1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 03:26:11.30:bkNe71wz0 (1/10)
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魔法少女まどか☆マギカとゴジラとイカ娘のクロスオーバーSSです。
前スレ
魔法少女&怪獣飛翔まどか☆ゴジラオールスターズ2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332597007/
前々スレ
魔法少女&怪獣咆哮まどか☆ゴジラオールスターズ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1327844155/
その前スレ
怪獣顕現まどか☆マギカ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1323614857/
更にその前スレ
とある魔法少女と怪獣王
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1321369755/
そしてその前スレ
魔法少女まどか☆ゴジラ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319294430/
そんで最初のスレ
ほむら「怪獣!?」ゴジラ「…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318087601/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1332597007(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1347647171
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魔法少女まどか☆マギカとゴジラとイカ娘のクロスオーバーSSです。
前スレ
魔法少女&怪獣飛翔まどか☆ゴジラオールスターズ2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332597007/
前々スレ
魔法少女&怪獣咆哮まどか☆ゴジラオールスターズ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1327844155/
その前スレ
怪獣顕現まどか☆マギカ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1323614857/
更にその前スレ
とある魔法少女と怪獣王
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1321369755/
そしてその前スレ
魔法少女まどか☆ゴジラ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319294430/
そんで最初のスレ
ほむら「怪獣!?」ゴジラ「…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318087601/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1332597007(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 03:29:48.50:bkNe71wz0 (2/10)
中心街の建物の廃墟に隠れるようにして由里がリポートし、武田が撮影している。
由里「魔法少女が何人かこの場から離れて戻って来て1人増えたようです!そしてな・・・何事でしょう!?あの髑髏を纏ったような怪獣が・・・巨大な3つ首のキングギドラのような怪獣に変異しました!
あれがギドラ族の王の本当の姿なのでしょうか?11体11色のキングギドラに似た怪獣達が、この場から離れて行きました!きっと、この見滝原の何処かで戦っているものと思われます。
そして倒れたゴジラが復活し、魔法少女と一緒のゴジラと戦い始めました!そのゴジラにも紅い少女が付いているようです!
周囲の怪獣達は戦うのを止めました。敵の怪獣も、味方の怪獣もこの戦いを見守っています。そしてどうも互いに牽制しあっているようです。
もう何が起きているのか私には解りません。しかし、これが私達人類の、地球の命運を決める決戦である事は間違いないと思います。
皆さん、共に見届けましょう、。私達の為に力の限り、命を賭けて戦う、年端もいかない少女達の戦いを。
彼らを造り出してしまった、身勝手な私達人類を守る為に戦ってくれている怪獣達を。目を・・・逸らさずに。
私も、生きている限り、この決戦を出来る限り皆さんにお送りしていきます。これが私に出来る事だから、これが私の戦いだから。此処から見えるのは、ゴジラ同士の戦いと、ギドラ族の王と、それを倒そうとする戦士達の戦いです」
武田「由里!ゴジラ同士の戦い撮ってたけど、土砂が向こうで舞って映し辛くなった!今度はあのでかいギドラの方を撮る!」
由里「うん、解った!」
シェルター内、まどホーム、リビング
詢子、知久、和子、タツヤはテレビを見る。テレビは衛星放送を含め、BSデジタルQを覗き、全てのチャンネルがカイザーギドラによりジャックされ、マギアVSギドラ族のそれぞれの場面が放送されている。
尚、この部屋ではまどかと最強の怪獣王が、マドカと最凶の怪獣王ゴジラが戦っているのを映していたBSデジタルQを見ていたが、カメラを動かし、マミとメカキングギドラ、杏子とデストロイア、あいりとスペースゴジラがカイザーギドラと戦っている場所を映し始める。
詢子「ファアアアアアアック!他の連中なんかどーだって良いんだよ!まどかを映せよ!まどかを!!」
ガガガガガガガガガガガ!!
リモコンのスイッチを連打する詢子。
バキャ!
詢子「あ」
そして砕けるリモコン。
詢子「ったく、情けないリモコンだね!」
和子「うわぁ・・・指でリモコンを粉砕しちゃった・・・」
知久「じ、詢子さん、落ち着いて・・・」
和子「ていうか、タツヤ君みたいな小さい子の前でファックとか言わないでよ・・・」
タツヤ「ふぁーっく!ふぁーっく!」キャッキャッ
和子「真似しちゃいけません!」
知久「メーカーに電話・・・は無理だから、後で店が開いたら地下街の店舗行って来て同じの買って来よう。あ、まどかの場面を見るんだったら・・・」
知久がテレビモニターのメニュースイッチを押して、チャンネル機能からチャンネルを変えて行く。
そしてまどかの場面が映った。
詢子「お、こっちのが画質も良いし、断然見易いね」
和子「でも、何で映ってるのかしら・・・?誰も映していないのに」
知久「多分、あの巨大なギドラが何かしたんじゃ無いでしょうか?あの髑髏みたいな怪獣がそれに変身してから映るようになりましたし」
和子「そうですね・・・ところで、まどかちゃんとゴジラが戦ってるのって、やっぱり・・・」
詢子「あぁ、敵はゴジラと・・・」
知久「まどか、ですよね、どう見ても・・・」
さっきまでは画質の低いBSデジタルQの放送だから、マドカが映っても、まどかに見無くも無い、というくらいだったが、こう高画質だとはっきり見える。
まどかが、まどかと同じ顔の、カイザーギドラから力を得た最凶の怪獣王ゴジラが造り出したマドカが。
詢子「まぁ、色が違うが・・・まどかの髪や瞳は可愛らしいピンクなんだ。あんな溶岩みたいな、攻撃的な紅じゃない」
和子「ええ、それにあの表情・・・」
マドカの顔が映ると、残忍な笑みや凶暴な怒りに染まった表情ばかりをしている。
知久「まどかはあんな表情をする娘じゃない・・・!」
詢子「いけー!まどかー!偽物なんかに負けるなー!!」
中心街の建物の廃墟に隠れるようにして由里がリポートし、武田が撮影している。
由里「魔法少女が何人かこの場から離れて戻って来て1人増えたようです!そしてな・・・何事でしょう!?あの髑髏を纏ったような怪獣が・・・巨大な3つ首のキングギドラのような怪獣に変異しました!
あれがギドラ族の王の本当の姿なのでしょうか?11体11色のキングギドラに似た怪獣達が、この場から離れて行きました!きっと、この見滝原の何処かで戦っているものと思われます。
そして倒れたゴジラが復活し、魔法少女と一緒のゴジラと戦い始めました!そのゴジラにも紅い少女が付いているようです!
周囲の怪獣達は戦うのを止めました。敵の怪獣も、味方の怪獣もこの戦いを見守っています。そしてどうも互いに牽制しあっているようです。
もう何が起きているのか私には解りません。しかし、これが私達人類の、地球の命運を決める決戦である事は間違いないと思います。
皆さん、共に見届けましょう、。私達の為に力の限り、命を賭けて戦う、年端もいかない少女達の戦いを。
彼らを造り出してしまった、身勝手な私達人類を守る為に戦ってくれている怪獣達を。目を・・・逸らさずに。
私も、生きている限り、この決戦を出来る限り皆さんにお送りしていきます。これが私に出来る事だから、これが私の戦いだから。此処から見えるのは、ゴジラ同士の戦いと、ギドラ族の王と、それを倒そうとする戦士達の戦いです」
武田「由里!ゴジラ同士の戦い撮ってたけど、土砂が向こうで舞って映し辛くなった!今度はあのでかいギドラの方を撮る!」
由里「うん、解った!」
シェルター内、まどホーム、リビング
詢子、知久、和子、タツヤはテレビを見る。テレビは衛星放送を含め、BSデジタルQを覗き、全てのチャンネルがカイザーギドラによりジャックされ、マギアVSギドラ族のそれぞれの場面が放送されている。
尚、この部屋ではまどかと最強の怪獣王が、マドカと最凶の怪獣王ゴジラが戦っているのを映していたBSデジタルQを見ていたが、カメラを動かし、マミとメカキングギドラ、杏子とデストロイア、あいりとスペースゴジラがカイザーギドラと戦っている場所を映し始める。
詢子「ファアアアアアアック!他の連中なんかどーだって良いんだよ!まどかを映せよ!まどかを!!」
ガガガガガガガガガガガ!!
リモコンのスイッチを連打する詢子。
バキャ!
詢子「あ」
そして砕けるリモコン。
詢子「ったく、情けないリモコンだね!」
和子「うわぁ・・・指でリモコンを粉砕しちゃった・・・」
知久「じ、詢子さん、落ち着いて・・・」
和子「ていうか、タツヤ君みたいな小さい子の前でファックとか言わないでよ・・・」
タツヤ「ふぁーっく!ふぁーっく!」キャッキャッ
和子「真似しちゃいけません!」
知久「メーカーに電話・・・は無理だから、後で店が開いたら地下街の店舗行って来て同じの買って来よう。あ、まどかの場面を見るんだったら・・・」
知久がテレビモニターのメニュースイッチを押して、チャンネル機能からチャンネルを変えて行く。
そしてまどかの場面が映った。
詢子「お、こっちのが画質も良いし、断然見易いね」
和子「でも、何で映ってるのかしら・・・?誰も映していないのに」
知久「多分、あの巨大なギドラが何かしたんじゃ無いでしょうか?あの髑髏みたいな怪獣がそれに変身してから映るようになりましたし」
和子「そうですね・・・ところで、まどかちゃんとゴジラが戦ってるのって、やっぱり・・・」
詢子「あぁ、敵はゴジラと・・・」
知久「まどか、ですよね、どう見ても・・・」
さっきまでは画質の低いBSデジタルQの放送だから、マドカが映っても、まどかに見無くも無い、というくらいだったが、こう高画質だとはっきり見える。
まどかが、まどかと同じ顔の、カイザーギドラから力を得た最凶の怪獣王ゴジラが造り出したマドカが。
詢子「まぁ、色が違うが・・・まどかの髪や瞳は可愛らしいピンクなんだ。あんな溶岩みたいな、攻撃的な紅じゃない」
和子「ええ、それにあの表情・・・」
マドカの顔が映ると、残忍な笑みや凶暴な怒りに染まった表情ばかりをしている。
知久「まどかはあんな表情をする娘じゃない・・・!」
詢子「いけー!まどかー!偽物なんかに負けるなー!!」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 03:31:06.51:bkNe71wz0 (3/10)
シェルター内、あんホーム、リビング
杏子の両親、そして何人か孤児達がテレビモニターから目を離さずに見る。2画面にして、片方は杏子とデストロイアのカイザーギドラが相手の戦いを映し、もう片方は、杏子の妹モモが、アーマード・モスラをパートナーにほむら、バトラと共に金色のグランドギドラと戦っているのが映されている。
杏子母「モモ・・・帰って来ないと思ったら、あんな所に・・・」
杏子の母は顔色が真っ青になっている。
杏子父「モモも・・・選んだと言うのか、杏子と同じ戦う運命を・・・私達には、それでもあの子達の勝利を信じて祈る事しか出来ない。
ほら、君がそんなに顔色悪くしてたら駄目じゃないか。目を逸らしてはいけない。何も出来ない私達には、せめて娘達の戦いを見届ける義務がある」
杏子「ええ、そうね・・・ごめんなさい。それにしても、杏子達が戦っているあの巨大なギドラ・・・まさしく黙示録の竜そのものの姿だわ。まるでそこから現実へ飛び出したみたい」
シェルター内、ホール。
シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中条が、ホールのモニターの1つを見ていた。
モニターには、さやかと宇宙サイボーグ怪獣ガイガンがミキュベイ、オルガと共に黒い刃を振りかざすグランドギドラとの戦いが映されている。
仁美「さやかさん・・・」
恭介「さやか・・・」
中条「美樹さん・・・」
3人はさやかの名を呼び、食い入るようにモニターを見詰める。さやか達の勝利を信じて。
それとは別のモニター。かずみとバルグザーダンが、ニコ・・・カンナとメカゴジラⅡと、氷を操る灰色のグランドギドラとの激闘を繰り広げる様が映されてる。
それを見る人々の仲に、レパ・マチュカ店長の立花宗一郎と、レパ・マチュカのアルバイト店員の姿が見える。
宗一郎「・・・」
宗一郎は緊張した面持ちで画面を注視している。
店員「店長・・・かずみちゃん達、勝てますよね?ね?」
宗一郎「俺に解る訳無いだろう・・・でも」
店員「?」
宗一郎「かずみが負けても、逃げても、俺はかずみを恨まない。俺は、無責任だろうが、あの娘達に俺の未来は託したよ」
店員「そうですね。でも私は!絶対にかずみちゃん達が勝つって信じてます!まだまだやりたい事も欲しいものもいっぱいありますから!そんな訳で店長!生きてこの戦いを終えられたら、バイト代上げてください!!」
宗一郎「そもそも店が目茶苦茶になってしまったから、店員を雇う余裕が無くなったからな・・・」
店員「がーん・・・」
宗一郎「でも、そうだな。かずみ達が勝って・・・生きて戦いを終えられたら、時給を50円上げてやるか」
店員「(50円・・・)」
宗一郎「何だ、不満か?なら辞めるか?」
店員「あー!いえいえいえ!とんでも無い!ありがとうございます!!」
宗一郎「ところで、家族や学校の同級生と一緒にいなくて良いのか?」
店員「家族は連絡取れました。同級生は・・・何人か、さっきの襲撃で怪獣に食べられちゃったみたいです」
宗一郎「そうか・・・」
店員「そっち行くと、その間、かずみちゃんの戦いを見れないじゃ無いですか!だから、此処で目を離さずに見ます!」
宗一郎「まぁ、今は何処にいても同じか・・・」
シェルター内、あんホーム、リビング
杏子の両親、そして何人か孤児達がテレビモニターから目を離さずに見る。2画面にして、片方は杏子とデストロイアのカイザーギドラが相手の戦いを映し、もう片方は、杏子の妹モモが、アーマード・モスラをパートナーにほむら、バトラと共に金色のグランドギドラと戦っているのが映されている。
杏子母「モモ・・・帰って来ないと思ったら、あんな所に・・・」
杏子の母は顔色が真っ青になっている。
杏子父「モモも・・・選んだと言うのか、杏子と同じ戦う運命を・・・私達には、それでもあの子達の勝利を信じて祈る事しか出来ない。
ほら、君がそんなに顔色悪くしてたら駄目じゃないか。目を逸らしてはいけない。何も出来ない私達には、せめて娘達の戦いを見届ける義務がある」
杏子「ええ、そうね・・・ごめんなさい。それにしても、杏子達が戦っているあの巨大なギドラ・・・まさしく黙示録の竜そのものの姿だわ。まるでそこから現実へ飛び出したみたい」
シェルター内、ホール。
シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中条が、ホールのモニターの1つを見ていた。
モニターには、さやかと宇宙サイボーグ怪獣ガイガンがミキュベイ、オルガと共に黒い刃を振りかざすグランドギドラとの戦いが映されている。
仁美「さやかさん・・・」
恭介「さやか・・・」
中条「美樹さん・・・」
3人はさやかの名を呼び、食い入るようにモニターを見詰める。さやか達の勝利を信じて。
それとは別のモニター。かずみとバルグザーダンが、ニコ・・・カンナとメカゴジラⅡと、氷を操る灰色のグランドギドラとの激闘を繰り広げる様が映されてる。
それを見る人々の仲に、レパ・マチュカ店長の立花宗一郎と、レパ・マチュカのアルバイト店員の姿が見える。
宗一郎「・・・」
宗一郎は緊張した面持ちで画面を注視している。
店員「店長・・・かずみちゃん達、勝てますよね?ね?」
宗一郎「俺に解る訳無いだろう・・・でも」
店員「?」
宗一郎「かずみが負けても、逃げても、俺はかずみを恨まない。俺は、無責任だろうが、あの娘達に俺の未来は託したよ」
店員「そうですね。でも私は!絶対にかずみちゃん達が勝つって信じてます!まだまだやりたい事も欲しいものもいっぱいありますから!そんな訳で店長!生きてこの戦いを終えられたら、バイト代上げてください!!」
宗一郎「そもそも店が目茶苦茶になってしまったから、店員を雇う余裕が無くなったからな・・・」
店員「がーん・・・」
宗一郎「でも、そうだな。かずみ達が勝って・・・生きて戦いを終えられたら、時給を50円上げてやるか」
店員「(50円・・・)」
宗一郎「何だ、不満か?なら辞めるか?」
店員「あー!いえいえいえ!とんでも無い!ありがとうございます!!」
宗一郎「ところで、家族や学校の同級生と一緒にいなくて良いのか?」
店員「家族は連絡取れました。同級生は・・・何人か、さっきの襲撃で怪獣に食べられちゃったみたいです」
宗一郎「そうか・・・」
店員「そっち行くと、その間、かずみちゃんの戦いを見れないじゃ無いですか!だから、此処で目を離さずに見ます!」
宗一郎「まぁ、今は何処にいても同じか・・・」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 03:33:08.97:bkNe71wz0 (4/10)
別のホールのモニター。そこでは織莉子と同じ白百合女子学校の生徒達が、織莉子とスーパーメカゴジラ、キリカとデスギドラが銀色のグランドギドラと死力を尽くして戦うのが映っている。
女生徒A「美国生徒会長・・・凄い、何ていうか凄い。まるでアニメみたいな戦いしてる・・・」
女生徒B「そうですわね・・・織莉子さん、あんな常識も人智も及ばない戦いに身を投じなさって・・・」
女生徒C「美国先輩・・・私、必ず先輩達が勝つって信じてます!」
女生徒D「私は・・・私は、例え織莉子お姉様達が負けてしまっても、お姉様たちの所為にはしません。織莉子お姉様が逝ってしまったら・・・私も後を追わせてもらいます!」
女生徒E「落ち着きなさい」
更に別の一角。そこは異様な熱気に包まれ、他には無い程の一体感があった。
俺ら「うぉおおおおおおおお!頑張れー!!」
俺ら「魔法少女の皆ー!僕達が付いてるおー!!」
俺ら「俺らの命運!君達に預けたぜぃ!!」
俺ら「おお!ちょっと、2ちゃん見てみたら、凄い勢いでスレが立って応援書き込みで埋め尽くされてく!」
俺ら「ニコ動でも、全部リアルタイム配信されてる」
俺ら「コメが全部魔法少女と怪獣への応援ばっかりだ!」
周囲がドン引きする空気を発して応援する俺ら。
別のホールのモニター。そこでは織莉子と同じ白百合女子学校の生徒達が、織莉子とスーパーメカゴジラ、キリカとデスギドラが銀色のグランドギドラと死力を尽くして戦うのが映っている。
女生徒A「美国生徒会長・・・凄い、何ていうか凄い。まるでアニメみたいな戦いしてる・・・」
女生徒B「そうですわね・・・織莉子さん、あんな常識も人智も及ばない戦いに身を投じなさって・・・」
女生徒C「美国先輩・・・私、必ず先輩達が勝つって信じてます!」
女生徒D「私は・・・私は、例え織莉子お姉様達が負けてしまっても、お姉様たちの所為にはしません。織莉子お姉様が逝ってしまったら・・・私も後を追わせてもらいます!」
女生徒E「落ち着きなさい」
更に別の一角。そこは異様な熱気に包まれ、他には無い程の一体感があった。
俺ら「うぉおおおおおおおお!頑張れー!!」
俺ら「魔法少女の皆ー!僕達が付いてるおー!!」
俺ら「俺らの命運!君達に預けたぜぃ!!」
俺ら「おお!ちょっと、2ちゃん見てみたら、凄い勢いでスレが立って応援書き込みで埋め尽くされてく!」
俺ら「ニコ動でも、全部リアルタイム配信されてる」
俺ら「コメが全部魔法少女と怪獣への応援ばっかりだ!」
周囲がドン引きする空気を発して応援する俺ら。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/15(土) 03:39:55.52:HehSDkaOo (1/2)
だ・か・ら、何度間違えてるんだよ!ったく
仁美と避難してるのは上条だろうが!!
だ・か・ら、何度間違えてるんだよ!ったく
仁美と避難してるのは上条だろうが!!
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/15(土) 03:41:42.96:HehSDkaOo (2/2)
あ、すまぬ。新スレ移って見始めたもんだからか混乱してしまってた。
あ、すまぬ。新スレ移って見始めたもんだからか混乱してしまってた。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 03:57:29.20:bkNe71wz0 (5/10)
3修正
×シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中条が、ホールのモニターの1つを見ていた。
○シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中沢が、ホールのモニターの1つを見ていた。
×中条「美樹さん・・・」
○中沢「美樹さん・・・」
中沢君の名前を普通に間違えてしまった。
3修正
×シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中条が、ホールのモニターの1つを見ていた。
○シェルター内のホールでは、司令部から戻って来た恭介と、そこに避難している仁美と中沢が、ホールのモニターの1つを見ていた。
×中条「美樹さん・・・」
○中沢「美樹さん・・・」
中沢君の名前を普通に間違えてしまった。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 04:00:07.11:bkNe71wz0 (6/10)
今日は此処までで。明日休みだと遅くなっちゃう。すいません。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
今日は此処までで。明日休みだと遅くなっちゃう。すいません。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 22:17:28.95:bkNe71wz0 (7/10)
ロリこんばんは。今日は疲れてるのでちょっとだけ。
再開します。
ロリこんばんは。今日は疲れてるのでちょっとだけ。
再開します。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 22:18:46.32:bkNe71wz0 (8/10)
シェルター内、BSデジタルQ仮設スタジオ。
淳「あー・・・やっぱり、ハンディのデジカメじゃ、ジャックされてる映像より大分画質が落ちますね」
春樹「そこは由里ちゃんの実況だろ!しっかし、よくあんな危ない所で撮影しようなんて思えるな・・・由里ちゃんは大物だよ」
轟天号やランブリング、火龍、エクレールはドッグファイターを収容し、ギドラ族やモスラ族、ラドン族など、敵味方の怪獣と共に、見滝原の街の広い場所を選んで着陸している。
轟天号ブリッジ
ゴードン大佐「・・・」
小室少佐「・・・」
熊谷教官「・・・」
轟天号のブリッジでゴードン大佐達は敵の様子を見ながらも、魔法少女と怪獣達の戦いをモニターで見詰める。
巡洋艦あいづ、ブリッジ
立花准将「・・・」
崎田大佐「・・・」
宮下中佐「・・・」
スーパーX3コクピット
黒木特佐「・・・」
グリフォンコクピット
桐子「・・・」
機龍1号機コクピット
風間「・・・」
機龍2号機コクピット
尾崎「・・・」
MOGERA1号機コクピット
結城「・・・」
新城「・・・」
佐藤「・・・」
MOGERA2号機コクピット
鈴木「・・・」
大野「・・・」
上原「・・・」
MOGERA3号機コクピット
佐々木「・・・」
曽根崎「・・・」
キャサリン「・・・」
見滝原の港でも、今は双方矛を収め、海軍部隊も、こちらへ援軍へ来た陸戦部隊も、G-グラスパーも、機龍隊もMOGERA隊も今は世界の命運を握る戦いを見守っていた。
シェルター内、BSデジタルQ仮設スタジオ。
淳「あー・・・やっぱり、ハンディのデジカメじゃ、ジャックされてる映像より大分画質が落ちますね」
春樹「そこは由里ちゃんの実況だろ!しっかし、よくあんな危ない所で撮影しようなんて思えるな・・・由里ちゃんは大物だよ」
轟天号やランブリング、火龍、エクレールはドッグファイターを収容し、ギドラ族やモスラ族、ラドン族など、敵味方の怪獣と共に、見滝原の街の広い場所を選んで着陸している。
轟天号ブリッジ
ゴードン大佐「・・・」
小室少佐「・・・」
熊谷教官「・・・」
轟天号のブリッジでゴードン大佐達は敵の様子を見ながらも、魔法少女と怪獣達の戦いをモニターで見詰める。
巡洋艦あいづ、ブリッジ
立花准将「・・・」
崎田大佐「・・・」
宮下中佐「・・・」
スーパーX3コクピット
黒木特佐「・・・」
グリフォンコクピット
桐子「・・・」
機龍1号機コクピット
風間「・・・」
機龍2号機コクピット
尾崎「・・・」
MOGERA1号機コクピット
結城「・・・」
新城「・・・」
佐藤「・・・」
MOGERA2号機コクピット
鈴木「・・・」
大野「・・・」
上原「・・・」
MOGERA3号機コクピット
佐々木「・・・」
曽根崎「・・・」
キャサリン「・・・」
見滝原の港でも、今は双方矛を収め、海軍部隊も、こちらへ援軍へ来た陸戦部隊も、G-グラスパーも、機龍隊もMOGERA隊も今は世界の命運を握る戦いを見守っていた。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 22:19:13.39:bkNe71wz0 (9/10)
見滝原、防衛軍駐屯地、格納庫
青木「・・・」
周囲で小規模の戦闘が起こり、戦闘の跡が出来ている駐屯地。その格納庫で、青木は仲間の技師達と共に、詰め所のモニターを注視している。
見滝原、防衛軍駐屯地、特別怪獣対策部隊、移動基地、科学班
工藤「・・・」
吉沢博士「・・・」
特別怪獣対策部隊の科学班も据付のモニターやパソコンのモニターで魔法少女と怪獣達の戦いを見る。
吉沢博士「工藤君、ディメンション・タイドは何時でも撃てるわね?」
工藤「ええ、バッチシいけますよ!あのほむらちゃんって子が撃ちたいと思ったら、何時でも」
吉沢博士「そう。工藤君、ワルプルギスの夜が来てから寝てないけど、仮眠を取っても良いわよ?」
工藤「いえ、大丈夫です。見てますよ。寝ようとしても気になって寝られないですよ!先生こそ大丈夫なんですか?」
吉沢博士「私もこの戦いから目を離したくないの」
工藤「やっぱそうですよねぇ。目を離してる間に、勝っても負けても、その瞬間を見逃しちゃう訳にはいかないですもんね」
シェルター内、防衛軍総司令部
KB「・・・」
JB「・・・」
未希「・・・」
美雪「・・・」
杏奈「・・・」
総司令部に避難して来た日東テレビキャスターの音無杏奈も、今は完全にBSデジタルQに譲って、黙ってその放送を見ている。
見滝原、防衛軍駐屯地、格納庫
青木「・・・」
周囲で小規模の戦闘が起こり、戦闘の跡が出来ている駐屯地。その格納庫で、青木は仲間の技師達と共に、詰め所のモニターを注視している。
見滝原、防衛軍駐屯地、特別怪獣対策部隊、移動基地、科学班
工藤「・・・」
吉沢博士「・・・」
特別怪獣対策部隊の科学班も据付のモニターやパソコンのモニターで魔法少女と怪獣達の戦いを見る。
吉沢博士「工藤君、ディメンション・タイドは何時でも撃てるわね?」
工藤「ええ、バッチシいけますよ!あのほむらちゃんって子が撃ちたいと思ったら、何時でも」
吉沢博士「そう。工藤君、ワルプルギスの夜が来てから寝てないけど、仮眠を取っても良いわよ?」
工藤「いえ、大丈夫です。見てますよ。寝ようとしても気になって寝られないですよ!先生こそ大丈夫なんですか?」
吉沢博士「私もこの戦いから目を離したくないの」
工藤「やっぱそうですよねぇ。目を離してる間に、勝っても負けても、その瞬間を見逃しちゃう訳にはいかないですもんね」
シェルター内、防衛軍総司令部
KB「・・・」
JB「・・・」
未希「・・・」
美雪「・・・」
杏奈「・・・」
総司令部に避難して来た日東テレビキャスターの音無杏奈も、今は完全にBSデジタルQに譲って、黙ってその放送を見ている。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/15(土) 22:19:50.59:bkNe71wz0 (10/10)
今日は此処までです。
では明日に!
今日は此処までです。
では明日に!
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/16(日) 02:53:39.15:qNr04npO0 (1/1)
乙
嵐の前の静けさ・・・
乙
嵐の前の静けさ・・・
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/16(日) 22:51:30.25:3CHBC8vo0 (1/5)
ロリこんばんは。今日も疲れたのでちょっとだけです。
>>13
静けさと言っても一応の拮抗状態での静けさ。皆戦ってるし。
再開します。
ロリこんばんは。今日も疲れたのでちょっとだけです。
>>13
静けさと言っても一応の拮抗状態での静けさ。皆戦ってるし。
再開します。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/16(日) 22:52:00.69:3CHBC8vo0 (2/5)
見滝原中心街付近
ほむら「・・・」
私は夜になった廃墟の街の暗闇の中、30mm 砲ハルコンネンAMEと対怪獣大型拳銃ジャッカルをヴリトラに撃ちながら駆け回る。
モモ「このっ!このっ!」
モモも跳ね回りながら、手に持った注射器型ガトリングを撃つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウウウウウ!!」
ヴリトラは私達から距離を保ちながら、金色の引力光線を撃ちまくって来る。“光の”というだけあって、光線攻撃を得意としているらしく、あまり接近しての格闘戦をしようとはして来ない。
私のハルコンネンでは、無理に連射して、同じ所に連続で当てれば、バリヤーは破れるけれど、次の弾を撃つ前にバリヤーが修復されてしまう。
バトラ「グギョオオオオオオン!!」
アーマード・モスラ「ギィアアッ!!」
バトラやアーマード・モスラもプリズム光線とクロスヒートレーザー鎧だけでなく、接近しての組み付きや体当たりを仕掛けようとしても、距離を離されすぎて届かない。
ヴリトラは位置取りが非常に上手ね。地味なようで重要な技能だわ。こちらの攻撃は防がれるか、当たらない。私達の方にも攻撃は当たらないけど、当たったら致命傷。互角のように見えて、明らかに不利なのはこっちね。当たったら終わりだし。そこは当たりそうになったら私の時間停止を使って逃れてるわ。
夜だというのに、ヴリトラは幻影を使ってこちらの攻撃を避ける上、幻影には攻撃能力こそ無いものの、走ったり飛んだり引力光線の形をした光を撃ったりと、非常に幻惑性が高くて厄介ね。
さて、時間停止を使っても決定打が与えられないのは、この幻影が原因なのよねぇ。時間を止めてみても、今、目の前にいるのが確実にヴリトラ本体なのかは解らないのよ。
確かめる方法は、私が触れてみて動けば本物・・・なんだけど、本当に本物だったら、私はその瞬間、消し炭も残らずに消し飛ばされるわね。
何とか、本物かどうかが解れば・・・。私はモモと並んで走って跳びながら話しかける。
ほむら「モモ、何とか奴が本物かどうか見ただけで解るように出来ないかしら?幻影と入れ替わって姿を隠している状態のを見付けられるようにしてくれても良いわ」
そうすれば・・・私は、私達で決定打を放つ事が出来る。怪獣弾を奴にブチ極めてやるわ!
モモ「見ただけで・・・ですか?うーん・・・そうだ!ひょっとしたら・・・」
ほむら「何かあるの?」
モモ「はい!あ、何とか、私の銃撃を本物の方に当てたいんですけど、どうにか出来ますか?」
モモが注射器型ガトリングのごついボックス型マガジンを交換する。別の弾を使うのかしら?
ほむら「それくらいなら、簡単だけど・・・バトラ」
バトラ「ガギョオオオオオオン!!」
上空から降下しながら、バトラがヴリトラにプリズム光線を放つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウ!!」
そのヴリトラは本物だったらしく、それを素早く跳んで避ける。
ほむら「食らいなさい!」
その回避軌道を読んでいた私は右手に持ったハルコンネンと左手のジャッカルをヴリトラに向けて連射する。
グランドギドラ(ヴリトラ)「・・・!」
それを避けられず、命中しヴリトラの動きが止まる。
モモ「当たれー!!」
そしてモモが注射器型ガトリングをヴリトラ向けて掃射する。それはバリヤーに防がれる事なく、次々にヴリトラに着弾する。どうしてバリヤーに引っ掛からなかったのかは着弾してすぐに解ったわ。
ほむら「パーフェクトよ!モモ!時よ止まれ!!」
私は時間を止める。
見滝原中心街付近
ほむら「・・・」
私は夜になった廃墟の街の暗闇の中、30mm 砲ハルコンネンAMEと対怪獣大型拳銃ジャッカルをヴリトラに撃ちながら駆け回る。
モモ「このっ!このっ!」
モモも跳ね回りながら、手に持った注射器型ガトリングを撃つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウウウウウ!!」
ヴリトラは私達から距離を保ちながら、金色の引力光線を撃ちまくって来る。“光の”というだけあって、光線攻撃を得意としているらしく、あまり接近しての格闘戦をしようとはして来ない。
私のハルコンネンでは、無理に連射して、同じ所に連続で当てれば、バリヤーは破れるけれど、次の弾を撃つ前にバリヤーが修復されてしまう。
バトラ「グギョオオオオオオン!!」
アーマード・モスラ「ギィアアッ!!」
バトラやアーマード・モスラもプリズム光線とクロスヒートレーザー鎧だけでなく、接近しての組み付きや体当たりを仕掛けようとしても、距離を離されすぎて届かない。
ヴリトラは位置取りが非常に上手ね。地味なようで重要な技能だわ。こちらの攻撃は防がれるか、当たらない。私達の方にも攻撃は当たらないけど、当たったら致命傷。互角のように見えて、明らかに不利なのはこっちね。当たったら終わりだし。そこは当たりそうになったら私の時間停止を使って逃れてるわ。
夜だというのに、ヴリトラは幻影を使ってこちらの攻撃を避ける上、幻影には攻撃能力こそ無いものの、走ったり飛んだり引力光線の形をした光を撃ったりと、非常に幻惑性が高くて厄介ね。
さて、時間停止を使っても決定打が与えられないのは、この幻影が原因なのよねぇ。時間を止めてみても、今、目の前にいるのが確実にヴリトラ本体なのかは解らないのよ。
確かめる方法は、私が触れてみて動けば本物・・・なんだけど、本当に本物だったら、私はその瞬間、消し炭も残らずに消し飛ばされるわね。
何とか、本物かどうかが解れば・・・。私はモモと並んで走って跳びながら話しかける。
ほむら「モモ、何とか奴が本物かどうか見ただけで解るように出来ないかしら?幻影と入れ替わって姿を隠している状態のを見付けられるようにしてくれても良いわ」
そうすれば・・・私は、私達で決定打を放つ事が出来る。怪獣弾を奴にブチ極めてやるわ!
モモ「見ただけで・・・ですか?うーん・・・そうだ!ひょっとしたら・・・」
ほむら「何かあるの?」
モモ「はい!あ、何とか、私の銃撃を本物の方に当てたいんですけど、どうにか出来ますか?」
モモが注射器型ガトリングのごついボックス型マガジンを交換する。別の弾を使うのかしら?
ほむら「それくらいなら、簡単だけど・・・バトラ」
バトラ「ガギョオオオオオオン!!」
上空から降下しながら、バトラがヴリトラにプリズム光線を放つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウ!!」
そのヴリトラは本物だったらしく、それを素早く跳んで避ける。
ほむら「食らいなさい!」
その回避軌道を読んでいた私は右手に持ったハルコンネンと左手のジャッカルをヴリトラに向けて連射する。
グランドギドラ(ヴリトラ)「・・・!」
それを避けられず、命中しヴリトラの動きが止まる。
モモ「当たれー!!」
そしてモモが注射器型ガトリングをヴリトラ向けて掃射する。それはバリヤーに防がれる事なく、次々にヴリトラに着弾する。どうしてバリヤーに引っ掛からなかったのかは着弾してすぐに解ったわ。
ほむら「パーフェクトよ!モモ!時よ止まれ!!」
私は時間を止める。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/16(日) 23:25:02.24:3CHBC8vo0 (3/5)
修正
×クロスヒートレーザー鎧
○鎧・クロスヒートレーザー
修正
×クロスヒートレーザー鎧
○鎧・クロスヒートレーザー
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/16(日) 23:28:52.60:3CHBC8vo0 (4/5)
私とバトラ以外の時間が止まる。ジャッカルを盾に仕舞うと、アーマード・モスラに跳び乗って左手でその背に触れる。
アーマード・モスラ「・・・?周囲の時間が止まってますね。これがあなたの時間停止能力ですか」
アーマード・モスラの時間が動き出す。
ほむら「ええ。ヴリトラの本体は・・・あれね」
私は目の前の金色のグランドギドラは無視して、一体、何時の間にか入れ替わったのか、既にヴリトラは幻影と入れ替わっていた。
本体は、光を屈折させて、光学迷彩のように姿を隠している筈。そして、それは直ぐに見付かった。
周囲の空間の中、高い場所に大量の塗料が、ぶちまけて地面に落ちずに空中で止まっているかのように浮いている。いえ、浮いてるのでは無く、何か巨大な透明なものに付着しているわ。
そう、モモが撃ったのはペイント弾。それがバリヤーを通過して、ヴリトラに付いたという訳。どうやら、あのバリヤーは攻撃性のある物体にのみ機能するらしく、そうで無い物体は普通に通過する。そうじゃないと音も聞こえないし、呼吸も出来ないものね。
ギドラ族は宇宙を飛べるから、呼吸をしなくても平気だけれど、空気があれば、それを吸ってエネルギーに換える事が出来るみたいね。
ほむら「バトラ!攻撃よ!」
バトラ「・・・成る程、そういう事か!解った!任せろ!!」
バトラが角でエネルギーをバチバチとスパークさせ、強化プリスム光線を放つ。光線は一定時間直進すると、中空で停止する。そしてその場で2射目を発射。更に別の場所へ行って強化プリズム光線を2連射。
アーマード・モスラのも周囲を飛び回ってクロスヒートレーザー鎧を2回連続で撃つ。それを繰り返し、透明になったヴリトラを八方から多数の2重になった紫と青の光線が囲む。
バトラもアーマード・モスラもエネルギーの消費は激しい。
私は右手に持ったハルコンネンを、ヴリトラの目や喉、翼の皮膜とかがありそうな場所に撃っていく。
ほむら「そして時は動き出す」
時間停止を解除。
私とバトラ以外の時間が止まる。ジャッカルを盾に仕舞うと、アーマード・モスラに跳び乗って左手でその背に触れる。
アーマード・モスラ「・・・?周囲の時間が止まってますね。これがあなたの時間停止能力ですか」
アーマード・モスラの時間が動き出す。
ほむら「ええ。ヴリトラの本体は・・・あれね」
私は目の前の金色のグランドギドラは無視して、一体、何時の間にか入れ替わったのか、既にヴリトラは幻影と入れ替わっていた。
本体は、光を屈折させて、光学迷彩のように姿を隠している筈。そして、それは直ぐに見付かった。
周囲の空間の中、高い場所に大量の塗料が、ぶちまけて地面に落ちずに空中で止まっているかのように浮いている。いえ、浮いてるのでは無く、何か巨大な透明なものに付着しているわ。
そう、モモが撃ったのはペイント弾。それがバリヤーを通過して、ヴリトラに付いたという訳。どうやら、あのバリヤーは攻撃性のある物体にのみ機能するらしく、そうで無い物体は普通に通過する。そうじゃないと音も聞こえないし、呼吸も出来ないものね。
ギドラ族は宇宙を飛べるから、呼吸をしなくても平気だけれど、空気があれば、それを吸ってエネルギーに換える事が出来るみたいね。
ほむら「バトラ!攻撃よ!」
バトラ「・・・成る程、そういう事か!解った!任せろ!!」
バトラが角でエネルギーをバチバチとスパークさせ、強化プリスム光線を放つ。光線は一定時間直進すると、中空で停止する。そしてその場で2射目を発射。更に別の場所へ行って強化プリズム光線を2連射。
アーマード・モスラのも周囲を飛び回ってクロスヒートレーザー鎧を2回連続で撃つ。それを繰り返し、透明になったヴリトラを八方から多数の2重になった紫と青の光線が囲む。
バトラもアーマード・モスラもエネルギーの消費は激しい。
私は右手に持ったハルコンネンを、ヴリトラの目や喉、翼の皮膜とかがありそうな場所に撃っていく。
ほむら「そして時は動き出す」
時間停止を解除。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/16(日) 23:34:59.83:3CHBC8vo0 (5/5)
修正
×クロスヒートレーザー鎧
○鎧・クロスヒートレーザー
修正前にコピペして書いてたから・・・。
修正
×クロスヒートレーザー鎧
○鎧・クロスヒートレーザー
修正前にコピペして書いてたから・・・。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/16(日) 23:54:37.55:f+jwAI1uo (1/1)
呆れたわ・・・
呆れたわ・・・
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/17(月) 00:43:09.21:SvDAv8FR0 (1/5)
>>19
いい加減うざいんですが。修正しなくて良いかと思ったけど、どうせまたあんたが一々突っ込むから修正したんです。そんな事思っても書かなければ良いだろ。
>>19
いい加減うざいんですが。修正しなくて良いかと思ったけど、どうせまたあんたが一々突っ込むから修正したんです。そんな事思っても書かなければ良いだろ。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/17(月) 00:44:58.83:SvDAv8FR0 (2/5)
私とバトラ以外の時間が止まる。ジャッカルを盾に仕舞うと、アーマード・モスラに跳び乗って左手でその背に触れる。
アーマード・モスラ「・・・?周囲の時間が止まってますね。これがあなたの時間停止能力ですか」
アーマード・モスラの時間が動き出す。
ほむら「ええ。ヴリトラの本体は・・・あれね」
私は目の前の金色のグランドギドラは無視して、一体、何時の間にか入れ替わったのか、既にヴリトラは幻影と入れ替わっていた。
本体は、光を屈折させて、光学迷彩のように姿を隠している筈。そして、それは直ぐに見付かった。
周囲の空間の中、高い場所に大量の塗料が、ぶちまけて地面に落ちずに空中で止まっているかのように浮いている。いえ、浮いてるのでは無く、何か巨大な透明なものに付着しているわ。
そう、モモが撃ったのはペイント弾。それがバリヤーを通過して、ヴリトラに付いたという訳。どうやら、あのバリヤーは攻撃性のある物体にのみ機能するらしく、そうで無い物体は普通に通過する。そうじゃないと音も聞こえないし、呼吸も出来ないものね。
ギドラ族は宇宙を飛べるから、呼吸をしなくても平気だけれど、空気があれば、それを吸ってエネルギーに換える事が出来るみたいね。
ほむら「バトラ!攻撃よ!」
バトラ「・・・成る程、そういう事か!解った!任せろ!!」
バトラが角でエネルギーをバチバチとスパークさせ、強化プリスム光線を放つ。光線は一定時間直進すると、中空で停止する。そしてその場で2射目を発射。更に別の場所へ行って強化プリズム光線を2連射。
アーマード・モスラのも周囲を飛び回って鎧・クロスヒートレーザーを2回連続で撃つ。それを繰り返し、透明になったヴリトラを八方から多数の2重になった紫と青の光線が囲む。バトラもアーマード・モスラもエネルギーの消費は激しい。
私は右手に持ったハルコンネンを、ヴリトラの目や喉、翼の皮膜とかがありそうな場所に撃っていく。
ほむら「そして時は動き出す」
時間停止を解除。
光線の音が爆音となって轟いた。プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザー、ハルコンネンの砲弾がヴリトラに殺到する。
グランドギドラ(ヴリトラ)「な・・・何!?何故私のいる場所が解った!?しかし、その程度の光線では・・・」
確かに、プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザーでは、体表のバリヤーを突破するのが限界だわ。そう・・・1発だけなら。
ならば・・・もう1発重ね撃ちしてやれば良い!無駄に連射した訳じゃない!!
グランドギドラ(ヴリトラ)「無駄なのだよ・・・何っ!?」
そして私の意図は完成する。先を飛ぶ光線の、ぴったり真後ろに付いて飛ぶ、同じ光線。私の能力だからこそ出来る、奇跡、怪異。
並んだ光線の群れは、ヴリトラまでの距離を一瞬で疾駆する。1発目の光線が、一斉に体表のバリヤーに触れた。圧倒的破壊力を持って、バリヤーを貫くプリズム光線と鎧・クロスヒートレーザー。そうして生じる僅かなバリヤーの破損部。
ハルコンネンの目や喉、皮膜など、脆弱そうな部分を狙った砲弾でヴリトラの動きを止める。
割と私の予想通りの場所にあったわね。そしてその弱部を狙われるという心理的効果は効果があったのか、無かったのかは解らないけれど、ヴリトラの動きを止める事には成功したわ。
それをバリヤーが修復される前に、ヴリトラが動く前に正確に通過する2発目の光線。1発目の光線とハルコンネンの砲弾は、2発目の光線をバリヤー内部へと導いた。
プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザーが凶暴にヴリトラに襲い掛かり、着弾部の鱗を吹き飛ばす!
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウウウ!?」
ヴリトラの体から血が噴き出る。ぐらりと揺らぐ巨体。
モモ「す、凄い!当たりましたね!!」
ほむら「ええ、でも・・・まだよ!」
そう、まだ。これは決定打では無いわ!たった今、切り開いた活路。決定的な隙。
私はアーマード・モスラから跳び下り、次の攻撃を撃つ。私は右手に赤を基調とし、黒の装飾が施された無骨なフォルムの自動式拳銃、天照と、左手青一色で造られた、流麗なフォルムの回転式拳銃、海神を構える。
願わくば、これが必殺の一撃たれ・・・!
ほむら「怪獣弾装填!」
天照のマガジンから、海神のカートリッジから、それぞれ強大な魔力を持つ怪獣弾を装填。魔銃に刻まれた魔法文字が光り輝く。強大な溢れる魔力が閃光となって空間を歪める。
私とバトラ以外の時間が止まる。ジャッカルを盾に仕舞うと、アーマード・モスラに跳び乗って左手でその背に触れる。
アーマード・モスラ「・・・?周囲の時間が止まってますね。これがあなたの時間停止能力ですか」
アーマード・モスラの時間が動き出す。
ほむら「ええ。ヴリトラの本体は・・・あれね」
私は目の前の金色のグランドギドラは無視して、一体、何時の間にか入れ替わったのか、既にヴリトラは幻影と入れ替わっていた。
本体は、光を屈折させて、光学迷彩のように姿を隠している筈。そして、それは直ぐに見付かった。
周囲の空間の中、高い場所に大量の塗料が、ぶちまけて地面に落ちずに空中で止まっているかのように浮いている。いえ、浮いてるのでは無く、何か巨大な透明なものに付着しているわ。
そう、モモが撃ったのはペイント弾。それがバリヤーを通過して、ヴリトラに付いたという訳。どうやら、あのバリヤーは攻撃性のある物体にのみ機能するらしく、そうで無い物体は普通に通過する。そうじゃないと音も聞こえないし、呼吸も出来ないものね。
ギドラ族は宇宙を飛べるから、呼吸をしなくても平気だけれど、空気があれば、それを吸ってエネルギーに換える事が出来るみたいね。
ほむら「バトラ!攻撃よ!」
バトラ「・・・成る程、そういう事か!解った!任せろ!!」
バトラが角でエネルギーをバチバチとスパークさせ、強化プリスム光線を放つ。光線は一定時間直進すると、中空で停止する。そしてその場で2射目を発射。更に別の場所へ行って強化プリズム光線を2連射。
アーマード・モスラのも周囲を飛び回って鎧・クロスヒートレーザーを2回連続で撃つ。それを繰り返し、透明になったヴリトラを八方から多数の2重になった紫と青の光線が囲む。バトラもアーマード・モスラもエネルギーの消費は激しい。
私は右手に持ったハルコンネンを、ヴリトラの目や喉、翼の皮膜とかがありそうな場所に撃っていく。
ほむら「そして時は動き出す」
時間停止を解除。
光線の音が爆音となって轟いた。プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザー、ハルコンネンの砲弾がヴリトラに殺到する。
グランドギドラ(ヴリトラ)「な・・・何!?何故私のいる場所が解った!?しかし、その程度の光線では・・・」
確かに、プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザーでは、体表のバリヤーを突破するのが限界だわ。そう・・・1発だけなら。
ならば・・・もう1発重ね撃ちしてやれば良い!無駄に連射した訳じゃない!!
グランドギドラ(ヴリトラ)「無駄なのだよ・・・何っ!?」
そして私の意図は完成する。先を飛ぶ光線の、ぴったり真後ろに付いて飛ぶ、同じ光線。私の能力だからこそ出来る、奇跡、怪異。
並んだ光線の群れは、ヴリトラまでの距離を一瞬で疾駆する。1発目の光線が、一斉に体表のバリヤーに触れた。圧倒的破壊力を持って、バリヤーを貫くプリズム光線と鎧・クロスヒートレーザー。そうして生じる僅かなバリヤーの破損部。
ハルコンネンの目や喉、皮膜など、脆弱そうな部分を狙った砲弾でヴリトラの動きを止める。
割と私の予想通りの場所にあったわね。そしてその弱部を狙われるという心理的効果は効果があったのか、無かったのかは解らないけれど、ヴリトラの動きを止める事には成功したわ。
それをバリヤーが修復される前に、ヴリトラが動く前に正確に通過する2発目の光線。1発目の光線とハルコンネンの砲弾は、2発目の光線をバリヤー内部へと導いた。
プリズム光線と鎧・クロスヒートレーザーが凶暴にヴリトラに襲い掛かり、着弾部の鱗を吹き飛ばす!
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアァーウウウウウ!?」
ヴリトラの体から血が噴き出る。ぐらりと揺らぐ巨体。
モモ「す、凄い!当たりましたね!!」
ほむら「ええ、でも・・・まだよ!」
そう、まだ。これは決定打では無いわ!たった今、切り開いた活路。決定的な隙。
私はアーマード・モスラから跳び下り、次の攻撃を撃つ。私は右手に赤を基調とし、黒の装飾が施された無骨なフォルムの自動式拳銃、天照と、左手青一色で造られた、流麗なフォルムの回転式拳銃、海神を構える。
願わくば、これが必殺の一撃たれ・・・!
ほむら「怪獣弾装填!」
天照のマガジンから、海神のカートリッジから、それぞれ強大な魔力を持つ怪獣弾を装填。魔銃に刻まれた魔法文字が光り輝く。強大な溢れる魔力が閃光となって空間を歪める。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/17(月) 00:46:14.03:SvDAv8FR0 (3/5)
ほむら「太陽神アマノシラトリ!海神ムーバ!怪獣形態!!」
同時にトリガーを引いた。銃口か放たれるのは弾丸ではない。超高温に具現した魔力と、極高圧に具現した魔力。
超高温は神の劫火。それは赤髪のポニーテールの少女の姿となり、燃え猛る炎を纏う太陽の神鳥へ。
超高圧は神の流水。青髪のショートカットの少女の姿になり、荒れ狂う水を従える大海の魔神へ。
アマノシラトリ「キィェアアアアアアアアアアアアアアアアアーーッ!!」
ムーバ「グォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーッ!!」
咆哮と轟かせ、空を裂いて、ヴリトラに襲い掛かる!
グランドギドラ(ヴリトラ)「何だとぉおおおおおおおお!?」
灼熱を纏った槍のような嘴と刃のような羽根と鋭利な爪が、激流を纏った多数の触手と強力な角と長大な尾が貫く、斬り裂く、引き裂く、粉砕する、貫通する、破砕する。加速する破壊の乱舞。極限まで昂ぶる破壊の魔力。
2体の怪獣・・・神獣はは上空で交わり、小さな赤と青の少女となる。2人が優しく抱き合ってそっと口付けを交した。
小さな姿に超圧縮されていた相反する莫大なエネルギーが反発し合う。閃光と伴う爆発が起こった。
ドゴォオオオオオオオオオオオン!!
周囲の空間ごと破壊するような、超強力なエネルギーの爆発が大地を震撼させる。
私は閃光から目を守りながら、白い光の向こう、ヴリトラの様子を伺う。
閃光が止み、爆発の向こうにヴリトラの金色の巨体を確認したわ。
モモ「やったので・・・しょうか?」
モモが私の隣へ駆けて来る。
ほむら「そのようね」
盾に天照と海神を仕舞う。
グランドギドラ(ヴリトラ)「・・・」
うつ伏せに倒れるヴリトラは、半身が吹き飛ばされ、首で残っているのふは右だけ。
両翼を失い、尻尾は右側は無くなり左は先半分が無くなっている。
内臓を曝け出し、鱗は融解し、血が大量に流れているわね。生きているとは思えない。
バトラ「よし!俺達の勝ちだな」
モモ「やりましたね、ほむらさん!アーマード・モスラさん!バトラさん!」
ほむら「私達の力を合わせたのだから、当然よ。いえ、モモのお陰かしら」ニコッ
私は微笑んでモモの頭を撫でる。
モモ「い、いえ、そんな・・・」
アーマード・モスラ「モモの気転のお陰ですね。あなたは頭の回転が早い」
バトラ「あんたは優秀だな」
モモ「えへへ・・・う、嬉しいです」カァッ
赤くなるモモが可愛くて堪らないわ!こんな状況じゃなきゃ襲っちゃうじゃない!!
アーマード・モスラ「しかし、のんびりしてはいられません。中心街に戻りましょう」
ほむら「そうね」
私は倒れたヴリトラに背を向ける。
ほむら「太陽神アマノシラトリ!海神ムーバ!怪獣形態!!」
同時にトリガーを引いた。銃口か放たれるのは弾丸ではない。超高温に具現した魔力と、極高圧に具現した魔力。
超高温は神の劫火。それは赤髪のポニーテールの少女の姿となり、燃え猛る炎を纏う太陽の神鳥へ。
超高圧は神の流水。青髪のショートカットの少女の姿になり、荒れ狂う水を従える大海の魔神へ。
アマノシラトリ「キィェアアアアアアアアアアアアアアアアアーーッ!!」
ムーバ「グォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーッ!!」
咆哮と轟かせ、空を裂いて、ヴリトラに襲い掛かる!
グランドギドラ(ヴリトラ)「何だとぉおおおおおおおお!?」
灼熱を纏った槍のような嘴と刃のような羽根と鋭利な爪が、激流を纏った多数の触手と強力な角と長大な尾が貫く、斬り裂く、引き裂く、粉砕する、貫通する、破砕する。加速する破壊の乱舞。極限まで昂ぶる破壊の魔力。
2体の怪獣・・・神獣はは上空で交わり、小さな赤と青の少女となる。2人が優しく抱き合ってそっと口付けを交した。
小さな姿に超圧縮されていた相反する莫大なエネルギーが反発し合う。閃光と伴う爆発が起こった。
ドゴォオオオオオオオオオオオン!!
周囲の空間ごと破壊するような、超強力なエネルギーの爆発が大地を震撼させる。
私は閃光から目を守りながら、白い光の向こう、ヴリトラの様子を伺う。
閃光が止み、爆発の向こうにヴリトラの金色の巨体を確認したわ。
モモ「やったので・・・しょうか?」
モモが私の隣へ駆けて来る。
ほむら「そのようね」
盾に天照と海神を仕舞う。
グランドギドラ(ヴリトラ)「・・・」
うつ伏せに倒れるヴリトラは、半身が吹き飛ばされ、首で残っているのふは右だけ。
両翼を失い、尻尾は右側は無くなり左は先半分が無くなっている。
内臓を曝け出し、鱗は融解し、血が大量に流れているわね。生きているとは思えない。
バトラ「よし!俺達の勝ちだな」
モモ「やりましたね、ほむらさん!アーマード・モスラさん!バトラさん!」
ほむら「私達の力を合わせたのだから、当然よ。いえ、モモのお陰かしら」ニコッ
私は微笑んでモモの頭を撫でる。
モモ「い、いえ、そんな・・・」
アーマード・モスラ「モモの気転のお陰ですね。あなたは頭の回転が早い」
バトラ「あんたは優秀だな」
モモ「えへへ・・・う、嬉しいです」カァッ
赤くなるモモが可愛くて堪らないわ!こんな状況じゃなきゃ襲っちゃうじゃない!!
アーマード・モスラ「しかし、のんびりしてはいられません。中心街に戻りましょう」
ほむら「そうね」
私は倒れたヴリトラに背を向ける。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/17(月) 00:50:54.14:SvDAv8FR0 (4/5)
少ないと言いながら、筆が乗ったので結構書けました。今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
少ないと言いながら、筆が乗ったので結構書けました。今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/17(月) 01:04:46.36:I7kUfYLc0 (1/1)
乙
倒した相手に背を向けるとか嫌な予感しかしないじゃないですかー!
これまでから見て一筋縄ではいかない相手だったし・・・
乙
倒した相手に背を向けるとか嫌な予感しかしないじゃないですかー!
これまでから見て一筋縄ではいかない相手だったし・・・
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/17(月) 01:05:03.65:Rrz1Pp0Qo (1/2)
書かないでいても読んでる身にとっては気になるんだよ!
あれから随分読ませてもらってるのにその言い方は無いだろ!
書かないでいても読んでる身にとっては気になるんだよ!
あれから随分読ませてもらってるのにその言い方は無いだろ!
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/09/17(月) 01:05:53.48:Ocm54oNSO (1/1)
乙
自分も千葉は前々からうざいと思ってましたが
作者さんが触れない方がいいですよ
乙
自分も千葉は前々からうざいと思ってましたが
作者さんが触れない方がいいですよ
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/17(月) 01:28:52.11:Rrz1Pp0Qo (2/2)
うーん・・・。やっぱり気にしてちゃだめかもしれないな・・・。
まあ、クライマックスに差し掛かってるわけだし何時までもぶーたれてばかりじゃいられん。
ここは最後まで話の展開を期待してくしかないし、正直すまなかったね。
仲よく読ませてもらうよ。
うーん・・・。やっぱり気にしてちゃだめかもしれないな・・・。
まあ、クライマックスに差し掛かってるわけだし何時までもぶーたれてばかりじゃいられん。
ここは最後まで話の展開を期待してくしかないし、正直すまなかったね。
仲よく読ませてもらうよ。
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/09/17(月) 12:51:44.21:s1WoVhi/0 (1/1)
読ませてもらってる自覚あるのに
なんでそこまで横柄な態度とれるんだろうか……
ともあれお疲れ様でした
最後の一撃と背中向けたのがフラグにしか見えません!
読ませてもらってる自覚あるのに
なんでそこまで横柄な態度とれるんだろうか……
ともあれお疲れ様でした
最後の一撃と背中向けたのがフラグにしか見えません!
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/17(月) 20:57:14.70:SvDAv8FR0 (5/5)
ロリこんばんは。今日は昨日より疲れたので書くの無理です・・・。3連休なのに全然休めませんでした。
>>24
その嫌な予感は多分当たります!でも直ぐでは無い、かな。
>>25
気になるのは解るけど、偉そうに余計な事まで書くからこっちも腹が立って来る。これまでもイラッと来ても“そういう意見もあるね”と返してたけど、流石に19ので我慢出来なくなった。
でも、誤字多いのはごめんなさい。
>>26
触れない方が良かったですかね。
>>27
誤字の所為で意味が解らなくなってたりしたら、書いてもらえれば直すよ。
期待に応えられるように頑張る。
>>28
後ろから撃たれて即フラグ回収、は無いです、多分。それよりフラグはちょっと前のモモとかの台詞の方でしょうか。
では明日。
ロリこんばんは。今日は昨日より疲れたので書くの無理です・・・。3連休なのに全然休めませんでした。
>>24
その嫌な予感は多分当たります!でも直ぐでは無い、かな。
>>25
気になるのは解るけど、偉そうに余計な事まで書くからこっちも腹が立って来る。これまでもイラッと来ても“そういう意見もあるね”と返してたけど、流石に19ので我慢出来なくなった。
でも、誤字多いのはごめんなさい。
>>26
触れない方が良かったですかね。
>>27
誤字の所為で意味が解らなくなってたりしたら、書いてもらえれば直すよ。
期待に応えられるように頑張る。
>>28
後ろから撃たれて即フラグ回収、は無いです、多分。それよりフラグはちょっと前のモモとかの台詞の方でしょうか。
では明日。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県):2012/09/18(火) 19:05:23.05:W9Rxe/CEo (1/1)
乙
モモちゃん、やったか的なセリフは生存フラグや!
乙
モモちゃん、やったか的なセリフは生存フラグや!
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/18(火) 23:37:06.41:hVKhOtsk0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>30
しっかり生存フラグは立てておきます。
再開します。
ロリこんばんは。
>>30
しっかり生存フラグは立てておきます。
再開します。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/18(火) 23:38:08.97:hVKhOtsk0 (2/5)
見滝原中心街付近反対側
銀色のグランドギドラ、ティアマトと死闘を繰り広げる織莉子とスーパーメカゴジラ、キリカとデスギドラ。
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!!」
スーパーメカゴジラがメガバスターとメーサービーム砲をティアマトに向けて発射。
グランドギドラ(ティアマト)「・・・」
ティアマトはそれを冷静に、闇の中へ入り込んで回避。すぐにスーパーメカゴジラの背後に現われる。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウ!!」
至近距離から噛み付こうと3本の首を伸ばす。
デスギドラ「グアアアアアーーアアアアーーアアア!!」
しかし、それを見越していたデスギドラが3つの口から三重渦撃砲をティアマトに撃ち放つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュウウ!」
攻撃を中断し、その姿を闇へ隠すティアマト。外れた三重渦撃砲は闇の中に長い光の尾を引きながら地面に当たり、燃焼、融解させる。
キリカ「くそっ・・・今のも駄目かぁ」
グランドギドラ(ティアマト)「いい加減、無駄な抵抗は止めたらどうなの?抵抗しないのなら、苦しまずに一瞬で逝かせてあげるわよ?」
周囲の暗闇全体から聞こえて来るようにティアマトの声がする。
織莉子「ご冗談を」ニコッ
織莉子が笑顔で返す。
グランドギドラ(ティアマト)「そう?まぁ、良いけれどね。どうせこの暗闇の中で私に敵う筈が無いのだから」
日は完全に落ち、電気が流れていない街では街灯は点かず、空は雲って月明かりも殆ど無い。
周囲は完全と言って良い程闇に包まれていた。ティアマトはこの闇の中なら何処にでも姿を消し、現われて攻撃する事が出きる。織莉子が未来予知能力を使って、ティアマトの出現場所をキリカにチャントで伝えて2人と2体で攻撃しているものの、全く当たらない状態が続いていた。
更に光線でなら攻撃も可能。何も無い空間から、3本の銀色の閃光、引力光線が織莉子とキリカに向けて掃射される。
織莉子「・・・」
織莉子はその軌道を未来予知で見切って走って回避。
キリカ「わっとっと・・・」
キリカは速度低下能力で引力光線の速度を落として跳んで避ける。
キリカ「くっそー!卑怯だぞ!出て来て勝負しろー!」ムキー!
デスギドラ「チートすんなし!」
グランドギドラ(ティアマト)「何を言っているの?この程度の私の能力をどうにも出来ないあなた達如きとまともに全力で戦う私では無いわ。それに時間は掛かっても確実に勝てる戦法を取っているまでよ」
デスギドラ「ちょーしこいてんじゃ無ぇぞ、ゴラァアアアアアア!!」
メカゴジラ「しかし、このままでは埒が開かんな」
織莉子「ええ・・・キリカ」
キリカ「解った、やろうか」ニヤッ
織莉子から言われてキリカが笑みを浮かべる。
キリカ「闇から出て来ないなら・・・引き摺り出すまでだっ!」
キリカが両手で印を結ぶ。
見滝原中心街付近反対側
銀色のグランドギドラ、ティアマトと死闘を繰り広げる織莉子とスーパーメカゴジラ、キリカとデスギドラ。
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!!」
スーパーメカゴジラがメガバスターとメーサービーム砲をティアマトに向けて発射。
グランドギドラ(ティアマト)「・・・」
ティアマトはそれを冷静に、闇の中へ入り込んで回避。すぐにスーパーメカゴジラの背後に現われる。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウ!!」
至近距離から噛み付こうと3本の首を伸ばす。
デスギドラ「グアアアアアーーアアアアーーアアア!!」
しかし、それを見越していたデスギドラが3つの口から三重渦撃砲をティアマトに撃ち放つ。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュウウ!」
攻撃を中断し、その姿を闇へ隠すティアマト。外れた三重渦撃砲は闇の中に長い光の尾を引きながら地面に当たり、燃焼、融解させる。
キリカ「くそっ・・・今のも駄目かぁ」
グランドギドラ(ティアマト)「いい加減、無駄な抵抗は止めたらどうなの?抵抗しないのなら、苦しまずに一瞬で逝かせてあげるわよ?」
周囲の暗闇全体から聞こえて来るようにティアマトの声がする。
織莉子「ご冗談を」ニコッ
織莉子が笑顔で返す。
グランドギドラ(ティアマト)「そう?まぁ、良いけれどね。どうせこの暗闇の中で私に敵う筈が無いのだから」
日は完全に落ち、電気が流れていない街では街灯は点かず、空は雲って月明かりも殆ど無い。
周囲は完全と言って良い程闇に包まれていた。ティアマトはこの闇の中なら何処にでも姿を消し、現われて攻撃する事が出きる。織莉子が未来予知能力を使って、ティアマトの出現場所をキリカにチャントで伝えて2人と2体で攻撃しているものの、全く当たらない状態が続いていた。
更に光線でなら攻撃も可能。何も無い空間から、3本の銀色の閃光、引力光線が織莉子とキリカに向けて掃射される。
織莉子「・・・」
織莉子はその軌道を未来予知で見切って走って回避。
キリカ「わっとっと・・・」
キリカは速度低下能力で引力光線の速度を落として跳んで避ける。
キリカ「くっそー!卑怯だぞ!出て来て勝負しろー!」ムキー!
デスギドラ「チートすんなし!」
グランドギドラ(ティアマト)「何を言っているの?この程度の私の能力をどうにも出来ないあなた達如きとまともに全力で戦う私では無いわ。それに時間は掛かっても確実に勝てる戦法を取っているまでよ」
デスギドラ「ちょーしこいてんじゃ無ぇぞ、ゴラァアアアアアア!!」
メカゴジラ「しかし、このままでは埒が開かんな」
織莉子「ええ・・・キリカ」
キリカ「解った、やろうか」ニヤッ
織莉子から言われてキリカが笑みを浮かべる。
キリカ「闇から出て来ないなら・・・引き摺り出すまでだっ!」
キリカが両手で印を結ぶ。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/18(火) 23:39:24.82:hVKhOtsk0 (3/5)
キリカ「シャドウ・ファンタズム・・・」
リミッターを外してあるソウルジェムの魔力の出力を自身が制御出来る限界まで高める。
キリカ「インフィニティ!!」
瞬間、周囲の空間全体の闇から、全身が影の色の黒で、しかし影では無い実像である左目の部分だけが赤く光っているキリカの形をした分身が無数に溢れ出た。
しかもキリカの分身だけでは無い。全身がやはり影色で赤く3対6つの目だけが赤く光る、実像のデスギドラの分身も何体も現われた。
グランドギドラ(ティアマト)「なっ・・・!?」
キリカ「甘い!甘い!甘いねぇえええええええ!闇の中で強くなるのは君だけじゃ無いんだよぉおおおおおおお!!魔法の属性が闇の私も大幅に強くなるんだよねぇええええええ!!」
デスギドラ「そんなに甘いものが好きなら、サッカリン等を大量に摂取するが良いさ!存分に貪り尽くせ!夜明けまで!!」
グランドギドラ(ティアマト)「意味の解る言葉で喋りなさい!?」
そして大量のキリカの分身に集られて、巨大な影が闇の中に浮かび上がる。しかし、完全に闇から実体化はしていない。
辛うじて見えるようになったとはいえ、それは未だ闇そのものでしかない。魔法少女も怪獣も直接物理的干渉は出来ない。
しかし、同じ闇で出来た存在なら話は別。巨大なデスギドラの形をした分身が、一斉にそのティアマトの影へ殺到、体当たりする。
グランドギドラ(ティアマト)「くっっ!?」
遂に闇の中から無理やり押し出されるティアマト。その銀色の巨体が完全に実体化している。
しかし、直ぐに冷静に体勢を立て直そうとする。
織莉子「させませんよ!」
織莉子が予め周囲に30メートル程の巨大な水晶を幾つも作って待ち構えていた。それを間髪入れずにティアマト向って飛ばす。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウ!?」
被弾し、身体に損傷を負うティアマト。
グランドギドラ(ティアマト)「わ、私の身体に傷が・・・!カイザーの物である私の身体に・・・!!」
キリカ「織莉子任せた!」
キリカはシャドウ・ファンタズム・インフィニティで大量の魔力を消耗し、両手のカギ爪を消して地面に崩れるように倒れ込む。一斉に消滅する分身。
織莉子「ええ!スーパーメカゴジラ!!」
そして相棒の最大攻撃を仕掛ける。
織莉子「Gクラッシャー!!」
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオオン!!」
スーパーメカゴジラが全員に蓄えたエネルギーを爆発させ、ブースターを前回にして動きの止まったティアマトに突っ込む。
スーパーメカゴジラはティアマトに組み付き、零距離からショックアンカーを2本打ち込んで怪獣を殺傷出来るほどの超高圧電流を流して動きを止める。
そしてそのままスーパーメカゴジラは飛び上がり、斜め上から両目からのレーザーキャノン、口からのメガバスター、両肩の砲からのメーサービーム、両肩からのパラライズ・ミサイル、両腰からのトランキライザー・ミサイルの全弾を同時連続発射。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウウウウウウ!!」
レーザーキャノンが喉や口に命中して潰し、メガバスターが中央の頭部を吹き飛ばして胴体の鱗を吹き飛ばす、メーサービームが翼に穴を開け、パラライズ・ミサイルとトランキライザー・ミサイルが爆発しての物理的ダメージに加え、強烈な麻酔効果で麻痺させて抵抗を許さない。
スーパーメカゴジラ「デスギドラ」
そしてスーパーメカゴジラはショックアンカーを外し、地面に降りると即座にブースターで後ろへ離脱。
デスギドラ「待ってましたぁ!お任せってね!!」
身体にエネルギーを蓄えているデスギドラ。身体のあちこちが赤く発光し、暗闇に光を灯している。
キリカ「シャドウ・ファンタズム・・・」
リミッターを外してあるソウルジェムの魔力の出力を自身が制御出来る限界まで高める。
キリカ「インフィニティ!!」
瞬間、周囲の空間全体の闇から、全身が影の色の黒で、しかし影では無い実像である左目の部分だけが赤く光っているキリカの形をした分身が無数に溢れ出た。
しかもキリカの分身だけでは無い。全身がやはり影色で赤く3対6つの目だけが赤く光る、実像のデスギドラの分身も何体も現われた。
グランドギドラ(ティアマト)「なっ・・・!?」
キリカ「甘い!甘い!甘いねぇえええええええ!闇の中で強くなるのは君だけじゃ無いんだよぉおおおおおおお!!魔法の属性が闇の私も大幅に強くなるんだよねぇええええええ!!」
デスギドラ「そんなに甘いものが好きなら、サッカリン等を大量に摂取するが良いさ!存分に貪り尽くせ!夜明けまで!!」
グランドギドラ(ティアマト)「意味の解る言葉で喋りなさい!?」
そして大量のキリカの分身に集られて、巨大な影が闇の中に浮かび上がる。しかし、完全に闇から実体化はしていない。
辛うじて見えるようになったとはいえ、それは未だ闇そのものでしかない。魔法少女も怪獣も直接物理的干渉は出来ない。
しかし、同じ闇で出来た存在なら話は別。巨大なデスギドラの形をした分身が、一斉にそのティアマトの影へ殺到、体当たりする。
グランドギドラ(ティアマト)「くっっ!?」
遂に闇の中から無理やり押し出されるティアマト。その銀色の巨体が完全に実体化している。
しかし、直ぐに冷静に体勢を立て直そうとする。
織莉子「させませんよ!」
織莉子が予め周囲に30メートル程の巨大な水晶を幾つも作って待ち構えていた。それを間髪入れずにティアマト向って飛ばす。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウ!?」
被弾し、身体に損傷を負うティアマト。
グランドギドラ(ティアマト)「わ、私の身体に傷が・・・!カイザーの物である私の身体に・・・!!」
キリカ「織莉子任せた!」
キリカはシャドウ・ファンタズム・インフィニティで大量の魔力を消耗し、両手のカギ爪を消して地面に崩れるように倒れ込む。一斉に消滅する分身。
織莉子「ええ!スーパーメカゴジラ!!」
そして相棒の最大攻撃を仕掛ける。
織莉子「Gクラッシャー!!」
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオオン!!」
スーパーメカゴジラが全員に蓄えたエネルギーを爆発させ、ブースターを前回にして動きの止まったティアマトに突っ込む。
スーパーメカゴジラはティアマトに組み付き、零距離からショックアンカーを2本打ち込んで怪獣を殺傷出来るほどの超高圧電流を流して動きを止める。
そしてそのままスーパーメカゴジラは飛び上がり、斜め上から両目からのレーザーキャノン、口からのメガバスター、両肩の砲からのメーサービーム、両肩からのパラライズ・ミサイル、両腰からのトランキライザー・ミサイルの全弾を同時連続発射。
グランドギドラ(ティアマト)「ギシュアァーウウウウウウウウウウ!!」
レーザーキャノンが喉や口に命中して潰し、メガバスターが中央の頭部を吹き飛ばして胴体の鱗を吹き飛ばす、メーサービームが翼に穴を開け、パラライズ・ミサイルとトランキライザー・ミサイルが爆発しての物理的ダメージに加え、強烈な麻酔効果で麻痺させて抵抗を許さない。
スーパーメカゴジラ「デスギドラ」
そしてスーパーメカゴジラはショックアンカーを外し、地面に降りると即座にブースターで後ろへ離脱。
デスギドラ「待ってましたぁ!お任せってね!!」
身体にエネルギーを蓄えているデスギドラ。身体のあちこちが赤く発光し、暗闇に光を灯している。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/18(火) 23:39:53.81:hVKhOtsk0 (4/5)
デスギドラ「オラッ!もう一丁行くぞぉ!!」
デスギドラの最大攻撃、3つの首から光線化させた火砕流、火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させた三重渦撃砲を炎龍旋風撃波でスピードと回転をさらにパワーアップさせた超必殺技。
デスギドラ「グアアアアアーーアアアーーアアアアアア!!」
大三重渦撃砲、巨大な回転する楕円形の溶岩のように紅い光弾がデスギドラの口から発射される。周囲と大三重渦撃砲の軌道付近の地面や瓦礫が一瞬で蒸発していく。
グランドギドラ(ティアマト)「・・・!!」
地面に倒れる途中のティアマトにそれが直撃する。
ゴォオオオオオオオオオオオオ!!
超高温、超破壊力がティアマトを包み込み、更に流し込まれ、無限とも言える熱量がティアマトを貪り尽した。
周囲は昼よりも明るく眩い光に照らされる。悲鳴はあまりの燃焼音に飲まれて聞こえなかった。
デスギドラ「解ったかい、姉ちゃん?世の中にはどーしても1体や2体、敵わん相手がいるって事さ」
デスギドラが力尽きたように、地面に轟音を上げて倒れ込む。
織莉子「はぁ・・・何とか勝てたようね」
織莉子も額に汗を浮かべて安堵の溜め息を吐く。この汗は決して、燃えて融けるティアマトの周囲にいるからだけでは無かった。
スーパーメカゴジラ「目立ったダメージは無いが・・・こちらの力を使い切る形になったな」
スーパーメカゴジラがホバーで織莉子の方へ来る。
織莉子「ええ。でも休んでいる暇は無いわよ。キリカ、立てる?」
キリカ「んー・・・なんとか・・・って、おー、良く燃えるねぇ」
ティアマト「・・・」
キリカが起き上がって見てみるとティアマトは未だに大きな燃焼音を上げて炎に包まれている。その銀色の美麗で神秘的ですらあった姿は黒焦げになり、今や見る影も無い。
織莉子「本当は火が消えるのを待って生死確認をしたい所だけど・・・」
この炎はかなりの時間消えそうに無かった。この状態で魔法少女と言えども近付き過ぎれば消し炭になる。
怪獣といえども大きな損傷は免れない。それにスーパーメカゴジラもデスギドラも今は力を使い果たした状態、近付くとこちらが死にかねない。
キリカ「デスギドラとスーパーメカゴジラの超必を連続で食らったんだよ?生きてる筈が無いって!」
織莉子「普通はもう消し炭すら残っていない筈なのだけれどね・・・」
黒焦げで原形も保ってないとはいえ、ティアマトは何とか物体としての形は保っている。
キリカ「特に熱に強いのかな?でも、そもそも弱点の体内の脳きっちりGクラッシャーで破壊したじゃない?心臓も大三重渦撃砲で焼き潰したよ?アレで生きてるとは思えないなぁ。それこそ不死身でも無けりゃさ」
織莉子「そうね・・・火が消えないとグリーフシードにはならないでしょうし・・・そもそも、普通のギドラと違い過ぎるグランドギドラがなるかどうかは解らないけれど、生命反応も無いようだし、生きてはいないでしょう。
グリーフシードの残りも少ないし、魔力を回復したらマミさん達の所へ戻りましょうか」
キリカ「そうだねっ!いやー、やっぱり私達に敵う奴なんかいないねっ!」
スーパーメカゴジラ「他は大丈夫だろうか?」
デスギドラ「きっと皆も楽勝で勝ってるだろ」
スーパーメカゴジラ「そうだと良いのだがな」
天を焦がさんばかりの巨大な炎を上げて燃えるティアマトを置いて、2人は相棒に乗って中心街へ飛ぶ。
デスギドラ「オラッ!もう一丁行くぞぉ!!」
デスギドラの最大攻撃、3つの首から光線化させた火砕流、火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させた三重渦撃砲を炎龍旋風撃波でスピードと回転をさらにパワーアップさせた超必殺技。
デスギドラ「グアアアアアーーアアアーーアアアアアア!!」
大三重渦撃砲、巨大な回転する楕円形の溶岩のように紅い光弾がデスギドラの口から発射される。周囲と大三重渦撃砲の軌道付近の地面や瓦礫が一瞬で蒸発していく。
グランドギドラ(ティアマト)「・・・!!」
地面に倒れる途中のティアマトにそれが直撃する。
ゴォオオオオオオオオオオオオ!!
超高温、超破壊力がティアマトを包み込み、更に流し込まれ、無限とも言える熱量がティアマトを貪り尽した。
周囲は昼よりも明るく眩い光に照らされる。悲鳴はあまりの燃焼音に飲まれて聞こえなかった。
デスギドラ「解ったかい、姉ちゃん?世の中にはどーしても1体や2体、敵わん相手がいるって事さ」
デスギドラが力尽きたように、地面に轟音を上げて倒れ込む。
織莉子「はぁ・・・何とか勝てたようね」
織莉子も額に汗を浮かべて安堵の溜め息を吐く。この汗は決して、燃えて融けるティアマトの周囲にいるからだけでは無かった。
スーパーメカゴジラ「目立ったダメージは無いが・・・こちらの力を使い切る形になったな」
スーパーメカゴジラがホバーで織莉子の方へ来る。
織莉子「ええ。でも休んでいる暇は無いわよ。キリカ、立てる?」
キリカ「んー・・・なんとか・・・って、おー、良く燃えるねぇ」
ティアマト「・・・」
キリカが起き上がって見てみるとティアマトは未だに大きな燃焼音を上げて炎に包まれている。その銀色の美麗で神秘的ですらあった姿は黒焦げになり、今や見る影も無い。
織莉子「本当は火が消えるのを待って生死確認をしたい所だけど・・・」
この炎はかなりの時間消えそうに無かった。この状態で魔法少女と言えども近付き過ぎれば消し炭になる。
怪獣といえども大きな損傷は免れない。それにスーパーメカゴジラもデスギドラも今は力を使い果たした状態、近付くとこちらが死にかねない。
キリカ「デスギドラとスーパーメカゴジラの超必を連続で食らったんだよ?生きてる筈が無いって!」
織莉子「普通はもう消し炭すら残っていない筈なのだけれどね・・・」
黒焦げで原形も保ってないとはいえ、ティアマトは何とか物体としての形は保っている。
キリカ「特に熱に強いのかな?でも、そもそも弱点の体内の脳きっちりGクラッシャーで破壊したじゃない?心臓も大三重渦撃砲で焼き潰したよ?アレで生きてるとは思えないなぁ。それこそ不死身でも無けりゃさ」
織莉子「そうね・・・火が消えないとグリーフシードにはならないでしょうし・・・そもそも、普通のギドラと違い過ぎるグランドギドラがなるかどうかは解らないけれど、生命反応も無いようだし、生きてはいないでしょう。
グリーフシードの残りも少ないし、魔力を回復したらマミさん達の所へ戻りましょうか」
キリカ「そうだねっ!いやー、やっぱり私達に敵う奴なんかいないねっ!」
スーパーメカゴジラ「他は大丈夫だろうか?」
デスギドラ「きっと皆も楽勝で勝ってるだろ」
スーパーメカゴジラ「そうだと良いのだがな」
天を焦がさんばかりの巨大な炎を上げて燃えるティアマトを置いて、2人は相棒に乗って中心街へ飛ぶ。
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/18(火) 23:40:54.44:hVKhOtsk0 (5/5)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/19(水) 00:18:33.58:YOFkyEc30 (1/2)
乙
うむサッカリンはいかんぞサッカリンは
せめて甘茶にしておきなさい
と冗談は置いといてティアマトもまだまだ油断できない様に思える
というかグランドギドラが総じて規格外で死んだはずの展開でも全く気が抜けない、死んだ気がしない
乙
うむサッカリンはいかんぞサッカリンは
せめて甘茶にしておきなさい
と冗談は置いといてティアマトもまだまだ油断できない様に思える
というかグランドギドラが総じて規格外で死んだはずの展開でも全く気が抜けない、死んだ気がしない
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/19(水) 23:09:35.91:BAmhJTu60 (1/4)
ロリこんばんは。
>>36
サッカリンは日本じゃ使用は制限されてるからいっぱいは食えないね。アメリカじゃ制限されて無いですが。
果たしてグランドギドラ達は死んだのか・・・まぁ、多分予想通りかな。
再開します。
ロリこんばんは。
>>36
サッカリンは日本じゃ使用は制限されてるからいっぱいは食えないね。アメリカじゃ制限されて無いですが。
果たしてグランドギドラ達は死んだのか・・・まぁ、多分予想通りかな。
再開します。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/19(水) 23:14:04.13:BAmhJTu60 (2/4)
見滝原市街
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアアアーーッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの両腕の鋭い鎌、頭部の角、腹部のブラデッド・カッター、尾の先端のブレードが、
オルガ「ギギュウウウウウウウーーウウウ!!」
オルガの両手の鋭い爪が、強靭な尾が
さやか「はぁあああああああっ!!」
さやかの剣が、それの投擲が、魔力の真空刃が、
ミQB「このーっ!!」
ミキュベイの銃剣が、弱部を狙って飛ぶそれが、ニーズヘッグを襲う。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウウウ!」
しかし、ニーズヘッグはそれを左右の首の口から出ている、引力光線を物質化した刀で全て弾き、カウンターを返している。
ガイガン(FW)「オラァ!!」
ガキィ!
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの鎌がニーズヘッグへ高速で振るわれる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ふっ!」
それを左の刃を打ち付けて受け止める。そしてその刃をそのまま宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの肩へ振り抜く。
ガイガン(FW)「う、おおお!?」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはその強烈な衝撃で後ろへ飛ばされ、打ち付けられた鎌が粉々に砕け散った。
オルガ「ちっ!」
オルガが追撃、両手の爪をニーズへっぐへ突き出す。それがニーズヘッグへ突き立つか、という時にニーズヘッグは反応。刃が翻り、オルガの両腕を上腕部から切り飛ばしていた。
オルガ「ギギュウウウウウーーウウウウ!?」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウ!!」
そしてニーズヘッグは尾でオルガを殴り飛ばす。吹っ飛ぶオルガ。
さやか「でやぁああああああああ!!」
ミQB「せぇええええええええい!!」
オルガに止めを刺さずに吹っ飛ばした理由は、2人の魔法少女が魔力の風を纏って強襲して来ていたから。
さやかが剣を振り下ろして巨大な真空刃を発生させる。ミキュベイが周囲に滞空させていた、数十メートルもの巨大な銃剣を多数同時にニーズヘッグへ放った。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「はぁっ!」
それから一瞬と間をおかずにニーズヘッグの刃が二閃した。刃から発生した衝撃“刃”でさやかの真空刃を相殺し、刃でミキュベイの放った銃剣を切り裂いた。
さやか「あー、くそっ!」
ミQB「駄目か!」
さやかの発生させた風に乗って2人は離れる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
ガシャリ、と2本の刃を1分の隙も無く構えるニーズヘッグ。
さやか「あー・・・もう・・・流石にしぶといなー」
ガイガン(FW)「てか、その剣堅過ぎ!ずりぃー!!」
通常兵器では全く傷付かない怪獣の外皮を切り裂く宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの鎌も、ニーズヘッグの刃と2回も打ち合わせれば折られるか砕かれていた。
ブラッディ・チェーンソーに換装して戦ってみたら、重過ぎてニーズヘッグの速度に反応できず、斬撃を防げずにあっさりとマミった。その頭部は今もその辺に転がっている。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「それを言えば、お主達の再生能力もであろう?」
ニーズヘッグの言う通り、宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはさやかの自己治癒能力で受けた損傷はあっと言う間に修復している。さっき砕かれた鎌も既に元通りになっていた。マミって失った頭部も直ぐに修復させた。
オルガもオルガナイザーG1による、他の怪獣で言えばビオランテぐらいしか実現していない驚異的な再生能力を持ち、腕や脚、尾を切られたり、身体を貫かれても、損傷を受けた端から再生している。
見滝原市街
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアアアーーッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの両腕の鋭い鎌、頭部の角、腹部のブラデッド・カッター、尾の先端のブレードが、
オルガ「ギギュウウウウウウウーーウウウ!!」
オルガの両手の鋭い爪が、強靭な尾が
さやか「はぁあああああああっ!!」
さやかの剣が、それの投擲が、魔力の真空刃が、
ミQB「このーっ!!」
ミキュベイの銃剣が、弱部を狙って飛ぶそれが、ニーズヘッグを襲う。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウウウ!」
しかし、ニーズヘッグはそれを左右の首の口から出ている、引力光線を物質化した刀で全て弾き、カウンターを返している。
ガイガン(FW)「オラァ!!」
ガキィ!
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの鎌がニーズヘッグへ高速で振るわれる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ふっ!」
それを左の刃を打ち付けて受け止める。そしてその刃をそのまま宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの肩へ振り抜く。
ガイガン(FW)「う、おおお!?」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはその強烈な衝撃で後ろへ飛ばされ、打ち付けられた鎌が粉々に砕け散った。
オルガ「ちっ!」
オルガが追撃、両手の爪をニーズへっぐへ突き出す。それがニーズヘッグへ突き立つか、という時にニーズヘッグは反応。刃が翻り、オルガの両腕を上腕部から切り飛ばしていた。
オルガ「ギギュウウウウウーーウウウウ!?」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウ!!」
そしてニーズヘッグは尾でオルガを殴り飛ばす。吹っ飛ぶオルガ。
さやか「でやぁああああああああ!!」
ミQB「せぇええええええええい!!」
オルガに止めを刺さずに吹っ飛ばした理由は、2人の魔法少女が魔力の風を纏って強襲して来ていたから。
さやかが剣を振り下ろして巨大な真空刃を発生させる。ミキュベイが周囲に滞空させていた、数十メートルもの巨大な銃剣を多数同時にニーズヘッグへ放った。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「はぁっ!」
それから一瞬と間をおかずにニーズヘッグの刃が二閃した。刃から発生した衝撃“刃”でさやかの真空刃を相殺し、刃でミキュベイの放った銃剣を切り裂いた。
さやか「あー、くそっ!」
ミQB「駄目か!」
さやかの発生させた風に乗って2人は離れる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
ガシャリ、と2本の刃を1分の隙も無く構えるニーズヘッグ。
さやか「あー・・・もう・・・流石にしぶといなー」
ガイガン(FW)「てか、その剣堅過ぎ!ずりぃー!!」
通常兵器では全く傷付かない怪獣の外皮を切り裂く宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの鎌も、ニーズヘッグの刃と2回も打ち合わせれば折られるか砕かれていた。
ブラッディ・チェーンソーに換装して戦ってみたら、重過ぎてニーズヘッグの速度に反応できず、斬撃を防げずにあっさりとマミった。その頭部は今もその辺に転がっている。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「それを言えば、お主達の再生能力もであろう?」
ニーズヘッグの言う通り、宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはさやかの自己治癒能力で受けた損傷はあっと言う間に修復している。さっき砕かれた鎌も既に元通りになっていた。マミって失った頭部も直ぐに修復させた。
オルガもオルガナイザーG1による、他の怪獣で言えばビオランテぐらいしか実現していない驚異的な再生能力を持ち、腕や脚、尾を切られたり、身体を貫かれても、損傷を受けた端から再生している。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/19(水) 23:14:32.44:BAmhJTu60 (3/4)
オルガ「それこそが俺の最大の武器でねー。そう簡単にはやられないよ?」
ミQB「しかし、再生に必要なエネルギーも無尽蔵にある訳じゃ無い。このまま消耗していけばこっちが負けるね」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「それにしても、此処まで拙者と戦えた者は滅多におらぬ。お主ら。戦いの経験はどれ程か?」
さやか「あたしは魔法少女になってガイガンと戦い始めて数ヶ月くらいだよ!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「拙者がその域に達するのに、100万年は要したというのに、それを僅か数ヶ月で成したというのか。拙者の立つ瀬が無いぞ。困るではないか」
ニーズヘッグの声は心底愉しそうであった。
さやか「あんまりあたし達を誉め無い方が良いよ!」
ガイガン(FW)「俺達は誉められると、調子に乗るぜ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの広い単眼が赤く光る。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアーーーイッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンが単眼からリミッターを切った高出力でギガリューム・クラスターを放射。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
目も眩む程の広い範囲を照らす巨大なギガリューム・クラスター。それの攻撃範囲をニーズヘッグは瞬時に見切って、構えたまま軽く横に跳ぶ。
ボッ!!
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!!」
それを予め勘で予想していたさやかが魔翌力の風に乗って、ニーズヘッグへ突貫。
さやか「これがあたしの・・・全力だぁあああああああああーーっ!!」
両手の剣に全力の、魔翌力の真空刃を纏わせてニーズヘッグへ振り下ろす。回避が間に合わないニーズヘッグは刃を交差させてそれを防ぐ。後ろへ吹っ飛ばされるニーズヘッグ。速過ぎて常人には全く見えない、超音速の攻防。
見滝原公園
見滝原の広い公園で、グランドギドラの1体ファルゲニシュと、かずみとバルグザーダン、カンナとメカゴジラⅡが激闘を繰り広げている。
ゴォオオ!!
その戦闘の場へ、地面を削り、廃墟になった建物を崩し、木々をなぎ倒して後ろ向きへ吹っ飛ばされるニーズヘッグが突っ込んで来た。
かずみ「え!?何!?」
バルグザーダン「ウォオオオーウゥ!?」
カンナ「おっと、危ない」
メカゴジラⅡ「キシィイイイイ!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアァーウウウウ!?」
2人と3体はそれを跳んで避ける。
見滝原市街地
さやか「やっぱり流石ね・・・ガードごとぶった切るつもりだったけど・・・」
地面に立つさやか。その胸にエックス字型の傷が付いていた。かなり深いらしく、血が溢れ出ている。
さやか「咄嗟に防御前の刀の少しの動きだけで、衝撃“刃”を飛ばして威力を弱めて、しかも一部をこっちに飛ばして来た!!」
すぐにさやかの胸の傷は治癒能力で塞がり、魔法衣も元通りになる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「調子に乗らぬ事だ。お主の成長速度は驚異的だが、拙者に達しているという訳ではない」
ニーズヘッグが飛んで戻って来る。
ガイガン(FW)「やっぱ、単体技じゃ仕留め切れ無ぇか・・・」
ミQB「このままじゃジリ貧だね。何とかオルガをニーズヘッグの刀の間合いの中に入れられ無いかな?」
オルガ「そしたら俺の最大攻撃をぶち込んでやる」
さやか「よーし、あたしとガイガンで援護するよ!オルガが極めたらその後でガイガンの超必殺技を極めれば勝てそうだね!」
オルガ「それこそが俺の最大の武器でねー。そう簡単にはやられないよ?」
ミQB「しかし、再生に必要なエネルギーも無尽蔵にある訳じゃ無い。このまま消耗していけばこっちが負けるね」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「それにしても、此処まで拙者と戦えた者は滅多におらぬ。お主ら。戦いの経験はどれ程か?」
さやか「あたしは魔法少女になってガイガンと戦い始めて数ヶ月くらいだよ!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「拙者がその域に達するのに、100万年は要したというのに、それを僅か数ヶ月で成したというのか。拙者の立つ瀬が無いぞ。困るではないか」
ニーズヘッグの声は心底愉しそうであった。
さやか「あんまりあたし達を誉め無い方が良いよ!」
ガイガン(FW)「俺達は誉められると、調子に乗るぜ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの広い単眼が赤く光る。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアーーーイッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンが単眼からリミッターを切った高出力でギガリューム・クラスターを放射。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
目も眩む程の広い範囲を照らす巨大なギガリューム・クラスター。それの攻撃範囲をニーズヘッグは瞬時に見切って、構えたまま軽く横に跳ぶ。
ボッ!!
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!!」
それを予め勘で予想していたさやかが魔翌力の風に乗って、ニーズヘッグへ突貫。
さやか「これがあたしの・・・全力だぁあああああああああーーっ!!」
両手の剣に全力の、魔翌力の真空刃を纏わせてニーズヘッグへ振り下ろす。回避が間に合わないニーズヘッグは刃を交差させてそれを防ぐ。後ろへ吹っ飛ばされるニーズヘッグ。速過ぎて常人には全く見えない、超音速の攻防。
見滝原公園
見滝原の広い公園で、グランドギドラの1体ファルゲニシュと、かずみとバルグザーダン、カンナとメカゴジラⅡが激闘を繰り広げている。
ゴォオオ!!
その戦闘の場へ、地面を削り、廃墟になった建物を崩し、木々をなぎ倒して後ろ向きへ吹っ飛ばされるニーズヘッグが突っ込んで来た。
かずみ「え!?何!?」
バルグザーダン「ウォオオオーウゥ!?」
カンナ「おっと、危ない」
メカゴジラⅡ「キシィイイイイ!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアァーウウウウ!?」
2人と3体はそれを跳んで避ける。
見滝原市街地
さやか「やっぱり流石ね・・・ガードごとぶった切るつもりだったけど・・・」
地面に立つさやか。その胸にエックス字型の傷が付いていた。かなり深いらしく、血が溢れ出ている。
さやか「咄嗟に防御前の刀の少しの動きだけで、衝撃“刃”を飛ばして威力を弱めて、しかも一部をこっちに飛ばして来た!!」
すぐにさやかの胸の傷は治癒能力で塞がり、魔法衣も元通りになる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「調子に乗らぬ事だ。お主の成長速度は驚異的だが、拙者に達しているという訳ではない」
ニーズヘッグが飛んで戻って来る。
ガイガン(FW)「やっぱ、単体技じゃ仕留め切れ無ぇか・・・」
ミQB「このままじゃジリ貧だね。何とかオルガをニーズヘッグの刀の間合いの中に入れられ無いかな?」
オルガ「そしたら俺の最大攻撃をぶち込んでやる」
さやか「よーし、あたしとガイガンで援護するよ!オルガが極めたらその後でガイガンの超必殺技を極めれば勝てそうだね!」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/19(水) 23:15:32.08:BAmhJTu60 (4/4)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日!
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/19(水) 23:27:45.54:YOFkyEc30 (2/2)
乙
なんだかガイガンが変にポーズを決めた瞬間スパッと首を飛ばされた姿が浮かんだ
乙
なんだかガイガンが変にポーズを決めた瞬間スパッと首を飛ばされた姿が浮かんだ
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/09/20(木) 00:46:21.55:Kofyng770 (1/1)
それなりに緊迫した状況なのに
マミるって表記でついつい笑ってしまう
それなりに緊迫した状況なのに
マミるって表記でついつい笑ってしまう
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/20(木) 01:37:40.75:1dDJAVdRo (1/2)
一応、乙
もうなんだか展開は目に見えてるようだしなぁ
しかし一昨日の作者の態度と来たら何だ?
前にも情報も知らせてやったのに一昨日のあの態度は?
もう失望寸前だよ。
一応、乙
もうなんだか展開は目に見えてるようだしなぁ
しかし一昨日の作者の態度と来たら何だ?
前にも情報も知らせてやったのに一昨日のあの態度は?
もう失望寸前だよ。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/09/20(木) 05:46:39.12:HYuGNffSO (1/1)
>>43
反省の色無しでまたそんな態度をとるお前の方が何なんだって感じなんだが
>>43
反省の色無しでまたそんな態度をとるお前の方が何なんだって感じなんだが
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/20(木) 07:41:08.97:1dDJAVdRo (2/2)
ID:HYuGNffSO
反省の色がない?お前も随分読んで来たのに字が可笑しい所を見てなんも感じないのか?
お前も俺に言ったことを反省するんだな。
俺は長いこと読んできたが考えが変わったんだ。
ID:HYuGNffSO
反省の色がない?お前も随分読んで来たのに字が可笑しい所を見てなんも感じないのか?
お前も俺に言ったことを反省するんだな。
俺は長いこと読んできたが考えが変わったんだ。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/20(木) 20:07:58.63:MjAZ+kbQ0 (1/1)
確かにキャラの名前とか固有名称がおかしかったりするとちょっと引っかかったりするが
大抵の誤字脱字は頭の中で補って読んでるな
もちろん俺としても誤字脱字は減ったほうが良いとは思うけど千葉も少し気にし過ぎ
あ、あとパロディネタは別に構いません
むしろ見つけるのが楽しい
確かにキャラの名前とか固有名称がおかしかったりするとちょっと引っかかったりするが
大抵の誤字脱字は頭の中で補って読んでるな
もちろん俺としても誤字脱字は減ったほうが良いとは思うけど千葉も少し気にし過ぎ
あ、あとパロディネタは別に構いません
むしろ見つけるのが楽しい
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/20(木) 23:49:19.30:UszCktI+0 (1/4)
ロリこんばんは。
>>41
それで大体合ってます。まぁ、切られるのをチェーンソーで防ごうとして間に合わずに失敗、という風になったのだけれども。
>>42
投下する直前にこっちの方が面白いかなと思ってマミるに変えました。
>>43
ヒロイックサーガのつもりで書いてるので、お約束展開ばっかり続くよ。
うーん・・・今まで余計な事まで書いてイラッと来てたけど冷静に返した事と19で余計な事を書かれていい加減我慢出来なくなったと書いて、後、誤字が多いことを謝って、期待に応えようと頑張ると書いただけなんだが。
反省しろとも謝れとも書いてないのに何に怒ったのか解らない。そもそも偉そうな事とか余計な事まで書くそっちには態度をどうこう言われたく無い。
失望とか書かれても・・・それには二次創作の前提を思い出してくれとしか。後、此処を参考にすると良いかも知れない。http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%A6%96%E8%81%B4%E8%80%85%E6%A7%98
それともあのレスの中に、個人的にどうしても嫌いな言葉や表現があったのだろうか。なら、謝るが。
>>46
固有名称がおかしかったと言えば中沢君・・・。あれは誤字というか書いてる時、勘違いしてて本気で間違えました。恥ずかしい・・・。
再開します。
ロリこんばんは。
>>41
それで大体合ってます。まぁ、切られるのをチェーンソーで防ごうとして間に合わずに失敗、という風になったのだけれども。
>>42
投下する直前にこっちの方が面白いかなと思ってマミるに変えました。
>>43
ヒロイックサーガのつもりで書いてるので、お約束展開ばっかり続くよ。
うーん・・・今まで余計な事まで書いてイラッと来てたけど冷静に返した事と19で余計な事を書かれていい加減我慢出来なくなったと書いて、後、誤字が多いことを謝って、期待に応えようと頑張ると書いただけなんだが。
反省しろとも謝れとも書いてないのに何に怒ったのか解らない。そもそも偉そうな事とか余計な事まで書くそっちには態度をどうこう言われたく無い。
失望とか書かれても・・・それには二次創作の前提を思い出してくれとしか。後、此処を参考にすると良いかも知れない。http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%A6%96%E8%81%B4%E8%80%85%E6%A7%98
それともあのレスの中に、個人的にどうしても嫌いな言葉や表現があったのだろうか。なら、謝るが。
>>46
固有名称がおかしかったと言えば中沢君・・・。あれは誤字というか書いてる時、勘違いしてて本気で間違えました。恥ずかしい・・・。
再開します。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/20(木) 23:51:02.29:UszCktI+0 (2/4)
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
2本の刃を構えるニーズヘッグ。
ガイガン(FW)「相変わらず隙が無ぇなぁ。まぁ良い!隙が無いなら・・・作るまでだ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンが両腕の鎌をニーズヘッグに向ける。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアアーーイィッ!!」
そして鎌の付け根の両側のカギ爪、ブラッディ・トリガー4本全てが飛び出す。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「そんな物で拙者を拘束出きると思ったのか?此処まで打ち合ってそれすら理解出来ていないというのか?」
それを両の刃で切り飛ばそうと構える。しかし、真っ直ぐしか飛ばない筈のブラッディ・トリガーの軌道が変る。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!?」
さやか「何でだと思った?さやかちゃんでした!」
さやかが高圧の魔力の風でブラッデイ・トリガーの軌道を変えている。4本のブラッディ・トリガーは拡散するように広がり、放物線を描いてニーズヘッグを飛び超え、後ろからニーズヘッグわ狙う。これでブラッディ・トリガーを防ぐ為に振り返ったら、その間、背後は無防備になる。
ミキュベイ「魔力器官(マジックオルガン)全力稼動!!」
そしてミキュベイの魔力が他の魔法少女よりも遥かに速く高まっていく。体内の生命力を魔力に換える、有機体で作られた器官がフル稼動。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
しかし、あくまで冷静にニーズヘッグは振り返るのでは無く、正面への突撃を選択。ブラッディ・トリガーを伸ばして無防備に立つ宇宙サイボーグ怪獣ガイガンに刃を構え、翼を広げて超低空飛行、突っ込んで来る。
オルガ「ギギュウウウーーウウウウ!!」
それを迎え撃とうとオルガが跳び出す。しかし、まともにぶつかり合ってはオルガに勝ち目は無い。
ミキュベイ「超攻性防御結界!魔力の刃よ!!」
ミキュベイの後方周囲に虹色の魔力光が10以上現出、それぞれ全長40メートル、刃の幅が5メートルに及ぶ巨大な銃剣へと換わった。
ミキュベイ「我らに背く諸悪を尽く殺戮せしめん!!往けっ!!」
ミキュベイが右手に持った銃剣をニーズヘッグに向ける。ニーズヘッグに向って飛ぶ。
ミキュベイの固有能力、念動力で操られた巨大銃剣はそれぞれが違う軌道を描いて、ニーズヘッグの前、左右、上から襲い掛かる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウウウウ!!」
ニーズヘッグは低空飛行しながら恐るべき速度で刃を振るい、ミキュベイの巨大銃剣を斬り、叩いて落としていく。
斬られ、折られて巨大な銃剣は消滅していく。更に回転して後ろから飛んで来るブラッディ・トリガーのチェーンを4本とも切り飛ばした。
ガイガン(FW)「マジかよ!?」
さやか「速過ぎる!」
ミQB「でも、これなら・・・オルガ!」
オルガ「あぁ、任せてくれ!」
オルガが遂にニーズヘッグが後ろを向いた瞬間に、その懐に跳び込む事に成功する。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
2本の刃を構えるニーズヘッグ。
ガイガン(FW)「相変わらず隙が無ぇなぁ。まぁ良い!隙が無いなら・・・作るまでだ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンが両腕の鎌をニーズヘッグに向ける。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアアーーイィッ!!」
そして鎌の付け根の両側のカギ爪、ブラッディ・トリガー4本全てが飛び出す。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「そんな物で拙者を拘束出きると思ったのか?此処まで打ち合ってそれすら理解出来ていないというのか?」
それを両の刃で切り飛ばそうと構える。しかし、真っ直ぐしか飛ばない筈のブラッディ・トリガーの軌道が変る。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!?」
さやか「何でだと思った?さやかちゃんでした!」
さやかが高圧の魔力の風でブラッデイ・トリガーの軌道を変えている。4本のブラッディ・トリガーは拡散するように広がり、放物線を描いてニーズヘッグを飛び超え、後ろからニーズヘッグわ狙う。これでブラッディ・トリガーを防ぐ為に振り返ったら、その間、背後は無防備になる。
ミキュベイ「魔力器官(マジックオルガン)全力稼動!!」
そしてミキュベイの魔力が他の魔法少女よりも遥かに速く高まっていく。体内の生命力を魔力に換える、有機体で作られた器官がフル稼動。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
しかし、あくまで冷静にニーズヘッグは振り返るのでは無く、正面への突撃を選択。ブラッディ・トリガーを伸ばして無防備に立つ宇宙サイボーグ怪獣ガイガンに刃を構え、翼を広げて超低空飛行、突っ込んで来る。
オルガ「ギギュウウウーーウウウウ!!」
それを迎え撃とうとオルガが跳び出す。しかし、まともにぶつかり合ってはオルガに勝ち目は無い。
ミキュベイ「超攻性防御結界!魔力の刃よ!!」
ミキュベイの後方周囲に虹色の魔力光が10以上現出、それぞれ全長40メートル、刃の幅が5メートルに及ぶ巨大な銃剣へと換わった。
ミキュベイ「我らに背く諸悪を尽く殺戮せしめん!!往けっ!!」
ミキュベイが右手に持った銃剣をニーズヘッグに向ける。ニーズヘッグに向って飛ぶ。
ミキュベイの固有能力、念動力で操られた巨大銃剣はそれぞれが違う軌道を描いて、ニーズヘッグの前、左右、上から襲い掛かる。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウウウウウウウ!!」
ニーズヘッグは低空飛行しながら恐るべき速度で刃を振るい、ミキュベイの巨大銃剣を斬り、叩いて落としていく。
斬られ、折られて巨大な銃剣は消滅していく。更に回転して後ろから飛んで来るブラッディ・トリガーのチェーンを4本とも切り飛ばした。
ガイガン(FW)「マジかよ!?」
さやか「速過ぎる!」
ミQB「でも、これなら・・・オルガ!」
オルガ「あぁ、任せてくれ!」
オルガが遂にニーズヘッグが後ろを向いた瞬間に、その懐に跳び込む事に成功する。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/20(木) 23:51:33.39:UszCktI+0 (3/4)
オルガ「ギギュウウウウーーウウウウ!」
ドドドドドドドドドドドドドド!!
そして跳び込んだオルガの両手での長い爪での猛ラッシュ。あまりの速さにまるで爪の弾幕となり、ニーズヘッグを攻撃している。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・!」
バババババババババババ!!
それを左右の首の口から伸びている刃の側面で受け止めて防御するニーズヘッグ。
オルガ「でぇやぁああああああああ!カウンター取れるものなら取ってみろ!!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「成る程・・・やるでは無いか」
真剣なニーズヘッグの声。
ボッ!
その黒い巨体から伸びている長い左の尻尾が密着して攻撃しているオルガの腹部向けて振るわれる。
ドキュッ!
オルガはそれを右への最低限の体逸らしで回避。風圧だけでオルガの腹部の外皮が焦げる。回避しながらも距離を離されず、攻撃の手は緩めない。緩めないと言っても、回避した事で、僅かに攻撃の密度が薄くなる場所が出来てしまった。
ガッ!
ニーズヘッグは右の首でオルガの左腕の上を叩き、左の首で下から突き上げる。左右の首でオルガの左上腕を挟んだ形になる。
バァン!
そして下に振ってオルガを地面に叩き付けた。その反動でバウンドし、宙高く飛ばされそうになるオルガ。しかし、それに耐えて距離は離さず、更に左手の爪を突き出す。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウッ!!」
しかし、それはニーズヘッグにとって十分、カウンターを返せる時間があった。しかし、刃で切り返すのは距離を詰められ過ぎて無理だったので、刃を消して左右の頭部の頭突きをオルガの頭部と胸部に打ち込んだ。右の首は頭部へ、左の首は胸部へ。
オルガ「ギギュウウウーーウウウ!!」
カウンターを受けて半ば吹っ飛ばされながらも右の爪で攻撃するオルガ。
ガッ!
それを右の首で横に弾き、更に自分から間合いを詰めるニーズヘッグ。ぴたりと体勢を崩したオルガの密着距離まで近付き、左右の首と2本の尻尾を同時に突き出して、オルガの身体を打ちのめす。
ガイガン(FW)「な、何だあのカラス野郎!」
さやか「刀なんて使わなくても十分強いじゃない!あんなんで勝てるの、オルガ!?」
ミQB「問題ないね。狙い通りだ」
さやか「オルガの姿が・・・!」
ガイガン(FW)「変ってる!」
“ONG―1怪獣 オルガ(フェイズ2)”
オルガ(フェイズ2)「ギギュゥウウウウウーーウウウ!!」
オルガの身体の表面が凸凹したものから、ゴジラと同じゴツゴツした体表に変り、体色もゴジラと同じ黒系統のものになり、何より1番の変化は背中にゴジラのような背びれが生えている事だった。
オルガ「ギギュウウウウーーウウウウ!」
ドドドドドドドドドドドドドド!!
そして跳び込んだオルガの両手での長い爪での猛ラッシュ。あまりの速さにまるで爪の弾幕となり、ニーズヘッグを攻撃している。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・!」
バババババババババババ!!
それを左右の首の口から伸びている刃の側面で受け止めて防御するニーズヘッグ。
オルガ「でぇやぁああああああああ!カウンター取れるものなら取ってみろ!!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「成る程・・・やるでは無いか」
真剣なニーズヘッグの声。
ボッ!
その黒い巨体から伸びている長い左の尻尾が密着して攻撃しているオルガの腹部向けて振るわれる。
ドキュッ!
オルガはそれを右への最低限の体逸らしで回避。風圧だけでオルガの腹部の外皮が焦げる。回避しながらも距離を離されず、攻撃の手は緩めない。緩めないと言っても、回避した事で、僅かに攻撃の密度が薄くなる場所が出来てしまった。
ガッ!
ニーズヘッグは右の首でオルガの左腕の上を叩き、左の首で下から突き上げる。左右の首でオルガの左上腕を挟んだ形になる。
バァン!
そして下に振ってオルガを地面に叩き付けた。その反動でバウンドし、宙高く飛ばされそうになるオルガ。しかし、それに耐えて距離は離さず、更に左手の爪を突き出す。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアァーウウッ!!」
しかし、それはニーズヘッグにとって十分、カウンターを返せる時間があった。しかし、刃で切り返すのは距離を詰められ過ぎて無理だったので、刃を消して左右の頭部の頭突きをオルガの頭部と胸部に打ち込んだ。右の首は頭部へ、左の首は胸部へ。
オルガ「ギギュウウウーーウウウ!!」
カウンターを受けて半ば吹っ飛ばされながらも右の爪で攻撃するオルガ。
ガッ!
それを右の首で横に弾き、更に自分から間合いを詰めるニーズヘッグ。ぴたりと体勢を崩したオルガの密着距離まで近付き、左右の首と2本の尻尾を同時に突き出して、オルガの身体を打ちのめす。
ガイガン(FW)「な、何だあのカラス野郎!」
さやか「刀なんて使わなくても十分強いじゃない!あんなんで勝てるの、オルガ!?」
ミQB「問題ないね。狙い通りだ」
さやか「オルガの姿が・・・!」
ガイガン(FW)「変ってる!」
“ONG―1怪獣 オルガ(フェイズ2)”
オルガ(フェイズ2)「ギギュゥウウウウウーーウウウ!!」
オルガの身体の表面が凸凹したものから、ゴジラと同じゴツゴツした体表に変り、体色もゴジラと同じ黒系統のものになり、何より1番の変化は背中にゴジラのような背びれが生えている事だった。
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/20(木) 23:53:00.95:UszCktI+0 (4/4)
今日にこの場面を終わらせたかったけど、終わらなかった。
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
今日にこの場面を終わらせたかったけど、終わらなかった。
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/21(金) 04:14:04.03:BFoT9BY+o (1/1)
お疲れ様でした。
何だか暫く冷静になって考えてたら自分も少々、いや気にしすぎたかも。せっかくのSSだし・・・。
まあ文面がちょっと可笑しけりゃ各個人が直して保存するか脳内変換でって言うのも良いな。
お疲れ様でした。
何だか暫く冷静になって考えてたら自分も少々、いや気にしすぎたかも。せっかくのSSだし・・・。
まあ文面がちょっと可笑しけりゃ各個人が直して保存するか脳内変換でって言うのも良いな。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/09/21(金) 08:07:09.13:SFvakoSl0 (1/1)
お疲れ様でした
たとえ結果は見えててもそれに至る過程を楽しめばいいと思う
誤字に関しては言い方が悪いけど
所詮二次創作なんだし
中条……いったい何者なんだ……
みたいなノリで指摘しときゃ角も立たないだろうに
お疲れ様でした
たとえ結果は見えててもそれに至る過程を楽しめばいいと思う
誤字に関しては言い方が悪いけど
所詮二次創作なんだし
中条……いったい何者なんだ……
みたいなノリで指摘しときゃ角も立たないだろうに
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 00:27:02.73:xQuMm4je0 (1/8)
ロリこんばんは。
>>51
自分は他の人の誤字とか気にしない性質なので、だからって自分のも誤字が多くて良いとはならないね。なるべく無いようにしたい。
後、“往けっ”とかはわざと行けじゃなくこう書いたりしてます。
>>52
ヒーロー物は基本最後は正義が勝つから、過程を楽しむものですよね。
何で中沢君が中条になったのか・・・多分、上条さんと合わさった。でも、上条と中条で一緒の作品にいるのはおかしいと何故思わなかったのかは謎。
再開します。
ロリこんばんは。
>>51
自分は他の人の誤字とか気にしない性質なので、だからって自分のも誤字が多くて良いとはならないね。なるべく無いようにしたい。
後、“往けっ”とかはわざと行けじゃなくこう書いたりしてます。
>>52
ヒーロー物は基本最後は正義が勝つから、過程を楽しむものですよね。
何で中沢君が中条になったのか・・・多分、上条さんと合わさった。でも、上条と中条で一緒の作品にいるのはおかしいと何故思わなかったのかは謎。
再開します。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 00:29:45.44:xQuMm4je0 (2/8)
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ほう・・・身体を強化して、拙者の攻撃を受け切るつもりか?拙者に刃を使わせない所まで追い込んだのは賞賛するが、果たして何発持つかな?」
ニーズヘッグが左右の首を、変化したオルガの身体に突き込んだ。
ボゥン!!
それが当たった瞬間、オルガの身体が直径500メートルはある巨大な風船のように膨張する。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!?」
さやか「な・・・何!?」
ギュルルルルルルルル!キュドッ!
風船のように膨張していたオルガの身体が急速に収縮、元の姿に戻り、右の爪をニーズヘッグに突き差した。
爪が体表のバリヤーも鱗も突き破り、まともに命中する1撃。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「反撃・・・だと!?拙者の攻撃を膨張して吸収し、収縮して解放したのか・・・!」
血を吐くニーズヘッグ。
オルガ「君に貰った攻撃は全部返す!釣りは要らないぞ!!」
そのままニーズヘッグを押していくオルガ。
オルガ「ギギュウウウウーーウウウウ!!」
そして突き刺した爪を振るって、ニーズヘッグを更に飛ばす。
さやか「完全に徹った!」
ガイガン(FW)「後は任せろ!これでトドメだ!!」
身体にエネルギーを蓄えていた宇宙サイボーグ怪獣ガイガンがブースターを点火して飛び出す。
ガイガン(FW)「ギシィァァァーーイッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンは両腕の鎌を量子変換でブラッディ・チェーンソーに変化させ、超音速でニーズヘッグに取り付いた。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアアアアアアーーウウ!?」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの怒涛のラッシュ攻撃。
飛び付いたと同時に右のブラッディ・チェーンソーで横にニーズヘッグを薙ぐ。左のニーズヘッグの首が斬り飛ばされた。胴体の切り口から噴火するように血が噴き上がる。そして宇宙サイボーグ怪獣ガイガンは頑丈なスパイクの付いた左膝をニーズヘッグの胸部に打ち込んだ。スパイクが鱗を突き破って、血が流れ出した。
次は左足を振り上げ、足先の鎌で腹部の下を蹴り付ける。そして両側のブラッディ・チェーンソーでニーズヘッグの中央の首を左右から挟んで切り落とした。ニーズヘッグの中央の首が地面に落ちる前に、次は尻尾で、腹部を猛烈に殴る。
そして左のブラッディ・チェーンソーを振り下ろし、ニーズヘッグの右の首も斬り飛ばした。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・!?」
首を全て失ったニーズヘッグは吼える事も出来ない。宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはニーズヘッグにがっしりと両腕のブラッディ・チェーンソーで組み付いた。
ギュララララララ・・・!
低い音がして、腹部のブラデッド・カッターが上向きに回転。下を向いている刃がニーズヘッグの胸の鱗を切り裂いて傷を付けた。
シュイイイイイイン・・・!
その回転が止まり、今度はマッハ・ブラデッド・カッターで攻撃。ブラデッド・カッターが高い音を立てて下向きに高速回転する
ブラデッド・カッターによって付けられた傷口を、下向きのより殺傷力のある刃が切り開いていく。おびただしい血と削られた肉が大量に飛び散り、内部の脳を覆っている骨諸共斬って砕いた。
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの超高速連撃。最後にバックジャンプ・カッター。止めた腹部のカッターで切り裂くと同時に後ろへ跳んで宙返りした。地響きを起こして着地。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
首を全て失い、脳を潰され、身体をズタズタにされたニーズヘッグが地面に地響きを起こして倒れる。更に流れ出る血が地面を赤く染めていく。
上半身が傷だらけになり、特に胸に致命傷を負ったバルグザーダンは、血まみれで地面に倒れ伏す。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアーーイィッ!!」
返り血を全身に浴び、勝ち名乗りを上げる宇宙サイボーグ怪獣ガイガン。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ほう・・・身体を強化して、拙者の攻撃を受け切るつもりか?拙者に刃を使わせない所まで追い込んだのは賞賛するが、果たして何発持つかな?」
ニーズヘッグが左右の首を、変化したオルガの身体に突き込んだ。
ボゥン!!
それが当たった瞬間、オルガの身体が直径500メートルはある巨大な風船のように膨張する。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「!?」
さやか「な・・・何!?」
ギュルルルルルルルル!キュドッ!
風船のように膨張していたオルガの身体が急速に収縮、元の姿に戻り、右の爪をニーズヘッグに突き差した。
爪が体表のバリヤーも鱗も突き破り、まともに命中する1撃。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「反撃・・・だと!?拙者の攻撃を膨張して吸収し、収縮して解放したのか・・・!」
血を吐くニーズヘッグ。
オルガ「君に貰った攻撃は全部返す!釣りは要らないぞ!!」
そのままニーズヘッグを押していくオルガ。
オルガ「ギギュウウウウーーウウウウ!!」
そして突き刺した爪を振るって、ニーズヘッグを更に飛ばす。
さやか「完全に徹った!」
ガイガン(FW)「後は任せろ!これでトドメだ!!」
身体にエネルギーを蓄えていた宇宙サイボーグ怪獣ガイガンがブースターを点火して飛び出す。
ガイガン(FW)「ギシィァァァーーイッ!!」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンは両腕の鎌を量子変換でブラッディ・チェーンソーに変化させ、超音速でニーズヘッグに取り付いた。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「ギシュアアアアアアーーウウ!?」
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの怒涛のラッシュ攻撃。
飛び付いたと同時に右のブラッディ・チェーンソーで横にニーズヘッグを薙ぐ。左のニーズヘッグの首が斬り飛ばされた。胴体の切り口から噴火するように血が噴き上がる。そして宇宙サイボーグ怪獣ガイガンは頑丈なスパイクの付いた左膝をニーズヘッグの胸部に打ち込んだ。スパイクが鱗を突き破って、血が流れ出した。
次は左足を振り上げ、足先の鎌で腹部の下を蹴り付ける。そして両側のブラッディ・チェーンソーでニーズヘッグの中央の首を左右から挟んで切り落とした。ニーズヘッグの中央の首が地面に落ちる前に、次は尻尾で、腹部を猛烈に殴る。
そして左のブラッディ・チェーンソーを振り下ろし、ニーズヘッグの右の首も斬り飛ばした。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・!?」
首を全て失ったニーズヘッグは吼える事も出来ない。宇宙サイボーグ怪獣ガイガンはニーズヘッグにがっしりと両腕のブラッディ・チェーンソーで組み付いた。
ギュララララララ・・・!
低い音がして、腹部のブラデッド・カッターが上向きに回転。下を向いている刃がニーズヘッグの胸の鱗を切り裂いて傷を付けた。
シュイイイイイイン・・・!
その回転が止まり、今度はマッハ・ブラデッド・カッターで攻撃。ブラデッド・カッターが高い音を立てて下向きに高速回転する
ブラデッド・カッターによって付けられた傷口を、下向きのより殺傷力のある刃が切り開いていく。おびただしい血と削られた肉が大量に飛び散り、内部の脳を覆っている骨諸共斬って砕いた。
宇宙サイボーグ怪獣ガイガンの超高速連撃。最後にバックジャンプ・カッター。止めた腹部のカッターで切り裂くと同時に後ろへ跳んで宙返りした。地響きを起こして着地。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「・・・」
首を全て失い、脳を潰され、身体をズタズタにされたニーズヘッグが地面に地響きを起こして倒れる。更に流れ出る血が地面を赤く染めていく。
上半身が傷だらけになり、特に胸に致命傷を負ったバルグザーダンは、血まみれで地面に倒れ伏す。
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアーーイィッ!!」
返り血を全身に浴び、勝ち名乗りを上げる宇宙サイボーグ怪獣ガイガン。
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 00:31:36.44:xQuMm4je0 (3/8)
さやか「いやったー!!」
さやかがガッツポーズ。
ミQB「ニーズヘッグから生命反応なし。やったみたいだね。上手くいって良かった・・・実は結構賭けだったからね」
ガイガン(FW)「オルガは何か姿がいきなり変ったよな?それって何なんだ?」
ガイガンがさやか達の方へ戻って来る。
オルガ「あぁ、元々生まれて十数年の俺が、あんな何千万年も戦い続けて来たバケモノに敵う訳が無いからね。
でも、様々な怪獣を合成して造られた俺達オルガには、その合成に使われた怪獣の進化する能力も持っている。
とは言っても、他の怪獣と合成されているから、普通はその進化能力は発動しない。
そこで奴の本気の攻撃を受けて、自分を窮地に追い込んで、そのエネルギーを吸収して俺のものにしたんだ。
その危機的状況と莫大なエネルギーのお陰で、俺のゴジラ族のDNAがより強く身体に発言したんだ。
俺の事はオルガ・フェイズ2と呼んでくれ!」
ガイガン(FW)「そうか、解った、オルガ」
さやか「うん、オルガ」
オルガ「解って無いじゃ無いか!?」
さやか「それで新しい技があのダイエットクローなんだね!」
オルガ「爆縮クローと言ってくれ!」
ミQB「そんな事より早く中心街へ戻ろう。マミ達が心配だ」
オルガ「そんな事・・・まぁ、そうだけどね・・・」
さやか「あ、そうだね。杏子は大丈夫かなぁ」
ガイガン(FW)「俺達が大丈夫だったんだから大丈夫じゃないか?」
さやか「そうだね、急ごう!」
ミQB「(ニーズヘッグはグリーフシードにはならないね。ソウルジェムが換えないって事は、体組織が怪獣とも違い過ぎるから・・・かな?それとも・・・いや、有り得ないね。こうして現に生命活動は止まっている)」
ミキュベイはもう1つの可能性を考えるが、有り得ないとその考えを消す。
オルガ「どうした相棒?」
ミQB「いや、何でもないよ。行こうか」
そして2人と2体は中心街へ急ぐ。
さやか「いやったー!!」
さやかがガッツポーズ。
ミQB「ニーズヘッグから生命反応なし。やったみたいだね。上手くいって良かった・・・実は結構賭けだったからね」
ガイガン(FW)「オルガは何か姿がいきなり変ったよな?それって何なんだ?」
ガイガンがさやか達の方へ戻って来る。
オルガ「あぁ、元々生まれて十数年の俺が、あんな何千万年も戦い続けて来たバケモノに敵う訳が無いからね。
でも、様々な怪獣を合成して造られた俺達オルガには、その合成に使われた怪獣の進化する能力も持っている。
とは言っても、他の怪獣と合成されているから、普通はその進化能力は発動しない。
そこで奴の本気の攻撃を受けて、自分を窮地に追い込んで、そのエネルギーを吸収して俺のものにしたんだ。
その危機的状況と莫大なエネルギーのお陰で、俺のゴジラ族のDNAがより強く身体に発言したんだ。
俺の事はオルガ・フェイズ2と呼んでくれ!」
ガイガン(FW)「そうか、解った、オルガ」
さやか「うん、オルガ」
オルガ「解って無いじゃ無いか!?」
さやか「それで新しい技があのダイエットクローなんだね!」
オルガ「爆縮クローと言ってくれ!」
ミQB「そんな事より早く中心街へ戻ろう。マミ達が心配だ」
オルガ「そんな事・・・まぁ、そうだけどね・・・」
さやか「あ、そうだね。杏子は大丈夫かなぁ」
ガイガン(FW)「俺達が大丈夫だったんだから大丈夫じゃないか?」
さやか「そうだね、急ごう!」
ミQB「(ニーズヘッグはグリーフシードにはならないね。ソウルジェムが換えないって事は、体組織が怪獣とも違い過ぎるから・・・かな?それとも・・・いや、有り得ないね。こうして現に生命活動は止まっている)」
ミキュベイはもう1つの可能性を考えるが、有り得ないとその考えを消す。
オルガ「どうした相棒?」
ミQB「いや、何でもないよ。行こうか」
そして2人と2体は中心街へ急ぐ。
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 00:34:17.44:xQuMm4je0 (4/8)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 23:55:30.87:xQuMm4je0 (5/8)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 23:56:55.93:xQuMm4je0 (6/8)
見滝原公園
見滝原の広い公園で、かずみとバルグザーダン、カンナとメカゴジラⅡは灰色のグランドギドラと戦っている。
かずみ「今の黒いグランドギドラは・・・ニーズヘッグだっけ?」
カンナ「そうだね。ニーズヘッグはさやかとミキュベイが追った筈だ」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ、吹っ飛ばされるとはニーズヘッグは存外に苦戦しているようだなぁ。
いや、しかし、やるねぇ。あの近接戦闘ではテュポーンと並んで私達グランドガーズで最強のニーズヘッグを吹っ飛ばすとは君達の仲間は大したものだよ。
無論、君達もね。私と戦って未だ元気に立っている者は君達で初めてだよ」
造り出した氷の壁に守られているファルゲニシュ。
バルグザーダン「あんたに誉められても嬉しくは無いのだがな」
メカゴジラⅡ「こっちもあんた程しぶとい奴は初めてだ」
かずみ達が幾ら攻撃してもファルゲニシュは超高密度の氷の壁を作って防ぐ。その氷の壁は壊したり融かしたりしても、氷の破片や水蒸気になるだけで、その水の分子そのものが無くなる訳では無い。新たにエネルギーを量子変換して造りだす必要が無い為、一度破壊されてもファルゲニシュは殆どタイムラグ無しで壁を造り直す事が出来る。しかも氷の壁で防御しながら、その壁の表面から冷気を飛ばしての攻撃可能で、更に引力光線を放物線を描く軌道で撃ち、壁の向こうからも攻撃して来る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「これでも私はグランドガーズの中で最も防御を得意としていてね、鉄壁の防御だろう?いや、氷壁の防御と言った方が適切かな。
さぁ、互いに睨み合っていても無駄だだろう?始めようか」
氷の壁の表面から冷気が発生し、かずみとバルグザーダンへ放射される。
かずみ「うわわっ!」
バルグザーダン「ウォオオオオオーーウウウ!」
慌てて避けるかずみとバルグザーダン。
かずみ「リーミティ・エステールニ!!」
かずみが十字から強烈な破壊魔法を放って氷壁にぶつける。しかし、ヒビが入るだけで破壊は出来ない。そのヒビも入った瞬間から修復されてしまう。
これが厄介な点で、この氷の壁は損傷しても損傷しながら修復していく為、完全に壊す事すら困難だった。
かずみ「抜けない!」
しかも氷壁を超えて灰色の引力光線が飛んで来た。
かずみ「きゃー!!」
爆発に巻き込まれるかずみ。
かずみ「カンナー!!どうしようぅうううううう!?」
吹っ飛ばされて落下。
カンナ「はい、ごくろーさん」
はっしとかずみをお姫様抱っこでカンナは受け止める。
カンナ「それじゃあ、逃げるぞ」
かずみを地面に降ろして手を引いて駆け出すカンナ。既にメカゴジラⅡは量子化されてカンナの体内に封入されている。
かずみ「ええー!?」
かずみもバルグザーダンを戻す。バルグザーダンは銀色の光の粒子に分解されてかずみの体内に吸い込まれた。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「逃がさんよ!」
追うファルゲニシュにカンナは凄みのある笑みを返した。
カンナ「困るんだよね、かずみを殺されちゃ。あんた達怪獣なんかにさぁ」
見滝原公園
見滝原の広い公園で、かずみとバルグザーダン、カンナとメカゴジラⅡは灰色のグランドギドラと戦っている。
かずみ「今の黒いグランドギドラは・・・ニーズヘッグだっけ?」
カンナ「そうだね。ニーズヘッグはさやかとミキュベイが追った筈だ」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ、吹っ飛ばされるとはニーズヘッグは存外に苦戦しているようだなぁ。
いや、しかし、やるねぇ。あの近接戦闘ではテュポーンと並んで私達グランドガーズで最強のニーズヘッグを吹っ飛ばすとは君達の仲間は大したものだよ。
無論、君達もね。私と戦って未だ元気に立っている者は君達で初めてだよ」
造り出した氷の壁に守られているファルゲニシュ。
バルグザーダン「あんたに誉められても嬉しくは無いのだがな」
メカゴジラⅡ「こっちもあんた程しぶとい奴は初めてだ」
かずみ達が幾ら攻撃してもファルゲニシュは超高密度の氷の壁を作って防ぐ。その氷の壁は壊したり融かしたりしても、氷の破片や水蒸気になるだけで、その水の分子そのものが無くなる訳では無い。新たにエネルギーを量子変換して造りだす必要が無い為、一度破壊されてもファルゲニシュは殆どタイムラグ無しで壁を造り直す事が出来る。しかも氷の壁で防御しながら、その壁の表面から冷気を飛ばしての攻撃可能で、更に引力光線を放物線を描く軌道で撃ち、壁の向こうからも攻撃して来る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「これでも私はグランドガーズの中で最も防御を得意としていてね、鉄壁の防御だろう?いや、氷壁の防御と言った方が適切かな。
さぁ、互いに睨み合っていても無駄だだろう?始めようか」
氷の壁の表面から冷気が発生し、かずみとバルグザーダンへ放射される。
かずみ「うわわっ!」
バルグザーダン「ウォオオオオオーーウウウ!」
慌てて避けるかずみとバルグザーダン。
かずみ「リーミティ・エステールニ!!」
かずみが十字から強烈な破壊魔法を放って氷壁にぶつける。しかし、ヒビが入るだけで破壊は出来ない。そのヒビも入った瞬間から修復されてしまう。
これが厄介な点で、この氷の壁は損傷しても損傷しながら修復していく為、完全に壊す事すら困難だった。
かずみ「抜けない!」
しかも氷壁を超えて灰色の引力光線が飛んで来た。
かずみ「きゃー!!」
爆発に巻き込まれるかずみ。
かずみ「カンナー!!どうしようぅうううううう!?」
吹っ飛ばされて落下。
カンナ「はい、ごくろーさん」
はっしとかずみをお姫様抱っこでカンナは受け止める。
カンナ「それじゃあ、逃げるぞ」
かずみを地面に降ろして手を引いて駆け出すカンナ。既にメカゴジラⅡは量子化されてカンナの体内に封入されている。
かずみ「ええー!?」
かずみもバルグザーダンを戻す。バルグザーダンは銀色の光の粒子に分解されてかずみの体内に吸い込まれた。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「逃がさんよ!」
追うファルゲニシュにカンナは凄みのある笑みを返した。
カンナ「困るんだよね、かずみを殺されちゃ。あんた達怪獣なんかにさぁ」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 23:57:28.70:xQuMm4je0 (7/8)
かずみとカンナは高速で駆け、近くの原型を保っている建物に駆け込んだ。2人で窓から見えない位置に座る。
ファルゲニシュは2人を見失ったらしく、付近を捜しているようで、7万トンの巨体が歩き回る地響きが起こっている。
かずみ「どうするの?」
カンナ「どうしようか」
かずみ「何か作戦があったんじゃ無いの?」
カンナ「いや、特に」
かずみ「ええー・・・ううん、カンナばっかりアテにしてちゃ駄目だよね。どうにかしてあの氷の壁を一撃で破壊しないと・・・」
カンナ「実はある」
かずみ「え?あるの!?」
カンナ「まぁね」
かずみ「どんな!?」
カンナ「今、かずみが言ったとおり、何とかあの氷の壁を一撃で破壊しなくちゃならない。
さて、私、かずみ、メカゴジラⅡ、バルグザーダンで4手で攻撃できる。そしてあの氷の壁を破壊するのに必要なのも4手」
カンナの言う通り、2人と2体で同時に攻撃してようやくあの氷の壁を突破出来ていた。カンナは再生成で砲台やランチャーを造ってみたが、即席の武器では氷の壁に傷を付ける事も出来なかった。
かずみ「でも、それじゃあ、ファルゲニシュに攻撃出来ないんだよね」
カンナ「その通り。攻撃後の隙の間に壁は修復されるから、次の攻撃でもファルゲニシュ本体を攻撃する事は出来ない。4手の内1手じゃどう考えても無理だから、2手か3手であの氷の壁を突破するしか無い」
かずみ「メカゴジラⅡの全兵装攻撃をぶつけても駄目かな?」
カンナ「あれはメカゴジラⅡの最大攻撃だからね、使うとエネルギーを使い果たしてしまって、回復するまで動けても戦闘は無理。だからこれはトドメの方に使いたいね。
だから氷の壁は私達でどうにかする」
かずみ「出来るの?」
カンナ「かずみは反作用エネルギーって解るかな?」
かずみ「えーっと、テンプラアイス、だっけ?」
カンナ「予想外の答えだけど、完全に知らない訳でも無さそうだね」
かずみ「うん。あやせとルカが合体して、超高熱と極低温の魔法を合体させた攻撃をしてたから。しゅーしゅくとぼーちょーが・・・何だっけ?」
カンナ「収縮と膨張を同時発生させると莫大な反作用エネルギーを生んで、大爆発を起こして何倍もの破壊力を生み出す。
でもそれは1ミリ秒でもタイミングがズレれば爆発は起こらないから完璧なシンクロが必要になるね。ずっと一緒にいたあやせとルカだからこそ出来る芸当って所かな」
かずみ「うん!確かそれ!テンプラアイスの熱いと冷たいが同時に来ると美味しいのと同じ理屈なんだよね?アチャツメタイ理論!」
カンナ「惜しい・・・いや、全然違うとも言えるし、合ってるとも言えなくも無いかな?まぁ、理解出来てるなら良いか。ともかく、それは君の魔法は破壊、私の魔法は再生成、相反してるから“アチャツメタイ”は成立するよ」
かずみ「あ、それ、サキも言ってた!どーして思い出さないかな、私!」
カンナ「作戦はこうだ。私とかずみの合体魔法で氷の壁を破壊する。無理ならバルグザーダンも一緒に攻撃。
そしてエネルギーをチャージさせておいたメカゴジラⅡの全兵装攻撃でトドメを刺す。余裕があればバルグザーダンもこちらへ加わる」
かずみ「私とバルグザーダンは大丈夫だけど、カンナと初めて合わせて出来るものなの?あやせとルカはずっと一緒にいたから出来るんだよね?」
カンナ「大丈夫。私と君はあいりも合わせて世界にたった3人しかいない同類、合成魔法少女なんだな」
かずみは人間と怪獣の、カンナは人間と機械の、あいりは人間と別の人間の合成魔法少女。
カンナ「私達はこの世界の誰よりも互いに近い存在だ。だから、大丈夫。かずみ、私は君を信じている。そして君を信じる私を信じてくれ」
かずみ「うん・・・私、信じるよ!私とカンナを信じる!」
カンナ「勝利の鍵はテンプラアイスだ」
かずみとカンナは高速で駆け、近くの原型を保っている建物に駆け込んだ。2人で窓から見えない位置に座る。
ファルゲニシュは2人を見失ったらしく、付近を捜しているようで、7万トンの巨体が歩き回る地響きが起こっている。
かずみ「どうするの?」
カンナ「どうしようか」
かずみ「何か作戦があったんじゃ無いの?」
カンナ「いや、特に」
かずみ「ええー・・・ううん、カンナばっかりアテにしてちゃ駄目だよね。どうにかしてあの氷の壁を一撃で破壊しないと・・・」
カンナ「実はある」
かずみ「え?あるの!?」
カンナ「まぁね」
かずみ「どんな!?」
カンナ「今、かずみが言ったとおり、何とかあの氷の壁を一撃で破壊しなくちゃならない。
さて、私、かずみ、メカゴジラⅡ、バルグザーダンで4手で攻撃できる。そしてあの氷の壁を破壊するのに必要なのも4手」
カンナの言う通り、2人と2体で同時に攻撃してようやくあの氷の壁を突破出来ていた。カンナは再生成で砲台やランチャーを造ってみたが、即席の武器では氷の壁に傷を付ける事も出来なかった。
かずみ「でも、それじゃあ、ファルゲニシュに攻撃出来ないんだよね」
カンナ「その通り。攻撃後の隙の間に壁は修復されるから、次の攻撃でもファルゲニシュ本体を攻撃する事は出来ない。4手の内1手じゃどう考えても無理だから、2手か3手であの氷の壁を突破するしか無い」
かずみ「メカゴジラⅡの全兵装攻撃をぶつけても駄目かな?」
カンナ「あれはメカゴジラⅡの最大攻撃だからね、使うとエネルギーを使い果たしてしまって、回復するまで動けても戦闘は無理。だからこれはトドメの方に使いたいね。
だから氷の壁は私達でどうにかする」
かずみ「出来るの?」
カンナ「かずみは反作用エネルギーって解るかな?」
かずみ「えーっと、テンプラアイス、だっけ?」
カンナ「予想外の答えだけど、完全に知らない訳でも無さそうだね」
かずみ「うん。あやせとルカが合体して、超高熱と極低温の魔法を合体させた攻撃をしてたから。しゅーしゅくとぼーちょーが・・・何だっけ?」
カンナ「収縮と膨張を同時発生させると莫大な反作用エネルギーを生んで、大爆発を起こして何倍もの破壊力を生み出す。
でもそれは1ミリ秒でもタイミングがズレれば爆発は起こらないから完璧なシンクロが必要になるね。ずっと一緒にいたあやせとルカだからこそ出来る芸当って所かな」
かずみ「うん!確かそれ!テンプラアイスの熱いと冷たいが同時に来ると美味しいのと同じ理屈なんだよね?アチャツメタイ理論!」
カンナ「惜しい・・・いや、全然違うとも言えるし、合ってるとも言えなくも無いかな?まぁ、理解出来てるなら良いか。ともかく、それは君の魔法は破壊、私の魔法は再生成、相反してるから“アチャツメタイ”は成立するよ」
かずみ「あ、それ、サキも言ってた!どーして思い出さないかな、私!」
カンナ「作戦はこうだ。私とかずみの合体魔法で氷の壁を破壊する。無理ならバルグザーダンも一緒に攻撃。
そしてエネルギーをチャージさせておいたメカゴジラⅡの全兵装攻撃でトドメを刺す。余裕があればバルグザーダンもこちらへ加わる」
かずみ「私とバルグザーダンは大丈夫だけど、カンナと初めて合わせて出来るものなの?あやせとルカはずっと一緒にいたから出来るんだよね?」
カンナ「大丈夫。私と君はあいりも合わせて世界にたった3人しかいない同類、合成魔法少女なんだな」
かずみは人間と怪獣の、カンナは人間と機械の、あいりは人間と別の人間の合成魔法少女。
カンナ「私達はこの世界の誰よりも互いに近い存在だ。だから、大丈夫。かずみ、私は君を信じている。そして君を信じる私を信じてくれ」
かずみ「うん・・・私、信じるよ!私とカンナを信じる!」
カンナ「勝利の鍵はテンプラアイスだ」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/22(土) 23:57:58.03:xQuMm4je0 (8/8)
今日は此処までで。
では明日!
今日は此処までで。
では明日!
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/23(日) 00:48:09.95:QDgGM5Guo (1/1)
お疲れ様でした。
まあ、なんだかんだでカンナは何か策を練っていると思うが。
お疲れ様でした。
まあ、なんだかんだでカンナは何か策を練っていると思うが。
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/09/23(日) 01:30:37.31:gZmGn3ZG0 (1/1)
乙
てんぷらアイスか
食ったら意外と美味かった思い出
乙
てんぷらアイスか
食ったら意外と美味かった思い出
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:00:37.51:4r5hR53l0 (1/11)
ロリこんばんは。
>>61
勿論、考えてる。というか、途中で思い付く。
>>62
やっぱり美味いの?実は食った事無い。シューアイスの表面が熱いのだと想像してる。
再開します。
ロリこんばんは。
>>61
勿論、考えてる。というか、途中で思い付く。
>>62
やっぱり美味いの?実は食った事無い。シューアイスの表面が熱いのだと想像してる。
再開します。
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:03:50.40:4r5hR53l0 (2/11)
2人は建物から出て、半壊した建物の上に跳んでファルゲニシュの前に姿を現す。ファルゲニシュが歩くと、同時に氷の壁も分解してはファルゲニシュのいる場所に精製され直し、ファルゲニシュと共に移動しているように見える。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「おや、君達だけかい?相棒はどうしたのかな?」
カンナ「ずっと壁に隠れているチキンのあんた如き、私とかずみだけで十分なんでね」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「慎重と言ってもらえるかな。絶対防御の中からの攻撃。これぞ防御は最大の攻撃と言えると私は自負しているよ。しかし、君達だけで戦うとは愚かな」
カンナ「御託は良い」
かずみ「やろう、カンナ!」
かずみは十字架を、カンナはバール型の杖をファルゲニシュに向ける。
かずみ「リーミティ・エステールニ!!」
カンナ「レンデレ・オ・ロンペルロ!!」
2人の撃った魔力の光線が並んで飛ぶが、かずみの方が早く、カンナの方が遅い。
バシィン!
それは氷の壁の表面を厚みの半分ほど削ったが、破壊するには威力が足り無さ過ぎて、氷の壁は削られながら修復していく。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「それがどうしたのかね?」
氷の壁の表面から氷の弾丸がマシンガンのように連射されて2人の方へ飛んで来た。
ドッコーン!
かずみとカンナの立っていた半壊した建物を全壊させる氷弾。吹っ飛ぶ2人。
かずみ「ズレまくりだよおおお!」
カンナ「やっぱり駄目か」
かずみ「やっぱり!?信じろって言ったの誰だっけ!?」
カンナ「誰だっけ?」
かずみ「ええー・・・」
吹っ飛ばされながら会話する2人。目を回すかずみに対して、ニコは脚を組んで余裕の雰囲気。
カンナ「よし、かずみ、あちゃつめたい作戦だ」
2人は再び並んで適当な建物の上に着地する。
カンナ「あちゃ!」
かずみ「つめ!」
かずみ・カンナ「タイ!」
ビッ!
見た目では全く同時に発射されるリーミティ・エステールニとレンデレ・オ・ロンペルロ。2本の光線はらせん状に絡まり合いながら氷の壁に飛んで行き、ぶつかった。
ドゴオッ!
超高密度の分厚い氷の塊を砕いて融かしていく。大量の粉砕された氷の粒と水蒸気が舞う。
カンナ「よし、破った!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウ!!」
カンナが言った瞬間、壁を越えて灰色に光る引力光線が飛んで来た。
かずみ・カンナ「訳じゃ無かった!」
ファルゲニシュの悲鳴ではなく咆哮が聞こえた、攻撃する余裕すらあるというのは、ファルゲニシュに攻撃が当たっていない、つまり氷の壁を抜けなかった証拠。
2人は建物から出て、半壊した建物の上に跳んでファルゲニシュの前に姿を現す。ファルゲニシュが歩くと、同時に氷の壁も分解してはファルゲニシュのいる場所に精製され直し、ファルゲニシュと共に移動しているように見える。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「おや、君達だけかい?相棒はどうしたのかな?」
カンナ「ずっと壁に隠れているチキンのあんた如き、私とかずみだけで十分なんでね」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「慎重と言ってもらえるかな。絶対防御の中からの攻撃。これぞ防御は最大の攻撃と言えると私は自負しているよ。しかし、君達だけで戦うとは愚かな」
カンナ「御託は良い」
かずみ「やろう、カンナ!」
かずみは十字架を、カンナはバール型の杖をファルゲニシュに向ける。
かずみ「リーミティ・エステールニ!!」
カンナ「レンデレ・オ・ロンペルロ!!」
2人の撃った魔力の光線が並んで飛ぶが、かずみの方が早く、カンナの方が遅い。
バシィン!
それは氷の壁の表面を厚みの半分ほど削ったが、破壊するには威力が足り無さ過ぎて、氷の壁は削られながら修復していく。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「それがどうしたのかね?」
氷の壁の表面から氷の弾丸がマシンガンのように連射されて2人の方へ飛んで来た。
ドッコーン!
かずみとカンナの立っていた半壊した建物を全壊させる氷弾。吹っ飛ぶ2人。
かずみ「ズレまくりだよおおお!」
カンナ「やっぱり駄目か」
かずみ「やっぱり!?信じろって言ったの誰だっけ!?」
カンナ「誰だっけ?」
かずみ「ええー・・・」
吹っ飛ばされながら会話する2人。目を回すかずみに対して、ニコは脚を組んで余裕の雰囲気。
カンナ「よし、かずみ、あちゃつめたい作戦だ」
2人は再び並んで適当な建物の上に着地する。
カンナ「あちゃ!」
かずみ「つめ!」
かずみ・カンナ「タイ!」
ビッ!
見た目では全く同時に発射されるリーミティ・エステールニとレンデレ・オ・ロンペルロ。2本の光線はらせん状に絡まり合いながら氷の壁に飛んで行き、ぶつかった。
ドゴオッ!
超高密度の分厚い氷の塊を砕いて融かしていく。大量の粉砕された氷の粒と水蒸気が舞う。
カンナ「よし、破った!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウ!!」
カンナが言った瞬間、壁を越えて灰色に光る引力光線が飛んで来た。
かずみ・カンナ「訳じゃ無かった!」
ファルゲニシュの悲鳴ではなく咆哮が聞こえた、攻撃する余裕すらあるというのは、ファルゲニシュに攻撃が当たっていない、つまり氷の壁を抜けなかった証拠。
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:11:04.57:4r5hR53l0 (3/11)
カンナ「!」
かずみ「カンナ!?」
ドンッ!
カンナがかずみを建物の下に突き飛ばす。落下するかずみ。
かずみ「わーー!」
チュドーン!
爆発する建物。その爆風に煽られてかずみを庇ったカンナが落ちて来る。かずみは何とか脚を下にして膝を突きながらも着地出来たが、カンナは地面に仰向けに落ちた。そして意識を失ったらしく動かない。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「成る程、成る程、反作用エネルギーの起こす爆発で私の氷壁を破壊しようとしたのだね。だが、それだけでは無理だなぁ。付け焼刃では勝てんよ?」
ゴヒュ!
氷壁の表面から50メートルはある巨大な氷の塊が発生し、2人の方へ撃ち出されて来た。
かずみ「・・・!」
ドカッ!
地面が広い範囲に渡って氷塊諸共砕けて、道路と地面に亀裂が走り、周囲の脆くなっていた廃墟が一斉に倒壊した。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ、これでようやく終わったかな?」
ファルゲニシュが砕けて飛び散った氷を分解、氷壁に吸着させながら2人がいた所を見る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!」
視線の先、駅の地下道への入り口があった。
かずみ「カンナ!しっかりして、カンナ!・・・カンナ・・・」
かずみはカンナを抱えて地下道に駆け込んで、更に地下鉄のホームへ駆け込んだのだが、そこでカンナの状態を見て、言葉の続きを忘れてしまった。
カンナの下半身と右腕が無かった。というか、その2つの傷口は繋がっており、胸部の右側も失われている。
そしてそのめくれ上がった皮膚の向こうからはポリマーの鈍い光沢が見えている。中からは骨では無く金属のフレームと機械部品や千切れたチューブが見えていた。
出血はしているものの、極微量。しかし、人間なら間違いなく死んでいる大怪我、生きているとは思えなかった。
かずみ「カンナ!死んじゃやだ!カンナ!カンナァアアアアアアアア!!」
上半身すら全部は残っていないカンナの身体を抱き締めてかずみが泣き叫ぶ、
カンナ「はいよ」
まるで普通にカンナの両眼が開かれた。
かずみ「うわぁあ!?」
カンナ「あぁ、かずみが助けてくれたんだね、ありがとう」
かずみ「あ、うん・・・いやっ!それよりも・・・か、身体、身体が・・・!」
カンナ「身体?おっとやっぱり右側は吹っ飛んだか・・・両足まで消し飛んだのは予想外だったけどね」
カンナは極めて冷静に自分の身体の現状を確かめる。
かずみ「だ、大丈夫なの!?」
カンナ「大丈夫」
カンナが少し意識を集中させるとコンクリートの床がニコの身体に再生成されながらくっ付いて、直ぐにニコの身体は元通りになった。カンナは立ち上がると身体を動かして様子を確かめる。
カンナ「よし、問題なし」
かずみ「カンナ・・・あの・・・」
カンナ「言った通り、私は身体を機械化して生き返った。今は殆ど中身は機械だよ。私、肉体を無くされちゃったんだ。
でも、サイボーグってのも悪くないよ。見ての通り、簡単には死なないから、魔法少女をするにはうってつけさ。
さっきみたいに、君を庇う事も出来るしね。痛覚を断てば、さっきぐらい損傷しても痛く無いんだ。
でも、さっきみたいな姿は君にだけは見て欲しく無かったけどね・・・」
何時も余裕があって気楽そうなカンナの表情に珍しく陰が差す。
カンナ「!」
かずみ「カンナ!?」
ドンッ!
カンナがかずみを建物の下に突き飛ばす。落下するかずみ。
かずみ「わーー!」
チュドーン!
爆発する建物。その爆風に煽られてかずみを庇ったカンナが落ちて来る。かずみは何とか脚を下にして膝を突きながらも着地出来たが、カンナは地面に仰向けに落ちた。そして意識を失ったらしく動かない。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「成る程、成る程、反作用エネルギーの起こす爆発で私の氷壁を破壊しようとしたのだね。だが、それだけでは無理だなぁ。付け焼刃では勝てんよ?」
ゴヒュ!
氷壁の表面から50メートルはある巨大な氷の塊が発生し、2人の方へ撃ち出されて来た。
かずみ「・・・!」
ドカッ!
地面が広い範囲に渡って氷塊諸共砕けて、道路と地面に亀裂が走り、周囲の脆くなっていた廃墟が一斉に倒壊した。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ、これでようやく終わったかな?」
ファルゲニシュが砕けて飛び散った氷を分解、氷壁に吸着させながら2人がいた所を見る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!」
視線の先、駅の地下道への入り口があった。
かずみ「カンナ!しっかりして、カンナ!・・・カンナ・・・」
かずみはカンナを抱えて地下道に駆け込んで、更に地下鉄のホームへ駆け込んだのだが、そこでカンナの状態を見て、言葉の続きを忘れてしまった。
カンナの下半身と右腕が無かった。というか、その2つの傷口は繋がっており、胸部の右側も失われている。
そしてそのめくれ上がった皮膚の向こうからはポリマーの鈍い光沢が見えている。中からは骨では無く金属のフレームと機械部品や千切れたチューブが見えていた。
出血はしているものの、極微量。しかし、人間なら間違いなく死んでいる大怪我、生きているとは思えなかった。
かずみ「カンナ!死んじゃやだ!カンナ!カンナァアアアアアアアア!!」
上半身すら全部は残っていないカンナの身体を抱き締めてかずみが泣き叫ぶ、
カンナ「はいよ」
まるで普通にカンナの両眼が開かれた。
かずみ「うわぁあ!?」
カンナ「あぁ、かずみが助けてくれたんだね、ありがとう」
かずみ「あ、うん・・・いやっ!それよりも・・・か、身体、身体が・・・!」
カンナ「身体?おっとやっぱり右側は吹っ飛んだか・・・両足まで消し飛んだのは予想外だったけどね」
カンナは極めて冷静に自分の身体の現状を確かめる。
かずみ「だ、大丈夫なの!?」
カンナ「大丈夫」
カンナが少し意識を集中させるとコンクリートの床がニコの身体に再生成されながらくっ付いて、直ぐにニコの身体は元通りになった。カンナは立ち上がると身体を動かして様子を確かめる。
カンナ「よし、問題なし」
かずみ「カンナ・・・あの・・・」
カンナ「言った通り、私は身体を機械化して生き返った。今は殆ど中身は機械だよ。私、肉体を無くされちゃったんだ。
でも、サイボーグってのも悪くないよ。見ての通り、簡単には死なないから、魔法少女をするにはうってつけさ。
さっきみたいに、君を庇う事も出来るしね。痛覚を断てば、さっきぐらい損傷しても痛く無いんだ。
でも、さっきみたいな姿は君にだけは見て欲しく無かったけどね・・・」
何時も余裕があって気楽そうなカンナの表情に珍しく陰が差す。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:12:33.49:4r5hR53l0 (4/11)
かずみ「カンナ・・・!」
カンナ「!」
かずみはカンナを抱き締めていた。
かずみ「私、平気だよ・・・カンナのあんな姿を見たって!私、仲間だもん!カンナの事大好きだもん!だからそんな顔しないで・・・何時もみたいにお気楽な顔しててよ!!」
カンナ「はは・・・お気楽ねぇ。うん、もう大丈夫。君のお陰で元気が出たよ」
かずみ「本当?」
カンナ「うん」
身体を離すかずみ。
かずみ「あ、それとさっき庇ってくれてありがとう」
カンナ「かずみも私を助けてくれてありがとう」
かずみ「あ、うん」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
フェルゲニシュの咆哮が地上から聞こえるとホームが揺れ出して、壁や天井が崩れ始める。通って来た通路はすぐに埋まってしまった。
カンナ「不味い、奴は地上で暴れて私達を生き埋めにするつもりだ」
かずみ「別の出口から出よう!」
2人はホームから線路に下りて走り出す。
かずみ「あちゃつめたいをバルグザーダンと一緒ににやる?」
カンナ「駄目だ。多分それだけじゃ破壊出来てもフェルゲニシュ本体にはダメージは与えられない。
何とか損傷を与えて集中力を乱して氷の壁を再生出来ないようにしないと・・・」
かずみ「どうしようか、カンナ?」
カンナ「うーん、何か良い方法」
顎に手を当ててカンナは考える。
カンナ「はっ・・・!」
ガッ!ズッデーン!
並んで走っていた2人は線路に転がっていた電線に足を引っ掛けて一緒に転んだ。
かずみ・カンナ「いたーー!!」
線路にぶつけた顔を押さえて涙目の2人。そしてハッとなる。
かずみ・カンナ「これだ!」
かずみ「カンナ・・・!」
カンナ「!」
かずみはカンナを抱き締めていた。
かずみ「私、平気だよ・・・カンナのあんな姿を見たって!私、仲間だもん!カンナの事大好きだもん!だからそんな顔しないで・・・何時もみたいにお気楽な顔しててよ!!」
カンナ「はは・・・お気楽ねぇ。うん、もう大丈夫。君のお陰で元気が出たよ」
かずみ「本当?」
カンナ「うん」
身体を離すかずみ。
かずみ「あ、それとさっき庇ってくれてありがとう」
カンナ「かずみも私を助けてくれてありがとう」
かずみ「あ、うん」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
フェルゲニシュの咆哮が地上から聞こえるとホームが揺れ出して、壁や天井が崩れ始める。通って来た通路はすぐに埋まってしまった。
カンナ「不味い、奴は地上で暴れて私達を生き埋めにするつもりだ」
かずみ「別の出口から出よう!」
2人はホームから線路に下りて走り出す。
かずみ「あちゃつめたいをバルグザーダンと一緒ににやる?」
カンナ「駄目だ。多分それだけじゃ破壊出来てもフェルゲニシュ本体にはダメージは与えられない。
何とか損傷を与えて集中力を乱して氷の壁を再生出来ないようにしないと・・・」
かずみ「どうしようか、カンナ?」
カンナ「うーん、何か良い方法」
顎に手を当ててカンナは考える。
カンナ「はっ・・・!」
ガッ!ズッデーン!
並んで走っていた2人は線路に転がっていた電線に足を引っ掛けて一緒に転んだ。
かずみ・カンナ「いたーー!!」
線路にぶつけた顔を押さえて涙目の2人。そしてハッとなる。
かずみ・カンナ「これだ!」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:13:10.61:4r5hR53l0 (5/11)
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「何時まで逃げるつもりかね、かずみ君にカンナ君!」
ドゴォン!
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!」
バルグザーダン「ウォオオオオオオーーウウウ!!」
フェルゲニシュから見える場所に、地下から地面と道路とその上の廃墟を突き破りながら、バルグザーダンの巨体が跳び出した。地面に地響きを起こして降り立つ。その前、足元には一緒に跳び出して来たかずみとカンナが立っている。
かずみ「もう逃げないよ」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ?何かね、それは?心中の覚悟でも決まったのかね?」
ギュッ
かずみとカンナは硬く手を繫いで立っていた。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ならば潔い事だね!」
しかし、そうでは無い証拠に、かずみとカンナの魔力は大きく高まっており、バルグザーダンは既に顎下の2本の角を中心に全身に電撃を纏っている。
ファルゲニシュは引力光線と氷弾の同時攻撃を仕掛けて来た。
かずみ「あちゃ!」
カンナ「つめ!」
かずみはリーミティ・エステールニを、カンナはレンデレ・オ・ロンペルロを撃つ、そのタイミング。
バルグザーダン「ウォオオオオオオオーーウウウウウウ!!」
バシィ!!
バルグザーダンの胸部辺りから槍のような雷撃が2人に落ちた。
かずみ・カンナ「いっ・・・たぁーーい!!」
ズォッ!!
完全に同時に撃ち出されるリーミティ・エステールニ、レンデレ・オ・ロンペルロ。
そしてバルグザーダンが同時に顎下の2本の角から撃ち出した、電撃光線トルネード・ボルト、その強化版であるハリケーン・ギガボルトも合体し、3つの光線は巨大な1つの光線となった。
ドパァン!
ファルゲニシュが撃った引力光線も氷の壁から撃ち出した氷の弾も弾いて氷壁にぶつかった。そして完全に破壊して、ファルゲニシュに迫る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「何と!?」
ゴォオン!
かずみ達のいた所まで範囲に入る大爆発。
カンナ「さて・・・」
爆発に煽られて吹き飛んだかずみをお姫様抱っこしている空中のカンナの目の前には、身体の前面を吹き飛ばされて倒れているファルゲニシュ。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ぐ・・・」
カンナ「死ぬが良い」
ファルゲニシュを見下ろして冷酷に言い放つ。
メカゴジラⅡ「キシィイイイイイイイイイイ!!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!?」
ファルゲニシュの視線の先には瓦礫を押し退けて立ち上がったメカゴジラⅡ。屈ませたメカゴジラⅡを離れた場所にエネルギーをチャージさせて再生成で“崩れない”瓦礫を造って隠しておいたのだった。
そしてメカゴジラⅡの最大攻撃、全兵装攻撃が放たれる。
目からスペースビーム、口からデストファイヤー、胸部からクロスアタックビーム、両手指から強化式フィンガーミサイル、両膝からホーミューショット、両足指からハイプレッシャーホーミング。全ロボット怪獣で最強の火力を誇るメカゴジラⅡの多数の火器が同時にファルゲニシュを襲った。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!?」
無数の爆発に首が千切れ、翼は貫かれて吹き飛び、胴体は粉砕され、脚は潰され、尾も失われ、大量の血と共に、ファルゲニシュの粉微塵になった身体が地面に広がった。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「何時まで逃げるつもりかね、かずみ君にカンナ君!」
ドゴォン!
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!」
バルグザーダン「ウォオオオオオオーーウウウ!!」
フェルゲニシュから見える場所に、地下から地面と道路とその上の廃墟を突き破りながら、バルグザーダンの巨体が跳び出した。地面に地響きを起こして降り立つ。その前、足元には一緒に跳び出して来たかずみとカンナが立っている。
かずみ「もう逃げないよ」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ?何かね、それは?心中の覚悟でも決まったのかね?」
ギュッ
かずみとカンナは硬く手を繫いで立っていた。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ならば潔い事だね!」
しかし、そうでは無い証拠に、かずみとカンナの魔力は大きく高まっており、バルグザーダンは既に顎下の2本の角を中心に全身に電撃を纏っている。
ファルゲニシュは引力光線と氷弾の同時攻撃を仕掛けて来た。
かずみ「あちゃ!」
カンナ「つめ!」
かずみはリーミティ・エステールニを、カンナはレンデレ・オ・ロンペルロを撃つ、そのタイミング。
バルグザーダン「ウォオオオオオオオーーウウウウウウ!!」
バシィ!!
バルグザーダンの胸部辺りから槍のような雷撃が2人に落ちた。
かずみ・カンナ「いっ・・・たぁーーい!!」
ズォッ!!
完全に同時に撃ち出されるリーミティ・エステールニ、レンデレ・オ・ロンペルロ。
そしてバルグザーダンが同時に顎下の2本の角から撃ち出した、電撃光線トルネード・ボルト、その強化版であるハリケーン・ギガボルトも合体し、3つの光線は巨大な1つの光線となった。
ドパァン!
ファルゲニシュが撃った引力光線も氷の壁から撃ち出した氷の弾も弾いて氷壁にぶつかった。そして完全に破壊して、ファルゲニシュに迫る。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「何と!?」
ゴォオン!
かずみ達のいた所まで範囲に入る大爆発。
カンナ「さて・・・」
爆発に煽られて吹き飛んだかずみをお姫様抱っこしている空中のカンナの目の前には、身体の前面を吹き飛ばされて倒れているファルゲニシュ。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ぐ・・・」
カンナ「死ぬが良い」
ファルゲニシュを見下ろして冷酷に言い放つ。
メカゴジラⅡ「キシィイイイイイイイイイイ!!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「!?」
ファルゲニシュの視線の先には瓦礫を押し退けて立ち上がったメカゴジラⅡ。屈ませたメカゴジラⅡを離れた場所にエネルギーをチャージさせて再生成で“崩れない”瓦礫を造って隠しておいたのだった。
そしてメカゴジラⅡの最大攻撃、全兵装攻撃が放たれる。
目からスペースビーム、口からデストファイヤー、胸部からクロスアタックビーム、両手指から強化式フィンガーミサイル、両膝からホーミューショット、両足指からハイプレッシャーホーミング。全ロボット怪獣で最強の火力を誇るメカゴジラⅡの多数の火器が同時にファルゲニシュを襲った。
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!?」
無数の爆発に首が千切れ、翼は貫かれて吹き飛び、胴体は粉砕され、脚は潰され、尾も失われ、大量の血と共に、ファルゲニシュの粉微塵になった身体が地面に広がった。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:14:36.93:4r5hR53l0 (6/11)
カンナ「1人より2人が強いなら・・・」
バルグザーダン「三位一体+1はもっと強い」
かずみをお暇様抱っこしたままバルグザーダンの頭の上に立つカンナ。
かずみ「やったね、カンナ!」
カンナに抱えられたままかずみはニコに抱き付いた。
カンナ「私の言った通りだったね」
かずみ「あはは・・・1回失敗したような気がするけど・・・」
カンナ「私の記憶には君が私を大好きと言った事しか記録されて無い」
かずみ「も、もー!!」カァアアアアアア
耳まで赤くなるかずみ。
カンナ「ふふっ。さて」チュッ
かずみ「!?」ボンッ
カンナは素早くかずみの唇に自分の唇を重ねた。触れ合うだけのキス。しかし、それはかずみを更に赤くするのに十分だった。
かずみ「・・・」プシュー
バルグザーダン「私の上でいちゃ付かないで欲しいのだが」
かずみ「い、いちゃ付いて無いよ!いちゃ付くなんてそんな・・・!ていうか、今、キスしたよね!?」
カンナ「君があんまりにも可愛いから、つい」
ウィンクするカンナ。
かずみ「!?」ドキン
その顔にかずみの胸が高鳴る。
メカゴジラⅡ「いちゃ付くのは良いが、奴はグリーフシードにならないな」
かずみ「あ、そういえば・・・って、まだ生きてるの!?」
カンナ「いや、生命反応は無い。確実に死んでるね」
バルグザーダン「なら、何故、グリーフシードにならないんだ?」
カンナ「ソウルジェムが何であれ死んだ怪獣はグリーフシードにする筈なんだけどねぇ。私はその機能をオフにしていないし、何でだろう?まぁ、死んでるし、放っておいて良いんじゃ無いかな?」
かずみ「良いのかな・・・?」
カンナ「粉微塵になってるし、死んでいるのは間違いない。どっちにしろそこら中に飛び散った奴の死体を回収するのは無理だね」
かずみ「うーん・・・そうだね。まぁ、大丈夫だよね」
メカゴジラⅡ「それより急いで中心街に戻った方が良いんじゃ無いか?」
バルグザーダン「そうだな」
カンナ「よし、じゃあ行こうか」
カンナ「1人より2人が強いなら・・・」
バルグザーダン「三位一体+1はもっと強い」
かずみをお暇様抱っこしたままバルグザーダンの頭の上に立つカンナ。
かずみ「やったね、カンナ!」
カンナに抱えられたままかずみはニコに抱き付いた。
カンナ「私の言った通りだったね」
かずみ「あはは・・・1回失敗したような気がするけど・・・」
カンナ「私の記憶には君が私を大好きと言った事しか記録されて無い」
かずみ「も、もー!!」カァアアアアアア
耳まで赤くなるかずみ。
カンナ「ふふっ。さて」チュッ
かずみ「!?」ボンッ
カンナは素早くかずみの唇に自分の唇を重ねた。触れ合うだけのキス。しかし、それはかずみを更に赤くするのに十分だった。
かずみ「・・・」プシュー
バルグザーダン「私の上でいちゃ付かないで欲しいのだが」
かずみ「い、いちゃ付いて無いよ!いちゃ付くなんてそんな・・・!ていうか、今、キスしたよね!?」
カンナ「君があんまりにも可愛いから、つい」
ウィンクするカンナ。
かずみ「!?」ドキン
その顔にかずみの胸が高鳴る。
メカゴジラⅡ「いちゃ付くのは良いが、奴はグリーフシードにならないな」
かずみ「あ、そういえば・・・って、まだ生きてるの!?」
カンナ「いや、生命反応は無い。確実に死んでるね」
バルグザーダン「なら、何故、グリーフシードにならないんだ?」
カンナ「ソウルジェムが何であれ死んだ怪獣はグリーフシードにする筈なんだけどねぇ。私はその機能をオフにしていないし、何でだろう?まぁ、死んでるし、放っておいて良いんじゃ無いかな?」
かずみ「良いのかな・・・?」
カンナ「粉微塵になってるし、死んでいるのは間違いない。どっちにしろそこら中に飛び散った奴の死体を回収するのは無理だね」
かずみ「うーん・・・そうだね。まぁ、大丈夫だよね」
メカゴジラⅡ「それより急いで中心街に戻った方が良いんじゃ無いか?」
バルグザーダン「そうだな」
カンナ「よし、じゃあ行こうか」
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:15:05.80:4r5hR53l0 (7/11)
かずみ「あのー、カンナ」
カンナ「何?」
かずみ「そろそろ降ろして貰えないかな?」
かずみはカンナにずっとお姫様抱っこされたままである。
カンナ「嫌だね」
かずみ「え?何で?」
カンナ「かずみがあんまりにも可愛いから。よってこのまま戻る」
かずみ「そ、そんな、恥ずかしいよ!」
カンナ「恥ずかしくても死にはしない。かずみは私に抱っこされるのが嫌なのかな?」
かずみ「い、嫌じゃないよ!嫌じゃないけど・・・」
カンナ「なら、何も問題は無いね」
かずみ「あるよ!」
カンナ「キスをした仲じゃ無いか」
かずみ「カンナが勝手にしたんでしょー!!」
カンナ「さぁ、行くよ、メカゴジラⅡ、バルグザーダン」
かずみ「聞いてよ!!」
バルグザーダン「解った」
メカゴジラⅡ「あぁ」
かずみ「ええー!?」
バルグザーダンが2人を乗せて空中へ飛び上がり、メカゴジラⅡもブースターを噴射させて飛び上がると飛行形態に変形。2人と2体は中心街へ飛んで行く。
かずみ「あのー、カンナ」
カンナ「何?」
かずみ「そろそろ降ろして貰えないかな?」
かずみはカンナにずっとお姫様抱っこされたままである。
カンナ「嫌だね」
かずみ「え?何で?」
カンナ「かずみがあんまりにも可愛いから。よってこのまま戻る」
かずみ「そ、そんな、恥ずかしいよ!」
カンナ「恥ずかしくても死にはしない。かずみは私に抱っこされるのが嫌なのかな?」
かずみ「い、嫌じゃないよ!嫌じゃないけど・・・」
カンナ「なら、何も問題は無いね」
かずみ「あるよ!」
カンナ「キスをした仲じゃ無いか」
かずみ「カンナが勝手にしたんでしょー!!」
カンナ「さぁ、行くよ、メカゴジラⅡ、バルグザーダン」
かずみ「聞いてよ!!」
バルグザーダン「解った」
メカゴジラⅡ「あぁ」
かずみ「ええー!?」
バルグザーダンが2人を乗せて空中へ飛び上がり、メカゴジラⅡもブースターを噴射させて飛び上がると飛行形態に変形。2人と2体は中心街へ飛んで行く。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 00:16:12.16:4r5hR53l0 (8/11)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/24(月) 00:28:21.67:/pBn4XJRo (1/2)
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 23:10:16.43:4r5hR53l0 (9/11)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 23:17:59.43:4r5hR53l0 (10/11)
見滝原郊外運河
海香とシーガン、カオルとラジンの青いグランドギドラ、ラハブとの戦いが巨大な運河の近くで繰り広げられている。
ラジン「フォロロロロロロロロロロ!!」
ラジンが浮遊したまま一気に距離を詰め、ラハブにその8本の先端に鋭い爪が付いた昆虫の脚のような腕で接近戦を仕掛ける。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!!」
3本の首と2本の尾による打撃、そして牙の攻撃で迎え撃つ。しかし、流石にパワーが違う為、ラジンは押される。
カオル「ソニック・キャノン!!」
ゴッ!!
カオルが大きく跳んで脚をラハブに突き出すと、カオルの脚から魔力の巨大な衝撃波が発生し、ラハブ目掛けて高速で飛ぶ。
海香「アクア・ブラスト!!」
ドン!
同じく飛んだ海香が両端が穂先になっている槍を高速回転させ、回転によって描かれた円から高密度、高圧の水の波動が発生してラハブへ向う。
どちらも怪獣の外皮を破り、骨にヒビくらいは入れる威力がある。
グランドギドラ(ラハブ)「無駄よ」
ラジンと打ち合っていたラハブの身体が瞬時に霧に変化し、2人の攻撃はすり抜けてしまう。
そして霧は高速で流れるように動いて離れた場所にグランドギドラの身体を形作り、そこにラハブが現われる。
シーガン「チチチチチチチチ!!」
それを待っていたシーガンが背中の翼のようなヒレからオレンジ色の強力な熱光線、フォン・ウィング・フェザーを撃った。
グランドギドラ(ラハブ)「無駄だと言っているでしょう!」
しかし、これも身体を霧に換えられて無効化されてしまう。直ぐに別の場所に身体を再構築するラハブ。
カオル「全く厄介だね」
海香「そうね。身体を水に換えられるなんて、水を操る私でも信じられないわ」
ラジン「ぬかに釘、と言った所か」
シーガン「運河に引きずり込んでみても、直ぐに逃げられてしまいましたしね」
グランドギドラ(ラハブ)「どうしたの?私を倒すんじゃ無かったの?その割には手も足も出ないみたいじゃない?」
海香「ええ、倒すわよ。その予定には変わりないわ。只ちょっとあなた達グランドギドラが持っている能力が、どんなものか気になってね。でも、もう良いわ」
グランドギドラ(ラハブ)「もう良い・・・?もう良いですって?何がもう良いって言うの!?」
カオル「気付いて無いのか?君はその能力に頼り過ぎるあまり、折角のこっちの相棒を圧倒するパワーもスピードも光線の威力も活かせていない。
それに冷静になったつもりかも知れないけど、動きに感情的が乗っている。それじゃ、こっちの動きを捉える事は出来ないよ。その証拠にこっちは有効打を何も受けていない」
シーガン「きっと今まではその能力を使わないで基礎パワーだけで戦っていたか、或いは能力だけで相手を倒して来たのでしょう」
ラジン「だから、その両方を活かす戦法を知らない訳だ。今まで僕達ほどの強敵と戦った事は無いんじゃ無いかな」
グランドギドラ(ラハブ)「ふん・・・確かに姉さんには言われているわ。あなたは力押しか、能力に頼り過ぎた戦い方しか知らないって。
で?だから何なの?こっちは別に焦ってあんた達を倒す必要は無いのよ。このままあんた達を消耗させて倒せば良いだけの事じゃない」
海香「生憎、こっちはのんびりしてる暇は無いの。さっきまでの戦いは、言わば検証。そしてそれが終わって確信したわ。あなたは倒せる」
海香が宣言する。
見滝原郊外運河
海香とシーガン、カオルとラジンの青いグランドギドラ、ラハブとの戦いが巨大な運河の近くで繰り広げられている。
ラジン「フォロロロロロロロロロロ!!」
ラジンが浮遊したまま一気に距離を詰め、ラハブにその8本の先端に鋭い爪が付いた昆虫の脚のような腕で接近戦を仕掛ける。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアーーウウウウウウ!!」
3本の首と2本の尾による打撃、そして牙の攻撃で迎え撃つ。しかし、流石にパワーが違う為、ラジンは押される。
カオル「ソニック・キャノン!!」
ゴッ!!
カオルが大きく跳んで脚をラハブに突き出すと、カオルの脚から魔力の巨大な衝撃波が発生し、ラハブ目掛けて高速で飛ぶ。
海香「アクア・ブラスト!!」
ドン!
同じく飛んだ海香が両端が穂先になっている槍を高速回転させ、回転によって描かれた円から高密度、高圧の水の波動が発生してラハブへ向う。
どちらも怪獣の外皮を破り、骨にヒビくらいは入れる威力がある。
グランドギドラ(ラハブ)「無駄よ」
ラジンと打ち合っていたラハブの身体が瞬時に霧に変化し、2人の攻撃はすり抜けてしまう。
そして霧は高速で流れるように動いて離れた場所にグランドギドラの身体を形作り、そこにラハブが現われる。
シーガン「チチチチチチチチ!!」
それを待っていたシーガンが背中の翼のようなヒレからオレンジ色の強力な熱光線、フォン・ウィング・フェザーを撃った。
グランドギドラ(ラハブ)「無駄だと言っているでしょう!」
しかし、これも身体を霧に換えられて無効化されてしまう。直ぐに別の場所に身体を再構築するラハブ。
カオル「全く厄介だね」
海香「そうね。身体を水に換えられるなんて、水を操る私でも信じられないわ」
ラジン「ぬかに釘、と言った所か」
シーガン「運河に引きずり込んでみても、直ぐに逃げられてしまいましたしね」
グランドギドラ(ラハブ)「どうしたの?私を倒すんじゃ無かったの?その割には手も足も出ないみたいじゃない?」
海香「ええ、倒すわよ。その予定には変わりないわ。只ちょっとあなた達グランドギドラが持っている能力が、どんなものか気になってね。でも、もう良いわ」
グランドギドラ(ラハブ)「もう良い・・・?もう良いですって?何がもう良いって言うの!?」
カオル「気付いて無いのか?君はその能力に頼り過ぎるあまり、折角のこっちの相棒を圧倒するパワーもスピードも光線の威力も活かせていない。
それに冷静になったつもりかも知れないけど、動きに感情的が乗っている。それじゃ、こっちの動きを捉える事は出来ないよ。その証拠にこっちは有効打を何も受けていない」
シーガン「きっと今まではその能力を使わないで基礎パワーだけで戦っていたか、或いは能力だけで相手を倒して来たのでしょう」
ラジン「だから、その両方を活かす戦法を知らない訳だ。今まで僕達ほどの強敵と戦った事は無いんじゃ無いかな」
グランドギドラ(ラハブ)「ふん・・・確かに姉さんには言われているわ。あなたは力押しか、能力に頼り過ぎた戦い方しか知らないって。
で?だから何なの?こっちは別に焦ってあんた達を倒す必要は無いのよ。このままあんた達を消耗させて倒せば良いだけの事じゃない」
海香「生憎、こっちはのんびりしてる暇は無いの。さっきまでの戦いは、言わば検証。そしてそれが終わって確信したわ。あなたは倒せる」
海香が宣言する。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/24(月) 23:18:43.19:4r5hR53l0 (11/11)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都):2012/09/24(月) 23:19:52.02:3GB+vvrNo (1/1)
乙
優勢すぎて罠としか思えないぜ
乙
優勢すぎて罠としか思えないぜ
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/24(月) 23:30:12.95:/pBn4XJRo (2/2)
乙です
乙です
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/25(火) 10:36:30.87:mk873Th/o (1/3)
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/25(火) 22:49:28.76:3wl/7UJ90 (1/4)
ロリこんばんは。
>>75
今は大丈夫。今は・・・ね。
>>77
モンスターアーツのデストロイア完全体来た!これで勝つる!出来が凄く良い!甲殻生物だから可動部が殆ど解らないからガレキ並みのクオリティに見える。
後はこの原型どおりに生産してくれれば文句無い!
ビオランテ、メカキングギドラ、バトラも出ると期待したい!
再開します。
ロリこんばんは。
>>75
今は大丈夫。今は・・・ね。
>>77
モンスターアーツのデストロイア完全体来た!これで勝つる!出来が凄く良い!甲殻生物だから可動部が殆ど解らないからガレキ並みのクオリティに見える。
後はこの原型どおりに生産してくれれば文句無い!
ビオランテ、メカキングギドラ、バトラも出ると期待したい!
再開します。
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/25(火) 22:51:08.54:3wl/7UJ90 (2/4)
グランドギドラ(ラハブ)「は?何よ?ハッタリならもっと上手くやれば?それとも負け惜しみかしら?」
カオル「その戦いの中で海香があんたの能力の情報をこっそり貰っていたんだよ」
海香「私の魔法・・・イクス・ファーレでね」
海香が持っていた槍を魔道書に変形させて見せる。
ラジン「それでさっきまではそのデータが正確かどうかの検証。念の為にね」
海香「そしてそれは正しいと解ったわ。検証の必要は無かったみたいね」
シーガン「解りますか?その強大な力も、強力な能力も使いこなせていないあなたを倒そうと思えば、もっと早く倒せたのですよ」
ラハブを挑発するシーガン。
グランドギドラ(ラハブ)「確かに私はグランドガーズの中では未熟よ。そんなのは自分で解ってる。でも、だからって!あんた達如きに負けるあたしじゃ無いのよ!!」
激昂するラハブ。
海香「(言った傍からすぐ感情的になったわね。馬鹿は死ななきゃ治らないって事かしら?)」
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアーーウウウウ!!」
ラハブが飛行して突っ込んで来た。
ラジン「フォロロロロロロロロロ!!」
ラジンがそれに対して、相手を中に封じ込めて動きを止める球形の光線、スタンビームを撃つ。スタンビームは進むごとに大きくなり、直径150メートル程になる。
グランドギドラ(ラハブ)「そんな攻撃に当たると思ってるの?」
ラハブは硬度を下げて回避する。
カオル「パラディ・キャノーネ!!」
しかし、既にカオルはスタンビームが発射される前に走って、スタンビームの前に回り込んでいた。跳び上がって、直径150メートル程のスタン・ビームをボールのようにラハブの方へ蹴り飛ばす。
バチィン!!
ラハブの巨体をその中に封じ込めるスタンビーム。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアア!?」
もがこうにも動けず、身体を霧へ換えた。しかし、その霧も中でグランドギドラの形のままぴたりと止まって動く事が出来ない。
しかし、霧になってしまったのでは、スタンビームの外から攻撃しても無効化されてしまう。
此処で、スタンビームの一部に綻びが生じた。小さな隙間が出来ている。スタンビームの拘束も緩む。
グランドギドラ(ラハブ)「!!」
ラハブはこれ幸いと、その隙間から大量の霧になった身体で少しずつ脱出する。そして別の場所に徐々に内部から順に形作られていく青いグランドギドラの姿。既にある程度骨格と重要器官が出来つつあり、既に脳や心臓が見える。
普段は一瞬で済むのだが、少しずつスタンビームから出て身体を構築している為、時間が掛かっている。
グランドギドラ(ラハブ)「は?何よ?ハッタリならもっと上手くやれば?それとも負け惜しみかしら?」
カオル「その戦いの中で海香があんたの能力の情報をこっそり貰っていたんだよ」
海香「私の魔法・・・イクス・ファーレでね」
海香が持っていた槍を魔道書に変形させて見せる。
ラジン「それでさっきまではそのデータが正確かどうかの検証。念の為にね」
海香「そしてそれは正しいと解ったわ。検証の必要は無かったみたいね」
シーガン「解りますか?その強大な力も、強力な能力も使いこなせていないあなたを倒そうと思えば、もっと早く倒せたのですよ」
ラハブを挑発するシーガン。
グランドギドラ(ラハブ)「確かに私はグランドガーズの中では未熟よ。そんなのは自分で解ってる。でも、だからって!あんた達如きに負けるあたしじゃ無いのよ!!」
激昂するラハブ。
海香「(言った傍からすぐ感情的になったわね。馬鹿は死ななきゃ治らないって事かしら?)」
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアーーウウウウ!!」
ラハブが飛行して突っ込んで来た。
ラジン「フォロロロロロロロロロ!!」
ラジンがそれに対して、相手を中に封じ込めて動きを止める球形の光線、スタンビームを撃つ。スタンビームは進むごとに大きくなり、直径150メートル程になる。
グランドギドラ(ラハブ)「そんな攻撃に当たると思ってるの?」
ラハブは硬度を下げて回避する。
カオル「パラディ・キャノーネ!!」
しかし、既にカオルはスタンビームが発射される前に走って、スタンビームの前に回り込んでいた。跳び上がって、直径150メートル程のスタン・ビームをボールのようにラハブの方へ蹴り飛ばす。
バチィン!!
ラハブの巨体をその中に封じ込めるスタンビーム。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアア!?」
もがこうにも動けず、身体を霧へ換えた。しかし、その霧も中でグランドギドラの形のままぴたりと止まって動く事が出来ない。
しかし、霧になってしまったのでは、スタンビームの外から攻撃しても無効化されてしまう。
此処で、スタンビームの一部に綻びが生じた。小さな隙間が出来ている。スタンビームの拘束も緩む。
グランドギドラ(ラハブ)「!!」
ラハブはこれ幸いと、その隙間から大量の霧になった身体で少しずつ脱出する。そして別の場所に徐々に内部から順に形作られていく青いグランドギドラの姿。既にある程度骨格と重要器官が出来つつあり、既に脳や心臓が見える。
普段は一瞬で済むのだが、少しずつスタンビームから出て身体を構築している為、時間が掛かっている。
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/25(火) 22:51:39.34:3wl/7UJ90 (3/4)
グランドギドラ(ラハブ)「私の動きを封じるって言うのは悪く無い作戦だけど、詰めが甘かったみたいね」
海香「それはあなたよ」
グランドギドラ(ラハブ)「?」
海香「ハイドロ・ランチャー!!」
海香が突き出した槍の穂先から超高圧の大量の水が撃ち出される。そしてそれはラハブの身体まで達すると弾け、霧となってラハブの身体である霧と一緒になった。
グランドギドラ(ラハブ)「(しまった・・・!)」
ラハブの焦る様子が解る。あの霧、水の中に別の水を大量に浸入させてやれば元の姿に戻るのを妨害出来るらしい。
普通の水なら身体を内部から造ってすぐに外に弾き出せる為、水中でも元に戻る事が可能だが、魔力で造られた水はしつこく、身体を構築中の霧と一緒に浮遊し、邪魔をする。
カオル「よし!ラジン!」
ラジン「フォロロロロロロロロロロ!!」
ラジンの胸部から青白く光る強力な冷凍光線、フリーズ・ビームがフルパワーで発射される。フルパワーだけあって、普通に撃った時よりもずっと巨大な光線になっている。
グランドギドラ(ラハブ)「!!」
ラハブの内部から構築されている途中で、自身の霧と海香が造った水が浸入した身体は、水だけあって非常に凍り易く、全力で放たれた巨大なフリーズ・ビームによってあっと言う間に凍っていき、巨大な氷像と化した。
海香「シーガン、トドメよ」
シーガン「チチチチチチチチチチチ!!」
シーガンの背中の翼状のヒレが強烈にオレンジ色に発光。フォン・ウィング・フェザーの光。そこから光線として発射するのでは無く、ウィングに纏わせた。
そしてその光線のエネルギーはヒレよりも長く伸び、長大な光線で形成されたブレードとなる。
そのブレードで敵を切り裂くシーガンの最大攻撃、フォン・ウィング・ブレード。それと両腕のブレードも使い、凍り付いたラハブの身体をX字型に切断した。脳も心臓も切り裂かれたラハブの凍り付いた身体が粉々に崩壊しながら地面に転がる。
海香「私達の勝ちね」
カオル「イエーイ♪」
海香とカオルがハイタッチする。
シーガン「やりましたね」
ラジン「楽勝だったね。まぁ、頭脳戦に強い僕達が相手なのが運の付だったかな」
シーガンとラジンも互いの刃物のような形状の腕を打ち合わせる。
海香「能力に頼り過ぎるからこうなるのよ」
ラハブの凍って粉々になった身体を見る海香。
シーガン「何度も霧になる能力を見せるからですね。それにより霧になった時に海香の造った水に触れるのを異様に嫌っていた事、身体の内部、重要器官から構築している事、構築中は動けない事、が解ったのですから」
常人にはそれは見えなくとも、海香達には見えた。
カオル「水になれば冷凍攻撃に弱いのは予想出来ていたからね。とはいえ、普通に撃っても霧になって逃げられるし、霧になっている時に凍らせても弱点の脳や心臓も水になっているからダメージは与えられないんだよね」
ラジン「だから僕のスタンビームに閉じ込めて、わざと綻びを造ってそこから少しずつ脱出させて、身体を構築する速度を遅くした。
弱点さえ構築させれば、後は海香の水で更に元に戻るのを妨害、動きを封じて全力のフリーズ・ビームで凍らせてシーガンが最大攻撃でトドメな訳だね。
以上で解説は終了。それと切り札は最後まで取っておきたまえ。どうかな?勉強になったかな?何て言っても聞こえてないね」
海香「生命反応なし、確実に死んでるわね」
カオル「でも、グリーフ・シードにならないね」
ラジン「ふむ・・・理由は解らないね」
シーガン「しかし今はそれを調べている暇はありません。中心街に戻りましょう」
海香「そうね。あいり達が気になるな」
カオル「かずみは大丈夫かな?」
海香「心配だけど、ニコが一緒だから大丈夫じゃ無いかしら。それを確認する為にも急ぎましょう」
2人はそれぞれ相棒に乗って見滝原の中心街へ向う。
グランドギドラ(ラハブ)「私の動きを封じるって言うのは悪く無い作戦だけど、詰めが甘かったみたいね」
海香「それはあなたよ」
グランドギドラ(ラハブ)「?」
海香「ハイドロ・ランチャー!!」
海香が突き出した槍の穂先から超高圧の大量の水が撃ち出される。そしてそれはラハブの身体まで達すると弾け、霧となってラハブの身体である霧と一緒になった。
グランドギドラ(ラハブ)「(しまった・・・!)」
ラハブの焦る様子が解る。あの霧、水の中に別の水を大量に浸入させてやれば元の姿に戻るのを妨害出来るらしい。
普通の水なら身体を内部から造ってすぐに外に弾き出せる為、水中でも元に戻る事が可能だが、魔力で造られた水はしつこく、身体を構築中の霧と一緒に浮遊し、邪魔をする。
カオル「よし!ラジン!」
ラジン「フォロロロロロロロロロロ!!」
ラジンの胸部から青白く光る強力な冷凍光線、フリーズ・ビームがフルパワーで発射される。フルパワーだけあって、普通に撃った時よりもずっと巨大な光線になっている。
グランドギドラ(ラハブ)「!!」
ラハブの内部から構築されている途中で、自身の霧と海香が造った水が浸入した身体は、水だけあって非常に凍り易く、全力で放たれた巨大なフリーズ・ビームによってあっと言う間に凍っていき、巨大な氷像と化した。
海香「シーガン、トドメよ」
シーガン「チチチチチチチチチチチ!!」
シーガンの背中の翼状のヒレが強烈にオレンジ色に発光。フォン・ウィング・フェザーの光。そこから光線として発射するのでは無く、ウィングに纏わせた。
そしてその光線のエネルギーはヒレよりも長く伸び、長大な光線で形成されたブレードとなる。
そのブレードで敵を切り裂くシーガンの最大攻撃、フォン・ウィング・ブレード。それと両腕のブレードも使い、凍り付いたラハブの身体をX字型に切断した。脳も心臓も切り裂かれたラハブの凍り付いた身体が粉々に崩壊しながら地面に転がる。
海香「私達の勝ちね」
カオル「イエーイ♪」
海香とカオルがハイタッチする。
シーガン「やりましたね」
ラジン「楽勝だったね。まぁ、頭脳戦に強い僕達が相手なのが運の付だったかな」
シーガンとラジンも互いの刃物のような形状の腕を打ち合わせる。
海香「能力に頼り過ぎるからこうなるのよ」
ラハブの凍って粉々になった身体を見る海香。
シーガン「何度も霧になる能力を見せるからですね。それにより霧になった時に海香の造った水に触れるのを異様に嫌っていた事、身体の内部、重要器官から構築している事、構築中は動けない事、が解ったのですから」
常人にはそれは見えなくとも、海香達には見えた。
カオル「水になれば冷凍攻撃に弱いのは予想出来ていたからね。とはいえ、普通に撃っても霧になって逃げられるし、霧になっている時に凍らせても弱点の脳や心臓も水になっているからダメージは与えられないんだよね」
ラジン「だから僕のスタンビームに閉じ込めて、わざと綻びを造ってそこから少しずつ脱出させて、身体を構築する速度を遅くした。
弱点さえ構築させれば、後は海香の水で更に元に戻るのを妨害、動きを封じて全力のフリーズ・ビームで凍らせてシーガンが最大攻撃でトドメな訳だね。
以上で解説は終了。それと切り札は最後まで取っておきたまえ。どうかな?勉強になったかな?何て言っても聞こえてないね」
海香「生命反応なし、確実に死んでるわね」
カオル「でも、グリーフ・シードにならないね」
ラジン「ふむ・・・理由は解らないね」
シーガン「しかし今はそれを調べている暇はありません。中心街に戻りましょう」
海香「そうね。あいり達が気になるな」
カオル「かずみは大丈夫かな?」
海香「心配だけど、ニコが一緒だから大丈夫じゃ無いかしら。それを確認する為にも急ぎましょう」
2人はそれぞれ相棒に乗って見滝原の中心街へ向う。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/25(火) 22:52:58.05:3wl/7UJ90 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日に!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日に!
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/25(火) 23:49:15.52:mk873Th/o (2/3)
test
test
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/25(火) 23:51:47.60:mk873Th/o (3/3)
乙です。
規制解除。やっと書き込めた・・・。
しかし裏で荒らしがあるとすぐ規制になるのがムカつく!
他に使ってる人のことも考えろってんだ!ったく。
乙です。
規制解除。やっと書き込めた・・・。
しかし裏で荒らしがあるとすぐ規制になるのがムカつく!
他に使ってる人のことも考えろってんだ!ったく。
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/26(水) 23:09:54.15:Fw33Oxbh0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>83
今までの規制って裏で荒らしがあったからなのか。何で他の関係ないスレにまで影響するんだろう・・・?
再開します。
ロリこんばんは。
>>83
今までの規制って裏で荒らしがあったからなのか。何で他の関係ないスレにまで影響するんだろう・・・?
再開します。
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/26(水) 23:10:55.41:Fw33Oxbh0 (2/5)
80修正
×海香「そうね。あいり達が気になるな」
○海香「そうね。あいり達が気になるわね」
80修正
×海香「そうね。あいり達が気になるな」
○海香「そうね。あいり達が気になるわね」
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/26(水) 23:13:18.14:Fw33Oxbh0 (3/5)
見滝原繁華街
見滝原の繁華街でみらいとジャルム、サキとヴァグノザウルスが青銅色のグランドギドラと激闘を繰り広げる。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアーーウウウ!!」
そのグランドギドラヴィーヴルは飛び回って狂ったように咆哮を上げながら、全身から暴風を放ち、竜巻を起こし、青銅色に輝く引力光線を吐き散らして暴れ回る。
みらい「うわわわわわわわ!!」
ジャルム「グァーオオオオオウ!!」
その暴風でみらいが吹っ飛ばされジャルムが受け止める。
みらい「くそっ!この風を何とかしないと反撃も出来ないぞ!」
着地するみらい。
サキ「奴を引き摺り下ろしてやる。ヴァグノザウルス!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!」
ヴァグノザウルスが全身から猛毒の霧、ポイズン・フォグを噴出させ、地面に沈むように潜った。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「おらおらおら!どうしたよ!?反撃しねーの?出来ねぇよなぁ?ひゃあはははははははははは!そのままブッ解体(バラ)されやがれ!!」
ヴィーヴルの哄笑が響き渡る。そしてヴィーヴルが飛行高度を大きく下げ、近寄って強烈な攻撃で一気に仕掛けて決めようとした時、その真下の地面が急速に腐食して破れ、大量に白い猛毒の霧が溢れ出して来た。
ヴァグノザウルス「ドゥンドゥ!!」
ヴァグノザウルスがその破れた地面から強靭な太く長い尻尾を使って跳び上がった。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウウ!?」
そしてヴィーヴルに跳び付き、掴みかかって押さえ付け、地面に叩き付けた。地面を大きな衝撃が走る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「くそっ・・・!離れやがれ!!」
仰向けになってもがくヴィーヴル。
ヴァグノザウルス「もう一撃だ」
ドゴォン!!
上から押さえ付けているヴァグノザウルスが巨大な尻尾を振り上げ、そのハンマー状になった先端、ハンマー・テールをヴィーヴルの腹部に振り下ろした。重い巨体同士がぶつかり合う轟音。
そして更に地面が激震し、地震対策の弱い周囲の建物が全壊していく。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウ!?」
衝撃で肋骨が折れて内臓が潰れ、口から大量に血を吐き出して、ヴィーヴルは更に地面にめり込んだ。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアアーー!!」
サキ「・・・!!」
ヴィーヴルが3本の首を伸ばし、ヴァグノザウルスの前脚に巻き付き、口で肩や首に噛み付いて組み付いた。
みらい「やばいぞ!振り解け!!」
ヴァグノザウルス「無理だ・・・!拘束を外せない!!」
ギリギリと締め付けながら起き上がるヴィーヴル。
サキ「くそっ・・・!パワーの差か・・・!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「あの世に・・・送ってやる!」
遂にヴィーヴルが2本の脚でヴァグノザウルスを拘束したまま立ち上がった。
見滝原繁華街
見滝原の繁華街でみらいとジャルム、サキとヴァグノザウルスが青銅色のグランドギドラと激闘を繰り広げる。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアーーウウウ!!」
そのグランドギドラヴィーヴルは飛び回って狂ったように咆哮を上げながら、全身から暴風を放ち、竜巻を起こし、青銅色に輝く引力光線を吐き散らして暴れ回る。
みらい「うわわわわわわわ!!」
ジャルム「グァーオオオオオウ!!」
その暴風でみらいが吹っ飛ばされジャルムが受け止める。
みらい「くそっ!この風を何とかしないと反撃も出来ないぞ!」
着地するみらい。
サキ「奴を引き摺り下ろしてやる。ヴァグノザウルス!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!」
ヴァグノザウルスが全身から猛毒の霧、ポイズン・フォグを噴出させ、地面に沈むように潜った。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「おらおらおら!どうしたよ!?反撃しねーの?出来ねぇよなぁ?ひゃあはははははははははは!そのままブッ解体(バラ)されやがれ!!」
ヴィーヴルの哄笑が響き渡る。そしてヴィーヴルが飛行高度を大きく下げ、近寄って強烈な攻撃で一気に仕掛けて決めようとした時、その真下の地面が急速に腐食して破れ、大量に白い猛毒の霧が溢れ出して来た。
ヴァグノザウルス「ドゥンドゥ!!」
ヴァグノザウルスがその破れた地面から強靭な太く長い尻尾を使って跳び上がった。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウウ!?」
そしてヴィーヴルに跳び付き、掴みかかって押さえ付け、地面に叩き付けた。地面を大きな衝撃が走る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「くそっ・・・!離れやがれ!!」
仰向けになってもがくヴィーヴル。
ヴァグノザウルス「もう一撃だ」
ドゴォン!!
上から押さえ付けているヴァグノザウルスが巨大な尻尾を振り上げ、そのハンマー状になった先端、ハンマー・テールをヴィーヴルの腹部に振り下ろした。重い巨体同士がぶつかり合う轟音。
そして更に地面が激震し、地震対策の弱い周囲の建物が全壊していく。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウ!?」
衝撃で肋骨が折れて内臓が潰れ、口から大量に血を吐き出して、ヴィーヴルは更に地面にめり込んだ。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアアーー!!」
サキ「・・・!!」
ヴィーヴルが3本の首を伸ばし、ヴァグノザウルスの前脚に巻き付き、口で肩や首に噛み付いて組み付いた。
みらい「やばいぞ!振り解け!!」
ヴァグノザウルス「無理だ・・・!拘束を外せない!!」
ギリギリと締め付けながら起き上がるヴィーヴル。
サキ「くそっ・・・!パワーの差か・・・!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「あの世に・・・送ってやる!」
遂にヴィーヴルが2本の脚でヴァグノザウルスを拘束したまま立ち上がった。
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/26(水) 23:14:03.96:Fw33Oxbh0 (4/5)
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウウウウウウ!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
ヴィーヴルが大きく跳び上がり、翼が打ち振るわれ、爆発的な推進力を生み出す。自分と同じヴァグノザウルスの7万トンもの巨体を抱えたままヴィーヴルは飛んだ。上空まで急速上昇する。
ヴァグノザウルス「くっ・・・!な、何をする気だ・・・!!」
更に上昇した。見滝原繁華街の高空にまで昇る。
みらい「あ、あれは・・・!」
ジャルム「あぁ、地面にヴァグノザウルスを叩き付ける気だ!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「死のスカイダイヴを楽しみやがれ!!」
ヴァグノザウルス「ふざけるなっ!!」
ヴァグノザウルスの背中に並ぶ多数の火山状の器官から次々にムチのような長い舌が飛び出す。
そしてそれはヴィーヴルの首や翼、胴を巻いて恐るべき力で締め付ける。それによって拘束する力が緩み、その隙にハンマー・テールを思いっ切りヴィーヴルの身体に打ち付ける。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアーーウウウウウウ!?」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
ヴィーヴルはヴァグノザウルスのハンマー・テールに激烈に弾かれて吹っ飛ばされる。
ヴィーヴルから離され、ヴァグノザウルスは地表へと落下する。このまま地面に激突すれば怪獣といえども全身の骨も内臓も目茶苦茶に潰れてしまう。
みらい「ジャルム!ヴァグノザウルスを!!」
ジャルム「応!!」
ジャルムが皮膜を羽ばたかせて飛び上がり、高速で落ちて来るヴァグノザウルスに半ばぶつかられるように受け止める。
そのまま押されるが、落下速度はみるみる落ちていく。ジャルムを下にして2体は地面に何とか着地する。
大地が激震し、ヴァグノザウルスを抱えたジャルムを中心に巨大なクレーターを抉り、周囲の建物が衝撃で粉々に粉砕されていく。
ヴァグノザウルス「大丈夫か!?」
地面に下ろされるヴァグノザウルス。
ジャルム「何とかな。俺は丈夫なのが取り得なんだよ」
サキ「ジャルム!済まない!無事か!?」
直ぐにサキとみらいが駆け付けて来た。
ジャルム「あぁ、特に問題無ぇ」
みらい「流石ジャルムだ!何とも無いぜ!!」
サキ「奴は・・・!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアーーウウウウウウウウウ!!」
上空、獲物を狙う猛禽の如く旋回したヴィーヴルが、激怒し逆上して狂暴な咆哮を上げながら、急速に下降。そして一気にスピードを上げる。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアーーウウウウウウウウウ!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
ヴィーヴルが大きく跳び上がり、翼が打ち振るわれ、爆発的な推進力を生み出す。自分と同じヴァグノザウルスの7万トンもの巨体を抱えたままヴィーヴルは飛んだ。上空まで急速上昇する。
ヴァグノザウルス「くっ・・・!な、何をする気だ・・・!!」
更に上昇した。見滝原繁華街の高空にまで昇る。
みらい「あ、あれは・・・!」
ジャルム「あぁ、地面にヴァグノザウルスを叩き付ける気だ!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「死のスカイダイヴを楽しみやがれ!!」
ヴァグノザウルス「ふざけるなっ!!」
ヴァグノザウルスの背中に並ぶ多数の火山状の器官から次々にムチのような長い舌が飛び出す。
そしてそれはヴィーヴルの首や翼、胴を巻いて恐るべき力で締め付ける。それによって拘束する力が緩み、その隙にハンマー・テールを思いっ切りヴィーヴルの身体に打ち付ける。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアーーウウウウウウ!?」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
ヴィーヴルはヴァグノザウルスのハンマー・テールに激烈に弾かれて吹っ飛ばされる。
ヴィーヴルから離され、ヴァグノザウルスは地表へと落下する。このまま地面に激突すれば怪獣といえども全身の骨も内臓も目茶苦茶に潰れてしまう。
みらい「ジャルム!ヴァグノザウルスを!!」
ジャルム「応!!」
ジャルムが皮膜を羽ばたかせて飛び上がり、高速で落ちて来るヴァグノザウルスに半ばぶつかられるように受け止める。
そのまま押されるが、落下速度はみるみる落ちていく。ジャルムを下にして2体は地面に何とか着地する。
大地が激震し、ヴァグノザウルスを抱えたジャルムを中心に巨大なクレーターを抉り、周囲の建物が衝撃で粉々に粉砕されていく。
ヴァグノザウルス「大丈夫か!?」
地面に下ろされるヴァグノザウルス。
ジャルム「何とかな。俺は丈夫なのが取り得なんだよ」
サキ「ジャルム!済まない!無事か!?」
直ぐにサキとみらいが駆け付けて来た。
ジャルム「あぁ、特に問題無ぇ」
みらい「流石ジャルムだ!何とも無いぜ!!」
サキ「奴は・・・!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアーーウウウウウウウウウ!!」
上空、獲物を狙う猛禽の如く旋回したヴィーヴルが、激怒し逆上して狂暴な咆哮を上げながら、急速に下降。そして一気にスピードを上げる。
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/26(水) 23:14:50.38:Fw33Oxbh0 (5/5)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/26(水) 23:27:34.54:4U38L94Ko (1/2)
test
test
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/26(水) 23:44:00.68:4U38L94Ko (2/2)
乙です。
乙です。
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/27(木) 23:19:51.66:GrLYOw680 (1/4)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/27(木) 23:21:01.98:GrLYOw680 (2/4)
サキ「・・・来るか!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「最高速度だ!砕け散れぇええええええええええ!!」
みらい「一か八かだ!!」
みらいが大剣に強烈な冷気を纏わせる。それは超低温、絶対零度となり、周囲の空気や地面を凍らせた。
サキ「みらい!何を!?」
みらい「奴の突撃に合わせて、アブソリュート・ゼロ・ブレードを決めてやる!!」
大剣の刀身が氷に覆われ、50メートルを超える長大な氷で出来た鋭利な剣になった。それを後ろに向けて構える。
サキ「そんな、無茶だ!」
みらい「無茶は解ってる!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアーーアアアアアア!!」
みらい・サキ・ジャルム・ヴァグノザウルス「・・・!!」
2人と2体を狙い、迫り来るヴィーヴル。そのスピードはあっさりと音速を超え、その何倍にも達した。
グランドギドラの中でも最も飛行速度が速い“風のヴィーヴル”。グランドギドラの最高飛行速度はキングギドラのマッハ3より速いマッハ4だが、ヴィーヴルはそれを軽く超え、マッハ6もの地球でも並ぶ怪獣が存在しない速度で飛ぶ。
衝撃波を引き連れ、爆音を遠く後方へ置き去りにし、3頭の邪竜は飛翔する。その全身を暗い瘴気を孕んだ風が包み込む。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「スクリーミング・・・ワイバァアアアアアアアアン!!」
みらい「駄目だ!速過ぎて・・・!!」
サキ「しまっ・・・!!」
ジャルム「逃げ・・・!」
ヴァグノザウルス「間に合わん!」
みらい、サキ、ジャルム、ヴァグノザウルスの上を、衝撃波で周囲の残った建物を粉微塵に粉砕し、軌道上の地面を大きく削り取りながら、低空飛行するヴィーヴルが通過した。
みらい「うわぁああああああああああ!!」
サキ「ぐぁあああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオウ!?」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
2人と2体は猛烈な衝撃波に轢かれて吹っ飛ばされた。全身を巨大な槌か何かで殴られた感覚。みらいとサキは建物の残骸の中に弾丸のように突っ込み、何度もそれを貫通し、地面を削りながら滑り、そのまま建物の残骸へ突っ込み幾つか壁を突き破ってようやく止まる。
ジャルムとヴァグノザウルスも吹っ飛んで多数の建物を轢き潰しながら地面を抉って止まった。
サキ「・・・来るか!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「最高速度だ!砕け散れぇええええええええええ!!」
みらい「一か八かだ!!」
みらいが大剣に強烈な冷気を纏わせる。それは超低温、絶対零度となり、周囲の空気や地面を凍らせた。
サキ「みらい!何を!?」
みらい「奴の突撃に合わせて、アブソリュート・ゼロ・ブレードを決めてやる!!」
大剣の刀身が氷に覆われ、50メートルを超える長大な氷で出来た鋭利な剣になった。それを後ろに向けて構える。
サキ「そんな、無茶だ!」
みらい「無茶は解ってる!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアーーアアアアアア!!」
みらい・サキ・ジャルム・ヴァグノザウルス「・・・!!」
2人と2体を狙い、迫り来るヴィーヴル。そのスピードはあっさりと音速を超え、その何倍にも達した。
グランドギドラの中でも最も飛行速度が速い“風のヴィーヴル”。グランドギドラの最高飛行速度はキングギドラのマッハ3より速いマッハ4だが、ヴィーヴルはそれを軽く超え、マッハ6もの地球でも並ぶ怪獣が存在しない速度で飛ぶ。
衝撃波を引き連れ、爆音を遠く後方へ置き去りにし、3頭の邪竜は飛翔する。その全身を暗い瘴気を孕んだ風が包み込む。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「スクリーミング・・・ワイバァアアアアアアアアン!!」
みらい「駄目だ!速過ぎて・・・!!」
サキ「しまっ・・・!!」
ジャルム「逃げ・・・!」
ヴァグノザウルス「間に合わん!」
みらい、サキ、ジャルム、ヴァグノザウルスの上を、衝撃波で周囲の残った建物を粉微塵に粉砕し、軌道上の地面を大きく削り取りながら、低空飛行するヴィーヴルが通過した。
みらい「うわぁああああああああああ!!」
サキ「ぐぁあああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオウ!?」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
2人と2体は猛烈な衝撃波に轢かれて吹っ飛ばされた。全身を巨大な槌か何かで殴られた感覚。みらいとサキは建物の残骸の中に弾丸のように突っ込み、何度もそれを貫通し、地面を削りながら滑り、そのまま建物の残骸へ突っ込み幾つか壁を突き破ってようやく止まる。
ジャルムとヴァグノザウルスも吹っ飛んで多数の建物を轢き潰しながら地面を抉って止まった。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/27(木) 23:23:24.73:GrLYOw680 (3/4)
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ははは・・・ははははは!ひゃ・・・ひゃはははははは!ざまぁねぇなぁ、魔法少女!あーあ、カッコ悪ぅ!僕達を倒す?無理に決まってんだろうが、ヴェケ!寒いんだよ、テメェらはよ!!」
みらい「あ・・・ぐぐ・・・!」
サキ「ぐぅ・・・っ!」
ジャルム「グァーオオオオオオ・・・!」
ヴァグノザウルス「ドウンドウ・・・!」
勝ち誇るヴィーヴルの哄笑が、2人と2体の激痛に眩む意識を更に蝕む。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ひゃーははははははははは・・・あ?」
空に浮かぶヴィーヴルの哄笑が止まった。
みらい「まだだ・・・!まだ倒れる訳にはいかないんだよ・・・!!」
大剣を杖代わりにしてみらいが立ち上がる。
サキ「かずみ達が・・・かずみ達も必ず勝って待っている・・・!必ず勝つと約束した・・・!!」
サキも血を流しながら立ち上がった。
ジャルム「此処で俺達がやられて約束を破る訳には・・・いかねぇんだよ!!」
ジャルムが身体を建物の残骸から引き剥がして起き上がる。
ヴァグノザウルス「我等は負けられない・・・理由があるんだ!」
瓦礫に埋もれていたヴァグノザウルスが出て来る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「何だ?まだ動けんのか?僕のスクリーミング・ワイバーンを喰らって動ける奴はテメェら初めてだ。へ・・・へへ・・・良いぜ・・・それなら、今度はミンチにしてやる!覚悟しやがれ!!」
ヴィーヴルが急上昇し、再び上空へ。
みらい「逃げてサキ!あいつ、今のをもう一度やる気だ!!」
サキ「あの速度から逃げられる方法なんて無いさ。そもそも君を置いて逃げられるものか」
みらい「ボクなら大丈夫だ!こ・・・今度こそ、アブソリュート・ゼロ・ブレードであいつを真っ二つにしてやる!!」
みらいの声は強がってはいるものの震えていた。やはり、今の恐るべき一撃を前にして、上手くカウンター出来るかどうか解らないのだろう。
彼女を安心させるようにサキはにやりと凄みのある笑みを浮かべる。
サキ「それも良いけれど、協力すれば確実に奴を断ち切る方法がある。私にも華を持たせてくれないか?」
みらい「え?しょ・・・しょーがないな!サキの頼みだもんな!一緒にあいつを倒そう!」
そしてサキが急いで作戦を説明する。
サキ「皆、頼むぞ!」
みらい「よっしゃあ!来い!」
ジャルム「グァーオオオオオオウ
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!」
見れば上空でヴィーヴルが旋回してこちらへ向って来ている。もう一度喰らえば確実に命は無い。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ははは・・・ははははは!ひゃ・・・ひゃはははははは!ざまぁねぇなぁ、魔法少女!あーあ、カッコ悪ぅ!僕達を倒す?無理に決まってんだろうが、ヴェケ!寒いんだよ、テメェらはよ!!」
みらい「あ・・・ぐぐ・・・!」
サキ「ぐぅ・・・っ!」
ジャルム「グァーオオオオオオ・・・!」
ヴァグノザウルス「ドウンドウ・・・!」
勝ち誇るヴィーヴルの哄笑が、2人と2体の激痛に眩む意識を更に蝕む。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ひゃーははははははははは・・・あ?」
空に浮かぶヴィーヴルの哄笑が止まった。
みらい「まだだ・・・!まだ倒れる訳にはいかないんだよ・・・!!」
大剣を杖代わりにしてみらいが立ち上がる。
サキ「かずみ達が・・・かずみ達も必ず勝って待っている・・・!必ず勝つと約束した・・・!!」
サキも血を流しながら立ち上がった。
ジャルム「此処で俺達がやられて約束を破る訳には・・・いかねぇんだよ!!」
ジャルムが身体を建物の残骸から引き剥がして起き上がる。
ヴァグノザウルス「我等は負けられない・・・理由があるんだ!」
瓦礫に埋もれていたヴァグノザウルスが出て来る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「何だ?まだ動けんのか?僕のスクリーミング・ワイバーンを喰らって動ける奴はテメェら初めてだ。へ・・・へへ・・・良いぜ・・・それなら、今度はミンチにしてやる!覚悟しやがれ!!」
ヴィーヴルが急上昇し、再び上空へ。
みらい「逃げてサキ!あいつ、今のをもう一度やる気だ!!」
サキ「あの速度から逃げられる方法なんて無いさ。そもそも君を置いて逃げられるものか」
みらい「ボクなら大丈夫だ!こ・・・今度こそ、アブソリュート・ゼロ・ブレードであいつを真っ二つにしてやる!!」
みらいの声は強がってはいるものの震えていた。やはり、今の恐るべき一撃を前にして、上手くカウンター出来るかどうか解らないのだろう。
彼女を安心させるようにサキはにやりと凄みのある笑みを浮かべる。
サキ「それも良いけれど、協力すれば確実に奴を断ち切る方法がある。私にも華を持たせてくれないか?」
みらい「え?しょ・・・しょーがないな!サキの頼みだもんな!一緒にあいつを倒そう!」
そしてサキが急いで作戦を説明する。
サキ「皆、頼むぞ!」
みらい「よっしゃあ!来い!」
ジャルム「グァーオオオオオオウ
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!」
見れば上空でヴィーヴルが旋回してこちらへ向って来ている。もう一度喰らえば確実に命は無い。
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/27(木) 23:24:11.50:GrLYOw680 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/29(土) 01:24:50.76:Z6fh/AMF0 (1/5)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/29(土) 01:27:32.54:Z6fh/AMF0 (2/5)
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアーーウウウウウウウウ!!」
ヴィーヴルが凶暴に、凶悪に吼えながら降下して来る。
サキ「タイミングは私に任せろ!」
みらい「解った!」
サキ達はヴァグノザウルスの上に立ち、後ろでジャルムが何時でも飛び出せるように身構える。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「何をするつもりか知ら無ぇが、これでブッ解体(バラ)してやんよ!」
ヴィーヴルは音速を軽く超え、その6倍もの速度で、全身に暗い瘴気を纏いながら迫り来る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「スクリーミング・ワイバァアアアアアアアアン!!」
さっきまで遥か上空にいたヴィーヴルの巨体が、気付けば直ぐ目の前まで迫っている。その常識を怪獣の超えた超スピードを、人智を超えた魔法少女の超感覚が捉える。
サキ「みらい!」
みらい「サキ!」
ギン!
みらいの大剣を消した杖とサキの乗馬鞭、2人の魔法武器がヴィーヴルの方へ向けて打ち合わされる。
みらい・サキ「エピソーディオインクローチョ!!」
2人の組み合わせた魔法武器の先端から電撃が放射され、それは身長60メートルのライオンの身体に翼長100メートルのハゲタカの翼を持つ怪獣グリホンとなった。
みらいのラ・グリフォン・リフェーレとサキの電撃魔法を組み合わせた合体攻撃。
グリホン「ガウ!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「!?」
全身が電撃で出来ているグリホンが向って来るヴィーヴルにそれを覆う瘴気を電撃で無効化し、正面から飛び付いた。スクリーミング・ワイバーンは後方と下に強烈な衝撃波を発生させるが、正面は無防備になっていて、そこが弱点になっている。
最もマッハ6もの速度を捉える事が出来ればの話。それは経験豊富な魔法少女であるサキにとっては簡単では無かったが、不可能でも無かった。
バリバリバリ!
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアーー!!」
ヴィーヴルは中央の首の根元に電撃で出来たグリホンに噛み付かれ、組み付かれて接触箇所と首の傷口から恐るべき電撃を受けて感電し、翼が止まって失速し、衝撃波が消える。
しかし推進力を失ってもマッハ6で飛んでいたので、すぐに止まる筈が無く、サキ達の方へ向う。
ゴッ!
サキが乗馬鞭を消し、両手で拳を作り、足元のヴァグノザウルスに当てて魔力を大量に送り込む。
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
ヴァグノザウルスの背中に多数ある火山状の器官全てからムチのような舌、タン・ウィップが強烈な電撃を帯びながら飛び出した。
サキ「ピエトラディトゥオーノ!!」
その電撃を帯びた多数のムチがヴィーヴルに伸びて、首や翼、脚を縛り上げた。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアーーウウウウウ!!」
更に浴びる電撃が増えて悲鳴を上げるヴィーヴル。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「がぁあああああああ・・・魔法、少女・・・ぐぁああああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオオウ!!」
悲鳴を上げているヴィーヴルに更に飛び上がっていたジャルムが頭部の巨大な1本角を突き出して高速回転。その余りの速さに空気との摩擦で大気が焼け焦げる。
ジャルムの最大攻撃スピンダイブがヴィーヴルを貫こうと迫る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
しかしそれに気付いたヴィーヴルが全力で足掻き、何とか口から威力を高める事もままならない引力光線を発射し、縛り上げているヴァグノザウルスに当てる。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアアーーウウウウウウウウ!!」
ヴィーヴルが凶暴に、凶悪に吼えながら降下して来る。
サキ「タイミングは私に任せろ!」
みらい「解った!」
サキ達はヴァグノザウルスの上に立ち、後ろでジャルムが何時でも飛び出せるように身構える。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「何をするつもりか知ら無ぇが、これでブッ解体(バラ)してやんよ!」
ヴィーヴルは音速を軽く超え、その6倍もの速度で、全身に暗い瘴気を纏いながら迫り来る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「スクリーミング・ワイバァアアアアアアアアン!!」
さっきまで遥か上空にいたヴィーヴルの巨体が、気付けば直ぐ目の前まで迫っている。その常識を怪獣の超えた超スピードを、人智を超えた魔法少女の超感覚が捉える。
サキ「みらい!」
みらい「サキ!」
ギン!
みらいの大剣を消した杖とサキの乗馬鞭、2人の魔法武器がヴィーヴルの方へ向けて打ち合わされる。
みらい・サキ「エピソーディオインクローチョ!!」
2人の組み合わせた魔法武器の先端から電撃が放射され、それは身長60メートルのライオンの身体に翼長100メートルのハゲタカの翼を持つ怪獣グリホンとなった。
みらいのラ・グリフォン・リフェーレとサキの電撃魔法を組み合わせた合体攻撃。
グリホン「ガウ!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「!?」
全身が電撃で出来ているグリホンが向って来るヴィーヴルにそれを覆う瘴気を電撃で無効化し、正面から飛び付いた。スクリーミング・ワイバーンは後方と下に強烈な衝撃波を発生させるが、正面は無防備になっていて、そこが弱点になっている。
最もマッハ6もの速度を捉える事が出来ればの話。それは経験豊富な魔法少女であるサキにとっては簡単では無かったが、不可能でも無かった。
バリバリバリ!
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアーー!!」
ヴィーヴルは中央の首の根元に電撃で出来たグリホンに噛み付かれ、組み付かれて接触箇所と首の傷口から恐るべき電撃を受けて感電し、翼が止まって失速し、衝撃波が消える。
しかし推進力を失ってもマッハ6で飛んでいたので、すぐに止まる筈が無く、サキ達の方へ向う。
ゴッ!
サキが乗馬鞭を消し、両手で拳を作り、足元のヴァグノザウルスに当てて魔力を大量に送り込む。
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
ヴァグノザウルスの背中に多数ある火山状の器官全てからムチのような舌、タン・ウィップが強烈な電撃を帯びながら飛び出した。
サキ「ピエトラディトゥオーノ!!」
その電撃を帯びた多数のムチがヴィーヴルに伸びて、首や翼、脚を縛り上げた。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアアアーーウウウウウ!!」
更に浴びる電撃が増えて悲鳴を上げるヴィーヴル。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「がぁあああああああ・・・魔法、少女・・・ぐぁああああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオオウ!!」
悲鳴を上げているヴィーヴルに更に飛び上がっていたジャルムが頭部の巨大な1本角を突き出して高速回転。その余りの速さに空気との摩擦で大気が焼け焦げる。
ジャルムの最大攻撃スピンダイブがヴィーヴルを貫こうと迫る。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
しかしそれに気付いたヴィーヴルが全力で足掻き、何とか口から威力を高める事もままならない引力光線を発射し、縛り上げているヴァグノザウルスに当てる。
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/29(土) 01:28:52.06:Z6fh/AMF0 (3/5)
サキ「!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
被弾し、チャージされて無いとは言え軽く無いダメージを負って、ヴィーヴルへの拘束を緩めてしまうヴァグノザウルス。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーー!!」
グリホン「ウオオオオアー!!」
そして電撃で出来たグリフォンを振り飛ばして上へ飛び上がった。
ジャルム「!?」
スピンダイブで突っ込むジャルムが電撃で出来たグリホンだけを貫いた。消滅するグリホン。
ヴィーヴルは怒りに燃える眼でサキとヴァグノザウルスを見下ろし、3つの口をそちらに向けて開いた。
サキは魔力を限界近くまで使い、ヴァグノザウルスはダメージを負っている、ジャルムは向こうの方へスピンダイブで通過して行き、直ぐには戻れない。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「今のはヤバかった・・・!テメェら今すぐ殺して・・・!」
引力光線をサキへ撃とうとするヴィーヴル。しかし、その後ろに跳んだ小さな影。その手には50メートルに達する長大で巨大な氷の大剣。
みらい「サキを傷つけるな!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「な・・・何ぃ!?」
みらい「お前!邪魔なんだよおおお!!」
ズパァ!!
みらいのアブソリュート・ゼロ・ブレードがヴィーヴルの身体を刃が触れた部分から凍らせながら横に斬る。
ヴィーヴルは速度に秀でている分、防御力はグランドギドラの中で最も脆く、キングギドラより低く、あっさりと切り裂かれた。
凍り付いた切断線は腹部と胸の間、脳のある部分をきっちりと通過していた。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーウウウウ・・・!」
ヴィーヴルは断末魔を上げながら、その2つに分かれた身体が地面に落下。地面が揺れ、凍った部分が砕け散った。
すとん
みらいが着地する。
みらい「はぁ、はぁ・・・やった・・・!」
魔力を大量に消耗したみらいに、サキが駆け寄る。
サキ「生命反応は消えた。私達の勝ちだな、みらい、大丈夫?」
みらい「う、うん!このくらい何とも無いぞ!それよりもサキのお陰で勝てた!ありがとう!!」
大剣を消してみらいはサキに抱き付いた。
サキ「!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!?」
被弾し、チャージされて無いとは言え軽く無いダメージを負って、ヴィーヴルへの拘束を緩めてしまうヴァグノザウルス。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーー!!」
グリホン「ウオオオオアー!!」
そして電撃で出来たグリフォンを振り飛ばして上へ飛び上がった。
ジャルム「!?」
スピンダイブで突っ込むジャルムが電撃で出来たグリホンだけを貫いた。消滅するグリホン。
ヴィーヴルは怒りに燃える眼でサキとヴァグノザウルスを見下ろし、3つの口をそちらに向けて開いた。
サキは魔力を限界近くまで使い、ヴァグノザウルスはダメージを負っている、ジャルムは向こうの方へスピンダイブで通過して行き、直ぐには戻れない。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「今のはヤバかった・・・!テメェら今すぐ殺して・・・!」
引力光線をサキへ撃とうとするヴィーヴル。しかし、その後ろに跳んだ小さな影。その手には50メートルに達する長大で巨大な氷の大剣。
みらい「サキを傷つけるな!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「な・・・何ぃ!?」
みらい「お前!邪魔なんだよおおお!!」
ズパァ!!
みらいのアブソリュート・ゼロ・ブレードがヴィーヴルの身体を刃が触れた部分から凍らせながら横に斬る。
ヴィーヴルは速度に秀でている分、防御力はグランドギドラの中で最も脆く、キングギドラより低く、あっさりと切り裂かれた。
凍り付いた切断線は腹部と胸の間、脳のある部分をきっちりと通過していた。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ギシュアアアアアアアーウウウウ・・・!」
ヴィーヴルは断末魔を上げながら、その2つに分かれた身体が地面に落下。地面が揺れ、凍った部分が砕け散った。
すとん
みらいが着地する。
みらい「はぁ、はぁ・・・やった・・・!」
魔力を大量に消耗したみらいに、サキが駆け寄る。
サキ「生命反応は消えた。私達の勝ちだな、みらい、大丈夫?」
みらい「う、うん!このくらい何とも無いぞ!それよりもサキのお陰で勝てた!ありがとう!!」
大剣を消してみらいはサキに抱き付いた。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/29(土) 01:29:28.03:Z6fh/AMF0 (4/5)
サキ「だが、君がいてこその勝利だ。私からも礼を言わせてくれ。ありがとう」
みらい「ボクとサキがいれば無敵だ!サキはボクで、ボクはサキなんだから・・・!」
サキ「ははっ、何だい、それは。でも、悪くない。妹のような君に言って貰えると寧ろ嬉しい」
みらい「サキ・・・」
ジャルム「良い雰囲気の所悪いけどよ、急いで戻った方が良いんじゃ無ぇか?」
みらい「うるせー!空気読めないなら死ね!!」
ジャルム「ちょ・・・そりゃ無ぇだろ!」
サキ「怪獣は使役者の性格がベースだから、それはみらい譲りだろう?」
みらい「もーサキのイジワル!!」ギュー
更に身体をサキに密着させるみらい。
サキ「ふふ、冗談だ」
ヴァグノザウルス「奴はグリーフシードにならないな」
サキ「あぁ、それは私も気になっている。怪獣は死ねばソウルジェムでグリーフシードに換える事が出来る筈。が、ならない。
確実に死んでいるにも関わらずだ」
みらい「気にしてもしょうがないんじゃ無いかな?そういうもの何じゃ無いのか?」
サキ「ふむ・・・」
ジャルム「考えてもしょうが無くねぇか?それより戻ろうぜ」
ヴァグノザウルス「賛成だ。余りのんびりはしていられ無い」
サキ「そうだな。みらい」
みらい「うん」
みらいがサキから身体を離す。でも、みらいはサキの手を握った。
サキ「みらい?」
みらい「手を繫いで行こう!」
サキ「うん、そうしようか」
2人は並んで跳んで中心街へ向い、2体も追って行く。
サキ「だが、君がいてこその勝利だ。私からも礼を言わせてくれ。ありがとう」
みらい「ボクとサキがいれば無敵だ!サキはボクで、ボクはサキなんだから・・・!」
サキ「ははっ、何だい、それは。でも、悪くない。妹のような君に言って貰えると寧ろ嬉しい」
みらい「サキ・・・」
ジャルム「良い雰囲気の所悪いけどよ、急いで戻った方が良いんじゃ無ぇか?」
みらい「うるせー!空気読めないなら死ね!!」
ジャルム「ちょ・・・そりゃ無ぇだろ!」
サキ「怪獣は使役者の性格がベースだから、それはみらい譲りだろう?」
みらい「もーサキのイジワル!!」ギュー
更に身体をサキに密着させるみらい。
サキ「ふふ、冗談だ」
ヴァグノザウルス「奴はグリーフシードにならないな」
サキ「あぁ、それは私も気になっている。怪獣は死ねばソウルジェムでグリーフシードに換える事が出来る筈。が、ならない。
確実に死んでいるにも関わらずだ」
みらい「気にしてもしょうがないんじゃ無いかな?そういうもの何じゃ無いのか?」
サキ「ふむ・・・」
ジャルム「考えてもしょうが無くねぇか?それより戻ろうぜ」
ヴァグノザウルス「賛成だ。余りのんびりはしていられ無い」
サキ「そうだな。みらい」
みらい「うん」
みらいがサキから身体を離す。でも、みらいはサキの手を握った。
サキ「みらい?」
みらい「手を繫いで行こう!」
サキ「うん、そうしようか」
2人は並んで跳んで中心街へ向い、2体も追って行く。
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/29(土) 01:30:10.17:Z6fh/AMF0 (5/5)
今日は此処までです。
それでは明日に!
今日は此処までです。
それでは明日に!
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/29(土) 02:02:41.43:+KO4R6QTo (1/1)
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 00:07:55.84:KuN4zHyh0 (1/4)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 00:12:22.28:KuN4zHyh0 (2/4)
見滝原住宅街
見滝原の住宅街、緑色の山のように巨大な怪獣と水色のやや小柄な怪獣が2人の少女と共に、白い、見た目は神秘的だが、本質は究めて邪悪なグランドギドラと戦っている。
ゆま「ええーい!」
ゆまが跳ね跳びながら猫ヘッドを模したハンマーを振るい衝撃波や巨大な瓦礫を次々に白いグランドギドら、ファフニールに飛ばして攻撃する。
ビオランテ「ビャーオオオオオオウ!!」
ビオランテは地響きを起こして移動しながら多数の触手を様々な方向からファフニールに伸ばして噛み付き、貫こうとし、自身の巨大な口や触手の口から放射樹液を噴射する。
里美「このっ!」
里美の杖が長く伸び、先端のネコヘッドが牙を剥いて口から魔力弾を連射する。
バルガロン「フィィーーファアアアアアア!!」
バルガロンは走り回りながら接近して殴ったり、口からの強酸性の液体、アシッド・ジェルで攻撃。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
それをファフニールは多少は受けるも、殆どを回避し、傷付いてもすぐに再生し、建物の残骸を使って上手く防ぎ、引力光線や噛み付き、尻尾の攻撃で反撃している。
見滝原住宅街
見滝原の住宅街、緑色の山のように巨大な怪獣と水色のやや小柄な怪獣が2人の少女と共に、白い、見た目は神秘的だが、本質は究めて邪悪なグランドギドラと戦っている。
ゆま「ええーい!」
ゆまが跳ね跳びながら猫ヘッドを模したハンマーを振るい衝撃波や巨大な瓦礫を次々に白いグランドギドら、ファフニールに飛ばして攻撃する。
ビオランテ「ビャーオオオオオオウ!!」
ビオランテは地響きを起こして移動しながら多数の触手を様々な方向からファフニールに伸ばして噛み付き、貫こうとし、自身の巨大な口や触手の口から放射樹液を噴射する。
里美「このっ!」
里美の杖が長く伸び、先端のネコヘッドが牙を剥いて口から魔力弾を連射する。
バルガロン「フィィーーファアアアアアア!!」
バルガロンは走り回りながら接近して殴ったり、口からの強酸性の液体、アシッド・ジェルで攻撃。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
それをファフニールは多少は受けるも、殆どを回避し、傷付いてもすぐに再生し、建物の残骸を使って上手く防ぎ、引力光線や噛み付き、尻尾の攻撃で反撃している。
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 00:13:23.68:KuN4zHyh0 (3/4)
グランドギドラ(ファフニール)「あはははははははは!たのしーね!!」
そんな中、フェフニールの邪気に満ちた愉しそうな笑い声。
里美「悪いけど戦いに愉悦を感じるような下衆じゃ無いの!!」
グランドギドラ(ファフニール)「やーれやれ、つれないなぁ、もう」
ファフニールが右の首を突き出し、口を開く。中に白く凶暴な輝きが宿る。その先にはビオランテの巨体。
ビオランテ「!!」
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!!」
引力光線が1発1発の発射時間は短く、高速で白い引力光線を連続発射。ビオランテの前の触手を束ねて造った防御壁に着弾。触手の壁に多数の弾痕が穿たれ、貫かれてバラバラになる。地面に散らばる触手の欠片。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアア!!」
次は左の口を開いた。それは真っ直ぐにファフニールの左前方にいるバルガロンを狙っている。発射。今度は連射では無く、通常の引力光線よりも強化された巨大な1発。
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアア!!」
バルガロンは怯まず、ファフニール向けて突っ込む。直ぐ目の前、まともに食らえば、防御力の低いバルガロンなら消し飛ぶ威力を持った光線が迫っている。
里美「バルちゃん!?」
バルガロン「南無三!!」
走りながら身を屈めるバルガロン。引力光線はバルガロンをギリギリ掠めていく。弾道に沿ってその部分の外皮が消し飛んだがそれくらいなら問題無い。
バルガロンは尚加速する。右の3本のカギ爪を振り上げ、ファフニールの身体の左と中央の首の間を斬り付けた。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!?」
特攻から放った爪の1撃は、斬るというよりむしろ、抉ると言った形で、小柄とはいえ巨大怪獣のパワーと5万トンの質量の塊をファフニールに打ち込む。動きを止めるファフニール。
左と中央の首の間からほぼ垂直、ファフニールの身体を大きく裂いた。おびただしい量の血が白い身体を赤に染めていく。
グランドギドラ(ファフニール)「こんなのじゃまだまだだね!!」
重傷を追ったはずのファフニールは、左の首の口を開き、何も問題ないと主張するようにバルガロンに噛み付こうとする。
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアア!!」
バルガロンはその牙に喉元に食らい付かれそうになりながらも、後ろに跳んで逃れた。
ゆま「やあぁあああああああーー!グランド・ブラスト!!」
魔力を限界まで高めていたゆまのハンマーが振るわれ、100メートルもの高さの巨大な衝撃波が起こり、ファフニールの左半身に向けて放たれる。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
ファフニールの左の首や翼、上半身の左側が砕け飛んだ。しかし、ファフニールは余程生命力が強いらしく、自己再生が早い。血はすぐに止まり、直ぐに損傷部分から失った部分が生え始める。
ビオランテ「急がないとな・・・!」
地面がファフニールの毒に侵されてしまっているので、逆にビオランテは何時ものように地面から養分を吸い上げて再生する事が出来ない。
グランドギドラ(ファフニール)「さぁ、どうやったら私を倒せるのかな?頑張ってねー!!」
ファフニールは身体の左側を再生させていく。
グランドギドラ(ファフニール)「あはははははははは!たのしーね!!」
そんな中、フェフニールの邪気に満ちた愉しそうな笑い声。
里美「悪いけど戦いに愉悦を感じるような下衆じゃ無いの!!」
グランドギドラ(ファフニール)「やーれやれ、つれないなぁ、もう」
ファフニールが右の首を突き出し、口を開く。中に白く凶暴な輝きが宿る。その先にはビオランテの巨体。
ビオランテ「!!」
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!!」
引力光線が1発1発の発射時間は短く、高速で白い引力光線を連続発射。ビオランテの前の触手を束ねて造った防御壁に着弾。触手の壁に多数の弾痕が穿たれ、貫かれてバラバラになる。地面に散らばる触手の欠片。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアア!!」
次は左の口を開いた。それは真っ直ぐにファフニールの左前方にいるバルガロンを狙っている。発射。今度は連射では無く、通常の引力光線よりも強化された巨大な1発。
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアア!!」
バルガロンは怯まず、ファフニール向けて突っ込む。直ぐ目の前、まともに食らえば、防御力の低いバルガロンなら消し飛ぶ威力を持った光線が迫っている。
里美「バルちゃん!?」
バルガロン「南無三!!」
走りながら身を屈めるバルガロン。引力光線はバルガロンをギリギリ掠めていく。弾道に沿ってその部分の外皮が消し飛んだがそれくらいなら問題無い。
バルガロンは尚加速する。右の3本のカギ爪を振り上げ、ファフニールの身体の左と中央の首の間を斬り付けた。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!?」
特攻から放った爪の1撃は、斬るというよりむしろ、抉ると言った形で、小柄とはいえ巨大怪獣のパワーと5万トンの質量の塊をファフニールに打ち込む。動きを止めるファフニール。
左と中央の首の間からほぼ垂直、ファフニールの身体を大きく裂いた。おびただしい量の血が白い身体を赤に染めていく。
グランドギドラ(ファフニール)「こんなのじゃまだまだだね!!」
重傷を追ったはずのファフニールは、左の首の口を開き、何も問題ないと主張するようにバルガロンに噛み付こうとする。
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアア!!」
バルガロンはその牙に喉元に食らい付かれそうになりながらも、後ろに跳んで逃れた。
ゆま「やあぁあああああああーー!グランド・ブラスト!!」
魔力を限界まで高めていたゆまのハンマーが振るわれ、100メートルもの高さの巨大な衝撃波が起こり、ファフニールの左半身に向けて放たれる。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
ファフニールの左の首や翼、上半身の左側が砕け飛んだ。しかし、ファフニールは余程生命力が強いらしく、自己再生が早い。血はすぐに止まり、直ぐに損傷部分から失った部分が生え始める。
ビオランテ「急がないとな・・・!」
地面がファフニールの毒に侵されてしまっているので、逆にビオランテは何時ものように地面から養分を吸い上げて再生する事が出来ない。
グランドギドラ(ファフニール)「さぁ、どうやったら私を倒せるのかな?頑張ってねー!!」
ファフニールは身体の左側を再生させていく。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 00:14:08.78:KuN4zHyh0 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 22:02:54.56:t3R+YZ750 (1/5)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 22:04:49.82:t3R+YZ750 (2/5)
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!!」
右と中央の首から引力光線を里美に向けて放つ。
里美「こっちも色々考えてるの!!」
里美は持った杖を伸ばす。杖は里美の意思で自由に曲がって伸びながら、引力光線を吐き続ける左の首の口元へ。
里美「ブラスト・ボム!!」
その中に特大の魔力の爆弾が杖の先端のネコヘッドから放り込まれた。
グランドギドラ(ファフニール)「!?」
ドゴォオオオオン!!
ファフニールの左の首の口から光が溢れ爆発。左の首が吹き飛んだ。
ビオランテ「今がチャンスだ!!」
吹き飛んだフェフニールの左の頭部が地面に落ちるより早く、ビオランテは用意していた攻撃を仕掛ける。
ビオランテ「ビャーオオオオオオウ!!」
ファフニールの周囲を囲んで無数の触手が地面から生えた。そしてファフニール捕縛する為に襲い掛かる。
ファフニールの巨体に絡みつく無数の触手。その1本1本が1つの意思の元、中央の首や口、左の翼、両脚、2本の尾を縛り上げ、より複雑により確実にファフニールを捕らえて動きを封じる。
グランドギドラ(ファフニール)「左右の首を吹き飛ばしたのは、この為なの!?もう!触手プレイは好みじゃ無いのに!!」
ビオランテ「今だ!行くぞ、バルガロン!!」
バルガロン「ああ!」
ビオランテとバルガロンは並んで大きく口を開ける。
ゆま「いっけー!」
里美「必殺!!」
ゆま・里美「ミックス・メルトアウト!!」
ビオランテ「ビャーオオオオオオウゥ!!」
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアアアアア!!」
ゴバァアアアアアアア!!
ビオランテの口から放射樹液が、バルガロンの口からアシッド・ジェルが大量に噴射されて1つとなる。そして通常よりも高温、高圧、高粘度のそれが大量に動けないファフニールに噴き付けられる。
同じ融解性の攻撃である放射樹液とアシッド・ジェルの合体技。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウウウ!!」
宇宙怪獣の鱗や皮、肉を融かす異臭が辺りに広がり、その巨体を拘束していた触手と共にみるみる融かしていく。
ゆま達はこれで決めるつもりだったのだが、ファフニールは脅威の再生能力で対抗。融解が中々進まない。
ゆま「あれでも倒せないの・・・?」
里美「どうしよう!?アシッド・ジェルと放射樹液が流れ落ちちゃう!」
高粘度で流れにくいとはいえ、徐々にそれは融けたファフニールの血肉と共に地面へ流れ落ちて行く。
バルガロン「恐ろしい奴だな・・・今のは全力の一撃だったんだけど、追撃するしか無いか・・・でも、どんな攻撃なら倒せる?ん?ビオランテ?」
ビオランテの雰囲気が変ったのを感じ取るバルガロン
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーウウウ!!」
右と中央の首から引力光線を里美に向けて放つ。
里美「こっちも色々考えてるの!!」
里美は持った杖を伸ばす。杖は里美の意思で自由に曲がって伸びながら、引力光線を吐き続ける左の首の口元へ。
里美「ブラスト・ボム!!」
その中に特大の魔力の爆弾が杖の先端のネコヘッドから放り込まれた。
グランドギドラ(ファフニール)「!?」
ドゴォオオオオン!!
ファフニールの左の首の口から光が溢れ爆発。左の首が吹き飛んだ。
ビオランテ「今がチャンスだ!!」
吹き飛んだフェフニールの左の頭部が地面に落ちるより早く、ビオランテは用意していた攻撃を仕掛ける。
ビオランテ「ビャーオオオオオオウ!!」
ファフニールの周囲を囲んで無数の触手が地面から生えた。そしてファフニール捕縛する為に襲い掛かる。
ファフニールの巨体に絡みつく無数の触手。その1本1本が1つの意思の元、中央の首や口、左の翼、両脚、2本の尾を縛り上げ、より複雑により確実にファフニールを捕らえて動きを封じる。
グランドギドラ(ファフニール)「左右の首を吹き飛ばしたのは、この為なの!?もう!触手プレイは好みじゃ無いのに!!」
ビオランテ「今だ!行くぞ、バルガロン!!」
バルガロン「ああ!」
ビオランテとバルガロンは並んで大きく口を開ける。
ゆま「いっけー!」
里美「必殺!!」
ゆま・里美「ミックス・メルトアウト!!」
ビオランテ「ビャーオオオオオオウゥ!!」
バルガロン「フィィーファアアアアアアアアアアアア!!」
ゴバァアアアアアアア!!
ビオランテの口から放射樹液が、バルガロンの口からアシッド・ジェルが大量に噴射されて1つとなる。そして通常よりも高温、高圧、高粘度のそれが大量に動けないファフニールに噴き付けられる。
同じ融解性の攻撃である放射樹液とアシッド・ジェルの合体技。
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウウウ!!」
宇宙怪獣の鱗や皮、肉を融かす異臭が辺りに広がり、その巨体を拘束していた触手と共にみるみる融かしていく。
ゆま達はこれで決めるつもりだったのだが、ファフニールは脅威の再生能力で対抗。融解が中々進まない。
ゆま「あれでも倒せないの・・・?」
里美「どうしよう!?アシッド・ジェルと放射樹液が流れ落ちちゃう!」
高粘度で流れにくいとはいえ、徐々にそれは融けたファフニールの血肉と共に地面へ流れ落ちて行く。
バルガロン「恐ろしい奴だな・・・今のは全力の一撃だったんだけど、追撃するしか無いか・・・でも、どんな攻撃なら倒せる?ん?ビオランテ?」
ビオランテの雰囲気が変ったのを感じ取るバルガロン
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 22:06:39.54:t3R+YZ750 (3/5)
ビオランテ「畜生・・・畜生・・・畜生・・・畜生!畜生!いい加減にしろぉおおおおおおおおお!!」
ズドドドドドドドドドドド!!
地面を激震させて、30万トンの超巨大怪獣が融解よりも再生が進みつつあるファフニールに突撃、目の前まで迫る。
グランドギドラ(ファフニール)「え!?」
ビオランテ「ビャーオオオオオオオオオウ!!」
そして触手で縛り上げて目の前まで近付けた。
ビオランテ「ディナータイムだ・・・」
ゆま「食べちゃえ、ビオランテ!」
グランドギドラ(ファフニール)「え・・・?あたしを食べる気なの!?止めて・・・!止めてぇ!!」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「ま・・・待って!今回はあたしの負けにしといてあげる・・・」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「見逃してくださいにゃーん・・・何て・・・駄目?」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「200円で手を打たない・・・?」
ビオランテ「・・・あぁ、良いだろう」
ゆま・里美・バルガロン・グランドギドラ(ファフニール)「え!?」
ビオランテ「んな訳無いだろ!ボゲェエエエエエエエエエエエエ!!」
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーーウウウウウウウ!?」
バグゥン!!
ビオランテはファフニールの胸から上に食らい付けるくらいに巨大な口を大きく開け、その上半身に噛み付いた。
バリィッ!!
ファフニールの胸から上を食い千切った。その中には脳も含まれている。
里美・バルガロン「うわぁ・・・」
ムシャムシャ・・・
そしてその巨大な口で噛み砕く。ファフニールの残った部分から力が抜けて地面に倒れた。
ビオランテ「・・・」
ゆま「ビオランテ、美味しい?」
ビオランテ「不味いな・・・肉を食わない動物は美味いと相場が決まってるもんだが・・・こんな物が食えるか!!」
ビオランテは口に入れていたファフニールの胸から上を前に放り投げた。鋭い無数の牙と途轍もなく強い力で噛み潰されてズタズタになっている。
ビオランテ「考えたらこいつ、体内に猛毒があったんじゃ無いか!美味い訳が無い!!」
ビオランテ「畜生・・・畜生・・・畜生・・・畜生!畜生!いい加減にしろぉおおおおおおおおお!!」
ズドドドドドドドドドドド!!
地面を激震させて、30万トンの超巨大怪獣が融解よりも再生が進みつつあるファフニールに突撃、目の前まで迫る。
グランドギドラ(ファフニール)「え!?」
ビオランテ「ビャーオオオオオオオオオウ!!」
そして触手で縛り上げて目の前まで近付けた。
ビオランテ「ディナータイムだ・・・」
ゆま「食べちゃえ、ビオランテ!」
グランドギドラ(ファフニール)「え・・・?あたしを食べる気なの!?止めて・・・!止めてぇ!!」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「ま・・・待って!今回はあたしの負けにしといてあげる・・・」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「見逃してくださいにゃーん・・・何て・・・駄目?」
ビオランテ「・・・」
グランドギドラ(ファフニール)「200円で手を打たない・・・?」
ビオランテ「・・・あぁ、良いだろう」
ゆま・里美・バルガロン・グランドギドラ(ファフニール)「え!?」
ビオランテ「んな訳無いだろ!ボゲェエエエエエエエエエエエエ!!」
グランドギドラ(ファフニール)「ギシュアアアアアーーウウウウウウウ!?」
バグゥン!!
ビオランテはファフニールの胸から上に食らい付けるくらいに巨大な口を大きく開け、その上半身に噛み付いた。
バリィッ!!
ファフニールの胸から上を食い千切った。その中には脳も含まれている。
里美・バルガロン「うわぁ・・・」
ムシャムシャ・・・
そしてその巨大な口で噛み砕く。ファフニールの残った部分から力が抜けて地面に倒れた。
ビオランテ「・・・」
ゆま「ビオランテ、美味しい?」
ビオランテ「不味いな・・・肉を食わない動物は美味いと相場が決まってるもんだが・・・こんな物が食えるか!!」
ビオランテは口に入れていたファフニールの胸から上を前に放り投げた。鋭い無数の牙と途轍もなく強い力で噛み潰されてズタズタになっている。
ビオランテ「考えたらこいつ、体内に猛毒があったんじゃ無いか!美味い訳が無い!!」
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 22:09:01.87:t3R+YZ750 (4/5)
バルガロン「そんなもん口に入れて大丈夫だったのか・・・?」
ビオランテ「俺なら多少体内に毒が入っても浄化出来るからな、問題無い」
ゆま「ベニテングダケは毒があるけど美味しいよ」
里美「食べた事あるの・・・?」
ゆま「あるよー。食べ過ぎなければ大丈夫!キョーコが採って来て料理してくれるんだ」
因みにさやかが杏子の家で手伝いをしていた時、ベニテングダケが美味しくて食べ過ぎて倒れた事がある。
さやかの治癒能力で直ぐに復活したが。
里美「ゆまちゃん・・・」ブワッ
里美はゆまの食生活を思って涙を流す。
ゆま「どうしたの、サトミ?」
里美「う、ううん、何でも・・・あ、敵の生命反応は・・・無いわね」
バルガロン「そりゃ、死ぬだろ・・・脳を潰されたんだから」
ビオランテ「でも、グリーフシードにならないな」
ゆま「あ、本当だ」
里見「何でだろ・・・?」
バルガロン「解らないけど、ゆっくり調べる時間も無いな」
ビオランテ「あぁ、中心街へ戻ろう」
里美「ええ、そうね。のんびりはしていられ無いわ」
ゆま「戦いは終わってないんだよね。行こう!」
2人と2体は中心街へと急ぐ。
バルガロン「そんなもん口に入れて大丈夫だったのか・・・?」
ビオランテ「俺なら多少体内に毒が入っても浄化出来るからな、問題無い」
ゆま「ベニテングダケは毒があるけど美味しいよ」
里美「食べた事あるの・・・?」
ゆま「あるよー。食べ過ぎなければ大丈夫!キョーコが採って来て料理してくれるんだ」
因みにさやかが杏子の家で手伝いをしていた時、ベニテングダケが美味しくて食べ過ぎて倒れた事がある。
さやかの治癒能力で直ぐに復活したが。
里美「ゆまちゃん・・・」ブワッ
里美はゆまの食生活を思って涙を流す。
ゆま「どうしたの、サトミ?」
里美「う、ううん、何でも・・・あ、敵の生命反応は・・・無いわね」
バルガロン「そりゃ、死ぬだろ・・・脳を潰されたんだから」
ビオランテ「でも、グリーフシードにならないな」
ゆま「あ、本当だ」
里見「何でだろ・・・?」
バルガロン「解らないけど、ゆっくり調べる時間も無いな」
ビオランテ「あぁ、中心街へ戻ろう」
里美「ええ、そうね。のんびりはしていられ無いわ」
ゆま「戦いは終わってないんだよね。行こう!」
2人と2体は中心街へと急ぐ。
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/09/30(日) 22:12:12.28:t3R+YZ750 (5/5)
今日は此処までです。で、実は今から旅行に行くので3日間書けません。
では4日に!
今日は此処までです。で、実は今から旅行に行くので3日間書けません。
では4日に!
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/09/30(日) 22:25:32.13:T9N3LlYdo (1/1)
お疲れ様です。
お疲れ様です。
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/10/01(月) 00:23:32.21:nKeOftOz0 (1/1)
乙
おおぅ…なんという豪快な倒し方
乙
おおぅ…なんという豪快な倒し方
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/02(火) 19:42:05.27:IYq7X/5Lo (1/1)
test
test
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/04(木) 22:12:05.08:TRwMirLv0 (1/3)
ロリこんばんは。帰って来ました。
>111
融かすより、巨大な顎で噛み付いて倒しました。こっちの方が面白いと思ったので。
再開します。
ロリこんばんは。帰って来ました。
>111
融かすより、巨大な顎で噛み付いて倒しました。こっちの方が面白いと思ったので。
再開します。
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/04(木) 22:12:34.85:TRwMirLv0 (2/3)
見滝原ビジネス街
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーーン!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアアアーーッ!!」
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!!」
半壊した高層ビルが立ち並び、全壊した高層ビルの残骸が散らばる中、紅い翼竜と深い青の半魚獣が3つ首の緑色の宇宙怪獣と互いに咆哮を上げて激突している。
あやせルカ「はぁああああああっ!!」
そんな中、左手にサーベルソード、右手に刀を持った魔法少女が舞う。
あやせルカ「(これだけの密度で攻撃しても、奴の体勢も崩せないとはな)」
攻撃をファイヤーラドンとダガーラに一端中断させ、あやせルカが半壊したビルの上に降り立つ。
グランドギドラ(テュポーン)「どうした?もう攻撃をしないのか?」
左の首を下段に、右の首を上段に、天地上下の構えを取っているテュポーン。その左右の首を腕として、頭部を拳や手刀として使い、或いは引力光線を発してあやせルカの斬撃や火炎、冷気魔法、ファイヤーラドンの嘴や翼、ダガーラの牙、爪、尾による攻撃や光線攻撃を防ぎ、捌いている。
ファイヤーラドン「そんな訳無いでしょう!」
テュポーンにダメージは無いが、ファイヤーラドンとダガーラは多少とはいえ、カウンターを食らってダメージを受けている。
ダガーラ「しかし、変った電撃の使い方をするんだな。直接放射したり帯電させて電撃ダメージを与える他にもそんな使い方をするとはな・・・」
恐るべき反応速度と、片方の首だけで怪獣1体の全力の攻撃を防ぐ途轍もないパワー。それを可能にしている一端が、今もテュポーンの身体でバチバチと弾けている。即ち強烈な電撃。しかし、テュポーンはこれを直接放射しての攻撃には使わず、プラズマ化させ、爆裂させて己の動きを加速、加重量に使っていた。これが元からとんでも無いスピードとパワーを大きくブーストさせている。
グランドギドラ(テュポーン)「ふん、能力のそんな使い方しか知らない奴は素人だ。持った能力を如何に最大限に活かすか考え、極めてこそ強者になれる。
だが俺も予想外だ。貴様らがこの俺と此処まで互角にやり合えるとはな。中々に愉しませてくれる。さぁ、もっと俺を愉しませてみろ!」
あやせルカ「そちらが愉しむのは勝手だが、こちらは何時までも遊んでいる暇は無い。そろそろ決着を着けよう」
グランドギドラ(テュポーン)「ほう・・・覚悟が決まったようだな」
あやせルカ「言っておくが、この勝負は博打では無い。さっきから打ち合ってお前の動きが読めて来た。確実に勝たせてもらう」
ファイヤーラドン・ダガーラ「え!?」
グランドギドラ(テュポーン)「貴様の相棒どもは何も知らんようだが?そいつらと連携して俺を倒すんじゃないのか?」
あやせルカ「ファイヤーラドンとダガーラには多少の攻撃をしてもらうだけだ。私がお前を倒す。言っただろう?私はお前を倒す者だと」
あやせルカは最初に対峙した時のように、右手の刀をテュポーンに付き付けて宣言した。
グランドギドラ(テュポーン)「はったりでは無さそうだな。面白い!出来るものならやってみろ!!」
あやせルカ「言われるまでも無い!!」
テュポーンの声にあやせルカが跳び掛かる。
見滝原ビジネス街
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーーン!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアアアーーッ!!」
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!!」
半壊した高層ビルが立ち並び、全壊した高層ビルの残骸が散らばる中、紅い翼竜と深い青の半魚獣が3つ首の緑色の宇宙怪獣と互いに咆哮を上げて激突している。
あやせルカ「はぁああああああっ!!」
そんな中、左手にサーベルソード、右手に刀を持った魔法少女が舞う。
あやせルカ「(これだけの密度で攻撃しても、奴の体勢も崩せないとはな)」
攻撃をファイヤーラドンとダガーラに一端中断させ、あやせルカが半壊したビルの上に降り立つ。
グランドギドラ(テュポーン)「どうした?もう攻撃をしないのか?」
左の首を下段に、右の首を上段に、天地上下の構えを取っているテュポーン。その左右の首を腕として、頭部を拳や手刀として使い、或いは引力光線を発してあやせルカの斬撃や火炎、冷気魔法、ファイヤーラドンの嘴や翼、ダガーラの牙、爪、尾による攻撃や光線攻撃を防ぎ、捌いている。
ファイヤーラドン「そんな訳無いでしょう!」
テュポーンにダメージは無いが、ファイヤーラドンとダガーラは多少とはいえ、カウンターを食らってダメージを受けている。
ダガーラ「しかし、変った電撃の使い方をするんだな。直接放射したり帯電させて電撃ダメージを与える他にもそんな使い方をするとはな・・・」
恐るべき反応速度と、片方の首だけで怪獣1体の全力の攻撃を防ぐ途轍もないパワー。それを可能にしている一端が、今もテュポーンの身体でバチバチと弾けている。即ち強烈な電撃。しかし、テュポーンはこれを直接放射しての攻撃には使わず、プラズマ化させ、爆裂させて己の動きを加速、加重量に使っていた。これが元からとんでも無いスピードとパワーを大きくブーストさせている。
グランドギドラ(テュポーン)「ふん、能力のそんな使い方しか知らない奴は素人だ。持った能力を如何に最大限に活かすか考え、極めてこそ強者になれる。
だが俺も予想外だ。貴様らがこの俺と此処まで互角にやり合えるとはな。中々に愉しませてくれる。さぁ、もっと俺を愉しませてみろ!」
あやせルカ「そちらが愉しむのは勝手だが、こちらは何時までも遊んでいる暇は無い。そろそろ決着を着けよう」
グランドギドラ(テュポーン)「ほう・・・覚悟が決まったようだな」
あやせルカ「言っておくが、この勝負は博打では無い。さっきから打ち合ってお前の動きが読めて来た。確実に勝たせてもらう」
ファイヤーラドン・ダガーラ「え!?」
グランドギドラ(テュポーン)「貴様の相棒どもは何も知らんようだが?そいつらと連携して俺を倒すんじゃないのか?」
あやせルカ「ファイヤーラドンとダガーラには多少の攻撃をしてもらうだけだ。私がお前を倒す。言っただろう?私はお前を倒す者だと」
あやせルカは最初に対峙した時のように、右手の刀をテュポーンに付き付けて宣言した。
グランドギドラ(テュポーン)「はったりでは無さそうだな。面白い!出来るものならやってみろ!!」
あやせルカ「言われるまでも無い!!」
テュポーンの声にあやせルカが跳び掛かる。
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/04(木) 22:13:19.30:TRwMirLv0 (3/3)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/04(木) 22:30:06.70:9HZfRFsNo (1/1)
お帰り。そしてお疲れ様でした。
お帰り。そしてお疲れ様でした。
117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/06(土) 23:47:31.50:Qf6x+b2p0 (1/4)
ロリこんばんは。
昨日は寝てしまいました・・・すいません。
>>116
ただ今です!生きて帰って来れたよ!
再開します。
ロリこんばんは。
昨日は寝てしまいました・・・すいません。
>>116
ただ今です!生きて帰って来れたよ!
再開します。
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/06(土) 23:49:46.37:Qf6x+b2p0 (2/4)
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアーーウウウ!!」
跳び掛かって来るあやせルカをテュポーンは引力光線で迎撃。
あやせルカ「ピッチ・ジェネラーティ!!」
あやせルカは右の刀から超高温の、左のサーベルソードから極低温の魔法を発して同時発射、相反するエネルギー同士が同時に撃ち出され引力光線に当たって、その反作用による大爆発で打ち消す。
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーン!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアーーッ!!」
そして引力光線を撃った隙にファイヤーラドンがウラニウム熱線を、ダガーラが超重龍爆炎をテュポーンに向けて発射する。
グランドギドラ(テュポーン)「!!」
しかし、その赤と青の光線はテュポーンの前で何か壁のような物にぶつかって阻まれた。グランドギドラが持つ体表に展開されているバリヤーでは無い。もっとずっと強固なもの。
あやせルカ「電磁防御・・・バリヤーか!」
グランドギドラ(テュポーン)「一瞬でそれを見抜くとは流石だな。その通り、俺の電撃はこのような使い方も出来る!生身で人間が触れれば消し炭も残らんぞ?」
突っ込んで来るあやせルカに言い放つ。しかし、あやせルカは突撃を止めようとはしない。
あやせルカ「ならばそれはそれで、攻撃する方法はある!アヴィーソ・デルスティオーネ!!」
ボォッ!!
あやせルカの左手の刀が巨大な炎を纏う。そしてテュポーンの電磁バリヤーの上から強襲する。
ヴゥン!
そしてあやせルカとテュポーンの間に巨大なプラズマの塊が生じた。
プラズマ化した電撃と、プラズマの一種である炎。2つのプラズマがぶつかり合い、更にテュポーンが電撃を電磁バリヤーとして展開している為、接触したプラズマをもそのバリヤー上部の形に集束してしまった。
尚、電撃の形状を変えるのは磁力による物でテュポーンはその力を持っている。それによってこの状態となった。
このプラズマの塊、プラズマ溶解炉(キュポラ)はあやせルカが更に魔力の炎の熱を上げ、テュポーンが電撃の電圧を上げてプラズマキュポラを加速度的に高熱化、高密度化させていく。その温度は直ぐに100万度を超える。
あたりの街路樹の残骸が一瞬で消し炭になり、辺りの地面や建物、その残骸は融けて溶岩のようになっていく。
あやせルカ「ふふっ」
その人間ならば一瞬で蒸発する地獄のような光景の上で熱を防ぐ簡易バリヤーを張ったあやせルカは勝利を確信した笑みを浮かべていた。
グランドギドラ(テュポーン)「ちぃ・・・!」
この膠着状態・・・プラズマ膠着とでも呼ぶべき現象。これは拮抗している力のバランスが僅かでも崩れればパワーの弱い方がまともにプラズマを浴びる事になる。それは魔法少女なら消し炭になり、怪獣なら骨くらいは少し残るだろうが融解するほどの熱になっている。
こうしてプラズマを挟んで組み合ったならば、単純なパワーならテュポーンの方が圧倒的に上。
あやせルカに勝ち目は無い。それにも関わらず、彼女は笑っている。勝利を確信している。テュポーンは焦っている。その理由は勿論。
ファイヤーラドン「さぁ、あいつを攻撃してプラズマで融かしてやるわよ!!」
ダガーラ「ああ!」
この2体の存在。この場にテュポーンは1体だけだが、あやせルカは1人ではない。2体が光線で攻撃して力の拮抗をあやせルカが強くなるよう崩そうとする。
グランドギドラ(テュポーン)「させるか!」
しかしテュポーンもそう簡単にはやられない。100分の1秒の間に、テュポーンというこれまで何千万年も戦い続けて来た超一流の戦闘怪獣はこの状況を破る選択をする。
あやせルカ「・・・?バリヤーが回転を・・・?」
ギュル・・・
テュポーンの電磁バリヤーが回転を始める。
ギュバッ!
あやせルカ「まずい・・・!」
ギュバッ!ドカッ!ドッギャギャギャギャギャ・・・!!
バリヤーは高速回転し、プラズマキュポラを回転によってその外へ吹き飛ばした。あやせルカも大きく上方へ飛ばされる。
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアーーウウウ!!」
跳び掛かって来るあやせルカをテュポーンは引力光線で迎撃。
あやせルカ「ピッチ・ジェネラーティ!!」
あやせルカは右の刀から超高温の、左のサーベルソードから極低温の魔法を発して同時発射、相反するエネルギー同士が同時に撃ち出され引力光線に当たって、その反作用による大爆発で打ち消す。
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーン!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアーーッ!!」
そして引力光線を撃った隙にファイヤーラドンがウラニウム熱線を、ダガーラが超重龍爆炎をテュポーンに向けて発射する。
グランドギドラ(テュポーン)「!!」
しかし、その赤と青の光線はテュポーンの前で何か壁のような物にぶつかって阻まれた。グランドギドラが持つ体表に展開されているバリヤーでは無い。もっとずっと強固なもの。
あやせルカ「電磁防御・・・バリヤーか!」
グランドギドラ(テュポーン)「一瞬でそれを見抜くとは流石だな。その通り、俺の電撃はこのような使い方も出来る!生身で人間が触れれば消し炭も残らんぞ?」
突っ込んで来るあやせルカに言い放つ。しかし、あやせルカは突撃を止めようとはしない。
あやせルカ「ならばそれはそれで、攻撃する方法はある!アヴィーソ・デルスティオーネ!!」
ボォッ!!
あやせルカの左手の刀が巨大な炎を纏う。そしてテュポーンの電磁バリヤーの上から強襲する。
ヴゥン!
そしてあやせルカとテュポーンの間に巨大なプラズマの塊が生じた。
プラズマ化した電撃と、プラズマの一種である炎。2つのプラズマがぶつかり合い、更にテュポーンが電撃を電磁バリヤーとして展開している為、接触したプラズマをもそのバリヤー上部の形に集束してしまった。
尚、電撃の形状を変えるのは磁力による物でテュポーンはその力を持っている。それによってこの状態となった。
このプラズマの塊、プラズマ溶解炉(キュポラ)はあやせルカが更に魔力の炎の熱を上げ、テュポーンが電撃の電圧を上げてプラズマキュポラを加速度的に高熱化、高密度化させていく。その温度は直ぐに100万度を超える。
あたりの街路樹の残骸が一瞬で消し炭になり、辺りの地面や建物、その残骸は融けて溶岩のようになっていく。
あやせルカ「ふふっ」
その人間ならば一瞬で蒸発する地獄のような光景の上で熱を防ぐ簡易バリヤーを張ったあやせルカは勝利を確信した笑みを浮かべていた。
グランドギドラ(テュポーン)「ちぃ・・・!」
この膠着状態・・・プラズマ膠着とでも呼ぶべき現象。これは拮抗している力のバランスが僅かでも崩れればパワーの弱い方がまともにプラズマを浴びる事になる。それは魔法少女なら消し炭になり、怪獣なら骨くらいは少し残るだろうが融解するほどの熱になっている。
こうしてプラズマを挟んで組み合ったならば、単純なパワーならテュポーンの方が圧倒的に上。
あやせルカに勝ち目は無い。それにも関わらず、彼女は笑っている。勝利を確信している。テュポーンは焦っている。その理由は勿論。
ファイヤーラドン「さぁ、あいつを攻撃してプラズマで融かしてやるわよ!!」
ダガーラ「ああ!」
この2体の存在。この場にテュポーンは1体だけだが、あやせルカは1人ではない。2体が光線で攻撃して力の拮抗をあやせルカが強くなるよう崩そうとする。
グランドギドラ(テュポーン)「させるか!」
しかしテュポーンもそう簡単にはやられない。100分の1秒の間に、テュポーンというこれまで何千万年も戦い続けて来た超一流の戦闘怪獣はこの状況を破る選択をする。
あやせルカ「・・・?バリヤーが回転を・・・?」
ギュル・・・
テュポーンの電磁バリヤーが回転を始める。
ギュバッ!
あやせルカ「まずい・・・!」
ギュバッ!ドカッ!ドッギャギャギャギャギャ・・・!!
バリヤーは高速回転し、プラズマキュポラを回転によってその外へ吹き飛ばした。あやせルカも大きく上方へ飛ばされる。
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/06(土) 23:50:12.49:Qf6x+b2p0 (3/4)
ダガーラ「な、何だ!?」
ファイヤーラドン「火柱・・・?いえ、あれはプラズマの竜巻だわ!!」
あやせルカ「(くっ・・・!こんな方法で危機的状況を脱するとは・・・何て磁力嵐・・・いや、竜巻か・・・音速を超えている・・・!だが・・・!!)」
この脱出不可能のプラズマのハリケーン。内部気圧は一瞬で真空近くまで下がる。そして内部温度は3000度を超える。
生身の人間なら勿論、即死。普通の魔法少女なら意識を失う極限状態にあっても、あやせとルカ、強力な2人の双子魔法少女が合体したあやせルカの身体と思考は迎撃体勢を整える。思わぬ反撃に合っても勝利への確信は揺るがない。
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアアアアーーウウウウウ!!」
プラズマの竜巻は巨大なレールガンの砲身と同じになり、身体そのものを砲弾としたテュポーンが回転しながら加速上昇。あやせルカを3つの首で潰そうと下から迫る。
あやせルカの眼はテュポーンの攻撃が出る直前の隙を見切る。足元に魔力で氷を精製し、それを蹴ってダッシュ。
あやせルカ「(この“機”を取る!!)」
サーベルソードと刀を構える。そして次の瞬間。
グランドギドラ(テュポーン)「!!」
ズバシュッ!!
千分の1秒の隙を突く神速のカウンター。互いに回転しながらの接触なので、テュポーンの身体はあやせルカのサーベルソードと刀に螺旋状に切り裂かれた。きっちり弱点の脳も心臓も切断している。
この間、プラズマの竜巻が起こってから一瞬の出来事、あやせルカが勝利した。発射された弾丸を銃口から出る前に迎撃するに等しい離れ業であった。
そしてあやせルカは地面に向う途中であやせとルカの2人に戻る。
ザッ!
あやせとルカが着地す。
あやせ「ふっ、我らに・・・」
ドシャアアアアアアッ!!
螺旋状に切り裂かれたテュポーンの首や翼など幾つかに分断された身体が彼女の後ろに地面を揺るがして落ちて来た。
ルカ「断てぬ物無し・・・」
ファイヤーラドン「す、凄い・・・ねぇ、あんた見えた?」
ダガーラ「いいや・・・」
あやせ「あっはっはー!流石、私とルカね!楽勝だったじゃないの!!」
ルカ「あのカウンターは融合してこそ可能でしたね。我ながらとんでも無い勝ち方でした」
あやせ「あれ?倒したのにテュポーンはグリーフシードにならないわね」
ルカ「そうですね」
ファイヤーラドン「ダガーラ、何で?」
ダガーラ「俺に聞かれても・・・」
ルカ「怪獣には常識が通じませんから、そういう怪獣もいるのでしょう。それはともかく、中心街へ戻りましょう。敵の親玉と戦っているマミさん達が心配です」
あやせ「ええ、他の皆も心配だしね。そんな訳で戻るわよ、ファイヤーラドン」
ファイヤーラドン「ええ」
ルカ「ダガーラ、行きましょう」
ダガーラ「ああ、急ごう」
そして2人と2体は中心街へ行く。
ダガーラ「な、何だ!?」
ファイヤーラドン「火柱・・・?いえ、あれはプラズマの竜巻だわ!!」
あやせルカ「(くっ・・・!こんな方法で危機的状況を脱するとは・・・何て磁力嵐・・・いや、竜巻か・・・音速を超えている・・・!だが・・・!!)」
この脱出不可能のプラズマのハリケーン。内部気圧は一瞬で真空近くまで下がる。そして内部温度は3000度を超える。
生身の人間なら勿論、即死。普通の魔法少女なら意識を失う極限状態にあっても、あやせとルカ、強力な2人の双子魔法少女が合体したあやせルカの身体と思考は迎撃体勢を整える。思わぬ反撃に合っても勝利への確信は揺るがない。
グランドギドラ(テュポーン)「ギシュアアアアアアーーウウウウウ!!」
プラズマの竜巻は巨大なレールガンの砲身と同じになり、身体そのものを砲弾としたテュポーンが回転しながら加速上昇。あやせルカを3つの首で潰そうと下から迫る。
あやせルカの眼はテュポーンの攻撃が出る直前の隙を見切る。足元に魔力で氷を精製し、それを蹴ってダッシュ。
あやせルカ「(この“機”を取る!!)」
サーベルソードと刀を構える。そして次の瞬間。
グランドギドラ(テュポーン)「!!」
ズバシュッ!!
千分の1秒の隙を突く神速のカウンター。互いに回転しながらの接触なので、テュポーンの身体はあやせルカのサーベルソードと刀に螺旋状に切り裂かれた。きっちり弱点の脳も心臓も切断している。
この間、プラズマの竜巻が起こってから一瞬の出来事、あやせルカが勝利した。発射された弾丸を銃口から出る前に迎撃するに等しい離れ業であった。
そしてあやせルカは地面に向う途中であやせとルカの2人に戻る。
ザッ!
あやせとルカが着地す。
あやせ「ふっ、我らに・・・」
ドシャアアアアアアッ!!
螺旋状に切り裂かれたテュポーンの首や翼など幾つかに分断された身体が彼女の後ろに地面を揺るがして落ちて来た。
ルカ「断てぬ物無し・・・」
ファイヤーラドン「す、凄い・・・ねぇ、あんた見えた?」
ダガーラ「いいや・・・」
あやせ「あっはっはー!流石、私とルカね!楽勝だったじゃないの!!」
ルカ「あのカウンターは融合してこそ可能でしたね。我ながらとんでも無い勝ち方でした」
あやせ「あれ?倒したのにテュポーンはグリーフシードにならないわね」
ルカ「そうですね」
ファイヤーラドン「ダガーラ、何で?」
ダガーラ「俺に聞かれても・・・」
ルカ「怪獣には常識が通じませんから、そういう怪獣もいるのでしょう。それはともかく、中心街へ戻りましょう。敵の親玉と戦っているマミさん達が心配です」
あやせ「ええ、他の皆も心配だしね。そんな訳で戻るわよ、ファイヤーラドン」
ファイヤーラドン「ええ」
ルカ「ダガーラ、行きましょう」
ダガーラ「ああ、急ごう」
そして2人と2体は中心街へ行く。
120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/06(土) 23:51:36.25:Qf6x+b2p0 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日に!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日に!
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/10/07(日) 01:37:39.14:B/x/GEL70 (1/1)
乙
バリヤーに勝てるのはバリヤーだけだ!と思ったら超電磁スピン!?
乙
バリヤーに勝てるのはバリヤーだけだ!と思ったら超電磁スピン!?
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/07(日) 22:36:12.12:efifDPhB0 (1/4)
ロリこんばんは。
>>121
超電磁スピンで大体合ってます。原理とか凄い適当に書いたけどね!
再開します。
ロリこんばんは。
>>121
超電磁スピンで大体合ってます。原理とか凄い適当に書いたけどね!
再開します。
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/07(日) 22:38:02.52:efifDPhB0 (2/4)
見滝原霊園付近
神聖的な見滝原の霊園の近く、神話に語られる護国の地の聖獣バランと天の聖獣ギドラが2人の魔法少女と共に邪悪な怪獣と激突する。
バラン「ギャエエエエーーゥ!!」
ギドラ「キュイイイイイイ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウ!!」
殴りかかるバランと3つの頭部の突き、尾の打撃で止め、空中からギドラが撃って来る引力光線に口からの紫色の引力光線で相殺する。
ひより「つ、強い・・・!」
こまち「変態の癖にしぶといわね!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「嘗めるんじゃ無いわよ!」
コカドリーユがこまち、ひより、バラン、ギドラの僅かな攻撃の合間から、こまちとひよりに向けて引力光線を放射。圧倒的な破壊力が2人を消し飛ばそうと迫って来る。
こまち「危ない!」
ひより「きゃあ!?」
後ろに跳んで避ける2人。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
そしてこれを機とばかりにコカドリーユが跳んで着地して隙を見せる2人に翼を広げて飛び掛かる。
紫色の巨体から伸びる内臓や血管の触手が2人を締め付けようと迫る。
グランドギドラ(コカドリーユ)「今度こそ貰ったわよ!!」
バラン「ギャエエエエーーウゥ!!」
ドォオオオン!!
コカドリーユにバランが飛び掛かり、地面に叩き落した。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
しかし、激怒したコカドリーユが飛び掛かって来たバランを3つの口で噛み付いて持ち上げ、地面に投げ飛ばした。バランが地面に激突し、大地が揺れる。
バラン「ガウウ・・・!」
起き上がろうとするバランの全身に痺れが走る。起き上がる事が出来ず、地面に倒れ伏した。
見滝原霊園付近
神聖的な見滝原の霊園の近く、神話に語られる護国の地の聖獣バランと天の聖獣ギドラが2人の魔法少女と共に邪悪な怪獣と激突する。
バラン「ギャエエエエーーゥ!!」
ギドラ「キュイイイイイイ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウ!!」
殴りかかるバランと3つの頭部の突き、尾の打撃で止め、空中からギドラが撃って来る引力光線に口からの紫色の引力光線で相殺する。
ひより「つ、強い・・・!」
こまち「変態の癖にしぶといわね!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「嘗めるんじゃ無いわよ!」
コカドリーユがこまち、ひより、バラン、ギドラの僅かな攻撃の合間から、こまちとひよりに向けて引力光線を放射。圧倒的な破壊力が2人を消し飛ばそうと迫って来る。
こまち「危ない!」
ひより「きゃあ!?」
後ろに跳んで避ける2人。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
そしてこれを機とばかりにコカドリーユが跳んで着地して隙を見せる2人に翼を広げて飛び掛かる。
紫色の巨体から伸びる内臓や血管の触手が2人を締め付けようと迫る。
グランドギドラ(コカドリーユ)「今度こそ貰ったわよ!!」
バラン「ギャエエエエーーウゥ!!」
ドォオオオン!!
コカドリーユにバランが飛び掛かり、地面に叩き落した。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
しかし、激怒したコカドリーユが飛び掛かって来たバランを3つの口で噛み付いて持ち上げ、地面に投げ飛ばした。バランが地面に激突し、大地が揺れる。
バラン「ガウウ・・・!」
起き上がろうとするバランの全身に痺れが走る。起き上がる事が出来ず、地面に倒れ伏した。
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/07(日) 22:38:35.51:efifDPhB0 (3/4)
こまち「バラン!」
バラン「ああ・・・大丈夫か?」
こまち「大丈夫かって・・・あなたこそ大丈夫なの!?」
バランの背中が真っ赤に染まっていた。バランの背中から滴る赤い血が大地もみるみる赤く染めていく。
さっきコカドリーユにあばら骨を突き刺されて流れた血でも、地面に激突して出来た怪我でもない。
ギドラ「今ので傷が開いたんだね・・・」
こまち「だから無茶するなって言ったでしょうが!!」
慌ててこまちが再び魔法で応急処置を施して何とか血を止める。
バラン「ああ・・・今のは流石に意識が遠のいたな。もう少しで気絶している所だった」
こまち「何を呑気な事言ってるのよ!?」
ひより「これ以上の出血は危険だよ!死んじゃうよ!!」
バラン「つってもなぁ・・・」
ギドラ「向こうは見逃してくれないよね・・・」
目の前に悠々と構えるコカドリーユを見る。バランが起き上がってコカドリーユと対峙するギドラに並ぶ。
ひより「ま、まだ戦おうとしてるの、バランさん!?」
バラン「当たり前だ」
こまち「あなた、何考えてるの!?さっさとあたしに戻って傷を治してなさい!!」
バラン「そうはいかない。このままじゃ、俺の気が済まない」
こまち「そんな下らない理由なの!?」
バラン「それだけじゃない。あいつは変態だが、とんでも無く強い。お前達とギドラだけじゃ対等にも戦えない。
お前達を死なせる訳にはいかないんだよ。皆と生きて、勝つって約束しただろ・・・!」
ひより「そんな!だ、駄目だよ!だって、そんなに沢山、血が・・・!死んじゃうよ、バランさん・・・」
バラン「死ぬかよ」
根拠も無く断言する。そしてコカドリーユを睨み付けて叫んだ。
バラン「やるぞ、ギドラ!!」
ギドラ「で、でも・・・」
バラン「お前もお前で俺と同じ何時開くか解らない大きな傷口を背中に抱えているだろうが。
アレを相手に俺無しで何時までもつ?」
ギドラ「解ったよ、バラン。でも、無理だと判断したら、絶対に逃げてもらうからね!」
バラン「余計な事を考えるな!行くぞ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あーら、半死半生でまだやろうっての?ほんっとーにしつこいわね。あんたなんか興味無いから逃げれば見逃してあげたのに」
ギドラ「私等はこの国を守る護国の聖獣・・・!」
バラン「宇宙から来た邪悪な侵略者に、負ける訳にはいかないんだよ!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「うふふふふ・・・良いわ。そんなに死にたいなら殺してあげる。
それでそこの2人と愉しませてもらう事にしましょう。だから・・・早く死んでね!」
コカドリーユが攻撃を仕掛けて来る。
こまち「バラン!」
バラン「ああ・・・大丈夫か?」
こまち「大丈夫かって・・・あなたこそ大丈夫なの!?」
バランの背中が真っ赤に染まっていた。バランの背中から滴る赤い血が大地もみるみる赤く染めていく。
さっきコカドリーユにあばら骨を突き刺されて流れた血でも、地面に激突して出来た怪我でもない。
ギドラ「今ので傷が開いたんだね・・・」
こまち「だから無茶するなって言ったでしょうが!!」
慌ててこまちが再び魔法で応急処置を施して何とか血を止める。
バラン「ああ・・・今のは流石に意識が遠のいたな。もう少しで気絶している所だった」
こまち「何を呑気な事言ってるのよ!?」
ひより「これ以上の出血は危険だよ!死んじゃうよ!!」
バラン「つってもなぁ・・・」
ギドラ「向こうは見逃してくれないよね・・・」
目の前に悠々と構えるコカドリーユを見る。バランが起き上がってコカドリーユと対峙するギドラに並ぶ。
ひより「ま、まだ戦おうとしてるの、バランさん!?」
バラン「当たり前だ」
こまち「あなた、何考えてるの!?さっさとあたしに戻って傷を治してなさい!!」
バラン「そうはいかない。このままじゃ、俺の気が済まない」
こまち「そんな下らない理由なの!?」
バラン「それだけじゃない。あいつは変態だが、とんでも無く強い。お前達とギドラだけじゃ対等にも戦えない。
お前達を死なせる訳にはいかないんだよ。皆と生きて、勝つって約束しただろ・・・!」
ひより「そんな!だ、駄目だよ!だって、そんなに沢山、血が・・・!死んじゃうよ、バランさん・・・」
バラン「死ぬかよ」
根拠も無く断言する。そしてコカドリーユを睨み付けて叫んだ。
バラン「やるぞ、ギドラ!!」
ギドラ「で、でも・・・」
バラン「お前もお前で俺と同じ何時開くか解らない大きな傷口を背中に抱えているだろうが。
アレを相手に俺無しで何時までもつ?」
ギドラ「解ったよ、バラン。でも、無理だと判断したら、絶対に逃げてもらうからね!」
バラン「余計な事を考えるな!行くぞ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あーら、半死半生でまだやろうっての?ほんっとーにしつこいわね。あんたなんか興味無いから逃げれば見逃してあげたのに」
ギドラ「私等はこの国を守る護国の聖獣・・・!」
バラン「宇宙から来た邪悪な侵略者に、負ける訳にはいかないんだよ!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「うふふふふ・・・良いわ。そんなに死にたいなら殺してあげる。
それでそこの2人と愉しませてもらう事にしましょう。だから・・・早く死んでね!」
コカドリーユが攻撃を仕掛けて来る。
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/07(日) 22:39:35.92:efifDPhB0 (4/4)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/08(月) 22:42:28.08:fF0JkCPw0 (1/5)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/08(月) 22:46:05.01:fF0JkCPw0 (2/5)
こまち「5分よ、バラン!5分で決着を付けるわよ!それがあなたの身体の限界よ!」
バラン「アレを相手に無茶を言う」
攻撃を仕掛けて来る紫色のグランドギドラ、コカドリーユを見る。相手は上級怪獣のキングギドラすら格が違う怪獣。
ひより「そもそもその怪我で戦おうって言うのが無茶だよ・・・」
バラン「怪獣も・・・手負いほど強いんだよ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
地面を低く滑るように4足歩行のバランを狙って突き出される、右の首の頭部。鋭利な牙で噛み付こうと口を開く。
バラン「ギャエエエエーーウ!」
それを横に跳び退いて避けるバラン。
ギドラ「キュエエエエエエ!」
ギドラがコカドリーユの攻撃後の隙を狙って、噛み付こうと走って突撃する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「そっちは見てないとでも思った訳!?」
コカドリーユの胸部と腹部の間から外に出ている長い内蔵、その何本かが動いて先端をバランとギドラに向け、何かの液体が発射された。バランは回避後、ギドラは攻撃中でそれを避ける事が出来なかった。
ジュバッ!ジュバッ!
2体に液体が横や前から降り注ぐ。煙を上げ、2体の強固な外皮や鱗が瞬く間に融解する。
バラン「ギャエエエエーーゥ!?」
ギドラ「キュイイイイイイ!?」
こまち「酸!?」
ひより「避けて!」
バラン「ちぃ・・・っ!」
ギドラ「くぅ・・・!」
更に2体向けて噴射される酸を2体は皮膜や翼を使って跳躍、かわす。地面や木々が酸に当たって融解していく。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ほらほらほら、どーしたの?逃げ回ってるだけじゃ、あたしを倒せないでしょう!?」
勿論、バランもギドラもこのまま逃げ回るつもりは無い。だが、5分が限度となると、勝つには相手に決定的な隙が必要になる。
グランドギドラ(コカドリーユ)「逃げ回ってる間に5分経っちゃうわよ!?でも、あたしはそんなに待てないのよ!!」
遂にコカドリーユの尾がギドラを打った。同時に高圧電流を流し込まれたかのような衝撃をギドラの身体が襲った。
ギドラ「キュエエエエエエエ!?」
ギドラの巨体が傾き、地面を揺るがして膝を突く。続いて引力光線がバランに放射されて命中した。
バラン「ギャエエエエエーウゥ!?」
バランは地面に激突するように倒れ込んだ。
こまち「5分よ、バラン!5分で決着を付けるわよ!それがあなたの身体の限界よ!」
バラン「アレを相手に無茶を言う」
攻撃を仕掛けて来る紫色のグランドギドラ、コカドリーユを見る。相手は上級怪獣のキングギドラすら格が違う怪獣。
ひより「そもそもその怪我で戦おうって言うのが無茶だよ・・・」
バラン「怪獣も・・・手負いほど強いんだよ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウウウウ!!」
地面を低く滑るように4足歩行のバランを狙って突き出される、右の首の頭部。鋭利な牙で噛み付こうと口を開く。
バラン「ギャエエエエーーウ!」
それを横に跳び退いて避けるバラン。
ギドラ「キュエエエエエエ!」
ギドラがコカドリーユの攻撃後の隙を狙って、噛み付こうと走って突撃する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「そっちは見てないとでも思った訳!?」
コカドリーユの胸部と腹部の間から外に出ている長い内蔵、その何本かが動いて先端をバランとギドラに向け、何かの液体が発射された。バランは回避後、ギドラは攻撃中でそれを避ける事が出来なかった。
ジュバッ!ジュバッ!
2体に液体が横や前から降り注ぐ。煙を上げ、2体の強固な外皮や鱗が瞬く間に融解する。
バラン「ギャエエエエーーゥ!?」
ギドラ「キュイイイイイイ!?」
こまち「酸!?」
ひより「避けて!」
バラン「ちぃ・・・っ!」
ギドラ「くぅ・・・!」
更に2体向けて噴射される酸を2体は皮膜や翼を使って跳躍、かわす。地面や木々が酸に当たって融解していく。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ほらほらほら、どーしたの?逃げ回ってるだけじゃ、あたしを倒せないでしょう!?」
勿論、バランもギドラもこのまま逃げ回るつもりは無い。だが、5分が限度となると、勝つには相手に決定的な隙が必要になる。
グランドギドラ(コカドリーユ)「逃げ回ってる間に5分経っちゃうわよ!?でも、あたしはそんなに待てないのよ!!」
遂にコカドリーユの尾がギドラを打った。同時に高圧電流を流し込まれたかのような衝撃をギドラの身体が襲った。
ギドラ「キュエエエエエエエ!?」
ギドラの巨体が傾き、地面を揺るがして膝を突く。続いて引力光線がバランに放射されて命中した。
バラン「ギャエエエエエーウゥ!?」
バランは地面に激突するように倒れ込んだ。
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/08(月) 22:46:47.80:fF0JkCPw0 (3/5)
こまち「バラン!!」
ひより「ギドラさん!?」
2体とも直ぐに起き上がるかと思いきや、そのまま動かない。
こまち「どうしたの!?」
バラン「か、身体が・・・!」
ギドラ「痺れて動けない・・・!」
ひより「えぇっ!?」
グランドギドラ(コカドリーユ)「パラライズ・ストマック・リキッド!あたしの胃液はね、強烈な酸性と麻痺性があるの。
ほほほほほほほ!他愛も無いわね!じゃあ、これで終わりにしてあげるわ!!」
コカドリーユが3つの口を開けてバランとギドラがいる方へ向ける。口の中に紫色に輝く凶暴な光が見えた。その光は徐々に大きくなっている。引力光線のチャージ。
グランドギドラ(コカドリーユ)「トドメよ!さぁ、あたしに楯突いた事を・・・」
ひより「今だっ!」
その時、ハープの音色が響き、コカドリーユの横合いから、多数の金色の魔力で精製された糸、いや弦が高速で伸びて来て縛り付けていく。
強力な攻撃のチャージの隙を見せたコカドリーユにひよりが魔法武器のハーブを奏でて弦を増やして伸ばし、締め付ける。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウ!?」
攻撃を受けてチャージに集中出来なくなり、口の中の光が消えるコカドリーユ。輝くハーブから次々と射出されるように弦が伸びてコカドリーユを襲う。
グランドギドラ(コカドリーユ)「邪魔しちゃ駄目でしょうううううううう!!」
牙や翼の爪で、弦を次々に切るコカドリーユ。それは新しい弦が伸びて来るより早い。拘束できる時間は長くない。
だが、注意は完全にひよりの方へ向いた。
バラン「今のうちだ・・・!」
ギドラ「動いて、私の身体・・・!」
常識外れの効果を持つ麻痺毒を人智を超越した治癒能力で浄化する。
バラン「よし・・・動ける!」
ギドラ「ひより!私も・・・!」
ギドラの翼の爪が金色に輝く。
ギドラ「キュイイイイイイイイ!!」
そしてギドラの翼の爪からも金色の、ひよりの弦とは比べ物にならない程太く頑丈な糸が伸びて、それが拘束を解こうとしているコカドリーユを縛っていく。
グランドギドラ(コカドリーユ)「なっ・・・!?」
再び動きを拘束されるコカドリーユ。
バァン!
そしてバランが地面から大きく上空へ跳躍、上空へ飛び上がる。
バラン「ギャエエエエエエエエーーウゥ!!」
飛び上がった所で急降下。音速の数倍の速度でコカドリーユ向って降下、突撃する。
ドォオオオオン!!
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウ!?」
7万トンの巨体に5万5千トンの巨体が上空から超音速で弾丸のようにぶつかった。コカドリーユは、拘束していた弦や糸を引き千切り、大きく飛ばされて地面に落下。大地が激震する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ガァ・・・!グゥ・・・!!」
脊椎を始めとする骨を何本も折られて動けないコカドリーユ。普通の怪獣なら生きてはいない。
そのコカドリーユにこまちがトドメを刺すべく、薙刀を50メートル程に長大化させて跳びかかり、その身体を袈裟斬りに切断した。体表のバリヤーはダメージを受けて消えている。
右肩にあたる部分から胸の左下あたりを切った。そこから分割されるコカドリーユの身体。勿論、これで攻撃は終わりでは無い。
こまち「バラン!!」
ひより「ギドラさん!?」
2体とも直ぐに起き上がるかと思いきや、そのまま動かない。
こまち「どうしたの!?」
バラン「か、身体が・・・!」
ギドラ「痺れて動けない・・・!」
ひより「えぇっ!?」
グランドギドラ(コカドリーユ)「パラライズ・ストマック・リキッド!あたしの胃液はね、強烈な酸性と麻痺性があるの。
ほほほほほほほ!他愛も無いわね!じゃあ、これで終わりにしてあげるわ!!」
コカドリーユが3つの口を開けてバランとギドラがいる方へ向ける。口の中に紫色に輝く凶暴な光が見えた。その光は徐々に大きくなっている。引力光線のチャージ。
グランドギドラ(コカドリーユ)「トドメよ!さぁ、あたしに楯突いた事を・・・」
ひより「今だっ!」
その時、ハープの音色が響き、コカドリーユの横合いから、多数の金色の魔力で精製された糸、いや弦が高速で伸びて来て縛り付けていく。
強力な攻撃のチャージの隙を見せたコカドリーユにひよりが魔法武器のハーブを奏でて弦を増やして伸ばし、締め付ける。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウ!?」
攻撃を受けてチャージに集中出来なくなり、口の中の光が消えるコカドリーユ。輝くハーブから次々と射出されるように弦が伸びてコカドリーユを襲う。
グランドギドラ(コカドリーユ)「邪魔しちゃ駄目でしょうううううううう!!」
牙や翼の爪で、弦を次々に切るコカドリーユ。それは新しい弦が伸びて来るより早い。拘束できる時間は長くない。
だが、注意は完全にひよりの方へ向いた。
バラン「今のうちだ・・・!」
ギドラ「動いて、私の身体・・・!」
常識外れの効果を持つ麻痺毒を人智を超越した治癒能力で浄化する。
バラン「よし・・・動ける!」
ギドラ「ひより!私も・・・!」
ギドラの翼の爪が金色に輝く。
ギドラ「キュイイイイイイイイ!!」
そしてギドラの翼の爪からも金色の、ひよりの弦とは比べ物にならない程太く頑丈な糸が伸びて、それが拘束を解こうとしているコカドリーユを縛っていく。
グランドギドラ(コカドリーユ)「なっ・・・!?」
再び動きを拘束されるコカドリーユ。
バァン!
そしてバランが地面から大きく上空へ跳躍、上空へ飛び上がる。
バラン「ギャエエエエエエエエーーウゥ!!」
飛び上がった所で急降下。音速の数倍の速度でコカドリーユ向って降下、突撃する。
ドォオオオオン!!
グランドギドラ(コカドリーユ)「ギシュアアアアーーウウウ!?」
7万トンの巨体に5万5千トンの巨体が上空から超音速で弾丸のようにぶつかった。コカドリーユは、拘束していた弦や糸を引き千切り、大きく飛ばされて地面に落下。大地が激震する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「ガァ・・・!グゥ・・・!!」
脊椎を始めとする骨を何本も折られて動けないコカドリーユ。普通の怪獣なら生きてはいない。
そのコカドリーユにこまちがトドメを刺すべく、薙刀を50メートル程に長大化させて跳びかかり、その身体を袈裟斬りに切断した。体表のバリヤーはダメージを受けて消えている。
右肩にあたる部分から胸の左下あたりを切った。そこから分割されるコカドリーユの身体。勿論、これで攻撃は終わりでは無い。
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/08(月) 22:48:09.00:fF0JkCPw0 (4/5)
こまち「その無駄な不死身っぷり!拝見させてもらうわよ!あんたは解体して魚の餌よっ!!」
ザンザンザンザン!
コカドリーユの身体が分断されるよりも早く次の斬撃を浴びせる。更に次、次の次、次の次の次。
速く、更に速く、更にもっと速く。
こまち「せぇやぁああああああああああああ!!」
斬る、斬って斬る、斬って斬って斬る。何十何百とコカドリーユの巨体を刻み続ける。刻む度に薙刀の速度を上げる。コカドリーユの身体が、見る見るうちに形を失っていく。
やがて粉微塵と言える、状態まで切り刻んでこまちは斬撃を止めた。
こまち「はあっ!はあっ!はあっ!こんだけ切り刻んでやれば生き返れ無いでしょう・・・!!」
肩で息をするこまち。
こまち「生命反応は無し。今度こそ生き返らないわよね・・・?」
油断無く数分見てみても復活する気配は無い。やっと倒したようだった。
ひより「バランさん!しっかりして、バランさん!!」
ギドラ「まずいね・・・血を流し過ぎてるよ!!」
その声にこまちはハッとなる。
こまち「バラン!ねぇ、生きてるの!?返事しなさいよ!!」
瀕死の重傷を負っていた状態で必殺の一撃を放って、その生命力は限界の筈だ。目を閉じてぴくりとも動かない相棒に必死で呼びかける。
こまち「返事してよ・・・ねぇ、お願いだから・・・!相棒・・・!!」
万が一を思って、涙を流すこまち。声が震える。
バラン「うるさいな・・・もうちょっと寝かしといてくれ・・・。こちとら大変な目にあったんだからな・・・」
ひより「バランさん!」
ギドラ「バラン!」
こまち「な・・・何なのよ!人を心配させておいてその言い草は!?」
バラン「そっちが勝手に心配したんだろうが・・・俺は言っただろ、死ぬかよってな」
こまち「そんな根拠も無い言葉、信じられないわよ!」
バラン「信じろよ・・・相棒だろ?」
こまち「ふ・・・ふん!さぁ、傷を治すから、さっさと中心街へ戻るわよ!ひより、手伝って」
ひより「うん♪」
こまち「何、笑ってるのよ?」
ひより「え?こまちちゃんとバランさんって仲良いなって」
こまち「まぁ、悪くは無いわよ」
そして2人でバランにじっくりと治癒を施す。
ギドラ「それにしてもやっぱり、敵はグリーフシードにならないね」
ひより「うん。グランドギドらは特別みたいだから、そうなんじゃ無いかな?」
こまち「マギカの科学者なら何か解るかもね。でも今はそんな暇は無いわ。さぁ、バランも一応治ったし、中心街へ行くわよ」
ひより「うん!」
バラン「すまん、治療で遅くなったな。急ぐぞ」
ギドラ「そうだね」
そして2人は飛ぶ2体の上に乗って中心街へ。
こまち「その無駄な不死身っぷり!拝見させてもらうわよ!あんたは解体して魚の餌よっ!!」
ザンザンザンザン!
コカドリーユの身体が分断されるよりも早く次の斬撃を浴びせる。更に次、次の次、次の次の次。
速く、更に速く、更にもっと速く。
こまち「せぇやぁああああああああああああ!!」
斬る、斬って斬る、斬って斬って斬る。何十何百とコカドリーユの巨体を刻み続ける。刻む度に薙刀の速度を上げる。コカドリーユの身体が、見る見るうちに形を失っていく。
やがて粉微塵と言える、状態まで切り刻んでこまちは斬撃を止めた。
こまち「はあっ!はあっ!はあっ!こんだけ切り刻んでやれば生き返れ無いでしょう・・・!!」
肩で息をするこまち。
こまち「生命反応は無し。今度こそ生き返らないわよね・・・?」
油断無く数分見てみても復活する気配は無い。やっと倒したようだった。
ひより「バランさん!しっかりして、バランさん!!」
ギドラ「まずいね・・・血を流し過ぎてるよ!!」
その声にこまちはハッとなる。
こまち「バラン!ねぇ、生きてるの!?返事しなさいよ!!」
瀕死の重傷を負っていた状態で必殺の一撃を放って、その生命力は限界の筈だ。目を閉じてぴくりとも動かない相棒に必死で呼びかける。
こまち「返事してよ・・・ねぇ、お願いだから・・・!相棒・・・!!」
万が一を思って、涙を流すこまち。声が震える。
バラン「うるさいな・・・もうちょっと寝かしといてくれ・・・。こちとら大変な目にあったんだからな・・・」
ひより「バランさん!」
ギドラ「バラン!」
こまち「な・・・何なのよ!人を心配させておいてその言い草は!?」
バラン「そっちが勝手に心配したんだろうが・・・俺は言っただろ、死ぬかよってな」
こまち「そんな根拠も無い言葉、信じられないわよ!」
バラン「信じろよ・・・相棒だろ?」
こまち「ふ・・・ふん!さぁ、傷を治すから、さっさと中心街へ戻るわよ!ひより、手伝って」
ひより「うん♪」
こまち「何、笑ってるのよ?」
ひより「え?こまちちゃんとバランさんって仲良いなって」
こまち「まぁ、悪くは無いわよ」
そして2人でバランにじっくりと治癒を施す。
ギドラ「それにしてもやっぱり、敵はグリーフシードにならないね」
ひより「うん。グランドギドらは特別みたいだから、そうなんじゃ無いかな?」
こまち「マギカの科学者なら何か解るかもね。でも今はそんな暇は無いわ。さぁ、バランも一応治ったし、中心街へ行くわよ」
ひより「うん!」
バラン「すまん、治療で遅くなったな。急ぐぞ」
ギドラ「そうだね」
そして2人は飛ぶ2体の上に乗って中心街へ。
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/08(月) 22:48:38.47:fF0JkCPw0 (5/5)
今日は此処までです。
では明日に!
今日は此処までです。
では明日に!
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/09(火) 22:47:03.09:S5cW091C0 (1/3)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/09(火) 22:48:31.07:S5cW091C0 (2/3)
見滝原岸壁
見滝原の港がある所からは離れた海の近くの岸壁で巨大な8つ首の竜と烏賊、2人の少女が、炎のように紅い3つ首の怪獣と戦う。
ヤマタノオロチ「ギャエエエエエエーー!!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウウ!!」
紅いグランドギドラ、ピュートーンは口から紅い引力光線を放射し、更に全身に高熱の火炎を常に纏っている為、ヤマタノオロチの火炎攻撃は通じず、ゲゾラも迂闊に近寄れない。
すみれ「くぅっ・・・!これじゃ近付けない!!」
イカ娘「おのれ、卑怯でゲソ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「戦いに卑怯もヘチマもあるかい!イカ焼きにしたろか!!」
ピュートーンがイカ娘向けて巨大な火炎弾を放つ。
イカ娘「消し炭になるじゃなイカー!!」
すみれ「危ない、イカちゃん!!」
すみれが薙刀を回転させ、火炎弾を受け止める。
ゲゾラ「私もさっきからイカ焼きにされそうでゲソ・・・」
ヤマタノオロチ「すみれ殿!何とかあの火炎を無効化せねば奴を倒せんぞ!!」
すみれ「火炎を無効化・・・そうだわ!イカちゃん!」
すみれは考えが浮かぶ。
イカ娘「何でゲソ?」
すみれ「作戦を伝えるよ!」
見滝原岸壁
見滝原の港がある所からは離れた海の近くの岸壁で巨大な8つ首の竜と烏賊、2人の少女が、炎のように紅い3つ首の怪獣と戦う。
ヤマタノオロチ「ギャエエエエエエーー!!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウウ!!」
紅いグランドギドラ、ピュートーンは口から紅い引力光線を放射し、更に全身に高熱の火炎を常に纏っている為、ヤマタノオロチの火炎攻撃は通じず、ゲゾラも迂闊に近寄れない。
すみれ「くぅっ・・・!これじゃ近付けない!!」
イカ娘「おのれ、卑怯でゲソ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「戦いに卑怯もヘチマもあるかい!イカ焼きにしたろか!!」
ピュートーンがイカ娘向けて巨大な火炎弾を放つ。
イカ娘「消し炭になるじゃなイカー!!」
すみれ「危ない、イカちゃん!!」
すみれが薙刀を回転させ、火炎弾を受け止める。
ゲゾラ「私もさっきからイカ焼きにされそうでゲソ・・・」
ヤマタノオロチ「すみれ殿!何とかあの火炎を無効化せねば奴を倒せんぞ!!」
すみれ「火炎を無効化・・・そうだわ!イカちゃん!」
すみれは考えが浮かぶ。
イカ娘「何でゲソ?」
すみれ「作戦を伝えるよ!」
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/09(火) 22:49:03.84:S5cW091C0 (3/3)
短いですが今日は此処までで。
では明日!
短いですが今日は此処までで。
では明日!
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/10(水) 23:21:20.26:qHkwLaDR0 (1/3)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/10(水) 23:21:58.76:qHkwLaDR0 (2/3)
すみれがイカ娘に手早く作戦を伝えた。
イカ娘「よし!任せるでゲソ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「何をするつもりか知らんけど、勝つのはうちや!!」
ピュートーンが全身を炎に包み込んで引力光線を撃って来る。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウ!!」
イカ娘「ゲゾラ!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアア!!」
ゲゾラがイカ娘を触腕に乗せて跳んで引力光線を避ける。そしてそのまま海に跳び込んだ。
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!!」
ヤマタノオロチの8つの頭部の角がバチバチと紫電を発し、その全部で16個の目から紅い雷撃を放射して引力光線を迎撃。紅い稲妻のような閃光同士がぶつかって相殺、爆発。
ヤマタノオロチもピュートーンも互いに放射しながら近付き、雷撃と引力光線の応酬から近付いての格闘戦になる。ヤマタノオロチも火炎を扱う怪獣、ピュートーンの炎でも問題にはならない。
ヤマタノオロチ「ギャエエエエエエーーッ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!!」
8本と3本の首、1本と2本の尾で互いにぶつけ合い、牙で噛み付く。そして至近距離でも雷撃と光線を撃ち合う。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアーーウウゥ!!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!?」
ピュートーンはヤマタノオロチの首の1本に中央の首で噛み付くと、左右の首からの引力光線で、その首の半分辺りから先を焼き切った。
地面に落ちるヤマタノオロチの首の1本。更に引力光線の集中放射で1本が切り落とされ、翼で挟み込んで3本の首の頭部の牙での噛み付きによって食い千切られて1本の首が地面に転がった。
すみれ「ヤマタノオロチ!」
ヤマタノオロチ「このくらいなら問題は無い!!」
ヤマタノオロチの脳がある本当の頭部は中央の鼻先の角が長い首の頭部で、他の頭部は全て口や牙、角や目がある手のようなもの。失っても致命傷にはならない。
グランドギドラ(ピュートーン)「首を3本も落としたのに元気や無いか!」
そしてそれでも体格の差で格闘戦はヤマタノオロチに分があり、徐々にピュートンを岸壁の方へ押していく。そして遂に岸壁際にピュートーンを追い詰める。
怪獣の巨体が乗って、岸壁がグラグラと揺れ出し、ピュートーンの乗っている所は今にも崩落しそうになる。
ヤマタノオロチ「これで後は無いぞ!」
ヤマタノオロチの中央の頭部以外の4本の首が同時にピュートーンを襲う。
グランドギドラ(ピュートーン)「うちを追い詰めたつもりかいな?うちらギドラ族は飛べるっちゅー事を忘れ取るんや無いか?」
落ちそうになり、翼を広げて飛ぼうとするピュートーン。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
しかし、その時には遠くの海底深くまで潜っていたゲゾラが漏斗から水を噴射して泳ぎだしており、猛スピードで海面から飛び出して弾丸のようにピュートーンにぶつかった。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!?」
そしてゲゾラは足と触腕でピュートーンを拘束すると、岸壁の下へ引きずり込むように一緒に海へ落下する。
巨大怪獣が海中へ落ちる爆音のような音が響き、天高く水柱が立ち上がって津波が起こる。
すみれがイカ娘に手早く作戦を伝えた。
イカ娘「よし!任せるでゲソ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「何をするつもりか知らんけど、勝つのはうちや!!」
ピュートーンが全身を炎に包み込んで引力光線を撃って来る。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウ!!」
イカ娘「ゲゾラ!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアア!!」
ゲゾラがイカ娘を触腕に乗せて跳んで引力光線を避ける。そしてそのまま海に跳び込んだ。
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!!」
ヤマタノオロチの8つの頭部の角がバチバチと紫電を発し、その全部で16個の目から紅い雷撃を放射して引力光線を迎撃。紅い稲妻のような閃光同士がぶつかって相殺、爆発。
ヤマタノオロチもピュートーンも互いに放射しながら近付き、雷撃と引力光線の応酬から近付いての格闘戦になる。ヤマタノオロチも火炎を扱う怪獣、ピュートーンの炎でも問題にはならない。
ヤマタノオロチ「ギャエエエエエエーーッ!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!!」
8本と3本の首、1本と2本の尾で互いにぶつけ合い、牙で噛み付く。そして至近距離でも雷撃と光線を撃ち合う。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアーーウウゥ!!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!?」
ピュートーンはヤマタノオロチの首の1本に中央の首で噛み付くと、左右の首からの引力光線で、その首の半分辺りから先を焼き切った。
地面に落ちるヤマタノオロチの首の1本。更に引力光線の集中放射で1本が切り落とされ、翼で挟み込んで3本の首の頭部の牙での噛み付きによって食い千切られて1本の首が地面に転がった。
すみれ「ヤマタノオロチ!」
ヤマタノオロチ「このくらいなら問題は無い!!」
ヤマタノオロチの脳がある本当の頭部は中央の鼻先の角が長い首の頭部で、他の頭部は全て口や牙、角や目がある手のようなもの。失っても致命傷にはならない。
グランドギドラ(ピュートーン)「首を3本も落としたのに元気や無いか!」
そしてそれでも体格の差で格闘戦はヤマタノオロチに分があり、徐々にピュートンを岸壁の方へ押していく。そして遂に岸壁際にピュートーンを追い詰める。
怪獣の巨体が乗って、岸壁がグラグラと揺れ出し、ピュートーンの乗っている所は今にも崩落しそうになる。
ヤマタノオロチ「これで後は無いぞ!」
ヤマタノオロチの中央の頭部以外の4本の首が同時にピュートーンを襲う。
グランドギドラ(ピュートーン)「うちを追い詰めたつもりかいな?うちらギドラ族は飛べるっちゅー事を忘れ取るんや無いか?」
落ちそうになり、翼を広げて飛ぼうとするピュートーン。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
しかし、その時には遠くの海底深くまで潜っていたゲゾラが漏斗から水を噴射して泳ぎだしており、猛スピードで海面から飛び出して弾丸のようにピュートーンにぶつかった。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアーーウウウウウ!?」
そしてゲゾラは足と触腕でピュートーンを拘束すると、岸壁の下へ引きずり込むように一緒に海へ落下する。
巨大怪獣が海中へ落ちる爆音のような音が響き、天高く水柱が立ち上がって津波が起こる。
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/10(水) 23:24:22.40:qHkwLaDR0 (3/3)
展開を考えるのに時間が掛かって書く時間が・・・。
今日は此処までです。
では明日に!
展開を考えるのに時間が掛かって書く時間が・・・。
今日は此処までです。
では明日に!
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県):2012/10/11(木) 19:18:02.06:AA4jEdqDO (1/1)
乙です。
このSSのヤマタノオロチってカッコ良く書かれてるから好きだなぁ……
ヤマトタケル見たことないから実際の所の活躍はどうなのか分からないけど。
それにしても炎属性と関西弁のせいかピュートーンの声がどうしてもキュアサニーで再生されるからあんまり悪い奴に思えないww
乙です。
このSSのヤマタノオロチってカッコ良く書かれてるから好きだなぁ……
ヤマトタケル見たことないから実際の所の活躍はどうなのか分からないけど。
それにしても炎属性と関西弁のせいかピュートーンの声がどうしてもキュアサニーで再生されるからあんまり悪い奴に思えないww
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/11(木) 23:42:29.45:6JWVHNIK0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>137
ヤマタノオロチは東方怪獣で1番好きなビオランテの次に好きです。真面目な性格なので普通に書くだけでカッコいいヒーローな感じになるね!
ヤマタノオロチの登場シーン。
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%81
ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東方の操演は神!
ピュートーンはグランドギドラの中でも、思いっきり悪役なヴィーヴル、ファフニール、コカドリーユとは違う良識派なので、実際敵とはいえそんな悪い奴ではないかな。
再開します。
ロリこんばんは。
>>137
ヤマタノオロチは東方怪獣で1番好きなビオランテの次に好きです。真面目な性格なので普通に書くだけでカッコいいヒーローな感じになるね!
ヤマタノオロチの登場シーン。
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%81
ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東方の操演は神!
ピュートーンはグランドギドラの中でも、思いっきり悪役なヴィーヴル、ファフニール、コカドリーユとは違う良識派なので、実際敵とはいえそんな悪い奴ではないかな。
再開します。
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/11(木) 23:43:59.26:6JWVHNIK0 (2/5)
修正
×ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東方の操演は神!
○ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東宝の操演は神!
とうほう違い・・・。どっちも好きだが。今度こそ再開。
修正
×ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東方の操演は神!
○ビオランテといい、キングギドラといい、カマキラスやクモンガといい東宝の操演は神!
とうほう違い・・・。どっちも好きだが。今度こそ再開。
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/11(木) 23:45:25.89:z+LGcS1zo (1/2)
>>138
そういえばだいぶ前に東宝怪獣の身長比較なるものがあったが
ヤマタノオロチがめちゃ小さかったww
>>138
そういえばだいぶ前に東宝怪獣の身長比較なるものがあったが
ヤマタノオロチがめちゃ小さかったww
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/11(木) 23:46:23.25:6JWVHNIK0 (3/5)
イカ娘とピュートーンが海中で向かい合う。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアア!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアーーウウウウ!!」
ピュートーンを海中から逃がすまいとゲゾラが足と蝕腕で拘束し、海底へピュートーンを引き倒した。
イカ娘「どうでゲソ?海の中なら水で火を燃やす事は出来ないでゲソ!」
グランドギドラ(ピュートーン)「甘いなぁ、イカの娘。イカ焼きせんべいみたいに甘いでぇ!!」
ジュバッ!!
海中だというのにピュートーンの体表に炎が起こり、全身を包み込んだ。
ジュボアアアアアア!!
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
密着していたゲゾラの体に火が燃え移り、堪らずピュートーンから離れた。海水ですぐに消火されたが、あちこちが焦げている。
ゲゾラ「あぢぢぢぢぢぢぢ!な・・・何で海の中で火を燃やせるのでゲソ!?」
グランドギドラ(ピュートーン)「テルミット反応って知ってるか?」
テルミット反応とはアルミニウム粉末と金属酸化物の燃焼反応の事である。燃焼に酸素を必要としない為、水中でも燃える上、温度上昇が酸素燃焼よりも遥かに速く、高温になる。
ピュートーンは自らのエネルギーを量子変換でアルミニウム粉末と金属酸化物に換えて精製し、それによってテルミット反応を起こして火炎を起こしていた。
イカ娘「!!な、成る程!!それで水中でも燃える事が出来るのでゲソね!?」
何故か知っているイカ娘。実は爆発物の知識豊富なほむらから教えてもらって知っていた。ほむらもテルミット反応を使った爆弾を作ったり、使った事がある。
実際、彼女がエビラ、海香のシーガンとの戦いで使った機雷はテルミット反応を使っている。
グランドギドラ(ピュートーン)「さて、このままあんたらと水中戦と洒落込むのも悪くないねんけどな。相手の土俵で戦うほどうちもアホや無い!」
ゲゾラ「に、逃がさんでゲソ!!」
ギュゴゴゴゴゴゴ!!
ゲゾラがスクリューのように高速で回転を始める。このまま分厚い高圧の水の壁を纏ってピュートーンに突っ込もうとする。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアアーウウウウウ!!」
ピュートーンは回転を始めたゲゾラに紅い引力光線を放射。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアア!?」
ゲゾラを吹き飛ばす。
グランドギドラ(ピュートーン)「さて、今のうちや!」
ピュートーンが海中から飛び出す。しかし、直ぐ目の前に崩落した岸壁の繋がっていた場所に、ヤマタノオロチが残っている5本の首全てに、角にエネルギーを限界までチャージして待ち構えていた。
グランドギドラ(ピュートーン)「しまっ・・・!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエエエーーッ!!」
ヤマタノオロチの限界威力の目からの紅い雷撃がピュートーンに放射される。
ズバババババババババ!!
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアアーー!!」
全身が電気を通しやすい海水で濡れているピュートーンは、完全に感電し、強烈なダメージを受ける。
イカ娘とピュートーンが海中で向かい合う。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアア!!」
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアーーウウウウ!!」
ピュートーンを海中から逃がすまいとゲゾラが足と蝕腕で拘束し、海底へピュートーンを引き倒した。
イカ娘「どうでゲソ?海の中なら水で火を燃やす事は出来ないでゲソ!」
グランドギドラ(ピュートーン)「甘いなぁ、イカの娘。イカ焼きせんべいみたいに甘いでぇ!!」
ジュバッ!!
海中だというのにピュートーンの体表に炎が起こり、全身を包み込んだ。
ジュボアアアアアア!!
ゲゾラ「ホキュアアアアアアアア!!」
密着していたゲゾラの体に火が燃え移り、堪らずピュートーンから離れた。海水ですぐに消火されたが、あちこちが焦げている。
ゲゾラ「あぢぢぢぢぢぢぢ!な・・・何で海の中で火を燃やせるのでゲソ!?」
グランドギドラ(ピュートーン)「テルミット反応って知ってるか?」
テルミット反応とはアルミニウム粉末と金属酸化物の燃焼反応の事である。燃焼に酸素を必要としない為、水中でも燃える上、温度上昇が酸素燃焼よりも遥かに速く、高温になる。
ピュートーンは自らのエネルギーを量子変換でアルミニウム粉末と金属酸化物に換えて精製し、それによってテルミット反応を起こして火炎を起こしていた。
イカ娘「!!な、成る程!!それで水中でも燃える事が出来るのでゲソね!?」
何故か知っているイカ娘。実は爆発物の知識豊富なほむらから教えてもらって知っていた。ほむらもテルミット反応を使った爆弾を作ったり、使った事がある。
実際、彼女がエビラ、海香のシーガンとの戦いで使った機雷はテルミット反応を使っている。
グランドギドラ(ピュートーン)「さて、このままあんたらと水中戦と洒落込むのも悪くないねんけどな。相手の土俵で戦うほどうちもアホや無い!」
ゲゾラ「に、逃がさんでゲソ!!」
ギュゴゴゴゴゴゴ!!
ゲゾラがスクリューのように高速で回転を始める。このまま分厚い高圧の水の壁を纏ってピュートーンに突っ込もうとする。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアアーウウウウウ!!」
ピュートーンは回転を始めたゲゾラに紅い引力光線を放射。
ゲゾラ「ホキュアアアアアアア!?」
ゲゾラを吹き飛ばす。
グランドギドラ(ピュートーン)「さて、今のうちや!」
ピュートーンが海中から飛び出す。しかし、直ぐ目の前に崩落した岸壁の繋がっていた場所に、ヤマタノオロチが残っている5本の首全てに、角にエネルギーを限界までチャージして待ち構えていた。
グランドギドラ(ピュートーン)「しまっ・・・!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエエエーーッ!!」
ヤマタノオロチの限界威力の目からの紅い雷撃がピュートーンに放射される。
ズバババババババババ!!
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアアアーー!!」
全身が電気を通しやすい海水で濡れているピュートーンは、完全に感電し、強烈なダメージを受ける。
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/11(木) 23:47:13.07:6JWVHNIK0 (4/5)
イカ娘「お、おお!やるじゃなイカ!!」
すみれ「実は水中で火を封じるのが出来なかった場合でも、海水で雷撃の威力を増幅させる作戦だったんだよ!!」
大嘘を吐くすみれ。実は海中で炎が見えた時、目茶苦茶焦っていたが、ヤマタノオロチが海水を利用する事を直ぐに考えた。
グランドギドラ(ピュートーン)「嘘吐かんかぃいいいいいいいい!!」
絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるピュートーン。
すみれ「今こそチャンス!イカちゃん!ゲゾラ!」
すみれが薙刀を持って岸壁から跳び降りる。
イカ娘「任せるでゲソ!!」
イカ娘は触手ですみれを受け止める。そしてゲゾラが2人を抱えて海中へ急速潜行。
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
海中でゲゾラが高速で旋回し、海が大きな渦を巻く。ゲゾラは泳ぎながらスクリューのように回転する。更にゲゾラが抱えているイカ娘が触手を補助に使って旋回、回転速度を上げる。
ボォン!!
巨大な砲弾が発射されるような爆音が響き、それこそ巨大な砲弾のように海面からゲゾラがすみれとイカ娘を抱えて雷撃に苦しむピュートーン向けて飛び出した。
すみれ「奥義!回天雷撃弾!!」
すみれをゲゾラが触腕で掲げ、すみれの持つ薙刀にヤマタノオロチから飛ぶ雷撃が纏わされる。
回転するすみれの薙刀から伸びる雷撃の残光を軌道上に残し、ゲゾラはピュートーンの背後から激突、回転する薙刀が切っ先となり、雷撃を更に加えながら鱗と外皮を切り裂き、内部の骨に覆われた脳を粉砕し、ピュートーンの身体を貫いた。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウウ・・・!!」
口と巨大な円形の傷口から血を噴出しながら海中へ再び没するピュートーン。その大量の血で海が彼女の体色のように真っ赤に染まった。
すみれ「何とか勝てたみたいだね・・・」
着地したゲゾラから降りたすみれがへたり込む。
イカ娘「やったでゲソー!!」
ゲゾラ「やっぱり私とイカ娘がいれば向かう所敵無しでゲソね!!」
イカ娘・ゲゾラ「はーっはっはっはっはっは!!」
高笑いするイカコンビ。
ヤマタノオロチ「我らの力があった事も忘れないで欲しいものだが・・・」
イカ娘「まぁ、確かにお主らの力があった事も認めなくは無いでゲソよ?」
ヤマタノオロチ「はぁ・・・」
すみれ「・・・」
ヤマタノオロチ「すみれ殿?どうかしたのか?」
すみれはじっと紅いグランドギドラが沈んだ海を見詰めている。
すみれ「・・・グリーフシードにならないね」
ヤマタノオロチ「そうだな・・・奴はそういうものなのかも知れん。相手は怪獣だからな。そういう奴もいるであろう」
すみれ「そうかな・・・うーん、考えてても仕方無いし、中心街へ戻ろうか」
ヤマタノオロチ「うむ」
イカ娘「そうでゲソね!」
ゲゾラ「皆に私達の活躍を教えてやろうじゃなイカ!」
イカ娘「あ、ヤマタノオロチは首が3本に減ってるが、大丈夫なのでゲソか?」
ヤマタノオロチ「ああ、10分もすれば元に戻る」
見ると既に傷口からは頭部が生え始めている。ヒドラ伝承の元になったヤマタノオロチ。ヒドラは首を切るとそこから2本の首が生えて来る、という特徴の元になったのはこの首の再生能力で稀に1つの傷口から2本の首が生える事もある。
簡単に言うとトカゲの尻尾の再生のようなもの。トカゲの尻尾も再生時に2本生える事もある。しかし、再生される骨はトカゲの尻尾のように軟骨ではなく、ちゃんとした硬骨。
2人と2体は中心街へ急ぐ。
イカ娘「お、おお!やるじゃなイカ!!」
すみれ「実は水中で火を封じるのが出来なかった場合でも、海水で雷撃の威力を増幅させる作戦だったんだよ!!」
大嘘を吐くすみれ。実は海中で炎が見えた時、目茶苦茶焦っていたが、ヤマタノオロチが海水を利用する事を直ぐに考えた。
グランドギドラ(ピュートーン)「嘘吐かんかぃいいいいいいいい!!」
絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるピュートーン。
すみれ「今こそチャンス!イカちゃん!ゲゾラ!」
すみれが薙刀を持って岸壁から跳び降りる。
イカ娘「任せるでゲソ!!」
イカ娘は触手ですみれを受け止める。そしてゲゾラが2人を抱えて海中へ急速潜行。
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
海中でゲゾラが高速で旋回し、海が大きな渦を巻く。ゲゾラは泳ぎながらスクリューのように回転する。更にゲゾラが抱えているイカ娘が触手を補助に使って旋回、回転速度を上げる。
ボォン!!
巨大な砲弾が発射されるような爆音が響き、それこそ巨大な砲弾のように海面からゲゾラがすみれとイカ娘を抱えて雷撃に苦しむピュートーン向けて飛び出した。
すみれ「奥義!回天雷撃弾!!」
すみれをゲゾラが触腕で掲げ、すみれの持つ薙刀にヤマタノオロチから飛ぶ雷撃が纏わされる。
回転するすみれの薙刀から伸びる雷撃の残光を軌道上に残し、ゲゾラはピュートーンの背後から激突、回転する薙刀が切っ先となり、雷撃を更に加えながら鱗と外皮を切り裂き、内部の骨に覆われた脳を粉砕し、ピュートーンの身体を貫いた。
グランドギドラ(ピュートーン)「ギシュアアアアーーウウウウウ・・・!!」
口と巨大な円形の傷口から血を噴出しながら海中へ再び没するピュートーン。その大量の血で海が彼女の体色のように真っ赤に染まった。
すみれ「何とか勝てたみたいだね・・・」
着地したゲゾラから降りたすみれがへたり込む。
イカ娘「やったでゲソー!!」
ゲゾラ「やっぱり私とイカ娘がいれば向かう所敵無しでゲソね!!」
イカ娘・ゲゾラ「はーっはっはっはっはっは!!」
高笑いするイカコンビ。
ヤマタノオロチ「我らの力があった事も忘れないで欲しいものだが・・・」
イカ娘「まぁ、確かにお主らの力があった事も認めなくは無いでゲソよ?」
ヤマタノオロチ「はぁ・・・」
すみれ「・・・」
ヤマタノオロチ「すみれ殿?どうかしたのか?」
すみれはじっと紅いグランドギドラが沈んだ海を見詰めている。
すみれ「・・・グリーフシードにならないね」
ヤマタノオロチ「そうだな・・・奴はそういうものなのかも知れん。相手は怪獣だからな。そういう奴もいるであろう」
すみれ「そうかな・・・うーん、考えてても仕方無いし、中心街へ戻ろうか」
ヤマタノオロチ「うむ」
イカ娘「そうでゲソね!」
ゲゾラ「皆に私達の活躍を教えてやろうじゃなイカ!」
イカ娘「あ、ヤマタノオロチは首が3本に減ってるが、大丈夫なのでゲソか?」
ヤマタノオロチ「ああ、10分もすれば元に戻る」
見ると既に傷口からは頭部が生え始めている。ヒドラ伝承の元になったヤマタノオロチ。ヒドラは首を切るとそこから2本の首が生えて来る、という特徴の元になったのはこの首の再生能力で稀に1つの傷口から2本の首が生える事もある。
簡単に言うとトカゲの尻尾の再生のようなもの。トカゲの尻尾も再生時に2本生える事もある。しかし、再生される骨はトカゲの尻尾のように軟骨ではなく、ちゃんとした硬骨。
2人と2体は中心街へ急ぐ。
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/11(木) 23:48:44.84:6JWVHNIK0 (5/5)
今日は此処までです、
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます!
では明日に!
今日は此処までです、
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます!
では明日に!
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/11(木) 23:51:34.51:z+LGcS1zo (2/2)
そのまえに
>>142
× 絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるピュートーン。
○ 絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるヤマタノオロチ。
そのまえに
>>142
× 絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるピュートーン。
○ 絶え間ない5本の首の10の目のからの雷撃を浴び続けるヤマタノオロチ。
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/12(金) 23:02:18.52:Ph51WTf90 (1/3)
ロリこんばんは。
>>144
あー・・・完全な誤字というか間違い。恥ずかしい・・・。すいません。
多分書いてて、怪獣の名前がゲシュタルト崩壊起こしかけてた・・・。
再開します。
ロリこんばんは。
>>144
あー・・・完全な誤字というか間違い。恥ずかしい・・・。すいません。
多分書いてて、怪獣の名前がゲシュタルト崩壊起こしかけてた・・・。
再開します。
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/12(金) 23:03:11.57:Ph51WTf90 (2/3)
見滝原山間部
見滝原の山間部で角のある昆虫の怪獣と黒金の機械の怪獣と2人の少女が、茶色の3つ首の怪獣と激闘を繰り広げている。
メガロ「ジュエエエエエエーーッ!!」
機龍ブラック「ギオオオオオオン!!」
メガロの角から殺獣レーザー光線、機龍ブラックの下腕部の0式レールガン、バックパックからの多連装ロケット弾と98式320mm多目的誘導弾で茶色のグランドギドラ、タラスクスに集中攻撃。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウ!!」
それは全て命中し、効くには効いている。
エリーゼ「何度攻撃しても、全然倒れそうに無いわね・・・」
クレア「ええ・・・何てタフネスなの・・・!」
タラスクスのタフさは異常で、キングギドラなどとは比べ物にならない生命力と体力を持っていた。
何度攻撃を決めても、効いてはいても、応えていないように猛然と攻撃を仕掛けて来る。
しかも次に攻撃する前に体力を回復しているようで、もっと強烈な一撃を決めなければ倒せそうにない。
グランドギドラ(タラスクス)「ヌゥウ・・・!ガァッ!!」
メガロ「ジュエエエエエエー!?」
機龍ブラック「ギオオオオオン!?」
エリーゼ「くっ・・・!」
クレア「きゃあっ!?」
タラスクスの突き出された中央の首から強烈な衝撃波が迸り、地面を抉りながらエリーゼ達の方へ飛んで爆砕。エリーゼ、クレア、メガロ、機龍ブラックを吹っ飛ばした。
メガロと機龍ブラックが地面に落下、激突し、大地が揺れて大量の土砂が舞う。
メガロ「なんちゅう馬鹿力や・・・機龍、生きてるか?」
機龍ブラック「ああ、一応な・・・」
起き上がる2体。
クレア「中々アブソリュート・ゼロを撃たせてはくれないわね・・・」
エリーゼ「じゃあ、私とメガロで何とかするわ。クレアと機龍はアブソリュート・ゼロの準備を!」
機龍ブラック「大丈夫なのか?」
エリーゼ「勿論!行くわよ、メガロ!!」
メガロ「任せぇ!!」
クレア「・・・エリーゼとメガロを信じましょう!アブソリュート・ゼロ発射準備!!」
機龍ブラック「解った!発射準備をする!!」
エリーゼとメガロがタラスクスに突撃し、機龍ブラックが胸部ハッチを展開する。
見滝原山間部
見滝原の山間部で角のある昆虫の怪獣と黒金の機械の怪獣と2人の少女が、茶色の3つ首の怪獣と激闘を繰り広げている。
メガロ「ジュエエエエエエーーッ!!」
機龍ブラック「ギオオオオオオン!!」
メガロの角から殺獣レーザー光線、機龍ブラックの下腕部の0式レールガン、バックパックからの多連装ロケット弾と98式320mm多目的誘導弾で茶色のグランドギドラ、タラスクスに集中攻撃。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアアアーーウウウウウ!!」
それは全て命中し、効くには効いている。
エリーゼ「何度攻撃しても、全然倒れそうに無いわね・・・」
クレア「ええ・・・何てタフネスなの・・・!」
タラスクスのタフさは異常で、キングギドラなどとは比べ物にならない生命力と体力を持っていた。
何度攻撃を決めても、効いてはいても、応えていないように猛然と攻撃を仕掛けて来る。
しかも次に攻撃する前に体力を回復しているようで、もっと強烈な一撃を決めなければ倒せそうにない。
グランドギドラ(タラスクス)「ヌゥウ・・・!ガァッ!!」
メガロ「ジュエエエエエエー!?」
機龍ブラック「ギオオオオオン!?」
エリーゼ「くっ・・・!」
クレア「きゃあっ!?」
タラスクスの突き出された中央の首から強烈な衝撃波が迸り、地面を抉りながらエリーゼ達の方へ飛んで爆砕。エリーゼ、クレア、メガロ、機龍ブラックを吹っ飛ばした。
メガロと機龍ブラックが地面に落下、激突し、大地が揺れて大量の土砂が舞う。
メガロ「なんちゅう馬鹿力や・・・機龍、生きてるか?」
機龍ブラック「ああ、一応な・・・」
起き上がる2体。
クレア「中々アブソリュート・ゼロを撃たせてはくれないわね・・・」
エリーゼ「じゃあ、私とメガロで何とかするわ。クレアと機龍はアブソリュート・ゼロの準備を!」
機龍ブラック「大丈夫なのか?」
エリーゼ「勿論!行くわよ、メガロ!!」
メガロ「任せぇ!!」
クレア「・・・エリーゼとメガロを信じましょう!アブソリュート・ゼロ発射準備!!」
機龍ブラック「解った!発射準備をする!!」
エリーゼとメガロがタラスクスに突撃し、機龍ブラックが胸部ハッチを展開する。
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/12(金) 23:04:53.02:Ph51WTf90 (3/3)
短いですが、今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
明日はまどか☆マギカの劇場版見に行きますが、夜には帰ってると思うので続きは書けると思います。
短いですが、今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
明日はまどか☆マギカの劇場版見に行きますが、夜には帰ってると思うので続きは書けると思います。
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/12(金) 23:31:08.20:sCP08kv5o (1/1)
お疲れ様でした。
まどか☆マギカ劇場版明日か・・・。
お疲れ様でした。
まどか☆マギカ劇場版明日か・・・。
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/14(日) 22:07:34.55:VQm0lb970 (1/4)
ロリこんばんは。
昨日は昼に劇場行ったら、席がいっぱいで見れなかった・・・ので、帰ってから夜に観て来ました。だから書けなかったです。
>>148
前編は先週で、後編は昨日からですね。総集編だけど、内容以外は新規、追加カット多数、台詞録り直しで殆どリメイク。大幅に凄くなってる。
これ、まどか☆マギカ知らない人が見たら感動するじゃないかな。逆に知ってるファンだと内容が一緒なので、少々残念なものがある。
自分は、行って後悔はしてないけど、良かったとも思えない、そんな微妙な感想。
再開します。
ロリこんばんは。
昨日は昼に劇場行ったら、席がいっぱいで見れなかった・・・ので、帰ってから夜に観て来ました。だから書けなかったです。
>>148
前編は先週で、後編は昨日からですね。総集編だけど、内容以外は新規、追加カット多数、台詞録り直しで殆どリメイク。大幅に凄くなってる。
これ、まどか☆マギカ知らない人が見たら感動するじゃないかな。逆に知ってるファンだと内容が一緒なので、少々残念なものがある。
自分は、行って後悔はしてないけど、良かったとも思えない、そんな微妙な感想。
再開します。
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/14(日) 22:08:54.53:VQm0lb970 (2/4)
メガロ「ジュエエエエエーーッ!!」
メガロが羽根を使ってジャンプ。放物線を描いて、タラスクスを跳び越え、しゃがんで両腕のドリルで地面を掘削、地中に潜行する。
タラスクス「!?」
エリーゼ「はぁっ!」
ズドン!!
タラスクスがメガロの行動に何だ?と思う前にエリーゼが両腕を、タラスクス向けて突き出す。双手突きで放たれた巨大な衝撃波がタラスクスに向かって迫る。
タラスクス「グヌ・・・!破ァッ!!」
それを真正面から左右の首で受け止め、その牙で食い破るように衝撃波を突き破る。消滅する衝撃波。
メガロ「ジュエエエエエー!」
その直後、メガロがタラスクスの足元の地面から飛び出した。そのまま上昇する。
タラスクス「ナンだ・・・?ぐゥッ!?」
タラスクスの足元の地面が陥没した。しかもそれは意外な程に深く、タラスクスの巨体が首の付け根から下まで埋まってしまう程だった。
メガロはドリルで地面を掘り、地熱ナパームで爆破、融解し、タラスクスがエリーゼの衝撃波を迎撃している間にの真下に急いで空洞を作った。
そして下に空洞が出来た地面はタラスクスの重量を支え切れなくなり、崩落、陥没したのだった。
メガロ「そのまま大人しくしとけや!!」
メガロが角から殺獣レーザー光線を掃射、口から地熱ナパームを発射してタラスクスを追撃する。
エリーゼ「動かないでね!!」
エリーゼも両手の突きで波動型の巨大な衝撃波を打ち込み、回し蹴りで三日月形の横に長大な衝撃波を発生させ、タラスクス向けて飛ばす。
これだけの衝撃波に打ちのめされれば、普通の怪獣は骨折して気絶する。
そしてこのタラスクスが落ちた空洞には地熱ナパームで融かされた地面が溶岩のようになっており、その高熱でもダメージを与える。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
しかし、それでもタラスクスの動きは止まらない。異常にタフな上に、鱗や皮、筋肉、骨格が他グランドギドラよりも格段に頑丈で、エリーゼとメガロの猛攻を受けても動きを止めるには至らない。首や翼、脚、尾に力を込めて空洞の内部から地面を押し、動きを封じる地面を吹き飛ばそうとする。
ゴゴゴゴゴ・・・!!
地面が揺れて、埋もれたタラスクスを中心に地面に亀裂が走り、段差を作る。
エリーゼ「いい加減、大人しくしなさい!」
メガロ「なんちゅう頑丈さと馬鹿力や!?」
アブソリュート・ゼロは1度の発射で機龍の最大エネルギーの40パーセントを消費する。さっきまでのタラスクスとの戦いでその残量はギリギリになっている。
確実に極めるにはタラスクスの動きを完全に止める必要がある。あれだけのパワーを持つ相手なので、発射してから地面を破壊して跳び出される可能性もある。
クレア「外す訳にはいかない!!」
クレアが右手で印を結び、左手に持った杖の先端を地面に向ける。
ビシィ!バシィ!
グランドギドラ(タラスクス)「!?」
するとタラスクスが走らせた地面の亀裂が狭まって元通りにくっ付いて、更にタラスクスの埋もれている空洞が狭まり、タラスクスを拘束した。
タラスクスの動きが遂に止まる。
メガロ「ジュエエエエエーーッ!!」
メガロが羽根を使ってジャンプ。放物線を描いて、タラスクスを跳び越え、しゃがんで両腕のドリルで地面を掘削、地中に潜行する。
タラスクス「!?」
エリーゼ「はぁっ!」
ズドン!!
タラスクスがメガロの行動に何だ?と思う前にエリーゼが両腕を、タラスクス向けて突き出す。双手突きで放たれた巨大な衝撃波がタラスクスに向かって迫る。
タラスクス「グヌ・・・!破ァッ!!」
それを真正面から左右の首で受け止め、その牙で食い破るように衝撃波を突き破る。消滅する衝撃波。
メガロ「ジュエエエエエー!」
その直後、メガロがタラスクスの足元の地面から飛び出した。そのまま上昇する。
タラスクス「ナンだ・・・?ぐゥッ!?」
タラスクスの足元の地面が陥没した。しかもそれは意外な程に深く、タラスクスの巨体が首の付け根から下まで埋まってしまう程だった。
メガロはドリルで地面を掘り、地熱ナパームで爆破、融解し、タラスクスがエリーゼの衝撃波を迎撃している間にの真下に急いで空洞を作った。
そして下に空洞が出来た地面はタラスクスの重量を支え切れなくなり、崩落、陥没したのだった。
メガロ「そのまま大人しくしとけや!!」
メガロが角から殺獣レーザー光線を掃射、口から地熱ナパームを発射してタラスクスを追撃する。
エリーゼ「動かないでね!!」
エリーゼも両手の突きで波動型の巨大な衝撃波を打ち込み、回し蹴りで三日月形の横に長大な衝撃波を発生させ、タラスクス向けて飛ばす。
これだけの衝撃波に打ちのめされれば、普通の怪獣は骨折して気絶する。
そしてこのタラスクスが落ちた空洞には地熱ナパームで融かされた地面が溶岩のようになっており、その高熱でもダメージを与える。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアアアーウウウウ!!」
しかし、それでもタラスクスの動きは止まらない。異常にタフな上に、鱗や皮、筋肉、骨格が他グランドギドラよりも格段に頑丈で、エリーゼとメガロの猛攻を受けても動きを止めるには至らない。首や翼、脚、尾に力を込めて空洞の内部から地面を押し、動きを封じる地面を吹き飛ばそうとする。
ゴゴゴゴゴ・・・!!
地面が揺れて、埋もれたタラスクスを中心に地面に亀裂が走り、段差を作る。
エリーゼ「いい加減、大人しくしなさい!」
メガロ「なんちゅう頑丈さと馬鹿力や!?」
アブソリュート・ゼロは1度の発射で機龍の最大エネルギーの40パーセントを消費する。さっきまでのタラスクスとの戦いでその残量はギリギリになっている。
確実に極めるにはタラスクスの動きを完全に止める必要がある。あれだけのパワーを持つ相手なので、発射してから地面を破壊して跳び出される可能性もある。
クレア「外す訳にはいかない!!」
クレアが右手で印を結び、左手に持った杖の先端を地面に向ける。
ビシィ!バシィ!
グランドギドラ(タラスクス)「!?」
するとタラスクスが走らせた地面の亀裂が狭まって元通りにくっ付いて、更にタラスクスの埋もれている空洞が狭まり、タラスクスを拘束した。
タラスクスの動きが遂に止まる。
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/14(日) 22:09:51.03:VQm0lb970 (3/4)
クレア「アブソリュート・ゼロ発射!!」
機龍ブラック「ギォオオオオオオオン!!」
チャージが完了している機龍ブラックの開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロが発射される。
タラスクスに迫る咆哮した機龍1号機と2号機の開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアーーウウウウ!!」
しかし、生命の危機を確信したタラスクスは尚も抵抗する。自由に動く中央の首の口を開き、引力光線を発射、更に同時に爆裂する衝撃波を発した。
それがアブソリュート・ゼロにぶつかった。破裂し、拡散するアブソリュート・ゼロ。
クレア「危ない!」
エリーゼ「避けて!」
機龍ブラック「くっ・・・!」
メガロ「うわっと、怖いなぁ・・・」
飛散して飛んで来るアブソリュート・ゼロの破片を避ける2体。破片とはいえ触れればその部分が凍結し、分子レベルまで破砕されてしまう。
機龍ブラック「奴はどうなった!?」
エリーゼ「倒したみたいね」
グランドギドラ(タラスクス)「・・・」
タラスクスは破裂し、飛散したアブソリュート・ゼロの破片を幾つも浴びていた。1つ1つは小さいとはいえ、命中部位への殺傷力はそのまま直撃した場合と変らない。身体のあちこちが狭い範囲とはいえ、多数凍り付いている。
カシャアアン
凍った部分が自重に耐えられず、軽い音を立てて分子レベルまで破砕される。タラスクスの凍っていなかった部分が地面と空洞の内部にばら撒かれるように転がった。偶然、脳も心臓の部分もアブソリュート・ゼロで破砕されている。
エリーゼ「やったわ!私達の勝ちよ!!」
メガロ「こんな恐ろしくしぶとい奴を倒せたのは機龍のお陰やな!」
機龍ブラック「いや、あんたとエリーゼがいてこその勝利だったな」
クレア「そうね。あなた達のお陰でもあるわ」
エリーゼ「ふふっ、ありがとう。あら?このタラスクスってグランドギドラ、グリーフシードにならないわね」
クレア「本当ね。アブソリュート・ゼロで完全に粉砕してもなる筈なんだけど・・・生命反応は無いわよね?」
機龍ブラック「あぁ、奴は確実に死んでいる」
メガロ「気になるのはなるけどやな、死んでるならほっといてええんちゃうか?」
エリーゼ「そうね。戦いはまだ終わってないもの。中心街へ戻りましょう、他の皆がどうなったか気になるわ」
クレア「ええ、戻りましょうか」
メガロ「せやな」
機龍ブラック「ならば急ぐぞ」
そして2人と2体は中心街へ向かい、この場を後にする。
クレア「アブソリュート・ゼロ発射!!」
機龍ブラック「ギォオオオオオオオン!!」
チャージが完了している機龍ブラックの開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロが発射される。
タラスクスに迫る咆哮した機龍1号機と2号機の開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアーーウウウウ!!」
しかし、生命の危機を確信したタラスクスは尚も抵抗する。自由に動く中央の首の口を開き、引力光線を発射、更に同時に爆裂する衝撃波を発した。
それがアブソリュート・ゼロにぶつかった。破裂し、拡散するアブソリュート・ゼロ。
クレア「危ない!」
エリーゼ「避けて!」
機龍ブラック「くっ・・・!」
メガロ「うわっと、怖いなぁ・・・」
飛散して飛んで来るアブソリュート・ゼロの破片を避ける2体。破片とはいえ触れればその部分が凍結し、分子レベルまで破砕されてしまう。
機龍ブラック「奴はどうなった!?」
エリーゼ「倒したみたいね」
グランドギドラ(タラスクス)「・・・」
タラスクスは破裂し、飛散したアブソリュート・ゼロの破片を幾つも浴びていた。1つ1つは小さいとはいえ、命中部位への殺傷力はそのまま直撃した場合と変らない。身体のあちこちが狭い範囲とはいえ、多数凍り付いている。
カシャアアン
凍った部分が自重に耐えられず、軽い音を立てて分子レベルまで破砕される。タラスクスの凍っていなかった部分が地面と空洞の内部にばら撒かれるように転がった。偶然、脳も心臓の部分もアブソリュート・ゼロで破砕されている。
エリーゼ「やったわ!私達の勝ちよ!!」
メガロ「こんな恐ろしくしぶとい奴を倒せたのは機龍のお陰やな!」
機龍ブラック「いや、あんたとエリーゼがいてこその勝利だったな」
クレア「そうね。あなた達のお陰でもあるわ」
エリーゼ「ふふっ、ありがとう。あら?このタラスクスってグランドギドラ、グリーフシードにならないわね」
クレア「本当ね。アブソリュート・ゼロで完全に粉砕してもなる筈なんだけど・・・生命反応は無いわよね?」
機龍ブラック「あぁ、奴は確実に死んでいる」
メガロ「気になるのはなるけどやな、死んでるならほっといてええんちゃうか?」
エリーゼ「そうね。戦いはまだ終わってないもの。中心街へ戻りましょう、他の皆がどうなったか気になるわ」
クレア「ええ、戻りましょうか」
メガロ「せやな」
機龍ブラック「ならば急ぐぞ」
そして2人と2体は中心街へ向かい、この場を後にする。
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/14(日) 22:10:34.63:VQm0lb970 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/10/15(月) 00:26:45.92:k4Q8WRzY0 (1/1)
乙
なるほど
当たれば全身が氷砕されるアブソリュート・ゼロを
破片にすることで凍らず残る部分を作ったのか
乙
なるほど
当たれば全身が氷砕されるアブソリュート・ゼロを
破片にすることで凍らず残る部分を作ったのか
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/15(月) 01:04:39.93:MUXUKFJ7o (1/1)
乙です
乙です
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/15(月) 23:01:19.59:LAIbspQe0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>153
その通り。何故、そうしたかはアレかな、お察しという事で。
再開します。
ロリこんばんは。
>>153
その通り。何故、そうしたかはアレかな、お察しという事で。
再開します。
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/15(月) 23:02:24.15:LAIbspQe0 (2/5)
151修正から
×タラスクスに迫る咆哮した機龍1号機と2号機の開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
○タラスクスに迫る咆哮した機龍ブラックの胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
151修正から
×タラスクスに迫る咆哮した機龍1号機と2号機の開いた胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
○タラスクスに迫る咆哮した機龍ブラックの胸部ハッチから青く輝く絶対零度の光弾、必滅武装のアブソリュート・ゼロ。
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/15(月) 23:09:50.16:LAIbspQe0 (3/5)
見滝原中心街付近
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーーッ!!」
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアーーアアアアアウ!!」
最強の怪獣王と最凶の怪獣王がぶつかり合う。互いに打撃の上に打撃を重ね、軋みを上げる2つの身長100メートルの巨体。
ゴジラ同士の格闘戦は最凶の怪獣王ゴジラに分がある。最強の怪獣王ゴジラは攻撃に耐え、あるいは避けつつ、相手に隙が生じるのを辛抱強く待って反撃しなければならない。
ゴジラ(FW)「大人しく食らっていろ!!」
最強の怪獣王ゴジラは口から牽制に放射熱線を撃つ。速射なので威力はさほどなく、組んだ腕でガードされてしまう。これだけでは決定的な隙を作るには足りない。
まどか「このっ!!」
マドカ「甘いっ!」
まどかが撃った大きな矢を、マドカは建物を盾にして防ぎ、爆発して崩壊する建物の向こうから溶岩のように鈍い赤色に光る矢を撃ち放つ。
まどか「くうっ!」
まどかの肩を掠める赤い矢。掠めた部分が高温に火傷した。まどかとマドカの戦いも、周囲を利用し狡猾に戦うマドカに、真正面から戦うまどかは苦戦を強いられる。
マドカ「ほらほら、どうしたのかな?私達を倒すんじゃないのかな?」
まどか「甘く見ないで、複製人形!私達の力を真似した所で、所詮は付け焼刃だよ!私達の絆の力!その重さ!その威力!思い知らせてあげるよ!!」
マドカ「ふん・・・複製がオリジナルを超える事もあるって事を教えてあげるよ」
ゴジラ(GMK)「俺達が勝ち・・・どちらが優れているか、証明してやる・・・」
まどか「絶対に負けない・・・!」
再び魔力を大量に込めて矢を精製する。
ゴジラ(FW)「(まどか、焦るな)」
まどか「(え?)」
最強の怪獣王ゴジラからのチャント。
ゴジラ(FW)「(まともにぶつかれば向こうが上手でも、こっちには偽物では持ち得ない切り札があるだろう)」
最強の怪獣王ゴジラのハイパースパイラル熱線とバーニングGスパーク熱線。これらはゴジラ族の中でも最強の怪獣王ゴジラのみが持つ強力な必殺技だ。
灼熱の怪獣王バーニングゴジラ・・・元は強大なる怪獣王ゴジラが復活したものなら、真似は出来ない。現に格闘戦と通常の放射熱線の威力では最凶の怪獣王ゴジラの方が上という、元のゴジラとも違う特徴を持っている。
キングギドラを空に放り投げて、撃って消滅させた最強攻撃であるバーニングGスパーク熱線。これを決めるのが一番確実だ。
これはギドラ族やゴジラ族の怪獣であっても一撃で跡形も残さず消滅させるほどの威力がある。しかし、エネルギーのチャージにたっぷり5秒は掛かる為、隙とか言うレベルでは無い長い無防備な時間が出来てしまう。
普通に撃っても避けられる所か、あの強烈な放射熱線とマドカのキャノン砲のような威力の矢で戦闘不能にさせられてしまうだろう。
見滝原中心街付近
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーーッ!!」
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアーーアアアアアウ!!」
最強の怪獣王と最凶の怪獣王がぶつかり合う。互いに打撃の上に打撃を重ね、軋みを上げる2つの身長100メートルの巨体。
ゴジラ同士の格闘戦は最凶の怪獣王ゴジラに分がある。最強の怪獣王ゴジラは攻撃に耐え、あるいは避けつつ、相手に隙が生じるのを辛抱強く待って反撃しなければならない。
ゴジラ(FW)「大人しく食らっていろ!!」
最強の怪獣王ゴジラは口から牽制に放射熱線を撃つ。速射なので威力はさほどなく、組んだ腕でガードされてしまう。これだけでは決定的な隙を作るには足りない。
まどか「このっ!!」
マドカ「甘いっ!」
まどかが撃った大きな矢を、マドカは建物を盾にして防ぎ、爆発して崩壊する建物の向こうから溶岩のように鈍い赤色に光る矢を撃ち放つ。
まどか「くうっ!」
まどかの肩を掠める赤い矢。掠めた部分が高温に火傷した。まどかとマドカの戦いも、周囲を利用し狡猾に戦うマドカに、真正面から戦うまどかは苦戦を強いられる。
マドカ「ほらほら、どうしたのかな?私達を倒すんじゃないのかな?」
まどか「甘く見ないで、複製人形!私達の力を真似した所で、所詮は付け焼刃だよ!私達の絆の力!その重さ!その威力!思い知らせてあげるよ!!」
マドカ「ふん・・・複製がオリジナルを超える事もあるって事を教えてあげるよ」
ゴジラ(GMK)「俺達が勝ち・・・どちらが優れているか、証明してやる・・・」
まどか「絶対に負けない・・・!」
再び魔力を大量に込めて矢を精製する。
ゴジラ(FW)「(まどか、焦るな)」
まどか「(え?)」
最強の怪獣王ゴジラからのチャント。
ゴジラ(FW)「(まともにぶつかれば向こうが上手でも、こっちには偽物では持ち得ない切り札があるだろう)」
最強の怪獣王ゴジラのハイパースパイラル熱線とバーニングGスパーク熱線。これらはゴジラ族の中でも最強の怪獣王ゴジラのみが持つ強力な必殺技だ。
灼熱の怪獣王バーニングゴジラ・・・元は強大なる怪獣王ゴジラが復活したものなら、真似は出来ない。現に格闘戦と通常の放射熱線の威力では最凶の怪獣王ゴジラの方が上という、元のゴジラとも違う特徴を持っている。
キングギドラを空に放り投げて、撃って消滅させた最強攻撃であるバーニングGスパーク熱線。これを決めるのが一番確実だ。
これはギドラ族やゴジラ族の怪獣であっても一撃で跡形も残さず消滅させるほどの威力がある。しかし、エネルギーのチャージにたっぷり5秒は掛かる為、隙とか言うレベルでは無い長い無防備な時間が出来てしまう。
普通に撃っても避けられる所か、あの強烈な放射熱線とマドカのキャノン砲のような威力の矢で戦闘不能にさせられてしまうだろう。
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/15(月) 23:10:24.62:LAIbspQe0 (4/5)
此処はハイパースパイラル熱線を当てるのが現実的だ。こちらでも直撃ならばゴジラ族の怪獣を戦闘不能にしてしまえるだけの威力がある。しかし、こちらもエネルギーのチャージには数秒を要するが、それくらいなら何とか出来る。
勿論、何とかするのはまどか。そのまどかにも今まで見せなかった武器がある。武器特化の魔法少女であるまどかが持つ魔法武器は弓だけでは無い。その武器とは鏡。キュゥべえ曰く、
QB「鏡とは現実の写しであり、現実の影、即ち虚構だよ。まどかの魔法鏡には、その現実と虚構の境界を曖昧にして、虚構を現実世界に実体化させる力がある。
そして光を反射、屈折させるという普通の鏡としての性質も持ってるよ」
まどか「はぁ・・・鏡なんかが武器になるものなの?」
QB「君の頭でも理解できるように説明すると、幻惑と防御に使えるという事だね」
まどか「あ、今、バカにした。ほむらちゃんに言っちゃおうかなー」
QB「してないよ、いえ、ちょっとだけしました、冗談です」
まどか「それって凄い・・・のかな?」
QB「とても凄いよ。使い方によっては攻防両面において活用できる非常に強力な武器になる。様々な矢を撃ち出せるだけでも強力なのに、もう1つ恐るべき武器を君は持っている。
そもそも2つも魔法武器を持つ魔法少女なんて前代未聞だ。君ならば2つを同時に使う事もできるだろう。でも、先ずは弓を完全に使いこなるようになった方が良いね」
まどか「うん。でも、もうあんまり時間がないけど鏡を使う練習はしなくて良いのかな?」
QB「うーん、こういう様々な使い方が出来る武器は、練習しなくても、実戦で“出来そうだからこう使いたい”と思えば、殆どその形で起動できるだろう。それに君は頭で考えるより、直感で戦うタイプだから、その直感で使えば良いと思うよ」
まどか「うーん・・・解ったような解らないような・・・」
QB「まぁ、頭で理解しなくても大丈夫だよ、君は。出来ないだろうし、勘を信じて戦って」
まどか「うん、ぶっつけ本番でやってみるね。後、さっきからよくも私をバカにしてくれたね」
QB「きゅべえぇぇぇ…く、首を絞めないで・・・」ギリギリ
まどか「(とか聞いたっけ。よーし!やってみよう!!)」
まどかが精製した大きな矢を消し、魔力で鏡を展開する準備をする。
此処はハイパースパイラル熱線を当てるのが現実的だ。こちらでも直撃ならばゴジラ族の怪獣を戦闘不能にしてしまえるだけの威力がある。しかし、こちらもエネルギーのチャージには数秒を要するが、それくらいなら何とか出来る。
勿論、何とかするのはまどか。そのまどかにも今まで見せなかった武器がある。武器特化の魔法少女であるまどかが持つ魔法武器は弓だけでは無い。その武器とは鏡。キュゥべえ曰く、
QB「鏡とは現実の写しであり、現実の影、即ち虚構だよ。まどかの魔法鏡には、その現実と虚構の境界を曖昧にして、虚構を現実世界に実体化させる力がある。
そして光を反射、屈折させるという普通の鏡としての性質も持ってるよ」
まどか「はぁ・・・鏡なんかが武器になるものなの?」
QB「君の頭でも理解できるように説明すると、幻惑と防御に使えるという事だね」
まどか「あ、今、バカにした。ほむらちゃんに言っちゃおうかなー」
QB「してないよ、いえ、ちょっとだけしました、冗談です」
まどか「それって凄い・・・のかな?」
QB「とても凄いよ。使い方によっては攻防両面において活用できる非常に強力な武器になる。様々な矢を撃ち出せるだけでも強力なのに、もう1つ恐るべき武器を君は持っている。
そもそも2つも魔法武器を持つ魔法少女なんて前代未聞だ。君ならば2つを同時に使う事もできるだろう。でも、先ずは弓を完全に使いこなるようになった方が良いね」
まどか「うん。でも、もうあんまり時間がないけど鏡を使う練習はしなくて良いのかな?」
QB「うーん、こういう様々な使い方が出来る武器は、練習しなくても、実戦で“出来そうだからこう使いたい”と思えば、殆どその形で起動できるだろう。それに君は頭で考えるより、直感で戦うタイプだから、その直感で使えば良いと思うよ」
まどか「うーん・・・解ったような解らないような・・・」
QB「まぁ、頭で理解しなくても大丈夫だよ、君は。出来ないだろうし、勘を信じて戦って」
まどか「うん、ぶっつけ本番でやってみるね。後、さっきからよくも私をバカにしてくれたね」
QB「きゅべえぇぇぇ…く、首を絞めないで・・・」ギリギリ
まどか「(とか聞いたっけ。よーし!やってみよう!!)」
まどかが精製した大きな矢を消し、魔力で鏡を展開する準備をする。
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/15(月) 23:12:21.49:LAIbspQe0 (5/5)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日に!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日に!
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/16(火) 22:56:52.78:+FUIxbRo0 (1/1)
ちょっと今日は書く時間が無いです。
明日は書きます。
ちょっと今日は書く時間が無いです。
明日は書きます。
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/10/17(水) 01:14:35.24:O5VpG3tdo (1/1)
頑張れ乙。
特撮展の影響でゴジラいくつか借りてきた。ぶっちゃけこのスレの怪獣の馬鹿さは許容しがたいって思ってたけど本編もあんなかんじでビックリした。ここの再現率って意外と高いのかもしれん。
頑張れ乙。
特撮展の影響でゴジラいくつか借りてきた。ぶっちゃけこのスレの怪獣の馬鹿さは許容しがたいって思ってたけど本編もあんなかんじでビックリした。ここの再現率って意外と高いのかもしれん。
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/17(水) 23:10:04.28:7t5pZ+me0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>161
応援ありがとうございます!
特撮展面白そう・・・行ってみたい。このSSはヒーロー物として書いてるから、怪獣は昭和のヒーローゴジラの怪獣に似てなくも無いかも知れないね。特に対ガイガンの会話するゴジラとアンギラスみたいな感じ。
再開します。
ロリこんばんは。
>>161
応援ありがとうございます!
特撮展面白そう・・・行ってみたい。このSSはヒーロー物として書いてるから、怪獣は昭和のヒーローゴジラの怪獣に似てなくも無いかも知れないね。特に対ガイガンの会話するゴジラとアンギラスみたいな感じ。
再開します。
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/17(水) 23:15:12.53:7t5pZ+me0 (2/5)
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーーアアアアアウゥ!!」
ゴジラ(FW)「・・・!!」
最凶の怪獣王ゴジラが得意の格闘戦に持ち込もうと間合いを詰める。させじと最強の怪獣王ゴジラは後ろに跳んで距離を取る。相手のやり方に合わせてやる必要は無い。
マドカ「卑怯じゃない?正々堂々と戦ってよ。それとも何?ビビッてる訳?怖いの?あーはははははははは!怪獣王の王が聞いて笑えるね!!」
半壊した建物屋上でマドカが高笑いする。
まどか「・・・」イラッ
まどかはイラッとするも、再び敵の動きに集中。
マドカ「ゴジラ、相手は遠距離戦がお望みのようよ?」
マドカの赤い花の付いた弓が赤く光り始める。マドカが弓に長大な矢を精製。
ボォン!
その穂先部分が火山が爆発するような音を立てて、赤く鈍い光を放った。
まどか「魔翌力反応が増大してる!!」
ジィイイイイイイ・・・
音を立てて最凶の怪獣王ゴジラの背びれが青白く光る。
ゴジラ(GMK)「ゴォアアアァ・・・」
シュイイイイイイ・・・!
開いた最凶の怪獣王ゴジラの口に光が集まり、やや紫色を帯びた強烈な光を放つ。
ゴジラ(FW)「来るぞ!!」
マドカ「ボルケノ・ストライク!!」
ゴォッ!!
マドカが穂先に大量の熱エネルギーを蓄えた長大な矢を放つ。接触した物を火山の爆発のように燃焼爆破する性質の魔翌力。
ズヴァアアアアアアアアア!!
それと同時に最凶の怪獣王ゴジラが口から核融合放射熱線を発射。必殺の威力を持った2つの攻撃がまどかと最強の怪獣王ゴジラに迫る。
まどか「(かわせそうに無いね・・・防御しないと!!)」
最強の怪獣王ゴジラの肩に乗るまどかは、急速に魔翌力を集めて矢を精製。迫る攻撃に向けて射ち放つ。放たれた矢は敵の攻撃に接触する前に上下左右に拡散、最強の怪獣王ゴジラの前方全体に盾の様に防御陣を展開した。
普通の魔翌力の簡易バリヤーでは魔法少女や怪獣の攻撃など防げない。そこでまどかは自分の並みの魔法少女や怪獣の攻撃をも防げる強固な防御陣に変形する魔翌力の矢を精製して射ち放った。
しかし、向こうは魔法少女も怪獣も並みではなく、その威力は予想以上であった。防御陣が軋みを上げ、消滅しそうになる。
まどか「もたないよ!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアアアーーッ!」
最強の怪獣王ゴジラは、迫る放射火炎と魔翌力の矢に向けて体内放射。強烈なエネルギーをぶつけてその軌道を無理やり捻じ曲げる。
ボルケノ・ストライクと核融合放射熱線は上空へ弾き飛ばされて、2つが接触。夜の闇が降りている中、辺りを昼よりも明るく照らす。
ゴジラ(FW)「グウゥ・・・!」
しかし、最強の怪獣王ゴジラも無事では済まなかった。本来ならエネルギーをチャージしてから放つ体内放射を自分の体力を削って無理に放った為、その負荷が身体を襲った。体が傾いて膝を突く。
マドカ「へぇ・・・やるじゃない。大分辛そうではあるけどね」
ゴジラ(GMK)「ゴジラ族最強は最早お前では無い・・・我だ」
最凶の怪獣王ゴジラとマドカの声を無視してまどかは相棒に尋ねる。
まどか「ゴジラ、大丈夫?」
ゴジラ(FW)「一応な。ハイパースパイラル熱線を使うとすれば、全力で動けるのは後1、2回だ。それで魔翌力で回復するか休まないと動けなくなる」
まどか「私も魔翌力はそんなに残って無いし、グリーフシードを使う暇なんて与えてくれないから、確かに厳しいね・・・でも、やるしか無いよ!!」
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーーアアアアアウゥ!!」
ゴジラ(FW)「・・・!!」
最凶の怪獣王ゴジラが得意の格闘戦に持ち込もうと間合いを詰める。させじと最強の怪獣王ゴジラは後ろに跳んで距離を取る。相手のやり方に合わせてやる必要は無い。
マドカ「卑怯じゃない?正々堂々と戦ってよ。それとも何?ビビッてる訳?怖いの?あーはははははははは!怪獣王の王が聞いて笑えるね!!」
半壊した建物屋上でマドカが高笑いする。
まどか「・・・」イラッ
まどかはイラッとするも、再び敵の動きに集中。
マドカ「ゴジラ、相手は遠距離戦がお望みのようよ?」
マドカの赤い花の付いた弓が赤く光り始める。マドカが弓に長大な矢を精製。
ボォン!
その穂先部分が火山が爆発するような音を立てて、赤く鈍い光を放った。
まどか「魔翌力反応が増大してる!!」
ジィイイイイイイ・・・
音を立てて最凶の怪獣王ゴジラの背びれが青白く光る。
ゴジラ(GMK)「ゴォアアアァ・・・」
シュイイイイイイ・・・!
開いた最凶の怪獣王ゴジラの口に光が集まり、やや紫色を帯びた強烈な光を放つ。
ゴジラ(FW)「来るぞ!!」
マドカ「ボルケノ・ストライク!!」
ゴォッ!!
マドカが穂先に大量の熱エネルギーを蓄えた長大な矢を放つ。接触した物を火山の爆発のように燃焼爆破する性質の魔翌力。
ズヴァアアアアアアアアア!!
それと同時に最凶の怪獣王ゴジラが口から核融合放射熱線を発射。必殺の威力を持った2つの攻撃がまどかと最強の怪獣王ゴジラに迫る。
まどか「(かわせそうに無いね・・・防御しないと!!)」
最強の怪獣王ゴジラの肩に乗るまどかは、急速に魔翌力を集めて矢を精製。迫る攻撃に向けて射ち放つ。放たれた矢は敵の攻撃に接触する前に上下左右に拡散、最強の怪獣王ゴジラの前方全体に盾の様に防御陣を展開した。
普通の魔翌力の簡易バリヤーでは魔法少女や怪獣の攻撃など防げない。そこでまどかは自分の並みの魔法少女や怪獣の攻撃をも防げる強固な防御陣に変形する魔翌力の矢を精製して射ち放った。
しかし、向こうは魔法少女も怪獣も並みではなく、その威力は予想以上であった。防御陣が軋みを上げ、消滅しそうになる。
まどか「もたないよ!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアアアーーッ!」
最強の怪獣王ゴジラは、迫る放射火炎と魔翌力の矢に向けて体内放射。強烈なエネルギーをぶつけてその軌道を無理やり捻じ曲げる。
ボルケノ・ストライクと核融合放射熱線は上空へ弾き飛ばされて、2つが接触。夜の闇が降りている中、辺りを昼よりも明るく照らす。
ゴジラ(FW)「グウゥ・・・!」
しかし、最強の怪獣王ゴジラも無事では済まなかった。本来ならエネルギーをチャージしてから放つ体内放射を自分の体力を削って無理に放った為、その負荷が身体を襲った。体が傾いて膝を突く。
マドカ「へぇ・・・やるじゃない。大分辛そうではあるけどね」
ゴジラ(GMK)「ゴジラ族最強は最早お前では無い・・・我だ」
最凶の怪獣王ゴジラとマドカの声を無視してまどかは相棒に尋ねる。
まどか「ゴジラ、大丈夫?」
ゴジラ(FW)「一応な。ハイパースパイラル熱線を使うとすれば、全力で動けるのは後1、2回だ。それで魔翌力で回復するか休まないと動けなくなる」
まどか「私も魔翌力はそんなに残って無いし、グリーフシードを使う暇なんて与えてくれないから、確かに厳しいね・・・でも、やるしか無いよ!!」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/17(水) 23:16:18.29:7t5pZ+me0 (3/5)
マドカ「観念してね!」
ゴジラ(GMK)「そろそろ葬ってやろう・・・」
マドカが弓に赤く鈍く光る矢を精製し、最凶の怪獣王ゴジラの背びれが白く発光し始める。
まどか「突っ込んで!」
ゴジラ(FW)「無茶な!?」
言いながら敵に向かって全速力で駆ける最強の怪獣王ゴジラ。
まどか「一か八かしか無いよ!!」
マドカ「ボルケノ・ストライク!!」
ゴォッ!!
マドカが接触した物を燃焼爆破させる矢を放つ。
ゴジラ(GMK)「ゴォアアアァ・・・!!」
ズヴァアアアアアアアアア!!
最凶の怪獣王ゴジラが核融合放射火炎を撃つ。
ゴジラ(FW)「!!」
迫る攻撃を素早く跳び越える。最強の怪獣王ゴジラの巨体が宙を舞った。
マドカ「血迷ったの!?それじゃ撃ち落してって言ってるようなものだよ!!」
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーアアアアウ!!」
最凶の怪獣王ゴジラが上を見上げ、口から必殺の放射火炎をまどかを乗せた最強の怪獣王ゴジラに向けて撃とうとする。
まどか「行くよ・・・ファントム・ミラージュ!!」
まどかの脳内を走る魔法の術式。生命力を魔力に変換し、それを魔法武器として外部に展開、自らの望む形で顕現させる。
ギィイイイン・・・
鏡が擦れるような音が鳴り、空を舞うまどかを乗せた最強の怪獣王ゴジラの姿が7つになった。鏡写しのように・・・否、鏡写しとして全部が全部、寸分違わぬ動きをする。
マドカ「幻影!?今まで見せたことの無い能力だね・・・でも、甘いよ!こぴーとオリジナルでも持っていない能力は互いにあるんだよ!!」
マドカは最凶の怪獣王ゴジラに自らの魔力を送り込む。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーーアアアアアアウゥウ!!」
最凶の怪獣王ゴジラの口腔内が薄い紫色ではなく、鈍い赤色の光を放つ。
マドカ「メテオ・レイン!!」
ボガァン!!
最凶の怪獣王ゴジラの口から、爆発するように多数の巨大な赤い光弾が拡散放射され、隕石の雨のように、7体の最強の怪獣王ゴジラを襲う。
パキィン!バキィン!ガシャアン!
鏡が砕ける音がしてまどかと最強の怪獣王ゴジラの虚像が砕け散った。魔力鏡の破片が最凶の怪獣王ゴジラに降り注ぐ。
ゴジラ(GMK)「!?」
7体の最強の怪獣王ゴジラは全て鏡となって砕け散った。
マドカ「なっ・・・!?全部幻影!?」
マドカ「観念してね!」
ゴジラ(GMK)「そろそろ葬ってやろう・・・」
マドカが弓に赤く鈍く光る矢を精製し、最凶の怪獣王ゴジラの背びれが白く発光し始める。
まどか「突っ込んで!」
ゴジラ(FW)「無茶な!?」
言いながら敵に向かって全速力で駆ける最強の怪獣王ゴジラ。
まどか「一か八かしか無いよ!!」
マドカ「ボルケノ・ストライク!!」
ゴォッ!!
マドカが接触した物を燃焼爆破させる矢を放つ。
ゴジラ(GMK)「ゴォアアアァ・・・!!」
ズヴァアアアアアアアアア!!
最凶の怪獣王ゴジラが核融合放射火炎を撃つ。
ゴジラ(FW)「!!」
迫る攻撃を素早く跳び越える。最強の怪獣王ゴジラの巨体が宙を舞った。
マドカ「血迷ったの!?それじゃ撃ち落してって言ってるようなものだよ!!」
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーアアアアウ!!」
最凶の怪獣王ゴジラが上を見上げ、口から必殺の放射火炎をまどかを乗せた最強の怪獣王ゴジラに向けて撃とうとする。
まどか「行くよ・・・ファントム・ミラージュ!!」
まどかの脳内を走る魔法の術式。生命力を魔力に変換し、それを魔法武器として外部に展開、自らの望む形で顕現させる。
ギィイイイン・・・
鏡が擦れるような音が鳴り、空を舞うまどかを乗せた最強の怪獣王ゴジラの姿が7つになった。鏡写しのように・・・否、鏡写しとして全部が全部、寸分違わぬ動きをする。
マドカ「幻影!?今まで見せたことの無い能力だね・・・でも、甘いよ!こぴーとオリジナルでも持っていない能力は互いにあるんだよ!!」
マドカは最凶の怪獣王ゴジラに自らの魔力を送り込む。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアーーアアアアアアウゥウ!!」
最凶の怪獣王ゴジラの口腔内が薄い紫色ではなく、鈍い赤色の光を放つ。
マドカ「メテオ・レイン!!」
ボガァン!!
最凶の怪獣王ゴジラの口から、爆発するように多数の巨大な赤い光弾が拡散放射され、隕石の雨のように、7体の最強の怪獣王ゴジラを襲う。
パキィン!バキィン!ガシャアン!
鏡が砕ける音がしてまどかと最強の怪獣王ゴジラの虚像が砕け散った。魔力鏡の破片が最凶の怪獣王ゴジラに降り注ぐ。
ゴジラ(GMK)「!?」
7体の最強の怪獣王ゴジラは全て鏡となって砕け散った。
マドカ「なっ・・・!?全部幻影!?」
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/17(水) 23:16:48.98:7t5pZ+me0 (4/5)
本物はいない。ようやく罠に嵌った事を悟る。しかしもう遅い。更にマドカと最凶の怪獣王ゴジラを囲んで10体の最強の怪獣王ゴジラが現出した。既にハイパースパイラル熱線のチャージは完了しつつある。
マドカ「最初に向かって来たのも幻影だったのね・・・!!」
まどか「その通りだよ!この鏡は私達本物の姿と気配も消す事が出来るの!!」
更に鏡による幻影は本体と違う動きをさせる事も出来る。そして姿と気配を隠している間にハイパースパイラル熱線のチャージを完了させた。
そして念の為、更に9枚鏡を展開して最凶の怪獣王ゴジラの周囲に配置。幻影と共に姿を現した。
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアアアーーッ!」
10体の最強の怪獣王ゴジラが全く同じ動きで、ハイパースパイラル熱線を最凶の怪獣王ゴジラに向けて放つ。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアーーアアアアウ!?」
10発が直撃。その内の最凶の怪獣王ゴジラの正面の本物の1つのみが威力を持って、身体の全部を粉砕。胸部が破れ、腹部が吹き飛び、両腕を粉砕した。
ゴジラ(GMK)「・・・」
大地に倒れる最凶の怪獣王ゴジラ。
ゴジラ(FW)「グゥ・・・!」
最強の怪獣王ゴジラも力を使い果たして、膝を突いて地面に手を突く。
まどか「だ、大丈夫!?」
ゴジラ(FW)「あぁ・・・」
まどか「何とか勝ったね」
ゴジラ(FW)「互いに鏡写しのような存在と戦うのは気分が良いものじゃないな」
まどか「うん・・・でも、負ける訳にはいかなかったよ」
ゴジラ(FW)「当然だ」
まどか「皆は大丈夫かな?」
ゴジラ(FW)「俺からは何とも言えんが・・・案外大丈夫なんじゃないか?」
まどか「うん。皆を信じて待つ事にするよ・・・でも、その前に」
まどかは倒れた最凶の怪獣王ゴジラの近くの建物に向いた。
本物はいない。ようやく罠に嵌った事を悟る。しかしもう遅い。更にマドカと最凶の怪獣王ゴジラを囲んで10体の最強の怪獣王ゴジラが現出した。既にハイパースパイラル熱線のチャージは完了しつつある。
マドカ「最初に向かって来たのも幻影だったのね・・・!!」
まどか「その通りだよ!この鏡は私達本物の姿と気配も消す事が出来るの!!」
更に鏡による幻影は本体と違う動きをさせる事も出来る。そして姿と気配を隠している間にハイパースパイラル熱線のチャージを完了させた。
そして念の為、更に9枚鏡を展開して最凶の怪獣王ゴジラの周囲に配置。幻影と共に姿を現した。
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアアアーーッ!」
10体の最強の怪獣王ゴジラが全く同じ動きで、ハイパースパイラル熱線を最凶の怪獣王ゴジラに向けて放つ。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアーーアアアアウ!?」
10発が直撃。その内の最凶の怪獣王ゴジラの正面の本物の1つのみが威力を持って、身体の全部を粉砕。胸部が破れ、腹部が吹き飛び、両腕を粉砕した。
ゴジラ(GMK)「・・・」
大地に倒れる最凶の怪獣王ゴジラ。
ゴジラ(FW)「グゥ・・・!」
最強の怪獣王ゴジラも力を使い果たして、膝を突いて地面に手を突く。
まどか「だ、大丈夫!?」
ゴジラ(FW)「あぁ・・・」
まどか「何とか勝ったね」
ゴジラ(FW)「互いに鏡写しのような存在と戦うのは気分が良いものじゃないな」
まどか「うん・・・でも、負ける訳にはいかなかったよ」
ゴジラ(FW)「当然だ」
まどか「皆は大丈夫かな?」
ゴジラ(FW)「俺からは何とも言えんが・・・案外大丈夫なんじゃないか?」
まどか「うん。皆を信じて待つ事にするよ・・・でも、その前に」
まどかは倒れた最凶の怪獣王ゴジラの近くの建物に向いた。
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/17(水) 23:18:01.07:7t5pZ+me0 (5/5)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/18(木) 20:24:47.33:A9LZ7/TU0 (1/1)
すいません、今日もちょっと書く時間が無いです。
明日は書きます。
すいません、今日もちょっと書く時間が無いです。
明日は書きます。
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/20(土) 00:17:38.36:43wnSjKp0 (1/4)
ロリこんばんは。再開します。
ロリこんばんは。再開します。
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/20(土) 00:19:20.22:43wnSjKp0 (2/4)
マドカ「まだ・・・まだ決着は着いて無いよ」
既にその生命を維持する生命力を送っていた最凶の怪獣王ゴジラは倒れ、その生命は今にも尽きそうな筈にも関わらず、両眼にそうとは思えないほど殺気を漲らせてまどかを睨む。
ゴジラ(FW)「まどか、どうする?放っておけば奴は直ぐ消えるだろう」
まどか「ううん・・・私は、あの子と決着を着けて来るよ。着けなきゃいけないから」
まどかも跳んでその建物の前に立つ別の半壊した建物の上に立つ。
マドカ「ふぅん・・・私の状態を知らない訳じゃ無いんでしょう?でも戦ってくれるんだ」
まどか「うん・・・あなたのその恨みも、呪いも、私が撃ち砕いてあげる!」
マドカ「撃ち砕かれてよ!姉さん!!」
叫んで、僅かな生命力を憎しみの炎に燃える矢に変えて射ち放つ。まどかは屈んでそれを回避。マドカのいる建物の屋上に降りて彼女向けて走る。
マドカ「どういうつもりなの!?」
相手の生命力は尽きそうな状態。矢も放てて後数本だろう。なら、遠距離から矢を撃った方がまどかは有利に戦えるし、確実に勝てる。
矢を射たせてマドカが動けなくなるくらいに消耗させてからトドメを刺しても良い。しかしまどかはそうしなかった。
まどか「矢を射つのも辛いんだよね!?だったら接近して決着を着けようよ!!」
まどかの弓は接近戦では鞭の様な打撃武器としても使用できる。
マドカ「打ち合って決着を着けようって言うの?消耗を待つんじゃ無いんだね。嘗めて・・・その油断が命取りだよ!!」
まどか「油断してるつもりは・・・無いよっ!!」
まどかは弓をマドカ向けて投げ放つ。それは回転しながらあらぬ方向へと飛んで行った。
マドカ「素手だなんて何処まで私を嘗めてるの!?それともコントロールが無さ過ぎて変な方向に飛んだの!?」
まどか「ふん!1つだけだと思ってるの!?」
マドカ「・・・!?そんな筈が・・・!!」
まどかの手には投げたのとは別にもう1つ、魔法武器の弓があった。まどかは屋上を疾走。マドカを打ち据える為に弓の一撃を振り下ろす。
マドカは反射的に持っていた弓で受け止めようと振るう。
まどか「(かかった!)」
パキィイイン
鏡が割れる音。まどかの弓は鏡の破片となって砕け散った。まどかが出した2つ目の弓はまどかが魔法武器の鏡を使って作った虚像だった。
マドカ「鏡!?」
まどかは鏡の破片全てに意識の糸を手繰らせる。脳内を駆ける術式。そして自らが顕現させた鏡に命じる。
マドカ「まだ・・・まだ決着は着いて無いよ」
既にその生命を維持する生命力を送っていた最凶の怪獣王ゴジラは倒れ、その生命は今にも尽きそうな筈にも関わらず、両眼にそうとは思えないほど殺気を漲らせてまどかを睨む。
ゴジラ(FW)「まどか、どうする?放っておけば奴は直ぐ消えるだろう」
まどか「ううん・・・私は、あの子と決着を着けて来るよ。着けなきゃいけないから」
まどかも跳んでその建物の前に立つ別の半壊した建物の上に立つ。
マドカ「ふぅん・・・私の状態を知らない訳じゃ無いんでしょう?でも戦ってくれるんだ」
まどか「うん・・・あなたのその恨みも、呪いも、私が撃ち砕いてあげる!」
マドカ「撃ち砕かれてよ!姉さん!!」
叫んで、僅かな生命力を憎しみの炎に燃える矢に変えて射ち放つ。まどかは屈んでそれを回避。マドカのいる建物の屋上に降りて彼女向けて走る。
マドカ「どういうつもりなの!?」
相手の生命力は尽きそうな状態。矢も放てて後数本だろう。なら、遠距離から矢を撃った方がまどかは有利に戦えるし、確実に勝てる。
矢を射たせてマドカが動けなくなるくらいに消耗させてからトドメを刺しても良い。しかしまどかはそうしなかった。
まどか「矢を射つのも辛いんだよね!?だったら接近して決着を着けようよ!!」
まどかの弓は接近戦では鞭の様な打撃武器としても使用できる。
マドカ「打ち合って決着を着けようって言うの?消耗を待つんじゃ無いんだね。嘗めて・・・その油断が命取りだよ!!」
まどか「油断してるつもりは・・・無いよっ!!」
まどかは弓をマドカ向けて投げ放つ。それは回転しながらあらぬ方向へと飛んで行った。
マドカ「素手だなんて何処まで私を嘗めてるの!?それともコントロールが無さ過ぎて変な方向に飛んだの!?」
まどか「ふん!1つだけだと思ってるの!?」
マドカ「・・・!?そんな筈が・・・!!」
まどかの手には投げたのとは別にもう1つ、魔法武器の弓があった。まどかは屋上を疾走。マドカを打ち据える為に弓の一撃を振り下ろす。
マドカは反射的に持っていた弓で受け止めようと振るう。
まどか「(かかった!)」
パキィイイン
鏡が割れる音。まどかの弓は鏡の破片となって砕け散った。まどかが出した2つ目の弓はまどかが魔法武器の鏡を使って作った虚像だった。
マドカ「鏡!?」
まどかは鏡の破片全てに意識の糸を手繰らせる。脳内を駆ける術式。そして自らが顕現させた鏡に命じる。
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/20(土) 00:20:24.55:43wnSjKp0 (3/4)
まどか「刺されっ!」
グシュッ!ドシュッ!ズバッ!
マドカ「がぁあああああ!?」
全ての破片がマドカを襲う。頭に、額に、目に、喉に、胸部に、腹部に、腕に、脚に鏡の破片が突き刺さり、鮮血が舞った。
もがき苦しむマドカ。これも魔力の込められた攻撃。魔法少女でも相当に効く。まどかは弓の打撃での戦い方など練習してはいない。だから、鏡を活かして攻撃する方法を使った。まどかはそこに追い討ちを加える。
まどか「帰って来て!!」
あらぬ方向へ飛んで行った本物の弓がブーメランのように回転しながら弧を描いてマドカに迫る。しかし、両眼を潰されたマドカにそれを避ける力も術もない。
身体を回転する弓にしたたかに打ち据えられ、後ろに弾き飛ばさされて屋上の端に転がった。
まどか「もう良いかな?力を出し切って納得した?」
血塗れで倒れているマドカの前に立つまどかは帰って来た弓を手に問いかける。
マドカ「・・・してやる・・・必ず殺してやる・・・!!」
鏡が突き刺さって潰された眼には視力は失っている筈だが、マドカは鏡が刺さったままの眼でまどかにしっかりと視線を向け、鏡が突き刺さった喉から必死に怨嗟の声を紡いでいた。
まどか「・・・!!」
まどかはその執念と怨念に恐怖と不気味さを覚えるも、彼女を早く苦しみから解放しようと、止めの矢を精製して弓に番える。
まどか「さようなら、もう1人の私」
言って魔力に光る矢をマドカへ射った。
マドカ「必ず還って来るからな!覚悟して待っていろ!!」
マドカは迫る矢に見えない眼を向け、生命力を失い消滅しながらも口や眼、喉から血を溢れさせながら叫んだ。矢がマドカの胸を射抜く。やがてマドカは消滅し、彼女の気配は完全に無くなった。
まどか「・・・終わったよ」
ゴジラ(FW)「あぁ・・・後は他の連中を待つか」
まどか「うん・・・」
マドカとの、自分を模した存在との戦いは終わった。だが、まどかはそれがまだ終わっていない、本当にマドカが還って来るような・・・そんな事は無いと思いながらも、そんな気がしていた。
まどか「刺されっ!」
グシュッ!ドシュッ!ズバッ!
マドカ「がぁあああああ!?」
全ての破片がマドカを襲う。頭に、額に、目に、喉に、胸部に、腹部に、腕に、脚に鏡の破片が突き刺さり、鮮血が舞った。
もがき苦しむマドカ。これも魔力の込められた攻撃。魔法少女でも相当に効く。まどかは弓の打撃での戦い方など練習してはいない。だから、鏡を活かして攻撃する方法を使った。まどかはそこに追い討ちを加える。
まどか「帰って来て!!」
あらぬ方向へ飛んで行った本物の弓がブーメランのように回転しながら弧を描いてマドカに迫る。しかし、両眼を潰されたマドカにそれを避ける力も術もない。
身体を回転する弓にしたたかに打ち据えられ、後ろに弾き飛ばさされて屋上の端に転がった。
まどか「もう良いかな?力を出し切って納得した?」
血塗れで倒れているマドカの前に立つまどかは帰って来た弓を手に問いかける。
マドカ「・・・してやる・・・必ず殺してやる・・・!!」
鏡が突き刺さって潰された眼には視力は失っている筈だが、マドカは鏡が刺さったままの眼でまどかにしっかりと視線を向け、鏡が突き刺さった喉から必死に怨嗟の声を紡いでいた。
まどか「・・・!!」
まどかはその執念と怨念に恐怖と不気味さを覚えるも、彼女を早く苦しみから解放しようと、止めの矢を精製して弓に番える。
まどか「さようなら、もう1人の私」
言って魔力に光る矢をマドカへ射った。
マドカ「必ず還って来るからな!覚悟して待っていろ!!」
マドカは迫る矢に見えない眼を向け、生命力を失い消滅しながらも口や眼、喉から血を溢れさせながら叫んだ。矢がマドカの胸を射抜く。やがてマドカは消滅し、彼女の気配は完全に無くなった。
まどか「・・・終わったよ」
ゴジラ(FW)「あぁ・・・後は他の連中を待つか」
まどか「うん・・・」
マドカとの、自分を模した存在との戦いは終わった。だが、まどかはそれがまだ終わっていない、本当にマドカが還って来るような・・・そんな事は無いと思いながらも、そんな気がしていた。
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/20(土) 00:20:59.01:43wnSjKp0 (4/4)
今日は此処までです。
では明日!
今日は此処までです。
では明日!
172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/20(土) 01:21:05.76:vdTlcX32o (1/1)
お疲れ様でした。
何だかもう一人のまどかと言えども、やられ様がえぐく残酷な画だったな・・・。
お疲れ様でした。
何だかもう一人のまどかと言えども、やられ様がえぐく残酷な画だったな・・・。
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/10/20(土) 13:12:43.97:ULuhUPoOo (1/1)
乙。いくらお約束とはいえ、このまどか容赦しねえなおいww
乙。いくらお約束とはいえ、このまどか容赦しねえなおいww
174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/21(日) 00:49:55.68:hPSMScnZ0 (1/5)
ロリこんばんは。
>>172
確かにこれは痛そうだな・・・と思いながら書いてた。何ていうか、血塗れになっても尚その憎しみは衰えないのを表現したかった。
>>173
原作そのままのまどかだと躊躇とかしそうだけど、このSSのまどかは敵に対しては一切の情けが無いので、容赦無いのよ。
再開します。
ロリこんばんは。
>>172
確かにこれは痛そうだな・・・と思いながら書いてた。何ていうか、血塗れになっても尚その憎しみは衰えないのを表現したかった。
>>173
原作そのままのまどかだと躊躇とかしそうだけど、このSSのまどかは敵に対しては一切の情けが無いので、容赦無いのよ。
再開します。
175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/21(日) 00:54:30.22:hPSMScnZ0 (2/5)
見滝原中心街
メカキングギドラ「ギシュウウウーーウウウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエエエエ!!」
中心街の大規模な廃墟で、強大な力を持つ3体の地球最強の怪獣と宇宙最強の怪獣が激突する。その下ではマミが走り回ってあちこちにマスケット銃を配置。
メカキングギドラ「ギシャアアアアーーウウウ!!」
メカキングギドラが中央の機械の首からレーザー光線、左右の首から反重力光線をカイザーギドラの長い首に向けて発射。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオ!!」
それを首を屈めて避け、中央の首からのデストロイド・カイザーで反撃するカイザーギドラ。
メカキングギドラは上へ飛び上がって回避する。
杏子「行くぜぇえええええええ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
上空を跳ぶデストロイアの上で槍の穂先に魔力の炎を燃やす杏子は、相棒に突撃を指示。杏子を乗せて超低空飛行でカイザーギドラに向かうデストロイア。
あいり「喰らえーーっ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!」
その突撃をあいりとスペースゴジラが援護。コロナビームとホーミングゴースト、魔力で精製したキングギドラの体さえ撃ち砕く魔力爆発する銃弾を連続でカイザーギドラに撃つ。
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエー!!」
その無数の攻撃を3つの首からのデストロイド・カイザーで迎撃し、巨体からは想像出来ない、素早く的確な最低限の動きで避ける。
スペースゴジラ「馬鹿な!?」
あいり「一発も当たってない!?」
しかし、その攻撃はデストロイアをカイザーギドラの懐にデストロイアが突入するのを成功させる。飛んでいた速度そのままでカイザーギドラに体当たりするデストロイア。
ぶつかる直前に杏子はデストロイアの上から、カイザーギドラの中央の頭部の上へ跳び移った。
カイザーギドラ「む・・・!」
カイザーギドラの身体が傾く。
デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」
デストロイアの頭部の一本角にミクロオキシゲンが纏われ、長大なヴァリアブル・スライサーとなってカイザーギドラに振り下ろされる。
カイザーギドラ「悪いがそうはさせぬ」
デストロイア「グゥオオオオオ!?」
カイザーギドラの左の首がデストロイアの喉に噛み付いて、その攻撃を止める。
杏子「そこまでだ!このバケモン!!」
カイザーギドラの中央の首の上に乗った杏子が、カイザーギドラの赤い目に槍を突き刺し、その炎で焼こうとする。その時、カイザーギドラの赤い目が金色の光を放った。
見滝原中心街
メカキングギドラ「ギシュウウウーーウウウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエエエエ!!」
中心街の大規模な廃墟で、強大な力を持つ3体の地球最強の怪獣と宇宙最強の怪獣が激突する。その下ではマミが走り回ってあちこちにマスケット銃を配置。
メカキングギドラ「ギシャアアアアーーウウウ!!」
メカキングギドラが中央の機械の首からレーザー光線、左右の首から反重力光線をカイザーギドラの長い首に向けて発射。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオ!!」
それを首を屈めて避け、中央の首からのデストロイド・カイザーで反撃するカイザーギドラ。
メカキングギドラは上へ飛び上がって回避する。
杏子「行くぜぇえええええええ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
上空を跳ぶデストロイアの上で槍の穂先に魔力の炎を燃やす杏子は、相棒に突撃を指示。杏子を乗せて超低空飛行でカイザーギドラに向かうデストロイア。
あいり「喰らえーーっ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!」
その突撃をあいりとスペースゴジラが援護。コロナビームとホーミングゴースト、魔力で精製したキングギドラの体さえ撃ち砕く魔力爆発する銃弾を連続でカイザーギドラに撃つ。
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエー!!」
その無数の攻撃を3つの首からのデストロイド・カイザーで迎撃し、巨体からは想像出来ない、素早く的確な最低限の動きで避ける。
スペースゴジラ「馬鹿な!?」
あいり「一発も当たってない!?」
しかし、その攻撃はデストロイアをカイザーギドラの懐にデストロイアが突入するのを成功させる。飛んでいた速度そのままでカイザーギドラに体当たりするデストロイア。
ぶつかる直前に杏子はデストロイアの上から、カイザーギドラの中央の頭部の上へ跳び移った。
カイザーギドラ「む・・・!」
カイザーギドラの身体が傾く。
デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」
デストロイアの頭部の一本角にミクロオキシゲンが纏われ、長大なヴァリアブル・スライサーとなってカイザーギドラに振り下ろされる。
カイザーギドラ「悪いがそうはさせぬ」
デストロイア「グゥオオオオオ!?」
カイザーギドラの左の首がデストロイアの喉に噛み付いて、その攻撃を止める。
杏子「そこまでだ!このバケモン!!」
カイザーギドラの中央の首の上に乗った杏子が、カイザーギドラの赤い目に槍を突き刺し、その炎で焼こうとする。その時、カイザーギドラの赤い目が金色の光を放った。
176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/21(日) 00:54:59.46:hPSMScnZ0 (3/5)
杏子「!?」
反射的に頭部の上から身を躍らせる杏子。カイザーギドラの中央の首の目から金色の稲妻状の光線が放射されて空間を裂いた。
杏子「今のはモンスターXの時に使っていた光線か!」
カイザーギドラ「さっきまで姿で使っていたデストロイド・サンダーだ。この姿になったからと言って使えなくなるとでも思ったか?」
そして左の首でデストロイアの喉に噛み付いたまま持ち上げ、恐るべき力でスペースゴジラ向けて投げ付ける。
デストロイア「よ、避けろー!!」
スペースゴジラ「ええい、世話の焼ける!」
スペースゴジラの両肩の結晶剣から緑色の稲妻状の閃光が伸び、グラビ・トルネードでデストロイアを受け止める。
そのスペースゴジラに間髪入れずカイザーギドラからの追撃が来る。
右の首の両眼からのデストロイド・サンダーと、口からのデストロイド・カイザーがデストロイアを無重力光線で受け止めて無防備なスペースゴジラに発射される。
あいり「くそっ!防げ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオウ!?」
スペースゴジラはデストロイアを支えていたグラビ・トルネードの使用を止める。地面に落下するデストロイア。そしてスペースゴジラの前面にプリズム状の結晶状の盾、フォトン・リアクティブ・シールドが展開される。
フォトン・リアクティブ・シールドにぶつかり乱反射するデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザー。
バヂッ!!
しかし、ショートするような音がフォトン・リアクティブ・シールドから聞こえる。
スペースゴジラ「無効化しきれないだと!?」
フォトン・リアクティブ・シールドが破れてデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーがスペースゴジラに命中する。
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!?」
被弾して倒れるスペースゴジラ。
杏子「流石黙示録の竜、強過ぎるぜ・・・」
杏子があいりの近くに走って来る。
あいり「あぁ、世の中、上には上がいるな・・・ていうか、本当に勝てるのか、コレ?」
杏子「マミに何か作戦があるらしいけどね」
マミ「(佐倉さん、杏里さん)」
マミから2人にチャントが届く。
あいり「(マミ?)」
マミ「(ようやく準備出来たわ。此処から逆転開始よ!)」
杏子「(遅ぇよ)」
あいり「(ともかく作戦開始だ、行くよ杏子)」
杏子「(あぁ。頼むぜ、リーダー)」
マミ「(任せて!)」
デストロイアとスペースゴジラが起き上がり、体勢を整える。
カイザーギドラ「ほう、何かをする気かな?さぁ、我をもっと愉しませよ!」
杏子「!?」
反射的に頭部の上から身を躍らせる杏子。カイザーギドラの中央の首の目から金色の稲妻状の光線が放射されて空間を裂いた。
杏子「今のはモンスターXの時に使っていた光線か!」
カイザーギドラ「さっきまで姿で使っていたデストロイド・サンダーだ。この姿になったからと言って使えなくなるとでも思ったか?」
そして左の首でデストロイアの喉に噛み付いたまま持ち上げ、恐るべき力でスペースゴジラ向けて投げ付ける。
デストロイア「よ、避けろー!!」
スペースゴジラ「ええい、世話の焼ける!」
スペースゴジラの両肩の結晶剣から緑色の稲妻状の閃光が伸び、グラビ・トルネードでデストロイアを受け止める。
そのスペースゴジラに間髪入れずカイザーギドラからの追撃が来る。
右の首の両眼からのデストロイド・サンダーと、口からのデストロイド・カイザーがデストロイアを無重力光線で受け止めて無防備なスペースゴジラに発射される。
あいり「くそっ!防げ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオウ!?」
スペースゴジラはデストロイアを支えていたグラビ・トルネードの使用を止める。地面に落下するデストロイア。そしてスペースゴジラの前面にプリズム状の結晶状の盾、フォトン・リアクティブ・シールドが展開される。
フォトン・リアクティブ・シールドにぶつかり乱反射するデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザー。
バヂッ!!
しかし、ショートするような音がフォトン・リアクティブ・シールドから聞こえる。
スペースゴジラ「無効化しきれないだと!?」
フォトン・リアクティブ・シールドが破れてデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーがスペースゴジラに命中する。
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!?」
被弾して倒れるスペースゴジラ。
杏子「流石黙示録の竜、強過ぎるぜ・・・」
杏子があいりの近くに走って来る。
あいり「あぁ、世の中、上には上がいるな・・・ていうか、本当に勝てるのか、コレ?」
杏子「マミに何か作戦があるらしいけどね」
マミ「(佐倉さん、杏里さん)」
マミから2人にチャントが届く。
あいり「(マミ?)」
マミ「(ようやく準備出来たわ。此処から逆転開始よ!)」
杏子「(遅ぇよ)」
あいり「(ともかく作戦開始だ、行くよ杏子)」
杏子「(あぁ。頼むぜ、リーダー)」
マミ「(任せて!)」
デストロイアとスペースゴジラが起き上がり、体勢を整える。
カイザーギドラ「ほう、何かをする気かな?さぁ、我をもっと愉しませよ!」
177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/21(日) 00:56:07.86:hPSMScnZ0 (4/5)
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/21(日) 02:15:36.35:d4EbyHhMo (1/3)
お疲れ様でした。
何と!カイザーになってからでもデストロイド・サンダーを使用できるだって!?
元の映画じゃそんな画は無いんだけどな。
お疲れ様でした。
何と!カイザーになってからでもデストロイド・サンダーを使用できるだって!?
元の映画じゃそんな画は無いんだけどな。
179:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/21(日) 21:22:54.29:d4EbyHhMo (2/3)
もう一つの日刊。
日刊VOCALOID系ランキング フロンティア 2012/10/21
もう一つの日刊。
日刊VOCALOID系ランキング フロンティア 2012/10/21
180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/21(日) 21:23:41.27:d4EbyHhMo (3/3)
誤爆した。すまん。
誤爆した。すまん。
181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/21(日) 21:57:27.10:hPSMScnZ0 (5/5)
この戦闘の流れは考えてるけど、展開を考えるのに時間が掛かるのでちょっと今日は無理です!
明日は仕事の後病院に行くので、明日も書けるかどうか解んないのです・・・。すいません。
>>178
劇中じゃ使って無いよ。でも設定にデストロイド・サンダーは使えなくなっている、なんて無かったから、使えてもおかしくないと思うというか、使えた方が面白いので使用可という事にしておいてくだしあ。
それにゴジラの怪獣って進化して武器が強化、増加しても減るのってモスラとバトラぐらいしかいないのよね。最強の怪獣なら減らないと思うの。
では、明後日!かな。
この戦闘の流れは考えてるけど、展開を考えるのに時間が掛かるのでちょっと今日は無理です!
明日は仕事の後病院に行くので、明日も書けるかどうか解んないのです・・・。すいません。
>>178
劇中じゃ使って無いよ。でも設定にデストロイド・サンダーは使えなくなっている、なんて無かったから、使えてもおかしくないと思うというか、使えた方が面白いので使用可という事にしておいてくだしあ。
それにゴジラの怪獣って進化して武器が強化、増加しても減るのってモスラとバトラぐらいしかいないのよね。最強の怪獣なら減らないと思うの。
では、明後日!かな。
182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/23(火) 23:34:11.32:5BhRrj1v0 (1/3)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/23(火) 23:36:04.70:5BhRrj1v0 (2/3)
杏子「行くぜ!ロッソファンタズマ!!」
杏子が槍を地面に突き立てて手を離し、両手で印を結ぶと、何10体もの杏子と同じ形をした紅い影が飛び出し、それらは同じ動きで周囲の地面や建物の上に着地。更にデストロイアからも5種類の形状の巨大な紅い影が数十体飛びだして地響きを起こして降り立ち、或いは空中で滞空。
そして、影は杏子の魔力により実体を結んで物質化、杏子から飛び出した影は全て杏子だけでは無く、マミやあいりの本物と同じ姿になった。
あいり「さて、どれが本物か・・・」
マミ「解るかしら?」
デストロイアから飛び出した、5種類の形状の影も実体化、デストロイアの集合体、飛行体、完全体、そしてメカキングギドらとスペースゴジラ本物と違わない見た目となる。
デストロイア(集合体)「コォオオオオオオオオウ!!」
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウウウウ!!」
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオオオウ!!」
メカキングギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
杏子「もう一丁行くぞ!これがあたしの全力だぁーっ!!」
杏子が両手の印の形を変える。すると周囲に更に杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラが多数現出した。これは杏子の固有能力、幻覚によって造り出された実体を持たない幻影である。
カイザーギドラ「ほう・・・」
カイザーギドラを杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラの本物と実体を持った分身と実体を持たない幻影で形成された大軍が囲む。
杏子「行くぜ!ロッソファンタズマ!!」
杏子が槍を地面に突き立てて手を離し、両手で印を結ぶと、何10体もの杏子と同じ形をした紅い影が飛び出し、それらは同じ動きで周囲の地面や建物の上に着地。更にデストロイアからも5種類の形状の巨大な紅い影が数十体飛びだして地響きを起こして降り立ち、或いは空中で滞空。
そして、影は杏子の魔力により実体を結んで物質化、杏子から飛び出した影は全て杏子だけでは無く、マミやあいりの本物と同じ姿になった。
あいり「さて、どれが本物か・・・」
マミ「解るかしら?」
デストロイアから飛び出した、5種類の形状の影も実体化、デストロイアの集合体、飛行体、完全体、そしてメカキングギドらとスペースゴジラ本物と違わない見た目となる。
デストロイア(集合体)「コォオオオオオオオオウ!!」
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウウウウ!!」
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオオオウ!!」
メカキングギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオウ!!」
杏子「もう一丁行くぞ!これがあたしの全力だぁーっ!!」
杏子が両手の印の形を変える。すると周囲に更に杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラが多数現出した。これは杏子の固有能力、幻覚によって造り出された実体を持たない幻影である。
カイザーギドラ「ほう・・・」
カイザーギドラを杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラの本物と実体を持った分身と実体を持たない幻影で形成された大軍が囲む。
184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/23(火) 23:37:01.30:5BhRrj1v0 (3/3)
展開は考えたのですが、時間がなくなったので短いですが此処までです。
では明日!
展開は考えたのですが、時間がなくなったので短いですが此処までです。
では明日!
185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/23(火) 23:51:49.24:DE/D+CnOo (1/1)
お疲れ様です。
明日はどうなるかねぇ・・・。
お疲れ様です。
明日はどうなるかねぇ・・・。
186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/24(水) 23:32:36.66:2A9QYVG60 (1/3)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/24(水) 23:33:51.77:2A9QYVG60 (2/3)
杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラ、本物と実体を持った分身と実体の無い幻影の大軍が一斉にカイザーギドラに攻撃を仕掛ける。
杏子A「行くぜ、外なる怪獣の王!!」
ある杏子達の一群は槍を構えて建物や怪獣達を跳び渡ってカイザーギドラに突っ込む。
杏子B「覚悟は良いか!?」
別の杏子達は槍に巨大な炎を現出させ、次々に撃ち出す。
杏子C「地球へ来た事を後悔させてやるよ!」
更に別の杏子達は槍を多節に分割、途轍もない長さにして、周囲の建物に巻きつけてカイザーギドラ目掛けて引き倒したり、カイザーギドラを拘束するべく伸びる。
デストロイア(集合体)「コォオオオオオオオ!!」
デストロイアの集合体の群れが口からオキシジェン・デストロイヤーレイをカイザーギドラへ集中放射。
デストロイア(集合体)「クゥオオオオオウ!!」
別のデストロイア集合体達は両肩の槍のような触手と2つのハサミで格闘戦を挑もうとミクロオキシゲンを口から発射しながらカイザーギドラへ殺到する。
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウ!!」
飛行体のデストロイアの群れは空からオキシジェン・デストロイヤーレイを口から撃ち出し、角にミクロオキシゲンを纏わせて空から突撃する。
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオオオ!!」
デストロイアの完全体達は地上や空から口から集合体や飛行体よりも強力なオキシジェン・デストロイヤーレイを発射。
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオウ!!」
別の完全体達は突進したり、翼を使ってのホバリング飛行でカイザーギドラに近付いてヴァリアブル・スライサーや爪、尾で攻撃を仕掛ける。
マミA「さぁ、そろそろ決着を着けましょうか!」
マミの一団が両手にマスケット銃を持って跳びながらカイザーギドラに次々に魔法弾を撃ち出す。
マミB「魔法少女のリーダーとして格好悪い所は見せられないものね!!」
別のマミ達は両腕に大口径の大砲を現出させ、カイザーギドラに集中砲撃。
メカキングギドラA「ギシュウウウウウーーーウウウ!!」
多数のメカキングギドラが地上から中央の機械の首からレーザー光線、左右の首からの反重力光線でカイザーギドラを攻撃する。
そして空を飛ぶメカキングギドラは光線を放射しながら空中から突撃。
メカキングギドラB「ギシャアアアアアーーウウ!!」
それとは違うメカキングギドラ達は胸部ハッチとその上下左右の小型ハッチから捕獲用ハンドを射出、カイザーギドラを捕縛しにかかる。
あいりA「地球へようこそ!そしてさようならだ!!」
あいり達は建物や怪獣達の上を跳んだり、下を走りながら両手の魔銃、リベンジャーから強烈な魔力爆発を起こす銃弾を連続でカイザーギドラへ撃ち出す。
あいりB「死ね!カイザーギドラ!!」
別のあいり達が跳び上がって、赤く光る投げ矢を両手で槍ほどの大きさに精製して投げ放つ。普通の大きさの投げ矢でもビルを粉砕するほどの威力があるそれを、槍ほどの大きさで投げているので高層ビルを粉微塵にするくらいの破壊力を持っている。
スペースゴジラA「ギャーオオオオオオウ!!」
多数並ぶスペースゴジラ達は口からのコロナビームで様々な方向からカイザーギドラを一斉攻撃。
スペースゴジラB「ギャーオオオオオオ!!」
別のスペースゴジラ達が咆哮すると周囲にある無数の尖った結晶が打ち上げられ、カイザーギドラに殺到、ホーミングゴーストで攻撃。
スペースゴジラC「ギャーオオオオオオオオウ!!」
そして更に別のスペースゴジラ達は足元に反重力場を展開、滑る様に高速で突撃、尾の先端の結晶を突き刺して攻撃を仕掛ける。
杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラ、本物と実体を持った分身と実体の無い幻影の大軍が一斉にカイザーギドラに攻撃を仕掛ける。
杏子A「行くぜ、外なる怪獣の王!!」
ある杏子達の一群は槍を構えて建物や怪獣達を跳び渡ってカイザーギドラに突っ込む。
杏子B「覚悟は良いか!?」
別の杏子達は槍に巨大な炎を現出させ、次々に撃ち出す。
杏子C「地球へ来た事を後悔させてやるよ!」
更に別の杏子達は槍を多節に分割、途轍もない長さにして、周囲の建物に巻きつけてカイザーギドラ目掛けて引き倒したり、カイザーギドラを拘束するべく伸びる。
デストロイア(集合体)「コォオオオオオオオ!!」
デストロイアの集合体の群れが口からオキシジェン・デストロイヤーレイをカイザーギドラへ集中放射。
デストロイア(集合体)「クゥオオオオオウ!!」
別のデストロイア集合体達は両肩の槍のような触手と2つのハサミで格闘戦を挑もうとミクロオキシゲンを口から発射しながらカイザーギドラへ殺到する。
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウ!!」
飛行体のデストロイアの群れは空からオキシジェン・デストロイヤーレイを口から撃ち出し、角にミクロオキシゲンを纏わせて空から突撃する。
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオオオ!!」
デストロイアの完全体達は地上や空から口から集合体や飛行体よりも強力なオキシジェン・デストロイヤーレイを発射。
デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオウ!!」
別の完全体達は突進したり、翼を使ってのホバリング飛行でカイザーギドラに近付いてヴァリアブル・スライサーや爪、尾で攻撃を仕掛ける。
マミA「さぁ、そろそろ決着を着けましょうか!」
マミの一団が両手にマスケット銃を持って跳びながらカイザーギドラに次々に魔法弾を撃ち出す。
マミB「魔法少女のリーダーとして格好悪い所は見せられないものね!!」
別のマミ達は両腕に大口径の大砲を現出させ、カイザーギドラに集中砲撃。
メカキングギドラA「ギシュウウウウウーーーウウウ!!」
多数のメカキングギドラが地上から中央の機械の首からレーザー光線、左右の首からの反重力光線でカイザーギドラを攻撃する。
そして空を飛ぶメカキングギドラは光線を放射しながら空中から突撃。
メカキングギドラB「ギシャアアアアアーーウウ!!」
それとは違うメカキングギドラ達は胸部ハッチとその上下左右の小型ハッチから捕獲用ハンドを射出、カイザーギドラを捕縛しにかかる。
あいりA「地球へようこそ!そしてさようならだ!!」
あいり達は建物や怪獣達の上を跳んだり、下を走りながら両手の魔銃、リベンジャーから強烈な魔力爆発を起こす銃弾を連続でカイザーギドラへ撃ち出す。
あいりB「死ね!カイザーギドラ!!」
別のあいり達が跳び上がって、赤く光る投げ矢を両手で槍ほどの大きさに精製して投げ放つ。普通の大きさの投げ矢でもビルを粉砕するほどの威力があるそれを、槍ほどの大きさで投げているので高層ビルを粉微塵にするくらいの破壊力を持っている。
スペースゴジラA「ギャーオオオオオオウ!!」
多数並ぶスペースゴジラ達は口からのコロナビームで様々な方向からカイザーギドラを一斉攻撃。
スペースゴジラB「ギャーオオオオオオ!!」
別のスペースゴジラ達が咆哮すると周囲にある無数の尖った結晶が打ち上げられ、カイザーギドラに殺到、ホーミングゴーストで攻撃。
スペースゴジラC「ギャーオオオオオオオオウ!!」
そして更に別のスペースゴジラ達は足元に反重力場を展開、滑る様に高速で突撃、尾の先端の結晶を突き刺して攻撃を仕掛ける。
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/24(水) 23:36:09.31:2A9QYVG60 (3/3)
書くの時間掛かける・・・。今日も短いですが此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
書くの時間掛かける・・・。今日も短いですが此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/25(木) 18:54:30.06:M1TeA3yco (1/1)
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/25(木) 22:10:03.99:G8RZViyj0 (1/1)
すいません。今日も帰って来るの遅かったので書く時間無いです。焦って書くのも何なので余裕のある明日に書きます。
>>189
う、うおおおおおおおおおおお!!モンスターアーツビオランテ、マジか!!これは夢か!?出るの!!嬉し過ぎる!!で、でも何かちょっと妙にボリュームが足りないぞ?首も長過ぎるような・・・いや、きっと完成品は劇中そのものの超巨体
になるに違いない!!
デストロイア完全体も出るし、後はメカキングギドラとバトラが出るなら言う事無い!!出来れば飛行体デストロイアも欲しいなぁ。そう言えば、随分前に情報が出ていた集合体デストロイアはどうなったんだろう?
では明日!
すいません。今日も帰って来るの遅かったので書く時間無いです。焦って書くのも何なので余裕のある明日に書きます。
>>189
う、うおおおおおおおおおおお!!モンスターアーツビオランテ、マジか!!これは夢か!?出るの!!嬉し過ぎる!!で、でも何かちょっと妙にボリュームが足りないぞ?首も長過ぎるような・・・いや、きっと完成品は劇中そのものの超巨体
になるに違いない!!
デストロイア完全体も出るし、後はメカキングギドラとバトラが出るなら言う事無い!!出来れば飛行体デストロイアも欲しいなぁ。そう言えば、随分前に情報が出ていた集合体デストロイアはどうなったんだろう?
では明日!
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/27(土) 02:00:33.04:3mqvRkQL0 (1/3)
ロリこんばんは。
再開します。
ロリこんばんは。
再開します。
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/27(土) 02:03:09.27:3mqvRkQL0 (2/3)
カイザーギドラ「・・・」
カイザーギドラに迫る無数の攻撃。幻影の攻撃もあるとはいえ、それでも普通の怪獣なら何回も殺せるほどの攻撃に囲まれてもカイザーギドラは冷静。
カイザーギドラ「普通に攻撃しても手数が足りぬから、分身や幻影で攻撃数を増やしたと言った所か。だが幾ら数を増やしたところで、本物はたったの6体!
我が名を忘れたか!我が名はカイザーギドラ!常軌を逸し、人智を超えた怪獣を超えし超怪獣の皇帝ぞ!!」
カイザーギドラは両眼から3つの首のデストロイド・サンダー、口からデストロイド・カイザーを拡散発射。
杏子A・マミA・あいりA・デストロイア(集合体)・デストロイア(飛行体)・デストロイア(完全体)・メカキングギドラA・スペースゴジラA・スペースゴジラB「・・・」
デストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーが、杏子がロッソ・ファンタズマで作った分身や幻覚能力で作った幻影である遠くから攻撃しようとしていた杏子、マミ、あいり、デストロイア、メカキングギドラ、スペースゴジラを魔法少女の場合は消し飛ばし、
怪獣は貫き、別の攻撃目標に向かい、更に消し飛ばして貫通して消滅させていく。
これによって杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラ、本物と実体を持った分身と実体の無い幻影の大軍の約半数が消滅した。
だが、尚も接近する杏子やデストロイア達がいる。それに対しカイザーギドラは光線の放射を止め格闘戦の体勢に入った。
カイザーギドラ「・・・」
カイザーギドラに迫る無数の攻撃。幻影の攻撃もあるとはいえ、それでも普通の怪獣なら何回も殺せるほどの攻撃に囲まれてもカイザーギドラは冷静。
カイザーギドラ「普通に攻撃しても手数が足りぬから、分身や幻影で攻撃数を増やしたと言った所か。だが幾ら数を増やしたところで、本物はたったの6体!
我が名を忘れたか!我が名はカイザーギドラ!常軌を逸し、人智を超えた怪獣を超えし超怪獣の皇帝ぞ!!」
カイザーギドラは両眼から3つの首のデストロイド・サンダー、口からデストロイド・カイザーを拡散発射。
杏子A・マミA・あいりA・デストロイア(集合体)・デストロイア(飛行体)・デストロイア(完全体)・メカキングギドラA・スペースゴジラA・スペースゴジラB「・・・」
デストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーが、杏子がロッソ・ファンタズマで作った分身や幻覚能力で作った幻影である遠くから攻撃しようとしていた杏子、マミ、あいり、デストロイア、メカキングギドラ、スペースゴジラを魔法少女の場合は消し飛ばし、
怪獣は貫き、別の攻撃目標に向かい、更に消し飛ばして貫通して消滅させていく。
これによって杏子と3種類のデストロイア、マミとメカキングギドラ、あいりとスペースゴジラ、本物と実体を持った分身と実体の無い幻影の大軍の約半数が消滅した。
だが、尚も接近する杏子やデストロイア達がいる。それに対しカイザーギドラは光線の放射を止め格闘戦の体勢に入った。
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/27(土) 02:05:54.49:3mqvRkQL0 (3/3)
すいません。帰ってからさっきまで寝てたので、頭は働かないし、遅くなって全然進んでないんです・・・。
このシーンさえ終われば後はスムーズに書けるんですが・・・。
なので今日は此処までです。明日は夜だけでなく昼か夕方とかにも書きたいと思っています。
すいません。帰ってからさっきまで寝てたので、頭は働かないし、遅くなって全然進んでないんです・・・。
このシーンさえ終われば後はスムーズに書けるんですが・・・。
なので今日は此処までです。明日は夜だけでなく昼か夕方とかにも書きたいと思っています。
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/27(土) 02:38:44.87:8NJcgjKOo (1/1)
お疲れ様です。
お疲れ様です。
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/28(日) 01:12:28.37:Cl0I3Bp10 (1/4)
ロリこんばんは。
遅めになりましたが再開します。
ロリこんばんは。
遅めになりましたが再開します。
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/28(日) 01:14:43.52:Cl0I3Bp10 (2/4)
カイザーギドラ「ギュオオオオオオ!!」
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウウウ!?」
メカキングギドラA「ギシュウウウーーーウウウ!!」
カイザーギドラは前足を持ち上げて後ろ足だけで立ち上がりず、空中から向かって来た飛行体デストロイア達とメカキングギドラの幻影とそれ以外を気配の有無で一瞬で判断し、幻影は無視し、本物はいなかったので実体を持った分身達を3つの顎で次々に噛み裂き、翼で殴り、前足の爪で切り裂いていく。
あっと言う間にその全てを片付け、今度は大砲を撃つマミと多節に分割した槍で拘束しようとしている杏子、捕獲ハンドを伸ばして来るメカキングギドラの一群むかって、全て攻撃をかわしながら4本の脚で駆ける。
杏子C・マミB・メカキングギドラB「!!」
カイザーギドラ「ギュエエエエエー!!」
その眼力を持って幻影を分身を一瞬で見分けて分身を牙で、角で、首で、翼で、脚で、緒で攻撃して消滅させる。
続いてさっきから別方向から接近して来るへ意識を向ける。ここまでの間もずっと近付きながら遠距離攻撃を撃って来たがその回避を続けていた。そして相手の間合いに入る前に、カイザーギドラのほうからデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーを撃ちながら突撃、幻影は無視し、それ以外を2種類の光線で持ち上げ、貫き、消し飛ばていく。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオウ!!」
杏子A・デストロイア(完全体)・スペースゴジラC「・・・!!」
途轍もない強さ。しかし、この間、意識の外からの攻撃に関しては無防備になっていた。
マミ(本物)「さて、そろそろ良いかしら?」
手にマスケット銃を持ったマミが建物の上にいた。
杏子(本物)「あぁ、今しかないな!」
その隣には槍を構えた本物の杏子。
あいり「マミが準備して杏子が作ったチャンス、絶対に極めてみせる!!」
両手に2丁拳銃を持ったあいり。
メカキングギドラ「・・・」
デストロイア「・・・」
スペースゴジラ「・・・」
3人の近くには全身にエネルギーを蓄えた本物の相棒達。先ず杏子とあいりがカイザーギドラへ飛ぶ。
カイザーギドラ「む・・・!」
幻影と分身を見分け、分身の攻撃を避けて反撃で消し飛ばしながら本物か或いは分身か、実体を持った“2人の杏子”が近付いて来るのをカイザーギドラは確認するが、火炎魔法をいなければ槍では遠距離攻撃が出来ないと判断、今は放置に決定。
しかし、片方の杏子の槍が急速に50メートルを超える長さに長大化し、全体が魔力の炎で包まれる。
杏子「刺し穿つ!死棘の槍(ゲイボルグ!!)」
その長大な燃え盛る炎の塊と化した槍を全身使ってカイザーギドラへ投げ放つ。
それと同時にもう1人の杏子の姿があいりに変る、否、戻る。
あいり「杏子だと思った?残念!あいり様でしたぁ!!」
あいりは自分の固有能力、変身能力で杏子に変身していた。そして左右の2丁の拳銃を繫げて変換、精製し直す。
あいり「リベンジャー!“怪銃形態”!!」
それは1つのブラッドレッドとダークブルーの色の大口径ビームランチャーになっていた。
あいり「吼えろー!!」
それに魔力を込めるだけ込めて撃つ。
カイザーギドラ「!!」
カイザーギドラに燃え盛る炎の塊と化した槍と超高密度の魔力の光線が迫る。今すぐがそちらから攻撃は無いと判断していたカイザーギドラに炸裂する。長大な槍はカイザーギドラに突き刺さって、刺突に加えて内部から火炎でダメージを与え、魔力の光線は大爆発を起こして胸部の被弾部分を吹き飛ばした。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオ!!」
デストロイア(飛行体)「クゥウウウウウウウウ!?」
メカキングギドラA「ギシュウウウーーーウウウ!!」
カイザーギドラは前足を持ち上げて後ろ足だけで立ち上がりず、空中から向かって来た飛行体デストロイア達とメカキングギドラの幻影とそれ以外を気配の有無で一瞬で判断し、幻影は無視し、本物はいなかったので実体を持った分身達を3つの顎で次々に噛み裂き、翼で殴り、前足の爪で切り裂いていく。
あっと言う間にその全てを片付け、今度は大砲を撃つマミと多節に分割した槍で拘束しようとしている杏子、捕獲ハンドを伸ばして来るメカキングギドラの一群むかって、全て攻撃をかわしながら4本の脚で駆ける。
杏子C・マミB・メカキングギドラB「!!」
カイザーギドラ「ギュエエエエエー!!」
その眼力を持って幻影を分身を一瞬で見分けて分身を牙で、角で、首で、翼で、脚で、緒で攻撃して消滅させる。
続いてさっきから別方向から接近して来るへ意識を向ける。ここまでの間もずっと近付きながら遠距離攻撃を撃って来たがその回避を続けていた。そして相手の間合いに入る前に、カイザーギドラのほうからデストロイド・サンダーとデストロイド・カイザーを撃ちながら突撃、幻影は無視し、それ以外を2種類の光線で持ち上げ、貫き、消し飛ばていく。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオウ!!」
杏子A・デストロイア(完全体)・スペースゴジラC「・・・!!」
途轍もない強さ。しかし、この間、意識の外からの攻撃に関しては無防備になっていた。
マミ(本物)「さて、そろそろ良いかしら?」
手にマスケット銃を持ったマミが建物の上にいた。
杏子(本物)「あぁ、今しかないな!」
その隣には槍を構えた本物の杏子。
あいり「マミが準備して杏子が作ったチャンス、絶対に極めてみせる!!」
両手に2丁拳銃を持ったあいり。
メカキングギドラ「・・・」
デストロイア「・・・」
スペースゴジラ「・・・」
3人の近くには全身にエネルギーを蓄えた本物の相棒達。先ず杏子とあいりがカイザーギドラへ飛ぶ。
カイザーギドラ「む・・・!」
幻影と分身を見分け、分身の攻撃を避けて反撃で消し飛ばしながら本物か或いは分身か、実体を持った“2人の杏子”が近付いて来るのをカイザーギドラは確認するが、火炎魔法をいなければ槍では遠距離攻撃が出来ないと判断、今は放置に決定。
しかし、片方の杏子の槍が急速に50メートルを超える長さに長大化し、全体が魔力の炎で包まれる。
杏子「刺し穿つ!死棘の槍(ゲイボルグ!!)」
その長大な燃え盛る炎の塊と化した槍を全身使ってカイザーギドラへ投げ放つ。
それと同時にもう1人の杏子の姿があいりに変る、否、戻る。
あいり「杏子だと思った?残念!あいり様でしたぁ!!」
あいりは自分の固有能力、変身能力で杏子に変身していた。そして左右の2丁の拳銃を繫げて変換、精製し直す。
あいり「リベンジャー!“怪銃形態”!!」
それは1つのブラッドレッドとダークブルーの色の大口径ビームランチャーになっていた。
あいり「吼えろー!!」
それに魔力を込めるだけ込めて撃つ。
カイザーギドラ「!!」
カイザーギドラに燃え盛る炎の塊と化した槍と超高密度の魔力の光線が迫る。今すぐがそちらから攻撃は無いと判断していたカイザーギドラに炸裂する。長大な槍はカイザーギドラに突き刺さって、刺突に加えて内部から火炎でダメージを与え、魔力の光線は大爆発を起こして胸部の被弾部分を吹き飛ばした。
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/28(日) 01:16:06.47:Cl0I3Bp10 (3/4)
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエー!!」
初めてカイザーギドラの悲鳴と言うほどでは無いが、苦悶の声が上がった。だが、これはまだ決定打ではない。
マミ「一気に極めるわよ!!」
マミの持っていたマスケット銃にリボンが纏われ両手で抱えるほどの巨大な銃に変化、更に巨大化、変化して補助脚付の大砲になり、それが今度は砲身が数十メートルに及ぶ高射砲、最後に巨大な列車砲に変化した。
その重量を魔力で強化された建物が何とか支える。
そしてさっきにこの周辺のあちこちにマミが100近く配置したもの。それはマスケット銃とリボン。それら全て、銃をマスケット銃が支え、巨大な銃に変化し、更に大砲から高射砲、最後に接触する建物やその残骸を押し潰して列車砲へと変化した。
当然、全ての設置には魔力が満タンでも足りないのでグリーフシードで回復しながら配置した。
マミ「皆行くわよ!」
メカキンギギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオオウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオオオ!!」
マミ「ティロ・サータイン・フィナーレ!!」
最終必殺射撃、最終必滅砲撃と叫ぶマミの乗った列車砲と、周囲の100近い列車砲が同時にカイザーギドラ向けて発射される。
メカキンギギドラ「ギシャアアアーーウウウウ!!
メカキングギドラも3つの口を揃えて、レーザー光線と反重力光線を限界突破出力でカイザーギドラ向けて撃つ。機体のあちこちから負荷で爆炎が上がる。
デストロイア「グゥオオオオオオ!!」
デストロイアはオキシジェンデストロイヤー・ボムをカイザーギドラに撃つ。周囲のものを全て引き寄せて完全破壊するデストロイアの最大攻撃。それを直接カイザーギドラにぶち込んだ。
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!
スペースゴジラは自分の口と周囲全ての結晶体からコロナビームを全力で発射。多数のコロナビームがカイザーギドラに殺到する。結晶体は限界威力のコロナビームを撃つ負荷で発射しながら砕け散る。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオオ!?」
それらの攻撃が全て直撃、カイザーギドラの身体は圧縮され、破壊され、大爆発を起こした。
マミ「やった!作戦通りだわ!!」
さっきまでの戦闘はマミが準備をする時間稼ぎで、分身や幻影を使った攻撃は隙を作り攻撃を当てるための準備で、杏子とあいりの攻撃を当てて怯ませる。
あいりが杏子に変身したのは、そこからは攻撃出来ないと思わせる為であり、それまでの分身や幻影は杏子が複数いても疑問を抱かせない為でもあった。然る後にマミと怪獣達が必殺のの攻撃を当てるというのが作戦であった。
あいり「流石私達のリーダーだね」
マミ「ふふっ、ありがとう。さて、まだ生きてるのかしら?」
杏子「うーん・・・周囲に放出され過ぎた魔力の影響でソウルジェムがジャミング食らってる状態だな。もうちょっとすれば解るようになるだろ。メカキングギドラ、あんたのセンサーじゃどうだ?」
メカキングギドラ「こっちも同じだよ」
デストロイア「つってもアレで生きてるとは思え無ぇけどな。他の皆はどうなったんだろうな?」
スペースゴジラ「生きているなら、もうそろそろこちらに来るだろう」
マミ「ええ、皆の無事な顔を見るまで安心できないわね」
杏子「あぁ」
あいり「まどかやモモは無事かな」
カイザーギドラ「ギュエエエエエエエエー!!」
初めてカイザーギドラの悲鳴と言うほどでは無いが、苦悶の声が上がった。だが、これはまだ決定打ではない。
マミ「一気に極めるわよ!!」
マミの持っていたマスケット銃にリボンが纏われ両手で抱えるほどの巨大な銃に変化、更に巨大化、変化して補助脚付の大砲になり、それが今度は砲身が数十メートルに及ぶ高射砲、最後に巨大な列車砲に変化した。
その重量を魔力で強化された建物が何とか支える。
そしてさっきにこの周辺のあちこちにマミが100近く配置したもの。それはマスケット銃とリボン。それら全て、銃をマスケット銃が支え、巨大な銃に変化し、更に大砲から高射砲、最後に接触する建物やその残骸を押し潰して列車砲へと変化した。
当然、全ての設置には魔力が満タンでも足りないのでグリーフシードで回復しながら配置した。
マミ「皆行くわよ!」
メカキンギギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオオウ!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオオオ!!」
マミ「ティロ・サータイン・フィナーレ!!」
最終必殺射撃、最終必滅砲撃と叫ぶマミの乗った列車砲と、周囲の100近い列車砲が同時にカイザーギドラ向けて発射される。
メカキンギギドラ「ギシャアアアーーウウウウ!!
メカキングギドラも3つの口を揃えて、レーザー光線と反重力光線を限界突破出力でカイザーギドラ向けて撃つ。機体のあちこちから負荷で爆炎が上がる。
デストロイア「グゥオオオオオオ!!」
デストロイアはオキシジェンデストロイヤー・ボムをカイザーギドラに撃つ。周囲のものを全て引き寄せて完全破壊するデストロイアの最大攻撃。それを直接カイザーギドラにぶち込んだ。
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!
スペースゴジラは自分の口と周囲全ての結晶体からコロナビームを全力で発射。多数のコロナビームがカイザーギドラに殺到する。結晶体は限界威力のコロナビームを撃つ負荷で発射しながら砕け散る。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオオ!?」
それらの攻撃が全て直撃、カイザーギドラの身体は圧縮され、破壊され、大爆発を起こした。
マミ「やった!作戦通りだわ!!」
さっきまでの戦闘はマミが準備をする時間稼ぎで、分身や幻影を使った攻撃は隙を作り攻撃を当てるための準備で、杏子とあいりの攻撃を当てて怯ませる。
あいりが杏子に変身したのは、そこからは攻撃出来ないと思わせる為であり、それまでの分身や幻影は杏子が複数いても疑問を抱かせない為でもあった。然る後にマミと怪獣達が必殺のの攻撃を当てるというのが作戦であった。
あいり「流石私達のリーダーだね」
マミ「ふふっ、ありがとう。さて、まだ生きてるのかしら?」
杏子「うーん・・・周囲に放出され過ぎた魔力の影響でソウルジェムがジャミング食らってる状態だな。もうちょっとすれば解るようになるだろ。メカキングギドラ、あんたのセンサーじゃどうだ?」
メカキングギドラ「こっちも同じだよ」
デストロイア「つってもアレで生きてるとは思え無ぇけどな。他の皆はどうなったんだろうな?」
スペースゴジラ「生きているなら、もうそろそろこちらに来るだろう」
マミ「ええ、皆の無事な顔を見るまで安心できないわね」
杏子「あぁ」
あいり「まどかやモモは無事かな」
198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/28(日) 01:18:38.26:Cl0I3Bp10 (4/4)
今日は此処までです。さて、これで終わりでしょうか?終わらないでしょうか?続きはウェブで!
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
今日は此処までです。さて、これで終わりでしょうか?終わらないでしょうか?続きはウェブで!
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県):2012/10/28(日) 21:30:06.87:LvpaGAWDO (1/1)
乙です。
派手に攻撃が決まったけど嫌な予感しませんぞ……
このSSのカイザー様は機敏に動いてカッコいいけど、実際のスーツだとあまり動けなさそう。
乙です。
派手に攻撃が決まったけど嫌な予感しませんぞ……
このSSのカイザー様は機敏に動いてカッコいいけど、実際のスーツだとあまり動けなさそう。
200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/29(月) 01:06:10.78:N9FI+y+30 (1/1)
ロリこんばんは。
今日はブログ更新してたらSS書く時間無くなりました・・・すいません。
>>199
その予感はきっと当たります!
カイザー様は着ぐるみは中に2人入って動かしてたらしいですね。大変そう・・・。
明日も仕事帰りに病院なので帰るのが遅くなって書けないと思うので、明後日に!
ロリこんばんは。
今日はブログ更新してたらSS書く時間無くなりました・・・すいません。
>>199
その予感はきっと当たります!
カイザー様は着ぐるみは中に2人入って動かしてたらしいですね。大変そう・・・。
明日も仕事帰りに病院なので帰るのが遅くなって書けないと思うので、明後日に!
201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/10/31(水) 01:46:53.77:X9MNXYxWo (1/1)
初代ウルトラマンだとミイラ怪獣ドドンゴ、オイル怪獣ぺスターが最初に2人で演技したものが初と思う。
初代ウルトラマンだとミイラ怪獣ドドンゴ、オイル怪獣ぺスターが最初に2人で演技したものが初と思う。
202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/10/31(水) 20:34:13.50:1/JgPbD60 (1/1)
ロリこんばんは。
>>201
あー、やっぱりミイラ怪獣ドドンゴにも2人入ってたのか。ぺスターの方は解り易いね。
昨日は異常に眠く、頭が働かずほんっと書けませんでした。んで、何が原因かと思ったら、月曜に病院で貰った薬を良く見たら睡眠薬があって、本来寝る前に飲むコレをめんどくせーから、夕食後に他の薬と一緒に飲んでしまったから眠くなってしまってました・・・。不眠症でもないのにそもそも睡眠薬なんか要らんわ、医者のボケ。
そして今日もバカな事にさっき飲んでしまい、眠くなってしまうので今日も書けないです・・・。
読んでくださっている方々、本当に、本当に済みませんorz
明日は・・・明日こそ睡眠薬を黙らされずに飲まないので書けます!
長文すみません、では。
ロリこんばんは。
>>201
あー、やっぱりミイラ怪獣ドドンゴにも2人入ってたのか。ぺスターの方は解り易いね。
昨日は異常に眠く、頭が働かずほんっと書けませんでした。んで、何が原因かと思ったら、月曜に病院で貰った薬を良く見たら睡眠薬があって、本来寝る前に飲むコレをめんどくせーから、夕食後に他の薬と一緒に飲んでしまったから眠くなってしまってました・・・。不眠症でもないのにそもそも睡眠薬なんか要らんわ、医者のボケ。
そして今日もバカな事にさっき飲んでしまい、眠くなってしまうので今日も書けないです・・・。
読んでくださっている方々、本当に、本当に済みませんorz
明日は・・・明日こそ睡眠薬を黙らされずに飲まないので書けます!
長文すみません、では。
203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/10/31(水) 22:46:23.83:adQWus27o (1/1)
落ち着いて下さいそれは病気です!リアル大事に。ゴジラシリーズ見ながら療養してください待ってますんで。
落ち着いて下さいそれは病気です!リアル大事に。ゴジラシリーズ見ながら療養してください待ってますんで。
204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/01(木) 23:10:58.87:k5Q/TfOc0 (1/5)
ロリこんばんは
>>203
ありがとうございます!実は今、心療科にかかってまして、それでちょっと書けない日があるかも知れないです。
でも、今は大丈夫です。これからも大丈夫・・・な筈。
再開します。
ロリこんばんは
>>203
ありがとうございます!実は今、心療科にかかってまして、それでちょっと書けない日があるかも知れないです。
でも、今は大丈夫です。これからも大丈夫・・・な筈。
再開します。
205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/01(木) 23:14:20.54:k5Q/TfOc0 (2/5)
あいり「ん?あれは・・・」
まどか「あいりさーん!マミさーん!杏子ちゃーん!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!!」
カイザーギドラを倒したマミとメカキングギドラ、杏子とデストロイア、あいりとスペースゴジラの所に、一番近くで戦っていたまどかが駆けて来た。すぐ近くに最強の怪獣王ゴジラも来ている。
マミ「鹿目さん!」
杏子「お、まどか!」
あいり「まどかも勝ったんだね」
まどか「はいっ!で、あいりさん達がこうしているって事は・・・」
あいり「当然、私達の勝ちだ。この最強の魔法少女のあいり様と相棒の最強怪獣のスペースゴジラが負ける訳が無いんだよ」
スペースゴジラ「・・・」
マミ「ええ、楽勝だったわ」
杏子「そうか?作戦が上手くいったから良かったけどさ、失敗してたら力を使い果たして余裕で負けてたぞ・・・つか、今もよく勝てたなと思うよ」
メカキングギドラ「いや、楽勝だった楽勝だった」
デストロイア「嘘こけ。俺もお前も何回吹っ飛ばされたか覚えてねーよ」
ゴジラ「何にせよ勝てたならそれで良い。奴らの王を倒しておけば、もし他が負けていたとしても、勝てる可能性が出て来るからな」
まどか「あ、他の皆は大丈夫なのでしょうか?」
マミ「うーん、鹿目さんが一番乗りだったから、まだ解らないわよ」
まどか「私、近くのほむらちゃんを見て来ます!」
ほむら「それには及ばないわ」
あいり「ん?あれは・・・」
まどか「あいりさーん!マミさーん!杏子ちゃーん!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!!」
カイザーギドラを倒したマミとメカキングギドラ、杏子とデストロイア、あいりとスペースゴジラの所に、一番近くで戦っていたまどかが駆けて来た。すぐ近くに最強の怪獣王ゴジラも来ている。
マミ「鹿目さん!」
杏子「お、まどか!」
あいり「まどかも勝ったんだね」
まどか「はいっ!で、あいりさん達がこうしているって事は・・・」
あいり「当然、私達の勝ちだ。この最強の魔法少女のあいり様と相棒の最強怪獣のスペースゴジラが負ける訳が無いんだよ」
スペースゴジラ「・・・」
マミ「ええ、楽勝だったわ」
杏子「そうか?作戦が上手くいったから良かったけどさ、失敗してたら力を使い果たして余裕で負けてたぞ・・・つか、今もよく勝てたなと思うよ」
メカキングギドラ「いや、楽勝だった楽勝だった」
デストロイア「嘘こけ。俺もお前も何回吹っ飛ばされたか覚えてねーよ」
ゴジラ「何にせよ勝てたならそれで良い。奴らの王を倒しておけば、もし他が負けていたとしても、勝てる可能性が出て来るからな」
まどか「あ、他の皆は大丈夫なのでしょうか?」
マミ「うーん、鹿目さんが一番乗りだったから、まだ解らないわよ」
まどか「私、近くのほむらちゃんを見て来ます!」
ほむら「それには及ばないわ」
206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/01(木) 23:15:07.21:k5Q/TfOc0 (3/5)
私は上空のアーマード・モスラと一緒に飛んで来たバトラの上から飛び降りて、右足で着地し左足は膝で曲げて微妙な角度、両手を少し広げてスタイリッシュ着地。
ほむら「・・・」ファサ
そして髪を掻き上げる。決まった・・・私、カッコいい!
バトラ「グギョオオオオオオン!」
バトラが近くの半壊した建物の上に降り立つ。
まどか「ほむらちゃーーん!」
まどかが私に抱き付いて来た!!
ほむら「ほっ、ほむぅううううううううううう!!」
マミ「あらあら、お熱いわね」
まどか「ほむらちゃん達も勝ったんだね!」
ほむら「当然よ。あなた達への愛がある限り私に負けは無いわ」
杏子「格好付け直しても遅いぞ」
あいり「ていうか、よくそんな台詞を素面で言えるな・・・」
杏子「まぁ、ほむらは頭の中が年がら年中ピンク色だからな」
ほむら「違うわ、私の脳内は紫よ」
マミ「(紫って・・・それ腐ってるんじゃ・・・)」
私は上空のアーマード・モスラと一緒に飛んで来たバトラの上から飛び降りて、右足で着地し左足は膝で曲げて微妙な角度、両手を少し広げてスタイリッシュ着地。
ほむら「・・・」ファサ
そして髪を掻き上げる。決まった・・・私、カッコいい!
バトラ「グギョオオオオオオン!」
バトラが近くの半壊した建物の上に降り立つ。
まどか「ほむらちゃーーん!」
まどかが私に抱き付いて来た!!
ほむら「ほっ、ほむぅううううううううううう!!」
マミ「あらあら、お熱いわね」
まどか「ほむらちゃん達も勝ったんだね!」
ほむら「当然よ。あなた達への愛がある限り私に負けは無いわ」
杏子「格好付け直しても遅いぞ」
あいり「ていうか、よくそんな台詞を素面で言えるな・・・」
杏子「まぁ、ほむらは頭の中が年がら年中ピンク色だからな」
ほむら「違うわ、私の脳内は紫よ」
マミ「(紫って・・・それ腐ってるんじゃ・・・)」
207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/01(木) 23:16:41.38:k5Q/TfOc0 (4/5)
まどかが私から離れて、モモを乗せたアーマード・モスラが降下して来たわ。
アーマード・モスラ「ギィアアッ!」
モモ「お姉ちゃん、あいりさん、マミさん!!」
モモがアーマード・モスラから降りる。
杏子「おう、モモ!」
杏子がモモの頭を優しく撫でる。
マミ「はい、お帰りなさい」
モモ「私達勝ちましたよ!ほむらさんのお陰ですけど・・・」
ほむら「何を言っているのよ。あなたの機転のお陰で勝利を掴めたのよ、ありがとう」
バトラ「あぁ、モモのお陰だな」
アーマード・モスラ「えぇ、あなたがいなければきっと勝てませんでしたよ、モモ」
モモ「あ、ありがとうございます・・・」
照れるモモも可愛いわ。濡れる。鼻血出そう。
あいり「謙遜するな。初陣であんな化物を倒すなんてモモは私より強くなれるかも知れないな!」
モモ「そ、そんな・・・」
マミ「さて、他の皆を待ちましょうか」
杏子「って、勝ってるよな?特にあいつ・・・」
ほむら「そんなにさやかが心配?」
杏子「当たり前だろ、仲間なんだから」
ほむら「本当にそれだけ?」
杏子「それだけだよ」
ほむら「ふーん」
杏子「何だよ」
ほむら「いいえ、別に」
何て言ってる私もさやかがとても心配なのよ。
マミ「ミキュベイも大丈夫かしら・・・?」
姉さんは姉さんで心配な人がいるわね。
まどかが私から離れて、モモを乗せたアーマード・モスラが降下して来たわ。
アーマード・モスラ「ギィアアッ!」
モモ「お姉ちゃん、あいりさん、マミさん!!」
モモがアーマード・モスラから降りる。
杏子「おう、モモ!」
杏子がモモの頭を優しく撫でる。
マミ「はい、お帰りなさい」
モモ「私達勝ちましたよ!ほむらさんのお陰ですけど・・・」
ほむら「何を言っているのよ。あなたの機転のお陰で勝利を掴めたのよ、ありがとう」
バトラ「あぁ、モモのお陰だな」
アーマード・モスラ「えぇ、あなたがいなければきっと勝てませんでしたよ、モモ」
モモ「あ、ありがとうございます・・・」
照れるモモも可愛いわ。濡れる。鼻血出そう。
あいり「謙遜するな。初陣であんな化物を倒すなんてモモは私より強くなれるかも知れないな!」
モモ「そ、そんな・・・」
マミ「さて、他の皆を待ちましょうか」
杏子「って、勝ってるよな?特にあいつ・・・」
ほむら「そんなにさやかが心配?」
杏子「当たり前だろ、仲間なんだから」
ほむら「本当にそれだけ?」
杏子「それだけだよ」
ほむら「ふーん」
杏子「何だよ」
ほむら「いいえ、別に」
何て言ってる私もさやかがとても心配なのよ。
マミ「ミキュベイも大丈夫かしら・・・?」
姉さんは姉さんで心配な人がいるわね。
208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/01(木) 23:17:24.91:k5Q/TfOc0 (5/5)
今日は此処までです。
では明日に!
今日は此処までです。
では明日に!
209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/02(金) 21:37:44.85:+SBh9bJSO (1/1)
乙
そして全魔法少女達にお約束の一言、
「ま、まだだーーー!!まだ終わってねーーー!!」
この言葉が蛇足になりますように
乙
そして全魔法少女達にお約束の一言、
「ま、まだだーーー!!まだ終わってねーーー!!」
この言葉が蛇足になりますように
210:11月3日はゴジラの日:2012/11/03(土) 01:02:57.90:carahN2DO (1/1)
ゴジラ58歳の誕生日おめでとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!
ゴジラ58歳の誕生日おめでとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/03(土) 01:26:45.54:OpG5L40Ao (1/2)
おっ?今日だったのか!
ゴジラさん58歳おめでとうございまあぁぁぁぁぁす!!
おっ?今日だったのか!
ゴジラさん58歳おめでとうございまあぁぁぁぁぁす!!
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/03(土) 17:29:03.91:OpG5L40Ao (2/2)
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県):2012/11/03(土) 22:19:00.15:bmJFmSz20 (1/1)
誕生日おめでとうゴジラ!!!
このSSももう一周年か?
誕生日おめでとうゴジラ!!!
このSSももう一周年か?
214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 00:57:39.21:bdd9o+/G0 (1/8)
ロリこんばんは。昨日は書こうと思ったけど書けなかったです・・・。
>>209
残念ながら・・・まだだ!まだ終わらんよ!!これからが本当の(ry
>>210
ゴジラ誕生日おめでとう!2年後だと60周年・・・新作が出来ると良いですね!!
>>212
何と!あの画面に数分・・・いや、1分も出てなかった気がする飛行体まで・・・!!飛行体の立体化って超貴重だっただったから決定版と言えるモンスターアーツでの発売は嬉し過ぎます!
これでバトラも出なきゃ嘘だぜ!ていうか未だにゴジラ並みの知名度と人気のモスラが情報すら出てないのが以外。
>>213
いやー、ダラダラ続けてたので、既に3週間くらい前に一周年過ぎちゃってるよ。今年に終わるかどうかは解んないです。ていうか、複数のエンディングとかその後日談とかも考えてるので、きっと今年中に終わらない。
再開します。
ロリこんばんは。昨日は書こうと思ったけど書けなかったです・・・。
>>209
残念ながら・・・まだだ!まだ終わらんよ!!これからが本当の(ry
>>210
ゴジラ誕生日おめでとう!2年後だと60周年・・・新作が出来ると良いですね!!
>>212
何と!あの画面に数分・・・いや、1分も出てなかった気がする飛行体まで・・・!!飛行体の立体化って超貴重だっただったから決定版と言えるモンスターアーツでの発売は嬉し過ぎます!
これでバトラも出なきゃ嘘だぜ!ていうか未だにゴジラ並みの知名度と人気のモスラが情報すら出てないのが以外。
>>213
いやー、ダラダラ続けてたので、既に3週間くらい前に一周年過ぎちゃってるよ。今年に終わるかどうかは解んないです。ていうか、複数のエンディングとかその後日談とかも考えてるので、きっと今年中に終わらない。
再開します。
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 00:59:03.08:bdd9o+/G0 (2/8)
少し待っていると、メタルブルーとグレーの怪獣がこちらへやって来たわ。あれはさやかのガイガンと・・・ゴジラの背びれが生えたオルガ?ともかく2体の怪獣がさやかとミキュベイ、2人の魔法少女と共にやって来た。
さやか「さやかちゃん登場!ばっちり勝って来ちゃいましたよー!」
ガイガン(FW)「ギシィァアアアアアーーイィッ!!」
まどか「さやかちゃんも勝ったんだね!」
さやか「お?もって事はまどかも?」
まどか「うん!」
さやか「で、マミさんやほむら達もいるって事は・・・」
ほむら「無論、私達も勝ったわ」
モモ「はい!何とかほむらさんのお陰で・・・」
ミQB「やぁ、マミ、ボク達も勝ったよ」
オルガ(フェイズ2)「ギギュウウウウーーウウウ!!」
マミ「そう、良かったわ。心配しなくても大丈夫だったみたいね」
ミQB「心配してくれてたのかい?」
マミ「当たり前でしょう。大事な仲間なんだから」
ミQB「そんな恥ずかしがらずに!素直にボクの貞操が心配だったと言ってくれて良いんだよ!!」
マミ「その貞操を私が奪ってあげましょうか?」グリグリ
ミQB「あぁん!おまんまんにマスケット銃を押し付けるなんて・・・!この大事な場所への刺激と、此処を何時銃弾で吹っ飛ばされ、全身を粉微塵にされるか解らない緊張感・・・!これは新しい世界が開けそうだよ!!」ハァハァ
ミキュベイが新しい性癖に目覚めつつあるわね。私も・・・
以下妄想。
まどか「ほらほら!おまんこを矢で突かれる感触はどうかなほむらちゃん?」
ほむら「嗚呼、まどかがおまんこなんて言葉を・・・!あぁん!堪らないわ!もっと!もっとして!いっそ貫いて!!」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんの処女は私が貰うね・・・あれ?ほむらちゃん、処女膜が無いよ?」
ほむら「じ、実はバイブで破ってしまったの・・・!あなたの事を想ってオナニーしてて・・・」
まどか「何を想ってたかなんて関係ないよ。愛する私の許可無く処女幕を破っちゃうなんてこれはお仕置きだね」
ほむら「お仕置き・・・?何をされるの・・・?」ワクワク
まどか「ほむらちゃんは何をしても悦ぶからお仕置きにならないけど・・・そうだ!この矢でをほむらちゃんのお尻の穴にブッ挿そう!えいっ!!」スブッ!
ほむら「あぁあああああああああーーん!」
妄想終了。
ほむら「ほっ、ほむぅううううううううううう!?」ブシュウウウウウウウウウ!!
少し待っていると、メタルブルーとグレーの怪獣がこちらへやって来たわ。あれはさやかのガイガンと・・・ゴジラの背びれが生えたオルガ?ともかく2体の怪獣がさやかとミキュベイ、2人の魔法少女と共にやって来た。
さやか「さやかちゃん登場!ばっちり勝って来ちゃいましたよー!」
ガイガン(FW)「ギシィァアアアアアーーイィッ!!」
まどか「さやかちゃんも勝ったんだね!」
さやか「お?もって事はまどかも?」
まどか「うん!」
さやか「で、マミさんやほむら達もいるって事は・・・」
ほむら「無論、私達も勝ったわ」
モモ「はい!何とかほむらさんのお陰で・・・」
ミQB「やぁ、マミ、ボク達も勝ったよ」
オルガ(フェイズ2)「ギギュウウウウーーウウウ!!」
マミ「そう、良かったわ。心配しなくても大丈夫だったみたいね」
ミQB「心配してくれてたのかい?」
マミ「当たり前でしょう。大事な仲間なんだから」
ミQB「そんな恥ずかしがらずに!素直にボクの貞操が心配だったと言ってくれて良いんだよ!!」
マミ「その貞操を私が奪ってあげましょうか?」グリグリ
ミQB「あぁん!おまんまんにマスケット銃を押し付けるなんて・・・!この大事な場所への刺激と、此処を何時銃弾で吹っ飛ばされ、全身を粉微塵にされるか解らない緊張感・・・!これは新しい世界が開けそうだよ!!」ハァハァ
ミキュベイが新しい性癖に目覚めつつあるわね。私も・・・
以下妄想。
まどか「ほらほら!おまんこを矢で突かれる感触はどうかなほむらちゃん?」
ほむら「嗚呼、まどかがおまんこなんて言葉を・・・!あぁん!堪らないわ!もっと!もっとして!いっそ貫いて!!」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんの処女は私が貰うね・・・あれ?ほむらちゃん、処女膜が無いよ?」
ほむら「じ、実はバイブで破ってしまったの・・・!あなたの事を想ってオナニーしてて・・・」
まどか「何を想ってたかなんて関係ないよ。愛する私の許可無く処女幕を破っちゃうなんてこれはお仕置きだね」
ほむら「お仕置き・・・?何をされるの・・・?」ワクワク
まどか「ほむらちゃんは何をしても悦ぶからお仕置きにならないけど・・・そうだ!この矢でをほむらちゃんのお尻の穴にブッ挿そう!えいっ!!」スブッ!
ほむら「あぁあああああああああーーん!」
妄想終了。
ほむら「ほっ、ほむぅううううううううううう!?」ブシュウウウウウウウウウ!!
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 00:59:37.14:bdd9o+/G0 (3/8)
まどか「きゃあああああああああ!ほむらちゃんが大量に顔から血を噴いて倒れたちゃたぁああああああ!!」
杏子「鼻血だろ」
マミ「あぁ、それとあなたのオルガの姿が変ってるのね」
ミQB「マスケット銃プレイはもう終わりかい?」
マミ「頭を吹っ飛ばすわよ!で、オルガはどうなったの?」
ミQB「簡単に言うと自分で危機に追い込んで進化を促し自分を強化したんだよ。以前よりパワー、スピード、攻撃力、防御力がアップしているよ!」
マミ「へぇ・・・それは凄いわね」
オルガ「これからはカッコ良く、オルガ・フェイズ2と呼んでくれよ!」
バトラ「あぁ、オルガ」
デストロイア「オルガだな」
オルガ「フェイズ2は!?」
メカキングギドラ「長いよ、オルガで良いよ」
ガイガン(FW)「そうですよね。ぶっちゃけ、大して見た目変って無いし」
オルガ「・・・」
さやか「ねぇ、杏子、あたし勝ったよ!」
杏子「ん?あぁ、よくやったな。あんな化け物相手に凄いぞ。正直、あんたの師匠として鼻が高いよ」
さやか「お、おお!こんなに誉めてくれるなんて!感激!!」ダキッ
杏子「誉めるくらい普通だろーが!あぁ、もう!引っ付くな、暑苦しい!!」
キリカ「おー、おー、お熱くやってますなぁ、お2人さん!」
織莉子「さやかさんと杏子さんは仲が良くて良いですね」
低空を飛んで来たスーパーメカゴジラとデスギドラ。それぞれから織莉子とキリカが跳び下りて来る。
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!」
デスギドラ「グァアアアアアーーアアアーーアアアアア!!」
2体が地響きを起こして地面に降り立つ。
そしてこの後、かずみとバルグザーダン、ニコとメカゴジラⅡ、海香とシーガン、カオルとラジン、みらいとジャルム、サキとヴァグノザウルス、ゆまとビオランテ、里美とバルガロン、あやせとファイヤーラドン、ルカとダガーラ、こまちとバラン、ひよりとギドラ、すみれとヤマタノオロチ、クレアと機龍、エリーゼとメガロ、魔を断つ52の剣全員がギドラ族の王の最強の親衛隊グランドガーズとの戦いに勝利し、王が倒れたこの中心街で合流。
まどか「きゃあああああああああ!ほむらちゃんが大量に顔から血を噴いて倒れたちゃたぁああああああ!!」
杏子「鼻血だろ」
マミ「あぁ、それとあなたのオルガの姿が変ってるのね」
ミQB「マスケット銃プレイはもう終わりかい?」
マミ「頭を吹っ飛ばすわよ!で、オルガはどうなったの?」
ミQB「簡単に言うと自分で危機に追い込んで進化を促し自分を強化したんだよ。以前よりパワー、スピード、攻撃力、防御力がアップしているよ!」
マミ「へぇ・・・それは凄いわね」
オルガ「これからはカッコ良く、オルガ・フェイズ2と呼んでくれよ!」
バトラ「あぁ、オルガ」
デストロイア「オルガだな」
オルガ「フェイズ2は!?」
メカキングギドラ「長いよ、オルガで良いよ」
ガイガン(FW)「そうですよね。ぶっちゃけ、大して見た目変って無いし」
オルガ「・・・」
さやか「ねぇ、杏子、あたし勝ったよ!」
杏子「ん?あぁ、よくやったな。あんな化け物相手に凄いぞ。正直、あんたの師匠として鼻が高いよ」
さやか「お、おお!こんなに誉めてくれるなんて!感激!!」ダキッ
杏子「誉めるくらい普通だろーが!あぁ、もう!引っ付くな、暑苦しい!!」
キリカ「おー、おー、お熱くやってますなぁ、お2人さん!」
織莉子「さやかさんと杏子さんは仲が良くて良いですね」
低空を飛んで来たスーパーメカゴジラとデスギドラ。それぞれから織莉子とキリカが跳び下りて来る。
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!」
デスギドラ「グァアアアアアーーアアアーーアアアアア!!」
2体が地響きを起こして地面に降り立つ。
そしてこの後、かずみとバルグザーダン、ニコとメカゴジラⅡ、海香とシーガン、カオルとラジン、みらいとジャルム、サキとヴァグノザウルス、ゆまとビオランテ、里美とバルガロン、あやせとファイヤーラドン、ルカとダガーラ、こまちとバラン、ひよりとギドラ、すみれとヤマタノオロチ、クレアと機龍、エリーゼとメガロ、魔を断つ52の剣全員がギドラ族の王の最強の親衛隊グランドガーズとの戦いに勝利し、王が倒れたこの中心街で合流。
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 01:02:46.82:bdd9o+/G0 (4/8)
原作メインキャラ以外の合流シーンは端折りました。同じパターンが続いて、書いてても読んでても詰まらないだろうし・・・。
今日は此処までで。サクサク進むはずがほむらの妄想シーンとか凝ってて書いてたら時間が・・・馬鹿か自分は。いや、変態か。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です!
では明日に!
原作メインキャラ以外の合流シーンは端折りました。同じパターンが続いて、書いてても読んでても詰まらないだろうし・・・。
今日は此処までで。サクサク進むはずがほむらの妄想シーンとか凝ってて書いてたら時間が・・・馬鹿か自分は。いや、変態か。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です!
では明日に!
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/04(日) 01:59:12.75:n4Gr/KCCo (1/1)
まーたほむらの変な癖がはじまった。それはともかくお疲れ様でした。
まーたほむらの変な癖がはじまった。それはともかくお疲れ様でした。
219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/04(日) 13:37:44.08:VWamecEfo (1/1)
写真で撮りたいこの景色。男の子にはたまらないだろう…命の危険と引き換えだけど
写真で撮りたいこの景色。男の子にはたまらないだろう…命の危険と引き換えだけど
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 23:55:43.84:bdd9o+/G0 (5/8)
ロリこんばんは。
>>218
ほむほむ妄想は書くつもりは無かったけど、書き始めたら止まらなくなったよ!
>>219
ミキュベイのおまんまんグリグリ?それとも美少女と怪獣大集合?自分はどっちも撮りたいなぁ。
再開します。
ロリこんばんは。
>>218
ほむほむ妄想は書くつもりは無かったけど、書き始めたら止まらなくなったよ!
>>219
ミキュベイのおまんまんグリグリ?それとも美少女と怪獣大集合?自分はどっちも撮りたいなぁ。
再開します。
221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 23:57:05.27:bdd9o+/G0 (6/8)
合流した私達は、お互いの無事を確認し合、勝利を称え合い、笑い合い、喜び合った。
そして私達はかずみとニコ・・・以前に彼女が仲間を失った時に捨てた名、仲間を守り切ると誓って再び本当の名を名乗る事にして聖カンナのその身の話を聞いた。
ほむら「そんな事があったのね・・・」
ミQB「マギカならやるだろうね。人間と怪獣の融合か・・・マギカの中でも一番無茶と言うか、無理と言うか、無茶苦茶な計画だね・・・実際、無理だったんだね」
マミ「死ぬ為にかずみさんの暗殺任務を受けたなんて、なんていうか、本当に辛かったのね、神那さん・・・いえ、聖さん」
ニコ「まぁね。生きてて良かったと今は思えてるよ。かずみのお陰でね」
ゆま「カンナは・・・辛かったんだね。前の友達が死んじゃって、1人で生き返らせられて寂しかったんだね・・・」
ゆまがカンナを見て涙を流している。
カンナ「私の為に泣いてくれてありがとう。でも今は君達がいる。まぁ、前の友達の事は忘れずに生きていこう」
里美「かずみちゃんは和沙ミチルちゃんに怪獣のDNAを結合させて造ったミュータントだったなんて・・・でも、かずみちゃんはかずみちゃん、ミチルちゃんじゃ無いわ。私は気にしないから」
かずみ「ありがとう、里美。でも、私は彼女の意思と命を継ぐよ」
あいり「成る程、かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てたのか」
かずみ「あの・・・皆、私が怖くない?私、怪獣の身体と力を持ってるんだよ?」
海香「何が?私達全員も怪獣と戦える力を持っているわ」
カオル「かずみがキレて暴れ出しちゃったら、止めてやるよ」
杏子「あぁ、だが、手加減なんか期待すんなよ?死なない程度にぶっ飛ばして正気に戻してやるさ」
かずみ「あはは・・・」
サキ「かずみに手荒な真似をするのは私が許さんからな!!」
みらい「かずみぃいいいいいいい!!」ガシッ
かずみ「わわっ!?」
みらいがかずみに跳び付いた。
みらい「畜生・・・!かずみを勝手に造って勝手に殺そうとしやがって・・・!ボクはそんな舐めた真似しくさるやつぁ、許さないぜ!でも、かずみ!何があってもボク達はかずみの味方だからな!!」
ほむら「そうよ、何があろうと、絶対に私達は無条件であなたの味方よ。決してそれを忘れないで」
かずみ「うん、ありがとう、ほむら!」
合流した私達は、お互いの無事を確認し合、勝利を称え合い、笑い合い、喜び合った。
そして私達はかずみとニコ・・・以前に彼女が仲間を失った時に捨てた名、仲間を守り切ると誓って再び本当の名を名乗る事にして聖カンナのその身の話を聞いた。
ほむら「そんな事があったのね・・・」
ミQB「マギカならやるだろうね。人間と怪獣の融合か・・・マギカの中でも一番無茶と言うか、無理と言うか、無茶苦茶な計画だね・・・実際、無理だったんだね」
マミ「死ぬ為にかずみさんの暗殺任務を受けたなんて、なんていうか、本当に辛かったのね、神那さん・・・いえ、聖さん」
ニコ「まぁね。生きてて良かったと今は思えてるよ。かずみのお陰でね」
ゆま「カンナは・・・辛かったんだね。前の友達が死んじゃって、1人で生き返らせられて寂しかったんだね・・・」
ゆまがカンナを見て涙を流している。
カンナ「私の為に泣いてくれてありがとう。でも今は君達がいる。まぁ、前の友達の事は忘れずに生きていこう」
里美「かずみちゃんは和沙ミチルちゃんに怪獣のDNAを結合させて造ったミュータントだったなんて・・・でも、かずみちゃんはかずみちゃん、ミチルちゃんじゃ無いわ。私は気にしないから」
かずみ「ありがとう、里美。でも、私は彼女の意思と命を継ぐよ」
あいり「成る程、かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てたのか」
かずみ「あの・・・皆、私が怖くない?私、怪獣の身体と力を持ってるんだよ?」
海香「何が?私達全員も怪獣と戦える力を持っているわ」
カオル「かずみがキレて暴れ出しちゃったら、止めてやるよ」
杏子「あぁ、だが、手加減なんか期待すんなよ?死なない程度にぶっ飛ばして正気に戻してやるさ」
かずみ「あはは・・・」
サキ「かずみに手荒な真似をするのは私が許さんからな!!」
みらい「かずみぃいいいいいいい!!」ガシッ
かずみ「わわっ!?」
みらいがかずみに跳び付いた。
みらい「畜生・・・!かずみを勝手に造って勝手に殺そうとしやがって・・・!ボクはそんな舐めた真似しくさるやつぁ、許さないぜ!でも、かずみ!何があってもボク達はかずみの味方だからな!!」
ほむら「そうよ、何があろうと、絶対に私達は無条件であなたの味方よ。決してそれを忘れないで」
かずみ「うん、ありがとう、ほむら!」
222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 23:57:42.70:bdd9o+/G0 (7/8)
あやせ「・・・」ウルッ
ルカ「おや?泣いてるんですか、あやせ?」
あやせ「な・・・泣いてなんかいないわよ!」
ルカ「かずみさんやカンナさんの境遇には同情を禁じえないですよね。私達も社会に捨てられた身ですから。それで泣くとはあやせも優しいところがあるじゃないですか」
あやせ「泣いてないって言ってるでしょー!!」ウガー!
イカ娘「な、何か話が難しくてついていけないでゲソが、2人はちょっと変ってるって事で良いでゲソか?」
すみれ「うん、それで良いと思うよ(イカちゃんの方がよっぽど変ってるし・・・)」
こまち「はぁ・・・それにしても、あなた達も中々に凄絶な人生を歩んで来たのねぇ」
カンナ「まぁね」
ひより「私、びっくりしちゃった・・・」
クレア「私達も結構なものと思っていましたが・・・」
エリーゼ「2人には敵わないわね」
織莉子「私は・・・世界で一番不幸だと思っていた時期もありましたが、全然甘かったようです」
キリカ「だねー・・・世の中なんて詰まんないと思ってた時もあったけど、とんでも無い事って身近にもあったんだねー。や、その時は身近じゃ無かったけどさー」
まどか「かずみちゃん、カンナちゃん!これからも友達でいようね!!」
さやか「まぁ、これでこの戦いも終わった訳だし!改めて宜しくね!!」
かずみ「うん!よろしく!」
カンナ「こちらこそー」そして合流した魔法少女と怪獣達を武田が撮り、由里がリポートする。
武田「戦いは終わったのかな・・・」
由里「多分。皆さん、どうやらあの強力なキングギドラ達も、ギドラ族の王も、現われた恐ろしい姿のゴジラも、魔法少女と怪獣達によって倒されたようです!戦いは・・・我々の勝利なのでしょうか?
周囲のゴジラやモスラ達はにわかに活気付き、キングギドラやガイガン達には動揺が走っているようです!」
あやせ「・・・」ウルッ
ルカ「おや?泣いてるんですか、あやせ?」
あやせ「な・・・泣いてなんかいないわよ!」
ルカ「かずみさんやカンナさんの境遇には同情を禁じえないですよね。私達も社会に捨てられた身ですから。それで泣くとはあやせも優しいところがあるじゃないですか」
あやせ「泣いてないって言ってるでしょー!!」ウガー!
イカ娘「な、何か話が難しくてついていけないでゲソが、2人はちょっと変ってるって事で良いでゲソか?」
すみれ「うん、それで良いと思うよ(イカちゃんの方がよっぽど変ってるし・・・)」
こまち「はぁ・・・それにしても、あなた達も中々に凄絶な人生を歩んで来たのねぇ」
カンナ「まぁね」
ひより「私、びっくりしちゃった・・・」
クレア「私達も結構なものと思っていましたが・・・」
エリーゼ「2人には敵わないわね」
織莉子「私は・・・世界で一番不幸だと思っていた時期もありましたが、全然甘かったようです」
キリカ「だねー・・・世の中なんて詰まんないと思ってた時もあったけど、とんでも無い事って身近にもあったんだねー。や、その時は身近じゃ無かったけどさー」
まどか「かずみちゃん、カンナちゃん!これからも友達でいようね!!」
さやか「まぁ、これでこの戦いも終わった訳だし!改めて宜しくね!!」
かずみ「うん!よろしく!」
カンナ「こちらこそー」そして合流した魔法少女と怪獣達を武田が撮り、由里がリポートする。
武田「戦いは終わったのかな・・・」
由里「多分。皆さん、どうやらあの強力なキングギドラ達も、ギドラ族の王も、現われた恐ろしい姿のゴジラも、魔法少女と怪獣達によって倒されたようです!戦いは・・・我々の勝利なのでしょうか?
周囲のゴジラやモスラ達はにわかに活気付き、キングギドラやガイガン達には動揺が走っているようです!」
223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/04(日) 23:59:58.61:bdd9o+/G0 (8/8)
まどかでもおりこでもかずみでも原作じゃ殺し合ってる皆だけど、やっぱり全員仲良し、命を賭けて守り合う関係が良いと思います。
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
明日は病院行くので書けないので、明後日に!
まどかでもおりこでもかずみでも原作じゃ殺し合ってる皆だけど、やっぱり全員仲良し、命を賭けて守り合う関係が良いと思います。
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
明日は病院行くので書けないので、明後日に!
224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/05(月) 01:24:30.99:92/OCsVDo (1/1)
なるほどね。原作の殺しあった戦いにはないほうがこのSSの良いところだと思う。
お疲れ様でした。
気おつけていってらっさい。
なるほどね。原作の殺しあった戦いにはないほうがこのSSの良いところだと思う。
お疲れ様でした。
気おつけていってらっさい。
225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/07(水) 01:05:53.48:WZD7gD1t0 (1/1)
済みません、ちょっと・・・今日は色々あって書けなかったです。
>>223
自分のSSはヒロイックサーガなので、友情!愛情!正義!勇気!の話にしていく!
明日は出来たら書きたいと思います。
済みません、ちょっと・・・今日は色々あって書けなかったです。
>>223
自分のSSはヒロイックサーガなので、友情!愛情!正義!勇気!の話にしていく!
明日は出来たら書きたいと思います。
226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/07(水) 04:37:18.39:dVIXt1H3o (1/1)
OK
OK
227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/09(金) 02:46:09.87:HoSCPCwn0 (1/5)
ロリこんばんは。昨日は展開をどうするか迷ってて書けず、今日は時間掛かりました・・・。
再開します。
ロリこんばんは。昨日は展開をどうするか迷ってて書けず、今日は時間掛かりました・・・。
再開します。
228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/09(金) 02:47:45.38:HoSCPCwn0 (2/5)
221修正から
×あいり「成る程、かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てたのか」
○あいり「かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てた訳だな」
221修正から
×あいり「成る程、かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てたのか」
○あいり「かずみが牙や爪を発現させていたのは、怪獣の身体的特徴が、感情の昂ぶりに応じて出て来てた訳だな」
229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/09(金) 02:49:43.82:HoSCPCwn0 (3/5)
由里「あ!アレ、アレ撮って武田君!あのヘリ!!」
武田「え!?あ、あぁ!!」
武田が急いでカメラをそちらに向けた。そこには1台のミリタリーグリーンで塗装されたヘリが飛んでいる。
防衛軍のヒューイコブラような対怪獣武装を積んだヘリでは無く、軍仕様ではあるが、対怪獣組織のものでは無い。
さやか「ねぇ、あのヘリ防衛軍のじゃ無いよね?」
マミ「あれは・・・」
ほむら「日本の自衛隊のヘリだわ」
私は過去の世界で何度も自衛隊の基地で武器を拝借していたので無駄に詳しいわ。
???「国連対怪獣組織マギカ所属の魔法少女の諸君に告ぐ」
そのヘリのスピーカーから誰かの声が聞こえて来た。
あやせ「マギかって私達の事よね?」
ルカ「ええ、一応」
マミ「防衛省のヘリだわ。今の声は確か・・・」
官房長官「聞こえるかね?マギカ所属魔法少女部隊マギア隊長巴マミさん、防衛軍陸軍指揮官黒木特佐、海軍指揮官立花准将、空軍指揮官ゴードン大佐。
私は内閣官房長官だ」
内閣官房長官でヘリに乗っているらしいわね。
官房長官「「どうやら決着が着いたようだな。君達の活躍と力のお陰でギドラ族の脅威は去ったも同然だ。ギドラ族の王・・・不届き者の野望は潰えた。
後に残ったキングギドラやガイガンは戦意を失い烏合の衆、ゴジラ族やモスラ族が味方の今、無力と言って良い存在となった。
よくやってくれた。先ずは礼と労いの言葉を送ろう。さて、済まないが・・・今から君達魔法少女には政府に出頭して欲しい」
まどか「しゅ、出頭!?何でですか!?」
官房長官「君は・・・確か鹿目まどかさんか。分かるだろう?今までマギア以外では我ら政府の一部の高官のみが知っていた、強大な力を持つ魔法少女・・・その存在が今や公のものとなってしまった。
放映したのはBSデジタルQだったな。あぁ、言っておくがこの件に関してその番組を何ら糾弾するつもりは無い。この状況だ。隠す方が無理というものだろう」
ほむら「そうでしょうね」
官房長官「強大な力、1人でも一国の軍隊を壊滅させられる程の力を持つ君達の存在、それが公然のものとなってしまった以上、君達は国で管理をせざるを得なくなった。
銃刀法で銃や剣を持つものを放置していないだろう?まぁ、機能していない部分があるのは認めるが・・・それと同じ事だよ。国家を揺るがすほどの力を持つ個人を放置する訳にはいかないのだよ。分かってもらえるかな?」
さやか「で、でも、あたし達はマギカに認められて魔法少女に・・・!」
官房長官「美樹さやかさんか。君はインキュベーターという訳の分からないものに認められたというような事で、我々に君達を知った国民達を納得させろというのかね?」
さやか「う・・・」
官房長官「素直に従ってはくれんかね?我々としては君達を拘束したく無いし、出来もしない」
みらい「ふざけんなー!何で世界を救って捕まらなきゃいけないんだよー!!」
カオル「そうだ!そうだ!私達は命を賭けて世界を救ったんだ!これ以上何をすれば信用してもらえるんだよ!?」
キリカ「ふん、力づくで捕まえられるんならやってみなよ!消耗しても、対怪獣武装の無い自衛隊を全滅させる事なんてカンタンだからね!!」
織莉子「キリカ、落ち着いて。官房長官、本音を言ったらどうですか?私達の力が強大すぎるから管理が必要とか、そんな物は建前でしょう?」
サキ「今隠す意味も無い、言ってしまったらどうなんです?」
官房長官「・・・そうだな、その通りだ、隠す意味も無い。君達は、この日本が真の独立国家だと思うかね?」
かずみ「は・・・?」
イカ娘「いきなり何の話でゲソ・・・?」
官房長官「私はそうは思わない。一応、一国家として認められてはいるが、実際はアメリカの属国だ。植民地と言っても過言ではない。
まぁ、日本をアメリカだけの属国では無いがね」
すみれ「でも日本という存在は外国あってのものじゃ無いですか。だから仕方無いのでは?」
官房長官「そうだ、仕方無い。今後もこのままでは変らないだろう。そこで君達という存在だ。
魔法少女は自身も強大な力を持ち、絶大な力を持つ怪獣を使役し、たった1人で一国の軍隊すら敵わない戦力になる。
無差別に破壊し、数十年に渡って大地が汚染される核兵器などより遥かに使い勝手が良く、汎用性も高い。常識的な範囲で言えば不可能など無い。
その中でも殆どが日本人であり、最強クラスの君達が生き残り、世界の他国では殆どの魔法少女が戦死、そしてその存在は公のものとなり隠す必要は無くなった・・・まぁ、隠せなくなった訳だがその意味が分かるかね?」
由里「あ!アレ、アレ撮って武田君!あのヘリ!!」
武田「え!?あ、あぁ!!」
武田が急いでカメラをそちらに向けた。そこには1台のミリタリーグリーンで塗装されたヘリが飛んでいる。
防衛軍のヒューイコブラような対怪獣武装を積んだヘリでは無く、軍仕様ではあるが、対怪獣組織のものでは無い。
さやか「ねぇ、あのヘリ防衛軍のじゃ無いよね?」
マミ「あれは・・・」
ほむら「日本の自衛隊のヘリだわ」
私は過去の世界で何度も自衛隊の基地で武器を拝借していたので無駄に詳しいわ。
???「国連対怪獣組織マギカ所属の魔法少女の諸君に告ぐ」
そのヘリのスピーカーから誰かの声が聞こえて来た。
あやせ「マギかって私達の事よね?」
ルカ「ええ、一応」
マミ「防衛省のヘリだわ。今の声は確か・・・」
官房長官「聞こえるかね?マギカ所属魔法少女部隊マギア隊長巴マミさん、防衛軍陸軍指揮官黒木特佐、海軍指揮官立花准将、空軍指揮官ゴードン大佐。
私は内閣官房長官だ」
内閣官房長官でヘリに乗っているらしいわね。
官房長官「「どうやら決着が着いたようだな。君達の活躍と力のお陰でギドラ族の脅威は去ったも同然だ。ギドラ族の王・・・不届き者の野望は潰えた。
後に残ったキングギドラやガイガンは戦意を失い烏合の衆、ゴジラ族やモスラ族が味方の今、無力と言って良い存在となった。
よくやってくれた。先ずは礼と労いの言葉を送ろう。さて、済まないが・・・今から君達魔法少女には政府に出頭して欲しい」
まどか「しゅ、出頭!?何でですか!?」
官房長官「君は・・・確か鹿目まどかさんか。分かるだろう?今までマギア以外では我ら政府の一部の高官のみが知っていた、強大な力を持つ魔法少女・・・その存在が今や公のものとなってしまった。
放映したのはBSデジタルQだったな。あぁ、言っておくがこの件に関してその番組を何ら糾弾するつもりは無い。この状況だ。隠す方が無理というものだろう」
ほむら「そうでしょうね」
官房長官「強大な力、1人でも一国の軍隊を壊滅させられる程の力を持つ君達の存在、それが公然のものとなってしまった以上、君達は国で管理をせざるを得なくなった。
銃刀法で銃や剣を持つものを放置していないだろう?まぁ、機能していない部分があるのは認めるが・・・それと同じ事だよ。国家を揺るがすほどの力を持つ個人を放置する訳にはいかないのだよ。分かってもらえるかな?」
さやか「で、でも、あたし達はマギカに認められて魔法少女に・・・!」
官房長官「美樹さやかさんか。君はインキュベーターという訳の分からないものに認められたというような事で、我々に君達を知った国民達を納得させろというのかね?」
さやか「う・・・」
官房長官「素直に従ってはくれんかね?我々としては君達を拘束したく無いし、出来もしない」
みらい「ふざけんなー!何で世界を救って捕まらなきゃいけないんだよー!!」
カオル「そうだ!そうだ!私達は命を賭けて世界を救ったんだ!これ以上何をすれば信用してもらえるんだよ!?」
キリカ「ふん、力づくで捕まえられるんならやってみなよ!消耗しても、対怪獣武装の無い自衛隊を全滅させる事なんてカンタンだからね!!」
織莉子「キリカ、落ち着いて。官房長官、本音を言ったらどうですか?私達の力が強大すぎるから管理が必要とか、そんな物は建前でしょう?」
サキ「今隠す意味も無い、言ってしまったらどうなんです?」
官房長官「・・・そうだな、その通りだ、隠す意味も無い。君達は、この日本が真の独立国家だと思うかね?」
かずみ「は・・・?」
イカ娘「いきなり何の話でゲソ・・・?」
官房長官「私はそうは思わない。一応、一国家として認められてはいるが、実際はアメリカの属国だ。植民地と言っても過言ではない。
まぁ、日本をアメリカだけの属国では無いがね」
すみれ「でも日本という存在は外国あってのものじゃ無いですか。だから仕方無いのでは?」
官房長官「そうだ、仕方無い。今後もこのままでは変らないだろう。そこで君達という存在だ。
魔法少女は自身も強大な力を持ち、絶大な力を持つ怪獣を使役し、たった1人で一国の軍隊すら敵わない戦力になる。
無差別に破壊し、数十年に渡って大地が汚染される核兵器などより遥かに使い勝手が良く、汎用性も高い。常識的な範囲で言えば不可能など無い。
その中でも殆どが日本人であり、最強クラスの君達が生き残り、世界の他国では殆どの魔法少女が戦死、そしてその存在は公のものとなり隠す必要は無くなった・・・まぁ、隠せなくなった訳だがその意味が分かるかね?」
230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/09(金) 02:50:18.12:HoSCPCwn0 (4/5)
里美「つ、つまり私達に国際戦争の兵器になれと・・・!」
モモ「そ、そんな・・・嫌です!!」
官房長官「はっきり言ってしまえばそうだ。これで日本は真に独立国家になる事が出来る・・・!」
こまち「ふん、それだけじゃ終わらせないつもりでしょう?」
クレア「国家間のパワーバランスを崩壊させ、世界戦争の頂点に立つ・・・」
エリーゼ「それがあなたの目的ですか?日本の官房長官さん?」
ひより「私達の力は、そんな事の為のものじゃありません!」
カンナ「そんなくだらない事の為に・・・私達の力を使えと?それで世界中の富を集める訳か。まるで死の商人だね」
あいり「私達はさしずめその店員か。ふざけるな!」
官房長官「何とでも言い給え。国家の義務は国益を求める事・・・私は私なりに祖国日本を裕福にしようとしているのだ。
他の国の事など、知った事ではない。そんな私と君達はそんなに違うかね?」
ほむら「・・・」
確かに、根本的には違わないわね。
官房長官「無論、ただでとは言わんさ。君達の待遇や招来は国が保障しよう。君達は抑止力として存在してくれているだけで良いのだよ。その技術を解明などと無茶な事は考えておらん。さぁ、どうする?」
ゆま「ミキュベイ、この事についてマギカはどうするの?」
ミQB「しばらくは様子見だろうね。そして事態が動き、都合が悪くならないよう介入するだろう。それはあの官房長官も分かっている筈だ」
マミ「断ればどうなるのですか?」
官房長官「法律違反者として裁かざるを得なくなるな」
さやか「はぁああああああああああ!?世界救って犯罪者扱いとか意味解んないんですけど!?」
官房長官「ともかく君達を放置は出来んのだよ」
ゴードン大佐「ええい、ふざけるな!この子達は世界を救ったんだぞ!!それで拘束されるなど、この国の司法はどうなってるんだ!?」
突然、轟天号からスピーカーでゴードン大佐の声が超音量で響き渡る。
黒木特佐「我々に彼女達を拘束しろと命令されても拒否しますよ。国家反逆罪になろうともね」
そして黒木特佐のスーパーX3の外部スピーカーからも声がした。
官房長官「・・・答えを聞こうか?魔法少女達、断れば君達は反逆者だ。それともギドラ族に代わって世界を壊滅させるかね?」
あやせ「ちっ・・・いちいち言う事が汚いわねぇ、これだから政治家かって大嫌いなのよ!良いわ!拘束出来るってならしてみなさいよ!!」
ルカ「あやせ、落ち着いてください、私達の力を考えればもっと上手く纏める方法があります」
杏子「・・・ん!?」
杏子が何かに気づいたと同時に・・・危機感が、全身を貫いた。
里美「つ、つまり私達に国際戦争の兵器になれと・・・!」
モモ「そ、そんな・・・嫌です!!」
官房長官「はっきり言ってしまえばそうだ。これで日本は真に独立国家になる事が出来る・・・!」
こまち「ふん、それだけじゃ終わらせないつもりでしょう?」
クレア「国家間のパワーバランスを崩壊させ、世界戦争の頂点に立つ・・・」
エリーゼ「それがあなたの目的ですか?日本の官房長官さん?」
ひより「私達の力は、そんな事の為のものじゃありません!」
カンナ「そんなくだらない事の為に・・・私達の力を使えと?それで世界中の富を集める訳か。まるで死の商人だね」
あいり「私達はさしずめその店員か。ふざけるな!」
官房長官「何とでも言い給え。国家の義務は国益を求める事・・・私は私なりに祖国日本を裕福にしようとしているのだ。
他の国の事など、知った事ではない。そんな私と君達はそんなに違うかね?」
ほむら「・・・」
確かに、根本的には違わないわね。
官房長官「無論、ただでとは言わんさ。君達の待遇や招来は国が保障しよう。君達は抑止力として存在してくれているだけで良いのだよ。その技術を解明などと無茶な事は考えておらん。さぁ、どうする?」
ゆま「ミキュベイ、この事についてマギカはどうするの?」
ミQB「しばらくは様子見だろうね。そして事態が動き、都合が悪くならないよう介入するだろう。それはあの官房長官も分かっている筈だ」
マミ「断ればどうなるのですか?」
官房長官「法律違反者として裁かざるを得なくなるな」
さやか「はぁああああああああああ!?世界救って犯罪者扱いとか意味解んないんですけど!?」
官房長官「ともかく君達を放置は出来んのだよ」
ゴードン大佐「ええい、ふざけるな!この子達は世界を救ったんだぞ!!それで拘束されるなど、この国の司法はどうなってるんだ!?」
突然、轟天号からスピーカーでゴードン大佐の声が超音量で響き渡る。
黒木特佐「我々に彼女達を拘束しろと命令されても拒否しますよ。国家反逆罪になろうともね」
そして黒木特佐のスーパーX3の外部スピーカーからも声がした。
官房長官「・・・答えを聞こうか?魔法少女達、断れば君達は反逆者だ。それともギドラ族に代わって世界を壊滅させるかね?」
あやせ「ちっ・・・いちいち言う事が汚いわねぇ、これだから政治家かって大嫌いなのよ!良いわ!拘束出来るってならしてみなさいよ!!」
ルカ「あやせ、落ち着いてください、私達の力を考えればもっと上手く纏める方法があります」
杏子「・・・ん!?」
杏子が何かに気づいたと同時に・・・危機感が、全身を貫いた。
231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/09(金) 02:51:18.81:HoSCPCwn0 (5/5)
今日は此処まで。
では明日に!
今日は此処まで。
では明日に!
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/09(金) 06:35:15.30:5WTJvrhXo (1/1)
お疲れ様でした。
うーん。官房長官が来て何やら話しが難しくなってきたぞ。
さて、奴はどうなってるのか・・・。
お疲れ様でした。
うーん。官房長官が来て何やら話しが難しくなってきたぞ。
さて、奴はどうなってるのか・・・。
233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県):2012/11/09(金) 19:49:49.13:uz5MMsPDO (1/1)
乙です。
何やら不穏な空気になってきた……
エンディングが複数あるってことは、この辺りからルートが分岐していくのかな?
乙です。
何やら不穏な空気になってきた……
エンディングが複数あるってことは、この辺りからルートが分岐していくのかな?
234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/10(土) 02:27:41.81:bO9dDxWb0 (1/4)
すいません。今日は眠いので寝ます・・・。
>>232
こういうキャラの末路って決まってるので、お約束どおりかな。
>>233
いや、分岐はもうちょっと先かな。短いエンディング直前のと真ルートとか考えてます。
明日は昼と夜に投下するつもりです。では明日。
すいません。今日は眠いので寝ます・・・。
>>232
こういうキャラの末路って決まってるので、お約束どおりかな。
>>233
いや、分岐はもうちょっと先かな。短いエンディング直前のと真ルートとか考えてます。
明日は昼と夜に投下するつもりです。では明日。
235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/10(土) 17:43:37.93:bO9dDxWb0 (2/4)
ロリこんにちは・・・ってもう夕方だよ!
再開します。
ロリこんにちは・・・ってもう夕方だよ!
再開します。
236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/10(土) 17:44:17.20:bO9dDxWb0 (3/4)
私の背後からこちらに伸びる一条の光、振り向いた時、確認出来た。金色の光が、私に向かって来る。
バトラ「!!」
反応が間に合わない私を庇う為にバトラが飛んで私の前に出る。
まどか「っ!?ミラーコーティングアロー!!」
まどかが急速に鏡のように輝く一本の矢を精製、バトラ向けて射ち放つ。バトラがその矢と接触すると、全身が鏡面になった。成る程、これで光線を反射してくれるのね!
次の瞬間、金色の引力光線がバトラを直撃した。
バトラ「グギョオオオオオオオオン!?」
光線を反射し、かなり威力は削いだものの、無効化しきれず、爆発に包まれてバトラは私の前に墜落する。
官房長官「!?」
そして官房長官の乗っていたヘリは、同じく飛んで来た銀色の引力光線に撃たれて撃墜された。
かずみ「あぁっ!?」
サキ「かずみ!それより奴らだ!!」
織莉子「そ、そんな・・・」
カンナ「そんな、バカな・・・!!」
杏子「アリかよ、こんなの・・・」
引力光線が飛んで来た方向、夜の闇の向こうに、グランドギドラ、ヴリトラとファフニール、血や炭化で赤や黒になって元の色が金色と銀色だったと辛うじて確認できる巨体がった。
ヴリトラが生命反応を失っていたのは確認した。あれで・・・怪獣弾でも倒せていなかったなんて・・・!
ヴリトラは半身が吹き飛ばされ、首は右だけになり、両翼を失って尻尾は右側は無くなり左は先半分が無いまま。内臓を曝け出し、鱗は融解し・・・そしてその体内、脳と心臓があるのを確認した。
ファフニールは喉や口が潰れ潰し、中央の頭部と胴部の鱗が吹き飛び、翼は穴が開き、全身の表面は殆どが炭化、融解して黒くなっている。
2体だけではない。他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙に、バラバラになっている茶色のグランドギドラの身体の一部が浮遊している。
私の背後からこちらに伸びる一条の光、振り向いた時、確認出来た。金色の光が、私に向かって来る。
バトラ「!!」
反応が間に合わない私を庇う為にバトラが飛んで私の前に出る。
まどか「っ!?ミラーコーティングアロー!!」
まどかが急速に鏡のように輝く一本の矢を精製、バトラ向けて射ち放つ。バトラがその矢と接触すると、全身が鏡面になった。成る程、これで光線を反射してくれるのね!
次の瞬間、金色の引力光線がバトラを直撃した。
バトラ「グギョオオオオオオオオン!?」
光線を反射し、かなり威力は削いだものの、無効化しきれず、爆発に包まれてバトラは私の前に墜落する。
官房長官「!?」
そして官房長官の乗っていたヘリは、同じく飛んで来た銀色の引力光線に撃たれて撃墜された。
かずみ「あぁっ!?」
サキ「かずみ!それより奴らだ!!」
織莉子「そ、そんな・・・」
カンナ「そんな、バカな・・・!!」
杏子「アリかよ、こんなの・・・」
引力光線が飛んで来た方向、夜の闇の向こうに、グランドギドラ、ヴリトラとファフニール、血や炭化で赤や黒になって元の色が金色と銀色だったと辛うじて確認できる巨体がった。
ヴリトラが生命反応を失っていたのは確認した。あれで・・・怪獣弾でも倒せていなかったなんて・・・!
ヴリトラは半身が吹き飛ばされ、首は右だけになり、両翼を失って尻尾は右側は無くなり左は先半分が無いまま。内臓を曝け出し、鱗は融解し・・・そしてその体内、脳と心臓があるのを確認した。
ファフニールは喉や口が潰れ潰し、中央の頭部と胴部の鱗が吹き飛び、翼は穴が開き、全身の表面は殆どが炭化、融解して黒くなっている。
2体だけではない。他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙に、バラバラになっている茶色のグランドギドラの身体の一部が浮遊している。
237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/10(土) 17:45:07.92:bO9dDxWb0 (4/4)
短いですが、ちょっと今は時間無いので夜になるべく早めに再開します。
短いですが、ちょっと今は時間無いので夜になるべく早めに再開します。
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/10(土) 18:12:37.23:GGAMI6qPo (1/1)
お待ちしてます。
やはりこう来たか・・・てか脳と心臓がもろ見えでこいつ等はゾンビかと。
お待ちしてます。
やはりこう来たか・・・てか脳と心臓がもろ見えでこいつ等はゾンビかと。
239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/10(土) 20:05:34.34:nOodXIKSO (1/1)
何が……起こっているのだ………
以上ウルギャラからボスのセリフで代弁してみました
何が……起こっているのだ………
以上ウルギャラからボスのセリフで代弁してみました
240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/11(日) 00:33:37.68:0QPsmD+E0 (1/4)
ロリこんばんは。思った以上に時間掛かりました・・・。
>>238
いや、ゾンビというより・・・まぁ、見た目はゾンビか、今回で説明します。
>>239
ウルトラギャラクシーは知らないのです・・・。
再開します。
ロリこんばんは。思った以上に時間掛かりました・・・。
>>238
いや、ゾンビというより・・・まぁ、見た目はゾンビか、今回で説明します。
>>239
ウルトラギャラクシーは知らないのです・・・。
再開します。
241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/11(日) 00:34:51.53:0QPsmD+E0 (2/4)
236修正から
×他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙に、バラバラになっている茶色のグランドギドラの身体の一部が浮遊している。
○他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤、茶色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙。
236修正から
×他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙に、バラバラになっている茶色のグランドギドラの身体の一部が浮遊している。
○他に黒、灰、青、青銅、白、緑、赤、茶色の3つ首の怪獣と・・・渦を巻いて舞う血と微塵状態の肉や骨で出来ていて中に心臓と脳を確認できる煙。
242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/11(日) 00:35:30.64:0QPsmD+E0 (3/4)
黒いニーズヘッグは首を全て失い、身体をズタズタにされて・・・そんな状態で立っていた。胸部の大きな傷からは脳や脈動する心臓が確認できる。
灰色のファルゲニシュはバラバラになって大半を失った身体を骨で接合して立っている。身体の中心には脳と心臓が見える。
青いラハブは大きく失った部分こそないけれど、身体が幾つかに分断され、中心の脳と心臓から伸びる神経た血管が分断された体の各部に接続されていて、それで動いている。
青銅色のヴィーヴルは胸部から下が丸ごと無くなっており、翼で浮遊していて傷口からは脳と心臓が見える。
白いファフニールは逆に腹部から上の部分が無くなっており、傷口から見える脳を一番上に、頭部も翼もないのに立っていた。そしてその鱗にはあちこち融解して傷付いていた。
緑色のテュポーンの身体は螺旋状に切り裂かれ中央の頭部がある方の半身だけしか無く、両脚は失ってるので尾で身体を支えている。その傷口からはやはり脳や心臓が見える。
舞う血肉の煙は紫色の鱗が確認できる事からコカドリーユでしょうね。
赤いピュートーンの胴部の中央には大きな穴が開いて身体を貫通していた。そしてその中には脳と心臓が。
茶色のタラスクスの身体は半分以上が失われ、更にバラバラになったのを接合した状態で立っていた。隙間から脳と心臓が見える。
スーパーメカゴジラ「た、倒せていなかったのか!?」
デスギドラ「マジでか!?」
マミ「生命反応の確認は?」
サキ「勿論した!奴は・・・ヴィーヴルは確かに死んでいた」
実際には向こうは全員がダメージは大きい。いや、むしろ生きているのが不思議なくらいの損傷。というか・・・弱点である脳と心臓を破壊されるほどの大損傷を受けて、そこに脳と心臓だけを再生させたように見える・・・!
バルグザーダン「い・・・生きていたのか!?」
グランドギドラ(ヴリトラ)「ご覧の通りだ・・・と言いたい所だが、確かに私は死んだ。どうやら私だけでは無かったようだがね」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「そう、生物学的に言えば確かに私は死んだ。あぁ、死んだとも、それは間違いない」
こまち「じゃ・・・じゃあ、何で生きてんのよ!?」
バルガロン「生き返ったとでも言うのかよ!?」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「そうでは無い。御主らが対峙していた者達は確かに死んだ。
そして我等はその者達が生き返ったと言う訳でもない」
杏子「じゃあ、何だってんだよ!?」
デストロイア「ゾンビかよ!?つか、その見た目、どう見てもゾンビだろ!!」
グランドギドラ(ティアマト)「失礼ね。死んだけれども、私達は命を得て別の存在として誕生した、と言った所かしらね」
グランドギドラ(ピュートーン)「早い話が死んだけども、脳と心臓を再生させて生き返ったっちゅーこっちゃ。まぁ、生き返った言うんは御幣があるけどな」
海香「そんな・・・!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あたし達はね、尻尾1本、羽根の欠片、鱗の1つでも残っていれば再生して復活出来るのよ。流石に脳や心臓を潰されて死ぬとそれを再生して復活するのは時間が掛かるけどねぇ」
頭部が無くとも、チャントに近いものを送れる器官、脳があればそれを送れるらしい。って・・・それじゃあ、一撃で跡形も無く消滅させるしか倒す方法なんて無いじゃない!!
グランドギドラ(タラスクス)「つまりハ、以前の俺タチハ死んだガ、同じ記憶を持って生マレテ来タ・・・そうイウ訳だ」
彼らが言っている間にその身体はみるみる元に戻って行く。骨が接合され、内臓が修復し、筋肉が紡がれ、皮膚に覆われ、鱗で鎧われていき、首や尾の先端に棘が生えて、翼の皮膜が張る。
煙のような粉微塵にされていたコカドリーユの身体が立ち昇り、徐々に3つ首、双翼、2本の尻尾を持つ怪獣の形を造り始める。数瞬の後には完全に元の姿に再生していた。
ミQB「・・・メチャクチャだね」
グランドギドラ(ファフニール)「身体がバラバラになっても、死んでも残った部分が集結と増殖を繰り返して、元通りー!なのにゃ♪」
ファフニールも完全に再生している。
あいり「化物じゃないか・・・!」
みらい「そ・・・そんな!こんな生物他にいないぞ!!」
ジャルム「怪獣にもこんな再生能力を持った奴んなんていねぇぞ!!」
ひより「プラナリアとかならバラバラにしてもそれぞれがプラナリアになってりしたっけ・・・」
ヴァグノザウルス「いや・・・あの性質、むしろあれは・・・」
ラジン「うん・・・癌に近いね」
メカゴジラⅡ「確かに奴らは地球の癌だがな・・・」
メカキングギドラ「まだ終わっていなかったのか・・・!」
カイザーギドラ「だが、1度我等を負かした事は事実。正直、我も驚いている」
そして中心街の中で登っていた巨大な煙の中から響く声。
スペースゴジラ「部下が生きてやがるんだから、その王が死んでいる訳が無いという事か・・・!」
黒いニーズヘッグは首を全て失い、身体をズタズタにされて・・・そんな状態で立っていた。胸部の大きな傷からは脳や脈動する心臓が確認できる。
灰色のファルゲニシュはバラバラになって大半を失った身体を骨で接合して立っている。身体の中心には脳と心臓が見える。
青いラハブは大きく失った部分こそないけれど、身体が幾つかに分断され、中心の脳と心臓から伸びる神経た血管が分断された体の各部に接続されていて、それで動いている。
青銅色のヴィーヴルは胸部から下が丸ごと無くなっており、翼で浮遊していて傷口からは脳と心臓が見える。
白いファフニールは逆に腹部から上の部分が無くなっており、傷口から見える脳を一番上に、頭部も翼もないのに立っていた。そしてその鱗にはあちこち融解して傷付いていた。
緑色のテュポーンの身体は螺旋状に切り裂かれ中央の頭部がある方の半身だけしか無く、両脚は失ってるので尾で身体を支えている。その傷口からはやはり脳や心臓が見える。
舞う血肉の煙は紫色の鱗が確認できる事からコカドリーユでしょうね。
赤いピュートーンの胴部の中央には大きな穴が開いて身体を貫通していた。そしてその中には脳と心臓が。
茶色のタラスクスの身体は半分以上が失われ、更にバラバラになったのを接合した状態で立っていた。隙間から脳と心臓が見える。
スーパーメカゴジラ「た、倒せていなかったのか!?」
デスギドラ「マジでか!?」
マミ「生命反応の確認は?」
サキ「勿論した!奴は・・・ヴィーヴルは確かに死んでいた」
実際には向こうは全員がダメージは大きい。いや、むしろ生きているのが不思議なくらいの損傷。というか・・・弱点である脳と心臓を破壊されるほどの大損傷を受けて、そこに脳と心臓だけを再生させたように見える・・・!
バルグザーダン「い・・・生きていたのか!?」
グランドギドラ(ヴリトラ)「ご覧の通りだ・・・と言いたい所だが、確かに私は死んだ。どうやら私だけでは無かったようだがね」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「そう、生物学的に言えば確かに私は死んだ。あぁ、死んだとも、それは間違いない」
こまち「じゃ・・・じゃあ、何で生きてんのよ!?」
バルガロン「生き返ったとでも言うのかよ!?」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「そうでは無い。御主らが対峙していた者達は確かに死んだ。
そして我等はその者達が生き返ったと言う訳でもない」
杏子「じゃあ、何だってんだよ!?」
デストロイア「ゾンビかよ!?つか、その見た目、どう見てもゾンビだろ!!」
グランドギドラ(ティアマト)「失礼ね。死んだけれども、私達は命を得て別の存在として誕生した、と言った所かしらね」
グランドギドラ(ピュートーン)「早い話が死んだけども、脳と心臓を再生させて生き返ったっちゅーこっちゃ。まぁ、生き返った言うんは御幣があるけどな」
海香「そんな・・・!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あたし達はね、尻尾1本、羽根の欠片、鱗の1つでも残っていれば再生して復活出来るのよ。流石に脳や心臓を潰されて死ぬとそれを再生して復活するのは時間が掛かるけどねぇ」
頭部が無くとも、チャントに近いものを送れる器官、脳があればそれを送れるらしい。って・・・それじゃあ、一撃で跡形も無く消滅させるしか倒す方法なんて無いじゃない!!
グランドギドラ(タラスクス)「つまりハ、以前の俺タチハ死んだガ、同じ記憶を持って生マレテ来タ・・・そうイウ訳だ」
彼らが言っている間にその身体はみるみる元に戻って行く。骨が接合され、内臓が修復し、筋肉が紡がれ、皮膚に覆われ、鱗で鎧われていき、首や尾の先端に棘が生えて、翼の皮膜が張る。
煙のような粉微塵にされていたコカドリーユの身体が立ち昇り、徐々に3つ首、双翼、2本の尻尾を持つ怪獣の形を造り始める。数瞬の後には完全に元の姿に再生していた。
ミQB「・・・メチャクチャだね」
グランドギドラ(ファフニール)「身体がバラバラになっても、死んでも残った部分が集結と増殖を繰り返して、元通りー!なのにゃ♪」
ファフニールも完全に再生している。
あいり「化物じゃないか・・・!」
みらい「そ・・・そんな!こんな生物他にいないぞ!!」
ジャルム「怪獣にもこんな再生能力を持った奴んなんていねぇぞ!!」
ひより「プラナリアとかならバラバラにしてもそれぞれがプラナリアになってりしたっけ・・・」
ヴァグノザウルス「いや・・・あの性質、むしろあれは・・・」
ラジン「うん・・・癌に近いね」
メカゴジラⅡ「確かに奴らは地球の癌だがな・・・」
メカキングギドラ「まだ終わっていなかったのか・・・!」
カイザーギドラ「だが、1度我等を負かした事は事実。正直、我も驚いている」
そして中心街の中で登っていた巨大な煙の中から響く声。
スペースゴジラ「部下が生きてやがるんだから、その王が死んでいる訳が無いという事か・・・!」
243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/11(日) 00:37:18.38:0QPsmD+E0 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
それでは明日!
244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都):2012/11/11(日) 01:11:12.76:cCaVbF5qo (1/1)
乙
再生怪人はライダーキック一発で死ぬもんだし(震え声)
乙
再生怪人はライダーキック一発で死ぬもんだし(震え声)
245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/11(日) 01:46:35.07:/etpDRVwo (1/1)
やれやれ、まだ戦いが続くのか・・・。
いくら魔法少女でも最初は普通の人間、戦い続ければスタミナも持たなくなってくるし大半の怪獣を倒してグリーフシードは少ないのにな。
なにはともあれお疲れ様でした。
やれやれ、まだ戦いが続くのか・・・。
いくら魔法少女でも最初は普通の人間、戦い続ければスタミナも持たなくなってくるし大半の怪獣を倒してグリーフシードは少ないのにな。
なにはともあれお疲れ様でした。
246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/11(日) 16:42:07.29:P4w8IbgSO (1/1)
>>244
でも戦隊の幹部巨大化だとロボ爆破の展開もまれによくある………
>>244
でも戦隊の幹部巨大化だとロボ爆破の展開もまれによくある………
247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 01:55:23.48:k8QpW9tS0 (1/6)
ロリこんばんは。遅くなりました。
>>244
再生怪人って大抵、生き返ったんじゃ無くて、別人を同じ怪人にしただけから実は再生じゃ無かったりしますね。
これはそういう再生怪人みたいに簡単にやられ無いです!
>>245
続いちゃうのです。こうやって消耗して追い詰められていくのを描きたい。
再開します。
ロリこんばんは。遅くなりました。
>>244
再生怪人って大抵、生き返ったんじゃ無くて、別人を同じ怪人にしただけから実は再生じゃ無かったりしますね。
これはそういう再生怪人みたいに簡単にやられ無いです!
>>245
続いちゃうのです。こうやって消耗して追い詰められていくのを描きたい。
再開します。
248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 01:56:46.30:k8QpW9tS0 (2/6)
カイザーギドラ「・・・」
カイザーギドラが地響きを立てて煙の中から歩み出てくる。失っている左右の首や翼、左前脚、2本の尻尾、大きく抉れた胴がみるみる内に再生していく。
カイザーギドラ「素晴らしい・・・人の身でよくぞ此処まで・・・」
体の調子を確かめるように左右の首を動かすカイザーギドラ。
杏子「テメェも死んで生き返ったったのかよ!?」
カイザーギドラ「いや、我は死んではおらぬ。咄嗟に防御壁で防いだのだが・・・我にそれを使わせた事、此処までの損傷を与えたのは驚愕と賞賛に値する。そうは思わぬか?」
カイザーギドラが並び立つグランドガーズの方を向く。
グランドギドラ(ヴリトラ)「はっ。我らの中で敗北したのが1、2体であれば偶然や油断があったからとも言えますが、こうも全敗してしまっては、彼らの力が以前の我々を上回っていたという他無いでしょう」
グランドギドラ(ラハブ)「でもね・・・!前の私達と同じだと思うんじゃ無いわよ!!」
ヤマタノオロチ「そうか・・・自分が倒されても、その相手の技を見切って、そうやってもお主達は強くなっていったのだな・・・!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「そういう事だ・・・!カイザー!そろそろこいつらブッ解体(バラ)して良いよなぁ!?
テメェら僕を殺したんだ・・・楽に死ねると思ってんじゃねぇぞ!!」
カイザーギドラ「ふむ・・・まぁ、待て、ヴィーヴルよ。どうする、戦士達よ?このような能力を持つ我らを相手に尚、挑むか?
1度は我らを負かしたほどの力を持った貴公らを我は益々気に入ったぞ。共に覇道を進まぬか?」
カイザーギドラ(ファルゲニシュ)「これに君達の能力を解明し、互いの能力を与え合えば、我々は本当に不死身にも無敵にもなれるのだよ!」
ほむら「それには“いいえ”か“NO”、どちらで答えれば良いかしら?」
さやか「あんた達が殺しても生き返るって言うんなら・・・何度だって殺せば良いんだよ!一部分も残さずに消滅させてやるわよ!!」
カイザーギドラ(ティアマト)「それは人類を守る為なの?解らない・・・本当に解らないわ。私はあなた達の力など私達に必要は無いし、此処までの力を持っているとは思わなかった。
でも、1度あなた達に負けた今は、あなた達の力が必要にも脅威にもなると認めざるを得ないわね。
あなた達も見たでしょう?あなた達を利用しようとする人間を。これからもあの手の人間は幾らでもあなた達に接触しようとしているでしょう。自分の利益や欲の為にね。
カイザーに賞賛されるまでの存在であるあなた達の価値を全く解っていない、愚か過ぎる連中よ。そんな愚かな連中にはあなた達が守る価値なんて全く無いのよ」
そう言ったティアマトに姉さんはマスケット銃を精製して向ける。
マミ「何度言えば解るの?人類を、世界を、この星の未来を守る。それが私達魔法少女の使命なのよ。
あなた達が地球の脅威である以上、排除する!」
グランドギドラ(ピュートーン)「うちらに勝つつもりかいな?止めとき、絶対に無理や。うちらは何回殺されても、一部でも残ってれば復活するんや。そっちに勝ち目は無いで」
イカ娘「ゴチャゴチャうるさいでゲソ!地上は私が侵略するでゲソ!お主達のような地球の外から来た奴には渡さんでゲソ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「うふふ・・・そうこなくちゃあねぇ。痛かった・・・2回も殺されてとっても痛かったわぁ!同じ目に合わせてあげるわよ!!」
ファイヤーラドン「何回でも来なさい!絶対にぶっ殺してやるわよ!!」
ダガーラ「こちらにも勝機はあるからな」
そう・・・ディメンション・タイド。あれを使えば、こいつらを完全に消滅させる事が出来る・・・!
カイザーギドラ「ふむ・・・そちらは戦闘続行という事で意義は無いかな?」
ゴジラ(FW)「当たり前だ!」
まどか「当然だよ!私達が・・・皆を守る!!」
カイザーギドラ「では」
カイザーギドラの身体から金色の光の粒子が溢れ出し、まどかと相棒のゴジラに倒されて横たわる敵のゴジラに降り注いで吸収された。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアアアーーアアアアアァーウ!!」
敵のゴジラが復活して立ち上がったわ!
まどか・ゴジラ(FW)「!!」
カイザーギドラ「ふっ、“彼ら”だけ仲間外れにするのは可愛そうでは無いか」
まどか「“彼ら”・・・って・・・!」
え?何!?
カイザーギドラ「・・・」
カイザーギドラが地響きを立てて煙の中から歩み出てくる。失っている左右の首や翼、左前脚、2本の尻尾、大きく抉れた胴がみるみる内に再生していく。
カイザーギドラ「素晴らしい・・・人の身でよくぞ此処まで・・・」
体の調子を確かめるように左右の首を動かすカイザーギドラ。
杏子「テメェも死んで生き返ったったのかよ!?」
カイザーギドラ「いや、我は死んではおらぬ。咄嗟に防御壁で防いだのだが・・・我にそれを使わせた事、此処までの損傷を与えたのは驚愕と賞賛に値する。そうは思わぬか?」
カイザーギドラが並び立つグランドガーズの方を向く。
グランドギドラ(ヴリトラ)「はっ。我らの中で敗北したのが1、2体であれば偶然や油断があったからとも言えますが、こうも全敗してしまっては、彼らの力が以前の我々を上回っていたという他無いでしょう」
グランドギドラ(ラハブ)「でもね・・・!前の私達と同じだと思うんじゃ無いわよ!!」
ヤマタノオロチ「そうか・・・自分が倒されても、その相手の技を見切って、そうやってもお主達は強くなっていったのだな・・・!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「そういう事だ・・・!カイザー!そろそろこいつらブッ解体(バラ)して良いよなぁ!?
テメェら僕を殺したんだ・・・楽に死ねると思ってんじゃねぇぞ!!」
カイザーギドラ「ふむ・・・まぁ、待て、ヴィーヴルよ。どうする、戦士達よ?このような能力を持つ我らを相手に尚、挑むか?
1度は我らを負かしたほどの力を持った貴公らを我は益々気に入ったぞ。共に覇道を進まぬか?」
カイザーギドラ(ファルゲニシュ)「これに君達の能力を解明し、互いの能力を与え合えば、我々は本当に不死身にも無敵にもなれるのだよ!」
ほむら「それには“いいえ”か“NO”、どちらで答えれば良いかしら?」
さやか「あんた達が殺しても生き返るって言うんなら・・・何度だって殺せば良いんだよ!一部分も残さずに消滅させてやるわよ!!」
カイザーギドラ(ティアマト)「それは人類を守る為なの?解らない・・・本当に解らないわ。私はあなた達の力など私達に必要は無いし、此処までの力を持っているとは思わなかった。
でも、1度あなた達に負けた今は、あなた達の力が必要にも脅威にもなると認めざるを得ないわね。
あなた達も見たでしょう?あなた達を利用しようとする人間を。これからもあの手の人間は幾らでもあなた達に接触しようとしているでしょう。自分の利益や欲の為にね。
カイザーに賞賛されるまでの存在であるあなた達の価値を全く解っていない、愚か過ぎる連中よ。そんな愚かな連中にはあなた達が守る価値なんて全く無いのよ」
そう言ったティアマトに姉さんはマスケット銃を精製して向ける。
マミ「何度言えば解るの?人類を、世界を、この星の未来を守る。それが私達魔法少女の使命なのよ。
あなた達が地球の脅威である以上、排除する!」
グランドギドラ(ピュートーン)「うちらに勝つつもりかいな?止めとき、絶対に無理や。うちらは何回殺されても、一部でも残ってれば復活するんや。そっちに勝ち目は無いで」
イカ娘「ゴチャゴチャうるさいでゲソ!地上は私が侵略するでゲソ!お主達のような地球の外から来た奴には渡さんでゲソ!!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「うふふ・・・そうこなくちゃあねぇ。痛かった・・・2回も殺されてとっても痛かったわぁ!同じ目に合わせてあげるわよ!!」
ファイヤーラドン「何回でも来なさい!絶対にぶっ殺してやるわよ!!」
ダガーラ「こちらにも勝機はあるからな」
そう・・・ディメンション・タイド。あれを使えば、こいつらを完全に消滅させる事が出来る・・・!
カイザーギドラ「ふむ・・・そちらは戦闘続行という事で意義は無いかな?」
ゴジラ(FW)「当たり前だ!」
まどか「当然だよ!私達が・・・皆を守る!!」
カイザーギドラ「では」
カイザーギドラの身体から金色の光の粒子が溢れ出し、まどかと相棒のゴジラに倒されて横たわる敵のゴジラに降り注いで吸収された。
ゴジラ(GMK)「ゴォワァアアアアアアアーーアアアアアァーウ!!」
敵のゴジラが復活して立ち上がったわ!
まどか・ゴジラ(FW)「!!」
カイザーギドラ「ふっ、“彼ら”だけ仲間外れにするのは可愛そうでは無いか」
まどか「“彼ら”・・・って・・・!」
え?何!?
249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 01:58:00.48:k8QpW9tS0 (3/6)
ううむ、書くのに時間掛かる割りに進まない・・・。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
ううむ、書くのに時間掛かる割りに進まない・・・。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/12(月) 12:49:55.80:KMKq37emo (1/1)
乙
ひええ…恐ろしきかなギドラ族
乙
ひええ…恐ろしきかなギドラ族
251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 23:47:53.92:k8QpW9tS0 (4/6)
ロリこんばんは。
>>250
ラスボスだからこれぐらい恐ろしいのが良いと思いました・・・いや、やり過ぎかな。
再開します。
ロリこんばんは。
>>250
ラスボスだからこれぐらい恐ろしいのが良いと思いました・・・いや、やり過ぎかな。
再開します。
252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 23:50:11.07:k8QpW9tS0 (5/6)
???「・・・」
起き上がった敵のゴジラの肩に誰かが乗っていた。あれは・・・魔法少女!?しかも・・・!
ほむら「まどか・・・!?」
さやか「ほ、本当だ!まどかが・・・!」
杏子「もう1人出て来た・・・だと・・・!?」
マミ「色が違うみたいだけどね・・・」
確かに、色が違う。まどかのような優しい淡いピンク色では無く、赤く怒りを湛えたような溶岩のように紅いまどかだった。
マドカ「そう、私はマドカ。そこにいるオリジナル(姉さん)を模した、この子の生命力で存在を維持しているの。さて・・・また会えたよねぇ、オリジナル(姉さん)!!」
その紅いまどか・・・マドカは途轍もない憎悪と殺気をまどかに向けて放った。
まどか「!!」
マドカ「言ったとおり、私は還って来たよ。さぁ、私に殺されてよ!オリジナル(姉さん)!!」
マドカが紅い矢を精製してまどかに撃ち放つ。それをピンク色の矢で迎撃するまどか。それを合図に見滝原の中心街で巨大な戦闘が始まった。絶望的な・・・それでも僅かな希望に縋る戦いが。
魔法を、魔法武器を、魔法弾を、魔法の光線を、魔力で強化した武器を、固有能力を駆使して私達は必死に戦う。怪獣の光線や融解させる液や霧、猛毒が飛び交い、巨体がぶつかり合い、怪獣達の咆哮が響き渡る。地面が砕かれ、空は焼かれる。
最初は戦況だった互角が、徐々に私達が押され始める・・・当然ね。こちらは何度か向こうを殺すか戦闘不能に陥らせたけど、殺しても10分と掛からず復活し、戦闘不能に追い込んでも数瞬の内には元通り。
一方、こちらは魔力を消耗し、グリーフシードも底を突きかけている・・・。
攻撃を受けたカイザーギドラが爆炎の中から、私のほうへ向けて光線を発射する。
ほむら「きゃあっ!うあっ・・・!くぅううううううっ!!」
それは私の前の地面に着弾し、私は爆風で吹き飛ばされ、地面に背中をしたたかに打ち付ける。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオオオオオオオ!!」
爆炎の中で咆哮するカイザーギドラ。それは・・・どうやっても敵わない存在に見えた。
???「・・・」
起き上がった敵のゴジラの肩に誰かが乗っていた。あれは・・・魔法少女!?しかも・・・!
ほむら「まどか・・・!?」
さやか「ほ、本当だ!まどかが・・・!」
杏子「もう1人出て来た・・・だと・・・!?」
マミ「色が違うみたいだけどね・・・」
確かに、色が違う。まどかのような優しい淡いピンク色では無く、赤く怒りを湛えたような溶岩のように紅いまどかだった。
マドカ「そう、私はマドカ。そこにいるオリジナル(姉さん)を模した、この子の生命力で存在を維持しているの。さて・・・また会えたよねぇ、オリジナル(姉さん)!!」
その紅いまどか・・・マドカは途轍もない憎悪と殺気をまどかに向けて放った。
まどか「!!」
マドカ「言ったとおり、私は還って来たよ。さぁ、私に殺されてよ!オリジナル(姉さん)!!」
マドカが紅い矢を精製してまどかに撃ち放つ。それをピンク色の矢で迎撃するまどか。それを合図に見滝原の中心街で巨大な戦闘が始まった。絶望的な・・・それでも僅かな希望に縋る戦いが。
魔法を、魔法武器を、魔法弾を、魔法の光線を、魔力で強化した武器を、固有能力を駆使して私達は必死に戦う。怪獣の光線や融解させる液や霧、猛毒が飛び交い、巨体がぶつかり合い、怪獣達の咆哮が響き渡る。地面が砕かれ、空は焼かれる。
最初は戦況だった互角が、徐々に私達が押され始める・・・当然ね。こちらは何度か向こうを殺すか戦闘不能に陥らせたけど、殺しても10分と掛からず復活し、戦闘不能に追い込んでも数瞬の内には元通り。
一方、こちらは魔力を消耗し、グリーフシードも底を突きかけている・・・。
攻撃を受けたカイザーギドラが爆炎の中から、私のほうへ向けて光線を発射する。
ほむら「きゃあっ!うあっ・・・!くぅううううううっ!!」
それは私の前の地面に着弾し、私は爆風で吹き飛ばされ、地面に背中をしたたかに打ち付ける。
カイザーギドラ「ギュオオオオオオオオオオオオオ!!」
爆炎の中で咆哮するカイザーギドラ。それは・・・どうやっても敵わない存在に見えた。
253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/12(月) 23:53:28.05:k8QpW9tS0 (6/6)
えらく短いですが此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
えらく短いですが此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日!
254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/12(月) 23:55:48.79:IeJXtZiLo (1/1)
お疲れ様でした。
まさに絶望的な状況になってきたな。
まあ、必ずは解決策が見えてくるかもだけど。
お疲れ様でした。
まさに絶望的な状況になってきたな。
まあ、必ずは解決策が見えてくるかもだけど。
255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/14(水) 01:00:49.35:VlfLaPZM0 (1/4)
すいません、ちょっと時間かかるので、明日の昼ぐらいに投下にします。
>>254
絶望的な状況からの大逆転が、ヒーローもののお約束という訳で!
では明日!
すいません、ちょっと時間かかるので、明日の昼ぐらいに投下にします。
>>254
絶望的な状況からの大逆転が、ヒーローもののお約束という訳で!
では明日!
256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/14(水) 18:22:08.39:VlfLaPZM0 (2/4)
遅くなってしまいました・・・。
再開します。
遅くなってしまいました・・・。
再開します。
257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/14(水) 18:22:38.20:VlfLaPZM0 (3/4)
マミ「(早く決めないと・・・これ以上は、皆が持たない・・・最悪、私が出来るだけ引き付けて、皆を逃がしてから一緒にディメンション・タイドで消し飛ばそうと思ってたけど、私とメカキングギドラだけじゃ到底無理だわ・・・!)」
ほむら「(どうにかして、此処で食い止めないと・・・!!)」
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアァーーウウウウウ!!」
タラスクスが半壊したビルを持ち上げて私に投げ放って来た!
さやか「ほむら、危ない!」
回避は間に合わない。時間を止めて・・・!時間停止のギミックが作動しない!?魔力切れ・・・!!
ほむら「そんな・・・!はっ!?」
ズガァアアアアアアアン!!
ビルは私に激突し、私はビルに押されて弾丸のように吹っ飛び、後ろの別の半壊したビルの壁を突き破り、そして反対側に突き抜けて地面の瓦礫の山に突っ込んだ。
身体強化してなかったら、間違いなく全身がバラバラね・・・。
バトラ「ほむら!」
相棒がタラスクスにプリズム光線を撃ちながら近くまで飛んで来る。
まどか「ほむらちゃん!?」
織莉子「ほむらさん!」
かずみ「ほむらーっ!!」
ほむら「く・・・う・・・!」
右足の上に大きなコンクリートの塊が・・・!抜けない・・・。
どうして・・・どうしてなの・・・!?何度やっても、未来に辿り着けない・・・!!
私は思わず盾の時間逆行を発動させようとしてしまう・・・でも、この世界ではその能力を私は失っている。それにこの世界で出会えた仲間達を見捨てるなんて私には出来ない。例え、時間逆行出来ても私はする訳にはいかない・・・一瞬でもそれを行なおうとした私を心から恥じる。
いえ、今はそれよりもこの状況・・・仲間達は傷付き、消耗し、追い込まれ、皆倒れそうになっている・・・。
グランドギドラ(ファフニール)「きゃはっ!愉しいよねぇ!いたぶるのってさぁ!!ねぇねぇ、今どんな気持ち?1回は倒した相手に良いようにやられてどんな気持ちなのにゃ?」
バルグザーダン「ウォオオオオオーーウウウゥ!!」
ファフニールがバルグザーダンに何度も噛み付いて攻撃する。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ヒャーハハハハハハハハハ!おらおらどーしたよ!?僕達を倒すんだろうが!やれるもんならやってみろや!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!?」
バルガロン「フィーーファアアアアアア!!」
ヴィーヴルが空中からゴジラやバルガロンに引力光線を掃射する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「おーほほほほほほほ!愉快!愉快だわぁ!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアア・・・!!」
コカドリーユが倒れたダガーラを何度も踏み付ける。
マドカ「オリジナル(姉さん)!余所見をしてる場合じゃないよ!!」
私のほうを見ていたまどかに紅いマドカが矢を射つ。
まどか「くっ・・・!」
それを避けて矢を射返すまどか。それが命中・・・すると
パキィイイイイイイン・・・!
マドカは鏡となって砕け散った。
まどか「・・・!!」
マドカ「さっきから使ってるから分かったと思うけど、今の私にはあなたが見せたこの武器を使えるんだよ。これで互角、ううん、こちらが有利だね、オリジナル(姉さん)」
まどか「くっ・・・!」
マミ「(早く決めないと・・・これ以上は、皆が持たない・・・最悪、私が出来るだけ引き付けて、皆を逃がしてから一緒にディメンション・タイドで消し飛ばそうと思ってたけど、私とメカキングギドラだけじゃ到底無理だわ・・・!)」
ほむら「(どうにかして、此処で食い止めないと・・・!!)」
グランドギドラ(タラスクス)「ギシュアアアアアァーーウウウウウ!!」
タラスクスが半壊したビルを持ち上げて私に投げ放って来た!
さやか「ほむら、危ない!」
回避は間に合わない。時間を止めて・・・!時間停止のギミックが作動しない!?魔力切れ・・・!!
ほむら「そんな・・・!はっ!?」
ズガァアアアアアアアン!!
ビルは私に激突し、私はビルに押されて弾丸のように吹っ飛び、後ろの別の半壊したビルの壁を突き破り、そして反対側に突き抜けて地面の瓦礫の山に突っ込んだ。
身体強化してなかったら、間違いなく全身がバラバラね・・・。
バトラ「ほむら!」
相棒がタラスクスにプリズム光線を撃ちながら近くまで飛んで来る。
まどか「ほむらちゃん!?」
織莉子「ほむらさん!」
かずみ「ほむらーっ!!」
ほむら「く・・・う・・・!」
右足の上に大きなコンクリートの塊が・・・!抜けない・・・。
どうして・・・どうしてなの・・・!?何度やっても、未来に辿り着けない・・・!!
私は思わず盾の時間逆行を発動させようとしてしまう・・・でも、この世界ではその能力を私は失っている。それにこの世界で出会えた仲間達を見捨てるなんて私には出来ない。例え、時間逆行出来ても私はする訳にはいかない・・・一瞬でもそれを行なおうとした私を心から恥じる。
いえ、今はそれよりもこの状況・・・仲間達は傷付き、消耗し、追い込まれ、皆倒れそうになっている・・・。
グランドギドラ(ファフニール)「きゃはっ!愉しいよねぇ!いたぶるのってさぁ!!ねぇねぇ、今どんな気持ち?1回は倒した相手に良いようにやられてどんな気持ちなのにゃ?」
バルグザーダン「ウォオオオオオーーウウウゥ!!」
ファフニールがバルグザーダンに何度も噛み付いて攻撃する。
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ヒャーハハハハハハハハハ!おらおらどーしたよ!?僕達を倒すんだろうが!やれるもんならやってみろや!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!?」
バルガロン「フィーーファアアアアアア!!」
ヴィーヴルが空中からゴジラやバルガロンに引力光線を掃射する。
グランドギドラ(コカドリーユ)「おーほほほほほほほ!愉快!愉快だわぁ!!」
ダガーラ「ズシュアアアアアアア・・・!!」
コカドリーユが倒れたダガーラを何度も踏み付ける。
マドカ「オリジナル(姉さん)!余所見をしてる場合じゃないよ!!」
私のほうを見ていたまどかに紅いマドカが矢を射つ。
まどか「くっ・・・!」
それを避けて矢を射返すまどか。それが命中・・・すると
パキィイイイイイイン・・・!
マドカは鏡となって砕け散った。
まどか「・・・!!」
マドカ「さっきから使ってるから分かったと思うけど、今の私にはあなたが見せたこの武器を使えるんだよ。これで互角、ううん、こちらが有利だね、オリジナル(姉さん)」
まどか「くっ・・・!」
258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/14(水) 18:23:09.53:VlfLaPZM0 (4/4)
続きは夜に投下します。
続きは夜に投下します。
259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/11/14(水) 22:32:49.11:6TT1tCRSO (1/1)
永かった……永かったぞ………。
ワルプルギスの夜が本気を出し、魔法少女ほむらを絶望の底に追い込むまでに長い時と無数のスレ費やした。
あとは本物の希望をつかむだけだ………
永かった……永かったぞ………。
ワルプルギスの夜が本気を出し、魔法少女ほむらを絶望の底に追い込むまでに長い時と無数のスレ費やした。
あとは本物の希望をつかむだけだ………
260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/14(水) 23:40:58.77:sHAqQzrEo (1/1)
ようやく真のクライマックスと言ったところか。
本当の戦いはここからだ!って流れが。
ようやく真のクライマックスと言ったところか。
本当の戦いはここからだ!って流れが。
261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/15(木) 02:02:43.00:Vs0dAz9F0 (1/4)
ロリこんばんは。
>>259
本当に長かった・・・でも、もうちょっと更に絶望してもらいます。希望は・・・あるのか!?
>>260
うん、クライマックス!
再開します。
ロリこんばんは。
>>259
本当に長かった・・・でも、もうちょっと更に絶望してもらいます。希望は・・・あるのか!?
>>260
うん、クライマックス!
再開します。
262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/15(木) 02:06:09.18:Vs0dAz9F0 (2/4)
まどかとマドカが何度目かの激突を繰り広げるが、消耗しているまどかに対して、消耗の無いマドカとどちらが有利かは考えるまでも無かった。
あいり「うわぁあああああああっ!!」
ズゴォオオオオオオオン!!
引力光線の爆発にあいりが地面に弾丸のように激突し、道路を砕く。
あいり「ごふっ・・・!ぐ・・・うぅ・・・!」
口から血を溢れさせながら、地面にめり込んだ体を引き剥がすあいり。立とうとして体が傾いて倒れる。
あいり「く・・・!動け!動けよ、この脚が・・・!!」
あいりにかずみが駆け寄る。
かずみ「あいり!脚の骨が折れて・・・いや、砕けてる!!」
あいり「そうか・・・痛くなかったから、解らなかった」
かずみ「それは神経が断裂してるからだよ!どうしよう!私じゃ治せない・・・ゆま!来て!!」
かずみが魔法で応急処置をするが、それくらいでは到底治せない怪我。スペースゴジラは既に両肩の結晶剣が粉砕されて地面に倒れている。最強の魔法少女と怪獣なのに・・・!
ゆま「待って、今行く・・・!邪魔しないで!!」
ビオランテ「ビャーオオオオオオオオウ!!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「行かせはせぬぞ」
ゆまとビオランテに立ち塞がるニーズヘッグは左右の首の口から伸びている刃でゆまが放つ衝撃波を断ち割り、ビオランテが伸ばす触手を次々に切り飛ばす。
かずみ「くっ!ゆま・・・はっ!!」
グランドギドラ(ラハブ)「苦しそうね。今、楽にしてあげるわ」
かずみとあいりを見下ろす青い巨体。グランドギドラのラハブが中央の口から引力光線を発射しようとする。
みらい「させるかぁああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオウ!!」
そのラハブに横から激突する別の青い巨体。みらいを乗せたジャルムがラハブに思いっきり体当たりをぶちかます。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアァーーウウウウ!?」
吹っ飛ぶラハブ。かずみとあいりは危機は回避したとはいえ、危ない状態に変りは無い。
このままでは間違いなく私達は全滅してしまう。
まどかとマドカが何度目かの激突を繰り広げるが、消耗しているまどかに対して、消耗の無いマドカとどちらが有利かは考えるまでも無かった。
あいり「うわぁあああああああっ!!」
ズゴォオオオオオオオン!!
引力光線の爆発にあいりが地面に弾丸のように激突し、道路を砕く。
あいり「ごふっ・・・!ぐ・・・うぅ・・・!」
口から血を溢れさせながら、地面にめり込んだ体を引き剥がすあいり。立とうとして体が傾いて倒れる。
あいり「く・・・!動け!動けよ、この脚が・・・!!」
あいりにかずみが駆け寄る。
かずみ「あいり!脚の骨が折れて・・・いや、砕けてる!!」
あいり「そうか・・・痛くなかったから、解らなかった」
かずみ「それは神経が断裂してるからだよ!どうしよう!私じゃ治せない・・・ゆま!来て!!」
かずみが魔法で応急処置をするが、それくらいでは到底治せない怪我。スペースゴジラは既に両肩の結晶剣が粉砕されて地面に倒れている。最強の魔法少女と怪獣なのに・・・!
ゆま「待って、今行く・・・!邪魔しないで!!」
ビオランテ「ビャーオオオオオオオオウ!!」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「行かせはせぬぞ」
ゆまとビオランテに立ち塞がるニーズヘッグは左右の首の口から伸びている刃でゆまが放つ衝撃波を断ち割り、ビオランテが伸ばす触手を次々に切り飛ばす。
かずみ「くっ!ゆま・・・はっ!!」
グランドギドラ(ラハブ)「苦しそうね。今、楽にしてあげるわ」
かずみとあいりを見下ろす青い巨体。グランドギドラのラハブが中央の口から引力光線を発射しようとする。
みらい「させるかぁああああああああああ!!」
ジャルム「グァーオオオオオオオオウ!!」
そのラハブに横から激突する別の青い巨体。みらいを乗せたジャルムがラハブに思いっきり体当たりをぶちかます。
グランドギドラ(ラハブ)「ギシュアアアアアァーーウウウウ!?」
吹っ飛ぶラハブ。かずみとあいりは危機は回避したとはいえ、危ない状態に変りは無い。
このままでは間違いなく私達は全滅してしまう。
263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/15(木) 02:06:43.31:Vs0dAz9F0 (3/4)
この世界に・・・マミとさやかと杏子が私を送ってくれたのに。折角・・・この世界で皆と出会えたのに。
此処で・・・終わるの?終わるしか・・・無いの?私のやって来た事は結局・・・。
ほむら「うぅ・・・っ!ううう・・・!!」
目から悔しさで涙が零れる。身体から力が抜ける。心が折れる。絶望に・・・飲まれていく。
ほむら「ううっ!ううううううううううっ!!」
目から零れた涙がコンクリートに落ちた。
ガゴォオオオオオオオン!!
不意に私の脚を押さえ付けていたコンクリートの塊が多節に分かれた槍の穂先で突き砕かれる。
杏子「馬鹿野郎・・・泣いてんじゃねーよ・・・大丈夫か?」
多節に分割していた槍を戻した杏子が私の横に跳んで来て、肩を貸して立たせてくれる。杏子もあちこち怪我をして、ソウルジェムの色も随分薄くなっている。
杏子「立てるか?」
ほむら「何とか・・・でも、もうどうしたら良いのか・・・」
マミ「道連れ・・・しかないでしょうね」
姉さんが私の方へ跳んで来た。姉さんも傷だらけでソウルジェムも鮮やかなトパーズイエローが無色に近い色になってるわ。
マミ「ほむら、ディメンション・タイドを使いましょう」
その提案は意外では無かった。
杏子「それしかねぇよな・・・モモだけでも逃がしたいが・・・それも無理だな」
マミ「このままでは私達は全滅するしかないわ。私が引き付けて皆を逃がしてあげたかったけど、そんな事をさせてくれる程甘い相手では無いわね・・・」
その提案に・・・私は首を縦に振った。
ほむら「解ったわ・・・バトラ、良い?」
近くのバトラに聞く。
バトラ「あぁ、あんたと一緒にいて楽しかった。こういう終わりも・・・まぁ、悪くない」
ほむら「ごめんなさい・・・ありがとう」
そしてディメンション・タイドを起動させようとキーを作動させる。でも・・・
ほむら「!?反応が、返って来ない!!」
杏子「な・・・!?」
マミ「何ですって!?どういう事なの!?」
ほむら「解らない・・・解らないわ!とにかく、ディメンション・タイドが起動しないの!反応が返って来ないのよ!!」
見滝原、防衛軍駐屯地、特別怪獣対策部隊、移動基地、科学班
工藤「ほむらって子が起動キーを作動させてもディメンション・タイドが起動してない・・・マジかよ!?」
吉沢博士「一体、どうなってるの、工藤君!?」
工藤「今、チェックしてますが・・・システムは全て正常・・・どうなってんだよ!?」
見滝原中心街
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「時にほむら君と言ったね。君はあの、機械衛星に設置した範囲攻撃兵器を使用しようとしているのかな?」
灰色のグランドギドラ、ファルゲニシュが私に気付く。
ほむら「ええ、そうよ。あなた達を道連れにしてやるわ!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ・・・それは無理だというものだよ、ほむら君。何故ならあの兵器は、私の制御下にあるのだからね」
バトラ「な・・・何だと!?」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「あのような危険な兵器を放置する我々だとでも思ったのかね?私が此処に降りる前に少し量子変換で弄らせて貰ったよ。
そちらが気付かないように偽装をしてね。まぁ、少し考えれば解る事だろうから、あまり意味は無いと思ったがね」
確かに・・・これ程頭の切れる奴が、ディメンション・タイドを使った所を見て、何もしない訳が無いわね・・・!
この世界に・・・マミとさやかと杏子が私を送ってくれたのに。折角・・・この世界で皆と出会えたのに。
此処で・・・終わるの?終わるしか・・・無いの?私のやって来た事は結局・・・。
ほむら「うぅ・・・っ!ううう・・・!!」
目から悔しさで涙が零れる。身体から力が抜ける。心が折れる。絶望に・・・飲まれていく。
ほむら「ううっ!ううううううううううっ!!」
目から零れた涙がコンクリートに落ちた。
ガゴォオオオオオオオン!!
不意に私の脚を押さえ付けていたコンクリートの塊が多節に分かれた槍の穂先で突き砕かれる。
杏子「馬鹿野郎・・・泣いてんじゃねーよ・・・大丈夫か?」
多節に分割していた槍を戻した杏子が私の横に跳んで来て、肩を貸して立たせてくれる。杏子もあちこち怪我をして、ソウルジェムの色も随分薄くなっている。
杏子「立てるか?」
ほむら「何とか・・・でも、もうどうしたら良いのか・・・」
マミ「道連れ・・・しかないでしょうね」
姉さんが私の方へ跳んで来た。姉さんも傷だらけでソウルジェムも鮮やかなトパーズイエローが無色に近い色になってるわ。
マミ「ほむら、ディメンション・タイドを使いましょう」
その提案は意外では無かった。
杏子「それしかねぇよな・・・モモだけでも逃がしたいが・・・それも無理だな」
マミ「このままでは私達は全滅するしかないわ。私が引き付けて皆を逃がしてあげたかったけど、そんな事をさせてくれる程甘い相手では無いわね・・・」
その提案に・・・私は首を縦に振った。
ほむら「解ったわ・・・バトラ、良い?」
近くのバトラに聞く。
バトラ「あぁ、あんたと一緒にいて楽しかった。こういう終わりも・・・まぁ、悪くない」
ほむら「ごめんなさい・・・ありがとう」
そしてディメンション・タイドを起動させようとキーを作動させる。でも・・・
ほむら「!?反応が、返って来ない!!」
杏子「な・・・!?」
マミ「何ですって!?どういう事なの!?」
ほむら「解らない・・・解らないわ!とにかく、ディメンション・タイドが起動しないの!反応が返って来ないのよ!!」
見滝原、防衛軍駐屯地、特別怪獣対策部隊、移動基地、科学班
工藤「ほむらって子が起動キーを作動させてもディメンション・タイドが起動してない・・・マジかよ!?」
吉沢博士「一体、どうなってるの、工藤君!?」
工藤「今、チェックしてますが・・・システムは全て正常・・・どうなってんだよ!?」
見滝原中心街
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「時にほむら君と言ったね。君はあの、機械衛星に設置した範囲攻撃兵器を使用しようとしているのかな?」
灰色のグランドギドラ、ファルゲニシュが私に気付く。
ほむら「ええ、そうよ。あなた達を道連れにしてやるわ!」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「ふむ・・・それは無理だというものだよ、ほむら君。何故ならあの兵器は、私の制御下にあるのだからね」
バトラ「な・・・何だと!?」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「あのような危険な兵器を放置する我々だとでも思ったのかね?私が此処に降りる前に少し量子変換で弄らせて貰ったよ。
そちらが気付かないように偽装をしてね。まぁ、少し考えれば解る事だろうから、あまり意味は無いと思ったがね」
確かに・・・これ程頭の切れる奴が、ディメンション・タイドを使った所を見て、何もしない訳が無いわね・・・!
264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/15(木) 02:07:45.98:Vs0dAz9F0 (4/4)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
では明日に!
265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県):2012/11/15(木) 18:35:48.74:IdHL8O5Wo (1/1)
まとめて読みますた
やはりというかグランドギドラの再生が・・・魔人ブウみたく完全消滅しか方法ないですな
あと官房長官は巻き込まれてくれ・・・
まとめて読みますた
やはりというかグランドギドラの再生が・・・魔人ブウみたく完全消滅しか方法ないですな
あと官房長官は巻き込まれてくれ・・・
266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:17:13.67:5Y8lLYQ90 (1/6)
ロリこんばんは。書いてたらこんな時間に・・・
>>265
読んで頂きありがとうございます。完全消滅しかない訳ですが、果たして・・・。
官房長官はティアマトの引力光線で消滅しますた。
再開します。
ロリこんばんは。書いてたらこんな時間に・・・
>>265
読んで頂きありがとうございます。完全消滅しかない訳ですが、果たして・・・。
官房長官はティアマトの引力光線で消滅しますた。
再開します。
267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:17:56.74:5Y8lLYQ90 (2/6)
ほむら「そ、そんな・・・姉さん!何か打つ手は!?」
マミ「ごめんなさい・・・何も考え付かないわ・・・奇跡でも起きない限り・・・」
杏子「全滅しか無ぇか・・・あたしは戦いの中で死ぬのは覚悟してたが・・・守りたいものを守れずに死ぬのは自分で自分が許せ無ぇよ!!」
見滝原中心街付近
危機的状況にも関わらず、果敢にリポートと撮影を続ける由里と武田。カイザーギドラが戦闘不能になった時、カイザーギドラの電波ジャックによる放映が無くなっていたので、世界中の生き残ったテレビがこのBSデジタルQの放送に切り替えて見ていた。
由里「これは・・・これはどうした事でしょう!?倒されたと思われていた、ギドラ族の王とそれの直衛と思われる11体のキングギドラ、それと敵のゴジラが集結、再生、復活して戦いが再開されています!
しかも互角だった戦況は徐々に魔法少女達の劣勢となり、今や圧倒的に不利です!我々人類の勝利は確定されたと思いましたが、そういう訳では無かったようです!」
見滝原中心街
そして・・・仲間達は戦闘不能、或いはそれと同然の状態に。魔法少女達は皆傷や怪我を負って、動けなくなり、怪獣達は地面や建物の上に倒れ伏している。
私達を見下ろすカイザーギドラにグランドガーズ、そして敵のゴジラとマドカ。
マドカ「きゃはっ!そろそろトドメを刺してあげようか?ねぇ!オリジナル(姉さん)!!」
マドカがまどかの顔を踏み付ける。
まどか「あうっ!」
ほむら「止めて・・・!」
マドカ「あぁ?何、ほむら?あ、そっか、あなたオリジナル(姉さん)の事が好きなんだよね?じゃあ、あなたの目の前でオリジナル(姉さん)の解体ショーとかやっちゃおっか!きゃはっ!ねぇ、どう?見たいよねぇ?」
まどか「ほむらちゃん・・・」
マドカがまどかの髪を掴んで瓦礫に身を預けている私の前に突き出す。
ほむら「・・・っ!」
この残虐で残酷な性格・・・!まどかと同じなのは本当に姿だけなのね・・・!私は出来る限りの怒りを込めてマドカを睨み付けた。
マドカ「ふふっ、怖いなぁ。私だってあなたの愛するまどかだよ?」
ほむら「違う・・・!あなたはまどかじゃない!!」
マドカ「・・・気に入らないね。あなたからバラバラにしてあげようか?」
言ってマドカはまどかを乱暴に放り捨てる。
まどか「あぐっ!」
地面に叩き付けられるまどか。
ほむら「まどか!」
マドカ「オリジナル(姉さん)よりあなたの心配したら?」
カイザーギドラ「待て、マドカよ」
マドカ「はーい」
言ってマドカは私から離れる。
カイザーギドラ「さて、最後にもう一度だけ聞くぞ。我らの仲間となり、宇宙を統制し、真の平和と平等と自由をもたらす覇道を行くか、それともこの場で果てるか、貴公らはどちらを選ぶ?」
貴公ら、と言ってるけれど、カイザーギドラは私の方を向いている。つまり・・・私に聞いている。きっと、私がこの中である意味中心であると見破っての事でしょうね。
他の敵も倒れた仲間達も私に注目して返答を待っている。
私は・・・私の答えは・・・
ほむら「そ、そんな・・・姉さん!何か打つ手は!?」
マミ「ごめんなさい・・・何も考え付かないわ・・・奇跡でも起きない限り・・・」
杏子「全滅しか無ぇか・・・あたしは戦いの中で死ぬのは覚悟してたが・・・守りたいものを守れずに死ぬのは自分で自分が許せ無ぇよ!!」
見滝原中心街付近
危機的状況にも関わらず、果敢にリポートと撮影を続ける由里と武田。カイザーギドラが戦闘不能になった時、カイザーギドラの電波ジャックによる放映が無くなっていたので、世界中の生き残ったテレビがこのBSデジタルQの放送に切り替えて見ていた。
由里「これは・・・これはどうした事でしょう!?倒されたと思われていた、ギドラ族の王とそれの直衛と思われる11体のキングギドラ、それと敵のゴジラが集結、再生、復活して戦いが再開されています!
しかも互角だった戦況は徐々に魔法少女達の劣勢となり、今や圧倒的に不利です!我々人類の勝利は確定されたと思いましたが、そういう訳では無かったようです!」
見滝原中心街
そして・・・仲間達は戦闘不能、或いはそれと同然の状態に。魔法少女達は皆傷や怪我を負って、動けなくなり、怪獣達は地面や建物の上に倒れ伏している。
私達を見下ろすカイザーギドラにグランドガーズ、そして敵のゴジラとマドカ。
マドカ「きゃはっ!そろそろトドメを刺してあげようか?ねぇ!オリジナル(姉さん)!!」
マドカがまどかの顔を踏み付ける。
まどか「あうっ!」
ほむら「止めて・・・!」
マドカ「あぁ?何、ほむら?あ、そっか、あなたオリジナル(姉さん)の事が好きなんだよね?じゃあ、あなたの目の前でオリジナル(姉さん)の解体ショーとかやっちゃおっか!きゃはっ!ねぇ、どう?見たいよねぇ?」
まどか「ほむらちゃん・・・」
マドカがまどかの髪を掴んで瓦礫に身を預けている私の前に突き出す。
ほむら「・・・っ!」
この残虐で残酷な性格・・・!まどかと同じなのは本当に姿だけなのね・・・!私は出来る限りの怒りを込めてマドカを睨み付けた。
マドカ「ふふっ、怖いなぁ。私だってあなたの愛するまどかだよ?」
ほむら「違う・・・!あなたはまどかじゃない!!」
マドカ「・・・気に入らないね。あなたからバラバラにしてあげようか?」
言ってマドカはまどかを乱暴に放り捨てる。
まどか「あぐっ!」
地面に叩き付けられるまどか。
ほむら「まどか!」
マドカ「オリジナル(姉さん)よりあなたの心配したら?」
カイザーギドラ「待て、マドカよ」
マドカ「はーい」
言ってマドカは私から離れる。
カイザーギドラ「さて、最後にもう一度だけ聞くぞ。我らの仲間となり、宇宙を統制し、真の平和と平等と自由をもたらす覇道を行くか、それともこの場で果てるか、貴公らはどちらを選ぶ?」
貴公ら、と言ってるけれど、カイザーギドラは私の方を向いている。つまり・・・私に聞いている。きっと、私がこの中である意味中心であると見破っての事でしょうね。
他の敵も倒れた仲間達も私に注目して返答を待っている。
私は・・・私の答えは・・・
268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:18:35.04:5Y8lLYQ90 (3/6)
ほむら「私は・・・私はあなた達に下るくらいなら、この場で戦って死ぬ事を選ぶわ。私達は守りたいものを守りきれなかった。
それは私達に力が無かったから。私達の所為よ。あなた達を恨んだりは・・・しない」
私は悔しさに泣きながらも、声は震えさせずはっきりと答える。仲間達から反対の声は上がらなかった。
皆も・・・分かっているのね。もう、何も出来る事が無い事を。
カイザーギドラ「そうか。あくまで敵には下らないその誇り高さ・・・何処までも高潔な戦士なのだな、貴公らは」
カイザーギドラの声には落胆の色があり・・・しかし、私達を心から賞賛してもいた。でも、そんな事はどうでも良かった・・・私達は・・・負けた。これで全て終わった。
あの世で今までの過去の世界の皆に会えるのかしらね・・・この世界の仲間達にも。いえ、皆は天国で、私はきっと地獄だから会えないでしょう。
そもそも天国と地獄なんてあるのかしら・・・そんな事を考えていたら、カイザーギドラの中央の首から発射された光線が私の身体を完全に消し飛ばした。
ほむら「私は・・・私はあなた達に下るくらいなら、この場で戦って死ぬ事を選ぶわ。私達は守りたいものを守りきれなかった。
それは私達に力が無かったから。私達の所為よ。あなた達を恨んだりは・・・しない」
私は悔しさに泣きながらも、声は震えさせずはっきりと答える。仲間達から反対の声は上がらなかった。
皆も・・・分かっているのね。もう、何も出来る事が無い事を。
カイザーギドラ「そうか。あくまで敵には下らないその誇り高さ・・・何処までも高潔な戦士なのだな、貴公らは」
カイザーギドラの声には落胆の色があり・・・しかし、私達を心から賞賛してもいた。でも、そんな事はどうでも良かった・・・私達は・・・負けた。これで全て終わった。
あの世で今までの過去の世界の皆に会えるのかしらね・・・この世界の仲間達にも。いえ、皆は天国で、私はきっと地獄だから会えないでしょう。
そもそも天国と地獄なんてあるのかしら・・・そんな事を考えていたら、カイザーギドラの中央の首から発射された光線が私の身体を完全に消し飛ばした。
269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:19:20.91:5Y8lLYQ90 (4/6)
グランドギドラ(ヴリトラ)「強く・・・惜しい者達でしたな」
他の魔法少女達や怪獣達も同じように消し飛ばされていた。周囲のキングギドラやガイガン、それの味方をしていた怪獣達が勝利の彷徨を上げ、ゴジラ族やモスラ族、それの味方をしていた怪獣達は撤退していく。
カイザーギドラ「だが、あれがあの戦士達の意思だ。仕方無い」
グランドギドラ(ファフニール)「あーあ、もっといたぶってあげたかったにゃあ」
グランドギドラ(ティアマト)「あなた分かっていないの?魔法少女相手に余裕を見せるのは得策では無いわ。他にももっといたぶりたかった者もいるみたいだけどね」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ケッ」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ふふっ、まーね」
マドカ「私もだよ」
グランドギドラ(タラスクス)「奴ラハ危険な力持っていタ。余裕見せる良クなイ」
グランドギドラ(テュポーン)「俺は久しぶりに強敵と戦えて愉しかったがな。最期は戦士らしく死なせてやるべきだ」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「うむ」
グランドギドラ(ピュートーン)「うちは残念や。折角仲良うなれる道もあったのに・・・」
グランドギドラ(ラハブ)「ピュートーン・・・」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「私は彼女らの力を解明出来ずに残念だよ」
カイザーギドラ「・・・これからこの星を我らのエネルギー供給拠点とするが、この誇り高き戦士達が眠る見滝原の地には何者たりとも立ちいる事は許さぬ。ヴリトラ、ティアマト、この星の生命を我らの糧にする準備を進めよ」
グランドギドラ(ヴリトラ)・グランドギドラ(ティアマト)「はっ!」
こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法乗除達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
グランドギドラ(ヴリトラ)「強く・・・惜しい者達でしたな」
他の魔法少女達や怪獣達も同じように消し飛ばされていた。周囲のキングギドラやガイガン、それの味方をしていた怪獣達が勝利の彷徨を上げ、ゴジラ族やモスラ族、それの味方をしていた怪獣達は撤退していく。
カイザーギドラ「だが、あれがあの戦士達の意思だ。仕方無い」
グランドギドラ(ファフニール)「あーあ、もっといたぶってあげたかったにゃあ」
グランドギドラ(ティアマト)「あなた分かっていないの?魔法少女相手に余裕を見せるのは得策では無いわ。他にももっといたぶりたかった者もいるみたいだけどね」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ケッ」
グランドギドラ(コカドリーユ)「ふふっ、まーね」
マドカ「私もだよ」
グランドギドラ(タラスクス)「奴ラハ危険な力持っていタ。余裕見せる良クなイ」
グランドギドラ(テュポーン)「俺は久しぶりに強敵と戦えて愉しかったがな。最期は戦士らしく死なせてやるべきだ」
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「うむ」
グランドギドラ(ピュートーン)「うちは残念や。折角仲良うなれる道もあったのに・・・」
グランドギドラ(ラハブ)「ピュートーン・・・」
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「私は彼女らの力を解明出来ずに残念だよ」
カイザーギドラ「・・・これからこの星を我らのエネルギー供給拠点とするが、この誇り高き戦士達が眠る見滝原の地には何者たりとも立ちいる事は許さぬ。ヴリトラ、ティアマト、この星の生命を我らの糧にする準備を進めよ」
グランドギドラ(ヴリトラ)・グランドギドラ(ティアマト)「はっ!」
こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法乗除達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:22:35.81:5Y8lLYQ90 (5/6)
修正
×こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法乗除達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
○こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法少女達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
修正
×こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法乗除達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
○こうして地球はギドラ族のエネルギーを造り出す拠点とされ、魔法少女達と相棒の怪獣達が眠る見滝原には何者も入る事は無かった。
271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/16(金) 02:23:10.54:5Y8lLYQ90 (6/6)
一先ず全滅ルート書きました。終わりの1つという事で。最後に誤字ェ・・・。明日は267の続きから別ルート書きます。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です
では明日!
一先ず全滅ルート書きました。終わりの1つという事で。最後に誤字ェ・・・。明日は267の続きから別ルート書きます。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です
では明日!
272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/16(金) 09:30:34.11:A3rdSOGRo (1/2)
お疲れ様でした。
一つは全滅ルートで終わったか。
マルチエンドはあるみたいだし、別々のエンディングにどんな結末がなるのか楽しみではある。
お疲れ様でした。
一つは全滅ルートで終わったか。
マルチエンドはあるみたいだし、別々のエンディングにどんな結末がなるのか楽しみではある。
273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽):2012/11/16(金) 18:12:14.72:zZMPk2TAO (1/1)
おおぅ・・・全滅EDは緒莉子が見た未来視通りということでおk?
おおぅ・・・全滅EDは緒莉子が見た未来視通りということでおk?
274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/16(金) 18:18:48.02:A3rdSOGRo (2/2)
ここで列島震撼のゲームオーバーBGMが頭の中よぎった・・・。
ここで列島震撼のゲームオーバーBGMが頭の中よぎった・・・。
275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/18(日) 02:32:25.35:ncuyvzeM0 (1/5)
すいません。昨日は書いてる途中で寝ちゃいました・・・。
>>272
一番早く終わるBADエンドを最初に書いたよ。トゥルールートはちゃんとらしい終わり方になる。
>>273
それでおk。
>>274
あのゲームオーバーBGMって緊張感も絶望感も無いというか妙にお気楽な音楽だった気がする。
再開します。
すいません。昨日は書いてる途中で寝ちゃいました・・・。
>>272
一番早く終わるBADエンドを最初に書いたよ。トゥルールートはちゃんとらしい終わり方になる。
>>273
それでおk。
>>274
あのゲームオーバーBGMって緊張感も絶望感も無いというか妙にお気楽な音楽だった気がする。
再開します。
276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/18(日) 02:33:33.82:ncuyvzeM0 (2/5)
悲しみ運ぶ風の中、滅びの鐘が鳴り渡る。荒野に力尽きるとも私は思い出す。愛する人達との誓いを。
ほむら「しつこいわね・・・何度答えさせるの・・・?」
私は絶望した心を奮い立たせ、正しき怒りを胸にカイザーギドラを睨み付ける。
盾から対怪獣大型拳銃ジャッカルを取り出して銃口をカイザーギドラに向ける。
ほむら「私はそのどちらも選ばない・・・!あなた達を倒して、仲間と共に望み未来を掴む・・・勝利の他には選ぶ道は無いわ!!」
バトラ「グギョオオオオオオン!!」
まどか「ほむらちゃん・・・そう!そうだよ!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!!」
さやか「何を寝転んでもう駄目だなんて思ってんのよ、あたしは・・・!ガイガン、立てるよね!?」
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアァーーイィッ!!」
マミ「この身体が腕一本・・・いえ、指1本動く限り・・・!!」
メカキングギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
ミQB「命ある限り・・・力の限り抗おうじゃないか!!」
オルガ「ギギュウウウウーーウウウ!!」
杏子「当たり前だ!起きろ、相棒!モモ!ゆま!寝てる場合じゃ無ぇぞ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
モモ「うん・・・!お姉ちゃん、私もまだ戦える・・・戦うよ!」
アーマード・モスラ「ギィアアアアッ!!」
ゆま「ゆま達が負けたら・・・見滝原の皆がギドラ達の餌にされちゃう・・・!」
ビオランテ「ビャーオオオオオウ!!」
織莉子「世界の運命を背負った私達は負ける訳にはいかない・・・!」
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!!」
キリカ「私の人生・・・織莉子の人生・・・ほむほむや皆の人生!こんな所で終わりにして堪るかぁあああああ!!」
デスギドラ「グァアアアアアーーアアアアアーーアアア!!」
悲しみ運ぶ風の中、滅びの鐘が鳴り渡る。荒野に力尽きるとも私は思い出す。愛する人達との誓いを。
ほむら「しつこいわね・・・何度答えさせるの・・・?」
私は絶望した心を奮い立たせ、正しき怒りを胸にカイザーギドラを睨み付ける。
盾から対怪獣大型拳銃ジャッカルを取り出して銃口をカイザーギドラに向ける。
ほむら「私はそのどちらも選ばない・・・!あなた達を倒して、仲間と共に望み未来を掴む・・・勝利の他には選ぶ道は無いわ!!」
バトラ「グギョオオオオオオン!!」
まどか「ほむらちゃん・・・そう!そうだよ!!」
ゴジラ(FW)「グガァアアアアアーーッ!!」
さやか「何を寝転んでもう駄目だなんて思ってんのよ、あたしは・・・!ガイガン、立てるよね!?」
ガイガン(FW)「ギシィアアアアアアァーーイィッ!!」
マミ「この身体が腕一本・・・いえ、指1本動く限り・・・!!」
メカキングギドラ「ギシュウウウウーーウウウ!!」
ミQB「命ある限り・・・力の限り抗おうじゃないか!!」
オルガ「ギギュウウウウーーウウウ!!」
杏子「当たり前だ!起きろ、相棒!モモ!ゆま!寝てる場合じゃ無ぇぞ!!」
デストロイア「グゥオオオオオオオオウ!!」
モモ「うん・・・!お姉ちゃん、私もまだ戦える・・・戦うよ!」
アーマード・モスラ「ギィアアアアッ!!」
ゆま「ゆま達が負けたら・・・見滝原の皆がギドラ達の餌にされちゃう・・・!」
ビオランテ「ビャーオオオオオウ!!」
織莉子「世界の運命を背負った私達は負ける訳にはいかない・・・!」
スーパーメカゴジラ「ウォオオオオオオン!!」
キリカ「私の人生・・・織莉子の人生・・・ほむほむや皆の人生!こんな所で終わりにして堪るかぁあああああ!!」
デスギドラ「グァアアアアアーーアアアアアーーアアア!!」
277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/18(日) 02:34:00.26:ncuyvzeM0 (3/5)
かずみ「この星・・・この世界!私だけじゃ無く和沙ミチルも大好きだった世界・・・終わらせる訳にはいかないの!!」
バルグザーダン「ウォオオオオオーウウウ!!」
海香「この星に生きる全ての命・・・!」
シーガン「チチチチチチチチチチチ!!」
カオル「私達が負けたら・・・!」
ラジン「フォロロロロロロロロ!!」
里美「誰が守るの・・・!?」
バルガロン「フィイーーファアアアアアア!!」
ニコ「こういう熱い展開は苦手なんだけどねぇ。寝てる場合じゃ無いか」
メカゴジラⅡ「キシィイイイイイイ!!」
みらい「ボク達の未来・・・ボク達が作ってみせる!」
ジャルム「グァーオオオオオオウ!!」
サキ「そうだ!だから・・・邪魔をするなっ!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
あいり「・・・最強の魔法少女が言われて気付くなんて情け無い・・・!まだ私は生きているぞ!引き金くらいは引ける!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!」
あやせ「ったく・・・寝る暇も無いのよね・・・!ロクでも無い世界だけど・・・私達が生きる世界なら・・・守らざるを得ないじゃない!!」
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーーン!!」
ルカ「やれやれ・・・そうですね。やれるだけの事はやりましょう」
ダガーラ「ズシュアアアアアアアアーー!!」
すみれ「世界中の命が私達の力を信じてる・・・それは、裏切れないから!!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!!」
こまち「そうよ・・・私達が負けたら、私達も・・・皆も、今まで何の為に生きて来たのよ!?しっかりして、私!!」
バラン「ギャエエエエエエーーゥ!!」
ひより「私達は必ず勝たなきゃいけないんだったね・・・!!」
ギドラ「キュイイイイイイ!!」
クレア「こんな当たり前の事を忘れていたなんて・・・!」
機龍ブラック「ギォオオオオオン!!」
エリーゼ「魔法少女失格ね!」
メガロ「ジュエエエエエエーーッ!!」
イカ娘「海は私達が守って、地上は侵略するでゲソ!どちらもあんな奴らには渡さんでゲソ!!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアアッ!!」
皆・・・立ち上がってくれた!良かった・・・まだ皆は闘志を失って無い!ありがとう、皆!!
かずみ「この星・・・この世界!私だけじゃ無く和沙ミチルも大好きだった世界・・・終わらせる訳にはいかないの!!」
バルグザーダン「ウォオオオオオーウウウ!!」
海香「この星に生きる全ての命・・・!」
シーガン「チチチチチチチチチチチ!!」
カオル「私達が負けたら・・・!」
ラジン「フォロロロロロロロロ!!」
里美「誰が守るの・・・!?」
バルガロン「フィイーーファアアアアアア!!」
ニコ「こういう熱い展開は苦手なんだけどねぇ。寝てる場合じゃ無いか」
メカゴジラⅡ「キシィイイイイイイ!!」
みらい「ボク達の未来・・・ボク達が作ってみせる!」
ジャルム「グァーオオオオオオウ!!」
サキ「そうだ!だから・・・邪魔をするなっ!!」
ヴァグノザウルス「ドゥンドウ!!」
あいり「・・・最強の魔法少女が言われて気付くなんて情け無い・・・!まだ私は生きているぞ!引き金くらいは引ける!!」
スペースゴジラ「ギャーオオオオオオウ!!」
あやせ「ったく・・・寝る暇も無いのよね・・・!ロクでも無い世界だけど・・・私達が生きる世界なら・・・守らざるを得ないじゃない!!」
ファイヤーラドン「キィエエエエエエエーーン!!」
ルカ「やれやれ・・・そうですね。やれるだけの事はやりましょう」
ダガーラ「ズシュアアアアアアアアーー!!」
すみれ「世界中の命が私達の力を信じてる・・・それは、裏切れないから!!」
ヤマタノオロチ「ガァエエエエエエーーッ!!」
こまち「そうよ・・・私達が負けたら、私達も・・・皆も、今まで何の為に生きて来たのよ!?しっかりして、私!!」
バラン「ギャエエエエエエーーゥ!!」
ひより「私達は必ず勝たなきゃいけないんだったね・・・!!」
ギドラ「キュイイイイイイ!!」
クレア「こんな当たり前の事を忘れていたなんて・・・!」
機龍ブラック「ギォオオオオオン!!」
エリーゼ「魔法少女失格ね!」
メガロ「ジュエエエエエエーーッ!!」
イカ娘「海は私達が守って、地上は侵略するでゲソ!どちらもあんな奴らには渡さんでゲソ!!」
ゲゾラ「ホキュアアアアアアッ!!」
皆・・・立ち上がってくれた!良かった・・・まだ皆は闘志を失って無い!ありがとう、皆!!
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/18(日) 02:35:47.06:ncuyvzeM0 (4/5)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
明日は夜の前にも夕方くらいにも投下しとうと思います。
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
明日は夜の前にも夕方くらいにも投下しとうと思います。
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/18(日) 06:57:44.49:1a7A4Krso (1/1)
お疲れ様でした。
ここで希望のなる進展ルート、怒涛の反撃と行こうじゃないか。
ギッタギタのケチョンケチョンに痛めつけちまえ~!
お疲れ様でした。
ここで希望のなる進展ルート、怒涛の反撃と行こうじゃないか。
ギッタギタのケチョンケチョンに痛めつけちまえ~!
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/18(日) 17:36:34.58:ncuyvzeM0 (5/5)
ちょっと急な予定が入ったので夕方は無理になりました。
夜は投下します。
ちょっと急な予定が入ったので夕方は無理になりました。
夜は投下します。
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/19(月) 01:05:29.66:Lo+FV1NK0 (1/4)
ロリこんばんは。
>>279
いや、まだそういうラッシュ反撃は始まらないです。未だピンチは継続中。
再開します。
ロリこんばんは。
>>279
いや、まだそういうラッシュ反撃は始まらないです。未だピンチは継続中。
再開します。
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/19(月) 01:06:30.58:Lo+FV1NK0 (2/4)
グランドギドラ(テュポーン)「くくく・・・勝ち目が無くとも立ち上がって来るか・・・本当に戦い甲斐のある奴らだ!」
テュポーンは心底愉しそうな声で、左の首を上に、右の首を下に天地上下の構えを見せる。一分の隙もない。私達が重傷だからと言って侮る気も手加減する気もないらしいわね。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「お主らの使う言葉では、それを“忠義”というのであったな。信念の支える肉体と精神の何と強靭な事か。
だが、カイザーへの忠義、拙者もお主達に負ける訳にはいかぬ!!」
ニーズヘッグも左右の刃を油断なく構えている。向こうも負けられないのは同じようね・・・!
グランドギドラ(ファフニール)「ふーん、まーだいたぶられ足りないの?良いよー、死ぬまでいたぶってあげる!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あっはははは!嬉しいわねぇ~!そこまでしてあたし達を愉しませてくれようだなんて!お姉さん、感激しちゃうわぁん!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ハァ?何さっむい台詞ほざいてんだ?どう考えたってそっちが勝てる訳ねーだろーがよ。そういうの・・・ウザいってんだよ!!」
こいつらは下衆どもらしい台詞ね。
グランドギドラ(ラハブ)「全く・・・しぶといわねぇ」
グランドギドラ(ピュートーン)「苦しまずに逝かせるから抵抗するな・・・っちゅう話は通じひんよなぁ。
こんなん虐めみたいでうちは嫌やねんけど、やるしか無いわな」
グランドギドラ(タラスクス)「・・・」
タラスクスは黙って身構えてるわ。今までの戦いへの私の使命感が訴える。逃げろと。皆を見捨てて逃げろと。
今は逃げ延び、次なる力を得るその時を待てと。私に訴える。
・・・ふざけないで!ふざけないで!ふざけないで!私に再び繰りかえせというの!?仲間を守れず、この悲しみを更に重ねろと言うの!?皆を・・・見捨てろって言うの!?ふざけないで!ふざけないで!ふざけないで!
そんな理不尽、不条理、許してなるものか!!
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「彼女達はああ言っているが、どうするね、ヴリトラ、ティアマト?私としては何とか説得して仲間になって欲しい所なのだがね」
グランドギドラ(ティアマト)「私としては、あんな危険な力を持った者達は此処で排除しておくべきだと考えるわね。カイザー、如何致しましょうか?」
カイザーギドラ「折角闘志を取り戻してくれたのだ。我としてはこの戦いを愉しむのも、彼女らを仲間にするのも、どちらでも構わん」
グランドギドラ(ヴリトラ)「ならばカイザー、私に考えがございます。この場を任せていただいてよろしいでしょうか?」
カイザーギドラ「ふむ、良かろう。貴公の好きにしてみせよ」
グランドギドラ(ヴリトラ)「はっ、ありがとうございます」
!?ヴリトラが動く!私はヴリトラの動きに注視し、その一挙手一投足を見逃さないようにする。だから・・・間に合った。まどかをその攻撃から庇う事に。
グランドギドラ(テュポーン)「くくく・・・勝ち目が無くとも立ち上がって来るか・・・本当に戦い甲斐のある奴らだ!」
テュポーンは心底愉しそうな声で、左の首を上に、右の首を下に天地上下の構えを見せる。一分の隙もない。私達が重傷だからと言って侮る気も手加減する気もないらしいわね。
グランドギドラ(ニーズヘッグ)「お主らの使う言葉では、それを“忠義”というのであったな。信念の支える肉体と精神の何と強靭な事か。
だが、カイザーへの忠義、拙者もお主達に負ける訳にはいかぬ!!」
ニーズヘッグも左右の刃を油断なく構えている。向こうも負けられないのは同じようね・・・!
グランドギドラ(ファフニール)「ふーん、まーだいたぶられ足りないの?良いよー、死ぬまでいたぶってあげる!」
グランドギドラ(コカドリーユ)「あっはははは!嬉しいわねぇ~!そこまでしてあたし達を愉しませてくれようだなんて!お姉さん、感激しちゃうわぁん!!」
グランドギドラ(ヴィーヴル)「ハァ?何さっむい台詞ほざいてんだ?どう考えたってそっちが勝てる訳ねーだろーがよ。そういうの・・・ウザいってんだよ!!」
こいつらは下衆どもらしい台詞ね。
グランドギドラ(ラハブ)「全く・・・しぶといわねぇ」
グランドギドラ(ピュートーン)「苦しまずに逝かせるから抵抗するな・・・っちゅう話は通じひんよなぁ。
こんなん虐めみたいでうちは嫌やねんけど、やるしか無いわな」
グランドギドラ(タラスクス)「・・・」
タラスクスは黙って身構えてるわ。今までの戦いへの私の使命感が訴える。逃げろと。皆を見捨てて逃げろと。
今は逃げ延び、次なる力を得るその時を待てと。私に訴える。
・・・ふざけないで!ふざけないで!ふざけないで!私に再び繰りかえせというの!?仲間を守れず、この悲しみを更に重ねろと言うの!?皆を・・・見捨てろって言うの!?ふざけないで!ふざけないで!ふざけないで!
そんな理不尽、不条理、許してなるものか!!
グランドギドラ(ファルゲニシュ)「彼女達はああ言っているが、どうするね、ヴリトラ、ティアマト?私としては何とか説得して仲間になって欲しい所なのだがね」
グランドギドラ(ティアマト)「私としては、あんな危険な力を持った者達は此処で排除しておくべきだと考えるわね。カイザー、如何致しましょうか?」
カイザーギドラ「折角闘志を取り戻してくれたのだ。我としてはこの戦いを愉しむのも、彼女らを仲間にするのも、どちらでも構わん」
グランドギドラ(ヴリトラ)「ならばカイザー、私に考えがございます。この場を任せていただいてよろしいでしょうか?」
カイザーギドラ「ふむ、良かろう。貴公の好きにしてみせよ」
グランドギドラ(ヴリトラ)「はっ、ありがとうございます」
!?ヴリトラが動く!私はヴリトラの動きに注視し、その一挙手一投足を見逃さないようにする。だから・・・間に合った。まどかをその攻撃から庇う事に。
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/19(月) 01:07:16.02:Lo+FV1NK0 (3/4)
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアアアアアァーーウウウ!!」
いきなりだった。本当にいきなり、恐るべき速さでヴリトラの中央の口から金色の引力光線が迸った。その標的は・・・まどか。
怪獣の巨体からすれば非常に小さな彼女を正確無比に狙い撃つ。
まどか「!?」
ゴジラ(FW)「!!」
まどかが気付き、そしてゴジラが気付くが、回避も防御も間に合わ無かった。他の魔法少女や怪獣達も間に合わない。破滅の光が迫る。だが、間に合った人物が、1人だけ、いた。
グランドギドラ(ヴリトラ)「ギシュアアアアアァーーウウウ!!」
いきなりだった。本当にいきなり、恐るべき速さでヴリトラの中央の口から金色の引力光線が迸った。その標的は・・・まどか。
怪獣の巨体からすれば非常に小さな彼女を正確無比に狙い撃つ。
まどか「!?」
ゴジラ(FW)「!!」
まどかが気付き、そしてゴジラが気付くが、回避も防御も間に合わ無かった。他の魔法少女や怪獣達も間に合わない。破滅の光が迫る。だが、間に合った人物が、1人だけ、いた。
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/19(月) 01:08:33.12:Lo+FV1NK0 (4/4)
あれ?思ったより書けてない・・・。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日に!
あれ?思ったより書けてない・・・。
今日は此処までです。
読んで下さった方、レス下さった方に感謝です。
では明日に!
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/19(月) 01:20:06.66:uG0VddvIo (1/1)
ああ、まだ反撃というわけじゃないのか。
とりあえずお疲れ様。
ああ、まだ反撃というわけじゃないのか。
とりあえずお疲れ様。
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/20(火) 02:17:31.58:UK0Fdwbi0 (1/5)
ロリこんばんは。書きたい所まで書いてたら遅くなりました。
>>285
うん、まだかな。
再開します。
ロリこんばんは。書きたい所まで書いてたら遅くなりました。
>>285
うん、まだかな。
再開します。
287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/20(火) 02:18:11.44:UK0Fdwbi0 (2/5)
私は最後・・・いえ、最期の生命力を魔力に換えて時間停止を発動させる。私とバトラ以外の全ての時間が止まる。リミッターは切ってある。私が引力光線まどかに命中する前に止める事が出来た。
ソウルジェムは私の生命力を容赦なく吸い取り、魔力に換えていく。生命力の酷使によって全身から急激に力が抜けていく。
物凄い疲労感、倦怠感を感じる・・・膝が笑って倒れそうになる。目が霞む。身体が限界を超えて血管が破れ口や目、鼻、耳から血が流れ出る。
それでも私はまどかの元へ走る。私の命・・・此処で燃え尽きても良い・・・!皆の闘志を取り戻す事が出来た。希望を繫ぐ事は出来た。後は・・・後は犠牲無く勝つ事!私はその礎になるしか無いなら、なる!!
私は必死にまどかまで辿り着き、バトラもまどかをヴリトラからの攻撃の盾になるべく引力光線の前へ出る。その顔は撃たれて絶対に回避が間に合わないのを悟った絶望が浮かんでいる。
でも安心してまどか。あなたは私が守るわ。私はまどかを抱き締める。
まどか。鹿目まどか。私の最初にして最高の友達。私の世界で1番愛する人。まどか、私は、あなたの事を・・
私は最後・・・いえ、最期の生命力を魔力に換えて時間停止を発動させる。私とバトラ以外の全ての時間が止まる。リミッターは切ってある。私が引力光線まどかに命中する前に止める事が出来た。
ソウルジェムは私の生命力を容赦なく吸い取り、魔力に換えていく。生命力の酷使によって全身から急激に力が抜けていく。
物凄い疲労感、倦怠感を感じる・・・膝が笑って倒れそうになる。目が霞む。身体が限界を超えて血管が破れ口や目、鼻、耳から血が流れ出る。
それでも私はまどかの元へ走る。私の命・・・此処で燃え尽きても良い・・・!皆の闘志を取り戻す事が出来た。希望を繫ぐ事は出来た。後は・・・後は犠牲無く勝つ事!私はその礎になるしか無いなら、なる!!
私は必死にまどかまで辿り着き、バトラもまどかをヴリトラからの攻撃の盾になるべく引力光線の前へ出る。その顔は撃たれて絶対に回避が間に合わないのを悟った絶望が浮かんでいる。
でも安心してまどか。あなたは私が守るわ。私はまどかを抱き締める。
まどか。鹿目まどか。私の最初にして最高の友達。私の世界で1番愛する人。まどか、私は、あなたの事を・・
288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/20(火) 02:19:13.89:UK0Fdwbi0 (3/5)
バシィッ!!
バトラの背中の外骨格にヴリトラの引力光線が突き立った。バトラは外骨格を持つ胴は見た目よりは頑丈ではあるが、怪獣としては頑強な方では決して無い。
数瞬の間、光線を受け止めていたが、ダークグリーンとダークパープルの外骨格に亀裂が入り、バトラの体を貫いた。
バトラ「グギョオオオオオン・・・!」
身体を貫かれ、力無く落下して行くバトラ。引力光線はバトラの外骨格と身体により、殆どを削がれたが、それでも魔法少女1人位は殺傷できる威力を持って迫る。まどかに覆い被さった、ほむらに。
まどか「・・・!?」
時間停止から、ほむらがまどかに触れ、同時の時間停止解除から意識が動き出すまでの間、まどかは白昼夢を見た。
まどか「(ほむらちゃん・・・?)」
・・・ほむらが立っていた。物凄く近くに、手を伸ばせば届く場所に立っているのに、何故かまどかはほむらに触れる事は出来ない。
そしてこんなに近くにいて、そのほむらはまどかに気付いているのかいないのか、明後日の方向を虚ろな瞳で、じっと見詰めていた。
まどか「あの、ねぇ、ほむらちゃん・・・?」
触れられないのは解っている。それでも手を伸ばそうとして、まどかは足元の柔らかさに気付く。
まどか「・・・!!」
地面を見て絶句する。まどか達が踏んでいるのは屍。そしてそれは女性しかおらず・・・正確に言えば10歳に満たない子から、10台半ば過ぎ辺りまでの少女であった。
まどか「・・・っ!」
まどかは込み上げて来そうなものを、口を押さえて何とか堪える。
まどか「(こ、これ、一体・・・何が何なの!?)」
屍の1人と目が合った。命の無い虚ろな輝きの目だった。不気味だった。しかし・・・それ以上に凄絶で悲痛だった。
まどか「(あぁ・・・そっか、この子達は・・・この人達は・・・)」
まどかは直感的に悟る。彼女達は、この戦いで、或いはそれ以前に、更にずっと前の・・・地球の未来の為に、愛する人を、守りたいものの為に戦い、命を散らして逝った魔法少女達だと。
この目が合った少女はその命の最期に何を見たのだろう?守りたいものは守れたのだろうか?想いは遂げられたのだろうか?考えるとまどかは悲しみでいっぱいになる。
そしてまどかの頭の中に走馬灯のように大量にイメージが流れ込んで来た。
まどか「・・・!!」
あまりの膨大な量に自意識が吹き飛びそうになるが、まどかは何とか自分を保ってそれを見た。
幾人ものイメージが駆け抜けていく。同じ顔は無い。国も時間もバラバラだった。只1つ共通しているのはその全員が魔法少女である事。
ソウルジェムを掲げ、怪獣を使役し、怪獣と、怪獣というよりは化物や悪魔と言った方が良いような見た目の存在と、血塗れになり瀕死になりながらも戦っている。
まどか「(やっぱり、これは・・・)」
魔法少女達の記憶だった。世界の魔法少女達の記憶をまどかは今、追体験していた。そして・・・気付けばほむらは歩き出していた。まどかに背を向けたまま、離れていく。
まどか「(ほむらちゃん・・・!待って!何処に・・・!!)」
声を出そうと思っても、出ない。しかし、まどかには今此処で、ほむらを行かせては、2度と、会えない気がした。
まどか「(ほむらちゃん!ほむらちゃん・・・!!)」
何とか声を絞り出そうとする。声にならない。聞こえるはずが無い。しかし・・・ほむらは振り向いた。綺麗な、儚い笑顔を浮かべて。その唇が、こう言葉を紡いだ気がした。
“さようなら”
そして時は動き出す――。
バシィッ!!
バトラの背中の外骨格にヴリトラの引力光線が突き立った。バトラは外骨格を持つ胴は見た目よりは頑丈ではあるが、怪獣としては頑強な方では決して無い。
数瞬の間、光線を受け止めていたが、ダークグリーンとダークパープルの外骨格に亀裂が入り、バトラの体を貫いた。
バトラ「グギョオオオオオン・・・!」
身体を貫かれ、力無く落下して行くバトラ。引力光線はバトラの外骨格と身体により、殆どを削がれたが、それでも魔法少女1人位は殺傷できる威力を持って迫る。まどかに覆い被さった、ほむらに。
まどか「・・・!?」
時間停止から、ほむらがまどかに触れ、同時の時間停止解除から意識が動き出すまでの間、まどかは白昼夢を見た。
まどか「(ほむらちゃん・・・?)」
・・・ほむらが立っていた。物凄く近くに、手を伸ばせば届く場所に立っているのに、何故かまどかはほむらに触れる事は出来ない。
そしてこんなに近くにいて、そのほむらはまどかに気付いているのかいないのか、明後日の方向を虚ろな瞳で、じっと見詰めていた。
まどか「あの、ねぇ、ほむらちゃん・・・?」
触れられないのは解っている。それでも手を伸ばそうとして、まどかは足元の柔らかさに気付く。
まどか「・・・!!」
地面を見て絶句する。まどか達が踏んでいるのは屍。そしてそれは女性しかおらず・・・正確に言えば10歳に満たない子から、10台半ば過ぎ辺りまでの少女であった。
まどか「・・・っ!」
まどかは込み上げて来そうなものを、口を押さえて何とか堪える。
まどか「(こ、これ、一体・・・何が何なの!?)」
屍の1人と目が合った。命の無い虚ろな輝きの目だった。不気味だった。しかし・・・それ以上に凄絶で悲痛だった。
まどか「(あぁ・・・そっか、この子達は・・・この人達は・・・)」
まどかは直感的に悟る。彼女達は、この戦いで、或いはそれ以前に、更にずっと前の・・・地球の未来の為に、愛する人を、守りたいものの為に戦い、命を散らして逝った魔法少女達だと。
この目が合った少女はその命の最期に何を見たのだろう?守りたいものは守れたのだろうか?想いは遂げられたのだろうか?考えるとまどかは悲しみでいっぱいになる。
そしてまどかの頭の中に走馬灯のように大量にイメージが流れ込んで来た。
まどか「・・・!!」
あまりの膨大な量に自意識が吹き飛びそうになるが、まどかは何とか自分を保ってそれを見た。
幾人ものイメージが駆け抜けていく。同じ顔は無い。国も時間もバラバラだった。只1つ共通しているのはその全員が魔法少女である事。
ソウルジェムを掲げ、怪獣を使役し、怪獣と、怪獣というよりは化物や悪魔と言った方が良いような見た目の存在と、血塗れになり瀕死になりながらも戦っている。
まどか「(やっぱり、これは・・・)」
魔法少女達の記憶だった。世界の魔法少女達の記憶をまどかは今、追体験していた。そして・・・気付けばほむらは歩き出していた。まどかに背を向けたまま、離れていく。
まどか「(ほむらちゃん・・・!待って!何処に・・・!!)」
声を出そうと思っても、出ない。しかし、まどかには今此処で、ほむらを行かせては、2度と、会えない気がした。
まどか「(ほむらちゃん!ほむらちゃん・・・!!)」
何とか声を絞り出そうとする。声にならない。聞こえるはずが無い。しかし・・・ほむらは振り向いた。綺麗な、儚い笑顔を浮かべて。その唇が、こう言葉を紡いだ気がした。
“さようなら”
そして時は動き出す――。
289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/20(火) 02:20:21.91:UK0Fdwbi0 (4/5)
まどか「!?」
まどかの目の前に閃光が迫っている。庇ってくれたバトラの身体を突き破り、彼女に迫っていた。
まどか1人位は殺せる威力を持って迫り来る。
まどか「・・・!!」
まどかは覚悟して思わず目を閉じる。しかし・・・何も起きない。まどかは無事だ。
まどか「・・・?」
まどかは目を開ける。此処で落ち着いてようやく気が付いた。誰かがまどかに抱き付いている。黒くて長い髪。そして髪には黒いカチューシャと赤いリボン。誰だか直ぐに解った。
まどか「もう、ほむらちゃん、こんな時に抱きついて来るなんて、ほむらちゃんらしいって言うか・・・」
・・・気付かないのでは無い。気付きたくないだけだ。そんな不吉な考えが頭をよぎった。まどかは不吉な予感を拭い去る為、ほむらの顔を見る。ほむらの両眼は閉じられていた。
まどか「(ほら、ほむらちゃんは此処にちゃんといて・・・)」
しかし・・・気付いてしまった。
まどか「・・・ほむらちゃん?」
ほむらの身体から力が抜けている。抱き付いているというよりは、力無く覆い被さっていた。ほむらは気絶しているのか、身動き1つしない。まどかはほむらの身体を揺さぶった。
まどか「ほむらちゃん、大丈夫?しっかりして・・・」
ぬちゃり、と、ほむらの背中に触れると滑る感触があった。
まどか「!?」
まどかは何事かと自分の手袋に覆われた手を見る。パステルピンクの手袋は真っ赤に染まっていた。大量の血によって。
まどか「(何・・・何なの?)」
まどかはほむらの背中に目を向ける。心の何処かで止めろて、と叫ぶ声を聞いた気がした。
しかし・・・見てしまった。血で真っ赤に染まったほむらの背中。いや・・・違う。
まどか「(嫌・・・嫌・・・そんな、これは・・・!!)」
事実を認識する事を心が拒む。しかし、付き付けられた現実は無慈悲だった。背中なんて・・・背中なんて無かった。身体の後ろ半分が、ごっそりと“消し飛ばされていた”。
まどか「ねぇ・・・何の冗談なの、ほむらちゃん?・・・ほむらちゃん!」
まどかはほむらの身体を揺さぶる。何度も何度も乱暴なくらいに。それでもほむらは目を覚まさない。
まどか「幾ら何でも、性質が悪過ぎるよ・・・全然面白くないよ!笑えないよ!!」
心を覆い尽くす絶望を必死に否定する。無い希望に縋る。
まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃん!ほむらちゃん!!」
しかし、自分を騙し切れる筈が無い。理解してしまった。
まどか「(ほむらちゃんは、私を庇って・・・!!)ほむらちゃん!やだ!待って!逝かないでほむらちゃん!!こんな事って、こんな事って・・・ほむらちゃああああああああん!!」
まどかの上からほむらの身体が滑り落ちる。そして倒れたほむらの魔法少女への変身が解除され、身体から流れ出た血が地面を赤く染める。
まどか「うぅ・・・ああ・・・ああああ・・・うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
邪悪を前に、魔を断つ焔は遂に消された。希望の焔は、その愛故に自らの命を賭して、大切な者を守ったのだった。
まどか「!?」
まどかの目の前に閃光が迫っている。庇ってくれたバトラの身体を突き破り、彼女に迫っていた。
まどか1人位は殺せる威力を持って迫り来る。
まどか「・・・!!」
まどかは覚悟して思わず目を閉じる。しかし・・・何も起きない。まどかは無事だ。
まどか「・・・?」
まどかは目を開ける。此処で落ち着いてようやく気が付いた。誰かがまどかに抱き付いている。黒くて長い髪。そして髪には黒いカチューシャと赤いリボン。誰だか直ぐに解った。
まどか「もう、ほむらちゃん、こんな時に抱きついて来るなんて、ほむらちゃんらしいって言うか・・・」
・・・気付かないのでは無い。気付きたくないだけだ。そんな不吉な考えが頭をよぎった。まどかは不吉な予感を拭い去る為、ほむらの顔を見る。ほむらの両眼は閉じられていた。
まどか「(ほら、ほむらちゃんは此処にちゃんといて・・・)」
しかし・・・気付いてしまった。
まどか「・・・ほむらちゃん?」
ほむらの身体から力が抜けている。抱き付いているというよりは、力無く覆い被さっていた。ほむらは気絶しているのか、身動き1つしない。まどかはほむらの身体を揺さぶった。
まどか「ほむらちゃん、大丈夫?しっかりして・・・」
ぬちゃり、と、ほむらの背中に触れると滑る感触があった。
まどか「!?」
まどかは何事かと自分の手袋に覆われた手を見る。パステルピンクの手袋は真っ赤に染まっていた。大量の血によって。
まどか「(何・・・何なの?)」
まどかはほむらの背中に目を向ける。心の何処かで止めろて、と叫ぶ声を聞いた気がした。
しかし・・・見てしまった。血で真っ赤に染まったほむらの背中。いや・・・違う。
まどか「(嫌・・・嫌・・・そんな、これは・・・!!)」
事実を認識する事を心が拒む。しかし、付き付けられた現実は無慈悲だった。背中なんて・・・背中なんて無かった。身体の後ろ半分が、ごっそりと“消し飛ばされていた”。
まどか「ねぇ・・・何の冗談なの、ほむらちゃん?・・・ほむらちゃん!」
まどかはほむらの身体を揺さぶる。何度も何度も乱暴なくらいに。それでもほむらは目を覚まさない。
まどか「幾ら何でも、性質が悪過ぎるよ・・・全然面白くないよ!笑えないよ!!」
心を覆い尽くす絶望を必死に否定する。無い希望に縋る。
まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃん!ほむらちゃん!!」
しかし、自分を騙し切れる筈が無い。理解してしまった。
まどか「(ほむらちゃんは、私を庇って・・・!!)ほむらちゃん!やだ!待って!逝かないでほむらちゃん!!こんな事って、こんな事って・・・ほむらちゃああああああああん!!」
まどかの上からほむらの身体が滑り落ちる。そして倒れたほむらの魔法少女への変身が解除され、身体から流れ出た血が地面を赤く染める。
まどか「うぅ・・・ああ・・・ああああ・・・うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
邪悪を前に、魔を断つ焔は遂に消された。希望の焔は、その愛故に自らの命を賭して、大切な者を守ったのだった。
290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/11/20(火) 02:22:21.27:UK0Fdwbi0 (5/5)
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
今日は此処までで。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
それでは明日!
291:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/11/20(火) 04:33:07.84:d8K4PsdSo (1/1)
お疲れ様です。
ほむら・・・。何てことだ・・・!
お疲れ様です。
ほむら・・・。何てことだ・・・!
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