1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 15:59:18.25j2IIvjRc0 (1/12)

このSSは友人が「この設定で何か作ってー。」と言われて作ったSSです。
友人が書いた設定のメールは

主人公など、決していない。
死神さん 18歳
3/7生まれ
白い髪白い目に黒いマント
中は、半袖のTシャツ
本人曰く、マントが暑いかららしい
浪人中

鬼さん 19歳
5/25生まれ
別に赤鬼とかでもない。
見た目ふつー
年より少し下に見られる。
角は、耳の後ろに隠れてるそうな。
浪人中

正一 20歳
7/8生まれ
極めて普通の会社人
勤めてるのは、サミット(会社)
いつも、他のメンバーに振り回されている。
女子大生(全員浪人中)に囲まれても何も感じない。

妖精さん 18歳
4/15生まれ
羽は、透明なので見えない。
金髪碧目なので、北欧の人っぽいが日本生まれの日本育ちである。

宇宙人 不明

こんな感じです。SSは初めてですが
よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1345013957



2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 16:13:58.86j2IIvjRc0 (2/12)

鬼「ぬはあぁん・・・」

ようせい「どうしたんです!?!!師匠!!!」

鬼「こいつのエッチシーンがどうしても手に入らないんだ!!」

ようせい「師匠!!ここは粘って粘って、粘るのです!!」

死神さん「鬼さん。攻略法を教えてあげましょうか。」

鬼「教えてくれ!!」

死神さん「私も知りません。」

鬼「って知らないのかよ!!」ビシッ

ようせい「さ・・・さすがです師匠・・・普通は『この嘘つき野郎が!』と言う所なのに
      華麗につっこむなんて・・・・カッコイイです!!」

正一「ただいま~・・・・って何勝手に人のエロゲやってんだよ!!」

鬼「ベットの下を探索したら、出てきたんだよ~ん。あっは~ん、ご主人様。」

ようせい「ご・しゅ・じ・ん・さ・ま・・・」

鬼「お!ようせい!!今のは可愛かったぞ!!」ナデナデ

ようせい「えへへ~」

正一「なんで探したんだよ・・・・最悪・・・もう嫌だよ・・・お前らさっさと自分の所に帰れよ!」

死神さん「嫌です。」

正一「え!?何でだよ!?マジ帰ってくれよ!!!ここは俺の部屋だぞ!!」

死神さん「なぜなら、この部屋以外なぜか電気が付かないし水が出ないんですよ。」


3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 16:53:46.41j2IIvjRc0 (3/12)

正一「それはお前らが金を払ってないからじゃんか!!!」

ようせい「まぁまぁ、落ち着いてください。良いじゃないですか、女の子3人が食卓を囲んでいるなんて・・・
      他の人にとっては涙ものです!!」

鬼「そうだそうだー。おっさん、ありがたく思えよー。」

正一「・・・鬼、何度も言うが俺の名前は「正一」だ!!」

鬼「正一な、分かった。」

正一「おい死神さん、鬼が俺のこの質問に対して今まで何回『分かった』と言った?」

死神さん「ちょうど12回目です。」

正一「12回も『分かった』って・・・信用なくすぞお前。」

鬼「悪い悪い、ちゃんと覚えるよ。」

死神さん「ところでようせいさん。」

ようせい「何です!死神さん!!」

死神さん「一緒に大きな買い物をしましょう。」

ようせい「お・・お・・おおきな買い物ですか!!いくです!!いくです!!」

鬼「なんだよ~、あたしは置いていくのか~」


4VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 17:11:29.03j2IIvjRc0 (4/12)

死神さん「鬼さんと正一さんは二人一緒でくつろいでいて下さってください。」

正一「死神さん。俺はむしろ鬼を買い物に連れて行ってもらいたい。」(静かな時間が欲しい・・・)

鬼「えぇ~もぉ~正一のいけずぅ~。」

正一「それキモイからやめろ。」

死神さん「・・・まぁ鬼さんにも意見を聞きたいのでやっぱり連れて行こうと思います。」

正一(おっっっっしゃああああああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ)

ようせい「師匠も一緒にいくですか!!やった~!!」

正一「そういえば、大きな買い物って何だ?」

死神さん「一万円くらいの物を買うときに使う言葉です。」

ようせい「そうなのです!!いちまんえんなんて、超大金です!!!」

正一「ふ~ん・・・・ってお前金持ってるのかよ。」

死神さん「一応これでも死神ですからね。この世界にいるだけで『出張』と言う扱いになり、お金が財布に入ってきます。」

正一「お前この世界で生きていたら即クビだぞ・・・・」


5VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 17:13:22.09j2IIvjRc0 (5/12)

死神さん「というわけで、行ってきます。正一さん。」

鬼「いってきまーす。」

ようせい「行ってくるです!!」

正一「ちょっとまて。夕飯は食べに来るのか?」

鬼「?・・そうだが。」

死神さん「もしかして一緒に夕飯を食べたいんじゃ・・・・」

鬼「まさかの 『ハイ、アーン』『アーン』パク ですか!? 」

正一「バカいってないではよ行け。」

ようせい「わかったのです!!」

3人「いってきまーす。」

・・・・・・

正一「ふぅ~~・・・・やっと静かに眠れる・・・・。」

正一「あいつらのせいで最近全然眠れなかったからな・・・・」

正一「ぐぅぅぅ・・・・・」



6VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 17:29:39.38j2IIvjRc0 (6/12)

鬼「そういえば、大きな買い物をするって言っていたけど何買うんだ?」

死神さん「その質問にはまずクイズを解いて貰わないといけません。」

鬼「ぇえ!?」

死神さん「どうしたんですか?クイズが苦手とでも。」

鬼「あ、いや、死神さんにもクイズを言うくらいのユーモアがあったんだなって。」

死神さん「失礼ですね。」

ようせい「クイズ!!何だ!何だ!」

鬼「問題!!デデン!!」

死神さん「それは私の言う台詞です・・・・問題。」

死神さん「今日は何の日でしょう?」

ようせい「はい!!」

死神さん「もう分かったのですか。正解は何ですか。」

ようせい「死神天界追放の日。」

死神さん「それは駄目です。」

鬼「どんな日だ?」

死神さん「死神が天界から追放されてしまった日です。天使曰く『死神は汚そう』らしいです。」

鬼「じゃあ今死神はどこに住んでいるんだよ?」

死神さん「地獄のほうです。」

鬼「ふ~ん・・・いやどうでもいいんだけどで、答えは?」


7VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 17:55:45.22j2IIvjRc0 (7/12)

死神さん「はぁ・・・本当に忘れているみたいですね・・・・
      正解は、正一さんの誕生日じゃないですか。」

鬼「あぁ~そういえば。」

ようせい「そういえばそうです!!だけど結局何を買うのです!!」

死神さん「とりあえず正一さんが好きそうな『エロゲ』を買いに行こうと思います。」

鬼「おお~!!頭いいな死神さん!!プレゼントにエロゲか・・・・正一喜びそうだな・・・」

鬼の妄想

正一「あ!俺の欲しかったエロゲじゃん!!」

鬼「正一のために買ってきたのよ・・・・」

正一「ありがとうな。鬼・・・」

鬼「いいのよ、私はいつかあなたのお嫁さんになるんですから・・・」

正一「お、鬼!!」

鬼「正一さん!!」

キスの描写は割愛させて頂きます。

鬼「ふふふ・・・」

死神さん「こんな展開になったら、全裸でスクランブル交差点の真ん中でダンスしますよ。」

ようせい「ぜったいありえないっていってるようなもんじゃないですか・・・死神さん・・・」

鬼「そうだよな・・・ここまでは行かないよな・・・せいぜい抱きしめてくれるくらいか・・」

死神さん「それも難しいんじゃ・・・」

ようせい「で!!どこに行くんだ!!」

死神さん「私は梅島区の御品書の店を予定してますが。」

鬼「え~、近いとこがいいよ・・・」

死神さん「いや、御品書だったら他の人もエロゲを普通に買っているので私達が買っても
      不自然では無いかと。」

鬼「お~相変わらず知的な発言・・・つまり恥ずかしいってことか?」

死神さん「な・・何を言っているのですか!鬼さん!!私にだって白い目で見られるのは
      嫌ですよ!!これでも血や涙はちゃんとありますよ!!」


8VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 18:17:34.14j2IIvjRc0 (8/12)

死神さん「そ、それはともかく、駅に着きましたよ!!」

鬼「やったー」

ようせい「さあ!!急いで行きますです!!」ダダダッ

死神さん「あ!ちょっと待ってください!!」

ようせい「わっはっはー!!捕まえられるものなら捕まえてみるです!!」ダダダッ

死神さん「『待って』っつてんだろうがごらあぁぁぁぁぁ!!!!ぶっ殺すぞこの蝿野郎ゥゥゥゥ!!!!」

鬼「さすがにそれは可愛そうだって・・・死神さん・・・」

ようせい「はい!!待ちます!!何時間でも待ちます!!」ビタッ

死神さん「分かったらいいです。あと駅の中は走ってはいけませんよ。」

ようせい「はい!!」

鬼(ようせいが『です!!』口調じゃなくなってる・・・」

死神さん「それではようせいさん、PASMOって持ってますか?」

ようせい「ぱすも?持ってないです。」

死神さん「それではあちらで切符を買いましょう。」

ようせい「はいです!!」

死神さん「それでは私はあまり説明が上手くないので鬼さん、よろしくお願いします。
あ、私の分はいいです。PASMOがあるので。二人分ならこれで足りるはずです。」

鬼「分かった。しっかり説明してあげよう。」


9VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 19:16:33.62j2IIvjRc0 (9/12)

ようせい「師匠が教えるのですか!!」

鬼「おう!!教えてやるぞ!!ようせい!!」

鬼「というわけで、死神さんから千円いただいたぞ。」

ようせい「うんうん!!」

鬼「これをここに入れてみて。」

ようせい「分かったです。」

ウィーン

切符券売機「切符を選んでください。」

鬼「ようせい、その次にこの・・・・」

鬼(あれ!?タッチするところが沢山あるんだけど・・・どうするんだよ・・・梅島までの値段っていくらだっけ?
死神さんに・・・って死神さんがいないし。どうするんだよ、死神さんを探す?いやいや、ようせいが何か
よく分からないボタンを押したらどうしよう・・・とりあえずここは私だけで考えようか。
・・・えっと、120円から430円まであるのか。多分距離によって値段が変わった気がするんだが、
いやもしかして!このタッチする奴のどれかにリッチな車両に乗るのがあるのかもしれない!!
死神さんだけ普通の車両になって悲しくてないてしまった死神さんも見てみたいけど、今は我慢だ・・・
とりあえず適当にこれでいいか・・・千円貰ったんだし。)

ようせい「?、どうしたんです?」

鬼「いや、なんでもないぞようせい。んで次にこの430ってのを押してくれ。」

ようせい「分かったです。」

切符券売機「何枚ですか?」

鬼「それじゃあ2枚だ。」

ようせい「ぽちっとな」

切符券売機「切符を取ってください。」

鬼「ふぅ・・・一時はどうなるかと思ったよ。これにて一件落着だ。」

死神さん「鬼さん、ようせいさん、ちゃんと買えましたか?」

ようせい「しっかり買えたのです!!」

死神さん「よかったです。」

鬼「それでは電車にlet's go!!」

ようせい「はいです!!」


10VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/15(水) 19:53:20.09+F6yvQCDO (1/1)

オリジナルか

がんばれ


11VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 20:03:15.57j2IIvjRc0 (10/12)

鬼「電車に乗れたぜ・・・・」

死神さん「かっこよく言っても傍から見ると変な人に思われますよ。」

ようせい「私は始めて乗る気がします・・・」

鬼「え~昔一緒に乗ったじゃんかよ~。忘れたのか・・・・」

死神さん「昔っていつ位なんですか?」

鬼「まだ私のおっぱいが小さかった頃だよ。」

ようせい「師匠のおっぱいがまだ小さい頃ですか!?想像出来ませんね・・・」

鬼「おまえはその時赤ちゃんだったからな。覚えてないのも無理ないな。」

ようせい「そうですか・・・師匠のおっぱいがまだ小さい頃の師匠も見てみたいです!!」

一般人「え・・・なんだなんだどうしたおっぱい?恥じらいをもたないのかわいいな」

死神さん「あの、本当に私達変態な人だと思われるんでやめてください。」

鬼「は、はい///」

電車「プルるるっるるるるるるるっるうるっるるうるる」

電車「ピンポーンピンポーン・・・ガダン、プーンプシュウクイーーーー」

死神さん「他の人の視線が恥ずかしいですね・・・」

鬼(死神さんの顔かわいいな)

ようせい(死神さんの顔かわいいです)

鬼&ようせい(ジーーーーーーーー)

死神さん「?、どうしたんですか?何か言いたいことがあるんですか?」

ようせい「いやいや!!なんでもないです!!」

鬼「いやいや、死神さんの顔が可愛くてな。」

ようせい(ストレートに行きましたね、師匠)

死神さん「変なこと言わないでください。」

ようせい「師匠、大丈夫です!!エロゲならだんだん
      やさしくなっていって最後には大好きになるのですから。」

鬼「慰めてくれてありがとうな、ようせい。
  でもそれは男と女じゃないとできないと思うんだよ」



12VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 21:43:30.54j2IIvjRc0 (11/12)

一方その頃
正一「百合系のエロゲそろそろ買おうかな・・・・いやだめだ
    あいつらに何て言われるか不安だし・・・」

正一「・・・しかしあいつら何を買いに行ったんだ・・・?」



ガタン五トンが単語トン

死神さん「スー・・・スー・・・」

鬼「死神さん、寝ちゃったな。」

ようせい「死神さん。寝顔がとっても可愛いです!!」

鬼「うん、可愛いな。」

ようせい「こんなに可愛いのになんで正一さんは反応してくれないんでしょう?」

鬼「う~ん・・・何でだろうな。可愛すぎるのかもしれない・・・」

ようせい「そっかー。可愛すぎるのか。私も結構可愛いのに・・・」

鬼「お前は可愛いけど、正一にはおてんばな女の子は会わないのかもな。」

ようせい「師匠は!?」

鬼「私はいつか正一とキスをする予定だぞ。」

ようせい「す、すごいです!!」

鬼「お前はもっと成長したら、SUPER STARになるかもな。」

ようせい「なってやるです!!」

死神さん「そろそろ降りますよ、鬼さん、ようせいさん。」

鬼「あれ!?いつおきたんだお前!!」

死神さん「死神ですから。眠気は自分で操作できますよ。」←説明めんどいから嘘ついただけ

ようせい「か、かっこいいです・・・」

死神さん「と、言うわけで行きますよ。」

鬼「お、おう。ようせい、行くか。」

ようせい「分かったです!!」

死神さん「はぁ~。疲れた。腰が痛いなぁ・・・」

鬼「おばあちゃんみたいなこと言うなよ!!」

死神さん「いや、ずっと座っていると疲れてきません?」

鬼「いや。」

ようせい「しないです。」

鬼「死神だから人間に似ているのかな?」

死神さん「人間の形をしているあなたがたには言われたくありませんね。イタタ・・・」

鬼「こ、これは!ようせい!!今ならお前が死神に戦いを挑んでも、勝てるかもしれないぞ!!」

ようせい「か、勝てるのですか!!戦ってみたいです!!」

死神さん「そのときは、私のカマが首元に飛んでいきますよ。」

死神さん「んあーーーー・・・・」ポキポキッ←背伸びしている

ようせい「は、はぃ・・・」

鬼「こわっ」


13VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/15(水) 22:57:56.48j2IIvjRc0 (12/12)

死神さん「さて、お二人方、ついてきてください。」

鬼「OK」

ようせい「はいです!!」

死神さん「ちゃんとついて来て下さいね。迷子になっても私は知りませんよ。」

ようせい「分かりました!!」

鬼「オ"ウ↓イ"エ↑」

死神さん「随分変な返事になりましたね、鬼さん。」

鬼「いやなんとなくだよ。」

死神さん「まぁ、どうでもいいんですけれど・・・」

鬼「そういえばあの時死神がくれた千円札、お釣り返してなかったな。返すよ。」

死神さん「あ、大丈夫です。ジュース一本分くらいの金をケチるほど私は心は
      狭くないです。」

鬼「ありがとうな!!死神!!」

死神さん「こ、今度はちゃんと自分のお金で電車に乗ってくださいね。」

鬼「お、おう・・・死神どうした?顔真っ赤だぞ。」

死神さん「ま、ま、まっかなわけないですよ!!冷やかさないでください!!」

鬼「わるいわるい。茶化さないから。な?」

死神さん「う~・・・で、ようせいさんは?」

鬼「あれ?さっきまでここにいたのに。」

ようせい「どうしたのです?」

死神さん「あ、いました。小さいから分かりにくかったのですね。」

鬼「ようせい、ほれこっち来い。」

ようせい「おんぶしてくれるのですか!!師匠!!」

鬼「そうだぞ・・・よっこいしょっと・・・」

ようせい「はぁ~あったかいです・・・像の背中見たいですぅ」

鬼「お前も随分大きくなったな・・・像の背中・・?」

死神さん「さて、エロゲを買う場所は、私が決めてもいいですよね?
      お二人は御品書に行ったことが無いということで。」

鬼「いいよん。ようせい、おまえは?」

ようせい「いいです!!」

死神さん「それではここにしますか。」


14VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/16(木) 10:14:07.011HnO6JKc0 (1/6)

『シャープぺんてる御品書市』

鬼「ここか。なんだか変わった名前だな。」

ようせい「確かに変わってるです!!!」

死神さん「ここにしましょう。」スタスタ・・・

鬼「お、おいおい死神。」

死神さん「はい?何でしょうか?」

鬼「普通女性なら恥ずかしがりながら入っていくんじゃ?」

死神さん「それを言ったら、貴方達だって家で普通にエロげをやっているじゃないですか。」」

鬼「あぁ、そういうことか。ふ~ん・・・」

死神さん「なんですか?まさか『こいつ・・・無表情のくせに実は心は変態だったのか・・・』とか
      思っているんじゃないでしょうね?」

鬼「いやぁ~べつに~なんでもないよ~ん。」

死神さん「目をそらさないでください。」

死神さん「あ、ようせいさんは外で少し待ってて貰えますか?」

ようせい「え!?なんでです!?」

死神さん「いや・・・ようせいさんには刺激が強すぎますので。」///

ようせい「?」

鬼「それを言ったら、ようせいだって家で普通にエロゲを見ているじゃないですか。」

死神さん「くっ、私のセリフを・・・」

鬼「はっはっは。」

鬼「よし、ようせい!!正一のためにとってもいいエロゲを探そう!!」

ようせい「おーです!!」

死神さん「・・・はい。」


15VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/16(木) 16:53:43.641HnO6JKc0 (2/6)

鬼「それじゃあ、入るか。」

自動ドア「ウィーン」

ようせい「おー!!ここですか!!」

死神さん「いえ、ここではないです。エロゲがあるのはここの奥の方です。」

鬼「死神、お前本当に慣れているな・・・死神はどこでこういう店を知ったんだ?」

死神さん「正一さんがスキップしながら出かけていた事がありまして
      気になったので後を憑いていったらこの店に着きました。」

鬼「それで、ばれた時の正一の反応は?」

死神さん「それが、いろいろありまして・・・まだ正一さんと知り合って間もない頃です。」

・・・・・・

正一「んっふっふー♪らんららん♪羽ばたーきたい、そう!」カチャカチャ←鍵をかける音

死神さん「正一さん。いつもより気分が良い日が2ヶ月に一回くらい
      あるのですが、どうしたのですか?」

正一「お前は知らなくていいんだ。家に居ろ。」

死神さん「分かりました。家に居ます。」

正一「そんじゃあな。」

スタスタ・・・


16VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/08/16(木) 21:29:15.721HnO6JKc0 (3/6)

死神さん「どこに行くのか気になりますね。」

死神さん「ちょっと助けを借りましょうか。」

死神さん「・・・」バッ←手を振りかざした音

死神さん「¿Quién resuelve mi problema presente?」←スペイン語

ポン!!

触手さん「こんにちは。触手さんです。」

死神さん「久しぶりですね、触手さん。前に合ったときよりも男らしくなっていますね。」

触手さん「そうなんですよ!気づいてくれましたか?うれしいです!!
      私はあの後に植物をコントロールする練習と、炎に強い草を作る研究をずっと
      していました。その努力が実って、今では他の死神の補佐として働いています!」

死神さん「すごいですね。しかしその目は、いつ見ても怖いです。」

触手さん「あはは・・すみません、元からなので・・・あっ、それで
      今回はどういうご用件で私を呼んだのですか?」

死神さん「あそこでスキップしながら歩いている人に、ばれないように近づきたい
      のですが・・・」

触手さん「ん~?あ、あの人ですか?いいですけれど、何ででしょうか?」

死神さん「あの人がスキップしている原因を知りたくて。」

触手さん「確かに気になりますね・・・いいですよ。」

死神さん「それでは、お願いします。」

触手さん「分かりました!透過ジェル+静穏ジェル!発射します!」

バシーーン、ベチョッベチョッ・・・

死神さん「ありがとうございます、触手さん。」ネットリ・・・


17@owata2012/08/16(木) 21:37:12.681HnO6JKc0 (4/6)

触手さん「いえいえ、これくらい大した事ありませんよ。」

死神さん「効果は高いのですが、やはりべた付きが気になりますね。」ネチャネチャ・・・

触手さん「今はそのべた付きを取る研究をしています。」

死神さん「それでは、頑張ってください。」 デローン・・・

触手さん「はい!」

・・・・・

死神さん「・・・という感じで私は正一さんに近づいていったのですよ。」

鬼「肝心の正一の反応は?」

死神さん「あ、それについては・・・」


18 ◆I9IhvvVdPo2012/08/16(木) 21:40:13.021HnO6JKc0 (5/6)

トリップのつけ方間違えた


19 ◆I9IhvvVdPo2012/08/16(木) 22:29:17.131HnO6JKc0 (6/6)

死神さん(服にしみこんで重い・・・)ベチャベチャ・・・

正一「・・・なんだか後をつけられている感じがするんだよな・・・
    気のせいだよな・・・」

イラッシャイマセー

宇宙人「オッス。」

正一「今日も居るんだな、お前。シフトは金曜だけじゃなかったのか?」

宇宙人「あたしの宇宙的レーダーでお前が今日来ることが分かったのだ。
     だからバイトの日にちを増やしてお前とあえて鉢合わせしたのだ。」

正一「鉢合わせしてどうするんだよ。こんな普通の会社人に。」

宇宙人「お前に宇宙人と認めてもらいたいのだ。」

・・・・・・

鬼「ちょちょちょっと待ってくれ!宇宙人って?」

死神さん「どうせ後で会いますよ。」



20 ◆I9IhvvVdPo2012/08/17(金) 13:33:39.13+o8A2+no0 (1/2)

正一「お前さ・・・宇宙人なんてこの世に居る訳無いだろうが。」

宇宙人「ここに居るではないか。」

正一「その証拠は?」

宇宙人「ここに居ることだ!」

正一「もういい、俺ゲーム買いに行くわ。」

宇宙人「ちょっとまちんしゃいお前。」

正一「何だよ・・・うざったいな・・・」

宇宙人「ゲームはファンタジー系がいいな。」

正一「お前の意見は聞いとらん。」

テクテク

正一「さーて、何買おうかな・・・今日はエロゲ安売りの日だし
   少し高いの買ってもいいよね。」

正一「しかし、何を買おうか・・・悩むなぁ。」

正一「・・・ファンタジーね・・・ん?」


21 ◆I9IhvvVdPo2012/08/17(金) 19:08:17.91+o8A2+no0 (2/2)

『死ぬとつらいよ~死神と人間の恋』

正一「死神・・・か・・・」ヒョイ←パッケージの裏を見る

『「暇なので地獄からやって来ました。何かしましょうよ?お名前は?」
ある町の夏休み初日、俺はいつもどうりの生活をしていた。
今年も「あぁ・・今年の夏もゲームするだけで終わるのかな・・・」
と思いつつもゲームをしていたら、後ろからやさしそうな女性の声がした。
「貴方は夏の定番『アイスキャンディー』を食べないのですか?」
「え!?」と思って振り返った時、不思議な恋が始まった。
定番の祭りに海、公園で子供と遊ぶだけの日もあったり限りなく日常に
近いのでエロゲとは思わないくらいのほのぼのゲーム!あ、ちゃんとエロはあるよ!
「さて、名前も聞きましたしそろそろどこかに行きましょうか。○○さん!」』

正一(なんだかよさそう・・・)

正一「よし!これを買おうかな。」

死神さん「このゲームは面白そうですね。買った方がいいです。」

正一「うわぁあああ!!!」

死神さん「意外と気づきませんでしたね、正一さん。」

正一「うおおおおおおおおおお!!!!」ダッ

死神さん「あ、待ってください。」

ダダダダダダダッダダダダダ

死神さん「・・・行ってしまいました・・」

宇宙人「男は大変なんだよ。」

死神さん「貴方は・・・人間では無いですね。」チラ・・・

宇宙人「大丈夫、地球に危害を加えるつもりは無い。」

ダダダダダダアダダダダダダアダッダ・・・・

正一「くそぅ!!くそぅ!!」

正一(なんて事だ・・・女の人にエロゲを買っている所を見られるなんて・・・)

正一(せつない)


22 ◆I9IhvvVdPo2012/08/18(土) 10:07:20.49NH3d9H6z0 (1/1)

・・・・・・・

死神さん「という感じですね。」

ようせい「そんな過去があったのですか・・・」

鬼「ここは感動するところじゃないって。すごいなお前、色々な意味で・・・」

死神さん「褒めても何も出てきませんよ。」

鬼(という事は今日買うエロゲは死神がうんたらのゲームなのかな?)

死神さん「さて、時間を喰いましたね。早く行きましょう。」

鬼「お、とうとうエロゲを買うのか・・・きんちょーするなぁ・・・」

ようせい「きんちょーしますね・・・」

死神さん「分かりました、行きましょう。」

・・・・・

カチャ・・・

男の人「な、なんなんだこの女性3人組は!?」

女「! か・・・かわい過ぎる・・・あの子らを監禁してみたいっっ!」

おっさん「あいつは・・・たしか常連だな。やるな・・・
      こういう店に一度も来た事が無さそうな普通の人をここへ連れてくるたぁ・・・」

男の人「!? お、おっさん!何で分かるんだ? そんな事!?」

おっさん「分かるぜ・・・あの後ろの二人には『恥らい』がまだ残っている・・・」

女「す・・・すげぇな・・・おっさん・・・」

ようせい「なんだか店の手前よりも人が多い気がするです!!」

おっさん(!?何でこんな所に幼女っぽいのが一人・・・いいのか?)

死神さん「よく気づきましたね、ようせいさん。この店はアダルト商品が非常に
      多くある事で有名なのですから。」

ようせい「へ・・・へー・・・(アダルト?よく分からないです)」

女その2「何て・・・何て羨ましいんだ・・・!そそそうだ!今日はあんな感じの
     レズ物ゲーを買おう!そうしよう。フフフフフフフフフフ・・・・」


23 ◆I9IhvvVdPo2012/08/18(土) 15:31:18.17b0Jua59g0 (1/1)

鬼「ところで、死神。何のエロゲを買うんだ?」

死神さん「決めてないです。」

鬼「決めろよおい!!」

死神さん「いや、決めなくてもいいのです。」

ようせい「どういうことです?」

死神さん「すぐ分かります。すみませーん店員さーん。」

店員「へいへーい、何でしょう?」

鬼「普通の」

ようせい「店員ですね。」

死神さん「普通なのは見た目だけです。」

店員「そう!見た目は普通!頭脳も普通!」

鬼「中身も普通だ。」

宇宙人「違うって、宇宙人です。」

ようせい「宇宙人って本当に居たんですか!!」

宇宙人「ここに居るじゃん。」

鬼「地球を侵略!侵略!」

宇宙人「イカちゃんよりもずっと強いっての!!あと侵略はしないって。」

イカ娘「な・・・何だか背筋がゾクゾクするでゲソ・・・早苗が近くに居るんじゃなイカ・・?」ブルブル

死神さん「宇宙人さん、早速ですが例のものを。」

宇宙人「あいよ。」

・・・・・

宇宙人「これだろ。」

『死ぬはつらいよ~死神と人間の恋』

鬼「これが例のあの人の・・・」

ようせい「かわいいです~何だかおちつくです!!」


24 ◆I9IhvvVdPo2012/08/19(日) 19:58:00.17zLnaugl70 (1/2)

死神さん「これですね、ありがとうございます宇宙人さん。」

宇宙人「ああ、代金はいいって。正一の為に買うんだろ。
     私も正一にはお世話になったし。」

死神さん「『お世話』にではなくて『お荷物』の間違いでは?」

鬼「今のは上手いな。」

宇宙人「私にとってはくだらなすぎるギャグだ。」

死神さん「それでは何かこの店でもう一つゲームを買いましょうか。」

鬼「わかった。」

宇宙人「おい、ようせいさん。」

ようせい「はいです?」

宇宙人「正一は寂しがり屋だ、一緒に居てやれよ。」

ようせい「はいです!」

宇宙人「そんで、鬼さん。」

鬼「ん?何か用か?」

宇宙人「正一の事、がんばって口説きな。正一が答えるかどうか知らんけど。」

鬼「おう!任しとけ宇宙人!」

宇宙人「それと、死神。」

死神さん「はい?何でしょうか?」

宇宙人「さっきのギャグはくだらないな。」

死神さん「私だけ正一さん関連じゃないじゃないですか・・・」

宇宙人「ん~期待してたのかな~?」

死神さん「べ、別に期待しているわけありませんって!!///」

宇宙人「ふぅ~ん」

死神さん「で、でも行って貰えると嬉しいです・・・///」

宇宙人「なら言ってあげよう。」

宇宙人「正一に何とか私は宇宙人だって信じさしてくれよ。」


25 ◆I9IhvvVdPo2012/08/19(日) 22:53:32.45zLnaugl70 (2/2)

死神さん「しかし、突然意味深な事を私達に言いましたね。何ででしょうか?」

宇宙人「それはな・・・もうすぐ私は帰らなければいけなくなってしまったのだ。」

死神さん「そうなんですか。短い付き合いでしたね。」

ようせい「宇宙人!もっと色んな事話したかったけど・・さよならです!!」

鬼「お前の顔は覚えたから大丈夫だぞ。じゃあな。」

宇宙人「お前らもう少し悲しめよ。」

鬼「だってなぁ、今日始めて合ったし・・・」

ようせい「宇宙人ともっと一緒に過ごしたら涙を流すかもしれないです。」

死神さん「ほら、鬼さんもようせいさんもこう言っていますよ。」

宇宙人「死神は2年くらい私と付き合っていたぞ。」

鬼「ぇえ!付き合っていたん!?死神と!?」

宇宙人「違います。」

死神さん「こんな奴と付き合うなんて、絶対に拒否しますね。」

鬼「そんなに仲が悪いのか?」

死神さん「すごく悪いって程ではないのですが、結構悪いです。」

宇宙人「そんなこというなよん。」

死神さん「きもっ」

鬼「珍しいな、死神がそんなこと言うなんて。」

死神さん「こんな奴に構っていないで早く正一さんのゲームを探しましょう。」

鬼「え!?お、おーい待ってくれよー!」

ようせい「待ってくださいです~!!」

宇宙人「・・・・え、ええぇ・・・」

死神さん「さて・・・どんな物にしましょうか・・・」

鬼「おーい、これなんかどうだ?」

『>>26』←エロゲの名前
なんでもいいです。


26VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)2012/08/20(月) 23:02:25.27gH9iO5sNo (1/1)

鬼畜王ランス



27 ◆I9IhvvVdPo2012/08/21(火) 12:23:11.62GIRc3G3q0 (1/2)

『鬼畜王ランス』

死神さん「鬼畜王ランス?これがいいのですか?」

鬼「おう、面白そうだしだし」

ようせい「六角形がたくさん出てくるゲームは師匠が好きなのです!」

死神さん「そういえばそうでしたね」

死神さん(一回も鬼さんがシュミレーションゲーやってクリアした所を見たこと無いんですが・・)

死神さん「まあいいでしょう。これも買いますか。」

鬼「フッフッフ・・・私のセンスは良かっただろう・・・」

死神さん「はいはい早く買って帰りましょうか。」
テッテッテ
死神さん「すみません、この2つをお願いします。」

レジの人「はいは~い分かりました~」

レジの人「いってんめ~ぴぴっと。にてんめ~ぴぴっと。」ピピ、ピピ

レジの人「合計で~デレデレデレデレデレデレ」

レジの人「いちまんと~にせんにひゃくごじゅう円ですよ~」

死神さん「12250円ですね、はいどうぞ。」

レジの人「はあ~い、にまんえんあずかりま~す。おつりはななせんとななひゃくごじゅうえんです~」

死神さん「ありがとうございました。」

死神さん「さて、もうすぐお家え帰る時間になりますので帰りましょうか。」

鬼「OK」

ようせい「OKです!」

レジの人(もう無料配布版が出てるのに買うなんて、こだわりがあるのかしらね~)


28VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/21(火) 14:31:49.23/RmZ+96E0 (1/1)

友人適当すぎワロタ


29 ◆I9IhvvVdPo2012/08/21(火) 22:34:51.53GIRc3G3q0 (2/2)

ウィーン
ようせい「もうお外は夕方になっているです!」

鬼「こんなに時間経っていたんだな、早いな。」

死神さん「正一さんも心配しているでしょう。事故に合わないように
     ゆっくり帰りましょう。」

鬼「事故にあった人を見かけたらお前はどうするんだ?」

死神さん「やっぱり急いで帰りましょうようせいさん、鬼さん。」

鬼「仕事は?」

死神さん「行きたくない訳ではありません。今は行きたい気分では無いのです。」

鬼「ご丁寧にどうも。」

・・・・・

正一「・・・帰ってこないな・・・」

正一「大丈夫かな・・・あいつら・・・・」

正一「ま、まさかようせいの奴どっかのおっさんに・・・」
(おっさん「お嬢ちゃんかわいいね、どう?アイドルになりたくないかい?」

 ようせい「アイドルですか!!!なりたいです!!」

 おっさん「そうかそうか、じゃあちょっと付いて来てくれるかな?」

 ようせい「いくです!!」そしてラブホに・・・)
正一「・・・みたいな事に!?」

正一「!?もしかしたら死神は・・・」
(どっかのDQN「フンッ」グリッ←殴る音

 ようせい「グフッ」ドスッ←殴られる音

 どっかのDQN2「糞が」ガリッ←蹴る時に地面を引っ掻く音

 ようせい「アブウッッ」ッドン←蹴られる音

 死神さん「や、やめてください!」

 どっかのDQN3「見ろよこいつ!さっきまで心を込めて無い言い方だったのに
        このちっこいの殴ったら突然態度変えやがって・・・」
 ギャハハハゲラゲラソンナニカワイソウナノカヨアヒャヒャヒャ
 ようせい「・・・・」

 どっかのDQN2「あーあ、こいつ泡吹いてやがるわ。」

 死神さん「・・・!?どうすればようせいさんを助けてくれますか・・・?」

※ここからは少々過激になります※

 どっかのDQN3「そうだなぁ~、まずは服を脱げ。」

 死神さん「・・・」バッサ ヌギヌギ

 死神さん「ぬ・・・脱ぎましたよ・・・・」)
正一「こうなるかも・・・」

正一「いやいや!そんなことはないな!とりあえず料理作るか!」

正一「カップめんでいいやって思っていたけどしょうがないからもっといい物
   作ってやるよ!」

正一「べ、別に心配な訳じゃないっての・・・訳じゃない・・・」

正一(とりあえず温かいもの作ろう・・・)



30 ◆I9IhvvVdPo2012/08/22(水) 12:48:19.50fjCzUMNM0 (1/3)

死神さん「ようせいさんと鬼さん、切符代を出しますね。」

鬼「千円いただきました。」

ようせい「ありがとです!!」

死神さん「鬼さん、少し。」

鬼「ん?なんだ?」

死神さん「妖精さんの切符は大人料金ですか?」

鬼「めんどくさいから大人料金でまとめて買っているが。」

死神さん「子供料金で通っても大丈夫ですかね?」

鬼「んー?」ジー

ようせい「?」

鬼「大丈夫だと思う。」

死神さん「そうですか。ではようせいさんだけ子供料金で・・・」

死神さん(いや・・・ここで本当にセコい事をしてもいいのでしょうか・・・
     お金は大事ですがその後の罪悪感が不安になります・・・
     いやしかしこんなことしても『やっべーテヘペロ☆』で済みそうな気が・・・
     しかし一応私は死神。こういうことをしたら閻魔さんに何て言われるか・・・
     そのリスクを考えると、やはりようせいさんは子供料金ではなく
     大人料金で行きましょうか・・・)

死神さん「すみません鬼さん、やはりルールは破ってはいけません。
     ようせいさんは大人料金の切符を買ってください。」

鬼「分かった、まあ私はどっちでもいいけどな。」

死神さん「はい、ちゃんと買って・・・んん!?」

女「どうわ!パスモのチャージ切れてた!」ピンポーン

女2号「え~!じゃあチャージしてきたら?こなた。」

こなた「いやあ~そのお札がさっきの買い物で全部無くなっちゃったんだよ、かがみん。」

かがみん「しょうがないわね・・私が・・て私もお札なかったわ・・つかさは?」

つかさ「わ、私も持って無いや・・・。」

かがみん「はあ~・・・じゃあ切符買ったら?」

死神さん(あの人達は・・・女子高校生ですかね・・・?)

らき☆すたはアニメしか見たこと無いので大学生では無いです。


31 ◆I9IhvvVdPo2012/08/22(水) 15:21:36.82fjCzUMNM0 (2/3)

こなた「ん~仕方ないし切符買うか~」

つかさ「こなちゃん、急がなくてもいいよ。」

こなた「分かった~。」

こなた「えっと~、こうしてこうやって・・・」

こなた「おまたせ。」

かがみ「おまたせ・・って子供料金かよ・・・」

こなた「世の中の常識を有効に使わないとね~」

つかさ「こなちゃ~ん、もしばれたらどうするの?」

こなた「つかさとかがみがいるから大丈夫。」

かがみ「ほら、買ったんだったら行くわよ。」

死神さん「なるほど・・・『世の中の常識』ですか・・・」

死神さん「鬼さんさっきの会話、聞いていましたか?」

鬼「バッチリ」

死神さん「ようせいさんは子供料金でお願いします。」

鬼「ファイナルアンサー?」

死神さん「ファイナルアンサー。」

鬼「よし、買うぞ。」

切符券売機「切符を選んでください。」

鬼「これとこれで。」ピッピッ

切符券売機「切符をお取りください。」

死神さん「それでは電車に乗りますか。」


32 ◆I9IhvvVdPo2012/08/22(水) 18:28:32.93fjCzUMNM0 (3/3)

ガタンゴトーンガタンゴトーン
ようせい「・・・・」うつらうつら

鬼「・・・・」うつらうつら

死神さん「・・・あの、二人とも無理に起きずに寝ていたほうが・・・」

鬼「寝たら家に帰れなくなるだろ・・・・」うつらうつら

死神さん「私が駅に着いた時に起こしてあげますから。」

鬼「そういって実は『こいつら邪魔だわ一回乗り過ごしを体験しやがれ』とか思ってるんじゃ・・・」うつらうつら

死神さん「そんなに私はひどい奴でしたか?」

鬼「いやー寝たら腰が痛くなるー」うつらうつら

死神さん「座ってるだけでも腰は痛くなりますって。」

鬼「・・・・早く自分の部屋に帰りたい・・・」うつらうつら

死神さん(自分の部屋じゃなくて正一さんの部屋なんですけどね・・・)

鬼「・・・・・死神~、本当に起こしてくれるか?」うつらうつら

死神さん「起こしますよ、ちゃんと。」

ようせい「・・・・」

鬼「んふ・・・ようせいはもう寝ちゃったのか・・・」うつらうつら

死神さん「さ、鬼さんも寝てください。」

鬼「・・・・死神~、寝る前のちゅー。」うつらうつら

死神さん(ここでか・・・)

死神さん「仕方ないですね・・・」ちゅ

鬼「ん~・・・・ねる・・・」うつらうつら

死神さん「はい、着いたら起こしますね。では、おやすみなさい。」

鬼「おやす

電車「次はー○○、○○です。」←帰ることろ

死神さん「はい、着きましたよ。ようせいさん、起きてください」ユサユサ

ようせい「んん~・・・けっこう寝れたです・・・・」

死神さん「鬼さんは起きていますね。」

鬼「う・・・うん・・・・」ポロポロ

死神さん「なに泣いてるんですか、行きますよ。」

鬼(寝たかった・・・・)ポロポロ


33VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/08/22(水) 19:22:45.40CYHoJ9HC0 (1/2)

おお、いいぞもっとやれ


34VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage] 2012/08/22(水) 19:41:25.20CYHoJ9HC0 (2/2)

sage忘れたすまない


35 ◆I9IhvvVdPo2012/08/23(木) 15:59:20.83mTmeBDeA0 (1/2)

死神さん「切符は無くしていませんよね?」ピンポーン

鬼「あ、無くしたわ。」

死神さん「え!?」

鬼「うそぴょん」

死神さん「・・・・」←無言で胸ぐらを掴む

鬼「いやいやいや冗談だって、勘弁してよ。」

死神さん「本当に心配したのですからね・・・」

鬼「へい、ごめんなさい。」

死神さん「今度はその冗談には付き合いませんよ・・・ん?」

少年「ひぃっ!ごめんなさい!ごめんなさい!」

少女「糞が!てめーのせいであの屑が天国に逝っちまったじゃねえかよ!」

少年「で、でも、あの人何も悪いことしてませんよ・・・」

少女「あんな屑なんていらねえよ!!」

鬼「なんだどうした何事だ?」

死神さん「カラスのパン屋さんは今はいいです。」

少年「あ!死神さん!」

少女「んだよあの死神かよ・・・」

死神さん「久しぶりですね。しにがみ(少年)くん。」

しにがみ「ひ、久しぶりです、死神さん!」

死神さん「貴方がここにいるという事はだれかお亡くなりに?」

しにがみ「は、はい!そうです!」

少女「んだよ・・・死神のくせに偉ぶりやがって・・・」

しにがみ「・・・ご、ごめん・・・」

死神さん「なぜ謝ってるのですか、しにがみくん。」

少女「ッチ・・・ボロの服のくせに・・・」

死神さん「さっきから不満を言っていますが、誰ですか?」

少女「・・・フン・・・」

死神さん「貴方は・・・あの高飛車天使ですか・・・」

天使「・・・んだよ・・・」

1週間ほど休みます。


36 ◆I9IhvvVdPo2012/08/23(木) 16:41:43.90mTmeBDeA0 (2/2)

ようせい「天使ですか!?初めてみたです!!」

死神さん「ようせいさんは天使を見た事がありませんでしたね。」

天使「・・・糞どもが・・・」

鬼「え?どもって私も入るのか?」

天使「いちいちうっせんだよ!!おい!死神さん!地獄の生活はなれましたか?」

死神さん「少し暗いですね。光が欲しいです。」

天使「そうかいそうかい・・・お前らが天国から消えたおかげでこっちは快適だわ!!」

ようせい「性格は独特です・・・・」

死神さん「・・・まあそんな事より聞きたいことがあります。先ほどはどうして争っていたのですか?」

天使「・・・人間が死んだ。それだけだ・・・」

天使「そいつを天国に送るか地獄に送るか考えていただけだよ・・・」

天使「私は一国のお嬢様だったわ。山にあったからドラゴン使いも結構いたし国としては強いほうだった・・・」

ようせい「?ドラゴンはもう絶滅したですよ?」

天使「だから過去の話だっつーの!馬鹿が!」

鬼「天使の過去については聞いて無いけど・・・」ボソ

死神さん「あの子は過去について説明するのが好きなので我慢してください。」ボソ








37 ◆I9IhvvVdPo2012/08/24(金) 00:18:44.19IJUzJtmH0 (1/2)

天使「しかし私の国も滅びてしまったのよ。そのとき私は敵の兵士に見つかって
   殺されたわ・・・」

天使「だけど私は死んでも良かったのよ!天国には父上や母上もいたし私の国の兵士も
   沢山いたわ!!しかも父上のおかげで天国にも生きている頃とほぼおんなじ大きさの
   城と敷地をもらえたわ!!もちろん城下町もよ!!すごいでしょお!ねえ!死神!!」

死神さん「確かに凄いですね。」

天使「でしょ!!だけどどんなに広くても嫌なことはあったのよ・・・」

鬼「死神のことか?」

天使「そうよ!!死神だよ!クソ・・・・」

鬼「当たったな・・・」

ようせい「ハワイ旅行出来るですか!?」

しにがみ「あはは・・・ちょっと無理かもしれませんね・・・」

ようせい「そうですか・・・できないですか・・・」シュン・・・

死神さん「しにがみくんとようせいさんと仲がいいですね。」

ようせい「なかはとってもいいです!!」

しにがみ「ふぇい!あ、ありがとうごさいます!」

天使「おい!!素人!!!私の話を聞けっつってんだろおが!!」グリグリ←胸ぐらを掴む音

しにがみ「ひゃいぃぃ!!すみません!!」ギリギリ・・←胸ぐらを掴まれる音

・・・・・・・

お嬢様(さっきの悪ガキ天使)「はあ!?なんでよ!?」

天国の何か偉い人「いいいやそそそう言われましてもぉ・・・・」

天国の何か偉い人「じょ、城下町にでもいいので少しだけ死神の住む場所を・・・提供するというのは・・・」


38 ◆I9IhvvVdPo2012/08/24(金) 13:20:54.24IJUzJtmH0 (2/2)

お嬢様「お前さぁ・・・城下町にあの薄汚ねえあいつらを入れるってのか?」

天国の何か偉い人「は・・・はいそうです。」

国王「ハッハッハ、まあいいではないか娘よ、丁度あいている家やアパートもあるし。」

お嬢様「・・・・・糞が・・・・」ボソ

天国の何か偉い人「でででは25人を住まわしてもいいのですか・・・?」

国王「いいじゃないか、なあ娘よ。」

お嬢様「・・・いいわよ・・・たくよぉ・・・」

天国の何か偉い人「なななんか娘さんが嫌がっていますが・・・・」

国王「大丈夫だ、死神はけっこうおとなしいから国民からも不満は来ないはずだ。
   いいよね?」

お嬢様「・・・・勝手にしろ・・・」

天国の何か偉い人「ああありがとうございます!!」

・・・・・

鬼「なんでこんな事になったんだよ。」

死神さん「天国では他にもいくつか城があるが城限定の条件として『城または城下町内に最低25人
    死神が暮らせるスペースを提供しなければなりません。ただし他の城が半径1km圏内にあり、
    その城内に死神がすでに25人いたら自分の城には死神入れなくてもいい』
    というルールがあった。で、この城は1km内に他の城が既にあったため死神を入れなくても
    いいはずなのだがもう一つの城が教会の権力とかを使ってこっちに面倒なことを押し付けて来たのですよ。
    まあ死神はほとんどの城では不潔な存在として見られていた。
    この国王は当城では誰でもウェルカムだったので良かったです。」

ようせい「へ、へー・・・」

今から1週間ほど休みます。


39VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 15:57:26.42l0qAxj95o (1/1)

支援


40VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/08/24(金) 19:31:52.17NNsf2yzP0 (1/1)

支援


41 ◆I9IhvvVdPo2012/08/29(水) 17:46:05.86Th5PNBXV0 (1/3)

そして何人かの死神がこの城に移動してきた・・・

・・・・

天国の何か偉い人「あああ、あのお!?」

お嬢様「あ”?」

天国の何か偉い人「ピー!!怖いです!!」

メイド「お嬢様。落ち着いてください。」

お嬢様「ッチ・・・言えよおい。」

メイド(良かった・・・今日は腹パンされなくて・・・)

天国の何か偉い人「は、はい!ぇえ~と、死神を何人か連れてきましたぁ。」

お嬢様「・・・死神か・・・・」

国王「死神諸君、まあまあ楽にしてくれたまえ。」

死神隊長「OKOK、楽にさしてもらうわ。あ、私はこの城に住むことになった
     死神隊長だ、よろしく。」

国王「よろしく、死神隊長殿。」アクシュ

死神隊長「ほい、よろしく。」アクシュ

死神隊長「それとお嬢様、我々は死神のグループの中で一番問題を起こさない
     プロが揃っていますから、どうぞご安心を。」

お嬢様「・・・・フン・・」

死神隊長「それと私の部下の死神の自己紹介をするぞ。」


42 ◆I9IhvvVdPo2012/08/29(水) 18:49:21.84Th5PNBXV0 (2/3)

死神隊長「んで自己紹介は全員終わったな。それじゃあ住む場所。
     大勢で行くとご迷惑になるかも知れないから何個かのグループで分けようか。いいですよね?」

国王「はっはっは、構わん構わん。国民も大いに歓迎してくれるぞ。」

死神隊長「ありがとうございます。じゃあ、お前とあんたとそこの金!」

そこの金「金髪じゃねーよ!銀髪だよ!!」

死神隊長「すまんかった。じゃあそこの銀!3人は何たら通りのアパートに住め
     そして死神兄妹とナルシー、君らは何たらの場所に空きがあるからそこへ。」

ナルシー「フ・・・この私に合う場所なのだろうか・・・・・答えは否・・・
     私に合う場所とは・・・・この美しい城が相応しい・・・」

死神兄「先輩、無理ですよ。ここは国王の城なのですから。」

死神妹「そうだよ!!お兄ちゃんの言う通りだよ!ナルシー!!」

ナルシー「!?この私を”お父さん”のように親しく思ってくれる人がいるなんて・・・
     フ・・・・・今日から私の息子達だ・・・そして今日はおいしい料理をおごって
     やるぞ・・・・息子達よ・・・」

死神隊長「とりあえずはよ行け。」
・・・・・
死神隊長「・・・・そんで城にはお前を住まわそうと思う。」

死神さん「私ですか、いいですよ。」

死神隊長「そして住むだけじゃないぞ。お嬢様の御付も任されているからな。」

お嬢様「はあ!?そんなの聞いてないっつーの!!!」

死神隊長「お嬢様、すでに言っておりましたよ。」

お嬢様「はあ!?本当か!?」

天国の何か偉い人「ちゃ・・ちゃんと言いましたし契約書にも書いてありますよぉ。」

お嬢様「・・・・・うぞだろ・・・」

死神隊長「じゃあそういうわけで。あと私は秘書の部屋に住むからな、みんな何かあったら言えよ。」

死神達「は~い、へーい、分かりました、OK」バラバラ←各自それぞれの場所へ向かう音

死神隊長「では国王様、今後お世話になります。」

国王「そんなに固くしなくてもいいのだぞ隊長殿。ん?どうした娘よ?」

お嬢様「・・・・」グス・・・

国王「むむむ娘よ!大丈夫だぞ!死神はそんなに汚くも無いし大人しいぞ!そうですよな!?死神殿!」

死神さん「大丈夫です。」

国王「そうですな!死神殿!娘よ、死神殿もそう言っていることだから・・・・」

お嬢様「・・・っひっぐぅぅ・・・・」ポロポロ

お嬢様「うえぇぇん!!!」ダダダダ←自分の部屋に帰った
・・・シーン

国王「何とか娘の死神嫌いを治してくれませぬか?」

死神隊長「・・・・死神。お前はカウンセラーも得意だったはずだな。」

死神さん「一応出来ます。」

死神隊長「頑張れよ。」ポン

死神さん「分かりました。」


43 ◆I9IhvvVdPo2012/08/29(水) 22:17:33.49Th5PNBXV0 (3/3)

ッタッタッタ
メイド「ん?」

お嬢様「うわぁぁぁぁん!!」タッタッタ

メイド「ひぃ!」(殴られる!)

ギュッ

メイド「ホッ」(良かった・・・)

メイド「どうしました?」

お嬢様「・・・・もういやだ!こんなの!」ボカ

メイド「うぐぅぅ・・・・」

お嬢様「天国に来たのに・・・これじゃあ地獄じゃない!!」ドン

メイド「んんっ!!」(く・・・苦しい・・・)

メイド「だ・・・大丈夫ですよ・・ゴホッ・・死神は優しい心を持っていますので・・・ぐふ・・・」

お嬢様「ううう・・・・」

メイド(お嬢様・・・温かいですね・・・)

死神さん「結構広いですね。地図があったので迷いませんでしたが。」

お嬢様「・・・・ッチ・・・」


44 ◆I9IhvvVdPo2012/08/30(木) 11:00:07.08F0+FIIrf0 (1/3)

死神さん「そんなに悲しまなくてもいいじゃないですか。」

お嬢様「・・・知るか・・・」

・・・・・

死神さん「それではお嬢様、おやすみなさい。」

お嬢様「・・・・」

死神さん「おやすみを言わないと抱っこしてあげますよ?」

お嬢様「クソ・・・・おやすみ・・・・」

パチン

お嬢様(・・・・・野郎が・・・)

お嬢様(天国じゃなくて地獄に死神置けばいいのによ・・・・・)

お嬢様(死神嫌いの人間がいるんだっつーの・・・)

お嬢様(どうすれば死神が地獄の方に行ってくれるんだよ・・・)


45 ◆I9IhvvVdPo2012/08/30(木) 12:33:47.55F0+FIIrf0 (2/3)

・・・・・・・
お嬢様「ぅぅん~もう朝だわ・・・ん?」

死神さん「おはようございます。」

お嬢様「うわぁあ!?」

死神さん「どうしましたか?何か変なものでもありましたか。」

お嬢様「近寄るな!」

死神さん「近くにいてくれという事ですか?」

お嬢様「うるせえんだよ! くるな!」

死神さん「分かりました。メイドさん、いませんか?」

メイド「はい、何でございましょう。」

死神さん「朝食が出来ていましたのでお嬢様をそこへ。」

メイド「はい。」

お嬢様「死神のくせに・・・・こんな綺麗な所にきやがって・・・」

メイド「さあお嬢様、朝食を。」

お嬢様「私の文句も聞いてくれないのか!? ぁあ!?」グイイッ

メイド「痛い痛い痛ぃぃぃ・・・すみません・・・」

死神さん「そんなことしたら指が折れてしまいますよ。」

お嬢様「・・・・・ッチ・・」パッ←メイドから手を放す音

メイド「ぐはぁあ!!・・・はぁ・・・はぁ・・・」

お嬢様「朝食に行くわ・・・・」

メイド「お嬢様、抱っこしましょうか?」

お嬢様「・・・・・今日はいい・・・」

メイド「分かりました。」

・・・・・


46 ◆I9IhvvVdPo2012/08/30(木) 12:46:25.34F0+FIIrf0 (3/3)

そして朝食を食べ終わり自分の部屋に戻った

お嬢様「私は少し町に出る。」

死神さん「私もついて行きます。」

お嬢様「・・・一人にしてくれっつー事だよ分かれよ馬鹿が・・・」

死神さん「一人になりたいのですね、それでは行ってらっしゃい。」

お嬢様「・・・・いつ見ても汚いなあ・・・・アイツ・・・」

・・・・・・・・

お嬢様「さて・・・・どうやって死神を地獄に行かせるか・・・」

お嬢様「安価を使ってみましょう、一度はやってみたかったですもの。」

お嬢様「え~とぉ・・・・>>47、違うわ・・・」

お嬢様「>>47」




47 ◆I9IhvvVdPo2012/08/31(金) 10:21:57.31FcsoonsQ0 (1/4)

・・・・・

お嬢様「クソがっ・・・全然来ないじゃない!!」

お嬢様「私の意見はそんなに難しいことなのかよ!! 糞市民共が!!」

お嬢様「もういいわ!!私が勝手にやる!」

・・・・・

お嬢様「・・・と言ってもどうしようかしら・・・」

お嬢様「別にいい考えがあるわけじゃないし・・・ん?」

路地にいたボロ服「・・・・・」

お嬢様「あのボロ服は・・・死神のだけど・・・さっきの連中の中にはいなかったわね・・・
    私と同じくらいの背丈だし・・・」

お嬢様「ねぇあんた死神?」

路地にいたボロ服「」コクン

お嬢様「ふーん・・・・」

お嬢様(死神か・・・・)

お嬢様(これはいい方法を思いついたわ・・・
    ・・・この子を使って死神に罪を着せればいいじゃない!!)

お嬢様(だけどどういう方法でこの子を手懐けるか・・・・)


48 ◆I9IhvvVdPo2012/08/31(金) 10:26:07.31FcsoonsQ0 (2/4)

質問があります
この後、どういう方法で手なづけましょうか?
工口でも拷問でもおクスリでもなんでもいいです。
特に答えがなかった場合は自分で決めます。


49 ◆I9IhvvVdPo2012/08/31(金) 10:33:02.95FcsoonsQ0 (3/4)

それと言い忘れましたが締め切りは今日の午後四時です。


50 ◆I9IhvvVdPo2012/08/31(金) 11:29:58.93FcsoonsQ0 (4/4)

予定変更します。
明日の午後九時にします


51VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)2012/09/01(土) 00:40:28.79Tauv4UsXo (1/1)

☆束縛☆


52 ◆I9IhvvVdPo2012/09/02(日) 10:16:34.12+hJU92tn0 (1/1)

お嬢様(何よ・・・!私のこと解ってくれる人もいるのね・・・!
    褒美として「☆束縛☆」を"仕方ないけど"やってあげるわよ・・!)

お嬢様「ねえあんた、そんな所で何してんの?」

ボロ死神「……」

お嬢様「何か言えっつてんだろ。」

ボロ死神「!…」フルフル

お嬢様(・・・・とりあえず抵抗はしなさそうね・・・後はうちの城の地下室へ・・・)

お嬢様「連れて行くぞ。 ッチ  よいしょっと・・・」

ボロ死神「……」ボソボソ

お嬢様(死神には触るのも汚らわしいのによぉ・・・)

お嬢様(勝手口から行けば直で地下室に行けるわね・・・)

・・・・・・

お嬢様「・・・よし! 土下座した状態に何とか固定できたわ・・・この説明書
    クソめんどくさいわね・・・」

ボロ死神「…」ググ…

お嬢様「あんなボロ死神が女なのには驚いたわ。これならすぐ手なづけられるわ・・・」フフフ

ボロ死神「…」ギリ…

お嬢様「とりあえず何かお薬でも入れてみましょうか・・・これとか?」カチャカチャ…

ボロ死神「!…ックスリ!…クスリ!」

お嬢様「うわ!びっくりさせんじゃねぇよ!!」ドスッ

ボロ死神「うふう…いいい痛い…クスリを…」

お嬢様「るせえな・・・薬?・・・やるかよこんなクソったれにはよ・・・」

ボロ死神「! クスリを…」

お嬢様「言い方がちげえよクスリ野郎。」

ボロ死神「ク、クスリをください…」

お嬢様「「お嬢様」だろ?違うか?」

ボロ死神「お、お嬢様ぁ…くす、クスリをください…お願いします…」

お嬢様「んだよちゃんと喋れんじゃねえかよ・・・ほらよ・・・」ポイ

お嬢様「あ、そうだった動けないか・・・じゃあ刺してやるから刺す場所みせろ。」

ボロ死神「…」フルフル

お嬢様「どこだか言えよ、殴るぞ。」

ボロ死神「は、はい、言います! う、うで…うでです!」

お嬢様「腕な。」バキッ

ボロ死神「痛いです!!や、めやめてください!お願いしますぅ…」

お嬢様「・・・じゃあ刺すぞ・・・」

お嬢様(こいつ何回クスリやったんだよ・・・保健の教科書よりひでえな・・・)

お嬢様「ほらよ」プスー

ボロ死神「お…おふぅ…ひもひぃぃ…」

お嬢様(よだれ垂らしてるところ・・・って何考えてるんだよ!
    私はこいつを手懐けるんだよ!)




53 ◆I9IhvvVdPo2012/09/02(日) 17:55:19.298Jj7VKUF0 (1/1)

お嬢様「さてと・・・薬は刺し終わったし・・・」

お嬢様「・・・そういえば、お前肌綺麗だな。」サワサワ

ボロ死神「ひゃうう!!」ビクウッ

お嬢様「感じてんじゃねえよ!!」ドスッ

ボロ死神「おぐうっ!はいぃぃ…ずみませんでした!!」

お嬢様「大事な言葉が足りねえんだ・・・よ!」グリグリ

ボロ死神「お、お嬢様!すみませんでした!」

お嬢様「言えやいいんだよ言えや。」

お嬢様「・・・・」サワサワ

ボロ死神「ひゃ…ひゃ…あっ…」

お嬢様「声出したね・・・ていっ」バシィ!!

ボロ死神「あがっ…ッッッ」

お嬢様「出すなっつてんだよ!!」バシン!

ボロ死神「は、ひ…お嬢様ぁ…」

お嬢様「いい顔だわ!いい顔だわ!いい顔だから顔"だけ"は叩かないであげるわ♪」プニプニ

ボロ死神「…ん…あ…」

お嬢様「返事はどうしたぁあ!」バシイ!!

ボロ死神「あ…がぁあっ…あっ…ありがとうございます!お嬢様ぁ!」

お嬢様「いいわねぇこの馬用?っぽい鞭は・・・何でも出来そうだわ・・・」


54 ◆I9IhvvVdPo2012/09/03(月) 16:50:31.48R5PMhrpw0 (1/2)

ボロ死神「…お、お嬢様ぁ…おクスリぃ…欲しいですぅ…」

お嬢様「んだよ? もっと欲しいのか?」

ボロ死神「は、はいぃぃ…もっと欲しいです!お嬢様ぁ!」

お嬢様「じゃあ自分で取れよ。そこの棚から。」

ボロ死神「で、出来ません…お嬢様ぁ…」ギシギシ・・・

お嬢様「取れ。取んねぇと叩くぞ。」

ボロ死神「ひぃっ!…ほっ…ほんとうに出来ないですぅ!縛られていて動けないですぅお嬢様ぁ!!」グググ・・・

お嬢様「そうですわね」パァンッ!

ボロ死神「ぎゃあっ………っっ!」

お嬢様「ほら、おクスリ取りにいけよ。」パシィン!!パシィン!!

ボロ死神「おげぇ…も……もうゆるひ…ゆるひてくだしゃいぃぃぃ…おじょ…うさまぁ…」ポロポロ

お嬢様「駄目だ。」パァアン!!

ボロ死神「おごぉ・・・ほと…ほんとうにやめてくだひゃいませぇ!!ごひゅじんさまあ!!
     いたいですぅ…えぐぅ…いたいです…ひっ…痛いですぅ…ごひゅじんさまぁ…」

お嬢様(やったわ! 後は罪を着せるだけ!)

お嬢様「・・・いま『ご主人様』っていったな?」

ボロ死神「は、はいぃ…言いましたぁ…」

お嬢様「私がいう事をなんでもするか?」

ボロ死神「え…は…はぃ……」

お嬢様「はっきり言え!!」パシィ!!

ボロ死神「は、はい!いいましたぁ!」

お嬢様「そうか…私が『町の人間を殺してこい』って言ってもするか?」

ボロ死神「は…はい!します!ごしゅじんさま! なんでもしましゅ!」

お嬢様「じゃあしてこい。縄をほどくからよ。」ギュッバラバラ

ボロ死神「え?」

お嬢様「して来いよ奴隷…もう一度縛って何度も叩くぞ…」バチン!!

ボロ死神「はいぃぃ!人間を殺してきますぅぅ…」ウェッ…ウェッ…
テクテク
お嬢様「おい奴隷。」

ボロ死神「!はい!」ビクゥ!!

お嬢様「私のことを喋ったら…どうなるか分かるな?」

ボロ死神「わか…分かりますぅ…ご主人様ぁ…」

お嬢様「ホラ、行けよ。」

ボロ死神「はい!行ってきますぅぅ…」
タッタッタ…
お嬢様「…自分の部屋に帰るか…」

私はサドではないのでこういうの書いていると
本当にボロ死神が可愛そうで心が痛いです。


55 ◆I9IhvvVdPo2012/09/03(月) 21:19:44.39R5PMhrpw0 (2/2)

いや書きたくないわけではなくて
さすがにやりすぎたかな?という感じでして…


56 ◆I9IhvvVdPo2012/09/04(火) 18:50:43.41MCvlwAYr0 (1/2)

紅茶飲んでる少女「うめぇなこの紅茶。ん?」

ボロ死神「……」

紅茶飲んでる少女「貴方も一緒に飲むかい?」

ボロ死神「…ひぃっ!」ブン!

スシャァァ・・・

紅茶飲んでる少女「…死神は人を[ピーーー]のか…初めて聞いたな…かっ…は」ドシャァァ

町の人「え? ぎゃああああああああああ!!」

町の人2「から・・・・からだがぁ・・・・うわあああああああ!」

ボロ死神「はあ…はあ…」ポタポタ

ボロ死神「み…みないでぇ!!みるなあああああ!」ヒュンッ

町の人「あ」スパッ

ドシャア・・・

いろんな人「だ…だれかぁああああ!死神を! 死神をおおお!」

ボロ死神「ひぃ…ひぃ…」




57 ◆I9IhvvVdPo2012/09/04(火) 22:31:36.94MCvlwAYr0 (2/2)

ボロ死神「はぁ…はぁ…」カタカタ

平民「ししし死ねぇ!」タァーン

ボロ死神「ひぃ!!」ヒュッ

平民「! どこ行ったん…だ……あ。」トクトクトク…

死神隊長「なんちゅうこったぁ…」ハアハア…

女性「し、死神さん!!たすけてくだぁぁぁああ!!」ズシャァァ…

死神隊長「おい!そこの死神ィ!」

ボロ死神「ひ、ひゃい!」

死神隊長「何やってんだ? おいゴラ。」

ボロ死神「ひ!…し、紙んでくださいイイ!!」ブン!!

死神隊長「っと、なってねえな。」ヒョイ

死神隊長「フン!」ドズ!

ボロ死神「がっ…ごほぉ…ぉぉぉ」ビクンビクン

死神隊長「気絶だから安心しろ。」

死神隊長(とりあえず本部へ持っていこうかしら…)

・・・・・この騒ぎを自分の部屋で見ていたお嬢様は・・・

お嬢様(生きていた頃は泣いてて分かんなかったけど人間が切られるのは
    結構気持ち悪いわね…ウ…んん…)

メイド「! お嬢様!外は今大変まずいです!お近づきにならない方が…」

お嬢様「…るせぇなあ…ったよたくよぉ…」

メイド「ホッ」(お嬢様がもし城で殺されたのをトラウマにしていたらと思うと…私は悲しいです…)

お嬢様(あの奴隷私の事喋んないよね?一応私の刺した薬に『※4回に分けて使ってください』
    って書いてあったけど…何とかなるわよね?)ドックン…ドックン…


58VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/09/04(火) 22:56:31.43pTM6i+PL0 (1/1)

サドってこんななのか?


59 ◆I9IhvvVdPo2012/09/05(水) 19:47:03.41jiC/KZaJ0 (1/2)

pTM6i+PL0さん
というと?


60 ◆I9IhvvVdPo2012/09/05(水) 22:08:00.61jiC/KZaJ0 (2/2)

>>58
私のイメージだとこんな感じですね。


61 ◆I9IhvvVdPo2012/09/06(木) 22:46:09.13f/vP6jSo0 (1/1)

・・・・一週間後・・・

ワイワイガヤガヤ

死神隊長「やっぱりか…」

天国の何か偉い人「はい…ですので今回の事件により死神の大半の居住地は
         地獄の方に移動という形になりました…あ…あの…怒ってます?」

死神隊長「へ!? いやいや全然怒ってませんよ。大丈夫です。」

天国の何か偉い人「そそそうですか…分かりました。では、サインを…」

死神隊長「あのさ、私以外の隊長さんにもサインもらってんの?」

天国の何か偉い人「え、あ、はい…もらってますぅ…」

死神隊長「それサイン集にしてくれないかな?」(いつか高く売れるかも…)

天国の何か偉い人「は…はいい…いいですよ。何日かで完成しますぅ。」

死神隊長「ありがとうな。 よっこらしょ。」

死神隊長「みんな~これから言うこいつの話聞けよ!」

死神達「はいは~い分かったわいえすOK」

・・・・・・・・・・

天国の何か偉い人「…という事で死神方は地獄に移住していただきますぅ。
         …あの…最後に…皆さんに大変迷惑をかけてしまい本当にすみません…」

死神隊長「分かったな?」

死神達「折角きたのにまじかよまあいいやわかった~まあめいれいだし~」

死神隊長「じゃあみんな荷物の準備してろよ。私は少し話があるからな~」

死神隊長「…それでサイン集のデザインですが…」

死神兄「…結構早く帰ることになりましたね…」

ナルシー「そうだな…しかしお前達はいつまでも私の息子だぞ。」

死神妹「きもっ」

死村 神山(……やばっ…トイレ行きたい…)

馬鹿死神「何か隊長あっちですげぇ事話してるわ~」

バカ死神「まじないわ~ほんっとうにマジ無いわ~」

ばか死神「…え?何でもうかえんの?」

アホ死神「聞いて無いのか?馬鹿だな実は俺もだ。」

馬鹿死神「自慢とかマジないわ=」

バカ死神「"~"を"="と間違えるお前もマジ無いわ~


62VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage] 2012/09/06(木) 23:21:38.8163TvSG5H0 (1/1)

いや、ちょっと怖かったんでホントにこんななんかなってきになって聞きました。深い意味はないです。


63 ◆I9IhvvVdPo2012/09/07(金) 17:57:49.39A42Rmqzy0 (1/1)

・・・・
死神隊長「じゃまあ決まったし帰るぞー」

死神達「はいはいへーいえーなんでかえんのばかだなおい」ワイワイ

・・・窓から見ていたお嬢様は・・・

お嬢様「…とうとう帰ったわ…あんな汚らわしいのなんて
    二度と来んじゃねえよカスが…フフフフフ…ん?」

死神さん「……」ジー

お嬢様「…糞野郎が…」テクテク

・・・・・・

天使「…という感じよ!」ゼェゼェ…

死神さん「はいはいそうですね、わざわざどうも。」
  
死神さん(今回で17回目ですね。そろそろ飽きてもいい頃かと…)

鬼「…お前って結構わがままだな。」

天使「わがままじゃねぇ! 傍若無人と言え!」

鬼「えーしかもほらぁ、お前のせいでようせいが寝ちゃったじゃん。夜寝らんなくて健康に悪いだろ。」

ようせい「……」スヤスヤ…

天使「ハッ! アホみたいな寝顔!」

死神さん「まあそれより…しにがみくん、先ほどお亡くなりになった人を
     地獄にいる死神に事情を伝えてください。特に悪いことをしていなければ
     その人は天国に行けると思いますよ。」

しにがみ「は…はい!死神さん! 僕がんばります!」

天使「おいごら待て!このバカ!」ガシッ

しにがみ「ひぃ!なんなんですかぁ!!」

天使「私もついて行く。」

しにがみ「え? で、でもぅ…」

天使「ついて行くっつてんだろおい…素人が…」

しにがみ「は、はぃぃ…」

天使「…」ギュ

しにがみ「ひぇっ! あ…あの…何で僕の袖を…」

天使「…地獄の行き方が分からないだけだよ! なな何かもも文句あんのか!///」

しにがみ「い、いえ…ないです…」

天使「フン…死神さんなんてマジカスだわ…二度と来るなよ
   私が来たい時だけいればいいんだよ…ッチ…」

死神さん(その言葉も17回目ですね…何回言うのでしょうか…)

死神さん「分かりました。それではしにがみくんと天使さん、さようなら。」

鬼「じゃあなーまた面白い話聞かせてくれよー!」

死神さん(そんなこと言ったらまたあの話されるじゃないですか…)

しにがみ「は、はい!三人ともお元気で!」テクテク

天使「…フン…///」テクテク

しにがみ「あ…あの、天使さん…」テクテク

天使「あ?」テクテク

しにがみ「ひっ…やっぱいいです…」テクテク

>>62 大丈夫です。ちゃんとほのぼのにします。


64 ◆I9IhvvVdPo2012/09/08(土) 18:45:46.31fDk5gqZw0 (1/1)

リリリリ・・・リリリリ・・・

鬼「やばっ!もうこんな時間か!急ごうぜ死神!」

死神さん「急ぎましょうか。」

ようせい「…んん…」

タッタッタ・・・

・・・・・

正一「…全然こねぇ…もしかして本当にあんな事やこんな事に…」

正一「…警察に連絡しようか…どうしよう…」

ドンドンドン!!ピンポピンポピンポーン

正一「!!」

正一「みんなぁ!」

正一(いやでも…『心配していたぞ!みんな!』なんて言ったら死神とかが
   『正一さんも私たちの魅力に気づいたのですね』その後鬼が『や~ん…正一ってまさかの
   ツンデレ!?』みたいになるかも…)

正一(ここはやっぱりいつも通りで…)

タッタッタ…ガチャ

正一「お帰りお前ら。心配していたんだぞ。」

死神さん「!…私たちをこんなに心配してくれるなんて…正一さんも私たちの魅力に気づいたの
     ですね。」

鬼「や~ん…正一がそこまで私の事を思っているなんて…記念に、お姫様抱っこしてくれ。」

正一(ツンデレって言われるよりひどい…!)


65 ◆I9IhvvVdPo2012/09/09(日) 09:56:03.54M9AWXlpb0 (1/3)

正一「…し、しかたねぇな…してやるよ。」

鬼「え!?本当に!?」

正一「ほら、こっち来い。」

鬼「わ!わわわそその…そうだ!死神!ようせいをよろしく!」ギュ

死神さん「はいはいどうぞ…ってようせいさん結構軽い…というか軽すぎ…」ギュ

鬼「っべー…っべーわマジで緊張するわ…」ハァハア…

正一「リラックスしろよ。こっちまで緊張するだろ。」

鬼「お、おう…すぅ…はぁ…よし!」

正一「できたか…よいしょっと…」ヒョイ

鬼「…///」

鬼「私たちって…夫婦みたいだね…///」

正一「そ…そうだな…」(お姫様抱っこって…結構疲れるな…)

鬼「こんな事して貰えるなんて初めてだし…」

正一「ま、まあな…俺がよく『今日は疲れたから無理だ。』って言ってるし…」

鬼「これを機に結婚するか。」

正一「え!?いや…まあ…ようせいが一人前になったらくらいで…」

鬼「分かった。覚えておこう。」

正一「お…おう…そろそろ疲れたから終わりな…」

鬼「あ、分かったよん。」スタ

鬼「ありがとな!おっさん!」

正一「殴るぞ。」

鬼「分かった。正一」


66 ◆I9IhvvVdPo2012/09/09(日) 17:07:46.06M9AWXlpb0 (2/3)

死神さん「正一さん、突然ですがこれを」ガサ…

正一「あ!これは!」

死神さん「今日は正一さんの誕生日ですからね。お祝いに買ってきたのです。」

正一「ありがとな…お前ら…」

正一「2つも買ってきてくれるなんて…ん?」

正一「鬼畜王ランス?」

鬼「おう、私がやりたいから買ってきたんだ!」

正一(もう家にあるんだけど…黙っておこう…)

正一「こっちの『死ぬのはつらいよ』は後でみんなでやろうな。」

死神さん「はい。」

鬼「OK」

ようせい「…うにゃ…」

正一「…さて…みんな風呂に入ってこい。その後ご飯を食べるぞ。」

鬼「ぇえ!?私のために…ご飯作ってくれたのか!?」

正一「ま、まあな…ちゃんとしたものだぞ。」

死神さん「カップ麺だと思っていましたが…正一さんって優しいですね。」

正一「と、とりあえず風呂はもう沸いているからよく体洗えよ。」


67 ◆I9IhvvVdPo2012/09/09(日) 19:00:32.30M9AWXlpb0 (3/3)

鬼「…っと、今日は本当に疲れたわ~」ヌギヌギ

死神さん「結構歩きましたし、当然ですよ。」グイッ パサッ

鬼「今日のご飯…何だろうな…」

死神さん「おいしいものですよ。たぶんですが。」

鬼「ようせい、脱がすぞ~」

ようせい「あう…ん…」グイグイ

ガラガラガラ…

鬼「うーっいと、温かそうだわ~」

死神さん「ようせいさん、本当に夜寝られなくなりますよ。」

ようせい「もうおきるです~…もうすぐ…」

死神さん「…体を洗いましょうか。」

ポチャーン…

鬼「はぁ~正一の入ったお風呂…」

死神さん「その言葉は本当に変態じみてるので公共の場では言わないでください。」

鬼「はいはい。でも本当に気持ちいわ~」

ようせい「あったかいです~」

死神さん「ようせいさん。眠気は無くなりましたか?」

ようせい「なくなったです!」

死神さん「夜は苦労すると思いますよ。」

……シーーン…

鬼「なんで気持ちいお風呂って無言になるんだろうな…」

死神さん「…風呂は話す場所じゃないからです。」

ようせい「…師匠のおっぱいやわらかいです…」ムニムニ

鬼「私のおっぱいは柔かい…あ、そうだ!お前が初めて電車に乗った時の話を少ししよう!」

ようせい「ぉお~!私がまだ赤ちゃんだった頃ですか!」

鬼「じゃあ言うぞ…え~っと…」

死神さん(うるさい…)

電車に初めて乗った話書こうかどうか…迷います…


68 ◆I9IhvvVdPo2012/09/11(火) 19:10:01.91aT/um5fc0 (1/1)

鬼「…てな感じよ!」

ようせい「そんな感じだったのですか…師匠!おもしろかったです!」

鬼「ありがとな、ようせい。…で死神どうした?顔赤いぞ…」

死神さん「ぇへ! いやいや少しのぼせましたぁぁ…」

鬼「私はもう少し入っていたいけど…死神が出たいんならそろそろ出るか!」

死神さん「へぇ…わたしました…」

・・・・

鬼「お~っす、上がったぞ!」

正一「お前の風呂長すぎ。」

鬼「まだ入り足りないけどな。」

正一「はぁ…お前は体あったかくなるまで何分風呂に入る気だよ…」

鬼「はっはっは。」

正一「…しかも死神、お前死にそうだな。」

死神さん「ぃぇ…頭がふらふらしますね…」

正一「そして一番不思議なのはようせい、何で上せてないんだよ。」

ようせい「? なんででしょう?」

正一「…ほんと、お前の体の仕組みが知りたいよ。」

鬼「わ…私のカラダの仕組み…知りたい?」

正一「もう何度も見させられたっつーの。」

正一「あと、夕食は皿とか水とか手伝ってもらうぞ。」

3人「はーい」


69VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/09/12(水) 18:46:57.942uOxU/9o0 (1/1)

やはり天使はツンデレか


70 ◆I9IhvvVdPo2012/09/12(水) 23:34:06.2907f9jX3T0 (1/1)

鬼「ねぇ~まだ~?」

死神さん「うるさいですね。鬼さんも手伝ったらどうですか?」

鬼「いまちょっとパソコン見てる~」

死神さん「はぁ…少しはようせいさんを見習ってくださいよ。」

ようせい「よいしょ、よいしょっ」

死神さん「すごい頑張ってますね。」

ようせい「はい!なんだか台所からとってもいいにおいがするです!」

死神さん「とにかく、師匠に手伝うように言ってください。」

ようせい「師匠が『いいかようせい、世の中先輩の言う事聞かないとひどい目に会うからな…
     今のうちに練習しようか。』って言ってたです。」

死神さん「合ってますがここで言われると腹立たしいですね。」

死神さん「…仕方ないですね…私が直接言いましょう。」

死神さん「…」

鬼「!?」ゾワワッ

鬼(ま…まずい!このままじゃパソコン切り刻まれるっ!!)

鬼「じゃ、じゃあコップと飲み物出します…」ガタ…

死神さん「お願いしますね、鬼さん。」

ようせい「?」


71 ◆I9IhvvVdPo2012/09/13(木) 23:15:33.46ji6395HD0 (1/1)

正一「よし、出来たぞお前ら。席につけ~」

鬼「もうちょい待って~」

正一「鬼、お前の分のミラノ風ドリア消すぞ。」

鬼「すみまっせん! 今パソコン消します!」

正一「…座ったな、お前ら…」

死神さん「はい。」

ようせい「すわったです!」

鬼「うん。」

正一「見れば分かるがサイゼリアを意識したからな。」

死神さん「すごい似てますね。美味しそうです。」

鬼「この後のデザートは正一な。」

正一「俺を食うのか、肝臓は苦いぞ。」

鬼「いやそういう意味じゃなくて…いやまあ…とにかく食べようぜ!」

正一「分かった。それじゃ、食べるか!」

正一「い!」

鬼「た!」

ようせい「だ!」

死神さん「きます たった一言 言うだけで 言わない時より 美味しく見える 字余り。」


72 ◆I9IhvvVdPo2012/09/15(土) 07:01:54.32VqLc+Y2f0 (1/1)

ようせい「ん…これおいしいです!」

鬼「ん…これおいしいな!」

正一「そう言ってもらえてすげぇうれしいわ。」

鬼「ほんと!何千回でも言ってやるよ正一。」

正一「千はやめてくれ。」

死神さん(全員でスルーですか…いやまぁいいんですけれども…)

正一「ん?死神はこれ美味しいか?」

死神さん「あ、美味しいですよ。本物のサイゼリアみたいですね。」

正一「正直なお前が言うなら間違えないな。」

ようせい「ぇえ!?私の事はしんよう出来ないですか!?」

正一「いやようせいの言った事は信用してるぞ。」

鬼「え?じゃあ私は信用出来ないのか?」

正一「うん。」

鬼「嫁さんが言った事も信用できないのか!?」

正一「嫁とかいってねえよ。」

正一「お前ならまずくても俺のことを思って『これおいしい』とか言うな。」


73 ◆I9IhvvVdPo2012/09/17(月) 09:29:44.60fRr86Fag0 (1/1)

鬼「私の事わかってるじゃねえか。」

正一「お前が毎日俺の部屋に勝手に入ってくるからだろ。」

鬼「いつか好きになると思って。」

正一「いつっていつだよ?」

鬼「7年後くらい?」

正一「まずお前と結婚する予定はないからな。」

鬼「なんでそんなに結婚したくないの?まさかツンデr」

正一「違うって!俺よりいい男がいるかもしれないって事だよ!」

鬼「?正一が一番いい男なんだけど。」

正一「…お前なあ…」


74 ◆I9IhvvVdPo2012/09/18(火) 23:09:57.63IYK8SMY50 (1/1)

正一「ふーっ、ごちそうさまぁ」

鬼「ごちそうさま。」

ようせい「ごちそうさまです!とっても美味しかったです!」

死神さん「みなさんはもう食べ終わったのですか?早いですね。」

正一「そういえばお前毎回食べ終わるの最後だよな。」

死神さん「何故か食べるのは遅いんですよ。」

鬼「じゃあ私は先にデザート食べるか。」

正一「デザートはみんなで食うものだろ。」グイッ

鬼「おとと。」

死神さん「大丈夫ですよ。皆さんで先に食べてください。」

鬼「心の中ではさみしいんだな…分かるよ…」

死神さん「寂しくなんかないですよ。」

死神さん「昔は寂しかったのですが…慣れましたね。」

正一「その話はやめようか。」

正一(俺も小学生のころは昼休みくらいまで食べていたし…)

正一「死神、急がなくていいから食え。」

死神さん「はい。」


75 ◆I9IhvvVdPo2012/09/20(木) 23:21:41.60Jx+bA1I40 (1/1)

・・・・

死神さん「はぁはぁ…ごちそうさまでした…あっはぁ…」

正一「お前デザート食えるのか…?」

死神さん「大…丈…夫…です…」

正一「少し休んでからにしような、死神。」

死神さん「分かりました…ふぅ…」

正一「そんなに食べる量多くしたか?」

死神さん「いつもよりもっとゆっくり食べていたら…こうなりました。」

正一(こういう所は人間っぽいなぁ。)

死神さん「ところで正一さん…今日のデゼートは何なのでしょうか?」

正一「今日のデザートはケーキだぞ。」

死神さん「そのケーキの中にショートケーキはありますか?」

正一「?買ったけど…俺が食べたi」

死神さん「さて、ケーキを食べましょうか。」スクッ

正一「え?お腹いっぱいじゃなかったのかよ?」

死神さん「治りました。さあ早く食べましょう。」

正一(いつもバームクーヘンやポテチやゼリーすら食べない奴が…ここまで
   興奮させるショートケーキって…すごいな。)

正一「じゃあようせいと鬼。皿とコップは俺が用意したから冷蔵庫からケーキを…」

鬼「…」

正一「…お前らの手の直線状にケーキの箱があるのはどうしてだ…?」

ようせい「師匠?正一さんに食べていいって言われたんじゃないですか?」

鬼「まあ…その…な。」

正一「たくあん食わすぞ。」


76 ◆I9IhvvVdPo2012/09/21(金) 00:40:05.76RxFH8eEq0 (1/1)

・・・・・

正一「勝手にケーキとか高そうな物漁るなよ。今度から。」

鬼「悪い悪い。」

ようせい「師匠嘘ついたですか?嘘をついたら閻魔さまに舌を抜かれるですよ!」

鬼「冗談だから大丈夫だって。」

死神さん「貴方たち!静かに!」

鬼「へい。」

死神さん「…では、食べましょう。」

正一「いただきます。」

みんな「いただきまーす。」

正一「じゃあ俺は…」

正一(既にショートケーキは死神の所かよ…)

正一「じゃあモンブランにしよう…」(2番目に好きだし。)

ようせい「じゃあ私はチーズケーキです!」

鬼「おっし!!チョコもらい!」

正一「…結構おいしいな。」

死神さん「正一さんはショートケーキよりもモンブランの方が似合ってますね。
     今度からモンブランを食べた方がよいかと。」

正一「…ショート2つ買ってくるのは駄目なの?」

死神さん「私が間違えて2つ食べてしまうかもしれません。」

正一「…」

死神さん「と言うのは冗談ですよ。正一さんもショート好きだったのですか?」

正一「ま、まぁ…好きな方だよ…」

死神さん「かわいらしいですね。」

正一「それほめてないだろ。」


77 ◆I9IhvvVdPo2012/09/23(日) 23:08:33.4241aBiVV00 (1/1)

鬼「んん~~っ、うまい!」

ようせい「はむう~おいしいですぅ~」

正一「喜んで貰えてうれしいよ、ありがとな。」

ようせい「えへへ~」

鬼「えへへ~」

正一「鬼が言うとすげぇ違和感があるんだけど。」

鬼「照れるなよん。」

正一「照れてないっての。」

死神さん「…」

正一「ん?食べないのか?」

死神さん「え?いや、食べますよ。」

死神さん(きれいな三角形…崩すのは勿体無いないですが…)

死神さん「はむ」

死神さん「……」モグモグ

死神さん「…はぅ…」

正一「!?」

死神さん「へ?いやなんでもありません///」

正一「そ、そうか。」

死神さん「ま、また買ってきてくれますか?」

正一「お、おう…また買ってやるよ。」


78 ◆I9IhvvVdPo2012/09/29(土) 18:00:05.816IhG4Mqx0 (1/1)

死神さん「…ふぅ…ごちそうさま。」

ようせい「ごちそーさまです!」

鬼「旨かった…」

正一「旨かったな、本当に。」

死神さん「またいつか食べれますかね?」

正一「いつか買ってやるよ。」

鬼「今度はショートケーキが食べたいなぁ」

正一「ショート高いんだぞ…まあいいけどさぁ…」

鬼「よし!そろそろやるか!」

ようせい「やるですか!?」

鬼「久しぶりにみんなでやろうぜ!正一!」

正一「え、えー…それはちょっと…」

死神さん「正一さんは恥ずかしいらしいですよ。」

鬼「ほほ~、恥ずかしいのか…」

正一「あ…っ、ったく分かったよ!一緒にやるぞ!」

死神さん「みんなでやった方が楽しいですって。」

正一「じゃあ鬼、二つ椅子持って来てくれる?」

鬼「?私とようせいと死神とで三つじゃないのか?」

正一「ようせいは膝に乗っけるよ。」

ようせい「ぱぱ~です!!」

正一「引くから普通に正一でいいっての。」

ようせい「正一乗るです!!」フワッ

正一(軽すぎだろ!ようせい!)


79VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/09/29(土) 20:11:58.81xg3WyFBv0 (1/1)

…はぅ…


80 ◆I9IhvvVdPo2012/10/03(水) 23:38:28.96cJnPrNWh0 (1/1)

正一「こんな感じに4人で何かするっつうのは久しぶりだよな。」

鬼「そうよね、貴方。」

ようせい「ぱぱだいすきです!」

死神さん「お父さん、早く仕事に行ってください。」

正一「お子さんはさっさと寝ろ。」

死神さん「嫌ですお父さん。」

正一「何でだよ…さっさと寝ろよ…」

死神さん「私もエロゲを見たいからですよお父さん。」

正一「というかこの夫婦ごっこをやりだした鬼、何がしたいんだよ?」

鬼「え? 結婚した時の練習かな。」

正一「いらねえよそんな練習。」

死神さん「なるほど、もう夫婦同然だから練習する必要がないのですね。」

ようせい「さすがです!ぱぱ!」

正一(うるせえ…)

正一「お前らパソコン見ろよ!」

鬼「パソコンに映った正一を見てるよ!」

死神さん「早くパスワードを入れてください。」

正一「…ふーん、こんな感じのエロゲか…」ガサゴソ

正一「これが例のあの人のエロゲか…」

鬼「私と同じセリフ言ってる…」ポッ

正一「はあ!?嘘だろ!?」

死神さん「心が通じ合っているのですかね。」

正一「いやいやそれは無いって!」

鬼「はぐしよ!」ギュゥゥ

正一「もうお前してるだろ…く、苦しい…」


81 ◆I9IhvvVdPo2012/10/09(火) 20:39:01.72O3tLOJwd0 (1/1)

死神さん「さて、早くやりたいのですが。」

正一「お、おう…ごめんな。ほらどけよ」ググ…

鬼「あ~う~んもっとしてよ~」

正一「分かったって、寝る時にするから今はやめてくれ。」

ようせい「ぱぱ~!もう初めていいですか!?」

正一「あーっ、始めてくれ。」

ようせい「ぽちです!」カチ

『死ぬのはつらいよ~死神と人間の恋』


82 ◆I9IhvvVdPo2012/10/14(日) 18:59:45.823phUJevJ0 (1/1)

エロゲはところどころをかい摘んでいこうと思います。

死神「あの…そんなにアイスキャンディーが    正一「お前わがままだな。」
   食べたくないのですか?」
                        死神さん「このキャラがわがままなだけですよ。」
俺「い…いやそういう訳じゃ無いけど
  どちら様で?」               ようせい「俺さんが映らないです!」

死神「一回で聞き取れるようにしてくださいよ~  鬼「いつか出るって、裸で。」ムフ
   『死神』ですよ。分かりましたか?」
                        正一「俺は裸にならないからな。」
俺(確かに死神って言ったよな…どういうことだ?
  俺の人生ここまでなのか…)         鬼「エロシーンくらいなってもいいじゃんかよ~」

俺「ま、まさか俺って死ぬの?」         正一「俺はゲームの中の人ですか。」

死神「いやいや、まだ死んでいませんよ。
   安心してください。」

死神「とにかく私は
   アイスキャンディーが食べたいのです!」  正一「傲慢死神。」

俺「自分で行けばいいんじゃ…」         鬼「わがままだな死神。」

死神「日本円持って無いです…」         死神さん「私はゲームの中の人ですか。」

俺「…じゃあ俺が買うよ…」           ようせい「死神さんがかわいそうです!やめますです!」

俺(…とりあえずアイスあげて帰って貰おう…   死神さん「ようせいさん、ありがとうございます。」
  やっぱり死神だし、仕事もあるだろう…)

死神「ありがとうございます!明日お金返しますね!」

俺「へ!?」

死神「?どうしたのですか?」

俺「い、いや自分の居た所に帰らないのかと…?」

死神「あ~それについては大丈夫ですよ。
   今は現代に出張中ですので。」       死神さん「何か私と設定が似ていますね。」

俺「出張中?」                 正一「これ作ったのお前?」

死神「はい!現代に出張してるのですよ。」    死神さん「違いますよ、正一さん。」


83 ◆I9IhvvVdPo2012/10/19(金) 18:54:20.51TXGyUG3n0 (1/1)

7月×日

俺「お前さ、アイスキャンディーの金まだ返して貰って
  ないんだけど。」

死神「あわ! すっかり忘れてしまいました。」
ガサゴソ…
死神「はい! どうぞ!」チャリン

俺「…なにこれコイン?」

死神「え? 1圓金貨ですよ?」          正一「……」ジーッ

俺「これじゃ今の時代使われてないって…」    鬼「……」ジーッ

死神「そ…そうですか…で、でも記念にどうぞ!」 死神さん「……」ジーッ

俺「記念のコイン? まあ、いいけどさ…」     ようせい「…」ジーッ

死神「貴方になりすました人が来ても安心ですね!」

俺「俺になりすます奴がいるのかよ。」

死神「分かりませんよ、今のご時世。」


84 ◆I9IhvvVdPo2012/10/21(日) 15:48:56.24JOGaYmOH0 (1/1)

7月▽日 近所の公園

死神「凄いですよ! 噴水です!」

俺「どこが凄いんだよ、普通の噴水じゃん。」

死神「だって赤く無い噴水なんて初めて見ましたよ。」

俺「あ、なるほどねはい。」

死神「俺さんお砂場も凄いですよ!こんなに冷たい砂なんて初めて見ましたよ!」サラサラ

俺「お、おう…そんなにか…」

死神「俺さんも遊びましょうよ!」

俺「いや特に考えてないけど、何して遊ぶの?」

死神「え!? あの…え~っと…う~ん」

俺「…遊び方教えるよ…」

死神「ぉお!教えてくれるのですか!?」

俺「教えるって。」

死神「ありがとうございます!俺さん」


85 ◆I9IhvvVdPo2012/10/23(火) 16:30:13.17R19FDe5p0 (1/2)

死神「俺さん!」

俺「耳元で叫ぶな。」

死神「ジュース買ってください!」

俺「え?あ、はい。」
……
俺「買ってきたけど…」

死神「さて飲みましょう!」

俺「砂まみれの手で飲むのか?」

死神「じゃあ手を洗ってきます!」

俺「うるさいなあ…」
……
死神「洗いました!早く飲みましょう!

俺「ほれ。」

死神「…コーラじゃないの?」

俺「サイダーも同じようなもんだろ…」

死神「はい…わがまま言いませんよ…」プシ

死神「こぉら…こぉら…」

俺「分かったよ!買うって!」

死神「ありがとうございます!」


86 ◆I9IhvvVdPo2012/10/23(火) 17:01:01.85R19FDe5p0 (2/2)

……
俺「ほれ。」

死神「やったー。」プシ

俺「じゃ、そっちのサイダーくれ。」

死神「どうぞ!」

俺「…」

死神「…」チビチビ

俺「…自分の家に帰んないの?」

死神「…仕事は嫌です…」

俺「出張中じゃなかったっけ?」

死神「そうか…出張も立派な仕事ですね!さすがです俺さん!」

俺(その出張は仕事と言えるのか?)

死神「俺さんはいつまで私と遊べますか?」

俺「9月初めまで。」

死神「ぇへえ!?9月初め!?」

俺「声変だぞ。」

死神「もうすぐじゃないですか!」

俺「いやまだ1か月…」

死神「1か月なんてあっっっという間ですよ!」

俺「そう言われてもなあ…」

死神「そうなればいろんな事をしておきたいですね!こらそこのガキ!私の作った城を壊すな!」

ガキ「わー、あ。」グシャ

ガキ姉「スコップがぁ」サクッ←城に刺さる音

死神「私の城を壊すとは不届き千万…私の剣(カマ)で、切られるがよい!」

俺「おいやめろよ。城くらいでそんなに怒るなよ。」

死神「絶対に許さん…っ 私のプライドを…っ プライドを…っ」

ガキ「う…うぅ…うぇん」グズ…

死神「え!? いや…その…」

死神(えー、私そんな怖いこと言ったっけ?)

ガキ姉「こら弟よ!まずあやまろうよ!」

ガキ「う…うん…お、おねえちゃん。ごめんなさい…」

死神「え!?い、いやいやいや全然気にしてないよ!本当に!」

死神「いやそのむしろ私が怒ったのが悪いよね本当にごめんね!」

ガキ「あ、その、ごめんなさい。」

ガキ姉「じゃあ弟よ!かえろうか!」

ガキ「う、うん…おねえちゃん。」
……
死神「い、いや~泣かれた時はビビったわ~。」

俺(あの子供の姉の方、謝っていない気が…)


87 ◆I9IhvvVdPo2012/10/26(金) 23:27:03.12GEEjUnKH0 (1/1)

死神「とにかく!こんなところで二人仲良く炭酸を飲んでいる暇なんて
   ありませんよ!」

俺「まあ…そうだけどさ、じゃあどうするの?これから。」

死神「う~ん、とりあえずご飯を食べたいです。」

俺「え、あ、ご飯食べてないのか。じゃあ食べる?」

死神「遠慮なく。」

俺「ご飯食べてから考えような。」

死神「そうですねぇ」
・・・・・
母「死神ちゃんおかわりする?」

死神「いやいや、そんなに食べれませんって!」

母「いやいやこれくらい食べないと元気が出てこないよ!」

姉「母者!一応客人なんだからもっとレストラン風に言わないとねえ!」

母「姉ちゃんいいこと言うね!でもやっぱり無理だわ~」

死神「結構この家にも慣れてきましたし、普通に話して大丈夫ですよ~。」

俺「…」パクパク

父「…」モグモグ

俺「騒がしいね、パパ。」

父「あの死神を入れたのはお前さんだろ?」

俺「そうだけど。」

父「いい彼女が出来て良かったと思う。」

俺「珍しいね。パパがそんな事を言うなんて。」

父「私は清楚であまり喋らない人よりも元気があって頼りがいのある人の方が
  この先つらい事があっても生きていけると私は思っている。」

俺「あ~だからパパはママと結婚したんだね。」

父「私は母と違い無口な方だが。」

父「…狙った獲物は逃がすなよ、息子よ。」

俺「女性を獲物とか言うなよ…パパ…」


88 ◆I9IhvvVdPo2012/10/31(水) 19:28:27.96oeVCoR/K0 (1/1)

8月×日~自分の部屋~

死神「ぁあ~どうしましょう俺さん!時間がどんどん過ぎていきますぅ~」

俺「お前今日何時まで寝てた?」

死神「…11時まで寝てました。後8時間くらいしか遊べないじゃないですか!」

俺「8時間しかって言ってるこの時間に遊べよ。」

死神「じゃあ俺さんはなんか考えでもあるのですか!」

俺「ある。」

死神「ほほ~ぅ…じゃあ言ってみてください。」

俺「…プールに行く。」

死神「いいじゃないですか~」

俺「よしプールでいいな?」

死神「いいですどんと来い!」

俺(ほんとは特に決めてなかったけど…まあいいか喜んでるし)

俺「そういえば水着って持ってるの?」

死神「持ってますよ。」

俺「ならいいや。」
・・・・・
俺「よし、準備したし行くか。」

死神「行きましょう!」

姉「ねえ、プールに行くの?」

俺「お、おう…行くけど…」

姉「いってらっしゃい。」

俺「一緒に来ないの?」

姉「あたし今だるい。」

俺「分かった。じゃ、行ってくる。」

姉「いってらっしゃい。」

パタン…カチャ

死神「姉さんを連れて行かないのですか?」

俺「姉はもう一回寝てるんじゃないの?」

死神「眠るなんてもったいない!たたき起こさないと!」タッ

俺「寝かせてやれよ。姉なりに時間を有効活用しているんだって。」ガッ

死神「そ…そうですか…では、行きましょう。」


89 ◆I9IhvvVdPo [sagあ] 2012/11/04(日) 22:17:01.09RmzkRoh20 (1/2)

その後…

死神「プールが見れなくて残念だったな視聴者諸君。」

俺「誰に言ってんだ?」

死神「それは置いといて…プール楽しかったですね!俺さん!」

俺「お前が『浮き輪押せ!浮き輪押せ!』うるさかったけどな。」

死神「しかもこれで二時間300円! 安いですねぇ」

俺「そうだな。」

死神「また行きたいですね。」

俺「また行きたいな、いつか。」

死神「俺さん。手をつなぎますか?」

俺「? いいけど。」

死神「手ぇつないで行きますか!」

俺「どうぞ」

死神「お色気ありで!」

俺「うるせえよ。」

ギュ・・・

俺「…お前の手、温かいな。」

死神「今日いっぱい泳ぎましたからねぇ。」

俺「浮き輪で漂っていたのは泳ぐに入るのか。」

死神「入りますよ。」

俺「…」

俺(毎日死神と一緒なら…いいのにな…)


90 ◆I9IhvvVdPo2012/11/04(日) 22:37:06.72RmzkRoh20 (2/2)

・・・・・
鬼「なけるなあこのゲーム!本当にエロゲか!?」

ようせい「こんな感動したの初めてです!!」

正一「そ…そこまでか…まあ出会いあれば別れありってやつ?死神は…」

死神さん「…」ポロポロ…

正一「…分かりました。」

正一「まだ続いているけど…やるのか?みんな泣いていて画面見られるか?」

鬼「ん…うん!まだいける!」

ようせい「ぱぱ~!」グシュッ…

正一「うわ!鼻水はティッシュでかめよ!」

ようせい「あわわ!ごめんなさいです!…」チーン




91 ◆I9IhvvVdPo2012/11/10(土) 19:04:39.03y/FsWpuz0 (1/2)

8月『日

死神「このゲームやめたら許しませんよ!」

死神「それはともかくおはようございます!俺さん。」

俺「んん~。おはような」

死神「今日も一日、張り切っていきましょう!」

俺「いいけどさあ、たまにはお前が決めてくれよ。」

死神「う、う~ん…何かないですかねぇ…」

俺「とりあえず外出てみるか、何か思いつくかも。」

死神「そ、そうですよね!何か思いつくかも!?」
・・・・
俺「で何で姉ちゃんまでついて来るんだ?」

姉「暇だからだよ。本当に…本当に…」ドヨーン

死神「き、昨日のハイテンションさはいずこへ…」

俺「無理するなよ、ただの散歩だし寝てればいいじゃん。」

姉「いや、夏の朝は本当に涼しいからさぁ…ほんと凄い気分爽快だって…」

死神「お姉さん来といてよかったですか?」

姉「いやあ本当に良かったって、思わず服を脱いじゃうくらいだっての。」

俺「さすがにそれはやめてほしいって。」

姉「じゃあ今日は暇だから自転車にでも乗るか。」

俺「自転車でどこまで?」

姉「快速でどこまでも。」

死神「迷子になったらどうするんですか?」

姉「地図があるから大丈夫だって。」

姉「じゃあ行くから弟者は少し家帰ったら待ってて。」

俺「どういう意味?」

姉「だから、家に帰ったら弟者は少しリビングにいなさいって事。」

俺「ああ分かったけど。」
・・・・・・・
俺「…結構長いな…まだなのか?」

姉「遅れてごめんねぇ、弟者。」

俺「で、どうしたの?」

姉「うふふ、死神ちゃん。どうぞー」

死神「凄い涼しいですよ!この着物!」

俺(真っ白なTシャツ一枚とカンカン帽…)

俺「凄い似合ってるよ。」

死神「いやー今まで来てたローブはとっても厚くてねえ。」

俺「脱げばいいのに。」

死神「いやあ死神と言ったらあの服だし。」

姉「じゃあ行きましょうかね。」

俺「よし行くか。」


92 ◆I9IhvvVdPo2012/11/10(土) 19:27:57.38y/FsWpuz0 (2/2)

チリリン チリリン

俺「…」

姉「んふふ。」チリリリン

俺「姉ちゃんうるせえ!」

姉「いやいや夏と自転車といったらベルの音がないと寂しいでしょ。」

俺「だからって一分くらいに一回鳴らしてるじゃん!」

死神「鈴は緊急用に使うものですよ!姉さん!」

俺「ほらぁ…死神に怒られちゃったじゃないか!」

姉「えー…ごめんね死神ちゃん。」

死神「謝ればすむのですよ!さあじゃんじゃん鳴らしちゃってください!」

俺「え?」

死神「ジョークってやつですよ。」

俺「…はあ…」

シャーーー

姉「のどかよねえ。」

死神「田んぼが結構出てきましたね!」

俺「結構遠くに来たもんな。」

俺「なあ姉ちゃん。そろそろ止まる?」

姉「そうしましょうか。」
・・・・・
姉「…」

俺「?どうしたの?」

姉「やる事何にも決めてないのよ…」

俺「ふーん、じゃあ帰るか?」

姉「いや、それは駄目よ。死神ちゃんの顔を見なさい。」

死神「いいところですねえ。川で遊んだりうんたらができるんじゃないですか?」

姉「希望を持っている顔よ!ここで何か楽しい事があるんじゃないかっていう。」

俺「ふーん、じゃあ釣りでもするか?」

姉「!それいいわね!さすが私の弟!」


93 ◆I9IhvvVdPo2012/11/12(月) 19:47:00.15AJkuukBM0 (1/1)

俺「じゃあこの近くに釣り出来るところあるっけ?」

姉「私は前ここに来たからあるわよ。弟者も覚えているでしょ?」

俺「俺は生まれていない。」

姉「ごめんね。でも釣り出来る場所はちゃんとあるから。おーい、死神ちゅあーん!
  いいとこ行くからこっちおいでー!」

俺「犯罪者みたいだからやめてくれ。」

姉「冗談よ冗談。」

死神「いい所ってどこですか?」

俺「釣りしに行くんだ。」

死神「釣りってあの…オレオレ詐欺の?」

俺「違います。魚を釣りに行くんだって。」

死神「あ、あ~…魚ですか…微妙ですね…」

俺「お前なぁ…おにぎりにピンクの物体が入ってるだろ?」

死神「入ってますよ。」

俺「あれが魚だ。」

死神「うおっひょいひょい!早速いきましょう!」

俺「やる気になってくれてうれしいよ。」

俺(まあ、釣るのはイワナだけどな。)
・・・・・・・
俺「釣竿3つと…イワナ用の餌お願いします。」

俺「…持ってきたぞー。」

姉「久しぶりね、釣りなんて。」

俺「俺は初めてだが。」

姉「大丈夫よ。ひょいひょいって釣れるから。」

死神「早くいきましょうよ!お二人さん!」
・・・・・・・
姉「今回は養殖なのね…腕がなるわ…」

死神「そぉい!!」ブン!…ポチャン

俺「よっと、…で待つんだろ。」

姉「釣れない時には無理に粘らなくてもいいわ。」

俺「ああ、前おしえてm」

姉「今は話さないで。」

俺「あ、ごめんな。」

姉「あの時は自転車でよくここに来て釣りをしていたわ。あの時は冬だったかしら…鮭を釣ろうと頑張ったのよ。」

俺(結局話すのかよ…)

姉「やっぱり天然は手ごわいわ。何時間たっても釣れなくて本当に寒かったわ…」

姉「店の人に『家の人が心配してるよ』って言われてもやり続けていたら、夜になっちゃったのよ。」

姉「でもやっと釣れたわ。「やった!取れた!」って言って立ち上がったら、つるんって転んで池に落ちたのよ。」

姉「それで目が覚めた時には病院にいたわ。」

俺「トラウマとかにはならなかったの?」

姉「ならなかったわ。そのおかげでこうしてのどかに釣りができるのよ。」



94VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/03(月) 23:44:52.27GNJ/D3Rwo (1/1)




95 ◆I9IhvvVdPo2012/12/06(木) 15:47:08.213jOCTwwR0 (1/1)

死神「…」

俺(眠い…)

姉「あ、お、あ~」

俺「釣れねえぞ。」

姉「釣れるって、もうすぐ。」

死神「やった!取れた!」

俺&姉「!?」gabbaッ

死神「そんなに私が釣った事が驚きですか。」

俺「お、おう…すごいなあ。お前でも釣れるんだなあって。」

死神「俺さんは全然つれないですねぇ~センスの欠片も無いですしおすし。」

俺「は?」

死神「え?すしおすしって知ってますか?」

俺「何言ってんだお前。」

死神「い、いやあ知らない人がいるんですね…驚きですよ…」

死神「もちろん姉さんの方は知っていますよね?」

姉「…知ってるわよ。」

死神「さすがですねな!俺さんも姉さんを見習ってくださいねっ!」

姉(いやーですしおすしってどっかで聞いたような聞かなかったような…)

死神「というわけで一匹釣れました!」

姉「じゃあクーラーボックスに入れてきてね。」

死神「はい!」テッテ

俺「なあ…イワナってこんなに難しいのか?」

姉「15分くらいでやっと一匹くらいかしら。」

俺「もう帰っていいか?」

姉「いや!!死神ちゃんの反応を見る。」

俺「…わかった。」
・・・・・・・
死神「いやあ~ほんと生きた魚って激しく動きますよね~」

姉(!?ちょっと弟者!)

俺(直接脳内に語りかけるなよ。びっくりするからさぁ。)

姉(今一瞬、死神ちゃん疲れている顔をしたよ!)

俺(そうか、じゃあ家まで帰るの?)

姉(いや…あえて泊まろうと思う、お金も持ってきたし一拍くらいなら。)

俺(無駄遣いするなよ。普通に家に帰れよ。わざわざ泊まんなくても家にベットがあるでしょ…)

姉(…そうだよね…家に帰ろうか…)

姉「死神ちゃん。けっこう暗いし帰ろうと思うんだけど、いい。」

死神「丁度いいですね。私も結構疲れていたのですよ。」

姉「じゃあ家でイワナを食べましょうか。」

死神「OKですよ!」

姉(死神ちゃんをラブホに連れて行きたかった…)


96VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/06(木) 22:52:56.57UP1TUKGMo (1/1)

来てたのか
支援


97 ◆I9IhvvVdPo2012/12/08(土) 05:34:36.43UyyWYzrY0 (1/1)

・・・・
俺「なあ~姉ちゃん。」

姉「なに~」

俺「死神って…確か死んだ人を迎えに行く役目だよな。」

姉「そうですね~」

俺「俺はまだ死んでしまう予定とかないぞ。」

姉「私も無いって。」

俺「おーい、シッニガミーンー」

死神「ハーイ、でなんでしょうか?」

俺「死神ってなんでここに来たんだっけ?」

死神「そんな基本的なことが分かっていないなんて…」

俺「前置きはいいから。」

死神「はい、えーっとただ単に暇なだけですよ。」

俺「じゃあ人が死ぬ予定何ていうのは無いんだな?」

死神「そんな物騒なこと言わないで下さいよ。」

俺「お、おう悪い。」

死神「姉さん!抱き着いていいですか!?」

姉「え、いいよ。」

姉(いよっっっっっっっっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!
  もうこのまま死んでもいいくらいだあああああ!!!!
  死神ちゃんにお迎えされたいいいいいいいいいいい!!!!!!!)

死神「俺さん!抱き着いていいですか!?」

俺「?いいけど。」

俺(そういえば抱き着いたこと無いな。)

死神「じゃあ三人一緒に抱き着きましょう!」

俺「?」

俺&姉「はい」ギュッ

俺&死神「ほい」ギュッ

死神&姉「はい」ギュッ

三人「……」
リリリリリリリ…リリリリリリリ
三人「……」

俺「…なあ、そろそろ帰らないか?」

姉「帰ろうか弟者。」

死神「帰りますか。」
・・・・・・・・
死神「鍵も付けたし出発できます!」

俺「よし出発しよう!」

姉「疲れた~。」

俺「釣りしただけじゃん。」

姉「そうなんだけどね、なんか体の節々が痛いのよ。もう歳かね。」

俺「早いな、年を取るの。」


98VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/09(日) 20:53:46.323sfk+i1Go (1/1)




99VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/11(火) 23:59:08.71z6aQOf6fo (1/1)




100 ◆I9IhvvVdPo2012/12/15(土) 16:05:55.526+14c/hs0 (1/1)

姉「早く帰るからね。」

俺「ベルを鳴らすなよ。結構日が暮れているんだし。」

死神「鳴らすと近所迷惑ですよ!」

姉「分かった、鳴らさないように頑張るよ。」
・・・・・・・・
俺「…祭りっていつ頃~?」

姉「今度あるよ~」

俺「祭り一緒に行く~?」

姉「行こうな迷ってる~」

俺「祭り一緒に行く?」

死神「行きましょう!」

俺「行くんだな。」

死神「行きますよ。」

姉「じゃあ私も行こうかな。」

俺「一緒に行くか。」

姉「よし。家にやっと着いたし。」
・・・・・・・
死神「ただいま帰りました!」

俺「ただいま。」

姉「たっだいま~!」

俺「何で家と外のテンションがこんなに違うんだよ。」

姉「ん~なんでだろ…癖ってやつかな…」

俺「気持ち悪い癖だな。」

姉「家くらい大声出してもいいじゃん!」

俺「耳元で叫ばないで。」
・・・・・
死神「俺さん。」

俺「何ですか?」

死神「寒いんですけど。」

俺「俺にどうしろと。」

俺「あ、ぁあ~なるほどこうすりゃいいんだな。」ダキッ

死神「ぁあ~あったかいですな~」

俺「うわ!脇に冷たい手を突っ込むなっての!」

死神「一番あったかいところですよ。少し位熱を分けてくださいよ。」

俺「つめてえ!」

死神「私冷え症なんで仕方ないですよ。」

俺「俺も冷え症だから。」

死神「私は寒いので他を当たってください!」

俺「んだよ…じゃあ姉ちゃん。」

姉「二人とも手を洗って来てくれ。」

死神&俺「分かりました。」


101VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/02/13(水) 10:03:39.63mQkaqLwe0 (1/1)

 もうすぐ2カ月