◆B2mIQalgXs さんの作品一覧
http://s2-d2.com/archives/16664597.html
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1: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 12:17:35:2GyGYuIo (1/99)
※『進撃の巨人』の世界の登場人物たちが、映画「ジュマンジ」に登場する不思議なボードゲーム・ジュマンジを
安価でプレイしてクリアを目指すハートフル(ボッコ)なゲーム【でした】。
※現在は真エンドルート(トゥルーエンド)に突入しており、SSがメインとなります。
※原作10巻までのネタバレ、および>>1の妄想による独自設定やキャラ改変が多数ありますので注意してください
※荒らしには反応せずにスルーをお願いします
※以下、前スレとルールになります
1スレ目:エレン「ジュマンジ……?」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/
2スレ目:【安価】エレン「ジュマンジ……?」【2スレ目】http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371378371/
●ルール説明 【ジュマンジ】
ジュマンジは激しいエロ描写(おもにエレン×アニ)があるすごろくゲームです。
①プレイ人数は四人固定であるが、ルール⑦によって増やすことが可能
②プレイヤーは【順番に】サイコロを振って、コマを進めること
③止まったマスに書いてある事柄(安価)が『現実化』する
(※安価レスのコンマ1桁判定を出目とし、そのレスに書かれている事柄が現実化する。ルール⑤に注意)
④最後までゲームを続ける。誰かがゴールし、ゴールした人が『ジュマンジ』と叫べば【すべてのものは元通り】になる
(※ゴールはプレイヤーが今までダイスで出た数の合計数値が100を超えた場合)
⑤イカサマ、具体的にはダイス目で『0』が出ると罰ゲーム
(※安価のコンマ1桁が0だった場合、安価で罰ゲーム判定。ゾロ目になるとエロいことになる(可能性もあるね!)
⑥プレイヤーは基本的に交代できないが、死んだら誰かが引き継ぎ可能(交代安価発生)
⑦プレイヤーが強く願望を持ってダイスを振ることで、その願いが叶う可能性がある NEW!!
(安価は絶対)
※『進撃の巨人』の世界の登場人物たちが、映画「ジュマンジ」に登場する不思議なボードゲーム・ジュマンジを
安価でプレイしてクリアを目指すハートフル(ボッコ)なゲーム【でした】。
※現在は真エンドルート(トゥルーエンド)に突入しており、SSがメインとなります。
※原作10巻までのネタバレ、および>>1の妄想による独自設定やキャラ改変が多数ありますので注意してください
※荒らしには反応せずにスルーをお願いします
※以下、前スレとルールになります
1スレ目:エレン「ジュマンジ……?」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/
2スレ目:【安価】エレン「ジュマンジ……?」【2スレ目】http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371378371/
●ルール説明 【ジュマンジ】
ジュマンジは激しいエロ描写(おもにエレン×アニ)があるすごろくゲームです。
①プレイ人数は四人固定であるが、ルール⑦によって増やすことが可能
②プレイヤーは【順番に】サイコロを振って、コマを進めること
③止まったマスに書いてある事柄(安価)が『現実化』する
(※安価レスのコンマ1桁判定を出目とし、そのレスに書かれている事柄が現実化する。ルール⑤に注意)
④最後までゲームを続ける。誰かがゴールし、ゴールした人が『ジュマンジ』と叫べば【すべてのものは元通り】になる
(※ゴールはプレイヤーが今までダイスで出た数の合計数値が100を超えた場合)
⑤イカサマ、具体的にはダイス目で『0』が出ると罰ゲーム
(※安価のコンマ1桁が0だった場合、安価で罰ゲーム判定。ゾロ目になるとエロいことになる(可能性もあるね!)
⑥プレイヤーは基本的に交代できないが、死んだら誰かが引き継ぎ可能(交代安価発生)
⑦プレイヤーが強く願望を持ってダイスを振ることで、その願いが叶う可能性がある NEW!!
(安価は絶対)
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 12:18:55:2GyGYuIo (2/99)
※>>1です。とりあえず立てましたが………エンターキーを間違って押してしまったorz
スレ名が間違ってますが、気にしない方向でお願いしますorz
※>>1です。とりあえず立てましたが………エンターキーを間違って押してしまったorz
スレ名が間違ってますが、気にしない方向でお願いしますorz
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 15:13:57:LMMFDRvM (1/3)
乙
間違ってないじゃんと思ったら】が抜けてるのか
かまへんかまへん
乙
間違ってないじゃんと思ったら】が抜けてるのか
かまへんかまへん
4: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 15:40:17:2GyGYuIo (3/99)
**********************************
*
*
* 告知
*
* 本日18:30頃より、エンディングを投下開始予定です。
*
* 投下開始は予告なく30分程度前後する可能性があります。ご承知おきください。
*
* また、開始してすぐに【多数決安価】が実施されます。
*
* 以 上
*
*
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*
*
* 告知
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* 本日18:30頃より、エンディングを投下開始予定です。
*
* 投下開始は予告なく30分程度前後する可能性があります。ご承知おきください。
*
* また、開始してすぐに【多数決安価】が実施されます。
*
* 以 上
*
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5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 15:57:54:fP8oB33U (1/10)
予告キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー
予告キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:29:49:2GyGYuIo (4/99)
………
……
…
~845年、ウォール・マリア シガンシナ区~
~超大型巨人、襲来日~
エレン「……………」
アルミン「……………」
ミカサ「……………」
エレン「………いよいよだな、アルミン」
アルミン「ああ、やれるだけのことはやった。いつでもいける」
ミカサ「ええ……………カルラおばさんも、言い含めて壁外に行ってもらってる。後は、【その時】を待って、実行するだけ」
………
……
…
~845年、ウォール・マリア シガンシナ区~
~超大型巨人、襲来日~
エレン「……………」
アルミン「……………」
ミカサ「……………」
エレン「………いよいよだな、アルミン」
アルミン「ああ、やれるだけのことはやった。いつでもいける」
ミカサ「ええ……………カルラおばさんも、言い含めて壁外に行ってもらってる。後は、【その時】を待って、実行するだけ」
7: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:30:53:2GyGYuIo (5/99)
アルミン(思っていた以上に、【壁の秘密】と【巨人の秘密】については秘匿性が高く、王族や有力者たちは、その事実を認めようとしなかった)
アルミン(ピクシス司令や、キース団長も頑張っていたけれど………結局は)チラッ
エレン「結局、【最終手段】に頼ることになっちまったな」
アルミン「ああ…………そうだね」
ミカサ「大丈夫」ギュッ
アルミン「!? ッ、ミ、ミミカサ?/////」ギュウッ
ミカサ「アルミンは、凄く強い。私も、エレンだって、そう。きっと、やれる。私たちは勝てる」
エレン「!! ああ、そうだな!! これまでだって、ずっとそうだった!!」
アルミン「エレン………!」
アルミン(思っていた以上に、【壁の秘密】と【巨人の秘密】については秘匿性が高く、王族や有力者たちは、その事実を認めようとしなかった)
アルミン(ピクシス司令や、キース団長も頑張っていたけれど………結局は)チラッ
エレン「結局、【最終手段】に頼ることになっちまったな」
アルミン「ああ…………そうだね」
ミカサ「大丈夫」ギュッ
アルミン「!? ッ、ミ、ミミカサ?/////」ギュウッ
ミカサ「アルミンは、凄く強い。私も、エレンだって、そう。きっと、やれる。私たちは勝てる」
エレン「!! ああ、そうだな!! これまでだって、ずっとそうだった!!」
アルミン「エレン………!」
8: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:31:28:2GyGYuIo (6/99)
エレン「アルミンが考えて、俺たちが実行する! やってやれなかったことなんてない!!」ニカッ
アルミン(ッ、そうだ。僕は、非力で、弱いけど…………!!)キッ
アルミン(いつだって、この親友たちと一緒に、戦ってきた!)
アルミン(僕たちは、勝つ!!)
アルミン(そして、夢を叶えるんだ!!)
アルミン「一緒に、壁の外に出よう! この世界から出て、冒険するんだ!! 僕とミカサ、エレンと、そして――――【あの子】も、一緒に!!」
エレン「ああ!! 絶対に!!」
ミカサ「ええ……!!」
エレン「アルミンが考えて、俺たちが実行する! やってやれなかったことなんてない!!」ニカッ
アルミン(ッ、そうだ。僕は、非力で、弱いけど…………!!)キッ
アルミン(いつだって、この親友たちと一緒に、戦ってきた!)
アルミン(僕たちは、勝つ!!)
アルミン(そして、夢を叶えるんだ!!)
アルミン「一緒に、壁の外に出よう! この世界から出て、冒険するんだ!! 僕とミカサ、エレンと、そして――――【あの子】も、一緒に!!」
エレン「ああ!! 絶対に!!」
ミカサ「ええ……!!」
9: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:32:09:2GyGYuIo (7/99)
カッ!!!
ドガァアアアアアアッ!!!
アルミン「ッ、来た!!! エレン、準備はいい!!?」
エレン「おおっ!! いつだって行けるぞ!!!」
ミカサ「…………ッ、ベルトルト………やはり、来たのね」
超大型巨人「……………」フシュゥゥゥゥッ
<ザワザワ……
<ナ、ナンダアレハ!!
<デ、デケェ………60メートルハアルゾ……!!
<ド、ドウナッテンダコリャア………
エレン(ああ、ベルトルト。この野郎、てめえ………今度こそ五年ぶりだな、おい………)ギリリッ
カッ!!!
ドガァアアアアアアッ!!!
アルミン「ッ、来た!!! エレン、準備はいい!!?」
エレン「おおっ!! いつだって行けるぞ!!!」
ミカサ「…………ッ、ベルトルト………やはり、来たのね」
超大型巨人「……………」フシュゥゥゥゥッ
<ザワザワ……
<ナ、ナンダアレハ!!
<デ、デケェ………60メートルハアルゾ……!!
<ド、ドウナッテンダコリャア………
エレン(ああ、ベルトルト。この野郎、てめえ………今度こそ五年ぶりだな、おい………)ギリリッ
10: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:32:56:2GyGYuIo (8/99)
エレン(てめえは覚えちゃいないだろうし、今はまだ未遂にすぎねえが………正直言って、てめえが憎いよ)
エレン(巨人が憎い。母さんの命を奪い、人を喰う、てめえらが………!!)
エレン(だけど、今は違う。もっと、もっとでっけえものが出来た。成し遂げなければならないものができた………!!)
エレン(【巨人】を駆逐するんじゃない………【壁】を破壊するわけでもない…………)
エレン(俺はおまえら【巨人】を! 【壁】を! すべて乗り越えて、外の世界を冒険する!!)
エレン(アルミンとミカサを連れて、そして――――俺が世界一大好きな女の子も、一緒に!!)カッ
アルミン「ッ、エレン! 今だぁああああああああああああああああっ!!」
ミカサ「エレン、行って!!!」
エレン(だから、俺は―――――おまえらを、【巨人】を――――!!)
ジュマンジ「………………!!」ドンドコドコドコドン
エレン「ッ、おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」ビュンッ!!
エレン(てめえは覚えちゃいないだろうし、今はまだ未遂にすぎねえが………正直言って、てめえが憎いよ)
エレン(巨人が憎い。母さんの命を奪い、人を喰う、てめえらが………!!)
エレン(だけど、今は違う。もっと、もっとでっけえものが出来た。成し遂げなければならないものができた………!!)
エレン(【巨人】を駆逐するんじゃない………【壁】を破壊するわけでもない…………)
エレン(俺はおまえら【巨人】を! 【壁】を! すべて乗り越えて、外の世界を冒険する!!)
エレン(アルミンとミカサを連れて、そして――――俺が世界一大好きな女の子も、一緒に!!)カッ
アルミン「ッ、エレン! 今だぁああああああああああああああああっ!!」
ミカサ「エレン、行って!!!」
エレン(だから、俺は―――――おまえらを、【巨人】を――――!!)
ジュマンジ「………………!!」ドンドコドコドコドン
エレン「ッ、おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」ビュンッ!!
11: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:34:14:2GyGYuIo (9/99)
コロンッ、コローン…………ピタァアアッッ
※【多数決安価】です。起こる現象を以下から指定してください。
【エレン】のダイスロール判定(※出目は判定されません)
①【すべての巨人】を【人間】に!
②【すべての巨人】は【絶滅】する!
③【すべての巨人】が【吸血鬼】に!
↓1~10 多数決(無効の場合その下をカウント)
コロンッ、コローン…………ピタァアアッッ
※【多数決安価】です。起こる現象を以下から指定してください。
【エレン】のダイスロール判定(※出目は判定されません)
①【すべての巨人】を【人間】に!
②【すべての巨人】は【絶滅】する!
③【すべての巨人】が【吸血鬼】に!
↓1~10 多数決(無効の場合その下をカウント)
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:35:12:NzBtjHw2 (1/3)
1!
1!
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:35:44:gxk0dAig (1/2)
1
1
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:36:01:u7YKz0v2 (1/7)
1!
1!
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:36:40:FG0tnwh. (1/11)
1
1
16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:36:40:LMMFDRvM (2/3)
3が気になりすぎるw
まぁでも1で
3が気になりすぎるw
まぁでも1で
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:38:20:0DRptdf6 (1/1)
正直3にしたいが1で
正直3にしたいが1で
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:38:49:MX8wRqds (1/1)
まぁここは1しかあんめえ
まぁここは1しかあんめえ
19: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:39:21:2GyGYuIo (10/99)
エレン「ッ…………どうだ!? アルミン!!」
アルミン「あ、ああ、あ………や、やった!! やったよ、エレン! 成功だ!!!」
パアアッ………
【全ての巨人は、あるべき姿へと還り――――二度とその巨躯へと戻ることはないだろう】
エレン「ッ!! ミカサ!! 信煙弾を!! 【緑】だぞ! 間違えるなよ!!」
ミカサ「分かってる!!」ドンッ!!
ヒュルルルル………
アルミン「!! み、見て!! エレン、ミカサ! きょ、【巨人】が!! 【壁】が!!」
ミカサ「…………!!」
エレン「き、消えて、行く…………!!! いや、違う!! あ、あれは――――【人間】に、戻っていくぞ!!」
…
……
………
エレン「ッ…………どうだ!? アルミン!!」
アルミン「あ、ああ、あ………や、やった!! やったよ、エレン! 成功だ!!!」
パアアッ………
【全ての巨人は、あるべき姿へと還り――――二度とその巨躯へと戻ることはないだろう】
エレン「ッ!! ミカサ!! 信煙弾を!! 【緑】だぞ! 間違えるなよ!!」
ミカサ「分かってる!!」ドンッ!!
ヒュルルルル………
アルミン「!! み、見て!! エレン、ミカサ! きょ、【巨人】が!! 【壁】が!!」
ミカサ「…………!!」
エレン「き、消えて、行く…………!!! いや、違う!! あ、あれは――――【人間】に、戻っていくぞ!!」
…
……
………
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:40:10:FG0tnwh. (2/11)
終わった後は3でおまけを書くんですよね?(ゲス顔)
終わった後は3でおまけを書くんですよね?(ゲス顔)
21: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:40:12:2GyGYuIo (11/99)
………
……
…
~ウォール・ローゼ南区 ジナエ町~
マルコ「!!(【緑】の煙弾が上がった!!)」
マルコ(こっちも上げるぞ………!)ドンッ!!
ヒュルルル………
マルコ「ふぅ…………全く、人手不足は分かるけど、僕みたいな子供に何をさせようってのかなぁ、ホントに………」
ミーナ(雌豚)「ご、ご主人様の、ここはぁ………ぜんぜん、子供なんかじゃないでしゅぅ………///」ハァハァ
マルコ「―――てめえは少し黙ってろスベタ」ゲシッ
ミーナ(雌豚)「ンぁあああああん!! も、もっとしてくりゃひゃい………////」アヘェ
マルコ(どうしてこうなった………)ズーン
………
……
…
………
……
…
~ウォール・ローゼ南区 ジナエ町~
マルコ「!!(【緑】の煙弾が上がった!!)」
マルコ(こっちも上げるぞ………!)ドンッ!!
ヒュルルル………
マルコ「ふぅ…………全く、人手不足は分かるけど、僕みたいな子供に何をさせようってのかなぁ、ホントに………」
ミーナ(雌豚)「ご、ご主人様の、ここはぁ………ぜんぜん、子供なんかじゃないでしゅぅ………///」ハァハァ
マルコ「―――てめえは少し黙ってろスベタ」ゲシッ
ミーナ(雌豚)「ンぁあああああん!! も、もっとしてくりゃひゃい………////」アヘェ
マルコ(どうしてこうなった………)ズーン
………
……
…
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:40:23:1HoQrK4w (1/3)
1で
1で
23: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:41:42:2GyGYuIo (12/99)
………
……
…
~ウォール・ローゼ南区 ダウパー村~
ヒュルルル………
サシャ「!!(あれは、【緑】の………!! と、いうことは【巨人】は、来たんですね………)」ジワッ
サシャ父「ん? どうしたサシャ、何を見て………なんだ、あれは? 信煙弾………軍の演習か何かやろうか……?」
サシャ父「!!? か、壁が、消えとるぞ…………!!?」
サシャ(――――ライナー。来てくれたんですね…………)ポロポロ
サシャ父「一体、どうなって――――さ、サシャ? おまえ、泣いて………」
…
……
………
………
……
…
~ウォール・ローゼ南区 ダウパー村~
ヒュルルル………
サシャ「!!(あれは、【緑】の………!! と、いうことは【巨人】は、来たんですね………)」ジワッ
サシャ父「ん? どうしたサシャ、何を見て………なんだ、あれは? 信煙弾………軍の演習か何かやろうか……?」
サシャ父「!!? か、壁が、消えとるぞ…………!!?」
サシャ(――――ライナー。来てくれたんですね…………)ポロポロ
サシャ父「一体、どうなって――――さ、サシャ? おまえ、泣いて………」
…
……
………
24: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:44:03:2GyGYuIo (13/99)
※>>20 その通り。ただし後日です
………
……
…
~ウォール・シーナ南部 (元)壁外直下~
モブ兵士「ッ! 中継兵から、【緑】の煙弾を確認!!」
リヴァイ「よし…………こちらも【緑】の煙弾を打ち上げろ………てめえら、見えるか!! 【壁】が消え去っていくのが!! キース団長の言うとおりになったのは、見ればわかると思う」
ペトラ「ッ…………!!(か、壁が、煙を上げて消えていく………ひ………人、が!?)」ゾクッ
オルオ「ひ、人が出てきたぞ!?! って、ことは、これっでぶ!?」ガブッ
エルド「こ、こんな、ことが!!」
グンタ「じゃ、じゃあ、やっぱり、王族や有力者たちは………!!」ギリッ
※>>20 その通り。ただし後日です
………
……
…
~ウォール・シーナ南部 (元)壁外直下~
モブ兵士「ッ! 中継兵から、【緑】の煙弾を確認!!」
リヴァイ「よし…………こちらも【緑】の煙弾を打ち上げろ………てめえら、見えるか!! 【壁】が消え去っていくのが!! キース団長の言うとおりになったのは、見ればわかると思う」
ペトラ「ッ…………!!(か、壁が、煙を上げて消えていく………ひ………人、が!?)」ゾクッ
オルオ「ひ、人が出てきたぞ!?! って、ことは、これっでぶ!?」ガブッ
エルド「こ、こんな、ことが!!」
グンタ「じゃ、じゃあ、やっぱり、王族や有力者たちは………!!」ギリッ
25: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:45:07:2GyGYuIo (14/99)
リヴァイ「総員、傾注―――――静粛に」
シーン………
リヴァイ「もう分かっただろう………俺たちはずっと、内地の王族や有力者たち………そしてウォール教のクソどもに騙されていた」
ザワ………
リヴァイ「壁は、【巨人化した人間】でできていた………そして、それらの事実を、ヤツらはずっと知っていた癖に黙ってやがった」
シーン………
リヴァイ「外の巨人たちだって元々は人間だ………ヤツらの目には、さぞかし滑稽に映っただったろうな。何も知らず、あくせく巨人の秘密を知るために壁外に出ていく俺たちの姿はよ」
ワナワナ………
リヴァイ「総員、傾注―――――静粛に」
シーン………
リヴァイ「もう分かっただろう………俺たちはずっと、内地の王族や有力者たち………そしてウォール教のクソどもに騙されていた」
ザワ………
リヴァイ「壁は、【巨人化した人間】でできていた………そして、それらの事実を、ヤツらはずっと知っていた癖に黙ってやがった」
シーン………
リヴァイ「外の巨人たちだって元々は人間だ………ヤツらの目には、さぞかし滑稽に映っただったろうな。何も知らず、あくせく巨人の秘密を知るために壁外に出ていく俺たちの姿はよ」
ワナワナ………
26: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:46:16:2GyGYuIo (15/99)
リヴァイ「だが、それも終わりだ。壁は今や無くなった―――――キース団長、そしてピクシス司令が秘密裏に研究していた、【巨人を人間に戻す兵器】のおかげでな」
ォ、ォオオ………ホ、ホントウダッタノカ?
ダ、ダッテミロヨ、カベハネエシ、キョジンモコネエ……
リヴァイ「もはや、我々の敵は巨人ではない。敵はただ一つ!! 俺たちを! 俺たちが背負う、この【自由の翼】を!! コケにしくさりやがった糞野郎どもだ!!」
――――!!!!
リヴァイ「今、内地を! シーナを! 俺たち調査兵団が囲っている! 東にキース団長! 北にエルヴィン副長!! 西に分隊長のミケとハンジ!! 南に俺たちだ!! ヤツらに逃げ場はねえ!!」
ォォオオオッ………!!
リヴァイ「総員! 立体機動準備―――――王都を制圧する!!! 必ず王と、それに連なる貴族どもを捕えろ!!」
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!
リヴァイ「エルド!! 【黒】の信煙弾を放て!!!」
リヴァイ「だが、それも終わりだ。壁は今や無くなった―――――キース団長、そしてピクシス司令が秘密裏に研究していた、【巨人を人間に戻す兵器】のおかげでな」
ォ、ォオオ………ホ、ホントウダッタノカ?
ダ、ダッテミロヨ、カベハネエシ、キョジンモコネエ……
リヴァイ「もはや、我々の敵は巨人ではない。敵はただ一つ!! 俺たちを! 俺たちが背負う、この【自由の翼】を!! コケにしくさりやがった糞野郎どもだ!!」
――――!!!!
リヴァイ「今、内地を! シーナを! 俺たち調査兵団が囲っている! 東にキース団長! 北にエルヴィン副長!! 西に分隊長のミケとハンジ!! 南に俺たちだ!! ヤツらに逃げ場はねえ!!」
ォォオオオッ………!!
リヴァイ「総員! 立体機動準備―――――王都を制圧する!!! 必ず王と、それに連なる貴族どもを捕えろ!!」
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!
リヴァイ「エルド!! 【黒】の信煙弾を放て!!!」
27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:46:39:RWYOgNpU (1/21)
反乱が起きそうな展開ですな
反乱が起きそうな展開ですな
28: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:47:20:2GyGYuIo (16/99)
エルド「了解っ!!」ドンッ!!
ヒュルルルルッ………
エルド「!! 東、西、北からも、【黒】の信煙弾を確認!!」
リヴァイ「よし! ペトラ、エルド、オルオ、グンタ!! 俺について来い!! 東西南北から一気に攻め立てるぞ!! 憲兵どもは無視しろ! 王城まで真一文字に突っ切れ!」
ペトラ「はッ!!!」バッ
エルド「任されましたッ!!」バッ
オルオ「お供いたしますッ!」バッ
グンタ「了解しましたッ!!」バッ
リヴァイ「全ての兵に命ずる―――――今こそ【進撃】せよッッッッ!!!!!」
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
エルド「了解っ!!」ドンッ!!
ヒュルルルルッ………
エルド「!! 東、西、北からも、【黒】の信煙弾を確認!!」
リヴァイ「よし! ペトラ、エルド、オルオ、グンタ!! 俺について来い!! 東西南北から一気に攻め立てるぞ!! 憲兵どもは無視しろ! 王城まで真一文字に突っ切れ!」
ペトラ「はッ!!!」バッ
エルド「任されましたッ!!」バッ
オルオ「お供いたしますッ!」バッ
グンタ「了解しましたッ!!」バッ
リヴァイ「全ての兵に命ずる―――――今こそ【進撃】せよッッッッ!!!!!」
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
29: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:48:03:2GyGYuIo (17/99)
リヴァイ(今こそ、約束を果たす―――――俺は、俺は――――……!!!)
リヴァイ「俺は、俺たちは!! 【自由】を!! 真の【自由の翼】を手に入れる!! うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
…
……
………
リヴァイ(今こそ、約束を果たす―――――俺は、俺は――――……!!!)
リヴァイ「俺は、俺たちは!! 【自由】を!! 真の【自由の翼】を手に入れる!! うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
…
……
………
30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:49:54:W4rPc6Fg (1/2)
チキン肌が
チキン肌が
31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:52:01:gUpXa3tw (1/1)
これは良い厨二
チキン肌立った
これは良い厨二
チキン肌立った
32: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:54:30:2GyGYuIo (18/99)
………
……
…
~ウォール・シーナ北部 (元)壁外直下~
エルヴィン「!! 黒の信煙弾を確認した!! いくぞ、皆!!」
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
ジャン(ッ、すげえ熱気だ………当たり前か。けど――――どいつもこいつも、熱くなりすぎてる!)ギリッ
ジャン「エルヴィン副長! 進言いたします!! 我ら調査兵団、末端に至るまでその意気軒昂! されど、このまま市街地に突入しては、無用な人死にが出る可能性が高いと思われます!!」
エルヴィン「ッ!!」
エルヴィン(私もこの熱気に当てられていたか……!! 士気が高すぎる兵は、得てして死に急ぎやすい………)
エルヴィン(しかも、今回の相手は【巨人】ではなく【人間】……!!)
エルヴィン(酷い言い草だが、団員に死者が出る分には、まだ良い………しかし、万が一にでも市民への虐殺などに繋がったら………!)ゾッ
………
……
…
~ウォール・シーナ北部 (元)壁外直下~
エルヴィン「!! 黒の信煙弾を確認した!! いくぞ、皆!!」
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
ジャン(ッ、すげえ熱気だ………当たり前か。けど――――どいつもこいつも、熱くなりすぎてる!)ギリッ
ジャン「エルヴィン副長! 進言いたします!! 我ら調査兵団、末端に至るまでその意気軒昂! されど、このまま市街地に突入しては、無用な人死にが出る可能性が高いと思われます!!」
エルヴィン「ッ!!」
エルヴィン(私もこの熱気に当てられていたか……!! 士気が高すぎる兵は、得てして死に急ぎやすい………)
エルヴィン(しかも、今回の相手は【巨人】ではなく【人間】……!!)
エルヴィン(酷い言い草だが、団員に死者が出る分には、まだ良い………しかし、万が一にでも市民への虐殺などに繋がったら………!)ゾッ
33: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:55:47:2GyGYuIo (19/99)
エルヴィン「ジャン・キルシュタインくん…………君の冷静な状況判断力に、心から感謝する!」
ジャン「ハッ!! 恐縮ですッ!!」バッ
エルヴィン「各分隊長、班長に至るまで、厳命する!! 我々の目的はあくまでも、王族と貴族たちを捕えることだ!! 決して、市民に害を及ぼすな!! これを乱す者は、厳正に処罰する!!」
エルヴィン「伝令を寄越せ!! この厳命を、他の部隊へもしかと送り届けろ!! 早急にだ!!」
モブ伝令「ははっ!!」
パカラッパカラッ
ジャン(ッ…………はは。全く、らしくねえことを………)
…
……
………
エルヴィン「ジャン・キルシュタインくん…………君の冷静な状況判断力に、心から感謝する!」
ジャン「ハッ!! 恐縮ですッ!!」バッ
エルヴィン「各分隊長、班長に至るまで、厳命する!! 我々の目的はあくまでも、王族と貴族たちを捕えることだ!! 決して、市民に害を及ぼすな!! これを乱す者は、厳正に処罰する!!」
エルヴィン「伝令を寄越せ!! この厳命を、他の部隊へもしかと送り届けろ!! 早急にだ!!」
モブ伝令「ははっ!!」
パカラッパカラッ
ジャン(ッ…………はは。全く、らしくねえことを………)
…
……
………
34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:57:37:NzBtjHw2 (2/3)
ずっとエレン(死に急ぎ野郎)見てたもんなあ
ずっとエレン(死に急ぎ野郎)見てたもんなあ
35: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:58:22:2GyGYuIo (20/99)
………
……
…
~ウォール・ローゼ トロスト区~
ピクシス「ふっふ…………あやつら、やりおったな」ニヤリ
ミタビ「な…………か、壁が、き、消え………!? ひ、人が!?」
イアン「まさか、本当に、このようなことが………!!」
リコ「!! 司令!! ほ、本当だったのですね! 巨人を人間に戻す、そんな兵器が………!!」
ピクシス「なんじゃ? ワシが嘘を言っていたとでも?」
イアン「い、いえ! そのようなことは!!」
ミタビ「し、しかし………民衆は、大混乱です」
ピクシス「それを抑えるのが、お主らの仕事じゃろうが………ホレ、この書面に書いてある通りに、民衆に向かって読み上げてやれい」ピラッ
リコ「!? こ、これは…………!!」
………
……
…
~ウォール・ローゼ トロスト区~
ピクシス「ふっふ…………あやつら、やりおったな」ニヤリ
ミタビ「な…………か、壁が、き、消え………!? ひ、人が!?」
イアン「まさか、本当に、このようなことが………!!」
リコ「!! 司令!! ほ、本当だったのですね! 巨人を人間に戻す、そんな兵器が………!!」
ピクシス「なんじゃ? ワシが嘘を言っていたとでも?」
イアン「い、いえ! そのようなことは!!」
ミタビ「し、しかし………民衆は、大混乱です」
ピクシス「それを抑えるのが、お主らの仕事じゃろうが………ホレ、この書面に書いてある通りに、民衆に向かって読み上げてやれい」ピラッ
リコ「!? こ、これは…………!!」
36: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:58:55:2GyGYuIo (21/99)
**********************************************
*
* ~ドット・ピクシスの名において宣言する~
*
* 人類は巨人に勝利した
*
* 人類は巨人であり、巨人は人類であった
*
* この事実をひた隠しにした王政府および貴族たちの反発から
*
* 我々は独自に開発した【巨人を人間に戻す兵器】を行使し、壁と壁外の巨人たちを
*
* 悉く我ら人類に戻すことに成功した
*
* 民衆に告げる。我々はもう、何も恐れることはない。
*
* 高らかに歓声を上げ、愛する人々と喜びの抱擁を交わすと良い
*
* もはや、人類の天敵たる巨人はなく、ただ人類の同胞が戻っただけなのだから……
*
**********************************************
**********************************************
*
* ~ドット・ピクシスの名において宣言する~
*
* 人類は巨人に勝利した
*
* 人類は巨人であり、巨人は人類であった
*
* この事実をひた隠しにした王政府および貴族たちの反発から
*
* 我々は独自に開発した【巨人を人間に戻す兵器】を行使し、壁と壁外の巨人たちを
*
* 悉く我ら人類に戻すことに成功した
*
* 民衆に告げる。我々はもう、何も恐れることはない。
*
* 高らかに歓声を上げ、愛する人々と喜びの抱擁を交わすと良い
*
* もはや、人類の天敵たる巨人はなく、ただ人類の同胞が戻っただけなのだから……
*
**********************************************
37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 18:59:10:u7YKz0v2 (2/7)
ジャンかっこええ、いい男だよお前……
ジャンかっこええ、いい男だよお前……
38: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 18:59:40:2GyGYuIo (22/99)
ピクシス「今頃は、他の駐屯兵団でも、ワシが壁に異変が行ったら開くように指示しておいた手紙を見て、民衆の混乱を抑えておる頃じゃろ………」
リコ「ッ、こ、この状況を予想されていたのであれば、なおのこと! なぜもっと事前に知らせていただけなかっ――――ッ! い、いえ、失言でした」
リコ(そうだ………私自身が信じられないくらいだ。こんな事実を伝えたところで、誰が信じる?)
リコ(【目の前で見せつけられ】でもしない限り、巨人が人間だなんて………!)
リコ(そ、それに………こんなこと、王や貴族、ウォール教が黙ってはいない………秘密裏に進める必要があったのか………)
ピクシス「説明はいらんようじゃな―――――では、お主らも任務に戻れ。ホレ、民衆が混乱しとるじゃろうが。暴動が起こったら責任取れるのか? ん?」
リコ「ッ! ハッ!!」バッ
イアン「ただちにっ!!」バッ
ミタビ「了解いたしました!!」バッ
ガチャッ!! タッタッタ………
ピクシス「……………ふむ。後はあの子供らが言っていた、三人の巨人たちか………ふふ、待ち遠しいわい」
ピクシス「レイス伯は…………今頃、どうしておるかのう………無事に逃げられているといいんじゃが……」
…
……
………
ピクシス「今頃は、他の駐屯兵団でも、ワシが壁に異変が行ったら開くように指示しておいた手紙を見て、民衆の混乱を抑えておる頃じゃろ………」
リコ「ッ、こ、この状況を予想されていたのであれば、なおのこと! なぜもっと事前に知らせていただけなかっ――――ッ! い、いえ、失言でした」
リコ(そうだ………私自身が信じられないくらいだ。こんな事実を伝えたところで、誰が信じる?)
リコ(【目の前で見せつけられ】でもしない限り、巨人が人間だなんて………!)
リコ(そ、それに………こんなこと、王や貴族、ウォール教が黙ってはいない………秘密裏に進める必要があったのか………)
ピクシス「説明はいらんようじゃな―――――では、お主らも任務に戻れ。ホレ、民衆が混乱しとるじゃろうが。暴動が起こったら責任取れるのか? ん?」
リコ「ッ! ハッ!!」バッ
イアン「ただちにっ!!」バッ
ミタビ「了解いたしました!!」バッ
ガチャッ!! タッタッタ………
ピクシス「……………ふむ。後はあの子供らが言っていた、三人の巨人たちか………ふふ、待ち遠しいわい」
ピクシス「レイス伯は…………今頃、どうしておるかのう………無事に逃げられているといいんじゃが……」
…
……
………
39: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:00:38:2GyGYuIo (23/99)
………
……
…
~1年前(844年) ウォール・シーナ レイス邸宅~
ピクシス「さて―――――レイス伯。【壁の秘密】、【巨人の秘密】、そして、【巨人を人間に戻す兵器】………これらのことを踏まえたうえで、考えていただきたいのですが………」
レイス「ッ!!」ビクッ
ピクシス「どうなってしまいますかのぉ………先に説明した作戦が実行されれば、リヴァイやエルヴィン、そしてキース………調査兵団の精鋭たちは、王都を強襲して、これを制圧するでしょうな。それも容易に」
レイス「ッな………!! そ、そんな、上手くいくはずが………」
ピクシス「憲兵団じゃあ束になってかかろうと、あの精鋭部隊を押しのけられまい………まして民衆が混乱する最中にあっては、逃げ出すものさえ出てくるじゃろうなあ」
レイス「な、何が、言いたいのだ………!!」
ピクシス「いえいえ。そうなれば王は捕えられ、貴方と繋がりのあるウォール教やその他の有力者たちも捕えられる………そうなれば、壁の秘密や巨人の秘密は、民衆に知らしめられるじゃろう」
レイス「!!!!!?」ビクッ
ピクシス「そうなれば、秘密に関わっていた貴方は犯罪者…………極刑も免れまいて」
レイス「ッ~~~~~~~~~!!!」ガタガタ
………
……
…
~1年前(844年) ウォール・シーナ レイス邸宅~
ピクシス「さて―――――レイス伯。【壁の秘密】、【巨人の秘密】、そして、【巨人を人間に戻す兵器】………これらのことを踏まえたうえで、考えていただきたいのですが………」
レイス「ッ!!」ビクッ
ピクシス「どうなってしまいますかのぉ………先に説明した作戦が実行されれば、リヴァイやエルヴィン、そしてキース………調査兵団の精鋭たちは、王都を強襲して、これを制圧するでしょうな。それも容易に」
レイス「ッな………!! そ、そんな、上手くいくはずが………」
ピクシス「憲兵団じゃあ束になってかかろうと、あの精鋭部隊を押しのけられまい………まして民衆が混乱する最中にあっては、逃げ出すものさえ出てくるじゃろうなあ」
レイス「な、何が、言いたいのだ………!!」
ピクシス「いえいえ。そうなれば王は捕えられ、貴方と繋がりのあるウォール教やその他の有力者たちも捕えられる………そうなれば、壁の秘密や巨人の秘密は、民衆に知らしめられるじゃろう」
レイス「!!!!!?」ビクッ
ピクシス「そうなれば、秘密に関わっていた貴方は犯罪者…………極刑も免れまいて」
レイス「ッ~~~~~~~~~!!!」ガタガタ
40: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:01:42:2GyGYuIo (24/99)
ユミル「…………」チッ
ピクシス「取引をいたしませんかな? 何、大したことではありません」
ピクシス「貴方の家系に、行方不明になった『ヒストリア』という少女がいるでしょう? その子は最初からレイス家にはいなかったことにしていただきたい」
レイス「ッ!? ひ、ヒストリアだと!? そ、そうか!! あの子か!! あの子が、貴様らに………!!」
ピクシス「ほっほっほ。何か勘違いされているようですが…………彼女がワシらに真実を教えてくれたわけではありませんよ」
レイス「ッ、嘘をつくな! あやつ以外に誰が――――グッ!?」ガッ
ユミル「勘違いするなっつってんだろ、あ? 選択できる立場にあると思ってんのか? てめえは?」ギリギリギリギリ
レイス「き、ぎざ、まぁ………」ググッ
ユミル「アイツは優しいからな………テメェみたいなクソみたいなのから、あのヒストリアが生まれたとは考えたくもねえ」
ユミル「…………」チッ
ピクシス「取引をいたしませんかな? 何、大したことではありません」
ピクシス「貴方の家系に、行方不明になった『ヒストリア』という少女がいるでしょう? その子は最初からレイス家にはいなかったことにしていただきたい」
レイス「ッ!? ひ、ヒストリアだと!? そ、そうか!! あの子か!! あの子が、貴様らに………!!」
ピクシス「ほっほっほ。何か勘違いされているようですが…………彼女がワシらに真実を教えてくれたわけではありませんよ」
レイス「ッ、嘘をつくな! あやつ以外に誰が――――グッ!?」ガッ
ユミル「勘違いするなっつってんだろ、あ? 選択できる立場にあると思ってんのか? てめえは?」ギリギリギリギリ
レイス「き、ぎざ、まぁ………」ググッ
ユミル「アイツは優しいからな………テメェみたいなクソみたいなのから、あのヒストリアが生まれたとは考えたくもねえ」
41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:01:43:UvztPwWc (1/1)
エンディングなのに・・・まだまだ終わりそうもない・・・
エンディングなのに・・・まだまだ終わりそうもない・・・
42: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:02:12:2GyGYuIo (25/99)
ユミル「だが、そんなてめえでも、ヒストリアは生きてほしいと願った。このまま作戦が実行されりゃ、てめえは死ぬ。造作も無くな」ギリギリギリギリ
レイス「ッ!!! ひ、ヒストリア、が………」
ユミル「だから、てめえが憲兵団に依頼している捜索………そいつを取り下げて、死んだことにしろ。てめえなら簡単だろうが? 今のてめえならな」ギリギリギリギリ
ピクシス「よさんか、ユミル………レイス伯とて、立場のある方じゃ………情状酌量の余地はある」
ユミル「ちっ………」バッ
ピクシス「さて、返答はいかがかな、レイス伯」
レイス「……………ヒストリアは、無事なのか?」
ユミル「あぁ、ぴんぴんしてるよ………ずっと、てめえのことばかり心配していた」
レイス「そうか…………………ピクシス。その取引を受けよう」
ピクシス「了解しました。作戦決行日時には、壁外………というより、壁は消えますが………脱走の準備の手筈は、こちらで整えておきましょう」
レイス「分かった…………ヒストリアを頼んだ。あれは…………哀れな子だ」クッ
ユミル「はっ!! てめえなんぞに憐れまれても喜びはしねえよ!!」イライラ
レイス「そう、だな………私は、良い親ではなかった」
ユミル「ッ………」
ユミル「だが、そんなてめえでも、ヒストリアは生きてほしいと願った。このまま作戦が実行されりゃ、てめえは死ぬ。造作も無くな」ギリギリギリギリ
レイス「ッ!!! ひ、ヒストリア、が………」
ユミル「だから、てめえが憲兵団に依頼している捜索………そいつを取り下げて、死んだことにしろ。てめえなら簡単だろうが? 今のてめえならな」ギリギリギリギリ
ピクシス「よさんか、ユミル………レイス伯とて、立場のある方じゃ………情状酌量の余地はある」
ユミル「ちっ………」バッ
ピクシス「さて、返答はいかがかな、レイス伯」
レイス「……………ヒストリアは、無事なのか?」
ユミル「あぁ、ぴんぴんしてるよ………ずっと、てめえのことばかり心配していた」
レイス「そうか…………………ピクシス。その取引を受けよう」
ピクシス「了解しました。作戦決行日時には、壁外………というより、壁は消えますが………脱走の準備の手筈は、こちらで整えておきましょう」
レイス「分かった…………ヒストリアを頼んだ。あれは…………哀れな子だ」クッ
ユミル「はっ!! てめえなんぞに憐れまれても喜びはしねえよ!!」イライラ
レイス「そう、だな………私は、良い親ではなかった」
ユミル「ッ………」
43: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:03:18:2GyGYuIo (26/99)
レイス「それと、ヒストリアに伝えておいてくれるか…………すまなかった、と」
ユミル「ああ………伝えておくぜ…………さぁ、行くぞジジィ。もうこんな胸糞悪ィ場所に用はねえだろ!!」プンスカ
ピクシス(やれやれ、お主はもうちょっと口の悪さと、そのカッとなる性格をどうにかした方が良いようじゃのう……)ブツブツ
ピクシス「では、レイス伯………我々はこれにて」
レイス「…………」
キィィ………バタン
ユミル(すまなかった……か)
ユミル(尤も………もう、伝わってるがな………)チラッ
壁|ヒストリア(ッ………お、おとう、さま………)ポロポロ
…
……
………
レイス「それと、ヒストリアに伝えておいてくれるか…………すまなかった、と」
ユミル「ああ………伝えておくぜ…………さぁ、行くぞジジィ。もうこんな胸糞悪ィ場所に用はねえだろ!!」プンスカ
ピクシス(やれやれ、お主はもうちょっと口の悪さと、そのカッとなる性格をどうにかした方が良いようじゃのう……)ブツブツ
ピクシス「では、レイス伯………我々はこれにて」
レイス「…………」
キィィ………バタン
ユミル(すまなかった……か)
ユミル(尤も………もう、伝わってるがな………)チラッ
壁|ヒストリア(ッ………お、おとう、さま………)ポロポロ
…
……
………
44: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:06:40:2GyGYuIo (27/99)
………
……
…
~ウォール・マリア (元)壁外~
ベルトルト(!!? な、なんだ………か、体が、小さく!?)
ベルトルト(ち、違う! 【巨人化】が、解けてる………!!?)
ベルトルト(ッ!!? か、【壁】まで、き、消えて――――!!? に、【人間】に、戻って………バカな!!)
ベルトルト「ど、どうし、て…………」シュゥウウウッ
ライナー「ふんっ!!」ビュオッ!!!
ドゴォッ!!!
ベルトルト「が、はっ!? ら、ライナー………どう、し………」
ドサッ……
ライナー「悪いな、ベルトルト…………」
………
……
…
~ウォール・マリア (元)壁外~
ベルトルト(!!? な、なんだ………か、体が、小さく!?)
ベルトルト(ち、違う! 【巨人化】が、解けてる………!!?)
ベルトルト(ッ!!? か、【壁】まで、き、消えて――――!!? に、【人間】に、戻って………バカな!!)
ベルトルト「ど、どうし、て…………」シュゥウウウッ
ライナー「ふんっ!!」ビュオッ!!!
ドゴォッ!!!
ベルトルト「が、はっ!? ら、ライナー………どう、し………」
ドサッ……
ライナー「悪いな、ベルトルト…………」
45: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:08:17:2GyGYuIo (28/99)
ライナー「――――――特に理由はない!」キリッ
ベルトルト「」ビクンッビクンッ
ライナー(おまえもたまには理由のない暴力の苦しさを味わえ………案外病み付きになるかもしれんぞ)オレハチガウガ
ライナー「――――――特に理由はない!」キリッ
ベルトルト「」ビクンッビクンッ
ライナー(おまえもたまには理由のない暴力の苦しさを味わえ………案外病み付きになるかもしれんぞ)オレハチガウガ
46: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:11:14:2GyGYuIo (29/99)
ライナー(さておき………この混乱、どうしたものか………上手く紛れ込めれば重畳だと思っていたが………ん? あれは)ジッ
タッタッタ………
エレン「ライナー!!」
アルミン「ッ、良かった!! やっぱり、来てくれてたんだ!!」
ミカサ「待って、二人とも! ライナー、貴方ちゃんと、記憶は―――」
ライナー「疑り深い奴だな…………大丈夫だ。ちゃんとしてるさ。全て覚えてる………」
ライナー「おまえらとの訓練の日々も、ジュマンジをプレイしたことも………俺が、裏切ったことも」
ライナー(さておき………この混乱、どうしたものか………上手く紛れ込めれば重畳だと思っていたが………ん? あれは)ジッ
タッタッタ………
エレン「ライナー!!」
アルミン「ッ、良かった!! やっぱり、来てくれてたんだ!!」
ミカサ「待って、二人とも! ライナー、貴方ちゃんと、記憶は―――」
ライナー「疑り深い奴だな…………大丈夫だ。ちゃんとしてるさ。全て覚えてる………」
ライナー「おまえらとの訓練の日々も、ジュマンジをプレイしたことも………俺が、裏切ったことも」
47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:11:19:1HoQrK4w (2/3)
ライナーニキwwww
ライナーニキwwww
48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:12:40:RWYOgNpU (2/21)
やべえ
かっけぇ
やべえ
かっけぇ
49: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:16:28:2GyGYuIo (30/99)
エレン「!」
ミカサ「!」
アルミン「!」
ライナー「すまない………本当に、済まなかった………どの面下げて、おまえの前に顔を出せるのか、俺にもわから――――」ブルブル…
エレン「は? 何言ってんだよ、ライナー。おまえ、肝心なことを忘れてるぜ」
ライナー「!? エ、エレン?」
エレン「おまえが、俺たちと一緒に戦ってくれたことだよ!!」ギュッ
ライナー「――――!!」
ミカサ「とても頼もしかった。あの時は言いそびれたけれど、エレンを守ってくれて………ありがとう」ギュッ
アルミン「そうだよ!! 君があの【獣の巨人】を足止めしてくれなかったら、僕たちは今頃………本当に感謝してる!」ギュッ
ライナー「ミカサ、アルミン、おまえ………おまえ、たち…………俺を、許して………」ジワッ
エレン「!」
ミカサ「!」
アルミン「!」
ライナー「すまない………本当に、済まなかった………どの面下げて、おまえの前に顔を出せるのか、俺にもわから――――」ブルブル…
エレン「は? 何言ってんだよ、ライナー。おまえ、肝心なことを忘れてるぜ」
ライナー「!? エ、エレン?」
エレン「おまえが、俺たちと一緒に戦ってくれたことだよ!!」ギュッ
ライナー「――――!!」
ミカサ「とても頼もしかった。あの時は言いそびれたけれど、エレンを守ってくれて………ありがとう」ギュッ
アルミン「そうだよ!! 君があの【獣の巨人】を足止めしてくれなかったら、僕たちは今頃………本当に感謝してる!」ギュッ
ライナー「ミカサ、アルミン、おまえ………おまえ、たち…………俺を、許して………」ジワッ
50: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:22:58:2GyGYuIo (31/99)
アルミン「もうとっくに許してるさ! とにかく、ベルトルトを連れてこっちに来て!! ピクシス司令の手引きで、君たちは保護してもらえることになってる!!」
ライナー「ッ! ああ!!!」ゴシゴシ
エレン「ちょ、ちょっと待ってくれ、ライナー! アニは? アニは、どこだ…………?」
ライナー「!! アニは、元々この混乱に乗じて、侵入する役割だったからな………恐らく、ウォールマリア南東あたりの山奥近くに………」
エレン「!! じゃ、じゃあ俺は、すぐそこに………!!」
アルミン「!! エレン、気持ちは分かるけど! それはピクシス司令の部下の人たちに任せて!! とにかく、ライナーとベルトルトを、すぐに保護しないとだめだ!!」
ミカサ「今は耐えて、エレン………」
ライナー「すまない………一緒にいられれば越したことはなかったんだが、何分怪しまれるのは避けたかったからな………」
エレン「ッ、くそっ…………!!」ダンッ!!
アルミン「エレン…………」
…
……
………
アルミン「もうとっくに許してるさ! とにかく、ベルトルトを連れてこっちに来て!! ピクシス司令の手引きで、君たちは保護してもらえることになってる!!」
ライナー「ッ! ああ!!!」ゴシゴシ
エレン「ちょ、ちょっと待ってくれ、ライナー! アニは? アニは、どこだ…………?」
ライナー「!! アニは、元々この混乱に乗じて、侵入する役割だったからな………恐らく、ウォールマリア南東あたりの山奥近くに………」
エレン「!! じゃ、じゃあ俺は、すぐそこに………!!」
アルミン「!! エレン、気持ちは分かるけど! それはピクシス司令の部下の人たちに任せて!! とにかく、ライナーとベルトルトを、すぐに保護しないとだめだ!!」
ミカサ「今は耐えて、エレン………」
ライナー「すまない………一緒にいられれば越したことはなかったんだが、何分怪しまれるのは避けたかったからな………」
エレン「ッ、くそっ…………!!」ダンッ!!
アルミン「エレン…………」
…
……
………
51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:25:24:fP8oB33U (2/10)
アニとの再会焦らすなあw
アニとの再会焦らすなあw
52: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:26:11:2GyGYuIo (32/99)
………かくして、この【壁消失騒動】は幕を下ろした。
王をはじめ、多くの【壁と巨人の秘密】を知る有力者たちは捕えられ、投獄、処刑された……。
民衆の混乱による死傷者は総数で100にも達しなかったという。
少ない犠牲と見るか、多い犠牲と見るか――――それはきっと、【あの歴史】を見てきた僕たちが判断すべきことではない。
後日、民衆には【壁と巨人の秘密】が明かされた。
半信半疑ではあったものの、壁と巨人が消えてしまったのは明白であり、残ったのは【巨人だった人々】のみだった。
商会の壁外進出は規制されている。今、王政府は実質、調査兵団と駐屯兵団が切り盛りしているからだ。
僕たちは全ての騒動が静まった頃、関係者各位を集めて、盛大な宴会を開いた。
宴会は連日連夜繰り返され、僕たちは大いに盛り上がったが………。
エレン「……………ッ」ググッ
だが、その中に…………アニ・レオンハートの姿はなかった。
そして月日は流れ―――――あっという間に、二年が過ぎ、時は847年。
訓練兵団への入団式が取り行われる時が、やってきた。
………かくして、この【壁消失騒動】は幕を下ろした。
王をはじめ、多くの【壁と巨人の秘密】を知る有力者たちは捕えられ、投獄、処刑された……。
民衆の混乱による死傷者は総数で100にも達しなかったという。
少ない犠牲と見るか、多い犠牲と見るか――――それはきっと、【あの歴史】を見てきた僕たちが判断すべきことではない。
後日、民衆には【壁と巨人の秘密】が明かされた。
半信半疑ではあったものの、壁と巨人が消えてしまったのは明白であり、残ったのは【巨人だった人々】のみだった。
商会の壁外進出は規制されている。今、王政府は実質、調査兵団と駐屯兵団が切り盛りしているからだ。
僕たちは全ての騒動が静まった頃、関係者各位を集めて、盛大な宴会を開いた。
宴会は連日連夜繰り返され、僕たちは大いに盛り上がったが………。
エレン「……………ッ」ググッ
だが、その中に…………アニ・レオンハートの姿はなかった。
そして月日は流れ―――――あっという間に、二年が過ぎ、時は847年。
訓練兵団への入団式が取り行われる時が、やってきた。
53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:28:18:RWYOgNpU (3/21)
��(゚Д゚)えぇぇぇ?!
��(゚Д゚)えぇぇぇ?!
54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:29:19:fP8oB33U (3/10)
ファッッ??
ファッッ??
55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:30:22:FG0tnwh. (3/11)
これもうわかんねぇな
これもうわかんねぇな
56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:32:18:aS2WACoI (1/2)
てか巨人いなくなっても訓練兵団はあるのか
てか巨人いなくなっても訓練兵団はあるのか
57:1:2013/06/30(日) 19:34:19:KpBq0fKs (1/8)
憲兵団がメインの訓練所になんのかね
憲兵団がメインの訓練所になんのかね
58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:34:51:KpBq0fKs (2/8)
ごめんなさい
ごめんなさい
59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 19:35:34:W4rPc6Fg (2/2)
憲兵団と駐屯兵団は街を守って、調査兵団は外の世界の調査だろうな
憲兵団と駐屯兵団は街を守って、調査兵団は外の世界の調査だろうな
60: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:42:58:2GyGYuIo (33/99)
………
……
…
~元トロスト区 訓練兵団・訓練場~
~第???期訓練兵団・入団式~
エレン「…………」キョロキョロ
ミカサ「エレン………落ち着きがない。これから入団式なのだから、しっかり前を向いて」ヒソヒソ
エレン「わ、分かってるよ、だけど………」ヒソヒソ
サシャ「………!! ………!!(ライナー………どこ、どこです?)」キョロキョロ
ジャン「………(サシャの奴、落ち着きがねえな。まぁ………仕方ねえか)」
コニー「………」
ミーナ「………」
マルコ「………」
アルミン「…………(エレン、サシャ………)」
………
……
…
~元トロスト区 訓練兵団・訓練場~
~第???期訓練兵団・入団式~
エレン「…………」キョロキョロ
ミカサ「エレン………落ち着きがない。これから入団式なのだから、しっかり前を向いて」ヒソヒソ
エレン「わ、分かってるよ、だけど………」ヒソヒソ
サシャ「………!! ………!!(ライナー………どこ、どこです?)」キョロキョロ
ジャン「………(サシャの奴、落ち着きがねえな。まぁ………仕方ねえか)」
コニー「………」
ミーナ「………」
マルコ「………」
アルミン「…………(エレン、サシャ………)」
61: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:43:49:2GyGYuIo (34/99)
アルミン(………エレンや、サシャの気持ちもわかる。この二年間、あの宴会の後にライナーは姿を消し………アニに至っては七年の間………再会することはなかった)
アルミン(リヴァイ兵長が言うには、アニは無事に保護したらしいんだけど………会う機会を作ってもらえなかった)
アルミン(そして………ここに、アニはいない。ライナーも………同じ訓練兵に志願すると思っていたのに、ここにいない。サシャが心配するのも、当たり前だ)
アルミン(エレンは、ずっと、ずっとアニのことを想ってるのに………何やってるんだよ、アニは!! 君は優しい人じゃなかったのか!?)ギリッ
キース「――――静粛に!! これより、【第1期】訓練兵団の、入団式を執り行う!!」
エレン「!」
ミカサ「!」
アルミン「!」
アルミン(………エレンや、サシャの気持ちもわかる。この二年間、あの宴会の後にライナーは姿を消し………アニに至っては七年の間………再会することはなかった)
アルミン(リヴァイ兵長が言うには、アニは無事に保護したらしいんだけど………会う機会を作ってもらえなかった)
アルミン(そして………ここに、アニはいない。ライナーも………同じ訓練兵に志願すると思っていたのに、ここにいない。サシャが心配するのも、当たり前だ)
アルミン(エレンは、ずっと、ずっとアニのことを想ってるのに………何やってるんだよ、アニは!! 君は優しい人じゃなかったのか!?)ギリッ
キース「――――静粛に!! これより、【第1期】訓練兵団の、入団式を執り行う!!」
エレン「!」
ミカサ「!」
アルミン「!」
62: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:47:44:2GyGYuIo (35/99)
アルミン(巨人の脅威はなくなったとはいえ、いきなりその真実を民衆全てに信じさせることは、流石に難しかった……だから、調査兵団は未だに存在している)
アルミン(けど、僕たち一部の人間は知っている。もう【巨人】は存在しないってことを)
アルミン(だから、この訓練兵団は、厳密には【兵】でも、【軍】ですらない)
アルミン(外世界を調査するための訓練を行う………新たな【外世界調査兵団】の訓練学校だ)
アルミン(成績上位陣には、調査兵団への入団を許される…………外界に進出するチャンスを掴めるとあって、前評判から言ってかなりの競争が予想される。憲兵団の人気は、今や下火だ)
アルミン(正直、【前の歴史】を考えると、僕が上位に食い込むのは難しいかもしれないけど………配点が変わっている)
アルミン(【座学】の分野においても重要視されている今なら……僕でも成績上位に食い込めるかもしれない!!)
キース「まずは自己紹介をさせて貰おう………元調査兵団団長の、キース・シャーディス教官長である」
リヴァイ「同じく、リヴァイ副教官長だ」
ザワッ!!
オ、オイ、『アノ』キースダンチョウト、リヴァイヘイチョウガ、キョウカン……!?
オ、オレタチ、ツイテルンジャネエカ!? アノフタリニシドウシテモラエルナンテ……!!
アルミン(キース団長は、その後団長を引退――――外の世界を旅するための、後進を育てるために、教官職に就いた)
アルミン(巨人の脅威はなくなったとはいえ、いきなりその真実を民衆全てに信じさせることは、流石に難しかった……だから、調査兵団は未だに存在している)
アルミン(けど、僕たち一部の人間は知っている。もう【巨人】は存在しないってことを)
アルミン(だから、この訓練兵団は、厳密には【兵】でも、【軍】ですらない)
アルミン(外世界を調査するための訓練を行う………新たな【外世界調査兵団】の訓練学校だ)
アルミン(成績上位陣には、調査兵団への入団を許される…………外界に進出するチャンスを掴めるとあって、前評判から言ってかなりの競争が予想される。憲兵団の人気は、今や下火だ)
アルミン(正直、【前の歴史】を考えると、僕が上位に食い込むのは難しいかもしれないけど………配点が変わっている)
アルミン(【座学】の分野においても重要視されている今なら……僕でも成績上位に食い込めるかもしれない!!)
キース「まずは自己紹介をさせて貰おう………元調査兵団団長の、キース・シャーディス教官長である」
リヴァイ「同じく、リヴァイ副教官長だ」
ザワッ!!
オ、オイ、『アノ』キースダンチョウト、リヴァイヘイチョウガ、キョウカン……!?
オ、オレタチ、ツイテルンジャネエカ!? アノフタリニシドウシテモラエルナンテ……!!
アルミン(キース団長は、その後団長を引退――――外の世界を旅するための、後進を育てるために、教官職に就いた)
63: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:56:40:2GyGYuIo (36/99)
アルミン(リヴァイ兵長も同様…………【巨人】が【人間】に戻って、張りつめていた糸が切れたように、無気力になった)
アルミン(だけど、今は――――確か、その時期のリヴァイ兵長を支えてくれたある女性と、いい仲になっているんだったかな。名前は………まぁ、それはいい)
アルミン(気力を取り戻したリヴァイ兵長もまた、後進を育てるためにと、教官職に就いた)
ユミル「同じく、その補佐を務めるユミル教官だ」
エッ、ヤダ、カッコヨクナイ!?
スゴイイケメン………
ヌレルッ……! コノメスブタガァ!! ヒギィッ!
ナンカイマヘンナコエキコエタゾ?
アルミン(ユミルは、【前世】における外世界への知識を買われて、教官職についた……)
アルミン(これまではヒストリア………今はクリスタか。彼女と一緒に暮らしていたけど、生活していくうえで、この職を選んだらしい……)
アルミン(リヴァイ兵長も同様…………【巨人】が【人間】に戻って、張りつめていた糸が切れたように、無気力になった)
アルミン(だけど、今は――――確か、その時期のリヴァイ兵長を支えてくれたある女性と、いい仲になっているんだったかな。名前は………まぁ、それはいい)
アルミン(気力を取り戻したリヴァイ兵長もまた、後進を育てるためにと、教官職に就いた)
ユミル「同じく、その補佐を務めるユミル教官だ」
エッ、ヤダ、カッコヨクナイ!?
スゴイイケメン………
ヌレルッ……! コノメスブタガァ!! ヒギィッ!
ナンカイマヘンナコエキコエタゾ?
アルミン(ユミルは、【前世】における外世界への知識を買われて、教官職についた……)
アルミン(これまではヒストリア………今はクリスタか。彼女と一緒に暮らしていたけど、生活していくうえで、この職を選んだらしい……)
64: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 19:59:26:2GyGYuIo (37/99)
クリスタ(…………ユミル)ニコッ
ユミル(…………ヒストリア)ニヤッ
アルミン(その後を追うように、クリスタは訓練兵を志願した)
アルミン(――――正直羨ましいし妬ましい。爆発しろ)イラッ
キース「一通り紹介は済んだようだな…………まず、諸君らには知っておいてもらいたいことがある」
エレン「………」
アルミン「…………」
クリスタ(…………ユミル)ニコッ
ユミル(…………ヒストリア)ニヤッ
アルミン(その後を追うように、クリスタは訓練兵を志願した)
アルミン(――――正直羨ましいし妬ましい。爆発しろ)イラッ
キース「一通り紹介は済んだようだな…………まず、諸君らには知っておいてもらいたいことがある」
エレン「………」
アルミン「…………」
65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:00:22:tpU86SJ. (1/2)
濡れてばっかの奴がいたから中の人が同じなのかと思ったら
そうでもなかった
濡れてばっかの奴がいたから中の人が同じなのかと思ったら
そうでもなかった
66: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:01:13:2GyGYuIo (38/99)
キース「五年前、調査兵団の技術開発部、および駐屯兵団のピクシス司令の指導の下、共同で開発された【化学兵器】により、【巨人】は全て【人間】へと戻った………この二年間の壁外の調査において、【巨人】は確認されていない」
ミカサ「………」
サシャ「………」
キース「【巨人】の消失は、まだ確定事項ではない………しかしこれより、人類の活動領域は壁の外に広がり、より多くの発展を遂げていくことだろう………」
コニー「………」
ジャン「………」
キース「だが、壁外には常に死の危険が付きまとう!! 【巨人】という天敵以外の要因で、死亡する例は多々ある!!」
ミーナ「………」
マルコ「………」
クリスタ「………」
キース「我々は既に、東に【炎の水】! 北の【氷の大地】! 南には【砂の雪原】! そして―――西には見渡す限りの【塩の湖】………【海】を確認している!」
エレン「!」
アルミン「!」
ミカサ「!!」
クリスタ「!」
キース「五年前、調査兵団の技術開発部、および駐屯兵団のピクシス司令の指導の下、共同で開発された【化学兵器】により、【巨人】は全て【人間】へと戻った………この二年間の壁外の調査において、【巨人】は確認されていない」
ミカサ「………」
サシャ「………」
キース「【巨人】の消失は、まだ確定事項ではない………しかしこれより、人類の活動領域は壁の外に広がり、より多くの発展を遂げていくことだろう………」
コニー「………」
ジャン「………」
キース「だが、壁外には常に死の危険が付きまとう!! 【巨人】という天敵以外の要因で、死亡する例は多々ある!!」
ミーナ「………」
マルコ「………」
クリスタ「………」
キース「我々は既に、東に【炎の水】! 北の【氷の大地】! 南には【砂の雪原】! そして―――西には見渡す限りの【塩の湖】………【海】を確認している!」
エレン「!」
アルミン「!」
ミカサ「!!」
クリスタ「!」
67: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:02:20:2GyGYuIo (39/99)
キース「これらは調査兵団の築いた成果だ! しかしその輝かしい成果の裏で、数多くの猛獣や、見たこともないような巨獣による被害もまた確認されている……」
キース「……中には人を襲い、喰らうモノもいる! 既に何名もの犠牲者が出ている!!」
サシャ「!」
コニー「!」
ジャン「!」
ミーナ「!」
マルコ「!」
キース「良いか! ここをただの訓練学校などと思うな!! ここは今までぬくぬくと壁内で暮らしてきた貴様らの遊び場などでは断じてない!!」
キース「命を落とす危険は、常に付きまとうと思え!! 返事はどうした!!」
ハッ!!!
キース「諸君らは、これより三年間、厳しい訓練を受ける。途中で脱落する者も少なくはない……!」
キース「これらは調査兵団の築いた成果だ! しかしその輝かしい成果の裏で、数多くの猛獣や、見たこともないような巨獣による被害もまた確認されている……」
キース「……中には人を襲い、喰らうモノもいる! 既に何名もの犠牲者が出ている!!」
サシャ「!」
コニー「!」
ジャン「!」
ミーナ「!」
マルコ「!」
キース「良いか! ここをただの訓練学校などと思うな!! ここは今までぬくぬくと壁内で暮らしてきた貴様らの遊び場などでは断じてない!!」
キース「命を落とす危険は、常に付きまとうと思え!! 返事はどうした!!」
ハッ!!!
キース「諸君らは、これより三年間、厳しい訓練を受ける。途中で脱落する者も少なくはない……!」
68: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:03:42:2GyGYuIo (40/99)
キース「……時には気の緩みから、死ぬ者も出てくるだろう! 死にたくないものは必死で学べ!! 特に!! 【調査兵団】を目指すものはな!!」
キース「何十年も前から【巨人】と戦い続け、【自由】を求めて【進撃】を続けていた、調査兵団の成果を、遺志を! 諸君らは受け継ぎ! ここで大いに鍛え! 大いに学んでもらう!!」
キース「心臓を捧げよ!! 【公】にでも、【王】にでもない!! 【己の信念】に! 【己の夢】にだ!!」
ハッ!!
バッ!!!
キース「諸君らの入団を、心より歓迎する!!」パチパチ
リヴァイ「…………」パチパチ
ユミル「…………」パチパチ
キース「……時には気の緩みから、死ぬ者も出てくるだろう! 死にたくないものは必死で学べ!! 特に!! 【調査兵団】を目指すものはな!!」
キース「何十年も前から【巨人】と戦い続け、【自由】を求めて【進撃】を続けていた、調査兵団の成果を、遺志を! 諸君らは受け継ぎ! ここで大いに鍛え! 大いに学んでもらう!!」
キース「心臓を捧げよ!! 【公】にでも、【王】にでもない!! 【己の信念】に! 【己の夢】にだ!!」
ハッ!!
バッ!!!
キース「諸君らの入団を、心より歓迎する!!」パチパチ
リヴァイ「…………」パチパチ
ユミル「…………」パチパチ
69: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:06:03:2GyGYuIo (41/99)
エレン(……………ここから、だ)
エレン(ここから、俺と、アルミンの夢が始まる…………けど)
エレン(どこに………どこ行っちまったんだよ、ライナー)
エレン(どこに、行っちまったんだよ………アニ!!)グスッ
ミカサ(エレン………)
アルミン(エレン………)
オイソコノイガグリ………ギャクダ……
ギャアアアアアアアッ!!
テメェノシンゾウハミギニアルノカ? コニー・ライトハート・スプリンガーニカイメイスルカ? アァ?
ミギャアアアアアアアアッ!!
キース「それでは解散―――――と言いたいところだが」
エレン(……………ここから、だ)
エレン(ここから、俺と、アルミンの夢が始まる…………けど)
エレン(どこに………どこ行っちまったんだよ、ライナー)
エレン(どこに、行っちまったんだよ………アニ!!)グスッ
ミカサ(エレン………)
アルミン(エレン………)
オイソコノイガグリ………ギャクダ……
ギャアアアアアアアッ!!
テメェノシンゾウハミギニアルノカ? コニー・ライトハート・スプリンガーニカイメイスルカ? アァ?
ミギャアアアアアアアアッ!!
キース「それでは解散―――――と言いたいところだが」
70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:07:32:RWYOgNpU (4/21)
��(゚Д゚*)ん?!
��(゚Д゚*)ん?!
71: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:08:47:2GyGYuIo (42/99)
キース「早速だが諸君らに、新たな仲間を紹介したいと思う」
エレン「え?」
アルミン「!?(まさか………!?)」
ミカサ「?」
キース「―――――ライナー・ブラウン訓練兵と………む? まだ来ていないのか? まぁいい、ライナー・ブラウン訓練兵、前に出ろ!!」
ライナー「ハッ!!」バッ
エレン「!(ら、ライナー!)」
サシャ「!?(ライナー………や、やっぱり、来てくれてた)」ジワッ
アルミン(ッ、ライナーだけ……? アニは、いないか…………で、でも、どうしてライナーが、呼ばれるんだ………?)
キース「早速だが諸君らに、新たな仲間を紹介したいと思う」
エレン「え?」
アルミン「!?(まさか………!?)」
ミカサ「?」
キース「―――――ライナー・ブラウン訓練兵と………む? まだ来ていないのか? まぁいい、ライナー・ブラウン訓練兵、前に出ろ!!」
ライナー「ハッ!!」バッ
エレン「!(ら、ライナー!)」
サシャ「!?(ライナー………や、やっぱり、来てくれてた)」ジワッ
アルミン(ッ、ライナーだけ……? アニは、いないか…………で、でも、どうしてライナーが、呼ばれるんだ………?)
72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:09:59:RWYOgNpU (5/21)
アニパパもいるんかな?ワクテカワクテカ
アニパパもいるんかな?ワクテカワクテカ
73: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:10:06:2GyGYuIo (43/99)
キース「ゴホン………彼から、入団祝いを兼ねて、諸君らにある持て成しをしたいそうだ………」
キース「彼は壁外に存在する文化圏の出身者でな。喜べ!! 【外世界】の文化を持ってきてくれたそうだ!!」
ザワッ!!?
……オイオイ、マジカヨ
ナンダロウネ
アクセサリートカナライイナァ
キットホントカダロ
アルミン(! 上手い言い方だ。壁外の文化圏出身者………イコール巨人という訳ではない)
アルミン(元調査兵団団長だったキース教官が言うのなら、皆にも信用される………)
アルミン(ひょっとして、この二年間、ライナーと逢えなかった理由に関係があるのかな?)
キース「では、ライナー・ブラウン訓練兵! 発言を許可する!!」
キース「ゴホン………彼から、入団祝いを兼ねて、諸君らにある持て成しをしたいそうだ………」
キース「彼は壁外に存在する文化圏の出身者でな。喜べ!! 【外世界】の文化を持ってきてくれたそうだ!!」
ザワッ!!?
……オイオイ、マジカヨ
ナンダロウネ
アクセサリートカナライイナァ
キットホントカダロ
アルミン(! 上手い言い方だ。壁外の文化圏出身者………イコール巨人という訳ではない)
アルミン(元調査兵団団長だったキース教官が言うのなら、皆にも信用される………)
アルミン(ひょっとして、この二年間、ライナーと逢えなかった理由に関係があるのかな?)
キース「では、ライナー・ブラウン訓練兵! 発言を許可する!!」
74: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:12:36:2GyGYuIo (44/99)
ライナー「ハッ! それでは失礼して!!」
サシャ「あ………ら、ライナァ………」ジワッ
ライナー「………皆、聞いてくれ! 一部の連中は久しぶりだな! 先ほど紹介に預かった、ライナー・ブラウンだ!」
ライナー「これから三年間、苦楽を共にする仲間たちと、こうして顔を合わせることができて、嬉しく思う!」
ライナー「そして―――先ほども話にあったが、皆に土産がある!!」
ザワッ!!
オ、ナンダナンダ!!
ジラスナヨー!
ハヤクハヤクー!
ライナー「はは、まぁ慌てないでくれ………教官が仰ったとおり、【外世界】の文化を知り、入団祝いにもなる、いい機会だと思ってな!」ニカッ
エレン「土産? 【外世界】の文化? 嬉しいけどよ…………なぁ、ライナー、それってなんなんだ?」
ライナー「ハッ! それでは失礼して!!」
サシャ「あ………ら、ライナァ………」ジワッ
ライナー「………皆、聞いてくれ! 一部の連中は久しぶりだな! 先ほど紹介に預かった、ライナー・ブラウンだ!」
ライナー「これから三年間、苦楽を共にする仲間たちと、こうして顔を合わせることができて、嬉しく思う!」
ライナー「そして―――先ほども話にあったが、皆に土産がある!!」
ザワッ!!
オ、ナンダナンダ!!
ジラスナヨー!
ハヤクハヤクー!
ライナー「はは、まぁ慌てないでくれ………教官が仰ったとおり、【外世界】の文化を知り、入団祝いにもなる、いい機会だと思ってな!」ニカッ
エレン「土産? 【外世界】の文化? 嬉しいけどよ…………なぁ、ライナー、それってなんなんだ?」
75: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:15:09:2GyGYuIo (45/99)
ライナー「ああ、皆、見てくれ……―――――――故郷から………牛獲って来たぞ」ニヤッ
.
ウモォーーーー!!!(大群)
.
エレン「!!!??」
ミカサ「!!!??」
アルミン「!!!??」
ジャン「!!!??」
マルコ「!!!??」
ミーナ「!!!??」
コニー「!!!??」
クリスタ「!!!??」
ユミル「!!!??」
その他「!!!!?!!?!!?」
サシャ「!!!!!!?!!?!?!!?!?!!?!?!?!?!?!?!」コンランチュウ
ライナー「ああ、皆、見てくれ……―――――――故郷から………牛獲って来たぞ」ニヤッ
.
ウモォーーーー!!!(大群)
.
エレン「!!!??」
ミカサ「!!!??」
アルミン「!!!??」
ジャン「!!!??」
マルコ「!!!??」
ミーナ「!!!??」
コニー「!!!??」
クリスタ「!!!??」
ユミル「!!!??」
その他「!!!!?!!?!!?」
サシャ「!!!!!!?!!?!?!!?!?!!?!?!?!?!?!?!」コンランチュウ
76:以下、名無しが早朝にお送りします:2013/06/30(日) 20:16:49:hgMnmxvc (1/2)
牛www
牛www
77:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:16:55:qJCMaobU (1/1)
俺「!?」
俺「!?」
78:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:17:02:RWYOgNpU (6/21)
(´Д` )ライナーさぁぁぁぁん
(´Д` )ライナーさぁぁぁぁん
79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:18:59:u7YKz0v2 (3/7)
海の幸とかじゃなくて牛ってwww
海の幸とかじゃなくて牛ってwww
80: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:19:42:2GyGYuIo (46/99)
ザワザワ………
ナ、ナンダ、コレ、ウシ!?
ウ、ウシッテ、チョウコウキュウヒンダロ!?
エ、デモオミヤゲッテ、マサカ………!!
サシャ「い、いつの間に!!!? な、なんです、これ! う、牛が………つまり、おにくが、お肉が、お肉が、い、いっぱ………」ヨダレダラダラ
リヴァイ「ほう…………悪くない。いや――――認めよう、これは良い牛だ」ニヤッ
ライナー(流石は人類最強リヴァイ兵長、見る目が違う………)
ライナー「………キース教官。お手数ですが、説明をお願いしてもよろしいですか?」ニヤリ
キース「ウム………任せろ」ニヤリ
エレン「な、なんだ、なんなんだよ、これっ………!!」
アルミン(な、何が始まるというんです………?)フラッ
ミカサ「!! アルミン、気をしっかり持って!!」ガシッ
ザワザワ………
ナ、ナンダ、コレ、ウシ!?
ウ、ウシッテ、チョウコウキュウヒンダロ!?
エ、デモオミヤゲッテ、マサカ………!!
サシャ「い、いつの間に!!!? な、なんです、これ! う、牛が………つまり、おにくが、お肉が、お肉が、い、いっぱ………」ヨダレダラダラ
リヴァイ「ほう…………悪くない。いや――――認めよう、これは良い牛だ」ニヤッ
ライナー(流石は人類最強リヴァイ兵長、見る目が違う………)
ライナー「………キース教官。お手数ですが、説明をお願いしてもよろしいですか?」ニヤリ
キース「ウム………任せろ」ニヤリ
エレン「な、なんだ、なんなんだよ、これっ………!!」
アルミン(な、何が始まるというんです………?)フラッ
ミカサ「!! アルミン、気をしっかり持って!!」ガシッ
81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:19:58:LMMFDRvM (3/3)
牛は壁内にもおるやろw
いやまぁ食料事情考えたら嬉しいけどw
牛は壁内にもおるやろw
いやまぁ食料事情考えたら嬉しいけどw
82: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:21:39:2GyGYuIo (47/99)
松阪牛「ウモォーー!!」
キース「松阪牛……脂肪部分に上品な甘みがあり、脂肪の融点が低く舌触りが良い。熱を加えることで香りが引き立つ」
神戸牛「モモモォー-!!」
キース「神戸牛……但馬牛の中でも特に上質なものを指す。サシの入り方、舌触り、味、どれをとっても他の肉とは隔絶したレベル。舌の上でトロける脂肪が特徴」
米沢牛「ブモォオーー!!」
キース「米沢牛……ジューシーな肉質もさることながら、きめ細かい霜降りと脂質の良さは他の牛に勝るとも劣らない。口の中に入れた瞬間にふわりと消える脂は、生で食せるほどに繊細」
近江牛「ブゥルァーーー!!」
キース「近江牛……肉質はきめ細かく、脂は甘く、口の中でトロけるほどの美味さ。コストパフォーマンスに優れ、他の肉と同品質でも比較的安価に購入できる」
飛騨牛「プモォオーー!!」
キース「飛騨牛……霜降りが多く、きれいな薄いピンク色の肉が特徴。筋肉繊維が細く、肉質はとても柔らかくて甘みがある。このような特長から、ステーキやシチューにして食すのがベター」
仙台牛「タァァアアン!!」
キース「仙台牛……口当たりが良くやわらかで、まろやかな風味と豊かな肉汁が特徴。最高ランクに達した牛のみが仙台牛を名乗ることを許される。牛タンの旨味は筆舌に尽くしがたい」
松阪牛「ウモォーー!!」
キース「松阪牛……脂肪部分に上品な甘みがあり、脂肪の融点が低く舌触りが良い。熱を加えることで香りが引き立つ」
神戸牛「モモモォー-!!」
キース「神戸牛……但馬牛の中でも特に上質なものを指す。サシの入り方、舌触り、味、どれをとっても他の肉とは隔絶したレベル。舌の上でトロける脂肪が特徴」
米沢牛「ブモォオーー!!」
キース「米沢牛……ジューシーな肉質もさることながら、きめ細かい霜降りと脂質の良さは他の牛に勝るとも劣らない。口の中に入れた瞬間にふわりと消える脂は、生で食せるほどに繊細」
近江牛「ブゥルァーーー!!」
キース「近江牛……肉質はきめ細かく、脂は甘く、口の中でトロけるほどの美味さ。コストパフォーマンスに優れ、他の肉と同品質でも比較的安価に購入できる」
飛騨牛「プモォオーー!!」
キース「飛騨牛……霜降りが多く、きれいな薄いピンク色の肉が特徴。筋肉繊維が細く、肉質はとても柔らかくて甘みがある。このような特長から、ステーキやシチューにして食すのがベター」
仙台牛「タァァアアン!!」
キース「仙台牛……口当たりが良くやわらかで、まろやかな風味と豊かな肉汁が特徴。最高ランクに達した牛のみが仙台牛を名乗ることを許される。牛タンの旨味は筆舌に尽くしがたい」
83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:22:03:RWYOgNpU (7/21)
肉(´Д` )食いてー
肉(´Д` )食いてー
84:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:22:09:KpBq0fKs (3/8)
尽く国産でワロタ
尽く国産でワロタ
85:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:23:23:8MHncU52 (1/2)
>>1は卸売りでもやってんのかwwwwステマかwwww
>>1は卸売りでもやってんのかwwwwステマかwwww
86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:23:30:SC3OQWBM (1/3)
タァァァアンっておまえそんな鳴き声があるか牛めwww
タァァァアンっておまえそんな鳴き声があるか牛めwww
87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:23:48:RWYOgNpU (8/21)
てかなんだよ
タァァァンて
てかなんだよ
タァァァンて
88:道産子:2013/06/30(日) 20:24:40:FG0tnwh. (4/11)
白老牛がない訴訟
白老牛がない訴訟
89:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:24:44:aS2WACoI (2/2)
一匹撃たれたぞ
一匹撃たれたぞ
90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:25:36:8MHncU52 (2/2)
おい、牛の中に若本がいるぞw
おい、牛の中に若本がいるぞw
91:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:26:09:u7YKz0v2 (4/7)
タァァアアン以外にも、モモォとかブゥルァーとか変な鳴き声が混じってるwww
タァァアアン以外にも、モモォとかブゥルァーとか変な鳴き声が混じってるwww
92: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:27:22:2GyGYuIo (48/99)
キース「フフ………他にも前沢牛、若柳牛、宮崎牛、常陸牛、佐賀牛、白老牛(new!)………とても説明しきれん。よくぞここまで」
ライナー「感謝の極み」ペコリ
牛軍団「「「モォオオオーーー!!」」」
キース「――――素晴らしい。どれもこれも甲乙つけがたい最高級の牛だ。良く肥え、肌艶もしっとりとしている」
エレン「お、おおお? よ、よくわからんけど、とにかくすっげえ美味い牛なんだな!?」
ライナー「ああ、保証する」ニヤリ
アルミン(おまえは何を言っているんだ?)ハァーハァーハァー
ミカサ「!? あ、アルミン、過呼吸が!! だ、誰か袋を!!」
キース「フフ………他にも前沢牛、若柳牛、宮崎牛、常陸牛、佐賀牛、白老牛(new!)………とても説明しきれん。よくぞここまで」
ライナー「感謝の極み」ペコリ
牛軍団「「「モォオオオーーー!!」」」
キース「――――素晴らしい。どれもこれも甲乙つけがたい最高級の牛だ。良く肥え、肌艶もしっとりとしている」
エレン「お、おおお? よ、よくわからんけど、とにかくすっげえ美味い牛なんだな!?」
ライナー「ああ、保証する」ニヤリ
アルミン(おまえは何を言っているんだ?)ハァーハァーハァー
ミカサ「!? あ、アルミン、過呼吸が!! だ、誰か袋を!!」
93: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:31:07:2GyGYuIo (49/99)
ライナー「ご説明ありがとうございました、キースさん」
キース「イヤ、構わん」
ライナー「あ、これは仙台の牛タンです。ご自宅でどうぞ」スッ
キース「ほう、利休の………これは嬉しい報酬だ。後でおいしくいただくとしよう………」スッ
エレン(賄賂か?)
アルミン(賄賂だ)
ミカサ(アルミン大丈夫?)アセアセ
ジャン(賄賂だ)
クリスタ(酷い不正を見た気がするよ)
コニー「なあ、みんなが黙っちまってるのは、この状況が良くわかってないからか?」オレモヨクワカンネエ
ユミル「正解だから黙っていてくれ………バカ」
リヴァイ「俺は程よくサシが乗ったところをステーキにするか」
亀頭「ぬれr」グシャアアッ
マルコ「言わせねえよ」ブチッブチィ
ライナー「ご説明ありがとうございました、キースさん」
キース「イヤ、構わん」
ライナー「あ、これは仙台の牛タンです。ご自宅でどうぞ」スッ
キース「ほう、利休の………これは嬉しい報酬だ。後でおいしくいただくとしよう………」スッ
エレン(賄賂か?)
アルミン(賄賂だ)
ミカサ(アルミン大丈夫?)アセアセ
ジャン(賄賂だ)
クリスタ(酷い不正を見た気がするよ)
コニー「なあ、みんなが黙っちまってるのは、この状況が良くわかってないからか?」オレモヨクワカンネエ
ユミル「正解だから黙っていてくれ………バカ」
リヴァイ「俺は程よくサシが乗ったところをステーキにするか」
亀頭「ぬれr」グシャアアッ
マルコ「言わせねえよ」ブチッブチィ
94: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:32:08:2GyGYuIo (50/99)
※すいません、ミス。こっちです
ライナー「ご説明ありがとうございました、キースさん」
キース「イヤ、構わん」
ライナー「あ、これは仙台の牛タンです。ご自宅でどうぞ」スッ
キース「ほう、利休の………これは嬉しい報酬だ。後でおいしくいただくとしよう………」スッ
エレン(賄賂か?)
アルミン(賄賂だ)ゼェーゼェー
ミカサ(アルミン大丈夫?)アセアセ
ジャン(賄賂だ)
クリスタ(酷い不正を見た気がするよ)
コニー「なあ、みんなが黙っちまってるのは、この状況が良くわかってないからか?」オレモヨクワカンネエ
ユミル「正解だから黙っていてくれ………バカ」
リヴァイ「俺は程よくサシが乗ったところをステーキにするか」
ミーナ(雌豚)「ぬれr」グシャアアッ
マルコ「言わせねえよ」ブチッブチィ
※すいません、ミス。こっちです
ライナー「ご説明ありがとうございました、キースさん」
キース「イヤ、構わん」
ライナー「あ、これは仙台の牛タンです。ご自宅でどうぞ」スッ
キース「ほう、利休の………これは嬉しい報酬だ。後でおいしくいただくとしよう………」スッ
エレン(賄賂か?)
アルミン(賄賂だ)ゼェーゼェー
ミカサ(アルミン大丈夫?)アセアセ
ジャン(賄賂だ)
クリスタ(酷い不正を見た気がするよ)
コニー「なあ、みんなが黙っちまってるのは、この状況が良くわかってないからか?」オレモヨクワカンネエ
ユミル「正解だから黙っていてくれ………バカ」
リヴァイ「俺は程よくサシが乗ったところをステーキにするか」
ミーナ(雌豚)「ぬれr」グシャアアッ
マルコ「言わせねえよ」ブチッブチィ
95:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:33:08:FG0tnwh. (5/11)
亀頭と雌豚しか変わってないんだよなぁ…
亀頭と雌豚しか変わってないんだよなぁ…
96: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:33:43:2GyGYuIo (51/99)
サシャ「!?!!!!!!? さ、さ、さ、ささ、最高級の、牛肉………お肉………肉池肉林………」ヨダレドバドバァー
ライナー「【故郷】では牛の食肉が盛んでな。こいつらが群れで歩いているのを見てたら、ふとサシャが喜ぶと思って………ついな」
サシャ「リャ、リャイナァアア………」ヨダレマーライオン
ライナー「ははは………ここまで喜んでくれると、頑張った甲斐があったな」ニヤリ
アルミン「ラ、ライナー、君は、ま、まさかこの二年間、この牛たちを…………」
ライナー「ああ…………元々二年前に運んできていたのを、品種改良していた」
アルミン「き、君は、故郷から………この牛たちを運んできていたのかい………わ、わからない。なぜだ? なぜ君は牛を運んできた………?」フクセンジャナカッタノ?
ライナー「………? それは『何故人は牛を育てて食うのか』という哲学的な問いか?」キョトン
サシャ「? アルミンは一体何を言っているんです?」キョトン
アルミン(だ、だめだ………思考がサシャよりになっている………て、敵だったとはいえ、〝戦士〝だった君はどこに行ったんだ………)
サシャ「!?!!!!!!? さ、さ、さ、ささ、最高級の、牛肉………お肉………肉池肉林………」ヨダレドバドバァー
ライナー「【故郷】では牛の食肉が盛んでな。こいつらが群れで歩いているのを見てたら、ふとサシャが喜ぶと思って………ついな」
サシャ「リャ、リャイナァアア………」ヨダレマーライオン
ライナー「ははは………ここまで喜んでくれると、頑張った甲斐があったな」ニヤリ
アルミン「ラ、ライナー、君は、ま、まさかこの二年間、この牛たちを…………」
ライナー「ああ…………元々二年前に運んできていたのを、品種改良していた」
アルミン「き、君は、故郷から………この牛たちを運んできていたのかい………わ、わからない。なぜだ? なぜ君は牛を運んできた………?」フクセンジャナカッタノ?
ライナー「………? それは『何故人は牛を育てて食うのか』という哲学的な問いか?」キョトン
サシャ「? アルミンは一体何を言っているんです?」キョトン
アルミン(だ、だめだ………思考がサシャよりになっている………て、敵だったとはいえ、〝戦士〝だった君はどこに行ったんだ………)
97:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:34:41:gxk0dAig (2/2)
ユミルがコニーの近くにいる……
ユミルがコニーの近くにいる……
98: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:36:18:2GyGYuIo (52/99)
イチャイチャ(ケッコンシヨ)
ウフフフフッ(ダイスキデス)
オッ、ナンダ、アイツラツキアッテンノカ
ヒューヒューッ
バクハツシロォーーー!!
エレン(馬鹿夫婦がまた一組……)
ジャン(爆死しろ)
アルミン(巨人に喰われて死ね)
コニー(ち○こがかゆい)ポリポリ
マルコ(この展開………もう分かってるぞ。来る気だろう? オラ、来るなら来い、デスペニス………)イラッ
亀頭(ぬ……れ………る………////)ドヤァ
マルコ(ッ!? や、野郎………ついに直接脳内に………!?)ピキッビキィッ
イチャイチャ(ケッコンシヨ)
ウフフフフッ(ダイスキデス)
オッ、ナンダ、アイツラツキアッテンノカ
ヒューヒューッ
バクハツシロォーーー!!
エレン(馬鹿夫婦がまた一組……)
ジャン(爆死しろ)
アルミン(巨人に喰われて死ね)
コニー(ち○こがかゆい)ポリポリ
マルコ(この展開………もう分かってるぞ。来る気だろう? オラ、来るなら来い、デスペニス………)イラッ
亀頭(ぬ……れ………る………////)ドヤァ
マルコ(ッ!? や、野郎………ついに直接脳内に………!?)ピキッビキィッ
99:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:39:12:RWYOgNpU (9/21)
ミーナ....'
ミーナ....'
100: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:39:22:2GyGYuIo (53/99)
コニー「ッそ、そんなことより、なぁ!! えと、らいなぁって言ったっけ? こ、これみんなで食っていいのか!? なぁ!?」
ライナー「流石に全部は駄目だ。何せ――――」チラッ
サシャ(え? ら、ライナーが、いまこっち見た? なんで?)ドキッ
コニー「そ、そりゃ食い尽くせねえだろうけどさ! い、一頭ぐらい、いいだろ?」
ライナー「…………まぁ、何頭かはこの場でさばいて食おうか。余った肉はみんなの家で持ち帰ってくれ」ニヤッ
コニー「おおおおっ! や、やった!!」
サシャ「いぃぃやったあああああああああああああああああああああああ!!」ウッヒョーーーイ!!
アルミン「はぁ……(…………もう深く考えないようにしよう)」
コニー「ッそ、そんなことより、なぁ!! えと、らいなぁって言ったっけ? こ、これみんなで食っていいのか!? なぁ!?」
ライナー「流石に全部は駄目だ。何せ――――」チラッ
サシャ(え? ら、ライナーが、いまこっち見た? なんで?)ドキッ
コニー「そ、そりゃ食い尽くせねえだろうけどさ! い、一頭ぐらい、いいだろ?」
ライナー「…………まぁ、何頭かはこの場でさばいて食おうか。余った肉はみんなの家で持ち帰ってくれ」ニヤッ
コニー「おおおおっ! や、やった!!」
サシャ「いぃぃやったあああああああああああああああああああああああ!!」ウッヒョーーーイ!!
アルミン「はぁ……(…………もう深く考えないようにしよう)」
101: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:40:12:2GyGYuIo (54/99)
※すいません、ミス。こっちです
コニー「ッそ、そんなことより、なぁ!! えと、らいなぁって言ったっけ? こ、これみんなで食っていいのか!? なぁ!?」
ライナー「流石に全部は駄目だ。何せ――――」チラッ
サシャ(え? ら、ライナーが、いまこっち見た? なんで?)ドキッ
コニー「そ、そりゃ食い尽くせねえだろうけどさ! い、一頭ぐらい、いいだろ?」
ライナー「…………まぁ、何頭かはこの場でさばいて食おうか。余った肉はしばらくの間、食堂で提供する」ニヤッ
コニー「おおおおっ! や、やった!!」
サシャ「いぃぃやったあああああああああああああああああああああああ!!」ウッヒョーーーイ!!
アルミン「はぁ……(…………もう深く考えないようにしよう)」
※すいません、ミス。こっちです
コニー「ッそ、そんなことより、なぁ!! えと、らいなぁって言ったっけ? こ、これみんなで食っていいのか!? なぁ!?」
ライナー「流石に全部は駄目だ。何せ――――」チラッ
サシャ(え? ら、ライナーが、いまこっち見た? なんで?)ドキッ
コニー「そ、そりゃ食い尽くせねえだろうけどさ! い、一頭ぐらい、いいだろ?」
ライナー「…………まぁ、何頭かはこの場でさばいて食おうか。余った肉はしばらくの間、食堂で提供する」ニヤッ
コニー「おおおおっ! や、やった!!」
サシャ「いぃぃやったあああああああああああああああああああああああ!!」ウッヒョーーーイ!!
アルミン「はぁ……(…………もう深く考えないようにしよう)」
102: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:41:15:2GyGYuIo (55/99)
ウワァアアアアアッ!! ヤッタァーーーッ!!
ニクガクエルゾー!! サイコウキュウヒンダー!!
アリガトォライナーーー!! アニキィィイイイッ!!
リヴァイ「調理なら任せろ………こんなこともあろうかと、バーベキューセットは持ってきている………」ズララッ
クリスタ「私もお手伝いします!」
ミカサ「肉を削ぎ落とすなら任せて」ギラッ
ミーナ「私だって――――ぶっ!?」グシャッ
マルコ「すっこんでろ雌豚………家畜が家畜を捌くのか? どういう道理だ、ええ? それに衛生上問題があるだろうが……」ブチッピキィッ
ミーナ「あひ、あひぃいいん………も、もっとぉ………///」コウコツ
マルコ「ああ? 豚はそんな声で鳴くのか? チガウダロウ?」グリグリ
雌豚「ぶっひぃぃいいい!//// 私は豚小屋出身、家畜以下の雌豚ですぅぅうううううぶひぃいいいいい!!////」アヘェ
ウワァアアアアアッ!! ヤッタァーーーッ!!
ニクガクエルゾー!! サイコウキュウヒンダー!!
アリガトォライナーーー!! アニキィィイイイッ!!
リヴァイ「調理なら任せろ………こんなこともあろうかと、バーベキューセットは持ってきている………」ズララッ
クリスタ「私もお手伝いします!」
ミカサ「肉を削ぎ落とすなら任せて」ギラッ
ミーナ「私だって――――ぶっ!?」グシャッ
マルコ「すっこんでろ雌豚………家畜が家畜を捌くのか? どういう道理だ、ええ? それに衛生上問題があるだろうが……」ブチッピキィッ
ミーナ「あひ、あひぃいいん………も、もっとぉ………///」コウコツ
マルコ「ああ? 豚はそんな声で鳴くのか? チガウダロウ?」グリグリ
雌豚「ぶっひぃぃいいい!//// 私は豚小屋出身、家畜以下の雌豚ですぅぅうううううぶひぃいいいいい!!////」アヘェ
103:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:41:45:KpBq0fKs (4/8)
入団式でなにやってるんです?
入団式でなにやってるんです?
104:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:41:59:1HoQrK4w (3/3)
家に持ち帰らせるのは嫌だったんかwww
家に持ち帰らせるのは嫌だったんかwww
105:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:42:43:RWYOgNpU (10/21)
無法地帯やがな
無法地帯やがな
106: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:42:59:2GyGYuIo (56/99)
ライナー「あー…………皆、それにサシャも、ちょっと待ってくれ」
サシャ「えっ!?」ドキッ
ライナー「サシャ、おまえにはその、プレゼントがあるんだ。も、もちろん、その肉も食って構わないが、それを受け取ってからにしてほしい」
サシャ「わ、私に、ですか? こ、こんないっぱいのお肉以外にも!?」ダラー……
ライナー「あー、いや、その、期待に沿えるかは分からんが…………」
スッ
ライナー「流石にこう、肉だけじゃあ、色気も何もないと思ってな………ほら」チャリ…
サシャ「あ………か、髪飾り? あ、す、すごく、綺麗………」パァアッ
ライナー「おまえの長い髪に、似合うと思ってな………」プイッ
サシャ「ッ!!!!!?////」カアアッ
エレン(成程、マメなんだな……すげえやライナー)カンシン
アルミン(い、意外と如才ないぞ!?)オドロキ
ライナー「あー…………皆、それにサシャも、ちょっと待ってくれ」
サシャ「えっ!?」ドキッ
ライナー「サシャ、おまえにはその、プレゼントがあるんだ。も、もちろん、その肉も食って構わないが、それを受け取ってからにしてほしい」
サシャ「わ、私に、ですか? こ、こんないっぱいのお肉以外にも!?」ダラー……
ライナー「あー、いや、その、期待に沿えるかは分からんが…………」
スッ
ライナー「流石にこう、肉だけじゃあ、色気も何もないと思ってな………ほら」チャリ…
サシャ「あ………か、髪飾り? あ、す、すごく、綺麗………」パァアッ
ライナー「おまえの長い髪に、似合うと思ってな………」プイッ
サシャ「ッ!!!!!?////」カアアッ
エレン(成程、マメなんだな……すげえやライナー)カンシン
アルミン(い、意外と如才ないぞ!?)オドロキ
107: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:45:14:2GyGYuIo (57/99)
※度々すいません……済まぬっ……済まぬ……orz
サシャ「あ、それなら私も手伝います。動物を捌くのは慣れて―――」
ライナー「あー…………皆、それにサシャも、ちょっと待ってくれ」
サシャ「えっ!?」ドキッ
ライナー「サシャ、おまえにはその、プレゼントがあるんだ。も、もちろん、その肉も食って構わないが、それを受け取ってからにしてほしい」
サシャ「わ、私に、ですか? こ、こんないっぱいのお肉以外にも!?」ダラー……
ライナー「あー、いや、その、期待に沿えるかは分からんが…………」
スッ
ライナー「流石にこう、肉だけじゃあ、色気も何もないと思ってな………ほら」チャリ…
サシャ「あ………か、髪飾り? あ、す、すごく、綺麗………」パァアッ
ライナー「おまえの長い髪に、似合うと思ってな………」プイッ
サシャ「ッ!!!!!?////」カアアッ
エレン(成程、マメなんだな……すげえやライナー)カンシン
アルミン(い、意外と如才ないぞ!?)オドロキ
※度々すいません……済まぬっ……済まぬ……orz
サシャ「あ、それなら私も手伝います。動物を捌くのは慣れて―――」
ライナー「あー…………皆、それにサシャも、ちょっと待ってくれ」
サシャ「えっ!?」ドキッ
ライナー「サシャ、おまえにはその、プレゼントがあるんだ。も、もちろん、その肉も食って構わないが、それを受け取ってからにしてほしい」
サシャ「わ、私に、ですか? こ、こんないっぱいのお肉以外にも!?」ダラー……
ライナー「あー、いや、その、期待に沿えるかは分からんが…………」
スッ
ライナー「流石にこう、肉だけじゃあ、色気も何もないと思ってな………ほら」チャリ…
サシャ「あ………か、髪飾り? あ、す、すごく、綺麗………」パァアッ
ライナー「おまえの長い髪に、似合うと思ってな………」プイッ
サシャ「ッ!!!!!?////」カアアッ
エレン(成程、マメなんだな……すげえやライナー)カンシン
アルミン(い、意外と如才ないぞ!?)オドロキ
108: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:47:50:2GyGYuIo (58/99)
ライナー「ほら、後ろ向け………」
サシャ「は、はい………」
カチャカチャ………スッ
ライナー「ああ…………俺の見立て通りだな。良く似合ってる」
サシャ「えっ、ええっえっ////」カアアッ
ヒューーーッ!! ウラヤマシー!!
キャーー、カワイイー!! イイナー!!
ジャン(た、確かに………///)ゴクリ
アルミン(こ、これは………///)ゴクッ
ライナー「ほら、後ろ向け………」
サシャ「は、はい………」
カチャカチャ………スッ
ライナー「ああ…………俺の見立て通りだな。良く似合ってる」
サシャ「えっ、ええっえっ////」カアアッ
ヒューーーッ!! ウラヤマシー!!
キャーー、カワイイー!! イイナー!!
ジャン(た、確かに………///)ゴクリ
アルミン(こ、これは………///)ゴクッ
109: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:48:40:2GyGYuIo (59/99)
ミカサ「これは…………サシャ、すごく可愛い」
クリスタ「わぁあ! 本当に似合ってるよ、サシャ! ほら、手鏡!」ハイ
ユミル「へぇ…………銀細工の髪飾りか。こりゃかなり値打ちもんだな。内地でも買えないぞ、これだけの代物」
アルミン「そ、そんなに凄いものなの、これって! うん! すっごく似合ってるよ、サシャ!!」
ジャン「た、確かになんつーか、き、気品があるな………芋女にゃもったいねえぐらいだぜ」ヘヘッ
エレン「おい、見惚れちまったのが癪だからって、そういう皮肉はやめとけよ、ジャン。めでたい席なんだから」
ミカサ「これは…………サシャ、すごく可愛い」
クリスタ「わぁあ! 本当に似合ってるよ、サシャ! ほら、手鏡!」ハイ
ユミル「へぇ…………銀細工の髪飾りか。こりゃかなり値打ちもんだな。内地でも買えないぞ、これだけの代物」
アルミン「そ、そんなに凄いものなの、これって! うん! すっごく似合ってるよ、サシャ!!」
ジャン「た、確かになんつーか、き、気品があるな………芋女にゃもったいねえぐらいだぜ」ヘヘッ
エレン「おい、見惚れちまったのが癪だからって、そういう皮肉はやめとけよ、ジャン。めでたい席なんだから」
110: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:49:11:2GyGYuIo (60/99)
マルコ「そうだよ、ジャン。大体君は―――あっ」
ミーナ「さ、サシャ?」
サシャ「…………っ」ポロッ
ザワッ………
サシャ「わ、わ…………ほ、ほんとに、綺麗………う、うれしい、うれしいです、ライナー。こ、こんな………」
サシャ「あ、れ………なん、で、でじょう………私、涙が………」ポロッ
ライナー「はは………また泣かせちまったな。だが、もうちょっと続きがあるんだ。少し涙を堪えてくれるか?」
サシャ「え、ええっ?」
アルミン「!! ――――み、みんな、静かに!!」
マルコ「そうだよ、ジャン。大体君は―――あっ」
ミーナ「さ、サシャ?」
サシャ「…………っ」ポロッ
ザワッ………
サシャ「わ、わ…………ほ、ほんとに、綺麗………う、うれしい、うれしいです、ライナー。こ、こんな………」
サシャ「あ、れ………なん、で、でじょう………私、涙が………」ポロッ
ライナー「はは………また泣かせちまったな。だが、もうちょっと続きがあるんだ。少し涙を堪えてくれるか?」
サシャ「え、ええっ?」
アルミン「!! ――――み、みんな、静かに!!」
111: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:51:14:2GyGYuIo (61/99)
シーン………
ライナー「サシャ。おまえに、聞いてほしいことがある」
サシャ「は、はいっ!」ビシッ
ライナー「戦士は廃業だと、いっただろう? この七年間、ずっと考えていた…………俺はどうしたらいいのか、どうしたら、おまえを幸せに出来るのかって」
サシャ「は、はひ……」
ライナー「狩りもいいが、この牛たちを育てながら………暮らしたいと思った。お、おまえと一緒に」テレテレ
サシャ「ッ――――!!!」キュンッ
ォオオオオオオオッ!?
エレン(うおおおおおおっ!?////)
アルミン(行ったァアアアアアアアアア!!////)
ミカサ(や、やりおる////)
ジャン(マジ兄貴///)
マルコ(マジ男前///)
ミーナ(濡れるぅぅうううう///)
クリスタ(こ、これはきゅんと来ちゃうよぉ////)
ユミル(こ、この流れから言うのか………イヤ、すげえよおまえ。この三年間ずっと考えてたのか?////)
コニー(早く肉食いてえなー)
リヴァイ(ホモじゃなかったのか………?)
シーン………
ライナー「サシャ。おまえに、聞いてほしいことがある」
サシャ「は、はいっ!」ビシッ
ライナー「戦士は廃業だと、いっただろう? この七年間、ずっと考えていた…………俺はどうしたらいいのか、どうしたら、おまえを幸せに出来るのかって」
サシャ「は、はひ……」
ライナー「狩りもいいが、この牛たちを育てながら………暮らしたいと思った。お、おまえと一緒に」テレテレ
サシャ「ッ――――!!!」キュンッ
ォオオオオオオオッ!?
エレン(うおおおおおおっ!?////)
アルミン(行ったァアアアアアアアアア!!////)
ミカサ(や、やりおる////)
ジャン(マジ兄貴///)
マルコ(マジ男前///)
ミーナ(濡れるぅぅうううう///)
クリスタ(こ、これはきゅんと来ちゃうよぉ////)
ユミル(こ、この流れから言うのか………イヤ、すげえよおまえ。この三年間ずっと考えてたのか?////)
コニー(早く肉食いてえなー)
リヴァイ(ホモじゃなかったのか………?)
112: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:52:58:2GyGYuIo (62/99)
サシャ「わ、わたし、女の子らしく、ないですよ?」ジワッ
ライナー「俺にはそうは見えない」
サシャ「ご、ご飯だっていっぱい食べるし」ウルウル
ライナー「俺はいつだって、おまえに腹いっぱい食って笑っていてほしい」
サシャ「クリスタみたいに上品やない………い、田舎モン、やよ………?」ポロッ
ライナー「魅力的だと、俺は思う」
サシャ「でも…………わ、わだじ、ほ、ほうひ、したり、い、芋女っで、よばれで………」ポロポロ
ライナー「関係ない」
サシャ「ぅ、うあ…………で、でも、でもぉ………わ、わだじ、ばっかり、じあわぜ、で……らい、らいなーに、何も、わだじ………」エグッエグッ
ライナー「…………サシャ」ギュッ
サシャ「ぅああっ………!?」ギュウウッ
サシャ「わ、わたし、女の子らしく、ないですよ?」ジワッ
ライナー「俺にはそうは見えない」
サシャ「ご、ご飯だっていっぱい食べるし」ウルウル
ライナー「俺はいつだって、おまえに腹いっぱい食って笑っていてほしい」
サシャ「クリスタみたいに上品やない………い、田舎モン、やよ………?」ポロッ
ライナー「魅力的だと、俺は思う」
サシャ「でも…………わ、わだじ、ほ、ほうひ、したり、い、芋女っで、よばれで………」ポロポロ
ライナー「関係ない」
サシャ「ぅ、うあ…………で、でも、でもぉ………わ、わだじ、ばっかり、じあわぜ、で……らい、らいなーに、何も、わだじ………」エグッエグッ
ライナー「…………サシャ」ギュッ
サシャ「ぅああっ………!?」ギュウウッ
113:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:53:48:FG0tnwh. (6/11)
本当にかっこいいよ
本当にかっこいいよ
114:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:54:49:RWYOgNpU (11/21)
めでたいな
拍手
めでたいな
拍手
115:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:54:52:ab7KX8Lk (1/2)
衆目の前でプロポーズだと…
衆目の前でプロポーズだと…
116:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:55:14:NzBtjHw2 (3/3)
マジでこの>>1は侮れんな
ライナーかっこいいよ
マジでこの>>1は侮れんな
ライナーかっこいいよ
117: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:56:23:2GyGYuIo (63/99)
ライナー「サシャ、俺はおまえと一緒に狩りをしたり、牛を育てたりして、一生懸命働いて………」ギュッ
ライナー「毎日美味い物を腹いっぱい食べて、笑い合いたい。ずっと、隣にいて欲しい。おまえが笑って側にいてくれれば、俺は幸せだ」スッ……
サシャ「あ、あぁ、あ………」グスッグスッ
ライナー「サシャ、ずっとおまえだけを愛してる―――――俺と結婚してくれるか?」
サシャ「ッ………ぅぁあああっ……ぃ、いいんで、じょうが………? わだじ、ご、ごんなに、じあわぜで、いいんでじょうが………?」ポロポロ
ライナー「だったら俺もうれしい。おまえが幸せを感じてくれるなら、それでいい」
サシャ「いまでも、ごんなに、じ、じあわぜ、なのにぃ…………」
ライナー「ああ。俺がずっとずっと、おまえを幸せにしてやる。おまえが好きだ、サシャ」
サシャ「ッ……私、一生ライナーについていきますぅぅうううううっ/////」ガバチョォッッ!!
ライナー「う、うおっ!?////」ダキッ
サシャ「むちゅうううううううう!!」ムチュゥゥウウウッ
ライナー「んむっ!!? サ、サシャ///// むぐっ////」ブチュウウウウ
ライナー「サシャ、俺はおまえと一緒に狩りをしたり、牛を育てたりして、一生懸命働いて………」ギュッ
ライナー「毎日美味い物を腹いっぱい食べて、笑い合いたい。ずっと、隣にいて欲しい。おまえが笑って側にいてくれれば、俺は幸せだ」スッ……
サシャ「あ、あぁ、あ………」グスッグスッ
ライナー「サシャ、ずっとおまえだけを愛してる―――――俺と結婚してくれるか?」
サシャ「ッ………ぅぁあああっ……ぃ、いいんで、じょうが………? わだじ、ご、ごんなに、じあわぜで、いいんでじょうが………?」ポロポロ
ライナー「だったら俺もうれしい。おまえが幸せを感じてくれるなら、それでいい」
サシャ「いまでも、ごんなに、じ、じあわぜ、なのにぃ…………」
ライナー「ああ。俺がずっとずっと、おまえを幸せにしてやる。おまえが好きだ、サシャ」
サシャ「ッ……私、一生ライナーについていきますぅぅうううううっ/////」ガバチョォッッ!!
ライナー「う、うおっ!?////」ダキッ
サシャ「むちゅうううううううう!!」ムチュゥゥウウウッ
ライナー「んむっ!!? サ、サシャ///// むぐっ////」ブチュウウウウ
118:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:57:08:FG0tnwh. (7/11)
やるんのか……!? いま……ここで!?
やるんのか……!? いま……ここで!?
119:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:57:35:SC3OQWBM (2/3)
こんなとこでなにしてんだww
こんなとこでなにしてんだww
120:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:57:42:RWYOgNpU (12/21)
末長く爆発しろ
きっかけは子供に話すなよ
末長く爆発しろ
きっかけは子供に話すなよ
121: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 20:58:02:2GyGYuIo (64/99)
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
エレン「えんだぁあああああああああああああああああああ!!」ドバー
アルミン「いやぁあああああああああああああああああああ!!」ドバー
ジャン「うぃるおぉぉぉるうぇいずらぁぁああぶゆぅううう!!(美声)」ドバー
マルコ「ぅううううぁあああああああああああああああああ!!」ドバー
コニー「あああああああああああああああああああああああ!!」ドバー
ミカサ「おめでとう」パチパチ
クリスタ「おめでとう、二人とも!!」グスッ、パチパチ
ミーナ「おめでとおおおお!!」パチパチ
ユミル「!?(ミーナが空気を読んだ………だと………)」パチパチ
リヴァイ「……………」パチパチ
キース「……………」パチパチ
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
エレン「えんだぁあああああああああああああああああああ!!」ドバー
アルミン「いやぁあああああああああああああああああああ!!」ドバー
ジャン「うぃるおぉぉぉるうぇいずらぁぁああぶゆぅううう!!(美声)」ドバー
マルコ「ぅううううぁあああああああああああああああああ!!」ドバー
コニー「あああああああああああああああああああああああ!!」ドバー
ミカサ「おめでとう」パチパチ
クリスタ「おめでとう、二人とも!!」グスッ、パチパチ
ミーナ「おめでとおおおお!!」パチパチ
ユミル「!?(ミーナが空気を読んだ………だと………)」パチパチ
リヴァイ「……………」パチパチ
キース「……………」パチパチ
122:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 20:59:10:ab7KX8Lk (2/2)
ジャンの美声wwww
ジャンの美声wwww
123:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:01:32:ZkS9JLkI (1/1)
ニキ男前過ぎやで……
ニキ男前過ぎやで……
124:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:01:33:u7YKz0v2 (5/7)
おめでとう!
牛たちも祝福しているよ!
おめでとう!
牛たちも祝福しているよ!
125: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:02:19:2GyGYuIo (65/99)
パチパチパチ……ヒュゥヒューウ!
ンモォオオッ! モモモォーー!! ブゥルゥゥァアアアアアッ!! タァアアアアン!!
ライナー「は、はは。かっこ付かねえところを見せちまったな………おまえらの兄貴としては」ポリポリ
エレン「んなこたねえよ、ライナー!!」
ライナー(ッ、エレン!?)
アルミン「そうだよ、すっごくかっこよかったよ、ライナー!!」
ジャン「おう! 流石はオレ達の兄貴分だな!! 男前だったぜ!!」
コニー「めでてえなあああ!! よっしゃあああああああああ!! 二人の結婚祝いも兼ねて肉パーティだぜ!!」ヒャッホウ!!
ライナー「お、おまえら………」ジワッ
サシャ「! お肉ぅうっ!!」キラキラ
ライナー「ッ! 待て待て、まだ、もう一件だけカタがついてないんだ。それに――――まだメンツが揃ってないだろう?」ニヤリ
パチパチパチ……ヒュゥヒューウ!
ンモォオオッ! モモモォーー!! ブゥルゥゥァアアアアアッ!! タァアアアアン!!
ライナー「は、はは。かっこ付かねえところを見せちまったな………おまえらの兄貴としては」ポリポリ
エレン「んなこたねえよ、ライナー!!」
ライナー(ッ、エレン!?)
アルミン「そうだよ、すっごくかっこよかったよ、ライナー!!」
ジャン「おう! 流石はオレ達の兄貴分だな!! 男前だったぜ!!」
コニー「めでてえなあああ!! よっしゃあああああああああ!! 二人の結婚祝いも兼ねて肉パーティだぜ!!」ヒャッホウ!!
ライナー「お、おまえら………」ジワッ
サシャ「! お肉ぅうっ!!」キラキラ
ライナー「ッ! 待て待て、まだ、もう一件だけカタがついてないんだ。それに――――まだメンツが揃ってないだろう?」ニヤリ
126: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:03:19:2GyGYuIo (66/99)
クリスタ「メンツ?」キョトン
アルミン「! ひょっとして……」
ユミル「お? それって――――! ははん、なるほど?」ニヤニヤ
ライナー「お? アルミンとユミルは気づいたか………そういうことだ」ニヤニヤ
ユミル「どこに隠れてんだ?」ニヨニヨ
ライナー「逃げようとしたから、ふんじばって袋に詰めた」ニマニマ
アルミン「ちょっ…………後が怖いんじゃあないの? それって」ウワァ
キース「! ここに来ないと思ったら、そういうことだったのか………全く、あの娘は」ヤレヤレ
エレン「? 何話してんだよ?」キョトン
ライナー「なぁに、真打ち登場ってやつだ。後はお前に任せたぞ、エレン」
エレン「は? 何いってんだ?」
ライナー「実はな―――――おまえにも土産があるんだ。おまえだけに、な」ニヤッ
クリスタ「メンツ?」キョトン
アルミン「! ひょっとして……」
ユミル「お? それって――――! ははん、なるほど?」ニヤニヤ
ライナー「お? アルミンとユミルは気づいたか………そういうことだ」ニヤニヤ
ユミル「どこに隠れてんだ?」ニヨニヨ
ライナー「逃げようとしたから、ふんじばって袋に詰めた」ニマニマ
アルミン「ちょっ…………後が怖いんじゃあないの? それって」ウワァ
キース「! ここに来ないと思ったら、そういうことだったのか………全く、あの娘は」ヤレヤレ
エレン「? 何話してんだよ?」キョトン
ライナー「なぁに、真打ち登場ってやつだ。後はお前に任せたぞ、エレン」
エレン「は? 何いってんだ?」
ライナー「実はな―――――おまえにも土産があるんだ。おまえだけに、な」ニヤッ
127: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:05:00:2GyGYuIo (67/99)
ザワザワ……
エー、イイナー!!
ズルーイ、ナンデソノコダケー?
エレン「え…………俺、に? で、でもよ、俺だけにってのは、なんか気が引けるな。サシャと違って、ほら、その、な……」アセアセ
ライナー「小難しく考えるな、エレン。ただ己の誠実な思いを、そのままぶつければいい。言葉でも、行動でも――――」ニヤッ
エレン「…………は?」
ライナー「ほら、土産だ………開けてみろ。手ごわいからな………心してかかれよ?」トスッ
エレン「ッ!? ま、まさ、か」ハッ!?
目の前に置かれた、人間大の大きさの袋を前に、
なぜか、
捧げたはずの心臓が、激しく鼓動を打つ。
??「ぅ、う…………」
エレン「あ………………!!」
ザワザワ……
エー、イイナー!!
ズルーイ、ナンデソノコダケー?
エレン「え…………俺、に? で、でもよ、俺だけにってのは、なんか気が引けるな。サシャと違って、ほら、その、な……」アセアセ
ライナー「小難しく考えるな、エレン。ただ己の誠実な思いを、そのままぶつければいい。言葉でも、行動でも――――」ニヤッ
エレン「…………は?」
ライナー「ほら、土産だ………開けてみろ。手ごわいからな………心してかかれよ?」トスッ
エレン「ッ!? ま、まさ、か」ハッ!?
目の前に置かれた、人間大の大きさの袋を前に、
なぜか、
捧げたはずの心臓が、激しく鼓動を打つ。
??「ぅ、う…………」
エレン「あ………………!!」
128: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:06:04:2GyGYuIo (68/99)
もぞり、と袋が動き、小さく声が聞こえた。
思い出がある。
七年も昔に聞いた、彼女の声だった。
震える指先で、ゆっくりと袋の紐を緩めると――――
アニ「……………ッ、ひ、久しぶり、エレン」プイッ
エレン「あ…………ア、ニ」
袋の中には、耳まで真っ赤に染め上げてバツの悪そうな表情をした、己の最愛の人がいた。
もぞり、と袋が動き、小さく声が聞こえた。
思い出がある。
七年も昔に聞いた、彼女の声だった。
震える指先で、ゆっくりと袋の紐を緩めると――――
アニ「……………ッ、ひ、久しぶり、エレン」プイッ
エレン「あ…………ア、ニ」
袋の中には、耳まで真っ赤に染め上げてバツの悪そうな表情をした、己の最愛の人がいた。
129:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:08:21:RWYOgNpU (13/21)
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
130: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:09:25:2GyGYuIo (69/99)
エレン「あ、ぁ…………」アゼン
アニ「……………」モジモジ
ザワッ!
エ、フクロノナカカラオンナノコガ!?
ダレ? シッテル?
シラナイケド、ナンカアノコトミツメアッテルヨ?
ライナー「はっはっは! あのアニがなぁ、顔真っ赤にして逃げようとしたもんだからよ!!」ガッハッハ
アニ「ッ、く………ら、ライナー、あんた………」キッ!!
ライナー「おいおい、違うだろアニ。おまえが見つめる男は、俺じゃないだろうが………ん?」ニヤリ
アニ「ッうぁ…………」チラッ
エレン「あ…………」ドキン、ドキン
ただ、視線が交錯した。
それだけのことなのに、心臓が口から飛び出しそうなくらいに、激しく鼓動を刻むのが分かった。
エレン(し、心臓が、うるせえ………口の、中、乾く………)ドクン、ドクン
エレン「あ、ぁ…………」アゼン
アニ「……………」モジモジ
ザワッ!
エ、フクロノナカカラオンナノコガ!?
ダレ? シッテル?
シラナイケド、ナンカアノコトミツメアッテルヨ?
ライナー「はっはっは! あのアニがなぁ、顔真っ赤にして逃げようとしたもんだからよ!!」ガッハッハ
アニ「ッ、く………ら、ライナー、あんた………」キッ!!
ライナー「おいおい、違うだろアニ。おまえが見つめる男は、俺じゃないだろうが………ん?」ニヤリ
アニ「ッうぁ…………」チラッ
エレン「あ…………」ドキン、ドキン
ただ、視線が交錯した。
それだけのことなのに、心臓が口から飛び出しそうなくらいに、激しく鼓動を刻むのが分かった。
エレン(し、心臓が、うるせえ………口の、中、乾く………)ドクン、ドクン
131:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:10:09:fP8oB33U (4/10)
きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
132: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:11:23:2GyGYuIo (70/99)
エレン(そ、それより、あ、アニだ。アニが、いる………ずっと、逢いたかった、アニが………)ドクン、ドクン
エレン(け、けど、どうすりゃいいんだ? お、俺はライナーみたいに、気の利いたものを用意してない)ドクンドクン
エレン「あ、アニ………お、俺」
アニ「…………っ」ドキドキ
ザワザワ……
ナニ、アノコ………? コワイカオシテルー……
アニ「ッ!?」ズキッ
ウワ、ニランデネエ?
コッエー……コオリミタイダナ
アニ(…………そう、だよね)
エレン「な、なぁ、アニ、俺、俺は――――」
アニ「…………べ………別に、いいんだよ? その、気を遣わなくても………」
エレン「………え?」
エレン(そ、それより、あ、アニだ。アニが、いる………ずっと、逢いたかった、アニが………)ドクン、ドクン
エレン(け、けど、どうすりゃいいんだ? お、俺はライナーみたいに、気の利いたものを用意してない)ドクンドクン
エレン「あ、アニ………お、俺」
アニ「…………っ」ドキドキ
ザワザワ……
ナニ、アノコ………? コワイカオシテルー……
アニ「ッ!?」ズキッ
ウワ、ニランデネエ?
コッエー……コオリミタイダナ
アニ(…………そう、だよね)
エレン「な、なぁ、アニ、俺、俺は――――」
アニ「…………べ………別に、いいんだよ? その、気を遣わなくても………」
エレン「………え?」
133: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:13:29:2GyGYuIo (71/99)
アニ「その………さ。七年だ。七年も経ってるんだ………ご、ごめんね、ずっと、顔も見せないで………だけど、あんたの気持ちが、別の女に傾いてたって、しょうがないし」プイッ
エレン「………は?」
エレン(何を、言ってるんだ、アニは?)
アニ「ほら、私って愛想ないし………こ、こんな、七年も、音沙汰が無い、酷い女、だし………乙女っぽくない、だろ……」プイッ
エレン「ア…………ニ?」
喉がひりつき、声が出ない。
何とか、声を出そうとしても、声が出ない。
ああ――――七年ぶりに会えたこいつが、記憶以上に美しかったからだ。
アニ「き、気の迷いって、奴だよ、きっと。ほら、その、初めての、相手って………忘れられないとか、そういう類のヤツ」ボソボソ
アニ「その………さ。七年だ。七年も経ってるんだ………ご、ごめんね、ずっと、顔も見せないで………だけど、あんたの気持ちが、別の女に傾いてたって、しょうがないし」プイッ
エレン「………は?」
エレン(何を、言ってるんだ、アニは?)
アニ「ほら、私って愛想ないし………こ、こんな、七年も、音沙汰が無い、酷い女、だし………乙女っぽくない、だろ……」プイッ
エレン「ア…………ニ?」
喉がひりつき、声が出ない。
何とか、声を出そうとしても、声が出ない。
ああ――――七年ぶりに会えたこいつが、記憶以上に美しかったからだ。
アニ「き、気の迷いって、奴だよ、きっと。ほら、その、初めての、相手って………忘れられないとか、そういう類のヤツ」ボソボソ
134: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:14:40:2GyGYuIo (72/99)
エレン(違う)
相変わらず素直じゃなくて、嘘が下手だと思った。恥ずかしがってる時に、睨んでいるような顔になるのも、変わっていない。
嘘をつくとき、人の目を見ようとしない癖が、変わっていない。
御大層な名前と違って、小心者なんだ、こいつは。
アニ「わ、私のことなんて、その、忘れてたろ? わ、私も、だよ。別に、その、特に、思い入れなんて、ないって、いうか………」ジワッ
エレン(聞こえねえ)
忘れてなんかいるものか。おまえのことなら、なんだって分かる。
ほら―――――今、泣きそうだってことも、分かってる。
アニ「あんたには、ミカサがついてるだろ………? あ、あの時のことは、気にしなくていいから………」ウルウル
エレン(違う)
相変わらず素直じゃなくて、嘘が下手だと思った。恥ずかしがってる時に、睨んでいるような顔になるのも、変わっていない。
嘘をつくとき、人の目を見ようとしない癖が、変わっていない。
御大層な名前と違って、小心者なんだ、こいつは。
アニ「わ、私のことなんて、その、忘れてたろ? わ、私も、だよ。別に、その、特に、思い入れなんて、ないって、いうか………」ジワッ
エレン(聞こえねえ)
忘れてなんかいるものか。おまえのことなら、なんだって分かる。
ほら―――――今、泣きそうだってことも、分かってる。
アニ「あんたには、ミカサがついてるだろ………? あ、あの時のことは、気にしなくていいから………」ウルウル
135: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:15:15:2GyGYuIo (73/99)
エレン(そんなことは、知らない)
その涙を止めたいと、そう思った。
だけど、一向に喉は動いてくれなかったから――――あの時と同じように。
俺はアニを、強く抱き締めていた。
アニ「…………? ッ!?」エッ
エレン「………相変わらず、ちっこいな。おまえ」
彼女のぬくもりを腕の中に感じた瞬間、ひりついていた喉は、一瞬でその機能を取り戻していた。
エレン(そんなことは、知らない)
その涙を止めたいと、そう思った。
だけど、一向に喉は動いてくれなかったから――――あの時と同じように。
俺はアニを、強く抱き締めていた。
アニ「…………? ッ!?」エッ
エレン「………相変わらず、ちっこいな。おまえ」
彼女のぬくもりを腕の中に感じた瞬間、ひりついていた喉は、一瞬でその機能を取り戻していた。
136: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:16:33:2GyGYuIo (74/99)
アニ「ッ!! ひ、人が気にしてること…………そ、それより、お、おろしなよ!!」ジタバタ
エレン「嫌だ」
アニ「い、いい加減にしな! ひ、人が見てるだろ!! い、いい加減にしないと―――」ジタバタ
エレン「嫌だ。だってアニ、こうしないと逃げるだろ?」
アニ「ッ!!」ピタッ
エレン「それに――――おまえ、顔見られるの嫌なんだろ?」
アニ「っ…………////」ビクッ
エレン「これなら、見えないだろ。そのままでいいから、聞いてくれ」
彼女の肩を掴み、耳元で囁くように―――――いや、吼えるように、言った。
エレン「いいか、アニ!! 俺はこの七年間!! 一日だっておまえを忘れたことなんてなかった!!!」
アニ「ッ!! ひ、人が気にしてること…………そ、それより、お、おろしなよ!!」ジタバタ
エレン「嫌だ」
アニ「い、いい加減にしな! ひ、人が見てるだろ!! い、いい加減にしないと―――」ジタバタ
エレン「嫌だ。だってアニ、こうしないと逃げるだろ?」
アニ「ッ!!」ピタッ
エレン「それに――――おまえ、顔見られるの嫌なんだろ?」
アニ「っ…………////」ビクッ
エレン「これなら、見えないだろ。そのままでいいから、聞いてくれ」
彼女の肩を掴み、耳元で囁くように―――――いや、吼えるように、言った。
エレン「いいか、アニ!! 俺はこの七年間!! 一日だっておまえを忘れたことなんてなかった!!!」
137: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:17:48:2GyGYuIo (75/99)
アニ「っ………う、嘘だ!」
エレン「勝手に俺の気持ちを代弁するなよ!! さびしいだろ!! やめろよ!! 泣いちゃうだろうが!?」ジワッ
アニ「っ、あ、あん、た、大声で、何恥ずかしいことを言ってるの………!?」
エレン「う、うるせえな! 俺は、いつだってこうだ! いいだろ、七年ぶりにやっと会えたんだぞ!?」ジワワッ
アニ「こ、この、恥ずかしい奴!!」ゲシッ
エレン「いてえ! てめえこの、何しやがる!!」ガシッ
アニ「う、腕を抑えるんじゃないよ、このバカッ!!」ゲシッゲシッ
エレン「がっ!? は、腹を、蹴ったな、こ、このっ!!」ガシッ!!
アニ「!!? ひゃあっ!?//// や、やっ、やめな、このけだもの! どこ触ってるの!!////」ゲシゲシゲシッ
エレン「こぉんちきしょうがああああああああああああああああ!!」ガバアッ!!
アニ「ッ、キャッ………!!」ドサッ
揉み合った挙句、アニを押し倒していた。
アニ「っ………う、嘘だ!」
エレン「勝手に俺の気持ちを代弁するなよ!! さびしいだろ!! やめろよ!! 泣いちゃうだろうが!?」ジワッ
アニ「っ、あ、あん、た、大声で、何恥ずかしいことを言ってるの………!?」
エレン「う、うるせえな! 俺は、いつだってこうだ! いいだろ、七年ぶりにやっと会えたんだぞ!?」ジワワッ
アニ「こ、この、恥ずかしい奴!!」ゲシッ
エレン「いてえ! てめえこの、何しやがる!!」ガシッ
アニ「う、腕を抑えるんじゃないよ、このバカッ!!」ゲシッゲシッ
エレン「がっ!? は、腹を、蹴ったな、こ、このっ!!」ガシッ!!
アニ「!!? ひゃあっ!?//// や、やっ、やめな、このけだもの! どこ触ってるの!!////」ゲシゲシゲシッ
エレン「こぉんちきしょうがああああああああああああああああ!!」ガバアッ!!
アニ「ッ、キャッ………!!」ドサッ
揉み合った挙句、アニを押し倒していた。
138:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:20:07:RWYOgNpU (14/21)
oh...
oh...
139:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:20:22:KpBq0fKs (5/8)
わろた
わろた
140: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:20:36:2GyGYuIo (76/99)
エレン「…………」ジッ
アニ「ッ………///」プイッ
エレン「アニ、こっち見ろ!」
アニ「い、イヤっ!!」プイッ
エレン「じゃあ、そのまま聞け! 俺は何度だって、おまえが納得するまで、話をするからな!! 絶対に聞いてもらうからな!!」
アニ「ッ、う、うっ………ぅああああああっ!!」ポロポロ
エレン「!? あ、アニ………?」
アニ「こ、このっ、このぉ………」ドンッ、ドンッ
アニ「ば、ばか、ばか、やろう………わ、私だって、私だって、ずっと!! この七年間、ずっと!! あんたを忘れた日なんて、無かった………!!」エグッ、エグッ
エレン「…………」ジッ
アニ「ッ………///」プイッ
エレン「アニ、こっち見ろ!」
アニ「い、イヤっ!!」プイッ
エレン「じゃあ、そのまま聞け! 俺は何度だって、おまえが納得するまで、話をするからな!! 絶対に聞いてもらうからな!!」
アニ「ッ、う、うっ………ぅああああああっ!!」ポロポロ
エレン「!? あ、アニ………?」
アニ「こ、このっ、このぉ………」ドンッ、ドンッ
アニ「ば、ばか、ばか、やろう………わ、私だって、私だって、ずっと!! この七年間、ずっと!! あんたを忘れた日なんて、無かった………!!」エグッ、エグッ
141:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:20:53:FG0tnwh. (8/11)
それ以上いけない。
それ以上いけない。
142: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:21:29:2GyGYuIo (77/99)
エレン「!!」
アニ「だ、だけど、私は、こ、怖くて………彼女面して、出て行って、否定されたらって、そう思ったら………足が、竦んで」ヒックヒック
アニ「か、か弱い、乙女心なんて、あんたには………あんたみたいな、朴念仁にはっ、わ、分からない、だろうけどっ!!」ヒック
アニ「わ、私は、あんたに、振られるのが、こ、怖かったんだよぉっ!!」ビェエエエッ
エレン「……………バカだな、おまえは」クシャクシャ
アニ「あ、あんたに、だけは………ひくっ、い、言われたく、ない、よ………」エグッ
エレン「じゃあ…………七年前に言った言葉を、もう一度お前に伝えるぞ、アニ」
アニ「ッ!!」
エレン「おまえは俺の大切な――――大好きな、女の子だ……!! 俺は、エレン・イェーガーは!」
アニ「う、うん………!!」ジワッ
エレン「!!」
アニ「だ、だけど、私は、こ、怖くて………彼女面して、出て行って、否定されたらって、そう思ったら………足が、竦んで」ヒックヒック
アニ「か、か弱い、乙女心なんて、あんたには………あんたみたいな、朴念仁にはっ、わ、分からない、だろうけどっ!!」ヒック
アニ「わ、私は、あんたに、振られるのが、こ、怖かったんだよぉっ!!」ビェエエエッ
エレン「……………バカだな、おまえは」クシャクシャ
アニ「あ、あんたに、だけは………ひくっ、い、言われたく、ない、よ………」エグッ
エレン「じゃあ…………七年前に言った言葉を、もう一度お前に伝えるぞ、アニ」
アニ「ッ!!」
エレン「おまえは俺の大切な――――大好きな、女の子だ……!! 俺は、エレン・イェーガーは!」
アニ「う、うん………!!」ジワッ
143:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:22:01:RWYOgNpU (15/21)
さて....
今度は俺が言わせて貰おうか。
えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
さて....
今度は俺が言わせて貰おうか。
えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
144:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:22:24:FG0tnwh. (9/11)
いやあああああああああああああああああああああああああああああ
いやあああああああああああああああああああああああああああああ
145: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:22:34:2GyGYuIo (78/99)
エレン「アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!」
アニ「わ、私も、好きだ………アニ・レオンハートは、あんたが、エレン・イェーガーが、大好きだよ………この、バカ………!!」ギュウッ
抱き合った胸に、伝わる鼓動がある。
己の鼓動と共に、彼女の獅子の心臓が、激しく高鳴るのを感じた。
エレン「アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!」
アニ「わ、私も、好きだ………アニ・レオンハートは、あんたが、エレン・イェーガーが、大好きだよ………この、バカ………!!」ギュウッ
抱き合った胸に、伝わる鼓動がある。
己の鼓動と共に、彼女の獅子の心臓が、激しく高鳴るのを感じた。
146: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:24:42:2GyGYuIo (79/99)
ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
アルミン「えんっだぁああああああああああああああああああああっ!!!」ポロポロ
ミカサ「いやああああああああああああああああああああああああっ!!!」ポロポロ
ジャン「うぃるおーるぅぇいずらぁあああああびゅうううううううっ!!!(超美声)」ポロポロ
ユミル「ぅううううぁああああああああああああああああああああっ!!(ミク)」ポロポロ
クリスタ「ああああああああああああああああああああああああああっ!!(天使の声)」ポロポロ
コニー「めでてえなぁ!!」パチパチ
サシャ「よ、よがっだでずねぇ、あにぃ……えれぇん………!!」ボロボロ
ライナー「ああ、おめでとう! 二人とも!!」パチパチ
ミーナ「おめでとおおおお!!」パチパチ
マルコ「………おめでとう! 本当におめでとう、二人とも!!」パチパチ
リヴァイ「……………フン」パチパチ
キース「……………ふふ」パチパチ
ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
アルミン「えんっだぁああああああああああああああああああああっ!!!」ポロポロ
ミカサ「いやああああああああああああああああああああああああっ!!!」ポロポロ
ジャン「うぃるおーるぅぇいずらぁあああああびゅうううううううっ!!!(超美声)」ポロポロ
ユミル「ぅううううぁああああああああああああああああああああっ!!(ミク)」ポロポロ
クリスタ「ああああああああああああああああああああああああああっ!!(天使の声)」ポロポロ
コニー「めでてえなぁ!!」パチパチ
サシャ「よ、よがっだでずねぇ、あにぃ……えれぇん………!!」ボロボロ
ライナー「ああ、おめでとう! 二人とも!!」パチパチ
ミーナ「おめでとおおおお!!」パチパチ
マルコ「………おめでとう! 本当におめでとう、二人とも!!」パチパチ
リヴァイ「……………フン」パチパチ
キース「……………ふふ」パチパチ
147:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:26:55:9tN1mR56 (1/1)
いやユミルはもうミクの声じゃねえだろwwww
いやユミルはもうミクの声じゃねえだろwwww
148: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:26:59:2GyGYuIo (80/99)
エレン「は、はは…………これからは、ずっと一緒だぞ?」ナデナデ
アニ「ッ…………分かってるよ、そんなの」プイッ
エレン「なぁ、アルミン! そうだろ!!? 俺たちは、ここで三年間頑張って!! 調査兵団に入って!! 一緒に外の世界を冒険するんだ!!」
エレン「俺と、アニ! そして、ミカサと、おまえで――――どこへでも!!」
アルミン「…………!! ああ! どこだって行けるさ! だって――――」
強い風が吹く。風の行方を追うように、視線を遠くに向けた。
その視界を遮るものは何もない。
地平は、どこまでも続いている。
アルミン「もう、壁はなくなったのだから」
………
……
…
エレン「は、はは…………これからは、ずっと一緒だぞ?」ナデナデ
アニ「ッ…………分かってるよ、そんなの」プイッ
エレン「なぁ、アルミン! そうだろ!!? 俺たちは、ここで三年間頑張って!! 調査兵団に入って!! 一緒に外の世界を冒険するんだ!!」
エレン「俺と、アニ! そして、ミカサと、おまえで――――どこへでも!!」
アルミン「…………!! ああ! どこだって行けるさ! だって――――」
強い風が吹く。風の行方を追うように、視線を遠くに向けた。
その視界を遮るものは何もない。
地平は、どこまでも続いている。
アルミン「もう、壁はなくなったのだから」
………
……
…
149: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:27:45:2GyGYuIo (81/99)
………
……
…
~???年後~
…
……
………
………
……
…
~???年後~
…
……
………
150:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:28:54:RWYOgNpU (16/21)
おや?
おや?
151: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:29:15:2GyGYuIo (82/99)
………
……
…
~西の港町~
ザザーン……ザザーン……
ジャン「……………これが、海なのか」ジーン
ミカサ「ええ。ここ訓練時代から、何度か調査に来たけれど…………なんだろう。相変わらず、不思議なにおいがする」スンスン
コニー「ほ、本当にしょっぺえなあ、この水!!」
アルミン「ははは、何やってるんだよコニー! 前にも同じこと言ってたじゃないか!」
ハハハハハ!!
コニー「う、うるせえな………別にいいだろ、今だって信じられねえくらいなんだ」
マルコ「この町も、随分発展してきたね…………名物はなんだっけ?」
ユミル「…………鰊(にしん)だ(全く、忌々しい)」
………
……
…
~西の港町~
ザザーン……ザザーン……
ジャン「……………これが、海なのか」ジーン
ミカサ「ええ。ここ訓練時代から、何度か調査に来たけれど…………なんだろう。相変わらず、不思議なにおいがする」スンスン
コニー「ほ、本当にしょっぺえなあ、この水!!」
アルミン「ははは、何やってるんだよコニー! 前にも同じこと言ってたじゃないか!」
ハハハハハ!!
コニー「う、うるせえな………別にいいだろ、今だって信じられねえくらいなんだ」
マルコ「この町も、随分発展してきたね…………名物はなんだっけ?」
ユミル「…………鰊(にしん)だ(全く、忌々しい)」
152: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:31:56:2GyGYuIo (83/99)
アルミン「あれ、エレンは?」
ミカサ「エレンなら、あそこ。アニと一緒にいる」ユビサシ
エレン「…………」チラッ
アニ「…………」チラッ
エレン「!」メトメガアウー
アニ「!」シュンカーン
エレン「…………////」プイッ
アニ「…………////」プイッ
ミカサ「…………相変わらず、初々しい」スーキダートキヅーイター
アルミン「は、はは………まぁ、なんというか、あの二人らしいっていうか。まぁ、そっとしておこうよ」
アルミン「あれ、エレンは?」
ミカサ「エレンなら、あそこ。アニと一緒にいる」ユビサシ
エレン「…………」チラッ
アニ「…………」チラッ
エレン「!」メトメガアウー
アニ「!」シュンカーン
エレン「…………////」プイッ
アニ「…………////」プイッ
ミカサ「…………相変わらず、初々しい」スーキダートキヅーイター
アルミン「は、はは………まぁ、なんというか、あの二人らしいっていうか。まぁ、そっとしておこうよ」
153: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:35:41:2GyGYuIo (84/99)
アルミン「しかし………あの二人を見てると、入団式を思い出すよ」
ミカサ「そう、ね………」
ジャン「お? 懐かしい話してんな」
アルミン「あの後、一人忘れられてたベルトルトを置いて、僕たちだけで焼肉パーティで盛り上がったよね」
ミカサ「ベルトルトのあの時の表情と言ったらなかった。私やリヴァイ教官ですら目を逸らすレベルだった」
ジャン「殺されるかと思ったな」
ベルトルト「? 何の話をしてるの、君たち?」
アルミン「」ゾッ
ミカサ「」ゾッ
ジャン「」ゾッ
アルミン「しかし………あの二人を見てると、入団式を思い出すよ」
ミカサ「そう、ね………」
ジャン「お? 懐かしい話してんな」
アルミン「あの後、一人忘れられてたベルトルトを置いて、僕たちだけで焼肉パーティで盛り上がったよね」
ミカサ「ベルトルトのあの時の表情と言ったらなかった。私やリヴァイ教官ですら目を逸らすレベルだった」
ジャン「殺されるかと思ったな」
ベルトルト「? 何の話をしてるの、君たち?」
アルミン「」ゾッ
ミカサ「」ゾッ
ジャン「」ゾッ
154:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:36:38:RWYOgNpU (17/21)
ベルトルト?!
ベルトルト?!
155:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:36:58:Dkq9KviU (1/1)
あ、いたんだ
あ、いたんだ
156:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:37:24:u7YKz0v2 (6/7)
ベルトルトぼっちになっちゃったのか……
でも今みんなといられるならまだましだよね、多分
ベルトルトぼっちになっちゃったのか……
でも今みんなといられるならまだましだよね、多分
157: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:38:55:2GyGYuIo (85/99)
※むしろ誰かにベル……さんのことをツッコまれやしないかと、ヒヤヒヤしてましたが、リアル空気で助かりました
ミカサ「ななななんでもない」ガタガタ
アルミン「そそそそそうさ、ベルトトトトトトルト」ブルブル
ジャン「おおおおおおおう、おまえは、海洋生物の、ちょちょちょちょ調査、だろ? ははははははやく、いいいいけよ」ガクブル
ベルトルト「? そう? それじゃ、行ってくるね………」タッタッタ………
ミカサ「ふぅ」ハァ
アルミン「ほふぅ」ハァ
ジャン「へぇ」ハァ
コニー「おーいおまえら、なにやってんだよ! 早く行こうぜ!!」
※むしろ誰かにベル……さんのことをツッコまれやしないかと、ヒヤヒヤしてましたが、リアル空気で助かりました
ミカサ「ななななんでもない」ガタガタ
アルミン「そそそそそうさ、ベルトトトトトトルト」ブルブル
ジャン「おおおおおおおう、おまえは、海洋生物の、ちょちょちょちょ調査、だろ? ははははははやく、いいいいけよ」ガクブル
ベルトルト「? そう? それじゃ、行ってくるね………」タッタッタ………
ミカサ「ふぅ」ハァ
アルミン「ほふぅ」ハァ
ジャン「へぇ」ハァ
コニー「おーいおまえら、なにやってんだよ! 早く行こうぜ!!」
158:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:40:50:fP8oB33U (5/10)
ミカサですら恐れるレベルなのか・・・>ベルさん
ミカサですら恐れるレベルなのか・・・>ベルさん
159: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:42:26:2GyGYuIo (86/99)
ミカサ「分かった、今行く………」
ジャン「おい、エレン! アニ! おまえらも行こうぜ!! っておーい? 聞こえてねえのか?」
アルミン「ああ、なら僕が呼んでくるよ。おーい、アニー、エレーーン!!」タッタッタッタ……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「…………この海の向こうに、おまえの故郷があるんだな」
アニ「ああ、そうだよ」
エレン「……………遠いな。向こうの大地が、見えやしねえ」
アニ「長い船旅になるよ? まぁ、まだまだその技術はできないだろうけど………」
エレン「まぁまぁ、今すぐにってのは無理かもしれねえけど……――――」
エレン「必ず、行こうぜ。おまえの故郷に。親父さんのところにな」ギュッ
アニ「うん…………」ギュッ
ミカサ「分かった、今行く………」
ジャン「おい、エレン! アニ! おまえらも行こうぜ!! っておーい? 聞こえてねえのか?」
アルミン「ああ、なら僕が呼んでくるよ。おーい、アニー、エレーーン!!」タッタッタッタ……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「…………この海の向こうに、おまえの故郷があるんだな」
アニ「ああ、そうだよ」
エレン「……………遠いな。向こうの大地が、見えやしねえ」
アニ「長い船旅になるよ? まぁ、まだまだその技術はできないだろうけど………」
エレン「まぁまぁ、今すぐにってのは無理かもしれねえけど……――――」
エレン「必ず、行こうぜ。おまえの故郷に。親父さんのところにな」ギュッ
アニ「うん…………」ギュッ
160:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:42:29:tpU86SJ. (2/2)
正直流れ的に邂逅はないと思ってた
正直流れ的に邂逅はないと思ってた
161:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:42:53:RWYOgNpU (18/21)
和解できたんだね!
良かった良かった
和解できたんだね!
良かった良かった
162: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:45:25:2GyGYuIo (87/99)
エレン「俺と、お前。そして―――――」
トテトテトテ……
???「あっ! おとーさぁん!! おかぁさーーーん!!」トテトテ
エレン「おっ! エレナ!! どうだ、海は! でっかいだろーーー?」
エレナ「うん!! ほら、みて!! おっきい『かいがら』ひろったの!!」
アニ「ん………随分と綺麗なのを拾ったね」
エレナ「えっへへぇ………はい!」サシダシ
アニ「え?」パチクリ
エレナ「おかぁさんに、あげる!!」ニパッ
エレン(可愛い)
アニ(天使)
エレン「俺と、お前。そして―――――」
トテトテトテ……
???「あっ! おとーさぁん!! おかぁさーーーん!!」トテトテ
エレン「おっ! エレナ!! どうだ、海は! でっかいだろーーー?」
エレナ「うん!! ほら、みて!! おっきい『かいがら』ひろったの!!」
アニ「ん………随分と綺麗なのを拾ったね」
エレナ「えっへへぇ………はい!」サシダシ
アニ「え?」パチクリ
エレナ「おかぁさんに、あげる!!」ニパッ
エレン(可愛い)
アニ(天使)
163: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:46:12:2GyGYuIo (88/99)
※ローマ字読みになってしまってスイマセン。二人の名前を足したらこうなりました。
エレン:Eren
アニ:annie
↓
エレン:Ere(n)
エレン:an(nie)
↓
エレン:Ere
アニ:an⇒na
↓
エレナ:Erena
※ローマ字読みになってしまってスイマセン。二人の名前を足したらこうなりました。
エレン:Eren
アニ:annie
↓
エレン:Ere(n)
エレン:an(nie)
↓
エレン:Ere
アニ:an⇒na
↓
エレナ:Erena
164:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:46:26:fP8oB33U (6/10)
娘デキテターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
娘デキテターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
165:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:48:57:RWYOgNpU (19/21)
だれか
イラスト書ける人いないか?!
だれか
イラスト書ける人いないか?!
166: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:49:15:2GyGYuIo (89/99)
アルミン「おーい、二人ともーーーー! おや? ああ、エレナちゃんも一緒だったのか」
エレナ「あっ!! あるみんおにいさん!! またおはなしきかせて!!」タタタッ
ダキッ
エレン「!?」ガーン
アニ「!??」ガガーン
アルミン「おおっと…………ふふ、どうしたんだい?」
エレナ「あるみんおにいさんのおはなし、おもしろいから!! きかせて!!」
アルミン「そうかい? それじゃ、後で面白い話を聞かせてあげるよ」テヲツナギ
エレナ「わぁーーーい! やったぁ!!」テクテク
テクテク
エレン「」
アニ「」
アルミン「おーい、二人ともーーーー! おや? ああ、エレナちゃんも一緒だったのか」
エレナ「あっ!! あるみんおにいさん!! またおはなしきかせて!!」タタタッ
ダキッ
エレン「!?」ガーン
アニ「!??」ガガーン
アルミン「おおっと…………ふふ、どうしたんだい?」
エレナ「あるみんおにいさんのおはなし、おもしろいから!! きかせて!!」
アルミン「そうかい? それじゃ、後で面白い話を聞かせてあげるよ」テヲツナギ
エレナ「わぁーーーい! やったぁ!!」テクテク
テクテク
エレン「」
アニ「」
167:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:50:04:FG0tnwh. (10/11)
あるみん は あたらしいぞくせい ろりこん を てにいれたぞ!
あるみん は あたらしいぞくせい ろりこん を てにいれたぞ!
168: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:52:16:2GyGYuIo (90/99)
アルミン「??? おーい、エレン、アニ!! 二人とも早くこっちに来なよーーーー!!」
エレン「…………」トボトボ
アニ「…………」トボトボ
エレナ「ねぇねぇ、どんなおはなしをきかせてくれるの?」キャッキャッ
アルミン「う~~~ん、そうだなぁ…………ああ、そうだ!!」ポンッ
アルミン「今日は、おにいさんたちがまだ子供だった頃のお話を…………ある【不思議なゲーム】をした時のお話をしてあげよう」ニコッ
エレナ「げぇむー?」キョトン
アルミン「うん。そのゲームは、【希望のゲーム】………」
…
……
………
アルミン「??? おーい、エレン、アニ!! 二人とも早くこっちに来なよーーーー!!」
エレン「…………」トボトボ
アニ「…………」トボトボ
エレナ「ねぇねぇ、どんなおはなしをきかせてくれるの?」キャッキャッ
アルミン「う~~~ん、そうだなぁ…………ああ、そうだ!!」ポンッ
アルミン「今日は、おにいさんたちがまだ子供だった頃のお話を…………ある【不思議なゲーム】をした時のお話をしてあげよう」ニコッ
エレナ「げぇむー?」キョトン
アルミン「うん。そのゲームは、【希望のゲーム】………」
…
……
………
169: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:53:47:2GyGYuIo (91/99)
ジュマンジ「……………」ドンドコドコドコドン
ジュマンジ「―――――」スゥゥッ
パァアッ…………
ジュマンジ「……………」ドンドコドコドコドン
ジュマンジ「―――――」スゥゥッ
パァアッ…………
170: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:54:26:2GyGYuIo (92/99)
【JUMANJI】
〝ジュマンジ〝
パァアアッ………
【A GAME FOR THOSE WHO SEEK TO FIND A WAY TO LEAVE THEIR WORLD BEHIND.】
〝【この世界の外に出たい】と思っている人のための、アドベンチャーゲーム〝
スウッ…………
ジュマンジ「―――――」……
【JUMANJI】
〝ジュマンジ〝
パァアアッ………
【A GAME FOR THOSE WHO SEEK TO FIND A WAY TO LEAVE THEIR WORLD BEHIND.】
〝【この世界の外に出たい】と思っている人のための、アドベンチャーゲーム〝
スウッ…………
ジュマンジ「―――――」……
171:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:54:30:fP8oB33U (7/10)
よく考えてみたら子供作っておいて未だに初々しいエレアニ夫婦ってすげえな
よく考えてみたら子供作っておいて未だに初々しいエレアニ夫婦ってすげえな
172: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 21:55:17:2GyGYuIo (93/99)
………
……
…
エレナ「ジュマンジ………?」
アルミン「ああ。昔ね、僕の家の奥にあったんだ………」
………ドンドコドコドコドン
パァァッ………
【~ 劇 終 ~】
………
……
…
エレナ「ジュマンジ………?」
アルミン「ああ。昔ね、僕の家の奥にあったんだ………」
………ドンドコドコドコドン
パァァッ………
【~ 劇 終 ~】
173:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:55:47:RWYOgNpU (20/21)
全くだ
初々しいのは素敵だが
アルミン立ち位置変われ
全くだ
初々しいのは素敵だが
アルミン立ち位置変われ
174:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:57:03:RWYOgNpU (21/21)
乙!
すっげー面白かったです!
蝶お疲れ様でした!
乙!
すっげー面白かったです!
蝶お疲れ様でした!
175:以下、名無しが早朝にお送りします:2013/06/30(日) 21:57:31:hgMnmxvc (2/2)
乙!!!!!!!!!!!
乙!!!!!!!!!!!
176:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:57:59:FG0tnwh. (11/11)
本当にお疲れ様です
本当にお疲れ様です
177:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:58:02:R41Dbh06 (1/1)
この世界の外にでたい人の~で鳥肌立ったわ
原作で言ってたな
この世界の外にでたい人の~で鳥肌立ったわ
原作で言ってたな
178:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:58:43:KpBq0fKs (6/8)
大作だったな
乙
大作だったな
乙
179:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:58:59:fP8oB33U (8/10)
乙!!!!!!
エロ、コメディ、伏線考察その他諸々含めて
史上余り無いレベルの面白さだったぞGJ
乙!!!!!!
エロ、コメディ、伏線考察その他諸々含めて
史上余り無いレベルの面白さだったぞGJ
180:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 21:59:34:u7YKz0v2 (7/7)
お疲れ様です!
とても面白い作品をありがとうございました!
このSSでエレアニに目覚めました!
お疲れ様です!
とても面白い作品をありがとうございました!
このSSでエレアニに目覚めました!
181: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 22:00:42:2GyGYuIo (94/99)
※『潤いの 無き世の中に 潤いを』
>>1蔵
心の俳句
とうとう完結いたしました。
最初は安価でダズがプレイヤーに選ばれたんだよ? あのころが一番つらかった………。
よく血も涙もない安価にいじめられたんだよ。
それもこれも安価とは名ばかりの当スレにレスしてくださる、そこの貴方様のおかげ(せい)です。
なお上記の英文は原作の『ジュマンジ』のボード裏に書かれている原文まんまです。
〝【この世界の外に出たい】と思っている人のための、アドベンチャーゲーム〝
原作ではパニック&ネガティブな意味でしたが、クリアしたらハッピーエンドだったので、
このスレもそういう終わり方が出来たらいいなとポジティブに解釈した結果、こうなりました。
当初は『そうなったらいいなー』くらいの気持ちで書いてましたが、謎解き展開を入れようと決心した時には
『この世界(壁)の外に出るための唯一の手段』というのを課題にしていました。
安価展開によってかなり左右されることもあるため、どんな展開でもある程度は対応できるよう四方八方に伏線を引いたため、
未回収の伏線や原作との乖離点が多々ありマス。
かなりやっつけ仕事な所もあり消化不良気味でしたが、楽しんでいただけたでしょうか。
時々>>1のテンションがゴウランガしてKYめいたアトモスフィアだったこともありましたが(特にJOJOとか今とか)
やっぱりハッピーエンドで終わると気持ちがいいです。後日談、というか空白期についてはいずれ書かせていただきます。
このスレをご覧になった皆様がほっこりした気分になれたら幸いです。長文失礼おば。
※『潤いの 無き世の中に 潤いを』
>>1蔵
心の俳句
とうとう完結いたしました。
最初は安価でダズがプレイヤーに選ばれたんだよ? あのころが一番つらかった………。
よく血も涙もない安価にいじめられたんだよ。
それもこれも安価とは名ばかりの当スレにレスしてくださる、そこの貴方様のおかげ(せい)です。
なお上記の英文は原作の『ジュマンジ』のボード裏に書かれている原文まんまです。
〝【この世界の外に出たい】と思っている人のための、アドベンチャーゲーム〝
原作ではパニック&ネガティブな意味でしたが、クリアしたらハッピーエンドだったので、
このスレもそういう終わり方が出来たらいいなとポジティブに解釈した結果、こうなりました。
当初は『そうなったらいいなー』くらいの気持ちで書いてましたが、謎解き展開を入れようと決心した時には
『この世界(壁)の外に出るための唯一の手段』というのを課題にしていました。
安価展開によってかなり左右されることもあるため、どんな展開でもある程度は対応できるよう四方八方に伏線を引いたため、
未回収の伏線や原作との乖離点が多々ありマス。
かなりやっつけ仕事な所もあり消化不良気味でしたが、楽しんでいただけたでしょうか。
時々>>1のテンションがゴウランガしてKYめいたアトモスフィアだったこともありましたが(特にJOJOとか今とか)
やっぱりハッピーエンドで終わると気持ちがいいです。後日談、というか空白期についてはいずれ書かせていただきます。
このスレをご覧になった皆様がほっこりした気分になれたら幸いです。長文失礼おば。
182:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:02:07:EaWlGQeA (1/1)
>>1に乙を捧げる!!
>>1に乙を捧げる!!
183:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:02:16:R4yXImIk (1/1)
うわぁ…
うわぁ…
184:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:06:03:SC3OQWBM (3/3)
まじか
外の世界に出たい~~ってピッタリだな
超乙でした!
まじか
外の世界に出たい~~ってピッタリだな
超乙でした!
185:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:06:42:0Q71ByiE (1/1)
見てただけなのに達成感がぱない
>>1乙!!
見てただけなのに達成感がぱない
>>1乙!!
186:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:06:44:fP8oB33U (9/10)
>>1よ・・・
エレアニ子作りセクロスは?
>>1よ・・・
エレアニ子作りセクロスは?
187: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 22:07:21:2GyGYuIo (95/99)
>>186
ギクッ
>>186
ギクッ
188:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:09:40:KpBq0fKs (7/8)
ほうあるのか?
ほうあるのか?
189:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:12:53:SuAAxcaI (1/1)
おつ(´;ω;`)
おつ(´;ω;`)
190: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 22:15:59:2GyGYuIo (96/99)
※…………(ダラダラ)
こ、告知ィイイイイ!!
エレアニ好きの人は7月6日(土)~7月7日(日)にこのスレに集まれー!
エレアニの子作りセックス、はっじ☆まっる☆よーーーー!!(やけくそ)
それまでは本スレの唯一の安価③『【すべての巨人】が【吸血鬼】に!』 を選択していたらどうなっていたか、などを投下予定!
とりあえず本編は完結です、お疲れ様でした!
※…………(ダラダラ)
こ、告知ィイイイイ!!
エレアニ好きの人は7月6日(土)~7月7日(日)にこのスレに集まれー!
エレアニの子作りセックス、はっじ☆まっる☆よーーーー!!(やけくそ)
それまでは本スレの唯一の安価③『【すべての巨人】が【吸血鬼】に!』 を選択していたらどうなっていたか、などを投下予定!
とりあえず本編は完結です、お疲れ様でした!
191: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 22:19:32:2GyGYuIo (97/99)
※それと『★完結作をまとめるスレ★』っていうスレには、書き込んでもいいのでしょうか?
本編は完結してるので、書き込んでしまおうと思うのですが、どなたかアドバイスいただけたら幸いです。
お手数ですが、どなたか教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
※それと『★完結作をまとめるスレ★』っていうスレには、書き込んでもいいのでしょうか?
本編は完結してるので、書き込んでしまおうと思うのですが、どなたかアドバイスいただけたら幸いです。
お手数ですが、どなたか教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
192:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:20:39:fP8oB33U (10/10)
>>190
お前が俺にとっての「良い人」で良かったよ・・・
>>1・・・(ゲス顔
>>190
お前が俺にとっての「良い人」で良かったよ・・・
>>1・・・(ゲス顔
193:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:20:41:GGy4lSAo (1/1)
来週か。
生きる気力が湧いてきた
来週か。
生きる気力が湧いてきた
194:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:31:19:8c1AMQ4Q (1/1)
乙!!
実際、本編がこっちでも違和感がないくらいで面白かった
乙!!
実際、本編がこっちでも違和感がないくらいで面白かった
195:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:44:40:nTOTfDEE (1/1)
長い間お疲れさまでした!
SSというものを見てまだまもないですがこんな名作に出会えたことにとても感謝してます
ホント楽しかったですありがとうございました
さぁエレアニ子作りセクロスやらなんやらをまだまだ書いてもらいましょうかねぇ(ゲス顔
長い間お疲れさまでした!
SSというものを見てまだまもないですがこんな名作に出会えたことにとても感謝してます
ホント楽しかったですありがとうございました
さぁエレアニ子作りセクロスやらなんやらをまだまだ書いてもらいましょうかねぇ(ゲス顔
196: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 22:52:25:2GyGYuIo (98/99)
※みなさん、熱いご感想ありがとうございます。
エレアニ新婚初夜からなにから書いてやるああああって気分です。
けど誰でもいいから、>>191の質問に答えてほしいですorz
※みなさん、熱いご感想ありがとうございます。
エレアニ新婚初夜からなにから書いてやるああああって気分です。
けど誰でもいいから、>>191の質問に答えてほしいですorz
197:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:54:44:KpBq0fKs (8/8)
好きになさい
好きになさい
198:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 22:57:56:SH4Adqzc (1/1)
これは>>1の作品だ。だから、エレアニ(エロ)以外のことは>>1の好きなようにしたらいい。
これは>>1の作品だ。だから、エレアニ(エロ)以外のことは>>1の好きなようにしたらいい。
199: ◆B2mIQalgXs:2013/06/30(日) 23:10:39:2GyGYuIo (99/99)
※OH……了解しました。
終わったら書かなきゃならんものかと思っていたのですが、自由で良いってことですね?
では、書いてきます。ご回答ありがとうございました! >>197-198
※OH……了解しました。
終わったら書かなきゃならんものかと思っていたのですが、自由で良いってことですね?
では、書いてきます。ご回答ありがとうございました! >>197-198
200:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/30(日) 23:49:57:85lljc0o (1/1)
乙!!
シリアスもギャグもエロも最高だった
エレアニ子作りまで全裸待機してるよ
乙!!
シリアスもギャグもエロも最高だった
エレアニ子作りまで全裸待機してるよ
201:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 01:02:15:K6fmSBMs (1/1)
ベルトルさんに突っ込めなかったのはそういう空気じゃなかったからだからね!
けっして忘れてたわけでは(ry
ともかく大作乙、あと一応言っとくと
前スレと前々スレをおまけで埋めるなりよろしゅう
ベルトルさんに突っ込めなかったのはそういう空気じゃなかったからだからね!
けっして忘れてたわけでは(ry
ともかく大作乙、あと一応言っとくと
前スレと前々スレをおまけで埋めるなりよろしゅう
202: ◆B2mIQalgXs:2013/07/01(月) 06:11:23:eY/i6IUM (1/2)
※>>1です。ご感想ありがとうございます
>>201
アドバイスありがとうございます。
本日帰宅後にでも何か埋めネタ考えて1000まで埋めてしまおうと思います。
※>>1です。ご感想ありがとうございます
>>201
アドバイスありがとうございます。
本日帰宅後にでも何か埋めネタ考えて1000まで埋めてしまおうと思います。
203:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 07:18:47:wxNg5f5w (1/1)
埋めネタも楽しみにしてます
超乙でした
埋めネタも楽しみにしてます
超乙でした
204:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 07:55:38:7bJru.dE (1/2)
いやぁー終わってたなー乙ー
1000までいくのかー楽しみだなー
いやぁー終わってたなー乙ー
1000までいくのかー楽しみだなー
205:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 10:37:09:5LhFQcCc (1/1)
完結お疲れ様でした。安価には途中参加でしたがまだ原作でも明かされていない謎の考察が妙に辻褄も合っているし、安価SSとは思えない完成度の高い作品(特にエロ)もあってか本当に原作を読んでいるような気分で楽しめました。ただ本編で気になった点が
・過去に戻ったライナーとアニが何をしていたのか
・最後ライサシャいなかったのはなんでか
・アニエレ親子が故郷に帰ったときのアニ父の反応
ってとこが気にはなりました。まあ完全に蛇足ですしもし面倒なら箇条で構いませんのでレスしていただけたら幸いですm(_ _)m
完結お疲れ様でした。安価には途中参加でしたがまだ原作でも明かされていない謎の考察が妙に辻褄も合っているし、安価SSとは思えない完成度の高い作品(特にエロ)もあってか本当に原作を読んでいるような気分で楽しめました。ただ本編で気になった点が
・過去に戻ったライナーとアニが何をしていたのか
・最後ライサシャいなかったのはなんでか
・アニエレ親子が故郷に帰ったときのアニ父の反応
ってとこが気にはなりました。まあ完全に蛇足ですしもし面倒なら箇条で構いませんのでレスしていただけたら幸いですm(_ _)m
206:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 11:35:37:Y/hrpI0M (1/2)
大作乙でした。安価から話を練るのは本当に大変だったと思います。
「ライナーレ○プ。ゴルゴ13と化したサシャ父」ライナーのかなり理由のある蹂躙が気になりますね。
大作乙でした。安価から話を練るのは本当に大変だったと思います。
「ライナーレ○プ。ゴルゴ13と化したサシャ父」ライナーのかなり理由のある蹂躙が気になりますね。
207:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 12:04:01:RUXJWvu. (1/1)
>>206
おまえさん前スレでライナーニキ昏睡レイプさせた犯人だろマジで
ともかく乙であります
>>206
おまえさん前スレでライナーニキ昏睡レイプさせた犯人だろマジで
ともかく乙であります
208:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 13:59:44:Y/hrpI0M (2/2)
私は数字のみの安価だけだったので、別の人かと。
あのタイミングであの安価を出してそれをうまくまとめてくれた作者には吹かせてもらいましたw
私は数字のみの安価だけだったので、別の人かと。
あのタイミングであの安価を出してそれをうまくまとめてくれた作者には吹かせてもらいましたw
209:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 18:15:13:j0/jEjeE (1/1)
エレアニの子作りセックスかー…
うっ…ふぅ…
エレアニの子作りセックスかー…
うっ…ふぅ…
210:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 22:05:52:7bJru.dE (2/2)
そういやあの最初にジュマンジをプレイした
【女の子】は……?
そういやあの最初にジュマンジをプレイした
【女の子】は……?
211: ◆B2mIQalgXs:2013/07/01(月) 22:07:47:eY/i6IUM (2/2)
※>>1です。1スレ目の埋めネタ投下完了しました。
ご覧になってみてください。本スレ投下前に走り書きしていたやつとか入ってて、我ながらヒドい出来です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/
ううむ、どうにも2スレ目の埋めネタが思いつかないです。
以下返答です。
>>205-206
・過去に戻ったライナーとアニが何をやっていたのか?
・最後にライサシャがいない理由
・アニエレ親子が故郷に帰った時のアニ父の反応
・ライナーレ○プ。ゴルゴ13と化したサシャ父
⇒至極ごもっともな疑問です………が、全て後日談で明かす予定です。
ライナーとサシャについては本編から想像がつくかもしれません。
これだけではなんですので、今のところ想定している後日談(のタイトル)は以下の通り。
①『LmC(ライナー・メイ・クライ)』(サシャパパ)……ギャグ。怖すぎて狂っちまいそうだ!
②『俺の娘が遠い異国の地で男を作って帰ってくるわけがない』(語るに及ばず)……アニパパの悲劇
③リヴァイ外伝(リヴァイ×???)……シュールギャグ調
④エンゲージを貴方と(エロアニエレSS)……初夜
などなど。以上です。ご感想ありがとうございました。
※>>1です。1スレ目の埋めネタ投下完了しました。
ご覧になってみてください。本スレ投下前に走り書きしていたやつとか入ってて、我ながらヒドい出来です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1370660978/
ううむ、どうにも2スレ目の埋めネタが思いつかないです。
以下返答です。
>>205-206
・過去に戻ったライナーとアニが何をやっていたのか?
・最後にライサシャがいない理由
・アニエレ親子が故郷に帰った時のアニ父の反応
・ライナーレ○プ。ゴルゴ13と化したサシャ父
⇒至極ごもっともな疑問です………が、全て後日談で明かす予定です。
ライナーとサシャについては本編から想像がつくかもしれません。
これだけではなんですので、今のところ想定している後日談(のタイトル)は以下の通り。
①『LmC(ライナー・メイ・クライ)』(サシャパパ)……ギャグ。怖すぎて狂っちまいそうだ!
②『俺の娘が遠い異国の地で男を作って帰ってくるわけがない』(語るに及ばず)……アニパパの悲劇
③リヴァイ外伝(リヴァイ×???)……シュールギャグ調
④エンゲージを貴方と(エロアニエレSS)……初夜
などなど。以上です。ご感想ありがとうございました。
212:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 22:33:05:l2n94dFU (1/1)
ライナーに黙祷
ライナーに黙祷
213:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 00:32:25:KaiaoLnc (1/1)
持参金ならぬ持参牛の大群でも許され……るわけなかったか
持参金ならぬ持参牛の大群でも許され……るわけなかったか
214:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 03:20:03:ic1.yqUs (1/1)
そりゃサシャの年齢が年齢だしな
20過ぎた娘が男連れてくるのとはわけが違う
そりゃサシャの年齢が年齢だしな
20過ぎた娘が男連れてくるのとはわけが違う
215: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:42:49:SEtCKxcw (1/17)
※>>1です。突発的にエレアニSSが書きたくなりました。(エロはないよ。微エロだよ)
エレンと嫉妬したアニがチュッチュクチュッチュクするよ。
………
……
…
~847年 元・ウォールローゼ トロスト区~
~立体機動訓練場~
キース「本日より、貴様らは基礎を終え、立体機動の実施訓練を開始する! 言うまでもないが今期の訓練兵団においては初の実施訓練だ! 気を引き締めろ!!」
オォォオオオオ………!! ヤットダ……キソバッカリダッタモンナァ……
キース「私語は慎めッ!! まずは前回の訓練のおさらいだ! 各班、合図と同時に、前方の目標に向かってアンカーを射出!! 総員準備!」
ハッ!! ババッ!
キース「放てッ!!」バッ!!
エレン「ほいっと」パシュッ
※>>1です。突発的にエレアニSSが書きたくなりました。(エロはないよ。微エロだよ)
エレンと嫉妬したアニがチュッチュクチュッチュクするよ。
………
……
…
~847年 元・ウォールローゼ トロスト区~
~立体機動訓練場~
キース「本日より、貴様らは基礎を終え、立体機動の実施訓練を開始する! 言うまでもないが今期の訓練兵団においては初の実施訓練だ! 気を引き締めろ!!」
オォォオオオオ………!! ヤットダ……キソバッカリダッタモンナァ……
キース「私語は慎めッ!! まずは前回の訓練のおさらいだ! 各班、合図と同時に、前方の目標に向かってアンカーを射出!! 総員準備!」
ハッ!! ババッ!
キース「放てッ!!」バッ!!
エレン「ほいっと」パシュッ
216: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:44:08:SEtCKxcw (2/17)
アルミン「っしょっ、と」パシュッ
クリスタ「それっ」パシュッ
モブ子「………せ、せーのっ!」パシュッ
ジュカッ、ジャカッ、ドスッ、ザクッ!
キース「よし、全員命中したな! 続いてはトリガーを引いてガスを蒸かす………そこ!! まだトリガーに指を掛けるなァッ!!!」ギロッ!!
ヒ、ヒエッ、モ、モウシワケアリマセンッ!!
キース「座学でも口を酸っぱくして言っていたことだが、蒸かせ過ぎには十分に気を付けろ!! 少しだけトリガーに指を掛け、離すぐらいの力加減で十分だ! 決して握りこむなよ!」
キース「毎年この訓練を行う度に、貴様ら初心者共が決まって事故を起こす! 慣れた者でもガス切れによる墜落やガスの蒸かし過ぎによる衝突事故が絶えんのだ!!」
キース「五体満足で明日を迎えたければ、私の言うことに従え!! 良いな! 何度でも言う!! 最初は慣らすつもりでゆっくりとトリガーを引いてガスを蒸かせ!!」
ハッ!!
キース「目標物の1メートル以内に近接するまで、ゆっくりと繰り返しガス噴射を行って接近しろ! 合図と同時に開始だ! 総員準備!!」
ハッ! ババッ!!
アルミン「っしょっ、と」パシュッ
クリスタ「それっ」パシュッ
モブ子「………せ、せーのっ!」パシュッ
ジュカッ、ジャカッ、ドスッ、ザクッ!
キース「よし、全員命中したな! 続いてはトリガーを引いてガスを蒸かす………そこ!! まだトリガーに指を掛けるなァッ!!!」ギロッ!!
ヒ、ヒエッ、モ、モウシワケアリマセンッ!!
キース「座学でも口を酸っぱくして言っていたことだが、蒸かせ過ぎには十分に気を付けろ!! 少しだけトリガーに指を掛け、離すぐらいの力加減で十分だ! 決して握りこむなよ!」
キース「毎年この訓練を行う度に、貴様ら初心者共が決まって事故を起こす! 慣れた者でもガス切れによる墜落やガスの蒸かし過ぎによる衝突事故が絶えんのだ!!」
キース「五体満足で明日を迎えたければ、私の言うことに従え!! 良いな! 何度でも言う!! 最初は慣らすつもりでゆっくりとトリガーを引いてガスを蒸かせ!!」
ハッ!!
キース「目標物の1メートル以内に近接するまで、ゆっくりと繰り返しガス噴射を行って接近しろ! 合図と同時に開始だ! 総員準備!!」
ハッ! ババッ!!
217: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:45:19:SEtCKxcw (3/17)
キース「始めッ!!」バッ
エレン「よっ、ほっ、はっ、と」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
アルミン「はっ、ふっ、やっ」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
クリスタ「えいっ、とおっ、やあっ!」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
モブ子「!? (う、うわあ、三人とも凄い! 小刻みに蒸かして、あっという間に目標物の手前でピッタリ止まった………!!)」オドロキ
モブ子「(お、思わずみとれちゃってた! 私も負けてられない!)………え、えいっ!」パスンッ
モブ子「………? え?」カチッ
パスンッ………パスンッ
モブ子「あ、あれ? おかしいな」カチカチカチ
パスッ、パスッ、パスンッ……
キース「始めッ!!」バッ
エレン「よっ、ほっ、はっ、と」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
アルミン「はっ、ふっ、やっ」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
クリスタ「えいっ、とおっ、やあっ!」カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュルッ、カチッ、ヒュル……
モブ子「!? (う、うわあ、三人とも凄い! 小刻みに蒸かして、あっという間に目標物の手前でピッタリ止まった………!!)」オドロキ
モブ子「(お、思わずみとれちゃってた! 私も負けてられない!)………え、えいっ!」パスンッ
モブ子「………? え?」カチッ
パスンッ………パスンッ
モブ子「あ、あれ? おかしいな」カチカチカチ
パスッ、パスッ、パスンッ……
218: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:46:33:SEtCKxcw (4/17)
エレン「…………よし。立体機動も久々だが問題なさそうだな」ヒソヒソ
アルミン「はは、まぁ僕たちは『以前』に散々練習したからね」ボソボソ
クリスタ「ふふ、なんかズルしてるみたいだね」クスクス
アルミン「まぁ、ズルだよねえ」ハハハ
クリスタ「って、あれ?」クルッ
クリスタ(………モブ子がこない)キョロッ
モブ子「??? ????」カチカチ
パスン、パスンッ……
クリスタ(何やってるんだろ? ひょっとして故障か――――ッ!?)
クリスタ「だ、ダメッ!! トリガーをそんなに引いたら!!」
エレン「!」クルッ
アルミン「えっ!?」クルッ
モブ子「え?」カチッ、プシュッ
エレン「…………よし。立体機動も久々だが問題なさそうだな」ヒソヒソ
アルミン「はは、まぁ僕たちは『以前』に散々練習したからね」ボソボソ
クリスタ「ふふ、なんかズルしてるみたいだね」クスクス
アルミン「まぁ、ズルだよねえ」ハハハ
クリスタ「って、あれ?」クルッ
クリスタ(………モブ子がこない)キョロッ
モブ子「??? ????」カチカチ
パスン、パスンッ……
クリスタ(何やってるんだろ? ひょっとして故障か――――ッ!?)
クリスタ「だ、ダメッ!! トリガーをそんなに引いたら!!」
エレン「!」クルッ
アルミン「えっ!?」クルッ
モブ子「え?」カチッ、プシュッ
219: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:47:20:SEtCKxcw (5/17)
モブ子「えっ、きゃああああああああああっ!?」ギュバァッ!!
ビュオオオオオッ!!!
アルミン「!? 立体機動装置の故障か!?」
モブ子「っああああああああああああああっ!!?」ギュオオオオオッ!!?
クリスタ「!? い、いけない! こ、このままじゃぶつか――――!!」
エレン「チッ!!」ガチッ、バシュゥッ!!!
アルミン「エレン!?」
モブ子「えっ、きゃああああああああああっ!?」ギュバァッ!!
ビュオオオオオッ!!!
アルミン「!? 立体機動装置の故障か!?」
モブ子「っああああああああああああああっ!!?」ギュオオオオオッ!!?
クリスタ「!? い、いけない! こ、このままじゃぶつか――――!!」
エレン「チッ!!」ガチッ、バシュゥッ!!!
アルミン「エレン!?」
220: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:47:59:SEtCKxcw (6/17)
ガシィッ!! ゴロゴロゴロゴロ………
エレン「ッ~~~~~~~――――――ぷはあっ!!」
アルミン「エレン!! 大丈夫!?」ダッ
クリスタ「モブ子!!」ダッ
エレン「だ、大丈夫だ。怪我はねえよ」
エレン(けど、あっぶねぇ………ギリギリだった………)フゥーッ
クリスタ「よ、良かった………モブ子も大丈夫? 怪我はない?」
モブ子「う、うん………」ドキドキ
アルミン「気を付けなよ! 座学で言われてたでしょ? 機動装置が動作不良起こしたかもしれないときは、迂闊にトリガー引いちゃダメって!」プンスカ
アルミン「エレンが咄嗟に受け止めてくれたからいいものの、下手すれば死んでいたかもしれないんだよ!?」プンプン
モブ子「あ………!! ご、ごめんなさい………」ショボン
エレン「まぁ、そんな怒るなよアルミン。助けられたんだから結果オーライだ」
ガシィッ!! ゴロゴロゴロゴロ………
エレン「ッ~~~~~~~――――――ぷはあっ!!」
アルミン「エレン!! 大丈夫!?」ダッ
クリスタ「モブ子!!」ダッ
エレン「だ、大丈夫だ。怪我はねえよ」
エレン(けど、あっぶねぇ………ギリギリだった………)フゥーッ
クリスタ「よ、良かった………モブ子も大丈夫? 怪我はない?」
モブ子「う、うん………」ドキドキ
アルミン「気を付けなよ! 座学で言われてたでしょ? 機動装置が動作不良起こしたかもしれないときは、迂闊にトリガー引いちゃダメって!」プンスカ
アルミン「エレンが咄嗟に受け止めてくれたからいいものの、下手すれば死んでいたかもしれないんだよ!?」プンプン
モブ子「あ………!! ご、ごめんなさい………」ショボン
エレン「まぁ、そんな怒るなよアルミン。助けられたんだから結果オーライだ」
221: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:49:54:SEtCKxcw (7/17)
アルミン「もぉ……アバウトなんだから」
モブ子「ほ、本当にごめんなさい………私のせいで………」ショボーン……
エレン「別にいいって、次は成功させられるように教えてやるから、な?」ハハッ
モブ子「―――――!!」キュンッ
モブ子(え………あ、あれ? な、なんだろ、この気持ち………)ドキドキ
エレン「んじゃ、そろそろ離れてくれるか? 乗っかられたまんまじゃ起き上がれねえ」ハハハ
モブ子「っあ………!? ご、ごめんなしゃいっ////」ササッ
エレン「よいしょっ、と………」ムクッ
ナニヤッテルカソコー!!
アルミン「! ま、まずい、教官だ!」
エレン「げッ! や、やべ………とりあえずモブ子は、装置が故障してるかもしれねえことを伝えて来いよ!!」
アルミン「もぉ……アバウトなんだから」
モブ子「ほ、本当にごめんなさい………私のせいで………」ショボーン……
エレン「別にいいって、次は成功させられるように教えてやるから、な?」ハハッ
モブ子「―――――!!」キュンッ
モブ子(え………あ、あれ? な、なんだろ、この気持ち………)ドキドキ
エレン「んじゃ、そろそろ離れてくれるか? 乗っかられたまんまじゃ起き上がれねえ」ハハハ
モブ子「っあ………!? ご、ごめんなしゃいっ////」ササッ
エレン「よいしょっ、と………」ムクッ
ナニヤッテルカソコー!!
アルミン「! ま、まずい、教官だ!」
エレン「げッ! や、やべ………とりあえずモブ子は、装置が故障してるかもしれねえことを伝えて来いよ!!」
222: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:50:29:SEtCKxcw (8/17)
モブ子「え………で、でも私、事故起こしちゃったし………」
クリスタ「私も付き添うよ。罰則貰わないように言い訳してあげるから」フフッ
エレン「そうそう、大丈夫だって! 俺も黙っててやるからさ! それに未遂だ。言ったろ、次からは気を付けりゃいいんだよ」ヘヘッ
アルミン「二人とも………はぁ、もういいよ」フゥ
モブ子「あ、あっ………ありがとう………」キュンッ
モブ子(! ま、まただ。なんだろう、胸が、苦しい………)ドキドキ
…
……
………
モブ子「え………で、でも私、事故起こしちゃったし………」
クリスタ「私も付き添うよ。罰則貰わないように言い訳してあげるから」フフッ
エレン「そうそう、大丈夫だって! 俺も黙っててやるからさ! それに未遂だ。言ったろ、次からは気を付けりゃいいんだよ」ヘヘッ
アルミン「二人とも………はぁ、もういいよ」フゥ
モブ子「あ、あっ………ありがとう………」キュンッ
モブ子(! ま、まただ。なんだろう、胸が、苦しい………)ドキドキ
…
……
………
223: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:51:16:SEtCKxcw (9/17)
………
……
…
~対人格闘訓練場~
エレン「おらあっ!!」ブンッ!!
ライナー「う、うおっ!?」グルンッ
ドザァアアアアッ!!
ウッオスッゲェーー! アニキノキョタイガチュウヲウイタゾ!!
ア、エレンダ! アイツカクトウジュツ『モ』スゲーノカヨ! ヤンナルゼー、『コンキノジョウイセイセキユウシュウシャ』サマハヨォ
モブ子「…………すごい、ッ!?」キュンッ
モブ子(な、なんだろう、エレンを見てると、胸が痛くなる……)ドキドキ
モブ子(こ、これって………ひょっとして………)ドキドキ
………
……
…
~対人格闘訓練場~
エレン「おらあっ!!」ブンッ!!
ライナー「う、うおっ!?」グルンッ
ドザァアアアアッ!!
ウッオスッゲェーー! アニキノキョタイガチュウヲウイタゾ!!
ア、エレンダ! アイツカクトウジュツ『モ』スゲーノカヨ! ヤンナルゼー、『コンキノジョウイセイセキユウシュウシャ』サマハヨォ
モブ子「…………すごい、ッ!?」キュンッ
モブ子(な、なんだろう、エレンを見てると、胸が痛くなる……)ドキドキ
モブ子(こ、これって………ひょっとして………)ドキドキ
224: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:51:48:SEtCKxcw (10/17)
ライナー「ぐ、ぐ………お、おま、相変わらず、手加減ヘタ、だな、おい………」ヨロッ
エレン「あ、ああ、悪いライナー………」
ライナー「っていうか、前より強くなってねえか?」ヒソヒソ
エレン「あー………その、なんだ。実はその、な………」ポリポリ
ライナー「! ははーん、成程………」ニヤニヤ
エレン「な、なんだよ………」
ライナー「アニから教えてもらった足技とか、この七年間で練習してたろ」ボソッ
エレン「ッ~~~!? ち、ちげえよ! 今期は、その、格闘訓練の配点が高いから、ちょっと特訓してただけだ!!」ボソッ
ライナー「アニの足技ってところは否定しないんだな」クククク
エレン「う゛っ」グサッ
ライナー「配点が高くなるかどうかも分からない、七年前の時点からか? そりゃおかしな話だぞ、エレン」ニヨニヨ
エレン「ッ、はぁ…………なぁ、ライナー。やっぱ、その、わ、わかっちまうか?」テレテレ
ライナー「ぐ、ぐ………お、おま、相変わらず、手加減ヘタ、だな、おい………」ヨロッ
エレン「あ、ああ、悪いライナー………」
ライナー「っていうか、前より強くなってねえか?」ヒソヒソ
エレン「あー………その、なんだ。実はその、な………」ポリポリ
ライナー「! ははーん、成程………」ニヤニヤ
エレン「な、なんだよ………」
ライナー「アニから教えてもらった足技とか、この七年間で練習してたろ」ボソッ
エレン「ッ~~~!? ち、ちげえよ! 今期は、その、格闘訓練の配点が高いから、ちょっと特訓してただけだ!!」ボソッ
ライナー「アニの足技ってところは否定しないんだな」クククク
エレン「う゛っ」グサッ
ライナー「配点が高くなるかどうかも分からない、七年前の時点からか? そりゃおかしな話だぞ、エレン」ニヨニヨ
エレン「ッ、はぁ…………なぁ、ライナー。やっぱ、その、わ、わかっちまうか?」テレテレ
225: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:52:42:SEtCKxcw (11/17)
ライナー「そりゃ分かるさ。俺がどれだけアニに蹴られたと思ってる。アニに勝るとは言わんが、劣らず鋭い蹴りだったぞ?」
エレン「!! ほ、本当か!?」
ライナー「ああ、今ならアニにも、一矢報いるくらいのことはできるんじゃねえか?」ヘヘッ
アニ「面白そうな話してるね。私も混ぜてくれない?」
ライナー「えっ」
アニ「ふんっ!!」ビュオッ!!
ドッガァアアアアッ!!
ライナー「さす、がは………本、家」ガクッ
エレン「ら、ライナァアアアアアアアアアアアッ!!?」
アニ「はい」ポイッ
エレン「え」パシッ
ライナー「そりゃ分かるさ。俺がどれだけアニに蹴られたと思ってる。アニに勝るとは言わんが、劣らず鋭い蹴りだったぞ?」
エレン「!! ほ、本当か!?」
ライナー「ああ、今ならアニにも、一矢報いるくらいのことはできるんじゃねえか?」ヘヘッ
アニ「面白そうな話してるね。私も混ぜてくれない?」
ライナー「えっ」
アニ「ふんっ!!」ビュオッ!!
ドッガァアアアアッ!!
ライナー「さす、がは………本、家」ガクッ
エレン「ら、ライナァアアアアアアアアアアアッ!!?」
アニ「はい」ポイッ
エレン「え」パシッ
226: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:53:13:SEtCKxcw (12/17)
アニ「次はあんたが私を襲う番――――!!」ハッ
~モヤモヤァ~ン~(アニ、らいおんはーと回想中)
ズッチュクッチュ、グチャリグチャッ
『好き、好きッ、大好きっ!!』ハァハァ
『ア、アニ! 俺も、俺も好きだっ!』ハァハァ
グッチャグッチャ、ズチュッズチュッ
~モヤモヤァ~ン~
アニ「ッ…………//// と、とにかく、来な!!////」カアアッ
エレン「っ、おおう! ライナーの仇だ! 手加減しねえからな!」
アニ「次はあんたが私を襲う番――――!!」ハッ
~モヤモヤァ~ン~(アニ、らいおんはーと回想中)
ズッチュクッチュ、グチャリグチャッ
『好き、好きッ、大好きっ!!』ハァハァ
『ア、アニ! 俺も、俺も好きだっ!』ハァハァ
グッチャグッチャ、ズチュッズチュッ
~モヤモヤァ~ン~
アニ「ッ…………//// と、とにかく、来な!!////」カアアッ
エレン「っ、おおう! ライナーの仇だ! 手加減しねえからな!」
227: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:54:21:SEtCKxcw (13/17)
アニ「手加減なんかしたら、即座に地面とキスさせて――――!」ハッ
~モヤモヤァ~ン~(アニ、らいおんはーと回想中)
『んぁ、ンちゅ、る、エ、レェン……はっ、んふ……』ハァハァ
『ちゅ、んぅ、ア、アニ、ンちゅぱ、れ、ちゅ、る、ぁ………』ハァハァ
~モヤモヤァ~ン~
アニ「~~~~~~~~~~~!!!//// 地べたに頬ずりさせてやるからね!!」カアアッ
エレン「望むところだっ! 行くぞ、アニっ!」ダッ!!
アニ「手加減なんかしたら、即座に地面とキスさせて――――!」ハッ
~モヤモヤァ~ン~(アニ、らいおんはーと回想中)
『んぁ、ンちゅ、る、エ、レェン……はっ、んふ……』ハァハァ
『ちゅ、んぅ、ア、アニ、ンちゅぱ、れ、ちゅ、る、ぁ………』ハァハァ
~モヤモヤァ~ン~
アニ「~~~~~~~~~~~!!!//// 地べたに頬ずりさせてやるからね!!」カアアッ
エレン「望むところだっ! 行くぞ、アニっ!」ダッ!!
228: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:55:35:SEtCKxcw (14/17)
アニ「直線的なのは変わらないね」シッシッ
エレン「シィッ!!」ビュンッ!!
アニ「ッ、その程度、まだ遅――――返しの左!? くぅっ!?」ドガッ
エレン「あ、当たった!!」
アニ(あ、当てられた………ガードしたとはいえ、私が、エレンに………)
エレン「へっ! この七年間、遊んでたわけじゃねえんだぜ、アニ!」ビュッ
アニ「調子に………」ガシッ
エレン「へ? う、うわっ!?」グルンッ
アニ「………乗るなっ!」ビュオッ!!
バッシィィイイイインッ!!
エレン「のわぁあああああああああっ!?」ギュルンッ
ドッザァァアアァッ!!
アニ「直線的なのは変わらないね」シッシッ
エレン「シィッ!!」ビュンッ!!
アニ「ッ、その程度、まだ遅――――返しの左!? くぅっ!?」ドガッ
エレン「あ、当たった!!」
アニ(あ、当てられた………ガードしたとはいえ、私が、エレンに………)
エレン「へっ! この七年間、遊んでたわけじゃねえんだぜ、アニ!」ビュッ
アニ「調子に………」ガシッ
エレン「へ? う、うわっ!?」グルンッ
アニ「………乗るなっ!」ビュオッ!!
バッシィィイイイインッ!!
エレン「のわぁあああああああああっ!?」ギュルンッ
ドッザァァアアァッ!!
229: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:56:07:SEtCKxcw (15/17)
エレン「い、いててて、て………」ヨロヨロ
アニ「ダメだね。まだまだてんでなってないよ」フンッ
エレン「そ、そうかあ? でもおまえ、ちょっと焦ってたろ?」
アニ「! そう思いたいなら思ってれば?」プイッ
エレン「? おい、なんでそっち向くんだよ。嬉しいなら笑顔見せてくれればいいのに」
アニ「な、何が? 別に嬉しいことなんてないけど?」
エレン「え? だってお前今、笑ってるだろ?」キョトン
アニ「ッ~~~~~~~~!////」カアアッ
エレン「ほら、やっぱ――――り゛ッ!?」ギュルンッ
ドッザァアアアアアッ!!
エレン「い、いててて、て………」ヨロヨロ
アニ「ダメだね。まだまだてんでなってないよ」フンッ
エレン「そ、そうかあ? でもおまえ、ちょっと焦ってたろ?」
アニ「! そう思いたいなら思ってれば?」プイッ
エレン「? おい、なんでそっち向くんだよ。嬉しいなら笑顔見せてくれればいいのに」
アニ「な、何が? 別に嬉しいことなんてないけど?」
エレン「え? だってお前今、笑ってるだろ?」キョトン
アニ「ッ~~~~~~~~!////」カアアッ
エレン「ほら、やっぱ――――り゛ッ!?」ギュルンッ
ドッザァアアアアアッ!!
230: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:57:13:SEtCKxcw (16/17)
エレン「ぐ………が、は………」ピクピク
アニ「ふんっ………あんまりからかうのがいけないんだよ////」プイッ
オイオイミロヨ、エレンガアニニヤラレテルゼ
ウェエーカクトウジュツメチャクチャツエエジャン、アノアニッテコ
スゲェケド、コエエヨナヤッパリ
モブ子「…………」チラッチラッ
ハンナ「どうしたの、モブ子? 集中してよ?」
モブ子「あ、ご、ごめん!」スチャッ
ヤアアアッ!
アマイッ!
………
……
…
エレン「ぐ………が、は………」ピクピク
アニ「ふんっ………あんまりからかうのがいけないんだよ////」プイッ
オイオイミロヨ、エレンガアニニヤラレテルゼ
ウェエーカクトウジュツメチャクチャツエエジャン、アノアニッテコ
スゲェケド、コエエヨナヤッパリ
モブ子「…………」チラッチラッ
ハンナ「どうしたの、モブ子? 集中してよ?」
モブ子「あ、ご、ごめん!」スチャッ
ヤアアアッ!
アマイッ!
………
……
…
231: ◆B2mIQalgXs:2013/07/02(火) 22:58:01:SEtCKxcw (17/17)
※本日の投下はとりあえずここでストップ。
明日の夜には続きを投下します
※本日の投下はとりあえずここでストップ。
明日の夜には続きを投下します
232:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 23:06:21:jQwmABDc (1/1)
おつ
おつ
233:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 23:34:00:2284aYVA (1/1)
ふむ、エレモブか……
ふむ、エレモブか……
234:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 02:32:59:2AN1UPjI (1/1)
あのGガンダムばりのプロポーズ見てなかったかモブ子…
あのGガンダムばりのプロポーズ見てなかったかモブ子…
235:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 07:12:00:jZB1pcNA (1/1)
この>>1のエレアニは期待できる
・・・ので、たまにはエレミカがあってもいいと思う
この>>1のエレアニは期待できる
・・・ので、たまにはエレミカがあってもいいと思う
236:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 08:12:11:CYM5.QAw (1/1)
モブ子の名前を安価で決めよう(提案)
モブ子の名前を安価で決めよう(提案)
237:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 08:33:45:F2h5tABw (1/1)
モブ子の名前はモブ子だからこそ良いんだよ
モブ子の名前はモブ子だからこそ良いんだよ
238:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 09:27:33:Qes0TrsQ (1/2)
せめて容姿案があれば既存キャラから引用できるんだがな
この場合はモブ子OK
せめて容姿案があれば既存キャラから引用できるんだがな
この場合はモブ子OK
239:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 09:36:58:Qes0TrsQ (2/2)
上のレスは忘れてくれ
上のレスは忘れてくれ
240:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 11:58:59:859uwBVc (1/1)
げろしゃぶかフーミンで名前安価取るん?
あ、フーミンで
げろしゃぶかフーミンで名前安価取るん?
あ、フーミンで
241:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 20:22:50:bjkVegX. (1/2)
あれだ
本部乗っ取られて
口に銃咥えて自害した男の隣にいた泣いてる子が容姿的には推奨
あれだ
本部乗っ取られて
口に銃咥えて自害した男の隣にいた泣いてる子が容姿的には推奨
242: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:24:07:crfZ40wU (1/16)
※2スレ目の埋めネタ投下完了しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371378371/968-1000
良かったらご覧になってみてください。
本日の投下もこの後行う予定です。
※2スレ目の埋めネタ投下完了しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1371378371/968-1000
良かったらご覧になってみてください。
本日の投下もこの後行う予定です。
243:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 21:24:39:u9EISgII (1/1)
前スレの梅ネタも素晴らしいな
やはりエレアニは至高
前スレの梅ネタも素晴らしいな
やはりエレアニは至高
244: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:38:10:crfZ40wU (2/16)
>>243
わ、僅か22秒で我が埋めネタを読破し、書き込んだ、だと……?
お美事………
>>243
わ、僅か22秒で我が埋めネタを読破し、書き込んだ、だと……?
お美事………
245: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:42:21:crfZ40wU (3/16)
※失敬。32秒でしたね………。投下開始します。割とゆっくりです。
………
……
…
~対人格闘訓練場(昼休憩中)~
エレン「ふっ!!」ビシュッ
ドカアッ!!
藁人形「イタイ」ボロッ
エレン「はぁ、はぁ………よし、もうワンセット……!」ググッッ
アルミン「やぁ、エレン。お昼休みだっていうのに、精が出るね」
エレン「! アルミンか、おまえも訓練か?」
アルミン「ううん、ちょっと様子を見に来たんだ。はい、水とタオル」
エレン「おっ、サンキュな!」ゴクゴク、フキフキ
※失敬。32秒でしたね………。投下開始します。割とゆっくりです。
………
……
…
~対人格闘訓練場(昼休憩中)~
エレン「ふっ!!」ビシュッ
ドカアッ!!
藁人形「イタイ」ボロッ
エレン「はぁ、はぁ………よし、もうワンセット……!」ググッッ
アルミン「やぁ、エレン。お昼休みだっていうのに、精が出るね」
エレン「! アルミンか、おまえも訓練か?」
アルミン「ううん、ちょっと様子を見に来たんだ。はい、水とタオル」
エレン「おっ、サンキュな!」ゴクゴク、フキフキ
246: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:45:04:crfZ40wU (4/16)
アルミン「エレン、最近調子良さそうだね」
エレン「ん? まぁな!!」ハハハ
アルミン(…………本当に、元気になった。アニに会えなかったこの二年間、ずっと覇気がなかったもの)
アルミン(一日中ボーッとしてたかと思ったら、疲労困憊になって倒れるまで蹴り技の反復練習をしていたり……まるで取りつかれたように)
アルミン(君が………夜に、泣いてたのも知ってる)
アルミン(僕もミカサも、正直見ていて辛かったよ……ジャンすら心配してた)
エレン「んー、やっぱりアニの蹴りと、ちょっと違うな………タイミングか、角度か? うーん………」アアデモナイコウデモナイ
アルミン(けど、アニと再会してからのここ数ヶ月、ずっと元気なまんまなんだもんなあ………まったく、心配して損した気分だよ)
アルミン(やっぱり、君はそうでなくっちゃ)ニコニコ
エレン「よしっ、続きだ! …………? なんだよ、生温かい目で見て」
アルミン「ふふ、なんでもないよ。本当に調子良さそうだなぁって」ニコニコ
アルミン「エレン、最近調子良さそうだね」
エレン「ん? まぁな!!」ハハハ
アルミン(…………本当に、元気になった。アニに会えなかったこの二年間、ずっと覇気がなかったもの)
アルミン(一日中ボーッとしてたかと思ったら、疲労困憊になって倒れるまで蹴り技の反復練習をしていたり……まるで取りつかれたように)
アルミン(君が………夜に、泣いてたのも知ってる)
アルミン(僕もミカサも、正直見ていて辛かったよ……ジャンすら心配してた)
エレン「んー、やっぱりアニの蹴りと、ちょっと違うな………タイミングか、角度か? うーん………」アアデモナイコウデモナイ
アルミン(けど、アニと再会してからのここ数ヶ月、ずっと元気なまんまなんだもんなあ………まったく、心配して損した気分だよ)
アルミン(やっぱり、君はそうでなくっちゃ)ニコニコ
エレン「よしっ、続きだ! …………? なんだよ、生温かい目で見て」
アルミン「ふふ、なんでもないよ。本当に調子良さそうだなぁって」ニコニコ
247: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:54:50:crfZ40wU (5/16)
エレン「アルミンだって調子良さそうだよな。座学や技巧じゃダントツじゃないか」
エレン「【前】の時と違って、学習する内容が変わってるのに、やっぱすげえよアルミンは」
アルミン「そんなことないよ。この二年間で調査兵団が持ち帰った外世界の情報………それを学ぶのは、楽しいしね。好きこそもののなんとやらってやつさ」
エレン「ふぅん、そういうもんか?」
アルミン「なんにしても、座学はこのままトップを維持したいな」
エレン「あー、配点方法も変わって、今期は座学の比重が大きいもんな………総合成績上位に入るどころか、主席狙えるんじゃないか?」
アルミン「対人格闘術訓練だって配点高いじゃないか………格闘術の成績は、男子じゃ君がブッチ切りでトップだよ?」
エレン「んー………けどま、今日の午前にも話したけど、ズルみたいなもんだしなぁ。それに……」
アルミン「それに?」
エレン「対人格闘術の配点が上がった経緯に、『王制の崩壊に伴っての治安悪化を憂慮して』ってのは分かる。憲兵団の権威も落ちたし」
エレン「けど、『壁外調査時に他の文化圏の人達との争いも考慮』ってのはなぁ………」
アルミン(!! やっぱりアニと付き合いだしたせいかな。そこを疑問に思えるようになったんだ)
エレン「アルミンだって調子良さそうだよな。座学や技巧じゃダントツじゃないか」
エレン「【前】の時と違って、学習する内容が変わってるのに、やっぱすげえよアルミンは」
アルミン「そんなことないよ。この二年間で調査兵団が持ち帰った外世界の情報………それを学ぶのは、楽しいしね。好きこそもののなんとやらってやつさ」
エレン「ふぅん、そういうもんか?」
アルミン「なんにしても、座学はこのままトップを維持したいな」
エレン「あー、配点方法も変わって、今期は座学の比重が大きいもんな………総合成績上位に入るどころか、主席狙えるんじゃないか?」
アルミン「対人格闘術訓練だって配点高いじゃないか………格闘術の成績は、男子じゃ君がブッチ切りでトップだよ?」
エレン「んー………けどま、今日の午前にも話したけど、ズルみたいなもんだしなぁ。それに……」
アルミン「それに?」
エレン「対人格闘術の配点が上がった経緯に、『王制の崩壊に伴っての治安悪化を憂慮して』ってのは分かる。憲兵団の権威も落ちたし」
エレン「けど、『壁外調査時に他の文化圏の人達との争いも考慮』ってのはなぁ………」
アルミン(!! やっぱりアニと付き合いだしたせいかな。そこを疑問に思えるようになったんだ)
248: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 21:59:06:crfZ40wU (6/16)
アルミン「………仕方ないよ。【僕達】はアニやライナーから聞いて、海の向こうにしかそんな文化圏はないってことを知ってるけど、他の人に分かるはずないんだし」
エレン「あー………やっぱりそこか? ままならねえよな」
アルミン「事情を知ってるキース教官やリヴァイ教官も、多分わかっててこの配点にしたんだろうけど」
エレン「しょうがねえか。治安があんまりよくないのは事実だし。【壁の巨人】がみんな人に戻ったせいで、急に人口が増えたもんなあ」
アルミン「【前】の時みたいに口減らしされないだけマシだよ………」ギリッ
エレン「あ…………そう、だな」
アルミン「うん……………あ、そうそう。そういうエレンこそ、座学が伸びてるじゃないか。月次試験では今のところ三十位以内には必ず入ってるし、点数も上昇傾向だ」
エレン「ああ……立体機動の概念とか、巨人の生態とか、ああいうのと違って…………うん、アルミンと同じだな。外世界のことを学ぶのって、楽しいし。それに……」
アルミン「それに?」
アルミン「………仕方ないよ。【僕達】はアニやライナーから聞いて、海の向こうにしかそんな文化圏はないってことを知ってるけど、他の人に分かるはずないんだし」
エレン「あー………やっぱりそこか? ままならねえよな」
アルミン「事情を知ってるキース教官やリヴァイ教官も、多分わかっててこの配点にしたんだろうけど」
エレン「しょうがねえか。治安があんまりよくないのは事実だし。【壁の巨人】がみんな人に戻ったせいで、急に人口が増えたもんなあ」
アルミン「【前】の時みたいに口減らしされないだけマシだよ………」ギリッ
エレン「あ…………そう、だな」
アルミン「うん……………あ、そうそう。そういうエレンこそ、座学が伸びてるじゃないか。月次試験では今のところ三十位以内には必ず入ってるし、点数も上昇傾向だ」
エレン「ああ……立体機動の概念とか、巨人の生態とか、ああいうのと違って…………うん、アルミンと同じだな。外世界のことを学ぶのって、楽しいし。それに……」
アルミン「それに?」
249: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:04:20:crfZ40wU (7/16)
エレン「………ずっと、おまえとの夢だったからな。巨人憎しで必死だった頃の座学と違って、学べば直接夢に繋がる。ワクワクするだろ!」
アルミン「!! エレン………ははっ、君らしいや。駆逐駆逐言ってた頃が懐かしいよ」ハハハ
エレン「………なんだろうな、良く分からないけど、馬鹿にされたのは分かるぞ、アルミン」イラッ
エレン「よぉーし、アルミン。いつも座学で世話になってる礼だ……対人格闘術ドンケツのおまえに、アニ直伝の格闘術で手ほどきしてやるよ」ボキボキ
アルミン「!!? え、遠慮しておくよ!! 僕は頭脳労働派なんだ! そんなの僕のジャンルじゃない!!」
アルミン「ッ! あ、そ、そうだ、お昼を食べに行かないと………え、エレンも行こうよ?」アセアセ
エレン「あ? 別に後で良いだろ………遠慮なんかしなくていいからよ………」ゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「い、い、いやーーーーーっ!!? そんなところまでアニに似なくてもいいのにーーーーーっ!!!」ダダダダッ
エレン「なっ、なんでそこでアニが出てくるんだよっ!?/// あ、こらまて、逃げるなアルミン!」ダッ
アルミン「自覚無いの!?」ガーン!!!
…
……
………
エレン「………ずっと、おまえとの夢だったからな。巨人憎しで必死だった頃の座学と違って、学べば直接夢に繋がる。ワクワクするだろ!」
アルミン「!! エレン………ははっ、君らしいや。駆逐駆逐言ってた頃が懐かしいよ」ハハハ
エレン「………なんだろうな、良く分からないけど、馬鹿にされたのは分かるぞ、アルミン」イラッ
エレン「よぉーし、アルミン。いつも座学で世話になってる礼だ……対人格闘術ドンケツのおまえに、アニ直伝の格闘術で手ほどきしてやるよ」ボキボキ
アルミン「!!? え、遠慮しておくよ!! 僕は頭脳労働派なんだ! そんなの僕のジャンルじゃない!!」
アルミン「ッ! あ、そ、そうだ、お昼を食べに行かないと………え、エレンも行こうよ?」アセアセ
エレン「あ? 別に後で良いだろ………遠慮なんかしなくていいからよ………」ゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「い、い、いやーーーーーっ!!? そんなところまでアニに似なくてもいいのにーーーーーっ!!!」ダダダダッ
エレン「なっ、なんでそこでアニが出てくるんだよっ!?/// あ、こらまて、逃げるなアルミン!」ダッ
アルミン「自覚無いの!?」ガーン!!!
…
……
………
250:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 22:08:17:GoYB9ryI (1/1)
なんやほのぼのするなあ
なんやほのぼのするなあ
251: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:14:44:crfZ40wU (8/16)
………
……
…
~食堂~
ワイワイガヤガヤ
ウワァ、コンデルナァ
……ソウダネ
オッ、アニトミカサダ! オーイ、アニー、ミカサーッ!!
アニ「やっと来たの? 全くおそ――――」クルッ
ミカサ「あ、エレン………遅かった――――」クルッ
エレン「悪い悪い、待たせた」ツヤツヤ
アルミン「や、やぁ、ミカサ、アニ。遅くなって、ごめん………」ボロッ
アニ「…………随分と、その、ボロボロだね。誰の仕業?」アセアセ
アルミン(君の恋人)
ミカサ「!? 何があったの!? 誰!? 誰にやられたの、アルミン!!」ガシッ
アルミン(君の家族)
………
……
…
~食堂~
ワイワイガヤガヤ
ウワァ、コンデルナァ
……ソウダネ
オッ、アニトミカサダ! オーイ、アニー、ミカサーッ!!
アニ「やっと来たの? 全くおそ――――」クルッ
ミカサ「あ、エレン………遅かった――――」クルッ
エレン「悪い悪い、待たせた」ツヤツヤ
アルミン「や、やぁ、ミカサ、アニ。遅くなって、ごめん………」ボロッ
アニ「…………随分と、その、ボロボロだね。誰の仕業?」アセアセ
アルミン(君の恋人)
ミカサ「!? 何があったの!? 誰!? 誰にやられたの、アルミン!!」ガシッ
アルミン(君の家族)
252: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:18:32:crfZ40wU (9/16)
アルミン「まったくもう、嫌だって言ったのに………」ブスッ
エレン「そう言うなって。かなり参考になったろ?」
アルミン「そ、それはまぁ………そうだね(僕も諦めずに、格闘術も頑張ってみようかな)」フフッ
ミカサ「………? とにかく、座って、アルミン」
アルミン「あ、ありがとう、ミカサ」スッ
アニ「ほら、あんたも座りなよ………食事は確保してあるから」
エレン「えっ、わざわざ悪いな」
アニ「いつにもまして、早く確保しないと無くなるからね………今日は」
エレン「あっ!! そういや今日は、月一の【肉の日】だったな!」スッ
アルミン「まったくもう、嫌だって言ったのに………」ブスッ
エレン「そう言うなって。かなり参考になったろ?」
アルミン「そ、それはまぁ………そうだね(僕も諦めずに、格闘術も頑張ってみようかな)」フフッ
ミカサ「………? とにかく、座って、アルミン」
アルミン「あ、ありがとう、ミカサ」スッ
アニ「ほら、あんたも座りなよ………食事は確保してあるから」
エレン「えっ、わざわざ悪いな」
アニ「いつにもまして、早く確保しないと無くなるからね………今日は」
エレン「あっ!! そういや今日は、月一の【肉の日】だったな!」スッ
253: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:25:09:crfZ40wU (10/16)
アルミン「あっ、今日もおいしそうだね!! モチベーションが上がるよ!」
エレン「月一でも、これがあるだけで士気が違うよな!」
---------------------------------------------------------------------------------------------
【ライナー特選メニュー】
・白老牛のとろとろ牛すじ煮込みスープ(デミグラ風味のこってり味付け。トロトロお肉がたっぷり)
・ニンジンのグラッセ(つやつや。素朴な甘み)
・マッシュポテト(口当たりなめらか、ボリュームたっぷり)
・パン(出来立てバター1かけ)
・牛乳(新鮮フレッシュ)
---------------------------------------------------------------------------------------------
ミカサ「うん。とてもいい香り」ゴクリ
アニ「そうだね。サシャがあれだけ暴走する理由も、分かる気がしてきたよ」チラッ
アルミン「あっ、今日もおいしそうだね!! モチベーションが上がるよ!」
エレン「月一でも、これがあるだけで士気が違うよな!」
---------------------------------------------------------------------------------------------
【ライナー特選メニュー】
・白老牛のとろとろ牛すじ煮込みスープ(デミグラ風味のこってり味付け。トロトロお肉がたっぷり)
・ニンジンのグラッセ(つやつや。素朴な甘み)
・マッシュポテト(口当たりなめらか、ボリュームたっぷり)
・パン(出来立てバター1かけ)
・牛乳(新鮮フレッシュ)
---------------------------------------------------------------------------------------------
ミカサ「うん。とてもいい香り」ゴクリ
アニ「そうだね。サシャがあれだけ暴走する理由も、分かる気がしてきたよ」チラッ
254: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:29:49:crfZ40wU (11/16)
サシャ「おいしぃいいいいいいいいいいいいい!!」イヒャアアアアアッ
コニー「うんめぇええええええーーーーーー!!」カッ!!
ミーナ「ほ、本当においしいこれ………とろとろしてて、コクがあって………」パアアッ
マルコ「こ、こんなの食べたことないよ! すごいやライナー!!」ウンウン
ウ、ウメェエエエエエッ!!
クチノナカニイレタトタンニ、ニクガトロリトホドケルッ!!
コンナウメェスープハジメテダァアアアア!!
ライナー「おっ、そうかそうか! 今日も訓練でたっぷり動いたからな! みんな腹いっぱい食えよ!」ハハハ
ワーーーーーイ!! イツモオニクヲゴチソウシテクレテアリガトー!!
サシャ「うん、こういうのでいいんですよ、こういうので~~~♪ もっぎゅもっぎゅ………おいちぃいいいい!!」ハムハムムシャムシャ
ライナー「! サシャ。頬っぺたにパン屑が付いてるぞ?」ヒョイパクッ
サシャ「!!? あ、あああああああ、その、あ、あありがとうございまひゅ………////」カアアッ
サシャ「おいしぃいいいいいいいいいいいいい!!」イヒャアアアアアッ
コニー「うんめぇええええええーーーーーー!!」カッ!!
ミーナ「ほ、本当においしいこれ………とろとろしてて、コクがあって………」パアアッ
マルコ「こ、こんなの食べたことないよ! すごいやライナー!!」ウンウン
ウ、ウメェエエエエエッ!!
クチノナカニイレタトタンニ、ニクガトロリトホドケルッ!!
コンナウメェスープハジメテダァアアアア!!
ライナー「おっ、そうかそうか! 今日も訓練でたっぷり動いたからな! みんな腹いっぱい食えよ!」ハハハ
ワーーーーーイ!! イツモオニクヲゴチソウシテクレテアリガトー!!
サシャ「うん、こういうのでいいんですよ、こういうので~~~♪ もっぎゅもっぎゅ………おいちぃいいいい!!」ハムハムムシャムシャ
ライナー「! サシャ。頬っぺたにパン屑が付いてるぞ?」ヒョイパクッ
サシャ「!!? あ、あああああああ、その、あ、あありがとうございまひゅ………////」カアアッ
255: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:36:33:crfZ40wU (12/16)
ジャン「この牛乳も、なんてまろやかな味わいなんだ………それでいて後味がくどくねえ……」ゴクゴク
ライナー「最近、乳牛にも手を出し始めたからな。なかなかイケるだろ?」
ジャン「!? こ、これもライナーが!? お、おまえ、どんだけこの道を究めるつもりなんだよ………」
ライナー「この七年間………〝戦士〝としての鍛錬を積む傍らで、農場経営について片っ端から勉強していたからな」ニヤリ
サシャ「ほぅぇええええおいひぃいいいいいいいいい//////」モッキュモッキュ
ライナー「おっと………ああ、そうだ、サシャ」
サシャ「ふええ? もぐもぐ」キョトン
ライナー「マッシュポテトと、ちょっと刻んだグラッセをパンの上に載せて……こぼれないようにをスープに浸して………ほれ、食べてみろ。あーん」
サシャ「ふぇっ//// あ、あー……ん。ん………ゥゥウウウウンマァアアアアアアアアアイ!!!!?」ガガァアアアン!!
ライナー「邪道かもしれんが、こういう食べ方もなかなかオツだろ」フフフ
サシャ「!? か、神様ですか、ライナーは!? こ、このような食べ方が………!!」
ジャン「この牛乳も、なんてまろやかな味わいなんだ………それでいて後味がくどくねえ……」ゴクゴク
ライナー「最近、乳牛にも手を出し始めたからな。なかなかイケるだろ?」
ジャン「!? こ、これもライナーが!? お、おまえ、どんだけこの道を究めるつもりなんだよ………」
ライナー「この七年間………〝戦士〝としての鍛錬を積む傍らで、農場経営について片っ端から勉強していたからな」ニヤリ
サシャ「ほぅぇええええおいひぃいいいいいいいいい//////」モッキュモッキュ
ライナー「おっと………ああ、そうだ、サシャ」
サシャ「ふええ? もぐもぐ」キョトン
ライナー「マッシュポテトと、ちょっと刻んだグラッセをパンの上に載せて……こぼれないようにをスープに浸して………ほれ、食べてみろ。あーん」
サシャ「ふぇっ//// あ、あー……ん。ん………ゥゥウウウウンマァアアアアアアアアアイ!!!!?」ガガァアアアン!!
ライナー「邪道かもしれんが、こういう食べ方もなかなかオツだろ」フフフ
サシャ「!? か、神様ですか、ライナーは!? こ、このような食べ方が………!!」
256: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:42:16:crfZ40wU (13/16)
エレン「………! な、なぁ、俺たちもアレやってみねえか?」ゴクリ
アルミン「そ、そうだね」ゴクッ
ミカサ「断る理由が何一つ浮かばない」ゴクリッ
アニ「物は試しだ、やってみよう」ゴク
パクッ
エレン「う、うめえ………!!」パアアッ
アルミン「こ、これは、すごい……!!」パアアッ
ミカサ「お、おいしい………!」パアアッ
アニ「!!(こ、これは、美味しい、な)」パアアッ
エレン「………! な、なぁ、俺たちもアレやってみねえか?」ゴクリ
アルミン「そ、そうだね」ゴクッ
ミカサ「断る理由が何一つ浮かばない」ゴクリッ
アニ「物は試しだ、やってみよう」ゴク
パクッ
エレン「う、うめえ………!!」パアアッ
アルミン「こ、これは、すごい……!!」パアアッ
ミカサ「お、おいしい………!」パアアッ
アニ「!!(こ、これは、美味しい、な)」パアアッ
257:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 22:42:23:8z6EZTjw (1/1)
腹減ってきた…
腹減ってきた…
258:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 22:45:27:mxgZu4pU (1/1)
なぜか銀の匙思い出した
なぜか銀の匙思い出した
259: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:50:00:crfZ40wU (14/16)
ライナー「ははは、だろ? 牛骨から丹念に一週間近くダシを取って、牛筋も柔らかくなるまでトロットロに煮込んだスープだ。この味出すのには苦労したんだぞ?」ドヤッ
サシャ「ら、ライナーは飼育の神様だけじゃなくて、料理の神様でもあったんですか!?」スゴイ
ライナー「ははは、褒めても出せるものなんか――――おかわりぐらいしかないぞ」ズズイッ
サシャ「!!!!?!?!!? クダサァイ!!」ウヒャアアアアアッ
ヒューヒュー、イイゾーバカップルー
イイヨナー、サシャハ
コンナオイシイリョウリガマイニチタベラレルンダロ?
オマエハシアワセモンダゾーーー
サシャ「ふえっ、ええっ、あ………////」カアアッ
ライナー「おう! 卒業後もこの料理が喰いたいなら、将来俺が経営する牧場まで来いよ! 同期料金で安く喰わせてやるからな!」ハッハッハ
エーオカネトルノカヨー!?
デモオカネハラッテデモタベタイナーコレ
ボクジョウヒライタラゼッタイイクカラネー!! ソレマデオクサントナカヨクナ!!
サシャ「あ、あぅ、あぅうう、ぅううう………////」ボンッ
ライナー「ああ、二人で待ってる! そうだろ、サシャ」
サシャ「あぅう………は、はい///」ポッ
キャアアアアアアッ! ヒューヒューゥ!!
ライナー「ははは、だろ? 牛骨から丹念に一週間近くダシを取って、牛筋も柔らかくなるまでトロットロに煮込んだスープだ。この味出すのには苦労したんだぞ?」ドヤッ
サシャ「ら、ライナーは飼育の神様だけじゃなくて、料理の神様でもあったんですか!?」スゴイ
ライナー「ははは、褒めても出せるものなんか――――おかわりぐらいしかないぞ」ズズイッ
サシャ「!!!!?!?!!? クダサァイ!!」ウヒャアアアアアッ
ヒューヒュー、イイゾーバカップルー
イイヨナー、サシャハ
コンナオイシイリョウリガマイニチタベラレルンダロ?
オマエハシアワセモンダゾーーー
サシャ「ふえっ、ええっ、あ………////」カアアッ
ライナー「おう! 卒業後もこの料理が喰いたいなら、将来俺が経営する牧場まで来いよ! 同期料金で安く喰わせてやるからな!」ハッハッハ
エーオカネトルノカヨー!?
デモオカネハラッテデモタベタイナーコレ
ボクジョウヒライタラゼッタイイクカラネー!! ソレマデオクサントナカヨクナ!!
サシャ「あ、あぅ、あぅうう、ぅううう………////」ボンッ
ライナー「ああ、二人で待ってる! そうだろ、サシャ」
サシャ「あぅう………は、はい///」ポッ
キャアアアアアアッ! ヒューヒューゥ!!
260: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 22:52:40:crfZ40wU (15/16)
※ハンパなんですが、ここで本日は投下終了です。
明日はアホみたいに忙しいので今日みたいに投下が短いかもしれませんorz
エレアニ分が入るのは次回ぐらいからですね。
それではみなさん、お疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を。
※ハンパなんですが、ここで本日は投下終了です。
明日はアホみたいに忙しいので今日みたいに投下が短いかもしれませんorz
エレアニ分が入るのは次回ぐらいからですね。
それではみなさん、お疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を。
261:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 22:53:02:bjkVegX. (2/2)
なんだろ
目から汗が止まらない
嫁に逃げられた俺にもこんな時が
なんだろ
目から汗が止まらない
嫁に逃げられた俺にもこんな時が
262:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 22:58:47:80RfGJ.Y (1/1)
サシャが幸せそうに食っててなによりです
サシャが幸せそうに食っててなによりです
263:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 23:00:56:yxMk459w (1/1)
>>261
元気出せな?
たまにはミルクティー作ってのんでみろよ
あったまるから、な?
>>261
元気出せな?
たまにはミルクティー作ってのんでみろよ
あったまるから、な?
264: ◆B2mIQalgXs:2013/07/03(水) 23:06:14:crfZ40wU (16/16)
>>261
涙拭いてくださいよ。
私の嫁なんてディスプレイから出てきてくれないんですよ……
>>261
涙拭いてくださいよ。
私の嫁なんてディスプレイから出てきてくれないんですよ……
265:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 23:30:12:zxufiOpk (1/1)
>264
奇遇だな
俺の嫁も画面から出てこないんだ
>264
奇遇だな
俺の嫁も画面から出てこないんだ
266:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/03(水) 23:35:57:RqhH1kSE (1/1)
<<264
いやぁ・・・奇遇だなぁ・・
僕の嫁さんと同じ性格だぁ・・!
引っ込み思案だよね・・・!!
でもすっごくやさしくて綺麗で
あとああこれもあれあああ(ry
<<264
いやぁ・・・奇遇だなぁ・・
僕の嫁さんと同じ性格だぁ・・!
引っ込み思案だよね・・・!!
でもすっごくやさしくて綺麗で
あとああこれもあれあああ(ry
267:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 00:31:35:00CLFKS2 (1/1)
フォン・ド・ヴォーってやつか?
むっちゃ本格ですな
フォン・ド・ヴォーってやつか?
むっちゃ本格ですな
268: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 06:36:41:utwCwIYM (1/20)
マルコ「だけど、どういう風に料理したら、こんな味が出るんだい?」モグモグ
コニー「すっげえトロみがあるし、こってりしてるよなぁ」バクバク
ライナー「『あるもの』を丁寧にバターで炒めて、一度冷ましたものに肉や骨と野菜を煮込んで作ったダシで溶かして、さらに煮込む………す」
マルコ「!? そ、そんな手間のかかる調理法を………で、でも、あるものって?」
ライナー「これ以上は企業秘密ってやつだな」ハハハ
エー、ソンナァー オシエテクレヨー
マァオイシイカライイヨ
イツモホントアリガトナー
ライナー「おう! これ食って午後の訓練も頑張ろうぜ!」
オウ!! ハイ!!
ワイワイガヤガヤ
――――この時ライナーが用いた調理法は、フランス料理でいうところの【フォン・ド・ヴォー】を用いた【ドミグラスソース】の基本的な作り方である。
しかし『小麦粉をバターで丁寧に炒めてルーを作る』という調理法はこの時代において確立されていない。
後に【ブラウンソース】と呼ばれ、大評判となるライナー・ブラウン発案の秘伝ソースである……。
マルコ「だけど、どういう風に料理したら、こんな味が出るんだい?」モグモグ
コニー「すっげえトロみがあるし、こってりしてるよなぁ」バクバク
ライナー「『あるもの』を丁寧にバターで炒めて、一度冷ましたものに肉や骨と野菜を煮込んで作ったダシで溶かして、さらに煮込む………す」
マルコ「!? そ、そんな手間のかかる調理法を………で、でも、あるものって?」
ライナー「これ以上は企業秘密ってやつだな」ハハハ
エー、ソンナァー オシエテクレヨー
マァオイシイカライイヨ
イツモホントアリガトナー
ライナー「おう! これ食って午後の訓練も頑張ろうぜ!」
オウ!! ハイ!!
ワイワイガヤガヤ
――――この時ライナーが用いた調理法は、フランス料理でいうところの【フォン・ド・ヴォー】を用いた【ドミグラスソース】の基本的な作り方である。
しかし『小麦粉をバターで丁寧に炒めてルーを作る』という調理法はこの時代において確立されていない。
後に【ブラウンソース】と呼ばれ、大評判となるライナー・ブラウン発案の秘伝ソースである……。
269: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 06:39:38:utwCwIYM (2/20)
※ミス。これ投下したら会社行ってきます
マルコ「だけど、どういう風に料理したら、こんな味が出るんだい?」モグモグ
コニー「すっげえトロみがあるし、こってりしてるよなぁ」バクバク
ライナー「『あるもの』を丁寧にバターで炒めて、一度冷ましたものに肉や骨と野菜を煮込んで作ったダシで溶かして、さらに煮込む……一週間以上な」
マルコ「!? そ、そんな手間のかかる調理法を………で、でも、『あるもの』って?」
ライナー「これ以上は企業秘密ってやつだな」ハハハ
エー、ソンナァー オシエテクレヨー
マァオイシイカライイヨ
イツモホントアリガトナー
ライナー「おう! これ食って午後の訓練も頑張ろうぜ!」
オウ!! ハイ!!
ワイワイガヤガヤ
――――この時ライナーが用いた調理法は、フランス料理でいうところの【フォン・ド・ヴォー】を用いた【ドミグラスソース】の基本的な作り方である。
しかし『小麦粉をバターで丁寧に炒めてルーを作る』という調理法はこの時代において確立されていない。
後に【ブラウンソース】と呼ばれ、大評判となるライナー・ブラウン発案の秘伝ソースである……。
※ミス。これ投下したら会社行ってきます
マルコ「だけど、どういう風に料理したら、こんな味が出るんだい?」モグモグ
コニー「すっげえトロみがあるし、こってりしてるよなぁ」バクバク
ライナー「『あるもの』を丁寧にバターで炒めて、一度冷ましたものに肉や骨と野菜を煮込んで作ったダシで溶かして、さらに煮込む……一週間以上な」
マルコ「!? そ、そんな手間のかかる調理法を………で、でも、『あるもの』って?」
ライナー「これ以上は企業秘密ってやつだな」ハハハ
エー、ソンナァー オシエテクレヨー
マァオイシイカライイヨ
イツモホントアリガトナー
ライナー「おう! これ食って午後の訓練も頑張ろうぜ!」
オウ!! ハイ!!
ワイワイガヤガヤ
――――この時ライナーが用いた調理法は、フランス料理でいうところの【フォン・ド・ヴォー】を用いた【ドミグラスソース】の基本的な作り方である。
しかし『小麦粉をバターで丁寧に炒めてルーを作る』という調理法はこの時代において確立されていない。
後に【ブラウンソース】と呼ばれ、大評判となるライナー・ブラウン発案の秘伝ソースである……。
270:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 07:07:09:C5t0xghA (1/1)
ライナーニキが未来に生きてるなw
朝から腹減った・・・
ライナーニキが未来に生きてるなw
朝から腹減った・・・
271:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 08:21:46:S09ASloc (1/1)
乙
こんなもの食べたら普段のメシが喰えなくなるwww
乙
こんなもの食べたら普段のメシが喰えなくなるwww
272:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 09:25:43:ErjmslP6 (1/2)
サシャが可愛すぎ。エレアニも捨てがたい。
エレアニが終わったら、サシャ(とライナー)の話をもっとかいてください
サシャが可愛すぎ。エレアニも捨てがたい。
エレアニが終わったら、サシャ(とライナー)の話をもっとかいてください
273:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 10:14:43:J6c6.Np6 (1/1)
ブラウンソース言いたかっただけちゃうんかwww
でもライサシャはありだな
サシャきゃわわ
ブラウンソース言いたかっただけちゃうんかwww
でもライサシャはありだな
サシャきゃわわ
274:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 12:03:55:F0tnuI3o (1/1)
昼休憩中にシチュー食ったんだけど
一緒にシチュー食ってくれる可愛い女の子はついて来なかった訴訟
昼休憩中にシチュー食ったんだけど
一緒にシチュー食ってくれる可愛い女の子はついて来なかった訴訟
275:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 14:10:09:MqW/XN/g (1/2)
<<274
逆だスプリンガー、最初に習わなかったのかシチューに女の子がついてくるのではない
<<274
逆だスプリンガー、最初に習わなかったのかシチューに女の子がついてくるのではない
276:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 14:11:38:MqW/XN/g (2/2)
女の子にシチューがついてくるのだと…!
何か色々すいませんでした。
女の子にシチューがついてくるのだと…!
何か色々すいませんでした。
277: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:22:54:utwCwIYM (3/20)
※投下開始。ゆっくり行きます。
サシャ「~~♪ ~~~~~♪(おいしい…………ですけど)」チラッ
ライナー「おいおい、聞いてるかジャン? 牛ってのはわりとキレイ好きでな。よだれや泥でエサが汚れると食べなかったり―――――」ペラペラ
ジャン「へーへー、聞いてるって」ウンザリ
サシャ(私、まだライナーに何も返せてないんですよね)ションボリ
サシャ「…………!(そ、そうだ! これです!!)」
ライナー「………でな、牛をおいしく育てるには――――」ペラペラ
サシャ「え、えっと、そのぉ………ライナー………」クイクイ
ライナー「愛情を――――ん? どうしたサシャ、おかわりだったらたくさんあr」クルッ
サシャ「あ、ぁ、あーん………してくださいっ………はい」エヘヘッ
ライナー「ッ!?」ガタタッ
※投下開始。ゆっくり行きます。
サシャ「~~♪ ~~~~~♪(おいしい…………ですけど)」チラッ
ライナー「おいおい、聞いてるかジャン? 牛ってのはわりとキレイ好きでな。よだれや泥でエサが汚れると食べなかったり―――――」ペラペラ
ジャン「へーへー、聞いてるって」ウンザリ
サシャ(私、まだライナーに何も返せてないんですよね)ションボリ
サシャ「…………!(そ、そうだ! これです!!)」
ライナー「………でな、牛をおいしく育てるには――――」ペラペラ
サシャ「え、えっと、そのぉ………ライナー………」クイクイ
ライナー「愛情を――――ん? どうしたサシャ、おかわりだったらたくさんあr」クルッ
サシャ「あ、ぁ、あーん………してくださいっ………はい」エヘヘッ
ライナー「ッ!?」ガタタッ
278:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 22:26:33:mDbUtcfE (1/1)
来てれぅーーーー!
来てれぅーーーー!
279: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:31:14:utwCwIYM (4/20)
サシャ「ほ、ほら………あ~ん、ですよぉ………♪」エヘ
ライナー「ッ!? ッ!!!?!?!(何が………何が、起こってる………どこからだ、どこから理由のない暴力が来る………!?)」オロオロ
ザワッ!?
オイ………ドウイウコッタ……!?
サシャガ………!! ジブンノヲ………!?
ザワ………ザワ………!?
ジャン「さ、サシャが、自分のメシを人に分ける……だと………は、はは、冗談、よせよ………笑えねぇぞ………?」ガタガタ
ライナー「う、嘘だ、何かの間違いだ………明日は座学のテストでコニーが満点を取るぞ……」ガタガタ
コニー「えっ!? おれ満点とれるのか!!」ヤッタ!
フランツ「そんな程度で済むもんか!! 巨人が、巨人が戻ってくるに違いないっ………!!」ガクブル
トーマス「もうだめだぁ………おしまいだぁ………」ビクビク
ダズ「じ、人類は、また滅びの危機を迎えるのか………」エグッエグッ
サシャ「ほ、ほら………あ~ん、ですよぉ………♪」エヘ
ライナー「ッ!? ッ!!!?!?!(何が………何が、起こってる………どこからだ、どこから理由のない暴力が来る………!?)」オロオロ
ザワッ!?
オイ………ドウイウコッタ……!?
サシャガ………!! ジブンノヲ………!?
ザワ………ザワ………!?
ジャン「さ、サシャが、自分のメシを人に分ける……だと………は、はは、冗談、よせよ………笑えねぇぞ………?」ガタガタ
ライナー「う、嘘だ、何かの間違いだ………明日は座学のテストでコニーが満点を取るぞ……」ガタガタ
コニー「えっ!? おれ満点とれるのか!!」ヤッタ!
フランツ「そんな程度で済むもんか!! 巨人が、巨人が戻ってくるに違いないっ………!!」ガクブル
トーマス「もうだめだぁ………おしまいだぁ………」ビクビク
ダズ「じ、人類は、また滅びの危機を迎えるのか………」エグッエグッ
280: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:35:57:utwCwIYM (5/20)
サシャ「は、はやく、口開けてくださいよぉ………そ、その、恥ずかしいので………///」カアアッ
ライナー「ッ! あ、ああ、わかった。あ、あー………////」アーン
サシャ「あーん………♪」ススッ
パクッ
ライナー「ん…………////」モグモグ
サシャ「!」パアアッ
エレン(お、おおっ!?)ジーッ
アニ(あ、なんか羨ましいかも)ジーッ
アルミン(いいなぁ、僕も彼女欲しいなぁ)ジーッ
ミカサ(本当においしい………にんじんは苦手だったけれど、好きになれそう……)モッキュモッキュ
サシャ「は、はやく、口開けてくださいよぉ………そ、その、恥ずかしいので………///」カアアッ
ライナー「ッ! あ、ああ、わかった。あ、あー………////」アーン
サシャ「あーん………♪」ススッ
パクッ
ライナー「ん…………////」モグモグ
サシャ「!」パアアッ
エレン(お、おおっ!?)ジーッ
アニ(あ、なんか羨ましいかも)ジーッ
アルミン(いいなぁ、僕も彼女欲しいなぁ)ジーッ
ミカサ(本当においしい………にんじんは苦手だったけれど、好きになれそう……)モッキュモッキュ
281: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:45:37:utwCwIYM (6/20)
サシャ「ぇ、えへへへ//// お、おいしいですか、ライナー?」テレテレ
ライナー「ぉ、おお、我ながら良く出来てる………それにサシャが食わせてくれたせいか、何十倍もうまく感じるぞ………///」テレテレ
サシャ「! そ、それはよかったです!! 今はお料理の手伝いをしたり、これくらいのことしかできませんけど………」
サシャ「い、いっぱい、私の大好きを込めてますから/////」エヘヘ
ライナー「―――――ッ/////」キュンッ
ライナー(結婚しよ。卒業したら俺、娘さんを俺に下さいって、胸張ってサシャの親父さんに挨拶しに行くんだ………///)ポヤポヤ
サシャ(ライナー………わたし、こんな幸せな気持ちでごはんを食べるの、初めてです………もう、なにもこわくない………///)ポヤポヤ
ワイワイガヤガヤ
ワーワー、イイハナシダナー
サシャ「今度、お料理のお手伝いもしますからねっ!」ニパッ
ライナー「ああ! 頼むぜサシャ! おまえがいれば百人、いや、千人力だ!!」ハハッ
…
……
………
サシャ「ぇ、えへへへ//// お、おいしいですか、ライナー?」テレテレ
ライナー「ぉ、おお、我ながら良く出来てる………それにサシャが食わせてくれたせいか、何十倍もうまく感じるぞ………///」テレテレ
サシャ「! そ、それはよかったです!! 今はお料理の手伝いをしたり、これくらいのことしかできませんけど………」
サシャ「い、いっぱい、私の大好きを込めてますから/////」エヘヘ
ライナー「―――――ッ/////」キュンッ
ライナー(結婚しよ。卒業したら俺、娘さんを俺に下さいって、胸張ってサシャの親父さんに挨拶しに行くんだ………///)ポヤポヤ
サシャ(ライナー………わたし、こんな幸せな気持ちでごはんを食べるの、初めてです………もう、なにもこわくない………///)ポヤポヤ
ワイワイガヤガヤ
ワーワー、イイハナシダナー
サシャ「今度、お料理のお手伝いもしますからねっ!」ニパッ
ライナー「ああ! 頼むぜサシャ! おまえがいれば百人、いや、千人力だ!!」ハハッ
…
……
………
282:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 22:49:43:KabhlTFA (1/2)
おいばかやめろwww
おいばかやめろwww
283: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:51:37:utwCwIYM (7/20)
………
……
…
その頃――――元ウォール・ローゼ南区、ダウパー村の森で異変が起こっていた。
クマ「クマァアアアアアアッ!?」
リス「リッスゥゥウウウウッ!!?」
シカ「シカァアアアアアッ!!?」
ジャガー「ジャガッタァアアアア!!?」
森の動物――――小動物から大型の肉食獣に至るまでが、異様な殺気に当てられ、訳も分からず本能のままに騒ぎ始めていた。
その元凶は…………
シャーコ………シャーコ………
????「ケッ、ケヒッ、ケヒヒヒヒヒヒヒッ………わりーごはいねーがー………」
………
……
…
その頃――――元ウォール・ローゼ南区、ダウパー村の森で異変が起こっていた。
クマ「クマァアアアアアアッ!?」
リス「リッスゥゥウウウウッ!!?」
シカ「シカァアアアアアッ!!?」
ジャガー「ジャガッタァアアアア!!?」
森の動物――――小動物から大型の肉食獣に至るまでが、異様な殺気に当てられ、訳も分からず本能のままに騒ぎ始めていた。
その元凶は…………
シャーコ………シャーコ………
????「ケッ、ケヒッ、ケヒヒヒヒヒヒヒッ………わりーごはいねーがー………」
284: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:53:33:utwCwIYM (8/20)
????「人の娘にちょっかいを掛ける………わりー虫はいねーがー………」ケヒヒッ
森の奥の小屋の中に一人、長大な刀剣を研いでいた。
口元は笑みに歪んでいるが、笑みとは本来、攻撃的なものである。
シャーコ………シャーコ………
????「今宵の虎徹は、血に飢えている………あぁ、においがする…………いずれ、私の前に現れる…………」
ギランッ!!
????「馬の骨………いや、牛の骨のにおい………今だけだ………」ケヒッ
シャーコ………シャァーーーコ………ジャシュッ………シャコッ、シャコッ……
????「今だけは夢を見ているがいい…………いずれ悪夢に堕としてやる………そうだ」ヒヒヒッ
????「人の娘にちょっかいを掛ける………わりー虫はいねーがー………」ケヒヒッ
森の奥の小屋の中に一人、長大な刀剣を研いでいた。
口元は笑みに歪んでいるが、笑みとは本来、攻撃的なものである。
シャーコ………シャーコ………
????「今宵の虎徹は、血に飢えている………あぁ、においがする…………いずれ、私の前に現れる…………」
ギランッ!!
????「馬の骨………いや、牛の骨のにおい………今だけだ………」ケヒッ
シャーコ………シャァーーーコ………ジャシュッ………シャコッ、シャコッ……
????「今だけは夢を見ているがいい…………いずれ悪夢に堕としてやる………そうだ」ヒヒヒッ
285:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 22:54:10:theH6Mks (1/2)
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
286: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 22:54:56:utwCwIYM (9/20)
????「永遠に醒めぬ悪夢になあああああ……………ケヒッ!!」ケタケタケタケタケタ
シャーコ………シャァアコォォオオオ………ジャコッ………
―――ライナーに刻一刻と迫るかなり理由のある大暴力は、【その時】に備えて牙を研ぎ澄ませていた。
…
……
………
????「永遠に醒めぬ悪夢になあああああ……………ケヒッ!!」ケタケタケタケタケタ
シャーコ………シャァアコォォオオオ………ジャコッ………
―――ライナーに刻一刻と迫るかなり理由のある大暴力は、【その時】に備えて牙を研ぎ澄ませていた。
…
……
………
287:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 22:55:57:qYBRL6U2 (1/1)
おまえのようなジャガーがいるかwww
おまえのようなジャガーがいるかwww
288: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:00:41:utwCwIYM (10/20)
………
……
…
~また食堂~
ヒューッ! ミセツケテクレルナァー!!
ケッコンシキマダー? デモナンカイヤナヨカンスルナ
アレッ、ナンカソトガサワガシイナ
ショウドウブツガサワギハジメタゾ? ナンデダ?
サシャ「/////」ダイスキデス
ライナー「/////」ケッコンシヨ
アニ(いいなぁ………私も、この馬鹿に………)チラッ、チラッ
エレン「? どうした、アニ?」
アニ「! い、いや、その………」モジモジ
アニ「ん………なんでもないよ。早く食べよう」プイッ
エレン「??? あぁ、そうだな。しっかし、ホントうめぇなあ………」
アニ「…………ばーか」ボソッ
………
……
…
~また食堂~
ヒューッ! ミセツケテクレルナァー!!
ケッコンシキマダー? デモナンカイヤナヨカンスルナ
アレッ、ナンカソトガサワガシイナ
ショウドウブツガサワギハジメタゾ? ナンデダ?
サシャ「/////」ダイスキデス
ライナー「/////」ケッコンシヨ
アニ(いいなぁ………私も、この馬鹿に………)チラッ、チラッ
エレン「? どうした、アニ?」
アニ「! い、いや、その………」モジモジ
アニ「ん………なんでもないよ。早く食べよう」プイッ
エレン「??? あぁ、そうだな。しっかし、ホントうめぇなあ………」
アニ「…………ばーか」ボソッ
289:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:01:04:3JClxF8k (1/1)
暴力どころかもはや殺意だろw
暴力どころかもはや殺意だろw
290: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:06:17:utwCwIYM (11/20)
エレン「ん? 何か言ったか?」
アニ「別に…………もぐもぐ」プンプン
エレン「………?(なんか、アニ怒ってる?)」キョトン
アルミン(はぁ、まったくエレンは、鈍感なのは変わってないんだから)ヤレヤレ
ミカサ(! ニンジンだけをスープにつけて食べると、また違った味わいが………!)モムモム
~食堂の隅っこ~
ベルトルト「……………」ブツブツブツブツ
エレン「ん? 何か言ったか?」
アニ「別に…………もぐもぐ」プンプン
エレン「………?(なんか、アニ怒ってる?)」キョトン
アルミン(はぁ、まったくエレンは、鈍感なのは変わってないんだから)ヤレヤレ
ミカサ(! ニンジンだけをスープにつけて食べると、また違った味わいが………!)モムモム
~食堂の隅っこ~
ベルトルト「……………」ブツブツブツブツ
291:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:06:59:cD1g1jCc (1/1)
流石に可哀想だ...
流石に可哀想だ...
292: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:08:39:utwCwIYM (12/20)
ベルトルト「………う………ナー………じゃない………」ブツブツブツブツ
オニアイダゼー、フタリトモー!! ヒュウヒューウ!
ベルトルト「ライナー………君はもう………戦士じゃない………ただの………リア充だ………でも………」ブツブツブツブツ
オシアワセニネー! ッテモウシアワセイッパイジャネーカ! ハハハ………
ベルトルト「末永く、お幸せに……………ぅ、う、うっ……………いい、いいんだよ、別に、僕は、主体性(そんざいかん)が無いから………」グスッ
ベルトルト「……………」パクッ
ベルトルト「……………」モグモグ
ベルトルト「……………ぁ、おいしい」パアアッ
ベルトルト「………ぱくぱく、もぐもぐ」ポロッ
ベルトルト「……………ぱくぱく、もぐもぐ」ポロポロ
ベルトルト「………う………ナー………じゃない………」ブツブツブツブツ
オニアイダゼー、フタリトモー!! ヒュウヒューウ!
ベルトルト「ライナー………君はもう………戦士じゃない………ただの………リア充だ………でも………」ブツブツブツブツ
オシアワセニネー! ッテモウシアワセイッパイジャネーカ! ハハハ………
ベルトルト「末永く、お幸せに……………ぅ、う、うっ……………いい、いいんだよ、別に、僕は、主体性(そんざいかん)が無いから………」グスッ
ベルトルト「……………」パクッ
ベルトルト「……………」モグモグ
ベルトルト「……………ぁ、おいしい」パアアッ
ベルトルト「………ぱくぱく、もぐもぐ」ポロッ
ベルトルト「……………ぱくぱく、もぐもぐ」ポロポロ
293:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:10:06:ErjmslP6 (2/2)
あっベルさんの事忘れて。ベルさんには幸せになって欲しいと思うけど、主要キャラでフリーの女性がミカサしかいない・・・
あっベルさんの事忘れて。ベルさんには幸せになって欲しいと思うけど、主要キャラでフリーの女性がミカサしかいない・・・
294:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:10:12:WHW/2KfQ (1/1)
可哀想だな・・・べ、べ・・・ベルゼビュートさん・・・
可哀想だな・・・べ、べ・・・ベルゼビュートさん・・・
295:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:13:12:PTI9pdHQ (1/1)
>>294
ベルトルトだよ!(号泣)
>>294
ベルトルトだよ!(号泣)
296:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:15:44:1yb7k26s (1/1)
さすがにベルトルさん可哀想すぎるかも
恋愛抜きでも幸せになってほしい
さすがにベルトルさん可哀想すぎるかも
恋愛抜きでも幸せになってほしい
297: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:21:47:utwCwIYM (13/20)
※>>1は言った筈だ。>>1は言った筈だ!! 真エンドに到達すれば! 基本的に全員幸せになれると!!
ライナー「――――ベルトルト」
ベルトルト「えっ………」ポロポロ
ライナー「そんな端っこで食っててもうまくねえだろ? ほら、一緒に喰おうぜ!」ニカッ
ベルトルト「ら、ライナー………?」オロオロ
サシャ「そうですよ! 皆で笑って、おしゃべりして! そうやって食べた方が、ごはんは美味しいんです!」サァサァ
ベルトルト「あ、さ、サシャ………で、でも、僕は、君は知ってるだろ………?」
サシャ「? それがどうかしたんです?」キョトン
ライナー「それを言ったら、俺だって同罪だ。おまえに至っちゃ未遂に過ぎない」
ライナー「こっちに来いよ――――誰にだって、おいしくメシを食う権利はあるんだぜ」ハハッ
ベルトルト「う――――うん、うん! あ、ありがどぉ、ありがどぉお、ふだり、どもぉ………」エグッエグッ
…
……
………
※>>1は言った筈だ。>>1は言った筈だ!! 真エンドに到達すれば! 基本的に全員幸せになれると!!
ライナー「――――ベルトルト」
ベルトルト「えっ………」ポロポロ
ライナー「そんな端っこで食っててもうまくねえだろ? ほら、一緒に喰おうぜ!」ニカッ
ベルトルト「ら、ライナー………?」オロオロ
サシャ「そうですよ! 皆で笑って、おしゃべりして! そうやって食べた方が、ごはんは美味しいんです!」サァサァ
ベルトルト「あ、さ、サシャ………で、でも、僕は、君は知ってるだろ………?」
サシャ「? それがどうかしたんです?」キョトン
ライナー「それを言ったら、俺だって同罪だ。おまえに至っちゃ未遂に過ぎない」
ライナー「こっちに来いよ――――誰にだって、おいしくメシを食う権利はあるんだぜ」ハハッ
ベルトルト「う――――うん、うん! あ、ありがどぉ、ありがどぉお、ふだり、どもぉ………」エグッエグッ
…
……
………
298: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:39:03:utwCwIYM (14/20)
………
……
…
~食後~
アルミン「あー、お腹いっぱい………」ホッコリ
エレン「うまかったなぁ………」ポンポン
アニ「【前】に比べて、訓練兵全体のやる気が上がってる要因の一つだろうね、このうまさは………」オイシカッタ
ミカサ「うん。みんな楽しみにしている」ゴチソウサマ
アルミン「でも最初は驚いたよね。ライナーが故郷から運んできた牛」
エレン「ああ。最初はあれだけの頭数どうするもんかと思ってたけど、まさか新たに牛小屋作って飼育するとは………」
アニ「っていうか、私たちも飼育の手伝いしてるしね。しかも訓練の名目で」
エレン「まぁ、うまい料理食えるから構わねえけどよ………牛の飼育も評価点に入るってどういうことだよ………」
アルミン「外界に出た時の異文化講習の名目で、キース教官長やリヴァイ教官たちからあっさり承認を得てるけど、これって将来は牧場経営したいライナーだけが得するだけだよね」ア、アトサシャモ
………
……
…
~食後~
アルミン「あー、お腹いっぱい………」ホッコリ
エレン「うまかったなぁ………」ポンポン
アニ「【前】に比べて、訓練兵全体のやる気が上がってる要因の一つだろうね、このうまさは………」オイシカッタ
ミカサ「うん。みんな楽しみにしている」ゴチソウサマ
アルミン「でも最初は驚いたよね。ライナーが故郷から運んできた牛」
エレン「ああ。最初はあれだけの頭数どうするもんかと思ってたけど、まさか新たに牛小屋作って飼育するとは………」
アニ「っていうか、私たちも飼育の手伝いしてるしね。しかも訓練の名目で」
エレン「まぁ、うまい料理食えるから構わねえけどよ………牛の飼育も評価点に入るってどういうことだよ………」
アルミン「外界に出た時の異文化講習の名目で、キース教官長やリヴァイ教官たちからあっさり承認を得てるけど、これって将来は牧場経営したいライナーだけが得するだけだよね」ア、アトサシャモ
299: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:42:27:utwCwIYM (15/20)
アルミン「訓練兵団を優秀な成績で卒業すれば、外界に牧場を開くための土地を貰えるって話だし…………やっぱり、あの時の賄賂かな」タアァァン
ミカサ「このおいしさなら私でも買収される」キリッ
エレン「カッコつけて言ってもすげえカッコ悪いからな、ミカサ」
ミカサ「…………」シュン
アニ「実際その通りでしょ? 入団式の焼肉パーティで既に揺らいでいたのに、初回の【肉の日】のチーハンで、訓練兵全員が骨抜きにされたし」アレハオイシカッタ……
エレン「だよなぁ………しかもアレでまだ完全じゃないってんだろ?」マジデウマカッタ…
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~5か月前・初回【肉の日】~
ジュワァアアッ……トローリ………
エレン『う、うめぇ………うめぇよ………』パクパク
アニ『ッ………こ、これは………!! た、食べ進める手が、止まらない………ゆっくり食べたいのに………!!』パクパク
ライナー『ハハハ、二人とも随分チーハンが気に入ったみたいだな!』
アルミン「訓練兵団を優秀な成績で卒業すれば、外界に牧場を開くための土地を貰えるって話だし…………やっぱり、あの時の賄賂かな」タアァァン
ミカサ「このおいしさなら私でも買収される」キリッ
エレン「カッコつけて言ってもすげえカッコ悪いからな、ミカサ」
ミカサ「…………」シュン
アニ「実際その通りでしょ? 入団式の焼肉パーティで既に揺らいでいたのに、初回の【肉の日】のチーハンで、訓練兵全員が骨抜きにされたし」アレハオイシカッタ……
エレン「だよなぁ………しかもアレでまだ完全じゃないってんだろ?」マジデウマカッタ…
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~5か月前・初回【肉の日】~
ジュワァアアッ……トローリ………
エレン『う、うめぇ………うめぇよ………』パクパク
アニ『ッ………こ、これは………!! た、食べ進める手が、止まらない………ゆっくり食べたいのに………!!』パクパク
ライナー『ハハハ、二人とも随分チーハンが気に入ったみたいだな!』
300: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:45:30:utwCwIYM (16/20)
エレン『ラ、ライナー、俺、こんなうまいもの、初めて食べた……』
エレン『肉がしっとりして、表面はさくさくなのに、中はじゅわっとしてて、焼き目の入った香ばしいトロトロチーズと、肉汁が絡んで……!!』カンゲキ
アニ『あんたと同郷だってことを誇りに思うよ……!!』オイシイ
ライナー『二人とも、そんな大げさな――――!?(さ、殺気!?)』ゾクッ
????『ほぅ…………』モグモグ
ライナー(!? い、いつの間に背後に………な、何奴………!!?)バッ
リヴァイ『焼肉は確かにすばらしかったがな―――――これは別だ。驕りが見える。このチーハンは出来損ないだ。食べられねえよ』
エレン『えっ!?』
アニ『なっ……!?』
ライナー『な、なんですって………!!』
エレン『ラ、ライナー、俺、こんなうまいもの、初めて食べた……』
エレン『肉がしっとりして、表面はさくさくなのに、中はじゅわっとしてて、焼き目の入った香ばしいトロトロチーズと、肉汁が絡んで……!!』カンゲキ
アニ『あんたと同郷だってことを誇りに思うよ……!!』オイシイ
ライナー『二人とも、そんな大げさな――――!?(さ、殺気!?)』ゾクッ
????『ほぅ…………』モグモグ
ライナー(!? い、いつの間に背後に………な、何奴………!!?)バッ
リヴァイ『焼肉は確かにすばらしかったがな―――――これは別だ。驕りが見える。このチーハンは出来損ないだ。食べられねえよ』
エレン『えっ!?』
アニ『なっ……!?』
ライナー『な、なんですって………!!』
301:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:46:40:theH6Mks (2/2)
兵長もチーハン言うのな
兵長もチーハン言うのな
302:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/04(木) 23:47:04:KabhlTFA (2/2)
山岡リヴァイwww
山岡リヴァイwww
303: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:49:41:utwCwIYM (17/20)
ライナー『な、なんですって………!!』
リヴァイ『勘違いするな。肉質は相変わらず素晴らしい。だが、チーハンの命ともいえるソースとチーズがそれらを台無しにした』
ライナー『え!!!?』
リヴァイ『市販のものを使ったのは失敗だったな。風味、香り、味のまろやかさもコクもない、下らないソースとチーズだ』フン
ライナー『!! そ、それは………!!』
リヴァイ『俺の買い被りだったか………ガッカリさせやがる………』フゥ
ライナー『――――ッ!! ま、待ってください! い、一年………いや、半年! 半年待ってください』
リヴァイ『名誉挽回の機会を寄越せと?』
ライナー『はい! リヴァイ教官に、このチーハンモドキとは違う、ずっとうまい本物のチーハンを食べさせて見せますよ……!!』ギリッ
リヴァイ『ほぅ………悪くない。いいだろう、半年後を楽しみにしている』フッ
エレン『』ポカーン
アニ『』ポカーン
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ライナー『な、なんですって………!!』
リヴァイ『勘違いするな。肉質は相変わらず素晴らしい。だが、チーハンの命ともいえるソースとチーズがそれらを台無しにした』
ライナー『え!!!?』
リヴァイ『市販のものを使ったのは失敗だったな。風味、香り、味のまろやかさもコクもない、下らないソースとチーズだ』フン
ライナー『!! そ、それは………!!』
リヴァイ『俺の買い被りだったか………ガッカリさせやがる………』フゥ
ライナー『――――ッ!! ま、待ってください! い、一年………いや、半年! 半年待ってください』
リヴァイ『名誉挽回の機会を寄越せと?』
ライナー『はい! リヴァイ教官に、このチーハンモドキとは違う、ずっとうまい本物のチーハンを食べさせて見せますよ……!!』ギリッ
リヴァイ『ほぅ………悪くない。いいだろう、半年後を楽しみにしている』フッ
エレン『』ポカーン
アニ『』ポカーン
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
304: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:51:15:utwCwIYM (18/20)
アニ「アレにはびっくりしたね。でも、今回のこれをソースにして、チーハンにかけるなら………」ゴクリ
エレン「来月で半年経つ………乳牛育ててる今なら、チーズも作れるだろ? 今チーハン作ったらどれだけうまいのができるんだ……?」ゴクリ
アニ「……………」ポワポワ
エレン「……………」ポワポワ
アニ「…………楽しみだね」パアアッ
エレン「…………楽しみだな」パアアッ
アルミン(そういやこの二人、好物まで一緒だったんだよね)
ミカサ(…………カッコ悪くないもん)イジイジ
…
……
………
アニ「アレにはびっくりしたね。でも、今回のこれをソースにして、チーハンにかけるなら………」ゴクリ
エレン「来月で半年経つ………乳牛育ててる今なら、チーズも作れるだろ? 今チーハン作ったらどれだけうまいのができるんだ……?」ゴクリ
アニ「……………」ポワポワ
エレン「……………」ポワポワ
アニ「…………楽しみだね」パアアッ
エレン「…………楽しみだな」パアアッ
アルミン(そういやこの二人、好物まで一緒だったんだよね)
ミカサ(…………カッコ悪くないもん)イジイジ
…
……
………
305: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:55:02:utwCwIYM (19/20)
※本日の投下はこれにて終了です。
皆々様方、コメントありがとうございました。
モブ子にげろしゃぶフーミンはねえですよ……。
ライサシャ分少し多めでしたけど、どうでしょう。
あの二人は美味しいもの食べたり、頑張って牛さん育ててると幸せに見える不思議。
私もシチュー作っても一緒に食べる女の子は恥ずかしがり屋で引っ込み思案なのか、なかなかディスプレイから出てこない。
続きは明日投下します。明日あたりで恐らく完結まで怒涛の投下になります。
それではお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。
※本日の投下はこれにて終了です。
皆々様方、コメントありがとうございました。
モブ子にげろしゃぶフーミンはねえですよ……。
ライサシャ分少し多めでしたけど、どうでしょう。
あの二人は美味しいもの食べたり、頑張って牛さん育ててると幸せに見える不思議。
私もシチュー作っても一緒に食べる女の子は恥ずかしがり屋で引っ込み思案なのか、なかなかディスプレイから出てこない。
続きは明日投下します。明日あたりで恐らく完結まで怒涛の投下になります。
それではお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。
306: ◆B2mIQalgXs:2013/07/04(木) 23:55:52:utwCwIYM (20/20)
※本日の投下はこれにて終了です。
皆々様方、コメントありがとうございました。
モブ子にげろしゃぶフーミンはねえですよ……。
ライサシャ分少し多めでしたけど、どうでしょう。
あの二人は美味しいもの食べたり、頑張って牛さん育ててると幸せに見える不思議。
私もシチュー作っても一緒に食べる女の子は恥ずかしがり屋で引っ込み思案なのか、なかなかディスプレイから出てこない。
続きは明日投下します。明日あたりで恐らく完結まで怒涛の投下になります。
それではお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。
※本日の投下はこれにて終了です。
皆々様方、コメントありがとうございました。
モブ子にげろしゃぶフーミンはねえですよ……。
ライサシャ分少し多めでしたけど、どうでしょう。
あの二人は美味しいもの食べたり、頑張って牛さん育ててると幸せに見える不思議。
私もシチュー作っても一緒に食べる女の子は恥ずかしがり屋で引っ込み思案なのか、なかなかディスプレイから出てこない。
続きは明日投下します。明日あたりで恐らく完結まで怒涛の投下になります。
それではお疲れ様でした。おやすみなさい。良い夢を……。
307:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 00:00:58:slI1btzY (1/1)
おっつ!
おっつ!
308:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 00:01:19:d7TQWY.Y (1/1)
おつおつ!
ブラウンソース食べたいなぁ。だしがそんじょそこらのとは比較にならんw
おつおつ!
ブラウンソース食べたいなぁ。だしがそんじょそこらのとは比較にならんw
309:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 00:02:17:SJc2y5jI (1/1)
乙
ライナーは結婚するなら理想すぎる夫だな
乙
ライナーは結婚するなら理想すぎる夫だな
310:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 02:24:27:6SALYofI (1/1)
最近のこのスレは読んでるとこんな時間に腹が減ってしまって危険極まりない
最近のこのスレは読んでるとこんな時間に腹が減ってしまって危険極まりない
311:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 06:55:24:Z1YMoNyg (1/1)
毎朝仕事に向かう電車内で楽しませて貰っています
しかしここんとこ腹が減る
今日の昼食はチーハンだな
毎朝仕事に向かう電車内で楽しませて貰っています
しかしここんとこ腹が減る
今日の昼食はチーハンだな
312: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 21:39:51:dMjOJnVw (1/36)
※お疲れ様です。>>1です。
付き合いで酒が入ってしまった………orz
……ので、本日終わるか微妙になってしまいました。ごめんなさい。
>>1はお酒が弱いのです……お風呂入っていくらかシャッキリしてきます。
書き溜めが無いので、20分後くらいからゆっくり投下していきます。
※お疲れ様です。>>1です。
付き合いで酒が入ってしまった………orz
……ので、本日終わるか微妙になってしまいました。ごめんなさい。
>>1はお酒が弱いのです……お風呂入っていくらかシャッキリしてきます。
書き溜めが無いので、20分後くらいからゆっくり投下していきます。
313:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 21:58:48:qdeeYhrE (1/1)
>>312
無理しないでください
>>312
無理しないでください
314: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:05:32:dMjOJnVw (2/36)
>>313
お気遣いありがとうございます。
出来る限りのところまで投下します。
いつも以上に妙なテンションにならないよう留意しますね
>>313
お気遣いありがとうございます。
出来る限りのところまで投下します。
いつも以上に妙なテンションにならないよう留意しますね
315: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:08:53:dMjOJnVw (3/36)
………
……
…
~訓練終了後~
~女子寮~
ミーナ「あー、今日も疲れたねー………馬の当番は辛いよ」ツカレタ
ハンナ「はー………もうクタクタ。早くお風呂入りましょ?」ハァ
ミーナ「そうね。とりあえず、部屋に戻って着替えを取ってこ………って、あれ、アニ?」
アニ「…………」ムスッ
ハンナ「あ、ただいまアニ………って、まだ訓練用制服を着てるの? アニは当番じゃなかったでしょ?」
アニ「色々あってね………主にバカの相手をしてたのさ」ハァ
ハンナ「? バカ? …………まぁいいや。あ、私達ここだから、後でお風呂場でねー!」フリフリ
ミーナ「またねー」フリフリ
アニ「………」フリフリ
ガチャッ、バタン
………
……
…
~訓練終了後~
~女子寮~
ミーナ「あー、今日も疲れたねー………馬の当番は辛いよ」ツカレタ
ハンナ「はー………もうクタクタ。早くお風呂入りましょ?」ハァ
ミーナ「そうね。とりあえず、部屋に戻って着替えを取ってこ………って、あれ、アニ?」
アニ「…………」ムスッ
ハンナ「あ、ただいまアニ………って、まだ訓練用制服を着てるの? アニは当番じゃなかったでしょ?」
アニ「色々あってね………主にバカの相手をしてたのさ」ハァ
ハンナ「? バカ? …………まぁいいや。あ、私達ここだから、後でお風呂場でねー!」フリフリ
ミーナ「またねー」フリフリ
アニ「………」フリフリ
ガチャッ、バタン
316: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:12:12:dMjOJnVw (4/36)
アニ「…………」ハァ
テクテク
アニ(…………エレンのバカ。訓練後に二人っきりで逢いたい、なんていうから、期待してたのにさ………対人格闘の自主練だなんて………)ムスッ
アニ(まぁ、二人きりは、その、嬉しかったけどさ………////)カアアッ
アニ(…………ああもう、やめやめ、こんな顔じゃ部屋に戻れないよ。ビシッとしてないと)パンッ
アニ「…………」ハァ
テクテク
アニ(…………エレンのバカ。訓練後に二人っきりで逢いたい、なんていうから、期待してたのにさ………対人格闘の自主練だなんて………)ムスッ
アニ(まぁ、二人きりは、その、嬉しかったけどさ………////)カアアッ
アニ(…………ああもう、やめやめ、こんな顔じゃ部屋に戻れないよ。ビシッとしてないと)パンッ
317: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:14:39:dMjOJnVw (5/36)
~女子共同部屋~
ガチャッ
アニ「ただい――――」
クリスタ「あ、おかえりなさい! エレンとは!? ねえ、エレンとはどうだったの!?」
アニ「ッ!? い、いきなり何を………!?」ビクッ
サシャ「ふぁ? おふぁえりなふぁい、ふぁに」モグモグ
アニ「口に物入れて喋らないで…………別に何もなかったよ。いつもの自主訓練さ」ムスッ
クリスタ「えーー、本当に? まったく、エレンはこれだから!」プンスカ
アニ「…………っていうか、あんたらもまだ訓練制服なんだね。お風呂は?」
クリスタ「! そ、それは、その、ね………?」アセアセ
アニ「…………?」
サシャ「んー、ふぉれなんでふけど…………」ムグムグ
~女子共同部屋~
ガチャッ
アニ「ただい――――」
クリスタ「あ、おかえりなさい! エレンとは!? ねえ、エレンとはどうだったの!?」
アニ「ッ!? い、いきなり何を………!?」ビクッ
サシャ「ふぁ? おふぁえりなふぁい、ふぁに」モグモグ
アニ「口に物入れて喋らないで…………別に何もなかったよ。いつもの自主訓練さ」ムスッ
クリスタ「えーー、本当に? まったく、エレンはこれだから!」プンスカ
アニ「…………っていうか、あんたらもまだ訓練制服なんだね。お風呂は?」
クリスタ「! そ、それは、その、ね………?」アセアセ
アニ「…………?」
サシャ「んー、ふぉれなんでふけど…………」ムグムグ
318: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:20:09:dMjOJnVw (6/36)
ミカサ「あ………! おかえり、アニ。待ってた………」テクテク
アニ「ああ、ただいまミカサ…………ん? 何か用?(ミカサも訓練制服?)」
ミカサ「アニが来るのを待っていた。お風呂に入ろう」クイクイ
アニ「何? 三人ともまだ入ってなかったの?」
ミカサ「うん。その…………アニと入りたかったから」
アニ「は? な、なんで?」
ミカサ「うん。だけど、話したいこともあったから………だめ?」ウワメヅカイ
アニ(うっ………///)キュン
クリスタ(あ、ミカサかわいい////)キュン
サシャ(おいしい……とてもおいしい………♪ ~~~♪)モグモグ
ミカサ「あ………! おかえり、アニ。待ってた………」テクテク
アニ「ああ、ただいまミカサ…………ん? 何か用?(ミカサも訓練制服?)」
ミカサ「アニが来るのを待っていた。お風呂に入ろう」クイクイ
アニ「何? 三人ともまだ入ってなかったの?」
ミカサ「うん。その…………アニと入りたかったから」
アニ「は? な、なんで?」
ミカサ「うん。だけど、話したいこともあったから………だめ?」ウワメヅカイ
アニ(うっ………///)キュン
クリスタ(あ、ミカサかわいい////)キュン
サシャ(おいしい……とてもおいしい………♪ ~~~♪)モグモグ
319: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:23:17:dMjOJnVw (7/36)
アニ「わ、わかったよ」プイッ
ミカサ「!」パアアッ
アニ(可愛い)ナゴム
クリスタ(やだミカサったら可愛い。子犬みたい)ナデタイ
ミカサ「それじゃあすぐに行こう。ほら、早く」グイグイ
アニ「ちょ、まっ……こ、子供じゃないんだから、そんな引っ張らないでくれる?」
ミカサ「あ………ごめんなさい」シュン
アニ「………慌てなくてもちゃんと行くから、あんたは先に行って待ってな」ヨシヨシ
ミカサ「!」パアアッ
アニ(なんだろう、これが母性愛ってヤツかな)イトオシイ
クリスタ(いいなぁ、私も撫でたいなぁ………)ウラヤマシイ
アニ「わ、わかったよ」プイッ
ミカサ「!」パアアッ
アニ(可愛い)ナゴム
クリスタ(やだミカサったら可愛い。子犬みたい)ナデタイ
ミカサ「それじゃあすぐに行こう。ほら、早く」グイグイ
アニ「ちょ、まっ……こ、子供じゃないんだから、そんな引っ張らないでくれる?」
ミカサ「あ………ごめんなさい」シュン
アニ「………慌てなくてもちゃんと行くから、あんたは先に行って待ってな」ヨシヨシ
ミカサ「!」パアアッ
アニ(なんだろう、これが母性愛ってヤツかな)イトオシイ
クリスタ(いいなぁ、私も撫でたいなぁ………)ウラヤマシイ
320: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:27:16:dMjOJnVw (8/36)
ミカサ「それじゃあ、先に行って待ってる」
アニ「ああ、すぐ行くよ」
スタスタスタ……ガチャ、バタン
アニ「…………」フゥ
クリスタ「なんというか、ここのところミカサが、アニにずいぶんと懐いてるね。今更だけど、何かあったの?」アムアム
アニ「五ヶ月前に再会した後、色々あって…………それからはずっと、あの調子でね(最近エスカレートしてるけど)」
サシャ「戸惑ってます? 【以前】のミカサからは考えられないですしねぇ」ムグムグ
アニ「そうね…………ところでさっきから何を食べてるの、あんたら」
サシャ「ライナー特製・ミルクプリンです」フーッ
クリスタ「甘くておいしいよ」エヘヘ
アニ「!? ぷ、プリン!? 砂糖なんて高級品をどこから………」
ミカサ「それじゃあ、先に行って待ってる」
アニ「ああ、すぐ行くよ」
スタスタスタ……ガチャ、バタン
アニ「…………」フゥ
クリスタ「なんというか、ここのところミカサが、アニにずいぶんと懐いてるね。今更だけど、何かあったの?」アムアム
アニ「五ヶ月前に再会した後、色々あって…………それからはずっと、あの調子でね(最近エスカレートしてるけど)」
サシャ「戸惑ってます? 【以前】のミカサからは考えられないですしねぇ」ムグムグ
アニ「そうね…………ところでさっきから何を食べてるの、あんたら」
サシャ「ライナー特製・ミルクプリンです」フーッ
クリスタ「甘くておいしいよ」エヘヘ
アニ「!? ぷ、プリン!? 砂糖なんて高級品をどこから………」
321: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:30:19:dMjOJnVw (9/36)
サシャ「ライナーが肉と交換してきたそうです。ブラウン印の牛肉は既に市場で有名らしくて、同量の砂糖と取引できるらしいですよ」モムモム
サシャ「あ、ゼラチンは私が牛の骨や皮から抽出しました!!」チュルンチュルチュル
クリスタ「私も手伝ったよ!」エッヘン
アニ(もはやなんでもありだね、このカップルは)
サシャ「ライナーが肉と交換してきたそうです。ブラウン印の牛肉は既に市場で有名らしくて、同量の砂糖と取引できるらしいですよ」モムモム
サシャ「あ、ゼラチンは私が牛の骨や皮から抽出しました!!」チュルンチュルチュル
クリスタ「私も手伝ったよ!」エッヘン
アニ(もはやなんでもありだね、このカップルは)
322: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:31:03:dMjOJnVw (10/36)
サシャ「なんにしても、私もミカサの変わり様にはびっくりです」アグアグ
サシャ「美人さんなのは【前】からでしたけど、あんなに可愛いところもあるなんて知りませんでした」チュルン
クリスタ「だよねだよね!」チュルン
アニ「(食うのをやめろ)………まぁ、そうだね」
アニ(ここ数ヶ月で、以前は閉鎖的だったミカサの性格はずいぶんと丸くなった)
アニ(エレンに近づく女に敵意を振りまいていた【以前】が嘘のように、周囲への態度も軟化して、今では友達も増えている)
アニ(私とエレンが付き合い始めたから………というのは、ある意味で自惚れだろうか)
アニ(エレンやアルミンのことを大事にしているのは変わらないけど…………私にも心を許してくれるようになった)
アニ(というより――――)
サシャ「なんにしても、私もミカサの変わり様にはびっくりです」アグアグ
サシャ「美人さんなのは【前】からでしたけど、あんなに可愛いところもあるなんて知りませんでした」チュルン
クリスタ「だよねだよね!」チュルン
アニ「(食うのをやめろ)………まぁ、そうだね」
アニ(ここ数ヶ月で、以前は閉鎖的だったミカサの性格はずいぶんと丸くなった)
アニ(エレンに近づく女に敵意を振りまいていた【以前】が嘘のように、周囲への態度も軟化して、今では友達も増えている)
アニ(私とエレンが付き合い始めたから………というのは、ある意味で自惚れだろうか)
アニ(エレンやアルミンのことを大事にしているのは変わらないけど…………私にも心を許してくれるようになった)
アニ(というより――――)
323: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:34:52:dMjOJnVw (11/36)
アニ「………ねえ、サシャ、クリスタ」
サシャ「なんです?」ゴチソウサマデシタ
クリスタ「なぁに?」ゴチソウサマ
アニ「ひょっとして私、ミカサに甘えられてる?」
サシャ「かなりの高確率で懐かれて甘えられてると思いますけど? なんだ、気づいてなかったんですか?」フーッ
クリスタ「誰がどう見てもそうだと思うけど………」
アニ「…………だよね(サシャのドヤ顔うざいな………)」イラッ
サシャ「失礼ですが、アニらしくもない鈍感さですね。私ですら分かったのに、今まで察せなかったんですか?」
アニ「以前の私らの仲の悪さを考慮してくれると嬉しいんだけど………私の、ひいては人類の尊厳にかけて」
サシャ「まるで私が非人類で尊厳が無い存在みたいな言い方はやめてくださいよぉおおおお!!」ガーン
クリスタ「あ、あははは………」アセアセ
アニ「………ねえ、サシャ、クリスタ」
サシャ「なんです?」ゴチソウサマデシタ
クリスタ「なぁに?」ゴチソウサマ
アニ「ひょっとして私、ミカサに甘えられてる?」
サシャ「かなりの高確率で懐かれて甘えられてると思いますけど? なんだ、気づいてなかったんですか?」フーッ
クリスタ「誰がどう見てもそうだと思うけど………」
アニ「…………だよね(サシャのドヤ顔うざいな………)」イラッ
サシャ「失礼ですが、アニらしくもない鈍感さですね。私ですら分かったのに、今まで察せなかったんですか?」
アニ「以前の私らの仲の悪さを考慮してくれると嬉しいんだけど………私の、ひいては人類の尊厳にかけて」
サシャ「まるで私が非人類で尊厳が無い存在みたいな言い方はやめてくださいよぉおおおお!!」ガーン
クリスタ「あ、あははは………」アセアセ
324: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:36:52:dMjOJnVw (12/36)
クリスタ「まぁ、アニが気づかないのは無理のないことかもしれないけど」
アニ「そう、かな?」
クリスタ「ほら、ミカサって今まではずっとエレンとアルミンにしか心を開いてくれなかったじゃない? 私達相手には、一歩線を引いてるっていうか」
サシャ「あー、そういうところありましたねえ」サクッ
アニ「そうかもね(サシャが何かをナイフで切り始めたけど、気にしないことにしよう)」
クリスタ「だからその、アニに対して心を開いてくれてるけど、エレンやアルミンは男だし、アニは女の子でしょ?」
クリスタ「そのあたりの違いっていうか、距離感が上手くつかめなくて、甘えちゃってるような感じなっちゃうんじゃないかなぁ?」
サシャ「それはありそうな話ですねぇ」サクッ
アニ「ああ、なるほど………」
クリスタ「まぁ、アニが気づかないのは無理のないことかもしれないけど」
アニ「そう、かな?」
クリスタ「ほら、ミカサって今まではずっとエレンとアルミンにしか心を開いてくれなかったじゃない? 私達相手には、一歩線を引いてるっていうか」
サシャ「あー、そういうところありましたねえ」サクッ
アニ「そうかもね(サシャが何かをナイフで切り始めたけど、気にしないことにしよう)」
クリスタ「だからその、アニに対して心を開いてくれてるけど、エレンやアルミンは男だし、アニは女の子でしょ?」
クリスタ「そのあたりの違いっていうか、距離感が上手くつかめなくて、甘えちゃってるような感じなっちゃうんじゃないかなぁ?」
サシャ「それはありそうな話ですねぇ」サクッ
アニ「ああ、なるほど………」
325:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 22:37:10:l58CNULg (1/1)
ライサシャか~
サシャコニが多かったからこのイチャラブは新鮮だなぁ
ライサシャか~
サシャコニが多かったからこのイチャラブは新鮮だなぁ
326: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:39:49:dMjOJnVw (13/36)
ヨシ、キリワケラレマシタ!! ア、クリスタモタベマスカ?
アリガトー、タベルー♪
アニ(当事者だからこそ、気づかなかったということもあるか。ミカサのエレンに対する気持ちについては理解してるつもりだし、色々複雑だけど………)
アニ(ああも無邪気に慕ってくれるのは、悪い気がしないし、ミカサに甘えられるのは嫌いじゃない。妹ができたみたいな気分だ)
アニ(――――ハッキリ言って、かわいい。子犬染みたかわいさを感じる)
アニ「さて、納得したところで、私はお風呂に行こうかな………そういえば、ミカサの用件について、あんたたちは何か聞いてる?」
クリスタ「ふぇ? うん、聞いてるけど」カジカジ
サシャ「なんでも、エレンのことらしいですよ?」ムッシャムッシャ
ヨシ、キリワケラレマシタ!! ア、クリスタモタベマスカ?
アリガトー、タベルー♪
アニ(当事者だからこそ、気づかなかったということもあるか。ミカサのエレンに対する気持ちについては理解してるつもりだし、色々複雑だけど………)
アニ(ああも無邪気に慕ってくれるのは、悪い気がしないし、ミカサに甘えられるのは嫌いじゃない。妹ができたみたいな気分だ)
アニ(――――ハッキリ言って、かわいい。子犬染みたかわいさを感じる)
アニ「さて、納得したところで、私はお風呂に行こうかな………そういえば、ミカサの用件について、あんたたちは何か聞いてる?」
クリスタ「ふぇ? うん、聞いてるけど」カジカジ
サシャ「なんでも、エレンのことらしいですよ?」ムッシャムッシャ
327: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:43:52:dMjOJnVw (14/36)
アニ「………? エレンの?」
ガチャッ
ミーナ「え、なになに、コイバナとな? ふふふ……」ピョコッ
ハンナ「ほうほう、詳しく聞かせてほしいなあ! お風呂に行くなら一緒に行こうよ!」ピョコッ
アニ「ッ!? あ、あんたら、盗み聞きを………!?」
クリスタ「まぁまぁ! 私も聞きたいな、エレンとアニの進展具合! どこまで行ってるの? 私もお風呂一緒に行くから、聞かせてよ!」モムモム
サシャ「そうですそうです! 聞かせてくださいよ! さぁさぁ、一緒にお風呂に!」モッグモッグ
アニ「サシャ、クリスタ………あんたたち、そのためにお風呂入ってなかったのかい?」ジロッ
クリスタ「ッ!」ギクッ
アニ「………? エレンの?」
ガチャッ
ミーナ「え、なになに、コイバナとな? ふふふ……」ピョコッ
ハンナ「ほうほう、詳しく聞かせてほしいなあ! お風呂に行くなら一緒に行こうよ!」ピョコッ
アニ「ッ!? あ、あんたら、盗み聞きを………!?」
クリスタ「まぁまぁ! 私も聞きたいな、エレンとアニの進展具合! どこまで行ってるの? 私もお風呂一緒に行くから、聞かせてよ!」モムモム
サシャ「そうですそうです! 聞かせてくださいよ! さぁさぁ、一緒にお風呂に!」モッグモッグ
アニ「サシャ、クリスタ………あんたたち、そのためにお風呂入ってなかったのかい?」ジロッ
クリスタ「ッ!」ギクッ
328: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:47:54:dMjOJnVw (15/36)
サシャ「あっははは、バレたらしょうがないですね…………さぁさぁ、早くお風呂に参りましょう」マグマグ
アニ「開き直るな、バカ…………ってちょっと待って、あんたら今度は何を食べてるのさ」
サシャ「―――――ライナー特製・バターケーキです」フーッ
クリスタ「ライナーがバター作って、サシャが生地に練り込んで捏ねて、私が焼いたの」フフ
アニ「…………!!(つっこまない………つっこまないぞ、私は………さっき切ってたのはこれか!?)」モウイヤ
サシャ「あっははは、バレたらしょうがないですね…………さぁさぁ、早くお風呂に参りましょう」マグマグ
アニ「開き直るな、バカ…………ってちょっと待って、あんたら今度は何を食べてるのさ」
サシャ「―――――ライナー特製・バターケーキです」フーッ
クリスタ「ライナーがバター作って、サシャが生地に練り込んで捏ねて、私が焼いたの」フフ
アニ「…………!!(つっこまない………つっこまないぞ、私は………さっき切ってたのはこれか!?)」モウイヤ
329: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:56:04:dMjOJnVw (16/36)
ハンナ「あ、いいな! ねぇ、私達にもちょっと分けてくれない?」
ミーナ「お願い! 当番が長引いちゃったせいで、小腹すいちゃったの!」
サシャ「仕方ないですね………これも助け合いです」ハイ
クリスタ「あ、切り分けるね~♪」サクッ、サクッ
アニ「……………」
\キャッキャッ♪ ヤーン、オイシー♪/
アニ「もう食べてるところ悪いけど……………こんな時間に食べたら、太るよ?」
サシャ「!!!?」ガーン!!
クリスタ「!!!!?」ガーン!!
ハンナ「!!!!?」ガーン!!
ミーナ「!!!!?!」ガーン!!
ハンナ「あ、いいな! ねぇ、私達にもちょっと分けてくれない?」
ミーナ「お願い! 当番が長引いちゃったせいで、小腹すいちゃったの!」
サシャ「仕方ないですね………これも助け合いです」ハイ
クリスタ「あ、切り分けるね~♪」サクッ、サクッ
アニ「……………」
\キャッキャッ♪ ヤーン、オイシー♪/
アニ「もう食べてるところ悪いけど……………こんな時間に食べたら、太るよ?」
サシャ「!!!?」ガーン!!
クリスタ「!!!!?」ガーン!!
ハンナ「!!!!?」ガーン!!
ミーナ「!!!!?!」ガーン!!
330: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 22:58:17:dMjOJnVw (17/36)
~その頃 女子大浴場~
カポーン…
ミカサ(…………)ポツーン
ミカサ(……………遅い)グスッ
ミカサ(アヒルさんでも浮かべていよう………)グスッ
プカプカ
クチクッ、クチクゥ……
ミカサ(…………~♪)フンフーン
…
……
………
~その頃 女子大浴場~
カポーン…
ミカサ(…………)ポツーン
ミカサ(……………遅い)グスッ
ミカサ(アヒルさんでも浮かべていよう………)グスッ
プカプカ
クチクッ、クチクゥ……
ミカサ(…………~♪)フンフーン
…
……
………
331: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:01:48:dMjOJnVw (18/36)
………
……
…
~女子大浴場(合流後)~
カポーン…チャポン、チャプン……
アニ「は? エレンがモテてる?」
ミカサ「間違いない。その忠告をしたいと思って」コクコク
アニ「………それは、その、なんだ。それってあんたの贔屓目とか、思い込みじゃないの?」
ミカサ「…………」ショボン
アニ「あ、いや、嘘だって言ってるわけじゃない! な、なにか確証がないと、その、分からないじゃない?」アセアセ
サシャ「え? 何言ってるんです、アニ? エレンは今モテモテですよ?」シレッ
アニ「…………は?」ポカーン
………
……
…
~女子大浴場(合流後)~
カポーン…チャポン、チャプン……
アニ「は? エレンがモテてる?」
ミカサ「間違いない。その忠告をしたいと思って」コクコク
アニ「………それは、その、なんだ。それってあんたの贔屓目とか、思い込みじゃないの?」
ミカサ「…………」ショボン
アニ「あ、いや、嘘だって言ってるわけじゃない! な、なにか確証がないと、その、分からないじゃない?」アセアセ
サシャ「え? 何言ってるんです、アニ? エレンは今モテモテですよ?」シレッ
アニ「…………は?」ポカーン
332: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:04:18:dMjOJnVw (19/36)
クリスタ「あ、アニ…………まさか気づいてなかったの!? あれだけ私たちがエレンと早く進展しなよ進展しなよって言ってたのに!?」
アニ「!? く、クリスタまで!? あ、あんたたちは?」クルッ
ミーナ「いやー………正直、とっくに気づいてて余裕かましてるかと思ってた」
ハンナ「あ、それ私も。まぁアレだけお熱い告白をカマされちゃってるんだから、そりゃ余裕よねーって」
ミカサ「………やっぱり、知らなかった?」
アニ「!!?!!!?」ガーーーン!!
ミカサ「でも、アニが気づかなかったのも無理はないと思う。私も気づいたのは今日のこと。あの時、アニはミーナ達と話していたし」
アニ「な、何があったの………?」プルプル
ミカサ「今日の午後の立体機動訓練の、休憩の時――――」カクカクシカジカ
…
……
………
クリスタ「あ、アニ…………まさか気づいてなかったの!? あれだけ私たちがエレンと早く進展しなよ進展しなよって言ってたのに!?」
アニ「!? く、クリスタまで!? あ、あんたたちは?」クルッ
ミーナ「いやー………正直、とっくに気づいてて余裕かましてるかと思ってた」
ハンナ「あ、それ私も。まぁアレだけお熱い告白をカマされちゃってるんだから、そりゃ余裕よねーって」
ミカサ「………やっぱり、知らなかった?」
アニ「!!?!!!?」ガーーーン!!
ミカサ「でも、アニが気づかなかったのも無理はないと思う。私も気づいたのは今日のこと。あの時、アニはミーナ達と話していたし」
アニ「な、何があったの………?」プルプル
ミカサ「今日の午後の立体機動訓練の、休憩の時――――」カクカクシカジカ
…
……
………
333: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:06:36:dMjOJnVw (20/36)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~休憩時~
ジャン『立体機動のコツは的確なルート選定と、ガスを効率良く、ここぞという時に消費する、この二点だ。ちょこちょこガス蒸かすよりは~~~』ペラペラ
モブA『は、はぁ………そ、それじゃ、うまく立体機動を行なうには、どうすればいいの?』
ジャン『そりゃ才能じゃねえの? 一瞬の判断で障害物のねえルートを選択しなきゃならねえしな。センスがねえと』シレッ
モブA『そ、そんなあ…………』ズーン
エレン『おい、ジャン。そういう言い方はねえだろ………』スッ
ジャン『はあ? なんだエレン、また僻みか――――』
ミカサ(! この流れは、また喧嘩? ………ふぅ、全く不毛―――)
エレン『ちげえよ。同期の中じゃ、ジャンが誰よりも立体機動への理解が深いのは認めてる(まぁミカサは除いてだけどな)』
ジャン『………は? え、えっ/////』テレッ
ミカサ(…………えっ!?)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~休憩時~
ジャン『立体機動のコツは的確なルート選定と、ガスを効率良く、ここぞという時に消費する、この二点だ。ちょこちょこガス蒸かすよりは~~~』ペラペラ
モブA『は、はぁ………そ、それじゃ、うまく立体機動を行なうには、どうすればいいの?』
ジャン『そりゃ才能じゃねえの? 一瞬の判断で障害物のねえルートを選択しなきゃならねえしな。センスがねえと』シレッ
モブA『そ、そんなあ…………』ズーン
エレン『おい、ジャン。そういう言い方はねえだろ………』スッ
ジャン『はあ? なんだエレン、また僻みか――――』
ミカサ(! この流れは、また喧嘩? ………ふぅ、全く不毛―――)
エレン『ちげえよ。同期の中じゃ、ジャンが誰よりも立体機動への理解が深いのは認めてる(まぁミカサは除いてだけどな)』
ジャン『………は? え、えっ/////』テレッ
ミカサ(…………えっ!?)
334: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:09:20:dMjOJnVw (21/36)
エレン『ただ、その説明じゃあ、俺たちには理解できないって話だ。レベル高すぎるんだよ』
エレン『誰もが同じことをできるわけじゃねえだろ……みんながおまえみたいに才能があるわけじゃないんだ』
モブA『…………!(え、エレン!)』
ジャン『お、おう………そ、そうだな、悪かったな、モブA』ペコッ
モブA『えっ、あ、いや、気にしてないよ!』アセアセ
ミカサ(…………こ、これは。エレン………)ジーン
クリスタ(わぁ………エレン、いつの間にかずいぶん変わっていたのね。ジャンの挑発をうまく逸らしちゃった!)ジーッ
エレン『ただ、その説明じゃあ、俺たちには理解できないって話だ。レベル高すぎるんだよ』
エレン『誰もが同じことをできるわけじゃねえだろ……みんながおまえみたいに才能があるわけじゃないんだ』
モブA『…………!(え、エレン!)』
ジャン『お、おう………そ、そうだな、悪かったな、モブA』ペコッ
モブA『えっ、あ、いや、気にしてないよ!』アセアセ
ミカサ(…………こ、これは。エレン………)ジーン
クリスタ(わぁ………エレン、いつの間にかずいぶん変わっていたのね。ジャンの挑発をうまく逸らしちゃった!)ジーッ
335: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:11:10:dMjOJnVw (22/36)
モブA『そ、その、エレン。ありがとう………』
エレン『気にすんなよ。でも、あんまりジャンのこと悪く思わないでくれよな? アレで結構いいところもあるんだ』
モブA『そうなのか。ああ、わかった』
ミカサ(!? し、しかも後の争いの火種になりそうなところを、さりげなく鎮火した………!)
クリスタ(え、エレンがジャンのことをフォローしてる!? 【前】の時に発破かけられたっていうし、それが影響してるのかなぁ……)ジーッ
モブA『そ、その、エレン。ありがとう………』
エレン『気にすんなよ。でも、あんまりジャンのこと悪く思わないでくれよな? アレで結構いいところもあるんだ』
モブA『そうなのか。ああ、わかった』
ミカサ(!? し、しかも後の争いの火種になりそうなところを、さりげなく鎮火した………!)
クリスタ(え、エレンがジャンのことをフォローしてる!? 【前】の時に発破かけられたっていうし、それが影響してるのかなぁ……)ジーッ
336:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:13:14:VSDGRq1w (1/1)
さてはエレンに気があるのはジャンだな
さてはエレンに気があるのはジャンだな
337: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:18:16:dMjOJnVw (23/36)
モブA『そ、それでさ、その………良かったら、今度の立体機動訓練の時、コツとか教えてもらえないかい?』
エレン『え? 俺なんかより、ミカサやジャンの方がずっと上手だぞ?』
モブA『そ、その、気を悪くしたら謝るけど、ミカサがいくら規格外って言ってもやっぱり女の子だし、男として悔しいんだ』
モブA『ジャンの説明はその、どうも理想論みたいな感じで、僕には真似できそうにないし』
モブA『それに、エレンだったら、同じ視点でアドバイスしてくれそうだし………どうだろう、頼めないかな?』
エレン『…………!!』ハッ
モブA『ど、どうかな? 頼むよ、真剣なんだ!』
エレン(そうだな………俺も立体機動が上手く出来なくて、悔しい思いをした)
エレン(俺には大して適正はなかったけど、努力でここまで来た。今はそこそこ動けるしな)ウンウン
エレン(最初は上体ぷらーん状態から始まったんだよな………)ズーン
エレン(よく頭ゴツンもやらかした………あのころが一番つらかった……こいつも同じような苦しみを抱えてるっていうなら)
エレン『俺もあまり得意じゃねえけど、そういうことだったら、任せろよ』ニカッ
モブA『! お、お願いできるかい!?』パアアッ
モブA『そ、それでさ、その………良かったら、今度の立体機動訓練の時、コツとか教えてもらえないかい?』
エレン『え? 俺なんかより、ミカサやジャンの方がずっと上手だぞ?』
モブA『そ、その、気を悪くしたら謝るけど、ミカサがいくら規格外って言ってもやっぱり女の子だし、男として悔しいんだ』
モブA『ジャンの説明はその、どうも理想論みたいな感じで、僕には真似できそうにないし』
モブA『それに、エレンだったら、同じ視点でアドバイスしてくれそうだし………どうだろう、頼めないかな?』
エレン『…………!!』ハッ
モブA『ど、どうかな? 頼むよ、真剣なんだ!』
エレン(そうだな………俺も立体機動が上手く出来なくて、悔しい思いをした)
エレン(俺には大して適正はなかったけど、努力でここまで来た。今はそこそこ動けるしな)ウンウン
エレン(最初は上体ぷらーん状態から始まったんだよな………)ズーン
エレン(よく頭ゴツンもやらかした………あのころが一番つらかった……こいつも同じような苦しみを抱えてるっていうなら)
エレン『俺もあまり得意じゃねえけど、そういうことだったら、任せろよ』ニカッ
モブA『! お、お願いできるかい!?』パアアッ
338:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:19:01:tDeLIodg (1/1)
なんだホモか(歓喜)
なんだホモか(歓喜)
339:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:19:44:K1QU4Yg. (1/1)
モテモテ(意味深)
モテモテ(意味深)
340: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:22:25:dMjOJnVw (24/36)
エレン『俺でよかったら次の次の訓練の時な!』
モブA『あ、ありがとう! 助かるよ! ………って、次の次?』キョトン
エレン『おう、次の訓練だとモブ子に教えることになってるからな!』
モブ子『えっ!?(お、覚えててくれたんだ//////)』ドキッ
モブB『お、おれもいいか!』ガタッ
モブC『あっ、ずるい! 私も私も!』ハイハーイ!
モブD『オレもオレも!』デデドン
モブE『わ、わわ、わわ………わ、わたし、も、そのぉ、あなたに教えてもらいたいな、って………』オズオズ
エレン『は!? いっぺんには無理だっての!!』ガーン!!
エレン『俺でよかったら次の次の訓練の時な!』
モブA『あ、ありがとう! 助かるよ! ………って、次の次?』キョトン
エレン『おう、次の訓練だとモブ子に教えることになってるからな!』
モブ子『えっ!?(お、覚えててくれたんだ//////)』ドキッ
モブB『お、おれもいいか!』ガタッ
モブC『あっ、ずるい! 私も私も!』ハイハーイ!
モブD『オレもオレも!』デデドン
モブE『わ、わわ、わわ………わ、わたし、も、そのぉ、あなたに教えてもらいたいな、って………』オズオズ
エレン『は!? いっぺんには無理だっての!!』ガーン!!
341: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:23:48:dMjOJnVw (25/36)
オネガイネ、イェーガーセンセイ!!
ソ、ソノヨビカタハヤメテクレ!!
エー、イイジャン、ニアッテルヨー
アハハハハハ………
アルミン「うーん…………感慨深いものを覚えるね、この光景は」ハハハ
マルコ「ははは、まるでお父さんみたいだよ、アルミン」ハハハ
ミカサ(……………)ジーッ
クリスタ(……………)ジーッ
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
オネガイネ、イェーガーセンセイ!!
ソ、ソノヨビカタハヤメテクレ!!
エー、イイジャン、ニアッテルヨー
アハハハハハ………
アルミン「うーん…………感慨深いものを覚えるね、この光景は」ハハハ
マルコ「ははは、まるでお父さんみたいだよ、アルミン」ハハハ
ミカサ(……………)ジーッ
クリスタ(……………)ジーッ
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342: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:26:43:dMjOJnVw (26/36)
ミカサ「………という次第」
クリスタ「う、うん。私も見てたよ、それ」アセアセ
アニ「…………!!」ワナワナ
アニ(そ、そうか。エレンはまだ【巨人】がいた頃は『壁の外に出て巨人を駆逐。くちくくちく! くちーく!』とか物騒なことを言っていた……)
アニ(だから周囲からは珍しい人あつかいで…………『死に急ぎ野郎』なんて皮肉を言われていたけど………)
アニ(い、今は『外の世界を冒険する夢を叶える』って、誰に恥じることのない、むしろ立派な夢を公言してるし、成績優秀だし、顔立ちだって、その、悪くないし)
アニ(エレン自身が凡才だからこそ、才能のない人からすれば、目標や憧れになる………ふ、不思議じゃない!!)
アニ(う、迂闊だった…………!!)ガーーーン!!
ミカサ「………という次第」
クリスタ「う、うん。私も見てたよ、それ」アセアセ
アニ「…………!!」ワナワナ
アニ(そ、そうか。エレンはまだ【巨人】がいた頃は『壁の外に出て巨人を駆逐。くちくくちく! くちーく!』とか物騒なことを言っていた……)
アニ(だから周囲からは珍しい人あつかいで…………『死に急ぎ野郎』なんて皮肉を言われていたけど………)
アニ(い、今は『外の世界を冒険する夢を叶える』って、誰に恥じることのない、むしろ立派な夢を公言してるし、成績優秀だし、顔立ちだって、その、悪くないし)
アニ(エレン自身が凡才だからこそ、才能のない人からすれば、目標や憧れになる………ふ、不思議じゃない!!)
アニ(う、迂闊だった…………!!)ガーーーン!!
343: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:29:59:dMjOJnVw (27/36)
アニ「ッ………」プルプル
クリスタ「その、えっと…………うん、エレンとの進展具合を聞きたかったのは、そういう理由もあって………」
ミカサ「エレンは私が育てた………ので、この評価は正当なもの………けど、アニとの仲は良好なのか、心配だった。エレンは不器用だから」
アニ「み、ミカサぁ………」ウルッ
ミカサ「…………迷惑だった?」ウワメヅカイ
アニ「ッ! い、いや、そんなことない。むしろ、助かった………い、今からでも、対策を練れば――――」
サシャ「あれ? そういえばエレン、こないだ告白されてましたけど?」シレッ
アニ「」
ミカサ「」
クリスタ「!!!?」
アニ「ッ………」プルプル
クリスタ「その、えっと…………うん、エレンとの進展具合を聞きたかったのは、そういう理由もあって………」
ミカサ「エレンは私が育てた………ので、この評価は正当なもの………けど、アニとの仲は良好なのか、心配だった。エレンは不器用だから」
アニ「み、ミカサぁ………」ウルッ
ミカサ「…………迷惑だった?」ウワメヅカイ
アニ「ッ! い、いや、そんなことない。むしろ、助かった………い、今からでも、対策を練れば――――」
サシャ「あれ? そういえばエレン、こないだ告白されてましたけど?」シレッ
アニ「」
ミカサ「」
クリスタ「!!!?」
344:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:32:22:L5S1P9vA (1/1)
おもしろくなってまいりましたね(ゲス顔)
おもしろくなってまいりましたね(ゲス顔)
345: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:34:02:dMjOJnVw (28/36)
アニ「ッく、詳しく話しな!!」
ザバァッ!
ミーナ(あ、ピンク。お尻もいい形してて可愛い)ババンババンバンバン♪
ハンナ(おっぱいもおっきいし、ウエストもしっかりくびれがあるし、スタイルいいなぁ。エレンは幸せものだね)アビバビバビバ♪
サシャ「うーん、どのくらい前でしたかねー? ライナーと一緒に牛のお世話をしてた時なんですけどねぇ………」カクカクシカジカ
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
~牛小屋 近辺~
ライナー「おーい、サシャーー! 飼い葉こっちに持ってきてくれるかー」
サシャ「はぁーーーい! 今いきま―――――(あれ? エレン?)」ピタッ
アニ「ッく、詳しく話しな!!」
ザバァッ!
ミーナ(あ、ピンク。お尻もいい形してて可愛い)ババンババンバンバン♪
ハンナ(おっぱいもおっきいし、ウエストもしっかりくびれがあるし、スタイルいいなぁ。エレンは幸せものだね)アビバビバビバ♪
サシャ「うーん、どのくらい前でしたかねー? ライナーと一緒に牛のお世話をしてた時なんですけどねぇ………」カクカクシカジカ
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~牛小屋 近辺~
ライナー「おーい、サシャーー! 飼い葉こっちに持ってきてくれるかー」
サシャ「はぁーーーい! 今いきま―――――(あれ? エレン?)」ピタッ
346:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:34:57:iU4lPaak (1/1)
牛に告白されたのかな?
牛に告白されたのかな?
347: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:37:03:dMjOJnVw (29/36)
エレン「…………」ソワソワ
サシャ(なんでしょう、落ち着きなく周囲を窺って? あ、どっちかというとイラついてるような………誰かを待ってるんでしょうか?)
サシャ(………これは事件の匂いがします!)クワッ
ライナー「おーい、おい、サシャ………ん? どうした…………エレン? 今は休憩中だろうに、なんでまたこんなところに」
サシャ「シッ! 静かにしてください、ライナー。あっ、誰か来ましたよ!?」ボソボソッ
ライナー「む――――隠れるぞ!」ササッ
サシャ「ラジャッ!」ササッ
エレン「…………」イライラ
モブ美「あ、いたぁー! ごめぇーん、待ったぁー?」タタッ
サシャ(あ、誰か来ました)
ライナー(漂うビッチ臭………だが妙な安心感がある)
エレン「…………」ソワソワ
サシャ(なんでしょう、落ち着きなく周囲を窺って? あ、どっちかというとイラついてるような………誰かを待ってるんでしょうか?)
サシャ(………これは事件の匂いがします!)クワッ
ライナー「おーい、おい、サシャ………ん? どうした…………エレン? 今は休憩中だろうに、なんでまたこんなところに」
サシャ「シッ! 静かにしてください、ライナー。あっ、誰か来ましたよ!?」ボソボソッ
ライナー「む――――隠れるぞ!」ササッ
サシャ「ラジャッ!」ササッ
エレン「…………」イライラ
モブ美「あ、いたぁー! ごめぇーん、待ったぁー?」タタッ
サシャ(あ、誰か来ました)
ライナー(漂うビッチ臭………だが妙な安心感がある)
348: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:38:52:dMjOJnVw (30/36)
エレン「遅えよ…………呼び出しといて遅れるとか、どういうことだよ」イラッ
モブ美「えー? えーっとぉー、手紙、読んでくれたぁー?」
エレン「ん? そりゃ読んだからここに来たんだが、何の用事だ?」
モブ美「えっとねぇー、そのー、アンタのこと正直タイプっていうかぁー」
エレン「は?」
モブ美「何? 言わなきゃダメー? しょーがないなぁ…………ええっとぉ、アタシと付き合って下さいッ! キャッ、言っちゃった」テヘペロ
サシャ(…………なんというか、これは)
ライナー(ああ、安心感はこれか。なるほど)
エレン「遅えよ…………呼び出しといて遅れるとか、どういうことだよ」イラッ
モブ美「えー? えーっとぉー、手紙、読んでくれたぁー?」
エレン「ん? そりゃ読んだからここに来たんだが、何の用事だ?」
モブ美「えっとねぇー、そのー、アンタのこと正直タイプっていうかぁー」
エレン「は?」
モブ美「何? 言わなきゃダメー? しょーがないなぁ…………ええっとぉ、アタシと付き合って下さいッ! キャッ、言っちゃった」テヘペロ
サシャ(…………なんというか、これは)
ライナー(ああ、安心感はこれか。なるほど)
349: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:42:34:dMjOJnVw (31/36)
エレン「え―――――やだよ。俺はアニと付き合ってるし」キッパリ
モブ美「?! そ、即答………え、ええっとぉー、べ、別にアタシは愛人でもいいっていうかぁー」アセアセ
サシャ(あ、なんか私でも展開が読めました)
ライナー(かーらーのー?)
エレン「え――――やだよ。別にいらないし(そもそも『あいじん』ってなんだ?)」キッパリ
モブ美「」ザシュッ
エレン「………っていうかおまえ誰だよ。名前も知らないし」キッパリ
モブ美「」ドブシュッ
エレン「話は終わりか? あ、俺、これから自主練あるから、そろそろ行くな」
タッタッタッタッ……
エレン「え―――――やだよ。俺はアニと付き合ってるし」キッパリ
モブ美「?! そ、即答………え、ええっとぉー、べ、別にアタシは愛人でもいいっていうかぁー」アセアセ
サシャ(あ、なんか私でも展開が読めました)
ライナー(かーらーのー?)
エレン「え――――やだよ。別にいらないし(そもそも『あいじん』ってなんだ?)」キッパリ
モブ美「」ザシュッ
エレン「………っていうかおまえ誰だよ。名前も知らないし」キッパリ
モブ美「」ドブシュッ
エレン「話は終わりか? あ、俺、これから自主練あるから、そろそろ行くな」
タッタッタッタッ……
350: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:43:15:dMjOJnVw (32/36)
モブ美「」
ヒュオオオオオオ………
ライナー(……………サシャ、仕事に戻るか)ヤレヤレ
サシャ(ラジャ!)ビシィッ
ライナー(だが良くやった、エレン)ニヤッ
モブ美「」チーン
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
モブ美「」
ヒュオオオオオオ………
ライナー(……………サシャ、仕事に戻るか)ヤレヤレ
サシャ(ラジャ!)ビシィッ
ライナー(だが良くやった、エレン)ニヤッ
モブ美「」チーン
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
351: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:44:43:dMjOJnVw (33/36)
サシャ「…………という感じでした。告白されてたってこと、エレンから聞いてないんです?」
アニ「き、聞いてない…………」プルプル
アニ(え、エレン………あ、あいつめ………今度会ったら新技のエアカット・ターミネーター喰らわせてやる………!!)ギリッ
クリスタ(きっと忘れてるんだろうなあ、エレン………け、けど、このままじゃエレンがアニに殺される………)ガクガク
クリスタ「え、えっと、サシャの話からすれば、多分モブ美って人は本気でエレンのことが好きで告白したってわけじゃないと思うな!」
ミカサ「!? どういうこと?」
クリスタ「え、えっとね、つまり、成績上位者のエレンに取り入ろうとしてるってだけなんじゃないかな?」アセアセ
ミカサ「!? そんな目的でエレンに近づいたの………?」ワナワナ
クリスタ「!!!?」
アニ「え、み、ミカサ?」
サシャ「…………という感じでした。告白されてたってこと、エレンから聞いてないんです?」
アニ「き、聞いてない…………」プルプル
アニ(え、エレン………あ、あいつめ………今度会ったら新技のエアカット・ターミネーター喰らわせてやる………!!)ギリッ
クリスタ(きっと忘れてるんだろうなあ、エレン………け、けど、このままじゃエレンがアニに殺される………)ガクガク
クリスタ「え、えっと、サシャの話からすれば、多分モブ美って人は本気でエレンのことが好きで告白したってわけじゃないと思うな!」
ミカサ「!? どういうこと?」
クリスタ「え、えっとね、つまり、成績上位者のエレンに取り入ろうとしてるってだけなんじゃないかな?」アセアセ
ミカサ「!? そんな目的でエレンに近づいたの………?」ワナワナ
クリスタ「!!!?」
アニ「え、み、ミカサ?」
352: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:47:58:dMjOJnVw (34/36)
ミカサ「許せない…………許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない」ブツブツ
アニ「」ゾクッ
クリスタ「」ゾクッ
ミカサ「そいつはモブ美って言う雌豚なの? 今すぐ肉を削ぎおとして、バラ肉に変えてやる………!!」
ザバァッ!!
ハンナ(ヒューッ、見ろよヤツの腹筋を!)ソレハーマギレモナクー♪
ミーナ(まるでハガネみてえだ!)ヤーツサァー♪
ミカサ「許せない…………許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない」ブツブツ
アニ「」ゾクッ
クリスタ「」ゾクッ
ミカサ「そいつはモブ美って言う雌豚なの? 今すぐ肉を削ぎおとして、バラ肉に変えてやる………!!」
ザバァッ!!
ハンナ(ヒューッ、見ろよヤツの腹筋を!)ソレハーマギレモナクー♪
ミーナ(まるでハガネみてえだ!)ヤーツサァー♪
353:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:49:29:rXPd62cw (1/1)
コーブラー♪www
コーブラー♪www
354: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:51:23:dMjOJnVw (35/36)
アニ「や、やめな! べ、別に私は気にしてないから!!」
クリスタ「そ、そうだよ、そんな人、どうせすぐに脱落して消えてっちゃうって!」
サシャ「あ、そうだ、思い出しました! モブ美は四ヶ月くらい前に似たような不祥事起こしたのがリヴァイ教官にバレて、地の底………地下強制労働施設に送られたんでした!」ザワ…ザワ…
クリスタ「それを先に行ってよサシャ!!!」バカァー!!
サシャ「言ってませんでしたっけ?」
アニ「や、やめな! べ、別に私は気にしてないから!!」
クリスタ「そ、そうだよ、そんな人、どうせすぐに脱落して消えてっちゃうって!」
サシャ「あ、そうだ、思い出しました! モブ美は四ヶ月くらい前に似たような不祥事起こしたのがリヴァイ教官にバレて、地の底………地下強制労働施設に送られたんでした!」ザワ…ザワ…
クリスタ「それを先に行ってよサシャ!!!」バカァー!!
サシャ「言ってませんでしたっけ?」
355: ◆B2mIQalgXs:2013/07/05(金) 23:54:15:dMjOJnVw (36/36)
クリスタ「道理で聞かない名前だなぁと思ったよぉ!!」
ミカサ「そう………それなら今頃絶対に勝てないチンチロで地獄を見ているはず………ならば良し」
アニ「はぁ…………そ、それじゃ、当面の問題はエレンに―――」
ハンナ「あ、そういえば、私も、エレン関係の話なら心当たりあるなあ」
アニ「!!!? ま、まだあるのぉ………? も、もぉ、やだ…………」ウルウル
クリスタ(あ、涙目。可愛い)キュンッ
ミカサ(アニきゃわわ)キュンッ
ミーナ(濡れそぼる)ジュンッ
クリスタ「道理で聞かない名前だなぁと思ったよぉ!!」
ミカサ「そう………それなら今頃絶対に勝てないチンチロで地獄を見ているはず………ならば良し」
アニ「はぁ…………そ、それじゃ、当面の問題はエレンに―――」
ハンナ「あ、そういえば、私も、エレン関係の話なら心当たりあるなあ」
アニ「!!!? ま、まだあるのぉ………? も、もぉ、やだ…………」ウルウル
クリスタ(あ、涙目。可愛い)キュンッ
ミカサ(アニきゃわわ)キュンッ
ミーナ(濡れそぼる)ジュンッ
356:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:55:05:Y/PmBSQo (1/1)
アニきゃわわ
アニきゃわわ
357:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/05(金) 23:56:01:TxUcQyQE (1/1)
ミーナは漸く矯正されたと思いきや
ミーナは漸く矯正されたと思いきや
358: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:01:37:QBEnugV6 (1/43)
アニ「ぃ、やだ、そんなのは、やだ…………え、エレンが、とられる………」エグッエグッ
ミカサ「! だ、大丈夫、アニ。エレンは一途! 浮気なんて、エレンがするはずがない!」アセアセ
アニ「ぐすっ…………ほ、本当に?」ヒックヒック
クリスタ「! そ、そうだよ、アニ! ちゃんとエレンをアニに夢中にさせてれば、何も問題ないよ!!(きゃわいい)」ドキドキ
サシャ「そうですよ! エレンとは、どこまで行ってるんです? ちゃんと夢中にさせてますか?」
ハンナ「ほらほら、泣いてないで話してみなさいよ」
ミーナ「私たちがアドバイスしてあげるから」
アニ「ぅ、うん、うん……………あり、がとう」ポロポロ
アニ「ぃ、やだ、そんなのは、やだ…………え、エレンが、とられる………」エグッエグッ
ミカサ「! だ、大丈夫、アニ。エレンは一途! 浮気なんて、エレンがするはずがない!」アセアセ
アニ「ぐすっ…………ほ、本当に?」ヒックヒック
クリスタ「! そ、そうだよ、アニ! ちゃんとエレンをアニに夢中にさせてれば、何も問題ないよ!!(きゃわいい)」ドキドキ
サシャ「そうですよ! エレンとは、どこまで行ってるんです? ちゃんと夢中にさせてますか?」
ハンナ「ほらほら、泣いてないで話してみなさいよ」
ミーナ「私たちがアドバイスしてあげるから」
アニ「ぅ、うん、うん……………あり、がとう」ポロポロ
359: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:04:02:QBEnugV6 (2/43)
アニ「ぇ、えっと、私と、エレンは…………」グスッ
ミカサ(計画通り?)チラッ
クリスタ(計画通りなのかな? 予想外の展開だったけど)チラッ
サシャ(まぁ、当初の目的は果たせましたね)グッ
ハンナ(ちょろい)ゲスガオ
ミーナ(なんだか知らんが、とにかく良し!)バァーン!
…
……
………
アニ「ぇ、えっと、私と、エレンは…………」グスッ
ミカサ(計画通り?)チラッ
クリスタ(計画通りなのかな? 予想外の展開だったけど)チラッ
サシャ(まぁ、当初の目的は果たせましたね)グッ
ハンナ(ちょろい)ゲスガオ
ミーナ(なんだか知らんが、とにかく良し!)バァーン!
…
……
………
360:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 00:05:01:Q.mLL8K6 (1/1)
きっかけから話したらとんでもない猥談になるぞ
きっかけから話したらとんでもない猥談になるぞ
361: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:07:20:QBEnugV6 (3/43)
………
……
…
~同刻 男子大浴場~
エレン「は? アニとどこまで行ってるか? なんでそんなこと話さなくちゃいけないんだ?」
ジャン「お、おう………い、いいだろ、そのくらい」ハァハァ
コニー「き、聞かせろよ! あ、アニとは、ちゅ、ちゅーしたのか!? そ、それとも、おっぱい揉んだのか!?」ハァハァ
フランツ「そ、そうだ、聞かせてくれよ! ど、どんなプレイで盛り上がったんだい………?」ハァハァ
トーマス「もうだめだぁ! おさえられないんだぁ!」ハァハァ
トム「パンツは脱いだ。はよ」ハァハァ
サムエル「パンツは食った。はよ」ハァハァ
ダズ「ハリーハリーハリーハリー」ハァハァ
エレン「や、やだよ………おまえら鼻息荒くて、気持ち悪ぃよ………(股間おったてて取り囲まれてるやだ怖い)」ゾッ
………
……
…
~同刻 男子大浴場~
エレン「は? アニとどこまで行ってるか? なんでそんなこと話さなくちゃいけないんだ?」
ジャン「お、おう………い、いいだろ、そのくらい」ハァハァ
コニー「き、聞かせろよ! あ、アニとは、ちゅ、ちゅーしたのか!? そ、それとも、おっぱい揉んだのか!?」ハァハァ
フランツ「そ、そうだ、聞かせてくれよ! ど、どんなプレイで盛り上がったんだい………?」ハァハァ
トーマス「もうだめだぁ! おさえられないんだぁ!」ハァハァ
トム「パンツは脱いだ。はよ」ハァハァ
サムエル「パンツは食った。はよ」ハァハァ
ダズ「ハリーハリーハリーハリー」ハァハァ
エレン「や、やだよ………おまえら鼻息荒くて、気持ち悪ぃよ………(股間おったてて取り囲まれてるやだ怖い)」ゾッ
362:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 00:12:44:OoK4FulM (1/1)
天国から地獄に落とされた気分だ・・・パッと見でホモしかいねえ・・・
天国から地獄に落とされた気分だ・・・パッと見でホモしかいねえ・・・
363: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:14:00:QBEnugV6 (4/43)
エレン「お、おい、アルミン、マルコ、お前らも何とか言ってやって――――」クルッ
アルミン「……………」モジモジ
マルコ「……………」モジモジ
エレン「…………は?」
アルミン「あ、いやそのぉ………ご、ごめんねエレン。ぼ、僕も、聞きたいなぁって////」ハァハァ
マルコ「う、うん。その、将来的な意味での、参考として聞きたいなぁ///」ハァハァ
エレン「はぁ!? ちょ、ちょ、おま…………そ、そうだ、ライナー! ベルトルト!!」クルッ
ライナー「ん? まぁいいんじゃないか? 別に手をつないだとか、キスしたとか。色々あるだろ? 俺も興味あるぞ?」アッサリ
ベルトルト「ごめんね、エレン。僕には主体性が無い………周囲に流されるだけだ」ゴメン
エレン「Oh…………」
エレン「お、おい、アルミン、マルコ、お前らも何とか言ってやって――――」クルッ
アルミン「……………」モジモジ
マルコ「……………」モジモジ
エレン「…………は?」
アルミン「あ、いやそのぉ………ご、ごめんねエレン。ぼ、僕も、聞きたいなぁって////」ハァハァ
マルコ「う、うん。その、将来的な意味での、参考として聞きたいなぁ///」ハァハァ
エレン「はぁ!? ちょ、ちょ、おま…………そ、そうだ、ライナー! ベルトルト!!」クルッ
ライナー「ん? まぁいいんじゃないか? 別に手をつないだとか、キスしたとか。色々あるだろ? 俺も興味あるぞ?」アッサリ
ベルトルト「ごめんね、エレン。僕には主体性が無い………周囲に流されるだけだ」ゴメン
エレン「Oh…………」
364: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:15:18:QBEnugV6 (5/43)
ライナー「ハハハ、まぁ男同士の友情を深める儀式みたいなもんだと思って、気軽に吐いちまえよ! なんならノロケてもいいんだぞ?」
エレン「つっても、ホントに大したことはねえんだけど………」
ジャン「嘘つけよ。あんだけ熱烈に告白しておいて、それから五ヶ月! 何もなかったたぁ言わせねえぞ!?」グリグリ
エレン「ちょ、ジャン、く、首が締まっ………や、やめろっての。話せないだろ!?」グイッ
ジャン「お? ってこたぁ観念したんだな?」
アルミン「ね、ね、どうなの?」ワクワク
エレン「マジで、なにもねえんだけどなぁ………ああもう、クソッ」シブシブ
エレン(えっと………流石にこのメンツじゃ【前】の時からのことは話せねえし………)
エレン「その、だな…………」ポツリ
…
……
………
ライナー「ハハハ、まぁ男同士の友情を深める儀式みたいなもんだと思って、気軽に吐いちまえよ! なんならノロケてもいいんだぞ?」
エレン「つっても、ホントに大したことはねえんだけど………」
ジャン「嘘つけよ。あんだけ熱烈に告白しておいて、それから五ヶ月! 何もなかったたぁ言わせねえぞ!?」グリグリ
エレン「ちょ、ジャン、く、首が締まっ………や、やめろっての。話せないだろ!?」グイッ
ジャン「お? ってこたぁ観念したんだな?」
アルミン「ね、ね、どうなの?」ワクワク
エレン「マジで、なにもねえんだけどなぁ………ああもう、クソッ」シブシブ
エレン(えっと………流石にこのメンツじゃ【前】の時からのことは話せねえし………)
エレン「その、だな…………」ポツリ
…
……
………
365: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:19:10:QBEnugV6 (6/43)
………
……
…
~女子大浴場~
カポーン………
クリスタ「え…………何も、ない?」
アニ「ぅ、うん…………」
サシャ「て、手を繋いでデートした、とか………」
アニ「…………」フルフル
ミカサ「そ、その、キス……とか、は?」
アニ「ッ…………」フルフル
ハンナ「え? お、おっぱい触られたー、きゃーえっちー、みたいなのは?」
アニ「そ、そんなの、あるわけないだろ………////」プイッ
………
……
…
~女子大浴場~
カポーン………
クリスタ「え…………何も、ない?」
アニ「ぅ、うん…………」
サシャ「て、手を繋いでデートした、とか………」
アニ「…………」フルフル
ミカサ「そ、その、キス……とか、は?」
アニ「ッ…………」フルフル
ハンナ「え? お、おっぱい触られたー、きゃーえっちー、みたいなのは?」
アニ「そ、そんなの、あるわけないだろ………////」プイッ
366: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 00:24:57:QBEnugV6 (7/43)
クリスタ「じょ、冗談、だよ、ね………? え? だ、だって、半年近く経ってるよ………?」ブルブル
アニ「な、ないってば。冗談じゃないし、嘘も、ついてない………は、恥ずかしい、し、その………」プルプル
サシャ「で、でも、エレンからそういうことを求めたこと、ないんです、か………?」ワナワナ
アニ「ッ!? そ、それは、その………ぁ、あった、けど………」
ミカサ「ま、まさか――――拒絶したの?」
アニ「ッ~~~~!! だ、だって、そ、そんな、結婚だってしてないのに、普通そんなの………////」カアアッ
アニ「は、はしたない………だろ………」プイッ
ミカサ(なんだろう。死にたくなってきた)ズーン
クリスタ(こんな純粋な子に、私は何を言わせようとしたんだろう)ズーン
サシャ(……………うーん)
ハンナ(貞操観念強いんだなぁ、アニは)
ミーナ(…………ないわー。渇くわー。こんなんじゃ濡れないわー)ケッ
クリスタ「じょ、冗談、だよ、ね………? え? だ、だって、半年近く経ってるよ………?」ブルブル
アニ「な、ないってば。冗談じゃないし、嘘も、ついてない………は、恥ずかしい、し、その………」プルプル
サシャ「で、でも、エレンからそういうことを求めたこと、ないんです、か………?」ワナワナ
アニ「ッ!? そ、それは、その………ぁ、あった、けど………」
ミカサ「ま、まさか――――拒絶したの?」
アニ「ッ~~~~!! だ、だって、そ、そんな、結婚だってしてないのに、普通そんなの………////」カアアッ
アニ「は、はしたない………だろ………」プイッ
ミカサ(なんだろう。死にたくなってきた)ズーン
クリスタ(こんな純粋な子に、私は何を言わせようとしたんだろう)ズーン
サシャ(……………うーん)
ハンナ(貞操観念強いんだなぁ、アニは)
ミーナ(…………ないわー。渇くわー。こんなんじゃ濡れないわー)ケッ
367:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 00:26:30:uQq/YMag (1/1)
雌豚w
雌豚w
368:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 00:29:56:LF80Qwno (1/1)
一皮剥ければ淫乱乙女なのにな……
一皮剥ければ淫乱乙女なのにな……
369: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 01:02:34:QBEnugV6 (8/43)
※すいません、寝落ちしてました………。
明日に続きを回したいと思います………。
が………。
この話の投下が終わったら、エロも投下します。
※すいません、寝落ちしてました………。
明日に続きを回したいと思います………。
が………。
この話の投下が終わったら、エロも投下します。
370:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 01:05:55:TsvwX.uE (1/1)
しゃあおらあ!
乙
しゃあおらあ!
乙
371:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 01:10:20:JT.DkaqY (1/1)
乙
乙
372:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 01:17:03:bx8oqj7M (1/1)
乙
今回で住民にトムとサムエルが混じってる事がわかった
乙
今回で住民にトムとサムエルが混じってる事がわかった
373:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 01:17:32:2Wl4xnoc (1/1)
乙でっした
続きも気になるがエロも楽しみだ
乙でっした
続きも気になるがエロも楽しみだ
374:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 03:12:40:IqRzYUgs (1/1)
乙
モブ美は公式でビッチなヒッチでも良かったかもしれないw
乙
モブ美は公式でビッチなヒッチでも良かったかもしれないw
375:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 04:49:07:WSbTEMus (1/1)
乙
続き待ってます
乙
続き待ってます
376: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:31:09:QBEnugV6 (9/43)
………
……
…
~男子大浴場~
アルミン「なん………だと………?」
エレン「だ、だから、その…………五ヶ月前の告白から、別に、特に何もねえんだって」
ジャン「なにも、ねぇ? ………ハ、ハハ、おいおい、冗談きついぜエレン? 死に急ぎ野郎だったてめえが、そんなヘタレだなんてよ」
エレン「冗談は言ってねえよ………あと死に急ぎ野郎っていうな」
ライナー「……………むぅ。おまえからアプローチはかけたのか?」
エレン「あ、いや、それは…………」
ライナー「かけたんだな? どういう風に?」
エレン「え、えっと。『自主練しようぜ!』って」
フランツ「エレン、それアプローチちゃう。トレーニングや」
エレン「!!!?」エッ
………
……
…
~男子大浴場~
アルミン「なん………だと………?」
エレン「だ、だから、その…………五ヶ月前の告白から、別に、特に何もねえんだって」
ジャン「なにも、ねぇ? ………ハ、ハハ、おいおい、冗談きついぜエレン? 死に急ぎ野郎だったてめえが、そんなヘタレだなんてよ」
エレン「冗談は言ってねえよ………あと死に急ぎ野郎っていうな」
ライナー「……………むぅ。おまえからアプローチはかけたのか?」
エレン「あ、いや、それは…………」
ライナー「かけたんだな? どういう風に?」
エレン「え、えっと。『自主練しようぜ!』って」
フランツ「エレン、それアプローチちゃう。トレーニングや」
エレン「!!!?」エッ
377: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:32:12:QBEnugV6 (10/43)
ベルトルト「そ、そういえば休日も自主練ばっかりだったような………デートとかしてないの?」
エレン「あー…………」ポリポリ
アルミン「ま、まさか、エレン………君ってやつは、ここのところ成績がいいと思っていたけど」
エレン「その、なぁ…………」ポリポリ
ライナー「夢を追いかけるのに夢中で、アニとのスキンシップはなかったのか? おいおい、流石にそれは………」
エレン「あ、ああ。そうだよ………改めて思い返すと、なにやってんだろうな、俺って…………」ズーン
アルミン「で、でも、その、よく休日はアニと一緒に自主練とか勉強してたじゃないか!! その時に、なんというか、こう………」
エレン「ああ、あったよ」ボソッ
アルミン「! あったの!? なぁんだ、聞かせてよ!!」パアアッ
ベルトルト「そ、そういえば休日も自主練ばっかりだったような………デートとかしてないの?」
エレン「あー…………」ポリポリ
アルミン「ま、まさか、エレン………君ってやつは、ここのところ成績がいいと思っていたけど」
エレン「その、なぁ…………」ポリポリ
ライナー「夢を追いかけるのに夢中で、アニとのスキンシップはなかったのか? おいおい、流石にそれは………」
エレン「あ、ああ。そうだよ………改めて思い返すと、なにやってんだろうな、俺って…………」ズーン
アルミン「で、でも、その、よく休日はアニと一緒に自主練とか勉強してたじゃないか!! その時に、なんというか、こう………」
エレン「ああ、あったよ」ボソッ
アルミン「! あったの!? なぁんだ、聞かせてよ!!」パアアッ
378: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:32:48:QBEnugV6 (11/43)
エレン「………自習室で、二人きりでさ」ボソボソ
コニー「おおっ!! それで!?」ドキドキ
エレン「………アニが前髪をかきあげる仕草に、なんつーか、こう、どきっとして」ボソボソ
ジャン「王道だな! 次はどうした?」ワクワク
エレン「………抱きついて、キスしようとしたんだけど」ボソボソ
アルミン「うん、うん! それで?」ニコニコ
エレン「…………された」ボソッ
アルミン「え? い、今なんて言ったの?」ズズイッ
エレン「拒否された…………って言ったんだ」ズーン
アルミン「!!!?!?」
エレン「けだもの、って言われて………投げ飛ばされて、アニは怒って寮に戻っちまった………」ズズーン
エレン「………自習室で、二人きりでさ」ボソボソ
コニー「おおっ!! それで!?」ドキドキ
エレン「………アニが前髪をかきあげる仕草に、なんつーか、こう、どきっとして」ボソボソ
ジャン「王道だな! 次はどうした?」ワクワク
エレン「………抱きついて、キスしようとしたんだけど」ボソボソ
アルミン「うん、うん! それで?」ニコニコ
エレン「…………された」ボソッ
アルミン「え? い、今なんて言ったの?」ズズイッ
エレン「拒否された…………って言ったんだ」ズーン
アルミン「!!!?!?」
エレン「けだもの、って言われて………投げ飛ばされて、アニは怒って寮に戻っちまった………」ズズーン
379: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:33:53:QBEnugV6 (12/43)
コニー(そ、そいつは………な、なんつーか)タラー
エレン「俺も性急すぎたけどさ………あそこまで拒否されるなんて思わなかった」ブツブツ
ジャン(正直、同情するぜ)タラー
エレン「あれ以来、手を握ったりすることすら拒否られて………ひょっとして俺って、アニに嫌われちゃったのかな………」グスッ
アルミン(ふ、不憫だ………)ダラダラ
エレン「あぁ、おまえらに言われたらすげーテンション落ちてきた…………このまま沈んでしまいたい………」ブクブクブクブク
ゴポゴポブクブク………
アルミン「!? え、エレン! 何やってるのさ!!」
コニー(そ、そいつは………な、なんつーか)タラー
エレン「俺も性急すぎたけどさ………あそこまで拒否されるなんて思わなかった」ブツブツ
ジャン(正直、同情するぜ)タラー
エレン「あれ以来、手を握ったりすることすら拒否られて………ひょっとして俺って、アニに嫌われちゃったのかな………」グスッ
アルミン(ふ、不憫だ………)ダラダラ
エレン「あぁ、おまえらに言われたらすげーテンション落ちてきた…………このまま沈んでしまいたい………」ブクブクブクブク
ゴポゴポブクブク………
アルミン「!? え、エレン! 何やってるのさ!!」
380: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:35:05:QBEnugV6 (13/43)
ブクブクブクブク……ブクッ………
ハヤクヒキアゲロ!!
ワーワーギャーギャー
ベルトルト(…………何やっているんだか、アニは)ハァ
ライナー(おまえにはおまえなりの考えもあるだろうし、恥ずかしいのも分かるが………それでエレンを傷つけてどうするんだ)ハァ
ライナー(それに………)チラッ
ナンダ、アノフタリウマクイッテネェノ?
アニッテチョットコワイケド、スタイルイイシ、ビジンダヨナー
ア、ソレオレモワカル
ワイワイガヤガヤ……
ライナー(お前自身のためにもならないぞ? これは、無理に聞きださなければ良かったか………)マッタク
ライナー「はぁ………とりあえず、教官には湯あたりしたってことにして、エレンを医務室に運ぶか。ベルトルト、アルミン、運ぶのと服着せてやるの手伝ってくれ」ヤレヤレ
アルミン「う、うん」
ベルトルト「わかったよ」
…
……
………
ブクブクブクブク……ブクッ………
ハヤクヒキアゲロ!!
ワーワーギャーギャー
ベルトルト(…………何やっているんだか、アニは)ハァ
ライナー(おまえにはおまえなりの考えもあるだろうし、恥ずかしいのも分かるが………それでエレンを傷つけてどうするんだ)ハァ
ライナー(それに………)チラッ
ナンダ、アノフタリウマクイッテネェノ?
アニッテチョットコワイケド、スタイルイイシ、ビジンダヨナー
ア、ソレオレモワカル
ワイワイガヤガヤ……
ライナー(お前自身のためにもならないぞ? これは、無理に聞きださなければ良かったか………)マッタク
ライナー「はぁ………とりあえず、教官には湯あたりしたってことにして、エレンを医務室に運ぶか。ベルトルト、アルミン、運ぶのと服着せてやるの手伝ってくれ」ヤレヤレ
アルミン「う、うん」
ベルトルト「わかったよ」
…
……
………
381:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:35:22:BqvAHmYY (1/5)
エレンかわいい
エレンかわいい
382:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:37:23:WcXVeo7A (1/2)
なぜか俺はエレアニが苦手だ
なぜか俺はエレアニが苦手だ
383: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:37:50:QBEnugV6 (14/43)
………
……
…
~女子大浴場~
ミカサ「え、ええっと………アニ、それは、その。なんと言ったらいいのか………」
アニ「っ…………笑いたければ、笑えば? しょ、しょうがないだろ………身体が、勝手に動いたんだ」
クリスタ「え、えっとね、アニ。だ、抱きつかれてキスされそうになったことにびっくりしたのは分かるけど」
クリスタ「その、二人は恋人同士なんでしょ? 普段から手を握らせるぐらいのことは、恥ずかしくっても………」アセアセ
サシャ「うーん…………」
アニ「っ、わ、わかってるよ…………わ、かって、る………もう、手段は選べないってこと、ぐらい」ワナワナ
ハンナ「え? あ、アニ? 何を言ってるの?」
アニ「サ、サシャだったら、わ、わかるだろう………? 嫌なんだ………そういうことをするのが、嫌なんじゃなくて」
サシャ「……………」
アニ「【前】の時は、色々と段階を飛ばしてしまっただろ? 異常な状況だったこともある。そういう時に、私とエレンは恋人になった。あんただって、そうでしょう?」
………
……
…
~女子大浴場~
ミカサ「え、ええっと………アニ、それは、その。なんと言ったらいいのか………」
アニ「っ…………笑いたければ、笑えば? しょ、しょうがないだろ………身体が、勝手に動いたんだ」
クリスタ「え、えっとね、アニ。だ、抱きつかれてキスされそうになったことにびっくりしたのは分かるけど」
クリスタ「その、二人は恋人同士なんでしょ? 普段から手を握らせるぐらいのことは、恥ずかしくっても………」アセアセ
サシャ「うーん…………」
アニ「っ、わ、わかってるよ…………わ、かって、る………もう、手段は選べないってこと、ぐらい」ワナワナ
ハンナ「え? あ、アニ? 何を言ってるの?」
アニ「サ、サシャだったら、わ、わかるだろう………? 嫌なんだ………そういうことをするのが、嫌なんじゃなくて」
サシャ「……………」
アニ「【前】の時は、色々と段階を飛ばしてしまっただろ? 異常な状況だったこともある。そういう時に、私とエレンは恋人になった。あんただって、そうでしょう?」
384:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:38:10:Lrf6m/2Q (1/2)
苦手なもんを無理に見る必要はないさ
苦手なもんを無理に見る必要はないさ
385:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:38:40:WcXVeo7A (2/2)
そうだね
そうだね
386:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:39:55:BqvAHmYY (2/5)
>>382
まぁこんなもんは好みだからな
>>382
まぁこんなもんは好みだからな
387: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:40:02:QBEnugV6 (15/43)
アニ「吊り橋効果だったんじゃないかって、思いたくないんだ。怖いんだ………そういう目的だけに、自分を必要とされるのは………モノみたいに、思われるのは………」
ミーナ「???? どういう意味? 私はモノみたいに扱われると逆に興奮s」
ミカサ「ミーナ、それ以上ナマほざいたら、貴女の首から上についたその卑猥なモノを削ぎ落とす………」ギロリ
ミーナ「!!?(うわぁああああん、凄い殺気だよぉ………濡れちゃうううううっ/////)」ジュンッ
アニ「始まりが、あんな形だったんだ…………ちゃんと、自分を見てほしいって、そう思わない?」
サシャ「……………」
アニ「嫌、なんだよ………一足飛びで、私たちは始まった。だから、今度はゆっくりと、一歩一歩、噛み締めたいんだ………」
アニ「吊り橋効果だったんじゃないかって、思いたくないんだ。怖いんだ………そういう目的だけに、自分を必要とされるのは………モノみたいに、思われるのは………」
ミーナ「???? どういう意味? 私はモノみたいに扱われると逆に興奮s」
ミカサ「ミーナ、それ以上ナマほざいたら、貴女の首から上についたその卑猥なモノを削ぎ落とす………」ギロリ
ミーナ「!!?(うわぁああああん、凄い殺気だよぉ………濡れちゃうううううっ/////)」ジュンッ
アニ「始まりが、あんな形だったんだ…………ちゃんと、自分を見てほしいって、そう思わない?」
サシャ「……………」
アニ「嫌、なんだよ………一足飛びで、私たちは始まった。だから、今度はゆっくりと、一歩一歩、噛み締めたいんだ………」
388:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:41:38:X7iBQd8E (1/6)
なんという乙女思考
なんという乙女思考
389: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:42:31:QBEnugV6 (16/43)
アニ「できれば、体で心をつなぎ止めようとは、したくない………私はきっと………怖いんだ」
クリスタ「ア、アニ…………」オロオロ
サシャ「うーん………」
アニ「私の言ってること、分かる………?」
サシャ「…………そのお、アニ? ひょっとして、勘違いさせちゃいましたか?」
アニ「は? 何が?」
サシャ「ミカサの言うとおり、エレンが浮気なんてするわけないですよ?」キッパリ
アニ「…………え?」
アニ「できれば、体で心をつなぎ止めようとは、したくない………私はきっと………怖いんだ」
クリスタ「ア、アニ…………」オロオロ
サシャ「うーん………」
アニ「私の言ってること、分かる………?」
サシャ「…………そのお、アニ? ひょっとして、勘違いさせちゃいましたか?」
アニ「は? 何が?」
サシャ「ミカサの言うとおり、エレンが浮気なんてするわけないですよ?」キッパリ
アニ「…………え?」
390:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:42:35:uGtrJrE6 (1/7)
アニの乙女心も理解したい・・・んだが、
それでも俺はエレアニのがっつりエロが見たいんだ(真顔)
アニの乙女心も理解したい・・・んだが、
それでも俺はエレアニのがっつりエロが見たいんだ(真顔)
391:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:42:53:Lrf6m/2Q (2/2)
ライナーなんて逆レイプから始まったんだぞ!
ライナーなんて逆レイプから始まったんだぞ!
392: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:44:22:QBEnugV6 (17/43)
サシャ「エレンは一途です。その一途なエレンが、アニのことが好きだーって、あれだけの啖呵を切ったんですよ?」
ミカサ(! サシャがいま、すごくいいことを言った!)
サシャ「それを信じられないほど、貴女はバカじゃないでしょう?」
アニ「ッ、それは――――その、そうだ、けど」
サシャ「でしょう? だったら、いいんじゃないでしょうか? 別に、キスとか、えっちなこととかしなくたって」
アニ「え?」
クリスタ「え? サ、サシャ?」
ミカサ「…………うん、一理ある」
サシャ「アニだって、それは分かってるはずです。でも、アニは迷ってるように見えます」
アニ「…………ッ」
サシャ「エレンは一途です。その一途なエレンが、アニのことが好きだーって、あれだけの啖呵を切ったんですよ?」
ミカサ(! サシャがいま、すごくいいことを言った!)
サシャ「それを信じられないほど、貴女はバカじゃないでしょう?」
アニ「ッ、それは――――その、そうだ、けど」
サシャ「でしょう? だったら、いいんじゃないでしょうか? 別に、キスとか、えっちなこととかしなくたって」
アニ「え?」
クリスタ「え? サ、サシャ?」
ミカサ「…………うん、一理ある」
サシャ「アニだって、それは分かってるはずです。でも、アニは迷ってるように見えます」
アニ「…………ッ」
393:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:44:54:BqvAHmYY (3/5)
この二人かわいすぎてあぁあぁぁぁぁ
この二人かわいすぎてあぁあぁぁぁぁ
394: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:45:43:QBEnugV6 (18/43)
サシャ「これは、私の予想なんですけど…………アニ、貴女ってかなり嫉妬深いんじゃないですか?」
アニ「ぅ…………」ズボシ
サシャ「アニにとって、体を許すという行為は、とても勇気のいることだったりするんでしょう?」
アニ「あうぅっ」ザシュッ
サシャ「公衆の面前で、ベタベタするのも自分のキャラじゃないと思って、恥ずかしいと思ってます?」
アニ「うっ」グサッ
サシャ「清いお付き合いをしたい。えっちなことは結婚するまでは、そういうことはしたくない。それもいいと思いますよ?」
アニ「え、で、でも」
サシャ「それでも、エレンはきっと貴女を愛してくれるはずです。違います?」
アニ「っあ………ぁう………////」カアアッ
サシャ「これは、私の予想なんですけど…………アニ、貴女ってかなり嫉妬深いんじゃないですか?」
アニ「ぅ…………」ズボシ
サシャ「アニにとって、体を許すという行為は、とても勇気のいることだったりするんでしょう?」
アニ「あうぅっ」ザシュッ
サシャ「公衆の面前で、ベタベタするのも自分のキャラじゃないと思って、恥ずかしいと思ってます?」
アニ「うっ」グサッ
サシャ「清いお付き合いをしたい。えっちなことは結婚するまでは、そういうことはしたくない。それもいいと思いますよ?」
アニ「え、で、でも」
サシャ「それでも、エレンはきっと貴女を愛してくれるはずです。違います?」
アニ「っあ………ぁう………////」カアアッ
395:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:46:47:BqvAHmYY (4/5)
これはサシャの皮を被ったアルミン
これはサシャの皮を被ったアルミン
396:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:47:55:uGtrJrE6 (2/7)
サシャ姐さんって感じだな
サシャ姐さんって感じだな
397: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:49:40:QBEnugV6 (19/43)
サシャ「少なくとも、私から見た仲間であるエレン・イェーガーは、信頼できる人物です」
クリスタ「うんうん」コクコク
サシャ「いつだって真剣で、真っ直ぐで、不器用で、一途で、ちょっとおバカさんで、鈍感で、だけど絶対に仲間の信頼を裏切るような真似はしない人です」
ミカサ「うんうん」コクコク
サシャ「私から見たって、そういう人なんだってわかります。アニやミカサからすれば、言われるまでも無いことなんでしょうけど」
ミカサ「当然」コクコク
アニ「それは…………うん、そうだね」コクリ
サシャ「だけど、エレンや貴女を取り巻くこの状況。私が貴女の立場だったら、このままにしておきません」
アニ「…………え?」
サシャ「エレンを信頼しているとはいえ、万が一と言うこともありえますよね?」
ミカサ「! サシャ、あなたは今、凄く悪いことを言った…………エレンに限ってそんなことはありえない」ギロリッ
サシャ「ええ、エレンからは、もちろんそうでしょう。だけど、エレンやミカサ、アニの意思が介入しないところで、エレンを好きになった人は動いています」
ミカサ「うっ、そ、それは」タジッ
サシャ「少なくとも、私から見た仲間であるエレン・イェーガーは、信頼できる人物です」
クリスタ「うんうん」コクコク
サシャ「いつだって真剣で、真っ直ぐで、不器用で、一途で、ちょっとおバカさんで、鈍感で、だけど絶対に仲間の信頼を裏切るような真似はしない人です」
ミカサ「うんうん」コクコク
サシャ「私から見たって、そういう人なんだってわかります。アニやミカサからすれば、言われるまでも無いことなんでしょうけど」
ミカサ「当然」コクコク
アニ「それは…………うん、そうだね」コクリ
サシャ「だけど、エレンや貴女を取り巻くこの状況。私が貴女の立場だったら、このままにしておきません」
アニ「…………え?」
サシャ「エレンを信頼しているとはいえ、万が一と言うこともありえますよね?」
ミカサ「! サシャ、あなたは今、凄く悪いことを言った…………エレンに限ってそんなことはありえない」ギロリッ
サシャ「ええ、エレンからは、もちろんそうでしょう。だけど、エレンやミカサ、アニの意思が介入しないところで、エレンを好きになった人は動いています」
ミカサ「うっ、そ、それは」タジッ
398:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:52:35:vvVloD3g (1/1)
ミカサが押されている・・・だと
ミカサが押されている・・・だと
399: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:53:25:QBEnugV6 (20/43)
サシャ「さっきのモブ美の話じゃないですが、邪な思いでエレンやアニを嵌めようとする人がいるかもしれません」
アニ「そ、それは」
ミカサ「そ、そんなの私が許さない!!」ギラッ
サシャ「こればっかりはミカサでもどうしようもないと思います。なんだかんだで、エレンやアニが決めることですからね」
ミカサ「そ、そんな………だったら、どうすればいい?」ウルウル
サシャ「ですから、ミカサがどうこうじゃないんですが…………そうですね。アニはエレンが自分の物で、自分がエレンのものなんだってことを、周囲にアピールしたらいいと思います」
アニ「………アピール?」
サシャ「要はマーキングですね。ここは自分の縄張りなんだって、領域(テリトリー)なんだってことを、周りに示せばいいんです」
アニ「ま、マーキング?」アセアセ
サシャ「さっきのモブ美の話じゃないですが、邪な思いでエレンやアニを嵌めようとする人がいるかもしれません」
アニ「そ、それは」
ミカサ「そ、そんなの私が許さない!!」ギラッ
サシャ「こればっかりはミカサでもどうしようもないと思います。なんだかんだで、エレンやアニが決めることですからね」
ミカサ「そ、そんな………だったら、どうすればいい?」ウルウル
サシャ「ですから、ミカサがどうこうじゃないんですが…………そうですね。アニはエレンが自分の物で、自分がエレンのものなんだってことを、周囲にアピールしたらいいと思います」
アニ「………アピール?」
サシャ「要はマーキングですね。ここは自分の縄張りなんだって、領域(テリトリー)なんだってことを、周りに示せばいいんです」
アニ「ま、マーキング?」アセアセ
400: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:55:39:QBEnugV6 (21/43)
サシャ「ええ、狩りでは重要ですよ? マーキングを見逃して森深くに入って行ったら、獲物や他の肉食獣から、思わぬ反撃を喰らうなんてこともありますし。恋だって同じだと思います」
アニ「…………サシャだったら、どうするの?」
サシャ「私だったら――――もし私がアニだったら、エレンといちゃいちゃすると思います。えっちなこともします。周囲の敵をけん制する意味でもありますが、何より、私がそうしたいからです」
アニ「ッ!!」
サシャ「もちろん、あくまでも私が貴女の立場だったら、です。軽率にそういった行為をしろとは言いません。子供ができる可能性だってあるんですから」
サシャ「問題なのは、アニ。貴女がどうしたいか、だと思うんです」
アニ「わ、私、が………どうしたいか?」
サシャ「はい。エレンからあれだけの思いを伝えられて、応えたいと思わないんですか?」
アニ「あっ……!」ハッ
エレン『アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!』
アニ「ぁ、わ、わた、し…………は」プルプル
サシャ「ええ、狩りでは重要ですよ? マーキングを見逃して森深くに入って行ったら、獲物や他の肉食獣から、思わぬ反撃を喰らうなんてこともありますし。恋だって同じだと思います」
アニ「…………サシャだったら、どうするの?」
サシャ「私だったら――――もし私がアニだったら、エレンといちゃいちゃすると思います。えっちなこともします。周囲の敵をけん制する意味でもありますが、何より、私がそうしたいからです」
アニ「ッ!!」
サシャ「もちろん、あくまでも私が貴女の立場だったら、です。軽率にそういった行為をしろとは言いません。子供ができる可能性だってあるんですから」
サシャ「問題なのは、アニ。貴女がどうしたいか、だと思うんです」
アニ「わ、私、が………どうしたいか?」
サシャ「はい。エレンからあれだけの思いを伝えられて、応えたいと思わないんですか?」
アニ「あっ……!」ハッ
エレン『アニ・レオンハートのことがッ! 大ッッッ好きだァアアアアアアアアアアア!!!』
アニ「ぁ、わ、わた、し…………は」プルプル
401: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:57:39:QBEnugV6 (22/43)
サシャ「……………」フゥ
サシャ「…………アニ、さっきエレンから求められたことがあるって言ってましたよね? それを、拒否したとも」
アニ「!! う、うん」コクコク
サシャ「エレンは単純さんですから、勘違いしちゃうかもしれませんよ? 例えば―――――『ひょっとして、俺はアニに嫌われちゃったんじゃないか?』って」
アニ「ぇ…………?」ビクッ
サシャ「恩恵には義務が必要だと、私はお父さんに教わりました。エレンだって、男なんですよ? そういう欲求はあると思います」
サシャ「……………」フゥ
サシャ「…………アニ、さっきエレンから求められたことがあるって言ってましたよね? それを、拒否したとも」
アニ「!! う、うん」コクコク
サシャ「エレンは単純さんですから、勘違いしちゃうかもしれませんよ? 例えば―――――『ひょっとして、俺はアニに嫌われちゃったんじゃないか?』って」
アニ「ぇ…………?」ビクッ
サシャ「恩恵には義務が必要だと、私はお父さんに教わりました。エレンだって、男なんですよ? そういう欲求はあると思います」
402: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:58:30:QBEnugV6 (23/43)
サシャ「飴と鞭じゃないですけど、あれだけエレンから愛されてるんです。少しぐらい、いいんじゃないですか?」
アニ「ぁ、ぅう………////」マッカ
サシャ「私なら、応えてあげたいと思います。断るにしても、そういった自分の価値観や思いを、しっかり伝えて、理解してもらう必要があると思うんです」
アニ「ぁ………!」ハッ
ミカサ(…………た、正しい。サシャが、正しい。圧倒的に正しい………!!)ゴクリ
クリスタ(ま、まるで別人………ミ、ミカサやアニだけじゃなかった! か、変わったのは………)ゴクリ
ハンナ(なんか置いてけぼり感があるけど、凄くためになるなぁ。サシャって凄いなぁ)カンシン
ミーナ(はいはい純愛(笑)清い清い)ププッ
サシャ「飴と鞭じゃないですけど、あれだけエレンから愛されてるんです。少しぐらい、いいんじゃないですか?」
アニ「ぁ、ぅう………////」マッカ
サシャ「私なら、応えてあげたいと思います。断るにしても、そういった自分の価値観や思いを、しっかり伝えて、理解してもらう必要があると思うんです」
アニ「ぁ………!」ハッ
ミカサ(…………た、正しい。サシャが、正しい。圧倒的に正しい………!!)ゴクリ
クリスタ(ま、まるで別人………ミ、ミカサやアニだけじゃなかった! か、変わったのは………)ゴクリ
ハンナ(なんか置いてけぼり感があるけど、凄くためになるなぁ。サシャって凄いなぁ)カンシン
ミーナ(はいはい純愛(笑)清い清い)ププッ
403:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:59:15:GPvN5Av2 (1/1)
エロ来るか!
エロ来るか!
404: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 17:59:39:QBEnugV6 (24/43)
アニ「じゃあ、えっと、その………あんたと、ライナーは、その………し、したの?」カアアッ
サシャ「!? え、えっと、その………ライナーは、そういうことは結婚してからにしようって、言ってくれましたけど。それはあくまでも私とライナーの場合です」テレテレ
サシャ「で、でもまぁ、その。休日にデートした時に、ちゅ、ちゅーしたりとか、ぎゅってして貰ったりとかは、してますよ………///」カアアッ
ミカサ(ライナーが!?)ビックリ
クリスタ(あ、なんかいいな。そういうの。私もユミルにぎゅってしてもらうと、安心するし////)テレテレ
ハンナ(いいねェいいねェ、最ッッ高だねぇええええええええええええ!!)クカキケコカカキ
ミーナ(ケッ、おぼこが………そんな生温いママゴトじゃ、私は濡れねえんだよ)ペッ
アニ「じゃあ、えっと、その………あんたと、ライナーは、その………し、したの?」カアアッ
サシャ「!? え、えっと、その………ライナーは、そういうことは結婚してからにしようって、言ってくれましたけど。それはあくまでも私とライナーの場合です」テレテレ
サシャ「で、でもまぁ、その。休日にデートした時に、ちゅ、ちゅーしたりとか、ぎゅってして貰ったりとかは、してますよ………///」カアアッ
ミカサ(ライナーが!?)ビックリ
クリスタ(あ、なんかいいな。そういうの。私もユミルにぎゅってしてもらうと、安心するし////)テレテレ
ハンナ(いいねェいいねェ、最ッッ高だねぇええええええええええええ!!)クカキケコカカキ
ミーナ(ケッ、おぼこが………そんな生温いママゴトじゃ、私は濡れねえんだよ)ペッ
405:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 17:59:59:BqvAHmYY (5/5)
ミーナは皮をチャックに挟めこのやろう
ミーナは皮をチャックに挟めこのやろう
406: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:01:55:QBEnugV6 (25/43)
アニ「だ、だったら、あんたと私は、同じじゃないか」
サシャ「いいえ、違います。私は、ライナーが他の女子に言い寄られるなんて考えるだけでも嫌です。だから、普段からライナーにくっついて、大好きってことをアピールしてます」
アニ「!!」
サシャ「厳しいことを言いますけれど、あの大告白から今まで、アニはエレンに対してマーキングらしき行動を、一切してませんよね?」
アニ「ぎっ……」ドスッ
サシャ「エレンがアニを追っかけてる形で、あまり態度も変わっていませんし」
アニ「うっ」ブスリ
サシャ「少しは恥じらいを抑えてでも、スキンシップを取った方がいいと思いますよ? さっきも言いましたけど、エレンは単純ですから……嫌われたと勘違いするかもしれません」
アニ「ぐっ」ザクリ
サシャ「そんなエレンやアニの様子を見て、周囲は『自分にもチャンスはあるんじゃないか?』って、勘違いします。あくまでも勘違いで、付け入る隙なんかないでしょうけど」
アニ「ぅ…………」
サシャ「でも、それじゃ、傷つく人が増えるだけじゃないでしょうか? 周囲も、エレンも、アニも」
アニ「わ、私も?」
サシャ「…………(アニもモテますからね………って言ったら、話がこじれそうですね)」
アニ「だ、だったら、あんたと私は、同じじゃないか」
サシャ「いいえ、違います。私は、ライナーが他の女子に言い寄られるなんて考えるだけでも嫌です。だから、普段からライナーにくっついて、大好きってことをアピールしてます」
アニ「!!」
サシャ「厳しいことを言いますけれど、あの大告白から今まで、アニはエレンに対してマーキングらしき行動を、一切してませんよね?」
アニ「ぎっ……」ドスッ
サシャ「エレンがアニを追っかけてる形で、あまり態度も変わっていませんし」
アニ「うっ」ブスリ
サシャ「少しは恥じらいを抑えてでも、スキンシップを取った方がいいと思いますよ? さっきも言いましたけど、エレンは単純ですから……嫌われたと勘違いするかもしれません」
アニ「ぐっ」ザクリ
サシャ「そんなエレンやアニの様子を見て、周囲は『自分にもチャンスはあるんじゃないか?』って、勘違いします。あくまでも勘違いで、付け入る隙なんかないでしょうけど」
アニ「ぅ…………」
サシャ「でも、それじゃ、傷つく人が増えるだけじゃないでしょうか? 周囲も、エレンも、アニも」
アニ「わ、私も?」
サシャ「…………(アニもモテますからね………って言ったら、話がこじれそうですね)」
407: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:03:57:QBEnugV6 (26/43)
サシャ「はい。エレンが他の女子に言い寄られたりしたら、嫌でしょう? いえ、嫌だったでしょう?」
アニ「――――――!!」ハッ
ミカサ(サシャ、この子………出来る………なんという、強大で重厚な女子力………まさに、獲物を狙う狩人!!)ゴクリ
クリスタ(女子力の高さで………負けた。自分を攫ってくれる王様に憧れてただけの、私じゃ勝てない………)ズーン
ハンナ(盛り上がってまいりました)ワクテカ
ミーナ(濡れねえな………クソッ、あとでご主人様に縛ってもらおう………)グヘヘ
サシャ「はい。エレンが他の女子に言い寄られたりしたら、嫌でしょう? いえ、嫌だったでしょう?」
アニ「――――――!!」ハッ
ミカサ(サシャ、この子………出来る………なんという、強大で重厚な女子力………まさに、獲物を狙う狩人!!)ゴクリ
クリスタ(女子力の高さで………負けた。自分を攫ってくれる王様に憧れてただけの、私じゃ勝てない………)ズーン
ハンナ(盛り上がってまいりました)ワクテカ
ミーナ(濡れねえな………クソッ、あとでご主人様に縛ってもらおう………)グヘヘ
408: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:05:17:QBEnugV6 (27/43)
サシャ「決めるのはアニ、貴女です。勇気を出してエレンの欲求に応えるも良し、きちんと理由を話して、納得してもらうも良しです」
アニ「……………」グッ
サシャ「もう一度聞きます…………アニ、貴女はどうしたいんです? エレンに何をしてあげたいんです?」
アニ「サシャ……………」
サシャ「――――あんまり甘ったれた答えを返すんなら、容赦せんで? 女やろ? 根性みせんかい!!」ギロリッ
アニ「――――!! わ、私は、私は、エレンを……………」プルプル
ミカサ(ッ!? こ、この私が、サシャに恐怖………を?)ブルッ
クリスタ(ひぃいいいいいっ!?)ゾクッ
ハンナ(怖い)ゾッ
ミーナ(ふぁああああん!! そぉぉうだ!! それだぁ! その目だよ!! もっと私を蔑んでもっともっともっともっと濡れるぅうううううっ/////)ビクンビクン
サシャ「決めるのはアニ、貴女です。勇気を出してエレンの欲求に応えるも良し、きちんと理由を話して、納得してもらうも良しです」
アニ「……………」グッ
サシャ「もう一度聞きます…………アニ、貴女はどうしたいんです? エレンに何をしてあげたいんです?」
アニ「サシャ……………」
サシャ「――――あんまり甘ったれた答えを返すんなら、容赦せんで? 女やろ? 根性みせんかい!!」ギロリッ
アニ「――――!! わ、私は、私は、エレンを……………」プルプル
ミカサ(ッ!? こ、この私が、サシャに恐怖………を?)ブルッ
クリスタ(ひぃいいいいいっ!?)ゾクッ
ハンナ(怖い)ゾッ
ミーナ(ふぁああああん!! そぉぉうだ!! それだぁ! その目だよ!! もっと私を蔑んでもっともっともっともっと濡れるぅうううううっ/////)ビクンビクン
409:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:07:44:Wo3d2KCY (1/1)
サシャがかっこいいSSが読めるなんて・・・・・・
一方、安定のミーナである
サシャがかっこいいSSが読めるなんて・・・・・・
一方、安定のミーナである
410: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:09:17:QBEnugV6 (28/43)
アニ(……………サシャの言うとおりだ。私は、自分ばっかりだったのかもしれない)
アニ(恋人っていう関係が心地よくて、何も言わなくても分かってくれるんだと………そう思い込んでいた、ただの恋に恋しているだけだった)
アニ(ただの肉欲を求めあう関係なんかじゃなくて、恋人として、ゆっくりと一歩一歩進んでいきたかった――――私の勝手な願望だ)
アニ(だけど、そんな都合のいい話があるわけないんだ…………ミカサが私に甘えてる? 違う、違う………甘えていたのは、私だ)
アニ(分かってたんだ。エレンが、私のことを好きでいてくれるって………ただ恥ずかしいからってだけの理由で、それに甘えた)
アニ(だけど、もうそんなことを言っていられない。エレンが、傷ついているかもしれない)
アニ(なによりも、エレンを…………エレンを!!)
アニ「私は! エレンを、とられたく、ない! 誰にも!! ミカサにも! 他の、誰にだって!!」プルプル
クリスタ「あ、アニ?」
アニ「私は、エレンと一緒にいたい………一緒に、いたいよ………エレンに、好きでいてもらいたい………」ポロポロ
ミカサ「アニ……………うん」
アニ(……………サシャの言うとおりだ。私は、自分ばっかりだったのかもしれない)
アニ(恋人っていう関係が心地よくて、何も言わなくても分かってくれるんだと………そう思い込んでいた、ただの恋に恋しているだけだった)
アニ(ただの肉欲を求めあう関係なんかじゃなくて、恋人として、ゆっくりと一歩一歩進んでいきたかった――――私の勝手な願望だ)
アニ(だけど、そんな都合のいい話があるわけないんだ…………ミカサが私に甘えてる? 違う、違う………甘えていたのは、私だ)
アニ(分かってたんだ。エレンが、私のことを好きでいてくれるって………ただ恥ずかしいからってだけの理由で、それに甘えた)
アニ(だけど、もうそんなことを言っていられない。エレンが、傷ついているかもしれない)
アニ(なによりも、エレンを…………エレンを!!)
アニ「私は! エレンを、とられたく、ない! 誰にも!! ミカサにも! 他の、誰にだって!!」プルプル
クリスタ「あ、アニ?」
アニ「私は、エレンと一緒にいたい………一緒に、いたいよ………エレンに、好きでいてもらいたい………」ポロポロ
ミカサ「アニ……………うん」
411: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:12:06:QBEnugV6 (29/43)
アニ「!!…………ごめん、私、行かないと…………い、行ってくる!! エレンのところに!!」ザパッ
タッタッタッタ……
サシャ「…………やっと、本音で話してくれましたね」エヘヘ
ミカサ「…………ん。アニの好きにするといい」ニコリ
クリスタ「あとは行動するだけだね…………でも、びっくりしちゃったよ、サシャ。すごく、大人っぽいこと言うんだもの」フフッ
ミカサ「でも、見直した………あなたは、とても正しいことを言ったと思う」コクコク
サシャ「あ、あははは…………」
サシャ「……………」
サシャ(まあ………私、一応このメンツの中じゃあ、年長のお姉さんですからね………)
サシャ(…………恩恵には義務が必要、かぁ………ねぇ、お父さん、ライナー)
サシャ(私だってまだまだダメダメですけど、少しはみんなに、恩を返せたましたか? 義務を果たせましたかねぇ………?)エヘヘ
アニ「!!…………ごめん、私、行かないと…………い、行ってくる!! エレンのところに!!」ザパッ
タッタッタッタ……
サシャ「…………やっと、本音で話してくれましたね」エヘヘ
ミカサ「…………ん。アニの好きにするといい」ニコリ
クリスタ「あとは行動するだけだね…………でも、びっくりしちゃったよ、サシャ。すごく、大人っぽいこと言うんだもの」フフッ
ミカサ「でも、見直した………あなたは、とても正しいことを言ったと思う」コクコク
サシャ「あ、あははは…………」
サシャ「……………」
サシャ(まあ………私、一応このメンツの中じゃあ、年長のお姉さんですからね………)
サシャ(…………恩恵には義務が必要、かぁ………ねぇ、お父さん、ライナー)
サシャ(私だってまだまだダメダメですけど、少しはみんなに、恩を返せたましたか? 義務を果たせましたかねぇ………?)エヘヘ
412: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:13:46:QBEnugV6 (30/43)
サシャ「そろそろ、上がりましょうか? 部屋に戻って、アニの帰りを待ちましょう」ザパッ
クリスタ「サシャ………うん、そうだね」ザパッ
サシャ「アニも少しずつでいいから、エレンの思いに応えてあげていったら、いいですねえ………私達も、見ていて楽しいですし?」ニコッ
ミカサ「! ふふ…………そうね」ザパッ
ハンナ(あぁ、私も彼氏欲しいなぁ…………坊主頭が好みなんだけど………フランツかコニーかな? どっちがいいかなぁ)ウヘヘ
ミーナ(もうだめだ、たまらん………こ、こんな生殺しみたいな会話じゃ、満足できない! あとでご主人様にぶってもらわないと………)ギンギン
サシャ「あの人たちはどうします?」ナンカハナヂダシテマスケド
ミカサ「放っておけばいいと思う」キッパリ
…
……
………
サシャ「そろそろ、上がりましょうか? 部屋に戻って、アニの帰りを待ちましょう」ザパッ
クリスタ「サシャ………うん、そうだね」ザパッ
サシャ「アニも少しずつでいいから、エレンの思いに応えてあげていったら、いいですねえ………私達も、見ていて楽しいですし?」ニコッ
ミカサ「! ふふ…………そうね」ザパッ
ハンナ(あぁ、私も彼氏欲しいなぁ…………坊主頭が好みなんだけど………フランツかコニーかな? どっちがいいかなぁ)ウヘヘ
ミーナ(もうだめだ、たまらん………こ、こんな生殺しみたいな会話じゃ、満足できない! あとでご主人様にぶってもらわないと………)ギンギン
サシャ「あの人たちはどうします?」ナンカハナヂダシテマスケド
ミカサ「放っておけばいいと思う」キッパリ
…
……
………
413: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:18:27:QBEnugV6 (31/43)
………
……
…
~医務室~
エレン「ぅ…………うう、こ、ここは?」パチッ
エレン(……………? 医務室? なんで………)キョロキョロ
エレン(! そうだ、俺は風呂場で…………!!)ハッ
エレン(…………みっともねえな、俺)
エレン(誰もいないのか…………早く、寮に戻………ん? 足音?)スクッ
タッタッタッタッ…………バンッ!!
アニ「エレン!!」
………
……
…
~医務室~
エレン「ぅ…………うう、こ、ここは?」パチッ
エレン(……………? 医務室? なんで………)キョロキョロ
エレン(! そうだ、俺は風呂場で…………!!)ハッ
エレン(…………みっともねえな、俺)
エレン(誰もいないのか…………早く、寮に戻………ん? 足音?)スクッ
タッタッタッタッ…………バンッ!!
アニ「エレン!!」
414: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:20:20:QBEnugV6 (32/43)
エレン「!!? ア、アニ!? な、なんでここに」
アニ「あ、あんたが、風呂場で溺れたって、聞いて………」
エレン「あ…………////」カアアッ
エレン(クソッ、一番知られたくなかった相手に………)ウツムキ
アニ「エレン………? 具合悪い? 体は大丈夫?」
エレン「あ、ああ、心配ねえよ………ちょっと、のぼせちまっただけだ」
アニ「そう………良かった」ホッ
エレン「………………な、なぁ、アニ。聞いてほしいことが、あるんだ」ウツムキ
エレン「!!? ア、アニ!? な、なんでここに」
アニ「あ、あんたが、風呂場で溺れたって、聞いて………」
エレン「あ…………////」カアアッ
エレン(クソッ、一番知られたくなかった相手に………)ウツムキ
アニ「エレン………? 具合悪い? 体は大丈夫?」
エレン「あ、ああ、心配ねえよ………ちょっと、のぼせちまっただけだ」
アニ「そう………良かった」ホッ
エレン「………………な、なぁ、アニ。聞いてほしいことが、あるんだ」ウツムキ
415:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:21:59:X7iBQd8E (2/6)
やだこのサシャ女子力たかすぎぃ!
やだこのサシャ女子力たかすぎぃ!
416:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:24:14:viyeeJjw (1/4)
やっと最新のところまでたどり着いた
やっと最新のところまでたどり着いた
417: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:24:19:QBEnugV6 (33/43)
エレン「そ、その、いつだったか…………自習室で、二人っきりで勉強してた時。休日にさ」
アニ「あ……………う、うん」
エレン「あ、あ、その、お、覚えてるよな? あ、あの時のこと、ごめんな。改めて、謝る」
アニ「!」
エレン「急すぎたよな……アニの気持ちも、考えないで」
アニ「あ、いや、その、それは、私も、投げ飛ばしたりなんかして」アセアセ
エレン「いや、投げ飛ばされて当然だよな………その、いきなり、抱きしめて、キスしようとして………俺が、馬鹿だった。ごめん」
アニ「! ち、違う、それは――――」
エレン「あれから、アニが、なんていうか…………あんまり、構ってくれなくなっちまったから。俺、き、嫌われちまったかなって、そう思って…………」ジワッ
アニ「ッ!?(サ、サシャの言ってたことが、当たってた………)」ガーン!!
エレン「そ、その、いつだったか…………自習室で、二人っきりで勉強してた時。休日にさ」
アニ「あ……………う、うん」
エレン「あ、あ、その、お、覚えてるよな? あ、あの時のこと、ごめんな。改めて、謝る」
アニ「!」
エレン「急すぎたよな……アニの気持ちも、考えないで」
アニ「あ、いや、その、それは、私も、投げ飛ばしたりなんかして」アセアセ
エレン「いや、投げ飛ばされて当然だよな………その、いきなり、抱きしめて、キスしようとして………俺が、馬鹿だった。ごめん」
アニ「! ち、違う、それは――――」
エレン「あれから、アニが、なんていうか…………あんまり、構ってくれなくなっちまったから。俺、き、嫌われちまったかなって、そう思って…………」ジワッ
アニ「ッ!?(サ、サシャの言ってたことが、当たってた………)」ガーン!!
418: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:30:17:QBEnugV6 (34/43)
エレン「ご、ごめんな…………俺、俺、その、アニが、可愛いって、そう思ったら、触れたくて………抱きしめたくて、気が付いたら、ああしてた」ウルッ
アニ「ッ!?/////」カアアッ
エレン「こ、今度からはもうちょっと、考えて行動する…………だ、だから、その――――」ショボン
アニ「!! 待って、エレン。私の話を聞いて」キッパリ
エレン「………あ、アニ? だ、だめなのか? ひょっとして、やっぱり、お、俺のこと、き、嫌い、に………」ウルウル
アニ(やだ私の彼氏可愛すぎ………////)キュンッ
アニ(…………じゃなくて、いやあってるけど、今は、そうじゃなくて!////)ブンブン
アニ「そうじゃない。そうじゃないのよ、エレン…………あの時のことは、私も自分勝手すぎたってだけ」
エレン「ご、ごめんな…………俺、俺、その、アニが、可愛いって、そう思ったら、触れたくて………抱きしめたくて、気が付いたら、ああしてた」ウルッ
アニ「ッ!?/////」カアアッ
エレン「こ、今度からはもうちょっと、考えて行動する…………だ、だから、その――――」ショボン
アニ「!! 待って、エレン。私の話を聞いて」キッパリ
エレン「………あ、アニ? だ、だめなのか? ひょっとして、やっぱり、お、俺のこと、き、嫌い、に………」ウルウル
アニ(やだ私の彼氏可愛すぎ………////)キュンッ
アニ(…………じゃなくて、いやあってるけど、今は、そうじゃなくて!////)ブンブン
アニ「そうじゃない。そうじゃないのよ、エレン…………あの時のことは、私も自分勝手すぎたってだけ」
419: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:39:54:QBEnugV6 (35/43)
エレン「アニ………?」
アニ「私こそ、あんたの気持ちを考えてなかった。バカは、私だった………」
エレン「そ、そんなことねえよ!」
アニ「あるよ…………五ヶ月前のことを、覚えてる? 私はあんたからあれだけの思いをぶつけられたのに、理解できていなかった」
エレン「ッ!!/// あ、あの時のこと、か………うん、その、アニのことが大好きだって気持ちを、目いっぱい込めて言ったつもりだ」
アニ「ぅ、あ、あんた、ホントに、恥ずかしいヤツだね………」プイッ
エレン「う、うっせえ…………」プイッ
アニ「そ、それで、ね…………わ、私は、その…………別に、あんたに抱きしめられたり、き、ききき、き、キス、しようとされた、ことは、い、嫌じゃ、なかった」
エレン「え…………?」
エレン「アニ………?」
アニ「私こそ、あんたの気持ちを考えてなかった。バカは、私だった………」
エレン「そ、そんなことねえよ!」
アニ「あるよ…………五ヶ月前のことを、覚えてる? 私はあんたからあれだけの思いをぶつけられたのに、理解できていなかった」
エレン「ッ!!/// あ、あの時のこと、か………うん、その、アニのことが大好きだって気持ちを、目いっぱい込めて言ったつもりだ」
アニ「ぅ、あ、あんた、ホントに、恥ずかしいヤツだね………」プイッ
エレン「う、うっせえ…………」プイッ
アニ「そ、それで、ね…………わ、私は、その…………別に、あんたに抱きしめられたり、き、ききき、き、キス、しようとされた、ことは、い、嫌じゃ、なかった」
エレン「え…………?」
420: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:42:15:QBEnugV6 (36/43)
アニ「た、ただ、その、わっ、私は、て、貞操観念が、つ、強いらしくて! 私が自分勝手だったんだ!」
エレン「え、えっ、えっ………」オロオロ
アニ「そ、そういうことをするのは、まだ早いからって、け、け、結婚とか、してから、じゃないとって、思ってて………」
エレン「け、けけけけけけ結婚!!? え、いや、その、お、俺はキスしようとした、だけで、そっちまで、は………」カアアッ
アニ「!!!? う、うん、わ、私の、早とちりで…………か、可愛くないだろ、私? え、あ、その、直接的な、え、ええ、えっちぃ、ことは、その…………結婚するまでは、したくないって、思って、つい、投げ飛ばしちゃって……」テンパリ
エレン「う、ううううううん」プシューーーッ
アニ「だ、だめ、か?」ウルッ
エレン「!!? い、いや、そんなことない!! アニは可愛い!! 幸せにして見せる!!」キリッ
アニ「えっ、な、なにが?」
エレン「えっ」
アニ「えっ」
アニ(な、なんだろう、もう考えが上手くまとまらないよ………)タスケテサシャ
エレン(もう頭が限界だ………)タスケテアルミン
アニ「た、ただ、その、わっ、私は、て、貞操観念が、つ、強いらしくて! 私が自分勝手だったんだ!」
エレン「え、えっ、えっ………」オロオロ
アニ「そ、そういうことをするのは、まだ早いからって、け、け、結婚とか、してから、じゃないとって、思ってて………」
エレン「け、けけけけけけ結婚!!? え、いや、その、お、俺はキスしようとした、だけで、そっちまで、は………」カアアッ
アニ「!!!? う、うん、わ、私の、早とちりで…………か、可愛くないだろ、私? え、あ、その、直接的な、え、ええ、えっちぃ、ことは、その…………結婚するまでは、したくないって、思って、つい、投げ飛ばしちゃって……」テンパリ
エレン「う、ううううううん」プシューーーッ
アニ「だ、だめ、か?」ウルッ
エレン「!!? い、いや、そんなことない!! アニは可愛い!! 幸せにして見せる!!」キリッ
アニ「えっ、な、なにが?」
エレン「えっ」
アニ「えっ」
アニ(な、なんだろう、もう考えが上手くまとまらないよ………)タスケテサシャ
エレン(もう頭が限界だ………)タスケテアルミン
421: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:49:15:QBEnugV6 (37/43)
アニ「と、とにかくえっと、き、嫌いになんか、なってないし、あ、あんたのことは、好きだし……………で、でも、えっちなことは、まだ禁止、だよ………///」カアアッ
エレン「お、おう……………/////」カアアッ
アニ「だ、だ、だけど、そ、その…………気持ちでは、あんたと、触れあいたいって、そう、思うから、そ、その………」モジモジ
エレン「…………アニ? え、あ、う、て、手を………?」ギュッ
アニ「…………」
アニ「私にはまだ、勇気がないから………」スッ
エレン「あ―――――え、ひ、引っ張、む、ぐっ?」
手を強く引かれて、バランスを崩す。
気が付けば、エレンの視界には、目を瞑ったアニの顔だけが映っている。
力いっぱい瞑られた目の、睫毛の数まで数えられる程に、近く。
唇には、柔らかく、熱い感触があった。
子供っぽい、唇が触れ合うだけの――――愛を示すための、口づけだった。
アニ「と、とにかくえっと、き、嫌いになんか、なってないし、あ、あんたのことは、好きだし……………で、でも、えっちなことは、まだ禁止、だよ………///」カアアッ
エレン「お、おう……………/////」カアアッ
アニ「だ、だ、だけど、そ、その…………気持ちでは、あんたと、触れあいたいって、そう、思うから、そ、その………」モジモジ
エレン「…………アニ? え、あ、う、て、手を………?」ギュッ
アニ「…………」
アニ「私にはまだ、勇気がないから………」スッ
エレン「あ―――――え、ひ、引っ張、む、ぐっ?」
手を強く引かれて、バランスを崩す。
気が付けば、エレンの視界には、目を瞑ったアニの顔だけが映っている。
力いっぱい瞑られた目の、睫毛の数まで数えられる程に、近く。
唇には、柔らかく、熱い感触があった。
子供っぽい、唇が触れ合うだけの――――愛を示すための、口づけだった。
422:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:54:04:X7iBQd8E (3/6)
アイジャストキャントストップラヴィングユウうううううううううううううううううううう
アイジャストキャントストップラヴィングユウうううううううううううううううううううう
423:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:54:44:ukwJxRdM (1/3)
ニヨニヨ
ニヨニヨ
424: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:56:43:QBEnugV6 (38/43)
子供っぽい、唇が触れ合うだけの――――愛を示すための、口づけだった。
エレン「……………」
アニ「ン…………」
身動きが取れなかった。取りたくもなかった。
アニの甘く芳しい香りを感じながら、心地良い唇の感触に酔う。
己を抱きしめるアニの体は、とても熱かった。小柄な体躯を抱きしめ返すと、少し彼女の体が震えていることに気付いた。
それがとても愛おしくて――――ただ、ずっとこうしていたいと、俺は思った。
子供っぽい、唇が触れ合うだけの――――愛を示すための、口づけだった。
エレン「……………」
アニ「ン…………」
身動きが取れなかった。取りたくもなかった。
アニの甘く芳しい香りを感じながら、心地良い唇の感触に酔う。
己を抱きしめるアニの体は、とても熱かった。小柄な体躯を抱きしめ返すと、少し彼女の体が震えていることに気付いた。
それがとても愛おしくて――――ただ、ずっとこうしていたいと、俺は思った。
425: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 18:59:13:QBEnugV6 (39/43)
いつの間にか唇を離したアニが、少し困ったように微笑みかける。
アニ「これで………今は、許してくれる?」ニコッ
そのおねだりを断れる術など、俺にある筈もなく。
―――――本日この時間。
俺、エレン・イェーガーは、アニ・レオンハートに、改めて惚れ直した。
そして、こう思ったのだ。
エレン(―――――――訓練兵団を卒業したら、すぐ結婚しよ)
~番外編『エレン、ぐらすはーと』 完~
いつの間にか唇を離したアニが、少し困ったように微笑みかける。
アニ「これで………今は、許してくれる?」ニコッ
そのおねだりを断れる術など、俺にある筈もなく。
―――――本日この時間。
俺、エレン・イェーガーは、アニ・レオンハートに、改めて惚れ直した。
そして、こう思ったのだ。
エレン(―――――――訓練兵団を卒業したら、すぐ結婚しよ)
~番外編『エレン、ぐらすはーと』 完~
426:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 18:59:57:ukwJxRdM (2/3)
いやっふー!!
いやっふー!!
427: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 19:01:45:QBEnugV6 (40/43)
※番外編のヌルい恋愛譚はこんなもんで、ああ~~~イイッすかねェェェェェーーーーーーと。
さて―――――エロ書こう。子作りセックスか、腕が鳴るぜ……(無表情)
※番外編のヌルい恋愛譚はこんなもんで、ああ~~~イイッすかねェェェェェーーーーーーと。
さて―――――エロ書こう。子作りセックスか、腕が鳴るぜ……(無表情)
428:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:01:54:viyeeJjw (2/4)
素晴らしい
素晴らしい
429:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:02:37:uGtrJrE6 (3/7)
ニヤニヤニヤニヤける
ニヤニヤニヤニヤける
430:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:02:43:.lyoKirw (1/3)
一転ゲス顔の>>1である
だがそれが良い
一転ゲス顔の>>1である
だがそれが良い
431:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:02:55:X7iBQd8E (4/6)
>>1のエレアニSSッ!
ぼくは敬意を表するッ!
>>1のエレアニSSッ!
ぼくは敬意を表するッ!
432:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:03:10:viyeeJjw (3/4)
子作りセックス!子作りセックス!
子作りセックス!子作りセックス!
433:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:04:49:4wD2KLXM (1/1)
乙!
ライサシャもエレアニもよかったよー!
パンツはいつ脱げば、ああ~~~イイッすかねェェェェェーーーーと
乙!
ライサシャもエレアニもよかったよー!
パンツはいつ脱げば、ああ~~~イイッすかねェェェェェーーーーと
434:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:05:52:uGtrJrE6 (4/7)
>>427
純愛の名の下に貯め込んだエレンの劣情の迸りが濃厚過ぎて、
抜いてもなかなかアニの中から白濁が垂れ落ちないレベルを頼んだぞ
>>427
純愛の名の下に貯め込んだエレンの劣情の迸りが濃厚過ぎて、
抜いてもなかなかアニの中から白濁が垂れ落ちないレベルを頼んだぞ
435:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:08:05:X7iBQd8E (5/6)
俺たちにパンツを『脱ぐ』なんて言葉はイラねェ……
『パンツ脱いだ』なら 使ってもいいッ!!
俺たちにパンツを『脱ぐ』なんて言葉はイラねェ……
『パンツ脱いだ』なら 使ってもいいッ!!
436:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:09:49:ukwJxRdM (3/3)
またベットヤクザのエレンが見られるんですかねぇ(ゲス顔)
またベットヤクザのエレンが見られるんですかねぇ(ゲス顔)
437: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 19:11:55:QBEnugV6 (41/43)
>>433-436
(あ、下手したら今日は投下できないかもしれないって言ったら>>1は殺される空気だ)
エロはパワー使うってわかったので、
出来る限り『エロい』のを目指しますんで、
どうか時間を下さい……orz
>>433-436
(あ、下手したら今日は投下できないかもしれないって言ったら>>1は殺される空気だ)
エロはパワー使うってわかったので、
出来る限り『エロい』のを目指しますんで、
どうか時間を下さい……orz
438:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:15:22:w2AgQ83M (1/4)
しかたねーなー!
まぁ楽しみが続くのはいいことだ
しかたねーなー!
まぁ楽しみが続くのはいいことだ
439:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:17:20:X7iBQd8E (6/6)
>>437
ゆっくり作ってくださって大丈夫です
>>437
ゆっくり作ってくださって大丈夫です
440:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:17:58:.lyoKirw (2/3)
もう既に何人の漢がパンツ脱いでると思ってんだyo!
頑張って書いて下さい
もう既に何人の漢がパンツ脱いでると思ってんだyo!
頑張って書いて下さい
441:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:20:47:uGtrJrE6 (5/7)
ということは今日はパンツ汚さないで良いかもってことだな
ということは今日はパンツ汚さないで良いかもってことだな
442:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:29:18:w2AgQ83M (2/4)
しかしこのエレアニ見てると初めて彼女ができたときを思い出すくらい甘かったぜ
しかしこのエレアニ見てると初めて彼女ができたときを思い出すくらい甘かったぜ
443:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:34:56:otwPPMqE (1/1)
初めての彼女がいつのまにか彼氏作ってたんだけど
初めての彼女がいつのまにか彼氏作ってたんだけど
444: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 19:42:34:QBEnugV6 (42/43)
~『エレン、ぐらすはーと』・後日談~
~翌朝 立体機動訓練場~
モブ子「…………」
エレン「おっ、おーいモブ子ーーー!」フリフリ
モブ子「!! /// え、エレン――――」クルッ
エレン「約束通り、立体機動教えてやるよ!」テトテヲ~♪
アニ「…………////」ギュッ♪
モブ子「」
かなりタイミングの悪い失恋の悲しみがモブ子を襲う――――!!
~完~
~『エレン、ぐらすはーと』・後日談~
~翌朝 立体機動訓練場~
モブ子「…………」
エレン「おっ、おーいモブ子ーーー!」フリフリ
モブ子「!! /// え、エレン――――」クルッ
エレン「約束通り、立体機動教えてやるよ!」テトテヲ~♪
アニ「…………////」ギュッ♪
モブ子「」
かなりタイミングの悪い失恋の悲しみがモブ子を襲う――――!!
~完~
445:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:44:03:MGDAXz4Y (1/1)
モブ子wwwwそういえばwwww
モブ子wwwwそういえばwwww
446:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:47:11:viyeeJjw (4/4)
アツアツじゃないですかあ
アツアツじゃないですかあ
447:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:52:54:WHyWug7w (1/1)
子作りセックス
楽しみだなぁ
みんな!覚悟はできたか?!
俺はエレアニという単語を聞いた時点でできてる!!
子作りセックス
楽しみだなぁ
みんな!覚悟はできたか?!
俺はエレアニという単語を聞いた時点でできてる!!
448:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 19:56:28:.lyoKirw (3/3)
あの告白を見た上で突貫したモブ子は勇気あるよ
さて、売り切れる前にパンツ買ってくるか
あの告白を見た上で突貫したモブ子は勇気あるよ
さて、売り切れる前にパンツ買ってくるか
449:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 20:01:56:uGtrJrE6 (6/7)
そういえば今ってジュマンジでやり直した世界だから、
アニは処女なのか
そういえば今ってジュマンジでやり直した世界だから、
アニは処女なのか
450:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 20:08:41:PQ3yb8KU (1/1)
セックスの味を覚えてる処女とか
最高じゃないか
セックスの味を覚えてる処女とか
最高じゃないか
451: ◆B2mIQalgXs:2013/07/06(土) 20:17:28:QBEnugV6 (43/43)
※(作成中、中間報告)
みんな しってるか
書いてる側は 書いてる最中も
読み返しても、勃たない
※(作成中、中間報告)
みんな しってるか
書いてる側は 書いてる最中も
読み返しても、勃たない
452:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 20:19:26:w2AgQ83M (3/4)
うそつけ!
うそつけ!
453:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 20:20:30:uGtrJrE6 (7/7)
>>451
しってる
>>451
しってる
454:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 20:22:40:w2AgQ83M (4/4)
じゃああれだ。1のためにだれかアニ・らいおんはーとの絵とか描けよ。
とびきりエロイの
じゃああれだ。1のためにだれかアニ・らいおんはーとの絵とか描けよ。
とびきりエロイの
455:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/06(土) 21:19:05:7BmQPGrY (1/1)
乙、とても良かった
ところでもし差し支えなければなんだけど
卒業時の成績とか順位とか設定あるなら知りたい
乙、とても良かった
ところでもし差し支えなければなんだけど
卒業時の成績とか順位とか設定あるなら知りたい
456:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 00:35:20:cbyp4M.M (1/1)
>>455もいいが
ライナー食によって成長した女性陣のバストサイズが気になる
>>455もいいが
ライナー食によって成長した女性陣のバストサイズが気になる
457:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 00:54:04:V53rwyx2 (1/1)
>>454
結婚式直後のウエディングドレス姿の新妻アニにエレンが挿入
ドレスたくし上げでズコバコされて、たっぷり中出しされる
ガーターベルト付きのアニの白い太ももにエレンのスペ○マが溢れ出る
という絵を妄想してるが、絵心が無いから描けないんだよなぁ
>>454
結婚式直後のウエディングドレス姿の新妻アニにエレンが挿入
ドレスたくし上げでズコバコされて、たっぷり中出しされる
ガーターベルト付きのアニの白い太ももにエレンのスペ○マが溢れ出る
という絵を妄想してるが、絵心が無いから描けないんだよなぁ
458: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 01:05:34:x8j6bQ7s (1/73)
>>455-456
ありですね。バストについてはアニ、ミーナ、サシャはマシマシになりそうですな。
クリスタはちょいマシくらい。ロリで巨乳枠も面白そうだけど。
ミカサは腹筋補正でそのままだったり。或いは筋肉がもっと凄いことに。
エレンやアルミン、コニーの身長も気になりますね。
卒業時の順位はかなり変動する予定です。ライナーサシャは牛のお世話頑張っちゃってるし。
逆行組はおおむね成績が上がっていく傾向です。
そのうち卒業時の成績上位者は投下します。
>>457
預言者がいるぞーーー!?
というわけで、更新はやはり明日。未明に投下します。
いやー、私の書くエレンはベッドヤクザなけだものだねぇ。
ウェディングドレス姿の新妻処女アニに対して頑張っちゃってますよぅ。
ガーターベルト最強ですよねー。なんでアレついてるだけでエロさを感じるのかなー。謎だねー。
では本日もお疲れ様でした。おやすみなさい、良い夢を……。
>>455-456
ありですね。バストについてはアニ、ミーナ、サシャはマシマシになりそうですな。
クリスタはちょいマシくらい。ロリで巨乳枠も面白そうだけど。
ミカサは腹筋補正でそのままだったり。或いは筋肉がもっと凄いことに。
エレンやアルミン、コニーの身長も気になりますね。
卒業時の順位はかなり変動する予定です。ライナーサシャは牛のお世話頑張っちゃってるし。
逆行組はおおむね成績が上がっていく傾向です。
そのうち卒業時の成績上位者は投下します。
>>457
預言者がいるぞーーー!?
というわけで、更新はやはり明日。未明に投下します。
いやー、私の書くエレンはベッドヤクザなけだものだねぇ。
ウェディングドレス姿の新妻処女アニに対して頑張っちゃってますよぅ。
ガーターベルト最強ですよねー。なんでアレついてるだけでエロさを感じるのかなー。謎だねー。
では本日もお疲れ様でした。おやすみなさい、良い夢を……。
459:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 02:06:09:hHy1rz6A (1/4)
すでにパンツ行方不明だし明日の朝まで丸出しで過ごすか
すでにパンツ行方不明だし明日の朝まで丸出しで過ごすか
460:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 08:46:07:IbQSfdt2 (1/1)
>>459
パンツ錬成したからあげる
つパンツ
>>459
パンツ錬成したからあげる
つパンツ
461:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 08:52:01:HCBEE53A (1/1)
ついにエレンの餓狼がウォール・アニに解き放たれるのか…
今日も暑いとはいえ、早くパンツ履かないと風邪ひいてしまう…ので>>1はよう
ついにエレンの餓狼がウォール・アニに解き放たれるのか…
今日も暑いとはいえ、早くパンツ履かないと風邪ひいてしまう…ので>>1はよう
462: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 10:18:43:x8j6bQ7s (2/73)
※(作成中、中間報告)
みんな、しってるか。
エロを書くとき、プロットは役に立たない。
興が乗ってキーボードが荒ぶってます。
もうちょっとだけ待っててください。
※(作成中、中間報告)
みんな、しってるか。
エロを書くとき、プロットは役に立たない。
興が乗ってキーボードが荒ぶってます。
もうちょっとだけ待っててください。
463:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 10:22:40:fWrDZpgY (1/1)
ぱんつくってまってるよ
ぱんつくってまってるよ
464: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 11:45:58:x8j6bQ7s (3/73)
※突然ですが、多数決安価を取りたく思います。
現状ミカサはフリーです。
誰とくっつくかな?
①アルミン
②ジャン
③トライアングラー状態
④どっちも盛大にフラれる
⑤その他
以下、>>1がいろいろ納得するまで
※突然ですが、多数決安価を取りたく思います。
現状ミカサはフリーです。
誰とくっつくかな?
①アルミン
②ジャン
③トライアングラー状態
④どっちも盛大にフラれる
⑤その他
以下、>>1がいろいろ納得するまで
465:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 11:47:16:qQitXitI (1/1)
アルミンが妥当
小さい頃からの幼馴染だし
アルミンが妥当
小さい頃からの幼馴染だし
466:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 11:48:23:hhLw1fPg (1/1)
ジャン以外なら誰でもいい
ジャン以外なら誰でもいい
467:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 11:50:15:xOURxb9k (1/1)
東洋人を探す旅に出る
東洋人を探す旅に出る
468:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 11:53:38:RAgxfc2Q (1/1)
何と言うかミカサはずっとエレンを追いかけて欲しい気もするんだよな
4で
何と言うかミカサはずっとエレンを追いかけて欲しい気もするんだよな
4で
469:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 12:08:41:hHy1rz6A (2/4)
結ばれることはなくてもずっとエレンに片思いしている気がする
強いて言うならアルミン
結ばれることはなくてもずっとエレンに片思いしている気がする
強いて言うならアルミン
470:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 12:09:58:KhSRRpJ. (1/1)
そだな。
アルミンと付き合いつつ一番はエレン。アルミンもそれを了承してる、みたいな。
そだな。
アルミンと付き合いつつ一番はエレン。アルミンもそれを了承してる、みたいな。
471:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 12:37:27:8eVEehVE (1/1)
アルミンか、誰ともくっつかない方で
ジャンの不遇っぷりといったら・・・・・・
アルミンか、誰ともくっつかない方で
ジャンの不遇っぷりといったら・・・・・・
472:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 12:41:26:ThEjQZVI (1/1)
4だなー
4だなー
473:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 12:42:44:/ZP475KY (1/2)
5で、ずっとエレンとアニに可愛がられるミカサとか
5で、ずっとエレンとアニに可愛がられるミカサとか
474:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 13:16:35:BJU3RU0o (1/1)
フラれてる展開の方が面白そうかな?
④で
フラれてる展開の方が面白そうかな?
④で
475:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 13:31:06:oBEoFIes (1/2)
3で
3で
476:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 13:31:45:gTEpmMd2 (1/1)
4が一番いいかな……
4が一番いいかな……
477:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:18:17:jz3A45ZY (1/1)
4だな4しか想像できない。
4だな4しか想像できない。
478:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:20:19:/ZP475KY (2/2)
ジャンと推しが一人もいなくてワロタ
ジャンと推しが一人もいなくてワロタ
479:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:36:04:wLUl6UqU (1/2)
1かな。
アルミンとミカサが付き合うところを見てみたい
1かな。
アルミンとミカサが付き合うところを見てみたい
480:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:42:29:zw6WQAoA (1/1)
ジャン不遇すぎワロタ
4しかない
ジャン不遇すぎワロタ
4しかない
481: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 14:47:48:x8j6bQ7s (4/73)
※ジャンェ…………。
かなり意外な結果でした。ご協力ありがとうございます。(てっきりアルミン推し一択になるものかと……)
それでは、まず前置き部分から投下致します。
肝心のエロ部分は、もうちょっと待ってくださいorz
以上のアンケ結果を反映した内容になっています。
※ジャンェ…………。
かなり意外な結果でした。ご協力ありがとうございます。(てっきりアルミン推し一択になるものかと……)
それでは、まず前置き部分から投下致します。
肝心のエロ部分は、もうちょっと待ってくださいorz
以上のアンケ結果を反映した内容になっています。
482:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:50:32:mtQMSK0k (1/1)
キター!!!(≧∇≦)
キター!!!(≧∇≦)
483:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 14:50:34:b/19Ky7. (1/1)
まあジャン好きなんだけどね
何か関係無い所で地味に幸せになってて欲しいんだよね
まあジャン好きなんだけどね
何か関係無い所で地味に幸せになってて欲しいんだよね
484: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 14:52:31:x8j6bQ7s (5/73)
………
……
…
あっという間に、三年という時が過ぎた。
エレンとアニは綺麗な体のままで三年の時を過ごし、そして今日という日を――――訓練兵団の解散式の朝を迎えていた。
二人はまだ、正式に籍を入れたわけではない。
それはライナー、サシャにしてもそうだった。
しかし、『結婚式では苦楽を共にした同期メンバーに祝福してもらいたい』という、二組のカップルの意見は合致していた。
その要請を受け、『配属が決まった後ではそれも難しいだろう』というキース教官長の計らいにより、解散式の日に披露宴を行う段取りとなった。
その夜、解散式は略式で執り行われ、成績上位陣が発表された。
………
……
…
あっという間に、三年という時が過ぎた。
エレンとアニは綺麗な体のままで三年の時を過ごし、そして今日という日を――――訓練兵団の解散式の朝を迎えていた。
二人はまだ、正式に籍を入れたわけではない。
それはライナー、サシャにしてもそうだった。
しかし、『結婚式では苦楽を共にした同期メンバーに祝福してもらいたい』という、二組のカップルの意見は合致していた。
その要請を受け、『配属が決まった後ではそれも難しいだろう』というキース教官長の計らいにより、解散式の日に披露宴を行う段取りとなった。
その夜、解散式は略式で執り行われ、成績上位陣が発表された。
485: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 14:53:44:x8j6bQ7s (6/73)
-------------------------------------------------------------------------
主席:ミカサ・アッカーマン
二番:エレン・イェーガー
三番:アニ・レオンハート
四番:アルミン・アルレルト
五番:ライナー・ブラウン
六番:ジャン・キルシュタイン
七番:マルコ・ボット
八番:サシャ・ブラウス
九番:ベルトルト・フーバー
十番:コニー・スプリンガー
-------------------------------------------------------------------------
そして、発表が終了した直後から―――――エレン、アニ、そしてライナー、サシャの合同結婚披露宴は、しめやかに執り行われた。
-------------------------------------------------------------------------
主席:ミカサ・アッカーマン
二番:エレン・イェーガー
三番:アニ・レオンハート
四番:アルミン・アルレルト
五番:ライナー・ブラウン
六番:ジャン・キルシュタイン
七番:マルコ・ボット
八番:サシャ・ブラウス
九番:ベルトルト・フーバー
十番:コニー・スプリンガー
-------------------------------------------------------------------------
そして、発表が終了した直後から―――――エレン、アニ、そしてライナー、サシャの合同結婚披露宴は、しめやかに執り行われた。
486: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 14:56:21:x8j6bQ7s (7/73)
主な参列者は、第1期訓練兵団の同期の面々と、新郎新婦及び訓練兵たちの父兄や知人がほとんどであった。
二組の新郎新婦は、四名共に成績上位者であり、機密情報ではあるものの、五年前の壁消失事件において功績を遺したということもあり、サプライズゲストとして、以下の面々が参列した。
既存の町や外界へ進出した新興都市の防衛や治安維持を司る、新駐屯兵団からはドット・ピクシス司令、ハンネス駐屯部隊長。
調査兵団からは団長のエルヴィン・スミスをはじめ、ハンジ・ゾエやミケ・ザカリアスといった精鋭陣。
教官側からも、元調査兵団団長キース・シャーディス教官長や、元調査兵団兵士長のリヴァイ・???が祝辞を送り、二組の夫婦の門出を心から祝った。
訓練兵たちの度肝を抜く、豪華なメンバーでの披露宴となった。
父兄側からは、エレンの父と……………サシャの父が祝辞を述べた。
主な参列者は、第1期訓練兵団の同期の面々と、新郎新婦及び訓練兵たちの父兄や知人がほとんどであった。
二組の新郎新婦は、四名共に成績上位者であり、機密情報ではあるものの、五年前の壁消失事件において功績を遺したということもあり、サプライズゲストとして、以下の面々が参列した。
既存の町や外界へ進出した新興都市の防衛や治安維持を司る、新駐屯兵団からはドット・ピクシス司令、ハンネス駐屯部隊長。
調査兵団からは団長のエルヴィン・スミスをはじめ、ハンジ・ゾエやミケ・ザカリアスといった精鋭陣。
教官側からも、元調査兵団団長キース・シャーディス教官長や、元調査兵団兵士長のリヴァイ・???が祝辞を送り、二組の夫婦の門出を心から祝った。
訓練兵たちの度肝を抜く、豪華なメンバーでの披露宴となった。
父兄側からは、エレンの父と……………サシャの父が祝辞を述べた。
487: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 14:58:02:x8j6bQ7s (8/73)
エレンの父はともかく、サシャの父の祝いの挨拶は九割九分私怨に満ちた罵詈雑言であった。
祝辞(コトホギ)ではない。呪辞(カシリ)であった。
サシャの表情から笑顔が消え、会場の空気が凍りついた。この時のサシャの表情を思いだし、誰もが一度は悪夢に見たという。
しかし、サシャの父が最後に『娘を頼む』と涙ながらに語った姿は、同じく娘を持つ父兄たちの共感を誘った。
新郎のエレン、ライナーの両名は、この頃には感極まって泣き出してしまい、それを新婦であるアニやサシャがなだめるという光景が、参列者たちの笑いを誘った。
その後は指輪の交換、誓いのキス、ケーキ入刀など、イベントが続き―――――いよいよ未婚女性にとっての戦場、ブーケトスの段に入った。
エレンの父はともかく、サシャの父の祝いの挨拶は九割九分私怨に満ちた罵詈雑言であった。
祝辞(コトホギ)ではない。呪辞(カシリ)であった。
サシャの表情から笑顔が消え、会場の空気が凍りついた。この時のサシャの表情を思いだし、誰もが一度は悪夢に見たという。
しかし、サシャの父が最後に『娘を頼む』と涙ながらに語った姿は、同じく娘を持つ父兄たちの共感を誘った。
新郎のエレン、ライナーの両名は、この頃には感極まって泣き出してしまい、それを新婦であるアニやサシャがなだめるという光景が、参列者たちの笑いを誘った。
その後は指輪の交換、誓いのキス、ケーキ入刀など、イベントが続き―――――いよいよ未婚女性にとっての戦場、ブーケトスの段に入った。
488: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:00:00:x8j6bQ7s (9/73)
ブーケトスでは、アニのブーケはミカサ・アッカーマンが大人げなく立体機動を駆使した野良猫の如き俊敏さでキャッチした。
サシャのブーケは亀頭を自在に操る術を持つミーナ・カロライナが絡め取った。
「ッ……………ゲット」
「う、ひ、ひひひっ、ご、ご主人様ぁ…………私、ゲットできましたよぉ………?」
マルコ・ボットは酷く青ざめていた。
理由は誰にも分からない。
ブーケトスでは、アニのブーケはミカサ・アッカーマンが大人げなく立体機動を駆使した野良猫の如き俊敏さでキャッチした。
サシャのブーケは亀頭を自在に操る術を持つミーナ・カロライナが絡め取った。
「ッ……………ゲット」
「う、ひ、ひひひっ、ご、ご主人様ぁ…………私、ゲットできましたよぉ………?」
マルコ・ボットは酷く青ざめていた。
理由は誰にも分からない。
489:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 15:01:14:aaC0E8co (1/1)
マルコェ・・・・・・www
マルコェ・・・・・・www
490: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:04:03:x8j6bQ7s (10/73)
その後は飲めや騒げやの大宴会となった。
披露宴に出される料理は、どれもこれも贅沢極まるものだった。
新郎の一人であるライナー・ブラウンが、超高級品としてのブランドを確立した【ブラウン牛】を惜しげもなく提供した結果である。
柔らかな肉質と細やかでしっとりした脂の旨味が合わさった至高の味に、参加者の誰もが驚き、感動し、その美味しさに舌鼓を打った。
酒に関しても、呑兵衛で有名なドット・ピクシス司令が秘蔵の酒を提供し、その芳醇な味わいに参列者は最高の気分で酔いしれた。
祝福ムードに当てられた宴会場では、訓練兵たちが酒の勢いもあってか、心に秘めていた思いを告白する者の姿も、多数見受けられた。
――――ジャン・キルシュタインと、アルミン・アルレルトもまた、その内の一人だった。
その後は飲めや騒げやの大宴会となった。
披露宴に出される料理は、どれもこれも贅沢極まるものだった。
新郎の一人であるライナー・ブラウンが、超高級品としてのブランドを確立した【ブラウン牛】を惜しげもなく提供した結果である。
柔らかな肉質と細やかでしっとりした脂の旨味が合わさった至高の味に、参加者の誰もが驚き、感動し、その美味しさに舌鼓を打った。
酒に関しても、呑兵衛で有名なドット・ピクシス司令が秘蔵の酒を提供し、その芳醇な味わいに参列者は最高の気分で酔いしれた。
祝福ムードに当てられた宴会場では、訓練兵たちが酒の勢いもあってか、心に秘めていた思いを告白する者の姿も、多数見受けられた。
――――ジャン・キルシュタインと、アルミン・アルレルトもまた、その内の一人だった。
491: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:06:22:x8j6bQ7s (11/73)
ジャンは訓練兵団に入団してからずっと、艶やかな黒髪の美しい、東洋人の血を引くミカサという美少女を想い続けた。
アルミンもまた、エレンがアニと付き合いだすようになってからは、最も身近で、魅力的な女性であるミカサを意識するようになっていた。
エレン・イェーガーという最大の障害が消えた今、両名の思いに蓋をするものは何もない。
二人は花束を抱え、意気揚々と、高鳴る心臓の鼓動と緊張に押し潰されそうになりながら、ミカサ・アッカーマンの元へと向かった。
色とりどりの花束をミカサに差し出しながら、ジャンとアルミンは、同時に告白した。
ジャンは訓練兵団に入団してからずっと、艶やかな黒髪の美しい、東洋人の血を引くミカサという美少女を想い続けた。
アルミンもまた、エレンがアニと付き合いだすようになってからは、最も身近で、魅力的な女性であるミカサを意識するようになっていた。
エレン・イェーガーという最大の障害が消えた今、両名の思いに蓋をするものは何もない。
二人は花束を抱え、意気揚々と、高鳴る心臓の鼓動と緊張に押し潰されそうになりながら、ミカサ・アッカーマンの元へと向かった。
色とりどりの花束をミカサに差し出しながら、ジャンとアルミンは、同時に告白した。
492: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:08:49:x8j6bQ7s (12/73)
「す、すすすす好きだァ、ミカサ!!! お、オレと付き合ってくれぇええええ!!」
「い、いつからか、君を視線で追うようになってた!! ぼ、僕と付き合って下さい!!!」
「ごめんなさい」
瞬殺であった。シークタイム・ゼロセカンドであった。光速のインパルスであった。脊髄反射の返答であった。
「ほぅ…………悪くない」
どこかでそんな呟き声が上がったのはさておくとして。
己の身体を百パーセントコントロールできるミカサ・アッカーマンならではの絶技であり、いっそほれぼれするほどの見事な断り方であった。
「す、すすすす好きだァ、ミカサ!!! お、オレと付き合ってくれぇええええ!!」
「い、いつからか、君を視線で追うようになってた!! ぼ、僕と付き合って下さい!!!」
「ごめんなさい」
瞬殺であった。シークタイム・ゼロセカンドであった。光速のインパルスであった。脊髄反射の返答であった。
「ほぅ…………悪くない」
どこかでそんな呟き声が上がったのはさておくとして。
己の身体を百パーセントコントロールできるミカサ・アッカーマンならではの絶技であり、いっそほれぼれするほどの見事な断り方であった。
493:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 15:09:36:hur19wDA (1/1)
えんだあああああああああああああ
えんだあああああああああああああ
494: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:10:17:x8j6bQ7s (13/73)
―――――今宵、二人の男が灰となった。
目に見えた結果ではあったものの、誰もがアルミンとジャンに同情した。
…………この恨み、はらさで置くべきか。
逆恨みではあるが、嫉妬の鬼と化した一部の男たちが、新郎であるライナーを襲い始めた。
もともと理由のない暴力に襲われる男であったが、あまりにも不憫であった。
その先頭に立って扇動していた者の姿が、片方の新婦の父親にそっくりだったという目撃情報もあったが、真相は定かではない。
―――――今宵、二人の男が灰となった。
目に見えた結果ではあったものの、誰もがアルミンとジャンに同情した。
…………この恨み、はらさで置くべきか。
逆恨みではあるが、嫉妬の鬼と化した一部の男たちが、新郎であるライナーを襲い始めた。
もともと理由のない暴力に襲われる男であったが、あまりにも不憫であった。
その先頭に立って扇動していた者の姿が、片方の新婦の父親にそっくりだったという目撃情報もあったが、真相は定かではない。
495: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:11:54:x8j6bQ7s (14/73)
ライナーを理由がある八つ当たりと言う名の暴力で襲っている最中、ふと誰かが気づいた。
―――――夫婦が、一組足りないような、と。
…
……
………
ライナーを理由がある八つ当たりと言う名の暴力で襲っている最中、ふと誰かが気づいた。
―――――夫婦が、一組足りないような、と。
…
……
………
496: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:15:57:x8j6bQ7s (15/73)
………
……
…
「……………好きだ、アニ。十年前からずっと変わらない。むしろ、あの時よりもずっと、おまえを愛してる」
「私も、だよ。アニ・レオンハートは…………アニ・イェーガーは、いつも、いつまでも、何処までも、エレン・イェーガーを愛してる」
エレンとアニは見つめ合い、改めて愛の言葉を交わし合う。
新郎新婦にあてがわれたのは、元王都内にあるホテルの一室だった。
壁の一面が大きな鏡張りになった広々とした部屋で、ふかふかとしたキングサイズのベッドや化粧台、事務用のテーブルなども用意されている。
ランプの明かりで煌々と照らされた室内は、明るく二人の横顔を照らしていた。
テラスからは夜の町の灯が眺められ、景観に関しても文句の一つもない。高所にあるため、第三者から覗かれる心配もなかった。
………
……
…
「……………好きだ、アニ。十年前からずっと変わらない。むしろ、あの時よりもずっと、おまえを愛してる」
「私も、だよ。アニ・レオンハートは…………アニ・イェーガーは、いつも、いつまでも、何処までも、エレン・イェーガーを愛してる」
エレンとアニは見つめ合い、改めて愛の言葉を交わし合う。
新郎新婦にあてがわれたのは、元王都内にあるホテルの一室だった。
壁の一面が大きな鏡張りになった広々とした部屋で、ふかふかとしたキングサイズのベッドや化粧台、事務用のテーブルなども用意されている。
ランプの明かりで煌々と照らされた室内は、明るく二人の横顔を照らしていた。
テラスからは夜の町の灯が眺められ、景観に関しても文句の一つもない。高所にあるため、第三者から覗かれる心配もなかった。
497: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:18:09:x8j6bQ7s (16/73)
「式場は、今頃騒ぎになってるんじゃねえか?」
「ふふ、だろうね」
二人は、結婚式を途中で抜け出して、ここに来た――――二人っきりで、一夜を明かすために。
結婚までは清い付き合いを、という二人の関係をどこからか聞き及んだのか、リヴァイ教官がこっそりと手をまわしてくれたのだ。
何故ここまでしてくれるのか、というエレンの問いに対し、リヴァイは、
『…………勘違いするなよ。俺も今期から調査兵団の兵士長に復帰して、てめえらと共に外界を探索する。その際に、所構わずてめえらにサカられたら、上司の俺が困るってだけの話だ』
お節介というべきか優しいというべきか、ツンデレと言う言葉が存在しないこの世界である。
その言葉を聞いたエレンは、なんとも言語化しがたい、かなり複雑な気持ちになった。
「式場は、今頃騒ぎになってるんじゃねえか?」
「ふふ、だろうね」
二人は、結婚式を途中で抜け出して、ここに来た――――二人っきりで、一夜を明かすために。
結婚までは清い付き合いを、という二人の関係をどこからか聞き及んだのか、リヴァイ教官がこっそりと手をまわしてくれたのだ。
何故ここまでしてくれるのか、というエレンの問いに対し、リヴァイは、
『…………勘違いするなよ。俺も今期から調査兵団の兵士長に復帰して、てめえらと共に外界を探索する。その際に、所構わずてめえらにサカられたら、上司の俺が困るってだけの話だ』
お節介というべきか優しいというべきか、ツンデレと言う言葉が存在しないこの世界である。
その言葉を聞いたエレンは、なんとも言語化しがたい、かなり複雑な気持ちになった。
498: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:19:40:x8j6bQ7s (17/73)
「うん…………やっぱり、そのドレス、良く似合ってる。すごく綺麗だ」
「ふふ、あんたのタキシードっていうのも、なんか見慣れないけど………カッコいいよ」
いつもとは違う格好に、エレンも最初はどぎまぎした。
頭頂を飾る、アニの金色の髪に映える、銀色のティアラが眩しい。
肩紐のない、胸元が大きく開かれた純白のウエディングドレスは、アニの怜悧な美貌をより際立たせている。
ほっそりとしたウエストから放射状に裾が広がっていく様は、まるで物語に出てくるお姫様のような印象をエレンに抱かせた。
食糧事情の改善の影響からか、【前】に十五歳を迎えた時よりも、エレンの肉体は遥かに成長を遂げていた。
それはアニも同様で、より女性らしい肉体へと成長していた…………身長は、以前と比べても大差ないものではあったが。
特に胸の成長は著しく、訓練兵の一部の女子(ミカサ)が時折恨めしい視線をアニに向けていたことで、アルミンの胃酸の分泌量が増大して愚痴られたこともあった。
「うん…………やっぱり、そのドレス、良く似合ってる。すごく綺麗だ」
「ふふ、あんたのタキシードっていうのも、なんか見慣れないけど………カッコいいよ」
いつもとは違う格好に、エレンも最初はどぎまぎした。
頭頂を飾る、アニの金色の髪に映える、銀色のティアラが眩しい。
肩紐のない、胸元が大きく開かれた純白のウエディングドレスは、アニの怜悧な美貌をより際立たせている。
ほっそりとしたウエストから放射状に裾が広がっていく様は、まるで物語に出てくるお姫様のような印象をエレンに抱かせた。
食糧事情の改善の影響からか、【前】に十五歳を迎えた時よりも、エレンの肉体は遥かに成長を遂げていた。
それはアニも同様で、より女性らしい肉体へと成長していた…………身長は、以前と比べても大差ないものではあったが。
特に胸の成長は著しく、訓練兵の一部の女子(ミカサ)が時折恨めしい視線をアニに向けていたことで、アルミンの胃酸の分泌量が増大して愚痴られたこともあった。
499: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:21:07:x8j6bQ7s (18/73)
事実、アニの胸は大きい。外界調査訓練の折、海に立ち寄った際に設けられた自由時間――――水着姿となった時、その際立ったスタイルは男子訓練兵の視線を釘づけにしていた。
嫉妬しつつも、自分の彼女が注目されていることに、どこか優越を感じたことを覚えている………エレンの中でも印象深い思い出だった。
そんなことを思い出していたせいか、エレンの視線は自然、アニの豊かな胸の谷間へと集中していく。
そうしたエレンの視線に気づいたのか、アニは僅かに頬を朱に染め、
「三年前に再会してから、ずっと我慢させてたね…………ごめん」
少し困ったように微笑むアニ。
そんな自分の劣情が、アニには御見通しだったことが気恥ずかしく、エレンは誤魔化すように頬を掻き、
「い、いや、いいんだ。その、自分で決めてたことだしな」
そう言って、笑った。その言葉は、決して嘘ではない。結婚するまではそういうことはしないと、心に誓ったことだった。
事実、アニの胸は大きい。外界調査訓練の折、海に立ち寄った際に設けられた自由時間――――水着姿となった時、その際立ったスタイルは男子訓練兵の視線を釘づけにしていた。
嫉妬しつつも、自分の彼女が注目されていることに、どこか優越を感じたことを覚えている………エレンの中でも印象深い思い出だった。
そんなことを思い出していたせいか、エレンの視線は自然、アニの豊かな胸の谷間へと集中していく。
そうしたエレンの視線に気づいたのか、アニは僅かに頬を朱に染め、
「三年前に再会してから、ずっと我慢させてたね…………ごめん」
少し困ったように微笑むアニ。
そんな自分の劣情が、アニには御見通しだったことが気恥ずかしく、エレンは誤魔化すように頬を掻き、
「い、いや、いいんだ。その、自分で決めてたことだしな」
そう言って、笑った。その言葉は、決して嘘ではない。結婚するまではそういうことはしないと、心に誓ったことだった。
500: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:21:45:x8j6bQ7s (19/73)
「うん………だけど、これは私の我儘だったから。だから………ね」
一歩、アニがエレンとの距離を縮めた。
手を伸ばせば、頬に触れられる、そんな距離で、
「これからは私の心だけじゃなくて、体も全部―――――あんたのものだよ」
アニは、これからエレンと二人でする『行為』において、全てを許すかのような言葉を告げた。
「うん………だけど、これは私の我儘だったから。だから………ね」
一歩、アニがエレンとの距離を縮めた。
手を伸ばせば、頬に触れられる、そんな距離で、
「これからは私の心だけじゃなくて、体も全部―――――あんたのものだよ」
アニは、これからエレンと二人でする『行為』において、全てを許すかのような言葉を告げた。
501: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:22:53:x8j6bQ7s (20/73)
「………っ…………」
見事なスタイルを誇示しているアニの体へと、無意識のうちに視線が走る。
魅惑的な谷間が強調されている胸元や、細くくびれたウエスト。
透けて見える訳でもないのにスカートを凝視して、その内側に潜む長い脚や、魅惑的な太腿を想像する。
そんなエレンの様子を知ってか知らずか、潤んだ瞳はそのままに真っ直ぐにエレンを見つめながら、アニは更に告げた。
「全部、あげる。だから、来て?」
両腕を広げ、嬉しそうに微笑む最愛の妻のあまりの美しさに、エレンはくらりと眩暈に似た感覚に襲われた。
「………っ…………」
見事なスタイルを誇示しているアニの体へと、無意識のうちに視線が走る。
魅惑的な谷間が強調されている胸元や、細くくびれたウエスト。
透けて見える訳でもないのにスカートを凝視して、その内側に潜む長い脚や、魅惑的な太腿を想像する。
そんなエレンの様子を知ってか知らずか、潤んだ瞳はそのままに真っ直ぐにエレンを見つめながら、アニは更に告げた。
「全部、あげる。だから、来て?」
両腕を広げ、嬉しそうに微笑む最愛の妻のあまりの美しさに、エレンはくらりと眩暈に似た感覚に襲われた。
502: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:23:35:x8j6bQ7s (21/73)
「あ、明かり、は、消さなくても、いいのか?」
ごくりと、粘つく唾を飲み込みながら、エレンはかすかに残った理性を使って、なんとか言葉を紡いだ。
見るからに余裕のない様子に、アニは少し羞恥の残った苦笑を返し、
「これ以上、我儘なんて言えないよ。あんたの……………ううん、『あなた』の、好きにして」
エレンはこくりと頷き、一歩を踏み出した。
少しかがめば、アニの唇に己の唇が触れる、そんな距離まで。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「あ、明かり、は、消さなくても、いいのか?」
ごくりと、粘つく唾を飲み込みながら、エレンはかすかに残った理性を使って、なんとか言葉を紡いだ。
見るからに余裕のない様子に、アニは少し羞恥の残った苦笑を返し、
「これ以上、我儘なんて言えないよ。あんたの……………ううん、『あなた』の、好きにして」
エレンはこくりと頷き、一歩を踏み出した。
少しかがめば、アニの唇に己の唇が触れる、そんな距離まで。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
503: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 15:24:16:x8j6bQ7s (22/73)
※とりあえずここまでです。
続きはもうちょっと書き溜まってから投下します。
※とりあえずここまでです。
続きはもうちょっと書き溜まってから投下します。
504:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 15:25:41:fSBt11r2 (1/2)
ぎゃあああぁあぁあぁあぁ悶えるぅぅぅううううぅぅあぁぁぁぁぁあぁ!!!!
ぎゃあああぁあぁあぁあぁ悶えるぅぅぅううううぅぅあぁぁぁぁぁあぁ!!!!
505:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 15:26:19:oBEoFIes (2/2)
だと思ったよ
だと思ったよ
506:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 15:26:41:fSBt11r2 (2/2)
これエレアニものとしては最高傑作だろ(瀕死)
おつです
これエレアニものとしては最高傑作だろ(瀕死)
おつです
507: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:02:32:x8j6bQ7s (23/73)
睫毛の長い、大きな瞳を見つめながら、エレンはアニの頬を指先でなぞる。
薄く化粧された彼女の白い肌が、たったそれだけの行為で僅かに朱を帯びた。
僅かにエレンの指先が震えているのは、とうとうこの時が来たという実感による緊張か、興奮か。
愛しい人の顔に、己の顔をゆっくりと近づけて、唇を滑らせる。
「ん、ふ…………っ」
エレンの唇がアニの額に触れると、アニは嬉しそうな、くすぐったそうな声を上げて、僅かに身をよじらせる。
エレンは構わず、アニの細い肩を軽く掴み、口唇を額から、閉じられた瞼に、続いて眉間に触れるように、ゆるゆると滑らせる。
そこから鼻、頬、耳たぶへと、順々に口付けていく。
好きだ、愛してる、そんな思いを込めながら。
睫毛の長い、大きな瞳を見つめながら、エレンはアニの頬を指先でなぞる。
薄く化粧された彼女の白い肌が、たったそれだけの行為で僅かに朱を帯びた。
僅かにエレンの指先が震えているのは、とうとうこの時が来たという実感による緊張か、興奮か。
愛しい人の顔に、己の顔をゆっくりと近づけて、唇を滑らせる。
「ん、ふ…………っ」
エレンの唇がアニの額に触れると、アニは嬉しそうな、くすぐったそうな声を上げて、僅かに身をよじらせる。
エレンは構わず、アニの細い肩を軽く掴み、口唇を額から、閉じられた瞼に、続いて眉間に触れるように、ゆるゆると滑らせる。
そこから鼻、頬、耳たぶへと、順々に口付けていく。
好きだ、愛してる、そんな思いを込めながら。
508: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:03:56:x8j6bQ7s (24/73)
「ん………」
唇をあえて避けた様な口付けの動きに、アニが不満げな声を上げる。
耳を甘噛みしながら、言葉よりも雄弁に、眉根を寄せて、唇を僅かにとがらせているアニの表情が横目に見えた。
苦笑しつつ、エレンはアニの唇に、そっと己の唇を重ねた。
――――初めて交わした時の様な、貪るキスではなく、ただ愛情を示すための、優しいキス。
この三年間で幾度も交わした行為だったが、エレンはアニと口付けする度に、胸の奥に熱く甘い痺れのような感動を覚えていた。
アニもまた、己の心に充足感や喜びと言った、えも言えぬ幸福の鈴音が響くのを実感する。
「ん………」
唇をあえて避けた様な口付けの動きに、アニが不満げな声を上げる。
耳を甘噛みしながら、言葉よりも雄弁に、眉根を寄せて、唇を僅かにとがらせているアニの表情が横目に見えた。
苦笑しつつ、エレンはアニの唇に、そっと己の唇を重ねた。
――――初めて交わした時の様な、貪るキスではなく、ただ愛情を示すための、優しいキス。
この三年間で幾度も交わした行為だったが、エレンはアニと口付けする度に、胸の奥に熱く甘い痺れのような感動を覚えていた。
アニもまた、己の心に充足感や喜びと言った、えも言えぬ幸福の鈴音が響くのを実感する。
509: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:04:26:x8j6bQ7s (25/73)
「…………は」
「…………ん」
唇を離し、開かれた二人の瞳。視線が混じり合う。
息を荒げて見つめ合う。
エレンとアニ、二人の眼差しの中には、共通した期待が込められていた。
―――――この続きを、しよう。この先をしよう、と。
「そ、その、いつかは、乱暴にしちまったけど………今夜は」
――――優しくする、と、エレンが言いかけた矢先のことだった。
トン、と胸の中心に軽い衝撃が加わり、エレンの体が後ろへとよろめく。
「え―――?」
一瞬感じる浮遊感に、エレンはデジャヴを覚えた。
「…………は」
「…………ん」
唇を離し、開かれた二人の瞳。視線が混じり合う。
息を荒げて見つめ合う。
エレンとアニ、二人の眼差しの中には、共通した期待が込められていた。
―――――この続きを、しよう。この先をしよう、と。
「そ、その、いつかは、乱暴にしちまったけど………今夜は」
――――優しくする、と、エレンが言いかけた矢先のことだった。
トン、と胸の中心に軽い衝撃が加わり、エレンの体が後ろへとよろめく。
「え―――?」
一瞬感じる浮遊感に、エレンはデジャヴを覚えた。
510: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:05:18:x8j6bQ7s (26/73)
いつかの場面が脳裏をよぎる。
――――次は、私があんたを襲う番だね、と。
そんな声が聞こえた気がした時には、エレンはベッドに腰掛けていた。
チーッという、金属のすれ合うような音。ズボンのチャックが下されている音だということには、すぐに気づいた。
露出した己の性器と触れるような距離に、アニの美しい顔があったのだから。
いつかの場面が脳裏をよぎる。
――――次は、私があんたを襲う番だね、と。
そんな声が聞こえた気がした時には、エレンはベッドに腰掛けていた。
チーッという、金属のすれ合うような音。ズボンのチャックが下されている音だということには、すぐに気づいた。
露出した己の性器と触れるような距離に、アニの美しい顔があったのだから。
511: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:06:24:x8j6bQ7s (27/73)
「ず、随分と、おてんばな、お嫁さん、だな………?」
「……………」
何かよくない予感を感じ、エレンは振るえる喉で言葉を紡いだが、返答はなかった。
アニは黙ったまま、エレンの股間に視線を向けて、指先をそっと肉棒に触れさせた。
眼前の光景に、エレンは呑まれそうになっていた。
アニの吐息、彼女の視線の先、羞恥とそれを上回る興奮に染まった赤い頬、ドレスから見える深い胸の谷間、触れる指先。
食い入るように見つめ、目を逸らすことができない。
直接指先から与えられる感触も、視覚的な情報も、全てはエレンの性的な興奮を促す刺激となっていた。
肉棒はいともたやすく、血液の流入と共に痙攣しながら膨張し、硬く存在を誇示し始めた。
「ず、随分と、おてんばな、お嫁さん、だな………?」
「……………」
何かよくない予感を感じ、エレンは振るえる喉で言葉を紡いだが、返答はなかった。
アニは黙ったまま、エレンの股間に視線を向けて、指先をそっと肉棒に触れさせた。
眼前の光景に、エレンは呑まれそうになっていた。
アニの吐息、彼女の視線の先、羞恥とそれを上回る興奮に染まった赤い頬、ドレスから見える深い胸の谷間、触れる指先。
食い入るように見つめ、目を逸らすことができない。
直接指先から与えられる感触も、視覚的な情報も、全てはエレンの性的な興奮を促す刺激となっていた。
肉棒はいともたやすく、血液の流入と共に痙攣しながら膨張し、硬く存在を誇示し始めた。
512: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:07:19:x8j6bQ7s (28/73)
「あ……………ふふ、相変わらず、凄いね、エレンのここ。びくびく、してる………」
「ア、アニ………? な、なんか、目が怖いぞ………?」
喜びを隠しきれないといった風情のアニの笑みに、エレンは、己は捕食される側に立っているのではないか、と思えた。
陶然とした雌のような―――――獲物を前にした肉食獣のような―――――そんな、笑み。
「サシャが言ってたんだけど………なんでも、恩恵には義務が必要、なんだって」
「え?」
「三年間もずっと我慢してくれた誠実な夫に大して、健気な妻としては、何かご褒美を上げなきゃいけないと思わない………?」
「あ、アニ、おまえなに――――をっ!?」
手慣れたような大胆さで、アニはエレンの先頭部を咥え込んだ。
男性器の部位でも酷く敏感なそこが、ぬめった感触と、熱さに包まれる。
ずず、とアニの唾液が絡み、にゅるにゅると舌先が動き、エレンのそこは更に体積を増して隆起する。
「あ……………ふふ、相変わらず、凄いね、エレンのここ。びくびく、してる………」
「ア、アニ………? な、なんか、目が怖いぞ………?」
喜びを隠しきれないといった風情のアニの笑みに、エレンは、己は捕食される側に立っているのではないか、と思えた。
陶然とした雌のような―――――獲物を前にした肉食獣のような―――――そんな、笑み。
「サシャが言ってたんだけど………なんでも、恩恵には義務が必要、なんだって」
「え?」
「三年間もずっと我慢してくれた誠実な夫に大して、健気な妻としては、何かご褒美を上げなきゃいけないと思わない………?」
「あ、アニ、おまえなに――――をっ!?」
手慣れたような大胆さで、アニはエレンの先頭部を咥え込んだ。
男性器の部位でも酷く敏感なそこが、ぬめった感触と、熱さに包まれる。
ずず、とアニの唾液が絡み、にゅるにゅると舌先が動き、エレンのそこは更に体積を増して隆起する。
513: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:08:28:x8j6bQ7s (29/73)
「ぅ、っわ………」
「ん………ふ、れるっ………ひもひ、いい?」
素直に快感を訴える呻き声に、アニの心情は更に煽られたのだろう。
頬を染める羞恥の赤を、淫らの紅に変えて、エレンの表情を上目遣いで窺いながら、口中の獣欲を刺激する。
より深く、深く、肉棒の半分以上を口腔内に埋没させていく。
ぐにゅ、と柔らかい感触を、エレンは先端部に感じた。
それが口腔を抜けた先にある、喉奥の感触であることに気付いた瞬間、エレンは十年前にも感じた、背徳的な征服感を思い出した。
―――アニを犯した時の、得も言えぬ達成感を。
誰にも侵されたことのない、秘境に降り積もった白雪を、土足で踏み荒らすような快感。
己の最も不浄な器官が、アニの美しくほっそりとした喉を、穢している。
「ぅ、っわ………」
「ん………ふ、れるっ………ひもひ、いい?」
素直に快感を訴える呻き声に、アニの心情は更に煽られたのだろう。
頬を染める羞恥の赤を、淫らの紅に変えて、エレンの表情を上目遣いで窺いながら、口中の獣欲を刺激する。
より深く、深く、肉棒の半分以上を口腔内に埋没させていく。
ぐにゅ、と柔らかい感触を、エレンは先端部に感じた。
それが口腔を抜けた先にある、喉奥の感触であることに気付いた瞬間、エレンは十年前にも感じた、背徳的な征服感を思い出した。
―――アニを犯した時の、得も言えぬ達成感を。
誰にも侵されたことのない、秘境に降り積もった白雪を、土足で踏み荒らすような快感。
己の最も不浄な器官が、アニの美しくほっそりとした喉を、穢している。
514: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:10:12:x8j6bQ7s (30/73)
「んちゅ………じゅ、るっ、ン、は、ぷ…………はぁ、ぇ、ね、気持ち、いいでしょ………?」
「ぅ、く…………は、ぁッ…………」
唇の端を笑ませ、挑発するようにエレンを見上げながら、アニは口淫を続ける。
蠱惑的な声音に、エレンの背筋がぞくりと震えた。
反撃したくても、エレンはベッドに深く腰掛け、両足が地についていなかった。
アニは股間に顔をうずめている状態で、手が届くのは彼女の顔にまで。胸はおろかアニの女性器までは、到底手が届かない。
ただされるがままの現状に、エレンは焦った。達成感はある。征服感もある。だが――――これは何か、違う、と。
――――気持ちいい、けど、なんか男として負けてる気がする………!!
その心情を読み取ったように、アニの唇や舌の動き、口中のすぼまりはより強く、エレンの肉棒を刺激しだした。
与えられる快感に、身もだえする。びくりと腰が浮き上がりそうになるのを、必死に堪えながら、エレンは歯を食いしばったが、無益な抵抗に過ぎなかった。
アニはそうした反応からエレンの悦びを敏感に察知し、性淫の熱を高めさせ、より口中の動きに拍車をかける。
小さな舌先がちろちろと動き、尿道をつつく。
唾液や先走りの汁でぬめった舌は、そこからえらの張った傘をなぞり、肉茎の裏側をこすり上げる。
「んちゅ………じゅ、るっ、ン、は、ぷ…………はぁ、ぇ、ね、気持ち、いいでしょ………?」
「ぅ、く…………は、ぁッ…………」
唇の端を笑ませ、挑発するようにエレンを見上げながら、アニは口淫を続ける。
蠱惑的な声音に、エレンの背筋がぞくりと震えた。
反撃したくても、エレンはベッドに深く腰掛け、両足が地についていなかった。
アニは股間に顔をうずめている状態で、手が届くのは彼女の顔にまで。胸はおろかアニの女性器までは、到底手が届かない。
ただされるがままの現状に、エレンは焦った。達成感はある。征服感もある。だが――――これは何か、違う、と。
――――気持ちいい、けど、なんか男として負けてる気がする………!!
その心情を読み取ったように、アニの唇や舌の動き、口中のすぼまりはより強く、エレンの肉棒を刺激しだした。
与えられる快感に、身もだえする。びくりと腰が浮き上がりそうになるのを、必死に堪えながら、エレンは歯を食いしばったが、無益な抵抗に過ぎなかった。
アニはそうした反応からエレンの悦びを敏感に察知し、性淫の熱を高めさせ、より口中の動きに拍車をかける。
小さな舌先がちろちろと動き、尿道をつつく。
唾液や先走りの汁でぬめった舌は、そこからえらの張った傘をなぞり、肉茎の裏側をこすり上げる。
515: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:12:00:x8j6bQ7s (31/73)
一つ一つの性戯が、次第に巧みになっていく。エレンの反応を見ながら、アニはじゅるじゅると音を立てて、肉棒を啜り上げた。
狡猾な狐を思わせる視線が、エレンの視線と交差した。
エレンは自分が冷静に観察されていることに気づき、顔を朱に染め上げた。
「んっ、ン、んふ、ちゅ、れ、る………ん、ぷぁ、は、ふ………ん、ふふ」
「っ、あ、に………そ、それ、ま、マズい、って」
エレンの反応に気をよくしたのか、アニは唇を絡めつかせたまま頭を前後させて、肉棒を更にきつく扱きたてる。
より巧妙に、より淫らにいやらしく――――唾液をすり込ませるかのように、貪欲に。
もう、エレンには何も考えられなかった。ただ与えられる快感に、息を荒げて耐えるばかりで、抵抗する気力も失せてしまう。
そんなエレンと、アニの視線が再び絡まる。何を思ったか、アニはドレスの胸元をはだけさせ、その豊満な胸と桜色の乳首を曝け出した。
「ッ―――――!?」
ふるふると、口を動かすごとに魅惑的に揺れる乳房に向かって、手を伸ばす。届かないと分かっていたが、それでも、触りたいという欲求には抗えなかった。
そんなエレンの様子を嘲笑うかのように、アニはエレンの手首を掴み取る。
一つ一つの性戯が、次第に巧みになっていく。エレンの反応を見ながら、アニはじゅるじゅると音を立てて、肉棒を啜り上げた。
狡猾な狐を思わせる視線が、エレンの視線と交差した。
エレンは自分が冷静に観察されていることに気づき、顔を朱に染め上げた。
「んっ、ン、んふ、ちゅ、れ、る………ん、ぷぁ、は、ふ………ん、ふふ」
「っ、あ、に………そ、それ、ま、マズい、って」
エレンの反応に気をよくしたのか、アニは唇を絡めつかせたまま頭を前後させて、肉棒を更にきつく扱きたてる。
より巧妙に、より淫らにいやらしく――――唾液をすり込ませるかのように、貪欲に。
もう、エレンには何も考えられなかった。ただ与えられる快感に、息を荒げて耐えるばかりで、抵抗する気力も失せてしまう。
そんなエレンと、アニの視線が再び絡まる。何を思ったか、アニはドレスの胸元をはだけさせ、その豊満な胸と桜色の乳首を曝け出した。
「ッ―――――!?」
ふるふると、口を動かすごとに魅惑的に揺れる乳房に向かって、手を伸ばす。届かないと分かっていたが、それでも、触りたいという欲求には抗えなかった。
そんなエレンの様子を嘲笑うかのように、アニはエレンの手首を掴み取る。
516: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:16:41:x8j6bQ7s (32/73)
――――出していいよ。
そう告げるように、エレンにはアニの瞳が笑ったように見えた。
アニはエレンの手を引くと、より深く男根を咥え込み、強く口をすぼめ、肉棒全体を吸い上げた。
先端部がこつこつとアニの喉奥に当たる感触と、全体を吸い上げられる感触に、エレンの脳髄に焼きつくような感覚が訪れた。
「ぅ、ああっ――――!?」
いつか見た海の波濤のように、股間へと快感が集中していくのが分かる。
全神経が男根に集中し、ぴっちりと絡みつく舌と唇、喉奥の感触だけが感覚を席巻する。
「ん、ぶ、んんんんんっぐ…………」
どぷ、どぷ、と音を立てて脈動する肉竿を懸命に咥え込みながら、アニは喉奥で獣欲の迸りを受け止めた。
粘つく精液がびちゃびちゃと喉に絡み、咳き込みそうになるのをかろうじて堪えたが、とてつもなく量が多くて濃い精液を、即座に飲み込むこともできなかった。
アニの小さな口中には収まりきらずに、どろりとした獣精が唇の端からぼとりぼとりと零れ落ちて、露わになった胸元までを白濁色に汚していった。
――――出していいよ。
そう告げるように、エレンにはアニの瞳が笑ったように見えた。
アニはエレンの手を引くと、より深く男根を咥え込み、強く口をすぼめ、肉棒全体を吸い上げた。
先端部がこつこつとアニの喉奥に当たる感触と、全体を吸い上げられる感触に、エレンの脳髄に焼きつくような感覚が訪れた。
「ぅ、ああっ――――!?」
いつか見た海の波濤のように、股間へと快感が集中していくのが分かる。
全神経が男根に集中し、ぴっちりと絡みつく舌と唇、喉奥の感触だけが感覚を席巻する。
「ん、ぶ、んんんんんっぐ…………」
どぷ、どぷ、と音を立てて脈動する肉竿を懸命に咥え込みながら、アニは喉奥で獣欲の迸りを受け止めた。
粘つく精液がびちゃびちゃと喉に絡み、咳き込みそうになるのをかろうじて堪えたが、とてつもなく量が多くて濃い精液を、即座に飲み込むこともできなかった。
アニの小さな口中には収まりきらずに、どろりとした獣精が唇の端からぼとりぼとりと零れ落ちて、露わになった胸元までを白濁色に汚していった。
517: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:19:09:x8j6bQ7s (33/73)
「ふ、はーっ、はぁっ、は、はぁ、ふぅ………」
「ん、く………んぐ、ふ、ぅ………すっごく、ねばっこいね、これ………」
呼吸を整えながら、精液の味を確認して、アニはひとりごちた。
そして顔を真っ赤にして呆然とした表情で息を荒げるエレンを見上げると、アニは心の中で『やった』と叫び声をあげた。
女として男を悦ばせることができたという達成感と嬉しさだけではなく、仕返ししてやったという子供染みた優越感がそこにはあった。
十年前に、好き勝手に体を弄繰り回されたことを、アニはずっと悔しく思っていた。思い返す度に、恥ずかしさと悔しさを覚え、いつか絶対に仕返ししてやると心に決めていた。
――――私、けっこう根に持つタイプなんだよね………。
たった一つの歳の差とはいえ、アニは年下のエレンにいいようにされたことが歯がゆかった。
たとえ『ジュマンジ』の効力によって、【淫蕩】に侵されていたとはいっても、そこは決して譲れぬところであった。
「ふ、はーっ、はぁっ、は、はぁ、ふぅ………」
「ん、く………んぐ、ふ、ぅ………すっごく、ねばっこいね、これ………」
呼吸を整えながら、精液の味を確認して、アニはひとりごちた。
そして顔を真っ赤にして呆然とした表情で息を荒げるエレンを見上げると、アニは心の中で『やった』と叫び声をあげた。
女として男を悦ばせることができたという達成感と嬉しさだけではなく、仕返ししてやったという子供染みた優越感がそこにはあった。
十年前に、好き勝手に体を弄繰り回されたことを、アニはずっと悔しく思っていた。思い返す度に、恥ずかしさと悔しさを覚え、いつか絶対に仕返ししてやると心に決めていた。
――――私、けっこう根に持つタイプなんだよね………。
たった一つの歳の差とはいえ、アニは年下のエレンにいいようにされたことが歯がゆかった。
たとえ『ジュマンジ』の効力によって、【淫蕩】に侵されていたとはいっても、そこは決して譲れぬところであった。
518: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:20:55:x8j6bQ7s (34/73)
白濁した液体で汚れた口元から胸元を気にした様子もなく、むしろ勝利の証とでも言わんばかりに、アニは誇らしげだった。
――――か、勝った………。
アニは口中の不思議な味がする精液を少しずつ嚥下しながら、うっとりとした顔で充足感に包まれていた。
…………おそらく、それが油断だったのだろう。
エレンから注意を逸らさないでいれば、回避できたかもしれない――――否、どのみち不可能ではあっただろう。
その時、エレンの金色の瞳が怪しく輝いたことに、アニは気づかなかった。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
白濁した液体で汚れた口元から胸元を気にした様子もなく、むしろ勝利の証とでも言わんばかりに、アニは誇らしげだった。
――――か、勝った………。
アニは口中の不思議な味がする精液を少しずつ嚥下しながら、うっとりとした顔で充足感に包まれていた。
…………おそらく、それが油断だったのだろう。
エレンから注意を逸らさないでいれば、回避できたかもしれない――――否、どのみち不可能ではあっただろう。
その時、エレンの金色の瞳が怪しく輝いたことに、アニは気づかなかった。
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519: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:21:55:x8j6bQ7s (35/73)
※準備運動完了。
そういやアニフェラなかったなぁと思って。
さて、アニが見事にフラグを立てたところで、少し休憩です。
※準備運動完了。
そういやアニフェラなかったなぁと思って。
さて、アニが見事にフラグを立てたところで、少し休憩です。
520:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 16:24:26:qYhqjz2g (1/1)
おつ!!!
おつ!!!
521:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 16:25:06:UD.tURTc (1/1)
>>1よ・・・・・・一体おまえは何枚俺のパンツをダメにすれば気が済むのかね?
>>1よ・・・・・・一体おまえは何枚俺のパンツをダメにすれば気が済むのかね?
522: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 16:26:36:x8j6bQ7s (36/73)
>>521
~心の俳句~
この世から パンツが消える その日まで
パンツだけは……許さない……!!
>>521
~心の俳句~
この世から パンツが消える その日まで
パンツだけは……許さない……!!
523:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 16:27:15:hHy1rz6A (3/4)
俺の下半身が暴走してる
俺の下半身が暴走してる
524:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 16:30:52:ImHW041U (1/1)
駆逐してやる……!一枚残らず…!!
ってかww
駆逐してやる……!一枚残らず…!!
ってかww
525: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:42:55:x8j6bQ7s (37/73)
※おーまーたーせーしーまーしーたー♪
すーごーいーえーろー♪
すいませんでした。じきに投下開始します。殺さないでください。
※おーまーたーせーしーまーしーたー♪
すーごーいーえーろー♪
すいませんでした。じきに投下開始します。殺さないでください。
526:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 20:43:52:l.VtimcY (1/1)
わかりました、殺しません
はよ。はよ!
わかりました、殺しません
はよ。はよ!
527:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 20:44:00:9q0DwN7M (1/1)
きたか……!!
きたか……!!
528:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/07(日) 20:45:35:7p0BlyNs (1/2)
>>525
バリバリ最強No.1なつかしいな
>>525
バリバリ最強No.1なつかしいな
529: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:48:42:x8j6bQ7s (38/73)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
アニが己の吐き出した精液を、陶然とした笑みを浮かべて舐めとっているのを見て、エレンの中で何かがキレた。
「―――――ふ、ぇ?」
「よぉ…………好き放題、やってくれたな……?」
――――突然の浮遊感がアニを襲う。
エレンはアニの腕を掴み、ベッドへと引き寄せ―――すばやく互いの位置を入れ替えていた。
精飲の興奮に力が抜けているのか、アニの四肢に力はない。まだ現状を理解できていないようですらあった。
アニがされるがままになっているのをいいことに、エレンはドレスの裾をたくし上げ、人目に晒すことのない肌を露わにする。
「次は俺の番………だよな? アニ」
「ッ!? わ、私は、別に、しなくていいっ………!!」
途端、状況を理解したアニが、慌ててエレンに抗議の声を上げる。
抵抗しようにも、時すでに遅し。今度はアニの方が地に足がつかず、まともに身動きが取れなくなっていた。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
アニが己の吐き出した精液を、陶然とした笑みを浮かべて舐めとっているのを見て、エレンの中で何かがキレた。
「―――――ふ、ぇ?」
「よぉ…………好き放題、やってくれたな……?」
――――突然の浮遊感がアニを襲う。
エレンはアニの腕を掴み、ベッドへと引き寄せ―――すばやく互いの位置を入れ替えていた。
精飲の興奮に力が抜けているのか、アニの四肢に力はない。まだ現状を理解できていないようですらあった。
アニがされるがままになっているのをいいことに、エレンはドレスの裾をたくし上げ、人目に晒すことのない肌を露わにする。
「次は俺の番………だよな? アニ」
「ッ!? わ、私は、別に、しなくていいっ………!!」
途端、状況を理解したアニが、慌ててエレンに抗議の声を上げる。
抵抗しようにも、時すでに遅し。今度はアニの方が地に足がつかず、まともに身動きが取れなくなっていた。
530: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:50:48:x8j6bQ7s (39/73)
形勢が逆転したことを確信したエレンが、いやらしく笑みを浮かべ、
「は? そんなのずるいだろ………? 今度は、俺がアニを気持ち良くしてあげなくちゃな?」
「い、いぃ、ん、だってばぁ………こ、これは、ご、ご褒美、だったん、だからっ………!」
かろうじて力の入る両腕を伸ばし、エレンの頭を押し返そうとする。しかし、エレンは余裕の笑みを崩すことなく、やんわりとした手つきで、それを払いのけた。
「そうか? それじゃ、誠実な旦那としては、健気にご奉仕してくれた可愛い嫁さんに、ご褒美を上げないとな?」
「そ、それじゃ、あべこべで――――ひゃっ!?」
アニの太腿の内側に、ゆっくりと指を滑らせた。
真っ白いストッキングに包まれた肉感のある太腿は、それを隔ててもなお健康的に引き締まった瑞々しい感触を指先に伝えてくれる。
形勢が逆転したことを確信したエレンが、いやらしく笑みを浮かべ、
「は? そんなのずるいだろ………? 今度は、俺がアニを気持ち良くしてあげなくちゃな?」
「い、いぃ、ん、だってばぁ………こ、これは、ご、ご褒美、だったん、だからっ………!」
かろうじて力の入る両腕を伸ばし、エレンの頭を押し返そうとする。しかし、エレンは余裕の笑みを崩すことなく、やんわりとした手つきで、それを払いのけた。
「そうか? それじゃ、誠実な旦那としては、健気にご奉仕してくれた可愛い嫁さんに、ご褒美を上げないとな?」
「そ、それじゃ、あべこべで――――ひゃっ!?」
アニの太腿の内側に、ゆっくりと指を滑らせた。
真っ白いストッキングに包まれた肉感のある太腿は、それを隔ててもなお健康的に引き締まった瑞々しい感触を指先に伝えてくれる。
531: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:51:49:x8j6bQ7s (40/73)
「ん、んっ…………」
羞恥と、微かに色めく快感とこそばゆさに、アニが軽く唇を噛み締める様子を眺めながら、エレンは嬉しそうに指先を動かす。
ゆるゆると指先を上下左右に滑らせていると、ぐにっと、妙な感触を覚えた。視線をアニの顔から、局部へとスライドさせる。
魅惑的にくびれたウエストには、見慣れぬ細い生地が巻きついていた。
そこから伸びた細い布状の四本のベルトは、ストッキングの上部を前後からクリップで挟み、ぶら下がっている。
「…………これ、ガーターベルトっていうんだっけ? なんか、凄く、エロいな………」
「っ、ば、ばかっ……そ、そんな言い方、しないで………」
「ん…………ガーターはそのままにしておくか。とりあえず下、脱がすぞ?」
「ッ!? だ、だめっ………」
了承の意など最初から聞くつもりはないのか、エレンは純白の下着に指を掛け、するりと抜き落とす。
「ん、んっ…………」
羞恥と、微かに色めく快感とこそばゆさに、アニが軽く唇を噛み締める様子を眺めながら、エレンは嬉しそうに指先を動かす。
ゆるゆると指先を上下左右に滑らせていると、ぐにっと、妙な感触を覚えた。視線をアニの顔から、局部へとスライドさせる。
魅惑的にくびれたウエストには、見慣れぬ細い生地が巻きついていた。
そこから伸びた細い布状の四本のベルトは、ストッキングの上部を前後からクリップで挟み、ぶら下がっている。
「…………これ、ガーターベルトっていうんだっけ? なんか、凄く、エロいな………」
「っ、ば、ばかっ……そ、そんな言い方、しないで………」
「ん…………ガーターはそのままにしておくか。とりあえず下、脱がすぞ?」
「ッ!? だ、だめっ………」
了承の意など最初から聞くつもりはないのか、エレンは純白の下着に指を掛け、するりと抜き落とす。
532: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:53:12:x8j6bQ7s (41/73)
「ッ~~~~~~ぅ、あ、あ………」
「ふぅん…………糸、引いてるな」
「あ、ひっ………ぅ、うううっ、だ、だからぁ…………」
恥ずかしくて、死んでしまいたい心地になって、アニは両手で顔を覆いベッドに上体を倒れ込ませた。
そんなアニにはお構いなしで、エレンは両手の親指をアニの会陰にあてがい、左右へとゆっくり押し広げていく。
「や、やぁっ、ひ、拡げな、いで………ひっ、あっ」
抗議の声は無視し、にちにちと引き延ばす。
相変わらず、小さく、綺麗な桜色をした女陰だった。
膣口は既に粘つくような淫液に塗れ、ろうそくの明かりに照らされてぬらぬらと淫らな光を放っている。
「…………濡れてるな」
「ッ~~~~~~~!!」
「なんだ? 自分から俺のをしゃぶり始めたのは、アニの方が我慢できなかったからか?」
「ッ~~~~~~ぅ、あ、あ………」
「ふぅん…………糸、引いてるな」
「あ、ひっ………ぅ、うううっ、だ、だからぁ…………」
恥ずかしくて、死んでしまいたい心地になって、アニは両手で顔を覆いベッドに上体を倒れ込ませた。
そんなアニにはお構いなしで、エレンは両手の親指をアニの会陰にあてがい、左右へとゆっくり押し広げていく。
「や、やぁっ、ひ、拡げな、いで………ひっ、あっ」
抗議の声は無視し、にちにちと引き延ばす。
相変わらず、小さく、綺麗な桜色をした女陰だった。
膣口は既に粘つくような淫液に塗れ、ろうそくの明かりに照らされてぬらぬらと淫らな光を放っている。
「…………濡れてるな」
「ッ~~~~~~~!!」
「なんだ? 自分から俺のをしゃぶり始めたのは、アニの方が我慢できなかったからか?」
533: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:55:00:x8j6bQ7s (42/73)
「ち、違う、私は、ただ――――っひ!? あっ、や、き、汚い、そこ、だめぇっ………!!」
否定の言葉を最後まで言わせず、エレンは広げた花弁の上で、微かに芽吹いたアニの雌芯を、舌先で擦り上げる。
びくん、とアニの腰が跳ね、逃げるように足を動かすが、太腿を押さえ込む力強い両腕がそれを許さない。
「やっ、やあっ………や、やっぱり、あ、明かり、け、消してぇ………」
「だーめ。これ以上、我儘は言わないんだろ? アニの可愛いところ、全部見せろよ」
涙声で懇願するも、エレンはそれをあっさりと拒絶する。
無邪気な笑みを浮かべて、アニの願いを封殺し、再度視線を潤った膣口へと戻し、女芯に向かって舌先を伸ばした。
「そ、そんなぁ………や、見ない、で………ぅああっ、あっ、ああああっ………」
「ちゅ………れる、ん、ちゅる………」
くちくちと音を立てて、アニのクリトリスを吸い上げる。
同時に、指を膣口にあてがい、くにくにと突っつくようにして刺激を加えた。
愛蜜が付着してぬるぬるに濡れそぼった淫核は、包皮から顔を出し始め、より強い刺激を求めているようだった。
「ち、違う、私は、ただ――――っひ!? あっ、や、き、汚い、そこ、だめぇっ………!!」
否定の言葉を最後まで言わせず、エレンは広げた花弁の上で、微かに芽吹いたアニの雌芯を、舌先で擦り上げる。
びくん、とアニの腰が跳ね、逃げるように足を動かすが、太腿を押さえ込む力強い両腕がそれを許さない。
「やっ、やあっ………や、やっぱり、あ、明かり、け、消してぇ………」
「だーめ。これ以上、我儘は言わないんだろ? アニの可愛いところ、全部見せろよ」
涙声で懇願するも、エレンはそれをあっさりと拒絶する。
無邪気な笑みを浮かべて、アニの願いを封殺し、再度視線を潤った膣口へと戻し、女芯に向かって舌先を伸ばした。
「そ、そんなぁ………や、見ない、で………ぅああっ、あっ、ああああっ………」
「ちゅ………れる、ん、ちゅる………」
くちくちと音を立てて、アニのクリトリスを吸い上げる。
同時に、指を膣口にあてがい、くにくにと突っつくようにして刺激を加えた。
愛蜜が付着してぬるぬるに濡れそぼった淫核は、包皮から顔を出し始め、より強い刺激を求めているようだった。
534: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:57:48:x8j6bQ7s (43/73)
「硬くとがって来たな、アニのここ」
「っ、ひゃぁあっ、ぅ、ンはっ、やっ、あ、い、いわな、いでぇ………す、すっちゃ、や、なめちゃ、やだぁ………」
「あれもヤダ、これもヤダ、は通らないだろ? ダメだ」
「っ、ぅああああっ! ああっ、んふ、ぅんっ!? きゃ、あ、ああああっ!!」
喉元を仰け反らせて、悲鳴染みた声を上げる。羞恥を煽られている、というのはアニにも分かっていた。
しかし、発情の証として女芯が硬く尖ってきていることは事実であり、否定できない事実がアニをより一層辱める。
敏感になった陰核を指や舌で優しく摩擦される度に、体が無意識にのけぞってしまう。
一定のリズムを刻んで刺激されるクリトリスからは、痺れるような快感が伝わり、小さく腰を震わせてしまう。
膣内をぐりぐりと肉棒でかき回されるのとは違う。体の奥底にずんと響くような感覚はなかったが、浅く呼吸を繰り返しながら、じわじわと絶頂に押し込まれていくような感覚があった。
「ん…………イキそうか、アニ?」
「ひっ、ち、がぅうっ、ば、ばかぁあっ…………ぅや、ひっ!!? ぅ、ああああああっ、あーーーーーーーっ!!!?」
唇と歯で、雌芯が挟み込まれた途端、がくがくとアニの背筋が不随意に跳ね上がった。
あ、イッたな、とエレンはどこか冷静に、アニの表情がとろけていくのを、じっくりと眺めていた。
「硬くとがって来たな、アニのここ」
「っ、ひゃぁあっ、ぅ、ンはっ、やっ、あ、い、いわな、いでぇ………す、すっちゃ、や、なめちゃ、やだぁ………」
「あれもヤダ、これもヤダ、は通らないだろ? ダメだ」
「っ、ぅああああっ! ああっ、んふ、ぅんっ!? きゃ、あ、ああああっ!!」
喉元を仰け反らせて、悲鳴染みた声を上げる。羞恥を煽られている、というのはアニにも分かっていた。
しかし、発情の証として女芯が硬く尖ってきていることは事実であり、否定できない事実がアニをより一層辱める。
敏感になった陰核を指や舌で優しく摩擦される度に、体が無意識にのけぞってしまう。
一定のリズムを刻んで刺激されるクリトリスからは、痺れるような快感が伝わり、小さく腰を震わせてしまう。
膣内をぐりぐりと肉棒でかき回されるのとは違う。体の奥底にずんと響くような感覚はなかったが、浅く呼吸を繰り返しながら、じわじわと絶頂に押し込まれていくような感覚があった。
「ん…………イキそうか、アニ?」
「ひっ、ち、がぅうっ、ば、ばかぁあっ…………ぅや、ひっ!!? ぅ、ああああああっ、あーーーーーーーっ!!!?」
唇と歯で、雌芯が挟み込まれた途端、がくがくとアニの背筋が不随意に跳ね上がった。
あ、イッたな、とエレンはどこか冷静に、アニの表情がとろけていくのを、じっくりと眺めていた。
535: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 20:59:54:x8j6bQ7s (44/73)
「はっ、はっ、あ、ぁ、ぅあ? わ、わた、し………?」
「なんだ――――アニって、元々感じやすいんだな」
ジュマンジのせいじゃなかったんだな、とエレンが口元を歪めた。
意地の悪い言葉にも、息荒く呼気を繰り返すしかなかった。
――――ヘタに答えても、もっと虐められるだけだ。
十年前の経験から、アニはそれを理解していた。だから――――。
「も、もぅ、いいでしょ……………あ、あなたのも、その、ま、また、おっきく、なってるし………」
「はっ、はっ、あ、ぁ、ぅあ? わ、わた、し………?」
「なんだ――――アニって、元々感じやすいんだな」
ジュマンジのせいじゃなかったんだな、とエレンが口元を歪めた。
意地の悪い言葉にも、息荒く呼気を繰り返すしかなかった。
――――ヘタに答えても、もっと虐められるだけだ。
十年前の経験から、アニはそれを理解していた。だから――――。
「も、もぅ、いいでしょ……………あ、あなたのも、その、ま、また、おっきく、なってるし………」
536: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:00:25:x8j6bQ7s (45/73)
「ぅ………ん、そうだな」
「私は、エレンと、その…………つながり、たい」
「! ああ…………しようか、アニ」
思考が感情に抗えなくなる前に、エレンと繋がりたかった。
快感が理性の一線を打ち崩した途端、【前の時】ははしたなく射精をおねだりしてしまうなど、酷く恥ずかしい思いをした。
それに……………繋がりたいというのは、嘘じゃなかった。三年間、我慢していたのはエレンだけではない。
もうこの三年間で、心は満たされている。
後は――――体を満たしてもらうだけだ、と。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「ぅ………ん、そうだな」
「私は、エレンと、その…………つながり、たい」
「! ああ…………しようか、アニ」
思考が感情に抗えなくなる前に、エレンと繋がりたかった。
快感が理性の一線を打ち崩した途端、【前の時】ははしたなく射精をおねだりしてしまうなど、酷く恥ずかしい思いをした。
それに……………繋がりたいというのは、嘘じゃなかった。三年間、我慢していたのはエレンだけではない。
もうこの三年間で、心は満たされている。
後は――――体を満たしてもらうだけだ、と。
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537: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:02:02:x8j6bQ7s (46/73)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
とうとうこの時が来た、と二人は同じことを考えていた。
しどけなく開いた両足に手を添え、仰向けになったアニの両足の間にエレンが入り込む。
初めて繋がった時と、同じ体勢だった。
だけど、あの時よりも心臓が激しく鼓動を刻むのが、エレンにははっきりと感じられた。
純白のドレスを着崩したまま、潤んだ瞳でこちらを見上げるアニの姿が、酷くいやらしくて、たまらなく愛おしかった。
アニもまた、ともすれば破裂してしまいそうなほどに高鳴る心臓に、緊張の色を隠せなかった。
前の時よりもずっとたくましくなったエレンの肢体に、興奮を覚えてしまう。己の胸元を抑えながら、じっとその時を期待して待っている。
「い、いいか、アニ………?」
「う、うん、き、来て、エレン…………」
微笑むアニの表情に、いつかの光景を思い出してくらりとする。
エレンには、既に自分の意識は呆けているのか、恍惚としているのか、はっきりと明確な線を引くことが出来そうになかった。
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とうとうこの時が来た、と二人は同じことを考えていた。
しどけなく開いた両足に手を添え、仰向けになったアニの両足の間にエレンが入り込む。
初めて繋がった時と、同じ体勢だった。
だけど、あの時よりも心臓が激しく鼓動を刻むのが、エレンにははっきりと感じられた。
純白のドレスを着崩したまま、潤んだ瞳でこちらを見上げるアニの姿が、酷くいやらしくて、たまらなく愛おしかった。
アニもまた、ともすれば破裂してしまいそうなほどに高鳴る心臓に、緊張の色を隠せなかった。
前の時よりもずっとたくましくなったエレンの肢体に、興奮を覚えてしまう。己の胸元を抑えながら、じっとその時を期待して待っている。
「い、いいか、アニ………?」
「う、うん、き、来て、エレン…………」
微笑むアニの表情に、いつかの光景を思い出してくらりとする。
エレンには、既に自分の意識は呆けているのか、恍惚としているのか、はっきりと明確な線を引くことが出来そうになかった。
538: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:02:53:x8j6bQ7s (47/73)
だけど、
「なぁ、アニ。前に言ってくれたよな………俺じゃなきゃ、駄目だって」
「…………? うん、それは、今でも変わってない、よ………?」
「――――俺もだ、アニ。俺もおまえじゃなきゃ、駄目だ」
「っ……………うん、凄く、嬉しいよ、その言葉…………」
ぽろぽろと玉のような涙が、アニの頬を滑り落ちる。
それを舌先で掬い上げて、エレンはアニともう一度深く口付けを交わした。
次いで、ぐちりと音を立てて、膣口と先端が口付け合う。
「行くぞ、アニ。おまえの初めて――――貰うからな」
エレンはアニに微笑みかけながら、ゆっくりと前進を開始した。
だけど、
「なぁ、アニ。前に言ってくれたよな………俺じゃなきゃ、駄目だって」
「…………? うん、それは、今でも変わってない、よ………?」
「――――俺もだ、アニ。俺もおまえじゃなきゃ、駄目だ」
「っ……………うん、凄く、嬉しいよ、その言葉…………」
ぽろぽろと玉のような涙が、アニの頬を滑り落ちる。
それを舌先で掬い上げて、エレンはアニともう一度深く口付けを交わした。
次いで、ぐちりと音を立てて、膣口と先端が口付け合う。
「行くぞ、アニ。おまえの初めて――――貰うからな」
エレンはアニに微笑みかけながら、ゆっくりと前進を開始した。
539: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:04:17:x8j6bQ7s (48/73)
「ふ、ぐっ、ぅあ……………」
「っ、あ、いかわら、ずっ………き、つい、な、おまえの、なかっ………!!」
外見は酷く女性らしくメリハリのついた体つきであるにも関わらず、アニの膣口は相変わらず褊狭で、男根を容赦なくきつく締めつけていた。
処女であることを差し引いても尋常ではない締め付けは、間違いなく名器であることを指し示しており、エレンにとっては喜ばしいことであったが、アニにとっては苦痛以外の何物でもない。
前回の教訓を生かし、エレンは呼吸を整えつつ、ゆっくりとした動きでアニの膣動を感じながら、少しずつ前進する。
「ッ、ン、あ、ぐ、ぅうっ、あ………」
「は、入った、ぞ………っ、ぜん、ぶ」
こつん、と亀頭の先端に、硬い感触を感じたと同時、エレンは前進を止めて、アニの体を抱きしめた。
「痛むか、アニ?」
「ふ、ふ………そ、れこそ、まえのとき、も、言った、だろ………?」
喉元を震わせながら、アニの瞳から一筋、涙が零れ落ちる。
「ふ、ぐっ、ぅあ……………」
「っ、あ、いかわら、ずっ………き、つい、な、おまえの、なかっ………!!」
外見は酷く女性らしくメリハリのついた体つきであるにも関わらず、アニの膣口は相変わらず褊狭で、男根を容赦なくきつく締めつけていた。
処女であることを差し引いても尋常ではない締め付けは、間違いなく名器であることを指し示しており、エレンにとっては喜ばしいことであったが、アニにとっては苦痛以外の何物でもない。
前回の教訓を生かし、エレンは呼吸を整えつつ、ゆっくりとした動きでアニの膣動を感じながら、少しずつ前進する。
「ッ、ン、あ、ぐ、ぅうっ、あ………」
「は、入った、ぞ………っ、ぜん、ぶ」
こつん、と亀頭の先端に、硬い感触を感じたと同時、エレンは前進を止めて、アニの体を抱きしめた。
「痛むか、アニ?」
「ふ、ふ………そ、れこそ、まえのとき、も、言った、だろ………?」
喉元を震わせながら、アニの瞳から一筋、涙が零れ落ちる。
540: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:05:38:x8j6bQ7s (49/73)
「エレンと、繋がれたって、事の方が、ずっと、うれしいって………二回も、処女、捧げられて、夢みたい、だよ………」
「――――俺も、二回も、おまえで童貞喪失するなんてな」
互いに微笑み合い、舌を絡めた。
歯の一本一本を舐めとるように、慈しむように、丁寧に舌を転がしながら、エレンはアニの胸に手を伸ばした。
見ただけでも分かっていたが、触れた感触から、前の時よりもずっと大きくなっていることが分かる。
くにゅ、くにゅとあたたかで柔らかな触り心地は、指の動きで面白いように形を変え、いつまでも触っていたくなる。
「ん…………ふっ、そ、んな、おっぱい、ばっかり………赤ちゃんみたい、ね」
「う、うっせえな。おまえのおっぱいに、この三年間どれだけ目を奪われたか、わかってんのかよ………」
拗ねたような声を上げて、エレンが顔を逸らす…………手はしっかりと胸を鷲掴みにしたままで。
それがアニには面白かったのか、ぷっと噴き出してしまう。
「エレンと、繋がれたって、事の方が、ずっと、うれしいって………二回も、処女、捧げられて、夢みたい、だよ………」
「――――俺も、二回も、おまえで童貞喪失するなんてな」
互いに微笑み合い、舌を絡めた。
歯の一本一本を舐めとるように、慈しむように、丁寧に舌を転がしながら、エレンはアニの胸に手を伸ばした。
見ただけでも分かっていたが、触れた感触から、前の時よりもずっと大きくなっていることが分かる。
くにゅ、くにゅとあたたかで柔らかな触り心地は、指の動きで面白いように形を変え、いつまでも触っていたくなる。
「ん…………ふっ、そ、んな、おっぱい、ばっかり………赤ちゃんみたい、ね」
「う、うっせえな。おまえのおっぱいに、この三年間どれだけ目を奪われたか、わかってんのかよ………」
拗ねたような声を上げて、エレンが顔を逸らす…………手はしっかりと胸を鷲掴みにしたままで。
それがアニには面白かったのか、ぷっと噴き出してしまう。
541: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:06:10:x8j6bQ7s (50/73)
「動いて、いいよ? 痛みも、引いてきた、から………」
「ん………最初は、ゆっくり動くから、な」
「うん…………っ、え、ぅあ!?」
「ア、アニ?」
軽く、腰を揺すっただけだった。
それだけで、小さなアニの身体の芯にまで震動が響き、ぐりゅっと食い込む亀頭に子宮口を圧迫されて雌の鳴き声が上がった。
「ふああっ、あっ、あふっうあああっ………はっ、はぁあ、え………? な、なん、でぇ………?」
「アニ…………おまえって、ホント感じやすいのな」
エレンの性器は、平均よりも大きめだった。女性の膣にも平均というものがあるのなら、恐らくアニのそれは恐ろしく狭い部類に入るだろう。
最初は、入るわけがないと思うほどのサイズ差を感じたが、アニのそこは柔軟に広がり、ぴっちりとエレンの肉茎に絡みついている。
――――そのせいだろう、とエレンは半ば、根拠のない確信を抱いた。
つまり、密着する面積が広い分――――アニの善い箇所を刺激しやすいのではないか、と。
「動いて、いいよ? 痛みも、引いてきた、から………」
「ん………最初は、ゆっくり動くから、な」
「うん…………っ、え、ぅあ!?」
「ア、アニ?」
軽く、腰を揺すっただけだった。
それだけで、小さなアニの身体の芯にまで震動が響き、ぐりゅっと食い込む亀頭に子宮口を圧迫されて雌の鳴き声が上がった。
「ふああっ、あっ、あふっうあああっ………はっ、はぁあ、え………? な、なん、でぇ………?」
「アニ…………おまえって、ホント感じやすいのな」
エレンの性器は、平均よりも大きめだった。女性の膣にも平均というものがあるのなら、恐らくアニのそれは恐ろしく狭い部類に入るだろう。
最初は、入るわけがないと思うほどのサイズ差を感じたが、アニのそこは柔軟に広がり、ぴっちりとエレンの肉茎に絡みついている。
――――そのせいだろう、とエレンは半ば、根拠のない確信を抱いた。
つまり、密着する面積が広い分――――アニの善い箇所を刺激しやすいのではないか、と。
542: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:07:28:x8j6bQ7s (51/73)
「態度は、素直じゃないのに………ホント、こっちだと、分かりやすい………まぁ、その、助かるけどさ」
「どっ、どういう意―――――んあっ!?」
ストロークが長く深くなり、勢いよくアニの腰に向かって打ちつけられる。
未だ硬さを残した膣内を無理やりこじ開けるような強引さで、割って入るように突き上げられて、アニの喉から、かふ、と声にならない音が奏でられた。
無論――――痛苦ではない、快感の鳴き声として。
「こうやって………激しく動いても、大丈夫そうだって、こと、だよっ」
「ば、かぁっ………や、やさしく、してくれるって、い、いったのにぃ………ン、はぁ、ああうっ!!」
「っ、それに、感じてくれるのって………男の方も、嬉しいん、だぞっ………?」
「ぅやっ、やあっ、で、でもっ、は、はしたなっ………ん、いし、ぃ………へ、へんな、こえ、だしっ………」
蜜壷で扱くように、肉棒が激しく膣内を前後する。
狭隘な花弁がめいっぱいに広がって、しかし健気にもきゅうきゅうと男根に絡みつく。
「態度は、素直じゃないのに………ホント、こっちだと、分かりやすい………まぁ、その、助かるけどさ」
「どっ、どういう意―――――んあっ!?」
ストロークが長く深くなり、勢いよくアニの腰に向かって打ちつけられる。
未だ硬さを残した膣内を無理やりこじ開けるような強引さで、割って入るように突き上げられて、アニの喉から、かふ、と声にならない音が奏でられた。
無論――――痛苦ではない、快感の鳴き声として。
「こうやって………激しく動いても、大丈夫そうだって、こと、だよっ」
「ば、かぁっ………や、やさしく、してくれるって、い、いったのにぃ………ン、はぁ、ああうっ!!」
「っ、それに、感じてくれるのって………男の方も、嬉しいん、だぞっ………?」
「ぅやっ、やあっ、で、でもっ、は、はしたなっ………ん、いし、ぃ………へ、へんな、こえ、だしっ………」
蜜壷で扱くように、肉棒が激しく膣内を前後する。
狭隘な花弁がめいっぱいに広がって、しかし健気にもきゅうきゅうと男根に絡みつく。
543: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:10:00:x8j6bQ7s (52/73)
内臓を直接を突きあげられるような、形容しがたい感触をともなう快楽は、アニにとって抗う術がなかった。
痛みから一転しての快感の波に、アニはぎゅうとエレンの体にしがみついて、浅く荒く呼吸を繰り返す。
そうすることで、より密着感が増して――――互いの理性を削っていくことにも、気づかずに。
「っ、ごめ、ん。俺、あんまし、持ちそうに、ねえ、やっ………」
「んっ、あああっ、あ、わ、私も、だから、い、いい、よ、エレンっ………」
「ん………そう、か………アニ、愛してる…………く、ぅあっ!!」
「うん………ふぁ、ン、わ、私も、んふ、大好きだよ、エレ、ンッ………あっあああああああっ!!」
狂暴な熱の塊がぶるぶると震え、エレンの腕の中に抱かれたまま、アニは絶頂を迎えた。
十年ぶりに感じる、自分の膣内でエレンが弾ける温かい感触に酔いしれる。
びくんびくんと、己のなかで脈動する肉棒の感触に、膣内に歓喜の痙攣が起こった。膣口で肉棒をきちきちと締め上げながら、太腿から足先までが打ち震えてしまうのが分かった。
子宮の奥底にまで呵責なく吐き出された精液は、その粘つきのせいか溢れだすこともない。一滴残らず愛する男の雄汁が、子宮に注ぎ込まれた。
内臓を直接を突きあげられるような、形容しがたい感触をともなう快楽は、アニにとって抗う術がなかった。
痛みから一転しての快感の波に、アニはぎゅうとエレンの体にしがみついて、浅く荒く呼吸を繰り返す。
そうすることで、より密着感が増して――――互いの理性を削っていくことにも、気づかずに。
「っ、ごめ、ん。俺、あんまし、持ちそうに、ねえ、やっ………」
「んっ、あああっ、あ、わ、私も、だから、い、いい、よ、エレンっ………」
「ん………そう、か………アニ、愛してる…………く、ぅあっ!!」
「うん………ふぁ、ン、わ、私も、んふ、大好きだよ、エレ、ンッ………あっあああああああっ!!」
狂暴な熱の塊がぶるぶると震え、エレンの腕の中に抱かれたまま、アニは絶頂を迎えた。
十年ぶりに感じる、自分の膣内でエレンが弾ける温かい感触に酔いしれる。
びくんびくんと、己のなかで脈動する肉棒の感触に、膣内に歓喜の痙攣が起こった。膣口で肉棒をきちきちと締め上げながら、太腿から足先までが打ち震えてしまうのが分かった。
子宮の奥底にまで呵責なく吐き出された精液は、その粘つきのせいか溢れだすこともない。一滴残らず愛する男の雄汁が、子宮に注ぎ込まれた。
544: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:10:34:x8j6bQ7s (53/73)
「ふ、ぁ、ぁあ…………」
それほどまでに濃い子種を、己の聖域にぶちまけられたことで、アニの背筋にぞくぞくするような甘い悦びが走った。
アニの呼吸は乱れ、熱の高まった体は、快楽の余韻に震えていたが、この五年でがっしりと肉づいた腕で抱きしめられ、ゆりかごの抱擁に甘んじるような心地良さを感じていた。
――――………エレン、だいすき。
そして、アニは幸せに満ちた気分のまま、愛しい人の腕の中で眠りに落ちる――――――
―――――少なくともアニの中では、そのはずだった。
「ふ、ぁ、ぁあ…………」
それほどまでに濃い子種を、己の聖域にぶちまけられたことで、アニの背筋にぞくぞくするような甘い悦びが走った。
アニの呼吸は乱れ、熱の高まった体は、快楽の余韻に震えていたが、この五年でがっしりと肉づいた腕で抱きしめられ、ゆりかごの抱擁に甘んじるような心地良さを感じていた。
――――………エレン、だいすき。
そして、アニは幸せに満ちた気分のまま、愛しい人の腕の中で眠りに落ちる――――――
―――――少なくともアニの中では、そのはずだった。
545: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:11:05:x8j6bQ7s (54/73)
「……………」
「ぇ? あ、ぅ、えっ!? あっ、ああぅ、はン、やぁあっああああっ!?」
再び、エレンがアニの膣内で、肉棒を暴れさせるまでは。
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「……………」
「ぇ? あ、ぅ、えっ!? あっ、ああぅ、はン、やぁあっああああっ!?」
再び、エレンがアニの膣内で、肉棒を暴れさせるまでは。
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546: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:15:15:x8j6bQ7s (55/73)
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そして、アニは気づいた。
エレンの肉棒は己の膣に収められたまま―――全く硬さを失っていないことに。
「ぅ、あっ!? ひゃぅっ………ぇ、あ………うそ、なんでぇ………?」
「………………まだだ」
「だ、出した、で、しょ………どうし、て、まだ、かたぃ、のぉ………?」
アニは思い出した。
エレンの類まれなる強い精神力と、無尽蔵の性力を。
一度こうした行為を始めたとたん、別人のように変貌を遂げたことを。
まるで獣じみた、エレンの性欲を。
十年前の出来事を。
そして、そんな獣に対し、先ほど自分が――――何を許してしまったのかを。
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そして、アニは気づいた。
エレンの肉棒は己の膣に収められたまま―――全く硬さを失っていないことに。
「ぅ、あっ!? ひゃぅっ………ぇ、あ………うそ、なんでぇ………?」
「………………まだだ」
「だ、出した、で、しょ………どうし、て、まだ、かたぃ、のぉ………?」
アニは思い出した。
エレンの類まれなる強い精神力と、無尽蔵の性力を。
一度こうした行為を始めたとたん、別人のように変貌を遂げたことを。
まるで獣じみた、エレンの性欲を。
十年前の出来事を。
そして、そんな獣に対し、先ほど自分が――――何を許してしまったのかを。
547: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:16:44:x8j6bQ7s (56/73)
『これからは私の心だけじゃなくて、体も全部―――――あんたのものだよ』
「……………あっ」
『全部、あげる。だから、来て?』
「……………!? や、やば、い」
「ふ、ふふ、くくくく………」
「ぅ、うあ…………ひっ!? け、けだも――――んむぅっ!?」
抗議の叫び声は、形となる前に獣の唇によって塞がれた。
三年もの間、禁欲を命じられた獣は許しを得たことにより――――あっけなく暴走した。
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『これからは私の心だけじゃなくて、体も全部―――――あんたのものだよ』
「……………あっ」
『全部、あげる。だから、来て?』
「……………!? や、やば、い」
「ふ、ふふ、くくくく………」
「ぅ、うあ…………ひっ!? け、けだも――――んむぅっ!?」
抗議の叫び声は、形となる前に獣の唇によって塞がれた。
三年もの間、禁欲を命じられた獣は許しを得たことにより――――あっけなく暴走した。
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548: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:20:08:x8j6bQ7s (57/73)
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………今、何回目、だろ………十回、までは、数えてた、けど、なぁ…………。
もう、何度出されたのか、アニには分からなかった。
ただずちゅりずちゅりと、粘つく音が、自分の股間から響いていることだけが、知覚出来た。
時間の感覚すらなくなって、与えられる快感に、ただ身を任せて喘ぎ狂うことしかできなかった。
「出すぞ、アニ…………全部、受け止め、ろっ………」
「──――ぅあっ……や、だ、やらぁ………も、もぉ、なかに………ださ、らい、でぇ………あ、ふれ、るぅ………」
哀願する声には、粘つくような淫らさがあった。エレンの怒張が一際大きく膨れ上がり、アニの狭隘な雌洞を押し広げ、敏感な箇所を擦り上げる。
射精されているのが膣内の脈動で分かり、アニの視界がちかちかと瞬いた。
「ふ、あぁっ……あ、はひ、ぃ、あ、あつ、い………やっ、いやらぁっ……」
よりエレンの欲求を高める結果にしかならないことを知りながらも、アニは啜り声を上げて懇願した。
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………今、何回目、だろ………十回、までは、数えてた、けど、なぁ…………。
もう、何度出されたのか、アニには分からなかった。
ただずちゅりずちゅりと、粘つく音が、自分の股間から響いていることだけが、知覚出来た。
時間の感覚すらなくなって、与えられる快感に、ただ身を任せて喘ぎ狂うことしかできなかった。
「出すぞ、アニ…………全部、受け止め、ろっ………」
「──――ぅあっ……や、だ、やらぁ………も、もぉ、なかに………ださ、らい、でぇ………あ、ふれ、るぅ………」
哀願する声には、粘つくような淫らさがあった。エレンの怒張が一際大きく膨れ上がり、アニの狭隘な雌洞を押し広げ、敏感な箇所を擦り上げる。
射精されているのが膣内の脈動で分かり、アニの視界がちかちかと瞬いた。
「ふ、あぁっ……あ、はひ、ぃ、あ、あつ、い………やっ、いやらぁっ……」
よりエレンの欲求を高める結果にしかならないことを知りながらも、アニは啜り声を上げて懇願した。
549: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:21:13:x8j6bQ7s (58/73)
そして、やはりエレンは止まらなかった。ぐいとアニの肩を掴み、ベッドにうつぶせに寝ころばせられる。
四つんばいの体勢にされるやいなや、エレンは背後から再び屹立した男根を挿入した。
「ん、んん、ぐ、ぅうううううっ………」
「ど、う、だっ? アニっ………?」
突き上げられた尻に向かって、エレンの腰がぱんっぱんっと乾いた音を立てて打ち付けられる。
「………や、ぁ………うしろ、から、はっ………嫌いだって、前も、言った、でしょぉ………?」
何度も犯された膣穴は潤滑を良くしていても、しかしアニの感覚としては変わらず身体の内側を押しつぶされるような、削り取られるような──暴かれるようなものに違いなく。
押しつぶされ、削られ、己の性欲が、暴かれていく。
そして、やはりエレンは止まらなかった。ぐいとアニの肩を掴み、ベッドにうつぶせに寝ころばせられる。
四つんばいの体勢にされるやいなや、エレンは背後から再び屹立した男根を挿入した。
「ん、んん、ぐ、ぅうううううっ………」
「ど、う、だっ? アニっ………?」
突き上げられた尻に向かって、エレンの腰がぱんっぱんっと乾いた音を立てて打ち付けられる。
「………や、ぁ………うしろ、から、はっ………嫌いだって、前も、言った、でしょぉ………?」
何度も犯された膣穴は潤滑を良くしていても、しかしアニの感覚としては変わらず身体の内側を押しつぶされるような、削り取られるような──暴かれるようなものに違いなく。
押しつぶされ、削られ、己の性欲が、暴かれていく。
550: ◆B2mIQalgXs:2013/07/07(日) 21:21:45:x8j6bQ7s (59/73)
「こ、これ、い、犬みたいで、やだぁ………」
「嘘言うなよ。こういう風にされるの、好きなくせにっ」
アニの意思とは裏腹に、乱暴に叩き込まれる肉棒に、とろけた襞が絡みついていた。
媚を売るように肉茎に絡みつく愛蜜が、淫らがましい水音をずちゅずちゅと奏でている。
背後からの交わりは、挿入する角度が原因なのかは分からなかったが、粘膜と肉幹がよりみっちりと密着して、摩擦感が強まる感じがしていた。
「ち、がぁ……ぅああっ!? あ、はぁっ、あ、ぐっ、ひっ、はひっ! う、うご、かなぁ……」
いつのまにかドレスは剥ぎ取られ、アニの体を覆うものはガータベルトと、太ももまでを覆う薄手の白いストッキングだけになっていた。
エレンの性欲は一向に枯れ果てることなく、その兆候すら見えなかった。
むしろ回数を増すごとに、激しさも増し、何度も何度も中に出され、アニは数えきれないほどの絶頂を迎え、何度も気を失った。
しかしその度に膣奥を抉る感触に目を覚まし、肉棒から与えられる快感から再び絶頂し、また気絶する。
「こ、これ、い、犬みたいで、やだぁ………」
「嘘言うなよ。こういう風にされるの、好きなくせにっ」
アニの意思とは裏腹に、乱暴に叩き込まれる肉棒に、とろけた襞が絡みついていた。
媚を売るように肉茎に絡みつく愛蜜が、淫らがましい水音をずちゅずちゅと奏でている。
背後からの交わりは、挿入する角度が原因なのかは分からなかったが、粘膜と肉幹がよりみっちりと密着して、摩擦感が強まる感じがしていた。
「ち、がぁ……ぅああっ!? あ、はぁっ、あ、ぐっ、ひっ、はひっ! う、うご、かなぁ……」
いつのまにかドレスは剥ぎ取られ、アニの体を覆うものはガータベルトと、太ももまでを覆う薄手の白いストッキングだけになっていた。
エレンの性欲は一向に枯れ果てることなく、その兆候すら見えなかった。
むしろ回数を増すごとに、激しさも増し、何度も何度も中に出され、アニは数えきれないほどの絶頂を迎え、何度も気を失った。
しかしその度に膣奥を抉る感触に目を覚まし、肉棒から与えられる快感から再び絶頂し、また気絶する。
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