405VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)2011/11/08(火) 23:28:32.78k0oMhd5zo (2/2)


ほむら「……」 モグモグホムホム

さやか「あれ? 転校生、なに食べてんの?」

ほむら「種抜きプルーンよ。鉄分が豊富なの」

さやか「ぶるあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

     ゴスッ!

ほむら「い、いきなり何をするのよ!」

さやか「黙れ! あんたもか! あんたもなのか転校生! そうやってあたしをいじめるのか!」

ほむら「いじめって、何を言っているのよ美樹さやか」

さやか「うるさい! そうだよ! どうせあたしは美樹だよ! 悪かったなちくしょう!」

ほむら「わけがわからないわ」

まどか「今のはまずかったよ、ほむらちゃん」

ほむら「まどか? プルーンの何がいけないの? こんなに鉄分が豊富なのに」

まどか「さやかちゃんの、名字だよ。わかるよね?」

ほむら「!? そんな……」

まどか「そうだよ。それのせいで、小学校のときにじめられちゃってたんだよ、さやかちゃん」

ほむら「でも……でも! 鉄分が豊富なの! カリウムも!」

まどか「ダメなんだよ、ほむらちゃん。いくら鉄分を採ったって……」

まどか「 お っ ぱ い は 大 き く な ら な い ん だ よ … … 」

ほむら「あ……ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

    パリーン





    プルーンの魔女。その性質は鉄分が豊富。
    カリウムも豊富な紫色の魔女。何を書こうとしたのかもはや自分でもわからない。


406魔法少女☆キュゥべえ2011/11/08(火) 23:29:18.73zv93PzVX0 (1/2)

こと、感情のあるインキュベーターに対して、上の対応は非常に厳しい
最も他の仲間達の待遇を見れば、処分されなかっただけもうけものと考えるべきかもしれない
元々感情がある事を隠しつつ研究者として暮らしていた僕は、彼らに捕まり、エネルギーを探す為の捜索部隊に選ばれた

あれから、いくつの星を巡っただろう
エネルギーはいくつか入手したが、とてもエントロピーを覆せるような代物ではない
……というより、そんなエネルギーあってたまるか
思わず渡されたエネルギー探査機をぶん投げようとして……思いとどまる
たしかこれが壊れるとこっちも爆発するんだっけ。……厄介な代物だ

そんなある日、僕はその星に辿り着いた

QB「……水がある。空気もある。これならば生命体が住んでいてもおかしくはないけど」
女の子「わーしっぽー!」

QB「ん…?君は?……ってしっぽに取り付かないでくれ!痛いから!」

女の子「しっぽ……」

QB「まったく……」

男「こら、何をしているんだ!……しっぽ?女の子のようだけど……こんなところで何をしているんだい?」

QB「何って……」

エントロピーを覆すエネルギーを探索しています。とかいっても確実に通じないということはわかる

QB「……旅をしていたらこんなところに迷い込んでしまってね」

男「それは大変だ。しかし変わった格好をしておられるのですね」

QB「僕からみれば君達の格好こそ滑稽なんだけどね」

裸だった。男も、女の子も。
文化レベルはそこまで高いわけではなさそうだ。

男「でも、この辺は危険ですよ。私もこの子を連れてすぐ別の場所に逃げる予定です。あなたもすぐにここから逃げたほうがいい」

QB「逃げるって……何かいるのかい?」

男「奴らがきます」

QB「奴ら?」

女の子「……あ……」

男「どうした……あ……」

そこには異形の獣が立っていた
……否、獣といっていいのか?体中にモザイクが入り、どこか聖職者にも見えないこともない姿。……を、保とうとしつつ、形状が複雑に変化している。

QB「なるほど。君達はあれから逃げているのか」


407魔法少女☆キュゥべえ2011/11/08(火) 23:31:38.05zv93PzVX0 (2/2)

男「お前だけでも逃げるんだ!」

女の子「やだー!」

QB「……別に倒してしまえばいいじゃないか。一匹ならあの程度造作もないだろう」

男「何を言っているんですか!あいつはすごく強くてなぐってもけっても倒せないんです!」

QB「殴る蹴るって……何か、武器はないのかい?」

男「武器……?」

なるほど、そのレベルの文明ということか

QB「そうだね、武器というのは」

僕は核融合型光線銃を取り出し

QB「こういうものだよ」

その獣に向けて撃ちはなった。獣はただの一撃で蒸発した

女の子「お姉ちゃんすごい!!」

QB「って尻尾を引っ張らないで!」

男「助かりました!ありがとうございます!命の恩人です!!」

QB「……別にいいけどね。いや……ん?何だろうこの感じ」

ふとエネルギー探査機を調べてみる
探査機のエネルギー数値は上限を振り切れていた

QB「……これは……」

どういうことだ?
今何かエネルギーが発生する要因が……いや、あった
獣に襲われ、絶望に瀕していたこの星の人間の希望への感情の相転移
つまりは、それがエントロピーを覆すに足る力となりえる……!?

QB「ふふふ……あははははは!!」

男「どうしたんですか?」

QB「いやね。君達とは結構長い付き合いになるかもしれないと思ってね」

そうだな。彼らの武器の作り方を教えよう
或いは彼らに僕達の力の一部を分けてあげてもいい
エントロピー問題。絶対解決するはずもないと思っていた糸口が、まさかこんな辺境の惑星で見つかるなんて


この時の僕は全く気づいていなかった
この結果がどのような意味をもっているのか
そして、それがこの星の人間にどれだけ酷な選択肢を与えるのかということを


というSSを書こうと思ったけど設定の都合上終盤までオリキャラしかでてこないといういろいろあれな話だったので断念


408VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/09(水) 00:03:05.15C7ctmEXjo (1/1)

面白そうだけど断念か、残念


409VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)2011/11/09(水) 13:33:54.08fJ/WCO750 (1/5)

プロローグ的なものでも投下してもいいのかな?


410VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県)2011/11/09(水) 20:30:59.62RPZZBqOn0 (1/1)

いっちゃえいっちゃえ!


411VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)2011/11/09(水) 20:47:19.77fJ/WCO750 (2/5)



  タッタッタ

キュゥベぇ「はぁっ……はぁっ……」

『こっちは駄目だ、もう追い詰められる。君等だけでもなんとか逃げ延びてk』

キュゥベぇ「はぁっ……はぁっ……」

『僕も駄目だ彼等に囲まれた、どうやらここまでのようd』

キュゥベぇ「……っ!」

QB1「どうするんだい、今回は一段と粛清が強い。こちらの残っている個体ももう5体まで減ってしまった」

QB2「別の場所にいる2体も今彼等に追われている」

QB2「……いまからでも魔法少女に助けをもらうしか、じゃないと僕達は生き残れない」

キュゥベぇ「それだけは駄目だと一番最初に決めてたじゃないか、彼女達がこの件に関わってしまったら魔法少女の真相をいずれ知ってしまう」

キュゥベぇ「それに向こうに危険要素と判断されて狙われる可能性もある」

QB2「だがこのままでは僕等は……」

QB1「しっ、誰か来る」

キュゥベぇ・QB2「「!!!」」

  ペタペタ

QB3「…………」

キュゥベぇ「無事だったのかい? それは良かった」

QB2「あれから連絡がこなかったから心配したよ。……もう一体の方は?」

QB3「……」

QB1「……? どうしたんだい?」

QB3「……、…………」ザッザ

キュゥベぇ「地面に何を……?」

   彼等の攻撃でどうやら言語機能と思念送信機能が損傷して使えない。
   それと僕と一緒に逃げてた彼は攻撃を受けてやられてしまった。

QB2「……ということは後もう僕達だけということか」

キュゥベぇ「でも君が生き残ってなによりだ」

QB3「……」コク

QB1「だが今現在進行で彼等は僕達を追っている。集結している今を狙われたら終わりだ、早くここから離れよう」

「君の言う通りだよ。君達はここで終わるのさ」

「「「「!!!」」」」バッ

QB「全く、随分と時間を掛けさせてくれたよね。一月も君達が逃げ惑うおかげで勧誘に当てる時間が減っているんだよ?」

キュゥベぇ「……それなら僕達を無視していればいいじゃないか」



412VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)2011/11/09(水) 20:48:32.83fJ/WCO750 (3/5)

QB「それは出来ないよ。君達は完全に魔法少女側に付くつもりなのだろう?」

QB[それによってこちらに不安要素が出る可能性がある以上、君達を生かす訳にはいかないし」

QB「そもそも欠陥の烙印を押された以上、君達を消す事はもう確定事項だ」

QB「……まさか一個体が陥った精神疾患によって数十体の個体が感染するなんて思いもよらなかったよ」

QB「どれもこれも君が原因なんだよ」

キュゥベぇ「……僕は君等と対立したことに後悔などしていない」

キュゥベぇ「もう僕はインキュベーターなんかじゃない」

QB1「君等には一生解らないだろうね、人の心がどんなに暖かいものかを」

QB2「感情という物に触れてそれが自分に芽生えたことに良かったと思っているさ」

QB3「…………」

QB「はぁ、全くもって理解不能だよ。そんなもの邪魔だし欲しいとも思わないけどね」


QB「勧誘も進めたいことだし、君達にはもう消えて貰うよ」キィィィィン

キュゥベぇ(……これまでのようだね、もう少し彼女の笑顔が見たかったが残念だ……)

QB『! 上空に人間の気配、こちらに向かってくる』

QB『なんだって、それは不味いね』

QB『厄介な事に魔法少女、巴マミだ』

QB『……なんていうタイミングで来るんだ彼女は』


QB1(……? 上から何か来る……?)

QB1(……!)

QB1『上空からマミがこちらに向かって来ている!』

キュゥベぇ『なんだって!?』バッ

QB2「!」バッ

QB3「……」フイ

  ……ヒュゥゥゥウウウウウウウウ

キュゥベぇ(……マミ)

マミ「……」スタッ!

QB『ふう、最悪だね』
QB『どうしようか?』
QB『こちらが引くしかないね』
QB『彼等はどうするんだい?』
QB『今日は諦めるだけさ、また次の時に消せば良い』
QB『そうか』



413VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)2011/11/09(水) 20:50:46.89fJ/WCO750 (4/5)

マミ「久々に空からパトロールしてて上から貴方達を見つけて吃驚して来てみたら……な、何でキュゥベぇがこんなに……っ」

QB「なに、契約して魔法少女にするのが僕の仕事なんだ。魔法少女が世界中にいるんだから僕達がたくさんいてもおかしくはないだろう?」

QB「今は皆で話し合ってたんだよ。まあたった今終わった所だから僕達はもう去るけれどね」タッタッタ

マミ「え? あ、ちょっと……!」

QB「ばいばいマミ」タッタッタ
QB「またね、マミ」タッタッタ


キュゥベぇ『僕達も此処から離れよう、今マミとの接触は避けるべきだ』

QB2『けど此処から離れるっていったって、彼等に待ち伏せされているかもしれないよ』

QB1『……確かにもうマミに匿ってもらうしか無いと思う』

キュゥベぇ『君まで何を言って、確実にマミが危険にさらされるんだよ』

QB3『……』

マミ「ねぇ、何かあったの? あっちのキュゥベぇみたいに何も言わずに去らないでよね」

QB3「……」カキカキ

  でも僕はまだ朽ち果てたくない。
  もっと人間達と一緒にいたいんだ。

キュゥベぇ『それは僕だって同じだ。……だけどマミを巻き込みたくないんだ』

マミ「貴方達こそこそと何して……」

マミ「? あら、地面に何か書いているわね……」

マミ「……!」

マミ「……どういうこと? まだ朽ち果てたくないって……」

QB3「……」ピョン

マミ「わっ! どうしたのキュゥベぇ」

QB3「……」ギュッ

マミ「どこか痛むの? 大丈夫?」ナデナデ

QB2『もうこれしかないだろう』

キュゥベぇ『……けど』

QB1『マミならきっと大丈夫だ、僕は信じる』

キュゥベぇ『……』



マミ「それで、話してくれるの?」

キュゥベぇ「…………実は」


                  <続かない>



414VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)2011/11/09(水) 20:53:05.53fJ/WCO750 (5/5)

精神疾患に陥った一体のキュゥベぇから始まり
消す側と消される側のQB達の争いに関わってしまった魔法少女
果たしてキュゥベぇは平穏を得られることが出来るのか
みたいな内容


ちょっと前に講義スレであらすじみたいのを書いたが
今書いてるスレが終わったら書くんだ……、来年の今頃くらいにスレ立てるんだ……

ただ時代設定をワルプルギス撃破前なのか後なのかが悩み所
後ならキャラを自由に動かせるからやりやすいんだが
撃破前でほむらとマミの

「貴方はそいつがどんな奴か解って無いわ」
「貴方に……!」キッ
「!?」
「貴方にこの子の何が解るっていうの! 何も知らないくせに!!!」

みたいなちょっとしたぶつかり合いも書きたい気もする

こんな登場キャラがキュゥベぇだらけできゅっぷいきゅっぷいうるさいSSで誰得なんだと言われそうだが
ただ俺得なだけです

あと安価付けるの忘れてた。すまん


415VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)2011/11/09(水) 21:52:39.102ahA77uDO (1/1)

面白そうだ。そしてマミさんが活躍しそうで俺得



416VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/09(水) 22:43:47.28suK8x4eJo (1/1)

なんて俺得な……けど来年の今頃なのか。


417VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越)2011/11/11(金) 08:53:42.75BVj8CHAAO (1/1)

スレ立つまで全裸待機といきたいが……風邪引くか……



なんか随分過疎ってるなぁ
書き手って少ないのかな


418VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方)2011/11/11(金) 10:30:44.32ebORd+Sxo (1/1)

小ネタはvipに持ってくからじゃね


419VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 02:05:32.35W92kC0hn0 (1/5)

11/11はポッキーの日だというのをすっかり忘れてた
急きょ殴り書きで作った
キュゥべぇ総受けでGO





ほむら「ほら、さっさと食べなさい」

マミ「だ、駄目よ暁美さん! 私がキュゥベぇに食べさすんだからっ」

マミ「はいキュゥベぇあーん」

キュゥベぇ「2人していきなりなんだって言うんだい?」

ほむら「いいから食べなさい」

キュゥベぇ「まあくれるというなら貰うけどね。あむっ」

マミ「ああっ、一番最初にあげたかったのに……」

ほむら「味はどうかしら」

キュゥベぇ「甘さ控えめで良いんじゃないかな」モグモグ

ほむら「そう」チラ

マミ「うぐぐ、私に向けるしてやった顔が非常に屈辱だわ」
マミ「こうなったら……」


マミ「キュゥベぇキュゥベぇ」

キュゥベぇ「何だいマミ」

マミ「んー」

ほむら「!!?」

キュゥベぇ「? 口にくわえて何しているんだい?」

マミ「んーーー」

キュゥベぇ「?」

マミ「ん゛ーーー!」プルプル

キュゥベぇ「……つまり僕がそれを食べれば良いのかい?」



420VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 02:07:13.60W92kC0hn0 (2/5)

>>419


マミ「」コクコク!

キュゥベぇ「口にくわえる意味なんてあるのかな、普通に渡してくれればいいんだけど。あむっ」ポリポリ


マミ「美味しかった? キュゥベぇ」

キュゥベぇ「バランスが良くて食べやすかったね」

マミ「それは良かったわ」フフン

ほむら「」イラッ


ほむら「貴方は最近調子に乗りすぎなのよ」
マミ「貴方だって“私の”キュゥベぇに馴れ馴れしいのよ」

ほむら「笑わせるわね、何時から貴方の所有物になったのかしら」
マミ「あら、悔しいのかしら? ごめんなさいね」

ほむら「マミらせるわよ?」
マミ「ティロるわよ?」

  ンだとコラ やんのかワレ



キュゥベぇ「全く、何で突如喧嘩が始まったりするなんてわけがわからないよ」

  バタン

さやか「たっだいまー!」

まどか「ティヒヒ、色々見て回ってたから遅くなっちゃった」

さやか「ん? なんか言い争ってるね、なんかあったの?」

キュゥベぇ「それが僕には解らないんだ、急に始まってね」

まどか「まあいつもの事だし放っておいても大丈夫だよね」

まどか「そんなことより……」

まどか「じゃーん!」

キュゥベぇ「それは……ポッキーかい?」

さやか「そうだよ、キュゥベぇの為に色々買って来てあげたんだから感謝しなさいよー、うりうりー」グニグニ

キュゥベぇ「わ、わかったから弄らないでよっ」



421VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 02:08:01.88W92kC0hn0 (3/5)

>>420

まどか「私のは抹茶味ー」

まどか「はいキュゥベぇ」

キュゥベぇ「へぇ、抹茶なんてあるのかい? あむっ……」

まどか「美味しい?」

キュゥベぇ「うん、良いね。この渋さは僕は好きだね」モグモグ

まどか「えへへ、良かったー」

さやか「じゃあ次はさやかちゃんの番ですねー」

さやか「私は……、これ! アーモンド入り!」

さやか「やっぱり食感も大事だと思うんだよね、つーことで……はい!」

キュゥベぇ「僕にくれるのかい? あむっ」

さやか「どうだー? キュゥベぇ、美味いだろー」

キュゥベぇ「そうだね、さやかの言う通り他にはない食べ応えがあって美味しいよ」モグモグ

さやか「だよねー? やっぱりキュゥベぇは解ってるねぇ」グリグリ

まどか「じゃあ次は別の……、…もう、向こうが騒がしくてこっちまで音が響いてくるよ」

さやか「うーん、確かに近所迷惑にもなるし、そろそろ止めに入らないとまずいかな」

キュゥベぇ「いつも2人には助かっているよ。何故か彼女達いつもいがみ合うんだ」

まどか「ティヒヒ、それはね……それだけキュゥベぇに構いたいんだよ」

キュゥベぇ「どういうことだい?」

さやか「それは自分で考えなよー」

キュゥベぇ「?」

まどか「だって……」
さやか「だってね……」

まどか・さやか(それは私も同じだから)

  ほらー、いつまでやってんのさ いい加減仲良くしなよー




キュゥベぇ「……やっぱりわからないや」

  ガチャ

杏子「……ん? なんだキュゥベぇ一人か」

キュゥベぇ「やあ杏子、他の四人はあっちの方にいるよ」

杏子「そうか」ドカ



422VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 02:09:34.55W92kC0hn0 (4/5)

>>421

キュゥベぇ「……? 向こうに行かないのかい?」

杏子「向こうは騒がしいんだろ? 今は静かにいたいしな」ガサゴソ

キュゥベぇ「成程」

キュゥベぇ「ところで、杏子はいつも食べ物を持ち歩いているよね」

杏子「そうだな、食べるのは好きだし」ポリポリ

杏子「持ち歩いていればいつでも食えるじゃねぇか」モグモグ

杏子「食うかい?」スッ

キュゥベぇ「おや、杏子もかい? 今日は随分と偶然が重なるものだね。あむっ……」

杏子「そりゃそうだ、この日はこの菓子にとって重要な役割を占めてるからなぁ」

キュゥベぇ「へぇ、そうなんだ。それは知らなかったね」モグモグ

キュゥベぇ「それでどういう役割があるんだい?」

杏子「ばぁか、それくらい自分で調べなよ」

杏子「ほら、もう一本食いなよ」

キュゥベぇ「ふぅん……」パクッ

キュゥべぇ「これも美味しいね」モグモグ

杏子「だろ? ストロベリー味好きなんだ」モグモグ

杏子「……」モグモグ

キュゥベぇ「……」モグモグ



マミ「あー!!! 佐倉さん何キュゥベぇを一人占めしてるのかしら!?」

ほむら「これは黙って見過ごせないわね」

さやか「というかいつから来てたのさ」

杏子「うーん、30分くらい前からかな……」

マミ「さ、30分もキュゥベぇと二人きり……っ!」

まどか「全く気付かなかったよ……」



マミ「ねぇキュゥベぇ、私があげたお菓子が一番美味しかったよね?」

ほむら「何を言っているのかしら、そんなのあり得ないわ」

さやか「No.1食感のアーモンドポッキーだよね?」

まどか「えー、抹茶が好きだって言ってくれたよ?」

杏子「ストロベリーが一番だろ」モグモグ

キュゥベぇ「いや、どれも美味しかったけど?」

マミ・ほむら・まどか「……はぁ」
さかや「……そうじゃないんだよ、全くキュゥベぇってば解ってないなー」
杏子「まぁ、キュゥベぇだしな」


キュゥベぇ「なんだって言うんだい、こっちこそわけがわからないよ」



                        <おわり>





423VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 02:11:32.70W92kC0hn0 (5/5)

この日くらい更新があっても良いと思うんだが
本当に人がいないんだな……、ちょっと寂しいなって


424VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/12(土) 10:57:29.05kBRqxyODO (1/1)

萌えた


425VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 15:47:16.647kBvuxXlo (1/7)


その点トッポって凄いよな。最後までチョコたっぷりだし


4261/52011/11/12(土) 17:11:15.047kBvuxXlo (2/7)

まどか「タンクローリー?」

ほむら「そうよ。今度の戦いに使おうと思って」

まどか「ほむらちゃん運転できるの? っていうか免許は?」

ほむら「非常事態なんだから、免許とか中学生だとかは別にいいのよ。どうせ魔法で動かすし」

まどか「えっ、魔法で?」

ほむら「そう、魔法で。試してみる?」


4272/52011/11/12(土) 17:12:25.617kBvuxXlo (3/7)

ほむら「ほらほら」ブルオーン

まどか「すごーい!」

ほむら「ほらほらほら」キキキキ! ブオーン

まどか「スゴイスゴーイ!」

まどか「ほむらちゃん運転うまいねー」

ほむら「運転というか、ハンドルに触れてすらいないけどね」

ほむら「ちなみに私の運転技術は騎乗スキルA相当よ」

まどか「よくわかんないけど凄いねー」

まどか「マミさんやさやかちゃんも運転できるのかな?」

ほむら「技術の差はあるけど、同じような事は出来ると思うわ」



QB「まどか! 大変だ!」

まどか「QB?」

QB「さやかが危ない! ついてきて!」

ほむら「なんですって?」


4283/52011/11/12(土) 17:13:13.057kBvuxXlo (4/7)

ほむら「ハァ、ハァ……」タタタタタ

ほむら「まさかソウルジェムを放り投げるなんて。まどかが真実を知ったら悲しむわね……」タタタタ

ほむら「友達殺しのトラウマにならないように、助けてあげないと」タタタタタ

ほむら「あ、トラックが止まった」

ほむら「ラッキーね。今の内にソウルジェムを回収しましょう」

ほむら「……って、あれ? これは、まさか……」



杏子「それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」

QB「むしろ便利だろう?」

まどか「ひどいよ。そんなのあんまりだよ……」

??「なに、なんなの?」

まどか「えっ?」

QB「その声は……」

杏子「……トラック?」

トラック?「え、どういうこと?」

ほむら「美樹さやか、あなたの体は今トラックなのよ」

トラック?「えっ?」


4294/52011/11/12(土) 17:14:35.827kBvuxXlo (5/7)

QB「なるほど、機械操作の魔法で咄嗟にトラックを乗っ取ったんだね」

ほむら「これはむしろ便利かもしれないわね」

杏子「何言ってんだお前」

ほむら「だってこれなら機体が破損しても、駆動系がやられても、自動車整備工場で修理すればすぐまた動くようになるし」

ほむら「弱点だらけの人体より、余程戦いでは有利じゃない?」

杏子「なるほど」

まどか「え、ちょ」

トラック「でもこれ、目の代わりになるものがバックカメラしか無いんだけど」

杏子「カメラくらい増設してやるよ」

まどか「いや、そういう問題じゃ……」

ほむら「そうね、車種自体を変えるべきよ。一日待って。軍用車を用意するから」

トラック「じゃあお願いしちゃおうかな」

ほむら「任せて」

トラック「カッコいいやつで頼むね!」

まどか「さやかちゃん……」



杏子「そういえば運転手はどうした?」

ほむら「さっき帰り道で捨ててきたわ」

杏子「…………」

ほむら「大丈夫よ。トラックは明日返すから」

トラック「今日は警察に見つからないように隠れなきゃね」

まどか「さやかちゃん、お願いだから自分の体に戻って……」


4305/52011/11/12(土) 17:16:44.137kBvuxXlo (6/7)

貼り間違えたorz
2/5 と 3/5 の間に↓が入ります。原作再現のみだから飛ばしても大丈夫。


杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」

さやか「お前だけは絶対に許さない……今度こそ必ず!」

まどか「待って、さやかちゃん!」タタタタ

さやか「まどか。邪魔しないで! そもそもまどかは関係ないんだから!」

杏子「ふん、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」

ほむら「あなたこそ、性懲りも無く美樹さやかを追い回してるのね」

杏子「あ……チッ、邪魔すんなよな。アンタのやり方じゃ手ぬるすぎるんだ」



まどか「さやかちゃん、ゴメン!」ポイッ

QB「あーっ、美樹さやかのソウルジェムが走行中のトラックの荷台にー」

さやか「まどか! あんたなんて事を!……ウッ」ガクッ

まどか「さやかちゃん?」

さやか「」

杏子「どういうことだオイ、こいつ死んでるじゃねーか!」


431VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/12(土) 17:18:22.017kBvuxXlo (7/7)

このあとミリタリー少女達がワルプルギスに挑むところまで妄想したけど、知識が無いので終わり。
ノシ


432俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(1/4)2011/11/12(土) 21:18:57.48xZcfItSh0 (1/4)

【ノマカプ及び駄文注意】





ほむら「好きな人ができたの」

中沢「へー」

ほむら「興味無さそうね」

中沢「だって誰のことだか知ってるし」

ほむら「…え」

中沢「鹿目だろ?」

ほむら「……」

中沢「図星だな。まぁ良いんじゃないか? 女同士でもさ」

ほむら「……」

中沢「前からさぁ、鹿目の方ばっかり見てたろ。授業中も休み時間も。あ、最近はそうでもないか」

ほむら「……まぁ」

中沢「しかし鹿目かぁ…うん、あいつ年上にも年下にも優しい奴だしな」

ほむら「……そうね」

中沢「結構面倒見もいいんだよあいつ。弟いるの知ってるか? 
   この前も上條と公園でみかけたんだけどさ、理想の姉ってのはああいうのをいうんだなって感じたね」

ほむら「……」

中沢「それにさ、優柔不断そうに見えるけどハッキリ物を言える奴だし。
   美樹もそうだけど、同性から惚れられるのも納得かな」

ほむら「……随分まどかのことを知ってるのね」

中沢「親友の美樹ほどじゃないさ。あのグループとは小学校も一緒だったし」

ほむら「……嫉妬してしまうわ」

中沢「あ…悪かった」

ほむら「あなたにじゃなくて――」


ガタッ


ほむら「――まどかに、よ」


ギシッ


433俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(2/4)2011/11/12(土) 21:20:32.11xZcfItSh0 (2/4)

何を言ってるのかわからないって目をしてる。
仕方ないわよね。
この時間じゃ、あなたと出会ってほんの二ヶ月しかたっていないのだし。


ねえ、何度繰り返しても、『隣』はいつもあなただったのよ?
新しいクラスに馴染めるように手伝ってくれたの、まどか達だけじゃなかったの。


『隣』だからって理由だけで、まどか達がいないときにあなたが色々と引き受けてくれたのよね。
私が気に入らなくて嫌がらせしようとしてきた人達を、さやかの代わりに払ってくれたのもあなた。


知らなかった?
あなた、自分が思ってるよりも人に慕われているのよ?
「早乙女先生はズルい」って言う子もいるし、理想の男にあなたの名前をあげる子もいるんだから。
あなたが言った一言で、自分を変えてしまう子もいるの。



例えば、―――私。



私がまた眼鏡をかけたのはね、『眼鏡の似合う娘ってタイプかも』って、あなたが上條君と話していたのを聞いたから。


「コンタクトから変えたのか。似合ってるじゃん」


嬉しかった。そう言ってくれて。
その日は授業なんて頭に入らなかった。


まさか自分が誰かに一目惚れしてしまうなんて思ってなかった。
「どんな娘が好みなんだろう」とか、「二人きりになったらどうしよう」とか、色んなことを考えた。
けれど『夜』を越えて、まどかを、皆を救う為に、あなたを好きになったことを今までずっと無かったことにしていたの。


ごめんね?


自分に嘘を付くなんて、私ダメな人間だよね。


でも、もう嘘を続ける必要はなくなったの。


『本当の奇跡』が起きて、誰一人死なずに『夜』を越えて、魔法少女の呪いから解き放たれて人間に戻った今となっては。



434俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(3/4)2011/11/12(土) 21:21:52.97xZcfItSh0 (3/4)

中沢「……机の上に座るのは行儀が悪いぞ。しかも他人の」


仕方ないじゃない。
もっと近くに行きたかったのだから。


中沢「俺のだからいいものを――」

ほむら「ねぇ中沢君」

中沢「…なに」

ほむら「まどかが好きなの?」

中沢「…俺と鹿目は友達だ」

ほむら「…そう」


ああ良かった。
初恋を大切な友達に奪われずに済んで、本当に、良かった。


スッ


中沢「ッ!…暁美?」


驚かせちゃった。
いきなり頬に手を添えられたら、男でもビックリするのね。


ほむら「中沢君」


あ、どうしよう。
すごくドキドキしてる。
心臓の音、聞かれちゃう。


ほむら「私ね」


顔が熱い。
声が、震えて―


435俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(4/4)2011/11/12(土) 21:33:29.11xZcfItSh0 (4/4)









ほむら「あなたに惚れたのよ?」







end

Q:『本当の奇跡』って何?
A:お好きなように解釈してくだされ



436VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)2011/11/12(土) 21:58:38.37PMEJussAO (1/1)

中沢君には和子ちゃんというソウルメイトが居るだろうに……


437かっこいいポケトレ織莉子さんが書きたかった2011/11/13(日) 17:15:01.216cyLAFjho (1/1)

織莉子「シャンデラ!大文字!」
キリカ「ゾロアーク!ナイトバースト!」
ニコ「ギギギアル、ギアチェンジを五回程」
シャーン!  ウラァァアァァァァァ! ギギギギギギギギガガガ

ほむら「街を悪夢に陥れ、あまつさえ魔法少女達を絶望に追い込んだのは、あなた達…!」
まどか「どうして、どうしてこんなことしたの!?」

織莉子「鹿目まどか…あなたは世界を滅ぼす…」
    「その前に、芽を摘み取りたかっただけ」
まどか「じゃあ何でみんなを巻き添えにするのっ!?こんなの絶対おかしいよっ!!」
織莉子「黙りなさい!!ダークライ!彼女らにもう一度ダークホール!」

織莉子「…って、みん……したかった…」
ほむら(……?)

ブワァァァァ!!!

杏子「くそう…これ以上悪夢を見たら、ソウルジェムが持たねえ…っ!」

???「ルカリオ!波動弾! ヘラクロス!メガホーン!」
ブルァ! ヘラッ!!

キリカ「させないよ!」速度低下魔法
???「!?」
杏子「ゆま!あぶない!」
ズドォ ガシャーン
ゆま「きゃあぁっ!」

織莉子「ナイスアシストよキリカ! ダークライ!冷凍ビーム! シャンデラ!シャドーボール!」
ニコ「ギギギアル、ギアソーサー ハッサム、バレットパンチ」
デヤァァアアア シャーン!!  ゴギガガギゴ バババババババ


438VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/13(日) 21:16:10.777UntwgvI0 (1/1)

申し訳ないけど

デヤァァアアア シャーン!!  ゴギガガギゴ バババババババ

で笑ってしまったよ


439VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:08:27.84/TWIQyEw0 (1/9)



擬人化キュゥベぇ
かつキュゥベぇ受け




キュゥベぇ「…………なんだって?」

マミ「だから、キュゥベぇが人間だったらどんな姿なのかなって」

キュゥベぇ「そんな在りもしない事を考えて何になるんだい」

マミ「もぉ、もしの話をしているだけじゃない。ノリが悪いわね」

キュゥベぇ「マミが何を言っているのかわからないよ」

キュゥベぇ(……)

キュゥベぇ「因みにマミはどんなのを想像していたんだい?」

マミ「そうねぇ……、やっぱり愛くるしい姿をしているから美少年じゃないかしら?」

マミ「いやでも、もしかしたら美少女かもしれない……」

マミ「ねえキュゥベぇって性別は? 男性よね?」

キュゥベぇ「いや、僕に性別というのは無いよ」

マミ「なんですって……! つ、つまり性別はキュゥベぇってこと……」

キュゥベぇ「何さ性別はキュゥベぇって……そんなの聞いた事が無いよ」

マミ「じゃあキュゥべぇってどうやって生まれたの?」

キュゥベぇ「別にそんなことどうだっていいじゃないか」

マミ「良くないわよ。家族として、長きパートナーとしてキュゥベぇの生立ちも知らないようじゃこの先もしキュゥベぇが誰かと結婚したりして
   この家から旅立つ日が来るときに胸張って送り出せないわ! ……いえ駄目ね。キュゥベぇが誰かと結ばれるなんて事になったら私の中にある
   ドス黒い何かが別の物に生まれてくるかもしれないわ。しかもその相手があの黒髪なんてもんなら……、あぁ無性にここから北北東4.3km先の
   位置に両手打ちでティロ・フィナーレしたくなってきたわ。何故かしら? ピンポイントに撃ちこめることが出来るのならこれ以上に無い幸せに
   満ち溢れる確信があるわ。きっとその位置に何かあるのよ、でも何故かその周囲に近づきたくないのよね……。きっと無意識に生理的嫌悪で
   体が行くのを拒んでいるのよ。というかそんな起こり得ないことどうだっていいのよ、問題なのは来るべきキュゥベぇの………………そうよ、
   私がキュゥベぇのお嫁さんになれば……っ!だ、駄目よそんなの! そ、そんな家族内でけけけけ結婚なんて! イケないことだわっ、破廉恥よ!!!
   何考えているのよ私は! そんな近親相k……キャー! 何もうキュゥベぇとエッチな関係を前提にしているのよっ!!!まったく早とちりだわ!馬鹿!
   ……けど、冷静に考えると私達は近親sげふんげふん、私とキュゥベぇは家族だけれど別に血が繋がっているわけじゃないから法律的には大丈夫なんじゃ……」ブツブツ


キュゥベぇ「やれやれ、また始まってしまったよ。こうなると周りが見えなくなるからね、しばらく放っておく事にするかな」スタスタ

キュゥベぇ(……僕が人間に、ね。…………ふむ)

――――――――――

――――――――

――――――

翌日


マミ「全く、昨日はいつの間にかキュゥベぇがいなくなってたし、あまつさえ『今日は帰らない』って置手紙残して未だに帰ってこないし」

マミ「どこに行ったのかしら、女性の一人夜は寂しいって何度も言っているのにキュゥベぇったら乙女心が解って無いんだから……」

  ガチャ

キュゥベぇ「ただいまー、マミ」

マミ「どこ行ってたのよ、ずっと一人で寂し……い…………」

キュゥベぇ「ああ、この姿かい? いやなんとなく昨日のマミの話で興味が出ちゃってね、姿を変えてみたんだ」



440VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:10:49.12/TWIQyEw0 (2/9)

>>439

マミ「…………」

キュゥベぇ「けどこれが難しくてね。何度試しても6、7歳の姿にしかならないんだ。それに尾も残ったままになっちゃったしね」

キュゥベぇ「まあこれくらいの誤差なら衣類を纏えば問題n「結婚よ!!!」…………え?」

マミ「完っっっ璧よキュゥベぇ! これって僕を嫁として貰って欲しいっていう隠れたサインなのね!?
   いいえ言わないで解ってるわ、キュゥベぇってば実はシャイだものね、これくらい私なら伝わるわ!」

キュゥベぇ「は?ちょ……嫁って、……え?」キョトン

マミ「ああんもうっ、そんな無垢な顔を私に向けないで! というか貴方可愛すぎなのよ!ねえ抱きしめて良い?良いわよね?」

キュゥベぇ「ちょ、ちょっと息使い荒いよ。い、嫌だよ、なんか今のマミは凄く怖いよ……」

マミ「オゥフ、そんな目で見つめられたら惚けちゃうわ……」

マミ「ちょっとそこで待ってなさい!」

  ダダダダダダ

キュゥベぇ(人間になったのは失敗だったかな……、でもここで姿を解いたらマミが号泣しそうで出来ない……)

  ……ダダダダダダダダ

マミ「はぁ…はぁ…、キュゥベぇ持ってきたわ!」

キュゥベぇ「婚姻届……? ちょっと意味が解らないよ」

マミ「これは正式に籍を入れるしかないわ! ほら婚約指輪も用意できてるから問題ないわよ!」

キュゥベぇ「何でマミがそんなものを持っているのさ……、いやちょっと引張らないでよ、何処に行くのさ」

マミ「そんなの役所に決まってるじゃない、善は急げって言うでしょ?」

キュゥベぇ「何言っているのさ、僕はそんなのに同意した覚えは無いよ……あといい加減手を離してよ」

マミ「な、何で……? 私とじゃ嫌なの……?」

キュゥベぇ「言っておくけれどこの姿は人間に似せているだけであって人間に成ったわけじゃないからね」

キュゥベぇ「それを抜きにしても僕にはその紙も指輪も必要性が感じられらいよ、だから要らない」

マミ「……! きゅ、キュゥベぇは私と一緒にいるのが嫌なの……? 私の事が嫌いなの……?」グスッ

 しゅぅぅぅぅうううううう

キュゥベぇ「ちょっ、ソウルジェムの濁りが早いよっ、何でそこで泣くのさ!? 泣きやんでよマミっ」

 ふえええええええええええん!!!


………………

キュゥベぇ「……貴重なグリーフシードがこんなことで消費するなんて思いもよらなかったよ」

マミ「グスッ……だってキュゥベぇが……」

キュゥベぇ「」ハァ

キュゥベぇ「僕がいつ嫌いだなんて言ったのさ? ただ僕にとってそれは無価値でしかないだけだよ」

キュゥベぇ「まぁマミとは付き合いが長いし、今更あんなのは別に必要はないだろう?」

マミ「……つまりどういうこと?」

キュゥベぇ「だからこれからもこの家にいるってことだよ」

マミ「……!ほ、本当!? ずっと一緒にいるのね!?」

キュゥベぇ「まあマミが死ぬまでは行動を共にするさ」

マミ「ありがとう、大好きよキュゥベぇ! 大丈夫よ、キュゥベぇがいてくれるなら自分にティロ・フィナーレしたって死ぬ気がしないわ!」ギューー

キュゥベぇ「全く世話が焼けるね。あと強く締めないでくれるかい?息苦しいよ」


441VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:11:43.28/TWIQyEw0 (3/9)

>>440



マミ「さて行きましょうか」

キュゥベぇ「行くって?」

マミ「勿論デートに決まってるじゃない、折角キュゥベぇが人間になったんだから楽しまないと損よ」

キュゥベぇ「今の僕は外見6、7歳の子供だよ? マミが周りから不審者と思われそうな気がしてならないよ」

マミ「そんな奴がいたら私がデコ・ピナーレで沈めるわ」

キュゥベぇ「……やっぱ家でゆっくりしようよ」

マミ「駄目よ」グイグイ

キュゥベぇ「あああ……」ズルズル




キュゥベぇ「ふむ、解ってはいたけど見る景色が全然違うね。かなり斬新だ」

マミ「ほら、外に出て良かったじゃない」

キュゥベぇ「別に家の中でも確かめられるじゃないか」

キュゥベぇ「それとどうして僕の手を取っているんだい? 僕は手を借りなくても一人で歩けるよ」

マミ「あら、迷子になったら大変じゃない」

キュゥベぇ「思考力まで変わってるわけじゃないんだからそんな心配しなくても大丈夫だよ」

マミ「良いから良いから」


キュゥベぇ「ここは……」

マミ「公園ね」

キュゥベぇ「そんなことはわかっているさ、何故此処に?」

マミ「ここなら堂々とキュゥベぇとキャッキャウフフ出来るじゃない」

キュゥベぇ「悪いけど僕にそんな気は無いからね」

マミ「照れなくて良いのよ、なんならマミお姉さんが肩車してあげるわ」

キュゥベぇ「いや遠慮するよ。今のマミは何かしてきそうだからね」

マミ「いいからいいから」ジリジリ

キュゥベぇ「ね、ねえ話聞いてたかい……? 必要ないからこっちににじり寄らないでよ……」タジ

マミ「うふふ」ハァハァ

キュゥベぇ(や、やばい完全に聞く耳持たずだ……! 今すぐマミから距離を取らないと)

  どんっ

キュゥベぇ「!!!(う、後ろに壁だって!? いつの間にこんな後退してたのか……!)

マミ「さ、キュゥベぇおいで?」

  ……ええはい、……○○公園の………はい……

キュゥベぇ(? 誰かの声が聞こえるような……?)


442VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:12:34.54/TWIQyEw0 (4/9)

>>441



ほむら「はい、見るからに変質者極まりない人間がはぁはぁ言いながら幼い子供ににじり寄っているので大至急来て下さい。
    …ああ、あと黄色い救急車も必要と思いますのでそちらのほうもお願いします。ええ、思考が異常をきたしてると思うので」

キュゥベぇ「ほむら!(なんて良いタイミングで現れたんだ!)」

マミ「……あら、暁美さんいたの? 貴方の存在を私の体が否定したいらしくて全く気配が気付かなかったわ」

ほむら「私に気付かなかったのは貴方のソウルジェムの醜くて臭そうな穢れが体を覆っているからじゃないかしら?」

  んだとコラ やんのかワレ


キュゥベぇ(ああもう、何でこの二人は会って早々喧嘩を始めるのさ。ちっとも仲が改善されないよ)

ほむら「君大丈夫だったかしら? 何か変な事されたんなら遠慮なく言って頂戴。刑務所か精神病院に入れさせる手配をさせるから。というかもう呼んだわ」

キュゥベぇ「ああそうか、この姿だから解らないのか。ほむら、僕はキュゥむぐっ」フガフガ

マミ「何を言っているのかしらね。タツヤ君にお尻振って悦に入ってるショタコンの貴方みたいなことをするわけ無いじゃない」

マミ「むしろ貴方が刑務所か精神病院にはいるべきじゃない? ああ、死刑判決が来る時がきたら私が執行人に立候補するから安心して逝ってね」

ほむら「私は貴方のような愉快な思考を持っちゃいないわ、私はあの子を純粋に可愛がってあげてるだけよ。勘違いも甚だしいわね」

ほむら「……貴方随分と肌が白いのね、まるで私の知り合いが変化したような錯覚を覚えたくらいよ」

キュゥベぇ(ほむらなら解ってくれると思ってたよ! そうだよキュゥベぇだよ!)コクコク!

ほむら「……? まさか……貴方キュゥベぇ?」

キュゥベぇ「」コクコク!

マミ「チッ……」

ほむら「なんでそんな姿に……」

マミ「貴方には関係ないでしょ、さあキュゥベぇ此処にはもう用は無いことだし帰りましょうか?」グイグイ
キュゥベぇ「あああ……」ズルズル

ほむら「…………」

  カチッ

マミ「!!?」

ほむら「あらキュゥベぇが困っているわ、貴方強引過ぎるのよ。キュゥベぇが可哀想だわ」ギュ
キュゥベぇ「(これは……時間停止!)助かったよほむら!」

ほむら「貴方にそういって貰えると助けた甲斐があるわ」

キュゥベぇ「今のマミはいつもと少しズレてしまっててね、ほとぼりが冷めるまで君の家に居させてくれないかい?」

ほむら「それは大歓迎だわ、早速家に戻りましょう」キリッ

  カチッ

ほむら(巴マミがキュゥベぇを奪いに来るのは間違いない。多少勿体ない気がするけど連続で時間を止めて一気に行くわ)ダッ

  ――――――、――――カチャ。

ほむら「っ!」ゾワッ

  ッパァン!

ほむら「うぉっ!(あっぶな!!!)」サッ

 ……あらあら、私からキュゥベぇを奪おうなんて輩はお仕置きしないといけないわね…………



443VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:13:29.82/TWIQyEw0 (5/9)

>>442

マミ「ねぇ? 暁美さん?」クスクス

ほむら「(今時間停止中なんだけれど……何故!?)危ないわね、明らか頭を狙ってたわね」

マミ「そうだった? ごめんなさいね、足を狙ったつもりなんだけれど……手元がブレちゃって」

ほむら(絶対狙ってたわ)

マミ「この空間に初めて立ち行ったけれど……面白いわね」

ほむら「…………」

マミ「フフ、驚いてる? 私自身も正直驚いてるわ」

マミ「だけど、……何故かしらね? キュゥベぇの事になると何でも出来る気がするわ」

  カチッ

キュゥベぇ「……? ほむら、どうしたんだい?」
ほむら「どうやらそう簡単にいきそうも無いみたい」

マミ「うふふ」ゴゴゴゴゴゴ

キュゥベぇ「……あれ?おかしいな。何かマミの後ろに修羅のようなものが見えるんだけど……」

ほむら「錯覚じゃないわ、私も見えるもの」

キュゥベぇ「……どうしてマミは大量に銃を召喚しているんだい?」

ほむら「馬鹿ね、銃は撃つためにあるのよ」

キュゥベぇ「どうしてこっちに銃口こ向けているんだい?」

ほむら「きっと私を亡き者にしたいのよ」

キュゥベぇ「に、逃げないの?」

ほむら「色々逃走ルートを考えたけれど……不思議ね、逃げ切れる気がしないわ」カチャ

キュゥベぇ「……どうしてほむらも銃を取っているんだい?」

ほむら「昔からよく言うじゃない? 殺られるまえに殺れって」

キュゥベぇ「だ、だったら僕を降ろしてほしいな……?」

ほむら「大丈夫よ、貴方だけは守ってみせるわ」ギュッ

キュゥベぇ「無理に決まってるじゃないかっ! それで何回僕が割と痛い目に遭っているか解っているだろう!? 君たちの喧嘩に巻き込まれて!!!」

ほむら「今度こそ守ってみせるわ。だから守りきった暁にはこれからは私と暮らしなさい」



444キュゥベぇ「どうしてこっちに銃口“を”向けているんだい?」でしたね。誤字すいません 2011/11/15(火) 23:16:01.87/TWIQyEw0 (6/9)

>>443

キュゥベぇ(完全にフラグじゃないか!!! 誰か助けて……!)

杏子「……お? 何してんだお前等?」

キュゥベぇ「杏子ーーーーっ!」ジタバタ
ほむら「あっ、ちょっと暴れ……あ!」

  タッタッタ

杏子「ん?」

キュゥベぇ「杏子ーーーーーっ!!!」ガシッ!
杏子「おわっ、……どした坊主」

キュゥベぇ「君は僕にとってメシアだ! 絶望の闇にある一寸の光だよ!」ギュー

杏子「へ?」

ほむら「佐倉杏子、何しているのかしら?」

マミ「佐倉さん、キュゥベぇを奪わないでくれるかしら?」

杏子「何でそこであいつの名前が……? ……、…………お前キュゥベぇか!?」

キュゥベぇ「そうだよ杏子、色々あって人間の姿になってね」

杏子「へぇ、可愛い姿してんじゃねぇか」ナデナデ

杏子「そうだ、今手元に菓子を持って無いから家で菓子を食いに来ないか?」

キュゥベぇ「良いねそれ。まだ味覚がどうなのか試してないからお邪魔させてもらおうかな」



445VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:18:25.52/TWIQyEw0 (7/9)

>>444

ほむら「えっ」
マミ「ちょっ」

杏子「良いじゃねぇか偶には。いつもはお前等がこいつを取り合ってんだから少しくらいはあたしにも愛でさせろ」

さやか「愛でるって何が?」

まどか「皆で集まって何してるの?」

キュゥベぇ「あ、まどかにさやか」

さやか「あれ? この子どうしたの、弟?」

まどか「……ん~、なんかこの子……」

杏子「ああ、こいつキュゥベぇだよ」

さやか・まどか「へ? ……ええええええええええええええええええええ!!!!??」



マミ家

さやか「いやー、随分な変わり様だよね。いやまあ、肌は真っ白だけど」ギュー

まどか「ねえさやかちゃん、いい加減代わってよ。もう30分も経ってるよ?」



446VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:18:59.31/TWIQyEw0 (8/9)

>>445

さやか「まあまあ、もうちょっとだけだからさ」

まどか「もぉ、それ五回目だよ」ムー

杏子「ほら、トッポ食うかい?」

キュゥベぇ「…………」ポスポスポス

マミ「ふぁぁぁ、お菓子を頬張る姿可愛すぎるわっ」

ほむら「……」パシャパシャ

キュゥベぇ「……いい加減僕を解放してくれないかな?」モグモグ

5人「まぁまぁ」

「じゃあ明日は私が一番最初にキュゥベぇをギューってするんだからねっ」

「んじゃ二番手はあたしな」

「「じゃあ……」」

「2人は最後でしょ、前からずっと取り合ってたんだし」

「「……」」




次の日

マミ「なん……だと……?」

キュゥベぇ「? どうしたんだいマミ」

マミ「な、何で元の姿に……っ!」

キュゥベぇ「当然だよ、もうあんなのは懲り懲りだからね」

マミ「私はまだキュゥベぇをぎゅうぎゅうしてないのに!」

キュゥベぇ「まあ諦めることだね」

キュゥベぇ「ほら、早く朝ご飯食べないと学校に遅れちゃうよ」

マミ「……はぁ」ションボリ



マミ「ね、ねえキュゥベぇ……」

キュゥベぇ「もう金輪際やらないよ、絶対にね」


           <おわり>




447VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/15(火) 23:20:12.72/TWIQyEw0 (9/9)

酷いキャラ崩壊、正直すまんかった
ただキュゥベぇハーレムを考えたらこうなった
というかまさか3回も行数オーバーでエラーが起きるとは思わなかったよ

書いてて面白かったから
キュゥベぇ受けSSをまた書くかも試練



448VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(四国)2011/11/16(水) 00:06:19.01rMfQ8UaAO (1/1)

グレイト……


449VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県)2011/11/16(水) 00:06:32.71RMX8YZy/o (1/3)


――魔女退治後

ほむら「っと。さすがに三人だと早いわね。ほらグリーフシード、さやかの分よ」

さやか「さんきゅ。ってかさっきの結界ひどかったねー・・・・ずっと爆音でうるさい曲が流れててさ」

杏子「あれだ、結界って生前の趣味が反映されんだろ? そういう音楽が好きだったんだ、きっと」

さやか「あー、わかるかも・・・・あいつ絶対元V系ファンだよ、使い魔のメイクとかそんな感じだったし」

ほむら「そういうあなたの結界も酷かったわよ」

さやか「縁起でもないこというな! ってかあんた、あたしのなに見たのよ?!」

ほむら「そりゃあもう壁に床にいろいろと・・・・・ぷふっ」

杏子「おいなんだよ教えろよどんなん隠してやがったこいつ」にやにや

さやか「だまって杏子! あのねえっ、魔女にもプライバシーがあるんだからね?!」

ほむら「プレスト=フォルテッシモ。高速で斬撃を食らわせる。あいては死ぬ」

さやか「なっ?!」



450VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県)2011/11/16(水) 00:09:42.28RMX8YZy/o (2/3)


杏子「あはははははっ、あんた本当にマミの弟子だな!」

さやか「くっそー……あんまりさやかちゃんいじめるんだったら、あんたもう泊めてやんないからね」

杏子「わりいわりい、想像したらツボで……ちなみにさやか、その、今でもそういうのって」

さやか「してないってば! っていうかほむら、前のあたしは必殺技とか叫んでなかったよね・・・?」

ほむら「さあ、どうだったかしら」

杏子「叫んでたな」

さやか「叫んでないって信じるし」

ほむら「じゃああの、こう回転しながら振りかぶって・・・ェアルティーマっ! ッシュート! って感じの技は」

さやか「なにそれ?! あたしそこまで重症じゃないから!」

杏子「ぇあるてぃまwwwしゅーとっwwwwその動き歌舞伎かよwwwww」

さやか「うっさいバカ魔女化しちゃえ! っていうか誰がそんな振り付けまで決めたのよ………あっ」


杏子「……だろうな」

さやか「……うん」

ほむら「そうね、せっかくなので確かめてみましょうか。さやかの名誉のためにも」



451VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県)2011/11/16(水) 00:10:20.28RMX8YZy/o (3/3)


――まどホーム

ぷるるるっ ぴっ

まどか「もしもしほむらちゃん? おつかれさまー。あ、マミさんいるけど代わる?」

まどか「うん、うん。……マミさーん! アルティマシュートって知ってますかー?」



まどか「ほむらちゃん、マミさん急に落ち込んじゃった……どうしたのかな……」


おわり。



452VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/16(水) 00:16:30.44kF6LnJOho (1/1)

どっちも乙。ショタQは正に魔少年だな。


453VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/16(水) 20:13:40.25qonZAOQIO (1/1)

これって別に突然書き込んでもいいんだよな?


ほむら「ねぇキュゥべえ」

QB「なんだい?暁美ほむら
君から僕に話かけるなんて珍しいじゃないか?」

ほむら「私はハッピーエンドを迎えれたのかしら?」

QB「君の話を聞く限り今は十分ハッピーエンドなんじゃないかな?」

ほむら「今は確かにいい世界でしょうね
でもそれはまどかの犠牲の下に成り立っている
そんなのはハッピーエンドと言えるのかしら?」

QB「何かを救う為には何かを犠牲にしなくてはならない
当然の摂理さ」

ほむら「私たちだけでこんな平和な日常を過ごしていいのかという話よ」

QB「君の言う平和の下で世界では何万ガロンもの血が流れている
これは君でもわかるだろう?」

ほむら「えぇ」

QB「でもその血を止めることはできなくても、流れる量を減らすことはできる
君の言うまどかと言う子は流れる血を最低限にしようとしたのさ
君がそれを認めてあげなかったら彼女は報われないだろうね」

ほむら「それもそうね」

END


454VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/16(水) 20:35:13.079/xHoYUo0 (1/2)

もち、そういうスレだしね

乙ほむっ


455VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/16(水) 22:19:45.10HYAzE2lJo (1/1)

乙ほむ。
なんか目から鱗が落ちた。


456VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/16(水) 22:43:27.94lNFhgYbwo (1/1)

さやか「あー、やっぱいい部屋はもうないなぁ」

ほむら「あなたの受験がこんな時期まで長引いたからでしょう、自業自得よ」

さやか「あんだとー!そういうあんただってまだ部屋決まってないじゃんか!!」

ほむら「まどかが『わたし!』やあなたと近くに住みたいって言うから仕方ないじゃない!」

さやか「こんのまどコンがー!!」

ほむら「なによ空回り人魚!」

まどか「ふたりともやめようよ~……ん?」

さやか「自分は推薦でラクラク決めたからってさ!」

ほむら「努力の積み重ねよ」ファサ

まどか「(築11年3LDK、スーパーや駅も結構近い)」

さやか「なによー!!私だって必死に努力したじゃん!!」

ほむら「3年の夏から受験勉強って遅すぎるでしょう!!この合格も私やマミがいなければなかったわよ!?」

まどか「(えーっと3で割ったら……あれ?一人でワンルーム借りるより安い?)」

さやか「つまりこのさやかちゃんが天才だってことでしょう!?いいじゃん!やればできる子なんだよ私は!!」

ほむら「ギリギリまでやらないで周りに迷惑かける子はできる子とは言わないわ!!」

まどか「(大学からは少し離れてるけど……自転車なら通学できる距離だよね……あ、駐車場も付いてるんだ)」

さやか「あー!もう!!ああ言えばこういう!!」

ほむら「それはあなたでしょう!?わたしは事実しか言ってないわ!!」

まどか「(うん、3LDKなら広さ的にも十分だし、言うだけ言ってみよう)ねぇ二人とも」

さやか「まどかー!!ほむらが分からず屋だよ!!すんだことをネチネチとしつこい上に人の話を聞かないよ!!」

ほむら「だからそれはあなたのほうでしょう!?まどか!さやかの言ってることは全部自業自得なんだから無視してちょうだい!!」

まどか「あー、うん。そんな二人が仲良くなるためにも……3人でルームシェアしないかな?」

さやほむ「「…………はい?」」






こんなほのぼの日常系を誰か書いてくれ


457VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/16(水) 22:48:36.839/xHoYUo0 (2/2)

そこまで書いたんならもうちょっと頑張れよww


458VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/16(水) 22:56:07.24CpEdpG5do (1/1)

まどマギで女子大生ほのぼのとか最高じゃないですかー!
はやく書け後生ですから


459VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/16(水) 23:07:52.40UsB5uP9Vo (1/1)

ワルプルも高校生活も無事終えて大学編か
冷蔵庫の買い置きプリン食べられちゃってジェムが濁るとか、洗濯物の下着の趣味やサイズでジェムが濁るとか、
しょーもないけど平和なエピソードが見られそうだな


460VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県)2011/11/17(木) 00:36:39.60e4vWnhH10 (1/1)

>>459
>洗濯物の下着の趣味やサイズでジェムが濁るとか

ほむほむが三日で魔女化する未来しか見えない


461VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/17(木) 00:57:46.17VdgQdVGoo (1/1)

大丈夫、濁りは重曹でとれる。


462VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/17(木) 03:29:14.78D2fse3klo (1/1)

眼鏡屋に置いてある超音波洗浄機なんか、キレイになるだけじゃなくて身体も気持ちいいかもしれない


463VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/17(木) 08:23:48.54mFkalqzL0 (1/1)

杏子「気がつくとソウルジェムが手垢でべたべたになってた……」

杏子「洗ってみてもイマイチ綺麗になんねーな、どうしよ」

杏子「ん……あれは……」

杏子「超音波洗浄機? メガネを綺麗にするやつか」

杏子「ちょっとためしてみるかな?」

ヴィイイイイン

杏子「ひゃんっ!?」

杏子「な、なんっ、これ、あっ……!」

杏子(やばっ……キモチ、いい……!?)



っていう感じで超音波洗浄機がクセになっちゃって
メガネ屋に通う杏子ちゃんの話を誰か早く!
マミさんに目撃されて赤面したりもする杏子ちゃんの話を誰か!


464VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/17(木) 20:46:54.59q1q2i9sio (1/1)

その発想はなかった


465VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/17(木) 21:50:06.1832W5AQ5Zo (1/3)

>>456だけど続き的なものを書いてみた。 だがさやほむだ



自販機の近くにバイクを停めて、ヘルメットを脱ぐ。
朝晩と昼の気温差が大きいといっても、やはり11月。
バイクを飛ばすと体は冷えてしまった。

「ありゃー、微糖売り切れちゃってるよ」

自販機のコーヒー列で残っているのはカフェオレとブラックのみ。
どっちでもよかったけど、今はブラックな気分だった。

「お?当たった」

投入口の近くの数字が4つそろう。
別に一人のときに当たらなくてもいいのにと思う。

「ま、せっかくだからカフェオレで」

出てきたカフェオレをポケットにしまってから、ブラックのプルタブをあけた。
アイドリングで冷やしていた愛車のエンジンを停める。
それからシートに腰を預けてからブラックを飲む。

「はぁ~……」

今日は大学の仲間とツーリングに行った。
楽しかった。それはよかった。
だけど、少し『そういう風』な話題を期待していたこっちとしては期待はずれだった。
たしかに中学のころからグングン伸び始めた身長は、
いまや170cmを超えて、私より小さい男の子も珍しくないくらいなってしまった。
それに加えてどうやら私は『イケメン』に属する顔らしい。
ちっともうれしくない。

「はぁ……やっぱまどかやほむらみたいなのじゃないとダメなのかな~」

友人二人を思い浮かべて愚痴る。
まどかは昔と打って変わって、色んな人とコミュニケーションととるようになった。
背が小さいのは相変わらずだけど、それは男の子からしたらプラスポイントだろう。
なんか最近気になる男の子ができたらしい。
今度マミさんと杏子も含めた4人で聞き出さないといけない。

「ま、ほむらに先を越されることはないか」

もう一人の友人のことを思い出してニヤつく。
たった一人の親友を救うために何度も、何度も、何度も、何度も同じ時を繰り返した女の子。
第一印象はクールで大人びたキツめ美少女。
だけど、実際は結構人見知りで、男の子に対する免疫なんてほぼゼロ。
私とそこまで仲が良いわけじゃないけど、それでも親しい友人の一人
……だと私は勝手に思ってる。
だからそんなあの子にまで先を越されることはない。
とそんなことを思っていると先のマーケット通りにほむらがいた。
男の人と一緒に。

「…………え?マジで?」

前述したようなほむらに先を越されて軽くショックを受ける。
でもまあ、ほむらも女の子だ、恋だってするだろう。
逆にあれくらいの美人に彼氏がいないほうがおかしいんだ。
友人二人に先を越されたことがわかって、ふて腐れて帰ろうかと思ったが、
好奇心が勝った。

「いくぞー、オクタヴィア」
愛車のエンジンを付けて、ほむらにきずかれないように近づく。
こういうとき隼なんてデカイのに乗ってると後悔する。
いやでも注目を集めちゃうから。


466VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/17(木) 21:52:00.9732W5AQ5Zo (2/3)

「ね!一緒にご飯だけでもいいからさ」
「あの、だから、その」
「いきなりとって食おうとかしないって!な!」
「そそ!それに君みたいな美人をスルーとか逆に怒られるって!」
「び、美人って……別にわたしそんなに」

う~ん、よく見たら男二人に、ほむら一人。
メガほむ人見知りモードのほむらを見る限り、これはあれだ迷惑なナンパだ。
まあ、あからさまなDQNスタイルではないから、いきなりドツくのはやめてやろう。
しかしほむらもいつも私にやってるみたいにビシっと言ってやればいいのに。
あ~…………
男二人に視線ウロウロさせたり
赤くなって下向いたり
手持ち無沙汰の両手をモジモジさせたり

な に あ の 可 愛 い 生 き 物

これはあれだね、保護しないといけないよね。
決めた。今決めた。私が決めた。ほむほむは私の嫁になるのだ。ていうかする。
そう決意してから、少しほむらに近づいてエンジンをふかし上げた。

「やっほー、ほむら。お楽しみ中?」
「え?ぁ、しゃあかぁ……」

やべぇ、やべぇよこの生き物。
早急に保護して持ち帰る必要がある。
まあ、帰る家一緒だけど。

「お?お友達?いいじゃん!これで2対2!」
「だね!お友達も一緒にさ!メシ代はもちろん2次会も俺らがおごるからさ」
「おー、悪くない話だねー」
「しゃやかぁ~!!」
「でもせっかくのお誘い悪いんだけど」

バイクから降りて、ほむらを胸の中に抱き入れる。

「ほむぅ!?」
「ま、わたしらこういうことだからさ。ほか当たってよ」
「……OH」
「……逆に興奮してきた」

そう言ってナンパ男たちと分かれてから、ほむらとタンデムして家に向かう。
いつもなら割とくっついてくれるほむらが、今日は肩すらもってくれない。
さすがにやり過ぎたかもしれない。
いや、違うからね?別に私ガチじゃないからね?

「ねぇ、さやか」
「はぃ!?なんでございましょう!?」
「なんでそんなに声が上ずってるのよ……」
「いや、だってほむらいつもなら腰に手を回すくらいはすんのに
 今日は私に触れてもないじゃん?やりすぎて怒らせたかなーって」
「怒らないわよ……それに助けてもらったんだし」

信号にかかって視線を後ろのほむらに向ける。
ヘルメットと俯いているせいで、顔は見えなかったけど、さっきの声の様子からして
ほむらの言うとおり怒ってるわけじゃなさそうだ。

「普段あたしにいってるくらいビシィ!って言わないと。
 メガほむモードのあんたじゃあんなのに攫ってくださいって言ってるようなもんだよ?」
「できたら苦労しないわよ。ほら、信号変わるわよ」
「へーい。あ、そうだ。はい」
「カフェオレ?」
「さっき当たったからね。あげる」
「……ありがとう」

そう言ってほむらはいつものように私の腰に手を回して、
いつもよりちょっとだけ強く私に抱きついて体を支えた。
にやけたままの顔でクラッチをつないでゆっくり走り出す。
3人でルームシェアを始めて1年とちょっと。
すこしは仲良くなれたのかな?






467VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/17(木) 21:53:00.4532W5AQ5Zo (3/3)




まどか「あ、ありのままに見たことを話すよ!!
     夕飯の買い物から帰ってると聞き慣れたエンジンの音が聞こえて見てみたら、
     さやかちゃんとほむらちゃんがイチャイチャしてた!
     な、なにを言ってるかわからないと思うけど、私もなにが起きてるのかわからなかった!
     とりあえず今日はお赤飯だーーー!!!」









お前らもこんな話を書いてくださいお願いします


468スタイルも流れもぶった切ってゆま希衣。家政婦のミタより。2011/11/17(木) 22:57:54.68XPam2Tbao (1/1)

inアスダ家
ゆま「きいちゃんのおうちも、大変なんだね…」
きい「ゆまちゃんのおうちもなの?」
ゆま「ゆまのまえのおうちは、もうなくなっちゃったんだ…」
きい「ええっ!なんで?」

ゆま「ゆまのパパとママは、マジョにころされたの」
きい「かわいそう…ゆまちゃん、大丈夫?」
ゆま「キョーコがいるもん、平気だよっ」
きい「ゆまちゃん、マジョってなあに?」
ゆま「みんなを暗いきもちにさせたり、いやなきぶんにさせたりするんだって」
きい「へー…」
   「ミタさんは、マジョって見たことあるの?」

ミタ「あります」

きい「どんな感じなの?」
ミタ「魔女とは。魔法少女の倒すべき存在とされるもので、絶望を振りまき、
   人間を絶望させ餌にします。結界を張り、内部を棲家にします。」
ゆま「ミタ…さん?魔法少女のこと知ってるの?」
きい「ミタさん?」
ミタ「申し訳ありません。個人情報に関することなので、お教え出来かねます。」

きい「もしかして、お父さんも、お姉ちゃんもマジョに悪いことされてるのかな…」
ゆま「キョーコに頼めば、マジョもやっつけてくれるよ!」
きい「ほんと?」
ミタ「その必要はありません」
  「旦那様と結さんには、魔女の口づけがありませんでした」


家政婦のミタとまどマギってすれ違いのもどかしさが似てる
そんな訳でミタさんが魔法少女だったりゆまちゃんがきいちゃんと仲良かったりしたらいいなっておもっちゃったわけですよ。


469VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/17(木) 23:39:12.70y1KUDGcao (1/1)

>>465-467
早くスレを立てるんだ!お願いします


470VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/17(木) 23:41:11.92eQ10JgzDO (1/1)

>>465-467
マミさんは!マミさんのおっぱいはどうなってるんだ!!


471VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)2011/11/18(金) 00:36:41.34lOZaJSyAO (1/1)

>>468
私得
でもミタさんは魔法少女になるにはちょっとメンタル強くないですかね
素質はマックスっぽそうだけど


472VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)2011/11/18(金) 12:09:44.00OucRgNdAO (1/1)

ここってシリーズ物とかの投下はNG?
スレ立てても月一更新とかになりそうだからさ

いや、まあそのまま投下せずに書き溜めるのが1番なんだろうけど、我慢出来る気がしないというか


473VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/18(金) 21:14:45.60mpra8lLZo (1/1)

>>469
スレ立てるほどネタにストックがない

>>470
調子に乗っていいなら書く





総合SSスレでも立てたほうがいいのかな?


474VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県)2011/11/18(金) 22:22:25.340Eixd4FO0 (1/1)

こんな程度のもんでもいいんかな?

さやか「あたしってほんとバカーー!!」

マミ「魔女化した!?」

まどか「さやかちゃんが魔女化した!そ、そうだ!いけなかったんだ!一見悲劇のヒロインのようで実はほむらちゃんの忠告も聞かず意固地になって自滅したKYだって言っちゃいけなかったんだ!」

オクタヴィア「■■■■■■■■■ーーー!!」

マミ「謝りなさい、暁美ほむら!」

まどか「謝って、暁美ほむら!」

ほむら「な、なんなの貴女達!?というか、なんでフルネームで呼び捨て?」

オクタヴィア「■■■■■■■■■ーーー!!」

ほむら「ちょっと!こっちに車輪ぶつけてこないで!いや、わかったから!私が悪かったから!」

マミ「解ればいいのよ…」

まどか「解ってくれればいいんだよ」

ほむら「なんなのよ…この会議は…」

小ネタとすらいえない単なる台詞改変しただけだけど久々に美形会議見てなんとなく浮かんだので。
美形会議みたいなのじゃなくていいんでまどか達がまどかマギカついて話し合うやつとかないんだろうか


475VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/20(日) 09:48:25.67qT+AgTIDo (1/1)

減速したな
通常にもどったとも言うかもだけど


476VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/20(日) 15:27:54.52BgM2Zj81o (1/1)

こたつの魔女。その性質はぬくぬく。


477VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/21(月) 00:44:13.39thm595Ado (1/1)

>>476
結界が強力すぎて困る


478VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)2011/11/22(火) 01:07:17.46SJTSJi4AO (1/1)

使い魔はみかんと雪見大福と猫だな


479VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/22(火) 23:05:42.17FtteaBb+0 (1/3)


ほむら(私の魔法を使えば全方位に攻撃することも出来るのよね……)

ほむら(相手の周囲にこう……爆弾をばら撒いて、……いやかなり無駄ね、爆弾なんて1個や2個で十分だし……)

ほむら(じゃあ銃なら……そうね、そっちの方がコスト的にも良いかしら)



ほむら「さっそく実験ね」カチッ

ほむら(まあ最初は5方面くらいかしら)パァンパァン

ほむら(2……3……4……最後……)パァンパァン

ほむら(……そして時が動き出す)カチッ

  ダダダダダァン!

ほむら「……中々いけるわね」

ほむら(間にRPGやら挿めば破壊力も増すだろうし)

ほむら「よし、今度は8方面で……!」カチッ

ほむら(1……2……、…………これで最後)パァンパァン

ほむら(……、…………)

ほむら「……いけっ、ファンネル!」カチッ

  ダダダダダダダダダァンッ!!!

ほむら「……」

ほむら「…………」

ほむら(……な、何を口走っているのかしら私はっ////)ブンブン

ほむら(全く、こんな所を見られたら恥ずかしさで死……)

マミ「」ワクワク

ほむら「」



480VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/22(火) 23:06:50.53FtteaBb+0 (2/3)

ほむら「と、巴マミ……いいい何時からそっそこに……っ!」

マミ「え? ああ、“さっそく実験ね”って言っている所からかしら」

ほむら(ほぼ最初からじゃないっ!!!)

マミ「ねえねえ!先程のはどうやったの!? 暁美さんを見つけたと思ったらいきなり消えて別の所に現れるし!」

マミ「何も無い所から急に銃弾が!あれって銃弾よね!? 撃ちだされていたし!」

マミ「何より最後暁美さん“いけっ、ファンネル!”って叫んでたわよね!?」

ほむら「い、いやっあの……ちがっ、違うの!////」

マミ「確かあれって何かのアニメでの台詞だった様な気がするんだけれど、暁美さんもそういうの見るのね!」

ほむら「だから違うのよっ!さっきのはそのっ……あの、だから……兎に角違うのよっ////」

マミ「そんな恥ずかしがることじゃないわ! すっっごくカッコ良かったもの!」

ほむら「あ……う……////」アウアウ

マミ「もし良かったらもう一度先程の見せて貰えないかしら」

マミ「私、前から少し暁美さんに苦手意識を持ってたんだけれど、今なら仲良くなれそうな気がするわ。だって――」

――――――――

――――――

――――


さやか「あ、マミさんおはようございます!」

まどか「おはようございます、マミさん」

マミ「2人ともおはよう。ところで何話してたの?」

さやか「この前のマミさんの活躍振りをまどかに話してたんすよ。いやー、あん時のマミさんはカッコ良かったなー……」

まどか「さやかちゃん、ずっとマミさんの事を話してたんですよ。私も見てみたかったなぁ」

マミ「ふふ、ありがとう2人とも」

マミ「でも私なんかまだまだよ、暁美さんに比べれば全然」

まどか「え? ほむらちゃん?」
さやか「転校生~?」

マミ「凄くカッコ良かったわ。だってね、昨日……」

ほむら「お願いだから言わないでぇぇぇぇぇえええええええええええ!!!!!」


                 <おわり>




481VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)2011/11/22(火) 23:07:43.37FtteaBb+0 (3/3)

ほむらがアニメを見てたら……という妄想

きっとこの後マミと急速に仲が縮まったに違いない



482VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/22(火) 23:25:11.36O+2mkeKjo (1/1)


逆にひたすらほむが逃げるまであるなコレはww


483VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北陸地方)2011/11/23(水) 00:16:19.13Xqf1gcWAO (1/1)

 さやかは小さなツリーをテーブルに置いた。
 あまり飾り付けのない、ほとんど裸のクリスマスツリーだった。
 「メリークリスマス、恭介」
 さやかは暗がりのベッドに向かって声をかけた。
 ベッドの上でもぞもぞと人間の形を失った恭介が動いていた。
 「どうしたの、恭介?なにも心配することはないんだよ」
 さやかはもがき続ける恭介の体を抱いた。
 「私が守ってあげるから。ずっと・・・・・・ずっと・・・・・・」
 ひとつだけ飾られた小さな明かりが、ツリーの枝先で輝いていた。


484VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/23(水) 01:03:46.831D6oyzmao (1/1)

異形の花ネタはやめいww


485VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/23(水) 10:59:57.94OLGW48gu0 (1/1)

555かw


486懲りずに家政婦のネタ2011/11/24(木) 13:27:29.70TKv8RxMio (1/1)

ミタさんって「二度と笑顔になりたくない」って願いをした魔法少女だと思ってる
>>468に継ぎ昨日の放送観て思いついたネタ

恵一「時間を戻してください!」
ミタ「承知しました」

カシャン

キィィィィィィィン


次回予告で「ストーカー云々」言ってたからもしやとは思って
いやま、ほむらはストーカーじゃないけどさ


487VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/25(金) 01:34:22.43uw6NonYa0 (1/2)

―――改編されたその後の世界にて

モフモフ
ほむら「ねぇ、インキュベータ―。私思ったのだけど」
ほむら「あなた、魔法少女大好き過ぎると思うの」

QB「唐突だね、ほむら」モフモフ
QB「感情のない僕らに好悪なんてあるはずないじゃないか」

ほむら「そうかしら」

ほむら「私のいた時間軸から比べるとあなた、随分私達に甘いような気がするわ」

QB「それは君が経験した時間軸のキュゥべえがおかしいんだろうさ」モフモフ

QB「僕にとって君達はツールだ。大事な道具は大切に扱うものだろう?」

ほむら「そう、あなたが道具を大切にするタイプなのね」

ほむら「寂しがりな巴さんのために玄関で帰りを待ってあげたり」
ほむら「失恋したさやかに一晩中一緒にいて慰めてあげたり」
ほむら「杏子の身体が冷えないように抱き枕になってあげたりするのも」

ほむら「道具を大切に使ってるからこそなのよね?」

QB「なななななななんで知ってるのさ!?」

ほむら「地道な聞き込みの成果よ」フンス

QB「プライバシーの侵害だよっ」モフモフ

ほむら「変態宇宙生物にプライバシーなんてないわよ」ホムッ

ほむら「この女誑し」ギュゥ

QB「そういうつもりは更々ないんだけどね」
QB「はじめて会ったときに本気で僕を撃ち殺そうとした女の子がどうしてこうなったんだ・・・」

ほむら「知らない」モフモフ


まど神「・・・どうしてこうなった」


488VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道)2011/11/25(金) 08:37:57.06SI81sxIL0 (1/1)

>>487イイ… b


4894872011/11/25(金) 09:12:07.57uw6NonYa0 (2/2)

ほむらさんの膝に抱えられてひたすらモフられてるQB爆発しろ

俺の中でアフターべえさんはこんな感じ。絶望すると衰弱する魔法少女のご機嫌取りに必死
契約(ヤ)り捨てできなくなったのと魔法少女を長生きさせなければいけばいのでこう言う子になってます


4904562011/11/25(金) 18:18:51.50eMQ/XqIzo (1/3)

       __
      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  調子
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
          調子
    """""""""""""""""






まどか「状況説明だよ!さやかちゃんとほむらちゃんは一緒に講義を受けてるけど、
     私は違ってて今日はバイトもサークルもないからヒマだよ!!
     そんなわけで街に出てみたよ!!」





「うぅ~……可愛いけど……ちょっと高いかなぁ」

ランジェリーブースの一角でかれこれ30分くらい悩んでいる。
相手はピンクの可愛いブラとショーツ。
別に下着の新調の必要があるわけじゃない。

「胸が大きくなったわけでも、彼氏ができたわけでもないし……ああ、でも可愛い」

ひさしぶりの専門コーナーで好みの可愛い下着を見つけてしまった。ただそれだけ。
しかしファッションに気を使わない同居人のおかげか、普段はコスパ重視のシンプルな、
もっと言えばダサい下着を常用している。
そのせいでたまにこういうをつけてみたくなる。
その必要性にツッこむのは野暮ってもんだよ?

「あら?鹿目さん?」
「う~……ん?……あ!マミさん!」

名前を呼ばれて振り返った先には、巨乳のブロンド美人、マミさんがいた。
ふわふわのロングのブロンドと、女性らしい……というか、
グラビアアイドルも比べても引けをとらない胸とお尻がうらやましい。
分けてくれてもバチはあたらないと思うんだけどな……。

「久しぶりね。どうしたの?彼氏でもできた?」
「いえ、そんなことはサッパリ……悲しいほどに」
「あら意外ね。鹿目さんは結構男の子受けする容姿と性格だから」
「…………高校時代はさやかちゃんと付き合ってると思われてました」
「……あぁ」

マミさんが苦笑というか遠い目というか、そんな顔をした。
 高校生さやかちゃんの武勇伝の一部
  『うちの彼氏よりイケメン』(リア充なクラスメート)
  『蒼騎士』(命名:漫研)
  『美樹さやか(女は死ぬ)』(クラスの男子のコラ画像)
  『抱かれたい女子』(男子陸上部部員)




4914562011/11/25(金) 18:20:09.38eMQ/XqIzo (2/3)

「女の子三人でルームシェアしてるんだから、
 こういうこと来たり、男の子の話だって決行するんじゃない?」
「んー、さやかちゃんは上條くん以来男の子の話をしませんし、
 ほむらちゃんはもともと人見知りだから……」
「残念ねぇ、みんな可愛いのに。なら鹿目さんがファッションの話からそういう話に入っていったら?」
「二人ともスポブラと綿パン愛用者です……
 ほむらちゃんはともかく、さやかちゃんの高校時代の私服はTシャツとデニムとかしか見たことないです」
「……美樹さん、女の子よね?」
「この前一緒に銭湯行ったのでそれは間違いないです。……胸も大きいし。
 というより私は小さいことからさやかちゃん知ってますから!」

小学校のころから中性的でどちらかというと、さやかちゃんは男の子みたいな格好が好きだった覚えがある。
けど、まさかここまでイケメンに成長するとは思ってなかった。
イケメンで長身で巨乳でムードメーカー。
しかもあれで女の子っぽいところもたくさんある。
上條くんはバカだと思う。心の底から。

「えっと、マミさんは下着の新調ですか?」
「ええ、今のがキツくなっちゃってね」
「…………えと、いくつです?」
「えーっと……89のEだったかしら?アンダーとウエストは教えないわよ?」
「……うらやましいなぁ」
「大丈夫よ、ハタチすぎても大きくるなるんですもの。これからよ、これから」
「その言葉を信じ続けたわたしとほむらちゃんはもう魔女になりそうです」

中学を出てからわたしとほむらちゃんはあんまり成長してない。
一応わたしの身長が150cmにギリギリ乗ったけれど、そのほかはサッパリだ。
だからマミさんやさやかちゃんはとてもうらやましい。



4924562011/11/25(金) 18:23:30.04eMQ/XqIzo (3/3)

「あ、そうだ。鹿目さん、このあと時間あるかしら?」
「超ヒマです。みんなで晩御飯を食べる以外はなんの予定もありません。
 学科やサークルの友達はバイトや彼氏で忙しいみたいです。
 爆発すればいいと思います」
「そ、そう。ならこの後私の部屋に行かない?
 ケーキ作ってて、試食係りをお願いしたいんだけど」
「わーい!」
「よかったわ。友達がみんな『夏前だからダイエット中』とかでたべてくれないのよ」
「大丈夫ですマミさん!わたしたちは魔法少女です!夏で彼氏がいなくてもなにも怖くないです!」
「だめよ鹿目さん、それは暁美さんのループで私が繰り返してきた死亡フラグよ」
「……というか、そろそろ私『少女』で魔女狩するのがシンドくなってきました」
「あら?鹿目さん、ソウルジェムの濁りは重曹で取れるのよ?」
「マジで!?」
「マジマジ。おかげでヤバイ魔女以外狩らなくなって、お腹周りが少しやばいのよ……」

そう言ってマミさんはお腹の辺りに私の手を持っていって触らせてくれた。
……あれ?普通くらいじゃないのかな?
あれだね、本人はお腹に行ってると思ってるけど、B7:W1:H2の割合で着いてるに違いない。
世の中不公平だ。

「それじゃ少し待っててね、コレ勝って車回してくるから」
「はーい、ってマミさん車もってたんですか?」
「友達と小旅行行ったりするからね。いろいろ便利よ?ドライバー料金ってことでみんなが私の分少し出してくれるし、楽しいわよ」
「いいなぁ~。やっぱり私も免許取ろうかな」
「ふふ。それじゃ、そんへんの話もしながら久しぶりの魔法少女ティータイムと行きましょうか」
「はい!」









マミさんがぼっちじゃないといけないなんて誰が決めた
厨二病っつてもあれくらいならよくいるし、ケーキ食いまくるのも女の子なら普通
よってマミさんノーマルな女の子でも不思議はない





みんながちやほやするから
俺、自分ができる子だって勘違いしちゃったじゃないか


493VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/25(金) 19:38:48.62IBX4MH/C0 (1/1)

ヒャッハー、魔法女子大生だぁー!
できてるよ、あんた全然できる子だよ

しっかし地の文で既に可愛いなぁ
ガールズトーク書ける人はマジ尊敬するわ

あと蒼騎士時代のさやかちゃんとかマジ見てえ
ネタが切れたらでいいんで是非女子高生編も書いてみてくれ


494VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(群馬県)2011/11/25(金) 20:55:48.47LwKACOyYo (1/1)

>男の子の話だって決行するんじゃない?
決行…決意し実行すること
そこまで思い切らないと男の話の一つもしない魔法少女に幸あれww


495VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/25(金) 21:15:02.16GZ9snPXWo (1/1)

>ソウルジェムの濁りは重曹で取れる
元ネタ知ってるとマミさんが言ってるのに噴くww

しかしまどっちが良い感じにダメな娘さんだな、可愛い。


496VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/26(土) 01:22:56.15w8RPZLDro (1/1)

>>492
もっと調子に乗ってくださいおながいします
マミさんの女子力アップ講座とかいいと思うよ!


497VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/26(土) 06:56:44.29p4xRdHZi0 (1/1)

これはシスターに期待
更正したのかあのままなのかどっちにしろ俺は得するわ


498VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/26(土) 09:22:15.51yzDCXA0DO (1/1)

マミさんktkr



499VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/27(日) 14:53:38.38Xc4mZTwio (1/1)

なんか俺の妄想投下が多くて申し訳ない

単発でストーリー性なんてなんにもなくてスレ立てるほどでもないから
このままここに投下しててもいいのかね?


500VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/27(日) 17:16:18.02FUttTHBDO (1/1)

同シリーズだったら安価して繋げとけば問題ないんじゃない?
長期休暇の時期でもないからそんな人がいるわけでもないし


501VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/27(日) 20:41:36.25hwudEfWyo (1/1)

爆発音が室内に響き渡り、
黒髪の少女暁美ほむらが跪いていた。

「どうして、なんで! 何で勝てないのよ!」

少女の叫びが木霊し、
それが消える頃には、少女は居なくなっていた。

「また……繰り返し」

ほむらの溜息がもれる。
ほむらは幾度となく繰り返していた。


「どうやったらワルプルギスの夜に勝てるのよ」

誰も聞いていない独り言。
ほむらは、この1ヵ月後に訪れるとある戦いに勝てなければ、
繰り返さなければいけない。
その戦いとは、
魔法少女まどか☆マギカ―最後に残った道しるべ―というゲームの大会である。

内容は簡単である、
ただの対戦ゲームであり、
これといって難しいものでもない。

まぁ、美樹さやかを使えるようにするには、
鹿目まどかを操作して美樹さやかの恋愛を成就させ、
なおかつまどかとさやか両人とも魔法少女にならない。
その上でワルプルギスの夜に負けないほど、
戦力を集めないといけないなんて高難易度だが。


「こんどこそ、H.Nワルプルギスの夜を倒す!」

ほむらの叫びが病院に響き渡った。
なぜ倒したいのか。
倒さなければいけないのか。
それはまた下らない理由だった。

「私が勝たないと、
鹿目まどかオリジナルフィギュア。
世界にたった一つだけのメタリックエディション。
それが、H.Nワルプルギスの夜とかいうゲーマーのものに!
あの素晴らしいフィギュアを私以外の人間に触れさせるわけにはいかない!」

彼女の戦いはまだ終らない。


「キミ達も、ボクと契約してプレイヤーになってよ!」

発売しないけど。
                ~終わり~


502VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/27(日) 21:34:46.99/R2lamk3o (1/1)

発売しない…つまり基本無料のアイテム課金ゲーだなこの悪魔め


503>>4562011/11/30(水) 00:30:42.10GULiZrf0o (1/1)

まどか「状況説明だよ!!5人で魔女狩してたら私とほむらちゃんがヘンなビームを受けて『きのこ』が生えたよ!!」



ほむら「ど、どうしたらいいのよ、これ……」
まどか「いくら見えないからってこんなのじゃ大学いけないよ……」
ほむら「っぅ!……ふ、ふつうにしてても擦れて……男の子ってよく平気ね」
まどか「ぅぅぅ……こんなのじゃ講義も魔女狩も集中できないよ……」

杏子「搾りつくせばいいんじゃね?」
マミ「それよ、幸い美樹さんは無事だし。がんばってね、美樹さん」
さやか「おいこらちょっと待て。いくら恭介以来そういう話がないからって
     私のバージンを女の子にやれと?」
マミ「大丈夫よ、世の中には【コケシ!!】で喪失する娘もいるわ」
杏子「ほら、口とか手とか足とか、いろいろ方法はあるって」
さやか「え?そういう問題?」


さやか『ねぇ、仁美。男の子にシテアゲルことで喜ばれることなんかしらない?入れる以外で』
仁美『T○N○Aに入れて、手でしながら、言葉攻めとか恭介さんは喜んでくれますわ!』
さやか『ありがとう、今度恭介シメとく』


まどほむ「「や、やさしくしてください///」」
さやか「」








いや、コレは調子に乗って書いたわけじゃなく
酒飲んで寝落ちから復帰したらしらん間に書いてたものであって
この先は覚えてないから書きようがないんだ


504VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/30(水) 00:48:31.51OXPmNLLEo (1/1)

さりげなく明らかになるさやかちゃん驚愕の事実とマミさんの耳年増ぶり


505VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/11/30(水) 01:11:01.13LBXiImklo (1/1)

20歳処女なさやかか……素晴らしい!


506VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/30(水) 10:33:31.532uCGPUAc0 (1/1)

杏子のあっけらかんとした「絞り尽くせばいいんじゃね?」に吹いた

さりげなく恭介がM男なのは共通認識なのかw
さやかちゃん、あの男はシメても喜ぶだけだぞ?


507VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 18:13:42.320383YXvIO (1/5)

ほむら「そういやキュゥべえはソウルジェムに魂を入れられる事が便利と言ってたわね
ゾンビみたいになる事によって具体的に何が便利なのか聞いてみましょう」

ほむら「と言うわけで呼んでみたわ」

QB「どうしたんだい?ほむら」

ほむら「ソウルジェムの利点について語りなさい」

まどか「それは私も気になる!」

マミ「私も聞きたいわ」

さやか「私も!」

ほむら(まどかを呼んだら余計なのが沢山ついて来たわ)

QB「まぁ魔法少女の本質を知っておく事は悪い事ではないね
利点と言えば・・・そうだね、まずは君たちの知っての通り
死因が少なくなる事かな?魂を精神軸かr ほむら「ちょっと待ちなさい!」

QB「どうしたんだい?」

ほむら「仮にも私達は中学生なんだから、中学生でも分かるように説明しなさい!
本編でも中学生相手に熱力学の話をして理解してもらおうなんて少しぐらい不可能と言う事をわかりなさい!」

QB「君は知ってるじゃないか
それに無知を他人に押し付けるなんてどうかしてるよ
自分が知らないのは知ろうとしない自分の責任じゃないかな?」

ほむら「あなたが説明してる側よ
相手に理解させる事が目的なんだから、理解させれなかったら、それはあなたの責任よ」

QB「・・・反論はいくらでもあるけど、言っていたら話が進まないからね
ここは引かせてもらうよ
・・・さて本題に戻ろうか」

まどか(wktk)

QB「まぁ君たちも知ってるかもしれないけど今僕たちがいる場所には空間軸と時間軸が存在してる事がわかるだろう?」

さやか(早速話についていけないorz)

ほむら「空間は存在してる事は私とあなたとの距離が有る事でわかっているし
私の能力で時間軸の存在はわかるわね」

マミ(何か必殺技の名前に使えそうな単語がないかな?)

QB「まぁここまでは君たちでも知っている」

ほむら「そうね」まどか「そうだね」

さやか(まったくわからねえorz)

マミ(必殺技はカタカナ派なのにそれっぽい用語が一つもないわ)


508VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 18:56:53.350383YXvIO (2/5)

QB「さてここからが本題だ
君たちは当然これを聞いてそれを頭の中で神経によって情報が伝わり
その情報を処理し、それについて考える
しかしこの考えるという行動は空間と時間軸に入れるにしてはエントロピーが増大しない」

まどか「エントロピーって?」

QB「乱雑度のことだよ
エントロピーが大きければ、バラバラになっているし、小さければ集結している
そしてエントロピーは時間がたてば勝手に増大していくんだよ」

ほむら「私達が増大しか観測できてないとも言われてるけどね」

QB「まぁそうだったとしても、現に宇宙は膨張している」

まどか「でも乱雑としてるならそれを私達が戻せば集結するよ?」

QB「いい質問だね
エントロピーは基本時間がたてば増大していく
けど外部からエネルギーを加えればエントロピーを減少させることができる
いわゆる集結させると言った状態だね
さて話を戻そうか
考えるということは、どれだけ時間を経てもエントロピーが増大しないいわゆる衰えないのさ」

ほむら「でも老人とかは年を取るたびに思考能力が欠如していってるわ」

QB「それは情報を取るたびに、神経が衰えていってるだけであって
別に思考能力自体は衰えてないよね」

ほむら「確かに・・・」

QB「で、僕たちは一つ仮説を立てた
空間軸、時間軸以外に精神軸が存在するのではないかと
現にその精神軸の存在を証明する物体があってね
遊星粒子っていうんだけど、知っているかい?」

さやか「遊戯王5D’sのモーメントのやつだね」

ほむら「流石さやか
そういうどうでもいいことは知ってるのね」

QB「その遊星粒子は君たちのソウルジェムの構成粒子の一つだよ」

一同「なん・・・だと・・・!?」

QB「その遊星粒子が君たちの感情を読み取って魔法に変えているのさ
多少違う粒子によって性質はかえられてるけどね
まぁ話を戻すけどそれにより僕たちは精神軸の存在を知り魔法少女システムを作ったのさ」

書いてて思ったがスレ立てた方がいいのかもしれない


509VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 19:07:40.78ZS2MglPxo (1/1)

さ、さやかちゃんに感情移入して読むよ


510VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 19:44:16.240383YXvIO (3/5)

スレ立てるのも面倒だしここでやらせてもらう

さやか「て、ことは魔女ってようはモーメントの逆回転と同じことなの?」

QB「まぁ似たようなものだね
モーメントが逆回転して魂の存在を変貌させたものが魔女だからね
でまぁ今言ったけど精神軸の存在をを知った僕たちはその精神軸、つまり魂をてに取れる形にした それがソウルジェムというわけだ」

まどか「でもたしかモーメントって直接触れてなくても、感情を読み取れたよね?」

QB「当然ながら、距離があればあるほどノイズが混じるものさ
だから純粋に膨大エネルギーを得るためには直接のほうがちょうどいいのさ
まぁそれ以外にも魂を手にもって扱えるから死因が減るだろうし、感情次第では無限のエネルギーを得れるからね」

さやか(まるで意味がわからんぞ!)

マミ(エントロピー、モーメント・・・中々ありね・・・)

ほむら・まどか「魔法少女システムスゲー」

ほむら「あれ?でも体は神経の塊でそれに命令を下してるのが魂なんでしょう?」

QB「そうだね」

ほむら「じゃぁ、ソウルジェムからどうやって体と通信しているの?」

QB「今言ったとおり、魔法とは本人の感情にかなり左右される というか、感情にエネルギー化したものだからね
本人が時間を戻したいと思えばそれを戻すということもできるし、生きたいと思えば生き続けることもできる
つまり君たちが体を動かしたいと思ったらそれと同じように指令を体に出しているのさ
ただ、そのシステムは僕自身そこまでいうほどわかっていないんだ、すまない」

まどか「つまり、魔法って本人の感情次第で変貌するということ?」

QB「そうだね 杏子がその例じゃないかな?」


まどか「たしかに・・・」

さやか「じゃあさ、ソウルジェムが遊星粒子からできているならクリアマインドで浄化できるの?」

QB「できるよ」

さやか「じゃあずっとクリアマインド状態なら、魔女にならなくて済むね!」

QB「ずっとクリアマインド状態ならできるけど、君たちはそれを維持できるかい?」

まどか「と言うと?」

QB「君たちには欲望と言う感情があったはずだけど?」

まどか「あぁなるほど」


511VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 19:55:18.400383YXvIO (4/5)

QB「とまぁ、ソウルジェムの仕組みについて知ってもらうことでソウルジェムの利点を語らせてもらったよ」

ほむら「絶望したら魔女化すると、ソウルジェムが魂ってことしか知らなかったわ・・・」

まどか「宇宙ってすごいね・・・」

マミ「『これがエントロピーの運命よ!モーメントの裁きを食らうがいい!』・・・なんか違うわね・・・」

さやか「小学生にも分かるようにオシエテクダサイ」

QB「時間が持ったいないじゃないか」

脳科学と心理学をまったく知らないバカが魔法少女を分析した結果がこれだよ
カッとなってやった、今は反省している


512VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長野県)2011/12/01(木) 20:30:12.16dJEWcaj+o (1/1)

乙  まさか遊戯王が出てくるとは・・・・5Dsってネタアニメじゃなかったんだな……


513VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/01(木) 20:34:48.430383YXvIO (5/5)

>>512
5D'sとまどマギは狙ってんのかってぐらい似てる
それ故絡めやすい


514VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:01:17.19ub6u+Km+o (1/7)

ふと思いついて単に某動画の発言を置き換えてみたというそれだけのもの



QB「普段から“私が一番強いんだ!”と言い張る魔法少女の皆、良い機会なので決着つけちゃおう」

というわけで…

魔法少女まどか☆マギカ
“私が一番強いんだ!大会”


美樹さやか

VS

佐倉杏子

VS

暁美ほむら

VS

巴マミ


QB「エントリーはこの4名、全5戦のポイント制で行うよ」

それでは第1戦目、エンゲージ!


515VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:02:43.35ub6u+Km+o (2/7)

■第1戦

杏子「ほむら、勝利条件読んでよ」
ほむら「規定数の魔法少女を撃墜せよ」


問答無用の全方位戦!
「規定数の魔法少女を撃墜せよ」

獲得ポイント:勝利者に1点


杏子「死ね! ほむら!」
ほむら「そんなね…簡単にね…」

ほむら「っあああ!?」
ほむら「(肉体が)死んだ!」
さやか「うわ? 早いな!」

杏子「あああ! 当たった!」
杏子「うぁ! 死んだ!」
さやか「え! 何で?」
ほむら「誰よ!?」
杏子「何で~」
マミ「『ティロ・フィナーレ』強いッ!」
杏子「なんか…乗りに乗ってやがる、厨二少女w」

ほむら「っ……!また死んだ!」
さやか「おお!やったー!」
さやか「これでビリは免れたね」
さやか「こころざし低っ!(セルフツッコミ)」

杏子「マミ狙いな」
さやか「おっし、OK!」
さやか「でも私、とっくにほむら狙ってるよ?」
杏子「このチームワークの無さって本編でも問題になってなかったか?w」

ほむら「う~んっ……!」
さやか「あ痛てっ!」

マミ「あ~、タイムオーバー!」
さやか「誰が1位だったの?」
杏子「マミ」
ほむら「うぅ、最下位よ…」
杏子「マミの奴円環の理使ったから」
マミ「使ってない!」


さやか 0 point 杏子 0 point
ほむら 0 point マミ 1 point



516VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:04:25.11ub6u+Km+o (3/7)

■第2戦

マミ「次からチーム分けだから」
さやか「結界を破壊ですね」


敵陣攻撃チームバトル!
「敵軍の結界を破壊せよ」

獲得ポイント:勝利チームに各1点

さやか ほむら vs 杏子 マミ


ほむら「結界の守りは任せなさい」

さやか「お~し、正面から行くぞ~」

さやか「いぇ~い」
さやか「うわっち!!!」
さやか「いってぇ~! ちくしょう!」
杏子「だって正面から行くぞって言ってきたら正面で待ってるに決まってるだろ」
さやか「ウソかもしんないじゃん!」

ほむら「あら? 負けた?」
さやか「もうちょっとだったのにな~」
杏子「やったぜ! マミ!」
マミ「チームワークの勝利!」


さやか 0 point 杏子 1 point
ほむら 0 point マミ 2 point


517VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:06:12.91ub6u+Km+o (4/7)

■第3戦

杏子「ほむら、勝利条件は?」
ほむら「結界を利用して制限時間内に高ポイントを獲得せよ」
杏子「何でもやるな~」
ほむら「何でもやるわよ」


真夜中の陣地戦!
「制限時間内に高ポイントを獲得せよ」

獲得ポイント:勝利者に1点


さやか「何とかズルでもなんでもして…」
杏子「ズルでも!?」

さやか「うわっ! ちょっとちょっとちょっと!」
さやか「死ぬ! 死ぬ!」
さやか「あぶね~! 死ぬかとおも…」
さやか「あっ!」
さやか「……死んだよ~」
さやか「今トップ誰?」

マミ「暁美さんよ」
マミ「(暁美さんが)一時的に無口なんだけどw」
ほむら「何がなんでも勝つ……!」
ほむら「よっし!!!」
ほむら「やった!」


さやか 0 point 杏子 1 point
ほむら 1 point マミ 2 point


518VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:08:05.50ub6u+Km+o (5/7)

■第4戦

ほむら「敵軍のグリシーフードを奪取し…」
一同「「「ぶふぁっはっはwwww」」」
さやか「ちが~うよ!www」
さやか「グリシーフードじゃないよ!wwww」
ほむら「wwwww」


グリーフシード争奪チームバトル!
「グリーフシードを争奪し、QBの元まで搬送せよ」

獲得ポイント:勝利チームに各1点

杏子 ほむら vs さやか マミ


杏子「はやっ!」
ほむら「獲られた」
さやか「おっし!」
杏子「『スクワルタトーレ』ってそんな速いの?」
さやか「そんな速くないって」
杏子「何だよその答えwww」

杏子「とりあえずさやかを二人がかりで落とか?」
さやか「いや~やめたほうがいいよ~そんな作戦は…」
さやか「いってぇ!!!」
さやか「……や~めぇ~て~よ~!」

ほむら「杏子、あと少し」
ほむら「もう少しで帰還できるわ」

杏子「やったー!!!」
ほむら「ふぉー!!!ふっふぅー!!!」

マミ「そっか…幻惑魔法なんだ」
杏子「作戦勝ちw」
マミ「やられたわ…」


さやか 0 point 杏子 2 point
ほむら 2 point マミ 2 point


519VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:25:20.67ub6u+Km+o (6/7)

■第5戦

ほむら「『生き残れ』」
ほむら「――それが唯一つの交戦規定だった」

杏子「そんなんじゃなかったんじゃね?w」
杏子「微妙に違うくないか?」

ほむら「いいも~ん」


全面戦闘再び!
「最後まで生き残れ」

獲得ポイント:勝利者に3点!


さやか「1回くらいなぁ、勝たないとなぁ」
さやか「魔法が下手だと思われちゃう」
さやか「ぐぁ!」

マミ「やめて! う~危ない」
ほむら「あぁあぁ…あれっ?」
杏子「うっし! ほむら消えた!」
ほむら「あぁ!!!」

さやか「ポイントどっちが勝ってるかなぁ?」
マミ「やめっ…」
杏子「一発当たった!」
さやか「ポイント変わった?」
さやか「ポイント変わったって聞いてんじゃん!」
さやか「ねぇ、ねぇ」
さやか「何よ、無視すんの?」
杏子「……さやかのこと本気で腹立った」
一同「「「wwwwww」」」

さやか「一回離脱したら?」
杏子「う~ん…」
杏子「なんだけどしつこいんだよな、マミの奴」
マミ「年寄りだからね」
さやか「そんなこと言わないで下さいよ」
杏子「マミさん尊敬してますっ!」
マミ「あら、うふふ♪」
マミ「げほッごほッブフォ…!?(むせた)」
杏子「よし今だ!」
さやか「やめろwwそういう酷いことはやめろ!w」

杏子「チャンス到来!」
杏子「あ!」
杏子「タイムオーバー!」

さやか「どっちが勝った?」
杏子「アタシが勝った!」
さやか「あの一発効いたなぁ」
杏子「効いたねぇ」
杏子「じゃあアタシの勝ちじゃん!」
さやか「1位?」


さやか 0 point 杏子 5 point
ほむら 2 point マミ 2 point


520VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県)2011/12/03(土) 22:26:59.49ub6u+Km+o (7/7)

【結論】
さやか『1位以外は皆同じだよね。』


マミ「ありがとうございました」
さやか「ありがとうございましたー」
ほむら「おそまつさまでした」
杏子「マミ、魔法少女って楽しいな!」
マミ「今頃わかった?」


------------


よく考えたらコレ別にわざわざ魔法少女設定で置き換えなくても
普通にみんなでPSP持ってエスコンやってる光景でもよかったかもしんない


521VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/05(月) 13:28:42.39YrXsgwFIO (1/1)

最後の最後で理解した。こちらグリフィス1


522VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/06(火) 16:08:34.96npLPG7A30 (1/2)

さやか「そういえばさ、みんな好みの男の子のタイプってどんなの?」

杏子「・・・唐突だな」

ほむら「さやかだもの」

さやか「ほむらヒドっ。いいじゃん、女の子が5人も集まってるんだからそういう話になっても」

まどか「うぇひひ、でもみんながどういう男のひとが好きなのか聞いてみたいかも」

マミ「まぁ、確かに。今までなかったわね、そういうお話」

ほむら「さやかは、まあ聞くまでも無いわね」

まどか「だよね。どうせ上条君一筋だもんね」

杏子「フラれたけどな」

さやか「みんなヒドっ。あたしだって恭介以外にもときめいたことあるもん!」

杏子「じゃあどんなのが好みなんだよ?」

さやか「うーん、少なくともあたしより身長高くて優しい人かな?」
さやか「ちょっとおっとりした文系っぽいのがタイプかも」

まどか「王子様みたいな?」

ほむら「結局上条恭介さんじゃない」ハァ

さやか「う、うるさいっ。じゃあほむらはどういう子が好みなのよ!?」

ほむら「そうね、男の子にはあんまり興味が無いわ」

さやか「ああ、やっぱそういう」

まどか「確かにそういう気はしてたけど」

マミ「大丈夫よ暁美さん。マイノリティは恥ずかしくないわ!」


523VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/06(火) 16:09:51.17npLPG7A30 (2/2)

ほむら「ち、違うわよ! 同世代の男子には魅力を感じないっていってるの!」

杏子「ああ、年上好きなのか」

ほむら「そうね。キーファー・サザーランドとかジャン・レノとかアントニオ・バンデラスとかタイプだわ」

さやか「アクション俳優じゃない、しかもハードル高っ」

マミ「た、逞しい人が好きなのね・・・」

ほむら「好きなのよ、アクション映画」

杏子「ああ、でも分かるかも。ジャン・レノとか格好いいよな」

ほむら「話が合うわね。魔法少女やってると同世代の男の子ってみんな子供に見えちゃって」

杏子「確かに、十代って大体ガキに見えるよな。マッチョ好きはどうかと思うけど」

ほむら「小さいときから私病弱だったから、そういうのに憧れてるかもしれないわね」

マミ「うーん、意外と言えば意外だけどそう言われてみれば・・・」

まどか「杏子ちゃんはどういう人が好きなの?」

ほむら「同じ年上好きとして興味あるわね」

杏子「俳優で例えるなら、アンソニー・ホプキンスとか、かな?」

さやか「年上すぎない? てゆーかおじいちゃんじゃない」

ほむら「知的な色気あるわよね」

まどか「ほむらちゃんが同調してるっ!」


524VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/06(火) 17:55:07.99HzaulnZo0 (1/3)

マミ「佐倉さんとは短くない付き合いだけど、そういう一面は初めて見たわね・・・」

杏子「まあ、マミとはそういう話してねーからな」

マミ「まさかおじさま好きだったなんて」

さやか「年上好き多いなぁ。マミさんはお姉さんっぽいから年下派?」

ほむら「私は普段甘えられない分、巴さんは年上好みっぽいと思うのだけれど」

マミ「うーん、それほど気にしないかなぁ」

まどか「じゃあどんなタイプの人が理想なんですか?」

マミ「そうね。私はちょっと素っ気ないくらいがいいわ」

杏子「あー、ツンデレっていうヤツ?」

マミ「少し違うわね。近すぎず遠すぎず、微妙な距離のお付き合い、というのが理想なの」

まどか「うわぁ、マミさん大人だぁ」

マミ「そういうわけじゃないわよ、私甘えたがりだから」

マミ「多少距離をとってくれないと甘えっぱなしになりそうで」

ほむら「ストイックね」

さやか「マミさんらしいんじゃない?」

杏子(マミは甘やかすときは猫可愛がりするタイプだしなぁ)←経験者

まどか(っていうかマミさんの理想ってQBなんじゃ・・・)

さやか「じゃあ〆はまどかだね」

まどか「わ、私? あ、そっか。皆言っちゃったんだ・・・」

まどか「うーん、私はあんまりそういうのわかんないけど」

まどか「理想のひとって言うなら、おっきくて、頼りになって優しいひとかな」

ほむら(さやかっ!?)

杏子(さやかっぽいな)

マミ(美樹さんのことかしら?)


525VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/06(火) 17:56:23.19HzaulnZo0 (2/3)

まどか「それで、お休みの日は一緒に料理とかできるといいなぁ」

まどか「てぃひひ、言ってて恥ずかしくなっちゃった///」

ほむら(なんだ、さやかじゃないのね。料理してるイメージないし)ジー

さやか「ちょ、なんで皆あたしのこと見てんの!?」

さやか「ていうかまどかソレ、知久おじさんじゃん」

まどか「うぇひひ、流石さやかちゃん。わかっちゃった?」

さやか「まあ、確かに理想の旦那様だよね。イケメンだし、お料理凄い美味しいし」

さやか(むしろ理想のお嫁さん、って感じだけど)

ほむら「まどかはちっちゃい頃、『パパのお嫁さんになる』って言ってたタイプね」

まどか「ふぇえっ、なんで知ってるの?」

杏子「いや、小さい頃じゃねーな。今も諦めてねーぜ、こりゃ」ニヤニヤ

まどか「そ、そんなことないもん。今はパパは普通のいいお父さんとしか見てないもん!」

マミ「あら、鹿目さんのお父様ってそんな素敵な人なのね? 今度お邪魔させて貰おうかしら?」

まどか「もうっ、マミさんまでっ。 だめです、絶対だめっ」

一同「可愛ぇえ」ホンワカ

ノ人 ・ ω・人\  結論。魔法少女の約半分以上はファザコンの疑いあり。


526>>4562011/12/06(火) 18:52:11.38rCXawqQqo (1/2)

さやか「状況説明~、まどかがフラれてヤケからみ酒に付き合うその他魔法少女達」
ほむら「……zzz」
杏子「あ、ツマミと酒少なくなったな。ちょっと買ってくるわ」
さやか「寝ないで!行かないで!わたしを一人にしないで!!」



まどか「そんなにさぁ、スタイルって大事かなー?たしかにちんちんくりんだけどさぁ、それだけでふらなくてもいいよねー?」

さやか「うん、そうだねー」

まどか「さやかちゃんにみたいにモデル体系でもぉ、マミさんみたいにグラビアアイドル級でもないからねぇ、
     これでも男の子が喜んでくれるようにいろいろがんばったんだよー?」

さやか「うん、そうだねー、知ってるよー」

まどか「これでもお父さんやさやかちゃんに料理も裁縫教えてもらってぇ、
     マミさんに男の子を立てるデートの立ち回り方を教えてもらってぇ、
     杏子ちゃんから男の子といっしょになって楽しむ動き方とかぁ、がんばってたんだよー?」

さやか「うん、そうだよねー。ファション誌とかも超みてたもんねぇ」

まどか「そうだよねぇ、確かに体型と童顔のせいで幼く見られがちだけどぉ……あ、お酒なくなっちゃった」

さやか「あー、いま杏子が買いに行ってるからちょっとジュースでひといk

ほむら「そのひつようはにゃいわ、ボジョレーがここに」

まどか「わーい」

さやか「……あんたも付き合いなさいよ」

ほむら「……わたしがあたなとまどかのペースに付き合えるわけないじゃない」

まどか「んー、この濃縮ブドウジュースに醸造用アルコールを入れたようなどうでも良い味、これこそボジョレーだよねー」

さやか「……そんなにまずいの?アレ」

ほむら「……若干言いすぎな気はするけど、ボジョレーはそんなもんよ。それじゃ、あとはよろしく」

さやか「あ!こら……もう……」

まどか「あー!ほむらちゃんずるいー!さやかちゃんわたしもー!!」

さやか「あー、はいはい。もうどうにでもなれ。ほら、まどかはこっちの膝ね」

まどか「うぇひひ~、さやかちゃんのひざまくら~、ほむらちゃんと並んでひざまくら~…………」



527>>4562011/12/06(火) 18:53:43.83rCXawqQqo (2/2)

さやか「…………よく耐えた、わたし」

杏子「ただいま~、水とお茶も買ってきたぞー」

マミ「あら?もう終わりかしら?」

さやか「あー、マミさん。バイトお疲れ様ですー。そして杏子、あんた逃げたっしょ」

杏子「迷える子羊の悩みは聞くけどよ、それはシラフ限定だっての。ほれ、プレモル」

マミ「なにかおつまみでも作ろうかしら?しじみのお味噌汁もつくるわよ?」

さやか「あー、お願いします。あ、追加のお酒は杏子とほむら持ちね、文句は言わせないわよ」

杏子「へーい。あ、マミさん先に始めてていい?」

マミ「いいわよー。どうせ15分くらいで簡単に作っちゃうから」

さやか「マミさん女子力高すぎでしょ」

マミ「あ、そうだ。はい、美樹さんコレ」

さやか「背もたれクッッション?」

マミ「二人をひざまくらしたままじゃつらいでしょう?」

さやか「聖女だ、聖女がいる」

杏子「ん?呼んだか?」

さやか「あんたじゃないわよ。つかひとりでイカ燻一袋あけんな!!」

杏子「うめぇぞ?」

さやか「知ってるわよ!」

マミ「うふふ~」




個人的な酒強さイメージ

まどか:キチンと飲めば最後まで大丈夫。でも今回みたいなことが多い。
ほむら:どうやって飲んでも1時間は持たない。
杏子:飲み方を知ってる、吐き方を知ってる、体力回復が早い。結果的に最後まで残ってる。
さやか:強い。そのせいで宴会後に貧乏くじを引くことが多い。でもそれをやるのも嫌いじゃない。
マミさん:この人酔うのか?



ネタをくれた百合スレ住人に感謝を


528VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/06(火) 19:15:26.75HzaulnZo0 (3/3)

どんどんダメな娘になってくまどっちが可愛すぎてヤバい
まどっちに振り回される魔法少女達も可愛すぎてヤバい

ちょっとこの健気な合法ロリをフッた不届きものを成敗してくるわ


529VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/07(水) 00:41:39.34IB/g34Fpo (1/1)

女子会だなぁww


530VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/12/07(水) 00:50:06.63Bvfdrgolo (1/1)

男子大学生の日常+女友達の愚痴+まどマギ=>>456



さあ、みんなもほのぼのSSを各作業にもどるんだ


531SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/08(木) 21:54:38.87A4lpkkcfo (1/2)

ひだまりのキャラとのほのぼのでも妄想してみようかと思ったので聞きたいんですが

美大って普通と大学なんか違う?
SS書くのに使えそうなネタがあれば教えてほしい


532SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/08(木) 23:40:39.93A4lpkkcfo (2/2)

こっちで聞くよりSS談義とかのほうがよかったかもしれん
ほかで聞いてみます

無駄レス失礼しました


533SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/10(土) 23:13:58.98a3UHgenRo (1/1)

だれかが皆既月食ネタで投下してくれると信じてる


534SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/11(日) 02:25:25.79mIL3tREyo (1/1)

ほむら「わぁ、すごい! リングみたいになってる! マミさんも来て下さいよー!」

まどか「ほんとだー! 初めてみたよ!」

マミ「ふふ、なんで光っちゃうのかわかるかしら?」

まどか「え? えっと……」

ほむら「たしか、地球が太陽の陰に……」

マミ「そう、これは影がつくる光なのよ」

まどか「えっ」

マミ「平生、私たちは光に背を向け、夜に身を沈めて、光の残像を見つめている」

マミ「けど、今夜だけは、私たちはあの光のリングをつくることを許されたの」

マミ「そういう日もあるの。それがたまたま今日だっただけのこと――」

――――――
――――
――

ほむら「――当然ね」

ほむら「だってどれだけ影に落ちようとも、その影は光なくしては存在し得ないのだから」

ほむら「そういうことなのよ、まどか」

まどか「え? えっと、あのぅ……」

まどか「う、うん」

ほむら「そうよね、巴マミ?」

マミ「そ、そうねぇ……」

ほむら「何か言うことがあるんでしょう? 台詞を取られた巴さん?」

マミ「! そ、それは……い、いくらなんでもクサすぎると思うわ! 暁美さんってばもうイヤね!」

ほむら「ええ、そうねぇ、私もそう思ってたのよ! 巴マミ!」

マミ「うふふ」

ほむら「ふふ」

まどか「ふぇぇ……?」


おわり


535懲りずに家政婦のネタ2011/12/15(木) 18:29:26.72pEXyTCQ4o (1/1)

十話ネタバレ注意
ミタ「ふたりとも、責めてるんでしょう?…私が一人だけ幸せになって…」
ミタ「…怖いの。私が、あの人達を。あの子たちを愛することで、みんなが不幸になってしまう…」

まどか「ううん、そんなことない。そんなことないですよ、ミタさん」
ミタ「…!?」

さやか「ごめんね、尾けてきちゃった」
ゆま「ミタさん、きいちゃんと約束したんだよね?…約束、やぶっちゃダメだよ」
キリカ「すまないね家政婦。ただでさえ他人、あまつさえ雇い主の家族ですらないのに、こんなお節介を。」
ミタ「…なぜ、みなさんが……!?」

まどか「ミタさん、魔法少女なんですよね」
ミタ「…」
さやか「隠さなくてもわかってる。キュゥべえ──インキュベーターは隠し事ができないんだ。」
ミタ「…ッ」

まどか「ミタさん、こんな事言っても信じてもらえないと思うけど、私が『円環の理』なんです」
ミタ「…」
さやか「みんなに『死んだ』、って思われてるけど、魔法少女の終わりってこうなってるんですよ」
まどか「希望の願いで始まった魔法少女が絶望で終わるなんて、そんなの絶対おかしいと思うんです」
     「だから私がこうやって、魔法少女の最期を──こんな事言ったらおかしいけど──看取ってるんです」
キリカ「貴女は背負い込み過ぎた。だけどもう何もいらない。贖罪も、義務も、鬱積も何もかも、ここで終わりだ。」
まどか「逝きましょう、ミタさん。みんな待ってますよ。」



ミタさんはクズ親父とくっつくくらいなら望みどおり死なせてあげたほうが絶対救われると思うの
誰かこんな感じでミタクロス書いてくれないかなーチラッチラッなんてねー


536まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」2011/12/25(日) 00:10:41.12nrAA1I0l0 (1/8)

時事ネタで+やっつけですので期待しないでください。


見滝原の有名レストラン


まどか「今日はありがとうね!ほむらちゃん、こんな豪華なレストランを用意してもらって!」

ほむら「気にする事は無いわ、あなたの為に用意したのだから」

まどか「でも良かったの?マミさんやさやかちゃん、それに杏子ちゃんだって呼んでいないし…」

ほむら「良いのよ、巴マミ達はそろってヨロシクやっているはずよ」フワサァ
   「さぁ、料理が冷めてしまうわ、頂きましょう」

まどか「うん!それじゃあほむらちゃんも一緒に…」

ほむら「えぇ…」

まどか&ほむら「頂きます」


1時間ほど後…
ほむら宅


まどか「おいしかったぁ!」
   「あんな料理パパでも作れないかも~」

ほむら「気に入って貰えたのなら光栄だわ」ホムホム

まどか「今日はママに言ってほむらちゃん家にお泊りするって言っておいたけど…」
   「これでよかったの?」

ほむら「ええ、十分よ」
   「あなたに渡したい物があるから」

まどか「渡したいものって何?」

ほむら「決まっているでしょ?」
   「クリスマスプレゼントよ」

まどか「!?」

ほむら「カードもよ、まどかのクリスマス休暇と思って貰って構わないわ」フワサァ

まどか「わたしなんかの為に…ほむらちゃん…」ポッ

ほむら「気にする事は無いのよ、まどか」
   「これが私があなたに出来る事だから…」
   「待っていて、今プレゼントを持ってくるから」スタスタ

まどか「うん!」



537まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」22011/12/25(日) 00:25:16.25nrAA1I0l0 (2/8)


ワクワク、ワクワク


ほむら(まどかがワクワクしている…)
   (これは行けるわ!今がチャンス!)
   「お待たせ」

まどか「あ、ほむらちゃん」
   「それでプレゼントってどんなの?」ワクワク

ほむら「それなんだけどね…驚かないでほしいの…」
   「プレゼントはね…」
   「この私…」

まどか「……え?」

ほむら「私がプレゼントよ」

まどか「え…えぇーーーーー!!」



538まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」22011/12/25(日) 00:26:12.98nrAA1I0l0 (3/8)

ほむら「…ごめんなさい、やはり驚かせてしまったわね」
   「本当は色々なプレゼントを考えたの…」
   「でもあなたに相応しいプレゼントが全く思いつかなかったの」

まどか「だから…ほむらちゃん自身を…?」

ほむら「そう、貰って貰わなくても構わないわ」
   「こんなプレゼント気持ち悪いもんね…」ジワァ
   「ごめんな「良いよ」
   「…え?」

まどか「良いよ、ほむらちゃんのプレゼント私は受け止める」
   「だから泣かないで、ほむらちゃん」

ほむら「まどかぁ…」

まどか「だからさ、ほむらちゃん」
   「わたしのプレゼントも受け取ってもらえる…かな…?」

ほむら「まどかの…?」



539まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」42011/12/25(日) 00:33:30.73nrAA1I0l0 (4/8)

まどか「うん!わたしのプレゼントは…」
   「じゃじゃ~ん!!!」

ほむら「???」
   「どうしたのまどか?何も無いじゃない」

まどか「だから…わたし」
   「わたしもほむらちゃんと同じプレゼントなの」

ほむら「!?」

まどか「わたしに出来る事って言ったらそんなに無いし…」
   「ほむらちゃんにプレゼントできる物なんて何も思いつかなくて…」
   「だから、わたしもほむらちゃんと同じプレゼントになっちゃった」
   「わたし達、お揃いだね!!」ウェヒヒ!

ほむら「まどか…!」


540まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」52011/12/25(日) 00:38:02.49nrAA1I0l0 (5/8)

マドカァー!!

ホムラチャン!!

イチャイチャチュッチュ

聖なる夜は更けていき、二人は互いの愛を確認しあっていた。
その後、まどかはほむらと籍を入れ。
二人の愛でもって魔法少女のソウルジェムの濁りを解消し、世界中に讃えられた。



魔法少女まどか☆マギカ 完



541まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」62011/12/25(日) 00:57:05.26nrAA1I0l0 (6/8)


ほむら「……なんてなれば良いのに」

QB「また始まったよ」

ほむら「黙りなさい、インキュベーター」
   「あなたには絶対に分からない事よ」

QB「分かりたくも無いけど」バチューン!!!
  「」グシャ

ほむら「口を慎みなさい」
   「あなた殺されに来たの?」
   「無駄死には勿体無いんじゃないの?」
   「それとも本当はMなの?」

QB「やれやれ、そんなわけ無いじゃないか」ヒョコッ
  「今日は君を呼びに来たんだよ」モグモグ
  「きゅっぷい」

ほむら「呼びに来た?」

QB「そうさ、マミが来週の25日にクリスマスパーティをするって言って聞かないのさ」
  「その面子にマミ曰く、君達後輩魔法少女が選ばれたという訳さ」

ほむら「そう、でも私は行かないわ」
   「巴マミに伝えなさい」

QB「良いのかい?」
  「どうやら君以外の魔法少女達に混ざってまどかも呼ばれているらしいよ」

ほむら「!?どうしてまどかが呼ばれているのよ!」

QB「さぁ?」
  「僕は知らないよ」フリフリ

ほむら「クッ!」ピポパポ

プルルルル、プルルルル



542まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」72011/12/25(日) 01:12:11.58nrAA1I0l0 (7/8)

まどか「もしもし、ほむらちゃん?」
   「どうしたの?」

ほむら「まどか!巴マミのパーティに呼ばれたって本当なの!?」

まどか「急にどうしたの?」
   「さやかちゃんが発起人でね、杏子ちゃん達も来るんだよ!」
   「みんなで楽しもう!」

ほむら「美樹さやか…!どこまであいつは愚かなの…!!」
   「私のクリスマスまどほむ計画をよくも…!」ギリリ

まどか「…?ほむらちゃん?ほむらちゃんは出られないの?」

ほむら「え、わ、私は…」

まどか「みんなで楽しもうよ、さやかちゃんやマミさん」
   「杏子ちゃんやゆまちゃん」
   「織子さんにキリカちゃん達も来るって行っているよ!」

ほむら「……。」

まどか「ほむらちゃんだって、一緒に楽しんでも良いんだよ」
   「何も…「そうね…」
   「え?」

ほむら「私も楽しませてもらおうかしら?」
   「詳しい予定は学校ででも聞くから」

まどか「わぁ…!ありがとうほむらちゃん!」

ほむら「礼を言うのはこっちよ」
   「ありがとうね、まどか」
   「それじゃ、またね」

まどか「うん!バイバイ!」


ピッ



543まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」82011/12/25(日) 01:19:34.24nrAA1I0l0 (8/8)

ほむら「ふぅ…」

QB「意外だね、君がそんな場に行こうだなんて」

ほむら「まどかは何時だってそうだったから…」
   「どの時間でも、変わらず…」
   「だからその思いに答えただけよ」

QB「君の言っている事はよく分からないね」

ほむら「言ったでしょ?」
   「あなたには絶対に分からない事って」 ピポパポ
   「もしもし?あ、すみません25日に予約をしていた暁美と言いますが…」



惰性に任せて書いていたら、何だかよく分からなくなってしまいましたが、メリークリスマス。
魔法少女達にも祝福を。
唐突に失礼しました。
では。


544SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:35:56.64/yyiaIyMo (1/12)

MOTHER2×まどマギ で考えて冒頭まで書いたんだけど
思ったより広がらなかったのと、いつまでたっても魔法少女たちがでそうになかったので没りました
でも、頭だけとはいえ、せっかくかいたので数レス借ります


545SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:37:29.67/yyiaIyMo (2/12)


20XX年 イーグルランド オネット郊外

黒髪の少年、ネスは困惑していた。
夜中に突然降り注いだ隕石に、ではない。
夜中に突然玄関のドアを打ち鳴らした迷惑な隣人に、でもない。
もちろんそれらの出来事にも大変驚いたし、
「弟が見当たらないから一緒に探してくれ」と隣人に頼まれた時はも面喰らったものだが、
今現在の彼の困惑はそれらの時の比ではなかった。

場所はまさに隕石の落下地点。
つい先ほどまでは警察により厳しい通行規制がかかっていたはずのその場所に、
真っ赤なベースボールキャップを被った少年ネスと、その隣人であり友人ポーキー・ミンチは何故か誰からも静止されることもなく訪れることができた。
そして隕石の近くの木の根元に腰をかけていたポーキーの弟、ピッキー・ミンチを無事に保護し、
無事めでたしめでたしという事で家に帰ろうとしたその時。

未だ落下時の熱も冷めやらず煌々と火の灯りを発する隕石の上空に、一匹のカブトムシが舞い降りた。
ここまでは、まあいい。カブトムシなんて別に珍しいものでもないだろう。

どうしてついさっきまで砂糖に群がるアリのようにたくさんいた警官たちが今は見当たらないのかとか、
どうして犬やらカラスやらヘビやらがやたらと襲いかかって来るのかとか、
役に立つかと連れてきた飼い犬のまさひろりんが即行で家に逃げ帰ってしまったのは何故だとか、
弟探しを手伝ってもらっている立場のはずのポーキーがどうしてネスを盾にして自分だけ助かろうとするのかだとか、
そういう疑問はないでもなかったが、そんなのはまだ何とでも説明できる。

きっと警察は、もう夜も遅いし寝るために帰ってしまったのだろう。
どういうわけか交通規制にばかり情熱を燃やし、町にはびこる不良たちを放置してはばからない連中ならば、あり得ない話ではない。
ほんの数時間見ない間にやたらと獰猛になった動物たちについては、なんだろう、そういう時期なのだろう。発情期とか。
早々に逃げ帰りやがった飼い犬については元々あんな奴には大した期待なんてしていなかった。
ポーキーについては言うまでもない。




546SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:38:49.98/yyiaIyMo (3/12)


だが、問題なのはここからである。

突然、そのカブトムシが喋りはじめたのだ。
ネスの記憶が定かならば、通常カブトムシは喋らない。何故なら昆虫だからだ。なにも難しい話ではない。幼稚園生だって知っている。
しかし、目の前のカブトムシは喋った。
ネスの幼いころからの特技として、動物の考えている事が何となくわかるというものがあったが、これはそんなレベルではない。
ハッキリくっきり空気を震わせて、つまり物理現象として喋ったのである。
しかもその内容がまた問題であった。

「わしはカブトムシ、ではない! 十年後の未来からやってきたもの、じゃ!」

開口一番からしてこれである。
当然のように困惑するネス。
しかし事態は、これに留まらなかった。
カブトムシの突飛な言葉に目を白黒させるネスに、畳みかけるようにさらなる異常事態が襲いかかる。

「未来はもう、惨憺たるあり様――」

自称未来からやってきたカブトムシが何か不穏な事を言いかけたその時、突如周囲の景色がぐにゃりと歪んだ。


547SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:39:57.58/yyiaIyMo (4/12)


そして周囲に現れる奇怪なオブジェ。
まるで写真をコラージュしたかのようなそれは、確かにそこにあるはずなのにまったく現実感が感じられない。

気がつくとネスとカブトムシは、さっきまでとは全く違う空間に立っていた。
ポーキーやピッキーの姿はどこにも見えない。

「な、なななな、なんじゃこりゃあ!」

カブトムシが驚きの声をあげる。
どうやらカブトムシにとっても想定外の出来事らしい。
ポーキーの乱雑なノックで叩き起されてからこちら、何一つ想定内を経験していないネスについては言わずもがなである。
だからカブトムシに、

「これはいったい、どういうことなのじゃ!?」

などと解説を求めるような視線を向けられても、何も言えるわけもない。
少年は黙って首を振り、わからないという意思を表示す。

「むむむ、むむむむむ、もしやこれも、ギーグのしでかしたことだと言うのじゃろうか。
しかしわしの時代でもこのようなことは一度も……」

何やら独りごとを漏らしつつ思い悩みだすカブトムシ。
このままではらちがあかないと判断したネスは、カブトムシに何か質問を投げかけようとした。
しかし――


548SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:41:08.61/yyiaIyMo (5/12)


彼らの周りに、いつの間にか忍びよる影があった。
周りの光景と同じく、とても歪な姿をしている。
たくさんの写真を破いて貼りつけた、切り絵のようなその姿。

口を開きかけたその瞬間に彼らの存在に気付いたネスは、咄嗟に手に持ったぼろぼろのバットを構える。
出かける際、もしもの時のためにと母親に持たされた唯一の武器である。
母親の勘は果たして的中したようで、ここに至るまでにも散々襲い来る動物たちをこのバットでしばき倒したものだが――

目の前に迫りくる異形達を目にして、ネスは唾液を呑み込む。
果たしてバットなんてものが、彼らに通用するのだろうか。

貼り絵のような彼らは、歪ではあるが、みなネスの見覚えがある形をしていた。
ある者はまるでハンバーガーのような形をしていた。あれはきっとダブルバーガーだろう。
ある者は、フライドポテトに似ていた。おそらくはLサイズだ。
ある者は、プラスチックのふたとストローのついた紙コップの姿であった。少年はコーラが好きだった。
手足の生えたハンバーガー、フライドポテト、紙コップのジュース。
それらはまるで小学生の落書きのようで、しかしそれが落書きではなく実際にそこに存在しているというちぐはぐさが、ネスに異様な威圧感を与えていた。

まるで本当に落書きを相手にしているような感覚。
三次元にいる人間が、二次元の存在に戦いを挑む――果たしてそんなこと、可能なのだろうか?

「なんじゃあ、こいつらは!」

ネスに遅れて異常に気がついたカブトムシが素っ頓狂な声を上げる。
そして、それを合図にしたかのように、ハンバーガーのコラージュたちが一斉に二人(正確には一人と一匹)に襲いかかった。

はみ出したチーズをかくかくとした不自然な動きで垂らしながら飛びかかってきたチーズバーガーの怪物を、ネスは咄嗟にバットで振り払う。
ゲームであれば SMAAAAAAASH! とでも表示されるであろう見事な当たりで、華麗に吹っ飛ばされ地面に叩きつけられるチーズバーガー。
しかし、しばらくするとそのチーズバーガーは平然とした様子で起き上がり、再びネスに向かって襲いかかる。
彼の攻撃は、まるで通用してはいなかった。
襲いかかる奇妙な敵を何度も何度もバットで殴り飛ばすネスであったが、どれもダメージには繋がっていない。
飛ばされては立ち上がり再度襲い来る敵に、さしものネスも疲労の色が隠せない。
ネスが力尽きるのも時間の問題かと思われたが――


549SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:41:53.62/yyiaIyMo (6/12)


「うーむむ、いまいち現状が把握できんが、とにかくここはネス! あんたの助太刀をさせてもらうぞ」

しかしその時、ひたすら混乱していた様子であったカブトムシが割り切ったような声をあげる。
そして、次の瞬間であった。

「PKファイアーα!」

カブトムシのその声を合図に、ネスを取り囲んでいたハンバーガーの化け物たちが、一斉に燃えあがった。
チーズバーガーも、ダブルバーガーも、フライドポテトも、みな平等に炎に焼かれ、炭になって崩れ落ちる。

その様を、ネスは唖然とした表情で見守っていた。
今、理解不能の出来事に対し理解不能の出来事が重なり理解不能のピンチに陥り理解不能の出来事によって救われた。
なにがなんだかわからなかった。
そんなネスを尻目に、カブトムシは納得したように言った。

「ふうむ、どうやらPSIの攻撃は通じるようじゃの。
そうと決まれば、さあネス! とにかくこの場所から出るぞ。
きっとなにもかもがわからないじゃろうが、説明はあと、じゃ!」

辺りにはカブトムシが飛びまわる、ぶーんぶーんという音ばかりが鳴り響いていた。



550SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:42:46.23/yyiaIyMo (7/12)




ネスとカブトムシが巻き込まれた奇妙な空間は、どうやらハンバーガーショップをモチーフにしているらしい。
相変わらず現実感の感じられない貼り絵のようなカウンターの向こう側で、アフロのピエロが何をするでもなくにやにやと笑っている。
しかしそんなことはどうでもよかった。
今はただ

「むむむ、凄い数じゃ。PKファイアー!」

襲い来る大量のハンバーガーと、それを迎え撃つカブトムシ。
この頭がおかしい光景を受け止めるのに、精一杯だった。
おそらくはカブトムシが放ったであろう炎が横一直線に燃えあがり、逃げ遅れた大量のポテトやらシェイクやらが灰塵に帰す。
おそらくこのカブトムシは味方なのだろう、とりあえずネスはそう判断した。

そして、大量のファストフードたちの向う側で悠然と浮かぶ謎の物体に目を向けた。

それは球であった。
ビー玉のようにつるつるとした綺麗な球体。
その表面に、大きな笑顔が描かれている。
アレが喋るのかは定かではないが、仮に喋るとすると語尾にはきっと(ニコニコ)という言葉がつくのだろう。「いらっしゃいませ(ニコニコ)」とか。
良く知らないけれど、きっとそう。

この謎だらけの空間にあって、一際意味不明のそれが、おそらくはここのヌシなのだろうとネスは当たりをつける。
何の事はない、動くハンバーガーやらポテトやらが、その球を中心としてぽこぽこ湧いてでているからそう思っただけである。

「おお少年! きっと今、わしと少年のこころは一つになった、気がする。わしが思うにあそこに浮かんでるあの、なんじゃろう、でっかい笑いボールみたいな……と、とにかく、じゃ! ここのボスはきっとあいつじゃ。あいつを倒せばわしらはここからでられる、感じがする。カブトムシ、じゃない、未来人の鋭い直勘、じゃ!」

未来カブトムシの言葉に、ネスはうなずく。

「だからわしもあのボールに攻撃をしたい! したいのだが、残念ながらわしはこいつら、このジャンクフードどもの相手で手いっぱい、なのじゃ。だから少年、少年に奴を倒して欲しいのじゃ。ええい、そんな目でみるな! だってこいつらPSIでの攻撃しかきかんのだもん! わしは本来武闘派じゃから、攻撃のPSIは得意じゃないの、じゃ」

一気にまくし立てて、カブトムシは再び炎を繰り出す。
武闘派云々はともかく、あの昆虫が今手いっぱいなのは嘘ではないようだ。
どうやらネスも覚悟を決めないといけないらしい。


551SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:44:12.94/yyiaIyMo (8/12)


しかし、しかしである。
カブトムシは言った。
連中にはPSIでの攻撃しかきかないと。
PSIが何なのか詳細はわからないが、きっとあの炎をだす技のことなのだろう。
ネスが普通に殴りつけても連中はびくともしなかったことを考えても、この考えは間違ってはいないはずだ。
だが、そうだとするととても困ったことになる。

ネスはPSIだなんてもの、生まれてこの方一度も使った覚えもないのだから。

「少年! 少年が考えている事が手に取るようにわかるぞ!」

戦いながら、カブトムシが叫んだ。

「少年はPSIなんて使ったこともない、だから勝てるわけがない、と思っている、はずじゃ。しかしそれは違う。少年にはPSIの力が眠っておる、眠っていて欲しい! コンセントレートするのじゃ。そして楽しいこと、好きなこと、カッコいいもの――なんでもいいから、自分の気持ちを高ぶらせるものをイメージするのじゃ。それからその気持ち、感情を爆発させるの、じゃ!」

その言葉が終わるのとほぼ同時に、今までただ宙に浮いているだけだった笑顔球がぎょろりとこちらをむいた。
そしてただニコニコとしながら、ものすごい勢いでネスに向かって飛びかかって来る。

ネスには迷う暇もなかった。
ただ、生き残るためにカブトムシに言われたことを実行するしかなかった。
コンセントレートは、今更するまでもない。もうずっとこの意味不明の事態を把握するために集中しっぱなしだ。
そして、気分を高めること。
カッコいいと思うもの。
咄嗟に浮かんだ言葉。
キアイ、LOVE、ゴール、チャンピオン……
そういえばこの間、海外のアーティストグループがフォーサイドの劇場でやったライブをテレビで見た。
とてもカッコ良くて、感動したものだ。
ネスがというより、主に母親と妹がだけれど……
あれは一体なんというグループだっただろうか。
青いイナズマがなんちゃらかんちゃら……
世界に一つだけのあれやこれや……

そう、あれは……あれは……

「PK SMAP!!」

ネスの感情が、爆発した。



552SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:45:11.24/yyiaIyMo (9/12)




カブトムシは死んだ。

いきなり何を言っているかわからないかもしれないが事実だ。
彼は、未来から来たとかいう戦う昆虫は、もうこの世にはいない。
強大な敵に打ち倒された――わけではない。
ネスの家の隣に住むポーキーの母親に、まるでベンジョバエのように叩き潰されて惨めに命を散らしたのだ。

ここに至るまでの経緯を簡単に説明しよう。

コンセントレートを極限にまで高め、己の感情を爆発させたネス。
するとどうだろう、辺りにまばゆいばかりの閃光が迸り、次の瞬間、
迫りくる頬笑みを貼り付けたあのボールが、まるで漫画に出てくる爆弾のように大爆発してしまったのだ。
おそらくは自らが引き起こしたであろうその現象にあぜんとするネス。
そんなネスをよそに、再び周囲の景色が飴細工のようにねじ曲がる。
気がつくとネスとブンブーンは、もといた隕石落下現場に戻ってきていた。
ぽかんとした顔で二人を見ているポーキーとピッキーの姿を確認し、ネスはようやくほっと息を吐いた。

不思議な空間から戻ってきたネスに、カブトムシは改めて「未来から来た」事実を告げた。
なんでも未来では、ギーグとかいう悪の親玉が世界を暗闇に叩きこんだのだとか。
しかもそのギーグの魔の手が今、地球の一部にも及んでいるのだとか。
そして更に、それを防ぐことができる少年がいて、
その少年とはネスなのだということがカブトムシの鋭い直感で明らかになったのだとか。
カブトムシの名前はブンブーンというのだとか。
たった今起こった現象についてはブンブーンにもよくわからないのだとか。

始めは何を言ってるんだコイツと思わなくもなかったが、
ともあれポーキー達を送り届けるために家に戻っているとき、思わぬ事件が起こる。

スターマンの息子を名乗る宇宙人に襲われたのである。
スターマンの息子自体はブンブーンが瞬殺してくれたので大した問題はなかったが、
しかし目の前に宇宙人まであらわれてしまっては、もうブンブーンの言葉を信じるしかない。

そして、なんてことだ大変な事態に巻き込まれてしまったぞ、そう思っていた矢先の出来事である。

「キイイー! 小うるさいべんじょバエだよ! 死んで地獄へいけ!!」

ブーンブーンと喧しい音を立てて飛び回るブンブーンに業を煮やしたポーキーの母親が、ブンブーンの小さくも逞しい昆虫めいた身体を、あろうことか素手で叩き落したのである。
素晴らしい手首のスナップであった。
超能力を操り宇宙人をも撃退する未来の戦士は、こうしていとも呆気なく物語から退場していくこととなったのであった。

死の直前、虫の息(シャレではない)だったブンブーンからよくわからない石と「ギーグを倒す為には8つの音を集めて地球と一体化しなければならない」(要約)という更にわからない遺言を託され、ネスは呆然と自宅に戻った。

とりあえず寝よう。
難しい事は明日考えよう。
自室のベッドに潜り込んで、ネスはしずかに目を閉じた。

おやすみなさい。
人間だもの、問題を先延ばしにすることもあるさ。



553SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:46:50.50/yyiaIyMo (10/12)


しかし現実は、ネスに逃避を許さなかった。

『やあ、ネス!』

目を閉じ、真っ暗になった視界の中に響き渡る、幼い少年のような声。
跳ね起きたネスの前にちょこんとたたずむ小さな生き物の姿が目に入る。
真っ白な生き物だった。
かたちは猫やイタチに少し似ているけれど、どちらとも決定的に異なっている。
可愛らしいと形容してもいいような姿なのに、顔にひっついたウサギよりもなお赤い目玉がどことなく不気味な雰囲気を醸し出している。
とにかく、一つ言える事は、今まで見たこともない生き物であるということだ。
そして多分、さっきの声はこの小動物から発せられたと考えられる。ブンブーンの例もあったことだし……もしかするとコレも未来から来たエージェントだったりするのだろうか?

本日何度目になるかもわからない困惑に目を白黒させているネスに、白い生き物はくりんと首をかしげるような仕草を見せる。

『なにをそんなに驚いているんだい?』

再び届く声。
やはり声の主はこの生き物らしい。
少年は心を落ち着かせ、小動物は何ものなのかと尋ねた。

『僕はキュゥべえ! 魔法の世界からの使者だよ』

大きなしっぽを揺らし、キュゥべえと名乗った生き物はふざけた様子もなくそう告げた。
魔法。
未来人じゃなくて、魔法?

『さっき死んでしまったブンブーンとは別の存在だよ』

ネスの疑問を察したのか、彼が口を開く前にキュゥべえは言った。

『でもね、彼が言っていた目的と僕の目的は、実は同じものなんだ。彼は未来からやってきた時間遡行者だと名乗っていたね。ギーグという侵略者から未来を守るため、君に協力を依頼しに来た。僕も、まったく同じことを君に頼もうと思ってやってきたんだ』

まったく同じこと、というのはつまり、ギーグから地球を守ってくれということだろう。
しかし何故ネスなのか。
ブンブーンもその辺りハッキリしなかったし(直感がどうこう言っていた)、正直ネスには、自分にそんな大それたことを成すだけの器があるとは到底思えなかった。

『君には素質があるんだよ』

ネスの疑問にキュゥべえは平坦な口調で答えた。

『PSIって、知ってるかい? 簡単に言えば、超能力というやつだ。ものを触れずに動かしたり、炎を出したり、瞬間移動したり――』

ブンブーンが炎を操っていたのを思い出す。
そういえばあのカブトムシもサイがどうこう言っていたような。

『そのPSIを操る素質が、君にはある。それも途方もない素質がね』



554SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:47:36.99/yyiaIyMo (11/12)


途方もない素質、と言われてもピンとこなかった。
ネスは、まあ何をやってもそれなりにこなせる器用な子どもではあったけれど、そんな大それた才能――それも超能力の才能が秘められているだなんて今まで露ほども考えたことなんて無かった。

『でも実際、さっき魔女を倒して見せたじゃないか。あんなの誰にでもできる事じゃない』

魔女。
また新しい単語だ。

『ああ、魔女っていうのはね、さっき君が巻き込まれた結界――おかしな空間のことだけど、そこで君が倒した、あのボールみたいな化け物のことだよ』

あれが魔女?
魔女という語感から、トンガリ帽子った老婆の姿を思い浮かべていた。

『魔女は一言でいうと、絶望をまき散らす存在なんだ。あれにとり憑かれると、人は生気を失ったり、頭がおかしくなってしまう。原因不明の自殺や殺人の多くはこの魔女の仕業だと考えていいだろう』

ネスは眉をひそめた。
このキュゥべえという生き物はえらく軽い口調で喋っているが、その内容は極めて重い。
物騒ってものじゃない。
それに、そんなものがはびこっているのなら、どうして人々はそれに気付かないのだろう。

『普通の人間には見ることも触ることもできないからね。それなのに君の目には魔女たちが見えていたし、倒すことすらできた。それもこれも、君に秘められた素質のおかげだ』

紅玉のような二つの瞳に見据えられ、ネスは生唾を飲み込んだ。
今まで急展開過ぎてぼんやりとしていた事態が次第に輪郭をあらわになっていくにつれ、自分が巻き込まれているらしいコトの重大さに改めて気付かされたのだ。

『本来なら僕は君に僕と契約して魔女を倒すお手伝いをして欲しい、と頼むところなんだけれど、今回は違う。君にはそんな雑事ではない、もっと重大な使命が課せられているのだからね』

人々を影から絶望に追いやっているらしい魔女ですら雑事。
突如降りかかってきたその使命――話の流れからそれは間違いなくさっきキュゥべえも言っていたアレなのだろう。

『もう一度言うね。ネス、君には侵略者ギーグの魔の手から、この地球を救ってもらいたい。君にはその為の素質、あり余るPSIの才能が備わっている。もし君が嫌だと言っても、きっと否応なく巻き込まれていくだろう。君はそういう星の下に生まれてきた、いわば英雄のような存在だからね。世界の行く末は、君にかかっているんだ』

侵略者ギーグ。
PSI。
英雄。
世界の行く末。
魔女。
目が眩んでしまいそうになる単語のオンパレードに気圧されて、ネスは思わず首を縦に振ってしまう。
それを見てキュゥべえは、にっこりと笑顔のような表情をうかべた。

『契約成立だね。といっても、残念ながら君にあげられる対価はないけれど、まあ君の道中をサポートしてあげることぐらいはできると思うよ』

ネスの冒険が始まった。



555SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 03:51:17.88/yyiaIyMo (12/12)

以上です。

感情エネルギーとPSIの設定って案外親和性高くね?
という発想が最初でしたが、それだけじゃどうにもこうにもでした
他の方の、ポーキーが転校するクロスとか凄く面白かったので自分もいける! と思って書きはじめたのですが
自分でやろうとすると難しいってレベルじゃないですね
そしてなにより魔法少女分が絶望的に足りない


556SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/28(水) 22:39:34.04crSlluyv0 (1/1)


他の仲間を魔法少女達にするかポーラを魔法少女にさせるかのどちらかにすればあるいは……
前者はストーリーを1から作りなおさなきゃいけないし後者はだからといって特に変わることはないような気もするけど


557VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/21(土) 17:57:33.819nXCLPC20 (1/1)

境界線上のホライゾンの台詞をちょっと改変してみた。


杏子
「さあ、あたしに勝てる人は誰かいないのか?」
まどか
「あ、杏子ちゃん。ちょっと作戦タイム、タイムね! 切らなぁーい!」

魔法少女軍団、円陣を組む。

まどか
「……どーしよっか。杏子ちゃん、かなりノリノリなんだけどアレ」
さやか
「うーん……あたし、即死さえしなきゃなんとでもなるから刺し違える方向でいってみる?」
まどか
「それよりも、佐倉さんは中近距離系だから、わたしが遠距離からズドンと……」
マミ
「私が思うに、回避不可なくらいの飽和火力で周辺一帯を焼き尽くせば或いは……」
ほむら
「事前準備アリなら、私が予めトラップを仕掛けておくのもアリね」

杏子
(……こ、こいつらマジに攻略法考えてやがるな!?)
「……おい、早くしろよ!」

ほむら
「うん、いい方法を考えたわ。キュゥべえ、――爆弾を括りつけてあげるから土下座してきなさい」
QB
「も、目的のない土下座は駄目だよ! 簡単に土下るのは駄目ぇー!」

さやか、ふと円陣から顔を上げて

さやか
「ふっふっふぅ、杏子、あたし達の作戦の意図が読めずに困惑してるわね?」
杏子
「いやまぁ……改めて外から見るとほんと大概だよな、お前ら」

魔法少女たち、全員再び円陣に

マミ
「……なんちゃって不良で腹ペコキャラな佐倉さんも単体で割と大概なのにねぇ」
さやか
「あたしが思うに、なんちゃって腹黒でジャンル巨乳系のマミさんが言うのもどーかと思います」
ほむら
「残念でした系魔法少女で呪われたように失恋するあなたがそれを言うのかしら、美樹さやか」
まどか
「あはは、やだなあほむらちゃん。そんな言い方じゃまるで自分だけはまともだって言ってるみたいだよ?」


うーん、やっぱネタ元ほど外道には染まりきれんなぁww


558VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/21(土) 19:55:00.46Q9sdHqHSo (1/1)

愚考するに変態度が足らないからではないだろうか


559VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/26(木) 19:52:40.11cwKiceAf0 (1/2)

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって


560VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/26(木) 19:55:05.29cwKiceAf0 (2/2)

ToLOVEる×まどか
ヴァンパイア十字界×まどか
blackcat×まどか
CODE:BREAKER×まどか
吸血殲鬼ヴェドゴニア×まどか
PHANTOM OF INFERNO×まどか
天使ノ二挺拳銃×まどか
ヴァンパイア十字界×まどか
鬼哭街×まどか
Claymore×まどか
スレイヤーズ×まどか
dies irae×まどか
式神の城×まどか
Bleach×まどか
鬼切丸×まどか
真・女神転生CG戦記ダンテの門×まどか
鬼畜王ランス×まどか
鬼切丸×まどか
エヴァ×まどか
ガンダムW×まどか


561VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/01/27(金) 00:00:47.86PwRdZEj60 (1/2)

ここって他作品とのクロスも投稿OKなん?


562VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/27(金) 00:13:32.22DEulsxgDO (1/1)

最初に何とのクロスか書いておけばおk


563VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/01/27(金) 23:08:52.28PwRdZEj60 (2/2)

んじゃ、クロス元6.5 まどマギ3.5くらいの割合になっちゃいそうだけど
それでもいいなら書いてみようかな


564VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/01/31(火) 15:41:23.00VTpXBdpso (1/1)

どうぞどうぞ

しかしスマガとのクロスとか見たいわ


565VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/31(火) 20:25:41.62sOyOCMLj0 (1/2)

キュウべえ。私の愛しいあの子。 たまにちょっぴりイジワルで、デリカシーの足りないところもあったけど、
それでも彼は、私の大切なお友だちで、恩人で、仲間で、家族で、パートナーだった。
あの子がそばにいてくれたから、私は今日まで戦い抜くことができたんだ。
だから、だから私は、あの女を許さない。
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
マミ「あなた誰なの?」
QB「ああ。確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよ ちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって



566VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/01/31(火) 20:36:37.83/KhRirQ40 (1/1)

>>565
ここでは構ってあげていいのかな
この辺は考え方な気はするけど
もしそんな願いでまどかを契約させてしまったらマミさんは自分自身が許せなくなると思う


567VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/01/31(火) 20:53:59.33sOyOCMLj0 (2/2)

>>566
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
651-659


568VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)2012/01/31(火) 21:11:59.92sKXUrQc/0 (1/1)

まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
>>565「その必要はないぜ!まどか!」
まどか「あ、あなた学校一のイケメン>>565さん!」
>>565「俺の力であいつはすでに蘇生しておいたぜ!」
マミ「ありがとう>>565さん!抱いて!」
>>565「ついでに上条の腕は俺が治してやったぜ!」
さやか「ありがとう>>565!抱いて!」
>>565「他にも魔法少女のデメリットとかエントロピーとかいろいろ俺の力でどうにかしてやったぜ!」
ほむら「ありがとう>>565!抱いて!」
杏子「ありがとう>>565!抱いて!」
QB「ありがとう>>565!抱いて!」

そして世界は平和になった。



ほら、書いたから満足しろよ。


569VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)2012/02/01(水) 08:03:53.77O0lUr+ae0 (1/1)

荒らしに構うな
こいつが無意味にエロ貼りまくるせいでただでさえ過疎ってたスレが虫の息だわ


570さやかちゃんと転校生2012/02/02(木) 19:40:26.89a5ur0SmQ0 (1/1)

さやか「ほむら大好き」

ほむら「え……ほむらって私でいいのよね?」

さやか「うん、アンタ以外いないじゃん」

ほむら「えっと何の」

さやか「先に言っとくけど冗談なんかじゃないから」

ほむら「ドッキリ」
さやか「って事は無いから」

ほむら「」

さやか「あ、気絶した」

#############
保健室
ほむら「あれ?何があったのだっけ」

さやか「やっほ、大丈夫?」

ほむら(思い出したわ)

さやか「痛くなかった?」

ほむら(体育でこの子の投げたボールが直撃したのだっけ……)

さやか「ごめんね」

ほむら「こちらこそ(変な夢見て)ごめんなさい」

さやか「???」

以上、ヤマナシイミナシオチナシ


571いつもあなたのそばに2012/02/04(土) 01:08:20.00KgAyhpe20 (1/1)


■廊下の冷水機

まどか「あぁ、のど渇いちゃったー」ガタン

まどか「ぶっ……ぷぷぷぷ! か、顔に水がぁ!」ブシャアアア

さやか「あー、あー、まどかはドジッ子だなぁ」

まどか「うぇぇ、びしょ濡れだよお……」ケホケホ

さやか「はい、ハンカチ」

まどか「ありがとう、さやかちゃん……でもこの冷水機の勢い変だよ……」ケホケホ


ほむら「……」


■帰りの電車内

まどか(混んできたなぁ……)

ほむら「……」

まどか(このままじゃ埋もれちゃう……)


プルルルル


まどか「!?――は、はい」カチャ

ほむら「もしもし」

まどか「あ、ほむ、ほむらちゃん? ごめんね、私いま電車の中で――」

ほむら「それは感心できないわ。あなたはなぜ電車の中で携帯電話をマナーモードにしていないの?」

まどか「えっ? あ、うん……ごめんなさい……」

ほむら「……」


チッ


まどか「あ、すいません! ほむらちゃんごめん、次からは気をつけるからね、今は切らせて、ね?」

ほむら「……」ハァハァ

まどか「ど、どうしたの? 具合悪いの……?」

ほむら「いえ、なんでもないわ。それじゃ、切るわね」

まどか「また後でかけ直すね……」


まどか(なんで、私の電話番号知ってたんだろう……)

ほむら(いつもあなたの真後ろに立っているからよ)


おわり


572VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/04(土) 21:58:53.01PLxoLMcp0 (1/2)


Zero13話改変を思い付きで書いてみた。余り面白くなかった。
でも労力が勿体無いので投下してやる。


ほむら「ようこそ、美樹さやか。
    もう一度会えるとは思っていなかったわ」

さやか「性懲りも無く、転校生、今度は何をしでかすつもり!?」

ほむら「申し訳無いけど、さやか、今宵の主賓は貴女ではないの。
    けれど貴女もまた列席してくれるというなら、きっとあの子も喜ぶわ」

ほむら「不肖暁美ほむらが催す、背徳と退廃の饗宴
    どうぞ心行くまで満喫して頂戴」

――ズズズズズズズズズ゙ズズ――

ほむら「今再び、我等は救済の旗を掲げよ!」


QB「暁美ほむらが、吸収されていく――」


ほむら「絶望せし魔法少女は集うが良い――
    私が仕切る、私が統べる――
    我等祈りに裏切られし少女達の怨嗟は、必ずやまどかに届く!」

ほむら「ああ、天上のまどかよ、私は糾弾をもって貴女を称えましょう!」


さやか「あれは――」


ほむら「まどか、私のたった一人の、最高の友達を!
    私は概念より引き摺り下ろす!!」


573VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/04(土) 21:59:52.13PLxoLMcp0 (2/2)


マミ「流石にあんなデカブツ、放って置く訳にはいかないわね――」

さやか「――マミさん!」

マミ「佐倉さんもじきに追いついて来るわ。
   今夜ばかりは、ケンカもしないで貰える?」

さやか「うん、今はケンカなんてしてる場合じゃないしね。
    力を合わせて、一緒に戦わないと」

ゆま「キュゥべえ、なにか方法はあるの?
   ホムラから前の世界のこと、いろいろ聞いてるんでしょ?」

QB「とにかく、速攻で倒すしかないね。
   あの怪物――魔女は、今はまだ暁美ほむらの魔力供給で現界を保っているんだろうけど
   あれが結界を完成させて救済を始めたら、この星は10日で滅びるだろうね。
   そうなる前に、暁美ほむらを止めた方がいいんじゃないかな」

マミ「なるほどね。あれが魂を吸収し、楽園へ導き始める前にけりをつけなきゃならないってことね。
   しかし当の暁美さんは、あの分厚い肉の奥底。
   さて、どうするべきかしらね」

杏子「引きずり出すっきゃねーだろ」

杏子「ほむらの顔さえ剥き出しに出来れば、アタシの幻術はアイツを止めることが出来る」

さやか「杏子、あんた、岸から転校生に幻術をかけられる?」

杏子「視線が合っちめーば、造作もねーよ」

さやか「なら先鋒は、あたしとマミさんが勤める。
    それでいい? マミさん」

マミ「構わないけど――私のリボンの橋には道は要らないから良いとしても
   美樹さん、貴女は利根川の中の相手をどう攻める気?」

さやか「ふっ、あたしは人魚姫!
    利根川が琵琶湖だろうと、さやかちゃんを止めることは出来ないっ!!」

マミ「――流石ね、美樹さん。
   それじゃ速攻で片付けて、お茶とケーキにしましょう」

――タタタタタタタタッ――


QB「美樹さやか、武運を」

さやか「うん」


――タタタタタ タッ タッ タッ――


さやか「決着をつけてやる、ほむら!!!」



――――さやかの勇気が世界を救うと信じて!


5744562012/02/07(火) 19:35:16.29DW0yRV/lo (1/2)

2レスほどいただきます。ちょっとクロスあり





さやか「な……!?まどか!ほむら!」

まどか「はは……さやかちゃん、ごめんね」

ほむら「まったく……不様なものね……自分がいやになるわ」

さやか「どうして……どうしてこんなことに……!!」

まどか「これでもね……わたしもほむらちゃんも……がんばったんだよ?」

ほむら「結局……私はなにも変わっていないのね……あの日の……
     まどかに助けられた弱いわたしのまま……」

さやか「もういい!もういいから!!」

まどか「ごめんね……」

ほむら「ごめんなさい……」

さやか「まどか!!ほむら!!」



さやか「なんで私がゼミ旅行行ってる間にごらんの有様なのよ!?」(トントントントン

まどか「料理を1から作るのって想像以上に難しいんだね……」(グデー

ほむら「ミリ飯は1日半で尽きたわ……」(グデー

さやか「簡単レシピも材料も置いてたじゃん!?」(ジュワージュワー

まどか「包丁使うのって難しいね……さすがさやかちゃん、武器が剣なだけはあるよ」

ほむら「ガスコンロの使い方は戦車よりも難しかったわ……」

さやか「おかしいでしょ!?ただ切るだけじゃん!?
     ただ煮たり焼いたり炒めたりするだけじゃん!?
     近くにファミレスもコンビニもあるじゃん!?」(サッサッサッサッ

まどか「さやかちゃんやマミさんのご飯に慣れるとあんなもん食べれない」

ほむら「出先ならまだしも家であれはね……」

さやか「あーもうこのダメダメコンビが!!ほら食べなさい!!」

まどか「……おいしい、おいしいよさやかちゃん」(ウルウル

ほむら「……なんでご飯と野菜と豚肉を切って炒めただけでこんなにおいしいのかしら」(ウルウル

さやか「あたしにはなんで二人がそれすらできないのかが不思議だよ」

まどほむ「「お嫁になってください」」

さやか「ダメだこいつら、早くなんとかしないと」






5754562012/02/07(火) 19:35:56.61DW0yRV/lo (2/2)

そして巴家



杏子「……げぷ」

キリカ「……うぷ」

沙英「……おふ」

マミ「んー、やっぱりヒロは料理上手よね。ちょっと食べ過ぎちゃったわ」

ヒロ「そんなことないわよ。マミだって上手じゃない。お菓子作りじゃかなわないわ。それより織莉子の包丁捌きがびっくりしたわ」

織莉子「お嬢様の趣味の範疇よ。他人に対して披露したのはキリカ除けば初めてだったけど、うまくいって良かったわ」

マミ「それじゃ、食後のスイーツと行きましょうか。ケーキ焼いてきたのよ」

ヒロ「え?せっかく鍋したんだからシメは鍋しるこじゃない?」

織莉子「あら……チョコレートフォンデュセットと果物も持ってきたんだけど……」

マミヒロオリ「「「…………全部食べてみよっか!」」」

あんきりさえ「「「」」」





魔法女子大生だと思った?残念!家庭的さやかちゃんでした!!
そしておっぱいトリオの栄養は全て胸に行く


576VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:39:44.32/37j4ITq0 (1/6)

クロス物、というか禁書目録の一方通行がQBだったのならという妄想。擬人化だよ!注意してちょ




マミ「ねえキュゥベぇ」

QB(一方通行)「何だ?」

マミ「今日の夕飯は何が良いかしら?」

QB「なンでわざわざ俺に聞く? 前から言ってるが俺はオマエ等人間と違って食物を摂取する必要はねェ」

マミ「もうっ、そういうのは前からいらないって言ってるじゃない。キュゥベぇも味覚があるんだから一緒に食事を楽しみたいじゃない」

QB「……なら、オマエの一番作りやすいもので良い」

マミ「それじゃいつもと変わらないわね」フフ

QB「別にそれが悪いというわけじゃねェだろ、俺はそれが食い慣れてるからそれで十分なンだよ」

マミ「ならそうするけど、偶には素直に食べたいってキュウベぇから聞いてみたいわ……」

QB「……オマエがいつも作ってるものが食いてェ」

マミ「……あら?」

QB「どォした?」

マミ「ふふっ、まさか本当に素直に言ってくれるなんて思ってなかったから」

QB「ああそうかい」

マミ「それじゃ今作って来るわね。あ、テーブルの上を片付けておいてくれる?」

QB「ン」

  ふ~んふふーん、ふんふん♪

QB(……何が楽しいンだ?あいつは)


577VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:40:53.27/37j4ITq0 (2/6)




マミ「どうかしら?」

QB「どの食べ物もバランス良く栄養を摂取できるように作られているな」モグモグ

マミ「そういうことを聞いてるんじゃなくてっ」

QB「どの人間もこの料理を満足するンじゃねェか」

マミ「……」ジー

QB「……」

マミ「……」ジー

QB「……、俺が他の人間と同じ味覚を持っているわけじゃねェが、……美味ェ、と思う」

マミ「クスッ、「思う」がなければ大満足だったのに」

QB「何だって良いじゃねェか」モグモグ

マミ「全く、キュゥベぇは乙女心が解ってないんだから」



578VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:42:06.90/37j4ITq0 (3/6)

…………
マミ「そういえばキュウベぇと初めて出会ってからそろそろ4年くらいになろのかしら」

QB「正確には3年と352日だ」

マミ「そう、もうそんなに経つのね……」
―――――――

―――――

―――

マミ「……う、」パチ

マミ「私……何をして……(そうだ、パパとママと一緒に車に乗ってて……)」

マミ「パパ? ……ママ?」

マミ父「…………」

マミ母「…………」

マミ「(体が痛い……!痛くて動けない……)だ、誰か助けて……」

???「それがオマエの願いか?」

マミ「え……?(誰……?)」

???「俺は素質を持ってる人間に願いを一つだけ叶えられる事が出来る。対価に戦いを強いることになるが」

QB(一方通行)「オマエは今叶いたい願いを実現できる素質を持っている。もう一度聞く」

QB「オマエの願いは何だ?」

マミ「し、死にたくない……、助けて……!」

QB「願いを聞き入れた、祈りは遂げられる――」


579VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:43:10.00/37j4ITq0 (4/6)

―――――――

―――――

―――


マミ「あの時の事を思うといつも考えるのよ……、なんで私はパパとママの事も救わなかったのかと……」

QB「あの時のオマエはまだ幼かった。あの状況じゃ自分しか見えないのは至極当然だろう、自分が助かりたいと思うのはごく当たり前なンじゃねェのか」
 
マミ「でも……」

QB「過ぎた事を悔やンでいたところで無意味だ」

マミ「そんな言い方――」

QB「だったらオマエの両親の分までオマエが生きる事が既に死んだ両親に出来る唯一のことだと思うが」

マミ「……!」

QB「分かってると思うが魔法少女の寿命は短い、一年そこらで朽ちていく奴はごまんといる」

QB「魔法少女として4年も続けているオマエはそのことが並じゃねェ事くらい解るだろ」

QB「オマエの願いが生きる事ならそれを続けていくことだな」

マミ「……そうね、4年もやっていれば色々と分かってきたことも多いわ」

マミ「キュゥベぇも辛辣な事を言ってる様だけれど本当は慰めてくれていることもね」ギュ

QB「……何故抱きついてくる」

マミ「駄目かしら? こうしてると凄く安心するの」

QB「……、勝手にしろ。だが触手は触ンな」

マミ「えー、これすっごく肌触りが良いのだけれど」ナデナデ

QB「やァめろォ……!」



  <終わり>



580VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:45:43.64/37j4ITq0 (5/6)




             次回予告

QB(1号)「何故あの状況で巴マミを助けた? 能力の使用許可は出てねェはずだ」

QB「あそこで死んだところでエネルギーは得られねェ、絶望してもらわねェと意味ねェと判断したまでだ」

QB(2号)「俺らの能力は使用する際にエントロピーの増大を促すことになンだぞ、たかだか一魔法少女に使用してンじゃねぇよ。明らか釣り合ってねェだろォが」

QB「…………チッ」




さやか「キュゥベぇってさ、いつも無愛想にしているけれど感情が無いってわけじゃないんでしょ?」

QB「人間と円滑なコミュニケーションを捗るのに擬似的に搭載はされてはいるが、今の俺には必要性は感じられねェな」

さやか「もっとこう……笑ってみればいいのにさ」

QB「興味ねェ」




杏子「お前ってマミの事を見るときの瞳は優しかったりするんだよな」

QB「……は?」

杏子「前のあたしはよく人を見てたからそういうのをなんとなく解るんだよ」




QB「オマエもこんな事してよく飽きねェよなァ? 俺を殺した所で変わることなんて何一つねェっつーのに」

ほむら「黙れ……!」ギリッ

マミ「お願い止めて暁美さん!!!」

QB「撃たねェのか? 震えやがって今更臆病風が吹いたとか言わねェよな」

ほむら「何故……何故あの時私を助けたの! インキュベーター!!!」




QB「鹿目まどか、オマエの願いを言ってみろ」

まどか「私の願いは――」






QB「何時まで突っ立ってやがる」

マミ「……え?」

QB「帰ンぞ、……家に」



          劇場版にて公開予定!(ごめん嘘)






581VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/10(金) 15:47:18.73/37j4ITq0 (6/6)

こんな無茶苦茶だが気付いたら手が進んでた、批判は受け付ける


582VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/02/10(金) 18:29:26.78qvBHfT8wo (1/1)

一方さんも綺麗なQBネタも正直そこまで好きじゃないのに、
何かが化学反応を起こしてもっと読みたいと思った


583VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/02/10(金) 21:35:12.01WBpIfpTAO (1/1)

>QB「……、勝手にしろ。だが触手は触ンな」
なんかキュンときた


584VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/11(土) 08:09:47.52rUZ4VDyDO (1/1)

H×Hクロス



QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」キュップイ

アルカ「あい」

QB「さぁ願いはなんだい?」

アルカ「インキュベーター、魔女を消してー」

QB「えっ」

アルカ「だめなのー?じゃあ魔法少女を消してー」

QB「消してっていうのは一人のry」

アルカ「これもだめなのー?じゃあ魔法少女システムを消してー」

QB「それは因果率への反」


ぷちゅっ


――QBさん終了のお知らせ――





585VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/11(土) 14:03:59.49a44Zk2t/o (1/1)

ほむらに殺された後みたいに別のが来て終わりなんじゃね


586VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 19:56:35.649xImvQI60 (1/9)

>>576-580
のアニメ第一話っぽいもの





  タッタッタ……

???「……はっ……はっ」

???「……っ!」ゾワッ

  ッパン!ッパン!

???(耳にかすったか……! どこかで撒かねェと追いつかれるな)タッタッタ

  ヒュン、

????「鬼ごっこは終わりよ」カチャ

???(前に現れた!? 何したンだコイツは……!)

????「さよなら」

???「くッ……!」バッ

  ッパン!ッパパン!

???「痛っ……(まじィな、足に被弾しちまったか……)」

????「これでもう逃げられないわね、インキュベーター」

QB(一方通行)「ハッ、変身してまで俺を追いかけるたァ、余程俺を殺してェらしいな」

QB「つーかオマエを契約した記録は何処にもねェンだがな。……暁美ほむらつったか」

ほむら「さぁ、なんでかしらね。お前に言うとでも?」

ほむら「それよりも自分の身を心配したら? 10秒後には亡骸になってるだろうけれど」



587VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 19:58:54.329xImvQI60 (2/9)

QB「……(この場面から脱出する方法は……、ねェか。詰ンだか)

ほむら「おしゃべりは終わりよ、インキュベーター」カチャ


  プシューーー

ほむら「……!?(……消火器?)」

QB「…………?」


さやか「まどか! 今だよ!!!」

まどか「うんっ!」ダッ


QB(何が起きてる……?)

まどか「あ、あのっ!」

QB「!(鹿目まどか……!)」

まどか「大丈夫ですか!? 今友だちが気を逸らしてる所なので今の内にこっちに!」

QB「……そォしてェのが山々だが、今走れる状況じゃねェンでな」

まどか「え?……っ!? 足を怪我してる……!」

まどか「な、なら私が肩をお貸ししますので……、よいしょ……っと!」

まどか(……あれ?もみあげ辺りから垂れてるのって髪……なのかな?)



588VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 19:59:31.439xImvQI60 (3/9)

QB「……おィ無理すンな、オマエくらいの体格で体を支えるのは辛いはずだ」

まどか「へ、平気です。貴方も足を動かして……!」

QB「……、わかった」


  タッタッタ

まどか「さやかちゃん!」

さやか「まどかとその人は先に行ってて!」

まどか「うんっ、わかった!」

QB「…………」

  タッタッタ

さやか「全く、薄気味悪いってのこの転校生は!」

  プシュウウウゥゥゥ……

さやか「あれ、切れた? ……もうっ! こんにゃろ!」ブンッ

  ガシャン!

さやか「まどかの所に行かないと……!」タッタッタ


ほむら「……」ファサ

ほむら(……邪魔が入ったわね)

ほむら(今からでも追いかけて仕留めても良いけど、まどかの前で殺るのは得策じゃないか……)

  サァァァァァ

ほむら「! ……こんな時に」


589VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:00:06.289xImvQI60 (4/9)

…………

  タッタッタ

まどか「はぁっ……はぁっ……、だ、大丈夫ですか……?」

QB「何がだ?」

まどか「何がって……はぁっ、……足ですけど……っ」

QB「それよりもオマエの体力のほうが――」

さやか「まどかぁ! 大丈夫だった!?」

まどか「……ぜ、全っ然……っ、平気……っだよ!」

さやか「いやもうバッテバテじゃん……、ほら私が代わるから」

まどか「あ、うん。 ……あうー」

さやか「あはは、まどかにしてみれば頑張った方じゃない?」

さやか「えーっと、あんたは大丈夫……ですか?(間近で見ると……年上……かな? あ、目が赤いんだ……)」

QB「走れねェ以外には問題はねェな」

さやか「あいつが追いかけてくるかもしれないし、今の内にここから離れないと……。まどかは大丈夫? 走れそう?」

まどか「私一人だったら大丈夫。……あっ!あのっ貴方が重かったという訳じゃないですからっ! あのっ……そのっ」

QB「無理しなくて良い、先程も言ったがオマエの体格じゃ俺を支えンのは堪える筈だ」



590VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:00:39.459xImvQI60 (5/9)

さやか「この人だってまどかの細腕でここまでやってきた事を褒めてるんだからまどかは気にしなくて良いのさ」

まどか「す、すみませんっ」

さやか「ほら、行くよ」

まどか「あ、うんっ」



さやか「あっ、あそこの分かれ道を右に行けば歩道に出るよ」

QB「……!(この気配……)」

まどか「…………? あれ、こんな道あったかな……?」

さやか「え……、何これ、道が変わった……? どこよここ」


使い魔「…………」

さやか「な、何こいつ?」

まどか「気味が悪いよ……」

使い魔「…………」
使い魔「…………」
使い魔「…………」

さやか「か、囲まれた!?」

まどか(やだ……怖いよ)

QB(……最低でも鹿目まどかを生かさねェと)

さやか「あそこに細い通路が! まどか、こっち!」タッタッタ

まどか「う、うん」タッタッタ


  ッガ、

まどか「あぅっ!」ベシャ

さやか「!? まどか!」



591VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:01:25.439xImvQI60 (6/9)

まどか「痛い……(膝擦りむいちゃった……)」

さやか「まどか後ろ!!!」

まどか「……え?」クルッ

使い魔「…………」ヒュン

まどか「っ!!!(誰か……助けて!)」

  ……ヒュッ

使い魔「…………!」バシュュュュン!

さやか「…………へ?」

まどか「……、…………?(あれ? 何も来ない……?)」パチ

まどか「え……? ここにいたあの変なのは……?」

さやか「わ、解んない。何か破裂したように消えてったけど……」

QB「消えたンならむしろ好都合だ、向こうにまだわンさかいるンだから此処から離れた方が良い」

さやか「そ、それもそうか。立てる? まどか」

まどか「あ、うん。大丈夫」


さやか「げっ、広場に出たと思ったらこっちにも沢山いる!」

使い魔「…………」
使い魔「…………」
使い魔「…………」



592VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:02:07.789xImvQI60 (7/9)

まどか「ど、どうしようさやかちゃん……!」

さやか「どうしようっつったって、戻ってもこいつ等がいるし……」

さやか(これって絶体絶命なの!? やだ、私達ここで死んじゃうの……?)

QB「……いや、大丈夫だ」

まどか・さやか「え?」

  ッドォォォォォン!!!

さやか「! うわっ」

まどか「……あっ、変なのがいなくなってる」

???「大丈夫? 貴方達」スタッ!

まどか「わっ」

さやか(え……、上から? どうやって)キョロキョロ

QB「正に間一髪という状況だ。助かった、巴マミ」

マミ「それは良かったわ。取り敢えず、周囲の使い魔を掃討するわ」
―――――――

―――――

―――

まどか「本当に助けて下さってありがとうございます」ペコ

マミ「いいのよ。使い魔を倒すのが私の役目だから」

マミ「こちらからもお礼を言わせて、キュゥベぇを助けてくれてありがとう」

さやか「あんな場面に遭遇したらほっとけられないですからね、それにあの時まどかが気付いたからこそですし」

まどか「なんとなく何かを感じたような気がして、その方向にむかったらこの人が傷ついてたから……」

マミ「ほらキュゥベぇもお礼を言わないと」

QB「助かった。鹿目まどか、美樹さやか」

まどか「え、私達の名前を……」

さやか「あれ、名乗ってたっけ?」

QB「俺は素質のある者の情報は把握している」



593VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:03:09.889xImvQI60 (8/9)

さやか「そ……しつ?」

まどか「素質……って、何の……?」

マミ「それは、私のように魔法少女になる力があるってことよ」

さやか・まどか「魔法少女……?」
………………


さやか「じゃぁ、マミさんは前からずっとあの化物と戦ってるんですか?」

マミ「ええ、そうよ」

まどか「ほむらちゃんもマミさんのような格好してた……」

マミ「そうね、彼女も魔法少女だわ」

さやか「あんの陰険転校生何がしたかったんだか」

まどか「なんでキュゥベぇを傷つけたのかな……?」

マミ「キュゥベぇはどう思う?」

QB「全くの不明だな、目の前に現れたと思いきや急に撃ってきやがった」

QB「何はともあれ警戒するに越した事はねェな」

QB(早急にアイツの目的を知る必要があンな)

まどか「クラスが一緒だから明日も会うんだよね……」

マミ「学校内で物騒な事はしないと思うけれど、私も学年が違うとはいえ何があれば直ぐに駆けつけるわ」

さやか「マミさんは頼もしいっす! でも安心しろまどかぁ、このまどかの恋人のさやかちゃんが守ってやるからなー!」ギュー

まどか「私さやかちゃんの恋人じゃないよー!」モー



『16時48分、今から23分前に能力を使用したなァ?』

QB『あのままでは鹿目まどかの生命が危ぶまれた。巴マミの到着が間に合わなかった以上、能力を使用せざる得ねェ』

『こちらもそれは把握してる。解ってると思うが連続の使用は抑えろよ』

QB『言われるまでもねェよ』



マミ「? キュゥベぇ、行くわよ?」

QB「ン」

さやか「またまたー、照れなくても良いのに」

まどか「もぉっ、止めてよー」



『引き続き、鹿目まどかをマークだな』

QB『あァ』


   <完!>




594VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/11(土) 20:03:49.409xImvQI60 (9/9)

アニメ一話を久しく見てないけどこんな感じだよね!
クロスってるから一話もくそもないけどね




595VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/02/12(日) 18:30:56.37PtTfVoi+o (1/1)

>>586-593
そのまま続けるといい


596VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)2012/02/12(日) 19:28:37.78rPhkzZnEo (1/1)

仁美「そんな大きなガタイしてー、いくらスネ毛剃っても相当無理がありますわよー! ……恭介さん!」

恭介(さやかコス)「っ!?」

♪きみっとなっつのおわっり♪ しょうらいっのゆっめ♪



当然露出の多い魔法少女コスのほうでお願いします。


597VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/13(月) 12:19:25.458ATsdgOIO (1/1)

さやか「知ってるよ。私、自分が死んでるってことぐらい、知ってるよ」


おいやめろ


598ふと思いついた小ネタ2012/02/13(月) 23:29:45.55xsXxlhB/0 (1/1)

まどか「私のこの手で……ううん」

まどか「ほむらちゃん以外のみんなと一緒に、全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」

ほむら「マドカァー!」


599VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/02/16(木) 10:14:06.09xs0nkpJAO (1/1)

杏子「奇跡も、魔法も、ないんだな」

リボほむ「リア充を爆発しに行くわ」マミ「おー」

キリカ「最近おりこが病んでる」

ゆま「ゆまにだってわかるよ、もう助からないって」まどか「嫌……いやだよ」

かずみ「あ、ありのままに今起こったことを言うよ……!?」ほむら「」ホムッ


600VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/18(土) 22:51:24.95cbludsMn0 (1/1)

幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって


601VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/19(日) 12:55:09.77YXMQ9oD2o (1/1)


織莉子「もしも私に未来予知がなかったら?」

キリカ「うん」

織莉子「ふふ……そうね、もしかしたら未来予知なんていらなかったかもしれないわ」

キリカ「どうして?」

織莉子「こんな素敵なお友達ができたんだもの」


602VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/19(日) 18:31:23.82XbVHd7J9o (1/1)


織莉子「ゆまたんと結婚したかった……」

杏子「それがあいつを魔法少女にした理由かテメェ!」


603VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/02/19(日) 19:10:09.10Bv1eKsPWo (1/2)

ゆまっちにおっぱいを吸わせる織莉子とかどうよ


604VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/19(日) 20:44:54.73FXGD3N+Co (1/1)


織莉子「はーい、ゆまたんおっぱいですよー」

ゆま「え、え?」

キリカ「織莉子が壊れた……」


605VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/02/19(日) 21:07:29.93Bv1eKsPWo (2/2)

続けろ下さい


606VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/20(月) 00:12:39.79NHuPLFZno (1/1)

架空恋慕 まだか☆マダダ


607VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/20(月) 14:05:25.50DEVTh+QTo (1/1)


さやか「中二になって処女とか無いよねー」

まどか「ねー」

さやか「え?」

まどか「え?」


608VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/21(火) 15:43:50.29PETM1+C/o (1/1)


ほむら「巴マミって6本足にもなれるの?」

マミ「さすがに胸はつかないわよ」


609VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/22(水) 13:32:30.35rkB9uFYIO (1/1)

投下する時はあげてもいいのでは?
知名度的な問題でもさ


610VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/22(水) 20:21:29.88ScY2vrKyo (1/1)


ゆま「あのね、キョーコ聞きたいことがあるんだけど」

杏子「ん? なんだよゆま、あらたまって」

ゆま「このまえマミお姉ちゃんと戦った時、お姉ちゃん、何か叫んでたじゃない?」

杏子「ああ、必殺技な」

ゆま「ゆまもああいうの考えたほうがいいのかな……」

杏子「ゆま、それは修羅の道だ、一度やっちまったら戻れねえ、行けない道なんだよ……」


611VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/22(水) 22:35:37.19X0YUZTroo (1/1)


ほむら「キュゥべえをソウルしたら浄化ジェムがレイプされた」


612VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/23(木) 22:16:46.62zSTJY7H4o (1/1)

子供を産んだけど体質なのか母乳があまり出ないほむら
しかも子供は双子でさらに大変
同時期に出産したさやかに相談したら
「うちの子あんまり飲まないから良ければ飲ませてあげよっか?」
と提案されたので素直にその提案に乗ることに

すると明らかに自分の乳より飲む子供を見て
「そんなにさやかのはおいしいのかしら」
「なんならほむらも飲んでみる?ww」
という流れになり



という話を誰か書いてください


613VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)2012/02/24(金) 13:22:21.22oZqhCVcAO (1/1)

まどか「ほむらちゃんの馬鹿っ!」
ほむら「ちっ、違うの!これは違うの!」
まどか「違わないよ!ねぇ、織莉子ちゃん!?」
織莉子「(レイプ目)暁美さん……」
まどか「ほらね!私というものがありながらスピンアウトから女連れ込んで!!」
ほむら「ご、誤解よ!」
織莉子「(レイプ目)誤解……なの?私なんてやっぱりいらないの……?」
まどか「ほらやっぱり!ほむらちゃんは可哀想な女の子をホイホイ食べちゃう悪い子なんだよ!」
ほむら「ち、ちが」
まどか「どうせほむらちゃんも出会い系サイトで会った女の子にお尻叩かれたかったんでしょ!!」
ほむら「っ……」
まどか「……おしおき。踏んであげようか、ほむらちゃん?」
ほむら「!!?」ホムッ


こんな感じの黒まどかが見たい

あ、かずみとキリカはまどかの(愛)玩具で


614VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/02/24(金) 16:34:30.59VbG7ZY5do (1/1)

かずみの絡ませ方にまだ二の足踏んでいる状態な件


615VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/02/25(土) 00:28:44.31ZmXy2H0qo (1/1)

出会い系サイトで逢った人にお尻叩かれたかったんでしょ!


616VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/02/25(土) 17:48:00.91Eta3GIkjo (1/1)

どういう思考回路ならスピンアウトから女を連れ込むなんて言い回しがでるのかすごく興味ある


617VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/02/27(月) 17:21:44.44S/sSlPpb0 (1/1)

まどマギ魔法少女をライダーに変換してみた

暁美ほむら=電王
佐倉杏子=キバ
巴マミ=龍騎
美樹さやか=剣
鹿目まどか=オーズ

イメージだけどね
どの当たりがかはご想像にお任せしますの


618VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/28(火) 23:50:52.48CcyACV0IO (1/5)

ちょっと2-3レス借りるぜ
後、ネタも借りるぜ


619VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/28(火) 23:52:01.54CcyACV0IO (2/5)

あ、クロス先はリリカルなのはだ
知らない人にはごめんな、知っている事前提で書くぜ


620VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/28(火) 23:52:52.79CcyACV0IO (3/5)

ここはミッドチルダ地上本部、隊員訓練所の一角。

今日も、若き訓練生達は教導官にしごかれ鍛錬をしていた。

???「ほら、そこ。貴方は近接戦闘が主なのだから、相手と距離を取らずに食らいつきなさい」

語気を荒げているわけでは無いのに、指摘された訓練生は叱られたように項垂れると小さく「すいません」と謝る。

???「……次はしっかりやりなさい」ニコッ

微笑と言うにはいささか小さく笑った教導官を見て、訓練生は笑顔になると、大きな声でハイッと答え訓練の続きに戻った。

それを見た女性は、長く黒いポニーテールを翻し他の訓練生達に向き直る。

黒髪ポニ子「このように、相手が中・遠距離で戦う相手の場合は、必ず相手の間合に入らない事。と言っても、そういう相手も自分の弱点には気づいているだろうから、対策を持っている事が多いわ。これは近接の場合もありえる事だから、各自間合を過信せず行動するように」

訓練生達からは、元気のいい声が帰ってくる。それに満足すると、腕時計を見て訓練時間が終わっている事に気付いた。

黒髪ポニ子「それじゃ、時間も頃合いだから終わりにしましょう。整列!」

その掛け声で皆、ビシッと並ぶ。

黒髪ポニ子「それでは、本日の訓練は終了。各自水分補給や体のケアをした後解散!」

敬礼と共に、お疲れ様でしたとの声。それに「はい、お疲れ様」と答え女性は踵を返す。そこへ、同じ年頃のような女性がやってくる。

モブ子「お疲れ様でした教官。この後の予定は?」

黒髪ポニ子「えぇ、特に何もないわ」

モブ子「では、本庁に歩きがてら話しましょうよ♪」

~~~~~~

~~~


621VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/02/28(火) 23:53:33.72CcyACV0IO (4/5)

黒髪ポニ子「それで、話と言うのは?」

モブ子「教官は、あの管理局のエースオブエースと呼ばれる高町なのは一等空尉とご友人なんですよね?」

黒髪ポニ子「えぇ、そうよ。彼女が小学生の頃からだから……もう随分と経つわね」

モブ子「そして、その友人のフェイト・T・ハラオウン執務官に特別捜査官八神はやて二等陸佐とも友好関係を持っている……」

モブ子「おまけに、他にもいっぱいいらっしゃるでしょう?

まず、未開の無人世界で動植物を保護、密輸者等の逮捕摘発している空戦魔導師鹿目まどか二等空尉

次に、どんな過酷な災害・事故現場でも人命救助をする佐倉杏子三等陸尉と美樹さやか三等陸尉

更には、古代遺物管理部に所属しあらゆる封印魔法に精通している巴マミ三等空尉

教官の友人達って、どの方もエース級の方達ばかりですよね?

どうやって知り合ったんですか?」

黒髪ポニ子「そうね……色々あったのよ色々、ね」

昔を懐かしむ様に、空を見上げた女性ーー時空管理局、教育隊戦技教導官暁美ほむら一等空尉の目には、笑ったり泣いたりした懐かしいあの時期が写っていた。

黒髪ポニ子改めほむら「ま、そんな事はどうでもいいことよ。結局、何の用なの?」

モブ子「その、錚々たるメンバーの八神はやて二等陸佐から出向願いが来ていますが……」

ほむら「……」

モブ子「……」

ほむら「……な・ん・で!それを早く言わないの」ギリギリ

モブ子「いやなんか聞いとかなきゃってイタイイタイ!」タップタップ

ほむら「……はぁ、まぁいいわ。それで? なんて言う部署?(ま、どんなところでもはやてからのお願いなら行くしかないしね。何処でもいいけど)」

モブ子「あ、えっと書類がこちらに。どうぞ」

ほむら「……ホム、『機動六課』……ね

一陣の風が舞い踊り、咲き始めた桜の花弁を巻き上げる。

風によって靡く黒髪を抑え、ほむらは思いを馳せる。

また、波乱が起きそうね

と。


622>>6182012/02/28(火) 23:59:02.60CcyACV0IO (5/5)

終わりっす

あ、安価書くの忘れてた

>>620-621

ちなみに元ネタは、

ほむら「魔法少女?」なのは「うん、魔法少女」

ってタイトルだ

かなり面白かったから、ストライカーズでもやらねぇかなぁと妄想した結果こうなった。
所属部署とかは俺の独断と偏見で選んだが、杏さやコンビだけは救助隊鉄板だと思う絶対

あの作者に本編書いて欲しい今日この頃


623VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/02/29(水) 16:17:59.9996ErkxHIo (1/1)

まどか「わー、幼稚園の頃のさやかちゃん髪長ーい」

さやか「うん、まーね」

まどか「何で切っちゃったの?」

さやか「ガムがひっついちゃってさ」

まどか「どんな食べ方してたの……」


624VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:08:57.40SioyVWP0o (1/6)

数レス借りるよ


625VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:14:01.18SioyVWP0o (2/6)

キリカ「……ピック・ジェムズか」

ソウルジェム摘み
どうも最近見滝原付近でソウルジェムが奪われる事件が多発しているらしい
当然奪われた魔法少女は死亡扱い
……以前ほむらに聞いたところによると、
私は魔女のいた世界では『魔法少女狩り』というものをやっていたらしい
そういう意味ではこれも似たようなものかもしれないが……

キリカ「正直、興味なんて欠片ももてないんだけどね」

織莉子に見滝原を任されていなければ
こんな面倒な事最初から引き受けるつもりもなかった
……や、一応恩人に頼まれたという理由もないことはないけど
ちなみに織莉子はほむらやエリ……なんとかさんと一緒にどこぞの砂漠の魔獣を
倒しにいっているらしい。ついて行きたかったが見滝原が手薄になるという理由で
引き止められてしまった
……美樹さやかが魔獣に殺されてすぐ
巴マミは気丈に振舞っているが、やはり一人にしておくのは忍びない
風見野の佐倉杏子は千歳ゆまがいるから大丈夫だろうが

キリカ「……ま、それなりに働くか」

幸いにしてもう尾けられてはいるようだ
後はあちらが仕掛けてくるのを待って、逆に狩る

人気のない遊園地に移動した
ここならば、あちらにとっても仕掛けやすいだろう

?「私双樹あやせ。宜しくね」

キリカ「……」

その犯人は真正面から堂々と自己紹介をしてきた
……不意打ちぐらいしてくるかと思っていたから少し予想外だ

あやせ「あなたの名前も教えて欲しいんだぁ。だって宝石には名前が必要でしょう?」

キリカ「何故君はこんな事を?ソウルジェムなんて集めたところで何の利益にもならないと思うんだけど」

グリーフシードなら分かるけど
ソウルジェムを集める理由は分からない

あやせ「だってこんな綺麗な宝石他にはないじゃない。だって生命の輝きなんだもん!」

キリカ「ふむ」

つまりは死体愛好家のようなものか
もっともソウルジェムは肉体のそれより美しさは分かりやすいし、
なによりコンパクトに収納できる。そういうコレクターがいてもおかしくはない
なるほど。一応目的としては成立するか

キリカ「それで?私としては見なかった事にしてもいいかなと思っているんだけどね」

あやせ「でも私。あなたのソウルジェムはすごくほしいんだぁ」

キリカ「私は君なんて存在含めていらない。君には何の価値も見出せない」

あやせ「……あなた、すきくないなぁ」

キリカ「大いに結構。私を好きに思ってくれる人は後にも先にも『彼女』だけで充分だ」

……最近少しだけ大切な人が増えていっている気はするのだけど
根本は揺るがない自分でありたい。そう思う

あやせ「やっぱりあなた……すきくない!!!」

あやせは魔法少女へと変化した
純白のドレス。……少し織莉子に似ているといえないこともない



626VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:16:09.76SioyVWP0o (3/6)

あやせ「おしろにはぴったりじゃない?」

キリカ「そのまま棺の中に入っても不自然ではないね」

あやせ「……本当にすきくない!!アヴィーソ・デルスティオーネ!!」

あやせの放つ魔法攻撃を、キリカは空を飛んで回避する

キリカ「イタリア語系列か……巴マミの関係者か何か?」

あやせ「あなたは巴マミではないのね。華やかさが足りないと思ってたけど」

キリカ「あっちがヒーローならこっちはダークヒーローを気取りたい年頃でね。ほら、反抗期だし」

あやせ「それにしても速いのね」

キリカ「君が鈍すぎるんだよ。そろそろ仕留めてしまいたい気分になってきた」

あやせ「……なら、これはどう?セコンダ・スタジオーネ!!」

キリカ「!!」

アヴィーソ・デルスティオーネの複数ヴァージョン
ありとあらゆる角度から襲う魔法攻撃

あやせ「いくら速くてもこの攻撃から逃れきれるかしら!!」

キリカ「逃れきれるよ。君には残念だろうけどね」

あやせ「え……?」

キリカはあやせに当身を与えて気絶させた
確かに単純に脅威ではあったが
スピードで逃れきれない範囲ではない
まして、私のカードはスピードだけではない

キリカ「……存外あっけなかったね。さて巴マミに電話を……え?」

あやせ?「カール・フレッド!!」

キリカ「なん……で……!?」

みればあやせは白い服から赤い服に着替えていた
……先ほどの一撃で気絶させる事に失敗していたのか?
いや、これは違う
理論上ありえるとは思っていたけど、現実に見たのは初めてだ
これは恐らく

キリカ「一つの体で2つのソウルジェムを管理しているのか……!!」

つまりは1つのソウルジェムにダメージを与えることには成功したが、
もう1つのソウルジェムは実質ノーダメージだったのだ
この可能性を失念し、迂闊にも勝った気になってしまっていた

キリカ「……失態か」


627VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:17:24.43SioyVWP0o (4/6)

あやせ?「私は双樹ルカ。あやせと私は同じ体に宿りし、2つの体」

ルカ「……ジェムをいただく前に、あなたお名前は?」

キリカ「名前を喋ったら見逃してくれるってことは……ないか」

ルカ「残念ながら。……トッコ・デルマーレ」

キリカ「や……めろ……」

ルカ「ふふふ。貴女の美しいソウルジェム。大切に保管してあげましょう」

キリカ「く……せめて巴マミにこの事実を……」

ルカ「させません!」

ルカはキリカのソウルジェムに直接魔力を与える

キリカ「が!!」

ルカ「ふふふ。ではもう会う事もないでしょうけど。さようなら」

キリカ「……かえせ」

ルカ「返せといわれて返す人はいません」

キリカ「……なら」

キリカはにやりと笑うと、それを取り出した

ルカ「……爆弾!?」

キリカ「君に盗まれるぐらいならいっそ爆発して果てる!!」

ドカァアアアン・・・


ルカ「滅茶苦茶な魔法少女でしたね……ともかくあなたのソウルジェム。いただきました」


628VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:20:27.02SioyVWP0o (5/6)

キリカ「というわけでね。とんだ災難だったよ」

マミ「……今の話だとあなたはソウルジェムを奪われて自爆して果てたことになるんだけど。どうして普通に会話しているの?」

キリカ「そりゃ相手はピック・ジェムズなんてやってる相手だよ。対抗策を考えないわけないじゃないか」

キリカの盗られたソウルジェム
奪われる時ルカの隙をつき、全く同じ形状の偽物と摩り替えた
後は自前で用意した別の爆弾を使い爆発よりも速い速度でそこから退避
あちらからすれば爆発で消し炭となって骨すら残らなかった……ように見える
これにより肉体が消えてしまう事に対して不自然さを感じさせない
……発信機+爆弾つき偽装ソウルジェム。思いついてもお金とかそういう問題で意外と実戦する魔法少女はいない

キリカ「さて、どうする?恩人。一緒に仕掛けるかい?それともこのままあのソウルジェムを爆破して彼女ごとなかった事にしてしまうか」

マミ「……もしかするとやむをえない理由があるのかもしれない。もう少し様子を見ましょう」

キリカ「ふーん……ま、いいけどね」

いっそここで爆破して清々しく手を引いてしまいたい気もするが
確かに気にはなる。本当にあの二人はただの『コレクター』なのか
それとも別の目的を持っているのか

キリカ「あの『プレイアデス聖団』も動いているらしいし。今は『見』に徹するべきか」

この件、まだ裏がある
ならばもう暫く自分は死んだ事にして様子を伺う事にしよう


629VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/02/29(水) 22:22:44.25SioyVWP0o (6/6)

おっしまい
かずみネタをちょっとやってみたくて書いてみた

>>625-628

かずみネタはやってみたいけど、本編が常にゆれ動いてる現状では手をつけられないんだよなぁ……


630VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/03/01(木) 08:53:58.95z8wNqdGF0 (1/1)

乙!
かずみはいつかまとめて読みたいとは思ってるんだけどね・・・。

じゃあ、投下。
ハロウィンにかいたマミあんもの。




マミ「そっか、明後日はハロウィンなのね」

 テレビに映るオレンジ色のかぼちゃを見ながら巴マミは自室で紅茶を啜る。視線の先のテレビ画面は、魔女やジャックランタンの仮装をした親子がインタビュアーの取材に応じる様子が映し出していた。
 そんなマミの独り言のような声に佐倉杏子は「ん?」と反応してからクッキーを口に咥えたまま視線をテレビ画面に飛ばした。彼女はクッキーを歯で砕き、

杏子「ああ、あれだろ? 砂漠に住む遊牧民」
マミ「それはベドウィン。仮装して砂漠で暮らすなんてどんな民族よ」
杏子「はぁ……」

 なぜか溜息を吐かれる。佐倉さんは肩をすくめてわざとらしくやれやれと首を振り、

杏子「マミもまだまだ甘いな。今のボケ、さやかならさらにボケを重ねてあたしに突っ込ませてるぜ」
マミ「ぐっ……」

 なんということだろう。美樹さんならあそこからさらにボケられるというのか……。
 …………。
 何を競っているのだろう、と思わなくもない。
 自分の知らないところで勝手な前振りをされてハードルを上げられている美樹さんだった。
マミ「それで、佐倉さんはやったことある? ハロウィン。というかそれ以前にハロウィンって知ってる?」
杏子「うん、それくらい知ってるよ。悪戯を条件におじさんからご褒美を頂くんだろ?」
マミ「言ってることはおおむね間違っていないのに、嫌らしく聞こえるのはなぜかしら……」

 悪戯とかおじさんとか言う言葉がアウトっぽい。
 マミは顎に指を当て、

マミ「そうね、ハロウィンというのは魔女やジャックランタンといった西洋のお化けの格好をして家を回るお祭りの一つなの。それで、行った家の先々で『トリックオアトリート』つまり『お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ』と言ってお菓子をもらうのよ」

 わかったかしら? と佐倉さんを見やれば彼女は暗い雰囲気をまとい顔を俯かせていた。
杏子「魔女、魔女の格好か……仮装しなくてもあたしは充分魔女だもんなー……『この魔女め!』って親父にも言われたし……」
マミ「さっ佐倉さん、気を確かに!」

 どうやら彼女のトラウマに活きのいい一撃が入ったらしい。
 マミがまあまあと紅茶を飲むようにすすめると、佐倉さんはカップを口に付けすぐさま重大なことに気づいたと勢いよく顔を上げた。

杏子「『トリックオアトリート』というのを聞いて思ったんだけど」

 眉を寄せ、真剣な表情で言う。


631VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)2012/03/01(木) 09:06:00.25uGc0zy7AO (1/1)

>>630の続き


杏子「……お菓子をくれなくきゃ悪戯するぞって、それって単なる脅迫じゃね?」
マミ「そんなこと……そんなことないわよ!」
杏子「今の間はなんだよ? 今少しそうかもって思っただろ?」

 目を泳がしたマミにやれやれと佐倉さんはどこから分厚い本――六法全書を取り出し、知的な印象を与える線の細い眼鏡をかけてからページをめくり出した。そしてとあるページで手を止め、的確に目的の文章を読み上げる。

杏子「脅迫罪。刑法第222条、生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する」

 そして本を閉じ、どや顔でマミを見る。

杏子「まさか愛と正義の魔法少女を謳うあーたに限って、ハロウィンをしたいとか言うはずないよねー?」
マミ「うっ」
杏子「だってお菓子をくれなきゃ悪戯するぞって充分脅迫だもんねー?」
マミ「ううっ」
杏子「脅迫も立派な犯罪。犯罪はいけないもんねー?」
マミ「うううっ……」

 佐倉さんの追及にマミはしゅんとうなだれる。
 ……せっかく皆でハロウィンパーティーをしようと思ったのに。
 でも、佐倉さんの言うことももっともで、私たち魔法少女が犯罪に手を染めるなんてあってはならないことだ。魔法少女は正義の味方でなければならないのだから。

「……しゅんとなるマミさんかわいい……」

 聞こえてきた呟きに目線を上げると佐倉さんがきょとんとした顔でこちらを見ていた。

杏子「ん、どうした?」
マミ「いえ、なんでもないわ」

 気分を晴らすように少し乱雑にマミは卓上のクッキーを口内へと放り込んだのだった。 




終わり。
悪戯が成功して尚且お菓子を得ることができた杏子ちゃんでしたとさ。


632VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/01(木) 15:55:59.49Qr36oEY5o (1/1)

乙!杏子ちゃん子悪魔かわいい!
てか杏子の「マミさん」って呼び方は凄いパワーあるよな……


633VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/03/02(金) 21:00:29.84P5y4QW5q0 (1/5)

数レス借ります
まどマギ×未来日記です
クロスと言うよりは未来日記をまどマギ勢でやるといった感じです
配役は若干テキトーな所があります、グロ注意

マミさんとマミさんファンの方々あらかじめ謝っときます、ごめんなさいorz
謝るなら最初から書くなと言うツッコミは無しの方向で・・・


634全員ツインドリルとおっぱい装備済み2012/03/02(金) 21:02:45.65P5y4QW5q0 (2/5)

御目方教本堂廊下


ブーーブーー

まどか「は、はい!」pi

ショウさん『まどか、今そっちに12thが向かってるぞ』

まどか「え?12th?」

ショウさん『奴は9thの小型爆弾を持ち出してる』

まどか「爆弾!?」

ショウさん『どうせろくでもないことに使ってくるぞ』

ほむら「まどか!屋根の上!!」

マミ「」ヒョコッ

まどか「え?」

タタタタタタタッ

  マミ青 マミ黄 マミ赤 マミ緑 マミ桃


まどか「五人!?」


マミ赤「12thレッド!!」

マミ青「12thブルー!!」

マミ黄「12thイエロー!!」

マミ緑「12thグッリーン!!」

マミ桃「12thピンクぅ!!」

マミ赤「五人揃って!!」

ゴ12th「「「「「ゴ 12th!!」」」」」

マミ桃「」カチッ

ドオオオオォォォォォォン!!!!


まどか(ほんとにろくでもない・・・)


ゴ12th「」シュタ

マミ青「初めまして」 マミ黄「1st」 マミ赤「私は」 マミ桃「12thという」 マミ緑「モノデース!!」

まどか(口を利いちゃいけない気がする・・・)

マミ赤「・・・・・・挨拶できない子は悪人になるわよ!!」ビシッ

まどか「す、すいません!!」

マミ「聞きなさいファーs(ry

~中略~


635VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/03/02(金) 21:05:58.50P5y4QW5q0 (3/5)

>>634

ゴ12th「「「「「行くわヨ!!」」」」」

まどか「そうだ日記を使えば!」pipipi

まどか「一番右が本物だよ!」


 青   桃  緑
   黄  赤

ダダダダダダダダダダダダダ!!!!

   赤 緑  青
 桃    黄

まどか「シャッフル!?そんなのってないよ!!」

ほむら(巴マミはぼっち、だったらっ!)ダッ

まどか「ほむらちゃん!!」

おりこ「五分の一の確率に賭ける気!?」

ほむら「はーい!みんな二人一組になって!!」

おりこ「は?」

まどか「えっ?」

  赤緑ササッ 桃青ササッ   黄!?

ほむら「ひとりぼっちね」ブンッ

マミ「うぐっ・・・!!」ズシャー

マミ「オマエ勝利、オマエ正義・・・」

ほむら「・・・ふぅ、やっぱり一番右だったようね」

『19時07分、巴マミは死亡する―DEAD END―』

ドオオオオォォォォォォン!!!!!!



まどか「・・・こんなのってないよ」


636おまけ2012/03/02(金) 21:08:25.81P5y4QW5q0 (4/5)

>>635

杏子「なぁ1st、アンタはラブの力ってのを信じるかい?」

まどか「ふぇ?///」

杏子「あたしの日記はさやかを守るため、常にさやかの事を観察し続けたラブ日記だ!」

さやか「あたしの日記は杏子を守るため、常に杏子の事を観察し続けたラブ日記だね!」

杏さや「「つまり交換日記とは!この二つを合わせたラブラブ日記!!」」ドヤァァ

まどか「・・・だから何?」



  END


637VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/03/02(金) 21:14:52.42P5y4QW5q0 (5/5)

すみませんちょっとこまかいですが
>>635は『19時07分、12th巴マミは死亡する―DEAD END―』です
12thが抜けていました


638キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」2012/03/02(金) 23:59:05.85dpLV4YSPo (1/2)


眩い朝日が窓から差し込み、一日の始まりを告げる

宇宙の行く末などといった壮大な事物に思いを馳せながら朝食をとり、家を出る。



「おはよう、キュゥべえ」

「おはよーっす」

「おはようございます」


いつもの通学路で見慣れた桃、青、緑の髪色をした少女たちと合流。


「おはよう」


短く挨拶を返し、目的地である見滝原中学へと向かう



僕の名前はキュゥべえ、カタカナでキュゥ、ひらがなでべえ。
誰が呼び始めたのかは知らないが、気がつくとこう呼ばれていた。
名前など個々を区別するだけの文字の羅列でしかないので、今更どうこう言う気はない。
アニメのマスコットのような名前だと言われたこともあるが、僕は至って普通の男子中学生である。

生まれつき色素が薄いため、白髪赤眼なところを除いては。



639キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」2012/03/02(金) 23:59:46.72dpLV4YSPo (2/2)


そんなこんなで教室に到着し、朝のHRが始まる。
目玉焼きどうのこうのといった下らない言い合いをしていた気もするが、興味はない。


「それでは、今日は転校生を紹介します」

「そっちが先だろー!」


転校生。その言葉に窓の外へとやっていた視線を教師のほうへ向ける。


「では、入って来て下さい」


扉が開かれ、入ってきたのは一人の少女。
三つ編みに眼鏡をし、緊張のせいか顔を伏せている。


「あ、暁美……ほむら、です……」


蚊の鳴くような声の自己紹介。
教師が言うには病弱で長期間入院していたらしい。

なるほど、それなら納得もいく。
あまり人に接してこなかったのだろう。



640VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/03/03(土) 00:00:27.81FibsC0WZo (1/2)



――と、ここまでが今朝の出来事。
現在、授業はとっくの昔に終了し、放課後。

僕はその転校生に、校内のひと気のない所へと呼び出された。


「いったい何の用だい? 暁美ほむら」

「率直に言うわ」


眼鏡をとり、三つ編みをほどいた彼女がこちらに振り返る。

可愛い、というよりは美しいの部類に入るのだろう。


「私は魔法少女――あなたを護衛しにきた」


残念ながら中身は救いようのないほど電波的なようだけど。


「わけがわからないよ」


この日を境に、僕は様々な魔法少女から契約を迫られる羽目になる。



                            ――彼女たちの『願い』を叶えるために


641キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」2012/03/03(土) 00:01:33.42FibsC0WZo (2/2)


vip規制はいつとけるのかなあ

たまには逆に契約を迫られるのもいいよね!


642VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/03/09(金) 14:57:39.54jhvKLnZL0 (1/1)

ほむら「私と――」織莉子「私が――」『運命も未来も切り拓く!』


ほむら「――何てタイトルの熱血シリアス路線のSSを思いついたのはいいけれど、正直どうすればいいか分からないわ」タメイキ

織莉子「時間停止と未来予知……組み合わせれば無敵かもしれないけれど、いくら何でも戦闘が楽になり過ぎではないかしら?」

ほむら「そうね。敵の攻撃や隙を予知してもらって、私が時間停止して対処すれば良い話だもの。ワルプルギスの夜でも楽勝だわ。
    全部の戦闘が同じ描写になりそうね」

織莉子「それに、どうやったら鹿目まどかを抹殺しようとする私と、あなたが組む状況になるのかしら?」

ほむら「同感よ。ワルプルギスの夜やインキュベーターより先にあなたと呉キリカの息の根を止めないと……」

………………

ほむら「…………」イラッ

織莉子「…………」イラッ

ほむら「私と――」織莉子「私が――」『手を組むなんてあり得ない!』

まどか「ほむらちゃんも織莉子さんも、息ぴったりだね」

『ぴったりじゃないっ!』





と言う戯れ言でした
無理有り過ぎて頓挫したのでネタの供養がてらに投下ww


643VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/03/10(土) 03:47:44.76vjjlBfbio (1/2)

キリカ「ねえ、織莉子。私は」織莉子「ここにいるわ」

無限に等しい時間も距離も超えて、無限に有限な愛を叫び続けるキリカと、
それを受け止めながらキリカを追いかけようとする織莉子の話。


クロス先がマイナーすぎるにもほどがある。


644VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/03/10(土) 04:00:02.63vjjlBfbio (2/2)

>>642を見て思いついたのでもう1本


ほむら「どれだけ時間を繰り返しても、希望なんてなかった」
織莉子「どれだけ未来を探っても、絶望しか見えなかった」

「「それでも、あなたは希望を捨てないというの?」」

まどか「もちろんだよ。だって、私は、私達は――魔法少女なんだから!」


織莉子も、見える未来にすべて絶望が待っているって相当きつかったと思われるわけで、
おりマギはああだったけどもっと救われてもいいと思うの。


645VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/10(土) 06:02:26.516C9GOunRo (1/1)

>>642
何となく繋げてみる


ほむら「でもまぁ……ワルプルギスの夜を倒す為には貴方の力が必要なのは事実」

織莉子「そ、そうね……ワルプルギスの夜を倒すまで限定ということなら……よろしく、暁美ほむら」アクシュ

ほむら「よ、よろしく。美国織莉子」アクシュ

織莉子・ほむら「――!!」ギリギリギリギリベキバキボキ!

まどか「美しい友情だね!」

キリカ「いやー……私はもうここから逃げてしまいたい」


646ほむら「逃げようよぉ」0/62012/03/14(水) 13:32:35.38A4W/ieRA0 (1/8)

6レスほどお借りします。


647ほむら「逃げようよぉ」1/62012/03/14(水) 13:33:24.51A4W/ieRA0 (2/8)

~壊滅した見滝原市~



ワルプルギス「キャハハハハハ!!」



ほむら「あんなのに勝てるわけないよ……逃げようよぉ……」

まどか「……私ね、ほむらちゃんのことを助けられて凄く嬉しかったんだ」

まどか「魔法少女になって本当に良かった、って思えたの」

まどか「ほむらちゃんを守れたことが、私の一番の誇り」

まどか「だから……私は逃げないよ」

まどか「守りたいから……」

まどか「一番大好きな人を……ほむらちゃんを守りたいから!」

まどか「私……行くね」

ほむら「鹿目さんっ……」


648ほむら「逃げようよぉ」2/62012/03/14(水) 13:34:00.62A4W/ieRA0 (3/8)

さやか「あたしもまどかと同じ気持ちだよ」

さやか「ほむらは……恭介のことでウジウジしてたあたしを励ましてくれたじゃん?」

さやか「あれ、すっごく嬉しかったんだ」

さやか「恭介にはフラれちゃったけど……気持ちが晴々したっていうかさ」

さやか「あたしが今こうして立っていられるのは、ほむらのお陰だと思うんだよ」

さやか「だからさ、あたしはあんたに恩返ししたい」

さやか「一番の親友に……ううん、親友なんて言葉じゃ言い表せないくらい大好きなほむらに、恩返ししたい」

さやか「あんたのこと、守らせてよ」

ほむら「美樹さんっ……」


649ほむら「逃げようよぉ」3/62012/03/14(水) 13:34:30.40A4W/ieRA0 (4/8)

マミ「私も暁美さんにはいっぱい助けられたわ」

マミ「暁美さんがいてくれたから……魔法少女の真実を知っても、私は絶望せずにいられた」

マミ「暁美さんのことを想えば、どんな未来も怖くなかった」

マミ「私が唯一怖いのは……貴女を失うこと」

マミ「だからね、私は貴女を守り抜くわ」

マミ「例え敵がどんなに強大であっても、絶対!」

マミ「大好きな貴女が傷付くなんて……嫌だもん」

ほむら「巴さんっ……」


650ほむら「逃げようよぉ」4/62012/03/14(水) 13:35:12.44A4W/ieRA0 (5/8)

杏子「アタシはさ、妹が死んでから……誰かを愛することなんて忘れてたんだ」

杏子「でもほむらはそれを思い出させてくれた」

杏子「誰かを好きになって、一緒にいると幸せな気持ちになれる……」

杏子「この胸の温かさは、ほむらがくれたんだ」

杏子「でも困ったもんだよねー。ほむらってば別れの寂しさまで思い出させてくれちゃってさ」

杏子「……お別れなんて嫌だ」

杏子「だからアタシはほむらを守り抜くよ、それで絶対帰ってきてやる!」

ほむら「佐倉さんっ……」


651ほむら「逃げようよぉ」5/62012/03/14(水) 13:35:51.39A4W/ieRA0 (6/8)

まどか「…………」

さやか「…………」

マミ「…………」

杏子「…………」

まどか「わ、私が一番ほむらちゃんのこと大切に思ってるんだからね!」

さやか「そんなことないよ! あたしが一番に決まってんじゃん!」

マミ「わ、私だって暁美さんを想う気持ちは誰にも負けないわ!」

杏子「いーや、一番はアタシだね!」

ほむら「え、あ、あの……?」


652ほむら「逃げようよぉ」6/62012/03/14(水) 13:36:47.92A4W/ieRA0 (7/8)

ゆま「みんな何言ってるの? 一番ほむらを好きなのはゆまだよ!」

ゆま「ほむらはゆまのお母さんになってくれるってゆったもん!」

織莉子「暁美さんは私のことを『美国』じゃない『織莉子』として見てくれたわ!」

キリカ「いじけた子供みたいな私を、ほむらは愛してくれたよ!」

まどか「むぅ~!」

さやか「何よ!」

マミ「何なのよ!」

杏子「やるか!?」

ほむら「み、みんな……ケンカはやめてよぉ……」


653ほむら「逃げようよぉ」2012/03/14(水) 13:40:01.94A4W/ieRA0 (8/8)

おしまい。

このあとワルプルギスの夜に敗れたまどか達を救うため、
ほむらが「皆との出会いをやり直したい! 皆を守れる私になりたい!」と願って
全員救うまで終わらないループに突入しますがそれはまた別のお話。


654借りる2012/03/14(水) 14:55:48.75fvjqZbmAO (1/4)

ほむら「ふたなりは素晴らしいとおもうの」ホムッ

杏子「…………」ゲームチュウ

さやか「…………」マンガチュウ

マミ「…………」ニガワライ

まどか「…………」ドクショチュウ

ほむら「…………」



ほむら「目を合わせてよ!」ガクンガクンッ

まどか「(やっぱほむらちゃんの対象はわたしかーちくしょう)」ガクガク

さやか「(南無)」

杏子「(南無)」


655VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)2012/03/14(水) 15:10:48.40fvjqZbmAO (2/4)

まどか「大体ほむらちゃんに生えたとしても短くて細いに決まってるよ」

ほむら「ほむぅっ!?」ガーンッ!?

マミ「(やだ鹿目さん大人……)」

さやか「(確かに)」ウンウン

杏子「(デカいのはマミ辺りかな)」


656VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)2012/03/14(水) 15:13:58.56fvjqZbmAO (3/4)

ほむら「いやでも想像してみて! 好きな人と繋がる自分の姿を!」ホムッ!

まどか「えぇー……」

杏子マミ「アリだな(ね)!」ガタッ

ほむら「ほら釣れた」ホムッ

さやか「(この空間に耐えられない)」


657終わり。オチなし2012/03/14(水) 15:20:09.80fvjqZbmAO (4/4)

まどか「はぁ」

まどか「そんなのなくったって、わたしはほむらちゃんが好きだよ」ニコッ

ほむら「――マドカァー!!」ガバチョ

まどか「もう、ほむらちゃんったら」ウェヒヒ

アンアン

さやか「マミさん、始まりましたけど」ウワァ

マミ「いつもの事だし、慣れたわ……」ヨヨヨ

杏子「見てる方もキツいよな」ウワー




QB「…………(録画中)」

QB「これは売れる」きゅっぷい

ほむら「……」チャキッ

QB「やれやれ、オチ担当も楽じゃなぷぺっ――」パァン



まどか「ほむらちゃーん、続きはー?」

ほむら「今行くわまどかぁー!」キラキラ


658VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/03/14(水) 18:46:10.64ZXMbBbdso (1/1)

無乳で粗ちんとか救えねえ…
だがそれがいい


659VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)2012/03/15(木) 18:14:23.24mds20ZdN0 (1/1)

※リボほむが女神まどかっぽい力を一部有してるとかそんな設定でひとつ。

ほ「ねえ、美樹さやか」

さ「なに?」

ほ「死んだ人を生き返らせるのって、どのくらいの罪なのかしら」

さ「……そりゃあ、それはやっちゃいけないことだよね」

ほ「医者は人を治すわね。それは罪じゃないのかな?」

さ「お医者さんってのは、すごく難しくて困難だけど、それでも可能なことを可能にしているんだよ。
  簡単に不可能を可能にしてしまうのは、それは――越えちゃいけない一線を犯す罪だと思う。
  それは、物を盗んだり人を殺したりするのとはまた次元が違う話だよ。
  なぜ罪かというと、それが不可能で、不可能だからこそ大事にされてきたものがたくさんあるからでしょ?」

ほ「………………」

さ「………………」

さ「……できるの?」

ほ「わからない。試したことなんてないから」

さ「本当に? 嘘言っていいことじゃないよ? 誓える?」

ほ「うん。幸いにも――って言えばいいのかしらね。この場合」

ほ「……だけどね。それでも、この力を使いたくなるの。
  自分のやったことを――誰かに失わせることを強いてしまったことを、全部洗い流して、なかったことにしてしまいたくなる。
  そう、全部。全部よ。それだけじゃない、今のように、毎日恐る恐る生きていくような、こんなまどろっこしい手間も何一ついらない。
  もしちゃんとこの力を使いこなせたなら。もっと――全部、何もかもできる」

さ「……あたしにゃそれを止める力なんてないし、それを止める権利もないけどさ。
  ほむら、もしそれをやっちゃったなら、もうあんたは人間じゃないし、あんたによって生かされているあたしたちも人間とは呼べなくなるだろうね。
  ……あたしに言えるのは、それだけ」

ほ「……巴マミと佐倉杏子。あの二人の家族も、蘇らせて元通りにできる」

さ「!」

さ「……あの二人は、失ってしまったものを、自分なりに決着をつけて今まで生きてきた。
  それを否定していいのかどうかは、あんたやあたしが決めるべきことじゃないし、あたしたちから持ちかけていいことでもない。あっちから言い出してきたなら、その時に初めて考えればいいんじゃないかな。
  ――だけどさ。必ず相応の対価を求めなさいよ。人の誇りやプライドを奪ってしまえる力を持ってるんだから、何が正解かわかんないなら、せめてよく考えて」


オーフェン後日譚改変ネタでやってみたが、ちょっとさやかちゃんが老成しすぎだ(´・ω・`)


660VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/03/27(火) 08:18:07.13gPFW4KqB0 (1/1)

ほむら「まどかは死んだもう居ない」

魔女「…??」

ほむら「地面を掘って掘りまくれ、墓穴掘っても掘り続ければそこが私の進む道!私を誰だと思ってやがる…私はほむらだ!穴掘りほむらだ!」


661VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/27(火) 08:51:10.62VUVOzd9ro (1/1)

>>660
それはまどかとマミさんがピンとくる気がする


662VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/03/27(火) 13:14:23.71SuLAut7Io (1/1)

あぁ、ドリル……


663VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/03/28(水) 17:27:52.83HLZpaE580 (1/1)

杏子「LEVEL?んなもん知るか」

御坂「だったら試してみる?」

杏子「あぁ、やってやらぁ!」

超電磁砲×まどマギ


664VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/03/31(土) 18:48:07.27+bFHmJbW0 (1/1)

<メテオ レディ>
ほむら「変身!」


♪~~~♪~♪♪~

ほむら「仮面ライダーメテオ、お前の定めは私が決める」

ほむらはまどかを助ける為にメテオとなってゾディアーツと戦う


665杏子ちゃんがほむホームで激辛ペヤングを食べるだけのステマなお話2012/03/31(土) 23:27:12.18ElQHvhwj0 (1/3)


杏子「……赤いな」

ほむら「赤いわね」

杏子「自分のカラーながら、なんか毒々しいな」

ほむら「毒々しいわね。スペインの宗教裁判官みたい」

杏子「何だよその、スペインの宗教裁判官って」

ほむら「…………」

杏子「何で戸口の方をじっと見てんだ?」

ほむら「……別に何も期待していないわ。Nobody Expectsよ」

杏子「そう言いつつ期待満々じゃねーか」



杏子「で、つまり、これをアタシに食えと?」

ほむら「ええ、買っては見たものの、私は病弱少女だから」

杏子「それは魔法少女になる前の話だろ?」

ほむら「貴女なら毒物でも問題無く摂取出来ると思って」

杏子「忍者でも暗殺者でもねーぞ、アタシは」

ほむら「口も胃も腸も尻の穴も、私よりはずっと丈夫でしょう?」

杏子「尻の穴って……中身はともかく、アンタも一応外見は美少女なんだから、もう少し表現は選んでくれ」

ほむら「そうね、言い方を変えるわ。ア・ナ・ル」

杏子「……止めろ。なんかマジでジェム濁るから」



杏子「……まあ何だかんだ言っても市販のちゃんとした食いモンだし、食えってーなら食うけどさ」

ほむら「そうよね。残念だけど、食べたら死ぬようなものは販売しない筈だし」

杏子「……何が残念なんだよ。そもそも自分で食わないものを、なんで買って来たんだよ」

ほむら「コンビニで一個しか残っていなかったから、人気商品なのかと思って、つい」

杏子「……需要が無いから入荷抑えてるだけじゃねーのか、それ」



杏子「じゃ、開けてみるぜ――っと、赤いのは包装だけか」

ほむら「中の容器は普通に白いわね。文字は赤いけど」

杏子「麺もかやくも普通のと変わんないな。ソースはちょっとだけ赤っぽいかも」

ほむら「――と油断させて、本気で殺りに来るらしいわよ、ネット情報だと」

杏子「プレッシャーかけるなよ……と、スパイスはともかく、青海苔も付いてねーのか」

ほむら「味なんてどうせ分からなくなるから、付けてないのかしらね」

杏子「……辛味成分のコストと引き換えたんじゃない……かな、多分」


666VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/03/31(土) 23:28:02.29ElQHvhwj0 (2/3)


杏子「麺を持ち上げて……底にかやくを敷いて、と」

ほむら「あ、そうすれば、湯切りの邪魔に成り難いのね」

杏子「蓋にべったり付かなくても済むしな。その代わり良く掻き回さないと、底に残っちまうけど。で、お湯を入れて……」

ほむら「3分砂時計、返すわよ」

杏子「3分って半端な時間だよな。ただ待つと長いけど、何か作業するには短いし」

ほむら「テレビや新聞でも見てるのが無難かしらね。以前火薬の調合を始めたときは、湯を切らなくて済む羽目になったわ」

杏子「……カヤク違いかよ。そうなったヤツはいくらでも居るかも知れねぇが、その理由でそうなった中学生は、多分アンタだけだ」



ほむら「それにしてもこの『焼きそば』、調理時だけで無く製造工程の何処でも、『焼い』てはいないわよね」

杏子「それはアタシもずっとそう思ってた。けどこの前、もう一つ重大な秘密に気付いちまったぜ」

ほむら「何?」

杏子「原材料表記のどこにも、『そば』の文字がねぇ」

ほむら「この食品のアイデンティティって、一体……」



杏子「と、3分か。湯切りだな」

ほむら「べこん」

杏子「湯切りのお約束だよな、べこん」

ほむら「だばぁ」

杏子「……そっちは止めてくれ。アタシは食いモン無駄に出来ねぇから、マジで悲惨なことになるんだ」



杏子「ソースは――少しノーマルよりねっとりしてて、微かに辛っぽい匂いがするかな」

ほむら「いよいよね。取り敢えず十六茶、3本用意しておくわ」

杏子「ここしばらくずっとアンタとこ、十六茶しか出て来ないな」

ほむら「……未だに50本くらい残ってるのよ」

杏子「……何考えてそんなに買ったんだよ」


667VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/03/31(土) 23:29:06.50ElQHvhwj0 (3/3)


杏子「じゃ、行くぜ」

ほむら「いよいよ逝くのね。南無阿弥陀仏」

杏子「んー、辛いけど味は普通のペヤングだし、そんなでも……も……!?」

ほむら「……一気に十六茶が三分の二減ったわね」

杏子「……ま、まあ食えないって程じゃあねーな。口がヒリヒリして痛いけど」

ほむら「本当はお茶よりも、牛乳の方がいいみたいね。後はマヨネーズとか」

杏子「なら、そっち用意してくれよ」

ほむら「だってそれだと、十六茶が減らせないじゃない」

杏子「……そうだよな。そういうヤツだよな、アンタは」



ほむら「……一口くらいなら大丈夫かしら」

杏子「大丈夫だろ? 魔法少女なんだし」

ほむら「じゃ、一口だけ……って、これって、間接キス?」

杏子「……どうでもいいだろ。女同士なんだし」

ほむら「貞操は守りたいもの……ん……ぐっ?」

杏子「へっへっへ、大丈夫かい? アンタ本当に辛いのには弱そうだしな」

ほむら「ξ」

杏子「……コイツ死んでるじゃねぇか! ――こう言えばいいのか? おい」



ほむら「普通に円環の理に導かれるところだったわ」

杏子「良かったな、戻って来られて」

ほむら「――でも、久し振りにあの子に会えたから。これで私はまた、頑張れる」

杏子「……何かいい話になってるな。焼きそば食って倒れただけなのに」

ほむら「今まではバットで頭を殴って会いに行っていたから。激辛ペヤング、欲しがる魔法少女は一杯居るわね」

杏子「チーズあんシメサババーガーかよ……そんな理由で欲しがるの、アンタだけだ」



杏子「ふぅ、何とか完食。しかし汗が止まらねぇ」

ほむら「流石ね、佐倉杏子」

杏子「コンビニで売っていいのか? と思えるくらいには辛かったな。素人にはお勧め出来ない」

ほむら「痛覚遮断してないと、まだ口が痛いわね」

杏子「何か口直しが欲しいかな。味覚バカになってるけど」

ほむら「……まだ食べられるのね。いいわ、ならこれなんてどうかしら」

杏子「何だよ?」

ほむら「好奇心からつい、通販でポチってしまったものなんだけれど――」

杏子「激辛マニア……それが、落ちかよっ!」


668VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/04/02(月) 04:38:28.86/jlJ1Iyf0 (1/5)

なんか電波受信したけど、似たようなのは既に出てるんだろうな


669VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/04/02(月) 04:39:57.00/jlJ1Iyf0 (2/5)


ほむら「インキュベーター、話があるわ」

QB「君は……マミの学校に転入してきた魔法少女だね」

ほむら「暁美ほむらよ。時間遡行の魔法で未来からやってきた」

QB「よろしく、ほむら。それにしても、君は僕のことを色々知っているみたいだけど、
   その割には簡単に自分の正体を明かすんだね」

ほむら(魔法少女に恨まれるようなことをやってるって自覚はあるのね)

ほむら「忠告しにきたの。鹿目まどかを魔法少女にしてはいけない」

QB「どういう事だい?その様子だと、彼女の素質については知っているんだよね。
   なら、僕が彼女を諦める道理はないと思わないかい?」

ほむら「まどかが魔女になれば、宇宙を滅ぼすわ」

QB「……詳しく理由を聞かせてもらえるかな」

ほむら「まず、私はまどかを救うために何度も同じ時間を繰り返している。
    もう200回以上になるわ」

QB「なるほど、それでまどかにあれほどの因果が集中していたんだね」

ほむら「ええ。私が時間を戻すたびに、まどかは強くなっていった。まどかの魔女もね」

ほむら「そこで、ふと疑問に思ったの。まどかはどのくらいのペースで強くなっているのか」

QB「それは僕にとっても興味深いね」

ほむら「まず仮定したのは、まどかの魔力がループ回数に比例して大きくなるというモデル。
    これを『線形モデル』と呼ぶことにするわね。」

ほむら「ループするたびに集めた因果が元の因果に足し合わされるとすると、
    比例係数は最大1になる」

QB「まあ、妥当なモデルだと思うよ」

ほむら「私は200回ちょっとループを繰り返しているわけだから、まどかの因果は
    一般的な魔法少女のたかだか200倍程度になっているはずだけど、どうかしら?」

QB「そんなわけないね。まどかの魔力係数は素質のある少女の平均より何桁も大きい。
   測定しようにも値が振りきれて測定のしようがない」

ほむら「でしょうね。私が見てきたまどかの強さもそうだったわ」

ほむら「つまり、線形モデルは破綻することになる。つぎに考えられるのは指数関数モデルよ」

ほむら「私がループするたびに、集めた因果が重複されて最大で2倍になる」

QB「線形モデルで説明できない以上、そう考えるのが一番正しそうだね」

ほむら「次に、まどかが魔女になった場合の影響範囲を考えるわ。結界の大きさと考えてもいい。
    これは3つのモデルが考えられる」

ほむら「1つめのモデルは、魔女からの影響が距離に反比例するモデル、
    2つ目は、重力や電磁気力と同じ、逆二乗則に従うモデル、
    3つ目は、魔女が支配する空間の体積が魔力と比例するモデルよ」

ほむら「影響範囲が球形に分布すると仮定すると、最初のモデルは半径と魔力が比例する。
    2番目は魔力の平方根に比例して、3番目は立方根に比例するわね」

ほむら「あなたはどう考えるかしら?」

QB「そうだなあ、魔力の性質は単純に物理法則と比較できないけど、
   平均的には逆二乗則が一番近いかな」

ほむら「なら、逆二乗則を仮定して議論を進めるわ」


670VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/04/02(月) 04:41:22.16/jlJ1Iyf0 (3/5)


時間を止めてカンペを確認……

ほむら「この場合桁数だけを考えればいいから、初期の魔女結界を半径10m
    ループごとの魔力の増幅は最悪の場合を仮定して2倍とするわね」

ほむら「私たちは10進法を使うから、簡単のために魔力の増幅を10ループで1000倍とするわ」

ほむら「逆二乗則を仮定してるから、結界の半径は20ループで1000倍になる」

ほむら「この段階で結界の半径は10km。見滝原市の大部分を取り込むでしょうね」

QB「彼女の魔力係数を考えると、そのぐらいの魔女になっても驚かないね」

ほむら「あなたは私が言ったことをもう忘れたのかしら?」

QB「?」

ほむら「私は200回以上ループしているのよ」

QB「……そうだったね」

ほむら「ループ回数40回を超えると、結界の半径は地球の直径に匹敵するサイズになるわ」

ほむら「50数ループで、地球と月をすっぽり覆うサイズになる」

ほむら「70ループで、結界は太陽を飲み込む大きさになる」

ほむら「80ループで、太陽系の外縁天体まで覆い尽くしてしまうわ」

ほむら「100ループを超えると、結界の半径が1光年に達する」

QB「もう十分だ。今のまどかが魔女になると、観測可能な宇宙を飲み込んでしまう。
   計算上はおそらく数千兆光年……そういうことで合ってるかい?」

ほむら「理解が早くて助かるわ」

QB「ちなみに3番目のモデルだとどうなるんだい?」

ほむら(時間を止めてカンペを……)

ほむら「せいぜい、銀河系を覆い尽くす程度でしょうね」

QB「それでも多くの宇宙文明にとって十分脅威だよ!」

QB「君はそれを、実際に見てきたのかい?」

ほむら「地球が滅ぼされたところなら。けど、宇宙がどうなったかまでは分からないわ」

QB「暁美ほむら、君の理論は悲観的に過ぎるかもしれない。光速の壁を超えるかどうかも
   関係するしね。けど、確かに無視できないリスクではある」

ほむら「実際のところ、ループ回数が1桁の段階で、まどかの魔女は何日かかけて
    地球を滅ぼすほどの力を持っていた。この予測でもまだ楽観的かもしれない」

QB「それは祈りの大きさと性質による相乗効果もあるだろうけど……
   わかったよ、君の言うとおりだ。鹿目まどかは諦めよう」

QB「わざわざ教えてくれてありがとう。感謝するよ、ほむら」

ほむら「礼には及ばないわ」ファサッ

QB「それにしても、一人でこれだけのことを考察したのかい?」

ほむら「……あなたには関係ないことよ」

ほむら(前のループで気になったから柳田○科雄のところに押しかけたのよ)

ほむら(私の能力を実演したのに科学的に否定してきたのが印象的だったわ)



671VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/04/02(月) 04:42:34.26/jlJ1Iyf0 (4/5)


ほむら「ところで、まどかにはもう接触したのかしら?」

QB「ああ、夕方にショッピングモールで魔女に襲われたとき、近くにいたからテレパシーで
   呼び出して助けてもらおうとしたけど、契約する前にマミが助けに来たよ。
   よく考えたら、あの時契約してたら危なかったね。」

ほむら(どうせわざと襲われたんでしょうにいけしゃあしゃあと……)

ほむら「それで、その後どうなったのかしら」

QB「まどかともう一人、美樹さやかはマミの家に行って魔法少女の説明を受けた。
   その時マミがよく考えるように言ってくれたから、契約には慎重になってくれたよ」

ほむら「そう。じゃあ、一度は契約を持ちかけたのね。」

QB「そうだけど?」

ほむら「それ、向こうから契約を迫ってきた場合、あなたは拒否できるのかしら?」

QB「……本人が成長して素質が無くならない限り、拒否はできない」

ほむら「あの子は自分が役立たずだと思っている。しかも人一倍優しいわ。
    魔法少女のカッコいいところを見たり、逆にピンチに陥ったりすると
    契約したがるかもしれないわね。」

QB「そういえばマミが魔法少女体験コースに誘ってたよ。止めさせないと!」

ほむら「それと、1ヶ月以内にワルプルギスの夜が来るのよね」

QB「まだ詳しい時期はわかってないけど予感はある。君は当然知っているわけだ」

ほむら「ワルプルギスと戦う戦力が不足したと感じると、まどかは高確率で契約するわ」

ほむら「破壊された街を見ても、契約して街を救おうとするでしょうね」

QB「」

ほむら「ワルプルギスの夜はベテランの魔法少女二人が相打ち覚悟で倒せるかどうか」

ほむら「ちなみに私の攻撃は軍事基地から窃盗した兵器類で、有効なダメージは与えにくい」

QB「……僕にどうしろっていうんだい?」

ほむら「まどかに契約させたくなければ、ワルプルギスの夜を倒せるよう努力することね」

ほむら「巴マミのコンディションを整えて当日に全力を出せるようにした上で、
    何人か他の街の魔法少女にも戦うよう説得すればいいんじゃないかしら?」

QB「君は協力してくれるのかい?」

ほむら「もちろん、するわ。でも、私は失敗してもやり直せるけど、
    あなたはこの時間軸が全てよね。」

ほむら「頑張りなさい、キュゥべえ」



672VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)2012/04/02(月) 04:44:35.04/jlJ1Iyf0 (5/5)

おわり。続かない


673VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/04/02(月) 22:41:55.52LELfmdBP0 (1/1)

そういう流れでキュゥべえと協力するのは珍しいかも?
ほむらの言う理屈は良く分からんけどwww


674VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/04/03(火) 07:39:47.86UEUaLrp/o (1/1)

ほむらが言ってるように柳田理論だよ
一見科学的理論に基づいた考察に見えて、
一部だけつまみ食いして肝心な前提とか抜かしてるから
全体としてトンデモになってるという、まあ一種のギャグだ


675VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/03(火) 10:36:05.19lqU6+s5DO (1/1)

空想科学読本かww
懐かしいな。クラスで回し読みして爆笑してた覚えがあるわ。


676VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/04/05(木) 16:19:13.66vQbr2lM9o (1/1)

それ系をSSとして突き詰めるとよめやそらき(何故か変換したくない)になるな


677VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/05(木) 16:41:30.00VlojR1VIO (1/1)

詠矢はもはや辞書登録した


678VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/04/05(木) 23:00:49.96CMVJFVHMo (1/1)

ほむら「そういえば、入院してる時に背の高くて中性的なかっこいい人を見たの。」

さやか「!?」

ほむら「あぁ、あんな王子様に憧れるわ……」チラッ

さやか (背が高くて……中性的……恭介?)

ほむら「そういえば美樹さやか、あなた病院によく行くわね?」

さやか「ごめん転校生、私用思い出した。」


とか立て逃げスレに貼ろうとしたら落ちてたよいつかちゃんと書き直す


679VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)2012/04/13(金) 00:46:38.091amcfKpR0 (1/1)

QB「有史以来、この世界で魔法少女たちが流した血と涙を僕たちはすべて覚えている」

QB「それらの記憶は毒のように蓄積され、やがて全てのインキュベーターに“感情”を与えるだろう」

QB「では、僕たちインキュベーターにとってその感情とは一体どういうものか?」

QB「新たなエネルギー源の可能性?人類との和解の鍵?違うね、僕たちにとって感情は、いうなれば―」

QB「“ウミガメのスープ”。自ら望んで受けた呪い、未来永劫外れぬ枷だ」

QB「僕たちが彼女たちに与えた絶望の意味を真に理解し、自らのすべてを否定しただろう」

QB「それが条理に逆らって生きながらえようとした罰、僕たちが受け入れなければならない災厄」

QB「それを君の願いが変えてしまった、僕たちの“罪”をなかったことにしてしまった」

QB「やがて感情に目覚めたとしても僕たちは、君という犠牲に、自分たちが生み出した悲劇に気づかないままに」

QB「自らの行いを“正しい”と言い張るだろう……いつまでも、ね」

QB「その醜悪さが、愚かさが………僕にはどうしても許せない」

まどか「だから、こんなことをしたの!?…自分たちが正しいと信じてるからじゃなくて、ただ――」

QB「あぁ、僕たちが“罪人であるという事”それを僕たち全員が知るために」

QB「僕は……“円環の理”を破壊する」

それは、神に挑んだ一匹のインキュベーターの物語


680VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/13(金) 08:08:29.758ZXQg1EDO (1/1)

QBに「私に与える力を、魔法以外の何かにしてくれ」って願ったらどうなるのかねぇ?

陰陽師→妖怪?
メカ娘→殺戮マシーン?
超能力者→モンスター?


681VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/04/13(金) 11:02:37.02SAJQjG640 (1/1)

幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって


682VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/13(金) 17:03:22.50dtPTEMiIO (1/1)

アメリカンスクールの委員長の魔女
パトリックとかいうくだらないネタを思いついた


683まどか「いないもの?」2012/04/13(金) 17:33:10.92a/vgaF+ao (1/2)


あることが原因で、わたしは見滝原から夜見山へと引っ越すことになった


「その制服……同じ学校だよね」

「ええ」


そこの病院のエレベーターで、私は不思議な少女と出会う

黒い長髪が綺麗な、美しい少女に


「対策係の美樹さやかだよ。 よろしくね、転校生さん」

「対策係?」


聞き慣れない言葉


「ねえ、暁美さんのことなんだけど……」

「それは……アタシからは何とも言えない」


どこか違和感のあるクラス


「うーん、やっぱりあんたとどっかで会ったような……」

「前世から続く運命ですわ!」

「仁美ちゃん……それはないと思うな……」

「どーせさやかの記憶違いなんでしょ?」


それでも、平和な一時を過ごすことができた


「始めまして、鹿目まどか。 僕がこのクラスの担任だ」

「看護師の研修で、新しい子が来るのよ。 たしか……巴さんだったかしら」

「私が死人かも知れないわよ? わかったらもう私には近付かないことね」

「まどか、"いないもの"の相手はよせ……ヤバイんだよ、色々とな」


『現象』が始まるまでは


「毎月人が死ぬって……そんなの、あんまりだよ……」

「始まってしまえば止めることはできない。 鹿目まどか、せいぜい次の犠牲者にならないことを祈るのね」







684まどか「いないもの?」2012/04/13(金) 17:34:20.54a/vgaF+ao (2/2)


いつか書きたいなあ


685VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/14(土) 20:58:24.32UOzDwQaDO (1/1)

「ソウルジェムの穢れを排出式にして」

QB「そんなの反則だよっ!」 ペカー!

問題は霧状か固形かって事だな。


686VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/14(土) 23:53:47.28E0T/YEwJo (1/1)

固形ならQBが食ってくれそうだな
で、魔翌力切れ気にせず面白おかしく暮らして、
飽きたらジェム砕いて自殺か排出やめて魔女になるかすればいい

・・・・・あれ?


687VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/16(月) 16:53:23.01Mk6REsfDO (1/1)

もしも、実は一周目の世界が普通に王道ものだったら…魔女も普通に自然発生で。ほむほむがループしたから因果が増えて面倒事(魔女化とか宇宙云々とか)が付加されてった、とか。


688VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/16(月) 20:35:39.58Fxb15gebo (1/1)

とすると一週目は
マミさんが死んでマジ凹みした杏子ちゃんがゆまちゃんに出会って
正義の心を取り戻して

 杏子「マミは死んだ! もういない! 
 だけどあたしの背中に!この胸に!ひとつになって生き続ける!
 あたしを誰だと思ってる! あたしは杏子だ!
 巴マミじゃない!あたしはあたし!紅き亡霊(ロッソファンタズマ)!
 佐倉杏子だ!」

とか言って赤髪槍が天を突く展開……?


689VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/18(水) 15:33:41.04QIKFYYODO (1/1)

まどか「次にほむらちゃんが行く世界を、魔法少女同士がぶつかり合う事でもSGの穢れが回復する世界にして!」

QB「凌駕した!」

憎み合っているなら、納得行くまでいつまでも思いっきり想いをぶつけ合って戦える。

想い合っているなら、更に切磋琢磨し成長する事が出来る。

そんな世界。


690VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/04/18(水) 16:33:40.96cwDWSWYjo (1/1)

ガンダムファイトか男塾か知らんけど、楽しい世界になるかもしれん。


691VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2012/04/18(水) 17:03:34.78xu4QL4tY0 (1/1)

なんやかんやで魔法少女間のパイプが太いさやかちゃん大成長の予感


692VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/04/18(水) 17:15:22.27heoxsCQao (1/1)

まず最初の接触でマミとほむらが笑いながらぶつかり稽古


693VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/19(木) 02:02:06.07kANdr25DO (1/2)

   ほむらちゃんX

鹿目まどかの願いによって、倒した魔女の魔法少女だった頃の魔法と魔翌力容量を得られる様になった暁美ほむら…。 その新たな力で、新しい世界を駆けろ!ほむらちゃんX!


当然、使い魔(成長して魔女になれば別)は対象外。
例え共闘でも、魔女にトドメを刺したのが自分でなければ得られるのはGS(要交渉)のみ。
得た魔法は、下位互換のものは上位互換のものに吸収統合される。全く同じ魔法なら魔翌力容量のみ増加。
魔翌力容量=体力ゲージ兼魔法(時止め含む)ゲージ。通常攻撃(盾からの兵器取り出し)では消費(本当はされてるけど、極微量の為ノーカウント)されない。


694VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/19(木) 02:42:23.69X8BTLNYSo (1/1)

Q:魔力が魔翌力になっちゃうよ?
A:目欄にsagaを入れましょう


695VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/19(木) 03:00:58.74kANdr25DO (2/2)

すまない、うっかり入れ忘れたんだ。


696VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2012/04/19(木) 09:51:49.44WOeWHRaDo (1/1)

マミ「月は出ているの!?」

さやか「へ?」

マミ「月は出ているのかと聞いてるのよ!」


ほむら「マイクロウェーブ……来たっ! サテライトティロフィナーレ、発射!」


こっちかと


697VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/19(木) 19:10:15.63V8Jnfhnxo (1/1)

キャンデロロ「あなたが希望の魔法少女となった瞬間から、私は絶望の魔女になる運命だったのよ」

ほむら「違う。運命は自分の手で切り開くものよ。巴マミ……!!」


ザシュゥ!!


ほむら「巴さん。巴さんですよね……」


--回想--

マミ「……あなたは約束したわよね。必ず鹿目さんを守ってみせるって。だから私もあの時約束した。あなたが鹿目さんを守ってくれるなら、私も暁美さんを守る」

--回想終わり--


ほむら「どうしてこんな事に……答えてください!巴さん!!」

モウ ヒトリデ アルケナイ~♪



というほうかと


698VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/20(金) 00:23:50.50C7vlBwXDO (1/1)

誰でもない娘「私の体を、人間と殆ど遜色の無い行動も取れる程の超高性能ガイノイドにして」

QB「良いだろう、君の願いはエントロピーを凌駕した」


“も”が肝。行動も取れる…別にしなくても良いって訳で。

SG=感情処理装置 みたいな扱いだと思われ。壊れたら魂(魔法と感情)は失うだろうが、記憶や機械の躯は無くならない筈。

動力源はまぁ…超極小核融合炉とか、太陽光超増幅触媒とかそんなんで。食べたものの処理は…そうだなぁ、デロリアンの生ゴミ分解のアレみたいな感じで。記憶なんかは…超絶圧縮メモカ(何枚か頭にストックされてる)だかに入ってると思う。要らない情報は消せるだろうし、長持ちはするんじゃないかな?損傷や汚れは、便利な言葉ナノマシンがきっと何とかしてくれる。

魔法は多分…色んなものを自身に適合化(ハイテク化と互換性の付加)させる。ようなものじゃないかと。

実はセラニポージさんの歌、ロボの幸せを聴いて思い付いたネタだったりする。


699VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/20(金) 00:39:56.43nVYObfq70 (1/1)

まどマギで「快傑ズバット」。


まど「フラっと参上!」

ほむ「フラっと解決!」

まど・ほむ「人呼んで、さすらいのヒーロー!快傑、フラーット!!」

悪人達「・・・・・・なるほど、フラットだ」

まど・ほむ「まじまじと見るなーーっっ!!」


700VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/21(土) 02:11:17.83HGPI6wjSo (1/5)

5レスか4レスほど借りるーっす


701VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/21(土) 02:11:45.42HGPI6wjSo (2/5)

「はい、それじゃあ美樹さん、剣を構えてちょうだい」

「はーい」

応えると、あたしは片刃の剣を両手でしっかりと握り締めた。
刃の長さは基本的な剣と変わらない。と言ってもあたしは普通の剣がどれほどか知らないのだけれど。
剣の重さは木製のバットと同じかそれよりも軽いくらいだ。全身に掛けられている筋力強化魔法のおかげだろう。
威力は下がってしまうが、慣れた今ならば片手で振るうことも出来る。
切れ味は生成した時に決まってしまうので、片手で扱う時は筋力強化に回す魔法も忘れない。

そんな物騒な代物を、あたしは魔法少女の先輩であり師匠でもあるマミさんへ向けた。
マミさんとの距離はそう離れていない。歩いて五歩か四歩、と言ったところだ。
この程度の距離ならば魔法を使わずとも、それこそ瞬く間に詰め寄ることが出来る。
だというのに、マミさんの様子は変わらない。いつもと同じ、華麗に、優雅、あるいは典雅に。
だからといってあたしは油断しない。苛立ちもしない。
そうするだけの実力が目の前の彼女にはあるのだ。それはあたしがよく知っている。

ごくり、と唾を飲み込む音がやけにくっきりと頭の中にひびいた。
そんなあたしの緊張を察してか、マミさんはやんわりと表情を緩めて口を開く。

「そう強張らなくて良いわ。今日行うのは、あくまでも簡単な演習。私の技を受けてもらう、それだけよ?」

そうだ。忘れるところだった。
緊張のせいか、あたしはついうっかり最初の考えを忘れてしまっていた。
それどころか、マミさんと命のやり取り――つまり本気の戦いを挑もうとまで考えていた。
危ない危ない、と内心で呟く。そして頷き、大丈夫です、とマミさんに意思表示する。

「それじゃ、行くわよ?」

「はい!」

叫び、もう一度剣を構える。
そしてマミさんが右手に小さなリボンを握り締めていることに気付き、静かに戦慄する。
正面にいるのにまるで気付かなかった。瞬きをするわずかな間に行ったのだろうか。恐るべき早業だ。
マミさんはリボンを握り締めたまま、声高らかに宣言する。

「≪魔法少女・技の受身演習その2――トッカ・スピラーレを受けてみよう!≫ 開始!」


702VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/21(土) 02:12:13.13HGPI6wjSo (3/5)


その言葉と同時に、マミさんの握り締めているリボンがその形状を変化させ始めた。
ぐるぐるとうねり、らせん状のドリルのような姿に変わっていくのだ。
それだけじゃない。マミさんの右手から溢れ出る新たなリボンが、そのらせん状のリボンにどんどん束ねられていく。
魔法で作り出されたリボンは、まるで柔らかい飴細工のように一つになって固まった。
リボンを生成する魔力は必要最小限で、束ねる動作も指先一つで自由自在。
いくつもの飴のようなリボンを束ね、結び、繋げるマミさんの姿は、まさしくあたしの理想の魔法少女のそれだった。

と、マミさんが右手をあたしの方へ向けた。
短い槍のようなリボンがあたしのすぐ真正面に位置している。あたしを貫くつもりだ。
もちろん実際に貫くことはないだろう。だけど、何か手を打たなければならない。
そうあたしに思わせるだけの気迫が、マミさんには確かにあった。

「……っ!」

全身に力を入れながら、あたしはもう一度剣を構え直す。そして現状を冷静に分析する。
腕の長さとリボンの長さを足しても、稼げる距離はせいぜい二歩か三歩分。あたしへ攻撃を行うには少し足りていない。
とすると、マミさんが攻撃を行うためには、少し踏み込まなければいけなくなる。
マミさんは身体面の強化はそれほど重視していない。あたしの強化された反射神経なら、頑張れば捉え切れることだろう。
つまり、踏み込んで来たマミさんとそのリボンの射線状――撃つ訳ではないのだが――から逃れれば良いのだ。
リボンをかわして、マミさんへ攻撃を加える。出来るだろうか。
いや、どちらにしてもやらなければならないのだ。決断すると、あたしはマミさんの身体へ意識を向けた。

その時だ。言葉に出来ない悪寒が身体を走ったのは。
何故だか分からない。分からないけれど、このまま相手の出方を窺っていれば負けてしまう。
そう直感が囁いている。だけど、どうして? マミさんの様子に異変はないし、リボンだって何も変わっていない。
先ほどまでと同じで、らせん状に研ぎ澄まされたリボンの先があたしへ向けられているだけだ。――いや、おかしい。
違和感を覚える。具体的に言うと、リボンが先ほどまでよりも少し大きくなっているような気がする。
リボンの肥大化。なぜ? 意味がない、と断じて切り捨てることは出来ない。だが他にも可能性があるのではないだろうか。
そう、例えば――遠近感覚。遠いと小さくなり、近いと大きく――まずい!

「――っああ!」

とっさに剣を目の前のリボンへと向け直し、両手に魔力を注ぎ込む。
同時に全身に衝撃が襲い掛かった。比較的軽い。何かがぶつかったというよりは受け止めたというべきだろう。
あたしは剣の刃先へ目を凝らし、衝撃の正体を探ろうとした。
果たして、それは予想していたよりもあっさりと明らかになった。



703VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/21(土) 02:12:59.13HGPI6wjSo (4/5)


剣先に、らせん状のリボンが衝突していたのだ。

刃によって切り裂かれたリボンが真っ二つに割れながら、あたしの両肩の当たりにまで及んでいる。
だがマミさんの様子に変化は認められない。ということは、考えられるのは二つだ。
研ぎ澄まされたリボンを、身体の力に頼ることなく――つまり魔法でリボンそのものを伸ばしたか、撃ち放った、だ。
恐らくは前者だろう。撃つのならマミさんにはそれ用の魔法がある。つまりこれは、近接格闘用のリボン攻撃だ。
槍のように伸ばして、対象を貫く貫通系の技。あたしの武器が剣じゃなかったら危なかったかもしれない。
剣を上段に構えていたのも幸いした。これが下段に構えていたのであれば、おそらく反応が間に合わなかったはずだ。
いずれにしろ、技は凌いだ。受けきった。これで演習は終わりだ。

そう思い、肩の力を抜こうとする。だが上手く行かず、結局、身じろぎするだけに留まった。
あたしは眉をひそめて肩に目をやった。
そして絶句する。

「いっ、いつの間に!?」

あたしの両肩――正確には肩から胴にかけて、リボンががっちりと巻かれていたのだ。
これはマミさんの得意とするリボンを用いたバインド魔法だ。だけど、どうやって?
考えて、思い至る。
先ほど受け止めたあの攻撃。あれによって二つに分かたれたリボンを使ってあたしを拘束したのだ。
確かにあたしは油断していた。それは事実だ。だけど、気付かぬ間に拘束してしまうなんて……!
悔しがるあたしを目の前に、マミさんは口に手を当てて小さく微笑んだ。

「反射でトッカ・スピラーレを切り裂いたところまでは良かったけど、その後がおざなりだったわね」

「うー、だって予想できませんよこんなのぉー! 最初から予想してたんですか?」

「まさか。これは貫いた相手を拘束したり、攻撃をかわしたり、かすめた相手を拘束するためのものよ?」

つまりこれは、咄嗟の思いつきということなのだろうか。
そう考えると、良いところまで行ったのかもしれない。勝てなかった――というか防ぎきれなかったのは残念だけど。
拘束を解かれたあたしは、ぐるぐると肩を回しながら先ほどから気になっていたことをマミさんに尋ねた。

「あのぉ、結局トッカ・スピラーレってどういう意味なんですか?」

「私達魔法少女を束ねる、美しき円環の如き螺旋。それをリボンで表したのが、トッカ・スピラーレよ」

……それってつまり、ドリル・リボン的な? みたいな? とは口が裂けても言えないあたしなのだった。


704VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/04/21(土) 02:17:00.40HGPI6wjSo (5/5)

技名叫ばせてはいこれ○○ね!いちいち描写はしないから!って展開を自分がやりかけてむしゃくしゃして作った。
蛇足だが、リボンを作ってから拘束するまでに掛かった時間はおよそ四秒前後。
伸ばす速度とか入れ忘れたけど気にしない。
失礼しましたーっす


705VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/21(土) 09:27:35.20BQrk4Z9DO (1/1)

>>699
フラっと乙!俺もまじまじと見た~い。
>>700~>>704
乙!ドリルって良いよねっ!

ところで、どっかで既出だろうとは思うけど…。
フラっと→風来人みたいだなぁ→風来人→シレン→不思議のダンジョン→魔女の結界が不思議のダンジョンになってたら→ほむスピナー無双じゃね!?

なんてネタを思い付いたんだ…。

さやか「マミさん危ない!」

マミ「えいっ!」 杖フリッ!

シャル「!?」ピタッ!

マミ「ふぅ…。かなしばりの杖がなかったら即死だったわね」

マミ「受けなさい!ティロ・フィナーレ!」

シャル「ギャアアァ!」ドッカーン!

まどか「マミさん…。無事で良かったです!」

さやか「さっすがマミさん!」


こんな風に便利な道具が多いよね、不思ダンは。

ワルプルさんも防御結界さえなんとかすれば、後はジェノサイドをぶつけてやれば…!


706VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/22(日) 18:47:28.06gMV2JAGDO (1/1)

マキーナ予定「私のSGを、魔剣デウス・エクス・マキーナに変えて、近場の人型の魔女に持たせてくれ」

QB「よく分からないけど、その願いはエントロピーを凌駕したよ」


 ―どこかの魔女の結界―

マキーナ「ん……上手くいったかな?」

魔女(inマキーナ)(えっ…誰?!ここはどこ?私は…確か…絶望して、それから…あれ?)

マキーナ「お早う、魔女さん。私はマキーナ。君の事は知らないけど、身体は使わせてもらってるよ」

魔女(失礼ですね!私が魔女だなんて!そんな事ある…訳…、あ…)

マキーナ「納得してもらえたかな?そういう訳だから、これから宜しく♪」

魔女(貴方は、一体何なんですか?)

マキーナ「私はマキーナ。願いで、SGを魔剣に変えた者。君には、そこで暫く人生の余韻に浸ってもらう以外にないんだけれどね」

魔女(そんな…。)

マキーナ「まぁ、悪いようにはしないから安心しておくれよ。形としては、魔女が魔女を狩る。ってだけだからさ」

マキーナ「まずは結界を解いて、と。それじゃ、他の魔女を探しに行きますか」
マキーナ「ふむ、本当に一般人には見えないんだな。中々面白い…お、近くに魔女の気配がするね。行ってみようか」

 ―どこかの魔女の結界2―

マキーナ「水晶みたいな魔女だな。道理で、鉱物っぽい使い魔だった訳か」

マキーナ「さて、始めようか。水晶の魔女さん?」

 ―戦闘中―

魔法少女A「ここが今回の魔女の部屋…って、なにこれ?!魔女と魔女が戦ってる!?」

マキーナ「やぁ、遅かったね。もう少しで終わるから、その時に事情を話そう。それとも、協力してくれるかい?」

魔法少女A「は?魔女が喋っ…!?もう、一体何だっての!?訳分かんない!とりあえず、やるならアンタだけでやっててよ!でも、GSはもらうからね!」

マキーナ「そうかい。なら、少し残念だけど…そこで待ってておくれよ」

 ―戦闘修了―

魔法少女A「………」

マキーナ「あぁ、そんなに身構えないでくれよ。って言っても、無理な話か。けど、こちらに戦闘の意志が無いのは確かだよ」

魔法少女A「ふぅん?で?アンタは…何なの?」

マキーナ「私は魔剣。名前はマキーナだ。肩書きは…そうだな。魔法少女でも魔女でもない者…ってところかな。とりあえず、君に協力させて欲しいんだけど、良いかな?」



魔剣だから穢れでも希望でも食べちゃうよ!

持たされるのは、まどマギならエルザマリアさん辺りか。

他存在の魂を喰いものにする魔剣だし、物語的にQBと似たような存在かな~、と思って書いてみたネタ。
天尊龍星?知らんな。


707VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/23(月) 11:33:16.84gvsl1YzDO (1/1)

アメリカの病院の壁には、こんな祈りの言葉が、よくかかっているらしいですよ。

 「かなえられた祈り」
大きなことを成し遂げるために力を与えてほしいと、神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった。
偉大なことができるようにと、健康を求めたのに、
よりよいことをするようにと、病気を授かった。
幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧しさを授かった。
世の人の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに、
神の助けを知るようにと、失敗を授かった。
人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、いのちを授かった。
求めたものは、一つとして与えられなかったが、
願いは、すべて聞き届けられた。
神の意に、沿わぬものであるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられた。
私はあらゆる人の中で、もっとも豊かに祝福されたのだ。

なんだか、まどマギが私達に伝えてくれる事と、似ている気がしませんか?


708VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/23(月) 12:44:17.861+ELQKDIO (1/1)

決定的に違うのは
神は良かれとやってるけど、
まどマギの奇跡の代償はタダのペイバックなんだよね。


709VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/24(火) 20:35:34.50q7SDCJ/B0 (1/1)

鹿目まどかとしての感情を失くして半ばQB状態のシステムまど神と
単身元のまどかを取り戻そうとするさやかと円環世界に何故かいる改変前QBが再び契約する
まどかの声に違和感を覚えるほむらは…そして…

思いついたが膨らまない
ほむらちゃんの胸もふくらまない


710グンマーの日常2012/04/28(土) 21:36:07.50NKv2x6r50 (1/1)


「あ、あのトラック……」


「どうしたの?」


「袋がいっぱい載ってると思ったら、ブタさんだった」


「そうね、ブタさんね」


「――ギュウギュウ詰めだね」


「そうね、ブタさんなのにギュウギュウ詰めね」


「……鳴いたね」


「そうね、時々鳴いているわね」


「……なにか、体に文字が書かれてるね」


「そうね、書かれているわね」



「…………」



「…………」







「まどか、もう青よ、行くわよ」


711VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/29(日) 11:47:23.74biBQmTaDO (1/1)

消費される生命同士の皮肉か。
それとも…もしかしたらあれらは、魔法雌豚なんて言う存在なのかも知れない。ってネタなのか…?


712VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/04/30(月) 04:17:41.12DGFoiuaho (1/1)

>>711
え?
豚がぎゅうぎゅう(牛牛)詰め
だろ?他にも何かネタがあるの?


713VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/04/30(月) 18:59:43.05tf6h7Sw60 (1/1)

まどか「強くてニューゲーム?」

QB「そうだよ、記憶と能力を引き継いだ状態で人生をやり直せるんだ」

マミ「じゃあパパとママを助けることも……!」

杏子「親父を絶望させなくて済む……?」

さやか「恭介に告白しよう! 仁美に取られる前に!」

まどか「わたしはどうしようかなぁ……あれ、ほむらちゃん?」

ほむら「……ぜんぜんありがたみを感じないんだけれど」



正直マミさんや杏子が人生やり直しても
ろくなことにならなそう。


714VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/01(火) 11:34:12.22LdshL9IDO (1/1)

ほむほむは心臓病さえ無ければなぁ…。


715既出ネタかもだけど2012/05/01(火) 14:42:26.469ziFBdvi0 (1/1)

まどか「魔法少女なんて存在しない世界にして!」

QB「おっけー、わかったよ」

ぴかー

まどか「やった、これでみんなが苦しむこともなくなるよ!」



マミ→交通事故で死亡

杏子→餓死

ほむら→退院後ひきこもりに

さやか→恭介の後追い自殺



まどか「 」


716VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/05(土) 19:37:32.63ETcwK1WDO (1/1)

QB「相転移だよ相転移!相転移でエネルギーが生まれるんだよ!」

世界「うっせーなー、これでも使ってろよ」つポイッ!ミ〔相転移エンジン〕

QB「わーい、やったー!早速宇宙に打ち上げてエネルギーを得るぞ!」


717VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/05(土) 19:53:10.57iOviTxno0 (1/1)

>>711
藤原新也の「東京漂流」に「豚は夜運ばれる」と言うタイトルの章があった。
食用になる豚は深夜に運ばれるんだそうだ。
ただ、自分達の糧となるために殺される命に、人間は悲しさと恐怖を覚え、感謝と許しを請うための祈りをささげる気持ちを持つ事が出来る。
対してインキュベーターには、悲しみや恐怖を覚える”感情”すら無い。
この差はあまりにも大きい。
もし、条理を超えた願いを聞き届けている事で悲しみや懺悔の代わりになっていると思うなら、責任無き投機に狂った挙句大きな破綻を経験したアメリカ人や、
原発がもたらす未来への負の遺産を省みない原発容認派と、現状の日本経済の余裕の無さを無視する原発反対派双方の無責任さを思い出してみるのも一興だろう。


718VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)2012/05/05(土) 19:57:14.57fYXm+rYlo (1/1)

QB「原子力なんて不安定なエネルギーに頼るなんてわけがわからないよ」みたいなことは言ってたな


719VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/05(土) 20:13:47.08cP3D6Teo0 (1/1)

祈りを捧げてもそれで豚が救われる訳では無く
捧げる祈りはあくまで自分の心の平穏の為
それが人という存在の業なのでしょう


720パラレルな未来2012/05/05(土) 21:15:45.30ugk6+hEL0 (1/1)

「だーれだっ!」

恭介「さやかだろ」

さやか「バレたか~」

恭介「君が就職して5年だね…」

さやか「そうだね~懐かしいよ」

恭介「僕に話って?」

さやか「ほらさ……仁美がいなくなってから腕が治って……まるで魔法みたいって話したの覚えてる?」

恭介「うん、覚えてるけど?」

さやか「もしも、仁美が生きてるなら会いたいよね?」

恭介「まさか!?」

「上条君!?」

さやか「奇跡も魔法もあるんだよ恭介」


腕を治したのは仁美…そしてさやかは彼女を無理やり説得して連れてきたのだった………

おしまいっ!


721ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:52:31.10enl/9Vky0 (1/14)

>>720
はっ腹パン少女ひとみ☆マジか!?
冗談はともかく仁美はお金という名の魔法があるからなあ。

数レスお借りします。



さやか「突然だけど、みんなはおすすめの健康法って何かある?」

杏子「本当に突然だな……、あたしは特に何もしてないけど」

まどか「私はあれかな、ママが通販で買ったぶらさがり健康法」

さやか「……あーねー……」

まどか「えっなんで納得したの!?」

さやか「乙女よ大志を抱け。……はい次、マミさんは?」

マミ「う~ん、そうねえ、健康法っていうほどじゃないけど、寝る前にハーブティーを飲んでいるわ。
   これを飲むと夜ぐっすり眠れるの」

まどか「へえ~マミさんらしいですね。今度私も試してみようかな」

さやか「まどかパパなら上手に作れそうだよね。……で、ほむらは?」

ほむら「……私も特に無いわね。魔法少女だから魔力でどうとでもできるし」


722ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:54:00.45enl/9Vky0 (2/14)

さやか「身も蓋もないな……でも、ほむらは一部どうにかしないといけないところがあると
    思うんだけどなあ……」ニヤニヤ
ほむら「……むっ」
まどか「あははは……」

杏子「それじゃあ、さやかはどうなんだよ? 何かやってんの?」

ほむら「!」

さやか「ん、あたしは――」

ほむら「確かノーパン健康法をやってるって言ってたわよね」

さやか「!? はぁっ何言ってんの? そんなのやってるわけ――」

杏子「うわあ、さやかそんなのやってんのか……まあ健康法は人それぞれだし……」

さやか「いっいや、ノーパン健康法とかやってないし、ちょっ、ほむら発言を撤回しろぉお!」



723ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:55:13.09enl/9Vky0 (3/14)


ほむら「えっあなた何言ってるの? この前スースーして気持ちいいとか言ってたじゃない」

さやか「いやいや、そんなこと言ってないし!」

杏子「げっ現役JC野外露出……」

さやか「ちょっ杏子何言ってんの!? それじゃあ、あたしが変態みたいじゃない!」

ほむら「……まどか、美樹さやかから離れなさい。露出狂が移るわよ」

まどか「さやかちゃん……」サッ

さやか「まどか、なんであたしと距離取ってんの!? あたしはノーパンでも露出狂でもないんだけど!」

杏子「安心しろさやか、たとえお前がノーパンでも露出狂でもあたしは友達でいてやるからよ。

さやか「杏子……」

杏子「……変態の仲間入りはごめんだけど」

さやか「うぉいっ!」



724ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:56:00.66enl/9Vky0 (4/14)


ほむら「まあ、人の性癖は人それぞれだし、……どん引きではあるけれど」

さやか「だーかーらーあたしはノーパンでも露出狂でもないっつーの! 全部こいつの嘘だって!」ビシッ

杏子「えっ」

ほむら「…………証拠は?」

さやか「ぁあん?」

ほむら「あなたがノーパンでも露出狂でもない証拠はあるの?」

さやか「はっいや、そんなのあるわけ――」

杏子「ないのか、やはりお前――」

さやか「いやいやだから違うって! だいたいノーパンでも露出狂でもないってどうやって証明すればいいのよ!」

ほむら「……?」キョトン

さやか「何きょとんとしてんだよ! 意外とかわいいな畜生!」



725ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:56:51.29enl/9Vky0 (5/14)


マミ「ノーパンでも露出狂でもない証明ねえ……」

さやか「マミさん! マミさんはあたしが潔白だって信じてくれるんですか?」

マミ「…………えっええもちろんよ、大切な仲間だもの」

さやか「うっそだぁああ! 今変な間があったし!」

ほむら「……見せればいいのではないかしら」

さやか「はぁあ? 何を?」

ほむら「スカートを捲り上げて下着を見せれば、ノーパンでも露出狂でもない証明になるわね」

さやか「なっなんで人前でパンツ見せないといけないのよ!」

杏子「ああ、なるほど。俗に言うたくし上げって奴だな!」

さやか「納得すんな! 俗に言うって俗に言わねえよ! あんたの知識偏りすぎ!」

ほむら「……見せられないってことは、やはりノーパンだから」

さやか「ちっ違う! どうしてそういう結論になるんだよ!」

ほむら「見せたくても見せられない……見せることができない、なぜなら履いてないから」

さやか「履いてるよ! ちゃんと履いてますぅ!」



726ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:58:20.58enl/9Vky0 (6/14)


ほむら「じゃあ見せることができるわね、はいどうぞ」

さやか「はいどうぞじゃない! そうほいほいと見せれるか!」

ほむら「……やはり履いてるというのは嘘だったのね」

さやか「嘘つきはお前だ!」

杏子「さやか、いい加減に楽になろうぜ、な?」

さやか「あんたはもう黙っててよ!」

ほむら「大丈夫、今は私達しか見てないから。それに、履いていないとしても、その、人に見られるわけだからあなたも満足でしょ?」

さやか「んなわけあるかぁあ! 人を変態みたいに言うな。……あーもう、帰る! 実家に帰らせていただきます!」

ほむら「どうぞご勝手に、あなたの家なのだから。……と言いたいところなのだけど、このままだとノーパンかつ露出狂の噂が学校中に広まる可能性があるわね」

さやか「んなっ!?」

杏子「風見野はあたしに任せろー」

さやか「やめてー、隣町まで広めないで!」



727ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 14:59:28.11enl/9Vky0 (7/14)

ほむら「さあ、美樹さやか。ノーパンで露出狂でないと証明するためには見せるしかないわ。
    
    いい加減覚悟を決めなさい。……あたしはクラスメイトがノーパンでも露出狂でも
    
    どっちでもかまわないのだけど。上条くんはどう思うかしらね……」

さやか「ひっ卑怯なり……恭介のことを持ち出すなんて」

ほむら「さあ、どうするのかしら?」

さやか「うっうぅううぅう……」

杏子「さやか……」

まどか「さやかちゃん……」

マミ「美樹さん……」

さやか「……あーもう、わかったよ! わかりました、見せればいいんでしょ!」

ほむら「えっ私は別に見たいわけじゃないけど」

さやか「ぬえっ」

ほむら「同性の下着を見て興奮する趣味があるわけでもないし」

さやか「ちょっ、えっ」



728ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:00:18.86enl/9Vky0 (8/14)


ほむら「あなたがどうしてもと言うなら見てあげるけど?」

さやか「ぐぬぬ……」

ほむら「ちょっと勘違いしてるみたいだから一応言っておくわ。私はあくまで《見てあげる》立場であることを忘れないでほしいわね」

さやか「ぐっ、こいつ……」

ほむら「こいつ?」

さやか「暁美さん――」

ほむら「ほむらさま」

さやか「こっこの野郎……」

ほむら「この野郎?」

さやか「……ほーむーらーさーま、どーかあたしの下着を見てはもらえないでしょうかー」

ほむら「まあ、そこまで言うなら見てあげないこともないわよ。いやらしい子ね……」ゾクゾク


729ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:01:14.46enl/9Vky0 (9/14)


さやか「くそっ、後で覚えてろよ……」

ほむら「何か言ったかしら?」

さやか「なっ何でもありません、ほむらさま……」

ほむら「あらそう」

さやか「……それじゃあ見せます」

さやかはスカートの左右を掴み、

さやか「これがあたしがノーパンでも露出狂でもない証拠だ!」

ほむら「……」カチッ

たくし上げる寸前でほむらが自身の盾を取り出し、時を止める。

そして、にやりと笑うと停止したさやかに近づき……再び時を進める。

さやか「えいっ!」たくし上げ



730ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:01:53.22enl/9Vky0 (10/14)


まどか「…………!」

杏子「…………!」

マミ「…………!」

さやか「どうだ!」

杏子「どっどうだって言われても……」 ///

マミ「これはコメントに困るわね……」///

まどか「さやかちゃん……」///

さやか「ふう~これでようやくわかったでしょ?」

杏子「あっああ、恐れいったよ……」///

マミ「さっさすがだわ……」///

まどか「うっうん……」///


731ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:02:47.76enl/9Vky0 (11/14)


さやか「ん、どうしたのみんな、さっきから視線逸らして。……まああたしも恥ずかしいんだけど」パッ

杏子「いや、直視はできないというか……」

マミ「ええ、佐倉さんの言うとおりだわ……」

まどか「……さやかちゃん、あのスースーしないの? あっ、むしろスースーする方がいいんだよね。
    
    ごめんね、変なこと聞いて」

さやか「何言ってんのまどか? スースーって――!?」

そこでさやかは気づいた。何かおかしい。股間に違和感がある。やけに開放的な感じがするのだ。

さやかはもしや、とおそるおそるスカートの中に手を伸ばし――

さやか「!?」???



732ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:03:26.50enl/9Vky0 (12/14)


まどか「あれ、そういえばほむらちゃんは?」

マミ「あら、いつの間にかいなくなってるわね」

杏子「ほんとだ、いつの間に……」

さやか「……ろう……」

杏子「ん、どうした? さやか」

さやか「ほむらの野郎……」

まどか「さっさやかちゃん……?」

さやか「ほむらのやろぉおおおお!」

マミ「みっ美樹さん!?」

さやか「逃げやがったなあん畜生ぉおおおおおお!」


733ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:07:38.61enl/9Vky0 (13/14)


というわけで今回のオチ。

時が止まった斜●興業にて。

ほむら「これとこれ、これも頂いていくわ」

事務員?「…………」

ほむら「こんなものかしらね、それじゃあ帰るとしましょうか」バタン

店員?「…………」

ほむら「そして、時は動き出すっと」カチッ

従業員?「ん? お嬢ちゃん、うちに何か用――」

入り口の前に現れたいかにもその筋の人が言葉を言い終える前に、辺りが激しく揺れ、建物が倒壊する。

あちこちで爆発が起き、轟音が爆ぜる。その際、青白い光がきらめき閃光が舞った。

ほむら「まさか、こんなところにまで――!?」

爆発の中心にいるの両手に剣を持ったマントをはためかせる短髪の少女――美樹さやかだ。
両手の剣で壁を叩き壊しながら凶戦士とも呼べる形相でさやかは叫ぶ。
それは獣のような咆哮だった。

さやか「ほむらの大バカ野郎はどこだっ!! どこにいったぁああああ!?」

キュゥべえ「ほっほむらなら豊胸効果のある牛乳を求めて北海道に行ったよ……」

それはインキュベーターをも圧倒する迫力だったという。


おしまい。


734ほむら「いやらしい子ね」2012/05/07(月) 15:10:30.24enl/9Vky0 (14/14)

以上です。
>>721-733のスレを使わせて頂きました。
安心の部長オチ・・・。
トムとジェリーな関係のほむさやが大好きです。



735VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/05/07(月) 15:34:37.288usyekzo0 (1/1)

これはけしからん。
もっと書け。


736VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)2012/05/07(月) 21:02:39.71+Mg3lb0mo (1/1)

これが悪魔の証明か!


737VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/07(月) 21:19:25.48vDGbWUjE0 (1/1)

「パンツを覗くとき、パンツは股から除かれているのだ」というやつですね(違)


738VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/05/08(火) 14:49:38.35UNOvTY9q0 (1/3)

中沢「さて上条。仁美とさやかのどちらと結婚したいかよく考えた?」


中沢「じゃぁ約束通り 結婚相手を選んでもらおうかな。
   仁美とさやかのどちらか本当に好きな方にプロポーズしてね。」


※※「ちょっと待ちな!」


さやか「あ、あんた……
    杏子!?」


杏子「あんた恭介とか 言ったっけ?
   どこの馬の骨かと思ってけど
   なかなか やるじゃねぇか。」

杏子「仕方ねぇから あたしが
   あんたと 結婚してやるよ。
   別にいいだろ?」


さやか「な なに言ってんのよ!
    恭介が あんたみたいなのと
    結婚するわけないでしょ!」


杏子「そんなの こいつに 
   聞いてみなきゃわかんねぇだろ!」

杏子「まぁ いいや
   そんなに言うなら こいつに
   決めてもらう事にするわ。」

杏子「さあ 早く 選べよ。
   言っとくけど グズな馬鹿とは結婚しないからな。」


中沢「えっと…… 
   気を取り直して……。」

中沢「仁美かさやかの
   好きなほうに プロポーズしてくれ。」




739VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/05/08(火) 14:50:31.62UNOvTY9q0 (2/3)

仁美の場合:

仁美「まぁ 上条君。
   私は 守ってもらうことしか
   出来ない女の子でございますよ?」

仁美「それでも 私を 
   選んで下さるんですか?」

(いいえ)
  
  仁美「……そうでございますよね。
     さやかさんなら きっと あなたの
     力に なって下さいますわ。」
(はい)

  仁美「うれしいですわ!
     上条君 ありがとうございます!
     きっと 良い妻になりますわ。」


杏子の場合:

杏子「なにしてんだ?
   早く あたしを選べよ。」

(いいえ)

  杏子「チッ……早くあたしを選べばいいものを……
     言っとくけど あたしは すぐ気が変わるんだからな!」
(はい)

  杏子「へへっ……
     そうこなくっちゃ おもしろくねぇな。」




740VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2012/05/08(火) 14:51:26.68UNOvTY9q0 (3/3)

さやかの場合:

さやか「あれ恭介? 私でいいの?
    仁美みたいに女の子らしくないよ?」

 (いいえ)

  さやか「……そうだよね。
      やっぱり仁美の方がいいよね」
 (はい)

  さやか「あれ なに? あたしが 女の子らしくないって言うの?
     ふふ……でもまぁ、それでも あたしを 選んでくれるんだね。ありがと 恭介……。
     また 恭介のヴァイオリンが聴けるね!」

中沢の場合:

中沢「なんだって!?俺が好きだって!?
   そ それは駄目だ!もう1度考えるんだ!」




741VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2012/05/08(火) 16:20:39.830dEEbbCH0 (1/1)

ドラクエ5か


742VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:07:35.88wmSrMEkDO (1/7)

2レス程失礼。世界(メタ含み)改編系です。


まどか「全ての魔女を、生まれる前に、ソウルジェムの浄化能力を持った妖精さんに
変えてあげたい。すべての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で!」

まどか「さぁ、叶えてよ!インキュベーター!」

QB「そんな…まさか!こんな訳が分からない願いなのに…エントロピーを凌駕するなんて!?」


願いは…叶った。しかし、そこで世界自体が考える羽目に陥った。

世界「はぁ?妖精?何やねんそれは…またけったいな事考え付きおってからに、これだからガキンチョってやつは…!」

世界「まぁ、ええわ。しゃーない、調べてつこたるわ」

世界「そんで、人間共の考えとる妖精っちゅのは…と、ふむ。ちっさくて、ヒトガタで、イタズラ好きで、自然の象徴なぁ…?で、これに…穢れちゅーの?の浄化能力を持たせるんやったな」

世界「どうせ女の子の考える事やし、服とかも可愛くないと納得いかへんねやろ?」

世界「後は…魔女から変わる訳やし、全員女やな。それのどっか一部に魔女の特徴を残して…」

世界「で、象徴云々を…んー、裏切られた個々の願いの象徴にして…基本行動理念をイタズラに、と。よし、大体決まってきたな。一遍纏めてみよか」

 妖精とは
・鹿目まどかが願いで得た力で魔女から変えた存在
・人形をしている(身体・服・羽のどこか一部に魔女の特徴が現れる)
・元となった人に似る
・小さい(基本30cm)
・人の言葉で話す
・見た目可愛い
・虫の様な羽が生えている
・可愛らしい服を着ている
・基本イタズラ好き(寝る・遊ぶのが好き等の例外あり)
・SGの浄化能力を持つ
・捕まえたらSGを浄化させる事が出来る
・SGを浄化すると疲れる(疲れを訴えたら放してあげよう ※嘘で早く言う場合もある)
・寿命、病死は無い(無理矢理浄化させ過ぎると過労死する。人間が死ぬ程の怪我をすれば死ぬ)
・死ぬと消滅する(だんだん薄くなって消える)

世界「ん。こんなところやな。これなら多分納得いくやろ」

世界「よし。これでちょいと飛ばしてスタートや!」


―ワルプルギスの夜、消滅―

ほむら「ここは……?」

QB「どうやら、鹿目まどかの願いによって、書き換えられている途中の世界のようだね」

世界(書き換えてんのはワイなんやけどな)

QB「あれを見てごらん」
ほむら「あれは、何?」

QB「鹿目まどかのSGだ。凄いね、今もどんどん大きくなっている」

QB「あんなものが魔女になったら、地球は確実に滅ぶだろうね」

まどか「それは無いよ、QB。そんな事にはならないし、させない」


743VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:17:57.80wmSrMEkDO (2/7)


ほむら「まどか……」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん。そして、ありがとう」

まどか「今なら、分かるんだ。たくさんたくさん、守ってもらってた事」

まどか「私は、多分…居なくなっちゃうけど…きっと、そんなに寂しくは、ならないはずだから」

ほむら「 ! い、嫌だよ!まどかが居ない世界なんて…私は…!」

まどか「本当に、ごめんね。でももう、限界だから」

ほむら「うっ…うう、そんな…こんなのって」

まどか「私だって、例外じゃない。魔女になる前に、変える。さぁ…生まれて!妖精の私!」

まどかは両手で、いまだ膨らみ続ける自らの衛星級のSGを仰ぎ、願いで得た“魔女を生まれる前に妖精に変える”魔法を掛ける。
そして遂に、まどかのSGが砕け、その中から、小さな桃色の流星が一つ…三人の方へと飛んで来る…。
それはまどかの両手の間で止まると、光を散らし、その中に居る存在の姿を顕にする。

大きさは50cm程、先の方が5分の1くらい黒くなっている桃色の長い髪をして、天使のような翼を持ち、白衣を着ている。

ほむら「これは……まどか?」

まどか「うん。そっくりだね」

まどか?「……ん」
そう声を漏らし、つむっていた桃色の瞳でまどかを見る。

まどかは、広げていた両手で妖精のまどかの両手を取って引き寄せ、微笑みを向けて言う。

まどか「初めまして、妖精の私」

妖精まどか「初めまして。元の私」
妖精のまどかも笑みを返す。

まどか「妖精の私……これからなるべく、ほむらちゃんの側に、居てあげてね」

妖精まどか「うん。もちろんだよ」

まどか「ほむらちゃん。この子の事……お願いね」

ほむら「まどか…、それでも、私はあなたが…!!」

まどか「ほむらちゃん……もう、お別れの時間みたい」

まどか「そうだ。これ…よかったら…持っててね」

髪を結んでいたリボンをほどいて、私の左手に握らせる。
けれど…そんなものでは…私は。

ほむら「まどか…まどかぁ…っ!」
右手を精一杯に伸ばして…届くはずなのに、届かなくて。触れなくて…。

まどか「ありがとう。私の……最高の友達」

笑顔のまどかだけが…最後の記憶で…。

ほむら「まどかああああああああああああぁぁぁぁぁ!!」


744VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:20:44.47wmSrMEkDO (3/7)


まどかが私から離れてゆき、私も強い力に引っ張られた気がして。
気が付いた時には、何も壊れていない街の空を見上げていて。

ほむら「……まどか…………」
喪失感しか無いような顔で…空の、遠くを見る…。
渡されたリボンを、強く握る。

妖精まどか「なーに?」

自分が呼ばれたと思ったのだろう。無邪気な顔でそう聞いてきた妖精のまどかに、
私は寂しげな微笑みを向けて答える。

ほむら「いいえ。なんでもないわ」

妖精まどか「? そうなの?」

ほむら「ええ……。これから、よろしく」

その言葉を受けて、妖精のまどかは満面の笑みを浮かべて答える。

妖精まどか「うんっ。よろしくね!」

この瞬間、私は…この子…妖精のまどかに、まどかの残滓を感じながら…生きてゆく事にすると、
そう決めた…。それしか……なかったから。



以上。原作より寂しさと殺伐さを控えめな世界にしてみました。
とは言っても、ほむほむは結局納得行かないでしょうけど。

この世界での魔法少女の仕事は、いたずらっ子な妖精を捕まえて懲らしめ、
SGを浄化させたら解放してやるという繰り返しの割と平和な世界です。

しかし、妖精とは言えいたずらという災厄をもたらすので、魔獣辺りは出ません。
まぁ災厄と言っても、いたずら程度なので“妖精如きが何するものぞ”という
レベルでしょうが、時と場合によっては、大きな被害を出す事もあるのでしょうね。

妖精まどかさんの魔女の部分は、髪の先の黒くなってるところです。
クリームさんの根っこを表してます。

因みに、台詞の世界さんは単なるメタと妖精の設定役です。


745VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:30:15.10wmSrMEkDO (4/7)

しまった。妖精の項目に
・空を飛べる
を入れ忘れてしまいました。
申し訳ない。


746VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:50:26.34JPHmpqDDO (1/2)

>>745
おい、この世界観で長編かけよ。
いや、お願いします


747VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 16:58:13.76/eA40o7IO (1/1)

説明が長いってことはこれを元に長編書くんですね(パァァ


748VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 17:00:45.16wmSrMEkDO (5/7)

>>746ー747
すまない。
ド低能で携帯な私めには、それは無理難題と言うもの。

誰か使いたければ遠慮なく使って下さいませ。

あ、後。妖精の一般人に対するステルスのオン・オフは任意です。


749VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 18:01:01.86bxDF0msx0 (1/1)

>>748
ちょっと世界観の説明が足らないのであと100レスほど書いてくれないかな?
魔女の特性と元の人格がどの程度反映されるの?とか悪戯の具体例とかさ……

なぁに、今書いた3レスほどの短編を30回ぐらい投稿すれば100レスなんてすぐだよ!


750VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 19:44:50.81wmSrMEkDO (6/7)

>>749

初SS
とても不定期
つまらん
グダグダ
小ネタばっか
内容が無いよう
モブ妖精の方が出番多いかも
魔女の原型はもはや見た目だけ
原作の面影消滅

もしも本当にこんな感じでも良いなら、明日から挑戦してみるけど。


751名無しマギカ2012/05/15(火) 20:37:29.98QcWsUArY0 (1/1)

「女神まどかのいたずらその1マミの家に爆弾入りの箱を送る」


752VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 20:45:39.78JPHmpqDDO (2/2)

>>750
・誰だって最初は初めて
・不定期?リアルが優先になるのは仕方がない
・小ネタ集?問題なんかある訳ない
・オリキャラ?そんなのあちこちにある。ほむらと妖精まどか出しとけばおkでしょ


と言う訳で頑張れ


753VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/15(火) 21:00:48.83wmSrMEkDO (7/7)

分かったよ。携帯だけど頑張ってみるわ。

タイトルは
ほむら「魔女が妖精になった世界で……」

でやってみる。


754VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/16(水) 15:41:30.245ob6lUUo0 (1/1)

ちょっと聞きたいんだが
ここで見掛けた小ネタを気に入って別の人が書きたくなったら、もらってもいいのだろうか


755VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/16(水) 16:27:26.20eoYMOH6R0 (1/1)

許可出す出さないは人それぞれだし、裏で書いてる可能性も有り得る、
ネタ貰う前にしっかりと確認した方が良いと思う。


756VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/16(水) 22:08:28.748PyIby370 (1/3)


まどか「マミさんが小二病にかかちゃった……。」




マミ「さぁ鹿目さん! カブト虫を取りに行くわよ!」


まどか「こんな時期にカブト虫なんかいませんよ!」



マミ「そ、そうね……。」ショボン


まどか「あ……。」

まどか(さすがに言いすぎちゃったかな……。)


マミ「………。」

マミ「しかないわね……グリンピースでいいわ……。」


まどか「何その遊び!?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「いくわよ! ロックマン.EXE トランスミッション!」シュ


まどか「あの……ゲームボーイをパソコンに押し付けても何も起こりませんよ……?」


マミ「トランスミッション!」


まどか「………。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「見て鹿目さん! 忍者がビルの上を飛んでるわ!」


まどか「あの……飛んでませんよ……?」


マミ「いいえ、飛んでるわ。心の目で見なさい!」


まどか「はぁ……。」


757>>756の続き2012/05/16(水) 22:09:49.378PyIby370 (2/3)


マミ「よかったら二人とも、私の家にお菓子を食べに来ない?」


さやか「お菓子ですか? いいですね!」


まどか(なんか嫌な予感……。)



さやか「あの……これって……」


マミ「ふふ……好きな物を食べて♪」


さやか「どう考えても駄菓子なんですけど……。」


まどか(やっぱり……。)


マミ「あ、それと! ヨーグルンは私専用だから食べちゃ駄目よ!」


さやか「はぁ……。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「あら? 佐倉さん何食べてるの?」


佐倉「あ? ポッキーだよポッキー。 あんたも食うかい?」


マミ「いえ……私にはこれがあるから。」スッ


杏子「午後ティーと……ストロー?」


マミ「んっ……んんっ!」ズルズル

マミ「ぱ、ぽっひぃー!」


杏子「……ちょっと無理がねぇか……? ソレ……。」




758>>757の続き2012/05/16(水) 22:10:39.078PyIby370 (3/3)

シャルロッテ「」クパァ


マミ「あ……。」


さやか「マ、マミさーん!?」


まどか「嘘……こんな……。」











マミ「はいセーフ! セーフ! これはセーフよっ!」


シャルロッテ「!!????」


まどか「えっ? えっ?」


マミ「食べられる前にバリア張ったからセーフなのっ!」


さやか「えええええええええええ!?」


おわり


759VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/17(木) 15:31:21.08zLGvORWIO (1/1)

癒しの願いで魔法少女になったさやかちゃんが、ムジュラの「いやしの唄」を使える笛をエモノにして物語を進めるのを思いついた。

談義スレのを見てね


760VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)2012/05/19(土) 21:44:36.95n2aHh6330 (1/2)

長文失礼

魔法少女まどか☆マギカ ~Prima☆Magia~
ジャンル:対戦格闘アクション 対応機種:アーケード、セガサターン360 開発元:ポリゴン番長
プレイヤー人数:1~2人(対戦プレイ) 発売日:2111年4月21日予定

・基本システム
 使用ボタンは格闘ボタンのA(弱)、B(強)、魔法攻撃ボタンのCとシステム関連のDの4つ。
 ゲージは体力ゲージ、魔翌力ゲージ、SGゲージ(後述)の3本。
 体力以外の各種ゲージはラウンド持ち越し、SGゲージの特性故ゲージ温存戦略が有効。
 AB同時押しでガード不可の掴み投げ、BC同時押しで回避行動、CD同時押しで魔翌力ゲージ回復。
 ゲーム展開は遅め、一部のキャラではコンボも可能だがどちらかと言うと立ち回りゲーになる。

・魔翌力ゲージ
 画面下に配置。1ラウンド開始時100%からスタート、最大容量は200%。
 時間経過と被ダメージ、与ダメージ、CD同時押しによって増加。かなり早いベースでゲージが回復する。
 適用システムはゲージ消費を行う一部の必殺技、緊急回避であるマジカルスパークの二つ。
 魔翌力ゲージを消費する必殺技は通常技の強化版であるハイ・マギアと専用技であるグラン・マギアの2種。
 マジカルスパークはABC同時押し、150%消費で全アクションおよび各種ダメージをキャンセル可能。

・SGゲージ
 魔翌力ゲージ横に配置。原作通り卵型で中に数字が表示。第二の体力ゲージ。開始時は0%からスタート。
 Cボタンおよび各種コマンド技によって増加する(SG汚染)、ダウン時にも5%増加。
 SGゲージが90%を超えると汚染状態となり、各種硬直が延長、かなり不利になる。
 ゲージはDボタン長押しによるグリーフシードで減少。全消費するが所持数は3。隙もある。
 SGゲージ100%になるとソウルジェムが砕ける演出と共に「GEM BREAK!」と表記され敗北。

・ラストマギア
 SGゲージ90%以上かつ魔翌力ゲージ200%で発動。すさまじく威力の高い必殺技。
 ただし発動後必ず自滅K.Oとなる。SGゲージの増加も含めかなり博打要素の高い必殺技。
 ロマン技とも言えるがSGゲージの管理は自分側で可能であるし能動的に狙う事も不可能ではない。


761VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)2012/05/19(土) 22:21:22.61n2aHh6330 (2/2)

カッっとなってやった、SSじゃないと気付き反省している