493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:14:03.38:F5UHtPqd0 (7/35)
剣士「……たとえば」カリカリ
剣士「鞄だ、あの博士、鞄は自分で持つと言ってクーゲルに手渡さなかった」
魔術師「でもテントは守れって、クーゲルさんに言ってましたよ?」カリカリ
剣士「それは…んー、テントには特になにも怪しいものが無い、とか…」
魔術師「あんまり人を疑うのは良くないですよ?…あ!おっきな石が埋まってる!」
剣士「……むぅ…」
魔術師「人を疑っていたら、信じてあげられませんからねー」カリカリ
剣士「…それは、騙される人間の考え方だ」
魔術師「…うーん、でもでも」
魔術師「ケミス博士が私たちを騙してでも一人になりたいって理由は、なんなんです?」
剣士「……う、それは…」
魔術師「ね?考え過ぎなんですよー」カリカリ
剣士「……たとえば」カリカリ
剣士「鞄だ、あの博士、鞄は自分で持つと言ってクーゲルに手渡さなかった」
魔術師「でもテントは守れって、クーゲルさんに言ってましたよ?」カリカリ
剣士「それは…んー、テントには特になにも怪しいものが無い、とか…」
魔術師「あんまり人を疑うのは良くないですよ?…あ!おっきな石が埋まってる!」
剣士「……むぅ…」
魔術師「人を疑っていたら、信じてあげられませんからねー」カリカリ
剣士「…それは、騙される人間の考え方だ」
魔術師「…うーん、でもでも」
魔術師「ケミス博士が私たちを騙してでも一人になりたいって理由は、なんなんです?」
剣士「……う、それは…」
魔術師「ね?考え過ぎなんですよー」カリカリ
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:16:14.71:F5UHtPqd0 (8/35)
カリカリ サラサラ・・・
カチッ
剣士「……」カリカリ
魔術師「…まだ、気になっているんですか?」
剣士「いや、…うむ」
魔術師「……もー」
魔術師「ミゼラさんはケミスさんに信頼されたいから、頑張ろうって言ったんですよね?」
剣士「そ、そうではあるが…」
魔術師「だったらミゼラさんも、ケミスさんの事を信じてあげなきゃ、おあいこになりませんよ?」
剣士「……」カリカリ
魔術師「……」カリカリ
剣士(…くそ、私はどうかしてるのか?疑心暗鬼じゃないか…何故だ?)
剣士(私たちを置き去りにして一人で調査…それは自分が集中したいから、そう取れるだろう…?)
剣士「…くそ、悔しいが、憶測の中では菓子を独り占めが一番あり得る線……独り占め…」
剣士「………」
カリカリ サラサラ・・・
カチッ
剣士「……」カリカリ
魔術師「…まだ、気になっているんですか?」
剣士「いや、…うむ」
魔術師「……もー」
魔術師「ミゼラさんはケミスさんに信頼されたいから、頑張ろうって言ったんですよね?」
剣士「そ、そうではあるが…」
魔術師「だったらミゼラさんも、ケミスさんの事を信じてあげなきゃ、おあいこになりませんよ?」
剣士「……」カリカリ
魔術師「……」カリカリ
剣士(…くそ、私はどうかしてるのか?疑心暗鬼じゃないか…何故だ?)
剣士(私たちを置き去りにして一人で調査…それは自分が集中したいから、そう取れるだろう…?)
剣士「…くそ、悔しいが、憶測の中では菓子を独り占めが一番あり得る線……独り占め…」
剣士「………」
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:17:36.31:F5UHtPqd0 (9/35)
剣士「……魔石…かな」ボソ
魔術師「ふえ?」
剣士「博士が隠れて菓子を食ってる…割と、それは合っているかもしれんな」
魔術師「……?どういうことですか?」
剣士「さあな、私もよくわからん、全てが憶測では“お話”にしかならんからな」
魔術師「ほえー…?」
剣士「極端で…まぁ、バカな話でもあるが…」
剣士「あの変人博士が、もしも以前にこの山で…例えば、金とか、魔石とか…魔法金属とか、発見していたとしたら…」
魔術師「……」
剣士「…なんだその微笑ましい感じの笑顔は、やめろ」
魔術師「えー、だってー…」
剣士「……魔石…かな」ボソ
魔術師「ふえ?」
剣士「博士が隠れて菓子を食ってる…割と、それは合っているかもしれんな」
魔術師「……?どういうことですか?」
剣士「さあな、私もよくわからん、全てが憶測では“お話”にしかならんからな」
魔術師「ほえー…?」
剣士「極端で…まぁ、バカな話でもあるが…」
剣士「あの変人博士が、もしも以前にこの山で…例えば、金とか、魔石とか…魔法金属とか、発見していたとしたら…」
魔術師「……」
剣士「…なんだその微笑ましい感じの笑顔は、やめろ」
魔術師「えー、だってー…」
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:20:06.06:F5UHtPqd0 (10/35)
魔術師「国の科学者さんなんですよね?」
剣士「ああ、そう言ってたな……届いた書類もちゃんとしたものだったし」
魔術師「…国の専門家として働いている裕福な学者さんが、そんな魔石や金銀なんて…周りに隠してまで欲しがるとは思えませんよ?」
剣士「む……確かにそうか…」
魔術師「魔石が壁一面にびっしりー、とかだったらありえるかもしれないですけど…」
魔術師「あるとしたら、もっとお金とかそういうのじゃなくて…別のものじゃないですか?」
剣士「別のもの…ねえ?なんだそれは?」カリカリ
魔術師「うーん……えへへ、なんでしょう……?」
剣士「封印された魔具か?禁術を記した聖典か?それとも古代に封印された幻のモンスターとでも…」
魔術師「ん!」
剣士「お!?」ガリ
剣士「あ、いけね、削りすぎちゃった……いやこのくらい大丈夫か…?おい、あまり変な声出すなよホリィ…」
魔術師「幻の…モンスター!」
剣士「?」
魔術師「国の科学者さんなんですよね?」
剣士「ああ、そう言ってたな……届いた書類もちゃんとしたものだったし」
魔術師「…国の専門家として働いている裕福な学者さんが、そんな魔石や金銀なんて…周りに隠してまで欲しがるとは思えませんよ?」
剣士「む……確かにそうか…」
魔術師「魔石が壁一面にびっしりー、とかだったらありえるかもしれないですけど…」
魔術師「あるとしたら、もっとお金とかそういうのじゃなくて…別のものじゃないですか?」
剣士「別のもの…ねえ?なんだそれは?」カリカリ
魔術師「うーん……えへへ、なんでしょう……?」
剣士「封印された魔具か?禁術を記した聖典か?それとも古代に封印された幻のモンスターとでも…」
魔術師「ん!」
剣士「お!?」ガリ
剣士「あ、いけね、削りすぎちゃった……いやこのくらい大丈夫か…?おい、あまり変な声出すなよホリィ…」
魔術師「幻の…モンスター!」
剣士「?」
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:21:40.54:F5UHtPqd0 (11/35)
魔術師「モンスターさんです!モンスター!」
剣士「は?お、おい一体どうした、落ち着いて話せ…」
魔術師「いるんですよっ!本で読みましたっ!この国には、ものすっごくおっきな、モンスターが眠っているって!」
剣士「……?」
魔術師「えへへ……こほん!」
魔術師「えっとですね、そのモンスターはこの国の岩盤として地下に眠っていてですね…」
魔術師「でもその岩盤の正体は実は何と!国を覆ってしまうほどの巨大なカメの甲羅…」
剣士「アホらし」カリカリ
魔術師「……ちょ、ちょっと聞いてくださいよミゼラさん!これ本当だとしたらすごいことじゃないですか!?」
剣士「新種の魔族かと思えばなんだ、ただのおとぎ話じゃないか」カリカリ
魔術師「む、むー…でも、ケミスさんはもしかしたらそのカメさんの研究をしていたり…」
剣士「そんなくだらない研究のために私たち平民に重ーい税をかけているのか?だとしたら今すぐ天誅を下してやるレベルだな」
魔術師「そ、そんな…でも本当にあるかもですよ…?」
魔術師「モンスターさんです!モンスター!」
剣士「は?お、おい一体どうした、落ち着いて話せ…」
魔術師「いるんですよっ!本で読みましたっ!この国には、ものすっごくおっきな、モンスターが眠っているって!」
剣士「……?」
魔術師「えへへ……こほん!」
魔術師「えっとですね、そのモンスターはこの国の岩盤として地下に眠っていてですね…」
魔術師「でもその岩盤の正体は実は何と!国を覆ってしまうほどの巨大なカメの甲羅…」
剣士「アホらし」カリカリ
魔術師「……ちょ、ちょっと聞いてくださいよミゼラさん!これ本当だとしたらすごいことじゃないですか!?」
剣士「新種の魔族かと思えばなんだ、ただのおとぎ話じゃないか」カリカリ
魔術師「む、むー…でも、ケミスさんはもしかしたらそのカメさんの研究をしていたり…」
剣士「そんなくだらない研究のために私たち平民に重ーい税をかけているのか?だとしたら今すぐ天誅を下してやるレベルだな」
魔術師「そ、そんな…でも本当にあるかもですよ…?」
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:23:55.69:F5UHtPqd0 (12/35)
カリカリ
剣士「……」カリッ
剣士「ふん…まぁ、あの博士が何故一人になりたがっているのか…それ自体には興味がある」
魔術師「…はい」
剣士「亀の甲羅云々は、かなー……りどうでもいいが、一億分の零くらいの確率ではあり得ることかもしれん」
魔術師「それってゼロじゃ…」
剣士「うるさい、……とにかく私は、今の私はあの変態博士の動向が気になって仕方が無いんだ」
カランカラン
剣士「こんな、ただ岩を削っているだけの作業でも、じっとやっていられん…先ほどの決闘の昂ぶりで妙に疼いているのか、とにかく真偽のほどを確かめにいきたい」
魔術師「え?本当ですか?」
剣士「ああ、このままではおちおち、安心して仕事もしていられんからな…」
剣士(…本当ならあの博士を信頼し、彼女の命令を聞き狂いなく実行する…それが最大のアーピルなんだろうが)
剣士(……もしあの女の掌の上で踊らされているのだとしたら、それはもう、我慢できん!)
剣士(私は元来、ああいう、含み笑いをするタイプの人間は好きじゃないんだ…!)
カリカリ
剣士「……」カリッ
剣士「ふん…まぁ、あの博士が何故一人になりたがっているのか…それ自体には興味がある」
魔術師「…はい」
剣士「亀の甲羅云々は、かなー……りどうでもいいが、一億分の零くらいの確率ではあり得ることかもしれん」
魔術師「それってゼロじゃ…」
剣士「うるさい、……とにかく私は、今の私はあの変態博士の動向が気になって仕方が無いんだ」
カランカラン
剣士「こんな、ただ岩を削っているだけの作業でも、じっとやっていられん…先ほどの決闘の昂ぶりで妙に疼いているのか、とにかく真偽のほどを確かめにいきたい」
魔術師「え?本当ですか?」
剣士「ああ、このままではおちおち、安心して仕事もしていられんからな…」
剣士(…本当ならあの博士を信頼し、彼女の命令を聞き狂いなく実行する…それが最大のアーピルなんだろうが)
剣士(……もしあの女の掌の上で踊らされているのだとしたら、それはもう、我慢できん!)
剣士(私は元来、ああいう、含み笑いをするタイプの人間は好きじゃないんだ…!)
499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:25:19.64:F5UHtPqd0 (13/35)
タッタッタッタッ・・・
魔術師(……あーあ、ミゼラさんいっちゃった…)
カリカリ
魔術師「いつもいつも無茶するから…心配だなぁ、ミゼラさん…」カリカリ
魔術師(でもケミスさんが、どこにいるかもわからないのに…どこに行ったんだろ…?)
魔術師(…もしかして…ミゼラさん、ケミスさんを追いかけて途中で迷子になっちゃったりしないかな…!?)
魔術師(あんなに小さなミゼラさんが迷子になったら、そうしたら…!)
剣士『うぐっ…ぇえーん…ホリィぃ…どこだよぉー…!』グズッ
魔術師「……!」
魔術師「か、可愛い!」ガリッ
魔術師「あわわ、変な風に削っちゃった…」パラパラ
タッタッタッタッ・・・
魔術師(……あーあ、ミゼラさんいっちゃった…)
カリカリ
魔術師「いつもいつも無茶するから…心配だなぁ、ミゼラさん…」カリカリ
魔術師(でもケミスさんが、どこにいるかもわからないのに…どこに行ったんだろ…?)
魔術師(…もしかして…ミゼラさん、ケミスさんを追いかけて途中で迷子になっちゃったりしないかな…!?)
魔術師(あんなに小さなミゼラさんが迷子になったら、そうしたら…!)
剣士『うぐっ…ぇえーん…ホリィぃ…どこだよぉー…!』グズッ
魔術師「……!」
魔術師「か、可愛い!」ガリッ
魔術師「あわわ、変な風に削っちゃった…」パラパラ
500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:28:05.98:F5UHtPqd0 (14/35)
タタタッ・・・
剣士(博士は別の所で調査すると言ってどこかへ行ってしまった…場所は告げなかった)
剣士(それだけでも怪しいものだが…ううむ、やはり何故一人になりたいのか、それがわからん…)
剣士(これで本当に、一人で集中したいという事だったら…全く私は馬鹿な奴だ)
キョォォオオォッ・・・・
ケロケロケロケロ・・・
剣士(…コダマ鳥の声が響いている…郊外、田舎という感じがするな…)
剣士(国境の端っこ…ジラフ国との境目である微妙なライン…ロケーションを考えれば考えるほど、怪しさは膨らむのだが…)
ジャリッ
剣士「……む」
ザラッ・・・
剣士(砂……いや砂利だ、地面に違う色の砂利が溜まっている…岩の破片?そんな感じではない…?)
剣士(……上の、層の壁面から崩れて積もったのか…?いや)
ジャリッ
剣士「…岩の破片が不自然に積もっているのは、ここだけだな…」
タタタッ・・・
剣士(博士は別の所で調査すると言ってどこかへ行ってしまった…場所は告げなかった)
剣士(それだけでも怪しいものだが…ううむ、やはり何故一人になりたいのか、それがわからん…)
剣士(これで本当に、一人で集中したいという事だったら…全く私は馬鹿な奴だ)
キョォォオオォッ・・・・
ケロケロケロケロ・・・
剣士(…コダマ鳥の声が響いている…郊外、田舎という感じがするな…)
剣士(国境の端っこ…ジラフ国との境目である微妙なライン…ロケーションを考えれば考えるほど、怪しさは膨らむのだが…)
ジャリッ
剣士「……む」
ザラッ・・・
剣士(砂……いや砂利だ、地面に違う色の砂利が溜まっている…岩の破片?そんな感じではない…?)
剣士(……上の、層の壁面から崩れて積もったのか…?いや)
ジャリッ
剣士「…岩の破片が不自然に積もっているのは、ここだけだな…」
501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:29:39.01:F5UHtPqd0 (15/35)
剣士「……どこか、この壁面を掘削でもしたのか…?」ツツツ・・・
剣士「しかし周囲にそのような跡は…ただゴツゴツしてるだけ…」
剣士「!?」
ツツ・・・スカッ
剣士「!? 岩の凹凸に触れたと思ったら…手ごたえがない…!?だと」
剣士「な、なんだ?これは、見えるが触れない魔法の岩だとでも…」
剣士「…」ジーッ
剣士(違う、これは目の錯覚だ…ここの触れないと思った部分、ここは…この部分の岩だけが)
剣士(普通の壁面よりも、“奥”に存在している…!)
剣士(まるでだまし絵のような岩の扉だな…扉…まさか)
ピチョーン・・・
剣士(微かにだが………水の音…)
剣士(中に空間が広がっている!)
剣士「……どこか、この壁面を掘削でもしたのか…?」ツツツ・・・
剣士「しかし周囲にそのような跡は…ただゴツゴツしてるだけ…」
剣士「!?」
ツツ・・・スカッ
剣士「!? 岩の凹凸に触れたと思ったら…手ごたえがない…!?だと」
剣士「な、なんだ?これは、見えるが触れない魔法の岩だとでも…」
剣士「…」ジーッ
剣士(違う、これは目の錯覚だ…ここの触れないと思った部分、ここは…この部分の岩だけが)
剣士(普通の壁面よりも、“奥”に存在している…!)
剣士(まるでだまし絵のような岩の扉だな…扉…まさか)
ピチョーン・・・
剣士(微かにだが………水の音…)
剣士(中に空間が広がっている!)
502:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:31:30.71:F5UHtPqd0 (16/35)
剣士(中は洞窟のように暗い…)
剣士(けど何故だろう、薄暗い程度だ…まるで地面が淡く光っているように、先を視認できる…)
剣士(飽和した魔力は独特の発光を見せるというが…?)
剣士(…ふん、とうとう胡散臭くなってきたぞ…ここに来て地層の調査などと言われても、愛想笑いも涸れるものだな)
コツーン、コツーン
剣士(…思ったよりも広い空洞だな…岩の扉は自分で作ったのかな…?)
剣士(……何のために)
ピチョーン・・・
剣士(………ふ、当然か……菓子を隠すためだよな?)
コツーン、コツーン・・・
剣士(国のお抱え科学者が一体、郊外の辺鄙な山へピクニックにやって来て、どんな菓子を食うのか……興味がそそられる)
剣士(中は洞窟のように暗い…)
剣士(けど何故だろう、薄暗い程度だ…まるで地面が淡く光っているように、先を視認できる…)
剣士(飽和した魔力は独特の発光を見せるというが…?)
剣士(…ふん、とうとう胡散臭くなってきたぞ…ここに来て地層の調査などと言われても、愛想笑いも涸れるものだな)
コツーン、コツーン
剣士(…思ったよりも広い空洞だな…岩の扉は自分で作ったのかな…?)
剣士(……何のために)
ピチョーン・・・
剣士(………ふ、当然か……菓子を隠すためだよな?)
コツーン、コツーン・・・
剣士(国のお抱え科学者が一体、郊外の辺鄙な山へピクニックにやって来て、どんな菓子を食うのか……興味がそそられる)
503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:33:14.31:F5UHtPqd0 (17/35)
ドクン・・・・・・
博士「……」
ドクン・・・・・・
博士「……ふふふ、水脈の音、かもしれないけれどー……?ちょっと、リズムがねぇ……?」
博士(ひとつひとつがまるで馬車のように巨大な、鉄の鎖の輪…ふふふ、古臭いこんなもので、どこを縛っているのかしら…)
博士(ここが洞窟の最深部…周囲には…消えかかった古代の魔法陣…)
博士(城にもあったけど~~…この魔法陣、魔石からの魔力の調整役、とか言われてるわねぇ…式はぜんぜん、そうは見えないけど?)
博士(うふ、うふふふ…でも実際のところ、これってなんなのかしらねぇー…!?私から見れば、まるで封印…)
カツーン
博士「……!」ババッ
カツーン・・・
博士(……誰だッ…!)ギリッ・・・
ドクン・・・・・・
博士「……」
ドクン・・・・・・
博士「……ふふふ、水脈の音、かもしれないけれどー……?ちょっと、リズムがねぇ……?」
博士(ひとつひとつがまるで馬車のように巨大な、鉄の鎖の輪…ふふふ、古臭いこんなもので、どこを縛っているのかしら…)
博士(ここが洞窟の最深部…周囲には…消えかかった古代の魔法陣…)
博士(城にもあったけど~~…この魔法陣、魔石からの魔力の調整役、とか言われてるわねぇ…式はぜんぜん、そうは見えないけど?)
博士(うふ、うふふふ…でも実際のところ、これってなんなのかしらねぇー…!?私から見れば、まるで封印…)
カツーン
博士「……!」ババッ
カツーン・・・
博士(……誰だッ…!)ギリッ・・・
504:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:34:20.58:F5UHtPqd0 (18/35)
カツーン
博士(誰だ、誰か来るな、城の人間か?)
博士(落ちつけ、きっとあの傭兵二人のうちのどちらかだ…いや、どちらにせよマズい)
博士(…最深部のこの岩の一室だけは、絶対に見られてはいけない…ここを見られれば、誰であれただの噂では済まなくなる…)
博士(……この部屋の入り口を爆破するか!?いや落ち着きなさい…ダメよ、それだけはダメ…)
博士(………ここへは定期的に城の重要人物が訪れ、安否を確認している…そんなことをしては、形跡が…)
カツーン・・・
博士(…………あくまで最後の手段として、それは残す…先にダメ元で手を打っておくとするなら~~~…)
博士(…知らんぷりか…“口封じ”しかないわね…!)
カツーン
博士(誰だ、誰か来るな、城の人間か?)
博士(落ちつけ、きっとあの傭兵二人のうちのどちらかだ…いや、どちらにせよマズい)
博士(…最深部のこの岩の一室だけは、絶対に見られてはいけない…ここを見られれば、誰であれただの噂では済まなくなる…)
博士(……この部屋の入り口を爆破するか!?いや落ち着きなさい…ダメよ、それだけはダメ…)
博士(………ここへは定期的に城の重要人物が訪れ、安否を確認している…そんなことをしては、形跡が…)
カツーン・・・
博士(…………あくまで最後の手段として、それは残す…先にダメ元で手を打っておくとするなら~~~…)
博士(…知らんぷりか…“口封じ”しかないわね…!)
505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:35:31.82:F5UHtPqd0 (19/35)
カツーン・・・
剣士(…長い…長いぞ、すごい長さだ、自然にできる洞窟の長さではない)
剣士(そもそもこんな山の壁面に、洞窟なんてあるわけがない…ここは作られた空間…!)
剣士(絶対に何かあるぞ……絶対に…!)
カツーン、カツーン
剣士(! 足音…私の反響音ではない…これは)
カツーン、カツーン・・・
剣士(……来るな、誰かが…)
カツーン、カツーン
剣士「…!」
カツーン・・・
剣士(…長い…長いぞ、すごい長さだ、自然にできる洞窟の長さではない)
剣士(そもそもこんな山の壁面に、洞窟なんてあるわけがない…ここは作られた空間…!)
剣士(絶対に何かあるぞ……絶対に…!)
カツーン、カツーン
剣士(! 足音…私の反響音ではない…これは)
カツーン、カツーン・・・
剣士(……来るな、誰かが…)
カツーン、カツーン
剣士「…!」
506:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:36:43.99:F5UHtPqd0 (20/35)
博士「あら、足音が聞こえてたから誰かと思えば、ミゼラさんね?」
剣士「…博士、随分と探しましたよ…地層の調査でわからないことがありまして」
博士「あら、そうなの?じゃあ今すぐそちらに行くわね、こっちの方も終わったし…」
コッ、コッ
剣士「……」
博士「……」コッ
博士「行きましょう?もう一人の~~~…ホリィさん、まだあちらに残っているのでしょうしね?」
剣士「…博士、そしてここでも聞きたいことが」
博士「……何かしら、遠慮なくどうぞ?」
剣士「今回の調査は、地層の地質調査……ですよね?ケミスさん」
博士(……うふふ…)
博士「そうね、地質調査よ…層の成分を分析に、この山がいつの時代にできたものなのかを…」
剣士「ここには層が見当たりませんが」
博士「………うふ、…うふふ」
博士「あら、足音が聞こえてたから誰かと思えば、ミゼラさんね?」
剣士「…博士、随分と探しましたよ…地層の調査でわからないことがありまして」
博士「あら、そうなの?じゃあ今すぐそちらに行くわね、こっちの方も終わったし…」
コッ、コッ
剣士「……」
博士「……」コッ
博士「行きましょう?もう一人の~~~…ホリィさん、まだあちらに残っているのでしょうしね?」
剣士「…博士、そしてここでも聞きたいことが」
博士「……何かしら、遠慮なくどうぞ?」
剣士「今回の調査は、地層の地質調査……ですよね?ケミスさん」
博士(……うふふ…)
博士「そうね、地質調査よ…層の成分を分析に、この山がいつの時代にできたものなのかを…」
剣士「ここには層が見当たりませんが」
博士「………うふ、…うふふ」
507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:37:41.91:F5UHtPqd0 (21/35)
博士「はー…うん、うんうんうん…」
剣士「……」
博士「うふふ、…私、頭の回転が早い子って大好きよ?理解が早くてとても助かるもの……でも」
コッ
博士「あんまり頭の回転が速いと~~~…悪い熱にうなされてしまうわよ…?うふふ…」
剣士「…知らない方が良い事もい多い、ですか?」
博士「うふふ、良いわねそのセリフ、なんだか裏役の悪って感じがして素敵…」
博士「でも私はねぇ?悪でもなんでもない…私は多くを知っているだけ…秘密が多いだけなの」
剣士「……」
博士「秘密を持ってしまうと、ど~~…しても、隠していたくなっちゃう…そんな経験、あなたにもあるわよね…?」
剣士「……ふん」
博士「はー…うん、うんうんうん…」
剣士「……」
博士「うふふ、…私、頭の回転が早い子って大好きよ?理解が早くてとても助かるもの……でも」
コッ
博士「あんまり頭の回転が速いと~~~…悪い熱にうなされてしまうわよ…?うふふ…」
剣士「…知らない方が良い事もい多い、ですか?」
博士「うふふ、良いわねそのセリフ、なんだか裏役の悪って感じがして素敵…」
博士「でも私はねぇ?悪でもなんでもない…私は多くを知っているだけ…秘密が多いだけなの」
剣士「……」
博士「秘密を持ってしまうと、ど~~…しても、隠していたくなっちゃう…そんな経験、あなたにもあるわよね…?」
剣士「……ふん」
508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:39:23.24:F5UHtPqd0 (22/35)
剣士「博士…私はあなたの事を信じて、そうして…誠意を見せて働けば、あなたに認められると…そう思っていました」
博士「あら?私は力のある人物は認めるわよ…使える子は大好きだもの」
博士「あなたが昼間、うちの城の騎士を負かした時、その時から私はあなたを認めていたわ」
剣士「違う」
剣士「…ここは一体、何なのですか?地層とは全く関係の無い、人為的に掘られた洞窟のように見える…私は」
剣士「……私は…私を騙すような人に認められても…そんなもの信じられない、ちっとも嬉しくはない、たとえそれで騎士になれたとして、忠義など抱けない…」
博士「……」
剣士「…博士が握っている秘密…それ自体は、私は知ろうとは思いません…いえ、そう言ってしまえば嘘ですが」
剣士「……私は、私が信じていた人が私を欺いていた…それだけが何よりも、たまらなく歯がゆいのです」
博士「……うふ」
剣士「博士…私はあなたの事を信じて、そうして…誠意を見せて働けば、あなたに認められると…そう思っていました」
博士「あら?私は力のある人物は認めるわよ…使える子は大好きだもの」
博士「あなたが昼間、うちの城の騎士を負かした時、その時から私はあなたを認めていたわ」
剣士「違う」
剣士「…ここは一体、何なのですか?地層とは全く関係の無い、人為的に掘られた洞窟のように見える…私は」
剣士「……私は…私を騙すような人に認められても…そんなもの信じられない、ちっとも嬉しくはない、たとえそれで騎士になれたとして、忠義など抱けない…」
博士「……」
剣士「…博士が握っている秘密…それ自体は、私は知ろうとは思いません…いえ、そう言ってしまえば嘘ですが」
剣士「……私は、私が信じていた人が私を欺いていた…それだけが何よりも、たまらなく歯がゆいのです」
博士「……うふ」
509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:41:40.32:F5UHtPqd0 (23/35)
博士「それじゃあ、あなたは私を信じなくていいわ」
剣士「!」
博士「私もあなたを信じない、うふふ……」
剣士「…!私は真面目に…!」
博士「こちらも真面目よ」
博士「…ど~~しても人には知られたくない秘密がある…誰しもひとつは持っている…」
博士「ここもそうよ?ここは私の禁忌…ここに踏み入れる人は、本当なら放っておけないの」
剣士(……脅しにきたか?)
博士「あなたもそうでしょう?知られたくない秘密……あるはずだ」
剣士「…」
博士「知らないとでも思ったか、“賎民”」
剣士「……ッ!貴様!」バッ
グイ
博士「離しなさい賎民、……お前が襟が掴んだところで絞め上げられやしない、ただ汚れるだけだ」
剣士「それ以上私をその名で呼ぶな…ッ!」
博士「それじゃあ、あなたは私を信じなくていいわ」
剣士「!」
博士「私もあなたを信じない、うふふ……」
剣士「…!私は真面目に…!」
博士「こちらも真面目よ」
博士「…ど~~しても人には知られたくない秘密がある…誰しもひとつは持っている…」
博士「ここもそうよ?ここは私の禁忌…ここに踏み入れる人は、本当なら放っておけないの」
剣士(……脅しにきたか?)
博士「あなたもそうでしょう?知られたくない秘密……あるはずだ」
剣士「…」
博士「知らないとでも思ったか、“賎民”」
剣士「……ッ!貴様!」バッ
グイ
博士「離しなさい賎民、……お前が襟が掴んだところで絞め上げられやしない、ただ汚れるだけだ」
剣士「それ以上私をその名で呼ぶな…ッ!」
510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:45:45.09:F5UHtPqd0 (24/35)
博士「ソイレギンス…今では由来を知る者はあまりいないだろうが、私は知っている…城で細かな教育を受けた者ならわかるだろう」
剣士「やめろ…!」グッ
博士「奴隷上がりの“靴磨き”が…名を改め“呉服”など…?身の程を知ったらどうだ?」
剣士「これ以上私の母を…血統を侮辱するなッ!」
ジャキンッ
博士「……“ソイレギンス”の名を持つ者が騎士になる…?うふ、うっふふふふ…おかしいわ、滑稽よ、いえ、センスがあるわ」
剣士「貴様…死にたいのかッ!?」
博士「……うふふ、わかる?誰でも知られたくない事はあるのよ…」
剣士「……!」
博士「ソイレギンス…今では由来を知る者はあまりいないだろうが、私は知っている…城で細かな教育を受けた者ならわかるだろう」
剣士「やめろ…!」グッ
博士「奴隷上がりの“靴磨き”が…名を改め“呉服”など…?身の程を知ったらどうだ?」
剣士「これ以上私の母を…血統を侮辱するなッ!」
ジャキンッ
博士「……“ソイレギンス”の名を持つ者が騎士になる…?うふ、うっふふふふ…おかしいわ、滑稽よ、いえ、センスがあるわ」
剣士「貴様…死にたいのかッ!?」
博士「……うふふ、わかる?誰でも知られたくない事はあるのよ…」
剣士「……!」
511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:47:24.33:F5UHtPqd0 (25/35)
博士「秘密は共有するものよ?うふふ…この場所も、私の襟についた跡も…」
剣士「……!」
博士「私はこの襟とあなたの家系図を見せるだけで、ミゼラさん?…あなたをいつでも監獄…いいえ、死刑台送りにできるのよ、独断でね」
剣士「…貴様…貴様貴様貴様ァぁあ……!」
博士「大丈夫、安心して?うふふ…私は秘密を多く持っている…コレクションは大事にするタイプよ…」
博士「…ここで見たことは全て忘れろ、誰にも話すな、もしも少しでも出回る情報に異変が見つかれば~~……」
剣士「……!」
博士「お前は当然…お前の親…兄弟…子孫……ついでにあのホリィって子も」
博士「…全て…」
剣士「……」
博士「………うふふ、じゃあ早く“地質調査”に戻りましょうか?ミゼラさん?」
博士「秘密は共有するものよ?うふふ…この場所も、私の襟についた跡も…」
剣士「……!」
博士「私はこの襟とあなたの家系図を見せるだけで、ミゼラさん?…あなたをいつでも監獄…いいえ、死刑台送りにできるのよ、独断でね」
剣士「…貴様…貴様貴様貴様ァぁあ……!」
博士「大丈夫、安心して?うふふ…私は秘密を多く持っている…コレクションは大事にするタイプよ…」
博士「…ここで見たことは全て忘れろ、誰にも話すな、もしも少しでも出回る情報に異変が見つかれば~~……」
剣士「……!」
博士「お前は当然…お前の親…兄弟…子孫……ついでにあのホリィって子も」
博士「…全て…」
剣士「……」
博士「………うふふ、じゃあ早く“地質調査”に戻りましょうか?ミゼラさん?」
512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:48:28.10:F5UHtPqd0 (26/35)
魔術師「……あっ!ミゼラさん!」
剣士「ああ、ホリィ」
博士「遅くなって申し訳ないわね、そちらの採集の方はどう?」
魔術師「えへへー、ばっちしです!」カランカラン
博士「あらぁ、素敵……やっぱり私が見込んだ通り、優秀な人たちね?」
剣士「……」
魔術師「? ミゼラさん?」
剣士「…ん?何だ?」
博士「うふふ、それじゃあテントに戻りましょうか……今日で終了、もう良いわ」
魔術師「えっ?」
博士「ふふ、二人が頑張って集めてくれたおかげよ、良い場所だったっていうのもあるけれど…予定よりもずっと、早く終わったわ」
魔術師「え、えへへ…褒められた…」
魔術師「……あっ!ミゼラさん!」
剣士「ああ、ホリィ」
博士「遅くなって申し訳ないわね、そちらの採集の方はどう?」
魔術師「えへへー、ばっちしです!」カランカラン
博士「あらぁ、素敵……やっぱり私が見込んだ通り、優秀な人たちね?」
剣士「……」
魔術師「? ミゼラさん?」
剣士「…ん?何だ?」
博士「うふふ、それじゃあテントに戻りましょうか……今日で終了、もう良いわ」
魔術師「えっ?」
博士「ふふ、二人が頑張って集めてくれたおかげよ、良い場所だったっていうのもあるけれど…予定よりもずっと、早く終わったわ」
魔術師「え、えへへ…褒められた…」
513:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:54:33.84:F5UHtPqd0 (27/35)
近衛「……?あれ、博士、そのテント…」
博士「んー?調査の方が終わったから…もう今日で引き上げるわ」
近衛(早っ…来た意味無っ…)
魔術師「えへへー…あ、すみません、なんだかクーゲルさんだけ待たせちゃう形になってしまって…」
近衛「あー?いや、そういうのは全然構わないけど」
剣士「…やれやれ…結局なんのためのテントだったんだか……」ブツブツ
魔術師「あははー、でも早く終わって良かったです!」ガチャガチャ
剣士「そうだな、良かった…」ガチャガチャ
魔術師「?」ガチャガチャ
近衛「じゃあ、標の灯を上げておかないとな…馬車呼ばないと、馬車」
博士「……」
近衛「……?あれ、博士、そのテント…」
博士「んー?調査の方が終わったから…もう今日で引き上げるわ」
近衛(早っ…来た意味無っ…)
魔術師「えへへー…あ、すみません、なんだかクーゲルさんだけ待たせちゃう形になってしまって…」
近衛「あー?いや、そういうのは全然構わないけど」
剣士「…やれやれ…結局なんのためのテントだったんだか……」ブツブツ
魔術師「あははー、でも早く終わって良かったです!」ガチャガチャ
剣士「そうだな、良かった…」ガチャガチャ
魔術師「?」ガチャガチャ
近衛「じゃあ、標の灯を上げておかないとな…馬車呼ばないと、馬車」
博士「……」
514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:55:21.53:F5UHtPqd0 (28/35)
――ニの街 傭兵協会前
博士「…それでは、受付の人にこの紙を渡して」ピラッ
魔術師「? あっ、依頼者側の報告書かー…」
博士「予想以上の働きだったから、評価は高めにしてあるわ…ふふ」
魔術師「あ、本当だ!ありがとうございます!」
博士「うふふ……それじゃあ、私はこのままこれで帰るから~~…いつかまた、機会があれば…よろしくね?」
魔術師「はーい!」
剣士「…うむ、あーいや、…はい」
近衛「……ミゼラ」
剣士「?」
近衛「またいつか、今度はちゃんとした場所で手合わせを願いたい」
剣士「……ほう」
近衛「その時は絶対に僕が勝つ」
剣士「…ふん、やってみるがいいさ」
博士「………ふふ…」
――ニの街 傭兵協会前
博士「…それでは、受付の人にこの紙を渡して」ピラッ
魔術師「? あっ、依頼者側の報告書かー…」
博士「予想以上の働きだったから、評価は高めにしてあるわ…ふふ」
魔術師「あ、本当だ!ありがとうございます!」
博士「うふふ……それじゃあ、私はこのままこれで帰るから~~…いつかまた、機会があれば…よろしくね?」
魔術師「はーい!」
剣士「…うむ、あーいや、…はい」
近衛「……ミゼラ」
剣士「?」
近衛「またいつか、今度はちゃんとした場所で手合わせを願いたい」
剣士「……ほう」
近衛「その時は絶対に僕が勝つ」
剣士「…ふん、やってみるがいいさ」
博士「………ふふ…」
515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:56:10.91:F5UHtPqd0 (29/35)
「はい、出発しまーす」
ガラガラ・・・
ゴトンゴトン・・・
魔術師「またいつかー!」ブンブン
剣士「……」
魔術師「…ほら、ミゼラさんもっ!アピールアピール!」グイッ
剣士「…」ブンブンッ
魔術師「……えへへ、今日は疲れましたねー」
剣士「…そうだな、疲れたな…」
魔術師「でも楽しかったです、色々な事があって…」
剣士「…そうだな、色々な事があった」
魔術師「……ミゼラさん、なんだか元気ないです?」
剣士「気のせいだろう、私はいつもこうだ」
魔術師「……そうかなぁ…」
「はい、出発しまーす」
ガラガラ・・・
ゴトンゴトン・・・
魔術師「またいつかー!」ブンブン
剣士「……」
魔術師「…ほら、ミゼラさんもっ!アピールアピール!」グイッ
剣士「…」ブンブンッ
魔術師「……えへへ、今日は疲れましたねー」
剣士「…そうだな、疲れたな…」
魔術師「でも楽しかったです、色々な事があって…」
剣士「…そうだな、色々な事があった」
魔術師「……ミゼラさん、なんだか元気ないです?」
剣士「気のせいだろう、私はいつもこうだ」
魔術師「……そうかなぁ…」
516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 00:58:04.32:F5UHtPqd0 (30/35)
受付「いやぁーそれにしても……ほっ」
どんっ
受付「…まさか、日帰りで戻ってくるとは思いませんでしたよ」
魔術師「えへへ、私もですー」
受付「最近、結構な頻度で仕事をされているようですけど、本当に体だけは大事にしてくださいよ?」
剣士「うむ、わかってる」
受付「傭兵は体が資本、いつまた緊急の指令が下りるかわからないんですから、いつでも万全に整えておいてくださいよ?」
魔術師「はーい!…えへへ、大丈夫です!ミゼラさんが無理しそうになったら私が止めますからっ」
受付「はは、それなら心強い」
魔術師「ねー?ミゼラさん?」ヒョイ
剣士「降ろせ、持ち上げるな」
受付「いやぁーそれにしても……ほっ」
どんっ
受付「…まさか、日帰りで戻ってくるとは思いませんでしたよ」
魔術師「えへへ、私もですー」
受付「最近、結構な頻度で仕事をされているようですけど、本当に体だけは大事にしてくださいよ?」
剣士「うむ、わかってる」
受付「傭兵は体が資本、いつまた緊急の指令が下りるかわからないんですから、いつでも万全に整えておいてくださいよ?」
魔術師「はーい!…えへへ、大丈夫です!ミゼラさんが無理しそうになったら私が止めますからっ」
受付「はは、それなら心強い」
魔術師「ねー?ミゼラさん?」ヒョイ
剣士「降ろせ、持ち上げるな」
517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 01:00:06.43:F5UHtPqd0 (31/35)
魔術師「えへへー、お金、今日も沢山!」ジャラジャラ
剣士「…うおー…あの変態博士、奮発してるな…」
魔術師「あっ!またそう悪い風に言うー…怪しいと思って行ってみたけど、何もなかったんでしょう?」
剣士「え?ああ…そうだよ」
魔術師「じゃあヘンタイなんて、失礼ですよ?ミゼラさん」
剣士「……うむ、そうだな…すまん」
魔術師「……」
ヒョイ
剣士「! おい、だから降ろせ、持ち上げるなと…」
魔術師「…ミゼラさん、何か隠してません?」
剣士「…!」
魔術師「あーっ、今ちょっとまぶた動いたー!」
魔術師「えへへー、お金、今日も沢山!」ジャラジャラ
剣士「…うおー…あの変態博士、奮発してるな…」
魔術師「あっ!またそう悪い風に言うー…怪しいと思って行ってみたけど、何もなかったんでしょう?」
剣士「え?ああ…そうだよ」
魔術師「じゃあヘンタイなんて、失礼ですよ?ミゼラさん」
剣士「……うむ、そうだな…すまん」
魔術師「……」
ヒョイ
剣士「! おい、だから降ろせ、持ち上げるなと…」
魔術師「…ミゼラさん、何か隠してません?」
剣士「…!」
魔術師「あーっ、今ちょっとまぶた動いたー!」
518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 01:02:10.33:F5UHtPqd0 (32/35)
剣士「……」
魔術師「…むー、やっぱり何か隠してるー…」
剣士「……て、てい!」ガスッ
魔術師「きゃ!?ちょ、チョップ!?」
スタッ
剣士「…何も隠してないし、持ちあげられるのは嫌だ、それだけだ」
魔術師「……」サスサス
剣士「……」
魔術師「……ねえ、ミゼラさん?」
剣士「…なんだよ」
魔術師「今日も一緒に、お風呂入りません?」
剣士「……風呂か、そうだな…」
魔術師「今日あった、疲れた事もいやーなことも、全部水に流せちゃうかもしれませんよ?」
剣士「…ふん、そうだな」
剣士「……そうしようか」
剣士「……」
魔術師「…むー、やっぱり何か隠してるー…」
剣士「……て、てい!」ガスッ
魔術師「きゃ!?ちょ、チョップ!?」
スタッ
剣士「…何も隠してないし、持ちあげられるのは嫌だ、それだけだ」
魔術師「……」サスサス
剣士「……」
魔術師「……ねえ、ミゼラさん?」
剣士「…なんだよ」
魔術師「今日も一緒に、お風呂入りません?」
剣士「……風呂か、そうだな…」
魔術師「今日あった、疲れた事もいやーなことも、全部水に流せちゃうかもしれませんよ?」
剣士「…ふん、そうだな」
剣士「……そうしようか」
519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 01:03:01.84:F5UHtPqd0 (33/35)
「わー、ミゼラさんの髪、じゃりじゃりしてるー」ワシワシ
「…作業中の砂埃のせいだな…お前の頭も同じだ」
「えっ?そ、そんな……」
「おい、しっかり洗え!お前の髪は後で洗ってやるから!」
「あう、はい、ごめんなさい…」ワシワシ
「……ホリィ」
「んー?はいー?」ワシワシ
「…もしも私が騎士になったら…お前はどうなるんだろうな」
「……あ」ワシ
「…例えばの話だぞ?そもそも私がなれるかどうか…」
「……なれますよ!絶対!…うー、お城に住みこむようになって、しばらく会えなくなっちゃうのは寂しいですけど…」
「……」
「…でも、ミゼラさんだったらきっと、絶対になれますよ!」
「わー、ミゼラさんの髪、じゃりじゃりしてるー」ワシワシ
「…作業中の砂埃のせいだな…お前の頭も同じだ」
「えっ?そ、そんな……」
「おい、しっかり洗え!お前の髪は後で洗ってやるから!」
「あう、はい、ごめんなさい…」ワシワシ
「……ホリィ」
「んー?はいー?」ワシワシ
「…もしも私が騎士になったら…お前はどうなるんだろうな」
「……あ」ワシ
「…例えばの話だぞ?そもそも私がなれるかどうか…」
「……なれますよ!絶対!…うー、お城に住みこむようになって、しばらく会えなくなっちゃうのは寂しいですけど…」
「……」
「…でも、ミゼラさんだったらきっと、絶対になれますよ!」
520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 01:03:41.97:F5UHtPqd0 (34/35)
「……なれるかな、私でも」
「うん」
「騎士にだぞ?」
「うんっ」
「…この、ミゼラ=ソイレギンスがだぞ?」
「えへへ、だからー、なれますって…ば!」
バシャッ
「うおっ!冷たっ…!」
「あ、ご…ごめんなさい!お湯じゃなかった…!」
「…この野郎、お前も同じように…!」
「ひ、ひい!やめてください!ゆるしてー!」
「……なれるかな、私でも」
「うん」
「騎士にだぞ?」
「うんっ」
「…この、ミゼラ=ソイレギンスがだぞ?」
「えへへ、だからー、なれますって…ば!」
バシャッ
「うおっ!冷たっ…!」
「あ、ご…ごめんなさい!お湯じゃなかった…!」
「…この野郎、お前も同じように…!」
「ひ、ひい!やめてください!ゆるしてー!」
521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/07/12(木) 01:05:34.66:F5UHtPqd0 (35/35)
多くの謎を残し、小さな女と大きな女の物語はここで終わる
しかし、二人はまだまだ夢のため、努力していることを忘れてはいけない
個人の些細な顛末など、何千年かもすれば忘れ去られてしまっても、仕方の無いことかもしれないが
多くの謎を残し、小さな女と大きな女の物語はここで終わる
しかし、二人はまだまだ夢のため、努力していることを忘れてはいけない
個人の些細な顛末など、何千年かもすれば忘れ去られてしまっても、仕方の無いことかもしれないが
522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/12(木) 01:18:37.72:/ZPzxTjVo (1/1)
おぉぉおわってしもたぁ・・・
良いでこぼこコンビでした!
おぉぉおわってしもたぁ・・・
良いでこぼこコンビでした!
523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2012/07/12(木) 01:24:09.55:SX+b1lKFo (1/1)
乙…
乙…
乙…
乙…
524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越):2012/07/12(木) 01:29:14.69:8j+yd/UAO (1/1)
城関係の人も追記として出したし、本体の予備知識としては申し分ない
だらだら加筆修正したけど、二人の傭兵物語は今日で終わり
HTML化依頼は出したので、あとは勝手に落ちるのを待つのみ
お疲れさま
城関係の人も追記として出したし、本体の予備知識としては申し分ない
だらだら加筆修正したけど、二人の傭兵物語は今日で終わり
HTML化依頼は出したので、あとは勝手に落ちるのを待つのみ
お疲れさま
525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/07/12(木) 01:32:24.89:LXVQEqd4o (1/1)
...| ̄ ̄ | < お疲れ様でした 面白かったです
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ|:::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i~^~^~^~^~^~^~
...| ̄ ̄ | < お疲れ様でした 面白かったです
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( 。_。). ( 。_。)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ|:::::::::| .|::::::::|
\ \__(久)__/_\::::::| |:::::::|
.||.i\ 、__ノフ \| |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
.|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | し'_つ
.|| ゙|i~^~^~^~^~^~^~
526:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2012/07/12(木) 01:34:53.99:Ae7Ns6SOo (1/1)
ん、この遺跡ってもしかして考古学者の女の子の話のあれと同じ?
ん、この遺跡ってもしかして考古学者の女の子の話のあれと同じ?
527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/12(木) 03:50:23.79:vlu8cLHOo (1/1)
何かのスピンオフ的な物なのかな、だとしたら本編が気になるわ
まぁ何にせよ乙
何かのスピンオフ的な物なのかな、だとしたら本編が気になるわ
まぁ何にせよ乙
528:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/12(木) 07:02:41.22:+1n8YkWIO (1/2)
ジェミ乙!!
ジェミ乙!!
529:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/12(木) 18:51:10.50:+1n8YkWIO (2/2)
>>457
>>1様、この二人が脇役になる本編を知りたいです
>>457
>>1様、この二人が脇役になる本編を知りたいです
530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越):2012/07/13(金) 00:24:14.81:v8jKJHhAO (1/2)
本編はまだ書かれてない
SSとしてやるなら、確実に安価にせざるを得ないからやりたくもない
ベーグル食べたい
本編はまだ書かれてない
SSとしてやるなら、確実に安価にせざるを得ないからやりたくもない
ベーグル食べたい
531:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/13(金) 00:25:05.37:BBarkZKno (1/1)
なにこの打ち切りみたいな終わり方
こんな半端に終わるものわざわざ加筆までして貼りなおすなよ
期待してただけにがっかりした
なにこの打ち切りみたいな終わり方
こんな半端に終わるものわざわざ加筆までして貼りなおすなよ
期待してただけにがっかりした
532:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/13(金) 00:26:18.00:TMcq0BF5o (1/1)
記者の続きはよ!
記者の続きはよ!
533:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越):2012/07/13(金) 00:41:02.48:v8jKJHhAO (2/2)
彼女らは勇者じゃないしよくある主人公でもない
最初から時代の片鱗を一緒に写すための被写体でしかない
このスレはほぼ、追記した内容を書きたかっただけ(どうにかキャラクターを出したかった)
間に1つ挟むとは前もって言ってあるし、そこはご容赦ねがいたい
彼女らは勇者じゃないしよくある主人公でもない
最初から時代の片鱗を一緒に写すための被写体でしかない
このスレはほぼ、追記した内容を書きたかっただけ(どうにかキャラクターを出したかった)
間に1つ挟むとは前もって言ってあるし、そこはご容赦ねがいたい
534:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/13(金) 00:42:23.65:bEmH57SIO (1/1)
乙
いままでのペースとは何だったのかw
あと、別スレあるなら誘導をぜひお願いします
乙
いままでのペースとは何だったのかw
あと、別スレあるなら誘導をぜひお願いします
535:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2012/07/13(金) 18:34:32.35:GQ13NBQ4o (1/1)
乙
今って何種類SS書いてる?
肉まん含めて2つしか知らないんだけど
乙
今って何種類SS書いてる?
肉まん含めて2つしか知らないんだけど
536:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/13(金) 18:38:51.02:AW6vPEkIO (1/1)
女記者の活躍を読みたい…
女記者の活躍を読みたい…
537:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/13(金) 20:47:03.56:BSgCxLq8o (1/1)
>>536
青の国は気になるよな
>>536
青の国は気になるよな
538:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越):2012/07/14(土) 01:50:17.92:jCuiiMqAO (1/1)
今SS速報にあるものはこれを除いて4つ、おまけして5つ
色々なSSを読みまくって探そう
今SS速報にあるものはこれを除いて4つ、おまけして5つ
色々なSSを読みまくって探そう
539:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/14(土) 02:48:32.26:8I3hRAkIO (1/1)
探すのめんどくせぇぇ
探すのめんどくせぇぇ
540:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/14(土) 08:06:31.21:rwz2KMJIO (1/1)
コテでもトリでもどっちでもいいけどつけてないのかな
中途半端なもん見せられても困るから今後わかりやすいようにNG入れておきたいんだけど
コテでもトリでもどっちでもいいけどつけてないのかな
中途半端なもん見せられても困るから今後わかりやすいようにNG入れておきたいんだけど
541:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/14(土) 13:23:38.96:kgQgWOkDO (1/1)
えっ!?これ肉まんが書いてたの??
えっ!?これ肉まんが書いてたの??
542:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/14(土) 15:45:26.29:8S9/kHC5o (1/1)
>>541
この人はもともとこういう雰囲気のが多いよ
逆に俺は肉まんのSS見てキャラが違いすぎて吹いたわ
>>541
この人はもともとこういう雰囲気のが多いよ
逆に俺は肉まんのSS見てキャラが違いすぎて吹いたわ
543:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2012/07/14(土) 22:33:58.32:hytX+euSo (1/1)
これで終わり?
他の作品があるならタイトル一覧を…
これで終わり?
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544:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/15(日) 02:07:11.39:ePrmOK8oo (1/1)
IDで検索したら引っかかったりするよ
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