634VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:32:47.84pRHwJR2q0 (13/54)






男『むくれない、むくれない。テレビでも見るか?』ピッ

女『テレビ見る―!』ワクワク

男『連れてく気もあるんだか無いんだが…』

女『て、テレビみたら連れてくもん』

男『わかったよ。アニメでいいのか?』ピッ

女『うん!アニメー』


635VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:35:49.78pRHwJR2q0 (14/54)






―――小一時間後―――

テレビ『たーのしーなーかまーが……』

女『………』ウトウト

男『寝るか?』

女『連れてく……』ウトウト

男『はいはい、布団敷くから待ってな』バサッ

男『朝起きたら送って行ったやるからな』


636VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:38:13.67pRHwJR2q0 (15/54)






女『はーい……』モグリ

男『お休み』パチッ

女『うー…男も隣……』トントン

男『それは流石になぁ…』

女『とーなーりー!』バタバタ

男『……わかったよ』モグリ


637VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:39:31.08pRHwJR2q0 (16/54)






女『…ん……』ギュ

男『おやすみ』ナデナデ

女『おやすみ……』スースー

男『さて、どうしたもんだか』

男『見られたら詰むな』

男『しかし掴まれてて動けないし…ほんとにどこの子なんだか…』


638VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:42:21.24pRHwJR2q0 (17/54)






―――翌朝―――

男『ん……』

女『………』スースー

男『誰だこの子!?』

男『あぁ、昨日いきなり現れたんだっけ』

女『んぁ……おはよー』

男『あ、あぁおはよう』


639VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:44:20.34pRHwJR2q0 (18/54)






男『さて、起きるぞ』

女『はーい……』

男『今日は送っててやるからな。家までの道はわかるか?』

女『うん、大丈夫』

男『じゃあ、家の人に見つからないうちに行くぞ』

女『はーい……』


640VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:47:48.18pRHwJR2q0 (19/54)






男『ちょっと出かけてくるから』ガラガラ


女『んじゃ、こっち』

男『まったく…親御さんに謝らないとなぁ…』

女『大丈夫だよー。あ、トンボー』パタパタ

男『おい、転ぶぞー』パタパタ

女『待て―…』ドテッ

男『言わんこっちゃない』


641VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:50:03.86pRHwJR2q0 (20/54)






―――また小一時間後―――

女『この変だよ―』

男『このあたりに家なんて……』

女『あ、いたよ!』パタパタ

女母『こら、勝手に出かけてはダメと言ったはずですよ?』

女『はーい、ごめんなさい』シュン

男『………』ポカーン


642VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:51:34.62pRHwJR2q0 (21/54)





男「その女の子の母親はえらく長身だった」

男「たぶんこれが本当の八尺様なんだろうな。2mは余裕で越えてたし」

友「じゃあお前は八尺様の娘と一晩過ごしたのか?」

男「そうなるな」

友「お前、なんで生きてられるんだ?」

男「俺も不思議だよ」


643VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:53:58.44pRHwJR2q0 (22/54)



友「実はもう死んでるとか?」

男「勝手に人を百物語の1話に組み込むんじゃない」

友「第23話 死人と語る百物語 了」キリッ

男「やめい」バシッ

友「まぁいいや、それから?」

男「まったく……」


644VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:55:45.12pRHwJR2q0 (23/54)






女母『貴方がこの子を?』

男『えぇ、まぁ成り行きですが』

女母『それはそれはご迷惑をおかけしました』ペコリ

女『しましたー』ペコリ

男『えぇと…つかぬ事をお聞きしますが…八尺様で?』

女母『えぇ、八尺の女母と申します。ぽぽぽ……』

男『』


645VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 21:59:26.18pRHwJR2q0 (24/54)






女『ねぇママー。男のこと連れてきたいー』

女母『駄目です。恩人にそんな事はできません』

女『ぶー……』ムスッ

女母『まったくこの子は……』

女母『本当はしっかりとお礼をしたいんですけど…我々と人間が一緒にいるのはよくないですし…』

男『いえ、では俺はこれで…』


646VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:04:51.29pRHwJR2q0 (25/54)






女母『そうですか。ではいつかお礼いたしましょう』

男『あはは、見逃していただければそれで良いです』

女母『もちろんですよ。ではこれで』

女『残念だけどばいばーい』フリフリ

男『ん、じゃあな』フリフリ

男『………助かった……』ハァ


647VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:06:11.12pRHwJR2q0 (26/54)





女母『ぽぽ、ぽぽぽ、ぽ、ぽぽ』

女『ぽぽぽぽーん』

女母『なに?それ?』

女『昨日男と見たテレビでやってたの』

女『ぽぽぽぽーん』

女母『ぽぽぽぽーん』


648VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:09:00.10pRHwJR2q0 (27/54)





男「と言うわけだ」

男「最初の女の子が来たときに、本当に八尺様とは思ってなかったからあしらってたんだが」

男「本物に会うとは思わなかったな」

友「それ以上にCMに毒されてる方が心配だ」

男「俺に言われても困るがな。まぁ電波に境は無いってことで」

友「とんでもない仲間にもほどがあるっての」


649VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:10:46.11pRHwJR2q0 (28/54)


友「まぁなんにせよあれだな。お前にとっては…」

友「たーのしー」

男「なーかまーが」(幽霊が)

二人「ぽぽぽぽーん」


第23話『八尺様が楽しい仲間なわけがない』了


650VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/07/27(水) 22:17:52.90Tf7tlMzXo (1/1)

命拾いww


651VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:32:44.49pRHwJR2q0 (29/54)



男「さてと、今度はお前の番だが。まだあるか?」

友「まだ何とかな」

友「有名どころで一つ思い出したのがあってな」

男「有名どころって言うと?」

友「本所七不思議って知ってるか?」

男「まぁ触りくらいならな」


652VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:34:41.07pRHwJR2q0 (30/54)



友「それはよかった」

友「俺の友人の話でな」

友「そいつはまぁいわゆるニートなんだが…」

友「遊び歩いたせいで手持ちの金がなくなってな」

友「大きいことやるって言って手前親にも援助を頼みにくいし困ってたわけだ」

友「で、ふらふらしてると路地裏に1件の蕎麦屋を見つけた」


653VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:37:41.64pRHwJR2q0 (31/54)



友「あまりきれいとは言えない店構えで、外に出た提灯に灯りはない」

友「暖簾は掛かってるんだけど人の言える気配はしないんだ」

友「とっくにつぶれた店なのだろう。そう思ってたんだが…突然雨が降り出した」

友「いわゆるスコールみたいな、突然降るわりには滝のような雨ってやつだな」

友「そいつは困って、その蕎麦屋で雨宿りすることにした」

友「鍵が開いてたらしくすんなり店内に入ると微かに聞こえたそうだ『いらっしゃいませ』ってさ」


654VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:42:19.79pRHwJR2q0 (32/54)



友「彼が驚いて目を凝らすとカウンターの向こうに誰かが居る」

友「恐る恐る雨宿りをしたい旨を伝えると近くのイスに座ったんだが」

友「机もイスもホコリはなく、蜘蛛の巣も掛かってない」

友「到底つぶれた店には見えなかったそうだ。まぁ人もいたしな」

友「ただ一つ疑問なのは、店にはいっさいの灯りがなかった事か」

友「そこで彼は尋ねたんだ」


655VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:44:56.26pRHwJR2q0 (33/54)






彼『あの、ここは営業してるんですか?』

?『しております』

彼『なんで電気を消してるんです?』

?『電気は止められてまして』

?『そんなもんだから燈無蕎麦だってお客さんも寄り付かなくて……もうお店を畳もうかと』シクシク

彼『ち、ちなみに味は?』


656VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:46:54.48pRHwJR2q0 (34/54)






?『それは自信があります。少々お待ちください』


?『どうぞ。かけそばです』カタッ

彼『あの、俺お金がないんですが』

?『サービスです。食べてみてください』

彼『じゃあ遠慮なく……ズズズ……』

彼『う、うまい!』


657VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:51:04.18pRHwJR2q0 (35/54)






彼『これまで食べたどの蕎麦よりもうまいよ』

?『味には自信があるんですが…先立つものが…』

彼『うーん……おしいな…』

?『もう少しお金があれば流行る自信はあるんですけど』

彼『………』

彼『そういえば、俺は男って言うんだけど店員さんは?』


658VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:53:12.48pRHwJR2q0 (36/54)






?『私は女って言います』

彼『女さんか…じゃあ今日のお礼代わりに友人にここを紹介してみるよ』

女『本当ですか?ありがとうございます』

女『あ、でも駄目です…』

彼『なんで?』

女『それは……』


659VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 22:55:06.26pRHwJR2q0 (37/54)






女『実は私、幽霊ですして…一般人には見えないんです』

彼『は?』

女『たまに人が入ってくる事はあるんですけど、私が見えないし声も聞こえないからつぶれてる店だと勘違いしてしまいますし』

彼『いや、俺は見えてるんですけど』

女『でも触れません』スッ

彼『』


660VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:02:13.86pRHwJR2q0 (38/54)






彼『ゆ、幽霊!!』

女『そんな驚かなくても良いじゃないですか…』ムスッ

彼『いやだって!』

女『もういいです。出てってください』

彼『あ、あぁ…』ガタッ

女『ふんっ』


661VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:03:59.31pRHwJR2q0 (39/54)





友「とまぁ、ほんとうに燈無蕎麦だったわけだが」

男「それじゃ不幸とかあったのか?」

友「いや?たぶん無いんじゃないか?」

友「というかそいつは七不思議なんて知らないからな。たぶん燈無蕎麦自体何かわかってない」

男「なんだそりゃ」

友「そういう俺もその店行ったことあるけどな」


662VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:05:17.46pRHwJR2q0 (40/54)



友「普通にうまかったぞ」

友「もっとも、その時は幽霊だなんて気がつかなかったけどな」

男「へぇ?お前なら気がつきそうだが…」

友「まぁちょっとしたトリックだろうな」

友「話には続きがあるし、続けるぞ?」

男「続きがあったのか……」


663VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:06:44.80pRHwJR2q0 (41/54)






―――翌日―――

彼『あの……』

女『いらっしゃいま……なんでしょう?』

彼『いや、昨日はごめんな』

女『別に、良いです』

女『怖いなら無理に来なくていいですよ』

彼『そう言うなって…一つ提案があるんだ』


664VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:08:18.06pRHwJR2q0 (42/54)






女『提案?なんですか?』

彼『この店が流行らないのは、要は女さんの姿が見えないからだろ?』

女『まぁ原因としては一番にそこでしょうね』

彼『で、俺も職を探してたんだけどさ』

女『はい、で?』

彼『俺がここで店番したらいいんじゃないかな?蕎麦は女さんが作るってことで』


665VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:10:33.01pRHwJR2q0 (43/54)






女『………な…』

彼『やっぱりなし…か?』

女『ナイスアイディアですよ!それなら行けます』

彼『そ、それはよかった…』

女『よし、じゃあ早速始めましょう』

彼『OK!じゃあとりあえず連絡取ってみる』カチカチ


666VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:12:25.20pRHwJR2q0 (44/54)






彼『これでも顔は効く方だと思うからさ。来るようにメールしてみる』

女『はい、お願いします!』

彼『よし。完了』

彼『ところで、電気なしでどうやってお湯とか使ってるの?』

女『水は出ますし。火はかまどです』

女『ちなみに燃やしてるのは狐火ですけど』


667VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:14:00.68pRHwJR2q0 (45/54)






彼『そ、そうなんだ……本当に幽霊蕎麦屋なんだね』

女『幽霊ですから』

彼『改めて実感したよ』

―――ガラガラガラ―――

友『彼が言ってたのはこの店か?』

彼・女『いらっしゃいませー』


668VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:15:56.69pRHwJR2q0 (46/54)






友「という具合だ」

友「いまだ電気の問題も解決して、彼は立派な蕎麦屋の店主だ」

友「まぁ味は良いからな。あとは口コミで広がるってことさ」

男「そ、そうか…電気もない貧乏蕎麦屋から大出世だな」

友「世の中チャンスを活かせないとだめってことだろうな」

男「こんなチャンスは普通ないっての」


669VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:17:10.02pRHwJR2q0 (47/54)



友「まぁ今度連れて行くよ」

男「と、とりあえずよろしく頼む」


第24話『燈無蕎麦の正体がただの貧乏なわけがない』了


670VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:23:47.11pRHwJR2q0 (48/54)



男「そうだ。話は飛ぶが手紙将棋ってわかるか?」

友「お互いに手紙に書いて手を指しあうあれか?」

男「正解だ。今時はやらないけどな」

友「そりゃ、インターネットでのゲームもあるしメールも使えるからな」

男「で、これはその手紙将棋の話なんだが座敷童子から聞いたんだ」

男「正確には家にいる座敷童子の友人である座敷童子が住み着いてる家の出来事なんだとさ」


671VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:29:39.03pRHwJR2q0 (49/54)



男「その家に一通の手紙が届いたんだ」

男「手紙の内容はただ一言『2六歩』」

男「その座敷童子…彼にはその意味はわからなかったらしいんだが…」

男「その家族は何か感慨深げにその手紙を見詰め、それを仏壇へと供えたそうだ」

男「そしてしばらく…半年くらいたった日に、その手紙の主へこう返したそうだ」

男「『3四歩』ってな…」


672VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:34:25.97pRHwJR2q0 (50/54)



男「するとどうだろうまた半年くらい経って『7六歩』と返って来た」

男「また家族は仏壇にその手紙を供えると、半年くらい後に手を返したそうだ」

男「どうやらその手紙をよく見ると、宛名は仏壇の主にあたる人物だったらしい」

男「誰かがこの人物の死を知らず、手紙将棋を送って来たってわけだ」

男「じゃあなぜ家族はその人物の死を知らせずに将棋を指しているのかと言うと…」

男「どうやら遺言の一つだったらしいんだ。何も言わずに将棋を指してほしいってな」


673VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:38:00.51pRHwJR2q0 (51/54)



男「それからかなりの年月が過ぎた」

男「お互いにその時に考える最良の一手を半年に一回指しあった」

男「俺だったら相手の事が気になるけどな」

男「まぁとにかくその家族は律義に遺言を守り続けたそうだ」

男「そして開始から何年もたったある日のことだ」

男「突然連絡が来たんだ。その対局相手からな」


674VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:41:41.02pRHwJR2q0 (52/54)



男「正確には、対局相手の孫…だな」

男「どうやらその孫が言うには対局してた人は数年前に亡くなってたそうだよ」

男「つまり、こちらの家族は亡霊と対局してた事になるな」

男「まぁ実際のところは、その孫が代理で対局してただけみたいだがな」

男「それに、相手からしたらそれこそかなりの年月を亡霊の相手をしてることになる」

男「結局のところ、お互いに代理で祖父の意思を継ぐ続けてたって話だ」


675VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:44:48.67pRHwJR2q0 (53/54)



男「あんまり心霊系の話じゃなかったかもな」

男「ちなみに、近いうちに決着はつきそうなんだとさ」

友「へぇ?どっちの勝ちで?」

男「さぁ?どっちが勝っても問題ないんじゃないか?」

男「二人の亡霊が楽しければ…さ」

友「なるほど。まったくだな


第25話『亡霊が手紙将棋を指すわけがない』了


676VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)2011/07/27(水) 23:48:57.52qQbSiXhPo (1/1)

なんか今までと違った感じでいいな


677VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/27(水) 23:49:20.77pRHwJR2q0 (54/54)

>>1です

第25話の補足をします。
この話は、件の洒落怖の師匠シリーズ『将棋』のオマージュ作品になります。
http://syarecowa.moo.jp/121/49.html
コラボを希望される方も何名か居ましたが、そもそも私自身が洒落怖をよく知らないですし
なかなか難しいものがあると痛感しました。

また、師匠シリーズファンの方等で不快に思われた方がいましたらここに謝罪いたします。


678VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:03:17.99LjAM1ATj0 (1/13)



友「たまには息抜きがてら心霊っぽくないのもいいな」

男「そう言ってもらえると嬉しいぞ」

友「さて俺の番だが…そう言えばさ」

男「ん?」

友「心霊ってなんで学校物が多いんだろうな」

友「病院とか墓場はまぁ死体とかのこともあるからわかるんだが」


679VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:05:00.23LjAM1ATj0 (2/13)



男「そう言えばそうだな。なんでだろう?」

友「やっぱ子供が広めたりするからかね」

男「無難にそこだろうな。身近なものの怖さってことだ」

男「ジャパニーズホラーの真髄は、自分に起こりうる…だしな」

友「そうだな。確かにそうだ」

友「と言うわけで、学校物の話なんだが」


680VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:11:03.42LjAM1ATj0 (3/13)



友「ある生徒が放課後教室で手紙を書いてたそうだ」

友「夕暮れの教室でテスト期間だからな。当然誰もいないはずだった」

友「で、彼が書いてた手紙がひと段落したものだからふと窓から外を見たんだが…」

友「逆さまの女子生徒と目があったそうだ」

友「正確に言うと、飛び降りた生徒と目があったってことだな」

友「彼はあわててベランダから見下ろしたんだが地面には何もない」


681VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:13:46.56LjAM1ATj0 (4/13)



友「ちなみに彼が居たのは3階で、地面はアスファルトだ。落ちて助かるわけがない」

友「彼は屋上へ行ってみようと、先ほどまで書いてた手紙をポケットに入れると屋上に駆け上がった」

友「すると、そこには柵にもたれかかって夕陽を見てる女子生徒がいたそうだ」

友「彼は恐る恐る声をかけた。すると彼女は振り返って笑ったそうだ」

友「リボンから察するに3年生で同学年なんだが、どうにも見たことがない」

友「もちろん、知らない生徒の一人くらい居てもおかしくないけどな」


682VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:16:28.57LjAM1ATj0 (5/13)






女『駄目だよ…自殺しちゃ』

彼『いや、俺じゃなくてさっきそこから女の子が……』

女『いや…じゃないでしょ。私が見えるってことは、貴方は自殺志願者だもん』

彼『俺の事はさておいてさっき誰かが飛び降りただろ』

女『あぁ、あれ?私だよ』

彼『』ポカーン


683VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:18:14.21LjAM1ATj0 (6/13)






女『まぁ幽霊だから今さら死なないんだけどね』

女『それより貴方。自殺なんて考えたら駄目でしょ』

女『そのポケットの手紙は遺書?』

女『だいたい……』
彼『ちょっと待て』

彼『今飛び降りてたやつに言われたくはない』


684VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:19:55.14LjAM1ATj0 (7/13)






女『そりゃそうだけで、私手遅れだし』ケラケラ

彼『そんな笑われてもなぁ…』

女『じゃあ……私手遅れなの…』シクシク

彼『笑顔で飛び降りてたやつのセリフじゃないな』

女『じゃあどうしろって言うのよ!』

彼『なんで怒られたし』


685VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:23:00.86LjAM1ATj0 (8/13)






女『とりあえず、理由聞いてあげるから…』

彼『いきなりそんなこと言われてもな……』

女『じゃあ勝手に読む』スッ

彼『え?お前それ俺の……』

女『えーなになに?………』

彼『読むなって。返せ!』スカッ


686VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:24:41.30LjAM1ATj0 (9/13)






女『むりむり、幽霊には触れないのは基本でしょ』

女『しかし……理由がしょうもない……』

彼『しょうもないとか言うな。俺には重要な問題だ』

女『全く、そんなんじゃ親が泣いちゃうよ?』

彼『だから、なんで俺が自殺した幽霊に説教されなきゃいけないんだ』

女『昔のことにこだわってるようじゃモテないぞ』ケラケラ


687VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:28:29.93LjAM1ATj0 (10/13)






彼『くそっ…今日はもう帰る』

女『それは残念。またおいで―』フリフリ

彼『二度と来るかっての』

女『まぁそう言わず、お話ししようよぉ』

女『来ないと手紙を放送で読みあげちゃうぞ』

彼『そう言うのを脅迫って言うの知ってるか?』


688VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:31:24.32LjAM1ATj0 (11/13)






友「その後彼は、授業中や昼休みに窓を眺めてると、彼女が降ってくるのを目撃するそうだ」

男「なんだそりゃ落ちはないのか?」

友「ない、と言うか…現在進行形だそうだ」

男「毎日その状況は答えるな」

友「今は夏休みだから安心だと言ってたよ」

男「むしろ幽霊が原因で自殺しそうな勢いだな」


689VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:32:47.45LjAM1ATj0 (12/13)



友「でも、話す分には良好な関係だとさ」

男「それは何よりだな」

友「でもホント、自[ピーーー]る霊に自殺を引きとめられてもなぁ」

男「説得力皆無だな」

友「こう話してると幽霊もいろいろいるもんだな」

男「十人十色ってことだろうよ」


690VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/07/28(木) 00:35:52.28LjAM1ATj0 (13/13)


男「ところで、遺書には何が書いてあったんだ?」

友「遺書の内容は知らんが…彼女が居ないのを嘆いてたな……」

男「本当にしょうもないな。その幽霊と付き合えばいい」

友「お前もときどき薄情だな……それじゃ一緒に飛び降りちまうぞ」


第26話『自殺幽霊に引きとめられるわけがない』了


691VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2011/07/28(木) 01:22:49.093T//nMCP0 (1/1)

八尺様の母娘に萌えた


692VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/07/28(木) 01:25:48.81Vr1r+0rIO (1/1)

なんか一気にたくさん来た!
嬉しい反面なんかもったいないwww

上にもあった気がするけど、合わせ鏡の悪魔お願いします


693VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)2011/07/28(木) 01:31:40.84Vlp4Yslmo (1/1)

今夜も乙ぽぽぽぽーん
幽霊が打ってくれた蕎麦って細菌とか無縁そうで安心かも

師匠シリーズ絡めてくれてありがとう、めっちゃ読んだ時うれしかったwwww
SS形式というのを除いても>>1らしさが感じられる文で味わい深いです


694VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)2011/07/28(木) 02:00:34.10DK34UY0ko (1/1)

もう四分の一終わったのか
「まだ」と言うべきなのか「もう」と言うべきなのか


695VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2011/07/28(木) 02:11:14.96TQXte2xU0 (1/1)

蕎麦使ってもらえて光栄です!
将棋の話はリンク先を見てから見返すとさらに良かった。
次も期待乙!


696VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/07/29(金) 03:34:34.17f9GJHdDso (1/1)

なにこれちょー面白い
萌え路線もいいがもうちびっとガチで怖い話を増やしてくれると
みんな喜ぶと思います。とくに僕が


697VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/01(月) 03:10:34.13mAqWiSUDO (1/1)

たくさん出した分、しばらくは来れないってことかな?

楽しみに待ってる


698VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:29:58.23jCSbUcr80 (1/19)


男「たまにはホラーにしてみるか?」

友「お、いいねぇ」

男「といってもあんまり引き出しはないけどな」

友「それは俺もだから気にするなよ」

男「じゃあヒサルキってわかるか?」

友「ヒサルキ?」


699VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:31:27.61jCSbUcr80 (2/19)


男「イサルキとか、ヒサユキとか、まぁ呼び名は安定しないけどな」

友「よくわからんな。どんなんだ?」

男「小学校のときとかさ、学校で動物飼ってなかったか?」

友「あぁ、兎とか鶏とかか?」

男「そうそう、それだ」

男「で、その動物がいきなり死ぬ事は?」


700VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:34:22.61jCSbUcr80 (3/19)


友「まぁ、あったな。誰かが殺したって集会開かれる事もあった気がする」

男「でもそう言うのは総じて犯人が見つからないんだよな」

男「飼育小屋の管理は教師がしてるし、子供じゃ無理だろうって結論になる」

友「そうだな。鍵は教師が持ってて、教師が帰るときには生きてたとなると犯行が可能なのは夜だけ」

友「翌日発見しても、鍵を壊して侵入した形跡がないなら鍵を使ったことになるわけだし」

男「そういうこと。子供だけでの犯行は無理なはずなんだ」


701VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:40:19.95jCSbUcr80 (4/19)


男「で、じゃあ誰が殺したって話に戻るんだけど…」

男「その犯人がヒサルキだ」

友「どんな外見なんだ?」

男「それがな。残念ながら誰も知らないんだ」

友「なんだそりゃ。悪魔の証明か?」

男「いやいや、見たことがあるって人は居るんだぞ」


702VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:43:01.02jCSbUcr80 (5/19)


男「ただ、ヒサルキを見た人は全員さ」

男「両目を潰されるんだと」

男「で。目が見えないからうまくイメージ出来なくて、表現できないそうだ」

友「そりゃたしかに厄介だな」

男「唯一わかるのは、黒くて大きな人だったって話だけどさ」

友「まぁ大人なら大きく見えるし、逆行とかなら全身黒いな」


703VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:44:40.72jCSbUcr80 (6/19)


男「じゃあ重要なのは、どうやってヒサルキが小屋の中に侵入するか…だ」

友「確かにそれは気になるな」

男「鍵を開けたわけでも壊したわけでもない」

友「地面から入ってくるとか?」

男「もぐらじゃないんだから……」

男「簡単な答えでさ。影…なんだよ」


704VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:47:59.73jCSbUcr80 (7/19)


友「影?」

男「地面から延びる人の影」

男「これなら小屋の中に入れるだろ?大きさも自由自在だ」

友「言いたい事はわかるが、犯行が行えないぞ?」

友「それに、自分自身ってことならわざわざ目を潰す必要もない」

男「影には目がないからな。目を潰したところで自分には被害はない」


705VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:50:59.73jCSbUcr80 (8/19)


男「そして影がいきなり実体化するくらいありそうじゃないか?」

友「今までの話からして、ありそうだな」

友「じゃあ動機は?」

男「俺が思うにさ。ヒサルキの正体は、その人の中の負の感情なんじゃないかなと思うよ」

男「八つ当たりで自分より弱いものを[ピーーー]。それも無意識にさ」

男「自分の目を[ピーーー]のもそう。そういう弱いものを[ピーーー]自分を憎むなら、やるんじゃないかな?」

男「あるいは、弱い自分を見たくないのかも」


706VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:52:33.22jCSbUcr80 (9/19)


男「とまぁ、こんな感じだ」

男「ちょっと落ちのない話になってしまったな」

友「まぁ良いんじゃないか?説としては面白いと思うぞ」


第27話『ヒサルキの正体が自分自信なわけがない』了


707VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:56:36.25jCSbUcr80 (10/19)


友「ふむ…じゃあ俺はコックリさんにでもするか」

男「へぇ?日本版ウイジャ盤みたいなアレ?」

友「正解。紙にひらがなと数字、はい・いいえと鳥居を書く」

友「で、10円を鳥居に乗せて複数人で呼び出す」

男「やった事はないけどな。なんで複数人なんだ?」

友「一人でやると呪われるそうだ。概ね発狂する」


708VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 18:59:08.33jCSbUcr80 (11/19)


男「それは怖いな」

友「でだ、俺の後輩が数人でやったそうなんだよ」

友「ただ、いろいろ間違えてる奴でな」

友「キーボード配列のアルファベットで紙を作ったそうなんだ」

友「まぁパソコン中毒な奴だったからな」

男「ウイジャ盤…とも言い難いし、本当に間違ってるな」


709VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:01:01.96jCSbUcr80 (12/19)


友「ともかく、彼らは呼び出した」

友「こっくりさん、こっくりさん、お出でくださいってな」

友「で、本当に呼び出せたそうだ」

友「まぁその紙作ったやつのせいで質問の答えがローマ字で大変だったそうだけどな」

友「なんにせよこっくりさんにいろいろな事を聞いたらしい」

友「定番の『誰が好きですか』とか『今日の夕食なんですか』とかな」


710VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:04:30.08jCSbUcr80 (13/19)


友「で、そろそろ帰ろうかって流れになった時に…」

友「一緒にやってた一人が指を離してしまったそうだ」

男「あれ?指を途中で離すと…」

友「あぁ、普通に言うなら祟られる」

友「焦った彼らはこっくりさんに謝りつつ、祟られない方法を聞いたんだ」

男「祟ってくる相手に聞くのもどうかとは思うが…」


711VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:06:52.84jCSbUcr80 (14/19)


友「まぁそう言ってやるなよ」

友「とにかく、こっくりさんはしばらく停止した後で動き始めた」

友「みんな固唾をのんで見守るわけだが」

友「その指示したのがちょっとふざけてると言うか…」

男「なんだ?持ったえぶらずに教えろって」

友「……えぇとな?」


712VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:07:33.07jCSbUcr80 (15/19)


友「g」

友「g」

友「r」

友「k」

友「s」

男「ん?どういう意味だ?」


713VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:09:02.33jCSbUcr80 (16/19)


友「ggrks」

友「自分で調べろって言うネットスラグだよ」

男「なんだそりゃ。確かに意味が判らん」

男「いや、意味はわかるけどさ」

友「というわけで、彼らは自分で調べたそうだ」

男「見つかったのか?」


714VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:10:08.23jCSbUcr80 (17/19)


友「あぁ、見つかった」

男「そりゃよかったな」

友「まぁそんな変なこっくりさんが居たって話だ」

男「ある意味で見てみたいもんだな」

友「まったくだな…やってみるか?」

男「いや、結構」


715VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:11:12.37jCSbUcr80 (18/19)


友「まぁ時代の変化ってことだろう」

男「こっくりさんもインターネットするってか?」

友「あるいは、書き込みしてたりしてな」


第28話『こっくりさんがネラーなわけがない』了


716VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/08/01(月) 19:29:17.78jCSbUcr80 (19/19)

>>1です
何とかこのスレを1000までやろうかと思いましたが
どうにもうまく文が書けないので一度休止します。

申し訳ありません。


717VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)2011/08/01(月) 19:50:52.41YmAK+7Ago (1/1)

ま、まさか>>1が怪異に巻き込まれ……!?

無理はせずやりやすいペースでいってくれ、ここまで乙です
待ってるからなーー


718VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2011/08/01(月) 22:06:25.14P4GStE7K0 (1/1)

乙ですー

ふむふむ。自分のペースでゆっくりやってください
待ってますからー


719VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/01(月) 22:08:37.76Ikj0CJWIO (1/1)


待ってるよー


720VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/01(月) 23:38:22.30yX54s85vo (1/1)

良スレを見つけたと思ったら休止宣言が出されてたでござる
乙です。ゆっくり休んでください


721VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/02(火) 02:33:39.61Vk3LGu5IO (1/1)

粋やな


722VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/02(火) 03:10:26.394MR4HgDDO (1/1)

乙。
休止というのは少々寂しいものがあるが、仕方ないな。
またいつか戻って来てくれることを願うよ。


723VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/12(金) 12:42:52.56lICYtepDO (1/1)

そして>>1は物語の住民となり
数多の幽霊や妖怪と過ごす事となったのであった。




724VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/12(金) 13:11:16.240L0QQzq/o (1/1)

メトロポリタンミュージアムですねわかります。


725VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)2011/08/21(日) 14:41:40.37eb3q57n20 (1/1)

>>723
やめろww
さすがに一週間音沙汰無しだと不安になるな


726VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/08/22(月) 01:02:10.15lVeAppcIO (1/1)

>>1も忙しいんだろ


727VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)2011/09/12(月) 18:37:26.13CzjTm0w6o (1/1)

そろそろ生存報告くらいは欲しいかな


728VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国地方)2011/10/01(土) 23:26:16.07qhpFa66Io (1/1)

もう二ヶ月か……
物語の住人となったら勝手に本のページ数が増えていったりするんだろうか


729VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 10:37:28.05JHWLyZLvo (1/1)

大丈夫かな?


730VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)2011/10/30(日) 18:27:58.36Neff/adko (1/1)

そろそろ三ヶ月