598SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 11:17:04.75FNKM465d0 (1/1)

ksk


599SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 11:24:00.5375xCRP5X0 (1/1)

妖狐とリリィの無双
勇者「もうあいつらだけで良いんじゃないかな」


600SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 22:01:21.73OeMnPrEH0 (2/3)

妖狐とリリィの無双

妖狐「ふむ、久々の本身(からだ)じゃがやはりこっちのほうが動きやすいの」
そう言いながら噛み砕く、引き裂く、吹っ飛ばす
リリィ「・・・」
魔獣「おぉぉぉおおぉぉぉおお」
魔獣の牙が噛み砕く、爪が引き裂く尻尾が吹っ飛ばす。
勇者「今日も俺らは出番なし」
妖狐「久々に浴びる血は気持ちいいのぉ。」
ブシャアアアァァア
魔法使い「楽で助かるよ。ホント」
ここらはのほほ~んとした空気が流れている。
勇者「もうあいつらだけで良いんじゃないかな」
妖狐「導かれたんじゃからしょうがないんじゃないかや?」
そうかもだが、あいつら化け物級
リリィ「・・・終わりだよ」
リリィが呟く
リリィが描いた魔方陣の中に血肉が全部吸い込まれてゆく、そして魔方陣はスーッと消えてゆく
僧侶「いいえ、まだよ。その奥にまだ苦しんでいる魂がいるわ。」
それだけ聞くと厨二臭いけど、この状況下ではまともに聞こえるな。


601SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 22:02:24.80OeMnPrEH0 (3/3)

リリィ「しまっちゃった。」
魔獣はもうしまってしまったらしい。
勇者「もしかしてもう一度出すのにまだ時間必要?」
リリィ「・・・」コクン
らしい
勇者「妖狐」
妖狐「わっちはまだまだいけるぞ」
勇者「じゃあ行くぞ。」
仕切りなおしだ。次は俺が活躍しよう
妖狐「わっちに続け!」
妖狐のほうが先に部屋に飛び込んだ。
魔法使い「妖狐のアネキ、まってくれよ」
僧侶「気をつけてくださいね」
弓兵「お前も気をつけろよ僧侶」
だれもかれも俺を置いて部屋に入っていってしまう
リリィ「」ポン
リリィだけが背中を叩いてくれる。
ありがとうよリリィ、俺は決してリーダーの威厳がないわけじゃないんだよな?
リリィ「・・・ない」
勇者「嘘だぁあああああ」
リリィに見捨てられた。しかし俺は勇者、それだけを胸に部屋に入る。敵を迎え撃とう
そこには無駄に神々しい巨大なキメラがいた。

それは今までのキメラとは、言わば作風からして全然違うような姿をしていた。
どんな姿か>>603


602SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 22:58:47.47sn76O2lDO (1/1)

ksk


603SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 22:58:52.842IlZ9e440 (1/2)

まるで天使のような光り輝く大きな翼を生やした少女とも少年とも見て取れる中性的で無垢な神々しい子ども


604SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/21(水) 23:18:06.712IlZ9e440 (2/2)

巨大なってのは翼がってことで一つお願いします


605SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 02:40:17.10mPdZItQ10 (1/5)

まるで天使のような光り輝く大きな翼を生やした少女とも少年とも見て取れる中性的で無垢な神々しい子ども

そこもまた広い部屋だった。
まったくこの洋館は異次元空間にでも繋がっているのか?そう思う広さだよ。ここ
そこにもまたキメラはいた。
しかしそれは寝ているようにも見えた
空中で丸まり、背中から生えてると思わしき白く輝く巨大な翼に包まれている。その姿は眠れる天使のよう
勇者「起こさないようにとっとと抜けたほうがいいと思う」
そう提案する。
妖狐「そうじゃな。無駄な戦闘は避けたい」
そう言って下をゆっくり通り過ぎようとする。
しかし遅かった。
妖狐「走るんじゃ!」
妖狐が叫ぶ、でも俺たちは一瞬反応に遅れてしまった。
遅れて走ったが遅く"彼"は目を覚ましてしまったようだ。
反対側の扉に着く前に後ろから"彼"がやってきて扉の前に立つ、どうやら通らせてはくれないようだ。
容姿は10代後半ってとこだろうか、少女とも少年とも見て取れる童顔で中性的な顔立ち、背中から生えている翼は一枚一枚輝いているように見える。
勇者「お前は何者なんだ?」
キメラの少年「」ニコッ
羽以外はほぼ人間だしコンタクトを試みてみる。
すると、喋りはしないまでも交友的に微笑を返してくる。
子供が「遊ぼうよ」と言うような感じの笑顔だ
コンタクト成功か?そう思う
人間を使ったキメラの場合は人間としての理性、知性を失わずにできれば「完全なる成功」らしい。どうでもいいけどな


606SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 03:05:26.84mPdZItQ10 (2/5)

しかしやっぱり俺は甘かった。希望的観測なんてするもんじゃねえな。
笑顔を見せたからこいつは大丈夫だと思っていたが全然大丈夫じゃなかった。
勇者「グボォ!」
翼がはためいたかと思ったら、俺の元に飛んできて勢いをつけたパンチを食らわしてきた。いってぇ
ちょっと吹っ飛んだぞ。可愛い顔してやりやがる。
魔法使い「速度強制低下呪文」
魔法使いがキメラの素早さを下げようとするが、まず呪文があたらない。どういうことだよ
妖狐「わっちの超能力でも動きとめられぬの。どういうスピードじゃ」
キメラの少年「キャハハハハハハ」
またこぶしを固めて突っ込んでくる。
勇者「これならどうだ」

>>608


607SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 10:14:17.127lEAfmlL0 (1/3)

虎王


608SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 10:26:00.17vrj8fCcAO (1/2)

相手の動きを先読みして居合い切り


609SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 13:56:20.81mPdZItQ10 (3/5)


相手の動きを先読みして居合い切り

それには動きを見極めるのが必要か。
とりあえず一度横に避けてその背中に剣を突き立てようとするも勢いも落とさずに進み、カスりもしなかった。
壁にぶつかる直前羽ばたき、また方向転換をしてこちらを向く
キメラの少年「キャハハハハハハハハ」
半ば金切り声で鳴くように嗤いまた突進してくる。
猪突猛進に一直線に突っ込んでくるだけだな。
なら簡単だ。
突っ込んでくるのが分かっているなら居合い切りだ
勇者「必殺、居合い一閃切り!」
キメラの少年「キャハハハハハ・・ハハ・・ハ」
ズバァッ!
必殺の名に恥じぬ威力だ。
居合いとしての威力に敵の勢いが重なり、チートのような攻撃力を発揮する。
勇者「うおっしゃあああ。どうだぁ!」
妖狐「お見事じゃな」
魔法使い「ホント見事な剣捌きだねぇ。あんた剣士にでも転職したらどうだい?」
弓兵「確かに勇者という柄ではない」
リリィ「」コクン
勇者「やめとくよ・・・」
ため息混じりに否定する。
すでに戦いは終わった感があった。
しかし僧侶がその空気を切り捨てる。
僧侶「いいえ、まだよ。そいつ、まだ死んでないわ」
キメラの少年「キャハハハハハハハハグゲガガガゴゲ、ギゴガガッガグゲアアアアアアア、ゴアアアアアア」
真っ二つに切られて中身すら見えていたというのに。脱皮でもするように"皮"からその中身だけが這い出てきて他の形を象る。
それは今までの美少年のような姿とは違い、忌まわしく怪物的なグロイ姿をしていた。

どんな姿か
>>661


610SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 14:06:46.61elxSIZvw0 (1/1)

ksk


611SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 14:25:06.21vrj8fCcAO (2/2)

名状し難き物。
あえて例えれば何万匹もの蛭が絡まり合って奇怪な音を立てて蠢きながら人と思しき形を作って動いている。


612SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 21:48:23.23mPdZItQ10 (4/5)

名状し難き物。
あえて例えれば何万匹もの蛭が絡まり合って奇怪な音を立てて蠢きながら人と思しき形を作って動いている。

勇者「おぞましい・・・なんてレベルじゃねえぞ。 これ」
そういう俺も顔が引きつっている。やっべぇ、一般人が見たら発狂してたぞ。
一見すると逆光で黒く見える人のようだが、実際には小さいヒルの集まりだ。
グチョグチョ、ヌチョ、
こんなグロいんじゃ、外を美しく保ちたくなるわけだわ。・・・ちょっと吐きそう。
リリィ「ヒィ」
リリィは短く悲鳴を上げると部屋から出てしまう。
だよな。いくらリリィでもこんなもの耐えられねえよな。   実は俺も少し逃げたい。
蛙なら平気なのになぁ。蛙、蛭、漢字似てる!
妖狐「どうでもいいわ!」バシィ
勇者「いたぁ!」
くだらないこと考えたら叩かれた。一瞬蛭をカエルって呼んでしまったんだからしょうがないじゃないか。途中まで気づかずに書いてたよ。
僧侶「ごめんなさい。私も無理よ」
言うが早いが出て行ってしまった。
弓兵「無理もないな」
弓兵は大丈夫らしい。
勇者「妖狐も逃げたいか?」
茶化したら
妖狐「1千年も生きてきたんじゃ、もっと理解の範疇を超えた忌まわしいものを見ておる。」
また叩かれた。俺にとってはお前も充分理解の範疇を超えた化けもn
妖狐「失礼な奴は殺すとしようかや」
勇者「もうしませんごめんなさいいいぃぃぃいいぃぃいぃ」
魔法使い「アタイも大丈夫だよ。・・・なんとかね」
魔法使いも顔が引きつっている。
敵はヒトガタをやめて他の形になる。
それはバケモノ、そうとしか形容できなかった。
ヒルが犇めき蠢き人の理解の範疇を遥かに超えた直視できないようなバケモノの形になった。
魔法使い「イグ=マウル・・・」
勇者「えっ?」
魔法使いが名前のような聞いたことのない言葉を呟く
魔法使い「昔廃れた城の地下に大切に保管されてた題名の書かれていない旧き本に、書かれていたバケモノの名前なんだよ」
魔法使い「何らかの邪悪な儀式で呼び出せたと思うね」
弓兵「つまりこいつはキメラじゃないと」
妖狐「もっと忌まわしいものかや」
魔法使い「少なくともこいつは正気な人間の手を出していい領域じゃないねぇ。まったくここの連中は何を研究していたんだか」
なんだよオカルトまで絡んできやがった
勇者「>>614」

何か急に厨二臭くなったな。すまぬ(元ネタが厨二的な小説だからしょうがないかw)


613SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 21:51:39.68RtkKXIU5o (1/1)

ksk


614SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 22:31:52.19GnyzH6RSO (1/1)

チリ一つ残さず、消滅させてやる…!


615SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 22:32:26.667lEAfmlL0 (2/3)

ん?向こうから人影が近付いてくる……あいつ盗賊じゃね?しかもなんか邪気眼発症してるし


616SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 23:21:02.16mPdZItQ10 (5/5)

勇者「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」

妖狐「どうやってじゃ?」
勇者「こうやってだよ。トオリャアァァアアアアァァァァアアァァァアアア」
俺はそう叫んでヒルのバケモノに突っ込んでゆく。
勇者「一刀両断!」
俺は剣を振るい化け物を切りつける。
ズバア、快音を響かせバケモノを真っ二つ
のはずだったのだが、切られたのではなくヒルの群れが崩れて俺の剣を避ける。
勇者「な!?」
そして崩れたヒルの群れが俺を覆い隠そうとする。

>>618


617SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/24(土) 23:52:45.147lEAfmlL0 (3/3)

軽い範囲魔法で自分ごと攻撃


618SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 01:23:11.63o571NenV0 (1/6)

女勇者が突如現れて勇者を抱えたまま、勇者と共にどこかへ消える


619SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 02:25:58.80R8kzAS0+0 (1/5)

女勇者が突如現れて勇者を抱えたまま、勇者と共にどこかへ消える

勇者「あーれー」
突如ヒルの群れから助け出されてそのままどこかへ連れ去られた。

残されたのは唖然とした表情の妖狐たち
魔法使い「えーと、誰か状況説明をお願いしたい・・・ねぇ」
妖狐「ヒルの群れにやられたと思ったら勇者がどこかに連れ去られていた。何を言っているのかわからねーと思うが(ry」
弓兵「結構消えた・・・心配だな」
魔法使い「バケモノだけがぴんぴんしてるねぇ。」
ため息が出てくる

勇者「助かったことには助かったけど・・・って女勇者ぁ?」
彼女とは思わなかったので素っとん狂な声をあげてしまった。
女勇者「今まで気づかなかったの?そっちのほうが驚きだぜ」

①勇者「ってかどうして俺だけ連れ出したんだ?」
②勇者「ってかここは何だ?」
③勇者「ってかお前はあれからどうしてたんだ?」
④勇者「 その他 」(同レスで何か)

>>621


620SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 06:03:12.76Bp3RudZ7o (1/1)

ksk


621SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 07:25:20.17o571NenV0 (2/6)

④勇者「ポニテ最高!!」


622SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 14:51:44.00R8kzAS0+0 (2/5)

④勇者「ポニテ最高!!」

女勇者「えっ?」
勇者「ポニテ最高!女勇者最高」
女勇者は一瞬ぽかんとしたもののすぐに微笑む
女勇者「ふふっ、ありがとな。私もこの髪形けっこう気に入っているんだぜ。」
女勇者はポニテを揺らして強調する。
勇者「ホントよく似合っているなぁ。可愛いよ」
女勇者「そんな、照れるぜ!」アッハハ

その頃皆は
魔法使い「ヤバイ、ここほんとにヤバイ」
妖狐「早く奴らを見つけたほうがよさそうじゃな」
リリィ「・・・勇者」
僧侶「皆どこ行ったのー?」
一生懸命探していた。

そんでもって魔王城
魔王「」ギリギリギリギリ
部下「魔王様やめてください。歯軋りで窓にヒビが入っています。」
バリーン
部下「あぁ、ついに窓が全部割れたぁ!魔王さまぁ、頼みますからイライラしないでくださいよぉ」
魔王「」ガタガタガタガタ
部下「貧乏ゆすりもやめてください。魔王城に震度4の地震が起きています!」
魔王「うるさい、イライラしてるんだからほっておいてよ!」
部下「さっきこの部屋から出ようとしたら、一人にするなってすごい剣幕で止めてきたじゃないですか。」
魔王「あーイライラするぅ。早く水晶直してよぉ!そろそろイライラがマックスだよ!」
部下「マックスに達したら世界壊しそうです。お願いですから辛抱してください」
魔王「うがー」ドドドドドドドドドドド
部下「あぁ、魔力が開放されていく!だれか、だれか魔力封印呪文を早急に、早く」

で、勇者たちに戻る
勇者「しまった意味もなく会話に花咲かしていた!」
女勇者「あ、忘れていたぜ。」
勇者「何が?」

①女勇者「お前だけを連れてきた理由だがな。」
②女勇者「実はこの場所な」
③女勇者「そろそろ来るんじゃないかな・・・」

>>624


623SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 14:54:01.43o571NenV0 (3/6)

ksk


624SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 15:20:12.24bLWIUT50o (1/1)

2



625SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 15:39:43.61R8kzAS0+0 (3/5)

②女勇者「実はこの場所な」

女勇者「何かの研究所みたいなんだよ。ホラ周り見てみなよ」
勇者「周り・・・」
周りを見渡すと・・・血、血、血
勇者「なんだよこれ」
女勇者「私はテトっていう子にここへ誘われたんだよ。」
勇者「テト、あの子が」
女勇者「それに感じないか?怨念のような未練のような何か」
勇者「俺には霊感がないしな」
まったくもってない。
勇者「それでなんで俺だけ連れてきたんだ?」
女勇者「あの子がお前だけ連れて来いってね」

「ここで皆死んだ・・・殺された。そして・・・お願い、皆を止めて」

声がした。
何かの「機械」から

妖狐たち
妖狐「ふむ、やはりここで起こった何かを調べたほうが早いということもあるかも知れぬ」
勇者たちが消えた後に色々話し合っての、ここで起こっている何かを調べていけばたどり着けるかもということになった。
僧侶「そのほうがいいわね。でもどうしましょう」

弓兵「>>627」


626SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 15:46:17.84o571NenV0 (4/6)

ksk


627SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 19:34:31.493+MSwhoAO (1/2)

しかし何故お前ほどの者があの男に力を貸す?私には分からないが。


628SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 19:37:13.103+MSwhoAO (2/2)

妖狐に対してでだ、言葉足らずですまん。


629SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 20:54:39.66R8kzAS0+0 (4/5)

弓兵「しかし何故お前ほどの者があの男に力を貸す?私には分からないが。」

弓兵がわっちに結構前から思っていたであろう疑問をぶつける。
わっちは考えるのやめて愉快そうに答えてやる。
妖狐「愚問じゃの。あ奴と一緒にいて楽しいからに決まっておろう。他に理由がいるかや?」
魔法使いも愉快そうに思案をやめてこちらを向き直る。
魔法使い「ふふ、嘘だろぉ?アタイには分かっているんだよ。ホントに"それ"だけが理由かい?」
リリィ「」コクン
リリィまで頷く、む、まさかバレておったのかや
好きな人に理由なしについていくかっこいい女性を演じるには失敗したかの、
妖狐「お主らはわっちのことをよく見ておるの、感服じゃ。」
魔法使い「で、理由は?」
ニヤニヤしながら聞いて来るでない。リリィまでニヤニヤしておる。意外に人間性が強いのなこやつ
妖狐「そこの娘、そなたはどう思う?」
聞かれて答えるのも癪だったので弓兵に聞き返してみる。
たまには他人の目から自分を見つめるのも良いものじゃしの

弓兵「>>631」


630SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 20:55:49.657l1Ehpnk0 (1/1)

ksk


631SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 21:05:50.63o571NenV0 (5/6)

そうだな…母性というか、出来の悪い息子を放っておけないってところか?


632SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 23:20:03.47R8kzAS0+0 (5/5)

弓兵「そうだな…母性というか、出来の悪い息子を放っておけないってところか?」

妖狐「母性ぃ?クッククククク」
これだから人の目から見た自分の姿というものは面白いものじゃ。このわっちが母性かや、
わっちのかつての子供らは元気かの。もしかしたらどこぞで神にでもなっていたりしてククク
わっちは予想の外にあったその答えに思わず笑いが出てしまった。
妖狐「確かに最近そうも思えてきたが一緒に旅するきっかけとまでは言えないの」
妖狐「正解は、そうじゃな・・・約束・・とでも言っておこう。遠い昔に一人の男とした約束にごく最近に一人の親友とした約束、わっちにとってこの短い一生に訪れた大きな転機じゃ」
妖狐「じゃからわっちは、あ奴を守り続ける。成長させる。導いてやる。まぁ少なくとも楽しいし、退屈はしない旅じゃ」
ニカっと笑う。
妖狐「ま、なんだかんだ言っても実際旅は楽しいかどうかじゃ。それが全てとも言えるの。」
弓兵「旅は楽しいかどうかが全て?」
妖狐「その通りじゃ。主だってあの娘についていって楽しいからついて行っているんじゃろ?」
弓兵「違う!私は憎き魔王を倒すために旅をしているんだ。楽しいという気楽な感情ではない」
妖狐「そうだとしてもあの娘との旅は嫌ではないのであろう?嫌だとしたら一人での旅も出来るというものじゃ。」
魔法使い「確かにアタイもあいつとの旅が楽しくて来ているしなぁ。」
リリィ「」コクン
リリィも笑顔で賛同する。
弓兵は考え込むように押し黙る。ま、納得がいくまで考えるがよかろう。"無意識"と対面して今まで気づかなかった感情に気づくもよし、じゃ
僧侶「ところで、そろそろ行かない?」
妖狐「そうじゃな。でも、いい具合に迎えが来たようじゃ・・・いつからそこにいたんじゃ、テト」

テト「・・・来てほしいの。ようやく見つけたわ、資料室・・・」
その資料に書かれているものは真実か、それともこの娘自体が罠か、やはり旅は面白いの。ナニガオコルカワカラナイ
ついてゆくか?

>>634

注;ちなみにバケモノは妖狐が一瞬で消し去りました



633SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/25(日) 23:23:20.09o571NenV0 (6/6)

ksk


634SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 00:10:20.82s0Fd3Rxgo (1/1)

もちろんついて行く


635SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 03:23:54.984ukYfHFA0 (1/6)

もちろんついて行く

わっちたちがついていくために腰を上げるとテトは走り出す。
僧侶「ちょっと、走らなくたって逃げないでしょ。」
テト「逃げるよ・・・」
魔法使い「逃げるぅ?資料"室"が?どうなっているんだい?」
テト「よく分からないけど入り口がすぐに消えて、他の場所に現れる・・・」
妖狐「・・・魔法かや」
魔法使い「聞く限りじゃどっちかというと魔術の領域だねぇ。対処の使用もない」
弓兵「どう違うんだ?」
魔法使い「"魔法"は元々決まっている力を法則にしたがって使うもので、"魔術"は基本は決まっているけどその基本を応用して作り出す術士独自の術、万人いれば1万通りの魔術があるもんだ」
僧侶「つまりは魔法はカセットを入れれば色々なゲームが出来るけどカセットにないゲームは出来ないゲーム機」
僧侶「魔術は人それぞれ基本から離れなきゃなんでも作って遊べるプログラミングソフト」
僧侶「って風に考えれば楽よ。」
妖狐「なるほどの。つまりこの『移動する入り口』は魔術でどんな応用で作りかわからないから、破ることも難しいと。そういうことかや?」
僧侶「ご名答」
テト「着いたよ。早く入って」
押されるようにして入る。が
妖狐「また消えたの」
皆入ったがあの娘はまた消えてしまった。
まぁ考えても仕方がないことかや
さてどっから手をつけるかの
魔法使い「本を隠すには森・・・ということかい。」
そこには大量の本があった。

①普通に一冊一冊呼んでいく
②隠し扉のようなものがないか探す
③その他(同レスで何か)

>>637


636SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 10:43:59.59mt02WY/K0 (1/1)

kskst


637SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 11:34:12.48gDBZwQTM0 (1/1)

2


638SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 15:08:20.314ukYfHFA0 (2/6)

②隠し扉のようなものがないか探す

魔法使い「すごいねぇ、黒魔術に錬金術、召還術、禁じられた書物まであるじゃないか。焚書官に全て焼き払われたというのにどうやって集められたんだか」
僧侶「こっちには邪神崇拝関連の色々があるわ。ギリシャ、ローマ、エジプト、アトランティスまで・・・レン、ル・リエー、ハイパーボレア?聴いた事のない地名のものまであるわね」
妖狐「太古の書物に東洋西洋の術法色々あるのぉ」
リリィ「・・・」
リリィは召還術についての本を読みふけっていた。命題は「狂える邪神の呼応と召還」・・・何をする気じゃこの小娘・・
弓兵「私にはさっぱりだ。」
弓兵はそういって読んでいた本を棚に戻す。・・・その本は理解しなくて正解だった気もするのぉ
僧侶「弓兵は元から魔法的才能も知識も理解もないものね。」
弓兵「そういうわけだ。私は隠しトビラのようなものがないか探してみるか」
妖狐「わっちもそうしようかの。ここにあるのは基本の書かれた本ばかりでここの連中が何をしていたかはよく分からないしの」
そういうことで書物あさりはあやつらに任せてわっちら二人は隠し扉を探すことにした。

コンコン

妖狐「む?」
壁の一部分が反射の音が少し違う
ここかや
妖狐「ふん!」
バキッ
地下に下りる階段があった。
妖狐「目当てのものは見つかったかや?無かったならこっちだと思うんじゃがの」
皆振り向く、なんじゃやっぱりこの部屋に手がかりは無かったのかや
弓兵「なら行くか」

魔法使い「>>540」


639SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 15:14:34.83yRJIyRdU0 (1/1)

きゃああああ


640SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 16:08:16.59L1Dpu1oa0 (1/2)

待て、あわてるな、これは孔明の罠だ!!


641SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 17:06:49.154ukYfHFA0 (3/6)

魔法使い「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ!!」

妖狐「なん・・だと」
ゴイーン
魔法使い「あいたぁ!」
お決まりだとでも言うようにタライが落ちてきた。魔法使いの頭に
プッアハハハハハハハハハハ
笑いの渦が巻く、魔法使いは今後お笑い芸人にでもなるのじゃろうか
妖狐「公明の罠(笑い)」
魔法使い「>>643」


642SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 17:13:13.60g9yfb6HQ0 (1/7)

ksk


643SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 17:13:47.52g9yfb6HQ0 (2/7)

笑うんじゃn……今、階段の方から盗賊の声が聞こえなかったかい?


644SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 19:17:05.364ukYfHFA0 (4/6)

魔法使い「笑うんじゃn……今、階段の方から盗賊の声が聞こえなかったかい?」

妖狐「ふむ、確かに聞こえたの。盗賊ともう一人・・・声はせぬども気配はするの。」
妖狐が先頭に階段を下りてゆく、

「クルナァアアアァァアアァアア」

地獄のそこから響くような声がした。しかしその声は壁全体から響いているようだった。
妖狐「面白くなって来たの。・・来るなと言われりゃ-」
魔法使い「-行きたくなるのがヒトの性ってか?」
弓兵「私は反対だ。罠にしか見えない」
僧侶「いいから行くわよ。あなたは暗いのが怖いから不吉に見えるだけよ。」
弓兵「やめろ、やめてくれ。私は暗闇なんて怖くないぞ。」
僧侶「なら入る。」
弓兵「いやだ。いやだ。すいません暗いの怖いです。やぁあめぇえてぇぇえ」
僧侶「はいはい」
優しく言いながら、僧侶はキャラが地味に崩壊しかかっている弓兵を押してしんがりで入る。
バタン
全員入ったとたん後ろから音がして明かりが消えて真っ暗になる。
「いやああぁああぁあぁぁぁぁぁぁああ真っ暗あああああ」「落ち着きなさい。何も無いわよ」「うわぁ、足を掴まれた(棒読み)」「ぎゃああぁぁあああぁぁああ」「無駄にからかわないで、妖狐さん」「すまぬ、ついからかいたくなってしまったんじゃ」「あんたらうるさいよ。まったく暗闇ではしゃぐんじゃない、っての・・・うわあ!」「ぎゃああああぁぁああぁ」「おぉっと」「ひぃいいぃいいぃぃぃぃいい」
暗闇で一人が叫び声をあげると他の人もみな釣られて叫び声をあげてしまうのも道理
というわけで魔法使いが先頭で悲鳴を上げたため皆も釣られて叫ぶ。
魔法使い「一段踏み外しちまったい」
『まほぉぉおつかあぁぁああいいぃぃいいぃい』
魔法使い「テヘ」
『「テヘ」じゃねえぇええ、似合ってねええええええしいいぃぃいいぃぃ』

そうして騒がしくも歩いているとようやく明かりが見える。

弓兵「>>646」


645SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 19:25:15.29g9yfb6HQ0 (3/7)

ksk


646SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 19:25:50.80g9yfb6HQ0 (4/7)

何だあれは……
魔方陣と…真ん中にあるのは(盗賊の)黒歴史ノート?


647SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 20:54:51.864ukYfHFA0 (5/6)

弓兵「何だあれは……」
弓兵「魔方陣と…真ん中にあるのは黒歴史ノート?」

その明るく小さい部屋には部屋いっぱいの大きさに大きな魔方陣が描かれていて真ん中に「俺の手作り魔術」と痛々しいイラストともにタイトルが描かれているノートがあった。
魔法使い「あ、盗賊の黒歴史ノート。初めて見せられたときは大いに笑ったものだねぇクックククク」
盗賊「これで、完成する。」
声がする。見ると部屋の隅に盗賊が縮こまっていた。
魔法使い「!?あぁ、生きていたんだ・・・良かったよ」
魔法使いが珍しく、小ばかにするような顔に安堵の表情を一瞬だけ浮かべる。
盗賊「世界の真理、この世の全て、魔術の真意、身の滅ぼし、一つの世と多世界、果てと端て、終わりと始まり 零 」
盗賊は顔も上げずに意味がほぼ無いような言葉をブツブツ言い続けている。
魔法使い「ちょっとどうしたんだい。盗賊、盗賊!」
魔法使いが盗賊を揺さぶるが盗賊はただただブツブツ言っている。
盗賊「地を揺るがす不調和の変容する並外れに融解した驚異的な増殖する哀れに怒り狂った異形の魂よ」
妖狐「催眠術じゃな。」
僧侶「どういう意味かしら?意味なんて無いように聞こえるけど・・・」
弓兵「実際に意味なんて無いだろ。殴っとけ、目が覚めるかもしれない」
盗賊「入り乱れし歪な腐った原形質の幻想的な邪教のスペクトラルの押し破る忌諱すべき不浄な物よ。来たれ来たれ」
魔法使い「いくら呪文を唱えようと何も起こるはずが無いと思うけどね。」
妖狐「魔方陣の真ん中・・・」
魔法使い「・・・これは・・」

その魔方陣の真ん中には>>649


648SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 21:00:52.37g9yfb6HQ0 (5/7)

右腕が変貌した少年時代の盗賊
つまり邪気眼である


649SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 21:13:10.03g9yfb6HQ0 (6/7)

良ければ↑
駄目なら↓


650SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 21:59:42.874ukYfHFA0 (6/6)

右腕が変貌した少年時代の盗賊
つまり邪気眼である

ノートから煙が出て、消えるとそこには右腕に棘が大量に生え、先端が手ではなく狼の顔のようになっている中学2年生ぐらいの少年がいた。
『うわぁ・・・』
痛い、痛々しい
魔法使い「全盛期の頃の盗賊じゃないかい」
『えっ!?』
盗賊「はっ、俺は何を」
本物が目を覚ましたようじゃな
盗賊「・・・・・・・・・・ ・・・・・ッ」バタン
長い間若き日の自分を凝視し、いきなり目を開いたままぶっ倒れた。
魔法使い「よっぽど嬉しいんだねぇ」
弓兵「はたして嬉しいという感情なのだろうか・・・」
邪気眼の盗賊「この世の奇跡という名の必然に祈りを捧げてその下等な命地獄の神に帰せが良い」
『プッークスクス』
わっちらが大笑いしていると盗賊がいきなり目を覚まして言った
盗賊「>>652」


651SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 22:25:17.33g9yfb6HQ0 (7/7)

…おい、こいつが俺のノート通りの奴だったらマジでやばいぞ!
何故かというと……うわああもうこれ以上言いたくない設定がががが


652SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/26(月) 22:26:15.85L1Dpu1oa0 (2/2)

かえ~れ!


653SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 15:17:54.38OAyMtqjs0 (1/6)

盗賊「かえ~れ!」

邪気眼盗賊「・・・余は無に帰そう」
『余だって、余だってさ、無、プアハハハハハハハハハハ』
『あれっ?消えた』
笑っていると邪気眼の盗賊は煙になって消えてしまった。
盗賊「作ったのが俺なんだから対処法だって知っているさ」フフン
得意げな笑みでそう言うが
妖狐「どんな設定だったのか気になるとこじゃな」
僧侶「確かに気になるわね」
リリィ「・・・」コクン
盗賊「せ、設定なんかねえよ。ただ絵に書いただけだからな」
魔法使い「聞きたいかぃ?聞きたいよねぇ?よぉし、アタイが特別に聞かせてやるよぉニッシッシ」
魔法使いが笑いながら耳打ちをするからちょっと耳を貸せと合図する。
盗賊「いやああぁぁあああぁぁああぁ。やああぁあぁぁめえぇえぇてぇぇぇえええぇえぇえ」
魔法使い「誰が、やめるかああぁぁああ?」
魔法使いは残酷に笑いながら言ってしまおうとする。
もちろん盗賊は何とか止めようとする。

盗賊「>>655」


654SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 15:27:11.36Fx5nzoV20 (1/3)

ksk


655SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 15:27:40.51Fx5nzoV20 (2/3)

設定なんて無いから!
一度消えても何度でも蘇るとか第三の魔眼とかそんなの無いから!
メサイアモードなんて恥ずかしい名前付けてないから……はっ!?


656SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 15:27:41.58v3MEZZQa0 (1/5)

>>1ぃ!こんなネタよりもっと他にやることあるだろう!
勇者と女勇者のイチャイチャとかいちゃいちゃとかそういうのを書けよぉ!!


657SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 18:50:05.39OAyMtqjs0 (2/6)

盗賊「設定なんて無いから!
一度消えても何度でも蘇るとか第三の魔眼とかそんなの無いから!
メサイアモードなんて恥ずかしい名前付けてないから……はっ!? 」

妖狐「ほぅ、第三の魔眼(笑)」
僧侶「メサイアモード・・・プッ、ごめんなさ・・ぷっくくくく」
魔法使い「アタイが語るまででもなかったねぇ。ニッシッシ」
盗賊「ぎゃああぁああぁぁぁあああああああ」
弓兵「茶番はそこらにしろ。ついに飽きられたぞ。」
『・・・』
茶番を長々とすいませんでした。
魔法使い「まぁ無事(笑)でよかったよ」
盗賊「・・ありがとよ。?、あれ?今(笑)つけなかったかお前」
魔法使い「何のことだい?アタイは純粋に無事を喜んだだけだよ?」
盗賊「嘘だ!絶対嘘だ」
妖狐「いいから話を続けるぞ。ホラ、この本が手がかりじゃないのかや?」
それは黒い題名の無い一冊の本だった。何の飾り気も無い質素な本
魔法使い「じゃ、読み解こうじゃないかい。この本をねぇ」


658SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 18:55:41.38OAyMtqjs0 (3/6)

そろそろか、
勇者と女勇者

「ここで皆死んだ・・・殺された。そして・・・お願い、皆を止めて」
機械から声がする
その機械は大仰で巨大というわけではなく、グロイ機械というわけでもない、それなのにどこか禍々しかった。
勇者「女勇者、これは・・・?」
女勇者「私は"これ"に呼ばれたんだ。いや"この子に"」
機械「ありがとう。女勇者さん。」
勇者「お前は何者なんだ?」
機械「テトだよ・・・テト・・・の記憶と人格」
テト、確かにそう名乗った。ならば
勇者「この屋敷内に歩き回っていたテトってのは、お前は、どっちがどっちなんだ。そして"何"なんだ」
女勇者「見たのか?この子の姿を」
勇者「確かに見た。テトと名乗る和服の小さい子」
機械のテト「確かにそれはテトだよ。テトのコピー」
勇者「コピーってどういうことだよ」
機械のテト「オリジナルのテトはもう死んじゃったの。そしてテトの"脳"がそのままこの機械に移された。」
女勇者「そして今そのコピーが暴走しているらしいぜ」
勇者「じゃあそのコピーを殺してほしいと。そう言いたいのか?」
機械のテト「それだけじゃないよ・・・他にもいる。そして皆もすでに暴走しているの」
機械のテト「お願い、二人の勇者さん。テトたちを止めて」
機械が懇願する。機械のはずなのに痛々しく懇願する女の子の姿が"見えた"

勇者「>>660」



659SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 19:14:02.72JVmD6MkAO (1/2)

ksk


660SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 19:14:07.58v3MEZZQa0 (2/5)

任せてくれ、勇者として俺が必ず止めてみせる!…な~んて、俺カッコイイーー!
これで女勇者ちゃんも俺にゾッコン、そのまま婚約、ゴールインしちゃったりしてデヘヘヘヘ


661SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 19:36:03.45MY4FhmxAO (1/1)

ここで逃げれば男が廃る


662SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 20:51:47.05OAyMtqjs0 (4/6)

勇者「任せてくれ、勇者として俺が必ず止めてみせる!」キリッ
…な~んて、俺カッコイイーー!
これで女勇者ちゃんも俺にゾッコン、そのまま婚約、ゴールインしちゃったりしてデヘヘヘヘ

女勇者「地の文だと思っているようだけど、口に出しちゃいけないとこまでちゃんと口に出てるぜ」
勇者「おおぅ!?」
勇者「えっとどの辺からどの辺まで・・・?」
女勇者「な~んてからでへへへへまで」
勇者「・・・」
勇者「うおおおおおおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉおおお」

女勇者「ちょっと、ちょっと、早まっちゃだめだって、その剣は自分を刺すもんじゃねえよ。敵を切るもんだ。テト、説得手伝って」
機械のテト「大丈夫だよ。・・・来世でいい人見つかるから」
勇者「じゃあ今世なんていらないや。じゃあな女勇者、最後にタバコ、一本いいか?」
女勇者「未成年でしょうが、何来世に思いを馳せてハードボイルドに締めようとしているんだよ。テトも自殺促さないでくれ」
勇者「でも俺もう死ぬしかねえよ」
女勇者「そんなこと無いって、うん・・・えと、私は勇者のことかっこいいと思うぜ」
女勇者ちゃんが手を握ってくれる。
勇者「そう・・かな」(妖狐とかリリィとかいなくてよかった。)
女勇者「うん、そうだぜ。」(他の皆いなくてよかったぜ。特に弓兵とか)
機械のテト「何これ、ウザッ」
何か機械が言ったような気がしたけど俺は何も聞こえなかった。

女勇者「>>663」


663SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 20:57:08.14v3MEZZQa0 (3/5)

その…私も勇者が良いなら付き合ってほしいな


664SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 20:57:16.73JVmD6MkAO (2/2)

ksk


665SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 20:57:20.22O+/Hg46ko (1/2)

さてと…テトたちは全部で何人いるんだい?


666SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 21:25:04.14OAyMtqjs0 (5/6)

女勇者「その…私も勇者が良いなら付き合ってほしいな」

勇者「えっと、その、それはどういう意味だよ」(吊り橋効果ktkr)
女勇者「それは・・・私に・・言わせるべきもの・・だと思うか?」
機械のテト「いいから早く行けよお前ら」
何か言っているが聞こえない
女勇者「ほら・・・どうなんだ?そんなら、あの時のキスの責任を取れと言い換えてもいいよ?ん?」
早口で言い寄られる。俺の頭の中で魔王と妖狐とリリィが横切る。
どうする?どうする。どうする!
機械テト「早くしろよウザいなぁ。勇者だからって信じたテトがバカだった」
勇者「えっと、えっと」
俺はしどろもどろになりながら答える。

勇者「>>668」

ところで女勇者とのゴールイン早すぎじゃないのか?こんな早くて大丈夫か?


667SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 21:27:16.41v3MEZZQa0 (4/5)

ksk


668SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 21:34:36.25O+/Hg46ko (2/2)

早すぎだろ…ったく。まあ+1安価だとよくある事だが。

安価なら「ま、先ずはテトの願いを解決しようぜ」


669SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 22:17:49.54OAyMtqjs0 (6/6)

勇者「ま、先ずはテトの願いを解決しようぜ」

機械テト「そうそう、頼むから早く行ってよ、映画でも告白イベントはクライマックスで答えるのは全部終わってからって相場が決まっているでしょ」

女勇者「い い と こ で」
機械テト「テトを睨んでもお門違いだよ。早く終わらして呪縛から解いてよね。」
勇者「といっても何も情報がねえしな。いくつかの質問をさせてもらうぜ。」
機械テト「いいよ。君らの仲間があの資料を読んで理解するまで時間はあるしね。それまで待たなくちゃいけない」
勇者「じゃあまず>>671」

妖狐たち
妖狐「日記形式じゃな」
何かの研究の経過を表した本っぽいの
僧侶「読んでみましょう。」


6月六日
ついに国から追い出されたしまった。宗教なんかを重んじていても科学が進歩するわけがない。
我々は科学の進歩のためなら神に反抗しようと神を冒涜しようと恐れない、やめない。
絶対に完成させてみせる。まずは研究所の確保だ


6月×日
とある森で打ち捨てられた洋館があったちょうどいい。早速工事に取り掛からせた
金も手に入れないといけない。ここの一部分を宿泊施設にすることにした。


7月×日
手始めに国を終われる前に薬を打ったチンパンジーの末路のことだが。
今日晴れて、種としての史上最も長かった固体の寿命を越すことは出来たが、傷をつけたらいとも簡単に死んでしまった。失敗


8月×日
同じ薬を打ったほかの固体だが、寿命は確かに越したが老化を防ぐことは出来なかった。
体の老化はすでに寿命をオーバーしているのに生きている、という可哀相なことになってしまった。
殺したほうがマシだということで殺してやり、薬の改良に手を回すことにする


12月○日
新薬は出来た。今度は老化を防ぐことが出来た。


12月×日
死にかけの鹿を見つけた。新薬を投与してやったが効果はなく、普通に息を引き取った。これも失敗だった


妖狐「ここからはしばらく進展は無いようじゃな。作って失敗しての繰り返しじゃ」
僧侶「効くと普通の治療薬の研究のように聞こえるけど・・・」


670SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 23:28:55.24v3MEZZQa0 (5/5)

ksk


671SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/27(火) 23:48:29.14Fx5nzoV20 (3/3)

あの水槽の中で浮かんでる剣は何なんだ?


672SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 09:12:54.61AdMOxYhD0 (1/4)

勇者「あの水槽の中で浮かんでる剣は何なんだ?」

機械のテト「Livor of Deus、神の悪意という名を持った妖刀だよ。使ってみる?」
勇者「いいのかよ。」
機械のテト「いいよ。死んでも知らないけど」
勇者「は?」
機械のテト「それは持ち手を選ぶんだよ。選ばれなかったらさながら神様の悪意に晒された悪魔のように慈悲もなく殺される。」
機械のテト「その剣は持ち手の魔力を奪い取り、力に変換する。魔力が強い物には最強の力を与えるけど、魔力が弱いと一瞬で生気を奪い取られて死んじゃう。」
勇者「なんでそんな危険な物がそんな水槽に閉じ込められてここにあるんだよ。」
機械のテト「ここの研究者たちが魔法の力に頼ろうとしたこともあってね。魔法の力を吸い取り続けてきたこの魔剣をどこからか手に入れてきたらしいよ。」
勇者「へー、」
とりあえず興味本位で剣を水槽から出してみようとしたが
機械のテト「覚悟を決める前にふたを開けないほうがいいよ。」
そう止められる。
機械のテト「それは外気に触れられないように水とフタで閉じ込められている。外気に触れさせると一番近くにいる物の生気を吸い取りはじめる。」
勇者「なんでそんな危険な物がこんな適当に保管されているんだよ。」
機械のテト「研究者が興味を捨てたからじゃない?」
機械のテト「どうする?持ってく?魔力を持っているものにとって、力を求める物にとって、最高の剣だよ?」
女勇者「なぁ、やめようぜ。危険だよ」
・・・

>>674



673SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 09:21:08.80iK3WeRKk0 (1/1)

女勇者がやる


674SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 11:54:36.65Cf17aDhU0 (1/1)

いや、ここは勇者が


675SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 19:23:23.28AdMOxYhD0 (2/4)

勇者「いや、使わしてもらう。あいつらと並ぶくらい強くならなければな」(妖狐やリリィのバケモノ勢)
機械テト「そのためなら命を危険に晒す可能性もいとわないと?」
勇者「もちろんだ。」
俺はフタに手をかける。そして中の剣を手に取る。
勇者「うっ、ううう」
機械テト「・・・」
勇者「うおおおぉぉぉおおぉ」
女勇者「勇者、大丈夫なのか?」
大丈夫?そんなことはない
勇者「大丈夫どころか最高の気分だ。力を吸い取られるどころか力がみなぎってくる」
体中がぞくぞくする。何でもできる気がする
機械のテト「おめでとう。君は選ばれた。神の悪意に晒されず認められた。Livor of Deus、リバーディウスは君の物だよ」

勇者「>>677」



研究書
2月×日
見方を変えてみることにした。老化や怪我を止めるのではなく回復させようと、活性細胞の研究に変えた


8月×日
ついにとある魔物から万能活性細胞の手がかりを得た。


9月×日
テトが死んでしまった。
可哀想に彼女の父は復活させようと必死で夜も寝ずに研究している。まるでとり憑かれたようだ。テト・・・君なのか?


9月×日
彼はいつの間にかテトの記憶と人格をコピーしていた。そんな装置私は初めて見たぞ。


11月×日
彼はついに黒魔術に手を出し始めた。テトもそんなことは絶対に喜ばないはずだ。気づいてくれ


12月×日
彼が死にかけた子供を連れてきた。私の制止を振り切って自分の研究結果を試すといって聞かない。
ついには私が追い出されてしまった。・・・結果は知らない。彼は語らなかった

追記、何故私はこのとき彼を殺してでも止めなかったのか悔やんでも悔やみきれない。親友として何をしても止めるべきだったのだ


676SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 19:46:45.532i0oz74u0 (1/3)

頭がこんがらがってきたksk


677SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 19:46:49.74NPhWHLRl0 (1/3)

イヤッッホォォォオオォオウ!勇者最高ー!!


678SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 22:06:29.71AdMOxYhD0 (3/4)

>>676
すいません。色々と説明が至らなかったようですね。
分からないところを言ってくだされば説明いたします。

勇者「イヤッッホォォォオオォオウ!勇者最高ー!!」

女勇者「最高だぜー」←とりあえずノってるだけ
勇者「最高ー」
女勇者「最高ー」
機械のテト「あのさ」
勇者「最高ー」
女勇者「最高ー」
機械のテト「その剣のことだけど」
勇者「最高ー」
女勇者「最高ー」
機械テト「ねぇ聞いて」
勇者「最高ー」
女勇者「最高ー」
機械テト「聞けや!!」
W勇者「!?」ビクッ
機械テト「ふぅ、その剣は魔力を吸い取るだけじゃないんだよ。持ち手の意識も奪い取るよ」
勇者「は?」
機械テト「その剣は長い間魔法と生気を吸ってきた。そして意識のような物を持ったらしいんだよ」
機械テト「持ったとき思わなかった?『早く試しに魔物を切ってみたい』って」
勇者「・・・」
確かに思った。
機械テト「その思いに全てを任せて切り続けたら主従逆転するかもよ?剣に獲物の命を吸わせるためだけに切り続ける。そこに勇者の意思なんかない剣の意思、そして人にも手を出してしまう。」
機械テト「そうならないように意思を強く持ち続けないとね。力だけを求めたりなんかしてもだめ、体が乗っ取られる。そんな経緯を持つ、そんな剣、故の妖刀だよ」
勇者「・・・」ゴクン
俺は圧倒された。これ、ほんとうにやばくね?
女勇者「>>680」


研究書
4月×日
彼が黒魔術を使ってのキメラを作る魔法陣を完成させた。
何のために使うのかと聞いたら万能活性細胞を人間に合成させるそうだ。
科学の研究じゃなかったのかと言ったら「手段なんか選ばない」らしい。テトのためだろうな。いつまでしがみ付いているつもりだ


6月×日
最近子供の失踪事件がこの辺で起こっているらしい。
私たちには何の関係もないと信じたいが彼の行動を見てるとそうとは言い切れないかもしれない。
証拠がない限り強く言えない。テト、ふがいない私を許してくれ


7月×日
見たことの無い魔物が進入してきた。人間の顔のような物が背中に浮いているように見えたがただの模様だと思い込む事にする。でないと恐ろしい事実を認めそうになるからだ
彼はそれを殺して部屋に引きずって行ってしまった。
なかなか殺しても死なない。傷口がすぐに何度もふさがっていたので興味がわいたのかもしれない


9月×日
最近宿泊施設にしたほうは客が一向に来ない。失踪事件が続いているのが理由かもしれない。
彼はどこからか実験体を調達しているため金は必要ないらしいが他の研究員は皆やめてしまった。
しかし私は彼らの行方が気になる。辞表を出した姿は見てないし、彼にやめたという事実を聞かされただけだからだ


679SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 22:25:44.962i0oz74u0 (2/3)

>>678
妖刀とは西洋剣なのかサーベルなのか日本刀なのかkwsk
kskst


680SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 22:26:38.75NPhWHLRl0 (2/3)

何か…この剣の力を抑えていられるものは無いの?


681SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 23:15:47.11AdMOxYhD0 (4/4)

>>679
見た目は考えていませんでした。なので今設定練りました。
魔力の形と持ち手の個性によって見た目と性質は変わります。ただし持ち手の意思によって変えることも出来ます。
誰も触れてないときは最後になっていた形にとどまります。
ちなみに勇者が握ると居合い切りに特化した日本刀の形に変わりました。鞘も剣が吸い取った魔法力で剣自ら作り出します。魔法って便利だね

女勇者「何か…この剣の力を抑えていられるものは無いの?」
機械テト「知らない。テトもそこまで詳しいわけじゃないもの。」
勇者「ちなみに今から所有権を手放すことは?」
機械テト「その剣相当君を気に入ったみたいだから無理かもよ。ちょっと置いて離れてみて?」
勇者「あ、ああ」
俺は妖刀を置いて10歩ほど下がる。
勇者「う、うぅぅー」
急に体中が苦しみだした。
機械テト「早く、拾って!」
勇者「あれ、直った」
剣を拾うとすぐに苦しみが消えた
機械テト「やっぱりもう遅かったね。完全にとり憑かれた」
勇者「・・・>>683」


研究書
10月×日
「フラメル、フラメルついにやったぞ」彼の喜ぶ声がした。私は彼の部屋に呼ばれてそこで見たのだ。
テトの生き返った姿だった。私は彼女を抱きしめた。泣いた。彼の研究の成功と彼女の復活に


10月○日
彼の夢はテトを生き返らすことだけではなかった。さらに高みだった。
私は喜んで彼の手伝いをする。不老不死・・・死者の復活が出来た今それすらも出来そうな気がする。



妖狐「・・・ページがごっそり抜き取られておる。」
僧侶「本当ねまるでこのページだけ人の目に付かないように破り取ったみたい」
何10ページも飛ばした後にようやく続きがあった
日付は書かれていない


682SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 23:18:03.23Tecm/sCAO (1/1)

小学生って最高だな!


683SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 23:18:15.23NPhWHLRl0 (3/3)

ヤク中になっちまったorz


684SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 23:19:59.492i0oz74u0 (3/3)

くっそー、取り憑くのが可愛いおにゃごなら最高なのに


685SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 00:04:34.663CG8wuqZ0 (1/9)

勇者「ヤク中になっちまったorz」

機械テト「もう剣なしじゃ生きていけないもんね。殺人の快楽におぼれて殺人中毒者になんないように気をつけてね」
勇者「」OTL
機械テト「さぁてと、向こうはあの人の手記を読み終わったね。そろそろ合流する頃だよ。この機械の後ろにある扉から出て行くとすぐに合流できるから」

>>687


研究書
まだ私は書く気力と理性は残っているな。
とんでもないことをしてしまった
不老不死なんてロクなもんじゃない。殺すことの出来ない化け物を作ってしまっただけだ。
理性を保ったように見えるが中身はバケモノだ。理性は解ける。テトもバケモノにしてしまった。
何で私は薬の作り方を記してしまったんだ。今すぐ破り捨てなければ
私は薬はもう回ってしまった。今に私も化け物になるのだろう。今書いているのだってもう支離滅裂な文章になっている可能性だってある
彼が連れてきた他の子供たちも同じ薬だろう。ならばその頭の中はもう化け物だ
何を考えているかなんて分かろうとするのも無駄だ
これからこれ以上犠牲者が出ないように私の魔術を持ってこの洋館を現世から切り離さなくてはならない。
次に書くときも理性が残っていることを願う。
そして誰もこの手記を見なくてはならなくなるような事態にならないことを願う





ついにやったたどり着いた。不老不死だ。テトも他の子もシワアセ
ニンゲン も ベツ イキモノ モ しなない いッショ 
ミンナ おいでよ
 
私は理性まだある。死ななきゃ、生きていてはイケナイ


妖狐「これで終わりじゃな。気味の悪い物じゃ」


686SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 01:25:18.126ay++0r10 (1/4)

ksk


687SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 01:25:43.706ay++0r10 (2/4)

勇者「あー……どうせなら可愛いおにゃのこに取り憑かれたかったなー」

これに反応した妖刀が擬人化する


688SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 01:59:26.543CG8wuqZ0 (2/9)

勇者「あー……どうせなら可愛いおにゃのこに取り憑かれたかったなー」
これに反応した妖刀が擬人化する

「にひっ、つまりはこういうのがお望みかにー?」
声がした。すぐ隣から、見ると剣の柄を握っていたはずの俺の右手はきれいな白い手を握っていた。
勇者「うわっ、何?」
反射的に手を放そうとするを放してもらえない。もちろん目線は自動的に手の主の顔へと行く。
そこにはアニメに出てくるデフォルト化された猫のようにいたずらっぽく笑っているショートカットヘアの可愛い女の子がいた。
「にひひっ、君の願い通りだにー、妖刀の意思そのものの具現化した姿だにー」
勇者「うおおぉおおぉぉぉおおおぉぉぉ、マジで擬人化したー」テンション、マックス
女勇者「妖刀って言うより魔法のステッキに思えてきたぜ。精霊?」
妖刀「まぁ名前は好きに呼んでくれにぃ、望むなら他の姿にでもなるし、君の事をご主人様と呼ぶのもいいんだにぇ?」
うっひょおおおぉおぉぉぉおおおおぉぉ
勇者「じゃあ、じゃあ>>690」

機械のテト「・・・これほんとに勇者なの?ほんとにテトたちの暴走止められるの?」



689SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 02:04:54.88JWTnNoQ/0 (1/2)

ksk


690SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 02:05:19.97JWTnNoQ/0 (2/2)

俺と女勇者ちゃんの娘になってくれ!


691SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 02:09:57.086ay++0r10 (3/4)

お前の名前はアンバーだ!そんでもってご主人様って呼んで!


692SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 16:27:10.843CG8wuqZ0 (3/9)

勇者「じゃあ、じゃあ俺と女勇者ちゃんの娘になってくれ!」

妖刀「ニヒッ、了解だにぇ、お父さん。お母さんもよろしくにー」
女勇者「え、わた、私がおか、おか、お母さん」
勇者「すっばらしーぜぇ」

女勇者「>>693」


693SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 16:27:59.73Mj2ao4eR0 (1/4)

よ、よろしくね♪(ポッ


694SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 16:53:04.673CG8wuqZ0 (4/9)

女勇者「よ、よろしくね♪(ポッ」

妖刀「にひひ♪お父さんたちを喜ばせる代わりにあたしは獲物がもらえればそれでいいんだにぇ」
勇者「獲物ねぇ、テト、黒幕だか敵だかはどこにいるんだ?」
機械テト「もう上に出てきてるころだよ。今頃他の生き人を襲いに行っているかもね」
まじかよ。

>>696


695SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 16:54:01.02Mj2ao4eR0 (2/4)

ksk


696SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 17:05:46.136ay++0r10 (4/4)

はよいく


697SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 20:21:34.113CG8wuqZ0 (5/9)

はよいく

勇者「じゃあ行くか、リバーディウス、剣の姿にもどれ」
妖刀リバーディウス「にひっ、ようやく血が吸えるにぇ」
俺は思った。そうだこいつはどんなに可愛くとも血を吸う妖刀なんだ。
機械テト「頼んだからね。お願い殺して"私"を、皆を、」
女勇者「おう、私たちに任せろよ。な、勇者」
勇者「あぁ、俺もこれであいつらを守る側に立てるからな」
女勇者(よほど影薄かったんだろうなぁ。あとで私たちのほうに勧誘でもしよっと)
タッタッタッタッタ
俺たちは扉を開けて走る。

妖狐たち視点
『キャハハハハハ』
妖狐「くそっ、これが研究の成果ってやつかや。とんだ成功じゃな」
わっちたちは研究書を読み終わってすぐにこの部屋を出たのじゃが、そこで色々な武器を持った子供たちに囲まれて襲われておるところじゃ
魔法使い「ただの凶暴な子供ってだけならまだしも不死身はきついねぇ」
魔法使いが呪文を唱えながら愚痴る。軽い口調に反してなんだかきつそうだ
盗賊「お前はきつかったら休んでもいいぞ。この世に完全も絶対もねえさ、やり続けていればいつかは殺せるはずだ。」
何回殺しても死なない子供に30回目の致命傷を負わせる
テト「アハハ、またトモダチが増えるよ。君たちもフジミになろうよ」
弓兵「断る。」
弓を放つ、しかしこの狭さでは使いづらいことこの上ない。短剣に持ち帰るが動きはぎこちない
僧侶「弓兵も無理はしないでね。それっ」
僧侶も杖で殴ったり呪文で戦ったりしているが、万能活性細胞のせいなのか何度でも再生してゆく。

そのときどこからかよく見知った声がした
>>699


698SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 20:58:11.60zmJt9ygAO (1/2)

ksk


699SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 20:58:16.490QPH/oLEo (1/4)

>>523の魔物「ククククク、ハーハッハッハ!!随分楽しそうじゃないか。身動きできなくせれば良いのだろ?『災厄呪文【占欲の釘】』。…そこのマガイモノ。全員、昆虫標本のように磔刑だ。」



700SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 20:58:36.40Mj2ao4eR0 (3/4)

戦死


701SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:03:41.183CG8wuqZ0 (6/9)

>>699

>>1だが魔物が助けに来てくれたって認識でおk?


702SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:08:02.380QPH/oLEo (2/4)

魔物「べ、別にお前らを助けに来たわけではないんだからな!勘違いするな!勇者を倒すのはそんなマガイモノ共でなくこの俺だ!!」って感じ?

端的に言ってベ○ータですな。


703SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:41:44.803CG8wuqZ0 (7/9)

魔物「ククククク、ハーハッハッハ!!随分楽しそうじゃないか。身動きできなくせれば良いのだろ?『災厄呪文【占欲の釘】』。…そこのマガイモノ。全員、昆虫標本のように磔刑だ。」

あのときの魔物が現れてすぐ呪文を唱えて子供たちを動けなくする。
弓兵「貴様、あのときの」
魔物「クックック、勘違いはするなよ?楽しそうだったから来たまでだ。俺の手で勇者を倒したかったのにこんなマガイモノどもに殺されちまうのはシャクなんでなぁ。」
僧侶「でも勇者はここにはいないわよ?」
魔物「ふんっ、言っただろう?楽しそうだったから来た。俺は生まれてこのかた戦うことしか頭にねぇ。」
魔物「って言うか待つのが暇だった!勇者を追ってこんなとこまで来たってのによぉ、ここらへん戦って楽しいやつもいねぇんだよ。」
妖狐「要するに戦闘狂で戦いに来たけどその楽しみがなくなって暇になってわざわざ助けに来たと」
魔物「勘違いするな暇だっただけだ!」
妖狐「あってるじゃないかや」
魔物「勘違いするな遊びに来ただけだ」
僧侶「もう何でもよくなってきたわ」

①キメラたちが出てくる
②子供たちが自力で抜け出してくる
③魔物がこちらに不意打ちしてくる

>>705

ベジータ無視ってすまん。このキャラがやりたかった


704SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:42:33.05Mj2ao4eR0 (4/4)

ksk


705SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:44:40.570QPH/oLEo (3/4)

問題ない。①


706SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 21:47:19.630QPH/oLEo (4/4)

あ、ちなみに呪文の効果は「文字通り釘で釘付け」でお願いします。


707SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 22:23:43.783CG8wuqZ0 (8/9)

①キメラたちが出てくる

「グルルルルルルルォォオォオォォオオオオォォオオオオオオ」
どこからとも他も大量にキメラが流れ込んできた。
コドモ「ヨウやくキタネおそイヨ」
子供「でもこれで全部、もう残ってないね」
こども「オトナッテ役にタツノカ立たないのかヨクわかラナイ」
妖狐「やはりこのキメラどもはここの研究員だったのかや」
盗賊「さあな。もうこうなっちまったらどっちでもいい気がするぜ」
魔法使い「違いないねぇ。どの道死んだほうがマシな状況だし」
魔物「ふん、低級が思い切り楽しんでやろう。」
魔物は言うが早いが一番近いキメラに拳を振り下ろす。グシャア顔面がつぶれて倒れる。
戦いを楽しむためかさっきの磔呪文は使わないようだ。
妖狐「わっちも楽しむとしようかの」
妖狐は尻尾を一振りして部屋に合わせてそれほど大きくない狐に姿に変わる。
爪、牙、蹂躙し破壊し楽しむ
魔法使い「上級火炎呪文」
キメラのうちの一体を焼く、
盗賊「ほれ、もう一体」
盗賊も次々にキメラを串刺しにしてゆく
しかしキメラの数は多く皆は圧倒される。
子供「もうすぐだね」キャハハハハ
「なにがもうすぐだって?私たちを見くびるんじゃねえぜ」
「皆伏せろ!!いくぞリバーディウス」
ブンッ、ドゴオオオォオォオオオ
『ギャアアァアアァ』
現れたのは勇者たちだった。勇者と女勇者とネクロマンサー
勇者が妖刀を振ると近くにいたキメラが一掃された。
勇者「すっげえなこれ」
妖刀「ニヒッ、ただ遠距離は魔力を大量消費するから気を付けくださいにぇ」
剣が喋る
妖狐「勇者、遅いんじゃまったく」
弓兵「勇者(女)大丈夫か?なんかされてないか?」
女勇者「最高だぜ。私もう何も怖くない」
ネクロマンサー「それ死亡フラグになってるぅ逆にぃ」
僧侶(何が逆になのかしら)
勇者「途中で拾った。剣もネクロマンサーも」
しかしキメラはまだ大量にいる

>>709


708SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 23:24:21.87ZncqfApDO (1/1)

ksk


709SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 23:27:48.61zmJt9ygAO (2/2)

弓兵が突然女勇者の額を矢で射抜く。
魔物「何だもう気付いたのか、つまらん」


710SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/29(木) 23:59:36.723CG8wuqZ0 (9/9)

今見返してきたらこの魔物一人称「私」だった。性格もちょっと違った

ドサッ、何かが倒れる音、それは女勇者が床に崩れる音だった。
見るとその額には矢が突き刺さっていた。
僧侶「え、弓兵!?」
「何だもう気付いたのか、つまらん」
声がした"女勇者だったもの"から
それはすでに魔物を形どっていた。
変身していた魔物は矢を抜くと立ち上がる。
幻影使いの魔物「何故気づいた。そっちにいる裏切り者が教えたのか?」
それはこっちの魔物を指差していた。
魔物「知らないな。私は勇者と楽しむために来たんだ、不意打ちはしないし貴様らみたいなつまらんやつらも知らん」
弓兵「何故気づいただと?私が勇者(女)を偽者などと間違えるわけがないだろう」
弓兵は冷たい目で魔物を睨みつける。その瞳の置くには静かに燃える冷たい炎があった。
妖狐「ならば勇者とネクロマンサーも偽者じゃな。正体を現わしたらどうじゃ」
幻影使いの魔物「違うな。こいつらは俺が作り出しただけだ。本物の潜在能力をフルにコピーしてな」
その二人の幻影が構える。
魔物「貴様は相変わらず自ら戦ってくることはしないな。これだから幻影魔法を使う奴はつまらないんだ。嫌いだ」
幻影使いの魔物「ふっ、同じだよお前と、殺すのが楽しくて楽しくたまらねえんだ。お前ら、やれ。」
二人だけでなくキメラまでも一緒に襲ってくる。

>>712


711SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:11:04.89yiRkygZDO (1/1)

KSK


712SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:11:12.08/wygHYUX0 (1/2)

一方その頃、本物の勇者と女勇者のもとには業を煮やした魔王様が降臨していた


713SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:38:23.11swjvNqyX0 (1/4)

一方その頃、本物の勇者と女勇者のもとには業を煮やした魔王様が降臨していた

ということで勇者たち視点
勇者「まったく、あいつらはどこに行ったんだか。」
女勇者「どこに"行った"のは私たちだけどな」
勇者「・・・それもそうかって、元はといえばお前が駆け出したから」
妖刀「でもそれがなかったらお父さんはあたしと出会えてなかったにぇ。にひひ♪」
女勇者「結果さえよければ何でもいいぜ。な?」
勇者「残念ながら結果はまだでていない。」
女勇者「アッハハ、違いねえぜ」
女勇者は笑いながら仲間を探している勇者の手を握る。
女勇者「こっから出たらさっきの返事聞かせてくれよ?」
勇者「・・・・・・出たら、な///」
妖刀「お熱いにぇ、二人とも?ニヒヒ」
あの告白を思い出して顔が赤くなる。しかし手は離せない。
ドガアアアン
勇者「うおっとと、」
女勇者「うわっ、」
揺れる、しかも大きい地震か?
見ると天井に穴が開いてる。
まるで何かが降ってきたような。
何が?その答えは前に
「勇者ちゃああああああん」


714SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:47:44.45swjvNqyX0 (2/4)

勇者「」
勇者「こ、この声は・・・」
女勇者「知り合いか?もしかして私ら助かったのか?」
勇者「助かったどころか考えうる限り最悪の展開だ。」
妖刀「向こうにさらに大きな魔力反応だにぇ」
やばいやばいやばい。第六感や虫の知らせ、予感、悪寒、全てを総動員して体中が悲鳴のような、いや悲鳴そのものの警鐘を鳴らす。
そこにいたのは、嗚呼無情嫌な予感は大当たり魔王だ。魔王どころか鬼神のような邪神のような顔をして立っている
魔王「なぁにやっているんだよおおぉぉおおおぉぉおお」
勇者「ひいいぃぃいいいぃぃいぃぃぃぃぃいいいいいいいぃぃいいいいいぃぃいいいいいやあアァああぁあああぁあぁぁぁぁぁぁああ」
魔王「え、何?ボクを『俺のもんにする』とか言っておきながら浮気?へぇ、死ぬ覚悟はできているんだよなあああぁぁぁあああああ」
勇者「うわわわわわわわわわわわわ」(死ぬ!殺される!確実にお陀仏だ)
女勇者「なんだよお前。"私"の勇者に何かようか?」
勇者「うわわわわわわ、女勇者何言っているのおおぉぉおおぉ?」(あわわわわ、敵意むき出しだ。相手の力量を知ってか知らずか完全に敵意むき出しだ。)
魔王は人にしか見えないし子供だし普通の服装だし女勇者の目にどう映っているかなど嫌な方向しか思い浮かばない
魔王「うん。じゃあてめぇから血祭りだ。あぁ?」
勇者(口調と性格が変わっている!?もしかしてあれが魔王の血か?こええぇぇええぇ)
女勇者「やってみろよ。冷静さを失って勝てる相手に見えるか?」
勇者(売り言葉に買い言葉じゃねえか。しかも挑発しまっくてる。誰かとめてぇ)
って俺がやるしかねえのか
あんな魔王可愛くないから魔王じゃない。と言ってもどうすればいいんだ。どうすれば止められんだよ説得?
一か八か

勇者「>>716」

このイベント洋館から脱出したらやるつもりだったんだけどまた来る前に来たかww
今日はもう寝ます。おやすみ


715nausea flame - 神藤天郎2011/12/30(金) 00:50:41.46woXGSz6q0 (1/2)

ksk


716SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:50:48.48/wygHYUX0 (2/2)

すまない、俺はもう女勇者と結婚して人生を添い遂げると決めたんだ!


717SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 00:50:55.72woXGSz6q0 (2/2)

血祭り…?そうだ!
上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!
上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!....
今の内に逃げるぞ!上X下BLYRA!上X下BLYRA!上X下BLYRA!....


718SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 19:08:15.04swjvNqyX0 (3/4)

勇者「すまない、俺はもう女勇者と結婚して人生を添い遂げると決めたんだ!」

勇者(あぁ、俺、なに言っているんだろう。サヨナラ現世、コンチハ来世)
女勇者「ありがとうだぜ。これからもよろしくな」
女勇者は嬉しそうに抱きついてきた。
魔王「いい度胸じゃないかあぁぁあああぁぁ」
あぁ、俺はホント大変なことを口にしちまったなぁ
勇者「リバーディウス、出番だ。って抜けない!?」
妖刀「怖いので出ません。ご了承を」
勇者「できねぇよ。口調まで変わるほど怖くねぇだろ。俺と力合わせりゃ勝てるって」
妖刀「マナーモード、マナーモード」ガクガクブルブルガクガクブルブルガクガクブルブルガクガクブルブル
勇者「妖刀ともあろうものがなに怖がっているんだああぁぁぁあぁあああ」
しかもちゃんと震えているし、人格なんて願うんじゃなかったかも
女勇者「そんな怖がるもんでもないだろ。こんな子供」
魔王「超究極攻撃特化暗黒魔法零式、」ゴゴゴゴゴゴ
やばいやばいやばい、何かすごいの唱えてきた。
魔王「冥府の掟に従いこの二人の魂を導けグロウ・・・」
魔王が唱え終わる瞬間
「ちょ、ちょっと魔王様勇者様を殺すのは流石にまずいですって、」
魔王「大丈夫だよ部下殺すのはこの女だから」
部下と呼ばれたメイドみたいな格好の女が魔王の前に立ちふさがる。
部下「ダメですよ。女勇者様も私たちには必要なはずでしょ?」
魔王「お姉ちゃんどいて!そいつ殺せない!」
部下「部下です!二人とも計画に必要なんでしょう?殺すのはダメですよ」
魔王「計画?貧乳保管計画でしょ?」
部下「違いますよ。まだ諦めてなかったんですか!」
魔王「むぅ、ちょっと落ち着いたよ。まぁ、確かに勇者ちゃんは人間だもんね・・・」
勇者(可愛い顔して切なげに俯くなよ・・・)
ちょっとドキッとしちまったじゃねえか。罪悪感が・・・

女勇者「>>720」


719SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 19:20:39.93015pGCvz0 (1/1)

まさか……二股!?


720SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 19:20:56.805FJSLwJQ0 (1/2)

これからもよろしくね♪勇者


721SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 22:48:24.10swjvNqyX0 (4/4)

女勇者「これからもよろしくね♪勇者」

勇者「ええい!このタイミングで抱きつくな」
妖刀「ニヒヒ♪お熱いにぇ二人とも」
勇者「やめて、お願いだからやめて」
魔王「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
部下「ま、魔王様?お、お二人とも魔王様を刺激しないでくださいよ。」アセアセ
女勇者「魔王?勇者この子魔王なのかよ?」
勇者「そうだけど、って言うかそうだからこそ刺激しないで」アセアセ

女勇者「>>723」


722SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 22:52:22.68k1QyMt2AO (1/1)

帰れよ、ブス。


723SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/30(金) 22:52:53.735FJSLwJQ0 (2/2)

魔王が…こんなところに来ていいのか?


724SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/31(土) 01:49:59.27V9h2U+8U0 (1/3)

女勇者「魔王が…こんなところに来ていいのか?」

魔王「大丈夫だよ。ボクは魔王に見えないし、君ほど弱くもないもの」ニヤリ
部下(黒い笑みですね。)
女勇者「私たちは勇者ですよ?忘れているんですか。"魔王"」
魔王「君たちだって旅立ったばかりでしょ?"似非"勇者」
勇者「怖すぎて近寄れない」
部下「同じくですよ勇者様。こうなってしまっては止められません。」
少し離れて見守るしか出来ないからなぁ
勇者「ホントこんなところに来てよかったのか?・・・部下・・だっけ?」
部下「コアと申します。龍神一族の出なんですよ。」
彼女は人の姿をしていた。もしかして龍の姿にもなれるのだろうか敵にしたくねぇな
部下「ちょっとした魔王様のわがままですよ。ホントはこんなメンドクサイことしたくはないんですけど魔王様がどうしても会いに来たいとおっしゃられて」
勇者「へぇ、大変だねあんたも。ところでそんな高貴な一族の出なのになんで魔王なんかの部下に?」
部下「幼馴染でよく遊んでましたからね。龍と魔王と狐なんて異色の組み合わせな三人組でしたよ。」
狐?ってかあっちが激化してる

>>726


725SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/31(土) 01:55:41.88HGIge2l90 (1/1)

ksk


726SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/31(土) 01:55:48.19TjA49v3d0 (1/2)

そんなことより仲間のもとへ急げ


727SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/31(土) 02:20:30.14V9h2U+8U0 (2/3)

そんなことより仲間のもとへ急げ

勇者(それもそうだな)
勇者「なぁ、俺はピンチになっているであろう仲間のところに向かいたいんだが」
部下「そうですね。それがいいでしょう。どうかご武運を」ニコッ
勇者「女勇者、行くぞ」

女勇者&魔王『うるさい(よ)!今いいところ(だ)(なの)!!』

部下「一人で大丈夫でしょうか?なんなら私もお供しますよ?」
勇者「別に大丈夫だよ。なぁリヴァーディウス?」
妖刀「今度こそ血が吸えるにぇ。あたしは魔力さえあれば無限の力が出せるからにー、君となら世界征服ぐらいできるかもに、ニヒヒ♪」
勇者「勇者の武器のセリフじゃねえよ。」
妖刀「妖刀なんだからしょうがないにー」
勇者「違いねぇか」クッククク
妖刀を手に走る俺が見た光景は

>>729


728SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/31(土) 02:26:52.35TjA49v3d0 (2/2)

ksk


729SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2011/12/31(土) 08:47:56.590sWkiG3ro (1/1)

魔物と妖狐が笑いながら戦っていた。その周囲にはキメラだったらしき肉片が飛び散っている

他のパーティーメンバーは司会盗賊解説弓兵で観戦モード


730SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2011/12/31(土) 14:28:00.13V9h2U+8U0 (3/3)

>>729

>>1だがその魔物ってどっちの魔物?


731SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2011/12/31(土) 23:56:33.40NNRxdY860 (1/1)

えー>>729の人が来ないし、再安価するならこれで

正気を失い黒い九尾になった妖狐と屋敷の何処かに逃げた幻影使い(MP0)
VS
弓兵と僧侶とネクロマンサーとメサイアモード(笑)の盗賊本人と魔翌力切れのリリィとツンデレ魔物


732SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 00:14:40.267BTvAXdm0 (1/12)

勇者「あけましておめでとうございます」フカブカ

勇者「年明けだし、ちょっと挨拶と言うか番外編でもやりますのでそれが終わるまでに>>729がこなかったら再安価で書きます」


733SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 00:22:39.18nNMSnEXr0 (1/1)

あけおめー


734SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 00:25:24.777BTvAXdm0 (2/12)

妖狐「おう、主よとりあえず「あけおめ」じゃ」

勇者「何故に略したし」

妖狐「いいんじゃよ。こんなの廃れた文化じゃ・・」

勇者「仮にもお前は"神道"の"八百万の神"がモチーフなんだから神道の教えである元旦ぐらい疎かにすんなや」

妖狐「それにしては仏教であるお寺と、神道である神社に行く人が分かれるのはどういうことかや?」

勇者「最近の人は神社とお寺の区別がいまいちついてないどころか知らない人ばっかりだからな、それ関係の仕事についている人ですら答えられるのかどうかだし・・・」


735SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 00:49:40.867BTvAXdm0 (3/12)

僧侶「それは見くびりすぎです。私はそんぐらい分かりますよ。」

女勇者「この世界教会しかないから仏教も神道もお寺も神社もないはずだぜ?」

僧侶「それは言わないお約束ですよ。」

勇者「二人ともあけおめ、ドラクエの世界ってどうなんだろうな。教会って言うとキリストっぽいイメージがあるけどな」

妖狐「早速略してるじゃないかや・・・」

僧侶「クスッ、あけましておめでとうございます。キリスト以外にも教会の概念はあると思うのですが・・・どうなんでしょうね?私はよくは知らないんですよね。キリスト教徒ではないものでね」

女勇者「あけましておめでとうだぜ!勇者、今年もよろしくな。そういえば、僧侶ってなんか宗教入ってるんだろ?僧侶だし」

勇者「なんだ聞いてねーのか?」

僧侶「そうですね。私は『星の智慧派』に」

勇者「邪教じゃねーか!新年早々クトゥルフネタだし」



736SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 01:07:58.367BTvAXdm0 (4/12)

弓兵「今更だが、分かる人いるのか・・・そのネタ」

勇者「>>1が書きたいこと書き連ねてるだけだしいなくてもいいだろ」

僧侶「ついに言っちゃいましたね。弓兵もほら、あけまして」

弓兵「む、あけまして・・おめでとう、だ」

女勇者「ホント弓兵はそういうこと言わねーよな。この間だって誕生日プレゼント無言で渡されても分からねえぜ。」

弓兵「普通・・・分かるだろ」

勇者「誕生日だからって無言はよくねえだろよ」

女勇者「そういうことだ。せめて誕生日とかプレゼントとかそんぐらい言ってほしいぜ。さすが勇者よく分かってる」


737SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 01:40:55.607BTvAXdm0 (5/12)

盗賊「あけおめ~、まだ普通にもらえるだけマシだぜ」

盗賊「魔法使いなんて誕生日プレゼントからクリスマスプレゼントまで全部顔に向けて投げつけてくるぜ」

盗賊「バタコさん並の命中率で、しっかり当ててくるからな」

勇者「何か壮絶だな。今日もやつれてるし、どうした」

盗賊「昨日の夜から2日間寝ないでトランプをずっとやらされていた・・・」

弓兵「2日・・・」女勇者「ずっと・・・」僧侶「寝ないで・・・」勇者「マジかよ」

妖狐「面白そうじゃな。わっちも乱入するべきじゃったな。勇者連れて」

勇者「勘弁してくれ・・・」

盗賊「あいつは自らに眠くならなくする呪文かけまくったのに、俺には眠くなる呪文かけて眠るたびに尻ぶったたかれて起こされた。それをあいつのMPなくなるまでやられた」OTL

皆「うわぁ」

魔法使い「呼んだかい?」

盗賊「うぎゃあ!?」

盗賊「もうトランプ勘弁してぇ」

魔法使い「震えてる。おんもしろぉい」

勇者(怖い。何かキャラ変わってない?)

魔法使い「あけましておめでとうだねぇ。皆大晦日は楽しんだかい?」

盗賊「ゼィゼィヒィィヒィイ」

皆「少なくとも盗賊は楽しんでなかったろうな」


738SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 02:17:45.697BTvAXdm0 (6/12)

リリィ「・・・あけまして・・・おめでとう」

勇者「おぉ、リリィあけおめ、お前は楽しかったか?」

リリィ「」コクン

リリィ「ソバ・・美味しい」

勇者「よかったな」ナデナデ




739SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 03:14:06.177BTvAXdm0 (7/12)

魔王「ボクの勇者ちゃんあっけおめー」

勇者「魔王あけおめ、いいのか?また来て」

魔王「めでたいからいいんだよー。勇者ちゃんたちに会いたかったのもあるんだもの」

女勇者「あぁ、魔王、あけましておめでとう。こんなところにいたら誰かに退治されちゃうかもよ?」ゴゴゴゴゴ

魔王「あ、誰かと思ったら弱っちい似非勇者じゃん。あけましておめでとうだよ」

魔王「大丈夫だよボクを倒すには少なくとも"君の何十倍も強い人"が何人も必要だしね?まぁ君より強い人なんてそうそういないんじゃない?君はそう信じてるみたいだし」ゴゴゴゴゴゴゴ

女勇者「私はそんな慢心はしてないぜ。あんたこそそんな慢心をしているとすぐに首掻っ切られちまうぜ?」

魔王「いいねぇ早く来てくれないかな。強い人と戦わないから最近退屈でさぁ。早くおいでよ待っているからさぁ」

女勇者「って言うか『ボクの』ってどういう意味だよコラ」

魔王「そういう意味だよ。勇者ちゃんはボクのなの、君みたいなガサツな子には出番はないんだよ」

女勇者「それはこっちの話だぜ。お前だって魔物じゃねえか魔物と子供に出番はねぇよ」

魔王「こう見えても人間の平均寿命の倍以上生きていますよ。勇者ちゃんも言ってよ勇者ちゃんの嫁はボクだよね?ねぇ、勇者ちゃん?」上目遣い

女勇者「勇者は私にこ、告白してくれたぜ。私が勇者の嫁に決まってんだろ。なぁ、勇者?」

魔王「ねぇ勇者ちゃん」

女勇者「なぁ勇者」

魔王「ねぇ勇者ちゃん」

女勇者「なぁ勇者」

勇者「コアちゃんあけおめ!魔王はホント元気だよね」

二人「逃げるな勇者!」

部下「ホントパワフルですよ。夜中ずっと百人一首を10人ほどでやっていたというのに、あ、あけましておめでとうございます」


740SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 03:35:08.817BTvAXdm0 (8/12)

妖狐「二人とも久しぶりじゃのう」

部下「あ、お久しぶりです。それとあけましておめでとうございます」

魔王「うあーんキツネちゃん会いたかったよう。」ボフッ

女勇者「あっお前も逃げんな」

妖狐「まったくじゃ。わっちも会いたかったぞ。あの頃は同じ背だったのに今じゃわっちのほうが高くなってこうして主を抱っこすることも出来るからのぉ」ヨシヨシ

勇者(なにこいつら可愛い)

部下「なんだか3人で仲良かったあの頃に戻ったみたいですね」

勇者「前言っていた幼馴染の狐って妖狐のことだったんだな。ほんと仲よさそうだな」

部下「そうですね。あっ、2人ともそれは私の得意分野ですよぉー」


741SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 03:54:18.077BTvAXdm0 (9/12)

妖刀「あけおめだにー、もしかしてあたしが最後だったりするかにぇ?」

勇者「うん。そうなるな」

妖刀「そうかにぃ、じゃあこれで全員揃ったにぃ」

戦士「あけお・・」

勇者「今年は出てくんな」ゲシッ

戦士「ゲボッ」


742SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 04:09:49.117BTvAXdm0 (10/12)

勇者「それでは皆さん」

勇者「あけましておめでとうだ」

妖狐「あけましておめでとう、じゃ」

盗賊「あけましておめでとう」

魔法使い「あけましておめでとう」

女勇者「あけましておめでとうだぜ」

僧侶「あけまして、おめでとうございます」

弓兵「あけまして・・・おめでとう」

ネクロマンサー「あけおめぇー」

リリィ「・・・あけましておめでとう」

妖刀「あけましておめでとうにぃ」


一同「今年もよろしくお願いします」




743SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 04:27:33.607BTvAXdm0 (11/12)

と、言うわけで長い挨拶でした。全て書き上げんのに4時間とかないわー


744SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 04:37:42.73xHaZ0eED0 (1/3)

あけましておめでとうございます
妖狐は八百万の神っていうより稲荷大明神じゃないかな?


745SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 05:01:08.677BTvAXdm0 (12/12)

>>744
それもモチーフの一つと言うか、え、マジで?稲荷大明神も八百万の一種じゃなかったのか
八百万ってのは「全ての生き物や物体に宿る神」だと記憶していたし、だったら稲荷大明神も、え、あれ、あれ、あれ?・・・神道であることに変わりない。キリッ
すいません。ずっと八百万の神の一員だと思っておりました。



正気を失い黒い九尾になった妖狐と屋敷の何処かに逃げた幻影使い(MP0)
VS
弓兵と僧侶とネクロマンサーとメサイアモード(笑)の盗賊本人と魔力切れのリリィとツンデレ魔物


妖刀を手に走る俺が見た光景だが凄惨なものだった。ところどころに傷がついており、仲間たちもすでにボロボロだった。

疲れ切った様子でなおも弓を構える弓兵、MPが切れたのか苦々しい表情をして祈るように手を目の前で組んでいる僧侶、何かの本を片手に呪文のようなものを詠唱しているネクロマンサー、再び厨二モードになっている盗賊、少し離れて身を守っているリリィとそれを守るかのように立っている洋館の前で会ったあの魔物
それらが対峙してるのは

勇者「妖狐・・・か?」

放心して漏れた言葉、それに全員が振り返る。
妖狐のように見えるそれは一度見たあの巨大な九尾の狐、しかし尻尾が全部真っ黒になっていた。
妖狐「グルオオォオォオオオォォオオオオオオ」
それが新しく見つけた標的である俺に立ち向かってくる。
勇者「え、どういうことだよ?この状況ってうわっ」
ネクロマンサー「ちょっ、やべぇ、守れ」
ネクロマンサーが詠唱を中断して俺に向かって手をかざす。
床が盛り上がり死体が妖狐のようなものの行く手を阻もうとするが、巨体は簡単に踏み潰してしまう。

>>747



746SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 05:56:58.104STyF/eDO (1/1)

ksk


747SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 05:57:12.35xHaZ0eED0 (2/3)

魔王と女勇者、部下も駆け付ける
魔王が身を挺して妖狐を押し留め、語りかけ宥めて落ち着かせる
その姿を見て、女勇者も魔王の実力を認め、魔王も頭を冷やして女勇者を対等な恋敵と認め和解する
そして、二人で勇者に対し恒例の「どっちにするの?」をおっぱじめ火の粉を浴びせる


748SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/01(日) 06:07:52.64xHaZ0eED0 (3/3)

>>745
八百万の神と書くとなんか有象無象ひっくるめてって感じなので
頭一つ抜きん出た感じで稲荷大明神の方が良いかなと思いました


749SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/02(月) 04:54:21.94Lj42lVSW0 (1/2)

>>748
納得、>>734では「八百万の神の一員」と言う意味で使っておりました。
・・・自分の知識間違ってなくてよかった


>>747
長いので数レスかけます。その間にも色々安価つけるかもなのでご了承ください

黒狐「オオォオォオオォォオ」
ドガッ、バキッ
床から出てきた死体(ゾンビ)は一瞬で踏み潰され、弾き飛ばされる。
ネクロマンサー「うそぉ、やっぱりぃ陣も踏まずに作り上げたのは弱ぃ」
勇者「リバーディウス、盾になれ!」
妖刀「ぶー、あたしは刀だよ。剣だよ。盾じゃないー」
しかし持ち手が死んでは元も子もないのか、それとも命令には背けないのか俺の魔力を吸い取って盾になる。
ガキッ
黒狐「ガッ!?ウルルゥウウゥゥ」
黒狐の前足を防ぐ。黒狐は一瞬驚くが力は弱めなかった
巨大な盾だ。それでも不思議と重さはない。魔法の力ってすげー
勇者「おい、どういうことだよこれ」
他の仲間たちは武器を手に(一人武器が手になっているが)構えているが、顔には「やっていいのか?」と言った感じの躊躇い、もしくは困惑があった。
確かに俺の妖刀にも困惑しているだろうが、みんなのそれはこの黒狐に向けられているだろう。
勇者「誰かこの状況に説明をくれ!っ」
盾で防いだまま言う、しかし誰も呆然としているのか答えない
妖刀「右から来るにっ」
前足の片方を盾に乗せて押しつぶそうとする一方で反対側の前足が横からなぎ払おうとしてくる。

>>751
避け方を(>>747の流れにそるつもりなので黒狐が妖狐に戻るなどはお避けください)


750SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/02(月) 12:06:33.97DH2Yjezd0 (1/1)

盾が横にも伸びる


751SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/02(月) 12:06:57.56qpNh1XXm0 (1/2)

跳躍して薙ぎ払いを飛び越える


752SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/02(月) 22:04:27.72Lj42lVSW0 (2/2)

今日初詣行ってまいりました。せっかくだし稲荷大明神に色々願ってきました。
それと、初夢に大きな九尾の白狐が出てきました。きっと妖狐が「もっとペースを上げてとっとと書きんす、それとわっちをもっと可愛くな」とでも言いに来たのでしょう。


跳躍して薙ぎ払いを飛び越える

弓兵「何をしている。避けろ!」
言われなくても分かってらい。
勇者「おぉおおぉぉぉおお」
力を込める。盾を持って足を上に跳ね上げる。
黒狐「グルオォ!?」
一瞬バランスが崩れかけ、それを直そうとしたとき一瞬の隙が生まれた。
その一瞬に後ろに跳躍し、距離を一気にとる
勇者「おい、盗賊、状況説明してくれ、これ妖狐なのか?」
盗賊「え、ハッ、悪い。えーとだな妖狐だってのはあってるが、えーと分からん」
そのなんて言っていいのか分からないといった風の盗賊に僧侶がちゃんとした解説を入れてくれる。

僧侶「はぁ、>>754」


753SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)2012/01/02(月) 22:05:21.29qpNh1XXm0 (2/2)

ksk


754以下、あけまして、おめでとうございます2012/01/02(月) 23:57:14.61Mtpb1STAO (1/1)

ggrks


755以下、あけまして2012/01/03(火) 01:43:34.90JINT4ABB0 (1/1)

僧侶「はぁ、ggrks」

勇者「グーグルねえよ」
僧侶「じゃyhr(ヤフれ)」
勇者「ヤフーもねえよ。ってかネットどころかPCすらないから」
妖刀「マジレスしてる場合じゃないにぃ。それどころかまたやってきたに」
その通り黒狐がまた突進してくる。
唯一の救いはあのおかしな術を使ってこないことだな。ってかあのバーサーカーモードで使われていたら一瞬でミンチだったな。
魔物「幻覚を使う魔物だ。何かを見せられていたのか、幻覚呪文をかけられてから尻尾が黒くなり見境無く攻撃してくるようになった。」
突進してくる。避ける。
突進してくる。受け流す。
勇者「操られていると言う可能性は?」
魔物「私の見る限り"あんなの"ごときじゃ操ることなど土台無理な話だろう。と言うかお前は何故今頃来た」
勇者「いろいろあったんだよ。ってかお前何故いる。」
魔物「色々あってな。本来だったら今すぐ戦いを申し込むがこの状況ではな」
突進してくる受け流す。
勇者「で、妖狐が変身する姿をまんま見てしまったから攻撃できずにいると」
魔物「私は戦いたいと何度も言ったがこいつらが」
弓兵「当たり前だ。男勇者、こいつは貴様の大切な連れだろ?」
勇者「あぁしかし俺を助けるぐらいしてくれてもよくないか?」
避ける避ける受け流す
皆「何故か体が動かないー」棒読み
勇者「はぁ!?」

①女勇者たちが来る
②その他(同レスで何か)

>>757


756以下、あけまして2012/01/03(火) 03:00:18.45JEd24ZPDO (1/1)

ksk


757以下、あけまして2012/01/03(火) 03:00:22.40l2yeZTjD0 (1/1)

1


758VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/06(金) 14:21:29.10B9rme1dI0 (1/1)

①女勇者たちが来る

勇者「リバーディウス、突破口的なのはないのか?」
妖刀「あたしはぜんぜん分からないにぇ」
くそっ、どうする。どうする。こうやって受け流し続けて、妖狐に戻るのを待つのか?そんな保証もないというのに
妖刀「油断禁物、上だにっ!」
ふっ、と影が刺す。飛んだのか、後ろに下がろうとしてももう遅い。

押しつぶされる。

俺は目をつぶった


759VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/07(土) 23:35:50.98I4dQVG320 (1/1)

「防御結界、7式 跳ね返りの防御壁(カウンター)」
俺を囲むようにしてドーム状の半透明な防御壁(バリア)が張られた。
黒狐「ぐるおぉ!?」バチン
黒狐がバリアに触れたとたん跳ね返り吹っ飛んだ。
部下「大丈夫ですか?勇者様。」
暗がりから部下たちが現れた。どうやらバリアを張ったのは部下のようだな。魔力を使った直後特有の残気が出てる。
勇者「すごい術だな。なんだよ今の」
部下「私が使える魔法は防御系のみですが、それなら魔王様以上だと自負しております。」
防御呪文ってのは実際はめんどくさい術式が必要だが、口に出すだけで意識内に術式を形成させることが出来るのは天才に近い
女勇者「大丈夫かよ勇者!あの馬鹿でかいのがやったのか?」チャキ
女勇者が剣を構える。
儀式用と見間違えるような綺麗な装飾がされており、「tutela quod vox(加護と力を)」という文字が彫られていた。
つかの先端に紋章つきの宝石が埋め込まれており、構えると同時に光を放った。
魔剣か・・・作る過程で魔力をこめられている剣だが魔法を使うわけではなく、魔力の助けによって筋力のない子供でもそれなりの攻撃力を持って扱うことが出来るようになっている剣。
魔力がこめられているのはあの宝石か。だとしたらあの紋章は魔力の増幅か、ただの国かなんかの紋章とかってどうでもいいか
ちなみに妖刀との違いは剣自体意思なんて持たない、持ち手にリスクはない、持ち手を選ばないってところだ。
と解説したところで本編に戻ろう。


760VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 00:39:08.89HB9S1k/10 (1/8)

黒狐「グルゥ? オオォオオォオ」
黒狐が女勇者に向く、女勇者が敵意を向けたからだろうか
女勇者「来いよ化け物。私の剣のさb - キャ!」
魔王「キツネちゃん!?」ドガ
魔王が決め台詞っぽいのを言おうとした女勇者を跳ね飛ばして黒狐に駆け寄る。
黒狐はまた現れた獲物を襲おうとする。
突進してくる。魔王は防御するのも避けるのも、そんな素振りがない。
勇者「魔王!?」
俺はまた妖刀を構える。もちろん何も考えていない。勇者としての反射神経か魔王の前に立ちはだかろうとしてしまう。
部下「だめです勇者様。」
勇者「え!?」
部下「魔王様を見守ってあげてください。手は出さないであげてください。」
確かに魔王というだけあってちょっとやそっとじゃ大丈夫だろう。でも黒狐は今は我を忘れている。本当に大丈夫かなんて保障できない。
しかし部下は信じろといっている。
勇者「」チャキ
妖刀をしまう俺は見守ることに決めた。


761VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 00:54:32.00HB9S1k/10 (2/8)

妖刀「本当にいいのかに?あたしが出たら何事ももなくすぐに片付くけどに」
勇者「今は黙っていよう。」
女勇者「何するんだ・・よ」
吹っ飛ばされた女勇者が目を見開く、その目に映っていたのは黒狐を受け止めた魔王だったからだ。
黒狐「オオォオオ」
魔王「久しぶりだよね。"君"と会うのは3回目だっけ、ねぇボクは覚えてない?」
魔王「君に記憶はあるの?君に考える心はある?話を理解することは?」
魔王は一息おいて語りだす。
魔王「初めて会ったのはまだすごく小さい子供の頃、人間の理不尽な侵略に君が激怒したときだったね。」
魔王は黒狐を受け止めてその大きな目を覗き込みながら話している。
勇者「なぁ、魔王は何を」
部下「妖狐に話しかけてます。見ての通りですよ。特別なことはしていません。」
魔王「そして2回目はパパの敵対派の魔物勢に僕が殺されそうになったときだよね。何百体に対してボクたちは3、君がいなければボクもキツネちゃん自身も死んでいたかも。君はいつもボクやキツネちゃんが危険にさらされたときに出てきてくれたよね」
魔王は何を言っているのだろう。この黒狐は妖狐じゃないというのか?
魔王「何があったの?"君"が出てくるような何かが・・・」
魔王「それとも君は・・・もう」
魔王の目に涙が浮かぶ、それは何に対しての涙なのだろうか俺らにはちっともわからない。たぶんあの二人、もしくは部下を入れての3人にしか分からないのかもしれない。
黒狐は>>763

ふぅ、遅くなってすいませんでした。こんなに時間とったのに宿題がちっとも終わってないのがヤバイ


762VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/08(日) 00:57:50.51dAcZz7mAO (1/1)

ksk


763VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/08(日) 00:57:55.18ye15+oiOo (1/1)

蒼く見える程の白狐になった


764VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 01:27:37.85HB9S1k/10 (3/8)

何日かあけたのにこんなに早く来てくれたなんて、おまいらありがとう


蒼く見える程の白狐になった。

魔王「ありがとう。前は伝えられなかったよね。助けてくれたお礼・・・」
魔王の涙は黒狐の頬を伝い、足に降りる。
-------
妖狐視点
(わっちはまたもや負けてしまったのかや。自分の感情に)
(情けないの、忌まわしい記憶と言えど幻覚程度で錯乱してしまうなど)
わっちはあの幻覚を見せる魔物にやられて、見たくもない記憶のフタを開いてしまったようじゃ。
ホント生々しく忌まわしい、そのせいでわっちは感情を爆発させた。
わっちでも制御の仕様がない究極の術・・・よくは分からぬ
誰にだってあるじゃろう。激しい悲しみや怒りによって自分が自分じゃなくなるような感覚
この術はそれが一定以上激しくなると感情のみ表に出て、理性が切り離されてしまう。
感情だけが凝縮されたそれは、ただ感情に振り回されて攻撃するだけの"機械"
しかし理性が切り離されている分潜在能力100%で攻撃できる。いや、する
もちろん理性がないから力業しか出来ないがの。
(あぁ、わっちの"感情"はなにをしているんじゃろう。あの魔物を探し出して殺しているのか、それとも・・・いや、考える気力する起きぬ。)
落ちていく、心の奥底に
ポト・・
(なにか、暖かいの)
「キツネチャン」
なにか聞こえた気がした
「キツネチャン」
(誰か・・・読んでおる?)
「キツネちゃん!!」
はっきり聞こえた。あぁ、そうか・・・ありがとの


765VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 01:32:09.49HB9S1k/10 (4/8)

>>767
×(誰か・・・読んでおる?)
○(誰か・・・呼んでおる?)




766VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 01:33:06.60HB9S1k/10 (5/8)

>>765
間違えたアホか
767じゃなくて764


767VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 02:03:40.79HB9S1k/10 (6/8)

勇者たち視点
魔王が涙を流す中、黒孤は完全に動きを止めた。
勇者(尻尾の色が・・・)
吸い込まれるような黒さになっていた尻尾の色がだんだん抜けていった。やがてその変化は全体に表れる。
部下「真っ白・・・初めて見ました。あの色は」
黒が落ちると同時に全体が元の色よりも綺麗な純白に包まれていった。
いや、違うな少し蒼い
窓から差し込む月のせいかもしれないが少なくとも元のキツネ色ではない。
魔王が離れる。
魔王「キツネちゃん・・・それとも"君"は・・」
白狐「ありがとう・・・わらわを認めてくれて」
白狐「そしてすまなかった。わらわはもう消えるとする。妖狐をよろしく頼むぞ皆よ」
白い妖狐はそれだけ言うと倒れる。色は白から元のキツネ色に戻り、人型に戻る
魔王「ちょっと、キツネちゃんの服どこ!?」
盗賊「あぁ、これ、」
盗賊が妖狐の和服を渡す。
魔王と部下はあせって隠しながら着せる。
--------
数分後妖狐が目を開けた
妖狐「>>769」


768VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 02:19:34.37HOmtSimDO (1/1)

ksk


769VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 02:19:38.04A9fpfwrd0 (1/3)

久しいの魔王、迷惑をかけたようじゃ


770VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 02:53:02.63HB9S1k/10 (7/8)

妖狐「久しいの魔王、迷惑をかけたようじゃ」
妖狐は笑顔でそう言う。状況はわかっているようだ。
魔王も涙を拭いてそれを上回る精一杯の笑顔で答える。
魔王「久しぶり、会いたかったよキツネちゃん。」
部下「私は忘れたんですか?妖狐」
妖狐「忘れるわけなかろう。主とはさらに久しいがの、コア」
部下「うれしいですね。魔王様は立場上「部下」としか呼んでくれませんから、たまに私自身名前を忘れてしまいそうになるんですよ。」
魔王「だから二人っきりで魔王城以外の場所ではちゃんと呼んでいるじゃん。」
部下「ほぼ魔王城にいますよね私たち」
妖狐「アッハハこれは一本とられたのぉ魔王」
そこには先ほどの涙は微塵もなかった。あるのは数年来に再開した親友同士の笑顔だけだった。
女勇者「なあ勇者、あの三人の関係って」
勇者「ただの幼馴染で親友同士だとよ。お気楽なもんだよ」
女勇者「・・・」
女勇者は考えていた。
本当にあの子供っぽい魔王が私の村を滅ぼしたのか?あんな魔物でもない友人のために涙を流しあんな純粋な笑みを見せられるあの娘が・・・

女勇者「私も少し考え方を変えてみるかな・・・」ボソッ
勇者「ん?なんか言ったか?」
女勇者「え、い、いや、何も言ってないぜ?」
盗賊「ところで一件落着?」
弓兵「無事だったようで安心したぞ女勇者」
僧侶「そうね。勇者さんも無事でよかったわ」
なんか全部終わったムードに包まれる。
魔法使い「本当に一件落着でなのかい?」
魔法使いだけが疑念を抱いていた。
そしてそれが当たっていたことはすぐに分かることだった。

魔王&妖狐「皆!今すぐ身を守って」

そう、敵は倒したわけではなかった。

勇者「嘘だろ。なんだよあれ・・・」
俺は絶句するしかなかった。

何が現れたか
>>772

毎回書くのが遅くてすまん。もう寝ますお休み


771VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/01/08(日) 03:00:54.34ZNmJMyPP0 (1/1)

スライム


772VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 03:00:56.38A9fpfwrd0 (2/3)

テトMk-II


773VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 13:42:51.46HB9S1k/10 (8/8)

テトMk-II

そこにいたのはテトの顔をしているが人間にはとても見えなかった。
バケモノにテトの顔がついているだけだ。
テトMk-II「アハハハハハハハ、カエサナイヨ」
そうでもなかった喋りやがった。ってか何あれ勝てる気がしねぇ
攻撃が来た。
バケモノが身をよじる。
体から血のような何かが飛び出し空中で固まる。
それが大量に降ってきた。
しかし妖狐と魔王が事前に知らせたおかげで防ぎきれる。
勇者「ホントお前やく立つわぁ」
妖刀「お父さん、使い方180度間違ってるに。ちゃんと使ってほしいにー」
にー、にー、騒ぎ出した。そんなに盾に使われるの嫌か
妖刀「あたしは"刀"だにー、剣だにー、どの道盾じゃないにー」
盗賊「かわいそうな剣だな・・・」
盗賊は魔法使いが張った魔力の防御壁で防いでいる。
ネクロマンサー「何あれ、きんもー」
ネクロマンサーは召還した死体の骨で壁のようなものを作っていた。
弓兵「大丈夫か女勇者!?」
弓兵は何故毎回第一に女勇者なのだろうか、
本人はなんか弓矢で全て討ち落としたっぽい。スペックたけぇ
女勇者「私は何とか無事だぜ」
魔物「おい勇者、私よりも先に死んでないだろうな」
勇者「お前は声が聞こえてなかったのか」
魔物が少しずれたこと言ってる。
魔物「そうか、今は共闘してやるが奴を倒したら貴様は私が殺す。」
勇者「だから何故ずれたことを言っているんだ。あぁもう何でもいいや」
血雨がやむと敵の姿をじっくり見ることが出来た。

どんな姿をしているか
>>775
勇者たちの攻撃
>>777


774VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 15:03:27.74E3jxlJ+p0 (1/2)

ksk


775VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 15:03:49.09E3jxlJ+p0 (2/2)

ネオエクスデスっぽい


776VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/01/08(日) 15:07:57.663ukleGZAO (1/1)

暗黒盆踊り


777VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/08(日) 15:10:12.24A9fpfwrd0 (3/3)

妖刀のご要望通りに刀で斬りかかる


778VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 03:33:08.25gacUZMYY0 (1/2)

血雨がやむと敵の姿をじっくり見ることが出来た。
一言で表すとかなりカオス。
悪魔やら龍やら色々な獣が混ざっていて、キメラの究極体と言う印象も受ける。
テトMk-II「キャハハハハ、キエロヨ、キエロヨ、ケシテヤルヨォオオオオ」
勇者「無でも飲み込んだのかありゃ」
またバケモノが身をよじる。メテオが降り注いだ
妖狐「わっちらに飛び道具など通じぬ」ククク
妖狐のしっぽがざわつき、メテオが空中で止まる。そしてそれらがバケモノに向かって飛ばされる。
ドドドドド
当たると思いきやバケモノが大きな口を開いてそれらを飲み込んでしまう。
テトMk-II「」ニタァ
盗賊「きめぇな。・・・俺抜ける」
勇者「抜けるなよ。仕事しろ」
盗賊「俺の仕事盗むことだしあんなキモイの相手にしたかねぇ」
妖刀「そんな奴いいから早く行こうにー」
勇者「そうだな。行くぞ女勇者」(なんかあいつ今までの敵の比じゃないほどの強さを感じる)
女勇者「おう」(共闘の中で勇者の心は私に傾くはずだぜ)
魔王(女の考えがおかしい気がするよ)
部下「魔王様、助けなくてよろしいのですか?」
魔王「僕が手を出したら一瞬で片付いちゃうじゃん。勇者ちゃんたちには経験が必要だもん。全滅するまで手は出しちゃダメだからね。もちろん部下も」(むしろ女に攻撃をしたいぐらいだけどさ。)
勇者「リバーディウス、魔力いくらでも食らいやがれ、大剣になれ」
妖刀「了解だにぃ」
勇者が剣を抜くと同時に妖刀が変形する。
女勇者の剣も光を放つ、魔剣の潜在能力ってすげえのかもな
またメテオが降り注ぐが妖狐が止める。
魔法使い「攻撃力増強呪文」
魔法使いが俺たちの攻撃力を上げる
勇者「食らえバケモノおお」
女勇者「とりゃぁああ」
叫ぶ、女勇者が魔剣の力を持って切り伏せようとするが相手がでかすぎて小さな切り傷を作る程度にしかならなかった。
その後に俺が大きくなった妖刀で切りつける。
テトMk-II「オオォオオォオ」
が切り傷がすごいスピードで再生する。
そこから龍のようなものが生えてくる。
勇者「女勇者下がれ!」
龍の首は女勇者に向かって炎を吐いた。
俺は女勇者を突き飛ばす。
そして避けきれず腕を焼かれてしまう
勇者「ぐ、」
それでもバケモノから離れようとする。
幸い追ってこない。何を考えているのだろうか
テトMk-II「キャハハハハ」
バケモノの体が膨れ上がった。

テトMk-IIの攻撃
>>780

勇者たちの行動
>>782


779VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 07:39:08.817+FBKdFd0 (1/4)

ksk


780VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 07:39:41.767+FBKdFd0 (2/4)

世界の一部を処理落ちさせて色々な状態異常をつけまくる攻撃


781VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 13:15:56.937+FBKdFd0 (3/4)

ksk


782VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 13:22:17.487+FBKdFd0 (4/4)

抜けてたお陰で助かったメサモード盗賊が愚痴こぼしながら奇襲(素手)


783VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 22:13:32.64gacUZMYY0 (2/2)

バケモノの体が膨れ上がり、はじけ飛ぶ
勇者「!?なんだよこれ」
女勇者「爆発?死んだのか」
リリィ「まだ・・だよ」
リリィが小さく忠告する
・ ・
ぐにゃあ、部屋の空気が変質した
弓兵がまた弓を構え、魔法使いがまた攻撃魔力増強魔法をかけ、僧侶は皆の魔力を全回復させた。
テトMk-II「キャハハハハ」
はじけとんだこと自体無かったかのようにそこにはそのままのバケモノがいた。
体が麻痺する。何だこれ?
勇者「何・・・しやがった」
避けようとしてたはずなのに、それどころか本当に攻撃が来たかどうかすら分からなかった、しかし効果はあった。もちろん俺らのとっては不幸だが
魔王「処理落ちとかメタなことするなんて、ぶー」
部下「すいません魔王様私にも予想外でした。」
僧侶「じょ、状態異常の嵐、ですか。幸運と取るべきでしょうか」
バグの嵐じゃ無いだけマシか
魔法使い「これはまずいかねぇ。アタイは魔力が一瞬で消えちまった」
魔法使いが肩を竦める。

「やっぱお前ら俺がいないとダメだな」

バケモノが口をあけて俺ら獲物を食らおうとしたそのときだ。
バケモノが横になぎ倒され、声がする。
右腕が狼になっている
メサイアモードの盗賊だ。
盗賊「きめぇ、ってかこえぇ。やっぱり戦いたかなかった!」
かっこよさがダッシュでどっか逃げていったぞ!
盗賊「無理、俺やっぱり抜ける」
魔法使い「助けろよ、アタイたちを!頼む」
盗賊「」ピク
お、反応した。
盗賊「しょうがねえな。本当にやりたかないけど、これでもう何も怖くない」
そう言って目隠しをした。
勇者「目隠ししてどうする!」
思わず突っ込む
盗賊「ふ、俺のメサイアは鼻が利くんだぜ?」
そう言って右腕の狼が鼻を鳴らす、あれでいけるのかよ?
テトMk-II「ぐるおおぉぉおおお」
げ!起き上がってきた。
盗賊「行くぜぇぇええメサイアああ」

>>785


784VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/10(火) 22:32:08.91e8NkAfmAO (1/1)

彼は一陣の黒風となりバケモノを切り裂いていく。速く、速く、更に疾く。まるで無数の群狼が獲物を捕らえるかのように。
「バケモノ、再生が追いつかないのがそんなに不思議か?
…遅くて欠伸が出そうだぜ」



785VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 22:32:14.35SobTz5m30 (1/1)

中二病が敵うはずもなく盗賊、無惨な敗北を喫する


786VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 06:49:50.30HMKxxJCp0 (1/3)

盗賊はバケモノの周りを走り始めた。
それを追おうとしてバケモノが翻弄される。
見る見るうちに彼は一陣の黒風となりバケモノを切り裂いていく、切り傷が、噛み千切られた痕が増える。
それはまるで無数の狼の群れが獲物を徐々にいたぶりながら食い殺すかのごとく
盗賊「バケモノ、再生が追いつかないのがそんなに不思議か?
…遅くて欠伸が出そうだぜ」
それは"勝利宣言"盗賊にしたら確実な絶対のものだっただろう。
これならいける。そう思うこと自体フラグだったのだ

テトMk-II「オオォォオォォ」
ドシーン
バケモノが前足を踏み鳴らすと盗賊が宙を舞った。
盗賊「ぎゃぁあ」
あ、捉えられた。
前足で押さえつけられる。
あぁ、中二病が敵うはずもなかったか、 それどころか
テトMk-II「キャハハハハハハ」
人質にされている。あぁ、役にたたないなぁ。
と言うわけでもない。さっき負った傷は回復してない。
盗賊「意識の外からの攻撃だ。不意を付け」
なるほど、さっき翻弄されていたためか、ちょっと正気は見えたが

勇者:麻痺
魔法使い:魔力0(魔力を回復すれば使える)
妖狐:石
リリィ:毒
女勇者:眠り
僧侶:魔法封じ(魔力回復しても使えない)
弓兵:魔法封じ
ネクロマンサー:麻痺
魔王&部下:そもそも戦う気無し

勇者たちの行動
>>788

テトMk-IIの行動
>>790


787VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 07:54:50.421DZMuG5R0 (1/5)

ksk


788VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 07:55:17.631DZMuG5R0 (2/5)

勇者…口だけでも動かして自分に状態異常回復呪文。そして前線に立つ
魔法使い…魔翌力チャージ
妖狐…金の針を刺される
リリィ…道具袋を取り出し、自分と上下二人の状態異常を回復
女勇者…眠気醒まし代わりに激辛の気付け草を食わされる
僧侶…テトMk-IIにありったけの鈍器を投げつける
弓兵…盗賊を押さえつけている前足に集中砲火
ネクロマンサー…死んだ薬師を呼び出し、即興で作られた薬で回復


789VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 16:50:44.671DZMuG5R0 (3/5)

ksk


790VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 16:55:59.751DZMuG5R0 (4/5)

伝承再現呪文
魔王城へと続く道となった虹の架け橋を、麻痺してる勇者の頭上に落とす


791VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 17:46:52.52HMKxxJCp0 (2/3)

>>788
金の針について説明お願いします。

>>790
つまり魔王城へのショートカットが落ちてきたと?


792VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 18:55:12.591DZMuG5R0 (5/5)

>>791
金の針…石化解除の為のアイテム。

虹の架け橋…ショートカットと言うよりも通れない道(溶岩の海や渦潮だらけの海など)を通る為のもの。
 本来ならキーアイテムが揃わなければ出てこないものが、伝説を再現する呪文により劣化コピーとして出現。
 元々広さだけなら城にも匹敵するような物が、劣化によりドラゴン3匹が寝そべられる位のサイズに収まっている。


793VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 20:53:19.75HMKxxJCp0 (3/3)

テトMk-II「おぉおおぉぉおおお」
バケモノの足元に魔法陣が現れる。
魔法使い「あれ、伝承再現呪文・・・なにをしようってのかい?」
僧侶「なにかの伝説をその場に呼び出すという呪文ですね。魔方陣からそこまでわかっても何をしようとしてるかまでは分かりません」
なんか、やばい予感がする。
勇者「じょ、状態異常回復呪文」
何とか唱えてその場を離れる。
ズーン
重い地響きのような音がする。振り返ると何かがあった。
魔王「虹の、架け橋?なんでこんなところに?」
部下「あれ、何を考えているのでしょう」
妖狐「何も考えてないように見えるがの」
石になったはずの妖狐がそこにいて喋っていた。
勇者「?」
妖狐「持っててよかった。というところかや」
妖狐が目配せしたところに右手に金の針と薬草のようなものを持ったリリィがいた。
リリィ「もっててよかった。気付けそうに金の針」
小さくリリィが微笑む。
女勇者「何か寝たらすっきりしたぜ」
女勇者は元気百倍だな・・・
弓兵「集中砲火だバケモノ」
僧侶「加勢します・・・エイッ」
弓兵は盗賊を押さえつけているバケモノの前足に矢を大量に放ち、僧侶はつぼなどを一生懸命投げつけてい
テトMk-II「ぐるるるる」
ポイッ
盗賊「おおっ」
盗賊は投げ飛ばされた。ちなみにメサイアモードはとっくに解けている。
バケモノは大量に矢の刺さった前足を気にしている
盗賊「今だ皆!」
魔王「ってか今まで反撃の機会たくさんあったと思うんだけどさ」
部下「しっ、言ってはいけません」

勇者たちの行動
>>795


794VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2012/01/11(水) 21:39:10.03AUcYGfIQ0 (1/1)

とどめだ、もう容赦するな!


795VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/11(水) 21:39:13.72L6NAYiFK0 (1/1)

勇者と女勇者の愛の合体技がテトMk-IIを打ち倒す


796VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/13(金) 20:34:33.401DJoEFNi0 (1/2)

勇者「女勇者!」
女勇者「あぁ」
リリィ「・・・サポート」
リリがサポート用にと小さい魔獣を何匹か出す。
魔獣たちはそれぞれにバケモノの周りを飛び回り翻弄する。
僧侶「これです。盗賊さんが言っていたことが確かならあのバケモノは意識の外からの攻撃なら回復できないようです。」
盗賊「そうだ!だから俺たちがあの化け物の目を引く。そして」
弓兵&魔法使い『(女)勇者たちが倒す』
皆が俺達を見る
勇者「そういうことなら頼むぜ」
女勇者「私達はもうちょっと力をためたいしな」
弓兵「任せろ。」
言うが早いが弓兵の矢の弾幕がさらに濃くなる。
そのまわりを妖狐の人魂のような炎が飛び、リリィの魔獣が飛ぶ。
テトMk-II「??ウァ!」
周りを飛び回るものがうるさいのか叩き落とそうとする。

妖刀「充分だにぇ」

勇者「女勇者」
女勇者「もちろんだぜ」

「うおおぉおおぉおおお」

妖刀が大きくなり、女勇者の魔剣も魔翌力のオーラが最大まで高まる。

そして死角から切りつける。

テトMk-II「?ぐるおおぉおおぉおお」

女勇者「やった!やったぜぇぇえええぇええ」
倒れる。バケモノを尻目に女勇者が抱きついてくる。
勇者「うわぁっ!?」ドシン
尻餅をついてしまう。
勇者「あぁ、やったな!」
俺は転んだ状態で笑う。
女勇者「これで終わったんだな。私達の勝利だぜ」
勇者「それ、また再生したりしないのか?」
妖狐「ちゃんと死んでおる。でも、なんか哀れじゃな。」
僧侶「そうですね。せめてあの世では幸せになれるよう祈りましょう・・・我らが神よ哀れな子羊の魂を導きたまえ」
僧侶がバケモノに手を合わせる。
部下「せめて安らかに眠らせてあげましょう」
魔王「そうだね・・・"君達の眠りがもう誰にも邪魔されぬようにボクは祈り、そして守ろう。その命は永遠に続くことなかれども、その御霊は天界により永遠のときを静かに過ごそう"」
魔王が"呪文"を詠唱してバケモノの死体に触れると浄化されたかのように死体が消えた。
女勇者は魔王がバケモノを"浄化"したのを見て思った。こんな優しそうなのがあの魔王なのか?と
女勇者(こんなバケモノに同情するようなやつが本当に私の村を滅ぼした張本人なのか?それともこれはただの偽りの姿なのか?)

>>798


797VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/13(金) 20:36:56.251DJoEFNi0 (2/2)

上げ忘れた。ww


798VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/13(金) 20:38:12.48UQU+iGgs0 (1/1)

女勇者が魔王にこれまで馬鹿にしていたことを謝罪、魔王も女勇者の実力を認める


799VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 00:27:50.33FzsMmyU00 (1/20)

魔王「女勇者ちゃん君は一つ勘違いしているんだよ」
女勇者「えっ?」
女勇者はその一言で考えの世界から現実の世界に引き戻される。
魔王「ボクはね。無駄に殺すことはしないんだよ。」
弓兵「女勇者、耳を貸すな!」
弓兵が女勇者を庇うように前に出る。
女勇者「いいよ弓兵、続けてくれ、魔王」
魔王「うん。ボクは出来るだけ魔物たちに人間を襲わせたくはないんだよ。それどころか平和を望んでいる。」
魔王「でもね。一部の魔物のは襲うことが快楽なんだよ。闘技場なんかを作っているけどやっぱりそれでも満足できない子はいるしボクに逆らう過激派だっている。」
魔王「ボクにできるのは魔王の地位について、できるだけの魔物に必要以上殺すなという命令を下すことだけだよ。もちろん皆従っているかは分からないけどね。」
弓兵「戯言だ!魔王がそんな考えを持つはずがない」
女勇者「・・・勇者、お前はどうして旅をしているんだ?この子が魔王ってことはずっと前から知っていたんだろ?」
勇者「・・・まぁな。さっき言っていた凶暴な魔物に襲われている町を救ったり、魔王が本当に悪いことをしているのか見極めるために旅をしている。といった感じか」
魔王「酷いなぁ。ボクのこと信じてなかったの?」
勇者「・・・・・・・・・・・お前ら、次の町へ急ぐぞ!」
魔王「に、逃げるなぁ!」
クスッ
女勇者「は、はっはははは、ごめんな魔王わたしもお前を信じることにするぜ」
気が付いたら笑いがこぼれていた。あの、勇者と初めて出会ったあの日のように
弓兵「!?女勇者!」
女勇者「いいんだ。私も勇者と同じに見極めるために旅を続ける。魔王は、魔物は悪者なのかどうかな。それまで怨みは保留だぜ」

魔王「>>801」


800VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 00:43:06.37wheJ/JlDO (1/2)

ksk


801VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 00:43:08.64qJiaMcUr0 (1/14)

ありがとう!女勇者ちゃん!(ウルウル


802VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/14(土) 00:43:27.60HYx4Zh4AO (1/2)

でも勇者は渡さないよ


803VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:15:50.32FzsMmyU00 (2/20)

魔王「ありがとう!女勇者ちゃん!」(ウルウル
女勇者「うんうん」
女勇者は満足げに頷く
魔王「ボクを認めてくれてありがとう」
女勇者「うんうん」
魔王「勇者ちゃんの嫁として」
女勇者「うんう・・ん?」
魔王「うわーお。勇者ちゃあーん今すぐ添い遂げよー」
女勇者「だ、騙された!い、今のは無しだ!無しに決まっているだろ!」
魔王「あれー?勇者ともあろうものが一度言ったことを覆すの?」
女勇者「くっ、そ、それを言うならお前だって、魔王が嘘をついていいと思って?あれ?」
女勇者は魔王を指差して威勢よく言ったが、言葉が途中で迷子になった。
魔王「うん。ボクは魔王だもん。嘘ついてなんぼなんだよ」
女勇者「っ!!!!!やられたああああああああああ」
魔王「勝利宣言っ」エッヘン
魔王が腰に手を当てて文字通りの勝利宣言をする。
女勇者「もうなんでもいいぜ。やっぱり勇者の嫁は私だああ」
魔王「いや、ボクだ。絶対ボクだよ」
女勇者「私!」
魔王「ボク!」
女勇者&魔王「勇者(ちゃん)!!!」
勇者「・・・・・・・・・」
勇者「」ダッ
「あっ」
「逃げやがった!」
>>805


804VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:26:32.55wheJ/JlDO (2/2)

ksk


805VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:26:34.73qJiaMcUr0 (2/14)

逃げる勇者とそれを追う女勇者と魔王、その三人を描きながらのエンディング
っというよくあるギャグを使ってからの魔王とのお別れからの再開


806VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:49:19.39FzsMmyU00 (3/20)

勇者「」ッタタタタタタタタタ
女勇者「逃がすかぁ」
魔王「答えぐらい聞かせろよぉ」
なんでいつの間にか武器構えているのあいつら
怖いって言うレベルじゃねえぞ
女勇者「というわけだ死ねぇ」
魔王「殺すよぉ」
アハハハハハハハハ
殺される!?殺されちゃうの!?なんで!?

その後

勇者「魔王たちが帰った。ホント何しにきたのあいつら」
妖狐「遊びに来ただけじゃないかや?」
勇者「本気でそんな気がしてきた。」
女勇者「なぁ勇者、私達はそろそろ行くぜ」
女勇者たちは別方向に向かおうとする。
勇者「舞って!」
女勇者「え?踊るの?」
勇者「間違えた。ちょっと待って」
弓兵「なんだ?」
勇者「>>808」


807VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:57:12.99+ttVKYXB0 (1/18)

ksk


808VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:57:17.87qJiaMcUr0 (3/14)

女勇者ちゃん、いや女勇者愛してるぜ(チュー


809VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 01:57:37.11+ttVKYXB0 (2/18)

いや、少し何か嫌な予感がしてな…
…!皆!今すぐ此処から離れろ!急げ!


810VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:24:47.32FzsMmyU00 (4/20)

勇者「女勇者ちゃん、いや女勇者愛してるぜ(チュー 」
ちゅーをしようとする。
弓兵「させるかー!!」
激昂して弓兵が弾幕を張る。
リリィ「」ゴゴゴゴゴゴ
勇者「ま、魔方陣魔方陣!」
ぎゃーーーーーーーーー

盗賊「今日も耐えない叫び声、平和だなー」のほほ~ん
僧侶「ですねー」のほほ~ん

その後
勇者「じゃ、じゃあな女勇者ちゃん。」ボロボロ
女勇者「あぁ、またな!」
女勇者たちは今度こそ言ってしまった
妖狐「茶番は終わったかや?」
勇者「茶番って言うレベルの怪我なのですか?これは」ボロボロ
リリィ「・・・茶番」ボソッ
魔法使い「で、茶番はともかくとして次はどこ行くんだい?」
勇者「この森を出たところに町があってな>>812という名の町で>>814で有名なんだよ。次はそこにいく」

魔王城
部下「魔王様、あの二人はどうでした?」
魔王「勇者ちゃんはともかくとして女勇者はまだまだだね。やっぱりもっと旅してくれないと困るなぁ」
部下「そうですか。楽しみですね。」
魔王「そう・・・だね」


811VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:26:21.85qJiaMcUr0 (4/14)

ksk


812VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:43:52.38+ttVKYXB0 (3/18)

李伐符魯


813VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:46:17.50+ttVKYXB0 (4/18)

ksk


814VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:46:36.43qJiaMcUr0 (5/14)

職人


815VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 02:47:09.29+ttVKYXB0 (5/18)

グラディエーター


816VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 03:25:13.92FzsMmyU00 (5/20)

勇者「この森を出たところに町があってな李伐符魯という名の町でグラディエーターで有名なんだよ。次はそこにいく」
妖狐「グラディエーター?剣闘士のことかや?」
戦士「俺の出番・・・」
盗賊「ねえよ!」ゲシッ
戦士「あぁん。ひどぅい」
魔法使い「でも面白そうだねぇ。」
勇者「だなぁ」

町に着くまでに何か起こるか
>>818


817VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 03:27:01.79qJiaMcUr0 (6/14)

>>814は安価下だった?


818VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 03:32:54.60FzsMmyU00 (6/20)

ギャー寝ぼけてたー
すいません。猛烈に謝罪します。
どうしましょうこのまま行ったほうがいいですか?それともやっぱり>>814で行きますか?
今日はこれ以上失態犯さないうちに寝ます。


819VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 03:41:46.62qJiaMcUr0 (7/14)

う~ん、自分には判断つきかねますので>>1のやり易い方でお決めください


820VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/01/14(土) 03:43:53.61h0ERKdBAO (1/1)

出番がないと嘆くモヒカン世紀末状態の戦士に出会ってしまう


821VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 03:44:59.69+ttVKYXB0 (6/18)

>>1の判断がつくまで待とうぜ


822VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:09:51.38FzsMmyU00 (7/20)

816は無しにして814で書きます。
今後はこのようなことのなきよう尽力いたします


823VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:21:46.37FzsMmyU00 (8/20)

勇者「この森を出たところに町があってな李伐符魯という名の町で職人の町として有名なんだよ。次はそこにいく」
妖狐「職人?何の職人なのかや?」
盗賊「たしか色々な町から色々な職人が集まる交易の町だったよな?」
魔法使い「交易の町だったらいろいろ情報が入るねぇ。珍しい武器が売っているかもねぇ」
リリィ「召還系魔道書・・・」
妖刀「お父さんには盾を装備してもらいたいものだにぇ」
盗賊「運がよければ最強の矛やら最強の盾やら買えるかもな」

町に着くまでに何か起こるか
>>825


824VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:22:28.53FzsMmyU00 (9/20)

またあげ忘れ


825VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/14(土) 15:24:21.65HYx4Zh4AO (2/2)

落とし穴


826VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:52:36.31FzsMmyU00 (10/20)

勇者「ちなみにその町は魔女伝説でも有名だな」
盗賊「魔女?なんだそりゃ」
妖狐「もしかしてそれを確かめるためでもあるのかや?」
勇者「まぁな。もしかしたら力貸してくれるかもしれないし」
魔法使い「職業魔法使いと魔女は違うのかい?」
勇者「あぁ。色々t・・うわぁ」
皆「うわぁ!」

ドシン

落とし穴のようなものに落とされたようだ。

勇者「いてててて、なんだいったい」

「ふはははは、何だかんだと聞かれたら」

勇者「そ、その口上は」

「答えてあげるが世の情け」

「いたずらモグラだモグ」

盗賊「なんだただの魔物か」
妖狐「まさかわっちがこんな低級な罠ではめられるなど・・・ゆるさぬ!」
勇者「頼むから暴れるな!きつい」
妖刀「あたしは剣に戻るにー」
リリィ「潰れる・・・」

いたずらモグラ「ほーれ、ほーれ、生き埋めにしてやるモグ!ゴミも入れてやるモグ!」

『ぎゃー』

>>828


827VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:59:05.91+ttVKYXB0 (7/18)

ksk


828VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 15:59:35.07+ttVKYXB0 (8/18)

意地っ張りな傷だらけビキニアーマー女剣闘士と
武人キャラな破れ道着のマッチョマン空手家と
伝書鳩を肩に乗せた人当たりの良いスポンサー兼商人男のパーティに助けられる

商人がコネを使って優秀な2人を用心棒として雇い、世界中で行商をしている
商人は盗賊と魔法使いとの面識があり、盗賊に気付いた途端口調が変わって盗賊に銃を向ける
妖狐は修業時代の空手家を見たことがある
そして女剣闘士は戦士の生き別れの姉


829VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 16:27:15.07FzsMmyU00 (11/20)

いたずらモグラ「モーグモーグ、勇者を捕まえたー馬の糞を入れてやるモグー」

「いやー、それだけはー」
「おい、はやまるな」
「おまえ、4コマで有名なネタをー」
「・・・・・・後で殺す」
「絶対に許さんからな!」
「ここで元に戻ろうとするな!ただでさえきついのに」

「ようやく見つけたぜ糞やろう」
ザシュ、
「あんときはよくも馬の糞を投げ入れてくれたな!」
「殺しても殺し足りませんよあなた!」
いたずらモグラ「モグー、モグー」

血がたれてきた。
どうやら他の被害者がやっつけたようだな
勇者「おーいちょっと引っ張りあげてくれ!」
「あぁ、ちょっと待て」
頑丈そうなロープがたれてくる。



830VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:18:54.12FzsMmyU00 (12/20)

そのロープを伝って登る

俺を引っ張りあげてくれたのは魔法のビキニを着て、それに不釣合いなマッチョな肉体をした傷だらけのごつい女剣闘士だった。
女剣闘士「大丈夫かお前、もう少しで大変な目にあっていたぞ」
勇者「なんとかだ。ありがとう。他の仲間も助けてやってくれ」
女剣闘士「あぁ、オレは女剣闘士だ。よろしく」
女剣闘士は引っ張りあげながら挨拶してくる。それにつなげて他の仲間と思わしき人も自己紹介する。
破れた道着を着たマッチョマンの空手家
空手家「我は空手家、よろしく頼む」
伝書鳩を肩に乗せた恰幅のいい腹をした人のよさそうな商人
商人「私は商人と申します。このお二人の用心棒と一緒に世界中を旅しているのです」ニコニコ
妖狐「ふむ、迷惑かけたの。せっかくの和服が汚れてしまった・・・」
妖狐がリリィを抱えて上がってくる。
妖狐「あ、」
空手家「・・・妖(あやかし)?」
妖狐「・・・主がまだ青かった頃以来じゃな」
空手家「一度共闘しただけだ・・・」
妖狐「なのに覚えていてくれたとは光栄じゃな」クフッ
勇者「なんだ妖狐、面識あるのか?」
妖狐「あの洞窟で過ごすようになる前に少し旅をしていたことがあっての」

商人「あ、あんたたちは!!」
盗賊「え、だれだあんた?」
商人「忘れたなんて言わせませんよ」
引っ張りあげられた盗賊と魔法使いに商人が青ざめて銃を突きつけていた
魔法使い「いやぁ、覚えてないしねぇ」
盗賊「おれ、弱いやつと小者臭がするやつって覚えられないんだよぁ。」
女剣闘士「なんだ?揉め事か?なにがあった」
商人「なにもなにも、こいつはですねぇ>>822」


831VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:26:48.31+ttVKYXB0 (9/18)

ksk


832VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:26:50.26qJiaMcUr0 (8/14)

うちのかわいい愛娘と駆け落ちした男なんですよ!


833VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:27:09.23+ttVKYXB0 (10/18)

言わば幼馴染なのですが…小さい頃はこいつらに酷い目に合わされるわ、盗賊に至ってはウチの商品盗むわでそれはもう散々たるもので……
ましてや今度はしらばっくれるときた!


834VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:50:44.92FzsMmyU00 (13/20)

>>830
安価832が822になってたww

商人「うちのかわいい愛娘と駆け落ちした男なんですよ!」
魔法使い「ありえないねぇ。駆け落ちできる相手がいること自体」
勇者「だな」
妖狐「じゃな」
妖刀「ニヒヒッ、ありえない」
リリィ「」コクン
盗賊「酷くね?お前ら」
商人「あの子のことを忘れてんですか!?」
盗賊「今まで女性との交流なんて魔法使い以外なかったよ。」ナミダメ
商人「>>836」


835VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:55:31.49+ttVKYXB0 (11/18)

ksk


836VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 17:55:34.41qJiaMcUr0 (9/14)

信じられない、こんな男に私のエリザベートちゃんが


837VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:06:56.56+ttVKYXB0 (12/18)

設定に矛盾する安価って大丈夫なのか
念の為安価下用の安価書いとく

…成る程、あの子はあなたに封印魔法を掛けているようですね


838VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:08:25.78qJiaMcUr0 (10/14)

>>837
何か矛盾してたっけ?


839VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:11:35.24FzsMmyU00 (14/20)

商人「信じられない、こんな男に私のエリザベートちゃんが」

盗賊「え、エリザベート?そんなの聞いたことすらないぞ、いやまじで」
魔法使い「アタイも聞いたことないねぇ。それ、本当にこのアホなのかい?」
盗賊「あ、アホ!?ってかマジで知らないよ」
商人「うそです!返してくださいよ。エリザベートは>>839なんですよ」



840VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:12:56.82FzsMmyU00 (15/20)

間違えた
安価は>>842


841VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:13:00.70qJiaMcUr0 (11/14)

まだ成人前の女の子


842VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:19:52.61+ttVKYXB0 (13/18)

>>838
盗賊&魔法使い過去編と>>834見る限り、設定でも付け足さなければ事実ではない
だから商人の台詞から新たな設定を喋らせる必要がある


843VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:40:54.08qJiaMcUr0 (12/14)

>>424見直してきたけど荒くれ者だったそうだしやっててもおかしくないように思えるけど


844VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/14(土) 18:42:12.92juojf2fAO (1/3)

いくら私達が反対してもあなたの事を思い慕っていた


845VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 18:49:36.83+ttVKYXB0 (14/18)

確かに荒くれ者ってだけならやっててもおかしくない
だがそれ以前に、盗賊本人は勿論、昔から一緒だった魔法使いにも否定されているじゃない


846VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 19:07:51.99FzsMmyU00 (16/20)

商人「うそです!返してくださいよ。エリザベートはいくら私達が反対してもあなたの事を思い慕っていたんですよ」

妖狐「・・・主はその娘が重い慕っていた相手を見たことはあるのかや?」
商人「当たり前です。失踪した娘の机の大事そうに仕舞われていた写真で見たんですよ。」
盗賊「こじつけじゃねーか!」
どう考えてもこじつけだった・・・
魔法使い「やっぱりねぇ。このバカが駆け落ちなんてどう考えても無理だもねぇ」
盗賊「それは好意的にとってもいいのか?」
商人「>>848」
商人が狂ったようにわめき散らした


847VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 19:13:30.22qJiaMcUr0 (13/14)

>>845
>>834に関しては俺が安価した後に>>1がやったことだから俺は知らない
>>1が解決すべきことで俺は責任負えんよ


848VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/14(土) 19:13:56.79juojf2fAO (2/3)

この写真と日記を見てもそんな事が言えるのか!可哀想なエリザベートこんな薄情な男に騙されて…
さあ早く返さないと……先生お願いします


849VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 19:14:32.82+ttVKYXB0 (15/18)

ふむ…この男、余程自我が強いせいか操ろうとすれば混乱を招く
使えんな、術を解くとしよう


850VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 19:23:55.07+ttVKYXB0 (16/18)

まあ確かにその安価は採用されて、商人の戯言みたいな流れになってるからもう何とも言えん


851VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 20:45:51.53FzsMmyU00 (17/20)

商人「この写真と日記を見てもそんな事が言えるのか!可哀想なエリザベートこんな薄情な男に騙されて…
さあ早く返さないと……先生お願いします」

女剣闘士「いや、そう言われても・・・どうなんだ?」
女剣闘士が盗賊に尋ねる。
盗賊「確かにこの写真は俺だ」
商人「当たり前です!」
盗賊「でもなぁ・・・」
その写真はどっちかと言うと盗撮したような写真だった。"遠くから"誰かと喋っている不良風の盗賊を撮っている。
そして渡された日記を開く。そこには可愛らしい字で日々が書かれていた。

○月○日
今日不良に乱暴されそうになった私をある人が助けてくれた。その人は盗賊と名乗っていた。

○月□日
今日はあの人に礼を言おうと思う。でも隣に女の人がいるな、今日はやめよう
私はあの人の隣にはいられないのかな・・・私にも勇気があったらな

○月☆日
今日こそ言いたい。誰もいないときを見計らって言おうとしたがなんだかおなかが痛い。今日はやめよう
でも見ているだけでもなんか幸せだな。

○月×日
今日は絶対言う。そう思ったけど、あの人がいない。町中探してみたけど見つからない。
もしかしてもうこの町にはいないのかな・・・

○月△日
今日も探したけど見つからない。私、もう会えないのかな



□月×日
あいつらが追ってくる。逃げなくちゃ、私がこの世界の鍵を知ってしまったから殺される。
どうかこれを読んだ方、この事件の真相を暴いてください。それだけが私の願いです。

盗賊「失踪の経緯、俺関係なくね!?なにがあったんだよいったい。この空いた日数の間に何があったんだよ」
勇者「これはこれで大変なことになっているな・・・」
魔法使い「ってかこんなことあったのかい?」
盗賊「あぁ、多勢に無勢してたやつらがいたから、イライラしてて腹いせにぶっ飛ばしたんだよ。まさかこんな思いを持っていたなんてなぁ。」
魔法使い「なにしみじみとしてるんだい」
盗賊「・・・いや、なんでもない」
商人がことさらヒステリックに叫ぶ
商人「娘を返せ!」
盗賊「だから俺絶対関係ないって!」
女剣闘士「オレも関係ないと思うぞ」
空手家「我も無関係だと考える」
商人「うるさいうるさいうるさい!!!!」
商人「>>853」


852VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/14(土) 20:52:06.65juojf2fAO (3/3)

じゃあなんでいなくなったんだ!


853VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/14(土) 20:52:12.0618pn6ezqo (1/2)

どこに行ってしまったんだエリザベートォー!ヨヨヨヨ…


854VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 21:09:33.51FzsMmyU00 (18/20)

商人「どこに行ってしまったんだエリザベートォー!ヨヨヨヨ…」
ヒステリックに叫んでいたと思ったら今度は座り込んで泣きはじめた。
勇者「じゃ、俺たち急ぐから」
盗賊「!あ、あぁそうだった。じゃあな娘さんもついでに探しておくって伝えておいてくれ」
妖狐「なんじゃもう行くのか、ちょっと面白かったのじゃがな」
妖刀「右に同じだにぇ。もうちょっと見ていたいにー」
盗賊「ざけんな!」
リリィ「・・・暇だった」
俺たちは足早に逃げるように去る
>>856


855VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 21:21:49.76+ttVKYXB0 (17/18)

妖狐「エリザベート?そういえばあの館での資料で……」

回想開始


856VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 21:23:40.34+ttVKYXB0 (18/18)

可能なら>>855


857VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 21:58:54.05FzsMmyU00 (19/20)

妖狐「エリザベート?そういえばあの館での資料で……」

勇者「あの館って、さっきの化け物屋敷のことか?」
盗賊「化け物屋敷って・・・おま」
妖狐「確かその名が出てきたような気がするんじゃ。えーと・・・」

    「魔術と錬金術について」

この二つの異なる秘術について完全なる解答を持っている人は世界でほんの一握りであろう。
みな使ってはいるが、そのメカニズムなどを完全に知っている人も全て完全に使える人もいないのだから。

~ちょっと省略じゃ~

この二つの世界最大の秘密ともいうべき秘術についての鍵を知っているもので今生きているものは一人しかいない
その名はエリザベートと言うらしい。

妖狐「ということじゃが、まぁただの同名ってこともあるかもしれないがの」
盗賊「ってか今いくつだよ」
勇者「でも気になるな」
魔法使い「完全なる魔術かい・・・魔法使いとして興味あるねぇ」
妖狐「>>858」


858VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 22:01:33.52qJiaMcUr0 (14/14)

そうかえ?わっちは触らぬ神に祟り無しと思うがのぉ


859VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/14(土) 22:02:17.3418pn6ezqo (2/2)

力には代償が必要なものじゃぞ?


860VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/14(土) 23:35:55.87FzsMmyU00 (20/20)

妖狐「力には代償が必要なものじゃぞ?」

魔法使い「ちょっとやそっとの代償ぐらい。強大な力の前には些細なことじゃないのかい?」ワクワク
妖狐「ワクワクされてもの・・・例えば命を代償とするとか」
魔法使い「命を捨てて不死身を得ると言う有名な矛盾の話とかかい?」
勇者「今から行く町に魔女がいるって言うのはさっき話したよな?」
リリィ「噂・・・」
魔法使い「じゃあ今すぐ行こうじゃないかい」ワクワク
盗賊「すげぇこんなワクワクしている魔法使いめったに見ないぞ」

>>862


861VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/15(日) 00:01:47.52KP+gpb3AO (1/2)

>>860
これは安価ミスですね


862VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 00:02:27.26/z3N8IL+0 (1/21)

商人「エリザベート……待ってろ、必ず父さんが助けてやるからな……」

(売り物の)木霊草で盗聴していた商人パーティもその町へ向かう


863VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 00:06:01.01zjV9L6wa0 (1/16)

うわーまたやっちまったー

すいません再び>>860は無しです


864VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 00:53:51.78zjV9L6wa0 (2/16)

妖狐「そうかや?わっちは触らぬ神に祟り無しと思うがのぉ」

魔法使い「ちょっとやそっと祟りにうぐらい。強大な力と引き換えにするには些細なことじゃないのかい?」ワクワク
妖狐「ワクワクされてもの・・・例えば命盗られたりとか」
魔法使い「う・・・ものは試しだろぉ」
勇者「そういえば今から行く町に魔女がいるって言うのはさっき話したよな?」
リリィ「噂・・・」
魔法使い「じゃあ今すぐ行こうじゃないかい」ワクワク
盗賊「すげぇやこんなワクワクしている魔法使いめったに見ないぞ」
妖狐「祟りにあうことは視野にいれんのな」
すたすた

町について
>>866



そのころ

商人「エリザベート……待ってろ、必ず父さんが助けてやるからな……」
木霊草で盗聴していた商人が立ち上がって狂気の光を宿した目を持って歩き出した
女剣闘士「商人さんよぉ。あいつは無罪だぞ」
空手家「無駄だ。すでに抑えていた狂気がやつに会ったことで噴出した。もう声は正気に戻すまで届かない」
その目指す先は李伐符魯だった

「この男の狂気、食いたい、クイタイゾ」


~人間界ではないどこか~
先代魔王「禁呪の完成はまだか」
魔導師「これはこれは大魔王様、完成はやはりまだ先ですよ。」
先代魔王「不思議なものだな。何故我々の祖先は自らこんな強力な呪文を作っておきながら封印したのか」
魔導師「強力すぎるのですよ。強力すぎて使うのも躊躇われたのでしょう」
先代魔王「それにしては代々伝えられてきたのであろう?何故に完全に消し去らなかったのか不思議だ」
魔導師「危険だと伝えておかなければ誰かが危険だと知らず同じものを作り上げる可能性があるからですよ」
魔導師「さて、もうすぐ完成ですかな・・・」
書きかけの魔方陣は半分ほど出来上がっていた


865VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:15:07.74/z3N8IL+0 (2/21)

ksk
ところで李伐符魯の読みってリキプロなのか?


866VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:15:26.12uKRbQmmw0 (1/5)

街の中心にはオベリスクが立っており、そこから円形に街が構築された城壁都市である


867VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:34:49.06zjV9L6wa0 (3/16)

街の中心にはオベリスクが立っており、そこから円形に街が構築された城壁都市である

オベリスクは天にも届くかと思われるような大きさで傍らに座った女の子の像が背中をつけて眠るように、寄り添うように、建てられていた
そしてそれを中心に交易都市李伐符魯が存在している。
妖刀「大きい町だにぃ、そこらに露店があるにぇ」
魔法使い「アタイは魔女伝説について調べたいねぇ」
勇者「じゃ、今日は皆単独行動でいいか?あとで宿屋に集合」
皆『賛成!』

勇者の行動>>869
魔法使いの行動>>871
盗賊の行動>>873
妖狐の行動>>875
リリィの行動>>877


868VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:45:13.09/z3N8IL+0 (3/21)

ksk


869VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:45:21.89uKRbQmmw0 (2/5)

女勇者に今度会ったとき何かプレゼントしようと露店屋めぐり


870VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:45:47.61/z3N8IL+0 (4/21)

ksk


871VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:46:46.16uKRbQmmw0 (3/5)

古本屋や図書館で文献を漁る


872VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:46:49.20/z3N8IL+0 (5/21)

魔女についての情報収集


873VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:47:18.61/z3N8IL+0 (6/21)

爆弾の材料を買いあさる


874VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:49:16.77/z3N8IL+0 (7/21)

ksk


875VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 01:49:37.14xWEOsPwao (1/2)

食い歩き


876VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:49:40.81uKRbQmmw0 (4/5)

世界中から集まった酒や珍味を味わう


877VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 01:50:05.88/z3N8IL+0 (8/21)

召還系魔道書を買った後迷子に
商人のパーティを見かける


878VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 01:50:17.42xWEOsPwao (2/2)

勇者を監視


879VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 02:10:30.80zjV9L6wa0 (4/16)

勇者

勇者(くっくっく女勇者にあったときのために何か買っておこうかなぁ。好感度アップ)
指輪屋
勇者「高っ、」
店員「まぁあなたのような子供には手が出ないでしょうね。プレゼントはもうちょっと安いものがいいと思いますよ。ここ高級店ですし」
花屋
勇者「あいつに似合う花が分からん。とりあえずリリィに白百合を買っていくか。妖狐には何かグロテスクな実をつけたこいつを持って行ってやろう」
店員「毎度ー」
アクセサリーショップ
勇者「このブレスレットなんかリリィにピッタリだな。妖狐にはこのトゲ付きの首輪を、お、魔力を上げる指輪あるじゃん魔法使いにプレゼントしてやろう」
勇者「お、ネックレスか」
その銀色のネックレスは魔力の込められたお守りがついているものだった。
勇者「これは似合いそうだな。これもくれ」
店員「はいよ。」


880VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 02:29:30.03zjV9L6wa0 (5/16)

魔法使い

魔法使い「というわけで国立図書館の最も古い書庫にきたんだ」
魔法使い「で、魔女に関する記述がこれだ」

昔、ここにはなぞの石碑、オベリスクしかなかった。
そこに魔女が降り立った。そして魔女はこのオベリスクを中心に領土を張り、人を集めて町を作った
人々は魔女を敬いその力を借り、繁栄した。その力で交易都市として栄えることが出来たのだ。

魔法使い「これだけだしねぇ・・・ん?」
魔法使いが目を引かれたのは著者の部分
魔法使い「ちょいと館長、この著者ってのは生きているのかい?」
館長「あぁ、生きてるよ。会ってみるかい?住所は・・・」
今すぐ行ってみるか、後で盗賊たちと合流してからにすべきか迷うねぇ

>>882


881VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 02:30:12.79uKRbQmmw0 (5/5)

ksk


882VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 02:31:49.28/z3N8IL+0 (9/21)

今すぐ行ってみる


883VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 03:28:51.96zjV9L6wa0 (6/16)

魔法使い「うん。今すぐ行こうかねぇ。教えてくれや館長さん。住所は来たばっかで分からないから行きかたを」
館長「分かったよ。ここをこう行って・・・」

魔法使い「あんたが老人かい?魔女について聞きたいことがあって」
老人「魔女?あぁ私の家系にのみ言い伝えられる話だよ。私の先祖は魔女にずっとついて回っていた男でね。ここに町を作り魔女とともに繁栄へと導いた男なんだよ。」
その魔女についてこの町で一番詳しいという
老人「あのオベリスクに寄り添っている女の像を見たかい?」
魔法使い「あぁ見たよ。あのゴスロリ衣装を着た女の子だろう?」
老人「それが魔女だよ。あれを作ったのも私の先祖だ。魔女と一緒に町を作った男ではなくその孫らしいがな」
老人「そのご先祖様によると魔女はいつもああしてオベリスクに寄りかかって町を眺めていたらしい」
魔法使い「その魔女の魔法については知らないのかい?」
老人「そっちについて知りたかったのか・・・魔女が隠居して住んでたところなら分かるぞ」
魔法使い「マジかい?教えてくれよその場所」
老人「うむ、場所はな・・・」

魔法使い「あとで盗賊たちと一緒に行って見るかねぇ」


884VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 03:33:07.24zjV9L6wa0 (7/16)

盗賊
盗賊「たまには俺も遠距離武器が欲しいな」

盗賊「と考えるまではよかったが、何故銃じゃなくて爆弾なんだ。」
盗賊「ダイナマイトTNT手榴弾etc」
盗賊「まぁこんなもんか」
盗賊「あれ!?俺の出番これだけ?」


885VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 03:43:15.03zjV9L6wa0 (8/16)

妖狐
妖狐「こういう大きな町に来たなら食べ歩きじゃな」
妖狐「そこの親父、その大きなりんごのはちみつ漬けをもらうでありんす」
親父「毎度~」
妖狐「パイ貰おうかの」
親父「あいよ」
妖狐「たこ焼きウマウマ、じゃ」ハフハフ
親父「ありがとうございましたー」
妖狐「お好み焼きもいいのう」
店長「腕によりをかけて作りましたので」
妖狐「わたあめってべたべたするのー」
妖狐「焼肉♪焼肉♪」

とりあえず妖狐は幸せであった。


886VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 03:53:16.74/z3N8IL+0 (10/21)

世界観的にあまり性能の良さそうな銃はなさそう
むしろダイナマイトとかTNTとか手榴弾とか出てきた事に驚いた


887VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 03:59:09.54zjV9L6wa0 (9/16)

リリィ
書店
親父「お譲ちゃん、こんなのに興味あるなんて珍しいね」
リリィ「唯一の・・・存在価値」
親父「え、なんだって?」
リリィ「・・・」スタスタ

リリィ「!?」
リリィは反射的に壁に隠れる。
リリィ(あれは・・・)
それはあの商人たちだった
商人「どこだー、エリザベート、お父さんが来たよーエリザベートエリザベートオオォォオオ」
その傍らには哀れんでるともなんともいえないような顔で付きまとっている二人がいた。
リリィ(早く伝えないと・・・)
リリィは宿屋に向かって駆け出すのであった

皆が宿屋に集合した時
>>888

今日は寝ます


888VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 04:00:29.05DRhPdZTc0 (1/4)

夕飯時、宿屋でみんなで夕食をとる


889VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 19:31:04.87zjV9L6wa0 (10/16)

宿屋に集合、夕飯時

妖狐「今日は本当に幸せであったぞ勇者、感謝じゃ」モグモグ
妖狐が物を口に入れながら行儀悪く、しかし幸せそうに言う
勇者「俺が渡した金を全部使った挙句借金まで残すなんて、そんなにいっぱい食べてなぜまだ食えるんだよ」
妖狐「食べ物への愛じゃ」
勇者「食い物への愛で食費を費やすぐらいだったら俺への愛で食費を減らしてくれよ」
妖狐「また魔物を狩って金を奪い取ればよいではないか?」
勇者「それでも出来るだけ金は使いたかねえよ」
勇者「そうだリリィ、」
リリィ「」ピクッ
考えことをしてた風なリリィが驚いて顔を上げる。
勇者「お前にプレゼントがあるんだ。ほら、白百合の花とブレスレット」
リリィ「あ、あり・・がと」
リリィはそれを手渡されてうれしいのか、赤くなって俯き小さくお礼を言った。
勇者「魔法使いにはこれな。魔法の指輪」
魔法使い「お、魔力アップか、ありがたいねぇ」
妖狐「わっちには?わっちには何かないのかや?」ワサワサ
妖狐が尻尾を振って期待するように乗り出してくる。
勇者「はい、これ」
妖狐「なんじゃこれは」
勇者「遥か南の地で育つかなり珍しい植物らしいぞ。別名歩く食獣植物だとか」
盗賊「どう考えてもそれ危なくね?」
勇者「大丈夫、それまだ蕾」


890VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 19:42:59.48zjV9L6wa0 (11/16)

妖狐「こっちは・・・?」ワナワナ
妖狐がもう一つのプレゼントを持って震える。そうかそうかそんなにうれしかったか
勇者「お前にぴったりだろ?くびw・・」
妖狐「喧嘩売ってるのかお主いいいいい。」
勇者「ぎゃー、どうして怒ったー!」
妖狐「あったり前じゃあああああああああ」
勇者「そうか、それには攻撃力と戦闘本能を倍増する力が」
妖狐「お主に向かって働くようじゃああああああ」
盗賊「まぁ当たり前だわな」
魔法使い「勇者が悪いねぇ」
妖刀「そうだにぇ。お父さんが悪いにー」
勇者「あ、お前何勝手に人間に姿になって食ってるんだ!それ俺の分」
妖刀「なんのことかにー?あたしに人間の姿を願ったのはお父さんだにぃ。食べ物を与えるのも当たり前だにぇ」
妖狐「捕まえたぞおおおぉぉぉ」
勇者「ぎゃあぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁああぁぁああああぁ」

その後

魔法使い「というわけでアタイは明日にでも魔女が住んでいたという洞窟に行ってみたいと思うんだよねぇ」
盗賊「まさか本当に魔女がいたなんてなぁ。しかもあんな小さい子だしちょっとぐらいは気になるかな」
妖刀「盗賊はロリコンなのかにぇ?」
盗賊「そういう意味じゃねえよ」
勇者「」ボロボロ
妖狐「じゃあ明日行ってみるかや?」
魔法使い「行ってくれるのかい?」ワクワク
勇者「それよりもリリィ、お前何か言いたいことがあるんじゃないか?」
とりあえず魔法使いの前にさっきから何か悩んでいるリリィに話しかける。

リリィ「・・・>>892」


891VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 19:45:19.53qd1kGGXbo (1/5)

あの商人さんがこの町に来てる


892VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/15(日) 19:45:20.97WuQY6wCAO (1/3)

お父さん、か……


893VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 21:42:09.09zjV9L6wa0 (12/16)

リリィ「・・・お父さん、か……」

勇者「え?」
リリィ「あの人の気持ち・・・分かる気がするの・・・」
リリィ「話してなかったよね・・・私の・・・過去」

そしてリリィの長い話が始まった。(>>432,433参照)

リリィ「だから分かるの・・・家族をなくした気持ち・・・そしてわたしも誰に怒りをぶつけたらいいか分からなかった」
リリィ「私も少しでも怒りをぶつけられる相手がいたりしたら・・・ぶつけていたかもしれない・・・」
勇者「だからこそ唯一関係のありそうだった盗賊に怒りをぶつけるしかなかったとしても仕方ないと?」
リリィ「」コクン
盗賊「それは俺が嫌いだから言ってんじゃないだろうな?」
リリィ「」ゲシッ
盗賊「あいたぁ!」
魔法使い「空気読みなよ。」ハァ
勇者「でも、今更どうしたんだ?もうあいつらとは別れたのに」
リリィ「さっき、見たの・・・町で」
勇者「見たって、あいつらをか!?」
リリィ「」コクン
リリィは悩んでいた。
以前、何が来ようと勇者たちを守ると自らに誓った。それにはもちろん盗賊も含まれている。
なのにあの商人のことが理解できてしまう。理解してしまったから躊躇してしまう。
守るということは敵を踏み倒してでも危険を取り除くということ。
しかし踏み倒すことを躊躇してしまった。自分と同じ境遇だと理解してしまったから
リリィ「・・・・・・」
勇者「>>895」


894VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 21:44:44.62/z3N8IL+0 (11/21)

ksk


895VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 21:46:08.54qd1kGGXbo (2/5)

よし盗賊を差し出すか


896VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/15(日) 21:55:20.47KP+gpb3AO (2/2)

ひでぇwww
真犯人探せよwwwww


897VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 21:59:57.29DRhPdZTc0 (2/4)

生贄ですね、わかります


898VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:06:03.95zjV9L6wa0 (13/16)

勇者「よし盗賊を差し出すか」

盗賊「えっ?」
魔法使い「賛成、片思いしてくれる相手がいるなんてなんかむかつく」
盗賊「えっ?」アオザメ
妖狐「そうすれば腹の虫も収まるかもしれんの」
盗賊「えぇっ?」アセアセ
勇者「と、いうことで生贄決定」

盗賊「>>900」


899VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:07:32.75/z3N8IL+0 (12/21)

ksk


900VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:07:48.40DRhPdZTc0 (3/4)

くっ!こうなれば商人を暗殺してやる!


901VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:07:56.37/z3N8IL+0 (13/21)

冗談だよな?


902VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:39:26.26zjV9L6wa0 (14/16)

盗賊「くっ!こうなれば商人を暗殺してやる!」

勇者「ま、冗談だけどな。」
盗賊「・・・」
盗賊「・・・」ズーン
妖狐「塞ぎこんでしまったぞ」
魔法使い「まぁ楽しんだからいいかねぇ」
勇者「ま、この町で出会わなければいい話だ。幸運にもこの町は広いし、宿屋だっていくつもある」
リリィ「フラグ・・・」
勇者「何のことだ?さて、今日はもう遅いし寝ようぜ」
妖狐「ただし、男女別部屋じゃがな」
勇者「もう結構長く旅してるから信頼してくれたっていいのでは?」

妖狐「>>904」


903VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 22:42:32.80qd1kGGXbo (3/5)

信用のぉ・・・


904VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/15(日) 22:42:37.72WuQY6wCAO (2/3)

「ふらぐ」とやらかのぉ、あの三人が来たぞ


905VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:44:19.73/z3N8IL+0 (14/21)

真犯人を探すのにも情報が必要じゃ。
盗賊、お前が不良に襲われたエリザベートを助けたという町(実は結構近く)は何処かえ?


906VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 22:56:55.59zjV9L6wa0 (15/16)

妖狐「「ふらぐ」とやらかのぉ、あの三人が来たぞ」

勇者「はっ?」
妖狐「ほれ、窓の外見てみぃ」
盗賊「やべ、奴らだ」
まだこの宿に目はつけてないようだが、確かにあの商人たちがこの宿の近くを歩いている
勇者「おっちゃん(宿主)、俺たちのこと聞かれても何も答えないでくれ、勇者の特権!」
宿主「は、はぁ分かりました。」
勇者「早く部屋に行こう!」

2階の部屋
妖狐「ドサクサで部屋二つ頼むの忘れておった」
盗賊「そんなの何でもいいよ!」
勇者「大きい声出すな」

①見つからずそのまま通り過ぎる
②見つかる(どんな状況下でかも)

>>908


907VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:00:27.75/z3N8IL+0 (15/21)

ksk


908VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/15(日) 23:00:27.87WuQY6wCAO (3/3)

2 盗賊のくしゃみで


909VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 23:00:34.13qd1kGGXbo (4/5)

2 空手家が気配を察知


910VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:00:46.16/z3N8IL+0 (16/21)

②空手家だけが気の流れで気付くがあえてスルーして通り過ぎる


911VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:03:35.76/z3N8IL+0 (17/21)

>>909
握手


912VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/15(日) 23:06:07.47qd1kGGXbo (5/5)

>>911
  `¨ - 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´


913VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:14:04.66/z3N8IL+0 (18/21)

AAどうもありがとう

てかくしゃみだけで声を特定される宿屋の壁は何なんだ


914VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:24:31.37zjV9L6wa0 (16/16)

2 盗賊のくしゃみで

勇者「大きい声出すな」
盗賊(鼻がむずむずする)
盗賊「~っ、クシュン!・・・・・・あっ」
皆(このバカー!)

空手家「この気配、あの盗賊のものか」ボソッ
空手家がこっそり女剣闘士にささやく
女剣闘士「商人に言わないようにな。今度こそ殺しちゃいそうだから」
空手家「分かっている。」

「~っ、クシュン!・・・・・・あっ」

その小さいくしゃみは商人の耳に届いてしまった
商人「今の声、この宿屋ですか~、待っててねエリザベートォォオオォお父さんが助け出すからね」
空手家「そんなの聞こえたか?」
女剣闘士「い、いや」
商人「しかと聞こえましたよーエリザベートォォ」
空手家「今のは違うものの声だ。似ていただけだ」
女剣闘士「その通りだ。盗賊の気配は別の方向からする」
「コノ宿屋カラダ、逃ガスナ狂気ノ囁クトオリニスレバイイ。殺セ、己ガ狂気ニ身ヲ任セテ殺セ」
商人「この宿屋です。今の声は絶対です。今すぐ助けますからね。殺す。コロス。」
空手家と女剣闘士が必死に止めようとするもむなしく、商人は宿屋に入っていった。
二人は気づいていない。この男の狂気に取り入り、取り付いたモノの存在に

勇者「やばいやばい、入ってくるって、ってか入ってきた」
魔法使い「盗賊、ほら生贄の役目を」
盗賊「冗談じゃねえよ。魔法使い、瞬間移動呪文は?」
魔法使い「ここ室内だし、ダンジョンじゃないから脱出呪文使えないし」
妖狐「大丈夫じゃ、あの宿主が口を割らなければ」
勇者「そうだ。ここ鍵もついてるし、安全なはずだ」

勇者たちの運命やいかに
>>916

今日はもう寝ます


915VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:27:40.64/z3N8IL+0 (19/21)

ksk


916VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:27:45.51DRhPdZTc0 (4/4)

なんと商人の要請でこの街の衛兵が突入してきて勇者たちを拘束し投獄


917VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:27:51.12/z3N8IL+0 (20/21)

商人が手動式ガトリング砲をぶっ放す


918VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/15(日) 23:28:58.71/z3N8IL+0 (21/21)

意外と冷静な商人であった


919VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 05:43:38.35MgEIzTPT0 (1/9)

商人「2階ですねぇええええ」
宿主「ちょっと、勝手に上がられては困ります」
商人「なんでですか?」
宿主「上がるならチェックインしてくださいよ。」
商人「人に会いに行くだけですよおおぉお」
宿主「誰ですか?呼んでまいりますよ。」
商人「じゃあ盗賊という方を連れてきてください。」
宿主「この宿屋にはそんな方いませんよ」

勇者「宿主ちゃんと口割らないでくれてるかな。」
盗賊「そう願っておくわ」
妖狐「1階から上がってくる気配はないの、今のところはな」

商人「じゃあいいですよ。電話借ります」
空手家「商人は何を考えているのだ?」
女剣闘士「さあね。少しは冷静になっているといいのだけれど」

ドドドドドドドドド
勇者「何の音だ?」
妖狐「大勢の人間の足音じゃ、この宿屋に向かってきておる。」
盗賊「おいおい冗談だろ」

隊長「貴様が通報者か」
商人「そうです。この宿屋にいる極悪人を捕まえてください」
空手家「極悪人などいない。商人の勘違いだ」
隊長「我々は通報人の意見を第一と考える。かかれぇ」
宿主「あの、勝手に上がられては・・・勇者様すいません」

隊長「貴様たちを逮捕する」
勇者たち『え~!』
盗賊「あの商人の勘違いだってば!」
勇者「大体俺ら関係ないし!」
魔法使い「盗賊とはこの町であったばっかりだし!」
妖狐「生贄はそやつで十分じゃし!」
盗賊「お前ら死ね!」

ガチャン
隊長「牢にでも入っていろ」
勇者「盗賊何しているんだよ!世界の希望がこんなところでブタ箱に入れられてるなんて!」
魔法使い「魔女に会いに行くのはどうするんだよ」
妖狐「屈辱的じゃ」
妖刀「とっさに人の形になっといてよかったにー、剣にとって使い手と離れ離れになるほど孤独なことはないからにぇ」
勇者「とりあえず武器はあるか」

どうする?
>>921


920VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 07:36:17.52y+r6egM40 (1/7)

ksk


921VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 07:37:14.21y+r6egM40 (2/7)

妖刀を鍵の形にして脱出


922VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 20:30:57.25MgEIzTPT0 (2/9)

勇者「鍵穴発見」
盗賊「よしピッキングの腕が鳴るな、勇者針金のようなもの・・・」
勇者「ねえよ」
盗賊「」
勇者「妖狐、あの超能力みたいなもので解錠できないか?」
妖狐「無理じゃ、わっちに出来るのは人を化かす程度の能力なのでな、超能力は脳を持っているやつにしか効かないんじゃ」
勇者「化かす?あれどう考えても魔法じみたものじゃないか」
妖狐「金縛りは、人の脳に動けなくする指令を出せばよい、操るのもまた同じ、化かしてそういう指令を出せばよいのじゃ」
勇者「前、空中に縫いとめてなかったか?(主に俺を)」
妖狐「それは脳内に空中で止まっているような幻覚を見せるんじゃ。簡単に言えば超能力よりも催眠術に近いの」
魔法使い「魔法じゃなかったのかい。てっきりその類だと思っていたよ」
妖狐「狐の本質は化かすことじゃ。主も 化 か さ れ ぬ よ う に なぁ?」
勇者「結構前から頬をつままれてる気はするけどな。・・・あ、いいこと考えたぞ、リバーディウス?」
妖刀「な、なんだに?」(やばいに、なんか次の展開が分かる気がするにー)
勇者「鍵の形になれるか?」
妖刀「な、なれないにぇ?」(ああ、やっぱりだにぇ)
勇者「うそだろ?」
妖刀「・・・うそなのですにぇ」(あぁ、やっぱり断れないんだにぃ)
勇者「よし、魔力注いでやるからなれ」
妖刀「お願いだから剣としての用途以外使わないでほしいにー、用途用量お守りくださいだにー」
勇者「最後の鍵ゲット」
妖刀「誰が最後の鍵だにっ!?妖刀だにぇ!何でこの主人に仕えちまったんだにぇー」
勇者「ほら、はやくしろ」
妖刀「酷いに、精神的陵辱だにぇ最大の侮辱だにぃ」
盗賊「これは酷い」
ガチャ
勇者「よし、開いたぞ、さすが万能道具」
妖刀「だから妖刀だにー!」
「だ、脱獄だー」
勇者「っべぇ、もうバレた」

>>924


923VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/16(月) 20:40:35.07EbqeY9sAO (1/3)

危なくなったらスタコラサッサだ!と脱獄


924VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 20:40:38.599r3wl1jf0 (1/9)

衛兵をちぎっては投げちぎっては投げて脱獄


925VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 20:40:50.39U7bxzhaeo (1/9)

「××さま!(盗賊の厨二病時代の名前)」と呼びながら牢屋の壁を掌打で粉々に突き破り錬丹術と拳法の使い手エリザベートちゃん(無論少女だ)参上!盗賊を首への手刀で気絶させてから拉致逃走


926VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:00:51.34MgEIzTPT0 (3/9)

勇者「強行突破だ」
『おーっ!』
衛兵「やれー!」
勇者「リバーディウス、殺さないように刃を無くしてくれ」
妖刀「いい加減血を吸わせてほしいに」
衛兵「ぶ、武器を持っているぞ」
衛兵2「怯むな!相手はたったの五人だ。子供さえいる」
リリィ「・・・」ゲシッ
衛兵「おおぅ金的...」バタ
勇者「峰討ち!」
衛兵「グッぅ」
盗賊「俺は元より肉体派だしな。それっ」
衛兵「ぐあっ」
衛兵「くそ、武器持ってこい!こいつらなかなか強い」
魔法使い「させないね。集団催眠呪文!」
妖狐「人間相手ってのは楽勝じゃな」

無事逃げ出すことが出来たか否か何が起こるか
>>928

実際>>925でも書いてみたかった気はする。


927VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:02:01.999r3wl1jf0 (2/9)

ksk


928VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:02:23.849r3wl1jf0 (3/9)

>>925


929VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 21:17:49.24U7bxzhaeo (2/9)

>>928
あら。採用ありがとう


930VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 21:36:54.96U7bxzhaeo (3/9)

採用されるかどうか知らんが「錬丹術」は外丹でなく内丹って事で


931VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:40:21.68MgEIzTPT0 (4/9)

実は錬丹術って鋼の錬金術師でしか知らないんだよ。解説頼みます

「逃がさないぞ。実験台になってもらう」
「うおおぉおおおぉおお」
その声とともに何かが奥からやってきた。それは魔物のように見えた
リリィ「魔獣・・・」
リリィが半分怯えた声で小さく言った。
勇者「魔獣って・・・」
リリィが言うには魔法などの力を持って、生み出されたり召還されたりした魔物のようで少し違う生き物らしい。
「その通り、魔獣だ。実践に使ったことはないのでな、試させてもらおう。」
声だけがするが音質などから察するにスピーカーのようなものだな
リリィ「下がって・・・」
リリィの周りが光る。リリィも魔獣を呼び出そうとしているのだ。そのとき

「その必要はない」バキィ
牢屋の壁が破壊されて、何者かが魔獣を倒すとともに現れた。
「メシア・メサイア様!」
「錬丹術と拳法の使い手、最強美少女エリザベートちゃん参上!」
ガッ
盗賊「カハッ!」
いきなり盗賊が気絶させられた!?
エリザベート「さぁ、ようやく二人っきりになれるね。」キャー
ビュン!
エリザベートと名乗った活発そうな少女が盗賊を片腕で抱えて入ってきた穴から出て行った。
勇者「えーと、とりあえず・・・出るか」
その穴から俺たちも出るが、ぜんぜん展開が掴めない。
魔法使い「>>933」


932VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:43:18.75y+r6egM40 (3/7)

ksk


933VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:43:53.44y+r6egM40 (4/7)

…あのアマ、引っ捕まえて状態異常魔法の実験台にしてやる


934VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/16(月) 21:44:50.51rvwXSXWAO (1/3)

とりあえずエリザベート見つかったね


935VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 21:44:54.33U7bxzhaeo (4/9)

内丹は天地万物の構成要素である「気」を養うことで、自己の身中に神秘的な霊薬である「内丹」を作り、身心を変容させて、道(タオ)との合一を目指す、性命を内側から鍛練する中国の伝統的修行体系(WIKI参照)、乱暴簡単に説明なら気功だな



936VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:47:42.30y+r6egM40 (5/7)

出身国は違うけど空手家と被りそう


937VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 21:50:10.21U7bxzhaeo (5/9)

>>936
そのへんは安価次第だと思うがオレ的設定は「空手家は先生、でした。」という所かなあ


938VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 21:59:31.799r3wl1jf0 (4/9)

被ったっていいじゃない、むしろタッグを組んで魅せればいい


939VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:04:51.75MgEIzTPT0 (5/9)

魔法使い「…あのアマ、引っ捕まえて状態異常魔法の実験台にしてやる 」

勇者「何もそこまで」
魔法使い「あぁん!?」
勇者「す、すまんなんでもない」
リリィ「その気持ち・・・少し分かる」
妖狐「うむ、若いのぉ」
リリィ「・・・オヤジ臭い」
妖狐「」ピシ
勇者「抑えろ妖狐、実際何百年と生きてるだろ」
魔法使い「・・・実験台じゃ生ぬるいかもしれないねぇ、ほら探しに行くよ」
勇者「あ、ああ」

>>941

あんな大きなフラグ立てといてこんなあっさり登場とかどうすればいいんだろうか、世界の秘密とか
タッグもいいねぇ盗賊も合わせて肉体派3人組とか


940VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/16(月) 22:09:11.08rvwXSXWAO (2/3)

ksk


941VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:09:19.649r3wl1jf0 (5/9)

…自分でやりたいと言っておいてそれは無いんじゃないか?
安価は勇者たち一行は街中で極悪人として指名手配されている


942VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 22:09:59.97U7bxzhaeo (6/9)

え?まだオレはフラグ回収するつもりでいたんだが・・・まだどうにでもなるぜ?
安価下



943VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:14:55.48y+r6egM40 (6/7)

使命を果たす前に一度だけでも想い人と会いたかったとか最高じゃない


944VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:24:57.88MgEIzTPT0 (6/9)

そうだな勝手にやって勝手にぼやいてすいません。

魔法使い「ん?」
魔法使いは足を止めた。その目に映ったのは壁に貼られた自分たちの指名手配写真だった。
勇者「早いな」
魔法使い「今のアタイたちには関係ないね。とっとと行こう」
妖狐「にしてもどこに行ったんじゃ、あの小娘」
勇者「とりあえずこうなったらまずこの町から出たほうがいいんじゃねえか?」
魔法使い「>>946」


945VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 22:26:26.72U7bxzhaeo (7/9)

この町にまだいる、あたしの勘だ


946VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:26:43.119r3wl1jf0 (6/9)

魔女に会いに行くのはどうするんだ!


947VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:34:28.22MgEIzTPT0 (7/9)

魔法使い「魔女に会いに行くのはどうするんだ!」

勇者「そっちは後回しだと思っていたんだがな。」
妖狐「魔女なら色々力になってくれるかもしれないしの」
勇者「で、その魔女の住処の場所は?」
魔法使い「町の外れ、っていうか町の外」
勇者「どの道出るんか!」
妖狐「そうと決まったら行くべきじゃな」

無事たどりつけるか
>>949


948VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 22:35:56.08U7bxzhaeo (8/9)

警備が手薄な方角だったのでたどり着く


949VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2012/01/16(月) 22:39:13.73rvwXSXWAO (3/3)

洋子が周りの人間を化かしてくれたおかげで見つからずにたどり着けた


950VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 22:59:16.38MgEIzTPT0 (8/9)

勇者「人がいっぱいいるな」
魔法使い「アタイが調べてたからかね」
妖狐「くっくっく、人がいっぱいいる。わっちらはその目を誤魔化す必要がある。つまり何が効果的じゃと思うかや?」
勇者「つまり、妖狐が一番役立てると?」
妖狐「その通りじゃ、わっちの"人を化かす程度の能力"を全開にしてやろう。化け狐、九尾の狐、孤神、白狐、そのどれもの頂点に立つ力、とくと見よ」ザワザワ
九本の尻尾がすべて我先に空へ伸びんとするかのように逆立ち、ざわつく
人々「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
人々が固まった。表情もどこか虚ろだ。
妖狐「今こやつらは人それぞれ最高に幸せな幻覚を見ておることじゃろう。ほれ、早く行くでありんす」
勇者「改めてお前のすごさを垣間見た」
妖狐「この状態は数十分続くじゃろうな。」
魔法使い「ここかね・・・」
それは洞窟だった。がけの下のこっそり隠れるようにぽっかり開いた穴、場所を教えてもらえなきゃ見逃していただろう。
それはぽっかりと虚空に開く穴のように少しでも奥が見渡せないような真っ暗闇だった。
不思議の国に行ったアリスであれば好奇心を持って飛び込めるような穴でも、俺らにとっては不気味以外の何者でもなかった。
それが続いているのは不思議の国ではなく魔女の国、何が起こるかわからない不思議な魔法の国
魔法使い「行こうかね」ザッ
俺たちは魔法使いを筆頭に洞窟内に入る。
ヒュンッ
魔法使い「!罠」
罠が作動した

どんな罠か
>>952
勇者たちの行動
>>954


951VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 23:00:56.12y+r6egM40 (7/7)

You are an idiot! ha haha ha ha ha ha! ha ha ha ha ha!


952VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/16(月) 23:01:17.30EbqeY9sAO (2/3)

ksk


953VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/16(月) 23:03:13.40EbqeY9sAO (3/3)

木人襲撃


954VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 23:03:55.459r3wl1jf0 (7/9)

逃げるしかない


955VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 23:04:50.209r3wl1jf0 (8/9)

>>1さっきからsage続けてるぞ


956VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 23:11:39.66MgEIzTPT0 (9/9)

sage、直すの忘れてたw

木人襲撃

ヒュン
すごい速さで木人がかけてきた。
そして目にも留まらぬ速さで拳を固めて殴ってきた。
しかしそれは外れる。ドゴン
床がかなり凹んだ。こいつ力が強いぞ
木人が睨んできたこれは威嚇か
勇者「いったん撤退だ。明かりが弱いままだと不利だ」
魔法使い「・・・そうだね。いったん出よう」
幸運にもそいつらは洞窟内に入ってすぐ出たので怪我をする前に洞窟内から出ることができた
勇者「どうしようか?」
>>947

洞窟内奥にて
「もう帰るの?臆病ね」クスクス
小さな女の子の笑い声がするのであった。(もちろん勇者たちには聞こえない)


寝ます


957VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/16(月) 23:12:32.499r3wl1jf0 (9/9)

今夜は野宿だ


958VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/16(月) 23:13:48.81U7bxzhaeo (9/9)


安価は>>957なのか?


959VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 06:08:14.64Mzexb6ic0 (1/3)

うわーお、また安価ミスった

勇者「今夜は野宿だな」
魔法使い「なんで?」
妖狐「もう暗いしの、明日明るくなってからのほうがよいじゃろう。ここなら安全じゃろうしな」
魔法使い「ラナルー…」
勇者「うわー、安価無視すんな!」
妖刀「地味にメタいにぃ」
とりあえず魔法テントを張る。魔法によってテントの中は見た目の数倍あるっていう優れものだ。異次元収納機能付き
魔法使い「でも早く盗賊を助けに行かないと」
勇者「急がば回れ、魔女に助けてもらうのも手だ。それにそんな酷い目には合わされないだろう」
魔法使い「分かったよ・・・でも明日は早く起きるよ」
勇者「あぁ」

「・・・バリアでもあってあげようかしら、なかなか面白そうな子達だし」クスクス

洞窟とそのすぐ外で寝ているテントを包む大きなバリアが張られた。これで誰にもあのテントは見えないしここらへんに近づくことはなくなった。

>>961

ところで、そろそろ次スレ立てたほうがいいですかね?



960VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 06:23:22.31rH0/deOm0 (1/5)

ksk


961VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 06:23:48.99rH0/deOm0 (2/5)

夜・エリザベートの隠れ家に連れて来られた盗賊に視点変更


962VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 06:33:32.27rH0/deOm0 (3/5)

次スレは980辺りでおk


963VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 06:50:31.44Mzexb6ic0 (2/3)

「おやすみー」

というわけで盗賊視点
助かったと思ったら片思いされていた相手に拉致されていた。何を言っているかわからねーと思うが(ry

「メシアメサイア様、ようやく二人っきりになれましたね」
ここに来てそいつの格好をよく見ることが出来た。
特注かなんか知らないが巫女服にも見える中国拳法のような服
髪は後ろで長く結んでいて、顔はやっぱり美少女のうちに入るのだろう。どこかボーイッシュな活発そうな顔立ちをしていた
盗賊「敬語使うな、状況説明をしろ。お前は本当にエリザベートなのか?」
エリザベート「うんエリザベート、あえて嬉しいよメシアメサイア様」
盗賊「頼むから盗賊って言って、俺の黒歴史穿らないで」
エリザベート「じゃあ盗賊、ここでエリザベートちゃんと一緒に一生暮らす気ない?」
盗賊「まったくもって、ない っていうか俺はその黒歴史名で名乗った覚えがないぞ」
エリザベート「噂で聞いた。それが通り名だと、」
盗賊「だいたい俺が助けた一回しか会話してないのに、ってか会話も長くなかったし」
エリザベート「ずっと見てました。ずっと、ねぇ一緒に暮らそうよ」
盗賊「断る」
エリザベート「そう、やっぱりあいつが邪魔で邪魔で仕方ないんだね?大丈夫だよあんな女エリザベートちゃんが一瞬で消し去っちゃうから」
盗賊(やばい、魔法使いがやばい、くそ、体が動かない)
エリザベート「あぁ、エリザベートちゃんの言うことに反する動きをしようとしたら金縛りにあう仕掛け施させてもらったよ」
盗賊「なんだよそれ、逃げないから放せよ。」(魔法使い、こいつはまずい、早く逃げてくれ)
エリザベート「ダメだよ動けないと言うことは逃げようとしたってことなんだから、その考えを捨てれば動けるよ」
エリザベート「くふ、すぐにあの女狐を殺して君を呪縛から解き放ってあげるよ」
その目は父親と同じ狂気に満ちた目をしていた。

妖狐「む、何か呼ばれたような気がしたぞ」
勇者「なんだか知らんがそれは絶対違うと思うぞ。ホラ、とっとと寝ろ」

エリザベート「好きだよ。何にも変えられないほど大好きだよ盗賊」
盗賊(魔法…使・・い)

>>965


964VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/17(火) 10:27:15.44ltuMTHmAO (1/3)

ksk


965VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/17(火) 10:30:43.52ltuMTHmAO (2/3)

「あらあら困ったちゃんね…さてどうしたものかしら。まあ可愛い子孫を見捨てる訳にはいかないわね……表の一行に頼もうかしら?でも木人も倒せないようじゃねぇ…」
鏡で商人パーティーとエリザベートを見ていたエリザベートそっくり(但し服装と髪型は違う)な魔女視点


966VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 22:24:11.47Mzexb6ic0 (3/3)

「あらあら困ったちゃんね…さてどうしたものかしら。まあ可愛い子孫を見捨てる訳にはいかないわね……表の一行に頼もうかしら?でも木人も倒せないようじゃねぇ…」クスクス
魔女は笑う、そのエリザベートによく似た、しかしさらに幼いその顔を歪ませて
魔女「そうね。おもしろそうだし、弱い駒に張ってこそ楽しみが増えるというものかしら?フフフ」
魔女「だいたいあの子達戦ってすらいないものね。明日"戦う勇気があるならば"力を貸してあげてもいいかしらねぇ?」クスクス
魔女は一人誰かに問い、問いで返しながら笑う。
魔女「そうね。そうしましょう。明日の朝を待ちましょう。」

>>968


967VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/01/17(火) 22:25:33.67r3mJFjIAO (1/1)

戦士「出番か」


968VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 22:25:43.14rH0/deOm0 (4/5)

ksk


969VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)2012/01/17(火) 22:26:49.85Tw1bhQ3AO (1/1)

くりーむ上田


970VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 22:26:50.53FIZj1xAO0 (1/1)

盗賊とエリザベートの濃厚SEX


971VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/17(火) 22:47:08.45rH0/deOm0 (5/5)

これはどうなる


972VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/17(火) 22:53:04.99ltuMTHmAO (3/3)

くりーむ上田を人名と見なければ(店の名前とか)可能だろ、なんとでもなる。まあ安価下でもかまわんがね


973VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 00:52:58.456CxXln3eo (1/1)

見にきたらエリザベートちゃんがヤンデレになってた。/(^o^)\ナンテコッタイ

>>969と>>970が無効なら朝になったので洞窟に突入


974VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 20:53:38.90cscN349X0 (1/6)

町人「くりーむ上田さま、この町にやってきた極悪人がいまだ見つかっておりません。ご指示を」
町人「クリーム上田さま、通報した商人という男も消えたそうです」
町人「くりーむ上田さま、魔女の像がお告げを残したと預言者が」
町人「クリーム上田さま、最近出番がとんと無いと戦士から苦情が」
町人「くりーむ上田さま、財政難が」
町人「クリーム上田さま、カレー派の子供がデモを」
クリーム上田「」ゴゴゴゴゴゴ

>>976


975VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 20:55:15.06EqvtXsA00 (1/7)

ksk


976VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 20:55:46.00EqvtXsA00 (2/7)

>>974という夢に勇者がうなされた


977VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:24:09.31cscN349X0 (2/6)

クリーム上田「まずはカレー派の子供を何とかすることが優先だ。駆逐せよ」
町人「はっ!」

勇者「はっ!・・・はぁはぁ夢か・・・・・カレー派で何が悪い」(>>1はシチュー派です)
勇者「いくつかフラグが隠れてた気がするけどまぁいいか。とんでもない悪夢だった」
戦士のやつ出てきたりしないだろうな・・・ウザったいタイミングで
勇者「まだ早朝だし二度寝するか」

魔法使い「>>979」


978VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 21:27:58.51sWtLklMso (1/5)

嫌な予感がする早く魔女に会いに行こう


979VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/01/18(水) 21:28:00.73I9POctTAO (1/1)

さっさと起きろ永遠に寝てたいのか?


980VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:39:57.36cscN349X0 (3/6)

魔法使い「さっさと起きろ永遠に寝てたいのか?」

勇者「後5分・・・」
魔法使い「メラゾー...」
勇者「ただいま起床いたしました!」ケイレイッ
妖狐「起きてないのはお主だけじゃぞ」
勇者「うん今起きた」(永遠に寝かされちゃかなわん)

魔女「来るのね。さてさて今回はちゃんと戦う勇気は持ち合わせているのかしら?」クスクス

魔女が住む虚空の闇に対峙するが、朝とはいえその中は真っ暗である
妖狐「まずは灯りが必要じゃな。」
妖狐「・・・こんなものかの」

妖狐は>>982


981VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:45:04.61DDTJM8jM0 (1/8)

ksk


982VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:45:16.74EqvtXsA00 (3/7)

再度衛兵に捕えられ地下牢に幽閉


983VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:45:19.20DDTJM8jM0 (2/8)

鬼火を呼び出した


984VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 21:45:23.61sWtLklMso (2/5)

毛を光らせた


985VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:45:57.35DDTJM8jM0 (3/8)

これはグダる


986VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:57:33.22cscN349X0 (4/6)

妖狐はハッとして崖の上を見上げる。
妖狐「よいから早く洞窟に入れんじゃ!わっちはもう知覚されてしまった上、奴らの中に対幻覚術を使えるやつがおる。」
妖狐は言いながら俺たちを洞窟内に突き飛ばす。そして幻覚を持って洞窟の入り口を覆い隠す。
衛兵「見つけたぞ。」
妖狐「く、見つかってしまったか、こんなときにやつらはどこに行ったんじゃ」(演技)
妖狐「わっちじゃない!わっちじゃないんじゃ!信じてくれ、わっちは騙されていたんじゃ」(もちろん演技)
衛兵「嘘だな。さぁ我々について来い」
妖狐「そんな。わっちは騙されていただけじゃと言うに・・・(泣)許さぬ・・・許さぬ」(ry

魔女「あの子すごい演技力ね素晴らしいわ」クスクス

衛兵「どうせここにやつらはいないだろう。私はこいつを牢まで連れて行くが貴様らは別の場所を探せ」
手下「ハッ!」敬礼
妖狐(もしかしてこいつバカかや)ウッウッエグッ、ヒクッ

>>988


987VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:58:50.15EqvtXsA00 (4/7)

ksk


988VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 21:59:14.77DDTJM8jM0 (4/8)

ksk


989VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 21:59:29.74sWtLklMso (3/5)

洋子追手全員に裸踊りさせる


990VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:00:22.05DDTJM8jM0 (5/8)

そろそろ次スレだな


991VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:09:53.86cscN349X0 (5/6)

次スレ立てておきましたよ

妖狐(本当に皆どっかに行ってしまったの対幻覚術の使い手まで追いやるとか低脳じゃな)ニヤリ
衛兵「何をしている早く歩け」
妖狐「うるさい踊っておれ」ザワザワ
衛兵「裸踊りだワッショイ、ワッショイ」
手下「ワッショイワッショイ」
町人「何あれ・・・衛兵?・・・まじかよ・・・あんな変態に守られていたなんて・・・キャーヘンタイ・・・墜ちたな・・・これが世界の選択か・・・」ヒソヒソザワザワ
妖狐「何故か衛兵の手下も全員にかかってしまったの・・・」
妖狐「さーてのんびり洞窟まで向かおうかの」

>>993


992VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:10:35.30EqvtXsA00 (5/7)

ksk


993VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 22:11:14.76sWtLklMso (4/5)

木人襲来


994VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:11:38.87DDTJM8jM0 (6/8)

空手家「この馬鹿弟子がぁッッ!!」

実はエリザベートの師匠だった空手家が隠れ家の壁を粉砕して乗り込んでくる
盗賊を除いた周囲の全てが打撃の応酬や気弾の嵐によって跡形も無くなる程の熱戦・烈戦・超激戦が始まる
身体能力と格闘技術は空手家に、気功の扱いはエリザに分がある
盗賊もメサイアモードで何とか追いつこうとするものの、盗賊の最大MPは少ない為すぐ魔翌力不足を起こしてパワーダウン、ガス欠する
因みに商人は少し離れた場所で女剣闘士が縄で縛っており、盗賊抱えた娘を見つけたから会わせてやるとの事


995VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/18(水) 22:11:58.85sWtLklMso (5/5)

>>993は洞窟の中な



996VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:26:03.50cscN349X0 (6/6)

勇者「来たぞ、リバーディウス」
妖刀「あいさ~、鉈のように刀身に厚みが欲しいねぇ。ニッヒヒ」
妖刀は魔力を吸い取り木を切るのに特化した厚い刃の剣に姿を変えた。
リリィ「狭くて出し辛い・・・」
リリィはこの狭い洞窟じゃ魔獣を出せないようだ。
魔法使い「その必要はないね。火炎呪文」
勇者「はぁ!」
火炎呪文で一体が火に包まれ、勇者は妖刀で一体を切りつけた。

>>998


997VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:27:48.03DDTJM8jM0 (7/8)

ksk


998VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:27:50.60EqvtXsA00 (6/7)

木人撃破


999VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:28:04.86DDTJM8jM0 (8/8)

少し先の大広間でゴーレムに出くわす


1000VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/18(水) 22:29:34.11EqvtXsA00 (7/7)

>>1000なら勇者×女勇者成就