1 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 12:29:23.30uOhsPNdIO (1/2)

•脳内補完垂れ流しです

•結構短いと思います。多分

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1327980563(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 12:44:28.02uOhsPNdIO (2/2)

~M0終了後~

ポール(警備隊長)「クソッ!」

部屋に入るなり視認した空のゴミ箱を蹴飛ばす。
無意味な行動と頭が理解する前に体が動いた。

ポール「……」

先程蹴飛ばしたゴミ箱が転がっている以外、この部屋は清潔感に溢れていて、生活感が全く無い。

ポール「(この時代に左遷とはな……)」

警備隊長の任を剥奪された訳でも無い、給金を減らされた訳でも無い。
ただ異動というだけだ。


3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/31(火) 12:53:20.77f5fxGudmo (1/1)

期待


4 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 18:42:29.27fsaiMpebo (1/5)

それが左遷に感じられた。
ここ最近企業が不気味な頻度で介入してくる。
我々『警備隊』の仕事は文字通り警備の仕事が殆どとなっていた。
完全に立場が逆転している。
自分の左遷ではなく、警備隊の左遷だ。

ポール「(代表も何を考えているのか……)」
ポール「(あの女に何か唆(そそのか)れたのか?……)」

この絶妙なパワーバランスの中でどちらか一方を贔屓するなどやめてもらいたいものだ
それも女に唆されてなど……
しかし、自分には何も出来ない。

代表に意見してこの人間らしい生活を捨てたくないし、する気も無かった。

地下に行った事は無いが、どの様な場所かは知っているつもりだ。
それを強いているのも自分達だが、罪悪感など一切無い。
考える必要など無い。

ただ感じるのだ。
あぁ…これから自分達は雑兵として生きる運命なのだと。
それが企業の連中が意図的に行い、そしてこちらの事など気にもしていないことが気に喰わなかった。




5 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 19:22:05.79fsaiMpebo (2/5)

何故企業の連中が今になって出張って来たのかは分からないが、自分達だけではレジスタンス達を片付けられないと判断した代表が依頼した……のだと考えている。
ミグラントACも数名『向こう側』に付いた「らしい」

得られる情報が極端に少なくなった。
この情報も侵攻された場所から3日前、この場所に移動中に届いたものだ。
私に与えられた情報は指定の場所を警備せよ、というものだけ。

文句も言えない。自分の代わりなどいくらでもいるし、恨まれている覚えが無いとは言えなかった。

しかし……これではまるで……

ポール「まるで捨て駒だ!」
バコンと気持ちの良い音を響かせてゴミ箱がまた転がった。

独り言の数が増えていると思う。
文句を言い合える友人……いた気もするしいなかった気もする。
いや、そんな曖昧な存在などきっといなかっただろう。

ガラにも無く思想にふけっていると扉をノックする音が聞こえた。
ドア越しに隊員が話しかけてくる。

隊員1「隊長、中で大きな物音がしましたがどうかなされましたか?」

ポール「……何でも無い、それより他の隊員の引越しは終わったか。」

隊員1「いえ、もう少しかかりそうです。」

ポール「そうか、急がせろ」

隊員1「……何か命令が?」

ポール「不本意ながらな」




ポール「我々の、ここでの『任務』を説明する」



6 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 22:11:33.25fsaiMpebo (3/5)

~10分後~

隊員1「隊長、各員引越しの作業終わりました」

ポール「外に集めろ」


……
………

ポール「揃っているな」

ポール「我々が代表から任ぜられた使命は」

ポール「この地を警護することだ」

ポール「以上、何か質問はあるか」

ざわつくなど無粋な行為に及ぶ者ははいないもの、独特の緊張感が漂う。
一人の隊員が手を挙げた。

隊員2「質問宜しいですか!」

ポール「許可しよう」

隊員2「我々はこの地を何から警護するのでしょうか!」

ポール「(ふん……分かり切った事を聞くなと一蹴に伏してやりたいが……)」

ポール「先日、彼の地からの連絡が諸君らにも行き渡っていると思うが、我々の隊員が守る地が襲撃を受けた」

ポール「襲撃したのはミグラントAC。以前のレジスタンス掃討作戦に関わっていた者なら知っている者も多いだろう」

ポール「登録情報は小賢しいネズミによって殆ど消されてしまっている。が、」

ポール「分かっている事が一つ」

ポール「奴らはこのACを主戦力として事を起こしているとみて間違いない」

ポール「実力は確かなものだ、私も実際目にした」

ポール「こいつを叩けば終わる、奴らが他に頼っているのは」

説明中にピーピーと無機質な電子音が鳴り響く。
緊急連絡だ。

ポール「(ち…どいつもこいつも)」

ポール「解散してかまわん、伝えるべきことは伝えた」

ポール「まだ質問のある者は私の部屋まで聞きにこい、但し質問する内容は選べ」

ポール「……ポール•オブライエンだ」

com「『企業』からの通信です」

ポール「チッ……繋げ」

1秒間のノイズのあと聞き覚えのある女の声が聞こえた。

キャロル「警備隊長殿、御無沙汰しております。」

言葉遣い、話し方、何処にも失礼な部分は見当たらない。しかしその声は彼を苛立たせた。













7 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 22:46:34.85fsaiMpebo (4/5)

ポール「『企業』が私に直接連絡か?私の知らない間に私の立場は随分と偉くなってしまったようだ」

キャロル『恐れ入ります。警備隊長殿』

キャロル『先日、付近でACの襲撃があった事を伝えておこうと思いまして』

ポール「3日前にこちらに届いた情報を今更通達か?随分と早い仕事だな、キャロル君」

キャロル『優秀な部下をお持ちなようで助かりました』

ポール「……あまり巫山戯た事を抜かすなよ」

私の立場を理解しているのだろう、礼儀とは程遠い答えが返ってくる。
しかし、言い返せても行動には出来ない。

キャロル『申し訳ありません。こちらも襲撃のせいで連絡の遅延が生じてしまいまして。『企業』としてこの場で謝罪させてください」

電話越しの謝罪とは何処まで馬鹿にしているのだろうか。
言い返すのも面倒になる。

キャロル『本題に入らせて頂きます。本日は警備隊長殿に依頼があって私から連絡をさせて頂きました。』

ポール「依頼だと?」

キャロル『実は『向こう側』からの情報でそちらに例のACが向かうとの情報を手に入れまして』

キャロル『警備隊長殿にはそのACの破壊をお願いしたいのです』

ポール「……貴様らからの指示を私に受けろと……?」

キャロル『確かな情報です。黙って見ている。ということは出来ないかと』

ポール「何処まで馬鹿にするつもりだ!!!!!」

持っていた通信機器を叩きつけた。
当然向こうの反応は返ってこない。

ポール「私は違う……絶対に死なん……」

捨て駒の気分など味わいたくはなかった。
選択を間違えたのか……違う……。
こんなにも簡単に自分の人生が他人によって操作されるなど、ありえない。

最近感じる事の多くなった『死』の感覚が近づいてくるのを感じた。

ポール「私は死なん……生きて必ず奴らに報復してやる……」

隊員を見つけ話掛けた。

ポール「全隊員に集合をかけろ」











ポール「『私から』の命令だ」


8 ◆o8KSw.S2E22012/01/31(火) 22:49:18.08fsaiMpebo (5/5)

10行かない内に終わってワロタ


9VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/01/31(火) 23:58:28.17TowUu40mo (1/1)

終わったのかよ
戦闘wktkしてたのに


10VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/01(水) 00:54:55.43yPZkXunDO (1/1)

ここで終わりかよww

いやまぁ確かにこの後はゲームやれって話だがww


11 ◆o8KSw.S2E22012/02/01(水) 01:11:34.36fHY3bY93o (1/1)

またもうちょっと書くけど今日は休ませてくれ


12VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/07(火) 13:39:59.98Dil4Rv1IO (1/1)

     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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