スフィンクス「まずはステイルとはどうなるか、と」

インデックス「本気なのかな！？」


――――――――――――――――――


ステイル『……渡さない、あんな奴に君を』

上条『な、ステイル……何を』

ステイル『君は僕だけのものであり、僕は君だけのもの……だから許さない』

上条『……お』

上条『お前俺のことが嫌いだったハズじゃ…お前の好きなコが俺のこと好きだったから…』

ステイル『嘘だよ』

上条『……へ？』

ステイル『それは君と関わるための口実をつくるための嘘』

ステイル『当時はそうしないと話す事もできない程…君と僕は離れていたから』

上条『……！』

スフィンクス「ﾌﾑﾌﾑ」


スフィンクス「じゃ次は『一方通行』は？」

インデックス「スフィンクス、許さないよ」

一方『……いっちゃったよ、当麻は』

打ち止め『……』

一方『あの人に告白するために』

打ち止め『……お兄ちゃん』

一方『ごめンな、打ち止め……応援してくれてたのに、勝てなかった……』

打ち止め『……』

打ち止め『……うぅん』

打ち止め『お兄ちゃんは、悪くないよ…』

一方『……』

打ち止め『……鈍感で無神経な当麻さんがダメダメなんだよ…』

一方『……そ、かな』

打ち止め『うん』

打ち止め『だから……』

打ち止め『泣いていいんだよ』

スフィンクス「こりゃすげえ」

スフィンクス「次は『土御門』先輩か」

インデックス「jgr噛dqnw」

土御門『……そっか』

上条『……すいません』

土御門『駄目かー……』

上条『……』

土御門『慕ってくれてるように見えたから、ＯＫかとおもったんだがにゃー…』

上条『……すいません』

土御門『いいのさ』

土御門『……頑張れよ、告白』

上条『……』

上条『……はい』


ﾀﾀﾀﾀ…


青髪『……土』

土御門『俺だって……』

土御門『上やんの恩人だったはずだ』

青髪『そうやな』

土御門『どこで差がついちまった』

スフィンクス「おっ！いよいよ告白シーンか」

インデックス「kamitbuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu」

上条『……好きです！』

騎士団長『……』


上条『……』


騎士団長『……そうか』


上条『……はい』


騎士団長『君が言いたいことというのは』


上条『……はい』


騎士団長『……わかった』


上条『……』


騎士団長『……』


上条『……』


騎士団長『……』


上条『……』


騎士団長『……』


上条『……』




騎士団長『だが』

騎士団長『君の本心は、違うみたいに見えるのだが？』




上条『……え？』

sphinx「Nice Story」

スフィンクス「また少し休憩」

スフィンクスはリラックスした体勢になり、横を見ると
インデックスが牙をむきだして、獣が獲物を狩るような体勢をとっていた

インデックス「文句はねえよな？」

スフィンクス「本望」



おわり

スフィンクスに物凄い男気を感じるな

こんな感じです
決して話づくりを投げたわけではありません
最初からこういうオチと決めていました
気に入らなかった方、真面目に最後までみたいと思っていた方、すいませんでした

あと昨日書き込めなかった事もすいません


読んでくれた方ありがとうございました

おつ、インデックス編が終わりってだけだよな？　な？

上条さんがどうなるのか普通に気になってしまったｗｗｗｗｗｗ

乙

ここから番外編とかが始まるんだよな？な？

乙ー
BL好きな禁書女子のSSを見たいのか、
禁書のBLを読みたいのかわからなくなってきたｗｗｗｗ

あれ？俺って腐男子だっけ？ん？

報告を
忙しくて次は日曜日になります

ｋｔｋｒ
日曜まで待機

乙


おかしいな……
前は上条×ウィリアムが好きだったはずなのに、上条×騎士団長が好きなっちまってる

なんで俺はどマイナーなカプが好きだったんだ……？
あれ？ なんかおかしい……？

日曜日は聖戦だな……

>>648
おかしいよお前

だってお前普通はウィリアム×上条だろ？
あれ？　何かが違うような……？

やっぱ王道で土御門×上条だろ……妹？いたっけそんなやつ？SS・小説スレは移転しました
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俺は王道の一方×上条だな
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なに言ってんだ王道は男体化インデックス総攻めだろ
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馬鹿かお前ら王道はアックア×フィアンマ→テッラに決まってんだろ
それはともかく明後日期待
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ところで、スフィンクスって三毛猫だからメスだよね？なんだか漢らしいけど
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理屈はわからねーがオスの三毛猫もいるんだぜ
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オスの三毛猫って珍しいから高く売れるって話聞いてじゃあ捨て猫にならないよなって思ったんだけど、かまちーだから気にしたらダメな系？
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学園都市ならなんとでもなりそう
気まぐれで三毛猫オスの量産計画とかする科学者がいても驚かん
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ハルヒでも野良猫拾ったらオスの三毛猫だったってのがある
あれはハルヒの願望実現能力のせいだと思われるけども
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そもそもオスの三毛猫が高く売れるって知識がどの程度浸透してるものやら
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学園都市だからの一言で納得した。>>657ありがとう
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ステイルとの関係にグッときてしまった
なんか少女漫画読んでるみたいだ
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百合板に張られてたリンクから何気なく飛んできた
百合スキーなのに…男なのに…
一気読みだった。何かに目覚めそう
今後も>>1期待してます
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今から投下します
3レスのみ


言い訳は最後にします
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初春「佐天さぁーん」

佐天「何、初春？」

初春「クイズです♪」

佐天「お、どんと来い！」

初春「一問目、二十巻の『上条さん』戦で『一通さん』は何回『ヒーロー』と言ったでしょうか？（セリフのみ）」

佐天「初歩だね、七回（内一回は『ヒーローッ！』」

初春「ぐ、さすがに簡単すぎましたね…」

佐天「へへん、おしまいかい？」

初春「まだですっ！」

初春「一通さんが最初にした絨毯爆撃するような攻撃で白い雪と黒い土は何メートル噴き上がりましたか？」
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佐天「十メートル以上」

初春「ぐう！」

佐天「落ちたな、初春飾利、この程度か」

初春「ううう！佐天さんめぇ！！舐めないでください！！」

初春「佐天さんが泣きそうだから敢えて出さなかった問題があるんですよ！」

佐天「ほう」

初春「受けてみますか」

佐天「来い！」

初春・佐天「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ！！」




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初春「二十巻の上条対一方通行戦の総文字数は？」

佐天「……」

初春「……」

佐天「……」

初春「……」

佐天「……」 ﾎﾟﾛ…


今回おわり

初春「7133文字です」




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今回は短編とも言えない短編です
たった3レスのみなのは数えたからです
2000字あたりから視界と頭がぼーっとしてきて
5500字くらいからは何故か無心にスムーズに数えられました

でもやはり数え間違いはあると思うので実際の数字と500～600は差があると思います

次はもっと書きます
読んでくれた方ありがとうございました


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下に出てるとおり移転するから>>1もhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/で申請しときな

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/
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本当にお疲れ様！


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http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・（￣ー￣）

おつ
根性だな

もう少し待ってください

乙乙

なんてもん数えてんだｗｗｗｗｗｗｗｗ
それ位ならまだパソコンに書き移してword機能使ったほうが早いような遅いような

いろんな意味で乙ｗｗ
主違うところに力入れすぎｗｗｗｗ目悪くなるぞｗｗ

五和「♪」 ｶｷｶｷ

対馬「五和、何してるの？」

五和「ひゃい！」 ﾋﾞｸ

対馬「何、コレ？小説？」

五和「は、あ、あわ、これはその…」

対馬「そんな趣味あったっけ？」

五和「いえ、これは…」

五和「あの人へのアピールなんです」

対馬「小説書くことが？」

五和「はい」

対馬「あの人読書家かなの？」

五和「そういうわけではなく…」

対馬「？」

五和「建宮さんによると女教皇様は物書きの趣味を嗜んでおられるようで…」

対馬「ほうほう」

五和「その趣味があるかないか、それが今の私と女教皇様の差らしいです」

対馬「……」

五和「しかし私はそんな趣味も技術も全くありません…」

五和「そこでシェリーさんに色々指導してもらいました」

五和「その結果、『建宮×上条』という自分の好きなカプを持ち、その妄想を文章に書き表せるまでになりました！」

五和「今はシェリーさんに見てもらう小説を書いていたんです」

対馬「……へえ」

対馬（テキトーなことを…あのクワガタは…）

五和「では、集中したいんで…シェリーさんは厳しいですし」

対馬「へぇ、どんな感じだったの？」

五和「！」

五和「……」 ｶﾞﾀｶﾞﾀ

対馬「ああ、ゴメン！」

対馬（触れるべきじゃなかった！？）

五和「……しゅ、ちゅうしゅう……しゅうしゅう……）

対馬「ま、まあ、落ち着いて……少し休憩しよ？」

五和「は、はい」 ｶﾞﾀｶﾞﾀ

対馬（……一体どんなことされたのよ）

五和「エリスこわい、エリスこわい、エリスおいしい」

対馬（まんじゅう！？）

五和「……ﾌｩ」

対馬「おちついた？」

五和「は、はい…」

対馬「さあ、このお茶を飲んで」

五和「はい、ありがとうございます…」 ｺﾞｸｺﾞｸ

五和「ふはぁ……」

対馬「……」

対馬「……で」

対馬「どんな感じだったの？」

五和「え！？」

対馬「誰かに話した方が楽になるわよ」

五和「……」

五和「……は、はい、そうですね」

五和「話します、あのエリス地獄を」

対馬「うん、ゆっくりでいいからね」

五和「はい」

五和「あれは、入門して間もないころ……」

シェリー「今から二つの話を挙げる、どっちが良い話か答えろ」

五和「はい！」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

建宮『また来たんですか、騎士団長様、だから女教皇様は…』

騎士団長『違う…』

建宮『はい？』

騎士団長『今日は君にだ』

建宮『？』

ﾁｭｯ

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

シェリー「これか…」

五和「ﾌﾑﾌﾑ」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

建宮『また来たんですか、騎士団長様、だから女教皇様は…』

騎士団長『……』

ｺﾞｽｯ

建宮『ぐぁっ…』

騎士団長『……君は私の「モノ」だ、問答無用でな』

ﾁｭｯ

シェリー「まあ、話の出来うんぬんは置いといて…」

シェリー「さあ、どっちが良い話か？」

五和「一つ目の方です！」

シェリー「エリィィィィィィイイイイイス！！！」

ドッズガッゴーーーーン！！！（エリス召喚）

五和「ひゃああああああ！？？！」

ボッゴォォォォォォォォォン！！！（地面粉砕）

五和「ひ」

五和「ひゃわわわわわ」

シェリー「答えは後者だ、わかったか？」

五和「……」 ｶﾞﾀｶﾞﾀ

シェリー「エリィィィイイイイイス！！！」

ズコォォォォォォォォォォォォン！！！（地面陥没）

五和「わっはあああああ！」

シェリー「返事ィ！」

五和「は、はぃい！」 ﾋｰﾝ

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

五和「……こんなことが」 ｶﾞﾀｶﾞﾀ

対馬「それは災難で…」

五和「ありがとうございます、大分スッキリしました」

対馬「……話きいてただけだけど、お役に立ててうれしいわ」

五和「でも、得たものはトラウマだけじゃないんですよ」

対馬「？」

五和「それは…」

五和「バッドエンド、ドロドロの美です」

対馬「……」ぞく

五和「報われない、歪んだ関係、いつ裏切るか、裏切られるかのスリル…」

五和「それがイイノデス」

対馬「……いつわさん？」

五和「あ、そうだ！対馬さん見てくださいよ！」

対馬「え、えぇ！？」

対馬「遠慮…」

五和「見てくださいよ」

対馬「……どれ」

上条『また来いよな、建宮』

建宮『おう、またよな、愛する当麻』

CHU

上条『やめろよぉ』

建宮『好きなんだからしょうがないのよ』

建宮『じゃあまた』

上条『おう』

ｻﾞｯｻﾞｯ

建宮『……』

ｻﾞｯｻﾞｯ

建宮『……』

建宮『今日もあの少年のことが知れたのよ』

建宮『この情報は…』



建宮『我等が女教皇様の為に使わせてもらうのよな』



建宮斎字―――全ては新生天草十字凄教の為

諫早『貴方も悪い男ですね』

建宮『……何故？』

諫早『あの少年の好意を利用し、少年についての欲しい情報を根こそぎ取るんだから』

建宮『あっちが勝手にペチャクチャ喋るほうが多いのよ』

諫早『しかも少年のことは何とも想っていない、好意に答えるつもりは全くない』

諫早『ただ利用するだけ…酷い男ですよ』

建宮『オイオイ、俺だって好きで純粋な男心を弄びたい訳じゃないのよ、責めてくれるな』

諫早『分かってますよ』

建宮『全ては、女教皇様のため』

建宮『愛する、新生天草十字凄教のため』

野母崎『女教皇様はあの少年への「借り」を返すことに重心を置きすぎておられる』

牛深『本人は意識しておられないが、天草式よりそっちの方に向いているのは明白』

諫早『我々も、あの少年への感謝というものを軽く見るつもりはない、しかし』

香焼『そのせいで天草式のことが疎かになりすぎるのなら…』

建宮『さっさと「借り」とやらを済せてほしい』


建宮『……よな？』

全員『……』 ｺｸ


建宮『というわけだ、悪いが利用されてくれ、上条当麻』

今日の分は終了です

読んでくれた方ありがとうございました

シェリーさんマジスパルタ

わあああああああい！！　建宮さんだ！私得すぎる！！　

なんで男に生まれなかったんだクソったれェ…！　
男だったら建宮さんの骨張った腕で抱き締めてもらえたかもしれないってのによォ

俺、番外通行と美琴×黒子派なんだけど少数派だったらしいな…
そうだよな、男と男以外恋愛するはずないよなハハハ

ここの>>1のせいで常識がヤバい

やっぱり俺はノンケだった
♂×♂本来あるべき姿
♂×♀(笑)

建宮『よう』

上条『建宮！』　ﾊﾟｧｧ

建宮『どうしたぁ？暗い顔してたのよ？』

上条『なんでもねえよ』

建宮『ばぁか、隠し事なんかすんじゃねぇのよな』

上条『でも……』

建宮『暗いところ見せたくねぇとか思ってんのか？』

上条『……』

建宮『俺にとっちゃあ、お前さんが無理してる方が辛いのよな』

上条『！』

建宮『さぁ、言ってみろ』

上条『お、おお』

建宮『なぁるほどなぁ』

上条『……』

建宮『……告白された、か』

上条『ああ』

建宮『誰から』

上条『……』

建宮『言いたくねぇのよ？』

上条『……』

建宮『そうか』

建宮『で、どうすればいいかを悩んでいたと』

上条『……』

建宮【……これはマズイな】

建宮【俺だけに虜になってないと、この少年の情報を集めづらくなる】

建宮【まぁ、関係が続けば情報源が途絶えることはねぇんだが…】

上条『……』

建宮【……まぁ、大丈夫か】

建宮【この少年も迷っているのよな、俺を裏切りたくないと思ってる】

建宮【フ、『自分の気持ちに正直になれ』とでも言えば…】

上条『……俺、迷ってるんだ』

建宮『……』

上条『正直言って、告白された奴も…気になるんだ…』

建宮『！』

建宮『そ、それはどういうことよな！？』

上条『！』　ﾋﾞｸ

建宮『……あ、すまん』

上条『……』

建宮『……』

上条『だって最近の建宮…どこかそっけないし、つまらなそうだ…』

建宮『！』

上条『俺といるのを『義務』としてるような気がして…』

建宮『……』

上条『それに比べて告白してくれた人は…いつもいつも「俺といるのが楽しい」と言ってくれた』

上条『かと、言って今まで俺と一緒にいてくれた建宮を裏切るなんてできない…！』

建宮『……』

牛深『あなたの責任です』

建宮『やはりか』

野母崎『ですよ、天草式の一員あろうものが…素人に細かい所を気付かれてどうするんですか』

建宮『……むぅ』

牛深『まぁ、でも建宮さんとの関係は切りたくはない、とは言ってるんでしょ？』

野母崎『女教皇様のための情報が手に入らなくなるってことは無いと思いますよ、簡単にとはいかなくなるでしょうが』

諫早『計画は遅れるがね』

建宮『……』

建宮『自分が犯した失敗は自分で拭うのよな』

全員『……何を？』

建宮『全ては女教皇様のため、天草式のため』

建宮『女教皇様に、抱えている借りをさっさと返してもらうため』

建宮『そのためにあの少年に関する情報を仕入れ、女教皇様にそれを伝え、借りを返しやすくする』

建宮『今まであの少年の好きな食べ物、好きなタイプ、好きな乳の使い方など色々手に入れたが…』

建宮『女教皇様はまだ何もできずにいる』

建宮『借りはそう簡単に返すものではないと思われている方だからなぁ』

建宮『つまり、その借りを返すのに協力するってことは、我等もそれぐらい真剣にならなきゃいけねぇってことなのよな』

建宮『だからこんなところであの少年にとって「二番目」わけにゃいかねぇのよ』

諫早『何を』

建宮『……あの少年に告白した奴を探す』

建宮『そしてソイツを、葬る』


全員『！！』

牛深『な…！』

香焼『そ、それは…』

建宮『……』

野母崎『……それが、何を意味するか…』

建宮『分かってる』

諫早『……女教皇様の教えを破る、という事になるんですよ』

建宮『……』

諫早『本気ですか』

建宮『……本気だ』

建宮『俺一人が処分されることで、天草式が安泰するなら』


全員『……』

香焼『行ってしまいました…』

野母崎『……』


建宮（だからよぉ、一つだけ頼みがあるのよ）

建宮（この裏切りは『女教皇様のため』じゃなく『建宮斎字が嫉妬にかられ暴走した』ってことにしてくれるか）

建宮（女教皇様はすごく優しいから、もしかして自分を責める可能性もあるのよな）



全員『馬鹿者』

建宮『……』

建宮【これが、あの少年が通っている学校か】

建宮【さてさて、忍び込むのよ】

建宮【……】

建宮【……おっと、あんな所に監視カメラが】

建宮【さすが、学園都市科学技術をフルに使った監視体制よな、すこし厳しい】

建宮【……少年が下校するまで待った方がいいか？】

建宮【いや、『告白した奴』とは学校でしか触れ合ってない可能性もあるのよな】

建宮【……続行よな】

建宮【……】

建宮【……！！】

上条『でさぁ、今日もインデックスに朝ごはんを奪われて…』

建宮『いた！』

現在は昼休み
建宮は、潜入前に手に入れていたこの高校の学生服を着て、トレードマークのクワガタヘアーも封印した格好で潜入していた
現在は、上条のいる教室の入り口の外で携帯をイジっている学生を演じ、学校に溶け込んでいる
そして鍛えられた聴力を駆使し、上条の話を盗み聞きする


？？？『そうかそうか、それは災難だったにゃー』

建宮『……』

？？？『俺の妹が珍しく弁当つくってくれたんだにゃー、多すぎるから分けてやるよ』

建宮『……』

上条『マジ！？本当に優しいな…お前は…』

土御門『まあにゃー、なんせ上やんのことが……スキ、だからな』

建宮『……』

上条『ちょ、声大きい！』

土御門『いいじゃんー、皆もう知ってるし、公認カップル一歩手前って所だぜい』

土御門『あ・と・は、上やんの返事一つ』

上条『……』

建宮『……』

建宮【……あいつかぁ、ターゲットは】

建宮【……案外、躊躇いなくいけるかもしれん】



建宮【まさか】

建宮【ターゲットと女教皇様を惑わす野郎が一緒だったとはなぁ】


ﾌﾞﾁﾘ


建宮は完全に躊躇いを消し去った

今回の分はおわりです
またかなり時間が空いてしまってすいませんでした

これからもスローペースで僅かな投下しかできないと思いますが
よろしくお願いします


読んでくれた方ありがとうございました

乙
建宮×上条かぁ……

やっぱテッラ×上条なんてマイナーかな？
アックアに敗れたからかなぁ……
弱肉強食だもんな

でもこれ一応インデックス作の小説だよね？

>>1のＳＳひとつひとつがスレ建てされてもいいぐらいなのよな！乙！
エリスのくだりもおもしろいし、>>1はデュアルスキル持ちなのよな！

>>688
あれ女ならそれがふｔ……あれ？
あぁ俺がおかしいのか……そうだよな、
男と女が抱き合うなんて禁断すぎるもんな、うん

乙

男×男が主流の世界の中でねーちんはズレてるな

レスありがとうございます
励みになります

報告が
忙しいので今週は無理です（でも現実逃避するため来るかもしれない）

2月に入ると落ち着くんで毎日ペースを取り戻すかもしれません（書き溜め量は相変わらずですが）


あとねーちんは恩を感じているだけで、そこに恋愛感情は一切ありません

現実逃避ｗｗｗｗｗｗｗｗ
おつおつです、待ってるから自分のペースでがんばれー

前回までのあらすじ

建宮斎字の「お前が女教皇様に負けている原因はBL趣味がないことよな」
という根拠のない言葉を真にうけた青春真っ盛りの五和は
BL界に足を踏み入れる
そして病みドロ系好きのシェリーさんに
スパルタ指導を受け、成長した五和さんが描く
エキサイティングストーリーに対馬さんは泣きそう


その話のあらすじ

神裂火織は『上条当麻』への「借り」のせいで天草式のことが疎かになっている
そのことに焦りを感じた天草式一同は
『建宮斎字』が『上条当麻』の一番の理解者、想い人になり、
その立場を利用することで『上条』に関する情報を仕入れ
『神裂』にその情報を有効活用し、「借り」を早く返して貰おうとする
しかし、『土御門元春』という『上条』の新しい理解者が現れ、『建宮』は二番目となってしまう危機が訪れる
愛する天草式のため
『建宮』は天草式の禁忌である、人の命を奪う
つまり、『土御門』を亡き者にする行動に踏み込む

建宮『さて…と』

建宮はすでに学校から離れ、近くの公園で待機していた

建宮『奴も元・凄腕の魔術師だ』

建宮『今はロクに使えないとはいえ、一筋縄でいくはずがねえ』

建宮『……タイマン真っ向勝負、の話だとな』

建宮『下校途中、人込みのある所で静かにヤる』

建宮『待っていろ…』

建宮『土御門元春』

下校時間


土御門『ふんふん♪』

土御門『メイド♪』

建宮『』 ｽ…

建宮『……』

建宮【……いた】

土御門『メイド♪メイド♪上やんメイド♪』

建宮『……』 ｺｿｺｿ

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

土御門『ふんふん…』

土御門『……』

土御門『』 ｻｻｯ

建宮『……！気付いたか！！』

建宮【チィ、さすがだな、気を抜いていなかったはずなんだが】

建宮【だが…】

土御門『！』

建宮【人込みの中というフィールドでこの俺を撒けるとか思ってんなってのよ！】

土御門『……く！』

建宮『まわりこんだぞ』

土御門『チッ！』 ｻｯ


土御門は折り紙を取り出すが、その何倍も早く建宮はフランベルジェを構え、土御門をねらう
この流れは建宮の作戦通りだ
そのため建宮が早かった

建宮『術式を組む時間を与えると思うか！』

建宮『[ﾋﾟｰｰｰ]！』


ザ ク

刃物が男の体を完璧に貫いた
地面に血が滴り落ちる


建宮『……』

土御門『……』

建宮『……』

土御門『……』

建宮『……ご』

土御門『……』

土御門『……にぃっ』


その血は


建宮『…が、なぐ、にがぁ……！？』


建宮斎字のものだった

振り返るとそこには、建宮の体を貫いた人物
上条当麻がいた

上条『タテミヤ』

建宮『なん……でお、前が……！？』

上条『お前こそなんでだよ！確かに俺も悪いけど、こんなことしようとするなんて……』

建宮『……』

どさ


建宮はそれに返答することなく倒れた


土御門『上やんゴクロー』

上条『あ、ああ』

上条『これ、本当に死んでないよな…』

土御門『勿論』

土御門『いっただろー？上やんが左手で持ってるのは刺した者の意識のみを刈り取る霊装』

土御門『命に別状はないよ』

上条『でも血、出てるぞ……？』

土御門『これは生命力だにゃー、素人の上やんには血のようにしか見えんだろうが』

土御門『大丈夫、疲れが睡眠をとれば取れるように、意識が回復した時には生命力も元通りですたい』

上条『……そうか』

土御門『……』

土御門【……くっくっく】

土御門【上やんほど騙しやすい奴はいないな…】

土御門【まさか、こうもあっさりいくとは……】

土御門【天草式の計画破壊】

土御門【コイツをはじめとする天草式が、ねーちんの「借り」を早急に片付けさせようとしてることを知った】

土御門【困るんだよな】

土御門【あんな面白い事、簡単に終わらせてもらったら】

土御門【だからアイツらが俺を狙うような状況をつくりあげ、正当防衛として返り討ちにし、消すことにした】

土御門【そのために上やんに気に入られるのは大変だったがな】

上条『本当にタテミヤは土御門の命をねらったんだな』

土御門『ああ、言ったとおりだったろ？』

上条『……うん』

土御門『だから上やんはもう迷ってなんかいないで、俺のものになろうぜい』

上条『ああ』

土御門【演出上、仕方ないとはいえ、好きでもない奴とラブるのは面倒くさいな】

土御門【まぁ、でもストレスたまった時の性処理として活用すればイイか…】

五和「どうでしたか？」

対馬「『建宮×上条』なんてなかった」


おしまい

少ないですが、この結末にまっしぐらと進んだので
霊装に関しては、まず書き忘れましたがナイフ状のモノです
そして霊装ですらありません
ただのナイフにテキトーな強化魔術かけただけです（まあ結局土御門は負傷したんですが）



最近ダメダメになってますが、がんばります

読んでくれた方ありがとうございました

乙
次も待ってるよん

乙。
鬼畜木原×一方通行がまた見れるかとwktkして待ってるんだけれども

おつおつ

切ないなぁ……

ん？何か違和感があるが…まあいいや

おつ！

>>723と同意見なんだけど落とし前つけてくれるよね？

一気した
乙
とある魔×の禁書目録、「とある」×「の禁書目録」ってどういう事か真剣に考えてしまった俺は末期

学パロの妄想ひろがりんぐ
一方通行がフィアンマに嫉妬されて残念なことになったり
一方通行が上条に嫌がらせするステイルに残念なことしたり
土御門が上条に近づく奴を排除しようとして残念になったり
色々妄想させて貰った

ステイル出してくれよ頼むよ

騎士団長×ウィリアム→王道
一方×上条→王道
浜面×上条
テッラ×上条→マイナー
アレイスター×上条→マイナー
フィアンマ×上条→New！

原作だとこうかな？ 上条さん羨ましいな





ん？何か違和感……

おいおい、冥土帰し×上条が無ェじゃねェか
あの二人、何気に接点多いんだぜ？

>>727
同意見だ　
上条さん、土御門、ビアージオ……沢山いるぞ！　

建宮さんともいけるな…　

え？違和感？え？？

ステイル×アレイスターが俺のジャスティス

カエル×☆はきっと王道

>>728
おいこら、王道はこうだろう
ウィリアム×騎士団長
上条×一方

「×」の前後を間違えると、逆カプといってVシネ並みの抗争になることもあるからな
気をつけろ
俺はうっかり「そんなのどっちでもいいじゃん」と言ったせいで
妹に2時間正座で説教されたんだ…

すんませんゲームやってました
ネタは思いついてるけど文章は全く作ってないので明日に

ステイルは上条さんへのツンデレが鉄板過ぎて他キャラ絡みが難しいですけどがんばってみます
他挙げられているカプはできたらやってみます

>>734
待ってます

>>733一方×上条は俺のジャスティス
22巻とかもうね……

>>734
ゆっくりやっていいのよ俺はそれでも待ってる
>>733
リバカプ、って知ってるか……？
後オッレルス×フィアンマは王道だよね、北欧王座的に

投下します

インデックス「じゃあまた明日ね、ひょうか」

風斬「うん…」

インデックス「あ、そうだ！」

風斬「なに？」

インデックス「明日はともだちを連れてくるんだよ！」

風斬「ともだち？」

インデックス「うん、正確には『敵と書いて友と呼ぶ』間柄かも」

風斬「……えぇ～」

風斬（少し物騒な人なのかな？）

風斬（それに…私の趣味はあまり多くの人には知られたくないのに……）
インデックス「だめかな？」

風斬「……あ、いいよ」

インデックス「よかった！」

インデックス「じゃあまた明日ね～」

風斬「どうしよう…」

風斬「この『●書目録』を見て…初めて801趣味ができたのに…」

風斬「それが争いごとの原因になるのは嫌だし…やっぱり特殊な趣味だから…」

風斬「連れてくる人も同じ801趣味を持っているんだろうけど…恥ずかしい」

風斬「……決めた…隠そう…！」

風斬「あの子いるけど隠そう…とことん惚けよう」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

インデックス「あしたは土曜日だから学校行かないよね！」

佐天『うん、初春は風紀委員があるかも知れないけど一応誘っとく』

インデックス「おねがいね」

ﾖﾙﾆﾅｯﾀﾗ……♪

初春「佐天さんから電話？」

初春「もしもし」

佐天『あ、初春、明日暇？』

初春「ハイ、明日は何も予定はありませんが」

佐天『インデックスちゃんが友達を紹介したいらしいから行かない？』

初春「いいですね、行きます！」

佐天『じゃあ明日10時、チェイサー公園で』

初春「分かりました」

佐天『じゃね～』 ﾌﾟﾂ

初春「……」

初春「んん」

初春「これはこれは、良い匂いの予感です…」

インデックス「もうすぐで来ると思うんだよ！」

風斬「う、うん…」

風斬（防波堤…防波堤…）

佐天「こんにちは～」

インデックス「あ！」

初春「すいません遅れちゃいました」

インデックス「まったくだよ！三十分の遅刻！！」

初春「すいません、すいません」

佐天「まあまあ、で、そちらのナイスバディさんがお友達？初めまして！佐天涙子です」

風斬「は、はい」

インデックス「そうだよ、ひょうかって言うんだよ」

風斬「あ、風斬氷華です、よろしくおねがいします」

佐天「よろしくおねがいします～」

初春「初春飾利と言います」

風斬「は…はい、よろしくおねがいします…」

佐天「私達、中学生なんで敬語使わなくてもいいですよ、制服から見ると霧ヶ丘の方ですよね」

風斬「あ、う、うん…でも癖で使っちゃうの…」

インデックス「いいじゃない、そんなことは！早く皆で『●書』を語ろ！」

初春「そうですね、そっちが本題だろうと思ってましたし」

インデックス「まず好きなカプを確認しあうんだよ！私は『？％￥＃∴※』！」

佐天「ゴメン、ノイズ混じって分からなかった」

初春「私は『上条×一方通行』です」

佐天「ブレないね」

初春「愛は盲目でありたいですから」

佐天「わたしは『上条×フィアンマ』です！22巻で爆発した系です！！」

初春「コロコロ変わりますね」

佐天「人生風任せ、波任せ系ですから」

インデックス「この二人なにか深いんだよ…」

風斬「……」

風斬（相当の熟練者…）

風斬（こんな人達にライバル認定されたら…あっという間に負けちゃう…）

風斬（その前に隠し通せるのかな…）

初春「で」

初春「風斬さんは何ですか？」

風斬「わ…わたしは…」

佐天「？」

インデックス「？」

風斬「……」

インデックス「ひょうか？」

風斬「そういう趣味はありません…」

佐天「そうなんですかー？残念」

インデックス「ええ？何言ってるの？だっていつもﾑｷﾞｭｯ！」

風斬「とにかくないんです！」

初春「……」

風斬「……？」

初春「……」ｼﾞｰ

風斬「……」

風斬（やはり怪しまれてる…）

初春「……おっと」


ﾋﾟﾗ……、ﾋﾟﾗ


佐天「ん？」

風斬「！！」


初春が落した物
それは二枚の絵

右に『上条さんにツンデレている美琴の絵』

左に『上条さんにツンデレているステイルの絵』

風斬『……じ……』


僅か一瞬の動き
風斬が左を凝視した動きを
初春飾利は見逃さなかった


風斬「……落し…ましたよ？」

佐天「何これ？写真？」

初春「謎は全て解けた」

佐天・インデックス「？」

風斬「！？」

初春「801趣味がないのに左の『上ステ』に反応しましたね？」

風斬「！」 ﾄﾞｷｯ

佐天「あ！この『上ステ』絵！ステイルが顔赤くしてる！！初春貰っていい？」

初春「どうぞ」

風斬「そ…それは…」

初春「でもそれだけでは801趣味があるという証拠としては薄いです」

インデックス「確かにそうだね」

初春「だから……わたしは少し二つの絵を落すタイミングをズラしました……」

風斬「…ｱﾜｱﾜ」

初春「ﾋﾟﾗ……、ﾋﾟﾗ」

初春「ってね」

初春「初めの『ﾋﾟﾗ』で右の『上琴』、後の『ﾋﾟﾗ』で左の『上ステ』…」

初春「最初に落ちたのに無反応、後のを凝視、これで結構強い証拠なりましたね」

風斬「……」

初春「でも興味の色が薄かった」

風斬「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ！

初春「おそらく…」 ﾋｭｯ

風斬「……！これは…」

風斬「……『アウレオルス×ステイル』画集！」

佐天「！！『アウレオルス』さんが『ステイル』とキスしてる！しかも糸ひいてる！これは買いだっっっ！！」

佐天「しかも『黄金練成』で『ステイル』の菊門の中にヴァイ●出現させている絵も！」

風斬「はあ…はあ…」

初春「貴方が『上ステ』絵を見た時、興味の色は55％位でした」

初春「『ステイル』が照れているのいいなぁ……で50％、『上条さん』が『アウレオルス』だったらいいなぁで残り半分がのびなかった……でも脳内変換により5％アップ」

佐天「『ステイル』がまだ一度も達していない満たされなさそうな顔！『黄金練成』でイケなくしているな！」

初春「『土御門』の線もありましたが、見た後の落ち着きから、マイナー路線と予想しました」

風斬「あ……」 ガクッ

初春「風斬さん…」

風斬「完敗です」

初春「風斬さん、聞いてください」

風斬「？」

初春「私は貴方の隠し事を暴露して楽しみたい訳ではありません」

佐天「潮噴いてる！？『黄金練成』で超敏感にされてる！？ありがちだが萌えてしまうのは人間のサガかな！」

初春「私達は貴方を馬鹿にしたりしません」

風斬「……！」

初春「むしろ歓迎します」

佐天「『ステイル』がお返しにイカそうと一生懸命『アウレオルス』の棒を…！」

初春「隠し事をするって辛くありませんか？」

佐天「うん！『ステイル』は気持ちいいって口にだすべき！」

風斬「……あ」

初春「嘘をつくと…その嘘を突き通す為、また嘘をつく…」

初春「またそれを突き通すため嘘を…それの積み重ね」

初春「わたしはそんな疲れること…してほしくないです」

風斬「……」

初春「笑いませんから、一緒に赤裸々に語りませんか？」

風斬「……」

風斬「……ありがとう」

初春「にこ」

インデックス「かざりは友達想いなんだよ」

佐天「でもどっちかっていうと『アウレオルス』さんが受かな」

佐天「初春ー、これの逆ない？」

インデックス「」 ｺﾞｽｯ（鳩尾）

佐天「ぐおお…」ｶﾞｸｯ

インデックス「ちょっと静かに」

インデックス「『言葉責め』いいよね！」

風斬「『ステイル』の受なのに…いちいちSな所がいいの…」

初春「あー、分かります、『一方通行』さんもそういう所ありますから」

佐天「ぐおお……まだ痛い…」


一人をのぞいてみんな楽しく語ったとさ



インデックス（それにしても…）

インデックス（かざりの口から『上琴』と言葉が出たんだよ…）

インデックス（ＮＬに…足を踏み入れ始めているのかも……）

風斬氷華編でした

レス感謝しています
全員の希望カプを書ききることはできないでしょうががんばります

そして読んでくれた方ありがとうございました

おつおつ
初春凄いな

初春がかっこいいｗｗｗｗｗｗ

初春がかっこよすぎてつらい
風斬がかわいすぎる……！乙！
こういう友情物もかけて、ＢＬもかける>>1って何者なんだよ……

NLに足を踏み入れるってすげー言霊だぞｗｗｗｗｗｗ

ステイル出してくれてありがとうマジ感謝
佐天さんは早くその画集を俺にゆずってくれ頼むよ

上イルならなんとかなるけど、ステ錬は無理だお……

>>758
お前それでも人間か！？

あれ、でもいや普通は……あれ……？

>>758
いくら理解不能なカプでも食わず嫌いはいかんよ
君はこのスレでなにも学ばなかったのかい？

ノーマルをホルスの時代みたいな言い方すんなｗｗ

22巻を読んだら誰もがステイル×上条に目覚めるはず
22巻の感想はステイルがデレた！？だろ

「まさか、最後の最後で君と共闘するとはね」
「僕でよかったのかい？」

鼻血だしたわ

なーなー　
アニメのイタリア編で建宮さんが上条さんの肩に腕回したじゃん。　
このスレ読んだ直後に見たもんだからそういうふうにしか見えなくて…………　






興奮した。

？？そういう風ってどういうことだ？
元々見方は一つしかないじゃん

やっぱ時代は上宮だろ

垣根×垣根
が頭ん中を駆けまわってる

大丈夫だ正常だ。
現に上条さんスレでは上条さんを狙うホモの一人になってるからね

>>765
ミルキィホームズの20みたいな感じか？

>>764
建宮さんがネコ…だ、と……！？　
いや、アリか

>>766
マジでかwwww
ちょっと見てくる

早くアレイ☆の性別わからないかな？
アレイ☆＆エイワス×上条の陵辱見たい

でも女っぽいよな……胸あったし

>>765
友達になろう

少しネタギレ気味なのでもう少し待ってください
四日も書き込みなしはマズいので小々ネタを

300:名無しID:otoko0
アニメ17話の上条さんの呟き
殴られても仕方ないw

301:名無しID:uiharu0
>>300
ですね
お前には一方通行がいるだろ！なんで気付いてやれねぇんだ！
って土御門と青ピの怒りがよく表れてました

302:名無しID:siroKUr0
彼らは友達想いですのね

303:名無しID:otoko0
いや…

304:名無しID:saten0
>>301
フィアンマがいるだろ！
でしょ？

美琴「これ貴方達でしょ」

初春「違います」

佐天「知りません」

黒子「存じ上げませんの」

美琴「まったく…」

黒子「そんなこと言って…これはお姉様ではありませんの？」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


351:名無しID:birisak0
OPはグループ入れる暇があったら
土御門と垣根のツーショットが欲しかった
無理なのは分かってる


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

美琴「知らない」

その後のスレ


422:名無しID:bangai0
木原と一方通行のシーンの後に一方的に一方通行が蹂躙され
グチャグチャに血が出てるシーンが欲しかった

423:名無しID:Lasmisa0いや、夕日を眺めながら
「やるな」
「お前こそ」
的なやりとりを…

424:名無しID:bangai0
>>423
あほらし

425:名無しID:Lasmisa0
>>424
うるさい
犯罪者予備軍

426:名無しID:uiharu0
>>424 >>425
ミサカネットワークでやっててください

番外さん良いこと言うじゃないですか

PSPゲーム編


佐天「初春ー、ゲームどうだった？」

初春「『上条×一方通行』的にはおいしい所がありました」

初春「

一方通行『レベル0…』

上条『最強…！』
」

初春「とか」

初春「

上条『手を貸せ！最強！！』

とか他は名字とか名前で読んでるのに『一通さん』だけ呼ばないのが…！」

佐天「萌えるね、ソレ」

初春「呼んじゃうと一線超えちゃうんでしょうね」

バレバレｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

初春「後、『一通さん』をサポにすると

一方通行『気安く呼ぶんじゃねェぞ』

って言うんですよ」

佐天「ほうほう」

初春「上条さんのサポの時だけ声がうわずってるような気がする」

佐天「うん、気のせいだね」

佐天「その様子だと『上条さん』と『一通さん』の相性はレベル5だろうね」

初春「何言ってるんですか？佐天さん」

佐天「？」

初春「数値で表せられる程二人の仲が良かったらもう『上条×一方通行』じゃないですよ」

佐天「なるほど、さすが『男愛庭師』」

初春「でもお互いがお互いを愛している…」 ﾍﾟﾗﾍﾟーﾗ

佐天「じゃ」

初春《待ってくださいよ》

佐天「声がコワい」

初春「ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ」

佐天「（´；〇；｀）」

今月の電撃大王、超電磁砲編


佐天「新巻が出ないことには『上フィ』が補給できない…」

初春「こんな時こそ妄想ですよ」

佐天「だからそれ自体枯れてきたよ…早く新巻…」

初春「頑張りましょうよ！」

佐天「初春はいいね、『上条×一方通行』は広がってるから、そこら中にネタが転がってそうだし…」

初春「そんなことないですよ、私だって最近は些細な所から妄想することが多いです」

佐天「例えば？」

初春「今月号の超電磁砲、45P2コマ目」

初春「上条さんが一通さんのをしゃぶっているように見える」

佐天「……そ、そうっスかね…？」

初春「『上条さん』の顔の位置がほぼ『一通さん』の股間にジャストフィットです」

初春「作画の方がそう妄想してねと言ってるとしか思えません」

佐天「敵わんよ」

アニメの今後編


番外「もうすぐアニメで『一方通行』の血が見れるね」

打ち止め「悪趣味、ってミサカはミサカは蔑んでみる」

番外「そういうけどさー、あの二人の関係ってそんなもんじゃん？それ以外どう楽しめっての」

打ち止め「！」

番外「思い付かないんでしょ」

打ち止め「お、おもいつくもん！ってミサカはミサカは意地をはってみたり！」

打ち止め「……」

番外「……ホラ、どうした？」

打ち止め「……木原神拳するたびになる反射音…ってミサカはミサカは無理やりひねり出してみたけど『木原通行』とは関係なさそうと思ってしまったり…」

芳川「あまりイジメちゃ駄目よ」

オマケ

38:No Name ID:neetin0
OPはグループ入れる暇があったら
土御門と垣根のツーショットが欲しかったです
無理なのは分かっているのですが

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

アニェーゼ「これもしかして神裂さんですか？」

神裂「し、ししし知りません」

これだけです

こんな行き当たりばったりな進行ですが、なんとかがんばっていきます

読んでくれた方ありがとうございました

乙
次回も楽しみにしてる

乙ー
日々新しいの見れるのはとても嬉しいわ

上琴だったけど上条×一方に
なんか目が覚めた気分だ

同カプでもいろいろ派閥があるんだな

俺は打ち止めを応援するわ

神裂…ネットでレスできるまでどれだけ血の滲む努力をしたんだろうか…

>>787
土御門の魔術使用みたいに、書き込むたびに血が噴き出したりして。

また小ネタですが投下します

とあるお菓子屋さん


初春「すいません」

女店員「はい」

初春「このチョコレートにデコレーションお願いしたいのですが…」

女店員「はい、バレンタイン期間限定サービスAプランですね」

初春「は、はい///」

女店員（照れてる、かわいー、青春してるなー）
女店員「では、どのようになさいますか？」

初春「ハイ、このチョコの真ん中に『義理だから勘違いすンじゃねェぞ』とお願いします」

女店員「？」

初春「？」

女店員「……本当にそれでよろしいのですか？」

初春「ええ、今年はツンデレ攻にするつもりですから」

女店員（ツンデレ！？自分でツンデレというヤツはツンデレじゃねぇ！）

女店員「……お言葉ですが、お客様」

初春「はい」

女店員「バレンタインは普段素直になれない子や、大胆になれない子のための特別な日なのです」

初春「ええ」

女店員「お客様のことはよく存じ上げません、しかし…」

女店員「今日くらいは、ストレートな気持ちを伝えませんか？」

初春「！」

初春「そうでした…」

初春「私、周りを気にして、無理してたかもしれません」

女店員「……」

初春「私、今まで心の奥底に押し込んでた想いをさらけだします！」

女店員「その意気です！お客様！！」

初春「ハイ！ではこのチョコの真ん中に！！」

女店員「ハイ！！」

初春「この『上条×一方通行』絵をのせてくださいでしゅッッッ！！」

女店員「つまりどういうことだってばよッッッ！！でしゅ！！」

初春「最高のチョコレートができました」

ｶﾞﾗﾝｶﾞﾗﾝ


女店員「疲れた…」


ｶﾞﾗﾝｶﾞﾗﾝ


女店員「あ、いらっしゃいませー」

佐天「あ、あの…」

女店員「はい」

佐天「どのチョコがいいか、見立てて欲しいんですが…」

女店員「あ、はい、バレンタイン期間限定サービスBプランですね」

佐天「はい」

女店員「では、渡したい男の子の特徴や、できれば、他に詳しい事などを教えてください」

佐天「は、はい///」

女店員（かわいい、今度は本物っぽいぞ…）

佐天「高校生でツンツン頭で」

女店員「はい」（ふむ……）

佐天「でもその人、モテモテなんです」

女店員「はい」（修羅場…）

佐天「正直いって、見てくれてなんかいない…かもしれない……」

女店員「はい」（なんか恋愛相談っぽくなってる）

佐天「おしゃべりしたのもイギリスやロシアで二、三回きり…」

女店員「はい」（まさかの遠距離）

佐天「最後に話したのが上空の高度一万メートルで…」

女店員「はい」（飛行機タイタニック…）

佐天「別れがそこから降りる…」

女店員「はい」（かけおち…）

女店員「……ん？」

佐天「？」

女店員「誰が高度一万メートルから飛び降りたのですか？」

佐天「片思いの方の彼です、でも死んでいませんよ、コースターに乗ってましたから」

女店員「……お客様ではないと？」

佐天「はい、『フィアンマ』が『上条さん』にチョコをあげるならどうかなーと」

女店員「あー、それならお客様の手形チョコなどどうでしょうか」

佐天「あ！ナイスアイディアですね！」


ｶﾞﾗﾝｶﾞﾗﾝ


佐天「2月14日はイイ日になるぞ～」



女店員「わたしって…」

これでおしまいです
後から気付きましたがオチがなかった
もう不用意な投下は止めます

読んでくれた方はありがとうございました

乙
オチがなくても自分は楽しんでますよー

バレンタインの定義が今俺の中で覆されたンだがァ……乙！

乙、相変わらず面白かった

私的最強カプは青ピ×香焼
なぜなら青ピはショタコンでもあるからだ！

個人的には上条×青ピ

木原くんに鬼畜責めされる一通さんがですね

来週はついに鬼畜木原クン×一方通行だな！

来週楽しみすぎる
番外個体は血流す一方さん観て興奮するんだろうなｗｗｗｗ

木原『おいおいおい！もう尻を50回も思いっきりぶったたいてるのに流す涙が嬉し涙かよ！』

一方通行『いィよォ…『木原』様ァ…あぐゥっ！ぎひィィ！！……ふゥはァ…ン』

木原『マジでウザいドMだな……また○○○蝋燭責めされてぇのかよ』

一方通行『ﾋﾟｸﾝ！』

木原『あァ……？』

一方通行は頭を地面に擦り付けて、土下座し始めた
暗に「お願いします」と頼み込んでいるのだ

一方通行『……』

木原『……フン』

『木原』は蹴った
とりあえず、『一方通行』の脇腹を

一方通行『ぐはァッ！！』

何度も
何度も、何度も、何度も、何度も

とりあえず『一方通行』が嘔吐するまで蹴る事にした
しかし

一方通行『ゲホッ！あぐァァッ……♪♪』

その痛みを悦んでいるため止めた

木原『なに勝手に土下座して頼もうとしてんだよ』

一方通行『ガホっ！ゲホ！！あァ……、ハァ…』

木原『俺の命令すること以外すんじゃねぇってんだよ、何時俺が土下座する事を許した』

その声に『一方通行』の心は不安の雲に包まれる

しかし、さらに酷いことをされることに対する不安ではなく
もう、何もしてくれなくなることに対しての不安

一方通行『す、すいま…ぎはッ！！』

木原『だからよおー俺の言う事以外、勝手にするんじゃねぇよ』

一方通行『……』

木原『よぉーし、それでいいんだよ』


とは言ったものの、何をすべきか
木原には珍しく、何も考えていなかった

一方通行『……』

目線の先には、必死に何もせずにいようとしているMが座り込んでいる

木原【もう、気絶するまでピストンも飽きたな】

ｼﾞｭゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……………

鉄を用意する

そしてそれを熱する
まるで、刀を鍛え上げる時のように

真っ赤になった鉄は
『木原』と『一方通行』の目の前に床に置かれた

一方通行『……『木原』さま…？』

木原『もう分かってんだろ？』

と、言い木原は矢床でそれを掴む


ズブブ


一方通行『ぎ』

一方通行『ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』

ｼﾞｭゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

一方通行『ぎゃああああ！！！あああああああああ！！あッ！ああああグあァァあァ！！！！』

さすがに、愉しめないのか本気の絶叫をあげる
それでも『木原』は止めない

苦しむ『一方通行』を見るのが好きだから

一方通行『ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』

唾を撒き散らし、お尻をくねらせる
熱された鉄から離れようとするが、『木原』がそうはさせない

木原『ほらホラァ！楽しめや！糞M野郎！お望みの熱々プレイだぜェ！！』

一方通行『ぎゃああああああああああァ・・・・…………！』

『木原』の発言に答える暇なく、いつも通り涎を垂らし、白目をむいて気絶する

『一方通行』のお尻は見るに耐えないようになってしまっている

木原『あららー、少しやりすぎたかなぁ』

と、全くやりすぎたとおもっていないような調子で呟く

木原『オイ！こいつそこら辺にほっぽっとけ！』

二人のいた部屋の外で待機させられていた、猟犬部隊の三人が転がっているMを回収する

木原『そうだ』

もう、ソイツの穴は使えないだろう
仮に使えたとしても、心地よいものじゃない

使えるものとしたら、おクチと無毛の肉棒だけである

木原『やっぱりまだ置いとけ』

猟犬部隊A『は、はい』

『猟犬部隊』の三人は、『一方通行』を元の位置に戻して退出する

木原『使えるのは、おクチとち××……か』

木原『だったら……』

木原『後ろはもうイラねぇよなぁ』

『一方通行』は、この後
気絶した原因となったプレイ以上の地獄を見ることになる

だが先程で完全に壊れた『一方通行』は
快感しか感じなかったという

番外「あー、今日もスッキリだね」

番外「アニメ予告でテンションあがって、勢いだけで書いちゃったよ」

番外「『一方通行』の血舐めたい……あぁ…」　ｿﾞｸｿﾞｸ

番外「私も一方通行に血を流させたいぃぃ……」　ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

番外「……」

番外「あれ？」

番外「作品、完成できた…？」

番外「いつもならあのガキンチョがアホ毛レーダーで補足して、邪魔しに来るのに」

番外「おーい」

番外「どこか遊びに行ったのかなー」

番外「『一方通行』は『木原』に犯されたいと思ってるドM！」

番外「『木原』は『一方通行』を鞭で叩くのが趣味！」

シーン

番外「本当に…出かけたのか？」

番外「ラッキーだけど」

番外「芳川ー？」

番外「……」

番外「芳川まで？」

番外「……って！」

番外「芳川！大丈夫！！何があったの！？コレ！！」

芳川「……っぐ……」

番外「あまりに動かないから、足踏みして足骨折したの！？」

芳川「……今、シリアスだから」

番外「すいません」

番外「……で、何が？」

番外（よく見ると、そこらじゅ荒らされてるし、窓ガラス壊されてんじゃん…ここ何階だと思って…）

番外（なんか、真剣にヤバイ状態…？）

芳川「……」


＿＿

芳川「打ち止めが、さらわれた」

番外「！！」

ここまでです
続き物です

読んでくれた方ありがとうございました

乙
なんか今までと違う展開になってきたな
期待

芳川さんがいうと全然シリアスじゃない不思議！

乙

番外「さらわれたぁ！？誰に！」

芳川「わからないわ、格好からみるにおそらくスキルアウト……かもしれないわ」

番外「なんで…」

芳川「全て不明、分かるのは打ち止めがさらわれたことだけ」

番外「……」

番外（打ち止めがいなくなったら、あの第一位悲しみそうだからソッチの方が楽しそう）

番外（でもさぁ……）

番外（ライバルがいなくなるのは……寂しいんだよねぇ）

番外「捜してくる、ついでにそのスキルアウトもつぶしてくるわ」

芳川「それより貴方、今までどこにいたの？」

番外「ずっと家にいたけど」

芳川「襲撃された時、貴方を必死で呼んだのに全く反応がなかったんだけど…」

番外「……あー、話づくりに集中してた、きゃは」

芳川「きゃは、じゃないのよ、ここまで荒らされてるんだから音とかで気付いてよ」

番外「あーあーあー！それより黄泉川には連絡したの！？」

芳川「したけど出ない、授業中なのかもね」

番外「学生は今授業中かぁー、そんな時にミサカは二次創作してたわ」

芳川「私、羊羹食べながら昼ドラ見てた」

番外・芳川「……」

番外・芳川「最高ね」

その頃、打ち止めを攫ったスキルアウト達は
依頼主である、元・『スクール』のドレスの少女とその組織の一員達に、行動不能に追いやられていた

洗脳能力や記憶操作などでスキルアウト達に『この誘拐は自分達が自分達の利益のために行った事』と思い込ませ、改ざんするため
この誘拐に暗部の影を匂わせないため


ドレス「……なんとか回収できたけど、酷すぎ」

ドレスの少女達は、統括理事会から打ち止めを緊急に確保し、ある場所に運ぶ指令を受けた
しかし、打ち止めは警備員の家に引きこもっているため確保し辛かった、だが時間がない
そこで急いで、どうなってもいいスキルアウトを金で釣り、雇う事にした

そのスキルアウト達は馬鹿正直に、『発条包帯』を用い外から登っていき、強行突破した
そして、確保した打ち止めをベランダから放り投げ、下に待機してた仲間が受け止める
という作戦を実行した

ドレス（緊急だってのに、なかなか外に出てこないから焦った）

雇うならもっと賢い集団を雇うべきだった
もしくは、リスクをおかしても自らが実行すべきだった

ドレス「あんな派手に襲撃したら警備員の宅じゃなくても騒ぎが広まっちゃうでしょう」

組織の人間A「どうする？記憶操作とかを使っても、使った跡とかでヤバイかもしれない……」

ドレス「そのことは後で考えましょう、とりあえず今は任務を」

ドレス「ま、他が色々とおさめてくれるでしょう」

組織の人間A「何を根拠に……」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……ﾌﾞﾂ！

番外「……でない」

番外「あの打ち止めのヒーローは、まーた『男の集い』かー、役立たずすぎでしょ」



番外（……それよりも、打ち止めを攫った理由）

番外（連中が重度のロリコン集団じゃない限り……ピンポイントに警備員宅を襲撃し、誘拐する意味も利益も見えない）

番外（だが、その後ろに誰かがいて、その後ろの人物が暗部の人間なら！合点がいく！）

番外（でもそれだけ！目的はまーったく思いつかない！！）

番外（だからまず情報収集としてミサカネットワークを探ってみっかー）

番外（……む）

番外（なるほど…かつても打ち止めが狙われた事があった）

番外「この9月30日の攫おうとしてる集団……」

番外「モロ裏の人間っぽいねー」

番外（これが、今回の事に繋がるかな？）

番外（むー、それにしても襲われて攫われた記憶だけ……コイツラがなんていう集団とかまでは無いなー）

番外（…………ってそういえば、コレと同じ9月30日の記憶、みたことあるようなー）

番外（確か木原数多のウィルスを駆除した『歌』に関するデータだっけー？）

番外「……」



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
インデックス（あ、その『歌』は私が歌ったんだよ！）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



番外「あのシスター……そんなこと言ってたなぁー」

番外「よし、詳しいこときくためにシスターの所へ行こう」

番外（思いっきり的外れの方向へ進行してるかもしれないけど、全く活路が見えないんだからそれにすがるしかないよねぇ）

番外（それにしても、コレと同じ事が行われようとしてるとなると、かなりヤバくない？私一人じゃ無理っぽいね）

組織の人間A「さて、注入するぞ」

ドレス「確認なんて要らないわよ、さっさとなさい」

組織の人間A「おう」

ドレス「そのウィルスを、学習装置使って」

シリアス方向にむかってますがいつも通り馬鹿な話に落ち着くので
SS書くのは趣味で考えずにすむ話ばかり書いてきたので、凝った話は苦手です
だからご都合展開やツッコミどころあるかもしれませんがお許しを

それと、この世界はvsミーシャ後すぐ上条さんがインデックスの所へ帰ってきた話です

読んでくれた方ありがとうございました

おつおつ

予告観て興奮してる番外可愛いよ
にしても一方さん集ってる場合じゃねぇよｗｗｗｗ

乙ー
本スレ801記念だけど表紙解禁で流れ早くてワラタｗｗ

投下します

インデックス「暇だねースフィンクス」

スフィンクス「ああ」

インデックス「今日の晩御飯なにかなー？」

スフィンクス「どうせ、ごはんと味噌汁、後はテキトーなおかずだろ」

インデックス「最近そればっかり！もっとおいしいの食べたいよ！」

スフィンクス「んなこといったってなー」

ピンポーン

インデックス「ん？」

番外「シスター！シスターはいるかー！！」

インデックス「番外個体なんだよ！」

インデックス「今、出まーす」

ガチャ

インデックス「いらっしゃい、何しに来たの？」

番外「……」

インデックス「どうしたの？」

番外「やっぱり一人だな、誰かと話していたような気がしたんだが」

インデックス「ああ、スフィンクスと話してたんだよ！」

番外「スフィンクス？」

Sphinx「Hello, you are beautiful」

番外「……」

番外「本題入るわ、急ぎの用だから」

インデックス「うん」

Sphinx「oh」

番外「……と、いうことで、9月30日について詳しく教えて欲しいの」

インデックス「……」

インデックス「大体、事情は飲みこめたんだよ」

番外「物分りが良くて助かるよ」

インデックス「私も同行する、もし番外個体の推測が正しければ、私じゃないと解放できないし」

番外「大丈夫？相手は学園都市のヤバイ奴らかもしれないんだよん？」

インデックス「貴方がまもってくれるんでしょ？」

番外「ひゅー、自分勝手さはミサカ以上」

インデックス「それに、その場合ひょうかも危ないし…」

インデックス「とにかく！学園都市の地理は私の完全記憶能力でも掴みづらいんだけど…一応記憶に任せて、あの時の場所に向かってみる！連いてきて！」

番外「ハイハイ」

――――――――これより、学園都市に『ヒューズ＝カザキリ』が出現します

――――――――関係各位は不意の衝撃に備えてください

インデックス「こっちだよ！」

番外「大丈夫なの？」

インデックス「うん大丈夫、変わってないからいけそうかも」

番外「じゃあ、いいけど」

インデックス「優しいね」

番外「は？」

インデックス「いつも喧嘩しているのに助けにいくなんて」

番外「ハァ！？ミサカはただライバルがいなくなると張り合いない日々をおくることになるから…これはミサカの刺激的な日々のための行動だけど！？」

インデックス「ふふ、やっぱりとうまの言う通り『喧嘩するほど仲がいい』ってやつだね」

番外「だーかーらー！ミサカは『木原×一方通行』に爽やかさを求める奴のことなんか…」


ごぽっ

インデックス「！？」

番外「がはっ！ごほっ！！な……？」

インデックス「大丈夫！？血が…」

番外「な、にが…？」


突然の出来事に困惑する
そんな二人の前に、それ以上の出来事が襲い掛かる

インデックス「あ！」

インデックスの視線の先には
無数の光の翼が展開されていた
その翼は十メートル程度のものもあれば、百メートル以上はありそうなものもある
これは、間違いなく

インデックス「ひょうか！」

番外「……な、なに…？やっぱりビンゴ…な、わけ…？」

インデックス「あ、あ、う、うん！それより大丈夫！？」

番外「血を吐いた、だけ…」

番外（これは、ミサカネットワークを…利用して、AIM拡散力場を操り、出現させてる…んだよね？）


その場合、妹達はほぼ行動不能になる
しかし、番外個体は打ち止めからの干渉を受けないミサカクローン
だから助かったのかもしれない


番外（第三次製造計画は既に…第一位が潰したからねぇ……旧司令塔、ネットワークを使わなきゃいけない…ってことかい）


インデックス「……」

インデックス「あの時と同じ…」

インデックス「……」　ｸﾞｯ

アレイスター（ヒューズ＝カザキリ……エイワス現出の過程とはいえ、せめて大天使と拮抗する程度の戦闘力は欲しい）

アレイスター（虚数学区という『異界』に、ある『異界』を同化させ…）

アレイスター（新たな圧迫効果を追加した）

アレイスター（だが、この『異界』は残念ながら能力者をも圧迫させてしまうようだ）

アレイスター（魔術には関係ないからな……『あの趣味』持つもの全てこれの餌食となる）


アレイスター（このままではいけないからな、魔術師のみに適応するように調整するべく出現させた）

アレイスター（調整時間はわずか、三十分）

インデックス「……ひょうか」

インデックス「大丈夫、またすぐに助けるんだよ」

番外「……いくべ」　ﾌﾗ

--------------------

柵川中学


初春「佐天さん」

佐天「うん」

初春「なんでしょうかコレ……」

佐天「分からない」

初春「ついさっき、わたしの大事なものを否定するような空気が、急激に学園都市を覆ったような気がした…」

今日はここまでです

そしてシリアスも今回までです
初春と佐天さんが登場した時点で平常運転となります

読んでくれた方有難うございました

乙
次回は花々コンビの無双か
胸が熱くなるな

乙！
シリアスかと思ったら☆の台詞で大体読めてワロタｗｗｗｗｗｗ
楽しみにしてるぜ！

おつおつ

木原くンにやっと会える！

昨日は、ミサワさん的には最高の展開だったなｗｗｗｗｗｗｗｗ
ひろしボイスで鬼畜責め。

19話でワーストトリップしちゃうな

投下します

ヒューズ＝カザキリが表れた現在はすでに放課後、下校の時間


佐天「初春！あれ！！」

初春「！」

佐天「なに…あの光…？」

初春「ｿﾞｸｯ」

佐天「……初春？」

初春「おそらくアレです…」

佐天「……？」

初春「拒絶の空気の中心、発信源は……」

佐天「！！」

初春「止めますよ！」

佐天「うん！」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

春上「初春さんと佐天さん、どこ行くの？」

初春「自分だけの現実を守る戦いへ」

佐天「また生きてあおう」

春上「？」

春上「うん、また明日なの」

カザキリ「」

カザキリ「ﾌﾞﾂ…ﾌﾞﾂ」

人「うわあああああ」

通行人「なんだあれ！」

一般人「怖いよおお」

逃げ惑う人「こっち来るなああああ」

うわああああ

なんだあああ

カザキリ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

大人「……」

大人「……！」

大人「ちょ！君たち！どこへ行くんだ！！」

？？「あの光の方へ、です」

大人「危ない！やめないか！！」

初春「大丈夫です」

初春「私は、風紀委員（ジャッジメント）ですから」

佐天「私はその友です」

大人「……！！」

大人「！？」

大人「って！風紀委員はともかく、その友達とやらはやめなさい」

大人「というより、二人とも行くんじゃない！」


それでも二人は止まらない
まるで、己が信念のために命を懸ける
武士のごとく

彼らの猛進が止まる時は、

―――『死んだ時』

初春「！？」

佐天「どうしたの初春」

佐天「！？」

初春「……」

佐天「……あ、あれは」

初春「……」

佐天「か、風斬さん…？」

カザキリ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

佐天「……！」


その変わり果てた姿には、かつて会った時の面影はなかった
二人は知らないが、9月30日と同じ姿、体勢、そして行動をとっていた
しかし、一つだけあの時と違うのは

初春「……」

初春「あの表情、抗おうとしています…」

佐天「操られているのかな？」

初春「そうでしょう」

初春「だったら、助けましょう」

佐天「……」

初春「私達の友情の証で！！」

佐天「うん」

初春「801で！！」

佐天「うん！」

カザキリ「」

佐天「

フィアンマ『ぎ、義理だから勘違いはするな』

上条『ふーん、義理でも嬉しいぜ、ありがとさん』

フィアンマ『！！ば、馬鹿が！！』

上条『おおうあ！？』
」

フィアンマ『う、嘘だよ！ほ、本命だ！』

上条『！』

上条『ま、マジで…？』

フィアンマ『……コクン』

上条『ありがとう』

上条『気つかってもらって』

フィアンマ『……』

フィアンマ『……何？』

上条『いや、だから嘘でも嬉しい、って』

フィアンマ『』

ドーーーーン！

上条『っうわあああああああ！！』

上条『[ﾋﾟｰｰｰ]気か！？』

フィアンマ『そうだな…それでそのニブさが治るならやってみるかな』

上条『馬鹿ぁ！』

」

初春「

一方通行『俺の反射破れるのはお前だけって油断してて…』

一方通行『でも、木原のクソ野郎に破られて…犯され…ｸﾞｽ』

上条『……』

ﾁｭｯ

一方通行『！？！』

一方通行『上条ォ！？』

上条『俺に初めてを捧げようとしてくれていた気持ちは、嬉しい』
一方通行『……』

上条『でも俺は、お前と触れ合えるだけで嬉しいんだ』

上条『初めてかどうか、じゃなく…永久（とわ）に一緒にいられるかどうかの方が大事だ』

一方『……』

上条『ゴメンな、自分勝手で』

一方『うゥン』

ﾁｭｯ

上条『……』

一方『……』

一方『……ありがと』ﾎﾞｿｯ


上条当麻と一方通行が（肉体的に）交差する時

熱き夜が始まる

」

ズグン


ごぽっ、びちゃ

佐天「……？」

初春「……！？」

佐天「……ごほっ！」 ｶﾞｸｯ

初春「な、ｶﾞﾊﾞｯ、ｺﾞﾎｯ」

佐天「なにコレ…？血……？吐血…したの……」

初春「寒気まで、します……ｺﾞﾎ」

初春「お、おそらく風斬さんが……放つ、妙な空気のせいです」

佐天「……な」

カザキリ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

カザキリ「

黒子『お兄様……はぁ、ください…もっと黒子にお兄様の精子を…』ﾁｭﾊﾟ

美琴『くふっ…いつまで舐めてんだ馬鹿、もう三回、うっ…』

ﾋﾞｭﾙ

黒子『あふぅ……ｺﾞｸﾝ、はぁ…だって男子校、常盤台のエース御坂美琴お兄様とこんなことできるんですよ』

美琴『……ッ』

黒子『あまりの興奮に黒子のココはまだギンギンです』

美琴『……もう出ない』

黒子『確かにお兄様のアレはふにゃふにゃですね』

美琴『こ、声にだして言うんじゃねぇ！』

黒子『では、黒子のコレを舐めてください』

美琴『わ、分かったよ』

美琴『はむ……！…』

黒子『……ふああああ！いい！お兄様の柔らかい口が黒子の×××を包み込むぃぃぃ』

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ！！

美琴『……！かはっ…』

美琴【おい…しい】
」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

アレイスター「性別反転世界」

性転換が来るとは思ってなかった

アレイスター「今ヒューズ＝カザキリが発しているのは…確かに、BL好きが欲している男同士の絡みだ」

アレイスター「しかし、元々は女のキャラ―――」

アレイスター「本人の意思に関係なく、自分だけの現実は暴走して自身を蝕む」

アレイスター「NLだろうとBLだろうとGLだろうと、ハーレムだろうと、ただそのキャラが好きなだけだろうと…」

アレイスター「キャラをそのままの性別で愛している限り、免れることができない」

佐天「……ハァ、ハァ」

初春「……ふぅー、ふぅっ」


初めての吐血に二人は戸惑い、恐怖する
しかし止まるという選択肢はなかった

自分のため、そしてなにより
友のため

佐天「いくよ…初春！」

初春「分かってます、佐天さん」

T、S…？…！？これがホルスだというのか……？

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

番外「ひゃっはー！打ち止めを返せってんでしょぉぉぉぉがあああああ！！」

ドレス「っ！」


番外個体とインデックスは、例の場所に辿り着いた
そこには、さらわれた打ち止めと首謀者と思われる者達がいた
ことごとく予想通りな事に感謝しつつ、不意をうって奇襲した

番外個体の不意打ちで四人のうち三人が倒される
インデックスはまっすぐ打ち止めの元へ向かい救いの『歌』を歌っている

ドレス「だから、これが終わったらすぐに返すって！」

番外「……ハァ、アイツはもう限界なんだ、これ以上一秒でも…負荷はかけられないね！」

ドレス「あら、良い友情ね」

番外「！」

ドレス「『番外個体―打ち止め』の今のきょ……え！？』

バチィーン

ドレス「かふ…」

番外「んー」

番外「急にヤル気がバリバリ出てきた」


インデックス「」

インデックス「……ふぅ」

番外「終わった？」

インデックス「うん」

番外「随分早かったね」

インデックス「そうかな？集中してたから時間とかよく分からないかも」

番外「あの第一位はもっと長いこと歌ってた気がする、ソレとは規模が違うのかな？」

番外「てか、学習装置をずっと無傷で置いておくとは思わなかったよ」

番外「本当に終わったら返すつもりだったのかな？」

インデックス「あれ？倒れていた人たちは？」

番外「あん？っていねぇ…逃げた！？いつの時代の悪役！？」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

ドレス（用が終わったら絶命させる以外なら、どうにでもしていいらしいから）

ドレス（学習装置で最終信号を治し、人知れず元の場所に返す）

ドレス（そしてあの馬鹿スキルアウトを消して、事件はほぼ迷宮入り）

ドレス（ってシナリオだったけど…まあ奴等が治してくれたなら）

ドレス（あとの仕事は処分だけ）

ｼｭｳｳｳ

風斬「……また」

風斬「……！って…」

風斬「だ、大丈夫ですか！？」

佐天「……」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

初春「……」 ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

風斬「血が…いっぱい」

風斬「！」

風斬「ま、まさか…」

佐天「」

初春「」

風斬（……無意識ながら感じてた心地よい感覚…まさか初春さんと佐天さんが…？）

風斬（分かる、さっきまでの私があれに変化すると…）

風斬「ずっと支えてくれていたんですか！？」

初春「」

佐天「」

アレイスター「む」

アレイスター「指示もなしに閉じただと？」

アレイスター「どれどれ」

アレイスター「……」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
番外「」

インデックス「」

打ち止め「」

初春「」

佐天「」

風斬「」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

アレイスター「なるほど」

アレイスター「まあ、調整は終わったからいいや」

インデックス「ひょうか！」

風斬「……あ」

インデックス「よかったんだよー無事で…ってわぁ！かざりとるいこ、どうしたの！？」

風斬「ずっと…私のためにBL話してくれていたの…ボロボロになりながらも」

番外「んー？おっと酷い有様だねぇ、師匠と佐天」

初春「……」

佐天「……」

インデックス「急いで病院行かなきゃ！」

番外「……お手柄だね♪」

初春「そんな大それたことじゃないですよ」

佐天「だね」

この後、打ち止めは無事回復した
打ち止め誘拐犯はスキルアウトと判断され
指名手配されたが、未だ発見されず
打ち止めのヒーローは、しばらく番外個体にうだつがあがらなくなった
昨日多めに買い込んだはずの上条家の食料は全て消失、
一粒の滴が零れた
芳川さんは、怪我も治り元気にせんべいを片手にテレビを見続けた
風斬もあれから異常なし
初春と佐天は美琴と黒子のお見舞いの同人誌を見たら十五分で全快した


今回の話おしまい

今回はここまでです

馬鹿話になるといいながらシリアスも混じっちゃいました

読んでくれた方ありがとうございました

乙！
ドレスの女もいい子だなあ、さすがおれの嫁！
アレイスターがまだきな臭いが、まだ続いたりするの？

今更女体化男体化なんか屁でもないんだぜ
ツメがあまいな☆

というか結局上条さんはどうしても不幸なのか(´・ω・`)

お姉さまが攻め…だと…

いいよみこくろ（801）

おつ

アニメの19話、一通さん木原くンの前で四つんばいなってたよな

おつです

垣根×上条という猛者はおらんのか…
　

ねーよ
上条×垣根が最強だろ

次で最終回です

まだ途中なので明日投下します

今晩最終回か、緊張してきたな

レスありがとうございます

最終回投下します
801成分がほぼなくなった話になりました

初春「」

初春「

上条『一方通行…』

一方通行『なンだ？いきなり改まって』

上条『……お、俺』

一方通行『？』

上条『御坂のことが好きなんだ』

一方通行『！！』

」

初春「うわああああああああああああああ！！」

初春「……ハァ、ハァ」

初春「どうしちゃったんだろう……私」

初春「……」

初春「『上条×一方通行』が…BLが……」

チェイサー公園


佐天「今日は一段と高まってます！」

黒子「それは見れば分かりますが」

美琴「何があったの？」

佐天「はい」

佐天「私と初春は毎週水曜と日曜に《『上条』はドッチの旦那か》議論しているんですが」

美琴「人生エンジョイしてるわね」

佐天「今まで私勝ったことがなかったんです、しかし！！」

黒子「勝ちましたの？」

佐天「はい！」

美琴「おめでと～、あの初春さんを打ち負かすなんてスゴいじゃない」

佐天「はい…」

美琴・黒子「？」

佐天「勝ったのは嬉しいんですけど…」

美琴「？」

佐天「初春…最近、元気がないんですよね」

美琴「……本当に？」

佐天「はい、今日も誘ったんですけど断られて」

黒子「確か、に」

黒子「風紀委員の仕事中も…」

美琴「身が入ってないの？」

黒子「いえ、逆に頑張っていますが…頑張りすぎな所がありますの」

佐天「……」

黒子「まるで何かを忘れるため…いや、消し去るため」

美琴「……」

佐天「初春」

初春の部屋


初春「ううう…」

初春「

一方通行『待てよ！俺のことを…その…』

上条『時間がないんだ、さっさと言わないなら帰らせてもらうぞ』

一方通行『……！』

一方通行『スキ、って！言ってくれたのは嘘だったンかよォ！！』

上条『ああ』

一方通行『！』

一方通行【そ、即答…】

上条『あれはインデックスに告白するための練習だったんだ』

上条『まあ、利用したことは悪いと思ってる、ごめん』

一方通行『……』

上条『じゃ』

一方通行『』 ｶﾞｸﾝ
」

これはひどいｗｗｗｗｗｗｗｗ

一方さんを傷つけるなんて許せません＞＜＞＜＞＜

初春「……」

初春（……インデックスちゃんのようにNLの域に辿り着いた）

初春（……辿り着いたのは良かったけど…）

初春（BLがNLに侵食される…）

初春（二つを両立するのがこんなに…難しいものだったなんて…）

初春（……）

初春（……私）

初春（このままBL好きな心を失くしちゃうんでしょうか…）

初春「ううう…」

初春「……」

初春「……いやだ」

初春（だって私はBLが大好きなんだもん…）

初春（それに…――――――――なんて…いやです）

初春「……気をしっかり持たなきゃ…」

初春「あ」

初春（

上条『好きだ…姫神』

姫神『上条君。嘘…』

上条『夢じゃない、俺は本当にお前が好きなんだ』

姫神『……嬉しい』

）

初春（もうBLの片鱗すら妄想できなくなって…）

初春（う……！う）

初春（頑張れ！わたしぃぃぃぃぃぃ！！）

初春（

上条『悪い悪い！遅れた！！』

一方通行『遅ェ！俺が罰ゲームの勝者だろォが！！それなのになンで一時間も待たされなくちゃなンねェンだよ！』

上条『だから悪いって…ん？一時間？確か1時集合だよな』

一方通行『それすらも忘れてたンかよ』

上条『いや、今1時半じゃん、お前三十分前から待ってたのか、それは本当に悪かったな』

一方通行『……な！』 ﾋﾞｸｯ

一方通行『違っ…馬鹿ヤロォ

）

初春（……気持ち悪い）

初春（……って！私今なにを！？）

気持ち悪いｗｗｗｗ

ようやく気づいてくれたか

場面戻って再びチェイサー公園


佐天「んー、一度きいてみます」

美琴「そうね、あまりにも思い詰めてるようなら」

黒子「わたくしも声をかけてみますわ」

佐天「ありがとうございます」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

佐天「……」 ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

初春『はい』

佐天「あ、初春？」

初春『佐、天さん』

佐天「あのさ…」

佐天（あまりに直球すぎるのはダメだろうから…まず世間話から）

初春『佐天さん…』

佐天「へ、何？」

初春『私はどうなるんでしょうか』

佐天「へ？」

初春『私、最近NLの理論を完全に理解することに成功したんです』

佐天「え！？本当に！？」

初春『……そこまではよかったんですけど…BLとNLの両立ができなくなって…』

佐天「……？」

初春『どんどん…『上条×一方通行』が…BLの趣味が自分の中から消えていってるんです…』

初春『それに…』


初春『もう…佐天さん達とお話もできなくなっちゃうんでしょうか』

佐天「……」

初春『わたし…そんなの嫌です』

佐天「……」

佐天「……ふっ」

初春『？』

佐天「馬鹿だな」

初春『……佐天、さん？』

佐天「そんなことで初春といつものように話さなくなると思ってるの？」

初春『……え』

佐天「BLの趣味が消えかかってるなら、いくらでも復活の手伝いをするよ」

佐天「それに私もNL理解して話ができるようにがんばる」

初春『……』

佐天「決して初春の不安通りの展開にならないようにするさ」

佐天「初春の懸念なんか全部消してあげようじゃないか！」

初春『……』

佐天「それに、例えどんな趣味持ってようが初春は初春でしょ？」

佐天「私が『力があってもなくても佐天さん』なように、ね」

初春『……』

初春『佐天さぁん…』

佐天「……はは…バカだなぁ、いつもの初春らしくない」

佐天「悩みはそれだけかね？」

初春『はい…！』

佐天「じゃ、明日チェイサーの公園で御坂さん達と語ろう！」

初春『はい！……あ、明日は風紀委員の仕事が…』

佐天「あちゃー」


‐‐‐‐


初春「……」

初春「ありがとう佐天さん」

次の日の夜

黒子「ただいま帰りましたの」

美琴「あ、黒子、佐天さんから聞いたんだけど初春さん…」

黒子「はい、分かってますの、今日の風紀委員では…ユルユルな初春でしたわ」

美琴「はは、よかったわね…」

黒子「もうちょっと気を引き締めてくれたら、尚良いのですが」

美琴「……ふふ」

美琴「あ、今週の日曜は確か非番よね」

黒子「はい、……！ま、まさか！？デートのお誘いを！！！！」

美琴「違う違う」

‐‐‐‐

初春「分かりました、今週の日曜日ですね」

佐天「うん！801の事を四人で語りまくろう！！初春のリハビリもかねて！」

初春「はい！」

佐天「御坂さんのリハ『ビリ』もあるよ！」

初春「日曜日の何時ですか？」

佐天「……十時ね」

初春「はい！」

佐天「……ふふ、やばい今からたぎってきた…こんなにワクワクを抱かせるとは…」

佐天「……やっぱ、次第は上条×フィアンマだよねー」

初春「！？」




初春「……次第？時代じゃなくてですか？」

佐天「噛んだだけ…さっきのようにスルーしてよ…」


完

これにて完です

ここまで続けることができたのは皆様の支援のおかげです

アニメのリドヴィアさんダイブみて
ツッコミ所に気付いてしまったり色々ありましたが
とにかくありがとうございました

乙、壮大な物語だった

おまえのせいで何人の読者がBLに堕ちたか…

これにて完です

ここまで続けることができたのは皆様の支援のおかげです

アニメのリドヴィアさんダイブみて
ツッコミ所に気付いてしまったり色々ありましたが
とにかくありがとうございました

乙！

毎回斬新で面白かった
スレタイミスもうまく回収しやがったｗｗｗｗ

連続投稿してしまった…

埋めとしてインデックスの学園パロ書く予定です

乙
洗脳された

何というお得なスレ＞埋め

乙！
良いスレだｔ…おっとまだ続くんだった！

乙！
いい話すぎて全俺が目覚めた！

おい、初春さんは俺の上条×一方の心の師匠なんだ
一刻も早いお帰りをお待ちしています、乙！

乙！

>>1はこういうSS投下するの初めてなのか？
もし違うなら前投下してたSSとか教えてくれ

完結かー
なんだかんだで楽しめたわ　乙
インデックスの学園パロ、期待してる

乙乙！！
初春のリハビリうまくいくよう祈ってるぜ…

感想ありがとうございます


パロ投下は木曜日になりそうです
書いている内に設定が多少変わってきてます（関係は変わってませんが）
>>905
製作では初めてです
それまでは落書き帳などに書いて即座に捨てるということしてました

今日かな今日かな

wktk

上条「不幸だ」


わたくしこと『上条当麻』はごく普通の男子高校生
触れただけであらゆる異能の能力を打ち消す能力なんか右手に宿っていない
本当にごく普通の、少し不幸な高校生だ

ただいま絶賛爆走中


上条「母さん！もっと早く起こしてくれよ！！」


まあもちろん、起こされたけど自分が起きられなかっただけ
そして校舎が見え、設置してある時計が見えた
現在、8時32分、

今日も元気に遅刻しました

小萌「上条ちゃん」

上条「はい」

小萌「そんなに先生が担任だとマジメになれませんか？」

上条「い、いえ！俺が馬鹿なだけです！」


不幸が手伝ってかおちこぼれである、勉強だけでなくあらゆる面で
頑張ってはいるのにこの様
神様、少しは幸運を授けてください


小萌「では、次遅刻したらただじゃおきませんからね」

上条「はぁい…」

小萌「既に返事が駄目です！」

上条「は、はい！」

上条「はぁー」

一方通行「よォ」

上条「あーくん」


俺の友達『一方通行』、通称『あーくん』
成績は学年一位だけど、運動はからきしであり、
勉強がダメダメで運動がそこそこイケる俺と持ちつ持たれつな関係である


一方通行「まったく、どうやったら同じ失敗繰り返せるンだ」

上条「さあ、こっちが知りたい」

一方通行「調べろ、そうすれば遅刻しなくなるかもしれねェぜ」

上条「対策一緒に考えてくれる？」

一方通行「暇だったらな」

上条「ありがとよ！」

一方通行「おォ…」

上条「どしたの？眠そうだな」

一方通行「ン？そ、そォか？」

上条「この寝坊助がいうのだから間違いない」

一方通行「なるほどね」

一方通行「……買えた、買えた」


その日、一方通行はスーパーの特売という戦場で勝利をおさめていた
安い卵や野菜をどっさりと買えた
五人家族のウチにとって、良い戦果だ


一方通行「ただいま」

芳川「おかえり」

一方通行「……」

芳川「何よ、その目」

一方通行「父さん、真面目に職探せよ」

芳川「昼に探しているさ、最近は就職率低いんだ」


ビール片手にテレビを見ている人に言われても説得力はない
本当に真面目に探しているのだろうが一方通行が帰ると必ず同じ態勢でいる


一方通行「打ち止めは？母さんもまだ？」

芳川「打ち止めは部屋、愛穂母さんは仕事で遅くなるって」

一方通行「ふゥン」

芳川「早くメシつくってくれ」

一方通行「分かったから大人しくテレビみてろよ」

芳川「うーい」

一方通行「はァ…」

打ち止め「お兄ちゃん、ってミサカはミサカは呼んでみる」

一方通行「よォ、元気か」

打ち止め「今日は掛け算の勉強をしたよ、ってミサカはミサカは答えてみる」

一方通行「そォかそォか、お兄ちゃんの作った問題、役に立っているか？」

打ち止め「うん！ってミサカはミサカは感謝してみたり」

一方通行（……）

一方通行（あんな事故さえなけりゃァ…）


妹である打ち止めは元気で明るい子
だった

数年前、AIM工場とかいうトラックにはねられ下半身不随となるまでは
今では車イスがなければ、まともに動けない

一方通行「今日は卵が買えた、お前の大好きなオムライスだ」

打ち止め「ホント！？ってミサカはミサカは喜んでみる」

一方通行（あいかわらず、俺たちの前では明るく接しやがる…）

打ち止め「？」

一方通行「肉も買えたら、ハンバーグを作れたンだがなァ」

打ち止め「また今度でいいよ！」

一方通行「そォか」

一方通行「じゃ作ってくる、宿題でもしてなさい」

打ち止め「うん、ってミサカはミサカは従ってみる」

一方通行（だったら、俺たちも愛情こめて接するだけだ）

打ち止め「ところでお兄ちゃん、ってミサカはミサカは呼び戻してみたり」　ｸﾞｲ

一方通行「ン？」

打ち止め「上条さんとは最近どう？ってミサカはミサカは質問してみる」

一方通行「！！」

一方通行「な、なに言ってンだ！？」

打ち止め「最近全然上条さんのこと話してくれないんだもん、そうじゃないとアドバイスのしようがないよ、ってミサカはミサカは現在の状況を教えてほしい」

一方通行「あ、あ、アドバイスゥ！？なンのだよ！！」

打ち止め「なんのって…フフ、ってミサカはミサカは小悪魔的笑いを浮かべてみる」

一方通行「は、はやく宿題しろ！夜になっても終わってなくたって知らねェぞ！！」

打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは今日は勘弁してあげてみる」

ｶﾞﾁｬ

一方通行「はァ」

一方通行「……ただの友達に決まってンだろ」

一方通行「アイツが俺みたいな魅力のねェ男…友達以上に思ってくれるワケがねェ」

一方通行「……ってなに言ってンだ！」

一方通行「……」

一方通行「でも…」

一方通行「この話題の時はアイツイキイキしてるな」

一方通行「……だったら……」

一方通行「のってやるかな……」

一方通行（あ、あくまで！打ち止めのためだ！！決して俺がアイツと友達以上の存在になりてェとかじゃねェ！！）

芳川「何いってる？」

一方通行「うひゃァ！！」

上条「はあっ！はぁっ！！」

上条当麻は猛ダッシュしていた
今日もまた寝坊をしたせいでギリギリだった
自分の学習能力の無さを嘆きながら、走る

上条（現在…！）

上条（8時25分…！間に合ったぁー！）


門は既に目の前だ

上条「ぷ、ふぁー！」

上条「よかったぁー、別に怒られるのはいいんだけど先生の泣きそうな声が慣れない…」

？？？？「やあ、ギリギリだったね」

上条「……！」　ｷﾞｸ

遅刻しなかったことで得られた心の安寧はぶち壊された
この嫌味な声、一人しかいない

上条「ステイル…」

ステイル「おはよういい朝だね」

上条「最悪だ」

ステイル「なぜだい？僕はこうやって君を待っていたというのに…ショックだよ」

上条「うるさい！どうせ俺が遅刻するかどうか一番に知るためだろ！！」

ステイル「いやあ、バレたか」

ステイル「それにしても最近君は鋭いね、馬鹿も学べば知識が蓄えていくものか」

上条「そりゃあ毎日毎日嫌がらせされれば、な！！」

上条は思いっきり殴りかかる

ステイル「うわあああ！殴られるー！！助けて先生！！」

ゴリラ「何やっているんだ上条！！」

上条「ゲッ！」

ステイル「こわかった…」

ゴリラ「上条！貴様は…」

上条「いえ先生これはねステイル君が…ね、あ、駄目ですかそうですね殴る方が悪いですね」

ステイル（くっくっく…）

上条（覚えてろ！てめえええ！！）


回避できたはずの説教が上条を歓迎した
いつもより百倍以上過激なものとして


上条（ポジティブに考えろ、小萌先生のような気まずさはない！！）

ステイル（じゃあ、ご達者で）（手話）

上条「やかましい！」

ゴリラ「お前がだ！！」

上条「すいません！！！」

ステイル「……」


ステイルは放課後まっすぐ家に帰る
特にやることがないからだ
別に友達がいないわけではないが、学校外で遊ぶほど仲の良い人もいない

会うとすればあの男だが、仲がいいわけでない
一緒にいるだけで反吐が出る


ステイル（……それに）


足を止めた


ステイル（ココには彼女がいる）

この街でも指折りの高級マンション
それが彼の家である
家族は母、姉、ステイルの三人家族
その母、ローラは巨大会社の社長であり、その腕一つで世界に知られるまでに発展させた超人だ

だが、家族の関係はうまくいってなかった
あまりに仕事に従事しすぎて育児、家事などを旦那におしつけすぎて破局
お金はあるので、こんな贅沢ができるわけだ

ステイル「父がいないのはいい、母があいかわらず仕事一辺倒なのも別にいい」

ステイル「僕は、彼女さえいれば…いい」


鍵を開け、帰宅する
案の定だれもいない
なので、部屋のあかりをつけた途端

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ…

ステイル「ん？」


ステイルの携帯にメールが届いた
母、ローラからである
　

ステイル「…はあ」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
お母さんは男の子にナンパされたので☆
デートを楽しんできます☆夜遅くまで帰れません＞＜
棚に入っているお金で適当なご飯買って食べてね☆
火織にも伝えて

若いお母さん　ローラより
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


ステイル「……」

ステイル「はあ」


そう
父に捨てられた傷はまだ癒えていない

若く綺麗な容姿なのでホイホイナンパに誘われ、それに応じる


ステイル（寂しくて仕方ないのは分かるが…）

ステイル（まあいい、色々考えた所で無駄だ）


指示通りに棚からお金を取り出し今日の夜ご飯を買いにいこう
靴を履き、玄関の扉を開けると


インデックス「あ」

ステイル「……あ」

インデックス「こんにちは」

ステイル「……あ、うん」


自分の中の大切な存在
幼なじみ、インデックスがいた

唐突な出会いに凍結した頭を必死に解凍し、質問する


ステイル「こっ、この時間に帰宅かい？部活動はどうしたの」

インデックス「今日はテスト前だから部活はやらないんだよ」

ステイル「そうかい」

インデックス「ステイルはどこかへ出かけるの？」

ステイル「ああ、コンビニへ今日の夜ご飯を買いにいくよ」

インデックス「む～…あ！ちょっと待ってて！！」

ステイル「？」


彼女は突然駆けだしステイル達の隣の部屋、自分の住んでいる部屋に入っていく
しばらく待たされていると出てきた


インデックス「これ、あげる！」

ステイル「これは…肉じゃが？」

インデックス「そうだよ！」

ステイル「……」

インデックス「……？ごはんも欲しかったらあげるよ？」

ステイル「あ、いいよ…それくらいはできる」

インデックス「そっか、じゃあまたね、お皿はいつでもいいよ」


ステイルはそれに頷く
優しい
昔から変わらない

そんな彼女はまだあの男が好きなのだろうか

上条当麻、ステイル、インデックスは幼稚園、小学校、中学校と同じ
特別、仲がよかったわけでなく本当にただ一緒な進路を辿ってきただけ
高校からはインデックスは名門の女子高へ行った、ステイルと上条当麻は相変わらず一緒
ただそれだけな関係

数少ない繋がりといえば
ステイルはインデックスのことが気にかかっていて
インデックスが上条当麻を好きだった

後者を知った時、別にショックはなかった
自分の気持ちもまだボヤけていたから
なにより彼女が別の男を好きなのに、無理やり自分のものにするなんて彼女のためにならない

インデックス「ん？何かついてる？」

ステイル「いや…料理つくれるなんてすごいなと思って…同い年なのに僕はご飯炊く事ぐらいしかできない」

インデックス「食べるのが好きだからね、自然と身についちゃったんだよ」

ステイル（……独りの寂しさを紛らわすため…か）

インデックスの親は小学生の頃死んだらしい
ローラの話だと親戚の人間が引き取る予定だったが、拒んだらしい
だからかなりの仕送りを貰ってここに住んでいる（それも拒否したらしいが折れた）

ステイル（僕なら…いや）

ステイル（その寂しさを消し去ることができる人間は、不幸だ不幸だと）


それが気に入らない、だから明日も嫌がらせしよう
我ながらガキな行為と自覚しながらも

ステイル「お礼はまた今度するよ」

インデックス「いいよ、そんなの…あ」

ステイル「？」

インデックス「ところで…」

ステイル「ん？」

インデックス「とうま…いや上条君は、元気？」

ステイル（とうま、ね…確か昔はそう呼んでいた気がする）

ステイル「……元気だよ、一度風邪で欠席するのがみたいくらい」

インデックス「そう」

インデックス「上条君は成績とか良くない方だったから…悩んでいたりしたら助けてあげて」

ステイル「わかった」

インデックス「お礼ならそれをお願い！」


そして、部屋に帰った


ステイル（……ふぅー）

ステイル（嫌だね）


何故だろう、全くやる気が起きない
彼女の頼みなら例え犯罪行為でも喜んでやろうとまで思っているはずなのに

上条当麻、ステイル、インデックスは幼稚園、小学校、中学校と同じ
特別、仲がよかったわけでなく、ただ一緒な進路を辿ってきただけ
高校からはインデックスは名門の女子高へ行った、ステイルと上条当麻は相変わらず一緒
ただそれだけの関係


繋がりなんてすぐ途切れる

今のステイルにとって上条当麻との繋がりは『喧嘩しあう仲』であること

奴と仲良くする気なんてさらさら無い
だからこそ今の関係があり、繋がりが存在し続けている…と思っている

好意的に接するなんてことはしたくない
上条が勉強に悩んでいた時、親切に教えてあげる
そんなので今の『喧嘩しあう仲』を保てるだろうか

絶対崩れて、いつか疎遠になる


ステイル「はぁ…何を考えているんだ、奴との繋がりなんてどうでもいいだろうが」

ステイル「……」

ステイル「しょうがない」


非常に不本意だが、もし悩んでいたら教えてやるか
それ以外はいつも通り接するけどね

そう天井に向かって呟き、ステイルも部屋に戻っていった

上条「不幸だ」

昼休み
購買室で売っているパンが売り切れた
ちょうど上条の前の人で最後という

上条「……仕方ない、弁当だけで我慢するか」

フィアンマ「どうした！元気ないね！！」

上条「……」

面倒くさいのに会ってしまった
とりあえず顔を背けておこう

フィアンマ「何だ！？照れ隠しか？馬鹿が、俺様はいつでも俺様の当麻を受け入れる覚悟だぞ！」

周り「ざわ・・・ざわ・・・」

周り「すげえ」

周り「あの生徒会長から…」

上条「ああああああああ！！」

フィアンマ「恥ずかしがる事じゃない！どうせ結婚式でバレる！隠すことに意味はないんだ！！」

上条「そういう問題じゃありません！」

この人はフィアンマという、生徒会長である
完璧人間であり誰よりも頭が良く、運動神経抜群
礼儀作法、その他諸々なんでもできる完璧な人

だが性格に難があり
例えば50Ｍ走は6秒ジャストの実力があるくせに、50Ｍ走『7秒8』の人が相手だと『7秒7』のペースで走る嫌な人
そして、校則を生徒全員が守れていない今の学校を「歪んでいる」と言う神経質

そんな変態度まで完璧な人に好かれているのは
あれこれあって料理対決をし、俺が勝ってしまったから
それ以来『俺様の当麻』とうるさく求婚されている

フィアンマ「はっはは、パンが欲しかったのか…ホラ」

上条「！」

フィアンマ「購買で売っているものではないがいいか」

上条「あ、ありがとうございます」

フィアンマ「フ、例などいらんのだよ」


できることなら一瞬でも関わりたくないこの人
でも時々こういう普通の優しさをみせるから別に嫌いではない

フィアンマ「妻というものはイチイチ夫からのプレゼントに礼を言うか？確かに、それが礼儀だろう！しかし！！こんな些細なことにまで礼を言わなければいけないほど私の理想の夫婦像は…」　ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ

上条「……」

でもこういうところが出過ぎているから、関わりたくない
いまの内にこっそり逃げるか…

フィアンマ「どこへいく！？まだ終わっては…」

上条「はぁ」


これは長くなりそうだ
昼休みの内に教室に帰れるかな、と落胆していると


土御門「よぉ、カミやん」

上条「う、うぉっっとおおおおおお！！」

土御門「！？」

上条「あいたぁっ！！」　ｺﾞﾁﾝ！

フィアンマ「！？」


ビックリして振り返ったあまり、足がもつれて転んだ
しかも頭をうった


土御門「だ、大丈夫か！？」

上条「ひぇ！はい！！大丈夫です！！！」

やばい、おちつけ…
声がおかしいぞ
急いで立ち上がると生徒会長が怖い目をしていた

フィアンマ「…？君は誰かね」

土御門「へ？俺ですか？二年の土御門です」