457VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 22:21:11.63NIny0EST0 (5/6)


…ホミュゥゥゥ… …ミャラァァァ… ワッシャワッシャ…


「…これでよし!…また糸を結んで……おりゃーー!!」ブンブンブン…

「ホミャアアアアアアアァァァァァーッ!!!!…ココジャニャイィィィィィーッ!!!!」グルグルグル…

「ミャッ…ミャロロオオオオォォォォォーッ!!!!…カニャエテヨオオォォォーッ!!!!」グルグルグル…


グルグルグル…
「ホギョッ!!!」グキッ 「ミャッ!!!」グキッ

「…なんか…同じ事ばっかり書いてるような気が……書いてるって…俺はナニ言ってるんだ…?」

「…ホヒー…」「…ミャア…」ピクピク

「仕方ない…ちゃんとした飼育環境を整えてやるか…買い物に行かなきゃな!」

「今日はもう、得意先から直帰…という事にしよう。課長に後で電話だな…」

「んじゃ、着替えてくるか!着替えたら出かけるから、待ってろよ!」スタスタスタ…

「…ホミュー…」…アタチ…イキテル…

「…ミャロォ…」…オメメガ…マワリュ…



「終わり」



458VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 22:25:55.50NIny0EST0 (6/6)

>>456
×刃先が走っり
○刃先が走り

ちょっとネタ考えます…


459VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 22:26:36.188AdldmUIo (1/1)

乙乙
このシリーズ好きだ


460VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 22:28:15.31r5z5QyKs0 (4/4)


この男の場合故意では無いけどこうやって敢えて殺さずに苦痛を与え続けるのもいいね
本当の意味で虐待って感じ


461VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 22:40:04.38dbYsV7HYo (1/1)

毎度乙~ わりと好き

>>447
そんなごまスレ風味のほむほむsageレスするより、このスレがsage進行なのには、それなりの理由があるって事を知ってくれー
わりとマジで


462VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/27(金) 23:07:56.85apBa6NIDo (1/1)


このシリーズいいね
ほむまどが死ぬより先に天然男が会社クビになりそうな気がする


463VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 00:29:22.71pVsAQg7DO (1/4)

ほむほむの叫び



司会「さぁ今年もやって来ましたほむほむ絶叫コンテスト!」

\ワー/ \ワー/

司会「優勝は誰の手に!?」
まどか「ティヒーww先ずはわたし達からだよ!」

ほむほむ「ホム!」

司会「でわ一匹目どうぞ!」
ほむほむ「ホー…ホギャァァァァ」

司会「記録は…60ホギャー!」

まどか「まぁまぁかな?」

ほむほむ「ホムー」

司会「では次の方どうぞ!」
杏子「アタシらの番か」

ほむほむ「ホム!」

杏子「あ、後ろにあんあん」
ほむほむ「ホギャァァァァ…ア?」

司会「ただいまの記録!58ホギャーです!」

杏子「あちゃー、まどかに負けたか」

ほむほむ「ホムゥ…」

司会「残念、記録更新ならず!」


464VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 00:30:22.28pVsAQg7DO (2/4)


杏子「お前負けたから今夜の晩飯確定だな」

ほむほむ「ホ、ホ、ホギャァァァァ!」
司会(記録180ホギャー…)

司会「ゴホン!どんどん行きましょう、次の方!」

まみ「さぁ、私達の番よ!」
ほむほむ「ホムッフゥッ!」

司会「やる気十分です!」

まみ「フフッ、ほむほむおやつよ」

ほむほむ「ホムー♪」パクッ

ほむほむ「ホ!?ホギャァァァァ!」

司会「只今の記録は…81ホギャー!」

まみ「山葵を練り込んだケーキはどうだったかしら?」

ほむほむ「ホ…ホ…」

司会「記録更新した所で次の方!」

ほむら「ほむほむ…わかっているわよね?」ファサッ

ほむほむ「ホ、ホム!」
~~~~~~
ほむら『今日の大会、負けるような事があれば貴女の家族は今晩のおかずになるわよ』

まどまど『ホムラチャーン…』プラーン

仔ほむ『ホミャー!』プラーン

仔まど『ミャドー…』プラーン

ほむほむ『マドカー!』

ほむら『もしも負けるような事があればこのボタンで天麩羅油に落下後、火が着火してからっと揚がる寸法よ』
~~~~~
ほむほむ「…!」

司会「それではどうぞ!」


465VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 00:31:03.47pVsAQg7DO (3/4)


ほむら「さぁ、叫びなさい」
ほむほむ「ホムゥ…ホムゥ…」スゥ

ほむほむ「ホギャァァァァァァァ!」
司会「記録は…なんと、122ホギャー!」

ほむほむ「ホムォォォォォン!」

司会「ほむほむ喜びの雄叫びをあげています!」

ほむら「…」チッ

司会「さぁ…いよいよ最後の方登場です」

さやか「さーて、さくっと優勝いただきますか!」

ほむほむ「ホムン!」

司会「おっと、優勝宣言が飛び出しました!」

さやか「先ずはほむほむが動けないように固定してっと」ガシ

ほむほむ「ホ!?ホマァー!」ジタバタ
さやか「こら、大人しくしてろ!」カチャカチャ

司会「なにやら金具にほむほむを固定してる模様」

さやか「よし、それではこの金鎚で体を潰します!」
ほむほむ「ホギッ!?」

まどか「ティヒーwwさやかちゃん…」

ほむら「愚かね…」

杏子「食い物を粗末にするな!」

まみ「この大会はほ虐じゃないのよ…」

さやか「後で別のほむほむの体に頭くっつけあげるからさぁ」

ほむほむ「ホギーホギー!」


466VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 00:31:38.74pVsAQg7DO (4/4)


さやか「さやかちゃん、行きます!」ヒュン ブン

ほむほむ「ホギャァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

さやか「」ピタ

ほむほむ「ホ?」

さやか「なんてね、今回は我慢してあげる!」

ほむほむ「ホーホー」

司会「では、只今の記録を確認してみましょう!」

司会「な、なんと!300ホギャー!計測器の最大値!」

さやか「うおっしゃー!」

ほむほむ「ホォォォォ!」

司会「おめでとう!優勝はさやか選手です!」

ほむら「ふっ、負けたわ」ニタァ

ほむほむ「」

司会「ほむほむの死に際の断末魔をうまく引き出した見事な勝利でした」

さやか「余裕余裕!」

司会「それでは、優勝商品(各自判断)を贈呈してこの辺でさようなら!」

さやか「商品ゲットオォ!」

オワリ


467VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:45:34.90oJpjux9Z0 (1/10)

乙乙
面白い!しかし…ほむほむって声でかいのね

いつものネタが出来なくて…代わりのを投下…


468VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:46:01.43oJpjux9Z0 (2/10)

「初めての子ども達///」



ガチャ…バタン
 「…今日もいつもと同じだったわね…何度目かしら…」ボスン…


私は学校から帰宅すると…いつものようにカバンをソファーに投げる…それを合図に…。


「ホムホムー」オカエリナサイ

「マドマドー」ゴシュジンサマ


机の上に置いてある水槽から声がして…私はそちらを見る…ほむほむとまどまどの姿が映る。

このほむほむとまどまどは…子どもだった頃に別々に拾って、私が番にしてやったのだ。


 「…ただいま…お出迎えありがとう…あら?…それは…?」


よく見ると、まどまどの腕に抱かれた小さな仔ほむの姿が見える…。


ほむほむ「ホムホム///」ナデナデ

まどまど「マドーン///」ヨシヨシ///

仔ほむ「ホミューン…」キョロキョロ


番は嬉しそうに仔ほむを可愛がる…昨日騒がしかった理由がわかったわ…。 


 「…おめでとう…可愛いわね。…でも、仔ほむだけなの?他に…」…ミャロロー!?!?…


と…私が言いかけた時に…ダンボールで出来たほむほむ達の家から泣き声が響いた。


ほむほむ「ホムッ!?ホムホム!!」アッ!?オキタミタイネ!! テテテテ…

まどまど「マドー///ホムラチャーン///」アラアラ///キヲツケテネ///


ほむほむは家の中に駆け込んで…しばらくすると仔まどを抱いて出てきた。


ほむほむ「ホムー///ホムムー///」イイコイイコ///ナカナイデ///

仔まど「ミャロー…ミャローン…」グスグス…

まどまど「ティヒヒ///ハシャイジャッテ///」ナカナイモンネ///ツヨイモンネ///

仔ほむ「ホミュホミュー!!!」イモウチョー!! ジタバタ…

まどまど「マドー、マドン」ハイ、オロシテアゲル 

仔ほむ「ミャロカァー!!!」イモウチョー!! トテテ…

仔まど「ホミュラチャー///」オネーチャ/// テフリフリ…

ほむほむ「ホムホムー///」ナカヨシネ///

まどまど「ティヒヒー///」カワイイネ///


仲睦まじい光景が私の前で広がる…私が遥か昔に…無くした光景が…。

…しばらく見ていると、子ども達が騒ぎ出した。



469VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:46:30.18oJpjux9Z0 (3/10)


仔ほむ「ホミュホミュー!!!」オナカチュイター!!

仔まど「ミャドー!!!」ワタチモー!!

ほむほむ「ホムホム…」ワタシモ…

まどまど「マドドーン…」デモモウナイヨ…


餌皿もう空っぽになっていた…番しか居なかったので…その分しか入れてなかったのを思い出す…。


 「…用意するから待ちなさい…」


私は机の下に置いてあったほむフードの袋を開けて、餌皿にいつもより多めに入れてやる…。番はその様子をじっと見ている…。


 「…待て…」


…私は一家に向かってそう言い放つ…しかし…我慢できなかったのか、子ども達が餌皿に向かって駆け寄ってきた…。


仔ほむ「ホミューン///」ゴハンー/// トテテテ…

仔まど「ミャローン///」ヤッター/// トテテテ…

ビシッ!!
仔ほむ「ホミャッ!?!?」ゴロゴロゴロ…

仔まど「ミャロッ!?!?」オネーチャッ!?

ビシッ!!
仔まど「ミャッ!?!?」ゴロゴロゴロ…


「…ホミャ…ミャ…」「…ミ…ロ…」ピクピク…


…私は駆け寄る子ども達を指で弾き飛ばす…少し手加減はした…。


ほむほむ「ホムーッ!!!」コドモー!! テテテテ…

まどまど「マドマド!?!?」ダイジョウブー!? テテテテ…


番は子ども達のそばに駆け寄ろうと走り出した…私はもう一度言い放つ…。


 「待て」

「ホムッ!!!」「マドッ!!!」ピタッ…


その言葉に雷に打たれたように番は、その場で動きを止めた。


 「…そう…それでいいのよ…。でも…どうしたの?子ども達に教えていないの…?」

ほむほむ「ホム…ホムー…」ソ…ソレハ…

まどまど「マドマドー…」マダデス…

 「…それはダメね…私の言葉は絶対…忘れていたの?」

ほむほむ「ホムホムホム…」ワスレテナイデス…

まどまど「ナイショダヨ…」ワタシモデス…

 「…それならよいのだけれど…」

仔ほむ「…ホミ…ホミュー…」…イチャイ…イチャイヨ…? エグエグ…

仔まど「…ミャローン…ミャロ…」…オカーシャン…イチャイヨー… ポロポロ…



470VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:47:02.74oJpjux9Z0 (4/10)


私は番と…子ども達にも聞こえるように、もう一度言う…その間、子ども達は泣きながらうずくまっている…その様子を番は心配そうに横目でチラチラと見る。


 「…『待て』は動くな…次に『よし』と言われるまで…聞こえたわよね?…今はまだ『待て』よ…」

ほむほむ「オロカモノノテキ…」ハイ…ワカッテマス… ペコペコ…

まどまど「バレチャッタネ…」コドモニモイイキカセマス… ペコペコ…


頭をその場で何度も下げる…。その時…子ども達が親の方にヨロヨロと歩き出した…。…まったく…今さっき『待て』と言ったのに…。


 「…わかったわ…許してあげる…」

ほむほむ「ホムホムー!?!?」ホントウニ!?

まどまど「マドマドマド!!!」アリガトウゴザイマス!!

 「…お前達はね…」

ほむほむ「ホム!?」エ!?

まどまど「マドマドッ!?」ワタシタ…チ!?


…番は私の言葉の意味を理解できなかった様子である…仕方がないので説明する…。


 「…今、『待て』の状態よね…だから…お前達は止まっている…でも…見なさい…子ども達は歩いている…」

 「…さっきは…子ども達にも聞こえるように言ったのだけれど…こう何回も無視されると…ね…」

 「…だからお前達は許してあげるけれど…子ども達は許さないって事よ…」

ほむほむ「ホムーッ!?!?ホムホムーッ…」ソンナ!?マダチッチャイカラ… ポロポロ…

まどまど「マドマドーッ!!!マドーッ…」チャントオシエマス!!ダカラ… ポロポロ…


仔まど「…ホミュラチャー…」エグエグ… ヨタヨタ…

仔ほむ「…ミャロカァ…」エグエグ… ヨタヨタ…


番は泣きながら許しを乞う…子どもと私を交互に見ながら…。


 「…ダメよ…」


私は子ども達に手を伸ばそうとした…。


「ホムーッ!!!ホムムーッ!!!」「マドマドーッ!!!」ドゲザー… ガンガン…


土下座をして頭を地面に打ちつけ始める番…なかなか滑稽である…。


 「…わかったわ…特別よ…」

ほむほむ「ホムホムッ!?ホムムーン…」ホントニ!?ヨカッタ…コドモ/// ヨシヨシ…

まどまど「マド…ホムラチャン…」ホントニ…アリガトウ…コマドチャン/// ポンポン…

仔ほむ「ホミャー…」オカーシャン… エグエグ…スリスリ… 

仔まど「ミャローン…」イチャカッタ… ポロポロ…スリスリ…


子ども達が番の所までたどり着く…子どもをあやす番…ほっとした表情をしている…。



471VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:47:35.80oJpjux9Z0 (5/10)


 「…勘違いしているようね…許すとは言っていない…私の代りにお前達がやるのよ…」

ほむほむ「ホッ!?!?ホムッ!?」エッ!?カワリニ!?

まどまど「マドッ!?!?」ドウイウコト!?

 「…そのままの意味よ…それじゃあ…それぞれの子どもを殴り飛ばしなさい…」

ほむほむ「ホムーッ!!!ホムホムー…」ソンナ!!デキナイヨ… ポロポロ…

まどまど「…マドー、マドマドー…」…デモ、ヤラナイト… ポロポロ…

 「…わかってると思うけど…手加減したら…どうなるか…早くやりなさい…」


番は顔を見合わせ…そして頷きあう…逆らったら恐ろしい目に会うのを知っているから…。両親にすがり付いて子ども達はまだ泣いている…。


仔ほむ「ホミュゥ…ホミュミュゥ…ホミュン?」オカーシャーン…エーン…ドチタノ?

ほむほむ「…ホムホムー…ホムンッ!!!」…ゴメンネ…エイッ!! ポコッ!!

仔ほむ「ホミッ!?!?」ズザー…

仔まど「ミャラーッ!?!?」…オネーチャッ!?

まどまど「マドンッ!!!」…エイッ!! ポコン!!

仔まど「ミャッ!?」ドテー…

ほむほむ「ホムー…ホムー…」ゴメンネ…ゴメンネ… ポロポロ…

まどまど「マドマド…」イタッカタヨネ… ポロポロ…

仔ほむ「ホミャアァァ…」イチャイヨー… エグッエグッ…

仔まど「ミャロロー…」ブタレター… メソメソ…


…私は一家をじっと見ていた…そして…ため息をひとつ吐き出すと…ほむほむに手を差し出す…。


ほむほむ「ホムン!?ホムーホムー…『ゴツッ!!』ホビッ!?」アッ!?コレデユルシ…デッ!? ゴロゴロー…


ほむほむは顔面を弾かれて、後方に浮き上がった後…転げる…。


まどまど「ホムラチャン!?!?…マド『バチッ!!』マギャッ!?」アナターッ!?…ダイジョ…ブッ!! ゴロゴロー…


続いてまどまどにも…。今度はほぼ…手加減無しだ…。


「…ホ…ホム…」「…マド…ド…」ピクッ…ピクッ…

仔ほむ「…ミャロカ…」…オカーシャン…?

仔まど「…ミャロー…」…トンデッタ…


子ども達は突然の事にまだ理解が出来ていない…。


 「…まったく…手加減をするなと言ったのに…」ヒョイヒョイッ …ホミャッ?…ミャロッ?…


仔ほむと仔まどを摘み上げて、手のひらに乗せる…それから失神した番にコップの水をかける…。

バシャッ
「ホムッ!?!?」「マドッ!?!?」


番は目を覚まし…私を見た…同時に手のひらに居る子ども達に気づく…。そして…水槽の壁まで走り寄る。



472VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:48:06.59oJpjux9Z0 (6/10)


ほむほむ「ホムゥー!!!ホムホムゥー!!!」コドモー!!イッタトオリニシタヨーッ バンバンバン

まどまど「マドドー!?マドマドー!!!」ナンデー!?カエシテヨー!! バンバンバン

 「…明らかに手加減していたでしょう…そうするとは思っていたけれど……やっぱり私がやるわ…」ハァ…

ほむほむ「ホムー…ホムホムホムー」ソンナー…バレテルナンテ… ポロポロ…

まどまど「マドマドー…」コドモタチ… ポロポロ…


私はまた言い放つ…。


 「…黙れ…」

「…」「…」ピタッ…

 「…いい子ね…」


…本当にいい子達…よく言うことを聞くのに…子どもが生まれると変わるのかしら…?


「…ホミャー…」「…オリョカ…」


…こっちは…また私の言った事を守っていないわね…。


 「…お前はこれに入ってなさい…」ポイ… …ミャロッ!!…ペチャ…


仔まどを空になったコップに落とす。手のひらでは一匹になった仔ほむが不安げに私を見つめる…。


仔ほむ「…ホミャホミャ…」…オカーシャン… ブルブル…

 「…また喋ったわね…今は『黙れ』の時間よ…まだ『よし』は言っていないわ…」

仔ほむ「…クリカエチュ…」…ワカンニャイ… ブルブル…

 「…言っても分からないのね…なら…身体で覚えなさい…」


そう言って私は仔ほむの左腕をつまむと…そのまま圧力をかけた…。

ミチミチィ…
仔ほむ「ホミャアアアアアアァァァァァーッ!!!!」


指の感触が…仔ほむの腕を潰した事を私に伝える…。続いて右腕も潰す…。


ほむほむ「ホビャアアアアァァァァーッ!?!?!?」

まどまど「マギャアアアァァァァーッ!?!?!?」


番も悲鳴をあげる…一応…悲鳴は許している…。仔まどは…目を見開いて姉を見ている…声が出せないようだ…。


 「…分かったかしら?…私の言葉は…お前達にとって絶対なのよ…後は親に聞きなさい…」

「…ホミ…ホミィ…」…オテテガ…イチャイヨ… ポロポロポロ…

 「…とりあえず…お前は喋っていいわ…後はよろしくね…」ポイッ… …ホミャッ!!…


両腕をダラーンとぶら下げた仔ほむを水槽に投げ込むと…番が急いで駆け寄り…抱き上げて舐めだした。…仔ほむの苦しむ声以外は聞こえない…。



473VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:48:33.09oJpjux9Z0 (7/10)


 「…さあ…次はお前の番よ…」


仔まどの入ったコップを手に取り…机の開いているスペースに傾ける…コロコロと仔まどが転げ出てきた…。

出された仔まどは、口をパクパクさせながらキョロキョロしていたが…。


仔まど「…ミャ…ミャ…ミャロローッ!!!」…タ…タ…タシュケテーッ!! ポロポロポロ…


…助けを求めて泣き出した…まだ『よし』は言っていないのに…。


 「…またなのね…お前は何回目なの?」ガシッ


仔まどの身体をつかみ、固定する…水槽の中の番が仔ほむを抱いたままこちらを見る…。


仔まど「ミャロッ!?!?ミャロローッ!!!ホミュラチャーッ!!!」ヤダ!?タシュケテーッ!!オキャーシャーン!! ジタバタジタバタ…


…ほむ種ごときが…しかもその子どもが暴れても逃げられるわけはないのに…本当に愚かね…。


 「…良く喋る口ね…それとも…耳が聞こえないのかしら?…今は『黙れ』よ…聞こえているの…?」

仔まど「ミャロローッ!!!ウェヒヒーッ!!!」タシュケテー!!タシュケテー!! ポロポロ… ジタバタ…

 「…聞こえていないようね…なら…仕方が無いわね…」


私は開いている方の手を仔まどに近づけて…今度は手加減無しに…仔まどの顔面に指をめり込ませた…。

ガゴゴンッ!!!
仔まど「ミ゙ャギョッ!!!」ブチブチブチ…


…ポトン…


ほむほむ「ホギャアアアアアアアアアァァアアアアアアァァァァァァーッ!?!?!?!?」

まどまど「マギョオオオオオオオオオォォオオオオオオォォォォォォーッ!?!?!?!?」


…水槽からほむほむとまどまどの…今までに聞いた事も無いような悲鳴があがる…。


「…」ビクン…ビクン…


…私の手の中に…首から上が無くなった…仔まどだったモノがある…痙攣を起こして…小さく震えている…。



474VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:49:04.44oJpjux9Z0 (8/10)


 「…あら?…案外脆いのね…まぁ…こうなるかもしれないとは思ったけれど…」

 「…静かになったわね?…もう喋ってもいいわよ…」


水槽を見る…そこには…泡を吹いて倒れている番と…ほむほむの腕の中で小さく痙攣し、血を吐いている仔ほむの姿があった…。


 「…仲良く気絶してしまったようね……でも…この仔ほむ…血を吐いているわね…」ヒョイッ… 

 「…死んでいるわ……ほむほむ…驚きすぎて…力一杯抱きしめたのね…」

 「…せっかく子どもが生まれたのに…残念ね…次の子どもは…躾を忘れないようにしなさい…」ポイ…

ベチャッ
「…」

「…ホ…ホ…」ブクブク…

「…マ…ド…」アワアワ…



「終わり」



475VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 06:52:26.03oJpjux9Z0 (9/10)

>>469
×餌皿もう空っぽになっていた
○餌皿がもう空っぽになっていた


476VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 07:34:26.08/Ca2A49c0 (1/1)

おつおつ素晴らしい
愛でと見せかけてのこの容赦の無さ、ゾクゾクした

ほむらちゃんはほむほむ嫌ってそうだから飼い殺しとかシリアスな虐待が良くハマるな
スポーツ感覚でほ虐を楽しむさやかちゃんとはまた別の趣がある


477VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/07/28(土) 07:45:02.210tIPOWmAO (1/1)

さすがほむらさんや!
微塵も容赦ない躾最高や!


478VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 08:01:18.04oJpjux9Z0 (10/10)

 「なぜ私だと分かったのかしら…?…名前は出さなかったはずなのに…」


正直俺は、さやかちゃんより、ほむらさんのセリフの方が書きやすいです。


479VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 08:35:14.498XRf3Beho (1/2)

>>478
ほむらちゃんみたいな感情出さないタイプのセリフって凄く書きやすいんだよね
さやかちゃんみたいに感情豊かなタイプは何回書き直しても違和感が出てしまう…orz





480VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/07/28(土) 08:53:07.33lYw3mRLjo (1/1)

ぬるいじめ?くらいに思って読んでたら、バッチリ仔が死んでゾクゾクした。
いま最初の嬉しそうに仔を抱いて出てくるところ読み返してる。この落差、素晴らしい。


481VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 10:44:37.33rxqHp7JI0 (1/1)

素晴らしいということを言ったうえで一言だけいうけど
ほむほむ達の家が段ボールだったのか水槽だったのか分からないんだけど……

しかし面白いのでまた書いてください


482VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 10:54:41.06Iezuhp1AO (1/2)

>>481
携帯からです。説明不足でスイマセン
大きめの水槽の中に箱を置いてるという設定です


483VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 10:58:23.44Z0NnZ6tIO (1/1)

水槽の中にダンボールでできた部屋があるんだろ
ハムスターだってケージの中に寝床用の小屋入れるだろ


484VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 11:02:17.04pSjqwB0P0 (1/5)

『もしも世界のほむ種が100匹だったら』

もしも世界のほむ種が100匹だったら。

その100匹には…
72匹の被ほ食種と
28匹のほ食種がいます

30匹がまどまどで
40匹がほむほむです

さやさやとあんあんは10匹ずつ
まみまみは少し少なくて、7匹います

3匹が希少種です

少ない割合で、稀に
おくたう"ぃあんやおふぃーりあん、きゃんでろろんがいます

更に稀に、くりーむひるとが生まれます


485VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 11:02:57.24pSjqwB0P0 (2/5)

ここで、ほむほむとまどまどだけの100匹の村を作ります

55匹がほむほむで、40匹がまどまどです
残りの5匹のうち、3匹がりぼほむで、2匹が白まどです

55匹のほむほむの中には、11匹のめがほむがいます

45匹が野良またはその子孫で
35匹が飼いほむ
20匹が野生です
野生のほむほむやまどまどはコロニーつぶしにあってしまったので
野良が数を逆転させています
しかし、野良は非常に弱いので、顔ぶれはすぐに入れ替わります

飼いほむ35匹のうち
食用で生産されているのが20匹
虐待されて死んでゆくのが10匹
死ぬ前に捨てられるのは4匹
愛玩されているのは、たった1匹にすぎません

野良ほむと野生ほむ65匹のうち
虐待用として拾われていくのは14匹
その場で虐待されるのは20匹
ほ食種に食われるのは30匹
孫までみることができるのは1匹です


486VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 11:04:48.33pSjqwB0P0 (3/5)

これくらいの割合かなぁと思って書いてみた。
まどポやってない人に補足すると
杏子が魔女化するとオフィーリアで、マミが魔女化するとキャンデロロ。
まあクリームヒルトも本編で名前出てないけどなんかみんな知ってるよね。


487VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 11:13:03.75Iezuhp1AO (2/2)


そんな感じかな。ほ食種は、SSに登場する回数に比例してそう。


488VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 18:39:43.40LunX3yUDO (1/1)


希少種はもう少し少ないイメージかなー。

キャンデロロは頭が紛失した胴体が稀に変化するとか昔ネタだけ考えたな
ホムリリィ? ほむほむ病の学名でよくね?


489VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:01:01.04L9i/BFKCo (1/24)

ご無沙汰です。貼ります。相変わらず長いです。救いもありません。


490VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:01:30.79L9i/BFKCo (2/24)

~メデューズ号の筏~


 「今日は早いな。よし。」


電車を降り腕時計に目をやると私はそう言った。ここは見滝原。結婚し、この見滝原にマンションを購入しもう7年になる。
現在夜の7時。こんなに早く帰れる事はあまりない。終電ギリギリにフラフラになりながらがデフォルトだ。だが今日のように仕事が早く終わった時、私は必ず寄り道をした。
飲み行く?いや…そうではない。私は自宅までの道のりを少し迂回し、見滝原公園へと向う。

この見滝原公園。市民の憩いの場となっていて私も休日は妻と子供を連れてよく来ている。広大な敷地に池があり緑が溢れる素晴らしい場所だ。特に今日は夜風が気持ちいい。
駅前の繁華街の喧騒が嘘のようにここは静か…

 
           ホビャァァァアアァァァァァアアァァァアァァァァアアァァァアァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 マギョギャァアァアァアアァアァァアアァァアァッァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

   マギャァァァアァァァアァァァァァアアァァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ホビィィィィィイィィィィィィィィィィィィィイィィイイィィーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



静かじゃない…ニヤリ… 今日も皆さん張り切ってやってらっしゃるようだ。
この見滝原市民に愛される公園には膨大な数のある生き物が生息している。そう、ほむ種だ。主にほむほむとまどまどだ。
私はこの生き物の事をこの土地にマンションを買い、暮らすようになって初めて知った。そして新しい趣味ができた。その趣味とは…もう言うまでもない。
私が公園に到着すると、すでに共通の趣味を持つ方々がおっ始めているようである。仕事で疲れた身体に糞虫の絶叫が心地よく響く。

今日は、皆さんにこの私の愛してやまない趣味について話たいと思う。どうか暫く付き合って欲しい。これについて知らなかった方が興味を持つようになってくれれば幸いだ。


「ホムゥ!!」ピョコーン! コンニチハ!

「ティヒヒ!ティヒヒヒヒッ!!」ミテミテ! コドモタチカワイデショ?

「ミャロ~♪」ゴハンチョウダイ♪

「ホミャーッ!!」チョウダイチョウダイ!!


辺りの様子を伺っていると、ほむ一家が近づいて来た。仔供を自慢している。餌をよこせと抜かしている。空腹なのだろう。
この糞虫。自らを勝手に可愛いと認識している。猫のように愛でられ餌を貰え飼って貰えると…。非常にぞんざいな扱いを受け続けているにも関わらずだ。
そして非常にドン臭い。野生動物失格レベルでだ。その辺は生物最強の繁殖能力で補っているのだが…。


「ホムゥー!!ホムゥー!!」コドモタチガオナカヲスカシテイルノ!!

「マジョーマドドォ…」モウスグダカラネコドモタチ…ナデナデ

「ミャドォ…」「ホミャァ…」オナカチュイタヨォ…


私の足元で餌をよこせと媚を売る糞虫達。不意に私は娘が生まれた時の事を思い出した。産声を上げる娘と大仕事を終えそれを優しく見つめる妻。
初めて娘を抱き抱えた瞬間、私は決意したのだ。家族に全てを捧げようと、弱音は二度と吐くまいと、もう何があってもくじけないと…。事実今日までそうして来た。
翻って、この糞虫供はなんだ?自らの糧も確保できず、仔供までダシにし危険に晒す。私はほむほむを踏み潰した。


「ボギェェエエェエェェエェェエエエエェェエェエエエエエッッェェェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ベシャァァァアァァァァァアァァアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ボムラヂァァァァァアアァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロ

「ミャロロオォォォォオオオーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」「ホミィィィイィィィイィィィィイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」ママガァァァァアァァ!!!!! ポロポロポロポロ


ほむほむの下半身はものの見事にペシャンコだ。泣き叫びながら番と仔供達が駆け寄る。何を悲しんでいる?人に近づく以上はこの程度のリスクは覚悟の上だろう?
違うのか?だいたいそのポロポロポロポロが非常に腹ただしい!私は会社の社員食堂から拝借してきた爪楊枝をカバンから数本取り出した。



491VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:02:03.93L9i/BFKCo (3/24)


「マギャァァァアァァァアァァァァァアアァァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチャブチャウゥゥゥゥウウゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! メガァァアァァァァァァァアッァ!!!!!!!!!!!!!!

「ミャギィッィィィィィイィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボミャァアァァアアァァアァァァァァァァァアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチュブチュブチュブチュゥゥゥゥゥゥウウッゥウウ!!!!!!!!!!!!!!

「マ゙…ドガァ゙…ア゙ァ゙ァ゙………」マ…マドマドォ… コドモチャン… ポロポロポロポロ ヒクヒク…


痛みでのた打ち回る家族に上半身だけになったほむほむは何も出来ない。まぁ五体満足なところで何も出来ないのだが…。愛する家族がもっと苦しむところを見るがいい。
今朝は雨だったので都合よく傘を持っている。もちろん先端は金属だ。さてとまどまどの股間に狙いを定めてと…うりゃ!!


「マァアァアァアアァアギャァァァアァァァアァァァァァアアァァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」グサァァァァアァアッ!!!

「マ゙ドガァ゙………」ポロポロポロポロ…

よしよし狙い通りだ。傘の先端はまどまどの股間に突き刺さる。次はガキ供だな。うりゃうりゃ!!


「ミャゴォォォォォォォォォォオオォオッォォォォオォオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボミャァアァァアアァァアァァァァァァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」グサッ!!!!グサァァァァアァアッ!!!!!


フハハハハハッ!!!!仔は的が小さいにも関わらずクリティカルヒットだ!!この趣味に魅せられて7年か…我ながら上達したものである。思い知ったか糞虫供。仔を育て
る能力もないのに、交尾ばかりしているゴミはこうされる運命なのだ!!


「マ…ド…カァ……」ヒクヒク…「ホ……ムラ……チャ…」ヒクヒク…「ミ……ィ……」ヒクヒク…「ミ……ャ……」ヒクヒク…


なんだ…家族揃ってもう虫の息か…。この趣味に魅せられて7年…私もまだまだだな…。
ほ虐スキルの上級下級を計る物差しに、どれだけ長時間どれだけ激しく糞虫を苦しめ絶望させたか?というのがある。今私がこの糞虫一家を蹂躙したのはせいぜい1分程だ。
これではカッとなって何かに当たり散らしているのとなんらかわりはない。今のは正にそれだった。この糞虫供の馬鹿さ加減が私の人生哲学とあまりにもかけ離れていたので
怒りで自分を見失っていた…。なかなかやるじゃないか糞虫…ニヤリ。油断できん連中だ。


「ホ…ア゙ァ……」ヒクヒク…「マ…ジ…ョ…」ヒクヒク…「ミ…ャ…」ヒクヒク…「ミ…ィ…」ヒクヒク…


わかって貰えただろうか?この糞虫供は人の神経を強烈に逆撫でする。そう…ある意味人心を支配するのだ。そこを制御し、律し、心を整える。そしてクールにエアを決める。
そこがほ虐の醍醐味になるのだ。うまく決められた時の爽快感はもうたまらない。本日1回目のアタックは失敗に終わってしまった。次に行こう次に…。この瀕死の家族は…
後で片付けよう。暫く放置だ。次のを探すか!そう思い直し私は歩き出した。すると、元いた場所あたりから何やら声が聞こえる。若い女性の声だ…。


「ホビャァァ……ホビィ………」デキルワケナイヨ…… ポロポロポロポロ…

「マジョォォオオ……マヒィィイ……」ムリダヨ…… ガクガクブルブル ポロポロポロポロ…

「ボ…ェ゙……」「マ゙…ァ゙……」「ミ゙……ィ゙……」「ミ゙……ャ゙……」ヒクヒクヒクヒク…


マミ「どうしてぇ?お腹空いてるって言ってたじゃない…///二人共お腹に赤ちゃんいるんでしょ…///生まれてくる仔供達の為にも一杯食べなきゃ…///」


「マジョォォォォォオォォォォオォオ……マジョ……マジョォォォォオオオ……」ナカマダヨ…マダ…イキテル……ポロポロポロポロ…

「ホヒィィイィィイ……ホビャァァアァァァアァア………」ソウダヨ……オネガイ……タスケテアゲテ……ポロポロポロポロ…

「ボ……」「マ゙……」「ィ゙……」「ャ゙……」ヒクン…ヒクヒクン……


マミ「そうよ…まだ生きてる…///新鮮で栄養満点だよ…///おいしいよ…///さぁお食べ…///」


「ホビャァァアアァァアァァアァア……………」「マジョォォオォォォオオォオ…………」フルフル! ポロポロポロポロ…


492VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:02:37.87L9i/BFKCo (4/24)


先程私が蹂躙した糞虫一家を金髪縦ロールの美しい少女が、互いに妊娠した糞虫の番に振る舞っている。私に近づいてきた馬鹿一家と同様、あの番も少女に餌を強請りに近づいたのだろう。
で、このザマだ…。全く救えない。しかし綺麗な少女だなぁ…///この公園でよく見かける。私と同様の趣味を嗜んでいる模様だ。あ、目があった…。


 ペコリ… ペコリ…


少女は瞳に笑みを浮かべながら私に会釈した。私も会釈を返す。年甲斐も無く照れてしまった…///
このようにほ虐プレイ中に同じ趣味の人間とバッティングする事は非常に多い。年々プレイヤーは増えているし、何よりここは超人気スポットだ。
こういう時、お互いに調子はどうですか?とか、そういう野暮な会話は一切しない。お互い軽く会釈をし、自らの作業に没頭する。これだけだ。こういうところも私は
気に入っている。ごちゃごちゃくっちゃべるより黙々と…。趣味はこうあるべきだ。かと言って、ほ虐好き同士の繋がりが全くないわけではない。現に今、私と少女は偶然
ではあるが、コンビネーションのエアを決めた形となった。どうだい?奥が深いでしょ?


マミ「何よ…///食べないの…///ひどい…///せっかく用意したのに…好き嫌いする子にはお仕置きね…///」スチャ!!


「マデァァアァアァァアァァァァァアァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチュブチュブチュブチュゥゥゥゥウウ!!!!!!!!!

「ボギャァアァアァァアアァァァァアァァアアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!マドガァァアアァァァァアァァアァァァアアァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロ

「ミャドォォォォォー!!!!ミャドォォォオー!!!!!ミャァアァァァァァアーーー!!!!!」ホンギャァホンギャァア!!!!!!


少女はまどまどの性器にラジオペンチを突っ込むと、器用に胎児を一匹掴み引っ張りだした。そして臍の緒を切断すると、胎児の頭をラジペンの先端で叩き潰した。


「ミャギッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチュッ!!!!! ……… シボウカクニン

「ホビャァァアアァァアァァアァアァアァァァァアァァァアァァアアーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マドォォォオオォォオオオオォォォオオオォォオオォオーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロ


マミ「うん///あなた達が心配だから口減らししてあげちゃった…///お礼はいいのよ…///さぁ残った仔達に栄養あげないと…///それとももっと減らす?///」スチャ!!


「マ、マドォォオオォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!マジョォォオオォォォォオォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」イヤイヤイヤ!!!!!! フルフルフル ポロポロポロポロポロ…

「ホ…ホビャァアァァァアァ……ホビィイ…………」ポロポロポロポロポロ… チラ……

「ホ…ビ…ィ…」「マ…ジ…ヨ…ォ…」「ミ…ィ…」「ミ…ァ…」ヤ、ヤメテ… ポロポロ… ヒクヒク…

「ホ…ホフゥ…ホムッフ……ホェ……」ゴメンネ…ゴメンネ… ポロポロポロポロポロ ベチャベチャニチャニチャ…

「マ…マフゥ…マフッフゥ…マホォ…マフッ……」ゴメンネ…ゴメンネ… ポロポロポロポロポロ グチャグチャベチョベチャ…

「ホ…ベ…ェ…」コドモチャンガ… ポロポロポロポロ「マ…ド…ォォォオ……」オネガイヤメテ… ポロポロポロポロ「ミ…ギ…ィ」タベナイデ…ポロポロポロポロ「ボ゙ミ゙ァ゙……」イタイヨォ……ポロポロポロポロ


「はぁあぁぁぁあん…///いい食べっぷりじゃない…ハァハア…///仔供達の為に完食するのよぉ…///リバースしたら罰ゲームなんだから…////」


「ホ…ウェ…ホビェ…ホブッ…フ…」「マ…マェ…マビェ…マブッ…フ…」ゲップ… コドモカンショク!! チラ…

「ア゙……ア゙ァ゙……」コドモチャンガ… ポロポロポロポ「エ゙…エ゙ェ゙」タベナイデ…タベナイデ… ポロポロポロポロポロ

「ホムッ!ホムッフ!!ホフゥゥウ!!」「マフッ!!マフッフ!!マフゥゥウ!!」ベチャベチャベチャギュチュギチャグチャ…!!!

「ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙……」「エ゙ェ゙エ゙ェ゙エ゙……」ィタィ…ィタィョォ…… ポロポロポロポロポロ…


493VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:03:10.85L9i/BFKCo (5/24)


マミ「ウフ…///がっついちゃって…///命乞いしてる瀕死の仲間を食べるなんて鬼畜の所業ね…///さぁ…もっとお食べ…/// 同 じ ほ む ほ む と ま ど ま ど を 」


「……ッ!!!!!!!!!!!!!! ホ…ホォ…ホォォォォオォオ…… ホベエェェエエエェエェエエェエエェエエェエェエエエェエエエエーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」エ……ナカマヲ…… ゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!! オエェエエェエエエェエエーーッ!!!!!!!!!!

「マゲェエエェエエェエエエェエエェエェエエーーーー!!!!!!マゲェエエェエエッ!!!!!!マゲェエエェエエェエエエェエエェエエエェエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」オエエエエエッ!!!オエッオェッ!!!ビチャビチャビチャァ!!!!!!!!!!!!!!!


マミ「あ。吐いた。物凄いリバース。仔を育む意思がないのね。最低。快楽だけを求めて後は知らないなんて親完全失格ね。もう仔供はいらないわね。」スチャ!!


「マギャァァァアァァァアァァァァァアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!ボブラ゙ヂァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」グチャグチャーーー!!!!!!ハラサカレ!!タイジツブサレ!!!!

「ボギャァァァアァァァアァァァァァアーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!マ゙ドガァ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」グチャグチャーーー!!!!!!ハラサカレ!!タイジツブサレ!!!!


見入ってしまった。物腰の柔らかい優しい態度と厳しく冷静な状況判断。番の腹からは蜘蛛の巣の様に臍の緒が伸び先端で胎児が潰れている。美しい…。
ここまで計算してやっているのか…。自らも恍惚に身を悶えさせ我を失っていがちではあるが、決め所は鮮やかだ。やっぱり若い子には敵わないか…。
私もこの街で生まれ育ち子供の頃からやっていれば、このレベルに達していたのかもしれない。おっといかんいかん…。上級者のアタックに見入るのも楽しいし勉強になるが
やはり自分で実践しないと上達はない。次へ行こう次へ。
この少女意外にも注目すべきプレイヤーは何人かいるのだが、今日は来ているのだろうか…特に…。まぁその辺りは見かけたらその時紹介していきたいと思う。
因みにだがこの見滝原。非常に美人が多い。暮らすようになって嬉しい事の一つだ。いや愛している異性は妻と娘だけだが、容姿鍛錬の異性が多くて嬉しくない人間はいないだろう?
おっといかんまた話が逸れた。次だ次!いたいた。


「ボビャァッ?!?!マドカァアァアーー!!!!!!!!!!マドカァァアァアァアアーーーーー!!!!!!!!!!!!」ハナシテーッ!!!マドマドタスケテエエェエ!!!!

「ホムラチャーーーン!!!!!!!!!!!!ホムラチャン!!!ホムラチャァアアァアアァァァーーーーーーン!!!!!!!!!!!!」ホムラチャンヲハナシテ!! ポカポカポカポカ!!!


ゴミ漁りしていた番を捕まえた。汚い。因みに糞虫の捕まえ方を説明しておこう。見つける→腰を曲げる→手を伸ばす→掴む。以上だ。ん?なんか呆れてないか?え?逃げるだろ?
あー逃げた場合か。逃げた場合は先程の手順に一歩前に出るが加わる。これだけだ。先程説明した通りこの糞虫マジ非常にドン臭い。そもそも頭がでかくて手足が短い。
全力で走ってもたかが知れる。そしてすぐコケる。と、そんな説明をしていたら思いつてしまったではないか!感謝する。私はほむほむを開放し、話しかけた。


「ホギィッ!!! ホムゥ……」ベシャン!! イタイッ!! グスン…

「ホムラチャン…」ダイジョウブ? サスリサスリ…


「いや驚かせてすまなかったね。君たち。そんなに怯えなくていいんだよ?実は君たちに提案があるんだ。」


「ホビァ…?」「マドォ…?」テイアン????


「君たち短い手足とでかい顔にコンプレックスを抱えているんだろ?」


「ホ…ホォ…」「マ…マジョ…」ホオニテエヤリ テアシミツメ… ションボリ…


「小顔脚長のモデルさん体型になる方法があるんだけど試してみないかな?」


「ホ、ホビャァッ?!ホムゥ!!ホムホム!!」「マジョォッ?!マド!!マドドドォ!!」ホ、ホントニッ?!?! タメスタメス!!!!! コクコク!!



494VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:04:07.21L9i/BFKCo (6/24)

「え?本当にいいの?これ結構深刻なデメリットがあるんだよ?ちゃんと聞いてから判断しなくていいのかい?」


「ホビャ…!!ホ…ホホ…ホォオ……」「マジョォ?!マァァァ……」エ?! ナニ?! コワイヨ… ガクガクブルブル…


「それはねぇ…かっこかわいくなりすぎちゃって仲間達から嫉妬されちゃうんだ。後、君達番なんだろ?他のほむほむやまどまどからモテモテになって困っちゃうよ?いいの?」


「………」「………」


「………」


「ホ…ホヒョヒョヒョヒョヒョヒョwwwwwwww マドカァーマドカァーwwwwwwwwwwwwwww」「ウェヒーwwwwww ウェヒヒヒヒヒヒヒィwwwwwwwwwwwwwwwwww ホムラチャンホムラチャwwwwwwwwwwwwwwww」ケラケラケラケラwwwwwwwwwwwwwww

「ホムゥ!ホムゥゥッ!!」「マドォ!マドドドォッ!!」ヤルヨ!!


「本当かい?良かった!嬉しいよ!道達は聡明で勇気があるね!じゃあここでちょっと待ってておくれよ!」


「ホムゥー!!ホムムムゥーッ!!」「マドドドォ!!ティヒヒ♪ティーヒヒヒヒ♪」ワカッタヨ!! ハヤクモドッテキテネ!! ピョンピョン!!


「わかったよ。直ぐ戻るからね!」ダッ


クククク…こいつら脳みそあんのかマジで…。私は公園にある改装中の売店の裏に向かった。確かこの辺りに…あった!!これだ。私はこの売店の改装工事で使ったと思われる
加工用の鉄板の切れ端を4つ、産廃が集めてある土嚢袋から取り出した。運が良い。明日には業者が持って行ってしまっただろう。その4つの15cm四方程度の鉄板の2つ
をV字型に折り曲げた。もう2つはU字型に曲げる。……。もうおわかり頂けたであろうか?ニヤリ…。それでは戻ろう!私は夏休みに虫取り網を持って外へ駆け出す子供のような
テンションで番のもとへ舞い戻る。


「おーい!おまたせおまたせ!」


「ホム?ホムゥゥゥウウ♪」「マドォーマドド♪」アッ! カエッテキタ!! オーイ♪ ピョンピョン♪


「待たせてしまってゴメンよ。でもちゃんと待っててくれて嬉しいよ!じゃあ早速はじめるね!順番は脚→腕→顔の順番だよ!仰向けに寝そべって目を瞑ってくれるかな?」


「ホムゥゥ!!ホヒョヒョ~♪」「チィヒヒヒィ~チィ~ヒヒヒヒッ♪」ワカッタヨ♪ ネコロガリ メギュットトジ♪


「アハハハハハハwwwwwwwwwwww」 「ホヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョwwwwwwwwwwwwwwww」 「ティーヒヒヒヒヒヒィィィィwwwwwwwwwwwwwwwww」


糞虫達と私のテンションがシンクロした瞬間だった。子供頃友達と日が暮れるまで遊び回った楽しい思い出が蘇る。糞虫達の期待に応えるべく、私は番の股間にV字の鉄板を優しく添える。


「ホム…///」「マデョ…///」ワクワクテカテカ…///


そして次の瞬間、全身全霊の力を腕に込め、鉄板を地面めがけて勢い良く押し付けた!!うるぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁあーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!



495VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:04:35.28L9i/BFKCo (7/24)


「ボッギッャアアアアアアァァアアァアアァアアァアアアアアアアアァアアァアァァアアァアアァアァァァアアァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブッチャァアァアァアァアアァアァアアアーーーーッ!!!!!!!!!!

「マ゙ッギッャアアアアアアァァアアァアアァアアァアアアアアアアアァアアァアァァアアァアアァアァァァアアァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブッチャァアァアァアァアアァアァアアアーーーーッ!!!!!!!!!!


うっひょぉぉおおぉぉお!!!!番の股は鉄板で綺麗に切れ上がった!少女時代だ少女時代!!フォトショ全開!!小汚ねぇえぇえ!!!!!!!!!!


「マ゙ドガァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ッ!!!!!マ゙ドガァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ーーーーーーーッ゙!!!!!!!!!!」「ボム゙ラ゙ヂァ゙ッ゙!!!!!!ボム゙ラ゙ヂァ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ーーーーーーーッ゙!!!!!!!!!!」イタイイタイヨォォオオ!!!!!


激痛にのたうち回る番。間髪入れずに私は番の脇にV字の鉄板を全力で押しつけた。おらぁ!!おら!!おら!!おらぁあぁあああっ!!!!!!!!!!


「ボギャアァアァアーーッ!!!!!!ボギャアァアァアァアアァアァアァアアーーーーーーッ!!!!!!!!!!」「マ゙ギャアァアァアーーッ!!!!!!マ゙ギャアァアァアァアアァアァアァアアーーーーーーッ!!!!!!!!!!」ノタウチマワリ!!!!!!!!!!!!


うん!見事なモデル体型だ!そんなに涙を流し絶叫して感激してくれるなんて嬉しいよ!!さあ仕上げに小顔にならないとね!私は今度はU字型の鉄板を同じ要領で番の
顔に押し付け一気に力を込める。うらららららーっ!!!!!!!!!!!!!!!


「ボッ!!!!!!!! ァ゙…………」「マ゙!!!!!!!! ェ゙…………」


「あ…」


「」「」


し、しまった…。いくら生命力の強い糞虫でもヘッドショットは一撃だった…。あまり苦しませず楽に逝かせてしまった…。はしゃぎすぎてまたやってしまった…。
やはりこの糞虫どもは侮れない…。糞虫を制圧していたつもりだったが心は糞虫に支配されていたわけか…。くやしぃ…次だ!次!! あ…


杏子「………」

  「………」

杏子「ファ……」スタスタスタスタ…

  「………」


あの女の子だ…。ポニーテールと八重歯が可愛らしいお嬢さん。この公園でよく見かける。てかここに住んでいるのか?おいおい大丈夫か?日本…。
あ!やっぱりそうだあんな所に寝床が…。いや…結構快適そうだな…。しかし夏は暑いし冬は寒いだろ…。
このポニーテールの少女。このほ虐のメッカに住居を構えているのにも関わらず、ほ虐に一切の興味を示さない。先程私にしたように、ようやるわ…というような目で
呆れ気味にプレイヤーを眺めるのみだ。楽しいのにな…。


杏子「うっ!うわぁあぁあぁぁぁあぁぁあーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


うおっ!びっくりした。なんだいきなり…。あ!


「ホビィッ!!!!ホ、ホビャァアァアァアァァアーーーーッ!!!!」ミ、ミツカッタァアアァアアーーーッ!!!!

「マディョオォォオォオーーーッ!!!!!!!!ホムラチャンッ!!!」ニゲルヨ!! ホムラチャン!! コドモタチ!!

「ミャドォ!!ミャフゥッ!!」「ホミャッ!!ホミャッフッ!!」ベチャベチャ グチャニチャ



496VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:05:09.80L9i/BFKCo (8/24)


寝床に少女が置いておいたポッキーを糞虫一家が盗み食いしたらしい。逃げる糞虫。意地汚く尚もポッキーにしゃぶりつく糞虫の仔達。なんなく家族そろって少女に捕獲された。
マジなんなのこいつら…。


「ホ、ホ、ホ…ホヒィィィィイイイ…」「マジョ……マ……ホ、ホムラチャ……」「ホミャァァァアァア…」「ミャドォォォオオオォ…」ガクガクブルブル…


杏子「ハァアアァアアアァ……」ガックリ…


糞虫一家は細い木の枝を、服の背の部分にうまいこと通され横一列に洗濯物状態で吊るされた。それを見て少女は深い溜息をつく。多分あのポッキーが今日の夕食だったのだろう。
寝床でゆっくり食べるつもりが糞虫に集られて…かわいそうに…。少女は見るも無残なポッキーに目をやる。汚い食べ方だ。チョコはベチャベチャ。クッキーは唾液でふやけている。
糞虫一家なら一本ありゃ充分だろうに。文字通り虫食い状態だ…。いつもシラケ気味な少女の目に怒りが感じられる。少女はポッキーの残骸を一箇所に集めて火を点火した。

メラメラメラメラ…


「ホ……ォ……」「マ……ジョ……」「ホ……ミャ……」「ミャ……ド……」


火はいい具合に燃え盛る。少女は更に燃料をくべ、炎を保持した。そして一際長い鉄の串を取り出した。バーベキューなんかで使うあれだ。まさか…あ…やっぱり…。


杏子「~♪」


「ミ゙…ャ゙…ァ゙…ドォ゙ォ゙オ゙オ゙ォ゙ォ゙オ゙……ミャガァァァァアァア…!!!!!!!」ミチミチミチミチ… ブチャァアァァアァァアアーーッ!!!! クシカンツウ!!

「ホビャアアアァァアァァァアァアァアアァアーーーーーーーーーッ!!!!!!!」「マドォォォオォォォオォォオオオォーーーーーーーーッ!!!!!!!」「ホミャァアァァァァァアァァアアーーーーーーーッ!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロ ジタバタジタバタ


仔まどが串刺しになって行く。それを見て泣きながらもがく宙吊りの糞虫一家。お、次はほむほむか。


「ボ…ビ…ィ゙…イ゙ィ゙…イ゙ィ゙イ゙ィ゙ィ゙イ゙……マ゙ドガァァァァアァア…!!!!!!!」ミチミチミチミチィ…!!!! ブチュチュゥゥゥウーーッ!!!! クシザシカンツウ!!

「ホムラチャッ!!ホムラチャッ!!ホムラチャァァァアァァアアーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ホミィィィイイーーー!!!!!!!!ホミィィィィィイイィイィーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロポロポロポロ


で、もってまどまど。最後に仔ほむだ。


「マ゙…ギ…ィ゙…ャ゙…ア゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙……ボムラヂァアアァア…!!!!!!!!」「ボ…ミ゙…ャ゙…ァ゙…ア゙…ア゙ァ゙ア゙ァ゙ア゙……ホミァァアァア…!!!!!!」ブチブッチュブチュチュゥゥゥウーーッ!!!! クシザシカンツウ!!


綺麗な糞虫一家の串刺しが完成した。皆、性器から突っ込まれ口まで貫通させられ、同じ方向を向いている。間抜けだ。間抜け極まりない。糞虫達の涙に溢れた目は少女に
向けられ。こう訴えている。どうしてこんな酷い事をするの…?と…。いやいやいやいや!!そんなのお前等が少女のポッキーに集ったからに決まってんだろ!!少女は
やむを得ず、おまえら一家を夕食にする事にしたんじゃないかよ。だいたいどうしてこいつらは、無関心な少女まで敵にまわすかね?これは天性のものか?全く救えない…。
少女は糞虫一家の串刺しを火にクルクルと炙りだした。


「ボギャァアァァァァァアァァァァァアーーーーーッ!!!!!!!」「マギャァァァアァァァァァアアーーーーーーーーッ!!!!!!!!」「ミ゙ャァアァァァァアァアァアアーーーーッ!!!!!!」「ミ゙ィィイイィィイィイイーーーーーッ!!!!!!」アツイヨォォォオオ!!!!! ポロポロポロポロポロ


あ、この際だ。みなさんにほ食の今について説明しておこう。私は会社の同僚なんかによくこう言われる。「見滝原ってほむほむって小動物食べるんだろ?」と。
結論を言うと 食 べ な い だ。
え?有名なんじゃないの?だって?うん…まぁ…多少はな…。あれである。東京の佃島なんかに行くと、今でも蝗の佃煮が売っている。あれに近い。東京の下町で生まれ育って
も昨今、好んで蝗の佃煮を食べる人間は殆どいない。その程度のものだ。更に言うとほむほむやまどまどは戦中戦後の貧しく辛かった頃の事を思い出すと、お年寄り程敬遠する。
そもそも元から不衛生極まりないうまくもないこの糞虫を無理して食う理由なんて現代社会で全く無いのだ。お分かり頂けたであろうか?少女の深い溜息はそう言う理由からである。


497VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:05:40.49L9i/BFKCo (9/24)


「ホ…ビャ…マ…ド…カ…ァ…」「ホ…ム…ラ…チ…ャ…」「ミ…ィ…」「ホ…ミ…ャ…」コンガリ ホカホカ ムシノイキ…


とかなんとか言ってる間に糞虫の串焼きが出来上がったようだ。出来は完璧のようだが、少女はそれを微妙な顔で眺める。そして一番上の仔ほむに齧り付いた。


「ミ゙ッ゙!!!!!!!!!!!!」アタマクイチギラレ!! シボウカクニン!!

「ア゙…ア゙…ァ゙……」「マ゙…マ゙…マ゙ァ゙…ド……」「ミャ………」コホムチャン…… ポロポロポロポロポロ


しかし、この糞虫達の生命力は大したものだ。串刺しにされ、火でこんがり焼かれてもまだ生きている。頭を食いちぎられようやく息絶えた。仔ほむを平らげた少女は
より一層微妙な表情になり、また深い深い溜息をついた。


杏子「ハァアァアアァアー………。………。いや…駄目だ…。」ガブリ!!


「マ゙ッ゙…!!!!!!!!!」クイチギラレ!! シボウカクニン!!

「マ…ドカァ…マドカァ……」「ミ…ャ…」ポロポロポロポロポロポロポロポロ

「ボッ゙…!!!!!!!!!」「ミ゙ャ゙ッ゙…!!!!!!!!」クイチギラレ シボウカクニン!!


糞虫一家は少女の胃袋に収まった。完食後、少女は深い深い溜息をまたつくと、ゴロンとそのまま横になってふて寝してしまった。が、私は彼女が途中食べるのを辞めるのを
思いとどまったのを見逃さなかった。食べ物を粗末にするのが嫌だったのだろう。なかない良い子じゃないか。今度ポッキーを一箱こっそり寝床に置いておいてあげよう。
おっと、少女の見事な料理の腕に見入ってしまって、自分のやる事を忘れていた。次だ次。いたいた。


「マドォォォオォオーーーーーッ/////マドッマドッ/////ホムラチャァァァァァーーーーーーーッ////////」バコバコバコバコバコバコバコ!!!!

「マドカァアァァアッ/////マドカマドカァァァァアァッ/////マドカァァァアァーーーーーッ/////////」アヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘ/////


交尾してやがる。全く所構わず、節操もなく、仔を育てる能力もなく、全くもって腹ただしい!!私は交尾中の番を怒りを抑え軽く蹴り飛ばした。


「マギョォォォオォォォオォッォオォーーーーーーーッ!!!!!!!」「ホビィィィィイィィィィイイィィーーーーーーーッ!!!!!!!」ゴロンゴロンドテーーンッ!!


ゴロゴロ転がりながら横転する番。痛がっているが繋がったままだ。


「ホ、ホビャァァァァアーーッ!!!!ホビャッ!!ホビャアァァアァァーーーーッ!!!!」「マギョギョォォオ?!?!?!?!マギョォォォォオォォオオーーーーーッ!!!!!!」ニ、ニ、ニ、ニンゲンダ!!!ニゲロォォォォオオッ!!!! ヨタヨタ…ドテーン!! ヨタヨタ…


繋がったまま逃げようしてやがる…。マジこいつら遺伝子に傷がありまくりなんじゃないのか?おっと連続で不本意に終わってるわけで…ここはクルーにインテリジェンスに
エアを決めないとな!!よし!!ちょっと趣を変えてみよう!!


「ごめんごめん!待ちなよ。ちょっとまどまどに用があるんだ!」


「ホビャァ…? マドカァ…?」エ? マドマドニ…? 「マドォ…?」ナンダロウ…?


「あらためてゴメンよ…。考え事をしててさ、足元に君等がいるのに気づかなかったんだよ。で、ちょっとまどまどに話があるんだ。」ヒョイ


498VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:06:32.56L9i/BFKCo (10/24)


「マギョギョォッ!?!? ホムラチャンホムラチャァーーン!!!!!」アッ!! ハナシテー!! ジタバタ!!

「ホビャァァァァァアァァーーーーッ!!!!! マドカァーーッマドカァァァッァアァアーーーーッ!!!!!!」マドマドヲハナシテッ!!! ピョンピョンピョン!!!!!


「おいおい。そんなに騒がないでくれよ。本当に、本当にちょっと話があるだけなんだ。何もしないよ!!凄く大事な話で、ほむほむには今は教えられないんだ。だから
 ちょっとまどまどに頼みたいんだよ。内容は後でまどまどから聞けばいい。本当に本当にそれだけだ!!誓うよう!!」


「ホ、ホムゥ…?」ホ、ホントニ…?

「マジョォ…マド……」ナンダロウ…チョットキニナル…


「ほんのちょっとほんのちょっとなんだ。ほむほむはここで待っていてくれないかな?頼む!このとおり!!」


「マドォ…ホムラチャン!!」チョットイッテクルヨ!!

「ホムゥ…マドカァァア……ホムホム…」マドマド…ハヤクカエッテキテネ… グスン…

「チィヒヒ♪ティヒヒヒヒ♪ホムラチャン♪」ダイジョウブ! シンパイシナイデ♪


「ありがとう!ごめんよほむほむ。すぐ終わるからね!!さぁまどまどちょっとこっちへ。ニヤリ…。」


「ホムーッ マドカァーーーッ」キヲツケテネー!

「マドーマドドー♪」テェフリフリ


「ヒソヒソ…さぁ早速話すね。ほむほむが心配してるから手短にね。実はまどまど…。君を飼いたいんだ…。」


「マギョギョギョギョギョギョォォォォォォオォォォオオーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」エエェエエエェエエエッ!!!!!! ホントウニッ?!?!?!?!?!


「ヒソヒソ…あぁ…ホントさ。君はこの辺を見渡す限り、一番の美まどだからね!!人目で気に入っちゃったよ♪ プッ…クスクス…」


「マドォォオ…/// ティヒヒヒヒヒッ♪」ソレホドデモ…///


「でもね…一つだけ問題があるんだ…。飼えるのは君だけなんだよ…。番のほむほむとはお別れしてもらう…。」


「マギョッ?! マドドドドォ……」エ…ソンナ…


「ちゃんと理由があるんだよ…。家にはもう既にりぼほむがいるんだ。そろそろ適齢期でね…。君をお嫁さんにって思ったんだけど… くっ…バフンッ…」


「マギョギョォォッ!!! ホムラチャ…」エッ?! リ、リボホム…?!?!?!?!


「あぁ…なかなかの美りぼほむだよ。どうするまどまど?家にお嫁にきてくれるかい…?」


「…………」


「って、無理だよね…。大事な番がもういるもんね…。すまなかった…。ごめんよ変な事を聞いてしまって…この話は無しだ。本当にゴメンよ…さぁほむほむの所に戻ろう…」



499VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:07:00.39L9i/BFKCo (11/24)


「マジョッ!!マジョッ!!マドドドドドドドドドドドドドォォォォォォオオォオォォオオオォォォオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」マッテ!! イク!! イクヨ!! イヤオネガイシマス!! ゴシュジンサマ!!


「本当かい?やったー!!!うれしいよまどまど!!じゃあ今の番にお別れを言いに行こう。こういうののコツはね、徹底的に突き放すんだ。いつまでも君の事を引きずったら
 番のほむほむは前に進めなくなっちゃうだろう?ここは悪役に徹するんだ。」


「ウェヒィーッ!!ウェーヒヒヒヒヒヒヒィwwwwwwwwwwwwwww」ワカッタヨ!! ゴシュジン!!


「うんじゃあ。ほむほむにお別れを言いに行こう!(ぶっはwwwwよく耐えた俺wwwwマジ吹き出しそうになったわwwww)」


「ホ、ホムゥゥーーーーッ!!マドカァーマドカァー!!」アッ! マドマドオカエリ!! ヒドイコトサレナカッタ? グスン…

「………」

「マドカァ?」

「テヒィィィィヒィーーーーーッ!!!!!」ボコッボコォッ!! ハラパンレンダ!!

「ホゲェエエェエエェエエェエエェエエェエエエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」ビチャビチャビチャ!! リバースアンドウズクマリ!!!

「ウェーヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィィィwwwwwwwwwwww」ガッスガス!!! ガンメンフミツケマクリ!!!

「ホギャ!!ホギィッ!!ホビャァァァァァァァァアァアアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「マッ!!!!」ペッ!!!

「ホビィッ!!」ベチャァア!!!

「マドド!!」シネクソムシ!!

「ア゙…」ポロポロポロポロポロ…

「マドオ~♪マドドォ~♪」ゴシュジーン♪ テテテテテテテ♪


「よく頑張ったねまどまど。さぁお家へ帰ろうか!じゃあほむほむそういうわけなんで。」


「マドォ~マドドォ~♪」ゴシュジンゴシュジーン♪ スリスリ…///

「ア゙…マドカァ…マドカァ……」ソンナ…マドマド… ポロポロポロポロ…


別にフル凹にしろなんて一言も言ってないんだが…。私まどまどを肩に乗せその場を後にした。糞虫が頬をスリスリして甘えて来やがった。鳥肌が立つ。いや…まだだ…。
ここは堪えろ。冷静になれ。そう言い聞かせ私は池の鉄柵の前まで来た。良く頑張ったぞ。ポジションも絶妙だ。まだ、愛するまどまどの姿がほむほむから確認できる位置だ。
よし!!コレは何気にかなりの高難度のエアだぞww いくぞ!!!私はまどまどの両足を鷲掴みにするとそのままなんども池の鉄柵に叩きつけた。



500VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:07:40.98L9i/BFKCo (12/24)


ガンガンガンガンガンガンッ!!!!!!!!!!!


「マギャァ!!マギィィ!!マギョォォ!!マデェアァ!!マギャァァァアァァァアァァァァァアアァァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」イタイ!!イタイヨォォォオ!!! ゴシュジン!! ゴシュジーン!!!!!


第一エア成功!!まどまどが鉄柵に叩きつけられる音で、池の鯉が大量に集まってきた。そこへまどまどをいーーーーんっ!!第二エアだ!!!そりゃ!!! ボチャン!!


バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャッ!!!!!!!!!!!!!!!!


「マギャアアアアアァァァアアァアアァアアァァアアアーーーーーーーッ!!!!!!!マギャァアッ!!!!!ホムラチャッ!!!!ホムラチャッ!!!!!ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーー!!!!!!!」タスケテ!! ゴシュジン!! ゴシュジーーーーーン!!!!!


誰が御主人だボケ。ゾンビのように群がる鯉に啄まれる糞虫は必死に私に助けを乞う。誰が助けるか汚物。あ?りぼほむ?んなもんいねーよ。鯉さんお腹いっぱい食べてね♪
物凄い勢いで、まどまどはまどまどの形を失っていく。ごらんよほむほむ!愛するまどまどが鯉に食いちぎられているよ!思う存分絶望するがいい!そして大丈夫だよ!
君もすぐに同じ所に連れて行ってあげるから!さぁ泣け!!叫べ!!絶望するがい!!って…あれ……ほむほむいない……確かにそこにいたのに……。
瀕死だし、ドン臭いしで、見えない所まで移動なんて無理だし…。


「ボオォォォォォォオオギャァァアァアアァアァアァァァアアァァアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」アシガァァァアアアアァァアァァァアアアッ!!!!!!!!!!!!!! ポロポロポロポロポロ


え?叫び声…。いったい…あっ!さっきのほむほむ…あの少女は…。

まどか「なんで…?ねぇなんでほむらちゃんを馬鹿にするの?調子にのっちゃったの?駄目だよ!こんなの絶対…絶対おかしいよ…!!」ズルズルッ!!!!!!!


「ボギャァアアァアァアァァアアァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」イタイ!! イタイヨォ… ポロポロポロポロポロポロポロポロ

「ホムラチャンホムラチャン!!!!」「ミャドォォォオ!!!!ミャァァアアァア!!!!!」「ホムラチャーーーーンッ!!!!!!!」「マドォォォオオ!!!!ホムラチャーン!!!!!」「ミャァアァァアアーーーッ!!!!」ポロポロポロポロポロポロポロポロ


またあの子か…。エスカレートしてる…。今日は野菜の皮むき器を持ってほむほむの黒タイツを削ぎ落としてでっかいボウルに放り込んでいる…。ご丁寧にエプロンに三角巾
まで被って…まぁかわいいけどな…。以前は無理やり脱がすだけだったんだが…。足元には家族と思わしき大量のまどまどと仔まどが泣き叫んでいる。
黒タイツを剥がされたほむほむは家族めがけて投げ落とされる。どうもこの少女。ほむほむの黒タイツがどうしても許せないようだ。証拠にそれ以外には目もくれない。
ターゲットはほむほむと仔ほむの黒タイツのみだ。私と同じ趣味……ではあるが……なんか違うような……。


「ア゙ァ゙………マド……カァ……マ゙………」ポロポロポロポロ… ヒクヒク… ガクリ…

「ホムラチャン…? ホムラチャァァアアァァアァアアァァアァァアアァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」「ホミュラチャァアァアッァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」エ… ダ、ダメェェエエェエエーーッ!!!!!! ポロポロポロポロ…


少女の足元でたくさんの母子家庭が誕生し、娘や姉や妹がいなくなっていく。残されたまどまど達。これはかわいそうだ。見ていられない。よし行くか。私は少女の足元の
まどまどの群に手を伸ばした。因みに少女は作業に夢中で私の事なんかに気づかない。若者の集中力は凄いな。
さてと…あったあった。会社から持ってきた事務用ハサミと…。ジョキン!!バチンッ!!


501VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:08:40.89L9i/BFKCo (13/24)

「マギョッ?! マギャァァァアァァァアァァァァァアアァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!マ゙レ゙ロ゙ォオォォォオオーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!グェエェエエェエエエエエーーーーーーーッ!!!!!!!!」

「ミャラァァアアァアァァァァァァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! レェエエエッェエエェエエエーーーー!!!!!!!!!!!!グェエエエエェエーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」


私はまどまど達の下唇と舌を次々と切断して行ってあげた。激痛によってドン臭い番の死という悲しい出来事を紛らわせてあげたっかったのだ。
あ、そうそう、私はよく人から「 優 し す ぎ る 」という欠点を指摘される。第三者から見ればそういうふうに映るのかな?まぁ、間違っていないのかもしれない。
現に理由のもう一つは、少女の苦痛を和らげる為だ。この糞虫が ホムラチャン! と発する度に少女の苛立ちや焦燥感が増しているように見えたのだ。確かにむかつくよねこいつらの
鳴き声。ここまで無駄なく人の神経を全身で逆撫できるなんてあるいみ芸術品だわおまえら。私は少女と一緒に作業に勤しんだ。


「ホゲエッ!!!!!ホゲェェエエェエエェエエェエエエェエエエエエエエェエエエエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」クロタイツソガレ!!!!!!!!!!!!!

「ボミャッ!!!!!!!ボミャァァァアァァァアァァァァアァァァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」クロタイツソガレ!!!!!!!!!!!!!!!

「マギェェエッッ!!!!!!!!!!マゴッォォオップッ!!!!!!!!!!!!ゲェェエエェエエェエエェエエエッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」シタクチビルトシタキラレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ミャギィエエエェッ!!!!!!!ミャゴォォオップッ!!!!!!!!!!!!!ミィゲェエェエエエェエエエエッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」シタクチビルトシタキラレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


作業をしていてある事に気がついた。私のスキルはこんなに高かったか?こんなに手際が良かったか?はっ!そうかそういう事か!!みなさんはテニスをやったことがある
だろうか?まぁ競技としての試合ではなく、遊びのラリーを想像してほしい。学生時代私と友人どちらもテニス未経験者同士ではラリーはろくすっぽ続かなかった。だが
そこにインカレに出場した友人が加わるとそれは一変した。違うのだ球の回転の質が。素人の私が気持よく打ち返せるのだ。そして勘違いした。私はテニスの才能があるんじゃ
ないかと…。

まどか「おかしいよ…こんなの絶対おかしいよ……ブツブツ……」ズリッ!!!ズリリリリッ!!!


「ホビャァァァァァァァァアァアアアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!マドガァァアアァァァァアァァアァァァアアァァアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロポロポロポロ


「……」ジョキンッ!!パチンッ!!!!


「ボムラッチャッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!マゴェェエェエエェエエエエェエエェエエエェエエエエェエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロポロポロポロ


この少女。何気に相当のスキルの持ち主なのだろう。この私がこんなに上手に虐待ができるなんて…/// ひょっとして私はほ虐の才能があるんじゃないか?いや!いかんいかん
思い上がりだ。今、私がこうして素晴らしいアタックを決めているのは、少女に多くの部分を依存しているからだ。サポートに徹しよう!!
それにしても楽しい!!!!!試合で無双する一流のプロアスリートの気分はこんな感じか?などと考えながら私は作業に没頭した!!たまんねーっ/////


「ホギャァアァァァァアアァアアアァアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」「マドカァァァアァァアァアーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」「ホビィィィィイイィィィィイイィィィイーーーーーッ!!!!!!!!」「ボミャァァァアァァァアァァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

  「ボムラヂャッ!!!!!!ボムラヂァァァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!」「ミ゙ャロ゙ォォォォオオォォォオーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」「マギェエェエエェエエェエエエーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」



「おかしいよ!おかしい!絶対おかしい!!こんなのぜっ…………。………????………ペコリ……」

「……………ペコリ………」


球切れだ。楽しい時間は終わってしまった。全ての糞虫の黒タイツを剥ぎ、下唇と舌を切断し終えた時、私と少女の目が初めて合った。お互い黙って会釈だ。ペコリ…
ボウルは黒タイツと舌と下唇で満たされている。しかしでかいボウルだな。この子が一人で運んできたのか…?辺りを見回す。一面に瀕死のほむまどと死体が転がっている。
とりあえずそれらもボウルに集める事にした。


「ギ…ギ…ギ…マド…カァ……」「ホビュ…レ…テァ…」「」「」「」「」「」「エ゙…ェ゙エ゙……」「ボ…ビャ……」「」「」「」「」「」「」「」シシルイルイ…


ボウルが山盛りになった。結構な重さだ。少女と二人で担いで邪魔にならないように端に寄せる。とりあえずこれでよしと…。これも後で片付ける事になる。


まどか「………」ペコリ…

「………」ペコリ…


ひとしきり作業が終わった所で、少女は深々とお辞儀をして向こうへ行ってしまった。これはご丁寧にどうも…。私もお辞儀で返す。礼儀正しい良い子だな。親の躾が
行き届いているのだろう。はぁ…楽しかった…。今度見かけたらまた一緒にやってもらう事にしよう。さぁ次だ次!!次もやるぞぉっ!!!ん……?


502VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:09:29.24L9i/BFKCo (14/24)


「ミャロ……ミャ……」「ホミュゥゥ…ホミャァ……」オニャカチュイタヨォ…… ポロポロポロ……

「ホムゥ…ホッ!!ホムゥゥゥゥウー…………」シィーー シズカニ……ミツカルヨ……

「マドォ…マドォォ…」ガマンシテネ… ナデナデ…

「ミィ……」「ミャ……」シクシク…

「ホムム……」「マドド……」「マドォ…」「ホムゥ…」スグイナクナルヨ…シズカニ…


今、私の右横に位置する草むらにほむ一家が隠れている。いや…この家族だけではない…。群だ。本人達は隠れているつもりだろうが、臭い匂いでバレバレだ。てか丸見え。
狙いは私の左側に位置するゴミ籠だな…。ニヤリ…よし!こいつらが次のターゲットだ。
因みにほむほむまどまどは臭い。非常に臭い。排泄の際ほむほむは黒タイツにまどまどはフリフリ謎下着にベッチョリと糞尿が付着するからだ。本人達にはそれがセックス
アピールになっている模様だが、人間には不快極まりない。糞虫と呼ばれる所以だ。

「わーゴミ箱がいっぱいだー片付けないと(棒)」


「ホ、ホビャ…」「マギョ…」「ホミャ…」「ミャド…」「ホムゥ…」「マドォ…」「ソンナノッテナイヨォ…」ソンナ… ションボリ…


私はゴミ籠の中のビニール袋の口をギュッと結び、集積所のコンテナに投げ込んだ。この集積所。鉄壁の害獣対策されており、漁るのは無理だ。そしてまっさらのゴミ袋を何枚か
集積所から持ってきてゴミ籠に被せた。


「うん!街の美観が保たれ気持ちがいいやー(棒)」


「ホミィ…ホミィィイ」「ミャドォォオ……」シクシク… 「ホ、ホムゥ…ホムゥー…」「マドォ…」ガマンシテ…コドモタチ… ナデナデ…


「あー良い事したらお腹がすいたなー。そういえばアンパンがあったんだ!いただいきまーす!(棒)」


「ホムゥッ!」「マギョォッ!」「ミャァァアァア!!」「ホミィィイイ!!」ヨダレダラァ~・・・・


クククク…草むらの群はアンパンに釘づけだ。こいつら甘いものが大好きだからな。てか人間の食べ物を好むって事自体が言語道断だ。制裁が必要だな。


「うーんやっぱりお腹がいっぱいだぁ。一口しか食べてないけど捨てよう。さぁ早く帰らないとー(棒)」スタスタスタ


「ホム…」「マド…」「ホミュ…」「ミャド…」「ホホ…」「ウェヒ…」「ホヒュ…」「チヒ…」


私はあんぱんをゴミ籠に投げ込みそのままスタスタと早足で物陰に隠れた。このままジッと少し待つ。確認?そんなものしなくてもわかるんだよ。まぁ見ていてくれたまえ。


「ホムゥゥゥウウッ!!!!!!ホヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョwwwwwwwwwwwwwwww」「ウェヒィィィイイwwwwwwwwwwwウェヒ!!ウェヒィィィイイイwwwwwww」「ホミャァァアァァアアwwwwwwwwwwwwwww」「チィヒヒヒヒヒィwwwwwwwwwwwwwwww」


糞虫の群の歓喜の声がここまで響いてきた。な?大丈夫だろ?もうこうなると連中は馬鹿なので横でその様子を逐一観察しても気づかない。あんぱんに全てがロックオンされて
他の事に全く気が回らなくなるからだ。じゃあゆっくり観察するとしようか。




503VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:10:03.17L9i/BFKCo (15/24)


「ホムゥッ!!ホムホムゥッ!!」イッテクルヨ!! エッヘン!! 「ウェヒーッ♪ ホムラチャンホムラチャン♪」ガンバッテ!! 「ミャロォ~♪」「ホミャァ~♪」ママタチカッコイイ!!「ホムゥッ!!ホムホム!!」ミンナイクゾーッ!!「ホムーッ!!!!!!」オオーーッ!!


家族の熱い歓声を背に群のほむほむ達がゴミ籠を登って行く。網に手を掛け必死だ。これも家族の為か…ご苦労さん。総勢20匹くらいかな?最後の一匹が登りきり籠の中へ
入って行った。


「ホムムゥゥゥゥウーーーー!!!!!」トッタドーーッ!! 「ウェッヒィーーーッ♪ホムラチャンホムラチャン///」ステキ…/// クネクネ…/// 「ホミャァ~!!」「ミャロォ~!!」ママタチカッコイイ♪


はい登場の合図いただきましたー♪私はゴミ籠に近づくとゴミ袋の口をギュッと縛った。糞虫大量にゲットだぜ!!!!!


「ホムゥッ?!?!」「ホ、ホビャァッ?!」「ホビィッ?!」「マ、マドカァッ?!」 「マギョッ?!」「ホ、ホムラチャッ?!」「ホミャッ?!」「ホミィッ?!」   


「フハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!」ダダダッ!!


「ホムラチャーン!!!!」「ホムラチャホムラチャーン!!」「ホミュラチャーン!!」「ホミャァァアァアァーーッ!!」


私は袋を持って駆け出す。大切な番、母親が一瞬にして囚われ、残されたまどまどと子達は私を必死で追いかける。が、距離はどんどん開く。当たり前だ。よし!これでいいだろう。
私は一本の街灯の前で立ち止まった。
見とけや!これが30代サラリーマン既婚子持ちの大回転打法じゃああああぁぁああぁっぁーーっ!!!!!!!うるぁぁあぁあぁぁぁああぁああっ!!!!!!!!!!!


カァァアアァアァァアアァァァァァアァアァァアアアァァアアアーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ボォォオォォオオオォォォオーーーーーーーーギャァァアアァァァァァァアアァァァァアーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」「マドォォォォォォオォオーーーーーーーーーガァァアァァァァアアァアァァアアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  「ホォォオオオォォオォォーーーーーービィィイイィィィイイーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボォォォオオォォォーーーーービャァァアァァアアァァァァァアアアーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


逆回転じゃぁぁあぁぁぁぁーーーっ!!!!!!!!!!!!!! そぉぉおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!


カァァアアァアァァアアァァァァァアァアァァアアアァァアアアーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ボォォォオボィィィィギャァアァァアアァァァァアァァァァァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マ゙ァ゙ドドドドドオッォォォォォオオォォォォオオガァァアァァァァァアアアーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  「ボォォォギィィィィィィイイイィィィィイィイィィィィイイィイィィィイーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ホォォォォォオオオォビビィィィィャァアアァアアァァアアァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ふぅ……///  中確認  ガサッ…


「ア゙ァ゙……」「ホ…ビャァ……」「マ…ドカ…ァ…」「ェ゙……」「マ゙ド……カァ……」イ、イタイヨォ…… ポロポロポロポロポロポロポロポロ…


うん!糞虫の血液、糞尿、涙、肉片で中はいい具合にぐしゃぐしゃだ!! だ が ま だ 全 て 生 き て い い る ! !いいぞ俺!!!!!!!!! 
さぁお次は、まず靴を脱ぎます!んでもう一枚ビニール袋かぶせて2重にします。で、中の空気を出す。うはwwwwwwくっせえwwwwww そして地面に置きます。

タップダーンス!!!!!!!!!!!軽やかに!!綿毛のように!!今私はアポロ・シアターで頭角を現す黒人の少年だ!!未来のスーパースターだ!!!!!!!


スタンッ!!スタタンッ!!スタンスタン!!スタタタタタタンッ!!スタンッスターーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ボギィッ!!」「ホギャァッ!!」「ホビャァッ!!」「ホビィッ!!」「ホゲェッ!!」「ホゴォッ!!」「ボピィッ!!」「マドォッ!!カァッ!!」「マッドッ!!カッ!!」「ホベェエッ!!」「ホボォオッ!!」「ホビャァアァァアッ!!!!!!」


504VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:11:42.27L9i/BFKCo (16/24)



スッターーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!ビシィッ!!!!(決めのポーズ)


「ホビャァアアァアァアァアァァァァアアアァアアァァァァァアアアアアアアアァァァァアアァァァアァァァアアァァアアァァァアアァァァァアアァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


はぁはぁ…/// 決まった…/// 中確認  ガサッ…


「」「」「」「」「」「」「」「ェ゙…」「ァ゙…」「ホビ……」「」「」「」「」「」「」「」ホムミンチ…


ククククク… 靴を脱いで即死をさせないとは私も成長したものだ。そして私の計算だとこの袋を広げて見せつけながら後ろを振り返ればまどまど達が丁度追いついている筈…
変わり果てた番を見て絶望するが良い。そして次に袋に入るのはまどまど…おまえらだ。仔達が到着する頃にはおまえらもミンチだwwwwwwそして仔達で同じ事の繰り返しだ。
ここまで計算しているとはみなさんも思わなかったろう?
さぁ、その絶望と悲しみで歪んだ顔を間抜けな叫び声を堪能してやろう!!おりゃっ!!どやっ!!どやねんっ!!!!!クルッ!!クパァッ!!
私は素早く踵を返し、袋の口を一気に広げた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


おい…またいないぞ…


「マァアァァアァアアァアアァアァァアアァアアァアァァアアァァアギャァアアァアァァアアァァァァアァアァァアァァアアァァァァアアァアァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


え…叫び声…? って、またこのパターンかよっ!!! し、しかしこの叫び声は尋常じゃないぞ!!ひょっとしたらまさか…ウィザート級の…えっ?!つ、机??????
い、椅子?!?!?!? 断裁器?!?!?!?!?! あっ!!!!!!で、でたーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ほむら「ホギィィイイッ!!!!!ホビッ!!!!ホビッ!!!!ホビャァアアァァアアァァァァアァアアアアアアアァァァァアアァァァアアアアーーーーーーーッ!!!!!」


ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!


「マギャァアァアアァァアァァァアァァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボムラ゙ヂァアァアァアアァァァアアァァァァァアァァァアアァァアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 「マガァァアアァァァアァァァァアアアァァァァァァアァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ミャギィィイイィィイイイィィィィィィィイィイィイィイィィィイイィィィイーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ホミャァアァァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」「ミャロカァァアアァアアァァアアッァアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」ママァーーーーーーッ!!! オネーチャァアァーーンッ!!!!! ポロポロポロポロポロポロ ピョンピョンピョン!!


黒髪の綺麗なカチューシャの美少女だ。鬼神のごとしとか血の涙とかその手の活字を我々は小説や新聞等の読み物でよく目にするが、正にそれである…。が、彼女を見ていてわかった
事がある。そんな表情をしていようが美人は美人なんだなぁ…と…。この少女。さっきのエプロン三角巾のピンク髪の女の子と嗜好は一緒なのだろうが、ターゲットはまどまど
オンリーだ。そして勢いがその表情と比例し尋常じゃない…。恐ろしい…。今日はご丁寧に机と椅子持参か断裁機はあれだ…事務用のギロチン?状の奴な。しかも刃の部分は錆びて
いる。これは相当の激痛を伴うぞ…。しかもうすらでかいポリタンクが5つも…あの中全部まどまどかよ…。てかさっきピンクの子もそうだけどこれ全部家から持参してんのかよ…。
有りモノで間に合わせてる私とは覚悟も装備も段違いだ…。私の連れ去ったほむほむの仔達が少女の足元で泣き叫び飛び跳ねる。なるほど…この少女に私のまどまども捕まったのだな…。


ほむら「ホビャッ!!!ホギギギギギギィィィィイッ!!!ホギャッ!!ホギャッ!!ホギャァァアァァァァアアァァアアッ!!!!!!!」ポロポロポロポロポロ


ジャコンッ!!ジャッコンッ!!ジャコンッ!!ジャッッコーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!


「ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボムラ゙ヂァ゙ッ゙!!!!!!!!ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  「マ゙ァ゙ゲェエェエエェエエエェエエァアァァアァアアァァアァアアァアーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ゴンナノッデェエエエエッ!!!!!!!!ナイヨォォォオォォォオオォオォォォォォォォオオォォォォオーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ミャァァアアガァァアアァァァァァアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」「ミャァアァアァアァアロォォォォォオォオカァアァアァアァアァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロポロポロポロ


505VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:12:14.94L9i/BFKCo (17/24)


どうもこの少女。まどまどのフリフリの謎下着がどーしても許せないようである。いつもいつもひたすらまどまどを真っ二つにしている。先程の少女の時のようにサポートにまわり
たいのだが……無理だ……恐ろしくて近寄れない……。ピンク髪の女の子みたいに隙も全くないし……。
因みにだが人間のこれ程の猛攻を受けているにも関わらず、この公園のほむまどは増加の一途だった。人間軍は糞虫連合の繁殖力に完全敗北していたのである。が、この少女の出現
を境に戦況は変わった。糞虫の数は横ばいになったのである。まどまどしかターゲットにしていないのにもかかわらずだ。彼女のその恐るべき勢いを理解して頂けたろうか…。


「ホミャァッ!!ミャァロカァアアァアアーーーーッ!!」「ミャロカッ!!ミャロカァアァアァァーーーッ!!」「ミャロカァッァアァァーーーーーッ!!!」「ホミィィィイイーーーーッ!!ミャロカァアァァーーーーーーッ!!!!」ママァーッ!! オネーチャーンッ!! イモウチョーッ!! ポロポロポロポロポロ


ほむら「ホビィィイイ……あたし…あたし…まだそう呼んだ事ないのに…… ホギギギギギギギギギギギギギギギギ……」ポロポロポロポロポロ…


ザシュッ!!!ジャッコン!!!ジャコォォォォオオン!!!!ザシュゥゥウウウゥウッ!!!!!!!!!!!!!!!!


「マ゙ァ゙ギァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 「ボム゙ラ゙ヂャ゙ッ゙!!!!!!!!!!!!!!!ボム゙ラ゙ヂァ゙ァ゙ア゙゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


い、いかん!!このままじゃ少女がオーバードーズする!!下の仔ほむをなんとかしてやらないとっ!!げっ!!向こうからほむほむの大群がっ!!多分少女に連れされたまどまど
の番だろう。糞尿と涙を垂れ流しながら迫ってくる!!非常に危険な状況だ!!なんとかしないと…しかし私のスキルじゃ近寄れない……あっ!!!!!!!!!!!!!!!


「ミャロッ…ガ゙ヴィゥゥウウウゥゥウウゥゥウッ!!!!!!!!!!!!!!!!」「ミャロ゙ッッッッッッッッッガッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ミャロガァボォォォオォォォオオオッォオォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


さやか「……。ポリポリ……」ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!ガンガンッ!!


ビーストキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 青い髪の悪魔キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

非常に危険な状況に私が立ち往生していると、この公園で一番有名な少女が颯爽と現れた。彼女こそ伝説のプレイヤー。その逸話は小足を見てから昇竜を合わせたとか、1R目は
遊ぶとか、もう数えきれない。全てのプレイヤーの尊敬と羨望を一心に集めている。比較的イージーモードのこの公園にはあまり姿を現さない。私も目撃したのは2度目だ。
今日は本当にラッキーだ!!青髪の少女はカチューシャの少女の足元の仔ほむの顎を金槌で粉砕しはじめた。これはコロンブスの卵だ!!この発想はなかったわ!!


「ボミ゙ァ゙ゴ……」「ミ゙ャ゙……ゴ……」「ゴォ゙………」「ボ…ォ゙………」ビックン!!ビクンビックンッ…!!!! ガクガクガク……!!!


私が先程まどまど黙らせる為に事務バサミで舌と下唇を切断したのを覚えているだろうか?あれがポピュラーな方法だ。が、あの方法は舌を切断するという特性から、高い確率で
糞虫を窒息死させてしまう危険がある。より長く激しく苦痛と絶望をが基本となるほ虐という行いにおいて、それはかなりの減点対象となる。まぁそこで死なせず
うまく苦しめられるかに個人のスキルが問われるわけだが…。この少女は顎をハンマーで砕いた。その結果はご覧の通りだ。仔ほむ達はもう既にほむほむとは判別できない
うめき声を上げながら激しく痙攣している。まぁ私が真似したところでここまで見事な状況にはできないだろうが…。多分半分は頭に誤爆して[ピーーー]な…うん…。


「ホビャァアァアァアーーーッ!!!!!マドカァァアァアアアーーーーーーッ!!!!」「ホミャァッ!!ホミャァアーーーーーッ!!!」「マドカアァッ!!!マドカァァァアアーーーーーーーーーッ!!!!!!」マドマドォ!! コマドチャン!! オネエチャン!! イモウチョー!! ポロポロポロポロ


さやか チラリ… チョイチョイ


ほむほむの大群が迫る中、青髪の少女が私に目配せする。かわいいな…/// いや…そうじゃないだろ。散乱したまどまどの下半身をかたせと…。そういう事…か?


さやか ニコッ!コックリ


了解した。
カチューシャの少女のピンチに颯爽と現れたこの青髪の少女。この公園で見かける事はもう稀だ。この公園で彼女が一度プレイを始めると黒山の人集りができてしまう。
それで自重しているのだろう…。そういうのはマナー違反になるからなぁ…。でも、この少女の場合はしょーがないと思うんだけどね…。
カチューシャの少女の顔に何やら押し当てている。


506VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:13:01.79L9i/BFKCo (18/24)


ほむら「ホビャァ……/// マドカァ……/// クンカクンカクンカクンカ……/// はっ!美樹さやか!!私はいったい……」

さやか「……………」


錯乱状態だったカチューシャの少女が元に戻った…。いったいあれは…てか、さやかちゃんっていうのかあの青髪の女の子は…。かわいい名前だなぁ…///
さやかちゃんはカチューシャの少女の顔に押し付けていたモノで今度は石ころ包む。あれは…パンツやん…。何故パンツで少女の錯乱状態が治まったんだ…?わからない…。
今度は、そのパンツを迫るほむほむの大群の方へ少女は投げつけた。


ほむら「ホビャッ!!マドカァアーーーーーーーッ!!!!!!」ダッ!!

さやか「………………」ガシッ!!


パンツを追って走りだそうとするカチューシャの少女…。呆れ半分にさやかちゃんはそれを掴んで止めると、ポケットからもう一枚パンツを取り出した。今度は薄ピンク色だ。


ほむら「み、美樹さやか…こ、これは……。」

さやか「コクリ………」

ほむら ガシッ!!

さやか「…………////」


薄ピンクのパンツを受け取ると、感激のあまりカチューシャの少女はさやかちゃんに抱きついた…。いったいなんなんだろう…?まぁ少女の百合プレイは美しい…///
と、少女達がそんなやり取りをやっている同じ時、ほむほむの大群はどうしていたかというと、頭上をパンツが通過した瞬間色めきだった。


「ホビャッ!?マドカァーーーー////」「マドカァーーマドカァーー///」「ホミャァーーーーミャロカァーーーー////」クネクネクネクネ……///


いったいこれはどういう事だ…?ほむほむの大群がクネクネしながらUターンし、パンツめがけて走って行く。囚われのまどまど達を見捨てるなんてありえない…これは夢か…?
パンツは我々から30m位先の石段の辺りに落下した。なかなか良い肩だ…って、確かあそこは猫の集会場…あ…やっぱり…。


「フゥゥーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」バチイイイインッ!!!!!!!!

「ボビャァアアァァアァァァアァァァアァァァアアァアアァァァアァァアァァアアアァアァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ネコパンチチョクゲキ!!!!!!!!!!

「シャァアァアアアアーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ガブリッ!!!!!!!!!!

「ホゲッ!!!!!!!!!!!!!!!」アタマクイチギラレッ!!!!!!!!!

「ホギャアアァァアアァァァアァァアアァァアアァァアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マドギャァァアアァァアアァアアァァアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  「ホミャァアアァアアァァァァアアァアアァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」「ホギィィィィィイイイィィイイイィィイイィィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


猫達に蹂躙される糞虫達。しかし猫の動きは美しいな。野生動物とはこういうものだろう。猫達をみて私は三国志の一騎当千と唱われた豪傑達を思い出す。糞虫達は恐怖で
涙と糞尿を撒き散らしながら半狂乱で逃げまとうだけだ。しかし、ネコ科の動物というのは狩りと生殖以外には殆どエネルギーを使わないはずなのに、この猛り具合は一体全体
なんなのだろう?やはりこの糞虫達には、何か憎悪や怒りを爆発させるサムシング・スペシャルがあるのだろう…。


「マギャァアアァァアアァアアァアアァァァアアアァァアァァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーー---ーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ほむら「ホヒヒヒ!!ホヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィィイイイイーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



507VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:13:29.48L9i/BFKCo (19/24)


あ、断裁作業が再開された…。いかんいかん…。さやかちゃんにまどまどの下半身は片付けるようお願いされていたのだった。そのさやかちゃんだが、しゃがんで膝を抱えて
呆れたようにカチュシャーの少女を見守っている。そうか…彼女はプレイには極力参加しない方針か…。残念…そして気の毒だ…。
この公園を一大スポットにしたのはさやかちゃんだと聞いている。が、この公園でさやかちゃんを見かける事は先程も言ったように稀だ。さやかちゃんは普段どこでどんな
プレイをしているのだろうか…。きっと何処かの未開の地を切り開き、誰も思いつかない新しいエアを決めているのだろう。


まどか「エイミー?エイミーこんな所でいつも友達と遊んでたんだ…。おいでエイミーほむほむなんか噛っちゃ駄目だよ。汚いよ…って、これ…あたしのパンツ…////
ないと思ったら…。酷い…酷いよ糞虫…。あたしのパンツを盗んでエイミーとエイミーの友達を寄って集って虐めてたんだね…許さないよ!!!!!!!!!!」


「ホ、ホビャァア?!」チ、チガウヨ…!! ポロポロポロポロ… 「ホミャァアァアーーー…!!!」タ、タチュケテヨォ… ポロポロポロポロ… 「ホビィィィイイイッ!!!ホビィィイイィイィイイーーーーッ!!!!!!!!!!!!」アタマカジラレッ!!!!!!!


さっきのピンク髪の子登場。どうもあの黒猫は彼女の飼い猫らしい。そういや首輪つけてるな。例によって皮むき器でほむほむの黒タイツを剥がし始めた。


「ボギャァアアァアァアァァアアァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボォミィヤァァアァァアアァァアアァァアァァァアァアアアァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ボギィィィィイイィィィィィィイイィィィィィイィィイイィィイーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マギョガァッァァァアアアァァァアァァァアアアアァアァアアァアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ほむら「ホヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「マ゙ギャァアアァアァァアアァァァァアァアァァアァァアアァァァァアアァアァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボォムラヂァァアァアァアァアアァァァァァアアァァアァァアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ミャァアアァアギィィィイイィィイィィィィィィイイィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マァジャァアアアァアァァァアアァアアァァアアァァァアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


あっちもこっちも地獄絵図だ…。素晴らしい…。さやかちゃんはあっちの少女にも気づいたようである。てか、この三人と最初に合った金髪の子みんな同じ制服着てるな…。
全員知り合いなのだろうか…。あ、そうそう猫で思い出した。良い機会なので飼いほむの今について説明しておこうと思う。ほむほむやまどまどが愛玩用に飼われる。
結論から言う。 あ り え な い だ 。 ペットショップで売ってるんじゃないの?だって?あれは猛禽類や爬虫類や大型魚類の餌用だ。繁殖が楽な為にその手のペットを
飼っている人達は自らゲージでほむまどを繁殖させるのが主流になってきた。それを見て愛玩用に飼っていると勘違いした人もいるのだろう。そしてそういう理由から利益に
ならないと、ほむまどを扱わない店が殆どになってきた。


ほむら「ホヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィイイイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「ボムラヂァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ボムラヂァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ザシュゥゥゥウウゥウッ!!!!!!!!!!!!


まどか「ウェヒヒヒヒヒヒッヒィィイイイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「マ゙ドガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!マ゙ッ゙ドガァ゙ッt!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!マ゙ドガァ゙ァアァァァァァアァァァァアアァァァァアアァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ズルッズルズルゥウッ!!!!!!!!!!!


そしてこの少女達の憎悪と怒り。ご覧の通りだ。この糞虫達には何度も言うが何かそうされざるをえない特別なものがあるのだ。親戚や会社の同僚が私の家にたまに遊びに来るのだが
その中に可愛いと言って、自らの家にこの糞虫達を数匹連れて帰る人がいる。糞虫達も大喜びでついて行く。が、2日後にはもうほむまどの話は一切しなくなる。
まぁそういう事だ。臭いし調子こくし良いことなし。それでも飼いたいというならどうぞお好きに…。


さやか スクッ


ん?さやかちゃんが立ち上がった。球拾いをしながら私もさやかちゃんが見つめる方角に目を向ける。あっ!!あれはっ!!!!!!!!!!!!!


りぼほむ「ホムッ!! ホムゥゥゥウウゥゥウウウーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」オノレッ!! ヨクモナカマヲッ!!!! バッサバッサ!!

白まど「マドォッ!!!!マドドドドドォーーーーッ!!!!!!!!!!!」ミンナッ!! イマイクカラネッ!!!! バッサバッサ!!

仔りぼほむ「ホミャァ!! ホミャァァーーーッ!!」ニンゲンメェーッ!!!!

仔白まど「ミャドォッ!! ミャドドドォーーーーッ!!」ユルチャナイッ!!!!


508VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:14:00.75L9i/BFKCo (20/24)


希少種じゃないか!初めて観た!!本当に羽があって飛んで来るんだな。あーあれが外骨格の弓矢か…。
希少種。ほむまど達のガーディアン。その白い翼で空を飛び回り、外骨格たる弓矢で敵を屠る。どこまでも奪われる立場、生物の最底辺のほむまど達の最後の希望である。
現に少女達の足元でまだ生きている糞虫達は歓喜の涙を流している。まぁ確かに希少種は見滝原市が危険生物に指定している。やっかいなのだろう。殆どお目にかかれないので
私も良く知らないが…。


ほむら「ホ、ホビャアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ア………」ポロポロポロポロポロ…

まどか「ほむらちゃん?ほむらちゃーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!」ダダッ!!

ほむら「まどか?まどかぁ…まどかぁあああぁああああああああぁあ………!!!!!!!!!糞虫が!!糞虫がぁああぁああーーーっ!!!!!!」ポロポロポロポロポロ…


白まどを目撃したカチューシャの少女が、絶叫して泣き崩れた。てかほむらちゃん言うのか…。それを聞いたピンク髪の少女がこちらに気づいたようだ。ほむらちゃんに駆け寄り
肩を抱いて慰めている。ピンクの子はまどかって言うのか…。どっちもかわいいなぁ…/// ともかく、白まどはほむらちゃんの触れてはいけない大切な何かに触れてしまったの
だろう。ショックって泣き濡れるばかりだ。それを見て希少種達は調子づく。


りぼほむ「ホム? ホヒョヒョヒョッwwww ホムゥゥウッwwwww」コワクテナイテヤンノwwwwwwwwwwwwww

白まど「ウェヒィーーwwwwwwwウェヒヒヒヒヒィッwwwwwww」ラクショウwwwwwwwwwwwwwww

仔りぼ「ホミュ~♪」ダチャイwwwwww

仔白「チィヒヒヒヒーーーーー!!!!!!!!」クラエエエエーーーーッ!!!!!!


ビュンッ!!!!!!!!!!!! ガシッ!!!!!!!!!!!!


仔白「ミャギィィィィイィィィイィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!ミャガァッ!!!!!!!!!!!!!!!」ヒューーーーーン ラッカ ツカマリ!!


さやか「~♪」


りぼほむ「ホビャァッ?!?! マドカァアァアァアアァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」コシロチャーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

白まど「マドォォォオオォオォォォオオーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」コシロチャンガーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!

仔りぼ「ホミャァアァァアァアアァァアァァアアァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」オネエチャンガァアァアアァァアーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


吹き矢かよ!!!さやかちゃんが発した吹き矢はものの見事に仔白まどの羽に命中。揚力を失った仔白は落下し、さやかちゃんの手に収まった。


希少種s「ホムウゥゥウウゥウゥウーーーーーーッ!!!!!!!!!」「マドォォォオオオォオーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」「ホミュゥゥウウゥゥゥウウーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」シロマドチャンヲカエセェエエェエエッ!!!!! ヒュンヒュンヒュン!!!

仔白「ミャガアァアッ!!!!!!ミャギギギィィィイッ!!!!!!!!ミャビァアァァァアァァアーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」グサッ!!グサッ!!グッサァアァアッ!!!!!!!!!!!


さやか「~♪ ギロリッ!!」

希少種s「ホビャァッ!?!? ホ…ホギギギギギ……ッ」「マギョッ?!?!? コンナノッテ…………」「ホミャ……………」コウサントウコウ……


なんという事だ。さやかちゃんは放たれた矢を仔白を盾にし全て受け止めた!そして仔白の頭を掴み、希少種達を威嚇するように睨みつけると、希少種達は降参し、投降した。
哀れプラスチックの水槽に閉じ込められた。鮮やかな手さばきだ。噂を聞きつけたのか、ギャラリーが増え始める。みんな自らのプレイを辞め、さやかちゃんが何をするのか
見学に来たのだ。プレイヤーだけではない。希少種が現れたと聞きつけて、大量のほむまどがそこかしこに集まっている。臭い匂いと気配でわかる。



509VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:14:57.30L9i/BFKCo (21/24)


りぼほむ「ホムゥゥ…マドカァ…マドカァ…」コシロチャン…ダイジョウブ? ポロポロポロ…

白まど「コンナノッテ…ナイヨォ……」カワイソウニ… ペロペロ…

仔白「ミャ…デヨ… チィ…ヒヒ…」コ、コンナノ…ヘイキ…ダヨ… ヒクヒク…

仔りぼ「ホミャァ…ミャロカァ……」オネエチャン…… ポロポロポロポロ……


たくさんのギャラリーの注目の中、さやかちゃんの希少種虐待が始まる。お、ぽけっとから串を取り出したぞ!!分かった仔達を串刺しにして焼くんだな!!!!!
希少種のバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッ!!!!!!!!!!!!を堪能した後、無理やり食わせるんだな!!ウホッ!!たまんねーーーっ//////
それっぽいぞ!!俺の予想的中!!さやかちゃんはまず仔りぼほむを素早く水槽から取り出すと、串を仔りぼに突き立てる。えっ?!羽に?!?!?!??!?!?!?


仔りぼ「ホ…ミャ……ァ゙ァァ゙…ッ゙ボミ゙ュ゙ゥ゙ゥ゙ヴヴゥ゙ゥ゙ヴヴゥ゙ヴゥ゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ギチッギチギチブチュビュチゥゥゥゥウウゥゥゥウウーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!

りぼほむ「ホ、ホビャァァアアァァアァァアァァアァァァアアァアアァアアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ヤメロォオオォォォオオオーーーッ!!!!!!! バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!! ポロポロポロポロポロポロポロポロ

白まど「ホムラチャァァァアアァァアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ホムラチャーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!!! ポロポロポロポロポロポロポロポロ

仔白「ホ…ミュラ…チャー………」イモウチョ…… ポロポロポロポロポロ…

仔りぼ「ア゙ッ゙!!!!!!!!!!!!!!ア゙ァ゙ア゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!ミ゙ャ゙ッ゙ロ゙ッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ガッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ビックン!!!!!!!ビクンッ!!!!!!!! ハゲシクケイレンッ!!!!!!!


なんという事だ…。さやかちゃんはササクレだった串を仔りぼの羽の先端から突き刺し逆側の掌から突き出した!!反対側の羽にも同じように串を計2本…。おそろしい…。
これでは自慢の羽をバタつかせ抵抗しようとする度に物凄い激痛が走る…。現に仔りぼはぱっくりと瞳孔を開き、激痛で激しく痙攣している。さやかちゃんは同じ要領で
串を希少種に刺して行く!!


白まど「マ゙ッ゙ドッ゙ォ゙……ッ゙ァ゙ア゙………ッ゙ボム゙ラ゙ヂァ゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブッチュゥゥゥウウゥゥゥウゥゥウウゥウゥゥウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

りぼほむ「ボッビャァアァァアアァァァァアアアッ!!!!!!!!!!!!マドガッ!!!!!マドガッ!!!!!!マドガァアァアァァアァアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロポロ バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッ!!!!!!

仔白「ア゙ァ゙……ミャドォ………」ママガ…… ポロポロポロポロポロポロポロポロ…

りぼほむ「ホビャッ?!ホビャッ!!ホビャッ!! ボッ!!!!!!!!!!ボ…ビ…ィ゙イ゙……ェ゙エ゙…ッ゙!!!!!!!ボォォォオギィィイイィィィィィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」ブチィブチュゥゥゥゥウウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!


必死に抵抗し羽をバタつかせるりぼほむ。さやかちゃんは激しく動く羽をものともせず、ピンポイントで串を刺して行く。最後に残った瀕死の仔白も餌食になった。


仔白「ミ゙ャ゙……ガァ゙ッ゙……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ビョ゙ム゙ラ゙ヂァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチブチュブチュウウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


希少種s「ボ……ギィィィイイィィイイッ!!!!!!!!!」「マ……マギィィィイイィィイイッ!!!!!!!!!!」「ホ……ミ゙ャァアァァアァアァァアッ!!!!!!!!!」「ミ゙……ギィィィイイィィイイイッ!!!!!!!!!!」ビックン!!ビクンビクンッ!!!!!!


水槽はしまわれた…。確かにもう必要がない…。希少種一家は手と羽をまっすぐに伸ばし、激しく痙攣しながら苦しんでいる…。走って逃げようともしているのだが、激痛で
うまく走れず倒れ、それが更なる激痛を生み、また絶叫する。これは酷い。物陰ではたくさんの糞虫達が自分達の救世主の為す術のない惨めな姿を見て、恐怖で失禁脱糞している
模様だ。匂いが凄い。私の予想は大外れじゃないか…これからいったいなにが…

さやか 「あのぉ…今何時ですか?」

「え?あっ…21時丁度です……。」

さやか「あちゃ…ポリポリ……どうもです……ペコリ」

「あっ、いや…どういたしまして…。」

突然さやかちゃんに時間を尋ねられた。まぁ、門限が近いんだろうな。てかもう21時か…。楽しい時間は本当に早く過ぎてしまう。

さやか「まどかー。マミさん。てんこうせーい。そろそろ帰るよぉ。それと隠れてるあんた達出てきなさいよ。」


「ホ、ホビャァッ…!?」「マドォッ…?!」「マ、マ、マジョォ……」「カ、カ、カ、カ、カナメサ……」「ホヒィ……」「ホミャ…ッ?!」「ミャドォ……」エッ?! ガクガクブルブル…


510VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:15:38.32L9i/BFKCo (22/24)


さやかちゃんは草場や物陰に隠れている大量のほむまど達に出てこいと言う。まぁバレバレだわな…。しかし、出てこない出てくるはずもない。目の前で自分達の英雄たる希少種
がいともたやすく蹂躙されているのだから。糞虫達の脳内では、希少種が懲らしめた人間達を後から出てきて虐待する算段だったのだろう。全く救えない…。


さやか「あぁ…でてこないんだ。まぁいいや。てかあんた達希少種と番になりたいんじゃないの?なんだーつまんないの…。」


「ホビャ…マドカァ…?」「ホ、ホ、ホ、ホムラチャン…?」「カ、カナメサァン…?」「マドカァ…マドカァ…///」「ホムラチャン…///」エ… キショウシュトツガイニ…


さやか「 せ っ か く あ ん た 達 が 殺 し あ っ て 最 後 に 残 っ た ほ む ま ど 計 4 匹 に 希 少 種 と 番 に な る 権 利 を あ げ よ う と し た の に 。」


「ホ、ホ、ホムゥ……」ソンナノデキナイヨ… 「マドォ…マドドォ…」ムリダヨソンナノ… 「ミャドォ…ホミュラチャ…」デモ…コリボチャン… 「カナメサァ…///」シロマドサン…///


さやか「いやーやっぱりほむほむとまどまどは仲間思いだねぇ~ じゃあこの希少種は連れて帰ろう。どーしてくれようかなー(棒)チラッ」


「カ、カナメサァ……///カナメサァ…///」「ミャドォ…///ホミュラチャ…ホミュラチャ…///」ハァハァハァハァ……///

「カナメサァァアァアァアアァァァァァァァァァァアアァァァァァァアァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ボンッ!!!!!ボンボンッ!!!!!!!!!!!!!

「ホミュラチャッ!!!ホミュラチャァァアァァアァァァァァァアァァァァァアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ガブリッ!!ガブガブッ!!!!!!!!!!!!

「ホビャァァアアァァアァァアァァアァァァアァァアアァァアアァアアァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」カミツカレッ!!!!!

「マジョォォォォォォォオオオォォオオォォォオオォォォォオオォォオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バクハサレッ!!!!!



さやか ガッ!!!


成功だ!!!草陰の出来事で良く見えなかったが、どうやらめがほむが欲望に駆られ、仲間に爆弾を投げ込んだのが狼煙になったようだ。糞虫の大群の壮絶な仲間割れがはじまった。
草むらから糞虫達の絶叫がこれでもかと響き渡る!凄い!!これが噂に聞く虐待の超高等テクニック「メデューズ号の筏」か!!!!!!やっぱりさやかちゃんは別格だ!!!!!!
さやかちゃんは力強くガッツポーズだ!! しかし、草むらでの出来事でその醜い仲間割れの様子が良く見えない…。


さやか「ほーらあんた達ぃ~。愛しの希少種ちゃん達はこっちだよぉ~♪」ポイッ!!ポイポイポイッ!!


希少種s「ホッビュィッ!!!!」「マッギィィイッ!!」「ミャガァッ!!」「ホミュッ!!!」ドテーンッ!!!!!!!!!!!

「ホ、ホビャァッ?!?! マドガーマドガァァァァァアアッ!!!!!!!!!!!!!!」「ホ、ホ、ホ、ホムラチャン!!ホムラチャンホムラチャァァアァァッ!!!!!!!!!!!!!!」「ガナメザァンッ!!ガナメザッ!!ガナメザァアァァァアッ!!!!!!!!!!!!!」ドドドドドドドドッ!!!!!


私をはじめとするギャラリーの気持ちを察したのか、さやかちゃんは希少種一家を我々ギャラリーの前に放り投げた。その瞬間草場と言う草場、物陰という物陰からおびただしい
数のほむまどが殺到した。物凄い数だ!!我先にと瀕死の希少種にと走る!が、後ろのものに足を捕まれ、殴られ、蹴られ、噛み付かれ、なかなか辿りつけない。
どうにか希少種の元に辿りつけた糞虫達は希少種を奪い合い、また取っ組み合う。地獄だ!!地獄絵図だ!!!すげえええええええっ!!!!!!!!!!


「ホギギギギィィイイ…!!!!!!」ワタシノシロマド…!!!「ガナメザァァァア…!!!!」ワタシノカナメサン…!!!「マァギギッギィィッ…!!!!!!」ワタシノリボホム…!!!「マディャァァァァア…!!!!!!!!!!!」ワタシノキショウシュ…!!!!! ギリギリギリギリギ…!! ヒッパリアイッ!!!!

希少種s「マ゙ァ゙……ガァッ……!!!!!」「マ゙…ドォ゙…ガァッ……!!!!」「ミャ…ドォオ……ッ!!!!」「ホォ…ミャ……ッ!!!」イタイィ……!! チギレル…… ビクンビクンッ!!!!!


さやか「どぞーっww」ポイッ パラパラパラパラパラ



511VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:16:08.36L9i/BFKCo (23/24)


さやかちゃんは糞虫の密集の中に爪楊枝を大量に投げ込む!遅れをとった糞虫達は希少種を引っ張る糞虫をそれで刺す!そして今度は自分が希少種をひっぱる!!後ろでは爪楊枝での刺し合いが始まる。
それどころか爪楊枝の奪い合いで殴り合い噛み付き合いだ!!糞虫の血肉が飛び散り、苦痛と威嚇の叫びがこだまする!!!


「ボギャァアアァアァアァァアアァァァァァアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ガナメザァアァァァアァアァァァアァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 「マギョガァッァァァアアアァァァアァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ホビャァァアアァァアァァアァァアァァァアァァアアァァアアァアアァアアーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」「マディアアアァアァァアァァアァァァァァァァァアアァアアアーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」

「ボギャッ!!!!!!ボギャァアアァアァアァァアアァァァァァアアァァァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」「マギィィィィイイィィィイィイィィイイィィィィィイイーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」「ホギャアアァァアアァァァアァァアアァァアアァァアアアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」


殺しあう糞虫達。希少種がやってきたっ!!我々も戦うぞ!!と、集まって来たのだろう。そして希少種が人間に致命傷を負わすまで草むらに隠れていた。で、希少種がやられて糞尿を垂れ流しながら怯えていた。
そして希少種と番になれると聞いて仲間同士その権利を巡って壮絶な殺し合い訳なのだか…。おい…希少種手足千切れてんぞ……。


りぼほむ「ボギャアァアァァァアァァァァアアアアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチブチブチィィィィイイッ!!!!!!!!! アシガァァァアアアァッァッァアーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!! ポロポロポロポロポロポロポロポロ…

白まど「マデェァア゙ァァアァァァァァァアァァァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチブチブチィィィィイイッ!!!!!!!!! ウデガァァァアアアァッァッァアーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!! ポロポロポロポロポロポロポロポロ…

仔白「ミャドォォォォオオォォォオオォォォオオオオォォオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチブチブチィィィィイイッ!!!!!!!!! ウデガァァァアアアァッァッァアーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!! ポロポロポロポロポロポロポロポロ…

仔りぼ「ボミ゙ァ゙ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブチュッッッッッッッッッ!!!!!!!!! クビチギレッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「マ、マジョォォォオオッ?!?!?!?!?!?!?!?!?」アッ!!!! 「ホ、ホムラチャ………」コリボチャンガ… 「カ、カ、カ…カナメサァ…ガナメザァアァァァァァァァァァァアアァァアァァァァァアアアーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」オ、オノレエエェエエエエエエエエッ!!!!!!!!!!!!!!

「マビャァアァァアァアァァァァァアアァァアァァァァァアァァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マギャァアアァァアアァアアァアアァァァアアアァァアァァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    「ホギィィィイイィィィィイイィッィイィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「マドガァアァアァァアァアァァァァァァァァアアァァァアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

希少種s「ア゙…アァ゙………」「ボ…ムラ…チャ……」「ミ…ィ………」「」 イタイ…イタイヨォ…… ポロポロポロポロポロポロポロポロ…


「ホビャァァアアァァアァァアァァアァァァアァァアアァァアアァアアァアアァアァァァァァァァァァァァァアアアァァァァァァァァァァァァァァアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「マギャァアアァァアアァアアァアアァァァアアアァァアァァァァアアァアアァアァァァァァァァァァァァァアアアァァァァァァァァァァァァァァアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 ーーーーーーーーーーーーー
 ーーーーーーーーーー
 ーーーーーーー
 ーーーー
 ー


「ボ…ビィ……」「ホム…ラ゙……」「」「」「」「ア゙……」「マ゙ァ゙………」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「……」「ホ…ビャ……」イタイヨォ… ヒクヒク… ポロポロポロ……

「ホィヒwwwwwホヒヒヒヒヒィwwwwwwwwwwww」「ウェヒィッwwwwwウェヒウェヒヒヒヒィィイwwwwwwwwwwwww」「チィヒヒwwwwwwwwwチィィィヒヒヒヒヒヒヒヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ヨロヨロ…


歴史上最も醜いであろう戦いが終わったようである。糞虫達の血と肉片とうめき声の大地を3匹の生き残った鬼畜糞虫がヨロヨロと希少種の方へ向かって歩いている。どれも瀕死だが勃起している。流石だな。


「ガナメザァ……///」ハァハァ…/// ヨロヨロ… クネクネ…/// 「ホムラチャ……///」ハァハァ…/// ヨロヨロ… クネクネ…/// 「ホミュラチャ…///」ハァハァ…/// ヨロヨロ… クネクネ…///

希少種s「」「」「」「」 タダノニクカイ……

「ガ、ガナメザァッ?!?! ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ア゙…………………」バタリ… シボウカクニン

「ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ア゙…………………」バタリ… シボウカクニン

「ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ア゙…………………」バタリ… シボウカクニン

「」「」「」



512VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:17:14.50L9i/BFKCo (24/24)


終わった…。凄いものを観た。さやかちゃんは糞虫達を完全に支配したのだ。凄い…凄すぎる…。ギャラリーから拍手が起きている。さやかちゃんはそれに答えると、ほ虐を愛し、ここに集う皆にこう言った。

さやか「おつかれさまです。今日はこのくらいにしてみんなで後片付けしましょう。マミさん。まどか。片付けて帰ろう。ほら転校生も何時までも泣いてないで…。」


宴も酣と言うやつか。ここにいる全員がさやかちゃんの発言に納得し、後片付けの準備に入った。随分話が長くなってしまったが、最後に後片付けの仕方だけ説明しておきたい。気分よく虐待を続ける意味で
これが一番重要だからね。それじゃあはじめよう。


「ミャドォォッ!!ミャドドドォオォォーーーーッ!!!!!」ママァーーッ!! ジタバタ!! 「ホムゥゥウウゥウッ!!!マドカァーーマドカァーーーッ!!!」コマドチャンヲカエシテ!! ピョンピョン!! 「ホミャァァァアーーーーッ!!!!!」「ミャドォォォオーーーーッ!!!!!」タチュケテーーッ!! ジタバタ!!


まずはこうやって仔糞虫を捕まえる。え?散々殺しまくったのにまだいるのか?ああもちろんだ。さやかちゃんの大量殺戮が繰り広げられている最中も、草陰や物陰にその様子を見に来た第2陣、3陣が集まり
怯えて糞尿を垂れ流しながら硬直している。そいつらの仔を捕虜にして、片付けを強制するのだ。まず、ごみ袋に糞虫の亡骸や、瀕死の糞虫を集めさせる。嫌がった奴は問答無用で踏み潰していい。
次に細かい肉片や、地面に飛び散った血を綺麗に食わし、舐めさせる。リバースした糞虫は同じく問答無用で踏み潰そう。モタモタしたら捕虜の仔の腕や手を千切るのが効果的だ。
ふむ…終わったようだな。


「ホムゥゥ……ホビャァア……」オモイヨォ……シクシク…… 「コンナノッテナイヨォ……」ナカマタチガ……エグッエグッ…… 「マドカァ…マドカァ…」ドウシテコンナ……ポロポロポロ……


最後に糞虫が一杯詰まったゴミ袋を糞虫に運ばせるのだ。この我々の行いは、自分達の公園の景観を自分達で糞虫から守る市民という内容で海外のマスコミにも取り上げられた。そしてそういった実績から
市や市民も理解を示してくれ、この公園には、ほ虐専用のゴミ捨て場がある。ここだ。まぁただのでっかい穴なんだけどね…。


「ボビャァアアァァアァァァアァァァアァァァアーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」「マジョアァァァァァァァァァァァアーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」「ホムラヂァァァァアァァァアアアァーーーーーーーーッ!!!!!!!!」「マドガァァァアァァアァァァァアアァァアアアーーーーーーーーッ!!!!!!!」ドデーーーンッ!!!!!!


この穴に袋もろとも運ばせた糞虫、捕虜にした仔達も突き落とす。かなり大きく深い穴なので糞虫達では絶対上がってこれない。今日はたくさんの人が集まった。みんなで穴を囲み手をつないだ。そして火をつける。


「ボギャアァアァァァアァァァァアアアアァァーーーーーーッ!!!!!!!!!!」「ボムラヂァァァァァアアァァアァァアァァァァァァァアーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」「マドガァァァアァァアァァァァアアァァアアアーーーーーーッ!!!!!!!!!!」アツイ!!アツイヨォォオ!! ボオォオオオッ!!! メラメラメラメラ…


糞虫は良く燃える。その炎のゆらめきは、いつも私達の心に何かを訴える。罪深く、儚げで…。皆、手を取り合いその炎を黙って見つている。私の大好きな瞬間だ…。ここで最後に誰かが祈りを捧げるんのだが…

さやか「………」まどか「………」マミ「………」「………グスン…」プレイヤーs「………………」


               え  っ  ?  俺  ?


いやいやいやいやwwそういうの苦手なんだよ…。でも…まぁ…仕方あるまい。考えればさやかちゃんのお手伝いを一生懸命したしな。そのご褒美かもしれん。ひとつやってみるか…。


「あー糞虫供よ。今日、気が付いた。お前等を蹂躙した所でストレス解消には全くならん。おまえらを見て、新たなストレスを抱え込み、それが増幅され、それを一気に開放するが故、錯覚するだけだ。
 丁度、真夏にエアコンを付けずに車を運転し、車から降りると涼しく感じるあれと一緒だ。私達が日常生活で抱えこんだ悩みや心配をおまえらが癒してくれる事はない。この役立たずどもが!!!!!
 が、私達はお前達を虐待し続ける。何故か?そこにおまえ達がいるからだ。おまえ達がおまえ達である限り、私達はお前達を虐待し続ける。アーメン。」


全員「アーメン」


火が消えた。これで今日のほ虐は全て終了だ。皆私の方を賞賛に満ちた目で見てくれている。思いの外私のお祈りは好評だったようだ。皆、家路につく。私もだ。妻が夕食を作って待ってくれている。急がないと。



これで、私の話は終わりだ。長々とすまない。どうだろう?興味が湧いた人がいてくれると良いが…。もしそういう人がいるのなら、一度見滝原に是非来て欲しい。そして自分の思い描くエアを自由に決めて見て欲しい。
あ、マナーは守ってくれよ。この手の趣味のマナーは不文律が基本だから細かい事は言わないが、常識で考えれば簡単な事ばかりだ。
可愛い女の子と連携エアを決めたり、手を繋いだりもできちゃうんだぜ?見滝原は本当に美人が多い。おっと出会い厨はお断りだ。そんな連中は誰も望んでない。

ん?こう考えると、糞虫達も観光資源として役だっているのかもしれないな…。これはけしからん!次来る時は容赦しない!!!!!!!!!!!


                  それではみなさん楽しいほ虐を!
     



                                                        おしまい     




513VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:40:10.535P+K4Gsoo (1/1)

乙。オリンピック始まったけど、ほむほむたちの身体能力ってどのくらいかな?
百メートル走とか高跳びとか水泳とか。まぁ、かなり低いんだろうけど


514VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/28(土) 19:40:33.60O5QzsdA+o (1/1)

感嘆符の多さと改行の少なさなんとかしろ
ものすごく見難いわ



515VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:48:02.84uOYb0FgIO (1/1)

乙乙

べちゃべちゃの人かw

スマフォからだけど、別に見づらくないけどな。ガラケー?これだら携帯厨はだるいわ


516VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 19:54:18.13fNiilmfWo (1/1)

乙乙
お久しぶりです、相変わらずですな
興奮したよ、俺ももっと精進するわ


517VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 20:16:08.29b1jWGzsIO (1/2)




言っちゃ悪いけど長い割にただの悪口詰め合わせみたいになってるな
自分がほ虐シーンに慣れすぎたせいか


518かゆい2012/07/28(土) 20:20:09.54ZagGHo5io (1/1)

ほむほむ「ホヒャァ」ポリポリ

まどまど「マドォ…」カユイヨォ…

仔ほむ「ホミ…ホミィ」スゴクカユイ…

仔まど「ミャデョ…」ポリポリ…

杏子「あいつら蚊に刺されたのか?」

さやか「ちがうよ。軽い気持ちで、一晩ほど靴下の中に閉じ込めたらさぁ…」

杏子「ん?靴下?」

さやか「えっと…うつっちゃったみたいなの…水虫が…」

杏子「…水虫?」

ホビャー カユイ… カユイヨー マドォ カユイヨー ホミャァ… カユイ ミャロ… タスケテ…

さやか「もういらないから食べていいよ。杏子」

杏子「…ちょっと考えさせてくれ」

ホビャー マギャー カユイ カユイヨー




519VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 20:25:23.39SkiE8akRo (1/1)


かゆ・・・ほむ・・・


520VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 20:48:09.60S5KPqwTp0 (1/2)

>>490
おつおつ相変わらずクオリティ高くてお腹いっぱいです
最近は「ほむ種の分際で」とかほむ種全体を一纏めに貶す事が多いけどベチャベチャの人はほむまど限定で貶すのがいいね
ほむまど虐める時はほむまど限定で貶す方がほむ種の中でも特に扱いが悪いのが引き立って好きだ


521VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)2012/07/28(土) 21:00:37.36TVqEwGGAO (1/1)

>>490
乙でした

排泄ありで着たままとか誰も食べたがらないな…
文字通り糞虫ですね。納得しました


522VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:11:55.47l0z4wK6Do (1/2)

乙s
良いよ良いよ


523VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:15:29.53pSjqwB0P0 (4/5)

>>490
乙です 超大作ですなぁ

>>518
絶対に食べたくないww



524VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:23:03.27pSjqwB0P0 (5/5)

ほ虐スレだと空気なQBさんがほむほむを虐めるSSがほしい
http://vippic.mine.nu/up/img/vp87005.jpg


525VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:24:32.18l0z4wK6Do (2/2)

GJ


526VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:30:54.66eS8cRGDho (1/2)

>>524
吹いた

確かにべえさん空気だな


527VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:41:00.504Z3NNq0DO (1/2)

乙。
糞尿にまみれたほむまどを食べるあんこちゃんで矛盾が発生した気がするが、
ちっちゃい事だし気にしたら負けだね。

確かに読み難さはあったが、そんなに騒ぐ程じゃないでしょ。




528VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 21:43:56.734Z3NNq0DO (2/2)

>>513
人が歩くのより遅いわけだから時速200メートルぐらいじゃね?

ただそれだと活動範囲が地味に広い事の説明がつかなくなるね。


水泳はまず泳げんだろうね。
首は上がらないし、手足も太く短いからオールの役割にもならない。
浮くのが限度だろうね。



529VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 22:04:36.15Lt52HVFFo (1/1)
530VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 22:07:14.1092ICzWMj0 (1/1)

>>490
超大作乙でした!みっしり詰め込まれた内容に満腹です

ただ、>>514は確かに口調がキツめだったとはいえ、気になった点を端的に書いただけだろうし粘着して騒ぎ立てたわけでもないのにそこまで非難しなくても…
内容は面白かったけど文章の密度が濃いからか、PCから見てた私も正直ちょっと読みづらかったし


531VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 22:16:34.25ryoDg9ag0 (1/1)

>>592
アロワナだよね?
『餌』の情景かな?
かわいらしいタッチの絵を虐スレに貼るところに狂気を感じる
GJ


532VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 22:28:11.378XRf3Beho (2/2)

>>524
ワロタww
このべえさんはズルいwwww


533VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 22:31:36.02b1jWGzsIO (2/2)

>>528
忘れられてるかもしれないけど、さやさやだけは何故か泳げる設定があるんだよね



534VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/07/28(土) 22:46:22.87Snj7CQxXo (1/1)

魚だから…?


535VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 23:02:34.52S5KPqwTp0 (2/2)

ディープブルー
ブラックバスだけど
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3249267.jpg


536VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/28(土) 23:24:35.35eS8cRGDho (2/2)

>>529>>535

いいね


537VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 00:05:16.99zIniC7Z8o (1/2)

GJs
良いね良いね


538VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 00:07:15.11jnQQwrqfo (1/3)

ホムリンピックとか言ってアロワナとブラックバスとピラニアを入れた水槽で競泳させたいな

>>528 まみまみはとりあえず浮くと思う。それを泳げると言えるのかどうかは知らんけど


539VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 00:44:33.32c17taHQpo (1/3)

ほむほむ「ホムゥンホムホム」

あん?何だほむほむ?

ほむほむ「ホムッ♪」ミテミテ

あぁ?・・・おお、子供か。

仔ほむ「ホミャア?」クビカシゲ

ほむほむ「ホムムッ♪」カワイイデショ♪

うん。

まどまど「マッドー♪ホムラチャーン♪」ピョコン

仔まど「ミャロー!ホミュラチャー」ヒョコッ

おお、まどまどもいたのか。いきなり出てきたからびっくりしたよ。

ほむほむ「マドカァー///マドカァー///」スリスリ

まどまど「ティヒヒッ///ホムラチャン///」クネクネ

仔ほむ「ホミュ・・・?」オカァサン?

仔まど「ミャロォ?」ナニシテルノ?

交尾だよ。お前らもそうやって産まれたんだよ。


540VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 00:45:00.41c17taHQpo (2/3)

仔ほむ「???」クビカシゲ

仔まど「???」クビカシゲ

わからないか、まぁいいさ。

まどまど「マドッ///マドッ///ホムラチャァァァァァアアアアン///」パンパンパンパンパンパンパン

ほむほむ「ホムゥゥウウウウ///マドカァァァアア///マドカアアア///」クネクネクネクネクネクネ

おーおーいきなり始めちゃって。
子供がいるってのに。

まどまど「ホムラチャアァァァアアアン!!!!マドッ!!!」ダスヨー!!!ウッ!!!!

ドピュドピュピュピュ!!ビュルッ!!ビューッ!!

ほむほむ「ホムゥゥウゥウウウウウゥゥゥウゥゥゥウウウン///」ビクッ!ビクビクンッ!!

まどまど「マド・・・」クテー・・・

ほむほむ「ホム・・・」クテー・・・

終わったか?

まどまど「マドンッ♪」キモチヨカッタ♪

ほむほむ「ホム・・・///」コドモノマエデシチャッタ///

仔ほむ「ホミャア!ホミュミュウ!」ガジガジガジ・・・

仔まど「ミャロロォッ!」モグモグモグ


541VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 00:45:27.32c17taHQpo (3/3)

安心しな、子供はお前らが持ってたクッキーに夢中で気付いてないよ。

ほむほむ「ホムッ!?」ア、コラッ!

まどまど「マドッ!?」セッカクノエサガ!!

さてと・・・
もういいかな?

ツンッ

仔ほむ「ホミュ?」

ツンツン

仔ほむ「ホミュ・・・?」

ツンツンツンツンツンツンツンツン

仔ほむ「ホミャァァァア!?」

ほむほむ「ホムッ!?」ナニスルノ!?

まどまど「マドッ!!!」ヤメテ!!!

トトトトトトトトドドドドドドドドド

仔ほむ「ホミャアァァアアアアアア!!!!!!!」

今日は戦法を変えてみた。いつもは怒りにまかせてぶん殴るだけだったが、指先でひたすら突いてみることにする。
この戦法の最大の特徴はスピード。殴るよりはパワーは落ちるが、その圧倒的なスピードで突きを叩き込み、相手を粉砕する。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドド

仔ほむ「ホミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"ミ"」

一発で足りなければ十発。

ほむほむ「ホマァァァアアアアアアーッ!!!」コドモーーーーッ!!!!ポロポロポロ・・・

十発で足りなければ百発。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

まどまど「マギャアアアアアアァァァァァァアアアア!!!!!」ポロポロポロ・・・

徹底的に叩き込む。

ドンッ!!ズチュ ホミギギュッ!!!!

仔ほむ「」プラーン・・・

無数の突きの連打を受けた仔ほむの顔はみるみるうちに陥没していき、
ついには人差し指の貫通を許すまでにグチュグチュになってしまっていた。
俺の指先には仔ほむの頭部がくっついており、その体をだらしなくぶらさげていた。

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・・」コ・・・ドモ・・・・

まどまど「ホムラチャァアァァアアアアアン!!!!」

仔まど「ミャロ・・・・ホミュラチャン・・・・?!」

人差し指を右手ごとふりあげ、一気に振り下ろす。
その勢いによって仔ほむの頭部は俺の指から抜け、一家の眼前で仔ほむは床に叩きつけられ、その肉片を盛大に散らした。
一家はもはや何が起こったかわからず、床の赤黒いシミと飛び散った生物の肉片をただただ見つめていた。


人の家に食べ物を盗みに来るからこうなる。
さぁ、次はお前だ、まどまど。


終わり


542VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 01:39:19.18jnQQwrqfo (2/3)

なんか愛でシーンと交尾シーンと特殊な虐待シーンを強引につなげた感が漂ってたけどテンポがよくて面白かった。乙乙


543VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/07/29(日) 02:06:44.58VMO3Iksno (1/1)

乙乙

半角どうこうの時にもいたけど>>515みたいにケータイだからじゃねとか言うのは的外れじゃないかな
・やたら詰まってる
・無駄な改行
・半角に限らず片仮名だらけ
・平仮名のみで漢字なし
・無駄に多い感嘆符
・変な言葉使い
こういうのはフォントやら表示される環境やらに関わらず読み辛い文章でしょう


544VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 02:22:48.48jnQQwrqfo (3/3)

作品のタイトルを見たら議論の的になるの分かっててわざとやった可能性が…。考えすぎか?
確かに読みにくいし、いろいろと叩きたくなる所ありそうだけどスルーが大人だと思う


545VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/29(日) 03:38:32.06lD7rky/t0 (1/1)

ただ、改行が少ないと
それは、それで読みにくくなったりするので難しい

慣れてる人なら
改行も適量
無駄な装飾文も無く
それでいて、読みやすいけど
初心者が、真似すると
必要な文章が抜けて意味不明なる

つまり、何が良いたいかというと
>>543
の言ってるアドバイスは上級者向けなので
初心者は構えず、どんどん投稿しましょう

ただ、意味不明な作品になってないか
それだけは確認してからね


546VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 05:32:23.79uZVFxZCzo (1/1)

読みにくい長いのは1レス読んでNGワードで解決だけどageられるのはどうにも対応出来ない…
このタイプのスレはsage進行にしとかんと困るんですよ


547VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 07:38:41.80lqenmyXDO (1/2)

正直このスレでは
荒らし=ageる輩>駄作or読みにくい話
くらいの関係で嫌われるからね。


つまり何が言いたいかと言うと
>>545を始めとするsageない輩 or sage方を知らない輩は半年ROMれ。
ROMって下さい。お願いします。


548VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 07:54:29.01p2llH8bSo (1/1)

一人がたった1レスsageなかった程度でぎゃあぎゃあとアホちゃうかと


549VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/29(日) 08:03:45.40GSe8mVXZ0 (1/1)
550VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 08:39:14.22lqenmyXDO (2/2)

>>548
なんか最近ageる人が多い気がしたのでつい。
こんな事でレス消費して申し訳無い。


551VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/07/29(日) 08:42:32.39ewZLI5GAO (1/1)

>>549
乙乙
これは確かに腹蹴りしたくなるうざさだ


552VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/29(日) 09:02:40.413T4jRuZuo (1/2)

>>549
いつも思うが表情が本当に素晴らしいと思います


553VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 09:04:01.52t+qJA2gHo (1/3)

>>549
杏子ちゃんはマシンガンスパイク叩き込んでいいレベル


554VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 09:13:46.64t+qJA2gHo (2/3)

杏子ちゃんじゃねぇ、あんあんだ


555VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 10:02:22.43J1WFUtST0 (1/2)

乙 表情上手いなぁ

ところで、非虐待だけどネタ元は虐スレって場合は、
ネタ伏せて愛でに投下すべき?それともここ?


556VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 10:03:37.58t+qJA2gHo (3/3)

俺はその場合はこっちに投下してる
両方見てる人も結構いるし


557VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 10:32:40.43R9ADAiDIO (1/1)

>>551
絵は腹パンだけどな!


558VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 10:41:28.00J1WFUtST0 (2/2)

画像汚くてすまん
494のほむほむってこんな想像してたんだろうかって
http://vippic.mine.nu/up/img/vp87131.jpg


559VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 11:03:44.44ZPXlvODJo (1/5)

>>558
八尺様かよww
やっぱ可愛い絵だな


560ほむほむ剃ります2012/07/29(日) 11:04:24.59ZPXlvODJo (2/5)

おい、早くしろよ。

あ、はい。
先輩の声で我に還る。

ジョリ・・・ジョリ・・・

ほむほむ1「ホ・・・ホムアァァァアアアアア・・・・・!!!」

ジョリジョリ

ほむほむ2「ホギィィィイイイイイイッ!!」ポロポロポロ・・・

我に還るが、また同じ作業の繰り返しで気が遠くなる。
『ほむ髪』をほむほむから剃り落す。それだけのために私は働いている。
そこいらへんにワラワラ生息している、見滝原が誇る不思議小動物ほむほむ。
その髪の毛を何故剃り落して小分けにしなければならないのか。先輩に尋ねても答えてくれない。

ジョリジョリ・・・

ほむほむ3「ホムアァァァアアアァァァァァアアアア!!!!??」ポロポロ・・・

ほむほむにとって、髪を剃り落されるのはかなり苦痛に感じるようだ。
まるで子供でも殺された時のような悲痛な叫び声を上げている。
まぁ一部では、ほむほむの長髪は黒タイツと並んで、まどまどへのセックスアピールと言われており
その価値はほむほむのみぞ知るといったところだろう。


561ほむほむ剃ります2012/07/29(日) 11:04:49.74ZPXlvODJo (3/5)

ジョリリッジョリ・・・

ほむほむ4「ホビィィィイイイイッ!!!!!」

しかし退屈だ。コンテナの中には黒く細いものが・・・ああ、やめよう。数えきれない。
とにかく山のように積み上げられている。

おい、追加だ。

あ、はい。

まどまど1「ホムラチャン・・・?」

まどまど2「マドォォオオ・・・」

仔ほむ1「ホミュウゥゥウウ・・・」ガクガクブルブル

仔ほむ2「ミャロカァァァアアア」ビエーン

へぇ・・・ここに勤め出して二ヶ月経つが、成体ほむほむ以外なんて初めてだ。
さっそく剃る。

ジョリリジョリ

まどまど1「マドォォオオオオオォォォォッ!!?」

ジョリリジョリジョリ

まどまど2「マギャアァァァアアアアアアァァアアア!!!?」ポロポロ・・・

ジョリジョ・・・ブチッ!ボトッ

仔ほむ1「」

まどまど1「ホ・・・?ホムラチャアァァァァアアアアアアァァアァァァン!!!」ポロポロ・・・ポロポロ・・・


562ほむほむ剃ります2012/07/29(日) 11:05:17.78ZPXlvODJo (4/5)

何してやがる!この半人前が!!

バキィッ!

先輩の鉄拳が私の顎にヒットし、脳を揺らす。
働き始めの頃にほむほむの髪以外を剃り落してしまった時以来だった。
下に転がる仔ほむの頭を拾い、ゴミ箱に放り込む。
やはり子供だけあって力加減に注意しなければすぐに首がもげてしまう。

ジョリジョリ・・・

仔ほむ2「ボミャァァァァアアアアアッ!!!!」ビエエェェエェン!!

今度は上手くいった。
先輩はと言うと、素早く、それでいて丁寧に仔ほむの髪を剃り落とす。
先輩の使っているのは普通の剃刀だが、半人前の私には安全髭剃りしか持たせてもらえない。
おかげで器具の掃除が大変だ。

ジョリジョリ・・・

ほむほむ5「ホビィィィィィイィイイイ!!」」

ジョリリッジョリ

まどまど3「マギャアアアアァァァアアアア・・・」ポロポロ・・・

ジョリリリッジョリ

仔ほむ3「ホビャアアアアァァァァアアアアアアア!!!」

おい、追加だ。

あ、はい。


563ほむほむ剃ります2012/07/29(日) 11:06:33.11ZPXlvODJo (5/5)

仔まど1「ミャロロロ・・・」ビクビク

仔まど2「ホミュラチャァアア・・・」ポロポロ・・・

でぶほむ「ホブゥウゥゥ・・・」ポロポロ・・・

でぶほむなんて久しぶりに見たな。
・・・ていうかでぶほむの髪なんて需要あるのか?

ジョリジョリ・・・

仔まど1「ミャギィィィィィイイイイイィィイィィイイ!!!」ポロポロ

ジョリリッジョリジョリ

仔まど2「ボビュラヂャアアァァァァアアアアアアアン!!!!???」ビエエェェン

ジョリジョリジョリ・・・

でぶほむ「ボムアァァァァアアアアアアア!!!??」ポロポロ・・・

先輩。

何だ?

前から疑問だったんですけどね。

何だ、言ってみろ。

何で私たちはほむほむやまどまどの髪の毛を剃っているんですか?
髪の毛なんて何に使うんです?

使うのは髪じゃない、丸坊主の本体のほうだ。

何に使うんです?

知るか、作業に徹しろ。

・・・・・・。
完全に疑問が晴れずモヤモヤしたが、先輩が怖くてそれ以上聞けなかった。
まぁ、たぶん食用だろうな。人によっては食べる時に髪の毛が気持ち悪いなんて人もいるし。
気が遠くなるのを必死でこらえながら、ケースの中で恐怖に歪んだ表情のまどまど・・・その腕に抱えられスヤスヤ眠る仔ほむに手を伸ばした。

まどまど4「マッ!!マッ!!!」ブンブン

ヒョイッ

仔ほむ4「ホミャア・・・・」パチクリ

ジョリジョリ

仔ほむ4「ホミャアアァァァアアアアア」

まどまど4「ホミュラチャアァァァアアアアアアン!!!??」ポロポロポロポロ・・・

現在、午前11時。
終業は17時半。作業は続く。





564VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 11:16:53.55krYKcsTao (1/1)

>>558
足だけかよ!ワロタ

ほむほむにも美しくなりたいって願望はあるんだなぁ


565VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/29(日) 11:18:12.983T4jRuZuo (2/2)

>気が遠くなるのを必死でこらえながら、ケースの中で恐怖に歪んだ表情のまどまど・・・その腕に抱えられスヤスヤ眠る仔ほむに手を伸ばした。

>まどまど4「マッ!!マッ!!!」ブンブン

>ヒョイッ

>仔ほむ4「ホミャア・・・・」パチクリ

>ジョリジョリ

>仔ほむ4「ホミャアアァァァアアアアア」

>まどまど4「ホミュラチャアァァァアアアアアアン!!!??」ポロポロポロポロ・・・


ここがすごくツボだわ素晴らしい
特に
>まどまど4「マッ!!マッ!!!」ブンブン
が最高ですおつおつ


566VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/29(日) 12:41:13.82gw2bnFvX0 (1/1)


最近工場ものが無かっただけに凄く面白かった


567VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 16:15:52.91kpvdjJXe0 (1/1)

長文の人久しぶりに来てたんだな。乙乙 相変わらずどんだけほむほむ嫌いなんだろう?この人ww
見づらい言う人いるけどこの人毎度こんな感じじゃん。
なんでここまでぶっ叩かれるのか意味不明。
もう長編書く人も徹底的に虐待するの書く人も減ってるからこれからもこの調子で投下して欲しい。


568VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/07/29(日) 16:52:14.74edNUabNQo (1/1)

>>558
妄想ほむかわええなぁ・・・いたずらしたくなる

ポロポロ バンバンバン トテテテ カケヨリ テフリフリ
こういう系好き


569真実の口2012/07/29(日) 17:10:55.522G9nBd9Io (1/1)

──夏休みのローマにて──

真実の口とは、ローマにある海神トリトーネの顔をした石の彫刻である。
彫刻の口の部分には、人間の手首がスッポリと入る大きさの穴が空いており、
嘘つきな人が手を突っ込むと抜けなくなる、手首を食い千切られると言った話が伝わっており、
その穴に手を突っ込んで『噛まれたー!』とパニクるジョークは映画等で有名である。


マミ「……おかしいわね」

ほむほむ「…ホム?」
まどまど「…マド?」

マミ「……」(穴に入った仔ほむちゃんが消えちゃった)

ほむほむ「……」
まどまど「……」

マミ「……」(あの子が嘘つきのはずはないんだけど……)

ほむほむ「マド…カ…?」
まどまど「ホムラ…チャン?」

マミ「……まさか」ガタガタ

ほむほむ「ホビャッ…」ビクビク
まどまど「マドォ…」ウルウル…


トリトーネ(彫刻)「……」(スマン。あんまり美味そうだったから、つい……)





570VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 18:55:28.81wZPf902AO (1/1)




571VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 21:32:49.36zIniC7Z8o (2/2)

乙s


572VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 00:16:40.58Ev90JWmfo (1/1)
573VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 00:21:40.67XVRwUHdxo (1/13)

やけに凛々しいなww


574VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 01:28:45.55hjO6Cu6do (1/2)

gj


575VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 01:38:22.71gXIyeDwIO (1/1)


糞虫が何故こんなドヤ顔なのか…麻酔を打って手足を丁寧に引きちぎるお医者さんごっこがしたい


576VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:18:18.50XVRwUHdxo (2/13)

おいでよほむほむの森


ここはとある森の中。
鬱蒼と繁った木々に囲まれながら「それ」はあった。

ほむほむ32「ホムゥンホム」キョウモイイテンキ♪

ほむほむ41「ホムッフゥホムホム」サワヤカダネ

仔ほむ62「ホミャアー♪」オカーターン トテテテ

ほむほむ32「ホムゥン」コホムチャン

仔ほむ62「ホミャッ!ホミャア!」ダッコ!ダッコ! ピョンピョン

ほむほむ32「ホムホム」ハイハイ・・・ヨッコラショ

仔ほむ62「ホミャア~♪」タカイヨ~♪

まどまど12「マドォ」コンニチハ

まどまど29「マドドォ」セイガデマスネ

ここは通称『ほむほむの森』。
力の弱い野良ほむほむたちが身を寄せあって森の中に集落を作ったのが始まりで、木の実を採取したり、木の枝を資材として回収し巣や道具を作ったりしている。

まどまどは自然と集まってきた。
二種の間には磁石が如く引き寄せ合う奇妙な力が存在し、どのような状況であっても一緒にいる運命とも言える。

ほむほむ71「ホムホムゥ」キョウハナニスルノ

まどまど53「マッドォホムラチャン」ホムホムトデートヨ

仔まど124「ミャロォミャロミャロォ♪」トテテテ・・・

仔ほむ97「ホミュウンミャロカァ♪」トテテテ・・・

餌や資材の回収などの仕事が無い時間は、みんなで好きなことをして過ごす。
好きな相手とデートをしたり、子供は追いかけっこやかくれんぼをしたり、穏やかな日々を楽しんでいる。


577VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:18:48.95XVRwUHdxo (3/13)

ところ変わって、あるほむほむの家。
ここのほむほむは大層働き者で、暇な時間は畑を耕したり野菜を収穫したりしていたそうな。

藁がつまれた、お世辞にも綺麗とはいえない家から出てきて、大きく伸びをする働き者ほむほむ。

ほむほむ231「ホムッフゥ!」キョウモガンバルゾ!

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「ホムッホムッ!」

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「ホムッ!ホムッ!ホムッ!」

木の枝を石で削って加工した、お手製の桑を全身を使って降り下ろす。
いい野菜にはいい土が欠かせない。ほむほむは汗だくになりながらも一生懸命畑を耕す。

まどまど271「ホムラチャーン///」アーソビマショッ///

ほむほむ231「ホム・・・ホムホム」ゴメンナサイ・・・モウスコシ

まどまど271「マドッ!」ツマンナイ!プイッ

ほむほむ231「マドカァ・・・」

ほむほむ231「・・・・・・」

ほむほむ231「・・・ホム」

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

働き者ほむほむは変わり者扱いされていた。
遊んで暮らすが信念と言ってもいいほむほむにおいて、必要以上の仕事を黙々とこなす。
誰かに強制されたわけでもなく、極めて自然に桑を振るう。まどまどに見向きもせず。


578VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:19:19.14XVRwUHdxo (4/13)

しかし、そんな噂が聞こえてきても何ら気にすることもなく、彼女は今日も汗を流す。

ほむほむ231「ホムンホムー」テクテク

市場に野菜を売りに行く働きほむ。変わり者と蔑まれてはいたものの、彼女の作る野菜は美味しく、市場ではかなりの値がついた。

ほむほむ231「ホムッフゥ」オネガイシマス

まどまど379「ホムラチャンマドー」イツモドウモ

商人まどまどは、ほむほむのボロ布財布に、光る石を入れた。
光る石の正体はビー玉であり、ほむほむたちの間ではお金に相当する。

餌や資材は現地調達が基本なので、生活する分には困らないが、このお金を使用することで安全に食料や資材が買える。
さらには、めがほむ職人が作るオシャレな服やアクセサリーが手に入ったりするのだ。

ほむほむ231「ホムゥホム」オオキイビーダマ5ツ・・・

大きいビー玉1個につき千円と考えてもらえればわかりやすいかもしれない。
ちなみに小さいビー玉は百円だ。

仔ほむ84「ホミャァァアアアン!ホミャァァアアアン!」

ほむほむ140「ホ・・・ホ・・・」オロオロ

まどまど39「マド・・・ホムラチャ・・・」オロオロ

仔まど7「ミャロロォホミュラチャア」オネータンッタラ!

ほむほむ231「・・・?」

働きほむは帰り道、ほむまど一家にでくわした。
何やら仔ほむが大泣きしているではないか。
働きほむは事情を聞いた。


579VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:19:44.95XVRwUHdxo (5/13)

・・・どうやら、転んだ拍子にアイスを落としてしまったらしい。
確かに、仔ほむの足元にはまどまど職人特製のアイス(細かく切り分けたカップアイスの蓋の一部)が落ちていた。

蓋に僅かについたアイスが地面と接してしまい、これではもう食べられない。
仔ほむはどうしても泣き止まず、一家は困り果てていた。

ほむほむ231「・・・」ゴソゴソ

ほむほむ231「ホムッ」

仔ほむ84「ホミ・・・?」

まどまど39「マドッ!」ガバッ!

ほむほむ140「ホムムゥーッ!」ズラカレーッ!

仔まど7「ホーミュラチャッ!」アッカンベー!

ドテテテテテテテ・・・

土煙をあげながら、ほむまど一家は走り去っていった。ほむほむは差し出したはずのお金が財布ごと掌から無くなっていることに気付き、溜め息をついた。

ほむほむ231「ホム・・・」マタカ・・・

コミュニティが出来れば、自然と格差というものが生まれる。
みんな仲良く遊んで暮らすがコンセプト。
そんな場所でも、やはりそれはあった。

餌や資材を現地調達するには多少なりとも危険を冒さなければならない。

働いたり、売りに出すようなものが無ければお金は手に入らない。

あの一家はここいらへんでは有名な詐欺集団で、子供をダシにしてほむまどを騙し、せしめた金で生活をしているのだ。

有名なだけあって引っ掛かる者はあまりいないが、この純粋な働きほむは、いとも簡単に騙されてしまった。
実はこのほむほむ、今月だけでも20回は同じような詐欺に引っ掛かっている。

ほむほむ231「ホム・・・」

仕方が無いと肩を落とし、再び帰路につく。

家に着くと、また日が暮れるまで桑を振るう。


580VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:20:10.91XVRwUHdxo (6/13)

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「・・・・・・」

さすがに20回も詐欺に会ったのは応えたのだろう。
いつものホムッ!ホムッ!という掛け声も聞こえない。

グググ・・・ズボッ!

グググ・・・ズボッ!

ほむほむ231「・・・ホムッフゥ」

もう日も沈みかけ、これが今日最後の作業と決め込んだ働きほむが、特製ほむ大根(小指の半分程度の大きさ)を収穫している時、一匹の来訪者が。

まどまど271「ホムラチャン・・・///」ハァハァ///

今朝遊びに誘ってきたまどまどだ。

・・・しかし、どこか様子がおかしい。

まどまど271「ホムラチャーン///」クネクネ

ほむほむ231「・・・?」

いつもは軽くあしらうだけだが・・・。

ただならぬ気配を感じ取った働きほむは作業を切り上げ、そそくさと家の中に入ってしまった。

まどまどは、働きほむが家に入っていったのを確認すると、いつの間にか消えてしまっていた。

ー翌日ー

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「ホムッ!ホムッ!ホムッ!」

昨日のことなど忘れ、農耕に勤しむ。

まどまど271「・・・・・・」

しかし、またあのまどまどが来た。
それにしても昨日に増してさらに様子が変だ。
作業を中断し、まどまどを睨み付ける。

―――と。

まどまど271「マド、マドマドマドマドマド!ホムラチャンホムラチャンホムラチャン」

ガバッ

ほむほむ231「ホムゥゥウゥゥウウウゥゥゥゥウウ!!?」


581VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:20:37.42XVRwUHdxo (7/13)

まどまど271「マドッ!マドマドッ!ホムラチャァァァアアァァアァァアン!!!」パンパンパンパンパンパン!カクカクカクカク

ほむほむ231「ホッホムゥゥウウ!!ホムゥゥゥウウウウ!!!」ヤメテ!ヤメテ!ヌイテ!

まどまどに畑に押し倒され、土まみれになる。
ピストンに押され、前後に動かされるほむほむ。

その目には突然の出来事への戸惑いと深い絶望感、そして今まで大事に耕してきた畑が自分の体によってグチャグチャになっていくことへの悲しみに溢れていた。

ほむほむは、ただ空を見つめるしか無かった。

まどまど271「マ・・・マドォォオォオォォォォッ!!!」ドピュピュピュッ!ドピュウッ!!ビュッ!

ほむほむ231「ホ・・・ホム・・・」スリスリ

現実逃避のために、畑に頬擦りをするほむほむ。
運が悪かった。まどまどは発情していたのだ。

普段から働きほむが誘いを断っていたためまどまどにはフラストレーションが貯まっており、発情期になったことを切っ掛けに、それをぶつける相手を探していたのだ。

真っ先に狙われたのは、このほむほむ。
普段から少しでも遊んだりしていれば、まどまどの征服欲は和らいでおり、狙いは別のものに向けられたであろう。

かくして妊娠してしまったほむほむは、働くことも出来ず、ただ家に閉じ籠って横になるしかなかった。
畑はグチャグチャのままだが、桑を振るっては体に障る。それがわかっていたので自重した。

まどまどはと言うと、発情期も終わり、ほむほむを妊娠させたことも忘れた様子で遊び呆けていた。
ただ・・・あの一件からこの家には近付かなくなった。やはり少しは意識しているのだろう。


582VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:21:03.14XVRwUHdxo (8/13)

そして、ついに出産の時。

ほむほむ231「ホムッ!ホムゥゥウウ!ホムゥゥゥウウウウウ!!!」

スポン!ヌルスポン!!

仔ほむ408「ホミャァァアアア!!!ホミャァァアアア!!!」

仔ほむ409「ホミュホミュ・・・ホミュウ?」ヨチヨチ

仔ほむ410「ミャロキャァァァアアア!!!」ビェェエエン!!

ほむほむ231「ホム・・・ホムゥゥウウ///」ワタシノ・・・コドモ///

仔ほむ408「ホミャミャア?」オカータン?

ほむほむ231「ホムムゥ///」オカーサンヨ///

この日から働きほむは、より一層畑仕事に勤しんだ。

いつも以上に桑を振るい、

いつも以上に野菜を収穫し、

いつも以上に市場に売り込んだ。

時が経つにつれ子供も成長し、畑仕事を手伝ったり、一緒に食料調達に出掛けたりするようになっていた。

仔ほむ409「ホミャッ!ホミャッ!ホミャッ!」

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「ホム!ホムホム!」チガウ!コウ!

ザックザックザック・・・

仔ほむ409「ホミャアー」ナルホドー

傍目には何が違うかわからないが、働きほむは誇らしげに指導を行い、子供はひたすら感心していた。

仔ほむ410「ホ・・・ホミュンッ!」

グググ・・・ズボッ!

グググ・・・ズボッ!

仔ほむ408「ホミャッ!ホミュウン!」

グググ・・・ズボッ!

グググ・・・ズボッ!

ほむほむ231「ホームホムホム」ヨシ、キョウハモウオワリニシヨウ

仔ほむs「ホムゥ」ハーイ

――深夜。
眠りこけるほむほむ一家に忍び寄る怪しい影。
影は三匹の仔ほむに手を伸ばし、起こさないようにそっと連れ去った。


583VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:21:29.10XVRwUHdxo (9/13)

朝起きて仔ほむの姿が無いのを知った働きほむは必死に探した。
しかし見つかるはずもない。

途方に暮れた働きほむは農作業を始めた。こんな状況でも農耕に勤しむとは・・・と思うだろうが、彼女にとっては唯一落ち着く手段なのかもしれない。

その夕方、野菜を売り込むために市場に着いた働きほむは驚愕し、布に包まれた野菜類を落としてしまった。

丸くなった目で見つめる先には、今朝がたいなくなった我が子がいたのだ。
丈夫な草で編まれた牢獄から自身の姿を見つけ、悲痛な叫び声をあげる我が子に慌てて駆け寄る。

ドスンッ!

ほむほむ231「ホビャッ!」ドテン

まどまど300「マド!マドマドッ!」チカヨルナ!バイバイノトチュウダ!

ほむほむの森の市場では、月に一度、奴隷市場が開催される。
先述したように、コミュニティに生まれた格差は歪な形で変化しており、奴隷として扱われるほむほむ・まどまどは一生を主人のために捧げる運命にある。

奴隷として捕らえられるのは、主に貧困層のほむほむ・まどまどであり、
子供は長く働けること・その手の趣味の者が高値で購入する、などの理由から価値が高くなっている。

そして今回犠牲になったのは、働きほむの一家であった。

ほむほむ231「ホビャァァアアッ!ホビャホビャァァアァアアァァア!!!」カイマス!ソノコタチヲカイマス!

まどまど300「マッドンマドマド」

ほむほむ231「ホッ・・・!?」

売人のまどまどは、この子供全部を買うには大きいビー玉300個必要だと言った。
人間のお金に換算すれば、約30万・・・そんな大金は無い。

ほむほむ231「ホムホムホムホー!ホム!」ハハオヤデス!ダカラオネガイシマス!

まどまど300「マドマドッ!マドッ!」ダメダ!

奴隷となった子供を買い戻そうとする親は多々いるものの、大方が貧困層である。
買い戻せるはずもない。

売り物の奴隷が働きほむの子供だとわかった途端、購入しようと集まっていた人だかりはざわつきながら散り散りになっていった。
今でも働きほむは変わり者として蔑まれているからだ。


584VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:21:55.29XVRwUHdxo (10/13)

まどまど300「マドォ・・・!」オマエノセイデ!

まどまど300「マドマド!!!」コイツラハ、ハイキスル!

シュボッ!パチパチパチ・・・

丈夫だとは言っても所詮は草。
火は瞬く間に燃え広がり、か弱い命を奪いにくる。

仔ほむ408「ボミ゙ャ゙ァァアァ゙ァ゙アァ゙アァア゙ァ゙ァァァァ!!!!」オカーサーン!!

仔ほむ409「ホビャァ゙ァ゙ア!!ホビャァ゙ァァ゙アァ゙ァァ゙ァア゙アア!!!」タスケテー!!

仔ほむ410「ホ・・・ギィ゙ィ゙イ゙イイ゙ィィィィ゙ィィ!!!」アツイヨー!!

ほむほむ231「ホビャァァア゙ア゙ア゙アァァ゙ァ゙ァアァ・・・!!!」コドモォォオォォオ!!! ポロポロポロ・・・

無力さにうちひしがれる親の前で、仔ほむたちは灰と化した。
最期の最期まで、親に助けを求めていた。

子供の灰を持ち帰った働きほむは、それを畑に撒く。

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

ほむほむ231「・・・・・・」

無言で桑を降り下ろす。

それは

三日三晩続き

雨が降ろうが

まどまどが後ろから犯そうが

決して止まることは無かった。


585VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:22:21.48XVRwUHdxo (11/13)

ボトボトボト・・・

未熟児ほむ1「ホミャァァアア!ホミャァァアア!」

未熟児ほむ2「ホミィィイィィイッ!!」

ザックザックザック・・・

未熟児ほむ1「ホヒッ」ブチュ

ザックザックザック・・・

未熟児ほむ2「ホンギュ」ブチュ

ザックザックザック・・・

妊娠しても桑を降り、そのせいで未熟児となって生まれてきた我が子をも畑の肥やしとする。
いよいよ働きほむは森の仲間から気味悪がられだした。

勇気を出した一匹のまどまどが聞いてみた。

『どうしてそんなに畑を耕すの?』

耕すのは耕すが、一向に次の段階に移る気配が無いのだ。疑問は当然だ。

働きほむは桑を地面に刺し、ゆっくりと口を開いた。

『畑じゃない、私の子供だよ』

そう言い終えると再び桑を振りだした。
掌の血豆が潰れ、飛沫が飛び散る。

質問したまどまどは怖くなり、逃げ出した。

ほむほむ231「・・・・・・」

ほむほむ231「ホム・・・」モット

ほむほむ231「ホムホムホム・・・」モットエイヨウヲ

――夜。市場。

ほむほむ140「ホムッ!ホムッフゥ!」キョウモタイリョウダッタネ!

まどまど39「ウェヒヒヒヒヒッ!」

仔まど7「チィヒヒヒヒヒヒ!」

仔ほむ84「ホミャア!ホミュウン!」ナニカオイシイモノタベヨウ!

以前、働きほむを騙した詐欺家族だ。
まだ悪事を働いているらしく、その腕にはビー玉を大量に抱えている。


586VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:22:49.24XVRwUHdxo (12/13)

ほむほむ231「・・・・・・」

ほむほむ140「! ホムムーン!」カモダ!イケ!

仔ほむ84「ホミャァァアァァァン!ホミャァァアァァァン!」

ほむほむ231「・・・・・・」

まどまど39「マド・・・マド・・・」オロオロ

ほむほむ231「・・・・・・」ブワッ

仔ほむ84「ホミ?」

グシャァッ!!

仔ほむ84「ホミギチュゥ!!」

ほむほむ140「!!!!?」

まどまど39「マギャァァアァァァァァアアア!?」コホムチャァァアァァン!?

仔まど「ミャ・・・ミャ・・・」ガクブル・・・ジョワー・・・

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

仔ほむ84「ミ゙ッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!ミ゙ャッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!ホビッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!ミ゙ッ!」

ブチュウッ!

仔ほむ84「ホ・・・ミ・・・」オカー・・・タン・・・

ほむほむ140「ボビャァァアァァァアァァアァァァ!!!」ポロポロポロ・・・

働きほむは―――ただひたすらに仔ほむへ桑を降り下ろした。財布を盗られたことを恨んでいたわけではない。
そこには特別な感情は無く、目の前の土壌を耕すが如く一定のリズムで桑が降り下ろされるだけであった。

まどまど39「マァァァアァァアァァァッ!!!!」ヨクモコホムチャンヲヲヲ!!! ダダッ!!

ほむほむ231「・・・・・・」

スパンッ!

まどまど頭「マドカフェッ!!」ボトン

まどまど体「」ズザーッ!

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

まどまど頭「マ・・・マ・・・」ガクガクブルブル

眼前で自分の体が耕されている・・・底知れぬ恐怖であろう。

仔まど7「ミャギィィイイッヒィィィイイイィィィ!!!」ダダダダッ!

仔まどは逃げ出した!

しかし回り込まれてしまった!

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

仔まど7「マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!マ゙ッ!」

ほむほむ140「」ブクブクブクチーン

ほむほむ231「・・・・・・」

全ての『肥料』を持ち帰った働きほむは、生きたままの親ほむも含め畑にばら蒔き、また耕し出す。


587VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:23:16.36XVRwUHdxo (13/13)

働きほむは狂っていた。
殺された子供の灰を、墓代わりに畑に撒いたことで何かが切れてしまい、子供(畑)のご飯(肥料)を稼ぐために同種のほむほむたちを惨殺していった。

奴隷商人。

ザックザックザック・・・

まどまど300「マギィ・・・マギィ・・・マギィ・・・マギィ・・・」

ザックザックザック・・・

ブチュッ!

まどまど300「マビャァァアアアァァァァァァアァァァァァアァァァッ!!?」ウデガァァアッ!!?

シュボッ!パチパチパチ・・・

ボワッ!!!

まどまど300「マギャァァアァァアァァァァァアアァアア!!!」アツィィィイイッ!!!

いつものまどまど。

まどまど271「マ・・・マ・・・」ワタシノ・・・

ザックザックザック・・・

まどまど271「マド・・・」オ〇ンポガ・・・

ザックザックザック・・・

ザックザックザック・・・

まどまど271「マドォ・・・マドマドォ・・・」モウコドモデキナイヨ・・・ポロポロポロ・・・

スパンッ!

まどまど頭「マドマギッ!!!」

何故、同種が『我が子』の『ご飯』になるのか?
理解できないが、理解しようとするとこちらまで狂いそうになる。

しかし、市場には今日も野菜が並ぶ。
もちろん、働きほむが育てた野菜も。

働きほむの野菜は以前にも増して値が上がったのにも関わらず、飛ぶように売れた。
この世のものとは思えない味だそうだ。

いかがだったろうか、ほむほむの森。
様々な性格、環境のほむほむ・まどまどが暮らすこの空間。
その多様さ故に、時として働きほむのように狂ってしまう者も出てくる。
どうだろう?あなたも観察しに来ては?


おいでよほむほむの森。


終わり


588VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/30(月) 02:33:55.31i2iphlgvo (1/1)

これまた凄いものが投下されたなおつおつ


589VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 02:45:06.71/caip7/qo (1/1)

乙乙。これは長くても読みやすかったししかも面白かった
鍬が桑になってたとこ以外は最高でした


590VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/30(月) 02:47:03.99nMoZTU880 (1/1)

おつおつ
因果応報ですな
二度とこんな悲劇が起こらないように森はさやさや達に潰して貰おう


591VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 04:55:40.53YGK2tNoAO (1/2)

乙乙
面白かった!


592VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 06:04:48.96hjO6Cu6do (2/2)

乙。良いよ良いよ


593VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 16:26:06.85CfShgtXO0 (1/1)

「真夏日」



「うー…暑い…今年も猛暑だなぁ…」


俺はそう言って、公園の木陰にあるベンチに座りペットボトルの清涼飲料を一気に飲み干した。


「…ングング…プハッ!…はぁ……そりゃっ!」…ポコン…コロコロ…


空になったペットボトルをベンチ脇のゴミ入れに投げ込む…ペットボトルは、ゴミ入れの縁に当たって跳ね返された。


「ちっ…入らなかったか…ん?」


転げ落ちたペットボトルを目で追うと…そこにほむほむと仔ほむが居るのが見えた。ほむほむは仔ほむの頭を抱いてなでている。


「…ほむほむと…仔ほむ…か…」


俺がそう思った時…ほむほむが仔ほむを抱きかかえ、俺の方に走ってきた…。


「ホムホムホムーッ!!!ホムッ!!!ホムッ!!!ホムーッ!!!」プンプン …ホミュー…エグエグ…


…そして、ものすごい剣幕で何かを喋りだした…。仔ほむは腕の中で泣いている…俺はあっけに取られてほむほむの話を聞く…。


今、お前が投げたモノで私の大切な子供が怪我をした。この子はとても優しく働き者で、私のために食べ物を毎日持ってきてくれる。

しかし、お前が怪我をさせたせいで、食べ物探しに行けなくなった…いや…もしかしたらこのまま動けなくなるかもしれない…うん、そうなるだろう。

そうなれば私達は生きていけないので、お前は責任を取って私達を飼わなくてはいけない。飼いほむにふさわしい、おいしいゴハンを毎日食べさせてくれたら

この子もすぐに元気になるはずだ。それと、私はとても驚いたので、それに対する賠償も請求する。番のまどまどが昨日死んでしまったので、新しいまどまどを

連れて来い。白まどでいいぞ。仔まども昨日死んだがそれは仕方ない。新しい番と新しい家庭を築くようにする。…何をしている?さっさと家に連れて行け!!


…といった内容である…たしか…当たってないよな…。


「ホムホムンッ!!!」エッヘン!!

「ホミャミャー///」パチパチパチ…

「………。」


俺はほむほむの話を最後まで聞き終えて…。


「ホムホムー!?!?ホムホムーッ!!ホム……ホギッ!!!」オイ!?ハヤクシロ!!オイ……オ゙… グチャッ!!

「オリョカネ///ホミャホミャ!!!ミャロ……ガッ!!!」オカーシャン///シュゴーイ!!ハヤク……イゴッ!! グチャッ!!


…静かに踏み潰した…。

よく見ると…踏み潰した靴の横に…ピンクの髪のようなものが黒いシミの上に落ちていた……なるほど…。

俺は立ち上がり、ペットボトルを拾い上げるとそれをゴミ入れに入れ…午後の仕事に戻る…。


「…ホントに暑いな…アイス買っていくか…」スタスタ…



「終わり」



594VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 16:40:48.96pPQctf9To (1/1)

乙。そこはかとなくゆ虐の香り


595VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 18:21:15.42EOTX3SWmo (1/1)


こういう図々しいほむほむ制裁する作品好きだ

無理矢理馬鹿に作られた作品より読んでて気持ち良い


596VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 18:36:37.07gtnjKOsW0 (1/1)

乙乙
何故こいつは自分の言うことに人間が従うと錯覚しているのか


597VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 19:18:45.50dTCR5iB8o (1/4)

乙乙
まどまど・仔まどと同じ末路を辿ったのか

俺は実装石のにほいを感じた


598似顔絵2012/07/30(月) 20:51:23.27ASsgedsMo (1/4)

さやか「マミさん…パイズリぃ///」Zzz

ほむら「ブッ!?」ケホケホ

マミ「えっ?」

杏子「寝言だな」

ほむら「…………」(この女)

まどか「ほむらちゃん。紅茶が溢れてるよ」

ほむら「ごめんなさい」フキフキ

まどか「ねぇ。ほむらちゃん」

ほむら「何? まどか」

まどか「『ぱいずり』って、なぁに?」

ほむら「……!?」(まどかの口からエッチな言葉が!?)

まどか「ほむらちゃんは知ってるの?」

ほむら「えっ、えぇ/// 風の噂でね…」

杏子「美味そうだな。ソレ」

ほむら「佐倉杏子///」(美味そうって…)

杏子「アタシも食いたいな。『ぱいずり』ってやつ」

ほむら「…ブハッ」ゲホゲホ

まどか「ほっ、ほむらちゃん!」

ほむら「ハァ…ハァ…」(気管に紅茶が入ったじゃない)

マミ「どうしたの? 暁美さん」

杏子「さっきから変だぞ。ほむら」

ほむら「…ごめんなさい」(誰のせいよ)

さやか「パイズリ…最高///」Zzz

まどか「すごく幸せそうな寝顔だね」

杏子「夢の中で食ってるんだろうな『ぱいずり』ってのを」

マミ「うふふっ。可愛いわね。美樹さん」

ほむら「…………」(美樹さやかぁ…)

杏子「なぁマミ。作ってくれよ。『ぱいずり』っての」

マミ「えっ?」

まどか「私も食べてみたいな。マミさんの『パイズリ』」

杏子「さやかにだけ作ったのは不公平だぞ。アタシ達にも食わせろ」

マミ「…でも私『ぱいずり』の作り方なんて知らないわよ?」

杏子「そうなのか?」

マミ「えぇ。名前もさっき初めて聞いたわ」

まどか「そっか。さやかちゃんが夢の中で食べてるだけだもんね」

さやか「…マミさーん///」Zzz

ほむら「…………」(気まずい…)

マミ「ねぇ暁美さん。どんなお菓子なの? 『ぱいずり』って」

ほむら「!?」

杏子「パイ生地で作るのか?」


599VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 20:52:52.87ASsgedsMo (2/4)

ごめん誤爆した。マジスマン…


600似顔絵2012/07/30(月) 20:56:07.48ASsgedsMo (3/4)

──暴力団事務所──

ごそごそ ごそごそ ごそごそ ごそごそ

ほむら「ふぅ。任務完了ね…」…

…………………………
……………マド?
……


──翌日──

暴力団幹部「あ? 事務所の銃器が盗まれた?」

暴力団員A「すいません!」

暴力団員B「すいません! 兄貴」

暴力団幹部「バカヤロー! スマンで済むか!」

暴力団員A「すいません!」

暴力団員B「すいません!」

暴力団幹部「チッ。どこのボンクラが…」

暴力団員C 「あの。兄さん…」

暴力団幹部「ん? なんだ?」

暴力団員C「一応、犯人の顔を見たやつが…」

暴力団幹部「早く言え馬鹿。どいつだ?」

暴力団員C「はい。こいつなんですがね…」

まどまど「マドッ♪」コンニチハ

暴力団幹部「…………」

まどまど「マドマド」コンニチハ

暴力団幹部「…………」

まどまど「マドマドォ」マドマドダヨ

暴力団幹部「…マジか?」

暴力団員C「はい。マジみたいです」

まどまど「マドドォ」マジダヨ

暴力団幹部「…よし。似顔絵でも書かせろ」

暴力団員C「はい。わかりました。おい…」

まどまど「マドドォ♪」ハーイ

カキカキカキカキ カキカキカキカキ

カキカキカキカキ カキカキカキカキ



601似顔絵2012/07/30(月) 20:56:43.90ASsgedsMo (4/4)

──数分後──

まどまど「マドッ、ホムラチャン♪」デキタヨー

暴力団幹部「おぅ。見せろ」

まどまど「マドー」ハーイ トテテテテ

暴力団幹部「…ん?」

まどまど「マドドマドド」ニコニコ

暴力団幹部「ほぉ…。案外上手じゃねぇか…」ピクピク

暴力団員C「そっ、そうですね…」…

まどまど「マドドォ♪」ホメテイイヨ

暴力団幹部「ははははは…」ピクピク ヒクヒク

暴力団員C「あははっ、ははっ…」ビクビク

まどまど「ホムラチャーン///」カワイイデショ

暴力団幹部「…って、アホかぁ! 誰がほむほむの顔の落書きせぇ言うたんじゃい!!」

まどまど「マッ、マド?」

暴力団員C「すっ、すいません!」

暴力団幹部「ヤクザなめんなよ小動物! 煮て喰うぞコラ!!」

まどまど「マッ!? マギャーッ!!!」チッ、チガウヨー!!!

暴力団幹部「ほむほむが銃器なんぞ盗むかボケぇ! もっとマシな嘘つけカス!」

暴力団員C「すっ、すいません! マジすいません!」

まどまど「ママママッ!? マギャギャギャーッ!!!!!」ナンデナノォォオオーッ!!!!!


おわり


重ね重ねさっきはスマソ


602VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 21:00:25.38dTCR5iB8o (2/4)

乙乙
誤爆だったのかワロタ
まどまどって絵描けるんだな


603VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 21:02:22.55YGK2tNoAO (2/2)


俺も食べたいなw



604VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/30(月) 22:57:36.77mZz+xVKMo (1/1)

誤爆を違和感なく読んでたw

意外と似顔絵似てる気がする


605VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:24:30.70cZJUHONJ0 (1/6)

『魔法少女ほむほむ☆マギカ』

※このSSでは人間は悪意の塊です


公園にて
不良1「へへへ、やっぱりまどまど虐めるのは楽しいな!」ガスガス

不良2「オラくたばれ糞虫が!」ゲシゲシ

まどまど「マギッ!!マギャアアア!!」イタイイタイ!! ポロポロ


???「ホムムーッ!!」マチナサイッ!

不良1「げっこの声はまさか・・・!」


石垣の上
野良ほむ「ホムムンホムホムホームホム・・・」マドカヲキズツケルワルイヤツハユルサナイ・・・ クルクル

野良ほむ「ホムムホムホム、ホムホーム・・・」アイトセイギノマホウノシシャ・・・ ピョンピョン

野良ほむ「ホムホム、ホムムン!」マホウショウジョホムホム、カレイニサンジョウ! ビシッ!


まどまど「ホムラチャン・・・!」カッコイイ・・・! キラキラ

野良ほむ「ホムゥ//」テレテレ

不良s「・・・」

野良ほむ「ホムホム、マドカ♪」ワタシガキタカラニハモウアンシンダヨ♪

まどまど「マドマド!ホムラチャン!」アンナニンゲンヤッツケテ!

野良ほむ「ホムムン!」マカセテ! ドヤッ

野良ほむ「ホムーッ!」ピョーン カッコヨクトビオリ!


606VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:25:51.67cZJUHONJ0 (2/6)



ベシャ
野良ほむ「・・・ホビャ!!」チャクチシッパイ

まどまど「マドッ!?ホムラチャン!」タイヘン!ホムラチャンガ!

トテテテ カケヨリ
野良ほむ「ホミャァァァ!ホミャァァァ!」イタイヨー!! ビービー
まどまど「マドマドォ・・・」ダイジョウブ? ナカナイデ・・・ ペロペロ

野良ほむ「ホミィィ・・・」グスグス

不良s「・・・」イラッ

野良ほむ「ホムムン、マドカ!」モウダイジョウブダヨ!
まどまど「マドッ♪」ヨカッタ♪

野良ほむ「・・・ホム」サテ

野良ほむ「ホムゥ、ホムホム!」ワルイコトヲスルニンゲンハユルサナイ! キリッ


野良ほむ「ホムムーッ!」カクゴシナサイ! トテテテテ

まどまど「ホムラチャーン♪」ヤッチャエー♪テフリフリ


不良1「おい」

不良2「ああ、分かってる」


ゴシャ
野良ほむ「ホギャアアアアアアアアアアアア!!??!?!?」カハンシンツブサレ!

まどまど「マドッ!?」ビクッ

不良1「お前ら馬鹿にしてんの?人間舐めてんの?ん?」

不良2「ほむまどの分際で人間様に喧嘩売ろうだなんていい度胸じゃねえか。たっぷりかわいがってやるよ!」グリグリ

野良ほむ「ホギッ!!ホンゲェェェエエエ!!」

まどまど「ホムラチャン!?ホムラチャァァァン!!」ポロポロ

下半身潰れほむ「ホ・・・ホ・・・」ボロッ・・・

不良1「ははっそうやって這いつくばってんのがお似合いだぜ」

不良2「もう動けねぇでやんの。情けねぇ正義の味方だなおい?」ダンダン!

下半身ミンチほむ「ホギャ!!マドカァァァ!!!」ポロポロ

まどまど「マド・・・!」ガタガタ


607VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:26:38.90cZJUHONJ0 (3/6)


ヒョイ
まどまど「マドォ!?」

野良ほむ「マド・・・カ・・・!」

不良1「さて、邪魔者も消えた事だし虐待の続きと行こうぜ」

不良2「へへへ、次は何してやろうかね」

まどまど「マドドォ!?ホムラチャァァァァァン!!!」イヤ!タスケテ! ジタバタ

野良ほむ「ホムホム!!マドカァ!!」マドカニテヲダスナ! バンバン

不良1「それ!まずは手足を切断!」

ブチッ
まどまど「マギャアアアアアアア!!??!?!」イタイィィィィィ!!?

ブチッ
まどまど「マドォォォォォォォォ!!!???!?!」ワタシノウデェェェェェ!!?

ブチッ
まどまど「マガァァァアアアッ!!!!!」イモウイヤァァァアアア!!!

ブチッ
まどまど「ホムラチャァァァァァアアアアアン!!!!!」タスケテェェェェェエエ!!!!

野良ほむ「ホムァァアアアアアアアアア!!!!!!」ヤメロォォォォ!!!! バンバンバンバン


ダルマまど「ホムラチャン・・・ホムラチャァァアン・・・」ポロポロ

野良ほむ「マドカァァ!!!マドカァァァァァアアア!!」ポロポロ

不良1「ははっ仲間が目の前で虐待されてんのに何も出来ねぇのってどんな気分よ?」ゲラゲラ

不良2「情けねぇヒーローだなぁ魔法少女ほむほむちゃんよぉ」ケラケラ

野良ほむ「ムッ!」キッ

不良1「おーおー怖い怖い。そんなに悔しいなら頑張ってまどまど助けてみろや」

不良2「それ、次はつまようじで眼球抉り出しだ!」


608VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:27:35.17cZJUHONJ0 (4/6)


ザクッ
まどまど「マガァァアアアッ!!???!?」ミギメササレ

グリグリグリ
まどまど「マギョッ・・・!!ガッ・・・!!ギィィィッ・・・!!」メダマエグラレ

野良ほむ「ホアアアアアアアアアッ!!!!!」ポロポロポロ

ズリュッ・・・ ブチッ
まどまど「マ・・・ガァァッ・・・!!」ビクンビクン

野良ほむ「マドカァ・・・ッ!!マドカァァァ・・・!!」ギギギ

不良1「綺麗にくり抜けたな。まどまど痛みで痙攣してやがる」ケラケラ

不良2「まだまだ行くぜ、次は右目だ!」

野良ほむ「ホムホムゥゥゥゥゥ!!!」モウヤメテヨォォォォォ!!!

グリグリグリ
まどまど「ボム゙ラ゙ヂャ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ン!!!!」

ブチッ
まどまど「マド?マドマド?」アレ??ナニモミエナイ??? オロオロ

野良ほむ「ホムゥゥゥゥ!!!!マドカァァァアアアア!!!!」バンバンバンバン

不良1「痛みで何が何だか分からなくなってるみたいだな」

不良1「髪も引きちぎって正気に戻してやろうぜ」

ブチブチブチ
まどまど「マギャアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」イタイィィィィィィッ!!!!

野良ほむ「フキィーーーーーーーッ!!!!」ブンブン

不良1「これ以上やると死んじまいそうだからこの辺にしとくか」

不良2「すぐ楽にしちゃつまんねーからな。とりあえずほむ服だけ脱がしとくか」

ビリビリ
まどまど「マ・・・マ・・・」ピクピク

野良ほむ「ホムゥゥ・・・ホムゥゥゥウウ・・・」ヤメテ・・・マドカガクサッチャウ・・・ ポロポロポロ


609VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:28:10.00cZJUHONJ0 (5/6)

不良1「結局何も出来なかったなぁほむほむちゃん♪」ツンツン

野良ほむ「マドカァ・・・!」グスッ

野良ほむ「ホムゥゥ・・・ホムゥゥ・・・」ドウシテコンナコトスルノ・・・? ポロポロ

野良ほむ「ホムホム・・・」ワタシタチナニモワルイコトシテナイノニ・・・ エグッエグッ

不良1「あっはっは、何言ってんだコイツ馬鹿じゃねーの?」

不良2「ほむほむなんだから馬鹿なのは当然だけどな・・・まあいいや、せっかくだから教えてやるよ」

不良2「ほ む ま ど だ か ら だ よ」

野良ほむ「・・・ッ!」キッ

不良2「お前らが良いとか正しいとかそんなの関係ねぇ。ほむまどってのはそういうもんなんだよ」

不良1「食用ならまだしも野良のほむまどなんて虐待されるくらいしか存在価値ないからな」

野良ほむ「ホムホムゥウウッ!!!」フザケルナッ!!

不良1「あ?ふざけてんのはテメェだろうが!」ゴスッ!

野良ほむ「ホギュッ!!???!?」ブチュブチュ ガンメンカンボツ

不良1「ほむまどの分際で正義の味方ごっことかバカバカしいにも程があるわ」

不良2「お前もほむほむなら身の程弁えて無様に死ねや。まどまどは目の前に置いといてやるからよ」ポイッ

ベシャ
まどまど「ホム・・・ラ・・・チャン・・・」ピクピク
野良ほむ「ママママドカァァァ!!!」

不良1「あー面白かった。これだからほむまど虐めはやめられないな!」

不良2「それじゃあとはまどまどが腐っていくのでも眺めて苦しみながら死ねよ!魔法少女ほむほむちゃん(笑)」

野良ほむ「ホッ・・・ム・・・ッ!」ワナワナ・・・

野良ほむ「ホマァァァァアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!」


610VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:28:48.95cZJUHONJ0 (6/6)



まどまど「マ・・・ド・・・」クライヨ・・・イタイヨ・・・クルシイヨォ・・・

野良ほむ「マドカァ・・・マドカァァ・・・」マドカ・・・ナニモデキナクテゴメンネ・・・ ポロポロ

まどまど「ホム・・・ラ・・・チャン・・・?」

まどまど「マ・・・ド・・・」ニコッ

まどまど「マ」ブシュウウゥゥゥゥゥ・・・


まど腐乱死体「」プーン

野良ほむ「・・・マドカ?」

野良ほむ「マドカァーマドカァー」

野良ほむ「ホ」


野良ほむ「ホアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」


野良ほむ「ア゙」カクン


おわり


611VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:33:14.44dTCR5iB8o (3/4)


シンプルな虐待良かった


612VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/07/30(月) 23:35:49.64uBtrkRLjo (1/2)

かくれんぼ表見たくて探してるんだが如何せん過去ログ大杉で見つからん…


613VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/30(月) 23:45:52.70dTCR5iB8o (4/4)

>>612
前スレの>>902だお


614VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/07/30(月) 23:58:09.28uBtrkRLjo (2/2)


>>613
おお!サンクス!


615VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 00:22:04.00dujRmENpo (1/2)




616VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/07/31(火) 00:22:53.95QiePY/PAO (1/3)

乙!
カッコつけて出てきたから何か秘策でもあるのかと思ったら何もなかったwwwwさすがほむほむ


617VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 01:45:44.30CkgtRX6DO (1/4)

まどまどに後ろから
の下りで不覚にも吹いたww
夏はほむ服脱ぐほむほむが多くなって悪臭がする事が多いけど
たまに来る良作が映えるからいいな。


618VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:09:15.30CkgtRX6DO (2/4)

不良A「オラァ!」 マドッ
不良B「ハハハ。ウラァ!」 ホビッ

不良A「まったくよぉ、こんなちっこい癖によく人間様に刃向かえたなぁ」ドゴォ
マ・・・マ・・・マドゥ・・・ヒョイ
不良B「だよな。こいつら脳味噌の代わりにマシュマロでも入ってるんじゃね?」ベチン
マドガァァァァァァァァァ プラーン
不良A「おい見ろよ。こいつぶら下がりながら番いの心配してるぜ」
不良A「安心しろよ。今番いと同じ事してやるからよ!」バチイィン

ピク・・・ピク・・・マド・・・カァ
不良B「ははは。ホラよく見てみろよ。お前の愛する番いの成れの果てだよ!」ポイ
ドシャ ホ・・・ホ・・・マドカァァァァァァァァァマドカァァァァァァァァァ

ホム・・ラ・・チャ・・・・ カクッ

マドガァァァァァァァァァァァァァァァ

不良A「ははは、無力だねぇ。くやしいのうwくやしいのうw」
不良A「じゃ、もう十分か、じゃあな」グググッグシャ

マギガッ!

不良B「じゃあ帰るか。そうだ約束の巨乳JCのAV貸してやるよ。ホラ」
不良A「マジで!?サンキュー。じゃあまた明日な。」
不良B「おぅ。俺はもう少しやってくよ。」
不良A「せいがでるねぇwじゃあなー」ノシ

不良B「じゃあなー」ノシ
不良B「しかしなぁ、ほむほむ達の『まどか』って呼ぶセンスはないなーw正直ダサいっていうかねぇ。」

??「・・・」ピクッ

不良B「おーい、ほむほむ、愛しの『まどか』ちゃんに会わせてやるぞー」ケラケラ

??「・・・・・・」ビキビキ



619VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:10:03.78CkgtRX6DO (3/4)

-数日後-
ニュースです。
先日美滝原市のある家庭で17歳男性が死亡しました。
その男性の死因は毒であるとされており、
自慰行為をしている態勢で発見されたと報告があり、
男性の生殖器から大量のほむ毒が検出されたとの発表がありました。
次のニュースです。
先日失踪事件がありました。
行方不明者は美滝原市に住んでいる男性で、
先のニュースの男性と関係があった事から事件の関連性を・・・

《終了》


620VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:11:28.46CkgtRX6DO (4/4)

本当はまどまどの頭を割って中身を見せるシーンがあったのですが、グロいという事でカットになりました。


621VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:19:00.572xIz/aNqo (1/1)

描写がなさすぎてよくわからんよ


622VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:39:48.62f2dyXtUmo (1/9)

上で投下したの読みづらいとか色々不評だったので、なるべくコンパクトにまとめてみたよ。
内容は相変わらずです。


623VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:40:40.95f2dyXtUmo (2/9)

~自己紹介~

私は今、街なかを徘徊している。何をしているか?いや、その前に聞いて貰いたい事がある。私は病気らしい。
昨日心配した妻に連れ添われて精神内科にかかって判明した。その病気というのは…

ほむほむ「ホム!ホムホムゥッ!!」アッ! ニンゲン!

まどまど「マドォマドマド♪」コンニチハ! ペコリ

仔ほむ「ホミャァ!ホミャミャ~!」オッキイ!

仔まど「ミャジョォ…チヒヒッ!」ナニカクレルカナァ… ワクテカ


私「う、うわぁあぁあぁあぁぁぁああーーーーっ!!!!!!」ボッコォッ!!


ほむほむ「ボギャアァアァァァアァァァァアアアアァァーーーーーーーッ!!!!!!!!」ケリトバサレッ!!

まどまど「ホムラヂァァァァアァァァアアアァーーーンッ!!!!!!」

仔s「ホミャァアァーーッ!!!」「ミャドォォオーーッ!!!」


私はほむほむの顔面を力いっぱい蹴り飛ばした。ほむほむは道路の向こう側の電柱柱に激突し、地面に落ちた。
家族達は泣きながら、ほむほむの元へ駆け寄って行く。
コレが私の病気だ。私はほむほむやまどまどを見ると、激しい怒りとストレスに支配され血が逆流する。
そして虐待せずにはいられなくなるのだ。見滝原症候群というらしい。最近爆発的に増えているという。
治療法はまだ確立していない。医者が言うには、暫くは発作が来たらほむほむを潰していろとの事だ。


ほむほむ「ホビィ…マ、マドカァ……」イタイヨォ…マドマドォ…

まどまど「ホムラチャンホムラチャン!!ホムラチャァアアァアアァンッ!!」ダイジョウブ?! シッカリ!!

仔s「ホミャァァァァア!!」「ミャドォォオオ!!」ママーーッ!!


まず、そのホムーッとかマドカーとか鳴き声に激しく反応する。私は寄り添う家族に構わず近づき、ほむほむの口の中
一杯に無理やり短くカットした針を詰め込んだ後ガムテープで蓋をし、両足を掴んで電柱に難度も叩きつけた。


ほむほむ「ムグゥウーーーーーッ!!!ムゴォッ!!!!!!」ガンッガンッガン!!!!

まどまど「マジョォォオオーーーッ!!!ホムラチャンッ!!ホムラチャーーンッ!!」ヤメテェェエーッ!! ピョンピョンッ!!

仔ほむ「ホミャァッ!!ホミャッホミャァァアーーーッ!!!!」ヤメローーーッ!! カプカプッ!!

仔まど「ミャドォォオッ!!ホミュラチャッ!!ホミュラチャッ!!」ママヲカエチェーッ!! ポカポカッ!!


一頻り叩きつけた所で口のテープを剥がし、足元の家族にほむほむを放り投げた。


ほむほむ「ボゲェッ!!ゴフ…ッ」ベチャッ!! ガクガクガク… ケイレン

まどまど「マジョォォォ…ホムラチャァァァアアァア…」ダキカカエ

仔s「ホミュゥウウ…ホミュゥウウ…」「ミャジョォォオ…ミャジョォォオ…」ママーッママァアーーッ… ポロポロポロ ヨリソイ


624VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:41:24.17f2dyXtUmo (3/9)

瀕死のほむほむに寄り添いすがり、泣き濡れる家族達。先に言っておく。私は楽しんでいない。頭が狂いそうだ。
いや、既に狂っているのか…。私は歯茎から血が出んばかりに食いしばり、拳を固く握り、瞳孔をぱっくりと開け
鬼の形相で家族を見下ろす。


まどまど「ホムラチャーン…ホムラチャァァァア…」 ダキシメ ギュゥゥゥウ!!

仔s「ホミャァァ…ホミャ…ホミャァァ…」「ホミュラチャァ…ホミュラチャァ…」ママァ…ママ…ママァ… ヨリソイ


まどまど。ほむほむ以上に激しく反応する。同じく鳴き声だ。マドォー!ホムラチャーン!うぐぐぐぐ!私はまどまどを
つま先で転がし無理やり横向きに寝かせると、踵で一気に顔の下半分を踏み潰した。


まどまど「マ゙ッ゙!!!!!」ベチャッ!!! ガクガクガク… ケイレン

仔s「ミャッ!!ミャギャァッ!!!!」「ホミャァッ!!ミャロカァァアーーッ!!!!」ママガァーーッ!!

ほむほむ「ホ…ブィ…ァ゙……」マドマド…


番の鳴き声が消えた。これで劇場が多少りが治まった。が、こいつらは私への攻撃を止めない。
番は並んで横たわりながら、お互い変わり果てた姿で見つめ合い手をとる。


ほむほむ「マ゙…ド…ガ…ァ゙…」ポロポロポロポロ…

まどまど「ボ…ム゙…ラ゙…ァ゙…」ポロポロポロポロ…

仔s「ホミュラチャ…ホミュラチャァァァアッ!!」「ミャロカァ…ミャロカァァァァアッ!!」ウェエエエーンッ!!


それだ!そのポロポロだ!やめてくれ…お願いだ…やめてくれ…。私をこれ以上苦しめないでくれぇ…。
番の眼球を、その辺に落ちていた樹の枝でグリグリとえぐる。


ほむほむ「ボギェ…ギェエェェェエ……ッ!!!」ジタバタ!!

まどまど「マギェ…ギェエェエェェエ……ッ!!!」ジタバタ!!

仔ほむ「ホミュゥウウゥウッ!!!ホミャァアァァアーーーッ!!!」ヤメリョッヤメリョォーッ!! ポロポロ カプカプッ!!

仔まど「コンニャニョッテェ…コンニャニョッテニャイヨォオッ!!!」エグッエグッ ポカポカッ!!


仔達が私の靴に噛み付き叩く。憎悪が増幅していく。が、その前に番だ。番は眼球をえぐられる激痛で、手足を
バタつかせていたが、今はお互い仰向けに大の字で倒れ痙攣するのみだ。


ほむほむ「マ゙…ォ゙…ガ…」ヒク…ヒクンッ…

まどまど「ボ…ヂ…ァ…」ビックン…ビクッ…


やめろぉ…やめてくれぇ…。その短い手足…。ポケットから金槌を取り出し、何度も何度も番の手足を叩き潰す。


まどまど「ア゙ッ…ア゙ッ!!ア゙ァ゙ッ!!」ベチャッ!!ベチャッベチャァッ!!

ほむほむ「エ゙ッ…エ゙ッ!!エ゙ェ゙ッ!!」ベチョッ!!ベチョッベチョォッ!!

仔s「ミャァァ…ロォォオ…」「ホォォ…ミャァァア…」ガクブル コシヌケ ジョワワワワワー


625VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:42:04.31f2dyXtUmo (4/9)

番は地面を自らのエキスで染めながら、見事なダルマになった。もう殆ど動かないが、それでもなおこいつらは
私を攻撃してくる。股関…膨らんできてないか…?

「ぐぅぅぅうう…!!!!!!」ガンッガンッ!!!!


ほむほむ「エ゙ェ゙……」コカンツブサレ

まどまど「ア゙ァ゙……」コカンツブサレ

仔s「ホミュ…」「ミャロ…」ポロポロ ジョワワワワワー


瀕死の状態に、少しでも多く子孫を残そうという本能が働いたようだ。番のペニスは力強くそそり勃ち、潰れた
顔には充足感に満ちた笑みが浮かんだように見えた。私は顔から分泌物を滝のように垂れ流しながら股間に金槌
を振り下ろす。残った胴体も激烈に神経を逆撫でする!やめろ!!やめろぉぉぉおおっ!!!!


ほむほむ「ェ゙ッ……!!」グッシャリッ!!

まどまど「ァ゙ッ……!!」グッチャリッ!!


何よりその顔だ。何故だ?何故なんだ?どうして私をこんなに苦しめるんだ…。おのれぇえええっ!!!!
残ったグシャグシャの顔面に金槌を目一杯の力で振り下ろした。


ほむほむ「ボッ!!!!」ベシャーンッ!!

まどまど「マ゙ッ!!!!」ベシャーンッ!!

仔s「ホミュラチャァァァアーーーーーッ!!!!!」「ミャロカアァァァアーーーーッ!!!!!」マァーマァアアーーーッ!! ポロポロポロポロ


番はアスファルトのシミと化した。私は激しく消耗し、膝に手をつきハァハァと息をする。吐きそうだ…。
いやまだだ!私は腰を抜かして失禁し、泣き叫ぶ仔達を鬼の形相で睨みつける。


仔s「ホミァァァ…ァァ…」「ミャロォォ…ォォ…」ガクガクブルブル ジョワワワワワワワー


「巣に連れて行け。」

低く邪悪な声でそう言うと仔達を見下ろす。


仔ほむ「ホ、ホミャァァ……」ガクガクブルブル…

仔まど「ミャジョォォッ!!ミャジョォォオオッ!!」ソンナノデキニャイヨッ!! ガクブル…


「あ゙?」


仔まど「ミ゙ャガッ!!!」ベチャァァァアッ!!!!

仔ほむ「ホミュゥッ!!ホミュ…ミャロカァ…」オ、オネエチャン… ジョワワワワワワワワワワワワー


仔まどを一気に踏み潰し親と同じアスファルトのシミにした。仔ほむは恐怖で激しく失禁し、私の恫喝に屈した。
仔ほむの指差す方向に仔ほむを蹴り飛ばして先導をさせる。そして巣に辿りついた。



626VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:42:31.90f2dyXtUmo (5/9)


群s「ホムーッ!ホムホム♪」「ホムッホムゥッ♪」「ティヒヒ!ホムラチャーン♪」「マドカーマドカー///」「マドォ~♪」「ティヒヒヒヒッ!」

  「カナメサァン///」「ホムラチャーン♪」「ホムホムゥ♪」「マドドドドォ♪」「ティヒヒ!ティヒヒヒ!」「ホムゥホムゥ♪」


巣は古い横倒しになったドラム缶を利用したもだった。こういうちょっとした知恵を使っている所を見ると
私は発作で痙攣する。それを必死で抑えながら私は巣目掛けてボロボロになった仔ほむを全力で蹴り飛ばした。
仔ほむはドラム缶の側面に激突し、ガンッ!!という派手音がなる。

仔ほむ「ホミャァァァァアァァアァァアーーーーーーーーッ!!!!!!」ガアァァァァアンッ!!!!!!!

群s「ホビャァァァアッ?!」「マギャァァァアッ?!」「ホビィィイッ!!!」「ホ、ホムラチャン?!?!」「カナメサンサナメサァンッ!!」「ホッ…ホヒィ…」

  「マ、マジョォッ!!」「マビャァアッ!!」「マドォォォオッ!!」「マドカッ!!マドカァーッ!!」「ホムラチャァーンッ!!」「ホビャァアァアーッ!!!」


呑気にドラム缶の巣の中でハシャいでいた糞虫達は一気にパニックに陥った。私は間髪入れずにダッシュすると
ドラム缶を起こし、一網打尽にした。ドラム缶の中はほむまどでぎっしりだ。結構大規模な巣だったようだ。
背中に背負っていた巨大な植木バサミを包んでいた布から取り出す。全開にして勢い良くドラム缶に突っ込んだ。


群s「ホビャァアァアァァアーーーッ!!」「マギャァァァアアーーーッ!!」「ボムラヂァァァアアーーーッ!!」「ガナメザァァァアアーーーッ!!」

  「ホギィィィイイーーーッ!!」「マドガァァァアアアーーーッ!!」「マジャアァァアァァァアーーーッ!!」「ホビャァァァァァァアアアァアーーーーーッ!!!!!!」


ジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキッ!!!!


切り刻まれる。自らの腕が、足が、胴体が、頭が。切り刻まれる。自らの番が、仔が、親が、仲間が。
目の前で…。恐怖と激痛と悲しみの絶叫がドラム缶内でエコーをかけながら響き渡る。

「もう許してくれ…許してくれ…許してくれ…許してくれ…お願いだ…許してくれぇ…。」


群s「ボビャァアァアァァアーーーッ!!」「マ゙ギャァァァアアーーーッ!!」「ボムラヂァァァアアーーーッ!!」「ガナ゙メ゙ザァァァアアーーーッ!!」

  「ボギィィィイイーーーッ!!」「マ゙ドガァァァアアアーーーッ!!」「マ゙ジャアァァアァァァアーーーッ!!」「ボビャァァァァァァアアアァアーーーーーッ!!!!!!」


627VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:43:18.41f2dyXtUmo (6/9)


もう私に理性は殆ど残っていない。許しを請いながら、全力でハサミを開閉させる。そして、ドラム缶の
中からエキスの滴る音と、骨肉が崩れ落ちる音しかしなくなった頃、植木バサミを落とし、地面に膝をついて
ドラム缶に抱きついた。涙声で延々とこう呟く。

「許してくれ…許してくれ…許してくれ…許してくれ…許してくれ…許してくれ…」


仔ほむ「ホ…ミャ…ァ…ミャリョ…カァ…」ピクピク ナカマタチ… ポロポロ…


私の横では蹴り飛ばして来た仔ほむが大の字に横たわっているが、もうこいつを打ちのめす力は残っていない。
ドラム缶を寄りかかりながら泣き崩れるのみだ。むこうから女性が走ってくる…あれは…妻…?

「あなた!!しっかり!!」

「あっあ…ぁぁ…」

妻が駆け寄って来て私の肩を泣きながら揺する。心配して探していたんだろう。すまない…。

「どうして…どうしてこんな事に…チラッ」

妻はドラム缶に目をやると怒りを込めてドラム缶を押し倒した。びっちり詰まった肉片とエキスが地面に
ぶちまけられる。私は妻に身体を支えられ、フラフラと歩き出した。ん…?


ほむほむ1「ホ…ホビャァァア……」ソ、ソンナ… ボトボトボト…

ほむほむ2「ホビャァ…ァ…」スガァ… ワナワナ…

ほむほむ3「マド…カァ…」ナカマガァ… ポロポロポロ…

まどまど1「ホ…ホムラチャ…」コドモチャンタチガ… ボーゼン…

まどまど2「コ、コンナノッテナイヨォ…」エグッエッグッ!


数匹のほむほむとまどまどが現れた。おそらく餌を調達しにいった遠征部隊だろう。腕いっぱいに抱えていた
食料を地面に落とし、変わり果てた巣と仲間達の惨状を見つめている。
もう私にこいつらを蹂躙する力は残っていないが…


「ボソッ…こいつが巣の場所教えてくれた…。」


ほむまど達に顎で仔ほむを示し、私と妻はその場から立ち去った。表通りに出るとドラム缶の方角から
仔ほむの断末魔と残されたほむまど達の常軌を逸した笑い声が聞こえた。早く家のベットで横になりたい…。

見滝原症候群。ほむまどに接すると普段温和な人間が凶暴で残酷な異常行動に出る。
原因不明。治療法はまだ無い。


               おしまい


628VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:47:26.32f2dyXtUmo (7/9)

>>624

修正 

誤→劇場
正→激情


629VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/31(火) 02:49:14.103B1cXJ5x0 (1/3)

乙乙
見滝原症候群クソワロタwwww
そしてこの爽快感は一体どうやったら出せるのだろう


630VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 02:50:42.55f2dyXtUmo (8/9)

>>607
乙 勃起した


631VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 03:07:42.673wm957bIO (1/1)

乙乙!
大人の対応いいね。言葉選ばす文句ばっか言ってる奴はガキだと思う
あとタイトル通り病気だなwww


632VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 03:27:17.891cqUsrf20 (1/7)

>>623
乙乙です!
読み応えあってすばらしい!


633VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 03:30:44.43B24IJXzIO (1/1)



>>631
そういう対応もガキなんだよ


634VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:44:34.16F7t82Bez0 (1/12)

>>490 長編乙。やっぱりほむまどがひどい目にあうのはじつにイイ!

>>420 >>430 ずっと待っていた!こちらも相変わらず良い味出している。というわけで孤独のほ食2(予定)の書きかけなのに衝動的にストーリーを(勝手に)書いてみた。メンゴ。

『イカロスの翼』

7月も下旬にさしかかり、本格的な暑さが続く毎日。
街には汗を拭きながら行きかう人々、木陰で休むサラリーマンらしき中年、公園の噴水ではしゃぐ子供達。みんな思い思いの方法で何とか涼をとろうとしていた。
もっともこの猛暑にまいっているのは人間たちだけではない。

ほむほむ「ホムゥ……」 アツイ……
まどまど「マドォ……」 アツイネ……

最弱生物筆頭候補であるほむまど達もへばっていた。いや、それだけではない。

あんあん「ウゼー……」 アチィ……
さやさや「サヤァ……」 アッツゥ……
まみまみ「ティロォ……」 アツイワ……

普段ほむまど達を狩る立場のほ食者達もへっばていた。日中は特に暑さが厳しく彼らは動くことすら億劫のようだ。よって狩りが行われるのは涼しくなる夕刻以降である。これはほむまど達も分かっており、ほむ種達における暗黙のルールとなっていた。

まぁ何が言いたいのかというと、つまりは『暑い』の一言に要約される訳である。しかしほむ種達は人間と違って涼を得る手段が限られている。

クーラーのような冷房機器がある訳でもなし、冷やし中華などの冷たい食事を作れる訳でもない。そういった恩恵を受けられるのは運よくペットとしての地位を得た極少数のほむ種のみだ。
野良や野生のほむ種は日中は巣の中に引き篭もっているか、木陰でだれているくらいである。

今回はそんな夏の日の家族のお話である。




ここは見滝原のとある高原。日差しは相変わらず厳しいが高地にあるため比較的涼しい風が吹いている。そんな高原にとある一家が遊びに来ていた。

リボほむ「ホムホム~!」 スズシイ~!
白まど「マドマド!」 キモチイイネ!
仔リボほむ「ホミュン!」 ヒローイ!
仔白まど「ミャロォ!」 ダレモイナイ!
仔ほむ「ホミィ!」 ネコロンジャオ!
仔まど「ハシャイジャッテ!」 ワタシモ!
仔めが「ホミャ…」 チュコチ チュカレタ…

リボほむ・白まどの希少種の番、同じく希少種の仔供が2匹、その他にめがほむと普通の仔ほむと仔まどの7匹である。
彼らもこの猛暑には参っており普段は巣の中に篭っていた。しかし根本的な解決策にはならず、へばり続ける日々を送っていた。


ある日の事である。日も暮れかけてようやく暑さが和らいできた頃にリボほむは餌を探して飛び回っていた。
先述の通りほ食種達も涼しくなってきたこの時間帯に狩りを始めるだが、空を飛べるリボほむは普通のほむ種より狙われるリスクは少ない。唯一気をつけなければならないのは銃をもっているまみまみであるが、アウトレンジを維持すればいいだけである。そのためリボほむは時間を掛けて餌探しに励んでいた。
しかしなかなか成果は上がらず、リボほむは巣から少し離れた場所まで飛んでいた。

リボほむ「ホムゥ…」 ハァ…

少し疲れたのかリボほむは休憩をとる事にした。しかし迂闊な場所では休む事は出来ない。どこから敵が狙っているのか判らないのだ。条件としては見晴らしが良く、敵が身を隠す所が少ない場所…。

数分飛んでいるとリボほむはその条件に合う場所を見つけた。そこは芝生のような低い草原が広がっており2、3本の木が立っている高原だった。身を休めるには絶好の場所である。リボほむは木の周りを調べ、安全が確認されると手頃な枝に腰掛けて羽を休めた。

リボほむ「ホフゥ…」 フゥ…

木の幹に背を預けているリボほむの顔を風が撫でた。その風はヒヤリとしていてリボほむの体を冷やしてくれ、数分もするとリボほむの汗は引いていた。

10分ほど経過した後にリボほむは休憩を切り上げ、餌探しに戻る事にした。そして思った。今度みんなをここに連れてこよう、と。決意を胸に秘めてリボほむは飛び立った。



635VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:45:18.07F7t82Bez0 (2/12)

一家は今その高原にいる。ここまで来るのに時間が掛かってしまったが、皆ここを気に入ってくれたようだ。リボほむははしゃぐ家族の様子に安堵した。

白まど「ホムラチャン!」 ゴハンニシヨウヨ!
リボほむ「ホムン!」 ソウダネ!
仔供達「「ホミュウ~♪」」 「「ミャロ~♪」」 ワ~イ♪

一番多く葉が茂っている木の周囲を確認し、安全を確保すると一家は木陰に移動した。どうやらここで昼食をとる事にするらしい。

リボほむ「ホムホム!」 イタダキマース!
白まど「マドマド!」 イタダキマス!
仔供達「「ホミュ ホミュ~♪」」 「「ミャロ ミャロ~♪」」 イタダキマ~ス♪

一家が持ってきたのはヤマグワの実であった。この日のためにコツコツと集めていたのである。ずっと楽しみにしていたご馳走にみんな思い切り齧り付いた。

仔まど「ミャロ~♪」 アミャ~イ♪
仔めが「ホミィ…///」 オイチィ…///

仔リボほむ「ホミュン!」 モウイッコ!
仔ほむ「ホミャア!」 ア、ジュルイ!
仔白まど「ミャロ ミャロ!」 マダアルヨ!

リボほむ「ホム///」 ニコニコ///
白まど「マド…///」 シアワセ…///

仔供達の楽しそうな食事風景を慈愛に満ちた表情で見守るリボほむ。その肩に頭を預けている白まどの表情も同じく優しい。来て良かった…。リボほむは心の底からそう思った。

白まど「ホムラチャン…///」 ハイ、アーン…///
リボほむ「マドカァ…///」 アーン…///

赤い顔をした白まどがリボほむに実を差し出した。リボほむは照れながらもその実を口で受け取る。実の甘さに劣らずこちらも甘々である。

仔ほむ「ホミュー!」 アーッ!
仔まど「ミャロー!」 ジュルーイ!
仔めが「ホミュ…///」 ワタチモ…///

そんな両親の姿を見た仔供達がねだってきた。その顔はどれも口の周りを実の汁でベタベタにしている。白まどとリボほむは顔を見合わせると苦笑し、仔供達の口をぬぐってあげた。




仔ほむ「ホミュ~♪」 ワーイ♪
仔まど「ホミュラチャ~ン♪」 マッテ~♪
仔めが「ホミュ…」 ガンバレ…

食事を終えた仔供達は元気に遊びまわっている。額に粒のような汗を浮かべているが、遊びに夢中なのか気にならないようだ。普段なら夏の日中に駆け回るなどと考えられない事だが、久々のピクニックではしゃいでいるのと、時折吹いてくる風が暑さを感じさせないのだろう。

仔リボほむ「ホミュー!」 ハヤーイ!
仔白まど「ミャロォ!」 マケナイヨー!

一方希少種組は空を飛び回っていた。風に乗る事で普段より早く飛べるのか、こちらも夢中で飛んでいる。
その2匹の様子を少し離れた所から見ているリボほむ。空が飛べる2匹は他の3匹より移動するのが速い。少し目を離すとすぐ遠くへ行ってしまうのだ。だから万が一の場合にすぐ駆けつけられるようにするために目は離せない。親とは大変なものである。

仔リボほむ「ホミュ! ホミュ!」 アチョコマデキョウソウ!
仔白まど「ミャロ!」 ヨーシ!

言ってる傍から2匹は更に飛んで行ってしまった。どうやら少し遠くの木まで行くらしい。
あの木は調べていない…、もし外敵がいたら大変だ!
仔ほむ達は白まどに任せて、リボほむは2匹の後を追った。


仔白まど「チヒヒィ~!」 ワタチノカチ!
仔リボほむ「ホミュウ…」 マケチャッタ…

競争はどうやら仔白まどの勝ちのようだ。2匹は休憩をとろうと木の枝に近づく…。と、その時である。

「「ピー! ピー! ピー!」」

仔リボほむ「ホミッ!?」 ビクッ!
仔白まど「ミャッ!?」 ビクッ!

突然鳴り響いた音に体をビクつかせる2匹。そこにリボほむが追いついて来た。

仔リボほむ「ホミュ!」 オカータン!
仔白まど「ミャロ…!」 ギュッ…!

リボほむに気付いた2匹はその胸に飛び込んだ。2匹の様子に違和感を感じとったリボほむであったがすぐにその原因がわかった。



636VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:46:02.46F7t82Bez0 (3/12)

「「ピー! ピー! ピー!」」

周囲に響く音。これが仔供達を怯えさせている原因だろう。
リボほむは2匹を後ろに下がらせると弓矢を構え、細心の注意を払いながら音のする方へ近づいていった。

リボほむ「…ホム?」 …コレハ?

雛鳥「「ピー! ピー! ピー!」」

りぼほむが見たのは雛鳥であった。大きさは仔供達とそれほど変わらない。周囲を見渡すが親鳥の姿は見当たらない。どうやら餌を探しに行っているようだ。
危険はないと判断したのかリボほむは弓矢を下げ、仔供達に向き直った。

りぼほむ「ホムホム!」 ダイジョウブダヨ!
仔リボほむ「ホミィ…?」 ホントウ…?
仔白まど「ミャロォ…?」 コワクナイ…?

安全だという事をリボほむが伝えると2匹は恐る恐る近付いてきた。…なるほど、雛鳥達は鳴き続けるばかりで巣からは出れないようだ。最初こそ眺めているだけであったが、自由に動けないとわかると頭を触るなどのちょっかいを出し始めた。

仔リボほむ「ホミュ! ホミュ!」 チョン チョン
仔白まど「ミャロォ!」 エイ!

リボほむ「ホムホム…」 コラコラ…

ちょっかいを出し続ける仔供達を諌めるリボほむ。しかし口だけでやめさせようとはしない。

白まど「ホムラチャン?」 ドウシタノ?

と、いつの間にか白まどがこちらに来ていた。なかなか戻って来ない3匹を心配したのだろう。木の下を見ると仔ほむ達もおり、こちらを見上げていた。

リボほむ「ホム!」 ホラ!
白まど「マド!」 ワッ!

雛鳥を白まどにみせるリボほむ。その間にも仔供達はちょっかいを出し続けているのだが白まどは何も言わない。
そんな4匹の様子を木の下から見続けている仔ほむ達。何があるのか気になってしょうがない様子だ。

仔ほむ「ホミィ! ホミィ!」 ピョン! ピョン!
仔まど「ミャロー!」 オカーターン!
仔めが「ホミュ…」 ミエナイ…

一生懸命ジャンプするが見える訳もなく、仔ほむ達はますます喚きたてる。それに気付いた親達はようやく降りてきて雛鳥の事を話した。しかし2匹は未だにちょっかいを出し続けている。

仔ほむ「…ホミュ」 …ミチャイ
リボほむ「ホム?」 エ?

仔ほむ「ホミュウ! ホミュウ!」 ミチャイ! ミチャイ! ジタバタ
仔まど「ミャロォ! ミャロォ!」 ワタチモ! ワタチモ! ジタバタ
仔めが「ホミィ…」 ワタチモ…! ジタバタ

話を聞いた3匹は地面に寝転がると手足をバタつかせ駄々をこね始めた。その様子を見た親達は悩んだ。
仔ほむ達を抱えて木の上まで連れて行くのは簡単だ。しかし足でも滑らせ、万が一落下するような事があれば飛べない仔ほむ達は良くて大怪我、最悪の場合は死ぬだろう。なにせ目に入れても痛くないほど溺愛している仔供達。そんな危険な目には合わせたくなかった。

リボほむ「ホムン!」 ソウダ!

その時リボほむに迷案(名案ではない)が浮かんだ。仔供達を上に運ぶんじゃなくて雛鳥達を下ろせばいいんじゃないか!
雛鳥達の安全はどうなのよ、と突っ込みたくなるが馬鹿親にして親馬鹿。愛しの我が仔の願いを叶えるためにはそんな事は1ミクロンほども思い浮かばなかった。


リボほむ「ホムホム…!」 イクヨ…!
白まど「ホムラチャン…!」 ウン…!
仔リボほむ「ホミュ!」 ハーイ!
仔白まど「ミャド!」 ヨーチ!

リボほむから案を聞いた白まどはこちらも何の疑問を抱く事無くその提案に乗った。雛鳥達にちょっかいを出していた2匹も可愛い妹達の願いを叶えるため親達に手伝いを申し出た。

リボほむ「ホムホム…ホムン!!」 イッセーノ…セッ!!

4匹で巣を持ち上げるとそのまま下へと下ろし始めた。雛鳥3羽に巣の重さが加わってそれなりに重量はあるのだが、巣は順調に下へと運ばれて行った。
余談だが実を言えば親2匹だけでも十分に運べたのである。普段から飛べない仔ほむ達を抱えて飛ぶこともあったし、ほ食者達と唯一対等に戦えるリボほむと白まどにすればこのくらい何ともなかった。それにも関わらず仔供達に手伝ってもらったのは、妹達のために自ら協力を申し出た仔供の姿に感動したからである。まさに親馬鹿。

雛鳥「「ピー! ピー! ピー!」」

そんな彼らとは対照的に雛鳥達は更に鳴き声を大きくしている。何せ自分達の家が突然浮かんだと思いきや地面に運ばれて行くのだ。不安になるのも無理ない事である。
そんな彼らの気持ちなど知らぬとばかりに4匹は仔ほむ達の待つ地面へと巣を運んで行った。



637VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:46:38.77F7t82Bez0 (4/12)

仔ほむ「ホミャー!」 ウワー!
仔まど「ミャドォ!」 トリサンダァ!
仔めが「ホミュン…」 チュコチ コワイ…

間近で雛鳥を見た仔ほむ達は興奮に包まれていた。気弱な仔めがは少し離れているが、それでも興味はあるようで雛鳥を見つめていた。
そんな妹達の様子を見ていた仔リボほむと仔白まどは良い所を見せたいのか、再び雛鳥達にちょっかいを出し始めた。

仔リボほむ「ホミャ!」 コワクナイヨ! ツンツン
仔白まど「ミャド!」 ホラネ! ツンツン

そんな姉達の姿に最初は見ているだけの仔ほむ達も同様にちょっかいをかけだした。

仔ほむ「ホミュ!」 ホントダ!
仔まど「ミャロ!」 オトナシイネ!
仔めが「ホミィ…?」 ダイジョウブ…?
仔リボほむ「ホミャ!」 ダイジョウブダヨ!

雛鳥「「ピー! ピー! ピー!」」

雛鳥達からしてみれば煩わしい事この上ないのだが、産まれてからそれほど時間も経っていない彼らには抵抗らしい抵抗も出来ず、仔供達にされるがままであった。

相変わらず親達は仔供達を止めようとはせず、ニコニコと見守っているだけであった。物怖じする事のない仔供達の姿を、頼もしくなっちゃって///…なんて風に思っているのだろう。何ともハタ迷惑な一家である。




…十数分後。仔供達はようやく飽きたのか、雛鳥へのちょっかいを止めた。仔リボほむと仔白まどは再び空へと飛び、仔ほむ達は巣の周りをゴロゴロとしていた。

仔ほむ「…ホミャア」 …イイナァ

空に目を向けると姉達が元気に飛び回っている。仔ほむはその様子を羨ましそうに眺めている。
仔ほむはずっと両親や姉達に憧れていた。希少種、その存在は全てのほむまど達の憧憬を集める立場であった。希少種は皆美しい。そして天敵であるほ食者にも匹敵する強さ。大規模な巣では守り神としてその地位を不動のものとしている。

自分もあんな風になりたい、そう何度も仔ほむは思った。そしてそれは叶わぬ願いである事も理解していた。
羽。普通のほむ種と希少種の決定的差をつけるモノ。それが自分には無くこれからも手に入ることは無い。同じほむ種なのにどうしてこんな差がつくのか…。たまに両親にねだって抱えながら飛んでもらう事もあるけれど、身体が成長するにつれそれも難しくなるだろう。

…子ほむは目を閉じ夢想する。そこには両親と姉達に自分、そして妹達が揃って空を飛んでいる姿であった。そんな光景を夢見ていた。一度だけでもそれが叶うなら…。

雛鳥「「ピー! ピー! ピー!」」

そんな仔ほむの夢を覚ますかのようにけたたましい鳴き声が聞こえた。仔ほむは目を開いて雛鳥達の方へと目をやった。
…この雛鳥達もいずれは空へと飛び立っていくのだろう。今は自分達に手も足も出ないのに、いずれは自分の手の届かぬ大空へと羽ばたいていくのだ。仔ほむは嫉妬にも似た感情を雛鳥達に覚え始めた。

仔ほむ「ホミュ!」 エイ! コツン!
雛鳥「ピッ!」

仔ほむは少し強く雛鳥を小突いた。八つ当たりもいい所である。しかし惨めさが増すばかりで仔ほむは巣の中で地団駄を踏んだ。と、

仔ほむ「…ホミュ?」 ダンダン

そういばこの巣はかなり丈夫に作られているようだ。先ほども高所から運んで来たというのにその形はまったく崩れていない。雛鳥を3羽乗せていたにも関わらずだ。…そして自分達と雛鳥の大きさはほぼ変わらない。

仔ほむはひとつの案を思いつき、傍で寝転がっている妹達に耳打ちした。

仔ほむ「ホミャ…」 ドウカナ…
仔まど「ミャロ!」 シュゴイ!
仔めが「ホミィ…」 ニャルホド…

2匹の妹達も姉の提案に乗り気のようだ。実は仔まどと仔めがも仔ほむ同様、両親と姉達を羨ましく思っていた。そして共に大空を飛びたいと、とも。姉から聞かされた案はそれを満たすに十分だと思った。
3匹は夢を叶えるべく早速実行に移った。

仔ほむ「ホミュ!」 デテケ!
仔まど「ミャド!」 ジャマ!
仔めが「ホミィ…!」 ドイテ…!

雛鳥「「ピー! ピー! ピー!」」

3匹は雛鳥達を巣の中から引きずり出し始めた。しかし非力なほむ種、しかも仔供。思うように巣の外へ引っ張り出せない。雛鳥の鳴き声が鬱陶しい…。
仔ほむが雛鳥の頭を小突こうと手を上げようとしたその時、

雛鳥「ピィッ!」 ガッ!

仔ほむ「ホミャアアアァァッ!」 グサァッ! ゴロゴロゴロ…
仔まど「ホミュラチャーーーーーンッ!」 オネエターーーーーンッ!
仔めが「ホミュ ホミュ…」 アワアワ…

強烈な口ばしカウンターを額に喰らい、後ろへと転がっていった。



638VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:47:20.35F7t82Bez0 (5/12)

リボほむ「ホムン?」 ウン?

空を飛び回っている仔リボほむ達を見守っていたリボほむは巣の方が騒がしくなったのに気付いた。
目を向けたリボほむが見たのは、あの雛鳥が小癪にも愛しい我が子へ攻撃を加えている場面であった。

リボほむ「ホムゥ…!!」 コノ…!!

激昂したリボほむは弓を構え、照準を定めると躊躇する事なく矢を放った。

雛鳥「ピィィッ…!!」

矢は背中を直撃し、雛鳥は痛ましい悲鳴を上げた。矢が刺さった勢いで体は前のめりに傾いてそのまま巣から転がり落ちてしまい、そのまま動く事はなかった…。

雛鳥達「「ピー!! ピー!! ピー!!」」

突然家族を奪われた雛鳥達はますます鳴き立てる。

仔ほむ「ホミュウ…」 イタタ…
仔まど「ホミュラチャン…?」 ダイジョウブ…?
仔めが「ホミィ…」 ペロペロ…

起き上がった仔ほむの額はすっかり赤くなってしまった。おまけに全身は草だらけだ。仔まどは姉に付いた草を払ってやり、仔めがは額の傷を舐めてあげた。

仔ほむ「ホミュッ…!!」 キッ…!!

仔ほむは立ち上がると巣に駆け寄り、先ほどよりも強引に雛鳥を引きずり出し始めた。それを見た仔まど達も後に続いた。
さっきは雛鳥1羽に対して仔ほむ達も1匹で対応していたが、今度は雛鳥1匹に対して仔ほむ達3匹である。ついに全ての雛鳥が巣の外へと出されてしまった。

仔ほむ「ホミャア!!」 コノ!!
仔まど「ミャドミャド!」 ヨクモ オネエタンヲ!
仔めが「ホミュウ…!」 ユルサナイ…!

雛鳥達「「ピイッ…!」」

仔ほむ達は先ほどの意趣返しと言わんばかりに雛鳥達に暴力を振るった。成す術も無い雛鳥達、それを見ているリボほむは仔供達を止めようとはしない。いや、むしろ誇らしげな顔をしている。

そう、強くなりなさい…。例え羽は生えていなくとも、あなた達は白まどと私の仔供なのだから凡百のほむまどとは訳が違うのよ…。

リボほむは目の前で繰り広げられている光景を暴力で無く、鍛錬という都合の良い解釈を行った。




…数分後、気が済んだのかようやく仔ほむ達は暴力を止めた。2羽の雛鳥は痛々しげな体を地面に横たえている。かろうじてまだ生きているようだ。
そんな雛鳥達を尻目に、仔ほむ達は先ほどの提案をリボほむに伝えた。要約するとこうである。

家族みんなで一緒に空を飛びたい。しかし自分達には羽が無い…。だからこの巣を利用することにした。
さっきこの巣を下ろしたようにお母さん達が巣を持ち上げ、今度は逆に空を飛ぶ。もちろん乗るのは私達3人だ。
これで夢だった家族揃っての飛行が楽しめるよ。そうだ、紐を括り付けてそれを持てば更に安全だよ!

この提案を聞いたリボほむは感動した。なんて賢い仔達なのだろう!やはりそこらの連中とは訳が違う、さすが私達の仔だけはある!
リボほむは白まどを呼ぶと経緯を話した。話を聞いた白まどもまた我が仔の賢さ(と思っている)に感動した。雛鳥の事など気に掛ける素振りも無い。そして我が子の夢を叶えるべく、巣にくくりつける紐の調達へと向かった。


10分ほど経過すると白まどが戻って来た。手には植物の蔓が握られている。これをロープの代わりに使用するらしい。
一家は早速作業に取り掛かった。

リボほむ「マドカ!」 ソッチヲヒッパッテ!
白まど「マドマド!」 シッカリムスバナイトネ!

鳥の巣は何種類もの植物や木の枝などを組み合わせて作られている。リボほむ達は木の枝の隙間に蔓を通し、決して解けないように何重にもきつく結んで括り付けた。

仔ほむ「ホミュ♪」 タノシミダネ♪
仔まど「ミャロ!」 ウン!
仔めが「ホミャ…」 ワクワク…

仔ほむ達はもうすぐ夢が叶うとあって、胸を躍らせていた。
だから気が付かなかった。自分達を狙う存在に。


雛鳥「ピィ…」

仔ほむ達にフルボッコにされた雛鳥のうち1匹がヨロヨロと身を起こした。そして小さいながらも鋭い口ばしを、こちらに背を向けている仔めがに狙いを定めるとゆっくりと近づいて行った。
全身のダメージは大きく、足元はおぼつかない。それでも雛鳥は歩みを止めなかった。
自分達の家を奪った存在に、自分達の家族を傷付けた者に、自分達の家族を奪った仇に復讐するために。

仔まど「!ホムラチャン!!」 !ウシロ!!
仔めが「ホミュ?」 エ?

距離を詰め、雛鳥はくちばしを突き出し突進した。仔まどが気付いたようだがもう遅い。最後の力を振り絞り仔めがの無防備な背中を突き刺さす―――!



639VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:48:11.98F7t82Bez0 (6/12)

ザンッ…!

雛鳥「ピ」

―――事は叶わなかった。代わりに刺さったのは雛鳥の頭部であった。雛鳥は自身に何が起こったのかも理解できないまま絶命した。

仔めが「ホ、ホミャ…」 ヘナヘナ…
白まど「ホムラチャン!?」 ダイジョウブ!?

雛鳥の頭部を射抜いたのは白まどの矢であった。襲撃に気が付いていたのは仔まどだけではなかったのだ。

仔めが「ミャドカァ…!」 オカアターン…!
白まど「ホムラチャン…///」 ダイジョウブヨ…///

胸に飛び込んで来た仔めがを抱きしめてあげる白まど。一見優しい光景に見えるが足元で横たわる雛鳥の亡骸には目をくれさえもしなかった。




リボほむ「ホムホムホムン!!」 ソレジャア、イクヨ!!
白まど「マドン!」 イイヨ!
仔ほむ達「ホミュウ♪」 「ミャロォ♪」 「ホミィ♪」 ワーイ♪

ついに出発の時が来た。仔ほむ達は先ほどの出来事などまるで無かったかのようにはしゃいでいるである。
親達は巣の左右に括り付けた蔓を両手でしっかりと握った。それは武器の弓矢を置いていく事を意味するのだが、仔供達の安全を考えればやむを得ない措置であると考えた。それに今から行くのはずっと高い空の上である。自分達を狙う存在などありはしないだろう…。

リボほむ・白まど「ホーム!」 「マード!」 セーノ!

ゆっくりと巣が上昇していく。高さはどんどんと増していき、高原に立っていた木の高さすらあっという間に越していった。

仔ほむ「ホミャア~!」 ワ~!
仔まど「ミャロ~♪」 タカ~イ♪
仔めが「ホミィ…///」 スゴイ…///

仔ほむ達は見た事も無い光景に大興奮である。これまで親に抱えられながら飛んだときは安全のためか、比較的低い高さであった。しかし今飛んでいる場所は違う。地面はずっと下にあり、目の前を遮る障害物は一つも無い。
お母さんやお姉ちゃん達はいつもこんな光景を見ているんだ…。仔ほむ達は眼前に広がる光景に感動した。

仔リボほむ「ホミャア~!」 オカアタ~ン!
仔白まど「ミャロ~!」 イモウチョ~!

仔ほむ「ミャロカ~♪」 オネエタ~ン♪
仔まど「ホミュラチャ~ン♪」 オ~イ♪
仔めが「カニャメシャン…///」 テ フリフリ

仔リボほむ達が巣の周りを飛び回りながら妹達に手を振る。仔ほむ達もそれに応えて手を振り返した。楽しい空の旅は始まったばかり…。




親鳥「「チチッ」」

リボほむ一家が空へと飛び立ったのと入れ替わるように雛鳥達の親が戻って来た。口には餌を咥えている。
しかし巣はおろか雛鳥の姿も見あたらない。親鳥達は慌てて木の周り、他の木の周りも調べたが発見出来ない。親鳥達は途方にくれた…。その時、

「ピィ…」

微かだが我が仔の鳴き声が聞こえる。鳴き声は木の下からだ。木から落ちてしまったのかと慌てて地面に降りる親鳥達。
そこで彼らが見たものは我が子の無残な姿であった。

親鳥「「チチッ!」」

親鳥達は自分の頭を横たわる仔供の体に擦り付けると揺らし始めた。しかし仔供はピクリとも動かない…。

親鳥「「チーッ!」」


雛鳥「ピィ…」

二度と目を覚まさない我が仔に悲しみの声を上げる親鳥達。しかしその時確かに仔供の鳴き声が聞こえた。
それは最後の生き残りの雛鳥であった。全身に傷を負っているが命に別状は無いようである。親鳥達は雛鳥の傍に寄ると愛しげに、それでいて傷が痛まないように優しく頭を擦り付けた…。

しかし一体何が起こったのか…?木には巣が見当たらなかった。だから巣から転げ落ちた、という訳ではないだろう。
なら巣ごと落ちてしまったのかと思えば、地面に巣やそれらしき残骸は見当たらなかった。

雛鳥「ピィ…」

雛鳥が空を見上げて小さく鳴いた。親鳥達は視線を空に向けると何かが遠ざかっていくのが見えた。それは間違いなく自分達の巣であった。
それで親鳥達は全てを悟った。そしてもう一度我が仔達の亡骸に目をやった。怒りが沸々と燃え上がる。

我が仔の仇を討つべく、遠ざかって行く一団を親鳥達は猛スピードで追撃して言った。



640VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:49:03.63F7t82Bez0 (7/12)

仔ほむ「ホミャア~♪」 キモチイイ~♪
仔まど「ティヒヒ~♪」 スズチ~♪

一方こちらはリボほむ一家。親鳥達の悲しみと怒りなど露知らず、空の旅を満喫していた。上空は更に涼しい風が吹き、居心地は抜群である。
仔リボほむ達は相変わらず巣の周囲を飛び回りながらはしゃいでいる。妹達と一緒に飛べる事が嬉しかったのだろう。

仔ほむ「ホミュホミュ!」 タノチイネ!
仔まど「ミャドミャド!」 サイコウダヨ!
子めが「…ホ、ミィ」 ウツラ、ウツラ…

仔ほむ達はすっかりこの巣がお気に入りのようだ。微妙な揺れが心地いいのか、仔めがは舟を漕いでいる。
お母さんにねだってこの巣を自分達の巣まで持って帰ってもらおう、そうすればまた空の旅が楽しめる!仔ほむはそう考えた。

リボほむ「ホムホム///」 カワイイネ///
白まど「ハシャイジャッテ///」 ソウダネ///

仔供達のはしゃぐ姿に顔を緩ませるリボほむ達。だからといって注意力を疎かにする事はない。2匹にとって仔供の安全は第一なのだ。それでも仔供の元気な様子を見ているとやっぱり笑みが零れてしまう。

親達は仔ほむ達と自分の手に握られた蔓にのみ注意を払っていた。だから自分達を目指して接近する存在には気が付かなかった。そして向けられているとてつもない殺気にも…




仔リボほむ「ホム~♪」

仔リボほむは休憩のため巣の淵に腰を下ろした。両親と妹達は前を向いているので、ちょうど背中合わせの状態である。
軽く足をバタつかせ、上機嫌に鼻歌を歌っている。その視線は遥か彼方を見つめていた。

仔リボほむ「ホムン?」 ウン?

と、視線の先に何か黒い点のようなものが2つ見えたような気がする。巣から離れるとリボほむは目をこすり、目を凝らしてもう一度見直した。

…やはり見間違いではない。空に黒い点が2つ浮かんでいる。それも段々と大きくなっているような…?
次第に点と思われていたモノの輪郭がハッキリとしてきた。

仔リボほむ「…?ホ、ホ、ホミャ!?」 …?ア、ア、アレハ!?

点の正体は一家を追撃してきた親鳥達であった。その瞳に憎しみの色が浮かべ、一直線にこちらへと向かって来ている…!


親鳥達は一家の姿を認めると狙いを定めた。最初の標的は巣の周りにいる仔リボほむと仔白まどにした。
2羽はそれぞれのターゲットを目指し散開した。

仔リボほむ「ホミャアアァァァーーーーーーー!!!!」

リボほむ「ホム!?」 コドモ!?
白まど「マドマド!?」 ドウシタノ!?

突然の仔供の悲鳴に驚き振り向く親達。しかしソレに気付いた時には既に遅く、接近者たちは目前まで迫っていた。

仔リボほむ「ホ、ホミュウウウゥーーーーー!!!!」 タ、タチュケテェーーーーー!!!!
仔白まど「ホミュラチャーーーーーン!!!!」 オカアターーーーーン!!!!

接近者たちの狙いが自分達だと感じ取った2匹は慌てて逃げ出した。しかし両者のスピードの差はいかんともし難く、あっという間に距離を詰められてしまった。
親鳥達は猛スピードのまま、それぞれ口ばしアタックを仕掛け始めた。

バシィッ!!

仔リボほむ「ホ゛ミ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ーーーーー!!!!」

ビシィッ!!

仔白まど「ミ゛ャ゛ギャ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ーーーーー!!!!」

リボほむ「ホビャアアアアァァァーーーーーー!!!!」 コドモーーーーーー!!!!
白まど「マドォオオオオーーーーーー!!!!」 ヤメテェーーーーーー!!!!

親鳥はアタックを仕掛けるとそのまま少し距離をとり、回頭して再度アタックを仕掛ける。それを幾度となく繰り返した。
リボほむ達は急いで仔供を助けようと思ったが自分達の置かれている状況に気付いた。

手には蔓が握られており、その先には仔ほむ達の乗っている巣が結ばれている。今手を離す事は出来ない。
というより武器の弓矢はあの高原に置いてきてしまい、抵抗する手段など始めからなかったのである。



641VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:50:16.26F7t82Bez0 (8/12)

仔リボほむ「ホミュアアァァァーーーーー!!!!」 イチャイヨオオォォォーーーーー!!!! ポロポロ
仔白まど「ミャデョオオォォォーーーーー!!!!」 オカアタン、タチュケテェーーーーー!!!! ポロポロ

リボほむ「ホムゥウウウーーーーーー!!!!」 コドモォオオオーーーーーー!!!! ポロポロ
白まど「マドォオオオオーーーーーー!!!!」 ニゲテェエエエーーーーーー!!!! ポロポロ

絶え間無い連続攻撃を身に浴びている2匹は両親に助けを求める。しかし先述の通りリボほむ達は手も足も出ない。涙を流しながら仔供が痛めつけられる姿を見ている事しか出来なかった。

仔ほむ「ホミャアアァァァーーーーー!!!!」 オネエターーーーーン!!!! ポロポロ
仔まど「ミャロォオオーーーーー!!!!」 ヤメテヨォオオーーーーー!!!! ポロポロ
仔めが「ホミイィィィ…」 ガタガタ… ジョワアァー

仔ほむ達は一方的にやられている姉達の姿を青い顔をして見ていた。仔めがに至っては小便を漏らし、ほむパンと黒タイツをその生暖かい液体で湿らせていた。


 ビシィッ!!「ミャギッ!!」   バシィッ!!「ホミィッ!!」   ビシィッ!!「ミャガァ!!」   バシィッ!!「ホギィッ!!」
 ビシィッ!!「ミギャッ!!」   バシィッ!!「ホガァ!!」   ビシィッ!!「ミギィッ!!」   バシィッ!!「ボギャ!!」
 ビシィッ!!「ミギョッ!!」   バシィッ!!「ホビョ!!」   ビシィッ!!「ミャロ゛!!」   バシィッ!!「ホゲェッ!!」
 ビシィッ!!「ミゲェッ!!」   バシィッ!!「ホギョ!!」   ビシィッ!!「ミギュッ!!」   バシィッ!!「ホヒィィッ!!」
                         
                         ・
                         ・
                         ・

仔リボほむ「ホ…ミュ…ア…ア…」 ド…ウチ…テ… ポロポロ…
仔白まど「ミャ…ガガ…アァ」 コ…コン…ナメ…ニ… ポロポロ…

仔リボほむと仔白まどは度重なる攻撃で満身創痍であった。ほむ服とまど服は至る所が破け血で染まっている。更にそこからは痛々しい傷が覗いている…。自慢の翼も既にボロボロである。
そして親鳥達はフィニッシュに取り掛かった。背中に爪を立て、啄木鳥のように翼をついばみ始めたのである。

親鳥達「「チチッ!! チチッ!!」」 グサグサッ!!

仔リボほむ「ホギャミィイイッ!!」 ウワアアアァァァッ!!
仔白まど「ミャギャガアアァァッ!!」 ギャアアアァァァッ!!

これまで以上の痛みと恐怖が同時に襲ってきた。これ以上翼を傷つけられては飛ぶこと出来なくなる。しかし巣に非難しようにもガッチリとホールドされており、それを許してもらえない。

リボほむ「…!!!マドカ!」 …!!!シロマド!
仔白まど「ホムラチャン…!!」 ワカッタヨ…!!

その様子を見ていたリボほむ達は決断した。多少不安定になるが2匹を見殺しには出来ない。
親達は仔リボほむ達に近づくと蔓から片手を離してそれぞれ仔供達に手を伸ばした。それに気付いた仔リボほむと仔白まども手を伸ばす。

仔リボほむ「ホ…ミャア…」 オ…カア…タン…
仔白まど「ミャ…ロォ…!」 オカァ…タン…!

必死に手を伸ばし合う親仔。しかし仔供達の動きが安定せず、掴めそうで掴めない。急がないと…!
しかし焦りが動きに表れ、親達の動きも不安定になっていった。

仔ほむ「ミャロカァ」 オネエタン!
仔まど「ホミュラチャン!」 オカアタン!
仔めが「ホミュホミュ…!」 ガンバッテ…!

その様子を見ていた仔ほむ達は声援を送る。頑張れ!あともう少しだよ、もうちょっと!
仔ほむ達の応援を受けてリボほむ達は必死に手を伸ばす。指先が掠った。もう少し…!

しかしその時、仔りぼほむと仔白まどの背中に取り付いていた親鳥達が離れた。

仔リボほむ「ホ、ホ、ホミミミィイイ…!?」 ア、ア、アアアアァアア…!?
仔白まど「ミャ、ミャ、ミャロォオオオ…!!」 ト、トベナイィ……!!

リボほむ「ホ、ホムゥアアアァァーーー!?」 コ、コドモォオオオォォーーー!?
仔白まど「マギャアアアァァーーー!?」 コドモチャーーーン!?

仔リボほむ達の翼は既に飛行不可能なまでに破損しており、それを補っていた親鳥達が離れてしまったことにより2匹は急激に高度を落としていった。

仔リボほむ「ホ゛ミ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛………………!!」 オ゛カ゛ア゛サ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ン゛………………!!
仔白まど「ミ゛ャ゛ロ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛………………!!」 タ゛チ゛ュ゛ケ゛デェ゛エ゛エ゛エ゛ェ゛ェ゛ェ゛………………!!

そして一家の視界からその姿を消していく。最後まで親の名を呼び、手を伸ばしながら……。

リボほむ「ホビャアアアアァァァーーーーーーー!!!」 コドモォオオオオーーーーーーーー!!! ポロポロ
仔白まど「マドォオオオォォォーーーーーーー!!!」 コドモチャーーーーーーーン!!! ポロポロ

仔ほむ達「ホミャアアアァァァ!!!」 「ミャドォオオオ!!!」 「ホミュウゥゥゥ!!!」 オネエターーーーーーーーーン!!! ポロポロ

いくら生命力の高いほむ種でも、この高さから落ちては助からないだろう…。突然の悲劇に涙を流す一家。
しかし悲しみに浸っている暇など有りはしなかった。親鳥達が再度こちらへ向かって突進して来たのだ。



642VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:52:23.78F7t82Bez0 (9/12)

それを見たリボほむと白まどは全速で逃げ出した。しかし巣と仔供3匹を持った状態ではスピードなど出るはずも無い。
親鳥たちはリボほむ達が手を出せないと悟り、仔りぼほむ達にしたようにアタックを再開した。

リボほむ「ホギャッ!!」
白まど「マギャッ!!」

仔ほむ「ホミャアアァ!!」 ユレルゥ!!
仔まど「ミャ、ミャドォオ!!」 オ、オチチャウヨォオ!!
仔めが「ホミュアァァァ!!」 イヤァアアアア!!

成す術も無く攻撃を受け続けるリボほむと白まど。そのため飛行に集中する事が出来ず、仔ほむ達の乗った巣は大きく揺れている。仔ほむ達は悲鳴を上げながら巣に必死にしがみついている。
その悲鳴を聞いたリボほむは先ほどの光景を思い出した。自分達の名を呼びながらその身を散らしていった仔供達…。もう二度とあんな悲劇は起こさない、この仔達だけでも守り抜いてみせる!そう決意し蔓を握る拳に力を籠めた。

そのリボほむ達の覚悟は、逆に親鳥達の復讐心に更なる火を付ける事になった。元はといえばリボほむ達の一方的な思いつきで巣を奪と雛鳥達の命は奪われたのだ。そんな身勝手な連中が自分の家族だけは必死になって守り抜こうとしている。親鳥達からしてみればとても我慢できることではなかった。
そこで親鳥達は蔓が握られているリボほむ達の両手を執拗についばみ始めた。その意図を感じ取った一家は更なる恐怖に襲われた。

リボほむ「ホ、ホ、ホギェアアアァァーーーー!!!」 ヤ、ヤ、ヤメロォオオオォォーーーー!!!
白まど「マギェエエエェェーーー!!!」 オネガイシマスウウウゥゥーーー!!!

たまらず悲鳴を上げるリボほむ達。しかし親鳥達の攻撃は留まるところを知らない。リボほむと白まどの手はどんどんで血まみれになっていく。
だがそれ以上に恐怖を感じているのは仔ほむ達であった。もし両親が手を離してしまえば飛行手段の無い自分達は姉達と同じ運命を辿る事になるだろう。

仔ほむ「ホミュアギャアアアァーーーーーーッ!!!」 タチュケテェエエエーーーーーーッ!! ポロポロ
仔まど「ミャギャアアアァァーーーーーーッ!!」 ハナチャナイデェエエエーーーーーーッ!! ポロポロ
仔めが「ホミィイイイーーーーーーッ!!」 チニタクナイヨォオオオーーーーーーーッ!! ポロポロ

涙と鼻水と汗で顔はグシャグシャ、おまけに3匹とも糞尿を垂れ流してていたがそれにすら気付いていないようだった。

ごめんなさい。許してください。私達が悪かったです。いくらでも謝ります。こんな事はもう二度としません。
雛鳥さん達にも謝ります。立派なお墓も作ります。お供えもちゃんとします。お墓参りも毎日します。
心の底から反省しています。だからやめて、止めて、ヤメテ、私達を殺さないでーーーーーーーーーーーーーー!!!!

必死に懇願する仔ほむ達。ここにきてようやく自分達の行いの愚かさが身に沁みたようだ。だが時既に遅し、リボほむ達の両手は限界を迎え――ー

リボほむ「ホ、ホミャアアァ!!?」 スルッ
白まど「マ、マドォオオ!!?」 ハラリ

ついに蔓を手放してしまった。

仔ほむ「ミャロガアアアアアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!」 ポロポロ
仔まど「ミャデョオオオオオオオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!!」 ポロポロ
仔めが「ホミャゲェエエエエエエエエエエエーーーーーーーーーーッ!!!!!!」 ゲロゲロ

巣ごと急降下していく仔ほむ達。両親の姿があっという間に小さくなっていき、代わりに地面が近くなってくる。
落下のGを受けて仔めがは堪らず嘔吐した。涙と吐瀉物が上に昇っていく…。

やだやだ。死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない―――!
翼、翼が欲しい。お母さん達のような立派な翼が。そうすれば今すぐここから飛び立ってあの広い大空を自由に飛び回って―――!

仔ほむ「ホッ」
仔まど「ミャッ」
仔めが「ホミッ」

グシャアッ…!!

その幻想と共に仔ほむ達は地面に叩きつけられ、その小さな身を四散させた。


リボほむ「ホビャアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!」 コドモォオオオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!!! ポロポロ
白まど「マギャアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!」 コドモチャアアアアアアアァァァァーーーーーーーーーーーンッ!!!! ポロポロ

全ての仔供を失ったリボほむと白まどは泣き崩れた。結局自分達は仔供達を守り抜けなかったのである。
そんなリボほむ達を親鳥達は咥えると、雛鳥のいる高原へと戻っていった。




雛鳥「ピィー! ピィー!」
親鳥「チチッ!」

親鳥が雛鳥に餌を与えている。どうやら怪我は順調に回復して行っているようだ。

          ブチィッ! 「ホギャアアアアアアァァァァァ…ッ」   ブチブチッ 「マギャアアアアアアァァァァァッ…!!」

雛鳥には沢山食べてもらい、大きくなってもらわないとならない。命を落とした他の雛鳥達の分まで…。
今回の餌は生きが良い。その上無駄に生命力が高いから殺さない程度に身を削いでも少し時間をおけば再生してくれる。これなら仔育てに専念できるというものだ…。

「マ゛ト゛カ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛…………」 「ホ゛ム゛ラ゛チ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ン゛…………」

今日も青空が広がる。



643VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 03:53:06.79F7t82Bez0 (10/12)

投下完了。思った以上に長くなってしまった…。

冒頭に述べたようにこの話は>>420 >>430のイラストを元に自分が勝手にストーリーを作ってしまいました。作者さんゴメンナサイ。

やっぱり1枚でも絵があると話が書きやすいですね。それにこの人の絵は個人的にツボなのでどんどん投稿してくれると嬉しい。
また最近ではイラストの投下率も上がっているので良い事だなぁー。自分も投稿したいけどスキャナもペンタブも無いし…。あるとすればペイントぐらいか?



644VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 03:55:47.32BTfsj43mo (1/2)

>>619乙。ほ虐家が逆襲みたいな事されるのわりと好きだな。
さやかちゃんがマミさんのほむほむに食われたみたいなやつをまた読みたいわ
荒れそうだけどね…


645VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 04:06:50.45BTfsj43mo (2/2)

>>643乙。野生動物もの好きです
ただ、ここは基本的に書き手もsageる所だよ。特殊嗜好スレですから
前もageてたみたいだから一応ね。小姑みたいでスマソ


646VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 04:10:35.69F7t82Bez0 (11/12)

>>641 誤字修正。

しかし巣に非難しようにも→しかし巣に避難しようにも

スマソ。


647VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)2012/07/31(火) 04:23:58.76F7t82Bez0 (12/12)

>>645

すいません。あまりこういった所の用語には詳しくないもので…。一応ググってみましたがこれでいいのかな?
他にも注意すべき点があったらご指摘お願いします。


648VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 04:41:36.881cqUsrf20 (2/7)

>>647
乙乙です
身勝手さが招いた終焉にゾクゾクしました

sageはそれで大丈夫ですよ


649VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 04:48:49.56+JyA7Pcio (1/2)

OKです。ちゃんとsageれてます
他はこの板の独自の機能でメール覧に saga(さが) も入れた方がいいかも
saga を入れないと 殺す とか オナニー とか ドラえもん とか 魔力 とかの文字が書けないから
sageとsagaをセットで sage saga(さげさが)にしておいた方が便利かと
次作も期待してます


650VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/31(火) 04:52:21.853B1cXJ5x0 (2/3)

>>634
おつおつ
仔ほむ達が必死に許しを乞う所でゾクゾクした
この人の作品も好きだ

なんか最近ほむ種の生命力だけじゃなく再生力まで強い設定多いね
手足もいだり体半分潰した時の深刻さが減るから個人的にはあまり好きじゃないなぁ・・・
しかしそれを生かした虐待も出来るし結局好みか


651VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 08:57:15.08qk3ipegPo (1/2)

>>627

巣の壊滅いいね、爽快だった
>>643

いいね、ゾクゾクした


652VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:27:27.401cqUsrf20 (3/7)

素晴らしい虐待作品の後に出すのは気が引けるのですが…いつものです

お目汚しスイマセン…


653VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:28:35.261cqUsrf20 (4/7)

「お出かけの準備するよ!」



「…よし!!そんじゃ出かけるか!!」


俺は着替えを済ませ、キッチンに二匹を迎えにいく。


「ホミュ…ホミュー…」「ミャロー…ミャロロー…」グテー…


…ジョッキとズンドウがすぐに使えなかったので、とりあえずシンクに入れたままにした二匹は…シンクの底に寝そべって、ぐったりしていた。


「なんだなんだ!?元気ないな!!夏バテにはまだ早いぞ!!まだ若いのに…シャッキとしろっ!!」

「…ホミャア…ホミャラー…」…ノボレニャイ…ムリー… グテー…

「…ホミュラチャ-…ティヒー…」…カベガ…シュベル… グテー…


…俺の喝は…完全に無視された…まぁいい…しかし…どうやってこいつらを連れて行くか…。

…ジョッキに入れて外出は…さすがにおかしいよな…うーん…他に無いしなぁ……やっぱりコレに入れとけ…。

ヒョイッ
「…ホミー…」…スキニシテ… クテー… ポイ……ホミャッ!!…
ヒョイッ
「…ミャロン…」…チュカレタ… クテー… ポイ……ミャッ!!…


まだ乾ききってないジョッキに二匹を入れる。少し窮屈そうだな…と思った時…。

ピン…ポーン…

「ん!?誰か来た!…誰だろう?……っ!?…まさか!?…課長か!?マジで課長だったら…やっべー…」


俺は突然のチャイムにあわてた……誰か知らんが帰れっ!帰れっ!!俺は留守だぞ!!ホントだぞ!!仕事に行ってんだぞ!!

…しかし…俺の思いとは裏腹に…。

ピンポーン……ピン…ポーン………ピポピポピポーン!!…ドンドンドン!!

「………ヤバイ………誰か分からんが…これはヤバイ………ホントに課長かも…○○さんトコ行ってないの…ばれたのか…?」


動揺する俺を尻目にチャイムはまだ鳴っている……借金取りか…?借りた覚えは…無い…ん!?…エロサイトのは払ってないぞ…それか…?


「…ホミャホミャ…」…オトガスル… キョロキョロ

「…ウェヒヒー…?」…ニャンダロ…? キョロキョロ


こいつらも気づいたようだ…こいつらには関係ないのがうらやましい…。


「…とりあえず…誰なのか、覗き穴から見てみるか……課長だったら…俺…死亡…。…エロサイトなら…静かに話をしてもらおう…」ドキドキ…


ジョッキを持ったまま…俺は忍び足で玄関に行き…ドアの覗き穴を覗く……!?……大家…さん…?…助かった~…。

ガチャッ…
「おはようご…「ちょっと!!居るなら早く出てきなさいよ!!まったく!!それよりもコレ出したのあなたでしょっ!!ちゃんと曜日を確認して出しなさいっ!!」ズイッ!!


…そう言って大家さんは、汚い箱を俺に差し出した…ん?…なんだ?……あっ!!…仔まどが入ってた箱だ!!…あちゃー…見られてたのか…。

ジョッキを靴箱の上に置いて箱を受け取る…箱は俺が出した時と同じ状態で戻ってきた。


「…このゴミは…明日…で…「そうっ!!出すなら明日の朝に出して!!分かった!?ちゃんと守ってねっ!!でないと私が文句言われるんだからっ!!」

「…すいません…気をつけま…「気をつけてね!!それじゃっ!!」スタスタスタ…



654VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:29:04.111cqUsrf20 (5/7)


大家さんはそれだけ言うと、帰っていった…。


「…普段はいい大家さんなんだが…今日はどうしたんだろう?…しかし、大家さんで良かった…」フゥ…


とりあえず箱を玄関に下ろす…参ったな…明日までこのまま置いとくか…?

…俺はジョッキの中が騒がしくなった事に気づかなかった。


「ホミュン!?!?…ホミュ…ホミューン…?」アレ!?…アレハ…オウチ…?

「ミャロッ!!!ミャロローン♪」ソウダヨ!!ワタチタチノオウチ♪

「ホミャミャー///…ワケワカンニャイヨネ…」ヤッパリ///…デモ…オカーシャンタチハ…

「…ミャロ…ウレチイナッテ///」…イニャイ…デモ…オモデハノッコテルヨ///

「…ホミュッ///」…ソウダネ///

「ミャロミャロ…///」ワタチノタカラモニョモ…///

「ホミュンホミュホミュ!!!」タイセツニシテタモンネ!!

「ミャロン///」ウン///


…うーん…どうしよう…つか…この箱くっせー!!


「ミャロ!!!ミャロミャロミャロー!!!」ソウダ!!ニンゲンサンニ、タノンデミヨウヨ!!

「ホミュン!!!ホミュホミャホミュ///」ソウダネ!!オウチガイチバンイイモンネ///

「ホミュラチャ///…ティヒヒーッ!!!」オネーチャンモ、ソウオモウヨネ///…ジャア、セーノデ!!

「ホミュンッ!!!…ホミャー…!!!」イイヨ!!…セーノッ…!!

「オリョカネーッ!!!」「ウェヒヒヒーッ!!!」オウチニカエチテーッ!!!

「うおっ!?…急にでかい声出すなよ…びっくりしたぞ!……んー…無理だな…ちょっと待ってろよ」スタスタスタ…


俺は二匹を置いて、玄関から離れ…。


「ホミャ?ホミュホミュ…?」アレ?ニンゲンサンガ…?

「ミャロン?ホミュラチャン…」ドチタンダロ?イッチャッタ…

「…ホミューン…」…ソコニオウチアルノニ…

「…ミャロロー…」…デモ…デレニャイシ…

「ホミュッ!!!」マッテミヨウ!!

「…ミャロン!!!」…ソウダネ!!


必要なモノを持って帰ってきた。


「…それじゃ、やっちまうか!」スタスタスタ…

「ホミュホミュホミュー!!!」モドッテキタヨ!!

「ミャロー///…ミャッ!?!?」ヨカッタ///…アレ!?

「このビニールを下に敷いて…箱の上を開けて……大体…燃える物で大丈夫だな…よっと!」ドサー… ガサガサ…



655VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:29:29.831cqUsrf20 (6/7)


広げたビニールの上にぶちまける…最近、分別が厳しいからなー…。


「ミャロカーッ!?!?ホミュホミューッ!!!」イモウチョーッ!?オウチガーッ!? アワワワ…

「…オモイタクニャイノニ…」…コワレチャッタ…ノ? オロオロ…

「…生ゴミ…くせっ!!…布切れに…綿か?…しかし…課長なら携帯が先に鳴るわな……ん!?なんだこれ?」ガサガサ… ヒョイッ

「…ガラスのおはじきか…懐かしいな…」キラキラ…

「ミャロローッ!!!ミャロッミャロッ!!!ホミュラチャン…」アッ!?タカラモニョダーッ!!ワタチノーッ!!カエチテー… ペチペチペチ…

「…あ!?」ポロ…カチャーン…

「ミャロオオオォォォォーッ!?!?!?」タカラモニョーッ!?!?

「…砕けた…やっちまったな……このほうきで…」サッサ…

「…ミャロー…ミャロロー…」…オカーシャンガクレタ…タカラモニョガ… エッグエッグ…

「…ミャロカ…」…イモウチョ… ギュー… ナデナデ… ポロポロポロ…

「…オッケー!!…後は…ふんっ!!」バリバリバリ…


俺は分別が終わると、空になった箱の残っていた底のガムテを剥がし…広げて、折りたたんだ。


「…ミャロカ…ホミャー…ホミャミャー…」…イモウチョ…オウチモ…ナクナチャッタ… ポカーン…

「…ミャロー…ミャッ!?!?…ミャドー…」…オモイデ…エッ!?…ホンチョダ… ポカーン…

「新しいガムテで巻いて…これでいいか…」グルグル…ビッ

「…ホミ…ホミャアァァ…」…ジェンブ…ナクナッチャッタ…ヨ…  ポロポロポロ…

「…ミャロローン…ミャロローン…」…コンニャノッテ…コンニャノッテ… ポロポロポロ…

「忘れないように、ドアの脇に置いて…完了!よしっ!お前ら!待たせたな!……どした?…泣くほど待たせたか?すまんすまん…」

「…ホミャアアァァァーッ!!!…ホミュウウゥゥゥーッ!!!…」「…ミャロオオォォォーッ!!!…ミャロロオオォォォーッ!!!…」エグエグ… ポロポロ…


…二匹は大泣きしながら突っ伏して…動かない…うーん…。


「…おーい…お出かけするよー…聞こえてますかー?………聞いてないな…」ポリポリ…

これだけデカイ声で泣いてるのを連れてたら…また変な目で見られるな…仕方ない…。

「…おーい!…とりあえず…お出かけは、とーちゃんだけで行くぞー……楽しいのに…お留守番するのかー?」ガチャ…

「…行っちゃうぞー!…まだ間に合うぞー!……さ~ん…にぃ~~ぃ……い~~~ち………ゼ~~~~ロ~~……はぁ…行ってくる…」パタン…


「…ホミュウウゥゥゥ…ミュゥゥゥゥ…」「…ミャロロオオォォォォォ…」グスグス…エグエグ…



「終わり」



656VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/07/31(火) 10:34:27.20QiePY/PAO (2/3)

乙!
多分こいつらは命乞いの時は必死に謝ってるけどいざ喉元を過ぎたら暑さを忘れてまた好き勝手しそうな気がする
だから完膚なきまでに苦しめてやった親鳥GJ


657VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:35:52.57qk3ipegPo (2/2)

>>655
乙乙
だんだんこのシリーズハマってきた


658VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 10:51:27.251cqUsrf20 (7/7)

>>654
×デモ…オモデハノッコテルヨ///
○デモ…オモイデハノコッテルヨ///

誤字脱字、改行漏れ多い…気をつけます

>>612
わざわざ過去レス探して読んでくれるなんて…ありがとうございます


659VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/31(火) 11:12:03.963B1cXJ5x0 (3/3)

>>655

今回は虐成分薄めか・・・ちょっと残念


660VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 11:26:24.27+JyA7Pcio (2/2)

乙乙。虐スレで言う事じゃ無いけど、出来ればこの姉妹は殺してほしくないな
老衰で死ぬくらいまでオモロ可哀想にゆるーく虐められながら、ちょっと幸せに逞しく生きてもらいたい
いつの間にかそれくらい可愛いく思えてきた


661VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 12:18:45.45NXv3Y6rzo (1/1)

虐待専用スレじゃないから作者の心持ち次第
俺もこの姉妹は小さな幸せと中ぐらいの不幸せで生きていって欲しい

あ、鳥の巣乗っ取り一家はふさわしい末路だけどな

てなわけで乙乙


662VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 13:09:59.33+NfVDm+/0 (1/1)

鳥の巣一家をお遊びが過ぎてやられちゃった程度に見てるのって僕だけなのか


663VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 13:14:26.20UB5znUhGo (1/3)

『罪だと知らずに行う悪事が一番業が深い』って感じで見てた


664VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 14:51:28.9166R/v9JEo (1/1)
665VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 14:53:05.27UB5znUhGo (2/3)

>>664
可愛い


666VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/07/31(火) 15:33:09.92XWsTRGPso (1/1)

>>627
遅れながらおつ
これは実に素晴らしい蹂躙SSですね


667VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 18:18:19.37f2dyXtUmo (9/9)

>>664
はがき結構丈夫だから落下しないだろ!とか本気で思ってしまった。
俺もう駄目だな。


668VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)2012/07/31(火) 18:31:10.87wBYf1v/w0 (1/1)

ほむほむって喉元掻き毟ってる時が一番かわいいと思う
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3259636.jpg


669VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 18:35:07.62QzVGgJYao (1/2)

>>667
流石にそれは大丈夫か?
最近暑い日が続いてるからな、水分採ってしっかり休むんだぞ


670VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 19:05:03.24UB5znUhGo (3/3)

>>668
いいね、これは顎をかきむしってるのか?
確かに首をかきむしって絶命するのって不思議な魅力があるよね


671VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 19:52:14.56Fea1NmoBo (1/1)

>>667
   ___
 <_ 看 _> ホミュ ホミミィ♪
  (ハ:wwリllリ) 
  ll.^ヮ^ノ:l:l  オクチュリ ダチトキマチュネー
  l:(つと):lリ
   し J


672VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 20:03:45.84henlWybX0 (1/1)

>>671

        チーン…
         ___
       <_ 看 _> 
     ├==l-- リllリ)  …………
     プス! ll.゚ο゚ノ:l:l  
         l:(つと):lリ
         し J
      


673VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 22:12:15.08MOXhvs6qo (1/1)

パイナップル見つけた

http://vippic.mine.nu/up/img/vp87493.jpg


674VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/07/31(火) 22:29:57.66QiePY/PAO (3/3)

仮に本物だったとしてもどうやって食うつもりだろうwwww


675VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 22:40:54.27bCnl8RaKo (1/3)

>>671>>672
可愛い、見事な連携乙
>>673
是非巣に持って帰ってみんなで食べてくれ


676クッキー缶の世界2012/07/31(火) 22:41:34.90bCnl8RaKo (2/3)

我が家の飼いほむをご紹介しよう。
まぁ、飼いほむなんて上等なものじゃないが。

これはクッキー缶だが、ところどころ穴が開いている。
空気穴だな、うん。
そして水や餌を供給するための蓋付きのちょっと大きい穴がある。

まぁ設備の説明は後回しだ、まずはうちのほむほむたちを見てもらおう。

カパッ

ホムホムゥ ホムーホムー

 ホミャァ マドカァー

ワラワラワラワラ・・・

可愛いだろう?狭いクッキー缶の中でワラワラと忙しそうに動き回っている。この光景を見るだけでも1日潰せるよ。

ホムッ!ホムッ! グイグイ

ああ・・・外に出ようしてるのがいるね。こういうのは・・・

フゥッ!

ホムァァアッ!? ドテン!

ちょっと一息かけてやればバランスを崩して転落する。こういう間抜けなところも好きなんだ。

ホムッフゥ!

ホミュアー

ああ、子供が生まれたのかい?良かったね。
ちょっと抱かせてくれ。


677クッキー缶の世界2012/07/31(火) 22:42:01.10bCnl8RaKo (3/3)

ヒョイッ

ホミュ・・・ キョロキョロ

あはは、怖がらなくていいよ、何もしない。

ナデナデ

ホミャァァ・・・ コロン・・・

・・・っと、餌の時間だな。
仔ほむを中に戻して・・・餌箱から餌を入れる。
うーん、そうだな。今日は砕いたビスケットにしよう。

パカッ

バラバラバラバラ

ホムッ!ホムホム! パクパクパクパク

 ホムホーム ガツガツガツ カリカリカリ

ホミューホミュー ベチャベチャ グチョグチョ

  ペロペロ ヌロヌロ

お行儀がいいのもいれば、知能の欠片もない食いかたをするものもいる。缶の底に残る甘味を貪るものもいる。
可愛いねぇ。

さて、次は水だ。
そのまま同じ穴から入れる。

ドバー

ホビャァァアアァァァ! ホビィィイィイィイ!!

 ホミャァァアァァ!!

  ペロペロ・・・ ピチャピチャ・・・

足がつくことが分かってようやく水を舐めだした。
まったく、毎度のことなんだから泣き叫ぶのはやめたらどうだ。
まぁ、ほむほむだから仕方無いか。

どうだったろうか。
短かったけど、可愛かったろう?
では、失礼します。





678VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 22:46:14.90QzVGgJYao (2/2)

>>676
良いなこれ
本当に「ペット」みたいな感じがどストライクだ


679VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 22:53:16.19UrOQTCWc0 (1/1)


そういや最近純粋なペットとして扱われるの少ないな(>>653は例外)
最近出てくるほむほむはある程度知性があるから小動物というより妖精に近いかも


680VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 23:01:56.83dujRmENpo (2/2)

乙s


681VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)2012/07/31(火) 23:12:11.40bMStZ/dD0 (1/1)

>>642
すばらしい!
自業自得なの良いね!


682VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 23:13:25.366dxkyRX20 (1/1)

こういうぬるいのも好きです
生かさず殺さずほどほどに虐めたり愛でたりする生活って憧れる


683VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/31(火) 23:33:01.00ja0gCCzpo (1/1)

>>676
素晴らしい!実に素晴らしい!ものすごくツボだ
GJ!!

>>679
あまり知性が高いとちっさい人間になるし、ゆっくりと変わらなくなるから難しいところだね


684VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:22:25.51rBFBp4750 (1/3)

>>676
乙乙
小動物モノは大好きです


685VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:24:20.55LOJ0yIRt0 (1/4)

小動物系ほむほむ凄くツボなんだけど大抵虐待がぬるめなのが残念・・・
過剰なストレス与えて自傷させたい

>>671


仔ほむ「ホミュ ホミミィ♪」オクチュリ ダチトキマチュネー♪

マミ「あらどうしたの仔ほむちゃん。お医者さんごっこかしら?」

仔ほむ「ホミュッ! ホミュホミュ」チガウヨ! ホンモノノオイチャサンダモン!

マミ「まあまあそれは心強いわね♪それじゃ早速診て貰いたい人がいるみたいだからお願いしようかしら」

仔ほむ「ホミュン♪」マカセテ♪ エッヘン

マミ「ありがとう♪それじゃ・・・」ゴソゴソ

ダルマほむ「ホ・・・ム・・・」ピクピク
まど上半身「マ・・・ド・・・」ピクピク
潰れ仔まど「ミャロ・・・ォ」ピクピク

仔ほむ「ホミャァァァァアアアアアアッ!!???!?!」オカーサン!!??!? イモウチョ!!???!??

仔ほむ「オ・・・オェェェェェ」ゲロゲロ

マミ「あらあら大丈夫?もう、お医者さんがこの程度でうろたえてちゃ駄目じゃない」

仔ほむ「ホミュ・・・ミュ・・・」ドウチテ・・・オカーサントイモウチョガ・・・ エレエレ

マミ「ケージから出した時にほ食種に襲われちゃったのよ・・・でも仔ほむちゃんお医者さんならこれくらい治せるわよね♪」

ほむほむ「ホ・・・ギ・・・」コヒューコヒュー
まどまど「マ・・・マ・・・」ドクドク
仔まど「ミャ・・・ロォ・・・」ポロポロ

仔ほむ「ウッ・・・!」オエッ

マミ「ほら、早くしないと家族が死んじゃうわよ♪」

仔ほむ「ホミュッ・・・!」ヨロヨロ

仔ほむ「ミャロカァァァ・・・ッ!!」オカーサン・・・ トテテテテ

仔ほむ「ホミャ・・・ミャァァ・・・!!」オネガイ・・・チナナイデ・・・!! ペロペロ
ほむほむ「ビャッ・・・」ビクンッ

マミ「(必死で親ほむの傷口を舐めてるわね・・・傷口っていうより断面に近いけど)」

マミ「(さて、ちょっと悪戯してみましょうか)」


686VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:24:47.59LOJ0yIRt0 (2/4)


マミ「ねえ仔ほむちゃん、ほむほむばかり気にかけてるけどまどまどの様子は見なくて良いのかしら?」

仔ほむ「ホムッ!?」ハッ

まどまど「マ・・・ギ・・・」コヒュー・・・コヒュー・・・

仔ほむ「ミャロカァ!!?ミャロカァァァァァ!!!!」オカーサァァン!!! ポロポロ トテテテテ

仔ほむ「ホミュミュゥ!!ミャロカァァァア!!!」ゴメンナチャイ!!チナナイデ!! ペロペロ
まどまど「マ・・・ギョ・・・」ビクビク

マミ「ふふっ気付いて良かったわね。でも今度は仔まどちゃんが死にかけてるわよ♪」

仔まど「ミャ・・・」ピクピク

仔ほむ「ホミャァァァアアアッ!!???!?」イモウチョォォォ!?!? トテテテテ

仔ほむ「ミャロカァ!!ミャロカァァァッ!!!」ゴメンネ!ゴメンネェェェ!! コネコネ
仔まど「ホミュラ・・・チャン・・・」ピクッピクッ

マミ「くすっ・・・そうこうしてる間にまたほむほむがピンチねぇ」

ほむほむ「ホ・・・ビャ・・・」

仔ほむ「ホミャァァァァアアアアッ!!!!」オカーサァァァアアン!!! ポロポロ

仔ほむ「ホミュ??ホミュホミュ??ミャロカ???」ドウチュレバイイノ??? オロオロ

マミ「(取り乱しちゃってかわいい。どの道舐めた程度でこの重症が治る訳ないのに♪)」

仔ほむ「ミャロカァァァァァァッ!!」ポロポロポロ

―――――――――
――――――


687VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:25:29.05LOJ0yIRt0 (3/4)


ほむほむ「」
まどまど「」
仔まど「」

仔ほむ「ホミュァァァアアア・・・!」ポロポロポロポロ

マミ「あらら・・・あなたがモタモタしてる間に三匹とも死んじゃったみたいね」

仔ほむ「ホミュミュー・・・ホミュミュー・・・」チンジャイヤダヨォ・・・ ユサユサ ポロポロ
ほむほむ「」

仔ほむ「ホミュゥゥ・・・!!ホミミィィィィ・・・ッ!!!!」メヲアケテヨォォォ・・・!! ユサユサ ポロポロポロ
まどまど「」

仔ほむ「ミャロカァァァッ・・・!!ミャロカァァァァァァァアア!!!!!」ヘンジチテヨォォォォ!!!! コネコネ ポロポロポロポロ
仔まど「」

仔ほむ「ア・・・ア・・・!」

仔ほむ「ホミャアアアアアアアアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!!」ポロポロポロ

マミ「あらあら残念だったわねぇ」

仔ほむ「ホミュゥゥゥ・・・!!ホミュゥゥゥゥ・・・!!」ゴメンナチャイ・・!!・ゴメンナチャイ・・・!!

マミ「ほら、そんなに気を落とさないの」ツンツン

仔ほむ「ホミュホミュホミュホミュホミュ」ゴメンナチャイゴメンナチャイゴメンナチャイ

マミ「・・・あら?これは・・・」

仔ほむ「ホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュホミュ」ゴメンナチャイゴメンナチャイゴメンナチャイゴメンナチャイゴメンナチャイゴメンナチャイ

マミ「・・・壊れちゃったみたいね。やっぱり仔ほむにはちょっとキツ過ぎたかしら」

仔ほむ「ホミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミミ」カリカリ

マミ「ふふっ・・・喉元掻き毟っちゃって・・・かわいい///」

仔ほむ「ミミミミミミミミミミミミミミミミ」カリカリ


おわり


688VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:35:30.59v5lKRXc20 (1/6)

平然と精神的虐待しちゃうマミさんかわいいよハァハァ
素晴らしいです乙


689VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 00:36:24.38enArI7HIO (1/2)

乙乙

>仔ほむ「ミミミミミミミミミミミミミミミミ」
どの作品でもそうだけど、この台詞はツボ
ほんと最高



690VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/08/01(水) 00:41:54.81gWniVkYk0 (1/2)

最初は、ほむほむを飼ってあげるやさしいお姉さんポジションが定番だった
マミさんも、ついにほ虐側に回りましたね

個人的には好みなので、どんどん続けて欲しいでつ


691VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/08/01(水) 00:44:36.46mNbR+2VAO (1/2)

乙!無邪気で純真な仔虐め最高や

しかし純真なほむほむほどすぐに精神崩壊して首かきむしってしまう…できれば発狂なんかで逃げさせずに正気を保たせたまま末永く苦しめたいところなんだが…
何かいい手はないものか


692VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:07:42.35v5lKRXc20 (2/6)

あまりにいいマミさんだったのでお絵かき
http://vippic.mine.nu/up/img/vp87547.jpg
スキャナあぼんしてるから相変わらず汚くてすまん


693VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:16:04.24Qt0aboXRo (1/1)

乙~おまいら善意の仔ほむちゃんまで据え膳にしてまうのな


694VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:19:07.60enArI7HIO (2/2)

>>692

このほむほむの表情、良いです。

>>691
薬で耐性をむりやり造るっていうのはどうかな?
まぁ、副作用で痛い目に遭うのは必然だけど…


695VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/08/01(水) 01:23:38.95mNbR+2VAO (2/2)

>>692
GJ!
マミさんもほむほむも可愛すぎるwwww

>>694
アイデアありがとう!
やはり薬や魔法に頼るべきか…


696VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:26:10.95JABO1dDs0 (1/1)

>>692
マミさんかわいすぎる
よし、挙式の準備だ
このマミさんは俺が嫁としていただく


697VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:27:49.54LOJ0yIRt0 (4/4)

>>692
乙です
絶望するほむほむとそれをニヤニヤしながら眺めるマミさんの図が素晴らしい


698VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:30:45.00h5VsV58Oo (1/2)

>>685

これはいいマミさんだ

>ぬるめ
やっぱり畜生に発狂とかそういうのないからかなあ
小さい人間より小動物のほうが好きだけど

>>692
素晴らしいおつおつ


699VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:43:00.79ntabcI590 (1/1)

発狂はオチとして使われてる感じ
個人的には責任とか無力感を胸に抱きながら苦しんで生きてほしい




700VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 01:53:04.66v5lKRXc20 (3/6)

あっよく見たら692でマミさんの髪の分け目逆になってる…
レイアウト気に入らなくてPCで反転したらご覧の有様だよ
ごめんなさいマミさんごめんなさい


701VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 05:16:08.74Li2NMbgGo (1/1)

>>692
マミさん最高


702VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/08/01(水) 06:03:53.98iWPYJYSBo (1/1)

>>685
乙。マミさんは、笑顔で♪しながらヤってしまうのがイイね

>>692>>700
乙。ほむほむの顔wwwwww
このマミさんの髪の分け方が美樹さやかそっくり。ほ虐師に敬意を表した分け方といえる


703VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 10:15:39.82cIShOTfGo (1/2)

乙s

>>535と>>549って消えてしまったよね? 残念


704VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/08/01(水) 11:38:55.07gWniVkYk0 (2/2)

>>699

よく分かる
発狂するのって、なんか勿体無いよな
これから、ほ虐のターンって時に発狂するし


705VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 11:59:12.64D8UP3wk3o (1/3)

きっちり[ピーーー]より発狂オチの方が好きだな
他にはゆるい笑いのオチとか余韻のあるオチが好き
ハードなグロ虐って苦手だし


706VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 13:31:09.41xdxYS5Xs0 (1/4)

発狂オチも無力感の中で死ぬオチも幸せだった頃との落差がそそるよねぇ
ゆるいのだけはどうしても苦手だ
もっとハードに虐めてあげたいのにお預け食らってる感覚

>>703
一応上げられるけど鉛筆一本で描いてて汚いわ画力も無いわで正直需要あるかどうかは怪しい


707VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 13:35:15.05xdxYS5Xs0 (2/4)
708VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 14:06:20.05D8UP3wk3o (2/3)

ブラックバスは良かったな。グロくなかったし動物に食われる運命がチラついて笑える系のが好きだから


709VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)2012/08/01(水) 15:12:22.238le2HipN0 (1/1)

>>707
良し!


710VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:15:10.889wQBwrino (1/3)

正直ハードなのも結構マンネリ化してきた感じは有るよね
潰してホギャアアだけだもん

ベチャベチャさんの最新のやつだって以前みたいなストーリーが今回は無かった(意図的なものだろうけど)から
正直今回は読むのに疲れた
悪口詰め合わせって言ってた奴がいたけど本当にそんな感じだった


711VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:28:34.95v5lKRXc20 (4/6)

でもストーリーものってどうしても長くなっちゃうし、こういうSSスレに投下するのって気が引けるんだよね
レス数消費するなら別スレ立てたほうがいいのかと思いつつも、
ほむ種ジャンルとかニッチすぎて別スレ立てるまでは行けないっていう心理作用がある気がする


712VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:29:18.679XppZ0VIO (1/1)

>>710
きゅっぷい!?
きゅっぷいきゅっぷい!!!


713VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:34:13.839wQBwrino (2/3)

>>711
まあ、今みたいにあーだこーだ議論しながらやっていけばいいんじゃないかと思ってる
総合スレみたいなのが盛り上がるのってそういう状態だし

>>712
なんか煽られたと思ったらIDかww

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/08/01(水) 12:43:23.56 ID:XTOpdfLA0
        |\           /|
        |\\       //|
       :  ,> `´ ̄`´ <  ′
.       V            V
.       i{ ●      ● }i    
       八    、_,_,     八    みんな僕と契約して魔法少女になってよ
.       / 个 . _  _ . 个 ',
   _/   il   ,'    '.  li  ',__



714VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:39:31.41D8UP3wk3o (3/3)

あいかわらず粘着されとるなぁ…。まぁ特定してくれって言ってるみたいな文体だし
香ばしかったりマナー違反とかの過去もあるみたいだしな


715VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:39:49.93v5lKRXc20 (5/6)

きゅっぷいじゃないか!ほむほむSSに殆ど登場しないと思ったらこんなところにいたのかきゅっぷい!
かわいいよきゅっぷい!


716VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:42:17.739wQBwrino (3/3)

>>714
マナー違反って何かしたかな?


717VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:42:44.59v5lKRXc20 (6/6)

きゅっぷいときゅべれーが語感といい色といいちょっと似てるので、
まどまどタイタスとほむほむスパロー登場させたSS書こうとしたら
予想外に長くなって投下できそうになかった


718VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 15:44:03.73xdxYS5Xs0 (3/4)

何というかジャンル以前にほむほむそのものが目的の人とほむほむが出てくるお話が目的の人が混在してる気がする
前者にとっては展開が同じでもどんなほむほむをどんな風に虐めるかが違えばいくらでも楽しめるけど
後者にとっては同じような話が並んでてマンネリに感じると思う


7192012/08/01(水) 16:16:09.79lfVYrrFLo (1/6)

注・虐待なし


──ある日の朝──

「ホム…」トコトコ トコトコ…

……ん?

「…ムムゥ」テクテク テクテク…

ほむほむが庭に入ってきた。

「ホムッ」…

庭の真ん中で立ち止まった。

「ホムムッ」カリカリ ホリホリ

穴を掘り出した。

「ホムホム」ホリホリ ホリホリ ホリホリ ホリホリ

まさか、そこに巣穴でも作る気か?

「ホムムッ…」カリカリ ホリホリ カリカリ ホリホリ

「おーい。ほむほむ」

「ホムッ?」ピクッ

「そこはやめとけ」

「ホムムッ?」

「そこに住んだら、たぶん踏まれるぞ」

「ホビィ!?」

「そこは通り道だし、たまに駐車場にも使う」

「ホムム…」…

「ミンチになりたくないだろ?」

「ホビャッ!?」コクコク

「悪いけど、他の場所にしろ」

「ホム」コクコク

ほむほむは素直に頷いた。

どうやら、物分かりはいいやつみたいだ。



7202012/08/01(水) 16:16:45.68lfVYrrFLo (2/6)

「ホムゥ…」テクテク テクテク テクテク テクテク

よし。新しい場所を探してるな。

「ホムッ」…

ん? 立ち止まったみたいだが……

「ムゥ…」ホリホリ ホリホリ ホリホリ ホリホリ

そこもダメだな。

「ホムムッ」ホリホリ ホリホリ ホリホリ ホリホリ

「おい。やめとけ」

「ホムッ?」ピクッ

「雨が降ったら溺れるぞ。家の中で」

「ホビャッ?」

「ほら、これ見ろ。これは雨どい。これ水の通り道」

「ホムムゥ…」

「お前のいる場所は、雨が降ったら川の底だぞ」

「ホッ!? ホビャビャ!!!」ガーン

「お前。泳げるのか?」

「ホムムムッ」ブンブン…

「水死が確定」

「ホビャーッ!」ブンブン ブンブン

「分かったら、別の場所探せ」

「ホムッ ホムホムッ」コクコク ペコペコ

頭を下げてる。感謝されてるみたいだ。

「じゃあ、次はちゃんと安全な場所探せよ」

「ホムッ」コクコク

……今一つ頼りないな。



7212012/08/01(水) 16:17:16.95lfVYrrFLo (3/6)

「ムムゥ…」テクテク テクテク テクテク テクテク

さてと。次は?

「ホムゥ」テクテク テクテク キョロキョロ テクテク

一応は、何か考えてるみたいだな。

「ホムッ」…

……ん?

「ホムムッ」カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

……おいおい……

「ムムゥーッ」カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

……アホか?

「ムムムウウーッ!」カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ カリカリ

……うん。アホだな。

「…ホムッ?」ペシペシ ペシペシ ツンツン ペシペシ

「ようやく気がついたか。固いだろ? そこの地面」

「ホムムッ?」キョトン

「これはコンクリートだ。俺でも素手で穴なんて掘れない場所だ」

「ホッ…ホヒャ?」

「諦めろ」

「…ホッ…ホムゥ」コクリ…

大丈夫か? こいつ……

…………………………
………………

「ホムゥ…」テクテク テクテク テクテク テクテク

「おいおい。だからソコはなぁ……」

…………………………
………………



7222012/08/01(水) 16:18:14.57lfVYrrFLo (4/6)

──夕方──

「ホッ…ホムゥ…」グッタリ…

……やっぱり大丈夫じゃなかった。

「ホヒィ…」シクシク…

いくらほむほむとは言え、ちょっとアホすぎる。

野良で生きる能力は無さそうだし、

おそらく捨てられた飼いほむか、逃げ出した食用か餌用のほむほむだな。

「ムゥ…」ホリホリ ホリホリ

……まだやるか。根性はあるのか?

「ホムムッ…」ホリホリ ホリホリ…

……負けたよ……。俺の負けだ。

「おーい。アホむほむ」

「ホムッ?」

「とりあえず、今夜はこれで寝ろ」

「ホッ…ホムム?」キョトン…

玄関の横に、ティッシュの空き箱を置いてやった。

確か友人が、これを巣箱にしてほむほむを飼育してたから。

「ホムッ!? ホムホムッ♪」ニコニコ

どうやら気に入ったみたいだ。

ただの紙の箱だけど、台風でも来なけりゃしばらくは持つだろう。

「じゃあな」

「ホムムッ」ペコペコ

性格はいいみたいだし、庭に住まれた所で別に困りもしない。

逆に、いい暇潰しの玩具にでもなってくれるかも知れない。

その程度の気持ちだった。

…………………………
………………
……



7232012/08/01(水) 16:18:53.01lfVYrrFLo (5/6)

──夜──

ホムー ホムホムー ホムー ホムム ホムー

……何だ? 騒がしいな?

ホムムー ホムゥー

玄関の前でほむほむが騒いでるみたいだ。

何かあったか?

ガララララ……

玄関のドアを開けた。

「ホムッ♪」ピョコッ

「何の用だ? 餌までは面倒見ないぞ?」

「ホムム」ニコニコ

「……どうした?」

「ホムッ♪」ススッ

「……んっ? へぇ。俺にくれるのか?」

「ホムゥ///」ニッコリ

「ありがとうな」

「ホムムン♪」

ほむほむは、俺に四葉のクローバーをプレゼントしてくれた。

感謝の気持ちなのか、家賃のつもりなのか……

おそらく前だな。アホなコイツに家賃の概念があるとは思えない。

「ホムッ」ペコリ ニッコリ トテテテテ ヨジヨジ ヨジヨジ モソモソ モソモソ…

ほむほむは俺に一礼してからニッコリ笑って、

ティッシュの空き箱……。自分の巣箱に帰って行った。

「……もっとマシなの用意してやるか」

倉庫に古い鳥の巣箱があった気がする。

明日にでも探してみるかな。

ちょっと可愛く見えてきたし……

…………………………
………………



7242012/08/01(水) 16:19:29.10lfVYrrFLo (6/6)

──翌日──

朝になった。

俺の記憶していた通り、倉庫には古い鳥の巣箱が眠っていた。

薄汚れていたので、庭の水道で丸洗いしてから使う事にしよう。

そう考えて、俺は汚れた巣箱を抱えて玄関のドアを開けた。

しかし、そこにはもう、巣箱の新しい住人はいなかった。


そこにあったのは一枚の真っ黒な鳥の羽と、

入り口を大きく破られて、逆さになって転がっていた、

あのティッシュの空き箱……





725VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/08/01(水) 16:43:28.18Jn7l/XvAO (1/1)

無常感がいいね。しんみりしたよ。おつおつ!


726VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/08/01(水) 16:43:58.49cY+yE+nUo (1/1)

イイね


727VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 17:20:52.68rBFBp4750 (2/3)

乙乙!
情景が目に見えるようだ…素晴らしい!


うーん…マンネリっぽくなるのは仕方ない面も…パターンはほぼ出尽くした感もあるし
でも、書き手側はいろいろアイデアを絞って書いてるのもあるから…うーん…

出来るだけ楽しんで読んでもらって…一言でもいいから感想を書いてもらえたらうれしいと思う…

俺も仔ほむまど姉妹をどうするか悩み中です…
作品でもないのに長レス、すいません…


728VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 17:25:52.05BB8dO7jDO (1/1)

乙 こういうしんみり系もいいねぇ

書き手としてはこういう議論もありがたいし、荒れない程度に盛り上がるのはいいと思う。


729VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 18:05:03.47cIShOTfGo (2/2)

乙。最近は絵が熱いからね

ところで、いつまでこのラッシュは続くのだろうか。やはり夏休み中だけ?


730VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 18:57:29.48xdxYS5Xs0 (4/4)


動物系いいなぁ
でもカラスに食い千切られる所も見たいなぁ、今回の場合無い方が作品としては良いけど


731VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 19:01:46.16nUMLzOWNo (1/1)


しんみりした

マンネリかと言われればそうかもしれんが・・・まぁ何が切っ掛けにアイデアが爆発するかわからんからねぇ
たった1レスのたかが一行でもアイデアになる時もあるし
って、ほ虐wikiに書いてた


732VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 19:18:31.36a7QwgZ3AO (1/1)

マンネリとか別にどうでもいいと思ってしまうのは俺だけ?
ほむほむが苦しんでくれればそれでいいわ


733VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 19:19:47.72WIuoHysc0 (1/1)

>>707
素晴らしすぎて涙出た
こういうの最高だ


734VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/08/01(水) 20:10:21.80V9hB+PGqo (1/1)

>>724
非常にすばらしいおつおつ


735VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 20:39:21.65h5VsV58Oo (2/2)

>>719
こういう自然の無情さものは大好きだ
ほむほむが動物らしくて可愛いのも素晴らしい


736VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 21:50:24.965CEsqVkKo (1/2)

『まどエキスに歯周病予防効果が!?』

さやか「・・・って触れ込みで買ったけどさぁ・・・
新商品のマドステリン」

ホムホムゥ ホムーホムー ホミャー

 マドカァー マドカマドカー 

さやか「ボトルにほむほむがベッッッットリ!!
いちいち水で流さなきゃなんないから面倒くさいったらありゃしない!」

ジャバー!

ホビャァァアァ!! ホギャァァアァ!!!

 マドガァァァアァァアァ!!! マドカァァァ!!!

ホミャァァアァァァァアァ!!!

ゴボゴボゴボ・・・

さやか「はー、すっきり」

グチュグチュペッ

さやか「こんなんで本当に歯周病予防になるのかな」


737VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 21:50:51.855CEsqVkKo (2/2)

ー翌日ー

ホムホム♪ ホミャァ♪

マドカァ♪  ホムッ///ホムッ/// カクカク

 ホミャァァン/// ペロペロ

さやか「はぁ・・・水じゃダメかな」

トテトテトテ

ホミャッ!ホミャッ!

さやか「仔ほむ・・・か」

さやか「試してみようかな」

トタタタタ・・・

・・・トタタタタ

さやか「ムカデってお茶かけたら死ぬんだよねぇ
・・・ほむほむはどうかな?」

ジャバジャバジャバ

ホビッ!ホビィィイイィイィイィィ!!!

ホビビビビビビビビビ!!!

さやか「身悶えてますねぇ」ジャバジャバジャバ

ホビ!!!ホギギュッ!ギッ!

・・・・・・

さやか「背筋が丸まってダンゴムシみたいになっちゃった」ツンツン

・・・・・・ミ・・・ ピクッ

さやか「まだ生きてるかー・・・お茶じゃ温すぎたか
今度は熱した油にしようかな」


終わり


738VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 22:04:55.69rBFBp4750 (3/3)


いいね!


739VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/01(水) 22:06:18.382DbHwmXR0 (1/1)


丁度小動物系ほむほむ虐めが見たい時に来たね、素晴らしい
やっぱりほむほむってかわいければかわいい程ハードに虐めたくなるね、なんでだろう


740VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 00:30:14.20RlpoQQYro (1/1)

乙。喋らないほむほむ好きなんだよ。もっと増えてくれたら嬉しい

あと俺は異端かもっておびえてたから虐待の無い投下に好意的な人が多いのを見てちょっとだけ安心した


741VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)2012/08/02(木) 00:41:14.92+uRImY6AO (1/1)


相変わらず四六時中見境なく欲情しまくってほんとキモい糞虫だな
これだからほ虐はやめられん


742VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 00:42:11.79ztGc0N1p0 (1/3)

『カブトムシ』

ほむほむ「ホムーホムー♪」
カブトムシ「」ノッシノッシ

まどか「あれ?ほむほむがカブトムシに乗ってるよ」

さやか「本当だ、何やってるんだろ」

あんあん「チョーウゼェ・・・」ギリッ
さやさや「マイアガッチャッテマスネー・・・」チッ

まどか「カブトムシがいるせいでほ食種も手が出せないみたいだね」

さやか「しばらく様子を見てみよう」

仔ほむ「ホムムッ・・・」ヒシッ
カブトムシ「」ノッシノッシ

まどか「どんどん木に登っていくね」

さやか「あっ樹液が出てる所まで来たよ」

カブトムシ「♪」ジュルジュル
ほむほむ「ホムムッ・・・♪」ソロソロ

ほむほむ「ホムーン♪」ペロペロ

まどか「見て!ほむほむが降りて樹液舐め始めたよ!」

さやか「なるほど、ほむほむだけじゃこんな高い所まで来れないからカブトムシに連れてきて貰ったんだね」

ほむほむ「ホヒヒッwwwドコマデオロカナノwww」ペロペロ

まどか「うわっ辿り着くや否や恩人(虫?)を馬鹿にし始めたよ」

さやか「うーん・・・でもカブトムシと同じ場所で樹液吸ったりなんかしたら・・・」


743VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 00:42:44.44ztGc0N1p0 (2/3)


カブトムシ「」ヒョイ
ほむほむ「ホヒヒヒwww・・・ホムッ?」

カブトムシ「」ブンッ
ほむほむ「ホビャアアアアッ!!?」ポーイ

さやか「投げ飛ばされちゃうよねぇ」

ほむほむ「マドカァー!マドカァー!!」ヒュルルルル


ベチン
ほむほむ「ホベッ!!」ビターン

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・」ポロポロ

まどか「満身創痍だね」

さやか「そりゃあの高さから落下したらねぇ」

ほむほむ「ホ・・・ホム・・・」ヨロヨロ

ガシッ
ほむほむ「ホム!?」

あんあん「アンアン♪」
さやさや「サヤァ♪」

ほむほむ「ホヒッ・・・!」ガタガタ ジョワー

ドゴッ ガスッ ゴスッ ホギャアアアッ!! ベキベキゴキボキ ホギッ!! ホンゲェェェエエ!!
ザクザクザク ホビィィィィッ!?!? スパンスパン マッマドガァァァアアア!!! ドスッ ホギ
アン♪ ガブブチィ ホ・・・ホ・・・ サヤヤァ♪ ボリボリゴリ ビャッ ブチュグチュ マド・・・ガ・・・

まどか「てぃひひっ自業自得だねっ♪」

さやか「あー面白かった♪」

あんあん「アン♪」ケプ
さやさや「サヤ♪」ケプ
ほむほむ「」ホネカラン


おわれ


744VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 00:51:24.32UvTEfQRDO (1/1)


次は勿論ほむほむが桑形にちょん切られるんですよね


745VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 00:52:15.56ztGc0N1p0 (3/3)

ごめんなさい微修正です
×
あんあん「チョーウゼェ・・・」ギリッ
さやさや「マイアガッチャッテマスネー・・・」チッ


ほむほむ「ホヒヒヒwwwアンカスwwwミキサヤカスwww」

あんあん「チョーウゼェ・・・」ギリッ
さやさや「マイアガッチャッテマスネー・・・」チッ



746VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/08/02(木) 01:18:02.78VbexXHIAO (1/3)

乙乙
どこまでこいつは愚かなんだwwww


747VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 03:06:31.55kMsD9Zbeo (1/2)

乙乙
調子乗ってフルボッコされるほむほむ可愛い


748餌ねだり2012/08/02(木) 05:51:26.58kMsD9Zbeo (2/2)

ほむほむ「ホムッ!ホムゥ!」ピョコピョコ

あん?ほむほむじゃん
なんだろ・・・

ほむほむ「ホムホムゥン」クネクネ

餌がほしいのか?

ほむほむ「ホッムン♪ホムホムン♪」

どうしようかな・・・

ほむほむ「ホッムーホムホム♪」コシフリフリ

ほむほむ「ホムホムホッヒー♪」オシリフリフリ

あはは、うまいうまい
踊ってるのか

ほむほむ「ホムムゥンホムン♪」クルクルクル

可愛いなぁ、よくできました
はい、ベビーチョコだよ

バラバラバラバラ

ほむほむ「ホムッ!ホムホム!」カリカリカリ・・・

いっぱい食べろよ

スタスタスタ・・・

ほむほむ「・・・・・・」

ほむほむ「・・・・・・」チラッ

ほむほむ「ホッ!ホムホムムム!!」チョロイチョロイ!!

ほむほむ「ホヒッwwwホヒヒヒヒヒヒwwww」ガツガツベチョベチョ

ほむほむ「ホヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwww」ベチャベチャベロベロ

ダダダダダダダ!!!

なぁんて言うと思ったかこの糞蟲がぁぁあぁぁぁぁあぁぁ!!!

ゲシッ!!

ほむほむ「ホビブチュッ!!!!!!」ズダァン!!

ズル・・・ズル・・・

ドシャッ

ほむほむ「ホ・・・ホ・・・ホム・・・」ナンデ・・・?

お前が人間を見下してることなんざお見通しなんだよ
しばらくそこで反省してろ

ほむほむ「ホ・・・ムゥ」ナニモワルイコトシテナイノニ・・・ ポロポロポロ・・・


『終』


749VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 07:33:29.49w/WfX1CSo (1/1)

そういえばあんやさ最近見ないね


750VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/08/02(木) 08:44:39.81VbexXHIAO (2/3)

>>748

こいつらの基準じゃ餌をくれた人間を見下すのは悪いことじゃないんですね


751VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 09:55:34.61pPh50nTRo (1/1)

ごまの香りがした


752VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/08/02(木) 10:57:59.9431QqLL7yo (1/1)

餌をくれる人間が偉いんじゃなく、餌を貰える自分が偉い。
餌を恵んでもらってるんじゃなく、餌を貢がせてるって発想か。

こんな発想が許されるのは猫だけだっつーの。


753VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 11:32:06.87bvBdBTmDO (1/1)


低脳なほむほむには当然の報いだな


754VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 11:37:07.10X6HDGuuCo (1/1)




755純粋に善意のアドバイス2012/08/02(木) 12:07:25.20NM6mttZlo (1/1)

杏子「お前さぁ。惚れた男をモノにするなら、もっと冴えた手があっただろ?」

さやか「は?」

杏子「ほら。あれを見てみろよ」

さやか「……え?」

さやさや「キョースケ! ヨメニナルノダー♪」ヌガセ ヌガセ

かみじょー「カッ!? カミャァァアアアー!!!」ジタバタ ジタバタ

さやか「…………」

さやさや「ヨメニナルノダー♪ ヨメニナルノダァ♪」ヌガセ ヌガセ

かみじょー「カミジョジョー!!!」タスケテ! タスケテ!

さやか「…………」

さやさや「キョースケ♪ ヨメニナルノダァ♪」ガシッ

かみじょー「カミャミャァーッ!!!」ヤメテェーッ!!!

杏子「この世は弱肉強食だ。弱い男なんか強引に食っちまえばいいんだよ」

さやさや「ヨメニッ! ヨメニナルノダー♪」プスッ

かみじょー「カミャミャァァーッ///」ソコジャナーイ///

杏子「ほら。かみじょーにも穴はあるんだ。もちろん、あの坊やにも……」

さやか「……///」

さやさや「ヨメニナルノダー♪ ヨメニナルノダー♪ ヨメニナルノダー♪」カクカク カクカク カクカク カクカク

かみじょー「カミャッ/// カミャミャァ///」コンナノ ハジメテ/// クネクネ クネクネ

ヨメニナルノダー♪ ヨメニナルノダァ♪ カクカク カクカク カミジョォ/// クネクネ クネクネ

ヨメニナルノダー♪ カクカク カクカク カミジョジョー/// クネクネ クネクネ



杏子「……ガキじゃないんだし、後はわかるよな?」

さやか「うん。今から恭介の所に行ってくる///」


おわり


756VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 14:54:25.92+zgAvZTAO (1/2)

>>742

カブトムシに乗ったほむほむ、かわいいな

>>748

まぁそうなるよな

>>755

かみじょーって唯一雄設定だっけ?


757VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/08/02(木) 14:59:34.81OeQl0sq70 (1/1)

>>755
おい。どういうことだ、おい


758VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 17:07:06.58aLG+pit60 (1/1)

>>755
わけがわからないよ

>>756
基本雄設定で変態設定
生態的に見ればほむほむよりも劣る種族



そういえば以前ほむ蚕の話あったけど、誰もそのネタ使わないの?

薬で大量のほむ糸に包まれた未熟児しか生めなくなったほむ蚕を飼育する養ほむ家
未熟児が生まれてくるのは自分のせいだと信じて疑わなず、飼ってくれてることに感謝するほむまど
救出に来るも「ただ治療してるだけ」と言いくるめられ薬をコロニーに持って帰る希少種
生きながらも熱湯に入れられ、ほむ糸を巻き取られる未熟ほむまど
そしてほむ蚕を健康的に育てる為食材として加工されるほ食種
そんな日常的な光景を是非とも読みたい


759VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 17:59:34.49Pb/H7DkIO (1/1)

そこまでプロットがあるなら、後は書くだけだ
がんばれw


760VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 18:10:44.42xx5FzLLh0 (1/14)

皆さん乙乙
投下が多くていいね

ちょっと長いの投下します
※独自設定あり


761VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 18:11:30.46xx5FzLLh0 (2/14)

「…かわいいな///」



「ホムーホムー…」ガサガサ… …ホミュー…ホミュー…

「マドーマドー…」ガサガサ… …ミャロー…ミャロロー…

「あ…こいつら…子供を生んでるじゃないか…初めての子ども達だな///やったー///」


夕方…ケージで飼っているほむほむとまどまどがゴソゴソしていたので覗くと…寝床になっているワラの上に…生まれたばかりの仔ほむと仔まどが居た。


「…ホミャーホミャー…」コロリン… コロリン…

「…ミャロロー…」ヨチヨチ… キョロキョロ…


ワラの上で仔ほむは寝転がり、仔まどは一生懸命に親の所に這っていこうとしている様だ。…肝心の親たちは…。


「ホムーホムホムー…」ポリポリ…

「マドマドマドー…」ポリポリ…


…一仕事終えて腹が減ったのか、子どもを置いて…少し離れた餌入れのひまわりの種を齧っている。


「…お疲れ様。しかし…やっぱりかわいいな…チビ達もな///」…ホミャー…ミャロー…


俺はケージの天井を開けて…もう少しで親にたどり着きそうな仔まどに手を近づける…親は餌に夢中で気づいていない。


「ミャロー…ミャロー…」ヨチヨチ… ヒョイッ…ミャロ?…


仔まどをつまみ上げ、手のひらに乗せる…仔まどは少しキョロキョロしたが、すぐに俺の手のひらを這い出した。


「ミャロー…ミャロー…」ヨチヨチ…

「くすぐったいな///…おっとっと…これでどうだー///」

「ミャロロー…ミャロー…」ヨチヨチ…ヨチヨチ…


片方の手のひらの端に来たら、落ちないように逆の手をその前に差し出す…いわゆる永遠ループだ。まだ親の所に行こうとしているのか、仔まどはずっと這い続ける。

…しばらく遊んでいたが…仔まどは這うのをやめて、手のひらの窪みに止まり…横になって丸まった。


「…ミャローン…」ゴロゴロ…

「…さすがに疲れたか?…よしよし///」ツンツン …ミャロン///…


仔まどを乗せたまま、ケージを見る…まどまどはまだ種を齧っていたが、ほむほむは残された仔ほむが居る寝床に帰っていた。


「ホムホムー」「ホミャホミャー」コロリン…コロリン…


仔まどが居ないのに気づいていない様子で、ほむほむは仔ほむの横で一緒になってコロコロと寝返りを打っている。


「…子どもが一匹居ないのに…気づかないのか?……お前、忘れられてるみたいだぞ…」…ミャ…ロ…


手のひらの仔まどに話しかける…仔まどはいつの間にか眠ってしまっていた。寝ている仔まどをしばらく眺めてから…またケージを見る…。



762VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 18:11:58.92xx5FzLLh0 (3/14)


「ホミャー…ホミャミャー…」Zzz…

「ホムラチャーン…」ペロペロ…

「マドカァ…」ペロペロ…


まどまども寝床に戻って…ほむほむとお互いの顔を舐めあっている。その横で仔ほむは眠っている…。まどまども気づいていないようだ。


「…気づけよ…それとも…仔まども生んだ事を忘れてるのか?…戻してやるか…」


俺は仔まどの乗っている手を寝床に近づける…と…?。


「ホムッ!?!?…ホムーッ!!!ホムムーッ!!!」ギュー… …ホミュッ?…

「マドッ!?!?マドマドーッ!!!」ブンブンブンブン…


ほむほむは俺の手に気づくと、仔ほむをしっかりと抱きしめ…寝床にうつ伏せにうずくまる…どうやら子どもを取られない様に隠しているつもりらしい。

まどまどの方は…ほむほむと俺の手の間に立ち、両手を振り回して…俺の手を威嚇(?)している…。


「おいおいおい…まぁいいか…ほら!」コロン… …ミャロッ!?…コロコロ…


番を無視して、仔まどを寝床に転がす…仔まどはほむほむの横に落ちた。


「ホムッ!?!?ホムーホムー!!!」ギュー…ミャローン?…ホミャー?……

「マドドーッ!!!マドマドッ!!!」ペチペチ…ペチペチ…


ほむほむは急いで落ちてきた仔まどを抱きしめうずくまるが…さすがに一匹では無理がある…仔ほむの下半身がほむほむの脇からはみ出た。小さな足が緊張からか…ピーンと伸びている。

…まどまどは近づいた俺の手をペチペチと叩きだした。…特に痛くは無い。


「一応…子どもだってことは分かってるんだな…安心した。…おっと!!」スッ

「マドンッ!!!」ブンブンブン…


まどまどに噛みつかれそうになって手を引っ込める…まどまどはまだ威嚇を続ける。


「…勇ましいな…いつもは掃除や餌やりする時は、あたふたと走り回るのに…」


そうなのだ…子どもが生まれる前まではケージに手を入れただけで、驚いて走り回り…最終的に…俺の作業が終わるまで、隅っこで身体を寄せ合って震えていたのだ。


「しかし…飼い主を威嚇するとは…いい度胸だ!…制裁だっ!!」

ペチン…
「マギョッ!?!?」ゴローン…


まどまどの額を軽く指で弾く…まどまどは後ろに倒れこんだ。


「ホムーッ!?!?マドカーッ!!!…ホムホムー…」ガササ…ペロペロ…

「マドーッ!!!…マドマドー…」 ギュー…

「ホミャホミャ///」「ミャロロン///」ペロペロ…/// 


ほむほむは…倒れたまどまどに急いで近寄り、顔を舐めだす。ほむほむの腹から開放された子ども達は、お互いの顔を舐めあっている。

そして、落ち着いたのか…ほむほむは仔まどを…まどまどは仔ほむを抱いて眠り始めた。



763VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 18:12:30.54xx5FzLLh0 (4/14)


「…ホムー…ホムムー…」Zzz… 「…マド…マドー…」Zzz… 

「…ホミャー…ホミャ…」ペロペロ… …Zzz…「…ミャロー…」ペロペロ… …Zzz…


子どもは親の顔を舐めてから…眠りだす。俺はその様子をしばらく眺めていた…。


・・・・・・・・・

「…ホ…ホミュー!!!ホミュゥー!!!」「…ミャロ…ミャロローッ!!!」


眠っていた子ども達が急に騒ぎだした…俺はまたケージを覗く…。


「ホミャー!!!ホミャミャー…」「ミャロー!!!ミャロローン…」フルフルフル…

「ホムホムホム…」「マドマド…」ナデナデ…ペロペロ…


番が子どもをあやす…しかし泣き止まない…すると…。


「ホムホムホムー」トテテテ… 「マドマドー」トテテテ…


子ども達を置いて、番は餌入れに走り出した…なるほど…腹が減っていたのか…。

…そうだ!…さっきは仔まどだけだったから…今度は両方隠してみよう…どうなるかな…。


ヒョイヒョイッ
「ホミャ?」ジタバタ… 「ミャロ?」ジタバタ…

「…これに入れとくか…」ポイポイ… …ホミャッ!?…ミャロッ!?…


俺は近くにあった空のコップに子どもを入れ…声が聞こえないように蓋をしてケージから離す。

ケージの中では、番が一個ずつひまわりの種を抱えて寝床に走り出したところだった。寝床に近づく…さて…。


「ホムホムー///…ホムッ!?!?…ホムホムッ!?!?」キョロキョロ… ガサゴソ…

「マドー///…マドッ!?!?…ホムラチャッ!?!?」キョロキョロ… ガサゴソ…


さっきまで我が子が居た寝床の中を探す番…そして、寝床には居ないのが分かったのか…ケージの中を種を持ったままウロウロと歩き始める…。


「ホムー…ホムー…」「マドー…マドー…」ウロウロ…ガサガサ…

「…さすがに両方居なくなったら分かるのか…ん?」


ケージを一周した番はまた寝床に戻ってくると…持っていた種を『ドウシテモッテタノカナ?』みたいな表情で、不思議そうに見つめた後…齧り始めた…子どもの分じゃなかったっけ…。


「ホムーホムーホムー…」ポリポリ…

「マドーマドマドー…」ポリポリ…


…あれー…こいつら…子どもの事…忘れてないか…。


「ホムムーン///」ケプッ サスサス…

「マドーン///」ケプッ コロリン…


…食べ終わると満足そうに寝床に寝そべった…完全に忘れてるな…。

俺は離していたコップを手に取って子どもを見る…。



764VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/02(木) 18:13:10.21xx5FzLLh0 (5/14)


「…ホミャー…ホミャミャー…」「…ミャロロー…ミャロー…」


少し元気の無い声を出しながら、コップの縁に沿ってグルグルと這っている。…たまに立ち上がるが…すぐに後ろに倒れてジタバタもがく。


「…蓋を外して、声を聞かせてみるか…」カパッ

「…ホミャミャー…ミャロカー…」「…ホミュラチャー…」

「ホムッ!?!?」「マドッ!?!?」ガバッ…キョロキョロ…


声が聞こえた瞬間、番は跳ね起きて…辺りを見回す。…思い出したか…。


「ホムムーホムー」「マドマドー」キョロキョロ…

「…ケ-ジの横に置いて、よく見えるようにしてやるか…」コトッ

「ホムホムッ!?!?ホムムー…『ゴン!!』…ホマァッ!!!」トテテテ… ゴロゴロー…

「ティヒヒー!?!?…『ゴン!!』…マギョォ!!!」トテテテ… ゴロゴロー…


コップを置くと番がすぐに駆け寄ってきた…が…枠に頭をぶつけて後ろに跳ね返される…。それを何回か繰り返した後…枠にすがり付いて鳴き出した。


「ホムー…マドカァ…オロカモノ…」

「マドマドー…ウェヒー…ホムラチャーン…」


…番が必死の努力を続けていた間に俺は、コップの中に麦チョコを二つ入れてやった。


「ホミャホミャホミャ///」モキュモキュ…

「ミャロミャロミャロ///」モチャモチャ…


仔ほむと仔まどは親たちには目もくれず…与えられた餌を嬉しそうに食べている。


「ホミャー///」「ミャロー///」ゴロン…


麦チョコを食べ終わると…こちらも満足そうにコップの底に寝そべる。…番はまだすがり付いて鳴いている。


「ホムムー…ホムムーン…」「マドマドー…」

「…自分の目に入るところに居れば認知するのか…面白いな…」スタスタスタ…


俺はしばらく親子をこの状態で置いておくことにし…食事をするためにキッチンへ向かった。


・・・・・・・・・

…ホミミー…ミャリョー…

…ホムー…マドドー…

再び戻ると…なにやら騒がしい…様子を見る。


「ホミュー…ホミャー…ホミャッ!?」ペチペチ… グルグル… ドテー…

「ミャロー…ミャロロー…」ペチペチ… モゾモゾ… キョロキョロ…

「ホムーッ///マドカァアアァァーッ///ホムゥウウッ///」パコパコパコ…

「マドドーッ///ホムラチャーンッ///マドオォオオッ///」カクカクカク…


姉妹はコップを叩いたり底を這い回ったりしているが…ケ-ジの中の親たちは…寝床で交尾中だった…。