1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:40:38.90bxrpzeRm0 (1/2)

vipからの続きで申し訳ないが

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1376764742/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376905238



2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:43:47.21sWNWKwm/o (1/1)

>>1乙


3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:43:53.31eWnFUbIio (1/2)

>>1乙


4VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:44:10.36MhHEVplio (1/1)




5VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:45:26.35v/fNvlRDO (1/1)

乙乙


6VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:46:53.60K/Ek1KGc0 (1/1)

1乙



7VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:47:18.23bxrpzeRm0 (2/2)

ここなら落ちる心配もないし少し休む


8VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:49:10.48AXkFYUdVo (1/1)

VIPで編集とか言ってたやつここで再放送すれば読みやすくなるのにな


9VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:50:09.15nAnMKwFmo (1/2)

>>1
乙ですごゆっくり~


10VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:55:55.399TD4zy5g0 (1/2)

>>1乙
なんかいろいろ湧いてたけど、こっちでまったり書いてくれ


11VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 18:59:17.34uNO8KJt50 (1/2)

SS速報か
まぁしゃあないか
>>1乙


12VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:05:43.40DgtYHoRwo (1/1)

楽しみにしとく
完走頼むぞ


13VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:08:01.46h2oO4V/x0 (1/2)

この>>1は好感もてるわ


14VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:14:14.805jIIol/m0 (1/1)

期待してるは


15VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:15:22.36sz1gvE6Oo (1/1)

ほんと乙


16VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:17:21.75eWnFUbIio (2/2)

>>1のレス抽出して最初からここに貼り付けようか?


17VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:18:26.19c+vwvHBVo (1/1)

完結まで余計なことしなくていいから


18VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:20:21.12Mlu9uQSZo (1/1)

続きからでいいよ


19VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:22:07.13fukgqUVH0 (1/2)

荒らしに反応しないこと

反応したら負け


20VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:23:52.73TtyamQjbo (1/2)

>>19
これ反応してるんだよなぁ…


21VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:34:50.54al59E3Zfo (1/1)

荒らされて終わり、にならなくてよかった
頑張って


22VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 19:58:50.45Iw1f3qgR0 (1/3)

よかった



23VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:04:46.79AJ7e5z8Xo (1/1)

SS速報を専ブラで見れるようにするのに手間取った・・・orz


24VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:06:13.15Iw1f3qgR0 (2/3)

落ちる事ないだろうしゆっくりやってくれ
支援



25VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:17:35.28W+/AyF2AO (1/1)

出来る>>1が居ると聞いて


26VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:21:20.40uNO8KJt50 (2/2)

ええい!投下はまだか!


27VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:23:12.35fukgqUVH0 (2/2)

>>1が来ない


28VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:33:47.37gmKcMTrCo (1/1)

こっちなら大丈夫だよな?
頑張れ


29VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:38:49.17TtyamQjbo (2/2)

VIPからこっち来ると大抵完結しないんだよな…


30VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 20:56:23.607i7UTfu/o (1/1)

きたい


31VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:20:20.26fGNUVf4z0 (1/1)

まだか!?


32VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:24:01.10vCQ69Hh00 (1/1)

はよ


33VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:25:44.18O1+JcoYto (1/1)

期待


34VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:35:17.73nAnMKwFmo (2/2)

>>29
だね




35VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:36:37.63ccRU7zkFO (1/1)

私まーつーわ


36VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:38:28.29BJBSLSLAO (1/1)

またてつをにあ゛え゛る゛


37VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 21:57:43.99paYFWQmAO (1/1)

>>1まだかな


38VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:10:19.059TD4zy5g0 (2/2)

いっそ総集編した方がいいかもしれんな


39VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:10:54.81B+fd1jxTo (1/1)

年表でいいんじゃね


40VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:14:14.96AxdKjGILO (1/1)

そういう事外野が言い出すとソードマスターヤマトになりそうで嫌だなぁ…


41VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:15:30.09VPVrxwy3o (1/1)

寝てんだろ


42VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:22:53.20KRX6dtdFo (1/1)

>>1
重複スレ立ってるから使わない方HTML化依頼してくれ


43VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:28:41.20CNZOXn6S0 (1/1)

続きは(( ;:?;д;?)):;?


44VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:33:48.80Iw1f3qgR0 (3/3)

まあゆっくり待とうか
1も休憩するっていってたし



45VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 22:34:53.89h2oO4V/x0 (2/2)

ハンカチプリンスのこと忘れてそうだwww


46VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 01:46:21.65QaM+Zfyho (1/2)

ここは保守要らないんだよね?


47VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 01:49:08.73WIpXvOmSo (1/1)

そうだよ


48VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 01:54:44.86QaM+Zfyho (2/2)

>>47
ありがと


49VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 03:18:04.87YjTUYh4AO (1/1)

>>1乙


50VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 03:27:28.77wwvpWtd20 (1/6)

てつをRXの攻撃! リボルケインが 唸りをあげる!

長男勇者の仲間『薄幸の喪少女』は 爆散した!

薄幸の喪少女「己を生んだ母を怨むうぅぅぅ!!」チュドーン

長男勇者「俺の喪少女を喪少女を一撃で沈ませやがっただとぉーッ!?」

てつをRX「ここまでだ、ク ラ イ シ ス !!」

長男勇者「く、くるな……その仲間一体何なんだよ……どうして 何度も攻撃してもHPが自動で回復しやがる……」

『スキル:王石の光ver,2 → てつをRXは太陽の下にいる限りHPを自動的に回復し続ける』

勇者「今ので最後だろう」

勇者「もう お前に仲間は残っちゃいない。さっき爆死した次男勇者と同じ目に合いたくなければ、降参しろ」

長男勇者「この野郎……まだだ、また俺一人だけでも戦えるんだぜェ!?」  三男勇者「あんちゃん!もうやめてよぉー!」

三男勇者「勇者の兄ちゃんもこれ以上僕のあんちゃんをいじめないでよぉー……」

勇者「それなら、お前の『あんちゃん』に約束させるがいいぜ。二度と『無課金勇者狩り』なんぞ くだらん真似をするなって!」

三男勇者「あ、あんちゃーん……」  

長男勇者「たっ、頼む! もう俺は降参する、あんたの勝ちだ……だからコイツだけは生かしてくれ!」

キミは 『勇者×バトル』に勝利した!

勇者「とっとと僕の目の前から失せてしまえ、小悪党どもめ。どっかで足洗って真面目に勇者しやがれ!」

長男勇者「クソッタレめ……チート使ってる奴に敵うワケがねぇだろ! 覚えておけよッ!」  三男勇者「待ってよあんちゃぁーん!」

ならず者・勇者三兄弟は キミの前から去って行った!

勇者「…………あ、危なかったぞ」


51VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 03:36:24.09w6kIyEJ5o (1/3)

こんな時間からかよ


52VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 03:38:55.24uBfNS1Zqo (1/1)

>>1は酉をつけた方がいいぞ
誰かが勝手に乗っ取りするかもしれないから



53VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 04:02:56.97wwvpWtd20 (2/6)

勇者「まさか二連戦する羽目になるとはな、『精神力』も残り僅かじゃないか」

勇者「奴が降参していなければ回復薬を使わざるを得なかった……」  → 『精神力:09/46』

女神「…逆に聞きますよ、私の勇者? なぜ回復薬を買わないのです!? あなた最近調子に乗っているのではありませんか!?」

勇者「買うも買わんも僕の勝手だろうが一々強要してくるんじゃねぇよ!!」  女神「お金があれば使うのが消費者の義務でしょうが!!」

眼鏡勇者「あのぅー……」

勇者「あっ、もう大丈夫 安心してくれ。キミが奪われた『格闘魔法少女』と『ステマ・ゴウリキ』は取り戻したからな」

女神「ちょ、ちょっと 勇者! せっかくあなたが勝利して手に入れたレア仲間を無償で譲るつもりなのですか!」

勇者「何を言ってるんだよ、コイツらは元々彼の仲間たちだろうが。それをあんな卑怯なやり方で奪うなんて最低だぜ…」

女神「そこの冴えない眼鏡勇者よ……仲間を返して欲しくば24時間以内に10万用意するのです……もし払えなければ あなたの大事な仲間は」

勇者「このクズの言う事に一々耳を貸さなくていいよ。まともに相手をすれば胃に穴が開く」

眼鏡勇者「は、はぁ……すみません……」

女神「チッ……相棒の私に冷たいとは酷い勇者ですね。まったく、勝手にどうでもいい勇者を助けたりなんかもしちゃって!」

勇者「お前本っっっ当に女神名乗るのやめてくれないか!?」




54VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 04:07:52.80w6kIyEJ5o (2/3)

女神がいつかしぺ返しを食らうと信じて読むわ


55 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/20(火) 04:30:32.73wwvpWtd20 (3/6)

眼鏡勇者「あの、その女神さまの言う通り どうして俺なんか見ず知らずの者を助けてくれたんですか…」

勇者「僕も仲間を奪われるつらさを知っているから。キミは無課金でこれまでコツコツ頑張って、その仲間を手に入れたんだろう?」

勇者「とても大切な筈だ、だからあんなカツアゲみたいな真似して奪われている所を放ってはおけなかった」

女神「勇者カッコいいですわねーいやぁ、さすが勇者サマですぅー」  勇者「お前はいくら課金すれば その口閉じててくれんだろうな!?」

女神「フン。……それにしても最近は無課金勇者が増えて、増えて 情けなくて見ていられませんね」

勇者「みんながそう簡単に課金へ手を出すわけがないだろ。しかも大体胡散臭いものしかないしな!」

眼鏡勇者「お、俺は 貧困街の生まれで中々お金に余裕が持てなくて……」

女神「やれやれ だからこそ毎日せっせと働き、お金を得て課金しまくるべきなのですわー」

女神「だって魔王を倒せば国から褒美として金銀財宝がタンマリ頂けるのですよ? そう考えれば今まで課金した分は無駄ではないでしょう?」

勇者「かならず魔王を倒せる保障はないだろうが…」

眼鏡勇者「……そういえば、あなたが使役していたさっきの仲間 とても強かったですね。3体の仲間が束になって向かっても敵わないなんて」

眼鏡勇者「やっぱりアレって チートを使ったんですか……?」

勇者「そんなワケがあるかっ、さっきのはてつをRXの実力だよ!」

眼鏡勇者「へー……あんな仲間もいるんですねぇー……俺、初めて見ましたよ……へー……フーン…………」

勇者「きっとキミもいつか そんな強い仲間に出会えるさ。じゃあ、僕は先を急ぐから。これで」

キミは 眼鏡勇者に別れをつげて その場をあとにした !



眼鏡勇者「アイツ欲しいなァ…………」


56VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 04:37:06.24w6kIyEJ5o (3/3)

不穏だな


57VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 04:38:51.02N2XyFzkfO (1/1)

HA☆GAみたいな奴でてきたな


58VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 04:44:09.98MaVz3bpco (1/1)

伏線来たか


59 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/20(火) 05:15:40.01wwvpWtd20 (4/6)

てつをRX「や゛め゛で ぐ れ゛ ゆ゛う゛じ ゃ゛ぐ ん゛っっっ!!」

勇者「ちょっとだけだから! 一瞬で終わるし、痛くないから! な!?」

キミは合成釜へ 『太陽の子・てつをRX』と『ゲル』を 放り込んだ!

「ブワアアアアアァァァァ……――――――」

勇者「あの合成の方法 もう少し優しい感じにならないのか」  女神「なりません。仲間合成一回 200円になりまぁーす♪」

勇者「っ~~~……それにしてもてつをRX かなり強くて助かってはいるが、まだ強くなるのか」

女神「正直 私としては史上最悪の厄介者ですよ、あの仲間は。このままでは てつをRXのみで色々突破されてしまいそうで……」

勇者「女神よ、お前は僕に魔王を倒してもらいたくはないのか? 苦しめとでも?」

女神「結果的にそれで勇者の課金額が増加するのであれば是非苦しんでいただけた方が!」 勇者「お前は僕の何なんだ!?」

女神「まぁ、どうせならば魔王は倒してはもらいたくはありますよ? そうなれば 同時に私も女神として格が上がってウハウハになれますしね」

勇者「女神の格が上がるってなんだよ……あっ、合成が終わったようだ!」

キミは 新たな力をみにつけた仲間を 手に入れた !

『レア度☆☆☆☆☆☆:太陽の子・てつをRX(スキル:王石の光ver,2)(スキル:怒りのフォームチェンジ)』

てつをRX「俺は太陽の子・てつをアールエックスッ!!」

勇者「別にどこも変わってなくないか?」  女神「いいえ、勇者。どうやらスキルが追加されたようですわ」

勇者「何だ『フォームチェンジ』って…………うーん」

女神「また今度は難しい顔をし始めてどうしたのですか、勇者?」

勇者「いや、女勇者ちゃんが「救ってくれ」と僕に頼んだのは 確かにあの『マッチョ』勇者だったんだよなって…」

勇者「ムキムキマッチョで見るからに健康体なアイツが病に侵されているとは到底思えなくて」

女神「それはどうでしょうかねぇ、あの筋肉は薬かなにかで無理に作ったものだという可能性もありますよ」

女神「ほら、ボディビルダーって結構体調崩しやすいではありませんか」

勇者「……どのみちアイツとはまた会わなくちゃいけない。その時に詳しい話を聞くしかないだろうな」


60VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 05:25:09.78DDr3Lut/o (1/1)

バイオ来る~!


61 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/20(火) 06:01:11.11wwvpWtd20 (5/6)

女神「というか何故ガチャを回さないのですか、勇者よ!?」

勇者「また唐突な!……だってもう回す必要がないだろう? てつをRXはレベルを上げなくても十分今のままで最強だしさ」

勇者「ああ、無料ガチャぐらいならやってやらんでもないぞwwwwwwwwwwww」

女神「て、天狗になっていますね……勇者よ……」プルプル

女神「あの日あなたは私に向かって約束してくれたではありませんか! レア仲間たちをコンプしたら僕と結婚してくれと!」

勇者「そんなフザけた告白を誰がするんだろうな! 大体お前が出すガチャは的屋レベルでゴミしか当たらねぇんだよ!」

勇者「真面目に一回中身見せてみろ。それで僕が納得がつければ回してやらなくもない……」

女神「えっ、それはなんだかセコくありませんか……」  勇者「それぐらい僕はお前を信用していない」

女神「酷いですわ 勇者……およよよよ……ぐすんっ……」

女神は キミへ背をむけて 顔に両手をあて 泣きだした!

勇者「うっ……な、泣かないでくれよ……全体的にお前が悪いのに僕が悪者みたいになるじゃないか……」

女神「うえーーーんっ! ……ら、らって、ゆうしゃが わたしをいじめるからぁー……!」

勇者「悪かったって 少し言いすぎたよ……女神、ごめんってば……!」

女神「しく、しくしく……この かなしみ を おさえるには ゆうしゃがレアガチャ をまわすしか方法はないのです……」

勇者「わ、分かったよ……じゃあ1回だけ回すから……」

女神「1回? え、たった1回ですか? ケチな勇者にわたしは悲しくなり、ますます涙が止まりませんが?」クルッ

勇者「やっぱお前のこと大嫌いだわ」


62VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 06:25:30.59RAdsRgWho (1/1)

てす


63VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 07:04:25.55doUTiKs2o (1/1)

VIPのとこから少し話飛んでね?


64VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 07:38:17.148ca+Lpnt0 (1/1)

最後機械武道家抱きしめて終わったような気がしたんだけどなぁ


65VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 07:41:59.21AG5+Y7wgo (1/2)

>>63
だよな


66VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 07:47:11.70cf7xjvUvo (1/1)

もうダメかもしれんな


67VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 07:52:33.30M8JNNxTZ0 (1/1)

きっと眼鏡勇者はこの先出番無いな


68VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 08:02:11.436KddznRG0 (1/2)

今ならまだ間に合う
前スレ最後の続きから入ってくれ




69VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 08:22:53.26BLlCF1vbo (1/1)

ただ少し時間とんだだけだろ

無課金勇者として頑張ってるんだろ


70VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 08:35:03.76pmaDLrJOo (1/1)

場面が飛んだだけじゃね
スレが変わったから余計に違和感があるだけで


71VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 08:44:27.55zjJEABSCo (1/1)

特におかしいところはないかと


72VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 09:49:23.17P+B6mRzu0 (1/1)

話がとんだんじゃなくて>>1が前の展開忘れてたんじゃね?


73VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 10:30:43.56YudHDl4to (1/1)

前スレの最後で一段落ついてたから
>>50の最初に「一ヵ月後・・・」みたいなのを脳内補完したよ
実際はどれくらい後なのかわからないけど


74VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 15:24:09.05ivMsPhdkO (1/1)

しっかし登場人物に結構なクズが多いな…
課金の道は修羅の道よ…


75VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 15:28:49.629nghYtUv0 (1/2)

[ピザ]勇者はモウ出てきてほしくない


76 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/20(火) 16:44:57.54wwvpWtd20 (6/6)

冷静になって読み返してみると確かに話が唐突すぎる・・・いちおう前スレ最後の1日後から始まったつもり
頭ボーっとさせながら書いてたな。何でもするから許して


77VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 16:45:21.24pN9tVtZYo (1/1)

ん?


78VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 16:49:33.76n6oyrO2Do (1/1)

女神「今なんでもするって」


79VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 16:52:24.18DNBFiMxco (1/1)

1回900円のスーパーガチャか


80VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 17:18:39.166KddznRG0 (2/2)

今何でもするって言ったよね?


81VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 18:06:00.17jwaAppLXo (1/1)

課金入ります


82VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 18:16:39.07KRT/XkwKo (1/1)

なんでもするんならクソ女神を黙らせろ!


83VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 18:30:49.87AG5+Y7wgo (2/2)

はよ


84VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 19:10:50.29fp/PCl3Qo (1/1)

女神に鉄槌をお願い


85VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 19:24:09.872y1TwpkVo (1/1)

何でもするなら続きをかけ


86VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 20:21:43.295HFfL8uAo (1/1)

なまいき武闘家のもっと強くなった版みたいの出ないかなぁ
結構おいしいとこ持ってったし、なんだかんだで最初の女だし


87VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 22:13:07.06QOwpnIrw0 (1/1)

2ch規制された


女神ってそこまでクズか?
クズ騎士のSSのほうがクズだったぞ


88VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 22:15:03.923HGaFt/Z0 (1/1)

つづきはよ


89VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 22:21:37.46cRwJFa3bo (1/1)

>>87
あれと比べたらクズじゃないの探すほうが大変だろ


90VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 22:29:45.37E29YFOSUo (1/1)

よりクズなやつがいるだけでこの女神が屑なことには変わりない


91VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 23:02:06.819nghYtUv0 (2/2)

>>76 ま、仕方ないって ずーっとSS書いてんのだからお疲れ様 焦らず な


92VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/20(火) 23:02:35.58Moc3tU1lo (1/1)

気長に待てばいいさ


93VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 00:12:05.21vrekO9bZo (1/1)

大変なゲームだなあ


94VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 00:29:23.84b/EhmxY3o (1/1)

お前のバージン豚煮込みは史上最強の屑発言だからあれには敵わんわ


95VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 09:08:53.89wFyEobPf0 (1/4)

・・・・・・(^o^)


96VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 10:08:44.02wFyEobPf0 (2/4)

age


97VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 10:57:29.64pnBZ8p9So (1/1)

VIPだったら数日で終わってたのにこっちだと何十日、何ヶ月かかるんだろうな


98VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 11:01:05.47wFyEobPf0 (3/4)

>>97
別にええやないか


99VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 11:06:08.096D1RM1yeo (1/1)

荒らされて不快になるよりよっぽどいいわ


100 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 12:05:01.525z4jSWn00 (1/18)

ふぇぇ・・・お昼ご飯食べたら書くよぉ・・・


101VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 13:05:52.11YAQQAXAAO (1/2)

はよはよ


102VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 13:20:47.20Ye8O9q2uo (1/1)

お昼休みしゅーりょー


103 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 13:26:09.975z4jSWn00 (2/18)

女神「くっ、あと一押し足りませんでしたか」

勇者「アホか。誰があんなワザとらしい演技に引っ掛かるものか…」

勇者「それより女神よ、ガチャを出してくれ。無料ガチャをだからな、言ってる傍から別の方を取り出すなっ」

女神「先程レアガチャを引いてくれると言ったではありませんか! この私を騙しましたわね!?」

勇者「先に騙しにかかって来た奴が誰だったか答えろよ!グダグダしてないで早く無料ガチャ回させろ!」

勇者「念の為に機械武闘家と[らめぇぇっ!]女騎士を強化しておきたいんだ。今残している素材ではレベルUPまで届かん」

女神「勇者、素材目当てに引かれる仲間の気持ちが分かって?」

勇者「うっ……仕方が無いだろう。無料ガチャを引いて手に入る仲間では即戦力を期待できないのだから」

女神「ですから レアガチャにすれば良いものを。ケチな精神で事を行えば碌な結果がでませんよ?」

勇者「煽っても無駄だからな?」  女神「失礼なっ、今のは美しい女神からのありがたい助言ですよ!」

勇者「自画自賛しているような女神の助言なんて聞く耳持たねーよ。ほら、さっさとレアガチャ引っ込めて―――ん?」

女神「あら! 勇者よ、気が変わったのですね!」  勇者「違うわ……なんか変なのが……」

キミの 視界に『天界から勇者会員さまへ』と書かれたメッセージ が映り込んだ !


104VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 13:29:48.30CuQjqwUco (1/2)

メ欄にsagaって入れとき


105 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 13:41:25.125z4jSWn00 (3/18)

勇者「女神、なんだか僕の目に謎のメッセージが浮かんで見えているんだが……」

女神「メッセージですか?」  

勇者「ああ、『天界から勇者会員さまへ』ってタイトルだよ」

勇者「コレはまたお前の仕業か? ゲージやらよく分からん数値が視界にあるのには慣れてきた頃だけど、こんなのは初めて…」

女神「いいえ、勇者。私は何もしていませんけれど……確かに天界(運営)は、勇者会員全てを対象にメールを送る事がありますわ」

女神「内容は ほとんどが今月の限定ダンジョンの解放、新仲間登場のお知らせとか。あとはアップデートを終えた知らせでしょうか」

勇者「アップデートってなんぞ…」

女神「ですが、基本的に勇者へメッセージが届かれる前に、一旦私たち女神が情報の確認をするものなのですが~……うーん」

女神「よく分かりませんが、とりあえずそのメッセージを開いてみてはどうです?」

勇者「開けと言われても その開き方が分からない」

女神「 『ニア』 コレを気合いでメッセージのところまで動かしてダブルクリックですよ、勇者!」

勇者「ニア……?」

勇者「本当にで動かせた……とりあえず開けてみるぞ……!」

キミは メッセージ を 開いた !

メッセージ『バカが見る~♪』

勇者「は?」


106 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 14:10:01.685z4jSWn00 (4/18)

メッセージ『あああああああああああああああああああああああああああ(ry』

勇者「うわあああぁぁぁ、何だコレェ!? ひ、開いたら視界が『あ』で埋め尽くされ始めやがったぞ!?」

勇者「見えないっ、何も見えない……!」ブンブンッ

女神「勇者、あなた遂に頭の方が壊れてしまったというのですか……怖いですわよ……」

勇者「そんなワケがあるか!! 女神、絶対お前の仕業だろぉ!! 早くコレ何とかしろよ!?」

女神「ですから私は何もしていませんわ! 私はお金の絡まない事には一々手を出したりしません!」

勇者「じゃあコレは誰の仕業だって言うんだよぉーっ!? ――――――あっ」

次第に キミの視界は落ち着きを取り戻し始め、異常はなくなった !

勇者「……勝手に治った。まさか今のは魔物の攻撃だったとかじゃないだろうな?」

女神「その様な面倒臭いことを魔物がするわけないでしょう。彼らは間接的に襲いかかるよりは直接を好みますからねぇー」

女神「……というか勇者、あなたへ届いた『メッセージ』、本当に天界からのもので間違いなかったのですか?」

勇者「だ、だって天界からってしっかり書かれていたぞ。間違いないよ……!」

女神「肝心のメッセージの中身は?」  勇者「短文で『バカが見る』とだけ……その後すぐに変になって……」

キミは 勇者A、勇者B、勇者C、勇者D~~~勇者Z とフレンドになった !

勇者「えっ」

勇者Aが キミに仲間交換を求めている! キミは 勇者Aとの仲間交換に 応じた!

勇者「ちょ、ちょっ……は!? え!?」


107VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 14:11:54.34U3L1u/Qdo (1/1)

ハッキング的なアレか


108VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 14:22:01.69LeOhRhy+o (1/2)

うわぁああああああああ


109VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 14:22:16.47jcZ1+1Gjo (1/1)

やられたか


110 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 14:29:09.335z4jSWn00 (5/18)

勇者「女神!! またおかしいぞ!?」  女神「もう、今度は何です? 本当は勇者の方が私をからかっているのでは?」

勇者「そんなワケがあるか!! 真面目に変なんだよ、勝手に知らない勇者とフレンドになり始めたり……」

勇者Aは 『レア度☆:剛毛商人(スキル:なし)』を交換に出してきた!

キミは 『レア度☆☆☆☆☆☆:太陽の子・てつをRX(スキル:王石の光ver,2)』を交換に出した!

勇者「はぁ!?」

てつをRX「ゆ゛う゛じ ゃ゛ぐ ん゛っっっ!! お、おれのからだが……」

勇者「ま、待て てつをRXッ!!」

キミたちは 無事交換を終えた! キミは新しい仲間と出会った! → 『レア度☆:剛毛商人(スキル:なし)』

剛毛商人「毛が混入していたと毎回苦情が絶えません」

勇者「なんだコイツ……お、おい女神…………」

女神「勇者、なぜあなたの仲間内でエースである『てつをRX』を突然交換したのですか? というかどこの勇者と?」

勇者「僕が逆に聞きたいわ!! てつをRXを僕が誰かにワケなく渡すはずがないだろう!?」

勇者Aが キミに仲間交換を求めている! キミは 勇者Aとの仲間交換に 応じた!

女神「これは……」

勇者「うおおぉぉぉっ、また始まったぞ!? 女神なんとかしてくれ!?」

女神「緊急事態です『ゴッド女神』よ! この者へ『仮IDと仮パスワード』の発行を大至急お願いします!」

勇者Aは 『レア度☆:にやける魔法使い(スキル・なし)』を交換に出してきた!

キミは 『レア度☆☆☆☆:機械の武闘家(スキル・追跡)』を交換に・・・

勇者「機械武闘家ぁぁぁーーー!? め、女神早く助けてくれ……!」

女神「今やっている最中なのですから黙って待つのですッ!!」


111VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 14:41:14.04wFyEobPf0 (4/4)

垢banだよな この勇者Aっての女神という証人もいる


112VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 14:41:27.92CuQjqwUco (2/2)

メ欄にsage sagaって入れとき


113 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 14:46:10.935z4jSWn00 (6/18)

機械武闘家「マスター……何が起きている、俺の体が突然……!」

勇者「チクショー! お前だけでも失ってたまるものかッ!! 行くな、機械武闘家! 行っちゃダメだ!」ガシッ

女神「勇者よ、私の話を耳穴かっぽじって真面目によく聞くのです。あなたを今から強制的に勇者会員から外しますわ!」

勇者「なんだとっ」  女神「良いから黙って最後まで聞きなさい!」

女神「外すとは言っても現在のあなたのステータスと仲間たちはあとで元にそっくりそのまま返しますし、勇者の称号は失いません」

女神「今だけ、この仮IDと仮パスワードで仮勇者へなるのです……早くなさい……!」

勇者「よ、よく分からないけれど機械武闘家を取られるわけにはいかない! 任せたぞ、女神!」


キミは 勇者から 一時的に『仮勇者』に なってしまった!


仮勇者「う、…………上手くいったのか……?」

女神「ええ、ギリギリなんとかなりましたわ。『ゴッド女神』の対応の早さには毎度のことながら目を見張ってしまいますよ」

仮勇者「それより機械武闘家は!?」  女神「安心なさい、勇者よ。ちゃんとあなたの現在の勇者データへ移し終えています」

女神「ただしステータスの処理の方に少し時間が掛かると報告がありまして……しばらくはこの町で大人しくしている事を勧めますわ」

仮勇者「何だよそれは……ていうか僕の『てつをRX』はどうするんだよ……勝手に変なのと交換されちまったぞ……!」

女神「今、行方を運営が追っているようですが どうなる事やら、ですかねぇ」 

仮勇者「そんなアホなっ」



114 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 15:08:05.395z4jSWn00 (7/18)

女神「先程の謎の現象の原因は、あなたが開いた『メッセージ』が原因でしょうねぇ」

女神「おそらくメッセージを開くと自動的にその勇者のIDとパスワードが解析され、流出するものかと」

勇者「罠ってことなのか。誰がそんな酷い真似を……!」

女神「それも追って調べている最中ですよ。……やれやれ、こんな事は私たちとしても初体験なのですわ」

女神「とりあえずコレを受け取りなさい、勇者よ。今回の件は私にも問題がありましたし」

キミは 女神から『スーパーガチャ券×3』を 受け取った

勇者「お前がタダで物をくれるのか!?」  女神「ええ、お詫びの品として頂くのですよ」

女神「本当に今回はすみませんでしたわ、勇者よ。完全に私も油断していましたよ」

勇者「お前に真面目にあやまられると怖いんだが……本当にどこのどいつだよ、犯人は!!」

女神「分かり次第、神の怒りの炎によって垢を焼き払われますよ。分かり次第の話ですが」

勇者「……妙に煮え切らない感じだな、女神」

女神「ええ、実はさっきあなたへメッセージを送ってきた者 と 強制的に仲間交換を申し込んできた勇者を会員表から探しているのですが」

女神「前者は不明。後者は会員表に名を乗せていないのです……何度見直しても『勇者A』なんて勇者が見つからないのですわ……」

勇者「ど、どういうことだそれ……」  女神「ぶっちゃけさっぱりですよ!」

女神「ついでに他のフレンドになった勇者たちも探せば全く見つからない。ただ一人、実在する勇者ではありませんでした」


115VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 15:09:44.68LeOhRhy+o (2/2)

なんて凄腕なんだ・・・


116 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 15:27:31.215z4jSWn00 (8/18)

>>114 最後の行の女神の台詞「全員が、実在する勇者ではありませんでした」に修正


女神「どこぞの愉快犯の仕業でしょうが、まさか私たち運営を欺くとは……一体どこのどちらさまなのでしょうかねぇー」

勇者「そんな事知ったものか! 僕のてつをRXをよくも……」

勇者「……こんなところでじっとしていられるものか。女神、僕はその犯人を見つけて てつをRXを取り返すぞ!」

女神「無茶ですよ、勇者。運営でさえ すぐに特定できない相手をただの勇者ていどに見つけられるワケがありませんでしょう?」

勇者「ダメだと決まったわけじゃないだろう!お前ら女神が無能なだけかもしれないしな!」

女神「そんな筈はありません!相変わらず失礼な勇者です! というか、今回は下手に突っこまない方が身の為ですよ」

女神「あなたの安全の為にも言っているのです。相手は全知全能であるゴッド女神の捜索網にも掛からない者なのですから……」

女神「とりあえず奪われたてつをRXを無断に使用されないように、それと『罠メッセージ対策』に運営がアップデートをしましたから」

キミに 天界からメッセージが届いた! さっきキミが引っ掛かった罠を注意する内容 と アップデートに関する内容だ!

勇者「本当にコレで大丈夫だっていうのか……」  女神「運営を甘く見ると痛い目を見ますよ、勇者!」

女神「とりあえず気晴らしにガチャでもお引きなさいな。ほら、タダでも手に入ったチケットがあるでしょう? タダで」

勇者「うー……今はいいよ、そんな気分になれないわ……くそっ」


117VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 15:29:00.49y3g2zP0To (1/1)

メッセージチェックしなかった女神の失態…
ガチャ券2枚で済むと思うなよ?


118VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 15:29:40.39shWNgy5Vo (1/4)

女神が真面目に謝るレベルでヤバい相手なのか……


119VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 15:35:41.37JxkMQm4Xo (1/1)

眼鏡に慈悲はない


120VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 15:46:24.46//k/CoEwo (1/1)

どうせ無料ガチャなんだろ...


121 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 15:51:40.945z4jSWn00 (9/18)

勇者の前に仮って付けるの忘れてた。面倒だからそのままで続けます


みさくら女騎士「んごおおおおおぉおおおおおまぁすたぁーんげんきだしてへぇえええぇん」

社畜戦士「真に申し訳ございません!! 申し訳ございませんでした!!」

勇者「お前が謝ることはないだろう。悪いのは犯人一人だよ…」  ハンカチプリンス「青山に土地買うってヤバいっスか?」

勇者「とにかくお前たちだけでも無事だったのは幸いさ……」

女神「かなりダメージが大きそうですね、勇者。まぁ、気持ちは分からないでもありませんが」

女神「これを機に新しい仲間を手に入れる為、バンバンレアガチャを回しちゃいましょうよ……それが良いです……良いのですとも……」

勇者「やっぱり本当はお前の仕業でしたってなれば お前が泣くまで殴らせてもらうぞ」

勇者「はぁ……てつをRX、無事でいてくれよ……あっ」

勇者「そ、そうだ。機械武闘家! お前の『スキル:追跡』で犯人を見つけてくれないか!?」

機械武闘家「悪いがそいつは無理な頼みだ、マスター。俺のスキルは相手を特定した状態でなければ発動させられない」

女神「世の中そう上手くはいかないというワケですわねぇー。今日はもう大人しく宿屋で体を休めてはどうです 勇者?」

勇者「お前、珍しく僕を心配してくれているのか……」

女神「珍しく? 私はいつでもあなたの身を案じていますし、考えていますよ?」

勇者「正確には僕の『お金』じゃないのか?」  女神「フフフ……何を当たり前の事を」

勇者「そうだよな。お前はいつだってそういう奴だよな……期待した僕がバカだった……」

女神「まぁまぁ、そう気を落とさずに。こんな美人と旅を共にしているのですから、文句は簡単に言わないものです。男の子でしょう!」

勇者「チクショー…………うん?」

キミは 裏通りで 勇者同士が 争っているのを 目撃した!


122 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 16:06:32.465z4jSWn00 (10/18)

辺りが 暗くて 勇者たちの顔は 確認できない!

「話が違うだろ……その仲間は皆で共有するという約束で……」

「そんな約束しましたっけー? いいじゃないですか、どうせ みんな 強い仲間を 簡単に手に入れられるのだからー……」

勇者「アレは勇者たちか?」  女神「みたいですわね。どちらも無課金の雑魚勇者ですよ」

「今回は俺があの方へわざわざ頭を下げたんです。だから この『太陽の子・てつをRX』俺の仲間ですよ……」

勇者「いまアイツなんて言った……『てつをRX』だと……!?」

「この野郎、新入り勇者のくせして生意気だぜ!! どうしても渡さないというなら 俺も手段は選ばん!!」

「ゆけ、俺の最強の仲間たち――――――ぐえっ」

てつをRX「ふ゛ん゛っっっ、悪事はこれまでだ! ク ラ イ シ ス ッ!!」

てつをRXの攻撃! リボルケインがもう一人の勇者へ 突き刺された!

「お、お前……なんてことを……この、ひきょうものめ…………『無課金』のかざかみにもおけん……!」

「えー?聞こえなーい? トドメだ、俺のてつをRX」  てつをRX「任せておくんだ!」

「よせ、バカ……う、うわあああぁぁぁ…………われわれ『無課金勇者』たちへ 栄光あれぇぇぇーーーッ」

てつをRX「―欠」

リボルケインが 引き抜かれ、勇者が爆散した !

「フフフ、いいじゃあないか。てつをRXは……想像以上の強さだぜ……」

勇者「おいそこの無課金勇者ッ!!」

「あーん? …………げっ」

女神「勇者、あの無課金者は昼間あなたが助けた あの…」  勇者「お、お前……」

眼鏡勇者「やぁ、また会えましたね。何か縁でもあるのかな 俺たちは」


123VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 16:07:56.25qQzN4xdHo (1/1)

眼鏡終了のお知らせ


124VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 16:11:25.32shWNgy5Vo (2/4)

眼鏡はスーパーハカーだったか


125 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 16:21:56.995z4jSWn00 (11/18)

眼鏡勇者「昼は本当に助かりましたよ、勇者さん。危うくあんなゴロツキどもへ俺の大切な仲間が奪われてしまうところでした」

眼鏡勇者「まぁ、その大切な仲間も 俺がどこかの課金勇者から 『交換』してもらった奴らなんですけどね」

勇者「……じゃあ いまお前の隣にいる てつをRXは?」

眼鏡勇者「コイツですか? コイツもそうですよ。交換してもらったんです、どっかのアホにねぇ!」

女神「その『どっかのアホ』とはココにいるアホの事を指すのでしょうか?」  勇者「やめろ!!」

眼鏡勇者「ええ……たしかにそんな顔していたかも……フフッ」

女神「見つけましたよ、犯人・勇者Aよ! まさか ただの無課金勇者があの様な手の込んだ真似を!」

女神「そして なぜ あなた、てつをRXを使役させられているのです……アップデートによって使用できないはず……!」

眼鏡勇者「そんなの『バージョンダウン』させてしまえば何も問題ないんですがー?」

女神「バージョンをダウンさせたですって!?」  勇者「な、何だそのバージョンダウンってのは…」

女神「あなた、何者です! ただの勇者にそんな事ができるワケがない! 神が作ったシステムを組み替えるなど、人間ではありえませんわ!」

眼鏡勇者「まぁ、実際俺はコイツを手に入れる以外は何もしてないですよ。俺自身はただの無課金だから。取り得もない、ただの勇者……」

勇者「じゃああの『罠メッセージ』を送ったのはお前ではないのか?」

眼鏡勇者「さぁー? どうでしょうかねぇー?」


126 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 16:34:03.095z4jSWn00 (12/18)

女神「答えなさい、眼鏡勇者よ。濁したところで無駄ですよ。あなたは運営によって裁かれるのですから」

眼鏡勇者「だから知らないんですってば。本当に『俺は』てつをRXを得る以外 何もしていない」

女神「フン! あくまで逆らい続けるつもりですか、分かりましたよ。あなたの垢をこれから神の炎によって焼きますからねっ!」

女神「それではお願いします! ゴッド女神よ! この者に罰をお与えくださいませーーー!」

勇者「お前がやるんじゃねぇのかよっ」

キミの目の前で 眼鏡勇者が 炎に包まれてしまった!

眼鏡勇者「ギャアアアアアアアアァァァァァ……」  勇者「むごいっ」

女神「はっはっはー! 運営を舐めたあなたが悪いのです、無課金の分際で!」

勇者「……これで てつをRXがまた僕の仲間に帰ってきてくれるのか、良かった」

てつをRX「……」

勇者「さぁ、てつをRX。一緒に帰ろう―――」

てつをRX「とうっっっ!!」  勇者「うわあああぁぁっ!?」

てつをRXがキミへ攻撃してきた! キミは寸でのところで 女神に引っ張られ、攻撃を回避した!

勇者「て、てつをRX! どうした!?」  女神「様子が変ですわ、勇者! てつをRXはあなたを敵と見なしたようですよ!」

勇者「僕だぞ、てつをRX! お前のマスターだ! 僕らは仲間じゃないか!」

眼鏡勇者「いいやァ、今は俺だけの仲間ですよ」

女神「はっ」


127VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 16:37:48.68sHbSjAPSo (1/2)

熱い展開になってきた!!


128 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 16:57:16.275z4jSWn00 (13/18)

勇者「おい女神この野郎! アイツの垢は焼かれたんじゃないのか!」

女神「やっていただきましたよ! ですが……な、なぜ……」

眼鏡勇者「いま焼かれたのは俺の緊急用の『サブアカ』だ」

女神「サブアカですって? でもなぜそのアカウントで使役していた てつをRXは無事なのです!?」

眼鏡勇者「データをコピーしておいたのさ。何度でもBANしてみてくださいよ、運営……俺のサブアカはまだありますよ」

眼鏡勇者「お望みならば好きなだけ、今ここでサブアカを作れるんですよぉ!」

勇者「そんなことができるのか!」  女神「できるワケがないでしょう! おそらく奴はチートを使用していますわ!」

女神「チートを裁く『運営の力』を凌駕するチートを……一体どこでそのようなものを!」

眼鏡勇者「それは教えらないですよ。ていうか知りませんね、どこで手に入れたとか……別に俺自身が使ったワケではないし」

勇者「またそれかよ!」

女神「……まさか、別の何者かがあなたを手引きしている?」

眼鏡勇者「どうでしょうかねぇー。もう話はいいでしょう、俺はお前たちの顔を見飽きたぞ!」

眼鏡勇者は キミへ 『勇者×バトル』を挑んできた!

眼鏡勇者「勇者さん。あなたには昼間助けてもらった恩があります、だからもし俺に勝つ事があれば『てつをRX』を返してあげますよ」

勇者「何だと……本気で言っているのか!」  眼鏡勇者「ええ、俺としては絶対に負けない自信がありますがね!」

女神「いけません 勇者よ。そんな安い挑発に乗っては! きっとこれも罠に違いないですわ!」

女神「そしてよく思い出すのです! あなたのステータスはまだ戻っていないのです、初期レベルですよ!」

勇者「だけどしかし!」

眼鏡勇者「勇者さん、逃げるんですか? ただの雑魚無課金勇者を前に……恥ずかしいっスね~~~……!」

勇者「やってやろうじゃねぇかぁぁぁ!!」  女神「勇者のおたんこナス!!」


キミは 眼鏡勇者からの 挑戦を 受けた!  → 『戦う』


129 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 17:21:28.755z4jSWn00 (14/18)

眼鏡勇者「男ですね、勇者さん!大したもんですよ あんた! 俺は『レア度☆3:生渇きの服を着た戦士(スキル:異臭)と」

眼鏡勇者「『レア度☆3:妖怪リモコン隠し(スキル:なし)』の二体。そして『太陽の子・てつをRX』で戦わせてもらいます!」

生渇き戦士「近寄ると皆が俺を見て指をさす」  妖怪「だいたい僕の仕業でした」

てつをRX「ここまでだ、ク ラ イ シ ス ッ!!」

勇者「て、てつをRX……ゆけ、『機械武闘家』、『みさくら女騎士』、『働かざる遊び人』たちよッ!」

機械武闘家「任務開始」  みさくら女騎士「んほおぉおおおおおおぉおぉぉお」  遊び人「調子乗んなババア!!」

女神「勇者、やるだけ無駄ですってばぁー! もう言っても既に遅いですが!」

勇者「神が裁けないのなら、真の勇者の僕があの外道を裁くまでだ! さらに『バールのようなもの』を僕は装備する!」

勇者「いくぞ、チート無課金勇者!」  眼鏡勇者「どこからでもかかって来てみろよ…」

てつをRXの攻撃! RXキックがみさくら騎士へお見舞いされた!

みさくら女騎士「しゅごいのきちゃうのぉおおおおおおおおおらめぇええええへぇええええええええ」

みさくら女騎士は 土に還った!

勇者「そ、そんな……たった一撃で みさくら女騎士を……」

眼鏡勇者「余所見している余裕あるんですかねー?」

てつをRXの攻撃! 機械武闘家にリボルケインを突き刺した!

機械武闘家「むッ……」

てつをRX「―欠」

機械武闘家「マスター、逃げ―――」

機械武闘家は爆散してしまった!

勇者「ウソだろ……!?」  女神「だからアレはチートレベルだと何度も言ったではありませんか!」




130 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 17:38:55.465z4jSWn00 (15/18)

眼鏡勇者「僅か30秒であなたの仲間はたった一体だけになっちゃいましたねぇ。本当に強いです、このてつをRXってヤツは」

眼鏡勇者「どんな気分なんですか? 自分の仲間だったヤツに仲間を始末されていくってのは」

勇者「こ、このゲス野郎……遊び人よ、僕らだけでも戦おう。仲間を無視して眼鏡勇者のみに狙いを絞るぞ!」

遊び人「マズイ飯食わせんじゃねぇよババアーッ (ノ`Д´)ノ彡┻━┻゛:∴ 」

働かざる遊び人の攻撃! しかし、眼鏡勇者の前にてつをRXが立ちはだかった!

眼鏡勇者「丁度いい。スキルを使わせてやろうか……」

てつをRX「自分の母親にそんな酷いことを言うなんて、ゆ゛ る゛ ざ ん゛ っっっ!!」

その時 不思議な事がおこった! てつをRXのスキル発動! → 『怒りのフォームチェンジ』

女神「勇者! てつをが変身して…あ、青くなりましたわ」

勇者「あ、アレが女勇者ちゃんが言っていた てつをRX 強化体の一つ……」

バイオてつを「俺は 怒りの王子・バ イ オ て つ を !」

遊び人「金くれって言ってんだよクソババアぁーーー!!」

働かざる遊び人の攻撃! 床を殴り続け、鍛え上げられた拳が バイオてつを へ振り下ろされる!

バイオてつを「」

遊び人「!」

バイオてつをは 体がゲル化し、攻撃を 回避した !

勇者「何だよあのスキルは!!」  女神「どうやら ほぼ無敵になれるもののようです…」

『バイオてつを(スキル:ゲル化):全ての攻撃を回避する』


131VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 17:55:42.78shWNgy5Vo (3/4)

勝ち目無さ過ぎ


132 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 18:00:50.425z4jSWn00 (16/18)

眼鏡勇者「スゲェ、スゲェよ 俺のバイオてつを! やっぱり勇者さんには宝の持ち腐れだ!」

バイオてつをの攻撃! ゲル化したバイオてつをが 働かざる遊び人の 体内へはいりこんだ!

遊び人「ゴポ…」

勇者「あぁ! 働かざる遊び人! や、やめてくれよてつをRX、お前が倒しているのはお前の仲間なんだぞ……」

バイオてつを「……」

眼鏡勇者「残念ながら勇者さん、そいつは既に俺の物なんですよ。俺だけのてつをRXなんですよぉ!」

女神「勇者、降参するべきですわ。その隙にあの眼鏡勇者から逃げなさい……手持ちの仲間でも、あなたでも バイオてつをに勝てませんもの」

勇者「僕一人でもまだ戦えるんだよ、見ていろ女神! コレが真の勇者ってヤツだ!」

生渇き戦士のスキル発動! 強烈なスメルが勇者をおそう! 勇者は鼻がまがって攻撃をしかけられない!

妖怪リモコン隠しの攻撃! キミが装備した『バールのようなもの』を どこかに隠してしまった!

勇者「うっ、うう……しくった……」  女神「言わんこっちゃありません!」

眼鏡勇者「勇者さん、あんた一人相手にするならコイツらでも十分だし、俺だけで戦っても勝てる」

眼鏡勇者「無謀でしたねぇ~……ダメですよ。無課金だからって相手を舐めてくれちゃあ……」

勇者「だ、黙れチート野郎め!……お前ずるいぞっ……」

眼鏡勇者「俺は卑怯もらっきょうも大好物なんですよ。それじゃあ勇者さん、トドメ刺しますからね」

女神「止しなさい!勇者の負けはもう確実ですよ! あなたの勝ち、それで終わっては良いではありませんか!」

眼鏡勇者「あいにく生温いのは大嫌いなんですよねぇぇぇーーー!」

生渇き戦士 と 妖怪リモコン隠し の攻撃! キミへトドメをさしにかかる!

?『ギャオオオオオオオォーーースッ』

眼鏡勇者「えっ」


133VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:04:15.78sHbSjAPSo (2/2)

支援



134VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:09:25.84TPx75eEXo (1/1)

白武闘家きたか?


135 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 18:19:02.035z4jSWn00 (17/18)

突然 キミに襲いかかった 生渇き戦士 と 妖怪リモコン隠しへ ばくれつの疾風弾がとばされた!

二体は おおきく吹き飛び、空のかなたへと 消え去った!

勇者「な、なんだ今の攻撃は……僕の仲間は全員沈められたはずなのに……」

?「あの頃からまったく成長してねェみたいだな、微課金の甘ちゃん野郎」

?「相手はチートを使用した違反勇者よ。本来のルールは無視して、削り殺しておしまいなさいなぁ」

女神「く、『黒女神』姉さん! どうしてココに! それに『マッチョ勇者』までも!」

勇者「お前……この町にいたのか……!!」

マッチョ勇者「さっさと立ち上がってココから失せろ、邪魔だボケ」

眼鏡勇者「何だお前らは……俺たちの決闘を邪魔しようってんですかぁ……!」

黒女神「チート使っておいて何が決闘よん。アンタは勇者でも魔物でもなく、それ以下の虫ケラだわ」

黒女神「お上さまから 虫退治を頼まれちゃってねぇー。だから遠慮なくウチの勇者が始末させてもらうってワケ」

眼鏡勇者「重課金勇者の上に運営の犬のなり下がりなんてカッコ悪い奴ですね、あんた」

マッチョ勇者「そうかい。言うだけならタダだぜ、ただし お前は後で俺に泣きじゃくって謝るだろうよ」

勇者「マッチョ勇者、あんた 僕をまさか助けにきたわけじゃないだろうな?」

マッチョ勇者「勘違いすんじゃねェ。俺はあの程度相手に苦戦するお前に用はないんだよ!」

マッチョ勇者「だがよ、さっきはどうもコイツが黙っていられなかったようだ……」

究極武闘家「ギャオオオオオンッ(おひさしぶりだよ!)」

『レア度☆☆☆☆☆☆☆:青眼の究極武闘家(スキル:なし』

勇者「白武闘家ぁ!! …じゃないっ!」

マッチョ武闘家「悪ィな、俺色に染めちまったぜ」


136VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:24:43.34YAQQAXAAO (2/2)

掘られちまったか


137 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/21(水) 18:27:22.645z4jSWn00 (18/18)

ここで止めておかせてもらう
そして続きなんだが、申し訳ないことに今日実家の方へ帰らなきゃいけないんだよ
日曜日には帰ってくる予定なのでそれまでおやすみさせてもらう

待っていてくれた人もいるのにタイミング悪くて本当にごめんな。終わったら一気に書いてくよ


138VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:31:54.41UHFlc0J30 (1/1)

マジか…しゃーない楽しみに待っててやるからゆっくりしてこいよ


139VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:31:58.762/YqtkfBo (1/1)

おう楽しみにしてるぜ乙


140VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:32:01.72TZykizELo (1/1)

乙待ってる


141VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:32:50.86e5xMNBvXo (1/1)

とうとう実家から金を取ってくる気になったのですね勇者よ


142VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 18:43:37.30shWNgy5Vo (4/4)

白武闘家かわいい


143VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 19:04:50.50Tm0N27HSO (1/1)

待ってるぜ


144VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 20:44:38.77O+eRn+igo (1/1)

てつをRXに勝つためにレアガチャでディケイドを引こう(提案)


145VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 20:45:37.74aPdcVM8co (1/1)

クウガだろ


146VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 20:48:41.38lCoO0gMgo (1/1)

(響鬼)


147VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 20:57:38.46ynaff1MWo (1/1)

ブルーアイズアルティメットファイター!


148VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 21:02:44.68RAUSp/0bo (1/1)

もやしは映画でてつを倒してたな


149VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 23:05:47.72yEFH3Uy+o (1/1)

>>148
あれは単なる試合で殺し合いじゃなかったけどな


150VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 23:18:54.12SGpAYTHco (1/1)

久しぶりに、いいスレに出会ったし、めちゃくちゃ楽しみにしてるからな!!


151VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 23:27:09.73FXBZMx+2o (1/1)

>>144ー>>146
ダブルで良いんじゃね?(提案)


152VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/21(水) 23:31:37.23vdiY5m4go (1/1)

まだロボになれないなら火属性でいけば何とか
なれるならもう無理だよ・・・


153VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 00:43:17.313/2EyhlO0 (1/1)

このrxってやつはどれぐらいやばいんだ?


154VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 01:49:22.85WdF4wucR0 (1/1)

いや、1号しか勝てないだろ・・・


155VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 06:12:50.26Q4MD1fpAO (1/1)

>>153
銀河破壊級の敵もこいつ一人で問題ない
変身封じられれ生身で宇宙ほっぽりだされても大丈夫
タイムパラドックスを無視して全員集合なんて事をしても平気


156VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 11:27:35.90cOMONWzDO (1/1)

ブルーアイズアルティメットドラゴンって今役に立つの?


157VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 14:22:10.74PoI2OMCpo (1/2)

はよ


158VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 14:59:18.19Tl8HZFYmo (1/1)

>>155
全員集まったのは過去の自分を消されないために3人集まっただけだからな
時間停止しても素で動けていたし、キングストーンと一体になっている限り殺しても死なないと思う
自身に限ってはほぼ全能持ちといっても過言じゃない


159VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 18:02:49.16VsLW57EPo (1/1)

よく知らないけど昭和ライダーだよね?
そんなに強いキャラだったのか…


160VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 18:26:22.86ElsH00xHP (1/1)

RXは平成元年かな
敵のクライシス帝国がかわいそうになるレベルでその時不思議なことが起きる


161VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 19:24:24.76mDnPa/h00 (1/1)

自分でも調べてみたらバイオライダーというのが確かにチートレベルでおかしかったわ…


162VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 19:32:22.60KCUdiT2do (1/1)

RXスペック
通常時、太陽エネルギーを浴びると瞬時に全快する

バイオライダー形態、身体をゲル化することによりほとんどあらゆる攻撃を回避する、攻撃翌力は通常時に比べ低い、ゲル化によりなぜかワープ移動も可能になる
熱に弱いという弱点があるもののなぜかそれすらゲル化で回避することが可能
細胞レベルで他者と同化し回復させるというよくわからない能力も備えている

ロボライダー形態、攻撃防御超強化、800万度までの熱なら耐える、通常時に比べ動きは遅くなる

後期は通常時のRXがゲル化するようになり昭和ライダー特有の神様のご都合主義的に攻撃防御も強化されて単純な性能でチート級に成長した


163VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 20:43:25.13dPLeHxUoo (1/1)

しかも常に進化し続けるってんだからもう誰も倒せない


164VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 20:56:22.86PoI2OMCpo (2/2)

はよ


165VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 21:16:51.64VjXLSH6xo (1/1)

日曜まで待てと書いているぞ


166VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/22(木) 23:16:43.99W46YVUTEo (1/1)

エヴァ総動員&フル装備でも勝てんな


167VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 01:05:48.55VzQMFV400 (1/1)

まぁ対応がよければ運営から同じカード配布されるから問題ない


168VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 02:33:54.03UE9Hb0FWo (1/1)

>>159
他の昭和ライダーも大概オカシイ成長っぷりだけど。主に劇中の台詞や描写、更に後番ライダーに客演するから……
1号からして特訓でボディのスペックに追いつく→ボディ改良して上限上げる→特訓で(ryの繰り返しで作中描写じゃRXの成長スピードに劣らんくらい恐ろしい進化を遂げてる
ストロンガーの1分限定強化フォームならチートと言われているRX→ロボライダーが耐えられない熱も余裕で対応出来る計算になるし

龍騎以降の平成の大体は基礎スペックはそこまででもなく、ハードウェアにある固有の能力で頑張る感じ
ネオライダー含む昭和組の大半は基礎スペックを自力で書き換えまくって、なおかつ身についた技術で更に倍ドン
black及びRXはキングストーンがなければ基礎スペックを更新して致命的な弱点も消して新たな能力開花させて、存在を消されそうになったら時空を歪めて必要な数の自分集めて敵をボコボコにすることが出来ない


169VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 07:52:28.169XgCZ0dO0 (1/1)

ライダースレになっているんですがそれは…

今回女神謝ってるの見たところただのクズではないよなぁ


170VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 13:48:27.92+S6mlj03o (1/1)

奴から女神要素抜いたらただの屑だからな
運営側としてしっかり仕事意識だけは持ってるんだろ


171VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 21:19:51.45sWmUfEtXo (1/1)

この世界のお金の価値ってどうなんだろうな。宿泊費とかでも1000円いかないじゃん。


172VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/23(金) 21:57:10.93Ryju3wqzo (1/1)

GMみたいのが全員につくのか
そりゃ必死に課金させなきゃ給料が出せない


173VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/24(土) 15:26:30.933IKeoSVp0 (1/1)

て つ を R X ! ! !


174VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 04:50:58.22bab9U7eto (1/1)

今日が約束の日ですな?


175VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 07:24:15.06OmvBMotlo (1/1)

日曜キター


176VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 08:02:21.76Eaxsa81u0 (1/1)

全裸で待機してるからはよ


177VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 09:29:46.241rWTXmGDo (1/1)

んんwwww約束の刻ですなwwwww


178VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 13:58:28.52v0fuSZUf0 (1/1)

期待


179VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 16:16:22.98wjY6EQLBo (1/3)

はよ


180VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 19:33:19.183aidn5i/o (1/1)

まだ来てないのか


181VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 20:20:28.528xUx3F0ro (1/1)

まだか


182VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 20:23:07.18qOGlf/9ZO (1/1)

はよお


183VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 20:49:56.34c61+4+xzo (1/1)

日曜おわっちゃうのぉおおおおおおおおお


184VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:05:49.451QhMqZwYP (1/1)

日曜と言ったな
あれは嘘だ


185VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:06:01.19Royx8yado (1/2)

フヒ


186VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:12:19.89y5Ec9XI70 (1/2)

悠長勢


187VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:26:56.38WpfDynN+o (1/2)

まだだ、まだ慌てる時間じゃない


188VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:38:10.75wjY6EQLBo (2/3)

おい


189 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/25(日) 21:41:50.082/QftKq20 (1/3)

いま帰って来たよ遅くなっちゃった


190VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:48:43.633Tqbr06xo (1/1)

おかえり!!
待ってたぞ~!!


191VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:48:50.88Royx8yado (2/2)

>>189
フヒヒ


192VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:50:24.20y5Ec9XI70 (2/2)

>>189
おかえりー!


193VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 21:53:49.49WpfDynN+o (2/2)

>>189
遅かったじゃないか・・・


194VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 22:18:54.18QSOL1mTOo (1/1)

>>189
よく帰ってきた


195VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 22:26:52.75Qod8FOqDo (1/1)

>>189
おかえりなさい(^-^)


196VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 22:28:05.86InKE+6ato (1/1)

これは無期延期かと思ってた 違ってよかった


197VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 22:58:15.40wjY6EQLBo (3/3)

はよおおおおぉぉぉぉ


198 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/25(日) 23:11:51.402/QftKq20 (2/3)

勇者「白武闘家、お前しばらく見ない内にこんな姿になってしまうとは……」

究極武闘家「ギャオスッ(首が二つ増えたよ!強さも二倍なんだよー!)」

マッチョ勇者「二倍? ウソ吐いてるんじゃねェ、お前なに誇張してやがる」

究極武闘家「ギャオオオオオォォォ(てへぺろ!!)」

イチャイチャラブラブ…

勇者「え、なにアレ……なにベタベタしてんの……」  女神「勇者、女性とは益が無ければ過去を顧みない生物と知るのですよ」

女神「それより黒女神姉さん! コレはどういう事ですか、なぜあなたたちが!」

黒女神「さっきの私が話をしたのを覚えていないのね。なんて頭が弱くて出来が悪い妹を私は持ってしまったのかしらぁん」

黒女神「『お上(ゴッド女神)』が直々に私たちへチーターを潰せって依頼されたのよ」  女神「だからそれをなぜ姉さんが!」

黒女神「『お姉さま』と呼べと言っている筈よ、この無能め! …まぁ、当然よねん。女神の中で最も優れているのはこの私なのだから~♪」

黒女神「つまりお上に一番信用されているのはこの私よん! おーっほっほっほー!」

女神「くっ……誰が無能ですかっ!」   勇者(重ね同感)

眼鏡勇者「あんたたち、いま誰を前にしてダベってるのか理解してるんですか?」

マッチョ勇者「なんてことはねェー、ただのゴミ無課金だぜ」

眼鏡勇者「『犬』がペロペロ舐めてくれちゃって……!」

マッチョ勇者「今からこの微課金に変わって、この俺様がお前を完膚無きまで叩っ潰す。お祈りは済ませたか?便所にも行ったか? ガキ」

眼鏡勇者「そいつは俺のセリフですがね。あんたは俺たちの勝負の邪魔をした……覚悟はいいんですよねぇ、てつをRXに爆殺される覚悟は」

てつをRX「任せておけ、眼鏡勇者くん! 俺は悪にはま゛げ な゛ い゛っっっ」

眼鏡勇者「そうだ。アイツは悪だ、運営に加担している悪だ! 無課金こそが『正義』なんですよぉぉぉ!」

マッチョ勇者「前口上は十分だな。クックック……」

女神「ププ、どちらも噛ませ臭い勇者ですわねー」

勇者「またそんな煽ることを……マッチョ勇者、いいや 『究極武闘家』よ。あとは任せたぞ! みんなの仇を討ってくれッ!」

究極武闘家「ギャオオオオォォォンッ(わたしのマスターはマッチョ勇者様だよ!)」

勇者「あっ、うん……ごめん……」


199VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 23:13:35.88QihE0Ne3o (1/1)

完全にNTRてるじゃねえか


200VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/25(日) 23:32:44.03piBiTuUio (1/1)

まぁ、いちおう助けてくれたし・・・ウウッ(欝勃起)


201 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/25(日) 23:33:39.992/QftKq20 (3/3)

眼鏡勇者「俺はこのてつをRX一体のみであんたに勝ってやりますよ。無課金を舐めたことを後悔させてやる…」

マッチョ勇者「そいつはお前の仲間じゃねェだろう。それでイイ気になれる頭が羨ましいぜ」

勇者「マッチョ勇者、気をつけろ! てつをRXはお前が考える数倍以上強いぞ!」  女神「不思議なスキルで殺されてしまいますからね!」

眼鏡勇者「その通りですよぉ!! てつをRXの力は未知数!常に進化し続ける! 弱点は……ないッ」

黒女神「あらぁん、本当にそう思ってるのかしらぁー?」   眼鏡勇者「え?」

黒女神「『弱点』ってのはね、作ることもできるものよ。……あなたの『てつをRX』は所詮過去の戦士」

女神「お姉さま 一体何を――――――はっ」  勇者「え、え? どういうことだ!?」

マッチョ勇者「さーて、ヒーロー狩りを始めるぜ……」

眼鏡勇者「俺のてつをRXが負けるわけないでしょ……出鱈目に決まっている!」

黒女神「そう思うなら思ってなさいな。私のマッチョ勇者が持つ仲間には、てつをRXを破る力を持つ仲間が存在するのよぉ~!」

黒女神「さぁ、見せてあげなさいなぁ! そして奴を絶望させて頂戴なぁー!」

マッチョ勇者「俺は……この『青眼の究極武闘家』、そして『少年武闘家隊』の2体で行くぜ」

究極武闘家「ギャオーーースッッ(マスター! わたしいっぱいがんばる!)」  怖い武闘家「ハイ 五郎さん!」

『レア度☆☆:少年武闘家隊(スキル:なし)』

勇者「あの☆2の仲間がてつをRXを?」  女神「見たところ スキルを一つも持たないただのゴミのようですが?」

黒女神「ちょ、ちょっとぉー!? なに変なの出しちゃってるのよぉー!!」

勇者・女神「!?」

マッチョ勇者「…………」

眼鏡勇者「…………あれあれぇ~~~?」


202 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 00:06:44.43iK3IZdGo0 (1/13)

眼鏡勇者「仲間たった二体で この『てつをRX』に勝とうだって? 舐めプですか?」

マッチョ勇者「コイツは正規の『勇者×バトル』じゃねェからよ、ここぞという所で最後に残り一体を出してやるぜ」

黒女神「マッチョ勇者ぁ、アイツの言う通り舐めてかかるつもりぃー!? 相手の仲間は油断できないレベルの強敵なのよん!?」

黒女神「早くあなたが持つ『レア度☆☆☆☆☆:シャバドゥビ希望の魔法騎士(スキル:ドラゴン)』を出しなさいよぉー!!」

女神「やはり『その仲間』でしたか……」  勇者「そいつが持つスキルがてつをRXに弱点を作るのか?」

女神「いいえ、ソレが持つスキルや強さは関係ありませんよ。ココで重要とされるのは『補正』です、勇者」  勇者「補正ってなんぞ…」

女神「いわば主人公だけが持つ力のようなものですわ。たとえ窮地に立たされようが、奇跡や偶然によって最後にはかならず勝利する…!」

女神「いくら最強のてつをRXだろうと、現行補正には敵いません。今の『シャバドゥビ希望の魔法騎士』は補正が乗りに乗った状態なのです!」

勇者「それは有りなのか!?」  女神「だって仕様ですもの」

黒女神「そ、そうよぉ……なのになぜ あなたは仲間を出さないの!? ココで負けたらお上にお仕置きされるのは私なのよぉん!?」

マッチョ勇者「女がしゃしゃり出るんじゃねェッ! 何とかして貰いたいのなら黙って見ていろクソアマがッ!」

黒女神「ひぃ……すみません……」ビクゥ

女神「威厳の欠片もないwwwwww」  黒女神「うぅ、うるさいわよぉー!!」

マッチョ勇者「俺は強い奴に興味がある。そこの無課金なんぞ 正直どうでもいいんだよ……用があるのは、その仲間だけだ」

眼鏡勇者「お、面白い人だな あんた。運営の犬にしておくには惜しいぐらいですよぉ……」

眼鏡勇者「フフン、お望み通り てつをRXであなたのプライドをズタズタに裂いてやりますよ!」

てつをRX「俺は 太陽の子・てつをRX ッ!!」

マッチョ勇者(さて、俺の実力でコイツにどこまで通用するかね……)


203VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:11:09.58EENg4Dxs0 (1/3)

現行補正wwwwwww


204VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:13:21.97KfNRqWpio (1/3)

もうすぐガイムだよ


205VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:13:34.51U+BfXPAQo (1/1)

しかしウィザードにはクソツマラン上に最終回が近付いてもイマイチ盛り上がらんと言う欠点が!!


206VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:14:14.25KfNRqWpio (2/3)

は?


207VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:15:04.92KfNRqWpio (3/3)

そうだよ

でも映画はよかったやん?


208VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:15:37.03QURCO3Jvo (1/2)

破壊者出せば終わり


209VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:15:57.38sTj39CYpo (1/1)

懐古厨は結局勝てない運命か


210VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:26:12.69QURCO3Jvo (2/2)

いや、てつをは今でも最強なんだよな


211 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 00:31:11.99iK3IZdGo0 (2/13)

眼鏡勇者「ゆけ、俺のてつをRX! まずはそこのゴミから片づけてやりなよ!」

てつをRXの攻撃! 少年武闘家隊へむかった!

少年武闘家隊「ボクらは少年武闘家隊!悪い奴らに負けたりしないぞ!」

てつをRX「な゛に゛っ、子どもたちがクライシスに操られている! キミたち目を覚ますんだ!」

あどけない子どもたちの姿に てつをRXは躊躇する!

マッチョ勇者「屑に使役されて根まで腐ったワケではなかったようだな。それでこそ『ヒーロー』の姿だよ…」

マッチョ勇者「ぶちかませ、究極武闘家ぁ! お前の技で奴さんを宇宙の彼方へ吹き飛ばしやがれ!」

究極武闘家「ギャオォオオオオオオオオオオオオオオオォォォ(これはマスターとわたしの愛のパワーだよ!)」

究極武闘家の攻撃! すべてを屠る ばくれつの疾風弾が 発射され、てつをRXへ直撃する!

てつをRX「ぶ わ゛ っっっ!!」

てつをRXのスキル発動! 怒りのフォームチェンジ!

バイオてつを「」ニュルニュル

バイオてつをは 直前でゲル化して攻撃を回避した!

究極武闘家「ギャンッ(あぁー! ずるーいっ!)」

マッチョ勇者「まぁ、だろうな…」  眼鏡勇者「ひゃー!! 大口叩いてコレですかwwwwww」

眼鏡勇者「バイオてつをは全ての攻撃に対して弱点を持たない。それだけは変わらぬ事実ですよぉ……」

マッチョ勇者「だからお前は無課金の雑魚だってんだ。コイツをよく味わいなッ!」

マッチョ勇者は『レア度☆☆:焼夷手榴弾』を装備して バイオてつをに 投げた!

バイオてつを「むっ――――――」




212VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 00:49:08.97qHbgIGps0 (1/1)

焦らしが上手いwwww


213 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 00:54:10.23iK3IZdGo0 (3/13)

黒女神「う、上手いわぁ! 『バイオてつを』は唯一、『熱』に対して耐性を持たないのよぉーん!」

勇者「いや!! ……あ、アレを見ろ」

バイオてつを「」ニュルニュル

バイオてつをは ゲル化して 攻撃を回避した!

マッチョ勇者「はっ…… あの野郎は化物か……!?」

眼鏡勇者「いま俺が言ったじゃないですか、『全ての攻撃に対して弱点』を持たないと。スキルさえ発動すれば熱だろうがなんだろうが」

眼鏡勇者「バイオてつをには 無 意 味 だッ!!」

バイオてつをの攻撃! エネルギーをまとった『バイオブレード』で究極武闘家を 斬りすてた!

究極/武闘家「ギャアアアアアアアァァァァー……(´;ω;`)」

勇者「究極…白武闘家ぁぁぁーーー!!!」  女神「恐るべし、バイオてつを……」

バイオてつを「さぁ、クライシス! 早く子どもたちを解放しろ! さもなければ…」

マッチョ勇者「チッ……少年武闘家隊! バイオてつをに攻撃しやがれッ!」

少年武闘家隊「ボクらは少年武闘家隊! 悪い奴らはボクらの敵じゃないよ!」

バイオてつを「子どもたち……はっ」

バイオてつを「そうだ。俺のキングストーンフラッシュならば、怪人に洗脳された心を解けるはずだ……や゛る゛じ が な゛い゛っ!」

バイオてつをは てつをRXにフォームチェンジし、王石の光を 少年武闘家隊へ放った!

てつをRX「キングストーンフラッシュ!!」ペカー

少年武闘家隊「う゛っ…――――――あれぇ? ボクらは一体なにをしていたんだろう? あっ、RXだぁー!」

女神「どうやら てつをRXのスキルによって、洗脳が解かれたようですね…」  勇者「アレ別に洗脳じゃねぇだろ!?」

マッチョ勇者「や…………やれやれ、冗談キツいぜ」

眼鏡勇者「コイツが正義のヒーローの力なんですよぉぉぉ!!」


214 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 01:00:08.31iK3IZdGo0 (4/13)

>>201の怖い武闘家って誰だよ。見なかったことにしよう


215VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:02:22.80ZIgTO3x5o (1/1)

触れていいのか迷ってた


216 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 01:17:14.14iK3IZdGo0 (5/13)

黒女神「もうっ、いい加減分かったでしょー! 諦めて魔法騎士を出すの、ソイツならば 補正によって勝利するわよぉ!」

マッチョ勇者「黙れと言ったのが理解できないか、黒女神サマ! 俺は謎の力に頼るぐらいなら敗北を選ぶぜ」

勇者「正気か、マッチョ勇者! こんな奴にお前が負けてなるものか!」  女神「さっさと課金ブーストをかけなさい!」

眼鏡勇者「潔い男は嫌いじゃないですよ。負けを認めるなら この辺で終わりにしてあげても構わないけれど?」

眼鏡勇者「俺の『精神力』に底はありませんからね……みんな大好きチートのお陰で……」

勇者「や、奴は『精神力』にもチートをかけてやがるのか!?」  女神「完璧に運営を敵に回しているようですね…」

女神「マッチョ勇者よ! とっておきの奥の手を奴に見せつけておやりなさい!」  黒女神「それ言うの私の役なんだけどぉ!」

眼鏡勇者「やってみろよ! 幸いHPまではチートに染まってないですよ! あんたの『とっておき』で俺を倒してくださいよぉ!」

眼鏡勇者「ただし……バイオてつをを先にどうにかできるなら、の話ですがね」

マッチョ勇者「…………コイツだけは出来る限り使用を控えておきたかった」

マッチョ勇者「だが、どうしようもねェな。むしろ今が使うべき時なんだろうよ」

黒女神「……ああっ、まさかマッチョ勇者。『ヤツ』を使うつもりだというのぉー!」

勇者「何だ、そのヤツってのは」  黒女神「『太陽』に相反するものは『月』。私のマッチョ勇者は月を手に入れたわぁ」

黒女神「『最悪の世紀王・影の月』をね……」

眼鏡勇者「出し惜しみしてないでさっさと出せばいいんですよ。その最強の仲間とやらを!」

マッチョ勇者「オイ 月は出ているか?」  眼鏡勇者「…はい?」

マッチョ勇者「『月』は出ているかと聞いているんだよ……」


カシャン、カシャン、カシャン・・・と、どこからか 金属が掏れる音が キミの耳に聞こえてきた!


217VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:21:25.06uSK+SmH9P (1/1)

RXの時の信彦は……


218VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:21:59.88agZvmqJYo (1/1)

弱い


219VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:22:31.61oLXH++xfo (1/1)

信彦でもRXは………
あ、そうか


220VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:22:55.48bkoFCd6Jo (1/2)

やめろ!信彦!!


221VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:24:23.95EENg4Dxs0 (2/3)

ニートかwwwそして信彦キター!


222VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:25:53.76vKU59MvAo (1/3)

シャドームーンか


223VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:27:28.00bkoFCd6Jo (2/2)

オーズ出して欲しいな


224VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:28:03.70jQ41hzT4o (1/1)

課金せいライダー対戦じゃないかもう


225 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 01:42:35.26iK3IZdGo0 (6/13)

ノブヒコ「……」

マッチョ勇者「待たせちまったなァ、コイツが俺の『とっておき』だぞ」

『レア度☆☆☆☆☆☆:影の世紀王・ノブヒコ(スキル:王石の光)』

勇者「アレは以前のてつをと姿が似ている…気がする!」  女神「勇者、あの仲間こそがてつをと対になる存在」

黒女神「ノブヒコよぉぉぉん!! で、でもマッチョ勇者 その子はあなたの手に負えない位のじゃじゃ馬!」

黒女神「また暴走してしまったらどうするのよぉー!」

眼鏡勇者「へぇ? 使役させきれていないんですか、その仲間? それで『とっておき』だって?」

眼鏡勇者「それじゃあ一勝掛かっても俺のてつをRXには敵いっ子ないじゃないwwwwww」

マッチョ勇者「だろうな。そして俺もコイツを扱いこなせるなんて到底思っちゃいねェ」

マッチョ勇者「だがよ、お前の『最強』の様子をよく観察してみやがれ!」

眼鏡勇者「何?」

てつをRX「お前は……シャドームーン…信彦ぉ!!」  ノブヒコ「地獄の底から舞い戻ったぞ、貴様を倒す為にな。ブラックサン!」

てつをRXは勝手にノブヒコへ 向かって行った!

眼鏡勇者「えっ……おい、てつをRX! 俺の命令を待たずに行動を起こすな!」

てつをRX「ノブヒコぉぉぉ! 目を覚ますんだ、俺たちの青春を忘れてしまったのか!」  

ノブヒコ「俺にお前との思い出など存在はしない。キングストーンを渡してもらおうか!」

二人は もう互いの姿しか目に映っていないようだ!

眼鏡勇者「な、なんで……どうして俺の言う事を聞かないんだ……」

マッチョ勇者「奴ら二人の関係は俺たちが想像する以上のものらしいぜ。誰にも邪魔はできねェぐらいによぉー」

マッチョ勇者「こっちはこっちで、決着着けようや……」

眼鏡勇者「はっ」

マッチョ勇者は『レア度☆☆☆☆☆☆☆:サテライトキャノン』を装備した!


226VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:58:21.82L3yutfv+o (1/1)

その装備はオーバーキルすぎっぞ


227VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 01:59:43.11L5obxM670 (1/1)

サテライトキャノンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


228 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 02:00:16.55iK3IZdGo0 (7/13)

眼鏡勇者「ま、待ってくださいよ。俺はただの無課金ですよ~……俺なんか倒してもあなたに得があるわけじゃないでしょう……」

女神「さ、サテライトキャノンですって!」  黒女神「なんてものぶっ放そうとしているのよぉー!?」

勇者「あの武器はそんなに強力なのか?」

女神「勇者……『強力』なんて可愛い表現では済まされません。一つの町が綺麗さっぱり消滅するレベルのヤバい激レア武器ですよ」

勇者「何だと……」

マッチョ勇者「お前らはさっさと避難しとけや。俺はこれから、そこの無課金に『重課金』の恐ろしさを教えてやるんでね」

眼鏡勇者「正気かよ あんた……この距離ならあんたもタダでは済まされないんだぞぉ……!」

マッチョ勇者「コイツは月の光と俺様の『精神力』を食って凶悪な一撃を発射する。耐えられれば お前、俺に勝てるぜ。無課金のお前がな…」

眼鏡勇者「やめてください! 耐えられるワケないだろ……」  マッチョ勇者「ご自慢のてつをRXならお前を守れるんじゃないかね?」

マッチョ勇者「最も、てつをRXはいまお前をかまっている暇じゃあなさそうだがなー!」

マッチョ勇者「無課金勇者が調子に乗りやがって。お前の負けは最初から決まってるんだよ! 敗北ってな!」

眼鏡勇者「あやまるから……チート使ったの、あやまるから……何でもするから……ごめんよぉ……」

マッチョ勇者「その捨てられた子犬みてェな目をしている方が無課金にお似合いだぜ?」

マッチョ勇者「てつをRXとシャドームーンごとぶっ飛ばす! 『サテライトキャノン』発射ァ――――――」

眼鏡勇者「」

眼鏡勇者は戦意を喪失し、気をうしなった!

マッチョ勇者「……なんてな、勇者の俺様が町の人間を巻き込むものか」

マッチョ勇者「『無課金』ってのはなァ、『負け組要員』なんだよ。俺たち『廃重課金勇者』を優越感に浸らせる為のな」

マッチョ勇者は 眼鏡勇者に 勝利した!

勇者「アレが 本物の重課金勇者の姿か……」  女神「ええ、あなたが目指すべき目標ですわ」


229VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 02:05:13.29vKU59MvAo (2/3)

目指しちゃ駄目だと思う



230VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 02:07:12.65s/cnJt/Fo (1/1)

ディケイドは運営専用


231VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 02:18:15.51oTqtPVGBo (1/2)

アナザーRXになって互角の勝負の展開かと思った


232 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 02:23:03.26iK3IZdGo0 (8/13)

勇者「やはりお前はタダ者じゃなかったぜ。さすがは僕がただ一人認めた勇者……」

女神「お高く止まっているところ申し訳ありませんが、あなたではアレの足元にも及んでいないかと」

黒女神「その通り。どう? 私たちの実力ってヤツは? 私とマッチョ勇者がタッグを組めば怖いものはないわぁ~♪」

マッチョ勇者「あ゛?」  黒女神「ココは私を立ててください。お願いします」

マッチョ勇者「フン……てつをRX、割と骨がある仲間じゃねーか。お前が持つには勿体なさ過ぎるぜ」

勇者「また僕から仲間を取り上げるつもりか!? 白武闘家だけで気が済まないというのか!?」

マッチョ勇者「そうしてやりたい所だが、俺のノブヒコとお前のてつをRXは どこかに行っちまったようでね」

勇者「え?」 

女神「あの二人なら仲良く採石場へ向かって行きましたわ」  勇者「どうしてだよぉ!?」

女神「そんな事はさておき……黒女神姉さま、このチート勇者をどうするのです?」

黒女神「もちのろん 始末するわよん。垢を焼いても無駄ならばそうする他ないわぁ」

勇者「殺してしまうのか……これから改心できるかもしれないのに」

黒女神「あら、お宅の勇者ちゃんは甘々ちゃんねぇ~。自分の仲間を奪った憎むべき相手でしょうに」

勇者「いくらコイツが屑だろうと『勇者』には変わりない。どうしようもない屑ではないんだ……まだ更生できるさ!」

マッチョ勇者「俺はお前を多少は買っていたんだがな、これでも。だが今ので無しだ。お前には失望したぜ」

勇者「何とでも言え! 無課金で悪いなんて話はない。無課金でも勇者はやっていけ(ry」

女神「やっていけません!!お金無き勇者など勇者ではありませんわ!!」  勇者「お前は誰の味方なんだ」

眼鏡勇者「…………う、うう」

キミが抱きかかえていた 眼鏡勇者が 目をさましたようだ!


233VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 02:24:24.50zJ1aLoYpo (1/1)

改善しろよ本当に


234 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 02:39:05.32iK3IZdGo0 (9/13)

勇者「おい、目が覚めたのか? 気分はどうだい、眼鏡勇者?」

勇者「チートなんてやっても何も楽しくないだろう。これからは自分の力で『勇者』になろうぜ」

眼鏡勇者「あんたはどこまでお人好しの勇者でいる気なんですか……なぜ、あんたみたいな人間が女神の言われるがまま課金し続けるんだ」

女神「何ですかその私たちが悪者みたいな言い方は!失礼しちゃいますね!」  勇者「お前の性根は悪に染まりきってるよ」

女神「さぁ、眼鏡勇者よ。私たちに話すのです。あなたを手引きした者の正体、そしてその方法をー!」

眼鏡勇者「い、言えるものか……俺は『あのお方』だけは裏切れない……!」

眼鏡勇者「『運営』は悪なんだ……。勇者さん、あんたはオカシイと思わないのか? この勇者システムに疑問を全く抱かないのか?」

勇者「いや、オカシイ話だとはかなり思っているけど」  女神「勇者! 惑わされてはなりません!」

女神「『運営』はあなたたち勇者が無事に魔王を倒せるよう手助けをしてくれているではありませんか! それの何が悪です!」

眼鏡勇者「違う……違うだろう……もう俺たちにはバレてるんだよぉぉぉ……お前ら女神は、運営は――――――」

突然 キミの目の前で 眼鏡勇者は 粉微塵になってしまった !

勇者「ああっ!?」

黒女神「…………」

女神「ね、姉さん まだ最後まで話を聞いていなかったのに。犯人が分かったかも知れないのですよ!」

黒女神「……これ以上は、聞かなくていいわぁ。必要ないと思ったのよ」

黒女神「さぁ……私のマッチョ勇者、もう行きましょ……バカとこれ以上一緒にいると伝染ってしまうから……」

マッチョ勇者「だろうな。あばよ、微課金 お前とは二度と会う気はねェ」

勇者「ま、待ってくれ! お前には聞きたい事があるんだよ!」

マッチョ勇者たちは キミの言葉に耳を貸す気ないようだ! 二人は静かに町から去って行った!


235VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 02:47:13.27vKU59MvAo (3/3)

新たな謎が出たぞおい


236 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 03:00:26.23iK3IZdGo0 (10/13)

勇者「行ってしまったか……アイツには女勇者ちゃんが話した『病気』について聞きたかったのに」

女神「病であのマッチョが死ねば、あなたの上にいる邪魔者が一人消えることですし 良いではありませんか?」

勇者「お前はどこまで腐っていけば気が済むんだろうか!」

女神「それより勇者、気がつきませんでしたか。あの眼鏡勇者の傍に一度たりとも『担当女神』が現れなかったことに」

勇者「言われてみれば確かに…チート使って愛想尽かされたんじゃないのか? お前 運営とやらなら奴の女神について調べればいいじゃないか」

女神「それがですねぇ、確かに眼鏡勇者の会員情報は存在していた。ですが、担当の『もじもじ女神』は現在行方不明となっているのですよ」

勇者「女神が行方不明ってなんかマヌケ臭い話……。なぁ、眼鏡勇者を手引きしている奴は他の無課金勇者も連れているんじゃないか」

勇者「例えば以前の『勇者ギルド』のような集団を作ってさ」  女神「ええ、可能性はありますわね」

勇者「眼鏡勇者は最後に僕たちを言ったよな「お前ら女神は、運営は」って「バレている」って」

勇者「お前ら、全貌が見えないだけあって さっきの言葉はかなり僕の心に残ったぞ……!」

女神「えっ、えっ 何言っちゃっているのですか 勇者! まさかあの眼鏡が話した内容を真に受けていると!」

勇者「全部ではないが、まぁ」

勇者(考えてみれば最初からこの『勇者システム』はどこか狂ってる。金さえあればどうにでもできるってなんだ)

勇者(言ってしまえば『金に余裕がある者』が勇者になれば、苦労せずに魔王は倒されて とっくの昔にこの世界は平和だ)

勇者(そして、父さんが『現魔王』は昔 僕の父さんが倒した『魔王』と同じか? それともまた違うのか?)

勇者(思いもしなかった。『魔王』は何者なんだろうか……)


237 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 03:19:25.39iK3IZdGo0 (11/13)

女神「勇者? 勇者ー? 私の勇者ぁー? ……ゆ・う・しゃ!」ペチペチ

勇者「え?」  

女神「「え?」じゃありませんわよ。マヌケそうな顔をして何を思い悩んでいたのです」

女神「私にはあなたが考えている事は全て分かるのですよ。黙ってないで口に出せば良いではありませんか!私が暇になるのですからねっ!」

勇者「じゃあお前、魔王が何者か教えてくれよ。女神(運営)なら既にその程度分かっているんだろう?」

女神「知りません」  勇者「ウソ言うなよ」  

女神「ですから知りません!!」

女神「知らないったら知りませんわ! いくら私が美麗で生き字引と呼ばれようと分からないのです」

勇者「どうしてだよっ、運営のくせに僕らが目指す敵を知らないワケがない!」

勇者「……そもそも限定ダンジョンとかなんだ? お前たち女神が魔物を閉じ込めた祠とかなのか?」

勇者「お前ら『運営』って謎が多過ぎるぞ! 本当に僕たち勇者の、人類の味方なんだろうな!?」

女神「私はお金持ちの味方ですよ……いつだって……」  勇者「お前個人を聞いてるんじゃねぇよ」

女神「とにかく、お金の味方なのです。私たち女神は。なぜかって? 稼がなければ天界から追放されてしまうからですよ!」

勇者「女神も世知辛いんだ……」

女神「フン! 詳しい話を知っているのは『ゴッド女神』のみです。そのゴッド女神ですら私たちには何も教えてはくれません」

勇者「前から気になっていたが、その『ゴッド女神』は?」

女神「私たちにとって神のような存在です。誰もその姿を見た者はいない、声だけ、限られた者のみが彼女の声を聞けるのですよ」

女神「私たち女神は『ゴッド女神』にはけして逆らえません。逆らえば……仕事を失うどころか、住む場所すら奪われてしまうのですわ!」

勇者「とんでもない暴君だな」


238 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 03:41:29.26iK3IZdGo0 (12/13)

女神「ああっ、これ以上ゴッド女神の事を話せば 私も無事ではいられなくなってしまう! やめ! もうやめ!」

勇者「わ、わかったよ……」  女神「勇者、あなたは細かい事なんて気にせずに『真の勇者』を目指していれば良いのです」

女神「魔王を倒すこととガチャを回すことのみ考えていれば良いではありませんか……課金するのです……課金ですよ」

勇者「お前が魔王だったら僕は心置きなくぶっ殺せる気がするよ」

勇者「ていうか『てつをRX』返せよッ! もう眼鏡勇者はいないし所持権は僕に戻っただろ!元々僕の仲間だし!」

女神「あれ、スーパーガチャチケット×3 お詫びにあげたではありませんか?」

勇者「それだけで済ませようとしていたのかお前は!?」

女神「えっ、はい」   勇者「清々しい女神だなっ…!」

勇者「さっさとゴッド女神にワケを話てくれよ。まともな運営なら勇者を助けてくれるんだろう!?」

女神「そんなに心配せずとも問題ありませんよ、勇者。てつをRX なら ノブヒコを倒していつか帰ってきますからね」

勇者「ふざけてるのか女神よ!?」  女神「いいえ、勇者。私はいつでもどこでも真面目な女神ですわ」

女神「ぶっちゃけコレで勇者から面倒な仲間も消えてくれた事ですし、更なる課金を望めそうですもの。私としてはこのままでオールOK…」

勇者「…………」

女神「きゃ、きゃあ! ごめんなさい…つい心の声が漏れてしまいました…」

勇者「マジかよこのドクズ」


239VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 03:43:28.58GA0VsXZvo (1/1)

大丈夫チケットでディケイド引けばいい


240 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/26(月) 03:47:54.85iK3IZdGo0 (13/13)

今日ここまで


241VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 04:08:06.80PQwZH686o (1/1)

>>240



242VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 04:18:28.63EENg4Dxs0 (3/3)

帰ってきて早々乙
楽しみに待ってるよ


243VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 05:26:26.31bP8AEBoDO (1/1)

クズ女神でしかも格闘家も裏切ったし…もうこいつらに始末した方が良いな。裏切り者は死あるのみ


244VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 12:22:57.00oTqtPVGBo (2/2)

>>243
仲間はシステムに縛られているから仕方なかろうに……
取り返せばなんとでもなる


245VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 19:28:28.6408wLFyHAO (1/1)

徐々に運営の本質に迫る感じで面白くなってきた


246VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/26(月) 21:01:44.88o7QEctDuo (1/1)

超期待


247VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 03:38:11.03+1Azam4e0 (1/1)

今日の分上がってるかと思ったらまだだった


248上条エレン ◆5Im8qznxyw2013/08/27(火) 03:38:27.28OZuq5W0E0 (1/2)








―――アイテムメンバーへの救済であった。。。










249上条エレン ◆5Im8qznxyw2013/08/27(火) 03:39:31.56OZuq5W0E0 (2/2)

ごめんなさい!一個スレ間違えました!
ほんとごめんなさい!


250VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 08:36:37.721gqq9r5kO (1/1)

俺が思うに
きっと運営と勇者の女神以外の女神がまo…
おや?誰か来たようだ


251VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 09:37:50.94nwYlBpWto (1/1)

ま○こ?(難聴)


252VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 09:53:56.21hFwUwGLEo (1/1)

まん○?(幻聴)


253VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 15:13:02.063DKn2tn+o (1/1)

HAYO


254VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 16:42:34.55oKViopM/o (1/1)

なんJくせえレスはやめろ


255VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/27(火) 23:02:20.37A8pGrelWo (1/1)

ライダーネタさっぱりわからんが面白い


256VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 03:53:32.13ap103fPNP (1/1)

○んこ?(寂聴)


257 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 04:51:57.439MSOwAgD0 (1/13)

女神「勇者、今日はどちらへ向かうのです?朝ご飯は食べないのですか?そういえばガチャは引かないのですか?」

勇者「…………」

キミは 女神を無視して コーヒーをのんでいる!

女神「あっ、勇者はお子ちゃまですので『お砂糖』必要ですよね。良いのですよ、美しい私の目の前でカッコつけなくとも~」ニコニコ

女神「仕方がありませんねぇ、私が代わりに入れて差し上げましょう。フフフ、まったく勇者ったら手間がかかってー♪」

勇者(僕はコーヒーには『塩』入れる派だ。余計な事をするなクズ)

女神「え゛っ」

キミは 席を立ち、女神と 距離をとった!

勇者「…………」

女神「ゆ、勇者ぁー……なにを怒っているのですかぁ……そろそろ機嫌直してくださいよぉー……」

女神「昨日からずっとこうです。大人気ないじゃないですか……私、5分以上構っていただけないと寂しくて死んでしまうのですよ!?」

勇者(死ね)  女神「いやあぁ、私の勇者が恐ろしい事をー! そんなの勇者じゃありませんっ…!」

女神「そしてなにも頭で思うだけでなくとも、口に言葉を出してくれては良いではありませんか! 反抗期のつもりですか!」

女神「いくら私が考えている事を読み取れるといっても、私は会話がしたいのですわ! 会話をしましょう 現代社会の不況について!」

勇者(死ね)  女神「ぐふうううぅぅ……」

女神「く、くっ……いつまでもその調子ならば 勇者!! 私にも考えがありますよ!!」

女神「実家に帰らせていただき(ry」  勇者(死ね)

女神「  」

女神は 言葉をうしない、とぼとぼと キミから離れて 部屋を出て行った!

勇者「…………」

女神「寂しい? フフッ、さすが勇者の甘えん坊ちゃんです。やっぱり私が好きなのですねぇ~~~!」ガチャ

勇者(女勇者ちゃん 結構好みの顔してて好きだった)  女神「ううっ この外道!」

女神は部屋をふたたび飛び出した!


258 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 05:21:38.189MSOwAgD0 (2/13)

勇者「ようやく喧しいバカが消えた……どうせまた30分も経たずに顔出してくるだろうけれど」

勇者「…さて、いま僕の主力仲間である『てつをRX』はいないワケだ」

勇者「そしててつをRXに続いて優秀な『機械武闘家』、『みさくら女騎士』はいま死亡状態……!」

勇者「アイツらがいないんじゃ、ここから先の魔物やボスを撃破していくには あまりにも難し過ぎる! 手持ちの仲間ではつらい!」

『現在控えメンバー:ハンカチプリンス、社畜戦士、剛毛商人』  勇者「なんと見事なゴミ揃いじゃないかっ…!!」

勇者「それだけじゃない。僕の今のレベルの『スタミナ』や『精神力』では外に出てもすぐ底を尽き、立ったまま魔物になぶり殺されるだろう」

勇者「……ツケがようやく回って来たのか。今まで てつをRXで楽に魔物を倒してきたツケが」

勇者「今なら、女勇者ちゃん! キミがあの時僕へ話してくれた内容が痛いほど理解できるよ……この『勇者システム』は」

勇者「ほとんどの場合、旅が長くなるほど 『課金が強要』される……いや、『課金が必須』となるんだ……!!」

勇者「機械武闘家たちを死亡状態から回復させるには 課金か、ボスを撃破し その恩恵を受ける。この2択のみ!」

勇者「どう考えても課金した方が楽だし、いまの僕らではボス相手に勝ち目はほとんど無いに等しい……」

勇者「……だが、ボスは最悪女神に課金することで 強制的に倒したという結果にできる。また課金だ、課金すれば全部どうにかなる」

勇者「女神どもは、『運営』はなぜ僕ら人間から金をそうまでして搾取したがる!? 奴らは自分で『イカれてる』と思わんのか!?」

勇者「国はいつになれば口座へ給料振り込んでくれるんだ!?」  店員「あのぅーーー……」

勇者「はっ、あっ、な、なんですか!? 今の聞いていたんですか! ダメですかっ、理不尽な世の中へ不満を叫ぶのは」

店員「いや……それよりお客様、あなたへお電話が入っております」

勇者「電話だって?」

店員「ええ、おそらく実家のお母さまからでしょう。可愛い声でしたね、今度紹介してくださいね……♪」

勇者「母さんが僕に……なんて現状報告したらいいだろう。もっと金が欲しいとは口が裂けても言えない」

勇者「ていうか どうして僕がこの宿屋に泊まっているって知ってるんだ?」


259VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 05:48:05.83aIpwPdKto (1/1)

課金を強要しすぎてつぶれそうな会社が・・・


260 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 06:52:26.669MSOwAgD0 (3/13)

勇者「もしもし?母さん?……うん、うん……僕は元気だよ。勇者として毎日頑張っているから(ウソではけしてない)」

勇者「え? まだ父さん家に帰って来ないの? 仕方がないよ、父さんは貧困に悩まされる人々を救って回っているのだから」

勇者「母さんだって知っているだろう。そりゃあ ずっとウチに帰って来ないのは感心できる事じゃあないが……」

勇者「うん、うん。母さんも父さんを信じているのなら、ゆっくり待ってあげるべきだよ。弟や妹も一緒にいるじゃないか」

勇者「えっ……お金ぇ……う、ううん……いいんだ……前回のでもう十分だよ!? 大丈夫だよ!?」

勇者「もう 母さんは心配性だなぁ。そんなに僕が可愛い? へへへ……僕も母さんを愛しているよ。家族みんなが大好きだよ」

勇者「ただでさえ ウチは貧乏一歩前って感じなぐらい大変なんだから、余計な心配はいらないって! お金が無くても勇者はやってけるさ!」

勇者「母さんも一緒に付いて行けば良かった? 無茶言うなよぉ、そりゃあ昔 母さんは父さんと一緒に旅をした僧侶だったけど」

勇者「僕たち人間はもう魔法を使えないだろう? そうだよ。今は大変なんだよ、みんな。僕も外へ出てようやく実感が沸いたよー」

勇者「うんうん、それじゃあそろそろ僕行かないと。……そういえば、母さんはどうしてココに僕がいるって分かったんだい?」

勇者「……え゛っ、女神が? そ、そんなバカなっ!」

勇者「あ、アイツが母さんへ一々僕が何処へいるか伝えていたってのか! どうして!」

『あの女神さまはとてもお優しい人よ。私たち親が自分の子は一体どこで何をしているのか気になるんじゃないか』

『そして、心配でどうしようもないんじゃないのかって。それで毎日教えてくれるのよぉー さすがは女神さまでしょう?』

『だから お母さんも少しだけ心にゆとりを持てるようになったわ。あとで女神さまに宜しく伝えておいてね……じゃあバイバイ♪』

勇者「ああ、あ、アイツが……そんな、ウソだ……なにか裏があるに違いない…………!」

勇者「母さん気をつけるんだッ!! ソイツは人の良心や弱音に付け込んで 金を奪うッ!!」

電話は 既に切れていた! キミは 嫌な汗を全身にかきはじめる!

勇者「うああぁ……か、かあさんも絞り取られてしまう……」


261 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 07:14:03.089MSOwAgD0 (4/13)

勇者「あのアマぁー! 人の母親にまで手を出すなんて、冗談じゃないぞ……」

勇者「まさか、既に何か母さんに吹き込んで『課金』させた後じゃねぇだろうな!? アイツならやりかねないっ」

勇者「クズ! クズ女神どこだ、どこに隠れて ほくそ微笑んでいやがる! 僕をコケにして…家族までも食い扶持に変えやがって!」

勇者「さっさと僕の前にそのふざけた面出しにこい! 細かく切り刻んで魚のエサにしてやるから!」

しかし 女神は キミのまえに現れない !

勇者「チクショー……今なら誰よりも魔王よりもアイツが憎くて堪らないぞぉぉぉ……」

勇者「アレは女神じゃない。羊の皮を被った悪魔かなにかの類だ……僕はいい。僕はいいが、家族を苦しめるなんて……」

勇者「……いや、でも 本当に苦しめているのか? 母さんは電話口でとても喜んでいた。特に不満をこぼすような事もなく」

勇者「もしかしたら 本当に母さんが言った通り、すべて僕を心配する家族を案じた結果だったら?」

勇者「でもアイツマジもんの屑だし……でも時々僕を助けてくれているし……どっちだ。どっちが正しいんだ」

勇者「とりあえず……一発殴るだけに抑えておけばいいのだろうか……」

キミは ベッドに倒れ込んで 幼い頃の父との思い出を 思い出した!

勇者「父さん、僕は勇者として正しいことを考えて実行していきたいよ。僕は何を信じていればいいのだろうか」

勇者「これから 僕はしっかり勇者をやっていけるのかなぁ……頼れる仲間もいないのに……」

勇者「もう『課金』したくないよぉー……これ以上 続けては、みんなに顔向けできなくなっちゃうよぉ……」

勇者「父さん。僕の尊敬する、ただ一人の『真の勇者』、父さん……僕を助けてくれー……グスン」

記憶は鮮明にうつし出される !


262VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 07:56:43.42EFd108yaP (1/1)

こんな朝に始まってた!


263 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 07:57:00.769MSOwAgD0 (5/13)

『勇者、ランチにサンドイッチ買ってきてあげましたよ~! 代金立て替えておいたので払ってください。私の分も』

勇者「これじゃないっ…!」

『半額、30%引き……これほど世の中で存在する言葉の中で素晴らしく輝いて見える言葉はないと思いませんか……』

勇者「これでもないっ…!」

『美味しいお肉食べたいと思いません? 食べたいですよね? 実は私 今夜お友達の女神と食べてくるのですよ。フフフ、羨ましいでしょう」

勇者「だあぁーっ!!」

勇者「思い出せば思い出すだけ 嫌がらせのようにアイツの顔が頭に浮かんでくる……」

勇者「父さん……」

『勇者というのはな、なろうとするんじゃあない。誰かに認めてもらうものなんだよ』

勇者「おっ」


~~~

勇者父「たった一人、誰かに『勇者』と認めて貰えたら それでもうその人は『勇者』になれるのさ」

勇者父「自らヒーローの称号を得ようとする人は いつの時代も真のヒーローになれちゃいない」

勇者父「大衆は人の意図や行動過程を評価してはくれないんだ。いつだって『結果』だ。結果を見てしか評価を下せない」

勇者父「ソレへ至るまでの行動が勇者としての評価に繋がるのは稀なケースでしかない。みんなに認めてもらいたければ『結果』が大切なんだよ」

ショタ勇者「でもでも、がんばった人が もし失敗しちゃったらどーなるの? がんばったのにかわいそーだよ?」

勇者父「確かに可哀想だよ。だけどね、現実はそう甘くはないのさ、父さんも苦労したよ」

勇者父「父さんは偶然良い結果を残せたから みんなに『勇者』と呼ばれているだけなんだ」

ショタ勇者「アハハハッ、バカだからよくわかんなーい!」

勇者父「お前も僕と同じように将来勇者になりたいんだろう? それなら最初から難しい事考えてちゃダメってことさ」

勇者父「大切なのは、お前の『頑張り』をしっかり見ていてくれる人だよ」

勇者父「お前を見ていてくれる人を大切にしなさい。きっとその人は お前を認めてくれるから」

勇者父「『勇者』にしてくれるからね……」  ショタ勇者「あっ! 見て! 犬のうんこ! うんこうんこ!」

勇者父「今朝の父さんのうんこの方が大きいぞ!」  ショタ勇者「きゃー! 父さんの勇者うんこの方がデカい!」

~~~


勇者「ふふっ、父さんの後にトイレ入るとスゴイ臭ったっけな……」


264 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 08:32:28.709MSOwAgD0 (6/13)

勇者「父さん、もっとだ、もっと僕になにかヒントをくれ……」


~~~

勇者父「決断とは冒険者にとって何よりも大切なことだ。時にお前は必要な選択を迫られるだろう」  勇者「選択?」 

勇者父「そうだよ。例えば今夜のオカズはハンバーグがいいか、麻婆豆腐がいいか…なんて」

勇者(それは例えとしては簡単すぎないだろうか)

勇者父「仲間が危機に陥ったら?魔物に人質を取られたら? 勇者だって万能の神じゃない、一人の人間だ。できる事は限られる」

勇者父「両方を取るとか救うなんて甘えた事は言ってられないんだ。自分が優先すべきこと、大切だと思うものを常に選択しなくてはいけない」

勇者父「その選択を『間違っている』だなんて思ってはいけないよ。下手な後悔はお前を追い詰めるだろうから」

勇者父「選んだものには責任を持つんだ。そして『正しかった』と思うんだ。いいね?」

妹「パパー お昼、冷やし中華 か 普通のラーメン どっちがいい?って ママが聞いてきてって」

勇者父「えっ? パパはあったかいのが良いな……冷やし中華とか邪道だろう……!!」  妹「わかったー ママぁー」

勇者父「あ…………」   

勇者「父さん? どうしたの いきなり神妙な顔付きになったりして」

勇者父「うーん、今日は暑いから 冷たいのでも良かったかなってね……失敗したなぁ」

~~~


勇者「『選択』か……そうだ、僕はいま選択を迫られているじゃないか……!」

勇者「『課金を続ける』か『課金をやめる』かだ。女勇者ちゃんが言う通り、このまま微課金のまま進めば確実に詰む!」

勇者「ならば いっその事 ドンと金を積むか、バッサリ切り捨ててしまうかだけ。ああ、なんて究極の選択だろう……」

勇者「よく考えるんだ、僕。課金すれば有利に魔物や他の勇者たちに対して立ち回れる。だが、肝心の『運営』は謎まみれな機関」

勇者「何を考えているのかも、何を意図して勇者から金を搾取するのかも分からない。本当に人類の味方かすらも不明だ」

勇者「ただ、金さえ払えば力にはなってくれる。……一方で課金を止め、無課金を貫こうとすれば今までのやり方では通用しなくなる」

勇者「だけど、金銭面は前者に比べれば優しくなるし 家族にも迷惑は掛からない。もしかすれば無課金は無課金なりのやり方で 魔王を目指せるかもしれない!」

勇者「どちらもメリット・デメリットはある。即効で強くなり、魔王を目指すのならば『課金し続ける』方が僕の為になるだろう」

勇者「……う、うう、難し過ぎる。頼り続けていいのか? ワケの分からない運営や女神を?」

勇者「いっそ、負担になっているのならば 課金を止めて、無課金勇者として生きた方が……そうだよ、まだ無課金にも可能性はあるんだ!」

勇者「てつをRXが帰ってきてくれたら どうにでもなるのだから!!」

女神「それは間違っていますわ!」  勇者「はっ!?」


265 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 09:02:58.539MSOwAgD0 (7/13)

女神「無課金に可能性があるですって? 根拠はあるのですか? ありませんよね、勇者はその目でこれまでにどれほど無課金勇者たちの無惨な姿を見てきましたか?」

女神「どれも課金勇者の足元にも及ばない、そこらの魔物にも太刀打ちできないような雑魚ばかりでしたでしょう……」

女神「あなたはその『雑魚』にこれからなり下がろうと今考えられて?」

勇者「お前……いまの盗み聞いていたのか、女神この野郎!」

女神「聞かぬフリして立ち去ろうとは思いましたわ。でもいきなり勇者が愚かな決断をなさろうとしているのだもの!」

女神「あなたの担当女神として、良いですか? 『無課金』止すのです 勇者……無課金勇者はいわゆるモブです……」

女神「あなたは背景同然の影の薄い ただのモブへなろうとしているのですよ。それはとても悲惨な事になるでしょうね」

女神「目指していた『真の勇者』とは程遠い存在……それが『モブ勇者』なのです……!」

勇者「真の勇者から程遠い存在だと……!?」  女神「その通りですとも!」

女神「あのマッチョ勇者も言っていたでしょうに。無課金勇者は課金勇者を優越感に浸らせる為の負け組要因だと」

勇者「つまりは、ただの土台なワケか。でもそんなのおかしいだろう! 金さえ積めばみんながしっかりとした勇者だって!?」

勇者「で、一方の無課金はモブで土台なワケだ! それもこれもお前ら運営がこんな糞みたいなシステムを築いたのが悪い!」

勇者「課金して納得できる恩恵を受けたのは数少ない!不満の方が大きい! そもそも こっちは生か死かの旅をしているのに」

勇者「それにギャンブル染みた要素を持ってくるとはどういう意図があってだ!? お前らは僕らが足掻く様を見て笑っているのか!?」

勇者「僕は勇者を遊びでやってるわけじゃないんだが!?」

女神「」パク、パク

勇者「……何も言い返せないようだな、女神よ」

女神「い、いえいえ……そんな……勇者にしてはよく吠えたな、と思いまして……別に言い返せないとかでは……なくて」

女神「えへへへへへ……」

勇者「笑いが引きつっているぞ、女神。お前も分かっていて今まで僕に課金させていたのだろう!」

勇者「お前も知っているだろう。僕らは金が無くてはもう生きてはいけない。社会があるんだ。野原を駆け回る動物じゃない」

勇者「社会で生きて行くには金が必要不可欠だ。お前ら女神は救うべきその人間たちから金を搾取し続けてどうするんだ?」

勇者「魔王の脅威からたとえ世界を救えたとしても、次は経済が滅茶苦茶だ……勇者は全国で12万人だっけ?」

勇者「12万人だろうと 課金して形のない見返りを受け取り続ければ 金がたちまち消えていく。天界に金が行けば循環せず、消えるんだ」

勇者「お前ら女神が人間界でどんどん金を落としてくれるのなら話は別だぞ。ちなみに天界の通貨は?」

女神「…ペリカです」  勇者「聞き覚えがないな。僕ら人間と通貨取引行ってるワケでもないんだろう?」

勇者「一方的搾取……!! これでは天界は人間界を中からジワジワ破壊している! もはや魔物同然!」

勇者「頼むからシステムを今すぐ作り直してくれ……お前らが人間の味方をしているのならば……」

キミは 女神の肩に手をおいた!

女神「   」


266VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 09:10:46.56WvKRz+Lho (1/1)

ペ、ペリカだと?


267 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 09:26:37.259MSOwAgD0 (8/13)

女神「……ゆ、勇者!あなたは私をいじめてたのs(ry」

勇者「そういう問題じゃないし、誤魔化しても無駄だぜ。会員なんだ……これまでの経験からの感想ぐらい受け取ってくれてもいいだろう」

勇者「キチンとした『運営』ならば!!」   女神「ぐふぅっ!?」

勇者「このままでは僕は王にお前たちがどれほど人間にとって害悪か告げなければならない」

勇者「そうなれば討伐目標の魔王の名の隣に『ゴッド女神』が並ぶぞ……神だろうと害になるなら駆除しなきゃならないからな……」

勇者「僕たち人間はそうやってこれまで生き残ってきた。そうでしか生き残れないからだ。頼むから、『神』で居続けたいのなら」

勇者「それ相応の事をしてくれないか……」

女神「あ、あ」

勇者「女神よ、耳穴かっぽじて聞いてくれ……僕は神サマを敵に回したくはない……」

勇者「昔のように、僕たちを正しい方向へ導き、平和を齎す神でいてくれよ。信じさせてくれよ。崇めさせてくれよ」

勇者「本当は宇宙人で人類滅ぼして地上を征服したいとかいうワケじゃないんだろう? なぁ?」

女神「う、うちゅうじん……っ」

勇者「今まで僕らは上手くやってこれたじゃないか……もしかして崇めた結果、調子に乗ってこんな事になったのか?」

勇者「人類は良いカモだって思ってるのか? 女神?」

女神「うう……ううぅぅぅっ……そんなこと、ただの女神の私に問わないで…くださいよぉ……」

勇者「泣いても僕は引かないぞ……今僕が話した全てをゴッド女神にそっくりそのまま言ってやってくれよ!」

勇者「それで説得してやれよ! こんなのおかしい、自分たちを拝んできた人間を敵に回したいのかって!」

勇者「くそぅ、今さらだけど王様は何とも思わなかったのか!? 頭足りてないのか!? どうしてこんな事を」

女神「あー…………」  勇者「まさか」

勇者「お前ら王様へ何か脅しをかけているワケではないだろうな……っ」プルプルプル…

女神「私は知りません。全てはゴッド女神だけが」

勇者「冗談だろぉぉぉ……」


268 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 09:46:22.779MSOwAgD0 (9/13)

女神「本当に知らないのです!私は言われた通り勇者担当女神をしているだけです!」

女神「上が何を考えてこのような事をしたのかも、ゴッド女神がなぜそれへ決断を下したのかも!」

女神「歯向かえば私たちは生きていけないのですよ! 疑問に思おうと口に出して意見するワケにはいかないでしょう……!」

勇者「……お前も本当はオカシイと思ってくれていたんだな」

女神「え、ええ!もちろん 女神ですし!(今回ばかりは下手な事を言えませんわ…)」

勇者「そういえば、お前が母さんの所へ一々僕の近況を報告しに行っていたと聞いたんだ。なぜ?」

女神「げぇ…………あ、いえ、たぶんお母様から聞いての通りかとぉ!」

勇者「女神……僕、お前のこと少し勘違いしていたようだ。ありがとう。殴ろうとして悪かったよ」

女神「殴る!? ……コホン、べ、別に大したことはしていませんよ。当然でしょう これぐらい」

キミは 女神の手をとって やさしく握った!

女神「ひゃあ!?」  勇者「母さん、お前をとても良い女神だってお礼を言っていたぞ」

勇者「しっかり伝えたからね。そして 僕からもありがとう。家族を気にしてくれてさ……」

女神(いやあぁ!! ゆ、勇者が今までになく素直な表情を私に向けてくるっ 気味が悪いっ)

女神「あの……その、そろそろ 手を離してはいただけませんか……勇者……」

勇者「あわっ…/// ああ、悪かったよ急に――――――って お前なんか肌にブツブツできてないか! 何だそれ!? じ、蕁麻疹…」

女神「ひっ!? あああ、あわわわわ……な、なんでもありまひぇん!! 勇者があまりにも素敵で体が反応してしまったのですわぁ!?」

勇者「お、おう……」

突然 キミ へ メッセージが届いた!  題は『女神に気付かれないよう開いてください』だ!

勇者「?」

女神「アー カユイカユイ……」ブツブツ


269 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 10:29:29.929MSOwAgD0 (10/13)

キミは 前回の経験からメッセージを疑うが 書かれた通り、女神に気付かれぬよう メッセージを開いた!

メッセージ『   』

勇者「何も書かれていないだと?」

女神「はぁ? いま何か言いましたか? まだ運営についての話があるのなら後にしてください……」ポリポリ

勇者「な、何でもないから。気にしないで続けていてよ……!」

『聞こえマスカ、ワタシの声が聞こえてイマスカ。勇者サン』

勇者「えっ!?」

キミの頭の中へ 無機質な声が響く!

『騒がないで聞いてくだサイ、勇者サン。悪いとは思いながらメッセージを開いて頂いてハックさせてもらいマシタ』

勇者(コイツ、まさかあの時僕の情報を流した犯人じゃないか!? どこから話しかけてきているんだ!?)

『探しても無駄デス。ワタシはあなたから離れた位置にイマス。ココには存在シナイ……』

勇者「えっ!?」   女神「ですからさっきからぁー!」

勇者(なぜ考えた事が向こうに……コイツも僕の思考を読める?)

『無駄に頭で考えないでクダサイ。傍にイル女神に勘付かれてシマイマス。ワタシの話を黙って聞いて欲しいノデス』

勇者「……」

『ご理解いただけて幸いデス、勇者サン』

『まずは自己紹介ヲ……ワタシは『No charger』。長いので『N』と呼んでクダサイ』

『その名の通り、ワタシは無課金。イイエ、『無課金ギルド』を立ち上げたモノデス。秘密裏にネ』

勇者「!! ……」

『勝手ながら先程のアナタの話ヲ聞かせていただきマシタ。そして、判断したノデス』

『アナタもワタシたちと同じく、『運営』へ疑問を持つ一人なのダト。勇者サン、アナタの考えは正しい。なに一つ間違ってイナイ』

『ヤツら(運営)は危険デス。とても正しい』

『正しいからコソ、アナタはいま、ワタシノ話を理解して貰えると考えマシタ。アナタの本質は『ワタシたち側』なノデス』

『できれば詳しい話をアナタへしたい。どうか、一度外に出て ワタシが指示する場所へ来てはいただけないデショウカ?』

勇者(怪しい。怪し過ぎる……コイツを信用して良いと思える要素が一つもない)

勇者(だけど、無課金ギルドだと? ソイツが気になる。そして『ワタシたち側』とは何だ? コイツらは運営を敵視しているのか?)

『全ての謎ハ ワタシと出会い、話をするコトで解消されるデショウ。こんなマネして信じろというのは難しいデスガ』

『悪いようにはけしてシナイデス。……この町の裏通りへ入リ、奥の『廃れた武器・防具屋』へ訪れてクダサイ。スグに見れば分かるデショウ』

『ワタシたちは アナタの訪問を待ってイマス。ワタシたちはアナタの味方デス』

『デハ、通信ヲ一旦切らせていただきマス―――プツッ、ツーーー…』

勇者「裏通りにある廃れた武器・防具屋……昨日見たな……」チラ

女神「はぁ~~~、ようやく蕁麻疹が落ち着きましたよぉ……勇者? さっきは何を言おうとしたのですか?」

勇者「……」


270 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 10:52:49.629MSOwAgD0 (11/13)

勇者「ちょっと外に出てくるわ。遅くなるかもしれないけど、待っててくれ。というか家に帰って休んでもいいぞ今日は…」

女神「それは困りますよ、勇者! 勝手に仕事を放り投げて家に帰るなんて ゴッド女神からお叱りを受けてしまいます!」

勇者「じゃあココで待っていてくれよ。ルームサービスは勝手に使っていいし、変な事以外なにしててもいいから…」

女神「むぅ~……ではなぜ勇者は外に行くのですか? 理由ぐらいは相棒の私に聞かせてくれても」

勇者「今回は少し言えないよ。…別にやましいことしてくるワケじゃないからな」

女神「ンフフ~♪ わかります、わかりますよ。勇者だって男の子ですものねぇ~♪ こんな美人と一緒では突然ムラッと来てもおかしくないですもの」

女神「でもお金を落としてくる遊びはいけませんよ。無駄な出費をするならば自家発電のが損はしませんからねー!」

勇者「違ぇよバカ!! いいから出てくるぞ。くれぐれもお前は着いてきたりするなよな。絶対だぞ? 分かったら許さないから」

女神「はいはいはいぃー。分かってますって。プライベートまで覗こうだなんて思いませんよ~♪」

勇者「ん……じゃあ、行ってくるから大人しく頼むぞ」

キミは 部屋を出て 謎の声がつたえた場所を 目指した!

女神「バカですね勇者ぁー……あんなに念押しされて何もしない者がこの世に存在してなるものですか」

女神「……それに 先程勇者が、なにやら気になる事を考えていたみたいですしねぇ」

女神「誰だか知りませんが、私の勇者がこの私を欺けると思っているのならば大間違いでしたね。私は怖い女神ですよー」

女神「そーれ、突撃ぃー♪」

女神は キミに隠れて こっそり後をついて行った!


271VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 10:58:06.78rL+aHGN0o (1/1)

さすが女神ブレないな・・・


272 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 11:11:55.859MSOwAgD0 (12/13)

勇者「もう昼時になっていたのか。よっぽど長い時間考え込んでいたんだな、僕……」

勇者「『廃れた武器・防具屋』、そこがあの声が言っていた『無課金ギルド』への入り口なのか、集会所なのか……」

勇者「とにかく探して入らなくては。かなり怪しいし、それに裏通りは長居していても落ち着かないからなぁ」

ガヤガヤガヤ、キャー・・・オニーサンイイコソロッテルヨー・・・シャチョサン・・・

勇者「昼間だというのに酷いなココは。集まってる連中は何を考えているんだろうかね」

勇者「もっと奥の方に店があった筈だ。確かあの露店の先に――――――」

ドンッ と キミは 酔っ払いの男 に肩を当ててしまった !

男「オラァ!!……なに、ひとにぶつかってー……なめてんのかぁ!! あ゛っ!?」

勇者「ひっ……別にそんなんじゃ、す、すみませんでした」

嬢「ちょっとオジさん。若い子なんだから もうその辺にしてあげてよぉー♪」ギュ

男「ケッ……なぁ~、さいっきん の 若者なんて 見た目だけでたいしたこたぁーないのさぁー」

勇者(何だあの酔っ払いのオヤジ、昼間から変な店のお姉さん連れて歩いちゃってさ。頭どうかしてるんじゃねーのか)

男「ミーちゃんみたぁ? さっきの、ぼく、ユーカンでしょー……ほれなおしたぁー? げへへへ」

嬢「うん♪ オジさんカッコ良かったよぉ~ ねぇねぇ、アタシまたお小遣い欲しいなぁ~♪」

男「デヘッ、まっかせといてよおぅー……だいじょぶ、だいじょぶ、いっぱいお小遣いあげちゃうぞぉー!」

嬢「さすが 『伝説の勇者』って言われたオジさん! アタシ濡れちゃうかもー♪」

勇者「えっ」

キミは 踵を反して さっきぶつかった 男の腕を掴んだ !

男「なぁんだ!? 喧嘩なら買うぞぅ――――――…………あっ」


勇者「……父さん?」

勇者父(男)「えっ、え」


273 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/28(水) 11:12:54.229MSOwAgD0 (13/13)

ここで区切っておく。あとは夜に


274VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:28:49.15Zdam8AD8o (1/1)

嘘だろ


275VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:33:15.80sIGp5fKJo (1/1)

そんな…
救いはないのか…


276VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:36:26.03g9yWSS3Fo (1/1)

なっ.....


277VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:38:14.60MTLaotwY0 (1/1)

!?


278VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:39:17.39OuT2W4DAO (1/1)

おもしれーぞチクショー!
完結まで頑張って下さい


279VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 11:54:19.27qaG2s2Sm0 (1/1)

堕ちたな父さん…


280VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 14:08:20.84KoP7qF62o (1/1)

うわぁ…


281VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 14:21:17.76tnaWEfRp0 (1/1)

パパン…


282VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 17:49:58.00KYvlO0sno (1/1)

これは…


283VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 18:22:16.74j1UpE/FSo (1/1)

めっちゃたのしみにしてて、しごと終わりに読んだら、なんだこの展開!!
パパンどうしたんだよwww


284VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 18:49:18.73DJf/mEe2O (1/1)

暗くなりましたよ夜ですよ


285VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 20:36:28.94x2NtbncNo (1/1)

なんてこった


286VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 21:07:13.26AvtW22Pwo (1/1)

はよ


287VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/28(水) 21:34:23.06A4QJLKgqo (1/1)

夜とは言ったが今日の夜とはどこにも書いていない。つまり・・・


288VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 00:08:19.87jsIgRE1SO (1/1)

     ____________
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       書く・・・・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤       書くが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   >>1がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  SSの続きは
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    10年後 20年後ということも
 -―|  |\          /    |      |   可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!
    |   |  \      /      |      |


289VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 02:18:56.457pqfNBvko (1/1)

2chがなくなる前には完結してくれよ....!



女神かわいい


290 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 05:21:22.84hQsNoEiT0 (1/8)

勇者「……」   勇者父「あわっ」

女神(あの場へ行って指差しながらお腹抱えて笑いたいwwwwwwww)

勇者父「あわわわ…………あー、人違いだよ」

勇者父「僕はよく『伝説の勇者』に似ていると言われてね。恥ずかしながらソイツを利用させてもらっているだけさ」

勇者「そうであって欲しいよ」

勇者父「お、お父さんと勘違いしてしまったのかな…気にしないでくれよ…僕も気にしないから…」

勇者「……」

勇者父「いやぁ~~~……似てるから勘違いしちゃったか、そうかそうか……よくあるよね……僕も時々あるんだ……」

勇者「父さん」  勇者父「はい」

勇者「僕が世界で一番尊敬する人を簡単に見間違えるワケないだろう。それに父親なんだよ」

勇者「とても『尊敬』していた、『勇者』として目指すべき目標なんだと。そんな父を持った僕は世界一の幸せ者なんだっていつも感じていました」

勇者「愛してもいました。ずっと大好きでした。ファザコンだと言われても気にした事すらありません」

勇者父「唐突な敬語は止してくれませんか……僕たち家族じゃないですか……」

勇者「認めたな?」

勇者「いま自分で遂に認めたな? 家族だって、僕を息子と認めたな!?」

勇者父「あ、あ、ああ、ああああわわわわわわっ……!」

キミの前で キミの父が 地面に両膝をつけた!

勇者父「ご  め゛ ん゛」

勇者「    」

キミの父が キミへ 土下座した !


291VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 05:32:38.74yYMhXk3yo (1/1)

>>289
ここは2ch外だから安心しろ
そして更新来てたー


292 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 05:48:51.39hQsNoEiT0 (2/8)

キミは切実に思った これが夢であってくれと! ついさっき非難した神にすら祈った!

勇者父「母さんには……言わないでください」

勇者「   」

崩れた! 音を立てて キミの理想が 崩れはじめた!

勇者父「家族のみんなには内緒にしてください。ごめんなさい、謝り切れない」

勇者「……父さん、どうか顔を上げて。僕 そんな悲しい父さんの姿を見ていたくない」

勇者父「しかし!」  

勇者「今からどれだけ あなたへ失望、したらいいのだろう…」  勇者父「ぐふぅっ!!」

勇者「いっその事開き直ってさっきの調子でいてくれたら良かったのに。衝撃すぎて涙すら出ないよ!」

勇者「父さん! どうして母さんという人がありながら そこの女に現を抜かした!? あんたには大きな子どもが3人もいるんだぞ!?」

勇者父「ち、違うんだ……コレは別に浮気とかじゃなくて……」

勇者父「……疲れていたから、父さん。疲れてたから癒されたくて。母さんが嫌いになったわけじゃないんだよ!」

勇者「『伝説の勇者』が言い訳をするのか!! さてはお前僕の父さんではないなっ、正体を現わせよぉぉぉ!!」ガシッ

勇者父「ぼ、僕を殴ってくれ!! これ以上耐えられないっ、バカになるまで殴り続けてくれ!!」

勇者「いやだああぁぁぁー……」

キミは その場にくずれ、父の無様な姿を それ以上見ようとはしなかった!

勇者父「父さんが全面的に悪かったよ……だけど聞いてくれ! 本当に寂しかったんだ!」

勇者父「お前たちのことは愛している! それだけは変わらない! そ、そうだ。父さんはきっと悪い魔物に騙されていたんだろうな!」

勇者「やめてくれぇぇぇ……もう、いやなんだよぉぉぉ……」

嬢「オジさん、この子 オジさんの子なのー? 結構可愛い顔してるねぇ。アタシの好みかもー」

勇者父「えぇっ!? ミーちゃん、僕が一番好きだとあの時言ってくれたじゃないか!?」

勇者父「あっ」

勇者「……」


293 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 06:17:10.87hQsNoEiT0 (3/8)

勇者「そうだ、見なかった事にしよう!!」

キミは どこか吹っ切れた顔にかわり、その場をあとにしようとする!

勇者父「ま、待ってくれ! コレは違うんだ! 彼女は親に捨てられ路頭に迷っていた女の子『ミーちゃん』で」

嬢「ちょっと 勝手に可哀想な子設定にしないでよぉー。アタシはこの町のキャバで働く指名NO,1娘!みんなのアイドル☆・ミーちゃんだよ!」

嬢「よろしくネ♪ 勇者のお兄さん」

勇者「なにっ……お前、僕が勇者だとどうして」

嬢「んー ミーちゃん的な女の勘ってヤツかも? えへへっ、ウソウソ♪ 実は昨日キミが『勇者×バトル』してるの偶然見ちゃったの」

嬢「同じ勇者同士さぁ、仲良くしよーよっ♪」

猫耳女神「…………ニャンニャン」

勇者「!!」

嬢の 隣に女神の姿があったことに キミは気づいた!

嬢勇者「どうしたの? ……あっ、この子? この子はアタシの担当女神の『猫耳女神』だよ。ムカつくぐらい可愛いでしょ」

勇者「……キャバ嬢が勇者だって? 勇者も舐められたものだな。おっさんどもにチヤホヤされていい気になって」

勇者「お前が僕の父さんを誘惑したのか、いや そうに違いない! 僕の父さんを返せ!」

キミは 嬢勇者へ 殴りかかった!

勇者父「あふっ!」  勇者「と、父さん…!?」

父が 嬢勇者の 代わりに キミから殴り飛ばされてしまった!

嬢勇者「オジさんありがとー♪ ミーちゃん すっごい怖かったけど、オジさんが助けてくれて嬉しいよぉー♪」

勇者父「なぁに、お安いご用さ……息子よ、僕はお前に女の子へ殴りかかる教育を施した覚えはないぞ」

勇者「い、今のあんたには親の面して欲しくない!! 何やってるんだよ あんたは!!」

勇者「この女がそこまで大切か!?」

勇者父「ミーちゃん、下っていてくれ……キミを危険な目に合わせやしないよ、僕が保障しよう……」

嬢勇者「きゃー♪ オジさん す・て・きぃー」

勇者「父さんいい加減目を覚ませ! 僕はあんたの息子だぞ!? 何でそんな目して僕を睨むんだ!?」

勇者父「……母さんに伝えてくれ、父さんはもうしばらく帰りが遅くなると」

嬢勇者「行こっ、オジさん♪ バイバイ、勇者のお兄さーん♪」

勇者「待てよ! 逃げるのかッ、この屑野郎! うわあああぁぁぁー!」

父と嬢勇者は キミを置いて どこかへ 去った !


294 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 06:51:50.93hQsNoEiT0 (4/8)

勇者「父さんにあんな目を向けられたのは生まれて初めての経験だ……」

勇者「きっと、あの『ミーちゃん』に何かされたに違いない。仲間のスキルを使って洗脳しているとか!」

勇者「そうだよ。僕の父さんがああなるワケないじゃないか……父さんは操られているんだ……」

勇者「奴と戦って父さんを取り返さなくては……!」

行商人「アンタ、悪い事ァ言わんよ。あの女とは関わらずにいた方が良い」  勇者「は?」

突然 キミの背後から 行商人の男が 声をかけてきた!

行商人「あの女は勇者ランク22位の勇者ですぜ」

勇者「22位だと……中途半端でスゴさがよく分からないけれど」

行商人「フッ、見たところアンタはかなり勇者としては未熟そうな男だ。まともに戦って敵う相手ではないだろうよ」

勇者「そんな脅し染みたこと言われ様となぁ、こっちは諦められん理由がある! 父親が奪われたんだぞ!」

勇者「それに僕は毎回 向かった相手に敵わない敵わないと言われているが、大体はなんとかなってきた! そんな奇跡の勇者だぜ!」

勇者「ボス魔物だって『ソフマップカンザキ』や『ドラゴン』をも倒した。たかが22位なんぞどうって事はない!」

行商人「いやいや、奴が本当に恐ろしいところは『取り巻き』だ。あの女には沢山の『オジサマ』が後ろにいる」

勇者「その……オジサマらが彼女に代わって戦うのか」

行商人「そういう輩もいるが、大体はあの女の『パトロン』さァ」

行商人「こんな噂を聞いたことがあるんだが、奴は今まで自分の金で課金を行った事は一度もないそうだ」

勇者「なんて勇者だよ……」

行商人「面白いだろう。奴に金が尽きることはけして、ありえない。それぐらい人気があるお嬢だってのサ、ありゃ天性の魔女だね」

行商人「オジサマどもは奴に気に入られようと必死こいて『お小遣い』を貢ぎ続ける。自分の生活がどうなろうとな」

行商人「さっきのー……アンタの親父、早いところどうにかした方がいいぜ。魅了されドップリ浸かられる前に」

行商人「さもなければ、奴さん 自分の家庭なんぞ放り出して お小遣いプッシュが止まらなくなる……オイラのダチ公と同じように」

勇者「お、おおお……マジか……」


295 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 06:54:48.40hQsNoEiT0 (5/8)

やっぱ嬢勇者から『お嬢勇者』に名前変更で


296 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 07:12:51.84hQsNoEiT0 (6/8)

行商人「それでも戦うってのかい? 下手すりゃアンタもあの女の取り巻きの一人っつー、ミイラ取りがミイラになんて事もありえん話ではない」

勇者「僕の決心は固いよ、おっさん。大切な父さんなんだぜ……『伝説の勇者』をあんな様にしちゃいられねーよ……」

勇者「きっと『お嬢勇者』を倒せば 父さんの目も覚めるだろう。ならば、絶対に負けられない! 奴には『勇者×バトル』をこちらから挑む!」

勇者(『無課金ギルド』のことは気になる。気になるが今優先すべきなのは 父さんだ。父さんを救わなくては!)

行商人「へへっ、イイ男の面構えになってきやがった。いいぜ、ならばコイツをお前にくれてやる!」

キミは 行商人から 『常連客の紹介状』を いただいた!

勇者「コレは?」

行商人「あの女が務める店は一見さんでは入れん。ただし、その紹介状があれば入店も容易いだろう」

行商人「いいか? 奴は昼間はけして戦おうとしない。店に訪れ、奴を指名するんだ。大丈夫……コイツがあれば優先してお前にあの女があてられる」

行商人「あの女と二人きりになった瞬間を狙え! そうでなければお前に勝ち目はけしてない!」

行商人「……それじゃあ、上手くやりなよ。ついでとは言わんが ダチ公の仇を取ってやってくれ、勇者さん」

勇者「おっさん……。ああ、もちろんだよ! 僕に任せておけ! 奴を倒して僕が22位の座へ着いてやるからね!」

勇者「そうと決まれば一旦宿屋へ戻って準備しなくては……じゃあ、恩に着るよ おっさん! 商売、上手くいくといいな!」

キミは 宿屋へ かけ足で 戻った!

行商人「……フウウゥゥ~~~~~~知らない人から物を貰ってはいけないと教わらなかったのか、あの小僧」

行商人「ああ、もしもし ミーちゃん様。また一匹鴨が釣れましたよ」

行商人「ええ、ええ。間違いないです。奴の実力は知れたものでしょうな。ミーちゃん様の敵ではない」

行商人「今夜あたりに向こうから現れてくれるかと……ええ、はい……では、どうぞ引き続き オジサマと『お楽しみ』ください」




297VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 07:50:32.77exVY4LAvo (1/1)

お嬢っていうとお嬢様的なニュアンスに聞こえるような


298 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 08:14:31.39hQsNoEiT0 (7/8)

勇者(今回の『勇者×バトル』ばかりは負けるワケにはいかない。しかし、自分でも分かっていたじゃないか)

勇者(今、僕の仲間はゴミしか残っていない。僕自身のレベル、『スタミナ』と『精神力』は以前のアカウントからしっかり引き継がれた後ではあるが)

勇者(それでも22位の勇者と戦うのに今の精神力では不安すぎる。今は出し惜しみしている場合ではないんじゃないか、僕は……)

キミは 部屋の扉を 力強く開け放ち 女神を呼んだ!

勇者「女神ぃーーー!! 仕事だぁ!!」  女神「はぁい、よろこんでー!」

勇者「うわっ、お前……後ろにいたのか……」

女神「えっ? あ、あー……ちょっと運営へ連絡を取る為に外出してましたわ」

勇者「そうか まぁ、いい。それよりガチャを出せ! 無料からレアまで、全てだッ!」

勇者「ココにお前らか昨日もらった『スーパーガチャチケット×3』と『一日無料ガチャチケット×2』がある。コイツで引かせろ」

女神「足りますかー? 相手は22位の超重課金勇者でしょう? もっとたっぷりチケット使ってガチャを回さなければ……」

勇者「待て、女神よ」  女神「えっ? …あ」

勇者「お前がなぜ今から僕が22位を相手にすると知っているんだ。おかしいよな?」

女神「いい、いえいえ! 勇者の思考を読んだから分かるのですよ! 私の能力をお忘れになって!?」

勇者「……イマイチ信用ならんが、とりあえず早く頼む。今夜にはあの女をぶっ潰すからな」

女神「やけにいつも以上なやる気を見せますね、勇者。それほどあの勇者が憎いというのですか?…よいしょと」ドン

勇者「当たり前だろう。奴は勇者などではない、僕は絶対に認めないぞ。父さんを散々弄んでいるだしな……まさに万死に値する」

女神「フフフ……では、その者を懲らしられる 強力な仲間を引けるとよろしいですね……何度でもチャレンジなさい……私の勇者よ!」

勇者「あの女を殺す仲間が欲しい。あの女を殺す仲間を――――――」

女神(人という生物は実に単純で愚かですね、勇者よ。既に先程までこの部屋で『課金し続ける』or『課金しない』と葛藤していたあなたは何処へ向かわれてしまったのでしょう)

女神(さぁ、我を忘れて ガチャを回しなさい……私は何百回だろうとそれに付き合ってあげますよ……何度でも、良い仲間が引けるまで……)

女神「良い仲間が現れてくれることを私も願っていますわwwwwww」

勇者「来いッ!」

がちゃがちゃがちゃ・・・PON!


299 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/29(木) 08:16:04.38hQsNoEiT0 (8/8)

短いがここまでで。続きは明日の深夜ごろになるかもしれない
進み遅くていつも申し訳ないや


300VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 11:55:32.42p5ZdKh2l0 (1/3)

>>1乙

頑張れ


301VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 11:56:08.08p5ZdKh2l0 (2/3)

>>1乙

頑張れ


302VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 11:56:37.38p5ZdKh2l0 (3/3)

連投スマソ


303VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 12:10:57.28XAVCTCJbO (1/1)

お疲れ様!!
ゆっくりでいいから、更新頑張ってな!!
楽しみにしてるぞ!!


304VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 12:28:16.86s8RtNVmto (1/1)

期待


305VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 13:20:12.82vzIE0c/9o (1/1)

結局 人は見栄のために課金しちゃうんだなぁ


306VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 13:35:54.28GzL6vm+z0 (1/1)

オジサマ達がキャバ嬢に課金してキャバ嬢がゲームに課金するのか


307VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 17:54:43.34cyu9e8TWo (1/1)

>>297
お は要らないな


308VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 19:03:40.4457On1O6Co (1/1)

おつかれちゃーん
次待ってるよ


309VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 19:20:03.81LCR8hFCP0 (1/1)

回想でいい親父やってたのに…


310VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 21:50:52.08GXfw8Sh2o (1/1)

勇者は報われないんだろうなぁ


311 ◆/pTk7YXtSc2013/08/29(木) 23:12:41.24AGJDyjrf0 (1/2)

青年は元ネタのほうでも出ていた方です
元ネタでは死んでいるので適当な死因をつけた結果が……ごめんなさい
地の性格が底辺なのはやっぱりミスリードのためでした

山奥の村の回は話の中に入れなくても無問題でしたが、剣士が女を意識し始める場面が欲しかったので無理矢理出しました
ありがとうございました


312 ◆/pTk7YXtSc2013/08/29(木) 23:16:22.25AGJDyjrf0 (2/2)

誤爆です失礼しました
いつも楽しく拝見してますごめんなさい



313VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/29(木) 23:26:30.105NHv6snxo (1/1)

http://i.imgur.com/KXHZVgK.jpg
悟りの境地でまってます


314VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 01:07:02.17PL1qhpdHo (1/1)

この短期間で二回も誤爆か


315VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 06:33:39.35liYROk49o (1/1)

はよ


316VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 12:54:26.77RCieGYPM0 (1/1)

よは



317VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 13:38:28.92wCi6CoBO0 (1/1)

面白いな
結構見てる人いるのか


318VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 16:00:31.7696y/8oNto (1/1)

おもしろいがこのペースでVIPに立てた意味が分からん完結させるきがなかったのか?


319VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 17:16:17.39Z7KLpvvno (1/1)

とりあえず反応見たかったんじゃない?
よくわからんが面白いしどうでもいいじゃない


320VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 18:02:37.91PGFSHsxfo (1/1)

ここVIPじゃねーけどな


321VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 18:11:08.453MI/iIIio (1/1)

>>320
元のスレがVIPじゃん


322VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 19:18:30.49EHtHu2y2o (1/1)

元のスレってこれと同じペースだっけ?
こっちにきたら遅くなるやつ一杯いるけど


323VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 22:00:02.71K1F2LyOlo (1/1)

おっぱい! \   。  ∧_∧  +     /
おっぱい!   \ +  (0゚・∀・) ワクワク /おっぱい!おっぱい
 _  ∩  _  ∩\  (0゚∪ ∪ +   /      ̄ ̄
( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡\ と__)__) + //.     ○ |      |
 _  ∩   _  ∩  \∧∧∧∧/ /         ヽ____/
( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡  <    お > |          ヽ   /
 _  ∩  _  ∩   < 予 っ  > ヽ          ヽ /
( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡  <    ぱ >  \          ∨
─────────< 感 い >──────────
  _______ <    の >  _  ∩  おっぱい!
  | ______ <  !!!    >( ゚∀゚)彡  おっぱい!
  | | 1000いったら/∨∨∨∨\ ⊂彡    _  ∩
  | | おっぱい /キタ━(ノ゚∀゚)ノ  \     ( ゚∀゚)彡
  | | うp   /キタ━━(゚∀゚)━━!!!\     ⊂彡
  | |します!/キタ━━(。A。)━━━!!!! \おっぱい!おっぱい!




324VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/30(金) 23:45:06.95hM4Vvtj8o (1/1)

元スレはこれまじでリアルタイムなの?うそだろ?
って速度だったぞ
1スレで終わらせるつもりとか言ってた気もするけど
荒しで埋まったりして結果的には続いてくれて良かった


325VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 00:09:26.47alGdSIWso (1/2)

はよ


326 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 05:19:54.964fRRJqCY0 (1/15)

キミは新しい仲間と出会った!  →  『レア度☆☆:ヒロイン気取りの僧侶(スキル:水差し)』

僧侶「やめて!私がヒロインだからって争わないで!私を奪い合わないで!」

勇者「微妙……次っ」  女神「勇者ファイトですよ~♪」

キミは新しい仲間と出会った!  →  『レア度☆☆:魔神ビーフストロガノフ(スキル:なし)』

ガノフ「俺こそが絶対なる覇者よ、何者にも俺を止める事はできぬ……」

勇者「魔神だと? コイツは精霊みたいなモノか?」

女神「どちらかと言えば、この仲間は魔物寄りですかね。ですが魔物といえども仲間には代わりありませんよ」

勇者「でも肉料理なんだけど」  女神「調理された後だったんでしょうね。美味しいですよ?」

勇者「くっ……スキル持ちが一体。もう一体は名前だけの肉。これではお話にならん!」

勇者「スーパーガチャチケットは残り1枚か。コイツでレア系を引けなければ後に期待はできないぞ…」

女神「あらあら、別に手持ちのチケットのみで打ち止める必要はありませんでしょう。課金すればチケットが買えますよ……買えますよ……」

女神「レアガチャ×1で300円、×3で550円! スーパーガチャならば1枚500円で、3枚セットで980円です! 毎度ありぃ!」

勇者「買うとは言ってねーよ! …ていうか前より値段がおかしくないか?ここぞとばかりにボッタクってるんじゃないのか?」

女神「勇者、忘れてしまったのですか? 前回まではキャンペーン期間で安値になっていたのですよ」

女神「あーあ! あの時どうして大量に買い置かなかったのか理解に苦しみますわ! 勇者はお買い物が下手っぴですよー!」

勇者「僕の機嫌を損なわせていいのか、女神よ……購買意欲がぐーんと今下ったワケだが……?」

女神「別に構いませんよ? だって今ガチャを回さずに後悔するのは勇者なのですから……フフフ」

勇者「あっ、がっ……こ、この!…クソめ! ……いい、残りのチケットに賭けるんだよ僕はぁ!」

女神(切羽詰まって冷静に思考を働かせられず、って感じですわね 勇者。良い調子ですよ。そのままガチャを引き続けるのです)

女神(あなたはゴミを抱え苦しみますが、私はハッピー……ココは稼ぎ所……お金を落としなさい、私の勇者よ……)

女神(その『スーパーガチャ(無料ガチャ)』をサルのように回してね!)




327VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 05:31:26.13IJLHZ/8zo (1/1)

詐欺じゃねーか!!


328 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 05:47:58.774fRRJqCY0 (2/15)

がちゃがちゃがちゃ・・・PON!

キミは新しい防具を手に入れた!  →  『レア度☆☆:圧力なべのフタ』

勇者「また☆2のゴミ!? お前これ本当にスーパーなんだよな!?間違えて違うヤツ出してねーか!?」

女神「滅相もございませんわ。私がそのような間違いを犯す筈がないでしょう!」

勇者「まさかスーパー無料ガチャってオチじゃないだろうな……」  女神「スーパーですよwwwwww」

女神「それより勇者、初の防具取得ではありませんか。頑丈でしかも取っ手付き。これは殴れば痛いですよぉ~ 相手の勇者もイチコロ!」

勇者「過去に鍋のフタで人が殺された事件があっただろうか」

勇者「くそっ……人がここまで困っているというに、なぜゴミしか現れない!? 今の3つでどう戦えってんだ!?」

勇者「スキルで誤魔化そうにも所持する仲間はさっきの『ヒロイン気取りの僧侶』だけ……水差しってなんだよ……」

勇者「次だ!女神よ、次は『無料ガチャ』をココに出せ……そしてお前に聞いておきたい」  女神「はいな?」

勇者「お前散々僕に黙っていたが、いま僕のフレンドポイントはどこまで溜まっている!? 1回 何Pでガチャを回せるんだ!」

女神「えっ、フレンドポイントって何ですか……勇者こわいですね……」  勇者「うるせぇ!さっさと教えろタコ!」

女神「チッ……現在のフレンドポイントはまだ200Pですよ」

女神「100Pで1回のみガチャを回せます。どーぞ、好きに消費しなさいな」

勇者「……待て。昨日、勇者AやらBやらが一気にフレンドになったじゃないか…確か26人ぐらい…じゃあ合わせて2800Pは」

女神「違法な方法でフレンドになった勇者をカウントするワケがありませんでしょうが!!」

勇者「ケチ! 女神のケチ! 僕がこんなに苦しんでいるのを見て屁とも思わないのか!」

女神「女神としてしっかりお仕事させていただいているだけです。ソレに私情を挟むワケにもいかないのは勇者でも理解できるでしょうに」

勇者「だって……むぅ、いい。じゃあ無料ガチャを4回引く……ケチ、女神のケチ……」

女神「いつにもなく子どもぽくなっているではありませんか、勇者」

勇者「必死なだけだボケッ! お前に父親から裏切られた気持ちが分かるか!? 家族の為にも僕は父さんを取り戻さなければ…」

女神「……勇者よ、私個人の意見ではありますけどね、聞いてくださいな」

女神「たとえ あなたが『嬢勇者』を倒す事ができたとしても、あなたのお父上が帰ってくるとは限らないのでは?」

勇者「えっ」



329 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 06:11:19.514fRRJqCY0 (3/15)

女神「だってそうでしょう。相手は勇者ということを除けば普通の人間。魔法は使えませんし」

勇者「や、ヤツの仲間のスキルで誘惑されているだけで……」  女神「ありえません」

女神「仲間のスキルは魔物 or 勇者と戦う、何かブツを奪い返す時のみしか発動できないのですよ」

女神「一般市民はもちろん。さすがの元勇者だろうと効果を発揮させられるワケがないですわ」

勇者「ち、チート! チートだ! きっとあの女がチートを使っていて……!」

女神「さぁ、どうなんでしょうかね」 

勇者「……やめろ……僕にまだ父さんを信じさせてくれ……父さんは……」

女神「というかあなたのお父上でも一人の男なのです。ほら、よく聞くではありませんか? 『英雄色を好む』でしたっけ?」

勇者「家族がいるんだぞ!?」  女神「浮気は文化。そして勇者、キャバに通うのが浮気と決めつけるのは硬いですねぇ」

女神「彼は言った通り、『癒し』を求めているのでしょう……キャバ嬢はお金さえ払えば良き会話相手を勤めてくれます」

女神「勇者には無料で私という癒しの女神様が存在しますが、皆がそういうワケではないのです。そしてお父上はいわゆる『オヤジ』」

女神「ハゲがかって体臭も足の臭いもキツい、さらに脂ぎっていて、皺も年々増え出し、一々説教染みたことしか話さない」

女神「昼も夜も妻には適当にはぐらかされ、娘には下着をいっしょに洗わないで!とまで言われー」

勇者「あ、あ」

女神「あなたも歳を重ねればお父上のお気持ちが汲めるようになるのでは?」

勇者「父さんは違う……そんなに寂しいのなら僕が父さんの相手になってやるんだ!父さんを満足させてやる!」

女神「いやぁ、変態親子っ……とりあえずガチャを回すと良いです。よっこいしょ」ドン

勇者「くっそ……父さん……!」グッ

女神(少し親切に話し過ぎてしまいましたかね。でも、ここまで真っ直ぐなアホだとどうしても放ってはおけないというか)

女神(まぁ 何だろうとヤケクソになってガチャを回してくれる事には変わりなさそうですがwwwwww)

がちゃがちゃがちゃ・・・PON!

キミはかつての仲間と再会した! → 『レア度☆:なまいき武闘家(スキル:なし)』

なまいき武闘家「チッ、おひさ」

勇者「うわあああああぁぁぁ!!」   女神「あら、常連さんです♪」


330 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 06:46:19.364fRRJqCY0 (4/15)

女神「落ち込まなくとも良いではありませんか、勇者! 素材が増えたのですよー!」  勇者「即戦力しか今は必要ない…」

女神「んー やっぱり無料ガチャですと大した仲間は望めないのかしらぁー? やっぱり課金した方がいいのですかねー? ねぇー? 勇者ぁ」

勇者「黙っていろっ……!」

勇者「残り3枚……やはりこのままではキツ過ぎる……だが、回さなければ……回していなければ」

勇者(不安に苛まれてしまう! ……次こそは次こそは22位に対抗できるモノが引けるんだ。かならず……)

勇者「女神よ、スーパーガチャチケットを―――」

突然 キミの頭の中へ 聞き覚えのある声がひびいた!

『いくらガチャを回そうガ、アナタはけして良き仲間や武器・防具ヲ入手できはしマセン』

勇者「!」

『種を明かしマショウ。彼女デス……アナタの女神がガチャへ細工ヲした! アレは『スーパーガチャ』に似せた『無料ガチャ』なのデス』

勇者「なん……だと……!?」

女神「へ? どうしましたか?」

『所詮、女神は運営側デス。信じるに値しない。勇者サンをあの手この手で騙し、搾取する事しか頭に無い』

勇者「そんな 今さら言われてもだが……」  女神「え? え?」

女神「勇者、まさか 何者かと通信を行っているのですか? でしたらすぐに止めなさい。危険ですよ!」

女神「無視して無料ガチャでも回していなさい!!」

『彼女の言葉へ耳ヲ貸してはなりマセン。……しかし、まだワタシを信頼できない気持ちハよく分かりマス』

『試しにガチャを回してみてクダサイ、勇者サン。ワタシが今からアナタが入手する仲間を当てて差し上げマショウ……』

勇者「それが、何だっていうんだ? 勘が当たって僕がお前を信用するとでも? 悪いが、今はお前に構っている暇はないぞ」

『ええ、コチラも理解していマス アナタのつらさヲ。ですから力を貸したいノデス』

勇者「力を貸したいだと……」

女神「私の勇者よ、聞いているのですか! またおかしな目に合ってしまってはどうするのです!」

女神は キミの腕に抱きしめ 無い胸を ここぞとばかり くっ付けてきた!

勇者「……」女神「私の言葉だけを聞き、信じなさい! 勇者!」

勇者「うるせぇ!! ……誰を信じるかは 僕の自由だ」 

『流石デス、勇者サン』

がちゃがちゃがちゃ・・・PON!

『レア度☆:ピザポテトくん(スキル:なし)デス』

キミは新しい仲間と出会った!  →  『レア度☆:ピザポテトくん(スキル:なし)』

勇者「……たかが一回がなんだよ。こんなので良い気になるな」

『では続けて3回引いてくだサイ。もし、ワタシが全て言い当てた時ハ 勇者サン。黙ってワタシの言う事を聞いて』

『再び外へ出て、『廃れた武器・防具屋』へ向かってくだサイ』

勇者「……」   

女神「勇者勇者勇者っ! ああっ、ここまで私が密着しているのですよ!? 私へ夢中にならないとはおかしいですわ!?」ムニムニペッタンコ




331 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 07:19:28.394fRRJqCY0 (5/15)

『次は武器デス。レア度☆:コーラの空き瓶』

キミは新たな武器を手に入れた → 『レア度☆:コーラの空き瓶』

勇者「偶然だな、まだ偶然の域だぜ……」

『レア度☆:ウザイルカ(スキル:検索補助)』

イルカ「何について調べますか?」

女神「あっ! 勇者、この仲間はスキル持ちですよ! すごーい」

勇者「……お前まさかチート使ってガチャの中を」

『この程度に力ヲ使うほどワタシは愚かではありマセン。次でラストですネ』

『レア度☆☆:ニダ商人(スキル:訴訟)デス。コレが当たれば言う通りにしていただけマスね?』

勇者「どうだかな……おい、邪魔だ クソ女神!! さっさと僕から離れろ、鬱陶しい!!」

キミは ひっつく 女神を 振り払った!

女神「ああっ! ひ、ひどいですわ……女神に乱暴を……」

勇者「何が女神だ。お前、本当にさっきのスーパーガチャに細工してなかったんだろうな?」

女神「もちろんですよ……勇者、なぜ疑うのですか……私はあなたの味方。あなたが不利になるような事はけしていたしませんよ!」

勇者「……母さんのことはいくら下種のお前だろうと感謝はしている。しかし、コレだけは別だ」

勇者「お前は僕のことをただのカモとしか思っていないようだからな……疑って当たり前だろうが……!」

がちゃがちゃがちゃ・・・PON!

キミは新しい仲間と出会った! → 『レア度☆☆:二ダ商人(スキル:訴訟)』

二ダ商人「ウリのデザインした物がパクられていた。訴訟を起こすニダ!」

勇者「……」

『決まりデスね、勇者サン』

『待っていますヨ。場所はもう記憶されてイマスね』

勇者「ああ……行くよ……クソッタレめっ」

女神「え、え!? 何処へ行こうとしているのです 勇者よ!?」

キミは 女神を無視して Nが指示した 店へ ふたたび向かった!

女神「いやあぁ、私のお財布が奪われるぅーーー!!」


332VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 07:23:08.34GqqzEeRko (1/1)

相変わらず殴りたい女神だな


333 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 07:23:55.694fRRJqCY0 (6/15)

あ・・・五回ひいてる・・・


334 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 07:51:14.894fRRJqCY0 (7/15)

キミは 裏通りをすすみ、奥に建っていた 『廃れた武器・防具屋』を見つけた!

外から 覗いても ボロボロになった店内が窓から見えるだけで、中に人の気配は 感じられない!

勇者「本当にココで間違いはないのだろうか……よく見ると結構廃屋が多いからな、この辺り」

勇者「もう日が暮れ始めている。ぐずぐずしている暇はないぞ、とにかく中へ入って『N』と会わなくては……」

キミは 廃れた武器・防具屋の扉をあけ 中へ踏み込んだ!

勇者「誰か、いないのか……? N、どこにいる……言われた通り来てやったぞ……!」

勇者「今日中にはあの女と決着をつけたい! 本当はこうしている時間すら惜しいんだ! 勿体つけてないで姿を現わせ!」

勇者(……まさかとは思うが騙されたというワケではないだろうな。確かに万に一つコレが罠ではないという可能性はないんだ)

勇者(相手はもしかすれば、昨日僕のアカウントを暴いて『てつをRX』を奪ったヤツかもしれない。怪し過ぎるんだよ、現時点じゃあ…)

神父勇者「……勇者様、でございますね?」  勇者「はっ!?」

神父勇者「お待たせしてしまい申し訳ない。私は『神父勇者』、あなたと同じ勇者会員の一人ですよ」

勇者「神父で……勇者……?」

神父勇者「ホホホ……そして私は『無課金ギルド』の一員でもあります。では、どうぞコチラへ」

いつのまにか カウンターの裏の床の一部が開いていて そこに地下へ通じる階段が できていた!

勇者「聞くのもマヌケ臭いがな、僕がお前の後ろを着いて行って辿り着いた先は『無課金ギルド』でいいのか?」

神父勇者「ええ。なぁに、恐れる必要などございませんとも。私たちは同士に対して手荒な真似はしないですよ…」

勇者「お前たちが昨日僕へ仕掛けてきた連中なのか? あの眼鏡勇者はお前らの仲間か? だとすれば僕はお前たちのリーダーのツラ見た瞬間何しでかすか分からんぞ…」

神父勇者「怒りもまた不必要でございます」

神父勇者「勇者様……人は完璧な生物ではない、『怒り』や『恐れ』は誰しもが抱く感情ですとも……」

神父勇者「そういう時に心を平常へ戻す良い方法がある。私のやり方ですが、『素数』を数えると良いかと……ホホッ」

勇者「けっ、ずいぶんまぁ胡散臭い神父がいたもんだね」

キミは武器・圧力なべのフタ を装備した!

勇者「構わないな? もしそっちがやる気になった場合は……!」

神父勇者「襲いかかりませんよ。そこの女神にでも誓いましょうか」

女神「……」   勇者「…お前 着いてきたのか 女神!」

女神「むぅ、だ、だって……私の勇者が取られると思って……!」


335VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 07:55:01.47P+j1j7QZo (1/1)

女神うざいけど可愛い


336VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 07:56:33.70pthW8vvr0 (1/3)

おい、その神父やべぇぞ


337 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 08:15:12.514fRRJqCY0 (8/15)

女神「勇者、ギルドにはもう懲りた筈でしょう? 私と一緒に宿へ戻ってガチャを回しましょうよ…」

勇者「却下!」  女神「えぇー!」

女神「やだやだやだ!嫌です! これ以上勇者が変な事へ頭を突っこむなんて私は許しませんー!」

勇者「知るかよ、どうせお前じゃ今回当てにならないんだからな」

女神「くっ」

勇者(……それに女神よ、よく聞け。コイツらのアジトへ上手く入り込めれば『チート』について何か分かるかもしれん)

勇者(お前としても チート勇者どもを野放しにはできないだろう。実体を知って、証拠を掴み ゴッド女神とやらに報告してやればいい)

女神「えっ」

勇者(別にお前の顔を立てようとは思っちゃいねぇからな。ただ、僕もてつをRXを奪われたり散々な目に合わされて まだムカっ腹が収まらないだけだ)

女神「ゆ、勇者ぁ~……」

女神「あなた初めて使える人だと思えましたわ!」  勇者「そいつはどうもだよっ…!!」

神父勇者「ホホホ…あなたはどうも素敵なパートナーをお持ちで。どうぞ、女神様もおいでなさい」

勇者「コイツも、中へ入れて平気なのか?」

神父勇者「我々『無課金ギルド』は来る者を拒みませんよ。ただし、良からぬ考えを持たぬことです」

神父勇者「『N』はあなたの全てを見て、全てを知る方です。お見通しなのですよ……何を考えているかなんてね……」

神父勇者は階段を降りはじめた! キミと女神も 彼に続いて 地下へむかう!

女神「ジメジメしていやな空気です。私のお肌が荒れてはどうするのですか、神父よ?」

神父勇者「程良い湿気かと……」

勇者「ところで、あんたも同じ勇者なんだろう? 担当女神は傍に付けていないのか?」

神父勇者「ホホホ、我々は自由の勇者ですよ。それを縛る『運営の犬』など既に除きましたとも」

勇者・女神「は!?」


338VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 08:28:01.73Oe06J/ELo (1/1)

女神いなかったらどうやってガチャ引くのさ?


339VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 08:40:41.109xUhOqyqo (1/2)

仲間はイベントで手に入れるんだろ


340 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 08:42:33.664fRRJqCY0 (9/15)

勇者「それはどういう(ry」

女神「どういう意味ですか、神父!! め、女神を除く……それはつまり、まさか あなたたちは」

神父勇者「ご想像にお任せしますよ、女神様。我々はただ、勇者でありたいだけなのです……この世界へ真なる平和を齎す勇者に」

神父勇者「そして正してゆくのです。それを妨害する者は全て悪と見なし、相応の裁きを下す。我々が正義、『無課金』こそが正義!」

神父勇者「無・課・金! 無・課・金! ジャスティス! 『No charge = justice』ッッッ!!」

勇者・女神「   」

女神「勇者、コイツらは危険です。マジな匂いがしますわ。本当にヤバいです…」  勇者「あ、ああ……」

神父勇者「……ふぅ、しつれい。思わず高まってしまいました。大切なお客様を怖がらせてしまいましたね」

神父勇者「ですが勇者様。これだけは覚えておいて欲しい。運営どもへ『課金』をすれば後々バカを見させられるのは我々人類なのだと」

女神「なっ……! き、聞き捨てなりません! 訂正なさい、無課金の豚め!」

神父勇者「フン、運営が何を偉そうに物を言うか。無課金は賢いのです。課金勇者どもは一時の感情や運営に唆され、堕ちた愚かな勇者」

神父勇者「このまま運営が築いた『勇者システム』のままでいてみろ! その先に待つのは破滅のみだ!」

勇者(さっき僕が考えて気づいた話と同じだ。コイツら『無課金ギルド』は分かっていたんだ……このシステムの『最悪』に……)

勇者「俄然興味が沸いてきたぞ、お前らのギルド長にな」  女神「バカ勇者っ!」

女神「勇者はどちらの味方でいるつもりなのですか……ココは私側に立って反論するのが私の勇者でしょう……?」

勇者「どっちが正しいなんて明白だろうが。さっきもお前に話しただろう? お前ら運営はイカれてやがるって」

勇者「僕はソイツが話した中身は一理あるとは思っているぜ」  女神「もう、バカぁーっ!?」  

神父勇者「ホホホ……聡明な方で私も助かりますよ、勇者様。あなたならば きっと我々を気に入ってくれる事でしょう」

神父勇者「――――――さ、このエレベーターにお乗りください」

勇者「……まだ下に行くのか? ていうかどこまであるんだよっ」

神父勇者「ホホ、天国が遥か彼方上空へ存在とは限りません。我々の天国(ギルド)は地の底なのです。どうぞ、Nがお待ちですよ……」

勇者(最っ高 胡散臭ぇーーー……)  女神「だから帰ろうと言っているではありませんかっ」

勇者(今さら引けるか。行くぞ、見てやろうぜ ヤツらの天国ってヤツをさ)

キミは エレベーターにのりこんだ!

同時に 扉が閉まり、キミたちを乗せたエレベーターは さらに地下へ もぐってゆく!


341 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 09:12:16.454fRRJqCY0 (10/15)

エレベーターが開かれると 通路が先にみえた!

神父勇者「どうぞ、お降りになってから真っ直ぐ進んでください。道案内はココまでです」

勇者「お前の案内はここで終了なワケか。……なぁ、お前らの思想は良く分からんでもないんだ」

勇者「だけど、どうして女神を殺した? …ていうか女神を殺せるの? 勇者が?」

女神「可能なワケありませんでしょう。私たち神とあなたたち人間では格が違いますわ」

女神「物理だろうと魔法だろうと、いくら仲間に攻撃させようと 私たちはあなたたちの攻撃を全て無効化してしまいますよ」

女神「ですからっ、排除は『不可能』な筈なのです……! きっとデマカセを!」

女神「それに私たち女神がいなければ勇者なんてやってられませんよ! 課金はまだしも無料ガチャすら引けないです!」

神父勇者「その通りでございますよ、女神様。ホホッ」

神父勇者「Nにお会いすれば全て分かることでしょう……Nを信じなさい……信じなさい……」

神父勇者は キミたちを 見送ると エレベーターで地上へあがっていってしまった!

勇者「アイツ……結局何なんだ。本当に勇者なんだろうな?」

女神「名簿には、乗っていました。一応 ゴッド女神へ報告は済ませてあります。事と次第が分かり次第、ヤツは垢BAN決定です!」

女神「…チートで防がれない限りは」

勇者「ヤツの女神もまた、行方不明ってことに?」  女神「はい。担当女神は『ミニスカ女神』…」

女神「彼女もまた眼鏡勇者の担当どうよう行方が分からずと今し方調べてみたところ判明しました」

勇者「眼鏡の『もじもじ女神』と同じケースか。偶然とは思えない話だな」

勇者「ていうか、どうして今頃になって行方不明になったとかが分かる!?」

女神「そりゃあ私たち女神はお仕事に集中してて、一々他の女神へ構っていられませんもの。女神も沢山いるのですよ?」

女神「なるべくでしたら、同じ女神の好として救いたくはあります。ですから勇者 そろそろ向かいましょう、無課金ギルドとやらへ!」

勇者「うん。N、一体何者なんだろうか……」

キミは 無課金ギルド集会所への 扉をあけはなった!


342VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 09:21:56.089xUhOqyqo (2/2)

神父よ、なぜミニスカ女神を消した……


343 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 09:39:09.624fRRJqCY0 (11/15)

勇者「……お前たちが『無課金ギルド』の連中か」

集会所には 数十人の勇者たちがあつまっていた!

勇者「Nに呼ばれてココまで来てやったぞ。ヤツはどこだ? 用があるのはソイツだけだ」

「ようこそ、勇者さん。よくぞここまで来てくれましたね。まずはその事を感謝させて欲しい」

女神「勇者、奥ですよ!」  勇者「アイツか!」

奥にある和室内に 全身を毛布でつつみ、マスクで顔半分を覆った者が そこに座っていた!

勇者「女だと……」

N「私がNです、勇者さん。この『無課金ギルド』を創立し、運営に立ち向かう者が一人・N」

女神「随分とおふざけが過ぎたギルドを立ち上げたご様子で。あなた、ご自分が何をしようとしているか理解しているのですか?」

勇者「待て、女神。……Nよ、お前には聞きたいことが山ほどあって 困るぐらいなんだが」

勇者「まずは僕に『力を貸してくれる』。それは期待していいんだな!?」

N「ええ、協力しましょう。ですが その代わりと言ってもなんですが、あなたにも私たちへ協力していただきたいのです、勇者さん」

女神「勇者、こんなヘンテコぶっ飛び集団へ手を貸す必要などありませんよ。大人しくテイクだけ受けておきましょう」

N「まぁ、セコい女神ですこと。いつのまにか女神はこの様な情けの無い者ばかりになってしまったのでしょうか」

N「それもこれも 全ては私に責任があるでしょうけれどね…ゲホゲホッ」

N「ゲホォッ!! おえっ……ちょ、ちょっと……咳止めのお薬を……」

双子女神(赤)「しょうち!」  双子女神(青)「ただちに!」

女神「えっ!? め、女神がいるですって!?」

N「ゴホォッ!! そ、それが、なにか……ゲボォッ!!」

女神「だ、だってあなたたち『無課金ギルド』は自身の担当女神を排除したと……」

勇者「いや! それより……N、あんたは……勇者なのか?」

N「コポォ、ゲホンッ!! ぜー…ぜー…ヒューヒュー……」

双子女神(赤)「大変! 大変!」  双子女神(青)「お薬ただちに!」


344VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 09:49:33.69alGdSIWso (2/2)

待ってたぜ


345VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 09:59:01.30mrZtyzq1o (1/1)

>>333
そもそもガチャ1回100ポイントで所持200じゃなかったか


346 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 10:13:27.754fRRJqCY0 (12/15)

双子女神(赤)「Nさま、Nさま」  双子女神(青)「お薬ですよ、お薬飲んでがんばって」

N「ヒューヒュー……んぐっ、おえぇ 超苦い。次からは苺シロップのが良いです」

双子女神(赤)「苦いのがよく効くのです!」  双子女神(青)「早く良くなるのです!」

N「だ、だってー……――――――コホン、その質問にはどう答えるべきか ですね」

勇者「じゃあ質問を変えようじゃないか。お前は人間か」

勇者「お前はあの時、僕の思考を読むことができた……。この女神と同じように、ハッキリと」

女神「それは本当ですか、勇者よ? そのような芸当ができるのは女神以外考えられ……はっ」

N「……今は、女神の座から堕ちてしまいました。能力だけは今も変わらず健在していますが」

N「その通りです、勇者さん。私は人間でも勇者でもない、元女神です」

勇者「女神が勇者ギルドを作ったっていうのか……ていうか元女神って何を」

女神「基本的には ゴッド女神へ逆らった女神が罰によって追放を受けた者のことですわ」

女神「フフン! あなたはよほど愚かな女神だったのでしょうねぇ。逆らったか、失態を犯したかどちらでしょうか」

N「そのどちらでもない。私はあの邪悪なる者の力に敗れ、このザマなのですよ……」

N「名どころか全てを失い……いいえ、奪われて……」

勇者「よく、分からないけれど あんたは元女神なんだな。それで眼鏡勇者や神父勇者に付いていた女神はどうした? 本当に消してしまったか?」

双子女神(赤)「Nさまはそんな酷いことしてない!」  双子女神(青)「そうよそうよ!」

勇者「じゃあ何を」

N「『解放』したのです。彼女たちを、あの…『ゴッド女神』の呪縛から…あの者の手が、力が及ばぬ地へ送還しました。安普請ですが 住まいの方もどうにか」

女神「信じられませんわね。ゴッド女神からは誰も逃げられません。あの方は私たち女神全てを支配する方なのですから」

N「その力に僅かながら対抗できる『力』を私が持っているとしたら?」

女神「あ、ありえるワケないでしょう!! ゴッド女神には敵いません!! あの方に対抗できるのはあの方だけであり…」

勇者「……なぁ、N。お前が昨日僕へメッセージを送ってハッキングしたり、眼鏡勇者へチートをかけたのか」

勇者「お前なのか!!」

N「そうですよ。すべて私が仕掛けました。まさかあのような残念な事になるとは思いもしませんでしたが」

女神「チート……神の炎にも耐える、あのチートを……あなた、一体何者なのですかっ」

N「元女神ですよ。それしかもう、語れません」





347 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 10:48:06.364fRRJqCY0 (13/15)

勇者「よくもやってくれたな、オイ……それでのうのうと協力を仰ぐとはイイ性格してやがるよ!」

N「申し訳ありません、勇者さん。ですが『運営』を潰す為にはあなたの力が必要なのです」

N「あなたの『幸運』という『力』が!」

勇者「僕の……幸運だぁ……?」

N「ゴッド女神。いいえ、『運営』に対抗する手段はほぼ皆無と言っても良いでしょう」

N「ですが、私たち『無課金ギルド』は諦めずに日々運営を攻撃してきました。たとえやり方は誉められたものではないにしても」

女神「そのような事をしていてはすぐに運営に勘付かれて消されてしまうでしょうに」

N「私の力(チート)を舐めないでほしい」

N「よいですか、勇者さん。あの者は『運営』を語り、人類の味方をしているように見せかけているだけなのです」

N「実態は悪。……賢いあなたならば、もうお気づきではないでしょうか」

女神「私の勇者はどうしようもないアホですよ!」  勇者「否定はしないが怒るぞ、クズ女神」

勇者「あんたの話を全て信じられたワケでもない。正直ウソみたいな話だ」

勇者「だが、あんたの言う通りならば……『運営』。いや、『ゴッド女神』とやらは」

勇者「ま(ry」  女神「わああああぁぁぁぁぁ、わああああぁぁぁぁぁ!!!」ブンブンッ

勇者「な、何だよ急に!?」  女神「言っちゃダメです!ダメ! それ以上言ってはいけません! 私の為に!お願いしますっ!!」

N「女神、あなたもそろそろ受け止めるべき事実なのですよ。あなたたち女神を支配し、この『勇者システム』を作り上げた者は」

N「『魔王』なのです」

勇者「ま、まおう……」   

女神「あ、あ……あひ……ひ、ひぃ……」

N「その魔王というのが、過去にあなたのお父上が倒したと思われる魔王と同一。彼奴は蘇ったのです」

N「というよりは、完全に滅ぼされてはいなかった」

勇者「そんな、そんなバカな話があるものか! 父さんは死闘の末、勇敢な勇者たちと共に魔王を討ったと…」

N「魔王の体は遠い昔から既に滅んでいた。魂だけなのです。ですから、魔王は人間や魔物の体へ乗り移り 奪うことができる」

N「彼奴は上手くあなたのお父上から逃れ、身を潜めて好機をじっと待っていたのですよ……。そして私を破り……」

女神「……えっ」

N「あ、私 元ゴッド女神です。今はこんな情けない恰好してますが」

女神「    」パクパク








348VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 10:54:53.56pthW8vvr0 (2/3)

なん…だと…


349VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 11:02:25.989oYspGBpo (1/1)

こうきたか


350 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 11:20:47.564fRRJqCY0 (14/15)

女神「あの……わたしを消さないでください……土下座ぐらい何度だってします……」

勇者「おう、やれやれ。土下座しろ、土下座」

N「うふふふ、私は魔王ではありませんよ。安心なさい、女神よ。さ、頭をあげて」

N「…勇者さん、まだ信じられた話ではないとは思います。ですがもう私にはソレを証明する物は何一つ残ってはいない」

勇者「……もし魔王が何者かの体を自由に奪えるというのなら、今は、誰に?」

N「分かりません。力が完全ではない私には 彼奴の気配を察知することができないのです」

N「ですがきっと 誰かの体に憑依しているでしょう。ただし男性のみです。魔王は女性の体を嫌いますからね」

女神「……コレはきっと悪い冗談です……ウソでしょう……魔王がゴッド女神? え、え?」

勇者「お前、前に話していたよな。誰もゴッド女神の姿を見たヤツはいないって」

勇者「それって……そういうことじゃないか?」   女神「いやあああぁぁぁぁ聞きたくないです!聞きたくないですっ!」

N「勇者さん、魔王は人間界か天界のどちらかにかならず存在します。私たちは彼奴の正体を暴き、完全に滅ぼさなくてはならない」

N「そうしなければ 二つの世界は内部から滅茶苦茶に破壊され尽くし、魔王の手に堕ちてしまうでしょう」

N「どうか、お願いします 勇者さん。私たちに力を貸してください……」

N「そして女神よ。あなたにもお願い……これ以上運営に加担してはなりません……この事は魔王へ報告しないように……」

N「でなければ、あなたをココから綺麗な体のまま外へ出してあげられなくなってしまうから」

女神「   」

勇者「協力、してやってもいい。それしか魔王を倒し、『真の勇者』へなれないのだと言うのなら」

勇者「僕が父さんのミスの尻ぬぐいをする! だが、その前に肝心の父さんを嬢勇者から取り戻したいんだ!」

N「ええ……では、協力の証に私の手をとって……」

キミは Nの手をとり、硬く握手を かわした!

勇者「共に運営(魔王)をぶちのめそう、ゴッド女神よ!」  N「止してください、私はNで良いのですよ」

女神「わたしの立場……いままでの努力……あわあわ……お金……そう、お金!!」

女神「今まで魔王に安月給で騙され働かされていた分、私にお金はいっぱい入りますか! ゴッド女神!」

N「えっ……あ……うん……か、考えておこうかしらー……おほほほ……」

女神「良しです! 勇者、これならば良しですよ! 私の勝ちです!」  勇者(あさましい…)


351 ◆OQ6B.FS0lg2013/08/31(土) 11:23:50.524fRRJqCY0 (15/15)

明日の午前2~4時あたりにまたくる


352VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 11:29:15.95O0y5krhAo (1/1)

続きは明日か~!!
これめちゃくちゃ楽しみで、久しぶりにハマった~


353VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 11:29:59.75cBWCyPUco (1/1)

楽しませてらってるぜ、乙。


354VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 11:59:35.03pthW8vvr0 (3/3)

>>1マジおつ
そろそろ終盤か?


355VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 12:21:53.33U1YZcjIWo (1/1)

おもしれぇえええええええ


356VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 14:56:59.16R8n2yaCzo (1/1)

展開が読めない


357VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 15:04:05.30JG3ErqgLo (1/2)

何と言う山場
しかしまだ糞女神が裏切りそうで怖いな…


358VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 16:04:01.31nB95k9/I0 (1/1)

女神は金の味方だから


359VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 17:08:13.72kEV/zDDio (1/1)

ゴッド女神に従っていたからっていう可能性を自らつぶしちゃったな
女神は真性の金の亡者


360VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 20:01:18.63Yq2H6gduo (1/1)

ゴッド女神ってなんだそりゃ


361VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 20:44:33.34n63zFJ+bo (1/1)

>>360
ゴッドって役職か名前の女神だろ


362VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/31(土) 20:56:11.71JG3ErqgLo (2/2)

言われてみれば神女神だなww


363VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 00:39:51.779IVwXA6So (1/1)

超期待


364VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 01:10:26.91YlgkJ8AQo (1/1)

女神のイメージ画像お願い


365VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 02:40:36.72X/69SlMwo (1/1)

パズドラの麒麟的なイメージ


366VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 03:30:26.6836gXncPRo (1/1)

早く来てくれ


367VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 04:48:28.588bU7/xx3o (1/1)

こうしてずるずるとフェードアウトしていくのがSS速報


368VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 13:23:43.28iyD9s2Zno (1/2)

そういうのはこっち来てからの最大投下感覚超えてからにしてくれ


369 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 15:48:29.51edFV2ZzS0 (1/7)

女神「それにしてもゴッド女神よ」

N「ですから『N』で構いません、女神。それで何か質問が?」

女神「あ、えーっと Nさま……あなたが仰るこの勇者の力という『幸運』とは一体どういう」

勇者「僕も気になっていたんだ。幸運ってそのまま言葉の意味で捉えていいんだよね?」

N「ええ、まごうことなく『幸運』です。勇者さん、あなたには神や魔王の予想を越えるレベルの運の良さが秘められているのですよ」

勇者「宝くじも当てた事もなく、思いを寄せていた女の子に毎回撃沈していたこの僕が?」

N「そのような平凡な運ではないのです。絶対的な強運。いいえ、逆境を押しかえせる まさに勇者のみに許されし運なのですよ」

女神「『超勇者級の幸運』ですって……!?」

勇者「運に救われたことがあるのなんて ほとんど記憶にないんだけれども」

N「いいえ、ある筈です。あなたはこの勇者の旅が始まってから、何度も自身の運に救われてきたでしょう」

N「何者にも入手できなかった『てつを』をあなただけがガチャで引き当て、偶然にも他の勇者より進化素材を譲り受けた」

N「何度だって、ピンチのときはあなたの仲間によってコチラの予想を越える規格外の方法で脱してきた。それだけでも十分なのですよ」

勇者「ピンチを跳ね返す運……奇跡か……どこかで聞いたことがある気がしなくも」

女神「『補正』ですわね。Nさま、要するに勇者には『てつをRX』のような『ヒーロー補正』が掛かっているというのですか?」

N「そう言い変えても良いでしょうかね。勇者さん、あなたは『勇者』としての条件のうち一つを生まれながら持っていたのです」

勇者「『伝説の勇者』である父さんから生まれた僕が……! やっぱり僕が真の勇者だったんじゃないか!あはぁ!」

女神「なに調子に乗っているのですか、バカ勇者め。きっとただの偶然です。自然とは気まぐれな物ですからねっ」

勇者「いやいや、コイツはきっと必然なんだろう。僕は魔王を討ち滅ぼし、世の中へ平和を齎す存在として誕生したんだよ!」

勇者「つまりだよ 僕以外の勇者には魔王を倒せないに違いない……!」

N「それは どうでしょうか」  勇者「え?」

N「いくらあなたに最強の『幸運』が宿っているとしても、魔王の『悪運』の強さを押しかえせるかどうかは分からない」

N「一つの可能性としてあなたがいるだけ。魔王を甘く見ないで……その名はけして伊達ではないのです……」

N「現時点ではあなたと魔王、比べて例えるのならば まさに『蚊と人間』」  勇者「分かり易いが悲しい例えだよっ…!」






370VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 16:03:12.66t1nN5ZzSO (1/1)

キターーO(≧∇≦)o


371 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 16:19:46.24edFV2ZzS0 (2/7)

女神「つまりNさま? 勇者はマラリアを持つ蚊ということで、上手く刺せれば魔王へ致命傷を与えられなくもないということでしょうかー?」

N「ええ、その通りですとも。感染症を抱える蚊でしょうね、勇者さんは」  勇者「お前ら人を蚊だ蚊だと、やめてくれないか」

勇者「…とにかくこの僕が魔王にとって大きな打撃を与えられるかもしれないんだな? ソイツはまぁ理解したつもりだ」

勇者「しかしだよ、N。あんたは元ゴッド女神なんだろう? なぜ わざわざ魔王が作った『勇者システム』に乗っ取って対抗している?」

N「答えはそうする他ないから、ですよ 勇者さん」  勇者「だからなぜと聞いている!」

勇者「チートでもなんでも不思議な力で殺しにかかるなり あんたならいくらでも他のやり方があるだろう!?」

女神「おそらく それで敵わないほど『運営』が強力な存在へなったというワケではないでしょうかねぇ?」

女神「失礼ながら、Nさまは本来の力の半分も発揮させられずにいるのでしょう。チートで運営の動きを最小限妨害することはできるとしても」

女神「それならば直接諸悪の根源である魔王を叩くのがベスト。ですが、魔王は現在何処へ潜伏しているのか、誰の中にいるかも分からない」

勇者「……だから『勇者システム』に従い、ラスボスである魔王を倒す為に?」

N「その手はもちろんなのですが、所詮『無課金』を貫こうとする私たちには到底 彼奴の元へは辿り着けないでしょうね」

N「しかもかならず魔王が顔を出すとは限られない。代役を立てるかもしれない。……問題はそこではないのです」

N「恐れているのは このシステムへどっぷり嵌まってしまった重課金者たち や 魔王が過去の記憶や人々の悪夢から作りだしたデータ(魔物)」

N「魔物には勇者会員でしか対抗することはできない。魔物如きにやられてしまっては元も子もありませんからね」

勇者「だから、会員にならざるを得ない? だけどあんたは女神なんだろう? その程度では」

N「『元女神』と言いましたよ。それに運営がその気になれば、いくら女神の能力があるとしても 無効化されかねません」

勇者「……魔王、強過ぎね?」  女神「そりゃあ現ゴッド女神を兼ねるぐらいですしね」

女神「それよりもなぜ、Nさま。重課金勇者までも恐れるのです? 彼らは所詮人間ですよ?」

N「人間だから恐ろしいのです。彼らは目先の物に囚われ、いつ暴走してもおかしくはない」

N「もし運営に唆されて 攻撃をしかけてきたら? 彼らは課金を惜しみません。目的の為ならば躊躇もしない」

N「…魔王へ私が元ゴッド女神であることがバレたとき、彼らに襲われたら一貫の終わりなのです」

N「そして私は人間をこの手で殺してしまいたくない……彼らは皆、私の子同然です……争いたくはない」

勇者「だからあんたは僕らの為に今まで運営と戦ってきたんだろう。任せろ! これからは僕も一緒に戦うよ!」

N「ありがとう……ありがとう勇者……恩に着ます……」

勇者「オイ どうだ!? コレが本来の女神の姿だぞ!? なぁ!?」  女神「はぁ!? 何ですか それ!?」


372VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 16:47:06.04crCdkPKTO (1/1)

やっぱ下っ端とは格が違うわ


373 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 16:54:22.85edFV2ZzS0 (3/7)

勇者「いいか、女神よ。この件は絶対運営側へ漏らすなよ? 絶対だぞ…裏切るなよ…」

女神「失礼なっ 私は裏切りのコウモリではありません! コチラでキチンとしたお給料が保障されるならばその様な事はしませんよ!」

女神「だ、大体 女神なのに魔王へ仕えていたという自分が許せないのです。いいように使われていたなんて……!」

女神「Nさま、私はあなたの味方ですわ! 大船に乗った気持ちになっていただいてよろしいかと!」

勇者「泥船でないのを祈ってるよ…」

N「ふふふ……女神もありがとう。とても心強いですよ。私もあなたを疑っていましたが、訂正します。そして謝らせてください」

女神「いえいえ、滅相もございません! それより 上手く魔王を滅ぼし、世界へ平穏を齎せられた暁には 私の位を……」ゴニョゴニョ

N「あ、あー……」

女神「何ですか 勇者、その目は。見返りを求めて何が悪いのです」  勇者「稀に見る畜生だよ、お前」

女神「私ていどで ですって? この世には頭頂部から爪先まで真っ黒の者がまだ存在していますよ……私なんて可愛い方でしょう……」

勇者「見返りで思い出した。そろそろ日が沈んで夜が訪れた頃だろう……時間だ、行かなければ」

N「そのようですね。長い時間私のお話にお付き合いしていただき、本当にありがとうございました。勇者さん」

N「では、約束通りあなたへ力を――――――ゲホォッ!!」

Nはさきほどのように 突然はげしく咳き込みはじめた!

女神「え、Nさま!」  N「げほっ、おぇ……」

Nが咳をおさえた 手のひらには 血が付着している!

勇者「あんた……ただの風邪じゃないだろう、それは……」

双子女神(赤)「Nさま!」  双子女神(青)「そろそろお休みになって! 限界です!」

N「げふっ!! ……え、ええ……そのようです……勇者さん、女神よ、わたしにも あまり時間は残されてはいないのです……げぇ」

双子女神(赤)「Nさまは魔王との戦いによって受けた呪いの後遺症を抱えているの!」

双子女神(青)「このままじゃ Nさまの命は長くは持たない! いそいで魔王をたおして完全に呪いをとかなきゃなの!」

双子女神「「Nさまは 消えてしまうの!!」」

勇者「そ、そんな……」  女神(つまりあの方が亡くなった後に私がゴッド女神の位へ就ける可能性が存在する?)

女神「Nさま、無理はお身体によろしくありませんわ……今日はありがとうございました……私はあなたに出会えたことを誇りに思いますよ……」

女神「どうか、魔王を倒すそのときまで 安静になさっていてくださいませ……!」

N「う、うう……あなたは優しい子ですね……ありがとう、女神……」

女神「よく言われます……ああ、Nさま……」


374VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 16:56:42.451uPt1QP0o (1/1)

それはそれとしててつを返せよ


375VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 17:01:58.47K+UtlefN0 (1/2)

くずうううううううううう!!


376 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 17:23:21.04edFV2ZzS0 (4/7)

双子女神(赤)「Nさま、コチラにどうぞー」  N「ええ…」

N「申し訳ありません、勇者さん……見送りもできなくて……それに、あなたには謝っても謝り切れないほど 取り返しのつかないことを」

勇者「てつをRXなら いつか帰ってくるだろう。大丈夫だ。とにかく今は休んでくれ」

N「ごめんなさい、ごめんなさい……私がもっとしっかりしていれば この様な事態には……ゲホォッ!!」

勇者「もういいってば……」  女神「勇者の言う通りですよ、Nさま!」

N「は、はい……では私はこれで……勇者さん、『力』の方は そこの双子女神(青)よりお受け取りください……」

N「あなたの性格ならばチートをかけるのは気に食わないと思い、現物の方を用意させていただきましたから……」

双子女神(赤)「もうお話されない方が身の為です! さ、さ、奥でお休みになりましょー!」

N は 双子女神(赤)によって 部屋の奥へつれていかれた !

女神「Nさま お達者で~♪ ……いやぁ、早く良くなっていただけると良いですねー! フフフ!」

勇者「どうして機嫌良さそうにしてるんだよ」

双子女神(青)「勇者くん、こっちこっち~!」  勇者「は?」

双子女神(青)「力が欲しいんでしょう。それに急いでいるなら早くしよーよっ」

キミは いわれるがまま 双子女神(青)へ着いて行った!

双子女神(青)「はい! ではコレを受け取るのです。とても役に立つ武器と仲間なのですー」

勇者「現物って……コレを?」

キミは新しい武器を手に入れた! → 『レア度☆☆☆☆☆:南斗人間大砲』

キミは新しい仲間と出会った! → 『レア度☆☆☆☆:ニシカワアニキ(スキル:魔弾化)』


377VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 17:26:34.94hZNxKxfH0 (1/1)

幸運の癖にこの女神を引きあてた時点で相当な不運ですよね


378VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 17:42:38.49iyD9s2Zno (2/2)

南斗人間砲弾wwwwwwwwwwwwww


379 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 17:48:58.11edFV2ZzS0 (5/7)

女神「スキルが付いた仲間と武器。どちらもレア度はやや高めですがー……普通じゃありませんかね?」

勇者「僕もそう思うのだが。コイツらが22位の勇者相手で役に立てるのか?」

双子女神(青)「むーっ! 青が選んだんだから間違いないよ!」

双子女神(青)「こっちの武器はねぇ、仲間を砲弾にして 相手へ直接攻撃することができるの!」  勇者「えっぐ」

勇者「それってつまりその仲間を犠牲にして攻撃するモンだろう!? 酷くないかぁ!?」

双子女神(青)「酷くないよ? 必要ないゴミ仲間をドンドン撃ち込めば持て余すことなくなるもん」

双子女神(青)「ちなみに場へ出ている仲間のみしか砲弾にして発射できませーん。覚えておいてねー」

女神「まさに外道が成せる技でしょうか……ですが相手へ直接攻撃できるというのは魅力ですね」

勇者「いや、だけどっ……それで、もう一つ貰った仲間の方は」

双子女神(青)「コイツのスキルがまたまた優れモノなのです! 『スキル:魔弾化』は自分の仲間をその名の通り『武器:魔弾』へ変えれるの!」

勇者「……そ、その魔弾とやらの効果は」

双子女神(青)「相手の勇者や仲間、魔物へ大ダメージを与えられる。こっちは控えの仲間も魔弾化できるから忘れないでねー」

双子女神(青)「そしてなんと、さっきの南斗人間大砲に入れて発射すれば 何が起ころうが、かならず対象へダメージを与えられるんだ!」

双子女神(青)「でも気をつけてねぇ、魔弾化した仲間は二度と蘇らせられないから~」

勇者「強力だが使用を悩むコンボってところだろうか……だが、ガード不可効果は美味しいぞ」

女神「もしかしてコレだけですか、授ける力とやらは?」

双子女神(青)「期待しちゃってる? するよねぇ~だいじょぶ! しっかり用意してあるよー!」

双子女神(青)「こっちはNさまから言われてキチンと用意した物。課金レアガチャと合成釜です。」

勇者・女神「え?」


380VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 17:53:21.04YgpehkZ3o (1/1)

「キチンと」かwwwwww


381VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 17:54:01.42nyuhuk24o (1/1)

あぁ、クズ女神もう終わったな


382 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 18:17:00.35edFV2ZzS0 (6/7)

勇者「おい、何だコレは……」  双子女神(青)「だから課金レアガチャと(ry」

勇者「それは分かる!!だが何でお前らが課金アイテムを渡してくるんだよ!?」

双子女神(青)「うーんとね、これからは勇者くんに『運営』への課金を控えていただいて、こっちのを使ってもらおうと」

女神「まさか……運営が用意した物と異なる特別性?」  双子女神(青)「いえすいえすいえーすっ!」

双子女神(青)「さすがに魔王へ挑むには、彼らが用意した無料ガチャだけを回すにはあまりにも効率悪くなるし、強力な仲間が手に入りにくいのです」

双子女神(青)「だからコチラで用意させていただいた、これからはこっちの『課金ガチャ』と『合成釜』を使ってねーってな感じ」

勇者「いやいやいやいや!!協力関係築いてるんだから無償で提供してくれよっ!!」

双子女神(青)「いやいや、こっちこそいやいやなのだ! この『無課金ギルド』を続けていくには どうしてもお金が必要! そしてNさまが強い力を発揮するにもお金の力が必要!」

双子女神(青)「大丈夫っ、私たちはしっかり人間界へお金を落とすから運営のようなことにはならないよ~!」

双子女神(青)「安くしとくからお願い使って! これ、誰も使ってくれないからいまギルドは財政難に陥ってるの!」

勇者「何が『無課金』だ……」  女神「ですが比較的良心的な基本無料ですよねー」

女神「ところでコレらは全てNさまお手製なのでしょうか?」

双子女神(青)「ううん、全部運営側のを改造しただけ。だから出てくる中身も仕様も変わりはないの! 変わっているのはお金が私たちに流れるという部分だけ!」

双子女神(青)「ちなみに私たちが使う『無料ガチャ』についても同じ。いくらNさまだろうと、奴らの技術を真似て作ったりはできなかったんんだよぉ」

勇者「だから無課金ギルドの勇者たちも女神無しでガチャを回せた、というワケか」

双子女神(青)「こっちの課金アイテムたちを使用するには女神の力が必要。だから、コレはあなたに授けましょー」

双子女神(青)は 女神 へ課金アイテムを 渡した!

双子女神(青)「あと、スタミナや精神力とかの回復については 残念ながどうにもなりませんでしたー。そこは仕方がないので、運営の力を使うか 時間経過の回復で堪えてちょーだいです」

勇者「なんていうか……完璧ではないよな……」

女神「……あのぅ、コレらを勇者へ使わせて私へ何か報酬というか、見返り的なものは」ゴニョゴニョ

双子女神(青)「あんまり多くは出せないけれど、お給料という形でちょっぴり……」ゴニョゴニョ

双子女神(青)「でも、頑張れば頑張るほど あなたに対するNさまの評価は上がるよね……」ゴニョゴニョ

女神「よしきたっ!!」


383 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/01(日) 18:41:12.20edFV2ZzS0 (7/7)

女神(いやでも待つのです、私よ。いくら頑張ろうがNさまがお亡くなりになれば意味は無い)

女神(効率を考えれば相当悪い……これでは)

女神「他に何かありませんか、やはり足りません」

双子女神(青)「えぇ…?」

女神「仮にも私はお仕事をする立場。これではモチベーションが持ちづらくなってくると思われますわ」

女神「後のことは良いとして、今すぐ受け取れる報酬の方があれば満足できるかと……」

双子女神(青)「じゃあ……がんばって日給で払うよぉ……」

女神「ええ、それは良しとします。他には?」  双子女神(青)「他ぁ!? 経営者舐めてるのぉー!?」

女神「課金アイテムを勇者が使用しないで困るのはあなた方でしょう……私は何も影響を受けはしないのですよ……」

勇者「お前らまだ何か相談してるのか? 僕は急いでるんだが…」

女神「あー! すぐに済みますよー勇者ぁー! ……さぁ、さぁ」

双子女神(青)「で、でも これで魔王に私たちが負けちゃったら世界は暗黒だよぉ……どっちみちあなたも困るんじゃ」

女神「その時は、その時でしょう? 早く、どうするか、お決めなさい」

双子女神(青)「じゃあ 青が大事にしてる宝物あげるよ……」

女神「はぁ、具体的に教えていただけませんか」  双子女神(青)「土地……96坪あります……」

女神「あら! アパート建てられるじゃないですかぁー……良いですね……欲しい、かも」

双子女神(青)「結果出してもらえれば所有権を譲渡します……だからがんばって……」

女神「良かろうなのです。手初めの目標金額は? アレもあまりお金の無い人間ですから、あまり高いと困りますが」

双子女神(青)「……」

女神「えぇ!? たった10万……いえ、5万ぽっちで!? なんと太っ腹なのでしょう!」  双子女神(青)「ち、ちがぁ…」

女神「はい?」  双子女神(青)「う、うう……」

女神「では約束しましたよ。楽しみにしておきますわ♪」

勇者「おい! いい加減に」  女神「はいはいはぁーい! 今すぐ行きますよぉー!」

双子女神(青)「悪魔…」


384VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 18:45:21.01yX6KBWToo (1/1)

もうこの女神きらい


385VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/09/01(日) 18:49:27.70K+UtlefN0 (2/2)

Oh…


386以下、新鯖からお送りいたします2013/09/01(日) 23:45:17.56kdxQzobBo (1/1)

乙でした


この女神に魔王憑いてるんじゃね?


387以下、新鯖からお送りいたします2013/09/01(日) 23:56:06.78v0/rruICo (1/1)

そうか、女神こそが実は魔王だったのk……

ん?こんな時間に宅急便か?


388以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 00:12:27.78tB1yVHjj0 (1/1)

魔王は男にしか憑かない
つまりこの女神は男の娘だったのだ(錯乱)


389 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/02(月) 00:25:32.30pz2fRlAK0 (1/4)

女神(レアガチャ1回で100円、スーパーガチャで200円…合成釜1回の使用に50円ですって…安い、あまりにも安すぎる)

女神(ですがこの安さが武器になるのでしょうか。問題はどう上手く勇者を釣るか、でしょうね)

女神(いくら向こうが出した課金アイテムだとはいえ、私が勧めれば今の勇者はかなりの確率で断りを入れるでしょう)

女神(勧めるタイミングが大切! 勇者にとって どうしようもなく絶望的状況が私の益になる! 心折れた瞬間が好機!)

女神(それまでは大人しく、少しずつです……功を焦ってはいけない……確実な時を狙うのですよ……)

勇者「女神、さっそく奴らの課金ガチャを試してみようと思う。レアガチャ2回やるわ」

女神「あ、900円になりますっ!!」  勇者「ぐふぅうーっ!?」

勇者「バカッ おかしいだろ!? 向こうは安値で設定したと話していたぞ! それでは運営のガチャと変わらんだろうが!」

女神「いやぁ おかしいですねー……では私がポケットマネーで誤魔化して値下げしようではありませんか!」

勇者「お、お、おまえが……それは、とてもこわいんだが……」

女神「フフ、遠慮なさらずー♪ 大丈夫ですよ。あとで出した分キッチリ返せなんて死んでも言いませんから」

女神「700円でどうです?」  勇者「まだ高いだろ!?」

女神「えー? じゃあ650円ですね!」  勇者「も、もう少しなんとか…」

女神「キツイですっ、私を殺すおつもりで!?」 

勇者「頼むよ…2回でそれは痛い…」

女神「じゃあこれが最後のチャンスですよ……よくお聞きなさい、勇者……『400円』で……どうです……」

勇者「……一回200円か。……う、うう……わかった……それでいいから、引くよ」

女神「毎度あり~!」

女神(これぞ古来より伝わりし『アッサラーム商法』。元値が知られていないからこそ発揮できるボッタクリの術!)

女神(先人たちは素晴らしい技を後世へ残してゆくのですね……)

勇者「本当に一回450円も取るのか? ただのレアガチャ如きに……まぁいい」


がちゃがちゃがちゃ・・・PON!


390 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/02(月) 00:26:59.32pz2fRlAK0 (2/4)

キミは 新しい防具を手に入れた! → 『レア度☆☆☆:トゲつき甲羅』

キミは 新しい仲間と出会った! →  『レア度☆☆☆☆☆:金獅子・台バンシィ(デストロイモード)』


台バン「ガンダムは敵!私が倒すべき敵!」

勇者「おぉ!良さ気な仲間と防具きたぁーー!」

女神「そちらの防具は攻撃してきた敵へ微量ですがダメージを与えられる物のようですね」

女神「……で、仲間の方は また余計なヤツを引いてくれたようで」

女神「とりあえずまだ引き足りませんでしょう、勇者! さぁ、次は何回ガチャを回します?スーパーガチャいっちゃいます?」

勇者「じゃ……じゃあもう一度だけレアガチャ行くかな。なんかお前が前出してきたガチャより良いヤツが当たりそうだしな…」

女神「失礼な! 中身はコチラも変わりませんわ、仕様が異なるだけです!」

勇者「へー……とりあえず400円だったな。ほら、お前の好きな金だ。もっていけ」

女神「フフフ、毎度毎度 毎度ありぃーですわぁ♪」

勇者「Nから貰った仲間と武器も強力だが 念には念をだ。確実に強い仲間が今必要……その為にも、父さんを取り戻す為にも」

勇者「ガチャよ! 僕に力を!そして僕の『幸運』よ、今がその時だ!」


がちゃがちゃがちゃ・・・PON!


キミは かつての仲間と再会した! → 『レア度☆☆☆:しとやか武闘家(スキル:微笑み)』


しとやか武闘家「マスター!うふふっ、お久しぶりですわ~」

勇者「懐かしいヤツがきた…」  女神「あら、雑魚の癒し要因ですね」



391以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 00:36:04.38EecPdJ95o (1/1)

バンシィwwww
強杉wwww


392 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/02(月) 01:36:42.20pz2fRlAK0 (3/4)

勇者「しとやか武闘家、まさかお前と再び顔を合わせる時がくるとは」

勇者(思い出してみれば コイツから僕の旅が始まったんだな。合成して生まれた『青眼の白武闘家』もコイツがいたからこそ誕生して…)

なまいき武闘家「私、私の方が先」  勇者「アレはなかった事にしてるよ」

女神「思い出に浸るのは勝手ですが 急がなくて良いのですか? 遅れればお父上がしっぽり絞られミイラになっている可能性が高まりますよ」

勇者「怖い事言うの止せよ……わかっているさ、次だ次!コレでラスト!」


がちゃがちゃがちゃ・・・PON!

キミは 新しい武器を手に入れた! → 『レア度☆☆☆☆:セーラー機関銃(女性仲間専用)』


勇者「武器……あれ、コイツは僕じゃ装備できないようだが」

女神「ああ、仲間専用の武器でしょうねぇ。時々出てくるのですよ」

勇者「女性の仲間専用の武器か……丁度しとやか武闘家が手に入ったところだ。コイツに使わせてもいいだろうな」

しとやか武闘家「マスタぁー…わたくし、一生懸命戦わせていただきますわよ」

なまいき武闘家「ふんっ」ペチン  しとやか武闘家「あうっ!」

なまいき武闘家が しとやか武闘家を 叩いた!

勇者「おい、何してんだ なまいき!」  なまいき武闘家「うるさいわよ、痰カス」

勇者「たんかっ……」

なまいき武闘家「あんた、アイツに気に入られようたってそうはいかないわよ」

しとやか武闘家「え? えぇ…?」 なまいき武闘家「ちょっとレア度が高いからって調子乗るなビッチ!」

なまいき武闘家「『なまいき』なのよ……存在が、このアタシより生意気……気に食わないわ」

なまいき武闘家「ペッ」  しとやか武闘家「いやぁ! 唾吐きかけないでー!」

勇者「何だアレ……」  女神「なまいき武闘家ですからね、仕方がありません」



393以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 01:37:09.48b3Boy5n8o (1/1)

金が無課金ギルドに流れるならその金使って回せばいくらでも回し続けられるよね


394以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 01:39:28.09SKtxhglco (1/1)

なまいきが可愛いだと?


395以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 02:10:46.30lORIZ6F6o (1/2)

女神から日給ひったくるか


396以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 02:23:21.65U8EwRtH20 (1/1)

なまいき武闘家はなまいきかわいい


397以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 03:02:55.51XCt5LsAAO (1/1)

でも魔弾になるんでしょう?


398以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 05:12:15.39IkkhWUEe0 (1/1)

いくら殺してもガチャから湧いてくるから大丈夫


399以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 05:17:23.52lORIZ6F6o (2/2)

リ  ス  ポ  -  ン  の  恐  怖


400以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 13:15:01.64+HeZtp7xo (1/1)

乙でした


401以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 22:49:47.10hAjpO0l8o (1/1)

はよ


402 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/02(月) 22:51:14.05pz2fRlAK0 (4/4)

明日の昼以降に。遅くても4時には書く
今日はちと都合つかん


403以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 23:25:21.20uNPkERYx0 (1/1)

>>402


楽しみにしてるわ!


404以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 13:30:35.53eYYZ4OZK0 (1/4)

台バンシィでふふってなった


405以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 13:42:43.329qhh7UWso (1/1)

台バンシィ+引き抜かれたレバーからの必殺灰皿シュートまで期待


406 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 17:12:59.61ZCAVm6Qd0 (1/17)

「勇者のオニーサン!良い子揃ってるヨ!しっぽり一発1万5千円からネ!」  勇者「ひぃ、結構だよ……」

女神「裏通りだとしても恐ろしく荒んだところですね、勇者。あなたが救う人間たちにはこの様な下種も含まれるのですか?」

勇者「こういう奴らは後回しでいいだろう。今は目の前のことに集中しなきゃ。僕も体は一つしかないんだから」

勇者「それより女神よ、お前はココらで暮らすと丁度良いんじゃないか? お似合いだぜ」

女神「こんなところに居ると怖い目に合いそうですから結構。きっとエロ同人のようなおぞましい展開に…」

勇者「待て。……ココだ、あの『嬢勇者』が働く店ってのは」

キミは 行商人からいただいた『常連客の紹介状』の裏にかかれた 地図を頼りに 店前へたどりついた!

店は 周りの店とくらべ 一際 目が痛むほどライトアップされている!

女神「いかにも腹黒い雌犬のアジトって感じで分かり易いですわ」

女神「……勇者ぁ?」   勇者「……」

キミは 表に張り出された 人気ランキングNO,3の嬢 に目を奪われた!

勇者「この子 好み……かわいい……」  女神「あぁ!?」

女神「ミイラ取りがミイラになるつもりですか、アホ勇者! この雌豚のどこが良いのです!」

勇者「いつか見た『エルフの女騎士』に顔がソックリなんだよ……見てるとトキメク」

女神「フン、どうせ会えば写真との違いに絶望しますよ。見てビックリ、声を聞いてビックリ。コイツは処女膜から声が出ていないでしょうね」

勇者「お前 仮にも女神が下品極まりねーぞ」  女神「勝手に女神へ幻想を抱かないでくださいよ、迷惑ですわ」

女神「ここの写真の女の子たちより私の方が可愛いです。私で良ければ1時間5,6万で踏んであげますから」

勇者「罰ゲームだろう、それ」  女神「勇者よ、大人になればそれはご褒美へなるのです」

勇者「……とにかく店に入ろう。父さんも中へいるのだろうか」

勇者「できれば居て欲しくないけれど…」


407以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 17:20:19.72cXQp8Dmfo (1/1)

キタ━(゚∀゚)━!


408 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 17:38:31.73ZCAVm6Qd0 (2/17)

「いらっしゃいませ、お客様」

店の暖簾を くぐると そこに待っていたのは 身形から顔まで もはや全身がととのった ボーイが キミをむかえた!

女神「まぁ! ……///」  勇者「おい」

ボーイ「お客様、本日当店を訪れるのは初めてのようですね。申し訳ありません。コチラ 紹介が無ければ…」

勇者「問題ないよ 僕にはコレがあるぜ! さぁ、通してくれ!」

キミは ボーイへ『常連客の紹介状』を 見せた!

ボーイ「……」

女神「勇者、勇者ぁー! 見てください彼を。私の美貌に目を見張って あなたの相手どころではないみたいです!」

勇者「人に散々言っておいて自分だって『顔』に騙されてるじゃん……なぁ、コイツで店へ入れるんじゃないのか?」

ボーイ「あ、はい。どうぞ……勇者さまでございますね……お待ちしていましたよ……」

ボーイ「お相手は当店NO,1嬢『ミーちゃん』でよろしいですね。丁度空いていますので、すぐにお席へお通しできます」

ボーイ「ただその前に確認なのですが、そちらの女神さまの入店は許可できません」

勇者「えっ?」  女神「はっ」

勇者「別にコイツが同伴だろうといいだろ? 客の勝手じゃないか、その分の金だって払うよ」

ボーイ「いいえ、勇者さま。当店は女神さまは入ってはいけない規則なのです。他の勇者のお客様も皆守られていますよ」

勇者(勇者の客がいるのかよ)

女神「あー……仕方がありませんね。どうせ彼女へ用があるのはあなただけですし、時間まで私はそこの彼と外へ楽しいお散歩を(ry」

勇者「ま、待ってよ……もし『勇者×バトル』がココで始まったらどうすりゃいいんだ? お前に頼るつもりは元々ないけれど、何かあったら」

女神「大丈夫。そうなればすぐに私が察知して駆けつけますわ。これでも自分のお仕事には誇りを持っていますからね!」

勇者「だから異常なレベルの貪欲さがあるワケか」  女神「何事にもハングリーな精神を持つのは大切ですよ」

女神「それじゃあ私は外で待っていますわ。どーぞ、ごゆっくりお二人の時間を楽しんできてくださいな」

勇者「おい、皮肉しても言って悪いこともあるだろ。誰が仇の女と楽しめるかよ!!」

ボーイ「はい?」   勇者「あっ…」

女神「良いですから、早く怪しまれないうちに行きなさい。話合いでさっさと解決できたらそこのパチンコ店に迎えに来てください、勇者」

女神「時間もありそうなので新台打ってきまーす♪」

勇者「アレで誇りとか言えた口なのか……」

女神は キミを置いて 外へでていった!




409 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 18:04:53.17ZCAVm6Qd0 (3/17)

キミは ボーイへ 暗幕でさえぎられた 個室へ案内された!

勇者「何この真っピンクのお部屋……」  ボーイ「VIPルームですよ。コチラに案内するよう事前に言われていました」

ボーイ「メニュー等はあとで嬢が一緒にお持ちしますので しばしお待ちを」

勇者「ところでボーイさん。ミーちゃんとやらはこの店で人気NO,1なんだろう? それを待たずにすぐ付けられるって」

ボーイ「ミーちゃんはあなたをずっとお待ちになられていたのですよ。あなたが当店を訪れるのをね…」

勇者「……どういう意味だ」  ボーイ「気に入られたようですね、あなた」

ボーイ「ここは『ピュアな紳士』のみが訪れる事ができるお店。あなたのピュアなお心をミーちゃんは察し、招いたのですよ」

ボーイ「それでは私は失礼します。どうぞ、彼女と短い間ですが、楽しい一時をお過ごしくださいませ……」

ボーイは キミへ怪しげな笑みをうかべると 部屋から出て行った!

勇者「僕が『ピュアな紳士』だと? あの男、何を口から出まかせを。いかにも胡散臭いって感じで気に食わんぜ」

勇者「……父さん、居るのだろうか。でもミーちゃんは今フリーという事は。……父さん」

勇者「あんな雌猫に騙されちゃダメなんだ……僕が父さんを正気に戻さなきゃ―――」

「キミのお父さんはとても『ピュアな紳士』で良いオジサマだよ」

勇者「はっ!?」

キミの 目の前に 嬢勇者が あらわれた!

嬢勇者「ハロ~♪ ようこそ、『DREAM C CLUB』へ」

勇者「お前……どのツラ下げて僕の前に現れやがった!」  嬢勇者「んー、指名したのはキミだよぉー?」

嬢勇者「待っていたよ、勇者ちゃん♪ …あ、『勇者のお兄さん』だと堅苦しい感じだから『勇者ちゃん』って呼ぶね」

嬢勇者「なんだか可愛い響きでしょう、勇者ちゃーん♪」

勇者「喧嘩売ってるのか、お(ry」  嬢勇者「はぁーい! お隣座っちゃおっと!」

勇者「うっ……」

嬢勇者のペース に キミは呑まれかけている!  


410以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 18:20:08.44DHmjCMrVo (1/2)

あぁ、ピュアだな


411 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 18:20:37.34ZCAVm6Qd0 (4/17)

勇者「さっさと本題に入らせてもらうぞ、嬢勇者よ!! 僕はお前から父さ(ry」

嬢勇者「あっ、はい お飲み物のメニューだよ♪ ガソリンからドンペリまで何でも揃っているから ゆっくり選んでねー」

勇者「ふ、ふざけてるのか!? お前も分かっているだろ、僕がココへわざわざ来てやって意味が!」

嬢勇者「えー? ^^」  勇者「  」

嬢勇者「んーとね、アタシのオススメは このカクテルとか♪ ほらぁ、色もカワイイよ~味も甘くて超グイグイいけちゃうの!」

勇者「いい加減に!!」  嬢勇者「お話より先に、まずはお飲み物のご注文をどーぞ♪」

勇者「っ~~~……水!!」  

嬢勇者「はぁーい かしこまりィー♪ 800円の綺麗なお水入りましたぁー♪」

勇者「はぁ……はぁ……!?」

嬢勇者「お値段ねぇ、ちょっぴり高いけれど その分美味しいよぉ。ウチはお酒以外にもかなり気合い入っちゃってるからサ」

勇者「水が800円はボッてないか!?」  嬢勇者「うん、高いよねぇー^^」

勇者(だ、ダメだ……コイツ、女神とは違う意味でぶん殴りたくなる……)プルプル

勇者「……そろそろ話させてもらってもいいよな? 嬢勇者、僕の父さんを(ry」

嬢勇者「ね、ね? フレンド登録しよ? せっかく仲良しになれたんだからネ。アタシ毎日ラブラブメッセージ送っちゃう♪」

キミへ 嬢勇者から フレンドの登録希望メッセージが 届いた!

勇者「頼むから……真面目に話聞いてくれよぉ……」  嬢勇者「フ・レ・ン・ド 、えへっ♪」

勇者「登録したら今度こそ話聞くな!? 絶対だからな!?」

嬢勇者「あはは、勇者ちゃん必死でかわいい~」 勇者(絶対に『勇者×バトル』でケリつけてやる)

キミは 嬢勇者と フレンドになった!




412 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 18:39:09.57ZCAVm6Qd0 (5/17)

嬢勇者「フレンドありがとー♪ 勇者ちゃんかわいいから一杯メッセージやり取りしたいなっ」

勇者「その『勇者ちゃん』やめてくれんか。呼ばれるたびに顔がピクピク痙攣起こすんだが」

嬢勇者「勇者ちゃん、勇者ちゃ~ん♪ ああ、お飲み物はすぐに来るからもうちょっとだけ待っていてね。すぐにくるよ、800円の美味しい水が」

キミは 苛立ちのあまり ソファをなぐった!

勇者「嬢勇者っ、お前みたいな甘ったるい女が僕は世の中で一番嫌いだボケッ!! さっきから調子に乗って、人の事をコケにして…!」

嬢勇者「うーん、嬢勇者って呼ばれるよりは 『ミーちゃん』のが かわいいし 嬉しいなぁー?」

嬢勇者「ほら! 一回呼んでみよっ、さん はい!」

勇者「…………」  嬢勇者「こらぁー! ノリ悪いぞぉー?」

勇者(こんなアホに父さんは嵌まっていたのか……情けなくて、情けなくて)

勇者「あああぁぁぁーーーーッ!! ぶっ殺したくなるッッッ!!」


キミは 我慢の限界をこえてしまったようだ! 武器・バールのようなものを 嬢勇者目掛けて 振り下ろそうとした!


しかし 突然 バールのようなものが 何かに弾かれ、ふっ飛ばされた!


勇者「!? ……う、うう て、手が痺れる」

嬢勇者「ミーちゃんビックリしたぁー……いきなり危ない物取り出すなんて、めっ!だよ、勇者ちゃん」

嬢勇者「勇者13オジサマ ありがとー♪ 助かっちゃったぁ、オジサマの狙撃の腕はホント殺し屋レベルだね!」

勇者「狙撃……お前、まさか この部屋の周りには」

嬢勇者「うん♪ ミーちゃんのこと心配してくれたオジサマ方が見守ってくれてるよ」

嬢勇者「だからぁ……もういきなり変な事したらダメだよ? オジサマ怖い人もいっぱいだからネ」

勇者「…………」

キミは 全身に 冷たい汗をかいた。四方八方から 殺意が秘められた眼差しを感じたのだ!


413 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 19:04:26.79ZCAVm6Qd0 (6/17)

嬢勇者「もう分かってるよね、勇者ちゃん。キミが今どんな状況に置かれているかなんてサ」

勇者「僕は見事罠にかかったマヌケなサルとでも言いたげだな、嬢勇者……」

嬢勇者「ミーちゃん! ミーちゃんって呼ばなきゃアタシプンプンだよっ!」

勇者「死んでも言ってたまるものか……あの行商人、やけに人が良過ぎるとは思っていたが!」

勇者「卑怯だぞ、お前!」  嬢勇者「どーしてかな?」

嬢勇者「アタシはキミをお店で待っていただけ。勝手にのこのこやって来たのはキミの方だよ?」

嬢勇者「わざわざようこそ。ミーちゃんのホームグラウンドへ~♪」

勇者(こうやって父さんも嵌められたに違いない。コイツは勇者なんかではない。ただの『魔女』だ!!)

猫耳女神「こうやって父さんも嵌められたに違いない。コイツは勇者なんかではない。ただの『魔女』だ!!……にゃん」

勇者「ああっ!?」

嬢勇者「えへへ、魔女だなんて失礼しちゃうなぁー♪ ……いきなり喧嘩腰になるのは良くないよ、まずはお話しようよ」

嬢勇者「今必要なのは『それだけ』。キミに選択権はないんじゃないかなぁ。ねぇ、そこのとこどう思ってる? まだ攻撃してくるの?」

勇者「……女神を中へ入れなかったのも策の内か。お前、僕をどうするつもりだ」

嬢勇者「お友達になろうよ、勇者ちゃん。アタシたちは仲良くなれそうなんだ♪」

嬢勇者「でもー……ミーちゃんいっぱいお友達いるから、コレは特別になんだよぉ。だ・か・ら」

嬢勇者「お友達料金、一月10万円ちょーだいっ! ミーちゃんと親しくできるならコレぐらい安いもんだよね」

勇者「……アイツに似ているな」  嬢勇者「んー?」

勇者「僕の担当している屑(女神)に似ているって言ってんだよ!! このクソビッチ!!」

突然 キミの 右太ももが 焼けるように痛みはじめた !

勇者「うぅっ…!?」

いつのまにか 弾丸が 貫通していたようだ!

嬢勇者「いま、なんて?^^」

勇者「……処女膜から声出ていないぞ、お前」

黒人勇者「フンッ!」  勇者「あうっ!?」

いきなり部屋の中へ 黒人勇者が入って来たと思えば、キミの鼻 を殴り折った! 終えると 黒人勇者は 部屋からでてゆく!

勇者「こ、この……げどう……!」

嬢勇者「勇者ちゃんてば 超かわいいぃ~……」


414以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 19:14:08.98UbvA54wwo (1/2)

嬢が最高にムカつく


415 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 19:30:20.57ZCAVm6Qd0 (7/17)

嬢勇者「アタシはね、勇者ちゃん。チヤホヤされるのが死ぬほど大好きなの。お姫様に憧れているんだぁー」

嬢勇者「だから、アタシは最強の勇者になって魔王を倒すよ♪ そしたらみんなアタシをチヤホヤしてくれるもん♪」

嬢勇者「ココまでくるのにあまり苦労はなかったよー。親切なオジサマたちがいっぱいお小遣いくれるし」

嬢勇者「最っ高だよねぇ! 趣味で遊んでいたらタダでお金はいっぱい貰えるんだから! 課金なんて全然痛くないんだもーん♪」

キミは 床をはいつくばって 嬢勇者の足をつかんだ!

勇者「お前は間違っているぞ……みんな、お前の顔や体目当てに金を貢ぎ続けているだけだ……」

勇者「誰も本当にお前を愛してなどいない! お姫様気分もそこまでだ……!」

嬢勇者「えぇ? 顔も体を愛してくれるって、それ 結局は愛の形の一つじゃない? ミーちゃん何も間違ってないよねぇー?」


\ ミーちゃんかわいいよ!! /


嬢勇者「オジサマありがとー♪」

勇者「お前は自分のことしか頭にないのか、お前へ貢いでいる奴らのことは何も考えちゃいないのか!?」

勇者「聞こえているか、父さん…いや、『オジサマ』たちよ……この女にいくら小遣い与えようが絶対振り向いてもらえんぞ……」

嬢勇者「ううん、アタシはオジサマ全員を愛している。分け隔てなく、みーんな アタシの恋人なんだよ」

ボーイ「……お取り込み中、申し訳ありません。お飲み物をお持ちしました」

ボーイは 800円のお水を テーブルに 一つ置いて さっさと出ていった!

嬢勇者「これ、アタシが飲んでもいーい? いっぱいお話して喉かわいちゃった」

勇者「どうぞ……『ミーちゃん』よぉ……」

嬢勇者「あはっ、初めて呼んでくれたぁー! うれしいっ、じゃあありがたく貰っちゃうねー♪」

嬢勇者「ん、ん、ん…………ぷはぁ! さすが800円もする美味しいお水だね!」


\ ミーちゃんお水おいしいー? /


嬢勇者「おいしいよぉー♪」

勇者「その水がお前が味わう最後のモンだ……よく味わえよ、雌豚……」

嬢勇者「勇者ちゃんもお水飲みたい? じゃあ、ミーちゃんの口ついちゃったけど 飲ませてあげる」

嬢勇者は キミへ 残った水を あたまから かぶせた!

勇者「…………」   嬢勇者「勇者ちゃん、ミーちゃんのお水は美味しかったですか♪」

嬢勇者「……ケッ、ガキでもないんだし もう甘やかす必要ねーよな?」

勇者「は?」



416 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 19:47:53.31ZCAVm6Qd0 (8/17)

嬢勇者は キミを 上からふみつけた!

勇者「むにゅう……!」

嬢勇者「冗談みてェにつまらないヤツだな、お前。人が良い顔してやってるのによォ~~~……」

嬢勇者「このミーちゃん様が? お優しくサービスしてやってるのに? 雌豚だ? ビッチだ?」

嬢勇者「ん~~~? 汚い言葉吐く口はコレですかぁー? おらおら、アタシの靴を美味そうにしゃぶれ オラ」

勇者「あがっ、げぶ! んーっ、んーーーっ!!」

嬢勇者「えー? なに言ってるんだか分かんなーい。人の言葉話してくれよ、豚野郎!」

嬢勇者「……てめぇが最っ高に役立つ仲間を所持してんのはオジサマから話聞いてんだよ」

嬢勇者「たしか、『てつをRX』とか言ったか? チートレベルの強さらしいじゃねーか、ソイツでここまでお前は昇り詰めてきたんだろう」

嬢勇者「ソイツをアタシに無償で寄越しな。あとはアタシの夢実現の為に有り金だせ」

勇者「……!」

嬢勇者「ほら、言ったろ。お友達料金。欲しいんだよ、お前の金が」

嬢勇者「お前みたいなケツの青い勇者が一番腹立つんだな、アタシャ。よぉー、勇者ちゃんよ?」

嬢勇者「ココで八つ裂き豚のスライスに変わり果てるか、アタシへ貢ぐか。どちらか選びな…」

嬢勇者「それ以外ぃ、キミに残された道はないんだよぉ~♪」


「あら、まるで醜い女王さま気分ですねー!」


勇者「んぐぅ…!!」

嬢勇者「……はい?」

女神「『ピュアな淑女』、ピンチに参上致しましたわ 私の勇者」


417以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 19:50:49.49eYYZ4OZK0 (2/4)

嫁が助けにきたか!


418以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 19:58:43.64JYMH9AiKo (1/2)

たまにだが役に立つんだよなー
有料で


419 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 20:13:34.96ZCAVm6Qd0 (9/17)

嬢勇者「どこのアマかと思いきや コイツは女神サマじゃねーか……」

嬢勇者「ボーイは何をしていた。誰がこの勇者の女神を入れろと言った? お呼びじゃないんだよ、雌豚」

女神「えっ、雌豚ですか? 私はあなたの鏡ではないのですけれども」

嬢勇者「……猫耳女神ィ!! このブタ女神をどうにかしろォー!!」

猫耳女神「にゃんにゃん……」   嬢勇者「はっ」

猫耳女神は 亀甲縛りされて 床にころがっていた!

女神「邪魔者は先に黙らせておきました。幸い私の気配に気づくこともなかったみたいで、楽に処理できましたわ」

勇者「お前どうしてココに……?」

女神「あらあら、なんて無様な姿へなっているのですか 勇者……私を笑わせる為にわざわざ体を張ったりして……」

女神「だから最初に言ったではありませんか。ここにいる女の子たちより私の方が可愛いと。碌でも無いクズしかいませんよ、このお店の子」

女神「たとえば そこの雌豚なんかがwwwwww」

嬢勇者「この、クソ女神……次何か余計な口滑らせてみろ。オジサマたちがそこの勇者に黙っちゃいねーからよォ!」

女神「やってごらんなさい。その時は私がかならずあなたへ同じ目に合わせてやりますわ」

女神「私の『お財布』に手を出せば、私が黙ってはいませんからね」

嬢勇者「なんて欲丸出しな女神サマだよ……!」

勇者「おい、いまのお前のお客様は僕だろうが ミーちゃん……」

嬢勇者「はいー?^^」

勇者「お前に注文させてもらうぞ……」

勇者「『勇者×バトル』を嬢勇者!! 貴様に申し込むッ!!」


420以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 20:26:26.90YSarbyc5o (1/6)

ブッ殺せ
いや、[ピーーー]だけじゃ足りない
全身しばりつけて、爪を一枚一枚剥せ
全て剥したら、指をライタ-で一本ずつ焼け
そして、気絶したら、殴りまくって叩きおこせ
後は、少しずつ体を酸で溶かせ


421以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 20:28:18.29DHmjCMrVo (2/2)

ギルティギアのイノ思い出した


422 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 20:37:35.88ZCAVm6Qd0 (10/17)

嬢勇者「あんたが、アタシに『勇者×バトル』ぅーーー? 百年以上早いんじゃあないのぉーーー?」

勇者「いや、十分お前に勝てるだろうよ。お前の底は既に知れた。嬢勇者、お前は勇者なんかじゃないぞ……!」

勇者「僕が尊敬する『伝説の勇者』が言っていた。自分を見ていてくれる人を大切にしろと!」

勇者「それを蔑ろにするお前には勇者を語る資格も、なる資格もない!!」

嬢勇者「なぁにそれ、食べたら美味しいの? ^^」

勇者「僕は父さんの言葉を信じている! だからこそお前をけして勇者とは認めたりはせん!」

勇者「だから、全力でブッ潰させてもらう! 勇者ランク22位、嬢勇者よ、堂々と挑戦を受けてみせろ!」

キミは 嬢勇者 へ 『勇者×バトル』 を申し込んだ!

嬢勇者「…じゃあ軽く捻って絞り上げたげる、勇者ちゃーん♪」


嬢勇者が キミからの 挑戦に 乗った!


女神「勇者よ、気をつけるのですよ。あの雌豚は性格はどうあれ 実力は間違いないと見てもよいでしょう」

勇者「だが、今の怒りに燃える僕の敵ではない!」  女神「あなた、脳筋バカすぎでしょう」

女神「恐ろしいのは、ヤツの周りの『オジサマ』の存在……彼らは皆、ヤツの財布同然ですわ」

女神「つまり、ヤツが課金すれば 全てオジサマの財布から抜かれる!」

勇者「バトル中に第三者から援助って有りか!?」  女神「ですから『オジサマ=お財布』なのです!」

勇者「なんと滅茶苦茶な話だろうか……つまり、オジサマの手持ちの金が尽きない限り、嬢勇者は」

女神「ええ、精神力や仲間の体力も 何度だって回復させられます。他人のお金ですからね、惜しみなく使うでしょう」

勇者「……ていうことは、普通に戦えば確実に僕が負ける」

嬢勇者「察したね、勇者ちゃん♪ そうだよ。オジサマがアタシにいるかぎり、あんたは勝てねェよバァァーーーカッwwwwww」

勇者「いや、勝つねッ! 負けて泣きを見るのはお前だ、クソビッチよ!」

嬢勇者「なら やってみろォーーー!!」


→ 『戦う』!


4231 ◆ysJb/VzKcKdM2013/09/03(火) 20:39:16.39YSarbyc5o (2/6)

戦う→オジサマ


424 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 21:18:35.05ZCAVm6Qd0 (11/17)

勇者「僕は仲間を3体、『ニシカワアニキ』『金獅子・台バンシィ』『ヒロイン気取りの僧侶』を出す! ゆけ、僕の頼れる仲間たちよ!」

ニシカワ「YO!SAY!夏が胸を刺激するッ!」  台バンシィ「修正が入らなければ…!」

僧侶「私の為にどうして争いが始まってしまうのー!?」

女神「えっ、てっきり三体目には『しとやか武闘家』が入ると思っていたのに……まさかのゴミですって!」

勇者「僕に考えがある! 僕はコイツの力を信じるぞ!」

嬢勇者「何が出るかと期待していれば、そんなwwwwwwゴミ同然wwwwwwそいつらレア度低すぎwwwwww」

勇者「笑ってないでお前のも早く見せやがれ……人の金使って手に入れたゴミをな……」

嬢勇者「えぇー? いいの? じゃあミーちゃん最強のゴミ出しちゃうよぉ~♪」

嬢勇者「行きな、アタシの下僕よ! こっちも三体揃えて勝負サぁー!」

旦那「ククク…久しぶりに楽しめる闘争であってほしいな。私を愉しませろよ、小童」

ゲロ以下「微課金勇者か…このゲロ以下の相手ではない…」

ダンディー「お初にお目にかかる、そしてコレが最後だ」

『レア度☆☆☆☆☆☆☆:ドラキュラ伯爵・旦那(スキル:不死)』

『レア度☆☆☆☆☆☆:邪悪の化身・ゲロ以下(スキル:不死or時間停止)』

『レア度☆☆☆☆☆:ダンディズム吸血鬼(スキル:連続吸血)』

嬢勇者「この子たちがミーちゃんが持ってる仲間内で最強の3体だよぉー♪ きゃあー、吸血鬼かっこいいね!」

勇者「レア度たっか!?」

女神「……あ、負けた」  勇者「はぁ!?」

女神「無理無理無理。絶対無理です、コレ。勝てというのが無理です。勇者のいまの手持ちで敵う相手じゃ…」

勇者「それ毎回言われてるけどなんとかなってんだよ! 問題ないさ!」

女神「いえ…あの、てつをRXが帰ってきてから また挑みましょうよ……」

勇者「……どうしていきなり弱気なんだ」

女神「一言で言うしかありませんわ。『ヤバい』確実に」


425以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:25:11.80/0D5UOZ4o (1/2)

1番最後誰ぞ


426以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:26:23.29eYYZ4OZK0 (3/4)

旦那…あっ


427以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:26:34.70YSarbyc5o (3/6)

これは全員魔弾化後一斉発射で余裕勝利の予感♪


428以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:28:41.26wlRLsToDo (1/1)

てつをー帰ってきてくれー!


429以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:30:12.54YSarbyc5o (4/6)

そこへ参上月影てつを


430以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:48:32.451nLvJhNSo (1/1)

はよ


431 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 21:50:04.13ZCAVm6Qd0 (12/17)

嬢勇者「さぁー、いつでもどこからでもどーぞ♪ 手負いの相手に容赦なく攻撃するのも大人気ないもんねっ」

勇者「くっ……(確かに僕はさっきのダメージが残っている。何かで体を支えていなければ立っているのもやっとなぐらいだ)」

女神「帰りましょう!? ねぇ!?」  勇者「お前は何なんだよ!?」

女神「22位なんて中途半端なランクに騙されていました。あの雌豚の仲間は本物の化物揃いなのですよ!」

女神「チートクラスのてつをRXでなければ、どうにもならないかと……」

勇者「いいや、なるさ……『真の勇者』は逆境にこそ強い! そして僕は『超勇者級の幸運』の持ち主なんだろ!」

勇者「『補正』が味方してくれる……ヤツとの差はそれで十分埋まるぜ……!」

勇者「まだ『南斗人間大砲』と『魔弾』の使用は控える。コイツらはいざってときにだ、無駄に仲間を消費するワケにはいかない……」

勇者「いくぞ! 台バンシィ、嬢勇者の『ダンディズム吸血鬼』を攻撃だ!」

ダンディー「ん? 来るかね? デートに間に合わせたいのでね、早いところ始めてもらおう」

台バンシィ「ガンダム! ガンダムがそこにいる! ガンダムは、私の敵ぃ!」

台バンシィの攻撃! ビームサーベルを ダンディズム吸血へ なげる!

ゲロ以下のスキル発動! 時間は彼一人のこして とうけつする!

勇者「   」   台バンシィ「   」

ゲロ以下が わざわざ ダンディズム吸血鬼をかついで 移動させた!

時間が うごきだす!

ダンディー「おぉ? いま何か投げたかね?」

勇者「は!? い、いつのまに位置がズレている……だと……」

勇者「まだだ 台バンシィよ! ガンダムかよく分からんが、ソイツはお前の倒すべき敵だ! 殺れ!」

台バンシィ「お前が私の敵かぁー!!」

台バンシィの攻撃! アームドアーマーが唸りをあげる ビームが 旦那をつらぬいた!

旦那「…………ニヤリ」

旦那は ビーム射撃によって 消し飛んだ!

勇者「何もしないで、ただ突っ立っているだけ……お前の仲間はレア度だけのお飾りだったようだな、嬢勇者!」

嬢勇者「そんなまっさかぁーん♪」

旦那「ククク…面白い銃だ…」   勇者「えっ…」

旦那は よみがえった!


432以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:51:14.45L4lI6u0Do (1/1)

無策だと


433以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 21:52:23.66UbvA54wwo (2/2)

バンシィはよ変身


434以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 22:07:36.08/0D5UOZ4o (2/2)

ダンディってギルティギアか


435 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 22:12:39.72ZCAVm6Qd0 (13/17)

勇者(何か……よく分からんが、コイツら……普通じゃない仲間だぞ……!?)

女神「勇者! 敵が油断しているウチにダンディズム吸血鬼のみに対象を絞るか、雌豚へ魔弾を急いでぶち込むのです!」

女神「仲間を温存している場合ではありませんよ! 戦闘不能になった『機械武闘家』でも『みさくら女騎士』でもいい、早く魔弾に!」

勇者「ま、魔弾……そうか、魔弾ならアイツへ直接ガード不可攻撃を与えられるぜ!」

勇者「ニシカワアニキよ! 僕の控えにいる『なまいき武闘家』を魔弾化しろ! 遠慮はいらん、コイツは何度でも引ける!」

ニシカワ「眠りにつかない恋の骸にィィ~~~!!」

なまいき武闘家「きゃああああああぁぁああぁああああああぁぁぁぁ……ひ、ど、い―――――」

なまいき武闘家は 弾丸の中へ 凝縮され、『武器・魔弾』へ変化した!

勇者「ひえっ…」  女神「えぐいっ」

女神「た、躊躇っている場合ではありませんよ 勇者! 発射なさい!」

勇者「言われんでもだぜ……!」

キミは 武器・南斗人間大砲を そうびし、魔弾を込めた!

嬢勇者「あの豚野郎……何だ、あのスキルは……ゲロ以下、念のためだ 時間を止めて攻撃をどうにかしてきやがれ……」

ゲロ以下「このゲロ以下に命令だと? フンッ、下等生物が偉くなったものだな…」

嬢勇者「うるせぇ! 日光晒すぞ!」

ゲロ以下「……ザ・ワールドッ! 止まれィ時よッ!」

勇者「くたばれ、めすb――――――」

ふたたび 時間はゲロ以下を除いて とうけつする!

ゲロ以下「大砲でマスターを直接攻撃…か……考えたな、そして悟ったようだ。わたしたちを相手に戦っても敵わないと…」

勇者「     」

ゲロ以下「だがコレは無駄無駄…! 『魔弾』の軌道をぐいっと そらしてやれば 弾は明後日の方向へ……」

魔弾は ゲロ以下の手をかんつうして 嬢勇者めがけて まっすぐ 突っこむ!

ゲロ以下「な、何ィ~~~~~ッ!? このゲロ以下の止まった時の世界へ入門してくるだとォーッ!?」

時間が うごきはじめる!

嬢勇者「―――はっ、えっ?」

魔弾が 嬢勇者を つらぬく!

嬢勇者「ひぎぃ…………っ!?」   勇者「行った……! 魔弾が命中しやがった!確実にッ!」


436以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 22:19:53.94iDhusYlJo (1/1)

>>377
ゲロ以下はドラマCD版みたいなしゃべり方だな


437 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 22:46:45.57ZCAVm6Qd0 (14/17)

嬢勇者「あ、あぁ……? なにこれ……え、HPが……1ケタまで? アタシのHP……2000はあるんだぞ……そ、そんなバカな……っ」

『HP:2035/2035』 → 『HP:8/2035』

女神「さすが仲間を犠牲にして放つ必殺の一撃といったところでしょうか……」

勇者「なまいき一体であの威力だと!? ほ、他にゴミ…他にゴミ…あ、ハンカチプリンス…」

ハンカチプリンス「ヤバいっすよ…いや…」プルプル

ダンディー「お嬢さん、我々があの勇者めを抑えているウチに回復を急ぐといい。死ぬぞ」

嬢勇者「わかってるんだよぉぉ!! ボサっとしてねーで早くどうにかしやがれ!!」

嬢勇者「大体ゲロ以下、てめぇ何してやがったんだ……どうにかしろっつったはずだぞコラ……」

ゲロ以下「おれの餌になりたいか 女ッ! ……ヤツの弾丸に何か『秘密』があった…ザ・ワールドの力をまさか跳ね除けて 進むとは」

ゲロ以下「貴様ッ! いい加減遊んでいる場合ではないぞ…貴様の『力』を見せてみろ…」

旦那「見せてみろ?随分と気安く言ってくれるな。この戦争に楽しみに見出せる その時までじっくりと待っていろ、吸血鬼」

嬢勇者「コイツら……強過ぎたのが仇になっていやがるじゃねーか……猫耳女神、回復薬Gを買うからはよ寄越せタコ!」

猫耳女神「タコじゃないもん…ニャンコだもん…」

勇者「回復? させるかよ、仲間たちよ 僕が次の魔弾を装填するまでに奴らの攻撃を食い止めてくれ! ニシカワアニキ!」

ニシカワ「眠りにつかない恋の骸にィィ~~~!!」

ハンカチプリンスが 魔弾へ 変化する!

嬢勇者「あの豚野郎……なにが周りの人間を大切にしろだ!? テメーの仲間をただの道具扱いしてよく言いやがるなオイ!!」

勇者「コイツはゴミだから……。南斗人間砲弾 へ 次の魔弾を込めるぞ! 回復前に撃ち込めれば僕の勝ちだ!」

台バンシィ「NT-D」

台バンシィのスキルはつどう! きょうあくむてきなデストロイモードへ変身する!

台バンシィ「強キャラ使って勝つとか当たり前だろこっちはワザワザ弱キャラだぞ あぁ!_?」

台バンシィのこうげき! 灰皿が ゲロ以下めがけて なげられる!

ゲロ以下「無駄無駄無駄ァ!」  ダンディー「灰皿見てから昇竜…」

ダンディーのこうげき! 『2S(CH)>低空ダッシュJHS>着地HS』!

ついげきにゲロ以下の攻撃! 

ゲロ以下「永久コンボだッ! WRYYYYYYーーーッ!」

台バンシィ「ぬ、ぬ、ぬけ…ぬけられ…」


438以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 22:53:59.34GfZpdukHO (1/1)

こいつはゴミだからw


439 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 23:11:24.02ZCAVm6Qd0 (15/17)

勇者「ヒロイン気取りの僧侶! スキルで援護を!」

僧侶「スピード『ワゴン』行き確定って本当なのー!?」

ゲロ以下「ぐぬぅ…………!?」

僧侶のスキルはつどう! ゲロ以下の行動をきょうせいてきに とめた!

ダンディー「一人止めたからどうだというのかね? まずはキミから始末させていただこうか」

ダンディーのこうげき! 吸血攻撃を台バンシィへ ・・・しかし、台バンシィには 効果がないようだ

ダンディー「んん……?」

台バンシィ「捕まえたぞ……ガンダム……!」

台バンシィのこうげき! アームドアーマーVNがうなりをあげる!

台バンシィ「てめぇ、死体蹴りとか舐めてんのかあああぁぁ!?」  ダンディー「…退屈しのぎにはなったよ」

ダンディズム吸血鬼は ばらばらに ひきさかれる前に 逃走した!

勇者「一体、ようやく一体退けられた……嬢勇者、これでトドメだ 魔弾をぶち込む!」

南斗人間大砲 が 魔弾を発射する! 魔弾はまっすぐ嬢勇者めがけてとんでゆく!

嬢勇者「ひっ……何とかしてよぉーもぉー! ミーちゃんこわいよぉぉぉ! ……旦那、命令だ。とめろ!」

旦那「了解した。我が主人(マイマスター)、嬢勇者」

旦那は 嬢勇者の 前にたち、魔弾を ふせ・・・げなかった!

旦那「!」

二発目の魔弾も 嬢勇者を つらぬく!

嬢勇者「がぼぉ……おっ……!」

勇者「終わりだ……雌豚、あっけない最後だぜ……」

女神「あら、勝っちゃった……?」


440以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:15:03.44eYYZ4OZK0 (4/4)

ASBの件についてはやめてさしあげろ…


441以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:15:17.12V0KshKDKo (1/1)

魔弾チートすぎんだろwwwwwwwwwwww


442以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:15:47.8158tHnt0Fo (1/2)

てつをより魔弾の方が強い希ガス


443以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:19:05.19JYMH9AiKo (2/2)

台バンシィ強くねぇ?


444以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:23:55.43YSarbyc5o (5/6)

やはり魔弾だったか


445以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:26:07.12oDV7N9eFo (1/1)

まだんて


446以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:28:54.27I7kHWn2ao (1/1)

怒り狂ったオジサマ達に掘られるのか…


447以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:32:22.45YSarbyc5o (6/6)

おじさま達も魔弾で文字通り「掘る」んだろ


448 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 23:38:57.20ZCAVm6Qd0 (16/17)

勇者「もう聞こえちゃいないだろうがな、雌豚野郎。所詮お前の力量はこのていどだったワケだ」

勇者「僕が勇者もどきに負けるはずねーだろ! ザマぁみろ、スカタンが!」

女神「想像以上に凶悪なバランス崩壊武器でしたね、魔弾は。コレはこの先魔王を討つのに重宝するのでは 勇者?」

勇者「ああ、余裕だぜ。ニシカワアニキさえいれば魔弾でゴリ押せる……!」

旦那「つまり、その仲間が例の『魔弾』を作るために必要というワケか」  勇者「えっ」

女神「なぜマスターである嬢勇者が倒されたというのに、ヤツの仲間が……あっ」

「ゴリ押し……? ならこっちも同じなんだよぉぉぉ……こっちもな、『ゴリ押せる』んだよ……」

嬢勇者「金の力でよぉッ!!」  →  『HP:2035/2035』

勇者「な、なんだと……お前まだ生きてたのか……」

嬢勇者「そうだボケ!! 金の力でな……もう容赦しねぇし、猫耳女神ィ! ありったけの攻撃力・素早さ上昇魔法薬を買う!」

猫耳女神「かしこまったニャンニャン♪」

嬢勇者パーティ全体の 攻撃力と素早さ が 限界をこえて上昇する!

嬢勇者「さらに例のアレを……買う……! オジサマたち、ミーちゃんのためにお金ちょーだいにゃん♪」

\ いーよ! /

勇者父「金、金……あははっ、ミーちゃん! オジサン ミーちゃんのためにATMで100万下ろしてきちゃったぞー!」

勇者「と、父さん!?」

嬢勇者「テメーのパパは既にアタシのパパだ!! もう夢中なんだよ……この、アタシにね……」

嬢勇者「猫耳女神、『相手の勇者の武器封印魔法』を発動しな! テメーの好きな金だ、ドンと持って行きな!」

嬢勇者「もちろん 豚野郎が装備している『南斗人間大砲』を使用不可に、だ!」

猫耳女神「いろいろしめて、18万6千280円になるニャン」

勇者「あぁ!? や、やめろ……そこには父さんの、僕たちの金があるんだぞ!」

嬢勇者「『アタシの金』だ!! ありがたく好きに使わせてもらうよ……」

キミは 『南斗人間大砲』の使用を禁止された!

勇者父「ミーちゃんファイト!」  嬢勇者「はぁーい♪ 伝説の勇者のオジサン♪」

嬢勇者「アレバカじゃねーの?wwwwwwねぇ、見たアレ?wwwwww」

勇者「と、父さん……そんな……」


449以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:41:27.58yiOqG1QX0 (1/1)

親父はもうダメなのか・・・?
完全に骨抜きにされてる


450以下、新鯖からお送りいたします2013/09/03(火) 23:41:56.6558tHnt0Fo (2/2)

勇者の女神も何かスキル無いのかよ...


451 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/03(火) 23:58:37.91ZCAVm6Qd0 (17/17)

嬢勇者「豚野郎。お前の魔弾は確かに凶悪すぎる……だけど、装填から発射までの一体何ターンかけてるつもりぃ?」

嬢勇者「このアタシが初っ端から本気を見せていなくて、助かったねぇ? でも次は全力全快だよぉー♪」

嬢勇者「命令だ。旦那、そこのハーフパンツの男を始末して」

旦那「了解した。我が主人(マイマスター)、嬢勇者……ククク」

旦那は 13mm拳銃を かまえて 不敵な笑みで キミへ 歩みよる!

女神「ゆ、勇者よ! 魔弾は武器を介さずとも放てることをお忘れになって? ニシカワアニキを倒される前に魔弾でヤツを木っ端微塵に、です!」

勇者「ニシカワアニキ! 『剛毛商人』を魔弾に変える! 僕が直接…ヤツを狙ってぶっ殺すッ」

ニシカワアニキ「眠りにつかない恋の骸にィィ~~~!!」

剛毛商人が 魔弾へ 変化する!

勇者(さっきまでの防御無視ダイレクトアタックは『南斗人間大砲』とのコンボあってこそだ…これだけでは防がれる可能性はある…)

勇者「だけど、ぶっ放して大当たりすりゃ大ダメージなんだよ!」

キミは いつのまにか 手元に召喚された 拳銃に 魔弾をこめ、旦那へ狙いをさだめた!

旦那「殺るか? 試してみるがいい、私が実験台役を買って出てやろう」

勇者「くたばれ、化モンめっ―――」

ゲロ以下のスキルはつどう! 時間がとうけつすると、ゲロ以下は 旦那の前に ニシカワアニキを置いた!

ゲロ以下「そして時は動き出す……」

ニシカワアニキ「早すぎる時のぉーーー!?」ズドン

ニシカワアニキは 自らがつくりだした『魔弾』へうちぬかれ 絶命した!

勇者「は!? …アニキぃぃーーーっ!!」

嬢勇者「はぁい、もう手無しだね~ブタの勇者ちゃん♪」

旦那「余計なことをするなよ、吸血鬼。先にお前を殺すぞ」

ゲロ以下「フン、確実な勝利がおれは欲しいだけだ…貴様の遊びに付き合っていられるか…」


452以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:07:24.971mJIj6/io (1/13)

これは……
うん。何かがおこる


453以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:07:47.34OQgfnRsio (1/1)

もう無理だな...


454 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 00:22:33.99ALqesw8m0 (1/12)

嬢勇者「んーと、1、2。あーっ! 勇者ちゃんの仲間が残り2体になっちゃったwwwwww」

勇者「ヤロー……」  女神「勇者よ、自棄になれば危険ですよ。といってももう打つ手無しなんですけどね」

勇者「お前は切り替え早すぎるだろう!?」  女神「ただでさえ化物揃いなのに課金アイテムで強化されては勝ち目なんてあるワケないでしょう」

女神「土下座です、勇者。土下座で許しを請うのですよ……お金以外で問題を解決するのです……身を売ってでも」

勇者「さっきと言ってた言葉がウソになったな! お前僕がどうなろうと構わんのか!」

女神「勇者? 自業自得という言葉がありますわ。そもそもあなたのお父上にも問題があったのです。そして喧嘩を先に売ったのはあなた自身」

女神「もうコレどうしようもない(苦笑)」

勇者「ああああああぁぁ!! 台バンシィ、敵をぶちのめせ!」

台バンシィ「そこか! 見つけたぞ、ガンダム! 私の敵!」

台バンシィの攻撃! アームドアーマーが火を吹く! ビームが旦那へはなたれた!

旦那「2度食らう趣味はない」

攻撃がはずれた!

旦那の攻撃! 台バンシィの強固な装甲を 腹からこじあける!

旦那「オープンセサミ……」ギギギ

台バンシィ「あ、あ……っ」ギチギチギチ…

空いた穴へ片手をつっこみ、13mm拳銃を中からぶっぱなす!

台バンシィ「投げ読みしくった――――」

台バンシィは 爆発を起こして 派手にちった!

勇者「あ、ああ……機械武闘家をも超える防御力を備えた台バンシィを、簡単に」

僧侶「ビュウ……今までありがとう……でも、わたし、もう戻れないの……たのしかった あのころに」

ヒロイン気取りの僧侶は 裏切る気を おこしはじめた!

勇者「いやいや……!?」

嬢勇者「終わったっぽいね。遊んでくれてありがと、勇者ちゃん。つまらなかったよ♪」


455以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:24:55.51NVrbjLBeo (1/2)

ずっとはやい!


456以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:25:58.371mJIj6/io (2/13)

さらまんだ-より!


457以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:30:32.81N8xOrLhX0 (1/5)

てつをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


458以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:40:55.291mJIj6/io (3/13)

アァ---------------ル!!!!!!エッェェェェェェェェェェェェェェクッス!
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


459 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 00:42:06.47ALqesw8m0 (2/12)

ゲス以下「念には念をだ…おい、女……残った仲間を始末してから マスターを殺すのだ…」

嬢勇者「仲間のアンタがマスターであるこのアタシに指図するんじゃないよ! もう十分、さっさと殺して終わりにする」

嬢勇者「アンタの仲間が手に入らないのは惜しいけれど、気に食わないからサ。命乞いも無駄ですからねー」

勇者父「いいぞぉー! そこだ、やれ! ミーちゃん!」

\ 世界一 かわいいよー! /

嬢勇者「ありがとー♪ ……フッ、ねぇ聞いたいまの。あんたの親父ってよっぽど薄情だねぇ」

勇者「うぅ……最後まで情けなさ過ぎる…………ていうか女神いねぇ」

猫耳女神「キミの女神ちゃんはとっくの昔に逃げ出した後ニャン」  勇者「死ね…死んだらアイツ呪い殺す…」

嬢勇者「ん~~~、さっき勇者ちゃん何て言ってたっけかなぁ……そーだ! 『僕が勇者もどきに負けるはずねーだろ! ザマぁみろ、スカタンが!』……ぜんぶ覚えてるよ?」

嬢勇者「そっくりそのまま返してやるよスカタンがァー、アタシがテメーみたいな『もどき』に負けるワケねーだろ」

嬢勇者「これでもアタシはランク22位の上位勇者だぞ。最初から負けは決まっていたんだよ、勇者ちゃんの負け、が」

勇者「くそぅ……チクショー……」

嬢勇者「ああっ! 泣いちゃったぁー! ミーちゃん、勇者ちゃんを泣かせちゃったぁー!」

嬢勇者「ウケルwwwwwwウケルんですけどwwwwwwオジサマも見てよコレ! 勇者ちゃんイイ歳こいて泣いてるwwwwww」

勇者父「バカスwwwwwwwww」

勇者「うわっ……ウソだろ、父さん……何かの間違いであってくれよ……そんなの僕の知ってる父さんじゃねーよ……!」

嬢勇者「人間みんな仮面つけて生きてんだよ。たとえ実の息子だろうと本性は誰にもわからねーの」

嬢勇者「じゃあ、親に指差されながら リタイアしちゃってー!」

ゲス以下「このゲス以下が直々に貴様へトドメをさしてやろうではないか…喜べよ、微課金勇者…なぁ……」

勇者(何が『超勇者級の幸運』だ。こんな肝心なときに限ってどうにも起こらないじゃないか)

勇者(ここで終わってしまうのか……僕の旅は、人生は……父さんに笑われながら……)

勇者「こんなのって……あんまりだよぉ……不幸だ」

女神(勇者……勇者よ……私の声が届いていますか……勇者……私の勇者……)

勇者「よりにもよって最後に聞きたくない声が聞こえる。コイツは史上最悪の不幸だわ」

女神(はぁ!?)


460以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:45:21.871mJIj6/io (4/13)

今くらいブレろ勇者wwwwwwwwwwwwwwwwww


461以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:45:33.905fTgokAIo (1/1)

いつのまにかゲス以下に改名してるぞ


462以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:47:27.631mJIj6/io (5/13)

なんだなんだ
ここらで勇者が最強の戦士になるのか


463以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:47:53.251mJIj6/io (6/13)

あっ


464以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 00:56:57.60NVrbjLBeo (2/2)

名前の誤字程度どうでもよいのだって黄色いやつが言ってた


465 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 01:00:55.41ALqesw8m0 (3/12)

勇者(逃げ出したヤツが今さら僕に何の用だ。さっさと他の勇者見つけてソイツから金絞りとれよ)

女神(バカを言わないでください、勇者。それではまた私は魔王の手先に戻ることになるではありませんか)

女神(それに、私の勇者はあなたただ一人ですよ……信じて私の話をよく聞いて……)

勇者(信じられねェ)  女神(ええ、でしょうね! 勇者最低っ!)

女神(良いから聞くのです……課金アイテムの中には『相手の仲間を強制的に控えへ戻す』という物が存在します)

女神(コレはあなたにとって奥の手でしょう……課金なさい、私へ……そして『ドラキュラ伯爵・旦那』だけでもいい。奴を控えへ返しなさい)

女神(ちなみにあれクラスだと60万円ほどかかります)  勇者(ふざけてない?)

女神(ふざけてなどけしていませんわ。信じて、私へ頼みなさい。大丈夫……あなたの『お財布』から抜いておきますから……)

勇者(僕の財布の中に20万も入ってない。無理だ、そんな額は払えないよ。おしまいだ コレで)

女神(いいえ、勇者よ……入っているではありませんか……丁度さきほど100万円ATMで下ろしたと聞いたはずですわ……)

勇者「お前まさか!?」  

ゲス以下「最後の言葉にしてはマヌケだな。死ねィッ 小僧ッ!!」  僧侶「ジョースターの血には敵わないって本当なの!?」

ゲス以下「…………何だと?」

僧侶のスキルはつどう!

僧侶「いまよ! マスター!」  勇者「はっ」

勇者「ヒロイン気取りの僧侶……ありがとう……そして女神よ、課金するぞ!『ドラキュラ伯爵・旦那』を控えに戻せ!」

嬢勇者「あぁ? 無理無理、文無しの貧乏勇者ちゃんじゃ コイツを戻す金は」

旦那「   」ぱっ

嬢勇者「……うそ」

勇者「あったんだよ……僕の財布の中に……丁度大金がよ……なぁ、父さん……」

勇者父「えっ……――――――はっ、いつのまにか諭吉が滅茶苦茶減っているだと……」


466 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 01:03:30.05ALqesw8m0 (4/12)

本当だ名前間違ってた。まぁあながち間違ってもいないだろう
ゲス以下→ゲロ以下です


467以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:09:41.78RHKhwq0ao (1/1)

>>1おまえの心の声を俺は聞いた



468以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:14:49.001mJIj6/io (7/13)

こwwwwwwwwwwwwwwwwwwれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


469 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 01:30:42.50ALqesw8m0 (5/12)

女神「親は子の『お財布』ですよ……子の成長を願う親ならば、何百何千万だろうが『課金』は惜しめないはずです……」

勇者「お前調子良いところで帰ってくるな」  女神「てへ」

女神「本当に子をどうでも良いと思う親からならば、お父上は勇者のお財布へはなれなかったでしょう」

女神「心のどこかでは常に息子さんのことを考えていたのです。そうでしょう? 勇者のお父上よ」

勇者父「ちがうぞ! 僕はミーちゃんで頭がいっぱいだ! ミーちゃん一筋愛してる!」

嬢勇者「そ、そうだ……そうに決まっているだろ……お前の親父はアタシに完全にハートキャッチされてる! そんなのありえねェ、さてはパクったな女神!」

女神「いいえ、私はお財布からお金を頂戴しただけですわ。もしお父上の心が支払いを拒否すれば絶対に頂けません」

勇者「父さん……」  嬢勇者「オジサマぁ! 裏切ったの!?」

勇者父「い、いや……僕はミーちゃんだけの味方なんだよ……ミーちゃんだけの……ミーちゃん……ミーちゃんは僕の」

嬢勇者「テメー……グダグダ言ってんじゃねーぞ……クソジジイ……」

勇者父「あっ、あっ―――」

勇者父「―――失望した。もうミーちゃんのファンやめます……」

嬢勇者「ああっ、結構だボケッ!! 誰が使えねェジジイを引きとめるかよォー!!」

勇者「父さん……正気に戻ったかはよく分からないけれど……良かった」

嬢勇者「『良かった』なんて安心した台詞言ってる状況か? コレが? お前は今から親父に惨殺死体拝まれて逝くんだよ!」

嬢勇者「ゲロ以下だけでテメーごときどうにかできる!!」

ゲロ以下「このゲロ以下の敵ではないッ! ザ・ワールド! 時よ止まれッ!」

勇者「―――やってみろ!! 僕には『ヒロイン気取りの僧侶』がまだついているぜ……」

嬢勇者「いやいやぁ、その子もう死んじゃうよー♪」

勇者「!」

ゲロ以下「頸動脈がコリコリしているぞ…」 僧侶「」

いつのまにか ゲロ以下が僧侶のところまで 移動を終え、僧侶はしまつされたあとだった!


470以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:37:47.84JxFTy4uEO (1/3)

残り四十万あるかと思うと、負ける気がしないな


471以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:40:09.91N8xOrLhX0 (2/5)

残り20万くらいじゃないのか?
嬢が使ってたような


472以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:40:59.981mJIj6/io (8/13)

我が喩く道勝利への道イ!


473以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:49:11.70fO/OcJ4Vo (1/1)

>>437
ASBの悪口はやめろ!


474 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 01:53:22.31ALqesw8m0 (6/12)

ゲロ以下「このゲロ以下をちょっぴりだけ止められたことは誉めてやろう、女……だが所詮おれの相手ではなかったぞ」

勇者「またあの仲間だ……アイツ、気づいたときには 位置が変わっている。まるで瞬間移動みたいに」

女神「勇者よ、あの『邪悪の化身・ゲロ以下』のスキルですわ。アレは時を自在にとめられるスキルを所持している恐ろしい仲間なのです!」

勇者「大事な事先に教えろよ!! ……時間を止めてくるなんて、太刀打ちできねーぞ」

勇者(また『課金アイテムの力』に頼るか? いや、頼りたくてもさっきの課金でだいぶ父さんの財布は薄くなってしまった)

勇者(ゲロ以下を戻す場合、かかる金額は)  女神(10万落ちて50万円になりますわ。お父上の所持金では足りませんねー)

勇者「こ、ここに来て万事休す……仲間はもういない……残っているのは僕一人だけじゃないか!」

嬢勇者「そういうことだねっ♪ じゃあ死ね、このクソ豚野郎が とまどらせやがって! ゆけ、ゲロ以下!」

女神「勇者! 防具……何でもよいのです、早く装備して攻撃に備えて!」

勇者「う、うわああああああああああぁぁぁぁぁぁ!? ぼ、ぼうぐ…ぼうぐ…なにか、どれなら…」

ゲロ以下「これが正真正銘、『最後』の時間停止だァーーー! いくぞ、ザ・ワールドッ!」

勇者「ひっ――――――」

ゲロ以下のスキルはつどう! ゲロ以下一人残して時間がとうけつする!

勇者「   」

ゲロ以下「フン、青ざめているな 微課金……恐怖に染まった良い面だ…これから貴様はこのゲロ以下に始末されるのだからな…」

ゲロ以下「時が止まる寸前、何か装備したようだが…フハハハハ、おれの攻撃に耐えられる防具など貴様が持っているワケがないだろう」

ゲロ以下「では、遠慮なくトドメをささせてもらうぞォーーーッ!!」

ゲロ以下のこうげき! ザ・ワールドの拳がキミの腹をつらぬきにかかる!

勇者「   」

ゲロ以下「そして時は動きだ……な、何ィイーーーーーーッ!?」

時がふたたび刻まれ始める! キミは攻撃によって大きくふっ飛ばされ、かべに叩きつけられた!

なぜか ゲロ以下 の 拳が ドロドロに 溶けていた!

勇者「―――あうっ!?」 

女神「ああっ、やっぱり終わったぁー!? ……ん」

『HP:15/167』

勇者「……うっ、うう」


475以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 01:58:20.61o+CN8Znd0 (1/1)

!?


476以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 02:07:48.33N8xOrLhX0 (3/5)

!?


477以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 02:14:00.051mJIj6/io (9/13)

スキル:超幸運


478 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 02:20:34.41ALqesw8m0 (7/12)

嬢勇者「あァん!?」

ゲロ以下「ば、バカな……! おれの拳がとけている? 貴様ッ、一体何をしたというのだァーーーッ!」

勇者「……これは」

キミは 『武器・丸太』を防具と間違えて 取り出していたらしい!

オジサマ「あ、アレは伝説の対吸血戦最強汎用武器・丸太だ……!」  オジサマ2「知っているのか!オジサマ!」

オジサマ「話に聞いていただけだ…この目で拝むのはコイツが初だぜ…」

オジサマ「丸太は、ソイツを構えているだけで吸血鬼の攻撃から身を守り、ダメージを与える超激レア武器よ!」

オジサマ「そして丸太は法儀礼済み武器! 吸血鬼がまともにアレを食らってみやがれ! ……浄化され、滅ぶんだよ」

勇者「この『丸太』は女勇者ちゃんが僕へ託した……いや、直に倒して手に入れたの僕だけど」

勇者「とにかく、女勇者ちゃんが残してくれた激レア武器だ……あの子が僕を守ってくれたのか」

嬢勇者「テメー……どれだけ救われてんだオイ……」

嬢勇者「いつになれば大人しくくたばってくれんだよ! 猫耳女神、ゲロ以下へ回復薬Gをくれてやれ!」

猫耳女神「ニャンニャーン♪」

ゲロ以下の体力が全快し、溶けた拳が もとにもどった!

ゲロ以下「ぐ、ぐぬぅ……貴様ァ……」

勇者「た、戦える!! この『丸太』でゲロ以下を倒せるぞ!! 運が僕に味方しているっ…」

女神「やっぱりこうなると私は予想していたのですよー! 私の勇者が負けるワケ―――」

ゲロ以下のスキルはつどう! 時間がとうけつした!

ゲロ以下「ちょっぴりだけ油断していたぞ…詰めが甘かったとでも言っておこうか…」

ゲロ以下「だが、貴様に近づきさえしなければ何も恐怖などないッ! その方法はすでに思いついたッ!」

ゲロ以下は ふところからナイフを 取り出し、キミへ 数十本は 投げた!

投げられたナイフは 空中でせいしし、キミの目の前で 群をつくる!

ゲロ以下「チェックメイトだ 死ねィッ!!」

時が ふたたび きざまれる!

勇者「――――――……はっ!?」


479 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 02:50:24.98ALqesw8m0 (8/12)

勇者「……丸太にナイフが刺さっているだと」

ゲロ以下「ハッ!?」

丸太は ゲロ以下のナイフ攻撃から キミを守ってくれた!

ゲロ以下「こんな、バカなァ~~~~~~ッ!? あ、ありえん……このゲロ以下の予想を越える?」

ゲロ以下「め、目眩がする…吐き気もだ……この、ゲロ以下がだと……」

嬢勇者「この豚バカ野郎!! ボサっとしている場合じゃねーんだよ!!」

勇者「その通りだぁぁあああああああああああああ!!」

キミのこうげき! 丸太をゲロ以下めがけて 投げつけた!

ゲロ以下「うぬぅぅっ!? と……時よ止まれザ・ワー(ry」

直前で 丸太が ゲロ以下の頭部へ ちょくげき する!

ゲロ以下「うげぇ……!?」  嬢勇者「ヤベェ、だがアタシの回復は無限大なんだよ! 猫耳ィー!」

勇者「うるせぇ、雌豚野郎! まだ僕のターンは終わっていない……!」

キミは 武器・バールのようなもの を そうびした! ゲロ以下へいっきに接近する!

ひるみ、よろけた ゲロ以下の露出した 脳へ かいしんの いちげき!

ゲロ以下「うげええぇぇあああぁぁぁ~~~~~~……」

ゲロ以下の体は 塵と化し、風化するようにボロボロ に崩れて ほろんでしまった!

勇者「はぁ、はぁ……やったぁ……やったぞ!」

まわりで キミたちの『勇者×バトル』を見ていた オジサマたちが ザワめきはじめる!

「ミーちゃん大ピンチ……」  「ミーちゃんの最強がやられてゆく……」 「俺たちのミーちゃんが負ける……」

勇者「なにがランク22位だ! 僕が何位かはまだ知らんが、格下を舐めていたようだな!」

嬢勇者「ありえねぇー……チートじゃねーのか、いや、チートだろ……意味不……クソゲー……!」

女神「『運も実力のうち』という言葉があります。あなたは最初から『運』で勇者に劣っていたようですね」

嬢勇者「調子に乗るなよ薄らボケカスが……まだアタシには金がある……ジジイどもの金だ、課金できる」

嬢勇者「課金すりゃ運にも勝るんだよォーーー!!」

勇者「じゃあ 決着、つけようかね」


480以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 02:59:33.35QK3Fo4S6o (1/1)

てつをなしでも奇跡を起こすなんてチートじゃないか


481以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 03:05:57.95N8xOrLhX0 (4/5)

この主人公・・・もってる


482 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 03:24:48.52ALqesw8m0 (9/12)

嬢勇者「テメーの残り精神力とアタシのじゃお話にもならねー……負け、認めろよ」

勇者「どうした。余裕がなくなってきたんじゃないのか? 汗垂れてるぜ」

勇者「お前武器は持っていないのか? あるならさっさと出せよ、この丸太で勝負してやる」

嬢勇者「……雑魚を相手に武器なんて勿体なくて使ってられねーんだよ…素手で…いい…」

勇者「声が震えているぞ」   

嬢勇者「は…? なにバカ言ってんの…ちげぇから…」

勇者「お前の敗因第一、慢心しすぎたのが問題だ。超激レア仲間に頼りすぎたな!」

嬢勇者「っー! くそ猫耳女神、課金する! この状況を打開するアイテム……『バトル開始の状態へ戻す魔法薬』を寄越しやがれ!」

猫耳女神「構わないけれど、80万と6000必要ニャン。全然足らないようニャけども」

嬢勇者「は……はぁ……? 足りねェ……?」

嬢勇者「そんなワケありえねーだろォ!? アタシにはジジイどもの潤沢に潤った財布がある! 足らない筈がない!」

猫耳女神「みんな、嬢勇者ちゃんにお金を出し渋って回収できないのニャン……」

嬢勇者「えぇ……」チラ

「なんかミーちゃんの顔、さっきからこわい」  「急に言葉が汚くなった、天使じゃない、おトイレで大きい方だしそう」

「俺たちの天使はどこに行った……」  「ミーちゃんどこー」  「ミーちゃんは悪い言葉を使う子なんかじゃないんだよね……?」

嬢勇者「な、何言ってやがんだよテメーら! アタシはココだ! アタシがテメーらの大好きなみんなのアイドル☆ミーちゃんだ!」

嬢勇者「つべこべ言わず課金させろよ!? 使いどころがない、テメーらの金をアタシに全投資しろ!」

勇者「……どうやらようやく『オジサマ』たちが気づいたようだ。お前のこびり付いたクソのような汚ない本性に」

勇者「日頃の媚び売っていた態度が裏目にでたな。お前のいまのキャラじゃ誰も持て囃すようなことはしねーよ」

勇者「それもこれも、お前が本当に彼らを大切に思っていなかったのが原因じゃないのか。だからこうして肝心なときに」

嬢勇者「黙れ豚野郎!! ……みんなぁー♪ ミーちゃんだよぉ。ミーちゃんね、いまクッソ困っててぇー……♪」

オジサマ「ミーちゃんは『クソ』なんて言わない」

嬢勇者「み、ミーちゃん困っててぇ~……みんなのお金が必要なの。おねがい! オジサマ、アタシにお金ちょーだい♪」

勇者「よく見て聞け、オジサマたちよ! コレがコイツの本性だ……ミーちゃんはアンタらの金にしか用がない! アンタら男どころか、同じ人間じゃなくただの便利な『ATM』扱いされているぞ」

嬢勇者「あぁっ……!?」


483 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 03:54:20.03ALqesw8m0 (10/12)

嬢勇者「で、でもぉー! ミーちゃん、みんなにいっぱい『夢』あげたんだしぃ……それでWin-Winな関係だよね……ね……?」

勇者「夢振り撒くのなら黙って そのキャラ貫き通してりゃ良かったんだよ。下手にキャラ作ってるから痛い目見るんだ」

勇者「なんていうかー……そう、プロ意識が足らなかったんじゃないの? お前は詰めが甘かったんだよ」

嬢勇者「うるさいうるさい! アンタに何が分かるんだよ!? 何様目線で語ってんだぁ!?」

勇者「落ちたな。いや、最初から落ちている勇者に言う台詞でもないのか」

嬢勇者「どうして テメーら急に アタシに飽きてんだよ!? あぁ!? 今まで仲良く一緒に過ごしてきた時間はウソだったのか!?」

嬢勇者「アタシのこと好きとか、可愛いってベタベタに気色悪いぐらい誉めちぎっていたのも、全部ウソだってのか!?」

「「「失望しました。ミーちゃんのファンやめて別の子へいきます…」」」

嬢勇者「おい待ってよ! 冗談じゃねーよ! アタシ可愛いだろ!? テメーの家でゴロ寝しているブス妻より! 最っ高によぉー!?」

嬢勇者「そ、そうだ……金くれんなら 抱かせてやってもいいぜ!? お前らアタシの体目当てだったんだろ!?」

嬢勇者「待てよぉぉぉ……どうしてみんな帰ってくんだよぉぉぉ……なぁ……チヤホヤしろよ…………」

女神「ようやくケリがついたようですね、勇者」

勇者「嬢勇者、お前の敗因第二だぜ! お前にはファンを大切に思う心がなかった、だ!」

勇者「そして敗因第三! お前は最初から『勇者』ではなかった!」

勇者「そんなヤツがマジな勇者に敵うワケねーだろ……!」

キミの精神こうげき! 嬢勇者の『精神力』がみるみる減少し、底をついた!

嬢勇者「……うう、うううぅっ」

キミは 『勇者×バトル』に勝利した! 嬢勇者の『レア度☆☆☆☆☆☆:邪悪の化身・ゲロ以下(スキル:不死身or時間停止)』を手に入れた!

ゲロ以下「このゲロ以下のマスターになるだと。フン、貴様がおれを扱いきれるものか…」

女神「あら? なぜ『ドラキュラ伯爵・旦那』にしないのですか、勇者」

勇者「アイツ、舐めプがすぎて使い勝手が悪そうに思えて……」  女神「そのゲロ以下も大概だと思いますよ」

勇者「別に今回は仲間目当ての戦いじゃなかったんだ。何だろうと構わん。もしゴミなら即効で魔弾へ作り変えるよ」

ゲロ以下「……」

勇者「……それより、嬢勇者よ」   嬢勇者「……あ?」


484以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 04:03:07.26N8xOrLhX0 (5/5)

真顔のDio想像してワロタ


485以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 04:04:28.661mJIj6/io (10/13)

嬢がトロルに見えてきた


486 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 04:22:02.54ALqesw8m0 (11/12)

キミは フラつく体を 丸太で支え、すわりこんでいる嬢勇者 へちかよった!

嬢勇者「潰しときたいならさっさと殺れよ……もうアタシは疲れたわ……」

勇者「正直お前の顔面一度蹴飛ばしておきたいところだが、僕は女の子に酷い真似をする趣味は持ち合わせちゃいないんで」

嬢勇者「じゃあ何の用だってんだよ! ムカつくなら好きにしろよ、もう!」

嬢勇者「アタシみてーな捨てられたクソに価値はねェんだろ? じゃああとはサンドバック代わりだ」

女神「殴っておいてあげてはどうです、勇者。このままでは哀れな雌豚で彼女は一生を終えますよ?」

勇者「本気で言ってるならさすがの僕も引くぞ…」

勇者「嬢勇者、いや ミーちゃんよ。お前はココで腐って終わるつもりか? …あの勝利に対して見せたお前の貪欲さだけは僕も認めるよ」

勇者「こんなランク下位の勇者に負けて悔しくはないか。お前22位なんだろう?」

嬢勇者「は……? 何言いたいかさっぱり分からねーよ、ボケ」  勇者「悔しいのか聞いてんだよ、雌豚」

嬢勇者「当たり前だろ……こんなのアタシは認めねー……!」

勇者「なら一度よ、真っさらな気持ちにリセットしてからやりなおせ 勇者を」

勇者「それから人としてまともになろうぜ。せっかく見た目は綺麗なんだから、中身も磨いとけよな」

嬢勇者「……」

勇者「まぁ、僕の好みではないがな!お前!」  

女神「勇者は私のような清楚系女子好みですものねー!」  勇者「お前も中身磨き直してくれないか」

勇者「用はこれだけだよ、嬢勇者。悪かったな お前から大事なパトロンを払っちゃって」

勇者「だが覚えておけ……僕の父さんに次また同じように手出したら、ゆ゛る゛ざ ん゛」

女神「あっ、いまのちょっと似てました! デブ勇者の真似!」  勇者「ちがうちがう」

勇者「それじゃあな、ミーちゃんよ……」

キミは 『DREAM C CLUB』をあとにした!

嬢勇者「はわわ…………///」

猫耳女神「!?」


487 ◆OQ6B.FS0lg2013/09/04(水) 04:24:50.62ALqesw8m0 (12/12)

ここで一旦おわり
続きは明日の深夜になるかと


488以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 04:33:53.27lZNFo1qeo (1/1)




489以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 07:07:53.58NQ1F8Qylo (1/1)


猫耳ほしい


490以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 07:26:01.859MXi33g8o (1/1)

そんなフラグ立ててあとで颯爽と登場させるつもりか
ガラの悪いツンデレを


491以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 08:16:55.55j3AgXX/AO (1/1)

ゴミだったら魔弾に

これほど便利で、恐ろしい言葉は無いな


492以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 09:53:32.27x+xmNbmq0 (1/1)

魔弾もだけど丸太強すぎだろwww


493以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 11:00:10.29M3ocrNCL0 (1/1)

ジョナサンの「丸太の様な足」に掛けてあるんだろうか、丸太は。


494以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 11:16:19.55HjO3/f1qO (1/1)


ゲロ以下から新たなチートが生まれてもおかしくないな


495以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 11:17:10.39XbQAwUSXo (1/1)

丸太については彼岸島でぐぐれ


496以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 11:52:47.85JxFTy4uEO (2/3)


ちゃんとそのうちゲロ以下に無駄無駄させてくれるんだろうな…


497以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 12:35:39.60rVQ9zJoKo (1/1)

>>493
いや、吸血鬼に丸太なら彼岸島だろ
>>493のいうエッセンスもあるだろうけど


498以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 12:36:37.51JxFTy4uEO (3/3)

あぁスタイリッシュ丸太アクションの方か…
何だか思いつかなかっあ


499以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 19:05:19.18waDbUk3ho (1/1)

ブックオフで彼岸島4巻まで読んできたばっかりだったから丸太で吹いた


500以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 20:33:16.83mTaR+P6Ao (1/1)

面白いけど本当にVIPで完走させる気あったんかい


501以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 21:17:44.79DIar06mqo (1/1)

しかし凄まじいネーミングセンスだな…


502以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 23:14:19.89oxb5RuGxo (1/1)

ゴッド女神が魔王だったなんて
失望しました、ゴッド女神の勇者やめてNの勇者になります


503以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 23:18:49.791mJIj6/io (11/13)

N(Nuclear)


504以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 23:23:58.83gz9Gvxs2o (1/2)

はやく女神ちゃんとのエロ展開をだな....


505以下、新鯖からお送りいたします2013/09/04(水) 23:24:32.56gz9Gvxs2o (2/2)

はやく女神ちゃんとのエロ展開をだな....