1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:50:27.05:xBqec3ou0 (1/52)
唯「あずにゃん、私はごはんがおかずだよ」
梓「は…っ?…ごはんが…おかず?!」
唯「こんなの…外道だよね…」
梓「げ、外道にも程がありますよ!」
唯「あずにゃん、私はごはんがおかずだよ」
梓「は…っ?…ごはんが…おかず?!」
唯「こんなの…外道だよね…」
梓「げ、外道にも程がありますよ!」
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:50:59.07:xBqec3ou0 (2/52)
ごはんがおかず───
梓にとってそれはパンの上にごはんを
乗っけてしまうような行為に等しく、
お好み焼きをごはんと一緒になどとは
比べ物にならないくらいの『外道ご飯』
『外道ご飯』すなわちッ───
ご飯ですら、無い!
もはやそれはただの炭水化物。
食糧とは認められていたが、
ご飯とは一切思われていない物だ。
ごはんがおかず───
梓にとってそれはパンの上にごはんを
乗っけてしまうような行為に等しく、
お好み焼きをごはんと一緒になどとは
比べ物にならないくらいの『外道ご飯』
『外道ご飯』すなわちッ───
ご飯ですら、無い!
もはやそれはただの炭水化物。
食糧とは認められていたが、
ご飯とは一切思われていない物だ。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:52:00.37:xBqec3ou0 (3/52)
恋人の唯が『外道ご飯』が好き。
などとほざいている姿を見て──
梓は絶望の淵に立っていたッ!
梓「笑わせるなです……」
唯「あ、あずにゃん…」
梓「見損ないました!」
唯「うう……うわああん…」
梓「……もう別れましょう」
恋人の唯が『外道ご飯』が好き。
などとほざいている姿を見て──
梓は絶望の淵に立っていたッ!
梓「笑わせるなです……」
唯「あ、あずにゃん…」
梓「見損ないました!」
唯「うう……うわああん…」
梓「……もう別れましょう」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:52:31.35:xBqec3ou0 (4/52)
『外道ご飯』が好きだと言った唯を見て
ついに…梓は悟ってしまったのだ。
梓「貴方とはやってられません!」
『外道ご飯』が好きだと言った唯を見て
ついに…梓は悟ってしまったのだ。
梓「貴方とはやってられません!」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:52:58.88:xBqec3ou0 (5/52)
このまま末永く幸せに一緒にいる事は
いずれ不可能になってしまうだろう。
その事を梓は悟ってしまったのだ。
二人が末永く幸せに生きる為には…
食事の趣味がある程度合わないといけないッ!
食にこだわりがあった二人だったからこそ──
毎日『外道ご飯』を食べるにはいかないと思った。
泣き崩れる唯を前にしてつい心を痛めたが、
梓は今日のご飯は何だろうかと思いながらも家路についた。
このまま末永く幸せに一緒にいる事は
いずれ不可能になってしまうだろう。
その事を梓は悟ってしまったのだ。
二人が末永く幸せに生きる為には…
食事の趣味がある程度合わないといけないッ!
食にこだわりがあった二人だったからこそ──
毎日『外道ご飯』を食べるにはいかないと思った。
泣き崩れる唯を前にしてつい心を痛めたが、
梓は今日のご飯は何だろうかと思いながらも家路についた。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:53:33.24:xBqec3ou0 (6/52)
次の日
唯「おはよ…」
澪「どうした?元気無いな」
律「明日は雪が降るかもなー!」
唯「……」
紬「だ、大丈夫かしら…」
澪「おーい?唯?」
昨日の出来事で精神的ショックを受けた唯…
もはや大好物のおかずごはんさえも喉を
通る事は無いというレベルであった。
次の日
唯「おはよ…」
澪「どうした?元気無いな」
律「明日は雪が降るかもなー!」
唯「……」
紬「だ、大丈夫かしら…」
澪「おーい?唯?」
昨日の出来事で精神的ショックを受けた唯…
もはや大好物のおかずごはんさえも喉を
通る事は無いというレベルであった。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:54:03.70:xBqec3ou0 (7/52)
律「…ご飯が乾いた時みたいだな」
唯「……ッ」
律にとっては本当に何気ない言葉だったろう。
だがその何気ないたった一言がどれだけ彼女を
傷付けてしまったのかなど今の律は思いもしなかった。
唯「ぅ……ひっく……!」
澪「ゆ、唯?!」
律「…ご飯が乾いた時みたいだな」
唯「……ッ」
律にとっては本当に何気ない言葉だったろう。
だがその何気ないたった一言がどれだけ彼女を
傷付けてしまったのかなど今の律は思いもしなかった。
唯「ぅ……ひっく……!」
澪「ゆ、唯?!」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:54:42.72:xBqec3ou0 (8/52)
実の事を言うと昨日から唯は何も口にしていなかった。
大好きなおかずがごはんの食卓にさえ顔を出す事無く、
ずっと泣き続けながら部屋に篭っていた。
紬「どうしたの?私に話してみて」
唯「ムギ……ムギちゃん……ッ」ギュッ
唯は何もかもを話した…思い切って自分の
飯のこだわりを告白したら梓に振られた事や
ずっとショックで一人で泣いていた事を。
実の事を言うと昨日から唯は何も口にしていなかった。
大好きなおかずがごはんの食卓にさえ顔を出す事無く、
ずっと泣き続けながら部屋に篭っていた。
紬「どうしたの?私に話してみて」
唯「ムギ……ムギちゃん……ッ」ギュッ
唯は何もかもを話した…思い切って自分の
飯のこだわりを告白したら梓に振られた事や
ずっとショックで一人で泣いていた事を。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:55:15.74:xBqec3ou0 (9/52)
律「そうだったのか…ごめん」
唯「…ううん、りっちゃんが悪いわけじゃないよ」
紬「食のこだわりくらい別にいいわよね」
澪「……」
律「そうだよな、梓も酷いよな」
紬「食べ物なんて対して変わらない物よ」
唯「励ましてくれてありがとう…」
澪「…いや、それは違うな」
律「そうだったのか…ごめん」
唯「…ううん、りっちゃんが悪いわけじゃないよ」
紬「食のこだわりくらい別にいいわよね」
澪「……」
律「そうだよな、梓も酷いよな」
紬「食べ物なんて対して変わらない物よ」
唯「励ましてくれてありがとう…」
澪「…いや、それは違うな」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:55:46.38:xBqec3ou0 (10/52)
律紬「ッ!?」
澪は持っていたのだ…かなりの食へのこだわりを。
そして律と紬の唯への励ましに本気で言ったのだ。
澪の食へのこだわりは確かにかなりの物である。
母親の料理が上手で幼少の頃からかなり舌が肥え、
その上に父親は料理評論家…いつも父親の話を
聞いていていろんな知識が身に付いている。
それ故に トーシロ
食へのこだわりに『素人』に
言われたくは無いのだッ!
律紬「ッ!?」
澪は持っていたのだ…かなりの食へのこだわりを。
そして律と紬の唯への励ましに本気で言ったのだ。
澪の食へのこだわりは確かにかなりの物である。
母親の料理が上手で幼少の頃からかなり舌が肥え、
その上に父親は料理評論家…いつも父親の話を
聞いていていろんな知識が身に付いている。
それ故に トーシロ
食へのこだわりに『素人』に
言われたくは無いのだッ!
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:56:22.70:xBqec3ou0 (11/52)
澪「そもそもお前らにだってあるだろ、多少のこだわり」
紬「…澪ちゃん!ねぇ…別に今は…」
律「おい澪、何言ってるんだよ!さっきから…」
澪「いいから黙って聞いてろよ」
唯「み、みおちゃ…」
澪「それなりの人間にはそれなりのこだわりがある…」
澪「例えるとして…リードギターとリズムギターは明らかに違う」
澪「でもそれは音楽をかじってる人間だから分かる」
紬「確かにそうだけど…」
澪「そもそもお前らにだってあるだろ、多少のこだわり」
紬「…澪ちゃん!ねぇ…別に今は…」
律「おい澪、何言ってるんだよ!さっきから…」
澪「いいから黙って聞いてろよ」
唯「み、みおちゃ…」
澪「それなりの人間にはそれなりのこだわりがある…」
澪「例えるとして…リードギターとリズムギターは明らかに違う」
澪「でもそれは音楽をかじってる人間だから分かる」
紬「確かにそうだけど…」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:56:59.81:xBqec3ou0 (12/52)
澪「音楽知識の音の字も無い奴は…同じ物だと言ってしまう」
澪「それはなぁ…ピラフとチャーハンを同じ物扱いするに等しい!」
唯「!」
律「!」
紬「!」
澪「な、分かるだろ?」
澪「ちゃんと知っている人間は同じ物扱いしない!」
澪「音楽知識の音の字も無い奴は…同じ物だと言ってしまう」
澪「それはなぁ…ピラフとチャーハンを同じ物扱いするに等しい!」
唯「!」
律「!」
紬「!」
澪「な、分かるだろ?」
澪「ちゃんと知っている人間は同じ物扱いしない!」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:58:16.78:xBqec3ou0 (13/52)
紬「澪ちゃん……そうね、私が間違っていたわ」
律「おっ……おい!ムギ!」
澪「唯だってそうだろ!ヘキサゴンファミリーが…」
澪「アニソンの主題歌を歌っているからと
私達と同じ部類にされたらどうだ?!」
唯「た…確かにそんなの嫌だよ…!」
紬「澪ちゃん……そうね、私が間違っていたわ」
律「おっ……おい!ムギ!」
澪「唯だってそうだろ!ヘキサゴンファミリーが…」
澪「アニソンの主題歌を歌っているからと
私達と同じ部類にされたらどうだ?!」
唯「た…確かにそんなの嫌だよ…!」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:58:57.42:xBqec3ou0 (14/52)
澪「そうだろ!馬鹿にされているに等しいッ!」
律「ぅ……く、悔しいけど…確かにそれはそうだ」
紬「私達の負けよ…」
唯「…いつから勝負してたの?」
澪は力説の末に三人を負かす事に成功し、
朝食に食べた割引焼きそばパンについていた
口の中の青のりを密かに舐めとっていた。
澪「そうだろ!馬鹿にされているに等しいッ!」
律「ぅ……く、悔しいけど…確かにそれはそうだ」
紬「私達の負けよ…」
唯「…いつから勝負してたの?」
澪は力説の末に三人を負かす事に成功し、
朝食に食べた割引焼きそばパンについていた
口の中の青のりを密かに舐めとっていた。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:59:26.77:xBqec3ou0 (15/52)
澪「そうだろ!馬鹿にされているに等しいッ!」
律「ぅ……く、悔しいけど…確かにそれはそうだ」
紬「私達の負けよ…」
唯「…いつから勝負してたの?」
澪は力説の末に三人を負かす事に成功し、
朝食に食べた割引焼きそばパンについていた
口の中の青のりを密かに舐めとっていた。
澪「そうだろ!馬鹿にされているに等しいッ!」
律「ぅ……く、悔しいけど…確かにそれはそうだ」
紬「私達の負けよ…」
唯「…いつから勝負してたの?」
澪は力説の末に三人を負かす事に成功し、
朝食に食べた割引焼きそばパンについていた
口の中の青のりを密かに舐めとっていた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 12:59:57.74:xBqec3ou0 (16/52)
放課後
梓「唯先輩…」
ガチャッ
唯「!…あずにゃ…梓ちゃん」
梓「ゆっ…唯先輩?」
唯「梓ちゃん、話があるの」
唯の顔は本気だった…まさに人参の如く真っ直ぐな表情。
それに加え、梓の愛称では無くちゃん付けで呼んでいる。
放課後
梓「唯先輩…」
ガチャッ
唯「!…あずにゃ…梓ちゃん」
梓「ゆっ…唯先輩?」
唯「梓ちゃん、話があるの」
唯の顔は本気だった…まさに人参の如く真っ直ぐな表情。
それに加え、梓の愛称では無くちゃん付けで呼んでいる。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:00:44.23:xBqec3ou0 (17/52)
唯にはやり残した事があった。
恋人の梓と再び愛し合う事でも無く──ッ
唯「ごはんはおかずとして…最強だよ!」
そう、自分の食のこだわりを貫き通す事であったのだ!
口を開けて茫然とする梓に向けて指を指した。
唯「梓ちゃん…私と料理対決して!」
梓「───え?」
プロローグ 完
唯にはやり残した事があった。
恋人の梓と再び愛し合う事でも無く──ッ
唯「ごはんはおかずとして…最強だよ!」
そう、自分の食のこだわりを貫き通す事であったのだ!
口を開けて茫然とする梓に向けて指を指した。
唯「梓ちゃん…私と料理対決して!」
梓「───え?」
プロローグ 完
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:01:11.30:xBqec3ou0 (18/52)
和「始まりました、今回の料理対決」
和「司会は、真鍋和と」
さわ子「山中さわ子でお送りしまぁす!」
『ワアアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「琴吹スタジオから実況で~す」
さわ子「審査員の憂ちゃん、純ちゃんよろしく」
憂「こんにちわ~お姉ちゃん可愛い///」
純「よろしくお願いします~!」
和「始まりました、今回の料理対決」
和「司会は、真鍋和と」
さわ子「山中さわ子でお送りしまぁす!」
『ワアアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「琴吹スタジオから実況で~す」
さわ子「審査員の憂ちゃん、純ちゃんよろしく」
憂「こんにちわ~お姉ちゃん可愛い///」
純「よろしくお願いします~!」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:01:39.76:xBqec3ou0 (19/52)
和「ええと…軽音部の皆さんの対決です」
唯「……」シュッシュッ
澪「カ、カメラ向けないでくれ…」
律「やるぞー!」
紬「うふふ♪楽しみだわ~」
梓「……」
和「ええと…軽音部の皆さんの対決です」
唯「……」シュッシュッ
澪「カ、カメラ向けないでくれ…」
律「やるぞー!」
紬「うふふ♪楽しみだわ~」
梓「……」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:02:10.45:xBqec3ou0 (20/52)
和「第一回戦のお題は……」
『カレーライス』
カレーライスとは何か?まさに料理の宇宙である。
アレンジ法も様々で食材の良さを惹き立てるのだ。
誰でも一度は食べた事があろうこの料理────
一体唯達はどのように調理してくれるのだろうか。
さわ子「じゃあ各自キッチンに着いて~!」
和「第一回戦のお題は……」
『カレーライス』
カレーライスとは何か?まさに料理の宇宙である。
アレンジ法も様々で食材の良さを惹き立てるのだ。
誰でも一度は食べた事があろうこの料理────
一体唯達はどのように調理してくれるのだろうか。
さわ子「じゃあ各自キッチンに着いて~!」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:02:37.09:xBqec3ou0 (21/52)
唯「設備スゴイな…」
澪「はぁ……緊張する」
律「あの食材何だ?」ゴソゴソ
紬「うふふふふふ~♪」
梓「……」
『ミンナガンバッテー!ワアアアアア!』
和「調理、開始!」
ピーッ!
唯「設備スゴイな…」
澪「はぁ……緊張する」
律「あの食材何だ?」ゴソゴソ
紬「うふふふふふ~♪」
梓「……」
『ミンナガンバッテー!ワアアアアア!』
和「調理、開始!」
ピーッ!
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:03:03.14:xBqec3ou0 (22/52)
唯「まずは玉ねぎっ」トントントントン
さわ子「唯選手、素早い動きで玉ねぎを切っているわ!」
和「スッと包丁が通っていますね」
憂「すごいよお姉ちゃん可愛い///」
唯は家事はさぼり気味で堕落しているイメージがある…
なんていう読者も少なからずはいるだろうと思う。
だが…まずそのくだらない幻想をブチ壊してやろう…!
唯は日頃から料理をしているわけではないが
そこはさすが生まれながらの神童…何とかなる。
唯によると「ギターと比べたら屁でもないね」との事。
元々手先が器用であるうえに神童設定となると…ッ
もはやこの上無しに神レベルに到達するのだ…!
唯「まずは玉ねぎっ」トントントントン
さわ子「唯選手、素早い動きで玉ねぎを切っているわ!」
和「スッと包丁が通っていますね」
憂「すごいよお姉ちゃん可愛い///」
唯は家事はさぼり気味で堕落しているイメージがある…
なんていう読者も少なからずはいるだろうと思う。
だが…まずそのくだらない幻想をブチ壊してやろう…!
唯は日頃から料理をしているわけではないが
そこはさすが生まれながらの神童…何とかなる。
唯によると「ギターと比べたら屁でもないね」との事。
元々手先が器用であるうえに神童設定となると…ッ
もはやこの上無しに神レベルに到達するのだ…!
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:03:30.93:xBqec3ou0 (23/52)
澪「にんにくをスライスッ」トントン
澪「それからにんにくを弱火でじっくり炒めます」ジュワー
憂「澪先輩もすごいですお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「何か詳しい解説もあるわね~」
純「澪先輩やっぱりお料理も上手なんですね」
「あれ…澪って料理下手なイメージある」
そこの野郎…それも大間違いだ…ッ!!!!
まず第一に澪ちゃんはやればできる子…いや
だいたい一般人よか上の手先なんだ…!
よくSSで下手なイメージを植え付けられる…
律に教えてもらったりと…いやそれは澪が律を
愛しているからだよ…言わせんな恥ずかしい。
ともかく澪は料理がうまい設定なんだ…
じゃないとこのSSやっていけないからよろしく。
大人の都合って言えばいいかな…そんな感じだ。
澪「にんにくをスライスッ」トントン
澪「それからにんにくを弱火でじっくり炒めます」ジュワー
憂「澪先輩もすごいですお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「何か詳しい解説もあるわね~」
純「澪先輩やっぱりお料理も上手なんですね」
「あれ…澪って料理下手なイメージある」
そこの野郎…それも大間違いだ…ッ!!!!
まず第一に澪ちゃんはやればできる子…いや
だいたい一般人よか上の手先なんだ…!
よくSSで下手なイメージを植え付けられる…
律に教えてもらったりと…いやそれは澪が律を
愛しているからだよ…言わせんな恥ずかしい。
ともかく澪は料理がうまい設定なんだ…
じゃないとこのSSやっていけないからよろしく。
大人の都合って言えばいいかな…そんな感じだ。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:04:03.25:xBqec3ou0 (24/52)
律「ほいほいほいっ」ドンットントントン
さわ子「かなり荒々しいけどにんにくとしょうがを切ってるわね」
純「にんにくなどで風味をつけようとしているんですかね」
和「律も意外に料理上手なのよね」
憂「玉ねぎや人参も大きくカットしていますお姉ちゃん可愛い///」
りっちゃんは意外に女の子らしい…
普段はボーイッシュな女の子だけど実は!
なんて美味しい設定何だろうかりっちゃん…!
もうお嫁に…来てください…そんなレベル…ッ!
律「ほいほいほいっ」ドンットントントン
さわ子「かなり荒々しいけどにんにくとしょうがを切ってるわね」
純「にんにくなどで風味をつけようとしているんですかね」
和「律も意外に料理上手なのよね」
憂「玉ねぎや人参も大きくカットしていますお姉ちゃん可愛い///」
りっちゃんは意外に女の子らしい…
普段はボーイッシュな女の子だけど実は!
なんて美味しい設定何だろうかりっちゃん…!
もうお嫁に…来てください…そんなレベル…ッ!
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:04:34.88:xBqec3ou0 (25/52)
紬「えい、えいっ!」トントントン
和「ムギ選手、何故かじゃがりこを切り刻み始めました」
憂「キャベツ太郎をすり潰していますねお姉ちゃん可愛い///」
純「その口調どうにかならないの憂」
さわ子「一体何を作るのかしら…」
はい…ッでましたキテレツお嬢様設定…ッ!
もうこういうのいれたかっただけなんだ…
反省は…してる…とでも思ったか!!!!
紬「えい、えいっ!」トントントン
和「ムギ選手、何故かじゃがりこを切り刻み始めました」
憂「キャベツ太郎をすり潰していますねお姉ちゃん可愛い///」
純「その口調どうにかならないの憂」
さわ子「一体何を作るのかしら…」
はい…ッでましたキテレツお嬢様設定…ッ!
もうこういうのいれたかっただけなんだ…
反省は…してる…とでも思ったか!!!!
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:05:15.13:xBqec3ou0 (26/52)
唯「ハッ」ジュワアア
純「こ、これはスゴイいい匂いがします」
さわ子「な…あ、あの食材はバナナとリンゴ?!」
和「玉ねぎやにんにく、生姜にバターを入れた後に
カレー粉を加え、そこにバナナとリンゴを…!」
果物を加える事でカレーにまろやかなコクを与える事ができる。
唯はそれを活用して自然なコクを作ろうとしているのだッ…!
唯「ハッ」ジュワアア
純「こ、これはスゴイいい匂いがします」
さわ子「な…あ、あの食材はバナナとリンゴ?!」
和「玉ねぎやにんにく、生姜にバターを入れた後に
カレー粉を加え、そこにバナナとリンゴを…!」
果物を加える事でカレーにまろやかなコクを与える事ができる。
唯はそれを活用して自然なコクを作ろうとしているのだッ…!
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:05:45.21:xBqec3ou0 (27/52)
さわ子「すごいわ…あれだけであんな香りを出すなんて」
憂「さすがだよお姉ちゃん可愛い///」
純「一方、澪選手は…」
さわ子「も…もしかしてあれは!」
和「カツ!?」
澪「そうです!」ジュワアアアアアアア!
『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
澪にとってカツカレーとはカレーの頂点ッ……!
まさにカレーの王子様…もはやカレー界のエンペラー!
サクッとしているこんがりきつね色の衣の中から
溢れ出す豪快な肉汁がたまらなく…カレーとマッチ…!
さわ子「すごいわ…あれだけであんな香りを出すなんて」
憂「さすがだよお姉ちゃん可愛い///」
純「一方、澪選手は…」
さわ子「も…もしかしてあれは!」
和「カツ!?」
澪「そうです!」ジュワアアアアアアア!
『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
澪にとってカツカレーとはカレーの頂点ッ……!
まさにカレーの王子様…もはやカレー界のエンペラー!
サクッとしているこんがりきつね色の衣の中から
溢れ出す豪快な肉汁がたまらなく…カレーとマッチ…!
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:06:25.87:xBqec3ou0 (28/52)
憂「夜ごはんカツカレーにしようお姉ちゃん可愛い///」
和「すごいわ…高温で一気にあげるのね!」
純「いい香りがこっちまで漂ってきます!」
さわ子「ああもう早く食べたいわぁ!!!」
憂「夜ごはんカツカレーにしようお姉ちゃん可愛い///」
和「すごいわ…高温で一気にあげるのね!」
純「いい香りがこっちまで漂ってきます!」
さわ子「ああもう早く食べたいわぁ!!!」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:07:01.33:xBqec3ou0 (29/52)
梓「ふ、外道ですね…」コトコト
澪「──な!?外道だと!」
梓「確かにカツカレーはいいですけど…」
梓「私がそれ以上のものを作り上げてみせます!」
さわ子「ここで宣戦布告だぁ──!」
『ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
梓「ふ、外道ですね…」コトコト
澪「──な!?外道だと!」
梓「確かにカツカレーはいいですけど…」
梓「私がそれ以上のものを作り上げてみせます!」
さわ子「ここで宣戦布告だぁ──!」
『ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:08:11.87:xBqec3ou0 (30/52)
律「私の存在も忘れちゃあいけないぜ」
和「律選手、もうそろそろ完成のようですね」
純「さすがSSの都合上って感じですねぇ」
憂「スタジオがカレー臭ですねお姉ちゃん可愛い///」
律「私の存在も忘れちゃあいけないぜ」
和「律選手、もうそろそろ完成のようですね」
純「さすがSSの都合上って感じですねぇ」
憂「スタジオがカレー臭ですねお姉ちゃん可愛い///」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:08:49.30:xBqec3ou0 (31/52)
さわ子「あっという間ね…ん?」
紬「できましたわ!」ドンッ
さわ子「ちなみにできた人から順次試食よ」
純「おお、ムギ選手は早くも完成のようです」
和「中身は何なのかしら」
憂「じゃあ開けますねお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「あっという間ね…ん?」
紬「できましたわ!」ドンッ
さわ子「ちなみにできた人から順次試食よ」
純「おお、ムギ選手は早くも完成のようです」
和「中身は何なのかしら」
憂「じゃあ開けますねお姉ちゃん可愛い///」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:09:26.03:xBqec3ou0 (32/52)
パカッ
さわ子「」
和「」
憂「お姉ちゃん可愛い///」
純「」
パカッ
さわ子「」
和「」
憂「お姉ちゃん可愛い///」
純「」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:09:51.37:xBqec3ou0 (33/52)
紬の作りだしたカレーとは…もはやカレーでは
無かった…ッ!カレーと言えるのだろうか…!?
じゃがりこの微塵切りとキャベツ太郎の微塵切り。
それに加えて蒲焼さん太郎にポテトチップス…!
レトルトカレー(星の王子様甘口)トッピング…ッ!
『…』
静まる…スタジオ…ッ…静かすぎる…ッスタジオ…!
紬の作りだしたカレーとは…もはやカレーでは
無かった…ッ!カレーと言えるのだろうか…!?
じゃがりこの微塵切りとキャベツ太郎の微塵切り。
それに加えて蒲焼さん太郎にポテトチップス…!
レトルトカレー(星の王子様甘口)トッピング…ッ!
『…』
静まる…スタジオ…ッ…静かすぎる…ッスタジオ…!
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:10:19.13:xBqec3ou0 (34/52)
憂「お姉ちゃん可愛い///」
純「うっ…うわぁ…い、いただきます……うん…」
和「か、観客何か言ってよ…まぁいただくわ…」パクッ
さわ子「こ…この味は…この味はもしかしてっ…」
さわ子「不味いわ」
憂「お姉ちゃん可愛い///」
純「うっ…うわぁ…い、いただきます……うん…」
和「か、観客何か言ってよ…まぁいただくわ…」パクッ
さわ子「こ…この味は…この味はもしかしてっ…」
さわ子「不味いわ」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:10:56.49:xBqec3ou0 (35/52)
和「なんとも言えない味」
純「おぇっ」
憂「お姉ちゃん可愛い///」
紬「えっ」ガーン
和「なんとも言えない味」
純「おぇっ」
憂「お姉ちゃん可愛い///」
紬「えっ」ガーン
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:11:32.48:xBqec3ou0 (36/52)
ポイント
失格
ポイント
失格
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:12:02.65:xBqec3ou0 (37/52)
和「えぇ、ムギ選手失格致しました」
さわ子「レトルトの時点で失格よっ」
純「流石にレトルトは…ぅぅうぁぇあ」
唯「次は私の番だよ~」ドン
憂「さっそくお姉ちゃん可愛い///」
和「ん~ぅ、いい香りね…」
さわ子「さっそくオープンよ!」パカッ
和「えぇ、ムギ選手失格致しました」
さわ子「レトルトの時点で失格よっ」
純「流石にレトルトは…ぅぅうぁぇあ」
唯「次は私の番だよ~」ドン
憂「さっそくお姉ちゃん可愛い///」
和「ん~ぅ、いい香りね…」
さわ子「さっそくオープンよ!」パカッ
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:12:34.86:xBqec3ou0 (38/52)
唯のカレーには豪快にもエビが乗って
見た目がとても豪華になっている…ッ
まるでプロのような仕上がりだった。
これには観客も多盛り上がりだ…!
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「ひゅぅ!中々いいじゃない!」
純「豪華です…すごい!」
唯「国産のエビで油が乗ってますよ」
和「さすがは唯といった所かしら」
憂「やっぱりすごいよお姉ちゃん可愛い///」
純「我慢できない…いただきますっ」パク
和「さっそく私も頂く事にするわ」パクッ
唯のカレーには豪快にもエビが乗って
見た目がとても豪華になっている…ッ
まるでプロのような仕上がりだった。
これには観客も多盛り上がりだ…!
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「ひゅぅ!中々いいじゃない!」
純「豪華です…すごい!」
唯「国産のエビで油が乗ってますよ」
和「さすがは唯といった所かしら」
憂「やっぱりすごいよお姉ちゃん可愛い///」
純「我慢できない…いただきますっ」パク
和「さっそく私も頂く事にするわ」パクッ
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:13:02.04:xBqec3ou0 (39/52)
その味…文字ではあらわせない程の気品…
エビの豊かな風味が口いっぱいに広がり…
その後を追いかけるようにトロピカルな香りが…
いい具合に甘さを持った中辛の気品…!
唯の考えとは…気品あるカレーであった…!
辛すぎるのは後味がさっぱりとしない…ッ
甘過ぎても口の中で残ってしまうという…
この弱点を克服するには…中口にしかならない!
そしてより豪華にさせるエビ…丸々一匹…ッ!!!
この味はまさに………味の宝石箱や……!
その味…文字ではあらわせない程の気品…
エビの豊かな風味が口いっぱいに広がり…
その後を追いかけるようにトロピカルな香りが…
いい具合に甘さを持った中辛の気品…!
唯の考えとは…気品あるカレーであった…!
辛すぎるのは後味がさっぱりとしない…ッ
甘過ぎても口の中で残ってしまうという…
この弱点を克服するには…中口にしかならない!
そしてより豪華にさせるエビ…丸々一匹…ッ!!!
この味はまさに………味の宝石箱や……!
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:13:31.43:xBqec3ou0 (40/52)
純「後味がすっきりとしていてしつこくない!」
和「美味しいわ!プリッとした身の繊細な甘み!」
憂「贅沢にエビを使ってるお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「そしてこのカレーと上手くマッチしてる!」
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「判定は…」
純「後味がすっきりとしていてしつこくない!」
和「美味しいわ!プリッとした身の繊細な甘み!」
憂「贅沢にエビを使ってるお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「そしてこのカレーと上手くマッチしてる!」
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
さわ子「判定は…」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:14:00.09:xBqec3ou0 (41/52)
ポイント (10点満点)
和 : 9
さわ子 : 9
憂 :10
純 : 8
合計:36
ポイント (10点満点)
和 : 9
さわ子 : 9
憂 :10
純 : 8
合計:36
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:14:30.63:xBqec3ou0 (42/52)
和「いきなりの高得点ですっ!」
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
純「これはなかなかのカレーでした」
憂「すごい美味しかったよお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「プロの本格的な味だったわ!」
和「お店で出されてもいいくらいだったもの」
唯「…」チラッ
和「いきなりの高得点ですっ!」
『ワアアアアアアアアアアアアア!』
純「これはなかなかのカレーでした」
憂「すごい美味しかったよお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「プロの本格的な味だったわ!」
和「お店で出されてもいいくらいだったもの」
唯「…」チラッ
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:16:42.52:xBqec3ou0 (43/52)
梓「私もできました」ドンッ
さわ子「続けて梓選手のカレーが来たわね」
純「これは…えっ!?!」
そこにあったのは豪華なカレーでも何でも無いッ…
ただ本当に…普通のカレーだったのだ…!
これには審査員も…大口…ッ…ただ…大口…ッ!
梓「…試食お願いします」
和「え、あ…ああ、そうね」パク
梓「私もできました」ドンッ
さわ子「続けて梓選手のカレーが来たわね」
純「これは…えっ!?!」
そこにあったのは豪華なカレーでも何でも無いッ…
ただ本当に…普通のカレーだったのだ…!
これには審査員も…大口…ッ…ただ…大口…ッ!
梓「…試食お願いします」
和「え、あ…ああ、そうね」パク
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:17:32.84:xBqec3ou0 (44/52)
和「……」モグモグ
純「和先輩…?!」
和「……」
和「こ…この味はぁっ…」
和「お母さんの味ぃいいいいいぃぃいぃい!」
『ザワザワ』
和「……」モグモグ
純「和先輩…?!」
和「……」
和「こ…この味はぁっ…」
和「お母さんの味ぃいいいいいぃぃいぃい!」
『ザワザワ』
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:18:19.39:xBqec3ou0 (45/52)
憂「え…そんな馬鹿なお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「おふくろの味ってやつ?」
純「じゃあ私も一口!」パクッ
純「……」
純「……」ポロポロ
純「マ……ママの…カレーだぁ!」
確かに見た目は何の変哲も無いカレー。
本当に何ら変わりも無いカレーだが…
この忙しくて短時間しか煮込めない具…
苦手な野菜を食べやすくカットしてある…
そして極めつけはカレーのルーであったッ!
憂「え…そんな馬鹿なお姉ちゃん可愛い///」
さわ子「おふくろの味ってやつ?」
純「じゃあ私も一口!」パクッ
純「……」
純「……」ポロポロ
純「マ……ママの…カレーだぁ!」
確かに見た目は何の変哲も無いカレー。
本当に何ら変わりも無いカレーだが…
この忙しくて短時間しか煮込めない具…
苦手な野菜を食べやすくカットしてある…
そして極めつけはカレーのルーであったッ!
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:18:46.75:xBqec3ou0 (46/52)
さわ子「ひぐっ、うぅ…お母さん……」
さわ子「家飛び出してごめんな゛さ゛い゛ぃいぃい゛」ボロボロ
憂「あーお母さんの味お姉ちゃん可愛い///」
『ザワ…ザワ…』
審査員一同…ッ…号泣…!(一人を除いて)
このカレールーは市販の物だ…少し甘めなカレー…!
さわ子「ひぐっ、うぅ…お母さん……」
さわ子「家飛び出してごめんな゛さ゛い゛ぃいぃい゛」ボロボロ
憂「あーお母さんの味お姉ちゃん可愛い///」
『ザワ…ザワ…』
審査員一同…ッ…号泣…!(一人を除いて)
このカレールーは市販の物だ…少し甘めなカレー…!
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:19:16.42:xBqec3ou0 (47/52)
『おかーさんカレーまだ~?』
『ちょっと待っててね、さわ子』
コトッ
『わーい!カレーカレー!いただきまぁす!』
『ゆっくり食べなさいよ?おかわりもあるから』
『ぱくっ、もぐもぐ…おいしー!』
『ふふ、良かったわ』
『おかーさんカレーまだ~?』
『ちょっと待っててね、さわ子』
コトッ
『わーい!カレーカレー!いただきまぁす!』
『ゆっくり食べなさいよ?おかわりもあるから』
『ぱくっ、もぐもぐ…おいしー!』
『ふふ、良かったわ』
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:19:47.86:xBqec3ou0 (48/52)
さわ子「お゛かあ゛さ゛ああ゛あぁ゛ぁ゛ん゛」
和「母の味だわ……うっ…ぐすっ…久しぶりね…」パクパク
純「ぅ…ママのカレーとそっくり゛だ…ひっ…ママ゛…」
憂「皆何で泣いてるの?お姉ちゃん可愛い///」パクパクパクパク
和「ぐぅ…ぅっ…は、判定は……」
さわ子「ポイントなんて付けられない…」
純「私もです…母の味に評価なんて…!」
和「えっ…」
さわ子「お゛かあ゛さ゛ああ゛あぁ゛ぁ゛ん゛」
和「母の味だわ……うっ…ぐすっ…久しぶりね…」パクパク
純「ぅ…ママのカレーとそっくり゛だ…ひっ…ママ゛…」
憂「皆何で泣いてるの?お姉ちゃん可愛い///」パクパクパクパク
和「ぐぅ…ぅっ…は、判定は……」
さわ子「ポイントなんて付けられない…」
純「私もです…母の味に評価なんて…!」
和「えっ…」
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:20:14.21:xBqec3ou0 (49/52)
憂「まぁ私は7点かなお姉ちゃん可愛い///」
憂「まぁ私は7点かなお姉ちゃん可愛い///」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:20:41.10:xBqec3ou0 (50/52)
和「と…言う事はもしかして…」
純「きっとこの後もこのカレーに敵う者はありません!」
さわ子「よって梓ちゃんの一人勝ち───」
「「待ってくださいっ」」
純「…澪先輩…律先輩…!」
澪「そういう事を言うのは」
律「私のカレーを…食べてからだっ!」
和「と…言う事はもしかして…」
純「きっとこの後もこのカレーに敵う者はありません!」
さわ子「よって梓ちゃんの一人勝ち───」
「「待ってくださいっ」」
純「…澪先輩…律先輩…!」
澪「そういう事を言うのは」
律「私のカレーを…食べてからだっ!」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:21:48.96:xBqec3ou0 (51/52)
さわ子「そ、そうだったわ…これは審査」
澪「審査員が審査の心を忘れてはいけません!」
和「そうね…じゃあ澪のカレーをいただくわ!」
憂「カツカレーでしたよね…お姉ちゃん可愛い///」
純「カツカレー…」パカッ
和「こっ…これは…!」
さわ子「そ、そうだったわ…これは審査」
澪「審査員が審査の心を忘れてはいけません!」
和「そうね…じゃあ澪のカレーをいただくわ!」
憂「カツカレーでしたよね…お姉ちゃん可愛い///」
純「カツカレー…」パカッ
和「こっ…これは…!」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/11(月) 13:24:47.16:xBqec3ou0 (52/52)
作者より
紬「ここまでしか書き溜めていません♪」
律「おいおい…マジかよ頼むよ~」
紬「50レス分しか書き溜めてないの~」
律「書き溜めくらいちゃんとやれ!」
紬「作者を責めちゃだめよ?駄目人間だから」
律「っということでカレーライス勝負の続きは
また取りあえず書き溜めて今日中に投下しまーす!」
紬「ごめんなさいね~うふふ♪」
作者より
紬「ここまでしか書き溜めていません♪」
律「おいおい…マジかよ頼むよ~」
紬「50レス分しか書き溜めてないの~」
律「書き溜めくらいちゃんとやれ!」
紬「作者を責めちゃだめよ?駄目人間だから」
律「っということでカレーライス勝負の続きは
また取りあえず書き溜めて今日中に投下しまーす!」
紬「ごめんなさいね~うふふ♪」
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/11(月) 13:37:06.09:b5itVlGSO (1/1)
…なんでだろう、続きが読みたい
…なんでだろう、続きが読みたい
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/11(月) 14:48:18.40:qwRxRzzIO (1/1)
わかった俺の負けだ
続けて下さい
わかった俺の負けだ
続けて下さい
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(和歌山県):2011/07/11(月) 22:29:30.58:EVOveTMY0 (1/1)
はよかけやしばくぞ
もうちょっとで夜食にカレー食べる決心がつきそうなんだよ
はよかけやしばくぞ
もうちょっとで夜食にカレー食べる決心がつきそうなんだよ
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/12(火) 19:48:23.50:FSTObLmV0 (1/1)
それはまさに芸術品と言っても過言では無い代物。
揚げたばかりの肉汁溢れるカツとカレーは実に美しいッ!
カツの肉汁がてかてかと光輝いていて眩しいばかりだ。
揚げ物の良い香りがカレーの香りと合わさって、
より一層の食欲を湧かせてくれるカレーだッッッ!
純「に、肉汁が溢れる!」
さわ子「四品目なのに食欲が止まらないわっ」
憂「カレーと相性抜群!お姉ちゃん可愛い///」
和「はふっ、ふっ、美味しいわ!」
それはまさに芸術品と言っても過言では無い代物。
揚げたばかりの肉汁溢れるカツとカレーは実に美しいッ!
カツの肉汁がてかてかと光輝いていて眩しいばかりだ。
揚げ物の良い香りがカレーの香りと合わさって、
より一層の食欲を湧かせてくれるカレーだッッッ!
純「に、肉汁が溢れる!」
さわ子「四品目なのに食欲が止まらないわっ」
憂「カレーと相性抜群!お姉ちゃん可愛い///」
和「はふっ、ふっ、美味しいわ!」
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/12(火) 19:54:53.87:riNx+FSSO (1/1)
Ktkr
Ktkr
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/14(木) 19:30:58.74:S1Tj10ADO (1/1)
カレー食べたくなったじゃないか
だから続きを早く書けくだしあ
カレー食べたくなったじゃないか
だから続きを早く書けくだしあ
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県):2011/07/16(土) 00:35:59.56:+z4DOBrlo (1/1)
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/07/20(水) 21:11:44.09:JPxfM0H/0 (1/1)
あ
あ
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