1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:22:27.40:YwQj5n8W0 (1/51)
注意
書き溜めはなし
プロットはある
基本的にオナニーSS
更新は3日に一度くらい
よろしくお願いしますだ
注意
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プロットはある
基本的にオナニーSS
更新は3日に一度くらい
よろしくお願いしますだ
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:26:02.51:YwQj5n8W0 (2/51)
男「ねぇねぇ」
母「なに?」
男「魔王退治しに行きたい」
母「はあ?」
男「だから、魔王退治しにいくの」
母「あんた...魔王とかさ」
男「なんだよ」
母「頭湧いてんの?」
男「っ!!なんてこと言うんだ!!!」
母「いやだって魔王とかいないし」
男「ねぇねぇ」
母「なに?」
男「魔王退治しに行きたい」
母「はあ?」
男「だから、魔王退治しにいくの」
母「あんた...魔王とかさ」
男「なんだよ」
母「頭湧いてんの?」
男「っ!!なんてこと言うんだ!!!」
母「いやだって魔王とかいないし」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:29:08.34:YwQj5n8W0 (3/51)
男「いや!いる!!魔王いるもん」
母「寝ぼけてんの??」
男「起きてるわ!」
母「なら病院いきな!頭の」
男「お母さん...テレビ見てないのか!?」
母「見てるわよ」
男「もういいわ」
母「どこいくの!!?」
男「いや!いる!!魔王いるもん」
母「寝ぼけてんの??」
男「起きてるわ!」
母「なら病院いきな!頭の」
男「お母さん...テレビ見てないのか!?」
母「見てるわよ」
男「もういいわ」
母「どこいくの!!?」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:34:00.46:YwQj5n8W0 (4/51)
男「お母さんとじゃ話にならないから、王様に勇者認定してもらう」
母「は?」
男「じゃ」
パタン
男「ふぅ...全く。世間知らずな母親だなぁ」
男「あ、そういや王様の居場所知らないや」
男「あのー」
町人「なに?」
男「王様がどこにいるか知りません??」
町人「は?王様??」
男「お母さんとじゃ話にならないから、王様に勇者認定してもらう」
母「は?」
男「じゃ」
パタン
男「ふぅ...全く。世間知らずな母親だなぁ」
男「あ、そういや王様の居場所知らないや」
男「あのー」
町人「なに?」
男「王様がどこにいるか知りません??」
町人「は?王様??」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:36:09.17:YwQj5n8W0 (5/51)
町人「王様とかいないし」
男「いるでしょ」
町人「いや、この国は民主主義」
男「うん」
町人「よって王様はいません」
男「えっ」
町人「えっ」
町人「王様とかいないし」
男「いるでしょ」
町人「いや、この国は民主主義」
男「うん」
町人「よって王様はいません」
男「えっ」
町人「えっ」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:38:38.09:YwQj5n8W0 (6/51)
男「民主主義な王様いるでしょ」
町人「いません」
男「またまた~」
町人「いないから」
男「話にならない」
町人「ところで、なんで王様に会いたいの??」
男「勇者になるため」
町人「えっ」
男「民主主義な王様いるでしょ」
町人「いません」
男「またまた~」
町人「いないから」
男「話にならない」
町人「ところで、なんで王様に会いたいの??」
男「勇者になるため」
町人「えっ」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:43:23.05:YwQj5n8W0 (7/51)
男「そんで、魔王倒す」
町人「へぇ」
男「驚いた?」
町人「すごく」
男「魔王倒して、世界を平和にする」
町人「その決意に水を差すけどさ」
男「??」
町人「魔王とかってなに?」
男「やれやれ」
町人「もしかしてコレ常識?」
男「魔王と勇者くらい常識でしょうに」
町人「そうなのか」
男「小学校の歴史で習うっしょ」
男「そんで、魔王倒す」
町人「へぇ」
男「驚いた?」
町人「すごく」
男「魔王倒して、世界を平和にする」
町人「その決意に水を差すけどさ」
男「??」
町人「魔王とかってなに?」
男「やれやれ」
町人「もしかしてコレ常識?」
男「魔王と勇者くらい常識でしょうに」
町人「そうなのか」
男「小学校の歴史で習うっしょ」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:48:50.50:YwQj5n8W0 (8/51)
町人「すまないが魔王と勇者について教えてくれ」
男「仕方がないなぁ」
町人「コレで俺も常識人か」
男「魔王というのは魔物の王様で」
町人「たいむ」
男「なんだい」
町人「魔物とは?」
男「魔物も知らんのか?全く」
町人「本当にすまないが魔物も教えてくれ」
男「ふん、いいだろう」
町人「すまないが魔王と勇者について教えてくれ」
男「仕方がないなぁ」
町人「コレで俺も常識人か」
男「魔王というのは魔物の王様で」
町人「たいむ」
男「なんだい」
町人「魔物とは?」
男「魔物も知らんのか?全く」
町人「本当にすまないが魔物も教えてくれ」
男「ふん、いいだろう」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:52:49.40:YwQj5n8W0 (9/51)
男「魔物はだな魔界から現世に召還された魔王のしもべだ」
町人「しつもーん」
男「はいどうぞ」
町人「魔界って?」
男「またか君は?非常識にも程があるぞ」
町人「あなたは物知りだなあ」
男「これしき一般常識だ」
町人「そうなのか」
男「魔物はだな魔界から現世に召還された魔王のしもべだ」
町人「しつもーん」
男「はいどうぞ」
町人「魔界って?」
男「またか君は?非常識にも程があるぞ」
町人「あなたは物知りだなあ」
男「これしき一般常識だ」
町人「そうなのか」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 00:55:28.73:YwQj5n8W0 (10/51)
男「ではな魔界についても教えてやろう」
町人「すまないな」
男「気にするな。人助けも勇者の仕事だ」
町人「勇者は大変だな」
男「まあな」
町人「それで魔界とは?」
男「ではな魔界についても教えてやろう」
町人「すまないな」
男「気にするな。人助けも勇者の仕事だ」
町人「勇者は大変だな」
男「まあな」
町人「それで魔界とは?」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:02:21.71:YwQj5n8W0 (11/51)
男「魔界とはだな。魔物の住んでいる世界だな」
町人「はーん。人間の代わりにその魔物がいるんだな?」
男「その通りだ。なかなか飲み込みがいいな」
町人「そうですか」
男「して魔物はだな。魔法を使う動物だ」
町人「魔法?アブラケタブラみたいな?」
男「大体そんな感じだ」
町人「はぁ...そりゃ恐ろしい」
男「そうだ。魔物をとても危険で恐ろしい生き物」
町人「勇者は本当に物知りだなあ」
男「魔界とはだな。魔物の住んでいる世界だな」
町人「はーん。人間の代わりにその魔物がいるんだな?」
男「その通りだ。なかなか飲み込みがいいな」
町人「そうですか」
男「して魔物はだな。魔法を使う動物だ」
町人「魔法?アブラケタブラみたいな?」
男「大体そんな感じだ」
町人「はぁ...そりゃ恐ろしい」
男「そうだ。魔物をとても危険で恐ろしい生き物」
町人「勇者は本当に物知りだなあ」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:07:04.40:YwQj5n8W0 (12/51)
男「そんで魔王は魔物の王様」
町人「てことは一番強いということか?」
男「そう。危険な魔物たちを力や知恵を使い従える」
町人「それで勇者は何をするんだ?」
男「勇者は魔王を倒して世界を平和に導く」
町人「でも危険なのでは?」
男「勿論危険が伴う職業だ」
町人「やはり」
男「そんで魔王は魔物の王様」
町人「てことは一番強いということか?」
男「そう。危険な魔物たちを力や知恵を使い従える」
町人「それで勇者は何をするんだ?」
男「勇者は魔王を倒して世界を平和に導く」
町人「でも危険なのでは?」
男「勿論危険が伴う職業だ」
町人「やはり」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:12:44.84:YwQj5n8W0 (13/51)
男「しかし、勇者はどんな状況にも負けない勇気」
男「どんな敵にも負けない実力、更に魔法も使いこなせる」
町人「魔法を」
男「更に、精霊の加護がある」
町人「精霊???」
男「精霊とは勇者に力を貸してくれる者だ」
町人「精霊は戦わないのか?」
男「ああ、精霊は戦わない。戦闘は不得手なのだ」
町人「ふむ?加護とは?」
男「おまじないのようなものだ」
町人「子ども騙しだな」
男「しかし、勇者はどんな状況にも負けない勇気」
男「どんな敵にも負けない実力、更に魔法も使いこなせる」
町人「魔法を」
男「更に、精霊の加護がある」
町人「精霊???」
男「精霊とは勇者に力を貸してくれる者だ」
町人「精霊は戦わないのか?」
男「ああ、精霊は戦わない。戦闘は不得手なのだ」
町人「ふむ?加護とは?」
男「おまじないのようなものだ」
町人「子ども騙しだな」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:16:42.00:YwQj5n8W0 (14/51)
男「いや、おまじないを舐めてはいけない」
町人「?」
男「おまじないには人体を腐乱させない力がある」
町人「腐らないといいことがあるのか?」
男「うむ、生き返る」
町人「なんと!!?」
男「神父やシスターの聖なる祈りの力で甦る」
町人「精霊すげぇ」
男「いや、おまじないを舐めてはいけない」
町人「?」
男「おまじないには人体を腐乱させない力がある」
町人「腐らないといいことがあるのか?」
男「うむ、生き返る」
町人「なんと!!?」
男「神父やシスターの聖なる祈りの力で甦る」
町人「精霊すげぇ」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:20:58.15:YwQj5n8W0 (15/51)
男「しかし、おまじないに頼りすぎるのはよくない」
町人「なぜ?」
男「体への負担が大きいからな。無限に生き返ることは出来ない」
町人「そうか」
男「ふぅ。一通り説明したぞ」
町人「ああ、ありがとう」
男「王様の居場所は分からないんだな?」
町人「分からない。というかこの国に王様はいない」
男「なんてことだ」
男「しかし、おまじないに頼りすぎるのはよくない」
町人「なぜ?」
男「体への負担が大きいからな。無限に生き返ることは出来ない」
町人「そうか」
男「ふぅ。一通り説明したぞ」
町人「ああ、ありがとう」
男「王様の居場所は分からないんだな?」
町人「分からない。というかこの国に王様はいない」
男「なんてことだ」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:21:41.92:YwQj5n8W0 (16/51)
今日は多分ここまでじゃ
今日は多分ここまでじゃ
17:やっぱり続ける:2011/01/29(土) 01:46:09.93:YwQj5n8W0 (17/51)
男「困ったな。誰に勇者だと認めてもらえば良いのやら?」
町人「総理大臣じゃね?」
男「そうなのか??」
町人「多分」
男「そうか、ならば総理大臣に会いに行く」
町人「そうか、頑張れよ!!」
男「すまないな時間をとらせた」
町人「いやいや、知らないことを色々教えてもらった」
男「困ったな。誰に勇者だと認めてもらえば良いのやら?」
町人「総理大臣じゃね?」
男「そうなのか??」
町人「多分」
男「そうか、ならば総理大臣に会いに行く」
町人「そうか、頑張れよ!!」
男「すまないな時間をとらせた」
町人「いやいや、知らないことを色々教えてもらった」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:49:20.88:YwQj5n8W0 (18/51)
東京都
男「なかなか遠かったな。東京都」
男「あれが国会議事堂か...?」
国会議事堂前
男「入れてもらおうか」
警備員「何者だ!」
男「勇者」
警備員「......え?」
東京都
男「なかなか遠かったな。東京都」
男「あれが国会議事堂か...?」
国会議事堂前
男「入れてもらおうか」
警備員「何者だ!」
男「勇者」
警備員「......え?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:53:05.06:YwQj5n8W0 (19/51)
男「勇者だ」
警備員「勇者?」
男「世界の危機に登場した」
警備員「危機って...不況的な意味ですか?」
男「魔王の侵略から」
警備員(あちゃー…痛い人だなー)
男「まさか警備員さんも魔王を存じ上げないと?」
警備員「魔王ってゾーマとか?」
男「勇者だ」
警備員「勇者?」
男「世界の危機に登場した」
警備員「危機って...不況的な意味ですか?」
男「魔王の侵略から」
警備員(あちゃー…痛い人だなー)
男「まさか警備員さんも魔王を存じ上げないと?」
警備員「魔王ってゾーマとか?」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 01:59:15.03:YwQj5n8W0 (20/51)
男「ゾーマ!!」
警備員「......」
男「警備員さん!!なぜゾーマを知っている!!?」
警備員「ドラクエ3ファンでね」
男「そうか、で国会議事堂に入れてもらおうか」
警備員「それはできない」
男「??勇者認定してくれないのか??」
警備員「あなた、この世には勇者も魔王もいやしませんよ」
男「なん...だと...?」
男「ゾーマ!!」
警備員「......」
男「警備員さん!!なぜゾーマを知っている!!?」
警備員「ドラクエ3ファンでね」
男「そうか、で国会議事堂に入れてもらおうか」
警備員「それはできない」
男「??勇者認定してくれないのか??」
警備員「あなた、この世には勇者も魔王もいやしませんよ」
男「なん...だと...?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 02:03:46.41:YwQj5n8W0 (21/51)
男「ふざけるな」
警備員「ふざけてません」
男「魔王は存在する!!」
警備員「ゲームのしすぎだ」
男「現に俺の父親は魔物にやられた!!」
警備員「んなバカな!?」
一時間後
警備員「調べた結果」
男「.............」
警備員「君の父親は...」
男「...」
警備員「生きてるよ」
男「そんなバナナ」
男「ふざけるな」
警備員「ふざけてません」
男「魔王は存在する!!」
警備員「ゲームのしすぎだ」
男「現に俺の父親は魔物にやられた!!」
警備員「んなバカな!?」
一時間後
警備員「調べた結果」
男「.............」
警備員「君の父親は...」
男「...」
警備員「生きてるよ」
男「そんなバナナ」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 02:04:50.65:kQc6dSWCo (1/2)
支援する
頑張って最後まで続けてね
支援する
頑張って最後まで続けてね
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 02:17:11.87:gFQi3kgDO (1/1)
支援支援!面白くなりそうなので頑張って!!
支援支援!面白くなりそうなので頑張って!!
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 02:57:33.84:hBogZtyko (1/1)
あの世界の勇者って公務員なんだろうか?支援
あの世界の勇者って公務員なんだろうか?支援
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 10:29:07.47:XUVu08yDO (1/2)
期待
期待
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 10:44:31.47:YwQj5n8W0 (22/51)
おお!!なんかありがとうございます!!
おお!!なんかありがとうございます!!
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 10:49:49.79:YwQj5n8W0 (23/51)
男「ありえない。絶対に」
警備員「いや、生きてるから」
男「ならば俺が見たあの惨劇は?幻覚だとでも?」
警備員「夢で見たんじゃないの?」
男「いやいや、あれは現実だ」
警備員「証拠は?」
男「俺も魔物に怪我を負わされた」
警備員「見せてみなさい」
男「いいだろう」ズッ
警備員「なんと!!」
男「どうだ?」
男「ありえない。絶対に」
警備員「いや、生きてるから」
男「ならば俺が見たあの惨劇は?幻覚だとでも?」
警備員「夢で見たんじゃないの?」
男「いやいや、あれは現実だ」
警備員「証拠は?」
男「俺も魔物に怪我を負わされた」
警備員「見せてみなさい」
男「いいだろう」ズッ
警備員「なんと!!」
男「どうだ?」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 10:53:08.22:YwQj5n8W0 (24/51)
警備員「これは...」
男「あまり見られたいものではない」
警備員「ふむ......」
男「じろじろ見ないでくれ」
警備員「あのさ」
男「どうした?」
警備員「どっからどう見てもコケただけだろ」
男「違う」
警備員「これは...」
男「あまり見られたいものではない」
警備員「ふむ......」
男「じろじろ見ないでくれ」
警備員「あのさ」
男「どうした?」
警備員「どっからどう見てもコケただけだろ」
男「違う」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 10:58:56.02:YwQj5n8W0 (25/51)
男「これは土の中から手を出す魔物の仕業だ」
警備員「あー...君ね、障害者じゃないよね?」
男「断じて障害者ではないぞ」
警備員「だよねー」
男「いつになれば総理大臣に会えるのだか」
警備員「君、悪いけど総理大臣には君の妄想に付き合う時間はない」
男「世界を救うためでもか!!」
警備員「残念ながら君のいうような危機は起こっていない」
男「まだ魔物の存在を否定するか!」
男「これは土の中から手を出す魔物の仕業だ」
警備員「あー...君ね、障害者じゃないよね?」
男「断じて障害者ではないぞ」
警備員「だよねー」
男「いつになれば総理大臣に会えるのだか」
警備員「君、悪いけど総理大臣には君の妄想に付き合う時間はない」
男「世界を救うためでもか!!」
警備員「残念ながら君のいうような危機は起こっていない」
男「まだ魔物の存在を否定するか!」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 11:04:53.47:YwQj5n8W0 (26/51)
警備員「第一俺は君よりも長く生きてるが」
警備員「魔物なんて見たことない」
男「しかしっ!!」
警備員「妄想を人に押しつけるな」
男「!!妄想などではない!!」
警備員「ならば俺に魔物を見せてみろ」
男「そんなこと出来ない」
警備員「やはり妄想...邪気眼というべきかな?」
男「違う!魔物は凶暴だ。連れてくるのは」
男「倒すのよりも難易度が高い」
警備員「第一俺は君よりも長く生きてるが」
警備員「魔物なんて見たことない」
男「しかしっ!!」
警備員「妄想を人に押しつけるな」
男「!!妄想などではない!!」
警備員「ならば俺に魔物を見せてみろ」
男「そんなこと出来ない」
警備員「やはり妄想...邪気眼というべきかな?」
男「違う!魔物は凶暴だ。連れてくるのは」
男「倒すのよりも難易度が高い」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 11:08:33.66:YwQj5n8W0 (27/51)
警備員「ふぅ...もっともな言い分だが」
男「なにか不満か?」
警備員「魔物の住処に連れて行ってくれればいいのよ」
男「のよ??」
警備員「...いいんだぞ」
男「ふむ。それでもいいのか?」
警備員「本当に魔物がいるならば見てみたいからな」
男「よろしい」
警備員「ふぅ...もっともな言い分だが」
男「なにか不満か?」
警備員「魔物の住処に連れて行ってくれればいいのよ」
男「のよ??」
警備員「...いいんだぞ」
男「ふむ。それでもいいのか?」
警備員「本当に魔物がいるならば見てみたいからな」
男「よろしい」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 11:10:57.54:YwQj5n8W0 (28/51)
ちょっと分岐点です
①このまま邪気眼ルート
②勢いでファンタジー世界ルートへ
多いほうで進めます
ちょっと分岐点です
①このまま邪気眼ルート
②勢いでファンタジー世界ルートへ
多いほうで進めます
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 11:20:01.41:CleoLaoAO (1/1)
①
①
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 11:44:54.34:YwQj5n8W0 (29/51)
あPM9:00くらいまでで
あPM9:00くらいまでで
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 13:44:52.94:KSWkbwSg0 (1/1)
①
①
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 14:30:23.25:f6pW3JtAO (1/2)
警備員ザマァwwwwww展開がみたいけどつまらなくなる気がするから2
警備員ザマァwwwwww展開がみたいけどつまらなくなる気がするから2
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 14:31:13.50:f6pW3JtAO (2/2)
↑ゴメン、1に訂正
↑ゴメン、1に訂正
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 18:01:35.03:c10twlTDO (1/2)
②
②
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 19:38:07.60:ivNR6Cejo (1/1)
①
①
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 20:38:59.49:bHUMV/GIO (1/1)
2
2
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 21:49:29.72:kQc6dSWCo (2/2)
2
2
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 21:50:14.98:YwQj5n8W0 (30/51)
①x4
②x2
でこのままですね
わかりました
①x4
②x2
でこのままですね
わかりました
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 21:53:29.77:YwQj5n8W0 (31/51)
あ②が一つ少なかった...
あ②が一つ少なかった...
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:26:04.36:XUVu08yDO (2/2)
おうふ
2に入れようと思ったが間に合わなかっでござる
おうふ
2に入れようと思ったが間に合わなかっでござる
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:39:07.39:YwQj5n8W0 (32/51)
警備員「いつまで歩かせるんだ?」
男「あと少しです」
警備員「本当に魔物がいるんだろうな?」
男「もちろん」
警備員「嘘だったら業務妨害だぞ」
男「心配いりませんよ」
警備員「いつまで歩かせるんだ?」
男「あと少しです」
警備員「本当に魔物がいるんだろうな?」
男「もちろん」
警備員「嘘だったら業務妨害だぞ」
男「心配いりませんよ」
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:43:54.35:YwQj5n8W0 (33/51)
警備員「こ、これが...魔物...?」
男「そうです」
警備員「そんな...まさか...」
男「どうです?」
警備員「馬鹿なぁ!!そんなわけない!!!」
男「驚いたでしょうね」
警備員「これはどう見ても.............」
警備員「カブトムシだろ」
男「違いますから」
警備員「こ、これが...魔物...?」
男「そうです」
警備員「そんな...まさか...」
男「どうです?」
警備員「馬鹿なぁ!!そんなわけない!!!」
男「驚いたでしょうね」
警備員「これはどう見ても.............」
警備員「カブトムシだろ」
男「違いますから」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:48:35.24:YwQj5n8W0 (34/51)
警備員「いいやカブトムシだ」
男「確かに見た目はカブトムシです」
警備員「魔物だというのか?」
男「ええ、魔物です」
警備員「では普通のカブトムシとどう違うと言うんだ」
男「強さです」
警備員「強さ??」
男「そうです。このカブトムシは無敵のカブトムシです」
警備員「無敵などと戯言を」
男「む?実力を見ないと信じないと?」
警備員「当たり前だ」
警備員「いいやカブトムシだ」
男「確かに見た目はカブトムシです」
警備員「魔物だというのか?」
男「ええ、魔物です」
警備員「では普通のカブトムシとどう違うと言うんだ」
男「強さです」
警備員「強さ??」
男「そうです。このカブトムシは無敵のカブトムシです」
警備員「無敵などと戯言を」
男「む?実力を見ないと信じないと?」
警備員「当たり前だ」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:53:10.83:YwQj5n8W0 (35/51)
男「では対戦相手を用意して下さいよ」
警備員「いいだろう」
警備員(ふ、こんなこともあろうかと)
警備員は懐からヘラクレスオオカブトを取り出した
男「それでいいんですか?」
警備員「ああいいぞ」
警備員「日本カブトは世界最大にかてるのかな?」
男「舐めるなよ?痛い目みるぞ?」
男「では対戦相手を用意して下さいよ」
警備員「いいだろう」
警備員(ふ、こんなこともあろうかと)
警備員は懐からヘラクレスオオカブトを取り出した
男「それでいいんですか?」
警備員「ああいいぞ」
警備員「日本カブトは世界最大にかてるのかな?」
男「舐めるなよ?痛い目みるぞ?」
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 22:59:15.73:YwQj5n8W0 (36/51)
ふぁい!!
カブトムシはヘラクレスとの距離を詰める
ヘラクレス、まだまだ余裕の様子。見向きもしない
カブトムシは羽を広げ、ヘラクレスへ突進
激突!ヘラクレス大きくよろける
男「いけぇ!」
カブトムシは男の声に反応し、追い討ちにかかる
ヘラクレスがカブトムシを警戒している
男「そこだ!クラッシュハリケーン!!」
カブトムシは天を向き、激しく回転している
ふぁい!!
カブトムシはヘラクレスとの距離を詰める
ヘラクレス、まだまだ余裕の様子。見向きもしない
カブトムシは羽を広げ、ヘラクレスへ突進
激突!ヘラクレス大きくよろける
男「いけぇ!」
カブトムシは男の声に反応し、追い討ちにかかる
ヘラクレスがカブトムシを警戒している
男「そこだ!クラッシュハリケーン!!」
カブトムシは天を向き、激しく回転している
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:04:02.65:YwQj5n8W0 (37/51)
警備員「ヘラクレス。危険だ、よけろ」
ヘラクレスは必死に回避行動
カブトムシはヘラクレス目掛けて回転し続ける
慌てて羽を広げるヘラクレス
しかし、間に合わない
警備員「!ヘラクレス!」
クラッシュハリケーンに飲まれる
警備員「おい!しっかりしろ!ヘラクレス!ヘラクレス!」
返事はない
警備員「返事をしろ!ヘラクレス!ヘラクレェェェェェェェェス!」
警備員「ヘラクレス。危険だ、よけろ」
ヘラクレスは必死に回避行動
カブトムシはヘラクレス目掛けて回転し続ける
慌てて羽を広げるヘラクレス
しかし、間に合わない
警備員「!ヘラクレス!」
クラッシュハリケーンに飲まれる
警備員「おい!しっかりしろ!ヘラクレス!ヘラクレス!」
返事はない
警備員「返事をしろ!ヘラクレス!ヘラクレェェェェェェェェス!」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:08:43.57:YwQj5n8W0 (38/51)
男「どうやら勝負はついたようだな」
ヘラクレスは見るも無惨な姿に
警備員「ヘラクレス!」
ヘラクレスを抱きかかえる警備員
警備員「ヘラクレス……返事をしてくれ…」
警備員「返事しろよヘラクレス!」
男「残念だが……既に」
警備員「ヘラクレェェェェェェェェス!」
しまいには目に涙を浮かべている
男「どうやら勝負はついたようだな」
ヘラクレスは見るも無惨な姿に
警備員「ヘラクレス!」
ヘラクレスを抱きかかえる警備員
警備員「ヘラクレス……返事をしてくれ…」
警備員「返事しろよヘラクレス!」
男「残念だが……既に」
警備員「ヘラクレェェェェェェェェス!」
しまいには目に涙を浮かべている
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:11:14.34:c10twlTDO (2/2)
おい…つまんなくなったぞ…
おい…つまんなくなったぞ…
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:13:21.93:YwQj5n8W0 (39/51)
男「すまなかったな。命を奪うつもりではなかったのだが」
警備員「うう……ヘラクレス…どうして……」
男「だがこれも魔物の存在を教えるためだ」
警備員「こんの野郎おおおおお!」
男「泣くなよ……」
警備員「ヘラクレスの仇!」
そう言って、警備員は胸ポケットからコーカサスオオカブトを取り出した
男「すまなかったな。命を奪うつもりではなかったのだが」
警備員「うう……ヘラクレス…どうして……」
男「だがこれも魔物の存在を教えるためだ」
警備員「こんの野郎おおおおお!」
男「泣くなよ……」
警備員「ヘラクレスの仇!」
そう言って、警備員は胸ポケットからコーカサスオオカブトを取り出した
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:16:07.22:YwQj5n8W0 (40/51)
男「また犠牲者を増やすぞ」
警備員「え……」
警備員「やめとくわ」
男「そうしろ」
警備員「しかしこれだけではそのカブトムシが魔物か分からん」
男「まだ言うか」
男「また犠牲者を増やすぞ」
警備員「え……」
警備員「やめとくわ」
男「そうしろ」
警備員「しかしこれだけではそのカブトムシが魔物か分からん」
男「まだ言うか」
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:20:36.40:YwQj5n8W0 (41/51)
警備員「兎にも角にも総理大臣には会わせられない」
男「勝ったのに」
警備員「たまには外来種にも勝てるだろ」
男「この!運だというのか?」
警備員「運とは言わないが」
警備員「ソイツを魔物と言い切れない」
男「決定的な証拠にならないと?」
警備員「その通り」
警備員「兎にも角にも総理大臣には会わせられない」
男「勝ったのに」
警備員「たまには外来種にも勝てるだろ」
男「この!運だというのか?」
警備員「運とは言わないが」
警備員「ソイツを魔物と言い切れない」
男「決定的な証拠にならないと?」
警備員「その通り」
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:22:39.13:YwQj5n8W0 (42/51)
男「では魔法を見せてやろう」
警備員「魔物だと?」
男「そうだ」
警備員「おもしろい。見せてみろ」
男「カブトムシよ火の玉を出せ」
男「では魔法を見せてやろう」
警備員「魔物だと?」
男「そうだ」
警備員「おもしろい。見せてみろ」
男「カブトムシよ火の玉を出せ」
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:25:11.05:YwQj5n8W0 (43/51)
警備員「?でないぞ?」
男「おかしいな」
男「火の玉を出せ!」
シーン
警備員「嘘つきは逮捕」
男「ふん。今日は機嫌が良くないようだ」
警備員「嘘つけ!」
警備員「?でないぞ?」
男「おかしいな」
男「火の玉を出せ!」
シーン
警備員「嘘つきは逮捕」
男「ふん。今日は機嫌が良くないようだ」
警備員「嘘つけ!」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:28:49.67:YwQj5n8W0 (44/51)
男「嘘ではない」
警備員「いや嘘だろ」
男「警備員さんにはカブトムシの声が聞こえないのか?」
警備員「喋るのか?」
カブトムシ「………」
警備員「喋らないぞ」
男「あ、バカには聞こえないのだった」
警備員「嘘つくな!」
男「嘘ではない」
警備員「いや嘘だろ」
男「警備員さんにはカブトムシの声が聞こえないのか?」
警備員「喋るのか?」
カブトムシ「………」
警備員「喋らないぞ」
男「あ、バカには聞こえないのだった」
警備員「嘘つくな!」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:32:26.68:YwQj5n8W0 (45/51)
男「ではどうすればいいの?」
警備員「まだ続けるのか…」
男「世界の危機だからな」
警備員「あんまりしつこいと怒るぞ」
男「ならば法廷で戦いましょう」
警備員「こんなことを法廷で争うとか、おこがましいわ!」
男「ではどうすればいいの?」
警備員「まだ続けるのか…」
男「世界の危機だからな」
警備員「あんまりしつこいと怒るぞ」
男「ならば法廷で戦いましょう」
警備員「こんなことを法廷で争うとか、おこがましいわ!」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:37:28.69:YwQj5n8W0 (46/51)
男「困った困った。これだから頭の固い人は」
警備員「なに知ってて当たり前みたいな態度なわけ?」
男「常識でしょうに」
警備員「は?」
男「え?知らないの?」
警備員「俺の知ってる歴史に魔物は登場しない」
男「やれやれ」
警備員「むかつくわー」
男「もっと柔軟な思考をしなさい」
警備員「いやいや…」
男「過去に捕らわれすぎです」
男「困った困った。これだから頭の固い人は」
警備員「なに知ってて当たり前みたいな態度なわけ?」
男「常識でしょうに」
警備員「は?」
男「え?知らないの?」
警備員「俺の知ってる歴史に魔物は登場しない」
男「やれやれ」
警備員「むかつくわー」
男「もっと柔軟な思考をしなさい」
警備員「いやいや…」
男「過去に捕らわれすぎです」
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:40:59.57:YwQj5n8W0 (47/51)
男「いいですか?歴史は変わりますよ?」
警備員「変わらないから」
男「では憲法十七条を作ったのは?」
警備員「それは…聖徳太子だろ?」
男「ウマヤドノミコトですよ」
警備員「だれだよ」
男「いいですか?歴史は変わりますよ?」
警備員「変わらないから」
男「では憲法十七条を作ったのは?」
警備員「それは…聖徳太子だろ?」
男「ウマヤドノミコトですよ」
警備員「だれだよ」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:45:09.03:YwQj5n8W0 (48/51)
男「おやおや、警備員さんはウマヤドノミコトをご存知ない?」
警備員「知らんわ!」
男「これはこれは」
警備員「なんだよ」
男「科学の力とかで最近聖徳太子はウマヤドノミコトだったと判明したのですよ」
警備員「へぇ」
男「ご存知ない?」
警備員「知らなかった」
男「ププ」
警備員「いちいしかんに障るやつだ」
男「おやおや、警備員さんはウマヤドノミコトをご存知ない?」
警備員「知らんわ!」
男「これはこれは」
警備員「なんだよ」
男「科学の力とかで最近聖徳太子はウマヤドノミコトだったと判明したのですよ」
警備員「へぇ」
男「ご存知ない?」
警備員「知らなかった」
男「ププ」
警備員「いちいしかんに障るやつだ」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:48:23.28:YwQj5n8W0 (49/51)
警備員「しかし勉強になった」
男「それは良かった。つまり魔物の存在を認めたと」
警備員「なぜそうなる」
男「歴史は変わりますよ」
警備員「いや今の話に魔物出てないし」
男「チッ」
警備員「舌打ちしたな!?」
警備員「しかし勉強になった」
男「それは良かった。つまり魔物の存在を認めたと」
警備員「なぜそうなる」
男「歴史は変わりますよ」
警備員「いや今の話に魔物出てないし」
男「チッ」
警備員「舌打ちしたな!?」
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:53:51.93:YwQj5n8W0 (50/51)
警備員「歴史は変わるかもしれないが」
警備員「それで魔物がいることにはならない」
男「ぐぬぬ」
警備員「というわけだ、ひとまず業務妨害で書類送検な」
男「そんなことしてただですみませんよ?」
警備員「へぇ……なにをするつもりだ?」
男「このカブトムシが……」
警備員「ふん!」
ぐしゃ
カブトムシ「チーン」
警備員「歴史は変わるかもしれないが」
警備員「それで魔物がいることにはならない」
男「ぐぬぬ」
警備員「というわけだ、ひとまず業務妨害で書類送検な」
男「そんなことしてただですみませんよ?」
警備員「へぇ……なにをするつもりだ?」
男「このカブトムシが……」
警備員「ふん!」
ぐしゃ
カブトムシ「チーン」
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/29(土) 23:57:34.79:YwQj5n8W0 (51/51)
警備員「カブトムシは死にました」
男「おい」
警備員「さあ来てもらおうか」
男「つぶしたよいま……」
警備員「とりあえずそのカブトムシは魔物ではなかったな」
男「きゃー人殺しー」
警備員「一つのセリフにツッコミ所が多いな」
警備員「カブトムシは死にました」
男「おい」
警備員「さあ来てもらおうか」
男「つぶしたよいま……」
警備員「とりあえずそのカブトムシは魔物ではなかったな」
男「きゃー人殺しー」
警備員「一つのセリフにツッコミ所が多いな」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:02:21.22:Gzbm67li0 (1/10)
警備員の事務所的な所
警備員「で、なんで魔物がいると思ったわけ?」
男「実際いるし」
警備員「俺の貴重な時間奪った癖して反省の色なし」
男「警備員さん、少し黙って下さい」
警備員「?」
男「ふぅ」
警備員「なんなんだ君は」
男「いやうるさかったので」
警備員「ふざけんなよ!?」
警備員の事務所的な所
警備員「で、なんで魔物がいると思ったわけ?」
男「実際いるし」
警備員「俺の貴重な時間奪った癖して反省の色なし」
男「警備員さん、少し黙って下さい」
警備員「?」
男「ふぅ」
警備員「なんなんだ君は」
男「いやうるさかったので」
警備員「ふざけんなよ!?」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:07:06.90:Gzbm67li0 (2/10)
警備員「とりあえず名前は?」
男「教える筋合いがない」
警備員「ありまくりだバカ」
男「暴言吐くな」
警備員「お前がいうな」
男「仕方がない。俺の名前はロトだ」
警備員「……………………」
男「驚いた?」
警備員「とりあえず名前は?」
男「教える筋合いがない」
警備員「ありまくりだバカ」
男「暴言吐くな」
警備員「お前がいうな」
男「仕方がない。俺の名前はロトだ」
警備員「……………………」
男「驚いた?」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:09:27.43:Gzbm67li0 (3/10)
警備員「ふざけんなよ!?マジで」
男「ふぅ短気なこった」
警備員「あーむかつくなぁ!」
男「俺の真の名は男だ」
警備員「そんな名前のやつがいるか!」
警備員「ふざけんなよ!?マジで」
男「ふぅ短気なこった」
警備員「あーむかつくなぁ!」
男「俺の真の名は男だ」
警備員「そんな名前のやつがいるか!」
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:12:00.20:Gzbm67li0 (4/10)
男「いるわ!」
警備員「いねえわ!」
男「バカにすんなよ」
警備員「保険証だしやがれ!」
男「めんどくさいなぁ」
ピラ
高橋 男
警備員「マジか……」
男「いるわ!」
警備員「いねえわ!」
男「バカにすんなよ」
警備員「保険証だしやがれ!」
男「めんどくさいなぁ」
ピラ
高橋 男
警備員「マジか……」
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:15:55.84:Gzbm67li0 (5/10)
男「むかつくわーマジむかつくわー」
警備員「すみませんでした」
男「傷つくわー」
警備員「本当にすみませんでした」
男「親に貰った名前バカにするとか」
警備員「そうだ君の親の電話番号を教えてくれ」
男「ケータイのアドレス帳みろ」
ぴ
警備員「ありがとう」
プルルルルル
男「むかつくわーマジむかつくわー」
警備員「すみませんでした」
男「傷つくわー」
警備員「本当にすみませんでした」
男「親に貰った名前バカにするとか」
警備員「そうだ君の親の電話番号を教えてくれ」
男「ケータイのアドレス帳みろ」
ぴ
警備員「ありがとう」
プルルルルル
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:19:25.01:Gzbm67li0 (6/10)
カチャ
母「はい高橋です」
警備員「あ、男君のお母さんですか?」
母「はいそうですけど、なにか」
警備員「いま警備員の事務所的な所で預かってるんですよ」
母「もしかしてアイツ、なにかしました?」
警備員「いやまあ」
母「ぶっ殺す!」
警備員「あはは…」
カチャ
母「はい高橋です」
警備員「あ、男君のお母さんですか?」
母「はいそうですけど、なにか」
警備員「いま警備員の事務所的な所で預かってるんですよ」
母「もしかしてアイツ、なにかしました?」
警備員「いやまあ」
母「ぶっ殺す!」
警備員「あはは…」
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:21:14.53:Gzbm67li0 (7/10)
警備員「ではお母さん、まずは名前を教えて下さい」
母「必要ですかその確認」
警備員「一応ね」
母「高橋 音子です」
警備員「は?」
警備員「ではお母さん、まずは名前を教えて下さい」
母「必要ですかその確認」
警備員「一応ね」
母「高橋 音子です」
警備員「は?」
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:25:37.28:Gzbm67li0 (8/10)
警備員「男?」
母「いえ音子です」
警備員「おとこ…」
母「音楽の音に子どもの子です」
警備員「そうですか」
母「今からそちらにお伺いするので住所を教えて下さい」
警備員「はい○○-△△-□□です」
母「分かりました。では後で」
カチャ
警備員「お前も大変だな」
男「まぁな」
警備員「男?」
母「いえ音子です」
警備員「おとこ…」
母「音楽の音に子どもの子です」
警備員「そうですか」
母「今からそちらにお伺いするので住所を教えて下さい」
警備員「はい○○-△△-□□です」
母「分かりました。では後で」
カチャ
警備員「お前も大変だな」
男「まぁな」
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:29:15.49:Gzbm67li0 (9/10)
警備員「いじめ受けたろ」
男「ものともしなかったけどな」
警備員「そうか」
男「お母さんと名前が同じとかないわー みたいな」
警備員(それ以外にも要因はあるだろ)
男「男と音子って!みたいな」
警備員「うん、だろうね」
警備員「いじめ受けたろ」
男「ものともしなかったけどな」
警備員「そうか」
男「お母さんと名前が同じとかないわー みたいな」
警備員(それ以外にも要因はあるだろ)
男「男と音子って!みたいな」
警備員「うん、だろうね」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 00:30:21.07:Gzbm67li0 (10/10)
今日はこれくらいで
途中脱線してすみませんね
今日はこれくらいで
途中脱線してすみませんね
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/01/30(日) 09:59:58.77:fcpn2FkOo (1/1)
乙
乙
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:00:38.54:F4XXi/xT0 (1/7)
数日後
警備員「おそい!」
母「ははははは…」
警備員「笑ってる場合ではありませんよ!」
母「すみません」
男「なんでこんなに遅れたのさ」
母「いやね」
~回想~
母「アイツ!何やったのよ!」
母「いちいち化粧するのも大変なんだからね!」
数日後
警備員「おそい!」
母「ははははは…」
警備員「笑ってる場合ではありませんよ!」
母「すみません」
男「なんでこんなに遅れたのさ」
母「いやね」
~回想~
母「アイツ!何やったのよ!」
母「いちいち化粧するのも大変なんだからね!」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:04:49.49:F4XXi/xT0 (2/7)
母「あ!マスカラきれてるし!」
母「買いに行かなきゃ」
母「ついでに昼ご飯もかおっと」
二時間後
母「ふぅ…買い物疲れた~」
母「軽く昼ご飯食べとこ~」
つクロワッサン
母「もぐもぐ」
母「あ!マスカラきれてるし!」
母「買いに行かなきゃ」
母「ついでに昼ご飯もかおっと」
二時間後
母「ふぅ…買い物疲れた~」
母「軽く昼ご飯食べとこ~」
つクロワッサン
母「もぐもぐ」
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:07:40.73:F4XXi/xT0 (3/7)
母「ついでに化粧しよ」
母「もぐもぐ」
母「もぐもぐ」
母「もぐもg!?」
母(クロワッサンのなんていうか)
母(皮的なものが喉に引っ掛かって…)
母(息ができない!)
母「ついでに化粧しよ」
母「もぐもぐ」
母「もぐもぐ」
母「もぐもg!?」
母(クロワッサンのなんていうか)
母(皮的なものが喉に引っ掛かって…)
母(息ができない!)
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:11:46.78:F4XXi/xT0 (4/7)
母(しぬ!しぬよこれ!)
母(そうだ…水!水!)
こぽこぽ
母「ごくごく」
母(皮的なものにせき止められたー!!)
母(ぐべら)
母「ぶぶぅ!」
母「くひゅう…くひゅう…」
母(しぬ!しぬよこれ!)
母(そうだ…水!水!)
こぽこぽ
母「ごくごく」
母(皮的なものにせき止められたー!!)
母(ぐべら)
母「ぶぶぅ!」
母「くひゅう…くひゅう…」
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:15:28.85:F4XXi/xT0 (5/7)
母(いき…が…)
ピーポーピーポー
~回想~
母「て訳なのよ」
警備員「えええええええ!?」
男「またかよ」
警備員「二度目なの!?」
母「本当にすみませんねぇ」
警備員「いえ…生きててなによりです……はい」
母(いき…が…)
ピーポーピーポー
~回想~
母「て訳なのよ」
警備員「えええええええ!?」
男「またかよ」
警備員「二度目なの!?」
母「本当にすみませんねぇ」
警備員「いえ…生きててなによりです……はい」
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:20:45.03:F4XXi/xT0 (6/7)
母「ところでコイツは何をやらかしたので?」
警備員「ああ…私への業務妨害とか…」
男「てゆーかさ、警備員さんが勝手に付いて来ただけじゃ…」
警備員「ぐぬぬ」
母「うわー人のせいにするとか」
警備員「違います!」
男「違わなくね?」
母「ところでコイツは何をやらかしたので?」
警備員「ああ…私への業務妨害とか…」
男「てゆーかさ、警備員さんが勝手に付いて来ただけじゃ…」
警備員「ぐぬぬ」
母「うわー人のせいにするとか」
警備員「違います!」
男「違わなくね?」
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 18:23:28.88:F4XXi/xT0 (7/7)
~回想~
警備員「魔物の住処に連れて行ってくれればいいのよ」
男「のよ??」
警備員「...いいんだぞ」
男「ふむ。それでもいいのか?」
警備員「本当に魔物がいるならば見てみたいからな」
男「よろしい」
~回想終わり~
男「ほら」
警備員「」
~回想~
警備員「魔物の住処に連れて行ってくれればいいのよ」
男「のよ??」
警備員「...いいんだぞ」
男「ふむ。それでもいいのか?」
警備員「本当に魔物がいるならば見てみたいからな」
男「よろしい」
~回想終わり~
男「ほら」
警備員「」
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/01(火) 22:39:43.26:kLt9YWm3o (1/1)
乙かな
乙かな
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/20(日) 15:33:22.47:FFSDRmzA0 (1/1)
乙です。
気が向いたら、②ルートの方もお願いします。
乙です。
気が向いたら、②ルートの方もお願いします。
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