352 ◆0jVt1ao7Gw2013/06/23(日) 19:38:04.75alT7gBEg0 (2/4)

ほむら「はぁ…はぁ…」

クラフト―油断するな!来るぞ!!―

デスシグマ「遅い!!」

ほむら「っ…!」

ギィン!!

キリカ「残念でした」

ウルフシグマ『小娘が!!』

織莉子「キリカ!!」

キリカ「あいよ!!」ガシャン!ガシャン!


―ヴァンパイア・ファング!!―


キリカ「どっせい!!」

ッガガガガ!!

ウルフシグマ『グゴオオオ!!』

キリカ「もう一丁!!」

デスシグマ「そんなもの当たるとでも」

―オラクルレイ―

ドシュウ!!

デスシグマ「なに…!?」

織莉子「当たる、のよ」

ズバァン!!

キリカ「いえーい!」

織莉子「調子に乗らないの」

サイコシグマ(くっ……やはり大量に出現させるとパワーが落ちるか…)

マミ「どこを!」

ゼロ「見ている!」

サイコシグマ「ぬおおおお!!!」


―ヘルブレイド!!―


ゼロ「幻夢…!」

マミ「ティロ…!」


キィィィィィィィン!!!



ゼロ「零!!!」

マミ「フィナーレ!!!」


ドドドドドオオオオオオン!!!


353 ◆0jVt1ao7Gw2013/06/23(日) 20:22:42.73alT7gBEg0 (3/4)

ファイナルシグマW『コイツら…一体どこにそんな力が…!?』

エックス―背中を預けられる仲間がいれば、守るべき友がいれば、人もレプリロイドも無限の可能性を発揮する。それがわからないお前に、勝ち目はない―

ファイナルシグマW『うせろぉぉぉぉおお!!!』

ゼロ「! エックス!!」

エックス―さよならだ、シグマ……オレも……すぐにいく……―


    エックスバスター 



ファイナルシグマW『ぐお……おおおおおオオオオァアアアアアア!!!』

マミ(今までと苦しみ方が違う…!? 一体彼は何をしたの…!)

ファイナルシグマW(き、消える……ウィルスが……この、わ、私本体が消える……ド、ドップラーの抗体ウィルスだけの効力ではない……エ、エックスめ……自らの『データ』を加えたのか…!)

エックス(今撃ち込んだ抗体ウィルスはいわばボク自身……そのボディを通じてラグナロク……そして地球上に潜ませていた全てのΣウィルスを一つも残さず消し去る為に……拡散する仕組みだ…)

シグマ(しかし何故だ……何故こんな手がありながら…何故初めから使おうとしなかった…!?)

エックス(ごめん…ね…ゼロ……最後まで………わがままで……)

ファイナルシグマW『エ"、エ"ックスウ"ウ"ウ"ウ"!!!』

グッシャアアアン!!!


さやか「た、倒したの……?」

エルピス―その様ですね……―

ゼロ「エックス!!」

エックス(ホントは……もっと早く使うべきだった……キミの知らないところで……キミに気付かれずに……でも…消える前に……最後に……キミと一緒に戦いたかった………)

ほむら「あの光…なんだか様子がおかしいわ……」

クラフト―まさか…!―

マミ(エックスさんの力が弱まっている…!?)

ゼロ「来るんだエックス!オレのボディを使え!!」

エックス(キミは……本当に…優しいね………ありがとう……ボクの……オレの……親友……)

ゼロ「エックス!!!」

エックス―ゼ…ロ……―

パァァァァ……

キリカ「消えた……」

織莉子(この光の粒子……優しくて……とても温かい……)

杏子「フン………」

ゆま「お兄ちゃん……」

ゼロ「………」

……キュッ

ゼロ「マミ……」

マミ「ゼロさん……あの…」

ゼロ「………任務完了だ。帰るぞ、見滝原に」

マミ「………うん」

ゼロ(エックス………お前と共に戦えてよかった。ありがとう)





354 ◆0jVt1ao7Gw2013/06/23(日) 20:26:06.13alT7gBEg0 (4/4)

ここまで。お待たせしてごめんなさい。


355VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/06/24(月) 16:23:45.96oJAy8u7I0 (1/1)



エックス…(`;ω;´)ゝ


356VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/06/26(水) 00:35:56.77hIxHgQRZ0 (1/2)

エックス…ナゼェダナゼェそんな無茶を(;_;)今はゆっくり休んでくれ…。


357VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/06/26(水) 00:42:20.53hIxHgQRZ0 (2/2)


エックス…ナゼェダナゼェ無茶をしたんだ…。エックスは100年以上も戦い続けてもう疲れたのかもしれない。もう休んでくれ。


358VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/06(土) 14:18:52.97AaBPXqmW0 (1/1)

保守


359VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/06(土) 18:31:46.28hCTXaX+y0 (1/1)

エックス・・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!


360VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/13(土) 10:43:56.57OblV0xK50 (1/1)

保守


361VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/17(水) 11:15:19.72rKPJK5iDO (1/1)

ここ保守は一ヶ月に一度ぐらいでいいんだぜ


362VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/27(土) 11:34:59.81lpKM073DO (1/1)

続きマダー?


363 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 02:58:09.52D036SLbC0 (1/6)

ラグナロク決戦から数週間後


クラフト『ラグナロクは引き続きトーマス・ライトとアルバート・W・ワイリーの協力のもと国連の監視下に置かれるようだ』

ほむら「量産されたゼロNとハイマックスはどうなったの?」

クラフト『不可解な事に、国連のデータベースにはそれについての情報は一切なかったようだ。恐らく、佐倉杏子が姿を消す前に何かしたのであろう』

ほむら「確かに不可解ね……あの子の居場所も目的もいまだ私たちは知らないままだわ」

クラフト『それと、お前の言っていたワルプルギスの夜についてだが……』

ほむら「何かわかったの」

クラフト『アルバート・W・ワイリーからの情報で、ラグナロクのデータベースにその名が記されていたようだ』

ほむら「そのデータの内容は?」

クラフト『解析途中で曖昧な情報だが、どうやらゼロについてのものらしい』

ほむら「ゼロとワルプルギスの夜……バイルはなにをしようとしていたの…?」

クラフト『情報は以上だ』

ほむら「ありがとう。引き続き佐倉杏子とワルプルギスの夜について調べて」

クラフト『了解した』

ほむら(何かが起こっている……ワルプルギスの夜はなぜこの街に現れないの……それとも、別の何かが現れようとしている……?)



巴マミの部屋


ゆま「んむっ。はふっ」

ゼロ「ゆっくり食べろ。誰も取りはしない」

ゆま「早く食べてキョーコ捜さないと」

ゼロ「本当にまだこの街にいるのか?」

ゆま「うん。絶対いる」

ゼロ「……そうか」

ゆま「それにお兄ちゃんの友達もいるよ」

ゼロ(ハルピュイアたちの事か? 未来に戻らずに、ラグナロクを見張っているのだろうか……)

マミ「ただいま」

ゆま「おかえり。マミおねえちゃん」

マミ「ゆまちゃん。やっとあなたを家で引き取ることが出来そうよ」

ゆま「ホント!?」

マミ「ええ。ゆまちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんが許してくれたわ」

ゆま「わーい!あとはキョーコが来たらみんな揃うね!!」

マミ「そうね。そうなるともっといいわね」


364 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 02:58:40.14D036SLbC0 (2/6)

鹿目家


さやか「なーんか。この間までのことが嘘みたいに平和だね」

まどか「そうだね。上条くんは元気?」

さやか「うん。動けるようになった途端にヴァイオリン弾きまくってるよ」

まどか「良かったね。さやかちゃん」

さやか「うん」

エルピス『是非、私も一曲聞いてみたいものです』

さやか「はいはい。今度聞かせてあげますよ」

まどか「クロワールとマザーエルフも一緒に聞きに行こうね」

クロワール『楽しみだね』

マザーエルフ『ウン……』

さやか「そういえばマザーエルフはまだまどかの中にいるの?」

まどか「なんだかQBを私に近づけさせないようにしてて」

さやか「なにそれ。まるで最初の頃のほむらみたいじゃん」

マザーエルフ『マドカ…インキュベーターニチカヅイチャダメ……』

さやか「インキュベーターって、QBのこと?」

エルピス『孵卵器。人工的に卵を孵化させる装置を意味します』

まどか「どういうことなんだろう……」

杏子「アイツラは魔女を生み出すってことさ」

まどか「杏子ちゃん!」

杏子「よう」

さやか「まどか下がって!」ピカッ!

杏子「おいおい、ここでやる気かよ」

エルピス『まさかそちらから姿を現すとは思いませんでしたよ』

杏子「準備に手間取っちまってね。昨日やっと終わった所さ」

さやか「準備?」

―ドオォォォォン!!

まどか「!?」

クロワール『なに!?』

杏子「来たぜ」


―アッハッハッハッハッハ!!


杏子「ワルプルギスの夜だ」


365 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 03:37:03.13D036SLbC0 (3/6)

さやか「ワルプルギスの夜って……ほむらが言ってたヤバイ魔女のこと……!?」

杏子「苦労したよ。逃げ回るアイツをこの街に連れてくるのは」

まどか「連れてきた……!?」

―オラクルレイ!!―

―スッテッピングファング!!―

杏子「おっと」ヒョイ

さやか「織莉子さん!キリカさん!」

織莉子「佐倉杏子…あなた、自分がしたことが分かっているの…!」

キリカ「アイツは強い。結界なんかに隠れないほど……その代わり、具現化しただけで何千って人が一瞬で死ぬんだよ」

杏子「だから連れてきたんだ。お前らの英雄に会わせる為に」

エルピス『それはゼロくんのことですか』

杏子「悪いがこっちも時間が無いんでね。無駄話はあの世で聞いてやるよ」

さやか「逃がすか!」

キリカ「待ったさやか。彼女よりも先ずはヤツをどうにかしないと」

織莉子「私たち三人で結界を作ってワルプルギスの夜を閉じ込めるわ。街の人たちが避難するまでの時間稼ぎ位にしかならないでしょうけど」

エルピス『急いで向かいましょう。ゼロくん達も異変に気付いてる筈です』



街外れの港


ドドドドドォオオン!!


ほむら「ッ!」ピンッ


ズドォオオオン!!


ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!!―


ほむら(やっぱりこの程度じゃ…!)

クラフト『ほむら!!』

ほむら「クラフト!フュージョンよ!!」

ピカッ!


クラフト『ほむら、一旦距離を置いて攻撃を』

ほむら「あああああああああ!!」ガシャン!!


―ビームキャノン!!―


ドオオオオン!!


ワルプルギスの夜―アッハッハッハ!―

ほむら「くっ…!」

クラフト『落ち着け、焦りは命取りになるぞ』

ほむら「……ええ、そうね。でもぐずぐずしてる時間は無いわ」


366 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 03:59:06.19D036SLbC0 (4/6)

ガシャン!

ほむら(落ち着いて暁美ほむら。この日の為に準備はした。戦力もある。そして……一人じゃない)

ガチャ!

ほむら「他のみんなが来るまで奴を牽制するわ」

クラフト『了解だ。気を抜くな』

ほむら「ええ、勿論よ」



見滝原 大橋


ゆま「海の方からだ」

マミ「凄い魔力……これが、ワルプルギスの夜……」

ゼロ「誰かが食い止めてるようだ。急ぐぞ」

―ヒュン!

ゼロ「!」ギィン!

杏子「流石に不意打ちは通じないか」

ゆま「キョーコ!!」

ゼロ「佐倉杏子。今の状況がわかっているのか」

杏子「別に邪魔する気はないよ。アタシはマミに用があるだけだ」

マミ「!」

杏子「マミ。アタシと戦え。今、ここで、本気でだ」

マミ「さ、佐倉さん……」

杏子「安心しな。今のアタシはナイトメアを持ってない。全部食われちまったよ」

ゼロ「どういうことだ…?」

杏子「急いだ方がいいよゼロ。アイツはお前を捜してる」

ゼロ「アイツ…?」


ドォオオオオン!!!


杏子「すげえな……今ので戦ってた奴がくたばったかもな」

マミ「ゼロさん、行って。ここは私が引き受けるから」

ゼロ「マミ…」

くいくい

ゆま「ゆまもいるよ」

マミ「ゆまちゃん…あなたはゼロさんと」

ゆま「やだ。キョーコを助けるんだもん」

杏子「………ゆま」

ゆま「おにいちゃん。キョーコとマミおねえちゃんはゆまに任せて、悪い魔女をやっつけてきて」

ゼロ「……無茶はするな。いいな」

ゆま「うん!」

ゼロ「マミ。頼んだ」

マミ「気を付けて」



367 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 04:17:26.72D036SLbC0 (5/6)

杏子「余裕だな。アタシなんかはガキの御守しながらでも勝てると」

マミ「そっちこそ、二対一で不公平なんて思ってない?」

ゆま「大丈夫。怪我したらゆまが治すから」

杏子「はぁ………いいからお前ら。本気で殺しに来いよ……じゃねぇと」


ジャラッ…!


杏子「死ぬぞ」

ゆま「…!」ギュッ

マミ「……そうさせて、もらうわ!」ジャキッ!


街外れの港


ワルプルギスの夜―アッハッハッハ!!―

ゴォオオ!!

ほむら(特大の火炎球…! この距離じゃ避けきれない…!)

クラフト『防げ!』

ほむら「っ!」バッ!


―バンパイア・ファング!!―


ズバァ!


キリカ「あちちっ!!」

織莉子「美樹さん!」

さやか「わかってます!!」

エルピス『いきますよ!』

―スプラッシュレーザー!―


シュンッシュン!!


ほむら「……遅刻よ」

さやか「そっちが早すぎなんだし」

キリカ「でも、おかげでコイツが街に行かなくてすんだね」

クラフト『しかし戦況は正直な所、こちらが不利だ』

エルピス『ええ、我々だけでしたらね』

織莉子「そうね。でも」



―チャージナックル!!―


ドォオオン!!


織莉子「彼がいるなら、どう転ぶかわからないわ」


ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!―

ゼロ「うるさい笑い声だ。すぐに黙らせてやる」


368 ◆0jVt1ao7Gw2013/07/31(水) 04:18:14.86D036SLbC0 (6/6)

やっと時間が取れた……もう少しで終わりなので頑張ります……


369VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/31(水) 08:38:10.03AbeJx6Afo (1/1)


頑張れ~


370VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/31(水) 10:36:46.17V32mJwod0 (1/1)

乙乙
ところでブラックゼロ注文した?


371VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/31(水) 12:03:59.05JNG+OWoDO (1/1)


シグマ倒してすっかり終わった気になってたけど、ワルプル放置だったっけww


372VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/31(水) 15:39:50.62gHRqhECLo (1/1)

ケツアゴ大量搭載のワルプルとか考えたけど、そんな事は無くて安心した


373VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/07/31(水) 21:19:10.95LG8//i2I0 (1/1)


エックスはシグマとの因縁を断ち切ったからもう登場はないんだよな…。シグマとワルプルギスの夜どっちが強いんだろう?


374VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 01:09:40.86LCymDaHjo (1/1)


いよいよ締めか。


>>373
試合ならワルプル勝利だろうけどΣウイルスってもはや概念クラスじゃね?って思うくらいしぶといから殺し合いなら勝負つかずじゃない?


375VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 01:28:22.89nFW21d6Z0 (1/2)



ワルプルのアハハハハがいつのまにかクヒャーッハッハッハになってそうで本気で怖い


376 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 04:27:02.838am6Niny0 (1/6)

見滝原中学 体育館


まどか「みんな……」

さやか『まどかはみんなと非難して。大丈夫。絶対に勝つから』

まどか「……私も、みんなと戦えたら」

マザーエルフ『マドカ……ダメ……』

まどか「マザーエルフ……」

クロワール『そうだよまどか。みんなこの街とまどかを守る為に戦ってるんだよ? まどかが戦ったらダメだよ』

まどか「……」

QB「それはまどかが決めることだよ」

クロワール『出た!』

マザーエルフ『インキュベーター……!』

QB「ワルプルギスの夜はとても強い。だけどキミはそれすらも超える最強の魔法少女になれる」

まどか「QB……」

マザーエルフ『……!!』ピカッ!

QB「おっと、危ないな」

まどか「待ってマザーエルフ」

クロワール『まどか!魔法少女になっちゃダメだよ!!』

まどか「……一つ聞かせて」

QB「何だい?」

まどか「貴方の正体と……目的を」

QB「……構わないよ」ニコッ





ゼロ「おおおおおおお!!」バチィ!!

キリカ「いきなりフルパワー!?」

ほむら「けどその方が」

クラフト『被害も少なく終わらせることが出来る』

織莉子「みんなで一気に叩き込むわよ!!」

さやか「マミさんの分もアタシが決めてやる!」

エルピス『その意気です』


ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!―



―オラクルレイ!!―

―バンパイア・ファング!!―

―グランドバースト!!―

―エンドオブザ・ワールド!!―


ゼロ「喰らえ……!」


―幻夢零!!―


377 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 04:27:54.168am6Niny0 (2/6)

ドドドドドオォオオォオオオオオン!!



ワルプルギスの夜『………アハ、アッハッハッハッハッハ!!』

さやか「嘘……アタシたちの全力だよ……!?」

ゼロ「まだ…」

ほむら「まだぁ!」ダンッ!!



ザバァアア!!


キリカ「ちょ、なにあれ!?ミサイル!?」

織莉子「軍の対艦ミサイル……いつの間にあんなものを……」

ほむら「クラフトぉおおおお!!」

クラフト『おおおおおおお!!』

シュドドドドドドドドドッ!!

ほむら「ゼロ!!」

―真・滅閃光!!―

ドドドドドドドドッ!!

ワルプルギスの夜―アッハッハ!!―

ズズズッ……!


カミテ「アハッ!」

シモテ「キャハッ!」

ソデ「キヒッ!」

ゼロ「使い魔か」

織莉子「いくわよキリカ」

キリカ「雑魚処理は任せろってね」

ゼロ(もう一度フルパワーで……!)

カミテ「ニセ……」

キリカ「?」

シモテ「ニセモノ…」

織莉子「偽物…?」

ソデ「ニセモノノクセニ」

ゼロ「!?」


クリエ―この間おかーさんを虐めたやつだ!―

プリエ―100年前もおかーさんを虐めたやつだ!―


クリエ&プリエ―ニセモノのくせにー!―


378 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 04:32:50.618am6Niny0 (3/6)

まどか「そんな……それじゃ魔法少女は」

QB「いずれ魔女になる存在さ」

クロワール『酷い…みんな騙してたのね!!』

QB「騙すなんてとんでもない。聞かれなかったから言わなかっただけさ」

クロワール『そんな屁理屈…騙したも同じだよ!!』

まどか「貴方たちにとって、私たちは消耗品なの…?」

QB「これでもまかり知的生命体と認めた上で交渉してるんだけどね」

マザーエルフ『インキュベーター……!』キィィ!

バシュン!

マザーエルフ『……ッ!?』

まどか「マザーエルフ!?」

QB「元々キミ達は異世界からの部外者だ。これ以上邪魔するなら消させてもらうよ」

クロワール『このぉ!!』

QB「電子生命体風情如きに負けるようなボク達じゃ」


ピュン! パァン!!


QB「キュプッ…!?」

まどか「!」

クロワール『え?』

?「あぶっないわね。女の子に手を出すなんてなんて異星人なの」

?「一個体を倒したって奴らには無意味だよ。代わりの身体は無数にいるんだから」

マザーエルフ『……!』

?「まどか。魔法少女にならなくても、キミには出来ることがあるんだ」

まどか「私に…出来ること…?」

?「さあ行こう。私たちについて来て」

まどか「あ、あの!あなた達は誰なんですか!?」

?「誰って聞かれたら…」

?「そうだね。僕たちは……」





ロックマン「僕はロックマン。エックスのお兄さんさ」

ロール「私はロール。お姉さんよ」



379 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 05:03:44.338am6Niny0 (4/6)

ガシャァン!!

マミ「くっ…!」

ゆま「ええい!!」

スカッ

ゆま「え!?」

杏子「遅い」

ゲシッ!!

ゆま「うあ!」

マミ「ゆまちゃん!」

―レガーレ!!―

ギュルルルルッ!

マミ(捕らえた…!)

杏子「……バカ野郎」

フッ

マミ(幻惑魔法!?)

杏子「こっちだよ」チャキッ

マミ(後ろに……!)

ゆま「マミ、おねえちゃん……」

杏子「………ふざけんなよ」

マミ「え……?」

杏子「本気で戦えって言っただろうが!!なんだこのザマは!!」

マミ「本気よ……」

杏子「動きは遅い!攻撃は弱い!おまけに今の幻惑魔法すら見抜けない! どこが本気なんだよ!!」

マミ「……」

杏子「ああそうかい。まだアタシを殺す気が起きないってか……だったら」

ジャラッ…!

マミ「!?」

杏子「こいつを殺せばどうかなぁ!!」

ゆま「っ…!」

マミ「佐倉さん!ダメェー!!」


ギィン!


杏子「!?」

?「少しおてんばが過ぎるんじゃないか?」

ゆま「お兄ちゃん……?」

マミ「だ、誰……?」



ブルース「ブルース。エックスの兄にあたるかな」


380 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 05:22:00.108am6Niny0 (5/6)

ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!―

さやか「くっそ……全然倒れやしない……」

エルピス『何て強さでしょうか……』

ほむら「まだ……ここで倒れるわけにはいかないの……」

クラフト『無論だ……お前はまだ、立ち上がれる』

ドシャアアア!!


キリカ「イテテ…」

さやか「織莉子さん!キリカさん!」

織莉子「弱ったわね……こう無限に出てこられるなんて……」

カミテ「アハッ!」

シモテ「キャハッ!」

ソデ「キヒッ!」

ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!―


ゴオオオオオ……!!


ほむら「まとめて吹き飛ばすつもり…!?」

ゼロ「チッ…!」



ドォォオオン!!



ワルプルギスの夜―……!!!?―

ほむら「ワルプルギスの夜が……!」

さやか「ぶっ飛んだ…!?」

織莉子「あそこに誰かいるわ…」

?「……フン」シュゥゥゥ

さやか「アレって……もしかしてレプリロイド……?」

カミテ「アハッ!」

シモテ「キャハッ!」

ソデ「キヒッ!」

ババッ!

キリカ「そこの人!危ない!」


ズバアア!!


さやか「か、片手で倒した…!?」

?「この程度の奴らに苦戦するのか。情けない」

ゼロ「お前は……一体……」





フォルテ「フォルテ。貴様の……そうだな、兄貴とでも言っておこう」


381 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 05:22:37.108am6Niny0 (6/6)

ハチャメチャは続く


382VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 07:29:35.06r/LoHUnPO (1/1)

そんなハチャメチャが大好きです
オールスターとか胸熱過ぎるよおおぉぉぉ!


383 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 14:26:13.25CoQFcYGS0 (1/4)

数週間前 


ハルピュイア『ぐうっ!!』

ワルプルギスの夜―アッハッハッハッハッハ!!―

ファントム『なんと……異界の魔物の力がこれ程のとは……』

ファーブニル『くそったれ!オメガより厄介じゃねーか!!』

レヴィアタン『でもやっぱり……こんなの相手じゃ燃えないわ……』

ハルピュイア『無駄口を叩く暇があったら戦え…! エックスさま亡き今、我々が人間を守らなければならないのだ』

杏子「……もうよせ。アンタらに勝ち目は無いよ」

ファーブニル『っけ! 元々勝つ勝たないがわかって戦った事なんかねーんだよ』

杏子「……なんでゼロを呼ばない。お前らと力を合わせれば止めるくらいは出来ただろうに」

ファントム『愚問。我らは彼奴と同じ志で戦う者だが、彼奴の手下にあらず』

レヴィアタン『ていうか、お手繋いで仲良くする気なんてないもの』

杏子「……」

ハルピュイア『いつまでもアイツに頼るような腑抜けに成り下がるつもりはない』

杏子「強情だな………ナイトメアホース」

ナイトメアホース「gbdsphjsnphkpsn!!!」

ハルピュイア『おおおお!!!』


ドォオオオオン!!


杏子「……」


ザッ……ザッ……



ファーブニル『おーい……生きてっかオメーら……』

レヴィアタン『アンタこそ今にも死にそうな声ね……』

ファントム『不覚……主を守ることも出来ず、主の志をも貫けぬとは……』

ハルピュイア『また……全てゼロに背負わせるのか……オレたちは……エックスさまの意志すら守れないのか……』

―そんなことないよ―

ハルピュイア『誰だ……?』

―あなた達は十分に戦ったわ―

レヴィアタン『この声……』

―あとは俺達に任せろ―

ファントム『聞き覚えは無い……だが』

―人間を守るくらい、俺達で十分だ―

ファーブニル『懐かしい声だな……』


ピカッ


ロックマン「……お休み。エックスの子たち」


384 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 14:28:27.46CoQFcYGS0 (2/4)

ブルース「佐倉杏子。見たところバイルの呪縛は既に解かれてるように見えるが、なぜ戦う」

杏子「アタシ自身の戦いだからだ」

ブルース「恩人を殺すことがか。やめておけ。そうなれば心が耐えきれなくなるぞ」

杏子「心なんかとっくに壊れてんだよ」

ブルース「それは魔法少女が魔女になることを知った時からか?」

マミ「――!?」

まどか「マミさん!!」

ブルース「来たか、ロックマン」

ロックマン「ブルース。そっちはどうだい」

ロール「あんまり宜しくない雰囲気みたいね」

杏子「関係ねぇ奴がガチャガチャと……!」

クロワール『ゆま!大丈夫!?』

ゆま「うん……平気」

マミ「魔法少女が……魔女になる……」

まどか「マミさん……」

杏子「……チッ」

ダンッ!

杏子「これでわかったかマミ!アタシたちはもう戦って死ぬか化け物になって殺されるしか道は残ってないんだ!」

マミ「……!」

杏子「けどアタシはゴメンだ!化け物になって誰かに喰われるくらいならそいつを喰ってやる!」

ブルース「だから実力のある巴マミを最初に潰そうと?」

杏子「そうさ!魔女になってもアタシより弱い奴がいれば問題ないからな!」

マミ「あ……ああ……」

ジワッ

まどか「ダメ!マミさんしっかりして!」

杏子「ははは!いいぜ!そのまま魔女になったらアタシが喰って」

ゆま「キョーコ。嘘ついてる」

杏子「なに……?」

ゆま「ホントはそんなこと考えてない。マミおねえちゃんに魔女になってほしくないって思ってるよね」

まどか「ゆまちゃん……」

ゆま「覚えてる? お家でご飯食べたの。おにいちゃんが作って、キョーコとゆまが食べて。マミおねえちゃんが笑って」

杏子「それがなんだってんだよ」

ゆま「あの時のキョーコ、すごく笑ってた」

マミ「……」

ゆま「でも今のキョーコは違う。すごい苦しい眼で戦ってる。笑ってる」


385 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 14:31:16.11CoQFcYGS0 (3/4)

ゆま「ゆま知ってるよ。その眼をしてる時ね……ホントは死にたいって思ってる」

杏子「……!?」

ゆま「キョーコ、マミおねえちゃんに殺されたいって思ってる。だから悪いこと沢山して、みんなに嫌われようって」

杏子「うるせぇ!!わけわかんねーこと言ってんじゃねぇよ!!」

ゆま「だって同じだもん!!!」

杏子「……!」

ゆま「ゆまも苦しかった!怖かった!死にたかった! でも……キョーコが助けてくれた」

杏子「たす…けた……」

ゆま「あの時キョーコが助けくれなかったらゆまきっと死んでた……だから!!」

ぎゅっ!!

ゆま「今度はゆまが助ける!キョーコを死なせない!殺させない! お家に帰ってみんなでご飯食べるの!!」

マミ「………」

スクッ

まどか「マミさん…!」

マミ「大丈夫。もう、大丈夫だから」

杏子「マミ……」

マミ「ホント、世話が焼ける後輩ね」

ブルース「手伝おうか、お嬢さん?」

マミ「結構よ。手のかかる子ほど可愛いもの」

ロール「よくわかるわ」

ロックマン「ブルース。ロールちゃん。まどかを連れて先にいってて。僕はこの戦いを見届ける」

ロール「オッケーロック。行きましょう」

まどか「マミさん……」

マミ「大丈夫。すぐに行くわ」

まどか「……」コクリ

ブルース「任せたぞ」

ロックマン「そっちもね」

ダッダッダ……

マミ「ロックさんだったかしら。出来れば手を出さないでほしいの」

ロックマン「勿論そのつもりだよ」

マミ「それとゆまちゃんをお願いしていいかしら。もうフラフラで戦えないわ」

ゆま「大丈夫、戦えるよ」

マミ「必ず勝つから、少し休んでて。ね?」

杏子「やっと本気ってか」

マミ「ええ、本気でいくわ。ただし、あなたを助ける為にね」

杏子「まだそんなこと…!」

マミ「ぐるぐるに縛ってでも連れて帰るわ。そして……またみんなでご飯食べましょう」

杏子「……ふざけんなぁあああああ!!」

マミ「ふざけてなんか……ないわ!!」


386 ◆yi1Jm9c8l22013/08/01(木) 14:33:27.40CoQFcYGS0 (4/4)

次回の戦いはBGMをXvsZEROでお送りします(嘘)


387VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 16:57:58.34C+iDjvkKo (1/1)




388VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 17:13:37.30/OLGiba20 (1/1)


遂にロックマンたちが登場か…。
エックスを知ってるてことはもうエックスやゼロは作られてる可能性が高そうだな。


389VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/01(木) 23:15:59.39nFW21d6Z0 (2/2)

乙!
オールスターとか盛り上がってキタキタキタ━━━(゚∀゚三゚∀゚)━━━!!!
ワールド2でタイムマシン作ってたから可能っちゃ可能なんだね

このロック達は原作の丸っこいデザインよりvsCAPCOMとかの格ゲーデザインなイメージ


390VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/02(金) 00:02:37.49kIwFtDKo0 (1/1)


豪華すぎるぞこのメンツ!
アクセルも来てくれたら完璧だな


391VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/02(金) 00:35:14.24M23qXnH+0 (1/1)

>>390
確かここの小説の世界はX6までいってそしてゼロシリーズに繋がる設定だったはずだからパラレルワールドから呼ぶことになるだろうな。パラレルワールド(X8へと行く話)のエックスたちが来ることを祈る。


392VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/02(金) 19:35:38.01tE3/+h8DO (1/1)



こんなクールでスタイリッシュなの初代フォルテじゃねーだろ
ボロマント着たエグゼフォルテの方だろ


393VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/02(金) 19:53:10.910ssB8zGco (1/1)



>>392
初登場の7は大体こんな感じだった
少なくとも、負傷した素振りをしてロックマンに助けられる演技をするだけの精神的な余裕があった

7で敗北を経験してからは、8やロクフォルでやや好戦的になって、
キャラ付けを濃くした有賀版でキレ気味キャラが加速した感じ


394 ◆yi1Jm9c8l22013/08/15(木) 03:39:06.708cc8GRrG0 (1/4)

ドォォオオオン!!


ワルプルギスの夜―アハッ………アーッハッハ!!―

フォルテ「チッ、無駄に頑丈な奴だ……オイ!ぼさっとしてないで貴様らも戦え!特に魔法少女とやらはそれが使命だろ!」

さやか「そ、そんなの言われなくたって」

カミテ「アハッ!」

シモテ「キャハッ!」

ソデ「キヒッ!」

さやか「こいつらまだ…!」

―チェーンロッド!!―

ギュルルルルッ!

ゼロ「はぁ!!」


ザンッ!


フォルテ「やるな」

ゼロ「お前もな」

ワルプルギスの夜―アーッハッハッハ!!―

フォルテ「うるさいぞデカ物。その癪に障る笑い声、いますぐ黙らせてやる!!」

ゼロ「斬る…!」

キリカ「なんとも頼もし
い面子だよ」

さやか「アタシたちだって…!」

――ピキッ

織莉子「!!!?」バッ!

キリカ「織莉子?」

織莉子「……ラグナロクが……墜ちる……!?」



宇宙ステーション


ビー! ビー!


ワイリー「何事だ!?」

研究員「ラグナロクが突如動き出しました!このままだと地球に墜ちます!」

ライト「まずいぞワイリー!このままだと見滝原に墜落する!」

ワイリー「遠隔操作で止められないのか!?」

研究員「ダメです!こちらからのアクセスは全て遮断されます!」

―ムダ……ジャ……モウ……トメラレン……コレガ……アクムノ………ハジマリジャ……クーックックック……―


395 ◆yi1Jm9c8l22013/08/15(木) 03:42:46.308cc8GRrG0 (2/4)

マミ「あああああああああ!!!」

杏子「あああああああああ!!!」


ガガガガガガ!ギィン!


杏子「ぐっぅ……!?」ガクン!

マミ「終わりよ」

杏子「うるっせぇ!!」

ジャララララ!!

マミ「もうどこにも行かせない!!」

シュルルル!!

杏子(アタシの鎖をリボンで絡み取った…!?)

マミ「もう一人にさせない!!」

ゆま「マミおねえちゃん!!」

ロックマン「……」

杏子「……ぁぁあああああああああああああ!!!」

マミ「もう……!」


ダッ!


マミ「貴女を放っておかない!!」


―黄金の美脚!!―


ドスンッ!!


杏子「かっ……!!」ドサッ!

マミ「勝負あり、ね」

杏子「けほっ…!  な、なんつー蹴りだよ……」

キュッ

杏子「……なんで縛るんだよ」

マミ「逃げないようによ。あ、無理に解こうとしても無駄よ。魔法も使えないようにしたから」

杏子「もうそんな力ねぇよ……」

マミ「……貴女がなんでこんなことしたのか、まだわからないわ……だから、全部終わった後に嫌でも話してもらうから。覚悟しててね」

杏子「……」

マミ「しっかり見ててね」

ゆま「うん」

マミ「行きましょう、ロックさん」

ロックマン「うん」

杏子「……」

ゆま「今治すね」

杏子「………ごめん、マミさん」

ゆま「え……?」

杏子(アタシは……どこまで自分勝手なんだろうな……)


396 ◆yi1Jm9c8l22013/08/15(木) 04:11:22.458cc8GRrG0 (3/4)

ワルプルギスの夜―アッハ……ハッハ……―


フォルテ「くたばれ!!」

ゼロ「トドメだ!!」


―フォルテバスター!!―

―真・滅閃光!!―


ドドドドドドドドドォォォオン!!


フォルテ「やっとくたばったか」

ガクンッ!!

ゼロ「ッ……はぁ……はぁ……」

フォルテ「パワーが落ちたな。エネルギー切れか」

ゼロ「これくらい……何てことない……」

フォルテ「説得力がないな。 だが、ジジイの造ったボディを抜きにしてここまで戦えたのは褒めてやる」

ゼロ「ジジイ……?」

さやか「ゼロ!!大変なの!!」

ゼロ「どうした」

織莉子「ラグナロクが……地上に墜ちるわ……」

ゼロ「!!」

フォルテ「チッ……もうか」

エルピス『フォルテ。貴方は知っていたようですね』

フォルテ「そんなことはどうでもいい」

さやか「どうでもよくないわよ!あんなのが落ちてきたら街が消し飛んじゃうんだよ!」

フォルテ「喚くな女」

ロール「もう、女の子と喧嘩なんてしちゃダメよ」

キリカ「うわっ、増えた!?」

ブルース「どうやら間に合ったようだな」

まどか「みんな!」

さやか「まどか!?どうしてここに」

ロックマン「彼女の力が必要なんだ」

ゼロ「エックス……!?」

マミ「ワルプルギスの夜はどうなったの?」

エルピス『ゼロくんと、そこにいるゼロくんのお兄さんが倒しました』

マミ「ゼロさんにもお兄さんが?」

ゼロ「お前たちは……一体」

ロックマン「初めまして……っていうのはおかしいかな。僕たちはあの時『本来のキミ』と会っているから」

ゼロ「……?」

フォルテ「何をもたもたしている。さっさと準備しないとラグナロクが墜ちるぞ」

ロックマン「そうだね。ロールちゃん、お願い」


397 ◆yi1Jm9c8l22013/08/15(木) 04:27:59.858cc8GRrG0 (4/4)

ここまで。お待ちかねのジジイだよ!!


398VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/15(木) 08:50:58.33o5Wj9ghMo (1/1)




399VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/15(木) 10:29:54.95jG60ln7Qo (1/1)




400VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/15(木) 18:32:09.52wumEep+DO (1/1)




401VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/16(金) 11:27:39.07NT+iFucx0 (1/1)



もし地上から破壊するならファイナルストライクでも使わないと無理だろうな


402VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/08/19(月) 13:01:59.79sRXibcWo0 (1/1)

乙乙


403以下、新鯖からお送りいたします2013/09/02(月) 11:39:07.82R6050q5DO (1/1)

D-Artsアルティメットアーマー届いたけど続きマダー?


404 ◆WNrWKtkPz.2013/09/16(月) 06:28:06.62Y2WQgJ8f0 (1/1)

ギュルルルルルルル

クラフト「ほむら、これは………」

ほむら「わからない……今までこんなこと……盾の時計が狂うなんて無かったわ」

ギュルルルルルルル

ほむら「どうなってるの……やっと……やっとアイツを倒せたのに……」

ザッ

ゼロ「ここにいたか」

ほむら「ゼロ……」

ゼロ「時間がない。ついてこい」

ほむら「時間…?」

ゼロ「ラグナロクが地上に墜落する。このままだと見滝原が消滅するだろう」

ほむら「!?」

クラフト『あの時と同じということか……』

ゼロ「ああ。だがどうやら地上から迎撃する術があるようだ」

ほむら「どうやって……?」

ゼロ「とにかく付いて来い。お前の力が必要だ」

ほむら「………?」




ロール「墜落まであと30分」

さやか「って、なに呑気にパソコンなんかいじってるのよ!」

フォルテ「少しは黙ってられないのか貴様は」

さやか「ムカッ! あんたこそなにスかしてんのよこのコウモリ頭!」

フォルテ「コウ……! 貴様、よほど死にたいらしいな!!」

さやか「やってやろうじゃない!いくよエルピス!」

エルピス『お断りします』

ロール「ああもう!二人ともうるさい!!」

ブルース「ロックマン。そっちはどうだ」

ロックマン「うん、時空の同調が上手くいってる。これなら上手くいきそうだよ」

まどか「あの……ロックさん。私はなにをすれば」

ロックマン「今からあるモノをこの時間に呼び出す。キミはマザーエルフを通してそれにエネルギーを送ってほしいんだ」

まどか「送るって……どうやれば」

ロックマン「強く思うんだ。みんなを助けたいって」


405以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 06:33:23.31V8uPm/JA0 (1/2)

ザッ

ゼロ「待たせた」

さやか「やっと来た!」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか!?どうしてこんな所に」

ブルース「悪いが時間がない。急いで事を進めないと間に合わなくなるぞ」

ロックマン「ほむら。今は何も聞かずに僕たちに協力して。大丈夫。きっと上手くいく」

ほむら「………わかったわ。今更どうこう言ってもしょうがないものね」

ロックマン「ありがとう」

ロール「じゃあまどかと一緒にこっちに来て。あ、クラフトは一旦ほむらから離れて」

クラフト『了解した』

ロール「二人とも準備はいいわね? それじゃ、始めるわよ」

キィィィィィィン!!!

ロール「時空干渉レベル最大値。時間座標:2XXX年」

ギュルルルルルルル

ほむら(これは……私の魔法を使っているの……?)

ロール「転送開始」

ジジジジジジジジジジジッ!!!!


ゼロ「物質転送……何を持ってくる気だ」

ブルース「旧時代の遺産。もっとも、この時代では最先端の兵器になるものだがな」

ズドォォォォォン!!!

さやか「うわ!?」

エルピス『これは………』

フォルテ「対インキュベーター迎撃兵器」

ロックマン「ギガ粒子砲 エグニマ」

ゼロ「エグニマ……」

ロックマン「まどか。あとは君の想いだけだ」

まどか「お願い……私にみんなを守らせて」


キィィィィィィン


406 ◆WNrWKtkPz.2013/09/16(月) 06:35:28.13V8uPm/JA0 (2/2)

短いけどここまで。パソコン止まってるから携帯じゃやりずらい……


407以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 07:51:17.68XE5VGttDO (1/1)


エニグマktkr!はっしゃ!!!

でも"エグニマ"になってるよ


408以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 08:32:04.54WvhlSrJio (1/1)




409以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 09:15:29.58OF+PuTdn0 (1/1)

はっしゃ! はっしゃ! はっしゃ!



410以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 09:22:19.13YjZmeHNXo (1/1)




411以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 09:59:19.09BEk8V7WDO (1/1)

ジジイに出番があるならエネミーインフェルノネオの出番もありますか?


412以下、新鯖からお送りいたします2013/09/16(月) 20:00:02.63zxrtLjZT0 (1/1)

つ オリハルコン
つ 水素
つ レーザー光学装置
つ エネルギーカートリッジ


413 ◆0jVt1ao7Gw2013/09/18(水) 17:23:43.58sRQoGdY+0 (1/5)

キリカ「もの凄いものが出たね」

織莉子「エニグマ……未来の兵器」

マミ「アレでラグナロクを破壊するのね」

キリカ「何にせよ、私たちは出来ることはもうないってことだ。 ところでマミ。家出娘はどこにいるのさ」

マミ「この先よ。一応拘束してるから、手荒な真似はしないでね」

キリカ「色々と貸しがあるから拳骨ぐらいは」

マミ「ダメよ」

キリカ「ちぇ」

織莉子「だけど佐倉杏子の今までの行動は許されるものではないわ」

マミ「………」

織莉子「貴女は、彼女を許せるの?」

マミ「………許せないわ」

キリカ「…………」

マミ「だから、納得いくまで理由を聞いて、ちゃんとみんなにごめんなさいさせるまで、泣いたって許してげないんだから」

キリカ「マミは後輩に甘いね」

織莉子「甘党のキリカには丁度いいわね」

キリカ「ちょっと甘すぎるかな」

マミ「からかわないで。 あそこよ」

スタッ

ゆま「お姉ちゃんたち」

マミ「お待たせ」

杏子「………」

マミ「場所を変えるわ。貴女は私が運ぶから、暴れないでね」

杏子「何しようってんだ、あんなもん持ってきて」

織莉子「ラグナロクを破壊するのよ。大気圏突入の摩擦とあの兵器の砲撃で跡形もなくなる筈よ」

杏子「ラグナロクを破壊……? なんで今更そんなこと」

キリカ「おいおい、あんなの墜ちてきたら見滝原が消し飛んじゃうんだから当たり前だろ」

杏子「墜ちるって……ラグナロクがか!?」

キリカ「ちょっと、ふざけるのもいい加減にしなよ。私たちの注意を逸らす為にわざわざワルプルギスの夜まで連れてきたんだろ?」

杏子「ふざけてんのはどっちだ! アタシはラグナロクが墜ちることなんか知らないし、第一、ワルプルギスの夜なんか連れてきた覚えも無い!!」

キリカ「何言ってんだ!あの時まどかの家で自分が連れてきたって言ってたじゃないか!」

マミ「二人とも落ち着いて。話は移動してから」

杏子「アタシはずっとこの街に」

ピシッ


414 ◆0jVt1ao7Gw2013/09/18(水) 17:38:39.51sRQoGdY+0 (2/5)

杏子「あれ……?」

織莉子「!」

マミ「佐倉さん?」

杏子「アタシは……ずっとマミを捜して……そしたらいつの間にかナイトメアの力が無くなって……あれ……?」

織莉子「巴さん!!その子から離れて!!」



杏子「  クヒャ  」




マミ「!」

杏子「頂くぞ、貴様のソウルジェム……!」

ズルッ…!

キリカ「ナイトメア!?」

ズズ……ッ!!

マミ「ああぁあぁぁぁああぁああああァァアアアァアアァァァァアアアアア!!!!!」

ゆま「おねえちゃん!!」

織莉子「オラクル…!」

マミ(?)「動くな」

織莉子「!!」

杏子「うっ……」ドサッ

マミ(?)「ご苦労だ杏子。おかげで事の全てが上手くいったよ」

織莉子「自らをナイトメア化させて、佐倉杏子の中に憑りついてたのね……」

マミ(?)「クックック……」

織莉子「ドクターバイル……!!」

マミ(バイル)「クーックック。ご名答。見事な推理だよ。 だが、気付くのが遅過ぎたな」

織莉子(迂闊だった…可能性を考えるべきだった……佐倉杏子の矛盾した行動が、本人の意図してないものだということを想定すれば充分にわかることだったのに……!)

キリカ「悪趣味な爺さんだね……マミの身体を人質に、ラグナロクを壊させない気かい」

マミ(バイル)「いや、是非ともラグナロクは壊してもらう」

キリカ「え?」

マミ(バイル)「だがその前に、貴様の持っているアレを渡してもらおうか」

織莉子「なんの事かしら……」

マミ(バイル)「クックック……手間を取らせるな。わかっているだろう、ワルプルギスの夜のグリーフシードだ。拒否すれば杏子のソウルジェムを砕く」

織莉子「くっ……!」


415 ◆0jVt1ao7Gw2013/09/18(水) 18:02:59.62sRQoGdY+0 (3/5)

杏子「ジジイ……マミから離れろ……!」

マミ(バイル)「安心しろ杏子。巴マミの魂はお前の望んだ通り、魔女になる前にワシがちゃーんと殺しておいてやる」

杏子「テメェ!!」

ヒュン

マミ(バイル)「クックッ、物わかりが良くて助かるぞ」パシッ

キリカ「織莉子…!?」

織莉子「そっちの指示に従ったわ。早く佐倉杏子から離れなさい」

マミ(バイル)「ああ。だがその前に―」

ドンッ!

織莉子「かはっ…!?」

キリカ「織莉子!!」

マミ(バイル)「貴様らには少しの間動けなくなっててもらうぞ」

キリカ「お前ぇぇぇぇぇぇええええええ!!!」ジャキン!!!


ギィン!


キリカ「!?」

マミ(バイル)「ぬるい」ピキピキッ……!

―デスピアス!―

ザシュン!!

キリカ「がっ…!」

ゆま「あ…ああ……」

マミ(バイル)「クックック、素晴らしい。杏子と魔女を使って開発した新たなシステムも完璧に機能している」

キリカ(マミの身体が変わっていく……!? まさか、ほむらやさやかと同じで、バイルとフュージョンしたっていうのか……!?)

マミ(バイル)「安心しろ。殺しはしない。ただし、死よりも辛い絶望を味わってもらうがな………クーックック……クヒャーハッハッハッハ!!!」


……ギリッ


杏子「マミ……マミィィィイイイイ!!!」


416 ◆0jVt1ao7Gw2013/09/18(水) 18:14:42.50sRQoGdY+0 (4/5)

マミ「……あれ? ここって……家……?」

ガチャ

マミ「! お父さん、お母さん……!?」

さやか「あ、マミさん!おかえりなさい!」

まどか「おじゃましてます」

マミ「美樹さん、鹿目さん」

キリカ「おっそーい。主役が遅刻だなんて許されないよ」

織莉子「キリカ。お邪魔してるのに失礼よ」

マミ「呉さんに美国さんまで……」

ほむら「ほら。早く入って。今日は貴女の為のパーティーなんだから」

マミ「暁美さん、パーティーって」

ゆま「お姉ちゃん来た!」

杏子「よう」

マミ「ゆまちゃん……佐倉……さん……」

杏子「なにボケっとしてんだよ。ほら、座れよ」

マミ(何がどうなってるの…? 確か私は……)

さやか「ほら、マミさんも食べて食べて」

キリカ「紅茶もあるよ」モチャモチャ

織莉子「キリカ!それは巴さんのケーキよ!」

ほむら「まどか。これを」

まどか「うん。はい、マミさんのケーキ」

ゆま「これキョーコとゆまが選んだんだよ」

杏子「お金はマミの親が殆ど出したけどさ……アタシも、ちょっとは払ったんだぞ……」

マミ「みんな……」

杏子「? なんだよ、食べないのか?」

マミ「ううん……いただきます!」





ソウジャ ソコニイロ ソノママシアワセノナカデクラシテイケ ツライゲンジツガ モウスグナクナルマデナ クーックックック……!!




417 ◆0jVt1ao7Gw2013/09/18(水) 18:18:43.74sRQoGdY+0 (5/5)

ここまで。指摘されるまでエニグマをずっとエグニマだと思ってた。 はっしゃ!はっしゃ!はっしゃ!


418以下、新鯖からお送りいたします2013/09/18(水) 18:46:53.30QgJCrmKDO (1/1)



ここが巴マミのアンダーワールドか…


419以下、新鯖からお送りいたします2013/09/20(金) 20:36:16.72RLcpf/V9o (1/1)




420VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/16(水) 20:45:38.41XdpDei8DO (1/1)

続きまだー?


421VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/29(火) 19:09:21.484oJ8npIDO (1/1)

映画始まったけどマダー?


422 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 16:58:29.463+c6hhUT0 (1/6)

ズルッ……ズルッ……


キリカ「織莉……子……」

織莉子「キ、リカ……」

キリカ「待って……て……今、傷を治してあげるから……」

ゆま「うっ……」

織莉子(最悪の……状況だわ……ゆまさんも再起不能までやられてしまった……もう、打つ手は無いの……)

杏子「マ……ミ……!」

ぐぐっ……! パタッ

杏子「っ……動けよ、アタシ……! 良いように利用されたんだぞ……悔しくてしょうがねぇんだろ……!」

織莉子(佐倉……杏子……)

キリカ「なんでお前が悔しがるんだよ……お前のせいで……みんなお前のせいなんだぞ!」

杏子「んなこと……わかってんだよ……!」

織莉子「……なぜ、バイルの側に付いたの」

杏子「……」

織莉子「巴マミを殺す為……だけでは無さそうね」

杏子「今、そんなこと話して……どうなる……」

織莉子「どうにもならないわ。ただ、気になっただけよ……」

杏子「…………魔法少女は魔女になる。希望を願った分、絶望を振りまく」

キリカ「……?」

織莉子「……」

杏子「それを知った時さ、なんでかわかんないけど……マミのこと思い出してた」

織莉子「……あなたまさか……巴マミを殺そうと思ったのは……彼女が魔女になって人を殺すのを防ぐ為……?」

杏子「……そうさ。昔と同じ、身勝手で独りよがりな想いさ」

マミ『佐倉さん』

杏子「アイツはアタシに昔と変わらない優しさで接してくるバカだ……そんなバカが……誰かを呪い殺すなんて嫌だろうからな……」

マミ『佐倉さんが一緒に戦ってくれてとても嬉しいわ』

杏子「違う……アタシが殺させたくなかった」

マミ『ごめんね……一人で辛かったでしょ……』

杏子「はは……どっちがバカなんだよ……」

マミ『貴女だけでも、生きていてよかった』

杏子「アタシは……あの人を守りたかったんだ……」

――パァアア


423 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 17:00:16.943+c6hhUT0 (2/6)

杏子「!!」

ゆま「やっと……本当のこと言ってくれたね……キョーコ」

織莉子「ゆまさん…!」

杏子「バカ野郎!なんで自分を治さない!」

ゆま「だって……ゆまじゃマミおねえちゃん助けられないもん……」

杏子「!」

ゆま「キョーコ、行って……マミおねえちゃん、助けてあげて……」

杏子「……」

織莉子「行きなさい、佐倉杏子。貴女には、その義務があるわ」

キリカ「ゆまなら私らが見とくから」

杏子「お前ら……」

ギユッ

杏子「マミ……!」



ザッ!


―――――



ロール「エネルギー充填100%!!」

ロックマン「エニグマ……発射!!」


ドシュウウウウウウン!!


ゼロ「ッ……!」

まどか「きゃあ!」

さやか「うわわっ」

フォルテ「チッ、ボケっと立つな」ガシッ

さやか「あ、ありがと」

エルピス『何と凄まじい火力……』

ブルース「ラグナロクはどうなった」

ロール「直撃したわ。数分後には大気圏との摩擦で消えるでしょうね………」

ブルース「いよいよだな」

ほむら「いよいよ……?」

ロックマン「ロールちゃん。みんなを安全な所に」

さやか「ちょ、ちょっと待ってよ。まだなにかあるっていうの」

フォルテ「黙って離れてろ。すぐにわかる」


「まさか、エニグマを呼び出したのは貴様らだったとはな」


424 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 17:01:16.343+c6hhUT0 (3/6)

まどか「マミさん…!?」

ロックマン「いや違う。あれは」

ゼロ「その姿……! 貴様、まさかバイルか!?」

マミ(バイル)「クックック。よくわかったなゼロ」

さやか「エルピス、アレって……」

エルピス『ええ、フュージョンです。それも私たちよりも高度な技術を使った』

マミ(バイル)「クックック!」

ゼロ「貴様……!」

フォルテ「待ってたぜこの時を……! このクソ人間が!!」

ロックマン「待ってフォルテ! 彼女からバイルを引き剥がさないと」

フォルテ「動けなくしてから引き剥がせばいい! 来い、ゴスペル!!」

ピキッ! パリィン!

ゴスペル「ウオオオオオン!!」

ほむら(時空の壁から出てきた…!?)

マミ(バイル)「成程。なぜ貴様らがここにいるかと思ったが……そうか、『別の時間の未来』から来たのか」

フォルテ「うおおおおおおおおおおお!!!」

バリバリバリ!! ガギィン!!

SPフォルテ「御託はいい。俺の力を見せてやる!!」

マミ(バイル)「やってみろ! オールドロボット風情が!」

まどか「マミさん!」

ブルース「下がっていろ!巻き込まれたら無事では済まないぞ!」

ロックマン「ロールちゃん、ラッシュを呼んで! フォルテが彼女を傷つける前に僕が何とかする!」

ロール「お願いロック!」カタカタ

パリィン!!

ロックマン「行くよラッシュ!」

ラッシュ「ワォォン!!」

ガギィン!!

SPロックマン「みんなは離れて!」

ゼロ「マミ……!」

ヒュン!

ゼロ「!」パシッ

ブルース「そいつを使え。エネルギーが満タンまで回復するはずだ」

ゼロ「……礼を言う」

ロール「さあ。皆はここから離れて」

さやか「ねぇ、ちょっと待って!マミさんがあんな状態って事は織莉子さんたちはどうなったの!?」

ほむら「……最悪の事態を考えた方が良さそうね」

まどか「そんな……」


425 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 17:03:37.043+c6hhUT0 (4/6)

杏子「安心しな。一応は生きてる」

さやか「佐倉杏子…!」

杏子「アンタ、確か治癒魔法使えたよな」

さやか「だったらなによ…!」チャキッ!

杏子「この先の大橋にゆま達がいる。生きてはいるが傷だらけだ。助けてやってくれ」」

さやか「え…?」

まどか「杏子ちゃん……?」

杏子「頼んだよ」



ドドドドドドッ!!



マミ(バイル)「クックック!やるな!」

SPフォルテ「チイッ!ちょこまかと動くな!」

SPロックマン「ダメだフォルテ!そんな攻撃だと彼女が傷付く!」

SPフォルテ「うるさい!そんなこと気にしている場合か!」


―メテオイリュージョン!―


SPロックマン「!」

SPフォルテ「チッ!」

マミ(バイル)「バカめ、隙だらけだ!」

ブォン!!

ゼロ「はぁ!!」

―デスプリズム!!―

バチィン!!

ゼロ「くっ……!」

マミ(バイル)「どうしたゼロ!なぜ力を出さん!? この女の身体を気付付けるのが怖いのか!?」


ジャララララ!!


ゼロ「!」

ギィン!

杏子「借りを返しに来たよ、ジジイ」

マミ(バイル)「貴様……大人しく寝ていれば良かったものを」

杏子「そっちこそあの世で大人しくしとけば良かったんじゃない?」

マミ(バイル)「減らず口を……」

杏子「アンタは減ってくれ。これ以上マミの身体で喋られるのは……我慢できねぇ!!」

ガギィン!!

マミ(バイル)「クッ…!」


426 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 17:05:20.323+c6hhUT0 (5/6)

ザッ

杏子「なに腑抜けてんのさ」

ゼロ「杏子……!?」

杏子「バイルはナイトメアの状態でマミのソウルジェムに憑りついてる。あっちの奴らがどうやるかは知らないけど、無理に引き剥がせばマミが死んじまう」

ゼロ「マミを、助けるつもりなのか…?」

杏子「敵だったアタシが信じられないって顔だね」

ゼロ「……」

杏子「当然だよな。でも、アタシは本当にマミを助けたいんだ。 だから頼む。ゼロ、アタシに協力してくれ」

ゼロ「……どうやってマミからバイルを引き剥がす」

杏子「コイツを使うのさ」


――-―――


さやか「どうなってるの…? なんでアイツがバイルと戦って……」

まどか「さやかちゃん。杏子ちゃんの話が本当なら織莉子さん達が」

ブルース「迂闊に信じるのもどうかと思うがな」

ロール「ブルース。余計なこと言わないの」

クラフト『だが、その可能性は否定できない』

クロワール『みんなー!』

まどか「クロワール!」

さやか「アンタ、マミさん達の後を追ったんじゃ」

クロワール『大変なの!マミの身体にバイルが憑りついて、織莉子たちがやられて……ってなんで杏子が戦ってるの!?』

ほむら「どうやら、本当の事みたいね」

エルピス『行きましょうさやかさん』

さやか「う、うん。確か大橋だったよね」


――ドクン


まどか「……ッ!!?」

ほむら「まどか、どうしたの?」

まどか「わかんない……でも、今何か……」

マザーエルフ『………!』

まどか「マザーエルフが……怯えてる……」

ロール(やっぱり、か)

ブルース(急げロックマン、フォルテ。 奴が来るぞ)


427 ◆0jVt1ao7Gw2013/10/30(水) 17:11:17.613+c6hhUT0 (6/6)

年内には終わらせたいなぁ……


428VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/30(水) 17:21:26.67aMDqU7Xd0 (1/1)


俺、D-artsブラックゼロが届いたら、
アルティメットアーマーと並べるんだ…。


429VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/30(水) 17:24:45.83T2s0di8DO (1/1)


ブルースに貰ったのはL缶かな


430VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/11/27(水) 23:50:10.60VZYzt5lDo (1/1)




431VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/11/30(土) 21:42:18.41qtXcXT8DO (1/1)

まだいける


432VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/12/08(日) 07:46:48.79OBOiQM0DO (1/1)

一気読みした
続き待ってる


433VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2013/12/14(土) 22:20:48.50bD0RcaVS0 (1/1)

諦めない!


434VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2013/12/20(金) 21:23:29.31vppU0HTD0 (1/3)

なんという俺得

しえンするヨ・・・ギギギ・・・


435VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2013/12/20(金) 21:25:37.60vppU0HTD0 (2/3)

なんという俺得

がんバってネ・・・ギギギ


436VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2013/12/20(金) 21:28:04.33vppU0HTD0 (3/3)

ミスった

ネタ仕込んだりするからこのザマだよ!


437VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/12/20(金) 23:34:09.20M02M9ODj0 (1/1)

エックスとマミさんって似ている気がするな
繊細で精神的に強い面と弱い面が同居していて、限界を超えると暴走する所とか
岩本XでもX2を除けば全て鬼(イレギュラー)になってるし


438VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/12/21(土) 14:57:22.53YLrXxUJWo (1/1)

>>434-436
ドンマイ



439VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/12/25(水) 02:19:54.58KKva+NI1o (1/1)

はひ ぁクリメ し//// ,,//ー、
っ ぃ│リぃぇ //// _r''´  :;:;:;l ̄/ ̄`ー、  _
は││っぃぇ (/// /  ;:;:;:;:∠∠_,     Y´  `ヽ
ぁ.││スぃぇ //// >_. ニ-´/⌒ヽ ヽヽ、 /´ ̄ ̄`ヽ}
│ふスマぃ∫ |/  ヘ <_;:Y。y;:;ヽ゚_ソ;:;ゝゝ  i _-ー―-、}
│っ ぅ ぁ ∫ |/ / ', / ン´ `>┐r'/    ゝ-ー- ノ
│は !! ぁ   N /  ',/ /⌒ 7  ヒl | |    │l l│
っっ       \ /   .ハ |   |   _Y    r´ ̄ ̄`ヽ
―――――`⌒/    ハイ|    |  //     i ´ ̄ ̄ ̄`i
/////  /     ハ小    |、//     iー――-、ノ
///// ./_r-,-―'ハノ`丶┐Yレ_,-ー´ >-――←、
//// / ̄     -´ ̄ ̄ ̄ ̄/  ̄ ̄ ̄ヽ


440VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2013/12/25(水) 19:23:53.04MpHHmeia0 (1/1)

>>439
不覚にもワロタ


441VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/12/29(日) 21:40:31.155A5j2PXDO (1/1)

明日で2ヶ月か…

何度でもなんどでもな・ん・ど・で・も!待ってるからな