgr4VSO (8/13)
上条「……」
姫神「……」
上条(こうやって、一緒に静かに過ごしてくれる人っていうのは中々に希少なんじゃないかな)
上条(上条さんの回りとかを考えたら特にさ)
上条「…」
姫神「…」
姫神「…そろそろ。行こうか。風邪を引いちゃう。」
上条「だな」ヨイショ
:
:
:
上条「……」
姫神「……」
上条(こうやって、一緒に静かに過ごしてくれる人っていうのは中々に希少なんじゃないかな)
上条(上条さんの回りとかを考えたら特にさ)
上条「…」
姫神「…」
姫神「…そろそろ。行こうか。風邪を引いちゃう。」
上条「だな」ヨイショ
:
:
:
705:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:29:24.57:79mgr4VSO (9/13)
上条「…」テクテク
姫神「…」テクテク
姫神「…」ソッ
上条「…姫神?」
姫神「腕。組むのは迷惑だった?」
上条「いやそんな事はないけど…どうしたのかなって」
姫神「えっと…寒いから。」
上条「カイロ貸そうか?」
姫神「いい。」
上条「…」テクテク
姫神「…」テクテク
姫神「…本当は。」
上条「うん」
姫神「上条くんと腕組んでクリスマスの街を歩いてみたかったから。」
上条「…」
姫神「私。今年はもうサンタクロースもチキンもケーキもツリーも要らない。」
姫神「上条くんと。こうして一緒に歩けるだけで。私は―――」
上条「姫が、」
姫神「秋沙でいいよ。」
上条「秋沙、あのさ」
姫神「何?」
上条「俺、前から言おうかなって思ってた事があって」
姫神「うん。」
上条「――――――」
姫神「…えっ――?」
上条「…」テクテク
姫神「…」テクテク
姫神「…」ソッ
上条「…姫神?」
姫神「腕。組むのは迷惑だった?」
上条「いやそんな事はないけど…どうしたのかなって」
姫神「えっと…寒いから。」
上条「カイロ貸そうか?」
姫神「いい。」
上条「…」テクテク
姫神「…」テクテク
姫神「…本当は。」
上条「うん」
姫神「上条くんと腕組んでクリスマスの街を歩いてみたかったから。」
上条「…」
姫神「私。今年はもうサンタクロースもチキンもケーキもツリーも要らない。」
姫神「上条くんと。こうして一緒に歩けるだけで。私は―――」
上条「姫が、」
姫神「秋沙でいいよ。」
上条「秋沙、あのさ」
姫神「何?」
上条「俺、前から言おうかなって思ってた事があって」
姫神「うん。」
上条「――――――」
姫神「…えっ――?」
706:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:31:04.40:79mgr4VSO (10/13)
:
:
:
トゥルルル、トゥルルル
トール「…あん?」
トゥルルル
トール「はいはーい?どしたー上条ちゃん?」ピッ
トール「……うん、うん」
トール「ほー。そりゃおめでとー、だな」
トール「んで?どうすんの?今日は帰らねーって?」
トール「はいはい。彼女んちにお泊まりね。了解了解」
トール「はー…」ピッ
インデックス「とうまは?」
トール「朝帰りだとよ」
インデックス「」
トール(しゃーね。インデックスへのクリプレは俺が夜に置くか)
:
:
:
トゥルルル、トゥルルル
トール「…あん?」
トゥルルル
トール「はいはーい?どしたー上条ちゃん?」ピッ
トール「……うん、うん」
トール「ほー。そりゃおめでとー、だな」
トール「んで?どうすんの?今日は帰らねーって?」
トール「はいはい。彼女んちにお泊まりね。了解了解」
トール「はー…」ピッ
インデックス「とうまは?」
トール「朝帰りだとよ」
インデックス「」
トール(しゃーね。インデックスへのクリプレは俺が夜に置くか)
707:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:35:58.39:79mgr4VSO (11/13)
「秋沙、メリークリスマス。…生憎プレゼントはないけど」
「ううん。私。もう。もらったから」
私。本当はサンタクロースもチキンもケーキもツリーも要らなかった。
でも。当麻くんから予期せぬプレゼントをもらった。
物ではなかったし。気のきいた言葉でもなかったけど。
今までかけられた言葉の中で一番嬉しかった。
その年のクリスマスは。私の人生で最高のクリスマスになった。
「秋沙、メリークリスマス」
…私も伝えようと思う。
私の部屋で。私の隣に座る彼に。
プレゼントをくれた彼への感謝と。彼への愛を込めて。
「秋沙、メリークリスマス。…生憎プレゼントはないけど」
「ううん。私。もう。もらったから」
私。本当はサンタクロースもチキンもケーキもツリーも要らなかった。
でも。当麻くんから予期せぬプレゼントをもらった。
物ではなかったし。気のきいた言葉でもなかったけど。
今までかけられた言葉の中で一番嬉しかった。
その年のクリスマスは。私の人生で最高のクリスマスになった。
「秋沙、メリークリスマス」
…私も伝えようと思う。
私の部屋で。私の隣に座る彼に。
プレゼントをくれた彼への感謝と。彼への愛を込めて。
708:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/24(水) 23:37:11.55:79mgr4VSO (12/13)
姫神「Merry Christmas。」ニコッ
姫神「Merry Christmas。」ニコッ
709: ◆3rfPz4lVbmKs:2014/12/24(水) 23:38:25.32:79mgr4VSO (13/13)
終わり。いつか姫神さんメインで…
はよ本編かかねば。
終わり。いつか姫神さんメインで…
はよ本編かかねば。
710:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/12/26(金) 20:16:59.88:H2Q2FgK10 (1/1)
目立っている姫神さんはもはや姫神さんではなく別の誰かだと思ってしまうのは俺だけですか?
目立っている姫神さんはもはや姫神さんではなく別の誰かだと思ってしまうのは俺だけですか?
711: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/01/01(木) 11:03:08.47:42TuuakSO (1/1)
ウート「あけおめー!昨年度はお世話になりましたー今年もよろしく!」
ウート「あけおめー!昨年度はお世話になりましたー今年もよろしく!」
712:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/25(日) 17:27:20.45:JjGXO4aDO (1/1)
1スレ目から読み始めて、ようやく追いつきました
続き待ってます
1スレ目から読み始めて、ようやく追いつきました
続き待ってます
713: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/01/28(水) 18:45:28.63:nOlmAkorO (1/7)
>>710それは自分もちょっと思っていた
>>712ウート「おっ、マジで?ありがとー!よかったら最後まで付き合いよろ!!」
短いけど本編更新。
>>710それは自分もちょっと思っていた
>>712ウート「おっ、マジで?ありがとー!よかったら最後まで付き合いよろ!!」
短いけど本編更新。
714:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/28(水) 18:47:12.80:nOlmAkorO (2/7)
〓〓イギリス:街中〓〓
〓〓イギリス:街中〓〓
715:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/28(水) 18:55:57.19:nOlmAkorO (3/7)
<カランコローン♪
ウート「さってと。んじゃ手筈どーりに」
アウレオルス「待て」グイ
ウート「あん?」
ヴァルキリー「うむ。いるとの事」
ウート「ん?…あー。なる確かに、な」
騎士(スーツ)「……」キョロキョロ
ウート「もう追って来たのか…仕事が早えなー」ケラケラ
<カランコローン♪
ウート「さってと。んじゃ手筈どーりに」
アウレオルス「待て」グイ
ウート「あん?」
ヴァルキリー「うむ。いるとの事」
ウート「ん?…あー。なる確かに、な」
騎士(スーツ)「……」キョロキョロ
ウート「もう追って来たのか…仕事が早えなー」ケラケラ
716:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/28(水) 19:07:02.03:nOlmAkorO (4/7)
ヴァルキリー「ウートの言った通りにつき…でもホントにこの作戦でイケるとの事?」ヒソヒソ
アウレオルス「隠然、何も心配は要らんよ。いざとなれば大抵の事は何とかしよう」
ウート「おっマジで?アルくんたっのもしーい」ヘラヘラ
アウレオルス「では」コホン
アウレオルス「ーーー『変化せよ』」
ヴァルキリー「ウートの言った通りにつき…でもホントにこの作戦でイケるとの事?」ヒソヒソ
アウレオルス「隠然、何も心配は要らんよ。いざとなれば大抵の事は何とかしよう」
ウート「おっマジで?アルくんたっのもしーい」ヘラヘラ
アウレオルス「では」コホン
アウレオルス「ーーー『変化せよ』」
717:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/28(水) 19:57:03.94:nOlmAkorO (5/7)
騎士「…」キョロキョロ
騎士(複数からなるサーチ術式の結果からしてこの付近に潜伏しているのはわかってるんだが)
騎士「む?」
金髪の女「こーいうのは初めて着たなー」テクテク
銀髪の男「うむうむ。皆似合ってるにつき!」スタスタ
緑髪の少年「昂然、努力したからなパパ」テクテク
騎士「…」
騎士(妙な親子だな)
騎士(捜索対象は金髪にチャラ男(最優先)、)
騎士(許可書類に記載してあった銀髪のビキニ鎧の女、と緑髪の白スーツの男)
<キャッキャッ!
騎士(彼等は…違うか)
スタスタ…
金髪の女「…」ニヤニヤ
騎士「…」キョロキョロ
騎士(複数からなるサーチ術式の結果からしてこの付近に潜伏しているのはわかってるんだが)
騎士「む?」
金髪の女「こーいうのは初めて着たなー」テクテク
銀髪の男「うむうむ。皆似合ってるにつき!」スタスタ
緑髪の少年「昂然、努力したからなパパ」テクテク
騎士「…」
騎士(妙な親子だな)
騎士(捜索対象は金髪にチャラ男(最優先)、)
騎士(許可書類に記載してあった銀髪のビキニ鎧の女、と緑髪の白スーツの男)
<キャッキャッ!
騎士(彼等は…違うか)
スタスタ…
金髪の女「…」ニヤニヤ
718:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/28(水) 20:17:01.84:nOlmAkorO (6/7)
ウー子「おーっし!上手く行ったな!」
ヴァル男「うむうむ!にしても私がイカツいゴリマ ッチョメンになるとは」ムキムキ
あうれおるす「漠然、それが私にとっての君のイメージだ」
ヴァル男「なるほど。力強くて頼りになるというイメージの事!」フンス!
あうれおるす(否。脳味噌筋肉、だ)
ウー子(いやたぶん脳味噌筋肉かな)
ウー子「だね!キュリアちゃんめっちゃ頼りになるしー?」
ヴァル男「ふっふーん!」ドヤ
ウー子「おーっし!上手く行ったな!」
ヴァル男「うむうむ!にしても私がイカツいゴリマ ッチョメンになるとは」ムキムキ
あうれおるす「漠然、それが私にとっての君のイメージだ」
ヴァル男「なるほど。力強くて頼りになるというイメージの事!」フンス!
あうれおるす(否。脳味噌筋肉、だ)
ウー子(いやたぶん脳味噌筋肉かな)
ウー子「だね!キュリアちゃんめっちゃ頼りになるしー?」
ヴァル男「ふっふーん!」ドヤ
719: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/01/28(水) 21:53:47.36:nOlmAkorO (7/7)
ちょっとトラブル。切る。
ちょっとトラブル。切る。
720:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 05:03:24.23:FjSr28MBO (1/7)
〓〓オサレな安アパート(潜伏場所)〓〓
〓〓オサレな安アパート(潜伏場所)〓〓
721:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 05:18:40.95:FjSr28MBO (2/7)
ウー子「つーか男女入れ替えってアレだよな、創作物の定番お約束、王道テンプレっつーか」
あうれおるす「ああ、ロリ化やショタ化もな」
ヴァル男「私基本的には読み物とかは読まぬからわからんにつき」ムキムキ
ウー子「あーキュリアちゃんはそれっぽいよねー」ヘラヘラ
あうれおるす「しかし…」ジロジロ
ウー子「?」
あうれおるす「君は女子になっても違和感があまりないな」
ウー子「へー?そう?綺麗?」
あうれおるす「ああ。それとなくビッt」
ウー子「クルァ!」ペチ
ヴァル男「このあとはどうするの事?」
ウー子「ここで2日潜伏。ただちょいと特殊な過ごし方をする事になる」
ヴァル男「うーん?」
ウー子「つーか男女入れ替えってアレだよな、創作物の定番お約束、王道テンプレっつーか」
あうれおるす「ああ、ロリ化やショタ化もな」
ヴァル男「私基本的には読み物とかは読まぬからわからんにつき」ムキムキ
ウー子「あーキュリアちゃんはそれっぽいよねー」ヘラヘラ
あうれおるす「しかし…」ジロジロ
ウー子「?」
あうれおるす「君は女子になっても違和感があまりないな」
ウー子「へー?そう?綺麗?」
あうれおるす「ああ。それとなくビッt」
ウー子「クルァ!」ペチ
ヴァル男「このあとはどうするの事?」
ウー子「ここで2日潜伏。ただちょいと特殊な過ごし方をする事になる」
ヴァル男「うーん?」
722:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 05:41:10.11:FjSr28MBO (3/7)
ウー子「? なんか引っかかる?」
ヴァル男「潜伏って…逃げ回らなくて大丈夫につき?見つかったらソッコーあうとで逮捕では?」
ヴァル男「特にあの男。ウートはあのナイトリーダーとやりあったと聞いたが」
ヴァル男「少なくとも聖人上位の神裂火織より弱い私では、アレに勝ったナイトリーダーが出てきたらほぼ絶対負けるの事」
ウー子「かもね。まあでもそれは考えなくていいよ?」
ヴァル男「何故につき?」
ウー子「俺が今伝えようとしてる作戦が上手く行けば例え奴さんが出てきても大丈夫だからさ」
ウー子「話戻すと…騎士がかなり早く速攻してきたし、俺がいる範囲はもうバレてる」
ウー子「具体的な方法はわかんねえけど、たぶんローラー作戦みてえなのをやられんじゃね?と思う」
ヴァル男「なるほど(棒)」コクン←わかってない
ウー子「んで、捜査網に発見されねえってのもまあたぶん無理」
ウー子「? なんか引っかかる?」
ヴァル男「潜伏って…逃げ回らなくて大丈夫につき?見つかったらソッコーあうとで逮捕では?」
ヴァル男「特にあの男。ウートはあのナイトリーダーとやりあったと聞いたが」
ヴァル男「少なくとも聖人上位の神裂火織より弱い私では、アレに勝ったナイトリーダーが出てきたらほぼ絶対負けるの事」
ウー子「かもね。まあでもそれは考えなくていいよ?」
ヴァル男「何故につき?」
ウー子「俺が今伝えようとしてる作戦が上手く行けば例え奴さんが出てきても大丈夫だからさ」
ウー子「話戻すと…騎士がかなり早く速攻してきたし、俺がいる範囲はもうバレてる」
ウー子「具体的な方法はわかんねえけど、たぶんローラー作戦みてえなのをやられんじゃね?と思う」
ヴァル男「なるほど(棒)」コクン←わかってない
ウー子「んで、捜査網に発見されねえってのもまあたぶん無理」
723:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 07:14:11.37:FjSr28MBO (4/7)
ウー子「つーか必要がないしな。もし戦う必要が出来たらアルくんの黄金錬成を使う」
ウー子「あっ…と、聞いて無かったけどアルくん残存魔翌力であとどんくらい使えるか教えてくんね?」
あうれおるす「うむ?そうだな…私の魔翌力総量からして大規模改変ならば13回、小規模改変ならば36回程だ」
ウー子「あんがと。あてにしてっから頼むな?」
ウー子「ロンドンからは出ないつもりだからその予定で力を使ってくれ」
あうれおるす「ああ、心得た」
ヴァル男「んー…?戦う可能性があるならやっぱり潜伏するより遠くへ逃げた方がいいのでは?」
ヴァル男「ロンドンから出たら逃げられる範囲も広いにつき」
ウー子「んあ?えーっとね、」
ウー子「つーか必要がないしな。もし戦う必要が出来たらアルくんの黄金錬成を使う」
ウー子「あっ…と、聞いて無かったけどアルくん残存魔翌力であとどんくらい使えるか教えてくんね?」
あうれおるす「うむ?そうだな…私の魔翌力総量からして大規模改変ならば13回、小規模改変ならば36回程だ」
ウー子「あんがと。あてにしてっから頼むな?」
ウー子「ロンドンからは出ないつもりだからその予定で力を使ってくれ」
あうれおるす「ああ、心得た」
ヴァル男「んー…?戦う可能性があるならやっぱり潜伏するより遠くへ逃げた方がいいのでは?」
ヴァル男「ロンドンから出たら逃げられる範囲も広いにつき」
ウー子「んあ?えーっとね、」
724:直し:2015/01/29(木) 08:34:44.22:FjSr28MBO (5/7)
ウー子「つーか必要がないしな。もし戦う必要が出来たらアルくんの黄金錬成を使う」
ウー子「あっ…と、聞いて無かったけどアルくん残存魔翌力であとどんくらい使えるか教えてくんね?」
あうれおるす「うむ?そうだな…私の魔翌力総量からして大規模改変ならば13回、小規模改変ならば36回程だ」
ウー子「あんがと。あてにしてっから頼むな?」
ウー子「ロンドンからは出ないつもりだからその予定で力を使ってくれ」
あうれおるす「ああ、心得た」
ヴァル男「んー…?戦う可能性があるならやっぱり潜伏するより遠くへ逃げた方がいいのでは?」
ヴァル男「ロンドンから出たら逃げられる範囲も広いにつき」
ウー子「んあ?えーっとね、」
ウー子「つーか必要がないしな。もし戦う必要が出来たらアルくんの黄金錬成を使う」
ウー子「あっ…と、聞いて無かったけどアルくん残存魔翌力であとどんくらい使えるか教えてくんね?」
あうれおるす「うむ?そうだな…私の魔翌力総量からして大規模改変ならば13回、小規模改変ならば36回程だ」
ウー子「あんがと。あてにしてっから頼むな?」
ウー子「ロンドンからは出ないつもりだからその予定で力を使ってくれ」
あうれおるす「ああ、心得た」
ヴァル男「んー…?戦う可能性があるならやっぱり潜伏するより遠くへ逃げた方がいいのでは?」
ヴァル男「ロンドンから出たら逃げられる範囲も広いにつき」
ウー子「んあ?えーっとね、」
725:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 08:51:51.96:FjSr28MBO (6/7)
ウー子「最終的に潜入する場所(清教内部)がバレてるからさ、2日後に入る時に狙われるかも知れないだろ?」
ウー子「だからそこの入口に辿り着くまでの距離は出来るだけ短縮しておきたいワケ」
ウー子「ロンドン郊外とかまで行っちゃったら戻ってくんの絶対大変じゃん」
ウー子「アイツらの索敵範囲(街中)から出たら街の外にほぼ100%検問敷かれるし」
ヴァル男「……」
ヴァル男「なるほど?」
ウー子「キュリアちゃん?わかんなかったらわかんないって言ってくれていいよ?」
ウー子「最終的に潜入する場所(清教内部)がバレてるからさ、2日後に入る時に狙われるかも知れないだろ?」
ウー子「だからそこの入口に辿り着くまでの距離は出来るだけ短縮しておきたいワケ」
ウー子「ロンドン郊外とかまで行っちゃったら戻ってくんの絶対大変じゃん」
ウー子「アイツらの索敵範囲(街中)から出たら街の外にほぼ100%検問敷かれるし」
ヴァル男「……」
ヴァル男「なるほど?」
ウー子「キュリアちゃん?わかんなかったらわかんないって言ってくれていいよ?」
726:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/29(木) 22:19:58.02:FjSr28MBO (7/7)
>>724
×魔翌力
◯魔力
>>724
×魔翌力
◯魔力
727: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/02/05(木) 02:19:43.00:bHYal4iMO (1/8)
ヴァル男「あ、じゃーハイ」ノ
ウー子「ん」
ヴァル男「何故敵側の索敵範囲が街だけとわかるにつき?」
ウー子「それ?さっきの騎士があんなに俺に近づいてたのに俺を特定できなかったからだね」
ヴァル男「?」
ウー子「つまりさ、あいつらのサーチ術式の精度は個人特定出来ねえようなかなりアバウトな範囲式っつーことなワケだろ?」
ヴァル男「ふむふむ」
ウー子「でもそれフツーありえなくね?」
ウー子「いくら俺らがサーチ避け使ってるって言っても一流の人員と技術、武器や数を持ってる騎士派の連中がだぜ?」
ウー子「市内に潜伏してる人一人見つけられねえほど無能じゃねえっしょ。って事はー、」
ウー子「そんだけ雑になるくらい人員がいないって事で。(俺が潰したのもあるけど)」
ウー子「で、その範囲を捜索に必要な最低限での展開を考えて術式適用範囲を逆算するとこの街が範囲ってわかるんだよ」
ヴァル男「…」
ヴァル男「うん!」
ウー子「ゴメンね!俺説明下手で!」
あうれおるす(まあこの手の術式は北欧神話に一極化してる彼女ではわからんか)
ヴァル男「あ、じゃーハイ」ノ
ウー子「ん」
ヴァル男「何故敵側の索敵範囲が街だけとわかるにつき?」
ウー子「それ?さっきの騎士があんなに俺に近づいてたのに俺を特定できなかったからだね」
ヴァル男「?」
ウー子「つまりさ、あいつらのサーチ術式の精度は個人特定出来ねえようなかなりアバウトな範囲式っつーことなワケだろ?」
ヴァル男「ふむふむ」
ウー子「でもそれフツーありえなくね?」
ウー子「いくら俺らがサーチ避け使ってるって言っても一流の人員と技術、武器や数を持ってる騎士派の連中がだぜ?」
ウー子「市内に潜伏してる人一人見つけられねえほど無能じゃねえっしょ。って事はー、」
ウー子「そんだけ雑になるくらい人員がいないって事で。(俺が潰したのもあるけど)」
ウー子「で、その範囲を捜索に必要な最低限での展開を考えて術式適用範囲を逆算するとこの街が範囲ってわかるんだよ」
ヴァル男「…」
ヴァル男「うん!」
ウー子「ゴメンね!俺説明下手で!」
あうれおるす(まあこの手の術式は北欧神話に一極化してる彼女ではわからんか)
728:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:27:53.07:bHYal4iMO (2/8)
ウー子「んじゃ話戻すぞ?そんなワケでそのあいつらの特定出来ねえのを利用する」
ウー子「俺らが自ら暴露でもしない限りは基本的にはバレねえ」
ウー子「だからーーー」
ウー子「これから2日間。俺たちはこの姿で家族ごっこしてあいつらを欺く」
あうれおるす「…」
ヴァル男「…」
ヴァル男「もう今から即全員ブッ倒すのはダメの事?」
ウー子「俺らは元よりお尋ね者だし戦い続けるのも限界があるし後で『騎士をいきなり襲った危ないやつらだやっちまえ』とかやられたり、何より戦うのめんどいんだよ」
ウー子「んじゃ話戻すぞ?そんなワケでそのあいつらの特定出来ねえのを利用する」
ウー子「俺らが自ら暴露でもしない限りは基本的にはバレねえ」
ウー子「だからーーー」
ウー子「これから2日間。俺たちはこの姿で家族ごっこしてあいつらを欺く」
あうれおるす「…」
ヴァル男「…」
ヴァル男「もう今から即全員ブッ倒すのはダメの事?」
ウー子「俺らは元よりお尋ね者だし戦い続けるのも限界があるし後で『騎士をいきなり襲った危ないやつらだやっちまえ』とかやられたり、何より戦うのめんどいんだよ」
729:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:29:20.55:bHYal4iMO (3/8)
〓〓学園都市:路地裏〓〓
〓〓学園都市:路地裏〓〓
730:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:37:02.87:bHYal4iMO (4/8)
アウレオルス「……」
上条「ひ……が……あ…はっ…!」
アウレオルス「さて。幾分か気が晴れたな」
上条(く…そ、痛い…本当ならもうとっくの昔に痛みで意識が飛んでるのに…)
上条(気絶させて貰えない…!)
上条(立てない!)
上条「う…あ……」
上条(ちくしょう、口すらもあまり動かなくーーーー)
アウレオルス「ーーー『死
上条(あ、もうダメだコレ)
アウレオルス「……」
上条「ひ……が……あ…はっ…!」
アウレオルス「さて。幾分か気が晴れたな」
上条(く…そ、痛い…本当ならもうとっくの昔に痛みで意識が飛んでるのに…)
上条(気絶させて貰えない…!)
上条(立てない!)
上条「う…あ……」
上条(ちくしょう、口すらもあまり動かなくーーーー)
アウレオルス「ーーー『死
上条(あ、もうダメだコレ)
731:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:37:56.73:bHYal4iMO (5/8)
「ーーーねよ、“錬金術師”」
「ーーーねよ、“錬金術師”」
732:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:41:00.20:bHYal4iMO (6/8)
アウレオルス「な?! 誰dーーー クルッ
トール「はいドーン!!!」ズコォムッ!!
アウレオルス(腹パンーーー?!)
アウレオルス「ごっ、があああああ!!!」ズシャアアアア!!!!
アウレオルス「が、あ…あっーーー?」ドサ
アウレオルス「あ…が、」
アウレオルス「おぶぉ…ろろろろろろろ…!!」トシャトシャトシャトシャトシャトシャ
トール「おー、おー。よーけ吐いてなさるわ」
アウレオルス「おの、れ」
トール「まあ何の防護策も展開してない時に奇襲されちゃあな?」
上条「と……る?」
トール「おーともよ!悪いな上条ちゃん。いいタイミングで参戦しようと思ってたら遅くなっちまった」
アウレオルス「な?! 誰dーーー クルッ
トール「はいドーン!!!」ズコォムッ!!
アウレオルス(腹パンーーー?!)
アウレオルス「ごっ、があああああ!!!」ズシャアアアア!!!!
アウレオルス「が、あ…あっーーー?」ドサ
アウレオルス「あ…が、」
アウレオルス「おぶぉ…ろろろろろろろ…!!」トシャトシャトシャトシャトシャトシャ
トール「おー、おー。よーけ吐いてなさるわ」
アウレオルス「おの、れ」
トール「まあ何の防護策も展開してない時に奇襲されちゃあな?」
上条「と……る?」
トール「おーともよ!悪いな上条ちゃん。いいタイミングで参戦しようと思ってたら遅くなっちまった」
733:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:45:01.16:bHYal4iMO (7/8)
トール「助けに来たぜ。感動したか?」ニヤッ
上条(ああ、そうだな。タイミングはかってたあたりとかに感動したよ)
トール「助けに来たぜ。感動したか?」ニヤッ
上条(ああ、そうだな。タイミングはかってたあたりとかに感動したよ)
734:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/05(木) 02:48:01.79:bHYal4iMO (8/8)
しばし切る。最近クソ忙しくて中々書けぬ。
もうちょい書き溜めあるけどたぶん投下は6日。では
しばし切る。最近クソ忙しくて中々書けぬ。
もうちょい書き溜めあるけどたぶん投下は6日。では
735: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/02/06(金) 23:37:17.81:xeU15+8NO (1/1)
トール「あ、今のは挨拶代わりだ。落ち着くまで追撃もしねぇし
トドメも刺さないでやるよ」
アウレオルス「ご…あ…っ」
トール「〜♪」
上条「? な……ぜ?」
トール「ん?ああ、『何で倒せる絶好のチャンスを逃すのか?』って?」
上条「…」コクン
トール「別に紳士ぶってるとか余裕だからってワケじゃねーよ?」
トール「たださ、今倒しちまったらツマンネーだろ」
上条「……え?」
アウレオルス「ぐぉ…の、」ゼェゼエ
アウレオルス「ーーー『死」
トール「あ、それはダメな?」バキャ!
アウレオルス「ぐぁっ?!」
トール「あ、今のは挨拶代わりだ。落ち着くまで追撃もしねぇし
トドメも刺さないでやるよ」
アウレオルス「ご…あ…っ」
トール「〜♪」
上条「? な……ぜ?」
トール「ん?ああ、『何で倒せる絶好のチャンスを逃すのか?』って?」
上条「…」コクン
トール「別に紳士ぶってるとか余裕だからってワケじゃねーよ?」
トール「たださ、今倒しちまったらツマンネーだろ」
上条「……え?」
アウレオルス「ぐぉ…の、」ゼェゼエ
アウレオルス「ーーー『死」
トール「あ、それはダメな?」バキャ!
アウレオルス「ぐぁっ?!」
736: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/02/07(土) 00:49:09.54:vlA11dtcO (1/4)
トール「あっれー?わっかんねーかなぁ?上条ちゃん」
トール「上条ちゃんなら絶対俺の気持ちわかってくれるって思ってたんだけどよ」
上条「は…?」
トール「ほらほら、上条ちゃんだってさぁ、今までずっと絶対勝ち目のないような戦いに身を投じてきただろ?」
トール「いやー、普通出来ねぇって。特に平和ボケしまくってる日本人、それも何の訓練も受けてないハイスクールボーイじゃあよ」
トール「なのに、だ。 ああ、幻想殺し《チカラ》の有無は関係ねぇよ上条ちゃんならチカラなくてもヤるだろうし」
トール「…上条ちゃんは、きっと少なからずどっかしらイカレてる」
上条「…」
トール「俺と同じタイプのな」
トール「上条ちゃんと俺はさ、根底は同じなんじゃねぇかと思うんだよ」
トール「確かに利己的な俺とは違って『誰かのために』って利他的な理由はある」
トール「でもその手段は基本的には殴り合いだだろ。俺はそーいうのは好きだが、先進国の人間とはとても思えない解決手段だ」
トール「…上条ちゃんはさ、本当は誰かを救いたいって気持ちを利用してムカつく奴を殴りつけたいだけなんじゃねーの?」
トール「俺と同じ、一種の戦闘狂なんじゃねぇの?」
トール「って、まぁ俺は思ってんだけどさ」
上条(…そんな事は)
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気はする)
トール「あっれー?わっかんねーかなぁ?上条ちゃん」
トール「上条ちゃんなら絶対俺の気持ちわかってくれるって思ってたんだけどよ」
上条「は…?」
トール「ほらほら、上条ちゃんだってさぁ、今までずっと絶対勝ち目のないような戦いに身を投じてきただろ?」
トール「いやー、普通出来ねぇって。特に平和ボケしまくってる日本人、それも何の訓練も受けてないハイスクールボーイじゃあよ」
トール「なのに、だ。 ああ、幻想殺し《チカラ》の有無は関係ねぇよ上条ちゃんならチカラなくてもヤるだろうし」
トール「…上条ちゃんは、きっと少なからずどっかしらイカレてる」
上条「…」
トール「俺と同じタイプのな」
トール「上条ちゃんと俺はさ、根底は同じなんじゃねぇかと思うんだよ」
トール「確かに利己的な俺とは違って『誰かのために』って利他的な理由はある」
トール「でもその手段は基本的には殴り合いだだろ。俺はそーいうのは好きだが、先進国の人間とはとても思えない解決手段だ」
トール「…上条ちゃんはさ、本当は誰かを救いたいって気持ちを利用してムカつく奴を殴りつけたいだけなんじゃねーの?」
トール「俺と同じ、一種の戦闘狂なんじゃねぇの?」
トール「って、まぁ俺は思ってんだけどさ」
上条(…そんな事は)
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気はする)
737:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/07(土) 00:57:27.95:vlA11dtcO (2/4)
>>736訂正
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気はする)
の二文は無し
>>736訂正
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気はする)
の二文は無し
738:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/02/07(土) 01:17:18.12:vlA11dtcO (3/4)
トール「上条ちゃんだってよ、本当に敵を止めるなり鎮圧したいなら銃でも何でももっと効率のいいもん使えばいいじゃねーか」
トール「…それをしないってのはよ、もうそれムカつく奴をただただブン殴りたいんだろ?」
トール「俺と同じ、『ちゃんと自分がやっつけて倒した』って実感が欲しいんだ」
上条「…」
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気がする)
トール「ちなみによ、俺が戦う理由…上条ちゃんで言う『誰かのために』ってのはさ」
トール「『手を伸ばし続けたい』なんだ」
トール「 俺は別に”魔神“だとか”聖人“だとか、ましてや”世界を救うチカラ“だのアホみたいなチカラ抱えた人間じゃない」
トール「ただの魔術師だ」
トール「でもよ」
トール「無理でもなんでも。『手を伸ばせばその世界に手が届く』なのだとしたら?」
上条「…」
トール「なあ、幼い頃に月や星に手を伸ばした事はないか?普通はどうやったって無理だ」
トール「絶対無理なら諦められた。でもそれがもし“本当に届いてしまう”なら?!」
トール「誰かを踏み台に、多少無理をすれば届くなら!!」
トール「しかも届いたらそこがゴールじゃない!ゴールの先が見えてきやがるときた!」
トール「伸ばさねぇ手はないだろ!!!」
トール「んで今回はあいつってワケだよ!!」
トール「ハハッ!しかも相手はかの“黄金錬成”!相手にとって不足はねぇ!」
トール「そりゃ万全の状態からブッ倒したいに決まってんだろ!!!」
トール「上条ちゃんだってよ、本当に敵を止めるなり鎮圧したいなら銃でも何でももっと効率のいいもん使えばいいじゃねーか」
トール「…それをしないってのはよ、もうそれムカつく奴をただただブン殴りたいんだろ?」
トール「俺と同じ、『ちゃんと自分がやっつけて倒した』って実感が欲しいんだ」
上条「…」
トール「な?言われてみたらわかってくるだろ?俺の気持ち」
上条(…まるっきりわからないってワケではない気がする)
トール「ちなみによ、俺が戦う理由…上条ちゃんで言う『誰かのために』ってのはさ」
トール「『手を伸ばし続けたい』なんだ」
トール「 俺は別に”魔神“だとか”聖人“だとか、ましてや”世界を救うチカラ“だのアホみたいなチカラ抱えた人間じゃない」
トール「ただの魔術師だ」
トール「でもよ」
トール「無理でもなんでも。『手を伸ばせばその世界に手が届く』なのだとしたら?」
上条「…」
トール「なあ、幼い頃に月や星に手を伸ばした事はないか?普通はどうやったって無理だ」
トール「絶対無理なら諦められた。でもそれがもし“本当に届いてしまう”なら?!」
トール「誰かを踏み台に、多少無理をすれば届くなら!!」
トール「しかも届いたらそこがゴールじゃない!ゴールの先が見えてきやがるときた!」
トール「伸ばさねぇ手はないだろ!!!」
トール「んで今回はあいつってワケだよ!!」
トール「ハハッ!しかも相手はかの“黄金錬成”!相手にとって不足はねぇ!」
トール「そりゃ万全の状態からブッ倒したいに決まってんだろ!!!」
739: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/02/07(土) 01:29:40.05:vlA11dtcO (4/4)
ちくせう時間切れ。切る
ちくせう時間切れ。切る
740: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/03/06(金) 23:42:43.70:m7gM0BG5O (1/1)
アウレオルス「おのれ…!」ムクッ
トール「なぁ錬金術師」
アウレオルス「…何だ」
トール「早く全快しろよ。万全の状態にな?こっちは待っててやってるんだからよ」
アウレオルス「…憤然、楽には殺さん!」
アウレオルス「ーーー『治れ』」
アウレオルス「…」ズタボロ
アウレオルス「!」シャキ-ン!
アウレオルス「ーーー『魔弾と刀身を撃つ銃剣を宙に顕現!数は300、人では躱せぬ速度で攻撃せよ!』」
銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣
アウレオルス「嬲れ!!!」
トール「ヒュー! そーこなくっちゃな!」
上条(イカレてやがる)
上条(でも)
上条(…俺自身も他人から見たらあんな感じで見えてるのか?)
アウレオルス「おのれ…!」ムクッ
トール「なぁ錬金術師」
アウレオルス「…何だ」
トール「早く全快しろよ。万全の状態にな?こっちは待っててやってるんだからよ」
アウレオルス「…憤然、楽には殺さん!」
アウレオルス「ーーー『治れ』」
アウレオルス「…」ズタボロ
アウレオルス「!」シャキ-ン!
アウレオルス「ーーー『魔弾と刀身を撃つ銃剣を宙に顕現!数は300、人では躱せぬ速度で攻撃せよ!』」
銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣銃剣
アウレオルス「嬲れ!!!」
トール「ヒュー! そーこなくっちゃな!」
上条(イカレてやがる)
上条(でも)
上条(…俺自身も他人から見たらあんな感じで見えてるのか?)
741:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/07(土) 00:09:16.84:OOJopQGXO (1/3)
トール「アークブレェードッッッ!!!」
上条(トールの指先から噴射するブレードが交差して網状に、)
ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!!!
上条(発射された魔弾と刀剣を全部弾き返した)
トール「まぁ避けられないなら盾作っとけばいいよな?」
アウレオルス「ち、ーーー『金髪の少年の手足よ、折れろ!』
バキボキバギバキボキバギッッ!!!!
トール「がっ!アアァァァああああ!!!!」
アウレオルス「ーーー『少年の」
トール「っらぁぁぁあああっっ!!!」
アウレオルス「な?!折れた手足で走っ」
トール「どぅおおおおりゃぁぁあああ!!!!」
アウレオルス「蹴っ、?!ごっ?!がぁぁぁあああ!!!」
ズザザザザザザザザザザ!!!!
トール「いちち…ボッキボキに折れた状態で飛び膝蹴りって中々痛てーな」
上条「…」
トール「あーでもやっぱいいよなーこの感覚!」
トール「唸る拳圧!肉や骨を砕き折る快感!!」クヒッ
上条「…」
トール「アークブレェードッッッ!!!」
上条(トールの指先から噴射するブレードが交差して網状に、)
ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!!!
上条(発射された魔弾と刀剣を全部弾き返した)
トール「まぁ避けられないなら盾作っとけばいいよな?」
アウレオルス「ち、ーーー『金髪の少年の手足よ、折れろ!』
バキボキバギバキボキバギッッ!!!!
トール「がっ!アアァァァああああ!!!!」
アウレオルス「ーーー『少年の」
トール「っらぁぁぁあああっっ!!!」
アウレオルス「な?!折れた手足で走っ」
トール「どぅおおおおりゃぁぁあああ!!!!」
アウレオルス「蹴っ、?!ごっ?!がぁぁぁあああ!!!」
ズザザザザザザザザザザ!!!!
トール「いちち…ボッキボキに折れた状態で飛び膝蹴りって中々痛てーな」
上条「…」
トール「あーでもやっぱいいよなーこの感覚!」
トール「唸る拳圧!肉や骨を砕き折る快感!!」クヒッ
上条「…」
742:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/07(土) 01:09:12.87:OOJopQGXO (2/3)
トール「飛び交う銃弾!斬撃!!当たれば必殺の凶弾の嵐に身を晒す時のスリル!!!」キヒッ
トール「痛みによる『ああ、俺って生きてたんだな』という実感!!」
トール「誰も敵わないような強大な敵をブチ殺した時の全能感!!」
トール「ビババトル!!喧嘩ハラショー!!!殴り合い最高!!!!」
トール「剣戟!死合い!エクセレント!」
トール「遠距離中距離近距離!!」
トール「中でも特に近接肉弾戦が最高だ!」
トール「だが嘆かわしい事に最近の殺り合う敵は遠距離からの攻撃手段がメインの奴ばっかになってきてやがるし…」
トール「“雷神トール”を知ってるヤツは例え自分が近接戦得意でも近接戦闘をしたがらねぇ」
トール「別にいいんだけどよぉ、やっぱちょい寂しいよな」
トール「だから、まあ。逃げるヤツを地獄の底まで追いかけてこっちからガンガン攻めて近寄ってブッ殺しに行くしかないだろ?」
アウレオルス「こ…の、」ググッ
アウレオルス「貴様など我が”黄金錬成“で、」
トール「おう。早く唱えろよー」
トール「でも一応言っておいてやるけどさ」
トール「お前ホントなら口に出さなくてもチカラは使えるんだろ?」
アウレオルス「…」
トール「飛び交う銃弾!斬撃!!当たれば必殺の凶弾の嵐に身を晒す時のスリル!!!」キヒッ
トール「痛みによる『ああ、俺って生きてたんだな』という実感!!」
トール「誰も敵わないような強大な敵をブチ殺した時の全能感!!」
トール「ビババトル!!喧嘩ハラショー!!!殴り合い最高!!!!」
トール「剣戟!死合い!エクセレント!」
トール「遠距離中距離近距離!!」
トール「中でも特に近接肉弾戦が最高だ!」
トール「だが嘆かわしい事に最近の殺り合う敵は遠距離からの攻撃手段がメインの奴ばっかになってきてやがるし…」
トール「“雷神トール”を知ってるヤツは例え自分が近接戦得意でも近接戦闘をしたがらねぇ」
トール「別にいいんだけどよぉ、やっぱちょい寂しいよな」
トール「だから、まあ。逃げるヤツを地獄の底まで追いかけてこっちからガンガン攻めて近寄ってブッ殺しに行くしかないだろ?」
アウレオルス「こ…の、」ググッ
アウレオルス「貴様など我が”黄金錬成“で、」
トール「おう。早く唱えろよー」
トール「でも一応言っておいてやるけどさ」
トール「お前ホントなら口に出さなくてもチカラは使えるんだろ?」
アウレオルス「…」
743: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/03/07(土) 01:11:12.07:OOJopQGXO (3/3)
書き溜めはあるけど投下出来ぬ。切る。
書き溜めはあるけど投下出来ぬ。切る。
744:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/07(土) 05:55:19.57:aPcULBGvO (1/1)
乙
乙
745:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/19(木) 00:36:20.15:1B0bxB800 (1/1)
こっちのスレも上条 のifのスレもすっごく面白いです!
乙です!
こっちのスレも上条 のifのスレもすっごく面白いです!
乙です!
746:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/29(日) 04:08:18.74:4SM2RwMD0 (1/1)
何かほのぼのだったりバトルだったりして面白いです(_ _
何かほのぼのだったりバトルだったりして面白いです(_ _
747: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/04/10(金) 14:26:23.33:2PxqDbFZO (1/2)
トール「わざわざ口に出してんのは大方イメージを固めるためだろ?余計なイメージは不味いしな」
アウレオルス「……」
トール「せっかく想像→現実化っつー魔術的物理的プロセスをガン無視できるってのに随分な回り道だ」
アウレオルス「…」
トール「宝の持ち腐れだな。多少のリスクくらい無視しちまえよ」
トール「その臆病さで俺に一体何発殴られたってんだ?」
アウレオルス「ーーー『少年」
トール「だぁから。」バキャッ
アウレオルス「がっ?!」
トール「あーほら、”身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ”って知らねぇ?日本のことわざなんだけど」
アウレオルス「あ…が…」
トール「勝ちてぇなら。ズタボロになってでも獲りにこいよ」ゴシャ!
トール「安全圏からの勝利なんてこすい真似すんなよ」バキッ
トール「リスクのねぇ戦闘なんて無いに等しいんだからよぉ!」ガスッ
アウレオルス「がっ、あごっ、」
トール「わざわざ口に出してんのは大方イメージを固めるためだろ?余計なイメージは不味いしな」
アウレオルス「……」
トール「せっかく想像→現実化っつー魔術的物理的プロセスをガン無視できるってのに随分な回り道だ」
アウレオルス「…」
トール「宝の持ち腐れだな。多少のリスクくらい無視しちまえよ」
トール「その臆病さで俺に一体何発殴られたってんだ?」
アウレオルス「ーーー『少年」
トール「だぁから。」バキャッ
アウレオルス「がっ?!」
トール「あーほら、”身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ”って知らねぇ?日本のことわざなんだけど」
アウレオルス「あ…が…」
トール「勝ちてぇなら。ズタボロになってでも獲りにこいよ」ゴシャ!
トール「安全圏からの勝利なんてこすい真似すんなよ」バキッ
トール「リスクのねぇ戦闘なんて無いに等しいんだからよぉ!」ガスッ
アウレオルス「がっ、あごっ、」
748:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/10(金) 14:28:44.06:2PxqDbFZO (2/2)
上条(…知らなかった。トールってああいうタイプの奴だったのか)
上条(手足の骨バッキボキに折れてんだよな?つーか痛みもそうだけど物理的にどうやって立っているっていうんだ)
トール「おら、早く戦えよ!あんまり待たすと俺もイライラしてくんだっての」ゲシッ
上条(”戦闘狂”。…まるで…麻薬患者か何かみたいな、)
トール「ほらほらどーした!?ハリィハリィ!このままやられ続けて死ぬつもりかよ?!」ゲシゲシ
トール「はーやーくー?!ほら!立ち上がれって!わざわざ蹴りすら顔面にブチこまずに待っててやってんだぜ?!」ゲシッ
トール「おまけに治癒術式も使ってねぇんだ!手足折れたまんまだぜ?!」
トール「こんだけハンデもくれてやってんだろぉがッ!」
トール「 た た か え よ 」
アウレオルス「く…」
上条(魔術師って連中はなんでこうも一癖あるやつらばっかなんだ?)
上条(ああ…そうだ、アウレオルスはトールに任せよう。とにかく俺は皆を助けに行かないと…)ズ、ズズ
上条(まだ間に合うかはわかんねぇけど、…)ズリズリ
上条(俺にしか助けられない!)
上条(…知らなかった。トールってああいうタイプの奴だったのか)
上条(手足の骨バッキボキに折れてんだよな?つーか痛みもそうだけど物理的にどうやって立っているっていうんだ)
トール「おら、早く戦えよ!あんまり待たすと俺もイライラしてくんだっての」ゲシッ
上条(”戦闘狂”。…まるで…麻薬患者か何かみたいな、)
トール「ほらほらどーした!?ハリィハリィ!このままやられ続けて死ぬつもりかよ?!」ゲシゲシ
トール「はーやーくー?!ほら!立ち上がれって!わざわざ蹴りすら顔面にブチこまずに待っててやってんだぜ?!」ゲシッ
トール「おまけに治癒術式も使ってねぇんだ!手足折れたまんまだぜ?!」
トール「こんだけハンデもくれてやってんだろぉがッ!」
トール「 た た か え よ 」
アウレオルス「く…」
上条(魔術師って連中はなんでこうも一癖あるやつらばっかなんだ?)
上条(ああ…そうだ、アウレオルスはトールに任せよう。とにかく俺は皆を助けに行かないと…)ズ、ズズ
上条(まだ間に合うかはわかんねぇけど、…)ズリズリ
上条(俺にしか助けられない!)
749:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/10(金) 14:46:01.05:VjVmH4rzo (1/1)
支援!
支援!
750:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/10(金) 16:12:20.32:4bkIqsv80 (1/1)
アウレオルス「! 貴様には何もさせん!」
トール「ああ?テメェ何俺を無視して上条ちゃんにーーー」
アウレオルス「ッ」バッ
アウレオルス「”瞬間錬金”《リメン・マグナ》!!」
トール「ッ!(狙いは俺か!!)」バッ
スカッ!
トール「はっ、ンなもん当たらなーー」
アウレオルス「ーーー『金髪の少年の手足を鎖にて捕縛』!!!」
ジャララララララ!!!!
トール(やっべ!!!)
アウレオルス「ーー『私の周囲360°に決して破れぬ防壁を』!!」
ヴゥン!!!
アウレオルス「ーー『無数のガトリング機関銃を宙に顕現』!!」
ジャコン!!ジャコンジャコンジャコン!!
アウレオルス「ーー『全てのガトリング機関銃に”必中”、及び”絶対破壊”の効果を付与した魔弾を装填』!!」
トール「 」
アウレオルス「…ーーー『撃て』。」
バラタタタタタタタタタタタタタタタタダダダダダダダダダダダダダダダダダダズ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!!!
ズガガガガガガガガガガバババババババババババババババダダダダダダ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ダラタタタタタタタタタダダダダダダタタタタタタタタ!!!!!!
アウレオルス「! 貴様には何もさせん!」
トール「ああ?テメェ何俺を無視して上条ちゃんにーーー」
アウレオルス「ッ」バッ
アウレオルス「”瞬間錬金”《リメン・マグナ》!!」
トール「ッ!(狙いは俺か!!)」バッ
スカッ!
トール「はっ、ンなもん当たらなーー」
アウレオルス「ーーー『金髪の少年の手足を鎖にて捕縛』!!!」
ジャララララララ!!!!
トール(やっべ!!!)
アウレオルス「ーー『私の周囲360°に決して破れぬ防壁を』!!」
ヴゥン!!!
アウレオルス「ーー『無数のガトリング機関銃を宙に顕現』!!」
ジャコン!!ジャコンジャコンジャコン!!
アウレオルス「ーー『全てのガトリング機関銃に”必中”、及び”絶対破壊”の効果を付与した魔弾を装填』!!」
トール「 」
アウレオルス「…ーーー『撃て』。」
バラタタタタタタタタタタタタタタタタダダダダダダダダダダダダダダダダダダズ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!!!
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751: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/04/10(金) 23:32:33.14:hSu3jihfO (1/2)
アウレオルス「ーーーー『撃方、停止』」
シュウウウ……
アウレオルス「断々然、終わりだ。 油断した貴様の負けだよ、金髪の少年」
アウレオルス「…さて、これで頼みの綱もなくなったわけだが…」チラ
アウレオルス「まだ『仲間を助けられる』と思っているのか?ウニ頭の少年」
上条「…」
アウレオルス「そろそろ死ぬといい。」
「テメェがな」
アウレオルス「?!」バッ!
トール「はいドーン!!!」
アウレオルス「バカな?!何故ごっはぁぁぁああああ?!」
ズザザザザザザッ!
アウレオルス「 」ドサ
トール「ガクシューしねぇヤツ。戦闘中に背後の注意怠るとかシロートかよ」
トール「あーでもあっぶねーあぶねー。”全能神”にならなかったらやられてたな」
トール「雷神でギリイケるかってのは甘い見通しだったかね」
上条「ぐ、…う、」
トール「っと。わりーわりー上条ちゃん。手伝うか?手ェ貸すぜ」つ
上条「…」フイ
トール「…あん?」
上条「…」
アウレオルス「ーーーー『撃方、停止』」
シュウウウ……
アウレオルス「断々然、終わりだ。 油断した貴様の負けだよ、金髪の少年」
アウレオルス「…さて、これで頼みの綱もなくなったわけだが…」チラ
アウレオルス「まだ『仲間を助けられる』と思っているのか?ウニ頭の少年」
上条「…」
アウレオルス「そろそろ死ぬといい。」
「テメェがな」
アウレオルス「?!」バッ!
トール「はいドーン!!!」
アウレオルス「バカな?!何故ごっはぁぁぁああああ?!」
ズザザザザザザッ!
アウレオルス「 」ドサ
トール「ガクシューしねぇヤツ。戦闘中に背後の注意怠るとかシロートかよ」
トール「あーでもあっぶねーあぶねー。”全能神”にならなかったらやられてたな」
トール「雷神でギリイケるかってのは甘い見通しだったかね」
上条「ぐ、…う、」
トール「っと。わりーわりー上条ちゃん。手伝うか?手ェ貸すぜ」つ
上条「…」フイ
トール「…あん?」
上条「…」
752:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/10(金) 23:34:34.47:hSu3jihfO (2/2)
上条「…」
トール「…ああ、俺のことが怖くなっちまったか?」
トール「まぁ、なんだ、その。そんなに気にするようなことでもないと思うが」
トール「…やっぱダメか?戦闘狂とは仲良くできねぇか?」
上条「ち…が…」
トール「俺は上条ちゃんとはまだ友達でいてぇんだけど」
上条「…」
トール「俺、『強くなりたい』とか『手「伸ばし続けたい』とかさ、」
トール「自分の事ばっかで。大事な人間とか今まで居なくてさ」
トール「上条ちゃんに離れられんのはちとサビシーんだが」
上条(違う。俺はただ、トールが心配になったってだけで…っと、)グラッ
トール「いっツッ!!?」
ドテーン!!
トール「ってー…悪い、やっぱ折れた手足を先に何とかするわ」
トール「ちょっと這っていってくれ。皆を頼むわ」
上条「 ちょっ」
:
:
:
\パキョ-ン!パキョ-ン!パキョ-ン!パキョ-ン!/
姫神「う…ん…?」
垣根「…あ?」
サローニャ「にゃ?」
上条「やっ…た!良かった…」
トール「お疲れ上条ちゃん」
上条「う…」クラ
トール「…あーほら、肩貸してやるから」
上条「…」
トール「…ああ、俺のことが怖くなっちまったか?」
トール「まぁ、なんだ、その。そんなに気にするようなことでもないと思うが」
トール「…やっぱダメか?戦闘狂とは仲良くできねぇか?」
上条「ち…が…」
トール「俺は上条ちゃんとはまだ友達でいてぇんだけど」
上条「…」
トール「俺、『強くなりたい』とか『手「伸ばし続けたい』とかさ、」
トール「自分の事ばっかで。大事な人間とか今まで居なくてさ」
トール「上条ちゃんに離れられんのはちとサビシーんだが」
上条(違う。俺はただ、トールが心配になったってだけで…っと、)グラッ
トール「いっツッ!!?」
ドテーン!!
トール「ってー…悪い、やっぱ折れた手足を先に何とかするわ」
トール「ちょっと這っていってくれ。皆を頼むわ」
上条「 ちょっ」
:
:
:
\パキョ-ン!パキョ-ン!パキョ-ン!パキョ-ン!/
姫神「う…ん…?」
垣根「…あ?」
サローニャ「にゃ?」
上条「やっ…た!良かった…」
トール「お疲れ上条ちゃん」
上条「う…」クラ
トール「…あーほら、肩貸してやるから」
753: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/04/13(月) 00:26:32.71:jkooCs3KO (1/1)
トール「っしょっと。立てるか?」
上条「ああ…わりい」
トール「随分こっ酷くやられっちまったな。まぁそんな時もあるって」
上条「…」
上条「!」
トール「あん?どーした?」
上条「インデックス…インデックスは?!」
トール「そう慌てなさんな。ん。」チョイチョイ
インデックス「zzz」
上条「よかった…!」ホッ
トール「あーでもアレだよな、あの兄ちゃんどうすっかね」
アウレオルス「 」
トール「っしょっと。立てるか?」
上条「ああ…わりい」
トール「随分こっ酷くやられっちまったな。まぁそんな時もあるって」
上条「…」
上条「!」
トール「あん?どーした?」
上条「インデックス…インデックスは?!」
トール「そう慌てなさんな。ん。」チョイチョイ
インデックス「zzz」
上条「よかった…!」ホッ
トール「あーでもアレだよな、あの兄ちゃんどうすっかね」
アウレオルス「 」
754:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/26(日) 19:31:07.09:ghK/lpEDO (1/1)
乙ー
楽しみに待ってまする
だが一つだけ言いたい
「ゴミだしじゃんけん」の歌詞がちょっと違うと思います!
乙ー
楽しみに待ってまする
だが一つだけ言いたい
「ゴミだしじゃんけん」の歌詞がちょっと違うと思います!
755: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/25(月) 11:58:48.78:Bz8nPNQP0 (1/8)
>>754記憶を頼りに書いたのがいけなかっ
>>754記憶を頼りに書いたのがいけなかっ
756:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 12:08:00.68:Bz8nPNQP0 (2/8)
〓〓学園都市:常盤台中学校舎裏〓〓
〓〓学園都市:常盤台中学校舎裏〓〓
757:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 12:12:05.77:Bz8nPNQP0 (3/8)
海原「くっ、ハァハァ…!」
「…やりますね」
「とっさに私へ光線を放ち、”翼”を防御と回避に方向転換させるとは」
海原「全く…一体”ソレ”はなんなんです?」
「おや、わかりませんか?能力:”一方通行”ですが」
海原「『何故貴女がその能力を使えるのか?』と聞いているのですが」
「『そう造られたから』ですね。尚、扱えるのは”一方通行”だけではありません」
海原「…」
「私の名は『恋査』。」
恋査「『学園都市に七人存在する超能力者が全員同時に統括理事会に対し敵対行動を取った場合の対応策』として製作された」
恋査「身体の99%が機械で出来たサイボーグです」
海原(99%が機械?)
恋査「”編棒”を使い、原理不明の第七位以外の第一位から第六位のまでの超能力者の能力」
恋査「及び、半径200m以内にいる任意の能力者の能力を引き出す事が可能」
恋査「尚、現状解析不可能な第七位の能力は出力こそできないものの、他の六人分能力でゴリ押しすれば撃破できます」
海原「超能力を、引き出す…」
恋査「正確には『能力の噴射点』作るのですがね」
恋査「このように」ガシャコン!
海原「?!」
ポウ、ポ・ポポ…
海原(彼女の周囲に光球が?)
恋査「発砲」
◯〓〓>◯〓〓〓〓〓〓〓〓>
◯〓〓〓〓〓〓〓>◯〓〓〓> 海原
◯〓〓〓◯〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓>
海原(これは第四位の!)
海原「くっ!」バッ
海原「くっ、ハァハァ…!」
「…やりますね」
「とっさに私へ光線を放ち、”翼”を防御と回避に方向転換させるとは」
海原「全く…一体”ソレ”はなんなんです?」
「おや、わかりませんか?能力:”一方通行”ですが」
海原「『何故貴女がその能力を使えるのか?』と聞いているのですが」
「『そう造られたから』ですね。尚、扱えるのは”一方通行”だけではありません」
海原「…」
「私の名は『恋査』。」
恋査「『学園都市に七人存在する超能力者が全員同時に統括理事会に対し敵対行動を取った場合の対応策』として製作された」
恋査「身体の99%が機械で出来たサイボーグです」
海原(99%が機械?)
恋査「”編棒”を使い、原理不明の第七位以外の第一位から第六位のまでの超能力者の能力」
恋査「及び、半径200m以内にいる任意の能力者の能力を引き出す事が可能」
恋査「尚、現状解析不可能な第七位の能力は出力こそできないものの、他の六人分能力でゴリ押しすれば撃破できます」
海原「超能力を、引き出す…」
恋査「正確には『能力の噴射点』作るのですがね」
恋査「このように」ガシャコン!
海原「?!」
ポウ、ポ・ポポ…
海原(彼女の周囲に光球が?)
恋査「発砲」
◯〓〓>◯〓〓〓〓〓〓〓〓>
◯〓〓〓〓〓〓〓>◯〓〓〓> 海原
◯〓〓〓◯〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓>
海原(これは第四位の!)
海原「くっ!」バッ
758:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 12:16:37.70:Bz8nPNQP0 (4/8)
ズドォン!ズドン!!ズドンズドン!!ズドオォオン!!
海原(間一髪!)
恋査「愚かですね。貴方の性能では空中で避けられないでしょうに」
ポ、ポウ。ポポポポポポ…!
海原「ぐっ?!」
ズドオォオン!ズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドン!!!!!
シュウゥウウ…
恋査「……」
恋査「…」キョロキョロ
恋査「消し飛びました、か」
恋査「…」
恋査(先生の計画の糧になるかとも思いましたが力不足だったようですね)
恋査「まぁいいでしょう。では任務の続きを」
カッ!!!
恋査「?!」バッ
海原「おっと、外しましたか」
海原「残念ながらまだ終わっていませんよ。鉄クズになってから帰宅していただけませんか?」
恋査「何故宙に浮いて…ああ、」
「…」バサッバサッ
恋査「…何故、あなたが」
ズドォン!ズドン!!ズドンズドン!!ズドオォオン!!
海原(間一髪!)
恋査「愚かですね。貴方の性能では空中で避けられないでしょうに」
ポ、ポウ。ポポポポポポ…!
海原「ぐっ?!」
ズドオォオン!ズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドン!!!!!
シュウゥウウ…
恋査「……」
恋査「…」キョロキョロ
恋査「消し飛びました、か」
恋査「…」
恋査(先生の計画の糧になるかとも思いましたが力不足だったようですね)
恋査「まぁいいでしょう。では任務の続きを」
カッ!!!
恋査「?!」バッ
海原「おっと、外しましたか」
海原「残念ながらまだ終わっていませんよ。鉄クズになってから帰宅していただけませんか?」
恋査「何故宙に浮いて…ああ、」
「…」バサッバサッ
恋査「…何故、あなたが」
759:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 13:08:28.35:Bz8nPNQP0 (5/8)
「ハァ?なァに愉快な勘違いしてやがンだオマエは」
一方「俺は別にオマエにもコイツにも興味は微塵もねェが」
一方「アロハグラサンが力を貸せと言ってきやがったからなァ」
一方「あいつが俺に頼みをするって事は相当切羽詰まってやがるって事だ」
一方「事実、あれからちょっとばかし独自に調べてみたが俺が守ってるもンにも危害が及ぶかも知れねェときた」
一方「なァ、」
一方「死にてェならそォ言えよ」
恋査「第一位…!」
恋査「…いえ、問題はありません。私のコンセプトは第一位だけでなく7人の超能力者達が結託した謀反への対応」
恋査「第一位一人にーーー」
一方「ペラペラ、ペラペラ…御託がなげェよ」
「ハァ?なァに愉快な勘違いしてやがンだオマエは」
一方「俺は別にオマエにもコイツにも興味は微塵もねェが」
一方「アロハグラサンが力を貸せと言ってきやがったからなァ」
一方「あいつが俺に頼みをするって事は相当切羽詰まってやがるって事だ」
一方「事実、あれからちょっとばかし独自に調べてみたが俺が守ってるもンにも危害が及ぶかも知れねェときた」
一方「なァ、」
一方「死にてェならそォ言えよ」
恋査「第一位…!」
恋査「…いえ、問題はありません。私のコンセプトは第一位だけでなく7人の超能力者達が結託した謀反への対応」
恋査「第一位一人にーーー」
一方「ペラペラ、ペラペラ…御託がなげェよ」
760:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 14:07:39.14:Bz8nPNQP0 (6/8)
一方「俺もォ今めちゃくちゃイライラしてンだよ」
一方「バイト先が今書き入れ時だってェのに何要らねェ仕事増やしてくれてンだ」
恋査「…能力、未元物質」ガシャコン!
一方「ウザってェ…」
一方「グチャグチャにしてトール、ストロベリークリームフラペチーノにしてやる」
海原「…」
海原「…ひょっとして、バイト先ってスタバだったりします?」
一方「あァ?なンでわかった」
一方「俺もォ今めちゃくちゃイライラしてンだよ」
一方「バイト先が今書き入れ時だってェのに何要らねェ仕事増やしてくれてンだ」
恋査「…能力、未元物質」ガシャコン!
一方「ウザってェ…」
一方「グチャグチャにしてトール、ストロベリークリームフラペチーノにしてやる」
海原「…」
海原「…ひょっとして、バイト先ってスタバだったりします?」
一方「あァ?なンでわかった」
761:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/25(月) 14:12:09.68:Bz8nPNQP0 (7/8)
〓〓イギリス:安アパート〓〓
〓〓イギリス:安アパート〓〓
762: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/25(月) 22:15:54.89:Bz8nPNQP0 (8/8)
ウー子「さって。ほんじゃ早速始めよっぜー」ヘラヘラ
ヴァル男「宴を?!」ガタッ
ウー子「キュリアちゃん俺の話聞いてた?」
あうれおるす「もし追っ手が訪問してきた時、この姿で誤魔化すための設定作りか?」
ウー子「Yes。端的に言えばその通り」
ウー子「つってもワンシーン×5ってカンジ?幾つかのパターン組んでおくだけだけどね」
ウー子「動画撮って、それを流す画面を玄関と窓に設置。その画面に待機型の幻覚術式をセットしておけば追っ手が来たら対応できる」
あうれおるす(蓋然、なるほど。侵入してきたにしろ捜査されるにしろ、幻覚術式にかかれば動きも止まる)
あうれおるす(その間に対策でもなんでもできるというわけか)
あうれおるす「む?しかし幾つかの対応パターンの幻術を用意しておくという事は」
あうれおるす「相手方の予想外な言動等に対して柔軟な対応はできないのではないか?」
ウー子「かもね。まぁでもそれに関しちゃ心配は要らない」
あうれおるす「? 何故だ?」
ウー子「さって。ほんじゃ早速始めよっぜー」ヘラヘラ
ヴァル男「宴を?!」ガタッ
ウー子「キュリアちゃん俺の話聞いてた?」
あうれおるす「もし追っ手が訪問してきた時、この姿で誤魔化すための設定作りか?」
ウー子「Yes。端的に言えばその通り」
ウー子「つってもワンシーン×5ってカンジ?幾つかのパターン組んでおくだけだけどね」
ウー子「動画撮って、それを流す画面を玄関と窓に設置。その画面に待機型の幻覚術式をセットしておけば追っ手が来たら対応できる」
あうれおるす(蓋然、なるほど。侵入してきたにしろ捜査されるにしろ、幻覚術式にかかれば動きも止まる)
あうれおるす(その間に対策でもなんでもできるというわけか)
あうれおるす「む?しかし幾つかの対応パターンの幻術を用意しておくという事は」
あうれおるす「相手方の予想外な言動等に対して柔軟な対応はできないのではないか?」
ウー子「かもね。まぁでもそれに関しちゃ心配は要らない」
あうれおるす「? 何故だ?」
763: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/26(火) 09:57:59.76:HZhp00qf0 (1/1)
ウー子「幻術がかかっている時間を長く設定しておくから。予想外な言動されて幻術の反応がそぐわないものでも後でアルくんの黄金錬成で修正する」
ヴァル男「…?」
ウー子「…えーっと。例えばキュリアちゃんが俺たちを捜索しに来た奴だとするだろ?」
ヴァル男「うむ」
ウー子「で、家の人に話聞いたりサーチかけたり…なんらかの捜査をするだろ?」
ヴァル男「うむ」
ウー子「ところが。実はその『捜査してる』ってのは幻覚なワケ。」
ウー子「実はドアの前に設置型幻覚術式が組まれてて、ドアの前に立った瞬間から既に幻術をかけられてるんだよ」
ヴァル男「なるほど」
ウー子「んで、そのまま『怪しい所は何も無し』って判断させて他を探させる」
ヴァル男「んー…ちなみに、もしドアの設置型幻覚術式に気付かれた場合はどうなるの事?」
ウー子「部屋に踏み込まれた瞬間に別の幻覚術式が作動、動きを止める」
ヴァル男「時間差で入られても?」
ウー子「もち。つーか、元より俺の『ウトガルザ・ロキ』の術式は待機型のが多いしね」
ウー子「北欧神話、『スノッリのエッダ』の『ギュルヴィたぶらかし』でウトガルザ・ロキは雷神トールやロキとの技比べで全勝してる。」
ウー子「もちろん主神級のトールや神々を引っ掻き回すようなロキにたかが巨人の王が勝てるワケがねえ。もち幻術でイカサマしてた」
ウー子「んで。その時に用いたイカサマは待機型が多かったってわけ」
ヴァル男「あー」
ウー子「閑話休題。んで、今のは『捜査しに来た』パターンだったわけだけど」
ウー子「『侵入してブッコロ』パターン、『全く関係無い一般人だけど用があって来た』パターン等以外の目的パターンだった場合はどーすんのってアルくんは言ってたんだよ」
ヴァル男「ふむ」
ウー子「んで、そん時はなんでもいいから長い幻術がかかるよう設定しておいて、後でアルくんの黄金錬成で処理ってこと」
ヴァル男「……」
ウー子「…キュリアちゃん?」
ヴァル「なるほど、つまりあーなってこーなってシュバババーン!という事か」ウン
ウー子「オーケーわかった、アレだよ、キュリアちゃんは別に何もしなくていいよって事だぜ!」
ヴァル男「なるほど!!そんな簡単な事だったの事!」
:
:
:
ウー子「幻術がかかっている時間を長く設定しておくから。予想外な言動されて幻術の反応がそぐわないものでも後でアルくんの黄金錬成で修正する」
ヴァル男「…?」
ウー子「…えーっと。例えばキュリアちゃんが俺たちを捜索しに来た奴だとするだろ?」
ヴァル男「うむ」
ウー子「で、家の人に話聞いたりサーチかけたり…なんらかの捜査をするだろ?」
ヴァル男「うむ」
ウー子「ところが。実はその『捜査してる』ってのは幻覚なワケ。」
ウー子「実はドアの前に設置型幻覚術式が組まれてて、ドアの前に立った瞬間から既に幻術をかけられてるんだよ」
ヴァル男「なるほど」
ウー子「んで、そのまま『怪しい所は何も無し』って判断させて他を探させる」
ヴァル男「んー…ちなみに、もしドアの設置型幻覚術式に気付かれた場合はどうなるの事?」
ウー子「部屋に踏み込まれた瞬間に別の幻覚術式が作動、動きを止める」
ヴァル男「時間差で入られても?」
ウー子「もち。つーか、元より俺の『ウトガルザ・ロキ』の術式は待機型のが多いしね」
ウー子「北欧神話、『スノッリのエッダ』の『ギュルヴィたぶらかし』でウトガルザ・ロキは雷神トールやロキとの技比べで全勝してる。」
ウー子「もちろん主神級のトールや神々を引っ掻き回すようなロキにたかが巨人の王が勝てるワケがねえ。もち幻術でイカサマしてた」
ウー子「んで。その時に用いたイカサマは待機型が多かったってわけ」
ヴァル男「あー」
ウー子「閑話休題。んで、今のは『捜査しに来た』パターンだったわけだけど」
ウー子「『侵入してブッコロ』パターン、『全く関係無い一般人だけど用があって来た』パターン等以外の目的パターンだった場合はどーすんのってアルくんは言ってたんだよ」
ヴァル男「ふむ」
ウー子「んで、そん時はなんでもいいから長い幻術がかかるよう設定しておいて、後でアルくんの黄金錬成で処理ってこと」
ヴァル男「……」
ウー子「…キュリアちゃん?」
ヴァル「なるほど、つまりあーなってこーなってシュバババーン!という事か」ウン
ウー子「オーケーわかった、アレだよ、キュリアちゃんは別に何もしなくていいよって事だぜ!」
ヴァル男「なるほど!!そんな簡単な事だったの事!」
:
:
:
764: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/26(火) 11:40:06.01:GSI+JLZp0 (1/5)
今回はここまで。わかってはいたけども疲れてる時にSSって書くものじゃないわ。更新短いし書き溜め消えたしチクショー
SSって言いたい事がありすぎてムラムラしてる時に己から滲み出るものだもの。
以下オマケのようなもの。
今回はここまで。わかってはいたけども疲れてる時にSSって書くものじゃないわ。更新短いし書き溜め消えたしチクショー
SSって言いたい事がありすぎてムラムラしてる時に己から滲み出るものだもの。
以下オマケのようなもの。
765:新巻ネタ。 ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/26(火) 14:09:57.82:GSI+JLZp0 (2/5)
〜BAR〜
ウート「いやーついに禁書にも来たか、って感じじゃね?」
加納「何が?」つオレンジジュ-ス⊂
ウート「んー?」
ウート「男の娘枠。」ジ-
加納「?!」ブハッ
ウート「あわきんが喜ぶ…いやどうなんだろうな?この場合。ちーっとばかしジャンル違う気がしてくるけど」
ウート「まぁ、食われるなよ?」
加納「うう…助けてフレンダ」
ウート「あーあーフレンダちゃんね。はいはい」
ウート「初見ですぐ死ぬキャラと見抜かれないようにってコンセプトで作られるキャラってーのも珍しーよな」
ウート「いや俺はフレンダちゃんは好きだぜ?誰がなんと言おうとな?性格アレでもちょーかわいい。」
加納「だよね?!フレンダは可愛いよね!」ガタッ
ウート「ただまぁぶっちゃけ最新巻のフレンダの『え?今更?え?何このとってつけた感じ』感はハンパなかったけどな」
加納「言わないで?!」
ウート「しっかしな、今回読んでみて改めて思ったがよ、かまちーはネットのとある関連のスレだかなんだかを見てんじゃねーかなって思ったわ」
フレンダ「?」
加納「?」
ウート「いやな?なーんっか、最近のかまちーの文章の端々から」
ウート「『お前らはこういうアンチ的な意見があんのかも知らんけどさ、俺はこう思うんだよね!』」
ウート「『”人間って生き物”はな、こういう側面だってあるんだぜ!思いっきり後付けだけどな、人間ってのは悪一辺倒じゃねーんだよ!』」
ウート「『”誰か”の一面だけを見て判断すんなよ!それにな、人間ってのは成長できるんだ!』」
ウート「『誰だって間違える!悪さをする!後でおかしい考えだったなと思うような思想を持つ!』」
ウート「『だが成長する事で間違ってることをもうしないようになれる!』」
ウート「『大事な事は、罪に対して糾弾する事じゃねえ、それじゃなにも解決しないんだ。やった奴を理解し、いかにして許すことこそが大事なんだ!』」
ウート「みたいなもんが読み取れるっつーか?」
加納「えー…そうかなぁ?」
フレンダ「えー」
サンジェルマン「えー」
ステファニー「えー」
アイテム「「「「えー」」」」
ウート「いやいや!あくまで個人的な意見だぜ?」ヒラヒラ
ウート「ただ、なんとなく読者に言い訳っつーか言い返してるっていうか、理解させようとしてるっつーか?」
ウート「まぁ、こういう”誰かを許す”とかみたいな大人さってのはとあるの読者層には理解させ辛いっぽいけどさ」
ウート「ほら、とあるって勧善懲悪だろ?基本的にさ」
ウート「悪い事をした人間は必ず何らかの形で罰を受ける。パッと見で正義に見える側は絶対負けない」
ウート「どちらが正しいか、どちらか通るべき筋か、本来は受け入れた方が良かった理不尽や悲劇…」
ウート「切り口次第でどうとでも言える思想や意見、見解は基本的に消えるだろ?」
ウート「ぶっちゃけさ、俺は今まで出てきた敵の中で全部が正しいとは思わないけど気持ちや理解できない訳ではないなって言い分も結構あった」
ウート「もっとも、もしかまちーやSS作者がその意見やキャラの行動を肯定する事を書いたらきっと読書から総スカン食らうんだろーなーとは思うから言わねぇけど」
〜BAR〜
ウート「いやーついに禁書にも来たか、って感じじゃね?」
加納「何が?」つオレンジジュ-ス⊂
ウート「んー?」
ウート「男の娘枠。」ジ-
加納「?!」ブハッ
ウート「あわきんが喜ぶ…いやどうなんだろうな?この場合。ちーっとばかしジャンル違う気がしてくるけど」
ウート「まぁ、食われるなよ?」
加納「うう…助けてフレンダ」
ウート「あーあーフレンダちゃんね。はいはい」
ウート「初見ですぐ死ぬキャラと見抜かれないようにってコンセプトで作られるキャラってーのも珍しーよな」
ウート「いや俺はフレンダちゃんは好きだぜ?誰がなんと言おうとな?性格アレでもちょーかわいい。」
加納「だよね?!フレンダは可愛いよね!」ガタッ
ウート「ただまぁぶっちゃけ最新巻のフレンダの『え?今更?え?何このとってつけた感じ』感はハンパなかったけどな」
加納「言わないで?!」
ウート「しっかしな、今回読んでみて改めて思ったがよ、かまちーはネットのとある関連のスレだかなんだかを見てんじゃねーかなって思ったわ」
フレンダ「?」
加納「?」
ウート「いやな?なーんっか、最近のかまちーの文章の端々から」
ウート「『お前らはこういうアンチ的な意見があんのかも知らんけどさ、俺はこう思うんだよね!』」
ウート「『”人間って生き物”はな、こういう側面だってあるんだぜ!思いっきり後付けだけどな、人間ってのは悪一辺倒じゃねーんだよ!』」
ウート「『”誰か”の一面だけを見て判断すんなよ!それにな、人間ってのは成長できるんだ!』」
ウート「『誰だって間違える!悪さをする!後でおかしい考えだったなと思うような思想を持つ!』」
ウート「『だが成長する事で間違ってることをもうしないようになれる!』」
ウート「『大事な事は、罪に対して糾弾する事じゃねえ、それじゃなにも解決しないんだ。やった奴を理解し、いかにして許すことこそが大事なんだ!』」
ウート「みたいなもんが読み取れるっつーか?」
加納「えー…そうかなぁ?」
フレンダ「えー」
サンジェルマン「えー」
ステファニー「えー」
アイテム「「「「えー」」」」
ウート「いやいや!あくまで個人的な意見だぜ?」ヒラヒラ
ウート「ただ、なんとなく読者に言い訳っつーか言い返してるっていうか、理解させようとしてるっつーか?」
ウート「まぁ、こういう”誰かを許す”とかみたいな大人さってのはとあるの読者層には理解させ辛いっぽいけどさ」
ウート「ほら、とあるって勧善懲悪だろ?基本的にさ」
ウート「悪い事をした人間は必ず何らかの形で罰を受ける。パッと見で正義に見える側は絶対負けない」
ウート「どちらが正しいか、どちらか通るべき筋か、本来は受け入れた方が良かった理不尽や悲劇…」
ウート「切り口次第でどうとでも言える思想や意見、見解は基本的に消えるだろ?」
ウート「ぶっちゃけさ、俺は今まで出てきた敵の中で全部が正しいとは思わないけど気持ちや理解できない訳ではないなって言い分も結構あった」
ウート「もっとも、もしかまちーやSS作者がその意見やキャラの行動を肯定する事を書いたらきっと読書から総スカン食らうんだろーなーとは思うから言わねぇけど」
766:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/26(火) 14:21:08.49:GSI+JLZp0 (3/5)
ウート「あ、話変わるけど。だいぶ落ち着いたけどとあるって作品は作風だとか、それなりに人気がある分ファンもキャラアンチもヤバイよなー禁書好きって」
ウート「だってほら、メインキャラに殆どアンチいるじゃん?」
ウート「どっかの哲学者は『この世で最も難しいのは全ての人に好かれようとする事だ』って言ってたけど」
ウート「確かに何か一つのモノが万人に好かれるってのは無いけどさ、人間誰しも好悪があるのはわかるけどさ」
ウート「『お前が嫌いなソレを他人は好きだったりするんだぜ?』って言いてえわ」
ウート「つうか。もうちょい他人の事を尊重しようぜって」
ウート「自分がそれ言ったら空気やら人間関係悪くしたり争いの火種になったりするってわかんねえのかね」
ウート「わかって言ってんだったら御高説()を垂れ流したいかなりのかまってちゃんか人の気持ちわかんねえバカのどっちかだな」
ウート「…ああ、俺もは今あえて釘を刺す意味で言ったけどさ何が言いたかったかって言うとな?」
ウート「もしそういうアンチの過激さとかがなかったらかまちーもあんな弁解っぽい文章は書かなかったんじゃねえかなって思うんだよね」
ウート「ある意味作家には好きに書かせてあげてほしいね…どうでもいい事なんだけどさ」
ウート「あーあと話変わるけどさ」
ウート「何か最近妹達とか垣根達とかサンジェルマンとかみたいな『”自分”が大量に存在、物体に依存しない意思疎通システム持ち』が多くね?」
ウート「あとそろそろいい加減に第六位出てこいってえの」
加納「ね」
『藍花悦』「ね」
横須賀「な」
ウート「巻末の誰でも『学園都市第六位:藍花悦』になれるってアレからすると」
ウート「本物の藍花くんは何らかの形で窮地にいる誰かを『己の身分』で救うための”システム”でありたいとかなのかね」
ウート「それとも」
ウート「『実験動物にされたくないから誰にも誰が藍花悦という人間かをわからなくさせるため』だったり?」
ウート「もしくは第6位なんて人間は存在せず、オッティとの逃避行の時に『携帯を見ていた第六位』は『その時に藍花悦を名乗っていた誰か』だとかな」
ウート「はは、まあ全部臆測で終わる話だけどな」
ウート「早く第6位も能力やらビジュアルやら性格やら露出してくんねーかなー」
ヨルムンガンドロキヘルイドゥンシフ「「「「「ね」」」」」
ウート「あ、話変わるけど。だいぶ落ち着いたけどとあるって作品は作風だとか、それなりに人気がある分ファンもキャラアンチもヤバイよなー禁書好きって」
ウート「だってほら、メインキャラに殆どアンチいるじゃん?」
ウート「どっかの哲学者は『この世で最も難しいのは全ての人に好かれようとする事だ』って言ってたけど」
ウート「確かに何か一つのモノが万人に好かれるってのは無いけどさ、人間誰しも好悪があるのはわかるけどさ」
ウート「『お前が嫌いなソレを他人は好きだったりするんだぜ?』って言いてえわ」
ウート「つうか。もうちょい他人の事を尊重しようぜって」
ウート「自分がそれ言ったら空気やら人間関係悪くしたり争いの火種になったりするってわかんねえのかね」
ウート「わかって言ってんだったら御高説()を垂れ流したいかなりのかまってちゃんか人の気持ちわかんねえバカのどっちかだな」
ウート「…ああ、俺もは今あえて釘を刺す意味で言ったけどさ何が言いたかったかって言うとな?」
ウート「もしそういうアンチの過激さとかがなかったらかまちーもあんな弁解っぽい文章は書かなかったんじゃねえかなって思うんだよね」
ウート「ある意味作家には好きに書かせてあげてほしいね…どうでもいい事なんだけどさ」
ウート「あーあと話変わるけどさ」
ウート「何か最近妹達とか垣根達とかサンジェルマンとかみたいな『”自分”が大量に存在、物体に依存しない意思疎通システム持ち』が多くね?」
ウート「あとそろそろいい加減に第六位出てこいってえの」
加納「ね」
『藍花悦』「ね」
横須賀「な」
ウート「巻末の誰でも『学園都市第六位:藍花悦』になれるってアレからすると」
ウート「本物の藍花くんは何らかの形で窮地にいる誰かを『己の身分』で救うための”システム”でありたいとかなのかね」
ウート「それとも」
ウート「『実験動物にされたくないから誰にも誰が藍花悦という人間かをわからなくさせるため』だったり?」
ウート「もしくは第6位なんて人間は存在せず、オッティとの逃避行の時に『携帯を見ていた第六位』は『その時に藍花悦を名乗っていた誰か』だとかな」
ウート「はは、まあ全部臆測で終わる話だけどな」
ウート「早く第6位も能力やらビジュアルやら性格やら露出してくんねーかなー」
ヨルムンガンドロキヘルイドゥンシフ「「「「「ね」」」」」
767: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/26(火) 14:24:33.56:GSI+JLZp0 (4/5)
一応今回はここまで。とある一方も書けたらそのうち。では。
一応今回はここまで。とある一方も書けたらそのうち。では。
768: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/05/26(火) 14:51:32.18:GSI+JLZp0 (5/5)
書き忘れ。そういやシブのWーhelpさんのサローニャ、しんさんのウートガルザロキ、虎吉さんの病理さんがなかなかに秀逸だったなって。
書き忘れ。そういやシブのWーhelpさんのサローニャ、しんさんのウートガルザロキ、虎吉さんの病理さんがなかなかに秀逸だったなって。
769:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/06/13(土) 22:43:41.06:PKYyZFGY0 (1/1)
楽しみ
楽しみ
770:新巻発売メタ小ネタ ◆3rfPz4lVbmKs:2015/07/12(日) 15:52:23.60:g4srexci0 (1/1)
〓〓とある茶室〓〓
ウート「ふー…抹茶ティーうまー」
僧正「そうかね ?それはよかった」シャカシャカ
ウート「にしても…なんかな、アレだよな」
僧正「『また使い捨てかよかまちぃいいい!』」
僧正「かね?」クピ。
ウート「だね。俺は結構あんたのキャラ好きだったんだけど」ズズ-
僧正「『諸行無常』、『盛者必衰』。”魔神”の儂らとて例外ではなかった。それだけじゃよ」
ウート「やだなーそれ。俺は絶対死にたくないわ」
僧正「全てのモノに等しく”死”は訪れる。たとい、それが全知全能の神の如き力を振るう事が出来てものう」
僧正「かまちーもひょっとしたらそれを言いたかったかも知らん」
ウート「ねーよ。いつものお家芸だろ?別に嫌いじゃねーけどね。腑に落ちないだけで」
ネフテュス「まぁ私はヒロイン化でワンチャンあるかもだけどね?」
ウート「いやぶっちゃけあんたは次巻あたりで始末されそう」
ネフテュス「そんな事ないわよ!…ないわよね?」
娘々「知らね」ズズ-
ウート「…つーかアレすか?女性の魔神は皆痴女じゃないとダメなんすか」
娘々「えー?わたしは違うでしょー?ねーふてゅーすだけだってーの!」
ウート「すんまっせーん、パンツ履いてから言ってもらえませんか痴女2号さん」
娘々「いやいや!わたしはちゃんと股間隠してるし?」
ウート「つーか恥ずかしくねえの?」
娘々「履いてないから恥ずかしくないもん!」ドヤァ!
ウート「うっせーよ見てるこっちが恥ずかしいんだよ」
僧正「…ここだけの話、実は儂もノーパn」
ウート「そんな御褒美感ねえ情報は要らねえんで」
わいのわいの
上里翔流「…」
上里「にしてもさ、”魔神”ってのも大した事ないって感じたよね」
上里「いくら弱体化したとはいえ、あの様じゃあね?」
上里「結局、”魔神”もぼくの噛ませの犠牲者でしかなかったって事か」
上里「はは、ドラゴンボー○並みにインフレ凄いけど」
上里「これからどーなるんだろね?」ニヤリ
〓〓とある茶室〓〓
ウート「ふー…抹茶ティーうまー」
僧正「そうかね ?それはよかった」シャカシャカ
ウート「にしても…なんかな、アレだよな」
僧正「『また使い捨てかよかまちぃいいい!』」
僧正「かね?」クピ。
ウート「だね。俺は結構あんたのキャラ好きだったんだけど」ズズ-
僧正「『諸行無常』、『盛者必衰』。”魔神”の儂らとて例外ではなかった。それだけじゃよ」
ウート「やだなーそれ。俺は絶対死にたくないわ」
僧正「全てのモノに等しく”死”は訪れる。たとい、それが全知全能の神の如き力を振るう事が出来てものう」
僧正「かまちーもひょっとしたらそれを言いたかったかも知らん」
ウート「ねーよ。いつものお家芸だろ?別に嫌いじゃねーけどね。腑に落ちないだけで」
ネフテュス「まぁ私はヒロイン化でワンチャンあるかもだけどね?」
ウート「いやぶっちゃけあんたは次巻あたりで始末されそう」
ネフテュス「そんな事ないわよ!…ないわよね?」
娘々「知らね」ズズ-
ウート「…つーかアレすか?女性の魔神は皆痴女じゃないとダメなんすか」
娘々「えー?わたしは違うでしょー?ねーふてゅーすだけだってーの!」
ウート「すんまっせーん、パンツ履いてから言ってもらえませんか痴女2号さん」
娘々「いやいや!わたしはちゃんと股間隠してるし?」
ウート「つーか恥ずかしくねえの?」
娘々「履いてないから恥ずかしくないもん!」ドヤァ!
ウート「うっせーよ見てるこっちが恥ずかしいんだよ」
僧正「…ここだけの話、実は儂もノーパn」
ウート「そんな御褒美感ねえ情報は要らねえんで」
わいのわいの
上里翔流「…」
上里「にしてもさ、”魔神”ってのも大した事ないって感じたよね」
上里「いくら弱体化したとはいえ、あの様じゃあね?」
上里「結局、”魔神”もぼくの噛ませの犠牲者でしかなかったって事か」
上里「はは、ドラゴンボー○並みにインフレ凄いけど」
上里「これからどーなるんだろね?」ニヤリ
771: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/08/11(火) 10:48:47.08:V/RYr3Lx0 (1/1)
保守。
保守。
772: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/09/11(金) 18:21:19.76:NXNBJtbt0 (1/1)
ほす。最近いそがちぃ
ほす。最近いそがちぃ
773:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 18:31:54.91:uWlFjp5eo (1/1)
落としてもいいんだよ?
落としてもいいんだよ?
774: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/13(火) 01:01:23.52:5AFT+ZII0 (1/1)
というか未だに読んでくれてる人いるんだらうくぁ。
というか未だに読んでくれてる人いるんだらうくぁ。
775:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/13(火) 02:46:49.94:2iK/P1QHo (1/1)
ここに!
ここに!
776: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/15(木) 05:18:01.28:22a8Jy9h0 (1/11)
ありがてぇ、ありがてぇ。
久々の本編更新でごわす。
ありがてぇ、ありがてぇ。
久々の本編更新でごわす。
777:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:19:36.43:22a8Jy9h0 (2/11)
〜土御門side〜
〜土御門side〜
778:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:22:46.76:22a8Jy9h0 (3/11)
「日本…特に神道には『怨霊信仰』とでも呼ぶべき慣習がある」
古来、菅原道真と平将門と崇徳上皇が”三大崇り神”として祀られてきた。
菅原道真は「天満宮(天神様)」。
平将門は「御霊神社」。
崇徳上皇は「白峯神社」。
彼らは”祭神”として、永く人々の信仰を集めてきた。
しかし、彼らの起源は人々にとってプラスなモノではなかった。
一時、最高の地位に君臨した彼等は理不尽な目に遭って万斛の恨みを抱いて死ぬと強力な邪神と化して仇なした相手を滅ぼす。
それは落雷、流行り病、旱…もしくは水害といった形で現われる。(と、されている)
時の権力者たちはなんとかしてその怨霊を鎮め、自分たちや臣民たちへの崇りを免れようとして立派な神社を建てひたすら礼拝する。
一方、民草たちも考える。
『それだけ強力な霊力を持つ神ならば、手厚く祀って祈れば逆に強力に守護し援助してもくれる筈だ』
と期待する。
しかし。
福を与えるばかりが神ではない。信賞必罰ばかりが神ではない。
「日本…特に神道には『怨霊信仰』とでも呼ぶべき慣習がある」
古来、菅原道真と平将門と崇徳上皇が”三大崇り神”として祀られてきた。
菅原道真は「天満宮(天神様)」。
平将門は「御霊神社」。
崇徳上皇は「白峯神社」。
彼らは”祭神”として、永く人々の信仰を集めてきた。
しかし、彼らの起源は人々にとってプラスなモノではなかった。
一時、最高の地位に君臨した彼等は理不尽な目に遭って万斛の恨みを抱いて死ぬと強力な邪神と化して仇なした相手を滅ぼす。
それは落雷、流行り病、旱…もしくは水害といった形で現われる。(と、されている)
時の権力者たちはなんとかしてその怨霊を鎮め、自分たちや臣民たちへの崇りを免れようとして立派な神社を建てひたすら礼拝する。
一方、民草たちも考える。
『それだけ強力な霊力を持つ神ならば、手厚く祀って祈れば逆に強力に守護し援助してもくれる筈だ』
と期待する。
しかし。
福を与えるばかりが神ではない。信賞必罰ばかりが神ではない。
779:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:26:26.35:22a8Jy9h0 (4/11)
元来”神様”とは”災い”。
忘れるなかれ。
滅ぼされたくないならば、我々は神様に対して祈るだけでは足りないのだ。
ただひたすらに拝み、願い、拝み、媚び、懇願し、踊り、捧げ、楽しませなければならない。
そうして、初めて。
神はやっと人に微笑むのだから。
「…ならば、こうは考えられないだろうか」
オッレルスは呟く。
「『あたかも権力者の如き力を実質的に持っていた者、”貴人”が理不尽に命を奪われたとしたらー」
「かつての怨霊達のように、人工的に”災害を起こす邪神”にする事もできるのでは』と」
元来”神様”とは”災い”。
忘れるなかれ。
滅ぼされたくないならば、我々は神様に対して祈るだけでは足りないのだ。
ただひたすらに拝み、願い、拝み、媚び、懇願し、踊り、捧げ、楽しませなければならない。
そうして、初めて。
神はやっと人に微笑むのだから。
「…ならば、こうは考えられないだろうか」
オッレルスは呟く。
「『あたかも権力者の如き力を実質的に持っていた者、”貴人”が理不尽に命を奪われたとしたらー」
「かつての怨霊達のように、人工的に”災害を起こす邪神”にする事もできるのでは』と」
780:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:30:25.74:22a8Jy9h0 (5/11)
オッレルスは凶々しい紫色のオーラをその身に宿していく土御門をぼんやり眺めていた。
(もっとも、本来の君なら大事な妹を邪神なんかにしないだろうが)
サングラスの奥には血走った瞳。
その瞳には狂気と怒り、哀しみと殺意。コールタールの如きドス黒い憎しみ。
(完全に頭に血がのぼってるな。『怒る時こそ冷静になる』事も出来ないほどに)
(だが君はこの禁術を使わざるを得ない。何故なら君の他の術式や魔力、実力では俺にダメージを与えられず仇を取れない)
(俺や他のメンバーは特定の誰かを貴人のやうに扱い、尽くすという事はしてきていない)
(条件に当てはまりそうなのが君くらいだった)
オッレルスは凶々しい紫色のオーラをその身に宿していく土御門をぼんやり眺めていた。
(もっとも、本来の君なら大事な妹を邪神なんかにしないだろうが)
サングラスの奥には血走った瞳。
その瞳には狂気と怒り、哀しみと殺意。コールタールの如きドス黒い憎しみ。
(完全に頭に血がのぼってるな。『怒る時こそ冷静になる』事も出来ないほどに)
(だが君はこの禁術を使わざるを得ない。何故なら君の他の術式や魔力、実力では俺にダメージを与えられず仇を取れない)
(俺や他のメンバーは特定の誰かを貴人のやうに扱い、尽くすという事はしてきていない)
(条件に当てはまりそうなのが君くらいだった)
781:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:34:35.28:22a8Jy9h0 (6/11)
(そして、)
「禁術を使用するための条件、心の底から好意と敬意を持って扱ってきた『”貴人”を邪神化させる』という事も。」
「私達にはできない」
(だが、その禁術こそ…オティヌスに対して有効打を打つための布石となる)
(時間がない。アレを野放しにすれば世界が終わってしまう。)
(例え数人犠牲にしようとも、それでも止めなければ)
「さあ、こ、い…?」
ごぽ。
「…?」
口の端に液体が流れるのを感じる。
(そして、)
「禁術を使用するための条件、心の底から好意と敬意を持って扱ってきた『”貴人”を邪神化させる』という事も。」
「私達にはできない」
(だが、その禁術こそ…オティヌスに対して有効打を打つための布石となる)
(時間がない。アレを野放しにすれば世界が終わってしまう。)
(例え数人犠牲にしようとも、それでも止めなければ)
「さあ、こ、い…?」
ごぽ。
「…?」
口の端に液体が流れるのを感じる。
782:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:37:21.32:22a8Jy9h0 (7/11)
涎でも垂らしてしまったかと口元に手をやる。
「?…ぐぶっ…!?」
否。
溢れ、溢れる。
無論、唾液ではなく。
血。
血。血、血。
後から、後から。
「が…?!はっ、はっ…!」
(なんだ…?!魔力が、上手く練れない?いや、練っていく先から消え、いや、崩れていく…?)
「テメェは知らないだろうな」
ゆっくり、土御門元春が歩き出す。
「0930事件。あの日、『前方のヴェント』が何故任務を遂行出来なかったのか」
片手にはスマートフォン。画面には何らかの指示メールが飛ばされた表示。
「大きな要因は二つ」
「一つは直接、一人の男が彼女を止めた事。もう一つは」
「…? 」
血走った瞳で。刺し殺さんばかりの視線で。
「今まさにテメェの体に起きている事が彼女を襲ったからだ」
土御門元春は口端を引き裂くようにニタァ…リと嗤った。
「が…ごぼっ、」
血反吐を吐く。身体が震え、上手く動かない。
(なんっ、これは?!魔力の循環が、回路が狂わされる?!)
(練った魔力が崩れるだけじゃない。新しく練ることもできない?)
(この付近の”界”の全体に圧がかかってる?)
(一体何をしたんだ彼は?!)
耐えきれず、膝をつく。
涎でも垂らしてしまったかと口元に手をやる。
「?…ぐぶっ…!?」
否。
溢れ、溢れる。
無論、唾液ではなく。
血。
血。血、血。
後から、後から。
「が…?!はっ、はっ…!」
(なんだ…?!魔力が、上手く練れない?いや、練っていく先から消え、いや、崩れていく…?)
「テメェは知らないだろうな」
ゆっくり、土御門元春が歩き出す。
「0930事件。あの日、『前方のヴェント』が何故任務を遂行出来なかったのか」
片手にはスマートフォン。画面には何らかの指示メールが飛ばされた表示。
「大きな要因は二つ」
「一つは直接、一人の男が彼女を止めた事。もう一つは」
「…? 」
血走った瞳で。刺し殺さんばかりの視線で。
「今まさにテメェの体に起きている事が彼女を襲ったからだ」
土御門元春は口端を引き裂くようにニタァ…リと嗤った。
「が…ごぼっ、」
血反吐を吐く。身体が震え、上手く動かない。
(なんっ、これは?!魔力の循環が、回路が狂わされる?!)
(練った魔力が崩れるだけじゃない。新しく練ることもできない?)
(この付近の”界”の全体に圧がかかってる?)
(一体何をしたんだ彼は?!)
耐えきれず、膝をつく。
783:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:40:18.85:22a8Jy9h0 (8/11)
(クソ、これは禁術ではない!まさか他にも俺を倒す隠し玉を持っていたとは!)
(これはキツイな。本当に魔術がまともに使えない)
(これを多少なりとも耐えた『前方のヴェント』を軽く尊敬するよ)
「…完全な魔神相手なら一つの個として魔力の循環経路が完成しているから”コレ”は効かなかっただろうが」
「魔神未満のお前はあくまでも一魔術師の範疇。」
「コレは魔力の回路、量が大きければ大きい程苦痛が増す」
「ジェンガでも想像すればいい。高く高く積んでいれば倒した時の威力はデカイ」
「そして特にお前みたいに膨大な魔力を持つ準魔神級な奴は並の魔術師以上の…」
「何万倍か?とんでもない苦痛を味わうだろうな」
「く…」
(くそ、完全に想定外の術を使われたな…)
身体が軋み、歪む。
自分という存在に亀裂が走っているようにすら感じる。
(クソ、これは禁術ではない!まさか他にも俺を倒す隠し玉を持っていたとは!)
(これはキツイな。本当に魔術がまともに使えない)
(これを多少なりとも耐えた『前方のヴェント』を軽く尊敬するよ)
「…完全な魔神相手なら一つの個として魔力の循環経路が完成しているから”コレ”は効かなかっただろうが」
「魔神未満のお前はあくまでも一魔術師の範疇。」
「コレは魔力の回路、量が大きければ大きい程苦痛が増す」
「ジェンガでも想像すればいい。高く高く積んでいれば倒した時の威力はデカイ」
「そして特にお前みたいに膨大な魔力を持つ準魔神級な奴は並の魔術師以上の…」
「何万倍か?とんでもない苦痛を味わうだろうな」
「く…」
(くそ、完全に想定外の術を使われたな…)
身体が軋み、歪む。
自分という存在に亀裂が走っているようにすら感じる。
784:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:42:56.36:22a8Jy9h0 (9/11)
(ぐぅっ!不味い不味い不味い!!長くはもたない!)
ふと、土御門の顔が目に入る。
そして、気づく。
「だが…なるほど、大ダメージを受けるのは私だけじゃないようだ」
額から。
目から、鼻、口元、耳…血を流せる場所全てから。
土御門元春もまた、流血していた。
「コレ、君にもダメージがいくらしいね」
「ああ。これは学園都市にいる魔術師全員にダメージを与える。」
「ならやめた方がいいんじゃないかな。コレを使うよりは君の奥の手である洪水の禁術を使った方がいいんじゃないかな」
「馬鹿か。これでピンポイントで殺せるだろ」
「しかし、死なば諸共、かい?いかにも日本人らしい考え方だが」
「オレの命一つでテメェも仲間も道連れにできるなら安い取引だ」
「やめないかい?それなら邪神化の禁術でも使った方が」
(ぐぅっ!不味い不味い不味い!!長くはもたない!)
ふと、土御門の顔が目に入る。
そして、気づく。
「だが…なるほど、大ダメージを受けるのは私だけじゃないようだ」
額から。
目から、鼻、口元、耳…血を流せる場所全てから。
土御門元春もまた、流血していた。
「コレ、君にもダメージがいくらしいね」
「ああ。これは学園都市にいる魔術師全員にダメージを与える。」
「ならやめた方がいいんじゃないかな。コレを使うよりは君の奥の手である洪水の禁術を使った方がいいんじゃないかな」
「馬鹿か。これでピンポイントで殺せるだろ」
「しかし、死なば諸共、かい?いかにも日本人らしい考え方だが」
「オレの命一つでテメェも仲間も道連れにできるなら安い取引だ」
「やめないかい?それなら邪神化の禁術でも使った方が」
785:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:46:29.82:22a8Jy9h0 (10/11)
(むぅ、一定エリア内にいる『魔術師』全員に効果がある、か)
(が、そのエリアは学園都市全域と…なんて厄介な)
「お前を、お前らを苦しめて苦しめて苦しめて。そして殺せるならどれだけ外道な手でも、…”なんでも”する」
「オレ自身も同じ目にあってもいい」
「死んだっていい」
「同僚も手を組んだヤツらも無関係な奴も皆死ね」
「ああ、」
(むぅ、一定エリア内にいる『魔術師』全員に効果がある、か)
(が、そのエリアは学園都市全域と…なんて厄介な)
「お前を、お前らを苦しめて苦しめて苦しめて。そして殺せるならどれだけ外道な手でも、…”なんでも”する」
「オレ自身も同じ目にあってもいい」
「死んだっていい」
「同僚も手を組んだヤツらも無関係な奴も皆死ね」
「ああ、」
786:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:47:47.26:22a8Jy9h0 (11/11)
「テメェら全員。苦しみに苦しみ抜いて。のたうちながらさっさと一人残らず死んじまえ」
「テメェら全員。苦しみに苦しみ抜いて。のたうちながらさっさと一人残らず死んじまえ」
787:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:53:12.47:g++WW2w10 (1/53)
壮絶な憎悪を灯す狂笑を浮かべ、土御門元春は呪符と折り紙を構えた。
「元より『陰陽道』とは他者へ呪いをかけ、呪い殺す用途で使われてきた」
「陰陽師としての本領を見せてやる」
「呪ってやる。殺してやる。復讐してやるッッッッ!!!」
「貴様を殺したら!!貴様の一族も、貴様の友も仲間も全部全部全部ッッッ!!!!」
「オレが思いつく限りの拷問で、痛めつけて『どうか殺して下さい』と懇願させてやるッッッ!!!」
(まいったな…これはちょっと困ったぞ)
「『黒の式』!!!」
「これじゃあ、大幅に予定変更して今すぐ君を殺すしかなくなるじゃないか…」
魔神未満は溜息をついた。
:
:
:
壮絶な憎悪を灯す狂笑を浮かべ、土御門元春は呪符と折り紙を構えた。
「元より『陰陽道』とは他者へ呪いをかけ、呪い殺す用途で使われてきた」
「陰陽師としての本領を見せてやる」
「呪ってやる。殺してやる。復讐してやるッッッッ!!!」
「貴様を殺したら!!貴様の一族も、貴様の友も仲間も全部全部全部ッッッ!!!!」
「オレが思いつく限りの拷問で、痛めつけて『どうか殺して下さい』と懇願させてやるッッッ!!!」
(まいったな…これはちょっと困ったぞ)
「『黒の式』!!!」
「これじゃあ、大幅に予定変更して今すぐ君を殺すしかなくなるじゃないか…」
魔神未満は溜息をついた。
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788:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:54:23.80:g++WW2w10 (2/53)
〜数時間後〜
〜数時間後〜
789:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 05:56:53.58:g++WW2w10 (3/53)
シルビア「…それで?」
オッレルス「参ったよ。完全に想定外だった」
シルビア「本当に馬鹿だね、あんた」
シルビア「気をつけろって自分で言っといて、しかも想定できてなかったって?」
オッレルス「面目次第もございません」
シルビア「…馬鹿だね」
シルビア「”魔術師(人間)の魔力回路”が壊されるなら、無理矢理対象外となる魔力回路装置みたいなモノを新しく作ればいいからって」
シルビア「まさか自ら片腕を引きちぎってジェネレータ兼術式発動口の代わりにするなんてね」
オッレルス「結構痛かったよ」
シルビア「そんな感想が出るあたり、あんたも化け物だね。ホント」
シルビア「…それで?」
オッレルス「参ったよ。完全に想定外だった」
シルビア「本当に馬鹿だね、あんた」
シルビア「気をつけろって自分で言っといて、しかも想定できてなかったって?」
オッレルス「面目次第もございません」
シルビア「…馬鹿だね」
シルビア「”魔術師(人間)の魔力回路”が壊されるなら、無理矢理対象外となる魔力回路装置みたいなモノを新しく作ればいいからって」
シルビア「まさか自ら片腕を引きちぎってジェネレータ兼術式発動口の代わりにするなんてね」
オッレルス「結構痛かったよ」
シルビア「そんな感想が出るあたり、あんたも化け物だね。ホント」
790:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:00:58.04:g++WW2w10 (4/53)
シルビア「にしても。本来の目的は果たせず、倒すと引き換えに左腕を無くすなんて」
オッレルス「ただ倒しただけじゃないさ。私が禁術を使う手段も手に入れたし、君らを死と苦しみから救った」
シルビア「どっちにしろとんだ間抜けには変わんないよ」
オッレルス「耳が痛いね」
シルビア「…もうちょっと反省したら?体の一部を永遠に失くしたんだからさ」
オッレルス「どうって事ないよ。これくらい」
シルビア「あ、そ…。」
オッレルス「? いつになく随分感傷的な目をしてるね」
シルビア「…」
オッレルス「そんなに気に病む事かい?」
シルビア「…もう私を抱けないね」
オッレルス「いやいや、した事ないだろう?というかそんな恐ろしい事は両腕揃ってたって出来ないって」ハハ
シルビア「…」
シルビア「…これからどうすんの」
オッレルス「禁術を行使する準備だね」
シルビア「わかった。あいつらに伝えとく」
シルビア「にしても。本来の目的は果たせず、倒すと引き換えに左腕を無くすなんて」
オッレルス「ただ倒しただけじゃないさ。私が禁術を使う手段も手に入れたし、君らを死と苦しみから救った」
シルビア「どっちにしろとんだ間抜けには変わんないよ」
オッレルス「耳が痛いね」
シルビア「…もうちょっと反省したら?体の一部を永遠に失くしたんだからさ」
オッレルス「どうって事ないよ。これくらい」
シルビア「あ、そ…。」
オッレルス「? いつになく随分感傷的な目をしてるね」
シルビア「…」
オッレルス「そんなに気に病む事かい?」
シルビア「…もう私を抱けないね」
オッレルス「いやいや、した事ないだろう?というかそんな恐ろしい事は両腕揃ってたって出来ないって」ハハ
シルビア「…」
シルビア「…これからどうすんの」
オッレルス「禁術を行使する準備だね」
シルビア「わかった。あいつらに伝えとく」
791:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:02:53.20:g++WW2w10 (5/53)
オッレルス「頼むよ。ああ、後さ、」
オッレルス「彼の亡骸と妹の亡骸を丁重に回収してくれ。術式の素材に使う」
シルビア「はいはい」
シルビア「…」チラッ
土御門「」
シルビア「…もう兄妹揃って死んじまってるのが残念だね」
シルビア「あいつの腕の代金はあんたらの命程度じゃ釣り合わないってのに」
オッレルス「? 今、何か言ったかい?」
シルビア「別に。さ、早く帰って態勢を立て直さないと」
オッレルス「頼むよ。ああ、後さ、」
オッレルス「彼の亡骸と妹の亡骸を丁重に回収してくれ。術式の素材に使う」
シルビア「はいはい」
シルビア「…」チラッ
土御門「」
シルビア「…もう兄妹揃って死んじまってるのが残念だね」
シルビア「あいつの腕の代金はあんたらの命程度じゃ釣り合わないってのに」
オッレルス「? 今、何か言ったかい?」
シルビア「別に。さ、早く帰って態勢を立て直さないと」
792:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:04:40.39:g++WW2w10 (6/53)
〓〓校舎裏〓〓
〜VS”恋査”〜
〓〓校舎裏〓〓
〜VS”恋査”〜
793:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:06:17.68:g++WW2w10 (7/53)
恋査「”精神掌握”《メンタルアウト》」ガシャコン!
一方「反射」
恋査「”原子崩し”《メルトダウナー》」ガシャコン!
一方「反射」
恋査「”超電磁砲”《レールガン》」ガシャコン!
一方「…」ホジホジ
恋査「”未元物質”《ダークマター》」ガシャコン!
一方「ベクトル操作」
恋査「”一方通行”《アクセラレータ》」ガシャコン!
一方「…」
海原「自分にお任せを」ダッ
海原「せいっ!」ピカッ!!
恋査「くっ…」
海原「せいせいせいせいセイャァアアアアアアーーーッ!!!」ビカッピカッピカッ!ピカッビカッ!
恋査「ぬ、ぐっ、解析できな、」
ジュ!
恋査「ぐ、うあ!この、調子づいて!」
恋査「”未元ーー」
一方「ベクトル操作ァ」
ブシャッ!!
恋査「ぎぐぅぅう!」
一方「おーおー、イイ悲鳴で鳴くじゃねェか」ニタニタ
恋査「”精神掌握”《メンタルアウト》」ガシャコン!
一方「反射」
恋査「”原子崩し”《メルトダウナー》」ガシャコン!
一方「反射」
恋査「”超電磁砲”《レールガン》」ガシャコン!
一方「…」ホジホジ
恋査「”未元物質”《ダークマター》」ガシャコン!
一方「ベクトル操作」
恋査「”一方通行”《アクセラレータ》」ガシャコン!
一方「…」
海原「自分にお任せを」ダッ
海原「せいっ!」ピカッ!!
恋査「くっ…」
海原「せいせいせいせいセイャァアアアアアアーーーッ!!!」ビカッピカッピカッ!ピカッビカッ!
恋査「ぬ、ぐっ、解析できな、」
ジュ!
恋査「ぐ、うあ!この、調子づいて!」
恋査「”未元ーー」
一方「ベクトル操作ァ」
ブシャッ!!
恋査「ぎぐぅぅう!」
一方「おーおー、イイ悲鳴で鳴くじゃねェか」ニタニタ
794:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:10:22.36:g++WW2w10 (8/53)
一方「ハッ、垣根増殖事件で未元物質の解析は散々やったからなァ」
一方「今の俺に解析出来ねェ未元物質はねェ」
一方「まァ第二位の野郎ならすぐに今の俺に通用する使い方を考えつくンだろォが」
恋査「っ…!」バサッ
一方「ベクトル操作」
一方「一朝一夕でしか未元物質を使ったことがねェオマエじゃあ、単純に使いこなせねェ」
一方「結局オマエがやってきてる攻撃手段も過去の第二位の焼き回し」
一方「ハッ、なンだァ?このイージーゲームは?」
一方「俺の能力も使えるらしィが」
一方「運悪くコイツがいる」
海原「ふふ」ドヤァッ
一方「俺でも未だコイツタイプの攻撃は逸らすくらいしか出来ねェが…」
海原「せいっ」ピカッ!
一方「ベクトル操作能力に慣れてねェ、年単位で使ってきたワケでもねェオマエじゃ解析、…逸らす事すら難しいだろォよ」
一方「更に」
海原「お願いします!」ピカッ!
恋査(第一位に向けて光の槍を撃った?)
一方「オマエの反射設定を俺が逆算。それを加味しての軌道修正」ハンシャ!
恋査「う、ぐぅっ!」
恋査「それならば、」ハンシャ!
一方「そして、俺たちのこの攻撃をオマエが反射しても俺が反射し直す」
ジュジッ!
恋査「ひぎぃっ!」
一方「ロクに使えもしねェクセにLevel5《オレたちのチカラ》使ってンじゃねェよ。ポンコツジャンクが」
恋査「は、が…」
一方「さァ…!」
一方「スクラップの時間だぜェ!?クッソ野郎がァアアアア!?」
一方「ギャァーヒャッヒャッヒャッ!!!」
恋査「こ、の…!私、は、負ける訳には、」
海原(何故でしょう、何故か自分達がすんごい悪役になった気がしてきました)
:
:
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一方「ハッ、垣根増殖事件で未元物質の解析は散々やったからなァ」
一方「今の俺に解析出来ねェ未元物質はねェ」
一方「まァ第二位の野郎ならすぐに今の俺に通用する使い方を考えつくンだろォが」
恋査「っ…!」バサッ
一方「ベクトル操作」
一方「一朝一夕でしか未元物質を使ったことがねェオマエじゃあ、単純に使いこなせねェ」
一方「結局オマエがやってきてる攻撃手段も過去の第二位の焼き回し」
一方「ハッ、なンだァ?このイージーゲームは?」
一方「俺の能力も使えるらしィが」
一方「運悪くコイツがいる」
海原「ふふ」ドヤァッ
一方「俺でも未だコイツタイプの攻撃は逸らすくらいしか出来ねェが…」
海原「せいっ」ピカッ!
一方「ベクトル操作能力に慣れてねェ、年単位で使ってきたワケでもねェオマエじゃ解析、…逸らす事すら難しいだろォよ」
一方「更に」
海原「お願いします!」ピカッ!
恋査(第一位に向けて光の槍を撃った?)
一方「オマエの反射設定を俺が逆算。それを加味しての軌道修正」ハンシャ!
恋査「う、ぐぅっ!」
恋査「それならば、」ハンシャ!
一方「そして、俺たちのこの攻撃をオマエが反射しても俺が反射し直す」
ジュジッ!
恋査「ひぎぃっ!」
一方「ロクに使えもしねェクセにLevel5《オレたちのチカラ》使ってンじゃねェよ。ポンコツジャンクが」
恋査「は、が…」
一方「さァ…!」
一方「スクラップの時間だぜェ!?クッソ野郎がァアアアア!?」
一方「ギャァーヒャッヒャッヒャッ!!!」
恋査「こ、の…!私、は、負ける訳には、」
海原(何故でしょう、何故か自分達がすんごい悪役になった気がしてきました)
:
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795:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:13:14.56:g++WW2w10 (9/53)
恋査(ダルマ)「が、あ、ああ…」バチ.バチバチバチ....
一方「ぎゃはっ。イイィザマになったじゃねェかよ?さっきよかはフォルムに可愛げが出てきたンじゃねェか?」
海原「頭を鷲掴みにしてぶら下げてますけど、それ大丈夫ですよね?情報聞き出す前に自爆だとか頭もげたりしませんか?」
一方「俺は反射して死なねェから安心しろ」
海原「自分は死にますし常盤台で死傷者は不味いと思いますよ?」
一方「ンなもンは知らねェ」
海原「御坂さんに怪我させるかもしれません。そうなったらマジブッコロしますよ?」
一方「は。オマエ程度が俺の敵になれると思ってンのか?」
海原「あなたのバイト先店舗でも消しましょうか」
一方「チッ」
海原「…にしても」チラ
恋査「が、がが、せん、せい…!」
海原「頭部の内部、及び、胴体の中身の全てが機械とは」
海原「…99%がサイボーグだとは言っていましたがそれにしたって随分と生身の部分が少ない方ですね」
海原「目も口の中も。神経や脊髄ですら機械…どの部分が1%に値するのでしょうね」
一方「そンなに気になるならバラしてみろ。つゥかよォ、この分だと脳味噌まで機械なンじゃねェのか?」
海原「いっそ『私は100%機械だ』と言って欲しかったですね」
海原「人間を1%だけ残した状態にするなんて恐ろし過ぎですよ」
恋査(ダルマ)「が、あ、ああ…」バチ.バチバチバチ....
一方「ぎゃはっ。イイィザマになったじゃねェかよ?さっきよかはフォルムに可愛げが出てきたンじゃねェか?」
海原「頭を鷲掴みにしてぶら下げてますけど、それ大丈夫ですよね?情報聞き出す前に自爆だとか頭もげたりしませんか?」
一方「俺は反射して死なねェから安心しろ」
海原「自分は死にますし常盤台で死傷者は不味いと思いますよ?」
一方「ンなもンは知らねェ」
海原「御坂さんに怪我させるかもしれません。そうなったらマジブッコロしますよ?」
一方「は。オマエ程度が俺の敵になれると思ってンのか?」
海原「あなたのバイト先店舗でも消しましょうか」
一方「チッ」
海原「…にしても」チラ
恋査「が、がが、せん、せい…!」
海原「頭部の内部、及び、胴体の中身の全てが機械とは」
海原「…99%がサイボーグだとは言っていましたがそれにしたって随分と生身の部分が少ない方ですね」
海原「目も口の中も。神経や脊髄ですら機械…どの部分が1%に値するのでしょうね」
一方「そンなに気になるならバラしてみろ。つゥかよォ、この分だと脳味噌まで機械なンじゃねェのか?」
海原「いっそ『私は100%機械だ』と言って欲しかったですね」
海原「人間を1%だけ残した状態にするなんて恐ろし過ぎですよ」
796:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:15:06.33:g++WW2w10 (10/53)
〓〓イギリス、潜伏先アパート〓〓
〓〓イギリス、潜伏先アパート〓〓
797:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:15:57.81:g++WW2w10 (11/53)
ウー子「…っはい!侵入者撃退用幻覚動画撮影しゅーりょー!お疲れー!」
あうれおるす「ほふぅ…」
ウー子「んじゃー今日はもう元の姿に戻っていーぜー」
あうれおるす「そうか?では…」
ウー子「ん。アルくん頼むわ」
あうれおるす「ーーー『戻れ』」
ウー子「…っはい!侵入者撃退用幻覚動画撮影しゅーりょー!お疲れー!」
あうれおるす「ほふぅ…」
ウー子「んじゃー今日はもう元の姿に戻っていーぜー」
あうれおるす「そうか?では…」
ウー子「ん。アルくん頼むわ」
あうれおるす「ーーー『戻れ』」
798:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:16:54.82:g++WW2w10 (12/53)
ヴァルキリー「おー」ポムンッ!
アウレオルス「ふむ」ポムッ!
ウート「っと」ポンッ!
ヴァルキリー「う、う〜ん!肩が、凝るぅ〜の事!」ゴキゴキ
ウート「あ、ああ〜…ん、んん!俺もだわー…何だこの感覚。狭いトコに入れられて一万年間もじーっとしてたみてえだな?」
アウレオルス「う、ぐぐぅ…必然、こうなるとはわかっていたが…がーっく、」
ヴァルキリー「おー」ポムンッ!
アウレオルス「ふむ」ポムッ!
ウート「っと」ポンッ!
ヴァルキリー「う、う〜ん!肩が、凝るぅ〜の事!」ゴキゴキ
ウート「あ、ああ〜…ん、んん!俺もだわー…何だこの感覚。狭いトコに入れられて一万年間もじーっとしてたみてえだな?」
アウレオルス「う、ぐぐぅ…必然、こうなるとはわかっていたが…がーっく、」
799:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:18:24.06:g++WW2w10 (13/53)
ウート「あっふ。さーて、腹も減ってきたし…俺メシ作るよ」
ヴァルキリー「フゥッフー!これは楽しみにつき!」
アウレオルス「うむ…では頼む」
和気藹々。
ウート「…」
ウート(『手伝って』と言おうとしたけどコイツら微塵も動く気ねえなちくしょう)
:
:
:
ウート「あっふ。さーて、腹も減ってきたし…俺メシ作るよ」
ヴァルキリー「フゥッフー!これは楽しみにつき!」
アウレオルス「うむ…では頼む」
和気藹々。
ウート「…」
ウート(『手伝って』と言おうとしたけどコイツら微塵も動く気ねえなちくしょう)
:
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800:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:20:53.40:g++WW2w10 (14/53)
アウレオルス「ふむぅ。欣然、実に美味い料理だったな」フキフキ
ウート「フフ、満足してもらえたんなら作った甲斐があったよ」
ヴァルキリー「ウヌゥ、私はまだおかわりが欲しいのこと」
ウート「はは、オッケー!ちょっと待ってねー」
アウレオルス「…」
アウレオルス(ふむ…)
ウー子『ふふっ♪』
アウレオルス(美人、スタイル良し、料理も上手くて魔術師としてもレベルが高い)
アウレオルス(アレだな、あんな感じの嫁欲しい)
アウレオルス「はう!?」
アウレオルス(いや!否!断々然!!私の嫁はインデックスだけ!)プルプル!
アウレオルス「公然!インデックスは私の嫁だ!!!」くわっ!
ヴァルキリー「?」
ウート「なんだか知らんけど、近所迷惑だからあんま叫ぶなよー?」
アウレオルス「ふむぅ。欣然、実に美味い料理だったな」フキフキ
ウート「フフ、満足してもらえたんなら作った甲斐があったよ」
ヴァルキリー「ウヌゥ、私はまだおかわりが欲しいのこと」
ウート「はは、オッケー!ちょっと待ってねー」
アウレオルス「…」
アウレオルス(ふむ…)
ウー子『ふふっ♪』
アウレオルス(美人、スタイル良し、料理も上手くて魔術師としてもレベルが高い)
アウレオルス(アレだな、あんな感じの嫁欲しい)
アウレオルス「はう!?」
アウレオルス(いや!否!断々然!!私の嫁はインデックスだけ!)プルプル!
アウレオルス「公然!インデックスは私の嫁だ!!!」くわっ!
ヴァルキリー「?」
ウート「なんだか知らんけど、近所迷惑だからあんま叫ぶなよー?」
801:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:32:21.25:g++WW2w10 (15/53)
アウレオルス「そういえば…今回の件が全て終わったら君らはどうするつもりなんだ?」
ウート「んー?」
アウレオルス「私は今回の件が全て終わったらどこか小高い丘の上に赤い屋根の白い一軒家を建てて大きな犬と一緒にインデックスと暮らすつもりなんだが」
ウート「へえー(生返事)」
ヴァルキリー「…」
ウート「俺は回収したら学園都市に帰るだけだな」
ヴァルキリー「…」
ウート「私は、」
ウート「?」
ヴァルキリー「…私、ちょっと剣の手入れしてくるにつき」ガタッ
アウレオルス「?」
ウート「?」
ぱたむ。
アウレオルス「そういえば…今回の件が全て終わったら君らはどうするつもりなんだ?」
ウート「んー?」
アウレオルス「私は今回の件が全て終わったらどこか小高い丘の上に赤い屋根の白い一軒家を建てて大きな犬と一緒にインデックスと暮らすつもりなんだが」
ウート「へえー(生返事)」
ヴァルキリー「…」
ウート「俺は回収したら学園都市に帰るだけだな」
ヴァルキリー「…」
ウート「私は、」
ウート「?」
ヴァルキリー「…私、ちょっと剣の手入れしてくるにつき」ガタッ
アウレオルス「?」
ウート「?」
ぱたむ。
802:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:34:43.70:g++WW2w10 (16/53)
×ウート「私は、」
○ヴァルキリー「私は、」
×ウート「私は、」
○ヴァルキリー「私は、」
803:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:36:01.12:g++WW2w10 (17/53)
:
:
:
アウレオルス「では、私はそろそろ寝る」
ヴァルキリー「ぐっないにつきー」フリフリ
ウート「おやすみー」ヒラヒラ
アウレオルス「ああ、また明日」
ぱたむ。
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「…」チラ
ウート「〜♪」ペラ
ヴァルキリー「…あの、ウート」
ウート「ん?」
:
:
:
アウレオルス「では、私はそろそろ寝る」
ヴァルキリー「ぐっないにつきー」フリフリ
ウート「おやすみー」ヒラヒラ
アウレオルス「ああ、また明日」
ぱたむ。
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「…」チラ
ウート「〜♪」ペラ
ヴァルキリー「…あの、ウート」
ウート「ん?」
804:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:37:49.67:g++WW2w10 (18/53)
ヴァルキリー「その、…後でちょっと」
ウート「ん?今でもいーよ?」
ヴァルキリー「…ねぇ、ウート」
ウート「うん?」
ヴァルキリー「…私たちは…今回の件、上手くやれるだろうか」
ウート「もちろん。最強な俺がいるからね」ニコッ
ヴァルキリー「…ウートの事は信じてる。でも、今回の事が終わった後だとか、」
ウート「?」
ヴァルキリー「あの…私、頑張るにつき。今回の事が終わった後も、ずっと…」
ウート「…」
ヴァルキリー「だから、その、」
ウート「…」
ヴァルキリー「その、…後でちょっと」
ウート「ん?今でもいーよ?」
ヴァルキリー「…ねぇ、ウート」
ウート「うん?」
ヴァルキリー「…私たちは…今回の件、上手くやれるだろうか」
ウート「もちろん。最強な俺がいるからね」ニコッ
ヴァルキリー「…ウートの事は信じてる。でも、今回の事が終わった後だとか、」
ウート「?」
ヴァルキリー「あの…私、頑張るにつき。今回の事が終わった後も、ずっと…」
ウート「…」
ヴァルキリー「だから、その、」
ウート「…」
805:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:39:20.50:g++WW2w10 (19/53)
ヴァルキリー「…ごめん。やっぱり今は言えないの事」
ウート「はは。そう?じゃあ続きはキュリアちゃんが寝る寸前の時、ベッドで聞こうか?」
ウート「そしたら眠気も手伝って言いやすいだろ」
ヴァルキリー「!」
ヴァルキリー「うん…ベッドで言うにつき。でも…その、」
ウート「…?」
ヴァルキリー「…えっと、」
ウート「うん。どうした?」ニコッ
ヴァルキリー「えっと…その…」
ウート「うん」
ヴァルキリー「…その、その前に『シャワー浴びておいて欲しい』につき」
ウート「…」パチクリ
ヴァルキリー「だ、ダメ…との…事…?」チラッ
ウート「…あー、うん。オッケ、わかった。いーよ?」ニコッ
ヴァルキリー「!///」パアッ
ヴァルキリー「そ、それじゃあ!後で!///」
パタタタ…
バタム。
ウート「…」
ヴァルキリー「…ごめん。やっぱり今は言えないの事」
ウート「はは。そう?じゃあ続きはキュリアちゃんが寝る寸前の時、ベッドで聞こうか?」
ウート「そしたら眠気も手伝って言いやすいだろ」
ヴァルキリー「!」
ヴァルキリー「うん…ベッドで言うにつき。でも…その、」
ウート「…?」
ヴァルキリー「…えっと、」
ウート「うん。どうした?」ニコッ
ヴァルキリー「えっと…その…」
ウート「うん」
ヴァルキリー「…その、その前に『シャワー浴びておいて欲しい』につき」
ウート「…」パチクリ
ヴァルキリー「だ、ダメ…との…事…?」チラッ
ウート「…あー、うん。オッケ、わかった。いーよ?」ニコッ
ヴァルキリー「!///」パアッ
ヴァルキリー「そ、それじゃあ!後で!///」
パタタタ…
バタム。
ウート「…」
806:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:43:02.17:g++WW2w10 (20/53)
ウート「…」
ウート「ハァ…」ドサッ
ウート(…なるほど。彼女は今、)
ウート(『今回の件、私は特に役に立っていない。今回の件が済んだら捨てられるんじゃないか』)
ウート(『なら、せめて肉体関係があれば』)
ウート(ーーって思ってるワケね。)
ウート(元々彼女は前からそうやって誰かと人間関係を築いてきてたっぽいが、俺とはまだ”そーいうの”はない)
ウート(だからそういう形でしか人間関係を築いてこなかった彼女は不安になってきてる。)
ウート(俺に惹かれてるし、若いから情欲のままに〜ってのもあるんだろうが)
ウート(あー、まあアレだよな…端的に言えば『エッチしよ?』って事だよなー…)ガシガシ
ウート(他の娘との事を考えると『お前何考えてんの?この三股ヤロー死ね!』なワケだが)
ウート(あー…まぁいっか。俺も久々に女抱きたいし)
ウート(まあバレても皆が皆納得するようにするし)
ウート(もう彼女を心身共に一人にはさせたくはない。安心させてやりたいし)
ウート「…あ、やっべ、ゴム切らしてたんだっけ?」
ウート「…」
ウート「ハァ…」ドサッ
ウート(…なるほど。彼女は今、)
ウート(『今回の件、私は特に役に立っていない。今回の件が済んだら捨てられるんじゃないか』)
ウート(『なら、せめて肉体関係があれば』)
ウート(ーーって思ってるワケね。)
ウート(元々彼女は前からそうやって誰かと人間関係を築いてきてたっぽいが、俺とはまだ”そーいうの”はない)
ウート(だからそういう形でしか人間関係を築いてこなかった彼女は不安になってきてる。)
ウート(俺に惹かれてるし、若いから情欲のままに〜ってのもあるんだろうが)
ウート(あー、まあアレだよな…端的に言えば『エッチしよ?』って事だよなー…)ガシガシ
ウート(他の娘との事を考えると『お前何考えてんの?この三股ヤロー死ね!』なワケだが)
ウート(あー…まぁいっか。俺も久々に女抱きたいし)
ウート(まあバレても皆が皆納得するようにするし)
ウート(もう彼女を心身共に一人にはさせたくはない。安心させてやりたいし)
ウート「…あ、やっべ、ゴム切らしてたんだっけ?」
807:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:44:20.79:g++WW2w10 (21/53)
:
:
:
「おまたせ」
「ん」
タオルを簡単に巻いただけの艶かしい格好。
肉弾戦を戦闘手段とする彼女だが、体の方が筋骨隆々、というわけではない。
シャープで、しなかやかで。絞られたカラダ。
「スタイルいいよね」
「そ?」
トサ。そんな音をベッドから出すように座って。
「……前にさ、色々見せちゃうーっみたいな事言ってたよね」
「うむ」
「あれってさ、まだ有効?」
「うむ」
「そっか。じゃあ…」
そっと肩に手を置いて。
「………」
「……」
見つめ合う。
ゆっくり抱き寄せる。
そして。
「ん、」
耳、頬、鼻のあたま。
キスの欠片を落として。
「…っふ、」
「…かわい。」
:
:
:
「おまたせ」
「ん」
タオルを簡単に巻いただけの艶かしい格好。
肉弾戦を戦闘手段とする彼女だが、体の方が筋骨隆々、というわけではない。
シャープで、しなかやかで。絞られたカラダ。
「スタイルいいよね」
「そ?」
トサ。そんな音をベッドから出すように座って。
「……前にさ、色々見せちゃうーっみたいな事言ってたよね」
「うむ」
「あれってさ、まだ有効?」
「うむ」
「そっか。じゃあ…」
そっと肩に手を置いて。
「………」
「……」
見つめ合う。
ゆっくり抱き寄せる。
そして。
「ん、」
耳、頬、鼻のあたま。
キスの欠片を落として。
「…っふ、」
「…かわい。」
808:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:45:05.34:g++WW2w10 (22/53)
思いっきり、抱いた。
思いっきり、抱いた。
809:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:46:09.24:g++WW2w10 (23/53)
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴァルキリー「…ウート」
ウート「んー?」
ヴァルキリー「そういえばウートは何故幻術を専攻したにつき?」
ウート「…」
ヴァルキリー「ねぇってば」
ウート「…んー…」
ヴァルキリー「…『魔術師が魔術を学ぼうとする時、そこには必ず術師の願望が見え隠れする』」
ヴァルキリー「『絶対にこの現実を認められない』、『それ故にヒトは魔術師になる』との事」
ヴァルキリー「そして、『その現実を捻じ曲げるために必要な最適な手段』こそがその魔術師が扱う魔術となる」
ウート「…」
ヴァルキリー「師匠からの受け売りにつき。…私は、」
ヴァルキリー「私の場合は…単に喧嘩が強くなれば仲間や友が出来ると思ったから…」
ヴァルキリー「強い人間の周りには人が集まる。エロい女の周りにも。…だから…、」
ウート「…そっか」
ヴァルキリー「ウートは?」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴァルキリー「…ウート」
ウート「んー?」
ヴァルキリー「そういえばウートは何故幻術を専攻したにつき?」
ウート「…」
ヴァルキリー「ねぇってば」
ウート「…んー…」
ヴァルキリー「…『魔術師が魔術を学ぼうとする時、そこには必ず術師の願望が見え隠れする』」
ヴァルキリー「『絶対にこの現実を認められない』、『それ故にヒトは魔術師になる』との事」
ヴァルキリー「そして、『その現実を捻じ曲げるために必要な最適な手段』こそがその魔術師が扱う魔術となる」
ウート「…」
ヴァルキリー「師匠からの受け売りにつき。…私は、」
ヴァルキリー「私の場合は…単に喧嘩が強くなれば仲間や友が出来ると思ったから…」
ヴァルキリー「強い人間の周りには人が集まる。エロい女の周りにも。…だから…、」
ウート「…そっか」
ヴァルキリー「ウートは?」
810:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:48:09.12:g++WW2w10 (24/53)
ウート「んー」
ヴァルキリー「…」ワクワク
ウート「…なんだったかな。いや忘れちまったなーアハハー」ヘラヘラ
ヴァルキリー「…言いたくないとの事?」コテン
ウート「…」
ウート「面白くない話だよ?」
ヴァルキリー「知りたいにつき」
ウート「…まぁ別に大した話でもねえんだけどね」
ウート「んー」
ヴァルキリー「…」ワクワク
ウート「…なんだったかな。いや忘れちまったなーアハハー」ヘラヘラ
ヴァルキリー「…言いたくないとの事?」コテン
ウート「…」
ウート「面白くない話だよ?」
ヴァルキリー「知りたいにつき」
ウート「…まぁ別に大した話でもねえんだけどね」
811:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:49:25.69:g++WW2w10 (25/53)
ウート「アレだよ。簡単に説明すると…小さい頃にさ、家族で旅行行った時に事故って」
ウート「そんでそん時に…母さんが視力失って寝たきり。んで、父さんと弟が死んだ」
ウート「んで母さんを悲しませたくないからって」
ウート「必死こいて本や人から魔術学んで」
ウート「”五感を入れ替える幻術”を使って目が視えない母さんを騙してたんだよ。あたかも『家族の誰も失ってません』って体でな」
ヴァルキリー「どうやって」
ウート「簡単簡単。触れて、父さんや弟の声真似しただけ」
ウート「俺の一人三役ーってな感じ」
ヴァルキリー「…長くは続かないと思うの事」
ウート「ああ。でもまぁ、母さんもあんま長くは生きられなかったしな」
ウート「…そんなカンジ?」ヘラヘラ
ヴァルキリー「…なんか胡散臭い…ウート、嘘吐いてない?」ジロッ
ウート「さあ?」ニヤ
ウート「アレだよ。簡単に説明すると…小さい頃にさ、家族で旅行行った時に事故って」
ウート「そんでそん時に…母さんが視力失って寝たきり。んで、父さんと弟が死んだ」
ウート「んで母さんを悲しませたくないからって」
ウート「必死こいて本や人から魔術学んで」
ウート「”五感を入れ替える幻術”を使って目が視えない母さんを騙してたんだよ。あたかも『家族の誰も失ってません』って体でな」
ヴァルキリー「どうやって」
ウート「簡単簡単。触れて、父さんや弟の声真似しただけ」
ウート「俺の一人三役ーってな感じ」
ヴァルキリー「…長くは続かないと思うの事」
ウート「ああ。でもまぁ、母さんもあんま長くは生きられなかったしな」
ウート「…そんなカンジ?」ヘラヘラ
ヴァルキリー「…なんか胡散臭い…ウート、嘘吐いてない?」ジロッ
ウート「さあ?」ニヤ
812:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:51:40.06:g++WW2w10 (26/53)
ヴァルキリー「んもう!もーいいの事!」プンスコ!
ウート「いやまぁ。ほら、嘘の方が優しくていいじゃん?一つの残酷な現実よりさ、千の嘘のがいいって」ヘラヘラ
ヴァルキリー「ふーんだ!真実から逃げることが嘘を吐くって事につき!」
ウート「…」ピクッ
ヴァルキリー「ウートなんてずっと逃げ続けてればいいのこと!」
ヴァルキリー「もう寝る!オヤスミ!!」バフッ
ウート「はいはい、オヤスミー」ハハ-
ヴァルキリー「んもう!もーいいの事!」プンスコ!
ウート「いやまぁ。ほら、嘘の方が優しくていいじゃん?一つの残酷な現実よりさ、千の嘘のがいいって」ヘラヘラ
ヴァルキリー「ふーんだ!真実から逃げることが嘘を吐くって事につき!」
ウート「…」ピクッ
ヴァルキリー「ウートなんてずっと逃げ続けてればいいのこと!」
ヴァルキリー「もう寝る!オヤスミ!!」バフッ
ウート「はいはい、オヤスミー」ハハ-
813:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:52:53.78:g++WW2w10 (27/53)
ヴァルキリー(…ちょっと不躾な質問だっただろうか)
ヴァルキリー(ウートはどう思って…うう、ウートの真意がわからないの事)
ヴァルキリー(嘘?本当?)
ヴァルキリー(半分本当で半分嘘?)
ヴァルキリー(うー、ウートは全体的に全部胡散臭いの事!)
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「すぴょすぴょ…」
ウート「…」
ヴァルキリー(…ちょっと不躾な質問だっただろうか)
ヴァルキリー(ウートはどう思って…うう、ウートの真意がわからないの事)
ヴァルキリー(嘘?本当?)
ヴァルキリー(半分本当で半分嘘?)
ヴァルキリー(うー、ウートは全体的に全部胡散臭いの事!)
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「…」
ヴァルキリー「すぴょすぴょ…」
ウート「…」
814:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:53:58.65:g++WW2w10 (28/53)
ウート「…」
ウート(悪いね、俺の本心ってのは知られたくないんだよ。誰にもね)
ウート(…『真実から逃げる事が嘘を吐くってこと』…か)
ウート(言い得て妙だね。グサーッて刺さるよ…ほんと)ゴロン
ウート「…」
ウート(悪いね、俺の本心ってのは知られたくないんだよ。誰にもね)
ウート(…『真実から逃げる事が嘘を吐くってこと』…か)
ウート(言い得て妙だね。グサーッて刺さるよ…ほんと)ゴロン
815:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:57:09.69:g++WW2w10 (29/53)
〜翌日〜
ウート「俺ちょい買い物行ってくるわ」
アウレオルス「承知。では、ーーー『変化せよ』」
ウー子「ふぅ」
アウレオルス「ああ、一応言っておくが、戻りたかったら『戻れ』と念じろ。そうすれば戻れるようにしてある」
ウー子「あいあい」
アウレオルス「くれぐれも”自分”を見失うなよ?戻れなくなる」
ウー子「りょーかい!」ビシッ
バタン
〜翌日〜
ウート「俺ちょい買い物行ってくるわ」
アウレオルス「承知。では、ーーー『変化せよ』」
ウー子「ふぅ」
アウレオルス「ああ、一応言っておくが、戻りたかったら『戻れ』と念じろ。そうすれば戻れるようにしてある」
ウー子「あいあい」
アウレオルス「くれぐれも”自分”を見失うなよ?戻れなくなる」
ウー子「りょーかい!」ビシッ
バタン
816:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:58:20.77:g++WW2w10 (30/53)
ウー子「さって…あん?」
「うう…う」
ウー子「お隣さんがドアが開きっぱ、そんで中から呻き声…」
ウー子「チッ、騒ぎ起こされたくねえし…見に行くか」
ウー子「どーしまし、」
おじいさん「う…うう…」
ウー子「ちょっ!おいおいおい…大丈夫かじーさん!」
ウー子(うっげえっ!部屋ん中吐瀉物と糞尿だらけじゃねえか!このじいさんどんだけ放置されてたんだ?!)
ウー子「ああクソ!とんだアクシデントだ!」
:
:
:
ウー子「さって…あん?」
「うう…う」
ウー子「お隣さんがドアが開きっぱ、そんで中から呻き声…」
ウー子「チッ、騒ぎ起こされたくねえし…見に行くか」
ウー子「どーしまし、」
おじいさん「う…うう…」
ウー子「ちょっ!おいおいおい…大丈夫かじーさん!」
ウー子(うっげえっ!部屋ん中吐瀉物と糞尿だらけじゃねえか!このじいさんどんだけ放置されてたんだ?!)
ウー子「ああクソ!とんだアクシデントだ!」
:
:
:
817:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 06:59:31.85:g++WW2w10 (31/53)
〓〓病院〓〓
〓〓病院〓〓
818:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:00:03.19:g++WW2w10 (32/53)
医者「ご家族の方ですか?」
ウー子「いえ…隣の住人ってだけです」
医者「…そうですか…」
ウー子「やはり、容態は…?」
医者「ええ。最善は尽くしましたが…ここまで進行しているとなると…」
ウー子「…」
医者「今夜が、限界でしょう」
医者「ご家族の方ですか?」
ウー子「いえ…隣の住人ってだけです」
医者「…そうですか…」
ウー子「やはり、容態は…?」
医者「ええ。最善は尽くしましたが…ここまで進行しているとなると…」
ウー子「…」
医者「今夜が、限界でしょう」
819:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:01:20.44:g++WW2w10 (33/53)
〓〓病室〓〓
〓〓病室〓〓
820:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:06:17.98:g++WW2w10 (34/53)
おじいさん「うう…ロバート…ロバート」
ウー子「…」
ウー子「…なぁ、じいさん」
ウー子「薄情なモンだよな、人と人との関係なんて」
ウー子「血の繋がりってーのも案外脆いモンだ」
ウー子(このじいさん、相当な遊び人だったらしいが何日も放置されてたとこを見ると周りのヤツとは…)
ウー子「ったく。もうちょっとまともな奴とつき合うべきだったぜ?じいさん」
ウー子(つーかそれより、だ。さっきじいさんの財布にあったメモの電話番号からじいさんの子供に電話が繋げれたんだが…)
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
おじいさん「うう…ロバート…ロバート」
ウー子「…」
ウー子「…なぁ、じいさん」
ウー子「薄情なモンだよな、人と人との関係なんて」
ウー子「血の繋がりってーのも案外脆いモンだ」
ウー子(このじいさん、相当な遊び人だったらしいが何日も放置されてたとこを見ると周りのヤツとは…)
ウー子「ったく。もうちょっとまともな奴とつき合うべきだったぜ?じいさん」
ウー子(つーかそれより、だ。さっきじいさんの財布にあったメモの電話番号からじいさんの子供に電話が繋げれたんだが…)
ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
821:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:08:46.40:g++WW2w10 (35/53)
ウー子『だから!今日で亡くなっちまうんだよ!あんたの親父が!』
『急にそんな事言われてましてもねぇ…』
ウー子『そう言わずにさ、なんとか来れねえ?』
『父さんには悪いが物理的に無理です。実は私、去年カナダに移住しましてね?』
『それだって父さんがかなりのロクでなしで会えば喧嘩ばっかりだったからなんですよ』
『それでもまぁ、別に死に目くらいは立ち会ってもいいんですけどもね?会いになんていけませんよ』
『それに今からちょっと仕事あるんです』
『そんなワケで…ええ、まぁ私も悪いとは思いますけども』
『仕方ないんです。どうしようもないし。遺産や借金についての話はまた後日自分で調査します。それじゃ』
ウー子『おまっ、…ああクソ、切れた!』
ウー子『だから!今日で亡くなっちまうんだよ!あんたの親父が!』
『急にそんな事言われてましてもねぇ…』
ウー子『そう言わずにさ、なんとか来れねえ?』
『父さんには悪いが物理的に無理です。実は私、去年カナダに移住しましてね?』
『それだって父さんがかなりのロクでなしで会えば喧嘩ばっかりだったからなんですよ』
『それでもまぁ、別に死に目くらいは立ち会ってもいいんですけどもね?会いになんていけませんよ』
『それに今からちょっと仕事あるんです』
『そんなワケで…ええ、まぁ私も悪いとは思いますけども』
『仕方ないんです。どうしようもないし。遺産や借金についての話はまた後日自分で調査します。それじゃ』
ウー子『おまっ、…ああクソ、切れた!』
822:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:10:08.52:g++WW2w10 (36/53)
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ウー子「…」
おじいさん「…最期に、一目、…いや、…」
ウー子「っはーあ…」ガシガシ
おじいさん「コヒュー…コヒュー…うう、」
ウー子(かなり意識は朦朧としてるし…ありゃもう目が見えてねえな)
ウー子(写真やら何やらは無しで、『男性の声』があれば幻術で騙せるか。)
ウー子(…ここで『戻る』と見つかっちまう確率がグーンと上がっちまうが…)
ウー子(しゃーね。久々にやるか。お代は息子にでも請求してやるかあ?)
ウー子「…」チラ
ウー子(『戻れ』)
ウート「…」ポフン!
ウート「鍵かけて、医者とナースは呼ばねえようにしねえとな…」
ガチャン。
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ウー子「…」
おじいさん「…最期に、一目、…いや、…」
ウー子「っはーあ…」ガシガシ
おじいさん「コヒュー…コヒュー…うう、」
ウー子(かなり意識は朦朧としてるし…ありゃもう目が見えてねえな)
ウー子(写真やら何やらは無しで、『男性の声』があれば幻術で騙せるか。)
ウー子(…ここで『戻る』と見つかっちまう確率がグーンと上がっちまうが…)
ウー子(しゃーね。久々にやるか。お代は息子にでも請求してやるかあ?)
ウー子「…」チラ
ウー子(『戻れ』)
ウート「…」ポフン!
ウート「鍵かけて、医者とナースは呼ばねえようにしねえとな…」
ガチャン。
823:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:11:50.43:g++WW2w10 (37/53)
ウート「…」キィン!
おじいさん「…ロバートに、あいたい…」
ウート「…ああ。任せろよじいさん。」
ウート「…」キィン!
おじいさん「…ロバートに、あいたい…」
ウート「…ああ。任せろよじいさん。」
824:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:12:19.04:g++WW2w10 (38/53)
ウートガルザロキ「あなたの願い、叶えます」
ウートガルザロキ「あなたの願い、叶えます」
825:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:13:22.30:g++WW2w10 (39/53)
〜送り人〜
〜送り人〜
826:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:13:54.60:g++WW2w10 (40/53)
おじいさん「む…?」パチ
ウート「『やぁ、父さん』」
おじいさん「……ロバー、ト?」
おじいさん「む…?」パチ
ウート「『やぁ、父さん』」
おじいさん「……ロバー、ト?」
827:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:14:38.40:g++WW2w10 (41/53)
ウート「『ああ、危篤って聞いてさ、仕事は全部キャンセルして飛んで来たんだ』」
おじいさん「そうか…よく来てくれたな…」
おじいさん「嫁さんや子供は、元気か…?」
ウート「『…ああ、元気だ。ちょっと今日はどうしても来られなかったけど』」
おじいさん「いやいいんだ。お前だけでも、来てくれて良かった…」
おじいさん「来れないと…来てはくれんだろうと、思っていた…」
ウート「『…そんなワケ、ねえだろ』」
ウート「『ああ、危篤って聞いてさ、仕事は全部キャンセルして飛んで来たんだ』」
おじいさん「そうか…よく来てくれたな…」
おじいさん「嫁さんや子供は、元気か…?」
ウート「『…ああ、元気だ。ちょっと今日はどうしても来られなかったけど』」
おじいさん「いやいいんだ。お前だけでも、来てくれて良かった…」
おじいさん「来れないと…来てはくれんだろうと、思っていた…」
ウート「『…そんなワケ、ねえだろ』」
828:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:17:33.55:g++WW2w10 (42/53)
おじいさん「…? お前、すこし、痩せたんじゃないか?声が、いつもより。」
ウート「『ああそうかもな。ちょっと最近忙しかったんだ』」
おじいさん「そうか…あまり、無理、するなよ」
ウート「『うん…ありがとう父さん』」
おじいさん「お前、の家はロンドン郊外だったっていうのに、目と鼻の先だったのに…どうして…今まで偶然に、ですら会わなかったんだろうな」ハハ...
『去年カナダに移住した』
ウート(じいさん…知らなかったのか。息子夫婦がカナダに移住したこと)
ウート「『ああ、悪かったよ。ちょっとどうにも時間作れなくてさ』」
おじいさん「でも良かった…ほんとに、良かった…」
おじいさん「最期に、家族に、息子に…会えた…」
おじいさん「会えば、話せば、ケンカばかりで…、迷惑と心配ばかりかけて、金も何も遺してやれなくて、…本当に、すまなかった」
ウート「『そんなこと言うなよ。大した事じゃない。大丈夫さ何とも思ってねえよ』」
おじいさん「…? お前、すこし、痩せたんじゃないか?声が、いつもより。」
ウート「『ああそうかもな。ちょっと最近忙しかったんだ』」
おじいさん「そうか…あまり、無理、するなよ」
ウート「『うん…ありがとう父さん』」
おじいさん「お前、の家はロンドン郊外だったっていうのに、目と鼻の先だったのに…どうして…今まで偶然に、ですら会わなかったんだろうな」ハハ...
『去年カナダに移住した』
ウート(じいさん…知らなかったのか。息子夫婦がカナダに移住したこと)
ウート「『ああ、悪かったよ。ちょっとどうにも時間作れなくてさ』」
おじいさん「でも良かった…ほんとに、良かった…」
おじいさん「最期に、家族に、息子に…会えた…」
おじいさん「会えば、話せば、ケンカばかりで…、迷惑と心配ばかりかけて、金も何も遺してやれなくて、…本当に、すまなかった」
ウート「『そんなこと言うなよ。大した事じゃない。大丈夫さ何とも思ってねえよ』」
829:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:19:44.97:g++WW2w10 (43/53)
おじいさん「こんな俺を、こんな親父に、会いに来てくれて、」
おじいさん「…来てく……ありが、……ーー」
おじいさん「ほん〝どっ、がっーっ、に〝」
おじいさん「本当に…嬉し、」
おじいさん「…」ガラガラ
ウート(冷たくなっちまった鼻、呼吸に絡む痰。力なく半開きの口)
ウート(…そろそろ、か)
ウート(僅かだった意識ももうほとんどねえだろうが…人間の五感で最期まであるのは聴覚だっていうしな)
ウート「…」スッ
おじいさん「こんな俺を、こんな親父に、会いに来てくれて、」
おじいさん「…来てく……ありが、……ーー」
おじいさん「ほん〝どっ、がっーっ、に〝」
おじいさん「本当に…嬉し、」
おじいさん「…」ガラガラ
ウート(冷たくなっちまった鼻、呼吸に絡む痰。力なく半開きの口)
ウート(…そろそろ、か)
ウート(僅かだった意識ももうほとんどねえだろうが…人間の五感で最期まであるのは聴覚だっていうしな)
ウート「…」スッ
830:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:20:24.88:g++WW2w10 (44/53)
ウート「…『今まで育ててくれてありがとう父さん。父さんの事、ずっと忘れない。』」
ウート「『大好きだ、父さん。』」
おじいさん「…」
おじいさん「」ツ-…
ウート「…『今まで育ててくれてありがとう父さん。父さんの事、ずっと忘れない。』」
ウート「『大好きだ、父さん。』」
おじいさん「…」
おじいさん「」ツ-…
831:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:21:18.59:g++WW2w10 (45/53)
ピーーーーー……
ウート「……」
ピーーーーー……
ウート「……」
832:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:23:04.97:g++WW2w10 (46/53)
ウート「…」カチ
『はい、ナースステーションです。どうされましたか?』
ウート「…患者の容態が急変して…ええ、ボタン押す間もなく。御臨終です…死亡時刻は午前2時12分です」
ウート「…」カチ
『はい、ナースステーションです。どうされましたか?』
ウート「…患者の容態が急変して…ええ、ボタン押す間もなく。御臨終です…死亡時刻は午前2時12分です」
833:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:24:07.26:g++WW2w10 (47/53)
:
:
:
ウート(…酷い嘘をついちまったな)
ウート(じいさんは本当は見ず知らずの奴に看取られ、息子は父親を愛していない)
ウート(でも、じいさんは安らかに最期を迎えられた)
ウート(遺族の罪悪感だって少しは軽減できる。…本当に感じてるかは別として)
ウート(誰も不幸にはしていない。悲しむ人間は誰もいない…これくらい、いいよな?)
ウート「…」
ウート(いやまぁ、それでも。きっと非難されるべき残酷な嘘だけどな…)
ウート(俺だってそんなんやられんのやだし)
ウート「…」
:
:
:
ウート(…酷い嘘をついちまったな)
ウート(じいさんは本当は見ず知らずの奴に看取られ、息子は父親を愛していない)
ウート(でも、じいさんは安らかに最期を迎えられた)
ウート(遺族の罪悪感だって少しは軽減できる。…本当に感じてるかは別として)
ウート(誰も不幸にはしていない。悲しむ人間は誰もいない…これくらい、いいよな?)
ウート「…」
ウート(いやまぁ、それでも。きっと非難されるべき残酷な嘘だけどな…)
ウート(俺だってそんなんやられんのやだし)
ウート「…」
834:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:25:26.40:g++WW2w10 (48/53)
ウート「まぁ…安らかにな、じいさん」
ウート「まぁ…安らかにな、じいさん」
835:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:26:30.20:g++WW2w10 (49/53)
騎士「…」
騎士「…」
836: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/15(木) 07:28:42.79:g++WW2w10 (50/53)
今回はここまで。以下オマケ。
今回はここまで。以下オマケ。
837:& ◆7C7XgOWn.uR7:2015/10/15(木) 07:31:56.82:g++WW2w10 (51/53)
〓〓魔神の部屋〓〓
オティヌス「なぁ、ウートガルザロキ」コト
ウート「んー?」コト
オティヌス「一般的な意味で『天国』というものが実在すると仮定しての話なんだが」
ウート「ん」
オティヌス「『天国』というものは、本当に天国だといえると思うか?」コト
ウート「ん?そりゃそーじゃね?」
ウート「飢えない。病気にならない。老いることもない」
ウート「死ぬことも悲劇も奪われる事も騙される事もなく、喪う事もなく安全で完全。美しい場所で喜びと愛に溢れた世界」
ウート「そんなとこで生きられんなら最高だろ?まさに楽園。天国だ」コト
オティヌス「そうだな」コト
ウート「あっ、ちょ、…そーくる?」
オティヌス「長考しても構わんぞ」フフン
ウート「どもー」
ウート「…んー、ここでナイト取られたのは痛かったなー」
オティヌス「まぁ精々がんばれ。十三手後には私のクイーンが火を吹くがな」
ウート「…で?」
オティヌス「ん?ああ、天国の話だが」
オティヌス「確かに天国は素晴らしい世界だろう。宗教や宗派によっては極楽浄土やら神の国と呼称される処で生きられるのだろう」
オティヌス「しかし、だ。」
オティヌス「それは一体いつまで続くんだ?」
ウート「? そりゃ、”永遠”じゃねーの?」
オティヌス「そうだな。そしてそれは…」
オティヌス「一つの意思が。一つの魂、一つの人格が百年、二百年。千年、一万年、一千万年…」
オティヌス「…『一兆年以上経っても”存在”し続ける。』という事でもある」
ウート「…なるほど。」
〓〓魔神の部屋〓〓
オティヌス「なぁ、ウートガルザロキ」コト
ウート「んー?」コト
オティヌス「一般的な意味で『天国』というものが実在すると仮定しての話なんだが」
ウート「ん」
オティヌス「『天国』というものは、本当に天国だといえると思うか?」コト
ウート「ん?そりゃそーじゃね?」
ウート「飢えない。病気にならない。老いることもない」
ウート「死ぬことも悲劇も奪われる事も騙される事もなく、喪う事もなく安全で完全。美しい場所で喜びと愛に溢れた世界」
ウート「そんなとこで生きられんなら最高だろ?まさに楽園。天国だ」コト
オティヌス「そうだな」コト
ウート「あっ、ちょ、…そーくる?」
オティヌス「長考しても構わんぞ」フフン
ウート「どもー」
ウート「…んー、ここでナイト取られたのは痛かったなー」
オティヌス「まぁ精々がんばれ。十三手後には私のクイーンが火を吹くがな」
ウート「…で?」
オティヌス「ん?ああ、天国の話だが」
オティヌス「確かに天国は素晴らしい世界だろう。宗教や宗派によっては極楽浄土やら神の国と呼称される処で生きられるのだろう」
オティヌス「しかし、だ。」
オティヌス「それは一体いつまで続くんだ?」
ウート「? そりゃ、”永遠”じゃねーの?」
オティヌス「そうだな。そしてそれは…」
オティヌス「一つの意思が。一つの魂、一つの人格が百年、二百年。千年、一万年、一千万年…」
オティヌス「…『一兆年以上経っても”存在”し続ける。』という事でもある」
ウート「…なるほど。」
838:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 07:35:45.13:g++WW2w10 (52/53)
オティヌス「まず精神が持たないだろう。にも関わらず永遠に生きていかなければならない」
ウート「そりゃ地獄だろうな」ウヘェ
オティヌス「ブッディズムでは輪廻や解脱、転生があるが…あれもある意味では『永遠に生き続ける』という事だ」
オティヌス「ヒトは死の恐怖を忘れるために、死を受け入れやすくしていくために『天国』という概念を作り出したというのに…」
オティヌス「皮肉なものだな。消えてなくなるよりも恐ろしい無限地獄が待っているという理屈になってしまった」
ウート「…」
ウート「盤の端から端へワープ!」コト
オティヌス「そんなもんはねぇ」ベシ
:
:
:
ウート「…あーダメだ。降参。チェックメイトだろコレ」
オティヌス「そうか。それじゃ約束通りイタリアの有名なカフェでパフェでも奢ってもらおうか」ガタ
ウート「オッケー。あ、私服で行けよ?色んな意味で目立っちまう」
オティヌス「わかっとるわドアホゥ」
:
:
ウート「…あのさ」テクテク
オティヌス「ん?」テクテク
ウート「さっきの天国の話だけど」
オティヌス「うむ」
ウート「もし君が、無限に”天国”で生き続けなければいけなくなったとしたらどーすんの?」
オティヌス「ん?そうだな…」
オティヌス「自己消滅する方法を探して、死ぬために生きるかもしれんな」
ウート「ふーん…」
ウート「じゃあ、そん時はご一緒させてくれよ」ニヤ
オティヌス「フッ、魅力的な提案だが私はそもそも天国など行けんよ」クックッ
オティヌス「まず精神が持たないだろう。にも関わらず永遠に生きていかなければならない」
ウート「そりゃ地獄だろうな」ウヘェ
オティヌス「ブッディズムでは輪廻や解脱、転生があるが…あれもある意味では『永遠に生き続ける』という事だ」
オティヌス「ヒトは死の恐怖を忘れるために、死を受け入れやすくしていくために『天国』という概念を作り出したというのに…」
オティヌス「皮肉なものだな。消えてなくなるよりも恐ろしい無限地獄が待っているという理屈になってしまった」
ウート「…」
ウート「盤の端から端へワープ!」コト
オティヌス「そんなもんはねぇ」ベシ
:
:
:
ウート「…あーダメだ。降参。チェックメイトだろコレ」
オティヌス「そうか。それじゃ約束通りイタリアの有名なカフェでパフェでも奢ってもらおうか」ガタ
ウート「オッケー。あ、私服で行けよ?色んな意味で目立っちまう」
オティヌス「わかっとるわドアホゥ」
:
:
ウート「…あのさ」テクテク
オティヌス「ん?」テクテク
ウート「さっきの天国の話だけど」
オティヌス「うむ」
ウート「もし君が、無限に”天国”で生き続けなければいけなくなったとしたらどーすんの?」
オティヌス「ん?そうだな…」
オティヌス「自己消滅する方法を探して、死ぬために生きるかもしれんな」
ウート「ふーん…」
ウート「じゃあ、そん時はご一緒させてくれよ」ニヤ
オティヌス「フッ、魅力的な提案だが私はそもそも天国など行けんよ」クックッ
839:& ◆XYXBVhIbTH/p:2015/10/15(木) 07:38:01.08:g++WW2w10 (53/53)
〓〓ウートガルザロキの部屋〓〓
ウート「ほい、コーヒー。」
ベルシ「ああ、すまない」
ウート「んで、相談って?」
ベルシ「ああ実は…」
ベルシ「どうやら私は…今すごーく!モテモテらしい!」キリッ
ウート「なんだろ、今すごーく!殺意湧いたわ」
ベルシ「学園都市に残してきた教え子のMちゃん、グレムリンメンバーのMさんという子達二人から好意を寄せられているのだが…」
ウート「あー、うん。マリアンな?教え子の方は知らねえけど」
ベルシ「?!何故わかった!」ガタッ!
ウート「むしろなんでわかんねえと思ったかが俺ァ不思議だよ」
ウート「んで?」
ベルシ「つき合う訳にはいかない。上手い断り文句を教えて欲しくてな」フ-
ウート(ドンマイマリアン)
ベルシ「取り敢えず好意が消えるように。あえて嫌われるような言葉を自分でも考えたんだが」
ウート「…言ってみ?」
ベルシ「『実は私、16才くらいが好きなロリコンなんだが、
ウート「それ、彼女らからしたらむしろバッチコイじゃねえの?」
ベルシ「む…」
ウート「まぁそれは削って削って。んで続きは?」
ベルシ「ああ…『ロリ好きとしてはBカップ以上は生理的に無理なんだポヨ〜ン!』」
ウート「 (・_・)」
ベルシ「…」
ウート「…」
ベルシ「…」
ウート「…」
ベルシ「…どうだろうか?私なりに嫌われる言葉をチョイスしたつもりなんだが」
ウート「あーうん。いいんじゃね?それで。むしろそれ見てえし」
ベルシ「! そうか!」
〜後日〜
ベルシ「…」
ベルシ「手紙が来た。教え子はサラシを巻きだしたそうだ」
ウート「へー?まあいいんじゃね?それくらいで済んだなら」
ベルシ「しかし…問題はもう一人の方だ」
ベルシ「…まさかマリアンが自分の乳を切ろうとするとはな…」
ウート「あんたも罪深い男だねえ」
〓〓ウートガルザロキの部屋〓〓
ウート「ほい、コーヒー。」
ベルシ「ああ、すまない」
ウート「んで、相談って?」
ベルシ「ああ実は…」
ベルシ「どうやら私は…今すごーく!モテモテらしい!」キリッ
ウート「なんだろ、今すごーく!殺意湧いたわ」
ベルシ「学園都市に残してきた教え子のMちゃん、グレムリンメンバーのMさんという子達二人から好意を寄せられているのだが…」
ウート「あー、うん。マリアンな?教え子の方は知らねえけど」
ベルシ「?!何故わかった!」ガタッ!
ウート「むしろなんでわかんねえと思ったかが俺ァ不思議だよ」
ウート「んで?」
ベルシ「つき合う訳にはいかない。上手い断り文句を教えて欲しくてな」フ-
ウート(ドンマイマリアン)
ベルシ「取り敢えず好意が消えるように。あえて嫌われるような言葉を自分でも考えたんだが」
ウート「…言ってみ?」
ベルシ「『実は私、16才くらいが好きなロリコンなんだが、
ウート「それ、彼女らからしたらむしろバッチコイじゃねえの?」
ベルシ「む…」
ウート「まぁそれは削って削って。んで続きは?」
ベルシ「ああ…『ロリ好きとしてはBカップ以上は生理的に無理なんだポヨ〜ン!』」
ウート「 (・_・)」
ベルシ「…」
ウート「…」
ベルシ「…」
ウート「…」
ベルシ「…どうだろうか?私なりに嫌われる言葉をチョイスしたつもりなんだが」
ウート「あーうん。いいんじゃね?それで。むしろそれ見てえし」
ベルシ「! そうか!」
〜後日〜
ベルシ「…」
ベルシ「手紙が来た。教え子はサラシを巻きだしたそうだ」
ウート「へー?まあいいんじゃね?それくらいで済んだなら」
ベルシ「しかし…問題はもう一人の方だ」
ベルシ「…まさかマリアンが自分の乳を切ろうとするとはな…」
ウート「あんたも罪深い男だねえ」
840:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 08:15:28.08:dg85o/Et0 (1/2)
番外編:とばっちり
(ぐぅっ!不味い不味い不味い!!長くはもたない!)
ふと、土御門の顔が目に入る。
そして、気づく。
「だが…なるほど、大ダメージを受けるのは私だけじゃないようだ」
額から。
目から、鼻、口元、耳…血を流せる場所全てから。
土御門元春もまた、流血していた。
「コレ、君にもダメージがいくらしいね」
「ああ。これは学園都市にいる魔術師全員にダメージを与える。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
結標「…土御門から指示があって、特殊なリモコンでこう…ピッてやったのだけど」
打ち止め「ミサッ、ミザミザミサカかカカカカカカキクtngnatdtjtwdv.jpbs.mttmjg@gtdt」
結標「これホントに大丈夫なのかしら?」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トール「おごぉぅうおおおおおお!!!!」ジタバタジタバタ
上条「おい!どうしたトール!?」
トール「ぐぅああああああ!?のんじゃこりゃぁあああああ!!?イテェェェェエエエエエ!!」
上条「う、うわぁああああああ!?」
トール「ぽんぽん痛いィいいい!!」ジタバタジタバタ
上条「トールぅううう!!」
サローニャ「ウギュぅうううううう!!!?」
姫神「いったぁああああああああああッッッッッッ。!?痛い痛い痛い痛い。!!」
上条「う、うわぁああ!助けてアウレオもーん!!」
アウレオルス「ごばっ」
インデックス「ぐはぁっ!」
上条「だ、誰かぁあああああ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
サンドリヨン「オゴッウッハァッッッッ?!」ドシャアッ
シギン「?!どうしたの!?」
サンドリヨン「」ビクンビクン!
シギン「そ、そんなに七色焼きそばが口に合わなかった?合わなかったのかな…」
天井「そんな反応じゃなかったような」
フレメア「にゃあ!大体美味いのに!」チルチル
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
番外編:とばっちり
(ぐぅっ!不味い不味い不味い!!長くはもたない!)
ふと、土御門の顔が目に入る。
そして、気づく。
「だが…なるほど、大ダメージを受けるのは私だけじゃないようだ」
額から。
目から、鼻、口元、耳…血を流せる場所全てから。
土御門元春もまた、流血していた。
「コレ、君にもダメージがいくらしいね」
「ああ。これは学園都市にいる魔術師全員にダメージを与える。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
結標「…土御門から指示があって、特殊なリモコンでこう…ピッてやったのだけど」
打ち止め「ミサッ、ミザミザミサカかカカカカカカキクtngnatdtjtwdv.jpbs.mttmjg@gtdt」
結標「これホントに大丈夫なのかしら?」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トール「おごぉぅうおおおおおお!!!!」ジタバタジタバタ
上条「おい!どうしたトール!?」
トール「ぐぅああああああ!?のんじゃこりゃぁあああああ!!?イテェェェェエエエエエ!!」
上条「う、うわぁああああああ!?」
トール「ぽんぽん痛いィいいい!!」ジタバタジタバタ
上条「トールぅううう!!」
サローニャ「ウギュぅうううううう!!!?」
姫神「いったぁああああああああああッッッッッッ。!?痛い痛い痛い痛い。!!」
上条「う、うわぁああ!助けてアウレオもーん!!」
アウレオルス「ごばっ」
インデックス「ぐはぁっ!」
上条「だ、誰かぁあああああ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
サンドリヨン「オゴッウッハァッッッッ?!」ドシャアッ
シギン「?!どうしたの!?」
サンドリヨン「」ビクンビクン!
シギン「そ、そんなに七色焼きそばが口に合わなかった?合わなかったのかな…」
天井「そんな反応じゃなかったような」
フレメア「にゃあ!大体美味いのに!」チルチル
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
841:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/15(木) 08:16:51.74:dg85o/Et0 (2/2)
海原「おぼろぐしゃぁああああ!!!?」
一方「うォう?!」ビクッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
マリアン「」チ-ン
ミョルニル「」チ-ン
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
風斬「アヘェェェェエエエエエ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
結標「…なんだろ、今すごい事しちゃったような」
打ち止め「ミサミサミサミサミサミサミサtjg(a&a@&xe'.ojpptj.」
結標「…大丈夫よね?大丈夫なのよねコレ?」
海原「おぼろぐしゃぁああああ!!!?」
一方「うォう?!」ビクッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
マリアン「」チ-ン
ミョルニル「」チ-ン
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
風斬「アヘェェェェエエエエエ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
結標「…なんだろ、今すごい事しちゃったような」
打ち止め「ミサミサミサミサミサミサミサtjg(a&a@&xe'.ojpptj.」
結標「…大丈夫よね?大丈夫なのよねコレ?」
842: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/15(木) 08:20:18.91:I04Cu+7b0 (1/1)
終わり。最近の名前欄って何か書き込んだら問答無用で酉になるのね。
在りし日のグレムリンは30と31でした。
では。
終わり。最近の名前欄って何か書き込んだら問答無用で酉になるのね。
在りし日のグレムリンは30と31でした。
では。
843:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/16(金) 03:57:35.60:zJDckS0Mo (1/1)
特盛り更新乙です
つっちー…
特盛り更新乙です
つっちー…
844: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/17(土) 10:01:20.79:H5hi12vkO (1/1)
ウート「さーて、恒例の安価練習のコーナーでーすイエー!」パチパチ
シギン「わー」チパチパ
ウート「えー今回の企画は『最強のアドバイザー、シギンさんに悩み相談をしよう!』でっす!」
シギン「いえーい」チパチパ
ウート「相談料は500円!ワンコイン!やっすぅ!ウゥ↑イ!」
シギン「私の能力、確かそれなりに価値があるはず。あるはずなんだけどな」
ウート「あ、専門性の高い事やセクハラはNGな」
ウート「別時空のため、キャラクター制限はないけどあんまりマイナーなキャラだと今手元に原作ないから書けないぜ」
ウート「さーて、恒例の安価練習のコーナーでーすイエー!」パチパチ
シギン「わー」チパチパ
ウート「えー今回の企画は『最強のアドバイザー、シギンさんに悩み相談をしよう!』でっす!」
シギン「いえーい」チパチパ
ウート「相談料は500円!ワンコイン!やっすぅ!ウゥ↑イ!」
シギン「私の能力、確かそれなりに価値があるはず。あるはずなんだけどな」
ウート「あ、専門性の高い事やセクハラはNGな」
ウート「別時空のため、キャラクター制限はないけどあんまりマイナーなキャラだと今手元に原作ないから書けないぜ」
845:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 10:18:11.14:zcHbpvruo (1/3)
残レス処理と同じ手法?
もしそうなら前スレまでの既出キャラも出さない方がいいかな
残レス処理と同じ手法?
もしそうなら前スレまでの既出キャラも出さない方がいいかな
846: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/17(土) 14:27:47.90:QFnNdlr60 (1/3)
>>845イエス。ただ、もっかい前スレと前々スレ見てこいってのもアレなのでキャラはご自由に。
>>845イエス。ただ、もっかい前スレと前々スレ見てこいってのもアレなのでキャラはご自由に。
847:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 14:28:55.80:QFnNdlr60 (2/3)
〜学園都市、『叶え屋』〜
シギン「ウートガルザロキ、今日の予定…」
シギン「ん?」
ウート「〜♪」ペタペタ
シギン「『あなたのお悩み、相談に乗ります』…?」
シギン「ねぇ、ウートガルザロキ。この看板、何?何なのかな?」
ウート「んー?ちょっと新しい事業でもやってみよっかなーって。その試し営業」
シギン「へぇ?」
ウート「シギンにやってもらおっかなって」
シギン「私の記憶が確かなら、そんな相談された覚えも承諾した覚えもないんだけどな」
ウート「急にごめ☆お願い☆」
シギン「えー…」
ウート「ボーナス出すからさ?」
シギン「はー…今度からはちゃんとアポとって、とってよ?」
ウート「反省してまーす」ヘラヘラ
シギン「んもぉー」
〜学園都市、『叶え屋』〜
シギン「ウートガルザロキ、今日の予定…」
シギン「ん?」
ウート「〜♪」ペタペタ
シギン「『あなたのお悩み、相談に乗ります』…?」
シギン「ねぇ、ウートガルザロキ。この看板、何?何なのかな?」
ウート「んー?ちょっと新しい事業でもやってみよっかなーって。その試し営業」
シギン「へぇ?」
ウート「シギンにやってもらおっかなって」
シギン「私の記憶が確かなら、そんな相談された覚えも承諾した覚えもないんだけどな」
ウート「急にごめ☆お願い☆」
シギン「えー…」
ウート「ボーナス出すからさ?」
シギン「はー…今度からはちゃんとアポとって、とってよ?」
ウート「反省してまーす」ヘラヘラ
シギン「んもぉー」
848:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 15:04:35.07:fNKIXtRLO (1/2)
ウート「一回500円、できそうなら悩み解決してあげて。出来なくてもまぁいいよ」
シギン「え?出来なくてもいいの?」
ウート「だって看板にだって『解決します』なんて書いてないだろ」
シギン「あー」
ウート「つーか、いい金儲けの手段とか借金だとか…秘宝見つけにいくその他諸々解決出来ない事を言われても無理だろ」
シギン「まあ。まあね」
ウート「助言屋だから。あくまで『こうしたらいいんじゃね?』って言うだけだから」
シギン「うん。わかった」
ウート「んじゃ後よろ」
シギン「はいはい」
ウート「一回500円、できそうなら悩み解決してあげて。出来なくてもまぁいいよ」
シギン「え?出来なくてもいいの?」
ウート「だって看板にだって『解決します』なんて書いてないだろ」
シギン「あー」
ウート「つーか、いい金儲けの手段とか借金だとか…秘宝見つけにいくその他諸々解決出来ない事を言われても無理だろ」
シギン「まあ。まあね」
ウート「助言屋だから。あくまで『こうしたらいいんじゃね?』って言うだけだから」
シギン「うん。わかった」
ウート「んじゃ後よろ」
シギン「はいはい」
849:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 15:33:46.14:fNKIXtRLO (2/2)
シギン(全く。ウートガルザロキも困った人だよ)
シギン(いきなりそんな事言われたって上手く出来ない。出来ないよ)
シギン(まぁ、でも頑張るしかない。頑張るしかないよ)
シギン「と言ってもそんな都合良くすぐにお客さんが来るわけが」
<スミマセン!
シギン「…おおう。予想に反して速攻御来店とは」
シギン「いらっしゃいませ。どうぞ、お入りください」
シギン「本日はどのようなお悩みを相談されにきましたか?」
シギン(全く。ウートガルザロキも困った人だよ)
シギン(いきなりそんな事言われたって上手く出来ない。出来ないよ)
シギン(まぁ、でも頑張るしかない。頑張るしかないよ)
シギン「と言ってもそんな都合良くすぐにお客さんが来るわけが」
<スミマセン!
シギン「…おおう。予想に反して速攻御来店とは」
シギン「いらっしゃいませ。どうぞ、お入りください」
シギン「本日はどのようなお悩みを相談されにきましたか?」
850:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 15:51:52.51:QFnNdlr60 (3/3)
依頼人↓1
相談内容↓2
依頼人↓1
相談内容↓2
851:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 19:47:02.44:zcHbpvruo (2/3)
姫神
姫神
852:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/17(土) 22:46:07.18:zcHbpvruo (3/3)
連取で申し訳ない
愛しの彼を落とすための手段について
連取で申し訳ない
愛しの彼を落とすための手段について
853: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/25(日) 09:55:36.74:ZpZ3Z9Zz0 (1/16)
姫神「恋愛相談。…いい?」
シギン「もちろん。もちろんだよ」
シギン「ささ、どうぞどうぞ」
シギン「コーヒーとマカロンあるけどいる?」
姫神「急に。フランクになった。」
シギン「私も女の子、女の子だからね。その手の話題は好きなんだ」
姫神「そう。」
シギン「自然とやる気があがる。あがるよ」ガッツ!
姫神「そ、そう。」
姫神「恋愛相談。…いい?」
シギン「もちろん。もちろんだよ」
シギン「ささ、どうぞどうぞ」
シギン「コーヒーとマカロンあるけどいる?」
姫神「急に。フランクになった。」
シギン「私も女の子、女の子だからね。その手の話題は好きなんだ」
姫神「そう。」
シギン「自然とやる気があがる。あがるよ」ガッツ!
姫神「そ、そう。」
854:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 10:07:49.99:ZpZ3Z9Zz0 (2/16)
シギン「それで恋愛相談の内容は?」ワクワク
姫神「私。今好きな人がいる。」
シギン「ほほう」
姫神「でも。彼は鈍感。多分私の気持ちに気づいてくれていない」
シギン「ふむふむ」
姫神「今まで。それとなーーく。アプローチはしてきた。」
姫神「でも気づいてくれていない。」
シギン(んーアプローチに問題があるのか、相手が悪いのか…)
シギン「それで恋愛相談の内容は?」ワクワク
姫神「私。今好きな人がいる。」
シギン「ほほう」
姫神「でも。彼は鈍感。多分私の気持ちに気づいてくれていない」
シギン「ふむふむ」
姫神「今まで。それとなーーく。アプローチはしてきた。」
姫神「でも気づいてくれていない。」
シギン(んーアプローチに問題があるのか、相手が悪いのか…)
855:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 10:59:32.45:ZpZ3Z9Zz0 (3/16)
姫神「彼を落とす手段が知りたい」
シギン「なるほど。」
姫神「彼を落とす手段が知りたい」
シギン「なるほど。」
856:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 11:00:07.25:ZpZ3Z9Zz0 (4/16)
シギン「ちなみにどんなアプローチを?」
姫神「一緒に遊んだり。戦ったり。」
シギン(戦う?)
姫神「彼。よく荒事に巻き込まれる。」
姫神「誰かを救うために自ら飛び込んだりもする。」
姫神「だから。彼の近くにいるには共に戦わないといけなくて。」
姫神「最近学園都市のピンチを脱するために初めて一緒に戦った。」フンス
シギン「へぇ」
姫神「でも。足りない。彼の眼中に私がいるのかもわからない。」ションボリ
シギン「ふむふむ」
シギン「ちなみになんだけど、最終的には彼とどうなりたい?どうなりたいの?」
姫神「ぶっちゃけ。彼と付き合いたい。」
シギン(よかった。結婚までいかなくて)
シギン「わかった。わかったよ。」
シギン「ちなみにどんなアプローチを?」
姫神「一緒に遊んだり。戦ったり。」
シギン(戦う?)
姫神「彼。よく荒事に巻き込まれる。」
姫神「誰かを救うために自ら飛び込んだりもする。」
姫神「だから。彼の近くにいるには共に戦わないといけなくて。」
姫神「最近学園都市のピンチを脱するために初めて一緒に戦った。」フンス
シギン「へぇ」
姫神「でも。足りない。彼の眼中に私がいるのかもわからない。」ションボリ
シギン「ふむふむ」
シギン「ちなみになんだけど、最終的には彼とどうなりたい?どうなりたいの?」
姫神「ぶっちゃけ。彼と付き合いたい。」
シギン(よかった。結婚までいかなくて)
シギン「わかった。わかったよ。」
857:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 13:50:23.35:ZpZ3Z9Zz0 (5/16)
シギン「ーーーーーでは、あなたに私はこう『助言』しよう」
シギン「ーーーーーでは、あなたに私はこう『助言』しよう」
858:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 13:52:36.30:ZpZ3Z9Zz0 (6/16)
〜後日〜
上条「I’m gonna be the anti-hero♪ 」テクテク
上条「Feared and hated by everybody♪」テクテク
姫神「あ。当麻くん。」
上条「ん?」クルッ
姫神「元気?」ニコ..
上条「ん?おう」ニコッ
シギン『まずは笑顔。そしてウザがられない程度に関わりをなるべく持つ事』
シギン『そして愛想を良くし、見た目は必ず清潔感と上品さがある格好とメイクをする事』
〜後日〜
上条「I’m gonna be the anti-hero♪ 」テクテク
上条「Feared and hated by everybody♪」テクテク
姫神「あ。当麻くん。」
上条「ん?」クルッ
姫神「元気?」ニコ..
上条「ん?おう」ニコッ
シギン『まずは笑顔。そしてウザがられない程度に関わりをなるべく持つ事』
シギン『そして愛想を良くし、見た目は必ず清潔感と上品さがある格好とメイクをする事』
859:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 13:53:48.04:ZpZ3Z9Zz0 (7/16)
姫神「今日。一緒に帰ってもいい?」ウワメヅカイ
上条「お、おう」ドキ
シギン『可愛い仕草をするといいよ。小首をかしげ、軽く握った拳を口元に添え、上目遣いとかね』
シギン『そして”相手の視線から見て”可愛いと思われるであろう目線の合わせ方をする』
姫神「今日。遅かったね」
上条「ああ、また補習でさー」
シギン『会話中では相手と目を合わせる。会話は基本相手に合わせ、同調し、頷きと相槌。プラス『あーわかるぅ〜○○だよね!いいよね〜』などの、』
シギン『『私、あなたと同じ気持ちですよ!楽しいと感じてますよ!』というオーラが相手になんとなく伝わる会話を心がける事』
シギン『例え知らなくても『へぇ〜そういう趣味なんだね!カッコイイね!』』
シギン『『実は私もそれに興味あって〜』とか、『私もそれ好きなの!』』
シギン『ーーといった、相手の趣味を褒めて『私は貴方の趣味を理解するし、貴方の本丸、プライベートな部分も好きですよ』という印象を与える事』
シギン『『私は貴方という人間を受け入れますよ!』というイメージを浸透させる事が大事。』
姫神「今日。一緒に帰ってもいい?」ウワメヅカイ
上条「お、おう」ドキ
シギン『可愛い仕草をするといいよ。小首をかしげ、軽く握った拳を口元に添え、上目遣いとかね』
シギン『そして”相手の視線から見て”可愛いと思われるであろう目線の合わせ方をする』
姫神「今日。遅かったね」
上条「ああ、また補習でさー」
シギン『会話中では相手と目を合わせる。会話は基本相手に合わせ、同調し、頷きと相槌。プラス『あーわかるぅ〜○○だよね!いいよね〜』などの、』
シギン『『私、あなたと同じ気持ちですよ!楽しいと感じてますよ!』というオーラが相手になんとなく伝わる会話を心がける事』
シギン『例え知らなくても『へぇ〜そういう趣味なんだね!カッコイイね!』』
シギン『『実は私もそれに興味あって〜』とか、『私もそれ好きなの!』』
シギン『ーーといった、相手の趣味を褒めて『私は貴方の趣味を理解するし、貴方の本丸、プライベートな部分も好きですよ』という印象を与える事』
シギン『『私は貴方という人間を受け入れますよ!』というイメージを浸透させる事が大事。』
860:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 14:41:01.05:ZpZ3Z9Zz0 (8/16)
・・・・・。
姫神「あ。クレープ売ってる」
上条「食べるか?」
姫神「うん。たべる。」
シギン『一緒に何か(できれば女子っぽいモノ)を食べること』
姫神「もむもむ。」
上条「はは、随分可愛い食べ方するんだな」
姫神「そう?」クス
シギン『食べ方は特に重要。汚い、大きい口で食べる、ワイルド、雑、下品な食べ方は絶対的にNG』
シギン『小さい口でちまちま女子食いをする事』
シギン『しかもかわいくだ!』
・・・・・。
姫神「あ。クレープ売ってる」
上条「食べるか?」
姫神「うん。たべる。」
シギン『一緒に何か(できれば女子っぽいモノ)を食べること』
姫神「もむもむ。」
上条「はは、随分可愛い食べ方するんだな」
姫神「そう?」クス
シギン『食べ方は特に重要。汚い、大きい口で食べる、ワイルド、雑、下品な食べ方は絶対的にNG』
シギン『小さい口でちまちま女子食いをする事』
シギン『しかもかわいくだ!』
861:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 14:54:54.48:ZpZ3Z9Zz0 (9/16)
姫神「その味美味しい?」
上条「んーまぁまぁかな。そっちは?」
姫神「とても。美味しい。」
姫神「よかったら味わってみて。」ズイ
シギン『相手が潔癖症だったり気持ち悪くないと思ってくれるタイプなら同じ食べ物を共有するといいよ 』
シギン『尚、出来うる限り食べる物を交換し、”共感”を促す事』
上条「お、本当に美味いな」
姫神「でしょう?」ニコッ
・・・・。
姫神「その味美味しい?」
上条「んーまぁまぁかな。そっちは?」
姫神「とても。美味しい。」
姫神「よかったら味わってみて。」ズイ
シギン『相手が潔癖症だったり気持ち悪くないと思ってくれるタイプなら同じ食べ物を共有するといいよ 』
シギン『尚、出来うる限り食べる物を交換し、”共感”を促す事』
上条「お、本当に美味いな」
姫神「でしょう?」ニコッ
・・・・。
862:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 14:59:49.12:ZpZ3Z9Zz0 (10/16)
〜夕方〜
姫神「あ。そういえば。」
上条「?」
姫神「私。スマホでプリクラアプリをダウンロードしてみたんだけど。」
上条「へぇ?」
姫神「その。よかったら…私上条くんと写りたい。」モジモジ
シギン『理由は何でもいいよ。とにかく”一緒に写真を撮る”の』
シギン『顔が近づくし体も密着できるからね』
シギン『でもたぶんそれだけだと彼の場合は落とせない。落とせないよ』
シギン『だからーーーー』
〜夕方〜
姫神「あ。そういえば。」
上条「?」
姫神「私。スマホでプリクラアプリをダウンロードしてみたんだけど。」
上条「へぇ?」
姫神「その。よかったら…私上条くんと写りたい。」モジモジ
シギン『理由は何でもいいよ。とにかく”一緒に写真を撮る”の』
シギン『顔が近づくし体も密着できるからね』
シギン『でもたぶんそれだけだと彼の場合は落とせない。落とせないよ』
シギン『だからーーーー』
863:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 16:17:57.78:ZpZ3Z9Zz0 (11/16)
姫神「はい。チー…」
上条「イェーイ」ピ-ス
姫神「っ!///」
ちう。
シギン『ーーーーーーーほっぺにキスでもかましてあげて』
上条「」
パシャ。
姫神「はい。チー…」
上条「イェーイ」ピ-ス
姫神「っ!///」
ちう。
シギン『ーーーーーーーほっぺにキスでもかましてあげて』
上条「」
パシャ。
864:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 16:22:05.70:ZpZ3Z9Zz0 (12/16)
姫神「協力。ありがとう。」
上条「あ、お、おう…///」
上条「な、なんだか今日は、なんだか積極的だな!?あはは」
姫神「うん。私。頑張った。」
上条「で、でも…なんで急に?」
姫神「…上条くんが。私の気持ちにあまりにも鈍感。だから」
姫神「”前へ”。一歩。踏み出そうと思ったの。」ニコッ
姫神「あなたが好きです。私と。付き合って欲しい。」
姫神「協力。ありがとう。」
上条「あ、お、おう…///」
上条「な、なんだか今日は、なんだか積極的だな!?あはは」
姫神「うん。私。頑張った。」
上条「で、でも…なんで急に?」
姫神「…上条くんが。私の気持ちにあまりにも鈍感。だから」
姫神「”前へ”。一歩。踏み出そうと思ったの。」ニコッ
姫神「あなたが好きです。私と。付き合って欲しい。」
865:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 16:23:58.21:ZpZ3Z9Zz0 (13/16)
シギン『以降は結論を急ぎ過ぎず、もっと外堀を埋めてって…』
シギン『あとはタイミング見計らって告れ』コクン
シギン『やるなら夜かな。できるならば深夜に。人が人恋しくなる時間帯は深夜だからね』
シギン『え?告白は恥ずかしい?何言ってるの?何を言ってるのかな?』
シギン『あなたは付き合いたいのでしょ?』
シギン『なら、告白は絶対的に必要。必要でしょう?というか』
シギン『ぶっちゃけ、結局それができなきゃ無理。無理なんだよね』
シギン『おーけー?納得?…他にはあるかって?あとはね…』
シギン『後は、運と相手の自分に対する意識が良い事を祈るくらい。祈るだけだよ』
シギン『では…』
シギン『ぐっどらっく!』bビシッ
シギン『以降は結論を急ぎ過ぎず、もっと外堀を埋めてって…』
シギン『あとはタイミング見計らって告れ』コクン
シギン『やるなら夜かな。できるならば深夜に。人が人恋しくなる時間帯は深夜だからね』
シギン『え?告白は恥ずかしい?何言ってるの?何を言ってるのかな?』
シギン『あなたは付き合いたいのでしょ?』
シギン『なら、告白は絶対的に必要。必要でしょう?というか』
シギン『ぶっちゃけ、結局それができなきゃ無理。無理なんだよね』
シギン『おーけー?納得?…他にはあるかって?あとはね…』
シギン『後は、運と相手の自分に対する意識が良い事を祈るくらい。祈るだけだよ』
シギン『では…』
シギン『ぐっどらっく!』bビシッ
866:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 17:41:50.26:ZpZ3Z9Zz0 (14/16)
上条「姫神、実は俺もーーー」
姫神「!」
上条「姫神、実は俺もーーー」
姫神「!」
867:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:39:58.65:ZpZ3Z9Zz0 (15/16)
〜叶え屋〜
シギン「ふー…お茶おいしぃ。」ホフゥ
シギン(しかしあんな感じで良かったのだらうくぁ。)
シギン(いちおー言えるだけ言ってみた。言ってみたけど)
シギン「…まぁ私は彼女が上手くいくかはしらない。しらないけど」
シギン「私の『助言』は最高級。つまりそれ以上はないって事」
シギン「生かすも殺すもあなた次第。最強の武器を持たされるようなモノ」
シギン「まー。それで無理なら理論的には失敗してもその人の責任だよねって」ズズ-
<コンコン。
シギン「はぁーい!開いていますよー」
〜叶え屋〜
シギン「ふー…お茶おいしぃ。」ホフゥ
シギン(しかしあんな感じで良かったのだらうくぁ。)
シギン(いちおー言えるだけ言ってみた。言ってみたけど)
シギン「…まぁ私は彼女が上手くいくかはしらない。しらないけど」
シギン「私の『助言』は最高級。つまりそれ以上はないって事」
シギン「生かすも殺すもあなた次第。最強の武器を持たされるようなモノ」
シギン「まー。それで無理なら理論的には失敗してもその人の責任だよねって」ズズ-
<コンコン。
シギン「はぁーい!開いていますよー」
868:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:40:52.67:ZpZ3Z9Zz0 (16/16)
依頼人↓1
相談内容↓2
依頼人↓1
相談内容↓2
869:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 19:06:52.63:hAPdSJCJo (1/1)
小萌先生
小萌先生
870:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 19:37:58.83:oGJEFKLDO (1/1)
上条が心配(成績とか出席とか入院とか)
上条が心配(成績とか出席とか入院とか)
871: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/26(月) 01:01:19.68:CQYUFYLD0 (1/1)
小萌「こんにちはなのですよー」
シギン「あれ?キミどうしたの?」
小萌「へ?あ、あの!私はこれでも大人、」
シギン「ダメだよー?こんなとこに一人で来たら」
小萌「いえあのですね」
シギン「あ、それとも相談に?」
小萌「そうなのです。あ、でも」
シギン「イヤな先生がいるとか?同じクラスの子が好きとか?」
小萌「…」
小萌「こんにちはなのですよー」
シギン「あれ?キミどうしたの?」
小萌「へ?あ、あの!私はこれでも大人、」
シギン「ダメだよー?こんなとこに一人で来たら」
小萌「いえあのですね」
シギン「あ、それとも相談に?」
小萌「そうなのです。あ、でも」
シギン「イヤな先生がいるとか?同じクラスの子が好きとか?」
小萌「…」
872: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/26(月) 09:03:50.21:Pw7ptDm4O (1/2)
教員証!!!
タスポ!!!!!
IDカード!!!!
普通運転免許証!!!!
小萌「この通り、私は立派な大人なのです!!」フンス!
シギン「マジさーせんした」ペコ
・・・・・・。
教員証!!!
タスポ!!!!!
IDカード!!!!
普通運転免許証!!!!
小萌「この通り、私は立派な大人なのです!!」フンス!
シギン「マジさーせんした」ペコ
・・・・・・。
873:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 09:32:28.59:Pw7ptDm4O (2/2)
・・・・・・。
シギン「それで、ご相談内容は」
小萌「はい。実はですね」
小萌「私の生徒で成績が非常に悪い上にロクに出席せず、その上に入院を何度も何度も繰り返す…」
小萌「そんな生徒がいるのですよ…」ハフゥ
シギン「それはまた随分な不良くんですね?」
小萌「いえいえ!とっても良い子なのです!」ブンブン
小萌「悪い事をするなんて無縁ですし、正義感が強くて。誰かの為に動ける自慢の生徒なのです」
小萌「怪我の理由も人助けばかりなのです」
小萌「…まぁ、ただちょっと学校の出席日数的な問題があるくらいで」
シギン(正直それだけを聞いてるとその子がそんな良い子とは思えない。思えないんだけどな)
・・・・・・。
シギン「それで、ご相談内容は」
小萌「はい。実はですね」
小萌「私の生徒で成績が非常に悪い上にロクに出席せず、その上に入院を何度も何度も繰り返す…」
小萌「そんな生徒がいるのですよ…」ハフゥ
シギン「それはまた随分な不良くんですね?」
小萌「いえいえ!とっても良い子なのです!」ブンブン
小萌「悪い事をするなんて無縁ですし、正義感が強くて。誰かの為に動ける自慢の生徒なのです」
小萌「怪我の理由も人助けばかりなのです」
小萌「…まぁ、ただちょっと学校の出席日数的な問題があるくらいで」
シギン(正直それだけを聞いてるとその子がそんな良い子とは思えない。思えないんだけどな)
874:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 14:01:25.82:TJodjRxq0 (1/15)
シギン「ほうほう。どんな子かはわかりかねますが、主にどういった理由で休んでいるのですか?」
小萌「え?えー…」
小萌「…そういえばはっきりと言ってもらえた事がなかったのです…」
シギン「…」
シギン「…なら、まずはそれを聞くべき。聞くべきだと思いますよ」
小萌「でも、その…どうにも聞き辛いのです」
シギン「聞き辛い?」
小萌「例えばなんですが、前に私のアパートの部屋が半壊した事があったのです」
シギン(どんな状況やねん)
小萌「その時、血塗れで大怪我した女の子を背負ってて、その子は明らかに普通じゃない様子でーーーー」
シギン「…」
シギン(ふむふむ。恐らくは魔術関係の事案ってとこか)
シギン(それにその子は首を突っ込んでしまったと)
シギン(そんでその子は今も狙われてる…ってとこかな?)
小萌「学校には来るのですがーーーーー」
シギン(でも逃亡生活をしているわけではないから、未だにその事案関係で動かなければならない…って感じかな)
シギン(だから出席出来ないし、授業を受けてないから勉強もできない、と)
シギン(この話の肝は何故その子は出席出来ないのか、かな)
シギン(んー…どう言ったものかな)
・・・・。
シギン「ほうほう。どんな子かはわかりかねますが、主にどういった理由で休んでいるのですか?」
小萌「え?えー…」
小萌「…そういえばはっきりと言ってもらえた事がなかったのです…」
シギン「…」
シギン「…なら、まずはそれを聞くべき。聞くべきだと思いますよ」
小萌「でも、その…どうにも聞き辛いのです」
シギン「聞き辛い?」
小萌「例えばなんですが、前に私のアパートの部屋が半壊した事があったのです」
シギン(どんな状況やねん)
小萌「その時、血塗れで大怪我した女の子を背負ってて、その子は明らかに普通じゃない様子でーーーー」
シギン「…」
シギン(ふむふむ。恐らくは魔術関係の事案ってとこか)
シギン(それにその子は首を突っ込んでしまったと)
シギン(そんでその子は今も狙われてる…ってとこかな?)
小萌「学校には来るのですがーーーーー」
シギン(でも逃亡生活をしているわけではないから、未だにその事案関係で動かなければならない…って感じかな)
シギン(だから出席出来ないし、授業を受けてないから勉強もできない、と)
シギン(この話の肝は何故その子は出席出来ないのか、かな)
シギン(んー…どう言ったものかな)
・・・・。
875:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 14:03:23.55:TJodjRxq0 (2/15)
小萌「それでその時。聞かれるとマズイって顔をしていたのです」
小萌「それでですね、とてもじゃないけど聞く事なんて出来ないような様子で」
シギン「…なるほど」
シギン(…よし、決めた。)
小萌「心配なのです。このままじゃいくら私でも救済措置なんて取れないのです」
小萌「私は、どうしたらいいと思います?」
シギン「…」
シギン「わかりました…では、貴女に『助言』します」
小萌「はい」
シギン「その子の事は、諦めてください」
小萌「?!」
小萌「それでその時。聞かれるとマズイって顔をしていたのです」
小萌「それでですね、とてもじゃないけど聞く事なんて出来ないような様子で」
シギン「…なるほど」
シギン(…よし、決めた。)
小萌「心配なのです。このままじゃいくら私でも救済措置なんて取れないのです」
小萌「私は、どうしたらいいと思います?」
シギン「…」
シギン「わかりました…では、貴女に『助言』します」
小萌「はい」
シギン「その子の事は、諦めてください」
小萌「?!」
876:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 14:14:12.03:TJodjRxq0 (3/15)
シギン「それか、」
小萌「そ、そんな事できません!!あの子は私の生徒です!!」バンッ!
小萌「絶対見捨てるなんてできないのです!」
シギン「ええ、そうですよね。なのでもう一つの方法なんですが、」
小萌「はい」
シギン「その子にちゃんと聞いてください」
小萌「何をです?」
シギン「何故その子が休み続けるのか」
シギン「その理由がなんなのか。毎回同じ理由なのか」
シギン「全部。ぜーーんぶ。まるっと全部聞き出すんです」
シギン「それか、」
小萌「そ、そんな事できません!!あの子は私の生徒です!!」バンッ!
小萌「絶対見捨てるなんてできないのです!」
シギン「ええ、そうですよね。なのでもう一つの方法なんですが、」
小萌「はい」
シギン「その子にちゃんと聞いてください」
小萌「何をです?」
シギン「何故その子が休み続けるのか」
シギン「その理由がなんなのか。毎回同じ理由なのか」
シギン「全部。ぜーーんぶ。まるっと全部聞き出すんです」
877:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 14:20:49.63:TJodjRxq0 (4/15)
小萌「だからそれが出来ないからーーーー」
シギン「何故ですか?かつては血塗れの女の子背負って助けを求めに来るくらい異常な事態なんですよ?」
シギン「それを無理矢理にでも聞きださないのは最早、優しさではないと思います」
小萌「…でも、もし私が聞く事で大変な事になってしまうとしたら」
シギン「なら尚更だと思いますよ?」
シギン「そんなとんでもない事態になる大事に巻き込まれているのに、まだ若い子供がたった一人でそれを解決しなければならないんですよ?」
シギン「当たり前ですけど、子供にそんな判断をさせるべきではないですよね?」
小萌「…」コクン
小萌「だからそれが出来ないからーーーー」
シギン「何故ですか?かつては血塗れの女の子背負って助けを求めに来るくらい異常な事態なんですよ?」
シギン「それを無理矢理にでも聞きださないのは最早、優しさではないと思います」
小萌「…でも、もし私が聞く事で大変な事になってしまうとしたら」
シギン「なら尚更だと思いますよ?」
シギン「そんなとんでもない事態になる大事に巻き込まれているのに、まだ若い子供がたった一人でそれを解決しなければならないんですよ?」
シギン「当たり前ですけど、子供にそんな判断をさせるべきではないですよね?」
小萌「…」コクン
878:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 18:24:12.96:TJodjRxq0 (5/15)
シギン「聞かないというのは、その子を見捨ててるのと同じだと思います」
小萌「う、」
シギン「…別に今迄の事を全部聞き出して過去を洗いざらい掘り返せとまでは言いません。言いませんけど」
シギン「せめてこれからはその子が休む時、休んだ時。必ず休む理由を絶対聞き出して下さい」
シギン「その時の答えが嘘かどうかは聞けばある程度わかるはず」
シギン「本当の理由を聞き出してあげて下さい」
シギン「…それができないのなら、貴女はその子の判断を信じて、『その子の人生だ』と諦めるべきだと思います」
シギン「聞かないというのは、その子を見捨ててるのと同じだと思います」
小萌「う、」
シギン「…別に今迄の事を全部聞き出して過去を洗いざらい掘り返せとまでは言いません。言いませんけど」
シギン「せめてこれからはその子が休む時、休んだ時。必ず休む理由を絶対聞き出して下さい」
シギン「その時の答えが嘘かどうかは聞けばある程度わかるはず」
シギン「本当の理由を聞き出してあげて下さい」
シギン「…それができないのなら、貴女はその子の判断を信じて、『その子の人生だ』と諦めるべきだと思います」
879:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 18:31:52.97:TJodjRxq0 (6/15)
シギン「…すみません。偉そうに説教してしまって」
シギン「ただ、私ができる『助言』はこれだけ。これだけです」
小萌「…」グスッ.グスッ
小萌「…ありがとうございました」
小萌(でも上条ちゃん…答えてくれるでしょうか)
小萌(うう、いえ!答えさせてみせます!)
小萌(そしてどんな事実でも受け止め、助けてみせるのです!)
シギン「…すみません。偉そうに説教してしまって」
シギン「ただ、私ができる『助言』はこれだけ。これだけです」
小萌「…」グスッ.グスッ
小萌「…ありがとうございました」
小萌(でも上条ちゃん…答えてくれるでしょうか)
小萌(うう、いえ!答えさせてみせます!)
小萌(そしてどんな事実でも受け止め、助けてみせるのです!)
880:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 18:44:12.65:TJodjRxq0 (7/15)
〜後日、とある高校〜
土御門「にゃーカミやんカミやん」
上条「なんだよ?」ツイツイ
土御門「愛しの彼女とLINEやるのもいいが、たまにはオレ達と男同士の友情を確かめないか?」
上条「別にいいけど何をやるんだよ?」
青髪「実は明日な?学校休んでアリサちゃんの復活コンサート行こうかなって画策しとるんや」ヒソヒソ
上条「ほう」
青髪「どう?」
上条「行く行く!」
〜後日、とある高校〜
土御門「にゃーカミやんカミやん」
上条「なんだよ?」ツイツイ
土御門「愛しの彼女とLINEやるのもいいが、たまにはオレ達と男同士の友情を確かめないか?」
上条「別にいいけど何をやるんだよ?」
青髪「実は明日な?学校休んでアリサちゃんの復活コンサート行こうかなって画策しとるんや」ヒソヒソ
上条「ほう」
青髪「どう?」
上条「行く行く!」
881:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 19:51:28.17:TJodjRxq0 (8/15)
土御門「しかし誘っといてなんだがカミやん。お前出席日数は大丈夫なのか?」」
上条「大丈夫大丈夫。なーに1日くらい大丈夫さ!」
上条「よし、明日は学校休んで極秘作戦をーーー」
小萌「上条ちゃん、お話があります」キリッ
上条「」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
土御門「しかし誘っといてなんだがカミやん。お前出席日数は大丈夫なのか?」」
上条「大丈夫大丈夫。なーに1日くらい大丈夫さ!」
上条「よし、明日は学校休んで極秘作戦をーーー」
小萌「上条ちゃん、お話があります」キリッ
上条「」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
882:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 19:52:19.60:TJodjRxq0 (9/15)
上条「だから!明日はちょっとお腹痛くなる感じで!」
小萌「ダウト」
上条「うぐっ、…その、どうしても休まなきゃいけないんです」
上条「先生なら…何も聞かずに許してくれますよね?」チラッ
小萌「だめなのです」ニッコリ!
上条「」
上条「だから!明日はちょっとお腹痛くなる感じで!」
小萌「ダウト」
上条「うぐっ、…その、どうしても休まなきゃいけないんです」
上条「先生なら…何も聞かずに許してくれますよね?」チラッ
小萌「だめなのです」ニッコリ!
上条「」
883:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 20:36:02.97:di18AQZRo (1/3)
※下手に上条の事情にのめり込むと日常に帰ってきづらくなり、あげく下手すると上条が庇う頻度が増します。扱いには細心の注意を払いましょう
※下手に上条の事情にのめり込むと日常に帰ってきづらくなり、あげく下手すると上条が庇う頻度が増します。扱いには細心の注意を払いましょう
884:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:17:55.75:TJodjRxq0 (10/15)
小萌「休むなとは言いません。でも絶対に本当の理由を言って欲しいのです」
上条「…えっと…」
小萌「先生は上条ちゃんの先生なのです」
小萌「だから、上条ちゃん一人で何かを抱え込ませません」
小萌「お願いなのです。話してくれませんか?」
上条「ぅえ?!え、えーっと、」
上条(い、言えねぇェェェエエエエエ!!!出席日数足りてない中で学校サボってライブ行きますとか死んでも言えねぇェェェエエエエエ!!!)
小萌「休むなとは言いません。でも絶対に本当の理由を言って欲しいのです」
上条「…えっと…」
小萌「先生は上条ちゃんの先生なのです」
小萌「だから、上条ちゃん一人で何かを抱え込ませません」
小萌「お願いなのです。話してくれませんか?」
上条「ぅえ?!え、えーっと、」
上条(い、言えねぇェェェエエエエエ!!!出席日数足りてない中で学校サボってライブ行きますとか死んでも言えねぇェェェエエエエエ!!!)
885:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:18:51.46:TJodjRxq0 (11/15)
小萌「…上条ちゃんがどうしてもやらなきゃいけない何か大事な事をやろうとしてる事はわかります」
小萌「でも、それはきっと先生も知らなきゃいけない事なんだと思うのです」
上条(そうかもしれませんけども!!)
上条「…親が危篤で」メソラシ
小萌「あ、じゃあ今から親御さんに電話して」
上条「いやっ、でもまぁ、あのっ、アレですよ」
上条「電話出れないぐらいかもしれませんし病院とか携帯はダメですし」
小萌「まぁダメ元でかけてみるのです」スッ
上条「待って待って待って待って」ガシッ
小萌「…上条ちゃんがどうしてもやらなきゃいけない何か大事な事をやろうとしてる事はわかります」
小萌「でも、それはきっと先生も知らなきゃいけない事なんだと思うのです」
上条(そうかもしれませんけども!!)
上条「…親が危篤で」メソラシ
小萌「あ、じゃあ今から親御さんに電話して」
上条「いやっ、でもまぁ、あのっ、アレですよ」
上条「電話出れないぐらいかもしれませんし病院とか携帯はダメですし」
小萌「まぁダメ元でかけてみるのです」スッ
上条「待って待って待って待って」ガシッ
886:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:20:22.80:TJodjRxq0 (12/15)
小萌「…本当の事、話してくれませんか」
上条「…はい」
小萌(一体、どんな理由でいつも休んで…)
上条「実は友だちとアリサのライブに学校サボって行こうとしてて」
小萌「…」ビキッ 。
小萌「…本当の事、話してくれませんか」
上条「…はい」
小萌(一体、どんな理由でいつも休んで…)
上条「実は友だちとアリサのライブに学校サボって行こうとしてて」
小萌「…」ビキッ 。
887:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:21:05.08:TJodjRxq0 (13/15)
この後、めちゃめちゃセッキョウした。
この後、めちゃめちゃセッキョウした。
888:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:22:20.05:TJodjRxq0 (14/15)
〜叶え屋〜
シギン「もむもむ」
シギン「クッキーおいし」
シギン「まぁ、アレだよ。アレだよね」
シギン「そんなに気になるなら四の五の言わずに聞けよって事で」ズズ...
シギン「…」ホフゥ
シギン「こんな感じでいいの?いいのかな?」
<コンコン
シギン「はーい!どうぞー!」
〜叶え屋〜
シギン「もむもむ」
シギン「クッキーおいし」
シギン「まぁ、アレだよ。アレだよね」
シギン「そんなに気になるなら四の五の言わずに聞けよって事で」ズズ...
シギン「…」ホフゥ
シギン「こんな感じでいいの?いいのかな?」
<コンコン
シギン「はーい!どうぞー!」
889:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:23:19.80:TJodjRxq0 (15/15)
依頼人↓1
相談内容↓2
依頼人↓1
相談内容↓2
890:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 21:24:16.97:di18AQZRo (2/3)
リドヴィア
リドヴィア
891:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 22:45:13.62:DnNLurWSo (1/1)
進んで逆境を作ってきたせいか感覚が麻痺して物足りなくなったきた
進んで逆境を作ってきたせいか感覚が麻痺して物足りなくなったきた
892:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/26(月) 22:47:16.74:di18AQZRo (3/3)
安定のドM
安定のドM
893: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/27(火) 13:59:59.96:5A/EOMSE0 (1/12)
リドヴィア「失礼します」
シギン(この人やたらとエグい痩せ方してるけど大丈夫かな)
リドヴィア「?」
シギン「あ、よかったらお菓子あります。ありますけど」
リドヴィア「ありがとうございます。しかしせっかくですが遠慮させていただきますので」
シギン「?」
リドヴィア「いえね、私宗教上の理由で菓子類は摂取し辛いのです」
シギン「あーなるほどー」
リドヴィア「私はローマ正教の宣教師、リドヴィア・ロレンツェッティと申します」
シギン「あ、シギンといいます。よろしくお願いします」
リドヴィア「失礼します」
シギン(この人やたらとエグい痩せ方してるけど大丈夫かな)
リドヴィア「?」
シギン「あ、よかったらお菓子あります。ありますけど」
リドヴィア「ありがとうございます。しかしせっかくですが遠慮させていただきますので」
シギン「?」
リドヴィア「いえね、私宗教上の理由で菓子類は摂取し辛いのです」
シギン「あーなるほどー」
リドヴィア「私はローマ正教の宣教師、リドヴィア・ロレンツェッティと申します」
シギン「あ、シギンといいます。よろしくお願いします」
894:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:02:45.65:5A/EOMSE0 (2/12)
リドヴィア「ちなみにですが何か信仰しているものはありますか?」
リドヴィア「よかったらローマ正きょ」
シギン「あ、私ローマ正教教徒です。同じです。同じですよ」
リドヴィア「あらそうでしたので?」
シギン(ゴメンなさい。勧誘鬱陶しいから嘘吐きました)
リドヴィア「ちなみにですが何か信仰しているものはありますか?」
リドヴィア「よかったらローマ正きょ」
シギン「あ、私ローマ正教教徒です。同じです。同じですよ」
リドヴィア「あらそうでしたので?」
シギン(ゴメンなさい。勧誘鬱陶しいから嘘吐きました)
895:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:08:21.89:5A/EOMSE0 (3/12)
リドヴィア「少し聞いていただきたい事あって入店したのですが」
シギン「はいはい」
リドヴィア「私は主に今迄社会に受け入れられぬ者達を専門に布教活動を続けてきました」
リドヴィア「活動規模も世界中であるため色々な地域で布教してきました」
シギン「お金とか大丈夫なんですか?」
リドヴィア「一応それなりの地位にはおりますので」
シギン「へぇ…それなのにこう、管理職っぽい事はされないのですか?」
リドヴィア「ええ、私は『自分の椅子』に座るよりは 世界を転々と渡って教えを広めていく事に生きがいを感じていますので」
リドヴィア「なんだかんだ現場派ですので」
シギン「ほうほう」
シギン(この人ローマ正教の営業マンみたいな感じなのか)
シギン(しかもターゲット層を『人一倍救いを求めてるであろう人』に絞ってるあたり中々マーケティングをおさえてるね)
リドヴィア「功績に対する教皇様からの褒章さえ質屋にぶち込み、 旅の資金に換えて布教のためなら何でもやってきました」
シギン「色んな意味ですごいですね」
リドヴィア「褒められた事ではないですがね。その時は例えそんな事をしてでも少しでも前進したかったので」
シギン「回りからの評価とか凄そう。凄そうですね」
リドヴィア「ふ、『告解の火曜(マルディグラ)』なんて渾名をつけられました」
シギン「へぇ…(なんだろ?知らない。知らないや)
リドヴィア「前置きが長かったですね。本題なのですが」
リドヴィア「私、基本的には順境だったり逆境でも全てやる気にできますから爆進していけてた…のですが」
リドヴィア「前々から逆境の時の方が気持ち良、」
シギン「ん?」
リドヴィア「失礼、逆境の時の方が楽しく感じるようになってきまして」
シギン「ふむふむ」
リドヴィア「ほら、ゲームでも何でも難易度が高ければ高いほどそれをクリアした時の感動が一入でしょう?」
シギン「そうですね」
リドヴィア「少し聞いていただきたい事あって入店したのですが」
シギン「はいはい」
リドヴィア「私は主に今迄社会に受け入れられぬ者達を専門に布教活動を続けてきました」
リドヴィア「活動規模も世界中であるため色々な地域で布教してきました」
シギン「お金とか大丈夫なんですか?」
リドヴィア「一応それなりの地位にはおりますので」
シギン「へぇ…それなのにこう、管理職っぽい事はされないのですか?」
リドヴィア「ええ、私は『自分の椅子』に座るよりは 世界を転々と渡って教えを広めていく事に生きがいを感じていますので」
リドヴィア「なんだかんだ現場派ですので」
シギン「ほうほう」
シギン(この人ローマ正教の営業マンみたいな感じなのか)
シギン(しかもターゲット層を『人一倍救いを求めてるであろう人』に絞ってるあたり中々マーケティングをおさえてるね)
リドヴィア「功績に対する教皇様からの褒章さえ質屋にぶち込み、 旅の資金に換えて布教のためなら何でもやってきました」
シギン「色んな意味ですごいですね」
リドヴィア「褒められた事ではないですがね。その時は例えそんな事をしてでも少しでも前進したかったので」
シギン「回りからの評価とか凄そう。凄そうですね」
リドヴィア「ふ、『告解の火曜(マルディグラ)』なんて渾名をつけられました」
シギン「へぇ…(なんだろ?知らない。知らないや)
リドヴィア「前置きが長かったですね。本題なのですが」
リドヴィア「私、基本的には順境だったり逆境でも全てやる気にできますから爆進していけてた…のですが」
リドヴィア「前々から逆境の時の方が気持ち良、」
シギン「ん?」
リドヴィア「失礼、逆境の時の方が楽しく感じるようになってきまして」
シギン「ふむふむ」
リドヴィア「ほら、ゲームでも何でも難易度が高ければ高いほどそれをクリアした時の感動が一入でしょう?」
シギン「そうですね」
896:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:11:55.29:5A/EOMSE0 (4/12)
リドヴィア「それでですね、やり甲斐だとか燃えてくるとか、気持ちいいとか」
シギン「ん?」
リドヴィア「いつしか『どうやったら今直面してる問題の難易度が上がるかな』と考えるようになってきました」
シギン「へぇ…」
リドヴィア「それからというもの…」
リドヴィア「火がついた蝋燭を素手で持って説法したり」
シギン(なんでだ)
リドヴィア「出来もしないヒップホップで若い方々を韻を踏みながらローマ正教に勧誘したり」
シギン(完全に変なヤツじゃないか)
リドヴィア「一ヶ月3000円生活したりとか」
シギン(どうやったんだろう)
リドヴィア「超絶ブラック企業に入って3ヶ月ほどローマ正教を紹介したり」
シギン(宗教よりもまともな職場紹介してあげたらそこの人達救われたんじゃないかな)
リドヴィア「…ですが」
リドヴィア「なんかマンネリになってきたんですよ」
シギン(中々のツワモノだね)
リドヴィア「痛い系や精神系、コレ危なすぎて死ぬ一歩手前じゃね?系もやってきましたが」
リドヴィア「うーん?っといった感じですので」
シギン「ふんふん。」
リドヴィア「それでですね、やり甲斐だとか燃えてくるとか、気持ちいいとか」
シギン「ん?」
リドヴィア「いつしか『どうやったら今直面してる問題の難易度が上がるかな』と考えるようになってきました」
シギン「へぇ…」
リドヴィア「それからというもの…」
リドヴィア「火がついた蝋燭を素手で持って説法したり」
シギン(なんでだ)
リドヴィア「出来もしないヒップホップで若い方々を韻を踏みながらローマ正教に勧誘したり」
シギン(完全に変なヤツじゃないか)
リドヴィア「一ヶ月3000円生活したりとか」
シギン(どうやったんだろう)
リドヴィア「超絶ブラック企業に入って3ヶ月ほどローマ正教を紹介したり」
シギン(宗教よりもまともな職場紹介してあげたらそこの人達救われたんじゃないかな)
リドヴィア「…ですが」
リドヴィア「なんかマンネリになってきたんですよ」
シギン(中々のツワモノだね)
リドヴィア「痛い系や精神系、コレ危なすぎて死ぬ一歩手前じゃね?系もやってきましたが」
リドヴィア「うーん?っといった感じですので」
シギン「ふんふん。」
897:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:13:36.03:5A/EOMSE0 (5/12)
リドヴィア「何か気持ちいい…違った、もっとレベルの高い逆境とかってありませんか?」
シギン(どうしよう相当レベルの高いドMさんだぞコレ)
リドヴィア「ありませんので?」
シギン「そうですね…」ウ-ン
シギン「ではこう『助言』します」
リドヴィア「何か気持ちいい…違った、もっとレベルの高い逆境とかってありませんか?」
シギン(どうしよう相当レベルの高いドMさんだぞコレ)
リドヴィア「ありませんので?」
シギン「そうですね…」ウ-ン
シギン「ではこう『助言』します」
898:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:15:06.81:5A/EOMSE0 (6/12)
〜後日、イタリア某所〜
オリアナ「〜♪ このバナナ美味しい…♪」レロレロ
リドヴィア「オッリッアナァァアアアア!!!!」ド-ン!!!
オリアナ「あばっふ?!」
リドヴィア「今、よろしいですか?」
オリアナ「非常によろしくないわね。何せ地面に落ちてしまったバナナもう一回買いに行かなきゃいけなくなったもの」
〜後日、イタリア某所〜
オリアナ「〜♪ このバナナ美味しい…♪」レロレロ
リドヴィア「オッリッアナァァアアアア!!!!」ド-ン!!!
オリアナ「あばっふ?!」
リドヴィア「今、よろしいですか?」
オリアナ「非常によろしくないわね。何せ地面に落ちてしまったバナナもう一回買いに行かなきゃいけなくなったもの」
899:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:22:28.05:5A/EOMSE0 (7/12)
リドヴィア「では大丈夫ですね」
オリアナ「あらやだあなた耳がおかしいわ」
リドヴィア「ところでオリアナ。私が苦手な事を御存知ですか?」
オリアナ「んー謝罪することと空気読む事かしらね?」
リドヴィア「そう、卑猥な発言に対して免疫がない事ですので!」
オリアナ「うーん、ちゃんと人の話を聞く事も追加するわね?」
リドヴィア「私は育ってきた環境もあって卑猥な表現や性的な事に対して恥ずかしくなってしまうので」
オリアナ「ウブなお嬢さんね」クスクス
リドヴィア「私の方が年上ですので」ムス
オリアナ「あら、年齢イコール”大人”ではないでしょう?」
リドヴィア「では大丈夫ですね」
オリアナ「あらやだあなた耳がおかしいわ」
リドヴィア「ところでオリアナ。私が苦手な事を御存知ですか?」
オリアナ「んー謝罪することと空気読む事かしらね?」
リドヴィア「そう、卑猥な発言に対して免疫がない事ですので!」
オリアナ「うーん、ちゃんと人の話を聞く事も追加するわね?」
リドヴィア「私は育ってきた環境もあって卑猥な表現や性的な事に対して恥ずかしくなってしまうので」
オリアナ「ウブなお嬢さんね」クスクス
リドヴィア「私の方が年上ですので」ムス
オリアナ「あら、年齢イコール”大人”ではないでしょう?」
900:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:24:02.10:5A/EOMSE0 (8/12)
リドヴィア「まぁ何はともあれ」
リドヴィア「特訓といいますか、何の恥ずかしげもなく変態的な事をスラスラ言える貴女に教えを受けたくて来ましたので!」
リドヴィア「どうかご教授を」
オリアナ「あらやだお姉さんすっごぉく面倒臭い」
リドヴィア「まぁ何はともあれ」
リドヴィア「特訓といいますか、何の恥ずかしげもなく変態的な事をスラスラ言える貴女に教えを受けたくて来ましたので!」
リドヴィア「どうかご教授を」
オリアナ「あらやだお姉さんすっごぉく面倒臭い」
901:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:27:07.76:5A/EOMSE0 (9/12)
オリアナ「というか何でまた今頃?」
リドヴィア「実は最近とある場所で『助言』をうけましてね」
オリアナ「あらどんな?」
リドヴィア「『自分が最も不得意、苦手とする事を克服しなさい』」
リドヴィア「『それは何よりも苦痛と忍耐が必要で、とんでもなく難しい事だから』」
リドヴィア「…と」
オリアナ「へぇ?」
オリアナ「というか何でまた今頃?」
リドヴィア「実は最近とある場所で『助言』をうけましてね」
オリアナ「あらどんな?」
リドヴィア「『自分が最も不得意、苦手とする事を克服しなさい』」
リドヴィア「『それは何よりも苦痛と忍耐が必要で、とんでもなく難しい事だから』」
リドヴィア「…と」
オリアナ「へぇ?」
902:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:28:01.07:5A/EOMSE0 (10/12)
オリアナ「んー…でも貴女、他にも色々と直すべきとことか苦手なところあるわよね?」
リドヴィア「…ではその辺りの指摘を、先生」
オリアナ「あら、お姉さん少しヤる気が出てきたわ」
オリアナ「いいわよ?お姉さんがた〜っぷり。色んなエッチな事教えてアゲル♪」
リドヴィア「…早速卑猥ですので///」
オリアナ「んー…でも貴女、他にも色々と直すべきとことか苦手なところあるわよね?」
リドヴィア「…ではその辺りの指摘を、先生」
オリアナ「あら、お姉さん少しヤる気が出てきたわ」
オリアナ「いいわよ?お姉さんがた〜っぷり。色んなエッチな事教えてアゲル♪」
リドヴィア「…早速卑猥ですので///」
903:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:28:57.22:5A/EOMSE0 (11/12)
〜叶え屋〜
シギン「〜♪」ペラ.ペラ..
シギン「あ、このブーツすっごい可愛い」
シギン(暇つぶしにファッション雑誌読んでるけどもう残りページがない。ないよ)
シギン(これを読み終わる前に次のお客がーー)
<トントン。
シギン(キターーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ーーーーーーーーー!!!)
シギン「はぁい!どうぞー!」
〜叶え屋〜
シギン「〜♪」ペラ.ペラ..
シギン「あ、このブーツすっごい可愛い」
シギン(暇つぶしにファッション雑誌読んでるけどもう残りページがない。ないよ)
シギン(これを読み終わる前に次のお客がーー)
<トントン。
シギン(キターーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ーーーーーーーーー!!!)
シギン「はぁい!どうぞー!」
904:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:30:09.28:5A/EOMSE0 (12/12)
依頼人を↓1
相談内容を↓2
依頼人を↓1
相談内容を↓2
905:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 14:44:09.74:4rid7yNzo (1/1)
木原脳幹
木原脳幹
906:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 15:41:31.70:WNXMHLJz0 (1/1)
換毛期のせいで付き人(木原唯一)のスーツに抜け毛が目立つ。なんとかしたい。
換毛期のせいで付き人(木原唯一)のスーツに抜け毛が目立つ。なんとかしたい。
907:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 15:49:06.12:ukPbIjKJo (1/1)
犬っころいいヤツすぎるwww
犬っころいいヤツすぎるwww
908:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/27(火) 16:20:27.45:MQrEn+aWo (1/1)
>>1、最近筆がのってるねー
>>1、最近筆がのってるねー
909: ◆3rfPz4lVbmKs:2015/10/29(木) 17:29:09.15:fjr9aEOc0 (1/21)
ゴールデンレトリーバー「わん」
シギン「犬だーーーーーーーー!!!」ゴビ-ン!!
ゴールデンレトリーバー「わん」
シギン「犬だーーーーーーーー!!!」ゴビ-ン!!
910:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:29:41.34:fjr9aEOc0 (2/21)
ゴールデンレトリーバー「まぁ落ち着きたまえ」
シギン「シャベッタァアアアア!!!!」
ゴールデンレトリーバー「まぁ落ち着きたまえ」
シギン「シャベッタァアアアア!!!!」
911:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:30:14.59:fjr9aEOc0 (3/21)
ゴールデンレトリーバー「ふぅ…やれやれ。私と初めて会う人間はみなそういう反応をする」つ葉巻
ゴールデンレトリーバー「ああ、すまない。ちょっと火を貰えるかね?」
シギン「葉巻吸えるの!!!?」
・・・。
ゴールデンレトリーバー「ふぅ…やれやれ。私と初めて会う人間はみなそういう反応をする」つ葉巻
ゴールデンレトリーバー「ああ、すまない。ちょっと火を貰えるかね?」
シギン「葉巻吸えるの!!!?」
・・・。
912:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:30:57.09:fjr9aEOc0 (4/21)
シギン「ハァハァハァハァ」
ゴールデンレトリーバー「落ち着いたかね?では火を」
シギン「すみません。ここ禁煙なので」
ゴールデンレトリーバー「ぬぅ、煙草用集塵機くらい設置したまえ」
シギン「すみません。ウチは皆非喫煙者なので」
シギン「ハァハァハァハァ」
ゴールデンレトリーバー「落ち着いたかね?では火を」
シギン「すみません。ここ禁煙なので」
ゴールデンレトリーバー「ぬぅ、煙草用集塵機くらい設置したまえ」
シギン「すみません。ウチは皆非喫煙者なので」
913:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:31:50.82:fjr9aEOc0 (5/21)
シギン「それでワンちゃんはどういった御用件で?」
ゴールデンレトリーバー「いやワンちゃんはやめたまえ」
シギン「んー…」
ゴールデンレトリーバー「…」
シギン「…ポチ?」クビカシゲ
ゴールデンレトリーバー「名付けるな名付けるな」
シギン「それでワンちゃんはどういった御用件で?」
ゴールデンレトリーバー「いやワンちゃんはやめたまえ」
シギン「んー…」
ゴールデンレトリーバー「…」
シギン「…ポチ?」クビカシゲ
ゴールデンレトリーバー「名付けるな名付けるな」
914:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:34:43.71:fjr9aEOc0 (6/21)
ゴールデンレトリーバー「あーいや、ゴホン。申し遅れたな。私の名は木原脳幹」
脳幹「犬の脳に外付けの機械を導入した事で人間並みの知能を手にした者だ」
脳幹「見た目はこんなだが、そこそこ長生きしている一人の科学者だよ」
脳幹「専門分野は反魔術〈アンチ・マジック〉」
脳幹「いわゆる魔術というモノに対して科学的見地からの撃滅策を考案、用意し形にし実践していく」
脳幹「よろしく。”お嬢さん”」ニコッ
シギン「あ、よろしく。よろしくお願いします」ペコ
シギン(相も変わらず学園都市お得意のゲテモノ科学、か…)
・・・・・。
ゴールデンレトリーバー「あーいや、ゴホン。申し遅れたな。私の名は木原脳幹」
脳幹「犬の脳に外付けの機械を導入した事で人間並みの知能を手にした者だ」
脳幹「見た目はこんなだが、そこそこ長生きしている一人の科学者だよ」
脳幹「専門分野は反魔術〈アンチ・マジック〉」
脳幹「いわゆる魔術というモノに対して科学的見地からの撃滅策を考案、用意し形にし実践していく」
脳幹「よろしく。”お嬢さん”」ニコッ
シギン「あ、よろしく。よろしくお願いします」ペコ
シギン(相も変わらず学園都市お得意のゲテモノ科学、か…)
・・・・・。
915:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:37:52.14:fjr9aEOc0 (7/21)
シギン「それでご相談内容というのは」
脳幹「ああ、私の部下である女性の事なんだがね」
脳幹「実は彼女、最近毛が服についている事が多くてね」
シギン「毛?」
脳幹「ああ。私の毛だ」
シギン(お前のかよ)
脳幹「換毛期でね…夏毛と冬毛の総入れ替えなのだよ」
シギン(ガチの犬事情きた)
脳幹「生理現象とはいえ、彼女の服に度々こんもりと付着させてしまっていてね、みっともないのだよ」
脳幹「しかしいくら『綺麗にしておきなさい。見た目を良くしておく事など当たり前なのだから』と言い聞かせても中々聞かない」
シギン「それでご相談内容というのは」
脳幹「ああ、私の部下である女性の事なんだがね」
脳幹「実は彼女、最近毛が服についている事が多くてね」
シギン「毛?」
脳幹「ああ。私の毛だ」
シギン(お前のかよ)
脳幹「換毛期でね…夏毛と冬毛の総入れ替えなのだよ」
シギン(ガチの犬事情きた)
脳幹「生理現象とはいえ、彼女の服に度々こんもりと付着させてしまっていてね、みっともないのだよ」
脳幹「しかしいくら『綺麗にしておきなさい。見た目を良くしておく事など当たり前なのだから』と言い聞かせても中々聞かない」
916:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:39:05.46:fjr9aEOc0 (8/21)
脳幹「とは言え原因は私にある。気づいたら私も取るようにはしているのだが」
シギン「ふむふむ」
脳幹「彼女は結構な頻度で私に抱きつきモフモフするし、それもやめろと言っても聞かんのだよ」
シギン(ああ…わかる。わかるよ。私もその人の立場だったら絶対モフりにいく。いくもんなぁ…)
脳幹「とは言え原因は私にある。気づいたら私も取るようにはしているのだが」
シギン「ふむふむ」
脳幹「彼女は結構な頻度で私に抱きつきモフモフするし、それもやめろと言っても聞かんのだよ」
シギン(ああ…わかる。わかるよ。私もその人の立場だったら絶対モフりにいく。いくもんなぁ…)
917:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:41:47.00:fjr9aEOc0 (9/21)
脳幹「ヒトと犬の関係の宿命かもしれんのだがね、」
脳幹「常に改善し続ける…進歩し続けなければそれは現状維持ではなく、退化だ」
脳幹「私はそんな事はゴメンなのでね」
脳幹「だから君に聞きたい」
脳幹「ヒトと犬の関係の宿命かもしれんのだがね、」
脳幹「常に改善し続ける…進歩し続けなければそれは現状維持ではなく、退化だ」
脳幹「私はそんな事はゴメンなのでね」
脳幹「だから君に聞きたい」
918:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:42:17.69:fjr9aEOc0 (10/21)
脳幹「飼い犬の換毛期によくある服への毛の付着と室内の毛だらけ状態の改善方法というのはあるのだろうか」
シギン「…」
脳幹「飼い犬の換毛期によくある服への毛の付着と室内の毛だらけ状態の改善方法というのはあるのだろうか」
シギン「…」
919:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:42:45.06:fjr9aEOc0 (11/21)
シギン(それ、私じゃなくてペットショップの人に聞いた方がいいんじゃない…?)
シギン(それ、私じゃなくてペットショップの人に聞いた方がいいんじゃない…?)
920:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:43:36.58:fjr9aEOc0 (12/21)
シギン(とは言えないので。)コホン
シギン「はい。では『助言』します」
脳幹「よろしく頼むよ」ワン!
シギン(とは言えないので。)コホン
シギン「はい。では『助言』します」
脳幹「よろしく頼むよ」ワン!
921:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:45:51.30:fjr9aEOc0 (13/21)
〜ペットショップ〜
店員「いらっしゃいませー」
唯一「いやぁ、いつかは先生に付き合ってこういったお店に来るのかなーとは思っていましたが」
脳幹「…」
<ワンワン!キャンキャン!
唯一「いやーペットショップっていいですよねー」
脳幹「そうかね?」
唯一「だって小さくて可愛い子達がいっぱいじゃないですか!」
脳幹「すまないが、実は私はペットショップというのはあまり好きではないのだよ」
唯一「あれま」
脳幹「…」
唯一「先生ひょっとして、御自分を箱の中の彼等に重ねてるとか?」
脳幹「そうだな。それもある」
唯一「と、いいますと?」
脳幹「私は彼らに対して『可愛い』という癒しではなく『なんと哀れな…』という思いが先行してしまうのだよ」
唯一「へぇ?」
〜ペットショップ〜
店員「いらっしゃいませー」
唯一「いやぁ、いつかは先生に付き合ってこういったお店に来るのかなーとは思っていましたが」
脳幹「…」
<ワンワン!キャンキャン!
唯一「いやーペットショップっていいですよねー」
脳幹「そうかね?」
唯一「だって小さくて可愛い子達がいっぱいじゃないですか!」
脳幹「すまないが、実は私はペットショップというのはあまり好きではないのだよ」
唯一「あれま」
脳幹「…」
唯一「先生ひょっとして、御自分を箱の中の彼等に重ねてるとか?」
脳幹「そうだな。それもある」
唯一「と、いいますと?」
脳幹「私は彼らに対して『可愛い』という癒しではなく『なんと哀れな…』という思いが先行してしまうのだよ」
唯一「へぇ?」
922:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/29(木) 17:47:21.85:fjr9aEOc0 (14/21)
脳幹「考えてもみたまえ。彼らは常に狭い透明な檻に閉じ込められている」
脳幹「常に監視され、売られなければなけなしの自由すらその人生にはない」
脳幹「彼らという犬種が造られるのも哀れだ」
脳幹「例えばペット犬の商品価値の一つである『鳴かない犬』を造るのには何十世代ものの交配…品種改良が必要になる」
脳幹「つまり、延々と子供を産ませ続ける『母犬』という名の工場が必要になる」
脳幹「そして、必要の無い『よく鳴く犬』の処分もな」
脳幹「考えてもみたまえ。彼らは常に狭い透明な檻に閉じ込められている」
脳幹「常に監視され、売られなければなけなしの自由すらその人生にはない」
脳幹「彼らという犬種が造られるのも哀れだ」
脳幹「例えばペット犬の商品価値の一つである『鳴かない犬』を造るのには何十世代ものの交配…品種改良が必要になる」
脳幹「つまり、延々と子供を産ませ続ける『母犬』という名の工場が必要になる」
脳幹「そして、必要の無い『よく鳴く犬』の処分もな」
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http://s2-d2.com/archives/16702976.html
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